芸能横丁 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 (とある、よくある夜のお話し) 』 [Mon 25 Feb 2008 03:11:33]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(はふはふ、むぐむぐ。 閉店の邪魔にならない程度の時間、堪能させていただきました)』 [Mon 25 Feb 2008 03:08:29]
印南蛍 > ( 全国の男子諸君よ、女子というのは大抵あんまり長くてしつこい薀蓄話は好きくないのだ。 特にコアで内輪で理屈っぽい話で勝手に盛り上がられるとドン引くことうけあい。 キヲツケロ! 感覚の生き物なのよー。 ) ( 三人、先々週、などのキーワードから何となくオーナーは察したようだ。 どうも貴族様のヴィジュアルが一番インパクト強くて彼の事を覚えられなかった様子。 この様子だと、お姉ちゃんに代わって貰っていたという事も無さそう。 あいぜんりったー? という言葉は何度か聞いた事がある気がするが、印南蛍の守備範囲から少し外れているようだ。 ) ( 話しっぱなしではゆっくりお茶も飲めないし、食べ物を口にしている人に話しかけるのもなんだ。 少し離れて相槌を打っていると、オーナーが「閉店準備しちゃって」と耳打ちしてきた。 片付けられる所からやっていこうか。 ) [Mon 25 Feb 2008 03:05:15]
カイン > (まあ、人の話を聞くのは嫌いじゃないし、知らないことを知るのは楽しいわけで。 そういえば、アマウラの方の剣戟は凄いらしい。一度、何処かで殺陣をみたいものだけど……店長お勧めの芝居、なんてあるんだろうか)先週、じゃない先々週の……ええと、アイゼンリッターのあった後だから、木曜日か。 三人で、お邪魔させてもらいました。(その時は普通に珈琲と、抹茶ケーキとか何とかいうお菓子を食べた筈。貴族っぽい人と踊り子っぽい人と普通の人とで、目立ってたようには思うけど……あ、普通の人は俺です、はい)あ、そうなんだ。 気をつけます、はい。(言いつつ、そのモチとやらをスプーンで掬う、というか絡ませるというか、して口元に運ぶ。 うにょん、と噛み切ろうとしたら伸びた。……何だこれ) [Mon 25 Feb 2008 02:54:19]
印南蛍 > ( そんなもんです。 と答える前にオーナーの長い長い薀蓄だか弁明だかが始まった。 …そのクドさがモテない原因なんじゃないかなぁとか思うけど言わないでおく。 落ち込むともっとぶつぶつ言い出して面倒臭いのだ。 ) あ、前にも来てたんですかー。 御贔屓にオネガイシマスねー。 ( 誰のシフトの時だろ、と内心。 バイトは3人、皆アマウラ系イエロティアの娘だ。 オーナーは覚えてないっぽい。 ) あ、はぁい。 お餅、あんまりいっぺんに口に入れると咽喉に詰まるから気をつけてくださいな。 ( スプーン、というか木で出来た小さな匙を持って来た。 この店の食器はいちいちこんな具合である。 ) まぁそれが飽きない所でもあり。 息の長い人は長いですしー。 [Mon 25 Feb 2008 02:49:31]
カイン > ……そんなもんですか。(マニアック。 言われてみれば、なんて思っちゃ可哀想か。 ある意味、東洋系の店が好きな人にとっては溜まらないんじゃあないかな。俺にはよくわからないけれど。)んー……うん。前に来て、良い雰囲気だなぁとは思ってたから――また来るよ。 っと、どうも(頷きながら、笑顔で答える。 まあテーブルが無いからそうなんだろうな、とは思ったけれど本当に椅子の上に置かれると少し驚く。 これもアマウラ流、なんだろうか。 しかし――ふうむ、この白いのは何だろう。ずいぶんと柔らかそうだけど、と)……あ、しまった。 えーと、ハシが使えないんで、スプーンか何か、もらえます?(棒二本で物が食べれるなんて信じてないですよ、俺。 しかし、流行についての噂がないと知れば、ちょっとガッカリしつつも、そうか、と頷いて)芸能横丁も人の出入りが激しいしね。 それに伴って流行も、ってところか。 [Mon 25 Feb 2008 02:40:21]
印南蛍 > まぁマニアックなお店ですから、うちは。 ( ぶっちゃけた。 「蛍ちゃん―――」と厨房から非難めいた項垂れ声がするが、事実は事実だし。 珈琲と和菓子の店がメジャーだと言うならアンケートとってみると良い。 団子と珈琲、日常的に一緒に食べますかって。 ) まぁ雰囲気を愉しみつつ薀蓄の長い店主につきあってあげてくださいなー。 ( 出来上がったお汁粉をお盆に載せて持って行く。 テーブルの無い店だ。 品物はお盆ごと竹の座椅子に置いて行くもので、そこに驚く人も多い。 そもそも器を手に持って食べるという習慣がホワイティア文化圏には無いものだし。 ) 劇? うーん、流行っていうのはあんまり聞かないかなぁ。 音楽もファッションも入れ替わりが早いし。 [Mon 25 Feb 2008 02:26:21]
カイン > ふぅん……。成程なぁ、そっか。国が変わればお茶の飲み方も違うだろうし(飲み方、というか淹れ方、か。 牛乳とかレモンとかもきっと入れない……んだろうか。 緑と白、黄色って、色的にもちょっとアレな気がするし。 ともかくヴェイトス生まれのヴェイトス育ち。ホワイティアではなくバンクルだけれど、あまり他の文化に対して偏見は無い。 面白ければ良いじゃないか、みたいな)はぁ、アマウラ式の。……ああ『縦書き』が、右から左に書くから、なんですか。 はぁー……(女の子にもてそうにない辺りにシンパシー。 目付きが悪いせいで、いまだに彼女いない暦=年齢だし。 それに師習い話を色々と聞くのは、結構好きだ)……そう言えば、芸能地区にあると劇の感想とか言ってるお客さんいません? ……今、どんな劇が流行りなんですかね(……そして、ちょっと興味半分で、新しい話題を振ってみたりもする) [Mon 25 Feb 2008 02:17:50]
印南蛍 > 苦い――――…って感じるのは多分、葉っぱの匂いが強いのと、砂糖を入れないのが普通だから、かな。 慣れると割と爽やかですよ? ( ホワイティアだろうか。 まぁヴェイトス市の比率としてはやっぱりホワイティア文化が強い。 緑茶を飲んだ事が無い人なんて結構居るんだろう。 アマウラ人は案外異国文化を拒絶しない人種だって聞くけれど、ようするに逆の話で。 彼らは外国のお茶なんて基本的には自分達とは関係ないものだと認識するという話。 ) ああ―――あれ、アマウラ式みたいです。 ね、オーナー? ( ヴェイトス生まれのヴェイトス育ちの私にはよくわからないけど、とオーナーに話を振ってみれば、なにやら薀蓄込みであれこれ語りだした。 お喋り好きで気が優しくて、女の子にモテない髭男30歳である。 あ、お汁粉はせっせと準備しているようなので心配なく。 ) [Mon 25 Feb 2008 02:10:34]
カイン > ……ええと、そうだなぁ。 ……じゃあ、お茶で。 確か、アマウラの方のは少し苦いんでしたっけ?(飲んだことがないので、それは少し楽しみでもある。何でも緑色をしているとか何とか。 こういう色んな土地の物が楽しめるのは、ヴェイトスならでは、という気がする。 ともあれ、ここはちょっと暖かいのを食べたいのもあるし、『珈琲と和菓子の店』でも、お茶とオシルコを頼むことに躊躇は無かった。 と、そういえば……)前に来たときにも思ったのだけど、ここの看板って文字が逆に書いてありますよね。 あれって、何か理由が? [Mon 25 Feb 2008 02:03:49]
印南蛍 > ( お帰りムードで緩みかけていた気分を引き締めなおして、さて。 いえいえ大丈夫ですよー、とかすまなさそうな青年に愛想笑いの1つでも送ってみる。 ) あ、はぁいー。 お汁粉ですね。 お飲み物の方はよろしいですか? お汁粉ですと珈琲とは合いませんからお水かお茶になりますけれど。 ( 一応、緑茶が無いわけでもない。 珈琲にあわせたメニューがメインだが、小豆も餅もあるし汁子が作れないわけでもなく、一応メニューにあったようだが―――どう考えても珈琲とはミスマッチである。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:58:07]
カイン > (……さすがにちょっとタイミング的にアレだったか。 バツが悪そうに頭を掻くけれど、「じゃあ、結構です」なんて言える雰囲気ではない――と思う、多分。 まあ、滑り込みでも美味しい甘味が食べれるなら良しとしよう、って事で)……や、すみません、なんかギリギリで――……っと。(薦められた席に腰を下ろすと、じんわりと火鉢の熱が伝わってきて心地よい。 こういう、小さめの暖炉というか、そういう品がもっと流通すると良いのに。 この手のアマウラ物は、結構高かったように思う……暖かいのに。 そんな事を思いながらお品書きに手を伸ばし、中身を確かめて……)えぇと……そうだなぁ……オシルコっていったっけ。 なんか暖かいのがあるって、チラッと聞いたんだけど――……。(と、そんな風に近くで待ってくれてる店員さんに聞いてみて) [Mon 25 Feb 2008 01:25:46]
印南蛍 > ( 「それ飲んだら片付け始めようか」とオーナーが自分の分の珈琲も用意しはじめた頃、外からの声。 珈琲は御預けになりそうだ。 ) あ、こんばんはー、いらっしゃいませ―――――どうぞ、まだ暫らくは大丈夫ですよ。 ( 座っていた竹の椅子から腰を上げて来客に対応し、オーナーとアイコンタクト。 そりゃ、お帰り願うわけにもいかないさ、という顔で返事が返ってきた。 火鉢の近くの席を勧め、催促しない程度に距離を置いて注文を待つ事にした。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:18:53]
カイン > (練習が終わって、自主トレを兼ねて市内を一回り。 良い汗をかいたところで、ちょっと小腹が空いて来た俺は、前にもミカドさんやシャーリーさんと寄った喫茶店が近くにあるのを思い出した。 動いた後、すぐに食べると良くないとかって話も聞くけど……まあ、稀には良いよな、なんて。 人気の無い通りを軽くランニングでもするように駆けて、暗闇にボンヤリと灯りが見えてくると――……なんだか閉店ムードだった)……ええと、まだやってたら――……(お邪魔したいんですけど、とまで明確に口にすることはできなかったけれど、店員さんに声をかけて) [Mon 25 Feb 2008 01:10:29]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『……とっと、まだやってますかー?』 [Mon 25 Feb 2008 01:07:16]
印南蛍 > ( 簾の隙間から外を見渡せば、メインストリートの人の流れはやっぱり少ない。 空は灰色の雲が渦巻いていて月も星も見えなかった。 どこかで流れている賑やかな音楽が遠すぎて、かえって寂しげに響いている。 暫しそんな風景の流れるのを眺めながらただ薄く呼吸を繰り返していると、いつの間にか作業の手を止めていたオーナーが珈琲を一杯持ってきて、「そろそろ閉めようか?」と肩を竦める。 もう誰も、来ないだろう。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:05:55]
印南蛍 > ( 休日の夜は実は来客が少ない。 なにせ明日からまた仕事という人ばかりだし、この時間になってしまうともう外で遊びまわるより家に帰って各々のんびりと過ごしたいのが普通。 まだまだ寒い季節だし、うちはお酒も置いていないから尚更だ。 ようするにちょっと暇で、うとうとしてしまう時間。 オーナーは暇を良い事になにやら新作の創作メニューの開発に夢中になっていて、多分話しかけても上の空の返事が返ってくるだろう。 邪魔してくれるな、というニュアンスを込めて。 ) [Mon 25 Feb 2008 00:49:01]
印南蛍 > ( そんな風に横書きで書かれたブリキの看板に折り紙の鶴のイラスト。 縦書きの白い文字で「折鶴」と大きく描かれた雨風避けの小豆色の垂れ幕がぴんと張り巡らされた一角に屋台みたいに車輪のついた店舗がある。 店内に頭に手ぬぐいを巻いた作務衣姿の三十路男一人、店の前に並べられた竹のベンチが4つ、紙張りの大傘が1つ、というのがこの風変わりな喫茶店の基本スタイルである。 垂れ幕の中は4隅にはやっぱりアマウラ風の赤い紙と木枠で出来た灯りが置かれ、淡い橙色の灯りが広がる。 火鉢も2つ用意され、穏やかな暖かさに包まれていた。 ) [Mon 25 Feb 2008 00:41:04]
お知らせ > 印南蛍さんが来ました。 『 ルヅリオ店ノ子菓和ト琲珈 』 [Mon 25 Feb 2008 00:36:22]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『恐怖! ミ=ゴの住む病院!』にご期待下さい!』 [Thu 21 Feb 2008 22:30:20]
カイン > …………やれやれ。お疲れさまー。(……で。 舞台袖に引っ込んだ途端、俺はべっちゃー、とまたうつ伏せになって突っ伏した。 緊張したぁーっ! ……前回みたいに失敗できないもんなあ、実際。 格好悪いヒーローに存在意義は、多分、あんまり無いし)……うっへぇ。……いや、もっちっと練習しないと駄目だよね、うん。 ギリギリだったもん、上手くいったの。(「お疲れー」とか言って同僚が濡れタオルを投げてくれたので、ヘルメットを外して汗を拭く。 こりゃあ、今夜も練習しないと駄目だ。 上手く言った感覚を身体に覚えさせないと、これじゃあ何時までたっても駄目駄目だ)……実際さあ、ヒーローって大変だよねえ…………。(とか、そんな実感を得た、俺なのであった) [Thu 21 Feb 2008 22:28:26]
アイゼンリッター > アァアァアアァァァイゼェン……ッ!!(会場に来た子供たちは、見てくれているだろうか。 自分が幼い頃憧れたヒーローの、この跳躍方法を。 後転をしながら前へと向かって飛ぶ。――そして、身体を捻りながら、勢い良く脚を伸ばすのだ。 怒りの雷を纏った、必殺の一撃。 声を上げる。 高らかに)ダァァアァァイナミィイィィックゥ……ッ!!(吹き飛ぶ。 《軽減》の魔術によって重量を減らされていたイスが飛ばされ、着地した俺の背後で、やはり魔術によって生み出された爆発が巻き起こる。 逆光になりながら立ち上がった俺=アイゼンリッターが、バッと両腕を水平に右へと伸ばし、見得を切った。 ――決まった、と……思う) [Thu 21 Feb 2008 22:24:43]
アイゼンリッター > (ばッ!と虹色の煙――ン=カイの闇で向かい合う俺と、彼。 練習は何度かして成功も少しするようにはなっているけど、あの大技を繰り出すのは正直――まだ自信不足だ。 だけど、やらなきゃならない。 繰り出されるハサミの攻撃を跳ね除け、分厚い毛皮で出来たきぐるみへと拳を打ち込む! 怯んだところで蹴りを放ち、迫るハサミを飛びのいて交わすと――)ジュウッ!(気合の掛け声を上げて、俺はあの――この間、ようやく初めて成功した、あの跳躍へと挑戦する!)(間合いを計ってから、一気に駆け出す。 トランポリンを蹴り、勢い良く飛び上がって、そして――……ッ!)【判定:秒数一桁が1〜6なら成功。7〜0なら失敗】 [Thu 21 Feb 2008 22:20:46]
アイゼンリッター > (「おのれぇ、アイゼンリッター! このままでは不利だ……ネフレンカ様!」 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」)(形成不利と見たイスが、本来の肉体――円錐型の、ハサミを持った怪生物へと精神を戻し、教授の肉体を解放すると共に、舞台の上が虹色の煙で満たされていく。)( 「説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!」 )……VV団――否、強化人間イス! 人々の精神を乗っ取り、ラヴィニア・ウェイトリーを誘拐しようという貴様の企みも、其処までだ! 「はっはっはっはっはっは! ラヴィニア・ウェイトリーなぞ手始めに過ぎん! ナサニエル教授の次は、大学のアーミテッジ学長、そして図書館の禁書を我らのものとする! 貴様が死ねば、この計画は問題なく遂行されるのだ! 覚悟しろ!」 [Thu 21 Feb 2008 22:18:06]
アイゼンリッター > (ばッと《光明》の明かりが、背景の一番高い箇所に立ったハワードへと降り注ぐ。 腕を右側へと水平に伸ばしたポーズで見得を切り、そのまま身体を左後ろへと捻り、戻す。即座に身体の前で腕を交差させ、拳を左足へと寄せる。そして即座に右掌を天へと突き上げる!)「ナイァアアァアァアァアァァァルッ!!」(そして『飛び降り』だ。 高いところから、奈落の下に設置されたマットレス目掛けて一直線。 ボスンという鈍い音を隠すために、着地点付近に幻術で作り出された爆発が巻き起こる。 そして――それと同時に)う、おおおおぉおぉっ! アイゼェェン、キィイィィック……!(観客席の最後尾に身を潜めていた俺=アイゼンリッターが、一気に舞台を目指して駆け下り、さらに飛び蹴りを放つようにして飛び上がる! そして颯爽とかかる主題歌!)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く! [Thu 21 Feb 2008 22:16:26]
アイゼンリッター > 「ぬッ! ……そうか、やっぱり――VV団の仕業だったんですね、教授!」(そう、やはり常の通り、全てはヴァイス・ヴェイトス団の陰謀であった! 精神を入れ替えるという謎の強化人間イスの手により、肉体を奪われたナサニエル教授。屋敷の地下に異形の姿で監禁されていた彼を救出し、邸宅からの脱出に成功したチャールズだったが、その前にナサニエル教授――否、神話生命体イスが立ちはだかる!)(「全てを知ったからには、最早生かしておくわけにはいかんな! やれぇいっ!!」 「イア! イア!」)(次々と飛び出してくるディープワンズ達。 無論、チャールズ・デクスターといえどただの人間ではない。 素早く拳を繰り出し、蹴りを放ち、魚面人どもを吹き飛ばしていく。 だが――……多勢に無勢、徐々に囲まれていってしまう)「ふっふっふ………その戦闘力は特筆に価する。 よし、生かして捕らえて、強化人間にしてやろう!」「くぅ……ッ!」(だが――………)「待てぇいっ!!」 [Thu 21 Feb 2008 22:14:38]
カイン > ……暗いなぁ、うん、暗い。(どよーんと落ち込んでしまう辺りも駄目駄目なのかもしれない。 本当のヒーローだったら、そんな犯人は俺が退治してやるー、とかって飛び出すんだろうか。わからないけど。)……ううん、まあ、だからこそ、子供たちにはアイゼンリッターを見て正義の味方に憧れて欲しいなぁ、とか偉そうなことを考えてみるけど。(まあ、実際に子供たちが憧れてくれたとして、結果が出るのは十年とか二十年先だ。 バンクルの自分にとっては其処まで先の事ではないけど、人間にとっては結構長い時間だろう。 ちょっと楽しみだよね、と言う同僚に、自分も頷いて見せた。 本当、楽しみだ)……んじゃ、俺もそろそろ行くよ。 えーと……今回は登場がちょっと特殊なんだっけ?(「そうそう。きちんと間違えずにやってねー」)(そんな声に見送られて、俺は指定の配置場所へと向かう。 うん、何にしたって舞台で手を抜いちゃ、憧れてくれる子供だっていないものな) [Thu 21 Feb 2008 22:12:02]
カイン > …………ふぅむ。 なんか、また殺人事件だって?(カキワリや何かを運んだり、小道具の準備をしたり、出番を終えて戻ってきた役者に水を運んだりと手の開いてる人間全員で作業をしながら、そんな雑談を皆と交わす。 何でも骸骨男が女の子を悪魔呼ばわりして刺した、とか何とか。 商業地区だそうだから、芸能横丁のわりと傍だ。……暗い事件だなあ)やっと吸血鬼騒動も落ち着いて、平和になったと思ったんだけどなぁ。(「こんな時にくらい、正義の味方がいれば良いのにねー」)……ほんと、全くだね。 耳が痛いや。(と言って笑うけれど、まあ……何だかんだ言って、結局は偽者のセイギノミカタだ。 実際に暗黒街とかスラムとかで覆面つけて自警行為をやる、なんて事はないわけだし) [Thu 21 Feb 2008 22:09:09]
アイゼンリッター > 「……そりゃあ、間違いなく」「ああ、VV団だ」(翌日、ヴェイトス中央病院。前回の戦いで怪我をしたチャールズの病室である。あの後、自らがアイゼンリッターである事を打ち明けたハワードに対し、チャールズ・デクスターは驚きつつも事実を受け入れ、彼との共闘を誓い合った。 そして今、新たなる陰謀を知った二人は、深刻な面持ちで頷きあう)「放っておけるわけがない」「勿論だとも」(もし仮にピースリー教授がVV団なのだとすれば、その魔の手はラヴィニアのすぐ傍にまで伸びていることになる。 放置していれば、彼女にどんな災厄が降り注ぐともわからない。 チャールズは退院を早め、すぐに二人で調査に乗り出すことにした) [Thu 21 Feb 2008 22:06:44]
アイゼンリッター > (曲が終わると共に舞台裏へと引っ込む俺達。 他の面々も含めて、今回はきぐるみを着替える必要が無いので、それはちょっと楽だった。 ……まあ、さすがに頭部は皆外しているけれど。あつっくるしくて敵わないんだよね、ほんと)(――――ラヴィニア・ウェイトリーにとって、今日は幸福な一日だった。 何と言うことだろう! あの憧れのナサニエル・ウィンゲイト・ピースリー教授の邸宅に招かれているのだから! 無論、彼女1人ではない。他にも論文が教授の目に留まった学生たちが何人か招待されているのだが、それにしたって光栄なことには変わりないではないか!)(だが、そんな幸福も長くは続かなかった。 ――彼女は見てしまったのだ。 迷い込んでしまった邸宅の地下室で、ナサニエル教授が……ネフレンカを名乗る怪しげな男と会話している姿を!) [Thu 21 Feb 2008 22:04:28]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(今日も今日とて舞台の上には颯爽と主題歌が鳴り響く。 何というか驚くべきことにというか、舞台開始から、もう二ヶ月だ。 さすがに皆も慣れてきたし、俺も……結構“サマ”になってるんじゃなかろうか。 イア! イア!と飛び掛ってくる戦闘員ディープワンズを払いのけ、拳を打ち込み、飛びのいて、逆に飛び掛ってきたところを手刀で叩き落す、と。 実際、この最初の演舞は雰囲気を盛り上げる為のものだから、其処まで激しいものじゃないが――きっちり両腕を水平に横へ伸ばしたポーズで、見得を切ってアピールしておく事も忘れない) [Thu 21 Feb 2008 22:00:50]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『怪人イス 魔の罠の邸宅』 [Thu 21 Feb 2008 22:00:34]
お知らせ > 静馬 爛花@ルヅリオさんが帰りました。 『( 久し振りに口にした懐かしいお菓子は、変に美味しかった )』 [Tue 19 Feb 2008 04:08:27]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( ソーサーにカップというイメージしか無かった珈琲は、意外や漆器で出て来た。 それも結構上等な。 製法にこだわらないヴェイトス市風の、よく出来たイミテーションかとかとも思うものの、違いは分からない。 屋台侮り難しと暫く検めてから、ようやく口をつける ) ―――! …ふぅん… ( 嫌いじゃないけれど、特別好きでもなかった珈琲。 漆器がそうさせたのかもしれないが、香りもコクも、一風変わった味がした。 ―――隠れた名店かと、改めて店を見回す。 あまり外でお茶をするようなことって無いけれど、姉と来てみても良いかもしれない。 初めてを装って ) [Tue 19 Feb 2008 03:58:46]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 七匹居た仔猫は六匹になった――― 自分も芸能横丁で二言三言話をした、役者の青年に姉が任せたらしい。 …どう違うのか自分には分からないけども、お気に入りの一匹を海に連れて行って、縁があったのだとか。 全部の引き取り手を探すつもりでいながら、特にお気に入りのを真っ先に手放したと聞いて、少し胸が痛んだ… )   ( 二度と会えないわけじゃないし、取って喰われることも… 姉が信じた相手なら、多分だけど、無いんじゃないかなと思う。 彼が端役だけど出演している演劇も好調なようで、どうしようもない貧困に喘ぐようなことも無いのではないか。 それなら御の字だと思いながら… 猫と別れて寂しくないわけがないのなら、いっそ出会わなければ、面倒など見なければとも思ってしまう。 いや、素直に可愛くて… 自分だって本当はまんざらでもないのだけども… だからこそ… ) [Tue 19 Feb 2008 03:44:54]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( ―――飽き飽きしていたはずなのに。 適当に腰を下ろした長椅子を撫でて、少しの間目を瞑る。 火鉢の熱がじんわりと沁みて、もう一度零す溜息はさっきの感嘆とは別のもの。 思いがけず懐かしんでしまう、確かに感じる自分の思いが信じ難い。 ―――戻りたいか、未練があるかと言われれば勿論否。 そう確信しているのに何故だか恋しいのは… 双子の姉にそれを手放させたという、負い目だろうか… ) ―――〜あ、ぅん… ぁ、コーヒーなんだ? そう書いてあるものね… ( 注文は、と声をかけられて顔を上げた。 てっきり緑茶でも出すのだろうと思っていたら、飲み物は珈琲が中心らしい。 別に良いのだけど、和菓子と合うだろうかって。 首を傾げつつ――― 注文は、すあまと、それに合う珈琲をお任せにした )   ( すあまだって。 わざわざ食べるようなものでもないと思っていた素朴な菓子に、また苦笑。 自分で注文しておいて、どうしてまたと思ってしまう。 ―――どうせなら、双子の姉と一緒に来れば良かった。 と言うかこれって買い食いで、無駄使いだろうか。 つい面倒見てしまっている、引き取り手の見つからない仔猫をあと六匹抱えている現状。 姉にうるさく言っている自分が使ってしまったのでは、バツば悪い ) [Tue 19 Feb 2008 03:35:16]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 垂れ幕をくぐって、まだ幼ささえ残していそうな少女が店の中に入る。 いかにも芸人風の赤を貴重にしたファンタジー和装。 墨汁を流したような、ウェーブのあるお尻まで伸ばした黒髪。 それらがやや大人っぽく見せているものの、身長や体付きはどうしようもない。 楽器が納まっていそうな革張りのケースを持つその姿は、住宅街や商業地区などでは人目を引くかもしれないけれど、この辺りではそう珍しくもないものだ )   …へぇ   ( 竹の長椅子。 その上の敷物。 今は飾りになってしまっている傘や、行灯。 期待を裏切らない凝った内装にほっとしたような溜息を零す。 格好だけつけるにしては、本格的… 元は大商家の娘であれば、正確に理解できなくてもざっと見て取りそう感じることができた ) [Tue 19 Feb 2008 03:08:59]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 咄嗟にその文字が読めなくて、思わず吹き出してしまった。 右から読むアマウラ様式… と言うかトキノミヤコ様式か。 そちらを『本国』と呼ぶと、米都州幕府の人は良い気がしないと聞くけれど、それはさておき。 アマウラ生まれでアマウラ育ちの自分もまた本国のことは知らないものの、横書きが右からというのには馴染みがあった。 それなのに――― ) ―――〜たった一年かそこら、離れていただけでねぇ… ( 十二年慣れ親しんだものが不意に遠くに感じられて… そうした変化を喜ばしいものだと思いながら、どこかで一抹の寂しさも感じている。 だからだろうか、ちょっと寄って行こうなんていう気になったのは ) [Tue 19 Feb 2008 02:38:34]
お知らせ > 静馬 爛花@ルヅリオさんが来ました。 『( ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈 )』 [Tue 19 Feb 2008 02:27:28]
お知らせ > トネルさんが帰りました。 『見に行く事にしたそうな』 [Mon 18 Feb 2008 02:30:17]
トネル > でも、そう言う事はちゃんと相談しないとダメだよ? (そう言う事は納得させようと言う事は言っておいた。) 田舎じゃ見れない所があるから楽しいんだよね、此処は (見れない物があって、それを楽しんで、そんな生活である。 考えれば笑みを浮かべたが、次の言葉には反論した。) 私はそんな風にはなりませんから (そんな事を言いつつ、季節の話をされれば少し考えた。) 四季があるから、景色が楽しいんだよね、ずっと夏だと蒸しちゃうから (笑いつつ、言葉を返して、芸人の話を聞けば、一度頷いて、カウンターの方へと向かう。) [Mon 18 Feb 2008 02:29:41]
お知らせ > レイドさんが帰りました。 『そして相手の返事を待つ』 [Mon 18 Feb 2008 02:29:16]
レイド > 権限は増えるけど、自由もなくなっていくんだよねぇ〜。ってなわけで、家は兄弟の誰かに継がせようかな・・・。つまんないし。(自分の性質に合わない。そんな感じであっさりと家を捨てるようなことをほめのかした。)本当にそれぞれってことだよねぇ・・・。こっちはそういうところでもおもしろい。(人間というものを見れて本当に良かった。・・・多分自分の一生をかけても理解しがたいところが出てきて、それを面白く感じるんだろうなぁ。とも思う。)酔ってべろべろな酒豪を見るのも楽しかったけどね。(くくく、と意地悪してみる。)冬でもあまり夏と変わらないもんだよ。・・・綺麗になるところもあれば、夏より寂れるところもある。・・・そんな感じだね。(ただ、四季折々の景色を全て楽しめないのは少し損しているなぁ。という気がした。)(そろそろかな?とか思い始めた。)・・・さて、トネル。そろそろ面白い芸人達が芸を披露するみたいだけど・・・見てみない?(と誘ってみる。誘いがOKなら、すぐに外へ向かうだろう。) [Mon 18 Feb 2008 02:20:47]
トネル > 偉くなったら好きに出来ないもんねぇ (笑み浮かべながら、そんな事をいう。) でも別に、発育なんて一人一人の問題だから、それに、お酒っていい所も悪い所もあるしね (貴重な教訓だと言うのには、少し頷いて返す。 酒の飲み方はそれぞれと言う感じである。) まぁ、酔い始める相手を見るのは少し楽しいから (南国出身と虫の血ゆえに寒さに弱い。 初めての雪を見た時の感想なんかは少し考えながらも答える。) 綺麗だったなぁ、積もるってのが分かった時も楽しかったし、ただ……やっぱり寒くて長続きしないから (少し悔しそうな笑みを浮かべて、貴方を見ていう。) レイドっち達が時々羨ましいかなぁ、この時期あんまり長い時間外いられないから (ココアを飲みつつ、そんな事をぼんやりとこぼした。) [Mon 18 Feb 2008 02:02:16]
レイド > 向こうじゃまだまだ若造だよ。だからこそほっつき歩いてられるのさ。(魔界、悪魔の類の言葉は一応、伏せておくことにした。同族の中ではまだまだガキの部類に入る。魔力も下の中の下くらいだ。)やっぱり発育に悪いから・・・とかそういう理由なのかなぁ。それとも、大人が独り占めしたいだけだったりして、ね。(快楽を独り占めしたいが故に大人が禁止した!とか子供っぽい発想を語ってみる。)貴重な教訓だね・・・。覚えておくよ。社交とかにも使えそう。(酔いつぶれるだけが楽しい酒の飲み方ではないのだろうなぁ。とか想像してみた。)トネルは南国の出身だからねぇ・・・。俺がいた所は極寒だったから割と慣れてるけどね。俺は。・・・始めてみた雪とかってどんな感じだったの?(人生初の体験、というのはそうそう忘れはしないものではないのだろうか?) [Mon 18 Feb 2008 01:49:55]
トネル > ふぅん……でも、レイドっちは年寄りに見えないよね (この蜘蛛はココアを頼みました。 ホットで、話を続ける。) だから、こっちで子供が酒飲まないって聞いてびっくりしたんだよね (クスクスと笑いながらそんな事をいう。) 行き当たりばったりでも良いけど、お酒飲むならなるべく余力は残るようにしないと駄目だから (酒を飲む時の経験論をさらりと言う。 今度の周到な計画なんて耳に入らなかった模様である。) 虫の体は冷え易いから、こればっかりはどうしようもないのよね (ホットココアを飲みつつ、そんな事をぼんやりと述べる。) でも、この街に来て雪とか初めてみたんだけどね (少し外の方を見つつ、そんな事を呟いた。 薄い笑みを浮かべてだ。) [Mon 18 Feb 2008 01:36:17]
レイド > 君たちの誰より年寄りな自信はあるけれどもね。(適当にコーヒーなんぞ頼みつつ、向かい側の席に腰掛けた。)そ、それはまた豪快な村なようだね・・・。(ひくひくと頬が動く。・・・子供にそれほどまでに酒を飲ませる村ってのはどういうことなんだ?とか疑問に思った。)行き当たりばったりで・・・ってのもなかなかに燃えるけれど・・・それじゃ犬と変わりないもんね。(今度は周到な計画の下、狙ってみることにしようとか呟いた。)寒がりだねぇ。トネルは。・・・体、冷やしちゃだめだよ?ろくなことにならないからさ。(持ってこられたコーヒーを啜りつつ言う。) [Mon 18 Feb 2008 01:26:31]
トネル > なんと言うか紳士って、老けたイメージがあるけど、レイドっち見た目若いからじゃない? (そんな事をさらっと述べる。 酒強かった件に関しては、少し考えた。) そりゃぁ、小さい時から誕生日だとか祭りだとかで飲まされて、小さい時はよく大人によい潰されちゃったから (何か不穏な言葉を聞いた。 が、そこら辺は少し考えて、少しにやりとした。) 残念ねぇ、今度からそう言う事は計画性をもってやりましょうねぇ (意地の悪い笑みを浮かべた。 案内されて席に座るように促されれば、一度貴方を見てから席に座る。) 中って言うのはありがたい……ホントに (何処か少しほっとしたような様子で、息を吐いた。) [Mon 18 Feb 2008 01:16:33]
レイド > 悲しいかな・・・今まで貴族とは言われても紳士と言われたことはないんだよねぇ。(なんでだろ?とか問いかけた。貴族というのは皆が知ってる衆知の事実だが、紳士と名乗ると仲間はみんな首をかしげて頭に「?」がつくのである。)小さい時からあんなにお酒が強かったんだ・・・。(そこには少し驚いた。)ほんとにチャンスだったかもねぇ・・・お持ち帰りの。(酔いつぶれた女性は本当に無防備である。だからこそ、傍で一緒に寝ていたわけだが・・・守りになっていたのかどうかは聞かないで。)女性の体が冷えるのを見るのは忍びないさ。と、いうわけで中で。(ウェイターにそう告げると中の席へと案内される。隅のほうの席へ案内されればトネルに椅子を示して先に座るよう促した。) [Mon 18 Feb 2008 01:05:57]
トネル > レイドっちが紳士かどうかはさておき、貴族には見えるから良いんじゃない? (そんな、突っ込み混じりに笑って答えた。 手を出すとかには、少しだけ、驚いた様子だ。) 酔い潰れるまで飲んだの、小さい時以来かな、チャンスって…… (其処まで無防備だとは思ってなかった様子、しかし、仲間が周りにいるからこそ、出来た事なのかもしれない。) 外と中…どっちの席にする? (そんな事を聞きながら、カフェの方に近づいていく。) [Mon 18 Feb 2008 00:58:36]
レイド > ふふん♪仮にも貴族の身さ。そうそう手を出す、なんてことはできやしないよ。そ・れ・に、僕は紳士だからね。(ちゃらけた悪魔の内面は意外とウブなのだろうか?それともそれすら演じているのだろうか?・・・どちらとも言えない様な感覚で喋っていく。)あとは・・・折角、あんなチャンスができたのに、逃すわけにはいかない・・・でしょう?(正直、あそこまで隙だらけなトネルは始めて見た。と付け足して、酔いつぶれていた夜のことを思い出す。ゆっくりと目指すべきカフェが近づいてきた。外に席が幾つか設けられている。) [Mon 18 Feb 2008 00:49:18]
トネル > カフェ…ねぇ……行こっか (賛成の言葉を出せば、隣りあって歩こうとする。) 酒場以外っていうのは、初めてな気がする (酒場でも、飲んで遊んでるような子です。 仕事をもっとしましょうと言われそうです。 話している時の表情は笑み浮かべて少し楽しそうである。) でも、レイドっちなら、他の子達誘ってそうなもんだと思ってたのに、意外だねぇ (クスクスと笑って言葉を返して、歩いている。 組織の内でも酒のイメージ以外だとこの蜘蛛は普通の女性かもしれない。) [Mon 18 Feb 2008 00:41:22]
レイド > そうだねぇ・・・この先を少し行ったところにお洒落なカフェがあるんだけど、とりあえずはそこ、行ってみよう。(とか提案してみる。了承するならそこへ向かって歩き出すだろう。)・・・そういえば、トネルとこうして二人で遊ぶのって、初めてだったよね。(トネルに限らず、仲間とこうして酒場以外の所で遊んだことはなかった。ほとんどが酒場での会話だったなぁ。とか思った。まぁ、組織の本質が超のつく個人主義なのだから仕方ないといえばそうなのだが・・・。) [Mon 18 Feb 2008 00:31:40]
トネル > 仕事云々なら仕方ないかもねぇ (そうじゃなかったら、どうなのだろうとかは、考えないで欲しい。) どういうつもりなんだか… (笑み浮かべて、何処行きたいかと聞かれれば、しばし考え込んだ。) 特にないけど、レイドっちは行きたい所とかあるならそこについていくけど? (特に行きたいところが有るわけでもない様子でさらっと言う。) そう言うレイドっちは、どこか行きたい所、ある? (キョトンとして、そんな事を聞いて見た。) [Mon 18 Feb 2008 00:22:48]
レイド > ほんとにごめんね。(もう一度謝りつつ、上着を受け取って着る事にした。)でも、麗しいってのは本当だよ?(冗談めかして微笑を浮かべる。おそらく、仲間には見せることのない、普段とはまた違った彼の顔だ。)さて、どこへ行く?何かご希望はあるかい?(片手でカバンを掴んで相手の希望など聞くことにした。芸人の芸を見るもよし。近くのカフェのテラスでのんびりするもよし、だろう。 [Mon 18 Feb 2008 00:10:49]
トネル > (吐く息は白い、寒さで少し体は震えている。) もって来るんだったな……お酒 (そんな事をぼやいてたら、かけられた上着に貴方に向かって振り向いた。) レイドっちが遅れるなんて、珍しい事 (少し、クスリと笑って貴方の表情を見ていた。) 少し恥ずかしいから、麗しいとかいわないで欲しいなぁ (謝る言葉を耳元で囁かれれば、一歩後ずさった、少し顔が赤かったとかそんな状況である。) だって約束なんだしさ、私が酒飲んで負けちゃったんだし (かけられた上着は貴方に返そうと考えた。) 冷えるからちゃんと着なさい (そんな、理屈を言いつつかけてもらった上着を貴方にかえさんと) [Mon 18 Feb 2008 00:00:40]
レイド > (しばらく行けば待ち合わせ場所に目的の姿が見えた。待っててくれたと嬉しくも感じたが、反面、申し訳なくも感じた。傍まで近寄ると自分の上着を脱ぐ。)もしもし、そこの麗しいご婦人の方。この時期にそのような格好では風邪を引いてしまいますよ?(言いながら後ろから自分の上着をかける。・・・まぁ、これくらいは許してくれる、かもしれない。)・・・遅れてごめんなさい。待っててくれたんだ。(耳元に口を近づけると申し訳なさそうな声でそっと呟いた。) [Sun 17 Feb 2008 23:47:43]
人影 > (モコモコと暖かそうに着込んだ、女性が一人、特に派手にした様子もなく、待ち合わせ場所をウロウロしている。) 寒い……寒すぎ… (せめて、体でも動かさないと寒くて体がダメになりそうだと思った。) でも、珍しく私が遅刻しなかったからおかしいのよね (毎回、遅刻してる感が否めない。 仕事といいなんといい、表情は見るからに寒そうである。) [Sun 17 Feb 2008 23:42:54]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Sun 17 Feb 2008 23:33:37]
レイド > う〜ん・・・女性を待たすことになるとは・・・ねぇ。(ちょっとした用事、もとい、酒場のバイトで遅くなってしまった。待ち合わせ場所に大幅な遅刻をしてたどり着く貴族風の男。片手にはカバンが握られている。・・・場所が場所なので結構目立つ。)・・・あきれて待ってないかも。(仲間の一人とのデートだというに、遅刻をしてしまうことになったことを深く後悔した。・・・あきれて待ってなかったら嫌だなぁ。とか思いつつ待ち合わせの場所へ向かう。) [Sun 17 Feb 2008 23:27:25]
お知らせ > レイドさんが来ました。 『(大幅な遅刻)』 [Sun 17 Feb 2008 23:24:06]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 骸骨怪人は逃走中。 どこへ行ったのだろう )』 [Sat 16 Feb 2008 05:48:29]
跡野末理 > ( もう一声。 どうして、騙されても良いと思うのか。 そして更に言うのなら… 騙されても良いやなんて考えてしまう信頼は、本当に信頼なのか。 口には出さない。 振り返って微笑み一つ ) [Sat 16 Feb 2008 05:45:32]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『………今日は、酔いたい気分だったかな?(黒い液体を見ながら呟いた)』 [Sat 16 Feb 2008 05:44:14]
シャーリー > さあ。 ただボクのやってる事は、善意の押し売りになってるんじゃないのかとちょっと思うだけさ。 ――――まあ、誰かを庇うのには慣れてるから。 ( コーヒーに口をつけて、最後まで飲みほした。 昔々だけれども、夫が遊び半分に殺そうとした人間を庇って何度も半殺しにされていたから。 ) 仰る通り。 騙されてもいいや、なんて少なからず思ってるかもね。 行動には須らく理由が付いてくるもの。 それは当然ボクもね。 ( ―――今日は随分口が軽い日だったな。 やっぱり先日の事件のせいで、心にしこりが残っていたのかもしれない。 ) ………そうだね。 そう信じたい。 少しでもあの子の心が救われたのなら、まあ、いいか。 ( 私に出来るのなんて、体を張ったって精々その程度の事。 ―――自分はもう少しここにいるとしようか。 笑顔で手を振り返して、コーヒーをもう一杯。 ) ――――秤に掛けて比べることが出来ちゃうんだよね…… まったく、ボクは本当に友人に対して失礼な奴だ。 ――――アハハー。 こう見えてもがんじょーだからだいじょーぶさー。 けどありがたーくお説教は受け取ります。 ( 笑いながら相手を見送って。 人じゃないかと思われているなんてのは露知らず。 ) [Sat 16 Feb 2008 05:40:13]
跡野末理 > …それなら精進ね。 大成するのはほんの一握りっていう世界でしょうけど、がんばってれば誰かが見てるわ。 ( 身体張って赤の他人を守ろうとする事ができる、良い人だ。 危険な良さでもあると思うけど、一途には違いない。 それなら道も究められようと、ちょっと複雑そうに微苦笑を零す ) ―――謙遜? と言うか、自嘲かしら、それは。 …傍迷惑だと、本当にそう思っていてそれでもいいやと考えるのはタチが悪い。 それはそれで良いんだって、あなたはそう思っていると思っておくわ。 実際、大したものよ。 庇いたいと思ったって、なかなか身体動かないんだから。 ( 危機に直面して思った通りに動くには、よほどの覚悟と訓練が必要だと思っている。 あるいは、それがその者にとっては危機ではないかだ。 どれかしら? なんてぼんやりと考えながら、続く言葉にはっきりとした苦笑 ) 『それでも良い』と思っている部分があるんじゃないの? だったら、迎合しないでその部分を口にするべきよ。 信じる理由とかさ。 興味ある。 ( 何も考えていないのかもしれないけど、探せばどうしてかというのは見つかるはず。 そのうち聞く機会もあるだろうかと、紅茶を飲み干して立ち上がった ) 〜そうね。 動いたからには助けられないと意味が無い。 でも、最後に一人でなかったことは、その子の救いになったはずよ。 誰も手を出さずに、皆が見ている前で一人殺されるよりは、ずっと。 ( 欝な内容に首を振って、じゃあねと手を振った ) ―――見ず知らずのその子の友達と、自分の友達を秤にかけるの? …あなたの友達は、あなたの友達であるからには、結果あなたが命を落としても、あなたの行動を肯定するべきなのかもしれないけどさ。 …踊り子なんでしょ? 身体が資本、大事にしなさい。 ( その再生力は知らず。 …ただ、粗末にしても大丈夫なのかもしれないと感じれば、年齢の話もある。 人間ではないのだろうかと考えつつ… ) [Sat 16 Feb 2008 05:15:10]
シャーリー > ( 旦那が死んだのは自業自得。 あんなに好き放題やってたのだ。 恨みを持った人達に殺されても仕方なかった。 ――――ま、昔の話か。 ) あれま、それは残念。 まあ実際そこまで上手い訳じゃないから、友達に紹介しても期待外れをさせちゃうだろうねー。 ( 客が増える=収入が増える=赤字生活から脱却! そう上手くはいかないのが世の中です。 謙遜ではなく事実である。 そんな人達が来るかどうかはその時にならないとワカラネーヤ。 ) 何時の時代も面白おかしく派手な事を書いた方が話題は盛り上がるという事さ。 ( それがゴシップ記事なら尚更。 昔は名無しの殺人鬼やら鋏男なんて記事も載ってたっけ? まあその大半が与太話だが。 ) ボクはお節介の度が過ぎてるの自覚してるからさ。 改めて言われると、やっぱ傍迷惑だなー、て思っちゃう。 ( ―――――博愛なんてものを唱えながらも、その実態は正しい事をした者を疑い、正真正銘の悪魔を哀れんでいるというのが真実。 ) 人は見かけによらないものだからね。 無条件に他人を信じるっていうのは、実は人が好いように見えて何も考えてないだけなんだよ。 ( 初対面の人への信頼と、長く積み重ねてきた友人への信頼が同じ物ならば、その価値は酷く薄っぺらなものになってしまうのではないか。 ……けど私は…ただ少女を憐れんでばかりでいる。 ……愚の骨頂だな。 ) まあ結局助けられなかった訳だし、ボクのやったことはただ、あの子を見捨てなかったんだ!ていう自分の中だけでの免罪符を貰えただけになっちゃったけどねー。 ( 気軽な調子で欝な内容の言葉を語る。 ) いい男にはホイホイ付いていっちゃうお年頃だからそれは難しいかも。 ――――けどその子が死んだら、その子の周りの友達もきっと泣いちゃうよ。 ………まあボクならきっと大丈夫さ。 怪我にはずっと慣れっぱなしだし。 ( 誇張でもなく事実。 再生力というのは便利だ。 どんな怪我でも『何時かは』治る。 ) [Sat 16 Feb 2008 04:46:41]
跡野末理 > ( 昔はラブラブ――― 三行半で破局した夫婦は、こんな言い方… どうだろう、夫婦になったことが無いから分からないけど。 軽い笑いがかえってしんみりさせてくれる。 自分がどう感じたところで相手には負担でしかないだろうとも思えば、誰に向けるでもなく微笑み返すけど ) 〜ごめん、私はあんまりこっちの方来ないのよ。 賑やかなの、苦手でね。 一応覚えておくけど期待しないで、思い出したら、友達には紹介しておくわ。 ( 実際に踊っているところを見ていない紹介で褒めようもない。 親切なバツイチさんとか、骸骨怪人による少女惨殺事件の当事者とか、そんな風に言われて見にいくかどうかは微妙なところ。 壁新聞部とか、来るカモシレーヌ? ) あれ、ナイフだったの? 私の読んだ記事では巨大な蛮刀を〜ってなってたんだけど、脚色か。 ( ゴシップをよく読む都合。 笑える話ではないけれど、いっそ笑うしかないようなところもある。 あまりにも、あんまりだ。 …だから余計に、ただの殺しではないような気もするのだが… ) ―――〜んン? ちょっと真剣に困らないでよ、意地悪して言ってるだけなんだから… ―――っと、そうか。 ( 彼女は目の前でその女の子を殺された。 考え方をこねくり回して遊ぶような気分にもなれまい。 …そう考えるということは、つまりこの娘も、分からないと言いつつ殺された少女の肩を持ちがちだ…  ) ほら、本気にしないでって。 考え方の話よ。 〜シャーリーが見たような状況なら普通、女の子を助ける。 割って入るかどうかは別にしても、たいていは女の子に味方するのが正しいって言うでしょう。 だって死んだら取り返しがつかないんだから。 人間社会のために殺さなきゃならないなら、調べてからだって遅くないわ。 〜で、病院で調べて白だったんでしょ? 骸骨怪人がどうしてその子に拘ったのか気になるけど… シャーリーがしたのは、無茶ながら無難なことよ。 ( 気にしなさんなって、手をひらひら。 食べられちゃう? ) ナンパにふらふらくっ付いて行って家に上がるようなことはおやめない、とか。 お母さんが言うみたいな。 ―――優しい人は好きよ。 でも命を粗末にするのはダメ。 殺された子にとって、最後に庇ってもらえたのは救いだったかもしれない。 でもそれでシャーリーが殺されたら、友達泣かせてどうする気? [Sat 16 Feb 2008 04:11:45]
シャーリー > なるほどね。 確かにそれには絶好の場所だ。 ――――昔は旦那とラブラブしてました。 ああ、重く聞こえるかもしれないけど、あんまり気にしないでいいよ。 ( 軽い笑いを表面には出していながらも、内心では微かに舌を打つ。 全く余計な口が滑ってしまったという物だ。 言ってもどうしようもないことなのに。 ) ―――そ。 絶賛不人気中の踊り子です。 暇な時にでも見に来てくれるとボクはとってもうれしーなー。 ( その逸らされた話題に乗っかってちゃっかり宣伝。 ) うん。 髑髏の人がナイフを持って女の子を追っかけまわしてるのは、子供が見たら軽いトラウマになれるよ。 ( 街中での惨劇。 私の下手な冗談より笑えない。 )( 彼女の言葉をじっと聞いたあと、中身の少なくなったコーヒーカップを音を立ててソーサーの上に置く。 ) ―――――………困ったなあ。 正しくて…反論とかは出来ないや。 吸血鬼も悪魔も、その中にはまるで人と見分けが付かない子もいる。 それに…初対面で何も知らない人が、複雑な事情に首を突っ込むというのはただ無責任な行いだ。 『何も知らない奴は黙っていろ!』てあの骸骨さんはボクに言いたかっただろうね。 ( 勿論あの少女が悪魔というのは可能性の話。 ) 怖いなあ。 うっかり声をかけてしまったら、食べられちゃうのかな? ( そのぞくりとする笑い方に返すのは、それでもいいかな、なんていうような微笑み。 ) ………そんなに不思議かい? 人はたまに、見ず知らずの他人にもとっても優しくなれると思うけど。 ( その逆の方が遥かに多いのが現実の世界。 )( 身体能力は一般人よりもある。 それだけ。 戦う者が身にまとうような空気は無いし、荒事が出来るようには見えない。 実際自分は戦えない訳だ。 ) [Sat 16 Feb 2008 03:44:29]
跡野末理 > 必然的に。 そういう場所を作って、交わらせておかないと… 人種文化宗教と色々ごった煮の街じゃない? 遠からず無理が出るのを先送りにできないのよ、多分。 ―――ってバツイチなの? それは… ( これは、冗談ではないだろう。 気楽に、通りすがりの一人と話している調子を、ちょっと固めて。 紅茶に口をつけてから ) …そうね、若いかな。 婚姻自体は、うちの方ではあなたくらいでしていてもおかしくないけど。 ―――〜ああ、芸人だったんだ。 ( 納得。 小細工云々を抜きにしても、派で好き・目立ちたがりは多いのだろうし。 バツイチから話を逸らす風に頷こう ) ―――そりゃそうでしょう。 『骸骨怪人』って、街中にまで入り込んでいたのが奇跡だわ。 …と言い切れないのがヴェイトス市だけど… どう見たって悪役よね。 ( 『だった』 という言い方が気になるものの、まさかだ。 うんうん頷きつつ、続く言葉に笑う ) 〜そう。 その子、本当に悪魔だったかもしれない。 違うかもしれないけど、少なくともその段階では分からないわけじゃない。 …分かる人もいるのかもしれないけど、それはおいといてね… ―――骸骨怪人が悪魔だって言ってくれていたから良いようなものの、私だって悪魔かもしれないし? この間公開処刑あったけど、ヴァンパイアって、人間と見分けつかないんでしょ? 私がそういうものかも。 親切なシャーリーに、目をつけたかもしれないわ。 ( そんな事気にしていては、人付き合いなんてしていかれなくなるが。 曖昧な部分を取り除こうと想像するだけしてみると、初対面の人間が抱えている厄介ごとにまで首を突っ込むのは、どうなのか。 『にたり』 と妖しく笑ってみせたりして――― やけっぱちな軽さと見ていいものかどうか。 笑いながら告げられる真実に、怪訝な顔をしてしまう ) ―――庇ったんだ。 …まあ、傭兵とか、そういうのがそういう行動に出るなら頷けなくもないけど… ( この子、腕っ節はどうなのだろうという目。 自分の例があるわけで、見た目で判断できないとしても、職業柄それなりの見る目はあるつもり ) [Sat 16 Feb 2008 03:13:54]
シャーリー > ( 正解が無いのが正解というものだろうか。 ) そうだね。 けどこっちの方の学生の制度はかなり充実していると感心させられたよ。 公共の図書館の蔵書も深いし、優れた土壌は優れた花を咲かせるってやつなのかね。 ………まあ実際若作りだからさ。 バツイチって言うと大抵驚かれるんだよねー。 ―――バンクルさんほど美形じゃないし、フレイバーやキリバナみたいに特徴的な何かがあるわけでもなし、と。 ( ミルクを垂らしたコーヒーに口を付けてのんびりと笑いながら、婚約していた事を口にする。 ――――アマウラか。 あっちはボクたちみたいな人種は好かれないから行きにくいんだよね、とそんな感想を洩らす。 ) あ、ボクこう見えても踊り子やってるからさ。 少し目を引く色しないと注目されにくいんだよね。 ―――お医者様が大袈裟に巻いただけだから、あんま気にしなくても大丈夫だって。 ( つまりはそんな小細工しないと人気も出ない程度の実力。 ) ――――あれは…傍目には女の子の方が…かわいそだったよ。 ――――けど…そっか。 ………骸骨さんの方にも…何か事情があったのかもしれないね。 ( 自分は彼を否定した。 信じられる訳が無いと。 けれどそれは…酷い事ではなかったのだろうか。 ) アハハー。 実はそのまさかで、おもっきし首突っ込んでました。 その状況に立たされた時、ボクは女の子を庇っちゃってたかな。 [Sat 16 Feb 2008 02:53:33]
跡野末理 > 〜うん。 術者の数だけ魔術があるもの。 教師と生徒だってけっこう違うわよ、きっと。 ( 正解が無い。 やっぱりニュアンスが通じれば良いのだということで、もう掘り下げようとはせず ) 〜あっちこっちで教育の形態も違うじゃない? 年齢層の拡大は、この街の大学の宿命ね。 ―――面白くないわよ? バンクルとか、フレイバー?キリバナ?色々いるじゃない、662歳だってそういうものかと思うわ。 …あ、私は跡野末理。 アマウラからの交換学生。 ( 触れても、染料かどうかは分からない。 ホワイティアには銀髪もいるし、なんだ人間かつまらないと思いつつ、ではわざわざ年齢のことを変に言うだろうか?とも ) ―――〜ま、何でも良いけどね。 ただ妙な目で見られたくないのなら、青はどうかしら? …っと、ごめん、怪我してたのね。 ( 興味優先でうっかり手を伸ばしたけども。 包帯が見えたら手を引こう。 追加した、熱い紅茶に口をつける ) ―――知り合いならね。 でも見ず知らずの相手にはどうかしら? 素敵な考え方だと思うけど――― 商業地区の話、聞いた? 骸骨怪人曰く悪魔の少女、天下の往来で惨殺さる。 まさかそんなのにまで首を突っ込んだりしないと思うけど、どっちも助けて欲しかったでしょうね。 ( ロザリオを見れば、なるほど、とも思う。 宗派だけで人を括ることはできないし、同じシンボルを掲げていても、中身が違うものは覆いけど。 『どっちを助ける?』 なんて肩を竦めつつ ) [Sat 16 Feb 2008 02:30:05]
シャーリー > 魔術師っていうのは随分と複雑なんだなあ。 まあつまりは、エーテルっていうのもまた魔法を行使する一つの要素に過ぎないかもしれない、ってのは分かったかな。 ( 多分そういう事だろう。 間違っている気がしないでもないが。 ) おや、そんなに若いのに大学生とはおばーちゃん吃驚だ。 今年で数えて662歳になりますシャーリーと申します。 ――――ごめん、嘘。 ギャグです。 凡人の見本に出れそうなこのボクが、人間以外の何かに見えるかい? ( こうして年齢の事で冗談を言うのは何時ものこと。 まあ一つの癖のようなものである。 元が白髪で妙な目で見られる時があるのが嫌だから染めてるだけだよ、と答える。 手を伸ばされるのを嫌がる様子は無く、帽子の下に隠れてはいるが、よく見れば包帯が巻かれてるのが見えるだろうか。 ) 好奇心は猫を殺すけど、退屈は神様を殺せちゃうよ。 まあ首を突っ込むのは程々にしておきたいと思ってるんだけどね。 ( といっても退屈するような時間なんて、言う程は無かったけれども。 ) ( 自業自得だと言い切る少女に対して、少しばかり寂しそうな笑みを浮かべて。 ) 自業自得だ、で全部終わらしちゃってたら、ちょっと淋しくないかな? ひょっとしたら、助けて欲しい、って思っているのかもしれないじゃない。 ………まあボクは、それがよく余計なお節介にばかりなっちゃうんだけどね。 ( ロザリオを揺らしながら、そんなことをこともなげに言う。 ) [Sat 16 Feb 2008 02:11:30]
跡野末理 > 魔力が存在するために必要な領域と言えば良いかしら。 …と言っても、見方の一つね。 そうじゃないって言う人もいるし、ようはそういう風に捉えた上で何ができるか。 あんまり意味が無いわ。 ( 世界の真実にはほど遠い、知ったところでどうなるものでもないとヒラヒラ手を振りつつ ) 〜ええ、ヴェイトス大学魔術科の学生なの。 で。 あなたがおばあちゃんなら若作りにも程があるって感じだけど、いくつ? てゆか種族は? ( 自分は身を引いたのに、髪青いのは地毛? とか、手を伸ばす ) 好奇心猫を殺すって言うわよ? 私も言われるんだけど。 ( 気を悪くした様子は無く、ついでにこちらも、紅茶のお代わりを ) …危ない事をしていたのなら、自業自得でしょ? 巻き込まれるのを避けるべき。 目立つのや目立たないのや、危ないのがゴロゴロしてるみたいじゃない? [Sat 16 Feb 2008 01:50:22]
シャーリー > へえ…ボクが気付いてないだけで、周りにはこんなのがあったんだ。 おばあちゃんになっても知らないことってのはやっぱりまだまだ多いんだなあ。 ( 自分の事を老人だと語る口調はやはりおどけていて。 ) へえ、つまりキミは魔術師の卵さんか何かという訳かい? ( 詳しくは理解できないが、大体の意味はおおまかに把握できた。 魔術理論なんて自分にはまるで縁が無いから、その原理なんかを詳しく説明されても私は理解できないだろう。 身を引かれれば苦笑しながら自分もまた素直に手を引く。 ) ゴメンね。 どうにも余計な事ばかりしたがる性格でさ。 ( 突然出会った他人に不自然に心配されれば、それを不快に思う人も中にはいるだろう。 差し出がましい真似だったな、と笑みをしながらそんな事を思っている。 ) ん? まあけどホントに危なかったのなら、その中心にいるキミの身の方が心配じゃん。 おっしゃる通りボクは物好きだからさ。 ( サングラスを外しながら、近くにいるウェイターさんにコーヒーを一つ注文する。 ) [Sat 16 Feb 2008 01:37:44]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 [Sat 16 Feb 2008 01:18:31]
跡野末理 > 青白いのでしょ? エーテルの反応光。 そこら中にあるものがちょっと見えるようになっただけだから、触っても無害よ。 …そんなのが起きるほど大したことはしていないんだけど、まあ… 魔術なんだけど、あんまり上手くないから。 〜別に? 魔力だとか、目で見て見えないものを見ようとしていただけ。 術者ならだいたい、特に何もしなくても見えるのかもしれないけど… 私は見ようとしないと見えないの。 ( 軽い問いには答えるものの、どこまで通じるかなんてあまり考えていない。 ニュアンスさえ伝われば良いのかな、とか、そんな。 笑い返して、答えながら、近付かれると ス と身を引いた ) ―――大丈夫よ。 ありがとうおせっかいさん? 疲れただけだから。 ( 本当は疲れたのとはちょっと違うのだけど、まあ。 触れられるのは避けて、首を振る。 隣の席から追い出そうとはしない ) 危ないかもしれない相手、冷や冷やしたなら距離を置くのが賢明だわ。 物好きね。 [Sat 16 Feb 2008 01:17:16]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 [Sat 16 Feb 2008 01:08:47]
シャーリー > なんかこうこれからバチバチー!って雷でも落ちてくるんじゃないかと傍目からは冷や冷やものだったよー。 ( 冗談めかしたようなセリフを言いながら、地味な格好をした女は笑う。 危ないことじゃなかったらなんだったのかな?とついでに軽い興味本位で尋ねてみよう。 ) ………風邪でも引いているのかい? いちどこじらせちゃうと、この時期のはしつこいから気をつけないといけないよ。 ( ちょっと失礼、と一言告げると、空いている彼女の隣の席にゆっくりと腰かけて、熱っぽいような彼女の額に手を当ててみようとする。 もちろん相手が拒むのなら無理にやろうとはしないが。 ) [Sat 16 Feb 2008 01:03:50]
跡野末理 > ―――っふ… ( 軽く頭を振って、押し殺すような溜息を零す。 きたきた。 内なる魔力=オドを動かし慣れていない身体は、ほんの少し魔術を行使しただけで、フィードバックに襲われる。 生命力の暴走のようなもので、殺した溜息は熱っぽく、頬は赤い。 目も潤んだりするのは決して風邪を引いたのではなく… 火照る身体を持て余して肘を抱いた。 すっかり冷めているのが今はありがたい、冷たい紅茶に口をつけたところで――― 親切な人がいるものだ。 かけられた声にそちらを向く。 ややバツの悪そうな微苦笑を貼り付けて ) ―――〜何でもないわ。 びっくりさせちゃったならごめんなさい? 危ないことをしていたわけじゃないから、安心して。 ( 心配そうな声色に、返す言葉はそっけない。 大丈夫、と首を振った ) [Sat 16 Feb 2008 00:47:42]
シャーリー > ( 夜に溶ける色をした少女に視線を送っているのは、ベレー帽に黒いサングラスを身につけた一人の女性。 帽子の横からは真っ青な髪の毛が覗いている。 ) ――――きみ、どうしたの…かな。 大丈夫かい? ( 魔術なんてものは素人同然の吸血鬼。 青白い光を走らせて目を見開いた相手に向けて、少し心配そうな声色で話しかけようとする。 ) [Sat 16 Feb 2008 00:37:23]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『じっと見つめる視線』 [Sat 16 Feb 2008 00:30:16]
跡野末理 > ( 『憑眼』の行使には集中力を要する。 その上で魔術の基礎に当たる感覚を開くのは難しく、喫茶店の店員が傍を通り過ぎるのを感じても、それらを霊的に精査している余裕は無い。 じっくり、少しずつ。 思わず表情が険しくなってしまうのも堪えながら――― 自身や周囲に何が起きているのかを探ろうとする段になって初めて、娘にそれと分かる変化が現れた。 辛うじて可視領域に引き出されることは無いけれど、身の内で構成される霊的な感知能力を高める魔術回路に、エーテルが反応する。 術者なら自然とできることかもしれず、この娘にもそれだけのキャパシティはあるはずなのだが… 高くされた容量を使いこなせていないがために、やることなすこと一々大袈裟になる傾向があった。 やがて パリ と青白い反応光が走る。 ―――見る者が見れば特に危険が無いと分かっても、分からない者には魔術なんて全部一緒。 息継ぎをするように大きく息を吸って、眼を開いた ) [Sat 16 Feb 2008 00:19:18]
跡野末理 > ( 魔術的なキャパシティを上げられた身体で、その変調についていけずに悶えているのは今も変わらないけれど、それをどう使っていくかという方向性については、まあ初めから決まっていた。 『他人の視界を盗み見る』という特技を活かせる形での何か。 盗み見ているのが魔術に因らないために絡めるのが難しく、手掛かりを探している状態で、おまけに『憑眼』なんてのが使えるということ自体が誰にもナイショ。 それに絡めて何をしたところで基本的にはナイショなわけで、魔術科の成績に結びつけるためには、できればまた別に何かを用意した方が良い )   ( 一時熱を上げていた不思議探しも最近下火で、そんな事ばかりしている。 色々な意味で本分に専念しているという事だから、良いことなのだけど… 地味で退屈と言うか、ちょっと物足りないと言うか。 ―――誰かの視界に妙なモノが映って、不思議発見かと思ったらどこかの演劇。 ヒーローショー )   ( 目を閉じた娘が、『魔力』や何やといった力を放出・行使している形跡は無い。 目に見える形での変化はなく、何かしらの術者と呼ばれる者にも、そこで何かが行われているとは察知できないだろう。 ただ、例えばエミキーのようなとびきり鋭い者が見れば、理屈でなく『たぶん何かしているな』と思える程度 ) [Fri 15 Feb 2008 23:42:32]
跡野末理 > ( 閉じた瞼の裏で、娘は行き交うたくさんの人々の『視界』を盗み見ていた。 『憑眼』と呼んでいる跡野の血に纏わるこの異能は、魔術とは違う。 忍術と言ってしまって良いのかどうかも分からない、技術体系とは異なる、生まれ持った身体能力に近いものだ。 発現させ行使するには鍛練が必要となるものの、跡野の血が流れていない者には鍛練したところで発現の可能性が無いのではないかと思う。 とても標準的なものに置き換えるのなら、耳を動かせる人と、動かせない人がいるようなもの。 ―――絶食したり滝にうたれたり、あれやそれやハードなことをしてふとやり方に気付いたが、息の吸い方ってどうするの?と質問されても上手く答えられないように、憑眼の手順を他人に説明することは難しい )   ( ただ、息の吸い方なら『呼吸筋で胸郭を膨らませる』という仕組みがある。 意識しなくてもできることで、できない者にとっては意識したからと言ってできないことだけど、何かが起こるからには仕組みは存在しているはず ) [Fri 15 Feb 2008 23:23:46]
跡野末理 > ( エミキーなんかはけっこう来ているようだけど、賑やかでごみごみした場所というのはあまり好きじゃない。 たまに付き合いで来ることはあるけれど、今日は一人。 喫茶店の通りに面した席に陣取って、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪が考え事でもするように目を閉じている。 居眠りに見えないのは、すっと伸ばした背筋が揺らがないから。 ただ、テーブルの縁に置くようにした腕が、すっかり冷めてしまった紅茶のカップに伸ばされることはない ) [Fri 15 Feb 2008 22:58:21]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 人の多い場所へと考えて、ここに来た )』 [Fri 15 Feb 2008 22:49:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――次回『怪人イス 魔の罠の邸宅』にご期待下さい』 [Thu 14 Feb 2008 22:31:07]
アイゼンリッター > …………うあっちゃー……。また、失敗したよ……。(思わず頭を抱えて俯いた。 舞台裏で、だ。 ヘルメットを外して、はふぅ、と大きく溜息を吐く。 もっと真剣に軽業の練習もした方が良かったかもしれない。 いや、するべきだ。 ……これから先はそうしようと誓いつつ、俺はもう一度深く溜息を吐いた)(こうしてVV団の野望は打ち砕かれた。 だが、VV団は次々と強化人間を送り込んでくるだろう。 負けるなアイゼンリッター、戦えアイゼンリッター、ヴェイトスの平和を守るその日まで!) [Thu 14 Feb 2008 22:30:41]
アイゼンリッター > (ジャンプして、後転をしながら――前方へと進む。 何度も練習はしたけれど、上手く行かなかったそれ。 ……それはやっぱり今回も、で。 うつぶせに地面に叩きつけられそうになるのを踏ん張って――)……ッ!(――着地と同時にバン、と掌を床に叩きつけ、跳ねるようにもう一度飛ぶ。 ――という無理やりな方法で修正。 結局、いつも通りのジャンプ、だ)………アァアァァアァイゼェンッ!!(声を上げる。 右足を伸ばして。 力を篭めて、雷を集めて。 蹴りつける。)ダァァイナミィイィイィィィック!!(吹き飛ぶシャンタク。 そして――幻影による《爆発》。 その隙に、俺とシャンタクが姿を消して――大団円、だ) [Thu 14 Feb 2008 22:27:55]
アイゼンリッター > 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」(ネフレンカの声が響くと共に、舞台の上を去るナイトゴーント。 舞台の上が暗闇に包まれ、同時に幻術で生み出された虹色の霧があふれ出す中、ババッと距離を離してにらみ合う二人。 いつもの通りだけれど、今回は少々、普段と違う。 ……少し新しい活劇が加わっているからだ。 ――練習はしたけれど、なかなか上手くは行かなかった。……本番でも出来るかどうか、ちょっと不安だ)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)「GIAAAA! 増幅歯車が無くとも、私の鳴き声は貴様を殺すぐらいわけないのだぞ!」(さあ来た。 ――いけるかな? ダッと駆け出した俺は、勢いをつけてトランポリンを踏みつける)【奇数なら成功 偶数なら失敗】 [Thu 14 Feb 2008 22:21:48]
アイゼンリッター > (毎度おなじみの活劇シーン。子供たちにとっては一週間に一度の楽しみ――なのか、どうなのか。アイゼンリッターを楽しみにしてくれてる子供がいると、本当に嬉しいのだけど)ジュウッ!!(掛け声と共にディープワンスを投げ飛ばし、ついに俺は怪鳥シャンタクへと迫る!)「おのれぇ、アイゼンリッター! だが、貴様もこれまでだ……俺の叫び声を聞けば、お前の友達も、貴様も、そしてヴェイトス中の市民も死ぬのだ!」(だが――そのシャンタクの叫び声を掻き消すかのように響き渡る笑い声)「もう遅いぞ、怪鳥シャンタク! ド・マリニーは俺が助けたし、時計塔に新しく歯車も組み込んだ!」(時計塔の入り口から再び現われるチャールズ・デクスター。 素早く構えを取ると、入り口近くに陣取っていたディープワンスを蹴り飛ばす)「アイゼン! 今のうちに、シャンタクを倒すんだ!」 ……よし、わかった! [Thu 14 Feb 2008 22:21:30]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(迫り来るディープワンズを打ち落とし、チャールズを庇うポジションへ。 脚本では今のところ、彼はアイゼンリッターの正体には気付いていないことになっている。 なっているのだけど……この台詞で良いんだろうか。 まあ、気にしない)今のうちだ、チャールズ・デクスター! 早くド・マリニー博士と、その歯車を! 「わ、わかった、アイゼン!」(時計塔のカキワリに設けられた入り口へと姿を消すチャールズに代わり、舞台の上から《軽減》の呪文でゆっくりと怪鳥シャンタクが舞い降りる。 む……ちょっと格好良いじゃあないか。)「おのれぇ、アイゼンリッター! だが、まずは貴様から殺してやろう……ゆけぇ、ディープワンス!」 「イア! イアッ!!」(戦いの幕が切って落とされた!) [Thu 14 Feb 2008 22:17:20]
アイゼンリッター > (怪鳥シャンタクの目を盗んで脱出に成功したチャールズ。その手には、マリニーが密かに作成した『音響妨害歯車』握られていた! だが、それを設置しようと時計塔に迫るも――その行く手をVV団のディープワンス共が塞ぐ!)「イア! イア!」 「ちぃ……ッ。 魚の癖して……ッ!」(諦めることなくディープワンスへと立ち向かうが、多勢に無勢。 一転して窮地に追い込まれたチャールズ・デクスター。 だが――……)待てェいッ!!(舞台の上、暗幕で作られた暗闇の中から、俺は声を上げた。 《光明》の呪文によって浮かび上がるシルエット。 動きにメリハリをつけて、俺は両腕を水平に右側へ伸ばす――と、身体を左後方へ捻り、腕を胸の前で交差。すかさず腰を沈め、拳を右足へと寄せたなら――素早く、掌を天に掲げる!)ナイアァアァァアァァァル……ッ!!(バシャリとバネ仕掛けでバックルが開き、露になる金色の宝石。 両腕に雷を纏い、颯爽と舞台の上へと飛び出すアイゼンリッター。 今この瞬間、俺はカイン・グレイホークでなく、正義の味方、鉄仮面の騎士となるのだ)暗闘の騎士……アイゼン・リッターッ!!(そして勇壮な主題歌を背景に、高らかと名乗りを上げた) [Thu 14 Feb 2008 22:14:33]
カイン > …………とは言うものの、実際こう、歯車とか変えただけで時計の鐘の音って大きくなったりするんだろうか。(時計の構造はわからないけれど、素朴な疑問は消えないまま。衣装を既婚で舞台袖で待機している俺は、表舞台の様子を伺いながら、そんな事を呟いていた。 「まあ子供にわかりやすくて良いじゃない?」と言われてしまえばそれまでなのだけれど。 ……と、手渡されたコスチュームとヘルメット。 ちょこちょことマイナーチェンジを繰り返しているのだけれど、演劇の方針も子供向けへ徐々にシフトしつつあるので、そろそろ固定するんじゃないか、というのが衣装係さんの意見。)だと良いけどね。 まあ、覗き穴が大きくなって動きやすいのは助かるんだけど――……。(ガポッとヘルメットを被り、マフラーを巻きつける。 今回の出番は、『序曲』の終了からあまり時間が無い。ハワード役のラムレイは、既に舞台の上に出て、VV団によって誘拐されたチャールズ・デクスターを捜索しているところだし。 そろそろ自分も出て行かないと………)よっし、行ってくる!(ぐッとサムズアップすると、俺はマフラーを翻して颯爽と舞台の方へと駆け出した) [Thu 14 Feb 2008 22:11:31]
アイゼンリッター > 「どうやら、怪鳥シャンタクの作戦は上手く行っているようだな……ネフレンカ!」 「ええ、勿論ですともビッグC」(ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じるVV団本拠地“ルルイエ”。 首領ビッグCの前に跪くピラミタ風の男、ネフレンカは自信たっぷりに言い放った。 そう、全てはVV団の仕業だったのである!)「強化人間『怪鳥シャンタク』の鳴き声を聞いた者は、その魂を奪われてしまう……時計塔に我らの作り出した増幅歯車を設置し、シャンタクの鳴き声を鐘の音と共にヴェイトス中に届ける! そうすればヴェイトス市民の魂は、全て我らのものに! さらには拉致した奴の親友を利用してアイゼンリッターをおびき出し、一網打尽にしてみせます!」 「うむ、これであのにっくきアイゼンリッターも……。宜しい、かくの如く記録し、作戦を進めよ!」 「ははっ!」(果たしてチャールズの……ヴェイトスの運命やいかに! アイゼンリッターは、このVV団の卑劣な作戦を打ち砕くことができるのか!?) [Thu 14 Feb 2008 22:09:16]
アイゼンリッター > 「いやぁ、今月も生活費が大変だったからなぁ……こういう仕事があると助かるんだ」「そうかい? こっちも人手が足りなかったからね。手伝ってくれると有り難いよ」(ここはヴェイトスの『時計塔』。 工具を片手に作業をしているのは、誰であろうチャールズ・デクスターであった。 普段は大学の陰秘学科で級友のハワード、ラヴィニアと共に勉学に励んでいる彼だったが、今日は友人のド・マリニー時博士を手伝って時計塔の機械仕掛けの整備にいそしんでいた。 現在、共にヴェイトス大学で道は違えど勉学に励んでいる二人である。 違う道を歩みだしたとはいえ、その仲は良い。 だが、しかし――……)「おや、これは……」 「どうした、マリニー?」 「こいつを見てくれよ、チャールズ。 僕はこの時計塔の構造は良く知っているけれど、こんな所に歯車なんか必要ないぞ……ッ」(呼ばれてきてみれば、確かに其処には不釣合いな大きさの歯車が設置されている。 おかしいな、と首を捻る二人の頭上から――甲高い叫び声が響きわたった!)「GAAAAAAA! 気付かなければ生きていられたものをッ! だが、知られたからには仕方ない、やれぇいっ!!」 「イア! イア!」(次々に現れるディープワンス達! 暗転した舞台にチャールズとマリニーの悲鳴が木霊する……。) [Thu 14 Feb 2008 22:04:59]
