鍛錬所総合 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『明け方までその音は鳴り止まなかった』 [Fri 22 Feb 2008 23:23:52]
◆バイ・チャンフォン > (怪我をした覚えもなければ、精神的な何かを抱えているわけでもない。ではなぜ違和感を感じるのだろうか?体の組織の成長ではなく、むしろその中身からして何か感じる。・・・師匠から教わっている気、とはこういうものなのだろうか?)・・・わから、ない、な。(今度師匠にでも聞いてみようか。と考え直すと、また同じ鍛錬に戻っていく。) [Fri 22 Feb 2008 23:23:35]
◆バイ・チャンフォン > む?(違和感を感じたのか、もう一度構えから入り、同じ場所を叩く。・・・しかしそれでも違和感は拭えない。)・・・どういう、こと、だ?(もう身体的な成長は止まっているはずだが・・・?と少し疑問に思いつつももう一度やってみる。・・・やはり同じ違和感を感じた。)・・・気、の、せい、か?(構えを解いて少しだけ考えてみた。) [Fri 22 Feb 2008 23:13:33]
◆バイ・チャンフォン > (同じ場所を何度か叩き、それが終えれば一度呼吸を整える。)・・・。(再度構えれば、今度は一回一回の形を意識しながらやってみる。まずは首を狙った一撃をゆっくりと。次に一回転して、わき腹に一撃・・・というように、急所を一つ一つ確実に狙って振るっていく。いつもの動きをゆっくりと行うことでブレていないか、崩れてはいないか、などを確認しながらやっていく。ずれているようなら納得いくまで修正を繰り返していく。) [Fri 22 Feb 2008 22:59:55]
◆バイ・チャンフォン > (数発木刀で藁人形を殴ってみる。・・・感覚はやっぱり途切れてはいない様子。)・・・良かった。(最近、戦闘らしい戦闘をしていないので、使えなくなっているのではないかと不安だった。最近は拳を使っての戦闘を想定して鍛錬している。が、実戦で使えるレベルには達してはいないので、安心して使うことのできる刀の鍛錬も怠ることはできない。) [Fri 22 Feb 2008 22:45:33]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 [Fri 22 Feb 2008 22:33:00]
◆バイ・チャンフォン > (最近忙しくてしっかりとした場所での鍛錬をしていなかった。もちろん、師に言いつけられたことなどはしっかりと毎日こなしている。)・・・あまり、人、いなさそう、だな。(等身大の藁人形の並んでいる部屋を覗く。人の気配はしなかったので、とりあえず練習用の片手で持てる大きさの木刀を手に取り、真ん中辺りの藁人形の前まで行く。) [Fri 22 Feb 2008 22:32:50]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『少し覗いてみることにした』 [Fri 22 Feb 2008 22:30:23]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『しばらく、ダブルトマホークの鍛錬を重ねて…』 [Thu 21 Feb 2008 00:50:29]
◆レイ・シェリダン > (狙い過たず突き刺さったトマホークを引っこ抜いて…)……ま、できりゃ銃の相手は金輪際ごめんだけど、な(何があるかわかりゃしないからそれに備えておくのも悪くはないとは思いつつ…) [Thu 21 Feb 2008 00:47:15]
◆レイ・シェリダン > ま…しばらくは、この感覚に慣れてみるか…(さすがにポールアックスほどの威圧感と間合いの有利さはないし、派手さが今よりもなくなる…と言うか、皆無だからコロセウムじゃ使えないだろうが…)……銃なんかに、よ(銃を用意している間に投げつける事もできると思い出して唇を噛み…周りのものを薙ぎ払い…遠く離れた木製人形に思いっきりトマホークを投げつけてみる) [Thu 21 Feb 2008 00:40:06]
◆レイ・シェリダン > …トマホーク2本は良いかも知れねぇけど・・・(一本だけじゃ投げたら終わりだから、もう一本…大抵そんなに投げる暇もないし、無手になるよりかは選択肢が広がるか…)高いけど、な(回収できなければ一発5万エンだ。いくら投げれるし近接武器としても使用に耐えれるとは言え…) [Thu 21 Feb 2008 00:36:08]
◆レイ・シェリダン > (もし複数と遣り合うなら、これで両腕をぶん回していればそれなりに近寄れはすまいが…)型なんてあったもんじゃねぇしなぁ…(そもそも室内のような狭い場所で、手斧を使って戦いに応じるなんて機会なんてあるものか…多分、ない。例えば暴虐の酒場の喧嘩で武器を取り出すなんてまずかろうよ) [Thu 21 Feb 2008 00:34:06]
◆レイ・シェリダン > ……ん…(異世界で体験した狭い室内においての乱戦なら、これはこれでいいのかも知れないとか思って鍛練場で試してみたわけで…片手の斧は防御と言うか受け…もう片手で攻撃)んー……しっくりこねぇな(あくまで手斧サイズだから相手との間合いも近くなるし、普段振るっている斧と比べたら段違いに軽い手応え) [Thu 21 Feb 2008 00:31:52]
◆レイ・シェリダン > ……多少思うところがあってよ(片手にトマホーク、もう片手にここで借りた手斧の斧二刀流…トゥーハンドの由来は二丁斧でなく、両手斧なのだが…それを言われれば単に気まぐれと応えてみるが) [Thu 21 Feb 2008 00:29:27]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『…まぁ、なんだ…』 [Thu 21 Feb 2008 00:28:06]
お知らせ > クロアスさんが帰りました。 [Wed 20 Feb 2008 22:06:21]
◆クロアス > 今の力量が見れただけでも、よしとするか。 (そう楽観的に考えて) [Wed 20 Feb 2008 22:05:45]
◆クロアス > やっぱり付け焼刃では無理か・・・これだけで相手にダメージを与えられるとは思えないし・・・・・ (立ち上がって冷静に分析してみる。 まぁ、静電気でもようは使い方次第だろう。) もともと魔力なんてないし。独学だし。 (そういう知識に長けている知人もいない、っていうか知り合い自体少ない。今思うと俺ってばなんて寂しい男・・・) [Wed 20 Feb 2008 21:58:59]
◆クロアス > ・・・・・。 (がくーっと膝をついて。) なんて非実戦向き・・・。 (←落ち込み中) [Wed 20 Feb 2008 21:45:23]
◆クロアス > (ぱちぃーん)(ものすごい静電気が前方に飛んで。) [Wed 20 Feb 2008 21:38:15]
◆クロアス > (呪文が進むにつれてお札に青白い光が蓄積されてゆき・・・・ついに呪文が完成する。) 招雷!! (お札が一瞬光り・・・) [Wed 20 Feb 2008 21:36:09]
◆クロアス > (陽気に口笛など吹きつつ懐から紙を一枚、長方形の和紙。なにやら難しい文字がつらつらと・・・) よし、やるか・・・・ (その紙を・・・いわゆるお札を、眼前に掲げるとぼそぼそと呪文を唱える。) [Wed 20 Feb 2008 21:31:17]
◆クロアス > (夜風にコートの裾をたなびかせて、背に弓を背負った青年が一人。鍛練場の両開きの扉を押し開けて、沢山の鍛練者は一瞬だけ視線を集めると・・・すぐにその注意を己の鍛練へと戻す。 頑丈な石でできた床を鳴らして、ゆっくりと鍛練場の端っこのほうへ) [Wed 20 Feb 2008 21:17:38]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『(赤コートが一人・・・。)』 [Wed 20 Feb 2008 21:06:05]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『大好きやで、クレハ…。(小さな寝息を立てて―。)』 [Tue 19 Feb 2008 02:12:40]
お知らせ > クレハさんが退室されました。 『愛しています・・フェイロンさま。』 [Tue 19 Feb 2008 02:12:04]
◆クレハ > (サンドバックに身を預けて、最愛の人は胸の中。彼の頭を撫でながら・・・幸せと夢のまどろみへと・・・・。) [Tue 19 Feb 2008 02:10:50]
◆フェイロン > ぅん、せやねぇ…(こくり、と頷きながらも瞳細めクレハの心地に安堵しながらも次第に力も抜けていくもので)…うん、今日は一緒に寝るぅ…はなれとぉないからなぁ…。(クレハが座り込むのを見れば歩み寄り膝上に座ろうかそして抱きつけば)このまま寝るからぁ…お休みやで、クレハ…大好き(と囁きながらもそっと瞳を閉じだして―。) [Tue 19 Feb 2008 02:05:41]
◆クレハ > それはいいご主人様につきましたね。 (本当によかったと、フェイロン様を抱き返して・・。) ええ、かまいませんよ。今日は一緒にいましょうね・・・ (サンドバッグの近くに座り込むと、「おいで」というように膝をぽんぽんと叩いて見せて。) [Tue 19 Feb 2008 02:02:06]
◆フェイロン > (頭をなでられるのには嬉しげにピクッと反応する狐耳、尻尾が揺れるのはご機嫌故に)…ぅん、前のご主人様のお友達さんらしいんやけど…そない、色々条件とかつけんでくれたし、なぁ…(クレハの其の心境は言葉でなくても何となく感じる気持ち、伝わってくるもので、頭をなでてはギュッとクレハの頭を抱きしめれば)クレハぁ…今日は、ずっと一緒にいよ?(眠くなってきたし、と呟きながらも目を擦っていて。) [Tue 19 Feb 2008 01:50:38]
◆クレハ > (なーでなでとフェイロン様の頭を撫でて。) フェイロン様のご主人様が? ・・・それは、また今度ご挨拶にお伺いしないといけないですね。 私も今度、ご主人様とお話してみます。まだ私を・・雇ってもらえるのかどうか。 (もし私が存在意義を失ったのならば、違う居場所を探してみようかな・・・。 目を瞑り、撫でられると気持ちのよさそうにして・・・。) [Tue 19 Feb 2008 01:42:04]
◆フェイロン > そぅやろか…?あは、うちもクレハのことだーい好き(ギュぅと抱きつきながらも脚に絡みつくクレハの尻尾にはくすぐったそうにしながらも、ゆらりと揺れる狐の尻尾は嬉しさをあらわせていた)そぅなんや…?うちも、ご主人様、また…変わったんよ…?クレハは、そない優秀やと思うから、大丈夫やで?(ギュぅと大切そうに抱きしめながらもクレハの頭をなでてみて。キスが出来なかったのにちょっとしょんぼりだけど、一緒に居れる幸せは実感できていて。) [Tue 19 Feb 2008 01:17:35]
◆クレハ > 尊敬しますフェイロン様、やっぱり大好きですッ (私の尻尾をフェイロン様の足にくるくると巻きつけて、自分のうれしさを表現しているかのように。) ・・・・わたし、最近・・・・ご主人様と顔を合わせてなくて・・・・・むしろ、ご主人様がどこにいるかもわからずじまいで、わたし・・・わたしッ、捨てられたの? (しょんぼりと視線を伏せて。追加のキスは、また今度にお預け。 フェイロン様のそでを握って) [Tue 19 Feb 2008 01:04:48]
お知らせ > フェイロンさんが来ました。 [Tue 19 Feb 2008 00:57:33]
◆フェイロン > クレハにそない、言われるん…ほんま嬉しいなぁ、うちも新しいのも考えたりするしぃ…一緒に頑張ろうなぁ?(小さなガッツポーズを見れば、嬉しそうにする狐は尻尾をゆらゆらと振っていた。)クレハぁ…んぅちゅっ…(唇を重ね、ちゅぅ、と吸い上げた後、柔らかい感触を愉しむ形、僅かに離す唇にて瞳細めていれば。)ふぁ?…ぁ、ぅうん…うち、こないで…クレハが居てくれたらそれで、ええんよ…?(もっと、一緒の時間が欲しい、と呟きながらも、不意にもまた唇を重ねようとしては、其の侭舌を口腔に滑らそうとも考えていて。) [Tue 19 Feb 2008 00:55:08]
◆クレハ > 私もフェイロン様に近づけるのなら・・・たとえ劣る技であってもがんばって会得して見せます。 (小さくガッツポーズを作って見せたり。) フェイロンさまぁ・・・、 (唇を合わせると、男なのにやわらかい感触。体の筋肉の質はこれだけ硬いのに、唇の感触はこんなにもやわらかいの・・・まだ幼いから?) フェイロン様・・・バレンタインデー、何もできなくてごめんなさい・・・・・・。 [Tue 19 Feb 2008 00:47:09]
◆フェイロン > あは、嬉しいわぁ…クレハと居ると、ほんま落ち着くわぁ…(にこっと返す微笑みであり頷いていた。)…あはは、でも…クレハには全部知って貰いたいし、こぴーでも全部一通り使える様になってもらいたいから、がんばろなぁ? うん、もっと、もっと…クレハとの時間が欲しいわぁ(うんうん、と何度も頷く狐、そして頬へと顔を近づけているとクレハの指が唇に触れるのにはきょとんとなり首傾けると)ぁ…ぅん、するぅ…。(こくり、と小さく頷けば、そっと唇をクレハの唇へと重ねようとする狐瞳細めていた。)んっ…。 [Tue 19 Feb 2008 00:35:28]
◆クレハ > ええもちろん。 (にっこりと微笑を返して。) きっと全部は無理ですよ〜、覚えれても一つや二つ・・・それに、所詮はフェイロン様のコピーですものオリジナルにはやっぱりかないませんわ。 でもやっぱり、教えてくださいねフェイロン様♪あなたといる時間をもっと濃密にするために。 (クスクスと笑って、やっぱりかわいいあなた。私の頬へのキスを人差し指で止めて・・・) フェイロン様・・・キスするならこっちですよ? (自分の唇を指差して。) [Tue 19 Feb 2008 00:24:35]
◆フェイロン > (擦り寄りながらも頭をなでられるのには狐耳を障れるとくすぐったそうに身を捩りながらも見上げ見つめていれば)…ほんまにぃ?嬉しいわぁ♪ずっと、一緒やわぁ(にぃっと口角吊り上げ、手を握り揺らしていると握り返される感触に笑み零しながら)あは、うちの出来るもん、ぜーんぶクレハに教えるからなぁ(こくり、と頷く狐、2人して戦闘になれば狂うのだろうか、と思うもの。また顔を寄せては、頬にちゅっと口付けをしようとして―。) [Tue 19 Feb 2008 00:16:34]
◆クレハ > (擦り寄る彼の頭を撫でてやり、その頭に生える耳もむにょもにょと揉んでみたりして。) ごめんなさい・・・でもこれからはずっと一緒ですよ、フェイロン様。 (目を細めてやさしくほほでんで揺らす手を小さく握り返して。) ええ、フェイロン様の奥義・・・私の憧れですから♪ (戦闘狂の血が、私の感情を高ぶらせて普段よりちょっと大人気ない様子で笑ってみせる。) [Tue 19 Feb 2008 00:09:37]
◆フェイロン > (サンドバックをとめた後にて己を抱きとめてくれたクレハを見上げれば、嬉しげに浮かべる笑み見つめながらも頬擦りをするかの如く顔を上げ近づけようとしていた。)…もぅ…うちも、戻ってきたん遅かったけど…クレハも、居らんかったん、ずっと心配してたわぁ…。(眉下げながらも見上げては抱きしめ返してくれるクレハの感触にブルッと身震いをしながらも、互いにも狐、猫の耳と尻尾が露な状態でもあり)…そぅなん?あは、今度…一緒に鍛錬しよぉな?(苦笑を眺めながらも、にぃと口角吊り上げる狐、クレハの手を握ってゆらゆら、と揺らそうとしていた。) [Tue 19 Feb 2008 00:01:11]
◆クレハ > (揺れたサンドバックを手でとめて、飛んでくる最愛の人を抱きとめれば私の目じりにも涙が浮かぶようです。) 私もですよフェイロン様・・・ (フェイロン様に負けないように、私も強くあなたを抱き返して。 私には珍しく耳も尻尾も隠さずに、耳はぴくぴく尻尾はゆらゆらと) いいえ、もう鍛錬は終わりです。久しぶりにやりましたけど・・・これ以上やったら拳が壊れてしまいますわ。 (苦笑いを浮かべて。) [Mon 18 Feb 2008 23:55:21]
◆フェイロン > (入ってくれば見知った後姿でもあり、それには驚き、久方ぶりにも見たから願っても見なかった事だから、狐は至極驚いていた、サンドバックを叩いていたのをも左右に視線を動かしながらも見入っていると、振り返るクレハの姿、確信すればニパッと明るくなる表情で駆け出しては抱きつこうとする狐)クレハぁ…めっちゃ逢いたかったぁ…(目じりに涙を浮かべつつも、にへらと浮かべる笑みはいつものもので、パタパタと多いに揺れる狐の尻尾が痛いくらいな勢いなもの)…ぁ、っと…練習、中やろか? [Mon 18 Feb 2008 23:49:51]
◆クレハ > (すこし動いただけなのに汗がぽたりと、木目調の床にしみを作りました。 言い遅れていましたが、今日はいつものようにメイド服スタイルで。) んん〜、すごくいまいちですね・・・。 (久しぶりに打ったサンドバックの感覚は違和感を通り越して、自分の格闘技術の衰退を感じさせるようでもありました。慣れるまではまだ多少時間はかかりそうです。) ・・・・ッ!? (急いで振り向くと・・・。) ぁ・・・フェイロンさま、お久しぶりでございます。 (にっこりと笑って答えましょう。) [Mon 18 Feb 2008 23:18:37]
◆クレハ > (すみません、電報と間違えました) [Mon 18 Feb 2008 23:04:40]
◆クレハ > どぞどぞ〜^^ リハビリもかねてちまちまとまわして起きますので(汗 [Mon 18 Feb 2008 23:03:58]
◆フェイロン > (鍛錬所にも最近近づく事もなかったのだけれど、何かと久しぶりにも、と言う風に近くにまできたからか、よってみた狐、きょろりと見回しながらも歩を進めていれば、どこか聞いた事のあるので視線を向けているものか、また其方へと歩みよれば見知った姿も見つかるもので)ぁ…あっ…クレハ?(まじまじ、と見つめてしまう狐、瞳を細めながらも問いかける形にて、言葉を発していて。) [Mon 18 Feb 2008 23:03:55]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 『(のんびりとした足取りにて入ってくる狐がいて―。)』 [Mon 18 Feb 2008 22:57:22]
◆クレハ > (ぎしぎしと揺れるサンドバックをしばし眺めて、それから二歩後ろへと下がる。 ふぅーーー。息をひとつ。 右足を踏み込んで、先ほどと同じようにひねりをくわえながら正拳を打ち込んで。) ィヤァッ! (先ほどと同じようにサンドバックは跳ねて。) 絶ッ!破ッ!疾ッ!! (左足からひとつ回って左足をもう一度、そして左拳を突き刺して。三撃がサンドバックへ入る。) ・・・・・ふぅー。 (息を吐いて。) [Mon 18 Feb 2008 22:55:48]
◆クレハ > (ちょっとだけ右手をひねるのがコツです。) えいっ (右手の正拳が、サンドバックへと吸い込まれてしわをよせた後にポォンと、小さく跳ねた。音はドッっという小さな音で、あまり力はいれずに) [Mon 18 Feb 2008 22:31:22]
お知らせ > クレハさんが入室されました。 『(右足を踏み込んで。)』 [Mon 18 Feb 2008 22:23:19]
お知らせ > ジャイロさんが帰りました。 [Sun 17 Feb 2008 15:33:55]
◆ジャイロ > (さらにぶんぶんとバットを振り回して) [Sun 17 Feb 2008 15:33:52]
◆ジャイロ > 立ちはだかる敵は撲殺せよ〜それが騎士道、我が人生〜♪ (ステップを踏んでスライディング・・・もとい、下段蹴り。) [Sun 17 Feb 2008 15:11:15]
◆ジャイロ > 趣味は〜乗馬とにんじんでありますー。ゆけゆけ殺せ殺せジャイロ・クロックリィー! 骨を折れ〜、内臓をつぶせ〜、相手に苦悶の表情を〜♪ (サッサッと、バントの構え・・・もとい、防御体制をとりつつ。) [Sun 17 Feb 2008 15:02:44]
◆ジャイロ > じゃーいろ〜下等兵〜、正義と希望とにんじんをこよなく愛するライカニアの戦士〜 いざ、愛馬マグネチックスターラーに跨り〜♪ (リズムに合わせてバットをぶんぶんと振って。) [Sun 17 Feb 2008 14:58:28]
お知らせ > ジャイロさんが来ました。 『私の〜名前は〜♪』 [Sun 17 Feb 2008 14:56:04]
お知らせ > 卍さんが退室されました。 『(むなしい夜は続く・・・)』 [Sun 17 Feb 2008 02:10:29]
◆卍 > ちきしょー! (バスバスバス、と右足のみで三連打。サンドバックの音が妙にむなしい。) [Sun 17 Feb 2008 02:09:26]
◆卍 > ・・・・。 (各石を出した状態でサンドバックを叩いておきたいが・・・、こんな大の大人が短パンを常時履くわけにも行かないし、スリットのはいったスカートを履くわけにもいかない。むしろおっさんの生足は生理的に衛生的に無理だ。) 子供のころはよかった・・・短パンはいても問題なかったからなぁ。 (首をもたげ、とほほ〜、と。) [Sun 17 Feb 2008 02:05:19]
◆卍 > (蹴り足を下ろして、足をそろえて立ち腰に手を当てて) たまにゃあ運動もしないとなぁ・・・ずっと事務所詰めじゃあ木偶人形になっちまうぜ (意味もなく帽子をかぶりなおして。) [Sun 17 Feb 2008 01:58:37]
◆卍 > (放った右足の蹴りはサンドバックを叩き、いい音を立てる。そのまま蹴り足を残した状態で、さらに二度サンドバックを蹴る) おし、いい感じだ。 (もっとも、各石を隠した状態なので威力は高が知れているが・・・。) [Sun 17 Feb 2008 01:07:00]
お知らせ > 卍さんが入室されました。 『おりゃッ』 [Sun 17 Feb 2008 01:03:19]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『チョコはゼロだが初成功。歓声をあげた。』 [Fri 15 Feb 2008 23:24:54]
◆カイン > (身体を丸め――後ろへと回りながら――前へと――飛ぶ――)(ダンッ!)……お。(綺麗に着地した瞬間、まだ自分に起きたことがわかっていなかった。 そう、着地できたのだ)おお……(落ちずに。 きちんと両足をついて。 着地でいたのだ)……おおぉっ!? [Fri 15 Feb 2008 23:24:18]
◆カイン > ……軽業、かぁ(今から習ったとして何処までいけるかはわからないけれど、殺陣、演技の勉強と並行して軽業の練習まですれば――多分、本当に『役者』ではなくて、活劇専門になってしまうような気がする。 手一杯だ。 ……それで良いんだろうか)ううむ……。 まあ、実際に練習しないと仕事にならないけどね、今は(そう言って笑うと、俺は体操を終え、トランポリンめがけて駆け出した。 さて、今度は成功すると良いのだけど――)【秒数一桁が偶数なら失敗 奇数なら成功】 [Fri 15 Feb 2008 23:15:21]
◆カイン > (筋肉を解し、伸ばし、暖めて。 バンクルの特性として割と頑丈な身体を持ってはいるけれど、進んで痛い思いをしたいとは思わない。 なるべく念入りに……事前準備)……っていうか結局、本番でも失敗しちゃったしなぁ。……やっぱり専門の人を探して、指導受けたほうが良いのかもしれないけど……(後転しながら前方へと飛ぶ、という軽業じみた――というか軽業そのもの、という活劇。中々上手く行かないもので、再挑戦の機会に備えて練習、というわけだ) [Fri 15 Feb 2008 22:49:18]
◆カイン > (貰ったチョコの数、ゼロ。子供たちの歓声、プライスレス。 というか女の子からのプレゼントなんて貰ったことありません、俺。 胸から下げたお守りにしたって、プレゼントってわけじゃあ無いしね。)……というわけで練習あるのみですよ。 昨日も仕事だったしねー……。(まあ、顔の出ない仕事だから仕方ないんだけど。 仕方ないんだけど……だけど……。 はぁ、と深く溜息を吐きながら、今日も今日とて自主トレーニング。 借りてきたトランポリンを前にして、まずは準備の柔軟体操中である) [Fri 15 Feb 2008 22:42:06]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『バレンタイン? なにそれ美味しいの?』 [Fri 15 Feb 2008 22:39:02]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――もっと頑張ろう』 [Wed 13 Feb 2008 01:56:47]
◆カイン > (今度はうつぶせに地面に叩きつけられた)…………………………うー。(呻いてみる。 どう贔屓目に見たって格好良くは無い。 アイゼンリッターのコスチュームを着てこなくて本当に良かった。子供の夢をぶち壊し、である。)……やっぱこう、もっと軽業とか練習しないと駄目、かぁ……。 うぁーっ……痛ぇー……。(よろよろと起き上がり、服の汚れをはたく。 勿論、運動用のシャツとズボンなので汚れても気にはならないのだけれど。) [Wed 13 Feb 2008 01:20:35]
◆カイン > (難しい、であって無理、じゃないのが味噌。 十年近く前、子供の頃に見た舞台の活劇シーンでは実際にそれをやっていた役者さんがいたのだ。 ……子供心に、あれは素晴らしく格好良く見えたのだけれど)……って事は、今の子供たちだって格好良いって思ってくれるはず、だもんな。(アイゼンリッターはちょっとずつだけれど、子供向けにシフトし始めている。 となれば、此方がこなす活劇も、子供たちを意識していかなければならない。 ――でまあ、そんな格好良い動きがそう簡単にできるか、というと)……ううむ。(呻きつつ、よろよろと立ち上がる。頑丈なのはバンクルの取り得。 ぱんぱんと手足の埃を叩いて落とし、練習再開)とりあえず、技のほうの練習もしないとな。…………ジュウッ!!(助走をつけ、叫びも高らかにトランポリンを蹴って跳躍。 空中で身体を捻って錐揉みになりながら――……)【秒数一桁が偶数なら成功、奇数なら失敗】 [Wed 13 Feb 2008 01:07:49]
◆カイン > あ、いったぁ……ッ!(一瞬息が詰まり、続けて痛みが響く。 思わずその場で転がりそうになるのをグッと堪えながらも、また失敗したなあ、なんて冷静に考えている自分もいるわけで。 これで五回、いや六回目ともなれば、さすがにちょっと落ち込んでしまう。)(何をやっているのかと言えば、活劇場面の練習だ。 用具入れから、鍛錬所では子供達しか使い手のいないトランポリンを借りてきて、今度の木曜日にやる劇の練習中、というわけだ。)さっすがにどうやったって……「ジャンプして後転しながら前に進む」は難しいぞ、こりゃぁ……。 [Wed 13 Feb 2008 00:59:16]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――背中から地面におちる』 [Wed 13 Feb 2008 00:54:42]
お知らせ > ブレイブさんが退室されました。 『さてと。(立ち上がり、手頃な人が居ないか探し始めるとしよう)』 [Sun 10 Feb 2008 22:59:42]
◆ブレイブ > 少し休憩した後もう一セットやるか……それとも誰かに手合わせでも頼むとしようかな。 ( タオルで汗を拭きながらこの後の予定を考える。 どうせ此方に来て日が浅い自分には知り合いが少ない。 一度きりしか出会わない人間に負けたって、記憶に残らなければいいんだ。 俺も都合の悪い事は忘れとくとしよう。 ) [Sun 10 Feb 2008 22:52:21]
◆ブレイブ > ……やっぱこういう地道なトレーニングはどーしても好きになれねえな。 華が無いっていうかなんていうか……やれやれ。 ( 荒く乱れた呼吸を整えるように溜め息をしながらそんな愚痴を吐く。 ――――わざわざ騎士団の訓練所ではなく、公共の鍛錬所まで足を運んだのは、こうした努力を知り合いに見られるのが嫌だったから。 ) スマートじゃねえもんな。 こんなの。 ( よっこいしょ、と寝転ぶ体勢から壁に背中を預ける姿勢へと変更しながら独り言を呟く。 こういう時でも地元の言葉が出ないように注意はしている。 ) [Sun 10 Feb 2008 22:36:32]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 [Sun 10 Feb 2008 22:30:48]
◆ブレイブ > ――――ひゃく…ごじゅうっ!! だー! 疲れたー。 ( そしてキリの良い数字を数えた所でひとまず終了。 広い鍛錬所の端っこで、疲れ切った言葉を吐いた汗だくの男は天井を眺めるように仰向けに寝転ぶ。) [Sun 10 Feb 2008 22:22:40]
◆ブレイブ > ( ラフな服装をした金髪の青年が、鍛錬所の片隅でただ黙々と数を数えながら地道な筋力トレーニングを重ねている。 ) ――――122、123、124―――― [Sun 10 Feb 2008 22:10:46]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 『102、103、104―――』 [Sun 10 Feb 2008 22:07:25]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 空や鍛練所がやけに広く感じる。 アイリーンの声が響いて、気付いたら眠ってた )』 [Fri 8 Feb 2008 03:15:42]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 相手を交代して2戦目!(声が響いた) 』 [Fri 8 Feb 2008 03:14:12]
◆ソレディー > ( 『こうさんー』 と呻いた声が、聞こえたかどうか。 地面を叩こうかと思ったけど、叩かれるのが止まったからぐったりしてた。 変に頭ががんがんする。 と言うか体中か。 防具のおかげで切られても血は出ないけど、衝撃は確かにあって――― ) ―――〜っぷはぁ!? ( ちょっと飛んでいたらしい。 水をかぶせられて、頭をふりふりがばっと起きる。 鎧の無い体の軽いこと軽いこと。 腕を振り回して首を回して。 痛みに顔を顰めたら、召使さんに止められた。 …この辺りの回復の速さは根性の無さもあるが… 今回は、また数日間痛むかもしれない ) は―――… ( 盛大な溜息をついて、同様にへんなりしてる随員Aをつついてみた。 彼も起きる。 二人手当てしてもらいながら、訓練に戻る騎士達をぼんやりと見つめて ) ( あそこに入るのだと思うと実感が沸かないけど、アイリーンだってがんばってる。 自分もがんばれば、いつかきっと。 …それに、竜騎士はもっと大変なのだから… ) [Fri 8 Feb 2008 03:11:35]
◆アイリ > 誰か脱がせてあげなさい。 ―――それから、バケツを。 ( 周囲の訓練もいつの間にか終わり、静かになった。 待機していた召使い達も直ぐにそう言われるだろうと準備していたようで、小走りに数人が駆け寄ってくる。 もう1人の随員の少年も、大柄な騎士に打ちのめされて似たような状況だ。 2人の召使いがソレディーの鎧を脱がせ、1人は適温のお湯の入ったバケツの中身を頭から被せる。 最後の1人は直ぐに冷えるであろう身体を覆うためのタオルと、打撲箇所の為の薬と包帯を持って来た。 ) では随員二名は休憩、残りの全員は次の訓練に移行します!! ( 休憩、というより今日はもう動かない方が良い、が。 明日も身体を休めさせるか。 ) [Fri 8 Feb 2008 02:54:33]
◆ソレディー > ( どちらかと言うと他に手の無い省エネモード。 出来れば正面から切って捌いて切って受けて… 横でやっているようなのをやってみたいのだが。 先ずは体力という話で、どうしようもない。 下は狙わないと言われたばかりなのに、ちょっと上になったものの結局足を狙うのは、もう習慣か。 とにかく動きを封じようという ) ―――あ゛ぅッ!? ( ぎん、とさして鋭くも無い突きはあっさり装甲に弾かれて、その継ぎ目に入り込むこともなく、逸れた。 『あーあ』 と思う間もなく盾が叩かれて、これまた落ちる。 頭が空いて――― 後はもう、何だか分からなくなってしまった。 叩かれて、叩かれて、叩かれて… 切れないけど、でも痛いんだって、おまけに響くんだって――― せめて盾を上げようとするのだけどその余力も無く、がっしょりと崩れる ) [Fri 8 Feb 2008 02:45:03]
◆アイリ > その意気や良し、と言いたい所ですが――――できる範囲で引くのも ( 英断だと。 最低限死なない努力を繰り返して生き残る事が、最期まで無駄死にしないという事。 幾度の敗戦を繰り返しても。 ソレディーが立ち上がるのを待って構えなおし、まぁ今回は動かなくなるまで付き合おうかと――――盾を前面に、剣を後ろに引いた構えで身体を半身にして立つ。 どうも相手を転倒させるという事が頭から離れずに第一撃から露骨に狙ってくるようだが――――。 ) 分かり易いッ。 ( しっかりと腰を落とした姿勢で不完全な打撃を普通に受ける。 避ける為の防具ではないのだから、これくらいの打撃はただ装甲に任せてしまえば良い。 お返しは、矢張りなんの変哲も無い―――ただし、身を低くしているソレディーの盾目掛けて振り下ろす一撃。 後ろに引いた剣が大きく弧を描き、腰、肩、肘、手首と連動する撓りに任せて振り下ろされる! ) [Fri 8 Feb 2008 02:32:11]
◆ソレディー > ―――〜っくぅ… ( まだ剣は持っているし、盾もある。 身体は鎧に守られてる。 起き上がれないけど、近付いてくるならどうにか――― と思ってみたが。 兜の視界は空ばかりで、足元側のアイリーンは殆ど見えない。 『終わりです』 事実そういうものなのだろう、あっけない一言と、捻じ込まれる金属の感触。 まだチェーンがあるじゃないかと思ったが… 剣だ。 貫けるのだと感じて、固まらせていた息を吐き出した――― ) ―――は… はいっ! 大丈夫ですっ! まだ持てます! 持ってます! ( ほら、ほら! とアピールするように剣を持った手をがちゃがちゃと。 拭えない汗でかなり気が散るし、そうなるということはつまり疲れているのだけども。 まだ動けるし、今アイリーンがした事をどうすれば防げるのかも気になる。 力で負けるな押し返せと言われればそれは勿論。 でも、それだけではないだろうと――― ) ―――〜うぬっ! ふーっ ゥン! ( 元気はあるのだけど身体はそうもいかず。 時間をかけて立ち上がれば、また一段と疲れていた ) ―――お願いしますっ… ( 十分涼しいはずなのに、鎧の中を息苦しく感じる。 やっぱり、守られているというより閉じ込められているような。 脇をしめていなければ保ちにくい盾をどうにか身体から浮かせて――― アイリーンとの距離を縮めるものの、この盾を突き出すに足る力が入らない。 身体から離して、腕だけの力で盾を振り回すのはもう無理だった ) ―――っふ… ふぅ… ( じりじりと間合いを取っているだけで、重たい鎧が容赦なく体力を奪っていく。 アイリーンの真似はできないけど、ばったり倒れて終わりでは意味が無い ) ―――ッ! ( 大またに、地面を蹴った。 飛び上がるくらいの力をかけたつもりで、足はあっという間に地面についてしまう。 それでもせめて転ばないように、やや前のめりに二歩三歩――― 間合いを詰めて、滑り込むように身を低くした、 片方の膝を地面につけるほど腰を落としながら、盾を肩に乗せ、頭に乗せてその下に自分の身体を隠すように。 振り払うだけの腕力が残っていなくて、ろくに狙えもしない切先は、一応足の間、股関節の辺りを狙っている ) [Fri 8 Feb 2008 02:16:37]
◆アイリ > そして――――これで貴女の命は終わりです。 ( と、転倒したソレディーに一歩歩み寄り、剣の先を胴鎧の隙間の鎖帷子に突き立てる。 力を込めればチェーンごとめりめりと左肩から鎖骨の内側に突き刺さる位置だ。 転倒した騎士のあっけない死。 自分にもいずれ降りかかるかもしれない、戦場での最期。 当たり前の作業のようにこの切っ先を肉に捩じ込む事が出来なければ騎士にはなれないし、先ず正騎士として取立てはしない。 人を殺せないただの娘を戦場に立たせて無駄死にさせるだけだ。 ) 思考に身体が追いつけるようになりなさい。 小賢しい小手先技は一番最後で良い。 振り下ろす、薙ぎ払う、突き飛ばす、蹴飛ばす、だけで最初は結構。 ( 言ってしまえばその先は頭突きだとか素手での掴みだとか、簡単なフェイントで終わり。 騎士剣術と呼ばれるそれはアマウラ剣術のような繊細な技術とは対極にある。 言ってしまえばパワーありきの潰しあいだ。 ) 続けられますか? 此処で終わりにしても責めはしません。 必要なものが理解できたなら。 [Fri 8 Feb 2008 01:54:35]
◆ソレディー > ―――っぅぐ! ( 剣は難なく防がれて、鈍く重たい衝撃に思わず呻く。 剣を引いたら、すぐには振れない。 かと言って、距離を空けようにも身体は重たい。 相手を探すのに困ったりはしないけど、狭い視界も落ち着かない。 取っ組み合いにしても『ぶつかり合う』という戦い方に馴染みが無い娘は戸惑って… ) 〜上を狙って、でも、倒すのー? ( 思わず言葉遣いが。 さっきのを見たのもあって『倒す』を文字通り『転ばせる』と捉えているようだ。 引っ張って? あれ? と考えている間にレッスン2――― ) ―――っひゃわ!? ( アイリーンが動けるのは知っていたけど、実際に自分がフルプレートの中に納まってみると、その速度を改めて実感する。 ただでさえ狭い視界が盾で覆われ――― 盾の質量を剣では防げないから、これを盾で受け止めようとして、重たいから脇を閉めるようにして持っていた盾を上げた。 下半身のガードは開いて、剣は遊んでいる状態。 圧し掛かられるのを防ごうと身を引いたところで、膝に踵――― ) ―――ッ! ( 曲げた膝が伸ばされ、踵が変な確度で地面を擦る。 鎧に守られ砕かれたりはしないが、後退しようとしていた身体はそのまま後ろへ倒れた――― が、倒れながら、アイリーンの盾を押す。 動くなら、盾の縁から身体を狙えないかと、盾と直角になるように剣を沿わせるが――― いやいや、ここで剣を押し出したってフルプレートじゃないか――― とか考えている間に、背中が地面を打っていた ) [Fri 8 Feb 2008 01:42:08]
◆アイリ > ( いちいち神経質な人間では逆に肌に合わずに疲れてしまうだろう。 騎士達の仕事以外にはおおらかでいい加減な部分はもとより、一見硬そうな団長自体、効率が良ければ何でも良いみたいな所がある柔軟な実質剛健主義者だ。 他人に恥じるような人間ではないと胸を張って言い切れる事が紅鱗騎士団団員の最低条件かもしれない。 ) 使ってみれば分かります。 ( 剣の特性―――薄いブレード、長さ、重さのバランス。 兎に角メイスやクラブに比べて手首に負担がかからず、尚且つ速く振るのに適した形状なのだ。 その上で――――「突き刺す」という扱い方が出来るようになると、確実に用法が理解できたと言えるだろう。 ) 狙いは良い―――ですが、効率は悪い。 剣は腰から上だけ狙うと考えて良い。 ( 初弾から奇をてらった部位狙いだが、難なく金属盾で防ぐ。 金属同士がぶつかり合う乱暴な金きり音が響き、衝撃が双方に伝わるだろう。 ) レッスン―――「盾」を保持している限り、熟練の戦士には基本的に攻撃は通らない。 ( 昨今の剣士は何故か盾を嫌ったり疎かにする傾向にあるが、ノベルかなにかの影響だろうか? これほど原始的で確実な防具は無いだろうに。 古代の兵士など、兜と盾を最初に用意したくらいだ。 ) そしてレッスン2――――下を狙うならむしろこぅッ!! ( 言葉と共に振り上げるのは盾を持った左腕。 ソレディーの眼前に翳すようにして盾を振り回し、踏み込んだ勢いで右足を振り上げ―――踵をソレディーの膝めがけて振り下ろす! ) [Fri 8 Feb 2008 01:22:18]
◆ソレディー > ( ちゃんと育った身体の割に、さっぱり色気は無い。 黙って座らせておけばどうにかならないこともないかもしれないが、表情や動作は子どものそれで。 笑い笑われその他もろもろお互いさま。 もっともこの娘は、『お互いさま』ということを一々意識していないのだけど、さておき。 紅鱗騎士団の中で、人種的な問題は無い。 どこか騎士団に入るのなら、自分にとってこれ以上ないところに入れてもらえたという自覚があるのかどうか ) 〜でもそれじゃあ、剣より――― ( 棒とか、そういうものの方が良いような。 盾を持つ都合があるし、軽装な相手には剣が有効と思い直せばそこで言葉を切って構える。 じたばたしていて休憩もそこそこ、いつものクラブとバックラーとは違う重量に、手が震えた ) ―――〜お願いします! ( 置いた距離を縮めに、踏み出した。 さっき走った?歩いた?から多少は感覚がある。 それで転んだりはしないけど、一気にだだだっといけないのがもどかしい。 必然的にじりじりと距離を縮めて… フェイスガードの狭い視界は、じっとアイリーンの足元を狙っている。 …滑り込むように引っ掛けに行きたいところだけれど、屈んで低い攻撃を繰り出すというのが難しく、自分の体力で可能な攻撃を消去法で考えるような… ) ―――〜っふんッ! ( そうしないと振れたものじゃないから、大きな挙動で剣を払う。 狙いは前に出ている方の下腿。 こちらは右手に剣を持っているから、右足なら内から外へ。 左足なら外から内へ、さらおうとする感じだ ) [Fri 8 Feb 2008 01:06:18]
◆アイリ > ( 凡そ女子らしからぬ気合の声に休憩中の一同が笑った。 イカツイ男だらけの団だが、基本的には団長が選抜した人物の集まり。 ネイティブハーフの原始人上がりみたいな娘に露骨に悪意を持つような奴は居ない。 偏見くらいは勿論あるだろうが、それはホワイティア文化を知らずに騎士を目指す娘お相子である。 これからお互い理解すれば良いこと。 ) 斬れませんよ。 その為の防具ですから。 「倒す」事を考えなさい。 どうやったら相手が「倒れる」かを。 さぁ――――始めましょう。 貴女から打ってくると良い。 ( 各々、相手を選んでグラウンドに適当な距離を置きはじめる。 1.5sの剣と、2sの盾をしっかり保持し続けるということを学んで貰おうか。 ) [Fri 8 Feb 2008 00:45:15]
◆ソレディー > ぬーッ! ふぬっ! ( がしょんっ がちゃん がちん。 多分横にならない方が良かった。 かえって消耗してようやく立ち上がって ) 〜はいっ、そこはばっちりです! ( そこはばっちり。 元気良く言うことではなさそうだけど、手が自由になったらサムズアップしそうな勢いで頷く。 目標を達成できないのはダメだけど、それで『良い』ならそれが目標。 こなせたのだから、喜ぼう ) ―――5分、3… んー… 15分ですね、がんばります! ( ふむ? と首を傾げるのは、『握れる限り』というのが長くなるのか短くなるのかを考えて。 アイリーンは短くても良いと言ってくれているのだと思うけど、剣を振るくらいならと思わなくもない。 …手を上げ下げしてみたら、途端に自信は無くなったが。 その手でがちょんと金属の胸板を叩いて胸を張る。 後ろに倒れそうになる ) 〜だけどどう斬れば良いのでしょう? ( 金属の鎧は、普通切れない。 そういえば、剣を振るものなのかと ) [Fri 8 Feb 2008 00:37:41]
◆アイリ > 「今の自分には出来ない」という事と、「鍛えれば出来るようになる」というのを今日は理解できれば良いでしょう。 10分休憩後、2人組みになってトレーニング再会です。 ( 他の面々は皆立ったまま休んでいる。 1度座ってしまうと腿の疲労がさらに増すからだ。 ) ソレディー、貴女は私と。 5分3ラウンドが基本ですが―――今回は貴女が立って剣を握れる限り、としましょうか。 ( トレーニングメニューとしてはまだ2割も消化していないが、これが終わったら鎧を脱がせた方が良いだろう。 体験して理解するだけならこれで十分だし、筋力トレーニングなら他にもっと効率の良いものがある。 ) [Fri 8 Feb 2008 00:25:06]
◆ソレディー > ―――〜あ、あ、あ、置いて、いかないでっ…! ( やるからには付いて行く気まんまんだった。 慣れた様子の騎士達を見ていると、がんばればどうにかなるような気がしてきた。 でも、気がするだけだった。 ―――〜調子を整える以前の問題で、せめて転ばないようにとおたおたしている間に、皆走り出してしまっている。 随員のA君は苦労していてちょっと安心するけれど、それでも自分よりははるかにマシだ。 がしょん、がしょん、何歩かどうにか歩き出して、一応歩けはするらしいと確認できたところで、先頭が追い抜いて行った――― ) ( 努力と根性でがんばったけど、身体ができていないのだから無い袖は振れないといったところで。 結局動けたのは、【この発言秒数下一桁/3】週くらい。 50歳のモデルイメージが少ないために監督との差は特に意識しないが、逆にアイリーンとの差には思わず凹んでしまうものがある ) ―――〜あ゛ー――… ( 呼吸だか呻き声だか。 フェイスガードも上げずに音を上げていた娘は、声をかけられてようやく、もぞもぞと顔を出した。 広くなった視界に、いかにもすっきりしたと言いたげな溜息を零して――― ) 〜はいっ ( お返事だけは元気良く。 団長の言葉に集中する ) …だ、だめでしたが。 でも、がんばればできるようになりますよね…! ( どういうものかを知ったが、できないことも知った。 ただ竜騎士になりたいというくらいで、できないことができないままだとは思わない。 それは常識がかけているのと似ているけれど、前向きだった。 ごわごわして握り難い拳を握って。 こかされる騎士Aと団長の様子にけらけら笑う ) ―――テコのゲンリでしょうか。 ( 覚えた言葉を使いたがるお年頃がやや遅れてやって来た感。 重たい獲物を動かす時、担ぐ時、自然に動く体はどうすれば良いかを体感していて、一度見せられれば言語化しないままに要点を理解する。 テコはさておき ) ―――〜っよこいしょ! ( 立てるのが証明されたら、ようやく、手近なところにもたれていた身体を落とした。 ゆっくり座るのも難しいが、これくらいで壊れたりもしないだろう。 休んでいるのか、試しているのか。 そのまま横になって、脇に寄せた肘の上に… 上に… ) ―――〜あ、あれ。 んっ ふっ やっ えいっ! ( まあ、すぐには無理だけど。 そのうちいつか ) [Fri 8 Feb 2008 00:14:29]
◆アイリ > ( 騎士団の中でも最後までついてくるのは数人。 ましてや初めて鎧を着る随員に期待できるのは精々2、3週程度だ。 騎士達が調子を整えて軽く流しているうちに直ぐ、2人とも脱落していくだろう。 退役軍人にして齢50を超える騎士団監督はまだ、余裕でついてきている。 衰えたとは口では言っているが、どうだか。 ) …今日は随員のペースに合わせましょう。 10週程度で切り上げます。 ( 「りょうーかい」「はいよ」と余裕のある声が二つ。 正騎士の大男2人は流石に慣れたものだ。単純な体力勝負なら小柄な自分よりも上かもしれない。 ) ソレディー・カモシレーヌ。 ( やがて全員が最初の地点に戻り、一息入れる間。 ) 貴女は先ず弓兵として配属されると思いますが、知っているのと知らないのでは全く話が違ってきます。 勿論、「できる」か「できない」かでも。 恐らく竜騎士になっても全身鎧はついて回りますし―――転んだら…ふんッ!! ( 斜め後ろで肩を竦めて笑っていた騎士A(仮)に脚払いを食らわすと、「おあ゛ー!!」と声を上げて派手に転倒した。 ) 手本を見せて貰いましょう。 ( 「このチビッ!」と罵声を浴びせる男の腹に脚を乗せて見下ろし、転倒からの回復を実践して貰う。 肘を支点に上体を半分起こし、反動で転がるように仰向けからうつ伏せに。 膝を立てて四つん這いの状態から片膝に移行してようやく立ち上がる。 3動作で1分強だ。 ) [Thu 7 Feb 2008 23:48:00]
◆ソレディー > ( 何故こんな危ないものを着るのかと、硬い外殻を得る以上のデメリットがありそうな装備に戸惑って聞いた事がある。 言われればなるほど、納得できたし、戦争というのが役割分担というのも同時に理解した。 が、実際に着てみるのは初体験で… 体験するまでもなく思っていたことだけど、自分には向いていない。 一番得意な武器は弓だけど、こんな装備では矢をつまむことすら難しい。 バランスを保って立っているのが一苦労なのだから、拒否感は尚更だ。 毎日がんばって訓練してる。 でもまだ足りないということが、よく分かる感じ ) ―――〜だけど、あたしは竜騎士になるのだから…っ! ( 鎧の中、言い聞かせるように呟いて。 アイリーンが回る間は直立不動を保とうとするものの、どうしたってフラフラしてしまう。 馬は好きだけど乗馬は最近覚えたばかりで、乗れば錘どころか落馬確実だ ) 〜でも、せめて脱げるようになりませんか…! 転んだら、立てるかどうか…っ ( 自分で脱げないというのが、不安感倍増で。 割と控えるようになったけど、こういう時にも普通に口をきいてしまう娘は声を上げる。 背負う? もとい、閉じ込められているといった印象 ) ―――〜はい! ( 重りを引っ張るランニングと思えば、それと同じだと言い聞かせてフェイスガードを下ろす。 周りに習ってかしゃんと気持ちよくいかせようとするものの、手探りの動作一つ一つがぎこちない。 ―――辛いとは思うけど、厳しいという感想は持っていなかった。 騎士になるための、騎士の訓練が普通こういうものなのだろうという認識。 他を知らないのが幸か不幸か、余計なマイナスイメージは無い。 一歩を踏み出して―――! ) ―――〜っうわ、わ、わっ…! 待って、待ってください…! ( 早速たたらを踏む、最後尾 ) [Thu 7 Feb 2008 23:31:15]
◆アイリ > ( フルプレートはナンセンスな防具だ。 遠くから飛来する弓の流れ弾に当たって死なない為、というのが主な用途で、騎乗している事がほぼ大前提。 関節は動かし難いし、視界は狭いし、篭手は指を覆ってしまって大雑把に握る以外の事は出来ない。 勿論そんな手で自分で脱ぐ事は出来ないし、敵の前で落馬転倒などすればほぼ確実にとどめを刺される。 おまけに痒い所はかけない、汗は拭えない、尿意を催しても成す術もなし。 ) ――――ようするに乱戦以外で着る意味は無いという話。 一対一なら私は迷わずレザーアーマーを選びます。 ( ひとしきり装備を整えた随員達の姿勢を正し、どうせ今直ぐに分かるであろう現実を話しながら2人の周りを一周してみる。 騎士として筋力の足りない二人にはまだ、馬上にあってすらただの錘にしかならないだろう。 今回はそれを理解させられれば十分だ。 ) それでもまぁ、ある程度の域まで達すれば動き回れない事も無い、というのを実践します。 今日は私達について来る努力が出来れば上出来です。 ( では、いきましょうか、と続けながらフェイスガードを降ろして軽くステップ。 非常に地味且つ、アイリーン・アルベントの訓練で一番苦しいとされる、全身装備マラソン開始。 ただグラウンドを延々ぐるぐる走るだけの、見ていて面白くも無い訓練だ。 がしゃんがしゃんうるさいだけの。 ) [Thu 7 Feb 2008 23:09:55]
◆ソレディー > ( もちろん嬉しいのだ。 ちゃんとした?鎧を着て訓練に参加するのは騎士になる道の一歩前進。 飛び上がって小躍りするのは 『つつしむ』 けれど、それくらいの気持ちはある。 でも――― ) ―――〜ね、ね、背負わなきゃだめかなー…? ( どう考えたってまともに動けそうに無い金属鎧を前にして、隣の随員Aへヒソヒソと声をかけた。 さっそく鎧を着せてくれようとする召使さん達が準備をする音さえ妙に大きく聞こえる鍛練所。 丸聞こえかもしれないし、そもそも彼は何度か経験があるのだろう、A君はガンスルー。 もちろん着なきゃだめなのは分かっているのだけど、こう、不安感を共有したかった ) …うう… ぁ、すみません。 お世話になります。 ( 一音一音がやけにはっきりと発音される、微妙に子供っぽい丁寧語で応じて、いつもは自分達が騎士にそうしている、鎧の装着に身を任せる。 『着る』 というより 『着られる』 と言った感じ。 むしろ 『背負う』 と言ったのが適当だ ) ―――〜あ、あのっ… もう思いのですが…! ( 召使さんにヒソヒソ。 軽くしてあげるわけにもいかないと苦笑が返り、兜を押し付けられる ) ( 聞こえたかどうかはともかく、遠目にも露骨に戸惑っているのが見て取れる。 ただ、足踏みしたり腕を振ってみたりするのは、やっぱりどこか嬉しそう ) [Thu 7 Feb 2008 22:58:55]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 随員Bは、とっても微妙そうにしている )』 [Thu 7 Feb 2008 22:42:09]
◆アイリ > ( 鍛錬場グラウンド/曇天/微風/気温5度前後 参加者は騎士団長アイリーン・アルベント以下、正騎士二名、騎士団監督、紋章長、騎士見習い(随員)二名、計七名。 随員を除く全員が兜の前面を上げてフル装備で待機。 各自準備を終えて整列中。 遠巻きに見守るように、隊には直接含まれない召使いが数人並んでいる。 そういう状況。 普段は軽口を叩く若い騎士達も口を噤み、いつでも人間を殺せる状態にあった。 ) ―――では本日の定期訓練を―――始める前に。 今日は随員も通常訓練に加えましょう。 訓練用の仮装備を着用後、通常の訓練を開始します。 ( 召使いを手で招けば、数人がかりで重そうな鎧を2セット、随員の前まで持ってくる。 使い古された訓練鎧だ。 剣と盾、槍を含めた全備重量は60sある。 軽い部類だ。 ) [Thu 7 Feb 2008 22:38:23]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 -ヴェイトス市駐留紅鱗騎士団訓練- 』 [Thu 7 Feb 2008 22:23:26]
お知らせ > ユナフェウさんが帰りました。 『足早に鍛錬所を出て。』 [Sun 3 Feb 2008 01:04:04]
◆ユナフェウ > (恐らくではなく、これが原因で手からすっぽ抜けたのだろう。其れなりに使い込んでいた物の為に手にも馴染んでいたのだが、やはり長い事使っていると良いものであっても限界が来ると言う事か。)まぁ、これじゃ使い物にならないよなぁ。(手袋を外せば、穴の空いた方の物の中指を摘み上げ、眼前でぶらぶらとさせてみて。予めこう言った装備品のスペアなどは幾つか用意してあるので仕事に差し支えたりすると言う事は無いのだが、やはり愛用している物が使えなくなると少しだけではあるが感慨に耽ってしまうらしい。)あんまり切りはよかないが、今日はこれくらいであがるか。(それから明日にでも新しい手袋を買いに行くか?なんて思いながら荷支度を整え始め) [Sun 3 Feb 2008 01:03:32]
◆ユナフェウ > (それから数分)少し刃が潰れたが、これなら大丈夫そうだな。(斧頭の状態をある程度把握したのだろう自身なりの結論を出せば、道具袋から一枚の布を取り出し三日月斧の斧頭に被せて。そこから視線を自身の手に向ければ)ただ、こっちの方は不味そうだな。(先ほど違和感を感じた手袋に対し渋い表情を見せる。)(柄との擦れ合う事による限界が来ていたのだろうか?その掌の部分には鍛錬を始める前には無かった引き裂いた様な穴が一つあった。) [Sun 3 Feb 2008 00:50:45]
◆ユナフェウ > (三日月斧を掴もうとすると同時)・・・ん?(伸ばした手を覆っているグローブに何か違和感がある事に気付いて。ただ、今は三日月斧の刃先の状態の方が気になっていた為にソレをその場で確認する事はせず。そのまま三日月斧を手に掴み肩に担げば傍らに置いた自身の荷物も拾い上げ一番近い休憩用のベンチに向かって。)(ベンチに荷物を置きその傍らの地面に腰掛ければ他に休憩している人間の邪魔にならないように、三日月斧の斧頭の状態を調べ始めるだろう。) [Sun 3 Feb 2008 00:40:03]
◆ユナフェウ > (男は滴る汗で服が濡れるのを気にすることも無く、手にしたソレを延々と振り続けていたのだが)っと・・・!(何度目か分からない振り下ろしの途中、しっかりと握っていた筈の三日月斧の柄が自身の手からすり抜ける様に動いた為にその斧頭を完全に制止させる事に失敗してしまって。)やべ・・・・。(制止しなかった斧頭は当然地面を叩き割る様に落下し、乾いた音があたりに響いて。そんな異音に対し視線が集中している事に気付けば)スマン、すっぽ抜けただけだから気にしないでくれ。(何事か?と言うような感じで向けられる視線達に対して軽く手を挙げ問題ないという意思表示をすれば地面に落ちた三日月斧を拾い上げようと手を伸ばす。) [Sun 3 Feb 2008 00:29:20]
◆ユナフェウ > (鍛錬所の隅っこ。同じ場所に居るものから見れば視界の端にしか映らないようなその場所に立つホワイティアの男が一人居て。)セイッ!(男は手にした三日月斧を勢いよく振り下ろし自身の脛ほどの高さで斧頭を止めれば、すぐに振り上げなおし再度振り下ろす。そんな素振りとしか言い様の無い行為を延々と続けていた。) [Sun 3 Feb 2008 00:18:41]
お知らせ > ユナフェウさんが来ました。 『風を切る音』 [Sun 3 Feb 2008 00:13:31]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 鼻を擽るのは懐かしい香り。かつて、私の肩を優しく抱いてくれた香りだ。 )』 [Sat 26 Jan 2008 07:26:11]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 憮然とした表情のまま、別れを告げて。 擦れ違いざま、微かに薔薇の香油が香る )』 [Sat 26 Jan 2008 07:25:25]
◆艶子 > …? ( 知らない?知らないとはどういう事だろう。と、首を僅かに傾げた。 ) 知識が無いってのは本当に悲惨だよ。目も当てられない。もし読み書きがちゃんと出来たら、うちの部下もこんな悪戯なんかせずにアレックスがやった事に理解を示せたかもな。 ( まあこれは深く考えずに言うが。 ) ―――……。 なるほど、面白い物の見方だ。マリアさ… ( …釣られてしまう呼び方だ。 ) アレックスが罪を犯すように促した事になる、か。………………。 ( 顎に手をあてて、思考を巡らせる。疫病を防ぐ為に死体に火を放った。それを非難するのは罪だ、あれは仕方の無い事だったのだから。謂れ無き非難、という人として愚かな事を促すのも罪。いや、そもそも仕方が無いとは言え死体に火を放つ事自体が罪――。 ……そこまで考えて、私は考えるのを止めた。簡単な話だ。完全に正しい事などこの世の何処にも有りはしない。何てクソ喰らえな世の中だろう。 ) …ああ。私に対してはあんまり優しく無いが、良いヤツではある。 ( もしくは、人の方に穴を空ける程の優しさと言おうか。 私もセレニアもアレックスに認めて欲しいっていう想いがあるんだと思う。私はそれに執着してこの様だが、セレニアはまだアレックスの支えになってやれる存在になれるかもしれない。 …憮然とした表情に変わったのを見て、傭兵は嬉しそうににんまりと笑った。 ) ま、そう怒るな。そんな経験豊富な私がお前の力になってやろうって言うんだ。しっかり力をつけて、アレックスを守るんだろう? ――ああ、今日はもう朝になっちゃったからな。また今度、徹底的にビシバシやってやろう。 ( 腕を組んでふふんと笑った。 ) [Sat 26 Jan 2008 07:18:56]
◆セレニア > ―――? それでは、ただ命をかけることが、誉れあることのように思えますが… そうですか。 ( 次いで、どこかきょとんとした表情であっさりと頷くのは、それこそ共感できないところだと諦めてしまったから。 『彼らだって戦争があれば金の為とは言え命を張る羽目になる』 それが馬鹿にしてはならない理由かと、揚げ足を取るような思考。 傭兵には傭兵の価値観。 斬って捨てたい当人達はこの場に居ないのだし、彼女のお叱りに任せるしかないと割り切って――― マリア様だって、自分が馬鹿にされたなら面白くないと思ってくれる… そう考えれば分かることが、今は考えが及ばない ) ―――非礼をお許しください。 …次の機会には、相手を願えますか…? ( 今日はもう、後片付けに入っている。 だから、また今度――― そんなに言うのなら手合わせしてもらおうかと、形ばかりと言った調子で詫びながら、申し入れた ) [Sat 26 Jan 2008 06:55:12]
◆セレニア > ―――知りません。 ( 返るのは問いに対する答えとして、妙なもの。 けれど遊んでいるのでも何でもなく、本当に知らない。 覚えていない。 …気付けば言葉を話していた、文字が書けるようになっていた、常識が身に付いていた… それらはある意味当たり前の事かもしれないけれど、この少女はもっと極端に、ある日突然それを持って生まれたようなもので。 その過程の一切を記憶していなかった ) …いいえ。 私ももっと知恵が欲しいと思いますが… ( 文盲の領域というのは未知だ。 それでも傷んだものを口にしたりはしないと思うけど、疫病について常識を求めるのは無茶だろうか。 …まあ、『分からない』部分の話はどうしたって分からない。 思わず考え込んでしまいつつ、そこはさておき… ) ―――いえ、マリア様からの恵みを受け取る人々ではなく、マリア様の話をしているのではありませんか? 彼らがどう考え行動するかはともかく… マリア様にとって、『人々のためになすべきことをした者に、謂れ無き非難を浴びせる』ことは罪でしょう。 例え彼らが罪の意識を持てなくとも、マリア様があえて御自身に非難が集まるよう行動したのでは… マリア様にとっては、彼らが罪を犯すよう促したことになるのでは…? ( ―――でも、そう… マリア様も、心を痛めている。 『炎の魔女』のように、喜々として遺体を焼いたなど、ありえない。 止むを得ない事だったのだ… だから ) …そうですね。 マリア様に、お尋ねしてみます。 ですが… とても、優しい方ですから… もしかしたら… ( 彼女の言うとおり、せめて慰めになろうとしたのかもしれない。 もっとも、やはり怒りや憎しみが、慰めになるとは思いたくないのだけれど。 『優しい方』と話す時、少女の表情は柔らかい。 が――― ) ―――ッ! ( 『私はお前より』 分かっているものの、強調されると素直に受け取れないものがある。 彼女とマリア様の関係を知ったなら、それこそ素直な受け止め方ができたのかもしれないが… そこは彼女から聞いた二人の関係と、マリア様から聞いた二人の関係で、きっとまた違ってくるから、知っていたとしてどうなったかは分からない。 何にせよ今は、どうしても気に障ってしまって。 理解できない言葉をどう聞けと言うのかと、憮然とした表情を返した ) [Sat 26 Jan 2008 06:54:41]
◆艶子 > 何千、何万と同じ動作を繰り返す。呼吸もそうだし、歩くという事もそうだ。重ねていく内に必ず出来るようになるよ。自分が相手を斬ったってのすら、斬った後に気づくような一閃がね。物凄く簡単に言えば、反射で斬る。と言ったところだろうか。 ( 様は反復練習だ。斬るという動作を身体が覚え、実行するのだ。 ) [Sat 26 Jan 2008 06:15:52]
◆艶子 > …。セレニアさん、学校へは行ったか、或いは教育と呼べるものを受けたか。受けたんだろう、だけど私は受けてない。私はこの歳になって漸く字が書けるようになった。今になって読み書きが出来るようになったって事は、それまで本なんてろくに読めなかったって事だ。私は、これって結構おぞましい事だと思う。今まで本も読んだ事の無い人間の知識がどれ程のものか、想像出来るか? ( 傭兵の中には文盲だって結構居るだろう。古今東西の常識が持ち込まれるこのヴェイトスでは、常識なんてあって無いようなものだ。 ) 人間はもっと短絡的だよ。自分が犯した罪を気にする人間に傭兵なんて出来ないし、そもそもアレックスを叩くことに罪なんて感じて無いだろう。それ程おかしい話じゃ無いと思うよ。幾ら死体を焼かねばならぬ状況だからと言って、それで傷ついた人が居たのなら、アレックスも心ぐらい痛めるだろう。―― まあ、私も今の発言には自信が無い。本当の所はアレックスにしか判らない事だ。 ( 耳を小指で穿り、ふッと吹いた。 セレニアの内心には気付かず――。 ) ………。そうか。 ( 敵は必ず殺す。マリア様…アレックスを守る。懐かしい言葉だ、私は自分の務めを果たしたつもりだったが、魔界から帰ってきたら彼女の全身は焼き爛れていた。私の力が足りなかったという思考に行き着くのは容易いが、それは驕りである。それ以上は口にはせず――。 ) それなら、尚の事私の話をよく聞くことだナ。耳を塞いでいては、進歩は無いと思え。力が無ければなすべき事もなせない。 私はお前より戦闘経験が豊富だ。他の部分はどうか知らないが、戦いに関してはお前より私の方が遥かに高みに居る。 ( 自信過剰か、或いはこけおどしか。ともあれ必要以上にその点を強調した。 ) 咎めるのは結構だが、馬鹿にするなと言っている。私からも注意すると言った。…彼らだって戦争があれば金の為とは言え命を張る羽目になるんだ。…次にもう一度馬鹿呼ばわりしたら、私はお前の頬を叩くぞ。 [Sat 26 Jan 2008 06:12:15]
◆セレニア > ( ―――感じてしまったのかもしれない。 本当に、そうじゃなくて。 …そうじゃないんだけど… ) ? …戦闘の中で、行動の一つ一つを言葉で考えないのは分かります。 ですが斬ろうという意思もなく斬ることは… ( 不可能ではないか。 何となく慣れ親しんだ言葉で、概念を共有できないと難しいところ。 きっと武芸者として大事な境地も、何を言っているのだろうと首を傾げてしまう ) [Sat 26 Jan 2008 05:24:05]
◆セレニア > それが誤りであると? ( もちろん、その仕組みは知らないけれど… 知らなくても熱湯消毒はあるし、それをしなければ疫病が蔓延して、すれば蔓延しなかったという事実はある。 先達の知恵と言うか常識と言うか… 学問はそれを疑問に思うことから始まるのかもしれないけども、理解できていなくたって、例えば腐った物は食べないし、腐った物と新鮮な物を一緒にして置いておくこともしない。 『これこれこうして』と言われれば鵜呑みにする少女は、『理解しなければならない』というのを理解しなかった――― ) ―――何を言っているのか、分かりません。 一時それで楽になったとして、そうすべきではない相手に… 八つ当たり? した罪はどうなりますか。 それを促すのは… ( マリア様には深い考えがあったのかもしれない。 と言うか、いつもたいてい、あるのだけれど… それを自分が思いつかず、彼女に言われたのが気に入らなくて、もっともらしい事を言ってみる。 でも、分からないから、不安。 言葉の終わりは濁すように ) ―――そうですか。 ですが、どういった脅威であれ同じことです。 敵は私が殺します。 大聖堂も、騎士団も、マリア様を守護するでしょう。 ( 一人で、と言いたいところだけどそれはいくらなんでも。 けれど、敵ばかりでもない。 心配してくれてありがとう、大丈夫だと… 気遣いを突き放すように ) ―――自信に意味はありません。 それが私のなすべき事です。 ( 自信はともかく意気込みはあったとしても、スタンスとしては『当然の事』だ。 そうしないというのが考えられない。 ヴァンパイアと戦っていれば、非情というのも勿論で… 棘が混じったと明確に悟ったわけではないけれど、出来なくなるその時まで務めを果たすのだと、彼女の胸の内にある思いは知らぬまま、ケチをつけても無駄だという思いで澄ましてみせた ) ―――考え無しに、怒りに任せて振り回すのでしょう? 気に入らぬことがあれば、誰にでも、何にでも。 あなたの部下は誰からも侮辱される謂れの無いマリア様を、人形で模して貶めました。 私はそれを咎めます。 ( 自分はマリア様の部下なのだから馬鹿呼ばわりする資格もあるだろうなんて、どうでもいいことのはずなのに、拘ってしまう。 その直前の言葉から、彼女が彼女の部下よりも、自分を下に見たような… 馬鹿にされたようなものを、感じてしまった [Sat 26 Jan 2008 05:20:02]
◆艶子 > さあ、それは判らないけどさ。案外、死体を焼くことが何で疫病を防ぐ事になるのか理解してないのも居るかもしれない。 ( 病とは呪いの類だ、と艶子は考えている。この島に来てから見たアンデッド、動く死体。あれはきっと祟りか何かで動いているんだ。焼いておかないと呪いを振り撒くんだ――という、アバウトな認識。 ) 望んでいたというと語弊があるかもしれないが、自分の無念や辛さを吐き出す対象が居るってのはさ…楽なんだよ。凄く。アレックスは戦争で傷ついた人を慰める為にそれを引き受けたんじゃないかって…買い被りかな? ( 必要に駆られて死体を焼いた後、恨む対象が居なければその矛先は何処へ向いていたか。…単に、大聖堂やVHGに非難が集中するのを避けただけかもしれないが。 ) 言葉が足りなかったな、すまん。私の部下って言っても10人かそこ等なんだ。でも、他にもアレックスを恨んでる傭兵は居るから、って話だ。 ( 少なくとも良くは思ってないだろう。それに、敵は傭兵だけじゃない。吸血鬼だって…。 ) …随分自信が有るようだな。意気込みは結構だが、戦いは非情だぞ。 ( 強い口調の相手に少しむっと来たらしく、傭兵の言葉にも僅かに棘が混じる。まるでお前にそんな事が出来るのかと言いたげな。この私ですら出来なかったに。 …何とか大人ぶって落ち着いた口調で話そうと努めてみたものの、根っこの部分は所詮荒くれだ。 ) ――あまり私の部下を馬鹿にするな。確かに馬鹿だが、馬鹿呼ばわりして良いのは隊長である私だけだ。 それに、さっきみたいに怒りに任せて振り回すよりは、考え無しに振り回した方がまだマシってもんだ。……。 ( いや、そうじゃなくて。 ) 考えないんじゃない、意識しないんだ。無心だ、無心。難しく言えば”むがのきょーち”。…判るだろう? [Sat 26 Jan 2008 04:21:19]
