芸能横丁 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > アズさんが帰りました。 『後で変身ポーズ練習しているのを家人に見つかるフラグ』 [Fri 4 Apr 2008 00:15:51]
アズ > ( この劇の主人公役のカラクリとか、彼の事情とか。そんなの何も知らない少年は、ただ夢をもらって家路につくのだった。 ) [Fri 4 Apr 2008 00:13:23]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『次回『イタカァの赤い桜』 ご期待下さい』 [Fri 4 Apr 2008 00:11:26]
カイン > (そんなこんなでサインと握手も続いていく。 ――ただ、いつもよりもだいぶ気分は良かった。 応援してもらえると、やっぱりやる気は出るのだ――) [Fri 4 Apr 2008 00:11:09]
アズ > ( なんだか、ヒーローの手って感じがする。それって具体的にどんな手かと聞かれれば答えられないが、とにかくそう思った。こちらも、ぎゅっと握り返して。 ) ──。 ( ヒーローの言葉にこくこくと頷いて、相手が握手を終えればこちらも手を離す。次の人が待っているだろう。 ) …また来ます! ( 色紙を受け取って、その場から離れようか。 ) [Fri 4 Apr 2008 00:07:55]
カイン > (グローブは割りと分厚い素材を使っているし、それなりに使い込んでいるものでもあるから、少年の手をガッシリと握る感じになる。 バンクルにしては割合と体格も良い方だし)――俺も、君たちが、その――応援してくれるから頑張れるんだ。 だから、その、くじけそうになったら劇を見に来てくれよ。 俺が、君を応援してあげるからさ。(これも、本心から。 誰かに応援してもらえると本当にやる気が出てくるのだから) [Thu 3 Apr 2008 23:59:32]
アズ > う、うん…。 ( おお…。自分宛に書かれているという実感。ちょっと気恥ずかしいけど嬉しいものだなあ、なんて。 ) う、うん…ありがとうアイゼンリッター! ( 一瞬、ヒーローを悩ませてしまったかと思ったが、返ってきた答えに安心して。お礼を言って握手のため右手を差し出す。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:56:08]
カイン > はいはい、アズ君ね。――今日は来てくれてありがとうッ(サラッと『アズくんへ』なんてペンを走らせる。 字も格好良いというか、逆に言えばこれしか格好良く書けないのだ。 何と言うか、半ば癖のようなものになっていると言えばわかりやすいかもしれない)え、ええっと……。(なんだか落ち込ませてしまったらしい少年の反応に、俺は慌てて考える。  何だろうこう、ええと……つまり)あ、アイゼンリッターは強化されてるから、普通の人より、その、強いんだ。 だけど……ちゃんと好き嫌いせずに食べて、鍛えれば、皆だって強くなれるんだよ。(後半は半ば本心から。 だって――中に入ってる自分が、強化も施されてない――ただ頑丈なだけの常人だっていうのは、自分が一番良く知っているんだから。 その常人が、こうして子供たちから「どうすればそんなに強くなれるの」と聞かれてる。 まあ自分の場合は『強そうに見える動き』を練習しているだけなのだけど)……だから俺が、保障する。君だって頑張れば、強くなれるよ。(そんな風に言って、握手をしようと彼に手を差し出した) [Thu 3 Apr 2008 23:49:39]
アズ > ( そういえば、前の人が「○○くんへ」とか書いてもらってた。そうか、自分も書いてもらえるんだ。 ) あ、「アズ」です。 ( サインもカッコイイ。多分これ、アイゼンリッターって書いてあるんだよね。──読み書きは割とできるようになってきたが、印刷に使われるような字体以外はまだ難しい。 ) ……そ、それだけ? ( なんかこう、もっと特別なことしてるんじゃないかとか、勝手に思っていたらしい少年。思わず言う。──いや、待て。もしかしたらあれかもしれない。肌の超綺麗な人が、手入れ方法を聞かれて「特別な事は何もしていませんのよホホホ」みたいな。あれか。才能か。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:42:54]
カイン > (結構続けて見に来るお客さんも多い中で、どうもこの少年の顔は見覚えがない。 緊張してるみたいだし、初めてのお客さんだろうか。 ――ちょっと嬉しい)……はい、両方だね――っと、君の名前を教えてもらえるかな?(受け取って、羽ペンで『EISEN−RITTER』と装飾自体で書き記す。 っと、そう言えば名前は入れるのだろうか。思い出し、そう付け加えて)ん? 強くなるには、か。 そうだなあ…………。(ううむ、と内心でもちょっと唸ってしまう。 そりゃまあ、勿論、毎日の練習とか、そういうのが必要不可欠なのだけれど……ちょっとヒーローらしく答えたいところ)……ちゃんと早起きして、良く寝て、身体を動かして、牛乳を飲んで……それと、野菜を食べる――……んだ。うん。  好き嫌いせずに。 [Thu 3 Apr 2008 23:32:34]
アズ > ( あ、安い。よかった。お金を払い色紙を受け取る。 )( ドキドキしながら待っていると、自分の番が来た。 ) りょ、両方お願いしまう。 ( …噛んだ。恥ずかしい。赤くなりながら色紙を差し出した。そして。 ) ──あの。どうやったらそんなに強くなれるんですか…? ( おそるおそる、そんなこと聞いてみる。さっきのは劇だと理解してはいるが、怪物Xその他いろんな仕掛けがあることをイマイチまだ分かっていない少年。秘訣があったら知りたいと本気で思っている。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:26:21]
カイン > (色紙は一枚50エン也。何の変哲もない、まさしく『色紙』とでも呼ぶべき、見事な代物。ある意味、安くて当然と言ったところか)(男の子、女の子、男の子、男の子、男性、男の子、女性、男の子、男の子、男性、男性、女性、男の子、男の子、女の子、女の子、男の子、男性、女の子)(ガリガリと羽ペンでサインをし、握手をして、次の人へ。 ペンを削ってる暇がないので、磨り減ったりしたら即座に交換用のへ手を伸ばす。これだけの数をこなしてると、練習せずともサインだけは上手くなるから助かる。 と、しばらく並んでいると、やがて少年の番がやってきて――)ええと握手だけかい? それともサインもかな?(そう問いかけつつ、まあ色紙を持ってるんだからサインもだろうな、と俺は思う。 とりあえず手を差し出して、色紙を受け取ろうとはしてみるが) [Thu 3 Apr 2008 23:17:59]
アズ > ( 見た感じ、お金を払っている様子は無い。ホッとするが。 ) あ、しまった…。 ( サインを書いてもらえる物が無い。どうしようかな…と思ったが、折角来たのだしと、係の人に色紙をくださいと頼む。いくらだろう? )( 色紙を手に入れられたら、それを抱えて自分の順番を待つ。子どもばっかりだったら恥ずかしいな…と思っていたが、意外と大人もいて安心。──実際、客を大人と子どもで分けるなら、この少年は子どもに分類されそうな外見をしているのでどのみち無用な心配か。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:12:06]
カイン > (勿論、握手会は無料。完全なサービスだ。用意してる側もお金は殆ど必要ないのだし。 しいていうならば、サイン用の色紙や何かが欲しいならお金がいるといったところ。 実質的には無料だ)……しかし、こうして見てると色んな子がいるよなぁ(怪人が好きな子とか、俳優が好きな子とか、だ。 まあアイゼンリッター役と主役が同時に並んでると子供の夢を壊しかねないので、生身の俳優さんだけは別室でサインと握手をやっていたりする。ともかく)…………はい、サイン。また来てくれよッ(色紙に名前を書いて、名前を入れてといわれたので『ジャックくんへ』と記入し、渡しつつ握手。 次のお客さんは子供に頼まれたらしい大人の人。 握手は結構と苦笑しつつ仰るのでサインだけ。これも名前を入れてあげる)(それぞれ目当ては違うのだろうけど、列に並んでいるのは大人も子供も、女の子も男の子も、ついでに大きなお友達まで、バリエーション豊かだ。 ファン人数自体はあまり多くなくとも、ファン層は広いらしい) [Thu 3 Apr 2008 23:04:00]
アズ > ( 初めて観るせいもあって、まだ登場人物を覚えられていない。一番目立つ格好をしているアイゼンリッターはすぐに覚えられたが、変身前の方をちょっと忘れていて一瞬悩んだ。が、気付いて納得。 ) あー、すごかった。 ( 噂で聞いて、料金も安かったしちょっと観に来てみたけど良かった。ふーっと息を吐き、席を立って帰ろうとしたが。 ) 握手会…!? ( そ、そんなものが…! 客の流れについていき、少年も列に並ぶ。そして並んでから気付いた。 ) あ…お金…いったりするのかな? ( こういうのは初めてだからよく分かっていない少年。先にアイゼンリッターと握手する客の様子を見て、料金を払っているかどうか観察する。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:57:24]
カイン > (ヒーローが消えるのは大人の事情、もとい中の人が違うからであって、しばらくすれば主人公のハワードが出てきて、エンディングへとなり、幕が下りる、のだけど――恒例の『アレ』が待っている)(アイゼンリッター第十五回はこれにて終了となります。ご来場の皆様、本日は真に有難う御座いました。 引き続きましてこれより握手会、サイン会を開始いたしますので、参加のお客様は係員の指示に従ってお並びください。また、筆記具類をお持ちのお客様はご用意をお願いします。)……ふええ、息吐く暇もないってのは本当、これの事だよね(だからと言って嫌なわけじゃないのだけど。ヘルメットを外し、水を一口、二口と飲んで、再び被る。 あとは机を運び出していくディープワンズ達と一緒に、表舞台へと戻って――握手とサイン、だ) [Thu 3 Apr 2008 22:45:17]
アズ > お、おー! ( すごい跳んだ。自分のいる場所からは見えないが、何か仕掛けでもあるのか、それともヒーローの力? と思っていたら、アイゼンリッターの右足に雷が発生し、必殺技らしいキックが炸裂した──どころか、爆発した。物体Xが※ように見えた。 ) !!!?? ( スゲえ!と思うのと同時に、劇でここまでやっていいのだろうかという心配。案の定、爆発の煙がおさまる頃には、舞台上には物体Xは影も形も見えない。 ) う、うわあ…す、すげえや必殺技。 ( ていうか、ヒーローまで消えている。な、なんで!? 実は初めて見るこの劇。慣れている周りの子どもが歓声を上げる中、少年は視線をキョロキョロさせてヒーローがどこに行ったのか探す。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:38:49]
アイゼンリッター > (しばし技の応酬を続けた後、俺は物体Xから距離を取る。そろそろ時間的にも締めの頃合だ。 子供達の声援だって聞こえてくる。「頑張れーアイゼンリッター! やっつけろーっ!」 頷きを一つ。走り出す) ジュウッ! (掛け声と共に、舞台下の奈落に設置されたトランポリンを蹴って、跳躍。)アァァイゼェンッ(全身の力を核から引き出し、右足へと纏めるイメージ。 バリバリと音を立てて、雷が迸る)ダァァァイナミィイィックッ……!(その右足が物体Xに受け止められると共に、演出班の魔術師が《爆発》の魔術を行使し、派手な煙と音が響き渡る。 勿論見た目だけだ。 観客の目を爆発にそらし、その間に俺と彼とが舞台袖へ引っ込むための) [Thu 3 Apr 2008 22:29:35]
アズ > ( 一番安い席で、他の子ども客と同じく、真剣に舞台に見入っている少年がいた。 ) お、うわああ。お、おおお…。 ( こ、こえええええ。謎の生物超怖い。どうやってるんだろうアレ…。冒頭の戦闘シーンもカッコよかったけど、謎の生物Xのインパクトが結構強い。 ) じゃ、邪神の眷属…う、うわわわ。 ( 女の人が襲われかける光景に思わず目をつぶったが、ヒーローの叫びでまた開く。 )( ヒーロー…アイゼンリッターが生物Xと戦っている。周りの子ども達が応援の声を上げていて、少年もそれに混じって叫ぶ。 ) 頑張れーアイゼンリッター! やっつけろーっ! [Thu 3 Apr 2008 22:24:46]
アイゼンリッター > 「……ン=カイの闇に引き摺りこめ!」(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(魔術的に作り出された虹色の霧が舞台の上にあふれ出る。 その中で、犬やら猫やら剣や盾、そういった今まで食べたものの要素が全部交じり合った怪物――のきぐるみと、俺は対峙する。 重たいだろうなあ、あれ。 自然に動きも鈍重になるので、それにあわせて殺陣を組んでいく。 起き上がれなくなるから投げ技はNG. となると必然的に打撃技が主体になっていく。 パンチ、キック、手刀、と――まあ、やっぱりあまり、変わり映えはしないのだけれど)鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(主題歌もかかってきて、演じる側もテンションが上がる上がる) [Thu 3 Apr 2008 22:19:42]
アイゼンリッター > (そう、南端から運ばれてきたこの――仮にXとでも呼ぶべき生物は、遥か昔、星辰の彼方から飛来してきた邪神の眷属であったのだ! 運悪く氷に閉ざされた大地に着地してしまったため、冬眠を余儀なくされていたそのXが、温暖なヴェイトスに運ばれることによって解答され、目覚めてしまい――そして今、VV団によって使役され、人々を襲っている。 だが――これ以上の狼藉は許されない!)ナイアァアァァァァルッ!!(遂には人型にまで成長した物体Xが、その毒牙をラヴィニア・ウェイトリーに向けたとき、舞台の上に俺は立っていた。 力を込めて叫び、いつもどおりのあのポーズ)(両腕を水平に右側へと伸ばして見栄をきったら、すかさず身体を左後方へと捻る。 身体を戻したら胸の前で腕を交差。 拳を右足へと寄せ、上半身を起こしながら――右手を天へと突き上げる!)(バシャッ!)(音と共にバックルの窓がバネ仕掛けで開き、金色に煌く猫目石の核が露出した。 身に奔る電撃! 俺はマフラーを翻しながら両腕を広げ、構えを取る)暗闘の騎士……アァイゼン、リッタァーッ!  [Thu 3 Apr 2008 22:17:04]