アイゼンリッター > (……暗闇に包まれる舞台。《光明》のあかりに浮かび上がるのは、魚面を持つ異形の人々、ディープワンス!)「イア! イア!」(木霊する鳴き声。 ポーズをとりつつ次々に現れるディープワンスが舞台の上を跳梁跋扈する中、鋭い叫びが響き渡った)「待てェいッ!」(カッと魔法の光が指し示すのは観客席の最後備。 暗闇を切り裂く明かりに、鉄の仮面が照らし出される。)鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(颯爽とかかる主題歌を背景に、一気に客席間の通路を駆け抜けて、舞台の上へと飛び上がるアイゼンリッター。バッと両腕を水平に右側へと伸ばして見得を切ると、次々に飛び掛ってくるディープワンス相手を迎え撃つ。 パンチ、キック、チョップだけでなく、投げ技も駆使しての派手な演舞。 歌劇や何かの『序曲』に相当する演出だ、とは監督の談だけれど――やっぱり最初にちょっとだけでも活劇を見せておくと子供たちも喜ぶし、演じる俺達も気分が盛り上がってくる。 これは間違いなく成功だと思う――……)暗闘の騎士! アイゼン! リッターッ!!(――……などとやっている間にも曲が終わり、役者たちは舞台袖へ。 いよいよ本番だ) [Thu 14 Feb 2008 22:00:49]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『第八話「怪鳥シャンタクの恐怖」』 [Thu 14 Feb 2008 22:00:33]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『待て、だからちょっと待てい!(クリーム系のを食べてたら、素で命令を果たしてました)』 [Fri 8 Feb 2008 05:20:18]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『……そんなもんかなあ。(ちょっと追従してみたり)』 [Fri 8 Feb 2008 05:19:48]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『クリームが無いなら、餡子をつければいいじゃない!(萌えの形を押し付けんと)』 [Fri 8 Feb 2008 05:18:39]
ミカド > (折鶴には程なく到着することになろう)―――可愛いものを可愛いといって、「間違っている」と思う方が間違いなんだよ、と。(アマウラの茶屋の雰囲気漂う店に、目を丸くして――そして、別の意味で目を丸くする事になる。 我等がヒーローは、どうやら――…) ……カイン君は、なんというか…酷く長い時間を、さらりと、たいしたことのないように言うんだね…?びっくりだ。流石僕のヒーロー。 言う事が一味違う。 (メニュー内容にざっと眼を通した後、君等二人でお勧めを選んでくれ、と注文まで押し付けた…!) 変化は当たり前か。――なるほど。(時間が流れれば、変化は当たり前に訪れるもの。――だけど、僕等は肉体的な時間変化を忘れた種族だ。かといって精神が変化しないとは断言できない。そんな事は、理解しているはずだ。では、何故僕は戸惑っている。望まない変化だったから?――それでは、駄々をこねているのと同じじゃないか。) …………。(シャーリーの返事に、目を細める。)………… ………。 (頬杖をついて、短く吐息をもらす。――頭痛を堪えるように、眉間を押さえ――ペラペラと喋るばかりだった男が沈黙す。) ――――…… 故郷の恩師にこう言われた事がある。、「質問は疑問点をはっきりとさせてから」と。 ……今の僕はまさしくそれだな。 (瞼を伏して)―――よし、相談内容変更だ。 シャーリー君をいかにヒロインにするかの談義にしよう。( ぱ、と表情を変えると、食いつく餌を変えた) [Fri 8 Feb 2008 05:14:42]
シャーリー > それじゃあ遠慮なく頂くとしようかな。 ………キミはどうしてもボクをドジっ子天然キャラにしたいようだ……! ( いいだろう。 ならば注文どおりクリーム系を頼んで、そんな事が現実には起こらない現実を証明してやろうじゃないか! 何だかヤル気満々の吸血鬼。 ) ヒロインねえ。 ボクにはむしろ街娘とかのちょい役とかの方が似合ってると思うんだけどなあ。 カインの評価はありがたいけど、たぶんそれは買い被りだよ。 ( 自分の事を低く見積もっている吸血鬼。 自分に厳しく、他人に優しくというのが自然と身に着いてしまった考え方だから。 ) ――当てずっぽうみたいなものさ。 当たったのはラッキー。 ( 自分が思いつく相手に戸惑いを覚える基本的な理由を挙げていっただけの話。 別に鋭くは無いと首を振り。 ) ―――――― ( 何か引っ掛かる所があるような気がする。 変わる事に戸惑いを覚える理由か。 それともまた別の何かか――― ) ――――生まれてから死ぬまで、考え方が変わらない頑固者で変わり者なのはたまにいるよ。 ………けれど難しいな、その人生相談は。 果たしてボクはどう答えていいのやら。 正直殆ど思い浮かばない。 ( 真剣な表情でミカドに告げる。 ) [Fri 8 Feb 2008 04:58:11]
カイン > ……いやだから、多分、そうやって悔しがるのが駄目――というか、可愛いんだと思うよ? じゃあ折鶴で、と(西園寺さんの提案には、ああそういうのがこの人の趣味なのかー、とか思って黙って頷いておくことにする。 それはともかく――シャーリーは舞台映えもするのだと思うけどなぁ)シャーリーの演技は見たことないから、わからないけど。……やっぱり明るくて元気な子って、舞台の上でも目立つからさ。 ヒロインだー、って言っても違和感無いと思うよ、実際。(顔だけ綺麗で演技棒読みな役者さんよりは、よっぽどマシだと思うし、人気も出るような気はする。 そういう人たちが駄目とか悪い、って言いたいわけじゃない。実際、人気がある時点で俺より遥か上の、雲の上くらいにいる人だから)……ふぅむ。 でもさ――……100年、200年生きてたって人は変わってくんだから、人間だってもっとこう……急に変わったりするんじゃないかな。 6、70年くらいだし、寿命は。(だから、そう驚くようなことじゃない――と俺は思う。 生まれたときから死ぬときまで、まったく変わらない人なんて、絶対にいないだろうし) [Fri 8 Feb 2008 04:40:32]
ミカド > 折鶴―――いいね。名前が素敵だ。 懐かしい―――…そういえば、何度か通り過ぎた事はあったかな?――よし、ではそこだ。二人とも好きなものを食べると良いよ。 相談に乗ってもらう代わりに、僕が代金を持とう。――シャーリー君は、クリーム系のお菓子を食べて、ほっぺたにクリームをつけて首を傾げるように。命令だ。(みかど の かんがえる 萌え をさらっと強要しつつだな)確かに、最近顔を落ち着いて合わせる回数は減っていたかな。でも、そう、まったく合わせていないと言うわけじゃない。少なくとも、変化に気がつけない程、会っていなかったわけじゃない――(カインへ、ゆっくりと、自分の頭の中で整理しつつ答え)…… いいや、急激に変わったわけではないと思う。 寧ろ気がつけないほどゆっくりと――…  …いや、いや、或いは(首を横に振る)…変わったと思っている事すら間違いで、彼は最初から”ああ”で、ただ、僕がそれに気がついていないだけだったのかもしれない。 (シャーリーへ)シャーリー君鋭いな。 …まさしくそんな感じなんだよ。どう、説明したものか。 ただ――…僕が、彼の変化にとても戸惑っていると言うのは、事実なんだよね。 [Fri 8 Feb 2008 04:29:06]
シャーリー > こ…このぉ! それじゃ何を突っ込んでも駄目駄目じゃないか……くそぉ…… ( 天然っ子扱いされて少し悔しいのと、自分を指して萌えとか言われてちょっと、結構、いややっぱり凄く恥ずかしいのがあって、顔が赤くなってしまう。 ) 二人してボクに妙なレッテル貼らないの! まったくもう、劇団のヒロイン役だなんてまたそんな突拍子も無い。 ( 怒って恥ずかしさを誤魔化そうとする踊り子。 折鶴――ああ、あの和菓子喫茶?だったか。 ) 西園寺クンは甘いの大丈夫かい? ボクもそこはたまに行くけど、結構美味しい所だよ。 ( 近くに別の喫茶店があるのも知ってはいたが、カインが提案した方でいいか、と思った。 あそこも質は中々に良いし。 ベレー帽に入ったお捻りをしまって花束を手に持ち、上着を羽織りながら其方へと向かおうとしよう。 ) ―――――ふむ。 ( 相手の言い辛そうな言葉に窮している様子を見れば少し考えるように。 ) ―――……それは相手の変化が急激だったから戸惑ってしまったのかな? それとも、キミはその友人が「変わる」とは思わなかったから? ………または君自身、その違和感を言葉で説明できない程漠然としてるのかな? [Fri 8 Feb 2008 04:20:05]
カイン > ……うぅむ。 なんというか、その後の反応が結構クリティカルヒットだったかもしれない。 「くびをはねられた」とか「いしのなかにいる」みたいな感じで。 「ささやき、いのり、えいしょう、ねんじよ」でも良いか。(灰になったと言う。 なんというか天然って本当に怖いなぁ。 ようやく赤面が収まったのでゴシゴシと掌で顔を擦ってから、頭を上げた。 ヒーロー云々は無視することにする。 どーせヒロインとイチャイチャするのは主役のラムレイさんで俺じゃないし、みたいな諦めはちょっとあったかもしれない)ええと、この辺だと――折鶴とかいうお店ぐらいしか思い浮かばないなぁ。 別にそこらのベンチでも良いけど、俺は。(確か和菓子系を出す御茶屋さんがあったような気がする。 シャーリーがそういうの大丈夫かどうかわからないけれど、ひとまずは提案をしてみつつ、歩き出してみようか)以前の「彼」と違う、って言うと……うーん。 ……しばらく逢っていなかった、とか? [Fri 8 Feb 2008 04:05:06]
ミカド > …おいおい、青年。今灰になるのは勿体無いぞ?……これからめくるめく天然萌えっ子の台詞を聞き逃し、表情を見逃し、仕草を見れないことになる。なんと勿体無い事よ。 (赤くなってるんだろう?青年の面をみて、腰に手をあてカカカと笑う)もうね、そうやって突っ込んでる事自体が、天然証明さ…!(カッ!背景に稲妻フラッシュ背負う勢いで指差し)気がつかないのは本人のみ――と言うのは、よくある話だね! これで、シャーリー嬢がアイゼンリッターのヒロイン役になる日も遠くない。――さて――…どこか座れる場所は?何処でもよいよ。我慢してあげよう(大上段の態度で、二人へ案内せよと命令す。 近くに無いなら、この場で立ち話だが。) ……そうだよ。例の友人さんの話だ。 …何があった――……何。 何。 …喧嘩はしていないんだよね。ただ、僕が―――うぅん。(言葉を探しているようだ。虚空をふらふらと彷徨う石榴の双眸) ………以前の彼と、「違う」と、気がついてしまって、戸惑っている――ンだと思う。(曖昧な言葉で、言い辛そうに) [Fri 8 Feb 2008 03:58:12]
シャーリー > 待て、待て待て。 ちょっぴり待とうか二人とも! 何故ボクがそんなインフレチートっぷりのダメージを披露している事になってるの!? ( そんな二人の感想にツッコミを入れる人材はこの場には自分しかいなかったり。 ) ぼ…ボクのどこが天然なのさぁ! 保護ってボクはイリオモテヤマネコか何かか!? ( おばあちゃんが天然てボケてるだけじゃないか!と心の声を叫びつつ、ちょっぴりムキになって反論。 ) ―――― ( コホン。 いけないいけない。 ちょっと落ち着こう。 ) ―――それって、例の友人さんの事かい? ( 以前の会話でも少しだけ話題に挙がった人物かと降ろされた踊り子は相手に問う。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:49:40]
カイン > (先生、ビジュアルは平民のあれですが、格好良く女の子を抱っこしてクルクル回ってぎゅーって抱きしめるのには筋力3じゃ駄目でしょうか)あー……うん……そうですねー………。 たぶん、もう一度見せられたら、灰になってしまうかもしれません。(顔を隠したまま、そんな事をボソボソと言う。 なんだろう、本当にクリティカルヒットでした。 天然って恐ろしいなあ、とぼんやりと思いつつ、保護すべきかと聞かれたら全力で頷こうか)……い、いやいや。ポーズが間違ってたりとかってわけじゃないんだ。……シャーリーは、多分、そのままが一番良いと思う……。(ともあれ――どうやらミカドさんは本気で悩んでいる、らしい。 そういう事はあまり言わない人だと思っていたのだけど、何か色々とあったみたいだし)……で、ええと。……何があったんですか? [Fri 8 Feb 2008 03:40:31]
ミカド > (格好よく抱き上げて、くるくる回って、ぎゅーって抱きしめる予定だったが、非力の為に中止となりました。そんな裏話をもらしつつだな) ……Nice感想だっ……!カイン君! (グッジョブ!と親指突き上げる) もう少し詳しく言うと99hitの9999ってかんじだ! …ああ、素晴しい。実に素晴しいイアイアだった! ―― 萌えとは恐ろしいものだな、カイン君…!(感涙の涙を零さん勢いで、しみじみと)…! しかも見たまへシャーリー君の反応を…! 天然だ。天然萌えの反応だっ…!頬hが赤い! これはヴェイトス自然環境委員会に掛け合って、保護すべき人種なのではないかな?(謎の委員会名を呟いて、ゴクリ…と真剣に悩み顔) ………。(が) …… …よしよし。いいコだ二人とも。じゃあ、遠慮なく付き合ってもらおうかな。 僕と、友人の話を。 ―――ちょっぴり、自信がなくなってしまってね。顔も合わせずらい状況なんだよ、と。 (抱き上げたシャーリー嬢を地面に降ろして、肩を竦めた) [Fri 8 Feb 2008 03:36:43]
シャーリー > ( 貴族のような美男子に抱き上げられる絵になる図だからいいんです。 最初の苦労してた所とかは見なかったことにしよう。 ) あれを隙の無いと言うのならちょっとこの世界に死角とかは存在しなくなっちゃうかなー。 まあ確かに捕まったのがボクだけどさ。 ( その子供っぽい仕草がなんだか微笑ましくて。 踊り子の微笑みは絶えず続いている。 ) それで誰に泣かされたのかなー? ―――ん、ああボクの方もいいよ。 丁度終わったあとだから特にやることもないし。 ( 軽い調子でうなずいた。 ) ――――― ( 沈黙 ) ―――ぽ、ポーズ間違ってたりしてたとか!? こ、子供たちの見よう見まねだからちょっとうろ覚えなんだよね! ( 今更ながらに恥ずかしくなったのか微かに顔を赤くしてそんな言い訳。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:25:38]
カイン > くりてぃかる…………ひっと……(真っ赤になった顔を手で押さえてそっぽ向いて搾り出すように言った) [Fri 8 Feb 2008 03:14:48]
カイン > (周囲の客と一緒にちょっと引き気味でしたが、招かれました。 ヴァンパイア? ああ、ちょっと血を吸うけど長生きの人だねー、とかそんな認識のバンクル。 別に200年くらい生きてるのって普通だし、みたいな。 吸血鬼だなんて知らないけれど)あー……西園寺さんに捕まっちゃったのかー。 ………。(ご愁傷様です、と抱っこされたままの二人見比べてから、シャーリーに頭を下げた。 其処まで気にしているかどうかは知らないけれど確実に振り回されているだろうから)あー、俺は別に仕事終わったばっかですから問題ない、ですけど――……(巻き込まれるといやといえない部分もあるし、ちょっと騒ぐのも良いかな、という気分はある。 というか断ったらばらされかねない――んだけど)(「いあ、いあー。」)………………………く、 [Fri 8 Feb 2008 03:14:25]
ミカド > (周りの観客が、どんな反応してるとか、しったこっちゃねぇ。 踊り子さんに手を触れて、カインくんも人避けの輪の中へ招かんと近づく。ようこそ!VAMPIREの森へ!――ばらしちゃいないけどな。)この間、僕の隙の無い遊び相手探索に引っかかったのがシャーリー君さ。(ねー。 とか、物凄い子供っぽい仕草で頭を傾げた。 …と、帽子の上から撫でる掌の感触に素直に、眉が下がる。) ………物凄い心にくるんだが。 この後空いているなら、君達二人とも僕の人生相談に付き合いたまへ。(カイン君巻き込んだ) 「たぶん」「きっと」……? (ニヨニヨ)……って、ちょ……!(抱き上げた踊り子さんが、イアイアやってくれましたよ。思わずポカンと見上げて) ……………カイン君。今のを見た感想を一言で。 君が言わないなら僕が言う。 [Fri 8 Feb 2008 03:08:55]
シャーリー > まだまだ未熟者だからねー。 とちる所も多いし、久しぶりだからちょっぴり鈍ってたのもあるよ。 ( 売り物に出来ないほど下手ではないが、その筋ではまだまだ甘い。 ) ……………太ったのか、ボク。 ( 600歳超えててもれでぃなんだ。 一生懸命頑張っている相手に人魂を背負いながらへこむおばあちゃん。 ) おや、泣かせられる立場の方だったとはこれまた意外。 涙をポロポロ流しながらこっちにくる西園寺クンかわいそかわいそです。 ( 相手の言葉は話半分で信じている。 抱き上げられた格好で相手の帽子をよしよしと撫でてあげようとしよう。 ) ボクはあんまり舞台映えはしないと思うけどなあ。 ―――いあ、いあー。 ( うろ覚えの戦闘員のポーズを取りながらやってみる。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:01:33]
カイン > いやいや、そりゃ俺は踊りは門外漢だけど――拙いって事はないんじゃないかな。(とは言うモノの。 女の子を抱き上げ――抱き上げ………抱き上げ……ようやく抱き上げてるミカドさんの姿は、割と様になっていて、この落差に打ちのめされている部分もある。 やっぱ格好良い人は似合うよなあ、と心底思うのであった)しかし二人が知り合いだったとはね……なんか世間って狭いもんだなぁ――って、目をつけていたって……(何だろう、その表現は。色々な意味にとれなくもないけど、断じてイアイアなんて、そんな戦闘員としてなんてわけではないし。 ……ああでも、言ってくれたら可愛いかもしれないなあ、とかではなく!)……そんなんじゃないですからねたぶんきっと? [Fri 8 Feb 2008 02:46:35]
ミカド > (最近チョットだけ腕力あがったんです☆――嘘つきました、ごめんなさい。 拒まれない腕は、踊り子さんの腰を軽く抱いて、軽く持ち上げようとして、持ち上げようとして、持ち上げようとして……苦心して持ち上げる。すげぇ失礼この上ないリアクション。いや、重いわけじゃないんだ!非力なだけなんだ! 片腕に乗せるようにして抱えあげ) 失敬だな。シャーリー君。…泣かせた事なんて一度も無いよ?――泣かされた事は常に、寧ろ日常ちゃめしごと(茶飯事)だけどね。今日だって、泣きながら此処にきたんだよ? 慰めてもらおうと思ってね―― ……まぁ、西園寺君で手を打とう。(抱き上げたまま、カイン君の側へ近寄らんと) ……うん、お知り合いだねぇ。カイン君がシャーリー君に目をつけていたという事は、あれか。スカウトの類かな。――…シャーリー君、「イアイア」って言ってみたまへ。 カイン君が喜ぶよ。(気まずそうにしてるカインの反応を楽しんでか、にーよによして) [Fri 8 Feb 2008 02:41:22]
シャーリー > ( めだ…目立たない!? あの、 あ の 西園寺帝が周りの観衆に混じっているだなんてそんなバカn(以下失礼なので略) 世辞がホントに上手だなあ。 一体キミはその甘いマスクと言葉で何人の女の子を泣かせたのかな? ( ストレートな褒め言葉に対して照れ隠しのような軽口を叩こう。 ) 二人とも約束を守ってくれてありがと。 その返礼が拙い踊りで済まないけどね。 ( 二人に対して嬉しそうに微笑みながらお礼を言おう。 こうしてわざわざ見に来てくれたのはやっぱり嬉しい。 ) うん、そゆこと。 ―――けどあの時の西園寺クン面白かったんだからー。 ( 屋根に上って降りれなくなっていた相手を思い出したのか、踊り子はカラカラと笑っている。 ) けどさあ薔薇のように美しく可憐な西園寺様、ちょっぴり長いんだよねえそれ。 やっぱりもう少し呼びやすい方が―――わわっ!? ( 少し面倒そうにしながら律儀に言われたとおり呼ぶけれど、相手が自然な動作で自分を抱き上げようとするのならば、軽く驚きつつ成すがままにされるだろう。 ) [Fri 8 Feb 2008 02:34:30]
カイン > ……や。 ほら、前に見に来るって約束したしね。(ひらひらと手を振ってみせるけど――ううむ。貴族風貌なあの人とは、まったく違う意味で目立たない。 なんせ革のジャケットにシャツ、ズボンだなんて何処にでもいる格好だし、顔もそれほどってわけじゃない。)……っていうか、二人ともが知り合いだったのかー……。シスター服ってのは、そか、教会にもいるって言ってたっけ。(――あまり貴族な人には視線を向けたくない。 ……正体ばれてしまったのは、未だにちょっとトラウマである) [Fri 8 Feb 2008 02:25:54]
お知らせ > カインさんが入室されました。 [Fri 8 Feb 2008 02:23:19]
黒外套 > (薇の花・・・なにそれ。 正しくは薔薇の花) [Fri 8 Feb 2008 02:23:14]
黒外套 > (いつか見せた姿より幾分かラフな格好の男は、周りの観衆にまじっても 目 立 た な い。 これが、どれだけ珍しい事か力説しようと思ったが、長くなるので止めておく。――ともあれ、踊りが終わったなら、遠慮なく前に出て) シスター衣装も素敵だったが、今の君はさらに素敵だ。 ……だが、その呼び名はいただけない。きちんと「薇の花のように美しく可憐な西園寺様」と呼びたまへ――― (冗談めいた言葉を投げかけながら、くすくす笑う。 やおら、踊り子さんに手を触れて、軽く抱き上げようと!)  ………カイン? おやおや、これはこれは?公演お疲れ様。(にこ!) [Fri 8 Feb 2008 02:18:17]
踊り子 > ( うん、まずまず。 投げ入れられたお捻りの金額にそんな事を思っていると―――花束? ) ―――これは約束通りのお品物を有難うございます。 美しい猫さん――ではなく、西園寺クン。 ( 肩を出し、大人びた化粧をした踊り子の印象は、以前スラムで見せたものと大分変わっているだろうか。 ) おや――っと。 カインくんも来てくれたのか。 ( 芸が終わり、お捻りを投げ終えた観客達は少しずつ離れていく。 顔馴染みの客に手を振ろうと視線を向けたところでカインも見つけるだろう。 ) [Fri 8 Feb 2008 02:11:42]
カイン > (ぽい、と此方が放り込むのはお捻りだ。 花束? そんなモノを買うほど洒落物じゃないし、似合わないしね、俺) [Fri 8 Feb 2008 02:04:29]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『(観客の中に混じってる某公演の役者)』 [Fri 8 Feb 2008 02:03:52]
黒外套 > (ベレー帽の前に、約束の花束が投げ入れられた) [Fri 8 Feb 2008 02:02:52]
お知らせ > 黒外套さんが入室されました。 『(その中に混じってる黒外套)』 [Fri 8 Feb 2008 02:02:18]
踊り子 > ( ―――そしてやがて音楽は終わり、踊り子もまたそれに合わせるようにして未熟な舞いを終わらせる。 音楽と踊りの終わりのタイミングが少しばかりずれてしまったのはご愛嬌。 ) ―――みなさん。 今日は夜分遅くにご足労頂き真に有難うございました。 明日もこの場でひとさし回せていただきますので、どうぞ気が向いたのならば気軽にお立ち寄りください。 ( そして踊り子は最後まで見てくれた人たちに嬉しそうな微笑みを浮かべながらお礼の言葉を告げる。 万雷の拍手には程遠い大人しい拍手が送られて、置いてあったベレー帽の中に幾ばくかの小銭がお捻りとして放られる。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:57:18]
踊り子 > ( 一つ、顔を怪我していた為久しく顔を出していなかったから。 一つ、某公演と日が被ってしまった為、其方の方に一分の客筋を取られてしまったから。 一つ―――元々人気があんまり無かったから。 ) ( けれどそんな人の少なさなんてまるで気にした様子も無く、踊り子は今の自分が精一杯出来る限りの芸を売る。 視線の合った馴染みの客に微笑みを見せて手を振りながら、その踊りの時間は暫く続いていく。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:41:57]
踊り子 > ( 夜も更けてきた芸を売る通り。 その路上の一角で、一人の女性が愉快な音楽に合わせる様に舞踊を披露している。 ) ( 時に艶やかに、時に楽しく―――そんな色とりどりの表情を見せる踊り子を眺める人影は、ソレほど多くは無かった。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:29:08]
お知らせ > 踊り子さんが入室されました。 『舞い、踊る』 [Fri 8 Feb 2008 01:24:23]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回、怪鳥シャンタクの恐怖、にご期待ください』 [Thu 7 Feb 2008 22:30:57]
カイン > (表舞台では次回予告のナレーション。 俺はヘルメットを引っぺがして溜息を一つ。 馬に乗っての殺陣はまだまだアレだし、剣戟だってもっと練習しなくては。 ラムレイは本当に格好良い役者だ)……頑張らないとなぁー。(なんて言ってハヤブサ君の鼻面を撫でてやる。ぶるる、と小さく鳴いてくれた。 ――応援してくれる、と思うのだけど。 だと良いなあ、なんて) [Thu 7 Feb 2008 22:30:41]
アイゼンリッター > アァァァイゼェンッ!!(ばッと両腕を右に伸ばしてポーズをとってから駆け出し、トランポリンを踏みつけ、跳躍。 宙返りを一度して――右足を、叩き込む!)ダァァァァイナミイィィィイックッ!!!(それを受けたバイアクヘーはごろごろごろんと舞台の上を転がっていき――……)「ヴぁ、ヴァイス・ヴェイトスに栄光あれえええ……ッ!!」(そして《幻術》によって生み出された爆発が彼の姿を覆い隠す。 その隙に、俺もバイアクヘーも舞台の裏へと引っ込んだ。 …………やれやれだ) [Thu 7 Feb 2008 22:26:15]
アイゼンリッター > ジュウッ!!(声を上げ、互いにトランポリンを踏みつけて跳躍。 空中でパンチを打ち、逆に打ち込まれ、二人してはなれて着地する。 ババッと互いに構えを取り――近づいては一撃を打ち込んではなれ、を繰り返す。 めまぐるしく立ち位置を入れ替え、距離をとり、近づき、スピード感のある殺陣を目指す。 傍から見てみないことにはわからないけれど、それなりにはなっている……と、思いたい。 思いたいのだけれど)バイアクヘー、貴様のように平穏な人々の生活を脅かす奴は赦しておけない! 「なぁにおぅっ!!」(さあ、そろそろ決めのシーンだ。 グッと腹に力をこめ、それを右足へと集めていくイメージ。 ばちばちと雷が唸りを挙げながら収束していく。――見た目だけ、だが) [Thu 7 Feb 2008 22:24:10]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る恐怖の VV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と流れ出す主題歌に、向かい合うアイゼンリッターとバイアクヘー)「おのれ、アイゼンリッター! やれ、やれぇぃっ!!」(そして「イア! イア!」と叫びながら飛び出してくるディープワンズ達。 次々にトランポリンを使って跳躍し、飛び掛ってくる彼らを待ちうけ――)ジュウッ!(――次々に手刀で叩き落す! びし、ばし、と音だけは凄いものの、痛みは無い――筈。 そしてグルグルと周囲を取り囲むディープワンズたちの攻撃を受け止め、四肢を掴んで投げ飛ばす! ごろごろと転がった彼らは、次々に舞台裏へと退場していった)さあ、次は貴様だけだバイアクヘー! 「小癪なッ! 往くぞ……とぉぅっ!!」 [Thu 7 Feb 2008 22:21:31]
アイゼンリッター > 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」「ちぃっ、時間切れか……勝負は預けたぞ、アイゼンリッター!」(ネフレンカの声が響くと共に、舞台の上を去るナイトゴーント。 舞台の上が暗闇に包まれ、同時に幻術で生み出された虹色の霧があふれ出す。)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(その間隙を縫ってラムレイと交代し、舞台の上に飛び出した俺の姿を背後から《光明》の灯りが照らし出す)(バッと両腕を水平に右に伸ばして見得を切り、左後ろへと身体を捻る。 戻してきて、両腕を胸の前で交差。 拳を右足へと寄せ――天へと右手を突き上げる)ナイアァアァァァアァル……ッ!!(バシャリとバネ仕掛けのバックルが開き、バンクルの核が露出する。 ばりばりと両腕に雷を纏わせて、やはり暗闇の間に登場した強化人間バイアクヘーと向かい合った) [Thu 7 Feb 2008 22:17:13]
カイン > いったあ……ッ(舞台裏に戻ったら、手早く衣装を交換する。床にぶつけた体が痛むけど、バンクルの身体は割合と頑丈だし、活劇をしてれば日常茶飯事だ。我慢してアイゼンリッターのコスチュームを着込み、ヘルメットを被る。最後にマフラーを巻きつけて、着替え完了だ。)うぅーん……。しかし、ラムレイさんは様になるなぁ……。(馬に乗って剣を振る姿が、とても格好良い。 自分が受けているのはアイゼンリッターの格好をしてるからであって、それ以上ではないわけで。 ……まだまだだなぁ、と思うと共に、もっと頑張らなきゃ、と感じる。 ……前よりちょっと前向きになったかな。 ファンだといってくれた貴族っぽい人もいるのだし。)……よし、んじゃあ、行って来る! [Thu 7 Feb 2008 22:15:32]
アイゼンリッター > (街道で次々に乗客を襲い、攫っていく謎の馬車。 それがVV団の仕業だと睨んだハワードは、遂にその馬車を発見し、馬に乗って追跡を試みる。 だが、その前に立ちはだかるのは馬に乗ったディープワンズ達! そして――)「ナイトゴーントッ!」 「その通りだ、ハワード……いや、アイゼンリッター! 往くぞ――今日こそお前に引導を渡してくれるッ!!」(馬の上で剣を抜いての活劇シーン。 ラムレイは当初、素顔での活劇シーンを拒んでいたのだが、今回は割合と乗り気だったようだ。結構、乗馬とか好きらしい。 俺も練習しといた方が良いのだろうか)……って、そんな事考えてる場合じゃないな。 イア! イアッ!!(叫び声も高らかに、ハヤブサを走らせる――というか正確には、舞台袖で控えてるスズキさんが馬のほうに指示を出しているだけなのだけど。 ラムレイ、もといハワード目掛けて手にした剣を振るい――呆気なく弾かれて馬から叩き落されて、退場である) [Thu 7 Feb 2008 22:13:41]
カイン > (俺の馬は、アマウラから此方に越してきたスズキさんの牧場から連れてこられた東洋馬。名前はハヤブサと言うらしい……なんか滅茶苦茶速そうな名前だ)……お手柔らかに頼みます。(ぶるると鼻を鳴らしてくれた。 ……OK,なんだろうか。ううむ。 まあ、アイゼンリッターの跨る馬ではないのだけど――というか、さすがにあの視界の悪い仮面をつけて、舞台の上で騎馬戦なんぞできるわけもない。 野外でなら別なんだろうけど……ま、それはともかくとして。 そろそろ出番だ――っと、う、お(跨るとこれがまた結構高い、うぅーん。……まあ、獣使いの人もいるし、其処まで不安にならなくても良いのかな。 ……大丈夫だとは思うけど。 小さく溜息を吐くと、俺は馬と一緒に舞台へと出て行く) [Thu 7 Feb 2008 22:10:15]
カイン > ……つーか、まさか本当に“これ”やる事になるとはなぁ……。(そして舞台裏。 其処にいるのは――そうである。 馬車用の馬だけでなく、他にも3、4頭はいるか。 ショウやカードがそこそこ売れたので、今回の舞台では獣使いギルドから馬と獣使いをレンタルしたのだ。 ……今までに類を見ない活劇になりそうだが――不安で仕方ない)そりゃあ、騎士っていうからには馬に乗ったりもしなきゃならないんだろうけどさ。 ラムレイさんは馬に乗れるんでしたっけ?(「一応ね」という返答がきた。 今、舞台の上に立っている彼には頑張っていただきたいものである。 ……いや、頑張らないといけないのは俺もだけど。 今回は馬に乗っての殺陣をした後、すぐに舞台裏に引っ込んでアイゼンリッターに着替えて再登場、だ。 舞台の上を縦横無尽に、とまではいかないから――……騎乗シーンはそんなに多くないけども) [Thu 7 Feb 2008 22:07:09]
アイゼンリッター > (ナレーションにあわせて俺達は舞台裏に引っ込む。さあ、次の出番の支度だ。 きぐるみを脱ぎ、着替える。 此方はアイゼンリッターからディープワンスへ。 ディープワンスから今回の怪人に着替える者もいれば、ダゴン役の人はナイトゴーントへと着替えているし。 30分の演劇で、役者の人数も少ないとなれば、もう大慌てである)(一方の表舞台。 エキストラの人たちが、貴族的な衣装をまとって馬車に乗り込んでいた。 大きな旅行鞄を持ち、楽しげに談笑しながら、だ。 ところが――……)「ねえ、お客さん。 パイプすわないでもらえますかぁっ?」(御者がやけに口うるさい。 客の行動に一々注文をつけるのだ。 やれ、パイプを吸うな。足を組むな。馬車が汚れる。 ……ややあって、いい加減我慢の限界にきた男性客が、ブーツの泥をガシガシと床に擦り付けた)「やりやがったな……ッ。 大人しくしてりゃあ、もう少しノンビリしてられたってのに……ッ!!(そう叫び、ついに振り返った御者の顔は、嘴の生えた鳥のような――おぞましき顔! 乗客の悲鳴にあわせ、響き渡る怪鳥音! そして、暗転) [Thu 7 Feb 2008 22:04:08]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る恐怖の VV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(タイトルコールと同時に、颯爽とかかる主題歌。観客におやっと思わせる時間も与えず、突如として舞台の上に現れるアイゼンリッター、ディープワンス、そしてダゴン。 拳を交え、投げ飛ばし、キックを打ち込む。 殺陣としてではなく、見栄えを重視した演舞のような活劇シーン。 今まで要所要所でしか用いられなかった主題歌を、もっと前面に押し出した『開幕』をやろう、という演出家のアイデアだ。 大人向けだった前回、子供向けだった前々回、これを比べると子供向けの方が受けが良かったのもあるらしいが……此方としては格闘シーンが増えて、仕事も多くなるのは喜ぶべきかどうなのか。まあ、子供が喜ぶのは俺も嬉しいけど)暗闘の騎士アイゼンリッター、ハワード・ブレイクは強化人間である! 彼を強化したヴァイス・ヴェイトス団は邪神復活を目論む悪の秘密結社である! アイゼンリッターは人間の平和のため、VV団と戦うのだ! [Thu 7 Feb 2008 22:00:35]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『第七話「永劫の探求」』 [Thu 7 Feb 2008 22:00:18]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが退室されました。 『 この顔だけは、幾ら環境を変えても付きまとうのだ。 』 [Wed 6 Feb 2008 02:25:53]
ヒルダ@占い > ( その時私はふと視線を落とす。水晶玉には醜い火傷の跡を覆い隠した女の顔が浮かび上がっていた。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:25:43]
ヒルダ@占い > ( そうだ。最初にこの島に来たときは別にヴェイトス市に留まるつもりも、ヴェイトス島に留まるつもりも無かったんだ。ただちょっと気になる人とか、気になる友人とか居たから、ここに長く居ただけで。考えてみれば私をこの街に縛り付ける理由はそれだけだったのだから。色々と大層な目標を掲げたりもしたけれど、全部指の合間から零れ落ちてしまった後はもう―― いいじゃないか。 ) ………。 ( 進むことも下がることも出来なくなって、どん詰まりのこの状況を何とかするには、いっそ環境を変えないと駄目なんだ。ここじゃ駄目なんだ、ここじゃ…。 ) ―― そうよ、ここじゃなければまた最初からやれる筈だわ。 ( 魔女の声色に少しだけ明るさが混じる。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:24:39]
ヒルダ@占い > ( でも、悪くないかもしれない。誰も私の事を知らない街を、たった一人で歩くのも。そもそも、私はそうやってこの街に流れ着いて来たんだから、そろそろ動いてみても良いのかもしれない。理想郷を求めるジプシー気取りだ。 行く先々で占いをして、色んなものを食べ歩き、色んな人とお話する。明日に向かって何かを積み重ねるような事はせず、ただその日その日を気楽に生きて、気楽に過ごす。そこには一切のしがらみは無く、私を悪くいう人も居ない。魔女ギルドに暫くお休みを貰って――……。 ) …全く意味の無い旅になるでしょうけど。 [Wed 6 Feb 2008 02:08:17]
ヒルダ@占い > ( 昔の今頃は恋人へのバレンタインのプレゼントの事で頭が一杯だったけど、今は全然。送ろうという気も起きない。そういう気分になれない。能動的にはなれない。 けれどもただじっとしているだけでは駄目だと考えてこうして占いをしてみたけれど、客が居ない間はまるで石のように動きも思考も塊、横丁脇に放置された単なる置物みたいになってしまっている。 ――何か、何か目的を作らなくっちゃぁ駄目だ。何でもいいから、動く理由。動く動機。 ) 旅にでも出る? 自分を探しに。 ( やだ、凄い馬鹿みたいな事思いついちゃった。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:00:25]
ヒルダ@占い > ( そう気付いた時にはすっかり体は冷えて、とっくに人通りも疎らになっていた。芸人たちの姿も殆ど無く、芸能横丁はもうすぐ眠る。最後の客の、ありがちな恋愛の悩み事を占ってから何時間経ったんだろう。 横丁の路地の片隅で、机の上に黒い布を敷いて、水晶玉を乗せて。ここで占いをするのは本当に久しぶりで、前はこうして占いをしていたら私の事を覚えていて声を掛けてくれる人も居たのだけれど、今日はそういう人は一人も居ない。 きっと、忘れてしまったんだろう。私の事を。 ) [Wed 6 Feb 2008 01:52:49]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが入室されました。 『(もうどれぐらい客を待ち続けていたか。)』 [Wed 6 Feb 2008 01:46:43]
お知らせ > ヘルマンさんが退室されました。 『まあ、何かあっても私は引き篭もるだけだがね(後ろでビスクドールが崩れ落ちた)』 [Fri 1 Feb 2008 23:10:57]
ヘルマン > (最近街が静かでつまらない。 ヴァンパイアハンターギルドで何かあったらしいが、それも今や沈静化し、不謹慎にも一昔前の後ろ暗い喧騒が懐かしく感じてしまう) 彼・・・・いや彼女か、アレも事を起こす気は無い様だ。 遊楽するには申し分無いが何とも退屈でいけない (やれやれ、とばかりに大袈裟に首を振も、いざその節になるとまた事情は変わってくるもので) [Fri 1 Feb 2008 23:01:48]
お知らせ > ヘルマンさんが入室されました。 [Fri 1 Feb 2008 22:51:23]
ヘルマン > (ビスクドールと向き合い互いに肩を竦め、地面に落ちた硬貨を拾い集める。 今日の稼ぎは700エン、別段金銭が必要という訳でもないが些か寂しいものがある) 何事をするにも先ずは金、人間というのも不便な者だ (ならばその人間に創られた自分は何なのだろうかと自問し、その馬鹿馬鹿しさに自嘲の笑み――のつもりだが、を浮かべる) [Fri 1 Feb 2008 22:50:45]
ヘルマン > (それは出来の悪いグランギョルニル ナカミの無い肉の人形が、同じくナカミの無いビスクドールを操る喜劇。 低く枯れたような男の歌に合わせ糸の無い人形が踊る 物珍しさからか数人の観客はいるが、いつしか他の見世物へと流れ) おや、つれないね (気が付けば残されたのは人形達と地面に落ちた幾許かの硬貨) [Fri 1 Feb 2008 22:41:57]
お知らせ > ヘルマンさんが来ました。 『(人形による人形劇)』 [Fri 1 Feb 2008 22:34:55]
お知らせ > カインさんが退室されました。 [Fri 1 Feb 2008 21:05:45]
お知らせ > カインさんが来ました。 [Fri 1 Feb 2008 21:04:00]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回『永劫の探求』にご期待ください』 [Thu 31 Jan 2008 22:30:08]
カイン > (…………で)(ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン、ドッシーン!)(舞台袖に引っ込んだとたん、一気に《飛行》の効果が切れて俺達は盛大に転がってぶつかった。 折りしも表舞台では爆発が起きているから目立たないのだけど――強かに身体をぶつけてしまった)……いったぁっ……! や、やっぱ無茶だって、空中で爆発とか、色々……ッ! トランポリン使おうぜー、やっぱりー。(そう、そうなのである。 数少ない備品の一つであるトランポリンは、明日の舞台に備えて既に商業地区へと運ばれてしまっていたのだった。 くそう。 あれ使えば、行き成り呪文の効果が消えて落下とかしないで済むのに!)(俺はヘルメットを引っぺがして溜息をはく。 ……ま、ともかく。 明日も頑張らないと――) [Thu 31 Jan 2008 22:29:28]
アイゼンリッター > ジュウッ!(ババッと数度組合い、殴り、蹴り、距離をとる。 正直言って、こちらとしても触腕が何処まで手荒に扱って良いものか掴みかけているので――うん、ある意味で『攻撃し辛い』演技は成功かもしれない。 うにん、うにん、と自由気ままに動いている触手が憎たらしいったら。 まあ、舞台裏からの操作だと、どうしても奇妙な動きになってしまうのだけど――それもある意味リアル、なのかなあ)……よしッ。 なら、そろそろ――……(ぐ、と深く腰を落として駆け出す。 そして星の精と組み合って――)う、お、おぉおぉりゃ、あぁあぁっ!!(その触手を掴み、ぐるん、ぐるん、と大回転。 不意に抵抗が軽くなったのは、件の魔術師がきぐるみ全体に《飛行》の魔術をかけたからだろう。 なので遠慮なく、彼を空中へと放り投げて)アァアァアアァァイゼェンッ!(深く腰を落とし、右足に力を篭める。 バチバチと唸りをあげて雷が集まっていき――ふっと体が軽くなった。こっちにも《飛行》がかけられたらしい。 すかさず駆け出し、跳躍! 空中にいる星の精目掛けて――)ダァアアァァァイナミィイィィックッ!!(――必殺の一撃!) [Thu 31 Jan 2008 22:26:02]
アイゼンリッター > (「アイゼンリッターめ……ッ! かくなる上は、この私自ら相手してくれる! ネフレンカ様!」)(「ン=カイの闇へひきずりこめ!」)(すかさず幻術によって生み出された、虹色の霧が舞台の上を満たしていく。 やっぱり魔術って凄い。最近何度か出会ったテレサという女の子は魔女科だとか言ってたけれど、気が向いたらどんな呪文が使えるのか聞いてみようか)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(そしてその中で、怪人とヒーローが対峙する――のだけど、さて。星の精の触腕の調子はどんなもんだろうか――と)(「行くぞ、アイゼンリッター! 私の触手で、その血を啜りつくしてくれるわッ!」)(……どうやら大丈夫らしく、元気にウニウニと蠢いていた。 よし、遠慮はいらないらしい) [Thu 31 Jan 2008 22:21:13]
アイゼンリッター > 暗闘の騎士……アイゼンリッター! VV団、貴様らの企みもここまでだ!(「おのれぇ、現れたなアイゼンリッター! やれ、やれぇっ!」)(「イア! イアッ!」)(次々に現れるディープワンス達。最早ここから先の流れは恒例、毎度おなじみという奴だ。 少し退屈していた、或いは怖がっていた子供たちの顔に笑顔が浮かぶのが、舞台の上からも見て取れた。 この間も――気付かれたときは大層驚いたが――貴族風貌なお客さんにファンだ、と言われて動揺してしまったけれど……何だかんだで、結構、好きなのかもしれない。顔を隠しての、この仕事。 ――良いじゃないか)……っとぉっ!(――なんて余所事を考えている場合ではない。 繰り出された拳を掴んで放り投げ、振り返り様に手刀を一閃。 ぎゃあっとよろめく魚面人に蹴りを入れ、周囲を見回すようにしながら見得を切る! さあて、かかってこい、だ) [Thu 31 Jan 2008 22:19:23]
アイゼンリッター > (そう、やはり例によって例の如く、VV団の仕業なのであった! 多くの人々の血を啜り、強大な力を得た不可視の怪物――星の精=スターヴァンパイア。 ついに姿を現した怪物の毒牙が、チャールズ・デクスター、そしてラヴィニア・ウェイトリーへと伸ばされる、のだが――)待てぇいっ!(高らかに名乗りを上げて俺、参上。 バッと両腕を右側へと水平に伸ばして見得を切ると、俺は素早くいつものポーズを取る。)(身体を左後ろへと捻り、戻してきて両腕を胸の前で交差。 拳を足へと寄せ、そして――高らかに、天へ右手を突き上げる!)ナイアァアァアアァァアアァァアァルッ!!(バシャリ、と音を立ててバネ仕掛けのバックルが開き、金色の猫目石が表れる。 そして颯爽と鳴り出すBGM)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く! [Thu 31 Jan 2008 22:17:15]
カイン > ……まあ、ともかくそろそろ出番出番、皆準備しないと。(マフラーを結んでヘルメットを被る。第一回の頃は暗くて視界も狭く、かなりフラフラしていたのだけれど、今はもうだいぶ慣れてしまった。 一方、大変なのは怪人側だ。今回はちょっと特殊なきぐるみの為、なんと二人がかりで操作しなければならないのだ。 ヒトデ型のきぐるみに一人が入り、その腹に生えた触腕を舞台裏から魔術師が操作する。 ……ここまでする必要は無いと思うのだけどなぁ。)(「監督のこだわりだってさ」)(と言われてしまえば仕方がない。此方は役者なのだから、頑張るだけだ。 )んじゃあ、今日も頑張ろうか。 よっし……ッ!(自分に気合を入れて、俺は舞台の上へと駆け出した) [Thu 31 Jan 2008 22:15:13]
カイン > 何だかんだでこう、ちょっとずつだけどアイゼンリッターも話題になってるみたいだし。……普段は劇を見に行かない人にもドカーンと、とか何とか。 あとほら、ランシャオもいるしね。女の子も一気にー、とか。(まあ、そんな座長の皮算用なのだけれど、此方としても普段とは違う舞台。頑張らざるを得ないというわけで、その為に今回は脚本も素顔の俳優たちをメインに押し出した、ホラーテイストの回に仕上がっている。 ちょっと見に来た子供たちは退屈しているかもしれないが……こればかりはゴメン、としか言いようが無い。明日はもっと頑張るし、殺陣のシーンはなるべく派手にしてあげないと) [Thu 31 Jan 2008 22:12:29]
カイン > (表舞台。次々と透明な怪物に襲われていく同級生、その謎を追いかけるチャールズと、ハワード。彼らの動きを見ながら、俺達――怪人や戦闘員役の面々は、今回は楽で良いねぇ、と話していたりするわけで)まあ、楽って言っても明日の劇があるからだけどさ。 仕事増えるのは良いことだけど、二日連続はきついやー。(そう、明日である。 商業地区で、ある玩具屋が新装開店するとかで――宣伝も兼ねて、アイゼンリッターのショウをやろう、という事になっている。 まあ、以前使ったきぐるみを倉庫に放置しておくのもアレだし、有効活用しよう、ってことらしい) [Thu 31 Jan 2008 22:09:08]
アイゼンリッター > (彼はヴェイトス大学の陰秘学科に通う学生である。そしてラヴィニア・ウェイトリー、ハワード・ブレイクの両名と関わりを持っている。 無論、二人がVV団に狙われているなどという事実を、チャールズは露ほども知らないのだが)(「なあ、ちょっと面白い本を手に入れたんだけど――読んでみないか?」)(……故に、友人たちに持ちかけるのも、自然な流れであった。 不幸だったのはその時、ハワードを呼ぶことが出来なかったこと。 そして彼が、その書物の示すところを理解していなかったこと。 この二つ)(「汝、大いなる名も無き者よ、黒き星の印と蝦蟇の姿せるツァトゥグァの封印により…(てぃび まぐぬむ いのみなんどぅむ しぐな すてらるむ にぐらるむ え ぶふぁにふぉるみす  さどくえ しじるむ)」)(――そして、怪異が起きる) [Thu 31 Jan 2008 22:03:44]
アイゼンリッター > (ここに、一冊の本がある。 表紙は鉄製で、ページは黒く、そして分厚い。 六、七十年ほど前に出版されるも即座に教会から出版禁止を受け、その後も悉く焚書処分されたという歴史を持つ書物である。 『De Vermis Mysteriis』。 もしも内容を知った上で、進んでページを捲るものがいるならば、それは悪人か狂人だろう。 多くの禁書の類がそうであったように、何も知らぬ者が『De Vermis Mysteriis』を開けば、それはその人物の破滅を意味する――それだけの知識が記されているのだから。)(そして――その本は、今、ここにある。 ……何故? 如何して? 理由などない。 これは、ふと気紛れに現れる――そういった本なのだから)(「…………おや。何だろう、この本は」)(そして今日、古書店で本を手に取ったのは――チャールズ・デクスターと呼ばれる青年であった) [Thu 31 Jan 2008 22:01:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――第六話『星より訪れしもの』』 [Thu 31 Jan 2008 22:00:19]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 ごくありふれた日常の話 』 [Tue 29 Jan 2008 23:14:42]
印南蛍 > ―――学校ですか? んー、特別何も―――ああ、ちゃんと行ってますよ? ( 人波が途絶える中途半端な時間だ。 お客さんでが来るまでのんびりしながら他愛の無い雑談に入る。 学校の事とか、最近の芸能横丁のこととか、新しいメニューの評判とか、常連さんの話とか、本当に他愛の無い話。 ぼんやりとした薄明りに足元の火鉢、遠い喧騒、温かい珈琲の僅かな甘味。 ぼんやりと、のんびりと、時間が過ぎていく。 今日はもう、このまま閉店時間まで誰も来ないかも。 ) [Tue 29 Jan 2008 23:06:30]
印南蛍 > ( 一仕事終えて1度火に当たってしまうともう、外で呼び込みなんて無理。 あとはのんびりぬくぬくと、通りの音楽を聴きながら来客を待つばかりである。 一休み、とオーナーが淹れてくれた珈琲をちびちび飲みながら竹ベンチの隅っこに座る。 気さくで良い人だし珈琲は確かに美味しいんだけど、変な職人肌の所為で商売が下手なのが玉に瑕。 ああ、あと薀蓄も長い。 面接の時、純血アマウラ人の家系だけど私はヴェイトス生まれのヴェイトス育ちだって言った時の露骨に残念そうな顔とかちょっと忘れ難いものがある。 )  [Tue 29 Jan 2008 22:49:38]
印南蛍 > だいたい儲かっても居ないのに変な所にお金かけるから余計に悪循環なんですよ? きーてます? ( あーあーおー、と子供みたいに声を張り上げながら耳を塞ぐ髭面30男を見上げながら火鉢に手を当て、指を擦る。 垂れ幕に囲まれたいつもの竹ベンチスペースに火鉢が二つ、4隅にはやっぱりアマウラ風の赤い紙と木枠で出来た灯りが置かれている。 あれもなんかお高いらしい。 「スミキリアンドン」とか何とか言うって自慢するオーナーを取り囲んで一個幾らしたかバイト一同で問い詰めたのも記憶に新しい。 ) …私の月給の三分の一か。 ( 4個で三分の四である。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:32:46]
印南蛍 > あー、そっち少し傾いてるかもー! ( 少し斜めに傾いた支柱を支えるオーナーに向けて声を張り上げる。 縦書きの白い文字で「折鶴」と大きく描かれた雨風避けの小豆色の垂れ幕がぴんと張り巡らされ、もうちょっとで作業完了だ。 )  こぅ、もっと、こう! そう! おっけーでーす! ( 芸能横丁大通り端、比較的慎ましやかな佇まいのアマウラ風店舗がある。 “ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈”と右書きで描かれたブリキの看板にオリガミの鶴のマーク。 屋台みたいに車輪の着いた店舗が移動しているところを見た事が無いが、そもそもオーナー1人で動かせるような大きさにも見えない。 大型の馬車、くらいはあるんじゃなかろうか? まぁ、その店内に頭に手ぬぐいを巻いた作務衣姿の三十路男一人、店の前に並べられた竹のベンチが4つ、紙張りの大傘が1つ、というのがこの風変わりな喫茶店の基本スタイルなのだけれど。 ) 流石に冬場は無理でしょう。 っていうか今まで雨の日とかどうしてたんですか? ( 露店オンリーの珈琲屋にこの寒い季節に訪れるような酔狂なお客さんは居ない、というバイト一同の説得に応じて、ようやくオーナーが重い腰を上げた。 何だか知らないけど妙な所で美学を語る面倒臭い男である。 アマウラ産という漆器(カップっていうと怒る)とか、アホなんじゃないかっていう値段のものを使っているらしい。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:21:46]
お知らせ > 印南蛍さんが来ました。 『 ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈 』 [Tue 29 Jan 2008 22:06:35]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 「ほら、トートもイア!イア!って言ってー」 ) …なんですかそれは。 ( ヤラレ役。 』 [Sun 27 Jan 2008 02:48:40]
トート > ( それでも、 )  …。 ( あんまりその子がにこにこと無邪気に差し出しているものだから、 )  …ありがとうございます。 ( ほんの小さな笑みを浮かべ、死神はそれを受け取った。この界隈に住むあの銀の髪の死神の塒にでも、とっておいていただこうか? ) [Sun 27 Jan 2008 02:45:57]
トート > ( 別の子は、それをみて笑いながら「あ、そうだ」となにやら思い出したようで。ごそごそと一枚のカードを取り出し、死神へと差し出した ) これは? ( 何か、と問えば。どうもその劇に関連した商品で、飴が売り出されているらしく。それについてくるおまけカードらしい。ダブったからあげる、ということなのだそうだ。 ) …ふむ、 ( …死神は、現世での物を持たない。何か必要な時は現世にいる他の死神を頼っている。現世のものを、死出の門には持っていけない。それ以前に、受肉を解けば物を持つことができないのだから ) [Sun 27 Jan 2008 02:39:22]
トート > ( それから、 ) …変身ポォズ? へぇ、主役の姿が変わる劇なんですか。 ( 変身ポォズをやって見せてくれる子を眺めながら。魔術師でいう呪文みたいなものだろうか?姿を変えるための。ただし呪文のようにそれを真似ても発動はしないのだろうけれど、フリだけでも子どもたちは十分嬉しそうだ。 あぁ、いつの間にか目の前でごっこ遊びが始まっている。 ) [Sun 27 Jan 2008 02:28:29]
トート > ( 子どもたちは待ってましたとばかりに、無邪気に思い思いの返答をよこす。 )  …、 …へぇ。 ( 死神は一番近くにいた子どもの頭をなんとはなしに撫でながら、それを大人しく聞き ) …つまるところ、今あなたたちが一番好きな劇中での歌… といったところ? ( 再び問えば、笑顔で頷く子も、再び劇のことを話始める子も。 ) [Sun 27 Jan 2008 02:12:58]
トート > ( けれどもこうしてこの場所に訪れるのは随分と久しくて、長らく顔を見ていなかった子らが楽しそうだったから。 死神もつい、口の端を緩めて ) 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い  アイゼンリッター 今日も征く! ( 流石に一度では覚えきれないから、もう何度か繰り返し歌った後。 )  ――― で、結局なんなんですか、この歌は? ( 首を傾げ、死神の少女は周りにいる子どもたちに尋ねた ) [Sun 27 Jan 2008 01:58:21]
トート > 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 ( …久しぶりに来たら、子どもたちが すんごく楽しそうに教えてくれました。 この歌を。 ) ( 大通りから外れた裏路地。 通りの壁に背を預けてしゃがみこみ、周りでおんなじようにしゃがみこんでいる幾人かの子どもたちと一緒に。子どもたちに歌を教わることは少なくないけれど、今日はいつものわらべうたとは違う感。 ) [Sun 27 Jan 2008 01:49:00]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 鉄の仮面に 血のマフラー 』 [Sun 27 Jan 2008 01:39:29]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『お客様はこの店を後にする。』 [Sat 26 Jan 2008 23:32:20]
春祈代 > 答1、見つけるまで彷徨い続ける。 (却下ね。腹減っちまったら、飯代が掛かっちまうわ。) 答2、友達から手当たりに聞いてみる。 (保留。何時、出会えるか怪しい。) 答3、偶然と知ってる人に尋ねる。 (オーケー。望みは薄い。話題になっているぐらいだから誰でも知っているだろう。) 答4、情報屋に金を支払ってまで教えて貰う。 (迷い9割。最終的な手段としてだ。所謂、裏技。) …ぐれぇーか。 (自問自答タイムは終わり。小さな溜息を吐き詰めてから、飲み終わったカップをお盆に戻す。) すみませーん。会計お願いしたいんだけど。 (立ち上がると店内にいる誰かでもいいから呼び掛けた。) 後、お持ち帰り出来たらお願いしたいなーっと。 (薄らと笑みを浮かべたまま、容貌を口にする。) [Sat 26 Jan 2008 23:29:14]
春祈代 > えーっと…、なんだっけな。 (最初にアイが付くような気がすると思う。内容は正義とやら何とかだった。) アイ アイ アイ …? (間を置いた) アイシテイル? (更に間を置いた。) ……全然、違っげぇーわ (水羊羹を食べ終わると、用済みとなった小皿はお盆に戻した。暫くしてから、軽く頭を抱え込む形になり否定をした。お店の人に声を掛けられれば、苦笑混じりに「戸惑ってただけなんだ」と両手を振りながら答える。) あー …、すっきりしねぇ 問1、あなただったらどうやって知りますか? (珈琲の入ったカップを手にすると、二口ほど飲んだ。小さな独り言を始まる。隣に座ったり立たなければ聞き取れないほどの小さな声でだ。賑やかな大通りだから聞かれ難いことはありがたい。) [Sat 26 Jan 2008 23:15:18]
春祈代 > (身長が高いせいか、学生よりも教師といった雰囲気が強い。スーツに似たブレザーを着ているからなのか。仮にそうだとすれば、教師になりたてな大人みたいに捉われるだろうか。) …絶景だよなぁ 座ったまま色んな芸を見れるんだからな (もしかすると穴場なんじゃね?と夜空に視線をあげたまま内心で呟いた。) あ、そういや なんとかの劇が流行っているんだっけ? 名前は… なんだったかな (切り分けた水羊羹の一個を突き刺して、口に放り込む。生徒の間でも話題になっているのは、劇だったようなそうでないような。どっちなのか分からない。芸能横丁のどっかでやってるのは聞いたことがある。喉に骨を引っ掛かったような感覚を味わいながら首を捻っていた。) [Sat 26 Jan 2008 23:01:31]
春祈代 > (大通りで店を構えている。店の名前は「折鶴」。お店の外側から見れば、朱鷺都やアマウラの雰囲気を漂わせる。西洋と東洋のどちらかが好きなのか、と問われれば間違いなく東洋を選ぶ。そんな理由でお客さんとして来訪していた。) 懐かしい味だなぁー (外側に置いてあるベンチは赤い絨毯で敷かれており、ブレザーを着通した学生はご機嫌そうに頬張っている。手元には水羊羹の乗せた小皿に刺し物、隣には珈琲の入った入れ物を置いてある。) [Sat 26 Jan 2008 22:50:40]
お知らせ > 春祈代さんが来ました。 『水羊羹を切り分けてから口に放り込んだ。』 [Sat 26 Jan 2008 22:41:33]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(結局朝まで固まってたとか)』 [Sat 26 Jan 2008 05:35:36]
お知らせ > 黒外套さんが退室されました。 『(からんからん響く笑い声と共に退場)』 [Sat 26 Jan 2008 05:26:27]
黒外套 > (返事が無い。固まってしまったようだ)(じっくりとっくり「カイン」という青年の面を眺めて、立ち上がる)――― さて。次回の為の花束、次は何にしようか考える楽しみができた。(インバネスの裾を払い、背中を見せる) 何、口外する事は無いから安心したまへ。 ―――次の公演、楽しみにしているよ。では、ごきげんよう [Sat 26 Jan 2008 05:26:16]
黒外套 > ―――――(にこにこにこにこ)―――――(ならば、いよいよ「もしかしたら」が「ああ・・・なるほど」に変わる。 )    ……君の、肩に、留まっていた、女の子。 (にこにこにこ)  ………花束はいつでも一つで良さそうだ。 ああ、でもランシャオ嬢が今度舞台に上がるのだから、二つでいいのかな。 (足を組んで、自分の膝の上で頬杖をつく)  ――彼女の好きな花とか知っているかい?                 カ イ ン 君。 [Sat 26 Jan 2008 05:09:26]
カイン > (演技はできるけど精神力が低いんです。そんなオチ)…………まあ、実際は斬られ役ですし、ねー。 ちょっと今の役も気に入ってる、ので。(……なんだか自分で嬉々として墓穴を掘って掘って掘り進んでいるような気がするけれど、気のせいだと思いたい。思おう。うん、ええ。)ええと、それじゃあ……『ありがとうございます』で。(コクコクコクコクと頷いた。 奇妙に開いた間と、その視線が痛いです。ええ)そうそう、あの小さい――妖精の女の子。 元気で良い子なんですよ。(――君の肩。 WHY?) [Sat 26 Jan 2008 05:04:31]
黒外套 > (―――……。)(顔色は変わってる?此方の言葉に、判りやすい動揺をみせている? ――もしそうなら、男の無駄に高いステータス感覚10でうっすら「もしかしたら」を考え始める。 瞳がするりと細められ) ……舞台に立っている役者として、そういう謙遜の仕方はよろしくないと思うよ。 ここは「ありがとうございます」でも、いい場面だと思う。(じー) 僕も気持ちよく花束を贈れる。君も貰える。メリットだらけさ? ( じじー) ……………。  (奇妙な間が空いて)  ……そうそう、ランシャオ。昨日の最後の舞台挨拶で、君の肩に止まっていた子だったっけね。 あの子、本当に舞台に上ることになったのか。これは目出度い――約束通り彼女に花束を用意しなければ。 [Sat 26 Jan 2008 04:59:23]
カイン > (いいえ、俺がそのカインなんです、とは言えない。 ……いや、こっそり何人かには漏らしてしまっているけれど、だからこそこれ以上自分でバラすのもどうなのだろう。 名前が出てくるとガチガチになる)あ、い、いや、その。……お、俺に花束なんて、勿体無い――デスヨ(これでは余りにもバレバレではなかろうか。 視線を逸らしつつ、けふんこふん。 こ、こうなったら分身の術でも覚えるべきか。 思わずそんな非現実的な意思を固めかけてしまう俺であった)え、ええ。アレはほら、人間っぽいと――やっぱり他の劇と変わらないじゃあないですか。 良い奴も、悪い奴も、皆そろって『異形』で、でも良い奴だけは心が人間――とか。 まあ、そのギャップが狙い、とか何とか。  ……あー、殺陣、ですか。……はい、頑張ります。(そう、あの小さくて明るくて元気な女の子、だ。妖精の彼女の、初舞台)そう、ランシャオ。――司会のお姉さん……司会の女の子、かな。 それをやるんですよ、彼女が。 [Sat 26 Jan 2008 04:53:30]
黒外套 > (気にはなったが――初対面だと思っているから、根掘り葉掘り聞くのも失礼だろうと、流すことにした) ――――んんんん。残念だな。 カイン君に続き、二人目の花束候補が出来たと思ったのに。(肩を竦めて茶化して笑った) 面白いと思うんだよね。次回舞台で、主役のカイン君と――もうひとり、下っ端役の君に花束を渡すんだ。きっと、注目の的になれる。(右人差し指がくルゥりと、貴方の顔の前で円を書く――)  そうだねぇ。メイクで顔を隠しているわけじゃなくて、基本フルフェイスだからね。 捲るわけにもいかないし――…ああ、でも。ほら――殺陣には結構癖がでるよね。 あれは役者に左右されると聞くし。 ――うん、頑張りたまへ。(小さいサイズの女の子) ……ああ。ああー……。あの子か。たしか、ラン・・・なんとかと呼ばれていた子だよね? [Sat 26 Jan 2008 04:48:02]
カイン > (不思議そうな様子の紳士に、なんでもない、と手を振って否定する。あんまりにも怪しい態度を取ったら、かえってバレてしまう。――いやいや、だからといって平静でいられるわけもないのだけど)んー。……まあ、其処は内緒、ってことで、一つ。 あんまり『中の人』が目立ってもアレですしね。(人差し指を一本立てて見せながらも、これは本音。子供たちだって、ヒーローの中身が違う奴だなんて思いたくないに違いない。 だから、と誤魔化すことにした)……ありがとうございます。 やっぱり顔を隠してると、わかんないんですよね。 その――皆から応援されてる、ってのが。 だから結構不安なんですけど、そう言ってもらえると頑張れます。(ええ、と頷いて拳を握ってみせる。 そして続く言葉に、ああ、と首を左右に振った。)ヒロインっていうのが……サイズ的に小さい子の事でしたら、その女の子のことですよ。 宣伝、ですけどね。 ほら、握手会とか上手く行ったもんで、もうちょっと見に来てる人と触れ合えるようなショウ形式で――その司会を、彼女が。 [Sat 26 Jan 2008 04:33:49]
黒外套 > (そう、顔は知らない。だから、彼が自分を見て、奇妙な反応を見せたことに気がついただけ。  「?」と、小首を傾げて、彼の顔を覗く。が、言葉での追求はせずに) ――じゃあ最後の握手会にも出ていただね。 …右から三番目の下っ端君かな?それとも、一番目のちょっと手が大きな彼かな? (下っ端のお決まり文句を聞いた所為で、貴方の役が下っ端だと勘違い中だ) …ああいう物語だと悪役が悪役らしくないと興醒めしてしまうからね。 ――これからも頑張って。楽しみにしている。 特に次回――今回の盛り上がりそのままのテンションが続いているのかが楽しみだ。 (杖を膝と膝の間について、両手をその上に乗せる) …… そうか、役者が経営に口を挟むのも可笑しな話か。忘れてくれていい。――――…? デビュー? この間のヒロイン君ではないんだね? しかもここではなく、商業地区か [Sat 26 Jan 2008 04:26:34]
カイン > (近づいて――ようやく判明した男の姿に、一瞬口が『あ』の字になる。 慌てて顔を逸らしてげふんごふんげふん。 大丈夫大丈夫。顔はバレてないんだから顔は。だから大丈夫大丈夫、うん)い、一応は、ええ、はい。出てました、けどー?(好きな役者とか言われるとガチガチになりそうだ。多分俺のことじゃないと思う。思っておこう。きっとそうだ、うん)まあ手伝い程度、ですけど……んー、雇っても良いんでしょうけど。俺はあんまり、というか全く口挟めないですから。 あ、でも――そうそう、ちょっとしたお得情報なんですけど。(なんて、内緒話でもするように声を潜めて楽しげな様子で。 こればっかりは隠さなくても良いだろう。きっと、そうだ)今度の舞台――じゃなくて商業地区でやるショウで、デビューする女の子がいるんですよ。 [Sat 26 Jan 2008 04:17:37]
黒外套 > (舞台の直ぐ側まで近寄れるのが嬉しいらしい、 許しを貰うと、嬉しそうに頬を緩ませた。 ある程度近づけば此方の容姿もわかるようになるだろう。 ) ふぅん……じゃあ、昨日の劇にも君は出ていたのかな? これは失礼――ああいう舞台衣装だと、本当に顔がわからなくて困る。 とっても素敵な衣装だとは思うけど、好きな役者と街中で擦違っても判らないのが寂しい―…。( 下っ端のお決まり文句の実演に、クスリと笑った。 ――男が座る場所として選んだのは、貴方の右正面。舞台の段差に腰掛て) ――…成る程。役者も大道具も掛け持ちしてるんだね。大変だな。 新しく人を雇う事はできないのかい? [Sat 26 Jan 2008 04:09:47]
カイン > ああ、そういう所もありますし――前は貸し出しもやってた、のかな? あんまり詳しくは知らないですけど(というか、それをすれば少しは台所事情もマシになると思うのだけれど、そうもいかないらしい。 まあ、何だかんだで結構大掛かりな舞台装置は多いし、アイゼンリッターは)ええ、一応は……殺陣ばっかりですけどね。「イア! イア!」って(苦笑いか、自嘲なのかはわからなかったけれど、笑みを浮かべて声を出して見せた。 まあ、実際、そっちの役でも舞台に出ているのだけれど)人の手って有限ですから。 役者も他の面子も全員で手伝って何とか、ってとこです。 ――ああ、っと、どうぞ。 舞台の上には奈落――穴があったりしますから、落ちないように気をつけて。 [Sat 26 Jan 2008 03:59:27]
黒外套 > (劇場内を眺めながら歩く。 美術館の絵画を見るような、ゆっくりとした足取りで) ああ、専用舞台――…。そうだったのか。てっきりこういう舞台が常にあって、かわるがわる別の劇をしているのかと思っていたよ。  ――君は劇団ツァラトゥストラの部隊員なのかな。 (舞台を端から端まで眺めて――貴方へ戻る視線) 余裕ができれば。余裕――……盛況しているように見えたけれど、そう簡単にはいかないもんなのかな。 劇団の経営なんてしたことがないから、良く判らないのだけど。 ―――側に座っても?  [Sat 26 Jan 2008 03:53:37]
カイン > (声――は何処かで聞き覚えがあるような、ないような。 少し上品な口調なのと、コツコツという音はステッキだろうか? まあ、良い所の――上流階級の人なんだろうなあ、とはボンヤリ思った。 近づいてくる男に、ええ、と頷きを返す)“ここ”は一応、ツァラトゥストラ劇団の舞台ですからね。 今のところは――アイゼンリッター専用、ってとこです。 あの劇が終わるか、まあ……ウチにもう少し余裕ができれば、他の劇もやるかもしれませんけど。 今は結構手一杯なんですよ。(なんて苦笑交じりに告げた。 大道具や小道具を毎週毎週作り変え、きぐるみを用意して、シナリオを用意して、練習して。 結構大変なのだ、これが) [Sat 26 Jan 2008 03:46:21]
人影 > (ふらつく人影は、脇に他の劇団のパンフレットを抱えていた。 どうやらどこかの劇団の演劇を見た帰りらしい。 ―― 此方も今日は黒のスリーピースにインバネスを羽織った姿。 特に目立つような姿ではない。 唯一先日と同じ箇所は、右耳にぶら下がる翡翠の耳飾くらいか。 それも、今は男の黒髪の中にまぎれている為、遠目では判らぬだろう。   ――そして、こちらも。 舞台衣装を脱いだ男が誰なのか知らずにいる。ただ、声に反応して、顔を上げ)  ……木曜の十時。 知っているよ。 アイゼンリッターだろう? ――この野外劇場では、それしかやらないのかな?と、思ってね。 (コツン、コツン、と足音を響かせて、近づこう) [Sat 26 Jan 2008 03:41:55]
カイン > (ちなみに此方の服装は、いつも通りだ。動きやすい革のジャケット、麻のシャツ、綿のズボン。 そうしてボーッとしていると、公演スケジュールを見ている人物に気がついた。 夜目がきくわけでもなく、その姿かたちまではわからなかったが――)……毎週木曜日の夜10時から、ですよ。興味あるんですか、この劇に(なんて、ちょっと遠くから声をかけてみた。) [Sat 26 Jan 2008 03:35:58]
人影 > (人影も疎らになってきたこの時間に、ふらりと野外舞台に訪れる影がある。――そいつは野外舞台のスケジュールを記した看板に近づき、しげしげと眺めている) [Sat 26 Jan 2008 03:32:57]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『(野外舞台へ近づく人影)』 [Sat 26 Jan 2008 03:23:35]
カイン > …………うわー、プレッシャー。(はは、と笑いながら、ちょっと震えた手を握り締める。 そう、頑張らないといけない。 多分きっと、ヒーローだー、なんて思ってくれる子供もいるのだろうし。 ……これから先、不甲斐ない戦いはできないぞ、アイゼンリッター)なんて、誰もいない舞台で決意を新たにする俺なのであった、と。 [Sat 26 Jan 2008 03:18:11]
カイン > …………いや、そりゃ、大手に比べりゃ、まだまだ何だろうけどさ。(だけど、こう、何と言うか。 そのパワーに圧倒されてしまった、とでも言うべきか。 自分でも上手く言葉が見つからないのだが、何だろう。 初めて自分が――舞台に立っていると、自覚できたような気がする。 ああ、いや、自覚はしていたか)実感、かな。うん。 ……うん。 そっか、俺――舞台に出てるんだもんな。 [Sat 26 Jan 2008 02:54:16]
カイン > (ぼー、である。ぼー。 伽藍となった野外舞台の端に腰を下ろして、芸能横丁を行く人々を横目で見ながら、俺は本当に気の抜けたような顔をしていたと思う)……なんか、一晩経ったのに信じられないなぁ。(前回の舞台。 アイゼンリッター……つまり、劇ではなくて、自分を応援してくれる人なんて、初めて出会った。 そして、何人もの子供たちと握手をして) [Sat 26 Jan 2008 02:30:07]
お知らせ > カインさんが来ました。 『ぼー』 [Sat 26 Jan 2008 02:27:06]
お知らせ > オケアノスさんが退室されました。 『(クリスマスローズの白が目に痛かった。)』 [Sat 26 Jan 2008 01:53:04]
オケアノス > (弱く頭を振って―― 掴んだ答えの欠片を手放した。 )  ――――礼、は、しないと。いけないから。  (言い聞かせるように呟いて、歩を早めた) だから、送る。    それだけ、です。 [Sat 26 Jan 2008 01:52:11]
オケアノス > (考えながら歩いているものだから、時々肩がぶつかって、すいません、ごめんなさいと呟きながら歩を進める。 だが、その言葉を吐く間も、自分の意識は別のところにあった。 結局自分はどうしたいんだろう? このままの関係を続けたい? それとも、彼女が自分から離れる事を望んでいる? ――……それとも、もう一歩進んで彼女の側に近づきたいんだろうか )  …………。 (瞼をきつく閉じる) [Sat 26 Jan 2008 01:46:43]