◆セレニア > 疫病で死ぬとなれば、『どうして死体を焼かなかったのか』と言うのではありませんか? 安易にマリア様を責めようとする者が、どうして我慢など。 ―――? マリア様は、恨まれることを望んでいたと? ( 結果としてそうなったし、そうなっても構わないという決意はあったのだろうと思う。 けれど『あえて』と言うと… それをして、なにになるのかが分からない。 首を傾げて… ―――目の前の彼女に対する思いは複雑だけど、相手が物静かにしていれば、荒れた気持ちも次第に凪いでいく。 彼女はマリア様に恩があって、不出来な部下をそれでよしとはしていないようだから、敵じゃない。 …ただ、その目は気になった。 彼女は一流と言って差し支えの無さそうな戦士で… マリア様のことをちょっと知った風に口にして… それは自分よりも能力的に優れているのかもしれないけれど、値踏みされるのは面白くない。 マリア様の部下として十分な能力を有していないのは、自分でも不満に思うことだから… イエロティアで、結局猿山の大将ではないかとも感じられる彼女にそう思われていると思うと――― ) ―――そのような剣には斬られません。 私が守ります。 その必要も無いかもしれませんが。 …心配と思うなら、あなたが御すべきものではないのですか? ( 精神論が幅を利かせているようなところもあるが、チンピラに負けるものかと意地を張る。 そして心配するくらいなら、あなたの部下についてはそうさせなければ良いのだと… その胸の内は、知らないまま ) ―――? ( 突然のアドバイスには、何の話かと目を瞬いた。 ―――偉そうに。 まず感じたのは、そんなこと。 お互いに… とは知らないのだけど嫉妬込みで、せっかくのアドバイスにも反感が強くなってしまう ) 考え無しに振り回すのでは、あなたの部下と同じです。 ( 責めるべき場所を考えて、防がれた時、避けられた時、二手三手先を考えていなければ、戦いなどできないと… そういうことを言っているのではないと思いながらも、『無心』という言葉を軽くとって、つっけんどん ) [Sat 26 Jan 2008 03:56:35]
◆艶子 > ( 少女の言葉に首を振った。そう、その通りだ。その通りなのだが、首を振った。 ) それで割り切れないのが悲しい事に、人間なんだろ。私だってあれは必要なことだったって思ってるよ。 …これは暴言だし、本当にそう思ってる訳じゃないけど、疫病で死んでしまうような愚図はそのままにしておけば良かったんだ。そうすれば、傭兵どもは勝手に神様か自分の不運を恨んで我慢するんだから。それをアレックスはあえて、自分に恨みの矛先が集まるように―― したんじゃないか、って。思うんだ。多分。 ( 勿論、死体を焼いたのは疫病が広がるのを食い止めるためであったのだから、死体を焼かずにそのままにしていたら、軍全体に病気が広がり、この街は滅んでいたかもしれない。でも、それをアレックス自身の名の下でやらなくても良かった筈だ。大聖堂がやった、とか。騎士団がやった、とか。適当な事を言っておけばよかったんだ。人間はもっと我慢出来る生き物だ、わざわざ敵役にならなくたって…。 ) 肩が触れ合っただけで剣を抜いて馬鹿やるのが傭兵だ。だから私は心配だ、とても。 ( セレニアの言うとおり、その程度であれば良いのだが。何せ馬鹿を絵に描いた傭兵が、セレニアの目の前にいるのだ。だから、余計に不安だった。 ) ―――。 ( 私と彼女はどう違うのか。アレックスはどうしてこの人を部下にするのか。私の方がきっと腕っ節だって強―― いやいや、違う。何考えてるんだ私は。アレックスに肩肉を抉られたのにまだ懲りないのか。 嫉妬とか、そういう思いで胸が一杯になるのを必死で堪え、呼吸を一つ。 ) ……少し身体の線は細いけど、良く鍛えてある。 だけど、斬る時はもう少し無心にやった方が良い。本のページを捲るとか、ボタンを合わせるとか、邪魔な前髪を退かすとか。そういう特に自分の行動を意識しない感覚で、斬る。すると相手は余りに突然の事のように感じて、対応が遅れるものだ。これは人間だろうがヴァンパイアだろうが、きっと変わらない。 ( 値踏みの視線の意図を悟られないように、突然アドバイスなんぞを。まあ、自分の剣は「気合」とやらで相手を圧倒する逆のタイプなのだが。 ) [Sat 26 Jan 2008 03:25:34]
◆セレニア > ( 人形と人間は違う。 それは分かっているけれど… おそらく娘の抱いた危惧は正しいもの。 その時にうっかりと自らを顧みることを忘れたら… そういうタイミングであったとしたら… この少女が何をするかは分からない。 怒りに任せた衝動が身体を動かすのはほんの一瞬。 考えなければ剣を収められないようでは… さておき ) ―――なぜ焼いた理由を考えず、焼いたという事実だけを見ますか。 焼却は必要な処置でした。 焼かれぬ死体が蔓延させた疫病で命を落とす間際、あなたの部下は誰を呪うのでしょう? ―――どの程度のことができるものか。 この程度の行為で憂さを晴らす、それを恥じることもない者を私達が恐れる理由はありません。 物言わぬ人形しか、自由にできはしないのだから。 ( 彼女に言ってもしかたない… であればこれは、ただの相手の部下への侮辱。 苛立ちに任せた八つ当たり。 程度としては、彼女の部下と同じくらいかもしれないけれど… 口を動かしている間に、それを自覚することはできなかったようで。 ただ下卑た(と思われる)連中と、その上官への苛立ちを顕にしている。 ―――本当は、彼女はまだ、そんな連中とは違うと思うのだ。 言葉の端々から、そう感じられているのだけれど… 敵の仲間は敵という、安直な意識が些細な疑問は押し流す ) ( ゴウテンジツヤコ。 確かに記憶してはいないものの、その名はどこかで聞いたことがある。 それこそ戦闘職ならどこかで聞いていそうな名前の一つ。 マリア様と面識があることも頷けるか。 そして『恩人』と聞くと、彼女はマリア様の側のような。 そうなれば現金なもので、相手に対するわだかまりは引いていく ) ―――何ですか? ( が。 値踏みするような視線には、敏感に。 ―――大切なものを汚されても怒るけど… 自覚していながら認めたくない、いわゆる痛いところをつかれても、むきになる… ) [Sat 26 Jan 2008 02:54:48]
◆艶子 > ( 人を殺すのに必ずしも膂力は必要ない、というと自分の剣の否定に繋がるかもしれないが。包帯で覆われているのが生身の人間だったら、確実に相手の命を奪える剣だと感じた。 しかも、今の剣。例えばここで生身の人間が自分の身体を包帯で覆っていて、アレッサンドラのフリをしておどけていたとしよう。果たしてこの娘は、剣で切りつけずに我慢しただろうか。…と、一瞬考えてしまう程の剣圧だった。 ) 自分の仲間の死体を焼かれてしまったんだ、それが直接的な知り合いの死体では無くとも嫌ってしまう者もいる。 …あんたの前でこういう事を言うのも何だが、この程度の悪戯で済む鬱憤ならまだ安心だって思う所もある。 ( 傭兵は所詮傭兵。いつアレッサンドラに牙を剥くか。 …威圧的な空気に気圧される。怖いんじゃない、苦手なんだ。今まで私に対してこういう空気を作りながら話しかけてくる人に何度も会ったから。 ) セレニア、さん…。 私は豪天寺艶子という者だ。アレックス―― アレッサンドラとは、そうだな。 ( …一瞬考える素振りを見せ。 ) …恩人だ。以前、世話になった。 ――そうか、あんたは彼女の部下なのか。 ( 思わず値踏みをするように相手を見てしまうのは、傭兵の中に複雑な想いが入り混じるから。無意識的なものなのだけど――。 ) [Sat 26 Jan 2008 01:54:41]
◆セレニア > ( 修道院的にも質素倹約は推奨されるところ。 なるほどもったいない精神には共感もできたかもしれないけども、状況が悪かった。 ―――カカシを両断するような膂力は無いが、切りつければ包帯くらい。 まばらな灯りをよく映す銀の刀身を下ろして、けれどそれが鞘に納められることは無い ) ―――。 ( 虚空を睨んでいた目を、部下を持つ身らしい娘へと向ける。 不特定な誰かに対するものだったそれは、対象を得て攻撃的な色を増した。 手を上げることこそ無いものの、掌を見せる相手に、『あなたも大変』なんて言えない。 ) ―――注意を必要としないよう、教育しておくべきでした。 …あなたの部下の憎しみというのは、あらぬ風評に迎合してのものですか? ( 『炎の魔女』を嫌う祭りに参加しているのか、それとも何か理由があるのか。 後者であって、それが納得できるものであるのなら、それこそ敵だが心情的にはまだマシで… 会話を続けようと思ってもらうには近付きがたい、威圧的な空気を発してしまいながら問う ) ―――マリア様は… 私は彼女の部下、カーンのセレニアです。 あなたはお知り合いですか? ( 『マスター』と言うのは通じない気がして… 目の前の娘と、その部下に対比させる意図も少し。 部下と名乗り、『アレッサンドラ』と呼んだ相手の名を聞こう。 ―――マリア様は、素晴らしい上司だ。 だから私も躾けられていない者とは違う。 口にしてからふと、自分の握っている剣に目を落として… 遅ればせながら、それを鞘に納めた ) [Sat 26 Jan 2008 01:38:21]
◆艶子 > 使い道が無い訳じゃ無いんだ。洗えば拳をガードするバンテージに… 朱鷺の都には「MOTTAINAI」っていう言葉があってだな。 ( どこの国にもそんな言葉はあるだろうし、そもそもちょっとぐらい切ったって拳に巻くぐらいなら問題無いだろうが。 そして彼女の顔ははっきりとわかるぐらいに怒りに歪む。YEAH!! HO!! ビンゴだ。大当たりだ。畜生め、やったヤツ出て来い。そして私の代わりに謝れ。 …という内心の焦りは極力顔に出さず。カカシに叩きつけられた剣は包帯を切り裂き、はらりと包帯が落ちる。華奢な体つきのクセに速い剣だ。 ) ……私の部下だよ。なあ、私からも良く注意しておくからさ――。 ( 頼むからそう怒らないでくれ、と軽く掌を見せて。 ) …あんた、アレッサンドラの知り合いか? [Sat 26 Jan 2008 01:12:20]
◆セレニア > ―――切ってしまってはいかがですか。 ( どうせカカシだし、そのままで良いような気もするけれど… それでは片付けたことにならないか。 でも、カカシに巻きつけて叩いて使った包帯など衛生的とは言えないし、再利用するつもりならそんな無駄なことはしないと思う。 苦労するくらいならちょきっとやってしまえば良いのにと、何を模したのかも知らぬまま――― ) ( 『アレッサンドラ』 その名を聞いても、カカシとその名が結び付かずに暫しの間が空く。 薄紅色の瞳はぼんやりと、娘とカカシを往復して ) ( ―――やっと意味に気付いた瞬間。 平坦だった顔が、はっきりと怒りに歪んだ。 包帯は、解くことができただろうか? できていなければ、腰の剣が閃いて、カカシに叩きつけられる ) 誰ですか。 ( 『つまらない悪戯』 をした者のことだろう。 もう歪ませてはいないものの、表情は険しく。 目も声音も妙に据わっていた ) [Sat 26 Jan 2008 01:01:37]
◆艶子 > …くそッ。 ( ラットマンとの戦争で戦死した傭兵の死体がアレッサンドラの指示によって焼かれ、彼女は「炎の魔女」として大々的なデビューを果たした。今じゃ私より有名人だ。しかも炎の魔女っていう名前が格好良くて何だか腹が立つが、まあそれはさて置こう。 当然良く思ってない連中も多く、こういう事を偶に仕出かす。 ) つまらない悪戯の後片付けだ。憎いアレッサンドラを模した人形を叩いて、日ごろの鬱憤を晴らそうって―― ( 背後から掛かった声に振り向いて、相手が傭兵じゃ無いって事に気付いた。 現在はVHGと戦闘訓練を行っている最中だった。傭兵は滅多に騎士団と合同訓練なんて出来ないのに、VHGの奴らと来たらなんていう愚痴もちらほらと聞く中。こういう悪戯と、今の私の反応は良くなかったかもしれない。彼女がVHGだとは限らないけれど。 傭兵の方は簡素な服の上に板金鎧とガントレット防具を身につけている。 ) ………。 ( すん、と鼻を慣らしつつ、立ち上がった。 ) [Sat 26 Jan 2008 00:45:27]
◆セレニア > ( ヴァンパイアハンターギルドは、騎士団や傭兵ギルドと合同での訓練を組むことがある。 以前からそういった交流はあったのかもしれないけれど、最近それらが活発になった背景にあるのは、主にVHG側の戦力強化… 『特訓』が必要と判断された事だろう。 道具が使えても、敵についての知識をもっていても、特殊能力まで有していても、往々にして規格外の存在するヴァンパイアと対峙する時、地力が無くてはどうしようもない。 ―――特殊性に頼りがちなハンターはその部分での鍛練が十分でないと言われれば、この少女にとっても思い当たる節のある話。 参加できる時には、なるべく参加するようにしている ) ( 何故か包帯の巻いてあるカカシを前に苦戦しているらしい彼女と訓練をともにしていたかは分からない。 あるいは他の部隊とだったかもしれないし、共にしていても剣を交えることは無かったかもしれない。 ただこちらも片付けの最中で、傍を通ったから少し足を伸ばした ) ―――何をしていますか? ( 年齢不相応に表情の乏しい顔で、包帯を解こうとする娘を見下ろして。 騎士のようだけど違う、身体のラインに沿って全身を覆う戦闘服と追加装甲で身を固めた、薄紅色の髪と瞳が奇妙な少女が、硬質な声をかける ) [Sat 26 Jan 2008 00:35:19]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 傍らに、武装しても周囲のそれより一回り小柄な影が立つ )』 [Sat 26 Jan 2008 00:16:10]
◆艶子 > ( 何処で習ったんだったっけ。傭兵仲間が教えてくれたんだったか、それともギルドの講習で習ったんだったか。 片側を引っ張ると簡単に解く事が出来る結び方があるんだ。その結び方だけが正解って訳じゃないけれど、兎に角うちの部下はどうしてそういう解き易い結び方にしてくれなかったのだろう。アレッサンドラを模した包帯ぐるぐる巻きの練習用人形を前に、馬鹿みたいに硬い結び目に私は悪戦苦闘だ。切り取ってしまえば良いんだけど、それも勿体無いし。かといってちゃんと片付けないと私が怒られるんだ。 鍛錬所の隅っこの方で、結び目の隙間にどうにか爪を差し込んでは引っ張ってみる。ああ、だが。寒くて手が悴んで、上手く行かない。 ) [Sat 26 Jan 2008 00:13:25]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( 包帯の巻き方。 )』 [Sat 26 Jan 2008 00:06:58]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 私が愛すことをやめない限り、なくならない。 ) ――だから。大丈夫だね。 』 [Sat 19 Jan 2008 00:48:36]
◆シャリネ > ( 見つけたもの。 ―――幸せの詩。 それはね ) [Sat 19 Jan 2008 00:48:04]
◆シャリネ > ―――ありがとう。 ( 気づいた。 幸せの詩は、見れば此処に。感じれば此処に。―――ちゃんと在るって。 )( だから、ふわり微笑んで、その煌きと戦う者たちに、場違いな礼を告げて。 ――ふわり、壁とさようならをする背中と、揺れるフリル。かつん、とブーツの踵が鳴った。銀髪が共に翻って ) [Sat 19 Jan 2008 00:47:42]
◆シャリネ > ( ―――その音は、鼓動のように波打って、けれど鼓動よりも不規則な。落ち着かない、剣戟という名の音楽。生きとし生けるものたちの、いのちのうた。 ) ( ―――空色の双眸に映るのは、銀の鋭い煌きと、それを振り翳すもうひとつのいのちたち。 ―――でもこれは哀しみの詩じゃないんだね。 ) ……幸せの詩。 ( どこにあるんだろう。 ――小さく呟けば遠くを見つめるように煌くそれを見上げて―― 思う。 ) ……あ。 ( 胸に当てる手を見下ろした。 ) ―――――此処、だ。 ( 心の音楽。命の鼓動。 ) …………。( 見上げればまだ勝負が付かない剣戟は絶え間なく。そのやり取りすら楽しむような活き活きとした表情が見える。汗が滲んで、眉を寄せる姿。…もし、これで命を落としてしまったら。―――そんなこと考えたくもないし、私は暫く歌えないだろう。 でも、これが。 ) ―――-あの人のいる世界、なんだね。 ( 其処には、以前のような衝撃もない。 あるのは、それでも愛しいという気持ちだけ。不思議と湧き上がる気持ちは、歌うような言の葉に。 ) ―――うん。わかった。 …きっと、見つけられた。 ( 幸せの詩 ) [Sat 19 Jan 2008 00:44:50]
◆シャリネ > ( 先日、鍛冶屋さんに顔を出した。――何がほしいのかと驚く鍛冶屋の顔は今でも忘れられない。作っているところを、どうやって扱っているかを見せて欲しいと頼んで一日中居させてもらったのだけれど、それでも理解できないことがたくさんあった。けれど、嗚呼、そうなんだってわかることもたくさんあって。 ) 叩かれて、強くなるんだね。―――生まれる前は、熱かったんだ。 ( 振りかざしている剣が人のどこかに刺さりそうになればなるほど肩を震わせてしまう自分がいる。でも、その剣から視線だけは外さない。 どうやって創られてきたのか。どうやって産まれてきたのかを見たように。成長している姿も見届けたかった。 )( ――あの人の持っている剣だって、同じいのちだから。 ) …… 幸せの詩。 ( 小さな吐息。 白い息と、少しだけ震える体、抱きしめるように腕が交差して。それでも尚、その剣と剣があわさる会話を聴き、詩を聞く。――きっとこれが、あの人のいる世界。だから、それを感じていることで傍にいられるような気さえしてしまって。ただ、嬉しくて。剣を握って争う姿はいいとは思わないけれど――― 傍に、いられるような気がして。 ) …… 幸せの詩。 ( 捜すように。かみ締めるように。けれど、その顔は穏やかに微笑んでいる。手を当てた鼓動と、耳に聞こえる鼓動が重なれば、それがまた、嬉しい ) [Sat 19 Jan 2008 00:23:37]
◆シャリネ > ( 胸の音がざわめくのは、こんな光景に慣れないから。いつ、この鼓動が、同じ鼓動が、同じ音楽が。―――これによって止まってしまうのかなんて考えてしまうから。―――それでも。 その鼓動が生き生きしているように、その音も生き生きとして聴こえるから――― 小さく、微笑んでまた目を閉じる。 息を吸って、吐いて。そんな繰り返しを、何度も。―――まるでその剣戟に鼓動を寄り添わせるように。 )( 幸せの詩を捜しに来たんだ ) [Sat 19 Jan 2008 00:15:40]
◆シャリネ > ( 空色は鏡映すように。静かに、その動きを見ている。 ――胸に手を当てて、自分の心に手を当てた。―――とくん。とくん。……音楽が鳴ってる。 ) ( 俯き加減、少女はただ耳を傾ける。―――その、音だけに。 ) …………。 ( 静かに、空気を吸っては吐きながら。―――こうして息をしている私は。 この音に切り裂かれたら―――? もうこうやって。音楽を奏でることはできないんだろう。 ) ( 鍛錬所の隅のほう。静かに壁に寄りかかって邪魔にならぬように見学をする姿があった。その気配から、場所に似合わない甘い香。フリルの裾が膝元で揺れる。茶色のブーツは音を立てないよう動かずに。 ) ――― 幸せの詩。 ( 探しに来たの。 )( ――そっと、顔を上げれば、映る景色。 ) [Sat 19 Jan 2008 00:11:42]
◆シャリネ > ( 秒針よりも、いつか見た大時計の振り子か。―――それとも―――? ) (あなたには何に聴こえますか?) [Sat 19 Jan 2008 00:04:58]
◆シャリネ > ( それは、綺麗な懐中時計の刻む生きる輪廻のような。―――秒針にも似て ) [Sat 19 Jan 2008 00:03:22]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『 命の音がする 』 [Sat 19 Jan 2008 00:02:21]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『雑念を振り払うべく、そのまま素振りを延々とくり返し続けて…』 [Fri 18 Jan 2008 01:03:19]
◆レイ・シェリダン > ・・・今日はずいぶん余計な事ばかり考えてんのな(苦笑を一つ浮かべて竿斧を肩に担いで) [Fri 18 Jan 2008 00:59:22]
◆レイ・シェリダン > ん……(もう少し大きい音がでないものかと前に相談したが…、それ用に一つ拵えてもらうか)でも、なぁ…(今でも十分な刃音は出てる、これをより大げさにする必要はあるのかという話、一々そんな脚色なんてする必要はないだろうとかいう思いもあって…) [Fri 18 Jan 2008 00:58:41]
◆レイ・シェリダン > はあ…ん…(ゆっくりペースを落として汗を拭って…よーやく体があったまれば竿斧を手に…)ま…できる事をするしかねぇもん、な(生き残ったのはそれの延長線上でしかないとかそんな話…いつも通りイメージを高めて素振りを繰り返して) [Fri 18 Jan 2008 00:48:17]
◆レイ・シェリダン > (ああ、奴はどうしたっけとか、あいつはどうなったか…なんて、足は動かしてるしペースも変えてないものの頭の中は既に過去を振りかえるような形で)………ん…(結局、なんだかんだで生き残っちまったな、とか…) [Fri 18 Jan 2008 00:42:41]
◆レイ・シェリダン > (長く走るのは得意ではない方で…走っている間、頭は暇になってぼんやりしているような感じで、特にどれだけのペースと自分で設定した場合はそれに遅れているのか早くなっているのか把握しきれず…)……懐かしいな(雑多の時にはとにかく走らされたもんだと。座るなんて到底許されず歩くくらいなら走れと…生き残った今だから無理やりにでも体力をつけさせるのと、コロセウムで歩いているようならすぐ殺されてしまうから走り続けないといけなかったのはあったと) [Fri 18 Jan 2008 00:35:20]
◆レイ・シェリダン > (砂浜で走るのがいいらしいが、この時期に海岸なんてクランクでなくても遠慮したい所)・・・ふっ・・・ふっ(ダッシュと言うよりは息が弾む程度のペースで鍛練場をぐるぐる回って…汗が浮ぶまでずいぶん時間が掛かって…それでも全身が熱を持ち、喉が焼けるほどの熱さになるまで走りつづけて) [Fri 18 Jan 2008 00:29:48]
◆レイ・シェリダン > (日に日に寒くなっていく気温に文句を言いつつ…こんな時に冬眠できたらどれだけいいかとも思わなくもないが、それはそれで大変そうだと実例を目にすれば淡い憧れなんかすぐに吹き飛んで)…まずは走るか(準備運動で強張った体をほぐしつつ…足・膝・股と特に丹念にしながら) [Fri 18 Jan 2008 00:25:59]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『寒ぃ寒ぃ…ったく…』 [Fri 18 Jan 2008 00:23:28]
お知らせ > フェイロンさんが退室されました。 『(軽い足取りで離れていった。)』 [Wed 16 Jan 2008 02:44:44]
◆フェイロン > (後ろ手を重ねる狐はそっと歩き出すもの)…もっと、いろんな人と戦って、もっともっと戦うん知らんとアカンなぁ……。(などとつぶやいていたとか。) [Wed 16 Jan 2008 02:44:34]
◆フェイロン > やっぱり、こない反応ないんは…あんまりって感じやなぁ…。(眉下げていまいちだなぁと思う狐は腕組をし珍しくも悩むものであるのは、ただ自分からしていまいちの手ごたえだったからでもあるのだ。と言う風。) [Wed 16 Jan 2008 01:53:13]
◆フェイロン > (腕組をしつつも空振りをしたのにはきょとんとなる自分、ただ、タイミングの読み違いからの原因なんだろうなぁ、と狐はしみじみと感じるのは、ただ未熟故なのだと思う狐でありグッと拳を握っていた。そしてゆっくりにとサンドバックに近づきなおしながらも腰を落とせば右足から踏み込めば左手の掌底)(続いて右手からのフックを打ち込む手を振りぬきながらもその勢いにて回転肘を打ち付けてみせると1歩下がっていて。) [Wed 16 Jan 2008 01:49:43]
◆フェイロン > (左右に大きく揺れているサンドバック、さて…これをどうやって相手しよう。考える狐は、そっと腰を下ろしながらも揺れているサンドバックを視線をそれにつられて動かしていた。)んむぅ…はっ…!(前蹴りをしてはサンドバックに触れる寸前、蹴り足の方向転換させることにより下段回し蹴りへのフェイントを打ちつける狐…だが、スカッと気持ち良いくらい空振りをしてしまうのは技とのつもりではないけれど)あっ…わわっ…(よっとっと、と言うふうに一本足にてフラつきながらも直ぐに後ろへと下がる狐、眉下げながらも首傾けていた)ふぇ…何や、バランス悪いなぁ…。(ぶつぶつとつぶやきながらも肩を竦めた。) [Wed 16 Jan 2008 01:28:38]
◆フェイロン > はっ…!!(ドンッとサンドバックを殴る狐の掌底、しっかりと押し付ける手、無論、押した衝撃の分だけ反動に揺れたのだ、それを見れば、んふっと零れる嬉しさを含んだ笑み、そして跳ね返ってくるサンドバックを見るとそのタイミングにあわせて上段の回しけりを撃ち放つもだ)はぁっ…!!(繰り返す蹴りは右から放ちすぐに左にて打ち付ける事により左右への反動は小さいものにまで押し殺す形になるだろうか。)あはっ…ここでするん…久しぶり、やけど…やっぱり…気持ちエエなぁ…(にへら、と零れる笑みはのんびりなものであり。小さな吐息は動いた分の息切れを落ち着かせるものであった。) [Wed 16 Jan 2008 01:10:42]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 [Wed 16 Jan 2008 00:54:32]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『素振り100回…まずはこれを無理なくこなさないと。(…どれだけ鍛錬すれば可能なのだろう。)』 [Mon 14 Jan 2008 23:03:47]
◆シャナ > ……、焦ったら身も入らないか…。 その通りかもな。 ( それは小さな独り言。しかしながら、それが今の自分自身――それを少なからず認めたからこそ、そういう独り言が漏れたとも言える。 ) ( "奴ら"が動きを見せていないのだから、焦るのはまだ…早い。 ) ( 焦ったからこそこういう状況へと陥ったのだ、なら同じ間違いを二度繰り返すわけにはいかない…そう思ったからこそ彼女は思考し、剣を下ろせば近くに放り投げた白い大きな布を剣へと掛け、紐を繋ぎ背負えるようにする。 ) ――今日は、ここまでだ。 少しずつ元に戻す…それが一番効率がいい。 ( そして黒いコートを拾い上げ、身に纏う。その後に剣を背負えば、少女はその場から踵を返し、立ち去る。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:02:49]
◆シャナ > これじゃあ、ね……。 ( 片刃のロングソード、両手で刃を斜め上に向け、構える。尤も今の彼女にとって構えて立ち尽くすだけで限界――速剣術を扱うなど、とても今の状況では不可能だしまだ基本すらしっかりと学べていない。 ) ( ――しばらくは、体力を付けなきゃいけないな…基本だろうとなんだろうと、そんなもの以前に。 ) ( これは正しいと思う。体力がなければ、それだけの練習量も積めない。せめて、本来の体力を取り戻さなければ今後の仕事にだって影響する事だろう。それだけは避けたい…そういう気持ちがあるからこそ今ここにいる。 ) ――でぇいっ! ( 横薙ぎに剣を放つ。しかし――少女の身体は剣の重量に引かれ、ぐらりと身が揺れる。慌てて右足を前へと叩きつけ、踏ん張るものの――これ以上の鍛錬は、彼女の肉体的にも辛い事がよく判ってしまう、だからこそ表情が強張り、小さく舌打ちをした。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:34:37]
◆シャナ > ……こんなに、重くなるのか。 ( 彼女は女性であり、年齢もまだ若い。故、鍛えなければ体力の衰えも早く、現状のような結果になってしまったのだろう。先程から汗も止まらず、シャツにも染み込んできている。 ) ( 本当に一から鍛えなおしなのか……くそ…っ。 ) ( 息は若干落ち着いてくる、先程までがくがくだった両脚も何とか動く。後は、剣さえ持つ事が出来れば。 ) っ……! ( 身を起こし、剣をゆっくりと持ち上げる。やはり――重い。先程以上に、重い。諦めの早い人間なら才能がないんじゃないかと思えるほどに。だがそれもそうなのだ、少女の年齢や性別、鍛錬の出来なかった期間も考えればそれだけの影響は受ける。やはり雪村の言うように基本からやり直すべきかもしれない、本心でそう思うようになってきた。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:24:01]
◆シャナ > ( 腕の傷が完治したかどうか、病院を訪れた後――医者より完治したという言葉を貰った。よって彼女は遅れた分の鍛錬をこなそうと、そういったつもりで此処へ久々に訪れた、のだが。 ) ………、く。 ( 小さく呻き、俯きつつ呼吸を落ち着かせようとする。100回の素振り――当然、しばらく鍛錬をしていなかった身体には辛いものだというのは理解している。 ) ( でも……だからって、ここまで…。 ) ( 予想以上に彼女の体力は削れ落ちていた、それが今の現状、疲れで少女はその場に座り込んでしまった、それだけの事。尤も、彼女にとってこれほど重大な事はないのだろうが。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:05:50]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『――久々の復帰、…だけどね。 (息を切らし、少女は地面へと座り込んでいた。)』 [Mon 14 Jan 2008 22:02:00]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『結局、食事に誘う余裕もないくらいお互いみっちりと訓練をしました、まる』 [Mon 14 Jan 2008 00:06:13]
◆オリヴィア > アイバンではそうでも、ヴェイトスでそれをやったら騎士としての鼎の軽重を問われてしまいますよ(相手を騎士として立てる以上、騎士の面目を貶める事は許しませんよと、語られる言葉に対してそんな防波堤)はい。私達も自分たちの騎士団ばかりで訓練していたら馴れ合いになってしまいますし、型にはまらない方達が相手であればより実践的に訓練できると思いますから(補給を守る意味でも、相手は騎士というよりはまた違う手合いの方が多いだろうから、格好の練習相手といえるし…うん、しっかりと逃がさないと笑顔は物語ってました) [Mon 14 Jan 2008 00:02:55]
お知らせ > ゼフィードさんが退室されました。 『(この日、ゼフィードたちは久々にまともな訓練をすることになった。みっちみちにされてやんよ)』 [Sun 13 Jan 2008 23:55:19]
◆ゼフィード > いえ、あれもれっきとした意味があるんですよ。その昔遠くアイバンの地で―― ( 真顔で何か語りだす辺り、ことこの手の言い訳には慣れているんだかいないんだか。確かなのは、この男がサボタージュだということ。 ) もちろん。市民を守るのは騎士のつとめで――ぇ? ( にっこり笑ったその顔は、悪魔の微笑み。つらつらと述べられる単語に、一同、さぁーっと顔を青くしてゆき。 ) [Sun 13 Jan 2008 23:54:21]
◆オリヴィア > (それこそ頭の固い騎士からすればどこの馬の骨とか言われかねない集団なのは理解したけど、それでも彼らは騎士として集まっているのならその誇りを踏みにじるような事はなく)うーん、そうですね。でも市民の方から笑われるようなのはダメですよ?さっき「うっひゃあああ」って…(別に茶化したわけでもなく、先ほどの手合わせの時のゼフィードが逃げ回っていた時の奇声を真顔で注意して。そう言うのが騎士だと思われると…その、なんだ、困る)はい、共に騎士としてこの街を守れるようにいたしましょう(なぜ後が笑っているのか理解しきれないまま、相手が自分の注意を理解してくれれば嬉しそうに笑って)あ、それは大丈夫です。そちらの手が空いているのでしたら、一緒に鍛錬はいかがでしょうか? ・・・どうやら皆さん元気があまっていらっしゃるようですし(にっこり笑って、基礎体力訓練・長距離行進・模造武器を使っての手合わせときっちりみっちり面白みのない基礎練習に付き合わせようと提案して) [Sun 13 Jan 2008 23:46:18]
◆ゼフィード > ( 世俗騎士といっても名目上のこと。ここに集まっているのは、雑務担当の下っ端ばかりである。それは雰囲気ややり取りからも、隠しようはなく。 ) えぇ、この街では多種多様な考え方が存在しますからね。騎士団にあっても、それは同じ――だとおもっています。 ( ゼフィードが一言一言しゃべるたびに、なんだか後ろのほうでクスクス笑いをこらえる気配が刷るけれど気にしない。笑顔のままこめかみに青筋が浮かびだしても、きにしちゃいけない。 ) はっ! オリヴィア殿の寛大なお心遣い、肝に銘じておきます! ( 普段おふざけ全開のゼフィードが、めっとか怒られたのがよほどウケたらしく、後ろで膨れ上がる笑いの気配に、こっそり足踏んでやったりもする。 ) こちらこそ、オリヴィア殿。いや、あなたのような麗しい方にたしなめられるとは、騎士の誉れ――あぁいやちがうか。とにかく――鍛錬の邪魔になるようでしたら、我々はすぐに引き上げます。それとも、もしお時間があるなら、この後お食事でも――いってぇ! なにしやがるこのバカ! ( あし を ふみかえされた ! ) [Sun 13 Jan 2008 23:34:05]
◆オリヴィア > (こちらに指揮権があるわけではなく、前線に共に立つと言う部類でもなかったから叱責や詰問などする事もなく…何をしているのだろうとは思ったけれども)…はぁ、珍しい考え方ですね(騎士にしてはと言う言葉が省略されて…その言葉を言ってしまえばそれは一兵卒の考え方でしょうとも受けとめられるのは確実だしと)レクリエーションと言ったところでしょうか。 でも、他人に見られて言葉に詰るような事はしてはいけませんよ?(例え、この場が一般市民の目に触れる事のない騎士同士の訓練の場だとしても…こちらが言葉少ななだけでどんどん言い訳を重ねて自滅していく様を笑っていつものように年上であろうとも「めっ!」とかそんな感じで)さほど知られてはいませんが、オリヴィア=トレボーニウスです。クリスティア騎士団に所属しております。よろしくお願いいたしますね、ゼフィードさん(自分も礼を返しにこりと笑ってお互い名乗りあい…やはり相手の家は自分の記憶にないとか) [Sun 13 Jan 2008 23:17:19]
◆ゼフィード > ( 他の騎士に見つかったら、まず第一に何をやっているのかと問い詰められることを覚悟していたのだが。ある意味肩透かしを受けたように、戸惑って。 ) ははは、いやまったく。しかしあれも立派な戦術のひとつなんですよ。相手を消耗させる、戦意を削ぐ、――なんてね。 ( 後頭部をかきながら、どういったら良いのか言葉を捜すように。時折無精ひげをなぞって見せたりする。 ) ま、まぁアレです。そう! ウォーミングアップもかねたその――なんというか。なぁみんな? ( 振り返った目つきは、どうするよおい? という感じのもの。それに対し、世俗騎士たちは曖昧な笑みでうなずきかえす。 ) はっ! その雄々しき紋章、クリスティアの名家とお見受けいたします。自分は世俗騎士団所属、ゼフィード・イェーガーであります! ( とりあえず、この微妙な空気を吹き飛ばしたくて、びしっと背筋を伸ばして自己紹介。声だけは無駄に渋いんだ。声だけは。 ) [Sun 13 Jan 2008 23:04:49]
◆オリヴィア > (まだヴェイトスにきてさほど時間も経っていないせいもあり、騎士の訓練の間も紋章や所属騎士団の把握などするべき事は多く、その人の家柄・性格・能力などを記憶していく。…その中で出会った空白地帯と言うかどう分類していいのかわからない一角に足を止めた次第で)……背を向けて逃げ回るのはどうかと思うのですけれども(武器をわざわざ破損させてまで追いこむのもどうかとか、なんて言えば良いのかわからないまま…困ったようにため息を一つ)見物のような形になって失礼します、なにやら楽しそうで何よりですね(後方支援とはいえ武装は着なれたもの、青字に金で、直立し剣を持つライオンの紋章はクリスティアのトレボーニウス家のもの)そうですね、ヴェイトスにおける騎士の多様性を見たような気がします。世俗騎士…で、よろしいかったのですよね?(いまいち把握しきれないのかそんな事を首を傾げながらたずねてしまって) [Sun 13 Jan 2008 22:50:48]
◆ゼフィード > ( ある意味吸血鬼の見世物よりもタチが悪いんじゃなかろうか。そんなふうに思ってしまうのも、別に情け無い姿を晒すからではなく、この訓練自体に意味がないと知っているから。形だけ取り繕った、末端の騎士たちの実態。 ) ひ〜っ、ひ〜っ! あんのやろうデリカシーってものがねぇのかよ。いくらかかすったぞ。おーいてぇ。 ( ほうほうの体で逃げ延びると、迎え手くれた仲間たちから、頭を場しましたかかれたり怒鳴られたり、そこに騎士の威厳とか品格はない。寒空の下、むちゃくちゃな運動で体は温まったが、それにしても華がない。 ) いってぇバカこら毛が抜けるだろうが! キューティクルなんだ気を使え――ぉい。おい! ( もみくちゃにされる中で、別の見物人の姿に気がついて、仲間たちに知らせる。ボリュームのある金髪、碧眼、白い肌。それは明らかに、このバカ騒ぎとは違うところに属する気配だった。 ) ――あ、あ〜、どうも――マダム? ( 気まずさ全開でなぜか背中から押し出されて気がつけば一番前に。なんだ俺がイケニエなのかよ。そんな視線を仲間たちに送るも、そ知らぬそぶり。 ) いやぁ、これはお恥ずかしいところを。いやどうしても手合わせをしたいと聞かない連中で、はははは――はは―― ( 騎士のたち振る舞い、なんだっけそれ……。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:38:59]
◆オリヴィア > (兜こそ装備しないもののそれ以外は全て装備し、基礎体力訓練をやっていたが…一部で上がる騎士と言うより傭兵とか荒くれのような野次と見世物のような決闘?と言うか戦闘訓練に首を傾げて)…そう。色々な方がいるものなのね(地方貴族の道楽か知らないが、素性の知れない者まで組みこんだ騎士団との事らしい、これもヴェイトスならではと言うところか) [Sun 13 Jan 2008 22:27:17]
◆ゼフィード > うひぃぃ〜っ、ちょ! まてって! ( 普通武器を壊された時点で終わりになるものと思っていたのだが、意外や意外、そのまま相手は槍を振り回し、感情のままに攻め立ててくる。ひょっとしなくても怒っているのだろう。それを跳んだり跳ねたり転がったり、ケツをおさえるように逃げ回る。 ) おいこら、負け、おれのまけ! わかったからだれかとめろよおい。ひ〜っ! ( なんとも情け無い後姿。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:22:53]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『…世俗騎士団?(その訓練を見ながら…)』 [Sun 13 Jan 2008 22:21:29]
◆ゼフィード > ( ――相手を転ばせるための一撃。しかし、槍は相手の足に当たって、そのまま動くことはなかった。 ) いっ――てぇぇ〜っ。 ( 槍の先から手、腕へと、硬いものを叩いたときの痺れが上ってくる。情けなきかな、力不足。そぉ〜っと顔を上げてみると、いきり立った目でこちらを見下ろす相手の顔が。 ) ――は、は、いやまいったねこりゃ。今のなしな。もいっかい。ワンモアッ! ( にかぁ〜っと良い笑顔を作って見せるも、ゴリラみたいな鼻息ひとつ、相手に槍を踏み砕かれてしまった。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:18:23]
◆ゼフィード > ( ”何が悲しくて男と槍もってちちくりあわなきゃならねぇんだか” 後ろから浴びせられるのは、声援というよりもむしろ罵声。マジメにやれだのいいとこみせろだの、好き勝手いう。上官どのは負けたらメシ抜きだといっている。冗談は顔だけにしてくれ。 ) あんまりムキになるなよ、ケツ割れっちまうぞ――っと。 ( 雄たけびとともに繰り出される、左右からの槍捌き。ゼフィードは蟹股になったり地面を転がったりしながら、それをかわしていく。滑稽な逃げっぷりに、周りからは野次と冷たい視線が。 ) ――ったくしょうがねぇな。ほらよっ! ( 横薙ぎにされる槍をしゃがんで避けつつ、相手の足元をすくうように槍を払う。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:13:45]
◆ゼフィード > ( 始めっ! 垂直に掲げられた手が振り下ろされる。無精ひげを生やし、槍を構えた男は、同じく槍を構えた騎士と対峙する。鋭い眼光は、相手を倒してやろうという気迫に満ちていた。そんなに血走った目で見つめられては、いい女も裸足で逃げ出すというもの。もったいないというかやりすぎというか。 ) いやいや兄さん、一つお手柔らかにたのむっ――ぜっとぉ! ( 付きをすんでのところでかわし、後ろに飛んで距離をとる。 ) へへっ、御暑いラブコールだね。 ( 周りに集まっているのは、同僚の騎士たち。訓練の一環とはいえ、こんなふうにさらし者にされるのはカンベンだ。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:05:01]
お知らせ > ゼフィードさんが来ました。 『構え――!』 [Sun 13 Jan 2008 21:58:03]
お知らせ > タツキさんが退室されました。 『青年の悩みはつきない物である』 [Sun 13 Jan 2008 01:10:38]
お知らせ > 愛野君江さんが帰りました。 『( アルコール臭だけ残して、去っていった。 )』 [Sun 13 Jan 2008 01:10:06]
◆愛野君江 > ほおん、そんなもんか。 いいねえ、越えるべき壁………。 ( 燃える、とか。 もっとも、父親というものを感覚的に理解することは、いまの愛野には難しいことだけれども。 ) 朱鷺都は頭の固いのが多いぜ? アマウラはいま、変化のとき、って奴かねえ。 まあ、あっちはあっちで、楽しいんだがな。 ( つい最近こっちに来た愛野である。 ) 傭兵はありゃあ、儲からん。 それにな、お前俺が働いてないといいたいらしいが、これでも働いてんだよ、酒代捻り出すくらいにはな。 …………あのなあ。 おいおいおい、少年! 俺みたいな素性の知れねえやつ泊めようなんざ、ちょいと世間知らずにも程があるぜ? それにいまは寝床もあるしな。 ( まあ、またあえたらそのときは頼むかもしれないがな。 なんて言いながら酒瓶拾って、ひらりひらりと手を振りながら、背を向けて。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:59:45]
◆タツキ > ファザコンな、それに俺は親父を尊敬してる上で、越えるべき壁だから、そんなんじゃねぇ (ファザコンかもしれないよね、それ、何て突っ込みは勘弁してください。 思いっきりリアクションでも否定した。) 生まれがこっちだし、何より両親は色々教えてくれたからな、剣術とか陰陽の理とか……まぁ、親父からは頭ド硬いアマウラの人とかもいるとはきいたけども、いったことないんだな、これが (そこら辺は、本国にいったこともない青年はそんな事を言って笑った。) 金がないなら、傭兵になるなり、して見れば良いじゃないかとおもうが……俺は、そろそろ帰るが…一泊くらいなら、俺の家泊まれるように頼んでやるけども? (そんな事を、言いながら、とりあえず帰る支度を始めている。) [Sun 13 Jan 2008 00:52:35]
◆愛野君江 > へえ………いい親父さんだなあ。 お前さん、親父さん好きなんだな。 なんつったっけかな………ええい、横文字はむつかしいぜよ。 確か………ふぁざ……こ、ん……? ( かなり間違った認識であった。 なんにせよ、その親父さんに感心したように。 ) お前さん、大成するぜ、きっと。 近代的っつーのかな、そーゆー考えはいいと思うぜ? 頭の古い奴は文と武とを、両方おさめても別々に扱っちまうが、あーゆーのはどうかと思うがな。 ( すうううう、はあああ。 煙管をすって、吐いて、深呼吸。 ) 吸わねえよ。 くわえるだけだ。 煙草買う金がねえ。 [Sun 13 Jan 2008 00:38:43]
◆タツキ > とりあえずな、親父には何時も『平静であれ』っていわれてんのな、そのせいでそう言う考えになってんのかもな (苦笑い交じりにそんな事を言う。 剣や武器を扱う物として平静であらねばならない。) 怒ってねぇし、剣は抜かずにすめば無事太平とかいうしさ、まぁ、これは親父の受け売りなんだけどな (笑ってそんな事を言う、この青年の中では、父親が剣の上では大きなウェイトを占めている。 故に出る言葉なのかもしれない。) まぁ、それは言えてるな、今の時代、剣だけじゃ色々無理があるんだよ、それに腕っ節だけでもダメだから、それに、目標があるからな、まぁ、器用貧乏は勘弁だけどな……文武両道にはなりたいと思ってる (笑みには笑みで返して、貴方を少しだけ見ていた。) 此処、木造だから、火は止めろよ? (そんな事を、さらっといって、突っ込んだ。) [Sun 13 Jan 2008 00:31:42]
◆愛野君江 > む、むう………するとあれか、少年。 お前の中で俺のランク付けは「普通>俺>根暗」暗いな感じか。 ( 普通より付き合いにくい人種であることは自覚しているようであった。 ) ああ、怒るなよ? 別に貶してんじゃねえんだ。 お前さんのそういう考え、俺は好きだぜ? ( 酒瓶をどん、と地面に置けば、帯から煙管を抜いて、くわえた。 くわえただけだ。 煙草はないし、火もない。 ) お前さんよ、剣士なんて偏った道に進む感じじゃねえんだよな。 いや、そっちにいきゃあいったで、いいところまで行き着くのかも知れねえがな。 まあ未熟、っつーか未完成っつーか、これから伸びる可能性があるからなんだろうがな、少年。 お前さん、色んな方向に伸ばしてったほうが、気持ちよく延びると思うぜ? お前さんの言う、文武両道ってのはあってると思うんだよ。 …………まあ、器用貧乏になるかもしれんがな。 ( お節介で悪いがな、と愛野にやり。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:19:27]
◆タツキ > 高い、酔ってるにしても高い! まぁ、家の中でずっとがりがりしてるよりはずっといいわな (テンション高すぎると、ついていけなかったりするが、しかし、少しだけ、警戒心が緩んだ。 硬くなったままでもダメだと言うのはわかるからだ。) 生憎、人斬りしたこともないし、する事になっても最低限しかする気はないし (剣士としては不安、そう言われれば、少しだけ、馬鹿にされたと思ったが、ため息はいた、怒る気はない様である。) まぁ、俺なんて未熟者だからな、文武両道って言うだろうし、術とかその辺も学んじゃいるんだがね (苦笑い浮かべて、はっとした。 何でこんな事話してるんだろうとか思って、頬ぽりぽりと人差し指で掻いた。) [Sun 13 Jan 2008 00:10:06]
◆愛野君江 > いささか不安だがね。 [Sun 13 Jan 2008 00:00:37]
◆愛野君江 > テンション高いぃ? 根暗よりゃいいと思うがね、ま、んじゃ、ちょいとメーター下げようかね。 ( 大きな動作で、深呼吸。 それ自体すでにオーバーリアクションのテンションである。 ) ああ、まったくだ。 剣士としてはまだこれからってとこだな。 だが、そうだな…………剣士の剣じゃあ、なさそうだからな。 いささか迷いが見えるが、ひとつ化けそうだ。 ま、剣士としてじゃあ、 [Sun 13 Jan 2008 00:00:30]
◆タツキ > 需要とか供給、あるんかい…… (ボケと突っ込みの需要と供給なんて知らないこの青年。 時代だとかそんなことは知らない。 ペースが乱されているせいか少しだけ複雑そうな表情をして、貴方を見ていた。) テンション、高すぎじゃないか? 俺でもそんなにならない (自分の剣が面白いなんていわれたのには、少し問う、真剣な表情でだ。) 惹かれるほど、剣の腕はたちゃしないし、何で面白いんだかはっきりして欲しい (そんな事を言いながら、木刀握る手に少しだけ力込めていた。 惹かれたとかとんでもな事いわれたから、少しだけ力んでいるような感じである。) [Sat 12 Jan 2008 23:52:26]
◆愛野君江 > かははははっ、いいねえ少年! 突っ込み役は需要があるぜえ、供給過少だからな! ( ボケばかりが増えていく、そんな素敵な水面の世界。 時代はいまツッコミだ、とかなんとか。 ) 木刀で? いいねえ、そいつは。 それと勘違いしてるようだがな………俺は素面でもこんなてんしょんだッ! ( 何の自慢にもならないことを、笑いながら言う。 ) まあなんだ、少年。 お前の剣がなかなか面白いんでな、惹かれてきたんだ! ってぇ、口説けばいいのかい!? [Sat 12 Jan 2008 23:38:58]
◆タツキ > そんな、どこぞの浪人みたいなこと言うな! (移りはしない、下から馬鹿だと思うので、自称怪しい者な人には突っ込んだ。 突っ込まざるを得なかったようで、少しだけ反応した事に苦々しげに思って、視線逸らした。) 酔ってるとかよってねぇとか関係ないだろうに…… (なんか、疲れた表情してため息はいた。 貴方のけらけら笑うのに調子を崩されている様だ。 木刀はそれでもしっかり握って、木刀が届かない範囲にしっかり貴方を入れている。) こんな所にいて、変な所にいて、今に木刀でぶったたかれるぞ? そんな酔ってたら (なんか、全身から力抜けたような感じになって、貴方の様子を見ていた。 変な事されても困るといった感じである。) [Sat 12 Jan 2008 23:31:10]
◆愛野君江 > 俺か! 見ての通り怪しいものだ! あと酔っ払いだ! ( 本当に見ての通りだった。 距離をとったのは正しい。 馬鹿は、うつる。 自警団を呼ぶのは少し待ってほしいが。 ) 潰れるほどは酔ってねえから大丈夫だ! 「飲んでも飲まれるのはたまに」が俺様のモットーだからな! ( けらけら笑うさまは、歌舞伎者じみた服装同様、まるで少女のようで、同時に少年のようで。 結局は酔っ払いのようで。 ) 俺は趣味が、他人にちょっかいをかけることでな…………ちょっかいかけていいか!? ( 胸を張って尋ねる馬鹿。 選択肢A:見なかったことにする。 選択肢B:自警団を呼ぶ。 みたいな。 ) [Sat 12 Jan 2008 23:19:13]
◆タツキ > (気を取り直すように、深呼吸をして、再び構える。 構えは小さな時から教わって来た、正眼での慣れた構え、しかし声をかけられれば、其方の方へと構えを解いて向いた。 少し、距離を取っているのは警戒心からで。) ……どちら様で? (誰?って、感じでキョトンとして貴方を見る。 顔と酒瓶の感じをみて。 ため息はいていた。) こんな所で、酒飲んでたら危ないって…… (心配そうに、貴方の様子を見ながら、木刀はしっかり握ってる、少しばかり力は入っていないようだが。) [Sat 12 Jan 2008 23:12:15]
◆愛野君江 > ( 高らかに声を上げ、そいつは現れた。 ) よう、よう、よう、なにか悩み事か少年! ( 奇抜というか、奇妙というか、奇天烈というか、歌舞伎者のようであるそいつは、強引とも思えるような勢いで、いきなり! 話しかけてきた! …………酒瓶片手に、ほの赤く頬を染めて。 ) [Sat 12 Jan 2008 23:05:30]
お知らせ > 愛野君江さんが入室されました。 『いよう、少年!』 [Sat 12 Jan 2008 23:02:25]
◆タツキ > (仮想敵を本当に考えていたようで、少しずつ表情が険しくなる。 かなりリアルに考えて、肝心の素振りの手が止まってる。) …甲冑…… (ますます表情が険しくなる。) だぁぁぁ! もう、木刀で騎士甲冑なんてどうすればいいんだよ!! (頭抱えて、真面目に悔しそうな感じで、木刀を手から落とした。 かなり、ショックだった模様で、両膝ついた。) もっと真面目に術の勉強をすべきだよな……俺は… (木刀持ち直して、立ち上がりながら、はく言葉は何処か苦々しげで、悔しさが伺える。) 剣だけじゃ、どうにもならない……ってのはあるんだろうな…やっぱ (今後の事を見据えつつ、刀だけでは、どうにもならないだろうと思う。 槍などの長物を連想しても同じようなので、ため息がもれていた。) 文武両道……武だけでもだめで……しかし、器用貧乏ってのも…困るよなぁ (どれも出来ても、技術が伴わないのはどうかと考えて、表情を苦くさせていた。) [Sat 12 Jan 2008 22:59:00]
◆タツキ > (額に汗して、鍛錬所で鍛錬中の青年が一人、仕事終わって帰ってきているので、服装こそ洋風なれどもっている木刀は、太刀の形をしている。 肩ほどまで、服の袖をめくっているが、その腕には、擦り傷やら打撲やらが目立つ。 腕の動きが若干緩慢であるのは痛みのせいだろうか。) 実戦なら、腕が飛んでるってなぁ……あれは…っと (木刀を振る。 緩慢なれど、その表情には嬉しそうな笑み、よほど打ち込みや実戦向けの鍛錬が好きと見える。) 西洋の剣は両刃のだから、返し刃と振りおろしが怖い……後は… (面の素振りをして、見て学んでの西洋剣の感想をポツリ、戦うための心構えを持つように藍色の瞳はまっすぐ前を見ている。 まるで仮想敵でも想像しているようである。) …… (木刀を持って、振り下ろした体制のまま固まっていた。) [Sat 12 Jan 2008 22:40:21]
お知らせ > タツキさんが来ました。 『木刀片手に鍛錬中の青年が一人』 [Sat 12 Jan 2008 22:24:49]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『涙で濡れた手ぬぐいを握りしめて、…迷う瞳はそのままに、…帰路に着く』 [Thu 10 Jan 2008 04:47:09]
お知らせ > ユナフェウさんが帰りました。 『斧頭に被せた布が夜風に揺れて。』 [Thu 10 Jan 2008 04:44:00]
◆ユナフェウ > (貴女から頑張ってみるという言葉を聞けば、頷き返し激励の言葉を送るだろう。それから再度強請る様に告げられた言葉に、表情を崩しその願いに応える意を返して。)(貴女が同業者であると分かれば、もしかすれば斡旋所かギルドですれ違ったりしたのかも知れないな何て告げるだろうか。)(互いに帰路に着く事になり、帰り支度を整える途中)何、気にする事は無いさ。(僅かに微笑んだまま首を横に振り、礼を言う必要は無いと伝えるだろう。身支度を整え、三日月斧を担げば貴女の方に視線を向け)それじゃ、またな。(そう言えば男は振り返る事無く鍛錬所を後にするだろう。) [Thu 10 Jan 2008 04:38:55]
◆ルジェ > 訂正:↓見送るな視線× 見送るような視線○ [Thu 10 Jan 2008 04:31:14]
◆ルジェ > 「うン。ルジェのスタイル?…う、うん。良く判らないけド、頑張ってみるヨ」 (きょとんとした眼差しで青年の顔を眺めていて。スタイル?ってなんだろうと思いつつも素直に頷いてみせた) 「本当!?…うん、またお話きかせてネ?」 (ちょっと心配そうな表情で相手の表情を伺っていたのだけれど。すぐに答えが返ってくれば笑みを零してうんうんと何度も頷いてみせて) 「うん、ルジェ。ユナフェウさん? …えへへ、ルジェもちゃーんと、覚えておくネ?」 (付け加えた言葉には目を丸くして驚いた様子で。…小さくもルジェもそうなんですー…と一応伝えておき(それらしい仕事はしていないに等しいけれども) 「うン。帰るノ?…あレ、暗くなってル」 (ふと、窓越しに外に視線をやれば、幾分か闇が濃くなっており。ルジェは頭を掻きつつまた怒られるよと、ちょっと苦笑いしながら) 「ルジェも、もう帰るネ。…ユナフェウさん、一杯、一杯有難うネ?」 (帰り支度を始める様子を、まだ頬は濡れていたけれども。嬉しそうに見ながら微笑んでいて。 青年が立ち去るまではしばらくはベンチに腰かけているだろう。…見送るな視線とともに) [Thu 10 Jan 2008 04:27:40]
◆ユナフェウ > (やはり筋肉に執着があるのだろうか?まだ名残惜しそうに呟く貴女を見れば)まぁ、アンタのスタイルってのがあるだろうし、好きにするのが一番かもしれないがな。(ずっと悩む様子に対して、そういう考えもあるのだと伝えれば目を落とすだろう。)(それからまた自身の話を聞かせて欲しいといわれれば)あぁ、機会があれば話くらい聞いてやるよ。(考える素振りも無く快諾の意を返すだろう。)(貴女からの名乗りと自身の名前を尋ねられれば)ルジェか・・・・覚えておくよ。俺か?俺はユナフェウってもんだ。(まぁ、見ての通りの傭兵さ何て付け足せば、軽く笑い)さて、それじゃそろそろ俺は帰ろうかね。(そう言えば傍らに置いた荷袋から出した外套を纏い、三日月斧の斧頭に布を被せて肩に担ごうとするだろう。) [Thu 10 Jan 2008 04:09:37]
◆ルジェ > (ルジェは腕を擦りながらも、やっぱりそんなに筋肉って必要ないのかーと眺めていたのだけれど。ふと、笑みを零されれば頭を掻きつつ照れたように微笑んでみせて) 「うン。いっぱいー…モ、いらないカナ?」 (首を傾げつつもそう答えた。 大丈夫と答える青年の表情や声に僅かにまだ影が見えて。…ただ、ルジェ自身目にした事がない分、そのショックは計りしれないものがあり。) 「…無理、しないで、ネ?」 (小さく、そう伝える事しか出来ない歯がゆさを感じていた。 …瞳をずっと手ぬぐいで拭っていて。瞳だけではなく、顔もすべて真っ赤になってしまっていたけれど。其処まで考えが及ばず。相槌を打つ青年に、こくりっと頷いて見せて) 「…うン。いっぱい、ルジェ、…心配かけちゃってるもノ。 ルジェ、迷子にならないようにしなくちゃ、ネ?」 (いつも、考えが固まってしまう癖は簡単には抜け切れなく。…それでも、誰かに聞いてもらったのが嬉しかったのか、涙で顔は濡れたままだったけれど、ひとつはふっと息をして) 「えへへ、…うん、ありがとウ。 まタ聞かせテ?お兄さんの話。 ルジェ、一杯為になったもノ。ルジェね? ルジェっていうノ。お兄さんハ?」 (衝撃の大きさからか、何度拭いても涙は枯れずにいたけれど、精一杯笑ってみせて。 肩を竦める相手の様子にルジェも同じだよーと笑みを零しながらも頷きながら、そう訊ねた) [Thu 10 Jan 2008 03:53:25]
◆ユナフェウ > (自身からのアドバイス(?)に納得したのを確認すれば、貴女の表情につられるように笑うだろう。)(触れた手を払い、首を振ったことに心配する言葉を聞けば)あぁ、大丈夫だ。(流石に後味の悪い表情が完全に緩む事は無く、何処かぎこちなさの見える表情でそう答えて。)(自身の謝罪の言葉に返された言葉。ソレを聞き終えれば)そうか・・・。(その意味を確りと理解したわけではないかもしれないが、そんな相槌を相槌を返すだろう。)(まだ涙で頬を濡らしつつも微笑む貴女の言葉に)何、休憩のついでさ。(そう言えば、軽く首を振り肩を竦めて見せるだろう。それから思ったよりも話し込んでしまった為に鍛錬を再開することは無さそうだ何て言えば軽く笑ってみせるだろう。) [Thu 10 Jan 2008 03:42:45]
◆ルジェ > 「巨人族!?…あ、そっカ」 (確かに大きく逞しいが、動きは鈍く。…その判りやすい例えを目を丸くして聞いている様子。さすがに最終的に其処まで筋肉必要ないよね、とばかりに腕を擦っているようで) 「うン。…えへへ。一杯無理してきちゃったかラ、ルジェ、ちゃんと管理する、ネ?」 (肩を竦める相手に、苦笑いをしながらも素直に頷いて照れて笑ってみせた) 「…?大丈夫、なノ?」 (相手が首を振って、ルジェの手を払う仕草を見せれば、ちょっと心配そうに覗き込むも、それ以上は言えずにいて) 「…ううン。 ルジェ、一杯お話聞かなきゃいけないト、思うノ。 だっテ、一人だったら多分ずっト、一杯迷子になってたもノ」 (謝る相手には泣き顔のままではあったけれど首を振り。 多々意見があることは否めない。ただ、ルジェ自身が迷っているだけで、其れを誰かに押し付ける事は出来ないし、しないのだけれど。…あまりにも衝撃が強すぎて。 久々に手が動くようになり鍛錬も出来るようになると喜んでいた矢先だっただけに、胸に沢山の思いが詰まってしまっていて) 「話聞いてくれただけデ、ルジェ、…嬉しかったヨ? えへへ、有難ウ」 (だって手ぬぐい貸してくれたじゃない?と付け加え、気にしていないと手を振って微笑んでみせた) [Thu 10 Jan 2008 03:26:13]
◆ユナフェウ > (動きが遅くなる事に意外そうな声を溢した貴女に)まぁ、巨人族とかが分かりやすい例じゃないか?(理解しやすい様に例えを一つ告げるだろう。例えとしては少しばかり極端ではあるが、分かりやすいといえば分かりやすいだろうか?)いつでも動けるようにしておく自己管理も重要だぞ?(今は大丈夫だが柄も握れなかった時もあったという言葉に戒める様にそう言えば軽く肩を竦めて見せるだろう。)(自身の言葉を理解し納得したのだろうその様子を見れば、それ以上を言うことは無い。貴女が首筋に手を伸ばす様子を見れば一瞬ある考えが頭を過ぎるが、その目や肌の色から単なる思い過ごしであろう何て思いなおして。)(後味の悪い記憶を思い起こしていた最中、ルジェの手が自身の手に触れた事に気付けば軽く首を横に振り、ゆっくりと払うような仕草でその手が不要である事を伝えるだろう。)(貴女から手ぬぐいと話を聞いた事への礼を言われれば)何、俺の方から聞いたんだからアンタが謝る必要はないさ。(むしろ泣かせて悪かったな何て言えば、少しばかり申し訳無さそうな表情を見せて。) [Thu 10 Jan 2008 03:15:16]
◆ルジェ > 「うン。だからルジェ、もーっト、こう力つけたいのっテ。 …え。 動き遅くなっちゃうノ!?う、うーン」 (ただ単純に力さえつければいいという思いがあったので、かなり驚いた表情を見せて。…片足義足である以上、バランスもそれほど良い訳ではない事に加え速さが落ちるとなれば必然的に負けが込む事が想像出来、困惑しているようで) 「うーン。力だけじゃ駄目なのか、ナア?」 (天井を向き唇に指をあてて唸っている様子で。…あまりまじまじと見られればやはり恥かしいのか、顔が真っ赤になるものの、言葉は素直に聞いているようで) 「あ、あ。…うン。 ちょっと体重かったりするかラ、鍛えておかなくちゃっテ思ってたんだけド。 ルジェ怪我一杯しちゃったかラ柄も握れなかったノ」 (今は大丈夫だよ?というように、掌を握っては開いて見せて。微笑んだ) 「う、ううン?…そういう訳じゃないんだけド。 そ、…そっカ。吸血鬼になっちゃうのッテ、仲間になる事、…だったんダ」 (驚く相手に慌てたように手を小さく振って。 吸血鬼化することは知っているけれど、仲間になることへのつながりが判らなかったのだと付け加えつつ、小さく答えて) 「…実際に見た事は、ないノ。吸血鬼になるところッテ。…けド」 (僅かに自身の首元に手が触れる。 飾り物で隠してあるが、その下にはまだ消えない傷跡がある。相手の話にぎょっとした表情を見せながらも、自身どれ程の奇跡だったのかと思えば、表情は影を落とし) 「そう、ナノ…。吸血鬼になった人達手にかけるノ、…大変だったネ」 (そう小さく呟けば、相手の手に触れようとするか。 その歪む表情を見ればルジェにも胸の内が微かに伝わってきて。 心の中で、辛かったよね、とそう呟きながら…) 「…うン。 何時襲われるか判んなかったら、一緒に住めないよネ? 一緒に、居られないんダ…」 (語尾になるにつれ、声が細くなり。迷いは途切れることはなく、涙は一行に止まなかったけれど。 青年から手ぬぐいを差し出されきょとんとそれを驚いたように見つめているも、泣き顔のままそれを両手で受け取れば、笑顔を零して) 「…えへへ。 有難う、お兄さん。あと、…ごめんなさい」 (ルジェ、一杯変な話しちゃったと、申し訳なさそうにひとつお辞儀をして。 溢れる涙をそれで幾度も拭った。…目はより赤く染まっていき) [Thu 10 Jan 2008 02:50:48]
◆ユナフェウ > (筋肉がある方が敏捷に動けると言うような意見に少し首を傾げ)どうだろう?図体がデカく筋肉があった方がパワーもあるし振り抜く速さはあるとは思うが、その分だけ全体的な速さは落ちるからな。(貴女の考えを認めつつも、筋肉を付けすぎる事で欠点がある事を指摘して。それから自身の視線を気にしたのだろう貴女の言葉を聞けば)いや・・・アンタの場合は義肢を動かす際に其れなりに力がいるんだろうから、ある程度は鍛えておかないとまずいんだろうとは思ってな。(それから自身には分からない部分に憶測を交えつつ軽く答えるだろう。)(「仲間」と言う言葉に過度に反応した様子を見れば)まさか知らなかったのか?(吸血鬼を滅さなくてはならない最大の理由であろう眷族化の力の存在を知らなかった事に此方も驚いてしまって。)まぁ、それを実際に目にした事が無ければ信じれないだろうが、かなり前に仕事でそうなった奴らをな・・・・。(まだ信じきれぬ貴方に対してソレが事実であり、そうなった者達を手に掛けた事があったと言えば、後味の悪そうな表情を浮かべて。)(貴女からの言葉に)少なくとも俺は、自分をいつ殺しに来るか分からない奴らと一緒に居れる気はしない。(そう言い視線を戻せば荷袋から新しい手ぬぐいを取り出し差し出すだろう。) [Thu 10 Jan 2008 02:20:28]
◆ルジェ > うン、…憧れるヨ? ルジェ襲われてばっかりだったモノ。…だっテ、剣だっテもっト機敏に振れるでショ?」 (何故か複雑そうな表情を落とす相手に、どうしたの?といわんばかりに首を傾げてみせた。 ルジェ自身は機械化した部分からくる力等は指摘して貰って初めて気がついた経緯があり。見た目重視あるところは否めず。…最も、筋肉をつけた所で結局はクランクの体を見られるのを恐れている以上は隠れてしまう結果になるので自己満足でしかないのだけれど。 多少視線を感じて、少し焦りつつ) 「な、…何?」 (自身の体に視線がかかるのが判り多少狼狽した様子) 「そうなんだよ、ネ?…血を吸うだけなラ、ルジェ、命奪ったりできな…、え。仲間?」 (涙を零しながらも、相手の言葉は耳に届いているようで素直に頷きながら聞いていたのだが。 おもむろに顔を上げれば驚きの表情は隠せず) 「な、仲間っテ。…だ、だっテ、本当になっちゃう、ノ?」 (幾度となく忠告を受けてきたからこそ、迷いがあり。…少なくとも、血を与えるということはすなわち自身吸血鬼化することは理解していても、仲間になるという言葉がそれに直結できないでいて。眉を寄席て不思議そうに見つめつつも) 「…うン、灰に、なっちゃったんだよ、ネ?一杯、一杯、…死んじゃっタっテ聞いたノ。 人と一緒に居る事なんテ出来ないんだよ、ネ」 (血を求める以上は友にいるしかなく。棲み分けなど不可能に近い。…ルジェは吸血する因子を持つ、持たない等の知識は僅かにしかなく。…ただ、やはり心の何処かで迷いはいつまでも残っていて。 目をそらされれば胸が痛むも、…それ以上は言葉に出来ずに俯き両手で顔を塞げば、肩を震わせ静かに、泣いた) [Thu 10 Jan 2008 01:44:16]
◆ルジェ > 「 [Thu 10 Jan 2008 01:22:00]
◆ユナフェウ > (仕事柄医者や看護婦に触られる事は少なくないが触って嬉しそうな表情を浮かべる人間を見たのは始めてだったのだろうか、貴女の表情に少し不思議そうな複雑な表情を見せる。)まぁ、俺みたいな武器を使うなら分かるが、アンタみたいな人でも憧れるもんかね?(ソレは性別も含め貴女の姿を見ての素直な感想。自身の場合扱う武器の関係もあり筋骨隆々に近い体格になっているが、相手の武器を見た限りでは態々その様な体格になる必要があるようには思えず。まぁ、本人が憧れ望むのであればソレを否定する理由も無いのだが・・・。)(吸血鬼が焼かれた際の痛みに共感する言葉に)そうか・・・。(貴女とは違いそう言った経験の無い男が吸血鬼の痛みに共感する事は無く。良くも悪くも貴女がなぜそう感じそう思うかを理解できぬまま、その言葉を聞き続けるだろう。)(知り合いでは無く会っただけという言葉と共に涙を落とした貴方に)アンタの会った奴がどんな奴か知らんが・・・血を吸うだけなら問題は無いかもしれんがあいつ等は血を吸う事で仲間を増やすし、それが原因で消えた集落とかもあるからな。(吸血鬼を擁護したい貴女を責める気は無いが、事実を告げれば肩を震わせる貴女から目を逸らすだろう。)(無論、眷属を増やす力を持たない吸血鬼も居るが、どれがその力を持ってどれがその力を持たない何て識別できるはずもなく。ソレを見極めれない状況ならば、害無害に関わらず滅するのが最良の判断となるのも当然の事だろう。) [Thu 10 Jan 2008 01:13:34]