お知らせ > アズさんが来ました。 『舞台に見入っている少年』 [Thu 3 Apr 2008 22:14:10]
カイン > ゴーレム? ってえと……あの、石とか木とか鉄とかの?(「そう、そのゴーレム。 あれは粘土製なんだよ。命令に従って形を変えてくれる代物で――難点は『真理』の文字が削れやすいのと、色が変わらないのと、犬ぐらいの大きさが限界ってくらいかなあ」)(説明を聞いて、ははぁ、と俺は頷いた。基本的にボディーガードとか、作業用とかがゴーレムの主な用途だと思っていたけれど、粘土製なら劇とかにも使えるかもしれない――事実使っているし――面白いなあ、と思う。 実際、あれを使えばもっとこう、変わった舞台なんかも作れるかもしれない)顔に貼り付けて変身――変装する、みたいなのとか。(思いついたことをポツリと言ってみるけど、息ができないよと一蹴されてしまった。 まあ、そりゃそうだ。このヘルメットだって息苦しいんだし)……っと、そろそろ出番か。行ってくるよ。(そう言って俺は、その息苦しいヘルメットを被った) [Thu 3 Apr 2008 22:12:53]
カイン > ……ところが、これが悲劇の始まりであることに誰も気付いていないのでした、と。(そんな事を呟きながら、俺は舞台裏で出番待ち。 その卵からかえった不定形の生き物が、犬を食べて擬態しつつ、次々に人間を襲っていく――というような光景が舞台では繰り広げられている時間帯だ。)しかし不定形の生物って言うけど、良くそんなの作れたなあ。 さすがにきぐるみじゃないんだろ、アレ?(表舞台。 てけてけと歩いてきた犬の頭部が、突然ぐぱぁっと四つにわかれて凶悪な顎を露にするシーン。あんなのの中に人間が入れるわけはない)(「そりゃあ、勿論。 あれはゴーレムなんだよ。レンタルだけどね」) [Thu 3 Apr 2008 22:12:42]
アイゼンリッター > (今日のお話――その発端となったのは、南海の未踏大陸を探検すべく出発したヴェイトス大学の調査隊が帰還したことだ。 彼らは雪と氷に閉ざされた大地にたどり着き、そこで様々な興味深い事実を発見。困難に満ちた探索行の果てに、無事にヴェイトス島の帰還に成功したのである。 そしてこの度、その功績を称え、研究成果を発表するために記念博覧会を開くことになったのだが――主人公であるところのハワード・ブレイク、チャールズ・デクスター、そしてラヴィニア・ウェイトリーら三人もまた学生である為、その準備に借り出されていた。 運び出すのは植物標本、鉱石標本、また彼の地で発見された遺跡や生物なんかのスケッチ。 ところが――)「あら?」 「どうしたんだい、ラヴィニア?」 「この箱だけ中身がからっぽなのよ」 「……これは――卵の殻、か?」 「みたいだね。どうする、ハワード?」 「どうするもこうするもないさ。 この殻を展示しろって事だろう?」 [Thu 3 Apr 2008 22:08:43]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(そして再び舞台の幕が上がれば、其処に颯爽と主題歌が鳴り響く。 何度も繰り返した手順通り、次々に舞台の上に飛び出していく戦闘員ディープワンズと、それからアイゼンリッター……もとい、俺。 さすがに何度も何度もやってるから、ここで失敗するわけもなく。 というか、失敗するわけにはいかないのだけども!)(パンチ、キック、チョップ、投げ技。 まあオーソドックスな技の応酬を重ねつつ、やっぱりもうちょっとこう……アイゼンリッターならでは!みたいな格闘技が欲しいなあ、と思う今日この頃。 一度しっかり何処かの道場にでも行った方が良いのかもしれない) [Thu 3 Apr 2008 22:08:32]
アイゼンリッター > (――開演直後の演舞、ではなくて。 今回は一面真っ暗な舞台から幕が上がる。 否、暗闇ではない。ぽつぽつと光が浮かんでいる。 ――これは夜空だ。 暗幕に針で穴を空け、後ろから光で照らして作り上げた夜空。 不意に其処を斜めに横切る光。 《光明》の魔術による発光球だ。冒険者などが洞窟探索に使う魔術の灯が、暗幕の夜空を突き進み、そして――)(ず、ずずぅぅぅぅんっ!!)(――何かにぶつかったような音と共に、一度舞台の幕が閉じる) [Thu 3 Apr 2008 22:03:36]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『『南端からの物体X』』 [Thu 3 Apr 2008 22:03:25]
お知らせ > ヒルダ@折鶴さんが退室されました。 『 休憩は終わりだ。さあ行こう。 』 [Tue 1 Apr 2008 02:12:01]
ヒルダ@折鶴 > ( 残酷な事に時間は常に流れ続け、立ち止まれば私はあっという間に奈落の底に堕ちて二度と這い上がる事は無い。だから私は只管歩かされているのだ、あるかどうかも判らない救いを探して。エレナ・ストーンズの一件はそんな私の長い旅路の途中にある通過点だ。私はそこに辿り付くことが出来れば、私が歩いている道が救いに続いているのかそうでないのか見極める事が出来る。醜く焼かれたこの両手でも何かを為す事が出来るという事を証明してやれるのだ。 私の手を焼いた張本人、マーガレットに対して。 ) [Tue 1 Apr 2008 02:11:06]
ヒルダ@折鶴 > ( じくりと顔と両手の火傷の痕が疼き、私は静かに視点を手元に落とす。 問いかければ答えてくれた先生はもう居ないのだ。だから私は自身に問いかける。果たして今の私は正しいのか、正しく無いのか。 自分が犯した罪を償い、いつかはあの夢に満ち溢れていた頃に戻ることが出来るだろうか。私は誰かに笑いかけ、その相手が私に笑いかけてくれるような。失ったものを取り戻す事は出来るのだろうか。 ) ( 強姦魔のこの私が。 ) [Tue 1 Apr 2008 02:05:41]
ヒルダ@折鶴 > ( 「先生。私、人を傷つけてしまいました。取り返しのつかない事をしてしまいました。こんな私に救いはありますか?」 ) [Tue 1 Apr 2008 02:02:23]
ヒルダ@折鶴 > ( 「それからこれ、お前の為に作ってやった服だよ。パーティの時に着てお行き。」 「黒なんて地味よ。」 「黒は女を美しく見せるのよ。」 ) ………… 先生。 ( 「ねえ先生、わたし世界一の魔女になるわ!」 ) ………。 ( 「薬草の名前なんて覚えるのつまんない。それより早く飛行術を教えてよ!」 ) ……………。 ( 「私、パパの事はあんまり好きじゃないの。でも先生の事は好きよ。」 「私は将来素敵な人と恋に落ちて、素敵な家庭をつくるの。私はその人の事を世界一愛して、その人は私の事を世界一愛してくれるのよ!そしたら先生、一緒に住もうね。」 ) 嗚呼……。 ( まるでそれが引き金になったかのように古い記憶が止め処なく溢れる。私が話しかける度、先生は優しく微笑んでくれた。 ) [Tue 1 Apr 2008 02:01:11]
ヒルダ@折鶴 > ( 鮮やかな横丁の通りの光を見つめる私は、まるで母親の宝石箱を覗き込んでその美しさに心を奪われた子供のようだ。そこに感動は無いけれど、そしてその輝きを手にしてみようとも思わないけれど。 「ヒルダ、私のネックレスをどこにやったの。」 私を魔女として育ててくれたアンジェリカ先生は、鏡の前でネックレスをつけた私に声を掛けた。私は悪戯が見つかった時のような子供の顔を、鏡の中に映るアンジェリカ先生に向けるのだった。 ) ( 「お願い、先生。村長さんの屋敷でやるパーティに行くとき、先生のネックレスを貸して欲しいの。ねえ、お願い。」 椅子に座り縫い物をする先生に私は甘えた声を出す。 「おやおや、仕方の無い娘だね。良いよ、持って行って。」 ) ………。 ( ぼんやりと眺めていただけの私は不意に昔の事を思い出し、意識を取り戻した。 ) [Tue 1 Apr 2008 01:46:59]
ヒルダ@折鶴 > ( 美味しい珈琲に美味しい和菓子。普段ならば「美味しい」と素直にその感想を口にするところだけど、今はただ黙々と珈琲と和菓子を味わうだけ。恐らく、味は判っていないのだろう。ただただ無感動。 折角出してくれたのに悪いなと頭のどこかで考えているが、その甘さが自分の心をとてもリラックスさせてくれている一面もある。ただ「美味しい」と思う事自体が億劫なだけで、美味しくなかったらこうして呆けたりはしてない。 ) [Tue 1 Apr 2008 01:34:06]
ヒルダ@折鶴 > ( 蛍ちゃんが働いているお店は一風変わったアマウラ風のオリエンタルな雰囲気の漂う店だった。竹で出来た珍しいベンチに腰掛け、開いた赤い傘は生憎の曇天を覆い隠す。その傘のお陰でふと空を見上げてみるクセのある私は、月と星の見えない空を見て憂鬱な気分になるのを防ぐことができた。視点は自然と目の前の通りに移り、手の中では珈琲がゆらゆらと湯気を立ち上らせ、傍らには食べかけの団子の乗った皿が一つ。 ) ( 私は考え事をしているようで、実は何も考えていなかった。 目的はまだまだ途中だけど、私は色々な事をして色々な目に合い、これからも色々な事をしようとしている。忙しさに自然と身体が休息を求め、脳は思考停止に陥った。 ) [Tue 1 Apr 2008 01:26:12]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『ぼんやりと通りを眺める。』 [Tue 1 Apr 2008 01:13:41]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(幸せそうにそれを平らげる妖精。そしてシャリネが悩んでたって事を忘れる酷い子)』 [Sat 29 Mar 2008 23:09:39]
ランシャオ > ( 推理するまでもなく分かる犯人。 まるで容疑者の声優が某グリーンリバーだった時のようだ! )( な、何あの小さすぎる子? と疑問符浮かべてるウェイトレスさんおいてけぼりの放置プレイ。 美味しい所に案内してくれる、っていう期待に胸と頭がいっぱい。 ) それじゃーゴチになりまーす! ( 歌姫の肩にそっと乗って行こうとする。 ) [Sat 29 Mar 2008 23:07:13]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『(貴女の前に届く、ワンホールケーキはささやかなプレゼント。)』 [Sat 29 Mar 2008 23:06:36]
シャリネ > ( 目をぱちくりさせる彼女には気づかないまま。にこりと笑って指先を伸ばそう。 おいで、と。 ) ( 真実はいつも一つ!そして人間は食が命!嗚呼、纏まらない。盗み食いされたら真っ先に「犯人はお前だ!」っていうんだきっと。 ) ――― うん。 私も食べたい。 ( くるくる廻る彼女を目で追って、ふわりと笑った。 ) いこ。  おいしいところ、知ってるの。 ( ふわ、とバニラの香を残して、妖精を誘おうと。 ) [Sat 29 Mar 2008 23:00:38]
ランシャオ > そりゃまた複雑だー。 かかるのは大変さ無しの幸せだけで良かったのにねー。 ( にゃはは、と笑いながらそんな事を口に出す。 冗談半分本気半分。 そう分かってても真っ直ぐ可愛い、って褒められるのはちょっと照れちゃうランシャオちゃん。 ) むー…そもそもそんなに好きで特別な人とかが出来なきゃいけない訳だからね。 確かに難しいやそれ。 まあこの恋の伝道師との異名を持つランシャオちゃんに任せてしまえばそんな悩みは全てサッくり解決………するといいなあ。 けどやっぱ無理だな、うん。 ( 調子に乗った最後の方はなんか小声になった。 恋愛沙汰っておいしいのそれ。 ) そりゃもうそうでしょ。 他に誰って言うのさ―――― ( ウェイトレスさんが机の上にいる妙な妖精に仰天して硬直してる間に、脳内では何を頼もうかなあとか考え中。 ――――と。 その時勢いよく立ちあがったシャリネに目をぱちくり。 え、ばれた?とかいの一番に思ったのは内緒。 )( そしてその提案にぱーっと表情を輝かせる。 それはもう満開の桜のように幸せな表情で。 ) いからいでか!! もう当然! 賛成!! 私もすーっごっく食べたいッッ!! ( 真実はいつも一つ! そんな決め台詞を言いそうな相手に大賛成。 わーい、とはしゃぎまくってシャリネの周りを嬉しそうにくるくると飛びまわる。 ) [Sat 29 Mar 2008 22:54:12]
シャリネ > うん。大変な魔法なの。 でも、幸せで。 悩んじゃう。  難しいの。 ( こく、と頷いて。 得意げな様子に困った顔。 )  かわいいのは、わかってる。 ( 冗談交じりに微笑むけれど。もういっそエンドレスすればいいよ。おいでー今日も●ーすーかーる ネタ名前ーを呼んd(強制終了) )    うん。誰かを特別に好きになるって、素敵だけど難しいなって。最近凄くね、実感するようになったの。 ―――そうだよね。……私は、私、だよね。 …ねえ、ランシャオちゃん。  (唐突に。) もしよかったら、美味しいケーキ食べに行こうよ。 甘いもの、凄く食べたい。 ( 立ち上がって、有無を言わさず…!悩みで煮詰まりすぎてケーキを欲する見た目は少女。中身はおばあちゃん!その名も、フレイバー探偵シャリn(ry) ) [Sat 29 Mar 2008 22:36:59]
ランシャオ > ( HAHAHAHA! Nice joke!! ……笑い話にしたいなホント! ) 思わず私がそのネタ頂いてしまうとこだったわよ…… ( 今度カインにやってみよかな、とか呟いてしまった。 泥棒猫の前科は一杯。 けど他人の家にこっそり忍び込むのとかはあんまりしないから、きっとシャリネ宅の食べ物は大丈夫! まああくまでもあんまり、って事だからたまに他人の家に忍び込む事もあるががが。 ) フ、どうやらバッチし大当たりのようね。 流石はかわいーランシャオちゃん。 ( 普段は外れまくりの癖にたまに当たると何故こうも偉そうになるのか。 図星な相手に対して何だか得意げ。 ) それはまた大変そうなまほーだなぁ……! ( 何かテーブルの上で感心してるちっこい妖精。 もうこうなったらいっそエンドレスしてしm(ry ) まあそもそも特別な誰かを好きになるとか? そういうの私良く分かんないし。 妖精だし。 ( 話の流れからきっと心の魔法ってそういう事なのかな、なんて思いつく。 基本的にみんな大好き。 その代わりに私は特別誰かが大大々好きという事は無い。 ) ―――――??? ( 本日のはてなマーク最高記録を更新した。 難しい話は妖精わかんなーい!て感じで。 ) そりゃ当り前でしょ。 シャリネさんがシャリネさん以外の何者だって言うのさ。 ( ウェイトレスさんに、あ、こっち注文お願いしまーす、と歌姫に集る気満々の魂胆の呼びかけをする。 悩みに悩んでいる今がチャンスだ!! ) [Sat 29 Mar 2008 22:25:15]