オケアノス > ( そもそも 自分は 答えを出していないのに?) ……………。 (そう、それが一番の問題だ) [Sat 26 Jan 2008 01:42:12]
オケアノス > (八重咲きの白いクリスマスローズの花束。 準備に手間取っていた所為で、考える時間もなく、結局は無難な選択になった。  羊の縫い包みのお返しとしては、見劣りするのは否めない。 だけど、何も返さないというのも失礼だろうし――   いいや、いいや… )  ………。   (ここは、何もせずに旅立つ方が正しいのではなかろうか。 傭兵の自分が、いかにもな風体で、彼女の家の前に花束を置いていく。その行為は正しいんだろうか? 無駄なアピールにならないだろうか。  いや、そもそもこんなことを考えている時点で止めた方がいいんだろうか) [Sat 26 Jan 2008 01:40:02]
オケアノス > (未だに、このまま「そこ」へ行っていいのか、迷っている。 礼儀を考えれば、自分の行動は正しいはずなのに。  グリーヴスの重い足音が耳につく)(ほんとう は ) ……。………。 (溜息混じりの吐息が白くなる) ( こんな こと するべきではない のに。)―――………。 (皮のグローブを嵌めた左手はコートのポケットに乱暴に突っ込んである。 右手には、目的地に住んでいる人物に送るための、花束か抱えられている。) [Sat 26 Jan 2008 01:31:01]
オケアノス > (雲に覆われた空とは違い、賑やかな芸能横丁を、一人歩く。 ――劇を見終わったんだろう観客や、歌声に誘われ流れる人波に逆らい、黙々と歩く。  マフラーに顔を埋めて俯き加減。視線の先は自分の足元。  目的地は――この通りの先にある。) ……。 (近づくにつれ重くなる自分の足) [Sat 26 Jan 2008 01:15:56]
オケアノス > (明日からは落盤事故現場での作業に入ることになる。 結局同じ仕事につく仲間も見つからず、一人で作業する事になりそうだが――覚悟はしていたので、動揺は無い。 そのための準備は武器の仕度含め、済んでいる。  後は寝るだけだったのだが―― もしも を考えて。  心残りの無いように、と) [Sat 26 Jan 2008 01:08:51]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(出発まで、残り数時間)』 [Sat 26 Jan 2008 01:01:52]
お知らせ > さんが帰りました。 『 羊羹とほうじ茶が美味しいお店、ご存知だったら教えて? 』 [Fri 25 Jan 2008 23:21:00]
> ( だから。―――嘲笑うように零れる笑みが。誤魔化すようにそれを深めて、普通の装い。 ) ……ねえ。 ( 声をかけてきた一人の客に、突拍子もなくかける声。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:20:36]
> どれだけ夢に見ても 貴方様の顔が恋しうて 恋しうて―――  ( 唇をかみ締める、仕草を一つ。けれど、瞳は笑っていない。―――無に、何かを付け加えたようなモノだけが其処に。 )  嗚呼。 あの袖に 我の香が宿れば  貴方様は―――忘れないでいてくださるか―――― ( どうして自分はこんなに懸命なのだろう。――あの日からずっとそうだ。自分でわかっているからこそ自分が忌々しい。ただ、ふたつのモノのため、だけに。 ) ―――嗚呼、我の姿 その瞳に焼き付けられたら ( だから。今読んでいるものだって、抒情詩とは言い難い。 自分が呼んでいるものがいつもと違うことだって、わかっている。 ―――ただ、ふたつのためだけに。 ) ――― 焼付け られたら  (  伏せる瞳。――― 羊羹と、ほうじ茶。 )( 長い藍色の髪が、風に吹かれて草のように流れた。 ――終わりの沈黙が合図を打って、拍手が打たれるのに対しても、女はいつものように微笑まず。無表情のまま辞儀をした。頭を下げて、浮かぶものは――― ) …… 約束。 ( ――どうしたっていうんだろう。 自分がわからない。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:17:21]
> ( 言葉も冷たくなってしまう気がして、言霊だけは丁寧に飛ばしてみせても。 演技者にはなれぬ、語り部の。――そして何よりもそれは、”人”から遠く離れていることを、知っていて。 ) …… 嗚呼。 ( だから、手を掲げるんだ。空を見つめるんだ。―――その無表情が、何もないということを騙そうとする様に。 ) 我にその声が聞こえたらよいのに。 ( 切なそうな声色も、身に付けたもので。―――それは、無表情を見れば矢張り”人”のものではない。だからこそ――― )  …嗚呼。その手に我を抱いてはくれまいか。( あの子の露骨な表情が、ちょっとだけ羨ましかった。同じ、死神として。――なんて。 ) その手で我を引き寄せてはくれまいか。 ( その手は何も掴めない。空虚を掴むようにゆるりと動けば、地面に近づけるように元に戻すような手に、その黒い瞳が伏せられて―――。哀しそうな。だが其処には”無”だけが。 )   [Fri 25 Jan 2008 23:09:06]
> 鏡映るのが あの人のものであるならばよいのにと思うのに――― ( 其処には無機質なくらい。何もないから。  表せないから。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:03:39]
>  嗚呼。 いいえ、なんでもありませんの。( 小さく呟いた言の葉は、どうやら観客に届いてしまったようだ。微笑んで何事もないと首を横に振った。―――大通りから少し外れた通り道。着物に長い色鮮やかな羽織を纏う少女は、その手に書物を持っている。読み終えた後の拍手に混じって脳裏に浮かぶのは先日の出来事。 )( ――羊羹と、ほうじ茶。 ) ( 嗚呼、嫌。仕事中なのに。――心の中で自分に釘を刺すように表紙を捲る指先。栞挟むそのページが瞳に映る。―――寒い冬はまだ終わらない。 澄んだ空気が嫌と言うほど言霊を冷たくしてしまう気がして、自分の本質が出てしまうような気さえするからこそ、読むのに気が向かない。せめて、あたたかな空気が漂えばよいものを。 自分は寒いふりをするのさえ面倒で。それでも人間らしく羽織を手繰り寄せるように。もうひとつの手が、指先が、動くんだ。 ) ―――  乞う姿は蚊帳の外。 … 動いているは、誰が影か。( 紡いでいる自分の顔がどんな顔かは、自分が一番良く知っている。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:01:51]
お知らせ > さんが来ました。 『  …売れ残り。 』 [Fri 25 Jan 2008 22:55:00]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――タコ……ああ、確かに。(同調した)』 [Fri 25 Jan 2008 01:41:21]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『……今日のご飯はタコだといーなー。(何か言った)』 [Fri 25 Jan 2008 01:39:50]
カイン > よっし、決まりだ。(こっちも満面の笑み。 彼女と一緒に舞台に立ちたい、とは……実はちょっと思っていたことだ。 とっても楽しいことになるに違いない。 場所の確保――は、きっともう座長とかが動いてるだろうし。 うん、きっと、大丈夫。 大丈夫。あとは何かあったかな、と考えながら二、三度ほど頷いて――ランシャオの小さな頭を、軽く撫でようとした。)それじゃあ宜しく、って事で。 ……ランシャオなら人気者だぞー、きっと。 可愛いしね。 あ、衣装はどんなのが良いか頼んでおいた方が良いかもしれないな。 俺はこの格好だろうから関係ないけど……あー、あと、ひょっとしたらお給料、出るかもだけど(どうする?なんて問いかけながら、俺は彼女を撫でるのとは反対の手で、売れ残ったキャンディを一袋。 中身を指で摘んで、口に放り込み、それから彼女へと差し出した。 とりあえず――今日のお駄賃、ってことで) [Fri 25 Jan 2008 01:38:10]
ランシャオ > まあそれはね、うん。 ( 舞台度胸があるかないかも分からないし、そもそも演劇に関しては完全に素人。 今から練習――なんてやったってたかがしれてるだろうし。 ) やる! やってみるー! ( その彼の提案に満面の笑顔で頷いて。 ) [Fri 25 Jan 2008 01:32:40]
カイン > ん。……じゃあさ。 さすがに本番にいきなり、ってのは無理かもしれないけど――(彼女を肩に乗せたまま、俺はよっと、なんて近くの椅子に腰を下ろした。 観客席から舞台を見やる。 さっきまで自分が立ってた其処だ。 ――こんな風に見えるのかー、なんて改めて思いつつ)――今度さ。 商業地区あたりで……なんて言うんだろ。ショウ? みたいなのをやろうかー、って話があるんだけど。 ……司会のお姉さん、やってみない?(なんて、彼女の方に視線を向けて、笑いかけた) [Fri 25 Jan 2008 01:27:06]
ランシャオ > ―――そー…だなー。 ……緊張したりとかもそれなりにしたけどさ。 えっと―――― ( 懸念しているような事も起こらないし、それにみんなとても楽しそうで―――私もあの輪の中に混ざりたいと思った。 ) ……ちょっと私も…カインたちと一緒にこの『アイゼン・リッター』をやってみたいなっ、て思った [Fri 25 Jan 2008 01:23:10]
カイン > (――そして二人が去ってしまえば、あとは普通に握手会、サイン会。 あっという間にお客もはけて、残るのはガランとした客席だけ、だ。 …………祭りの後の寂しさっていうのは、こういう感じ、なんだろうか)……………ん、どうだった、ランシャオ。 初舞台――ではないけど、みんなの前に出てみて、さ。(ガポ、とヘルメットを外す。 応援されて、見に来てもらって。 自分は結構――いや、かなり勇気付けられたのだけれど) [Fri 25 Jan 2008 01:17:17]
お知らせ > キュビエ@キャンディさんが退室されました。 『ミッションコンプリート…これからはお客さんの立場で見にこよっと、とか』 [Fri 25 Jan 2008 01:13:22]
キュビエ@キャンディ > うーん…じゃ今度機会があれば見にいこっと・・・って、ボクの劇ってーか…さぁ…(淫売窟ですが、ええ…ともあれ)うん、それじゃボクもまったねー…お疲れ様っ♪(ぱったこら手を振って、この依頼完了ってところでっ) [Fri 25 Jan 2008 01:12:52]
お知らせ > 大きなお友達さんが退室されました。 『(赤いーマントーせいぎのしーるーしー)(とか、歌ったとか歌わないとか)』 [Fri 25 Jan 2008 01:09:18]
大きなお友達 > ( 偶然の神は、気まぐれに、気まぐれな縁を作る。 カイン――― それは夜の鬼ドモの始祖と呼ばれる親の名前。 彼が吸血鬼だなんだと思ったわけではない。重なった「偶然」に興味が湧いただけ。)―――良い夜だ。 皆さん、ごきげんよう。( サインが記された手袋を嵌めた掌が、ふらりと揺れた) [Fri 25 Jan 2008 01:08:29]
大きなお友達 > 僕に似て 美 し い 娘 だ。(強調する)君とてそういう役柄になれば(未だにキュビエ嬢の職業を誤解中だだだ!)いつでも堪能できるさ。そうそう―――君の劇も見に行こう。そのときには君にも花束を。(拗ねているような声に、カラカラ笑って返す。手にはしっかりとカードバインダーが握られている。 子供達の声に「幼児の諸君も頑張って応募したまへ。母上父上を焚きつけるんだ。」なんて、保護者の皆さんが苦笑いするような一言を言いつつ、思いっきり羨ましがらせるね!! 大人気ないとか聞こえないってば。)サインの練習もしておくように―…(頷くランシャオへ) (そして、手袋に書き込まれるヒーローのサイン。 白地に黒い文字が躍る。―――最後に書き加えられた名前に)       ………。    (吸血鬼は、目を丸くした。―― 一秒・二秒、言葉の無い時間が過ぎ―― 沈黙は喉で笑う男の声でかき消された。)楽しみにしているよ。―――僕のHERO? (茶化して肩を竦めた)じゃあ、他のお子様型に蹴られる前に、失礼しよう。 (カードバインダーをこれ見よがしに天に掲げてから、小脇に抱え、列の流れに乗ろうか) [Fri 25 Jan 2008 01:06:37]
ランシャオ > けどお色気展開は子供たちの夢よ! 避けては通れない命題なのよ! ( そんな俗っぽい事を楽しそうに力説する妖精はもう駄目だ。 ) ――――え、あ、うん。 その―――頑張る。 えっと、応援よろしく。 ( そういう類の気取った台詞を言われた経験なんて殆ど皆無だから、動揺したようにその瞳をパチクリさせながらコクコクと頷く事しか出来なかった。 ) ――――色々と手伝ってくれてありがとねーおねーさーん! また気が向いたら見に来てねー? ( お手伝いをしてくれたきゃわいい娘さんに、小さな妖精もまたお礼の言葉をかける。 ) けど…そういう台詞や格好が絵になるお兄さんだなあ。 ( 人差し指を立てながらそういう貴族の姿はビシッと決まっていて格好よかった。 まあ演劇中のカインにはやっぱり劣るけどね! ) [Fri 25 Jan 2008 01:01:49]
カイン > ……そっか、そっか。――ってランシャオ、大声でそーいう事言わない(女の子としてというか妖精としてというか、何か色々と駄目な発言をした彼女をたしなめつつ、とまれ――持ってきてもらったインク瓶に羽ペンを浸す)ええ。本当は――こう、カードを集めて応募して、とか。そういう形で配ろうと思ってた品です。 ちゃんと全部入りますから、集めてもらえれば(ここを冗談めかして強調しつつ、それを自慢げに見せびらかしている大きなお友達には苦笑い。 ディープワンスが『ちゃんとカード集めて応募すれば手に入るからねー』と言っている光景は余りにもシュールすぎるかもしれないが)………………。じゃあ、ええと。『いつの日か』と、言っておきます、前向きに。(照れくさそうにそう言って、手袋にアイゼンリッター、とサインをしようか ……それから少しだけ考えて。 小さくカイン、と己の名前を書いた)……キュビエさんも、応援ありがとう。(ぐ、と彼女にはサムズアップ) [Fri 25 Jan 2008 00:52:17]
キュビエ@キャンディ > 深窓のお嬢様なんだ…いいなぁ、そーいうのもちょっと憧れるなぁ(なんか、イメージの中で色々すごく美化されつつ…ともあれ届ければ一息ついて)もう…もーちょっと女の子を労わってくれてもいーのに(タコなので粘りの薄い…ぶっちゃけプロレスラーがやる『毒霧』のよーな細かい霧で吐き出すタイプ。袋か何かに出せば何とかなるかも知れないけど、緊急時でもないのにそれは人として回避したいところっ。ともあれヒーローからもお礼を言われれば笑って)いえいえー、どーいたしましてー。とりあえずボクは今日で最終日だけてど応援しておいてあげるからさっ(ちょっとえらそげに)うん、じゃ、ボクはこのへんでっ(多分カードバインダーは限定品だから子供達がみたら「いーなー」とか「ずるーい」とかそんな声があがると思うね、きっと) [Fri 25 Jan 2008 00:45:44]
大きなお友達 > 僕の娘は清純だからね…!そのようなシーンを見たら卒倒しかねんよ…!(ご本人たる娘様が聞いたら、無言で膝かッ君されそうですが)…ヒロインになる前の君と握手できた事を覚えておこう。 そして、いざ舞台に登場したあかつきには、君と握手をした始めての男として花束を。(握手握手。軽く上下に指先だけを動かして、)―――よしよし、早かったぞキュビエ君。(満足げににっこり)…僕の娘が見たくばベルサイユ――ではなく、僕の家にキャンディを届けるついでに覗けばよかろう。 受け取るのは僕ではなく、リコリス――娘の名だ。彼女だからね。――…?(カードバインダーとな)……ああ、キャンディについてたカードを! (目を軽く見開いて)今日の演劇を見たからこそ、あのカードの素晴しさが解るよ…! 役者の個性を失わず、それでいて―――いやいや、語ると長くなるから止めておこう。(軽く首を横に振り――ヒーローから手渡されるカードバインダーを両手で受け取った。ふふん、と、唇の端が吊り上がる。 周りの子供が羨ましがっていたら、更に更に笑みは深くなることだろう! 大人気ない?しらないね! 既に大人どころか大大人の域に入る年齢ですが!)―――友人と娘に自慢話が出来る。(カードバインダーの表紙を撫でながら、ヒーローの声を聞いた) 不安――不安か。 はは。 その不安があるからこそ、成長できるんだよ。 ヒーローも人間も? おっと――…我ながら年寄り臭い。――だから、こう言い換えよう。 『僕は君の登場を待っているよ。』 (それこそ、演技をしているかのような口調で、己の唇に人差し指をあてながら、呟いた) [Fri 25 Jan 2008 00:39:26]
ランシャオ > 私も誘われた時に素直に頷いて良かったな。 だってみんな良い人だもん! ( 毎日自由気ままに飛び回るのも悪くなかったけれど、こうして誰かと一緒に時間を過ごしていくのもいいなあ。 楽しいなあ。 ) ひわいなシーン……触手とか!? それともスライムとか大勢の人に囲まれて輪姦されちゃいそうになる展開とか!? キャーッ!! ( 何故か敏感にその単語に反応する妖精。 子供が一杯居る中でそんな台詞言うな。 ) ――――え? わ、私? ( そんな喜怒哀楽の主張が激しい妖精は、自分に向けて差し出された人差し指にちょっぴり驚く。 ここはヒーロー達の握手会で、私には無縁だとばかり思っていたから。 ) え…えっと……考えておきます。 ( ――――演劇の練習、してみようかな? その人差し指を小さな掌で握り返しながら、そんな事を思った。 ) [Fri 25 Jan 2008 00:34:28]
カイン > そっか。ランシャオが楽しいなら、俺も……うん、誘ってよかったかな(仮面の下、少し満足そうに俺は笑って頷いた。 本当に嬉しい。 役者なんて仕事を目指してるからか、それとも元からなのか、誰かが喜んでくれるのは本当に嬉しいと思う。 今だって――緊張しっぱなしだけれど、嬉しいのは本当に嬉しいのだ)いえ、此方こそ――其処まで気に入っていただけで、ええと、光栄ですよ。 ……あんまり大きな声じゃ言えないんですけど、ちょっと不安だったんです、俺は(だから、ここまで応援してくれる人が一人でもいると、これから先も頑張ろうと思えるのだ。 真っ赤な顔で仮面をたたく彼女に笑いながらも、ほら、と貴族の人が伸ばした人差し指を示す。 握手、握手)あ、と――……キュビエさん、だっけ。 キャンディ、売ってくれてありがとうございます(簡単にだけれど、バインダーと引き換えにお礼の言葉を告げる。 彼女が売ってくれたから、この大きなお友達も、小さなお友達も、劇を見に来てくれたのだし)ええと、それじゃあ――手袋にサインする前に、此方を。(と、彼にその、アイゼンリッターのカードバインダーを差し出した) [Fri 25 Jan 2008 00:17:59]
キュビエ@キャンディ > ちぇー…どんなかわいい娘さんかなぁとか思ってちょーっと期待したのに…って、待った待った待ってってばぁっ! すぐに取りに行くからそれで勘弁してってばぁっ(これってセクハラとか動物虐待で訴えたら勝てるかな?とかちょっと内心また涙目で、ともあればたばたばたーっと駆け出して、小道具係をとっつかまえて、サインの為のインクちょーだいっとか言って、うむを言わさずゲットすればまたばたばたばたーっと…)ぜーはー…はい、墨…じゃないや、インク。あとさ…これ、アイゼンリッターキャンディの専用カードバインダー。大量に買ってくれたお礼にプレゼントってさ(「はいヒーロー、手渡してあげて」なんて、隣のアイゼンリッターにバインダー手渡し…結局、自分も人を使うとかどんな我が侭なのかとか) [Fri 25 Jan 2008 00:11:53]
大きなお友達 > 今日は僕一人さ。下見に、と思ってね。卑猥なシーンがあったら、きちんと目隠しタイミングを計らないといけないし―――ともあれ、さぁ、吐け!吐くんだ!今直ぐに!(どっかの刑事者の如き気迫で、キュビエ嬢に迫る)――って、なんだい。君の墨は使えないのか。(露骨にガッカリした面で、唇を尖らせた)では早く。早く取ってくるんだ。アイゼンリッターがお待ちだ…!(偉そうn(ry))(それから、ヒーローに向き直る)――今となっては、君らの劇団に少しでも貢献できた事を誇らしく思うよ。今日もその気持ちを込めて、そこのキャンディ全て…といきたいが、今日は子供達に譲るとしよう。(金だけ出して、無料配布させるという手もあるが――…ほら、子供の思い出になるじゃない。お金を出して飴を買ってもらったという思い出に。「手袋でいいのか?」 もちろんだと頷く) 今日の思い出になるしね。 うん―――…(照れるランシャオの仕草を見てクスリと笑う。 彼女とも握手を―…と、人差し指を差し出した。) 大丈夫さ!第二のヒロインになるといいよ。 初舞台の初々しさを楽しむ事も出来るしね? [Fri 25 Jan 2008 00:06:09]
ランシャオ > お洋服を用意してくれたり、自分で作ったり出来る材料もあるから私もとってもたのしー! ( 前のチャイナ服とお団子ヘアーも好きだけど、今みたいに下ろしたり三つ編みとかにするのも嫌いじゃない。 人形用の服で色々と代用できるから素敵。 ) や、やだなー。 いくら私だって、まだ何も知らない素人なんだから、本番の舞台に上がったらみんなの迷惑になっちゃうだけだってー。 ――――だ、だからさー! もー!! ( こういうストレートな褒め言葉には弱い。 からかわれたような態度をされれば、頬を赤くしつつ仮面の上からポカポカ叩く。 ) ――――けどさ…タコって…美味しそうだよね。 ( 走り去っていくキャンディ売りの背中にある触腕を見る度に、どうしてもたこ焼きとかタコの刺身とかそういうのが連想されてしまう。 ) [Fri 25 Jan 2008 00:02:37]
カイン > まあ、いろんな服を着てたほうが見てて飽きないと思うよ、俺も。(うんうん、と頷きながらも、しかし――ううん、何だろうこの大きなお友達。 気に入ってくれるのは有り難いことだし、彼個人に対して悪い印象は持ってないのだけれど、なんともこう、一つ二つ突き抜けているような感じはある)いやぁ、さすがに百個も買う人は滅多にいませんから、噂にもなりますって。本当に有り難いことですけど。――だってさ、ランシャオ。出てみるかい?(なんて貴族の言葉を受けて、肩の上の妖精にからかうような声をかけつつ――差し出されたペンと手袋)へっ?! 良いんですか、その――手袋で。(結構上等な代物だろうに、とか思いつつ。 キュビエ――ってそうか、売り子の人、そういう名前だったっけか)ええと、キュビエさん! たぶん、小道具係の人が場所知ってると思うから、案内してもらってーッ(ちなみにキャンディを受け取ったのはショゴス役だった。 子供がおっかなびっくり買いに来る) [Thu 24 Jan 2008 23:55:32]
キュビエ@キャンディ > 貴族様やあっほー。あれ、娘さんは…いらっしゃらないの?(どーやらこちらに気付いたよーな貴族様に笑いながら近づきつつ…)へ? インクって…ボク持ってない…ってー、そんな筆記具に使えるよーな墨じゃないし、やったら口も歯も暫く真っ黒になるんだからやだってばっ!(えー、ボクまだ販売中〜とか小間使いにされてると思ったけど、どーやらそーではないと判っちゃって…や、ほんとーに墨は吐けるけどさ、今だ一回もやった事ない特技だけどさっ)しょーがないなぁ…劇団の方にあるかな、あるならちょっと取ってくるね(んむ、仕方ないひと肌脱ごうと、そこらの怪人さんにキャンディの入った箱を渡して、取りに行こうっ、多分すぐ戻ってくると思う) [Thu 24 Jan 2008 23:49:46]
大きなお友達 > おや。キュビエ嬢から話を聞いているのかな。 そうだよ。色々都合が合った…というのもあるのだけど。キャラクター物にしては、味もなかなかだったよ。 今度は「ショゴスチョコ」でも期待してみようか。二月も近いしね。(からから笑いながら、彼の手を冷えた両手で握る。 それから、彼の肩の上のお嬢さんへ)声も可愛いね。君も舞台の上にでるのかな? 君が舞台にでたら、君用の花束も用意しなければいけないね―― (彼の手を名残惜しそうに離し)  サインも頼むよ。 パンフレットも考えたがー―ありきたりだから、ここに。(と、己の白い手袋の甲を指差す。 白羽根のペンを差し出しながら、だ。 が、インクがない。) おや、しまったな。インク―――……(と、噂をすれば影? 視界の隅にキュビエ嬢が見えた。 そして、とっても失礼な連想ゲーム開始 インクが無い→キュビエ嬢→タコのウォータリアン→タコ→墨→インク!11!!!) キュビエ君。キュビエ君。 インク、インクだ。インクを用意するんだ。(えらそうに言うよ!) [Thu 24 Jan 2008 23:43:23]
ランシャオ > 服着ない友達も結構多いからなー。 私なんかは一度趣味で普通のを着始めちゃったら、こういう格好の方が落ち着かない気もするけど。 ( 羞恥心はちょっぴり程度はある。 まあ本当にちょっぴりね。 ) ほんとーに違和感バリバリあるなあ…… ( 並んでいる子供たちのなかでやたらと目立つド派手な貴族の姿に思わずそんな呟きを漏らした。 ) フッフーン。 そうでしょそうでしょ、スゴイでしょ! ( その悪目立ちする貴族がヒーローを褒め称えれば、何故か肩に乗っている妖精が偉そうに胸を張る。 やっぱりこういう風に友達が褒められるのって素直に嬉しくなる。 ) ―――やだなーカッコいいお兄さんたら、ホントの事でも面と向かって言われたら照れちゃうよー。 ( 可愛らしいとの褒め言葉に頬を緩ませた。 ) [Thu 24 Jan 2008 23:36:42]
カイン > んー……どうなんだろ、妖精ってのも色々だろうし。 でも、そうか、それが本気かー。 よっし、それじゃあ肩に乗って、と(いくらサイズ的に小さいとはいっても女の子。ちょっと目のやり場に困らなくもないけど――まあ、妖精なら仕方ないよな、と頷いて。 俺は彼女と一緒に舞台に上り、出てくる子供たちに握手をしていく。 あとサインも、勿論)(う、うーん。何か、今まで俺個人、というかアイゼンリッターとして、こうして子供たちと触れ合うことはなかったからなぁ……。 かえって舞台に出るより緊張する――って何か派手な人がきた!?)は、はは、いや……どうも、ありがとうございます。 ……えと、もしかして、キャンディを一杯買ってくれたって人は貴方ですか?(とりあえず花束を受け取りながら、彼に対して握手を求める。 隣でキャンディを売ってる彼女のお陰なのだろう、ここまで子供たちが集まったのは。 ――何とも、実に嬉しい話だ。 あとでちゃんと、お礼を言っておかないと) [Thu 24 Jan 2008 23:28:42]
キュビエ@キャンディ > (とりあえず、握手会が終わった子達に販売した方がいいよねーってことでこちらも販売れっつごー)はーい、アイゼンリッターキャンディはいかがですかー? お土産とか、話のネタにお一つどーお? 一袋100エンで販売中でーす♪(笑顔を振りまきつつ、知った子供達には触腕をひらひら振って挨拶してれば、とーぜん視界に入るであろう大きなお友達)あ、むしろ、ちょーど良かったかも(はぁい、なんて大きなお友達にも手を振りつつ…渡すものもあったし、とか…それまでは子供達相手にキャンディを売っておこう)だいじょーぶ、これは安心して食べられるキャンディだからさー♪(とか説明しつつ) [Thu 24 Jan 2008 23:23:28]
大きなお友達 > (子供達の行列に混じった、大きなお友達は、頭一つどころか三つくらい飛びぬけてる。 ソイツが、好奇心いっぱいの笑みを隠そうともせずに、ド派手な花束を揺らしながら、徐々に近づいてくるのが見えるだろう…!! 「筆記用具のご用意をー」とかそんなアナウンスが流れたら、懐から小さなケースを取り出すと、中から小さな白羽根を取り出す。――準備 は 完了 だ! 下っ端の雑魚から主要人物まで、両手で確りと握手をする大きなお友達。 やがて、アイゼンリッター役――つまり、カインの番になると、花束を差し出し)――素晴しかった。 感動した。 キュビエ嬢に軽く話を聞いていたが、それ以上だった。君の殺陣が目に焼きついて離れないよ。(ヒーローにあこがれる子供の熱視線を注ぐ) ………さぁ、握手を。 次回も楽しみにしているよ! 肩のマスコット(ランシャオを眺め)は、次回の隠しキャラか何かかな?可愛らしいね。 [Thu 24 Jan 2008 23:20:54]
ランシャオ > フッフッフッ…これが私の本気さー! ほら、たまにはこういう格好しないと妖精ってこと忘れられちゃいそうじゃない? ( けどこの時期に薄布一枚は寒かった! ソレでも私は堪えるよ。 おしゃれのために! ) どちらかといえば子供受けしそうな劇の気がするしね。 というかあのイケメン必殺技名まで叫んでたよ…… ―――あ、行く行くー。 まあ姿晒しても……いいのかなあ? ( 二つ返事でうなずいてアイゼン・リッターの肩の上に乗るけれど、劇の中では部外者の私がこの格好で出ていいのかはちょっぴり不安。 ……まあいっかな。 特に問題も無いでしょ、きっと。 ) [Thu 24 Jan 2008 23:15:03]
カイン > お、ありがとう、ランシャオー。 てか今日はちょっと雰囲気違うじゃないか、似合ってるぞー。(さすがにこういう格好だとジロジロ見るのも躊躇われるので、コップ片手に視線を逸らしながら、一応の褒め言葉。 とりあえず水の方はありがたく一気飲みさせていただくとして)うん、見に来てくれる人が多いのは嬉しいんだけどねー。 ああいう大きなお友達の登場は、ちょっと予想外だった。 ……よし、んじゃあ握手会行ってみようか。ランシャオも来るか?(ガポッとヘルメットを被り、マフラーを結びなおしながら彼女に声をかける。 向こうではヨタヨタと怪人も立ち上がって覆面をつけており、更にその向こうではディープワンスも待機中。 良いんだろうか、悪役まで出てって。 まあ、一人で出て行くよりかは心強いけど)(と、いう事で更にアナウンス。 握手会をやるので整列してください。 あと筆記具を持っている方にはサインのプレゼントも、とか) [Thu 24 Jan 2008 22:57:58]
キュビエ@キャンディ > (今日が依頼最終日となったタコ娘は、自分がキャンディ販売と兼ねて宣伝をしていたのがどれくらい反応あったのかなーとか思って、今日はこうしてここで売るのに混じるつもりだったんだけど)けっこー盛況? 頑張った甲斐があったかなー?(握手会やるならその近くで売ろうかなって事でまだでないで待ってよう…公園とかであった子供達いるかなーとか思いながら) [Thu 24 Jan 2008 22:55:37]
お知らせ > キュビエ@キャンディさんが入室されました。 『幕が降りてから、首から掛けたいわゆる駅弁売りな格好でキャンディ売ろうとしたんだけど…』 [Thu 24 Jan 2008 22:52:58]
大きなお友達 > 素晴しい…!退屈な悲劇ばかり見ていた自分が馬鹿馬鹿しくなるじゃないか…!登場人物の関係も素晴しい。 演出も斬新で素晴しい。  ブラヴォーだ…!(主役が出てくるまで拍手をするつもりだ。 ええ。一人になっても。大きなお友達は、遺憾なく雰囲気の読めなさを発揮中だ。 ちなみに大きなお友達は、やたら豪華な花束を抱えている。――そして、その花束に負けぬようにと男的に競った結果――……飾り羽のついた帽子に、のスリーピース、その上に同色のインバネスを羽織り、襟元や指先、腕には嫌みったらしくちらちらと自己主張を繰り返すアクセサリー。揺れる黒髪の合間から見えるのは、翡翠の耳飾。 ――と、つらつら説明したが、要するに纏めると劇中にでてくる悪役の如き派手な服装なわけだ。)――――何?握手会?サービスがいいな…!(アナウンスがあるなら、子供に混じって並ぶよ?余裕でな!) [Thu 24 Jan 2008 22:51:19]
ランシャオ > お疲れさまー。 ほい、お水。 ( まあこれぐらいは私も出来るわけで。 ぐったりとしているカインにコップに入った冷たい水を手渡そうとする。 )( 薄布一枚の妖精は先程までのヒーローの問い掛けにちょっぴり悩んだように首を傾げる。 ) なんだか雰囲気とかそうっぽくも見えるけど……それにしては随分とこの場の空気に馴染んでいる気がする。 ( ………いや、アレはむしろ違和感の固まりと言った方がいいのかな? ランシャオわかんない。 ) 今日はとっても繁盛してたみたいだねー♪ ( うん、それはいいことだ。 この後のおまけの握手会みたいなのをやるんだったら、私も姿を消して肩にでも乗って付いていこっかな。 なんか面白そうだし。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:48:22]
カイン > …………ふぃー。 なぁー、ランシャオ。あの大きなお友達の人って貴族かなぁー。 あと誰か水ー(どべっちゃー、とくたびれたように突っ伏したまま、今日は低空飛行の妖精に俺は声をかける。 まあ、突っ伏してる俺が視線をあげれば見えるのかもしれないけど、今はそんな気力もありません。)あ、アンコールって、えー、……そんなの初めてなんだけど、なぁ。……うぅん。(ぐぃー、と首を動かして座長のほうを見る。 OKサイン。 マジですか?)(『握手会くらいやっても良いんじゃないの?』とか何とか) [Thu 24 Jan 2008 22:40:06]
大きなお友達 > ブラヴォー! (スパンスパンスパンと拍手をして幕が落ちるのを待つ。 おおハシャギする大きなお友達は、雰囲気を読まずに、アンコールの要求だ! ) [Thu 24 Jan 2008 22:37:23]
ランシャオ > ―――て、なんかスゴイノリノリなお兄さんもいる!? ( 子供たちに混じって叫んでいる綺麗な御仁をランシャオも見つけてちょっとびっくり。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:37:01]
ランシャオ > ( 舞台袖でその派手な演出に大いにはしゃいでる妖精。 ちなみに今日の格好はちょっぴり妖精らしいようにと、純白の薄い布をワンピースのように着込んでいる。 いつものように飛ぶと下から丸見えであるため、今日はあまり高い高度では飛べなくなってしまった。 )  [Thu 24 Jan 2008 22:35:50]
大きなお友達 > 頑張れ……っ! ソイツはきっと、一撃で死ぬはずだ!そうに違いないッ…!(手に汗握る展開に、子供達が「がんばれー」とか「まけるなー」とかの声に混じって、声を上げる大きなお友達…!) (必殺技名が野外ステージに響き渡れば、大きなお友達が、子供達と一緒に拳を振り上げ、一緒に技名を叫んだり―――大きなお友達は、色々な意味で空気を読んでいるが、読んでいなかった…!) [Thu 24 Jan 2008 22:30:49]
カイン > (――あとは、お話としては単純だ。 助け出されたラヴィニアと男の子は元の生活に戻り、そして『ショゴス』の脅威はヴェイトスから消え去った。 そういう……続き物の一話分としては及第点の、勧善懲悪。 ……お菓子の食べすぎはいけないよー、なんてそんなテーマもあったのかもしれないが、俺にはあまり関係ないわけで。 ガポ、とヘルメットを外して息を吐いた)……ふぃー、お疲れー。……暑いっつか、本当にクタクタだ……誰か、水ー。(どべっちゃー、と舞台が終わった後の俺はいつも通り。 怪人役の俳優と並んでべっちゃりと座り込むのであった。 ちなみに二人とも仮面と覆面外しただけで、衣装はそのまま。 子供の夢ぶち壊しである)『次回「星より訪れしもの」に、ご期待ください』(なんて次回予告も聞いてません) [Thu 24 Jan 2008 22:30:14]
アイゼンリッター > アァァアァァイゼンッ!!(駆け出す。 何度も何度も練習した技だし、いい加減にもう慣れてきた。 失敗なんてする筈がない。 そして失敗するわけにもいかない。 貴族――っぽい大きなお友達だけじゃない。 子供も。 それに――ランシャオだって見ているのだ)(格好良く決めないとな……ッ)(奈落に隠されたトランポリンを蹴って、飛ぶ。 怒りの雷撃、身に纏い、だッ!)ダァアァァアァァイナミィイィイィィクッ……!!(――飛び蹴り――)(ずむん、と砂袋を踏みつける奇妙な感触。 パッと袋が破けて砂が飛び散り、俺はしまった、と一瞬仮面の下で舌打ちをする。 あまり目立たないと良いのだが。……ううん、無理かなぁ。)(が、幸いにも演出班の魔術師が間に合った。 《爆裂》だ。)(吹き飛んだショゴスとアイゼンリッターを隠すように、見た目が派手な爆発が舞台の上を包む。) [Thu 24 Jan 2008 22:28:01]
アイゼンリッター > ジュウッ!!(バッと両腕を広げて跳躍し、ショゴス相手に拳をたたきつける――ようにして砂袋を打つ。 きぐるみ自体の重量は然程ではないとしても、この袋が随分と重い。 ためしに練習で着込んでみたが、これではまともに動けまい。 自然、此方が手数で攻め、相手の一撃で吹き飛ぶ。 そんなような殺陣の流れに決定したのは、まあ、当然だった。)(バンクルの特性を生かして、コアに力を篭めるイメージ。自然と両腕にバチバチと派手に弾ける雷が纏わり付いた。――まあ、所詮は見た目だけなのだが。)(「ぜぇえぃっ!!」)(ショゴスの放った一撃を両腕を交差して受け止め、後方へと飛ぶ。 そろそろ決めなければならない頃合か――と観客席を見て吹いた。 なんだあの大きなお友達)(……気を取り直してグッ、と右足に力を集中する) [Thu 24 Jan 2008 22:25:18]
貴族 > (いるぜ!いるぜ!)(観客席の子供に混じって、大きなお友達が…!) [Thu 24 Jan 2008 22:24:10]
アイゼンリッター > (「……どうなるのかな、この女が」)(そこにいたのは、黒い人影。――ナイト・ゴーント!! 何故、とショゴスが口を開くよりも前に、ゴーントが叫んだ)(「アイゼンリッターを倒すのは、俺だ! 仮に正面から戦って貴様に敗れるのならば、俺の見込み違いだっただけだが、姑息な手を用いて奴が負けるなぞという事があっては気に入らんのでな! ネフレンカ様、ン=カイの闇を!」)(「ン=カイの闇へひきずりこめ!!」)(「……ッ! おのれ、ナイトゴーント! アイゼンリッターを殺したら、次は貴様の番だ!!」)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(そして、幻術によって生み出された虹色の霧が舞台の上に満ち溢れていく。 ――怪人との決戦は、こうでなけりゃぁ。 仮面の下で、俺は小さく笑みを浮かべた) [Thu 24 Jan 2008 22:23:39]
お知らせ > 貴族さんが入室されました。 『(観客席のど真ん中に、なんか派手なのがいる)』 [Thu 24 Jan 2008 22:23:17]
ランシャオ > ( 今日は舞台袖で劇を鑑賞中の妖精。 こういう真剣な舞台での悪戯は流石に自重しており、自分にも出来る簡単なお手伝いをしている真っ最中。 ) キャンディの大人買い……私もやってみたいなー。 ( そしたら毎日食べるのに。 というか今日の演劇の内容はなんて面白そうなものなんだ! だって食べ物だよ食べ物! )( そんな他愛も無い事を考えながら劇の観賞中。 おーっ、とかわーっとか煩く成らない程度の声量で感嘆の声をあげながら、その舞台の様子を見つめている小さな妖精。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:21:44]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と流れる主題歌を背景に、俺はショゴスと相対する。 強張った身体を解すのに、二度、三度と深呼吸。)(「おのれぇっ、またしても貴様かァッ!アイゼンリッター! やれ、やれぇっ!!」)(「イア! イア!」)(そして毎度おなじみディープワンスが住人、舞台端から飛び出してくる。 殺陣の流れは手筈通りに。 次々に襲い掛かる彼らを、掴んでは投げ、掴んでは投げ! 一人、二人、三人、四人!)(五人目の腕を掴み、残りの集団に向けて投げ飛ばす。 他の面々は彼に巻き込まれて吹き飛ばされるようにし、投げ飛ばされたディープワンスを受け止めて舞台袖へと引っ込んだ)……さあ、後は貴様だけだな、ショゴスッ!!(「チィィッ! だがな、アイゼンリッター! 私に手を出せば、あの女が――」)(だが、其処にラヴィニアの姿はない) [Thu 24 Jan 2008 22:21:28]
アイゼンリッター > ……大丈夫。あと少ししたら、ハワードって男があのお姉さんを連れて戻ってくる。そしたら、今日の事は忘れて、眠るんだ。……良いね(そうして、俺は舞台の中央――ショゴスに相対する位置を目指し、足元の奈落に設置されたトランポリンで跳躍した)ジュウッ!!(ショゴスの目前に着地するなり、俺は両腕を水平に伸ばして見得を切る……ッ。 周囲の明かりが消され、変わって演出班の魔術師が唱えた《光明》の呪文が俺……もとい、アイゼンリッターの姿を照らし出した。 目の前の客席、子供たちの視線に緊張するのはいつもの事だけれど、貴族がいるかも、と思うと余計に体が強張った。 小さく深呼吸をし、腕を右に伸ばした体勢から勢いをつけて身体を左後方へ捻り、体の前で両腕を交差。 一泊溜めた後、拳を右足へと寄せ、力強く右掌を天へと掲げる)ナイアァアアァァアァァアァルッ!!(カシャリ、とバックルの窓がバネ仕掛けで開き、金色に輝く猫目石が光りだした) [Thu 24 Jan 2008 22:19:21]
アイゼンリッター > (――そう、『ショゴス』とは、それ自体が神話生物だったのだ。 意思を持ち、体内にもぐりこむや否や、その人物を操る――恐るべき粘液状の生命体。 それによるヴェイトス市民の洗脳が、作戦の第一目的。 そして第二目標は――ラヴィニア・ウェイトリー。 本来ならば、彼女にもまた『ショゴス』を食べさせるか、或いは他の洗脳者の手によって拉致する。その予定だったのだが……)「全く、我々は運が良い! まぁさか、向こうから此方に来てくれるとはなぁっ!!」(全身を水色に塗りたくり、あちこちに瘤――水色に塗った皮袋に砂を詰めたもの――をぶら下げた怪人、ショゴスが笑う。 目の前には十字架に磔にされたラヴィニア。 だが、其処に男の子の姿はない)「さぁて、後は君だけだぞぉーっ? はぁやく出てこないとー、お姉さん、食べちゃうよぉーぅっ!?」(少年は、影に隠れていた。 息を殺して、ジッとして――だけど、巻き込まれてしまった、あの女の人をほうっておくわけには……)……行っちゃダメだ。(立ち上がろうとした彼に、俺は声をかけた) [Thu 24 Jan 2008 22:17:58]
カイン > …………い、いや。頑張る。頑張るけどね。(うわぁー、と頭抱えて七転八倒下挙句に穴を掘って埋まってしまいたい。まあ、逃げるわけにはいかないのだけれど。 溜息をもう一度。 ともかく、もうそろそろ出番なのだから準備をしなければ)……貴族かー。いや、気紛れで見に来ないなんて可能性もあるわけだけど。だけど。だけどねー。(ガポッとヘルメットを被り、首にマフラーを巻きつける。 ベルトのバックルもバネの具合を確かめて、うん、良い感じだ。 肝心なところで窓が開かないなんてことになったら大変だからなぁ。 格好がつかないなんてものではない)……よっし、それじゃあ行くか。頑張れ男の子ー、と……ッ(そうして俺は、いつもどおり舞台へと駆け出していった) [Thu 24 Jan 2008 22:13:22]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『ゴージャスねー』 [Thu 24 Jan 2008 22:12:32]
カイン > (「そう言えばさー。聞いた? キャンディが凄い売れたって話」)(ふと他の団員から話しかけられて、俺はああ、と頷いた。 何でも貴族っぽい人が、キャンディの大人買いをしたのだとか何だとか。 まったく嬉しい悲鳴だ。 さすがに無断で貴族御用達、とかいう宣伝はできないけれど、少しでも噂になれば売り上げも人気も伸びることは間違いない)(「で、これからが本題なんだけど――チケット買ってくれたんだって、今日の」)………………………。マジですか?(「マジ」)(……思わず頭を抱える俺。 貴族の前で劇なんて、想像したこともありませんよ勿論、ええ) [Thu 24 Jan 2008 22:10:24]
カイン > ま、お約束だよね、捕まっちゃうのは(と、舞台を見つつ裏手で溜息を吐く俺なのであった。 実際、今回の話は主演のフィリップ・ラムレイが休暇をとる予定の日だった為、それに伴ってアイゼンリッターの出番も最後だけになっている。 つまりどういう事かというと――それ以外の舞台裏での雑用が増える、という事だ。 使い終わった小道具の片付け、大道具やら背景の出し入れ、エトセトラエトセトラ。 まあ、ラムレイも随分色々と頑張ってくれていたし、田舎の母親の誕生日なのだと言われてしまえば笑顔で送り出すより他に無い。ここら辺りはアットホームな劇団の良いところだろう。 大手ではそうは行かないに違いない) [Thu 24 Jan 2008 22:08:36]
アイゼンリッター > (――何かある。 幾度も、幾度も、怪事件に巻き込まれてきた彼女には、すぐに理解できた。 多分、これも今まで自分が遭遇した事件と同じ類のそれだ、と。 勿論彼女は知らない。 鉄仮面の男の正体も、彼が何と戦っているのかも。 ――いや、そもそも、仮面の男と怪物たちは、同じ存在だと認識しているのかもしれないが)「……やっぱり調べるのなら『ショゴス』を売ってるお菓子屋さんから、よね」(グッと拳を握り締めたラヴィニアは、男の子と連れ立って、そのお菓子屋へと向かうのだが――――) [Thu 24 Jan 2008 22:04:37]
アイゼンリッター > (『ショゴス』――ヴェイトス市で、近頃人気の、菓子の名だ。 それは水色をしたクリームのような代物で、甘く、そして美味い。 流行しないわけがない。 新しいもの好きばかりが集まった街で、この奇妙で不可思議な『ショゴス』が人気になるのも、あっという間の事だった。 誰も彼もがそれを口にする。 食べる。 毎日のように。 誰もそれに違和感を覚えない。 だが――)「母さんが、何がなんでもボクに『ショゴス』を食べさせようとするんだ。 ボク、あのお菓子は嫌いなのに」(ラヴィニア・ウェイトリーが日時計の公園を通った時、一人で泣いていたその男の子。彼は、『ショゴス』を食べなかったせいで母親に追い出されたのだという) [Thu 24 Jan 2008 22:01:27]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――『ショゴス』』 [Thu 24 Jan 2008 22:01:10]
お知らせ > リートさんが退室されました。 『(アイゼーン! ダイナミック!!) (ああ、また)』 [Thu 24 Jan 2008 00:49:01]
リート > (あれ、でもアイゼン・リッターなのになんでアイゼンダイナミック? 疑問に一人首をかしげていると、聡い歌い手が笑った。「アイゼンダイナミックっていうのは、アレだ。アイゼン・リッターの必殺技というか、決め技というか…とにかく技の名前でね…」) ……敵を倒すとき、技の名前を叫ぶんですか? アイゼーンダイナミックーって? (それちょっと恥ずかしいかも。思ったが声には出さない。今度は心の中にそっと秘めておいた。いつものようにスマイルスマイル!) けどそういうの聞くと一度実物を観てみたくなりますね… (ぼそ。その声は近くを通りかかった子供が発した声で聞こえなかった) [Thu 24 Jan 2008 00:48:19]
リート >  …で、どういう内容なんですか、そのアイゼン・リッター? って (また沈黙が落ちた。これまた聞いちゃいけないことだったのだろうか、と口を噤む。別の話題を探そうとして「あー」とか「えー」とか意味を為さない声が出た) (間) (「……確か悪者をやっつけるっていう話だったはずだけど、子供向けの」実はちゃんと観たこと無いんだけど。と一言添えた返事が返ってきた) 子供向けですか (そういえば、あいぜーんだいなみっくー と叫んでいたのは子供ばかりだったような気がする。突然叫ばれると心臓に悪いものはあったが。これも若さゆえの以下略) [Thu 24 Jan 2008 00:37:35]
リート > (沈黙に聞いてはいけない事だったのかと直ぐに口を噤んだ。一瞬の間があって「知らないの?」「ツァラトゥストラ劇場がやってる劇だよ!」「アイゼン・リッターだよ!」と矢継ぎ早に言葉を浴びせかけられた) あ、ああ…有名なんですね。そういえば劇場の名前くらいは聞いたことがあるような、ないような… (演劇に興味がないわけではない――寧ろ興味はあるのだが、視覚の機能がほとんど失われた今、楽しめるかと聞かれれば疑問である) [Thu 24 Jan 2008 00:22:13]
リート > (それは歌を歌い終わって他の同業者と雑談していた時だった。会話が一瞬途切れた瞬間に、歌い手はずっと聞きたかったことを口にしたのだ) あいぜーんだいなみっくー ( 超 棒 読 み ) って叫ぶのが流行ってるんですか? 最近は (びしり、とその場の空気が凍ったのは言うまでもない) [Thu 24 Jan 2008 00:13:18]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 …あの 』 [Thu 24 Jan 2008 00:08:46]
お知らせ > リートさんが退室されました。 [Sun 20 Jan 2008 22:56:12]
リート > (――願わくば大海のような愛に包まれて死にたいもの) (確かに、と同意する部分ではある。死に損なった歌い手は次こそ優しい手に包まれて逝くことは出来まい) (しゃがみ、手探りで帽子を探り出せば、少し重くなった帽子を拾い上げる。杖を供にし、歌い手もまたその場から去り) [Sun 20 Jan 2008 22:56:10]
リート > ――Vull morir en pelag d'amor... (――願わくば大海のような愛に包まれて死にたいもの) (そこで歌は終わる。ハープの音も消えて、歌い手はただ静かに頭を下げるだろう) (まばらに聞こえてくる拍手と、コインを帽子に投げ入れる音。頭を下げたままそれを聞く) (例え目が見えずとも、拍手の音で客が満足したかどうかは分かると言うもの。拍手の音が聞こえてくるまでは歌い手は緊張状態が続く。やっと肩の力を抜いた時には人は靴音をさせながら去るのだろう) [Sun 20 Jan 2008 22:34:41]
リート > e hai trop gran fait emparat. Gran res hai de lo mon cercat (思えばあまりの大業を企てたもの。一人でこの広い世界を経巡った) (『彼』はパプテスの徒であった。――己からすればやや狂信的な。彼の『偉業』を褒めるつもりはないが、『せつなさ』は認めてもいいと思う) mant bon eximpli hai donat poc son conegut e amat (多くの事柄を称したにも拘らず、私を知る人の少なく、人に愛されることもない) [Sun 20 Jan 2008 22:20:23]
リート > (歌い手は今日も歌う) ――Sou hom vell, paubre menyspreat, no hai ajuda d'home nat... (もはや老人にして金もなく、人に卑しめられ、頼るべき友とて既にない) (古い――とても古い歌だ。パプテスを信仰する者か己のように歌を生業とする者以外にはあまり馴染みはないやも知れぬ。歌い手は特定の宗教を信仰していなかったが、時として宗教詩を歌うことがある。尤も、この歌がそうと分かる人も少なかろうが) (ぽろん、とハープが鳴り) [Sun 20 Jan 2008 22:07:08]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 (一角) 』 [Sun 20 Jan 2008 21:53:27]
お知らせ > キュビエさんが退室されました。 『そんな感じで少しは見れるポーズになるまで練習…最初からクライマックスだぜと言えるくらいにっ』 [Sun 20 Jan 2008 16:44:03]
キュビエ > (バッバッ!バッ、バッ!とかそんなテンポと、手拍子でタイミングを教えてくれるのに合わせてちょっと動いてみる…あ、左手を足に寄せる時はあまり溜めないんだ、とか) [Sun 20 Jan 2008 16:41:05]
キュビエ > (こうして、こう…とか、模範演技を受けて…キビキビ動くし、ちょっとした動作の間と言うか溜めとかもやっぱり大事なんだなぁ、とか)もっと、キビキビ動かないとダメって事だよねぇ…(バッと後へ振りかえり、正面に向き直りながら腕をクロスっ!ここでちょっと一呼吸溜めるとかやってるつもりでも上手くいかないし…と言うか、運動用に買ったブラにしとけば良かった…体ひねったり、体を起き上がらせたりすると胸揺れるし) [Sun 20 Jan 2008 16:38:54]
キュビエ > (それでは、やってみようっ!)よっ…はっ! んんんんーーーー、だあああーーっ!(左に捻る、クロスする、左手を脚へ寄せながら腰を落として溜める、一気に開放して声を上げる…まだ頭で考えながら動いているしメリハリもないから、正義のヒーローと言うより単なる触手怪人の断末魔の動きとか…なんてーか色々ダメっぽい。教えてくれた人も苦笑してるもん) [Sun 20 Jan 2008 16:35:41]
キュビエ > まず、体を左にひねって…前で腕をクロス…して、次は…?左手を右足のところへやって腰を落とす? 腰を落とすのが先?(ちょっと後からポーズの修正なんか受けたりしつつ)で、右手を掲げて叫ぶ…と(あ、結構シンプルかも、とか…) [Sun 20 Jan 2008 16:32:52]
キュビエ > (これ以上付きまとわれるのも困ると言うか、一応まだ早い時間で手が空いているのか、仕方ないって感じで…だいたいの動きを見せてくれる事になって…)えーと…こう?(最初は上体を捻って…)そして、こう…(体を戻して腕を交差させてー…)って、ちょっと待って、コート脱ぐからさ、ちょっと動きにくいしっ(次の動作にを見ればとりあえず動きやすくないと大変そうだと言う事でコートを脱いでタコ触腕も開放しちゃって) [Sun 20 Jan 2008 16:27:37]
キュビエ > ねー、お願いだからさー、昨日お菓子売った子供達に変身ポーズ見せるって約束しちゃったからさぁ…ね?売り上げに協力するって形でさ…手取り足取りってわけでなくてもいいからさぁ…お願い(ただでさえ次の公演の準備だってあるだろうに、そんな事を頼まれて困惑しきりの相手。それをまるっと無視してこー頼み込んでみるっ) [Sun 20 Jan 2008 16:22:45]
キュビエ > (少しだけチケットをもらえればそれでおっけーて感じで頷いて)あとさ…(対応した劇団員はまだ何かあるのか、みたいな顔をしちゃうけども)変身ポーズ教えて、アイゼンリッターの…ほら、最初きた時になんか、ばばばばっ!とやってたじゃん、あれ(パッと見はなんか複雑そーな動きしてたけど、なんか格好よさげで) [Sun 20 Jan 2008 16:20:41]
キュビエ > うん、そんなに一杯はいらないよー。ちょっとだけでもいいからさ、お菓子に興味を持ってくれた子へのプレゼントとかそんな感じでさ(元々安いんだけど、こーチケットがあればそれをきっかけに親にねだったりしてくれるかなーとか。キュビエがんばってます) [Sun 20 Jan 2008 16:18:35]
キュビエ > うん、これが今日の分ねー、りょうかーい(お菓子の籠を受け取りつつ、でもちょっとそれは横に置いといて)ねね、ついでに宣伝もするからさ、劇の入場割引チケットみたいなのあったらもらってもいいかなー?(ほんとーはただお菓子を売ってればいいんだろーけども、こうして一つの劇団の売り子の手伝いとか関係者と言うにはかなーり程遠いけど、ちょっとは関われるのは嬉しいし、色々手伝えればと思って) [Sun 20 Jan 2008 16:15:31]
キュビエ > (午前中から夕方までー、と毎回お菓子一杯の籠を預かって販売って感じなのだけど、今日はついでだからこーちょっと早めにきてその劇団の人とちょっとお話したりとか)んー、やっぱりボク達のところと違ってこーいう所で主役を張るような役者さんって文字通り『絵になる』人達ばっかりだよねぇ(まぁ、ボク達のところでも一級とか特級とかって名は知られてるけど、こーいう健全なところとはまた違うしとか) [Sun 20 Jan 2008 16:13:08]
お知らせ > キュビエさんが入室されました。 『今日売る分のお菓子を受け取るついでにボク、参上!』 [Sun 20 Jan 2008 16:09:20]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(妖精と一緒に仕事再開。 波乱の予感……?)』 [Sun 20 Jan 2008 02:26:49]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『(誰かが心の底から怒っている事を、私はまだ知らない)』 [Sun 20 Jan 2008 02:25:50]
ランシャオ > おろ? そなんだー。 ………? 変な事言うなー。 カインが何の役をやってようと、私は応援するに決まってるじゃん。 ( 中身だけ、というのが何でだろ?と不思議に思ったりはする。 けれど脇役であろうと主役であろうと、真剣にそれに打ち込んでいる人たちを応援しないはずが無いじゃないか。 )( つよいー、と文句を言ってその手を跳ね除けた先にある青年の赤くなった姿に、今度はにやにやしたような笑顔で甘えるように彼に飛びつこうとしよう。 ) そう赤くなるなこの男前ー! フフッ、お言葉に甘えて頼りにさせてもらいますー。 ( そうして彼の肩に乗っかっろうとするだろう。 密かにその位置がお気に入りのようだ。 ) はーい。 ちゃんとお願いするとしまーす。 ( その言葉に素直に首を縦に振って。 ) [Sun 20 Jan 2008 02:20:24]
カイン > おう。……どういたしまして。(そのまま暫くの間、彼女の頭を撫でたままに。 なんだか、そこまで嬉しそうな顔をされると――辞めてしまうのが申し訳ないような気がするのだ。 俺だけ、だろうか。 きっと違うだろう)主役――の中身、だけどね。 雑魚とか、敵役とかの中身もやるし――うん。でも……そうだと知って応援してくれるのは、嬉しいかな。(照れ隠しに、わしゃわしゃ、と少しだけ強くランシャオの頭を撫でる。 それを跳ね除けて彼女が此方の顔を見れば、ちょっと赤くなっているのがわかるかもしれない)まあ、大丈夫だろ、多分。 根拠はあんまり無いけど。 それに――何かあっても、俺がいるし……と、一応言っておく。(まあ、こうやって格好つけても様にならないのは自分でも知っているし、冗談っぽく、だが。 ともあれ、続く言葉には苦笑い)それはダメだって。 ちゃんとどれだけ欲しいか言えば、皆くれるんだから。 ああ、でも……つまみ食いくらいだったら、大丈夫だろ、きっと。 [Sun 20 Jan 2008 02:09:45]
ランシャオ > ――――うん。 ありがと。 ( 頭を撫でられた幼い妖精は、にへへーっとだらしない笑みを浮かべる。 こういう風に大事に扱われたことなんてあまり無かったから。 ) そういうのは私の主義に反するからしないもの。 安心してちゃんと主役をやってなさいな! ( けれどまさかこの青年自身がアイゼンリッターだったとは。 主役とか凄いなー、なんて視線で相手を見つめている。 ) それもそーねー。 やっぱりだいじょぶかな? しっかし私のお仲間はたまに洒落にならん事するからな…… ( 妖精の端くれではあるから、一応自然の声を聴いたりすることなんかも出来る。 それでも他人を騙すことまでは私は出来はしない。 ) いやーお菓子ってのはやっぱ素敵だねー♪ ―――ん…それもそうね。 じゃあ今度は私が自分自身で欲しい分勝手に取ってくとするか!? ( 遠慮をしなくなれば、かなり洒落にならない量を食べる妖精。 普段はちゃんと自重をして程ほどにしてるけどね。 ) [Sun 20 Jan 2008 02:01:36]
カイン > そっか。なら良いんだけど――いざとなったら劇場に逃げ込めば良いしな。(鴉でも犬でも猫でも、或いは人でも、追われているのがランシャオだったら劇団員は匿ってくれるだろう。 彼女の言葉に頷き返しながら、その頭を撫でてやろう。)そう、木曜日。 ああ、さすがに公演中の悪戯は勘弁してくれよ? そればっかりは、いくら俺でも怒るかもしれない(なんて冗談めかして言えるのは、彼女がそういう事をしないと信じているからだ。 笑って済ませるような冗談しかした事がない、と言っているし……悪意ある行為をするような性格じゃないとも思っているのだが)まあ、今のところ『妖精に酷い目に合わされた!』って人の話は聴いたことないけどね。 ああ、でも……御伽噺とかだと、時々はあるか。(妖精に騙されて延々と森の中を歩かされた――なんて。ランシャオは透明になることしかできないと言うけれど。 まあ、ともかく――袋から飴を取り出して彼女に差し出してやりながら、その要望に首をかしげた)ん、別に大丈夫だと思うけど――というか、妖精にとっての適量ってどれくらいなのか、良くわからないんだよね皆。 わかった、後で言っておくよ。(身体に似合わず結構大食いなのかな、なんて。) [Sun 20 Jan 2008 01:46:03]
ランシャオ > アハハッ。 そういう風に心配してくれるのは嬉しいなあ。 まあけど今まで大丈夫だったから、多分これからも大丈夫だとは思うけどね。 ( 無邪気な笑顔を浮かべながら、相手の言葉に幼い妖精は喜んだ。 ちなみに人間に追いかけられた事が無かった訳ではない。 妖精というのはそれなりに希少であるから、奴隷として捕まえちゃえば結構高値で売れるのだ。 攫って文句を言う保護者もいないし。 ) あ、それはいいかも。 じゃあ今度の舞台はそこで見せてもらおっかな。 ( 木曜日だよね?と確認を取る。 ああいう花形の舞台に立ちたくない、といえば嘘になる。 ちょっとやってみよっかな?なんて思い始めてきて。 ) アハハハ――――……ハハッ。 違うよってちょっと断言できないかも。 私にとっては軽い悪戯気分でも、相手にとってはすっごくムカついた、っていうのがあるかもしれないしね。 ( この妖精のやってることは、現代の感覚で言えば万引きの常習者のようなもの。 日常的な摘み食い犯罪であるのには変わらない。 ) 私の方も断固拒否させてもらう。 ―――あ、勿論食べるー♪ ねえねえ、そういえば普段の私のご飯さ、もうちょい大盛りにならない? あれじゃちょっと足りないんだよねー。 ( 喜んだように羽根をぱたつかせながら、その飴に飛びつくように遠慮なく受け取ろう。 そして遠慮なくそんな申し出を。 ご飯は一杯食べれるに越した事は無いのだ。 ) [Sun 20 Jan 2008 01:40:19]
カイン > ん。いや、ちょっと心配してるだけ、だけどさ。(ちょっと休憩、という事らしい。仮面をバッグの中に仕舞い、かわりに水筒を取り出して中身を飲んで。 最初に出会った時だって、彼女は鴉に追われていたわけで。 人間に追いかけられることだって、いつかあるかもしれないし)自信かー。 じゃあさ、公演中に舞台裏、入ってみる? 出てみたい、って思うんなら少しずつ慣れていけば良いだけだしね。(実際、本当に妖精が舞台に出るとなれば、女の子だって見に来るかもしれない。 女性が可愛いもの好きなのは、古今東西変わらないのだし。)冗談ねえ。……本気でランシャオに対して怒ってる人とかいたりして(なんて、彼女をからかうような言葉を投げかける。 冗談で済む悪戯、といえば彼女は摘み食いとかしてる、と言っていたっけ。 それならば――と商品の袋を一つ手に取って、代わりに100エン硬貨を釣銭袋に放り込む)まあ、可愛いのは本当だけど、そういう好事家とは普通に知り合いたくはないなぁ……。 ああ、ランシャオ。良かったら飴、食べてみるかい? [Sun 20 Jan 2008 01:14:42]
ランシャオ > うーん……けどそういう風に目立ちまくりって妖精としていいのかなぁ? いや私が言うのもホント今更だけど。 ( 私が言っても説得力ないけどね。 しょっちゅうあちこちに顔を出してるし。 ) それじゃまたねー。 今度あったらあそぼー? ( そんな事を言いつつ妖精も小さな手を振り返した。 そして鉄仮面を脱いで露わになった彼の見知った顔を見ながら頬を掻く。 ) まあもしかしたら大丈夫かもしんないどね。 ただやっぱりちょっとそういうのに自信無いかなーってのもあってさ。 ( そりゃ私は可愛い。 とっても可愛いが! けど人気者になれる、と太鼓判を押されてもあまり実感は湧いてこない。 ) じょ、冗談で済む程度の悪戯だもの! 大丈夫に決まってるわ! …………多分。 ( やっぱりちょっと自信は無かった。 ) まあね。 ほら、野良妖精だから? 怪しい趣味の好事家とかには格好の得物なのよ。 やっぱ可愛いって罪ねー。 ( 自分で自分の言葉に照れている。 ) [Sun 20 Jan 2008 01:07:13]
カイン > ……やれやれ。 ありがとうございましたー(キャンディを買ってくれたお客さんを笑顔――仮面があるが――で見送って、俺は小さく溜息を吐く。 周囲を見回せば、他にお客さんもいないようだし……がぽっと鉄仮面を外すことにする。 結構な間、これを被ってると暑くって息苦しくって。 頭にはタオルを巻いてはいるけれど、汗が垂れてきて目も染みるし)まあ、ランシャオの体質は聴いたことあるから、出てくれー、とは言わないけどね。 出たら人気者になるのは間違いないと思うよ。(暑い暑い、とか言いつつ頭に巻いていたタオルを解く。 実際、劇団の女性メンバーは皆ランシャオの事を気に入っているし、そういう自分だって彼女の事は好きだ。 まあ、ともかく)でも、何だ。 ――あんまり目立つような悪戯すると、いつか本当に怒られちゃうぜ? 前にもほら、捕まりかけたことがあるー、とか言ってたじゃないか。 [Sun 20 Jan 2008 00:49:09]
お知らせ > シェルさんが退室されました。 『そのまま家の方へ歩き去っていく・・・。』 [Sun 20 Jan 2008 00:41:47]
シェル > ふむふむ、ヒーローは人気ではなく、正義の為に戦うというのだなっ。(凄く納得の表情で勝手に頷いている少年で… 妖精の悪戯に謝るヒーローに全く気にした様子もなく)はっはは、気にしないでいい、寧ろ新年早々縁起の良い物に触れてよかったよ。(と、何か文化的な事情で良いことだったようで…ご機嫌で) 下手をすれば…君が主役になるくらいに注目されるかもしれないなっ。(と妖精の言葉に可笑しそうに方を震わせながら頷いていて)っと(時間が大分たったことに気が付いた少年、キャンディをひとつ購入して)では僕はこの辺りで失礼するとしよう。次回の舞台を楽しみにしているよ。(と…次の開催予定のパンフレットとか貰いつつヒーローと妖精に手を振って…) [Sun 20 Jan 2008 00:37:58]
ランシャオ > ( 頭を優しく撫でられて解放してくれれば、この人優しい子だー、と嬉しそうな目で見上げ―――と、このままじゃカインにもこの子にも見えないんだった。 ) くるりんぱ、と。 ( 宙に舞いながら華麗に一回転(見えないけど)して、誰の目にも明らかになるようにその姿を見せる。 ) 甘い甘い…お砂糖よりも甘い! 悪戯心なくして何が妖精足りえるものかあ! ( 偉そうに言う事じゃないけれど。 ) ふ、そりゃもうかわいーこの私が劇に上がっちゃえばみーんなめろめろよめろめろ。 ( えっへん、と偉そうに胸を張る。 現に傍にいる仲の良い団員の子は、ランシャオちゃんかわいー、と既にメロメロになっているではないか! ……ペットとかそういう類に見せる愛らしさだけど。 ) ………けど私がマスコットねえ。 そんなこと出来んのかな? ( 悩んだように首を傾げる。 演技の上手い下手や苦手とかではなく、単純に体質の問題だ。 悪意とか敵意の感情がとってもにがてーな私は、そういう風に不特定多数の注目を浴びると面倒な事になる可能性がなきにしもあらずなのだ。 ) [Sun 20 Jan 2008 00:36:16]
カイン > ……人気が出るとか出ないとかは、俺には良くわからないけど。(仮面の下で小さく笑って、肩を竦める。 人気が出るかどうかは別としても、ランシャオと劇をするのは面白そうに思う。 ――が、大勢の人間が苦手と言っているのだし、第一彼女は劇団のメンバーではないわけで。)まあ、ともかく――ランシャオ。あんまり人に迷惑かけちゃダメだろうに。 ……って多分、其処にいるんだろうけど。(一方、魔術の心得なんかまるでない自分には、今、彼女が少年に捕まっているのかどうかも良くわからない。 とりあえずはその辺りに話しかけてはみるけれど――先ほどまで位置を探る頼りにしていた妖精の声も、今は聞こえないわけで。)すいません、その――迷惑をかけてしまって。(その少年が妖精を怒るようであれば、止めに入ろうかと思っていたのだけれど――そんな事も無い様子。 謝罪する声も、ちょっとホッとしているようで) [Sun 20 Jan 2008 00:27:08]
シェル > (中々面白い思考…流石は妖精、と…先程の悪戯も含めて妖精がやったことと分かれば納得する・・・そんな彼の祖国は妖精信仰が盛んな国で)……ふむ、残念……妖精のマスコット付きのヒーローならば凄く人気が出る気がしたのだがね。(少し怖めのアイゼンリッターも妖精の愛らしさで緩和、とか思ったようで… 聞こえてくる声は何処か大学で聞いた気もして首を軽く傾げたりしつつも…中の人などいない、という神の声に頷き)(がっしり確保した少年…捕まえれば魔力を溜めていた目を普通に戻して…顔をじっと…何か池の鯉のような状態の妖精を見つめ)久しぶりに見るなぁ…妖精さん……ああ、別に酷い事をしたりしないよ?(軽く頭を撫でた後、すぐに解放…触れただけで満足な様子で) [Sun 20 Jan 2008 00:17:08]
ランシャオ > むう…いやそーだけどさー、私の声を貴方聞いたこと……――――声? ………あれ…ひょっとして………? ( その声に聞き覚えがあって、姿の見えない妖精はかなり驚いたような声を出す。 ) ……むぅ…となると尚更! こうなったら奥の手発動! 全力で後ろ向きに前進をするしかあるまい! ( キュピーンと目を光らせてアイゼンリッターもといカインから逃げる妖精。 ) ――――ほわい? ( そしたら少年の方に確保されました。 獣人やら動物にはバレタことがあっても、こうして人間相手に見破られる事なんて初めてだからかなりビックリ。 というかビビル。 ) ――――― ( 少年の手の中に捕まえられた妖精は、あうあうと口をパクパクさせながら、怒られやしないかと怯えたような眼差しで嬉しそうな少年を見ている。 ) [Sun 20 Jan 2008 00:09:59]
お知らせ > シェルさんが入室されました。 [Sun 20 Jan 2008 00:07:14]
カイン > ……いや、天才って。(しかも媚びろって何だ、それは。 自重する妖精ってのも変かもしれないが、調子に乗りすぎているのはどうなのだろう。 ちょっと頭痛を覚えながら伸ばした手は、元より姿が見えているわけでもないのでアッサリと避けられ、文字通り空を掴むような形になる。)そりゃあ、声でわかるだろ、普通。 俺、ランシャオの声を忘れるほどバカじゃあないぞ。(一度声を出してしまったからか、もう躊躇する気もなくなってきてしまった。 どうやら目の前の彼はまだアイゼンリッターを見たことが無いらしいし、良いよね?と横目で同僚に確認。 仕方ないなあ、と苦笑いしながら頷いてくれた)マスコット……ではないかなぁ。 劇団にすんでる子ではあるけど。(やれやれ、と言った様子。 顔は仮面で隠れているけれど、多少くぐもっていても声でわかるだろう。 ともかく、妖精を咎めるような雰囲気は無いのだが) [Sat 19 Jan 2008 23:53:35]
シェル > (今こそヴェイトスにカードゲームを流行らせる時かもしれない!第1弾は正義の味方アイゼンリッター!とか妙な想像してみたりで)………こ、こんな所で僕は倒れるわけにはいかないのだよ…(そう、この世界を大いに盛り上げるのがこのシェルの役目(略してSOS…イヤナンデモアリマセン)とかはともかく、混乱しかけていたが…どうもこの身体の異変は目の前のヒーロー以外に原因があると分かったらしい少年… 魔法を完成させると視界に魔法的な隠れたものが見えるようになるらしく…目の前に逃げるように飛んできた小さな小さな…妖精のように見える少女を発見…シュッ!と両手を素早く出して捕まえようとして)お、おお…っ、流石はヒーロー…妖精のお供…いや、マスコットまでいるのかね?(ヒーロー物、というよりは魔法少女物のお約束、可愛いマスコットキャラ、これでグッズを作れば売り上げ更に倍増!とか思ったかどうかはともかく、妖精を見つけるとヒーローを見たときよりも嬉しそうな反応を見せる少年で) [Sat 19 Jan 2008 23:46:49]
ランシャオ > 私は天才だー!! こびろー!こびろー!! ( ……ん?間違えたかなあ?と言い出しそうな天才だが。 ) ――――……あ、い、いや冗談だよ? 軽いフェアリージョークだからそんなマジに怖がらなくても……… ( けど相手が本当に怖がっている様子を見れば、ちょっと申し訳なくなって今更ながらにそんな言葉を。 ) ―――――ふぇっ!? な、なんで分かって―――……じゃ、じゃなくて……なんのことかなー? 分かんないなー私。 ( そんな白々しい事を言いながら、掴まれそうになればソイヤーッとヒーローの方から、少年の眼前へとパタパタと飛んで逃げた。 相手がその呪文に成功すれば、背中に虫のような羽根の生えたミニチュアサイズの女の子の姿が恐らくは映ることになるだろうか。 ) [Sat 19 Jan 2008 23:43:03]
カイン > (トレカというかトランプです。現在はスペードのみだが、シリーズが続けばクラブ、ハートと続いていく――かもしれない。 その前に劇団がつぶれれば終わりだが。 子供の手元に残るのは不完全な状態のコレクションのみ。……嫌な未来だなあ。)……………………。(いやいやいやいや。そんな世紀末救世主伝説とかではないから、空想科学だから。 まあ、あまり怖がらせても意味がないし、此方も結構疲れるので雷を収めて――……しかし何やら尋常ではなく怯えている様子。 どうしたのだろう、と思っていると――……)………………ランシャオ、ちょっと自重。(思わず小さな声で呟いてしまった。 とりあえず、手を伸ばして――この辺りかなあ、という辺りを摘んでみよう。) [Sat 19 Jan 2008 23:30:34]
シェル > (弱小団体ならばそれぞれの個性を特化して競争社会を生き抜いていく…現代の企業にも通じるその戦略の方が実は少年に取っては興味があったかもしれないが、今は目の前の正義のヒーローである。 格好よいイラストの付いた(トレカ付?)キャンディーの説明をされる物の、正義のヒーローの謎の攻撃(実際は妖精さん)によって背筋がゾクゾクした少年……更にヒーローが指先に雷を呼び寄せるのを見ると…震える唇が動いて)ま、まさか、それは……ちょっとでも動けば・・・ボン、だ という技…なのかねっ!!?(何か経絡秘孔とか突かれた?と勘違いしている少年で…  とすると頬の辺りに何か気配が…「更にヒーローの追い討ち攻撃?もう僕のライフは0なのだよ」と叫びたくなるも…何か…変な声が近くの何もないはずの空間から聞こえた気がして……瞳を細くして…) ……万能なるマナは根源の力……我が瞳に見えざる物を移す仮初の光を与えよ……(精神を集中し…視力に魔法的な効果をつけて辺りを伺おうと魔法を唱え始め) [Sat 19 Jan 2008 23:25:13]
ランシャオ > ( 思い通りに成功した事に楽しそうな笑みを浮かべつつ、混乱する少年の眼前に回り込みその両頬をうりうりー、と指で突っつき始める。 ) フワハハハハハァッ! 見えるか? 感じるか? これが悪霊dげふんげふん! ( 小さな女の子の楽しそうな声が少年とヒーローの間で響く。 ) 声はすれども姿は見えず……ふははははーこわかろー!? [Sat 19 Jan 2008 23:15:11]
カイン > (個性的――……まあ、弱小劇団だから、ちょっと奇抜な発想で勝負しているところは多分にある。 というか、平々凡々とした劇なんかじゃ生きていけない競争社会)(『ええ、結構格好良いでしょう? イラストの描かれたカードもついてるんですよ、キャンディ!』)(なんて売り子をしている同僚の横で、少年が後退したり硬直したりするのを見て、ちょっと凹む俺。 ……やっぱりこう、演じている身としては、怖がられるとやっぱり悲しい)(……って、必殺技?)(何のことやらわからないが、とりあえず首を左右に振ろう。 むん、とコアに力を篭めるイメージで、指先に稲妻を作ってみせる。 必殺技は電撃纏ったキックです。 見た目だけは派手だ) [Sat 19 Jan 2008 23:09:36]