◆ルジェ > (首を振る様子にきょとんとしつつも、僅かに腕に触れれば嬉しそうに微笑んで) 「…ネ?ルジェじゃ無理だもノ。もっとこう、ムキって感じがしたいノ」 (触れるその腕はルジェからしてみれば充分に満足するもので。ちょっと羨ましげに相手に微笑んでみせた) 「…うン。ルジェもネ? 実際見た訳じゃないノ。 お仕事してたシ。…でも嘘じゃ、ないんだよ、ネ」 (力なく呟き…。買出しに行って、まさかそんな出来事が起こっていたとは想像の範囲外だったようで。…ルジェは通りかかるその話題を口にする人に、泣きそうになるのを堪えながら何度も聞き返していて…) 「うン。沢山、沢山痛かったと思ウ…」 (ルジェ自身がこの体になってしまった経緯は覚えていないにしても。人の体をあわせもつ以上は痛みも同様に感じる事が出来。…例えそれが吸血鬼だったとしても、焼かれた…となればやはりショックも大きく表情は曇る一方で) 「…お兄さん?」 (ルジェから視線を逸らし、沈黙する様子を不安そうに見つめて。…その答えを聞けば、ルジェは目を見開くも。…知り合いと言われれば首を振りつつも、俯いて堪えていた涙を幾つか落としつつ) 「ううン、知り合いとかじゃないノ。…会っただけ、だかラ。 うン、人の敵だものネ?血を吸わなきゃ生きていけないんだシ。…それでモ、ルジェ。 皆なんテ、出来ないヨ…」 (病院で助けてくれたハーフの吸血鬼や、今、恐れを取りさらわれ助けて貰ったという意識しか残っていない吸血鬼の事を思えば声が震え、瞳を見据えられれば、怯えたように目を伏せ肩を震わせるだろう。…吸血鬼の処罰を目の当たりにして、その衝撃は計りしれず) [Thu 10 Jan 2008 00:41:52]
◆ユナフェウ > (自身の言葉を謙遜している物だと思っている貴女に否定の意を示す為に軽く首を振りつつも、その手が伸ばされれば拒む事は無い。ただ、其れなりに鍛えられていると言っても、あくまでも普通の範囲の人間の腕。貴女が触れれば、思ったよりも硬くないかもしれないか?)(それから機械化した貴女の腕を見れば、機械だった事に少しだけ驚いた様子を見せるもすぐに表情を戻し)確かにこれじゃ筋肉はつかんはな。(恐らくは無機物で出来ているだろうその腕が少女に不満を与えている事に納得した様子を見せるだろう。)いや、俺もその場で見てた訳じゃないからな。ただ、今回の事は色んな場所で噂になってるから、嘘って事も無いとは思うが。(吸血鬼が灰になったと言う事実に驚く貴女に対し、自身も又聞きであると付け足すだろう。)まぁ、吸血鬼ってのに痛みがあるなら・・・痛かったかもしれんな。(自然の理を逸脱した不死者に痛覚などあるかは分からないが、あるのであれば人が火に焼かれるのと同じ様な痛みでも感じているのだろう何て思って。)・・・・・。(貴女からの「吸血鬼を殺さなくてはいけないか?」と言う言葉に少しばかり視線を逸らし沈黙し)アンタの知り合いには悪いが・・・俺は・・・少なくとも俺は吸血鬼は人間の敵だと思っている。(望まぬ答えが返されるのを恐れているのだろうか?どこか恐る恐る尋ねていると言った様子の貴方に対し真面目な顔でそう告げれば、じっとその目を見返すだろう。) [Thu 10 Jan 2008 00:11:21]
◆ルジェ > 「そんな事ないヨ。…だっテルジェ、まだまだだもノ」 (謙遜する相手に首を傾げつつも、嘘だーっという視線はそのままに。鍛えられた腕に僅か触れようとするか) 「ほラ、ルジェつかないもン、こんなニ」 (自身の腕を見せつつも。…機械化しているので何処をどうついていくかは定かでないにしても、当人はかなり不満げな様子で自身の腕を擦るように触れていて) 「は、灰になっちゃったノ!? …そ、そうなノ」 (ルジェ自身、御伽噺で読んだ限りの知識しかない吸血鬼の弱点が、そのまま真実にあたるとは思っていなかった様子で。ルジェは悲しげな表情になり) 「お日様の光り浴びテ…。 一杯、痛かったよ、ネ…」 (自身、奇異な目で見られるくらいだから、異種の存在については寛容すぎる部分があることにルジェ自身は気づいておらず。…ただ、陽だまりが好きなルジェからしてみれば、それが体を焼いたのだと思えばそれを体験してしまったかのような錯覚を覚え体を震わせ…) 「…、ルジェね?何度か会ってるノ。 今朝の吸血鬼じゃないんだけド。…デモ。吸血鬼っテ、皆、…殺されなくっちゃ、いけないノ?」 (一緒に共存出来るものではないと言われ心に刻むも。…何処かで折り合いがつかないものかと思っている節があり。…ルジェは恐々と相手を見つめてそう小さく答えた) [Wed 9 Jan 2008 23:45:07]
◆ユナフェウ > (ルジェからの鍛錬していたという言葉に表情を軽く笑い返して。それから自身を強いと評価する言葉が耳に入れば)いや、俺なんてまだまだだよ。(首を振り淡々と返す言葉に謙遜の気配は無く。実際、自身の能力なんて同じギルドに所属する面子から見ても下の中か、良くても下の上といった所なのだから彼にとっては当然の言葉だろう。)(自身の考え事を尋ねる言葉に小さく頷き、続けられた言葉を聞けば)吸血鬼・・・あぁ、今朝方の奴かい?それなら話を聞いた限りだと日光を浴びさせて灰にされたらしいな。けど、それがどうかしたのかい?(貴女が何を考え悩んでいるか知らない男は唐突に出た吸血鬼と言う言葉に対し自身の知っている範囲で事実を答えれば、何でソレで悩んでいるのだろうか?何て思いながらそう告げるだろう。) [Wed 9 Jan 2008 23:34:19]
◆ルジェ > (ルジェは突然話しかけられたので、相手の風貌が目に留まっていなかったのだが。 きょとんと眼差しを送れば、体躯の良い男性だなと、汗を拭うその姿を眩しそうに見つめ) 「…ううン。鍛錬してたんでショ? えへへ、ルジェだけのものじゃないもノ」 (謝るその男性に気にしていないと首を振って、微笑んだ。…と、ルジェは擬似剣とはいえ、相手が傷つかないようにと傍らに置きなおす際に、男性の斧が目に留まり…) 「すごイー。 …強いんだネ、お兄さン?」 (これだけの人物ですら鍛錬しにくるんだと思えば、…どれだけひ弱なルジェ自身此処へどれ程足を運ばなくてはいけないのかな、と天井を見上げつつ唸るものの。…ふと、曇る表情の事について聞かれれば、多少動揺しつつも、…小さく頷いて) 「…、うン。お兄さン、公開処刑っテ、…吸血鬼、死んじゃったノ?」 (幾つかルジェの覚えのある吸血鬼が頭をよぎりつつも、不安そうにそう見つめて、…声が小さくなりながらも訊ねた) [Wed 9 Jan 2008 23:20:40]
◆ユナフェウ > (休息を取ろうとしたベンチに先に腰掛けていたのは、鍛錬で疲労したというよりも何か思うことがある様に見える少女。その特徴的な容姿に既視感を得たが、いきなりソレを口にする事は無く。貴女から同席の許可を得れば)すまないな。(そう言い小さく礼を返せば手にした三日月斧をベンチの横、すぐに手を伸ばせる場所に置き反対の手に持っていた荷袋から手ぬぐいを取り出し汗を拭く。それからふと視線を其方に向ければ)何か考え事かい?(この場所には些か似合わぬ先の貴女の表情が気になった為、単純な好奇心から貴女にそう聞いてみて。) [Wed 9 Jan 2008 23:11:55]
◆ルジェ > (混乱する思考が定まらないまま、瞳はずっと床に落としたままだった。) 「ルジェ、…どうしたらいいんだロウ?」 (小さく、誰にともなくそう呟くも。声に出した所で答えが出るわけではなく。…唇を噛み締めて眉を寄せていたならば、不意に声をかけられ、体が幾分が緊張してしまい) 「あ、…えぇ?あ、…どうゾ?」 (心配事で頭が占領されており、まさかベンチの近くまで人が歩いていたとは露とも思わず。多少声が上ずってしまったものの、少し席を空けたなら、どうぞというようにぽんぽんと席を叩いてみせた) [Wed 9 Jan 2008 22:56:23]
◆ユナフェウ > (クランクの傭兵が腰掛けているベンチから見ればほぼ真横。少女の死角になるかならないか分からないその位置から斧らしき物を担いだ男がベンチの方に向かって来ていた。)(恐らくはそのベンチで休憩しようと思っていたのだろう男は先客が居る事に気付けばその場で足を止め)隣に座って構わないかい?(先客である貴女に念のための許可の言葉を投げ掛けるだろう。) [Wed 9 Jan 2008 22:52:55]
お知らせ > ユナフェウさんが来ました。 『ベンチに近づく人影』 [Wed 9 Jan 2008 22:45:03]
◆ルジェ > (ルジェは肩を落としつつ、手元の擬似剣を握り締めて、俯いたままだったけれど。 …弱る足をようやく動かして、ベンチに腰をつければひとつ、辛そうに息を吐いた。) 「…公開処刑っテ、な、何?」 (仕事依頼の掃除の事で頭が一杯で…。どうやって片付けようか思案した挙句、街中にきょろきょろと足を運んでいたものの。 思わぬ出来事があった事を耳にすれば表情は青ざめ…) 「だ、だっテ、吸血鬼っテ…。どっちか判らないっテ、聞いていたノニ」 (語尾につれ、弱くそう言葉を吐き。 その現場にいたならば、悲鳴を上げていただろう、間違いなく。 ルジェは最近集中して入る吸血鬼に対する認識が、まだ固まらずにいて。…ただ、処刑された出来事自体が頭を殴られたようにショックも大きく、表情は曇る一方だった) [Wed 9 Jan 2008 22:35:51]
◆ルジェ > 「い、痛イッ…!」 (鍛錬所の一角にて、ルジェ自身とそう背丈の変わらぬ相手との鍛錬中。 異なるのは性別のみ、か。 互いに剣を交えた状態で一歩も引かず、下唇をかみ締め相手の剣を受けていたのだが…、街中での話が耳に入ればその考えがふと過ぎり、腕が緩んでしまって手の甲へと相手の剣先が落ちた。 斬れる太刀ではなかったのが幸いしたものの、傷みはやはり辛いらしく表情を歪めていて) 「い、痛たたタ…。 ご、ごめんなさイ…」 (膝をつき、手近な場所に落とせば金属の音が僅かに鍛錬所の中に響いて…。 ルジェは俯いていた顔を上げれば相手は剣を肩において、呆れたような眼差しを送っている様子が見てとれる) 「…、えっト、そ、そノ」 (言葉が出なくて。…ルジェは申し訳なさそうにふらりと立ち上がれば膝の埃を落としつつもぺこりと謝ったが。 「なに考え事してたか、判らねぇけど、よ。ぼーっとしてたら、命取られちまうぞ?」 そうルジェに言葉を残して。 相手の男性はその場を後にした様子。 ただ、ルジェは柄を握り締めて、迷う色は瞳に残ったままだった。) [Wed 9 Jan 2008 22:22:14]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『「嘘!?…見合う相手の剣先に気づかぬまま…』 [Wed 9 Jan 2008 22:11:27]
お知らせ > フェイトさんが帰りました。 『 今日はどんな歌がいいだろう 』 [Tue 8 Jan 2008 00:15:43]
◆フェイト > 穏やかならずも、また歌だ。 ( 軽く屈伸運動を交えて、膝を伸ばし立ち上がる。 背伸びすると、背筋の引っ張られる感覚が少し気持ちいい ) はー。 ( 吐息 ) …新しい響きを聞くと、新鮮な気持ちになるもの。 今夜はきっと、いい夜だ。 ( 踵をくるりと返して、向かうは鍛錬所の出口。 背に、未だ終わらない剣戟の歌を聴きながら ―― ) [Tue 8 Jan 2008 00:15:24]
◆フェイト > きっと、しょっぱくて苦くて痺れる味がするね。 ( 壁際にしゃがみ込んで、軽く染みを撫でた。人の肩を慰撫する時のような緩やかな手付きで、ぽん ぽん ) 少し前に、騒がしい事が色々あったんだっけ。この街は、いつだって結構色々な喧騒に巻き込まれている気がするけど。 ( …どうなんだろう? 問いかけた所で壁が答える訳でも無い。答えたら結構怖い ) [Tue 8 Jan 2008 00:01:02]
◆フェイト > この辺りの歌は、まだ上手く歌えない。残念。 ( 勇壮の響き、鎬を削り鋼を呼吸する数秒間を凝縮した響き。 いくさうた―― 昨今は遠くあれど ) いくさうた。 ( はて。ふと気付いたように、視線が一度壁際に流れる。 所々に見える黒っぽい染みは訓練で流された血と汗と涙か。 舐めたらどんな味がするんだろう―― ) 舐めないけど。 ( 流石に ) [Mon 7 Jan 2008 23:47:42]
◆フェイト > ――― La a 、 ……ぁ。 ( 一際高く響く音に、リズムがズレた。 ぬぅ、軽く唸って口元に人差し指。音の響きをなぞるよう、唇だけ数度動かして ) 予測のつかない響きもある。面白いね、やっぱり。 ( 呟き閉ざせば、唇が描いていたのは緩やかな弧 ) 一人の音を追いかけるだけでも大変。重奏となれば、難易度も倍率ドンだ。 ( 軽く腕組みして顔を上げる。 目に映る光景、ゆるりと見渡し ) [Mon 7 Jan 2008 23:34:14]
◆フェイト > ( 響く剣戟に重ね、タン、タン 足元がリズムを刻む。此処は連続、細かな響きが連なって。力を込めた一撃に、高く裂かれる大気の響きは激しさ増したフォルテシモ。 俯き加減に軽く目を伏せ、タン、タタン タタタ、タ 刻むリズムに合わせ、唇が微かに動く ) La lala La ――― ( 唇が小さく動いて、音階を連ねていく。無作為の旋律、歌うと言うにはまだ淡い ) [Mon 7 Jan 2008 23:15:34]
◆フェイト > ( キィン 高く空気を震わせる音。余韻が消えるより早く、重ね重ねて打ち響く。 独奏ならず、多重奏。鉄の響きが、冬でも薄く熱気孕む空気震わせ、耳に肌身に沁みる程 ) 澄んでるのは、冬の所為か。 これも純化された音だからか。 ( 鍛錬場。開けた場所で剣戟重ねるは仕事待ちの傭兵か、外仕事への備え重ねる冒険者か。あちらで重厚な鎧纏うて剣振るは、待機中の騎士だろうか。 様々の意思と響きの重なる場所、彼らからは少し離れた壁際に佇み、耳傾ける影一つ ) [Mon 7 Jan 2008 23:06:23]
お知らせ > フェイトさんが来ました。 『 響く剣戟 』 [Mon 7 Jan 2008 22:59:34]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『忙しくなるのなァー…?』 [Sun 6 Jan 2008 00:07:32]
◆アクセラレーター > 罪の無ェー人達や、正義の味方を傷付けるような人はハッキリ言いや、要らねェーんだわ。 (横目で青年を見上げる。頷く青年を一瞥しながら、視線を鍛錬場に戻す。) じゃ、教会で留守番してろよォー。それか連絡があるまで自由行動な。 (人差し指を天井にビシっと立てたまま言葉を続ける。言い終えると青年は異を唱えずに立ち去って行った。そして何から何まで真っ白な少女は、すうっと歩き出す。成し遂げなければならない目的があるのだし。) [Sun 6 Jan 2008 00:05:53]
◆アクセラレーター > (努力すれば強くなれる。逆に言い換えれば、負けた者は努力をしなかった、と決め付けられてしまうことだろう。果たして「強さ」とは如何いうものなのか。) あー、あー…。バイチャンが心配だからなァ…。 (腕を組み上げたまま、小さな声で後ろに立つ青年だけ聞こえるように呟いた。) んじゃー…、あの性格のまんまじゃ 敵が多くなっちまうしなァ? (敵が多ければ多いほど、味方が少なければ少ないほど、持てる力を存分に振舞えるだろう。しかし「数」という「暴力」には味方の無い一人では勝てない。無駄に敵を増やすような性格を改善するようにしなければいけない。) [Sat 5 Jan 2008 23:59:22]
◆アクセラレーター > (同僚から聞いたこと。バイチャンが少女と思われる人物を打ち負かし、負傷を負わせたとのこと。其れを聞いても表情は変えることが無いだろう。) …女だろォーが、戦場に出りゃ関係無ェーわ。 (差別なんか気にしていたら命を落とす。女だろーが、男だろーが、関係が無い。努力を続けたものだけが強くなれる。バイチャンを相手にした少女とは会って見たいものだ。少しばかり興味が沸いた。同時にバイチャンが気掛かりだった。) …どォーなんだろォーなァ…? (バイチャンの心はどのような状態なのか、的確に的中することは出来ない。だが、何かにのめり込んでいることだけは分かる。) [Sat 5 Jan 2008 23:51:09]
◆アクセラレーター > (何時から居たのだろうか。髪も肌も服も真っ白な色で統一されていいる。真っ赤な双眸を取り除けば、だが。見た目から武器らしい武器は見当たらない。仕事でもなく、鍛錬でもなく、試合でも無ければ何の目的なのか。傍から見ればそう感じるだろう。) ―――…。 (鍛錬場とは掛け離れた、休憩スペースと言える場所に居た。彼女一人ではない、また別の青年が背後に控えているのだった。先程からバイチャンの様子を見眺めていた。) [Sat 5 Jan 2008 23:45:53]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『…………。』 [Sat 5 Jan 2008 23:37:36]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(もっと力を・・・それを願って今日も鍛錬)』 [Sat 5 Jan 2008 23:25:36]
◆バイ・チャンフォン > ・・・っは!(少しだけ、ほんの少しだけ動かした。なぜか?必要が無いからだ。気を飛ばすのには力はあまり意味を成さない、と教わった。・・・さて、飛んでいった気はどうなったのかというと・・・不可視なので見えはしない。が、藁束の穂先が普通の風よりも強く揺れた。・・・とりあえずそういう力があるにはあって、確実に備わっては来ている様だ。)・・・だが・・・これだけ、では・・・。(まだまだだろう。力というには程遠いものだ。今の現状を知れば知るほどもっと力が欲しい。と願わずにはいられない。) [Sat 5 Jan 2008 23:09:01]
◆バイ・チャンフォン > ・・・。(拳を見て、次に遠くの巻き藁を見た。・・・ふと考える。そろそろ、ぶつけるくらいにはできたのではないだろうか?と・・・。)・・・やって、みよう、か。(言いながら巻き藁から遠く離れて拳を構えた。・・・どうやら師の見せてくれた「遠当て」を試してみるつもりのようだ。)・・・。(目を閉じて拳の先に集中し始める。・・・最近、体の集中した部位が特に熱く感じられるようになってきた。これが「気」なのだろうか?とも思う。) [Sat 5 Jan 2008 22:47:47]
◆バイ・チャンフォン > (年始だからか、いつもの風景のような賑わいはなく静かな鍛錬所。その中心に無心になって短刀を振るう若者がいた。)・・・。(その短刀は空を切るが、音はとても鋭いものである。)・・・ふむ・・・腕、落ちてない、な。(何度か振るい終わって確認したかのように言う。最近拳の訓練ばかりだったので落ちていないか少し不安だった。今度はもう少し短刀の方も訓練するべきだろう。と改めて思う。) [Sat 5 Jan 2008 22:24:39]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『(短刀を何度も振るう音)』 [Sat 5 Jan 2008 22:21:01]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 …こういうのに詳しい人材、居ただろうか。 』 [Sat 5 Jan 2008 01:00:58]
◆アイリ > ―――――あ。 ( そういえば忙しくて手付かずの事があった。 聖夜祭辺りから年始にかけて、方々から贈り物だとか手紙だとかが届いていた。 それの返事や御返しは済ませたのだが、いい加減部屋が手狭になって来たとかそんな話をしていたのだ。 2年前の今頃だっただろうか? ホワイティア居住区にあった親戚の別邸を借りて一人で生活していたが、其処が丁度「蔓の事件」の被災地に含まれていた。 避難生活もかねて騎士団寮で暮らすようになって2年も過ぎてしまったが―――いい加減、1人で住まうのに丁度良いくらいの自宅を別に構えるべきだろうか? ヴェイトス市赴任からすっかりこの土地に馴染んでしまったが―――まぁ、ヴェイトス市別邸と考えれば良いか。 ) …明日からでも場所と業者を探してもらおうか。 [Sat 5 Jan 2008 00:50:04]
◆アイリ > ( 20週を超えた辺りで適当に減速して呼吸を徐々に安定させながらもう一周して、最後は歩いて元の場所に戻る。 1人淡々とメニューをこなすようにその場に座り込んで、矢張り時間をかけて丹念に脚のマッサージをする。 暫らく休んだらもう少し運動してから水分をとって休憩、余力があれば上半身の筋力トレーニングもしておこうか。 騎士団寮に戻ったらお風呂を用意させて長めに浸かり、またストレッチをしてからミルクティーを用意して切りの良い所まで読書。 睡眠時間は5時間くらい取れるだろう。 ) [Sat 5 Jan 2008 00:35:26]
◆アイリ > ( まだこの時期あまり人は来ないのか、静かなグラウンドに1人分の反復する呼吸音だけが響いている。 此処暫らくは物騒な話も無いし、こんなものか。 …アレッサンドラ・クレメンテから聞いた小規模なテロリストの方も、幸い軍隊を動かす必要性が出る前に収束しそうだと聞いている。 その関係の騒ぎで、この鍛錬所の向こうの棟で一騒動あって放火で焼け落ちたという。 一般市民が巻き込まれなて怪我をしなかったのが不幸中の幸いか。 ) [Sat 5 Jan 2008 00:18:00]
◆アイリ > ( 騎士団の訓練では全員にフル装備でのランニングをさせる事も多々あるが、それにある程度慣れてしまうと鎧なしのランニングは何週でも延々と続けられる。 騎士のフル装備は全備重量50s〜80s程度。 基本的に従者に着せてもらって戦場に赴くもので、自力で脱ぐ事はできない。 敵の前で転倒すれば起き上がる前に先ず間違いなくとどめを刺されるだろう。 戦場で馬を失った騎士は嫌でもそれを着たままキャンプまで歩いて帰ってこなければならないし、その途中で何度も戦闘に巻き込まれる可能性もある。 足場はこんな平らに均された場所ではないし、真っ直ぐ進めるばかりでもない。 騎士鎧を着るというの、体力と精神力の足りない者には自殺行為ということ。 やる気があってもそれなりに心身が出来上がるまでは正騎士に推薦しないのは、無駄死にをさせない為でもある。 ) [Fri 4 Jan 2008 23:58:06]
◆アイリ > ( 特別な事はしていない。 公務でもないし場所も場所、動き易い運動に適した服装に着替えて長剣だけを帯剣してグラウンドに出る。 身体の柔軟性を維持するように丹念に丹念にストレッチをして、不調や異常が何処にも無いのを確かめたら軽くランニング。 どんな小技を覚えるよりも、型だの構えだのを格好良く作るよりも、筋力、体力、柔軟性のほうが数倍役に立つ。 知識は形として記憶するのではなく、状況を見て理解して判断できれば良い。 必要なのは経験則と発想力、忍耐力だ。 ) [Fri 4 Jan 2008 23:42:35]
◆アイリ > ( 年も明けて4日が過ぎ、幾らか街は日常の様相を取り戻しつつある。 まぁもう暫らくは格人種、宗教毎に新年を迎える行事が続くかもしれないが、騎士団は通常通りの体制で動いている。 そもそも組織全体が一斉に休むような所でもないし、かくいう自分もクリスティア駐留騎士団本部で机に向かったまま年を越した。 その分の休暇が今日充てられたのだが、掃除や挨拶といったものは既に済ませてしまって暇を持て余し、それなら、と平素から利用している市営の鍛錬所に足を運んだという話。 ) [Fri 4 Jan 2008 23:36:02]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 自主トレーニング 』 [Fri 4 Jan 2008 23:29:17]
お知らせ > ガリカさんが帰りました。 『掃除は続く。』 [Thu 3 Jan 2008 02:50:58]
◆ガリカ > ( ここは物騒な街なんだ。どんな街でも治安の悪いところはあるし、鍛錬所なんtて珍しいものじゃあないのだろうけど。戦う準備をする場所があるという事は、戦いがあるからそうしているんだ。ヴァンパイアや悪魔が普通に街を出歩いているとも聞くし、そんなのクリスティアじゃあ考えられないのに。恐ろしい。ヴェイトス市の人達はそんな中で暮らしていて不安にならないのだろうか。 ) ( バケツの取ってを持って、水を取替えに外へ。汚れた水をばしゃんと地面に捨て、井戸の水をくみ上げる。 ) [Thu 3 Jan 2008 02:44:45]
◆ガリカ > ( こういう、何だろう。戦うという事。戦う人達の事。自分の知らない世界なのだと考えれば少しは興味も沸くが、私は全く彼らの事を知らない。そも、暴力だなんて私の人生の中で縁の無かったものだ。人を傷つけたり、殺めたり。そこには何かしらの理由があり、目的がある。 執事と連絡を密にして、屋敷全体の運営を補助し、奥様の世話をして、奥様の買い物に付き合って、お嬢様の世話もして。不真面目なメイドの動きに目を光らせ、指導して。玄関を掃き、屋敷中のシーツを集めて洗濯係りに渡し………。 ) ( 部屋の隅で首吊り死体のようにぶら下げられているあの藁人形は、そういう私の生活とは全く関係ないものだった。あの藁人形だけではなく、この建物それ自体が。 ) [Thu 3 Jan 2008 02:36:39]
◆ガリカ > ( 跳ねるような水音が人気の無い鍛錬所に響く。日中は屈強の戦士たちで賑わうこの場所も、夜ともなると人も疎らでしんと静まり返っており、その水音がやけに大きく聞こえた。ここでは私の溜息の音も響いてしまいそうだ。 ) …それにしても。考えてみれば、こういうところに来るのは初めてかも。 ( ぐるりと辺りを見渡す。拳や木刀で殴りつけたりするのであろう、人型の藁人形が立ち並んでいる。夜の薄暗い中で浮かぶその藁人形は何とも不気味だ。奴らはきっと散々人に叩かれたせいで人間に恨みを持っているに違いない。 ) ………。 ( なんて。馬鹿な話を考えて視線を床に戻す。 仕事に集中しよう。 ) [Thu 3 Jan 2008 02:25:34]
◆ガリカ > ( 斡旋所で雇い主を探していた所、この仕事はどうだと別の仕事を紹介されてしまった。それがこれ、鍛錬所の片付けと掃除である。 ) ………。 ( モップが床の上の汚れを拭い去って行く。それを水が溜まったバケツに漬け、また拭って。それの繰り返し。 ――日雇いの仕事なので気軽に出来るという良さはあるが。何となく納得出来ないのは何故だろう。 ) [Thu 3 Jan 2008 02:18:54]
お知らせ > ガリカさんが来ました。 『汗で汚れた床を拭う。』 [Thu 3 Jan 2008 02:12:12]
お知らせ > みかげさんが退室されました。 『――あッ、お兄さん名前は!?(等と慌てて戻って来たかも知れぬ。演技では無く、単なる失態)』 [Mon 31 Dec 2007 03:34:11]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――名前、聞きそびれちゃったな。』 [Mon 31 Dec 2007 03:32:25]
◆カイン > ……ん。ありがとう、俺も――頑張るから、君も鍛錬、頑張って(そりゃあ、役者の演技だって飯の種だけど、傭兵の技術ってのは直接生死に関わるわけだし。 純粋な気持ちから、彼女に応援の言葉を送る。 自分に対して頑張れって言ってくれた人が、何処かで怪我したり死んだりして、そしてそれを自分が知らなくて、なんてのは――後味が悪いなんてもんじゃない。最悪だ、と思うから)じゃあ、ええと……うん、舞台で、かな。次は?(帰る、という少女に笑いかけて、雑誌を受け取った俺は――殺陣の練習に励むことにする。 そういえば、なんて思考がちらり) [Mon 31 Dec 2007 03:32:15]
◆みかげ > 確かに! (ぷ、と吹き出して笑い声を漏らし) じゃぁ、お兄さんはばっちりしっかり演技派俳優目指してねッ! (集め終えた手裏剣、仕舞い込み) 関連性はともかく、そういう役柄もアリなんじゃないかなーと思っただけだよー?まま、素人考えなんだからあんま気にしないで (誤魔化すように笑みを浮べながら。こういう役柄だのなんだのを考えてしまうのは変化の術の幅を広げたいと思っている「千佳」自身の思考の現れである) うん、お手ごろ価格で安心した。採算…は確かに心配かも、でもコレならリピーターも多いんじゃない?あたしみたいにさ、続きが気になるーッて人とか。子どもに人気出そうだし、そうなったら親もひっぱり込まれるじゃない。 (大丈夫大丈夫、なんてお気楽に言ってみせ) あ、それあたし自身にとってもちょっとぐっさりくる言葉だなぁ… (うぅ、とかワザとらしく胸の辺り押さえてみせて) うんッどういたしまして! そうだね、今雑誌見せてもらったから大体の概要わかったし。仕事が入ったり、冒険とかで外に出てるーとかじゃなかったらなるべく観に行くよ (にっこり笑って、ありがとうと礼を述べながら雑誌を貴方に返そうか) っと―― ゴメンゴメン、応援するーなんていいながらすっかり練習の邪魔しちゃってた。あたしそろそろ帰るね、今日はありがと! [Mon 31 Dec 2007 03:25:50]
◆カイン > そうそう。ハニカミなんとかー、とか、○○様ーとか。 顔だけ良くても大根な人とかもいるんだけどね。(あとは人気歌手が話題づくりで劇に出てみたりとか。 ……逆か。 お客さん集めるために、人気歌手を主演にしてみたりとかする、と。 ちょっと物申してみたい俺だけれど、下っ端が何を言っても通らないのが世の中だし)まあ、そう言ってもらえると……嬉しいけどね。 クールっていうのと、目付きが悪いのに関連性はあるのかどうか(笑いながら。 まあ、今の仕事は顔がわからないからアレだけど。 ……人気が出たら、出たら、ちょっと考えても良いかもしれない)ああ、それは大丈夫、だと思うよ。 なるだけいろんな人に見てもらえるようにって価格設定だし。 ――採算取れてる、とは思うけどね(苦笑い。 まあ、これからの頑張り次第なら給料もあがっていくだろうか。 上がるといいなあ、なんて思いながら、興味を盛ってくれたことには満足げに頷いた。 本当ならチケットでも渡したいところなんだけれど、昨日、今日と色々なお店でポスターと一緒に渡したせいで、使い切ってしまったり)んー……。 まあ、頑張って即座に成果につながれば良いんだけどね。 何だかんだで、結局は才能――と、あとは顔だから。 ……うん、でも、応援してくれるのは嬉しいよ、本当。 俺も頑張らないと、って思えるからね。(ファン一号? そんな失礼―かもしれない―ことを言いながら、俺は嬉しそうに笑った。 実際、こうやって認めてもらえると結構、心にくるものがある)うん、この間の木曜日に、ね。 ただまあ、第二話から見ても大丈夫だと思うよ。 まだ始まったばかりだし、ね。 [Mon 31 Dec 2007 03:10:39]
◆みかげ > あー、確かに売れてる役者さんってこう、優しそうで笑顔の似合うような人が多いかも? (人差し指を口元につけて、視線上向けて色々思い浮かべながら、うーんと小さな声。) でも、悪役でも人気ある人もいるし。お兄さんみたいな顔したクールな主役の劇とかも売れそうじゃない? (と、手は其の侭に視線を貴方に戻せば首を傾げて笑いかけてみせ) あ、思わせぶりー。んー、観劇料次第かなー?ほら、あたしみたいな下っ端傭兵ってお金なくてさ。 (頭に手を当てながらあはは、と情けなさそうに困ったような照れ笑いを。けれど貴方の思惑通り興味は十分、そそられている。「観景」としても、「千佳」としても) あーキモチわかるなぁ、あたしもほら、傭兵としてまだまだヒヨっこだからさ。 (はー…と項垂れながら大きな溜息) ぜんぜんお仕事なくって…役があるだけいいじゃん、それを足掛かりにこれから頑張れば。ほら、今日だって… (言葉を切り、周囲に視線を巡らせ) お兄さん一人のとこを見ると、劇団としての練習じゃなくってお兄さん個人での自主練習でしょ? (ウィンクしてみせ) 大丈夫、努力家なお兄さんならすぐに人気役者になれるよ! (親指をび、立てた) 『アイゼン・リッター』? ふーん、どれどれ? (雑誌、両手で受け取れば其処に目を通そうか。其の合間にも、ちら、と貴方にも視線を向ける。内心、まだヒヤヒヤだ) …へえぇ、面白そう。あ、観劇料も結構お手ごろだ。これならあたしでも観にいけるかも――あーでもコレ、もう第一回公演おわっちゃったんだ?惜しいなぁ、全部通してみたかったかも [Mon 31 Dec 2007 03:02:40]
◆カイン > んー。 いや、さすがに女役とかやった事ないから、そういう好みとかはわからないけど。 主演俳優とかと並ぶと、丸きり悪役だよ、俺?(もしくは引き立て役とか、そんな類か。 実際、殆ど顔の出ない下っ端俳優の人気なんて、あって無いが如しだからなぁ。 ダンスとかのグループだと、背景で踊ってる人にも追っかけとかつくそうだけれど、役者では聞いた記憶がない)ん。今の――は、そうだな。 ……劇を見にきたらわかる、かな。(なんて悪戯っぽく笑って答えよう。 実際、バラすわけにはいかない、っていうのがその理由。 それにほら、そうして隠しておいた方がちょっと格好良いかな、とか)んー……まあ、俺はまだ下っ端だし。 それに台詞とかも、主役の人の方が圧倒的に多いしね。 ともかく、応援はありがとう、って言っておくよ(純粋に嬉しいし、俺は笑顔で頷いた。 とりあえず今は相手役がいないから吹っ飛ぶ練習なんかをするわけにもいかないので、“戦闘員”からの攻撃を。 台本をめくりつつ、まずは流れを再確認)ああ、えーと……。『アイゼン・リッター』。 アマウラとか、あっちの方の話じゃないけど――活劇はメインかな。 えーと……(ちょっと待って、と言ってから、台本を小脇に挟んで荷物を漁って、取り出したのは演劇情報誌ブルズ・アイ。 いつも持ち歩いているのかと聞かれれば答えはイエス。 開き癖のついたページを捲って彼女に差し出そう。 其処には――連続空想科学活劇の見出しと共に、劇の解説が記されていた) [Mon 31 Dec 2007 02:45:22]
◆みかげ > え、うん。 (目を丸くしてこっくりと。表面上、あっさり肯定はしたものの「千佳」としての思考は拙かっただろうかと不安に駆られた) いーじゃん目つき悪いっていってもちょっとだけなんだし。さっきも言ったけど、そっちのが女の子にモテるんじゃないのー?あたしはわりと好きだけど? (等と、あははと笑い飛ばし。大丈夫大丈夫、なんて貴方の背中を叩こうとせん) ま、そーだね。 はいはーい頑張って (軽く首を傾げてウィンクをしてみせ。貴方の内心の動揺等知らず、己は己で貴方がどういう者かと手裏剣を拾い集めながらも観察中である) ―――何今の。 (変身ポーズに、思わず手を止めて) ッへー…ほんとに役者さんなんだ。 (感心した様な声を漏らし、ぱちぱちと瞬きをしながら貴方を見つめようか。感心しているのも本心ではあるが、其れ以上に内心では焦りが生まれていた。役者、となれば演技のプロフェッショナルである。よもや見破られはしないだろうかと――動揺は、ほんの少しの間、不自然な沈黙を生み出すやも知れぬ) …凄いじゃん。 そーいうのってヤラレ役のが大変なんじゃないの?逆に、ヤラレ役が上手ければいっくら主役の殺陣がヘタレでもわりと良く見えるんじゃないかって思うけど。頑張ってね、応援してる! (満面に笑みを浮べて、右手でガッツポーズを作ってみせ) …って、なんていう劇なの?トキノミヤコ系? (殺陣、というとトキノミヤコ出身の己には侍同士の切り結びがまず浮かんで) [Mon 31 Dec 2007 02:35:03]
◆カイン > うーん……いや、格好良いかどうかはともかくとして。 目付きが悪いのは否定しないんだ?(苦笑いは続いたまま。 ただ、悪い気はあんまり――コンプレックスを指摘されたのに――しなかった。 まあ、別に馬鹿にされているわけではないし、怖がられているわけでもないし。 ショバ代云々に関しては、もらう気もないよ、と首を横に振った)まあ、実際に俺、マフィアじゃないし。それにココは公共の場だし。 ショバ代払えー、なんていうほうがおかしいよ、うん。 っと、それじゃあ……遠慮なく。(頷きを一つ。 とはいえ、観客として一人の人間を意識してしまうと、ちょっとぎこちなくなってしまうのだけれど。 こういう時は、やっぱり仮面が欲しくなる。舞台でつけている、鉄仮面が)(とはいえまずはスイッチを切り替る為にも、先日のおさらいから。 グッと構えを取り――左後方へと勢い良く身体を捻り、前に戻して腕を交差して伸ばす。 一瞬の溜め。 すかさず腰を落としながら左拳を右足へと寄せ、上半身を起こしながら右手を天に突き上げて――“変身”と)……ん。そーいうのだね。 俺はと言えば、主役にバッサバッサ斬られる方、だけど。 んで、これは台本。次の舞台で殺陣をやるから、その練習ってわけだ。 [Mon 31 Dec 2007 02:20:30]
◆みかげ > あはは、そーだねちょっとツンってしてるかも? (ツン、のところで自分の両目の端を人差し指で軽く上げて見せる。) でもいーじゃん、そんっくらいのがカッコイイよ? (等と、軽口めいて告げながらウインクを。「観景」に変化している時の心構えは、兎に角元気に明るくお喋りに、だ) えーショバ代はちょっと、出せるモンないから困っちゃうなーあたし。 ン、どーぞ気にせず練習しちゃって? (そう口にして、もう一度周囲に視線を向け。人形の周りの安全性を確かめれば、其れこそ単に散らかしただけの様にも思える手裏剣を拾いに行こうか。内心、己の至ら無さに溜息が漏れる。表情もへんにょりと落ち込んだ様を形作っておこう――そうしながらも、時折貴方に視線を向け。取り出された紙束の様なもの、視界に入れば一瞬目を細めた。なんだろう、という思いが内心に) …殺陣? 殺陣っつーと…「おぬしを斬るッ!」…みたいな?アレ、お兄さん役者さん?? その、手に持ってるのはー? (さりげなく、気になっていた物が何であるのかを問いに加え) [Mon 31 Dec 2007 02:13:01]
◆カイン > いやいや、そーいうのじゃないよ。 ちょっと珍しいなあ、って思ってただけだし。 って、それは何処のマフィアだよ。――確かに俺、目付き悪いけどさ(第一印象は明るい子。 まあ、練習中に叫んでた頃からの印象だけど、間違いじゃあないらしい。 ころころと変わっていく表情は、ちょっと見ていて飽きないかもしれない。 とまれ、彼女の小芝居に対しては苦笑混じりに否定しようか)そこはアレか。ショバ代払えとか言って凄むべきだったかな、俺は、と。 ……まあ、ねー。 落ち着かないというか、馴染まないというか。 結局は同じか、と……(とりあえず、いつもの定位置についたら軽く手足を伸ばして柔軟運動。 えーと……今日は殺陣が少し変更されたから、その辺りからか。 片手に下げてたバッグから台本を取り出しつつ、ん?と彼女の質問に首を傾げた)ああ、うん――ええと、殺陣って言ってわかるかな。 その練習。 [Mon 31 Dec 2007 02:00:02]
◆みかげ > あー…もしかしてあたし、お兄さんの練習場所占拠しちゃってた?? (パーの状態の左手、軽く口元に添えてあちゃぁ、という様な表情を作る) ホラなんかあるじゃん、「お嬢ちゃんどきな…其処は俺の場所だって決まってるンだよ」みたいな! (あははと笑い飛ばし、井戸端会議中のおばちゃんみたいに右手をぱたぱた上下に振って見せようか。セリフ部分は無駄に低くて渋い声を…出しているつもりだが結局の処少女の声に変わりは無い。) まー、普段やッてる場所じゃないと落ち着かないーってのはなんかあたしもわかるかも。でも… (貴方の格好、不躾にじろじろと眺め回そうか。とても、戦闘職の人間が鍛錬をしに来たようには見えない。最も、此処は魔術師やら楽師や歌い手やらも足を運ぶことがある様なので不思議では無いのだが。芸能系の者は、それこそ貴方のような役者も含め体力や腹筋は必要だろう) お兄さん、なんの練習しに来たの?あたしみたいに傭兵サンってわけじゃないみたいだけど。 [Mon 31 Dec 2007 01:53:53]
◆カイン > んー……冒険者、か――傭兵かなぁ(サムライって線もあるよな、と考えながら、俺は彼女の服装を見つつ思う。 だってほら、一般人がカタナとかナイフとかを吊るしてるわけないんだし。 ちなみに此方はと言えば、稽古の帰りという事もあって実に平々凡々。 動きやすいシャツにズボン。上に防寒用のジャケットを羽織っただけ、だ。 ……ちょっとファッションとかも考えたほうが良いのかもしれない)ん、ああ、いや。 いつもこの時間に来て練習してたんだけど、あんまり他の人がいなかったからさ。 珍しいなー、って思ってた。 ……邪魔しちゃったかな、俺(もしもそうなら謝らないといけない。別に彼女の鍛錬を妨害する気は全くなかったのだけど、と俺は返答した。 まあ、こっちも練習はしないといけないのだし、女の子の方へ――正確には普段の練習場所へ――と歩き出して) [Mon 31 Dec 2007 01:44:54]
◆みかげ > (「観景」は腰までの真っ直ぐな黒髪を高い位置でポニーテールに結い上げており、軽装の冒険者風の服を着ている。今日は中に鎖帷子は着込んでいないが、両の手には手甲。額には鉢巻をしており、中に薄い鉄板が仕込んである。腰には、忍刀と苦無などを挿した革のベルトが巻かれていた) ッああぁ――… (また、外してしまった。膝と手を床に着けてがっくりと項垂れる。言動はともかく、練習は本気でしているので内心でも演技ではなく落ち込んでいた) はー…仕方無いなーもぅ、片付けてランニングでも―― ッと、 (鍛錬での手裏剣は使い捨てには出来ない、体を起こせば拾いに行こうと思い、周囲に他に投擲を練習している人がいるかどうか確かめようと視線を巡らせて) ン?なになに、どーかした?? (此方を向いていた貴方へと、きょとと目を丸くして声を掛けようか。何か不審な処でもあったかと、内心警戒しながら) [Mon 31 Dec 2007 01:39:30]
◆カイン > (殺陣の道は一日にしてならず、なんて台詞を言った人がいたかどうかは知らないけれど、少なくとも演技も殺陣も、一日でどうこうできるわけが無いことを、俺は良く知ってる。 だからまあ、稽古が終わった後、こうやって鍛錬場で練習するのは日課みたいなもので――今夜も俺は、鍛錬場にやってきていた。 これくらいの時間になると、鍛錬してる人間もそう多くないから、まあ……視線も気にならないし)……っと、アレ。練習してる人がいるや。(何かを投げるような音と、甲高い声。 女の人、かな。 目付きの悪い眼を凝らすようにしながら、なんとなく俺は彼女の様子を伺ってみる。 や、いつも自分が練習してる場所の近くだから、っていうのもあるのだけど) [Mon 31 Dec 2007 01:25:20]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『「行くぞ、VV団!」「イア! イア!」(なんて稽古を終えた後の自主練習)』 [Mon 31 Dec 2007 01:22:16]
◆みかげ > (己は未熟者だ。一般人とではなく一般的な忍者と比較して、力も無く体力も無く鋭い感覚も持ち合わせてはおらず、知恵が働くわけでもなく集中もそう続かない。手先の器用さも一般人レベルである。一般人以上と言えるのは早さと精神力くらいか。忍に要求されるのは、技術よりも第一に冷静さである。しかし――それは「千佳」としての考え。「観景」はそういった部分を心得、弁える事が出来ず能力以上の事をしてはこうして駄々を捏ねる――其の様に、演じているつもりだ。しかし此の変化の術とてどれ程通用しているものやら。) うー……おッかしーなーこーやって、こーやって… えいッ! (再び、手裏剣をヒトガタに向けて投げ) [Mon 31 Dec 2007 01:19:25]
◆みかげ > どーぉして当たらないのーっ!!? (上を向いて両手を広げ、大げさなリアクションで嘆いてみせる。数メートル先の藁作りの人形には、数個の手裏剣が適当な場所―とても人体急所とは思えぬような場所―に散らばって刺さっており、その二倍以上はあろうかという量の手裏剣はみな、其の周囲に落ちていた。中には、其処まで至らず途中で落ちている物や逆に勢いを付けすぎて人形では無く背後の壁に刺さっている物もあった。解っている、単に己の技量の至らぬ故だという事は。) [Mon 31 Dec 2007 01:06:55]
お知らせ > みかげさんが入室されました。 『もぉッ!』 [Mon 31 Dec 2007 00:58:52]
お知らせ > 如月 杏さんが退室されました。 『(もう暫く鍛錬を続けて今日は帰るとしよう)』 [Sat 29 Dec 2007 22:51:49]
◆如月 杏 > 大晦日―――そういえば大掃除もしなければいけませんね。 ( とても困った事を思い出してしまう。 特に趣味も何も持っていない私は散らかりようが無いはずなのに、片付けが出来ないから気付けば部屋の中は酷い有様になっている。 ) ――――よし、少しの間その事は忘れましょう。 それよりも新年からの計画を立てないと。 ( 前向きに前向きに。 嫌なことばかり考えるからさっきのように集中しなければいけないときにでも気が逸れてしまうのだ。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:37:44]
◆如月 杏 > さて…今は何時かな? ( 座禅を始めてからどれくらい時間が経っていたのだろうか。 何か時間のわかるものはないかと視線で探してみたけれど、視界に入る範囲では時計の類は見当たらない。 ) ( やれやれ。 最近はどうにもする事成す事が不調だな。 ) 気付けばもうすぐ新年か。 ( 来年はよい年になるといいのだが。 そう思いながら立ち上がる。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:22:24]
◆如月 杏 > ( 十何年の月日を無駄だったの一言で済ませたくない。 だからこうして鍛錬を続ける意味がなくなっている今でも、私はこうして鍛錬を続けているのだろうか? ) ――――雑念が酷すぎるな…… ( 閉じていた瞼をゆっくりと開きながら呆れ果てたように呟く。 視界の先にはには他の人たちが、様々な方法で己の実力を磨いていた。 )( 寺であったのなら喝の一言と共に叩かれているような体たらく。 未熟に過ぎる。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:03:49]
◆如月 杏 > ( そも自分は戦いには向いていない。 何故なら女だからだ。 故郷ではそれを隠し通していた時期もあったが、結局それが余人の知る事となってしまい、あそこで剣を握る意味はそこで潰えた。 )( そして病に冒された身という事もある。 瞬発力の点ではまだしも、持久力や安定感の面でどうしようもなくその不安は付いてまとう。 畢竟―――今の私に剣を握る意味は無いのだ。 守るべきものも求めるものも何も無い。 ) ――――― ( それなのにまだこうして剣を握るのは未練だから? ) [Sat 29 Dec 2007 21:48:02]
◆如月 杏 > ( 他の鍛錬をする者の邪魔にならないよう、壁に背を預けて座禅を組んでいた。 )( 心を落ち着かせて精神を研ぎ澄ませる。 得るべきなのは揺らがぬ平常心。 たとえどんな状況であろうと、冷静に考えて最善の一手を下す。 )( ――――今の自分には遠い領域。 ) [Sat 29 Dec 2007 21:32:49]
お知らせ > 如月 杏さんが入室されました。 『(座禅)』 [Sat 29 Dec 2007 21:27:57]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『てーっつのかめんにー ちーのまふらー♪(なんて歌いながら)』 [Sat 29 Dec 2007 02:00:56]
◆カイン > (はふぅ、と溜息を吐き、変身ポーズの再練習。 結局、此方のほうがマシだと判断したらしい) [Sat 29 Dec 2007 02:00:38]
◆カイン > (アレって何かって? 決まってるじゃないか、発声練習。 こう、大きな声を出してイア!イア!と。 ……考えてるだけで嫌になってきた。 本番は覆面つけてるから気にならないんだけどなー。)……というか、うーん。 ……もうちょっと人気でないかなぁ。 今の俺、たんに変なことやってる兄ちゃんに過ぎないじゃないかー(第一話が終わったばかりだから――だというのに? ともかく『アイゼン・リッター』の知名度が低い今では、何をやっているのかすら認知されていない。 ……人気が出たら出たで、良い年をした大人が真似をしてる、ってことになるのか。 それもいやだなー) [Sat 29 Dec 2007 01:43:08]
◆カイン > (――が、別に0.05秒でコスチュームが転送されてくるわけでもなし、俺はベルトをつけているわけでもなし。 格好つけたところで、全くと言って良いほど決まっていないのは自覚してる。 ……うう、思わず叫んでしまったせいで集まった視線が、痛い。 とても痛い)……うう、でも……練習しないとなぁ……。 部屋にこもってやったんじゃ、意味無いし……。(この視線もまた、練習に必要なのだ。 実際に舞台の上でやる際は、もっともっと多くの観客たちの前で演じざるをえないのだから)……あー……あと、アレか。戦闘員のアレもやらないといけないのかー。 [Sat 29 Dec 2007 01:36:06]
◆カイン > (バッと背後を振り向くような形で身体を捻り、身体の目の前で交差させる。)(一瞬の溜め 長くても短くてもいけない)(素早く左拳を右足首に寄せ、身体を起こしながら――)(右手を天に突き上げ、叫べ!)ナイァァールッ!!(――――決まった!) [Sat 29 Dec 2007 01:33:30]
◆カイン > (では、そのプロセスをもう一度見てみよう!) [Sat 29 Dec 2007 01:30:53]
◆カイン > (では、 [Sat 29 Dec 2007 01:30:29]
◆カイン > で、ええと、それから……(しゃがみ込んで台本をめくる。 ――まあ、役者が練習している分には不思議じゃない、と思う。 たぶん。 実際、一般市民も鍛錬につかっているんだし。 ちらりと周囲を見回して視線を気にしながら、俺は振り付けを確認する。 よし、ここから先は間違っていなかったぞ。 左右は反対だったけれど)……で、ええと。左腕を、右足に寄せて――……(腕を交差した状態から、バッと素早く左拳を右足の近くにつける。 そして、ババッと続けて身体を起こし、右腕を天に突き上げる――と)……これで良いのかな? [Sat 29 Dec 2007 01:26:21]
◆カイン > ……って、あ、ココからして違う(思わず頭を抱え込んでしまう俺。なんてこった・あーりえねーや。 ……鍛錬場所の片隅で台本を前にして座り込んでいても、あまり格好良いものではない。 うー、と唸りながら、気を取り直して再挑戦)こう、一気に上半身を後ろに捻るのか。 しかもこれ、子供からみて右側ってことは、俺の左じゃないか。 うーわー、失敗したーっ。(なんというか、根本的に間違えていたらしい。 第一話の初っ端から躓くなんて、これは前途多難だぞ。 はあ、と溜息を吐いて、再挑戦)こう、バッと後ろに上半身を捻って――戻してきて、両腕を――からだの前で交差、と。(う、このステップも抜けていた。 苦笑いを一つ浮かべながら、ここまでを再度行う。 素早く、ババッとメリハリをつけてやらなければ格好がつかないじゃあないか。 殺陣もだけど変身ポーズというのも、大切だ――というのは、監督が口をすっぱくしていっていたっけ) [Sat 29 Dec 2007 01:12:29]
◆カイン > (と、言うわけで今日の稽古が終わった後も、こうして鍛錬場で自主トレーニングに励む俺なのであった。 どうも昨日の本番、慌てていた俺は変身の振り付けを間違えてしまったらしい。 他にポカらしいポカは、幸いにしてなかったとはいえ……とんでもない失態である)うーあー……まずったー……。え、ええと……まず――(台本を広げて読みながら、ひとまずは再確認。 握った右拳を右わき腹に当て、その上に平手にした左掌を乗せる、と) [Sat 29 Dec 2007 01:03:58]
お知らせ > カインさんが来ました。 『「お前、変身ポーズ間違えたろ」「へ?」』 [Sat 29 Dec 2007 01:01:05]
お知らせ > クルァさんが退室されました。 『――そうして、一人の少女は一つの象徴を扱えるようになっていく』 [Sat 22 Dec 2007 23:45:55]
◆クルァ > さーて、もう一度。 ( よっこらせ、と立ち上がり鎌を構える。白の大鎌は少女の手に馴染み、そして――半身だった。 ) ――独楽を。風車。そして――台風をイメージする ( そして、私自身は目である。私自身は支点である。私自身を中心に鎌は回転する。風切り風車。――なんていう言葉が頭の中に浮かぶ。――幻想をイメージする。刈り取られる作物をイメージする。私を支点に、円状に刈り取られる稲穂――を ) ――ハッ! ( 裂帛の気合と共に発する一条の光。――否、一個の扇。半弧を描き、それでもなお収まらぬ白の大鎌は弧を描く ) [Sat 22 Dec 2007 23:45:35]
◆クルァ > ( ふるふると首を振って頭をどうにか明瞭にさせる。しかし、抜け切ったような気がせず、大の字に倒れてるところから後ろ手に地面に腰を下ろしているだけにする。 伸ばした手で地面に突き刺したままの大鎌の柄を握り、身体を引き寄せ、大釜を背にしてから一息吐いた。大鎌を振り回すだけでも相当な体力の消費であった。白い大鎌はひんやりと冷たく、火照った頬に冬の夜風は気持ちがいい ) ――私の身体の一部みたいなもんだもんね。扱えないわけ無い、か? ( くい、と視線を向けた先、白大鎌の目のようにある赤色に瞳を細める。 ) やっと扱い方を『思い出してきた』っていうのかな、これは ( 嬉しそうに。クルァは笑う。記憶が無いわけではないけれど、その記憶にしたってどこまでが情報で、どこまでが己の記憶か定かではない。だから――食べるものも新鮮で、汗をたくさん掻くのも新鮮で、だけど覚えがあって懐かしくて。なんだかうまく説明できない感覚。けど、確実に鎌を使いこなせてきている実感はなによりもうれしかった ) [Sat 22 Dec 2007 23:32:12]
◆クルァ > ―― ( しばしの沈黙の後 ) は、はははは。目ぇ〜回った ( にはははは、と一人笑う。夜の鍛錬場は寂しく、そして、 ) ――ううーん。 ( どさ、とその場で大の字になった。目が回ったのでしばらくこのままにしておく。脳がまだぐるんぐるんと回ってる気がして、少しだけ目が気持ち悪い。 ) [Sat 22 Dec 2007 23:13:03]
◆クルァ > ( 所詮この身は女神だ精霊だという前に一体の少女である。――故に、海岸で学んだことは腕力で大鎌を振るっては腕が追いつかないという事。――ならば、遠心力に負ける腕力であるならば逆らわずそれを波にしてみればいどうだろうか、というのがクルァが考えた戦闘方法である。くるり、とその場で踊るように舞えば大鎌がついてくる。その流れを徐々に縦へと変えていき、大釜を溜まった遠心力と共に藁人形へと突き叩く。――ずっ、という音がした後に藁人形は裂ける。 ) ――― ( ――そこでようやっと、回転はとまる。 ) ―――ふぅ・・・・こんな、もん、かな ( 額の汗を拭い、クルァは満足そうに頷く。重い武器を腕で振るおうとするから失敗するならば全身を使い、全身を支点にして動く。鎌に踊らされるのではなく、鎌で踊るイメージ。 ) ――でも、まだなんとか、って感じだよね。・・・もっと、訓練しな い と――? ( と、と、っと、 歩き出そうとしたクルァはとんとん、とまるで歌舞伎役者のように片足でぴょんぴょん跳ねる。そして、 ) ――ふぇ? ( ずでん、とその場に尻餅をついた。 ) [Sat 22 Dec 2007 23:08:24]
お知らせ > クルァさんが来ました。 『独楽のように、風車のように、台風のように』 [Sat 22 Dec 2007 23:02:53]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 ひゅ、と音を立てた6本目の矢が、鋭角に的を貫いた。 』 [Fri 21 Dec 2007 00:46:02]
◆エリシャ > ( 島の外に出ようかとも思う。 どうせヴェイトス市に家があるわけでなし、荷物はいつも両手で持てるだけにしているし、私は身軽だ。 別れて困る人も居ない。泣く人も居ない。 正直な話、1人旅は全然寂しくもない。 見たことの無い景色、歩いた事の無い道、初めて乗る乗り物。 外国の空気、珍しい食べ物、珍しい楽器、大きな建物、小さな出来事、ちょっとヤバめのアクシデント、新しい発見。 旅をしている間は退屈なんてする暇も無いのだ。 幸いお金もあるしこの際どうか、なんて真剣に考えてみる。 ) ―――別に島に来たくなったらまた来れば良いし。 ( びゅ、と風を切ってまた矢が飛んでいった。 ) [Fri 21 Dec 2007 00:31:04]
◆エリシャ > ( 左から少し強めの風。それじゃ左にだいたい適当に射線をずらして、とかいい加減な微調整。 距離が遠いから調整は結構多めで良いだろう。 風が運んで真ん中らへんに当ててくれる。 二射目もそんな具合に飛んでいき、ドッ、と音を立てて突き立った。 もう止まっている的に当たる事に何の感動も覚えない。 ただ淡々と反復して鈍らないようにしているだけ。 もういい加減、ニンゲンの範疇を超えているって事を自覚して良いと思う。 ) ――――アングリマーラかなぁ。 あの辺新年って何やんだろ。 ( 3射、4射、上の空で引いては放つ。 もう退屈過ぎて死んでしまいそうだ。 また放浪癖がムクムクと頭を出し始めた所―――だけど、ヴェイトス市も狭いがヴェイトス島も十分狭い。 何せとりあえず1週間も歩ければ島の端から端まで歩けてしまうような小島だ。 行き先なんて限られているし、冒険なんて実はもう残ってないのかもしれないし、だから皆外になんか出ないんだろう。 図書館の警備と大ホールの警備を繰り返す毎日、もう飽きた。 ) [Fri 21 Dec 2007 00:16:42]
◆エリシャ > ( まぁ分かり易く言うと「たかいところ」。 鍛錬所全体が大雑把に見渡せるような、一番てっぺんの所にしゃがみ込んでいる。 やっぱり、風が冷たかった。 ) ――――また飽きてきちゃったなぁ。 ( ぎりり、と引き絞った複合弓から無造作に矢が放たれる。 斜め上空90m、だいたいそれくらいの位置から撃ち放った矢はほんの少し風に煽られ、それでも的の真ん中らへんに命中して斜めに突き立った。 ヒトが近付くと危ないから一応、「利用中につき近付く事なかれ 施設の屋根を見よ」と張り紙をしておいた。 一度だけ誰かが近付こうとしてこっちを見て、手を振ったら退いてくれたから効果はあるだろう。 弓の射撃施設の広さの限界で、70m以上の距離が稼げなかったのが理由のひとつ。 あとは、高い所好きだから。 ヴェイトス市は便利だけど、閉塞感でなんだか息が詰まりそうになる事がある。 そろそろ、また何処か遠くへ行こうか。 ) 寒くない所にね。 ( 冬は嫌いだ。 ) [Fri 21 Dec 2007 00:05:00]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 屋内鍛錬所施設、屋根の上 』 [Thu 20 Dec 2007 23:55:10]
お知らせ > ゼフィードさんが退室されました。 『(酒なんて飲まなくても、昔はじっとしてるだけで、体が温かくなってきたものだが)』 [Thu 20 Dec 2007 20:56:49]
◆ゼフィード > ( 今の一撃、衝撃は骨にまで達しただろう。そういう”音”が、少年の苦痛にゆがむ顔と一緒に、こちらにまで届いてた。にもかかわらず――少年は、槍をはなさなかった。声変わりの最中と思われる、独特の不安定な声で雄たけびを上げて、相手に向かっていく。 ) ――そうじゃねぇだろ―― ( 唇をかんで、腰に下げた酒を取り、一気に飲んだ。あれでは相手を無駄に本気にさせるだけ。実力さがありすぎる。 ) 燃える展開ってやつなんだろうな、物語なんかだと。 ( 血沸き肉踊り、心が熱くなる。そういうものだと。だが現実はどうだ。死力を尽くして槍を振るった少年は、初めこそ相手を気迫で圧倒したが、徐々に冷静さを取り戻した相手に、いいようにあしらわれている。これが、現実だ。冷めた空気を吸い込んで、立ち上がる。 ) やっぱり、足りねぇ。 [Thu 20 Dec 2007 20:52:40]
◆ゼフィード > ――くそったれめ、風向きが変わりやがったな。 ( 手をプラプラと動かして冷たい空気に晒すと、短くなったタバコを吐き捨て、その火を踏みつける。恨めしそうな顔で空をみると、雲の流れが暗闇の中でもわかるほどに、はやい。気を取り直して鍛錬の様子の見物に戻ると、ちょうど小柄な男が槍を振り回し、相手に打ち込むところだった。 ) ほ〜ぉ、勇ましいねぇ。 ( 関心したように息を吐く。まだ十台半ばくらいか。相手は成人で、体格も筋力にも明確な差があるのに、よくもまぁがむしゃらに向かっていくものだ。だがその一撃もあっさりと受け止められ、はじかれてしまった。追い討ちとばかりに相手のやり先がうなる―― ) だめだな。 ( ゼフィードがあくびをかみ殺して言葉を紡ぐのと同時に、少年は左肩の辺りを撃たれて、地面に膝をついた。 ) [Thu 20 Dec 2007 20:39:26]
◆ゼフィード > ( いつも連れ立って歩く同僚たちは、今頃どこかで綺麗な女でもひっかけているのだろう。いつもなら大船を漕いで馳せ参じるところだが、今日は援軍を気取る気にもなれず、こうしてぼんやりと鍛錬所で時間を潰していた。 ) あいつらのすんでる世界に、祭りごとはねぇのかよ。 ( このクソ寒い中、クリスマスムードに浮かれもせずに、よくやると。無精ひげをいじりながらけだるそうにぼやく。 ) その熱気で、俺の懐もあっためてほしいもんだぜぇ。 ( 愛用の槍は、傍らに。それを使って体を動かすよりは、人間観察を選ぶのがゼフィードの生きる道。刃を潰した剣と剣がぶつかり合い、空気をはじく音がした。 ) ――あちぃ! ( たまらず手の甲の熱さに飛び上がる。タバコの灰が落ちたらしい ) [Thu 20 Dec 2007 20:23:51]
◆ゼフィード > ( 鍛錬所の屋外で、ベンチに腰掛けた男は、タバコの煙を吐きながらぼやいていた。寒ぃ、と言う言葉が、言葉の後にくっついて尾を引く。背中を丸めて膝と手を支えに、もう片方の手でタバコをつまんだ。 ) まだ、足りねぇ。 ( ぼんやりと見つめる先には、武器を手に打ち合う二人の人影。それ以外にもさっきから、鍛錬用の武器がぶつかる音が周りから絶え間なく聞こえている。皆声を張り上げ、肩で息をして鍛錬に励んでいる。ただ一人、その中で、ゼフィードだけが浮いていた。 ) [Thu 20 Dec 2007 20:14:35]
お知らせ > ゼフィードさんが来ました。 『足りねぇなぁ――』 [Thu 20 Dec 2007 20:06:05]
お知らせ > マーさんが帰りました。 『( …チャン。強くなるのじゃぞ。 )』 [Wed 19 Dec 2007 02:08:52]
◆マー > 鍛錬から離れたせいで、今はわしも次の段階の技を使うことは出来ぬが―― 鎧の内部に衝撃を送りこむ事も出来るようになる。なに、己は使えなくとも教える事は出来るから安心せい。まずは今放った技を極めるのじゃ。 ( そして最後には―― 奥義を伝授する。老人は自然と胸を高鳴らせた。 ) うむ。これならば、わし無しでも自分で行える鍛錬じゃろう? ( 早速その鍛錬法を繰り返す弟子を見て、老人は満足そうな笑みを浮かべ髭をなぞった。 その後も、拳の突き方や姿勢など、気付いた点を直すように指導しつつ、静かに弟子が繰り返す拳を見守ろう――。 ) [Wed 19 Dec 2007 02:08:23]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(終わるまではずっとその状態で・・・)』 [Wed 19 Dec 2007 02:08:05]
◆バイ・チャンフォン > (幸いにして、痛みは少しすれば止んだ。・・・あの技の威力をもっと高められればどうなるか・・・。)気・・・なかなか、使える、代物、だ。(さまざまな用途などを聞いて頷く。・・・確信した。しっかりと、くまなく鍛錬を積めば、力を得られると、この人の弟子になったことに狂いはない、と。師から与えられた課題を聞き、しっかりと頷いた。)・・・了解、した。どのような、状態で、あろうと、欠かす、こと、ない。・・・さっそく、初めて、見る。(言うとわら人形に向けて立ち、ゆっくりと構えては突き、ゆっくり構えては突き・・・それの繰り返しを始める。・・・あくなき力への渇望はここまで男を書きたてるものなのだろう。) [Wed 19 Dec 2007 02:01:13]
◆マー > ( 放った衝撃波の威力は、それほど高くは無い。勿論まともに喰らえば痛いだろうが、きちんとガードすればダメージは無い。 ふぅ、と吐息を一つ。姿勢を直し、ごきりと肩を鳴らす。 ) そうじゃ。圧縮された氣は拳から溢れ、放たれたのじゃ。 ――これだけでは無い。例え拳から離れなくとも、通常の打撃にも高い威力を乗せる事が出来る。わしが老体にも関わらず、力や速さが老人以上なのは、これのお陰じゃ。 より鍛錬を積めば、放たれる氣はより濃く、強く―― 威力も高まっていく。 ( 息を荒くするチャンを見つめた。 ) …チャン。今日より一日100回、拳を突け。但し、一回に5秒の時間をかけるのじゃ。呼吸を整え、丁寧に、丁寧に―― さすれば、自然と氣を拳に乗せる事が出来るようになる。 [Wed 19 Dec 2007 01:50:11]
◆バイ・チャンフォン > 生命力、そのもの・・・か。(自分に扱えるのか?と一瞬だけ不安になった。さすがに生命力、といわれて戸惑ったのだろうか・・・。だが、それも一瞬のことだった。)・・・っ!!(胸に向かって真っ直ぐに飛んでくる衝撃波。視認はできずとも、体で感じることはできた。・・・次には自分の胸にドス、と何かがめり込む音がした。)がっ・・・はぁ・・・。(ふらついた。そのまま膝を着きそうになるが、なんとか留まった。)・・・師父、これ、も、気の、なせる、技、か?(多少息が荒くなっているようだ。) [Wed 19 Dec 2007 01:40:38]
◆マー > …ふぅむ。 ( 顎鬚をなぞる。――まあ、良いかと頷く。敗北とは求めようが求めまいが、必ず訪れるものだ。それに負けたくないという気持ちは大事だ、自分だって負けるのは嫌だ。 ) そう。まあ、生きているもの全てはその氣を使っていると思って良い。生命力そのものと言っても間違いでは無いのだからな。 ( ぐ、と力を篭めると、老人の目が鋭く相手を見る。 ) その氣を拳に篭める事で、拳は肉体を離れ、空気を伝わり―― 衝撃となるっ。 ( 回転を加えながら、拳を前に放つッ!すると衝撃波が生まれ、チャンの胸目掛け飛んでいく……ッ! ) 破―――ッ!! [Wed 19 Dec 2007 01:32:40]
◆バイ・チャンフォン > 満足、したこと、これまで、一度も、ない。・・・ただ、負ける、のは、嫌だ。(負けたくない。いくら師父に言われようともその思いは変わりはしない。・・・力を貪欲に求めすぎている。目がギラギラ光っている。・・・これも若さ、か、あるいは狂気、か。)?・・・寝ている、時、も、使っている?(自分ではそんな感覚など一切無い。気というものなら聞いたことくらいはある。・・・ただ、それを自分が使う、という感覚は話だけでは理解できなかった。)・・・わかった。(とりあえずは防御の姿勢を取り、胸辺りをしっかりとガードする。・・・どのような攻撃が飛んでくるのだろうか、と「自分の分かる範囲で」想像をめぐらせながら・・・。) [Wed 19 Dec 2007 01:28:22]
◆マー > 良いか?お主は攻撃の度に既にその氣を使っておる。攻撃だけではない。歩くときも喋るときも、寝ている時ですら。 要は、その普段使っている氣に更に力を篭め、放つのじゃ。 ( それを練り、拳に乗せる。老人は肺一杯に呼吸を吸い込み、それを全て吐き出した。 ) 構えるのじゃ、チャン。今からわしはお主の胸の辺りを殴る。防御するが良い。 ( とはいっても、両者の間合いは拳が届かないぐらいに離れている。 ) [Wed 19 Dec 2007 01:22:28]
◆マー > じゃが、険しい道じゃぞ。何度も止めたくなる時が訪れる。特に、強くなり始めた時期が一番危険じゃ。自分はこれぐらいでも良いじゃないかという気持ちになってしまうのじゃ。 ――そういう意味では、時には敗北も必要かもしれんの。 ( しかし、この弟子は真面目である。逆にその真面目さが不安になる時もあるが、チャンが問題にぶつかってからその時は師である自分も考えよう。 ) うむ。しかし、これも習得には時間が掛かるぞ。 まず、天真拳というのは―― 早い話が筋力以外の力を拳に篭める術が基本となる。頭で理解しなくとも良いが、氣、生命力と言えば大体のイメージは出来るかのぅ。 ( もう一度腰を落とし、静かに構える。 ) [Wed 19 Dec 2007 01:22:21]
◆バイ・チャンフォン > 高みに、上る・・・悪くない、感覚、だ。(想像する。自分がより強くなって、それを己自身で体感することを。・・・すると、なんともいえぬ高揚がこみ上げてくるのだった。)あ、ああ・・・。すまなかった、師父。・・・我、もっと、覚える、こと、あるの、だな。(うん。やっぱりそうだろうな。とか考え始めたところで次の言葉が耳に入る。)基礎、教えて、くれるのか・・・。お願い、します、師父。(立ち上がって頭を下げた。新しいことを教えて貰える機会があるのなら、喜んでそれに飛びつくのだろう。ましてやそれが「力」に関することならなおさらだ。) [Wed 19 Dec 2007 01:11:57]
◆マー > うむ。己のあらゆる物を生贄に捧げた者にのみ、武は微笑んでくれる。これは格闘に限らず、あらゆる武術に通じる事じゃ。 ( 弓、槍、刀、棍、より多くの時間を費やした者のみが高みに達する事が出来る。才能で差が出るのは途中までだ。 ) 慣れてくれば一本拳や掌底で攻撃出来るようになる。 ――たわけっ。技の威力のみでは戦いを制する事は出来ぬぞ。駆け引き、見切り、呼吸を経て、最高の瞬間に放つからこそ威力の高い技というものが活きるのじゃっ! ( くわっ、と目を見開き老人は言う。 …だが。すぐに己の髭をなぞり。 ) …とはいえ、今からその基礎を教えておくのも悪くないかの。 ――天真拳の基礎、やってみるか? ( にやり、と頬を歪ませる。 ) [Wed 19 Dec 2007 01:02:24]
◆バイ・チャンフォン > 中途半端、すると、どっちも、見破られる、が、な。・・・故に、どちらも、極める。(どちらが欲しい?と聞かれれば迷わず、どちらも、と答えるような男だ。中途半端にはせず、きちんと体得したいと願っているらしい。)人差し指、中指の、付け根・・・。(さすっていた拳を上げて、よく見てみる。・・・その部分だけは、傷がほかよりもマシだった。さらに講義を聴く。)わかった。今度、用意、して、おく。・・・さすがに、何か、威力の、凄い、技、は、まだ、教えては、もらえない、だろう、な。(まだまだその技量に自分がいたっていないことなど百も承知。だが、一度聞いてみたかった、というのもあった。) [Wed 19 Dec 2007 00:53:26]