シャリネ > ( 水面の電波はよく跳ぶけどよく落ちます。なんちゃって。てへ。げふ。さておき )  ―――  え? なんで? ( きょとん。  アフロとか素で言ったらしく。でもそれよりもありそうなのは食べ物!ランシャオちゃん、勝手に人の食べ物持っていっちゃいそうだもの。 )(「ラブのお悩み」)   ―――      。 ( 黙りこんだ。突きつけられれば恥ずかしさもあるけれど、今はどっぷりじたばたジレンマにはまった様子でへっしょりと俯いた。 図星と言う。 )  ―――-いいの。ドキドキしすぎて心拍数が上がっちゃう魔法だから。( 真顔で言った。 ●リー ●リー 魔法ーつかいー●r(以下略) この時代をエンドレスしそうで恐いよ! )     …うん。心の魔法。  ( ふわ、と。小さな微笑と。 ) …… ない、か。    ( 息を、小さく吐いて。 ) ―――どうしたらいいか、わからなくて。   私はね、歌姫である前に。シャリネ・エレリアなの。 ( 唐突にそんなことを真面目に言い出した!頭の中が煮詰まりきったカボチャみたいになってる所為 ) [Sat 29 Mar 2008 22:07:59]
ランシャオ > ( 今日も快調に飛ぶ水面の電波。 きっといつでもどこでもアンテナはバリ3に違いない。 ) ――――凄いよシャリネさん……私ってば格の違いって奴を思い知ったんだわさ……! ( 負けたぜ、と相手のレベルに敗北宣言。 アフロとか……アフロとか!! なお食べ物に関しては保証は出来ぬとだけ伝えておく。 他人の食べ物は私の食べ物。 ) でしょでしょ! ――――ん? どかしたのシャリネさん? ( 魔法の事でお悩み中?と少しばかしずれた問いかけ。 まあ相手の表情の変化なんて些細なもの。 きっと大したことない悩み事だー!とか楽天的な頭脳は勘違い中。 ) 分かった! さては恋、もといラブのお悩みだな!! ( 顔を赤くした相手にビシッと指を突き付ける。 なおこの言葉は何処でも悩んでる人に向けて言ってたりする。 ) 魔法まほうマホウ………―――分からん! ( むーん、と暫くの間悩んでたけど、思い付かなきゃサクッと諦める。 そして伏せ字の中の懐かしいフレーズに私感動。 ) む? むむむむむ? 心の魔法? ( ?マークが更に増える。 ) むー…ない…かなあ? ( 多分?と小さく付け足して。 ) [Sat 29 Mar 2008 21:58:54]
シャリネ > ―――ランシャオちゃんは、心の魔法って、かかったこと、ない?( 不意に飛ぶ質問 ) [Sat 29 Mar 2008 21:43:32]
シャリネ > ( おかえりなさいませーご主人さ――妖精様ー! 電波ゆんゆん )( 頬を膨らませた彼女には気づかない。だって、見えないんだもの。 けれど気に入らなかったんだろうなって言うのは声でわかった。  ) え? ちょっと、 やだ。 何するの? たとえば私の居ない間に家の中の食べ物(バニラ類)全部持ってっちゃったりとか?! それとも私が見えないのをいいことに髪の毛がアフロになっちゃったりとか?! ( 凄い発想だった。焦った様子。真顔で問いかけん。 )   ―――   うん。    そうだね。 ……楽しいね。   ( ちょっとだけ、さっきまで考えていたことを思い出して、少し沈んだ微笑が滲む。握り締められた指先。感触に気づいて顔を上げて微笑めば、その感触が消えて「どこ?」と言わんばかりにきょろきょろ辺りを見回した ) (「唇に魔法?なにそれ」 ) あ――― ( 頬を赤く染め ) なんでもないの。 魔法なの。 ( し、と唇に指を当ててもう一回、ひみつのサイン。 こっちはひみつの●っこちゃんだ! )   [Sat 29 Mar 2008 21:42:50]
ランシャオ > ( 伸びてきた指先を握り締めながら笑う妖精。 )( 次の言葉を聞いて首を傾げ。 指先から手を離してちょっぴし移動。 ) ―――唇に魔法? なにそれ? ( くるりんぱ、と回りながら貴女の文字通りの目の前に姿を現した妖精は、はてなマークを頭の上に浮かべている。 そういうのとか全然知らない子。 ちなみに今日の衣装は黒を基調のゴスロリファッション。 赤いリボンも付けて気分は魔女っ子。 後は箒があれば完璧だ! ) [Sat 29 Mar 2008 21:39:35]
> ( 送信間近に落っこちて涙目。 弱り目に祟り目とかそんな慣用句が脳内をよぎったのはともかく。 本当にともかくとしてだ。 )( 神出鬼没の妖精の出現に少しばかり驚いたような歌姫。 けれどちょっぴりだったのが不満だったのか、見えてないけど頬をぶーっと膨らませる小さな女の子。 ) むー、あんまし驚いてなーい。 ふふん、こうなったら次に会う時はビックリさせちゃおっかなー? ( にししししし、といった擬音が聞こえてきそうな笑い方をしながら悪戯行為を思案中。 たとえばスカートめくりとか、もしくはブラ外しとか! そんな小学生レベルの悪戯を考え中。 ) そりゃもう大好きさー。 だってとってもすっごく楽しいもの♪ ( 楽しそうに妖精は返事をする。 此処はとっても大好きな場所。 毎日お散歩してても飽きる事の無い素敵な場所。 ) [Sat 29 Mar 2008 21:35:47]
お知らせ > さんが来ました。 『ぎゃーす』 [Sat 29 Mar 2008 21:29:25]
シャリネ > ( 此方こそ待ちもしないで落っこちて申し訳ない!オールあーるぜっとでへっしょりというよりはぎゃーすぎゃーすとびっくりしました。歓迎歓迎 )  ――― っ?  ( ちょっぴり吃驚したように肩を震わせて振り返った少女。 見えない姿は、魔法の悪戯?――声が聞こえるほうに悪戯に手を伸ばして、少しきょとんとしていた表情がふわ、と微笑んだ )    … 唇に魔法をかけられたの。  ううん。  心に魔法をかけられたの。 ( 歌のような紡ぎが悪戯に。 口元に人差し指を当て、 くすぐったそうに視線を逸らす ) ―― お散歩? 本当に、横丁が好きなのね。 ( 誰だか確信めいている言葉。くすりと笑って紅茶へ再び目を落とした。 ) [Sat 29 Mar 2008 21:21:05]
> ( おーあーるぜっとなんて思ったら帰ってきていただいた! 確認怠り本当に申し訳なかったり。 )( ともかく聞こえてくるのは少女の良く響く声。 普通の声量がすぐ傍で聞こえてくるようであるにも関わらず、その姿かたちは依然として見えていない。 ) 何をそんなになやんでおられますかーほわーい? ( 悩み事って美味しいの?みたいな感じの楽天的な声。 ) [Sat 29 Mar 2008 21:15:45]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(振り返った…!)』 [Sat 29 Mar 2008 21:10:36]
> (………やっちまった………) [Sat 29 Mar 2008 21:10:12]
お知らせ > さんが入室されました。 『なやめるわこうどよー』 [Sat 29 Mar 2008 21:08:51]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『 こんな風になるなんて、2年前は思っていなかったな。 』 [Sat 29 Mar 2008 21:07:38]
シャリネ >  … 想いを諦めることの代償? ――― 歌と、彼を天秤に? 群集―― 私は、群集の特別になりたいんじゃない。 ( ナンバーワンじゃない。オンリーワンになりたいだけ。どこぞの歌詞じゃ、ないけれど。 呟く言葉は、通ってもすぐ霞んで消えていくほどの。 )       でも、それが―――    我侭? ( 口元に指が当てられる。癖だとわかっていても、ついやってしまうのが癖。は、と気づいたように指を唇から離す。 まるで依存症。本当、恋しい。 ) …… でも。    難しいよ。 ( 多分、天秤にかけられないもので。 歌は、とても好きだから。でも、みんなの歌姫でなく、彼だけの歌姫でありたいと言うのは、もっと我侭か。―――考えれば考えるほど、罪悪感さえ沸いてくる。自分は、本当に我侭なのではないかと。 それでも理屈に添えない心が疼いて苦しい、板ばさみの感覚に口元を結んだ。 落ち込んだ顔が憂いを含み、冷めてしまったミルクティーの水面をゆらゆら眺めている。 ) [Sat 29 Mar 2008 20:59:34]
シャリネ > ( 唇をなぞってしまうのは、淋しいからか。恋しいからか。――両方か。 頬を僅か桜色に染めて、鼓動落ち着けようとするように深呼吸をした。肩が上がって、落ちる。静かな息が、その喧騒に淡く消えた。 ) ……  。( 「それは我侭と言うものです」「力には責任が、どんな力にでも必ずついてくると思うよ」「歌い手でも騎士でも政治家でもそう。 歌を歌い続けたいんなら覚悟しなきゃ。」「 「特別」をやめて「群集」になりたいなら、力を行使する責任から逃れたいなら、シャリネさんは歌を歌うのをやめなきゃいけない。」」 )( 溜息を押し殺すような深呼吸の中で、ぐるぐると耳に通る声を、心が聞いていた。 ) [Sat 29 Mar 2008 20:59:27]
シャリネ > ( 空が綺麗だった。花が綺麗だった。昔は、何かが恐いと言うことは余り無くて。確かに剣や、武器は恐いと感じたけれど、今は――     )    …… 使い方次第、だよね。 ( ふと、思い出すようにふわり、微笑が浮かぶ。大切に何かを抱きしめるような。自分を傷つける剣が恐いと言うよりも。 あの人を消し去ってしまうのではないかと思う剣が恐い。 )   ―――使い方、次第。 (  その通りだと思う。 考えてしまうと不安が過ぎってしまうのはわかっているから、呟いた後に俯き加減に、空色を静かに閉じてゆっくりと首を横に振った )  [Sat 29 Mar 2008 20:47:11]
シャリネ >  ( 一口、二口。唇を気遣うように飲む。 名残惜しげに口元淋しそうにカップをソーサーに置く音が小さく掻き消えて。 食べ終えたバニラのスフレ。 蜂蜜を混ぜたバニラミルクティー。 甘い砂糖菓子のような時間が毎日続く暮らしは、故郷では当たり前だったけれど。――此処に来て、歌姫と言うものがどんなものなのかを、味わった気がする。 )  (  しゃら、と鳴る鈴の輪は、白銀に造花や果物の飾り物。 白いリボンがついた、私の歌の相棒。 ) ……    歌、姫。 (  最初。そんなことなど気にしないで、歌を歌っていた気がする。歌が好きで、届けたくて。聞いてもらえたら、感謝を返したい。その、繰り返しだった。私には、歌くらいしかないから。そう、思っていたから。 あのときは ――- ) … 何も、考えてなかったな。 ( 懐かしそうな眼差しで、自嘲気味の微笑。カップの中の濁った水面を見つめながら。 )( 有名になろうとか、大金持ちになろうとか。そんなこと、考えもしなかった。歌が好きで、それだけで。 最初は何も。本当に何も考えていなかった。 )( 今考えると、昔の私は度胸のあることをしているのかもしれない。 ) [Sat 29 Mar 2008 20:38:05]
シャリネ > ( 喧騒を聞く。 歌声を聴く。音楽を聴く。景色の色を聞く。 耳にざわめく様なものが流れていく空間は、最初慣れなくて、ちょっとだけ恐かった。歌が一緒だったから。自分が持っている形見が一緒に居てくれたから、私は此処まで来れたのかもしれない。 ) ――― 早いな。 時間、経つの。 ( 時々、止まりたいと思う。止まってほしいと願う。 大切な人と居られる時間が、置いていかれることのなきよう、すごしていける時間が永久に、あるならば。 )   [Sat 29 Mar 2008 20:35:27]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(初めて此処に訪れたのは、何時だったか)』 [Sat 29 Mar 2008 20:27:38]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(そんな感じで今日も舞台の幕が開く)』 [Thu 27 Mar 2008 21:45:04]
カイン > (まあ、そんなわけで、今日の劇は――そういった感じのファンイベントになる。 アイゼンリッターのきぐるみを着て待機し、ショーの場面で大暴れ、と。 まあ、後はこうやって舞台装置の準備整備その他もろもろ)……やってる事はいつもと変わらないか、やっぱり(なんて笑いながら、同僚たちと一緒に舞台袖へと引っ込んでいく。 用意されてた水を飲んで一息ついて、そろそろ開演15分前か。 ――お客さんも入ってくるだろうし、気合をいれておかないと……) [Thu 27 Mar 2008 21:44:39]
カイン > アイゼンリッター、ハワードブレイクは強化人間である。 彼を強化したヴァイス・ヴェイトス団は、邪神“Y”の復活を目論む悪の秘密結社である。 アイゼンリッターはヴェイトス島の平和を守るため、今日も戦うのだ!)やめろぉぅ、ぶっとばすぞぉーぅ、っと……。 まあ、説明すると凄くわかりやすい内容だけどねー。実際、子供達に対する受けはどんなもんなのか、と(友人がお菓子の題材にする位だし、知名度はそんなに低くないと思うのだけど、人気があるのかどうか。)次は他のきぐるみの用意と――あと何だっけ?(ポケットから手帳を取り出し、予定を確認。サインとか握手用の机と椅子だ。 ――まあ、そんなのが必要になる程、お客さんが来ると……)来ると良いなあ……。 [Thu 27 Mar 2008 21:33:20]