シェル > (キャンディ売りの女性のすぐ隣にいた、非常に目立つ姿の男……堂々とした姿勢で、時折子供などに愛想を見せている彼に気が付いて…)ふ…ぅむ…中々…個性的な…ヒーローだ…。(余りこういった劇は見たことがない少年…身近で見る…ある意味際物っぽい相手が珍しく見えて… ふと、アイゼンリッターがサムズアップをしてくるとついつい反応・・・身体をそらすように半歩下がろうと…「ビーム攻撃!?」と思ったのかもしれない。しかし同時に、耳元に生暖かい吐息が耳元に吹き付けられて、その場で背筋が鳥肌たったように硬直し)ぅ、ぁあ……っ、な、何…?今の…が…君の必殺技…なのかね?!(耳を手で押さえながら混乱した様子でヒーローに問いかけて) [Sat 19 Jan 2008 23:04:15]
ランシャオ > ( 何をしてやろっかなー?と近付く間に色々考え中。 余人には姿が見えないってのはホントにとっても便利なのだ。 最近はご飯が出てくるようになったから食い逃げは自粛しているけど、悪戯し放題のこの特権はすこぶる美味しい。 ) ( 妖精の方も、主役であるアイゼンリッターが売り子の傍に居る事には気付いていないようだ。 どうやら角度的に見えなかったようで。 まあ見えてたとしても、子供にちょっかいを出すのを止めはしなかっただろうが。 ) ―――― ( フゥーっとその耳元に近付いて、そっと生暖かい吐息を吹き掛けてやろうとする。 それが成功したのなら逆の方の耳にも。 なんだか地味な嫌がらせだ。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:57:58]
カイン > (客寄せパンダとして立っているのは、そりゃあもう、何処からみてもアイゼンリッターな格好の俺である。 ヘルメットにマフラーに衣装に。 ……さすがに舞台以外でこんな格好するのは恥ずかしいものがあるが……ヒーロー役としては、こう、堂々としていなければ見っとも無いわけで。)………………。(ぐッ、と目の前の少年に対してサムズアップ。 舞台の上では気付かれないかもしれないが、間近で声を出されると気付く人もいるかもしれない。 アイゼンリッターに変身するのはハワードという人物であって、カインではないのだ。 つまり、中の人などいない、って事で)(そして此方も此方で、狭い視界の上に姿を消しているとなれば、妖精のことには気付かない) [Sat 19 Jan 2008 22:52:21]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『ええ、そうですッ(とかいう売り子さんの隣)』 [Sat 19 Jan 2008 22:45:43]
シェル > (偶然でもなく少年が手に持っていたパンフレットもアイゼン・リッターのそれ。可愛らしい売り子の女性の言葉に頷いていて) 噂を聞いてきたのだが…ふむふむ、従来のヒーロー物と違って、異形ゆえの苦悩が…かね?(この飴もアイゼンリッターのかね?と興味を持った様子で話している少年…当然だが姿を消した妖精に気が付いた様子はなく) [Sat 19 Jan 2008 22:43:29]
ランシャオ > お? ( 売り子の方に視線を向けてみれば、子供がそれに興味を持って近付いていったようだ。 私と仲の良くなった売り子の役割をしている可愛い女性の団員は、飴を売ろうと死ながらアイゼン・リッターについてのセールストークを口にしている。 ) にひひっ。 ( それに対して悪戯心が沸き上がり、何かしてやろうと姿を消したままこっそりとその少年の後ろから近付いていく。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:39:07]
シェル > (様々な芸を売りにする芸人やそれらの集まりである劇団が沢山いる賑やかな通りを、何かの劇のものらしいパンフレット片手に周りの歩調など気にした様子もなく自分のペースで歩いてやってくる少年。キャンディ売りの子に声を掛けられてどれどれ、とか眺めていたりで) [Sat 19 Jan 2008 22:31:42]
ランシャオ > 最近は蛍とかシャリネさんともあんま遊んでないしなー……折り鶴に行ってみるとか、それともシャリネさんがどっかで歌ってないか探してみるとか。 ( 寂しそうに膝を抱える。 私は賑やかなのが好き。 楽しそうに笑っているのがスキ。 誰かが怒ったりするのは嫌い。 悲しんだりするのはもっともっとキライ。 ) ――――それとも隠れ家に行ってみよっかな? ( 久々にあそこに行ってみるのもいい。 一緒にお菓子を食べてお喋りしたり―――そんな他愛も無い時間が大好きだ。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:29:33]
お知らせ > シェルさんが入室されました。 『パンフレット片手に歩いてきて…』 [Sat 19 Jan 2008 22:28:25]
ランシャオ > まー多分今の所はびみょーって感じかな? そこまで大人気じゃない、ってのは確かだと思うんだけどさ。 ( 樽の上に腰掛けて、所在無さげに足をブラブラさせながら呟いた。 ) ………けっこー暇だし、売り子の手伝いにでもいってあげよっかな? それともどっか適当なとこに遊びに行こっか悩むとこだけど…… [Sat 19 Jan 2008 22:18:53]
ランシャオ > ( 滞在している劇団の子がキャンディの売り子をしているのを、三つ編みにリボン、それから白いブラウスに赤いワンピースといった少し子供っぽい格好をした妖精が、姿を消しながらのんびりとした様子で眺めている。 ) けどアレって人気なのかなー? 面白いとは思うんだけど、そこら辺はぜーんぜん分かんないんだよね。 [Sat 19 Jan 2008 22:08:55]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『おー、頑張ってるなー』 [Sat 19 Jan 2008 22:04:22]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『ショゴス』にご期待下さい。』 [Thu 17 Jan 2008 22:30:09]
カイン > (とはいえ)……次回、これで3対1とか言われたら泣いちゃいますよ、俺。(体力的には非常に厳しいものがある。もっと気力と体力と根性と演技力が欲しい。 チビチビと水を呑みながら舞台をちらり。 ここからでは客席の様子まではわからない。 ――子供たちが喜んでくれてると良いのだけど)……それに友達とかから『アイゼンリッター? なにそれ』とか『深夜熱唱部』とか呼ばれるのキツイからなぁ。……もっと頑張らないと(……アイゼンリッターの戦いも過酷だが、俺の戦いだって過酷なのだった。まる。 ……もう少し人気でないかなあ。) [Thu 17 Jan 2008 22:29:34]
アイゼンリッター > ……あーもう、やだ。二度と2対1とかやりたくねぇーっ(舞台裏に転がり込むなりぼやくヒーローってのもどうなんだろう、なんて思考はあったけれど、実際ヘロヘロなんだから仕方ない。 ヘルメットを外してへたり込みながら、手隙の劇団員が持ってきてくれた水をがぶ飲み。 表では、戦いを終えたハワードが友人たちのところへと帰って行くシーン。 EDだ。 今回は結構荒っぽい脚本だったなぁ、とかボンヤリ思いながら、俺はハフ、と息を吐く)まあ、仕方ないけどさ。 予算足りないのは知ってるし。(だからこそ、皆頑張れるのだ。 それにまあ、ほら、全体的な人気はアレかもしれないけど――最前列に座ってる子供が興奮して、喜んで、帰り道に主題歌でも口ずさんでくれれば、結構それで満足なのだ) [Thu 17 Jan 2008 22:26:15]
アイゼンリッター > アァアァァァァイゼェェェンッ(勢い良く、ハイドラ目掛けて跳躍――右足でバチバチと雷を唸らせながら、俺は彼――設定上は女性でも『中の人』は男性、というか俺と同期の劇団員だ――に飛び蹴りを放つ。 彼は上手く組み合わせた両腕で、おれの右足を支え――)ダブゥルッ!!(――後方へと吹き飛ばされながら、俺を強化ダゴン目掛けて投げ飛ばした。 ――う、わ、ちょ、無茶だったか、な――)ダァァイナミィイイィイィイィィックゥッ!!(下半身を捻りながら、空中回し蹴りをダゴンへと打ち込む! ――まあ観客席からは直撃に見えるだろうけれど、実際は空振りだ。 強化ダゴン役の人がベテランだからそう見えるだけで――俺は盛大に予定の軌道からずれた場所を蹴りつけているわけだ)「ヴぁ、ヴァイスヴェイトスに――」「栄光あれぇえぇえぇぇえぇえっっ!!」(そして――爆発) [Thu 17 Jan 2008 22:23:18]
アイゼンリッター > (説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(やがて深きものどもを駆逐したアイゼンリッターは、虹色の煙が立ち込めるなか、ダゴンとハイドラへの戦いへと移行していく。 強化ダゴンの振るう斧や鞭を受け流し、背後からのハイドラの攻撃で吹き飛ばされ、ゴロゴロと転がって立ち上がる)ハァ、ハァ……。 ハァ……ハァ……。(メインの殺陣が2対1というのは初めてだったが、やっぱり普段以上に疲れてくる。 息を整えながら、二人の間に立って、油断無く身構える。 ……ヒーローがへたばっていたら、子供たちだってがっかりだろう。)…………っ、準備は良いか?(小声で確認をとると、ダゴンとハイドラが小さく頷くのが見えた。 よし――)今だ……ッ! [Thu 17 Jan 2008 22:20:27]
アイゼンリッター > (ババッ!と俺=アイゼンリッターを囲むように構える半魚人たち。 それを油断無く睨みつけながら、俺は襲い掛かってくる彼らを、組み付いては投げ、組み付いては投げ、舞台袖へと放り込んでいく。)ジュウッ!(気合一閃。 時折両腕を右へと水平に伸ばし、見得を切ってみたりしながら、だ。 やっぱり殺陣はもうちょっと練習しないとだめかもしれないなぁ――……ッ!)う、ぉわッ!(思わず素で声をあげて、慌ててディープワンスから拳を逸らす。 あやうく本当に当ててしまうところだった。 危ない、危ない。 考え事をしている場合ではなかった)(気持ちを切り替えて、俺は再びディープワンスたちへと飛び掛る……!)「ン=カイの闇へ引き摺りこめ……!」 [Thu 17 Jan 2008 22:17:11]
アイゼンリッター > (《飛行》の魔術で舞台の上へと引っ張り上げられたラムレイに変わり、《重力軽減》の魔術で途中まで支えられた俺が、舞台の上へと落下する。 ――当初の予定では、飛び降りてから着地まで《重力軽減》をかけてもらえる筈だったのだが、体調不良は仕方ない。)(ズダン!!)(……と大きな音を立てて着地すると、ちょっとよろめきながら身体を背後に捻り、両腕を前で交差。 左の拳を右足へと寄せ、すかさず右掌を空へと掲げる!)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲。 バシャリと開いたバックルから、煌く宝石が露になり――怒りの雷撃、ではないけれど四肢に纏わせた電光で周囲を薙ぎ払うように腕を振る。 本当に雷が当たったわけでもないのにバタバタ倒れていく奴隷達=奴隷役のエキストラの姿は、ちょっと滑稽だったけれど)……さあ、これで彼らを傷つける必要も無くなった! 行くぞ、ダゴン――そしてハイドラッ!(「えぇい、やれ、やれぇっ!」 「イア! イア!」)(そして現れるディープワンスたち。……まあ、ここからはいつもの流れだ) [Thu 17 Jan 2008 22:14:50]
アイゼンリッター > (アイゼンリッター=ハワードの下へと送り届けられた手紙。それはVV団から彼に対しての挑戦状であった。 そうして向かったのは、ラットマン戦争で廃墟となり、そのまま廃村へと移行した地方村。 ――だが、彼の予想通り、そこに待ち受けていたのは『罠』。 廃墟の端々から突如出現してきた奴隷達は、既に洗脳されており……。 ダゴンとハイドラが、彼らに取り囲まれたハワードの前へと姿を現した)「ふ、はっはっはっは! どうだ、アイゼンリッター! この趣向は!」 「人々を殺すのを、貴様は嫌うらしいな! 奴隷といえども生命だろう? 貴様に、彼らが殺せるのか?!」 「……果たして、どうかな?」(だが――ハワードはにやりと笑うと“足元のトランポリン”で飛び上がり――)……うう、怖っ。でも、怖がってちゃアレだしなぁ……う、りゃッ! ナイアァアァァアァァルッ!!(それと入れ違いに、俺は“舞台の上”から飛び降りた) [Thu 17 Jan 2008 22:13:56]
カイン > (なんてボヤいていると監督に頭を小突かれる。「集中しろ。お前が主役なんだぞ」 ごもっともである。 顔をぴしゃりと叩いて考え方を変えなければ。 俺はカイン・グレイホークではなく、アイゼンリッターなのだから。 スーツの中にお守り代わりの瑠璃色の羽をしまい、マフラーを巻き、ヘルメットを被る。 ……スイッチを入れる。入れなければ)……よし。 タイミングは――そろそろだよな。殺陣の変更点も無し、と。 ……あ、演出の魔術師さんが体調悪いんだって? それじゃあ、ちょっと気をつけないとダメか(確認をいくつかした後、俺は頷いて――舞台、ではなく――その上へ通じる階段を駆け上がっていった) [Thu 17 Jan 2008 22:13:23]
カイン > ……まあ、ようは予算不足なんだけどな。(なんて、舞台裏で溜息を一つ。 アイゼンキャンディーは中々売れないし、スポンサーが下りたとあったせいもあって、新しい強化人間のきぐるみの完成が遅れている。 其処で――この苦肉の策だ。 試作品として用意されていた、若干デザインの違うダゴンのきぐるみを『ハイドラ』とし、実際に舞台に登場したほうのダゴンを改造――右手を斧に取替え、左手に鞭、だ――したのを『強化ダゴン』なる名称で登場させたわけだ。 さらに言えば奴隷誘拐というシナリオにしても、そのきぐるみのチープさから眼を逸らすための伏線にすぎない)……低予算すぎるよなあ。俺の給料とかって大丈夫なのか? [Thu 17 Jan 2008 22:11:04]
アイゼンリッター > ( 狂ったフルートとドラムの音。それにあわせて暗がりの中で踊り狂う何か。――ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じているVV団本拠地“ルルイエ”。 その最深部で、二体の魚人が――ビッグ“C”の前にいた)「ふむ。……やはりアイゼンリッターが動いたか。次は倒せるのか、ダゴン? ハイドラの懇願で、再強化してやったが――」 「……無論! ハイドラの協力もございます」 「…………」 「ふん。強化人間となる前は恋人同士だったと聴いたがな。まあ情に流されるようでは、次の結果も見えているが」(冷ややかな声に対して、二人は無言で頭を垂れ、その場を辞する。 あとに残った闇の中――角を持つ人影。すなわちナイトゴーントの毒づく声が、小さく聞こえる)「……ふん。あんな奴らにアイゼンリッターが倒せるものか……ッ」 [Thu 17 Jan 2008 22:10:20]
アイゼンリッター > (一方、ハワードの方は――……一人、調査に乗り出していた。 まず向かったのは、馬車が消失した街道へ。 成程――確かに、道の途中で轍が途切れている。 血の痕跡もなく、争った様子も無い。 だが――……)「これは…………」(そっとハワードが拾い上げたのは、一枚の『鱗』。 きらきらと煌いているが、美しいと表現したくはない。濁った虹色、とでも表現できるか。およそこの世のものではあるまい。何故なら周囲には草――の舞台装置――だけで、川や水は、存在しないのだから)「……ヴァイス、ヴェイトス……ッ」(呻くように口から搾り出した。 彼奴らがディープワンス……半魚人を用いているのは、彼自身が良く知っている。 だが――)「……“深きもの”の鱗にしては……大きすぎる。 まさか――……ダゴン、か?」(暗転) [Thu 17 Jan 2008 22:09:04]
アイゼンリッター > 「何か最近、感じ悪いよね、彼」「……そうかい?」(つん、と可愛らしく唇を尖らせながらぼやくラヴィニアと、それを宥めるチャールズ。 無理も無い。 近頃のハワードは以前とだいぶ変わってしまった。 いつも悩んでいるような顔をしているし、付き合いも悪い――というか、何処かよそよそしい。 友達づきあいをしてはいるものの、何処か敬遠したいような、そんな雰囲気が漂い始めている)「……いつからだっけ?」「一ヶ月――くらい前、かな。 ほら、ちょっと学校休んでたでしょ、彼」「ああ……」(真面目な男だというのに、珍しく数日、無断で大学を休んだことがあった。 それ以来、だ。 何かあったのかと、問いかけたこともあった。 無論、真っ当な返答はなく――未だに謎に満ちているのだが)「………」「………」(二人は顔を見合わせ、溜息を吐いた。 決して彼が嫌いだというわけではないけど――今後、どうやって付き合っていけば良いのだろうか) [Thu 17 Jan 2008 22:06:36]
アイゼンリッター > (翌日)(大学のカフェテリア。ハワード、そしてチャールズとラヴィニアが、三人で昼食を取っている。 だが――ハワードはあまり浮かない顔をしている。やがて口を開いても、出てくるの話題は――)「……なあ、今朝のニュースだけど、どう思う?」(新聞の一面に踊っていた『奴隷運搬馬車、謎の失踪!』の文字。 奴隷の集団脱走、或いは反逆ではないかと言う噂までもが飛び交うが、真偽は定かではない。 何せ馬、馬車、そして傭兵に至るまで、その全ての痕跡がまるで残されていないのだ。 そう、馬車の轍すらも――道の途中で、忽然と途絶えてしまっている。)「……何か、嫌な感じのニュースよね。 ここの所物騒な話ばかりで、嫌になっちゃう」(そう溢すラヴィニアの言葉に頷きながらも、ハワードの心中は穏やかではない。 彼女を狙い、或いはこのヴェイトスを混沌へと導かんと暗躍するVV団。 近頃多発している怪事件の類は、まず間違いなく彼奴らの仕業とみても良い。 今まで表舞台に現れることのなかった彼らが、ハワード自身を攫ったように、随分と派手に騒いでいる。 これは――何か、あるのではないか?)(不安を隠すことができないハワードを、友人のチャールズとラヴィニアとが、不思議そうに眺めていた)「……いや、何でもないよ」(笑って誤魔化し、舞台の上を去っていくハワード) [Thu 17 Jan 2008 22:02:59]
アイゼンリッター > (――暗い夜道を、三人の男が歩いている。鎧や剣を身につけていることから鎧だと知れる。 その背後には一台の馬車――と言っても舞台の上にいるのはハリボテの馬なのだが。 馬車の窓や扉は檻のようになっており、中に積まれているのは食料やら何やらではなく、奴隷だというのが察せられた)「まったく、楽な商売だぜ」「ああ。ヴェイトスから地方村まで、ほんの数日間の『商品運送』。山賊も出ないだろうに」「まあ、商品に逃げられるほうが心配なんだろうさ」(ゲラゲラと笑いながら歩く三人。だが――不意に先頭を歩いていた傭兵が、グッ!と呻いたかと思うと倒れこむ)「ッ!? な、なんだ、なんだ!?」(慌てふためく残りの二人。 だが――次々と彼らも同様に、うめき声を上げて力尽きる。 ――その胸元には一本の矢。 暗闇から――巨大な魚頭人が歩み出て……)(暗転) [Thu 17 Jan 2008 22:01:04]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――第四話『蘇るダゴン』』 [Thu 17 Jan 2008 22:00:16]
お知らせ > フェイトさんが帰りました。 『 おやすみの挨拶には、またね と添えて 』 [Tue 15 Jan 2008 07:04:36]
フェイト > 無限だね。果てしなさ過ぎて、ちょっと抱えきれないけどね。この腕じゃ。 ( だから、こうして触れて確かめる事が出来るように、手があるのかもしれないなんて、笑いながら囀る程度には夢語り。 じんわりと、言葉は沁みるように緩やかに。 ) わたしのお仕事も一旦終わりだしね。…さぼっちゃだめだよ。そーゆー時は、こっそりと、なんだ。 ( 嬉しいなんて言ったから、少し申し訳なさそうな色を湛えて見上げるけれど、笑っていたから。 安堵みたいな色に染め替えて、ほ、と白い息が零れた。 ) …口止め料とか、ひどいな。ばらしたりしないのに。 ( 触れた鉄仮面は、ひんやりと指先に冷たい。どんな想いを此処に隠すのか、託すのか。ゆぅるゆるとなぞっていたら、かさり 小さく紙の音。 ぱっと視線を向けてみたら、手にされているのはキャンディとカードの包み。 …ぱちぱち目を見張った後、わざとらしく唇尖らせて、怒ったようなフリをした。 演技は、上手くない。 )  気持ちがなきゃ続かないしね。 …どうなんだろう?それが何であっても、何かを思って貰えたら、きっと嬉しいんだ。 ( 伝える事、伝わる事。どちらも片方だけじゃ出来ないものだから。少しだけぼんやり空を見るようにして。 その下には、様々なものがあるから。 ) ちょっと違う意味になっちゃうね。わたしはやっぱり、ナイチンゲールだ。 どんな意味でも。 ( 良い意味も悪い意味も、全部含めて。似合うといいんだけど、なあ。軽く笑いながら見上げる先、自分の羽が仕舞われるのを見るのは、やっぱりちょっとくすぐったくて、ひょいと首を竦めて見せた )  そっか。気に入ってもらえたなら、うれしいな。 今度はどんなのを歌おうかって、色々考えようって思うもの。 ( 少し照れ臭いなんて笑いながら、軽く頬を押さえてみた。 冬の風は冷たいけど、こんな時は体温の方があったかくなるから不思議だと思う。 さざめく笑みだけが、緩やかに風混じる。 ) [Tue 15 Jan 2008 07:04:07]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(――その後しばらく話し込んだそうな)』 [Tue 15 Jan 2008 05:28:24]
カイン > きっと帰って行く人も、向こうで愛して貰えるんだろうなぁ……。凄い、本当に無限の愛だ。(愛が増えて、分け与えて、分け与えた人から貰って、また増えて。 夢みたいだけれど、もしも神々という存在がいるのなら――なんて、そんな考えが夢かもしれないが。 ともあれ、こうやって掌を重ねて感じる温もりは本当で。 笑いあって、頷いた)大丈夫だよ。仕事は終わってるから――うん、サボってたわけじゃない。多分、きっと。(毀れた本音は、申し訳ないけど、俺にとっても嬉しいものだった。 知り合えたことを嬉しいと言われて、怒るような奴はいないだろう?)そう秘密、秘密、と……ああ、折角だし、口止め料も上げよう(悪戯っぽく笑って、彼女が仮面に触れている間に、もう一度背嚢の中を探って――取り出したのは小さな紙袋。 新発売『アイゼン・キャンディ』カード入りである)歌いたい気持ちがあるから、か。 …………ん。 伝わったら、やっぱり――頑張れるのかな、皆。(伝えようと頑張る人。伝わったから頑張れる人。 ヒーローだって、きっとそうなのかもしれない、と)でも、まあ、ナイチンゲールの方が可愛い――かな。言葉の響きというか、が。 夜鷹じゃ、ちょっとね(フェイトには似合わない、なんて笑いながら……その綺麗な羽を自分のシャツの胸ポケットへと運ぶ。)お守り、ってわけでもないけど――さっきの“あいのうた”思い出すと、また頑張れそうだから、俺。(……ちょっと気障だったかな、と自分で付け加えて照れ笑いするあたりが三枚目。 まあ事実なのだけれど。彼女に伝えた言葉も、自分が格好つかないことも) [Tue 15 Jan 2008 03:42:39]
フェイト > まだまだ余ってるから、いっぱい生まれてくるね。きっとね、これからも。 ( 地に満ちる恵みも全てと言えば、どれほどに。ならば、枯れ果てた地にもいつか、恵みは戻るのか。 …夢物語だねぇ。ほんの少しわらいながら呟いて。 でも、今こうして感じるものは確かだから。ひょい、と目線を合わせて。 交わす笑み。 )  そっか。なら良かった。さぼらせちゃったら、嬉しいけど申し訳ない。 ( うれしいけど、なんて零れるのが、余計な本音。真剣な色が崩れて、悪戯っぽく舌先覗かせ。 )  …そっかあ。内緒なんて、ほんとうにヒーローみたいだね。 ばらしちゃだめなんだ。…ひみつだね。 ( 紅い瞳と睨めっこして、鉄仮面の口元に、触れるか触れないかで這わせる指先。 そ、と自分の口元に押し当てて、…しー。 )  歌、だからね。歌詞とか色々あるけど、歌いたいって気持ちをね、伝える為だから 全部。 …いいんだよ、きっと。理解はあんまり必要ないんだ。 ( 感じて、ね。 トントン。指先が胸元示す。 あたまじゃなくて、ハートで。 …なんてね。戯言みたいに笑み挟み。 )  ちょっと違うけどねぇ。夜鷹、夜雀 …なんでもいいかな。 ( ナイチンゲール、だよ。 もう一度口にして、つままれた羽毛を何処かくすぐったげに見遣り。 ) ……? ( きょとん。軽く瞬き数度 )   … うん。 いいよ。  [Tue 15 Jan 2008 03:32:43]
カイン > ああ、そっか。……神様だもんな。世界中、全ての人を愛しても、まだ余ってるんだろうなあ、愛(文字通り売るほど余ってる愛。そう表現すると、とたんに安っぽくなるけれど、神様ってのは凄い。 重なった手の、小さな温もり。 ちょっと嬉しくて、俺はフェイトに笑いかけた)戻ったら怒られる――って事はないけどね。 どうしようかなー、って考えてる最中に、フェイトちゃんの歌が聞こえてきたから。(真剣な表情にあわせるように、此方も真面目な顔。 )お話の上では、違う人が被ってることになってるんだけど――ね。 本当に被ってるのは、俺なんだ。 ……もう一回言うけど、内緒だぜ、これ? 正義の味方は、正体を隠しておかないと。(しー、なんて人差し指を立ててみせながら、紅い瞳が三つある――鉄の仮面を彼女に見せてやる。最後に付け加えるのは、冗談めいた台詞)そっか、色々か。……確かに、なんかこう……「決まった歌い方で歌わなきゃならない」ってのも、歌っぽくないものな。 皆違って、皆良いとか……歌に関係した台詞じゃないな(何か微妙に間違った気がする言葉を口にしながら、成程、成程、と。 そりゃあ舞台裏で歌ってる人たちもいるけれど、あまり詳しく話したことはないし。好奇心をそそられる)成程ね夜鷹/RB>ウィップアーウィルってところか。……少し違う?(摘んだ羽毛。 きっと翼が光を帯びるのは彼女の力で、自分が手にしたこれには残滓すらも残ってないのだろうけれど――くるくると指先で回しながら、聞いてみることにした)……なあ、フェイトちゃん。 これ――貰っても良いかな? [Tue 15 Jan 2008 03:00:27]
フェイト > そうやって、増えていくものかもしれないね。 …ちょっとでいいんだよ。あまねくひとしく、なんていうのは、かみさまのお仕事なんだから。 ( 重なる掌は、寒空の下にいたからだろうか。少し冷たくて、けれど。重ねればじんわりあったかく感じそうな。 …うん。確かめるように頷いた。 ) しまった、さぼらせてしまった。今日は、このまま帰るのかな? ( わあ。悪戯見付かった子供の顔で、にへー。眉下がりの笑い顔。 内緒話には、こくこく。何度も頷いて真剣な表情。 取り出された鉄仮面と、看板に描かれたものを交互に見渡した。 )  おー! カインが、アイゼン・リッター? ( 歓声めいた声、と。一転して、内緒話を思い出したか、ひそひそ、潜める小声。 知らないものを見る時の好奇心。…内緒?掌、唇の横に立てて、白い息まで隠すように、鉄仮面と睨めっこ。 ) 他の歌い手さんはどうなんだろうね?そんなものじゃないって人もいたし、もっと自然に歌う人もいた。 色々、かなあ。 ( 歩き方もそうだねぇ。頷いて、右手と右足一緒に出したら、おっとと。軽くバランス崩れた。 ) 夜鳴鶯ナイチンゲールだからね。やっぱり、夜かな。 ( 小夜啼鶯。 触れる羽は、すべすべと滑らかで柔らかい羽毛。淡い光はじんわりと消えて、後には瑠璃と金褐色の混じる奇妙な色彩だけ。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:48:39]
カイン > 或いは、此方から誰かに、かな。……其処まで不得手ないかもしれないけど。(看板の棒を脇に挟んで支えながら、戯れに此方も同じことを。 腕を伸ばして、彼女の胸元に宛がわれた手の上に、重ねる)……この劇の宣伝中、フェイトちゃんの歌を聞いて道草食ってた、ってわけだ。 ――まあ、一通り回った後だから、仕事も終わりなんだけどね(なんて言って、笑う。 劇の名前を何度か繰り返して呟く仕草に、俺はちょっと嬉しくなって――だから、やっているのか、なんて聴かれたら。……少し考えた後、内緒だぜ?と悪戯っぽく笑って、しゃがみこみ、足下においてあった背嚢の口を開く。 中から取り出したのは――鉄仮面)……本当は秘密なんだけど――……うん、ちょっと今日は、自慢しちゃおう(バレれば怒られる――か、クビ……まではいかないと良いけど。 そんな風に彼女にそれを見せながら、内心では僅かに嫌な思いもしていた。 彼女の歌に対する、ちっぽけな対抗心だとも思ったから)息の仕方と愛が同じ、ってのも上手いことを言うなぁ。 歌い手さんっていうのは、皆そんな感じなのかい?(愛と呼吸、あとは歩き方なんかも、か。 そんな陳腐な連想しかできないのが、自分だったから)目立つ――というか栄える、かな。 多分、夜に見る方が綺麗だと思うよ、俺は。(羽ばたくたびに舞い落ちる羽。 ちょっと触れてみようと、指先を伸ばしてみる) [Tue 15 Jan 2008 02:33:17]
フェイト > 最初はひとつ。自分の事。 だんだんと、誰かのが増えていったらお裾分け。 ( 片方の手は胸元に当てたまま、引っ込めた手を重ねれば、胸元で交差するてのひら。最初の一歩は足元から。悪戯めいて囁いて。 ) うん。カイン、でいいのかな。宜しくだね。 ……へぇ。 ( まじまじ。看板に記された文字に、その内容に見入るように瞬きが数度。 あいぜんりったー。初めてのものを見る子供みたいに、発音も何もなってない響きでその名前を繰り返し。 ) カインがやってたりするのかな? ( これ。指し示す先には、鉄仮面の男のイラスト。 )  そんなもの、だよ。簡単な事。 でもさ、ほら。 ( 深呼吸、一度 ) 呼吸の仕方だって、いつもは何も考えないでやってるけど、意識したら苦しくなっちゃうから。だから、忘れててもいいんだよ。大切な時に思い出せたら、それで。 ( …なんてね。最後は冗談めかして、緩々と笑う顔の横、散る羽 )  これ、かあ。 歌うと光っちゃうんだよね。 暗いとちょっと目立つかな。 ( 今は夜。ひかりは燈れど、夜の色は空に広がる。 ぱた。軽く羽ばたいて。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:24:14]
カイン > む。……。(別に彼女の、その小さな掌を拒むような事はしないけれど、不意に触られると少し驚いて。何となく、彼女が触った後の胸元に手を当ててみる。 ――ここに、ある。 ――あると良いんだろうなあ、なんて)フェイト、ちゃん――かな。そう呼んで良いなら、だけど。 じゃあ、改めて宜しく、だ(そう言って笑い返す俺だけれど、彼女の視線が看板に向かっているのに気付けば、ああ、と頷いた。 ちょっと無粋だけど――)『アイゼン・リッター』も、宜しく、かな。(そう言ってはにかんだように笑いつつ示す看板には[空想科学活劇『アイゼン・リッター』毎週木曜夜10時から! ツァラトゥストラ劇場にて]という文字と共に、鉄仮面の男のイラストが描かれていて)そんなもの、かな。 やっぱり俺には良くわからないけど――……。(ふむ。忘れてしまっても良い、というのなら、それで良いんだろうか? 自分の頭では、良くわからないことは、わかっているんだが……。 と、またひらひらと舞い落ちる羽)うん、それ。 なんか、キラキラ光ってて――俺は凄く綺麗だと思う。 [Tue 15 Jan 2008 02:01:32]
フェイト > きっとあるよ。最初は此処にね、一個ずつ。 ( 硝子の相貌隠すよに瞼を伏せて、ぽふん。掌宛がうは己の胸元と、彼の胸元。 触れられれば、てふてふ。軽く数度叩いてから、悪戯っ子みたいな笑みをにへらと零して、手を引くんだ。 いつか出会うもの。これも、きっとその一幕。 ) はじめまして。 わたしはフェイト・ローレライ。宜しくっていえたらうれしいよ。 ( ぱちん。双眸開くと、彼の抱えている看板に視線が止まる。朧の月を頼りにして、書かれている文字を読み取ろうと目を凝らす。 ) きっと全ては、ね。当たり前過ぎてね、忘れちゃうんだ。でも、それでいいんだよ。きっとね。 ( 内緒、だよ?しー…。声を潜めて、人差し指を立てる。 その背中で、畳んだ翼がちいさく揺れた )  …何か照れるなあ。 これ? ( くるん。その場で一回転。畳んだ翼を軽く広げてみたら、細かな羽毛がほろほろ落ちる。 振り返った顔は、どうにも照れ臭そうな色。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:51:55]
カイン > 何処にでもある、かー。……あると良いんだけどなあ、なんて(冗談めかして笑いながら、答える。何処にでもあるけど、誰もが見つけられるものではない。そんな不思議なうた、だ。 確かに、小さな子供には早かったかもしれないが――きっと何時か必ず出会う……と思う。 自分が出会えていないので、保障はあまりできないが)ん、そうか……初めまして、だな、うん。 俺はカイン。カイン・グレイホーク……これから宜しく、と続けるべきかな?(看板の長い柄を抱えるようにしながら、小さく首をかしげて問いかける。 ――視線の先には、雲。 灯りこそボンヤリとしているけれど、月は確かに、其処にある)勇敢になるのも、威張ってしまうのも、悲しいのも辛いのも、愛ゆえに、かな。 ……知った風な事を言ったな、俺(なんて苦笑い。 ――ああ、しかし、歌が耳に入ったといったけれど……その翼に見惚れていたのも事実。 色々な種族がいるヴェイトス市で、自分もそう言った亜人種族の一人だけれど――)……綺麗な羽だね、君のは。 [Tue 15 Jan 2008 01:35:55]
フェイト > 一番、世界の何処にでもある うただねぇ。 ( ちいさい子には、ちょっと早かったかなぁ、なんて嘯いて、唇の形と喉の響きだけでちいさく笑う。 普遍とは語らず、されどその気持ちだけならば、きっと何処でも伝わるって信じるみたいに。 細めた瞳の色だけ、ひそやかに柔らかく。 ) そう言って貰えると嬉しいね。たくさんのひかり、たくさんのおと。 其処から、今日はわたしと貴方の縁が繋がったんだ。 だから、はじめまして だね。 ( 恥ずかしげも無く連ねるのは、此方は一種の職業病じみているかも、しれない。 上見る視線に、何か見えるのかと。つられて軽く視線を上げてみる程度には。 …曇り空。薄く照らす月光は、此処には少し細い、けれど。 )  うん。いい夜だ。 ( 呟いて )  …当たり。 すごくね、勇壮だったり、傲慢だったり、悲痛だったりするけど―― やっぱりね、愛の歌だと思うんだ。 ( ね。軽く小首傾げて、背に広がる翼をはたりと畳む。歌の名残か、金褐色の光がほろりと落ちた。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:26:49]
カイン > あいのうた、か。(……歌にしたくなるほどの愛を貰って。それを歌に出来るだけの情熱があって。そして、その歌を歌えるだけの才能があって。 彼女が作った歌ではないのかもしれないが、だとしても、凄いことだと素直に思う。)……ん。いや、ほら――でも、良い歌って、自然と耳に入ってくるような気は、するし。 ……ああ、でも、うん。そう考えると凄いことなのかもしれない。 一杯いろんな歌がある中で、その良い歌が聞こえたんだから(頷きを一つ。 彼女の言葉に同意する意味でだったけれど、自分の口から出てきた言葉は――言っている内に、何だか少し照れくさくなってしまう。 つい、と視線を逸らして――上を見た)ああ……そりゃあ、確かに愛の歌だ。 その神話は知らないけど――多分、地獄に降りて行ったのは、恋人のためだろう?(地獄に降りても構わぬだけの愛。 ――凄いもんだ、と改めて) [Tue 15 Jan 2008 01:12:27]
フェイト > あいのうた、だよ。 ( ぱたぱたと小走りに駆けて行くこどもの後姿を見送って、緩やかに細めていた眼差しが、瞬き一度で見上げる角度。 歌紡ぎの唇に指先当てれば、何処か内緒話を語るような所作。 ) 聴いてくれたなら、嬉しいよ。 此処はいっぱいの色と歌が溢れてる。その中から、わたしの歌を聞いてくれたっていうのは、きっとすごいことだから。 ( 粛々と礼に似た仕草を取って指先を解けば、はらりとスカートの裾が夜風に落ちる。 仕草見上げる瞳が、何処か楽しげに笑み色孕み )  うん。海の向こうの、神話のうた。 …恋人を無くした竪琴弾きが、地獄を下っていく時の物語だよ。 …解釈入れちゃったから、原文とは大分変わっちゃったけどね。 [Tue 15 Jan 2008 01:01:05]
カイン > ……あいのうた、ね。(子供相手にそんな事を言う歌い手の人。言われて歌詞を思い返してみれば、そんな風にも聞こえなくも無い。 劇団員なぞやっているけれど、そういった意味での想像力はあまりないから――成程なあ、と感心するより他に無いのだけど)ああ、うん。……なんか、聞き入っちゃって。(子供を見送った彼女に声をかけられて、頷きを一つ。 ありがとう、なんて言われれば此方も何だか照れてしまって、頬を引っ掻いて誤魔化した)俺、あまり詳しくないけど――何か、ちょっと雰囲気が違う歌だったね。 何処か違う国の歌だったり? [Tue 15 Jan 2008 00:51:14]
フェイト > ( 軽く屈んで、ちいさな子供に視線を合わせて。 藍色の硝子球がほんの少し、悪戯っ子のような色を湛えて )  あいのうた、だよ。 ( 額付き合わせるような距離で、くしゃり 頭を撫でつけていたら。 喧騒の中から聞こえた声に、ぱっと子供が振り返った。 …駆け寄って来るのは、何処か似た顔立ちの女性。 やっぱり迷子だったかー…。 ぽん、と軽く額を叩いて )  また、ね。 ( 軽く手を振ったら、ばいばいって返してもらえたから、緩々わらいながら見送って―― )  ……あれ。 ( ふぅらりと顔を上げる。この界隈の劇団の… 関係者のひと、だろうか。看板手にした青年の方に、くるりと身体ごと向いて ) 聴いててくれたんだ。 ( ありがと。少し照れ臭そうに笑って、ちょい、とスカートの裾を摘んでお辞儀、など。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:45:12]
カイン > (どういう事かと聞かれたら、つまりはこういう事。 吸血鬼の処刑騒動×先週の回で不死者が敵だった=親吸血鬼派のスポンサーが降板。おまけに小さな劇団ながらも資金を集めて委託販売を頼んだ『アイゼンキャンディ』の方は方で、売り子さんが中々見つからないと、手厳しい状況。 仕方なく、劇団員たちが自分で看板もって練り歩いたりとかしているのだが――)……綺麗な歌声だったなぁ。(――思わず歌声に足を止めて、看板片手に聞き惚れてしまったり。 仕方ないじゃあないか。本心から、そう思ったのだから) [Tue 15 Jan 2008 00:35:35]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『( 宣伝 兼 見物 )』 [Tue 15 Jan 2008 00:31:16]
フェイト > ―― この深い夜の奈落から 薔薇の下で微笑む真昼の野へと 導く手があらわれるだろう。  ( 救いの欠片を謳って、旋律は終わる。 残響が陰々と響く中でゆっくりと目を開けると )    ( …やっぱりきょとんとした顔の子供が、こっちを見ていた。 歌の間、ずっといてくれた、らしい。 きょとんとした顔でもそれが嬉しくて笑うと、ぽかりと白い息が広がった。 ) ……結局、何の歌なのかって?  [Tue 15 Jan 2008 00:25:43]
フェイト > この嘆きは いつか全てが抱いた嘆き 省みればお前たちの記憶を焦がす遠い記憶 遠く離れた場所へと逃げてしまったものに涙を流しても 輝かしき日々を振り返ろう――  ( 記憶、記録。全てはそれぞれの中にだけ。重みも痛みも、抱える腕は一つと一つ。 旋律は刹那柔らかく、そして。 )  暗闇を照らすのは 瞳光らせた涙の一粒 その輝きを忘れる事が無いのなら 高き手が罰を落とす事は無いのだろう いつか いつか ―― ( 遠い望みを託す歌。 もしくは、遠過ぎた望みを抱えて謳うもの。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:14:21]
フェイト > 太陽の輝き 静寂の月光 石染める苔湿らせる露雫 広がる緑野 歌は地上より響くもの ―― 甘き故郷 人住まう場所 いつか空がその眼差しをお前たちにも向けていた場所 此処までわたしを連れ来たのは わたしを此処まで引き下ろすのは  ( テノールに近い音域から、薄く甘さを含むアルトに変わる音律。 切と願うように響きは変わる。 地から天へと溢れる、うた。 )  ―― 人の持つ最も美しい絆 呼ばわれる言霊ひとつ そのものなのだから ――  ( 失われたものへの嘆き、諦めきれずに手を伸ばすもの。 ―― これは絶望が謳う、希望のうた。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:47:17]
フェイト > この弦は尊き手により授かったもの 如何な怪異も阻むは出来ず さあ退けよ暴虐の焔 地獄すらも争わぬこの名の前に ( 声は低音から伸びる。歌の詞が語るように、地の底で行われる身一つの問答を、その意気を知らしめるように。 旋律は静かに、勇壮の裏には砕けぬ別の何かを秘めて。 ) 尊き右手が律した弦にてわたしは紡ぐ 恐ろしき影よ消えよ! 夜毎に悲哀を嘆く者 この歌を聴くがいい ――  ( 始まりの歌。 地獄にて交わされる思言葉。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:29:37]
フェイト > 遠い遠い国の歌。もう一回歌ってみようか。 ( ちゃんと聞いたら、分かるかもしれないね? 緩く斜めに首傾げた侭、ぱちりと片目を閉じて見せる。 …視線を感じるのは、少しばかりくすぐったい。今宵は小さなお客様の為に歌うのも悪くない。出だし、よいこと。 背の翼を広げると、薄い月光を照り返して金褐色と瑠璃が微かに煌いた。 右手、胸元に当て。頤を軽く上げ。 ―― 呼気が大気を震わせる。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:21:01]
フェイト > ( 様々な音が、彩が溢れ返る横丁の一角。喧騒に交じり合い溶け合いながら流れていた歌声が一度緩やかに止まって、響の主が小首傾げた。 目の前には、余り大柄とは言えない己よりちいさな子供。 …迷子か何かかもしれない。 ) 何の歌かって? ( だって、少し泣き腫らした痕が目元に見えるんだ。そんな目が、今は好奇心と疑問の色を湛えてこっちを見ている。 ) 今泣いた烏が――… いや、なんでもない。 ( これは歌とは関係ないんだ。ぼんやり零れた独り言を綴じて、首を左右に軽く振り。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:10:38]
お知らせ > フェイトさんが来ました。 『 何の歌? 』 [Mon 14 Jan 2008 23:06:19]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『今日はちょっと遊んで――それから帰ってこよーっと』 [Sun 13 Jan 2008 01:23:22]
ランシャオ > ( 正直扱いの良さに結構戸惑っているのだ。 団員の人たちはびっくりするぐらい好意的に受け入れてくれて、ご飯をくれたり、暇な時間には楽しく遊んでくれたりしてくれる。 ) うーん…ついついこういう風にされると裏があんのかー!?ってちょっぴり勘ぐりたくなるんだけどなー…… ( けれどそういう風でもなし。 なんというか、多分ペット感覚なんだろう。 かわいー捨て猫とか、そんな感じ、みたいな。 )( 洋服――いつものチャイナドレスじゃなくて、お人形さんが着るようなフリフリのドレス。わざわざ背中の羽根を出すスペースまでちゃんと空けてくれた―――を着ると、窓から外へと飛び出した。 ) [Sun 13 Jan 2008 01:14:21]
ランシャオ > ( 体つきは見た目年齢の割には悪くない。 ただサイズ差という超えるにはちょっと難しい高い壁があるので、この妖精の裸体を見て興奮するような人は、ちょっと変な性癖を疑った方がいいだろう。 ) まー見られたって減るもんじゃないからどうでもいいっちゃいいんだけどね…っとぉ。 ( 裸同然の格好だなんて、種族的に大して珍しくもなし。 髪を下ろした妖精は、濡れた体を拭きながらまったりとしている。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:57:43]
ランシャオ > ちょっと! これはれっきとした正規のルートにのってアルバムで出てる曲なんだからね! ちっとも変じゃないんだから! ( 湯船から立ち上がりつつ地の文に対して文句を言う。 ) ―――まあ、そろそろ自重しよっか。 メタ視点はよくないし……よっこいしょ、っと。 ( 即席のお風呂にも満足したし、そろそろあがろっかなーと考え、足元に乾いた小さなタオルを敷いてその上に立つ。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:44:54]
ランシャオ > ( 招待されて住み着いた場所。 そのテーブルの上には湯気を立てるお茶碗が一つ乗っかっていて、その中に小さな小さな少女が一糸纏わぬ姿で入っている。 ) たっかたっかたーん♪ たっかたっかたーん♪ たーびだちーのーときーがきたー―――♪ ( 背中に生えている羽根を除けば、それは普通の女の子を人形のサイズにしたようなものだろう。 ご機嫌な調子で歌っているその妖精の歌声は、意外と綺麗に響いていて素直に上手な部類に入るものであった。 ) ――――きみとすーごしたひびをーわすれーはーしーなーいー♪ あー ほのおのー そにぃっくぶーむ! いーかーりのろんりーうーるーふー! ( ただ歌ってる内容はやっぱ変な歌だったけど。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:30:47]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『お湯を入れた茶碗に浸かってご満悦』 [Sun 13 Jan 2008 00:22:44]
お知らせ > K.T.さんが退室されました。 『明日は穏やかな演奏が出来るといい…です。(そう、蚊の啼く声よりも微かに零し乍)』 [Fri 11 Jan 2008 00:27:46]
K.T. > (人並みに、ずる、、、ずる、、、ずるり。ケェスを引きずる音を響かせて、ヒトでも悪魔でも、神でも、無いモノは消える) [Fri 11 Jan 2008 00:27:03]
K.T. > ―――先生達の処まで、引きずって …やり ます。 (ずるり、、、)(チェロケェスを引きずって)     (明るい街に背を向ける)(ほら、そろそろ呼んでいる。 仕事が。) [Fri 11 Jan 2008 00:25:03]
K.T. > ―――一度、   (ぱらぱらとお愛想程度に投げられる硬貨に、ヒトじみた動作で頭を下げて、ポケットへつめる)(がちゃがちゃとチェロをケェスへしまって。) ―――……年も明けたらしいです、し…、  一度、    先輩と六道輪廻について、じっくりとお話してみます…か? (クフフ、とは笑わぬが。にま、と口角を上げて、ぼそりと零す。他の同胞も、コレだけ広い場所だ、勿論居るのだろうが―――親しい 先輩 が、そんな浅はかな事をするなんて気に食わない。若い死神はそう思う。)(寧ろ、他の死神ならば、輪廻の輪を大きく乱したということでもなし、『 我には理解出来ない 』と、思うだけで、其の死神には何ら思いもせぬ。恐らくは、分かり合えぬだろうから――魂を奪うことでヒトに手を貸す等、如何なる理由であっても――関わらぬだけ。)   でも、先輩なんだと…した   ら。 [Fri 11 Jan 2008 00:22:38]
K.T. > (ぐ、と拳で ヒト じみた 気味 の 悪い 其れを拭って、人並みに視線を投げる。ふと、) ……けれど、僕以外の、 「 仲間 」 なんて、 ―――死の踊りの先輩くらいしか、思いつかないんですけど、    …まさか、先輩が? (―――同胞が奪った命があるのはわかれど、誰が其れをしたまでは、計りようもない。ただ、 浮遊していた魂を導いたのか、 浮遊していない魂を奪ったのか、それくらいは分かる―――もしも、あの黒髪の死神の仕業だとすれば)       見損ないます …ね。 先輩。 (淡々と語る薄い唇、白い肌、ヒトを食ったような顔。)  [Fri 11 Jan 2008 00:16:23]
K.T. > (そして下の坂田○時に、其の名前じゃ、ラ・テ欄に載せられねえよ!と、怒号を受ける、と何処ぞの何かは思いつつ※何の話) (気味の悪い不自然な変調を経て、演奏は長調の、少し狂ったような終焉を迎える)        …・・・……狩るべきものと狩るべきでないもの、   誰が定めるのかと言えば。 曖昧な処です…が…。 (―――ひたひたと汗が伝うのを感じる。受肉すればヒトと何ら変わりないのは知っていたけれど。 嗚呼、 寒気がする程に、嫌悪を抱く。 このヒトじみた感触に。) [Fri 11 Jan 2008 00:12:23]
K.T. > ―――かの有名な○田金時も言っていました。 ポッチーが美味しいのは、儚いからだ、と…。 (儚いからこそヒトの命は美しく、儚い其れを必死で守るからこそ、其れを奪い、導き、輪廻の輪へと戻すこの永遠に続くルーチン・ワークが、尊く甘美なのだ。)(演奏も同じ。其の時々、抱える感情、思い、体調、気候、其の全てに左右されて、同じ演奏等二度と出来ない儚さと刹那さが、音楽の美。―――今宵のこの荒い演奏も、いつか振り返れば、青い過去の。二度と奏でられないものに。)      ―――望まれて ッ、 (指先がトリルを舞う)(爪弾く力が強い分、抑える力も強くせねばならない。其の分指先は、本来なら痛み等ない筈の身体に、 ヒト じみた痛みを齎す) 奪って差し上げるなん  ッて、 (ネックの上を指先が激しく行き交う)(ただですら荒い演奏は尚、其の荒さにクレッシェンドを掛けて)      ――― 六道輪廻、 司るべき、 僕たちの仕事じゃありま、せんッ 。 悪魔の仕事 …―――! (この街に淀んでいた魂が、一つ、二つ、三つ四つ五つ―――全てを把握しているワケではあるまいが、 同胞 が奪ったものくらいは分かる。其の程度は。分かる。) [Fri 11 Jan 2008 00:08:19]
K.T. > (何故己が旋律を紡ぐのかと問われれば、答えるのは一つだ) ―――『奪う為』 決して 『与えるため』 じゃ、 ないんです。 (死神なんてモノは ヒト から感謝等されてはお門違いだ―――我々が奪うからこそ、ヒトは必死に生きるのではないのか。自ら死のうなんてヒトの命を奪った処で、其の為に奏でる旋律等、反吐が出る。)(苦しみを和らげる旋律を奏でるなんて、建前。本音はヒトの魂が流れていく様が、なんとも滑稽で、其れで居て甘美で、美しいからだ―――)     奪われたくない、と藻掻いて尚奪われて、彷徨う魂を導くのが、 ボク の仕事――― (こうしてぶつけるように奏でるのは、いつぶりか。 嗚呼、先生に死出の門からけりだされて、ヒトの世界に落とされた時以来だ。) [Thu 10 Jan 2008 23:58:07]
K.T. > (明るい街の中であえて、耀さを避ける変わり者であろう奏者が一人。)(爪弾く旋律は常ならば緩慢に、聞き方さえ違えれば怠惰な程に聞こえるだろうスロウ・テンポでフォルテの強弱記号なんて知らないのではないかと思うようなモノなのに、今宵は少々。 ピッチもズレるのが早い、指運びも度々違える、本来あるべき 演奏への感情 も映えない。) ―――嗚呼、 まだまだ未熟です…ね。 (一人語散る声は、常と同じく微かな吐息程度だが。周囲の喧騒に一本響くチェロの音色等目立たぬものだ。目立つ様相をしているわけでもなく、踊り子や歌い手のよに観衆に声や仕草で訴える事もしない奏者は、己の演奏の違い等、誰も気付かぬであろう事等承知だ。)  ―――(承知だからこその、今宵の音楽への冒涜としか言えぬ、乱れた旋律。)少し煩い街並みにはこの程度の演奏が丁度いいのかも知れません、ね…(其れでも音は街並みに、人息に掻き消えるのだから。) [Thu 10 Jan 2008 23:48:38]
K.T. > ―――輪が。 (少々荒々しいプレリュードを奏で乍、ぽそりと声がこぼれる) [Thu 10 Jan 2008 23:41:41]
お知らせ > K.T.さんが入室されました。 『( 輪の 乱れ )』 [Thu 10 Jan 2008 23:39:08]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回『蘇るダゴン』に、ご期待下さい』 [Thu 10 Jan 2008 22:30:12]
カイン > (……この劇を見ていた観客の一人にスポンサーの商家の人がいて。親吸血鬼派の彼は先日の処刑騒動で大層ご立腹で。其処にこの劇で食屍鬼が悪役扱いをうけて――激怒したという事実を俺が知るのは、もう少し後のことだ。舞台の上での事件は終わったが、裏側でもう一波乱が起きるのは……どうやら、避けられそうにもないらしい) [Thu 10 Jan 2008 22:29:19]
カイン > ……いっやぁ、やっぱり大きな覗き穴だと動きやすいね。 凄い助かった。(同時に舞台袖へと引っ込んだ俺は、ヘルメットを外して一息つきながら、そんな風に感想を溢す。 舞台の上では助け出された人達が日常生活へと戻っていく光景が演じられていた。 そしてそれはハワードには望むことのできない風景なのだ、と――……そう締めくくられているわけだが)……今回みたいなストーリーが定番になるのかね?(「今回みたいなのって?」)いやほら、悪い奴が事件を起こして、それをアイゼンリッターが解決してー、っていう。(「ああ。……まあ、その方が話し作る方も楽だしねぇ」)……ふぅん。(そんなモノか、と俺は頷いた) [Thu 10 Jan 2008 22:26:55]
アイゼン・リッター > (むんっと腰のベルト――露出した“核”に気合をこめると、バリバリと派手な音と光を放ちながら、俺の両手足に稲妻が生まれた。 それを右足に集中させながら、駆け出す。 一歩、二歩、三歩、そして――トランポリンを踏みつけ、跳躍する!)アァァアァァアァイゼェンッ!!(ふわりと一瞬、身体が軽くなったような錯覚。 演出班の魔術師が《飛行》の魔術をかけてくれたのだ。 空中で身体を捻り、宙返りをし――そして、右足を伸ばして、グールめがけて落下する!)ダァァァイナミィイィィィィックッ!!(此方の《飛行》がフッと解除されたかと思うと――他の魔術師が同時にグールへと《飛行》をかけ、勢い良く吹き飛ばされていった)(「う、お、ああぁああぁあぁあぁぁっ!!」)(そして舞台袖へと転がり込むと同時、目も眩まんばかりの“爆発”が周囲を包み込み――) [Thu 10 Jan 2008 22:24:29]
アイゼン・リッター > 説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(演出班の魔術師によって虹色の霧が舞台の上を包んでいく。 その隙にピックマン役の人物は舞台袖へと引っ込み、転じて――先ほどまで相手をしていた物より大きなグールが現れる。 そう、ピックマンもまたグールだったのだ!)貴様――そうか、人間を辞めたのか!(「何を言う! お前もそうだろう、アイゼン・リッター! お前も人間ではあるまい!」)違う! 確かに、確かに俺の身体は怪物になったが――だが、心は人間だ!(叫びながら、暗闇の中に目を凝らす。 目当てのもの――奈落の中に仕込まれたトランポリンは直ぐに見つかった。 よし、予定通りの場所に設置されている。 これなら――大丈夫だろう) [Thu 10 Jan 2008 22:22:07]
アイゼン・リッター > (グールの爪は鋭利なようにみえて、実は割合と脆い。 途中でペキペキと折れるかもしれないから気をつけてくれ――といわれていた。 そう言われても、というのは本音だが……まあ、なるべく気をつけてやるのが殺陣役の仕事なわけで)トォゥッ! セェイッ!!(気合一閃、次々に飛び掛ってくるグール達を投げ飛ばすようにして腕を当てていく。 彼らはそれを受けて、腕を飛び越えるようにしつつ背後へと転がり――舞台袖で待機している劇団員が持つクッションで受け止められる)(「イア! イア!)(あッと言う間に――ではないが、グールを駆逐したアイゼン・リッターが、ピックマンへと迫る!)(「ネ=フレンカ様!」 「よろしい……ン=カイの闇へと引き摺りこめ!」) [Thu 10 Jan 2008 22:20:34]
アイゼン・リッター > (訂正)暗闘の騎士――アイゼン・リッターッ!! ピックマン、貴様の冒涜的な芸術も――ここまでだ!鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲に合わせ、俺は悪の枢軸――ピックマン役の俳優に指を突きつけた。)(「そうか、貴様が偉大なる“Y”の意思を妨げる男だな! 宜しい……それでは、教育してやろう。やれッ!」)(「イア! イア!」)(叫び声と共に襲い掛かってくるのはディープワンズ……ではなくて、今回はグール。 長い爪を生やし、付け牙をはめ、肌を土気色に縫っただけなのだけれど、やはり観客席から見ると不気味なのだろうか。 自分の劇を観客席から見たいとは常々思うのだけど、と……)ジュウッ!(その集団の中央へと身を投じた俺は、両腕を水平に横に伸ばし、格好をつけて見得を切る。 《光明》の呪文に照らされて、瞳の部分が赤く、燃えるように煌いた) [Thu 10 Jan 2008 22:18:16]
アイゼン・リッター > 暗闘の騎士――アイゼン・リッターッ!! ピックマン、貴様の冒涜的な芸術も――ここまでだ!(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲に合わせ、俺は悪の枢軸――ピックマン役の俳優に指を突きつけた。)(「そうか、貴様が偉大なる“Y”の意思を妨げる男だな! 宜しい……それでは、教育してやろう。やれッ!」)(「イア! イア!」)(叫び声と共に襲い掛かってくるのはディープワンズ……ではなくて、今回はグール。 長い爪を生やし、付け牙をはめ、肌を土気色に縫っただけなのだけれど、やはり観客席から見ると不気味なのだろうか。 自分の劇を観客席から見たいとは常々思うのだけど、と……)ジュウッ!(その集団の中央へと身を投じた俺は、両腕を水平に横に伸ばし、格好をつけて見得を切る。 《光明》の呪文に照らされて、瞳の部分が赤く、燃えるように煌いた) [Thu 10 Jan 2008 22:17:49]
アイゼン・リッター > (――失踪事件の犯人はピックマンであり、全ての黒幕はVV団であった!)(密かにピックマンの後をつけたハワードは、彼のアトリエを突き止め、そこでおぞましい光景を目にしてしまう)(其処で繰り広げられていたのは食屍鬼たちの饗宴であった! ピックマンによって攫われた人々は、グールどもの餌となり、そしてピックマンはその惨状を描いていたのである! 彼に食屍鬼を操る力を与えた存在こそ、ヴァイス・ヴェイトスだったのだ!)(「其処にいるのは誰だ!」)(――ピックマンの鋭い誰何の声。 それに応えるのは――……俺だ)(バッ!とすばやく上半身を後ろに捻り、伸ばした腕を身体の前で交差する。 一瞬の溜め。 すばやく左の拳を右足に近づけ、天高く右手を掲げる!)ナイアァアァァアァアァァアァルッ!!(ガシャリとバネ仕掛けの窓が開いて、核が露になる!) [Thu 10 Jan 2008 22:14:29]
カイン > (余談ではあるが、先日、彼が劇団に連れ込んだ妖精、そして子猫は好意的に迎えられ、喜ばれた。 ランシャオには女性劇団員が人形用の洋服をプレゼントするー、なんて騒いでいたが。 まあ、さすがに今は、それ所ではないのだけれど)……さて、そろそろかなー。ヘルメットは……っと、あれ、少し変わった?(ひょい、と持ち上げたそれは以前よりやや軽い。 被ってみると、視界も少し広がっていた。 小道具係が「改良したんだ。結構動きやすいだろ」とサムズアップするのが見える。 これはありがたい。 実際、頭が重くてフラフラするヒーローなんて格好がつかないんだから)よっし、それじゃあ――行ってくる!(グッと拳を握り締めてから、俺は舞台へと駆け出した) [Thu 10 Jan 2008 22:10:58]
カイン > ……んー、今回は戦闘員としての出番が無いから割合と楽だなぁ。 でも良いのか、これ? 大ホールに悪人がいる――なんて話作っても(そんな表舞台の流れを確認しつつ、早めにアイゼンリッターの装束を着込んだ俺は、手隙の劇団員に声をかけた。 「許可は貰ってるから大丈夫だろうさ。 それにほら、ちょっと前まで怪しげなイベントやってたみたいだし、大ホール」)そんなもんかぁ。 まあ、宣伝にはなる――のかな。 俺には難しいこと、良くわからないけどさ。(ちょいちょいとマフラーの具合を直しつつ、頷きを返した。 今回はキャンディの発売直後ということもあって、戦闘シーンは張り切っていこうという話だ。 気合を入れないと) [Thu 10 Jan 2008 22:06:37]
アイゼン・リッター > (調査に乗り出した彼は、失踪した学生たちに、ある一つの共通点を発見する。 それは――大ホールで行われている絵画個展に行った後、全員が消息を絶っている点であった。 エドワード・ピックマン。 新進気鋭の画家。墓場に潜む怪物などの絵画を好んで描き、その生々しいまでのリアリズムは、大衆受けしないまでも好事家をひきつけるには十分すぎるほどの出来栄えである、が――)(「あまりにも……冒涜的だ、これは」)(狂気的な色使い。狂った構図。巧みに織り込まれた奇妙な紋様の意匠。 ……ずきん、とベルトの宝石が疼く。 そう、この絵画には――邪神の気配がする……ッ!) [Thu 10 Jan 2008 22:04:34]
アイゼン・リッター > (――……そして一方のアイゼン・リッター=ハワードは、ヴァイス・ヴェイトス団が不気味な沈黙を守っていることに怯えながらも、平穏な日々を過ごしていた。 無論、そのような時間も、そう長くは続かないのだが――……。 「行方不明事件?」 ハワードの言葉に、友人のチャールズ・デクスターは静かに頷いた。 「そう、芸能科の学生が、次々に行方不明になってる――って。 まあ、噂だけどね。 実際、わりと素行不良な連中ばかりだから家出――失踪だろうってのが大方の見解さ」 そう言って笑うチャールズに対し、ハワードの表情は暗く、重い。 彼はヴェイトス市の裏側で何が起きているのかを知っている。 これが単なる失踪事件ではないという事も、容易に想像がつく) [Thu 10 Jan 2008 22:02:33]
アイゼン・リッター > 「またしても! またしてもアイゼンリッターかッ!」 ――ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じているVV団本拠地“ルルイエ”。 二度の作戦失敗に対して首魁“ビッグC”は怒りの声を上げた。 無論、原因は理解している。 ナイト・ゴーントの気紛れに寄る撤退。そしてネ=フレンカの怪しげな策に従ったためだ。 「全ては大いなる“Y”の御意思ですよ」  ピラミタ風の衣装を纏ったネ=フレンカが怪しげに笑う。 口の中まで黒い、例えるならスペードのAのような男に、“ビッグC”は不満げに鼻を鳴らした。 だが、彼奴の託宣を拒むわけにはいかない。――何故なら“ビッグC”もまた“Y”の臣下でしか無いのだから。 「……ならば次の策もあるのだろうな、ネ=フレンカ?」 「勿論ですとも」 ――そう言って、ネ=フレンカは再び笑うのであった) [Thu 10 Jan 2008 22:00:21]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが来ました。 『――第三話「ピックマンの絵画」』 [Thu 10 Jan 2008 22:00:05]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(答えは?)(何時か辿りつく同じ奈落の底で、訪ねよう)』 [Thu 10 Jan 2008 03:53:58]
ミカド > (彼女は幸せだっただろうか?   answer ...............................................................) [Thu 10 Jan 2008 03:53:01]
ミカド > (ここに来た時、見送った彼女のように、エリザベスを見送る。 彼女の背中が見えなくなった頃)  ――――  しあわせ だったのではないかと。  (自分が言葉にした音を繰り返す) [Thu 10 Jan 2008 03:46:31]
お知らせ > エリザベスさんが帰りました。 『( 飲みかけの砂糖無しの紅茶だけが名残として残った。 )』 [Thu 10 Jan 2008 03:43:08]
エリザベス >  いいえ。楽しかったのは、わたくしのほう。 またお茶させて頂戴? 貴方の気が向いたら。ねえ?紳士様。―――ありがとう。サイオンジ様。 佳い夜を。( そこで見送られれば心の其処から娘はこの紳士に感謝していると、邪気の無い笑顔を浮かべて挨拶をするだろう。従者に手を引かれた貴族の姿が消え、テーブルの上には―― ) [Thu 10 Jan 2008 03:42:58]
ミカド > お気になさらず。  こちらこそ引き止めてしまって――…素敵な夜をありがとうございます。(御代は自分が払うつもり。だから、椅子から立ち上がる娘を、ここで見送るつもり) ……エリザベス――…… 女性に先に名乗らせるとは、色々と失格だ。(肩を竦め) …… 西園寺ともうします。 また何れ月が許してくれたなら、お会いする事もありましょう。 ……良い夜を。カーター嬢。 [Thu 10 Jan 2008 03:37:36]
エリザベス > ( 振り返って ) ――貴方のお名前。 よろしければお聞かせ願ってもよろしくて? ( 最初に浮かべた微笑で、問いかける ) [Thu 10 Jan 2008 03:34:15]
エリザベス > ( 沈黙されれば流れていく時間。 話題も深く話すことなく―― なぜ突っ込んでこないのかと不思議に思う気持ちも、気まずいことを言ってしまったかという気持ちも浮かんで少し気まずそうに肩を竦め、体制を整えたり背筋を伸ばしてみたり。 )( やがて目が伏せられる。自業自得な行為に気づかぬ愚者。 )(  慰めの言葉を聞けば、娘は道化にだまされる。 同意の瞳に安堵を覚え、少しだけ視界が潤んだ。 ―― 汲み取るような言葉の最後が、「しあわせ」 ――ほろりと涙が零れ落ちる。 )   ――ごめんなさい。  もう二度と好奇心でなんて観に行かないわ。 神様に怒られたのね、きっと。 ( 心の奥底で笑う紳士の声は聞こえない。 ただ見えているのは彼の優し”そうな”顔だけ。 目の前の紳士がその眷属だなんて知らないし、わかったのは、素敵な貴族で、同意してくれたということだけだった。 ) ―― けれど、わたくしが吸血鬼で今言った言葉をそのまま言われたら、きっと憎いと思うんだと思いますわ。… 人だから、いえることなのかもしれないもの。 ( それは、ホワイティアだからこそ述べられる綺麗事に過ぎぬ。――その時。小さな鈴音が鳴った )  ――あ。 ( 気づけばテラスの隅にいた従者が此方を見ている。腕を上げて鳴らす音に、反射的に立ち上がった。思わず、彼を振り返って ) …… お話ばかりしてごめんなさい。貴方のお話を聞く前に、お帰りの時間が来てしまったよう。 ( 申し訳なさそうな微苦笑を浮かべて肩を竦め ) 辛気臭い話を聞いてくださって―― お優しい方。 ありがとう。 わたくし、エリザベス。エリザベス・ローサ・カーター。 お好きに呼んで? また会えたら。( ごきげんよう、と去る姿。書類を抱えて、膝を折った。 ) [Thu 10 Jan 2008 03:31:59]
ミカド > (亡命――という事はフェアリンで何か、やらかしたという事か。好奇心が疼かないこともないが…初対面の男に根掘り葉掘り聞かれたくはないだろう。 ――紅茶を揺らす沈黙で流すことにする。) (娘が言葉を終えるまで、黙って聞いていた。男は、娘が辛そうに目を伏せるのに合わせて、己も目を伏せる。あたかも同感だ――というように。)( だが、吸血鬼として、この娘の言葉を聞くのなら――…好奇心に突き動かされるまま、処刑を見に行ったが気分が悪くなったと。 そういう事だ。 なんとも救えぬ話。だが――このヴェイトスで、吸血鬼が生きていけるのは、こういう娘がいるからだ。しれりと流れた貴族同士の結婚式――その片方の貴族が吸血鬼だったり ――。それらを思うと、本当に今回の”処刑劇”が、滑稽に思えてくる。 なぜなら、猟犬どもがいくら狩ろうとも、目の前の娘のような人間が居る限り、ハンターハントは”消えない”のだ。 彼らが本当にハンターハントというものを消したいのなら、この娘から消さなければ意味がない。   …ああ、流石混沌の街。流石混沌の島。( 心を痛める娘とは裏腹に、吸血鬼は心の奥底で笑う。)―――…変だなんて――(首を横に振る)(道化は娘を同意の瞳と共に、慰めようとする)「辛さ」や「悲しみ」は分かち合うことで、軽くなると申します。 ……彼らの辛さを、貴女が理解したのなら、彼らは貴女が理解した分だけは救われたのではないでしょうか。 そして…貴女のような優しい方に見取られて、最後の最後に    し あ わ せ   だったのではないかと。 (紅茶をゆっくりと揺らしながら、伏せた瞳をそっと押し上げ) [Thu 10 Jan 2008 03:07:21]
エリザベス > ――いいえ。 両親が亡くなってから、亡命してきたの。 今は出来事を記事にする仕事を。 ( そう言って、紙を指差して薄ら微笑む ) ――素敵ね? 時計なんて。 お洒落。 ( 興味を示したように、微笑み深めて。悪戯そうな青い瞳が覗き込むように体乗り出さんと ) ――ええ。お正月は驚きました。 いろんなものがあるのね。 ――嗚呼、いい香り。 頂くわ。 ( 注がれた様をじっと見つめていたが、差し出されれば「ありがとう」と両手で受け取って )(「愉快なもの」)   ―――  。  ( 間が空いて。――伏せ目がちに、紅茶を左手に持つソーサーの上に置いた。白い指先は取っ手を掴むまま ) 最初は、そう思っていましたわ。 …けれど、違った。 ( そのソーサーごと、テーブルに静かに置いて。青い瞳が静かに伏せれば僅か大人びた。 ) ――わたくし、虫は好きじゃないけど殺せないの。 だって、きっと痛いでしょう? 他の生き物だって。死んでしまうのは誰だって同じ筈。  …正直、哀しかった。 ――自分と同い年ぐらいの子だったの。 好きで吸血鬼になったんじゃないんだろうって考えたら――  ( 哀しさを隠せないような表情を、唇を噛むことで抑えるように俯き加減。  ) 何だか書くのが辛くて。( ちらりと先程落ちた紙を見て自嘲気味の笑み。視線を逸らして首を振る。 ) 全然だめなの。辛くて涙が止まらなかった。――変かしら。 [Thu 10 Jan 2008 02:30:57]
ミカド > (懐中時計を取り出して、秒針が動くのを眺めながら) ……フェアリン。なるほど。ヴェイトスへはご旅行に? (もしくは――吸血鬼の処刑イベントの為に出て来た物好きか――とも。懐中時計の内側に映った自分の瞳と、示し合わせて笑う。) 時期が時期だけに色々珍しいものが見れますからね。 聖誕祭に、正月、七日節供なんていうのもありましたっけ。 (時計の蓋を閉めると、暖められたティーカップの中に紅茶を注ぐ。 リーフの質は兎も角、十分に蒸らされた紅茶は、”それなり”に良い香りが漂うだろう)――……。 (紅の水面が二つ出来る頃、漸く女の顔へと視線を戻す。 疲れの滲んだ表情の理由は――なるほど。 そういう事か。 男は紅茶を女の前へ差し出しながら) 貴女は見に行かれたのですね。 …………。それは――……。 (間) ……この場合、どう言えばいいのか――うぅん。 (ブランデーを染み込ませた砂糖を自分の紅茶の中へ放る)  貴女は吸血鬼の処刑が、もっと愉快なものだと思っていたのでしょうか。 (まぁ、公開処刑なんて、庶民から見たら娯楽の一つでしかない。 それが吸血鬼の処刑ともなれば、たのしいshowと変わりあるまい。・・・・・・・・・・罪人の処刑ですら、楽しんで見ている輩がいるくらいなのだから) [Thu 10 Jan 2008 02:08:00]
エリザベス >  ――出逢い? わたくしとの? まあ、お上手。 ( 不思議そうに振り返る娘は上機嫌に微笑んだ。 紳士にこの世から去ってしまった者が見えるなんて思わないから。 )( 背中越しに笑う声が聞こえれば釣られる様にくすくすと笑い続けて肩揺らし。 ) ( 「喉が渇いているよう」――頷いて ) わたくし、フェアリンが故郷だから紅茶はちょっぴりうるさいの。 ( ひらりと手を返されれば大人しく待っていよう。暫しして紳士が用意してくれたティーセットを楽しげに眺める青い瞳が子どものように輝いて。 )  ―― 優しいのね。ちゃんとストレート…… ( 青い瞳が真ん丸く。子どものように、覗き込んだ。 ) 悪戯とかなし? ちょっと我侭言い過ぎたと思ったのに。 ( ゆるりと立ち上がって今にも鼻歌歌いそうな笑顔で貴方にお礼を。 ) ――ええ。  仕事と素敵な方は別。 どちらにも興味はあるの。でも、貴方のことを直接言ってしまったら貴方、きっと振り向いてくださらないわ? ( こんな風にその手札を明かしてしまっている時点で、駆け引きは成立しないのだろうけれど。微笑む様は、繕う様子もなく他愛も無いような。――だが )  … そうだったの。 ――見なかったのね。貴方は。 ( 先程の微笑が消えて、一気に顔の疲れが露呈する。目の下に黒い影が酷いだろう。俯きがちの表情は何処か落ち込みを隠せないような。その顔、まっすぐに彼へ向け ) 初めて見ましたわ。  ――灰になってしまうなんて。( 何処か重い溜息。 )  …御伽噺のなかだけで、と思っていましたのよ。 [Thu 10 Jan 2008 01:52:42]
ミカド > いいえ、何も。――強いて言えば”出逢い”を待っていたとでも。 (そう、あらゆる意味で。 今朝方処分されたノスフェラトゥの吸血鬼が生きているんじゃないか、とか。 あるいは――灰になった彼らにも魂があるのだとしたら、「見える」のではないか、とか。 ) (彼女が腰を下ろすのにあわせて椅子を動かす。 ) 珈琲。緑茶………ローズヒップ…! (とうとう堪えきれず、くつくつと喉で笑い始める) 察するに、貴女はとっても喉が渇いていらっしゃるよう―…? (待っていて、と、掌をひらひら揺らして、店の中へと。 数分後、トレイの上にポットとティーセット二つ用意して戻ってくる)  ――……。(「出来事」) ………… 吸血鬼 ですか? … 先程の手紙?にしかり、貴女の興味は、目の前の僕よりも、吸血鬼にむいているようだ。 (石榴の双眸が細められる。 女の表情の裏を探るように) 生憎、僕は文字でしか彼らを知りません。 …今朝の処刑”イベント”も、話で聞くばかり――… [Thu 10 Jan 2008 01:27:05]
エリザベス > そう―――嬉しいですわ。 お時間、結構ありますの。空いた時間ということは何か、用事でも? ( 椅子を引かれれば慣れた仕草で静かに腰を下ろし、書類をテーブルの上に手を上乗せして。膝に片手を添えた。 ) …あら? でも、わたくしそんなに面白い話なんてできなくってよ? ――紅茶。 そうね。 貴方はどちらかっていうと珈琲ですわ。 コクがあるというのかしら。渋み?あれ。異国のグリーンティーにも似た――…… 嗚呼、でも貴方の瞳はやっぱり紅茶の葉みたい。ローズヒップのような。 …素敵なガーネット。 ( 石榴に見惚れて口説くような。その瞳を見ながら悪戯に笑って勝手におしゃべりが弾む。噴出しそうなんて知ったこっちゃ無かった。 ) あ。ありがとう。 アールグレイのストレート、お願いしてもよろしい?ミルクは淹れないで頂戴?眠くなってしまうの。あとはレモンもだめ。お砂糖も要らないわ。 ストレート。 お願いよ紳士様。 ( ちゃっかり我侭にしっかり注文つけました。にこーっと微笑んで甘えるような。 ) ―― 昨日の出来事、お読みになっていて?  ( 新聞を一瞥して、後姿に他愛ない会話挟むような問いかけを )  [Thu 10 Jan 2008 01:11:57]