◆マー > ほほ、そうじゃろう。武器術とはまた違った醍醐味がある。お主もそのつもりじゃろうが、武器術に素手の技を混ぜれば攻め方も豊富になる。 ――ふむ。 ( 弟子の言葉に髭をなぞりながら頷く。 ) 人体とはの。堅い部分と柔らかい部分、急所とそうでない部分というものがあるのじゃ。それは相手にも、勿論お主にも。一撃に力を篭めるのは間違いでは無い、大事なのは狙う場所とどこで殴るか、じゃ。 ( す、と軽く構える。 ) 狙う場所は顎じゃ。…ま、藁人形に急所も何も無いがの…。そして、自分の拳の人差し指と中指の付け根で当てるように意識する。 ( びゅッ、と拳を一つ突き出し、空中を切る。 ) 他の指は骨が弱く、拳を痛めてしまう事もある。 …とりあえず、素手で殴るとどうしても痛むぞ。包帯を巻くと良かろう。 [Wed 19 Dec 2007 00:45:19]
◆バイ・チャンフォン > ・・・素手、戦う。面白い、が、中々に、苦戦、している。(ひりひりと痛む拳をさすりながら呟いている。)・・・力、任せに、殴る、こちらの、拳も、痛い。・・・師父、拳、速く、力、任せに、殴る。これ、何か、違う、のか?(どうやら素手での戦闘ではまだまだといった様子だ。力任せに殴ればいい、と思っている辺り、技術が全くないことを示している。言うなれば素手での戦闘に関しては「力だけある素人」といったところだろう。) [Wed 19 Dec 2007 00:36:02]
◆マー > ( 老人は隅に座っている弟子の姿を見つけ、遅い足取りで近づいて行った。 ) どうかの、チャン。調子の方は。 ( 老人はにこやかに話しかけ、鍛錬をしていたのであろう相手の側に立つ。 ちらりと皮の剥けた拳の方に視点を落とす。中々に真面目な性格をしているようだ。こうして一人で鍛錬に励む時間もまた大切である。 ) [Wed 19 Dec 2007 00:30:35]
お知らせ > マーさんが来ました。 『やっておるようじゃの。』 [Wed 19 Dec 2007 00:26:22]
◆バイ・チャンフォン > ・・・ふぅ。(打ち込み続けてしばらく立てば、とりあえずやめて、少し休憩を取ることにした。他の邪魔にならないよう隅の方へいき、腰を下ろす。)・・・ふむ。素手、戦う、のも、あり、だが・・・(拳を見る。慣れていないのか、拳にジンジンと痛みが走っている。表面の皮もめくれていた。)・・・なかなか、習得、厄介、そう、だ。(武具を使わずとも戦えるため、あるいは攻撃の手数を増やすため、「力」を得るために師の誘いを受けた。・・・だが、その道も生半可なものではないことを感じ始めている。) [Wed 19 Dec 2007 00:18:02]
◆バイ・チャンフォン > しながら・・・。(ぼそぼそと小さく呟きながら何度も何度も同じ位置へと拳を打ち込む。・・・本来は武器を使った戦闘方法なのだが、とある人物に弟子入りして以来、仕事のとき以外は素手での戦闘方法を学ぶべく、こうやって打ち込みをしている。) [Tue 18 Dec 2007 23:52:39]
◆バイ・チャンフォン > (目の前の藁人形の鳩尾辺りを何度か殴り続ける男がいた。)・・・下半身を、しっかり・・・ [Tue 18 Dec 2007 23:51:16]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『(がこん、がこん、と響く音)』 [Tue 18 Dec 2007 23:50:07]
お知らせ > フェイロンさんが帰りました。 『(その場から立ち去ったとか―。)』 [Mon 17 Dec 2007 23:58:30]
◆フェイロン > (ふぁ、と小さく欠伸を漏らせばゆっくりと立ち上がってはゆっくりと歩き出して) [Mon 17 Dec 2007 23:58:16]
◆フェイロン > 今度、誘ってからやれるよぅにしーよっと…。(狐は相手がいてこそやる気がでると言った、子供の面がやはりあるもの頭をポフンポフンとサンドバックに打ち付けるそれはゆらり、と揺れるのはサンドバックの方であって。) [Mon 17 Dec 2007 23:33:44]
◆フェイロン > ンな言ってもやっぱり、1人やと…物さん相手しかあらへんなぁ…。(眉下げながらも残念そうにしては不満をぶつぶつと呟いていて後ろ手を組みなおしながらもサンドバックを背中預けストンと地面に腰を降ろすようで―。) [Mon 17 Dec 2007 23:10:59]
◆フェイロン > うちが教えれるやろかなぁ…(等と呟きながらも頬をかいており、教えるより組み手やそう行う事により教えるといったのが適切なのかも知れず、小さな溜息を漏らしながらもサンドバックを見つめていれば)はっけい、どーんって撃てたらええんやけどなぁ…(直ぐには撃てないのは自分の練りこむのに時間かかるからも1つでもあり、込めるのを途中で止めながらも小さく肩を竦め両手をサンドバックに押し当てているようで。) [Mon 17 Dec 2007 22:52:01]
◆フェイロン > ま、久々やし…からだ動かせたら、エエもんやなぁ…(サンドバックの前にまで移動しながらも内功を込め始めるのは勁も考えているからでもあり)…此れを…こうやって……。(息吹をしながらも瞳を細め、両手は腰より下にまで落としていた。) [Mon 17 Dec 2007 22:36:25]
◆フェイロン > (久しぶりに鍛錬所にきた狐は興味本位も含めて顔を覗かせるもの、見回してみるも知った顔は無くてそれには残念、といったもの。そして…ゆっくりと中に入りながら)…ふぇ、久しぶりに着てみたんやけど…対して変わってないみたいやなぁ…でも、人すっくなぁ…。(眉さげながらもポツリと零す言葉、後ろ手を組みながらも周囲に視線を向けていた。) [Mon 17 Dec 2007 22:24:14]
お知らせ > フェイロンさんが入室されました。 『(キョロリと顔を覗かせて)』 [Mon 17 Dec 2007 22:20:18]
お知らせ > マーさんが帰りました。 『老人は静かにその場を後にした。』 [Mon 17 Dec 2007 01:18:32]
◆マー > ( あのチャンという男、一体どれ程の可能性を秘めているのか。それを思えば自然と老体にも熱が入る。 しかし、弟子は二人以上とっても良いかもしれない。二人居ればお互いに良い刺激になり、競争相手になり、上達も早くなるからだ。このヴェイトスには自分が思ったとおり、武道家の卵のような存在があちこちに居る。彼らの若い才能に触れるのもまた、老人の密かな喜びでもあるのだ。 ) ほほほ。さて、これからが楽しみじゃわい。 [Mon 17 Dec 2007 01:18:13]
◆マー > ……やれやれ。やはり全盛期に比べると威力も距離も出ないの。 ( 静かに吐息を一つ。全身の力を抜き、身体をリラックスさせる。 蝋燭は煙を一筋立ち上らせ、その煙は老人が放った風の余波に煽られ揺れる。 ) じゃがまあ、弟子への伝授は出来るじゃろう。 ( ごきりと肩を鳴らし、老人は呟いた。 ) [Mon 17 Dec 2007 01:13:55]
◆マー > ( ――ふっ、と蝋燭の炎が消えた。 ) [Mon 17 Dec 2007 01:06:41]
◆マー > ( 10では非力な老人の筋力が放つ精一杯の拳。 20ならばそれは若い成人男性が放つ力となり、30ならば更に鍛え上げられた武術家のそれとなる。 では―― 40ならば?50ならば?それ以上ならば――? ) 噴ッッッッ!! ( 老人は突如、強く床を踏みしめる。閉じられた瞳が見開かれ、眼前にある蝋燭の炎を捉えた。身体を捻り、拳を前に―― 突き出すッ!しかし、蝋燭の炎とは距離があり、拳は届かない。 だが、この瞬間。老人の拳に篭められた力が肉体から溢れ、離れ、塊となり―― 力となりッ! ) 破――――ッ! ( 放たれるッッッ! ) [Mon 17 Dec 2007 01:05:18]
◆マー > ( 全力で拳を突き出すのに、人はどれくらいの力を必要とするのか。勿論、それは人によって違う。だがしかし、必ず上限というものが存在する。その上限一杯まで力を振り絞り放つからこそ全力なのだ。 では、例えば…自分が全力で拳を突き出すのに必要な力を10としよう。通常は、人の身体はその時10以上の力を使えない。使おうとしない。その必要が無いからだ。 しかし、この力の上限を意図的に取り払い、10以上の力を篭められるとしたらどうなるか?人間の力の蓄えは、元々全力の突きを一発放っただけでは尽きないぐらいには溢れている。その蓄えの中から更に力を引き出し、移動し、拳に篭めるのだ。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:59:46]
◆マー > ( 老人が一人、静かに構えたまま。 こんな時間という事もあって、屋内鍛錬所の中には今のところ他に人影は無い。いや…ちょっと前にここに一人来た。何でも先日鍛錬所を焼く火事があったとかで、火気の扱いには十分注意してくださいよとここの職員に言われたのだ。それが30分程前。 老人は、それからずっと30分間、同じ姿勢を保ち静かに呼吸を繰り返していた。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:51:48]
お知らせ > マーさんが入室されました。 『揺らめく蝋燭の火を前に。』 [Mon 17 Dec 2007 00:43:59]
お知らせ > 如月 杏さんが退室されました。 [Sun 16 Dec 2007 19:53:09]
◆如月 杏 > 剣舞―――習いはしましたが、少し私には不慣れな分野ですね。 ( 居合いは一刀に全てを賭ける。 そればかりを学んできた自分には彼女のような舞いは踊れない。 ) 不要な争い事を好まないのですね。 ( 私は――どうだろうか? 純粋に剣の技量がどちらが上かを試してみたくなる時があるのは否定できない。 ) ( あまり無理な鍛錬は出来ない自分は毎日のように欠かしていないが、まあそれで純粋な技量が上がることは無い。 まさかどこかのイメージトレーニングではあるまいし。 )( どことなく大人びた少女だな、という認識があったが、今こうして相手が浮かべている微笑みは子供らしいもの。 それを見つめる視線は優しい。 ) 私も未だその領域に成っておりません。 至らぬことばかりの未熟者です。 ( 常に心を平静に保ち、どんな時にも備えよといわれてきた。 ―――それが出来ないのはまだ自分が未熟者だからなのだろう。 ) はい。 機会がありましたら、是非見させていただきます。 次はここではなく、客の側で。 ( その場所を忘れぬように覚えて。 ) [Sun 16 Dec 2007 19:50:31]
お知らせ > 静馬 要さんが帰りました。 『(そして、少女は彼女の空の話を聞く)』 [Sun 16 Dec 2007 19:36:48]
◆静馬 要 > ――そんな。 …ありがとう、ございます。 ( 見た目幼い少女は口元に手を添え、はにかむように伏せ目がちにたどたどしい言葉を。 ) ええ。アマウラ流ですが、剣舞というものにございます。 ( 物腰柔らかな態度から、何処となく女性的で、けれど格好は男性。勇ましいというよりは線の細そうな容貌に、思わずいつもよりも畏まった言葉が自然に。――立ち上がった彼を見上げ ) ――ええ。 話し合いで解決できたのなら、幸いだと感じます。 (座禅) ――今は、あまり。朝、でしょうか。あとは落ち着かないときに少し。 ( その柔らかな姿には、何処か落ち着かせるものがあって、不思議と少女は浮かべる笑みが、深く。静かな面に浮かぶのは、年齢相応の笑顔 ) (心を空に―――。) …深い、お言葉ですね。 ( 自分は、そんな風になれたことがあるだろうかとふと考えて、飲み込むように呟いた。 ) … 空のように美しいものは見せられるかどうか、そんな自信はありませんが―― よかったら一度、見にいらしてください。 ( __通り。中央通りよりもずっと、ずっと外れの場所の名を口にして。 ) [Sun 16 Dec 2007 19:35:23]
◆如月 杏 > お世辞ではありませんよ? ここが少し違った場所であったのなら、おひねりを投げていたところです。 ( 男装の侍は柔らかな物腰で会話を交わす。 ) なるほど。 どうりで一目見たときに舞踏か何かと勘違いしてしまいそうになったわけです。 ( 舞うようなその動きを思い出して、どこか納得したように頷いた。 ) ―――ああ、確かに難しい。 けれど刀は抜かずに越した事は無く、人は斬らずに越した事はありませんしね。 ( 座禅を解いてその場から立ち上がる。 ) それに自分を見つめなおすのにも最適ですからね。 以前はということは、今はやっていないので? ( それはトキノミヤコ独特の不思議な感覚なのだろう。 ) そのようなものです。 どんな状況でも焦らず、心を空に―――それが師の教えです。 ですけど――― ( クスリと口元に指を当てて品のある微笑みを。 ) ―――上手くはいきませんでしたけどね。 ついつい貴女の動きに心奪われてしまいました。 [Sun 16 Dec 2007 19:21:32]
◆静馬 要 > ――― ありがとうございます。 そんな言葉を頂けるなんて、恐縮です。 ( 微笑み返されれば、其処に人の温かさを垣間見た気がして、安堵したような溜息交じりの、警戒を解いた笑み。――今までは、夢だったんだって思えるから。 ) …普段は少しだけ、芸能横丁の外れで妹と芸を見せているんですが…此処では稽古を、と思いまして。矢張り、本当に斬るという行為は難しいと感じますけれど――― ( 小さく、肩を竦めて。そして貴方のほうへ歩み寄ろうか。つかず、離れずの距離。 ) 座禅は心が落ち着きますよね。私も、以前は習慣でやっていたんですが。心迷うときは、尚更道が開ける気がしてしまうんですよね。あれって不思議。―― けれど、剣戟の中で座禅とは難しそうですね。 それが、修行、なんでしょうか。 [Sun 16 Dec 2007 19:05:32]
◆如月 杏 > ( 一瞬素で何がおかしかったか気付かなかった人がここにいるから大丈夫……! )( 自分にはその鼓の音は聞こえない。 耳に届くのは最初から打ち合う音だけ。 ) ( 視線が合えばそのはにかみに柔らかい落ち着いた表情で微笑み返す。 ) そのような事はありませんよ。 むしろ良いものを見せていただいたお礼を、私の方からしたいぐらいです。 ( 相手のその舞いに自分が気付いたのはちょうど座禅を終えようとしていた頃合。 何も気にすることは無いと首を振る。 ) [Sun 16 Dec 2007 18:58:04]
◆静馬 要 > ( 本気で苗字間違えてたことに陳謝。例え綺麗に見えてたとしても勇ましく見えてたとしても全部台無しなんだ……! )( 礼を言った瞬間、周りの鼓に聞こえていた音が、剣戟に戻った気がした。 そんな中でひとつ、綺麗、という声を聞いた気がして、その方向へと身体を向ける。 ) ……あ。 ( 目が合えば、そんな声を漏らし、先程の強い瞳とは打って変わった静かな瞳がはにかんだように微笑を。 ) こんばんわ。…ごめんなさい。此処、邪魔でしたか? ( 座禅をするには如何せん、集中できないようなことをしてしまっただろうかと申し訳なさそうな色が浮かぶ ) [Sun 16 Dec 2007 18:50:49]
◆視線 > ( 座禅を組んでいる男装をした女性が一人。 その流麗な剣舞を静かに眺めていた。 )( その舞いはここよりもどこか別の相応しい場所がありそうな動き。 不粋に声を掛けてその動きの邪魔をしたくなくて、少女はただ視線だけで彼女が木偶をバラバラにする光景を眺めていた。 ) ――綺麗。 ( ただ一言だけ呟いた。 ) [Sun 16 Dec 2007 18:43:09]
お知らせ > 視線さんが来ました。 『その流れを静かに見つめる』 [Sun 16 Dec 2007 18:37:34]
◆静間 要 > ) ――― ありがとうございました。 ( 深々と、頭を下げて。 最後の、作法。―――それが、己の筋道。 ) [Sun 16 Dec 2007 18:37:04]
◆静間 要 > ――― っ ! ( 少女はそこで、躊躇った。これが人なら、鮮明な赤が青い世界を染めてしまうんだって思ったから。そこに吹き出る紅を見てしまった気がして、思わず眉を寄せる。 そして ) っ、く―――ッ! ( 目を閉じてそのまま木人形を切り裂かん! ) ――― っ。 ( ことん。と、剣が砂の上に落ちる。 ) ――はぁ、はぁ―― …… ( どさ、とひざを突いた。 目の前に転がるのは、切り裂かれた木人形。 ) ――― はぁ、はぁ……ッ…… ( 息を切らしたのは、体力不足だからではないだろう。――とても、恐い夢でも見たような気分だ。冷や汗が、寒い冬に浸かり切った身体に浮かぶ ) …っ、 ふ――― 。( 息を整えようと胸に手を当て、刀を持ち上げて立ち上がった。――鞘に封じ込めるように仕舞ったそれは、いつもよりも重く感じて眉を寄せる。 ) ( 向き合うように、そのバラバラの木人形を見つめた。 )( 私がこうなるか。相手がこうなるか。――ここまでいかなければならないほどの争いに、何の意味があるんだろう。 )( なんて、またおかしなことを考えては…苦笑が浮かんだ。そして。 少女は姿勢を整える ) [Sun 16 Dec 2007 18:36:56]
◆静間 要 > ―――はっ。や、っ……! ( 掛け声に、貫くような瞳は木人形を逃がさない。けれど、なんでも斬れるよな剣を持っているわけでもないし、立派な腕を持っているわけでもない。――私には、此処よりも”まだ” 芸能横丁のほうが向いているのだろう。恐らくは家で大人しく稽古に励む。そのほうが、ずっと。 ) ――― っ、 やぁっ!! ( 木人形が見つめている気がした。だから後ろに回りこんで見える敵を、横から斜め上、背中に斬りつけんと剣を振るった。 ) ( ――所詮、私は箱庭にいる楽さを知ってしまった子どもでしかない。 )( ばさ、とその木人形にひびが入ったとき、そんな考えがよぎって――握る剣に力をこめた。 ) ( 箱庭は、もうない。消えてしまったんだよ。 ) [Sun 16 Dec 2007 18:23:07]
◆静間 要 > ( 人を斬るのが仕事ではない。まず、私は人を斬ったことがない。物事、話し合えば理解できると思っているし、その努力も必要だと考える。 )( けれど。 ―― それが必ずしも通らないときが在ることを知っている。 )( 螺旋を描くように舞う其れは、本来の日本舞踊よりも早いもの。 ――向ける刀は、最早もう魅せるものっでしかない。 ) ( 利益不利益で動くのが人間だと、此処に来て思った。けれどそれは自分を護る為には仕方のないことで、それが悪いことではなく。―――仕方のないこと、で。 )( 道理に合わないのが好きではないだけ。だからきっと、人を斬ることに躊躇いを覚えてしまった時点で、私は死んでしまうんだろう。けれど、自分の筋のために死ねるのなら、それはお役目ご苦労ということだ。私は厭わない。 )( す、と木人形が動いた気がして、少女は動いた。 ) [Sun 16 Dec 2007 18:21:33]
◆静間 要 > ( それは武芸というものよりも舞芸というもの。 ) ( 足を滑らせれば、青い空と海が混じる世界が、砂の上。 ) ――― 。 ( そこにだけ、宿る静の空気。 )( 少女はその脇差を木人形に構えたまま、見据えるように見つめ、斬ることをしない。まっすぐに斬ってしまえたら、それは人ではないから。 ) ――― っ。 ( 刀の矛先が、心臓に落ちた。 )( 今自分がしていることは、周囲のしていることとはずいぶん違うことだとしても。 )( 私には其れが、鼓の音に聞こえるのだ。 ) ( 足袋で歩いた足は砂だらけ。でもそれ以上に見えるもの。 ) ――― 。 ( その刀で、どうやって斬るかを考える。それがきっと剣術なのだろう。……でも。 ) ―――― 奏。 ( あの子の奏でる音は、そこに違うものがある気がするから。だから私は―― )( そっと、構えた刀を立て、自分の胸に。空に誓う。自分の筋道を。 ) …… 白刃。 空斬。 ( 小さく。その誓いを言霊こめるように ) [Sun 16 Dec 2007 18:09:14]
◆静間 要 > ( 鞘を抜かないまま、両手で持った脇差を―― 面の前に。 ) ――――。 ( 周囲が稽古に励む。剣戟が聞こえる中、己はその中に音楽を聴く。 ) ――― 。 ( 意志の強い瞳は、じっとその刀を見つめるまま。 )( す――と、刀がゆっくり抜かれる其れは、一見精神統一にも見えるかもしれない。 ) ( 抜き終えて、左手は鞘を回した。螺旋を描くような其れは、大人しく女の腰に収まって。 ) ( 右手はその脇差をそ、と地に向け――視線を木人形を見据えた。視線を閉じれば ) ( 嗚呼、鼓の音が聞こえる。 ) …… はっ! ( 始り。――その右手は、ただ目の前にある木人形へ。 ) ―――。( 私は強くも、弱くもない。 ) [Sun 16 Dec 2007 17:56:36]
お知らせ > 静間 要さんが入室されました。 『( 脇差を構えた。 )』 [Sun 16 Dec 2007 17:44:35]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 16 Dec 2007 02:13:28]
◆ブロウン > 負けちまったか…まぁ、お前のおかげでちっとすっきりしたよ。(少しの時間とはいえ、何かに集中出来たのはいい気分転換になった。部屋に籠って自慰に更けるより遥かにいい気分だ。(※あ、でも自慰はします。)きれいに負けたのが余計に――)ちっと休んだら、もう一回相手してくれよ。(『あぁ、構わんよ』ぐーたらが、ちょっとだけスポーツメンになれた時間――) [Sun 16 Dec 2007 02:13:17]
◆ブロウン > (『大丈夫かあんた?』心配そうに声を掛けて来る胴着男、しばらく受け答えが出来なかったが一息つけば)あぁ、なんとかな…(正直なげられるとは思っていなかった。決められても関節技だろうなんて思っていた。のそっと立ち上がれば、手を出して来る胴着男『あんたぁ、足をもうちょっと使うとかなり強くなるぞ』ど素人だということはすぐにばれてしまったようだ。先輩からの一言、とでも言うかのようなアドバイス。)足か…(見下ろす足。どう使えというのか、良く分からない。だが本気で柔道に取り組むつもりがない竜は、そうだな…とあいまいな納得を見せて男の手を握った――) [Sun 16 Dec 2007 02:06:35]
◆ブロウン > (次の瞬間、鮮やかな放物線を描いて巨体が宙を舞う)(あれ、体が軽くなった?)(重力とは違う力に竜は錯覚を起こす。視線は畳の面から胴着男ね足へと移る。)(あ、俺投げられてんのか?)(事がスローモーションで進んで行く。視界には胴着男の胸が見え、そして体には自由落下の感覚。本の一瞬の出来ごとなのに、とても長い時間に感じる。しかし、それも背中への激痛とともに現実へと引き戻され時は動き出す――『一本!!』いたのか審判。右手をあげている男が一瞬視野に入るが、受け身の取り方を知らず背中を強打した竜は息が詰まって咳き込んだ。)ゲホッ!!ぐっ、いってぇー!!(仰向けで腰の辺りに手をあてがい、痛みに耐えるように体に力を入れている。) [Sun 16 Dec 2007 01:55:39]
◆ブロウン > ぬっ!!(一瞬バランスをくずしてしまう巨躯。しかし、人間との違いは太い尻尾。完全にバランスを崩すまでには至らなかった。蹴りあげられた足をまた畳に戻そうと下ろす力を加える。そこに油断が出来た。下ろすよりも早く胴着男が今度は前方から竜の左足に自分の左足を合わせて。『ぬんっ!!』掛け声とともに左足と尻尾の直線を蹴り、体を高速回転させる。後ろに向かう足の力と前へ向かう上半身の力は、胴着男の腰を中心に円運動をして――) [Sun 16 Dec 2007 01:37:41]
◆ブロウン > (数秒の間お互いの動きが止まれば、先に動いたのはやはり胴着男。一瞬にして体をひねれば引き落とすように引きつけて背負い投げを狙う。しかし精一杯の力を加えて投げようとするがびくともしない、やはり体重差は大きい。そして戻る反動を利用して胴着男をつり上げようとするも、今度は左足を蹴りあげられてしまって。) [Sun 16 Dec 2007 01:27:55]
◆ブロウン > (反射的に殴りそうになるのを堪えてこちらも相手の襟を取りに行くが、肩や半身を前後させうまくかわされてしまう。)(ちっ、うめぇ!)(そうなると攻めあぶれてしまい、防御に回ることになる。両足と尻尾の三点でふんばりを効かせている巨躯は流石に投げづらいのか押しても引いても動きはしない。『あれありか?』『まぁ、反則じゃないからな』外野の声は聞こえない。今は目の前の胴着男をいかにして投げ飛ばすか、それしかない。とはいえ、相変わらずしっかりと襟は掴めないまま相手の二の腕付近を掴むのが精一杯というところ。) [Sun 16 Dec 2007 01:17:53]
◆ブロウン > (『いや、大まかに言えばそうかもしれんが…怪我するぞ?』忠告をする男を無視するかのように貸出胴着を着用する竜)しゃらくせぇんだよ、いいからやんぞ!(ずかずかと畳に上がれば、やれやれと言った感じで付き合う胴着男。その男、体格が良いとは言え身長は180前後だろう。身長差も体重差もある。――両者が中央にて対峙すれば、やや腰を落として身構える竜。じりじりとお互いが距離を詰める――そして、先に仕掛けて来たのは胴着男。ガラ空きの胸元へと体を低くして入って来れば、初心者の襟をとるなど造作も無いことで。) [Sun 16 Dec 2007 01:06:45]
◆ブロウン > (はてさて、体も暖まり一息つけばようやっとうごけると言うもの。)よーーーし、お前。ちょっと相手しな。(一番体格の良さそうな胴着男を指差した。後から来たわりには生意気だ。近くにあるのは畳のスペース、柔道というやつだろう。誰も使っていないのを良いことにそこを使おうと提案して。『かまわんが、あんた柔道できるのか?』もっともな意見である。)投げとばすか、関節決めればいいんだろ?(無知です。) [Sun 16 Dec 2007 00:52:23]
◆ブロウン > ちょっといいか?(一番近くにある囲炉裏に歩いて行けばおもむろに土瓶に手を出し中のお湯を口に含んで――『お、おい!あんた!!』熱湯を口に含めば火傷する。そんな当たり前の突っ込みをしたいのかこちらを見上げる人間(男)。そんな男を尻目に口の中を熱湯で暖めれば、すぐさま飲み込む。冷えた喉が熱くなり、胃まで熱くなるのが分かった。そして、ぷはぁ!と行きを吐き出せばついでに火を吐いて見せて)こいつに比べりゃたいしたことねぇよ(と。) [Sun 16 Dec 2007 00:43:11]
◆ブロウン > (取りあえず中にはいって暖をとろう。何をするかはその後だ。)(寒さを堪えるため、全身に力が入り動きがぎこちない。食いしばる歯に、開けているのも結構厳しい目は何かを睨み付けるかのようでもあって擦れ違う人々は自然と道を開けてくれる。――中に入りキョロキョロと辺りを見回せば、見つけた囲炉裏。建物全体を暖めるためか各所に設置されており、その中央には大きな土瓶が勢い良く蒸気を吹き出している。随分と和風な感じがするが、そのへんは館長の趣向と言うことで気にしないでおこう。) [Sun 16 Dec 2007 00:34:01]
◆ブロウン > (自室に籠って変な事ばっかりしてちゃまずい。それに、部屋でのこともありちょっと居づらい雰囲気もある――)とはいえ……やっぱ外に出るもんじゃねぇや……(がたがたと震えながらもやって来たのは大きな体育館、といった感じの建物。中には柔道、ボクシング、筋トレなどなど各種格闘技やらトレーニングやらの出来るコーナーがたくさんある巨大な建物。住まいからやや遠いが、小さな建物だと何故かモンスター扱いされるケースが多いため、いろんな種族が出入りする大きな施設の方が気兼ねしないのだと本人は言う。) [Sun 16 Dec 2007 00:24:02]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『たまには体をうごかさないと――』 [Sun 16 Dec 2007 00:13:24]
お知らせ > パレスさんが退室されました。 『…技…技ね…(本を片手に、ゆっくりと、居住区に向け歩き続ける…)』 [Sat 15 Dec 2007 03:55:40]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(睡眠? そんなものは馬車の中でとれば良い)』 [Sat 15 Dec 2007 03:54:36]
◆間空宗政 > (――さて、あとは朝一番に出る馬車の刻限まで、鍛錬を続けるとしよう) [Sat 15 Dec 2007 03:54:21]
◆パレス > ( 早急に、技は身につけないとな…ただ、力任せでも、能が無いと言う事だな…。 相手のあの動き―。 もし、実戦なら出来れば相手したくない。 アマウラとの戦争は起きないで欲しいものだ…。 正直、戦争など要らないのだが…。 ふと、物思いにふける。 ) そうですね。 …でも、集中してやると、時間の立つのを忘れてしまう。 ( 此方も木刀を一振りし、空を切り、左手に持ち変える。)…あはは、でも、ただの「筋肉馬鹿」でした。 技は重要だと言う事がわかりましたよ。 今日も、あのまま、声がかからなければ、技の訓練をしていたでしょう。 実際に技を持つものと、戦えて、その重要性に気がつけたのですから。 今日はその収穫で十分です。 また、お暇があれば、「技」に付いて聞かせてもらいたいですね。 ( あの動きは我々にないもの。であればそれを取り入れた戦闘が出来れば…。 技は人から盗むものだと言う。ただ、それがうまく使えこなせて…、初めて「有効」となるのだろう。我々のように鎧を余り身に着けない「侍」だからなしえる技なのだろう…。 自分にないものに対する憧れ… そんな感情を抱く。)…では、またどこかで、お会いしましょう。 また、稽古をしたいものです。 ( 再び軽く会釈をして… )それでは、私は失礼させてもらいます。 風邪など引かないように…。( そのまま、木刀を戻し、自分の荷物の場所に戻り、一通りの荷物を確認。 ロングソードを腰に帯剣すれば、再び、間空の剣を振る、その姿を見ているだろう。) [Sat 15 Dec 2007 03:52:31]
◆間空宗政 > (……ふむ。 まあ――圧倒的な力か。 基礎は重要、というのは……再確認できた。 ――相手が手を離せば、此方も距離をとって体勢を立て直す。 何の問題も有るまい。 ――上手くすれば防具の無い部位に当たったろう、とは思うが。 まあ、それにしたって些細なことだ)む……。まあ、そもそも始めた刻限からして、遅かったのです。 この時分まで続くのは、当然でありましょうな。(一つ頷き、此方は改めて木刀を一振りし、感触を確かめた後に、腰に差した)何、パレス殿も――良い筋肉をしておられる。防具をつけたまま、それだけ動き回れる方も、そうは居られますまい。(笑って、相手の動きを賞賛する。 武具を纏わないことで動きを早めているのに、鎧を纏って、それについていける。 並みの筋力ではあるまい)然らば、それがしはもう少々、刀を振るうことに致しまする。 良い鍛錬で御座った。(一礼をし、それから壁に立てかけた刀を取りに戻ろう。 どうせ、この時間では馬車もあるまい。 出稽古のあとは朝帰りになることは、“家族”も知っているだろうし。――なら、もう少し鍛錬をしていくのも、悪くはあるまい) [Sat 15 Dec 2007 03:35:26]
◆パレス > ( 相手が何を思っているのか―…此方は、左手は相手の頭を掴んでいる。 まだ、特に行動は起こしていない。)…その力に捕まったんだ。逃げれると思うなよ? ( 相手がまた動きを見せる。 だがー、もう夜も遅い。 このまま続けても、埒が空きそうにない。 明日の仕事にも響くだろう。 あくまでこれは鍛錬なのだから。 相手の右手が伸びる前に、頭から左手を離し、そのまま伸びる手を力の限り振り捨てる。 …相手の生身の手に、此方の防具が付いた手がその手に当たるともあれば、相当な痛みだろう。 )…ふぅ、さて、訓練の途中ですが、そろそろ良い時間ではないですか? ( 間空との訓練中に、鍛錬所は私と間空のみとなってしまっている。 そして、動きがなくなれば静まり返る室内。) 刀での剣術…良い練習になった。礼を言いますよ、間空さん。…それと技の重要性を、認識出来ました。 何よりの収穫です。 ( そう言いながら、相手に向かい、軽く会釈をする。) [Sat 15 Dec 2007 03:27:20]
◆間空宗政 > (それを言うならば、投げ飛ばそうとした途端に、地に叩き付けようとするのも、同様に無理があるが――ま、反論なぞ戦いの中では無意味か。 技も何も無い、圧倒的な力任せ。 ――技なぞない、打ち合いしかできない、と言ったのも無理はない、が。 ……少し憐憫を覚えた)……とはいえ、ふむ。 有り余る力というのも――また、凄まじいものがある、な、と。(不意に、下半身の力を抜いた。 <馬鹿歩き>である。 相手が叩き伏せるのならば、好きにすれば良い――せんじて此方が身を動かせば、勢い余って体勢は崩れるだろう。 ――無論、右手を伸ばした此方とて同様だが、自分で動いている分、まだ気楽だ。 第一……考えてもみるが良い。 鳩尾めがけて拳を突き出し、その軌道が下にずれる、となれば――当たるのは股間になるだろう?)(無論、外れたとしても問題は無い。相手が脚を開いていれば、そのまま股下を潜るようにして上半身を伸ばし、体勢の崩れた相手を背後へと投げ飛ばせるし、逆に脚に当たれば、それはそのまま脚払いとなる。)(まあ、更に何かが起こって、負けた……或いは勝ったとしても――所詮は鍛錬だ。それ以上でもなければ、以下でもないのだし)馬鹿歩き> [Sat 15 Dec 2007 02:47:58]
◆パレス > ( 相手の力は、私の力より劣っている。 組んで、それが良く解る。 こちらの押し込みに相手から帰ってくるものは無い。 ) そんな、体勢からの殴り等…無意味だ! …笑っている余裕はないはずだぞ?( 彼の言葉の意味は解る。 その笑いかけにも、不気味な笑みを返す。 此方は、間空を、そのまま下に倒そうとしているのだ。 手を伸ばしても、間空の狙う場所まで届くかどうか、それが疑問だ。 第一…その態勢から、の全力でどれほどの威力があるというのだろう? 踏ん張れるものではないその前屈みの姿勢。 既に、頭は此方の手の中だ。 そのまま、右手の事は考えずに、そのまま、間空の頭を地面に向け、手を落とす。 そこまで軌道が変わってしまえば、狙う場所に当てる事は、不可能だろう。) [Sat 15 Dec 2007 02:38:50]
◆間空宗政 > (がしり、と組み合う二人。 成程――確かに、其処まで吼えるだけの力はあるようだ。 単純な力くらべならば、圧倒的に相手に分がある。 成程、と冷静に青年は判断しながら、力をこめて――)(やれやれ、ここまで策に乗ってくれるとは、はっきり言って思わなかった)……ひとつ、忘れてることがあるぞ?(全力を篭めて此方を投げ飛ばそうとする彼に、青年は笑いかけると――)(今の今まで、奇妙な剣閃、頭突きと、奇策を弄してまで隠していた、本命をパレスへと打ち込んだ)(それは、右手)(全力をこめて青年を投げ飛ばそうというのならば、それ以外の行動についての反応は不可能であろう。 思い切り、右手で――相手の鳩尾を突こうか。 防具も胸しか守っていないようであるし) [Sat 15 Dec 2007 02:23:56]
◆パレス > ( 剣は一閃で振り抜くからこそ、威力を増す。 そう軌道ばかり変えて…しかも、左手だ。 此方は聞き手の右手だ。 相手が左利きだとしても、力で負ける気はしない。) 甘く見るな!! そう言う考えが「死」に繋がると覚えろ! ( 相手が吼えれば、此方も吼える。 負けるつもりは微塵もない。)ガッ!! ドスッ!! …ウォオオオオオオオ!!!!( 木刀と、頭を同時に受け止めれば、気合の声と共に大声で声を震わせ、両足に力を込め、そのまま、木刀を、力づくで振り払いながら、頭を押さえた手をそのまま下に倒し付け、相手を突撃の力を利用し、そのまま、地にねじ伏せようとする。) [Sat 15 Dec 2007 02:12:08]
◆間空宗政 > (だが、転々と変異していく抜刀こそが是空流であり、こうして相手の心中を幻惑するからこそ、此方の心は是、空にしなければならない。 パレスが内心、戦い難いと焦っていたとしても――青年の心は穏やかだった。 死を意識しろと先ほど述べたが、対戦相手は言った。『鍛錬で殺したくは無い』と。 気を抜くわけではない。ないが――何ともはや、気楽なことだ。 緊張とは無縁に剣を振るえる。)……片手で止められるほど、柔では無いッ!(吼えた。 此方の抜剣も、突進も、両方を片手で止めるなどと――そう思われたのだろうか。 ふむ。もう少し鍛錬を重ね、筋肉をつけるべきか。そんな風に考えながらも、全力で――頭、木刀を叩き付けた。 両方とも受け止められるだろうが、簡単に投げ飛ばせるような衝撃ではあるまい。 このまま一息に組み伏せてしまおう、と。 それだけの勢いである) [Sat 15 Dec 2007 02:00:32]
◆パレス > ( 『 また軌道を変えるか、全く、常識では考えられない事を…』 切り上げに変わる木刀を見れば、木刀を上げ、間空の木刀に軌道にあわせようとする。 木刀で鉄は切れないだろうが―、折角の練習で、それを安心して受けるのも現実的ではない。 それが真剣ならばと考えればそうは言えないものだ。 …そして、飛んで来る頭― 『頭突きか。』左手は遊んでいる。みすみす、その、頭突きを食らう事も無い。 パワーなら自身もあった。 その飛んで来る頭に左手を突き出し、そのまま飛んで来るのならば、頭を手で受け止めれば、力任せに思いっきり、放り投げるだろう。 『 全く、戦いにくい相手だ。』そう、心で唱えながら。 ) [Sat 15 Dec 2007 01:52:26]
◆間空宗政 > (<風見鶏>から転じての<野火>。 些か以上に荒っぽいが、成程。 この組み合わせも「有り」かと、青年は心中で頷いた)野火>風見鶏> [Sat 15 Dec 2007 01:35:39]
◆間空宗政 > (別に、単なる奇策として――このように相手の懐へと踏み込んだわけではなかった。 下に切り伏せるにせよ、右脇へと受けに回るにせよ、腕を伸ばしきった状態では些か以上に時間がかかるだろう、と踏んだが故の行動だ。 それに――視線を上に向けたこと。そして、その後の斬撃。 それら二つが相手を惑わす策であるのならば)(この<風見鶏>も、そうではないと。 どうしていえようか)……せ、ぇいっ!(気合を一声。 そのまま青年は、グィッと上体を起こした。 釣られた木刀は、横薙ぎから転じて切り上げへと軌道を変える。 変異抜刀。 この類の技は是空流、そして青年の得意とするものであった。 それに加え――)(頭突き)(思い切り、相手の腕――或いは其れを潜り抜けることができるならば、顎めがけて、青年は己の頭をぶつけんとする)風見鶏> [Sat 15 Dec 2007 01:34:16]
◆パレス > ( 此方の踏み込みに相手も動きを見せる。 『…なるほど、これ事態、フェイントか。』 此方は冷静に、その様子を捉えていた。 そう、もし何かの「フェイント」ならば、直ぐに対応を考えねばならない。 そもそも、突きにしたのにも意味がある。 剣の高さは中段。 上にも下にも切り返すには、丁度、良い位置。 初めて戦う相手に、意味も無く突っ込んでは思う壺だろう。 突きの下に潜リ込もうとする姿が見える。 木刀はそのまま、円を描く。 そして、後ろに回された左手。 …そのまま、振り返る気か― しかし、相手は、眼下にいる。 このまま、力任せに叩き潰してしまえば…。 と、そこで、木刀を横に振り払い、回されて来るだろう、木刀を受けに右手を返す。 『…トリッキーな戦術だ。』右に回す木刀を下方向に縦ながら、その木刀を受け止めようと。) [Sat 15 Dec 2007 01:26:59]
◆間空宗政 > 物とは言え、か。……。(微かな呟きを漏らす。別に目前の人物に対して、悪意を抱くことはない。 これが普通の対応。普通の反応。何の問題もない。 問題なのは――此方の心中。 このような風潮を如何にして断ち斬るべきか。 聞くところによれば武術の達人が操る木片は鉄槌となり、布は鉄板へと転じ、刀剣は因果をも断つとか。 その域にたどり着けば、或いは――?)(…………かかった)(此方へと踏み込んでくるパレスの動きを見て取るや否や、青年は素早く踏み込み、胴を凪ぐように抜刀を繰り出した。 ――無論、未だ間合いの外である。パレスの木刀は届かぬし、此方の剣閃だとて相手の身体に触れることすら敵わない。 間合いを見誤った。 そう思うだろうか、彼は)(だが――否。 青年はそれと同時に<馬鹿歩き>で上体を深く倒し、その突きの「下」へと潜り込もうとしているのだ。 そして――振りぬいた右腕は、そのまま背中へと回される。 そこで待ち受けているのは、後ろ手に構える左腕。 木刀を逆手に握れば、そのまま前へと横薙ぐ。 狙いは――剣を持っているが故に無防備な、その右脇だ)(<猫騙し>から<風見鶏>へと続く、一連の流れであった)風見鶏>猫騙し>馬鹿歩き> [Sat 15 Dec 2007 01:08:08]
◆パレス > そうですね。「騎士」と「侍」の考えは違うと聞いています。 後は、個々の考えたかでも変わると思いますが。 ああ、それに、「コロセウム」と言いましたが、ただの例えです。 奴隷を殺す事も、考え物です。 …物とは言え、生きたものですから。 殺し合いは見てて楽しいものとは思いませんよ。 ただの「道楽」ならば…ですが。 此方は仕事ですから…。 ( 話をここで止め、意識を集中する。手合わせとは言え、勝負は勝負。 やはり、「勝ち負け」はこだわるものだろう。 剣を構えたまま、相手を見据える。 体は何時でも動かせる体制をとっている。 相手を注視して見る。 そして、その目は上を見る。 ならば、其処に隙は生まれるだろう。 相手の何かの意図もあるかもしれないが、せっかくの隙を無にするのも…そう思えば、足は踏み込み、間空さん目掛けて、木刀を突き出すだろう。 恐らくは何かの引っ掛けで此方を釣ろうとしていたのかも知れない。 ならば、それを逆手に取るのもまた、戦術か―。 騙し騙される、微妙な駆け引き。) [Sat 15 Dec 2007 00:54:17]
◆間空宗政 > ふむ。西洋の御仁との、考え方の違いで御座いますな。 まあ、全ての侍がそうであるとは申しませぬが「死ぬこと」は常に意識して然るべきかと。 ましてや――闘技場のように、戯れに命を弄ぶような場所は、些か。 あそこで殺しあうのは奴隷だとか伺いましたが……それがしには理解できませぬ。(死は尊いものだ。 成程、確かに鍛錬場で死ぬのは犬死にやもしれぬが、一生を賭して打ち合うのならば、それもまた良し、である。 逆に、遊びで殺し合いをさせる風潮が理解できない、と青年は思う。 無論、それ以前に――既に奴隷制度というものについて疑問を抱いているから、でもあるのだが)(閑話休題。浅く深呼吸をして、思考を明瞭にし、全身から力を抜いていく。 強張った身体では速さは生み出せない。――速めんとするならば、まずは留めよ。 木剣の柄に左手を沿え、右手をその傍に置きながら、油断なくパレスを睨みつける。 ――技法のひとつであるが、どうやら相手は引っ掛かってきたようだ。 此方の目に注目したということは、それは既に術中にある、ということ。視線を交わらせ――不意に、それを釣上げるようにフッと、上を見上げた) [Sat 15 Dec 2007 00:36:04]
◆パレス > ( 腰に掛けた剣は、邪魔にならない様に、自分の荷物の上に掛ける。 身に着けている物と言えば、防具や盾のみ。 盾と言っても、腕に嵌めて敵の攻撃を受け流す、「ソードストッパー」。 本来の手に持つタイプとはまた違う形状だ。) いや、確かに重要かもしれませんが、此処は「殺し合い」の場ではありません。 真剣で迎え撃つなら、「コロセウム」でやりますよ。 此処には「鍛錬」で、来てます。 死ぬ為に来ている訳じゃないでしょう? だから、真剣は選ばないですよ。「此処」では。 ( 真剣でも…との、間空さんの言葉に、そう返した。 それが、正しい答えかどうかは私には解らないが、自分はそう、決めている事。「鍛錬所で死にました。」では、カッコも悪い。 間空さんは、先に中央に移動する。 腰に木刀を差し、待ち受ける。 私も間隔を離し、対峙する。 刀の攻撃…一応、それなりに勉強は受けた。 注意したい所だ…特に、素早く切り抜く技―…あれには注意しなければ。) …では、構えます。 ( 間空さんに言われる様に、自分は構える。 木刀を確りと握り、左足を前に出し、腰を低くする。…気負けはしていられない。 鋭い目つきに変わり、相手を見据える。)……(相手の目をキツク見据え、その動きを注意深く見る。 相手が、此方を威嚇する様にするならば此方も負けじと威嚇を返す。 相手が技を使っている事には気が付かない。 それぐらいの気迫は此方にも十分あると言うことだろうか… ゆっくりと、足をすらし、動きを待つ。) [Sat 15 Dec 2007 00:24:02]
◆間空宗政 > (――さて、木剣を手に取った以上、腰に差している長物は邪魔でしかない。 打ち合う前に脇差とあわせて外し、鍛錬場の壁に立てかけておくとしよう。 まあ高価な代物ではあるが、盗むような輩もいまい。 衆人環視の中なのだし。 ――もっとも、噂では先日、衆人環視の中で誰かを襲ったとか火を放ったとか、そんな事件もあったと聞くが)おや、真剣での立会いも重要ではありませぬか? いざ敵と向かい合って、初めて真剣を振るうとなれば――身が竦む者も多いかと。 まあ、それがしも、滅多に刀は抜かぬ故、あまり申せぬ身では御座いますが(とはいえ、先も述べたとおり、別に真剣でも構わなかった。 剣を振る以上、いつかは誰かを殺さねばならないのだし、逆に死なねばなるまい。 それが事故であろうとも、だ。 無論、進んで真剣で打ち合う気もしないのだが。)(ざ、と鍛錬場の中央まで歩めば、木刀を腰に差して、相手――パレスと名乗った人物を待ち受ける。 以前にも抜刀術を用いたことがあるが、その時はそれなりに上手く行った。 となれば今回もそれで行こうと、つまりはそういう心算である)さて、それでは好きなように構えられると良い。(とはいえ、此方は仮にも道場主。 いくら実戦経験がないとはいえ、幾たびも木刀で打ち合っている身だ。 先達ても、ここで女剣士と立会いもした。 西洋剣術の相手をするのは初めてだが――気負いはない。 ゆっくりと半身に構えながら、パレスの目を見据えた)(<蛇の目>と呼ばれる技法である。 蛇は視線一つで蛙の身を竦ませると聞く。 今だその域には達していなくとも、少なからずの効果はあるだろう、と)蛇の目> [Fri 14 Dec 2007 23:59:20]
◆パレス > ( 聞きなれない言葉だが、話の意味は何とか理解出来る。 彼の言葉に頷きながら、此方も口を入れていく。) では、お互いこれからなのですね。 お互い「剣」に生きるもの。 頑張りましょう。 ( 多分、自分と同じぐらいの年齢なのかもしれない。 その話からその様な感覚を感じ取る。 そして、お互い「まだまだ」 と、謙遜し合えば、「お互い頑張りましょう」と声を掛ける。) そうですね。 私も「他国出身者」の「太刀筋」には興味があります。 此方からも、是非、宜しくお願いします。 木刀ですね? ええ、構いません。 真剣で打ち合うのは、「敵」以外とはしたくないので。 その方が助かります。 ( 彼の「提案」は直ぐに了解した。 もし、万が一にでも、切り込んでしまえば双方共に後味が悪い。 下手をすれば、死に至らしめる事も出来る。 たまに、真剣で打ち合うものもいるが―… 私は「木刀派」だ。 ) …へぇ、そんな事があったんですか。 なるほど。 では、木刀で良いでしょう。 万が一にでも、何かあっては取り返しが付きません。 安心して全力でぶつかれると思いますよ? 木刀なら。 …当たり所が悪ければ、真剣と大差ないですがね? ( 苦笑しながら、「侍風」の男性に声を掛ける。 彼も「木刀」を持ち、振りをする。そして、此方も立ち上がり、木刀を手にすれば、男性から声が掛かり、自己紹介をしてくれる。 『…トキノミヤコの人は、礼儀正しいと聞いた事があるが…どうやら、本当らしい。』 )間空さんですね? 宜しくお願いします。 私の名は「パレス」と言います。 以後、お見知りおきを。 ( 此方も、自己紹介。そして、木刀を振りながら彼の様子を伺う。 なにぶん初めての経験。 少なかれ、緊張をして居る。 そして、彼はどうなのだろうと、様子を伺っている。) [Fri 14 Dec 2007 23:48:31]
◆間空宗政 > 何、はっきり「己の技」などと呼べる域には、それがしも達しておりませぬよ(或いはそれは、目前の人物の謙遜やもしれないが。こう言われて自慢できるような気性の持ち主は、あまりアマウラにはいない。 青年もまた同様に、笑いながら己の技量を未熟と評価し――ならば、と一度頷いてみせた)では、是非ともお願いしたい。 ああ、得物は木刀でも良いだろうか? 此方は真剣でも構いませぬが、できれば木刀で、と。――いつだったか、木剣を使うか真剣を使うかで揉めている方々を見て以来、一応、確かめるようにしておるのです。 そのような些事で揉めるのは、それがしとしても避けたいので御座る(そんな風に笑いかけながら、青年の方は木刀を一振り。鍛錬場に備え付けられた武器置き場に手を伸ばして、握り締める。 さて、それに対して彼は何と返答するのだろう。 ――と、忘れていた)申し遅れたが、それがしは間空宗政、と。 此方の方々には「マクー」なぞと呼ばれておりまする。 宜しければ御仁のお名前も伺いたい。 名は、なんと? [Fri 14 Dec 2007 23:26:35]
◆パレス > ( 本に目を落として、まもなく、此方に向かい声が掛かる。 聞きなれない言葉。 と、言う事は先程の… 声が掛かって、無視をしては、いけない。 本から目を離し、その話を聞く。)「 手合わせ 」 ですか? …私は構わないのですが、私は「技」は持ち合わせていませんので。 単なる、打ち合いになるかもしれませんが、それで宜しければ。 ( 顔を挙げ、姿勢を正しながら、その、「侍風」の男性に声を返す。) [Fri 14 Dec 2007 23:18:30]
◆間空宗政 > (しばらく歩き――おや、と逆に青年の方が脚を止めた。 なにやら座り込んで書物を読んでいる人物の姿。 ここからでは何を読んでいるのかまではわからないが、まさか鍛錬場で小説でもあるまい。 恐らくは教本の類。 成程――装束から、兵士か傭兵だと見て取れた。 騎士と言うには、些か地味だ。 まあ、お忍びなのやもしれないが)む……。(そういえば、いつぞや地方村で出会った、フィムと名乗る青年。彼は傭兵だったが、西洋剣術は――あの時に見ただけだ。 少々、興味がわいた)……其処な御仁。 行き成りで不躾やもしれませぬが、宜しければ手合わせなぞお願いできませぬかな? 何分、此方の剣とはなかなか打ち合う機会も無い身故、一つご教授願いたいのだが――。 [Fri 14 Dec 2007 23:11:28]
◆パレス > …剣術、…剣術、…あった。 さて、どれを学ぼうか… ( 本を捲りながら、今の自分でも、使いこなせる「技」の選別をする。 …しかし、技の量は 「ピンから、キリまで」 意外と技の量は多い。 何気なく使っているものも中には存在する。 「フェイント」とか「受け流し」等は、基本的な知識で国で教わった事だ。 …そんなことまで書いてあるために量が多い…だけかもしれない。) 基本的な事が多いな… うーん、これは。 …連続攻撃か。 ( 手が止まった所に書いてある言葉に「目」を止める。) 剣の動きを最小限に抑え、次の攻撃を繰り出す…か。 ( しかし、相手は「生き物」。 ただ、大人しく黙って切られはしないだろうが…、「コンビネーション」と言うのは、悪くないかもしれない。) 二段、三段切り ね…。 ( と、其処に、聞きなれない音が聞こえてきたので、顔を上げる。 …その変わった姿は、「トキノミヤコ」と言う所が出所と言う「侍」と言う者の風貌をして居る。 国が違えば、武器が違い、技も違う…。 この人も訓練をするのだろうか? そして、再び、本に目を移し、もう一度、読み返し始める。) [Fri 14 Dec 2007 23:05:54]
◆間空宗政 > (百日棒を振って鍛とし、千日棒を振るって練とする、だとか。 青年にしてみれば至極納得のいく話。 自らの納めた武術が、割と手技による奇異な剣術である、とは自覚している。 故に、基礎がしっかりしていなければ大道芸でしかないという事実も。 故に出稽古としてヴェイトス地方村にも赴くし、このように鍛錬場にも向かう。 ――尚、風呂敷包みを片手に下げているが、其処に入っているのは図書館で借りてきた書物である。 村で待っている“家族”のための土産、のようなものだ)……さて、今宵は如何するべきか。 単に棒振りだけするのでは芸もあるまい。 或いは――やはり、ここでしか出来ぬこと、か。 まあ、確かに……此方の巻き藁は、中々に上等なものだが。(真剣標的用の巻き藁を眺めながら思考しつつ、からころと下駄を鳴らして歩く侍の姿。 兵士からも目に映るだろうか) [Fri 14 Dec 2007 22:59:49]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――鍛錬とは。』 [Fri 14 Dec 2007 22:54:48]
◆パレス > ハァ!! 「 バキッ! 」 ( 久しぶりに、鍛錬所の中に訪れ、汗を流す。 練習用の標的に向かい、剣を繰り出す。 暫く打ち込んで、何か物足りなさを感じ手を止める…。) …ふぅ。 あれだな…。 ただ、打ち込んでいても、能が無いよな…。 ( 剣を地面に刺し、顎に手を置き暫く考える。) そうだ、技の練習でもした方が良さそうだな。 ( 良く考えてみれば、ほかのものが使う「技」を自分は会得していない。 基本は十分、身に付いてきているだろうし…。 そんな、考えが浮かび、一度そこから離れ、自分の荷物の中から「技の指南書」に手を取り捲りだす。) [Fri 14 Dec 2007 22:44:24]
お知らせ > パレスさんが来ました。 『…さて、訓練、訓練。』 [Fri 14 Dec 2007 22:33:26]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『エトワール・マイティパンチフェノメノンっ!!(※長い。)』 [Fri 14 Dec 2007 02:38:35]
◆エトワール > 更にッ…超変身ッ!! ( ちょっとノリノリ。 腕と脚を伝う赤く輝くライン―――義肢を動かしている体内の魔力の流動が加速する。 きらきらと輝く魔力光が瞳の光彩の中を駆けぬけ、魔力で赤く染まった髪の毛の毛細まで光らせ、集められたエネルギーは肩から肘へ、肘から拳へと向かって流れ込んでいく。 回転しながら光り輝く拳を大きく振りかぶり――――。 ) [Fri 14 Dec 2007 02:34:18]
◆エトワール > ( 悪く無い。 普段より加減しなくても指関節を壊す心配をしなくて良いのが良い。 頑丈なものにラッシュを加えて強引に破壊するとかなら使えそうだ。 加速度を更にアップさせながら手首関節―――人間には無い部分だからちょっと説明し難い感覚だが、360度回転するようになっている手首関節軸のギアを回してみる。 ゆっくりと風車のように回転し始めて拳は徐々にその回転速度を上げて轟々と音を立て、赤い光を回転灯のように辺りに反射させた。 ) エトワァールっ…スクリューナックルパーンチッ!! ( なんか叫んだ。 回転を加えられた拳が抉るように木偶の破片を撒き散らす。 ) [Fri 14 Dec 2007 02:25:00]
◆エトワール > まぁ、試作品は縛りも多かったし今度は自由に使ってみるか――――。 ( 両手一組、拳部分だけを最低限覆う軽くて丈夫そうなサポーターだ。 試作型を使ってみた感じ、まぁ丈夫さよりも素早い攻撃で有効なダメージを与える為の武器と考えるべきだろう。 個人的な体質というか腕の都合で何だかただのプラスパーツみたいだけど。 ) いよっし、行ってみよう―――。 ( 木偶人形の前、拳の届く距離で静かに構える。 左半身を前、左手は顎の少し手前に、右手は腰より少し上に軽く握って構える。 普段なら指を開いて左腕はもっと前に突き出すが、拳を握るならこれがベストだろう。 軽く左のショートパンチから2、3とリズムを取り始め、次第に左右のコンビネーションを繰り返しながらスピードを上げていく。 拳に感覚が無い分思い切り打ち込めるのが生身よりも威力が高い所以。 メギッ、メギッ、と音を立てて木偶が傾ぐ。 ) [Fri 14 Dec 2007 02:12:35]
◆エトワール > ( 普段は使わない方が無難か。 戦略の幅が狭まるし、指の自由が利かないのは困る。 拳打が確実に必要な時だけすぐに取り出せるように腰にでも吊るして置ければ良いけれど――――。 ) あれか、なんか腰の左右に固定するベルトみたいなのを。 ( こぅ、1動作でさっと掴んで抜けるようにだ、とか1人試行錯誤しつつうねうね蠢く姿。 やたら赤く煌々と輝く義肢のラインが深夜の鍛錬所に目立つ。 夜中に赤い光が移動していればそれはエトワールだと認識しても良いなんていう都市伝説風味。 ) [Fri 14 Dec 2007 01:47:29]
◆エトワール > …とか言う程の事じゃないけど。 まぁ実際使う前に試してみないと。 ( 先月まで請けていたとある仕事の報酬の一部としてもらった拳サポーター。 元々肘から先は全部金属製で、それ自体ハンマーみたいなものだったけれど案外これは良いかもしれない。 試合中よく無茶して指がもげたりとかしてたし、指を保護するパーツとしては悪く無い。 まぁ、格闘スタイルとして掌を開いたまま闘う機会が多いのは兎も角として。 肩と首をこきこきと鳴らしながら木偶人形の並ぶスペースに移動して準備運動開始。 踵を木偶の肩に乗っけて身体を前後左右に捻り入念にストレッチしたり、機会義肢の展開部分を全部開いて確認してみたり、たっぷり10分以上かけて。 ) [Fri 14 Dec 2007 01:37:58]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『 新装備実装試験 』 [Fri 14 Dec 2007 01:29:29]
お知らせ > リューレさんが帰りました。 『さて、風呂でも入って今日の宿探しだ… (そして女は鍛錬場を後にする)』 [Thu 13 Dec 2007 23:09:55]
◆リューレ > ご忠告だけ受け取っておくよ。 (仮面のことはどうせダレにでも言われるだろうという覚悟があったから余りキニシナイ。) 調子のいい事を言ってくれる… (とはいうものの、言われて悪い気はしない。もので、ふっと小さな笑を零す) 歳もそんなに変わらんというのに姐さんというのは少し失礼なんじゃ… あぁ、それじゃぁ… ふむ、言ってしまったか。 (相手の去っていく姿を眺めたあと、置き去っていった水を眺めて) あんまりこういうのは有難くないのだけど、まぁ、良いか。 縁ねぇ…(こういうのをどこかではフラグと言ったりするのだろうか… とぽつり零しながら水筒を手に取る) [Thu 13 Dec 2007 23:08:12]
お知らせ > マンジさんが帰りました。 [Thu 13 Dec 2007 23:01:13]
◆マンジ > そうでござんすか? ま、ちょいと――その仮面は頂けないってェ所でやすねぇ。 折角の姐さんの顔が、それじゃあ隠れちまう(無論、彼女の顔の傷のことなぞ欠片も知らない男だ。 ニヤリと笑ってそう告げれば、笠を片手に長椅子から立ち上がる。 後には、もう一本の水筒。 忘れたわけではなく、て)ま、半分本気ではございやすが。 ――何せ、姐さんみたいな女人と知り合いになれた、ってェのは――あっしにしちゃ、嬉しいことでございやして。(表情がころころ変わるのも、見ていて飽きない。 うん。 面白い人物だという、自分の見解は的中だったらしい。 男は満足気に頷いて、笠を被った。 手早く顎紐を結ぶ)じゃ、リューレの姐さんと呼ばせて頂きやす。 ちょいと、慌しくていけねェですが、あっしは今日はこれにて失礼致しやす。 ――また何処かで逢いやしたら、酒でもやりましょうや。 ああ、それと――暗黒街の方はちょいと顔が利きやす。何かあったら遠慮なく探してみてくだせぇ(ま、これは挨拶みたいなものだ。見たところ真っ当な娘だとは思うが、身のこなしは堅気には思えない。 傭兵辺りだろうと思うが、それなら、そういった縁もあったほうが良いだろう?)其処の水は、餞別みたいなもんでさ。次に逢う時にでも返して下せェ。 ――では、ごめんなすって。 [Thu 13 Dec 2007 23:00:45]
◆リューレ > フム、そう言ってもらえると助かるよ。 (派手であることを多少は気にかけていたから、問題ない、むしろ良いことだと言ってもらえれば素直に嬉しそうな笑顔を相手に向けて) なっ、やはりからかっていたのか! ま、まったく… (笑ったり怒ったりころころ表情を変える女。 鍛錬場いっぱいに響き渡るような大声だったけれど、それほど怒りはなく、すぐにまた腕を組みなおしてため息一つついた後は仄かな微笑みの表情になる) あぁ、私はリューレ、リューレ・ディヴァイバー。 リューレでいいぞ。 [Thu 13 Dec 2007 22:52:05]
◆マンジ > ま、別に悪いこっちゃァ無いでやしょう? 派手ってのァ、悪いことじゃございやせん。 誰かしらの眼に留まるってのは、結構良いもんでやすしねェ。 誰にも気にされないよりは、余程(なんて笑いながら、相手の衣服を改めて見やる。 青い仮面に赤い襟巻き、黒い衣服。 やれやれまったく、体の線が浮かび上がるってのは眼の毒だ。 とはいえそれを見る限り、筋肉はしっかりとついているようだが)なら遠慮なく飲みやすぜ? なんて、まぁ――姐さんをからかうのは、止しておきやしょうかね(此方は此方で笑いながら、頬を染めている女の姿を楽しげに眺めて――続く言葉にいや、と首を横に振った)なァに、失礼といや、こっちが眺めていたのが発端でやしょう、と。……申し遅れやした。 あっしは東木万次丸と名乗っておりやす。 『マンジ』とでも呼んでおくんなせェ。 [Thu 13 Dec 2007 22:46:03]
◆リューレ > 伊達…ねぇ、私の趣味なんだが…派手なのは自覚している。 (きゅっきゅとグローブの布を引っ張って填め直しながら語る) いや別に普通に飲む分には私も気は使わないンだが… (とは言うけれど、少し頬を赤くして腕組みをしながら体を90度右に向けて) そ、そうか…いや、私も初対面の人に失礼なことを言ったな、悪かった。 (腕組みを解いて、気まずそうに後頭部を右手でポリポリ掻く仕草をする) [Thu 13 Dec 2007 22:40:24]
◆マンジ > まあ、後は――ちょいと姐さんの格好が、伊達だなあ、と思いやしてね。 それで見ていたら、腕っ節も良い、と。 それを見物しない道理もございやせん。 ――ま、姐さんも気になさらないんなら、あっしとしちゃァ万々歳でさァ(何せ今さっき出会ったばかりの女性だ。 わざわざ毒を仕込む理由もなけりゃ、喧嘩を売りつける筈も無し。 見慣れない格好とはいえ、アマウラに行けばゴロゴロいるような衣装。 つまりは結局、男の方に害意は無い。言葉通り、面白いから眺めていたのだろう。)へへェ。するってぇと、こんな風にですかい?(差し出された水筒を受け取ると、おどけて口元に近づけてみせ――)ま、お天道さんに顔向けできるような生き方をしてきたかと聞かれりゃァ何ですがね。 さすがにそんな事をやるようなァ人間じゃございやせん。安心してくだせェ(それから肩を竦めて、懐にしまいこむ) [Thu 13 Dec 2007 22:33:24]
◆リューレ > 面白がられても見物料を渡されては文句も言えない、貸し借りは無しだ。 (自分からすれば相手は気持ちの良いほどに陽気な男。 見慣れない格好で怪しいとは思うものの、喉も渇いていたから迷わず飲んだし、何の異状も起こってない。 疲れた状態で水分を取りすぎるのは良くないと知っていたから、とりあえずそのまま栓を締めなおして男に歩み寄り水筒を差し出す) 面白いと言われていい気はしないがとりあえずアリガトウ。 あと、私が口をつけたところをベロベロ舐め回すような気持ち悪いことはしないでくれよ? (フフン と口端を吊り上げてみせて) [Thu 13 Dec 2007 22:24:31]
◆マンジ > ま、出逢いも別れも仏さんやらの思召し、と。 ……とはいえ、姐さんもまあ、随分とお強い様子で。 あっしも、ついつい楽しくって、失礼かとは思いやしたが、見物させて頂きやした(からかっている、というつもりは男の方には無い。 単に人見知りしない―悪く言えば馴れ馴れしい―陽気な男、という。 まあ、それだけの人物なのだが、相手から見てどう映るかは別問題。 とはいえ、そんな疑問すら気にしない様子で、男は良い飲みっぷりですなぁ、と笑った)いやいや、どうぞ遠慮なく飲んで下せェ。 別に姐さんの鍛錬は見せもんじゃあ、無いでしょうが。 面白いもんを見せて貰えたんなら、こっちとしても見物料を払わ無いと気が済まないんでさァ。 [Thu 13 Dec 2007 22:18:03]
◆リューレ > あぁ、袖触れ合うも他生の縁というやつだね。 前世やら別世界の違う自分たちに付き合いがあったのかもしれないという… 私もまぁ、そんなところだが… ほう、これは…こうやって… (矢鱈めに楽しそうな相手をみてもしかしてからかわれているのではないだろうか、とも思ったけれどからかわれることで水分補給ができるならばそれもまた良し。と自己解決。 マンジに言われるままピンを抜いて、恐る恐る端に口を添えゆっくりと傾け…) ンク…ンク… ぷはぁ… ありがとう。 (3度喉を鳴らしてから口を離して一度お礼の言葉を吐き出す) [Thu 13 Dec 2007 22:12:31]
◆マンジ > なァに、袖振り合うも多少の縁ってェ言葉もありやすし、旅は道連れ世は情け、と。 まぁ、あっしは別に旅をしているわけじゃあございやせんし、姐さんだってそうでしょうが。 人生ってなァ、長い旅みたいなもんだ、と昔の偉い人は言ったもんでさァ。 気にせず飲んでくだせェ(そも、彼女の演舞を面白がって眺めていたのは男のほうであるし、それを思えば水であろうと何かしらの対価を払うのが道理だ。 機敏な動作で立ち上がる女を、長椅子に座ったまま眺めると、ハハァと膝を打った)おや、ご存知でない? へい、其処の上の所にピンと……突き出た茎みたいなのがあるでやしょう? そいつが蓋というか、栓になってやして。 後は傾ければ水が出てくる、と、まぁ、こういった仕組みになってやす。 [Thu 13 Dec 2007 22:06:32]
◆リューレ > ん〜? (何か息でイナセな香りのする言葉遣い。まぁ、それはともかく 腕立て伏せの感覚で上半身を起こし地面との胸との間にできた隙間に膝をひょいと上げて、両手と足の力でゆっくりと起き上がる。 背筋をピンと伸ばしてから相手に向き直って) これはこれは、カタジケナイ。 (言葉を相手に合わせて苦笑の表情を浮かべてみせてから屈んで水筒を拾ってみるけれど…)あ〜、これはどうやって開けるの? (開け方が分からない) [Thu 13 Dec 2007 22:01:42]
◆マンジ > (さてはて、半刻余りも鍛錬を続けていた女人を、興味深げに――というよりは面白がって眺めている若い者が一人。 三度笠に縞合羽。一見してアマウラ、朱鷺之都の者と分かる装束の男。 休憩用の長椅子に座り、にやにやと笑いながら、地に倒れ伏した彼女に向かって、飄々とした声で呼びかけた。)いやあ、随分とまあ張り切るなぁ、と思っていやしたがね。 面白いもんを見させて頂やしたんでね、ちょいとした礼みたいなもんでさ。まあ、茶と言っても、ようは単なる水でござんすが、良けりゃぁ、どうです、一杯?(傍らには水筒代わりの竹筒が二つ。 きっちり栓をされて転がっていた。) [Thu 13 Dec 2007 21:56:22]
お知らせ > マンジさんが来ました。 『――よお姐さん、茶ァでも飲みやすかい?』 [Thu 13 Dec 2007 21:50:32]
◆リューレ > はぁ…ハァ…ヒィ…フゥ…ヘェ… ぽぅ へちゃり (握り締めていた拳が解かれ、崩れる膝。 前のめりに倒れて右の頬が下、そして両手は前に。 ) あぁ〜、ひんやりしてきもちぃ〜 (締まっていた顔がへにゃりとゆるむ。) [Thu 13 Dec 2007 21:35:52]
◆リューレ > (重りは全部で9kg、少し体力に自身がある程度では流石に一時間もしないうちに動くのが辛くなってくる。 次第に息は荒く、肩で呼吸をするようになり左手左足を半歩前に出し、少し腰を落とした構えも面倒になってきた。) ふぅ ふぅ ハァ ほ、本格的に誰かに師事した方が良いのかもしれない…なっ! ドスッ! (一時間前にくらべて大分威力の落ちてるパンチであった) [Thu 13 Dec 2007 21:28:13]
◆リューレ > スバンッ (気持ちの良い快音が鍛錬所に響く、リューレが備え付けられた木人に蹴りを入れた音だ。 何か決まった方があるわけでもなく単調に突き蹴り、回し蹴り、中段突きを繰り返している。 重りがあるので単純にカラダを動かすだけでも効果があると思ってのこと) [Thu 13 Dec 2007 21:23:05]
お知らせ > リューレさんが来ました。 『チェストォォォォォッ!!!!』 [Thu 13 Dec 2007 21:19:21]
お知らせ > ユナフェウさんが帰りました。 『鍛錬所の隅で空を切る音が続いて。』 [Wed 12 Dec 2007 02:10:20]
◆ユナフェウ > んー・・・やはりもう少し慣らしてみるか。(模擬戦で試す物と言えどもやはり身体に染み付いていなければすぐに反応出来るかは怪しいものである為、その為に先と同じ動作の反復訓練を行う事にして。もし鍛錬中に自身なりに問題点や改良点が見つかれば改良したりするだろう。実際、この動きが使えるか否かどちらであったとしても早く行うに越した事は無いのだから。) [Wed 12 Dec 2007 02:10:04]
◆ユナフェウ > まぁ、意表を突くって意味では確かにこの手もあり・・・・なのか?(実戦で使うと攻撃の隙をカバーする一手どころか相手への牽制になるかすら怪しく見える動作の有用性に疑問符が浮かんだが、こればかりは実際に使ってみないと分からず。)とりあえず誰かと組み手した時にでも使ってみるか。(使えるか否かは実際にやってみて確認するべきと考えて。)(まぁ、現状では実際に有効な攻撃になり得るかは分からないが、使える引き出しが多い事に損はなく。それにまぐれでもソレが当たり相手の動きが少しでも鈍ってくれれば三日月斧の本領を発揮しやすくなるだから全く無価値と言う事も無いだろう。) [Wed 12 Dec 2007 02:04:55]