カイン > (アイゼンリッターの劇も13回を数え、本日は今までのストーリーを未見のお客さんにも、忘れちゃったお子さん達のでも楽しめるよう、今までのおさらい、という形になっているのだけど――)まあ、事実上、劇自体は休みなんだよなぁ。(よいせ、と開演前の舞台に、色々と大道具を運びながら、俺はそんな風なことを呟いていた。  実際、今日は総集編という名前を借りたファンサービスみたいなもんだ。 大雑把なあらすじ説明から始まって、役者さん達や、怪人たちとの握手会、サイン会。 その合間にきぐるみを着てのアクションショーが入って――……)……なんだかんだで忙しいかもね、俺達。(なんて苦笑い。 全くだと頷くのは、普段はディープワンズの中に入ってる同僚だ。 向こうで背景用の書き割りにペンキを塗りたくっていた) [Thu 27 Mar 2008 21:19:40]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――さて、今日はと言えば』 [Thu 27 Mar 2008 21:14:12]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『――公演の場でも、会えたらいいな。(そんな事を呟きながら店を片付け始めた――。)』 [Tue 25 Mar 2008 03:56:51]
サフラン > …そうですね、考えてみれば。  ( 少年が得した気分になったのならきっと少女もそうだろう。 なんだか自分が作ったお陰で続いて出てくるというあ、そんな気分で。 メイドの少女からも笑みを返され、お辞儀をされたなら少女も頭を軽く下げ一礼した。 )  ええ、出来れば…そうしてください。  ( 最初の一歩、少女はある意味それを教えられ今のようになれたのだ。 だから自分を疎いからと遠ざけるのではなく、知りたいという心で動いて欲しいという思いがあった。 )  そうですか…判りました。 戦狼…、…ですがその考えは立派だと思いますよ。  ( 私は支持するぞーっとでも言いたいものだがそんな事は出来ず、右手でぐっと握り拳を上げた。 戦狼というものが何かは知らないものの誇らしげに言う少年に少女は微笑んだ。 )  いえ、商人に名乗るというのも珍しい事なので。 ええ、またいつか。  ( その場を立ち去っていく二人に少女は台から立ち上がり深々と一礼を、嬉しそうな足取りで帰っていく二人の背へ向けた。 ) [Tue 25 Mar 2008 03:56:12]
お知らせ > ルフシュさんが帰りました。 『「アイゼンリッターか…」 そう、本当に久しぶりな嬉しそうな声音と共に、通りの向こうへと…』 [Tue 25 Mar 2008 03:51:02]
ルフシュ > そうか… だとすると、その時にはこのクッキーが元祖になるかもしれないのだな。(そう考えると、少し得をした気分かもしれないな。 なんて、そんな事を少女と・・・それとメイド少女の持つクッキーを交互に見遣って思ったりするだろう。 そしてメイド少女は、向けられた微笑にはにかんだ様な微笑み浮かべれば、ペコリと再度お辞儀を返すだろうか) ん? そうか…確かに、興味があるならば知ろうとして損は無いのだろうな。何事も最初の一歩が肝心と、爺も言っていたし… (「あぁ、何とか頑張ってみよう」 彼女の言葉に、そう言葉返せば… ふっと、館での老執事の此処最近の様子を暫し回想―― 最近は、妙に学習量が多い気がするが、少し位なら… ちょっと、そんな計算) いや、それも含めて何とか自力で調べてみよう。余り、手を煩わす訳にもいかないし… それに、俺も戦狼の一員ならば、何事も他人任せではいけないからな。(なんて、胸少し張りながら…何処か、そして何故か誇らしげに言葉を口に出したりするだろう。 えっへん、とそんな擬音が似合いそうな感じに) ん?何か、少し変だっただろうか… まぁ、兎も角…またな、サフラン(そして、頭下げる彼女に最後に… そんな言葉告げれば、少年はメイド少女と共にその場から立ち去ろうとするだろう。二人揃って何処か、嬉しそうな足取りをしながら…) [Tue 25 Mar 2008 03:47:09]
サフラン > 人気が広がれば本家で作り始めるかもしれませんね。 今は私が個人的に、あ、でも一応関係者の方にアドバイスを貰ってたりしますね。  ( そういう事もあり完全に個人で、とも言えないか、などと苦笑を浮かべる。 メイドの少女の方も頷いて来れば軽く微笑んでみせるか。 )  あ……、あの。 疎いとかそういうので壁を作ってしまう必要はないと思いますよ、興味がある物があればそれを知ろうとすればいいだけの事ですし。  ( 逆に言えば興味がない上今後興味を持つ事がないと思う物に無理に関わる必要がないという事。 趣味など個人の自由なのだから、それを咎める事など出来ないだろうし、変に気にする事ではない。 単純にそれだけ言いたかったのだが。 時間が作れれば良い、という発言に対して彼女は「無理はなさらないように、忙しい身だとしたら失礼な事かもしれませんが。」と言葉を投げ掛けつつ。 )  ええ、そうしてみてください。 詳しい時間は私もまだ見ていないので判らないもので…すみません。  ( 情報集めは商人の基本なんですけどね、などと苦笑を浮かべながら少年に視線を向けた。 多分、間違ってると言えば間違ってる認識なのかもしれない。 )  邪魔なんて事はないですけどね、商売も今ので終わりましたし…。 はい、ありがとうございまし……え、あ。  ( 邪魔かという少年にそんな事はないと答える。 少なくとも今日の商売は終わった、此方としては話し相手になってくれるのはありがたい事でもあり咎める事では断じてない。 一応いつも通りに礼をしつつ自己紹介されたことに一瞬戸惑った。 商人である故自己紹介されるとは思わなかったのだ。 )  あ、えと。 私はサフランって言います、見ての通りただのお菓子売りですよ。 また会えれば良いですね。  ( 名を告げる相手に少女も短いながら自分の名を返す。 一礼する少年に少女は笑みを浮かべて頭を軽く下げる。 …あまり貴族等には詳しくない為対応自体は普通になっているが。 ) [Tue 25 Mar 2008 03:29:49]
ルフシュ > 俺は母ヴァッフェと、父グラフツェッペリンの子ルフシュだ。公演の場ででも、会えると良いな、商売人(思案、少しした後で名を告げれば… すっと一礼、向けるだろう) [Tue 25 Mar 2008 03:14:50]
少年 > そう、なのか? そうか、てっきり公演の関係者が作った物を受け取って売っているのだと思ったのだが… (その事を聞けば、また素直に関心した様な頷きを…今度は傍らのメイド少女と友に二つ三つ。 好きで此処までするのだから、そのアイゼンリッターは大した物なのだろうな…なんて、彼女同様に強い関心を深めれば、傍らの少女に渡したクッキーの袋を少し見詰め…) あぁ、そうだな。是非とも機会を作って見に行きたいものだが… ん、そうか?なら良いのだが…(まさしく、そんな時の姿だったのだが… 深く指摘されなければ、其の侭綺麗に頭の隅へと追い遣り、此方もまた頷きを返すだろう。 時間を作れれば良いのだがな、なんて誰と無しに呟けばふっと吐息吐き出し…) あぁ、分かった。では、その辺りを当たらせて貰おう。 あぁ、これもお客様第一の一環、と言う事か。だが、助かる(成る程、商売人とは矢張り凄いのだな… と、若干間違った認識?と共にまた関心しながら礼を返す少年の顔に浮かぶのは、少しばかり嬉しそうな笑み浮かべる。 公演の場で会えたら良いか、なんて…今はまだ分からぬ事をふっと思ったりするだろう。) おっと、余り邪魔をしては悪いか… では、俺はこの辺りで失礼するが… ん、そうだな… [Tue 25 Mar 2008 03:12:32]
サフラン > え、ああ…クッキー自体は私が個人で作ってるんですよ、公演場所も近いので…後はまぁ、私自身が好きというのも理由ですが。  ( 尊敬や関心などをもたれているなど全く知らない彼女はそんな事を口にする。 事実クッキーは自分が好きだから作って、それを売ってみようと思い立っただけであり、デザイン自体も友人からアイデアを貰ったに過ぎない。 尤もその友人も関係者なのだが。 )  ええ、機会があれば是非。 …っと、失礼。 何でもないですよ。  ( 機会があれば是非見てみたいという少年にこくりと一つ頷いて。 ふと問い掛けられじっと視線を向けられれば頬を指で掻きつつ苦笑し謝った。 あまり他人に対してあまり深く触れるという事はしたくない、というのもあった。 だがこう、自分が周りについていけず置いて行かれた気分になった時のような、そんな姿に思えたためつい首を傾げてしまったのが今だ。 )  そうですね、まぁ探すも何もその辺りの壁とか…見てると広告のようなものも時々ありますし、そこに地図が書いてあるでしょうから口で説明するよりもその方が確実でしょうね。 …いえ、これくらいサービスの内ですよ。  ( 実際それだけ人気があるというなら広告を配るくらいの宣伝はありそうだ。 壁にも張ってある、かもしれない。 今は判らないが…、ふとそんな中で礼の言葉を言われればサービスの内と答える。 それくらい、教える事に苦など覚えるはずもない。 そしてもし次の公演の際に訪れるのだとしたら少女もきっと居るだろう。 但し見つけられるかどうかはまた別の話になってしまうが、そんな深くまで彼女は考えない。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:59:17]
少年 > (礼を言われる程ではない、と返されれば… また感心した様な頷きを一つ。買い物は殆ど老執事が行てしまって自分が行う機会が無いからか… 感じるのは妙な新鮮さと、商売人と言った少女への強い関心と… 尊敬?) 確かに、こうやってクッキーを売ってるのだし相当な人気なのだろうな。 あぁ、機会があれば是非とも一度見てみるとしたいが… ん、如何かしたか?(と、そこで首を傾げながら此方を見遣る少女に気付き… 問い掛けを一つ。投げ掛けながら、じっと視線を送り――) ん…まぁ、兎も角だ… アイゼンリッターだったな。この名前で探せば、きっと何処で公演しているのか分かるだろうな… 悪いな、色々と教えて貰って(勧めてくれた少女へと返すのは、また礼の言葉。コクンと頷く様に小さく頭前に動かせば… もしかすれば、公演した場所でまた会う事もあるだろうな、なんて…思ったりもするだろうか) [Tue 25 Mar 2008 02:41:01]
サフラン > ええ、まぁ…これでも商売人ですし。  ( 第一といっても限度は一応あるが。 それでも大事にすべき対象であるのには変わりは無い。 礼の言葉を言う少年に対し少女は首を左右に振った。 礼を言われるほどの事ではないですよ、と。 )  そうなんですね…、私の知る限りでは人気があるようです。  ( 使用人、という言葉から判断するにどこかの金持ちの人物なのだろうか。 という事は隣の少女もまたそういった人物なのだろう。 気恥ずかしそうな素振りで頬を掻き苦笑を浮かべる少年に首を傾げる。 視線が少し泳いでいるような気がした。 )  あー…、時間に余裕があるのでしたら今度の公演の時に見に来てはいかがです? 私自身も良く見に行きますが、なかなか面白いですよ。  ( もし知ってみたいという気持ちがあるなら見に行くのも悪くないだろう、とも思う。 大人子供も共に楽しめているものだと自分は思っているし、それなら、少しでも知りたいと思うなら勧めてみようと。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:27:06]
少年 > そうか、そう言って貰えると助かる。 そうか、お客様第一、か… (差し出されたクッキーの袋を受け取りながら、何処か関心した様に頷けば… 少しだけ顔を綻ばせて「助かる」…と、礼の言葉一つ。投げかければ、受け取った袋を傍らのメイド少女へと渡し…) 成る程な。使用人達が時折口にしてるのは耳にしていたが… 思った以上に人気があったものなのだな。(と、今度は此方も妙に気恥ずかしそうな素振りで頬を掻けば、苦笑混じりに 「こう言う事には疎くてな」 なんて。 少しばかり取り残された様な気分にでもなっているのだろうか… 何処か視線は泳ぎ気味、か) [Tue 25 Mar 2008 02:20:12]
サフラン > 大事…と言えば大事かもしれないですね。 それでもお客様第一ですよ。  ( 事実今直に重要な事と聞かれたらそうではない。 今重要な事は商品を売り切ることとお客だ、それ故別に声を掛けた事に対して気にかける事ではない。 あはは、と苦笑を浮かべつつ少女も自分の先程の考え事をしていた状態を考えると恥ずかしそうに頬を指先で掻いてしまう。 )  判りました。 ――そうですね、流行と言えば流行です。 ここ最近芸能横丁では結構人気みたいですよ? アイゼンリッター。  ( 少年が値段に頷き、お金の置けば有難うと言って少年にクッキーの袋を差し出す。 アイゼンリッターについては少女自身ファンだったりもするのだが、その時に見に来る人数もなかなか居ると思う。 最近はある事件が切っ掛けで恐ろしさ故に来る人も少し減ってしまったようだが…それでも見に来る人物はなかなか多いようだ。 以前も別の少年がアイゼンリッターについて語っていたっけ。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:10:09]
少年 > そうか、なら良いのだが… いや、何やら大事な考え事をしている様に見えたからな。(そんな時に声を掛ける俺も俺だが…と、少し困った様に頭掻いて吐き出せば、大げさに手を振る目の前の少女を見遣りながら、吐息一つ。それから、彼女がクッキーの値段を口にすれば、一つ頷きを返し…) あぁ、一つ貰おうか。しかし、アイゼンリッタークッキーか… 最近は、こう言うモノが流行っているのか(そんな言葉と友に懐からサイフを取り出せば、700円を台の上に置き… 彼女が手にしているクッキーの袋を暫しまじまじと見詰め始めるか。 その隣のメイド少女は、一瞬視線を感じてキョトンとした顔をするも…少年同様に直ぐに嬉しそうな視線をクッキーの袋へと移すだろう) [Tue 25 Mar 2008 02:02:33]