ミカド > ――構いませんよ。 空いた時間をどう潰そうか、途方に暮れていたところです。 (椅子から立ち上がると、自分の隣――さっきまで、見送った女が座っていた席――の椅子を引いて) 可愛らしいお嬢さんが垂らしてくれた針に引っかからない男はいないと思いますよ。 僕のように。 それにユニークなお喋りができる女性とくれば、尚のこと。 (自分を「茶葉」に例えられるとは思わなかった。 思わず噴出しそうになるのを堪えて) ――では、紅茶で宜しいですか?とってまいりますよ。(冷めた珈琲を淹れなおすついで、彼女のも淹れてこようと)  [Thu 10 Jan 2008 00:56:30]
エリザベス > ( 嫌というほど自分は「吸血鬼」という文字を書いた。綴った後で自分でも嫌になるくらいに。不思議と胸が痛くなることも何度あったか。 あんな光景、見なければ良かったとさえ思う。けれど、男がそれに気づいていようがいまいが、隠すつもりはなく。当たり障りの無い笑顔を見る顔は柔和な。その紙受け取って )  ――― ふふふ。 ごめんなさい? 恋文でしたらもっと優しく書きますわ。そんなに切ないことを綴っても、貴方みたいな人、釣れないでしょう? ( 軽口にはにっこり笑って返した。言葉遊びは楽しそうに。くすりと笑い )  ――あら。( くすくすと笑われた。きょとんと瞬き数回。――けれどその顔も、綻ぶように微笑を滲ませて。 ) 面白い方。 美しい人で、尚且つ面白いなんて、おいた時間によって変わる茶の葉のように素敵ね。 ( くすくす、折りたたむ様子にドレスの裾、上げて挨拶を。 ) ――ごきげんよう。 もしお邪魔でなかったらお隣、よろしくて? ( 自分の胸に抱えた書類の束を片手に、首を傾げた )   [Thu 10 Jan 2008 00:41:34]
ミカド > (読むつもりはなかった。が――目に飛び込んでくる幾つかの単語から察するに、昨日の事について書かれた何かなのだという事は、直ぐに判った)(程なくして聞こえる女の声に、視線を向ける。 そこには、身形の良さが一目でわかる女の姿。 ――反射的に浮かべる表情は、当たり障りのない笑顔だ。 紙を女へ差し出し) ……僕への恋文にしては随分と、ユニークですね。もっとも、ただ甘い言葉を連ねるだけのものに比べたら、印象に残る物なので、これはこれでアリなのかもしれませんが。 (軽口一つ吐いて) ―――楽しい事件。楽しい 事件 ……ふむ。 そうですね?僕が思い当たる事件は、「不思議な恋文が空から降ってきた」ことですか。 唇に笑みを乗せ、くすくすと笑う。 自分の読んでいた新聞を折りたたみながら、浅く息を吸って、吐いて) ――ごきげんようお嬢さん。  [Thu 10 Jan 2008 00:32:21]
エリザベス > ( それは、机の上に。――娘が落とした羊皮紙は、黒い文字が綴られている。 ) … あ。 ごめんあそばせ――。( 思わずその紳士を見て、一つ謝って膝を折った。カツカツ、と足音が先程鳴っていて、貴方の横を通り過ぎる最中の出来事。それは、紙を落としたことにより中断された。 ) ( その紙に綴られるのは一目で見て判る「吸血鬼」という話題。 昨日の出来事をスクラップにした、書き途中の書類だ。 )( 紙を摘んだその指を見て、悪戯に笑みを深める。まるでちょっとだけ美味しそうなお菓子を見つけたかのような。 )  あら。ありがとう。( その紙を受け取ろうと、手袋をした白い手がその紙に伸びる ) ―― 新聞を見ていらして?  楽しい事件はあった? ( 世間話のように、首を傾げ、良いきっかけだと声をかけた。どうやら貴族のようだから、と勝手な親近感。鮮やかな翠のドレスに白いショールを羽織るその姿は貴族の娘と映るだろう。白い肌に、金のまとまった髪。赤い髪留めが、しゃらりと揺れた。僅か疲労に滲んだ顔が、それでもふくよかさを残して微笑む。 )  [Thu 10 Jan 2008 00:14:05]
ミカド > (と、一人呟いたところで、何かがテーブルの上――己がなぞった文字を隠した) ――? (無意識に、その紙をつままんと) [Thu 10 Jan 2008 00:11:56]
ミカド > (だから、滅んだ彼女に、こう問うのが一番適当な気がした。)  ……たのしかっただろう NOSFERATU―――?  [Thu 10 Jan 2008 00:10:40]
お知らせ > エリザベスさんが来ました。 『(ぱらり。貴方の目の前に落ちる紙 )』 [Thu 10 Jan 2008 00:05:05]
ミカド > ( だって、彼女は――既にこの結末を受け入れていた。 アマウラでとうとうと語った彼女の言葉を、今でも覚えている。  そして、自分がなんと答えたかも。 ミザリーと名乗った少女を模した女吸血鬼の挿絵を、そっと撫でる。)   だからこそ、そう。 ……灰になる最後の瞬間まで (彼女は、全てを悔いてはいなかったと思う。) [Wed 9 Jan 2008 23:58:20]
ミカド > (夜に囚われた我々は、人が生を終えた時に、太陽を忘れる。 朝日を恐れ、昼の日差しを疎み、沈む夕日の赤に焦がれ―――…… 徐々に忘れゆく陽の暖かさを、嘆く。  不死に喜んだ鬼どもが、太陽の祝福を受けられぬと知った瞬間、悲嘆に暮れるのを何度見たか。――自分とて例外ではない。最早、自分は太陽がどちらから昇るのかを確認する事すらできぬ。 日の気配を感じたが最後、体が動かなくなる。  ―― そんな太陽に焼かれた彼女は、最後何を思ったんだろう……?)  ―――生きたいと願った? 哀願した? 悲鳴をあげた――…… それとも――… なんだろうねぇ? [Wed 9 Jan 2008 23:44:42]
ミカド > ―――……娯楽として大成功だ。(男の白い指が「再殺」の文字をなぞる。 どのように吸血鬼が滅んだのかを愉快げに語る文字は、触れただけで火傷をしそうだ。 …それから、その時の様子を描いたんだろう挿絵へと指を滑らせる。 挿絵の中央に居る女吸血鬼が、彼女だろうか)  ――――………。 (アマウラの夜――彼女の姿を、そこに重ねる。) ―――………。 (――日の光に照らされ終わる吸血鬼達は、油を含んだ紙よりも脆く崩れたことだろう。 ) [Wed 9 Jan 2008 23:25:48]
ミカド > (ナンパ――もとい、軽い夕食に誘ったお嬢さんを見送り、彼女の残り香すら消えた頃。  喋るのに夢中で冷めてしまった珈琲を、投げやりに引き寄せ、一口啜った。 … ユニークなお嬢さんだったと思う。 「今朝から眠ってないのよ!」とお喋りな彼女が興奮気味に語るは、例の処刑話、だ。 …僕は彼女の話に相槌を打つのが精一杯。 だけど、おかげで、彼らがどのようにして、どのような顔で、最後の時を迎えたのか――知る事ができた。)(――カフェテリアのテラス席。 流れる人ごみを暫く眺めて――気だるそうに、新聞を広げた。)  ―――…………。 (躍る文字は、今朝方の吸血鬼の処刑”劇”についてが6割といったところ。) [Wed 9 Jan 2008 23:08:34]
ミカド > (灰になったと聞いた) [Wed 9 Jan 2008 22:56:14]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(カフェテリアにて)』 [Wed 9 Jan 2008 22:55:52]
お知らせ > リートさんが帰りました。 『(後にモリーの幽霊が彼を無罪だと言ったのだという――)』 [Wed 9 Jan 2008 00:07:20]
リート > (続きを引き継いだ歌い手がぽろんとハープを奏でよう) I was once a brave young fowler, as you may understand And I shot my own true love, I took her for a swan.(ぼくもむかしは鳥撃ちだったんだが、恋人を白鳥とまちがえて撃ってしまったんだ…) [Wed 9 Jan 2008 00:05:29]
リート >  ああ、目の事なら気にしないで下さいね (あ、という声が聞こえれば慣れた様子でそう告げる) イェロティアではどちらかと言うと家族みたいな関係になるんでしたっけ? (たまたま旅の途中で聞いた知識で確証は無い。その時はこちらとはずいぶん違うものだと思ったものだが) …若いのに大変ですね? (声の調子から貴女を若いと判断しての言葉) プロと思わなければ良いんですよ。ね。 (にこーっ) そうですね。小さい頃から慣れ親しんでますから。 ああ、僕はリートと言います。よろしく、キヨさん (ほんの少し頭を下げた) ああ、知っていますよ (アイバンで白鳥を撃ってはいけない。その第二の理由がこの歌) [Wed 9 Jan 2008 00:03:44]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『 …とか、そんな感じだったと思うンですが。 ( これから始まる貴方の歌に目を輝かせ ) 』 [Tue 8 Jan 2008 23:54:57]
キヨ > ( 白鳥に間違えられて、恋人に撃ち殺されてしまった娘モリーの、 ものがたり。 )  たしか、歌い出しは――― … ( ああ、本当は女の子不足なんかじゃなくって、”吸血鬼”にまつわる話の出回っているせいで気晴らしにきたのだけれど。 そんなことはすっかり忘れて、笑みを浮かべながら )  …… Come all you young fowlers who carries a gun, Don't ever go a-shooting by the setting of the sun...... (銃を持った若い猟師たちよ、日暮時には猟に出るなよ) [Tue 8 Jan 2008 23:53:42]
キヨ > … あ、 ( そうだった。閉じられたままの目、話題に触れないようにしていたのに。やってしまった。 )  … はい、ちがいますよー。 ( 人種はさっきこたえたから、繰り返さずに。へろっと笑って。 申し訳なさげな響きが、声に混じってなければいいのですが。 ) ま、一日中家事と雑用に追われてるってワケですよ。今とそう変わりませんし、 ( 大丈夫だいじょうぶ、とぱたぱた手を振る。フェアリンやらならいざしらず、ヴェイトスはそう雇用条件が厳しくない。神妙な呟きを見てとるに、ヴェイトス以外から来たひとなのかな?と推測しつつ ) はぁ。そうですか。そうなんですが、えーっと、 …プロの方とやるというのは、緊張するものでして。 ( 髪の先を何気無く指でいじくりながら、あはは、と情けなく笑う。 ) あーはい、じゃぁ聞かせるような機会がありましたらその時に決めてください。 あぁはい、笛とかもありますけれどね。やっぱり弦楽器に興味が? ( ハープを弾く貴方の口にしたのは弦楽器の名、フルートを吹くわたしが口にしたのは笛。各々の好みが、そこにでる ) っと、名前言っておかないとですね。わたしはキヨ、といいます。 おにーさんはー? ( かくり、首を傾げて尋ね。 )   んー んんー、 そーですね、じゃぁアレ、 ”金髪のモリー” 。 知っていますか? ( 貴方の国の、歌であり、物語。 いや、わたしは貴方の出身国なんて、きいてないから知りませんけれどね。取り出されたハープのカタチに沿うものを、と ) [Tue 8 Jan 2008 23:45:35]
リート >  ……そうですか、…残念。 あれ、ホワイティアじゃないんですか? (残念なことに、その可愛らしい容貌を歌い手は見ることが出来ない。相手の人種を問うのは失礼な気がしたため何の種族なのかは問わなかったけれど) 中流家庭のオールオブワークスメイド…… (言われた言葉を繰り返す。働き詰めの人というイメージしかわかなかった。基本的に使用人はそうなのだろうが) ええ。別に構いませんよ。他の人と一緒に演奏するほうが楽しいでしょう? (それで聴衆から金を取ろうという気はない。趣味の範囲でするのだ、他人から文句など言わせない) それは聞いてみてから決めることです。 ああ、イエロティアなんですか……キン? コト? それを演奏するんですよね、トキノミヤコでは (久しぶりに異国の楽器の名を口にする。何年ぶりだろう? 滑らかな発音を欠いてはいるが、確かそんな名前だったと思う。 元吟遊詩人だった歌い手は異国の音楽にも少なからず通じている。トキノミヤコ人の知り合いも過去にはいたが、それはまた別のお話) [Tue 8 Jan 2008 23:29:33]
キヨ > うゃ。 ( きょとん。 ぱちぱち、瞬きを数度 ) ぇあー… イヤイヤ、さすがにこんなところ持って来てませんって。 ( ひらひら、両手を左右に振って微苦笑。 ) お聞かせできるとしたらまた今度ーってなところですか。 あー、ホワイティアの方とちょっと家政婦の感覚違うんですよね。 ( わたしも見た目的にはホワイティア文化圏ぽいのでしょうががが。でもアルビノは東洋の方が多いらすぃですが、 ) 中流家庭のオールオブワークスメイド、と言えば伝わるでしょうか。 ( 家政婦…ハウスキーパーといえばそれこそお年を召した、エライメイドさんの役割だ。 )   え、 ( またぱちくりと。 ) あれ、えーっと冗談だったんですが… 本気ですか?わたしのフルートの演奏、きいてもいないのに?? …えぇっと。 ( ぱち、と瞬いて。うっすらほっぺの熱い感じ。恐縮というか、困るというか、ちょっと恥ずかしい。 )  …悲惨、ですよ―― きっと。  ンン、聞きたい歌… ですか、わたしこうみえてもアマウラ生まれイエロティアなのでー…… ( ハープに見合うような、 ぽン、と思い浮かぶ曲がない。軽く眉を寄せてむむむーとかんがえちぅ ) [Tue 8 Jan 2008 23:08:13]
リート >  フルートですか。でしたら是非聞かせてください (己の得意とする楽器はあくまでハープ。他人が演奏しているのを聴いたくらいで演奏したことはおろか触ったことは無い。自然ときょうみがにゅいーんと育つ。にゅいーん) ……家政婦さん (家政婦といえばちょっとお年を召した女性が思い浮かんだ。あれ、でも声は若いのに? ?マークは飛んじゃったりしたかもしれない) ああ、いいですね。時間が合えば今度一緒に演奏してみましょうか? どんな曲がいいとか先に言って下さったら練習してきますけど (笑い飛ばした言葉を歌い手はキャッチした) 今日は…そうですね、何か聞きたい歌があればどうぞ? もしかしたら僕でも歌えるかもしれませんから (そういって、傍らのケースを開けてハープを取り出そうか) [Tue 8 Jan 2008 22:59:17]
キヨ > いいえーわたしは単なる一聴衆に過ぎませんよ。フルートは趣味で吹きますけれど、こんな場所で演奏だなんてとてもとても。ここには単に音楽聞くのが好きだっていうのと、他の方の演奏を聞いて刺激を受けにーですかね? ここに来ると、わたしもフルート吹きたくなるというか。 ( 本業は家政婦見習いなんですけどね、と笑い。 ケースの中身はなんだろうかと思いを巡らせながらも、添え置かれている杖におや、とほんの少し目が丸くなる ) へぇ、歌い手さんですか。どおりで…美しい声をお持ちで。フルートはリュートと歌声とよく合うと聞きますが、いつかお兄さんの歌声にわたしの音色を添えさせていただきたいですね… なんて、恐れ多いですが。 ( あはは、と笑い飛ばして、 ) 今日はもう、お弾きにならないんですかー? ( ハープ。 ちろり、ケースに視線向け。 ほら、わたしはやっぱり楽器演奏聞くのが好きなので。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:46:25]
リート >  ……… (ツッコまなければならない所は多々あったものの、ツッコむ隙が無かったというか。きょとんとしている間に自己完結されちゃったのでしょうか。ちょっとした寂寥が。ひゅるり) …ええと…それはそれとして。お嬢さんは同業の方ですか? (つまりここで芸をするのかと。楽器は持っているがいまはケースの中だ。己の傍ら、杖とともに壁際に置かれていよう) 僕は歌い手ですよ。ハープも弾きますけどね  [Tue 8 Jan 2008 22:37:26]
キヨ > ういうぃ、はじめましておじょーさん。 あぁ男ですか、可愛らしいお兄さん。 大丈夫、愛らしさに性別なんて些細な問題です。男でも女でも赤ちゃんはかわいらしいのと同等ですようん。 ( にこにこしながら、貴方の前までくれば足を止めましょうか。 きょろきょろ、周囲を見回して。楽器があれば「楽師さん?」と尋ね、見当たらなければ「で、結局のところご職業は?」と問いかけたでしょう。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:29:28]
リート >  うん? (まず目の見えない歌い手は貴女の声を聞いて、そちらに顔を向けるだろう。わずかに首を傾けて) …こんばんは? (…お嬢さんって。あれ? なんだかデ・ジャヴ。鼻の奥がツーンとしたような) ええと、可愛らしいお嬢さん? 残念ですが、男です (最近こういう挨拶がはやってるんだろうか。お嬢さんって。苦笑がちに貴女の言葉を否定して) [Tue 8 Jan 2008 22:22:50]
キヨ > …楽器職人さん? ( かくり、首を傾げて問いかけましょうか。 纏っている上着が、歌い手に相応しくなにやら装飾品じみた様相をしているのなら、芸人の一人かな、と心の中で思ったでしょう。 ) こんばんは、 お嬢さん。 愛らしい桃色の髪ですね。 ( にこー。と笑みを浮べて歩み寄りましょうか。 いやぁ、おなのこ不足だったので折鶴にいこーかと思ってたンですが。横丁はほんと可愛いおんなのこがいっぱいでいいですね! え、ワザと?なにそれなんのおはなし。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:16:20]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『  …… ( じー。 ) 』 [Tue 8 Jan 2008 22:07:41]
リート > (全ての弦を緩めた後、歌い手は少女にまずは弦を返した) 弦も磨いたほうがいいですよ。錆付いたらすぐに切れます。それと…お古で申し訳ないですけど (ごそごそと左手が目当てのものを探して動く。やがて己が手入れに使っている柔らかい布を差し出した) 濡らして水気を切ってから反りのある部分に当ててください。最低一ヶ月、少しずつ湿気を加えながら。今日のところは応急処置でけど。一ヶ月経ったらクランプで止めておいてくさいね (はい、とハープを差し出したなら「ありがとう」の言葉とともに少女は去った) あ!  ある程度直ったらちゃんと乾燥させてくださいね?! (去っていく少女に己の声は聞こえただろうか) [Tue 8 Jan 2008 22:06:44]
リート > (簡易椅子に腰を下ろした歌い手が一人。そしてそれを見守る少女が一人いる。歌い手はハープを抱えているが、それは歌い手のものではない。ハープが変形したと騒いでいた目の前の少女から預かったものだ。触ってみて、弦を張っている部分が反ってしまったのだと分かった。これなら己でも処置できる) 使っていない時は半音下げたほうがいいですよ、負荷がマシになりますから (どうやら楽器の手入れには気がまわっていなかったらしかった。言いながらキーを回して弦を緩める。後何本あるのか左手で確認していたが、なんとなく背面も触ってみた。乾燥しているようだ。このままだと、割れる) [Tue 8 Jan 2008 21:53:12]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『(隅の方で)』 [Tue 8 Jan 2008 21:39:57]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『 重ねるのは、秘めた、想いの欠片。 』 [Mon 7 Jan 2008 22:20:36]
シャリネ > ―――え?プレゼントに? ( きょとん、とまたその空色が丸く――そして、はにかむような、微笑 ) …嬉しいな。  でも、こうやって足を運んでくださるだけで、嬉しいから。本当はプレゼントなんて、気にしなくていいんですよ? …あ。でも、凄く嬉しいから未だに皆さんから貰ったものは飾り棚に飾ってあります。そろそろ飾り棚、増やさないとなぁって。 ありがとう。 ( 嬉しそうに微笑を深め、話しかけてくれたその人だけでなく、少し遠くを見渡して辞儀をした。――あの人、聴きにきてくれたら、いいな。 そんな、過ぎった小さな願い事のような想いは、心の中だけに。歌が聴きたいと、もしも思ってくれるときがあるなら、きっと、きっと、言ってくれる。私の歌なんて、ちっぽけなものかもしれないけれど )  ( 通り過ぎる人の波まで僅か視線が動いてから、それを誤魔化すように楽師さんへ振り返って、微笑みかけ、小さく頷いた。 もう一曲、お願いの合図。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:17:16]
シャリネ > アマウラのもの? 食べたこと、あります。 えーっと… なんだろう。 グリーンティーと、あと…… 口の中で溶けるような、甘い――砂糖菓子、みたいな。 ( その贈り主を思い出して、ふわり。小さく滲んだような綻びの微笑。何処か擽ったさを隠すように、胸に手を添えて俯き加減。 )  ――わ、さん、ぼん?( 飛んだ声に顔を上げて。きょとん、と小さく首をかしげた ) え?あ―― 桜とか、なんだかきれいな形になってて、食べると溶ける―――      あ。それが、わさんぼん? ( 何かを見つけたとき、少し驚くような仕草で異国の言葉を口にして。たどたどしい口調なれど、後に零れるのは幸せそうな、微笑 ) そっか。 あれ、わさんぼんって、言うんですね。 ――凄く美味しかったんです。 友人に貰ったんですけど、フレイバーだからかな? きれいな、宝石みたいですよね。 あれ。 ( 其処に浮かぶ微笑は、ふわりふわりと、幸せそうな。その空色は、ふわりとした様子で客を見ては、その幸せを隠すことなく )  [Mon 7 Jan 2008 22:04:50]
シャリネ > ――アマザケ、だったかな。お酒、なんですよね? なんだか白いって聞きました。バニラみたいな甘さではない、んですよね?甘いとか、なんとか―― ( 空色がくるくる、と世界を廻っては口元に指の甲。小さく、思案顔。首が斜めに傾いて。 ) …… え? 今日も何かあるんですか? ( 一人、手を上げたイエロティア風貌のお客さんに不思議そうに ) ――ななくさ、がゆ。 なな、くさ? (  きょとん、と空色が瞬いて。 ) …食べ物、なんですか?―――    嗚呼。アマウラなんですね。やっぱり。…ときのみやこ、も。 健康促進? …七つ、何か入ってるんですか?  leaf―――くさ――  。   あ。草! ( ぽん、と掌が音を小さく。何かが風にはじけたように、微笑んだ。 )   そうなんだ…。 長生き、できますように。って、食べるんですか。…知らなかったな。 [Mon 7 Jan 2008 21:57:38]
シャリネ >  せーかいの 終わり 訪れても 心のぬくもりは 心に――― 残る―――  ( 小さな掌を。この手で何かを手折る力もなければ、何かを護ることすらできないかもしれない、掌を。指先。そっと、空に掲げ――微笑が柔らかく、静かに花開いて )    夢に 描く 夢は夢でも 貴方の手に触れれば 其処に――…… ( 小さな、紡ぎを。最後まで紡ぐことない言の葉は、其処に舞い降りるように。優しい水の流れのようなそれに、乗せて。ふわり。花を摘むように、微笑わらった。 )  ――――。( 調べが緩やかに終われば、拍手と共に、いつもの微笑を深めて辞儀を。ゆるり、振り返れば木箱に腰をかけた楽師が笑った。それに、微笑みかける仕草を一つして )  新しい年を迎えて、一週間が経ちました。 でも、私はあんまり変わってないんです。 アマウラでは、何か呑むって聞きました。 皆さん、何かしました?お食事とか、 お祝い?とか。( しっくり来ない感じだけれど、お祝い事だって言うのは毎年知っているからこそ。近くで聞いてくれているお客さん一人ひとり視線を配りながら、目が合ったら首を傾げ、問いかけるように微笑む。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:25:09]
シャリネ > ( 抱きしめるように。 ―― 両腕を、そっと引き戻して。その掌、胸に添えた。目を閉じれば、風の音に、歌を運ばせるよう―― )   水辺に 朽ちた花―蕾 舞い落ちる雪 貴方の 顔  しーおれた空の 行方は水面 水鏡に 映る――( 静かな金琴の音を借りて。歌の調べを届けるように、細い声が紡ぐのは、小さな子守唄のような、鎮魂歌。はじまりのとしが、きたからこそ。 空色は穏やかに閉じて、呪文を紡ぐように、調べを辿る ) 鼓動を 鳴らす歌―重ね 世界を揺らす ちいさな心 たーゆたう海の 行方は水面 空鏡に 映る―― ( 浮かぶ微笑は、ふわりと舞って、溶けるように淡く ) [Mon 7 Jan 2008 21:14:43]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『――こころ。』 [Mon 7 Jan 2008 21:06:39]
お知らせ > カルカスさんが帰りました。 『(手を振り、見えなくなるまで見つめていた)』 [Mon 7 Jan 2008 03:08:30]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『――じゃ、バイバーイ。(こうして誰かと話すだけでも、心が軽くなる)』 [Mon 7 Jan 2008 03:06:32]
シャーリー > 強いな。 それにやっぱりキミはいい奴だ。 信頼に値する人だよ。 ( 捕らわれることがなく、そうして前に進める人間こそが強いのだ。 ) 小説でも現実でも、吸血鬼達の物語はアンハッピーエンドと相場が決まっちゃってる。 ボクはハッピーエンドが好きなのになあ。 ( 吸血鬼を怖がる者たちの気持ちも理解できる。 確かに自分たちは化け物だ。 それが仲良くしようだなんて、いつその首筋に噛み付かれてしまう提案なのやら。 ) 言葉遊びってやつは意外と面白いものだ。 同意してくれて嬉しいよ。 ( 肩肘ばっかり張って生きていても大変だ。 こうして下らない時間を過ごすのもまた大切。 )( それなら真っ暗闇の世界の住人の私達はなんて過ごしやすそうな世界なんだろうね―――これもまた取るに足りぬ言葉遊び。 ) ――――そうして灯蛾の如くに誰もが灯りに群がるさ。 ボクもその中の一人。 ―――ああこの世界のなんて素敵な事か。 愛と平和と優しさで満ちている。 これじゃ文句の付けようもないじゃないなあ。 ( 主はこれだけ舞台を整えてくれた。 そこから幸福を掴むか不幸を辿るかは自分の歩き方次第。 ) うー…そうさせてもらうさ。 ……やっぱずっとこの格好でいると流石のボクでも風邪引くかもしんない。 ( ―――ちょっとトイレでも探して、その中でいつもの服に着替えよう。 そう決めると、手を振りながら彼の傍から足早に離れていく。 ) [Mon 7 Jan 2008 03:05:50]
カルカス > 感じて・・・辛い時もありますが、使命である、と考えていますよ。より多くを救う為に自分はいるのだ、とね。(そう思って行動して・・・助けられなかったこともあって、とても落ち込んだりもする。・・・でも、それに捕らわれてはいけないのだ。自分はもっと多くを救わなければならないのだから。)・・・吸血鬼になった時、ほとんどが悲劇を体験していると聞きます。・・・信用できなくなるのも、仕方ないのでしょうね。(自分だって・・・そうなれば人を信用できるかどうか・・・分からなかった。そして、それを悔しいとも思った。)こうした娯楽、私も嫌いではありませんね・・・。考え続けることもまた、休息なのかもしれません。(どうでもいいことをだらだらと考えることも楽しい。)全部真っ黒だったら、人は何も見えないはずですよ。何かが光っているからこそ、我々は眼が見えるのですから、そんなことはない・・・と思います。私も優しさこそ、世の中の原動力だと断言します。(目が見えている、また、見えない人も感じることはできる。・・・それこそが動かぬ証拠・・・と思いたいだけなのかもしれないが・・・とにかく自分はそう信じよう。周りが暗いのなら、自分が明るくなくては・・・。)もちろん・・・って、大丈夫ですか?・・・もう、遅いですし、そろそろお帰りになられては?(くしゃみをした相手に向かい、風邪でも引いたのでは?と問いかける。) [Mon 7 Jan 2008 02:45:42]
シャーリー > ……そっかー。 カルカスの場合、そういうのに比例して忙しさも上がってくから、そういうのをより身近に感じてるんだね。 ( 私はせいぜい仕事が踊り子から娼婦紛いに転向するぐらい。 それと家の中で落ち込んでる日が多くなるってだけか。 ) ―――そうだね。 キミみたいに言ってくれる人もいる。 そういう優しさに吸血鬼の人たちが気付ければ、悲しいことは少しだけ減っていくのにね。 それが出来ず信じれない事のなんていう悲しさか。 主よ 憐れみたまえ(キリエ・エレイソン) ( ―――けれど相手を傷つける事でしか癒せない辛さもある。 あの人が復讐者に殺された時、私はそれを認めざるをえなかった。 ) そもそもこうして一括りに考えてしまうのが傲慢だったのかもね。 まあこうして机の上で空想話を語るのは好きだけどー。 ( そしてその答えこそが真理なのかもしれず。 ) ―――どーだろうねー。 世界ってーのは案外お腹の真っ黒な打算と損得で回ってるのかもよ。 この市も含めてね。 ( 本当に人の事を思いやれるのなら、なぜ奴隷や差別階級がある。 平等なんて幻想さ。 ) ――――まーホントにそんなんじゃ悲しいけどねー。 ボクはそれでも、優しさこそがこの世の中を成り立たせていると断言出来るけれど! ( えっへん、と胸を張って言い切った。 それでもね、私は人は優しくて愛に満ちていると思うんだ。 幻想なんかじゃなくて、現実で。 ) ―――ありがとう。 そう言ってくれると本当に嬉しい。 ( その小さな呟きが耳に届けば、自然と柔らかい微笑みが浮かんできた。 ) 了解致しました! だからもし行ったら知り合い割引してよー ――――へくしょっ!? ( 口を押さえてくしゃみをする。 やっぱりこの格好寒いな。 ) [Mon 7 Jan 2008 02:33:42]
カルカス > すみません・・・。仕事柄、嫌な予感ばっかりなもので・・・。(苦笑を浮かべながら謝罪を。)・・・かも、しれませんね。吸血鬼とて・・・許されないはずがない。とも思いますよ。また、助けの手を差し伸べられる余地も十分にあると思います。・・・共存できるかは・・・分かりませんが。(実際に見れば・・・自分は畏怖してしまうかもしれない。ただ、助けを求めるならばそれを拒んではならない。パプテスの教えに従う者でもあり、医者でもある自分の信念だ。)人はいろいろな人がいますから・・・結局はそういうことなのでしょうね。(そういう答えしか浮かんでこない。・・・無知のまま楽園の生活を享受するか、追放されるかを選ぶのもまたその人次第ということだ。)そのような考えが集まり、この世の中ができたのですよ・・・。三下でも、子供っぽくても、それを言い続けることが重要だと、思いますね。・・・ちなみに私はあなたの考えに賛成、ですよ。(最後の呟きはぼそぼそと少し小さく言った。)普段はヴェイトス病院の方で、非番のときは居住区のホワイティア区の教会にある小屋で診療所を営んでいます。何かあったら、すぐ来てくださいね。 [Mon 7 Jan 2008 02:10:19]
シャーリー > やなことゆーなあ。 ……けどそれを否定できない自分が悲しいです。 ( ―――まあ、何が起こっても私に大きな変化が訪れることはないだろう。 ただそれらの事件で不幸になる人の数が一人でも少なくなりますように。 ) あの子達だってね、吸血鬼になった瞬間に不幸が決まった訳じゃない。 ただ――行く道を間違っちゃっただけなんだよ。 ( それは自分が迫害される種族だから言えるのだろうか。 罪を犯すものの胸の内を知る事は出来ない。 処刑される同胞は愉快犯か。 それとも悲しい復讐者か。 どちらにせよ、私は悲しくなってくる。 ) そうですね。 現状に満足する事が無いのもまた人だ。 ―――結局その人次第ということになってしまうのですかね? ( 蛇にそそのかれて過ちを犯し、楽園を追い出されたように。 ) やだなー、ボクはこう見えてもしょぼーい三下ですヨ? こんな時代がこいー!って他人に自分の考え方を押し付けてるだけなんだからー。 ( それはこの吸血鬼が長年生き続ける事が出来た理由の一つかもしれない。 ) あ、そういえばカルカスってどこら辺で働いてたんだっけ? ( 自分が掛かることはないだろうが、もし教会の子などが病に臥せった時に使うかもしれないと思って問い掛ける。 ) [Mon 7 Jan 2008 01:53:32]
カルカス > ず〜っと続けばいいのですけどね・・・。しかし・・・なぜかこの街に住んでいるとその安穏でさえ、何かよからぬ予兆のような気もしてしまいますよ。(いろいろと大きな事件が起こるのもこの街の特徴だ。・・・何が起こってもかまわぬよう、しっかりと備えておこう。)吸血鬼・・・そうですか。・・・悔い改めた後はもっと運の良い星の元に生まれて欲しいですね。(吸血鬼。その名は正直、いい印象は抱かない。だが彼らとてなりたくてなったものでないものもいるだろうし・・・正直、とても複雑だ。ただ、神が許しを求めるものを拒むことは絶対にない、と信じてはいる。)与えられ、それがず〜っと続けば、ある時こうも思うのですよ。「この世の中はどうなっているのだろう」とね。そして、あれやこれやと考えたりもする。・・・安寧が続けど、続かなけれど、人はそう考えてしまう。そして自ら安寧を手放すことも・・・また、あるものだと思いますけど。(もちろん、相手の言うことも事実だ。人は愚かで弱いものだ。ただ、下手な「好奇心」を持とうとしてしまう・・・。)ほら吹きもそこまで続けば大物でしょうね。貴方が吹聴し続ければひょっとしたらもっともっと幸福な世の中が訪れるかもしれませんね。(望む、望まないに関わらず、信じて疑わない人には人を引き寄せたり安心させたりする魅力が少なからずあるものだ。)いい医師、というのを目指しているわけではないのですが・・・ありがとうございます。(はにかむような表情とお礼を相手に向けた。) [Mon 7 Jan 2008 01:33:58]
シャーリー > 抑止力があるから人の行動は抑えが効く。 まあ最近こっちは暇な部類だし、平和な時期になっているんじゃないのかな? ( 最近で一番大きかった被害といえばラットマン騒動か。 願わくば、この安穏とした時期がずっと続きますように。 ) ――――ああ、哀しすぎるな。 あれも吸血鬼のサガか。 ( 明後日の方向を向きながら呟いた。 誰がまでは知らないが、それが『何』かは知っている。 だから、哀しい。 ) いいや、人はそこが他人から与えられた幸せなら無知に浸れるさ。 パンを貰い、遊興に耽り、ただ楽しむことだけを考えれる。 無知の罪を嘆くのは、その幸せを失った時にようやくだ。 ( 人は怠惰に流れる。 私はその光景を幾度と無く見てきてしまった。 ) ボクなんてもっとガキだよー? 常々そんな風な世界になればいい。 というかむしろこの世界は素敵で優しいんだー!って吹聴して回っちゃってるんだから。 ( カラカラと笑う。 ――――いつかだ。 本当にいつか。 そんな日が来るのを私は待ち続ける。 ) けどどっちかってーと下手の横好きなのがちょっとねー。 ―――うん。 そういう医者にかかった人は幸せだ。 貴方はいい医師になれるよ。 [Mon 7 Jan 2008 01:19:54]
カルカス > ついでに自警団も、ですね・・・。それが実現できればよいのでしょうが・・・到底及ばないでしょうね。・・・今度、誰かが処刑される、と聞きました・・・。(少し暗い顔を。誰が、とまでは聞いていないので、内容は分からないが、とても暗い情報だなぁ。とか思ったりした。)無知の安寧に浸っていられないのもまた人ですがね・・・。私は、誰もが無理をしないでも幸せになれる世の中がくれば、と思っています。・・・子供じみてますけどね。(そんな世の中は来ないだろう。とうすうす感じてはいる。・・・だが、長年思っていたことはすぐには抜け切れないらしい。自分でも馬鹿らしい、と思ってしまう。)・・・あなたがやっている仕事を楽しいと思うのなら・・・それは天職なのでしょうね。私もこの仕事は楽しいですし・・・天職だと思いますよ。(治った時の患者の喜んだ顔。それを思い出せば思わず笑ってしまう。) [Mon 7 Jan 2008 01:04:24]
シャーリー > 葬儀屋とお医者様、それと軍隊の仕事が無ければ世の中は平和になりますよ? ( なーんてね、といつもの如くふざけた調子。 ) うーん…どれも一概にはいえないなあ。 笑っている人も、無理矢理でもそうする事によって気持ちを前向きにしようとしているのかもしれないし。 無理矢理だと知られなければ、誰もが幸せで居られる。 無知は罪であるけれど幸福さ。 ――――まーボクには縁の無い話だけどねー。 踊りは楽しいよー。 ボクを見て楽しんでくれる人が少しでもいるのなら、それだけでも嬉しくて笑えるものさ。 ( 彼の言う事も一理であり、納得できる。 ただ自分はそうして他人に曝け出すことを好まないだけ。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:53:33]
カルカス > 医者である私はお仕事がなくなって泣いちゃうお話ですね・・・。そちらのほうが喜ばれますけど。(お気をつけて、と忠告を。)無理やりな笑顔を浮かべても、自分の気持ちも、相手も、素直に喜べないのでは?精神衛生上も、身体的にも悪いですよ。落ち込むときは落ち込んで、すっきりしたらまた笑う。・・・それで十分な気もしますけどね。立場ができてくれば、それも自重しなくてはなりませんが。・・・それに、素顔が見れれば嬉しい人もいるにはいるでしょうし。(素直でいい時もあるし、悪いときもある。ようは要領次第なのだろうな。とか考えたりした。) [Mon 7 Jan 2008 00:42:08]
シャーリー > 健康で頑丈なのだけが取り柄ですから。 風邪なんてちっとも引いたことがありません。 ………寒いけどね! それでもやっぱり寒いけどね! ( 一応上着を一枚羽織ってはいるが、それだけで寒さが和らげるほど冬の寒さは優しくない。 ) ああ、まあ、ね。 ―――けどさ。 お仕事以外の時も、どんな時に関わらず笑顔で居たほうがいいと思わない? 落ち込んだ顔を他人に見せたって、なんにもいいことないよー? ( いつもの笑顔――より、少し元気の無い笑い方をしながらそんな事を言う。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:29:54]
カルカス > 体に響いたりはしていませんか?油断していると、風邪、引いちゃいますよ?(ふふ、と相手の調子に笑いながら答えるだろう。だが、遠目に見たときと少し違うなぁ・・・。との印象も受けた。)踊り子のお仕事って、大変そうですね・・・。どんな時でも、笑っていなくてはならないというのが・・・。(寒い中でも笑顔で踊り続けている踊り子。そんな様子を見て思ったことだ。) [Mon 7 Jan 2008 00:17:09]
シャーリー > ………馬鹿な子なんだから。 ( ハンターに害を成した吸血鬼が、その咎で処刑されるという宣伝文句を耳にしたとき、一番最初にその言葉が私の頭の中に思い浮かんだ。 そして哀しくなった。 被害にあったものも、その罪人となった吸血鬼のどちらも、哀れ過ぎて――― ) ふぇ!? ( そんな事を思っている時に声を掛けられた吸血鬼は、驚いたような声を挙げて肩を跳ねさせる。 ) や、やーカルカス。 お久しぶりー。 元気してるかい? 察しの通りボクはこのびっくりするぐらい寒い格好で仕事をしてきた帰りさー。 ( その相手が顔見知りだという事に気付けば、出来る限りの気さくな調子で挨拶の言葉を交わす。 その色気を醸し出す露出度に合うように、普段はしない大人びた化粧をした吸血鬼。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:09:31]
カルカス > (白衣を着た一人の医者がそこにいて、微笑を浮かべつつ、貴方に声をかけるだろう。手にカバンを持っていて、白衣を着ている事から医者、ということが分かるだろう。)寒そうな格好をしているようですが・・・お仕事の帰り、ですか?(帰りに偶然立ち寄った芸能横丁。普段は来ることは少ないが、楽しそうだな。と思ってふらふらと歩いていた。そこへ顔見知りの女性が来ていたので声をかけた次第である。) [Mon 7 Jan 2008 00:01:27]
お知らせ > カルカスさんが来ました。 『こんばんわ。(後ろから声がかかった)』 [Sun 6 Jan 2008 23:52:40]
シャーリー > ( 背中に楽しそうな歓声を背負いながら、踊り子の格好からいつもの服装に着替えることもせず、上着を羽織っただけの状態で吸血鬼は週末の賑わいを見せる芸能横丁を横切っていた。 ) ――――……もう。 こんな時に踊りの仕事、引き受けるんじゃなかったな。 ( 喉が渇いているというのもある。 けれどそれは大した理由じゃない。 ) ………公開処刑か。 [Sun 6 Jan 2008 23:51:19]
シャーリー > ( 普段なら意識的に脳天気を振舞っているが、今日はその笑顔にもキレが無い。 ) ( 相手がその事について尋ねようと口を開いた時、大きな歓声が表舞台の方で聞こえてくる。 ) やっぱ賑わってるねーみんな! ちょっと不甲斐なすぎたなーこりゃ。 ―――と、いうことで。 ボクの分のお捻りは今日は無しで! すっごい体調悪いから、今日はもう帰って寝るサ! お先に失礼!! ( 相手に何かを言わせる前に、自分の言いたい事だけを言うと荷物と上着を引っつかんで脱兎の如く去っていく。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:38:53]
シャーリー > ( そして舞台裏に引っ込むと、今日の集まりに誘ってくれた人がどうかしたのだろうかという訝しげな視線を向けてくる。 元から私の踊りの技術は大したものではないが、それでもいつもならここまでとちる事も無い。 悪く言えば低いレベルで安定しているのが私だ。 その実力を知っているから数合わせのような意味合いで相手も誘ってきたのだが、こうなるとは相手にとっても少し予想外だっただろう。 ) あー…ゴメン。 何か今日朝からずっと調子悪かったんだよね。 アハハハハッ。 ( 空元気のような笑いを目の前の相手に浮かべる。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:25:07]
シャーリー > ( ソロではなく他の人と組んで踊りを披露している最中。 露出度の高い格好をした女性は舞いの最中にバランスを崩してしまう。 他の人たちが鮮やかに踊りを続ける中、一人だけずれた動きをしてしまう自分。 今日はもうこれで三回目だ。 ) ( あっちゃー、と心の中で舌を出す。 そして視線をリーダーに送ってみれば、今日はもう下がれとの合図を仕草で出される。 ) ――――― ( それも仕方が無い。 今は私がこの調和を崩してしまっている。 一人の踊り子は出来る限り自然に見えるような動作で、いかにも最初からここで退場と決まっていたかのように振る舞いその踊りの中から離れていく。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:10:49]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『あ――っと』 [Sun 6 Jan 2008 23:02:04]
お知らせ > 静馬 奏さんが帰りました。 『かなめー! ( それが姉の名なのだろう。 呼びながら――― )』 [Sat 5 Jan 2008 08:33:27]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(――そんな出会いと別れ。そういや芸能横丁の知り合いは初めてかな)』 [Sat 5 Jan 2008 08:29:04]
カイン > っと。 ああ、まあ――機会があったら、見に来てくれると嬉しいかな。 俺は、カイン。(姉を見つけたらしい彼女。 笑顔で見送ったら、此方も此方で踵を返す。 明日の為に、なんて言い切れるほど先を見据えているわけではないけど、日々の鍛錬は大切なのだし――) [Sat 5 Jan 2008 08:29:02]
静馬 奏 > そうでしょ? ( 遊ぶような調子。 もうそれ以上、見た目の話で引っ張ったりはしないけど。 慎重と言うのだろうか、同意している風なのに問いかけるような調子の青年に、笑いながら ) 〜そう? わたしの今ので聞いてみたいと思ってくれるのは、物好きだと思って。 ( 良いものだとは自分でも思っていない。 感じていることを少しオーバーに歌にしたもので、それは正直な気持ちでもあるのだけど、感情ではない 『見方』 を一つだけ歌うのは、それがネガティブであれば尚更、受けが悪いのは分かる ) 〜ツァラトゥストラ! 良い名前ね。 劇場っぽい。 気が向いたら見に行こうかな。 ( 横丁を中心に生活しているわけではなくて、その特異な劇の話はまだ耳にしていない。 それでも名前は覚え易く、近くを通りかかって、時間に余裕があって、上演時間と合えば入ろうと思う。 子猫を七匹も引き取ってしまったのがあって、あんまり遊べるお金も無いのだけど。 横丁で落とすお金には、持ちつ持たれつみたいなところがあるし ) そういうのって、長く続けていけば次第に待遇改善されるものなんですか? ちゃんとした役目でもない斬られ役で、でも目を引かないといけないとかじゃなくて? ( 劇団の規模や、スタンス次第か。 実はもう大役もらっているという事実は知らないから、斬られ役にだって熱を入れないと、上がるものも上がらないのでは、なんて。 知った口 ) ―――え? あー、そうでもありませんよ? トレジャーハンターは傭兵とか、そういうのとは違うから。 腕っ節はあんまりなくても良いし… まあ、街で迷子になるのを心配するほどでも、ありませんけどね。 ( 美味しそうな屋台でも見つけたのかしら、とか。 何台か入って来ているそれらに目をやって――― そうこうしているうちに、見つけたらしい ) ―――〜あ、いた。 それじゃあ… お兄さん。 またね。 わたしはかなで。 ギルド員じゃないし、場所も時間も決まってないけど… 仕事が無くて一般枠の場所が空いてる時は、そこでやってます。 ( 姉の方へと歩き出しながら、振り返りつつ ) [Sat 5 Jan 2008 08:25:36]
カイン > それは――……そう、なのかな?(見た目通りかどうか、なんて、其れこそ深く関わってみないとわからない。 どんな人物だって、あっさりと底が見えるような人生は送ってないはずだろうし。 イントネーションは問いかける風であっても、頷く仕草は同意するように。)んー、社交辞令でも無い、かな。 実際、聞いてみたいのは本音だし。(好奇心の方が強いかもしれないけれど、と付け加え、冗談めかして笑ってみせたが、言葉自体に嘘はない。 彼女の笑いに、曖昧に頷いて。 そういう反応には慣れているし、然程気にならない。 胸の奥が少し痛むし、上手い対処の仕方は未だに思い浮かばないけれど)『ツァラトゥストラ劇場』ってところ。 横丁の東側から――歩いて五、六分くらいかな。 まあ斬る側というか……ちゃんとした役目を貰えるように、って所だね、俺の場合。(或いはしっかりとクレジットに名前が載るように、だ。 お互いに頑張ろう、という事場には同意。 拳を握り締める仕草には、笑ってしまったけれど、本職を聴けば驚いた風に)って、トレジャーハンター? ……んじゃあ、尚更だ。さっきの申し出は余計なお世話になっちゃったなぁ。 [Sat 5 Jan 2008 08:00:30]
静馬 奏 > ―――だからって 『見た目通りのわけがない』 なんて思い込んでいると、騙されるけど。 ( 肯定するような相手に対して続けるのは、結局どちらなのか考えを曖昧にするもの。 きっと、人それぞれだから何にせよ先入観は持たない方が良いということなのだけど ) 〜ん? そう、ありがとう。 社交辞令でも嬉しいです。 でもそっちは、たまに横丁でもやってるものだから――― ( こんながちゃがちゃしているところで見なくても、と。 『下っ端の切られ役』 と聞いて笑うのは、それをそもそも低く見ていないからか、それとも子どもの残酷さか ) へえ、聞いたことあるかしら。 なんていうところですか? 〜たくさん斬られて、早く斬る役になれるといい―――… のかな? 一概にそうとも言えないのかも? …わたし達も、下っ端です。 下積みは必要だけど、早く終えられるようにがんばりましょう。 ( 斬られ役という顔だと思ってしまうのはナイショ。 そんなヒーローだってありかもしれないし、く と拳を握って見せて。 本当は何であれ、そう見えないのはお互い様だ ) こっちは芸能ギルドじゃなくて、実はトレジャーハンターなんですけど。 [Sat 5 Jan 2008 07:53:19]
カイン > ふぅん。……まあ、見た目だけじゃ、人の性格とかって分からないからなぁ。(姉本人に聞けば否定するかもしれないし、或いは肯定するかもしれないが。 妹の彼女が言うのだから、抜けているところは、きっとあるのだろう。 二人で一緒に行動しているのなら、仲が悪いってことも無いだろうし。 たぶん。 きっと)ああ、じゃあひょっとして、もう少し早く来ればそっちも見れたのかな? だとしたら、ちょっと惜しいなぁ。 っと、俺? 俺は――役者。 まだまだ下っ端で、斬られ役ばっかりだけど、ね。(本当に主役をやってる俳優か何かだったら、役柄と絡めて格好つけて“正義の味方”とか言えるのかもしれない。 まあ、自分は恥ずかしくて言えないけれど)そっか。 まあ、そうだろうね。(彼女の言葉には頷きを一つ。 その年で、というと失礼かもしれないが、彼女は芸人として舞台に出ているのだし、ある程度以上に自立しているのだろう。 なら、其処まで自分が心配する必要もあるまい) [Sat 5 Jan 2008 07:25:09]
静馬 奏 > ええ――― でも、そう思って油断すると変なところで抜けてたりするのよ。 ( 大事なところではしっかりしている姉だとも思うけど、さておき。 『人は見かけによりませんよね』 なんて、自然と見上げる格好になる視線。 覗き込むように見つめて猫っぽい眼が笑うのは、何を指しているのか ) ―――〜そう。 いつもは二人で、姉が踊って、わたしが弾いてるの。 歌は歌わない。 〜お兄さんは何してる人? ( 最初から聞いていたのは本来の出しものではないと、おひねりを拾った時と同種の、気恥ずかしそうな苦笑を浮かべて首を振った。 話を逸らそうと、あなたのことを。 今ここにいるのなら、芸人じゃないかって ) ありがとう? 〜でも、いいです。 子どもじゃないんだし、はぐれても家に帰るわ。 ( それで家にいなかったら大変だが。 子どもとも呼べそうな見た目で肩を竦めて、なんとなく周りの流れで舞台の方へ出された別の芸人へ眼を向けよう ) [Sat 5 Jan 2008 07:16:40]
カイン > (まあ、何だかんだと偉そうな口を言ったけど、自分だって人の批評をできる身分じゃないわけで。 歌を聴いて、それでちょっとでも何かを考えさせられたなら、それで十分――というと彼女に対して失礼か。 きっと、彼女自身、“上手くない”ことは理解しているのだろうし。 閑話休題)お姉さんを? ……ああ、ひょっとして最初の頃に近くにいた、君に似た人かな。 何か落ち着いた感じの。(目付きが悪いのは生まれつき。そしてコンプレックス。 指摘されなかったのを良い事に、ともかく俺は会話を続けることにした)双子のお姉さん、か。 うーん……俺も気付いたらいなくなってたなー、って程度だからなぁ。 ただ唄は最初の方から見てたけど、多分、いなくなってからそんなに時間は経ってないと思うよ(トキノミヤコ系の衣装を、ちょっと珍しそうに見ながら俺は応える。東洋系の劇は、まだ演じたことがない。  しかし……女の子だという事を抜きにしても随分と細身に見えるが、東の人は結構華奢だと聞くし、これが平均なのだろうか? ともかく、目撃情報に関しては力になれそうに無い。すまなさそうに頬を掻いた)ああ、良かったら探すの手伝おうか? 一人より二人の方が早いだろうし。  [Sat 5 Jan 2008 07:01:51]
静馬 奏 > ( おひねりはどうだろう。 どちらかと言うと、身内での芸の見せ合い。 こんな事してますよ、という宣伝と言うか、むしろ雑談のBGMかもしれない。 ―――〜それこそ激励の意味でお小遣いをくれることがあるかもしれないから、放られればバツ悪そうに、はにかむような微苦笑を浮かべてちゃっかり拾うけど ) ―――〜? あ、姉をね… さっきまで一緒にいたのに、どこ行ったのかしら。 ( ちらりと目が合った青年。 見た目にそぐわず(*失礼)親切な言葉を聞きながら視線だけは忙しく周囲をさ迷わせて――― すぐに諦めたのか、もう一度青年と目を合わせた ) 〜双子なの。 わたしとそっくりの女の子、見ませんでした? ( 楽器を手にした少女の背は低く、華奢で、楽器が線の細い胡弓というのもあって、頼りない。 墨汁を流したような波のある長い髪をお尻まで伸ばして、着ている妙な和装もあれば、一応恰好だけは本職の芸人に見えるだろうか ) [Sat 5 Jan 2008 06:50:43]
カイン > (――そう。『でも』だ。 それでも戦い続けている人がいる。そういった人物を演じる。演じている。 だから或いは『なぜ』と、続くのかもしれない。)ま、それはともかくとして……聞いたなら、当然だよな(ぱちぱちと手を打ちながら、ジャケットの内側を探って財布を引っ張り出す。 まあ500エン硬貨一枚くらいか。 他の人がお捻りを放るのに合わせて、俺も放った。 と、本来なら他の芸を見に行くか、あっさりここを立ち去るのだけれど――きょろきょろと辺りを見回す少女と、眼があった)えー……っと、 ――何か探してるのかい?(ちょっと躊躇したけれど、俺は思い切って口を開いた。 お疲れ様、と一声かけつつ、まずは問いかけてみよう) [Sat 5 Jan 2008 06:39:42]
静馬 奏 > ( ―――『でも』… と、そう続けるようなところで歌は終わった。 ぶった切るようなメロディーラインの途絶は、それもこの歌のスタイルだと好意的に解釈することが出来なくもない。 …が、何か言い淀むような終わり方と… 何より淡白に歌った方が似合いそうな詩を駄々っ子のように 『がなり散らす』 辺り、この歌は未完成なのだろう )   ( 歌い終えれば、まばらな拍手。 意味合いとしては激励か。 一曲で切れた息を整えながら一礼して、『舞台』 を離れた――― ) ―――〜あれ? ( 気付けば、ざっと見回して見つけられる場所に姉の姿がなくて… あちこちに視線を走らせながら、『舞台』 をつくる一人になる。 そんな中で、青年と目が合うこともあるだろうか? )   ( せっかく聞いていてくれたのに、この少女は観客の反応に目をやる余裕も無かったから、見えていない ) [Sat 5 Jan 2008 06:34:18]
カイン > ………んー。(まあ、先ほども言った通り、自分は歌や楽器に関しては完全に門外漢なのだけれど。 だからこそ、彼女が“上手くない”ことはわかった。 下手ではない、と思う。 聞くに堪えないとか、そういったレベルでは無いのだし。 ただ――……果たして自分が観客で、聞き終わった後に金を払えと言われたら……)微妙、かな。(呟いて、自嘲気味に笑った。俺だってそんな大したものじゃないのに、何を偉そうに批評家ぶっているのやら。 ただ――……うん。 俺は前向きな曲の方が好きだけれど、こういった曲も悪くないかな、と思った。)(例えば――それこそ時間でも世界でも、チッポケな人間一人じゃ、どうしようもない存在に立ち向かうとして。 戦う意味はあるのかどうか。 八割がた負けの見えている戦い。 命を賭してまで挑む必要はあるのか)(今の演劇が影響してる――って面も多々ある。まあ、自分は直接、その役に入れ込むわけではないのだけど……)考えておくべき、ではあるよな。多分。 [Sat 5 Jan 2008 06:28:19]
静馬 奏 > ( 発声で手一杯なのだろう、勢いこそあるものの楽器の扱いは雑になり、音が割れた。 がむしゃらな発声は一生懸命さこそ伝わったかもしれないけれど、せいぜいがどこかのハイスクールの文化祭で十把一絡げレベル。 踊りの後ろで弾いていた演奏だけだってそう見事なものではなかったとしても、それこそ芸人として披露するのは無理がある。 …それもそのはず。 少女の所属は芸能ギルドではなく、そこで一般枠の場所を借りてお小遣いを稼ぐ程度の、部外者もとい冒険者。 ハンターズギルドでの雑用を主な仕事として、芸だけを磨くことはできていない… )   ( ただ、それが足しになるかどうかは微妙なところだけれど、詩と曲とそのスタイルは合っていた )   ( 声を張り上げるのに手一杯の詩を意識する者などほとんどないだろうけども、少女は切々と虚無感を歌っている。 ませた内容で年齢不相応。 でも、そんな歌を足掻くように歌い上げる姿は年齢相応。 ―――人は生まれて生きて土に還る。 遅いか早いかに意味は無い。 全てが失うことを前提にしているのなら、喜びも楽しみも、その実は失う恐怖と哀しみでしかない。 後世にと言うけれど、自分が認識できないことに何の意味があるだろう。 仮に後世があるとしてもいいけれど、そこで在り続ける遺したものも、存在する限り必ず潰える。 あらゆるものが存在することに、意味は無い。 無から生まれて無に還る、全ては始まりと同じ結果に何ら影響を及ぼさない過程――― ) [Sat 5 Jan 2008 06:22:19]
カイン > (別に俺は歌手や音楽家じゃない。 役者。 それも顔を見せることもない、下っ端の――斬られ役。 だから、まあ、ある意味では酷く場違いな人間ではあるのだけれど。 夜遅くまで稽古が続いた後、或いは朝早くからトレーニングに出かけた際、稀に見かけて立ち寄ることはあった。 そうしてぼんやりと歩いていく中、ふと眼に留まったのが、その歌声だったわけで)……まあ、唄なのに眼、っていうのも変な表現だけど。(そう一人ごちながら、俺は“舞台”で声を出す少女の姿を眺めていた。 結構色々な芸人がいて、そこで興行をしている人は数えるのも億劫なほどいる横丁だが、有名人ならばそれなりに顔は知れている。 で、そうじゃないという事は――きっと無名なのだろう。 そういう意味で、ちょっと親近感もあったり)(やや目付きの悪い、シャツにジャケットを羽織っただけの青年が、ぼんやりと貴女の姿を見ていた) [Sat 5 Jan 2008 06:06:58]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――その声に、少し惹かれるものがあった。』 [Sat 5 Jan 2008 06:01:18]
静馬 奏 > ( あちこちで暖をとるための火がおこされているだけで、そこに照明の役割などは考えられていない中。 あちこちに自然とそうした場所ができる、ただのスペースに人が輪になることで 『舞台』 の意味を与えられた地面の上。 踊る姉の後ろでバイオリンに似た弦楽器を弾いていた少女は、姉が退いた後も一人輪の中に残っていた。 ―――演奏はまだしも、歌うのは得意じゃない。 素人にだって自分より上手いのはいるだろうし、伸びの足りない自分の声では姉の踊りと合わせるのは難しい。 だから普段、少なくともお小遣い稼ぎの場では歌ったりしないのだけど、今は特別 )   ( 魔法の拡声器など無いし、誰も無名の少女が歌うからと言って聞き入ったりはしない。 それにあちこちでは別の演奏や歌声が上がり、それに負けないようにするだけでそれなりのものだ。 声量も十分とは言えない自分では歌っても… そう思わなくもないけれど、自分を知らない芸の先輩に見てもらえる機会。 精一杯の声を張り上げる ) [Sat 5 Jan 2008 06:00:16]
静馬 奏 > ( そこは日中であれば露天が並んでいたり、日が暮れても何かの舞台が設えられていたりする、いわゆる芸能ギルドの管理地だ。 けれどそれらに使われない時間は、ただ開けているというだけのその場所が、大人数がたむろする恰好のスポットになる )   ( まだ週末があるけれど新年の空気は抜けてくる頃。 夜明けも迫っていい加減ひと気が引く時間。 そこに集まる者の殆どは、ついさっき仕事を終えた芸人だった。 中には見物客の姿もあるものの、ここに居るのはそれが条件であるかのように、外からは入って来難い一つの集団になっている。 互いに名前を知らない者も珍しくなく、顔だって全員を把握しているわけじゃない。 芸の種類も種族も年齢も異なる人間が集まるコミュニティは、新年を迎えるという節目特有の性質が濃いものだけど、知人に知人を紹介されて付き合いを広げるには良い場所で )   ( 普段は同年代の、歌や演奏・踊りを芸にする集まりに顔を出している少女も、双子の姉と連れ立ってそこに居る ) [Sat 5 Jan 2008 05:43:48]
お知らせ > 静馬 奏さんが入室されました。 『( 種々雑多な人が集まる空き地 )』 [Sat 5 Jan 2008 05:20:27]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回「ピックマンの絵画」に、ご期待下さい。』 [Thu 3 Jan 2008 22:30:09]
カイン > …………や、やっぱあっつい……。もうちょっと、涼しくするのは、できないんかな。 夏は辛いぞ、これ……(舞台裏ではだらしなく、俺はべっちゃー、と椅子の上に崩れ落ちた。 やっぱり、もっとスタミナをつけないと駄目だね、これじゃあ。 ほへぇ、と魂が抜けたように息を吐き出しながら、次回予告のナレーションを耳にする。 ちらりと観客席を覗き込むと、前列の子供たちが興奮して手を握り締めたせいで、パンフレットがクシャクシャになってしまったのが見えた。 …………なんともいえない、達成感)……よっし……! [Thu 3 Jan 2008 22:27:26]
アイゼン・リッター > 「イグナイイィイィィイィィッ!! イグナイィイィイィィッ! ち、ちちうえぇえぇえぇぇ! 父上ェエェェェ! ヨォグ=ソトォォ―――………」(怪物が反対側の舞台袖へと転がり込むと同時、見た目だけの爆発が舞台を覆い尽くした。 前回の公演でも好評だった“強化人間の爆死”だ。 見た目にも派手だし、役者の撤収作業だって誤魔化せる。 俺はムン、と両腕を水平に右へと伸ばして見得を切り、その光景を眺めた。 ――観客席を見る余裕は無い。)(そしてン=カイの闇を作り出していた幻術の効果が薄れていくと共に、露になるのは地方村の光景。 アイゼン・リッターが立っているのは建物の屋根の上、という設定だ。 ぼんやりと赤く燃える瞳が、セットの中から浮かび上がる)(「何の騒ぎかしら!?」 「随分と大きな音だったが、また怪物か……?」)(ラヴィニアや、チャールズの姿を眺め、満足げに頷くと俺……アイゼン・リッター=ハワードは、舞台の袖へと去っていった) [Thu 3 Jan 2008 22:26:13]
アイゼン・リッター > (とはいえ、このような怪物だろうと怯んではいけない。俺はヒーロー。セイギノミカタ。子供たちの憧れだ。 颯爽とマフラーを翻し、敢然とこの“落とし仔”に立ち向かわなければならないのだから!)貴様か……! 地方村の人々を喰らっていたのは……ッ!(怒りを拳に篭めて、打ち据える――振りをする。 あんまりにも脆すぎるから、強い打撃は避けてくれとのことだった。 パンチを打ち込む振りをしながら、転がってくる球体に押されるような振りをして後退していく。 だが、舞台の端――追い詰められたような場所で、俺はしっかりと踏みとどまった。 なぜなら其処には――) ジュウッ! (――足元のトランポリンを踏みつけて、高く跳躍。 空中で何とか一回転をし――俺は右の足へと雷を集中させる。 派手に煌く稲光!)アァァァイゼェエェェェンッ!! ダァァァイナミィィィィックッ!!(今回の必殺技は踵落としで、とか監督も酷い無茶を言ったもんだ)(大きな弧を描いて振り落とされる雷撃は、見事に怪物の表面を薙ぎ払う。 事前に打ち合わせたとおり、その軌跡にあわせるようにして後退するハリボテは、傍から見れば攻撃に吹き飛ばされる様) [Thu 3 Jan 2008 22:23:33]
アイゼン・リッター > おのれ、卑怯な手を使う……ナイト・ゴーントッ!(「ふん、残念だが、アイゼン・リッター。貴様とのお遊びはここまでだ。 生きていたら――また遊んでやる」 舞台袖へと引っ込むナイト・ゴーント。 それと入れ替わりに――巨大な球体が転がり込んできた。 俺はこの正体を知っている。 木の骨組みに皮を貼り付けて作った、中に人が入れるほどの大きさの風船である。そして今回、実際に中に人が入って転がしているのだが、ひとたび演出班の魔術師がこいつに呪文をかけると――)「イグナイィイィィィィィ、イグナイイィイイィィイイィィイィ、トゥフルトゥクングアアァァアァァァ、ヨォグ=ソトォォース、ヨォォォグ=ソトォォォォースッ!!」(不気味な叫び声をあげ、アイゼン・リッターを押しつぶそうと迫る、おぞましい触手の固まった巨大な怪物へと成り果てる! ……思わず仮面の内側で、俺も言葉をなくした。 まあ、ハリボテなのはわかってるのだが。というか観客から見えない側の幻術の造形が甘いのはご愛嬌だ) [Thu 3 Jan 2008 22:23:09]
アイゼン・リッター > (「ちッ! 仕方が無い……ネフレン=カ様、“落とし仔”を使うご許可を!」 「構わぬ。 ン=カイの闇へと引き摺りこめ!」)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(ネフレン=カ役の声と、ナレーション役の声が、風の魔術によって増幅されて響き渡ると共に、演出班の魔術師が幻惑の呪文を唱えだす。 これだって立派な効果音。 不気味な言葉が劇場内に木霊すると――不気味な虹色に煌く霧が、舞台の上を満たしていく。 別段、魔術的な効果は一切ない、演出。 だが――いや、舞台の上で見てみると、結構怖いかもしれない、と俺は思った) [Thu 3 Jan 2008 22:18:38]
アイゼン・リッター > (気合を篭めて、さあ、行こう)(勢いをつけ、俺は左後ろへと上半身を捻り、ベルトの留め金を外した。 ガシャリとバネ仕掛けでバックルが開く。露になる金色の“核”。 俺はすかさず身体を前へと戻すと、メリハリをつけて両腕を伸ばし、身体の前で交差。一瞬の溜め。 腰を深く落としながらバッ!と素早く左腕を右足へ。 そして――身体を起こしながら、右手を天に掲げる!) ナイアァァァァールッ!!  (バリィッ!と手足に雷を纏わせて、スポットライトに照らされた正義の味方が再び舞台の上に現れる。その背後で、颯爽と流れ出すテーマ曲)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!暗闘の騎士……アイゼン・リッターッ! [Thu 3 Jan 2008 22:18:09]
アイゼン・リッター > (明らかになったVV団の野望。 それは“此方”と“彼方”を繋ぐゲートの開門と、それによる邪神“Y”の顕現であった。 その為の鍵となるのがラヴィニア・ウェイトリーという少女! その代用品である“落とし仔”を目覚めさせるための餌こそが、殺され、食われていった村の人々であったのだ!)(ついにディープワンズを駆逐し、ナイト・ゴーントに迫ったハワードは激昂する。 「そのような野望を赦せるものか! ヴァイス・ヴェイトス――貴様らの野望は、この俺が阻止する!」 そして舞台の上から一切の灯りが消えた。 その隙間を縫って“俺”は“ハワード=ラムレイ”と入れ替わる。 タイミングを合わせて、背後からの照明が俺のシルエットを照らし出した) [Thu 3 Jan 2008 22:17:45]
カイン > (そもそも、たった三十分間の公演。舞台裏はてんやわんやの大騒ぎ。 楽隊はひっきりなしに曲を変えなきゃならないし、演出班の魔術師も呪文の準備に余念がない。 特に今回の話は、彼らの活躍にかかっているのだから気合も十分だ。 大道具係も右に同じ)……っと、来た来た来た。(着ぐるみの中では、殆ど下着同然。余計なものをつけて動ける余裕は無い。 続いて渡されたのは――さすがに“深きもの”よりは軽く、動きやすいレザースーツ。それを手早く着込む。 ボタンで留めていくのが面倒臭い。こう、一気にザッと開け閉めできるような仕組みは存在しないのか!)で、えーと……あれ、仮面は、仮面。ヘルメット!(赤いマフラーを首に巻きつけた俺が叫ぶと、金属製のヘルメット手渡される。 こいつは主役の顔だ。 一瞬、眼を閉じて気合を充填。 俺は今からヒーローになる。 よし、と頷いて、俺は被った。 スイッチを入れろ、カイン・グレイホーク。 スイッチを入れるんだ。 ――そして舞台へと飛び出した) [Thu 3 Jan 2008 22:13:51]
カイン > ……っだぁー……暑い! つーか早く、早く次の衣装を持ってきてくれ、頼む! ――っとサンキュ(叩き落されて舞台袖に引っ込んだ俺は、半魚人の覆面を引っぺがしながら叫んだ。 慌てて衣装係が走り出す一方、手隙の劇団員が水を運んできてくれた。 ありがたく頂き、一気飲み。 冬場だというのに、この着ぐるみはとんでもなく暑い。 塗料を塗った皮に防腐処理を施した魚の鱗だとか何とかがベタベタはられ、色々と飾りもついているから只管に重いし。 しかも俺は戦闘員だけじゃない。 この後、さらに一度出番があるのだ)観客席見てる余裕も無いっての。 そりゃチケットは配ったけど、来てくれてるかどうかはわかんないって。(次の衣装が届くまで、ザッと台本を広げて殺陣を確認しながらの雑談。 途切れた集中力を回復させるには、こんな気分転換だって重要だ) [Thu 3 Jan 2008 22:13:14]
アイゼン・リッター > (「……ヴァイス・ヴェイトス」 「その問いに対する答えは是だ。 貴様と同じ“強化人間”だよ、私も。 名はウィルバー、或いは――」 仮面を投げ捨てる。 その下にあったのは、更に仮面。 角の生えた、顔の無い、黒塗りの仮面/顔。 「――ナイト・ゴーント! アイゼン・リッター、貴様をこれ以上先に進ませるわけにはいかない! 来い、ディープワンズ!」 「イア! イア!」 建物の暗がり。水辺。次々と湧き出てくる異形の怪物たち。 ハワードは生身のまま、敢然とそれに立ち向かい――) [Thu 3 Jan 2008 22:10:04]
アイゼン・リッター > (「無理もない。……当然だ」 ハワードは一人、深夜の地方村で呟く。空には満天の星空。 「この星辰の彼方から飛来した何者か。恐るべき邪神。 ……そんな存在を信じろ、理解しろという方が、不可能だ」 「然り」 闇の奥から返答があった。 現れ出るのは長身の男。 顔は――見えない。 否、隠されている。 それは山羊の仮面。 おぞましい存在だと、ハワードは直感した。) [Thu 3 Jan 2008 22:05:53]
アイゼン・リッター > (一方、ハワードは苦悩しながらも日常の日々へと戻ることを決意していた。 あの時、半魚人……ディープワンズに襲われたラヴィニアを護る為に、だ。 彼女を支えることは、自分にはできない。 ラヴィニアの傍らには、彼の親友でもあるチャールズ・デクスターがいるのだから。 ――陰秘学科の実習で地方村を訪れていた彼らは、“古きもの”と呼ばれる存在の遺跡を発掘する中、奇妙な噂を耳にする。夜な夜な家が潰されるのだ、と。 誰も何も見ていない。 だというのに、家が潰される。 悲鳴が聞こえる。 家畜が食われる。 だが騎士団は「竜巻だろう」と言って取り合わない) [Thu 3 Jan 2008 22:05:39]
アイゼン・リッター > (「ええい、何たることだ!」 ――ヴァイス・ヴェイトスの首魁“ビッグC”は怒りに声を荒げた。 「何たることだ! ラヴィニア・ウェイトリーの確保に失敗するだけでなく、輝くトラペゾヘドロンまで奪われてしまったではないか! 貴様の失態だぞ、ネフレン=カ!」 ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じるVV団本拠地“ルルイエ”である。 ビッグCの怒りを受け止めるのはピラミタ風の衣装を纏った、褐色の男――ネフレン=カ。 だが、彼は全く意に介することなく慇懃に笑ってみせた。 「ご心配は無用です、閣下。 これも我らが策の内。既に次の手は打っております」 ニヤリと笑うネフレン=カ。 暗闇の中、赤く裂けた口が、ぼんやりと浮かんで、消えた) [Thu 3 Jan 2008 22:04:17]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが入室されました。 『第二話「地方村の怪」』 [Thu 3 Jan 2008 22:01:34]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 『( …先輩に渡すの、一つでいっか。 )( 帰るすがら、飴いっこ消費。 )』 [Sun 30 Dec 2007 06:23:41]
サヤ > ( 少女漫画ちっくに変換された、でも三白眼。 カオスだ…! ) ( 先ほど家族構成も聞いている。 親元で、かどうかまでは分からなかったが、家事をこなすのもフルートの練習をするのも、貴重な貴重な積み重ねなんだろう。 勿論少女には少女の抱えた苦難や何やらがあるのだろうが、朝日の中に溶け入る姿は酷く眩しい。 背を向けていてよかったのかもしれなかった。 ) かわっ…!! ( 先輩が鼬だなんて知らない。 あのやたら背の高いフォーウン人風貌を可愛いと言われ、前のめりにつっこけかけた。 ――かさねがさね、背を向けていてよかった。 よかった。 ) ………。 ( しろ、と書いて きよ。 余りにイメージ通りの名前。 春先に綻ぶ清楚で華やかな白を思い浮かべて、唇の端だけで不器用に笑った。 ) [Sun 30 Dec 2007 06:20:55]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『それじゃオシゴトお疲れ様です、と、頑張ってくださいねー (手を振って、ぱたぱた慌しく)』 [Sun 30 Dec 2007 06:13:28]
キヨ > ( あぁ確かに怖がられそうなんですが、でもなんだかんだで付き合ってあげるんじゃないかなーなんて、ホラ実際はどうかわかりませんがわたしの勝手な思考。 きっとやったらと優しい笑顔で子どもに接する図とか脳内に形成されてるンですよ…! ) いや、ちょっぴり急いで堅実?な道を選んだもので…今は家政婦見習いですねー。 ( ご家庭の家事手伝い。まぁ実際のトコ受けてるのはメイド教育なのでメイドも出来ますけれども。 ) 九栄さんは、アレですよ…もう、ものすっごく可愛らしくって撫で回したいカンジというか…… ( ぇへらっとしまりの無い笑みを浮べてそんな言葉。 いや、わたしが思い出しているのは鼬さんの方の姿なんですが。毛並みとかつやつやでもう。 せいはんざい とは全く無縁でした。ほら、奥さんらぶーですし ) え、いえいえ別に慰めようと思ったワケじゃなく―― 武士で自警団っていうのもいいんじゃないかなぁっていうわたしの妄想ですからお気になさらず。 ( ちょっぴりぶっきらぼうなお礼にいーえーとか言いつつ、そんな返答。 )  … あ、そうだ拾得者の名前とかって書類作成に必要でしょうか? 一応名乗っておきますね、キヨですよ。 サクラノモリ キヨ。 白って書いて、キヨです。 ( 貴方の背中に、そンな言葉を投げかけて ) [Sun 30 Dec 2007 06:12:09]
サヤ > ( デフォルトでガン睨み。 子供に逃げられるタイプ…だと思いたい。 だって用もないのに三白眼だもの。 ) 将来はこっちでフルート吹きでも目指すンかい。 フルートっつったら大ホール向けな気もするけど、案外お高そうな楽器が身近に感じられていいのかもしれねーな。 嬢ちゃん見た目に似合わず根性据わってそうだしー…なんせあの九栄先輩とそーいう仲なんだから。 ( つかみ所のない大器と一見おとなしやかな美少女が風呂場でトムとジェリーって一見どう見てもやばそうな気がするが、多分少女からしたらそれも友達感覚なんだろう。 ――せいはんざい とか考えたくありません、ちょっとポケットに突っ込んだ飴玉をぎりぎり握り締めた。 ) ――は。 気がついたら嬢ちゃんに慰められちまったよ……俺もまだまだ。 けど――……   悪かったな、気ィ使わせちまって。 ( 礼の言葉も正直じゃなかった。 朝市の頃合、白み始めた空を見つめたまま、目を合わせもしなかった。 無言で背を向ける事で、重ねての礼と見送りのつもり。 ) …。 ( 振り返るのは少女の姿が朝焼けに消えてからだ。 ) [Sun 30 Dec 2007 06:00:12]