◆ユナフェウ > (数日前に自身と同じような武器を使う同業者から受けたアドバイスである「斧頭以外の部分も生かせ」なんて言葉。ただ、同業者はそれ以上の事は自分で考えてみろと言った為に自身なりに考えて出た結果を試してみたのだが)むぅ・・・こんな感じなのか?(実像の相手がいない動きの為にイマイチ感覚が掴めない傭兵は手にした三日月斧の斧頭を地に付ければ小首を傾げて。)(斧頭以外を使えと言う言葉は即ち柄の部分を使えと言う意味なのだろうが、ソレだけでは今行った様な事しか思い浮かばず。まぁ、まさか斧頭を下にして持ち手側を振り回すなんて事は無いだろうから考え方としては正しいのだろうが。) [Wed 12 Dec 2007 01:52:15]
◆ユナフェウ > (時間が時間ゆえか決して利用者の多いとはいえない夜の鍛錬所の中の隅の辺り。何も置かれていないその場所に立つ三日月斧を持った男は武器を低く構えたまま静かに正面を見据えたまま暫しの間を置き)・・・・・セャッ!(自身の腹の辺りの高さ目掛け斧を振り止めればすぐさま引き戻して。それから続けるように斧頭の背を横に引き上げれば同時にその勢いを生かし柄の尻を薙ぐように動かす。) [Wed 12 Dec 2007 01:40:42]
お知らせ > ユナフェウさんが来ました。 『鍛錬所の隅』 [Wed 12 Dec 2007 01:33:55]
お知らせ > タツキさんが帰りました。 『今しばらく、鍛錬は続く』 [Sun 9 Dec 2007 23:56:50]
◆タツキ > (何度も、何度も、振り上げ、振り下ろす。 振りおろしの踏み込む時の音は最初こそ鋭い物の、いくらかするうちに息が上がる。) ふぅ……やっぱあれだ…持久力不足も深刻じゃねぇか…これ (何処かの親分の様にいけたらすごいなとか、息を整えつつ、刀を構える。) 木刀なら、摸ちっとマシに戦えるんだがな……そのうち真剣も必要になるだろし、重量のあるの扱えるようにならないとな (面、面、踏み込みは弱くなっても続く。 青年は楽しそうにやっている。) [Sun 9 Dec 2007 23:55:54]
◆タツキ > (中からは、鞘に納まった刀、中身は模造刀、大きさは柄も合わせたらわき腹か方の辺りまであるかと言う位だ。 重さは本物と大差ない故に重い。) よっし…次はこれでだな、毎度毎度思うけど、この刀…重くね? (刀が重くて、重心が前に落ちる。 しばらくすれば慣れて扱えるのだが。 苦笑い混じりにそんな事を述べる。) やっぱ少し、力不足な感、否めないよなぁ…俺 (模造刀でぶん殴れ、撲殺できるかもしれない刀、折れるかもしれないが。 刀は両手で握りつつ、面を振る、振り上げる動作はゆっくりと刀に振り回される事がないようにだ。) とりあえず、速く刀を振るには、重い物で鍛えるのが必要だしっ! (踏み込みと同時に振り下ろす。 足の踏み込みで結構な音がした。) [Sun 9 Dec 2007 23:45:08]
◆タツキ > (鍛錬所のど真ん中で、面振りかぶっている。 長い黒髪の藍の瞳の青年が一人。) やっぱ基礎だな、なんにつけても (実戦的な訓練、してもしなくても、基礎は生きてくる。) 基礎固めして、次こそは、親父から一本取る (右手に木刀持って、面振り、止めて、左手グーで何か燃えてます。) しかし、あれだ、術って言うのは、難しい (木刀持って場所を変えつつ、ポツリとそんな事をはいた。) 母さんの理の教え方より、難しいかと思うよな、あれは色々 (現在修行と勉学に励んでおります。 しかし、頭の問題で伸び悩んでいるとかいないとか。) 剣術だけじゃダメか、学あるだけでもダメダメって言われそうだけど (自分の荷物がおかれている場所、隅のほうへと足を運ぶ。) とりあえず、剣術だけはまともにやりたいよな (荷物は一つだけ、細長い袋、口は紐で縛ってある。 その紐に青年は手を掛ける。 表情は何処となく楽しそう。) [Sun 9 Dec 2007 23:26:52]
お知らせ > タツキさんが入室されました。 『着物着た、長い髪の男が一人、大き目の木刀握り締めて、面振り』 [Sun 9 Dec 2007 23:05:40]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『じゃないと、私は挫けてしまいそうだ。』 [Sun 9 Dec 2007 21:07:19]
◆ヒルダ > ( だからと言って、これ以上足を早めても意味が無い。試しに力を振り絞って速度を上げて彼らを追い抜かしてみると良い、すぐに疲れ切って歩く事も出来なくなってしまうに違いない。早まる気持ちを抑え、他の走者を視界に入れないように視点を地面に落とす。黙々とやれば良いのだ、頭を空っぽにしてただ走るだけ。自分が何で走っているのかすら忘れてしまうぐらいに。 ) [Sun 9 Dec 2007 21:07:00]
◆ヒルダ > ( クーンはもっと長い時間を生きるのに。 ) ………。 いけないわね。 ( ネガティヴな事を考えるべきではない。そういうのは全て結果に現れる。 恐ろしい事に、私たちは酷いゴールがこの先待ち受けているのだと知りつつ、努力を重ねるしか無いのだ。そして更に、それがベストなのだ。本当に恐ろしい。 ) ………。 ( 私はまた走り出した。同じように鍛錬所の外周を走る他の傭兵が、私を追い抜かしていく。そしてまた別の傭兵も、今度は騎士らしき人物も。 皆私を追い抜いて行く。彼らは彼らのペースで走っているだけだ、私も私のペースで走っているだけ。別に逞しい体つきになるまで鍛えようという訳でも無いし、彼らのように命を張って戦いに行くわけでもない。なのに――何故だか私の”遅れ”を象徴しているかのようで、酷く不安な気持ちになる。 ) [Sun 9 Dec 2007 20:59:32]
◆ヒルダ > ( しかし――。 私は同時に、非常に欝になるような事を考えてしまうのだ。私は今24歳、魔術の鍛錬に適した時期はとっくに過ぎてしまっている。早いものは幼少の頃から、遅くとも10代の半ばからこういうのは始めるものだ。私もそれぐらいの時期から鍛錬を続け、そこそこのレベルに達していたと思う。それが今からまたやり直しだ。私はその間に歳を重ね、どんどん老いて行くのだろう。 ) …とっくに結婚適齢期も過ぎちゃってるしね。 ( 私が一人前の魔女になってから、果たしてどれくらいの間その力を役立てる事が出来るのだろうか。人間は精々50か60ぐらいで皆死んでしまうのに。ひょっとしたらもっと短いかもしれないのに。 ) [Sun 9 Dec 2007 20:50:09]
◆ヒルダ > ( 今の私には殆ど力が残っていない。また一からやり直さなければならないのだ。その為に、定められた鍛錬法を定められた順番でこなしていく必要がある。 自分の衝動に任せ力を得ようとするのは、確かに魔力の上達においては近道でありその効果も大きかった。そもそもオドは自分の欲求に素直な人間ほど強いものである。しかし、それじゃあ駄目なのだ。それじゃあきっと私はまた同じ事を繰り返す。 ) ………はぁ…。 ( 走る途中で立ち止まり、息を切らしながら腰に手を当てる。流石に、普段運動してない人間が急に運動したものだから、酷く疲れた。脇腹も痛い。 ) [Sun 9 Dec 2007 20:37:52]
◆ヒルダ > ( 健全な肉体には健全な精神が宿ると言ったのは誰だったか。正確には「健全な肉体には健全な精神が宿るように祈りなさい」らしいが。その言葉の是非はともかくとして、魔法を行使するには体力を必要とするものもある。長時間の詠唱、長時間の集中。肉体が弱っている時は精神もまた弱りやすく、その隙を悪魔に付け入られる。また、魔力の源となるオドは生命力そのものであり、下手な魔術師よりは傭兵や騎士なんていう人の方がオドに満ち溢れているかもしれない。即ち、マジックユーザーにとって運動もまた必要なものなのだ。 ) ………… はっ、 はっ…。 ( 小刻みに息を切らしながら、鍛錬所の外周を自分のペースで走る。動き易い服装は既に汗が滲み、長い黒髪も邪魔にならないように後ろに束ねている。これだと顔の火傷を覆う湿布が目立ってしまうけれど、仕方ない。 ) [Sun 9 Dec 2007 20:24:39]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『走る。』 [Sun 9 Dec 2007 20:14:32]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『ルジェは軋む体に耐えながらも、必死で剣を打ち据えていた』 [Sun 9 Dec 2007 02:25:42]
◆ルジェ > ( すぐになんて強くなれなくても、いい。・・・少しずつでいいから、それでも強くありたい。ルジェは唇をかみしめて、木刀を握り締める。・・・鍛錬しなれた風の女性は、ルジェが動くのをじっと待っているようで。・・・ルジェは今宵は色々と考えるのをやめよう、そう思った) 「いき・・・マスッ!」 (ルジェが動く。・・・その剣先は決して鋭いものなどではなく、すぐに相手の女性に受けられてしまうものの。・・・ルジェは瞳に力を宿して、怯まず何度も打ち据えた。) 「ルジェより強い人なんて沢山いるけれド。・・・せめテ、自分の身クライ、・・・自分デ守れるようニナラナキャ・・・」 (夜の夢に怯えてばかりはいられない・・・。過去はもう、取り戻すことなど出来ないのだから。 ルジェはその思いを叩きつけるかのように、鍛錬に励む) [Sun 9 Dec 2007 02:21:54]
◆ルジェ > ( ルジェは先程の相手をしてくれていた人へと足を向ける。・・・女性はルジェが近づいてくることなど気にする風でもなく、素振りを続けているようで。ルジェはよろつく体ではあったけれど、意を決して女性に話しかける) 「お願いシマス、お相手して下サイ」 (女性は素振りしていた剣を肩において。・・・汗を拭いながらしばらくはじっとルジェを見ていた。「万全の体調じゃない以上、もう帰ったほうがいいんじゃない?」あくまでもそっけない返事ではあったけれど。・・・ルジェは俯いて頭を振った。) 「ルジェ、強くなりたいんデス。・・・力及ばないかもしれないケレド・・・。お願いしまスッ!!」 (そう叫んで、頭を下げた。女性はため息をひとつ漏らしたようで、それがルジェの耳に伝わってくる。・・・断られるかもしれない、そう思った。) (女性はかつんっと剣を床に落として。ルジェの顔を上げるよう促す。ルジェは恐々と顔を上げれば、苦笑いをするような女性の表情がそこにはあり。「・・・ぶっちゃけて、無茶しすぎだわね、あなた。・・・ま、あたしが打ち込みんでもそれだけふらふらしてたんじゃ、受けられないでしょ?」小さくため息をつきながら、やれやれといった風で話を続けて。) (「打ち込んできなさい。・・・手加減なしで、ね。」女性には恐らくはそれほど打ち込む力がないことくらい読めていたであろう事は、その表情から見てとれたものの、ルジェは気づいておらず。・・・ただ、鍛錬してくれるといったその言葉に、表情が明るくなる) 「アノ、アノ・・・。オ願いしマス!」 (迷いの時期は若い時期ほどあるもんだし、ね。・・・女性はひとつため息をつきながら、ルジェに剣先を向ける。・・・ルジェは震える足をしっかりと踏みしめて、血で濡れる木刀が滑らぬよう、布キレをぐるぐるとその柄の部分に巻きつけた。) [Sun 9 Dec 2007 02:10:58]
◆ルジェ > ( シャナに、あれほど無茶はするなと言ったはずのルジェだったけれど。・・・どちらかといえば、大切な人を手にかけてしまう事の方がずっと気がかりで。ルジェは宿に戻った所で眠れない事は判っていた。・・・考え事が多すぎるなあ、と、ふと思ったりもしたのだけれど) 「・・・眠れないのなラ、体を動かせばイイ」 (ルジェは潤みそうになる瞳を擦って、そう小さく呟いた。・・・選択枝が、どんなに辛いものか・・・。かすかに蘇ってきた記憶のかけらでルジェにもそれは理解出来る。・・・だけど、ルジェには会った事もない人である以上、助けてあげる事が出来ないのが歯がゆかった。) 「後悔なんテ、してほしくないモノ。」 (痛む頭を振りながら、小さくそう呟いた) [Sun 9 Dec 2007 01:43:21]
◆ルジェ > ( ・・・ただ、ふと足が止まって。間が悪そうに頭を掻く。・・・怪我が増えればそれだけ病院いかなきゃならなくなる事が少し・・・どころか、かなり不安ではあったのだけれど。頭をぶんぶんと振り回して、その考えを打ち消す。) 「チ、違ウ違ウ! ・・・怪我は勲章だもノ。恐れてチャ、駄目ダ」 (・・・なにか間違っている気がしなくもないけれども。・・・ルジェは呼吸をひとつして。軋む体を起こした) [Sun 9 Dec 2007 01:31:41]
◆ルジェ > ( 目を閉じて・・・。すっと瞳を開く。・・・体の軋みも、両手の痛みもとれてはいなかったけれど。ルジェの出来る事。・・・少なくともこの、生身の部分だけでも強くありたい。そう願った。夜も更けてしまい、宿屋への帰り道すら怪しかったけれど。ルジェは俯いて、ぽつりと呟く) 「だっテ、いつモ助けてもらってばっかりジャ、モットひっかくデショ?チャーム」 (少し、苦笑いをしながら、そんな事を思った。・・・シャナに無理しないでといった自分自身が、一番無茶をしている事にルジェは気づいてはいなかった) [Sun 9 Dec 2007 01:28:47]
◆ルジェ > ( ルジェは長い自身のブロンドの髪を一度解き、口にそのリボンを挟んでくくりなおす。額には汗で前髪が張り付いてしまっていたけれど。・・・ぎりっと後ろで髪を束ねて、再度体を起こそうと試みた) 「・・・例エ無茶だっテ言われテモ。・・・ルジェの出来る事なんテ限られてルモノ」 (すうっと一呼吸をして。・・・布切れで木刀についてしまった自身の血を拭い、ぎゅっと握りしめる。・・・包帯に滲んだ血がついてしまうので、結局は同じ事だったのだが、ルジェは気にする風もない。) 「強くなるんだかラ・・・。いつモ、いつモ失ってからジャ遅いんダ・・・」 (小さくそう呟いて、ふらつく体を木刀で支えながら、再度素振りを再開しようとよろける体で立ち上がろうとした) [Sun 9 Dec 2007 01:11:39]
◆ルジェ > ( ずっと気になっている吸血鬼の事でさえ、頭の淵にあり、その考えを拭う事は出来ずにいて。・・・ただ、全快でない状態で会ったとして、そしてどうなる?・・・そう自問すれば答えが出ることはなく。結局は、自分の目で確かめたかっただけなのだと、思った) 「・・ンンッ」 (ふらつく足取りで、ベンチから立ち上がろうとする。せめて、・・・せめて機械化した部分が力をつけることが出来ないのなら、唯一残されたであろう肉体の部分だけでも鍛えれればいい。・・・もう二度と生身の姿なんて手に入らない事がルジェは辛かったけれど。後ろを向いてばかりいては走れない、そう思った。ふらふらとベンチから体を支えながら立ち上がり、木刀を手にしようとし・・・) 「キ、キャアッ!」 (自身のぬるっとした感触が柄に伝わって、木刀がするりと両手から放れ、落ちていく。・・・ルジェはその木刀に体を預けていたところもあり、体がふらついて、膝を落とす。) 「キャッ・・・、ア、ハァ、ハァ・・・」 (ルジェの体は、悲鳴を上げている。・・・これ以上は無理だと。夜も更けてきたというのに、目の前には鍛錬を怠らない人々が目の端に見えて。・・・ルジェはぎりっと唇をかんだ) 「そうだヨ・・・。ああやっテ皆強くなるためニ、鍛えテるんだもノ。・・・ルジェだけ怠けるわけには、いかないんダ・・・・」 (そう呟くも、体はルジェの意思を無視してすぐには起こす事が出来ず。・・・床をじっと睨みつけたまま、悔しそうな表情で頭を項垂れていた・・・) [Sun 9 Dec 2007 01:00:06]
◆ルジェ > ( すすけた包帯からは、血が滲むどころか、・・・新たに傷が出来てしまったのか血が溢れていた。・・・ルジェはそれを片手で握り締めて、痛みが熱く感じられ眉を寄せる。・・・体中が痛い。無茶をしすぎた事を多少なり後悔しつつあったけれど。・・・昼間、いろいろと考えていたけれど答えは出なかった。・・・なら、体を動かさなければルジェは収まらなかったところがあり。自身の血が流れていようが、涙を流すことはなかった。) 「この程度の血デ泣いてチャ、強くなんて、なれないモノ・・・」 (そう呟いた。・・・少なくとも、大切な人が命がけで成し遂げようとしている事が気がかりで。・・・ルジェは何かをせずにはいられなかった。) 「・・・ンッ!」 (悲鳴を上げる体を起こして、・・・ベンチに腰をかけてしばらくは休憩をする。瞳は鍛錬する人たちに移り・・・。その体つきを眩しそうな瞳で見つめる) 「ルジェがクランクでなかったナラ・・・。モット、モット力つけられたかもしれナイ・・・」 (自身がクランクになってしまった理由など判らなかったけれど。・・・目の前にいる人たちの鍛えられた肉体を見るたびにそう、思う。・・どれほど鍛錬を積んだとて、機械化した部分はそれ以上成長する事はないのだから。) 「いいナ・・・。 ルジェにはかなわないヤ・・・」 (二の腕を抱きしめて。これだけ鍛錬を積んだというのにその感触はなく。機械化した冷たい感触だけが手に伝わってきて。・・・ルジェは唇をかみ締めて、その鍛錬の様子を眺めていた・・・) [Sun 9 Dec 2007 00:22:43]
◆ルジェ > ( やがて、その素振りにも限界が来たのか・・・。ぺたりっと座り込み、血で濡れた木刀を傍らにおいて、頭を俯き肩を震わせていた。・・・その瞳は赤かったけれど。涙は出ていなかった。・・・ただひたすら自分の力のなさに情けないといった表情になっており。・・・悔しさに、手を握りしめた) 「・・・ルジェ、いつまでモ、子供ダ」 (そう呟く。目の前にあることしか見えない。・・・それを追う術しか持たない。考える棚が一個しかないかのように、・・・ずっと、気になればそればかり追いかけてしまって。止まる事を知らなかった。鍛錬所の、・・・自身の血が飛び散り汚れた床を睨みつけながら、歯を食いしばる) 「・・・どうすれバ、ルジェ、強くなれるノ・・・?」 (答えは出ず。・・・ルジェは他の鍛錬に集中している人達から視線をあわさないように・・・。背を壁に移して。ずっと、ずっと、長い事考えていた。) [Sun 9 Dec 2007 00:03:51]
◆ルジェ > ( 今、自分の力を鍛えるためには此処に足を運ぶことしか思いが及ばないルジェ。・・・長い旅にて来た街だったけれど。・・・かつてない都市だったけれど。物珍しさからあたりをあちこち回っているうちに、傭兵家業をしていた際の勘・・・などはすっかり衰えてしまっていて。 ルジェはそれが辛く、悲しかった。) 「自分の事くらイ・・・自分で出来たはずなのニ・・・」 (そんな焦りが、ルジェの思考を奪っていく。・・・この地へ来てからどれほどの衝撃な事実を目にしてきたことだろう。・・・それに抗えないことも多々あり。涙をいくつも飲んだ。・・・なにかの折りにはいつも助けてもらっていた。・・・ルジェは自分の非力さに苛立ちだけが募っていく) 「強くなるんダ・・・。一人でモ、立てるようニ・・・」 (滑る木刀の柄を必死で握りしめ、そう呟きながら剣先が鈍ることはなかった) [Sat 8 Dec 2007 23:19:16]
◆ルジェ > 「痛ッツ・・・・ッ!」 (ルジェはびりびりとしたその感触を体で受け止めて。・・・その場に座り込んだ。息は上がったまま、頭を床に向けて。・・・目を伏せて何度となく涙を零す。) 「嫌ダ、・・・ルジェ、・・・力・・・つけるんだかラ・・・」 (体が思うように動かない事に歯がゆい思いをしながら、肩を震わせる。いつも、同じところをぐるぐる思考が回っているようで、ルジェは自分の体が痛んでも構わないといったように両手を睨みつける) 「これくらいノ、血ガ、なんダ・・・。モット、モット・・・」 (両手を握り締め、小さくそう呟く。・・・非力さは拭えないことにルジェは床に拳を叩きつけ、吼えた) 「これくらいの痛みジャ、ないんだかラーーーーッ!!」 (守りたいものがあるのに、力が及ばない事に対する苛立ちが、いつものルジェから冷静さを奪っていて・・・。 おのれの血でぬれる木刀を手にして、膝をたてようとした) [Sat 8 Dec 2007 23:12:23]
◆ルジェ > ( 素振りを続けていたはずなのに、その木刀は壁を打ち据えていて。・・・ルジェの両手にその衝撃が走る ) [Sat 8 Dec 2007 23:07:07]
◆ルジェ > ( ルジェはやがて、木刀に体を預けて、乱れた息を整えるように膝を落とす) 「ハァ、ハァ、ハァ・・・」 (力がまだまだ伴わないことに、ルジェは自身苛立ちが押さえ切れなかった。・・・大切な人を危めてしまったこの手を見つめる。・・・どれほど血が包帯から滲んでこようが、その感触が忘れられずにいた。) 「・・・ンッ、駄目なんダ・・・。とめられたはずなんだかラ・・・」 (ルジェは体の痛みに眉を寄せながら、それでも両手のすすけた血のついた包帯を見ないように・・・、意識を木刀に集中して素振りを続ける。足元がどれほどふらつこうが止めようとはしなかった。一つ、剣を振るたびに汗と、頬から伝う涙が辺りに舞う) 「力つけなくチャ・・・。ルジェ、誰モ助けられなイ・・・」 (ルジェは眉をよせながら、恐らくは木刀の柄にも血が滲んできているだろう。・・・ぬるぬるとした感触を感じながら、より強く握って瞳はぎっと鍛錬所の壁を睨みつけたまま素振りを続けた・・・) [Sat 8 Dec 2007 22:59:44]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Sat 8 Dec 2007 22:52:27]
◆ルジェ > ( 手の包帯からは血が滲んでいて。・・・ルジェは自分の体がままらないことに苛立ちを覚えていた。床に拳を叩きつけながら、涙が、止まらない ) 「なんデ・・・、なんデ・・・ッ!」 (ルジェは拳を何度も叩きつけながら、・・・やがて肩を落として。はらはらと涙を落とした。包帯からじとっと血が滲んでいて。・・・あまりの熱い感触にルジェの手の感触は麻痺している) 「ルジェ・・・。 いつも助けテばっかりダ・・・。自分デどうにか出来るようにならなキャ・・・」 (涙を拭いながら、重い体をふらふらと支えながら立ち上がり、・・・素振りを始める。瞳は涙で濡れたままだったけれど。・・・体の痛みより、胸の痛みが辛くて。ルジェは唇を血が出るほどにかみ締めて・・・。素振りを続ける) [Sat 8 Dec 2007 22:28:11]
◆ルジェ > ( 女性は、呆れたといった表情で、ルジェの肩から剣を自らの肩に乗せて、ため息をついて。 「・・・なにをそれほど焦る必要があるの?・・・見れば怪我も全快していない様じゃない。そんな人相手に、本気で打ち込みなんて出来やしないわ」 女性はそう言って手を振り、場所を変えて素振りの練習を始めたようだった。) 「・・・焦ってなんか、ナイ」 (ルジェはぽたぽたと汗を鍛錬所の床に落としながら、頭をたれて悔しそうに呟いた。・・・確かに握っていたであろう木刀に力が込められていなかったのかもしれない。・・・足元がおぼついていなかったのかもしれないけれど。・・・昨晩のように、誰だか判らないものに襲われて、しかも自分で抵抗できなかった苛立ちのみがあり。・・・ルジェは知らず、体調が万全ではないまま鍛錬所に足を運んでいた) [Sat 8 Dec 2007 22:01:17]
◆ルジェ > ( 後退していた足が、段々とその押収に耐え切れなくなり、膝を折る形に・・・。女性はルジェが体制を崩すのを見逃さず、) 「・・・・アッ!」 (ルジェの傷口である肩口へと剣先を落とそうとし、・・・寸での所でとめた。 女性の表情は呆れと苛立ちに満ちていて。ため息をついているようであった) 「ハァ、ハァ、ハァ・・・・」 (ルジェは冷や汗をかきながらも、木刀を支えにして再び立ち上がろうとするも、肩口にある剣先がそれを制しており、立ち上がる事が出来ずにいた。・・・ルジェは疲れた表情のまま、女性を見上げる。) 「も、もう一度お願いします」 [Sat 8 Dec 2007 21:57:51]
◆ルジェ > ( ルジェの今の瞳には焦りの表情だけがあった。 目の前にいる女性の木刀を必死で受け止めている ) 「・・・・クッ!」 (ただ、ひたすらに剣先を受けて後退するのみ。足元にびりびりとその衝撃が伝わってきて、体が支えきれなくなってくる。・・・それでも、ルジェは歯を食いしばって耐えていた ) (「受けるだけではなんにもならないわよ?・・・かかってきなさいっ!!」 女性の怒声が鍛錬所に響く。 ルジェはその女性の容赦ない剣の押収に耐えるのみで、自ら打ち込む術を持たなかった) [Sat 8 Dec 2007 21:53:11]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『女性にお願いして鍛錬中』 [Sat 8 Dec 2007 21:50:03]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『二人に楽しそうに男性になった感覚を教えて』 [Sat 8 Dec 2007 03:20:55]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『ファイターではない人間から不意打ち食らって悶絶させられた話とか…こー恨みがましく漏らすねっ』 [Sat 8 Dec 2007 03:03:00]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( レイの言葉に思わず身が縮みあがる…ッ!そのまま、皆でご飯へ。 )』 [Sat 8 Dec 2007 03:00:51]
◆レイ・シェリダン > ま、その前にお互い普段どんな鍛錬してるかとか、な(手合わせだけして終わりじゃもったいないし情報交換なり、色々鍛錬とか参考にできるのあればとか…その後で飯とかそんなコースとか)……じゃあ、次はギブアップしなかったりしたら蹴り上げる方向で、な(どれだけ辛いか、何分の一かでも受けてみろってんだと両方ある人間がぼやきましたよ、ええ、聞いててリアルに痛さが理解できる分こーぢと目で) [Sat 8 Dec 2007 02:47:57]
◆艶子 > ん。動いた後はお腹も減るからな。 よし、食べに行こう! ( 二人とこうして食べにいくのも久しぶりか。傭兵の事だ、きっとどれだけ疲れ果てても食べる元気はあるに違いない。――シスターの話に興味津々ながらも、先日暗黒街で人の顔を殴ったやつの股間を蹴ってやった事なんかを便乗して自慢するだろう。自慢できることでも無いのだが…。 ) [Sat 8 Dec 2007 02:44:47]
◆ジャスティス > んー、ありがとう。おいしいわ、水。 (んはぁ、なんだろう、こう、疲労や緊張が激しい時には凄く美味しく感じられる) そうねぇ、たぶん、女にも聞くでしょうね。きっついと思うわよ?蹴りあげられたことないから分からないけど。 (まぁ、たま、ちょっとだけ触ってみたけど、あれは蹴られたらシャレにならないわね、あんて話して。まぁ、今日は何となく下ネタが多い修道女だろう) [Sat 8 Dec 2007 02:39:10]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 [Sat 8 Dec 2007 02:37:45]
◆レイ・シェリダン > …ま、色々な話は…これが終わってから、飯なり酒なりした時でもいいだろーけど、な(動き回って食える気力があるならの話だけども…おそらく二人とも大丈夫だと思うし) [Sat 8 Dec 2007 02:35:52]
◆艶子 > ああ、あの耳が暫く聞こえなかったヤツ。ああいう防ぎようの無い攻撃も結構脅威…って、あ。お目覚めですか。 ( シスターが起きたのを見て、顔を覗き込む。 ) そ、その話は良いじゃないですか!もう!別に面白い話じゃないですよ! ( 気絶しながらもしっかり覚えていたらしい。ぐぬうと唸る私。 シスターの代わりに水筒を取って、彼女に手渡そう。 ) あの蹴りは喰らったら女でも悶絶しそうだったな…。 ――うん、頑張るよ! [Sat 8 Dec 2007 02:22:48]
◆レイ・シェリダン > (暫く上を向いて押さえて止血とか、頭を掌の付け根で二、三回叩いて揺さぶって大丈夫と…)前の、巨人の吼え声くらい威力があったら大変だったけど、な(耳の違和感もとりあえず大丈夫と)まぁ、艶子の本領はカタナ抱えて、ばっさりだろうけど、な…とりあえず、急所狙いは少し手加減してくれれば助かるけど、な(決意はいいけど、あのジャスティスの蹴りは殺意がこもってたとか証言するね)よ…お目覚めか。手合わせで無茶すんなっての(声をかけてきたジャスティスに笑って) [Sat 8 Dec 2007 02:18:54]
◆ジャスティス > んくっ、はぁっ………けほっ……。 (少しだけ不安定だった胸の動きは、すぐに元通りになる。やがて胸の上下が大きくなれば小さなせき込む音とともに、ゆっくりと動き出してしまって、頭に手を当てながらかぶりをふる) ん〜……きっつぅ。 (ああ、艶子さん、で、さっきの話どうなったの?とMJの話題掘り返したりしながら、水を求めて水筒に手をのばして) けほ、お互い頑張りましょうね。 (艶子のガッツのあるセリフに、やや弱弱しくながら答えて。次いで、治療中のレイに、いやぁ、参ったわ、と声をかけて) [Sat 8 Dec 2007 02:17:25]
◆艶子 > ふふふ、さっすがレイだ。何だか私、嬉しくなっちゃうよ。 ( レイとはこうして身近な付き合いをしてるけど、やっぱり心のどこかで「スターだ」って思ってる部分があるのかもしれない。 気絶したシスターを介抱しつつ―― とりあえず、目が覚めるまでは安静にしておこう。無理に起こすのも可哀想だ。 ) そうか?私はああいうファイトが大好きだぞ。 いつか私ももっと強くなって、あんなファイトが出来るようになって、そしてレイとシスターを負かしてやるんだ! ( 握りこぶしをぐッと作った。 ) [Sat 8 Dec 2007 02:13:50]
◆レイ・シェリダン > そりゃ、簡単に言えるもんじゃねぇからよ…。びびってすぐに降参しましたじゃ、腰抜け闘奴だ(よっぽどでなければ、命を拾う為に屈辱を受けるくらいでないなら自分から参ったなんてそう言うはずもなく…とりあえず、ハンカチは汚れるからいいとか言って服で拭って首をゴキゴキ鳴らせるように傾げて…まともに勢い良く食らったら立ってられたかわからなかったろーなとか)…まぁ…なんとも、格好はつかなかったけど、な(何とも総力戦と言うか、ジャスティスは艶子に任せてしばらく鼻血は止めたりとか処置していよう) [Sat 8 Dec 2007 02:07:06]
◆ジャスティス > …………かはっ、きゅうう。 (苦しい、と感じるよりは、むしろ逆に気持ち良くなってしまった。浮遊感ら覚えてしまいながら、感覚の後、彼女の腕の中で伸びて、しばらくは何もかも白くなってひくついている。ほおっておいても、しばらくすれば気を吹き返すだろうが) [Sat 8 Dec 2007 02:02:43]
◆ジャスティス > …………かはっっ [Sat 8 Dec 2007 02:01:08]
◆ジャスティス > 戻りました、遅れてしまい申し訳ありませんでした [Sat 8 Dec 2007 02:00:46]
◆ジャスティス > あd [Sat 8 Dec 2007 02:00:16]
◆艶子 > シスターも中々こお、ガッツのある戦いっぷりじゃないか。それに逆の立場だったら、お前も中々「参った」とは言わなかったんじゃないか? ( 何て事を言いながら笑いつつ、ほら、とレイにハンカチを差し出そう。 ) それにしても二人とも良い戦いだったよ。なんというか、こお…やっぱり凄いよ!流石だよ! 私、ちょっと感動しちゃった。 ( まるで子供のようにはしゃいで。 この二人が命を掛けて戦ったら、もっともっと凄い戦いになるんだろう。そんな物騒な…と自分でも思いつつ、胸の高鳴りは収まらない。だってトゥー・ハンドと淑女殺しが戦ったのだ。 ) [Sat 8 Dec 2007 01:59:04]
◆レイ・シェリダン > (次第にジャスティスの殴ってくる抵抗も弱まり、腕から力が抜ければ手を放して床に寝かせるようにして)ああ…今、落ちたとこ、な。…あー……(どうすれば落とせるかなんか知らずただ胴をその腕で締め上げるだけだったからなおさら抵抗を受け続けたわけで…叫ばれた耳側の側頭部を顔をしかめながら叩き、手鼻をかんで鼻に残ってる血の塊を吐き出し拭って)ったく…締めた段階で、参ったしてくれれば、良かったのによ(参ったがなければ放すつもりはなかったしと) [Sat 8 Dec 2007 01:53:16]
◆艶子 > ( シスターも中々引かない。まるで”参った”なんて言葉をどこかに忘れてきたみたいに。シスターも必死の抵抗を見せるが、やはり拘束は解けないようだ。あのままではシスターの意識の方が長くは持たないか…!? 固唾を飲んで見守るが…っ。 ) ――! レイ!シスターはもう気絶してるか!? ( 走りよりつつ…。 ) [Sat 8 Dec 2007 01:47:31]
◆レイ・シェリダン > (掴んではみたものの、ここから何ができると言うわけでもなく…鼻血のせいで口で息をせざるを得ず体力も消耗させられるようになって…だが、相手が参ったなり終わりの意思を見せてないなら解くわけにもいかず)…うる…せぇぇぇぇぇっ!(叫ばれれば耳がキィーンと痛みを伴って苦痛を与えるだろうが逆に怒鳴り返す様にしてやりながら…身体を押しつけジャスティスを仰け反らせるような格好で締め落としをかける) [Sat 8 Dec 2007 01:19:14]
◆艶子 > ( 決まッ………!? ) いや… ( 堪えた!レイは堪えている! 直撃したかのように見えたが、恐らく”防御”したのだろう。しかし何というタフさだ、私ならあの頭突きで最悪ダウンしてしまうかもしれない。 やっぱり、強いッ!どっちもッ! ) 捕まった…! ( そしてレイはそのままシスターの身体を捉え、その豪腕で締め上げた。あれは…厳しい。見ているこっちまで肺が引き攣るような想いだ。 ) [Sat 8 Dec 2007 01:15:58]
◆ジャスティス > んっ! (おそらく、最悪の形だろう。必死にもがくが、呼吸すら疎外されそうで。何とか腕だけは自由になってるが、だんだん締めあげられ肺から空気が絞り出されていく。必死に、相手の脇の下や側頭部を殴るが、今一威力が乗らない) あ、あ、あ、ああああああっ!! (最後の賭けとばかりに大暴れしながら、耳元で思いっきり絶叫して。まぁ、これで失敗すれば、完全に肺から空気がなくなって、おちちゃうだろう) [Sat 8 Dec 2007 01:13:28]
◆レイ・シェリダン > (んなこたぁわかってる、とか言い返すより先に…まっすぐに突っ込んでくる相手にとっさにあごを引いて、奥歯を噛み締め迎え撃つ形で)…っ!!(結果顔面にジャスティスの額を食らい鈍い音を響かせ鼻血が出たものの、脳が揺れるとかそういう事はなく)ってぇ…なっっっ!(衝撃で目は開けてられないが、そのまま目の前にあるであろう伸びあがったジャスティスの身体掴んでおもいっきり締め上げてやろうと腕をのばす) [Sat 8 Dec 2007 01:09:53]
◆艶子 > ( ―― 武器を手放した。ここからは本当の意味での肉弾戦になるか。レイが格闘戦も得意なのは、以前手合わせした事がある私も知っている。勿論、シスターも格闘は得意だ。こちらも手合わせした私が言うのだから間違いない。 …体格差はレイの方が有利。先手を取ったのはシスター。さあ、どうなる…! ) [Sat 8 Dec 2007 01:04:43]
◆ジャスティス > あいにく性格悪いのよ!! (ようやく、ようやく。大きな砦の城壁に取りついた気分になりながら、一撃に賭け、ばねを解放し、下から飛び上がるようにして顎先めがけて頭突きを放って。次に来るであろう衝撃に備えて、思わず目を閉じる) [Sat 8 Dec 2007 01:03:40]
◆レイ・シェリダン > (太ももに突き刺さるつま先蹴りに眉を寄せて…)っ…一回でも、男になったんなら、遠慮しろってんだっ!(「グズの家系を断ってやる」とか言わんばかりの一撃に思わず吠えて…近い間合いにきたなら自分も武器を手放すが、とうぜん武器を手放しながら行動したジャスティスの方が早く) [Sat 8 Dec 2007 01:00:19]
◆ジャスティス > いくらかゆるんだ。とはいえまだまだ重い一撃が両腕に響く。片足の状態で上から圧力を受ければ、溜まらず前のめりに耐性を崩し、右足は再び地面に着く) のぉっ! (最後の力で押し返すと同時に手を放し身軽になり、次のターンで頭突きでも見舞ってやろうと、密着するようにしながら下半身のばねをためて) [Sat 8 Dec 2007 00:54:10]
◆艶子 > おおッ!! ( 思わず拳を突き出して興奮。シスターの蹴り上げを、レイがガードする。 テクニック云々というより、こういう展開は見ていて面白い。…いやいや、楽しんでいる場合ではない。ちゃんと二人の技を見ないと。 ) ( 今度はシスターの方が防御しつつ、攻撃を繰り出した形になるのだろうか? ) [Sat 8 Dec 2007 00:52:01]
◆レイ・シェリダン > (特殊な力のないただの人間の自分がどうすれば化け物と渡り合えるかと考え動いた結論、単純な攻撃も致命的になるくらい力で押し潰す。もっとも、鍛練場に備え付けの棒がどこまで耐えれるかと言うのもあるがそこらはあくまで手合わせの範疇だから問題にはしてない)…っ!そいつは…勘弁だっ(振る力を緩めても、脚を僅かに内側によせただでさえ少ない隙間を埋める…太もも付近が蹴られるだろうが、直撃よりは何倍もマシってもんで) [Sat 8 Dec 2007 00:48:54]
◆ジャスティス > っ!!はああっ!! (腹膜はいまだ、ひきつるような痛みを訴えている。無理やり体の筋肉に酸素を送り働かせようとして) んっ!そこっ!! (両手で棍を頭上に掲げ、相手の一撃をまともに受け止める……つもりはさらさらない、つぶされてしまう) シィッ!! (息を吐きながら、足のばねを一気に放ち、右足を振りあげる。まぁつまりは、相手の足の間、わずかな隙間を塗って股間を蹴りあげてやろうと。申し訳ないが、もし直撃した場合あまり手加減できるタイミングではないかも。) [Sat 8 Dec 2007 00:42:00]
◆艶子 > ( まだシスターのダメージは回復し切っていないようだ。 ) シスタ…っ、 む、うう。 ( 危うくアドバイスなんぞを出しそうになって、黙った。私のアドバイスなんかで状況が好転するかどうかは兎も角として、フェアでは無い。しかし、今のところレイに押され気味か。 レイの攻撃をかわすシスターと、それに追撃を入れるジャスティス様。上から振り下ろされる攻撃にどう対処するか…っ。 ) [Sat 8 Dec 2007 00:39:51]
◆レイ・シェリダン > (ぶおんっ!と空気を削りとる音を響かせてジャスティスの脚があった空間を棒が通りすぎていく。特有の…と言うわけでもないが、体重をかけて踏みこんだ攻撃は下手に防御したものごと打ち砕くつもりだったわけで)…思ったより、動けんのな(棒を戻してにっと笑って…、焦らずにゆっくりと間合いを詰めて歩き…今度は上から棒を振り下ろしてやろうとして) [Sat 8 Dec 2007 00:35:47]
◆ジャスティス > んっ……。 (こらえきれずに嘔吐した。と思われそうなほど、深くこうべを垂れ背中を曲げる。ついでに膝もおり……ためたバネで思い切り跳躍して。足を折り曲げ、何とかかわすことができるか。ちなみに棍は中ほどを右手だけで保持している) [Sat 8 Dec 2007 00:27:54]
◆艶子 > ( …効いてる!回避行動をとって置きながらも!まともに喰らっていたらどれ程の威力だったのか…。 ) …! ( そしてシスター目掛け、レイの攻撃が襲い掛かる。狙うのは足、か――。 ) [Sat 8 Dec 2007 00:25:52]
◆レイ・シェリダン > (追記:攻撃方法は、レイ・シェリダンから見て右上から左下へ袈裟斬りにするように、ジャスティスの左脚の付け根、太ももの側面を打つように狙う) [Sat 8 Dec 2007 00:24:36]
◆レイ・シェリダン > (硬い靴裏に柔らかく触れたのがわかれば、十分…自分だってこんな鉄板くっついた靴ではそう蹴られたくもないもんだと)今度は…あたしの番、だぁな…っ、そう・・・らああああっ!(相手が踏み止まり笑ったのを確認すれば自分も笑みを浮かべ…呼吸を整えるタイミングを待ってから今度はこちらから踏みこみ棒を振り上げて狙うは脚、太もも。機動力を殺してしまえば後はいかようにも嬲りものにもできると言う意図を込めて…さて、どう対処すると) [Sat 8 Dec 2007 00:23:03]
◆ジャスティス > んぇ゛っ……。 (やはり想像以上の威力。歯を食いしばりきれずに、鈍い鳴き声とともに、舌先がのぞき、嘔吐感に唾液が糸を引きこぼれる) かっ、はっ。 (額に汗を浮かべながら、ひきつった笑みを浮かべ頷けば、右手で棍を保持しながら左手で腹を押えて。仕掛けてこないのなら、しばらく呼吸を整えようとするだろう) [Sat 8 Dec 2007 00:18:31]
◆艶子 > ( さっきも言ったが、攻撃を仕掛けた時に喰らう攻撃ほど厄介なものは無い。しかし、シスターはレイの蹴りに良く反応できている。もっとも―― 回避する事は出来なかったようだが…。 ) …そうか。 ( あの蹴りはレイの牽制でもあったのか。 …ぬうう、攻撃のやり取りがハイレベルだ。あとでわからない所があったら二人に質問しよう、などと考えながら。その戦いを見守ろう。 ) [Sat 8 Dec 2007 00:18:24]
◆レイ・シェリダン > (身構え、相手の動きに合わせていただけなのもあって、棒を軽く上げるだけで突きへは対応できる。相手もそれはわかっての牽制だったのだろうが…)殺すにしても牽制にしてもちと危険だったかも、な…っ(中途半端な突きはなんて、そんな呟きを漏らしながら…)…ふ…っ!(上体で防御したままの蹴りでは、相手にそれ以上の追撃をさせない“おつり”程度の威力だろうが…靴には鉄板がついているからそれなりに痛いと思う) [Sat 8 Dec 2007 00:14:14]
◆ジャスティス > ちいっ!!!(巻き込まれるようになりながらも、踏み込みが浅い分なんとか大勢は保てる。とはいえ、相手の一撃はかなり重い。やはり、ためになる) っ!! (そして相手の下半身が動く。ひねって交わすのは、失敗したとき致命的。いっそのこと一気に踏み込んで出ばなで止めるか。いや、それもかなりまずい……ままよ) っ!! (後ろに飛ぶ。無論蹴り足よりは遅いが、威力を殺そうと) [Sat 8 Dec 2007 00:08:17]
◆艶子 > ( 今度はシスターから仕掛けていった。あれは―― 牽制か。突き出す棍棒の防御と、同時にシスターの腹に目掛けて繰り出される攻撃。 さて、これに対しシスターはどう対処するか!? ) ………! ( 片方だけ残った目を大きく見開き、一瞬たりとも見逃さないように注視する。 ) [Sat 8 Dec 2007 00:04:54]
◆レイ・シェリダン > 手合わせどころじゃなく、本当にぶちのめしあいってんならわからねぇにしても、な(幸い集団戦に関しては、ネズミ戦争でわかった気がするが…あれは仲間がいてこそとも思うが)…ふぅ…ぅ…(低く息を吐き出し左足が前、体の正面で斜めに棒を持ち…相手が回るのにあわせ、多少前後に動き牽制を入れながら向きなおるようにしていき)っと…そうらっっっ!(身体の正面に構えていた棒を軽く上げるようにして喉元へきた突きを上に反らせるように防御しようとして…“おつり”として右足でジャスティスの腹へ蹴りを狙う) [Sat 8 Dec 2007 00:01:46]
◆ジャスティス > ん…………。 (今度はこっちがフットワークを使いながら、レイのまわりをまわる番。そのたくましい体に見惚れながら、必死に機をうかがう。前にやった時はただがむしゃらに突っ込むばかりだったが……どうしたものか) ちぇいっ!! (先ほどと同じ、右半身を突き出したような構えから、相手の喉元めがけ、突きを放つ。牽制のつもりか、やや踏み込みが浅い) [Fri 7 Dec 2007 23:56:03]
◆艶子 > 頭突きかパンチか…。 ( どちらにせよ、やられる吸血鬼の方は溜まったものじゃないだろう。自分が攻撃しようとしている瞬間に喰らうカウンターが一番怖いのだ。予測も防御もし難い。 ) ははは。レイなら二人掛りでいっても何とかしそうなイメージがあるな。 ( それ程レイの肉体はパワフルだ。私はレイのそんな身体に憧れを抱いている。 ) ………。 ( さて、ここからが面白い。二人とも戦闘経験は私以上だし、私より強い。どんな戦いを見せてくれるのか… その機会を与えられた私は、結構幸運なのかもしれない。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:55:51]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Fri 7 Dec 2007 23:54:06]
◆レイ・シェリダン > あたしなら、頭突きするけど…本当の吸血鬼相手にそれやると本当に首差し出すだけだし、な(相手によりけりだぁななんて)勘弁してくれ、そしたらあたしはポールアックス使わせてもらうぜ?(さすがにジャスティスと艶子同時に相手できるか、なんて笑いながら…準備運動の時間は十分取れたし鍛練場にある一番重い木の棒を手にして、竿斧と同じようにして相対して…) [Fri 7 Dec 2007 23:49:40]
◆ジャスティス > (甘噛み甘噛み、あんまり痛くはないだろう) んー、吸血終了。って、なるほどね。気を付けるわ。 (むしろ、その時に一発右フックとか入れるといいのね、と二人のアドバイスにうなづいて) あれ?二人がカリでレイに襲いかかるんじゃなかったっけ? (なんていことを言いながら、よろしくね、と棍を構えなおし、大きく深呼吸して息を整える。自分より力の強い相手、なかなか得がたい練習相手) [Fri 7 Dec 2007 23:46:34]
◆艶子 > わ、ひゃぁッ!? ( 噛まれた。驚きながら素っ頓狂な声を出して何故か顔を赤くする傭兵。…私、何だか良く噛まれるな。 いや、相手が吸血鬼役だと思えば別段おかしな行動でも無いのだが。 シスターの手を掴んで起き上がる。 ) ………。 ( 噛まれた所を手で触れつつ、複雑そうな表情でまだ頬はちょっと赤かったとかなんとか。 ) ん、んん。げふん。 噛み付く瞬間は口を開いているから、頭部へのダメージが良く通るってヤツだな。そう考えると吸血鬼の弱点でもあるかもしれない。 ( 恥ずかしいのを誤魔化す為にレイのアドバイスに乗りながら。 サイバーダン、何だが強そうな。 ) 良し。次はレイだ! ( そう言って、少し離れようか。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:43:37]
◆レイ・シェリダン > どっちが吸血鬼だかわかりゃしねぇな…それじゃ(や、確かに噛みつきは強力だと思うけど…敵の前で口を開けるのはお勧めできねぇぞ?なんて頬を掻きながら)まぁ、どっちかが参った言うまでしてもいいけど…(そーすると高い確率であたしの出番がきっとなくなるとか、うん) [Fri 7 Dec 2007 23:40:02]
◆ジャスティス > がぶー。 (何をとち狂ったか、そのまま艶子の両肩をつかもうとしながら、首筋にかみつこうとする修道女。抵抗の有無によっては実際噛むかもしれない) っ……そういえば、それを聞いてなかったわね。 ふぅ、まぁほら、得物のリーチが違うし、なんとかっていうじゃない?サイバーダン?(三倍段といいたいらしい、そう言いながら起き上がり、手を差し伸べて) [Fri 7 Dec 2007 23:36:12]
◆艶子 > うおおおおッ! ( シスターの体が覆いかぶさってくる。それまでに一瞬間があったが―― すぐには立ち上がれない。というより、下手な姿勢を取っていると寝技に持ち込まれる可能性も。いや、それより棍を振り下ろした方が良いか。どちらにせよ、仰向けの姿勢で膝を僅かに曲げつつ、悪あがきしようと構えるが。 ――そんなとき、レイの声が耳に入った。 ) く……ッ! ( マウントポジションを覆すのは容易では無い。組み手ならば、どちらかが倒れた時点で一旦終わりだろうか。 ) くそーっ! 悔しい! ( ばたん、と大の字になった。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:31:57]
◆レイ・シェリダン > 突きは本当に一か八かだぁな…(実戦ならどうしてれば良かったのか…外すにしても迂闊に飛びこめない様に相手の顔面に切っ先を向けてやるべきだったのかとか思いつつ…)って、ジャスティス…どこまでやれば終わりとか、決めてなかったと思うんだけどよ(このまま組み敷いてグランドの攻防までやるのも構わないと言えば構わないが…) [Fri 7 Dec 2007 23:23:20]
◆ジャスティス > (衝撃が左肩に走る。たたらを踏むようにして踏ん張りながら、倒れる艶子の体を視線だけでおう) このっ!! (とっさに躍りかかり、覆いかぶさろうとするが……踏ん張ってから、飛びかかるまでの間に一瞬の間があって) [Fri 7 Dec 2007 23:19:35]
◆艶子 > ッ! ( この距離ではお互いの武器は最大限の威力を発揮する事が出来ない。離れるか、それとも相手を押すか。 ―― 一瞬判断を早く下したのはシスターの方だった。同じように体当たりをかまそうとしたものの、体重が乗らず――ッ! 左肩を押され、ぐらりと体制が後ろに崩れる! ) しま……ッ ( どすん、と尻餅を付く。慌てて体制を立て直そうとするが――。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:17:10]
◆レイ・シェリダン > (ああ、突きは止められるものでもないし、厄介なところに根を捻じ込んだものだぁなと思ったが…お互い間合いが詰って…このまま格闘戦にでもなるのかなとか、思いつつ…とりあえず自分の番の為に素振りを開始して…もう少し見ていたいが止まっていると身体が冷えてくるのだからせっかくの準備運動の意味もなくなってしまうのだからと) [Fri 7 Dec 2007 23:14:17]
◆ジャスティス > っ!! (交差する二人の体。とっさに、腰をひねるようにして左肩を相手の体、やはり左肩あたりにたたきつけようとするが、こちらも一撃を放った後、振り抜くには無理のある体制で、当たってもただの衝突になりかねない) [Fri 7 Dec 2007 23:10:02]
◆艶子 > 疾ッ!! ( 回転を加えながら繰り出す突き。しかし同時に下からシスターの棍棒が迫るのが見えた。 ――避ける事は出来そうだ。しかし、繰り出した突きを左右のどちらかに流せばこの攻撃は相手には当たらないッ!では、このまま受けるか?ガントレットをしているから手は無事だろうが、それでも手が痺れて隙が出来るだろうし何より衝撃で剣が手からすっぽぬけてしまうかもしれない。 ――う、上手いッ! ) く…ッ! ( 体を僅かにシスターから見て左に傾けつつ、剣の切っ先を流して棍棒を避けようと。同時に、それは自分の攻撃の失敗を意味する。木刀はシスターの横を通り過ぎていくだろう。 ) [Fri 7 Dec 2007 23:05:20]
◆レイ・シェリダン > (素振りは、ポールアックスでもいいかと自分の得物を手にしたものの、二人のやり取りを見ている方に集中したまま…)…特徴、出てんな(斬りから突きと押しの一手で相手を仕留めようとする艶子の動きと、流して武装解除を狙おうとするようなジャスティス…共にいる環境の違いとかあるのかなとか思いながら…自分はどうなのかと言われればそこまで客観視はできてないが) [Fri 7 Dec 2007 22:58:58]
◆ジャスティス > …………。 (いい動き、ひき足の速さに感心しながら、血気はやる自分を抑えつけて。今回は堅実に、そう堅実な動きをものにするための戦いなのだから) っ! ふっ!! (そのまま、右足を滑らせるようにして踏み込めば、切っ先を下げた棍を相手の剣の下から潜り込ませ、柄のあたりを上に跳ね飛ばそうとする。左右に良ければ比較的容易にかわせるだろう) [Fri 7 Dec 2007 22:55:28]
◆艶子 > ( 木刀が物を叩くときのあの甲高い、心地良い音は響かず代わりに鋭い空気を切る音が耳に届く。棍はその先端を下げ、木刀のなぎ払いを避けて行った。 流石――良い目をしてる! ) けど、まだまだッ! ( 振り切った剣をそのまま踏み込んだ左足と共に後ろに引いて、剣の切っ先を相手に向ける。これは突きの姿勢―― 但し、その突きが繰り出されるまでにはまだ”間”がある。その戦闘の間はほんの一瞬の出来事にも見えるのだが、戦いを知っている者が見ればそれは十分な間隔に感じられる。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:47:59]
◆レイ・シェリダン > 艶子だって、女の子扱いは気持ち悪いだろーに、よ…それじゃしばらく見させてもらうから、よ(あたしの方は気にしないでくれていいぜと、ようやく汗がにじんできたので腿上げとかしつつ…文字通り見学。そういえばジャスティスが闘っているのを近くで見る機会はそうなかったな、なんて) [Fri 7 Dec 2007 22:43:53]
◆ジャスティス > ええ、よろしくっ!! (わずかに膝でリズムをとり、細く長く息を吐きながら、相手が仕掛けてくるのを待つ。今、動いた) っ!! (相手の体全体をにらみつけるようにしながら、大きく一歩下がり、同時に、横凪に払われた一撃をくぐらせるように棍の先を下げ、再びもどそうとする。さて、どうなるか) [Fri 7 Dec 2007 22:41:03]
◆艶子 > あッはは!すまんすまん。別に深い意味があって言った訳じゃないんだ。 ( 眉を寄せるレイに笑いながら。 ――剣はいつものように垂直に構えるのではなく、剣先を相手に向けた構え。じりじりと間合いを詰めるシスターに対し、軽くステップを踏みながら左右に揺れつつ――。 ) それじゃ……行きますよッ!シスターッ! ( 地面を蹴り、一気に接近しようと真正面から向かっていく。そして体を横に捻り、シスターの手前で左足を思い切り踏み込むと、右から左へ横薙ぎの一閃。但し、狙いはシスターが構えている棍棒目掛けてッ! ) [Fri 7 Dec 2007 22:34:20]
◆レイ・シェリダン > それでも女の“子”とか言うなよ…(女なら女って扱いでもいいが女の子呼ばわりに眉を寄せつつ…ブラティリア特有とも言えるしなやかで柔らかい肉体はストレッチで十分にこれからの闘いの動作に耐えれるようにと伸ばされて…)お互い怪我しねぇように、な(突発的な戦闘が起こらない環境に慣れているせいもあり準備運動を継続しながら様子を見るほうにまわって) [Fri 7 Dec 2007 22:29:29]
◆ジャスティス > (棍は腰の位置、喉元に突きつけるように構えている) [Fri 7 Dec 2007 22:27:19]
◆ジャスティス > うちのトカゲは叩いても死にそうにない感じだけどねぇ。なかなか頑丈でたたきがいがあるわ。 (そう言いながら、スペースのある場所に移動すれば、棍を半身に構え、どっかりと腰を下ろす) あはは、お手柔らかに。じゃあ、色々試させてもらおうかな? (そう言いながら、じりじりと間合いをわずかずつ詰めていく) [Fri 7 Dec 2007 22:26:31]
◆艶子 > あー…。でも性格も込み、かも。ヴェイトスの男はちょいと優しすぎるような気がするよ。 ( MJはそうでもないが。 ) レイは女の子だ。私がそう思うから女の子だ。 ( うん、と頷いた。MJに揉んでもらっても中々大きくならないのである、ぐすん。 ) …うう、別にそんな、聞いて楽しい話じゃないですよ…! じゃあ、まずは私から行かせて貰おうかな。 ( レイの言葉に頷くと、とりあえず刀を壁の立てかけ木刀を持って広い場所に移動しつつ、位置に着こうか。 ) シスター!鍛錬とは言え、私は元々手加減とか苦手な性格してますからねっ。覚悟して下さいよー! ( 美乳…!? ) [Fri 7 Dec 2007 22:20:27]
◆ジャスティス > (んー、まぁほどほどに美乳) [Fri 7 Dec 2007 22:18:10]
◆レイ・シェリダン > ……あたしは女でいいのか?(有名所は騎士団の二人に、病院のルゥ先生に…とか、それで上げてけば自分が知っている範囲では結構そんなところかとか)ああ、OK、ジャスティスを鳴かせる方向で・・・っと、ちと待ってくれよ…冬は寒くてなかなか身体があったまりゃしねぇ(ストレッチなんかまでするから時間掛かって仕方なく、先にやっててもいいぜ?なんて)…男前ではあったぜ?うん…と言うか、気にしてたのか(MJに揉んでもらえなんてにべもなくいいながら…こちらは、もう少し減っても構わないとか平気でほざくくらいには、ある) [Fri 7 Dec 2007 22:13:11]
◆ジャスティス > 何?その、こう語感がどことなく性格とかもろもろ含まれそうなランキング名は。 ……いいわねー、思いっきりひんひん言わせてもらおうかな。 (そう言いながら両手をぐるぐると回すが、秘密、と言われれば、いやらしく笑って) じゃあ、後で一本取ったら聞かせてもらう、ってことで……今日は、ちょっと技術面を磨きたいわねぇ。 OK,まずは組手ね?一対一、一体二、どうしようか。 じゃんけんでもする? [Fri 7 Dec 2007 22:10:03]
◆艶子 > しっかし、わくわくするなあこういうの。何せ「ヴェイトスで強ェ女ランク」10位以内のうち三人も集まってるんだぞ! ( 自分がその10位以内に入ってると思っているらしい。 ) んん。それはいけませんね、シスター。任せてください、私とレイでひんひん言わせちゃいますよ! ( 準備運動が終ったら、組み手からやりますか?なんて二人に提案して。 ) ほうほう…。中性的、優男…… あまいますくか! ( 二人の感想から導き出される結論。自身の顔の好みも含めつつ。 ) だ、だってさぁ…人が乳無いの気にしてる横でぽんと性転換して巨乳になっちゃいましたなんて、何だか悔しいじゃないか! ( 確かにアレは戦うとき邪魔になりそうではある。 ) ……色々って言うのは…。 ひ、秘密です。 ( 咳払いしつつ誤魔化した。 ) [Fri 7 Dec 2007 22:07:02]
◆レイ・シェリダン > 胸って…なぁ。いーじゃねぇか、戦う時は邪魔だろーしよ(戦う場合にはホルターやらで結構押さえつける奴がなんかいいつつ…)んー…、童顔ってーか、女顔に見える男ってーか…そーだなアゴ付近と身体の骨格は男だったけど…、な(男前の女から、一見優男…程度の違いとかなんてーか紙一重なものを説明するのになんか苦労しつつ)ま、上手くやってんなら幸い…な(何だかんだでも上手くいってるならそれでいいとかそんな感じで準備運動しつつ) [Fri 7 Dec 2007 22:02:10]
◆ジャスティス > いやぁ、最近書類仕事が多くて体がなまってね、悪いけど、二人に扱きなおしてもらおうと思ってね。 (何からしよっか?なんて言いながら軽くとびはね、棍の具合を確かめるように何度か振って) んー、あんまり体毛とかは濃くならなかったわね、こう、あごとかがしっかりして……前から中性的な顔だったしねぁ。 (レイの感想を聞こうとワクワクしながら、視線を送る) いろいろって何?何々? (くらいついた) [Fri 7 Dec 2007 21:58:37]
◆艶子 > あ、あれ。まさかシスターも性転換してたんですか!? …あ、ええ。MJはちゃんと元に戻りましたよ。あのままだったらどうしようかと思ってたんですが。 っていうか、アイツ私より胸が大きくなってたんですよ!?許せません! ( まあ…MJも女の子の痛みがわかっただろうし、とっても貴重な体験になったのではなかろうかと突っ込んだ本人が思う。 ) お、おう!私たちは結構上手くやってるよ!…色々あるけど。 ( 浮気とか。 ) …でも、シスターの男になった姿ってどんなんだったんだろう。なー、レイ。どんなだった? ( 同じく準備運動しつつ、尋ねよう。 ) [Fri 7 Dec 2007 21:54:19]
◆レイ・シェリダン > (声に振り向けば艶子も来たようで、片手を上げて応じて)よう、艶子は久しぶりだぁな。MJとは仲良くやってっか?(ジャスティスの性別の事を話題にしたせいか、MJも変わってたとか聞いてたし、程度の考えで深く考えずにそんな事を言いながら)まぁ…そーでもねーと、下手にばれたらうるさいだろーしな(羽を伸ばせて良かったんじゃねぇのか?と笑ってマントを脱いで軽く身体を動かして) [Fri 7 Dec 2007 21:51:06]
◆ジャスティス > 二人とも、久し振りね。元気そうで何よりだわ。 (頬笑みを浮かべながら、修道服に隠れていつも目立たない、簡素なつくりの籠手を服の上から直して) ああ、そうそう、ついこの前無事戻ったわ。なかなか申請ンナ体験だったわよ、男の人って。ナンパしちゃった♪ (くすくす笑いながら、MJは元に戻った?なんて話題を艶子に振って) [Fri 7 Dec 2007 21:47:52]
◆艶子 > ( 満面の笑みを浮かべながら、右手に刀と左手には訓練用の木刀を持ち、防具はガントレットのみ。鎧の方は置いてきた、あれを着込むとちょっと動き辛くなる。まるで季節感の無い子のように薄着なのはまあさておいてくれると嬉しい、どうせこれから暑くなるのだし! ) シスター!レイ! 久しぶりだなー! ( レイよりちょっとだけ遅れてやって来た傭兵は、ぶんぶんと両手を振ってデカい声で二人を呼んだ。そして走って近づいていく。 ) [Fri 7 Dec 2007 21:45:08]
◆レイ・シェリダン > (チュニック・ハードレザーアーマー・さらにその上に革マント…傭兵のような格好だが、半分は寒いから着こんでいるとかそんな理由なのだけども…ともあれ、指定された場所に出向けばもうジャスティスはきているようで、目立つ青い髪の人間相手に軽く手を上げて)…よ。ああ…戻ってんのか、別にあたしはどっちでも構わねぇんだけど、な(近づいてみれば、ああ女に戻ってるのなとかそんな認識…別にいまさら性別は気にしないが) [Fri 7 Dec 2007 21:42:10]
◆ジャスティス > (街中の鍛錬場の一つ。なんだか、一風変わった集団がワイワイやりながら各自の装備を点検している。ベンチに座りながら、修道服の上からさらしをたすき掛けにしているのは、青髪の修道女。愛用のメイスは壁に立てかけ、練習用の、木製の棍を手にしている) [Fri 7 Dec 2007 21:40:07]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『わくわくしながらやってきた。』 [Fri 7 Dec 2007 21:34:24]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『革鎧に手甲に革靴に斧…とフル装備で、鍛練場へと現れて』 [Fri 7 Dec 2007 21:33:11]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『街かどの鍛錬所』 [Fri 7 Dec 2007 21:21:47]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『(そのまま少女は鍛錬所を後にした。)』 [Thu 6 Dec 2007 23:25:55]
◆シャナ > ( ――仕方が、ない。 このままここで留まっていても風邪は止まるどころか酷くなるばかりだろう。右手を無理矢理左肩から離し、落とした剣を弱い力で掴み、地面へと突き立て身体を起き上がらせようとする。 重い…。 そう簡単に持ち上がりはしない、両手で支えるならばまだしも、片手という不安定な状態で足を立たせようというのは無理があったか。 だったら――っ! 痛みを無視し、左手も剣へ向かわせる。まさしく激痛かのように左肩が痛むが、このままでは良い方向に転んでくれる事がどありえるものか、と。 病院にいくしかないか…薬、を、貰わないと…。 なんとか立ち上がる事は出来た、しかし身はふらついている上に、左肩の痛み。立っているのがやっとというのはこういう事だろうか。 ――弱音は吐かない、そう…決めただろう…。 弱音を吐けばその弱い心に本来の心が一瞬で敗北する。だからこんな所でそんなもの、吐くわけには行かなかった。 ――行こう。 引き摺るように身を動かし、剣を杖変わりにしながら鍛錬所の出入り口へと進んでいく、動きは普通に移動する時に比べかなり遅いが、贅沢言っている場合でもなかった。) [Thu 6 Dec 2007 23:21:55]
◆シャナ > ――ぐ、う…。 (熱のせいだろうか、左肩の痛みがいつも以上に激しく彼女を苛む。故に剣から手を離し、その右手は左肩をきつく押さえ込んでいた。 …さ、む、い…。 歯を食いしばり、耐えようとするがこればかりは自分の意思でどうにかできるものではない。 こんな所で、倒れたら…あいつが戻ってきた時、何も言えないじゃないか…。 ――約束を果たした。それだけを言い、見返してやるというのが少女の考え。そしてその約束はこの剣を持つ限り、続くだろう。そして彼女も捨てる気などない、少女の新たな目標、いや生きる意味としてその約束は――重要なものなのだ。彼女にとってそれは復讐などよりも勝る、十分な――) げほっ、け、ほっ…あ、ぐ…っ。 ( 喉が痛い…。 さすがにこれ以上は今後にさえも重大な問題を発生させてしまうだろう、しかし…。 痛みさえ、引いてくれれば…。 剣を杖変わりに立ち上がる事も出来ただろう、しかし今の腕の状態では――とても不可能であった。) [Thu 6 Dec 2007 23:05:44]
◆シャナ > ――くっ?! (ぐらりと、引き抜いた剣の重みで少女の身体が地へと倒れた、背を打ち付けるような勢いで倒れた為、) が…げほっ! (咽返る、そして左腕が痛みで悲鳴を上げはじめ、両脚が妙に重く上半身を起こすだけで精一杯であった。) 何…、これ…。 (身が、果てしなく重い。先程までは十分軽かったはず――否。今までただ気付かない振りをしていただけだ。身体は既に異常に対して警告している、これ以上の無理は――身体に及ぶぞと。 ……冗談、でしょ…こんな所で、立ち止まったら…私は…。 先程から荒い呼吸が止まらない、風邪…それも重度なもの。頭がくらくらする。 く、そ…! ) [Thu 6 Dec 2007 22:56:10]
お知らせ > シャナさんが来ました。 [Thu 6 Dec 2007 22:51:03]
◆シャナ > …はあ、はぁ…。 (ぐらりと片膝が地面へと落ちる。 やっぱり、体力が異常なまでに落ちてる…。 こんな事だったからこそ以前の仕事の時の魚人にとどめを刺す事が出来ずに逃してしまったのだ。 …いや、あれは単純に油断しすぎてただけか。 そういう意味では集中力も欠けている、なんとか…どこかで以前の体力や集中力を取り戻したい所だと少女は思う。) どうせ、しばらくは捜査も出来ないだろう…少し外に足でも運んでみるか? (つまり魔物相手の特訓をしよういうのだ。尤も場所を間違えれば無事に帰って来れるかどうか判らない、危険な特訓となるだろう。 でも、一人で出来る唯一効果的な特訓だとも言える…。 ならばどうする、本当に街を少し出てそういった訓練を行うか?しかしそれ相応の移動距離が必要となる、一日きりの篭りでは無意味だろう。 …となると、これもまた自警団の許可が必要になるか…? 以前は一応連絡を入れて仕事をこなす事になっていた、だからそういう理由だと言えばいいのだろうか。しかし、今は問題が多発している状態。例えまだ実力の低いシャナであれ人員の一人、そう簡単に許可が取れるものだろうか?) …。 (答えとしては微妙の一言に尽きる。このような状況下であるからこそ、である。 情勢が落ち着くまでは…これくらいしか出来ないか。 訓練人形に刺さった剣へ目を向ける、『彼』は行方を眩ましたが、しっかりと鍛錬しているのだろうかという疑問。剣を交えた経験が無いため実力は知らないがいつまでも剣を握らず、振るいもしなければ自然と腕は鈍ってしまうものだ。だからそれによって己の生命を左右する事だってある、それが唯一の心配事。 そういうんだから…私も訓練は欠かさずにやらなきゃ。 訓練人形の前へと再び歩を進め、両手で突き刺さった剣を引き抜いた。) [Thu 6 Dec 2007 22:48:29]
◆シャナ > だあ―――っ! (そして足を引き戻せば大きく右足を後ろに下げ――バック転するかのように右足を蹴り上げる。その目標は訓練人形の頭部、見事にそれは直撃、鈍い打撃音と共にその胴体が軽く揺れる――程度だった。 …耐久力だけは、人なんかと比じゃないものね。 着地しつつ、思考。確かに人間ならこれだけの連撃を受けていれば死にはせずとも致命傷になるだろうし、少女が今入れたバック転の蹴りは人間でいう顎の部分への直撃コース。並の人間ならばそれなりのダメージには少なくともなるはずだ。) …けど、スピードに欠ける。 (威力は確かにある一撃だろうが、バック転蹴りは隙の大きなもの。実際の戦いでは余程相手に隙が出来なければ使えるものではあるまい。) [Thu 6 Dec 2007 22:16:31]
◆シャナ > …やってしまった事だ、仕方ない。 (両手で、片刃のロングソードを縦に構える。これもまた、無いもの強請りなのだ――いつもやっている事は出来る、体力付けくらいにはなるだろう。 すぅ――。 大きく深呼吸、連撃を決めるにはそれだけの集中力が必要、妙に乱れた心境では相手への致死率のある攻撃を放つ事は出来ないだろう。) ……! ( だんっ! 右足を強く踏み込み、以前にも増して素早く剣を斜め左上へと振り上げ、右下へと振り下ろす。剣閃が走ると同時に少女の腕は既に別の攻撃を仕掛けている。脚部へと横への斬撃――続いて左下から右上への斬撃、腕を切り落とすかのような振り下ろし斬撃、そして剣での刺突で訓練人形の腕へ深々と突き刺さる――。) はぁぁぁぁっ! (何を思ったか、両手を突き刺した剣から離し、右拳を強く握り、訓練人形の胴へ一撃。さらに左下から訓練人形の脇腹付近へと蹴り上げを直撃させる、複合連撃。) [Thu 6 Dec 2007 22:11:37]