サフラン > んーむむ…、…って、ああ、いらっしゃいませ!  ( 思案に夢中になっていたらしい、声を掛けられた事に対し気付くのが若干遅れてしまった。 ――いかんいかん、調子を戻さねば。 慌てていつも通り営業スマイルで目の前にいる少年と、もう一人は少女だろうか。 二人へ視線を向けメイド服を着た少女の視線がクッキーの袋に向けられている事に気付く。 )  ああ、いやそんな事はないですよ。 えーと、このクッキーでしたら700エンになります。  ( 気不味そうに声を投げてくる少年に対し大袈裟だが両手を自分の前で左右に振って問題ないという風に答え、クッキーを袋を指で摘み取れば値段を言った。 ……というかこんな小さな女の子にメイド服っていうのもまた珍しいなぁ。 他人の姿を見て心の中で呟く、というのは良くある事だ。 勿論決して表情にも出さないようにしているが一瞬少年から視線を外し少女に目を向ける事が一度のみあった。 勿論変な意味ではなく、そういう人もいるのか程度な思考であるが。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:56:01]
少年 > … 一つ良い、貰いたいのだが…(そう、声を掛けて来たのは少し身なりの良い格好をした少年。 傍らには、まだ幼い…それも、ネイティブと思わしき…メイド服姿の少女がじっと台の上のクッキーを見詰め、片手で少年の服の裾をチョンと握っている様子。) ………… もしかして、邪魔してしまったか? (で、その少年は声を投げてから呼吸一拍程度の間を置いてから、少しばかり気まずそうに再び声を投げて…じっと其方の様子を伺おうとするだろう) [Tue 25 Mar 2008 01:46:58]
お知らせ > 少年さんが入室されました。 『「………あー、済まないが」 思案中、不意に掛けられた声』 [Tue 25 Mar 2008 01:37:22]
サフラン > ( って考えてみれば安い材料を買うとか考えてなかったな…。 ふと何かと思ったかのように目を一瞬見開いた。 確かに材料を買う時あまり考えずに買っているのも事実。 安い物を狙って購入していけば経費も抑えられるではないか…!! )  何故こんな簡単な事に気付かなかったのか、自分を呪いたいな。  ( 簡単と口にしたが実際そうかは判らない。 ヴェイトス市内で安売りばかりを探し回るなど少女の体力にはなかなか辛い事だろう、瞬発力があろうがなかろうがそれでは駄目だ。 …まさか誰かに協力を頼むわけにもいかないし、さてどうするか。 今後の課題は山済み、という言葉が此処までしっくり来る事も珍しい。 いやまぁ商業地区をうろうろしてればそういうものの一つや二つありそうなものだけど…今度行ってみるか。 )  …でもそういう安売りって。  ( おばさんとかが多くいそうだよなぁ…。 そんな事を考えて少女は少し困った表情を浮かべた。 想像力があまりないと思っている少女でさえも、意外と簡単に想像出来てしまうものだったらしい。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:32:43]
サフラン > ……にしても売れないな、をい。  ( 一応表記にもアイゼンリッターのクッキーとしっかり書かれており値段も記述してある。 少し値が張るのは…いや、その、材料費とかがちょっと重くて…。 実際食べたいだけなら普通の店の方が安いだろう、出来る限り安い値段で売っているつもりだが現実には勝てない。 ……やっぱり店で働いた上で自分の店を持つなりしないと苦しいか。 そして手間も掛かり、何分作れる量が少ない。 …いや、それでもこの値段はやはり高いと思うのだが。 )  よし…これが売れたら値段を変えるか、ギリギリでも多分、なんとかなる…はずだ。  ( お菓子はお菓子らしい値段で売るべきだろうし、そんな事を呟けば少女の頭の中で別の思考が浮かび上がる。 これくらいしか時間を潰せる事もない、と言えばそうなるものの。 ――とりあえず普通に考えてクッキーの値段はもう少し下げても大丈夫のはずだ、もう少し安くても十分まだやっていける…! 変に熱くなっているのはこの少女の謎部分。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:22:21]
サフラン > ( そういえばこれは少女の中で尤もどうでもいい事だが。 ……そういえば最近ナイフ術の練習してないなぁ。 元々護身術程度の価値しか少女の中にないそれは、お菓子売りである故積極的に学ぶ必要もないと思っている。 確かに過去に危険に晒された事もあったが――思い出したくない。 自然と表情が引き攣った、人生で二番目に恐ろしいと思ったその過去の事を思い出したせいだろう。 )  …あーくそ…!  ( 何でこんな時にそんな余計な事を思い出すんだ私は! 周りの人間に見られぬよう俯いて少女は自分自身に腹立てる。 今この場でそんな事を思い出して何になるというのか。 というか、こんな事では売れる物も売れなくなるじゃないか。 これだから暇というのは嫌いだ、忙しければ余計な事を考えずに済むのに…。 俯いたまま少女は両手で頭を抱え大きく溜め息を吐く、これは単純に思考の切り替えの心算だった。 両手を膝に置き少女は顔を再び上げるが、その勢いで台ががたんと揺れた。 )  おわっ…と、とと…。  ( 歩行者がそれに対し視線を向けてきた。 乾いた苦笑を浮かべ少女は頬を右手の指で軽く二回程引っ掻いた。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:12:23]
サフラン > ( 相変わらずの曇り空、雨さえ降らなければどうでもいいのだがこう曇りばかりでは晴れた空も見たいと思うのも自然。 というか健全な少女が曇り空がいいというのも問題であろう。 まぁ…生まれから健全とは言いにくいかもしれんが。 …いや、一応生まれは兎も角健全だぞ?誤解するなよそこ! )  ……って誰に言ってるんだぁ? 私。  ( 軽く溜め息を付く。 売れ行きはいつも通りそこそこという感じなので今のは自分の脳内で誰かに何かを訴えた自分に対してのものなわけで。 自分で自分に突っ込み入れるのも変か。 尤もというのも多いのだが。 )  暇すぎる、ありえん。  ( どこぞのネタだそれはと突っ込まれそうなものだ。 しかし事実暇だった、どういうわけかアイゼンリッターのクッキーが売れ残っている。 しかも最後の一個、これが何故か売れない。 ……とうとう私の運気も尽きたのか?! いやいや、そういう問題ではないだろう…。 むむむ、などと唸りながら少女はクッキーの入った袋を半目で睨んだ。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:00:58]
お知らせ > サフランさんが入室されました。 『本日も曇天なり…っと。(軽く伸びをした。)』 [Tue 25 Mar 2008 00:49:29]
お知らせ > 印南蛍さんが退室されました。 『 自警団沙汰になった一連の話が、すっぽりと抜け落ちている事だろう。 』 [Mon 24 Mar 2008 04:49:35]
印南蛍 > ( ―――――――1つ、この会話に破滅的に不自然な部分があったとすれば。 ) [Mon 24 Mar 2008 04:48:34]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(思えば、私は彼女のことを何も知らないかもしれない。)』 [Mon 24 Mar 2008 04:44:39]
シャリネ > ――ありがとう。  もしかしたら、聞いて貰うかも知れないけど、そのときはよろしくね。 ( ふわり、微笑む。彼女の事情も、環境も知らないまま、普通の女の子だと思っているから、明るくて天真爛漫でちょっとやりすぎてしまう、そんな。それだけだって。 ) 笑うかどには、福きたる…?  ( きょとん。小さく首を傾げて瞬き数回。そして、次いだ言葉と表情の変化に、思わず言葉をのんだ。 ) ――  権利と義務は、ワンセット。 ( 繰り返すように、飲み込むような、唇の動き。 ) じゃあ、頑張らないと、駄目なんだね。 ( うん、と頷いて。心の中で、もっと頑張らなきゃって自分に言い聞かせた。 ) ――― ありがとう。なんだかそんなに言われるとくすぐったいよ。 ( 小さくはにかみ笑い。けれど――― ) ―――― 蛍ちゃん…? ( 表情が消えたのを見て、僅か怪訝に首を傾げる。すぐいつもの笑顔になれば、あれ?と思うけれど、笑顔にはつられるように微笑み返した ) あ。ありがとう。… おやすみなさい。蛍ちゃんも女の子だから、気をつけて帰ってね? ( 大げさな敬礼にはクスクス、笑って。 相手のペースだった気がするけれど、それでも―――思ってくれているとわかるから。大げさな辞儀に、此方も歌い手の時にする辞儀を。 そして、彼女と分かれて子犬と家へ入っていく。 ) [Mon 24 Mar 2008 04:44:15]
印南蛍 > 相談できる人が1人でも居るとね、間違いそうになった時止めてくれるから。 本当は私じゃなくってもいいんだろうけど、立候補。 ( 印南蛍の言葉は反語でできていることが多い。 誰も助けなかったから、誰にも相談しなかったから、どうにもできなくなって袋小路に迷い込んだ人を、見た事がある。 その人は最後に沢山後悔したけれど、手遅れだった。 ) 暗い顔してたって損だものー。 笑う門には福来る、だっけ? アマウラではそういうんだって。 幸せになる権利、は―――――…無い人には無いんじゃないかな。 権利と義務はワンセットだよ。 ( 頑張らなかった人は駄目だ。 人を苦しめて哂う人も駄目。 少し笑顔が引いて、そんな言葉を続けた。 ) 私にとってはチョー凄い人なーのー。 難しいオハナシなんです。 ( 立ち止まった。 暫し、思案するように歌姫の家を見上げる――――何処か、思考停止したみたいな無表情になって、直ぐにまた元の笑顔に戻った。 ) うん、お見送り完了。 無事歌姫殿をご自宅まで送り届けましたっ。 ゆっくりお休み下さいー! ( 自分の家の場所について全くスルーして、大袈裟なリアクションの敬礼をした。 ) [Mon 24 Mar 2008 04:34:59]
シャリネ > ――― ありがとう。 そんな風に言われちゃうと、相談事、したくなっちゃうね。 ( はにかんだ様子で微笑んだ。 悪気、ない子なんだろうな。概念が少しズレてしまっているだけで。勝手に苦手だって思ってしまって、やっぱり悪かったな。そんな思いさえ湧き上がる。 ) ―― そうかな? 明るくて、元気で。笑顔が似合うなって思うし、素敵なところ、たくさんあると思うんだけどな……   幸せって、その人自身がどう思うかだから、基準もその人その人で違うじゃない?でも。ひとって、みんな幸せになれる権利があると思う。生きてるから。 ( 蛍ちゃんの事情を知らないから、お互いにね、というように微笑む。 )―――そうかな?本当に、そんなすごいひとだとは思わないよ。私。バニラの香だっていいなって言ってもらえるけど、甘いものが嫌いな人にとっては悪臭になっちゃうし。( 小さく冗談っぽく笑って見せて。 ) ―――憧れよりちょっと上で、恋愛感情とはまた違う。でも、そう「みたい」で。…… 難しいな。 ( くすくす笑いながら、歩いていたけれど――あと数歩先のところで家へ着いてしまう。 ) ―― あ。蛍ちゃん。家、こっちなの?私、もう家だけど…… ( 立ち止まって問いかけた。 ) [Mon 24 Mar 2008 04:18:15]
印南蛍 > まぁ、だから、偉そうな事を言っちゃうからには本当に―――何かあった時は出来る事をしてあげたいって思うんだ。 頑張って欲しいもの。 ( 容姿に恵まれて、歌う才能がある、という事以外の部分まで超越者であるとは思わないから。 いや、陰の無いお姫様かお嬢様かっていうふわふわ感もまた素敵―――おっと脱線。 ) あはは、私ゃしがない喫茶店のバイトだよ。 シャリネさんには届かないし、私にとって理想的な私でもないし。 ―――シャリネさんは幸せにならなきゃ嫌だなぁ。 うん、そうじゃなきゃおかしいっていうか、間違ってるっていうか。 ( 報われるべき人が報われて欲しい、というか。 私は無理だ。 もう、無理。 どこかで捻じ曲がっちゃったことを、必ず清算させられる。 ) うん、そう、「みたい」だよ、ねっ…!? シャリネさんは謙遜し過ぎだと思うよ――――うーん…憧れ―――もうちょっと、上? ( 指で「ちょっと」を作りながら首を傾げる。 該当する匙加減の良い言葉が存在しないんじゃなかろか。 ) ( ときに――――随分と歩いたが、相変わらず同じ方向に進んでいる。 ) [Mon 24 Mar 2008 04:08:08]
シャリネ > ――うん。  …唄で、小さな幸せを、って思っていたけど――   蛍ちゃんの言うとおりなのかな…  まさか、”特別”だなんていわれると思ってなかったから…。  歌を歌わないことは、きっと難しい。 ( 静かに、相手の助言に悩ましげな表情を浮かべつつも納得するように。肩を小さく竦めて浮かべる微苦笑は、ちょっとだけ分岐点を前に悩むかのような。 ) ―――ありがとう。 でも、私に近づきたい、って…蛍ちゃん、そのままでも十分素敵だよ?それに私みたいになっちゃっても、幸せになれるのか、不安だよ。 ( ふわりと浮かべる微笑は照れたような。けれど、今の自分は「特別」であることによって望まれる形があるのかもしれないと思うと、それは幸せなのか悩んでしまう。あの人の傍にいられるときはとても幸せ。でも、私の傍に、あの人が対等な立場で傍にいるということは、あの人に無理があるのだろう。遠い目をして、そんなことを考えてしまう一瞬。悩ましげになる表情は険しさと憂いを帯びるけれど。激しく驚いた彼女を見て、くすくすと肩を揺らして笑い出す ) ……うん、わかる。大丈夫。「みたい」だから。 ( 冗談交じりだったつもり、と。 ) 難しいね。 ( ふわり、微笑んで。 ) でも、ありがとう。  こんな私だけど、そんな風に言ってもらえるのは、とても嬉しい。 自分で言うのもなんだけど…同性に対する憧れみたいな感じ、なのかな?( うーん、と唸る様に首を小さく捻って問う。 )   [Mon 24 Mar 2008 03:52:25]