キヨ > ( まぁ、数度撫でたら手は下ろしましたとも。 おにーさんわりと子どもに好かれるひとなんじゃないですか。遊んでーとか懐かれたり。 ) え、あぁはい、わたし自身もフルート吹いたりとかするので、楽器演奏聞くのが好きなんですよね。 ( 何がなるほどなのかわからなかったから、ちょっと不思議そうにしつつも聞きに来るかどうかに対してそんな返答。 ) あと、友達がこのへんに多いので。 ( へろ、と友人たちを思い出して顔がゆるむ。いや、無神経だと思いますよわたしすみません。平伏。 ) やらかしてませんよー、九栄さんとはおフロでちょっとばかしトムとジェリーな関係を築いたりしただけですから。 ( うふふ、とか微笑みつつ。 当然、トム=九栄さん ジェリー=わたし。当てはめたのはわたしたちじゃなく同席していた墓守さんなので第三者視点からの有力な情報です。…。 ) はい、ありがとうございます。よろしくお願いしますね…まぁ、奥さんと上手くいってるといいんですけど。 ( お風呂場ではべっちょりしてたので、少し心配な。はっふりと息をもらしつつ ) …お侍サンになりたかったんですか。 ( ぱち、と瞬いて貴方を見上げつつ。 ) ンン、別にチョンマゲじゃなくってもなれると思いますよ、知り合いに一人いますが―― 機会があったら紹介しましょうか? ( かっくり首を傾げつつ。 ) んーでも職業としてのお侍さんじゃなくても、いいんじゃないですか。お侍サンってほら、心意気次第なところがありますから―― 大丈夫ですよ、おにーさんなら立派な武士であり自警団になれると。 ( 両手をぐっと握り締めてへらりと見上げ、頑張れ、みたいながっつぽーず。 ) さて―― オシゴトのお邪魔してすみませんでした、わたしはそろそろ市場にいきますので失礼しますね。 ( お財布の持ち主、見つかるといいですねーなんて言いつつ。 とれたてのお魚とかお野菜が、わたしを待っているんですよ。市場で。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:50:50]
サヤ > ( その案、採用。 背景はきっと稲妻でした。 さておき。 ) …。 ……。 ………。 ( 何で自分、ちっこい娘っ子に頭撫でられてるんだろう。 今同僚に見られでもしたら、明日仕事休む――とか思いながらも何故かそのままだ。 軽く項垂れたのが、無意識の中の制止のサインかもしれない。 ) …ああ。 なるほど、ああー… 嬢ちゃんここには結構聞きに来てるンかい。 確かに金を払う予定があるなら手元に財布、出しとくよな――…なるほど。 ( 変に納得して頷く。 表面だけを見回っていては、それは気づけない事だ。 ――そこに限らず、この小さくて色の白い少女は人や空気の気配に聡い。 ) …。 ( 考えてから、飴玉を二個とも受け取った ) 九栄先輩と知り合いなんか――本当に嬢ちゃん、何もやらかしてねェだろうな?! あの人やるこたキッチリ決めるが、どーにもこーにも破天荒なッ…――先輩に渡すつもりで受け取ったんだからな、飴。 …机に置いとく程度だから期待すんなよ。 ( 本当は逆、自警団員の多くがそうであるように、かの「先輩」は『日頃は破天荒だが、決めるべきはきっちり決める』が正しいんだろう。 捻くれ者は捻くれた表現でぶつぶつと ) ――チョンマゲは結いたくねーから、自警団でいーんだ。 俺は。 ( 結局の所はそういうこと。 侍になり損ねた自警団員、呟く。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:34:49]
キヨ > ( うっかり白目で睫とか長めの麗しいサヤさんを想像しました。さておき。 ) ( 抵抗されないならそのままゆるゆると頭を撫でましょうか。落ち着くといいなーとかそんな思考。 ) でしょうねー、しかもパフォーマンス終わったらおひねりを出そうって思っていたら、自然とお財布出しやすい位置にしまってしまいますもんねー。 ( うんうん、と頷いて納得しつつ。 ) …楽師とスリが結託とか新しいですねホント、まぁ楽師さんにそんなことするような人はいないと思いますが。 ( 自警団のおにーさんの推察だけあって、実在してそうだなぁとか。ちょっぴり眉しかめつつ ) …飴玉もいっこいります? あ、ついでに九栄さんとかに会ったらわたしといてください。 ( 感覚が無駄に高くても言った言葉はあてずっぽう、それに反応がなくっても適当なんだから気にしない。煙草探るような動作に、包み紙にくるまれた飴玉二つ、手のひらにのせて差し出し。疲労回復に甘いものはいいんですよ、と ) ふーん… ンー、でも堅実な道なら後で幾らでも進めますから。納得いくまでやッちまってもいいんじゃないですかねー。 ……急いで堅実な道、選ぶ必要がないンなら。 ( わたしはちょっとばかし、羨ましげにステージの方向を眺め。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:23:22]
サヤ > ( 輝く笑顔が眩しいよ! キヨさんおそろしい子! )( 硬い男の髪に手が乗せられて、固まった。 動けずに、そのまま ) ……被害者もそうやって知らない間にやられてたンだろうな、多分。 歌も演奏もどっちも出来ない奴からしたら魔法みたいなもんだろーし、そりゃ目も心も奪われるわなー…――新手の美人局、楽師とスリとが結託とかそんな話が浮かばなきゃいいんだが。 ( まあ、ここの芸人の多くは芸能ギルドに籍を置いているのだろうし、実現の芽は低そうだが。 用心だけはし過ぎて損はないだろう、多分。 )( 飴玉が台無しになってしまったので、煙草を探りかけて結局止めた。 探られた心を誤魔化す為にも、少女と目は合わせない ) ――仕事だからな。 そんなの関係ねーで通しちまったら、今ここに俺がいる意味がなくなっちまうだろ。 音楽にゃ興味ねーけど……敢えて芽が出るかどうかも分からない道を選んだ連中を見てた、かもしれない。 もっと堅実な道もいくらでもあったろうに――ってな。 [Sun 30 Dec 2007 05:12:52]
キヨ > ( そんな様子に目を留めてにっこにっこしてたりとかしませんよ!しませんよ! …げふん。 ) いやぁ、意外と今見ている芸が終わったら拾おうと思っていたンだけれども次のパフォーマーに魅入られて… とかありそうですし。 ( それこそさっきおにーさんが言った見惚れているせいで、という。 ) なんかこう、そういう魔力がありそうですよねこういう場所。あと実際まほーつかいっぽい楽師さんとかもいそうな… どうしました、飴が喉につかえるのは結構危険ですよ――― えぇ、いやァ軽くは見えませんね、逆にこう周りなんか関係ないぜーとかいう雰囲気をかもし出しつつも意外と周囲のコトよく考えてたり合わせたりとかしてくださるタイプ? かなぁとか――― ( ホラ、今もおこさま(*わたしのこと)に付き合ってくれてますし。 まだちょっと苦しんでる様子のおにーさんの頭を撫でようと手をのばしつつ ) 単に、見惚れてるーっていうのがおにーさん自身のことなのかなって思っただけですよ。 ( へらり。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:00:52]
サヤ > ( 吹き出された。 ぐぎぎ、と視線を逸らしてこっちが気づかないフリをする。 が、だらりと一条汗が頬を伝ってしまい何かと台無し。 ) 市民の皆様のご協力も望めねーか。 ま、確かに折角音楽やら何やら楽しみに来て、自警団と仲良く事情聴取――じゃ面白くねえだろうしな。 嬢ちゃんの素直さと家族の教育がすんげえ眩しいわ。 親の心は踏み躙っちゃいけねェわなー… ( 落ちた財布に気づかないよりは、面倒ごとをきらってスルー。 侘しいが、確かにその可能性の方が高い気がした。 なかなか善人だらけの世の中とは、いかない。 )( 言葉は柔かいが、少女の言葉は何かと深い。 飴玉に集中するフリをして聞き入っていたが、 ) んごっふ。 ( 喉につっかけたくさい ) んぐ、ぐふっ――なんでそんな話に、なるッ。 ミーハーとかミーハーとかミーハーとか、そんなカルく見えたんかい俺が――。 ( 喉元をゴスゴス叩いて、漸く飴が食道を通っていった。 ぜーはーと呼吸を整えつつ。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:53:35]
キヨ > …… ぷ。 ( 取り繕う様、きょとんと眺めて。頑張って笑いを押し込めては見たものの… 結果はといえば、ちょっぴりふきだしてしまった様子。失敗失敗 ) いや、そンな… あぁ、ソレでみなさん自警団さんの姿があるッていうのにお財布拾って届けよーとかしなかったんでしょうか。 ( 犯人だと、疑われてしまうから?単に関わりたくなかっただけ、ってのが要因としては高そうですが。がー ) はい、父者(ててじゃ)と母者と兄者に誓って―― ドロボウじゃありませんよ、そんな家族への恩を仇で返すような真似、とてもとても。 ( 微苦笑して、受け取ってもらえたならばにへらと笑み浮かべ。はい、と小さく頷きましょうか ) 見惚れてる。 なるほどー、それは確かに。わたしも好きな楽師さんの曲を聞いているとついぽーっと…… ンン、実はおにーさん案外ミーハーですか? それとも過去に音楽系のユメをおっかけたことのあるタイプ?? ( かっくり首を傾げつつ。 ) はい、ご忠告はありがたくー。肝に銘じますよ、イエッサー。 ( びしー。とか無駄に真顔でおでこに斜めに手を当て、敬礼っぽく? ) [Sun 30 Dec 2007 04:43:37]
サヤ >  いやぁ――どーも。 どーもしねーよ、ただちょっと軽く驚い――げふげふ。 何でもねェよ。 ( 尖ってみせても精神力は所詮人並み。 かえって情けなく取り繕い、財布に隠れた飴玉に気づいた。 むむ、と眉間に皺を寄せ、結局ありがたく受け取ることに。 ) まさか嬢ちゃん、この辺りの一大窃盗団の頭目とか言わねェよなー… 賄賂だったら貰えないぞ。 絶対違うな、親兄弟と友達に誓って違うよな?! ああ実は一人っ子ですとかそういうオチか――ともかく戴く。 ( しなくてもいい確認の後、財布もろとも飴玉の包み紙をコートのポケットに突っ込んだ。 もご、と飴玉を動かしながら、賑やかなステージの方向を見やる ) ――皆見惚れてンだろう。 隙が多いってんで、意外に商業地区よりこっちの方が被害が出てたりするんだよ。 嬢ちゃんも財布にゃ気をつけて、目つきの怪しい野郎にゃ着いてかないようにな。 目つきが普通でもおかしい奴もごまんといるし。 ( 言葉が切れる。 …飴玉を再度動かす為の。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:36:47]
キヨ > ンン、どーかしました?? ( 驚いた様子にきょとんとしてお窺い。 ) 大丈夫ですよ、ホラヴェイトスでは男性より女性の方が強いって言いますし。 ( なンてあははーと笑いつつ。財布と一緒にこっそり、飴玉を一つ忍ばせて。無事貴方の手へと受け渡しが済めば手を下ろしましょーか ) 捨てちゃった煙草の代わりにでもどーぞ、あんまり吸ってばかりいると体に悪いっていいますよー? ( 飴玉。貴方には余計なお世話だろうが ) オニーサンこそこんな時間までお勤めご苦労様ですねー、やっぱりクリスマスやら年末年始は人がごったがえして警戒もひとしおですか? [Sun 30 Dec 2007 04:27:21]
サヤ > ( 自分の為に全てを賭ける事もできず、やれ規則の為正しさの為と、まあ何だか大義名分の多い事多い事。 勝負根性を言うならば、手前は去っていったあの芸人にすら遠く及ばない。 )( 要するに――  )  ……うお。 ( 嫉妬だ。 そう結論づけて、勤務に戻ろうとした刹那。 背後から声をかけられた。 ) あー……ああ、そりゃゴキョーリョク感謝。 つか、こんな時間に嬢ちゃん一人はちと危なくねーか。 近くにツレはいねぇのか? ( 通りの場所を反芻しながら、取得物を受け取ろう。 生憎言葉も態度もよろしくないが。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:19:54]
キヨ > ここで演奏する度胸があるだけ凄いかなーとわたしは思いますけれどねー、 ( そんなのんびりした声が背後から。 ) こんばんは、自警団のおにーサン。 コレ落し物なんですけれども。拾得時間はついさっき、あっちの ( わたしが来た道、指差して ) 大通りの、この角から二つ先の路地辺りに落ちてたンです が―― ( が。 …軽すぎる財布、差し出して ) 中身があるかどうかはちょっとビミョーですねー ( スリの方がお金を抜き取った後、ぽいっとそのヘンに捨てたブツかもしんない。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:16:16]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 ―― でも、 』 [Sun 30 Dec 2007 04:12:05]
サヤ > ( その楽師と目が合った ) …………。 ( 見返す。 ――睨んだつもりはなかったが、そそくさと荷物を纏めて駆け去って行ってしまった。 )  …そんな弱気だから一向に当たらねえんだよ、………ばーか。 バクチみてーな業界で負けに怯えて縮こまってちゃ、そりゃ咲くもんも咲きゃしねーっての。    ……………。 ( 立ち止まる。 長いままの煙草を、足元に吐き捨てる ) [Sun 30 Dec 2007 04:03:54]
サヤ > ( 比較的広い通りは売れっ子の。 そうでない、薄暗い通りは開花前、または今後も芽の出ないだろうパフォーマーたちのスペースらしい。 らしい、としか言えないのは、勤務中でもない限り来ない場所だからだ。 ――裏を返せば、その程度の来訪でも横丁が抱えた光と影を垣間見てしまっている証拠。 ――路地裏で商売道具の片づけをしているあの楽師、前の見回りの時もあんな冴えないツラをしてなかったか。 )  ……明暗真っ二つ、そういう業界だろーしなぁ。 ( 足が馴染んでしまった道を、歩く ) [Sun 30 Dec 2007 03:57:10]
サヤ > ( 自警団の制服を見た周囲の対応はほぼ二つだ。 ――気づかないか見ないフリを決め込むか、露骨に顔を顰めるか。 前者が多数、後者は少数。 盛り上がってる所に水を差しやがって――という意味なんだろう。 ) 場違いなのはこっちも分かってんだ。 仕事なんだよ、仕事――畜生め。 ( せめてもう少し、見るからに物腰柔らかな面構えであればまた話も違うのだろうが。 苛々と仏頂面の自警団、そんなものを見ればそりゃ態度も硬化するだろう。 が――先日本部内で聞いた話によれば、ここはスリや引ったくりの多発地帯でもあるらしく。 巡回ルートから外す訳にはいかなかった。 ) [Sun 30 Dec 2007 03:46:37]
サヤ > ( 芸能横丁と呼ばれる通りに足を踏み入れ、真っ先に思ったのはそんな事だ。 夜更けて尚絶えない明かりの量もさることながら、歌い、踊り――芸人が持てる技術と情熱の全てを賭けてのパフォーマンス。 その熱気で横丁全体が燃えているようだ。 芸人は芸人で生活も含め正しく全てを賭けているのだろうから、無理からぬ話か。 ともすれば、やけっぱちの炎だ。 ) ―………………。 ( 出し物に足を止め見入る人の塊をすり抜け、火を点けない咥え煙草の青コートが歩く。 ) [Sun 30 Dec 2007 03:37:16]
お知らせ > サヤさんが来ました。 『  ――眩しいな。』 [Sun 30 Dec 2007 03:33:35]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『地方村の怪』にご期待下さい――』 [Thu 27 Dec 2007 22:30:52]
カイン > ――これから先も、ハワード……否、アイゼン・リッターの前には、孤独な戦いが待ち受けている。 これは勝利だが……戦いの終わりではない。 ……開戦の狼煙なのだ――)……ゼェ、ゼェ……あぁ、もう……暑い、ったら……ありゃしない(そんなナレーションをバックに舞台に引っ込んだ俺は、主演俳優のハワードが表で決意を固めているのを眺めつつ、顔を覆う鉄仮面を外した。 向こうではダゴンも、ディープワンズも、着ぐるみを外してへたばっている。 いや……まさか、こんなにも蒸すとは思わなかった。 手の空いている端役の人達が水を運んできてくれたので、俺はありがたくそれを貰い、一息に飲み干した)……開戦の狼煙、か。(まさに、だ。 この演劇は連続空想科学活劇。 毎週一回、これから何度も何度も、この苦労が続く。 だが――俺は疲れ果てた顔で、楽しげに笑った。 悪くない) [Thu 27 Dec 2007 22:30:17]
アイゼン・リッター > (当初の予定では、複数のトランポリンを設置し、宙返りや捻りを数回は組み合わせる筈だったが、鉄仮面の重さや危険性から断念。 前方への宙返り一回で妥協された)(俺……いや、アイゼンリッターは鮮やかな宙返りを披露しながら、ちらりと観客席の方へと視線を向ける。 ――最前列にいる子供が眼を輝かせているのが、一瞬だけ見える。 他の客の反応はわからない。 ひょっとしたら興奮しているのは、その男の子だけかもしれない。 だけど――)アァァイゼンッ! ダァァァイナミィックッ!!(――それで十分だ)(どんっ、と雷撃を纏った右足が、ダゴンの胴部に炸裂した。 動きに合わせ、吹っ飛ぶ怪人は――そのままゴロンと、奈落に落ちる。 下でクッションが受け止めてくれる筈だ)(『ヴァイス・ヴェイトスに……栄光あれぇぇっ!!』)(そしてすかさず、演出班の魔術師が、奈落の上で“爆発”を発生させた) [Thu 27 Dec 2007 22:25:27]
アイゼン・リッター > バリバリィッ!)(力を篭めると、俺の核は発光し、両手足に稲妻が走る。――派手なのは見た目だけ、威力なんてまるで無い。 だけど――観客からすれば、そんな事は関係ない。 なるべく見栄え良く、格好良く、俺は腕を交差するなり右足へと腕を寄せた。 ――右足へと雷が集中していく。 バリ、バリ、と派手な音。 ――見るなり、俺は駆け出した)(この舞台にはいくつか奈落があるが、その中で一つだけ、奈落として機能していない場所がある。 其処に設置されているのは、床と同じ高さに調整されたトランポリン。 俺はそれを、思い切り踏みつける)ジュウッ!!( 跳躍 ) [Thu 27 Dec 2007 22:24:05]
アイゼン・リッター > (『貴様……VV団の強化人間だな! 我ら偉大なる“Y”の意思に逆らうのか!!』)無論! 貴様らのように人を踏みにじる奴らの意思になぞ、従うまでもない!(ババッと素早く組合いながら、台詞を叫んでいく。 ダゴンの着ぐるみは動き辛く、此方は足下がおぼつかないのが難点だが――だからと言って、二人でもぞもぞと動いていても目立たない。 多少は外れる、或いは本当に当たってしまっても気にせずにやろう、と――事前に二人で約束した通り、俺も彼も、思い切りパンチを放ち、キックを撃ち込み、かわし、防いでいく)最早、これまでのようには行かないぞ! これからは――俺が……このアイゼンリッターが、お前らの前に立ちはだかる!(距離をとると、深く腰を落としながら両腕を右へと水平に伸ばし、見得を切る。 照明があたり、鉄仮面の内部に燃える三つの瞳が煌いた) [Thu 27 Dec 2007 22:23:22]
アイゼン・リッター > (ムン、と気合を入れると、俺は戦闘員たちを片っ端から迎え撃った)せぇい! たぁーっ!(楽団がザブン!と効果音を鳴らすのにあわせて気合一閃、ディープワンズたちを、川辺に見立てた舞台前の窪み――客席の目前だ――へと投げ飛ばしていく。 さすがに本物の水を使うわけにはいかないが、それでも迫力満点のはず――だと思う。 役者にとって辛いのは“自分の舞台”が見れないことだ。 映像を記録できるような何かがあれば良いんだが……と、余所事を考えている場合ではない)後は貴様だけだぞ、ダゴン!(さあ、ここからがクライマックスだ) [Thu 27 Dec 2007 22:22:19]
アイゼン・リッター > (『誰だ、貴様ァッ!』 際立って不気味な半漁人が声を上げた。――今回の怪人「ダゴン」だ。)――暗闘の騎士……アイゼン・リッター!鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は黒と赤 ストップ恐怖の怪軍団  怒りの雷撃身に纏い アイゼンリッター今日も征く!)ラヴィニ……いえ、お嬢さん、ここは私に任せて逃げなさい!(流れ出す勇壮なテーマソングを背に受けて、ヒーローは怪人たちと対峙する。 その影でラヴィニア――もといラヴィニア役のクリスティーネ・オーレスが舞台袖に引っ込むのが見えた。 よし!)(『えぇい、小癪な……やれ、やれぇっ!』 ダゴンの叫びを受けて、戦闘員ディープワンズが『イア! イア!』と叫びながら、次々に飛び掛ってくる。 パンフレット上では、俺は彼らの中にいることになってるんだよなぁと考えると、少し笑えるが……手は抜かない。 何度も何度も練習した殺陣だ。ここで失敗したら、あまりにも情けないじゃあないか) [Thu 27 Dec 2007 22:18:07]
アイゼン・リッター > (さあ、俺、出番だ。スイッチを入れよう)(背後から演出班の魔術師が、“光明”の呪文で、暗幕越しにライトを当てた。真っ暗な舞台上に浮かび上がる俺のシルエット。 高らかに叫びをあげた俺は、右脇で拳を構えながらベルト脇の留め金を外すと、パチンと音がしてベルトのバックルの窓がバネ仕掛けで開く。 現れるのは金色の猫目石――俺の核。 腹に力を篭めると――ブゥゥゥゥゥンッと低く唸る音と共に、宝石が発光した。 俺は拳を素早く左足元へと寄せ、それから立ち上がりざま勢い良く右腕を天に突き上げる)ナイアァァ――ルッ!!(即座に照明が点灯し、俺――否、ヴァイス・ヴェイトスに敢然と立ち向かう鉄仮面を照らし出した) [Thu 27 Dec 2007 22:14:46]
アイゼン・リッター > (――深夜。ラヴィニア・ウェイトリーは、たった一人で帰路についた。 彼女は大学から憩いの川辺近くを通った先、居住区のマンションに一人暮らしをしている。 治安の良い場所、何の危険も無い場所。 近頃の町は色々と物騒であったが、この辺りは安全――のはずだった)(ザブン)(ザブン)(気がついた時には、もう遅い。 彼女の周囲に現れた、半漁人の群。 ヴァイス・ヴェイトスの戦闘員《ディープワンズ》である。 ヒッ、と喉の奥から悲鳴を搾り出しながら、ラヴィニアは逃げようとするが――駄目だ。 取り囲まれている。 逃げ場は無い。 だが――)待てェいッ!!(――照明の落とされた暗闇の中、声が響き渡る) [Thu 27 Dec 2007 22:12:05]
カイン > (『ほら、主役の顔だ。落とすなよ』と言って渡されたのは、アイゼンリッターの鉄仮面。 内側に三枚、鏡面状に磨かれた赤い金属板が張られていて、灯りに反射し、まるで燃えるように煌いてみえる仕組みになっているのだが――そのせいで、覗き穴がとても小さい。 表で動き回るならともかく、舞台の上となると……間違って客席に落ちてしまいそうなくらい視界が狭かった。 ――それに気付いたのが、ちょっと前にやったリハーサルだったから大変だ。無理を言って直してもらったわけだけど……その無理に応えないとな、俺)……よし、それじゃあ行ってきます。(仮面を被って深呼吸を一度。やっぱり視界は狭いけど、これなら何とかなりそうだ。 首に巻かれた真紅のマフラーが、ちょっと格好つけすぎかな、とも思うけど――其処はヒーロー。それくらいが調度良いに決まってる。そうして俺は奈落から、照明の落とされた舞台へと飛び出した) [Thu 27 Dec 2007 22:08:19]
カイン > (――とまあ、ここまでが表舞台でのあらすじ。第一話もクライマックスに差し掛かった今、俺は舞台下の奈落と呼ばれる場所で待機している。 ああもう、緊張するなぁ……ッ! いつもは斬られ役、端役でしかなかったけど、今日は俺が主役……の中の人だ。 単に斬られる側から斬る側に回っただけなのに、それだけで、こんなにもガチガチになっちまうのか!)……し、深呼吸、深呼吸。大丈夫、大丈夫、いつもどおりなんだし、練習だってやったろ? うん。うん。大丈夫、大丈夫。(『まったく、何処が大丈夫なんだよ』 なんてブツブツ言ってると、苦笑混じりに肩を叩かれた。 振り返ると其処には小道具係。 『ほら、覗き穴のところ直してみたんだ。これで見やすいだろ?』)お、ありがとう、助かった! いやー、壊すとまずいから今までコレ無しで練習してたんだけど……やっぱ劇場内だと暗くって、ぜんぜん見えなくってさ。参った参った。 [Thu 27 Dec 2007 22:01:43]
アイゼン・リッター > (ああ、これは何たることだろう! ハワードは絶望のあまり叫んだ。 この不気味な結晶、明らかに異界によって作り出された名状し難き物質は、自分と繋がっている! そしてそれ故に、己は人とは全く違う――怪物へと変貌してしまうのだ!)(もはや自分は平凡で、そして穏やかなる日常を永遠に失ってしまった。 だが、と彼は思う。 失ったものもあれば、得たものもある。 それは力だ。 異形の力。 星辰の彼方より飛来した邪悪なる神々の力。 ヴァイス・ヴェイトスの持つ、その強大なる力に対抗できるのは、もはや自分しかいない。 そして彼らは、あろうことかハワードにとって大切な女性、ラヴィニアを狙っている! その目的までもはわからなかったが、しかし、真っ当な理由ではないことは明白である)(ならば、と彼は決意した)(護ろう。 護るのだ。 かつて同様に、VV団と孤独な戦いを繰り広げた「鉄の騎士」のように) [Thu 27 Dec 2007 22:01:11]
アイゼン・リッター > (ハワード・ブレイクは知った。 知ってしまった。 この街には大いなる巨悪が潜んでいること。 そして自分が最早、人間ではなくなってしまったことを。)(謎の組織ヴァイス・ヴェイトスによって拉致され、おぞましき術を施されながらも脱出したハワードは、地下水道へと身を隠し、其処で一冊の手記を見つけた。 それはかつて「鉄仮面」「鉄の騎士」と呼ばれ、ヴェイトスを震え上がらせた怪人の日記。 そしてハワードは、自分と彼が陥った、恐るべき境遇を知った)(ヴァイス・ヴェイトス団によって己の腹部に埋まったベルトには、一つの匣が組み込まれていた。私が匣を覗き込むたびに、その内部は煌き、揺れ動き、異なった景色を映し出す。何かと思って注視すると、不ぞろいな大きさの面が非ユークリット幾何学的に組み合わさった球形の結晶が、金属の帯と奇妙な形をした七つの柱によってぶら下がっていたのだ。 それは“トラペゾヘドロン”なる結晶体であった。 異界の存在“無貌の混沌”を、装着者の内部へと召還し、その力の一端を借り受けるための端末なのだ [Thu 27 Dec 2007 22:00:21]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが来ました。 『第一話『ヴェイトスを覆う影』』 [Thu 27 Dec 2007 22:00:04]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『―――ずっと、皆に幸せが降り注ぎますように。』 [Wed 26 Dec 2007 22:32:15]
シャリネ > ( クッキーとワインを配ったら、子どもたちもプレゼントを選び終えて。みんなで歌う、幸せの歌。―――乾杯。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:31:45]
シャリネ > ほら、喧嘩しちゃだめだよ? 話し合い、いい子にね。 ( ふわり、微笑んで。そして恋人たちや大人たちのほうを見て、体を起こして微笑んだ。聴いてくれている人遠くまで届くように、声をかける。 ) 聴いてくれている人、もしよければなんですけどクッキーを作ってみました。楽師さんが廻ってくれるので一個ずつとって食べてください。きっとワインと合うと思うので、飲める方はそれもぜひどうぞ。 ( ふわり、微笑み深め。楽師の知人二人に視線を向け、お願いね、と小さな笑み。――ありがとう、と合図を。 楽師たちはワインと手作りクッキーを配りに。―――実はワインは、彼に買った贈り物の一つで買いすぎてしまったものなのだけれど。 )  [Wed 26 Dec 2007 22:31:10]
シャリネ > じゃあどうしよっか? ( 何がいいかな?とストリートチルドレンの一人に問いかける。きょとんとした顔で。 )   ―― ガチンコ勝負したら ちゃんと ごめんねって言えば いいんだよ  ( 軽快なリズムで歌を歌う。高い声は、いつもより無邪気な。歌というよりは、子どもへのプレゼント。語りかけ。 )  仲良くしよう 仲良くしよう みんなで仲良くすれば サンタさんは プレゼントをくれるから―――……  ( 戯曲的な歌は、子どもも口々に歌う子もいて。 ふわ、と微笑み深めた。 ) ほら、手を繋いで? ――プレゼントーは仲良くね ( 軽快な歌の後、ハイッと子どもたちが叫んで笑った。歌姫もくすくす笑って、白い袋の前に子どもたちを呼び寄せよう。 ) はい、喧嘩しないでみんなで話し合って決めようね。好きなものを選んでいいけど、同じものが欲しいってなったら…ジャンケンか、譲り合い。 お約束。ね? ( その子どもたちに体を合わせるように身をしゃがませて、袋を開いて見せてみる。 お人形。玩具。ぬいぐるみ、子供用のアクセサリー。鏡。サンタさんが持ってきそうなものを商業地区でたくさん買い込んだ。たぶん余るくらいだろう。全部で5万エンくらいの。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:22:42]
シャリネ > うん、そう。 サンタさんとお友達なの。 ( 木箱の後ろに隠してあった袋、引っ張り出してきて、歌を歌う。 )  お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子――  ( 一人の子ども。大人しそうな子に、視線を合わせて微笑んだ。 )   お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子―― ( 反対側のおてんばそうな女の子を指差して、微笑んだ。口元に指を戻して添え、しーっ、と合図。黙って聞いてね。 )  ――― 隣のお友達に 優しくしよう  食べ物があったら 仲良く分けよう 何もないのに殴っちゃダメよ でも男の子―は強くなくっちゃ   だめだよね? ( ぱんぱん、と銀の鈴両手で鳴らし、悪がきそうな男の子数人を見て微笑ましそうにその笑み緩める ) お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子――  [Wed 26 Dec 2007 22:16:44]
シャリネ > (訂正:変える時間→帰る時間) [Wed 26 Dec 2007 22:10:12]
シャリネ > ( 静かに、後ろで響くハープの音が水のように流れた。 ゆっくりと、暖かいフィドルの音が響いては―――止む。 歌姫はふわり。その笑みを深めて余韻残した後。   辞儀をして。 ) ありがとう。 ( と、いつもの挨拶。―― 歌は、私の友達。そしてきっと、世界の何かを、穏やかにさせるもの。それは断片的で、あくまでこの歌姫にとって、のものだけれど。それだけが全てじゃない )  … クリスマス、 皆さんどう過ごしました?―― 家族と? (  率先して手を上げて話す子どもたちも、もうそろそろ変える時間だろうに、ストリートチルドレンは固まるようにそこにいる。視線合わせるように腰を屈め )  ―――サンタさん、来なかったの? ……そっかぁ。( 残念そうに、視線を落とし―――。 ) …あのね、実は私、サンタさんからプレゼントを預かってるの。 ( その唇に、小さく指を添え、内緒だよ?と悪戯に微笑む、顔 )  ―― みんながちょっと遅いけど、クリスマスの歌を歌ってくれたら、そのプレゼントを渡してあげようかなーって思うんだけど、どうですかー? ( 片手を上げて首を傾げ。子どもに声をかける声は、柔らかな。 )  [Wed 26 Dec 2007 22:08:02]
シャリネ >  あなたがいたい場所に 私もいたい あなたが好きな世界に 私もいたい それは――― 愛しいと 想うから  [Wed 26 Dec 2007 22:01:31]
シャリネ > ( 歌声は響くまま、歌姫は心に一人の少女の想いを秘め、乗せる。―― 好き。 大好きだからこそ、私はこの気持ちを皆に分けたいと思う。こんなに素敵な気持ちがあるのだから。こんなに愛しいと思えるのだから。膨らむ感情は激情ばかりではない。 切ないのも確か。それでもその中に救い上げる一粒の――― 想いは。 )    さあ 帰りましょう あなたの故郷へ さあ 帰りましょう あなたの家へ 剣を握るその手を 私は止めない 剣を握るその手でさえも 私が愛した人   ( 歌声は、素直に。穏やかな微笑を、燈す。今にも降りそうな星屑を見上げて、少女は遠くに語りかけるように微笑みかけた。胸に、祈るような手を添えて。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:00:10]
シャリネ >  ( お客さんが集まってきてくれるのは嬉しい。花びらをつかんだ恋人は、幸せそうに微笑んだ。それを見て、ふわり。自然な笑みが零れる。 ――― 少女が舞うのは円舞曲のような。バニラの香と袖、裾がひらり、ふわりと追いかけるように舞う。そよ風を起こすような、そこにだけ生まれる春。――悴むよな指先も、不思議とその花びらを柔らかく配るように。 )   多くの人が 口付けを交わす ありがとうという気持ちが 今日も 明日も―― その幸せが 続きますように    ( 聖夜が過ぎても、愛し合う貴方たちは変わらないのだから。だから、幸せに。 そんな祈りを歌う歌が、幸せを紡いで、風に乗って流れた。 ) [Wed 26 Dec 2007 21:54:23]
シャリネ > ( それは、いつもバニラの歌姫がいるといわれている場所。――歌声が響くのは、ちょっと遅いクリスマスの訪れ。 ) ( クリスマスの歌を歌った後の夜は、恋人に捧げる恋の歌。歌姫という名の少女は其処に在る木箱。―――犬と共に舞っていた歌姫は、鈴の輪を鳴らしてバスケットに入れた花びら散らす。花屋さんから買い取った、枯れてしまいそうな花たちを集めたもの。せめて、こうして幸せを分けるために使えたら。 ) [Wed 26 Dec 2007 21:45:51]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(歌声が響く。)』 [Wed 26 Dec 2007 21:36:05]
お知らせ > エース@クリスマス会さんが帰りました。 『メリークリスマス。今日明日は誰もが幸せになっても良い日なんだ。』 [Mon 24 Dec 2007 02:52:09]
エース@クリスマス会 > ああ。でもちょっと何というか…俺を励ますかのような口調だったのが逆にショックだったぜ…。 ( 実の親に言われるとショックなこともある…。 くっそう、男は皆心の奥底で考えている事は一緒なのに!俺は可愛い女の子とラブしたいだけってのを、隠さず出してるだけなのに! ) へへ、そりゃあ安心だ。 ( ママー、すまたってなーに?とか聞かれてママがフリーズする事件が全国で多発します。 ) 俺の性欲は底無しd… ギャース! ( べちこーん、と叩かれる俺の顔。手の形がくっきりと―― でもこういうやり取りって結構愉しいと思う今日このごろ。 ) 今日も暖かくして寝るんだぞー。気をつけて帰れよ! ( 子供たちを見送って、俺たちは片付けの開始だ。まあ二人でやればそんなには掛からないだろう――。 ) [Mon 24 Dec 2007 02:49:25]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『(彼らが笑顔で聖誕祭を迎える事を願って)』 [Mon 24 Dec 2007 02:38:52]
シャーリー > キミのお母さんはちゃんと長所を見てくれてるんだね……! そう! 諦めなければいつかは実現するものさ!! ( ヴェイトスの婦女子はナンパ野郎なんて目もくれないのさ! ) なるほどー人気者になっちゃってそれは大変。 けど今のところは倍率低いから安心しなさいよー? この変わり者さんめ。 ( 自警団に変態、もしくは変態という名の紳士が居ると通報しました。 ) 絵心があると勤まらない大変な職業なんだよ…! ボクには…無理だ……! ( おかしかったの!? 子供たちが親に真顔でその下ネタの意味を問い掛けちゃうという未来。 通報しまs(ry) 借金の保証人は親友だからこそなっちゃいけないんだよ…! ――――やっだなーもうエースさんのエッチー! ( 下心満載のエロフェイスに遠慮なくバチコーンと一発叩いて上げる。 ) ―――そうだね。 あんまり遅くなるといけないや。 それじゃみんな。 クリスマスを楽しみにしててねー! ( 子供達にそう言うと、後片付けとの言葉に了承の頷きをする。 元々そういうお手伝いをするのに来たわけだし、率先して手伝うとしよう。 ) [Mon 24 Dec 2007 02:35:49]
エース@クリスマス会 > おうよ、頑張るよ!挫けないのが俺の良い所だって、ママが言ってた…。 ( ちょっと涙が出ちゃう。な、なんでだろう…やっぱり女子は軽い男は嫌いなのか!? ) んん、自信持たれるのは困るなあ。自信を持っちゃうと他の男も選り好みしはじめて、俺のライバルが増えちゃうぜ? ( 他の観客が少ないのを良い事に大きく地面に寝そべって極力下のアングルから見るとかそんな人としてダメな楽しみかたを。 ) 描けるのか!それは歌のお姉さんとしてちょっと致命的…あれ? ( 歌のお姉さんの定義が何かおかしいような!そしてエースは素で出ちゃう下ネタのせいで親御さんからクレームが来てしまう運命。 ) 特にお金に関する約束には気をつけるんだぞ…。 ――YEAH!!そうこなくっちゃ!じゃ、俺はでっかいコートを着ていくぜ。お前が中であったまれるようにな! ( 鼻の下をでろーんと伸ばすエロ顔。殴ってやると良いよ! ) ――と、そろそろ時間も遅くなってきたな。 キッズどもをお家に帰す時間だ。悪いが、後片付けを手伝っていってくれよ。 ( と、シャーリーに言う。 ) [Mon 24 Dec 2007 02:18:03]
シャーリー > …………ドンマイ。 その…頑張れ! ( お決まりの慰めの台詞を言う。 悲しいなエースさん…! きっとその努力はいつか! むくわれ…る……? ) アハハッ! 嬉しいこと言ってくれるー。 そんな事ばっかり言っちゃってると、ボクちょっと勘違いの自信持っちゃうよ? ( そして私の踊りを見てる観客の少なさにも驚くがいい! 人気は微妙なんです。 ) ボクはちゃんとス○ー描けるけど? ( 教育テレビの面接に応募してみよっか。 最近の子供は現実主義で悲しいなあ! ) 約束は守れる物をちゃんとしようねー。 勢いに任せて頷いちゃうと後で後悔するから気をつけるように。 若さ、若さってなんだ。 ( 昔話しかり、怖い話というのは情操教育には役に立ちます。 ) ――――え? うーん…確かに一人だとちょっぴり寂しいかなあ…… それじゃお言葉に甘えて一緒に並ぼっか? お話してれば寒さも紛れるだろうしね。 ( この節操無しめ! 意味を深くは考えずに、別にそれでもいっかー、と承諾をする吸血鬼。 ) [Mon 24 Dec 2007 02:05:24]
エース@クリスマス会 > そう、幸せ者だ。幸せ者のはずなのに…どういう訳か引っ掛かってくれる娘は一人も居ない。 ( ぐぬうと唸る。一杯引っ掛ける気は無いんだ、一人で良いんだ一人で!でも誰も引っ掛かってくれないから必然的に沢山の女の子に声を掛ける羽目になってしまう。 ) そうかい?標準的な男性の行動としてはごく自然だぜ! ああ、だが…この街にはシャイなボーイも多いからナ。きっと口説く勇気がわかないのさ。 ( 後日踊り子の仕事している場面に出くわしてびっくらするフラグが立ちました。 ) ははは、何だか俺たち歌のお兄さんお姉さんみたいだな。 ( 子供たちはまた元気で良い返事をしてくれた。 大丈夫、エース・ハイランダーという男も信じていた! ) そうだぞー。女との約束は彼女のために守り、男との約束は自分の魂のために守るんだ。テッド、俺との約束を守って男になれ! ( 良く判らない励ましをしつつ。 子供の不安を煽るのは良い教育の仕方だと思います。 ) ――おっ? う、むー…気持ちは有り難いが、寒い中女の子一人並ばせるのは忍び無い。側で身体を温めてやる役が必要だと思うんだな。 ( つまり折角だから一緒に並びましょうのお誘い。労力の無駄だとか、お茶とかに誘うのは今日は止めておこうと言ったばかりなのに!とか突っ込んじゃダメだ! ) [Mon 24 Dec 2007 01:47:36]
シャーリー > そんなエースさんにラブリーに愛される女の子は幸せ者だー。 たーだ、そんな事言って一杯女の子引っ掛けて泣かしたらダメだヨー? ( わお! ヴェイトスじゃなくても出来るね! というかそれはもうタダの昼ドラ展開だ!! ) ボクを口説く気になるなんて変わり者だなー。 ホイホイ着いていかなくて済んだから、主と子供達の目の前だという事に感謝いたしましょう。 ( 服の下がどうなってるかは乙女のひ・み・つ。 踊り子をやるのに相応しい身体つきとだけ言っておく。 ) そうですよーみんな。 サンタさんは良い子の所にしか来ないんだからー! ちゃんと悪い事はお見通しなんですからね? この時期の風邪の予防は特に気をつけましょー! ( 最近の子供はリアリティなのさ……! かくいう私は―――ゴメン、やっぱりサンタさん信じてました! あれは子供の夢なの! ) 次からはちゃーんとエースさんの約束も守るんだよー? 今年は安心していいけど、来年は分からないんだからー! ( ちょっと脅しておく。 子供のころこういう風に言われると、ちょっと怖くなって悪さが出来なくなったなー、と大昔を思い返す。 )( ――――テッドくん。 エースさんとの約束を守る気はあるんだろうか? 虫歯は治すの大変だから頑張れ。 ) ………テッドくんのお願い。 そこはボクが変わろうか? ( ちょっと大変そうかなーと不憫に思って小声で尋ねる。 ) [Mon 24 Dec 2007 01:31:38]
エース@クリスマス会 > はははは、その点は大丈夫。俺が奪うのはハートだけだからな。それ以外は寧ろ俺から与える。愛も幸せもセットでな! ( お袋のお腹膨れてないのに妹が出来たら、それはつまり他の女の人が産んだ子供―― 家族崩壊の予感! ) 万能男のエース様でも苦手なものはある。ダーツゲームと、読書と、お世辞さ。 ( だから今のはお世辞じゃないぜ、とウインク一つ。 少女らしからぬ妖しげな女の雰囲気がある娘だ。服装は野暮ったいけど―― こういう娘だとその服のしたがどーなってるのかひじょーに気になるが、今日は止めておこう。 ) その代わり、プレゼント欲しかったら良い子にしてるんだぜ。帰ったらうがい手洗いして、おやつのつまみ食いは止めて、パパとママの手伝いをちゃんとな! ( 子供=サンタさんを絶対信じてるという鋼の式を持っているエースは、まさか既に真相を知っている子供が居るだなんて夢にも思っていなかった…! ) だってテッドは俺との約束を先に破っちゃったからなァ――。 ( にやにやと子供を見下ろし。 ) 良かったなあテッド。これで俺も心置きなくド忘れ出来るぜ。 ( わははは、と笑いながら冗談を飛ばす! …しかし、テッドのお願いは、「べたべたの高級シュークリーム」だった。 ) …あれ、朝一に並ばないと買えないんだよな…。 ( 頑張れ、俺! ) [Mon 24 Dec 2007 01:06:49]
シャーリー > けどいくら欲しいからってようぢょの拉致監禁はメーだからねー? ――――んー、けどキミはまあそういう所だいじょぶそうかー。 ( ちゃんと十年後って言ってたし。 まさかまさかの展開。 きっとこのヴェイトスならお腹が膨れていなくても子供が出来るぐらいの芸当はやってのける! ――――やっぱり流石に無理だな! ) お世辞でもそういう風に言われると嬉しいなー。 ありがとう、色男(ロメオ)さん。 ( クスリと少女は微笑み返す。 大人びているのか子供染みたのか曖昧な笑い。 ) いいお返事でしたー! だってサンタさんはちゃんと来てくれるもんねー。 ( 元気良く返事をした近くに居た子供の頭を良い子良い子と撫でる。 果たしてこの中に何人サンタさんの正体を知ってしまってる輩がいるのだろうか……!? たぶん真相を知ってる子はエースの狼狽振りを楽しく見てるんだろうなーと他人事のように思う。 ) ――――可哀想にテッドくん。 キミの欲しいのはエースのお兄ちゃん伝え忘れるかもしれないって。 けど大丈夫。 ちゃんと男の子の分も忘れないようにおばあちゃんもサンタさんにお願いするからね。 ( つまり男の約束は破ると! 大袈裟に嘆いた様子を見せる少女は楽しそう。 ) [Mon 24 Dec 2007 00:49:33]
エース@クリスマス会 > まじでか! よぉーし、本気でお願いしておこう。 ( とか何とか言いながら、実はそれが新しい妹とかだったら俺は親父とお袋になんて言えばいいんだろう。…おふくろの腹は膨れては居ないが! ) ん、シャーリーだな。こういう日じゃなければ節操なしの俺はお茶にでも誘うんだけど、子供と神父様と神様の手前我慢しよう。 ( にっ、と歯を見せて笑う。 ) お、おおおおおいおい。そいつはちょっと酷いぜ! ( 慌てふためく男を前に、子供たちは「はーい」と元気な声で返事をするのでした。 ) あ、安心しろ!ちゃんと伝えるから…ッ!俺はな、几帳面な男で通ってるんだぜ。今まで一度たりとも女との約束を破った事は無いぐらいだ。 ( ふふん、と鼻を鳴らす。 ) [Mon 24 Dec 2007 00:34:04]
シャーリー > アッハッハッ! 良いとこで努力を惜しまない子だなー。 きっとキミは良い子だから、聞いてたサンタさんがコウノトリと手を組んで枕元に置いてくれるんじゃないの? 当日を期待して待ちなさい。 ( そんな言葉に少女は愉快そうに笑う。 そうそう、ちょっとお茶目なジョークだよ?と一緒にフォロー。 ) 私の方こそ自己紹介が遅れてすいません。 シャーリーといいます。 今日はお手伝いで訪れました。 ( 丁寧な態度で自分の名前を名乗る。 その後はクスクスと笑いながら言葉を続けよう。 ) それじゃーもしプレゼントが届かなかったら、ボクたちはサンタさんに伝えそびれたエースさんを恨めばいいんだね? みんなも分かったー? ( 悪ノリをしてそれぞれ欲しいものを挙げている子供達に同意を求める。 ) [Mon 24 Dec 2007 00:25:59]
エース@クリスマス会 > 命賭けるぐらいで良いなら俺ちょっと頑張っちゃうヨ!?出来ればサンタさんにそういう子をお願いしたいんだけどな。 ( 駄目人間でした。 神父様に誤魔化しのあいそ笑いを向けつつ、ジョークですよジョークとセルフフォロー。 ) ――と、自己紹介がまだだったな。俺はエースってんだ、宜しくな! 今は見ての通り、子供たちにサンタさんにお願いするプレゼントを聞いてた所だ。 ( それから子供たちの方に向き直り、次のプレゼントの希望を聞いていった。どれも子供らしい希望ばかりで、カンバスと絵の具だとか、子猫だとか。 )  [Mon 24 Dec 2007 00:14:51]
シャーリー > ( 子供達は元気良く自分達の欲しいものを声高に挙げていっている。 その微笑ましい光景を近寄りながら見つめて、ちょっとご立腹の神父様と挨拶を少しばかり交わして。 ) そうだねー。 今のこの時期なら逆光源氏計画を立ててもきっとお許しされるよ! 命が惜しくなければね! ( お馬さん発言を聞いてた少女は楽しそうに笑いながら相手をからかう。 ) [Mon 24 Dec 2007 00:03:02]
エース@クリスマス会 > ( 「くまさんのぬいぐるみー!」 子供の一人が手を挙げる。 ) おっけー。くまの縫い包みだな。かー、良いねえ。可愛いねえ。 ( 「おうまさーん!」 ) お馬さんならエース兄ちゃんがやってやるぞー。 ――え?違う?ハハハハ、こりゃうっかり。でもあと10年したら考えておいてくれ。 …はっ! ( 神父様が睨んでる!俺ピンチ! ――と、そこへやってくる一人の少女。彼女のクリスマス会のお手伝いか。これはナイスタイミングと言わざるを得ない。凍りつきかけた空気を払拭するチャンス! ) お、おう!大丈夫、今日明日明後日は誰もが優しくて寛容な気持ちになれる日だからなっ! ( ぐ、とやってきた少女に親指立てた拳を突き出し。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:45:56]
シャーリー > ( 野暮ったい服を着込んでベレー帽を被った少女がその輪の中に走り寄っていく。 ) すみませーん! 遅れちゃいましたー! ( 相手と同じクリスマス会のお手伝いというのが今回の自分がここに来た理由。 笑顔の神父様に遅れた事を詫びた言葉を告げる。 ちょっと来るのが遅くて、もう既にお菓子のプレゼントは配り終えてしまったようだ ) [Sun 23 Dec 2007 23:42:31]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『(ロザリオを提げた吸血鬼)』 [Sun 23 Dec 2007 23:36:40]
エース@クリスマス会 > ( 子供たちから驚きと尊敬と疑いが入り混じった声。そういうのを全部ひっくるめて「どうどう」と手で制する。 ) そこで、俺からサンタさんにお前たちの欲しいものを伝えておいてやろうと思うんだ。感謝しろよー、特別だからなッ! ( 勿論、サンタの野郎はどこにも居ない。俺が子供の時は、どこか親父に良く似たサンタが俺の枕元にクリスティア騎士団を題材にしたカードゲームを置いていってくれたが、果たして何処で何をしているのやら。そういう訳で、俺たちいい歳した大人がサンタの代役をしてやろうって話さ。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:31:35]
エース@クリスマス会 > それからテッドぉぉ。お前まーた太ったな?二ヶ月前に兄ちゃんとダイエットしてヴェイトスで二番目のクールガイになるって約束したじゃないか。 ( 一番目は勿論この俺である。 ) 聞けば虫歯も酷いって言うじゃねえか。そういうお前にはこの小さなキャンディだけだな。 ( 不満の声が毀れるが、俺はきにしなーい。 そんなこんなでお菓子を配り終え、俺は元の位置に戻ると腰に手を当てた。 ) …さて、ここで俺から一つ重大な発表がある。実はな、俺… サンタのヤツとマブダチなんだよね! ( ぐ、とサムズアップ。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:23:51]
エース@クリスマス会 > ( 本当なら教会の中とかでやるのが良いんだろうけど、まあスペース的な問題だ。寒いとはいえこうして外ではしゃぐのも悪く無いだろう。 ) OK,じゃあ配りに行くから椅子の上で良い子にしてな。 ――ボザンヌ!お前、この前学校のテストでクラス一位だったんだってな!そういう賢い子は神様も俺も大好きだ。ほぉーれ、特大ペロキャンだ。これはお前の知性に対するごほーびだ。つまり、このペロキャンは知性の賜物、知性そのもの! 自分の知性をゆっくり味わいな! [Sun 23 Dec 2007 23:18:40]
エース@クリスマス会 > 俺は今日、本当ならデートの筈だったがそいつをキャンセルしてお前たちにお菓子を配りに来てやったぜ!覚悟しやがれ! ( 芸能横丁の一角、中央に焚き火を構えその周りを椅子で囲い、子供たちが座っている。俺の横にはにこにこ顔の神父様が一人。優しい俺様はクリスマス会の手伝いをしに来たのだ。 …ちなみに、デート云々はレッドな嘘である。 子供の中に何人かそれを見破りやがったヤツがいるが! ) [Sun 23 Dec 2007 23:14:25]
お知らせ > エース@クリスマス会さんが入室されました。 『うぉーし、キッズども!』 [Sun 23 Dec 2007 23:08:58]
お知らせ > キュビエさんが帰りました。 『ここに来るたびに色々刺激になるからいいよねーとか(これからもちょこちょこ顔を出そうと)』 [Sat 22 Dec 2007 01:50:08]
キュビエ > (しばらくして演奏が終われば、おひねりなんかを投げつつ)んんー、やっぱり…なんかあった方がいいかなー、ボクも(こーいう場所に来ると何かこれっ!と言えるような一芸があるのはいいなーとか。うん、エッチ以外で) [Sat 22 Dec 2007 01:36:16]
キュビエ > …ボクがやったら、福引の当たりを知らせるよーなのになったり、とか(少なくともベルだけでこれだけ音楽を作れるとは思えなくて…でも、練習すればできるのかなーとか。しばしその音楽に聞き惚れつつ) [Sat 22 Dec 2007 01:27:27]
キュビエ > (澄んだ音を響かせるハンドベルの演奏…複数のベルを器用に操るそれにちょっと惹かれるものがっ)…なんか、出し物にいいかもしんない(でもベルは高いだろうし、演奏しきれる自信もないしどうかなーとか思いながら…うん、複数のベルを操るのは自信あるんだけどさっ) [Sat 22 Dec 2007 01:21:17]
キュビエ > (前にきた時にはジャグリングボールとか買ったけど、さすがにここで披露できるほどの腕前でもないし、勝手に場所を使うわけにもいかないしーって事で、のんびりとクリスマスを前に盛りあがっている横丁を出歩きながら、良く耳にする讃美歌とか歌とかを聴けばそれを勝手に続けて歌ったり)きっと君は来ない〜♪ 一人きりのクリスマス・イヴ、んんぅ〜♪(さいでんなーとか歌いつつ(違う))あ。なんかあれいいかも…(ふと一つの出し物に足を止めて) [Sat 22 Dec 2007 01:17:02]
キュビエ > (浮かれ度合いでは負けないと言わんばかりにこー、明るく脳天気に横丁を楽しもうとしたわけでっ…一人で。うん、一人で…)ちぇー…ルーアとか誘えば良かったかなぁ(でも墓守の仕事って夜っぽいしとか…相手の事情を知らないからそんな事を言いながら、さすがに一人じゃ盛りあがるのはちょっと限界がっ) [Sat 22 Dec 2007 01:11:10]
キュビエ > 主は来ませり〜♪ 主は、主は来ませり♪(クリスマスムードを一杯感じてやろうと、まだ賑やかな横丁へ繰り出して、讃美歌なんかをてきとーに口にしながら…うん、別にボクはパプテスじゃないんだけどさー) [Sat 22 Dec 2007 01:08:22]
お知らせ > キュビエさんが来ました。 『もろびとこぞりて〜♪ 迎えまつれ〜♪』 [Sat 22 Dec 2007 01:06:21]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『( ―――血でも飲みに行くか )』 [Sat 22 Dec 2007 00:04:00]
シャーリー > ( こういうのには慣れてるから平気だと思ってたけど、最近は気分が落ち込んでいるのも重なって少し拙かったみたい。 クリスマスの当日には馴染みの教会でパーティをやる約束だったけどどうしたものか。 ) 当日に向こうで倒れるのもなんだしな…暫くお仕事も休んでのんびりしてよっかな。 ( けれど今の時期に稼いでおいて後で楽したい気持ちもあったり。 )( 露出度の高い寒そうな格好で雑踏に紛れ込む。 まあいいや。 何とかなるでしょ。 それより今はいい加減寒いから着替えよっと。 ) [Fri 21 Dec 2007 23:51:59]
シャーリー > ( その言葉に私は少し驚いて―――優しく微笑み返した。 ) いやー、この格好やっぱり正直寒くてさ。 流石にこの時期はちょっと元気出ないんだよね。 ( 隠しているつもりだったけど、何処かで表情に出ていたりしたのだろうか。 ―――これじゃよくないな。 うん。 ) さ、ボクのことは大丈夫だからキミはもう帰んなさい! ( 私が強い口調で言うと、その子は不承不承といった感じだが頷いて帰っていった。 その背中に手を振って私の周りに知り合いが居なくなったあとで、ようやく少し疲れたような小さな溜め息が零れる。 ) んー…やっぱ完全に問題なし、ってわけにはいかないか。 ( まあ一応吸血鬼だし。 この空気に少し当てられてしまったか。 ) [Fri 21 Dec 2007 23:36:38]
シャーリー > ( そんなやり取りをしながら回りの人の数は一人、また一人と減っていく。 見に来てくれたお礼を言ったりしながらそれを見送って、やがてこの場にいるのは自分とよく見に来てくれる少年の一人だけになった。 ) ほら。 キミもそろそろ帰んないとダメだよ? あんまり遅くなるとまたボクが送っちゃうんだからー。 ( この子が暮らしている場所はスラムと暗黒街の境目。 そんなところからわざわざ見に来てくれるのはとても嬉しい。 そして嬉しいけれど、心配でもある。 )( むにー、とその少年のほっぺたを抓んでいる。 普段は嫌がって怒り出す彼だけど―――今日はちょっと雰囲気が違った。 マジメな表情で質問をしてくる。 ) ( 『どうしてお姉ちゃん、今日は元気が無いの?』 ) [Fri 21 Dec 2007 23:19:41]
シャーリー > ( 話す内容は本当に中身の無いもの。 クリスマス前の浮かれた話や、最近めっきり寒くなってきた。 そしてたまに今日の踊りを褒めてくれる人もいる。 私はそれに対して何時もどおりのお気楽な笑みで賑やかに返事をしている。 ) もーダメだよ浮気とかしちゃ? あんまりボクに首っ丈だと奥さんに言いつけちゃうよ? ( 言われた人は楽しそうに笑って、そんな言葉を言うのはあと十年して大人の魅力が出てから言うんだな、なんて返された。 その言葉に笑いの渦が起こり、ボクはちょっとむくれたように両手をばたつかせて文句を言う。 ) [Fri 21 Dec 2007 23:05:43]
シャーリー > ( 聖なる夜の日は近い。 その日が近付けば近付くほど街のみんなは浮き足立っているようで、その雰囲気を私は微笑ましい物を見ているような気持ちで眺めている。 )( 冷たい風に震えそうになるが、まだ見てくれたお客様達が目の前に居る。 その状態でそんな真似は出来ない。 もう一度感謝の礼を重ねて、いっつも見に来てくれている常連客の子と他愛も無い雑談を交わし始めた。 ) [Fri 21 Dec 2007 22:50:56]
シャーリー > ( 綺麗な礼を一つ送り、一人の踊り子の賑やかな舞いは終わる。 そして少しばかりのお捻りが帽子の中へと投げ込まれていく。 )( クリスマス前の賑やかさに便乗して、ここ最近は珍しく此処に踊りに来る事が多い。 普段は大幅なマイナス収支ではあるが、この調子だと今月はプラスマイナスゼロになるかもしれない。 ) ( おひねりをくれた人たちに、寒そうな格好をしている踊り子は笑顔で手を振る。 ) [Fri 21 Dec 2007 22:36:45]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『それでは皆様。御機嫌よう』 [Fri 21 Dec 2007 22:29:25]
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 『帰りながらふと気付いた。アイボリーの羽の彼女が「素敵な音楽」?』 [Mon 17 Dec 2007 02:49:46]
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『二人連れ立って帰り道、他愛のない「今日の出来事」が何よりの収穫―― あれ?なんか痛い。』 [Mon 17 Dec 2007 02:48:31]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 表情は最後まで変わらない。ただぎゅうと掴まえた腕は引き剥がしても離れそうに無かった。 』 [Mon 17 Dec 2007 02:42:08]
ディーバ > ( 「キリコさん」にとって、親しいであろう人が現れてからも、彼女の表情は変わらないように見える。奴隷の自分相手だから…と思っていたが、もしかして無表情が標準装備なのかもしれない。ふと、そう思った。 ) え…違うのです、か? ( 間違ってるのか間違ってないのか。スカートを持ち上げた手が離れてちょっとホッと。 ) あ…は、はい…。 ( どちらとでも取れる発言になってしまったのは意図的ではない。正確に「お優しい方なので前戯もなしに突っ込んだりしません(だから大丈夫です)」と言うべきだったか…。カマトトと言われれば確かに否定できない。が…かと言って、あけすけに主人との性生活のことを口にできるほど大胆でもなかった。 )( お歌…。最近の仕事はメイドばかりだから、機会があるかどうか正直解らないけれど。全くないとも言えないので黙っていた。そして、お帰りになるらしい二人に。 ) あ…はい。そちら様もお気をつけて……。 ( お仕置きプレイはまだでした。「醍醐味」の意味を解しないまま、頭を下げて。自分も帰り道を急ごう。 ) [Mon 17 Dec 2007 02:36:23]
エンジェル > かじのぷろふぇっしょなる。 いや、間違いじゃないけど、間違いじゃないけど間違ってるわよね。でも気持ちは判るわ ええ、こんなに綺麗な子ならそりゃあ着せてみたくもなるわよねー ( 妙に感じ入った風にうんうんと何度も頷き、スカートをちょいと持ち上げた手を離す。なに、脛がちょっと見える程度 公衆の面前でスカート捲るような趣味はない。 自分も割と悪趣味ではあるけれど、露骨なのは嫌いだ。 あけっぴろげな物よりもヒメゴトの方がそそられる。 ) どう受け取った物かしら、この反応。 まあ、何?ご馳走様? お優しいご主人様で良かったわね ( カマトト純情な素振りに大袈裟にげんなりした風に肩をすくめてみせ、次の瞬間には笑って肩を ぽん、っと叩き ガンバレ、とばかりにコブシを握って見せ。 )って、ちょっと 霧子ちゃん。そこで納得しちゃうのは、お姉さん見咎めちゃうわよ?あたしは綺麗な霧子ちゃんで居てほしいんだけどー って、ふぅん、お歌も歌えるのね。 じゃ、お互い、見掛ける事もあるかもしれないし顔は覚えてて損はないって事ね。( ぱむ、と両手を打って本日のまとめ的に。仕切りたがるあたりアレな感じ。 ) おっと、いい加減にしとかないと霧子が風邪引いちゃうし、ご主人様にも怒られちゃうわよね。 それもまた醍醐味かもしれないけど。( ちらり、意地悪げな含み笑いと共に少年みやり ) じゃ、あたしたちはコレで。気をつけて帰んのよー。 [Mon 17 Dec 2007 02:22:18]
霧子 > ( 難航していた会話のキャッチボールがそれなりに円滑になった気がする。 矢張り自分には自発的に問いかけたりする能力が欠落しているのだろう。 愛想というの、よく分からないし。 ) …お尻? ああ。 ( なに?みたいな顔でマギーの顔を見上げて首を傾げ、暫しして何となく理解した。 「愛玩用」だから当然そういうものか。 お優しい、大丈夫、どうとでも取れそうな曖昧さが気になるが。 ) …愛玩用3級、特技は歌唱。 ギルドに居た頃も時々外で歌わせていた筈。 [Mon 17 Dec 2007 02:11:20]
ディーバ > ( フェザリアンの女性にくっつくキリコさんを見て、お邪魔にならないよう早く立ち去るべきかと思ったが…自分のことに話が及んで。 ) …趣味…? あ、はい。ご主人様が用意、してくださった「家事のプロフェッショナル」…になれる制服…だそう、です。 ( キリコさんよりは気さくそうな印象の、アイボリーの羽の女性に微笑んで答える。…未だに主人のその言葉を信じてメイド業にいそしむ毎日。中々プロフェッショナルにはなれません。 ) ぁ。 ( もっと裾を持ち上げればガーターベルトだって見えるだろう。綺麗な足と言われれば「あ…ありがとうございま、す」とお礼を口にする。 )( お尻、大丈夫? ) ――!! …ぇ、あ……お、お優しい方なので…だ、大丈夫、です。 ( あわあわと視線を彷徨わせてから、頬を染めて答えた。 ) [Mon 17 Dec 2007 02:04:18]
エンジェル > ( 二人のなんだか仲睦まじいとは見えないやり取りに次第に首が傾いでくる次第。なんだか随分トロいというか、3拍ばかり遅れての反応が気に掛かる子だ。のろのろと首を振る様子も、なんだか変な感じ―― きょと、と目を丸めてくっついてきた霧子に視線をやれば、ダイレクトな言葉と、ダイレクトな代物。 ) ふぅん―― そうなんだ? えっ!?男の子?ええっと、って事は、これはその、ご主人様の趣味って奴?( 体をくっつける寒がりな同居人に手を回してちょっと擦ってあげながら、遠慮なしに冥土服の彼をじろじろと眺める。 元々遠慮しない方だけど、奴隷っていうなら遠慮しても仕方がない。 奴隷がどういうものか、よく知ってる。 友人の食事にすらしたのだから、厚顔に善人ぶるつもりもなし。 スカートの端をつまんで――  ) わお、綺麗な足だこと。 ンー なんだろう。こういう歴然とした美少年?を前にすると、女として色々悲しくなっちゃうわねー?( ちろ、と少年の顔を伺えば、憂いを含んだ美少年顔。けれど、どこか人形っぽいというか、造花めいている。 そういう、商品か。 ) お尻、大丈夫?( 割と真面目に酷いこと聞きましたヨ!色々台無しな感じ。 ) [Mon 17 Dec 2007 01:42:04]
霧子 > ( いい加減寒い季節、幸い此方は家も近いし早く帰ってコーヒーでも淹れようなどと考えながら立ち去ろうとすれば―――遠くから聞こえる呼び声。 丁度今無性に聞きたかった声に激しく反応した。 ※どう見ても無表情&微動だにしないが。 ) 今一仕事終わったところ。 これから帰ろうとしてた。 ( 背の高いマギーを見上げながら、まぁそこそこ程度の今日の稼ぎを見せる。 人目も憚らずすぐさま袖を捕まえてくっついた。 ) 奴隷。 施設に長く居たから顔を覚えていて。 ( 少し話していた、と。 名前すら紹介する事無くただ「奴隷」と。 ) あれでも男。 ( メイド服に一応突っ込んでおいた。 ) [Mon 17 Dec 2007 01:26:46]
ディーバ > …………そう、ですか…ありがとうございま、す。 ( 大切な人のために、歌を。理解して、御礼を言い奴隷は微笑んだ。──きっと、そういう理由が聞きたかったのだ自分は。奴隷ギルド職員という職に就いていた人の、別の面。意外ではあったけれど…なぜだか嬉しい気持ちになった。しかし、彼女の次の言葉にハッとして。 ) …あ。大、変…。 ( 買い物帰りに、時間に余裕があったので久しぶりに懐かしい芸能横丁を訪れてみたのだが…余裕どころか、随分と遅くなってしまった。急いで帰らなければ主人が心配するだろう。 ) ──…はい、お時間取らせまして申し訳ありませんでし、た…。では、僕は失礼しま──… ( さっき質問で引き止めておいて、自分の方が慌てて帰ろうと。が、呼びかける声に言葉を止めて。──キリコ…そういえば元処刑人さんはそんな風なお名前だったろうか。お友達?という言葉には、慌てて首を横に振る。メイド服の襟に少し隠れてはいるが、注意して見れば奴隷印も確認できるだろう。 ) [Mon 17 Dec 2007 01:17:19]
エンジェル > ( クリスマスに向けて飾り付けられた賑やかな通り、流れてゆく人並みの中から良く通る声が、呼びかける。 感じさせるのは活力と多分の愛嬌。 人々の視線を受けながら、声を掛けた長身の女が寄ってくる。 ) ハイ、霧子 此処に居たんだ?ちょっと探しちゃった。( エッジィな印象の黒眼鏡をずらしながら、真っ黒な癖っ毛の隣で足を止める。 ホームグラウンドの此処ら辺ではちょっとした有名人だからちょっと小道具を使ってみたがあんまり効果はないようだ。 声を掛ける顔見知りに適当に手を振り、愛想もそこそこに並んだ金髪の子の顔と、霧子の顔を見比べる。 羽根の楽師ことマーガレット"エンジェル"ストーンズのおでましである。 ) えっと、お友達?( 黒眼鏡を外し、にこにこと二人を見比べる。 だってほら、うちの子のお友達なんてみたことないし! ) [Mon 17 Dec 2007 01:10:29]
お知らせ > エンジェルさんが入室されました。 『 あ、いたいた。 』 [Mon 17 Dec 2007 00:56:38]
霧子 > ( 確かこの奴隷、歌が幾らか得意だったか。 愛玩用として相性の良い特技だし、鈍ささえ補えればもっと価値も上がるものを―――否、職員でもなし、今更そんな事をかんがえてどうなるでもないか。 ) 他に出来る事があるでもなし。 興味があることがあるでもなし。 マギーの傍にずっと居る為にもこれが必要だわ。 ( そう、マギーは「とても素敵」だ。 処刑人という唯一価値を見出される仕事よりも優先順位が上に来てしまう程度には。 音楽に興味が湧いたというのも本当だが、ずっと一緒に居る為の口実が欲しかったというのも事実だろう。 ) …遅い時間に奴隷の一人歩きは推奨できない。 この辺りも治安が良いばかりではないし。 ( そろそろ帰れ、という事。 何かあればこの辺りでなら会う事もあるだろう。 同じジャンルなら関わる事も。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:46:11]
ディーバ >  …取捨選択…。 ( おうむ返しに呟いた。続く彼女の言葉は、少し抽象的で事情がよく解らず──。もちろん、細かい事情を言うつもりはないのかもしれない…ましてや質問したのは、親しくもなんともないただの奴隷だし。そう思ったけれどもう少し尋ねてみる。 ) ……それ、は…比喩的な意味で…です、か? 貴女様、は…その音楽に近づきたくて、歌、を? ( 尋ねてばっかりだな、と思って。 ) あの…僕も、歌…好き、です。その「音楽」は…とても素敵…なんでしょう、ね。 ( 聞いたことのないそれに対しこんな言葉が出るのは、別にご機嫌取りをしたいわけではなく。ベテランと言われるレベルであったろう前の職を捨てさせたその「音楽」きっと素敵なものだろうと。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:33:27]
霧子 > ( 人格面の問題を抱える奴隷と健康面に難がある奴隷が一番最初に処分される。 そういう意味ではスラグは容姿と従順さを含めて3級が妥当、だが。 まあ主人によっては事情で仕方なく手放すという場合もある、か。 見る限り心身ともに不満の無さそうな管理状況にあるし、今の主人とは上手くやっているのだろう。 ) ――――取捨選択の結果よ。 ( 立ち止まり、暫し思案。 単純な話だ。 7年間私に教育を施した“老婆”は言っていた。 「回答に迷う時は優先順位をつけて下から順番に切り捨てていきなさい」と。 ) 毎日聴いていたい音楽があったから。 ( 音楽とか芸術というのに興味が全く無かった。 ただ機能する為にだけ育ち、劣化と共に死ぬ。 そういうものだと思って音も色も無い無音の部屋で過ごしていた。 その部屋にある日から、ギターと歌声が加わった。 慣れてしまえば悪くは無いと思った。 出窓に腰掛けて本を読み、直ぐ傍で彼女のギターと声が流れてくる生活。 肉を斬る刃を手放して何も無くなったら、自然に楽器を握っていた。 )  [Mon 17 Dec 2007 00:14:42]
ディーバ > ( ランク降格の対象──。既に一度出戻って、価格が三級のギリギリまで下がっていた。そもそも中々売れなかった奴隷であるし、次出戻れば処分は免れたとしても雑多降格は確実か。 ) ……は、はい。 ( 想像したくないことである。…今の主人に見放され、奴隷ギルドへ戻されるという未来。なんて、怖い。 ) ……。 ( 今のギルドが…。やはり、転職されたのだ。彼女が、処刑人という役目だったことは知っている。自分が見た限りでは、躊躇したり哀れんだりしてる様子はなかった気がするけれど。 ) ──あ、のっ。 ( 歩き出した背中に向かって思わず声をかけ。 ) ──あ、の…なぜ、この職、に……? ( 職員を辞める理由なら、少しは想像もできるけど。奴隷ギルド職員から芸能横丁の歌い手に──というのが、この奴隷には不思議だった。どうしても聞きたくなって。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:59:06]
霧子 > ( “斬り子”に連れて行かれた奴隷は帰ってこない。 “斬り子”は人間ではない悪魔か何かそういう生き物だ。 ギルド時代そういう風に言われていたのを知っている。 反抗的な奴隷を黙らせるのに便利だったし、事実処分品と決まった奴隷を連れて行って、翌日食卓に並べるような事も多々あったから否定もしないけれど。 獣使いギルドなんて毎日獣に与える食肉には困っているし、上客だった。 まぁ、当時の斬り子を知る奴隷なら、大抵こういう反応をするのだろう。 今は特別奴隷を威圧する必要は無いし、いたって普通に振舞っては居るが。 ) ―――…出戻りを繰り返すとランク降格の対象になるから気をつけなさい。 3回すれば理由に関わらず何らかの欠陥と見做される。 ( スラグは3級だったか。 長くギルド施設に居たし、雑多の扱いの悪さはよく知っているだろう。 1級変わるだけで管理は段違いだ。 ) 今のギルドがどう扱うかまでは知らないけれど。 ( ブツ切りの言葉を並べながら帰り支度を終え、勝手に歩き出す。 奴隷にまだ話す事があるなら返事もするし、用事が無いならこのまま別れの挨拶もなく去っていくだろう。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:44:19]
ディーバ > ( 感情があまり感じ取れないという点では同じだが、先ほどまでとは違う声を聞けば記憶がすんなり繋がった。 ) ──…はい…。 ( ゆっくり頷いた。──どうして芸能横丁で歌っているのか知りたい気もするけれど、尋ねる権利は無いような気がして。 ) …長らく…お世話になりまし、たが…ようやくご購入して頂けまし、て…。間違っても返品されないよ、う…頑張ってます…。 ( 自分で言ってから、あれ? と思った。──自分が売れた事を、この方はご存知ないのだ。顔を上げると目をパチクリさせて。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:33:14]
霧子 > ( マフラーを巻いてコートを羽織って帰り支度を整えるくらいの間を空けて、ようやく返事が返って来る。 ギターをケースに仕舞って抱え、ベルトを肩にかけた所でチップを手渡される。 ) 売れたのね。 ( 挨拶に挨拶は返さず、酷く短い言葉を呟く。 さっきまでの歌声に比べて小さく低い、最初の部分が少し掠れるような声。 奴隷ギルド職員時代はほとんど口を開かなかったし、奴隷にかける言葉は単語ばかりだった。 「立て」とか「黙れ」とか「よし」とか。 記憶する限りこの奴隷―――「スラグ」が商品名だったか。 スラグはのろまではあったが手はかからなかった。 反抗的でもなかったし、馬鹿でもなかったし。 地下室で矯正をした覚えも無い。 ただいつまで経っても売れない、という印象だけ。 衣類や荷物を見る限りようやく売れたのだろう。 外出の許可や所持金を与える程度には寛容な主人に。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:17:08]
ディーバ > ( つるつる平らな道でもないから、なんとか銀貨を取り押さえる事ができた。ホッと息をつくと肩の買い物袋を押さえながら立ち上がり、黒づくめの歌い手に対して、遅くなってすみませんとでもいう風に軽く会釈を。投げるのは諦めてチップを差し出して── )( “silent1/2-740531” ) …──え。 ( 銀貨を差し出したままピタリと止まった。しばらく聞くことのなかった自分の奴隷番号。回転の遅い頭がようやく動き出して。 ) …………ぁ、お久しぶり、で、す。 ( たちまち青くなり、恐々と頭を下げる。──ようやく気付いた。そうだ、この人は奴隷ギルドの……なんで、こんな所にいるのだろう。……そういえば、いつ頃からか檻の向こうに姿を見る事がなくなっていた…転職?それともこれも奴隷ギルドの仕事の一環だったりして…。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:03:11]
霧子 > ( 収入としては拙いものだ。 こうして日に何度か何箇所かで演奏や歌を披露して、数日分の食費を稼ぐ程度。 あとはギルドから斡旋されるあまり自由の利かない下っ端の仕事を貰う感じ。 奴隷ギルドに居た頃のような安定感が無いのは多少、ストレスではある。 帰り支度を始めてギターケースに集まったチップを無造作に纏めていると、まだ1人だけ残っているのに気付く。 何か用でもあるのか、と思えば単に他の聴衆と1テンポ反応がのろいだけのようだ。 暫らくその姿を目で追って、ふと記憶に引っかかるものがあった。 ) “silent1/2-740531” ( 記憶に残る幾つか特徴の強い奴隷の中の1人。 悪い意味で、だ。 容姿と従順さの割になかなか売れず随分と長くギルド施設に居たと記憶している。 ) [Sun 16 Dec 2007 22:50:42]
ディーバ > ( せめてズレないようにと気をつけ手拍子を続けながら、目は指の動きを追う。どうすればあんなに速く指が動くのか…考えながら弾いていてはとても間に合わなさそうだと感じた。自身のトロさゆえの感想かもしれないが。 ) ──…ぁ。 ( 突然演奏が途切れた。……ではなく、終了? あまり知らない演奏スタイルに一瞬判断がつかなかったが、周りの聴衆の行動を見て、演奏は終わったのだと気付いた。 ) ……えっと…。 ( そうだ、チップ。チップを投げなきゃ…今、お客側なんだから。のろのろとした動きでポケットから1000エン銀貨を出すと、ひょいと軽く投げた。──が。 ) …あ。あ。あ。 ( チップを投げる側は初めてだったからか、狙いを外してしまい。石畳のでっぱりに当たって跳ねた銀貨がコロコロ転がっていく。慌てて拾いに行こうと。 ) [Sun 16 Dec 2007 22:41:39]