◆シャナ > ( やはり以前のように我武者羅に叩き込むだけでは勝てない…相手の反撃を止められる程の連撃なんて私の力じゃ限界がある。 今まで速剣術と格闘技を複合した攻撃方法を行ってきた。しかしそれは自分自身から見ても隙が多いし、実戦となったらそう簡単に連撃を入れさせてもらえるはずもないだろう。) …一人の鍛錬にも、限界があるって事か。 (どこまで行こうと訓練人形は勝手に動いたりはしない、ただの打たれ役。即ちこの相手で練習できるのは攻撃方法だけだ、回避・反撃・連撃の全てを同時に鍛錬出来なければ、実戦への対策にはなりえない。 こんな事ならリコやヴァリスに稽古の相手をしてもらうべきだったな…。 尤も、そんなのは今更過ぎるのだ、初めからそうしていれば――色々変わっていたかもしれない。) ……一人、か。 (慣れた、それでやっていける――そう思っていた、しかし現実は甘くない。一人だけでは、何も出来ない。 ――自分勝手な理由で、拒絶してただけだからか…。 しかし、他人を受け入れるという術を覚えるには少女は遅すぎる、孤独になろうとする強い意識がある限り不可能なのだ。) [Thu 6 Dec 2007 22:03:00]
◆シャナ > ふう…。 (背に剣を背負い、少女がそこへ現れた。もはやここへ来るのは何時もの日常のようなものになってきている。 …巡回は鍛錬を終わらせてから、だ。 コートのボタンを全て外し、背の剣を掴み、前へ一振りし――白い布を取ればその片刃が露になる。) ――。 (ゆっくりと、歩を少しずつ進めていく――自らの攻撃範囲へ訓練人形を巻き込むために。) [Thu 6 Dec 2007 21:47:56]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『(今日も少女は足を踏み入れる。)』 [Thu 6 Dec 2007 21:41:58]
お知らせ > ソレディー@紅鱗騎士団さんが退室されました。 『( 怠けてしまったから、急いで帰ろう。 駆け足だって、まだできる )』 [Thu 6 Dec 2007 20:29:25]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 竜騎士になるんだ。 ひょいと上体を起こして、その勢いでそのまま立ち上がる。 思うように動かない程度の疲労はあるけれど、行動を障害されるほどじゃない。 伸びて見せていても、その程度だったということ。 ぱちん と両手で頬を叩いて、あちこちに残っている訓練用の道具を片付けに走る。 今日は自分の当番で、他の随員二人は先に帰って夕食の仕込みをしているだろう ) ( すっかり行きそびれてしまっているけれど… リヒャルトは、まだ宿にいるだろうか。 訪ねようと思っていながら、なかなか。 心配はしていないものの、どうするのかは気になっている。 普通に考えれば、森に帰ってレンジャーを続けるのか。 それも良いと思うけど、会えなくなるのは寂しかった ) ( 鍛冶ギルドのイベントで武器を折り合った人の中に、生きているみたいに動く義肢の男の子がいた話とか。 特注品で入手が難しかったとしても、話したいことが色々ある ) [Thu 6 Dec 2007 20:28:32]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( そういえば鍛冶ギルドのイベントの、結果はどうなったのだろう。 七兄弟の誰が一番になったのだろう。 あれで本当に 『一番』 が決まるのかとか、その辺りはさておき。 あまり気にしていなかったけど、多分期日はもう過ぎていて、結果が出たと思い込んでいれば、ふと気になった。 自分は一番に脱落してしまったけども、自分に勝った人が優勝していると嬉しいなとか、そこは特に気にするでもなく適当に考えている ) ( 参加者たちとの試合で紅鱗騎士団と名乗ったら、何人もの人がアイリーンを知っていた。 しっかりした女の子だと思うけど、一緒に暮らしていてそう言われても、今一つピンと来ない。 運動能力が凄いのとか、その辺りは分かるけど、身近に感じてしまうと英雄のようには思えない。 もちろん上官であるとは何となく分かっているし、対等な関係でないのは躾けられるような感じで認識しているけれど、実感としては欠しかった。 ―――それでも、彼女を称賛する声を多く聞けば、そこから逆に影響を受けることもあるし、それに何より、騎士が立派な人でないといけないというのは、他ならぬアイリーンから目下教え込まれているところだ。 みっともなくしていては、いけないと思う。 騎士団の鍛練所であっても紅鱗騎士団の専用ではないだろうし、もしかしたら一般の人にも運動場として解放されることがあるかも。 では、だらしなくトラックに伸びていていいのかどうか ) [Thu 6 Dec 2007 20:18:17]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 分かってる。 こうして鍛えて、いつでもちゃんと戦えるようにしておかないといけない。 それが騎士の仕事だから、別に何を作っているわけでもない毎日を送っていても、お金がもらえるのだと。 だけど――― やはりどうせ動かすのなら、何かもっと必要のある事に使わないと、疲れるのが勿体無い気がしてしまう。 不思議に思ってそう尋ねたこともあった。 その時は、全身くまなくきっちりと鍛えるには、こうするのが良いのだと教えてくれた。 ここでの身体の動かし方は、鍛えるという目的に適うよう考えられていると聞かされて、そういうものかと納得したものの… 筋力トレーニングというのは、性に合いそうもない ) [Thu 6 Dec 2007 19:53:39]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 早く後片付けをして、お風呂に入らないと。 夕食の準備を手伝わないといけないし、その後にまだ座学もある。 分かっているのだけど身体を起こすのも億劫で、疲労感が何をする気力も奪っていた ) ( 本当は、今でもまだ足腰立たなくなるほどバテてはいない。 ただ、経験した事の無い 『トレーニング』 という疲れ方が、割とずぼらな意識を追い詰めて、実際以上の疲労感を生んでいるだけ。 とは言え、本人にとっては本物の疲労感。 根性の問題だけど、辛いものは辛い ) ( 獲物を追って野山を歩き、何日か野宿が続いたってそんなには辛くない。 そこには獲物を仕留めるという目標があるし、山の中には色々なものがある。 疲れたら好きな時に休んで良いという余裕も、意外なところに貴重な草花が生えているかもしれないなんていう期待も、ここには無かった。 走るなら走るだけ。 運動するために運動するという身体の使い方をするのは、初めてだ ) [Thu 6 Dec 2007 19:37:59]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 例えば、びりーずぶーときゃんぷが一回一時間もあって、それが四巻まであるのを知らずに始めるような感覚。 やってみてびっくり、思っていたよりもずっとしんどかったという話 ) ( 騎士団に入れてもらってから、もう丸一月が経っていた。 入るなり鍛冶ギルド主宰のイベントに参加して武器を折り合っていたりしたものだから、それでなくても目新しい生活は一日一日を長く感じるようでいて、あっという間に過ぎてしまう。 ―――最初の数週間は、小手調べのようだった。 訓練も足腰立たなくなるほど厳しくは無かったし、座学もとりあえずついていける。 教えてもらいながら進める仕事でミスなんてないし、物珍しそうにしながら皆優しかった。 きっと鍛冶ギルドからの依頼を受けていたから、そこで動くのも考えて控え目にしてくれていたのだと思う ) ( その鍛冶ギルドの仕事も終わって、騎士団での生活にも少しずつ慣れて、まず訓練が厳しくなってきていた。 野山を駆けて狩りをする生活をしていれば、運動することを不安に思うようなことは全く無くて、目下の心配は座学の方だったけど… 座学の方が難しくなるよりも早く、予想だにしなかった壁にぶつかる感 ) [Thu 6 Dec 2007 19:24:28]
お知らせ > ソレディー@紅鱗騎士団さんが入室されました。 『( 騎士団の鍛練所。 革鎧を着た赤い髪の娘が、トラックに転がっている )』 [Thu 6 Dec 2007 19:08:11]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『(日が昇るまで黙々と剣を振り下ろす男の姿が目撃されたとか)』 [Thu 6 Dec 2007 03:12:58]
◆オケアノス > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(避ける事なんて、本当にできないタイミングであった。 ぱつこーんと、頬に叩き込まれた体勢のまま、足音が遠ざかるまで固まって) な…………で……かッ………。 なん……で……カッ……! ナンナンデスカッー!!!(思わず叫んだ) [Thu 6 Dec 2007 03:12:21]
◆オケアノス > (奇襲攻撃は見事に成功しました。 男の頬っ面炸裂する男の張り手――…!!! 色気の欠片も無い紅葉が男の頬に咲く。 しかも、喋っている途中に炸裂したもんだから、まともに口の中を切って、ぺっふぁーっと空中に血が飛んだ。 歯って肉が簡単に切れるんですよ☆) [Thu 6 Dec 2007 03:09:02]
◆オケアノス > (――噴火前の火山――何故か、この青年の背後に、そんなものが見えた。 自分は何も失礼な事は言っていないはずだ! 質問に答えただけのはずだ! ) ………………。 (慰めたつもりだ。 宥めもしたつもりだった。 だが、返ってくる反応は――) ……… …な、何故泣かれるんですか。 何か失礼な事を言いましたか…? もしそうならば、謝りますg……(「チャリオットさんの」) おや、何故私の名 (そこで、言葉が途切れた) [Thu 6 Dec 2007 03:07:11]
◆オケアノス > (その判定は何だーー!!) [Thu 6 Dec 2007 03:01:32]
お知らせ > シャリネ@悪戯さんが退室されました。 『(号泣。ばっちんこが叶ったならその場で走り去る男の姿がバニラの残り香だけ残して去ります!)』 [Thu 6 Dec 2007 03:01:06]
◆シャリネ@悪戯 > ばかああああああああっ!!! ( 思いっきり力2のビンタを頬に向けてばっちんこーー!! )(判定) [Thu 6 Dec 2007 02:59:49]
◆シャリネ@悪戯 > ( 痛い視線に崩れたポーカーフェイス。肩を抱かれれば泣いたまま戸惑う顔が泣きじゃくりながらも見上げようとしたが。質問に固まった彼にじとーっと見つめるまま。子犬が飼い主に遊んでもらえなくて拗ねるように、唇を結んで上目で貴方を見ていた! ) …… 聞きます。 ( 即答!きっぱり答えた。 そして次のせりふの瞬間、青年は ) …… っ――― ! ( ぼっろぼっろ涙垂れ流し ) ……チャリオットさんの――― ( ぼそ、と。確かに名前を呼んで ) [Thu 6 Dec 2007 02:59:25]
◆オケアノス > いえ、もういいですから、ええ。そのように謝らずとも―――…… (泣き出した) …本当に謝らなくとも! 怒ってもいませんから、そのように泣かずとも…………ッ ! (「泣かせる」という事は、ただでさえ気が咎めるに、男をこういう状況で泣かす・・・なんて、まるで自分が何か酷い事をしているようではないか…! 周りの視線も痛くなってきた…!ポーカーフェイスも限界点だ。 無言で、青年の肩に手を回すと、鍛錬所の出口方面へと歩きだそうと…) ――(えっ)………。 (したが、できなかった。 なんだい?この展開。 敵地で一人取り残されたかのような居た堪れなさはなんだろう…!!! 責められているような視線と、問いかけに言葉も動きも止まる。 結わいた金髪が、ぴん!と跳ね返るような錯覚すら覚えた) ――――……それを私に聞くんですか。貴方は。 (まともに聞かれて、「いえーす!ざっつらーい」って答えられる間柄ではない。初対面だ。 口元を押さえて、やや憮然とした表情で) いきますよ。それは。 私とて男です。 [Thu 6 Dec 2007 02:54:06]
◆シャリネ@悪戯 > ( 鍛錬所のど真ん中で愛を叫ぶならまだしも、抱いてくださいコールをしてしまった自分に絶望する瞬間。 凄い視線を感じるのは事実。自分がとても気まずいのも事実。 勢いで逆やらないかをやってしまったなんて自分でも顔から火が出る以上にいっそうどんで首吊って死んでしまえばいいと思うほど。 )( ポーカーフェイスを盗み見するも、周りの視線が痛いよ。痛い…! )( 「奇襲攻撃が得意」「剣など握らずとも」 ) す、みません。 ごめんなさい。 ほんとにごめんなさい―― ……! ( ひたすら謝っていた。恥ずかしさで死にそうだといわんばかりにぼろぼろ泣き始めた!落ち着きがない貴方に宥められれば見上げて思わず ) ふ―――? ( 泣きじゃくる貴方の話の逸らし。「溜まって」のところに首を傾げた ) 溜まるって、何が、ですか――― ? ( きょとんと。いや、一度ならずこの身体になって吐き出したことはあっても言語がさっぱり理解できていないため恥ずかしげもなく問うね! ) ……淫売窟? ( そこで、また表情が変わった。以前、魔女の友人と話したときのことを思い出した。傭兵は淫売窟をよく使うと。 ) ……よく、行くんですか?淫売窟。 ( じとー、と泣きじゃくったままの顔で問うた。ぐすぐす泣きながら拗ねた顔。 ビジョン的には「ほかの男と寝たのね…!」な、細面なそっちの気がある男としか思われないよなきっと! ) [Thu 6 Dec 2007 02:43:18]
◆オケアノス > (鍛錬所のど真ん中で、男に「抱いてください」と言われた。 自分は 確 か に そっち方面で声をかけられる事はある。 あるとも。 自惚れるわけじゃなくて、そういう容姿なんだと思っているだけだが。 だが、まさかこんな場所で、こんな風に誘われるとは思わなかった。 いうなれば、逆 や ら な い か である。 …ほんと、深夜でよかったと思う。 ピーク時の鍛錬場だったら、知り合いもいただろうし。 いや、それでも、何人かは残ってるんだろう。 此方に視線が!視線が!集まっているような気もするけど、気の所為だと思う! あえてポーカーフェイスで突き通そうとする。 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(=がんばってポーカーフェイスしている沈黙をお楽しみください=)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 (青年の手を握って、天を向かせていた剣先が、しおしおと地面に戻っていく。 無言で、地面に剣をつきたて) ……本当に、奇襲攻撃がお上手ですね。 思うに貴方は、剣など握らずとも、強いと思うのですが、いかがでしょうか。 ( 謝る青年へ、まぁまぁと宥めながら、視線が→ へいったり← へいったり、↓→← と、落ち着きがなくなっている!!!) ……思うに、色々溜まっておられるのでは? (話を逸らそうとすら!!) 淫売窟にでもいかれてはいかがですか? ………其方の手解きは、先ほど言ったように――…… ええ。(こほんこほん) [Thu 6 Dec 2007 02:33:25]
◆シャリネ@悪戯 > いや、いや、違うんです今のは誤解っ、誤解なんですごか――― ( 顔赤らめてぱたぱた手を振る。けど気まずさに俯いて ) …… っ。 ごめんなさい。 ( 謝ることしかできなかったよいろんな意味で! ) [Thu 6 Dec 2007 02:20:13]
◆シャリネ@悪戯 > ( ――そうですよね。と、しゅんとしそうになるけど、淡々と語られる言葉に黙って黙って耳を傾けよう。。まさか剣を握る恋人との色恋沙汰なんて見られてるとは思いもしない! ) ――― え? ( 空を向いた貴方に、その言葉の先を促すような――。 ) ( 全部聞きながらも、青年風貌はただひとつの問いを答えてもらうために真剣に見詰め合っていた。 うん。男 と 男。 見詰め合う不思議な図。 ) ―――。 ( 青年の顔は戸惑う顔にきょとんとしつつも答えを求めるが如くじぃーっと待っている。頬は赤らめながら胸の辺りを押さえ、少し俯きがちな。しかし! ) ……へ?(「自惚れます」――思わず拍子抜けの顔。きょとんとした顔が、瞬き数回。長い睫毛がばっさばっさ言った!←嘘 ) …… え? えええええっ?! ( 思わず大声出した。聞き流せなかったそうな! ) そこで男を抱く趣味があったら私驚きます。泣きます!だからと言って女の人っていうのも嫌だけど寧ろ趣味があるなら抱いてください!!( ワ ン ブ レ ス で 言 っ た ! ) ――――あ。 ( 我に返る。今、自分なんて言った? 今ものすっごく恥ずかしいこと、言った…?! ) ( かぁぁぁ、っと顔を赤くして、思わず気まずそうに口元を抑え、貴方から顔をそらしたっ! ) [Thu 6 Dec 2007 02:18:07]
◆オケアノス > 剣を持つ前に必要というよりも…… このソードが持てない貴方に、他のソードが握れると思えませんから。 重量を無くす魔法も、技も、私は知りません。 (色恋沙汰か。 剣を握る女の恋人……なんだか凄いイメージが浮かんで消えた。 )―――その理由が剣を握る目的なのだとしたら、剣を握る必要は無いように思います。(ソードをゆっくりと持ち上げる。剣先が地面から浮いて、軽く空を向く) なぜなら、私には”道具(剣)”を握るだけで、解る気持ちがあるとは思えません。 私ならば、「道具をどう扱っているのか」を見にいくと思います。 ――さて。 以上が前置きです。 それでも、剣を握ってみたいと思いますか? ならば、僭越ながら私が教えられる範囲で「剣が握れる」ようにしてあげる事はできると思います。 剣を振るう技術は、他の方に―――…。(唐突な問いに、剣先に向けていた視線を、手元に戻す。 そして、その手を辿って青年へと戻した。 ……なんというか。 赤い顔に、この視線。 ……) ………………。 ( 思わず、見詰め合ってしまう。 自分の顔に何かついているというわけではなさそうだし。 だとしたら、このように見つめられる理由はなんだろう? …容姿は 男 と 男 。 恥ずかしがる必要も無いはず…なのだが―――なんというかこの青年……) …………。 (………なんといったらいいんだろうか!!!この反応。流石に戸惑いを覚え始める傭兵が此処に!!!)(咳払いを三回) …… 唐突ですが、自惚れます。(こほん) 私は好き好んで男を抱く趣味はありません。 …意味が解らなければ、聞き流していただいて結構です。 [Thu 6 Dec 2007 02:03:32]
◆シャリネ@悪戯 > (訂正:×それが剣を持つ前に必要なこと…ですね? ⇒ ○ それが剣を持つ前に必要なこと、なんですね? ) [Thu 6 Dec 2007 01:38:46]
◆シャリネ@悪戯 > ( 見つめられれば空色が瞬いて、頬赤らめて逸らす様。恥ずかしいというよりは気まずいのもあって。 バレてないってわかってるけど、それでもやっぱり顔をじっと見られるのは恥ずかしかった。 が。 ) (「貴方の職業は何ですか」) ―― え? あ――。 ( 戸惑う暇もなく鼓動が跳ね上がった。握った手の上から、重なった温もりに押し黙る。心臓が煩い。たぶん今、自分は顔が真っ赤なんだと思う。熱い。ドキドキしてしまって言うことも言えないまま、答えを返すことができず。 )( いとも簡単に持ち上げた彼の手は、大きさ以上に力強さを感じて安堵さえ湧く。 ) ―――それが剣を持つ前に必要なこと…ですね? ( きょとん、として見上げよう。 淡々を語る彼を見上げた空色はゆらゆら、彼を眩しそうに見上げて――― ) 私は――… ( ぽつり。唇が動いた ) ―― 好きな人の気持ちを、知りたい。それだけです。 ( 釣られるように、無意識な一人称は「俺」ではなく。告白をするような、赤らめた顔。けれど、柔らかな眼差しが。 ) 貴方には、そういう人、いますか―― ? [Thu 6 Dec 2007 01:37:39]
◆オケアノス > ――――………。 (暫く青年の表情を見つめて、その表情の裏にあるものを探ろうとしていた。 敵討ちか。 私怨か。 または、馬鹿にされたか――さて、どれだろう。 「剣を握る楽しさを知りたい」だなんて、普通に生活している限りは、余り考えないだろうに。 ) …………。 貴方の職業はなんですか。 (青年が振り回されていた剣を握ろうとする。まだ握っているのなら、その手の上から。 普段大剣を振り回す自分にとっては、軽くて扱い辛い剣だった。 )何を、どのように思いつめていらっしゃるのかは知りませんが。 少なくとも、カードゲームのルールを教えるようにいかないのは確かです。 自由に剣を扱いたいと思ったのなら、貴方ならば、まず体つくりから始めるべきだとおもいます。少なくとも、この軽いソードに振り回され無い程度には。 ―――教えるといっても、私に教えられる技や術はありません。 ただ――……(空色の瞳を見下ろす、碧色の双眸は、淡々と語る) ……剣を握れるようになっただけでは、カードをシャッフルできるようになっただけでしょう。 「楽しい」というからには、剣を握って何かを成すから楽しいのでしょう。 貴方は、「剣」を握って、何をするのですか? こればかりは、私にはお教えできません。 [Thu 6 Dec 2007 01:10:26]
◆シャリネ@悪戯 > ( そう。明らかに中性的とはいえ男性。訝しげな表情に気づけば誤魔化すように視線をそらした。 ) ( 見上げた彼は、軽々と自分が持っていたものよりも大きな剣を肩に乗せる。それをただ、感心するように見上げる瞳は剣に釘付けになっていた。大きな剣。自分が持ち上げてやっとだった剣よりも遥かに大きなそれを持った彼は、きっと私の知らない世界を知っているんだろう。それを考えたら寂しくて、切ない。手を伸ばせないような切なさに、思わず唇を強く結んだ。 )( そこで思う。自分が今まで見たこともなかったものをこの人は見てきたのだと。そんなことを今更になって痛感してしまう。―「握る楽しさ」 )( その言葉に、我に返ったように貴方を見上げた ) …… はい。 ( こく、と。頷いて。――たとえ話に、目を丸くする。数秒、考える間が空いた。 )( 確かにそう。自分は剣を握ったけれど、ただ振り回されるだけでまだ遊んでもいない。 ) ――― でも、どうやってカードを切ったらいいかわからないんです。…わた―(言いかけて)俺が剣を握っても、重いし上手く動いてくれないし、どうしたらさっきの貴方みたいに上手く使えるようになるのか―――。( 指の甲を当てて困った顔。身体を支えるようにロングソードは男の横に棒のように軽く刺さったまま杖代わりのよう。 )( その顔をまっすぐに上げて彼を見た。 ) ――もし よかったら、教えてもらえませんか? ( ここは男なのだし、きっと大丈夫。もっと知りたいのなら――。 空色が見上げて、まっすぐに頼みを。 ) [Thu 6 Dec 2007 00:33:53]
◆オケアノス > (知り合いの女性が、男性になったなんて、考えもしないことだ。 男の頭の中で、目の前の青年は、歌姫と対極の位置にいる。不意に見せる仕草が女のようだ…と、思うくらいか) (青年の軽い体を引き上げ、手を引こうとした時、握り返される掌に気がつく。 青年の表情が強張っている…? 片眉を上げ、訝しんだ。) …… 。(知りたい。 ―― 青年に何があったかは知らないが、知りたいと思う何かがあったのは確かだろう。 ――自分の剣を、鞘におさめると、自分の肩の上に乗せて、首を傾げた) …… 握る楽しさですか。 だから握って楽しいかどうか試してみようと…していたということで宜しいですか? もしそうならば、その行動は……そうですね? 「カードゲームの楽しさを知ろうとして、カードを握った」 だけではないでしょうか。 [Thu 6 Dec 2007 00:11:58]
◆シャリネ@悪戯 > ( なんとなく、手を握ったときに近くなることで、自分だと気づかれてしまいそうな不安や高鳴りから避けるように視線だけは俯いたまま。引き上げられれば、軽い身体が起き上がった。 ) ( 鼻を鳴らされて、肩を僅か震わせた。気づかれてしまいそうなスリルが心臓を早くする。思わず空いた手が胸を押さえた ) …… 本。 ( 肩を竦める彼を空色は見上げたけれど――ちょっとだけ、彼は眉を寄せ、寂しそうな表情をして、自嘲気味の笑みを浮かべた。 ) ( 「剣を持つ理由」 ) ( 険しい顔をした。思わず眉を寄せ、その柔らかな掌に力が入る。 )( 剣を握る理由なんてなかったし、必要なんてなかった。 ) ええ。本じゃ、だめなんです。剣じゃないと。 ( やんわり首を振って、切なそうな微笑を努めて明るく振舞うように、深めた。それでもやはり、時折意識したように俯きがちになる顔。 ) …… どうしても知りたいことがあって。 ――剣を握る、楽しさを知りたいんです。 [Wed 5 Dec 2007 23:53:47]
◆オケアノス > (どこかで会った事があっただろうか? 反応が――妙に「近い」 。 雷電の傭兵か何かだろうか? 細い腕に体――中性的な顔、どれをとっても傭兵には見えないが。 そんなことを考えながら、望まれるまま手を貸した。 引き上げると、ああ、とてもよく知る香りが鼻をくすぐる。 ) ―――……。 (すん、と鼻を鳴らし) そうでしょうね。――剣を握る方には見えません。(手も、女のように柔らかかった) どちらかというと、貴方には、本の方が似合いそうです。 (肩を竦めて) 何ゆえ剣を? ……突然剣を持つ理由ができましたか。 [Wed 5 Dec 2007 23:41:19]
◆シャリネ@悪戯 > ( 砂場に落ちる感覚。その間に味わう音。耳に響くその音は、少女が今まで聞いてきた音の中で背筋が凍るような、音だった。 ) ( 寒い風は、熱がこもった体には酷く冷たく感じた。 ) ――― い、え。 ( まさか彼に会えるとは思ってもいなくて、思わずぽかんとしたまま抜けたような返事。 ) ごめんなさい、そのわざとじゃ――! ( 慌てて謝ろうとしたが――「怪我は?」 ) あ、ううん( ふるふる首を振って、思わず頬が赤くなった。 ) ―――平気。 ( 見詰め合ったまま、言葉だけがぽつりと投げ返され――。動機が早くなる。自分の知ってる、とても彼の好きな部分だ。 ) …… あ。 ( 息切れが少し収まったころ、そんな思いに耽っていた自分は、声に気づくのに時間がかかった。 ) おねがい、します。 ( ぽつり、驚いたままの表情で、返していた。 ) ( 近づけばバニラの香りが動いたせいかいつもよりも強く、ふわりと薫るだろう ) ……… すみません。 剣を握るの、初めてなものだったので、こんなに上手くいかないなんて重いもしなくて――。 ( 申し訳なさそうに謝って俯きがちに伏せる砂だらけの顔。 ) [Wed 5 Dec 2007 23:30:33]
◆オケアノス > (ガァン! 金属同士が手加減ナシにぶつかる甲高い音が響いた。 受け止められた刃は、バスタードソードの剣の腹をこすって流される。 鼓膜を騒がせる耳障りな音) ――――っ……!(軽く舞い上がる砂埃の後、両手で構えた剣を下ろす。 怪我は…此方にも、其方にも無いように見えた。 汗で貼りついたチュニックで、冷や汗の浮いた顔を拭って) …… 。 (倒れた青年を咎める視線を一瞬向けて) 奇襲の練習ですか? (ふ、と、短く溜息を吐いて) ……不意の一撃、お見事でした。 お怪我は?――……。 (倒れた青年と、視線が合う。 きょとんとしたまま、暫く見つめあい――) ………手、貸したほうが宜しいですか。 ( 呆けている青年へ) [Wed 5 Dec 2007 23:17:07]
◆シャリネ@悪戯 > ―――ッ!? ( ―――それは、一瞬の出来事だった。 )( 剣を振るうことさえままならず、流された剣は右から左へ受け流される如く――! 自分の体さえもまともに操作できない体はそのまま反転して後ろへと放り投げだされて砂場が近づいた!いや!砂場とキスなんて…! ) ――― っ! ( ドサッ! )( だが呆気なかった。 )( 剣を扱ったことも、振り回したこともなく今日が初めてだった少女(青年だけど!)は情けなくもそのまま倒れこんだ! )( 嗚呼、砂がじゃりじゃりする。気持ち悪い。これがバニラだったらよかったのに。 ) ―――っ、は―――ご、ごめんなさ―――( その顔を見て息切れしている砂まみれの顔は更に目を見開いて固まった。息切れは直らずぐったりとした体を起こして見上げたまま ) ……あ。 ( 思わずぽかんとしたまま声を上げた ) [Wed 5 Dec 2007 23:07:15]
◆オケアノス > (仕事が無いこともあり、最近は暇があったら鍛錬場に出入りしていた。 特に剣。 とにかく剣を振るいたくて、阿呆のように素振りをしたり、時には模擬等をナカマに持ちかけたりして、一日を過ごしている。 そんな一日の終わり―― そろそろ風呂にでも行こうかと思っていたところだった。) ――――――…! (声に驚いて振り向いた瞬間、目の前に迫るは―――剣のきらめき。 ) ちょ・・・・・・?! (慌てて、自分の得物――バスターソードを構えて、受け止めることはできなくとも、剣の軌道を流そうと!) [Wed 5 Dec 2007 22:56:27]
◆オケアノス > (←振り下ろされそうになった人) [Wed 5 Dec 2007 22:49:32]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『……ちょ…。 』 [Wed 5 Dec 2007 22:49:07]
◆シャリネ@悪戯 > ( 足を少し広げて膝に力を入れて、腰に力を入れて、全力で持ち上げようとしたら――― ) あ。 ( 持ち上がった。が )( やばい。重い。重すぎる。何も考えられないくらい重い。サーカス?なんだか背中が痛い。でも言葉にならない。やばい本当に明日筋肉痛だ。なんとかブートキャンプなんかよりも絶対きつい……! ) え、えええ。うあ、ちょ、ちょっと(右へ剣先がふらり)ちょっと――― ッ !(左へふらり) ( その瞬間剣に振り回されてから だ が ) ――― ひああああああああああああああ避けてえええええええ!!!!!! ( 目の前に通りかかろうとした哀れな人に声にならない声を上げ、一気に剣を目の前に振り下ろさん!! ) ( 前に人がいたら確実に殺人フラグ。 ) ( 凄い砂埃が舞った……! ) ( 嗚呼、腕が痛い。息も絶え絶え。ぜぇはぁ言ってる ) [Wed 5 Dec 2007 22:46:51]
◆シャリネ@悪戯 > ( ずーるずーるずーる ) ――― っ、ふ―――。 ( 腕を引っ張っても剣がなかなかついてこない。 ) ( ゆがんだ顔は歌姫の欠片もないもので滑稽だ。訓練所の砂地に重いものを運ぶようにずるずると引きずりまわす姿はさぞかし目立つんだろう。ウェーブする銀髪はリボンで軽くひとつ結び。ジーンズにYシャツ、ジャケットを羽織った男は女にも見える中性的な顔立ちの。 )( 周りはなんじゃあの子という顔で此方を見ているがそんなの関係ねぇ! ) うぅぅ――― よ、っと ――― 。 ( 結果的に校庭にグラウンド用の白線を引いたかのように刀の引きずった後。切れてないだけ幸い。 ) ……っ 。 はぁ、はぁ、はぁ。 ( げっそり疲れて息切れしてた! ) よ、い―――しょ――― ! ( 持ち上げてみても手がぷるぷるしてる。 だって力2だし!剣なんて持ったことないし。無理無理。 ) ……む、む、無、理――― ( 眉を寄せ歯を食いしばったその顔。刀を振り上げるよりもどこまで持っていられるかの勝負をしているような感じだ…ッ! ) [Wed 5 Dec 2007 22:34:22]
お知らせ > シャリネ@悪戯さんが入室されました。 『( 50センチ程の剣を )』 [Wed 5 Dec 2007 22:23:11]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『――そういえば、ルジェにも言ったな。 (過去にこんな経験をした人間は、果たしているのか。)』 [Mon 3 Dec 2007 23:23:18]
◆シャナ > …。 (訓練人形には確かに剣が突き刺さった、頭部を確実に貫いているだろう。 …所詮、訓練人形か。 人を殺すつもりの一撃だったのだろうが、所詮どんな事があろうと相手は訓練人形でしかないのである。実感など、湧く筈がない。) 我ながら…。 (情けない事をしているな、そう少女は思った。昔も、こんな事を思ったことがある。 ――二度と会えないというなら、もう少しくらい思い出を作っておきたかった。 両親が殺されたとき、思った事だ。何故それを今になって?…もうそんな事は考えるだけ意味のない事だというのに。) 今、私が起こして意味のある行動は…。 (鍛錬所での訓練と、…テロリスト達の捜索を許可を得る事。今までだって自分勝手な捜索を行っていたがさすがにそろそろ目を付けられるだろう。 そうと決まれば、明日自警団本部に行こう。 果たして隊長がいらっしゃるかどうか…怪しい所だけど。 ) [Mon 3 Dec 2007 23:19:20]
◆シャナ > ふ、く…ははははは…。 (空笑いが、鍛錬所に木霊する。周りの人間から見れば何事だと思われるような事だろうが、今の彼女にはそれすら気にする余裕もなかった。 復讐する事を生き甲斐にしてる奴に…なんで感情の迷いなんかが生じるのよ、可笑しくて笑っちゃうわ。 今までどれだけ他人を拒絶してきたのか、今更忘れたと言う気か? もう一人の、いや正確には心にある少女の闇がシャナ自身に嘲笑を含みながら語りかける。今までだって必要以上に他人と関わろうとしていなかったのだ、何故今更になって…断ち切れないというのだろう。) ……馬鹿馬鹿しい。 (苛立ち混じりに彼女はそんな言葉を吐き捨てる。誰がどうなろうと、知った事ではない…知ったことではないのだ。 ――何で…こんなに苦しい…。 理解不可能、さっさと…断ち切ってしまいたい。そんな想いに駆られ少女は再び剣を拾い上げ、まだ頭部の生きている訓練人形を睨み付ける。まるでそれはありったけの憎しみを向けた、眼光。 イライラ――する! 今度は連撃も考えず、両手で掴み、構えた片刃の剣を訓練人形の頭部目掛けて突き出し――貫いた。) [Mon 3 Dec 2007 22:51:24]
◆シャナ > (――少女の動きが、完全に停止した。その剣撃は…。 ………失敗、か。 訓練人形の頭部には届かない、剣がめり込んでいたいたのは訓練人形の胸部付近であったのだ。) ……また…駄目だったか。 (深いため息が漏れる。尤も今まで以上の進歩ではあった、少し前から連撃の訓練をしていたのだがこれまでは斬撃を何度か外し、蹴りの成功例も少なかった程である。何度か試して上達したとでも言う所だろうか――。) ぐ…、ぅ…。 (金属音が響く。シャナが、剣を落としたのだ。右手は左肩を強く押さえつけている…傷口が開いたというわけではないようだがまだ完治していないのか今更になって激痛を感じたのだろう。 これが…今の私の限界か。 まだ求める力までは遠い、遠すぎるのだとシャナも理解している。だからこそ焦って訓練に励んでいたのだが…。) ――自棄になっても駄目、か…。 [Mon 3 Dec 2007 22:40:51]
◆シャナ > はあぁぁぁぁ―――っ!! (咆哮にも似た叫び、同時に少女は訓練人形へ向けて叩きつけるような一歩を踏み、どんっという音が響くだろうか。 足場は大丈夫――なら次にやる事は決まっている。 姿勢を低く、片刃の剣を右斜め下へと構える。その行動は踏み込みと共に――次に行う行動は、攻撃!) ぁぁぁああっ!! (左斜め上へと斬撃を放つ、しかしその範囲としては低く訓練人形の下半身の部分であり今剣の位置は丁度訓練人形の腹部辺りだろうか。だが、当然少女の剣撃が止まる事は――在り得ない。次に放つは右片手で、刃を向け剣を右一直線へと薙ぐ。鈍い斬撃音が響き、訓練人形がぐらりと一瞬揺れるが構ってなどいられない。 上段、斬りだ。 離れた左腕を全力の勢いで右手へと引き寄せ、剣を柄を再び両手で握り――刃は訓練人形の斜め左上へと向けられる。) せあっ! (ジャンプすると同時に左斜め上へと斬撃を放ち、訓練人形の胸部に深い切り傷が刻まれた――だが、それでも尚終わらない。宙へ浮いたと同時に少女は身を捻り――両脚を訓練人形へ突き出し、蹴る。その反動で少女の身体が弾かれるが、それも考えている上での範囲らしく空中で一回転、着地し今度は左足で強く踏み込み兜割りの如く縦一直線に剣を上段に構え、振り下ろし――。) でぁああっ!! [Mon 3 Dec 2007 22:34:22]
◆シャナ > (この程度の攻撃で人は殺せない、いや殺せるかもしれないが――シャナより上の腕を持つ者はいくらでもいるだろう。ならばそれすらも圧倒できる攻撃スピードが必要である――これが彼女の訓練内容だ。 まだ左腕は完治していない、だけど…いずれ無理をしなければならなくなるはずだ。 その時の為に、やるしかないのだ。少女は蹴りを入れた足を素早く引き、同時に訓練人形にめり込んだ剣を引き抜き、再び両手で構え突撃する。 狙うは…連撃。 それは速剣術の応用のようなものだが、まだ彼女はマスターどころか上手く使える程の技量を持っていない。その為の訓練でもあった。 ――下段中段上段に腹部へ蹴りを入れた後一回転し頭部へ剣撃を放つ――! 思考がフル回転し始める、目の前には彼女の動きのシュミレートが映っている――呼吸する間もない、連撃を放たねばならない。) [Mon 3 Dec 2007 22:17:20]
◆シャナ > ――ぇあっ! (低く、跳躍。そして右手に握った片刃の剣を両手持ちへと変更、左斜め上へと大きく構え着地へと向かう動きに合わせて振るう。――動かない訓練人形である以上はその斬撃見事に直撃へと至るが破壊には届かない。) ――だぁッ!! (着地と同時に剣は訓練人形へとめり込んだまま、右足を大きく振るい訓練人形の頭部へと蹴りを直撃させる。それでも、訓練人形は頑丈だった。 …思い出せ、私は人を…殺す事が最終目的だろう。 心のどこか――囁く。ああ理解しているとも、まだこれだけで終わらせるか!) [Mon 3 Dec 2007 22:10:56]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『せぇれあっ! (鈍い打撃音、そして剣撃がめり込む音が響き渡る。)』 [Mon 3 Dec 2007 22:05:56]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(体だけじゃない。心を鍛える場所でもあるんだ。)』 [Sun 2 Dec 2007 02:09:49]
◆ルーア・リシア > ( ジョギングをしている人たちと、すれ違う。皆、遅い時間まで思い思いに体を動かしている。真剣な硬い表情かと思いきや、そうでもなく。仲間と楽しそうに言葉を交わしながら、元気に走ってゆく。 ) ――そう、か。 ( あの人たちは、自分を鍛えることに、必死なんじゃない。楽しいんだ。気がついて、ゆっくりと、足を止める。振り返る。もう見えなくなった背中を、そっと見つめた。 ) たのしいんだ、うん。走ることが――話すことが、体を、動かすことが。 ( 大切な気持ちだ。直感が、そう告げている。鍛錬は、死に物狂いで体を鍛えるだけじゃ、ない。そういう鍛え方だって、あっていいんだ。ましてや自分の体を痛めつけて、追い詰めるようなものじゃない。 ) [Sun 2 Dec 2007 02:06:05]
◆ルーア・リシア > ( 走り続けてゆくと、だんだん足元から熱が上がってくる。地面を蹴る足の裏から、衝撃を和らげる足首、脛、膝、太ももへと。 ) ――はっ、はっ―― ( だんだんと、息継ぎのタイミングが短くなってきた。それでも、腕を振って体を前へと押し出すように、走る、走る。 ) [Sun 2 Dec 2007 01:48:59]
◆ルーア・リシア > ( 彼らの鍛錬の様子。その一つ一つに、己にとっての良いヒントがあるに違いない。ヴェルセリオスとの邂逅によって、ルーアの考えは更に変わってゆく。死神という立場をかえるのではない。死神であり続けるために、考えてゆくべきことを、変えてゆくのだ。 ) ――っ! ( 地面の段差で歩幅がずれた。喉から胸のあたりが、一瞬痛む。鼓動の早さと、息遣いのタイミング。少しでもずれれば、こうなる、と。 ) [Sun 2 Dec 2007 01:41:25]
◆ルーア・リシア > ( 自分のペースを保ったまま、地面を蹴るリズムを保つように心がけながら、足を動かす。丈夫なブーツの底で、しっかりと地面を捉え、走っている姿勢を崩さないようにして。 ) ( 基本は持続させること。急がず、ゆっくりでもなく、呼吸を早めながら、夜の鍛錬所を走り抜ける。一定のリズムで上下する視界には、できるだけ多くのすれ違う人をとらえる。 ) ( 彼らの行動、鍛錬の様子。つぶさに一つ一つ、観察しながら、ツインテールを揺らして走り続ける。 ) [Sun 2 Dec 2007 01:32:55]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(走る。走る。ただ走る――)』 [Sun 2 Dec 2007 01:28:59]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 帰ったら五月蝿そうだし、横丁の隠れ家にフケるか。 』 [Sun 2 Dec 2007 00:20:39]
◆クリスティーナ > ( さて、これからどうしようか。 久しぶりに1人だし、普段行かないような所を歩いてみるのも良い。 別に気の利いた目的地も要らないか。 のんびり散歩、なんてのがそもそも貴重なんだし――――。 ) …案外市内で行かない場所の方が少ないかも? 自警団詰め所か。 ( 用も無く顔を出して禿をからかってくる? 流石にそこまで暇じゃぁない。 お茶出して貰えるとも思えないし。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:14:08]
◆クリスティーナ > ( ずる、と木偶から細剣を引き抜いて刀身を確かめる。 あら、残念。 掠りくらいするかと思ったのに本当に鎖帷子を刺しただけみたいだ。 ) 御免なさい? 本当、剣って難しいんですね。 ( そう言って顔を上げて微笑むと、弛んでいた男たちの顔が一様に緊張感溢れる引き攣った笑みに変わっていた。 さて。 ) …それじゃ私、暫らく1人で練習しますから―――皆さんも各々の鍛錬に戻って下さいな。 ( 御機嫌よう、とかもう一度会釈をして歩き出しても、もう誰もついてこなかった。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:50:30]
◆クリスティーナ > それじゃ改めて…こぅ、あの、もう大丈夫ですよ? 皆さんご自分のトレーニングもあるでしょうし――――( 私は。 1人で。 やりたいのだ。 周りに視線があると思う存分出来ないじゃないか。 幾ら鍛錬所が公共の場とはいえ、いちいち赤の他人が寄って来るなんて考えてなかったから此処に来たのに。 だいたい彼らが偉そうに鼻を広げてまくし立てる薀蓄なんて、今更聞かされる程のものでもなし。 ) …ああ、もう、じゃま♪ ッしゃらァァァ―――――ッ!!! ( 優雅な構えからお嬢様が何か小さく祈るように(?)呟いた次の瞬間、激しくスナップを利かせた細剣が撓り風を切り、ズドゥッスゥ! と音を立てて木偶人形と男の一人の着ていた鎖帷子を縫い止めた。 ) ――――――ッふぅ…すっきり♪ [Sat 1 Dec 2007 23:40:28]
◆クリスティーナ > こういうの、最近始めたばっかりでまだよく分からなくって――――( 娘、クリスティーナ・バルトロッツィはそろそろうんざりしてきた所。 学友達との挨拶もそこそこに、大学の講義が終わると共に用意しておいた逃走経路を駆け抜けた。 エミリーのヤツがしぶとかったけれど、前々から準備してあった怪しげな裏道(窓から飛ぶとまでは思わなかっただろう)を駆使して、御者を含む全てのボディーガードを撒いて来たってのに。 毎日毎日窮屈だったらありゃしない。 たまには1人で思う存分休暇を楽しんでも良いじゃないか。 ) ( それで、手始めに最近興味を持った細剣の練習を思う存分やろうと思ってたら。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:24:15]
◆クリスティーナ > ええ、やっぱり重いのは難しいですし―――うふふ、どうもご親切に。 こぅ…握って? ( 日常的にまず接点の無さそうな、住む世界の違いそうな娘が物珍しかったのか。 集まってきた数人の男達は口々に剣の握り方だとか構え方だとかをレクチャーし始め、娘のリアクションを楽しんでいた。 見たところ一人のようだが、何処の何方様かも分からない。 こんな所で1人で何してたんだって興味もある。 そんな具合でできた一団だった。 まだ誰もその素性や名前を聞いていない。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:15:00]
◆クリスティーナ > ( 夜も遅い鍛錬所の一角、妙に賑やか且つ甘い猫なで声の男達の声に混じって、キャッキャウフフと場違いな女の声1つ。 場違いなのは声ばかりではなく、声の主―――まだ若そうなホワイティアの娘のいでたちは凡そ鍛錬所と言う場所には似つかわしくなく―――どちらかといえば身形の良い、学校帰りのお嬢様とかそういった部類で。 ) あら、結構難しいんですね。 プロの皆さんに教えて頂けてお勉強になります♪ ( そんな女が傭兵だか兵士だか、むくつけき男達に囲まれて剣のレクチャーを受けていた。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:06:33]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『 えっ、こうですか? 』 [Sat 1 Dec 2007 22:59:50]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『ええ、喜んで(と、答えながらまた尻を触るろくでなしメイド)』 [Sat 1 Dec 2007 02:07:48]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・死神でも色々と大変な事があるのですね(自分はアンデットだが、相手は神の一席。おおよそ自分には想像も付かない苦労とかがあるんだろうなぁ、とぼんやり考えた。ぼんやりなのはいい加減なのではなく、他人が直接手助け出来る事は無いから。隣で難しい顔をしていては負担になると思うのだ。だから何時もと変わらぬ様子でいようと思うわけで)とはいえその本質は見えづらい。解りづらい・・・人も我等も、己を知るのには努力が必要なようです(ぽり、と頬をかきながら呟いた。柄にも無い、なんて気持ちが無いわけじゃないけど)・・・・フォーウンでは、ひたすら同じ構えを取る修行があるそうですよ。続ける事は鍛錬の基本・・・と言う事なのでしょうね。 [Sat 1 Dec 2007 02:07:09]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『走りこみ、一緒に、やらない?(そんなお誘いを)』 [Sat 1 Dec 2007 02:00:47]
◆ルーア・リシア > でも、今の私は、自分の鎌を扱いきれていない。変わってゆく自分の心の姿に、体がついていっていない。 ( 受肉する死神は、体が成長することがない。けれど心は、成長してゆく。そのズレが、いまルーアに現れているのだ。 ) 見た目ではなく、本質。見るべきは―― ( 心、思い、願い。ヴェルに木刀を返してから、もう一度ありがとう、と礼を言う。 ) 平気。あなたのことばで、わかった。 ( うなずく様子は、力強く。確信を得たように、生き生きと。 ) 何も、振り回す必要、なかったんだ。――実体化させて、ただ構えて持っていれば良い。 ( 腕で、足腰で、体全体で、武器を支え続ける鍛錬。10秒を30秒に。30秒を60秒に。60秒を120秒に。支え続けていくうち、やがて体のほうが、心に追いついてくる。まっていてあげれば良いのだ。 ) わかった、私のなすべきこと。やってみる――でも、とりあえずは―― ( そっと、ヴェルをみて、顔を近づけて。 ) [Sat 1 Dec 2007 02:00:31]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・なるほど。そのような意味があったのですね・・・(静かに頷いた。当の死神であるものが言うのだから説得力もある。只の脅かしでは無いのだなと静かに心の中でも頷いて)・・・・・・人も物も、そう見た目に因らないと言うことですね。(とはいえ見た目にまだまだ惑わされる己。重さに驚くルーアから、木刀を返してもらって)時かに触れてみないと解らないものはありますね。・・・・・・こちらは武器としてありふれたものですからね。いくらでも探しようがあります・・・・(鎌の道場なんてものも無いだろう。色々と大変そうだなー、とは思ったが、必要以上に口を出すことは侮辱に近いと思った。故にそれ以上は語らず)・・・いえ。そうでもありませんよ。(軽く肩を竦めて、小さく首を左右に振って見せた。)・・・・・・いえいえ・・・・後は、無理をしないことですか・・・・・・(ちょっと硬いけど、凛々しい笑顔を眺めながら呟いた) [Sat 1 Dec 2007 01:45:20]
◆ルーア・リシア > 死神の鎌は、その人の心の姿そのもの。死神は、未練だとか執念だとか、魂を現世に縛り付ける鎖を刈り取る者。だから”鎌” ( 心のあり方が変われば、鎌の形も変わるのだと、ヴェルに静かな声音で説明してみせる。ヴェルから木刀を受け取ってみると、思いがけない手ごたえに、また驚く。 ) すご――こんなに、おもかったん、だ。 ( 少なくとも、木の重さではない。実際に持つことで、初めてわかった。 ) そうか、私が持ったのは、ただの棒切れ。でもこれは、ちゃんと武器としての形を持って、存在している、もの。 ( だから、か。ヴェルに色々なことを、教えてもらっている気がする。感謝だ。 ) うるさい、ばかっ。――気に入った女の子には、みんなそういうふうに、触ってるんでしょう。 ( ちょっと不満そうな顔で、それでも精一杯な抗議。 ) そう、ね。下地か。うん、がんばってみる。ヴェル、ありがとう――おかげですこし、道が開けた。 ( ろくに使ってもいない顔の筋肉を、がんばって動かして。今の己にできる精一杯の笑みを造って見せた。 ) [Sat 1 Dec 2007 01:31:46]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・何処で手にしたのかは存じませんが、大分思い入れがあるようですね。私も―――本来の得物には思い入れがありますよ(静かに眼を閉じて、そっと頷きを一つ。大袈裟に賛同のリアクションをとる趣味は無いから)真剣を常に振り回すわけには行きませんからね。・・・と、私も思ったんですよ。木で出来たものが鉄より重いわけが無いって。ところがそうでもなかったんですよ。(持ってみます?と片手で木刀を差し出した。手に取ならば解るが、目がみっしり詰まっているのか、普通の人が木と聞いて連想する重さをかなり上回っている)・・・・全くです・・・・・・・・あらまぁ、お顔が真っ赤ですよ。・・・授業料?いえいえ。そんな積もりはカケラもありませんよ。只隙がありましたので。あと触りたかったので(くす ッ。言い訳をしようともせず、にぃ・・と唇を笑みの形に歪めた。相変わらずろくでなしである)戦うものでも、職人でも、学者でも何でも――――下地の体力を積む基本に間違いは無いと思います。(自分の場合は素振り。以前は30でもう腕が上がらなくなっていたのが今は100いける。そんな事を思い出しながら、いえいえどういたしましてとお返事) [Sat 1 Dec 2007 01:11:25]
◆ルーア・リシア > 私だって、同じ――死神であるために、墓守であるために――新しい鎌を扱えるようにならなければいけない。私が私であるために。 ( あなたも、きっと、同じ気持ちのはずだ。そう思うから、目配せしてみる。ヴェルは、ヴェルだ。ほかの誰にもなれないし、誰だってヴェルにはなれない。 ) なるほど。それで、その木刀か――真剣は、もっと重みがあると、聞いた。それじゃ、軽すぎない? ( 己も鎌の変わりに棒を握って試してみたが、実物と比べて軽すぎた。違和感だけが、残ってしまう。 ) それが、人のエゴだから。 ( 言葉は、事実を事実として刈り取る鎌のごとく。鋭く、あっさりと。――言い終わったら尻さわられたっ! とたんに目を丸くして、顔を赤らめる。反射的にお尻を両手でかばい、距離をとる。 ) こ、のっ――! 授業料でも、とるつもり? ( 痴漢行為に対する言い訳を求めるように、口を尖らせて、ヴェルに追求をする。 ) ……そっか、じゃあ、私の考えは、あってたんだ。走りこみ、素振り――うん。 ( ヴェルの言葉で、自分に納得ができた。ありがとう、と最後にはうなずいた。 ) [Sat 1 Dec 2007 00:59:16]
◆ヴェルセリオス > ・・・・それも少し違いますね。今から傭兵や雑兵になる気はありませんし・・・とはいえ、遊びでも無いですよ。ええ(身を守る手段は大いに越した事は無い。単純に纏めるとそう言う事)・・・・・・それとはまあ、同じですね。何だか自分でも何を言っているのかという気がしますが。私も得物に振り回されないよう・・・ですね(膂力的には振り回される事は無いのだが、使いこなしの話らしい。)・・物騒な世の中ですから・・・・ね(そしてそんな雰囲気を嫌うかのように、視線をそらした隙に――――さわ、とお尻を撫でようとする)鍛錬ですか・・・・無いわけではありませんが、特にこれ、と言うものを教わった事はありませんよ。手合わせでもまれた事はありますが。・・・・・・基本はやはり素振りと走りこみかと(真面目に問われれば真面目に答える。自分が今までしてきたその手の事を思い起こして――――そのまま素直に伝える) [Sat 1 Dec 2007 00:36:47]
◆ルーア・リシア > 力任せ、か。つまりは――現状打破? ( ヴェルも、そんなふうに考えることがあるのだな、と。すこし以外そうな顔で驚く。その後で、なんだか嬉しくなって、また表情を緩める。 ) もしそうなら、私と一緒、だね。――体を鍛えにきた。私の場合は、武器を使いこなせるように、だけど。 ( 冗談ではない。その言葉には、少しだけくすぐったそうに、視線をそらして。 ) じゃあ、こう聞くことに、する。――ヴェル。あなた、鍛錬の経験は、ある? もしそうなら、どういう風に体を鍛えるのがいいか、すこしだけ意見を、もらいたい。 ( 自分の気持ちを、率直に、淡白な声音で伝える。 ) [Sat 1 Dec 2007 00:29:07]
◆ヴェルセリオス > ・・・・そうかもしれませんね。良いか悪いかは存じませんが・・・(こちらも、それ自体がどう、と言う事は無く・・・淡々と自分の思いだけを述べた。互いに武器を手に取り戦うのが生業ではない二人)ふふふ・・・・そんな訳はありませんわ。これはそうですね・・・力任せの域を脱したい、という気持ちからでしょうか。(くすくす、くすくす。飛んできた冗談を受けて眼を細めて笑みを浮かべた。続く言葉は――――詳しく語るなら、誰もいないところで、という事になる)冗談ではありませんよ、とだけは主張させていただきます。・・・こちらですか?たまにしか参りません。以前とは違い収入を得るために働く日も増えましたし。〔良い終えると、そっと身を寄せて耳元で「此処では人に見られますから。」と囁いて) [Sat 1 Dec 2007 00:20:18]
◆ルーア・リシア > よくよく、縁があるのかな。私たち……。 ( 特に嬉しそうに言うわけでもなく、そういう事実を受け止めるように、一人納得した口調で答えを返す。メイドに木刀。死神の己が言うのもなんだが、ずいぶんとミスマッチな組み合わせに見えた。 ) こんばんは。メイドが給仕をする仕事だっていうのは、聞いていたけれど――木刀を握るのも、給仕のうちにはいるの? ( ルーアなりの冗談を口にすると、小さな小さな笑みを浮かべた。 ) もぅ、冗談は、いい、から――それよりも、ヴェル。よく、ここへはくるの? ( 近づいてきたメイドをじっと見つめて、問いかける。 ) [Sat 1 Dec 2007 00:13:07]
◆ヴェルセリオス > ・・・・・・おや、どうやら人違いではなかったようですね(覆い袋を畳んでポケットに入れると、太刀と同じサイズの長い木刀を片手に持ったまま、立ち尽くす知人の直ぐ側まで歩み寄った)御機嫌よう。その台詞はこちらも投げかけたいところですよ。ちなみに私の場合はまあ、趣味ですね。ええ(何時ものエプロンは無いが、身に纏っているワンピースは常に身につけているものと同じ。あまり運動や修練に向いた格好では無いとは思うけど、これはこれで考えがあるらしい。)・・・・・・中々可愛らしいではないですか。活動的なルーアさんも良いもので(くす、とかすかに笑みを浮かべて――――呟いた) [Sat 1 Dec 2007 00:03:45]
◆ルーア・リシア > ( こうして走ってみると、よくわかる。死神は受肉によって適当な肉の体を得るが、それは普通に仕事をやりこなすうえで必要な、最低限の器だということ。地道に鍛えなければ、新しい鎌は扱えない。良い転換期だと思うことにした。 ) ふぅ、ん。あぁいう練習方法も、ある、のか―― ( 屈伸のような動き。地面に張り付くように座り込んで、体を伸ばす動き。目に付く人も様々だ。普通に仕事帰りっぽい職員風貌。いかにも傭兵といったいかつい肩の男。ベンチに腰掛けて、木刀を取り出すメイド―― ) メイド? ( 自分の思考に疑問を覚え、その引っかかりで足が止まる。思わず2度見しちゃったよ! そして、驚いたように目を開いて。 ) ――ヴェル? なんで、こんなところに……。 ( メイドを見たまま、立ち尽くす。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:57:11]
◆ヴェルセリオス > (深い藍色の人影が入ってくる。とはいえ目の前に行ったわけではなく、入り口から普通に入ってきて、ルーアの走っているラインからそれほど離れていないベンチに腰掛けた)・・・・・・・・・おや?(もそもそと覆いから木刀を取り出しながら首を傾げた。此処で姿を見るとは思わなかった人がいたから。) [Fri 30 Nov 2007 23:44:38]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『そんな擬似パノラマ視界の中に』 [Fri 30 Nov 2007 23:42:20]
◆ルーア・リシア > 最初から、全力で走る必要は、たぶんない。 ( 冷静なまなざしで、状況を分析する。冷たい風が、ほどよく頭の回転をよくしてくれた。ウォーミングを兼ねて、軽く走り出す。軽快なリズムを刻みながら、地面を蹴って、黄色いツインテールを揺らして進む。その途中にも、鍛錬所の施設をめぐりながら、走るのと同時に回りの鍛錬者の様子を観察していくことも、忘れない。きっと、見ることで身につくこともあるはずだ、と。白い息が、少しずつ温まってきていた。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:41:52]
◆ルーア・リシア > ( ともあれ、いつまでも落ち込む必要などない。鎌を使わずとも、体を鍛えることはできるのだ。その証拠に、ここに来る者たちは、戦闘を生業とする人たちだけではない。一般の人たちも、ジョギングなどの軽い運動目的で、気軽に施設を活用しているのが見て取れる。 ) それなら、まず、基礎訓練。――腹筋、背筋、瞬発力、持久力。腕力も。 ( どれから鍛えるか、順序はよくわからない。そのあたりも含めて、素人だ。とりあえず、ミニスカートにニーソックスという今の服装でできる運動といえば――ランニングだ。 ) よし。 [Fri 30 Nov 2007 23:32:57]
◆ルーア・リシア > ( 鍛錬初日から今まで、鍛錬所にやってくる色々な人たちを見てきて、ようやくたどり着いた答えは、それだった。 ) そうか――人間の社会じゃ、鎌はポピュラーな武器、じゃないんだ。 ( なまじ自分の周りの死神たちが、みんな鎌などもっているものだから、多数派と錯覚していたのである。雲天の空の下、出した答えにちょっと残念そうなルーアであった。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:19:35]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(とりあえず判ったこと。→鎌は物騒すぎる。)』 [Fri 30 Nov 2007 23:15:50]
お知らせ > ルーア・リシアさんが退室されました。 『(結局、この日は自分の武器と似た獲物を持つ人は見つからなかった。)』 [Thu 29 Nov 2007 22:29:24]
◆ルーア・リシア > ( ようやく会う人見る人の視線の行く先に気づいてみれば、ものの見事に全員こちらをみている。奇異のまなざしで。 ) おかしい――受肉は、ちゃんとできてる、はずなのに。 ( むぅ、と喉を鳴らし、真剣な面持ちで考える。鎌をしまったほうが良いという思考に行き着くのは、たぶんもう少し先。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:27:37]
◆ルーア・リシア > ……あれ? ( そんな物騒な獲物をもったものなど、そうそういない。 何かおかしいなーとか、気づき始めたのは今更になってからだった。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:15:18]
◆ルーア・リシア > ( ――で、そうやって歩き回ることやく1時間弱 ) [Thu 29 Nov 2007 22:15:10]
◆ルーア・リシア > ( 一心不乱に剣を振っているもの。槍を構えたり、振り回したり、手ごたえを確かめている者。すこし離れた場所では。壁に取り付けられた丸的に、弓を射掛ける鍛錬者もいる。一番いいのは、己と似た獲物を使って鍛錬している者を見つけることだ。練習方法さえ学べば、あとは一人でもどうにかできる。そんな卓上の計算で、ルーアは鍛錬の様子を見つめながら、鍛錬所を歩いて回っていく。 ) ( 5分後 ) うん、本当に、色々な練習方法が、ある。 ( 腕立て伏せ、腹筋背筋の鍛錬など、基礎訓練を行うものもいた。 ) ( 10分後 ) ――走り込み、か。足腰を鍛えるには、いいかも。 ( ランニング中の団体と、ちょうどすれ違ったところで、振り返って。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:13:26]
◆ルーア・リシア > ( こういうとき、人はどんな風に練習するのだろう。首を傾げる。今までも体を鍛えてきたことはあったものの、騎士や兵士、傭兵たちがするような、本格的な鍛錬をしたことはない。 ) それなら、見学、してみるか―― ( 自分自身のことばにうなずき、あたりを見渡す。幸いなことに、このくらいの時間帯、他にも鍛錬をしているものはすぐ見つかる。鎌をふたつ、重ね合わせるようにして腕に抱えると、ルーアはさっそく他の鍛錬者の様子をみてまわることにした。 ) [Thu 29 Nov 2007 21:57:55]
◆ルーア・リシア > ( 崩れた姿勢のまま、土で汚れたニーソックスの上から、痛む足をさする。屋外は冷えるといっても、体を動かすのに夢中で、発散する熱が寒さをかき消してくれている。 ) やっぱり、片腕で振り回すのは、まだむりか。 ( 失敗という結果から、現状を冷静に分析する。運動で温まった息を覚ますように、いくらか時間を置いて、立ち上がった。 ) 腕の力が足りない――足腰も、振りぬくときに安定させないと。 ( 周りを囲む明かりに照らされながら、ツインテールの少女は、一人鍛錬の方法を模索する。 ) [Thu 29 Nov 2007 21:48:08]
◆ルーア・リシア > ( 双戟、といったほうが近いだろう。身の丈サイズだった以前の鎌と比べて、一本あたりの重量は、小型化したことで減っている。それでも両腕で支えていたものを片手で持つわけだから、つまるところ―― ) はっ! ( 体をコマのように回転させ、遠心力をまとって横なぎに藁の柱をとらえ―― ) っう! ( られない。腕の動きに鎌の重みがついてこない。華奢な細腕は、引っ張られて伸びた紐のように、一瞬その動きを止めて。すぐにルーアの小柄な体は、地面へと回転するように引き倒されてしまった。 ) ――い、たっ―― ( 思わず、顔をしかめる。 ) [Thu 29 Nov 2007 21:40:33]
お知らせ > ルーア・リシアさんが来ました。 『(あらかじめ実体化させておいた二つの鎌を、握る。)』 [Thu 29 Nov 2007 21:31:18]
お知らせ > ルフシュ@七人の鍛冶屋さんが退室されました。 『そして、盛大にバランスを崩して倒れる少年の体。 的は、その場に静かに佇むだけ、か――』 [Wed 28 Nov 2007 22:51:12]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (言ってから、暫し目の前の的人形を前にして… 沈黙。 横薙ぎに振るとしても、上手く持ち上げられなかったらマトモに当たらない気がする。大丈夫なのか?―― そんな思いを振り払う様に頭を左右にブンブンと振れば、目の前の的をじっと見据え――) そぉーう、れっ!(先ずは、首と尻の部分をしっかりと握って持ち上げれば 体全体を捻る様に姿勢を変え、そして―――) ふ んっ!(一振り―― ) ( ――― そして、盛大に的の少し前の空間を横薙ぎに通り過ぎる、ハンマー。) [Wed 28 Nov 2007 22:39:44]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > よっ… いしょっ!(鍛錬所中央辺り… 其処に備えられた、木で出来た人形――の様なモノ。 訓練用の剣等を打ち付けるソレに向かい合えば、引き摺ってきたハンマーを抱える様に持ち上げ… とりあえず、大上段に――) うわ ぁっ!!(持ち上げようとしたら、重さの余り後ろに転倒。 どしん、と鍛錬所の地面に仰向けに倒れれば… 少しだけ、じっと天井を見上げ――) …… じょ、上段は無理だな。 あぁ、重いから無理だな!(―― 自分に言い聞かせる様に言葉吐き出して立ち上がれば、地面に転がるハンマーの柄を両手でしっかりと掴み―― ) そうなると、横薙ぎに…か。 [Wed 28 Nov 2007 22:24:22]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > ――――――……… (そして、浮かぶ疑問は 「振り回せるのか?」 と言うモノ。 思って、隅から立ち上がれば、ハンマーも持ち上げ様とし―――) んっ… 重ッ…!(―― そこで、一躓き。 ゴトリと、地面に落ちた侭の槌の部分を持ち上げ様とするも… 一般人並の体力では、両手でふらつきながら持ち上げられた程度。 仕方ないので、槌の部分を地面で引き摺る様に進んで行けば…鍛錬所の中央へと、向かい) [Wed 28 Nov 2007 22:09:02]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (確かに、あの手持ちハンマーの様な得体のしれない武器よりは見た目はマシかもしれないが―― だが、重い。 重い、重いのだ… このハンマーは普通に) 前の二本とは、勝手が違うな… これは。(以前のは、軽い事もあって短剣の要領でも何とか(不恰好ながら)扱えた…と、思いたいが、これは流石にそうも行かない。 だって、重いんだもの、このハンマーは。) [Wed 28 Nov 2007 21:55:53]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (生まれ変わったハンマーの質量と、込められた妙な魂とやらと、七男の自棄気味な期待の全てが―――) 重い… (そう、重いのだ。 このハンマーに込められたモノ全てが、理不尽なまでに。 そんなハンマーを抱く様にして鍛錬場の隅に座り込む少年は…少し、疲れた様な顔を浮べながら、溜息を吐いて――) そうそう簡単に振り回せんぞ、こんなデカブツ――…(溜息を吐き出す様に言葉搾り出して…ゲフリ、と頭を項垂れさせる。) [Wed 28 Nov 2007 21:46:04]
お知らせ > ルフシュ@七人の鍛冶屋さんが来ました。 『「重い…」 重い』 [Wed 28 Nov 2007 21:42:27]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『目に鈍い光を宿して、ルジェは鍛錬所を後にした』 [Wed 28 Nov 2007 02:48:28]
◆ルジェ > (ルジェは、顔を苦痛で歪めて・・・。その血だらけになった手で額を押さえる)「ナ、ナンダッテイウンダ?ド、ドウナッテルンダヨッ、ルジェノ体・・・」(知らぬ間に、つぎはぎだらけになってるし、いつもの剣はどこか置き忘れているしで、ルジェはただでさえ苛立っていた。・・・それに加え、肩口の傷の痛みさえ超える頭痛に、歯をぎりぎりとかみ締める)「ナンダッテイウンダーーーッ!!」(ルジェは、自身の血で汚れたその手で、頬を掻き毟る) [Wed 28 Nov 2007 02:17:52]
◆ルジェ > (ずきんっ・・・頭が痛む。ルジェの顔が、苦痛で歪んだ)「チッ・・・・、ナ、ナンダッテンダ、コノ痛ハッ・・・・!!」(ルジェは歯軋りしながら、その痛みに耐えている。・・・自身の肩口の痛みよりも、その頭痛のほうがより鮮明にルジェには伝わっていく・・・)「ガアァァッーーー!!ヤメロ、ヤメローーーーッ!!」(ルジェは咆哮を上げた。鍛錬所に響き渡るように) [Wed 28 Nov 2007 02:06:43]