印南蛍 > シャリネさん。 力には責任が、どんな力にでも必ずついてくると思うよ。 歌い手でも騎士でも政治家でもそう。 歌を歌い続けたいんなら覚悟しなきゃ。 「特別」をやめて「群集」になりたいなら、力を行使する責任から逃れたいなら、シャリネさんは歌を歌うのをやめなきゃいけない。 ( それは確固とした指摘で。 人よりも優れている、人に与える側である、という事にはそれなりの覚悟と代償が必要だという進言。 悪意も無いが甘やかす気もない、一個人としての助言のつもり。 ) まぁ―――だって、私がなりたい理想像はシャリネさんだけど、同じようにはなれないもの。 だから理想的なシャリネさんを見守って、近くに居て、沢山話して、ちょっとでも近付きたいんだよ。 ( 頑張ればできる事と出来ない事っていうのはある。残酷な話。 姿かたちだとか、声だとか、20年近く生きて形成されちゃった多くの要素とか。 シャリネさんになりたいけど、無理なものは無理なんだ。 ) ぅえ!? あれっ、ちがっ、そう、あれ? えーっ? えっとね、えっとね、ちょっと違うんだけど確かに似てるっていうか、ええっと、うーと、何だろう? 何だろう? そういうんじゃないんだけど適当な言葉が見つからないっていうか――――! ( 恋愛、という言葉に激しく反応した。 というより驚いた。 全くそういう意図が無かったし、でも言われてみれば感覚的には近いのかもしれない。 でも、ちょっと違うものだ。 恋人になりたいんじゃないし、でも特別な距離が欲しくって、ああ、混乱する。 ) [Mon 24 Mar 2008 03:43:34]
シャリネ > ( ――― 絶対やる。  その一言に、少し、やっぱり恐いって思ってしまうのはどうしてだったのだろう。背筋に何か走った気がして、言い聞かせるように何も無かったように心の中で消化しようとするけれどわだかまりが残ってしまう。 一見前向きで、とてもいい考え方なのに、どうして。 だから、歌姫は何も答えることが出来なかった ) ――――   。 ……。 ( あるでしょ? という言葉が胸に痛い。特別、という言葉が、どうして最近こんなにも切ないのか。 誰かにとっての特別。愛する人にとっての特別。 それはとても嬉しいし、自分だって、あの人の特別になりたいと思う。けれど――今言われた特別は、なんだか都合のいい特別のようで。だから、寂しそうな微苦笑が浮かぶ ) …託しちゃう、か。――蛍ちゃんは、私のこと、そういう風に見てるの? 共感したいとか、支えたいとか。 ( それって恋愛感情に近いんじゃないかと思ったけれど、理想、とかを託したいとなるならまた別なのか。自分の中で引っかかるものをすぐ質問できなくて胸に引っ込めたまま ) …だとしたら、なんだか恋愛みたいね。 ( 寂しそうに小さく笑って、やっとそんな言葉を口にした。 ) [Mon 24 Mar 2008 03:31:08]
印南蛍 > 目が覚めるといつもどおりの朝が来るなんて、本当は全然保障できないから。 毎日ちゃんと愉しんで、ちゃんと考えて、ちゃんと生きなきゃ。 私ね、やりたい事があったら絶対やる、って決めてるんだ。 明日できるかわからないもの。 ( それが印南蛍の原動力。 行動原理。 思ったことは口にするし、やりたいと思ったことは多少無理を通してでもやってみる。 学校に行ってバイトをして歌姫を追いかけて、楽しかった一日を姉に報告しながら眠る。 死んでしまったら出来ないから。 ) 前にも言ったよ―――シャリネさんは特別なんだよ? 自分が違うって思っても。 私以外の人に言われた事、あるでしょ? ( ある筈だ。 彼女は「与える側」で聴衆は「受け取る側」。 それだけで否応無しに彼女の存在は希少価値を持つ。 「欲しがられて」当然の扱いを受ける。 どうして、といわれれば―――生まれつきそういう才能に恵まれているから、だ。 平等とか奇麗事を言わないのなら。 ) 特別な何かになれない人はみーんなそう。 誰かに託しちゃうのかも。 理想とか、そういうの。 私はそれを一番近くで見ていて、支えて、色んなことを共感したいのかなぁ。 [Mon 24 Mar 2008 03:23:31]
シャリネ > ( 「元気ないのは嫌だな」「出来ることがあったら相談して」「独りよりはずっといいもん」 ) ―― ごめんね。 ( それが裏心の無いものだと、目を見てわかるから。尚更罪悪感が湧き上がって胸が疼いた。いつも心配してくれる。申し訳ないと思うくらいに。だから ) ありがとう。( 少し、擽ったそうな微笑。 でも ) ――うん。  …そうだね。 何事も無いっていうのは、何も無いわけじゃなくて、いいことだって小さくても転がってると思うの。 …私も、そういう平和って、いいことだと思うよ。 ( うん、と同意してふわりと微笑むけれど、違和感をぬぐえない自分が嫌になってくる。 時折、彼女の感覚と自分の感覚がずれている気がするのだ。相手のすべての、では無くて、自分と相手の間にある、距離感の問題で。そんなことが頭を過ぎる中で聞こえた言葉に、思わず立ち止まってしまった。 ) ――― 特別なこと?   …わた し? ( 少女の顔を見て、自分?と指を指して問う。きょとん、とした表情は、まるで自分は平凡だというかの如く ) …私、特別なんかじゃないよ。 ( ちょっと困ったように微苦笑を浮かべて首を横に振った ) どうしてそう思うの? [Mon 24 Mar 2008 03:09:28]
印南蛍 > うーん…シャリネさんが元気ないのはちょっと嫌だな。 私でも出来る事があったら相談してね。 そんな大した事は出来ないけど、独りよりはずっと良いもん。 ( 裏心無くそう言って笑った。 シャリネさんが心配なのは本当のこと。 笑ってしまうくらい自分が無力なのも本当のこと。 悪意や害意はほんの一欠けらも無いのだ。 主観的には。 ) うん―――退屈だけど、それも良い、のか、な。 毎日お祭り騒ぎじゃ疲れちゃうし、何事も無いのは―――良い事だよね。 平和っていうんだ。 ( 退屈だ、なんて思うのは平和だって事に気付かないだけ。 退屈を実感した時、はじめて気付いた。 家に帰るのが怖いなんて事は無い。 明日が来るのが怖いなんて事は無い。 ) でも、やっぱり何かトクベツな事を求めちゃうんだね。 平和に慣れちゃうと。 私にとってそれはシャリネさんなんだよ。 ( 道は何度か枝分かれして、幾らか細くなって、人気が無くなって、それでもゆっくりと歩幅をあわせてついていく。 ) [Mon 24 Mar 2008 03:01:52]
シャリネ > そっか。 ――あ。ううん、なんでもないの。    ( 苦手と口に出せなくて、気づいてしまった分、表情にもぎこちなさが出てしまうけれど。 初めて”苦手”という意識を知ったから、戸惑いさえ覚えてしまうほど。――きっと、ただ。自分が当たり前と思っていた平穏が、崩されてしまう気がしたからそんな風に思ってしまうんだ。蛍ちゃんは悪くない。そんな罪悪感と葛藤が胸の中をもやもやとしている。 ) ( 傍を離れない彼女に、少女は帰ろうとするだろう。家に向かって、歩いていく途中。いつ分かれるんだろうと気にしつつも、話しかけてくれば拒むことはしない。 ) 学校、楽しい? ( うまくいってるのかな?私についてきて、明日大学だったら大丈夫なのかな。なんて。 心配と、また裏腹に別の不安が重なった質問。そんなもやもやした自分の心が嫌だけど、この子を邪険にも扱えなくて。だから、他愛も無い会話を出したつもりだった。 ) [Mon 24 Mar 2008 02:49:50]
印南蛍 > うんっ、歌ってるのは聞こえてたし、観てたんだけどね。 学校もあるしバイトもあるし――――うん。 ( あと、なんかあった気がするけど忘れちゃった。 うん、バイトと学校、忙しいよ。 ) 学校がお休みに入ったから少し時間できてさ――――ね、シャリネさん、変な感じだよ? 元気ないよ。 あと、なんか余所余所しい。 ( ちょっと前に会って話してから間空き過ぎただろうか? 前はもっと普通に話してたのに、何だか距離を感じる。 何でだろう。 心当たりは無いし―――最後に話したのって、何の話した時だったっけ。 ) ( 特に断りを入れるでもなし、印南蛍は歌姫の傍を離れない。 歩くなら犬を撫でようとしながらついていくし、頑なに動かないのならその場で何時間でも話し続けようとするだろう。 ) [Mon 24 Mar 2008 02:43:53]
シャリネ > ( 黄金色の毛並みの愛犬と、銀髪の少女が「帰ろうか」と目を合わせたところでその声に振り返る。 明るい声色。でも、その人物が誰なのかわかるから。 ふわりと微笑む姿もどこかぎこちない。 ) あ――    こんばんわ、蛍ちゃん。  久しぶりだね。 ( うん、と頷いて、バスケットを片手にショールを羽織る姿。 ) ( 最近、わかった。 私はどうしても、この子が苦手なんだって。嫌いじゃない。でも、きっと…わからないから怖くて、そして苦手という意識になってしまった。 悪い子じゃないって思ってる。 けれど―― この子といると、何かが壊れてしまいそうで、恐い。 それは自警団にいるときから。 ううん。 ドアノブを壊された時から、思ってしまっていたこと。 当たり前が当たり前でないところ、なのか。わからないけれど ) ―― バイトだったの? 遅くまで大変なのね。 ……ちょっと、びっくりしちゃった ( 微笑みも、僅かぎこちない。 それでも普通に接しようとしている、という所。揺れる空色は嘘がつけずにいる ) [Mon 24 Mar 2008 02:34:37]
観察者A > ( 今日もここ数日との変化は無し―――今のところは。 視線は徐々にはけていく聴衆や楽師一人一人を目で追って、眼の端に留める歌姫が帰ろうとするとようやくその場から動き出した。 ) お疲れ様っ! シャリネさんちょっとひさしぶりかな? 最近ちょっと忙しくって声かけられなかったから――――。 ( 観察者、印南蛍と観察対象、シャリネの舞台がようやく1つに纏る。 間に馬車道を挟んだ雑踏、その一角。 演奏と歌が終わって静寂が僅かに訪れたところ。 深夜、2時。 ) [Mon 24 Mar 2008 02:25:33]
シャリネ > ( 基本的に。 わかりやすい人物だと思う。嘘をつくのが苦手で顔に出てしまうのも然り、そういったオープンな行動は一人の少女の主張ゆえ、なのだが。 ) ( 歌声は紡がれる。恋歌は続く。何時もの幻想的な旋律に併せた甘酸っぱい果実を齧る様な歌。鍛錬所には、今も通うことがある。 剣を取る様子は、未だに目を追えないものがあるけれど、それでも学ぶことがたくさんあった。 ヘンルーダで武器を作るのを見たときの喜びも、素直に唄に表した程。 悪く言えば、危機感の無さか。自覚の無さか。いずれにせよ、少女は手紙を書き続け、想い続けることには変わりないのだろう。 歌声が響き続けるように。 ) ――  。 ( 唄が終わって、そろそろ仕事が終わる。 ハープの音が歌声を追うように流れ、淡く緩やかに終えた。 辞儀をすれば、拍手が沸いた、喧騒の夜。眠らない町の一角のワンシーン。いつもの終わりの挨拶に、仕事の終わりを告げるような。 おやすみなさいと微笑んで、周りから人がちらほら減っていく。歌姫はハープの奏者と挨拶をして、ハープの奏者は楽器を持って、去ろうとする所。 ) [Mon 24 Mar 2008 02:15:46]
観察者A > ( ある意味その歌詞がそのまま観察者の心境でもあり、深く共感が出来る。 できるからこそ、それが具体的に今誰かに向けられている言葉であり、自分には向けられていないという事もわかってしまう。 会った事も無いその何処かの誰かの素性の片鱗を観察者は知っている。 図書館で占い師ヒルダと話していた。 全く無縁の筈のヘンルーダや鍛錬所での奇行。 傭兵ギルドへ足げに通う姿。 それだけ情報が揃えば直ぐに分かる。 名前だって知っている。 シャリネさん時々、手紙、書いてるもの。 ) ( 耳に心地良い筈の歌声が今日は酷く耳障りに聞こえる。 そうか、歌詞が嫌なんだ、と理解して言葉をシャットアウトして音色だけを聴く事にした。 ) [Mon 24 Mar 2008 02:06:53]
シャリネ > ( 見られている立場だということは、歌い手という仕事をしてきて歳月が経つにつれ、自覚が芽生えるようになったものの、まさか現在進行形で、そのように鋭い観察眼で凝視されているとは思いもしていない歌姫。 勿論、声も耳に届かず。 歌声は響き続けた。 もし。観察眼を持っていると知ったら、もっと警戒したのかもしれない。  が、少女は気づかない。  )   会えない夜は 寂しさ募る けれど 触れ合えた時はそれ以上に 嬉しくて―― たとえ 私だけがその想いを抱いていたとわかっていても   この幸せが 続きますようにと (  幸せを祈る歌。ある意味では、女の視点から歌う恋の歌。幸せな歌というよりも、甘酸っぱさがあっても愛しいという、少女らしさを残した、それ。  恋路を見守る歌詞。その奥に。 願うものがあって。 憂いが顕著に現れたのは、”さみしい”というフレーズで。抱きしめるように胸に両手を添え、それでも肩を寄せ合えるなら幸せだと歌う表情は、喜びに満ちていた。 ふわりふわりと微笑む姿は、一喜一憂する普通の少女と何ら変わりないのかもしれないが、そこまで見ている人がいるとも、少女は思っていない。 微笑む姿は、抱きしめるように 瞳を閉じて歌を紡ぎ続けていく ) [Mon 24 Mar 2008 01:59:06]
観察者A > ( 視線の主はただの凡庸な若いイエロティアに過ぎないが、異常な執着心と執拗な観察眼を持っている事をあまり知られていない。 外面からは分かり難い才能だし、知られていない方が一方的に自分が優位に立てると言うことを観察者は知っている。 「より多く知っている」ということは何よりも勝る武器だ。 知らない人間は、知ろうとしない人間は、その価値を知らぬが故に踏み拉かれている事にすら気付かない。 絶対嫌だ、と観察者―――少女は思った。 経験上、それは自力で抜け出さない限り際限無く続く敗北だから。 ) …最近多いよ、恋歌。 ( 路地の反対側からでは届く筈も無い声でそう呟き、観察は続く。 気付かれていない事も分かっている。 いまいち表情が翳っているのも分かっている。 原因を取り除きたいけれど、その機会にどうにも恵まれない。 24時間ずっと張り付いていられないのが悔やまれること―――24時間目が届く所にシャリネさんを留めておく方法、無いだろうか? ) [Mon 24 Mar 2008 01:49:51]
シャリネ > ( そして小さく願う。)( ―――届きますように。   )( それは、自分の勝手な願い。 だから、胸にしまったまま。生きる皆が安らかに眠れるよう。何よりも、あの人に、一番安らかに眠って欲しいと願うのは、「歌姫」でなく「一人の女-Charine Eleria」として )   ―― 子守唄よりも、 今日は恋歌のほうがいいのかもしれませんね。 ( くす、と小さく笑って。 聴衆を見回して、男女の組み合わせが多いことに、少しだけ。うらやましそうな微笑を僅か。 ) ( よく知っているはずの観察者の視線には気づかないまま、歌姫は言葉を紡いだ ) リクエストが無ければ、みなさんのこれからが末永く良いものでありますようにと、祈りをこめて、歌わせてください。 ( ふわり、微笑む姿は変わらない。ただ、羨ましそうな空色が、男女を見つめては仲睦まじげに肩を寄せ合うその姿に自分のことのように嬉しそうに微笑む。 だがその瞳の奥に、僅かに憂いの含まれた切なそうな表情。それは、心から笑っていない微笑。――遠くにいる貴女にはそれがわかるのだろうか )( 自分の後ろを振り返り、ハープの奏者に目配せを。唇が僅か動いて「あの曲を」と合図を打つ言葉が乗せられて、音が紡がれる。其処に繋ぐ様に乗せられるのは、相変わらずの調べ。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:40:41]