霧子 > ( 指の感覚が続く限り、腕が動く限り、集中が続く限り繰り返す実験。 尺を詰めたような早口な歌詞も延々繰り返している。 あまり馴染みの無いスタイルかもしれないが、ブラティリア系の歌い方を参考にしている。 ) ...Don't ease your pace coz enemy is blutal Moment of truth there ain't no truce Az you're the only one, one word, one love But the batlle goes on shadows of mass destruction. ( そして終わりも演出的に盛り上げるでもなく、腕の疲労でもう一周は無理と判断した段階でブツリと終わった。 矢張り指よりも集中よりも最初に体力面に限界がきたか。 そんな事を確認しながら顔を上げて、そこそこの拍手とチップを前に無愛想にぼうっと立ち尽くす。 目下の課題はこういうときの愛想の振り撒き方なのかもしれないが、それが一番の苦手分野でもある。 眼を伏せて呼吸を整えているうち、聴衆は1人1人と通りに消えていった。 身体が冷える前に上着を羽織ろうか。 ) [Sun 16 Dec 2007 22:26:51]
ディーバ > ( 買い物帰りらしい布袋を提げたメイド服が立ち止まった。そのハイテンポな演奏、指の動きの速さに目を止めて。なんとなしに聴衆に加わる。 ) ──…。 ( なんだか、どこかで見た覚えがあるような気がする。以前芸能横丁にいた時だろうか…演奏の方には覚えがないのに。 ) …あ。 ( 周りの聴衆は手拍子をしている。…自分も、した方がよいだろうか。 ) …………。 ( 買い物袋を肩にかけて手を空け、周りのマネをして手拍子を始める──が、結構難しい。そもそもハイテンポの演奏に対する手拍子。トロいこの奴隷には中々動きがおいつかなくて。周りが3回叩くのに対し1回くらいの割合で手拍子を送ろう。 ) [Sun 16 Dec 2007 22:17:43]
お知らせ > ディーバさんが入室されました。 『( 通りがかって )』 [Sun 16 Dec 2007 22:08:49]
霧子 > ( いい加減何週目だ、というくらいエンドレス演奏が続くと聴衆の関心は「何処まで腕もつの?」とか「いつミスするか」とかそんな見世物的興味に変わっていく。 楽師の評価としては微妙なものだが、なんにせよ聴衆が幾らか集まってきて、およそ3分程度でループする曲にあわせて手拍子リズムを取り始める。 顔を覚えられて悪い事は、無いか。 相変わらず表情1つ変えず演奏は繰り返されている。 ) [Sun 16 Dec 2007 22:03:54]
霧子 > ( 均一なハイテンポハイペースの演奏は延々と続いている。 たまに人が立ち止まって聴いて居たりもするが、そもそも見せる気があるのかないのか機械のように短いループで同じ演奏を続けている。 そもそも立ち止まった聴衆も単に露出の多い衣装とかに興味をそそられただけかもしれない。 当人にしてみれば一番楽で馴染んだ仕事着みたいなものだが。 動き易い、とかその程度の。 ) [Sun 16 Dec 2007 21:56:20]
霧子 > Right here Shadow 10 o'click direction Seize the moment they destroy the nation Your rhyme is slow-motion give me motivation Freaked out now and Dead on arrival. Round up around Spit out all over Rhyme like a rolling-stone, come in crowd Watch out the moon they dis you loud Guess what this sound it bombs whole ground so round up. Don't ease your pace coz enemy is blutal Moment of truth there ain't no truce Az you're the only one, one word, one love But the batlle goes on shadows of mass destruction. ( 同居人、マーガレット・ストーンズの影響で始めたギターだったが、最近は歌の方に傾いてきている。 ふとしたきっかけで声の出し方というのに気付いてみれば、今までの自分の声とは別物のようなソプラノの音域が発掘された。 少し掠れた低い声だけしか出ないものだと思い込んでいたし、奴隷ギルド時代の斬り子を知る人間(行動範囲からして職員か奴隷くらいのものだろう)が見れば今の姿は全く別物に見えるか、若しくは同一人物として認識できないか。 黒尽くめの外見とやぶ睨みの目付きは全く変わっていないが。 ) [Sun 16 Dec 2007 21:52:30]
霧子 > ( これでも以前―――奴隷ギルドの処刑人をやっていた“斬り子”に比べればだいぶ柔らかくはなったものだ。 毎日のように人体をブロックごとに切り分けて加工したり、死なないように死なないように苦痛を与えたり、態度の悪い奴隷の腹を爪先で蹴飛ばしたりしていた当時に比べれば。 ひとえに同居人の情操教育のお陰か。 ) Fear's awake anger beats loud Face reality never be charity The enemy you're fighting cove'rs whole society dawn right Mummy's not here goyya fight aii night. ( 演奏に歌詞が乗る。 ノンブレスで一気に早口言葉のように、エッジを利かせてギンギンと音を立てるギターと同じテンポ。 此処暫らくこうして色々試しては芸風みたいなものを模索中。 芸能ギルド入りもしたし、いつまでも素人新人顔でも居られない。 ) [Sun 16 Dec 2007 21:44:42]
霧子 > ( メインストリートから少し外れた路地のフリーステージにて。 身体の割に大きなギターを抱えて少女が演奏する。 黒い髪、黒尽くめの衣装に黒いギター、瞳だけが蒼いイエロティア雑種の娘は酷く無愛想な無表情で、忙しなく細い指を動かしている。 演奏技術自体はある程度できているが、あまり情緒豊かな演奏とは言えなかった。 ただひたすら機械のように正確で、異常に指の動きが速いという。 ある種の芸といえば芸か。 )  [Sun 16 Dec 2007 21:36:43]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 模索 』 [Sun 16 Dec 2007 21:30:25]
お知らせ > ベルナデットさんが退室されました。 『(なぁ? まだ見ぬ”お前”よ。 記憶の中の、”お前”よ――)』 [Sun 16 Dec 2007 13:56:07]
ベルナデット > (私が差し伸べる手は、細く綺麗でしなやかだけど―― ) ( それでもお前は、私の手をとってくれるか? ) [Sun 16 Dec 2007 13:55:25]
ベルナデット > ( 遠くで拍手の音が聞こえる。行き交う人々の靴音が聞こえる。風に流されて地面を転がる軽い音は、紙だろうか―― ) ( 何もかもを置き去りにして ) ( 心だけをお前の元に届けられたら、どんなに―― ) ( 二度とかなわぬ夢を見続ける私を、笑ってくれ ) ( 相棒は今日も何も語らず、私を一人の”男”にしてくれる。薬やお菓子で大変身、なんてのは、私には似合わないから。だからきっと、これでいい。 ) [Sun 16 Dec 2007 13:53:36]
ベルナデット > ( 向こうは気楽さ、相手は女。 ) ( 包み、かくして飾っても、向かい合うのは同じ女。 ) ( 先ほどからの激しい動きから一転、こんどはさざ波のように体を揺らし、ゆったりとしたリズムを奏でる。 ) ( ダメなのさ。この体じゃ。 ) ( 思いを語っても、それは一晩の夢。 ) ( そういう、お芝居。 ) ( 曲を奏でるのではなく、言葉を曲に変えて外に吐き出す。――あいつとはずいぶん違うやり方だけど、私だって、たまには、な。 ) ( サックスを咥えたその口が、不意にゆがんだ。 ) [Sun 16 Dec 2007 13:47:22]
ベルナデット > ( どうにもだめなんだ。 ) ( 人目を気にしてしまうんだ。 ) ( 今日はおまえ、あしたはあいつ、あさっては―― ) ( 抱きしめ、離して、また抱き寄せる。 ) ( 次に私が抱くあいては、だれ? ) ( 曲は即興、だが相棒が歌えといっているのがわかる。歌姫の歌声も、観客の声援も、奇術師の手品も絵描きの筆の音も――自分を取り囲む、ありとあらゆる世界の干渉が、薄れてゆくのがわかる。 ) [Sun 16 Dec 2007 13:41:39]
ベルナデット > ( 奏でる曲は、バリトン・サックスフォーンならではの重厚感のある音。――男の歌声。 ) ( その身をそっと抱き寄せて、力強く抱きしめて、耳元でこうささやきたい。 ) ( もう決してお前を離さない、と。――思考をかき消すように、奏でるテンポが上がった。 ) ( ありがとな、相棒。 ) ( ”こいつ”を抱いているうちは、こいつだけを見ていられる。この華やかでまぶしすぎる楽園に、”私だけの世界を残すことができる” ) ( 奏でるのは、かなうことの無い夢の欠片。誰に聞かせるわけでもない、私の思い。 ) [Sun 16 Dec 2007 13:36:52]
ベルナデット > ( なんて、言えたら――どんなにいいか。口に当てたサックスフォーンは、それを膨張した音に変えて、この華やかな通りへと広げてゆく。指使いは軽快に、けれど女性を抱くように優しく。あるいは道行く人々が足を止めるたび、わざと体の振りを付けて、踊るようにごまかす。 ) ( 昼の日差しがないことが、嬉しかった。こんな日じゃなければ、淫売窟からでようなんて思わなかっただろう。連れ出してくれたのは、”こいつ” ) [Sun 16 Dec 2007 13:28:00]
お知らせ > ベルナデットさんが入室されました。 『(――なぁ? こっちにきて、私と踊ってくれないか?)』 [Sun 16 Dec 2007 13:21:05]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( それは、いつもの週刊誌に載せられる一頁 )(「歌姫シャリネに想い人ありか?」)』 [Sat 15 Dec 2007 23:44:13]
シャリネ > ―――してますよ。  [Sat 15 Dec 2007 23:41:38]
シャリネ > ( 容赦のない質問と、見られるという感覚。今まで楽しくて、好きで、気持ちを届けたいと思う一心で歌ってきた。でも、それさえも、伝わらないような――感覚。 )  ( 「想い人はいるの?」 ) ( その言葉と、視線が痛い。――自分が此処で答えなければならないのは、どちらかなんてわかっている。 でも――それで、いいのだろうか。 ) ( 私の生き方、それでいいの? )( ゆらゆらと空色が揺れる。心臓がわしづかみにされるように痛むのを感じた。抉られる様なそれは決して心地いいものではないけれど )  ――――。 ( 数秒、間が空いてしまった時点で、もう、答えは言ってしまったも同然のようだった。 ――だから、少女は少しだけ切なそうな表情にいつもの微笑を浮かべ、謡うように呟いた。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:41:17]
シャリネ > ( 不意に、不安げに絵師の絵を一瞥した。 )  [Sat 15 Dec 2007 23:32:50]
シャリネ > ( 「クリスマスどうするの?」 ) (  執筆者の表情が変化したのがわかった。 )( 思わず、歌姫の空色が揺れる。――たぶん、一番知りたい部分なのだろう。 ) ―― クリスマス? ( 状況を誤魔化すようにそっくりそのまま、言葉を返すだけ。強張ってしまう表情を見せないように、歌姫は努めてやんわり首を傾げる )  ――― 実は、ちょっとお休みを頂きたいと思っているんです。 ( 「どうして?」 )( 何処か愉しそうに問う相手の目が、恐いと思った。力になれるのは嬉しいけど、この人も私に対して同じでは、きっとないんだろう。 ) ( 間が空いて俯き加減。悩ましげな表情は嘘がつけず、空色が揺れる中。 )  プライベートですごしたいなって。 ( 「恋人と過ごすとか?」 ) ――――。 ( 空色が、不意を突かれたように揺れた。それを隠せないように、俯いてふるふる、黙って首を振る。 努めて浮かべる微笑は、寂しげな。 )   …残念ながら。そんな風に言ってくれる人はいないです。 ( 嘘がつけない歌姫は、蜘蛛の糸に捕らえられたような ) [Sat 15 Dec 2007 23:31:46]
シャリネ > ( そっと子犬の頬に口付けをして ) え?お洋服?( 質問が飛べばそっと子犬を抱き寄せていた腕を解き、しゃがんでいた身体を起き上がらせた。 ) ――はい、よくお買い物をしたりします。お洋服って可愛くて好きだから、つい迷っちゃったりして。―― あんまり、ズボンって履かないんですけど… ドレスとか、スカートとか、ふわふわしてるものが好きです。( ショールを腕にかける仕草しながら ) ―― 今日は、クリスマスっぽくしてみたんですけど…( 素直な礼が紡がれる ) ――あ。ありがとう。 …嬉しいです。( ふわり。はにかんだような微笑が浮かんで )  …クリスマスは、赤と緑が綺麗ですよね。淡い色が好きだから、着る時にしか着ないんですけど――冬に似合う色かなって思います。 好きですよ。 [Sat 15 Dec 2007 23:15:37]
シャリネ > ( 此処、芸能横丁の開けた場所歌っている場所にも近い、中央通り付近。周りにはいつもと同じ景色と、音が在る。 )  最近の、マイブーム? ――動物のお世話とか。 好きなんです。動物。( 空色が柔らかく微笑んで、隣に寄り添うゴールデンレトリバーを見下ろしてその笑みを深めた。 )( 子犬を見下ろして頭をなでようと手を伸ばし。 ) ……いい子ね。 ( そっと囁いて――顔を上げ、次は執筆者のほうへ。愛犬のことについての質問の声に、その微笑を向けた )  ――ええ。大体いつも一緒にいます。動物言語とかはわからないんですけど、仲良しです。( くす、と小さく肩を竦め、しゃがんで犬を抱き寄せ、微笑を深めた。 )( 子犬も嬉しそうに尻尾を振って、頬を舐める。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:05:51]
シャリネ > ――― え? …はい。 歌を歌うのは、好きです。 出身国はアイバンで、父は楽師、母は歌い手でした。 ( ふわり、はにかみながら微笑んで、隣で執筆している男性の質問に答えている。 )( クリスマス仕様に仕上がった衣装に銀髪が揺れる。 ) ( パレットの中に描かれる絵は、ふわりと微笑んだ己の、姿。横から垣間見えるその絵は、自分でない気さえしてしまって。けれどそれが己なのだと形作られるように、その絵は完成されていく。そんなパレットの風景に少し戸惑いを覚えながらも、これが事実なのだと複雑な気持ちが浮かぶ。 ) ―え?( きょとんと首を傾げて、聞き返すような仕草 ) あ。はい。 ( 四枚羽根が描きたいから、と絵描きに注文されて、歌姫はショールをそっと外した。 )( 四枚羽根が月明かりで春の色のように彩られ )( 寒いけれど、望まれるのなら――。喜んでもらえるのなら、私も嬉しい。 ) [Sat 15 Dec 2007 22:57:25]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『( 歌姫は静かにパレットの前に立っていた。 )』 [Sat 15 Dec 2007 22:46:37]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 歌姫はまた、同じ場所へ還る。 ) 』 [Fri 14 Dec 2007 12:37:05]
シャリネ > ――― でも、恋の歌を歌うから、そう思われてしまうことは、よくあります。( 小さく、困ったような微笑に、そんな言葉。 ) ( ―― 嫌いではないけれど、疲れてしまう。 )( 嫌ではないけれど、恐いと感じてしまう。 )( そんなの、考えすぎだって思うけれど。 )   ――普通は結婚していても可笑しくないんですよ?だって216歳だもの。( くすくす、と誤魔化すように小さく笑った。 )( それでも笑ってくれる目は、少し鋭いような気がした。責めたり咎めたりしているんじゃない。――見ようとしている、目。それが本職なのだと思わせるような。 ) …  お話、ありがとう。 ――あなたのお仕事に少しでもお手伝いができたらと思います。 ( ふわり、微笑んで。 話も潮時か、歌姫は立ち上がって改めて辞儀をした。 )( 挨拶をして分かれたら―― ) [Fri 14 Dec 2007 12:36:57]
シャリネ > ( でも、目を合わせないのは人と話すとき、悪いなって思うから―― そっと、顔を上げて空色は見つめ返した。 ) ―――え? ( 「硬くならないでいいよ」と笑われ、きょとんとしてしまった。空色が、抜けたように瞬きを。 ) ……ごめんなさい。なんだかいつも、こういうお仕事の話って緊張してしまって。 ( 小さく肩を竦めて微苦笑を浮かべた。できるだけ心を安堵させようとミルクティーに手を伸ばしていたら――それも空になってしまって。寂しそうにカップをソーサーの上に置いた。俯きがちな表情が、カップを暫し見つめて ) … え? ( 不意な質問に、思わずまた面を食らったような、きょとんとした表情。 ) ( ――最近歌う曲、ちょっと変わったみたいだよね。 ) ( 男性が口にしたのはそんな台詞だった。 )      あ―― よく、 聴きにいらしてくださってるんですか?  あれ。私、お客さんってちゃんと覚えるようにしてるはずなのに見逃してたかm――(恋でもしてるの?) ――――。 ( 心臓がバクバクする。なんだか、咎められる様な、そんな感覚に陥って動揺した表情で微苦笑を浮かべていたけれど。黙り込んだのは、確信をつかれてしまったから。 )( そういう仕事をしている人に、うそはつけないということ、なのだろうか。 )  ――――    さあ。 ( 嘘だって、ごまかしだって、見抜かれても…肩を竦める仕草で、精一杯だった。YESとも、NOともいえない。うそもつけないし、いろいろ考えたらなぜかYESと言えなかった。 ) [Fri 14 Dec 2007 12:32:14]
シャリネ > ( それが相手のお仕事なのだろう。そういう依頼を受けるのは初めてではないし、断る理由もないけれど――。 ) ……ええ。今日ではなく別の日に?わかりました。歌のお仕事があるので、その合間でしたら。……日程はお任せします。( 小さく頷いて、はにかんだような微笑。 ) ―――絵師さんが? ええ。…わかりました。絵を描かれるの、嫌じゃないです。 ――質問?      あ。大丈夫です。できるだけ、お応えします。私で、いいのなら。 ( 静かにふわり、微笑んで歌姫の傍に頼んだホットミルクティーに、細い指先を伸ばして一口、口付けた。 )    ( この人は、そういう仕事をする人なんだろう。よく人を見ているような気がする。空色に見返される瞳は、何か奥を見ようとするような瞳。それが恐いわけでも、嫌いというわけではないのだ。けど――この人は、私を書こうとしているんだっていうのがわかるから、ちょっとだけ執筆者さんと話すときは緊張して疲れてしまう。 ) [Fri 14 Dec 2007 12:22:58]
シャリネ > ( それは、歌を歌い終えて時間もお昼時になったころ。 )( ――白いドレスを揺らす歌姫は、その相手と向き合って座っていた。お昼時か、人も賑わう中、此方を見ているものもいるけれど――視線が合えば微笑むだけで、軽い挨拶。――目の前の男性に目を向けた。 ) …… いつもの、ゴシップ――ですか? ( 柔らかな空色が目の前の彼を見て、やんわり首を傾げて問う。 ) [Fri 14 Dec 2007 12:15:53]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(中央通りのカフェでの出来事)』 [Fri 14 Dec 2007 12:05:11]
お知らせ > 麻那@悪戯さんが退室されました。 『 ( モーションかけようとした瞬間女に戻ったとかなんとか。 )【判定】』 [Thu 13 Dec 2007 21:45:49]
麻那@悪戯 > (ほやほやほやーんと微笑ましい視線を、可愛らしい桃色の生地をふんだんに使ったドレスを着た少女や、きわどいスリットの入った艶かしい女性とかに向けた。 いえ、決してやましいものなど混ざったりしておりませんとも。流石に一時の男性化でプレイボーイのヤりまくり人間にはなりたくございません。  ――――あぁ、でも。) ちょっとはべらしてみたくもなるよなぁ。 (隊長曰く美青年らしい自分の容姿をふんだんに活用して! 元々、可愛いのは好きなんだ。) ……ピアナちゃんでもやっぱり誘惑しようかなぁ。 (えへらと笑み浮かべて、) [Thu 13 Dec 2007 21:45:08]
麻那@悪戯 >  …………女の子可愛いなぁ。 (なんかもう普通に男の気分だった。)  [Thu 13 Dec 2007 21:37:28]
麻那@悪戯 >  ――――いいや。もう、あれだよ。 (女に戻ったら、男だった時の事は全部無かった事にすればいいんだ。間違ってもちょっと気持ち良かったとか覚えてちゃいけない。これを見ている良い子の水面諸君も忘れてくれるとなお良し。  ――――よし。ここいらで思考回路を切り替えよう。視線を己が心の内から、外へと向ける。林檎飴をぺろりと舐めながら、行き交う人通りを見て―――― ) [Thu 13 Dec 2007 21:33:44]
麻那@悪戯 > (まさかあんな自警団内で噂になるとか思ってなかった。 ちょーっと、熟女になった隊長を見て皆でぷぎゃーしようと思ってただけなのに…!当時のノリだけだったらともかく、朝起きて同じベッドの中に隊長が居た時の恐怖ったらもう。男特有の低い声なのに絹を裂く悲鳴を上げてしまいました。   …お兄ちゃん、麻那な処女を失う前に童貞を失ってしまいました。) …………うわあ。 (←の文章を脳内に浮かべた瞬間、自殺者の気持ちが分かった気がした。世間的にどうなんだろう。性別女、処女非童貞。   ……。 頭上にどんより雲が浮いてるような感じ。クリスマスも近く賑わっている芸能横丁の一角で、陰気を振りまいているこの現状。) [Thu 13 Dec 2007 21:27:11]
麻那@悪戯 > ( ……そろそろもどりたいなぁ、とか思ったりした。 賑やかな芸能横丁、途中露店に売ってた林檎飴を齧りながら、噴水の淵に座り込んだ現在青年の元小娘は、そんな事をつらつらと。  ―――――隊長との噂? そんなの微塵切りにしてドブに流してしまえ。 まさかあんな事になるだなんて双方ともきっと思っていなかったに違いない。  あれは事故だ。事故なんだ。猫か犬に噛まれたようなものなんだ。   ぐんにゃりと男の頭が項垂れた。) [Thu 13 Dec 2007 21:19:42]
お知らせ > 麻那@悪戯さんが入室されました。 『 ( 男としての生活にも、慣れてきた頃。 ) 』 [Thu 13 Dec 2007 21:16:40]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『手袋買って貰って、手に移った熱は少しだけ、少年の中に残る』 [Thu 13 Dec 2007 03:07:24]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『( 貴方の手を離す頃には、己の熱が貴方の手に移っているだろうか )』 [Thu 13 Dec 2007 03:04:29]
リア > … はい。 わかりました ( やりたいと思う。貴方のその言葉に、己は嬉色を露に微笑んで頷き、 ) では、いつか演奏をお聞かせいただくのを楽しみにしていますね。 ( 伸ばされた手を包むよう、握ろうか。 逆の手が、貴方の頭を撫でようと伸び ) それは良かったですね。 えぇ、じゃぁそこのお店で手袋だけ買って帰りましょうか。 ( そう告げて、店の方へ 馬車乗り場の方へ 歩きだそうか ) [Thu 13 Dec 2007 03:02:06]
オウル > (曲を聴いて、それに集中して、息はくのはきづかなった様である。) (曲が終われば、こちらも周りに釣られて拍手をする。 おひねりなる物の様子を少年は少しだけみていた。) やりたいとは…思います (覗き込まれたのには、少し驚いたが、この少年、御願いには弱い様子だった。) 自分の…演奏……はい (自分はやりたいと、そう言う事を伝えるような、小さいけどはっきりした声で言う。) 答えは…なんとなく出ましたから…… (手を握る時は、それでもやっぱり、恐る恐るだったが、先ほどよりはすんなり伸ばす。) そうですね、馬車の方…いかないと朝になっちゃうから… (そんな言葉を返しながら、少年も歩く。 笑顔ははっきりと素の方で出ていた。) [Thu 13 Dec 2007 02:56:21]
リア >  … ( 少しだけ聞いてはいる。いるけれども、どうやら己の想像以上に酷い有様らしい。こっそりと息をつき―― )   ――― …  ( 曲が終われば、拍手をして。他の観客と同様、おひねりをギターケースの中へ )  … オウルさんが、本当に やってみたい とお思いでした ら? ( 首を傾げて顔を覗き込むような所作を。 ) 見合わないとお考えでしたら、ぜひ練習してオウルさんの演奏を私にお聴かせください。 ( 強制するではなく、お願い事のように。微笑みかけて ) ほら、マリィばかりで私が何もしないのは心苦しいですし。 ( マリィへのお礼は言ったから。今度は貴方に )  ( 拍手をしている間、離してしまった手をもう一度繋ごうと伸ばし、 ) まぁ、すぐに答えを出さなくとも構いませんよ。 ( そろそろ馬車の乗り場に行きましょうか、と ) [Thu 13 Dec 2007 02:45:25]
オウル > (返って来た言葉には、瞼を開けて答える。) それだと多分……ベッド全部をあらわないとならなくなると…… (ベッドの惨状が脳裏をよぎり、複雑そうな表情した。 ヤンデレがあるのは知らなかった、ツンデレはなんとなく分かる気がします。 ぽむぽむの感触はしばらく頭に残るでしょう。) でも、お金が……欲しいけど…お金が… (こう言う時、お金の無頓着さを初めて、後悔した。 ご褒美と言う言葉には、反応して、少し考えるような表情した。) …マリィさんから、お金とかのお礼は、貰ってるんだけど…リアさんからも貰って良いのかな (なんと言うか、答えに困った様子で、少し頭かかえそうになった。) …良い曲…… (それでも少しすれば、聞こえる曲には聞き入る。 後少しすれば曲も終わるだろう。) [Thu 13 Dec 2007 02:34:29]
リア > …洗うのは? ( 首を傾げたままに、問いを重ねる。 悩める吸血鬼は、自分の存在に対していつだって反抗期です。むしろツンデレヤンデレが多いとおm(ry ) ( 数度ぽむぽむとしてから、手を下ろそうか ) あぁ、そうやって何かに興味を持つのはいいと思いますよ。 …吹いてみたらいいんじゃないですか? 必要なのは、手袋よりもフルートでしょうか ( 目元を笑みに細ませ。単純に、貴方がなにかを”してみたい”と口にしたことを喜ぶ。 ) 以前、色々頑張ってくださったようですから。よろしければ、ご褒美というか お礼に。 ( ロイさんが眉を寄せるから、己はスラムに足を運べない。その代わり、頑張ってくれた貴方に己からの礼。ご褒美なんて言ったのは、貴方の子どもっぽさに口をついて出たのだろう。この時代の主流である木製の横笛なら、ヴァイオリンやピアノ程高価でもないし )  … そうですね、 ( 私も好きです、と小さな声で答えるのは演奏者に遠慮して。 しばし、会話をとめて音に聴き入ろうか ) [Thu 13 Dec 2007 02:16:50]
オウル > シーツは、変えないほうがいいと思う… (あれは、人の名残だから、残して置きたいのかもしれず。 反抗期は吸血鬼にもある物なのか、ふと気になる影であったりした。) あ……はい (ぽむりぽむりとされれば、少し顔が赤かったとかそんな状況である。) 横笛は……その、吹いてみたいなぁと、思いました (すごく、興味持ったようで、そんな事を言う。) 家に帰ればあるかもしれないですけど、新しいのも欲しいかも… (興味を持った。 演奏者の旋律は、少しだけ切ない感じの旋律ではあるが、ゆっくりとしみこむような音を奏でている。) ゆっくりしてるの…なんだか好きで…速いのも嫌いじゃないけど (そんな事を、述べながら興味持ちながら、目を閉じて、その曲を聴く。) [Thu 13 Dec 2007 02:02:04]
リア > …何か不都合でも? ( 首を傾げる。孤児院でも、オウルさんくらいの男の子になると反抗期になったりするが。 嫌ならやめておきますよ、とそっと言い添えようか。無理強いする気は元よりないから ) はい、じゃぁ帰る時にでも場所を教えてくださいね。 ( 微笑みかけ、繋いでいない方の手で貴方の頭をぽむりぽむりと撫でようかと ) へぇ… オウルさんは、自分で歌ったり楽器を演奏したり…することに、興味は? ( お有りですか、と ) えぇ、手袋。オウルさんが必要であれば。 ( 手を伸ばす時躊躇していた理由の一つだろうから。あればもう少し気軽に触れ合えるだろうかと。 冬は、己とて手が冷たく凍えるのだから ) えぇ、構いませんよ。 ( 頷いて、足を止めようか。 視線を彼から、彼の興味を引いた演奏者へと移そう ) [Thu 13 Dec 2007 01:47:17]
オウル > シーツ…変える…… (新しいシーツと言うのに、肩を少し竦めた。 色々思考していた。) …来て…欲しいですよ……忙しくなければ…… (かなり控えめの声で言うた。 なんか、シュンとしていた。 少しすれば、表情を戻す。) 見た感じ、木みたいなので出来てた感じだったと…思う (思い出しながら、そんな事をポツリという。 どんな物が使われているのか少年には良く分からない様子だ。) …手袋…? (また、周りに視線を戻す。 どちらかと言えば、少年の強く引きつけているのは、音楽関連の楽器を使った物に視線が向っている。) 此処が良いんですけど…良い? (ポツリとそんな事を問う、少年の視線の先は、ギターを弾いている人が一人。 見物客は少ない感じのだ。) [Thu 13 Dec 2007 01:40:48]
リア > じゃぁ、新しいシーツを持っていかないといけませんね。 ( ベッドメイクをして、今のシーツは洗って干して ) …、…オウルさんが、私の来訪は必要ないと仰るのでしたら行きませんよ? ( 少し、卑怯な問いかけだろうか。もっとも、孤児院で働く己はそう足しげく地方村にはゆけないだろうけれど。場所を知っているのと知らないのとでは大違いだと思う ) 横笛… フルートでしょうか、 ( 視線を動かしても今は見当たらないようで。不確定気味に ) はい、ありがとうございます ( 告げられた言葉に、貴方の顔をしっかり見て微笑もうか。感謝の意を示すために ) ( どんなに外が寒くとも、貴方の手が冷たかろうと、構わない。 冷たいからだと触れ合うのは慣れっこだし、貴方の種族を知っているから驚きもない。 己は、パフォーマーたちよりも、はしゃいだ貴方の横顔を見つめていようか。促すこともせず、助言するでもなくただ貴方の決定に従おう )  …あぁ、手袋が欲しいかもしれませんね。 ( ぽつり。 己に対しては必要ないけれど。もしも貴方が必要ならば ) [Thu 13 Dec 2007 01:23:27]
オウル > 自分のベッド以外はばっちり (する事がない時、何もする気のおきない時は、家の事をやって過ごす。 もう、泣く事はないけれど。) 今の所は…ない…かなぁ、来てくれたらすごく嬉しいけど……遠いよ? (迷惑になるのではと言う不安は抜け切らないから。 少しだけ表情曇った。) さっき聴いてたんだけど、横笛の音がすごい綺麗だった (先ほど、一番興味を持った物の話をする。 きっと、子供が新しいおもちゃとか手に入ったりしたら教えたがるようなそんな感じでだ。) じゃあ、リアさんも、見たいのあったら止まって良いから (伸ばされ手には、少しだけ、恐る恐る、手を伸ばす。 触れればかなり冷たい手であろう。 視線は数メートル先のストリートライブだったり、軽業だったりする。 どれをゆっくり見るべきなのか、少年には分からない様子で、好奇心と選択心で少しだけオロオロした。) [Thu 13 Dec 2007 01:12:33]
リア > …、 ( あぁ、以前ほんの少しだけ話を聞いた気がする。 ) …。 …お掃除は、しました? ( 残っていたというモノの ) して、います? ( そして、今現在その家は埃を被っていないだろうかと。 ) もし、一人では手が行き届かないというのでしたらお休みの日にお手伝いに行きますよ。 ( くす、と小さく笑うのは、以前スラムにお掃除のお手伝いに行った知り合いの墓守サンを思い出したから。懐かしくって ) そうですか、良かったですね ( この少年が、これほど表情を明るくしているのは珍しい気がする。どこかで立ち話をするよりは、ゆっくりと通りを歩みながら話そうか。微笑ましさに笑みを浮かべ、興味があちこちに飛躍している貴方の手を繋ごうと己の手を伸ばそう。 ) お好きに立ち止まっていただいていいですからね。 ( そうしたら己も一緒に足を止めるから。 ) [Thu 13 Dec 2007 00:59:29]
オウル > 地方村の外れの方、実家って言ったらそうなるのかな (さらっそんな事言うが、表情は苦笑いだ。) ……? (納得するまでの間、首をかしげて、きょとんとした表情で貴女を見ていた。 何を納得したんだろうとか、少年は思っている。) 生まれて初めて、かなぁ、こんなに楽しいと思わなかったし (きっと、初めて子供がパレードやサーカスを見て、興奮しているような状況なのだろう。 貴女についていく時でも、視線はあちらこちらに向いている。) もっと速く、この場所知ってればよかったと思うなぁ (苦笑い浮かべて、そんな事をいう。 それでも、回り見ている時は、興味や好奇心抜け切らない辺りは、子供とそう変わらない感じである。) [Thu 13 Dec 2007 00:50:31]
リア > ( 貴方が笑みを浮べるなら、己もつられたように笑みを深めるだろう ) そうですか。今はどちらに? ( 首を傾げて、帰る場所を問う。 ) …… ( もらいもの。 …つまりは、自分自身のコトは相変わらず、といったところだろうか。しゅんとする彼に己も同じだけの間、微苦笑が浮かぶけれど )  …、 ( 彼の言葉に、ぱち、と瞬き ) …あぁ、 ( 納得すれば、笑みに変わる ) もしかして、オウルさんは横丁に来るのは初めてでしたか? ( なるべく人の邪魔にならない場所へと足を進めながら、周囲を見回し。己よりもほんの少し背は高いけれど、子どもみたいな反応をする彼の笑顔を眺めるよう、視線を向け ) [Thu 13 Dec 2007 00:39:32]
オウル > (呼び止められて振り返る、其処には見覚えのある人物がいた。 笑顔が浮かんだ。) リアさん、久しぶり (帰る所ですか? それには首傾げて少し考えながら、答える。)  朝帰りでなければ良いんで (笑顔浮かべていた、久しぶりに会えたという事も大きいのであろう。) マントも好きなんだけど…でも、これも貰い物なんです… (それには少しシュンとした。 けれど、すぐに笑顔を戻す。) リアさん、此処って、すごく楽しいところだと思う (笑顔でそんな事を言う。 好奇心混じりなそんな笑顔でだ。) [Thu 13 Dec 2007 00:32:00]
リア > …、あぁ ( 視界の中、雑踏の中に貴方の姿を見つければ、安堵したように漏らす微笑。彼の姿は、見慣れた黒いマントを引きずった姿では無かったけれど確かに彼だ ) オウルさん。 ( 近づきながら、呼びかけよう ) こんばんは、お久しぶりですね。 …もしかして、お帰りになるところでした? ( そうでしたら申し訳ありませんでしたと、少し気落ち気味に ) その格好、お似合いですよ。 ( 少なくとも、マントを引きずる格好よりはずっと。 ) [Thu 13 Dec 2007 00:20:48]
オウル > (数秒差だったらもっと切ないとかはともかく) ……? (何処かで自分を呼ぶ声が聞こえた気がして、振り返る。 振り返って見るのは、マフラー巻いて少し大きめのコート着た、銀髪に琥珀色の瞳の少年である。) こっち…? (聞こえた声の方向を頼りに進む。 回りの音混じりなため、若干方向ずれてはいるが、少年が向うのは貴女の方で。) [Thu 13 Dec 2007 00:16:12]
リア > ( 名前を呟いて、首を傾げた。 人の波の合間、見知った後姿を見つけたような気がしたのだけれど、 ) …。 あれ。 ( 本当に彼なのか、どうか。迷っている間に、その姿は人の波に飲まれてしまったようだ。ぱち、と瞬きを数度。 ) ( ―― 16秒差に誰かがべっしょりしたとか、 すみませんと平伏しているとかはともあれ、 )  …、 えぇっと―― ( 人波に消えたとはいえ、瞬きしている間の僅かな差だ。人違いかもしれないという思いはあったものの、早足に進みながらきょろりと視線を巡らせる その視界に、迷う少年の姿が見つかれば再び声を掛けるだろうが、 ) [Thu 13 Dec 2007 00:09:26]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『未だ迷ってる少年』 [Thu 13 Dec 2007 00:07:02]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『 ―― オウルさん? 』 [Thu 13 Dec 2007 00:04:20]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『馬車乗り場探す間も興味ある物には見入って、馬車乗り場探しは難航したそうな』 [Thu 13 Dec 2007 00:04:04]
オウル > (此処に来て歩いていて感じる事が合った。 音がそこかしこから聞こえる。 興味を持った物を見れば治まる、。) …うるさいけど…こう言ううるささは、嫌いじゃない… (多分、こう言うのが『賑やか』と、言うんだろう。 と少年は思いながら、歩いている。 周りに視線を向けて、興味の有る物には、立ち止まり、その繰り返しだ。 好奇心的な笑顔を浮かべている。) もっと、速く来ればよかった…… (もっと、見ていたい。 けれど、朝日が出る前には地方村の外れの家まで、戻らなければならない。) また来たくなったら来れば良いよね (今度はもっとたくさん見れるように、もっと速い時間から来れるようにしよう。 そんな事を内心思いながらあるいていく。) 近くの馬車乗り場、探さないと… (近場の馬車乗り場を探しに通りをあちこち歩くのだろう。 次はもっと速く来て、速く見たいから。)  [Thu 13 Dec 2007 00:02:06]
オウル > (曲が終わり、弾いていた人の礼の後、皆散っていく、少年もその流れに乗るように歩き出す。 しかし表情は少し不服に見える。) もう少し、聴いてみたかったな……そういえば…『アンコール』ってなんだろ…… (用語の分からない少年には、疑問を生む物だった。 少し考えつつ) 今度、どう言う意味なのか、調べとこうかな (少なくとも、自分が今日見た中では『アンコール』の成功例はなかったと思う。 それ以前に見る方に興味が行きすぎて、其処まで目が行かなかったかもしれない。 しかし、少しすれば、少年はまた、通りの中に足を進める。) [Wed 12 Dec 2007 23:44:02]
オウル > (久しぶりに、街に出てきた。 今晩は少し賑やかな場所に出てみようと思って、人の多い場所にそって歩いているうちに、人の群れからはぐれるような感じで此処に来た。 もらったコートとマフラーはちゃんと手入れして常備、暖かい。) …… (興味を引かれる物ばかりだ、軽業とか、手品とか、初めて見る物ばかりで、空いた口が塞がらないと行った状況で見ている。) すごい……なぁ (今この少年が、立ち止まって見ているのは、ストリートで横笛を奏でている一人の人物。) 綺麗な音…… (高めの音と流れる川のような、そんな感じの曲で、少年は、先ほど見かけてから、ずっと見入っていた、表情には好奇心のような物が浮かんでいる。 曲が終わって、見ていた人が拍手をするのに、合わせて拍手をしてしまう。) [Wed 12 Dec 2007 23:31:37]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『表通りを歩いている、銀髪に琥珀の瞳の少年が一人』 [Wed 12 Dec 2007 23:16:34]
お知らせ > 炎涼@悪戯さんが帰りました。 『非日常でも楽しんでいる。』 [Wed 12 Dec 2007 22:31:51]
炎涼@悪戯 > (ああ、手品の種は… 無属性、重力系の斥力と引力を活用しているのかな。) んー・・?ここからでは、分かりませんねー・・? (視力を大して自慢になるほど、良くも無い。馬鹿力と諦めの悪さ以外は、平凡な青年に過ぎない。いや、今は大人な女性となってしまった。理由は分からないが、探ろうとも思わない。誰が、こんな状況を引き起こしたのかは興味あるのだが。) 欲しい時は、神さんなり、妖精さんなり、魔女さんなり、に頼むのが宜しいでしょうねぇー (漸く来た、苺ケーキを見ると嬉しそうに貪り始める。) [Wed 12 Dec 2007 22:31:28]
炎涼@悪戯 > (訂正 ×一護 ○苺)(二つでは物足りなかった。空になった皿を見るなんなり、考え事をした結果。通り過ぎようとする店員さんに声を掛けるのだった。) よろしくねぇー (レディ化ライフを楽しんでいるのだった。裏では結構、ヤバイ仕事をしているし。目晦ましをするのに丁度良いかなー、なんて思う。) まあ 元に戻らないなら良いけどねぇー? (男よりも女の方が得する面が多い。先ず、道を空けて貰える、買い物の際に割引して貰える(従業員が男性限定)、仕事の際に油断をして貰える、などなど。悪い事と言えば、ナメられてしまったり、ナンパをされること自体が悩みの1つである事。白い息を吐いてから、広場で繰り広げている芸を見ると小さな歓声を上げる。) [Wed 12 Dec 2007 22:22:45]
お知らせ > 炎涼@悪戯さんが入室されました。 『店員さーん?おかわりを二つほど』 [Wed 12 Dec 2007 22:20:16]
炎涼@悪戯 > ――・・リカルド君を騙して見ようと思ったけれど、ねぇ・・? (笑みを唇に絶やさないもの。金色の瞳を細め上げたまま、笑っていなかった。他者から見れば、不審者か、変わり者、辺りで終わるだろうか。知人ならば、腹黒い、えげつない、程度で終わるものか。) や、その辺は拒否るつもりは無いしねぇー (開き直ってしまえば、なんと言われようと気にならない。それこそ性質の悪い奴に思われかねない。良いんだ、ほっといてくれ。) ん、まーい。 (ざく、と皿に乗せた最後の一護を刺した。それを口に放り込んで、満足げに頬を緩めているのだった。) [Wed 12 Dec 2007 22:08:47]
炎涼@悪戯 > (くしゃみ。カフェの中で小さなくしゃみを出した。一瞬と顔を下に俯いてしまう。) …う、ん? (心配してくれる人は残念ながら今はいない。部下を連れ回るわけでもなく、一人でデザートを貪っているのだった。赤毛を背中まで伸びており、紐で旋毛あたりで縛り上げている。洋服は露出度の高いドレスだった、出るとこを出た体型を強調している。女性の方から敵意や殺意を感じるのは気のせいにして置こう。) おお、何時の時代でも凄いものだ (窓際の席から、芸を披露する広場を見える。観客が邪魔で仕方が無いが、見えるだけで充分だった。唇に薄らと微笑みを浮かべていた。) [Wed 12 Dec 2007 22:02:57]
お知らせ > 炎涼@悪戯さんが来ました。 『くっしゅん』 [Wed 12 Dec 2007 21:55:48]
お知らせ > キュビエさんが帰りました。 『手元のおぼつかないジャグリングで周りの笑いを受けながら、売ってたそのボールを買っちゃって』 [Sun 9 Dec 2007 23:08:32]
キュビエ > (ジャグリングの体験とかさせてくれる出し物とかあるかなーとか、興味があるものにはとりあえず首を突っ込んで…吸盤もあるしジャグリングは結構フォローできそうじゃない?とか、そーいう芸があって悪い事もないんだろーしとか) [Sun 9 Dec 2007 22:43:00]
キュビエ > うわー…そー考えると、のんびりしてられないかも…(三級の頃の客引きと決まったショーとかだけじゃなくなったら、色々自分でも考えたり研究したりとかは必要なんだろうなーとか思っちゃったわけで)ま…いーや、今日は、楽しむ事にしよう(何となくチェックするならともかく、お仕事で研究とか記憶とかだと楽しむ余裕なくなっちゃうし) [Sun 9 Dec 2007 22:38:37]
キュビエ > (さすがに、人間の娼婦と違うから…芸能横丁の○○のようにとか、大ホールの歌姫の○○のようなとかそーいう容姿や行動なんかをリクエストされる事は殆どないんだけど…寝物語を語るのにまったく知らないってのもなんだし、店外デートとかの時に話を合わせられないとかもっとダメだと思うしっ) [Sun 9 Dec 2007 22:36:43]
キュビエ > (いつもは、淫売窟で不慣れそーな子を見てにまにま笑ったり声をかけたりしてるけど、今この場では自分が不慣れな子って感じできょろきょろ興味が引かれるままに見に行ったりとかで)…あ、ああいう格好もいいかもしんない(ヴェイトスの流行はここからいくつか発信されたりしてるんだし、そーいうのも見ておいて損はないし…と言うか、あんまりここにこないから有名な人すら気付かないと言うか知らないと言うのも問題かなーとか) [Sun 9 Dec 2007 22:31:33]
キュビエ > ・・・さすがに、ここでポールダンスの出し物って…ないよね?(参考にしようかと思ったけど、さすがにそれは、少なくとも表立ってはないと思う…うん、当たり前だけどっ) [Sun 9 Dec 2007 22:28:13]
キュビエ > リンボーダンスみたいなのはできそうだけど…あ、無理かも(体は柔らかいからできるとか思ったけど…タコの獣人がやっても感動しないだろうし、何より背中にタコ触腕あるし、胸も当たるし、きっと) [Sun 9 Dec 2007 22:21:49]
キュビエ > …ナイフ投げとかジャグリングも見栄えしそうだけど…、上手くいかないと思うし(ナイフとかボールとか腕は一杯あるし、見栄えはするだろうけど…特にナイフ投げは殺人事件発生確実だろーからダメとか) [Sun 9 Dec 2007 22:19:33]
キュビエ > (演劇・大道芸・ジャグリング・占い…歌以外にも色々あって、淫売窟とは別の意味でにぎやかな熱気を楽しみながら)…歌もいいなー、今度覚えて見よっかなー?(歌えるかどうかとか、似合う似合わないはともかくも、聞いているのは好きだしとか) [Sun 9 Dec 2007 22:18:19]
キュビエ > 〜♪ いつものように笑顔でいてくれますか 今はただそれを願い続ける♪(何か気に入ったフレーズだったらしくて、ところどころ怪しいところは鼻歌でごまかしながら、当人はいたって気楽に通りを歩いて、出し物とかが掲げられた看板とか見たりとか)あれ…?これ、中止? しばらくお休み? アクシデント?(大通りのステージに掲げられてた看板で線が引かれてて、トラブルなのかな?物怖じしないで周りの人に聞いてみて・・・該当の出し物はヒーローショーっぽかったのはともかく、こーいう仕事も大変なんだねーなんて) [Sun 9 Dec 2007 22:13:50]
キュビエ > (今日は普通に色々な芸人さんの芸を見たり、安息日で色々な催しとかもあるしそれを見にきたタコ娘)んー、やっぱり歌を綺麗にとか格好良く歌えるっていいなー(歌姫たちの綺麗な声で歌われるその歌詞とか聞きながら、気楽に鼻歌を歌いながら通りを歩いて) [Sun 9 Dec 2007 22:08:50]
お知らせ > キュビエさんが入室されました。 『お仕事の気配を感じさせないふつーの格好で、芸能横丁を散策して』 [Sun 9 Dec 2007 22:04:33]
お知らせ > パレスさんが帰りました。 『私のタロットカードの結果は…正位置「スター」と「テンプレンス」…さて今後に期待してみよう。』 [Sun 9 Dec 2007 19:50:53]
パレス > ナンパだ何て思ってないさ。それに、とんでもない子でもないよ。逆に話しやすくて良いよ。変な気を使わなくてもいいし…(少女の見上げる姿を見下ろしそう答える。変な気は使っていない。極自然に話しをして居るつもり…。それを少女がどう受け止めるかは解らないが…)…全てを曝け出せって事かな。(少女の瞳には悲しい色が見えた。それは直ぐに消えてしまうほどほんの僅か…)何処にでもあると思うけどな…こう言う焼き菓子は。(小麦粉をといてそれを形で焼き真ん中に餡を落とし焼き上げたお菓子…少女の言葉は知らない物をまるで初めて見たというような様子。その姿は可愛らしく、微笑んだ。)…楽しんで欲しいか。(くるりと振り返るその姿を目で追いながらその微笑をはじめて見た。少女の微笑み。『楽しむか…』少女を追いながら占いの店に入れば早速始まった占い。)…順序か(小さく呟きながら、まるで何か教えられている気分。)…自分を見つめてか。(少女のその言葉は、何か人生を多く経験している者の声のような気がした。その声を深く感じながら少女の占いに出たカードを覗き込む…「デス」と「ハングドマン」…これが、占いの結果なのか―占いは占い。道は自分で切り開くもの…占いは気休め程度に…考える。深く考えても仕方が無い。良い方に考えなくては…少女の肩に手を「ぽん」と置きながら微笑んでみせる―) [Sun 9 Dec 2007 19:40:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(やがて出たカードは、死神と、吊られた男。カードが何を意味するかは、二人の心に委ねられる)』 [Sun 9 Dec 2007 19:15:21]
ルーア・リシア > とんでもない子供をナンパしちゃった。そんな気分? ( からかうわけでもなく、純粋に、彼を見上げて問いかける。それさえも、仕事を忘れて楽しむという、戯れの中の出来事。 ) 嫌われたくないから、気を使う――それじゃ、ダメなの。 ( もう一度首を横にふった少女の瞳には、ほんのわずか、悲しみの色がうかんで、消えた。 ) お焼き? ――知らない。グングスニクの、料理なの? ( この街にきて間もない彼が勧めるのだから、民族料理かなにかと思って、不思議そうに首を傾げる。そういうしぐさは、少女そのもの。 ) 私は、“あなたにも”楽しんでほしい、と。思うから―― ( ふわり、とツインテールを揺らして振り返り、ほんのわずか見せた小さな小さな笑み。そして、占い師のもとへ歩み寄る。 ) すみません――私と、この人――それぞれを、占ってください。 ( 青年がこちらに来る前に、さっさと2人分の占い代金を、机の上においた。フードを目深にかぶった占い師は、深くうなずくと、タロットカードを切り始める。さて、出てくるカードは、なにか。 ) ひとつ――だけ。貴方の気遣い、それ自体は間違っていない。でも、順序が違う―― ( 占いの結果を待つ間、少女は男性に背を向けたまま、じっとタロットの行方を見守りながら、そう言葉を紡ぐ。一つ一つ、ゆっくりと、はっきりと。 ) まず、自分を見つめて、知らないと。他人を本当の意味で気遣えるのは、それから。街を本当に守りたいと思うなら、やっぱり、同じこと。 ( その声は、冷たくも無く、淡々としたものでもなかった。街に来て間もない彼に対する、少女のアドバイス。 ) [Sun 9 Dec 2007 19:14:12]
パレス > (…少女風に見える少女。その大人びた考えは少女の枠は超えていた。大人の考え―でもその眼差しは少女の瞳…再び此方を見上げ喋る少女。その言葉はもっともな正論。それに頷きながら)そうだね。人の捉え方によって言葉は形を変えるから。私の解釈が良い物なら嬉しいけどね。(ジュースを差し出すタイミングは丁度良かった様だ。それを受け取る少女は「――楽しんでいないように、見える?」と。本当に楽しくなければ此処には居ないだろうから。その言葉に首を左右に振る。フルーツドリンクを飲むしばしの間―)あはは、気は使うさ。嫌われたくはないからね?…そう言う意味での気づかいだから。それにー男は女性の気を使うものじゃないのかな?(特に気になる人には気を使うものだろう―。不思議な感じを漂わせるその考え…間違いなく大人だ。子供が使える言葉じゃない。その瞳で見つめられれば、照れ臭そうに笑いながらの照れ隠し。)美味しい珍しいもの…?お焼きの事かな?(目を伏せて口元のあんこを指に取りそれを口に運ぶ姿は少女そのものなんだけど…その姿に微笑んでしまう。そして、その指は指差す先に目が行く。)占い?一緒に?…そうだね面白そうだ。一緒にやってみよう。(折角のお誘いを無にする事もない。振り返るその姿を見ながら頷き、此方もカクテルを飲み干し、少女の後を追いいざ、占い師の店に…。『…でもなんで一緒なんだろう?』ふと疑問は過ぎるがそれは彼女に任せる事にした。何せ、こういう事には疎いので…出る幕は無い。) [Sun 9 Dec 2007 19:03:41]
ルーア・リシア > ( 言葉の端々に、こちらを気遣う様子が伺える。青年があれこれと自分から質問してこないのも、話題を仕事からそらして話しているのも、少女にはわかる。というよりも、むしろ――そこで一度思考を断ち切り、青年を見上げる。 ) 私は事実をいうだけ。言葉は、貴方が解釈して、初めて意味をなすから―― ( 温かいあんこ入りの菓子を食べ終えると、ちょうどいいタイミングでフルーツドリンクを買ってくれた。男性から、それを受け取って。 ) ――楽しんでいないように、見える? ( そっと彼を見上げて、目配せするように言葉を返す。そして、フルーツドリンクを飲みながら、少しの間、言葉に間をおいて。 ) そんなに気を使わないで、いいから。相手のことばかりで、貴方は自分のことが見えていない―― ( じっと青年の眼を見つめるその姿は、たたずむその姿は、彼という人間そのものを見つめるように。 ) でも、そうね――せっかく、おいしくて珍しいものを食べさせてくれたから―― ( 一度目を伏せて、自分の口元に残っていたあんこをそっと指先でぬぐい、口に運ぶ。その湿った指先が風を切り、指し示したのは、出店の向かい側にある占い師の店だった。芸能横丁では、こういう店もある。 ) 一緒に占い、やってみない? 羽を伸ばすための気晴らしには、いいと思うけれど。 ( 青年を振り返り、片手でジュースを飲み干し、静かな声音でそう告げた。 ) [Sun 9 Dec 2007 18:43:39]
パレス > 墓守をしていれば色々な人に邂逅するだろうからね…(それ以上の話は此処では突っ込まない。折角少女が付き合ってくれたのだから、それに今日は休日。仕事の事は聞かないでいた方が良い―少女も満更ではない様子。鼻を「クンクン」と動かすその仕草に微笑む。)…うんー、相手は仕事なのだろうけど…ちょっとね。その仕事を生きがいにするのは立派だとは思うけど…自分から行かないかな。(誰が聞いてるか解らない。上げておいて自分は行かないと言っておけば相手も悪い気はしないだろう…そして―)その言葉は褒め言葉なのかな?ありがたく受け取っておくよ?(雰囲気が似合わないと言う少女にそんな言葉を返し微笑む。お焼きを買って少女に渡せば両手で掴む仕草が…『…何、私は少女趣味なのか・・・』お焼きに直後かぶりつき声を上げて口を離せばそれを呆れ顔。でも、どこか楽しげだ。その顔に少し満足しながら…また戻る仕事の話―)大丈夫この街は好きに慣れそうだよ。直ぐに慣れはしないと思うけどね。(少女を見下ろすが少女の目線はお焼きに向けられていてその顔の表情に、『…食べた事無いのかな?』そう、ふと考え、お焼きを口に頬張りながら飲み物を購入。自分はカクテルっぽい物を、少女にもフルーツドリンクを買って渡す。)…ッと、今日は羽を伸ばしに来てるんでしょう?仕事の話はパスパス。少し楽しまないとね?(話題を変える様にそう切り出すがーさて、少女の反応は?) [Sun 9 Dec 2007 18:29:01]
ルーア・リシア > えぇ、仕事で色々な人を見てきたから。あなたのような人も、見てきたかな―― ( 屋台までくると、それとなく並んでいる物を見つめて。おいしそうな匂いに、一瞬ひくりと鼻を動かすしぐさを見せて。まったく興味が無いというわけでもないようだ。淫売窟と口にして、吐き捨てるような物言いをする様子に、あぁ、と言葉をもらして。 ) なるほど――そうね、貴方には、たぶんあそこみたいな雰囲気は合わないと思う。そういう性格にみえるもの。 ( 青年から手渡されたのは、まん丸な茶色いお菓子風味。ありがとうと礼を言って両手で持つと、温かさが指先から伝わってくる。 ) ――おいしそう。でも、すこし冷ましてからに、する。 ( 盛大にかぶりついて熱さに自爆する青年を、呆れながらも楽しそうに見つめて、そんな言葉を。だが、青年の発した言葉には、またもとの静かな顔に戻って。 ) 兵士。災い。振り払う――ね。 ( ふー、ふー、と息を吹きかけ、焼いた丸い菓子を冷ますと、まくまくと小さな口で食べ始めた。 ) ずいぶん大雑把な意識で動いているようだけれど――この街を守りたいと思うならまず、この街になじまないと、ね。 ( 別に青年を見るわけでもなく、思ったよりもおいしい食べ物に、目をわずか開いて、驚きの色を見せていた。 ) [Sun 9 Dec 2007 18:11:20]
パレス > 墓守。…ね、なるほど。(そこで子の少女が普通の少女ではないと言う事が確信になる。普通の少女がこういう仕事に着く事は考えずらい。他にも職業が在るだろうし…何よりも「死者」相手の仕事だ。少女の顔を覗き込みながらそんな事を考える。その対応の仕方も、隠す事も無くあっさりとしている。まるでどうでも良い様な感じにも聞える。)…戸惑う事か。…へぇ、驚いた…知ってるんだね。(横を歩く少女を見下ろしながら質問に「うーん」と暫く唸って次に出た答えはー)特に無いかな。(此処に来てはじめてであった人は淫魔だった事を考えてみれば…うん、もう驚いた。一番最初に―)場所的な事で戸惑う事は多いかな。「淫売窟」とかね。(半目になりながらそのな目をはき捨てる。―どうもあそこの空気は慣れない。警備に通っただけでちょっと声が掛かりに仕事どころではない。)…まだ踏み込んでない「地区」もあるけどね。(そう言いながら顔を向けるのは「暗黒街」方面の空を見上げるだろう。…なんとも不思議な少女だ。考えが大人びている…恐らくは長生きしている種族なのだろう…)剣を持ってか。…私はグングスニクから派遣された「兵士」でね、この町に起こる「災い」を振り払う為に来ているんだよ。(災い…それは「戦争」や「奇襲」等と言った災厄からの守備。恐らくは自警団や傭兵達との共同作戦になるであろう。まぁ、今見る限りそんな危険な「香り」は感じないが―。屋台の前を通っても、少女はさして興味場無いのか…此方を見上げるばかり。このままじゃきっと何も頼みそうに無いな。そう思えば、適当にお焼き(現代で言う「大版焼き」)を購入。それを少女に一つ渡して。)甘いものは好きかな?美味しいよ?(そう言いながら、先に一口かぶりつく。)あちっ!!(あんこが熱いのはお約束…) [Sun 9 Dec 2007 17:55:25]
ルーア・リシア > ( 一々こちらへの質問に対して、言葉を気遣ってくれているのがわかる。その優しさは、騎士の道によるものなのか、あるいは傭兵の心構えか、もしくは、兵士なのか。いずれにせよ、戦に携わっているにしては、人形の動きを見ていた目の輝きといい、血の匂いがしない。 ) 墓守。――だから“墓地”なの。 ( まるでどうとでも無いといわんばかりに、さらりと自分の職業を答える少女。青年がこの街にきてから、一ヵ月半といったところか。 ) それなら、まだまだ戸惑うことは、多いでしょう? ――知っている。神話が有名な国だと―― ( 男性の横を歩きながら、屋台へと移動する。その最中に、彼を見上げて、そんな風にあっさりと答えを返す。 ) この街は、混沌の街と呼ばれる場所。多種多様な種族が混在している。だから――見掛けをアテにしないほうが、いい。 ( まだこの街の顔をしらぬ青年に、忠告とも呼べないような軽い忠告を。ナンパに見える、といったのも、そんな気遣いから。そしてあっさり受けたのは、この青年の人柄の良さを感じ取ったか、あるいはお人よしを感じ取ったか。 ) そういうあなたは、剣をもって何をするの? ――人は見掛けによらないんでしょう? ( ちらり、と青年を見つめながら、屋台に何が売られているかは、さして興味が無い様子。それよりは、この青年に投げかける言葉を的確に選ぶほうに、意識をもっていっているようであった。 ) [Sun 9 Dec 2007 17:37:05]
パレス > そうだね、仕事は大切だ。生きて行く為には仕事をしないといけないからね。(指差された剣に手を添えて、頷く。そしてこちらの出した職業に悉く顔を横に振る少女―…)…ちなみにどんな仕事をしているの?(少女のする仕事を全て上げてダメなのであれば聞く方が早い。ただ、言いにくい仕事もあるだろうから「もし良ければね?」と言葉を付け足す。)最近…うん、そうだね。此処に着いたのは10月の末日だからね。(聞かれた事には素直に答える。別に隠す様な事でもないし…)出身地は北の大陸、「グングスニク」だよ。(少女がグングスニクを知っているのかどうかは微妙な所だけど…出先の国の名前も上げておく。)歌姫…へぇ…(そういえば以前同じく国の元貴族の女性に会ったが…そう言う職業も此処では盛んなのだろうか…。)…?ぼ、墓地?(少女の言葉に改めて言葉を返した。少女から出るような言葉ではない。そう思ったから改めての確認の意味を込めて。賑わう夜の横丁。夜の顔も悪くないな。そう微笑みながら考えていれば少女からの一言…)えっ?…な、ナンパになるの?(顎に手を当てながら少々考える仕草。『グングスニクと大分違うんだな…気をつけないと。』なんだか少女の半目の視線が痛い…。しかし以外にも少女はその誘いを受けると言ってくる。意外な展開。いや、別に疚しい気持ちは微塵も無いけれど…。)あはは、じゃぁ、何か食べたいものあれば良いね?(少女に微笑みながら頷く姿を見ていた。…そして少女の痛い一言。)…ははは、人は見た目には寄らないって事もあるだろう?(からかう様な色声に、片目を閉じながら少女を見下ろす。そして、少女を連れて屋台に向かい歩き始めるだろう。) [Sun 9 Dec 2007 17:24:15]
ルーア・リシア > ――わかった。ご好意に、甘えます。 ( 小さくうなずくと、青年の剣を指差して。 ) あなたには、そういうの、似合ってない、ね。 ( からかうような声音の色を、わずかに混ぜた。 ) [Sun 9 Dec 2007 17:06:21]
ルーア・リシア > えぇ、お仕事。この街で生きていくには、お仕事が必要。あなたも、そうでしょう? ( 青年の腰に下げられた剣を指差して、ルーアは問いかける。花売り、薬草売り。出される答えに、一つ一つ、ゆっくりとした動作で、首を横に振っていく。 ) よく、いわれる。でも、仕事ばかりではダメだとも、いわれた。 ( だからここにきた。少女の行動理由は、えてしてそんなもの。最近鍛錬所と墓地と商業地区をぐるぐる往復するような生活だったから。こういう華やかな場所の雰囲気は、おもしろい。 ) 先日が此処に来たのは「初めて」――? もしかして、最近、こっちにきたひと、とか? ( 小さく首かしげ。青年の使っている言葉は共通語なのだが、微妙に文法がたどたどしい。この街での生活が短い人に、よく現れる言葉の不慣れ。だから、そっと問うてみた。 ) そうね――そのこは、歌姫をやっている。噂は墓地まで流れてくるくらいだけれど、今日は姿がみえない―― ( ついでに知り合いの顔でも見たかったが、仕事休みか何かだろう、と一人納得して。辺りからは光が消えて雪、子供たちはもうおうちに帰る時間帯。けれど芸の横丁の華やかな催しは、昼夜を問わず、色鮮やかに盛り上がる。 ) ――それは、ナンパ? ( きをつけよう くらーいよみちと あやしいおさそい ) 初対面の相手にご馳走、なんて―― ( 最初、胡散臭そうに男性を半眼でみていた少女だが、その表情を、不意にふっとゆるませて。 ) [Sun 9 Dec 2007 17:05:11]
パレス > (少女は此方を見上げて挨拶をしてくれた。黄色のツインテールにモスグリーンの瞳。目はややきつい感じを感じるもののその瞳は私を見据える。『…人形の様な女の子だな。』ふとそんな事を考えながら少女の話を聞いた。)仕事?…君が仕事をして居るの?花売り?いや、薬草売り…?…仕事熱心なんだね。(少女のそんな答えにどんな仕事をして居るのか気になる。ただ、その淡々と喋る様子はどこか大人しい…大人びた印象を受ける。笑顔で少女を見ながらその答えを待つ。)いやいや、実は私も先日が此処に来たのは「初めて」なんだよ?(良くきそうと言う言葉に笑い声を上げて、「そんな風に見えるのかな?」と、首を傾げながら)…へぇ、知り合いか。知り合いって…同じ年代の子じゃないよね?(少女のその可愛らしい姿を見ながら少女に伺う。―…辺りはいつの間にか暗くなってきた。夜が帳を下ろす。西の空が微かにオレンジ色を残し暗闇が空を染め始める。横丁からは次第に子供達の歓声は消え、夜の顔が見え隠れし始めるだろう。屋台にも明かりが灯り、いよいよ夜の支度だ。)…君、お腹好いてない?良かったら何か食べる?(そう言いながら、煙が上がり始めた屋台を指差しながら少女を再び見る。) [Sun 9 Dec 2007 16:53:14]
ルーア・リシア > ( 歓声と、拍手と、そしてケースにエンが投げ込まれる音。周りで他の芸をしている人たちの音。この芸能横丁では、様々な音が飛び交う。子供たちの騒ぎ声、大人たちの感嘆の声。そして――青年の、挨拶の言葉。 ) こんにちは。 ( 隣からかけられた言葉に、すっと頭を動かし、青年を見上げて、小さな唇を動かす。金色の髪、青い瞳、白い肌。細面ではあっても、立派な風貌をしている。どこかの騎士様だろうか。 ) えぇ、私の仕事場からは遠いし――あまり来る理由も、少ないから。 ( 青年を見上げたまま、少女は淡白な声音で言葉を紡ぐ。飾らず、彩らず、事実を事実として相手に届ける言葉遣い。 ) あなたは――こういうところ、よくきそう、ね。 ( 上から下まで、改めて青年の様子を見つめて、甲冑を着けてはいても、こういう場所になじみ安い人柄を感じ取って、うなずく。 ) 私は、たまたま。そういえば知り合いも、この辺りで歌っていた、かな。 ( あたりを見渡すようにして、つぶやく。 ) [Sun 9 Dec 2007 16:40:24]
パレス > 誤字修正 乗除>少女 です。 [Sun 9 Dec 2007 16:26:45]
パレス > (暫くして、再びコインがケースに投げ入れられる。そのコースをたどり目に付いたのは隣のツインテールの少女。…何時の間に居たのか…その乗除に姿は、黒いマントに身を包んだ明らかに「普通」の少女ではない事を窺わせる様子。しかし、その様子は芸を見て拍手を送る。『…余り表情に出ない子なのかもしれないな。』そして、雑音の中「こういうのも、たまには、いいかも。」その声に隣を見れば少女と目線が合うだろう―。)こんにちは。…こういう所にあんまり来た事無いの?(少女の言葉を思い出しながら、ふと、そう伺う。…答えが返ってくるかは解らないが…) [Sun 9 Dec 2007 16:25:46]
ルーア・リシア > ( お捻りを放ったのは、黄色い長髪をツインテールにした少女だった。モスグリーンの瞳は、まるで生き物のごとく自然に動く人形たちに向けられている。周にいる多くの客たちのように、驚きと賞賛の混じった歓声を上げることはない。けれども、体を包む黒いマントからあらわにした二つのほっそりとした小さな手は、カスタネットを叩くように、優しくやわらかく、拍手を送っていた。墓守の同僚たちから、仕事の合間に息抜きを、と。半ば強引に進められてやってきた芸能横丁。 ) こういうのも、たまには、いいかも。 ( ぽつり、自分に納得するような。淡白な声音を漏らした。ふと隣をみれば、見上げるくらい身長に差のある男性がいた。帯剣しているものの、その目は子供たちにまざって、ごく自然に出し物を楽しんでいる。なら、自分だってここにいて、なんら恥ずかしいこともないだろう、と。青年を見て、少女はそうおもった。 ) [Sun 9 Dec 2007 16:15:29]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(同じ人形遣いのケースの中に、別の500エンが投げ込まれる。)』 [Sun 9 Dec 2007 16:06:03]
パレス > (歓声が聞えていた先には幾つ物人形を自在に操る人形遣いの姿。手は勿論、口にまで咥ええて操る姿に芸の極みを垣間見せる。プロで無ければ早々出来る様な事でもないだろう。意思を持ったように操られる人形に釘付けになる前列に並んだ子供たち。微笑ましい光景。人形遣いの前にはケースが口を開けて置かれている。そこには何枚かのコインが見える。『…お捻りか』先日教わった知識を思い出しながら500エン硬貨をケースに投げ入れる。それに気が付いた人形遣いは人形を巧みに操り此方に礼を言ってくる。それに笑顔を返しながら暫くその人形の動きを見入っていた。) [Sun 9 Dec 2007 16:03:15]
パレス > (日が傾いてくると、道の傍らでは屋台の準備が始まる。出店だ。今日はその出店で食事を取ろうと思っていた。…たまの「贅沢」は悪くない。こういう所でしか味わえない味もある。雰囲気と言う味。その場で食べるからこそ美味しいものになる。出来た手熱々を「カプリ」…いかん、お腹が空いて来た…今日は昼を抜いているだけ流石に腹の虫も黙っては居ないー時折聞える歓声に芸をもう少し近くで見ようとベンチを立ち中央通に近づく。) [Sun 9 Dec 2007 15:54:32]
パレス > (晴れた休日の午後。芸能横丁は多くの人が出入りしている。そして、多くの芸を披露するものの姿も確認出来る。ジャグリングを披露する者、踊りを披露する者、人形を操り劇を見せる者…やはり稼ぎ時なのだろう。「人が多く居る=お捻りを貰う確率が高くなる」そう言う計算なのだろう。横丁のベンチに腰を掛け、その様子を見ている。今日は流石に見回りはしていない。せっかくの休みだし…明日からまた仕事がある。そして、請け負った仕事の最後の「採集」にも出かけなければならない。…今日と言う休みを満喫し、明日からの仕事を快適にこなそう。そう、休日は休日らしく「体」を休める日。メリハリは何事も大事。何時でも突っ走っていたらいざと言う時にぶっ倒れてしまう…。流石にそれはしたくない。そんな事を考えながら暇を持て余した様に芸を眺め続ける。) [Sun 9 Dec 2007 15:47:53]
お知らせ > パレスさんが来ました。 『再び芸能横丁に訪れる…休みの昼下がり。』 [Sun 9 Dec 2007 15:36:57]
お知らせ > パレスさんが退室されました。 『…今日の邂逅、なんとも心地良いものだった…充実した時間だった―』 [Sat 8 Dec 2007 03:15:53]
パレス > 愛の形か…(真っ直ぐな愛…歪んだ愛…殺戮的な衝動の愛…「愛」の感じ方は人それぞれか…そう考えると全てが愛でまかり通りそうで怖くなる…)…そうだね、何時か繰る事を祈ろう。それが次の世代か…その次の世代でも。(気の遠くなるような話だ…だが、希望を捨てない事は大事な事なのだという事は解ってる。)そうそう、我々の仕事が少ない事が好ましいが…世の中そんなに甘くないのが現状だ。今もどこかで誰かが死んでるかもしれないよ…この空の下のどこかで―。(乾いた笑いに、此方は星空を眺める―。)あはは、お人好し。正解!(…初めて会った人に「お人好し」が見抜かれてしまった―…そんなにそう見えるのか…?)…知ってるさ。誰って隠してる事の一つや二つあるだろう…?それを喋る事は稀だろうしね。善人だって何かしら隠し事はあるものだよ。(彼女が別に度の種族でも構わないと言う気持ちはあった。考えてる事は真っ直ぐな気持ち、そして、非好戦的。…平和マニアなら、それが魔族でも―忌み嫌う事も無いだろう…そんな柔軟な考えも共に生きると考えれば必要になるものだろう―あらゆる意味でだ。)シャーリーだね?宜しく。(差し出されたて…それはグングスニク出身の私の手より冷たい手だった…)そろそろ時間か?「バフッ!」(コートが押し付けられてそれを手でキャッチ。)またみにくるから、確り「練習」するんだよ? 上手くなってればお捻り上げるよ?…では、また会おう。シャーリー。(微笑みながら冗談を交え挨拶を交わし、その後姿を見送る。) [Sat 8 Dec 2007 03:14:57]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『(貰ったのは暖かさ。体じゃなくて、心のネ。)』 [Sat 8 Dec 2007 03:01:47]
シャーリー > ( そろそろ時間か。 充分に暇を潰せたし、これ以上は相手を待たせちゃう。 私は貰っていたコートを脱ぐと相手に押し付けるようにしてそれを返す。 ) ――――うん。 それじゃそろそろ待ち合わせの時間だから。 バイバイパレス! 良かったらまた踊り見に来てお捻り頂戴ねー! ( 流石にこのまま貰ってしまうのは悪いと思ったから。 それに荷物を取りに行く時間もあるし、本当に急がなきゃ拙いや。 ヴァンパイアは足早に芸能横丁の道を駆け出していく。 ) [Sat 8 Dec 2007 03:01:03]
シャーリー > 愛の形なんて、数えるのが馬鹿らしくなるほどあるのさ。 ( ここだけの踊り子ならともかく、酒場なんかでやっていれば気に入られて手を出される事もある。 金で体を売ることもある。 つまりはまあ、そういうこと。 ) 急いでは無理です。 人の心は難しい。 ―――いつかですよ。 本当にいつか。 そんな日は着ます。 ―――たぶんね。 ( 主よ。 時に貴方を少しでも疑ってしまう私を許してください。 世界はこんなに優しいのに―――無慈悲です。 主よ。 ) まあキミたちが忙しくならない事が一番良い事なんだけどね。 ………難しいかなあ。 やっぱ。 ( ちょっと乾いた笑い。 ) お互いボケっぱなしじゃ収集が付かなくなっちゃうでしょうに。 それにこのままじゃ勘違いされそうじゃん。 キミってば騙されやすそうなお人好しそうだもの。 ( 自分の事は棚に上げる。 ) そだよ。 それも愛さ。 けれど全てをただ信じるだけというのは、愛じゃないんだよ? ( 微笑みながら善人の貴方に一つだけ忠告しておこう。 )( 吸血鬼という種族は嫌悪されている。 それを私は否定する気は無い。 だからみだりに自分の素性は晒さない。 それだけの話。 ) シャーリーだよ。 ボクの名前。 ( 差し出された手を握るようにして握手をする。 ) [Sat 8 Dec 2007 02:57:28]
パレス > じゃぁ…「愛」なんだろうな。(本当に楽しそうに話す。…得意分野なのだろうか?しかし、何やらエッチ傾向のある話をすんなり話す辺り、かなりのやり手か?と、その無邪気な顔を見ながら「うーん」と唸る。)バ、バカって…(そして、変わる少女の表情。喋り方。…パプテス信者なのだろうか―そんな事を窺わせる。)だったらば早く、平和な世界にして欲しいですよ。戦わなくても良い世界。…夢物語かもしれないけどね…(ちょっと無理な話に溜め息。叶うものならと思うけど…欲望がある所に火の手は上がるものだ…ちょっと複雑な顔付でその目を見る…)はいはい、降参です。(軽く両手を上げながら溜め息交じりの降参。その後は普通の笑顔に戻る。)…そうだね、過去の記録を見ると大分事件は起きてる…私も確り鍛えて、それに備えるとするよ。お気づかいは感謝するよ。ありがとう。(自然な微笑で少女を見下ろす。…しかし、なんだか凄く話しやすい子で少しビックリだ…。)あはは、それは当然だよ。…案外簡単に返されちゃったな―。(その返し方に少々物足りなさを感じ…)えーと、なんだっけ?ボケと突込みが足りない!だっけ?(悪戯な微笑を返しながら言われた言葉をそのまま返す―)…ウフフッ、信じるのも「愛」なんじゃないかな?…誰かを信じられなくなったら…終わりだろう?何てね。(この街にはありとあらゆる種族が生活している。だから特にビックリする事も無い。言われればそう思うしかないだろう。)…あっ、そうそう…私の名前は「パレス」名前を教えて無かったね。良かったらこれからも宜しく。こう見えて居住区に家持ってるんだ。(名前を言いながら左手を差し出す―) [Sat 8 Dec 2007 02:36:50]