◆ルジェ > (男は黙って、ルジェの言葉を聞いていた。・・・腰を抜かしているであろうもう一人の男を肩で担いで「・・・少なくとも、自分の身ぐらいは、自分で守るためだ。・・・あんたみたいに、命さらけだしちゃいねえよ」男は睨みつけて、血のついた剣を拾い上げてその場を去っていく。)(ルジェは、それを目で追っていた。・・・さすがに追うことは適わなかった。肩口の怪我がずきずきと痛む。・・・止血はしたけれど、手当てしなければならないだろう)「・・・サラケダシテヤ、シナイサ。・・・ルジェハ」(ほくそ笑み、先程まで座っていた椅子に座りなおす。床につきたてた剣に体を寄せて・・)「イッツ・・・・!・・・コノ程度ノ痛ミナンテ、ルジェニハ関係ナイ・・・。モット、モット・・・」(そう、呟いた) [Wed 28 Nov 2007 01:39:51]
◆ルジェ > (ルジェはローブだけでは止血は無理と思ったのか、思い切って引き破り、それを肩口へと宛がう)「誰ガ狂ッテルッテ?・・・血ガソンナニ、怖イノカ」(呆れたとでもいうような、そんな表情。男は血のついた剣を落とした。・・・相棒らしいその男がそれを拾い・・・「無茶させるんじゃねえよ。・・・それにここは鍛錬所だ。少なくとも、血を流す場所じゃない」腹に手をあてて、唸りながらそう呟く。ルジェは、冷ややかな眼差しで、それを聞いていた)「・・・・。マア、ネ。ココハ鍛錬所ダ。・・・ダケド、ジャア聞クケド、ナンノ為ニアナタ達体鍛エテルワケ?」(まるで聞く耳をもたないかのように、そう訊ね返す) [Wed 28 Nov 2007 01:16:45]
◆ルジェ > (男の手は予想外のルジェの手の力に、剣を引き抜くことが出来なくて・・・「は、はなせ・・・、はなせよーーっ!!」震える声で、叫んだ)「・・・アナタ、血ヲミタコト・・・ナイノカ?・・コンナモンジャナイ・・・」(ルジェはより剣を握り締める。・・・剣先から、男の柄へと、血が流れていく・・・。「あ、あ、ああああっ・・・!!」足を震わせる男は、柄を持つ手も震えていて・・・)「グウゥッ・・・・!!」(ルジェは肩口から、その剣先を引き抜く。・・・血が噴出しそうになるのを、フードで押さえて・・・。フードが血で染まっていく・・・)「コンナモンデ驚イテテ・・・。アナタ、ソレデモ「戦士」ナワケ?」(苦痛に顔を歪めながらも、自身の手を唇で舐めて拭いながら、にやりと笑った)(「あんた、狂ってる・・・」男は涙目になりながら、そう呟いた) [Wed 28 Nov 2007 01:08:49]
◆ルジェ > 「ツウッ・・・・!?」(頭がずきんっと、痛んだ。ルジェは苦痛で顔をゆがめる。・・・その間に、ルジェは肩へその剣を受けてしまって・・・)「アッ、ガアァァッ・・・ッ!!」(その熱い痛みに、咆哮を上げた。男はまさか、剣が刺さるなんて思ってもいなかったようで、すぐに剣を引き抜こうとするも・・・。その剣を、剣先をルジェはぎりっと握り締める)「ハァ、ハァ、ハァ・・・。アナタ、ヤルジャ、ナイ、カ?」(自身の手から、血がつー・・と滴り落ちて。肩口からも、熱い痛みがルジェの体中を走らせる。苦痛に顔をゆがめながら、舌を出して、にやりとほくそ笑んだ)「デ・・・?コレカラ、ドウスルヨ?」(どくんっと心臓が高鳴るのが判る。・・・ルジェは、その震える男をじっと睨みつけたままだった。・・・が、)(「よ、よせっ!!」後ろで唸っていた男が、どうにか体を起こして、足が震えて、尚且つ剣先をルジェに奪われた涙目の男を制する)「 [Wed 28 Nov 2007 00:55:51]
◆ルジェ > (男は、ルジェに震えながらも、剣を構えて・・・。ルジェは乾いた唇を舌で舐める)「ヘェ・・・。ヤル気ニナッテクレタンダ?嬉シイヨ」(柄を自分が持ちやすいように握り締めて、ゆらりと、体を動かす)「オ先、ドウゾ?」(空いた片方の手で、相手を自分へと促す。後ろで殴られた男は、あいかわらず腹を押さえて唸っているようだ。)(「あ、あ、ああぁっ!!」男は、ルジェに剣を振り上げようとする。ルジェは、その瞬間を逃さないといったように、目を細めて)「迷イガアルヨウジャ、ルジェニハ届カナイヨッ!!」(その剣先を止めようと、柄を動かした・・・) [Wed 28 Nov 2007 00:33:37]
◆ルジェ > (イライラが募っていたのか。・・・ルジェは椅子から立ち上がって、その二人に近づくと・・・)(「あ?あ、危ないって!!」剣先が、その足元のおぼつかない相手に今振り上げようとしていたのだが・・・。ルジェはそれをあっさりとよけて。)「アナタモ、大シタ腕ジャナサソウダネ?」(柄を握って。・・・力任せに剣を落とさせた。)「遅インダヨ、振リアゲルノガ」(苦痛に顔を歪めたその男の腹を殴りつけて、「ぐうっ!!」・・・男はうずくまってしまった。)(その剣をとって。ルジェはゆらりと後方の男へ視線を向ける)「サァ、ドウヤッテ、ヨケル?」(男は足が震えているようで・・・。あまりの突然の出来事に頭が回らないようだった) [Wed 28 Nov 2007 00:10:13]
◆ルジェ > (周囲を見回して、舌打ちをする)「・・・アンナ動キデ、本気デ戦場ニ出レルト思ッテルノカ?)(ルジェの視線の先には、二人の男が擬似訓練として、剣を構えていた。・・・ただ、片方の男は技量があまりないのか、足元がふらついている。ルジェは呆れたようにそれをみて、椅子に腰をかける)「・・・アンナ程度ノ奴ノ血ヲミタトコロデ、・・・・ナンノ楽シミニモナリャシナイシ」(ルジェは、あくびをひとつして。剣を床につきさして、手を後ろ手に回してその鍛錬の様子を眺めていた) [Tue 27 Nov 2007 23:36:45]
◆ルジェ > (下方向から、右へと流れるその剣を受け止めて。ガキィーーーーンッ!!という鋼のぶつかる音が聞えた。)「イッツ・・・。マダソンナ力残ッテタノカ・・・」(ルジェは眉をひそめて、その返す剣で、相手の剣をはらい、首元へ剣先を向ける。・・・あわや、突き刺すところだったのだが。・・・相手のじとっとした汗が流れてくるのが、判る)「・・・調子悪イッテ、イッテルダロ?・・・命落トシタイノカ、アナタ」(ルジェの目に、普段のものとは違うものが宿る。相手は、息を飲んで、後ずさった)(ルジェは舌打ちをする。)「何時ノ間ニカ、体ノ調子ハ悪イシ・・・。気分モ悪イ。・・・ナニ、ナマッチョロイコト、ヤッテンダカ」(剣先をその相手から放すと、ぶんっと剣を下へ振り下ろした。怒りに燃えているように) [Tue 27 Nov 2007 23:24:04]
◆ルジェ > (ルジェは、冷ややかな目線で、その女性を見ていた)「・・・加減ナドシテ、イナイ。・・・持チナレナイ物ダッタラ。・・・ルジェダッテ調子悪イ時ガアル」(ルジェは舌打ちしたように、そう答えた。・・・ルジェのいつもの剣は何処へいったっていうんだ?・・・苛立ちだけが、つのる)(相手の女性は、剣を取り、再度構えてルジェに向かってきて・・・「はあっ・・・!!」) [Tue 27 Nov 2007 23:16:03]
◆ルジェ > 「ナンダ・・・。ソノ程度ッテイウノカ?」(カシャーーンッと、剣が落ちる音。しかし、ルジェの手にはしっかりと剣を握っており。・・・どうやら落としたのは相手の女性のようだった)(「・・・な、なに手加減してんのよっ!!」相手の女性が、手を握って、片膝をついて唸っている) [Tue 27 Nov 2007 23:14:10]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Tue 27 Nov 2007 23:12:14]
お知らせ > 炎涼さんが帰りました。 『ああ…、君の腹が…。』 [Mon 26 Nov 2007 00:42:46]
◆炎涼 > ―――ふむ。立派に走ったな、百合の道へ。 (ご満足そうに頷いた。ただ見守るだけで背中を押すだけ。危険の矛先は艶子とMJであろうか。頷いてから、場を後にしよう。) [Mon 26 Nov 2007 00:40:19]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『とりあえずまずは三人前!』 [Mon 26 Nov 2007 00:36:27]
◆リコ > 阿呆ですかあなたは! 私の唇は女性専用なのですよ! ( そこは胸を張って言うべきなのだろうか。 それとも空腹で思考力が落ちているのだろうか。 これで相手が怪我していなかったら、突っ込みチョップくらいはやっていたかもしれない。 ) ようし、それではGO!です! [Mon 26 Nov 2007 00:36:16]
◆炎涼 > うっわぁー・・・傷付くな。せめて頬に口付けをしてくれるとか、さ。 (相手の態度に、肩をがくりっと崩れ落ちるような仕草をして見せた。勿論、素人でも見抜けるぐらいバレバレな演技。そもそも微笑んでいる自体がモロバレとでも言おう。) そうかい、今の時間帯なら商業地区のあの辺りが良いかな。 ―――さて、たふらく食べましょうか。 秋の食ですしねぇ…すき焼きとかキノコも良さそうかな (そう呟いている間は、リカルドに追いかれてしまう。そう気付けば、慌てるように立ち上がってから追いかけよう。さぁ――・・今日は最後の晩餐と同じようにたふらくとでも食うが良い!!) [Mon 26 Nov 2007 00:33:57]
◆リコ > くぅ………! 絶ッッッッ対呼んでやらないのですよ! ( はぁーと、までつけてくれやがった相手に、リコはべぇ、と舌を出して。 呼べと言われると呼びたくなくなるのが乙女心とかなんとか。 ) そうですねえ………私、あまり外食とかしないので、そこら辺お任せするのですよ。 さあ、GOGO!なのです! ( そういって、つったかつったか意気揚々と鍛錬所を出て行くリコ。 もはや食べ物のことばかり考えている。 それでも隙は見せない。 なにせ、ツヤコさんとのにゃんにゃんまでご存知な相手だ、向き合えば自然、心地よい緊張が身を包むというもの―――もしかすると、無意識ながらもぶん殴ったことでも覚えているのかもしれない。 ) [Mon 26 Nov 2007 00:27:49]
◆炎涼 > 言い返せるほど、頑張るんだね。リカルド君……!! (黒い微笑みを浮かべながら、相手の様子をご満悦している。更に、10年後のリカルドの人生はどうなってしまうのか、ですら計算しようとしていた。それは現時点で変わらなければ、の話であるし炎涼の妄想も含む。) …おや?人外だね? どうしたら 先輩(はぁーと)と呼んでくれるかな? (ぐいっと顔を近づけると、双眸を薄らと細めていた。見方によっては、誘惑のと嘲笑いにもみえる。) カロリー高いもの… ああステーキ食い放題とかべたべたが特に良いかな? (隙あれば!と思ったが、なかなか見せてくれない。怪訝そうな表情を浮かべるのだった。このまま戦闘に仕掛けても大丈夫なぐらい警戒されているとすれば、どんだけ私の立場は酷いものだろう。と自虐的な笑みを隠れて浮かべるのだった。) [Mon 26 Nov 2007 00:23:38]
◆リコ > うぐぅ………………い、言い返せない自分が情けないのです……っ! ( まったくもって。 計算を聞きたくないとばかりに耳をふさいでいやいやと頭を振ったり。 くそう、生々しい。 何たる生々しさ。 まあ真面目に働かなければ三ヶ月たつ前に生々しい人体標本が出来上がるのかもしれないが。 ) うう………ありがたいのですが……素直に先輩と呼べないのはなぜなのですか……っ。 ( それは多分腹黒んんっ、げふんっ、ごふんっ。 ) わぁい! じゃあとりあえず、腹にたまりそうでカロリーの高そうなものを食べに行くのですよ! ( ずばっと立ち上がるリコ。 しかし、空腹ではありながらも決して隙は見せようとしなかった。 それはささやかな矜持―――などではなく、単純にささやかに警戒しているからであった。 人間性に。 ) [Mon 26 Nov 2007 00:16:22]
◆炎涼 > 聞いている限り…、あれこれと暴走しそうじゃないか。 (爽やかな微笑み。) 地味にボランティアとか、迷子の手引きとか、指定地区の警邏とか、事件の調査など働かないと拙い事になるよね。 (爪先で地面を引っ掻くようにしながら、次々と計算をして行った。ノルマの割合、ポイント稼ぎ、残業の手当てを狙うなど。どちらにせよ、聞こえていなかった。) 私とて、餓死されたり、追い剥ぎにでもなったら困るよ?最低限の保障ぐらいはしてやるから、元・自警団としても見過ごして置けない。 (本当にそうなったら、困るにしろ困るのだった。) 未熟か…、良い心意気だな。チーズカレーでもニンニクステーキでも赤ワインでも何なり頼むと良いよ!明日からが君の試練だ! (リコの決意を知れば、子を成長する姿を見て嬉しそうに微笑み上げていた。隙あればリコの服のポケットに金貨(10,000yen)を三枚程放り込んでやろう。) [Mon 26 Nov 2007 00:09:15]
◆リコ > 破壊魔とは失敬なのです……。 くう………絶望的な計算をしないで欲しいのです。 ( ちなみに今日の食事は三食しめてリンゴ一個。 半分は生食。 半分は素手でジュースに。 なんだか物凄く哀れまれているのがわかって、へこんだらしいリコ。 ) いえ、そこまでご迷惑に預かるわけには行かないのです。 これも私の未熟さが招いたこと…………ですから、奢っていただくのは今日だけで結構なのです! ( 今日奢ってもらうことはすでに決定事項らしい。 そこまでの決意があるならちゃんとそこも辞退しろという話であるが、リコにとってはまったく別次元のことらしい。 ) [Sun 25 Nov 2007 23:59:55]
◆炎涼 > そうかい… 気長に待っているとしよう。 (相手の顔はどうなっているのか知らない。ただ見れば失礼になってしまいそうだ、と思いながら見もせずに頷いてやろう。) あー・・・自業自得だよねぇ (遠い目をしながら、どこ見ているか分からない瞳になった。) そこの給料だと家賃代とかだけでも… どんだけ破壊魔なんだ。軽く計算すれば、殆どパンとか軽いものしか喰えないんじゃないかい。 (小言で呟きながら、リコの給料を元にして、どのような生活を送って来たのか。勝手に想像をしながら「可哀想に…。気付いて遣れなくて済まなかった。」など零していた。) ………分かった。分かったよ、リカルド君。 給料を元に戻るまで奢ってあげようかな? (其処まで厳しい生活になると不憫に思えてきた。同情する気持ちも含まれながら答えてやろう。) [Sun 25 Nov 2007 23:52:38]
◆リコ > ( なんでもないのです。 リコは結局、黙っていることにした。 なんというか、愚痴っぽくなってしまいそうだったから。 ) し、仕方ないのですよ! 先ほど言った喧嘩がばれてしまって、挙句ぼろくそにされたことまで筒抜けになってしまったので、三ヶ月間三割の減給なのですよ! 器物破損の弁償も高かったですし……とにかく! 切実な話、私にはお金がないのですよ! ( ついには口にする金欠事情。 100%自業自得である。 小言には、「背に腹は変えられないのですよ」と、空腹で頭の回転が鈍いのか、すぐに承諾してしまった。 すくなくとも、腹黒と正面切っていった相手に取るべき態度ではないだろうに。 ) [Sun 25 Nov 2007 23:44:37]
◆炎涼 > うん。君には言う必要が無かったみたいだ、すまない。 ただ……? (無理だったら言わなくても構わないし、後回しにしてくれて良いよ?と気遣うように付け加える。顔をリコから外すと、少しばかり考え込むようにしていた。既に忘れているリコと反面に、何時までも記憶し続ける炎涼。残酷だけれど、現実はそういもの。) 武士…、騎士…? 君、朱鷺都の出身でもな… (是非にお願いするのですよ!) 自警団で働いているのに、ご飯を強請るなんで どういう生活を送っているんだい!? (リコは立ち上がった!食べ物のためだけに…!)(表情を怪訝そうにさせながら、問い出してしまった。視線で語られれば「出世払いで頼むぞ?それか人手足りない時に、手を貸せ!」など、瞳を細目ながら小言を呟いてやろう。) [Sun 25 Nov 2007 23:38:46]
◆リコ > もちろん、そのようなことは言われるまでもないことです。 ただ………。 ( 言いよどむ。 強さというものに対する、価値観の違い。 それは説明しようとして、説明できるようなものでもなく。 )( なんにせよ、うん、まあ、リコ自身はぶん殴ったことをすっかり忘れているという現実の酷薄さ。 ) うぐぅ………ぶ、ブシは食わねどタカヨージ…… ( 何処かの店で喰うかい? ) 騎士は食わねば働けないのです、是非にお願いするのですよ! ( がばりと起き上がるリコ。 空腹の前では、ジャパニーズトラディションも紙切れ以下である。 もはや恥も外聞もない。 減給だの弁償だのでもはや後に引けないのである。 無論おごりですよね?と視線は語る。 ) [Sun 25 Nov 2007 23:30:07]
◆炎涼 > ああ… 負け犬でも、勝つまではまだ強くなれる可能性があることだと思うよ?勝ち続ける人生なんて、これ以上面白くもないし、空しいだけさ。 (それは彼女にとって“価値のある敗北”であれば良いのだが、口にすることはない。相手の様子を見遣れば、追求することを止めた。それは炎涼とて思っていた、毎回健康体で会う機会がない。ありそうでも、打ん殴られて重傷を背負ったことだし。) ―――大丈夫かい? (ぐぎゅるるる。) ………? (突然の奇怪な音に反応するように、視線をリコから外して周囲に身渡る。そしてリコの顔でなくて、腹の方へと見遣る。そして真面目そうだった姿勢を崩れ落ちた事から、分かってしまった。) ……何処かの店で喰うかい? (そう呟いてみる。これで喰らい付いたのであれば決定的なのだ。瞳を細めるばかり。) [Sun 25 Nov 2007 23:23:40]
◆リコ > ……まあ、少々主張の相違がありましてですね………。 あの時は、鍛錬の後で……………いえ、いまとなってはただの遠吠え、負け惜しみなのです。 ( 思い出すのも嫌だというふうに頭を振って。 しかしまあ、お互い、顔を合わせるときはお互い怪我をしている気がするのはリコだけだろうか。 ) ふふ、そうですね…………うぅ。 ( ぐぎゅるるる。 通院してもらっている痛み止めのおかげ―――だけでなく、空腹のあまり痛覚にまわす余裕がないのかもしれない。 ついに見栄も折れて、ピシッと伸びていた背筋もずるずると崩れ落ちて。 ) [Sun 25 Nov 2007 23:15:01]
◆炎涼 > 既に昔の事だ、忘れてくれて構わないよ。 (以前に痛い目に合った時の仕返しをしてやろう、と思った。が、それでは大人気ないのだから止めた。手を振るようにして顔を振ってやる。) 君が?喧嘩を? ……君を其処までやるとは、ねぇ (相手の言葉に驚愕を覚えたようで、瞳を僅か丸め上げていた。そしてリコの顔を見遣るように、首を向けていた。) 見学ねぇ… 見ているだけで学べるものはあるものだ。 (相手の様子を見遣れば、辛そうに見えるあまり瞳を細めていた。鎖骨が折られてしまえば、ちょっとした動きでも痛むもの。リコの平然とした態度に微笑ましくした。) [Sun 25 Nov 2007 23:10:36]
◆リコ > ( もし素直じゃなかったらどうなっていたのだろうか。 根性焼きでもするのだろうか、この人、炎の魔法使いだし。 かなり失礼な妄想をしたりするリコ。 ) え、あ………まあ、その、喧嘩しちゃいましてですね、それで鎖骨折ってみたりなのです。 ……それでまあ、仕事が終わった後、普段は鍛錬していたのですが、いまは何も出来ることがないので、こうして見学なのですよ。 ( 吊り下げた左腕を邪魔臭そうに見下ろしながら。 鎖骨にあまり響かないように、そうして吊り下げられた挙句、羽交い絞めにするような形でベルトまで締められている。 ) [Sun 25 Nov 2007 23:02:06]
◆炎涼 > (素直な態度を目に遣れば、満足そうに頷いた。何処か不満そうに小さな舌打ちを零す。) うん。素直で宜しい、素直じゃない人は… まあ その時に、ね。 (人差し指を自らの唇に当てる。内緒だ、と無言で伝えよう。袖から覗くのは、ギプスだった。未だに完治していないのは気にしないこと。) 所で、と言うか… 随分と重傷じゃないのかい?それと今日はどうしたんだい? (コールタールよりもドス黒い何かで出来ているのだろう、そう思う炎涼であった。ふとリコの姿を見れば、気になる点を問いだした。) [Sun 25 Nov 2007 22:56:06]
◆リコ > あ、え、あっ、いや、その、……………ごめんなさいです、本当はすごい思ってましたです。 ( 素直に謝ったリコ。 それが正しい判断かどうかは賢明なる諸君はご存知だと思う。 座ったまま、更に身を縮こまらせて。 しかし自身も腹の底はコールタールでいっぱいそうなくせに、よくまあ人のことを言うものである。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:50:16]
◆白衣 > (相手の怯えたような反応を見遣ると、唇の端っこを釣り上げていた。瞳だけが笑っていない。) う、ふふふ…… (獲物でも見つけたような眼差しを向けているのだった。) 口にしている時点で、そう思われているように思えるのだが? (眉毛を動かして、問いだした。そして傍の壁の方に凭れ掛かろう。) [Sun 25 Nov 2007 22:47:19]
◆リコ > ( びくんっ。 丁度いま妄想していた相手の声である。 視認する前にすでに硬直。 ぎぎぎぎぎ、と顔を上げれば、間違いなく、その人。 ) え、あ、あはははは………べ、べべ、別になんでもないのですよ! 腹黒そうだなんて私全然思ってないですからッ!! ( 語るに落ちていた。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:42:40]
◆白衣 > (…を着たような青年。そう呟いていた。白衣は白衣でも似ているだけで、純白の衣を羽織っているに過ぎない。何処でも売っているような、高めの衣。) ……おや (リコを見つけると珍しそうに瞳を開く。リコの傍へと近付くように歩き出す。良く知っている顔だ。全力で打ん殴られた相手である。) …リカルド君? 私がどうしたのかな。 (静かに話し掛けてやろう。) [Sun 25 Nov 2007 22:37:29]
◆リコ > ………むう……でもツヤコさんにはこの前、カタナを半額もってもらいましたですし……旦那さんもいらっしゃるのですからあまり食事を要求するのは……。 ( 何が原因で旦那さんの怒りが再発するかわからない以上、波風立てないようにしておくのがベストだろう。 ) 炎涼さん…………は、なんだか、あとが怖いのですよ……。 ( さり気にひどいこと抜かした。 他にも幾らか知り合いを考えてみるが、生憎とそこまで深い付き合いのあるヒトがいない。 友達いなーい。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:33:46]
お知らせ > 白衣さんが入室されました。 『なんとまあ…、大丈夫かい?』 [Sun 25 Nov 2007 22:31:39]
◆リコ > ( 嗚呼、しかし星っておいしそうかもしれない。 リコはそんなことを思ったが、生憎ながら本日曇天。 そうでなくとも、リコの手はあまりにも短すぎて、星屑すらつかめない。 ) …………………あれ……あれですよ………綿菓子……。 ( 雲は食べられません。 例え人工的に発生させて摂取したとしても、所詮は微量な水分。 潤うばかりである。 恐らく、生涯で最も平均体温の低い日を、リコは茫洋と過ごしていく。 こんなときツヤコさんや炎涼さんが正義のヒーローのようにやってきて奢ってくれないだろうかと現実から逃げ出しながら。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:25:35]
◆リコ > ( このリカルド・アンブロッシオ、まさかダイエットなどという軟弱な理由でそのような節食を試みない。 もっと切実な問題として、リコには金がなかったのだ。 ) ………あるぇ? もっと軟弱な理由じゃないですかこれって? ( 付け足すと、リンゴを卸すも潰すも素手で行うのは単純に調理器具が買えないからだ。 切実な問題、リコには金がなかったのだ。 ) うぅ…………なに繰り返しやがるですかMy脳……。 ( もともと燃費がいいほうではないリコは、早々と死兆星を見上げ始めていた。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:15:28]
◆リコ > ( 見栄というとあれだが、誇りというか、矜持というか、そういうものなのだろう。 ただ生き延びるのではなく、どう生きるのかという。 死すらも彼らにとっては美しさを求めるものだというのだから、ブシというのはいささか理解を超えるものである。 ) ……………ですが………それはあくまで、他人が言うから意味があるもので、私が自分でいってたらただの負け惜しみですよね、これ……。 ( ぐぎゅるるるー。 くふ。 鳴り止め腹の音! リコは腹筋の割れた腹をさすった。 なにせ、結局今日はリンゴ半分と、もう半分を素手でジュースにしたものしか口にしていない。 ) [Sun 25 Nov 2007 22:05:33]
◆リコ > ( 鍛錬所の片隅で、爽やかに鍛錬している―――のを眺めていたリコの腹が、盛大に空腹を訴えた。 維持でも姿勢は崩さず、背筋を伸ばして座っているが、カタナを携える手は力ない。 ) むう…………ブシは貧しくてものが食べられずとも、満腹を装ってヨージを使うとのこと……ハジのスピリットは、いまの私にはわからないこともないのですよ……。 ( 若干空ろな視線で鍛錬するものたちを―――ああ、いや、もはやただ虚空を眺めるだけであった。 ) [Sun 25 Nov 2007 21:55:21]
お知らせ > リコさんが来ました。 『ぐぎゅるるー。』 [Sun 25 Nov 2007 21:51:07]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『ルジェは戦う事が出来ない状況に舌打ちを残した』 [Sat 24 Nov 2007 00:02:15]
◆ルジェ > (先程持たれていた椅子に片手をついて、なんとか膝を立てようとする。多少ふらつきながらでは、あったのだが・・・)「ヨット・・・。ドウナチャッテルンダ?・・・ルジェノ体」(あちこちが、つぎはぎが出来ている・・・・。そう感じていた。おかしいな?といった風に首を傾げて)「・・・マア、体ガドウナロウガ、ルジェハルジェダシ」(ただ、手元に剣がないのが、おかしい。そう感じていた。・・・何も持たないで、なにをしているんだろう?と、表情は厳しいものとなり)「何故、イツモノ剣ガ手元にない?・・アリエナイジャナイカ、コンナノ。・・・今ナニカアッタラ、拳デ戦エッテイウノ?ルジェニ」(首を振って、そんな無茶なといった表情。剣術は多少長けていたとしても、拳で人を制する事ができるほどルジェ自身に力がないことは判っているといった風な表情になり。血を舐めた口元をローブで面倒臭そうに拭く) [Fri 23 Nov 2007 23:49:07]
◆ルジェ > (体がふらりとよろめく。ルジェ自身の体力が回復しているわけではないのだが・・・。無理がたたっているのか、下に手をついてしまう)「・・・チクショウ。ナマッチャッタノカ?ルジェノ体ハ」(舌打ちするルジェ。その目は苛立ちに満ちていて)「血ガ足リナクナッテイルノカ・・・。道理デヨロメイタリシチャウワケダ」(床と、自身の手を見つめて、そう呟く)(滲んでくる血を見て、多少紅潮してくる頬。流れてくる血を舌で舐めて)「・・・血ヲ欲シテ、ナニガ悪イッテイウンダロ。変ナコトイウ連中ダッタナ、男ノクセニ、コンナモンニビビッテルンジャナイヨ」(舐めた血を、ごくりと飲み込む。) [Fri 23 Nov 2007 23:27:11]
◆ルジェ > 「女ダカラッテ・・・。剣振ルッテ可笑シイ時代デモナイッテノニ・・・。ナンデソンナ目デルジェヲ見ルンダ?・・・ルジェハ、血ニ飢エテル・・カ。ソウカモ、シレナイナ。ヤラナケレバ、ヤラレル、ソレダケノコトダ」(拳を床に何度となくうちつけて、そう呟く。・・・見れば、右手から血が滲み出ていた。)「モウ、ヤラレルバッカリナンテ、イヤダ。ダッタラ、先手打ッテヤル。」(床についた自分の血を見ながら、唇をゆがめて、そう微笑むルジェの姿があった) [Fri 23 Nov 2007 22:36:37]
◆ルジェ > (と、剣先を受けた男性が、ルジェを下ろすように、もう一人の男性に促して。肩を叩いて落ち着かせているようだった。ルジェは、体が自由になり、すとんっと足を床につける)「・・・聞コエナインダケド」(睨みつけた表情のまま、ルジェは二人の様子を伺っていて。ふいに男性が動き、ルジェの手から剣を取り上げて)「痛ッツ・・・・!ナニスルンダッ!!カエセッ」(ルジェは吼えた・・・が、男性は、すでに冷静さを取り戻していたようで、「これは、もともと俺の剣だ。・・・飛ばして悪かったとは思っているが。・・・お前自身、いつもそんなに血を欲していちゃ、いつか寝首かかれるんじゃねえのか?」そうルジェに話した。・・・怒りを露にしたルジェが、なにか答えを返そうとするも、二人はこれ以上巻き込まれるのはごめんだといった風に、鍛錬所を後にしたようで)「・・・チッ。ナンダッテンダ!!」(床に拳を叩きつけて、唸るルジェ。歯軋りをして、その場に、うずくまる) [Fri 23 Nov 2007 21:54:13]
◆ルジェ > (剣を奪われた状態の男性は、ルジェに歩みよって、そのローブごと掴みかかる。ルジェは呻きを上げることなく、ただ、やはり体が浮いているのか、ブーツがつま先立ちになってしまっており)(男性と同じ背の視線になれば、その怒りの表情が、ルジェのすぐ目の前にあって「・・・ふざけて鍛錬つんでんじゃねえんだぞ。・・・からんできた喧嘩なら、買うぞ?」男はそう低い声でルジェに呟く。・・・ルジェはにやりと笑って)「・・・震エテルヨ?手ガ。・・・本気出シテヤルモンジャナイノカ?鍛錬ッテイウノハ」(冷ややかな目で、その視線をぶつけて。・・・柄を握る手に力がこもる。男性の手が震えているのは、怒りを堪えているようであった「・・・女には、剣は振らない。お前にも判ってるだろう?・・・体力さがありすぎる」そう呟く。ルジェはなにを言ってるんだかといった表情で)「女ダカラッテ、ソレガナンノ理由ニナルッテイウンダ?同ジ台詞ヲ吐クツモリカ?戦場デモ。ソンナコトハ、戦ワナイ理由ニナンカ、ナリャシナイヨ」(やるのなら、この手を放してもらおうか、といった風に、ローブを掴んでいる手にルジェ自身の手を重ねて、ぎゅっと力をこめる)「ルジェハ、ヤルノカ、ヤラナイノカ、ソレダケヲ聞イテイルダケダヨ」(男性の眼差しにも怯まず、好戦的な目で、そう呟いて男性をにらみつけた) [Fri 23 Nov 2007 21:35:00]
◆ルジェ > (柄を握りしめて、その男性に剣先を向ける。男性は驚いたようで、「ま、待てって!!」そう叫んだが、ルジェの耳には届かなかった)「ヤアッ!!」(下から打ちつけようと、その男性に剣先を払う。・・・と、先程まで固まってその様子を見ていたもう一人の男性が動いて、その剣先を止める)「・・・・チッ。ナンダ、ヤルノカ?」(上目遣いに睨みつけ、ただ、やはり男性の力には適わないのか、剣先が動かないことに舌打ちを漏らす)(「やる気は、ない。ただ、鍛錬の邪魔してほしくない、それだけだ」男性のルジェを睨みつける眼差しも決して負けてはおらず。・・・ルジェは黙ってその言葉を聞いて、剣を話すと肩に落とし)「ダッタラ、モット真面目ニ取リ組ンダラドウダ?・・・スッポ抜ケル程度デシカ、剣ヲ握レナイナラ鍛錬シタッテ無駄ダロ」(そっけなく、そう答えた) [Fri 23 Nov 2007 21:14:08]
◆ルジェ > (そっと、男二人の元へ歩いていって。ルジェはいまにも振り下ろそうとするその男性の腕を掴んだ。・・・相手の男性は、打ち下ろされるであろうその剣を受け止めようと構えていて・・・驚いた表情で、それを見ている)「生易ヤサシイ、鍛錬シテンジャナイヨ。ソンナコトデ実戦ニ出レルト本気デ思ッテルノ?」(冷ややかな目で、そう男性に話す。男性は、先程ルジェの足元に剣を突き刺したその人だった。・・・さっきのことで怒っているのか、とどうやら受け取ったらしい男性は口を開いて「いや、さっきは悪かった。・・・あの、鍛錬の邪魔なんだけど?」不思議そうに見つめている。ルジェは首を振る)「戦場デモ同ジヨウニ謝ルツモリカ?ソンナ時間ナンテ、ナイ」(腕をひねり上げて、男性は思わぬルジェの行動に呻いて剣を取り離す。床に音を立てて落ちたそれを、拾い上げるルジェ。)「柄ヲハナシタラオシマイ、ダヨ?」(唇を舐めて。ルジェは上目遣いに、獲物を獲たといった風にその男性を睨みつける) [Fri 23 Nov 2007 20:47:41]
◆ルジェ > (片方の男の頬から血が流れている。・・・やり取りの最中に切ってしまったのだろう。それに、目をやって。・・・ずきんっと頭が、痛む)「痛イッ・・・。ヤ、ヤダ・・・」(この頭痛の感触は・・・いつかの、暴走した自分が出てくるんじゃないだろうかと思えば、ルジェは椅子から落ちて、膝を落として頭を両手で塞ぐように、呻く)「イヤダ・・・、出テ・・・コナイデッ!!」(ルジェは涙目になりながら、そう叫んだ) [Fri 23 Nov 2007 20:19:10]
◆ルジェ > (キィーーーーンッ!!と鋼同士がぶつかる音がして、片方の剣がルジェの足元に降ってきた)「キャ、キャアアッ!!」(ルジェは驚いて、足を竦める。はぁ、はぁと息を切らしたその男性は、ぺこりと言葉をかけることなくおじぎをすると、剣を床から抜いて、再び合間見えている)(ルジェは、胸がどきどきと高鳴るのを押さえることができず、胸を押さえている手に力をこめていた)「シ、死ンジャウカト、思ッタ・・・」(背中から冷たい汗が出て。・・・ルジェは椅子に腰かけたまま、口に包帯で巻かれた手を当てて、目をそらすことなくその二人のやりとりを眺めている) [Fri 23 Nov 2007 20:05:37]
◆ルジェ > (ルジェは他の鍛錬の様子を眺めていた。・・・どうして、なにかきっかけで自分がキレてしまうのか、理由が判らなくて。体の額と手のひらの包帯は、まだとれていない。剣の柄を握れるほどには、まだ回復していなかった。剣先同士がぶつかる音がして、ルジェは思わず目を瞑る)「キャッ!・・・カナリ、今日ノハ激シイナ・・・」(その男性二人の剣がぶつかる試合にも似た状態の鍛錬に、ルジェは頬をかいて眺めている。・・・殺気立っているように感じるのは、気のせいだろうか?)「デモ、剣ヲ持ツカラニハ、アレクライノ気合デヤラナキャナラナラナインダヨ、ネ・・・」(ルジェは自分の殺気に殺されそうになる。記憶がないときに、あんなに殺気立っていたのなら、そちらのほうが、ルジェの心に影を落としていた) [Fri 23 Nov 2007 19:58:38]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『椅子に腰かけて、鍛錬の様子を眺めている』 [Fri 23 Nov 2007 19:55:07]
お知らせ > サージェントさんが帰りました。 [Fri 23 Nov 2007 18:08:13]
◆サージェント > (確信は無い。 だが、ベルゼルガに対して行動を起こす「チンピラのような」男といえば、現状は彼以外に浮かび上がってこない。 そしてなんとも厄介なことに――単純な戦闘能力でいえば、相手の方が上だろう。 1対1ならば、という条件付ではあるが)(……後は彼に対してどう動くか。 「ベルゼルガ」の目標は、次は此方になるだろう) [Fri 23 Nov 2007 18:08:10]
◆サージェント > (「ベルゼルガ」が動く意味は、殆ど無くなったと言っても良い。 逆にこれ以上の内偵を進めれば、此方が危うくなってくる。 ひとまず――これ以上、「吸血鬼として」の接触は避けるべきか)……とはいえ、それで手を引き、報酬を要求するのも、些か以上に情けないがな(まあ、良い。 既に依頼人には情報提供をしたし、その直後に発生した事件だ。 ――となれば、残る問題は……)「サリュー」、といったか。 [Fri 23 Nov 2007 18:02:09]
◆サージェント > (端的に言えば、そういう事実である。 VHGや自警団の面々によって現場検証が行われている鍛錬所を、外側から眺めながら――珍しく「軍曹」と呼ばれる男は溜息を吐いた。 状況の急変。良くある事態とはいえ、組織の構成員らしい面々が複数捕縛されるというのは――些か以上に急過ぎる)(公衆の面前で行われた戦闘。目撃者が多かったせいもあり、噂は既に流布している。VHG職員が鍛錬をしているところに少女が近づき、職員によって吸血鬼と看破。戦闘に陥った際、外部から火炎瓶らしきものが投げ込まれ、吸血鬼を捕縛した職員が脱出しようとした際に、その第二の襲撃者が一人のハンターを殴打した。 ――予定された襲撃ではなかった、のだろうな、と用意に予想がつく。手際が悪すぎる)……まあ、それは我々にも言えたわけだが。 さて、となれば――(早晩「狩人殺し」という組織に関しての情報は、VHGが完全に確保するだろう。一連の事件の実行犯が、同一人物だと想定されている以上、組織自体の規模はそう多くない) [Fri 23 Nov 2007 17:57:00]
お知らせ > サージェントさんが来ました。 『……出遅れた』 [Fri 23 Nov 2007 17:51:35]
お知らせ > ミザリーさんが退室されました。 『( 最後の光のダメージで、ミザリーは意識を手放した――。 )』 [Fri 23 Nov 2007 05:56:13]
お知らせ > ジョージさんが帰りました。 『(ジョージが結果を知るのは、きっと翌日、病院のベッドの上で)』 [Fri 23 Nov 2007 05:54:19]
◆ジョージ > は、ぁ……ハァ……ッ!(一人の男がハンター殺しと吸血鬼を追いかけて走っていくのを横目に、ようやくジョージ達はエリーの元へとたどり着く。 頭を打っていれば――下手に動かすのは拙い、が……このまま置いておいても、炎に焼かれるのは明白だ)……なる、べく……動かさないように、して――……(これだけの火事だ。きっと病院から駆けつけている医師がいるだろう。或いは――鍛錬所付の診療所か。 ともかく、息も絶え絶えな二人の同僚を連れて、ハンターが鍛錬所を後にする) [Fri 23 Nov 2007 05:54:01]
お知らせ > アーディンさんが帰りました。 『(―――――悲しいかな、所詮は一般人。追われるのならば結果は―――)』 [Fri 23 Nov 2007 05:51:33]
◆アーディン > ハハッ! いいのかお前達!? 怪我でアイツは動けないぞ! 同僚が炎で苦しんで死ぬよりも、化け物殺しの方が先決か? お前達もとんだ化け物集団だな!! ( そしてまた耳にする痛々しい悲鳴。 彼女に大丈夫かと叫びたい気持ちを抑え、その代わりにハンター達の焦りの気持ちを出来るだけ助長させるような批判を浴びせる。 )( 一手だ。 足りなかったのはあと一手だけ。 リシェ紛いは倒れている。 ジョージは遠く、一人の男は彼を助けに行った。 そしてもう一人は既にミザリーにさされた怪我もあり、意識も朦朧としている―――― )( だがあと“一人”ほぼ無傷のハンターがいるじゃないか。 その彼が追いかけてくるのなら、人一人を抱えての逃走劇は難しいか――― )( さて、この後は全てを判定に委ねよう。 下一桁が偶数ならば結果ミザリーを置き去りにして男は逃走に成功する。 夜半という事もあり、その容貌を詳しく見られることも無かった。 奇数ならば、ミザリーを抱えて逃げようと続けた結果、虚しく二人纏めてハンターに捕らえられる。 ただし0かゾロ目なら、この男は手荷物を落として個人情報をハンター達に晒す代わりに二人とも奇跡的に逃げ出せる――― )( さて――【判定】 ) [Fri 23 Nov 2007 05:49:49]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 なんにせよ、エリエッタ・嘉村はその日目覚める事は無かった。 』 [Fri 23 Nov 2007 05:40:08]
◆エリー > ( 残った狩人たちにも意地がある。 「自己責任でお願いしますね?」 “リシェ”エリエッタはそう言った。 だから死んでしまうかもしれないエリエッタを放り出してでも、全力で最優先事項―――「ミザリーの捕獲」に力を注ぐだろう。 意識を失いつつある「ヘイズ」が吼えるような声で叫んだ。 “吸血鬼を捕まえたぞ――――――ッ!!!!” ) [Fri 23 Nov 2007 05:38:20]
◆ミザリー > ( リシェが横に飛んだ。鬘が剥がれ落ちたせいで、首がもげたように見えた。 ――鬘。 ああ、やっぱりこいつは。 ) ………ぐ、 ぅ。 ( 吹っ飛んだ後の女の顔を見ようと身体を捩じらせるが、殆ど動かせない。でも、アーディンさんの声ははっきり聞こえた。 …助けてくれたんだ、私を。嗚呼――。 ) ッ ( 殆ど動けない身だ。腕を引っ張られつつ、狩人の次に私をエスコートするのはアーディンさん。 はは、人気者ね私は。…なんて、馬鹿みたいな事を考える。 ) …あ、 り…が ―― ぎゃああぁぁッ!! ( ぱッ、と雷光みたいに再び光が放たれた。露になった肌にもう一度灼熱感。悲鳴を上げ、私はがくりと肩を落とした。 ) [Fri 23 Nov 2007 05:33:57]
◆ジョージ > ……ッ! あ――!(――まただ。 また。 また、目前で誰かが殺された? いやまだ生きている? わからない。 強制的に覚醒された視界は、まだ細部の判別がつかないでいる。 自分に付き添っていたハンターは、青年を投げ出すことができない。――このまま炎に巻かれれば此方が死亡するのは確定だからだ。 だけど、此方は――まだ、やれる。)……う、ぉ、あ…………ッ!(掠れた喉から声を絞り出しながら、最後の一本。該当の内側から注射器を取り出し、顕現用の薬物を自分へと打ち込む。――ほんの僅かな時間だけだが――それでも、或いは――エリーと共に行動していたハンターが、二人を捕らえるための隙を作れるかもしれない)……ア、ヴァ、タァアァァァル……ッ!!(消失したばかりのヴィジョンが、再び形を――為せない。 もはや青年の体力に限界が訪れているのだ。 故に――)(アヴァタールは周囲に一瞬だけ、強い光を放った後、すぐに消え去った)【アヴァタール再顕現 5/5 アヴァタール消滅】 [Fri 23 Nov 2007 05:28:09]
◆アーディン > ( 手ごたえのあった一撃。 喰らったのは護衛の男達ではなく“リシェ”の方だったか。 )( やはりこの女はリシェじゃ―――無い。 いや、そんな事を改めて確認している暇は無い。 彼女の姿をしっかりと目に焼き付けておきたいが、それよりも今は別の事が何よりも先決。 このクソッたれな狩人を殺す事―――ではなくて。 ) ――――シーン! 此処はもういい! 引き上げだ、例の場所までとっととずらかるぞ!! ( ―――深夜というのがせめてもの救いだが、顔を隠すものなんて今日は持っていないのが痛い。 顔を見られただろうか。 取り敢えずハッタリの存在しない人の名前を呼びながら、振りぬいた角材を護衛の男にそのまま投げ付けて、ミザリーの腕を強引に引ったくって彼女と共に逃げようとするが―――それを護衛の男は許してくれるだろうか。 ) [Fri 23 Nov 2007 05:22:23]
◆エリー > ( 幾らかの満足感と疲労感、この仕事が終わったら少しだけ休暇を貰おうかなんて考えが頭を巡った時―――――ガンッ、と頭蓋に硬いものが当たる音がした。 視界がブレて大きく右に転倒し、状況が理解できないまま足首に鈍痛―――むしろ頭の方はさほど痛みを感じないくらいだ。 左耳がなにかささくれ立った硬い物で擦られたらしく、ヒリヒリと熱い。 頬に流れてくる液体が汗なのか血なのか判断できない。 血の匂いがするけど、これ、鼻血だろうか。 ちょっと分からない。 喧騒ばかりが耳に入って、やがて力が抜けた。 ) ( “リシェ”は勢い良く横に吹っ飛び、その拍子に長い髪―――鬘のようなものが剥がれ落ちた。 耳の辺りと鼻から血を出してびくんびくんと痙攣している女は、“リシェ”とは別人だった。 ) [Fri 23 Nov 2007 05:12:26]
◆“リシェ” > ( 秒数判定。 発言秒数下の桁が1〜4なら“リシェ”に、5〜9なら他のハンターに、0ならなだれ込む無関係な一般人に命中する。 さらにさらにゾロ目ならクリティカルヒット、00ならば運悪くミザリーを直撃する。 ) ( 判定 ) [Fri 23 Nov 2007 05:05:42]
◆ミザリー > ( 私はこれからどうなるのだろう。アレッサンドラの前に連れていかれるのだろうか。あいつに拷問されて―― 何もかも喋らされた後に殺されるんだろうか。 ) ………。 ( 嗚呼…これまでだなんて。もっともっと沢山狩人を狩りたかったのに、これまでなんて。 ) ( 扉の開く音がして、冷たい外気が触れた。けれど熱で焼けてしまった肌には、その冷たさなんて判らない。ただ…僅かにずれた上着から瞳をのぞかせ、私は見た。 ……彼の姿を。 ) [Fri 23 Nov 2007 05:00:35]
◆ジョージ > (注射器の中身は強心剤。 朦朧とした意識、停滞しつつある血流を強制的に覚醒へと導くための薬物であり――)が、ぁ……は、ぁ……ハァ……は、ぁ……ッ!(――急激に全身に送り込まれた血液の衝撃は、単にアヴァタールを顕現するよりも強い。 大きく息を吸い込み、呼吸を整えようとしながら、なんとか男に支えられて歩く男にも、前方の状況を把握することはできない。)【アヴァタール顕現4/5 アヴァタール消滅】 [Fri 23 Nov 2007 04:54:50]
◆アーディン > ( ――――ッ!! ドアが開いた。 その瞬間アーディンは心の中で叫び声を挙げると、角材を力の限り横薙ぎに振るって扉を開いた誰かに叩きつけようとする。 ) ( その中で引きずられている布を被せられた誰か。 間違ってもそれには当たらないように。 だがしかし、振るっている物が物であるために、自分にはそれ以上の調整は出来ない。 この振るった角材が誰に当たるかは最早運任せである。 ) [Fri 23 Nov 2007 04:49:34]
◆“リシェ” > ( こんなのは吸血鬼事件のちっぽけな1つに過ぎない。 さっさと片付けてしまわなければ。 汗だくになって朦朧としたまま扉を肩で押して開く。 そうだ、今日も帰ったらやる事が沢山ある。 事後報告もそうだし、この娘の厳重な監禁…は誰かに任せて良いか。 そう、この鍛錬所の火災は吸血鬼の仕業として広めよう。 連中は害悪であるというイメージを固める為に。 いや、そんな事よりも真っ先に淫売窟のこの娘の部屋に踏み込むように要請しなければ。 犯罪者吸血鬼確定した娘だ、令状を持って宿にも協力して貰う。 ) ( 其処まで考えて少しだけ肩の力が抜けた。 悪い事ばかりじゃない、収穫は大きいじゃないか。 それを口にしようとした時、重く軋む扉が開いて外の寒気が入り込み――――。 ) [Fri 23 Nov 2007 04:43:41]
◆ミザリー > ………。 ( ミザリーはやがて静かになった。さっきまで騒いでいたのが嘘みたいに。 上着を被せられた事によって火は少し衰えたが、一度付いた火は中々消えない。まだ燻っている。肉が焼ける強い臭いを放ち、上着で覆えなかった部分からは赤黒い肉が顔を覗かせていた。 ) …… お に ぃ ちゃ ……。 ( …小さく呟く言葉。どうやら、まだ生きているらしい。――リシェの思うとおり、命なんてありはしないのだが。とりあえずはまだ吸血鬼としての活動を続けられる。 狩人の手によって火の手が回る場所から外へと連れ出されようとしている。ミザリーは薄れ掛けつつある意識の中、それに抵抗する事も無く。ただ、視界が上着で覆われて何も見えない。一体何がどうなっているのか…。 ) [Fri 23 Nov 2007 04:33:37]
◆ジョージ > (なお、上着を被せられたミザリーには光は届かない。――アヴァタールは健在だが、ひとまず日光によっての滅びは避けられるだろう) [Fri 23 Nov 2007 04:28:19]
◆ジョージ > (「おい、ジョージ! 聞こえたか!?」)………ぁ……な……?(「あれを消せ! 殺すのは拙い!」)(エリエッタの声は、炎の音や、吸血鬼の悲鳴、そして何より青年の朦朧とした意識のせいで、彼の耳には届かない。だが――幸いにも彼女が差し向けてくれた同僚の耳には届き、それを叫ぶ。 それが頷きだったのか、或いはただ力なく頭が揺れただけなのか、辛うじて右腕がコートの内側へと潜り込む。――注射器。そうだ、これを打たねば――)(しかし、歩みは遅々として進まない。 “リシェ”達に追いつくまでにはまだ時間がかかるし、そして何より周囲には燃え盛る炎がある。 アヴァタールを消すのには、あとしばらくかかりそうだが――果たして、どうなるのだろうか)(おぼつかない手で注射器を握り締める。 これを打ち込むのは、次のターンになるだろう)【アヴァタール顕現3/5】 [Fri 23 Nov 2007 04:27:44]
◆アーディン > ( 多分 無理だ。 私には彼女を助けられない。 彼女を連れ出そうとしているハンターは、たった一人の私とは違ってしっかり複数で行動している。 元々一対一でも戦闘訓練をしている相手に勝つことなんて出来ない。 それが多対一の状況なら? そこで確率はまた大きく目減りする。 )( 元々ハンターハントの方針としては、自分の失敗は自分で償うのが定められたルール。 規模の小さい組織故に、失敗をした他人のフォローに回る余裕なんて無い。 だから今回の件だって、もうこれ以上動くのは自分のクビを絞めるだけの事になってしまう。 )( 見つける事が出来た武器は一抱えもありそうな大きさの角材。 威力は推して知るべしだが、その分自分のような普通の人間には扱い辛い代物。 これで本当にいけるのか? )( そして息を切らしたアーディンはようやくドアの前に到着する。 何かの準備をしている暇は―――もう無いだろう。 後はもう運を天に任せるしかない。 ああクソったれな神様。 貴方に敵対する立場なのに、こうして心の中で祈らなきゃいけないなんて酷く滑稽だ。 )( 構える。 待つ。 扉が開くのを。 ) [Fri 23 Nov 2007 04:16:03]
◆“リシェ” > ( とんだ大事になった。 いつか仕掛けてくるかもしれないとは思っていたが、こんな無茶苦茶―――放火したのは窓を割った誰かか。 何人居るかも分からないし、今探している余裕も無い。 言い返す余裕も無くなったミザリーを引き摺るのに加わるので手一杯だ。 呼吸も苦しいし視界も悪い、状況判断できたのは一番近い出口の場所と、他のハンター達が各々健在だということ、ミザリーが焼け過ぎて絶命しかねないということ。 いや、命なんてありはしないだろうが。 ) コイツに喋らせないと…! 1匹始末しただけで尻尾が切れてしまったらッ…!! ( 今一番有力な情報はこの吸血鬼なのだ。 何でも良い、火を消して光から遠ざける事だ。 上着を脱いで被せるようにした辺りで、出口に差し掛かる―――。 ) [Fri 23 Nov 2007 04:06:41]
◆ミザリー > あああああああアァァァァ熱熱熱熱熱熱熱熱熱 ( 体が火に包まれ、凄まじい熱に悶え苦しむ。この能力―― エルディアと戦った男もどうやら来ていたらしい。いや、今はもうそんな事を冷静に考える余裕は無い。ただ熱い、熱い、熱い。どうしよう、凄く熱い。男に突き立てたナイフから手を離し、地面に倒れる。じたばたと無様に地面の上で暴れるヴァンパイアを、ハンター達が連れ出そうとする。 ) たすけて!!! ( 焼かれながら、私は溜まらず誰かに向けて叫んだ。アーディンさんに向けたものだったのかもしれない。エルディアに向けたものだったのかもしれない。或いは、狩人に許しを請う為のものだったのかもしれない。 ) たすけて! たすけて!! ( 引きずり出そうとするのならば、ミザリーはそれに対して無力。火を消そうと必死に身体を捩ってはいるが、強引にでも引っ張れば容易く連れ出せるだろう。 ) [Fri 23 Nov 2007 03:58:43]
◆ジョージ > 【アヴァタール顕現 2/5】 [Fri 23 Nov 2007 03:47:00]
◆ジョージ > (――効果がどれほどだったのかは青年にはわからない。 第一、炎に巻かれていては、状況も見えないからだ。 だが――少なくとも“リジェ”……いや、エリエッタ・嘉村の悲鳴は聞こえてこなかった。 ならば、それで十分。 アヴァタールは相変わらず光を放っているが、これで対象の少女が少しでも大人しくなれば行幸だ。 第一目標は捕獲だが、最悪の場合は殺して――いや、灰になるまで焼き尽くしてしまっても――)……っ、あ……?(「ほら早くしろ、逃げるぞ!」)(ぐい、と力強い腕で引き起こされ、支えられる。朦朧とした視界では判別つかないが、声で同僚の一人だと気付いた。 名前、名前は――ダメだ、出てこない)(現状はわからないが、出口の方向はわかる。 男に肩を借りてフラフラと歩き出しながら、それに伴ってアヴァタールも移動していく。 とはいえ所詮は光。何かでミザリーをさえぎれば、太陽光による焼死は免れるだろう) [Fri 23 Nov 2007 03:46:47]
◆アーディン > クソゥ! 貴様逃げるな!! ( 放火は成功。 そしてあくまでも演技だが、でっち上げの犯人に罪を被せる。 深夜という時間帯が幸いして、誰にも投げ込んだ現場を目撃はされなかった。 そして現状を確認しようと鍛錬所の中に視線を戻した時――― 逃げてという声と その次の時には視界が眩しくなった。 )( それに焼かれるように火の付いた彼女を見た時―――― また 音を立てて何かが壊れるような気がした。 )( もしかしたら私―――灰になった彼女とあの子を、少しだけ投影していたのかもしれないの…かな? ) ( そしてまた、こういう悲しい時にばかり頭が無駄に冷静になる。 先ほどまで動いていた人数から、今ミザリーを連れ去ろうとしている人数は“リシェ”と先ほどまで人質になっていた男、そしてほぼ無傷の護衛の男が一人の計三人で行動するようだ。 もう一人は先ほどの妙な光が起こった方面の場所へと駆け出していった。 )( 火に巻かれる前に相手が向かう先は、今居る場所から外へと出れる最短の出口への筈。 ならば其処に先回りできる――――筈だ! 多分! きっと! 恐らく!! 勿論相手が外に出る出口と近すぎたらこの考えは一瞬でご破算に終わる。 )( 先回りしようと全速で駆け出しながら、『何か』無いかと周囲に注意深く視線を送る。 無手では無理。 せめて鈍器になるような物でもあればいいのだが―――― )( 秒数判定。 下一桁が1〜3なら角材 4〜6なら中身が詰まった丈夫なゴミ箱 7〜9なら拳大程の石 0なら何も見つからない。 【判定】 ) [Fri 23 Nov 2007 03:38:52]
◆“リシェ” > 今更いい格好して――何人殺したと思ってるんですか貴女。 死者が生者の足を引っ張るなんていうのはあっちゃいけない事だッ!! ( 「ヘイズ」の肩甲骨から幾らか下に二度目のナイフが刺さった。 彼は彼で力任せばかりで頭を使うって事を知らなさ過ぎる。 運が良ければ生き残って学んでもらわないと。 3人のハンターに絡め獲られたミザリーに近付き、左手の中に隠していた「大蒜」を口の中に押し込まんと顎を捕まえにかかる! ) ッう――――ジョージ!? 否、放火…!? 殺したら手掛かりが残らないッ…離れますよ!! ( 「ミザリー」を消滅させずにギルドに連行する事が第一目的だ。 皆で引き摺ってでも連れ出せば良いが―――例の能力を彼が、ジョージが使っているのだとしたら不味い。 炎が燃え広がる中で逃げられるのか? ) 行って下さい…! 3人でなんとか出来ますッ。 ( 「尾行者」の男ハンターの方をジョージの方に向かわせる。 この連中が出てくる度に一人、また一人、毎回のように死なれてたまるものか。 ) ( “リシェ”は自覚する以上に疲れている。 鍛錬の直後でもあったし、切迫した状況に焙るような熱に巻かれて幾らか余裕が無くなっていた。 ミザリーを引き摺って連れ出す事以外、考えられない。 ) [Fri 23 Nov 2007 03:12:44]
◆ミザリー > くッ!! は、離せーッ!!この…ッ!! ( 左腕の義手を掴む男の手。リシェが叫び、恐らく背後の二人が動いただろう。 私は男の肩に突き立てたナイフを抜き、再び男の首目掛けナイフを突き刺そうと!こうなったら、一人でも多く道連れにしてやるッ!! ――しかし、取り押さえられる前にそれは間に合うだろうか? …どの道もう駄目かもしれない。今の私ではこの人質の男に危害を加えるのが精一杯。残念ながら―― ) 逃げて!! ( それはアーディンに対するもの。炎を投げ込んだのはきっと彼だろう。私は何とか頑張ってみるから、きっと大丈夫だから。 ) 狩人――ッ!! 貴様らさえ居なければ、私… え? ( ヘイズともみ合いになりながら、リシェに敵意の眼を向けた瞬間。ぱッ、と太陽光が降り注ぎ、ミザリーの身体に火が付いた。 ) [Fri 23 Nov 2007 02:57:24]
◆ジョージ > ……――ッ!(放火? 聞こえてきた叫びに視線を向ければ、外から誰かが何かを放り込んでいるのが見えた。 燃え上がる炎に舌打ちを一つ。 まずい。時間がない。――いや、違う。時間はいつだって連中の……“吸血鬼”の味方なのだ。 躊躇する必要は――あるまい。 無いのだ。 思考することはあっても。 )(青年は、目前でリジェ――同胞を殺された一人である。恨みや食欲ですらない『ビジネス』の一つとして、だ。 そんな奴らは、化け物と呼ぶにすら値しないと、彼は改めて認識した。)(復讐心とは無縁であり、使命感でのみ戦ってきていたが――――今回ばかりは、そうも言ってられない)…………ア、(針を突き刺し、薬液を押し込む)……アヴァタール……ッ!(そして傍らに顕現する強力なヴィジョン。 太陽光を振りまくそれは、吸血鬼の天敵であると知れる)(――“リジェ”を二回も死なせるつもりは毛頭無いのだ)【アヴァタール顕現 1/5】 [Fri 23 Nov 2007 02:41:44]
◆音 > ( 自棄で動く事なんて愚行は出来ない。 自分がこの場で出て行っても取り押さえられる人数が一人増えるだけ。 それも大した手間もなく、だ。 ―――つくづくこういう状況で彼女が居れば―――そう思う。 )( 使えない手を悔やむ暇すら与えられないか。 交渉なんて余地の割り込む隙の無い狩人達の行動も早い。 ハンカチに酒が充分に染み渡った事を確認すると、ランタンの灯りを火種に使い、完成した即席の火炎瓶と、少しでも炎の勢いが増せばという願いを込めてランタンも一緒に纏めて部屋の中に投げ付ける。 ) 放火だー!誰かが鍛錬所の中に火を投げ込みやがったぞー!! ( 深夜の鍛錬所。 果たして他の利用客はいるだろうか? だとしたらそれを巻き込む形になるが、そんなことを気遣ってる余裕なんて者は欠片も無し。 投げ込んだ本人の癖に、まるで素知らぬ顔で悲鳴を挙げる男。 )( 奇しくも『あの時』は失敗した手。 果たして今度は成功するか――――? ) [Fri 23 Nov 2007 02:33:37]
◆“リシェ” > ( 時間はかけられない。 窓を割った誰かが敵ならミザリーを逃がすまでそれで終わるわけがないし、気の短そうな娘が何をしでかすかも分からない。 最善の手は―――「彼」を使う事だが、正直あまり何度も使わせたくは無い能力だ。 背に腹は変えられないが―――。 ) ヘイズッ、行ける!! ( さん付けも省いて叫んだ。 一撃我慢できれば良いのだ、脱出の機会を耽々と狙っていた男は此方が叫ぶまでもなく動いた。 一撃目で致命傷でなければどうにでもなる。 彼なりに何を考えたか、おもむろにミザリーの「左腕」を思い切り引っ張ろうと手を伸ばす―――!! 見て判断している暇は無い。 ) 取り押さえてッ!! ( 刺さったナイフを引き抜いて2撃目が来る前に、と背後の2人に叫べば、徒手のまま躍り掛かる2人。 多勢に無勢といえば聞こえは悪いが、随分と前から「ミザリー」は隙を見せ過ぎていた。 尾行2人に気づかなかった事。 逃げる足も無くのこのこと出てきて囲まれてしまった事。 ―――「カーン」に迂闊な喧嘩を売ってしまったこと。 ) お笑いッ!! 死んで楽になるのはアレッサンドラの前で洗い浚い口を割った後に決まってるだろうッ!!! ( 一歩、二歩、“リシェ”が前に出た。 ) [Fri 23 Nov 2007 02:23:22]
◆ミザリー > ( 石を投げたのは誰だろう?エルディアならばもう出てきている筈だけど―― アーディンさんかな。 ああ、せめて彼だけは何とかしてあげたいけど。 ) …私たちに”後”なんて無いんだ。最初ッからね。 ( 傷の痛みと焦燥と恐れで、気分がハイになってる。 ああ、こいつはヘイズというのか。運の無い男だ。そしてリシェは人質をとっても相手はうろたえる様子すら見せない。後ろを振り返る事が出来ないのでどれぐらいの距離に相手が居るかは判らない。だが、とりあえずは立ち止まっているようだ。そして私は今、男をリシェの方に向けたまま奴と向かい合っている。 兎に角、襲われるのも鐘を鳴らされるのも良くないのだ。 ) ………。 ( 何の前触れも無くヘイズという名の男の肩にナイフの切っ先を埋めようとする。 ) 詰みかどうかはまだ判らないよ? …私、我慢比べは好きじゃないんだ。全員武器を捨てて、私が逃げられるようにして。それが駄目なら私はこいつを殺して、貴女を殺して、私も死ぬ。 尊い犠牲だと思うのならそうしたらいい。私は別にそれでも構わない。 ( どうせいつかは私も死ぬんだ。 ) [Fri 23 Nov 2007 02:10:20]
◆視線 > (そして、もう一人。 衆人環視の中で起こった戦闘である。――興味深げに、或いは逃げる支度をしながら、此方を伺っている人々の中に、椅子に座って休憩中らしい青年の姿もあった)(首や額、見える箇所に包帯を巻き、時折苦しげに息を吐きながら鎮痛剤を放り込む仕草は、或いはリハビリにきた怪我人のように見えるかもしれない、が――これでもれっきとした“リシェ”の護衛の一人である)(未だに負傷中であるけれども、最前線に出ない限り、問題なく能力は扱える。 コートの内に潜ませた注射器を握りながら、情勢を伺う。――能力行使が必要ならば、何らかの合図があるはずだが) [Fri 23 Nov 2007 02:06:13]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 [Fri 23 Nov 2007 01:58:29]
◆音 > ( さて、こうなると非常に拙い。 すぐに逃げる手に走らなかったのは傷が祟っていたからか。 だがしかし、自分がこの場で無鉄砲に「Heyミザリー!どうやら何かデンジャーにピンチみたいじゃないか!助けに来たぜ!!」なんて演劇の世界みたく颯爽と登場しても、次の場面ではもうボロボロになって倒れていそうだ。 というかそもそも悪者はこっちだ。 )( ――――此方に誰かが来る気配は無い…ような気がする。 それをするような指示も今のところは飛んでいない。 )( 漁っている鞄の中から発掘されたのは、アルコール度数の高い酒が一瓶。 ――――使えるか? いや、迷っている時間すら惜しいように思える状況。 )( その瓶のキャップを開けて、懐に入っていたハンカチを差し込んだ。 瓶を逆さまにすると布に酒がじわじわと染み込んで来る。 ) [Fri 23 Nov 2007 01:54:11]
◆“リシェ” > ――――っ…なんですかッ。 ( 派手な破裂音と共に硝子が割れた。 こう暗く、注意が皆ミザリー(仮)に向いていたのでは何が起きたのか誰も確認できなかったようだ。 ミザリーが何かした? いや、当人も驚いている。 では第三者か? この人数でそっちに頭数を割くのは痛いが――――。 ) ……ヘイズさん、自己責任でお願いしますね? ( 数秒の沈黙後、“リシェ”は「全くなにやってんですか」という顔で屈んだ男に笑いかけた。 ) 面倒臭い抵抗すると後で厳しいですよ? ミザリー、貴女、4人全員が何もしないか確認し続けられますか? 私を見てると後ろから来ますよ。 後ろを見てると彼が動くかも。 鐘を鳴らしたら、もっと沢山来るかも。 ( 後方の2人はミザリーの右後ろと左後ろ5m程度の距離で止まっている。 ヘイズと呼ばれた男はナイフを突きつけられたまま動かないが、苦笑じみた笑いを浮かべた。 “リシェ”は好き勝手に続ける。 ) 詰み、じゃないです? 出てきた貴女が悪い。 [Fri 23 Nov 2007 01:42:15]
◆ミザリー > ( NOだけじゃ納得しないくせに…ッ!と言い返してやりたかったが、もうそんな余裕は無い。走って逃げるのはこの怪我じゃ無理だ、手段は一つ。 ) !? ( 突然窓ガラスが割れる音。足元に石が転がる。 …誰が割ったのか、すぐには判らないが。兎に角それとほぼ同時に懐からナイフを取り出し、股間を蹴られて呻いた男の首筋に刃を当てようと伸ばす。 ) 動くなーッ!それ以上近づくとこいつを殺すッッ! ( 果たして、男を人質に取るのは成功するだろうか。相手はこの男と、リシェと―― あと、二人か。計四人! リシェは片手に何かを握りこんで隠している。何だ、聖水か?判らない。兎に角警戒しないと。 ) [Fri 23 Nov 2007 01:27:15]
◆音 > ( リシェもどきに尾行をしていたまではよかった。 それとミザリーが接触したのもまだ悪くない。 けれどVHの強引という言葉が大好きなやり方までは非常に困る事になった。 )( バリーンとガシャーンという音が二度ほど立て続けに鳴らされる。 その正体は布に包まれた拳大程の石ころ。 音を立てて鍛錬所の窓ガラスを突き破ったソレは、二人の居る辺りの方向に転がっていくだろう。 ) ( ――――目的は確定吸血鬼だと断じられた少女から少しでも注意を逸らす事。 鍛錬所の外から窓へ向かってそれを投げた中年の男は、何か他に気を引くものでもなかったかと鞄を漁っている。 ) [Fri 23 Nov 2007 01:21:51]
お知らせ > 音さんが来ました。 『(それはガラスを突き破る音)』 [Fri 23 Nov 2007 01:11:10]
◆“リシェ” > ッはは、否定し続けていればまだ言い逃れは出来たのを――――( 4回目だの怪我だの、何もかも鎌賭けだ。 その上で「ギルドへ同行」と聞いて「何処ギルドか」も問わないのだから言い逃れのし様も無い。 ) 捉まえて下さいッ!! 確定「クロ」です!!! ( 「うッ」と低く呻いて男が怯んだ。 油断するからだ。 二方向から近付いてきていた男女2人が銀のダガーを抜いて油断無く距離を詰める。 “リシェ”も同様に練習用のフルーレを捨ててポケットを探る。 右手には銀のダガー、左手は―――何か小さなものを握りこんで、見せない。 武装面で弱点を突く圧倒的なアドバンテージは吸血鬼退治の専門家の特権だ。 「吸血鬼を狩る為の専門組織」が吸血鬼に有利なのは当たり前のこと。 そうでなければ自警団に任せれば良い。 ) [Fri 23 Nov 2007 01:09:49]
◆ミザリー > …。 ( 信じられない。いや、本当に―― 信じられない。ミザリーの口が”O”の形にぽかんと開いて、ちょっとの間固まってしまった。 驚くべき点は、たった一つだ。疑いを持つのは良い、こんな腕だし背格好も似てるし、それは判る。しかしこの―― 何というか―― とりあえず捕まえてから、みたいなやり方に。私は心の底から驚いたが、VHGらしいと言えば確かにそうだった。白か黒かは捕まえてから確認すれば良い、なんとも合理的な考え方だ。 ミザリーの”O”の口が笑顔に変わる。思わず噴出す。 ) …ちょっとびっくりしちゃった。そういうの、アレッサンドラしかやらないと思ってたんだけど。 ( さて、こんな傷だが果たしてどうだろう。走って逃げるのは辛いだろうな。 …参ったよ、と言った風に片手で降参のポーズを取り… ながら、間に立つ男の股間目掛け、思いっきり下から蹴り上げるッ!! ) [Fri 23 Nov 2007 00:58:27]
◆“リシェ” > お怪我の方、もう良いんですか? ――――あんまり無理なさらない方が良いと思いますけど…ああ、もう全快してたりして。 ( 女は答えない。 当たり前の事なにすっとぼけてるんですか? という顔だ。 4回が4回とも全部お前だろう、と。 必要以上に近付く前に、ハンターの男が前に出る。 武器らしきものはまだ手に持って居ない。 ) まぁ、正直――――今貴女を拘束しない理由って、無いんですよね。 濡れ衣だったらギルドからも私からも誠心誠意謝罪します。 ご同行願えます? ( 手前の男が大きく手を振って合図すると、2人、何処にでも居そうな一般人の姿をした男女が遠くから近付いてくる。 男も一歩一歩、踏み出す。 組織力とはこういう風に使うものだ。 ) [Fri 23 Nov 2007 00:44:28]
◆ミザリー > こんばんは。 ( 努めて緩やかに笑みを浮かべる。とはいっても、その笑い方はどんなに努力しても緩やかにはならないのだが。 ) この前、酒場に居た方ですよね。 ――でも、それより前にお会いしたこと、ありましたっけ? ( これが本物のリシェだとしたら確かに4度だ。4度会っている。会っているが、その内2回は私は覆面で顔を隠していた。3回目は酒場で、4回目がこれ。 すっ呆けたが、まさか相手には私が犯人であるという確証があるのか、或いはただの鎌かけか。 駆け寄ってくる一人の男にちらりと視線を送り、すぐにリシェの方に視線を戻す。 …嫌味な話し方をする女だ。内心苛立っているだけに凄く癇に障る。 ) ………。 ( あれ、待てよ。 ……何だかこの人どこかで見た事があるような気がする。いや、リシェとはまた別の。どこかで引っかかる。 ) [Fri 23 Nov 2007 00:34:16]
◆“リシェ” > ( 「剣士役の舞台俳優」の演技を見てどの程度本物の剣士の技と区別が出来るか、というのが判断基準だろう。 素人には分からないだろうし、プロの騎士や傭兵には分かる何かがある筈。 骨子の部分にエリエッタ・嘉村という人間が確かに存在するのがこの演者の制約だ。 ) ――――え? …あら。 ( 不意に一人の男が駆け寄ってくる。 この状況、無力な囮である“リシェ”の近くにハンターが潜んで居ないわけがない。 近付いてくる人影は一目で不審と分かる覚束無い歩き方をしていた。 彼女、尾行者を含めて既に数人に囲まれている状況に気付いてないのだろうか? (※“リシェ”+ボディガード(☆2)+尾行者(☆2)×2) ) こんばんは、御久し振りじゃないですか。 これで4度目ですか? ええっと――――自己紹介、しましたっけ? 知っているとは思うけれど。 ( 何度か同席した知り合い、でも見つけたような言葉と、どちらかと言えば嘲笑うような声色。 挑発的で、嫌味な敬語だ。 内心急な来訪にどうしたものかと周囲を警戒してはいるが。 …このシチュエーション、捕獲のチャンスか? どうも彼女のこれまでの行動(ミザリーである、という前提で)は迂闊で浅はかな気がする。 罠ではないと思うが―――。 ) [Fri 23 Nov 2007 00:19:32]