観察者A > ( 今日もシャリネさんは歌っている。 何事も無いようで何か思う所を感じさせる僅かな変化。 じっくりと観察する。 じっくりと観察する。 彼女の影にあるものを全て見透かさんとするように、じっくりと観察する。 はっきりとはわからないけれど、それはきっと私にとってとても不愉快なものだ。 それはきっと、シャリネさんにとってよくないことだ。 私は聴衆から離れた馬車道の反対側の路地から、彼女の一挙一動をつぶさに観察し続けた。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:34:01]
お知らせ > 観察者Aさんが来ました。 『Observers eye/2』 [Mon 24 Mar 2008 01:30:15]
シャリネ >  眠り―― なさい 明日の 光が 上る――までは   眠り―― なさい 明日の 光が    優しく照らす 朝が来る ま で―――  ( ふわり、微笑んだのは、美しく輝いた気がした月へ。 そして、聴いてくれているお客様へ。 ハープの音と共に歌うような併せは交じり合って、誰の心に届くだろう。 これが、私の仕事。 歌が好きだけれど何よりも。歌で安らぎや、心が与えられたら  幸せなのだろう。  )    ――― 。 ( 目が合ったお客様にふわり。微笑がこぼれた。 ハープの音は、後半の演奏を緩やかに〆る。その音を奏でる指先が、自分の声と調和してくれようとすることがわかるから、尚更心地よくて。 一人で歌うよりも、誰かがいるほうが。歌が生きると 感じる時が、幸せで。 ) ――ありがとう。 ( 小さくささやいた声色は歌声にも似た。ふわりと浮かべた微笑に、足元広がるフレアの裾に指をかけて、辞儀をする。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:25:49]
シャリネ > ( 心の音、広げるように空へ緩やかに。指先はバニラの香を放ち、柔らかな風が銀の巻き髪を揺らす。 歌声は遠く、遠くへ。 柔らかな子守唄は、愛しい人のために。――けれど、それは多くの人へ向けて歌われる、”子守唄”と呼ばれるもの。  愛する人、ただひとりのために歌うことは、ここでは少し、控えなくてはならないことを知っているから。 )   そよ風の輪廻 流転する時間の中 炎灯す時間(とき)は 燃え尽きるまで僅か    それでも―― 今は 生きている灯火 その笑顔 息の根を 安らかに―――   ( 流れるような、細い声が。それでも芯通る、鈴の音とともに。 後ろで楽師が奏でるハープの音。 その柔らかな旋律と一緒に、風で遠くへ飛ばすように。  届きますように。届きますように。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:18:27]
シャリネ > ( この声が、届きますようにと。 歌紡ぐ。) [Mon 24 Mar 2008 01:18:11]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(水面から水を掬い上げる様な 手が)』 [Mon 24 Mar 2008 01:07:41]
お知らせ > 印南蛍さんが退室されました。 [Mon 24 Mar 2008 00:44:41]
印南蛍 > ( ニアミス…! orz ) [Mon 24 Mar 2008 00:30:21]
お知らせ > 印南蛍さんが来ました。 『 毎日やってたら出来るようになった、って言ってましたよ。 』 [Mon 24 Mar 2008 00:29:54]
お知らせ > 白樫紅葉@折鶴さんが退室されました。 『食べ終えた直後、着物女は満足そうに去ってゆく。』 [Mon 24 Mar 2008 00:28:40]
白樫紅葉@折鶴 > (こうして感動をしながら、串団子の全部を平らげてしまう。それだけで満腹をしてしまったもの、まだ珈琲と水羊羹が残っている。) なんだか直ぐに食べちゃうのも勿体無い気がするな (残った食べ物を見ながら、頬を掻いてはにへらと軽い笑みを浮かべる。折角、和菓子と出会ったのだからゆっくり味わう。今は目に映る景色で楽しむのも一興かもしれないからだ。) 凄いよなー、どうやってやるんだろ。アレ。 (小言を呟いても誰も答えてくれる訳でなく、無意識に出てしまった言葉だ。双眸は丸めながら芸人たちに見入ってしまっていた。) [Mon 24 Mar 2008 00:27:09]
白樫紅葉@折鶴 > (串団子に染み付いた醤油の焦げ具合、味の農耕さ、弾力などどれもこれも好みの好みだった。) ……美味いッ! (何本かの串団子を平らげた直後、感動を小さな声で漏らした。異国から出て、山を越え、海を渡り、林を抜け、……そこまでは険しくなかった。ううん、船に乗って国から国に渡る途中で船酔いと格闘していただけだし。最悪だった。) 最後に食ったのは何年ぶりだったんだっけなぁ? (双眸の端には水滴を滲ませ始めた。傍から見ても、串団子の美味さに感動しているぐらいか。はた気付くと着物の袖口で涙を拭い始めた。) [Mon 24 Mar 2008 00:19:02]
白樫紅葉@折鶴 > (珈琲を先に飲んでしまっては、和菓子の味覚が変わってしまうのでは?そんな不安というか心配をすると、迷わせる手は固まってしまった。) ………。 (3秒の間が空いてから) 串団子にするか。 (一番手を決める何なり、先ほどまで迷っていた手は串団子を手に取った。) お、おお……! なんという匂いか、頬擦りしてしまいたくなる。 (うっとりしたような眼差しで串団子に見とれていた。またもや僅かな時間を経ると、我に帰っては一口ずつ味わおう。) [Mon 24 Mar 2008 00:06:54]
白樫紅葉@折鶴 > (店の外で待ち続けるうちに、中から目的のものを乗せたお盆を手にしている店員が出てきた。しばらく見ていると、やはり此方の方に寄ってきた。軽くに一瞥をすると、唇を緩みきって笑い掛ける。) お、かたじけないな。 (桜柄の着物を着通し、更に羽織りを身に纏わせていた。その客人はご機嫌だと言わんばかりに、無邪気そうな笑顔を浮かべ付けながら手を合わせる。) では…、ありがたく頂戴する。 (双眸を軽く瞑ってから、魅惑な和菓子に見とれるように見入っていた。どれから食べようか、と迷い箸ならず迷い手になっていた。) [Sun 23 Mar 2008 23:58:42]
白樫紅葉@折鶴 > (珈琲と和菓子の店「折鶴」の客人として訪れていた。) 彷徨って…! 彷徨って……!! 他所で食えるとは思っていなかった! (竹で作られたベンチに腰を下ろす客人は、拳を握り締めたまま感嘆の声を漏らしていた。丁度、串団子と水羊羹を注文しては珈琲を試すつもりで注文し終えた。後は待つだけ。) まさか、夜中になっても賑やかだなぁ〜 (双眸を瞬きながら、行き交う大勢の人間や亜人たちを見眺めていた。それだけに足らず芸人が歌い、踊り、演技を魅せつけていた。) [Sun 23 Mar 2008 23:44:02]
お知らせ > 白樫紅葉@折鶴さんが入室されました。 『アタシの楽しみはこれだ!』 [Sun 23 Mar 2008 23:35:10]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『さて、後少しがんばるか。(そう言って少女はお菓子売りをしばし続ける事となる。)』 [Sun 23 Mar 2008 01:18:14]
お知らせ > サフランさんが来ました。 『(これはひどい…。やり直します。)』 [Sun 23 Mar 2008 01:17:27]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『sate,』 [Sun 23 Mar 2008 01:17:00]
サフラン > 売り上げも良い感じだし…っと。  ( 先日だったか、ここでお菓子を売りに来た所売り上げがあまりよくなかった。 その為今この場を見る限りどのお菓子も1袋程度しか残っていない所を見ると十分な成果と言える。 それだけでも、少女にとっては励ましになるのだろう。 それだけ私のお菓子を気に入ってくれてる人も居るって事だろ、嬉しい事じゃん。 嬉しさ故だろう、少女の頬が少し緩み営業スマイルとは違う自然な笑みを浮かべた。 は、とそれに気付き慌てて口元を戻すがなんとなく恥ずかしさを感じ頬を少しばかりか赤らめてしまう。 )  ………、何してんだ私。  ( 勝手に笑って勝手に照れて…これでは不審者ではないか。 店というものがなければ夜である今、不審者と間違われるかもしれない。 いや、そんな怪しい笑みを浮かべた覚えは無いぞ、うん。 自己弁護しつつも誰に対してやっているのか謎である。 ) [Sun 23 Mar 2008 01:08:01]
サフラン > くそ…暑いわ日光の直撃を浴びるわっ!  ( ふう、などと大きな溜め息を吐く。 それは身体的に疲れを訴える溜め息、意識せずとも背は壁に寄りかかり表情は少し青褪めている気がした。 いや、あくまで気がしただけだから実際はどうかは判らないが。 幸い夜になってくれたお陰でこれ以上悪化する事は無くなった。 だが当然回復もしてくれない、だからこんなにも気だるくなっている。 )  ――ええい、いかん。 シャキっとせねばぁ…。  ( 首を横に何度か振り、両手で軽く頬を叩く。 治りはしないが、気合というものが少しは入るのだろう。 ――よし、少しだけ楽になったぞ。 思い込みでしかないが、それでも少しの間はこれで保てる。 今までも体調不良が商売の最中に起こった場合そうして持たせていた。 それが故に少しは頼りになる方法と少女自身は思っている。 ) [Sun 23 Mar 2008 00:56:30]
サフラン > ( 何時もの様に少女はお菓子を売りに来ていた。 いつも通り家から出た、までは良かったのだがそこでまず少女は気づいた。 ――今日はいい天気だなぁ。 ふらりと身が揺れる。 あわてて片足に力を篭め身が倒れるのを防ぐが、瞬時に判断する事は一つ。 今日、やばそー…。 だからといって商売をサボるわけにも行かない、仕方なしに少女は芸能横丁へと向かった。 この時は、まだマシだったのだ。 しかし時間が立つに連れ余裕が無くなり始めた事に自身で気付く事になる。 )  ありがとうございましたー……。  ( ヤバい。 最初の方は日陰で店をやっていたが正直何時もの場所の付近にある日陰と言えば、一時的なものしかない。 しかもそう何回も移動するわけにもいかず、昼の後半から夜まで日光をずっと浴びる事となった。 それ故か少女の一礼は笑顔を浮かべつつも何時もの元気が出せなくなっている程。 それが今の現状であった。 ) [Sun 23 Mar 2008 00:48:15]
お知らせ > サフランさんが入室されました。 『あーつーいーぞー!(注意、心の叫びです。)』 [Sun 23 Mar 2008 00:42:50]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(そんなこんなで、二人で楽しく過ごしたとか)』 [Sat 22 Mar 2008 03:15:49]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『―――うん、やっぱ美味しい。(久々の折鶴。けど今日もまた蛍には会えなかった。)』 [Sat 22 Mar 2008 02:59:20]
ランシャオ > 冗談冗談。 ちゃんと腹八分目にしときますとも。 ( その方が美容にもいいんだよ!と熱弁。 一応遠慮と言う言葉ぐらいは知ってるし、恩人の財布を圧迫するほど食べまくったりはしない。 ) ドカーンと! さっすがはヒーロー! ( あっはっはーと笑う妖精は本当に楽しそう。 こういう風に楽しい時間が一番一番大好きだ。 落ちても私は飛べるからだいじょうぶー、と。 ) それは良い提案。 今日は寄り道ばっかの良い日だ事で! ( そう言う風に買ってそろえるのもよし、道端で咲く花を見繕うのもよし―――京の所はお言葉に甘えちゃう。 ) そだね。 けどそれが生きるのは、きっと来年あたりじゃないかなあ――――? ( もうこれからは暖かくなっていくばかりであり――― ) [Sat 22 Mar 2008 02:58:14]
カイン > わぁい。……まあ、良いけどさ。 女の子にお菓子を食べさせてあげるくらいの甲斐性はある――筈(まあ、さすがの彼女でも数万円分のお菓子を食べるのは無理、だと思いたい。 まあ確かに、人間サイズだったら放っておかないだろうなあ、皆)友達だしね。大丈夫、大丈夫――悪い奴が出てきたら、こう、バーンと(敬礼してくる彼女の仕草がおかしくて、楽しくて、自然に笑いながら――此方もおどけた仕草をしてみせる。 おっとっと、紙袋を落とさないように。 下手にバランス崩せば、肩の上の彼女も落ちてしまうかもしれないし)期待してますよ、と。 ん……じゃあ帰りに花屋さんとかも見ていこうか。 ランシャオの好きな花、買ってあげるよ(そうしてみるとデートみたいだけれど。まあ……良いか。別に。 指先で撫でるのは続けたまま、頷いて)なら、安心だ。 でも寒かったら言ってくれよ? もうちょっと暖かいような工夫を何か考えるからさ(そんなことを言っている間に折鶴について、と) [Sat 22 Mar 2008 02:44:08]
ランシャオ > ご期待に添えるかどうかは分かりません。 ( これぞ妖精の神秘。 神秘の無駄遣いは自重しなさい。 縦にも横にも大きくならない。 そのお陰でめぐまれたぷろぽーしょんのままですとも。 ) ――――頼もしいお言葉ありがたく。 頼りにしてまっせ旦那! ( 指先で撫でてくれる相手の心強い言葉に、肩の上でビシッと笑顔で敬礼している妖精は嬉しそうである。 ) あんま期待されるとそれを裏切りたくなるのがランシャオちゃん。 ―――なんてね。 嘘嘘。 ちゃんと近日公開してあげますとも! ( 俗世に塗れまくってる妖精。 格好も背中の羽根を除いてしまえば、ただの小人のようである。 「らしい」格好もたまには良いけどね。 こっちの方がいっぱいバリエーションあってすきー。 ) だいじょぶだいじょぶ。 うん、そこまでめっちゃ寒いってわけじゃないしー。 ( こういう暖かさは好き。 だって人の温もりの跡が残っているから。 だからこのハンカチだけでも私は満足でいっぱい。 ) [Sat 22 Mar 2008 02:33:17]