シャーリー > だったらそこに愛はあるのさ♪ たとえ一方通行で相手には受け入れがたいものだとしてもネ。 ( そもそも愛とは何? さあ、なんだろうね。 ただ主は仰ったよ。 汝の隣人を愛せよとね。 ) 馬鹿だなあ。 ( クスクスと女性は笑う。 ) 私がそのような役目に付かずとも、この世界は既に充分すぎるほどの主の愛で満ち満ちておりますよ。 ただそれに誰もが気付いていないだけです。 ( その口調を丁寧なものに変えて、懐から銀のロザリオを出してそれに口付けすると、少女は優しく微笑んで相手を見つめた。 黒の中に赤の混じった瞳。 ) ――――じゃ、ボクの勝ちだね。 ( そしてまたカラカラと笑う女性の態度は元に戻る。 ) うわー、じゃあ忙しいじゃん。 ここってばむやみやたらに大変なのに巻き込まれるって評判の市だよ? 頑張りすぎて過労死しないようにね? ( あながち冗談にならない言葉。 ) 残念な事に一日のパンが無ければ、人は働く事も出来ませんから。 私ではそのような役目、荷が勝ちすぎますわ。 ( 仰る通りの平和マニア。 ラブあんどピース。 ) ――――どうして信じるかなあ? キミの目にはボクがバンクルやらフレイバーやらヴァンパイアとかそういう不死とか長寿のスッゴーい種族に見えちゃうわけ? ( 呆れたように溜め息。 ―――踊り子の外見に特に際立った所は無し。 ) [Sat 8 Dec 2007 02:19:55]
パレス > ―…(少女の言葉にただ頷きながら)無表情のまま食べるって事はありえないでしょう…うん。(腕を組みながら首を縦に振りながら目を瞑って。しかし、本当に良く笑う子だ。子供っぽい笑顔。悪くない。その無邪気そうな笑顔がとても自然で…)わ、我侭って…あ、ああ、なるほど…君はあれだ…「愛の伝道士」にでもなるのが良いかも知れないな。(指を「パチン」と鳴らしながら人差し指を少女に向け業とらしく言うが、果たして反応は…?)いや、もう良い!私の負けで良いから。(苦笑。本当に子供っぽい。…妹と何と無く姿がダブって見えるから困る…全く。)ああ、私は自警団ではないがグングニスクから派遣された「警備隊」見たいなものかな?「ヴェイトス」が災いに駆られた時に「戦力」として…まぁ、今はその様子がないからこうやって、「治安維持」こういう所にもスリやなんか入るだろうからね?(と、軽く自分の事を説明し…)うん、そうかもしれないね?(その笑顔に否定は出来ない。…出会いは突然に…か?)気持ちでお腹が一杯になればそれこそ「金要らず」なんだけどね。…本当に「愛の伝道士」なってご覧?(つくづくそう思う。平和マニア…悪くは無いが、見ていて楽しいし…。)えっ?じゃ、じゃぁ…本当に600歳?えっ…じゃぁ、人間じゃない…?(此処は流石に周辺を気にしながら耳元でコショコショ。ボケも突っ込みも入れる余裕はもうない!…と真相の方を掴もうとしますが…それを答えてくれるのか―) [Sat 8 Dec 2007 01:59:45]
シャーリー > そう? 普通の言葉だよ。 ―――別にそれでもいいんじゃないの。 狼さんにも愛はあるよ? それとも女の子を食べる時には貴方はただ無感情に食べるのかな? ( 送り狼でも体が目当てでも別に良し。 まるでそんな風にほのめかしながらも、女性は変わらずに笑う。 それはさっきまでとまるで変わってない、どこか子供っぽさが残るような雰囲気。 ) わがままさんだー。 そんなに難しい言葉じゃないよ。 優しさを受け取った人は、その優しさを誰かに伝えるだけでいい。 ―――ほら? そうすればいつか全部の皆に優しさが届く。 ( 全く持って馬鹿馬鹿しい考え方。 ) アッハッハッ。 こーへいを期するためにこの勝負の判定に審判の請求を要請します! ( そして次の言葉に少し首を傾げて。 ) 警備って、キミは自警団か何かの人だったのかな? けど此処らへんはかなり安全な部類だから大丈夫だと思うヨ。 ―――じゃあこれも良い出会い? ( 朗らかに笑って尋ねてみる。 ) よろしい! 気持ちでお腹は膨れないけど、心は充分満足に満たされるのサ。 ( 目を丸くした青年に溜め息。 ) むぅ、もうちょい愉快な反応を期待してたんだけどなあ。 キミもまだまだボケとツッコミが甘いぞ! [Sat 8 Dec 2007 01:42:29]
パレス > 優しい人か…あはは、照れ臭い言葉だね。…でも、狼の皮を被ってるかも知れないよ?…男ってものはそんなもんでしょう…。(まるで自分は男じゃないみたいな言い回し。確り、男なのですが―そんな冗談じみた事を言いながら。コートを受け取る少女を見ながら微笑み。)うん、聞かない。…なんだか凄く意味深な台詞だね?(少女のその言葉に、頬をかきそのコートを着る所を見れば満足する―)あれだね?気持ちの問題。余裕がある人の方が絶対勝てると思う。(さっきから笑みを絶やさない少女。その自然な笑顔はなんとも言えない、優しい気持ちだ。)そうだね、これからは気分転換に見て回ろうと思うよ。警備も兼ねて?「風紀」の方。それと、何か「良い出会い」があるかも知れないしね?(意味深な台詞を無意識に発するが気にしてない。そして、お金の話になれば苦笑。笑いながらも眉を顰める。)はい、これからは大事に使いますよ。(しかし、今回はそれを受けてくれる様で、そのお金は懐に消えていく。)そうだね、気持ちは値段では現せないものだよね。…―そうそう、巡り巡って……え?600歳の年寄り…?(その言葉に今度は自分の口で再度漏らしながら、目を丸くする。)またまた、冗談を…(片手をヒラヒラと動かしながら少女にしか見えなこの人にそう返す。) [Sat 8 Dec 2007 01:20:45]
シャーリー > ( 待ち合わせの前には荷物取りに行って着替えとこ、と思いつつ。 )( そして平然と差し出された白いコート。 そんなことをする貴方を見て、私は淡く微笑んだ。 ) キミは優しい人だね。 その気持ちだけで充分――って言ってもたぶん聞かなそうな人だ。 世界はね。 やっぱりこんな善意で回ってるんだ。 ( そんな事を言った後、ありがとう、と言って差し出されたそのロングコートを受け取る。 ――――あったかいな。 ) まあ軽口の叩きあいなんて深く考えたら負けダヨ負け。 ( クスクスと女性も先ほどから笑みを絶やそうとしない。 人と会話を交わす時間は好きだ。 ) 此処らへんにはみんな芸達者な人たちが多いから、暇な時とかに気軽に来るのはお勧めだよ? そんな堅苦しく考える所でも無し。 五千エンもあれば一日生活出来るんだからね! ( 宿泊費は除く。 ) そりゃまあね。 だから今回はちゃんとキミの好意という事で受け取るけどさ。 こういうのは値段じゃなくって気持ちだよ? だからお金の大小じゃなくて、こうして貰えるだけでもボクは嬉しいのサ。 ( その五千エンをしまいながら、自分の感覚を語る。 そこまで台所事情が切迫してるわけじゃないから随分と気楽なもの。 ) 巡り巡ってボクの手の中。 そんな感じだー。 六百歳の年寄りには有り難い臨時収入だよ。 ( 先ほどからまるで変わらない冗談めかした調子で。 ) [Sat 8 Dec 2007 01:04:52]
パレス > (一陣の風が吹き抜ける―その風に片目を瞑りながら少女を見て…そのカッコじゃ寒いよな…仕方がない。まだ帰れそうな状況でも無さそうだし…自分の着ていたコートを脱ぎ、少女に見せ―)君を見てるとこっちまで寒くなるよ。私は出身がグングスニクだから寒さにはそこそこ強いから、これ、いまのうち着ていたら?目の前で「永眠」されたらかなわないしね?(肩を震わせる女性を見て何もしない男じゃ…かっこ悪い。「冗談」を「冗談」で返しながらコートを差し出す。丈はだいぶ長いが、地面に付く事も無いだろう。多分。)…まさか。でも、一回はそう「掛かって」おかないと「掛けた」人が惨めでしょう?(両手を軽く上げながら悪戯な微笑で踊り子に返す。)…まぁ、場所の事も知ってたんだけどね。…ほら、機会が無いとこういう所はこないでしょう?…え?もっと安いの?…なるほど、そうなのか。…なるほど確かに。(話を聞きながら相槌。やはり「ワンコイン」から、紙一枚ぐらいが相場なのだという事を知る。)無駄遣い―うわっ!(目の前に差し出された指を見ながら苦笑)…でもね、流石に一度出したお金を言われたからって「じゃぁ、1.000エンで」って言うのは、ちょっとね。という事で、「授業料」を兼ねてと言う事で…これは君の報酬。ね?(底は流石に引けない。別に無駄使いの意識も無く、まぁ、「目の保養」になった事は事実。変な所に拘りがある…そんな「剣士」なのだ。説明を受けても金額を帰る事無くそれを少女に改めて突き出す。)金は天下の回り物。これは君への周り物。…生きるための仕事をしての報酬に高いも安いも無いでしょう?(微笑みながら薀蓄を語る。まさか相手が自分のうん百倍長生きしている事など負い知らず。…そういえばさっきおばあちゃんと言ったような…気のせいか?) [Sat 8 Dec 2007 00:45:18]
シャーリー > ( 風が吹いてきた。 サムっと肩を抱いてかすかに体を震わす。 ) ヴェイトスだって舐めてると凍死しちゃうさ。 たぶんこのカッコで寝たら下手すると永眠じゃないの? ―――キミも随分とマジメだなあ。 本気で言ってるように聞こえた? ( 苦笑しながらそんな言葉を。 ) あー…あーキミ。 やっぱ予想通り初めてなんだね。 それで初めての相手がボク、っていうのも、このお値段にも感謝したいとこなんだけどね。 ( なるほど初見か。 よく見てみればそれなりに裕福そうな見目。 少し納得した。 ) 逆だよ。 普通はもっと安くていいの。 これじゃ十人にお金払ってもらったら五万エンだよ。 ( 少なくとも私の踊りにソレほどの『価値』は無い。 一山いくらで充分です。 ) あんまりそういう風にお金をみだりに使っちゃメ! ( 子供を叱り付ける口調のように人差し指を立てながら注意する。 ) [Sat 8 Dec 2007 00:23:55]
パレス > (大げさな言葉遣いの表現に苦笑するものの、感謝の言葉は聞いて嫌な気はしない。そもそも、「感謝」しなければ出ない言葉なのだから―)これからが冬の本番だ。グングスニクでその姿で居たらたちまち「氷付け」になっちゃう。…おいおい、本気で言ってるのか?(流石に、筋肉質の男が来ていいような服ではない。そこは冗談と知りながらそう答えておく―。「のり」も大事な物であろうし、冷たく返す「場所」でもない。此処は「芸能横丁」なのだから。笑いと楽しみの集まる場であろう。そう感じているから…)え?少なかった?…ど、どうしたの?目、丸くして…(私はこういう場所に滅多に来ない。まて、「見学料」にいたっては全く「無知」…グングスニクでも、こう言う手の物は見た事が無い。故に普通の人が払う金額より高いお金を出した。…―暫くの沈黙。)…少ないのかな?こういう場所はあんまり来ないので。いや、お恥かしい。(苦笑しながら、頭に手を当て照れ臭そうにかき上げる。) [Sat 8 Dec 2007 00:08:18]
踊り子 > ( 無駄に年だけは重ねているお婆ちゃん。 他人の事をこうして子ども扱いしてしまうのはクセのような物。 ) 足を止めてもらって感謝感激雨霰。 恐縮の至りでございまする。 ( 冗談めかしたような仕草と言葉。 それは普段の格好ならともかく、”踊り子”シャーリーとしては随分と違和感のある姿。 ) 夏はまだマシだよ。 香でも焚いとけば虫除けにもなるし、ムードも出せるというオマケつき。 それにこの格好は涼しいしね。 けど冬はキツイよー。 なんあらキミもこの格好してみる? ( 吸血鬼が血を吸われるというのも実に笑い話。 女性の口から飛び出すのは冗談めいた言葉ばかり。 ) お、鋭い。 そのとおりだよ。 気前いいなー♪ おばあちゃんは有り難くいただいちゃ…う……? ( ポンと気軽に差し出された五千エンを受け取る。 ―――ちょっと待て、五千エン? ちょっとやそっとの事では飄々とした態度をとる吸血鬼だが、その気前の良さには流石に目を丸くするしかない。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:55:36]
パレス > (『ボク…?』…たまに女の子で自称「ボク」という子が居るが此処にも…意外と多いのだろうか…?しかし、私を…「子」扱いする人は始めてだ―初めての事に少々「違和感」を感じながらも気前良く言葉を返す少女に話を返す。)ちょっと通りがかってね、遠目ながら見させてもらったよ。夏場は蚊に刺され、冬場はその寒さに身を刺される…か、ご苦労様だね。(自分と言えば鎧の上に白いロングコートを羽織って、いかにも暖かそうな、服しそうをして…その肩を竦める少女を微笑みながら見ている。『…演技中は大人っぽく見えるものだけど、喋ってみるとまだまだ子供っぽい所があるんだな…』本人の前では言えないだろう、心の言葉。気にして居ることだったら、嫌われかねない。)…報酬の分け前かな?…ああっこれはさっき出せなかった私からの「見物料」。寒い中ご苦労様。(そう言いながら、手にしていた¥5.000−多いのか少ないかは解らないが気持ちを込めて、踊り子に差し出す。) [Fri 7 Dec 2007 23:38:57]
踊り子 > ボクたちみたいな子だって寒いものは寒いってーの。 ボクぐらいのしょっぱさになると風邪とかだって引けるしな…… ( 小声で愚痴を呟く。 肌を晒すのも仕事の一つだと割り切ってはいるけれど、寒いものは寒い。 何か羽織るような物を用意してなかった自分に後悔したってそれはもう遅い。 私のばかん。 ) ( そして声の掛かった方向を振り返ってみる。 さっきの観客の中の一人だろうか? 知り合いとかではないなと思う。 ) あれ? ひょっとしてボクの踊りを見ててくれた子かな? けどこの時期の寒さにはとっても困っちゃうってのには同意。 ( 肩を竦めながら相手の質問に気安く返答する。 それは舞踏を披露する最中に出来る限り演じるようにしてたものとは随分差がある子供っぽい仕草。 ) 今は約束の時間が来る前の暇潰し、って感じかな?  [Fri 7 Dec 2007 23:27:50]
パレス > (晴天の星空の下…仕事が終わり、「警備」の意味を込めて周辺を散策。芸能横丁に立ち入る。週末という事もあり、夜遅くでも芸を披露する者が多い。…芸を披露し、日々の糧を得ているのだろう。そんな中、楽器の音と共に踊りを舞う踊り子。『…寒いのに、あんな露出度の高い服で…大変だろうに…』踊りが終わり、拍手の中、私は一度その場を離れ、一旦見回りに戻る。…―その後、帰り道。先ほどの「踊り子」がまだ横丁を歩いていた。『…労いの言葉の一つでも。』そう思い背後から近づき声を掛ける。)寒いのにお疲れ様。…今から帰りですか?(背後といってもある程度の距離…人、二、三人分位の距離はあけ、話を掛ける。) [Fri 7 Dec 2007 23:20:15]
お知らせ > パレスさんが来ました。 『さっきの踊りを見ていた一観客。』 [Fri 7 Dec 2007 23:06:10]
踊り子 > ボクの分はいつもの稼ぎとおんなじでいいや。 全然役に立ってなかったし。 ( 溜め息と一緒にそんな独り言を呟きながら、冷え込んだ夜の芸能横丁の道のりを歩く。 此処は昼も夜も夏も冬も関係ない。 いつどんな時でも周りを少し見回せば、そこには様々な人たちが存分に芸達者な様子を披露している。 そんな様子を眺めながら私は思った。 )  …………寒い。  ( 着替えは荷物と一緒に別の場所に預けっぱなし。 へそは出してるし肩も露出してるし下半身もスースーするし。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:54:49]
踊り子 > ( 自分の動きがあんまり上手くないのはわかっていたけれど、こうして上手い人と一緒にやると改めてそれを実感してしまう。 ちょっとは悔しかったり悲しかったり。 )( けれどそれをこの場で表に出すのは、未熟どころか商売として失格だ。 だから私はこういう踊り子の衣装をしてる時に意識して浮かべる、出来る限りの神秘的な微笑みを観客達に浮かべる。 ――――けどやっぱりあんまり見られてない。 しくしく。 ) ( そんなこんなで心の中で悲しんでいる間に彼は下がり、私もまたそっとその場を後にする。 今日の分の演奏はとりあえずこれまで。 あとは少し時間を潰す為にこの辺りを散策して、その後はまた彼と合流して今日の分の稼ぎを分け合う。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:40:10]
踊り子 > ( そしてそれはつまりどういう事かというと――― )( 此処に沢山いるいつもより増えた人たちは、私の踊りを見に来たのではなく、彼の奏でる音楽を聞きに来たのだ。 つまり相変わらず私の踊りはいまいちで、人気もそれほど出ていないってこと。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:18:37]
踊り子 > ( 露出度の高い衣装を着込んだ一人の女性は、後ろから流れてくる音楽の終わりと共にその足を止めて、見入ってくれた観客達に大仰な態度で礼をする。 )( それに返って来るのはそれなりの数の拍手。 ―――今日は組んでくれた相手が良かった。 その人はこっちの界隈でもしっかり通用する腕前の楽士。 だから今日はいつも一人で踊っている時よりも、見てくれる人の数はかなり多かった。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:06:55]
お知らせ > 踊り子さんが来ました。 『(一礼)』 [Fri 7 Dec 2007 22:01:31]
お知らせ > エトワールさんが帰りました。 『 「そうか、時間あればOKか。」「え?」 』 [Wed 5 Dec 2007 02:26:34]
エトワール > だ、だから言ったじゃない…! あんなのいきなり無理だよッ。 っていうか設定とかもテキトー過ぎるし…!! ( 舞台が片付けられる傍ら、一部のスタッフと共に反省会。 ああ、ちなみに着ぐるみの中の人はベンチで毛布かけられて横になってます。 大怪我じゃなかったけどゲ○吐いちゃった程度にはダメージ大で。 ) ( まぁようするに舞台の当日になって、ヒロインの子が出て来れなくなっちゃったとかで。 幸いその役は派手な割りに主役じゃ無いし、台詞は少なくてアクションがメインだったから代役として呼ばれた、らしいんだけど。 ) そりゃ引き受けたけどっ…ううう―――もうちょっとさ、時間とか練習する暇があればっ。 こう、もっと上手く加減できたよッ。  [Wed 5 Dec 2007 02:20:11]
エトワール > ( 舞台終わって、その後。 ) [Wed 5 Dec 2007 02:07:45]
エトワール > そんなわけでこれからは仲良く皆で暮らそうね! 皆も友達と喧嘩しちゃ駄目だぞっ。 好き嫌いもなるべくまぁそこそこにどうにかしよう! ( 満身創痍っぽくモタァっと項垂れる着ぐるみを何とか支えつつ笑顔で観客に手を振り。 あ、着ぐるみも手、振った。 ある種プロ根性だなぁ。 さておき、逃げるようにバックステージへ消えようか―――ああ、ナレーションの人睨んでる睨んでる…掌打一発で終わるアクションってナンだよ、みたいな顔して。 私の所為じゃ、ない! ) [Wed 5 Dec 2007 02:00:31]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 いや私も頑張れ本当。 』 [Wed 5 Dec 2007 01:54:57]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『 マジ頑張れ怪物。 』 [Wed 5 Dec 2007 01:53:03]
エトワール > ( 集まる視線。 滞る進行。 溢れ出す嫌な汗。 一般人ってこんなにモロかったっけ―――いや、着ぐるみの所為だ。 形の所為で何だかどの辺が胸板で何処がお腹か分かり辛かった! いや今はそれどころでもなく。 ) ( 着ぐるみ怪人を見下ろした。 ) ( 変な汁出てる…! うおおリアルにヤバイ! 頑張れ私! ) こ、これぞ必殺レッドフンガー! 暴れだしたり肉の下に玉葱敷いたりこっそりサンドイッチに刻んで置いたりする悪い怪物を大人しくさせた上に改心までさせてしまう凄い技…という設定!! ( に変更! そしておもむろに着ぐるみに肩を貸して(強引に)立ち上がらせ、ぱんぱん、と肩を叩いてフレンドリーを装う。 「だ、大丈夫?」「結構駄目。」そんな耳打ち。 ) [Wed 5 Dec 2007 01:51:50]
エトワール > ( 確かにコロセウム時代だってこういう演出がかった試合はあった。 あったけど、こんな演技演技したヤツじゃなくってあくまで本気で戦う上で演出がついてただけ、で! 痛くないように殴るとか蹴るとか、得意じゃないんだ。 正直。 ) ええっと…レッド・フふぃぃんがー!! ( ちょっと噛んだ。 なにその技名、って感じで泣きたい所だけど まぁ、拳で殴るより掌打の方が幾らか加減し易い、か。 えいやっ、て感じでわざと直前にブレーキをかけて、見た目上加減して無さそうに見せるために「ぼんっ」と掌で突き飛ばす。 ) ( 「おヴぇ」って声がした。 ) ( 着ぐるみが派手に吹っ飛ぶ予定が、何だか酷くリアルにお腹を押さえてその場に蹲った。) えっと。 ( 客席にどよめきが走った。 )  [Wed 5 Dec 2007 01:40:26]
エトワール > ( ストリートダンスに興味を持ち始めて暫らく前から通うようになった芸能横丁。 顔見知りも増えてきて、請けてた短期の仕事も期間が終わって一区切りした頃。 急に呼びつけられて「はいこれ」と寄越されたのは何だか手作り感抜群の台本だった。 一応標準語なら文字読めるし、最後まで読んでみて「ふーん、ヒーローショー?」なんて他人事みたいに言ってたんだけど。 ) ホイコーロー弁当の肉の下に玉葱山盛りステスルさせておくなんて許せないっ! てーい!! ( 「この赤線の台詞だから。」「は?」「衣装はいつものヤツにちょっと飾りつけて髪弄れば良いね。」「なにが?」「本気で殴っちゃ駄目だよ?着ぐるみ高いんだから。」「誰が?」 ) お給料ちゃんと貰うからね!! [Wed 5 Dec 2007 01:22:07]
エトワール > ( “さっさとお家に帰りなさい!”ってなもんだ。 言っていてちょっと恥ずかしくなったけど仕方ない。 引き受けちゃったんだからもう最後までやるしか。 びっしと指差すポーズで凛々しく構えつつ、もと2級剣闘士現在無職家事手伝いの赤毛はちょっと後悔中。 芸能横丁大通りに設置された特設ステージは周囲を松明でライトアップされ、布と皮でできた不細工な着ぐるみと赤毛が対峙している所である。 ) [Wed 5 Dec 2007 01:09:43]
お知らせ > エトワールさんが入室されました。 『Of power of dark.Return to the house quickly!』 [Wed 5 Dec 2007 01:05:19]
お知らせ > 氷桜さんが帰りました。 『私は軟骨を5本』 『お前もか!?』 (教育より、日頃の食生活を疑われたとか)』 [Mon 3 Dec 2007 22:09:12]
お知らせ > セラさんが退室されました。 『(つまみが好きな辺り、幼い少女の素敵ギャップ★)』 [Mon 3 Dec 2007 22:03:25]
セラ > ――― わかったー気をつける。( ウンウンと頷いて ) おっちゃーん!レバーじゅっこと つなぎもじゅっことーーーーー( 言葉遣いが悪いうえに3千エン確り越して怒られるフラグか?! ) [Mon 3 Dec 2007 22:02:56]
氷桜 > まったく・・・・・ (最後に放すの惜しむように頬をむにむにと摘まみ。 焼き鳥売りの店へとことこと) レバーか・・・・食べ過ぎるなよ、栄養過多はいけないらしい (袖を引っ張るセラさまに注意しますが おっさん、それは牛のだ) 予算は・・・・一人3千までだ。 好きなの選べ (そのままコートの中から飛び出そうとしたアルテミスの頭押さえ、GOサイン 砂肝は素敵ですよ) [Mon 3 Dec 2007 22:01:02]
セラ > ( むにぃ。 ) う  にょ(ご) にょえん(ごめん)―――ゆうひて(許して) ん―――っ。( じったばった手を上下させ。 ) ふは――( 解放されたかと思えば其方へ付き合ってくれる彼に現金にも笑った ) わーい肉肉ー にーくー。 ( 向かう先は―――焼き鳥屋!! )  ひおー。 レバー食べたいレバー。( その上ゲテモノ好きだった!  ) ( 袖を掴まんとして駄々っこね ) [Mon 3 Dec 2007 21:50:17]
氷桜 > (ぽてっと力無くしたセラさまに愈々本格的にテンパりますが、急に可愛く―可愛いですよ?、鼻をひくひくさせたのを見て) ・・・・セラ? (首傾げますが続く言葉に) 外で行儀の悪い事をいうんじゃない、俺が変なこと教えてるみたいに思われるだろうが (ぐいぐいと両の頬引っ張ろうとしますが 全く持ってその通りです。 しかしその匂いの誘惑には抗いかね) ・・・・・・まあ俺も小腹が空いたし (何かに言い訳するように懐から財布出し匂いのする方へ ところで何のお店?) [Mon 3 Dec 2007 21:43:07]
セラ > ―――あ。( だがしかし! )―――くんくん。( 右へ )  くんくん。 ( 左へ ) ……ひおー!なんかおいしそーなにおいする。 行きたい。はらへった。 ( 先程騒いでいた少年の言葉を真似て元気よく言う。食べ物や指差して! ) ジャンクもひおーもいっしょに食べたい。肉のにおいがするー。 ( 紛れもない肉食科でした ) [Mon 3 Dec 2007 21:33:36]
セラ > うん。じゅーしょー(重症)じゃないからだいじょーぶー……( 頭ぐるぐるさせながら。眼までぐるぐる。 ) ( ぺちぺち叩かれればぺちぺち左右に情けなく顔が動く。 )  うあー だって、見てるだけだったんだー… でも気づいたら人が――― …… ( ぽて。←死んだ?! ) [Mon 3 Dec 2007 21:31:42]
氷桜 > (人込みの中に微妙に開けた、否開いた空間で何とか無事・・・?に脱出できた様子のセラさま見つければ) 大丈夫かセラッ!傷は浅いぞ!! (抱き上げて微妙に天パリつつぺちぺちと頬叩こうと。 その間ジャンクは立ち止まる人に「何でもありません、御気になさらず」と無表情で対応中) (感想告げる貴女に) 見るだけにしておけ、な (両肩に手を乗せ真顔で切り替えします。 何でしょうねこの空気) [Mon 3 Dec 2007 21:28:52]
セラ > ( 最早冥土服の少女さえも見えないまま。 ) ( 人ごみの中でじったばった泳ぐ少女。芸能横丁で泳ぐなんてなんて素敵体験…!て違う―――! ) ひ、お―――ぐふっ。 ( 頬に肘パンチ食らった! )  すごいね…! ここだけなだれみたいだよひおー! このままだと離れちゃ―――がっ( 引っつかまれた! ) ( ずーる、ずーる、ずーる ) ……ぷはっ ! ( ぜーはーぜーはーぜーはー。←顔真っ青。 ) …………。( 無表情。 )( そんなぼてっと死んだ人形のような小さなものがもれなく貴方の傍に!! ) …… ジャグリングたいけんしたみたいだった。( 真顔で感想言ったよ。めっちゃ青ざめてるけどね! ) [Mon 3 Dec 2007 21:19:51]
氷桜 > (振り返ればそこにはいつの間にか布製の風船を握っていた冥土服の少女、だけ) ・・・・・・クズ、セラは? (嫌な予感ヒシヒシさせつつ問えば、少女は後方の人込みを見渡し「あそこですね」、と) なっ!? セラーッ!! (流されるセラさまに追いつこうと少女の手を引っつかみ流れに逆らいますが はてさて) [Mon 3 Dec 2007 21:11:50]
セラ > ( ご め ん 聞 い ち ゃ 居 な か っ た ! )  わぁ―――。 ( 自分の真横のジャグリングに夢中でしたよこの娘! )  ……あれ?あれ?  ( 人ごみ紛れ、すっかり小さな背は貴方を捜す事が出来ず ) ひお―――がふっ ( 人ごみぶつかってぐーるぐーる貴方から遠ざからん…… ! )( 少女は眼が点のまま流されていくよ ) [Mon 3 Dec 2007 21:05:40]
お知らせ > セラさんが入室されました。 『あージャグリングーーー!』 [Mon 3 Dec 2007 21:01:56]
氷桜 > (二人の少女と子猫を伴い、久し振りに横丁まで足を伸ばしてみる。 何のことは無い、ただの気まぐれですが心なし気分はハイッ!ってヤツです) 何時来ても此処はにぎやかだな、逸れるなよ (ぽつり呟き背後顧みますが さて) [Mon 3 Dec 2007 20:59:25]
お知らせ > 氷桜さんが来ました。 『(店を早めに閉め)』 [Mon 3 Dec 2007 20:56:27]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『同業者がその後を追う暇もなく紫は人ごみに消える。』 [Sun 2 Dec 2007 01:22:42]
デュラハン > (道化師の仮面に近づいてくる相手の顔が幾らか鬱陶しかった為にそのまま感情を奪って昏倒させてやろうかと思ったが、流石に相手も場所にも問題がある為にそう言うわけにもいかず。可視の瞳を相手に向ければ)さぁ?基本的に私は他人に種を売る気はありませんからねぇ。(同業者の男からの言葉にそう返せば、相手の身体に手を添え軽く払うように動かし相手を自身から少しだけ遠ざける。相手が僅かに引いたのを見れば、木箱から腰を上げ男とは反対側にある表通りの方に歩を進め) [Sun 2 Dec 2007 01:22:27]
デュラハン > (それは約一ヶ月前のハロウィンを記念に開かれたステージでしかやってない拘束能力を使った奇術。一回しかやっていない奇術の事なんて完全に忘れていたが、同業者の男がその言葉を口にした理由は男の次の言葉を聞く間もなくすぐに理解でき)・・・種を教えて欲しいと?(デュラハンの言葉に対し同業者の男は此方に媚びている様な笑みを浮かべ頷けば、幾らくらいなら売ってくれる?と尋ねてきて。) [Sun 2 Dec 2007 01:14:35]
デュラハン > (裏路地・・・と言っても通りからすぐに見える位置、この芸能横丁を仕事場とする者達が仕事の準備をする場所なので見ようと普通に思えば見えるその場所に幾つかの人影があって。)見えない板の種ですか?(その中の人影の一つ、椅子代わりに置かれた木箱に腰掛け考えを巡らしていた紫色のスーツを纏う奇術師は、不意に耳に入った同業者の言葉を小さく復唱すれば暫し小首を傾げて見せ)あー・・・そう言えばそんな事もやってましたね。(数拍の間を置いた後、見えない板という単語から過去に自身がやった奇術の事を思い出して。) [Sun 2 Dec 2007 01:08:17]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 [Sun 2 Dec 2007 00:58:10]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『(誰かと出会えば笑顔になれる。―――他人との繋がりって、そういうのじゃない?)』 [Fri 30 Nov 2007 00:49:13]
お知らせ > ライラさんが退室されました。 『(小銭を稼ぐより幸運だったわ…と笑顔のまま歩いて去ります)』 [Fri 30 Nov 2007 00:46:49]
ライラ > よろしくお願い致します。(そう微笑んで握手の一つもしたいのだが、彼女は小さくてか弱い妖精だから、それは遠慮して微笑むだけに留めた。彼女の言うように、森の中の方が安全なのだろう。脆弱な彼女達は。だが私は会えた。街中で、妖精に。)まぁ、わたくしの未来は薔薇色に?それは光栄です。きっと雑誌に投稿いたしますね?(もちろん冗談だ。投稿するのにだって紙代がかかるのだもの。節約第一の今は流石に…。本当に将来が薔薇色になったら考えてみよう。)(見上げれば月は高い。)えぇ、またお会いしましょうね。それでは、失礼いたします。(微笑みと会釈を幸運の妖精さんに残して、帰路につきます) [Fri 30 Nov 2007 00:45:04]
ランシャオ > うん、それじゃ改めてよろしくね、ライラちゃん。 ( 別に私はどういう風に呼んでもらっても構わない。 だってさ、ランシャオ、って自分の名前が大好きだから。 ) やっぱホラ。 人間だと何でもないことでも、妖精って基本小さくて脆弱だから。 それに元々森で暮らしてる方が安全だし、他のみんなにとっては外に出る意味の方がわからないんだろうね。 ( 外に出る大抵の理由が刺激が欲しいとか、退屈な日常に飽きたとか。 ちなみに私もその口だ。 ) そ、だからそのラッキーのおかげでライラのこれからはきっと薔薇色よ? 私と出会っていこう人生上手くいきっぱなしダー!ってどっかの胡散臭い雑誌に掲載されなさい! ( ノリと勢いで何か喋っている妖精。 だから今日もまたそんな感じで、適当に、楽しく、笑顔で私は日々を過ごそう。 ) お、そっか。 じゃあまたね。 またどっかで会おうねー。 ( 月の位置も高い。 彼女の言葉に頷けば引きとめることもせず、帰り支度をするその様子を見送ろう。 ) [Fri 30 Nov 2007 00:38:27]
ライラ > (そうか、フルネームなのか…としばらく考えて、)では、蘭さんと呼ばせていただきますね。(と改めて彼女の名を舌に乗せる。流石に毎度フルネームを呼ばれるのは”私は”好きではないし、何だか申し訳なくなってしまうからだった。)臆病だというのは耳にした事がございます。だから人里は好まぬと…。蘭さんも臆病でいらっしゃるのですか…。では、今宵お会いできたのは幸運でございました。(事実そうだろう。他に妖精が居るのかと訊ねればキッパリと”無い”と断言されてしまったのだし、そもそも人間のように数も多くないだろうから、此処で会えたのは幸運の中の幸運だろう。)(ふと気付く。)あら、もうこんな時間…。わたくし、そろそろお暇しなくては……(楽しげな彼女に申し訳無さそうに、眉尻を下げてそう言って、折角置いた木箱を拾い布袋に入れる。) [Fri 30 Nov 2007 00:19:39]
ランシャオ > ん、ライラちゃんか。 ちなみにランシャオはフルネームだから、蘭でも笑でもランシャオでも何でも呼びやすいので私はいいよー。 ( そんな気品のある相手の態度に、ほんのちょっとだけいいな、って思ったり。 こういう仕草が似合う綺麗な女性には憧れる。 ……ちょっとだけだからね! 本当にちょっとだけ。 ) それにみんな臆病だしー。 だからあんま人前に姿を見せないわけ。 当然私もその臆病の中の一人だけどね。 ( この妖精も普段は誰の目にも見えないように姿を消している。 その点は一般的な妖精のイメージと同じである。 )( ちょっとの間考え込む。 )  ――――無い!! ( 思い返しても同属と会った記憶は無し。 だからきっぱりと断言。 無意味に自信満々にだ。 ) [Fri 30 Nov 2007 00:10:40]
ライラ > (出来ている子だと言われれば、笑みを深める。)それはそれは、ありがとうございます。ランシャオさんと仰るのですか?わたくしはライラ・ウィル・ヴァーサと申します。ライラとお呼び頂ければ光栄です。(家名を売り払い一般人となった身ではあるが、幼少の砌より育った環境は貴族そのもので、今もその口調は当時のまま。スカートの端を抓んで膝を小さく曲げて礼をするなどは、正に名残だ。)妖精は照れ屋…ですか。なるほど、だからすぐに隠れてしまわれたのですね…(子供の頃を思い出し、一瞬見れただけの妖精の姿を思い出せば彼女の言う事に深く納得。)あんまり見かけない、という事は、ランシャオさんの他にも妖精さんがこの街にもいらっしゃるのですか?(小首を傾げて訊ねてみる。この街にきて妖精に会ったのは初めてだったから。もっとも、大人になってから見たのも初めてだったが) [Fri 30 Nov 2007 00:00:28]
ランシャオ > ( 実際あんまりやりたい放題やってると、捕まって売られたり妙な実験台にされたりで大変な目に遭う危険がある。 だからこう、たまーに殊勝になるときだって私にもあるのさ。 ) むう、しかし中々人が出来ている子じゃないのさ! ランシャオちゃんはそれなりに貴女の事気に入りましたですよ。 ( けどやっぱり何処か偉そうにしていたり。 ビシッと歌姫に指差す妖精の機嫌は幾分か戻ったようだ。 ) グングスニクの方か。 私そっちの方は全然知らないなあ。 ―――妖精ってみんな照れ屋だからなあ。 こっちじゃ街の方に行くと特にあんま見かけないんだよね。 ( 最近はとある悪戯妖精が元気にはしゃいでいるけれど。 それは自分とはまるで関係の無いお話。 ) [Thu 29 Nov 2007 23:52:19]
ライラ > (謝られてしまった。それも八つ当たりだと認めた上で謝罪されてしまった。思わず唖然としてしまった。)…い、いえ。お気になさらず……。(つい常套句を口にして、口元には笑みを浮かべていた。もともと自分が彼女の苛立ちの原因ではないのだから、当然といえば当然なのだろうが、それに気付いたのは彼女がくるりと一回転した時だ。先ほどとは一転して可愛らしい笑顔を見せる妖精に、)グングスニクに居りました時に幾度か。随分子供の頃ですが、見た事がございますよ。大人になってからは皆目お姿を拝見した事はございませんでしたが…。(飛び回っているだろう彼女を目尻を下げた目で追いながら…) [Thu 29 Nov 2007 23:43:32]
ランシャオ > ――――― ( 謝られた。 まったく人間にしては物分りがいい奴じゃないか。 そもそもさ、こんな事になった原因は――――原因は……… ) ………ゴメンなさい。 ちょっと調子に乗って八つ当たりしてました。 ( この人は微塵も関係ないじゃん! 人間て怒ると怖いからなあ。 今のうちに素直に謝っとこ。 ) 驚いた、って事はさ、やっぱ妖精とか見るの初めてだったりするわけ? ( 先ほどまで怒っていた事なんてすっかり忘れたように気安い態度を取っている妖精は、宙でくるりと一回転しながら笑顔を浮かべて相手に尋ねた。 ) [Thu 29 Nov 2007 23:34:37]
ライラ > (小さな妖精さんは、機嫌が悪いらしい。流石にすぐにわかった。彼女の喚く事はサッパリ理解できなくても、機嫌が悪いことだけはハッキリと解る。フォーウン人のような衣装に身を包んだ妖精さんは語尾も荒く言い捨てて、それでもこちらに向って飛んで来るようだ。)いえ、文句などありません。わたくしの方こそ失礼いたしました。少々驚いてしまいまして……。気分を害されたのでしたら素直に謝ります…(もちろん自分のせいでは無いと知ってそう言うのだが、さも自分が悪かったというように礼をして。) [Thu 29 Nov 2007 23:28:35]
ランシャオ > なーんで私が遠慮しなきゃいけないんだよー! ばーかばーか蛍のバーカ!! ( そしてその場で騒ぎ立てる妖精。 しかしその見た目は妖精というよりも、ミニチュアサイズになったフォーウン人と言った方がいいのかもしれない。 ) ん? そだけど何か文句あるのかー!? 今のアタイに触れると火傷じゃすまねえぜ!! ( 果てには他人にまで怒鳴り散らす始末。 背中の羽根をはためかせて少しずつ地面から浮かび上がっていきながら、足元に木箱を置いた少女の元へと近付いていく。 ) [Thu 29 Nov 2007 23:20:53]
ライラ > …気のせいかしら?(手に木箱を持ったまま辺りを見渡していたが、声の主はわからずに、気を取り直して木箱を足元に。「さて、あとは歌うだけだわ……」ふぅと一息つくと、今度は何処かから奇妙な呻き声が聞こえる。)な、なに?(驚いて顔をあげれば目の端に何かが映り込む。それは呻き声の聞こえた方向と一致していて、思わずそちらに顔を向けた。目に入り込むのは小さな妖精の姿。彼女の体格からすれば、先の声は大きなものに思え、)い、今の声は貴女?(恐る恐る聞いてみる) [Thu 29 Nov 2007 23:11:35]
ランシャオ > ( どうしてこんな気分になってるかの理由は自分でもわかっている。 それはとある知り合いと最近は疎遠になってしまっているから。 彼女の姿を折鶴で見かけることがあっても、なんだか顔を合わせづらくて店の中には入れない。 あの一件以来、自分の最近やっている事はというとそんな感じ。 )  あー…うー…いー…おー…………ウガー!!  ( そんなモヤモヤした気分をちょっとでも吹っ飛ばそうと、樽の上から地面に飛び降りつつ、小さな妖精は人並みの.声量で喧しい叫び声を挙げた。 それは相手の視界の端で起こる出来事。 ) [Thu 29 Nov 2007 23:05:38]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『うー……』 [Thu 29 Nov 2007 22:58:22]
ライラ > (今日は出勤日ではない。つまりフリー。月明かりの下、日銭稼ぎにやってくる。布袋には昨日拾った木箱。此れを前において、生活の足しにするための小銭稼ぎに来た。とはいえ、此処で歌って稼げる額など多寡が知れている。)・・・はぁ。(とはいえ、将来的に大学にも通いたいし、生活切り詰め貯金しているのはそのためだし、その足しにもしたいし。 木箱を袋から出して足元に置こうとすると、どこからか小さな小さな声が聞こえたような気がする。「どこかしら・・・」 折り曲げた身体を伸ばして辺りをキョロキョロと・・・) [Thu 29 Nov 2007 22:53:46]
お知らせ > ライラさんが入室されました。 『(月明かりを眺めながら・・・)』 [Thu 29 Nov 2007 22:46:25]
ランシャオ > ( 正確には悪いというよりも、ただなんとなく最近あんまり楽しくないな、というのが正しいのだが。 ) ………もうお家に帰ろっかな。 帰るとこなんて無いけどさ。 ( もう姿を消すのも面倒くさい。 小さな妖精は路地に面した樽の上で足をブラブラさせながら、ぼんやりと人通りを眺めていた。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:39:59]
お知らせ > ランシャオさんが入室されました。 『妖精の機嫌は悪い』 [Thu 29 Nov 2007 22:36:07]
お知らせ > ラクリアさんが退室されました。 『こんなこと考えると、許されない気がしてきた。』 [Thu 29 Nov 2007 17:36:52]
ラクリア > ( 男装って言ったって、娼婦は娼婦。我侭はいえないのに、男の相手はしたくないのがポリシーとか、そんな我侭を言って受け入れてもらっている自分も、そろそろ―― ) [Thu 29 Nov 2007 17:36:36]
ラクリア >  自分を売るためには、自分を理解しろ―――か。 ( 自分は商品だ。あの場所では。 それは、初心に帰ってもう一度振り返るべき、場所。 )  [Thu 29 Nov 2007 17:34:28]
ラクリア > ( 思えば、得意だと思ったものがあまりないような気がした。やれば大体できないこともないが完璧に一番というほどできるわけでもない。恐らくフレイバーから来たブルーベリーの香りがお酒を飲みすぎると奈良漬になる辺りが唯一自慢できるところなんじゃないんだろうか。 )( けど。 )( 寒い中、女は腕を組んだ。首を捻って、眉を寄せる。 ) ――― なんだろうなぁ。売りって。 ( 自分の売りなんて、実はあんまりピンと来ない。 ) …帰ったら、あいつらにも聞いてみようか―――       ( 沈黙 )     ……やっぱやめた。 ( 間のあと、ぼそり。 )( 想像した感じだと、「いじられる辺りじゃね?」「いやいや問題児辺りー」とか、絶対返ってくるんだぜ…!って、思わず想像するだけで肩がっくりだ。 ) [Thu 29 Nov 2007 17:28:28]
ラクリア > ( じゃあ、自分は?自分は何があるだろう。 こんなところで稼げる能力があるわけがないと思っているが、そうでなくとも。小さな何かが。売りとしてあるものだとしたら。 ) ――――。 ( なんだろうか。 女は拍手した手を緩く下ろして、考え込む。 ) [Thu 29 Nov 2007 17:28:17]
ラクリア > ( そうして。そこでがらりと雰囲気が変わったのは、役者の顔が変わったからだ。 )( 役者はふ、と仮面を外したかのように笑った。そして、歓声の中で辞儀をする。礼の言葉を述べて。  ) ( 女も、釣られて拍手をした。未だその世界に入り込まされたまま、出てくるのにも一苦労で。 そんな空気をこの役者は作れるんだと思ったら――― )   …すげぇ。 ( 一言しか出なかった。眼を丸くしたまま、女は力の抜けた拍手をして。そして ) ――あ。 ( 気づく。 )( これが、この人の売りなのだと。 ) [Thu 29 Nov 2007 17:21:22]
ラクリア > ( その役者の動き―― 否。視線を見つめていた。役者は何処を見ているのだろう。空を遠く、遠く、見つめている。それは無言の芝居。台詞一つない、一人の表現。其方に近づくように、女は足を進める。視線は変わることなく、その役者に。 ) …… 。( 思わず、息を呑んだ。 )( マフラーとコートで確り防寒している筈なのに、ぞ、と背筋に寒気が走るような。そんな感覚 ) ――― 。( 役者は手を伸ばす。そして、その手は胸に切なげに。表情は憂いを帯びたもので、そして尚――― 神に乞うような。胸には十字架のロザリオがあったから。 )( その場所だけ、空気が違うような。観客も一言も発すことなく、其処にだけ訪れる、沈黙。 ) [Thu 29 Nov 2007 17:16:46]
ラクリア > ( サボタージュではなく、今日は立派な気晴らし。つまり、一日休みだった。女は一人でふらりと出てきた先。それが此処だった。賑やかな場所は好きだ。気が晴れるし、新しいことを見つけられるチャンスにもなる。要するに、自分の売りは何か、を考えていたら此処に自然と足を運んでいたのだが。 )( ジャグリング、芝居、手品、歌。絵を描いて披露する人。其処には様々な芸術者が立ち並んでいた。毎回足を運ぶたびにギャラリーの多さにも驚くが、中央通に進めば進むほど、その人は多くなる。何もかもが鮮やかな色をして、それぞれの色を放つその場所で、足を止めることなくポケットに手を突っ込んだ男装女は辺りを眺めて歩く。小さな子どもは風船を手にしてはしゃいでいるのを見て、思わず小さく口端が上がった。 )( そして、その向こうで空を仰ぐ役者を見て。女は思わず立ち止まる。 )  ―――― 。( 何だろう。不思議と、興味惹かれるものがあって。視線が離せなくなった ) [Thu 29 Nov 2007 17:09:07]
ラクリア > ( あの店に居て、もう数年が経つ。自分はとても新人と呼べる部類ではない。同僚も多いが後輩も多くなった。先輩からも割に弄られる立場と変わっていったのは早かったが、それだけ馴染める場所だったのだろうと今では思う。お互いのテリトリーを守りつつも、同僚たちは互いの距離を保って仕事をしている。仲が悪いわけではなく、其れがやり方なのだ。掴んでしまえば、どう接していったらいいのかは簡単だった。 )( だが――自分の売りというものは、未だにつかめていない気がする。 ) [Thu 29 Nov 2007 17:05:05]
ラクリア > ( それを理解しておくだけで客の入りは随分違うもの。 )( 女があの店に入って一番最初に聞いたのは、そんな言葉だった。 ) [Thu 29 Nov 2007 16:54:25]
お知らせ > ラクリアさんが来ました。 『 自分の売りは何か。 』 [Thu 29 Nov 2007 16:52:01]
お知らせ > ライラさんが帰りました。 『(和やかに故郷の話などをして。同郷の彼に抱くのは親近感にも似たもの…)』 [Thu 29 Nov 2007 00:34:12]
お知らせ > パレスさんが帰りました。 『帰り道は地元の国の話で終始笑顔。なんだか「親近感」を抱いてしまう…』 [Thu 29 Nov 2007 00:32:33]
ライラ > (彼の善意を素直に受け取る。正直なところ、かなりの節約生活だから助かってしまう。 ”どうしたのです?”と驚かれれば苦笑し、申し出を快く引受けてもらえば)ありがとうございます。(と恥かしそうに笑う。)そうですね、折角同郷の方とお知り合いになれましたし、お話をしながら参りましょう。(足元に置いた木箱、元は拾ったものだが、それをそのままにしておくのも気が引けて、自分の布袋に仕舞う。)では、宜しくお願いします。(会釈してから、彼と一緒に歩き出すだろう。”家の近所”まで。帰る方向が一緒だという彼と・・・) [Thu 29 Nov 2007 00:30:12]
パレス > (私の差し出したお金に驚く彼女。私はその台詞に微笑を返し頷く。…同じ国の者だし…どうも他人の様な気がしない。何かこれで彼女の足しになるのなら…そう言う「善意」だ。そして、彼女は感謝の言葉を認めて両手で受け取る…)…えっ?どうしたのです?(休に改まるような会話。顔を伏せる彼女を見ながら聞いた言葉は、前回と同じ「護衛」確かに女性の一人歩きする時間としては少々不安も伴うものだろう…私も丁度帰る方面は同じ。…断る理由もなし。私は、快く引き受ける。)勿論構いませんよ。…帰る方向も一緒です。では、帰りながらお喋りをしながら帰りましょう?ライラさん。(…微笑み、恥かしそうな様子の彼女を見て私は無言で頷く―…) [Thu 29 Nov 2007 00:21:58]
ライラ > (毒々しく生々しい歌もやはり子供の頃に覚えた。子供の頃はそういうものを恐れるではなく、不思議と興味を持っていて、他にも綺麗な歌を吟遊詩人は歌ったはずなのに、覚えたものはこんな曲が多かった。 遠慮深い小さな拍手と褒め言葉に笑みを返すと、1000エン札が差し出され、)こんなに? (1曲300エン程度でリクエストに応じているのに、その3倍以上の額。驚きながらも大変ありがたい事で、)ありがとうございます。(と、両手を出して受け取ろう…。気付けばかなり遅い時間になっていて…)あの、申し訳ないのですが…(受け取った紙幣を仕舞い、少し顔を伏せて、)また送っていただけます?こんな時間ですので・・・・やはり不安で・・・・・(恥かしそうに言うだろう) [Thu 29 Nov 2007 00:08:05]
パレス > (彼女の話に相槌を打ちながら話を続ける。そして歌はやはり吟遊詩人が運んでいた様だ。子供の頃に歌を覚えたと言う事か…だとしても難しい内容を覚えた子供って…才能かな…そんな事を考えながら再び礼をする彼女を目で追う…声は美しいが…聞えてくる歌声の内容は生々しい感じの歌だ。…最後まで聞き終わり礼をするのを見れば再び小さな拍手を返す―…)綺麗な歌声ですね。これを「生業」にする理由がわかりますね。(そして、彼女の前にお金を差し出す。差し出したのは1.000エン札。)…生業ならば、報酬もまた自然につくものでしょう?これは、ほんの気持ちです。どうぞ。(微笑みながら彼女に差し出す。…嫌がっても払うつもりだ。そう、決めていた…。) [Wed 28 Nov 2007 23:57:31]
ライラ > 北部はもう完全に冬ですわよ、この時期は。(一面広がる銀世界。故郷の思い出には欠かせない世界。割り切ってこの島へ移住したがやはり懐かしく思うもので。)わたくしも、サロンにいらした吟遊詩人の方に教わりましたのよ。それももう随分小さな頃ですが。(彼らの奏でる曲は総じて物悲しい物が多く、子供心は何故かそれに魅かれてそんな歌ばかり覚えたものだと苦笑した。)それでは、やはり吟遊詩人の方に教わった歌を一曲。(数歩下がり先刻のようにスカートを引いて礼をし、一度静かに目を閉じる。冷たい夜風を胸に吸い込み、ゆっくりと目を開いて、喉を開き歌いだす) 空を舞う蝶 ヒラヒラと風に舞い やがて掴まる 蜘蛛の罠に (声には憂いを秘める。だが沈み込ませるのではなく、透明で高すぎないメゾソプラノで。) それは何かにとても良く似ている ふらふらと街を歩き やがて堕ちる 罪と堕落の罠に (謎めいて艶めく声。小柄で若い女が歌うとも思えぬほどに妖しく…)罠に掴まった蝶はどうなるのかしら やがて蜘蛛に捕らえられ、美しい羽根を残して死に絶えるでしょう 罪と堕落に掴まった者はどうなるでしょう 日の差さぬ世界に堕ちて やがて傀儡となるでしょう (残酷な歌詞。仄暗い曲調…) 空をひらひらと舞う美しい蝶 やがて躯を晒す美しい蝶 お前の行く末に光のあらん事を (妖しく艶めく声は、最後の最後で祈るように澄み切って、夜の空に消えていく。 歌い終わればまた一礼し…) [Wed 28 Nov 2007 23:18:04]
パレス > 北部ですか。今頃きっと一面は既に銀世界でしょうね。…南部では雪がもう降り出してるかもそれませんね。(地元の話は「嬉しい」もので、ついつい余計な事まで喋り込んでしまう。…やはり離れていても国を思う気持ちは変わる訳ではない様だ。)恐らくは吟遊詩人が持ち込んだのでしょう。吟遊詩人ならではと言った所でしょうね?(場所を選ばない…確かに槽かもしれない。現に、こうして、はるかきたの歌声を聴けたのだから―…そして、彼女は私の「装い」をあっさりと見抜いてしまう。しかし、怒る訳でもなく悲しむ訳でもなく…「未練」はないと、力強い返事を聞く…苦労しているのだろうな…まだまだ若いはずだし…)…歌か…そうだね。たまには歌を聞くのも良いかも知れない。…ではお願いします。(小さな拍手に「歌」を進める彼女。私は断る理由もなく―その「誘い」を受ける事に。どんな歌が聴けるかは楽しみである。) [Wed 28 Nov 2007 23:08:28]
ライラ > (覚えていただけで礼を言われようとは思いもしなかった。御礼の言葉がくすぐったくて、目尻を下げて小さく一礼。淑やかに、美しく。それを心がけての一礼をする。彼の出身もグングスニクだと知れば、”やっぱり”と笑みを深くして、)わたくしは北部の出身なのですよ。今頃はもう雪の降る頃でしょう。最南端の街へは伺ったことがございませんが、そこでもこの歌が?良い歌には場所は関係ないのでしょうね。(にっこりと微笑みながら、静かに彼を見て、装われたものを理解する。)パレス様はヴァーサ家の事をご存知の様子ですね。ですがどうかお気になさらず。わたくしは塵ほども未練はございませんから。(小さな拍手をしてくれる彼に、慈悲深くを心がけて微笑む。)折角ですから、何か歌いましょうか。今はそれを生業としておりますから。 [Wed 28 Nov 2007 22:56:07]
お知らせ > ライラさんが来ました。 [Wed 28 Nov 2007 22:55:43]
パレス > 覚えていてくれましたか。ありがとうございます。(挨拶の仕方がちょっと一般的な物と違っていた―一般的に言えば…頭を下げる程度の「会釈」が主と思っていたが…彼女の挨拶は―「貴族」のような確りとした挨拶。そして、彼女は「母国」と言った。間違いない…「ヴァーサ」。この人は元「貴族」の人だ。グングスニクで、その「不運」な話は有名になっていたのだから…それだけに私はビックリしてしまう。まさかその家の会うなんて… ただ、その不運話を持ち込む事は無い―…そんな話を面白くした所で、何もならない。―…それどころか…居心地が悪くだけだ。平静を装い、ライラの質問に言葉を返す。)はい。私も出身国は「グングスニク」です。ただ、私の住んで居た所はグングスニクの最南端ですが。…聞き覚えのある歌だと思ったので―…やはり、「グングスニク」の歌か…久々に聴きましたよ。(微笑みながら小さく手で拍手。おおっぴらでは、恥かしいので。そして、その懐かしむ眼差しにはちょっと目線を反らす。まじまじに見られれば恥かしいもので…まだまだ面識が無い方だし、元とは言え「貴族」のお嬢さんなのだからー) [Wed 28 Nov 2007 22:44:12]
ライラ > (喝采は浴びなかったが、見覚えのある男性が近付いてくるのが見えた。この街に来て日も浅い。仕事先の店主や共演者、従業員、店の客ともこれといった付き合いもない。だからだろうか。近付いてくる青年の事を良く覚えていた。先日川辺から自宅”付近”まで送ってくれた青年だった。)…パレスさん、でしたわね。御機嫌よう。(スカートを小さく抓んで礼をする。)えぇ、グングスニクの歌ですわ。わたくしの母国の・・・・・。(国を思い出せば、今は亡き両親や温かな生活が思い出されて、口元の笑みに翳りが差す。だがふと気付く。)パレスさんは、この歌をご存知なのですか?(だとすれば、彼は同国の者という事になる。この島に来て、同国出身者にあったことはなく、懐かしむような眼差しで尋ね) [Wed 28 Nov 2007 22:28:55]
パレス > (『…聞いた事のある歌だな。』…グングスニクの国に居た頃に聞いた歌。…そして、この声に聞き覚えがあった。以前、居住区まで送り届けた事のある人の声だ。足を止めその歌声の元に歩みを進める―)ライラさん…ライラさんじゃないですか?(姿を確認すれば、教えてもらった名前を上げ近くまで寄っていく。)お久しぶりですね。こんな所で会うなんて奇遇ですね。(軽く頭を下げながら挨拶をする。)…今の歌って…グングスニクの物ですか?(と、半信半疑の様に確認するように声を掛ける。…もし、そうだとすればこのライラさんは…グングスニクの人なのかもしれない…そう思いながらの質問だった。) [Wed 28 Nov 2007 22:19:59]
ライラ > (そこはかとなく憂鬱な曲。決して明るい曲ではない。決して楽しい曲ではないが、好きな曲だった。歌い終わり、ふぅ…と一つ溜息。 一曲歌ったところで、無名の歌い手だ。喝采を浴びる事などありえない。) [Wed 28 Nov 2007 22:12:03]
ライラ > (躊躇う人の歌だった。躊躇う人に尋ねる歌だった。) 貴方の行くべきところは何処ですか 貴方の帰るべきところは何処ですか そこは戦場ですか そこは誰の元ですか 貴方はただ漂う 流れる水のように 囁く風のように [Wed 28 Nov 2007 22:09:08]
お知らせ > パレスさんが来ました。 『(辺りの警護をしながら歩く…そして、前に一度聞いた事ある声に気が付き、足を止める…)』 [Wed 28 Nov 2007 22:08:40]
ライラ > (冷たい空気を胸いっぱいに吸い込んで、歌いだす声は低く響く。)山肌を滑り降りる水のように、時は留まる事を知らない 死を目前とした猛る獣のように、戦士は退く事を知らない (祖国にいる頃、サロンで幾度も歌った曲だった。あまり優しい歌ではない。歌詞もそうだが歌うにも少々癖のある歌) 広がる惨状におびえるわけでもなく、前に進む事を躊躇って、 どこに行こうというのですか ただ其処に立ち止まったままなのですか (何かを伝えようとする歌なのか、それとも戒める歌なのか…) [Wed 28 Nov 2007 22:04:58]
お知らせ > ライラさんが来ました。 [Wed 28 Nov 2007 22:04:09]
ライラ > (本来なら仕事の日だった。この横丁に程近い小さな店で週に3日歌い手として仕事をしているが、今日は店主の急用とかで店は休みになり、何だかこのまま帰るのも面白くなくて、此処にきた。)・・・・寒いなぁ・・・・・(と呟くも当然。吐き出す息は白い。とりあえず適当な所に陣取って、自分の前に拾った小箱を一つ置き、歌ってみる事にする。) [Wed 28 Nov 2007 22:00:11]
お知らせ > ライラさんが来ました。 [Wed 28 Nov 2007 21:55:29]
お知らせ > 一馬さんが退室されました。 『 ( 明日は、晴れるといいな。 ) 』 [Wed 28 Nov 2007 21:03:13]
一馬 > (思わず、口をついて出た言葉。) ……――――やりてぇなぁ。 (性的な意味でなく、演劇的な意味で。) …ッし、帰っか。 (いらぬ誤解とか受ける前に。 ほぅ、と冷えた指先に息を吐き掛け、ポケットの内へとしまいこみ。 思わぬ所で、不意に湧き上がった熱を発散する場―――まぁ、帰る先なんだけれども。 見かけたピラミタの踊り子衣装を纏った人も、既に視界には居ないまま。) ――――あぁ、 (曇り空、見上げて。) [Wed 28 Nov 2007 21:01:18]
一馬 > (そんなの軽々と口に出したら、まさにドン引きか冗談言うんじゃないって笑われるんだろうな、とか少し想像すると可笑しく、僅かに唇が笑みの形を作る。 喧騒から少し離れていたその木箱から、トン、と軽い着地音と共に降り、その喧騒の中へと紛れ込む。行き交う人の群れの中には、こんな季節にも関わらず、肌を露出した華やかな格好をしている人もいる―――舞台か見世物か何かの衣装なのだろう。灯りに照らされた顔は、幾らか化粧が濃く生き生きとした表情。 なんといったっけ―――訪れるのは殆ど一緒無理そうだが、ピラミタかどこかの。そこの踊り子に似た衣装は、妙に扇情的で。 ―――いや、決して欲情とかそういうのをしているわけではなく、ただ純粋に。) [Wed 28 Nov 2007 20:51:59]
一馬 > (人肌恋しい季節になってきたなぁ。なんて。)(寒気に反抗するかのよう、薄らと赤く染まった冷たい頬を、両手の掌で覆う。 特に何をしていたわけでもない、時間が空いた時はついついココに訪れてしまう。 ―――いや、本当ならもっと、別な色々やらねばならない事もあったりするんだが。) まぁ、そんな感じでも一応、収穫はあったからイイって事にすっか。 (コートの大きなポケットに入っている小さな紙袋。中身はちょっとしたアクセサリー。 女モノのソレを買う時に「彼女にかい?」なんてからかわれて笑って頷いたが―――実質、自分が女装した時に付ける為のモノだ。) [Wed 28 Nov 2007 20:41:00]
一馬 > (少年は其処に居た。中には何が入っているのかは知らないが、その木箱の上に座り込み、ぼんやりと空を見上げて――― ) ―――ッく、しゅ  ッ (くしゃみをした。 月も星も見えない曇り空からは光り差さずとも、注目を集める為か、辺りへ所狭しと焚かれた篝火は揺らめきながら周囲を明るく灯す。 深い茶のコートを分厚く着込んだ少年は、見上げていた視線をまた落とす。 ―――普段と変わらない、芸能横丁の賑わい。) [Wed 28 Nov 2007 20:33:27]
お知らせ > 一馬さんが入室されました。 『 ( ざわめきから幾らか離れた所に。 ) 』 [Wed 28 Nov 2007 20:29:52]
お知らせ > ハガルさんが帰りました。 『その日、スーツケースに乗っかり20時間寝る少女が目撃されたとか。』 [Tue 27 Nov 2007 23:20:28]
ハガル > (このハガルも例にもれず、産まれた頃より睡魔の呪が体にかかっており一日20時間近く睡眠をとらねば満足に動けない体である。 スーツケースに腰掛けたまま行き交う人を、虚ろな目で眺めて・・・。) やっぱり、今日は無理・・・。今にも寝ちゃいそう・・・。 (寝るならネ寝るで宿を探さなきゃいけないのだけど・・・。) えーと、ここから一番近い宿は・・・どこ、だった・・・かな・・・。 (ソレが頭に出てくるより早く、寝ると決めた意識からは睡魔が彼女を支配しだし瞼がゆっくりと下がり。) [Tue 27 Nov 2007 23:19:49]
ハガル > おかしいなぁ・・・まだ起きて2時間なのに。疲れてるのかなぁ・・・。 (スーツケースに座り込んだまま頭を振り、眠気を飛ばそうとしながら、一日の殆どを睡眠に費やすのに活動時間はほんの数時間という種族特有の生態に愚痴を零す。) [Tue 27 Nov 2007 23:03:51]
ハガル > (丁度広場の真ん中辺りだろうか。ゴトン、と鞄を置いて目を指でゴシゴシ擦り、辺りを見回しながら零れた一言。) でも、長いこと待たせてますし出来たらすぐに見せてくれって言ってたし・・・。 (もうちょっと頑張りましょう。とキリリ、と広場の先。自分の行き先の方を見据える・・・その頭はグラグラと揺れているが・・・?) やっぱり無理かも。 (次第に振り子のように振れ幅が大きくなり・・・最後にはフラフラ、と持ってきたスーツケースに座り込んでしまう。) [Tue 27 Nov 2007 22:43:08]
ハガル > (日が沈んでもここは賑やかさは潰えることがなく、寧ろ更に騒がしくなろうと活気付く広場を小さな長い髪の少女が人を避けながら歩いている。 自分の体が収まるのではないかと言うほど大きなスーツケースを両手で持ちながら。その姿は何処となく左右に揺られて、見る者からは危なっかしく見えるだろう。) ――うぅ・・・眠いです。やっぱり明日にすればよかったかな。 [Tue 27 Nov 2007 22:31:56]
お知らせ > ハガルさんが入室されました。 [Tue 27 Nov 2007 22:24:38]
お知らせ > セシェネさんが帰りました。 [Sun 25 Nov 2007 00:52:50]
セシェネ > (積荷を泣きながら積み直す男の声が子守唄に…) [Sun 25 Nov 2007 00:52:43]
セシェネ > (一般人の数と旅慣れた格好の人々を目で数え、うん、と一つ頷いて)ま、しばらくはこの辺の探索と情報収集ってとこかー。…カワイイ子いるかしらん(最後だけは弾んだ無邪気な声で、しかし顔はニヤリと不適な笑み。すぅっとさっきの水瓶へ姿を霞ませながら戻ると、ちゃぷんとひとつ音を立てて気配を消し) [Sun 25 Nov 2007 00:51:55]
セシェネ > (周りから硬貨がばらばら飛び始めると、自分も腰の皮袋に手を入れて。びしょびしょの硬貨をシュッと投げると、うまいこと子供の抱える更に入って小さくガッツポーズを決め)っしゃ!いやあー素晴らしい技だったよ、いいもん見たぁー、…っつうかここどこよ(通りからさっきの積荷がどかどかどかと落ちていく音と男の悲鳴が上がったが、気にせず辺りを見渡し。結構賑わった街であるのが見て取れると、ふむ、と腕組みして)…冒険者っぽいカッコの奴もいるし、いいかもねえ。 [Sun 25 Nov 2007 00:42:38]
セシェネ > (見ると親子の曲芸師がくるくるとナイフを回しながらお手玉をして、的へ投げては新しいナイフを子供が投げてそれを受け取り、また回し続けるという目にも止まらない芸を見せていて。ほわー、と声なような溜息のような音を口から発しつつ瞬き)すげー、ありゃ真似できないねー!あたいが寝てる間に芸能も進歩したんだなあ(うんうんと感心して頷き、的に寸分違わずナイフを当てて芸が終了すると思わず一緒にパチパチ拍手をし) [Sun 25 Nov 2007 00:35:57]
セシェネ > よ、は、とっ(10個ほどある積荷全てを真ん中だけ微妙にずらして撃ってしまうと、不安定なまま揺れるそれを見てヨシヨシ、とでもいうように目を細め)こりゃ、走っただけで落ちること請け合いだわ。手ならしにはちょうどいいってもんよー(アハハと笑ってするりと水瓶から抜け出し、そのままふわふわと曲芸を楽しんでいる人混みへと移動して。後ろで持ち主のなんじゃこりゃー!が聞こえてきたが、すっかり興味をなくして人の群れに混じり曲芸を覗いてみて) [Sun 25 Nov 2007 00:29:30]
セシェネ > (水瓶に腰まで入ったまま、きょろきょろ辺りを見渡し。すっかり旅芸人の曲芸に皆が集まっているのを確認すると、にやりとして)このっくらいはやれってんだ。そら!(言うと同時に掌から勢い良く水を噴出し、自分の周りに置いてあった積荷をだるま落としでもするように真ん中からドドドっと撃ち。水があたった箱はギリギリで落ちず、端っこをひっかけた状態でユラユラしながら留まっている) [Sun 25 Nov 2007 00:23:56]
セシェネ > (賑やかに人が行き来する通りの隅っこに、古めかしい水瓶がひとつ。先の通りで旅芸人の見世物が始まったらしく、あっちだぞ!と和気藹々騒ぎながら数人の若者がその水瓶をガスッとひっかけて走って行き。彼らが走り去った後、水瓶の中からふわりと人影が湧き上がり)…ったく、なってないねぇ最近の若いもんは。(ぼやきのような声を漏らしつつ、水瓶から出てきた女はふかーい溜息をつき) [Sun 25 Nov 2007 00:17:21]
お知らせ > セシェネさんが来ました。 [Sun 25 Nov 2007 00:14:07]
お知らせ > アルファさんが退室されました。 『へっへへ。危ない男に惚れちゃいけねぇよ?・・と格好つけて去っていく(こら)』 [Tue 20 Nov 2007 23:07:16]
アルファ > (静かに魔方陣にひさまづいて、)「今日はここまでだ・・・。また、会えるよう努力しよう・・・」(なりきっているので、声色も変えている。改めてマントを翻し、すっと路地に入って・・・)(がらっと変わったいつものアルファが登場して(化粧も、もちろん落としている)「はいっ!!ここーまーでー。・・・あなたの氷神にお会いしたいのなら、こちらにお金いれてもらえますか?」(ぱちぱちぱち〜っと周囲から拍手が起こって。・・・とりあえずは芸であることは判ってくれてるようで胸を撫で下ろす。・・・石投げるんじゃねえぞーと周囲を見渡しながら、次々と帽子へお金が入ってくる)(すごいねー。あんた。本当に魔法かと思ったよ。・・・そう道行く人に言われれば、悪い気はしない)ひーふーみー・・と。おおっ!今日当たりっ(ひゃっほう!と飛び上がり、尻尾をゆらゆらと嬉しそうに振って、横丁を歩いている) [Tue 20 Nov 2007 22:33:25]
アルファ > (周囲から、ぱちぱちっと手が上がって、アルファはにやりと犬歯をみせた。白銀のメッシュの前髪をあげて、片目のみで周囲を見回し、女性にのみ、片目を瞑って(こら)そこな、女子。・・・夜は気をつけるがいい。・・・私は気にいったものがいたなら、この吹雪に紛れて、あなたをさらおうとするだろう・・・」(じっと見つめて、そう呟くと、見つめられた少女のほうは表情を赤くして。・・・へっへっへ。この容姿だと俺、もてんなーっとか思っていた(己のしゃべっている言葉と内面のギャップありすぎだろ) [Tue 20 Nov 2007 22:19:46]
アルファ > (ふっと、氷の粒のように、口へ当てた手から、さらさらと、氷が零れる。・・・先だって、ゴミにまぎれているのを必死で探して、粉々になるまで潰したガラスの破片だったのだけれど)(蝋燭の下には、魔法陣のようなものが描かれていて。その氷の破片が空に舞い上がり、きらきらと月明かりで輝いていて、街行く人はため息をあげた)(内心よしよし・・・とか思いながら、その破片が下へ落ちるまでに、白いマントをあおって、周囲の蝋燭を一払いで消していく) [Tue 20 Nov 2007 22:16:15]
アルファ > (ここなら、冗談通じるよな、少し冷や汗をかきながら。・・・同じ事を以前辺境の町で披露したら、石投げてきた子供がいて。アルファは思わず怒鳴った)「なにすんじゃ、こらぁーーっ!!(・・・こうなれば、氷神もへったくれもない。普段の獣人になって、うなるように睨み付けて・・・。「だって、だって、寒さよんだんでしょ!?・・・おじいちゃん死んじゃったじゃないよーーっ!!」びーびーと泣き出す子供に、アルファは肩を落として、)いや、それは俺の力じゃねっつの・・・(魔術なんて、俺には到底出来ないんだから・・・と説明しても、子供は泣き止まず、周りからは白ーい目で見られて。・・・いたたまれなくなった、芸) [Tue 20 Nov 2007 22:12:19]
アルファ > (氷神・・・になりきっているアルファ。白いマントを纏い、周りに取り囲むように蝋燭を立てて、道行く人は何事かといった様子で、こちらを眺めていて)「そこな方々。我の力、見ていくが、いい」(にやりっと笑うと、犬歯が見えて。・・・白いおしろいに、瞼には蒼と紫のアイシャドウを塗って。本人はかなり、なりきっている) [Tue 20 Nov 2007 22:09:32]
お知らせ > アルファさんが来ました。 [Tue 20 Nov 2007 22:07:26]
お知らせ > 琥珀さんが帰りました。 『(せめて、眠れる森だけあればいいのに)』 [Mon 19 Nov 2007 01:16:49]
琥珀 > (立ち上がって) ……暫く、焔を消さないことだけを (考えよう。 唇かみ締めたのはプライドが自分へ与える痛みか) (寝床はいつもどおり裏側へ。 竜は春を待つことにした) [Mon 19 Nov 2007 01:16:24]
琥珀 > (頭少しさげ、申し訳なさそうに歩く男。背を見送って、足を組み替えた。ローブを羽織るがいまいち通用しない) 駄目ね、凍えて動かない (このままだとその日の食べ物もつらいか。体が動かず、火は弱まるばかり。 売りの物が消えてしまえば別のものを考えるしかない。悴む手先で髪の毛を耳へかけた) 戻っても、すること無いわ (どうせなら体を売ってしまえばよかったか) (すべてワスレテ) (考えて、目を落として笑った) [Mon 19 Nov 2007 01:10:56]
琥珀 > ごめんなさいね、アタシ体は売ってないのよ (獣牙見せつけ、巧みに笑ってやった。季節に押され、座り込んだ道端。体温あげようと擦る姿を見て言葉を女へ落としたか。見上げる先には顔を少し赤くするも誘いをかける男あり。 騎士なのだろうか、傭兵だろうか) ――貴方も、物好きね (「一晩でいいんです」)(半龍には彼の求める先が見えない。一言言うなら、仕草はきっと愛してやまなかった男に沿うものがあったかもしれない。 「遠い遠い」そんな御伽噺みたいな昔) (だから、女は――) 他を、見つめなさい (もっと美しいものがあるから。曇った銀色月は見えず。女が見つめた先にはもう少し若く、そして柔らかい者) [Mon 19 Nov 2007 01:05:05]
お知らせ > 琥珀さんが入室されました。 『(移り変わる季節の中で)』 [Mon 19 Nov 2007 01:00:08]
お知らせ > シャンゼルさんが退室されました。 『(今日、男が出来ることはここまでだった)』 [Sun 18 Nov 2007 22:00:04]
シャンゼル > ( 居住区に押しかけたVHの一人は「リシェ」という名前だったということ―― ) [Sun 18 Nov 2007 21:57:32]
シャンゼル > ( スタッカートが鳴り響く。男は弓を滑らせた。艶のある音が鳴る。それは歌声にも似て。 けれど男は演奏で何かを伝えようとは思っても居ない。楽譜に書かれる音を、いつものように気まぐれに表現しているだけで。――本当の目的は、もっと別のところ。…そして、ひとつだけ、数時間後に手に入れることが出来た情報。 ) [Sun 18 Nov 2007 21:56:20]
シャンゼル > ( 全く、どうしてこんな厄介なことになっているんだろう――― ) [Sun 18 Nov 2007 21:51:27]
シャンゼル > ( 道行く人の会話に何かがつかめればいい。VHが見れればそれは確かなものに変わるけれど――此方が得た情報は確かのようだ。居住区に住んでいるらしい人たちが「昨日たずねてきたのよ」と話していた。恐らく彼らは『人間』だろう。色も白いし、服装もきちんとした、ホワイティアだと思う。だからこそ「狩られなかった」のだろうし―――。 ) ………ポロネーズ、一曲。 ( 静かに男は微笑んだ。けれど、その瞳は笑っていない。ヴァイオリンに語りかけるように顎を当てて、弓を当てた。 )( 女性の歌声のような音が、軽快な音楽を紡いでいく ) [Sun 18 Nov 2007 21:46:18]
シャンゼル > ( なんとなく胸騒ぎがする。一刻も早く、屋敷に帰ったほうがいいのではないかとさえ思う。そして耳にする情報は矢張りいいものではなかった。嫌な予想が的中したときほどうんざりするものはないが、エレの予感はよくあたる。当たってしまうからこそ―― ) …… 。 ( 曲を終えて、紳士の礼。小さな子どもが「お兄ちゃん」と言えば、ありがと。と、薄く笑うけれど―――気になるのは、聴衆ではなく、その、周り。男の視線は時折動いていた ) ( ――とりあえず、今此方が持っている情報は――先日聞いた、「VHの居住区への侵入」。 ) [Sun 18 Nov 2007 21:39:41]
シャンゼル > ( 仕切りに情報を集めていた。白いスーツに金髪は目立つことだろう。明らかに貴族か、貴族に仕えるものだ。その男は横丁の中央通からは外れた、かといってあまり人の通らない通りでもない、中途半端な道で演奏をしていた。いつもならば、そんなことはないのだけれど。――主人の願いはただひとつだ。だから、男に出来ることはこれくらい。考えて一番自然な形はこれだった。小さな子どもたちだけでない、家族連れ、若い男女。様々な人が集まるけれど、かといって大きな人だかりではなく、通りすがりの人がいるくらい。その中でひたすら耳を傾けていた。演奏を聞かせるのは勿論だが、お金よりもほしいのは「情報」だ ) [Sun 18 Nov 2007 21:35:30]
お知らせ > シャンゼルさんが来ました。 『(ヴァイオリンを弾く演奏者は――)』 [Sun 18 Nov 2007 21:30:33]
お知らせ > さんが帰りました。 『嗚呼、我は君がため――(氷のような表情は、巴と言う語り部)』 [Fri 16 Nov 2007 03:37:49]
> あら。リクエスト?―――ええ、いいですわよ。アンコール、ですね。( にこり、笑うけれど―――その後、唇が言の葉を紡ぐ瞬間から ) [Fri 16 Nov 2007 03:37:15]
> あ――そういえばあの先輩、カチューシャつけてくれてるのかしら。つけてなかったらまた意地悪しちゃお。( にこーっと呟きながら ) ん?あーなんでもないのー。 ( にこにこ )( のんきな死神です ) [Fri 16 Nov 2007 03:36:10]
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