◆ミザリー > ( 剣の振るい方でどうだ?あの夜、私を斬りつけた動きと似ているか? …駄目だ、わかりっこない。そもそも私はそういうのに疎いんだ。しかし、こうして見る限りでは、”様”になっているように見える。突きが鋭く見える。進退の動きが素早く見える。非常に戦いなれているように見える。 ) ………。 ( 真正面から戦いを挑んだら、やっぱり負けるだろうか。こういう場所にはあまり足を運ばないが、当たり所が悪くて命を落としたり再起不能になってしまうことぐらい…。 いやいや、それでも責任は問われるだろう。そもそも左腕がこんな状態の小娘がどうして手合わせを願うのだ。いや、そもそも私みたいなのが居る事自体少し浮いているのでは。軽く汗を流しに来る一般人の人も居るから、目立ちまくりだとは思いたくないが。 ) ………良し。 ( ここからでは良く判らない。近づいてみよう――。 尾行に気付かないまま柱から出て、ゆっくりと貴女に歩み寄る。 ) [Fri 23 Nov 2007 00:04:36]
◆“リシェ” > ( 付け焼刃で前線にしゃしゃり出るつもりはないけれど、いつ何処で襲われるかも知れない。 素人でも刃物1つ持っていれば人を殺せるのだし、無いよりはマシだろう。 本物のリシェのようにパプテス呪術のようなものが使えればもっと良かったのだが、生憎私には剣の素養も無ければ魔術の素養も無い。 格好だけ真似るのなら剣のほうが幾らかマシだろう。 ) ――――ふッ!! ( もう少しだけ続けよう。 付け焼刃の実戦能力は兎も角、それらしい立ち振る舞いが出来るようにしておかないと。 ) ( “リシェ”は視線に気付かない。 時折休んでは基本的な型を繰り返し、調子が悪そうに首の辺りを揉み解す。 暴虐の酒場で尾行をしてもらった少女―――ミザリーのその後の報告は、淫売窟のとある宿に生活拠点を持つ人物であるという所まで。 尾行は可能な限り続いていると思われる。 普段何をしている人物なのか、どんな人物と接触し、どんな関係を持っているのか、「ミザリー」ではないのか、そんな事をつぶさに観察されているだろう。 ) [Thu 22 Nov 2007 23:56:54]
◆視線 > ( 鍛錬所の一角、柱の陰。そのフルーレを振るう姿を凝視する視線があった。荒い呼吸と血走った眼、時折唾を飲み込んでは乾いた喉を潤す。 ) リシェ…。リシェ…。くそ、アイツ……どうして…。 ( ぶつぶつぶつぶつ。痛みを和らげる為に使っている鎮痛剤が切れかけ、左腕と背中の傷がずきんずきんと悲鳴を上げる。そのせいで意識ははっきりしているが、苦痛と恨みが重なって辛かった。 しかし、まだそこから立ち去ろうとはしない。じっとリシェの観察を続ける。 …そんな自分の様子を、VHGが監視しているかもしれない事には気付かないまま。 ) [Thu 22 Nov 2007 23:48:22]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『はぁ はぁ はぁ はぁ』 [Thu 22 Nov 2007 23:42:23]
◆“リシェ” > Degagez attaquez,Attaque au fer battez(! ( 軽い細剣は気持ちが良いくらい撓って良い音を立てるが、本来のスピードはこんなものじゃあない。 私の体力ではこれが限界だし、振るう機会など想定したくもないけれど。 当面私が“リシェ”である以上、必要になる場面も想定しておかなければならない。 まぁ、日頃の運動不足もあるし、丁度良い運動と考えるべきか。 ) [Thu 22 Nov 2007 23:41:45]
◆“リシェ” > ……Allongez le bras Coup droit (…!! ( ふぁん、と撓る音を立ててフルーレが閃いた。 軽い、これならショートソードより長時間の保持も出来る。 ) Engagez, la parade( Ripostez, Remise, Une-deux(!! ( 教本で勉強したとおりの形と、イメージする剣士の動作。 身近な細剣使いで記憶にあるのはアレッサンドラ・クレメンテ。 彼女の動きを辿りながら一つ一つのどうさを「それらしく」書き換えていく。 本当に上達できればそれに越した事はないが、形だけで良い。 ハッタリで勝てる勝負というのもある。 嘘も極めてしまえば。 ) [Thu 22 Nov 2007 23:32:41]
お知らせ > “リシェ”さんが来ました。 『 En garde(構え) 』 [Thu 22 Nov 2007 23:19:06]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( 財布が、うすっぺらに。 )』 [Thu 22 Nov 2007 20:58:23]
お知らせ > シェフィールドさんが退室されました。 『…ああっ!遅くなっちゃった…皆が心配しちゃう!(颯爽と鍛錬所を飛び出していきます…)』 [Thu 22 Nov 2007 20:57:48]
◆リコ > …………なんだかそれは、質問というより尋問みたいですね。 ( 犯罪者に対する。 まあ、冗談だろうし、本気で悩むわけではないが。 いじめっ子といえば、確かにそうなのだ。 後輩や愛しの人に、腹黒く。 ) ううっ…………なんともきらきらしているのですよ……っ………それではシェフィ、またです。 私はリカルド、リコとでも呼んでくださいです。 何か困ったり不満があったらいつでも……と、またお節介ですね。 ( 我ながら気持ち悪い。 苦笑いしながら、リコは残骸を抱き上げる。 最近の子は、感情がくるくるとしていて元気なのです、とか年よりめいたことを考えながら、それでは、と。 残骸を持っていって弁償してくるのである。 ) [Thu 22 Nov 2007 20:52:35]
◆シェフィールド > 今度良かったら、「いじめっ子」の気持ちを教えて下さい。…研究レポートにしますので…(自分で言った事に首を傾げるその人に「ぷっ」と噴出してしまう…今では「いじめっ子」と言う枠組みでは無さそうで…)そうですよ〜!毎日の勉強が、もう楽しくて…友達と色々お話したり…たまに皆で行く「べたべた」でのお話とか…とっ!話してたら時間がなくなっちゃいますよ〜(自分で話を中断しながらも楽しそうに話す姿を見て其れを判断する事は容易じゃないかな?と考える…)…わー!ありがとうございます!…少ないおこずかいでは修理には心許なかったので…凄く助かります〜!(屈託の無い笑顔で感謝を現します。…裏でその人が苦労しそうな事は知る由もなく…)もう大丈夫ですよ!切り替えの早さも、私の良い所です!…ああっ、私の名前は「シェフィールド」皆からは「シェフィ」って呼ばれています。またお会いしましょうね!(さっきまでの冷静な視線は何処に…そんな事を思わせるぐらいの笑顔でその人に「名前」をあかして、鞄を手に取ります…) [Thu 22 Nov 2007 20:47:12]
◆リコ > はい。 まあ、いじめっ子というほどたくさんしたわけでもないので、苛められていなかった側、というのかもしれませんですが。 ( どうなんでしょうね、と自分でいっておきながら小首をかしげるリコ。 ) すごく楽しいところですか。 いいですねぇ、そういうの。 行ってみたかったです。 ( 今後行くことはないだろうけれど、そういう意味の言葉でもある。 苦笑いしつつ、目の端で少女の様子を確認して、わからないくらい小さな、安堵の吐息。 これでしばらくは荒れまい。 少なくともいまは、と。 ) もちろんです。 自分の言葉、行動には責任を持つのが私の主義です。 ( いくらだろうこれ。 減給喰らってるのになあ。 でもまあ可愛いこの笑顔が見れたから安い出費だと思うか。 明日のご飯はなさそうだけど。 そんなことを考えながらも、胸を張って笑うリコ。 ) はい。 それでは、今日のことは何もかも忘れて、また明日から楽しい学校ライフを送ってくださいなのですよ。 ( 器物破損。 鍛錬所で適応されるかどうか知らないが、ばれれば今度こそ餓死だ。 ) [Thu 22 Nov 2007 20:35:30]
◆ツインテールのクランクの少女 > 誤字修正パートU 届けをさして…>止めを刺して… です。(度々すいません!土下座 [Thu 22 Nov 2007 20:29:46]
◆ツインテールのクランクの少女 > 誤字修正 首>顔 です。すいませんでした〜(礼 [Thu 22 Nov 2007 20:27:16]
◆ツインテールのクランクの少女 > …苛めた側…ですか…(外観…顔の面影を見るあたりではさほど年齢に違いがない様に感じるこの人を首を見つめる…『…育つ環境が違うとこうも変わってしまうものなんだ…』そんな事を思いながらその姿を凝視…)…学校って「凄く楽しい」所ですよ?…少なくとも…事件があるような所でもありませんしね〜(そして、壊してしまった「擬似体」に誤る姿にまた目を丸くする…『…不思議な人…』冷静な赴きを見せたかと思えば…急に慌てて謝ってみたりと…忙しい人なんだな〜と、私は思った…そして、一連のやり取りで私の「腹の虫」はすっかり落ち着いてしまい…)いえいえ〜、此処は公共施設ですので…来る物は拒まず去る物は追わず〜でしょう?(ニコニコと笑いながら、その人を見て…「変な事を聞いてしまって。」と誤るその人に手を振りながら)いえいえ、お構いなく〜…でも、「擬似体」に止めを刺して…壊したのは「あなた」ですから…お支払いは「よ・ろ・し・く♪」(終始最後はニコニコ顔…『…このままだったら私がぼろぼろにした代金払わなきゃならないところだったしね〜』と、頭の中で思い浮かべながら、ちょっと届けをさしてくれた事に感謝していた…不順な考え…)…あっ、もうこんな時間ですね…後のことお任せしても宜しいでしょうか〜?(壊した「擬似体」を見ながら、その人に顔を向け…にっこりと微笑む…) [Thu 22 Nov 2007 20:26:34]
◆リコ > ( ※ミス )( 苛めるという行為の定義にもよるだろうが、程度の大小はあれど、リコにもよくあったことだ。 よくあること、かもしれない。 元々が偽善の塊のような、それでいて本人は偽善だと思わないでいるのだからむしろ独善の塊のような、そういう人種であるからして、粘着質なものはやったことはないが。 (そのかわり善意の押し付けは多々ある。) ) 嗚呼-――すみませんです。 職業柄、どうにも物騒な考えが浮かぶのですよ。 ―――ってあああッ! すみません壊してしまって! お邪魔してしまって! ( ほとんど―――半ば無意識であったらしい。 理不尽さを感じて、憤ったらしい。 極めて気持ちの悪い共感だが。 ) 本当にすみませんです、変なこと聞いてしまって。 ( お節介は自覚しているが―――いつもお節介してからだ。 平謝りに謝って、お邪魔様でした、どうぞごゆっくり、と恥ずかしげに。 ) [Thu 22 Nov 2007 20:11:18]
◆リコ > まあ、私もよく苛めた側なので人のことはこれっぽっちも言えないのですが。 ( まあ、苛めるという行為の定義にもよるだろうが、 [Thu 22 Nov 2007 20:03:54]
◆ツインテールのクランクの少女 > …今まではそんな事は無かったんですけどね…(「大変な所…」その言葉には驚く。別に大変な事なんて無くて…タダ、今の状態が少し「苛める」存在が出来ただけの事…そして、この人の言葉に…「あなたの外見が理由」と言う言葉に、『この人も、高校の男子連中と同じ考えだな…』と冷めた眼差しで見つめる…)…別に気にしてませんよ…飽きれば自然となくなるでしょうし…私には友達も多いですから…ごく一部のバカ男子だけですし…(手を振りながらそう説明…『何か思い方向に解釈してるんじゃないのこの人…』そう思いながらその姿を見ていれば…擬似体を…拳で真っ二つ(?)にしてしまう…其れを黙ってみていて…話をするその人に…)…あの…「殺せる人」とか何で話になるのかが…私には不思議ですが…(友達の話しをしていて、その腹いせに殴っていた…其れに何故、私の「鋼鉄の腕」が上がり…其れを比較するこの人が私には解らなかった…)…確かに力がある人なら…容易に、「こんな事」出来ると思いますが…(真っ二つになった「擬似体」を見ながら、どこか冷静に見つめる…)それに、私「殺したい」とか思いませんし…(力を見せられても…と、戸惑い気味で、その人を見つめる…) [Thu 22 Nov 2007 20:01:36]
◆リコ > はあ…………思った以上に、学校というのは大変なところなのですね。 ( 学校―――リコは、そういう施設で共同体としての教育を受けたことはない。 故に少々憧れのようなものはあったが、聞いてみればなんということはない、組織は所詮組織、大きな違いなどないか。 ) お友達まで、ですか。 それも、どうやらあなたの外見が理由。 まあ、外見というのは人の判断基準の最上位にあるものですから仕方がないかもしれませんですが……ひどい子達なのです。 そういうのはきっちり話し合うか、きっちり殴りあうかぐらいしか、解決法が思いつかないのですよ、 ( 鋼鉄の腕が殴りつけた擬似体。 リコはそれに身体を向けて、やれやれと身体をすくめた。 それからすっと腰を落とすように一歩踏み込んで―――ずんっ。 握られた右の拳が、すでにぼろぼろになってしまった擬似体を、真ん中から、完膚なきまでに、どうしようもなく、真っ二つに、破壊した。 ) 鋼鉄の腕より、素手で人を殺せる人間のほうがよほど怖いと思うのですが。 [Thu 22 Nov 2007 19:45:18]
◆ツインテールのクランクの少女 > …はい…其れもしつこくて…今週、学校にまた通える様になったんですが…月曜日からずっと…言われっぱなしで…勿論友達が庇ってくれるんですが…やっぱり、つもり積もって…「大爆発」…と、言っても生身を殴ったら…「停学」所では済みそうにもないので…此処で鬱憤晴らしです…。これ以上「迷惑」かけられないですから…家族にも、友達にも…(表情は曇り、俯きがち…話をしながら苦笑しながら顔を上げ手で頭を押さえながら…)私は…バカにされても良いですけど…友達まで被害にあっちゃって…それの「腹いせ」なんですよ…でも、今度友達苛められたら少し、脅した方が良いかなーなんて…「気になる子」ならまだ良いんですけどね…こんななりですし…(そう言って体を話しかける人物に向けたまま、その「鋼鉄の腕」で再び「擬似体」を殴る…) [Thu 22 Nov 2007 19:35:38]
◆リコ > ははあ………なるほど、バカにされて、ですか。 ( わからないでもない。 「自称」暴力のあまり好きではないリコは、殴るなどということは考えないだろうがしかし、はらわたが煮えくり返ることは、なくはない。 この年代には、よくあることだろう。 ちら、とぼろぼろの「擬似体」を一瞥して。 ) 確かに、あなたに殴られたらちょっと怪我するかもですね。 あなたは自制の聞く方なのですね。 ( ちょっとの、怪我。 リコは虚勢でもなんでもなく、素直にそんなふうに言った。 ) しかし、何をバカにされるのです? 年頃の男子にありがちな、「気になる子にちょっかいをかける」ということでもないでしょう? [Thu 22 Nov 2007 19:26:56]
◆ツインテールのクランクの少女 > …はい?(不意に掛かる声に少し離れた位置に居た人に目を向ける…ちょっと、身なりを整えながら歩み寄る人物に少々警戒する…でも、その次の言葉は「挨拶」…「礼」には「礼」を私は頭を下げながら挨拶をする…)こんばんは。始めまして。…荒れるも何も…高校で、男子学生にバカにされちゃってて…その「腹いせ」にですよ…もし、生身殴ったら…凄い事になりそうでしたし…(そう言ってボロボロになった「擬似体」を見て照れ臭そうに笑いながら舌を出す) [Thu 22 Nov 2007 19:20:22]
◆リコ > ……………随分と荒れているのです。 ( 鋼鉄の腕を振るう少女。 少し離れて眺めていたリコの第一声はそれだった。 もちろん、その腕に驚きはしたが―――それ以上に興味深いのは、その荒れ具合である。 可愛い女の子が怒っている姿もそれはそれで―――ではない。 それもあるが。 見世物ではないと怒る少女のもとへ、リコは歩み寄る。 ) こんばんは、お嬢さん。 随分と荒れているのですね。 ( 詰襟にカタナを携えた、少年と見間違えるような、リコは話しかける。 ) [Thu 22 Nov 2007 19:13:03]
◆ツインテールのクランクの少女 > (上がった息は直ぐに落ち着く…体は殆ど疲れていない…むしろまだまだ動ける…体を動かす腕と足はもう、疲れを知らない「物」に成り代わっていたから…お尻を器用に払いながら立ち上がり、周りに視線を向ければ手を止めてこちらを見る面々…)…こ、こらー!!私は「見世物」なんかじゃないぞー!!(顔を赤くしながら両手を振り上げて抗議すれば、各自、再び練習を始める…)…本当にもう…(頬を膨らませながら、擬似体に「蹴り」を入れる…)「ドスッ!!」(鈍い音と共にめり込む「鋼鉄の足」…器用に手でバランスを取りながら足を戻す…) [Thu 22 Nov 2007 19:09:05]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Thu 22 Nov 2007 19:06:45]
◆ツインテールのクランクの少女 > (全力で殴りつける「鋼鉄の腕」…擬態は次第に「ボロボロ」になり大本の「丸太」が剥き出しになって行く…其れを見てようやく手を止める…)ハァ…ハァ…ハァ…(腕は疲れなくとも本体の息は切れる…重い腕を支える小さな本体は少なかれ「疲労」をする…ボロボロになった擬態を見ながら…これが生身の相手だったら…そう思えばぞっとする…これが「自分の力」…多くの物を失った…其れと同時に手に入れた「力」…それに戸惑いながらも…その気分は晴れて、その場に座り自らの腕を眺める…)…ほんと…凄い手だね…「お前」は…それだけに…ちょっと怖いよ…(その鋼鉄の腕を眺めながら、ボロボロになってしまった無残な練習用の「擬似体」を眺める…) [Thu 22 Nov 2007 19:00:49]
◆ツインテールのクランクの少女 > …(学校帰り…私は「鍛錬所」に訪れる…理由は些細な事…学校で、男子にバカにされ…其れの鬱憤を晴らすのが目的…勿論生身をぶん殴る訳にはいかないので…此処の「擬似体」を殴る為に訪れる…多くの冒険者の中、一人浮いた存在…見れば風貌は女子学生…ただその手が大型の手が付いてる以外は…人の視線が集中する中、鞄を棚に置き、空いている「擬似体」に向かう…そんアン垢一人何か「ブツブツ」と口にして居る)……大体、なんなのよ…あいつ等…一人じゃ何も出来ないくせに…集団で来るなんて…(そして、右手を構え、腕を後ろに引き…)バカじゃないのー!!!!(その台詞と共に、目を見開き、「擬似体」にその拳を叩きつける。空を切る鈍い音…その音は重々しい音を立てながら「擬似体」に吸い込まれていく…)「グシャァ!!!!」(力加減なしに振り切る腕は恐ろしい破壊力を見せ付ける…「擬似体」は形を変えながら仰け反り、土台の太い丸太は「ミシミシ」と音を立てながらその腕の攻撃に悲鳴を上げる…)私を怒らせたら!…「タダ」じゃ済まないんだからー!!!!(そして、切り替えし、左腕を繰り出す)「グシャァ!!バキッ!!ミキミキ…!!」(左から繰り出した腕は、そのまま「擬態体」を鋭く捕らえ、なぎ倒す…再び、丸太は「悲鳴」を上げる。其れを周りの冒険者は目を丸くしながら呆然と見つめる…)…ハァ…ハァ…ハァ…(腕の拳を強く握りながら連続で殴りつけて行く…疲れを知らない腕は其れを容易にしてのける…) [Thu 22 Nov 2007 18:51:13]
お知らせ > ツインテールのクランクの少女さんが来ました。 『クランクの少女は一人「似合わない」風貌で鍛錬所に訪れる…』 [Thu 22 Nov 2007 18:32:36]
お知らせ > ルフシュ@七人の鍛冶屋さんが帰りました。 『月を仰ぎ、月に祈り、後に続く。 月よ、ちゃんと自分の右手と一緒に朝陽を迎えられます様に』 [Wed 21 Nov 2007 23:52:35]
お知らせ > カイネ@七人の鍛冶師さんが帰りました。 『( 緩やかに、歩き出す。 )』 [Wed 21 Nov 2007 23:51:07]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > 別に良いよ。どうせ今回は当たりだったんだし。 ( 一々突っついて面白い話題でも無いし。さらっと流してしまった方がお互い楽だろう。そんな風に考える。 ) あー、大丈夫大丈夫。本体攻撃厳禁なんだしさ、その辺は一応気ぃ使うよ。 ( ぽそりと「できるだけ」とか取って付けたように付け足しつつ、二、三度素振り。風切る音に、ジャラジャラと鎖の揺れる音が付いて鳴る。 ) ( ―― 今回は、あんまり役に立たなさそうだけど。的小さいし。 ) あー、うん。此処じゃちっとやり辛いしね。 ( 言いつつ、真ん中に足を向け ―― ) [Wed 21 Nov 2007 23:50:39]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > あぁ、済まない――― その、色々と考え込んでしまってな。正直、俺自身…いきなり過ぎたな、と―― (なんて、少し申し訳なさそうに頭掻きつつ返せば…右手に握ったハンマーをぶらぶらと揺れて――― ) いや、流石に大きさと重さの差が洒落にならない気がしてきてな… その、そもそもこんな物を渡された時点で無茶同然なんだが―― (こんな物=掌サイズの工具ハンマー を手の中で玩びながら、溜息吐き出せば… 爺め、まさか俺を謀殺する気なのか? と、今更ながらにボソリ―― 呟き、暫し周りを見回し、て――) 置いて、なさそうだな… あぁ、こうなったら腹を括るか―― (―― 項垂れつつ、少し鍛錬所の真ん中辺りまで移動しようか、と呟いたとか) [Wed 21 Nov 2007 23:42:39]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > 鍛冶屋さんからの依頼でしょ? なら当たり。 ( と言っても、勝負を挑む前にワンクッションくらい置いて欲しかったと言うのが本音では在る。主に同じ依頼かどうかの確認とか。そのくらいはしても罰は当たらなかったんじゃなかろうか、とか。そんな事を思ったとか思わなかったとか。 ) …そしていきなり出鼻を挫かない! ( 思わずバランス崩してすっ転びかけた。 ) んー…まぁ構やしないけど。この辺で借りれるか如何かまでは知らないよ? ( 木剣とかその辺のトレーニング用品くらいなら貸し出してる分も在るらしいが、ガントレットなんて置いてたっけか? ) [Wed 21 Nov 2007 23:34:19]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > あぁ、多分そう言う事だ。 いや、もし違ったら赤っ恥所では済まないんだが、な――(と、少し俯いて頭掻き… それから、彼女が持ち上げる斧と自分の持つハンマーを見比べる。 サイズ、質量、リーチ、その他圧倒的に相手の方が上。 一瞬、自分が凄い自殺行為をしようとしてるんじゃないだろうか? と、不安になった――) と、所で…だな、自分から挑んで来た所悪いんだが… ガントレットか何か借りて来た方が良い気がしてきた――― (どこかで借りられるだろうか? とか、ちょっと、弱音を吐き出したぞ!) [Wed 21 Nov 2007 23:25:18]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > ( 確か良い所の坊ちゃんだった気がするが ―― 何だってこんな所に居るんだろ。結構ヒマだったりするんだろうか。そんな、一寸失礼な事を思う。 ) あー、うん。そのはず ―― ( 名前は、えーと、確か ―― ルフシュ、だったか。結構前のことだから、聊か鮮明さを欠く記憶しか残って居ないが。 ) ( 左手で身体を支え、背中に乗せた戦斧に右手を伸ばさん。 ) ―― は? ( 一瞬、何を言ってるのか良く理解出来なかったらしい。えーと、詰りだ。自分は今勝負を挑まれているわけだ。何の? 何のって、あー…… ) ……あー、そゆ事。そう言う事ね。うんうん。 ( 何やら納得したように頷きながら、右手で背中の斧を引っ掴み ―― 左手の腕力で勢いを付け、立ち上がらん。 ) [Wed 21 Nov 2007 23:18:04]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (自分に喝を入れる様に頬叩いて立ち上がり、彼女の方へと視線を向ければ… そちらも、此方に視線を向けている様子。 その視線を真っ直ぐに受け止めながら、手のハンマーギュッと握り締めれば… その方向に、一歩…二歩、と歩を進め――) 確か…カイネ、だったか?青猫での一件以来、だったかな―― (前置き一つ。 しながら、頭の中では 流石に斧でも投げ付けてきたりしなければ、そうそう狙いは外す事は無いだろう―― なんて甘い考え。 胸に抱き、彼女の前に近寄れば… 深呼吸一つ、間を置いて――) 勝負を、申し込む!(突き出すのは、手の平サイズのハンマー一つ。 それは、斧と見比べるとあまりにも小さく、軽く、頼りなく、そして――― 工具だった) [Wed 21 Nov 2007 23:08:50]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > ( 身体を暖めるのが第一目的。取り合えず100回を目処に行こう ―― そんな事を思いながら、腕立て伏せを継続。 ) ……22、23、24…ん? ( 何か、平手で頬を張り飛ばすような音が聞こえた。最初は痴話喧嘩の類かと思ったが、それにしては静かな物だ。金切り声も二発目も聞こえやしない。何よりこの場にそぐわない。何やら気になったので、顔を持ち上げて周囲に視線を廻らさん ―― おや、何やら見覚えの在る御顔。 ) ( 記憶を引っ張り出す。ええと、確か ―― 嗚呼、そうだ。確か青猫の時に自己紹介した記憶が在る。 ) ( さっきの音は彼だろうか? そんな事を考え。 ) [Wed 21 Nov 2007 23:01:59]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (ハンマーを見詰めて悩む理由は一つ――― これ、本当にマトモに他の武器と渡り合えるのか? 前回の槍が偶々運が良かっただけじゃないのか?…と言う疑問。 サイズ、質量、その他諸々―― ありとあらゆる意味で、武器じゃないソレでマトモな武器と渡り合えと言うのは無茶ではないのだろうか? 特に弓、一歩間違えたら掌を貫通じゃ―― ブツブツ… 思案し続け―――) ……… ん、あぁ… せめて…アレぐらいの大きさがあればな… いや、あの大きさじゃ俺には扱えない、か――(ふっと、遠くに視線を見遣れば… そこには斧を背負って腕立てをする女性の姿。 そう言えば、以前に見た事があるなー…なんて、思いつつ、暫し見やっていれば―― 暫し、思案… ) ……… 斧、か (確か、武器のリストに斧があったな…なんて、ふっと思い出せば暫し遠い目をした後で… 顔をピシャリ、叩いて立ち上がろうとする、だろうか――) [Wed 21 Nov 2007 22:48:17]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > ( 背中に斧を載せている理由は二つ。一つは重石。投擲用とは言え、その重量は馬鹿に出来ない物だ。そこらへんの誰かに乗っかって貰うのも考えたが、何か乗せると言うと響きが宜しくないので辞めた。 ) ……17、18、19… ( そしてもう一つは、目印。もし同じ依頼を受けた者が現れた時、判りやすいように、だ。流石にノボリだとか看板だとか、そんな物を持って歩く訳にも行かない。一々作るの面倒だし。 ) ( 特に周囲に注意を払っている様子は無く、実際問題ハンマーを見つめる貴方にはまだ気付いて居ない様子だ。 ) [Wed 21 Nov 2007 22:38:41]
◆ルフシュ@七人の鍛冶屋 > (片隅と言ってもそれなりに広いだろうから、大分距離は離れている筈だろうが、さておき―― さておき、その小さな人影は、体育座りの状態でハンマーを見詰めながら… 何やら考え込む様な様子を見せているだろうか。 顔は、少し困った様な様子を浮かべ… そして――) むぅ… (口から吐き出されるのは、唸り声。 ハンマーを握る両手は、やや力無く――― と言うよりも、どこか困った様な感じに、ふらふらっと… と言う感じ、だろうか) [Wed 21 Nov 2007 22:35:14]
お知らせ > ルフシュ@七人の鍛冶屋さんが来ました。 『同じく鍛錬所の片隅、小さなハンマーを眺めて沈黙する人影一つ。』 [Wed 21 Nov 2007 22:29:46]
◆カイネ@七人の鍛冶師 > ( 寒い時は厚着するか、身体を動かすか、部屋の中に引き籠るのが一般的だ。二つ併用するとモアベター。 ) ……10、11、12… ( そんなわけで、女が一人。鍛錬所の隅で背中に戦斧(三男作)を乗せ、腕立て伏せをしていたわけだ。 ) [Wed 21 Nov 2007 22:26:39]
お知らせ > カイネ@七人の鍛冶師さんが入室されました。 『( さてさて。 )』 [Wed 21 Nov 2007 22:17:10]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 (唐突な問いに首を傾げた)…幻想かと。(望まれる幻想はいつか何処かで具現するものだが) 』 [Wed 21 Nov 2007 04:40:52]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 そうだ、アイリーン 貴女にとっての聖剣とは――?(試みに、問う) 』 [Wed 21 Nov 2007 04:35:18]
◆アイリ > ( ある意味周囲から見れば「ああ、あの2人なら」という納得の組み合わせかもしれないが。 実際問題、ヴェイトス市での日が浅いホワイティア文化圏の貴族の娘という共通項もあるし、感覚的に互いに理解し易いのだろう。 ヴェイトス市の人間のいい加減で平和ボケした感覚は時折理解に苦しむものがある。 吸血鬼や悪魔をそうと知りながら友人とする輩など、特に。 ) 難しいですね。 「そのまま戦地に赴けば確実に死ぬ」という新人ほど前に出たがる。 人間という種族のピークが短い故か。 ( 思うに焦り生き急ぐのは、十代から長くて四十代位までの間の僅か30年弱の間に事を成し遂げなければ、と多くの人間が思うからだろう。 長命種というのはリスクを回避して次の機会を待てる分、もっと腰が重いものだ。 羨みはしないが。 ) 世間が騒ぐほどの事はないが動きの鈍い敵と散発的ないざこざがある、と…それは。 本当に「いつもどおり」ですね。 ( 珍しく小さな笑いが毀れた。 誰が不穏な空気を流しているのか知らないが、本当にいつもどおりのヴェイトス市だ。 決着を避けて睨み合い、代表者が言葉を発しない事で立ち消える散発的な事件のひとつ。 今度もそういう話か。 ) 手を入れ難い所ですね。 いっそ騎士団からの奴隷購入者情報開示要求を出したい所ですが―――私にその発言力もありません。 擁護派の利益以外は見えてきませんが、古い悪習です。 ( 金と権力を持つ誰かの都合なのだろう。 進言しても却下された上でマークされるだけだ。 騎士団内での発言力は決して高くはない。 ) …冷え込んできました今日は終わりにしましょう。 手が空いた時なら今後も付き合いますよ。 私も最近は指導ばかりで自分の鍛錬が足りませんし、身体を動かしておかないと。 ( 頃合だ。 時間も遅いし帰るとしよう。 預かっている見習いの話や件の敵対勢力の話などは道々情報交換しようか。 ) [Wed 21 Nov 2007 04:22:48]
◆アレックス > ( 方や鉄面皮、方や包帯顔 まだ十台の娘二人だというのに表情や感情の読み取りにくい事この上ない。 本人たちにとっては極自然に振舞っているだけでも、堅苦しく、重々しい雰囲気に見える事だろう。 ) そのようです。 今に思えば、もっと早くから気づいて居ればよかったと―― 詮無いことですけれど ( 覗いた口元に苦笑を浮かべて、自分よりも5つも年下の教官を見上げる。自分の歩んできた道を後悔するわけではないが、こうも歴然と差が出ると思えば物思いの一つや二つ浮かべようと言う物。 ) ええ、騎士に憧れる物も、理想があるでしょう。 貴女に預けたあの娘もそう。 吸血鬼狩りとてそう、使命感であったり、恨みであったり様々ですけれど、無駄に命を散らして欲しくはないものです。 心情的にも、マネジメントする立場としても。( 前者は悼むだけで済むが、後者は一人の自己満足で周囲に多大な迷惑が出るという辺りが致命的だ。組織に属する以上、そうならないように、と思うが・・・ こんな個人主義の街ではそれも寝言にすぎないか。 溜息を一つ。 ) ―― 悪くはありません。 こういう言い方は問題がありますけれど、何事にも犠牲は必要、という所でしょうか?損失を上回る成果が出せれば、組織としては問題ない。( 死者の出ない国家間戦争がないように、吸血鬼を扱うのであればどうしても死者はついてまわる。 そういう視点で見れば、ハンター殺しもそう大した出来事ではない。 ) 問題点を挙げるのであれば、噂話ばかりが飛び交って、なかなか精度の高い情報が入ってこない所でしょうか?幾らでも情報を引き出せる魔法の鍵があるのならば、欲しい所ですわね。―― それと、敵対勢力の感受性が恐らく、そう高くは無い、というのが問題ですわ。象のように無神経であれば揺さぶりは通じませんし。( どれだけ真実に近づこうとも、推論は推論であり、確証には足りない。 何処で見聞きしたかも怪しいソースの怪しい情報を信じるのも馬鹿馬鹿しい。 情報の総体を見てある程度勘で動くしかないが、特に動きらしい動きはないようだ。 ) 封じ手さえなければ、容易くいぶりだせるのですけれどね ( と、奴隷ギルドの方向を指し示す。あれが、この街の吸血鬼を支える砦だろう。 ) [Wed 21 Nov 2007 03:56:34]
◆アイリ > ( 最近は机仕事も増えてトレーニングに割く時間も減っていた。 久しぶりの対人トレーニングも悪くはなかった。 もっとも、表情に乏しいアイリーン・アルベントの顔からそういう感情は読み取り辛いが。 ) 鍛錬にはある程度時間が必要ですよ。 まだ伸びる余地はあるし―――そうですね。 戦略の重要性を理解できない馬鹿と、決断すべき時を逃す臆病者は戦いで最初に死にます。 どちらも経験と実績で補える物だ。 ( 根拠のある自信、というのが格段に勝率を上げるものだ。 精神論だとか根性論はそれ単体を無闇に崇拝すると馬鹿馬鹿しいが、極自然に備われば実戦での勝負強さに繋がる。 ) ―――それで、どうなのですか。 カーンの現状は。 最近幾らか騒がしいようですが、詳しい話は騎士団では聞きません。 ( 忙しげだ、という程度だ。 カーンを標的にした組織の話だとか、何処で誰が交戦したとか、居住区で何をしているとか、そんな話はいちいち流れては来ない。 軍隊が必要な事態なら自然と耳に入ろうが。 ) [Wed 21 Nov 2007 03:23:42]
◆アレックス > ( 無様にも垂直に打たれたフルーレは中ほどからぐにゃりと曲がってしまった。 練習用の消耗品と割り切られた造りにも問題があるのだろうが、本来、力任せに打ち合うようには造られて居ないし、弾き、往なすからこそ折れず曲がらずに剣の会話が出来るのだ。 リングに指を掛けていなければ取り落としていたことだろう。 ) はい――・・・ ありがとう、ございました。( 漸く、動作に合わせずに楽に呼吸をする事ができる様になったとはいえ、絞りきった肺が焼けるようだ。心なしか、死者砦で折られた胸の骨も痛むような気がする。 息を乱す様子もない教官に会釈し、曲がった剣とダガーを束ねて持ち替え、椅子に腰を下ろす。 包帯で熱が篭り、さらに火傷によって体温の調節にも支障がある為、少し辛い。 ) 私も、そう思い・・・ なるべく、体力をつけようと・・・ 努力はしているのですけれど―― 侭ならないものですわね。( 元々、運動が得意な方ではなく、丈夫であるとも言えない。 元々の素質として向いていないのを、努力をして「並」レベルまで引き上げた結果が現状である。 痩せた体に無理に筋肉をつけたようなアンバランス。 修道を基本とする生活習慣にも問題はあるが、普通に食べ、筋トレをしても僅かばかりの伸びが期待できる程度だろう。 体力的には、ほぼ限界だ。 そういう意味では、部下や、この教官が羨ましい。 珍しく、椅子に座ったまま膝に手を付くように姿勢を崩した体勢から、アイリを見上げた。 ) けれど、戦略は身につける事ができますわ。 基礎体力もそうですけれど、大事な所はその部分。 能力があっても効果的に使えなければ意味がない( それを学ばせる為、騎士団ならびに傭兵団の訓練にギルド員への参加を呼びかけている。この大事に何を馬鹿な、付け焼刃で意味がある者か、と相手にしない物も多いが。 ) [Wed 21 Nov 2007 03:06:09]
◆アイリ > ( 戦争のような乱戦でなければ迷わず短剣を選ぶだろう。 長く重い剣を持つのは馬上から丈夫な鎧に叩き付ける為、丈夫な鎧は乱戦で多数に囲まれたり遠くから弓で射掛けられたりした時の為、限定された状況の為に作られている。 本来、あんな重いものを振り回したり着込んだりしても一対一では疲れるまで回り込まれて突き飛ばされて転ばされて終わりだ。 起き上がるのに軽く1分はかかる。 ) ――――息が上がってきましたね。 一休みしましょう。 ( と、言っている本人は暫らく深呼吸を繰り返す討ちに呼吸を整えてしまうが、これ以上続けても怪我をするか酸欠で倒れるだけだろう。 先に一歩引いて剣を下げ、座って休める椅子を指す。 ) 矢張りバランスは大切です。 貴女の場合、反応するスピードに体力がついて来て居ない。 折角の剣速も相手よりも長く維持できなければ。 ( 基礎的な筋力と体力が足りない、という結論だ。 一般人以上ではあるが、彼女が望むように「怪物」と戦う為にはまだ足りない。 彼女の場合、致命的な取りこぼしがないのが救いだが。 時折、異常な筋力とスピードと体力を持ちながら破滅的に不器用な剣士などを見る事がある。 不意打ちでもしなければ一生攻撃など当てられないだろう。 ) [Wed 21 Nov 2007 02:37:05]
◆アレックス > ( パリーイングダガーとバックラー、これが私と彼女の決定的な違いを表していると言える。 白兵戦において理想的な盾とショートソードの組み合わせを選ぶ彼女は、『戦争』を想定している。 ソードレイピアとパリーイングダガーを選ぶ私は、『出会い頭の戦闘行為』を想定している。 彼女は騎士であり、私は吸血鬼狩人だ。 部下であるセレニアは兜に盾など、ものものしい装備をしているが、常に鎧を着て盾を持ち歩く人間が何処にいる。 ) ( 投げ込んだ剣先は容易くバックラーに阻まれ、微妙な丸みをつけられた表面を滑り―― 続いて繰り出されたショートソードに打ち払われた。 鋭い衝撃が緩く握ったグリップに伝わり、手首に響く。 不味い――・・・ッ!流され、体が、開く・・・ッ バランスが崩れた所への非情な踏み込みに研ぎ澄ました神経が警笛を鳴らす。 なら、いっそ―ー ) ッ くッ! ( 打ち払われ、流されるのに逆らわず、むしろ自ら踏み出し、地図の上にコンパスを走らせるように、1歩、2歩。旋回しながら距離を離す。 繰り出された蹴り足は、寸での所に振り下ろされ ブーツに覆われた脹脛を掠め―― ) はっ・・・ はッ・・・ っく はぁ・・・ 脚を殺しに来るあたり、さすがです。( このローキック一発で、私の機動力は半減するだろう。 1発で済ませてくれるとも思えないし、文字通り脚を殺され 無様に這い蹲るしかない。 自分も、まず足を殺すだろう。 過度の節制で十分な栄養摂取が出来ているとは言えない体は、準備運動も含めて30分足らずで、もうふらふらだ。 目の前が回っているような錯覚がする。 ) [Wed 21 Nov 2007 02:18:40]
◆アイリ > ( 長剣や槍に比べてそう頻繁に扱う事も無い短剣だが、必要な技術としてひと通りは学んでいる。 これに加えて弓とレスリングと乗馬の訓練も受けて、ようやく騎士として最低限の「運動スキル」を習得したと言える。 座学はまた別だ。 歴史、神学、礼儀作法、戦術、戦略、紋章学、覚える事は山のようにある。 全てこなせる騎士は正直、少ないが。 ) 単発の攻撃は牽制! 本命は2段か3段構えで――――こうッ!! ( アレッサンドラ・クレメンテの剣術は「並」だ。 そこらの新米騎士よりは身体能力でカバーできているが、技術としてはようやく実用レベル程度。 当然だろう。 彼女は騎士ではないし、パプテス呪術の使い手であり本職はヴァンパイアハンター。 連日鍛錬と軍学に時間を費やす人間とは違う都合で生活している。 体捌きや戦意は十分なレベルだし、これだけ動ければ良い方だ。 体力面の不安は大きいが――――厚い信仰が彼女の体力の限界を止めてしまっている。 ) ( 薙ぎ払うようにバックラーを振りかぶり、反動でショートソードを横凪ぎに―――というモーションの下では、通称「行儀の悪い脚」ことアイリーンが多用する脛へ叩き付けるローキックが振るわれている。 ) [Wed 21 Nov 2007 01:58:01]
◆アレックス > ( 先の作戦行動の失敗から導き出されたのは、ヴァンパイアハンターの戦闘技術の未熟さ。 対吸血鬼用の装備や、才能に頼った特殊能力に頼りきって、基本となる戦闘技術を疎かにしているのではないか、という結論に至った。 考えても見れば人間相手にもまともに戦闘行為を行えないものが、吸血鬼を打ち倒そうなど、おこがましい話―― それを感じた私は、自分の知る上でもっとも白兵における戦闘能力に長けた、この騎士を尋ね 教えを乞うたという訳だ。 現場指揮官としての役目上、自ら戦闘をする事よりも、状況に対して有効と思われる作戦の為に人を使う事ばかりの昨今―― こうして訓練とはいえ剣を握る機会も少なくなった。 暇を見て、自主トレのような訓練をしていたが対人となるといかに自分が鈍っていたかを痛感する。 彼女を教官に選ぶあたり、高望み過ぎる、というのもアルかもしれないが。 ) [Wed 21 Nov 2007 01:49:35]
◆アレックス > ( 竜鱗の騎士は本来、もっと重く厚い剣を使うのだろう。 あまり得手ではないと言っていたのにも係わらず、圧倒的な実力差に辛うじて凌いでいる、そんな所。 自分とて幼少の頃から誰に言われるでもなく剣を手にし、技を磨いてきたつもりなのに 攻め手は悉く打ち返され、痺れる手で反撃を想定した打ち込みを凌がねばならない。 これが、騎士の鏡と誉れ高いアルベントと、才能と体力に恵まれない三流剣士にすぎない自分の差か―― そんな確信を抱く間こそあれば、檄が飛ぶ )―― ッ はいッ! ( 息が、苦しい。 真正面からの打ち合いに耐える体力と、競り勝つだけの筋力に劣る自分は、その戦力差を運動量でカバーするしかない。 常に、戦い辛い位置へと滑るように移動していく黒衣を視界に捕らえ、接近戦において非常に厄介な存在である盾の攻略に挑む。 すでに腕や脚はだるくなりかけ、胸を焼く吐気のようなものが競り上がっているが歯を食いしばり耐えた。 自分の戦闘スタイルは牽制の打ち合いを制す中でチェスのように勝機を導き出し、相手のバランスを崩させて其処を打つというものだけに こう、受けに徹した相手というのは非常にやりづらい。 しかし、得意な状況だけと思うな、そういう事だろう。 半身の体制、手首のスナップを利かせ、回転させた剣先を”投げ入れる”ように繰り出す―― ) [Wed 21 Nov 2007 01:39:43]
◆アイリ > ( そういう風に育てられ、真っ当にそう育った、名家アルベントの娘は途切れる事無く右手に持った黒塗りのショートソードを振るう。 アマウラの剣術のような何某剣術とか何某流とか特別なスタイルではない。 合理的な結論に至った、鎧無し、片手剣、バックラーというスタイルの基本形。 重装鎧よりポジショニングと往なしを重視し、相手のパリィングダガーとは反対側―――細剣を握る手の外側に向かって弧を描いて移動し続ける。 肘よりも外側への攻撃は難しく、ダガーでの往なしもし辛くなる位置取り。 鎧の無い一対一の決闘はこれが基本だ。 ) 腕を下げるな! 攻撃は散発的に上下に揺さぶりをかけて! ( 此方からはあまり手を出さない。 この分野に限って言えば、此方が教師になる側だ。 ) ( 休日の誘いが観劇でもなければショッピングでもないのは兎も角、概ね彼女の事情は聞いている。 運動に付き合うのも良いだろう。 気分も幾らか晴れる。 ) [Wed 21 Nov 2007 01:22:37]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 凡てに於いて無欠 』 [Wed 21 Nov 2007 01:11:19]
◆アレックス > ( 対峙する両者が手にした金属同士が高速で触れ合い、耳障りな甲高い音を立ててお互いの上を滑り 火花を散らす。 力強さには欠けるものの、そのスピードは早く、非常にシャープに繰り出され、往なし往なされながら途切れることなく剣戟は続く。 剣を手にした二人もその場にとどまる事なく、絶えず足を動かし、時には跳び、時には旋回し 打ち合うリズムと刻まれるステップがまるで剣舞のような趣。 しかし、本来 お互いの命を狙う凌ぎ合いである。 ) ――― っ ふ! ( 方や、軽量な細剣と、木の葉状の刀身をもったダガーを両手に手にした包帯の剣士。 長く2本に編まれた金髪が動き回る度にリボンやマントのように一泊遅れて追従する。 何より特異なのは露出部分を覆った包帯。 VHGの魔女、アレッサンドラ・クレメンテである。 ) ( 吸血鬼に畏怖を与える彼女は、今、追い詰められていた ) [Wed 21 Nov 2007 01:08:10]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 擦れ合う金属 』 [Wed 21 Nov 2007 01:07:56]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『パレスの手を握って、その胸に顔を埋めるようにして、ルジェは静かに眠りについた・・・』 [Tue 20 Nov 2007 02:47:56]
お知らせ > パレスさんが退室されました。 『…キスをされた事など全く知る術もないパレスは夢の中…)zzz・・・』 [Tue 20 Nov 2007 02:45:52]
◆ルジェ > その手に、力を込めて。)「エヘヘ・・・」(明かりを消した部屋で、照れたように笑うと、パレスの頬にそっとキスをした)「オヤスミナサイ、パレス」 [Tue 20 Nov 2007 02:38:25]
◆ルジェ > (パレスのルジェに対する印象を、ルジェは良く判っていないようで、何かと世話の焼ける子だなという言葉にきょとんとした表情を見せて。頭を撫でられたら、すり寄せるようにして、嬉しそうに微笑んでその手を感じていた。)「くすぐったい☆」(そう言って微笑む。まさか追いつかせやしねえぞー・・・とパレスが考えているとはつゆとも思っておらず。病院にいきなさいといわれたらこくんと頷いて)「了解です(といって、手を額にあてて)・・・痛たた(眉をよせながら)。病院行ってくる、ね」(はにかんで、そう答えた。手を握ってくれるらしいので、ルジェはとても嬉しかった。明日も仕事だというパレスに、もっとこう、気遣い見せないかっ(汗)。あくびまでしているというのに・・・。剣を拾ってもらって(あと、一喝してもらって(汗)鍛錬所を後にする。)(パレスの居住区につくと、パレスの部屋に入って、一緒に手を繋いで眠る。)・・・(ひょこっと、ルジェは顔を起こして小さな声で呟いた)「有難ウネ、パレス。・・・ルジェ、迷子ニナリヤスイカラ・・」(パレスの大きな手を握る [Tue 20 Nov 2007 02:37:29]
◆パレス > …全く…逢った時から…何かと世話の掛かる子だなルジェは…(はにかみながら、ルジェの頭に手を置き撫でる…ルジェも悪気が有る訳じゃないし…必死になって自分なりに出した結果だ…当分は私が目標だという…まぁ、追いつかせないけどね…(意地悪))…全く…明日は病院行って診察受けないさい…治る様に…解ったね?(抱きつきながら「イタタ」というルジェに、溜め息をつきつつ「病院に行くように促す」)…解った解った…手も、繋いで良いから…ちゃんと寝る事…(此方がルジェのお願いに折れる形で…ルジェのお願いを承諾する…)…さぁ、じゃぁもう戻ろう…私は今日も仕事だから…(眠そうに欠伸をしながら、ルジェの手を引きルジェの「剣」を拾う)…暫くは握らない様に…(ルジェに一喝し、剣を鞘に収める…そしてルジェを連れて居住区の自宅に帰り約束通り、手を繋いで寝る事に…そしてルジェよりも早く夢の世界に落ちて行く…) [Tue 20 Nov 2007 02:22:30]
◆ルジェ > 「ウン、ルジェ迷子ニナリヤスイカラ、ズット、ズーット先ニ、パレスガ居ルノカモシレナイ・・・。ケド、ルジェ、追イツケルヨウニ頑張ルヨ」(涙の跡は残ったままで、そうはにかんで答えた)(さて、一緒に寝て欲しいと頼んだものの。・・・甘えちゃいけないって言われたばかりなのになーとか、内心反省していて)「ア、アノ。無理ダッタラ・・・」(目を伏せて、そう呟こうとすると、パレスの許可が下りて、ルジェはにっこり微笑んでパレスに抱きついた)「タ、ッ・・・イタタ・・・」(その拍子に体中に痛みが走る。寝るんだからね?と念押しされて、痛みで涙がでる表情ではあったけれど、照れたようにこくんっと頷いた)「良カッタ、断ラレルカト思ッテタ。・・・手、繋イデテクレル?」(・・・段々と要求が多くなっているような気が・・・しなくもないが(汗)ルジェには自覚がなく。パレスの手を握っていれば、悪夢にうなされずにすむ、そう思っていた) [Tue 20 Nov 2007 02:07:07]
◆パレス > (ルジェの台詞に頷き答える…多くはもはや語るまい…ルジェは其れが理解出来た様に言葉を漏らす…今日、ルジェに遭遇して正解だったのかもしれない…ルジェは今日は多くの物を見つける事が出来たのなら…其れが今日の私の道だったのだ…そして何時もの陽気なルジェが戻ってきた事を確認してようやく、私も笑顔を見せる…)…ルジェが、道に迷ってる間に、私は先に進んでしまったかもしれないぞ?(うちを購入した事に私はそう言って微笑む…そしてルジェは、私を上目遣いに見上げながら一緒に寝よう?と言って来る…まぁ、直ぐに「甘えちゃいけない」という私の言葉を思い出し、言葉を濁ごし、目を伏せるが…)…しょうがないな…一緒に居ればぐっすり寝れるというなら…許して上げるよ…その代わり確り、寝るんだからね?(ルジェの俯いた姿を流石に突き放すほどの鬼じゃない…其処は優しくして上げないと…「飴と鞭」…と言う訳ではないけれど…ルジェの甘えにも答える事にする…) [Tue 20 Nov 2007 02:00:14]
◆ルジェ > 「道ッテ、一ツジャナイノ・・?ソ、ソウナンダ」(無数にある道だったのだけれど、思い込みの強いルジェは、そのただ一つの道から足を滑らせて、落ちてしまうのが、怖かった。)「世ノ中ハ、広イ・・・。ウン、ソウダネ」(そう、ここ数日に渡ってルジェは随分と自分の認識の甘さを痛感していたから。数々の価値観に触れて、ルジェは想いを強くすることが出来るように思えた)「友達ヲ守ル為ニ・・・。イツマデモ、甘エテタラ、イケナインダヨ、ネ」(唇をかみしめながら、そう呟いた。パレスの己との戦いにも目をそらしてはいけないと言われて、こくんと頷く。)「ウン、ルジェ、ルジェニ負ケナイ」(まだか細い声ではあったけれど。はにかんでそう答えた。背中をぽんぽんと叩かれたのが嬉しくて、パレスに照れたように、微笑む)「エヘヘ、ウン、判ッタ」(いつでもパレスのように見つめてくれている瞳があるのなら。ルジェは、迷いもするだろうけれど、その事に捕われないですむように思った。)(と、パレスがメモ書きになにか書いていて「?」きょとんとそれを眺めている)「エ、パレス家買ッタノ!?」(かなり驚いた風で。その紙を大事そうに受け取る。・・・と、今日は休めといわれて。表情が曇る。・・・まだ、怖い想いがあった)「パレス。今日一緒ニ寝チャ、駄目?」(上目遣いに、そう訊ねるも・・・・。先程甘えてはいけないと言われたばかりだったことに気づいた)「ア、ゴ、ゴメン。甘エチャ、駄目・・・ダヨネ。夜眠レナクテ、怖カッタカラ・・。ゴメンナサイ。ルジェ、マダ、馴レナイ・・・カラ」(小さくそう呟いた。パレスの事情もあるだろうから、無理は言えないだろうと思って、目を伏せる) [Tue 20 Nov 2007 01:45:45]
◆パレス > (…ルジェに話をして暫くは彼女の様子を見守る…そして目の明かりが灯るのを見れば、少し安心をして話をする…)ルジェ…道は一本じゃない…無数に存在している…其れを一人で探すのも良い…でも、世の中は広い…ルジェに賛同する友も居るだろう…?その友と一緒に歩む事も出来るんだ…そしてその友を守る為にも…ルジェは強く生き残るしかない…そうだろう?そして暴走が怖いなら、暴走しない様に、自分の心に打ち勝て…心に屈するな…自分を見つめろ…その中で自分を見出せ…過去に捕らわれるだけが人生じゃない…後ろには新しい道は出来ない…常に前にしか新しい道はない…だから前を見て突き進め…其れが間違っていたとしても…其れが自分で切り開く道なんだ…そう思え…自分に負けるな…之からもきっと辛い事もあるだろう…でもそれに打ち勝て…その先に新しい自分が待っている…強い自分が…(そう言って背中を「ポンポンと軽く叩いてやる…)…さぁ、何時までもクヨクヨするな!皆に笑われるぞ?ルジェ…(体を引き離し、ルジェを見据える…)…今日はもう帰って休むんだ…今日言った私の言葉を忘れない様に…確りやるんだぞ…私は何時でも監視してるからな?(そう言ってニヤッと笑う…)…そうそう…私は新しく家を買ったんだ…何かあったら、直ぐに訊ねるんだ…良いね?(メモ書きに自分の居住区の住所を書き記しルジェに渡す…) [Tue 20 Nov 2007 01:33:05]
◆ルジェ > 「暴走・・・」(そう、恐らくはそれに近しいものだったのだろう。ルジェの瞳に宿るものは、いつものものとは違っていたのだから)「頭痛クナルノ・・ガ、原因カモ、シレナイッテコト?」(ルジェは自分の力が末恐ろしく感じられて、パレスの腕の中で体が震え出すのを止められずにいた)「パレスガ弱イナンテ・・・。ソンナコト・・・。(だが、後に続く言葉に頷き)。ソッカァ。現状ニ甘ンジズ、パレスは鍛エテルンダネ」(その決意が、ルジェには眩しい。・・・ルジェにそれほどまでの想いがあるのか・・・。以前はあったはずなのだけれど。段々と鈍く、覚悟が弱くなってきているのが、判る)「剣ヲ置ケッテ、ダ、ダッテルジェッ!!」(思わぬ言葉をかけられ、ルジェは目を見開いて、肩を震わせた。・・・玩具だなんて思ったことなんて一度もない。生き残る為の武器であることも、・・・長い旅の中で感じていた事。ただ・・・)「ルジェ自身ガ暴走シテ、傷ツケチャウナンテ、・・・ヤ、ヤダッ!!」(たとえ綺麗事といわれようと、理想論といわれようとも。・・・ルジェの意識のはかりしれないところで、人を危める事なんて出来なかった。・・・ルジェの一番甘いところだったのだけれど)「誰カヲ守ルタメニ・・・生キノビル・・・ノ?」(それは新しく得た感触。・・・ルジェにはその想いがあまりなかった。どちらかといえば、自己犠牲の精神が上回っていた、といったほうが正しい)「ウン、ソ、ソウダヨネ。・・・守リタイモノヲ残シテ、ルジェ壊レルワケニ、イカナインダ」(少し、ルジェの瞳に明かりが灯る。そんな想いにかられた事はかつてなくて)「・・・ルジェ、自分デ道、探スシカ、ナインダネ」(そして暴走してしまう自身とも、合間見えなければならない。・・・パレスの真摯な言葉に、ルジェは言葉をつまらせた。涙は、止まらないままだったけれど) [Tue 20 Nov 2007 01:16:46]
◆パレス > …暴走だな…何か、昔の自分に何かが重なったのかもしれない…だから、気が狂ってしまったのかもしれない…(ルジェの話を冷静に分析…そして自分なりの見解を聞かせる…)もしかしたら、その暴漢がルジェの気を気に何か障ったのかもしれない…だから…気持ちが飛んでしまったのかも…其れがもしかしたら何か過去と因果関係があるかもしれないな…(私は難しい顔をしながらルジェにそう答える…)…もう、マイナスイメージは持たないのルジェ…(ルジェの自分を責めてしまう…その気持ちがルジェの成長を邪魔してるんだろうなと思い…また、一喝する…)…そう…私は弱いよ…今の強さに満足する事も無いし…私はもっと高みを目指す…自分を限界まで高める…(涙で潤んだルジェの瞳を見ながらそう呟く…そして一通りルジェの言葉を聞き其れに口を開く)ルジェ。傷つける事がイヤならば剣を握るな…剣は玩具じゃない…其れが出来ないなら…何時かルジェは殺される…誰かを傷つける事を恐れて剣を振る奴は居ない…生き残る為の武器…其れが「剣」だ綺麗事で生きて行けない世界だ…傷をつけるのが嫌ならば剣を置け…そして、誰かを守る為には…生き延びるしかない…相手を殺してでも…守りたい物があるなら…生き延びるんだ…自分が壊れて誰が其れを守る…?自分以外考えないだろう…だったら戦え…自分に負けるな…甘える事もダメだ…守りたい物があるなら…生きるしかないんだ…自分がそう思えないなら…守る事なんか出来ない…其れが剣の世界だ…誰も助けてはくれやしない…自分で切り開くしか…道は無いんだから…躊躇いがあるなら剣を置く事…躊躇いがあるうちは…誰も守る事なんか出来ない…ルジェ…私は自分を守る為に…自分を壊してしまおう…なんて考えないぞ…(ルジェの後ろめた言葉に、キツイであろうが…厳しい言葉を耳元で呟く…死んでしまうよりは良いと思った…その考えは私には許す事が出来ないからだ…) [Tue 20 Nov 2007 00:59:51]
◆ルジェ > 「ルジェ、イツモ自分ノ事、最後ニモッテキテシマイガチデ・・・。自己管理、出来テナインダ、ヨネ」(そう、ルジェは一度走って、もし歩みが止まってしまったらという想いが消えずにいて。・・・自分を守る事よりも、他人を庇う事を優先させてしまう癖がある。・・・結果的に自分の身さえ守れない者に他者が守れるのかは、疑問が残るところ・・・だったのだけれど)「傷ツケルノ、・・・怖イヨ。ルジェ、万一ノ事ガアッタナラ、剣ヲ持ツ身トシテ、抗エナイ出来事ニ、誰カヲ傷ツケテシマウカモ、シレナイ。・・・ソノ痛ミニ耐エル覚悟ハ出来テル・・・ケド。・・・無意識ニ誰カヲ傷ツケルコトダケハ、ルジェ、嫌ダ」(迷っている最中のルジェ。そう、剣をひとたび持っているのなら、誰も傷つけず・・・なんてことは夢想だろう。それは判っていた。・・・けれど、無意識の内に傷つけてしまうことが、恐ろしく、ルジェの思考をにぶくさせていく)「誰カヲ守ルタメナラ・・・・。ルジェ、イツ壊レテモ、カマワナイ」(それは、普段からルジェが思っていたこと。そこには迷いがなかった。ただ、端から見たときに自身を投げ出していると受け取られかねない言葉でも、ある)「守ルタメニ、強クナリタカッタノ・・・。パレス、ウン、前、見ナクチャ・・ネ」(パレスの言葉が耳元で聞えて。しっかりと支えてくれていることが嬉しくて。ルジェは捕まっている手に力をこめて、呟いた)「ルジェ、自分ニ、勝チタイヨ。・・・イツマデモ、怯エテイルノハ、嫌ダモノ・・・」(ただ、どうすればよいか判らない。・・・ルジェはパレスにしがみついて、肩を震わせて小さく、泣いた) [Tue 20 Nov 2007 00:45:13]
◆ルジェ > (パレスの言葉を静かに聞いているルジェ。・・・ルジェは昨晩の事、パレスに話そうか、悩んだ)「・・・ルジェネ、昨日、剣振ルッタ・・・ラシイノ。暴漢ヲ殴ッタマデハ覚エテタンダケド。・・・ソコカラノ記憶ガ、ナクテ」(今と同様のこの傷ついた手で、柄を握り締めて戦ったのだと付け加えた。・・・でもルジェには剣先を振った記憶しか残っていなくて。・・・その様子は殺気迫るものだったのだと。・・・かなりたどたどしい口調になってしまっては、いたのだけれど)「・・・ルジェノ過去・・・トイウヨリ、ドウシテ握レタノカ・・、ウウン、ソンナ風ニ戦ッテシマッタノカ・・・。ソレダケヲ想イダシタクテ」(過去ももちろん思い出したい気持ちは、ある。・・・けれども当面は過去よりも先を見据えていこうと思っていた矢先だっただけに、無意識の中にある、その殺気だった自分が恐ろしく思えたのだ)「頭ガ、痛クナッテキテ・・・。ソコカラノ、記憶ガオボロゲデ・・・。」(ルジェは俯いて、涙を流していた。パレスに、焦っては駄目だと言われて・・・)「ウン、ソウ、ダヨ、ネ・・・。焦ッテバカリダ、ルジェ。・・・デモ、無意識ノ中デ誰カヲ傷ツケルノガ、ルジェ、耐エラレナカッタ・・」(パレスの自身は弱いとの言葉に、目を見開いて驚くルジェ)「パレスガ、弱イ・・・?ソ、ソンナハズ、ナイ・・・」(そうして、先に続くパレスの言葉を聞く。・・・そうだ、パレスのいうように、希望ではなく、目標にしたのなら、歩む道が見えてくるかもしれない。いい聞かせ、それを行動することで、結果が生まれ出てくるのだから。涙で潤んだ瞳で、じっとパレスの顔を覗いていた) [Tue 20 Nov 2007 00:31:30]
◆パレス > (そんな話の中またルジェは涙を零す…止める事の出来ない涙…戦士と言え…ルジェは女の子だ…風貌は大人びていても…記憶がまだ戻っていないのだろう…ルジェの泣き笑いを見ながら、此方も笑顔を返し…)焦ったらダメだ…戻らないものは戻らない…だけど何かの拍子で戻ってくれば「ラッキー」…そう思って行動しなくちゃ…無いものに縋っていては良い結果は生まれない…自分の記憶だから取り戻したいのも解る…でも、無理に戻そうとする事無いじゃないか…?時期に戻るさ…だから無茶しちゃダメだ…(ルジェは、私の体に手を伸ばす…そしてルジェの言う言葉に私は顔を横に振る…)私もまだまだ…「弱いよ」…だけどもっともっと、「強くなって見せる」……どう?ルジェの言う「なりたい」…そして私が言う「強くなって見せる」…言葉の意味合いは同じかもしれないけど…どっちが強く聞える?…「なりたい」は「理想」…「なって見せる」は「目標」…そう考えてみたらどうかな…理想を唱える前に…目標を掲げるんだよ…私も強くはなりたいよ…だけど「なりたい」と思うだけじゃ強くはなれないんだ…「強くなって見せなきゃ」…皆にそう認めて貰える様になって…其れが評価になるから…(私の胸に手を当てるルジェにそう言って聞かせる…私もえらそうな事が言える人間じゃないけれど…これが私の原動力になっているから…ルジェは、何に怯えているのかな…そう思いながら、ルジェの言葉に耳を傾ける…)…ルジェ…自分を守る事が出来ない様ではダメだよ…誰かを傷つける事を恐れて生きてはいけないんだよ…綺麗事だけで戦士は務まらない…時には弱い敵を倒さなくちゃいけない時もある…自分が生きる為に…ルジェは自分が死んでしまっても良いの…?もっと前向きになりなさい…何時までも後ろを見ていても…何も見えてこないじゃないか…前を向いて歩かなきゃ…(涙が止める事の出来ないルジェに、私は優しく語り掛ける…ルジェの言葉を聞きながら頷き、それを否定しない様にしながらも、言葉で包んで…私の言う「禁止」と言う事にもルジェは頷く…そしてルジェは自分の気持ちを打ち明ければ、私の体に抱きついてくる…私は其れを受け止めながら…)……自分の気持ちに負けたら…強くなれない自分に勝たなきゃ…今の自分に勝たなきゃ…強い自分になれないよ…其れでも良いの?ルジェは…(ルジェを、抱き締め支えながら耳元で呟く…) [Tue 20 Nov 2007 00:15:33]
◆パレス > …剣を遊びで握る奴は…物好きしか居ない…剣を持ち戦う者…其れが「戦士」だろ…?(ルジェの自信が無さそうな声に、そう言い聞かせる。)ルジェの持つ剣は…何をする為にあるんだ…?戦う為だろう…?だから… [Tue 20 Nov 2007 00:13:49]
◆ルジェ > (ルジェは痛みに耐えながら、静かにパレスの言葉を聞いていた)「ルジェモ、「戦士」・・・ナノ?」(ルジェにはまだ、自信がなく。俯いてその言葉を繰り返す。涙を流すのなら、一人でなきゃいけない。・・・ルジェは潤む目で、パレスを見上げる)「・・・ナンダカ、パレスガ傍ニイル時ッテ、ルジェ、イツモ泣イテバッカリダ・・」(泣き笑いの顔をして、そう答える。・・・焦りがルジェの体を支配してしまったら・・・。ルジェは涙を堪えきれずにいた。一人で泣く事・・・。それは長い旅で何度か経験したことだったけれど)「心ガ折レチャッタミタイ・・・。ルジェ、弱イマンマダ。強クナンテ、ナレナイ、ヨネ」(俯いて、そう答えた。パレスが体を見てご覧?といわれて、涙で汚れた顔を上げてパレスの体に視線を写す。・・・それは、とても鍛えられた体で。今のルジェとは正反対だった。)「パレスハ、強イネ。ルジェモ、コンナ風ニ、強クナリタイヨ・・・」(パレスの胸に手をあてて、そう呟く。鍛えられた肉体は、今のルジェには眩しく見えた。)「ン・・・。後戻リ、出来ナクナルクライニ、ルジェ、イツモ走ッテバッカリデ・・・。(ぽろぽろと涙を零して・・・)ルジェ、怖カッタノ。ルジェノ無意識ノ中デ、誰カヲ傷ツケルコトガアッタナラ・・・。ルジェ自身ガ壊レテシマウコトヨリ、ソノコトガ、怖イ」(肩を震わせる。・・・だから、失われた記憶を取り戻したかったのだ。・・・結果的に、今日は思い出せずにいたのだけれど。その不安が、宿屋で眠るルジェの睡眠を妨げていて。・・・じっとしてはいられずにいた)「ルジェ、強クナリタイケド、・・・覚悟ガ、タリナインダ。・・・怖サニ、勝テナクテ・・・」(涙は止まらずに。・・・泣いたら駄目と言われても、自分のふがいなさが先にたってしまって。止まらずにいた。パレスの視線から逃れるように俯いて)「ン、・・・体、休マセナキャネ。・・・眠レナイケド」(無意識の自分の恐怖が、ルジェを頭から休ませてくれない。・・・ルジェはどうしたらよいのか判らずにいて)「剣ヲ、握ルノ禁止、危険ナ場所ニ行クノモ禁止。・・・ン、判ッタ」(頭を撫でられて、少しくすぐったそうにしながら、頷く。・・・ルジェ、心配かけてばっかりだ。そう思うと、情けなくなっていた)「気持チニ、負ケチャイソウニ・・・、ナッチャウヨォッ・・・」(そう叫んで、痛む体でパレスに抱きついた。 [Mon 19 Nov 2007 23:42:20]
◆パレス > …ルジェも「戦士」なら泣かない…涙を流すのなら一人でしなきゃ…強くなりたいのなら…泣いていてはダメ…自分の気持ちに「勝つ」位でなければ…本当に強くなる事は出来ないよ?…現に、私とルジェの体…見てご覧…?私は鍛える時は鍛えるけど…休む時は確り休んでるから…体が良い状態だけど…今のルジェは…「ボロボロ」じゃないか…記憶が途切れてしまってる事も解るよ…何か思い出したいと思うのも解る…だけど無理をしてしまえば…もう後戻り出来なくなってしまう事もある…そうなったら困るのはルジェ…自分自身だぞ?(説教するつもりではないけれど…一度強く言わなければ、また二の舞になりそう…そう思い、手宛をしながら少しきつめに言葉を掛ける)…ルジェも立派な「戦士」だ…だから後は「自信」を持たなくちゃ行けない…自分はまだ弱い…そう思っていたら…自分の気持ちに負けてしまうよ?…焦る気持ちは解るけど…少し自分を見つめる時間も私は必要だと思うよ…自分を大切に出来なきゃ…自分はついて行けなくなってしまうよ…?だから、もう唇も噛まない…悔しいと思ったらまず、体を休めて、傷を完治させる事…そしたら剣を握れば良い…その時はスカッとするぞ…?全力でぶつかれば…スッキリするんだからな…?(手の応急処置を終えて、包帯の残りを片付ける…)…そう言う訳で、ルジェはケガが治るまで暫く剣を握る事は「禁止」…危険な地域に足を運ぶ事も「禁止」…今は体を休めて万全にする事を…優先しなよ…?(ルジェを見上げながら、頭を撫でる…) [Mon 19 Nov 2007 23:23:13]
◆ルジェ > 「ウ、ウウンッ・・・。イ、ッツ・・・」(体の痛みにひたすら堪えていて。すぐに起こせずにいると、耳覚えのある声が聞えて)「パ、パレス・・・」(知った顔を見てしまったら、涙が溢れてきた。・・・自身で体を起こす事が出来なかったため、パレスに手伝ってもらい、なんとか椅子に座りなおす)「ハァ、ハァ、ハァ・・・イッ、痛イッ」(転げ落ちたときに、体を打ち付けてしまった。パレスが近くにいるのに、言葉が上手く出なくて。ひたすら眉をよせて、その言葉を聞いていた)「ウン・・・。ソ、ソウナンダヨ、ネ・・・。ルジェ、ネ、記憶ガ途切レチャッテタカラ、此処ニクレバ、ナニカ思イ出スンジャナイカッテ・・・」(言葉が上手く見つからず、小さくそう呟く。・・・今日は鍛錬するつもりではなかった。・・・何故この体で動くことができたのか、理由が知りたいだけだったのだけれど。・・・端から見れば、ルジェの行動はかなり無理をしているように映る)「ン・・・。ソウ、ソウナノ・・・。イツモ、気ガツイタラ、ルジェ、自分ノ体、傷ツケテルミタイダ」(いつも、そう、結果的に。・・・ルジェは目の前の事しか、見えない。それがいつも焦りを呼んで、消えない傷跡をどんどん増やしてしまう結果になるのだろう。・・・いつかも言われた休息の言葉。そう、休まなかったら)「休マナカッタラ、ルジェ、足でマトイニナッチャウ、ヨ、ネ・・・」(涙が溢れて、俯いてそう答える)「ン・・。ルジェ、此処ガ戦場ダッタナラ。・・・トックニ壊レテル」(素直に頷いて。・・・切っ先が迷っているうちは、その想いは変わらないだろう。・・・壊れることを望んでいなくてもこれだけ無茶ばかりしてしまう自分を止められず。・・・ルジェは血のにじむ唇をかんだ) [Mon 19 Nov 2007 23:05:48]
◆パレス > …ルジェ…如何したの?(唸り声?を上げながら、床の上に身を横たえるルジェを見つけて近づく…良く見れば体の彼方此方に包帯を巻いている…私はその姿を見て、息を漏らす…)…ルジェ…強くなりたいのは解るけどさ…焦っていては良い結果が出ないぞ…(体を起こしてやり、肩を貸し、椅子の上に座らせる…)…強くなる為には…休息も必要だ…今のルジェに一番必要なもの…其れは休息だ。体を休めて万全な体制になる事…今何をしても力になる所か…自分の「身」を傷つけてるだけだぞ…現に…自分のケガを見てみろ…そんなになるまで剣を握って良い結果が出ると思うのか?…此処が戦場なら…「死ぬぞ?」(ルジェを落ち着かせながら、応急処置用の薬と包帯を取り出し…手の手当てを始める…) [Mon 19 Nov 2007 22:57:08]
お知らせ > パレスさんが入室されました。 『…少し体を動かそうか(そう思い鍛錬所をくぐる…その中に見覚えのある人影を見つける…)』 [Mon 19 Nov 2007 22:49:08]
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