カイン > そりゃあ良かった。……まあ、財布が寂しくならない程度に頼むよ(この娘は量も結構いくからなあ、なんて。 実際、あんな食べ物が何処に入ってるんだか。 妖精だと太ったりとかってことも無いみたいだから良いけど、人間だったら今にコロコロと転がるような体型になってそうだ)ごめん、ごめん。 でもほら、変な奴とかがちょっかい出してきたら、劇団のみんなが止めるだろうし――俺も助けに入るよ。(ほっぺた膨らませて怒る彼女の頭を、紙袋を持つのとは反対の手――の指先で軽く撫でてやろうとしながら、そう答えて。)んじゃあ、いつか見せてもらえることを期待してるよ。 実際、妖精の知り合いってランシャオだけだからね。 妖精っぽい格好をした妖精の姿だって、殆ど見たことないし(彼女が別に妖精っぽくないという意味ではなくて。こうして色んな衣装に着替えているから、という意味。 年がら年中薄布一枚、なんてランシャオはつまらないとか言いそうだし、あんまりそういう格好をした所を見たことが無い)……ん。暖かい? 寒かったらポケットとかもあるけど――ちょっと狭いからなァ……。(もう少し大きかったらジャケットを羽織らせてあげたりもできるのだけど) [Sat 22 Mar 2008 02:08:57]
ランシャオ > 事食べ物という分野に関して、この私が無理という物はほぼ存在しないと断言してもいい気がするわ!! ( 大き過ぎて物理的に食べられない物以外ならば何でも食べれる妖精。 蛍が居るといいなー、久しぶりにお喋りとかしたいし、なんて心の中で呟いた。 ) 不安になるよーな事言わないの。 ( ぷーっと頬を膨らませながら文句を言う。 真面目な事を言うと、一応妖精だから結構高値で捌けるんだよね。 何時の時代も好事家はいるものだ。 ) そりゃもう、この私が本気を出せばお茶の子さいさい朝飯前に決まってるわよ! ふっふーん、たまにはちゃーんと妖精らしい格好も見せてあげるんだから。 ( 結構手間がかかるが出来なくもない。 そしてかなり面倒なため、途中で飽きた、って言って作るの中断する可能性も有り。 )( 柔らかいハンカチと微かに香る石鹸の匂い。 その温かさににひひー、といったかんじの嬉しそうな笑みをカインに浮かべるだろう。 ) [Sat 22 Mar 2008 01:53:36]
カイン > うーん、この近くだと……折鶴かな。アマウラのお菓子とか大丈夫だっけ?(肩に乗ると会話するのも楽で良い。 小さい彼女が飛んでいると、それを視線で追いかけるのも結構大変だったりするのだ。 それに人混みだと、はぐれてしまいそうで怖いし)その余程の服が出てこないと良いけどね。 ……いや、冗談だけど(世の中には変わった趣味の人もいてね、なんて講釈垂れても良いんだけど、やめておく。 ランシャオがそういう輩に捕まるというのは、あんまり想像したくない光景だし)まあ、少しずつ暖かくなってくるよ。 それまで我慢、我慢。 春になれば花とか咲くし、そういうので服を作ったりもできるかな。(あまりそういった事には詳しくないんだけど、妖精と言ったら花の衣装じゃないだろうか、なんて。 勝手な想像をしつつ、一先ずは折鶴に向かって)(ちなみにハンカチはちゃんと洗ってあるので、石鹸の香りはするはず) [Sat 22 Mar 2008 01:35:56]
ランシャオ > 行く行くー♪ ついでにどっかで美味しいもんでも食べてこーよー。 ( 相手の肩に乗ってレッツゴー発進!なんて事を言う。 誘った側だが当然自分が払う気は無い。 ) だいじょぶだってー。 よっぽどの服じゃない限り、大抵の物には興味あるし。 ( セクハラ衣装を用意されたらグーで殴るし。 まあこんなちみっ子に需要は無いから、きっとそんな事も起こりません。 ) ………もうすぐ四月だってのに理不尽だわさ!! ( うがーっとどうしようもならない問題に対して怒る。 )( そんな折に差し出されたハンカチ。 わーい、と喜びの声を挙げながら遠慮なく受け取り、それを肩に掛けるとしよう。 ) [Sat 22 Mar 2008 01:17:43]
カイン > そんなところ。まあ、どこかで休憩してから帰ろうかなあって思ってたんだけど――ランシャオも来るかい?(幸いな事に買い物はもう終わっているし、あとは劇団に運べば、それで仕舞いだ。 その前に一服して行ってもバチは当たらないだろう。 紙袋を抱えて歩きながら、彼女の方に視線を向けて)そりゃあ良かった。 とは言え、変な服とか着せられそうになったら拒否して良いんだからな? 別に無理強いしてるわけじゃないんだし。(芸術関係――特に衣服なんかは、奇抜だったりするものばかり考える人もいるのだし。 まあ、ランシャオならきちんと言うだろうけど)……やっぱり寒いんじゃないか。 えーっと……。(苦笑しながら、片手の紙袋を抱えなおしつつ、反対の手でポケットを探り、ハンカチを取り出す。 一応、きちんと洗濯してるから清潔な奴だ)……これ、羽織るかい? [Sat 22 Mar 2008 01:04:28]
ランシャオ > 仕事お疲れさーん。 そんじゃ今はその帰りって事? ( どっかに遊びにいこっかなー、とも思ってたけれど、こうしてカインが掴まったからまあいっかー。 色々とみんなから愛されてるらしい妖精。 ホントにお世話になってます。 ) そりゃもう当然! 買うお金ないなー、て前までは諦めてたんだけどね。 ( もう楽しいったらありゃしないわさー、と瞳を輝かせながら頷いた。 ) ふ…おしゃれのためならば身をも削る! それがおにゃのこ、ってもんなのよカイン!! ( うん、とっても寒いよ、という意味の言葉を高らかに宣言。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:57:48]
カイン > 買い物だよ。――まあパシリってのは間違いじゃないけど。劇団の仕事だからね(苦笑しつつも、彼女の冗談はいつもの事だ。 まあ、お陰で舞台裏も割合と賑やかになっているし、女性陣や衣装係の人なんかは、彼女用の洋服だとかを作ってあげているらしく、だもんだから仕事にも張り合いがでるとか)ランシャオだって女の子だものな。やっぱり着替えとかが多いと楽しいのかい?(今回のも――結構似合っているように思う。 というか、髪型を変えていると結構新鮮に映るのか。 まあ露出度が高いのは別にどうこう言わないけれど――)似合ってるけど、ちょっと寒そうだね、その服。(なんて笑いながら、指摘してみたり) [Sat 22 Mar 2008 00:41:52]
ランシャオ > ――――おー、どったのカインー? パシリー? ( 自分を招いてくれた相手が腕に荷物を抱えているのをみれば、そんなクエスチョンをふざけた口調でぶつけてる。 ) そうそう。 最近は色んなの着てるのさー。 私の衣装は百八着まであるぞ! ( 既製品のお人形の服だったり、簡単なものだったら生地だけ貰って自分で繕ったり。 そんな感じで毎回いろんな服を楽しんでる妖精。 まあやっぱり一番馴染むのはあのチャイナ服だけどね。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:37:04]
カイン > (昨夜、無事に公演が終わって――今日は新しい舞台の為の小道具や、ペンキなんかの買出しの日。 さすがに芸能横丁だと需要もあるのか、雑貨屋に行けばそういうのも揃えられるわけで――大きな紙袋にそういった細々としたものを入れて腕に抱いて歩いていると、俺は小さなものがフヨフヨと飛んでいるのに気がついて、声をかけた。)どうしたんだよ、また……ちょっと変わった服とか着たりして。 新しいのかい?( まあ、見覚えのある髪の色だったし――そんなに何人もの妖精が横丁にいるとは思えなかったし) [Sat 22 Mar 2008 00:26:43]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――お、ランシャオか?』 [Sat 22 Mar 2008 00:23:06]
ランシャオ > ( ―――うん。 こっちに来たばっかの時はそれなりに大変な目に遭ってさ。 だから頻繁に姿を隠してた。 今みたいに堂々と飛び回る、なんてのはあんまり無かったかな。 ) 人間も変わりゃ変わるもんねー。 ……てわたしゃようせーか。 人間ちゃうっての。 ( ――――そうなったのは、色々な人たちと出会ったから。 うん、此処に来て良かった。 みんながいるあの森も好きだったけれども、それと同じくらい此処は好き。 とっても大好き。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:21:15]
ランシャオ > 妖精でも寒い物は寒いってーのー。 早く暖かくなれってーのー。 ( ぷー、と不満そうに頬を膨らませながら道の端っこを飛んでいく。 道行く人達が私の存在に驚いたような視線も結構あったり。 ただ場所柄のお陰で他の所よりはまだ視線を浴びないですむのがちょっとホッとする。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:06:29]
ランシャオ > ( ミニチュアサイズの扇子を広げて、路上の片隅にいる妖精は高々と宣言。 ) いよっ! にっぽんいちぃー!……な、この衣装はとっても可愛いんだけど重大な欠点が一つ!! ( 日本てどこだろうね、ホント。 それはともかくクワっと目を見開いて根本的な問題を言い切る。 ) この恰好は! まだ寒い!! ( 今日も妖精は無駄に元気元気。 ) [Fri 21 Mar 2008 23:53:57]
ランシャオ > そんなランシャオちゃんは今日もお洒落で可愛くてご機嫌なのだ〜♪ ( 今日の妖精のコスプレ、もとい衣装はお色気三割増し。 全体的に肌を露わにした真紅の衣装を身にまとって、いつものお団子ヘアーの代わりにその長い髪をポニーテールに。 ) [Fri 21 Mar 2008 23:39:05]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『お気楽極楽』 [Fri 21 Mar 2008 23:28:16]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『はっはっはっ、しっかり食えよ〜。(少女は笑みを浮かべてその姿を見つめていた)』 [Thu 20 Mar 2008 23:38:16]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(大喜びしたという)』 [Thu 20 Mar 2008 23:37:01]
サフラン > む、確かにそこは失策だった。 待つなら言っておくべきだった。  ( そんな少女は躊躇いとかそういうものは全く想像せず、勝手に待っていた事が悪かったのかと一瞬思ったらしく。 とりあえず観客席に座る青年の隣に少女も座った。 )  んむ、カイン君を待ってた。  ( あっさりと待っていたと口にする少女。 別に表情を変える事でもないし言い終わると同時に持ってきたバスケットの蓋を開いて中から小さな箱を取り出す。 )  この前は色々世話になったし、腹も減ってるだろうと思ってな。 簡単なものだがサンドイッチを作ってきた。  ( 蓋を外し中には4つのサンドイッチが入っており、左からハムや野菜などを挟んだものが二つ、右の二つは卵サンドだ。 少女はその箱を青年に差し出しつつ、 )  って、腹減ってるか?  ( 考えてみれば何か食べているかもしれないし、今更だがしまったと焦りを覚える少女であった。 ) [Thu 20 Mar 2008 23:27:49]
カイン > ……いや、悪いってわけじゃあないんだが――来るなら来るって言ってくれれば良かったのに(此方だってそれなりの覚悟と言うか何と言うか。 そりゃあ、まあ、色んな人に見せているんだから今更どうこうは言わないけれど、それでも知り合いに見せるのは躊躇われる。 ううむ、と頭を掻きながら歩み寄り――まあ、立っているのも何だ。 観客用の椅子へと腰をおろして)それで見に来たのは有り難いんだけど……俺を待っていたり、とか?(いやあ、まさかね。とは思うけれど、他にずーっと残っていた理由が思い浮かばないのもあるし……手に持ってるバスケットにも、まだ中身は入ってそうだ。 首を傾げつつ、とりあえず来た目的を聞いてみようか) [Thu 20 Mar 2008 23:21:57]
サフラン > ( 恐らく特徴はほぼ一致するだろう。 こんな所にリュックサックなど背負って来るような少女など恐らく自分だけだろうし。 …それはそれで逆に恥ずかしいのだけども。 今は置いておこう。 ついでに言えば眼帯を付けてる小さな少女が一人で来る辺りそれくらいしか居ないだろう。 )  ああ、正しくサフランだぞ。 …どうしたってカイン君、私が見ちゃ不味いのか。  ( 慌てて駆けてくる青年に首を傾げて問い返す。 一応全部ではないがアイゼンリッターとして登場した場面からはしっかりと見ていた。 実は隠れて良く見に来ていたりもしたのだがこの場に残ったのは初めての為居たとしても気付かなかったというのは有り得る話。 だから少女は追及せず駆けてくる相手にこちらはのんびりと歩いて近付いていく。 無論バスケットは両手で持ち直した。 ) [Thu 20 Mar 2008 23:16:58]
カイン > (そうそう、さっき言っていた――そのずっと残ってる女の子というのは、と)……うん?(此方も彼女が立ち上がったのと、殆ど同時に気がついた。 大きなリュックサックを背負って、此方に手を振っている彼女。 眼帯をつけてて――第一、声が聞こえてるんなら……)って、サフランじゃないかッ ――どうしたんだ、また急に舞台なんか見に来て……(慌てて駆けるようにして彼女へと近づいていく。 椅子を蹴っ飛ばしたりしないように気をつけるけれど――いや、まさかその、全部見てたのか、彼女は) [Thu 20 Mar 2008 23:10:27]
観客の少女 > ( 立ち上がったタイミングでふと舞台軸の方から青年の姿が見える。 着替えも既に終わらしている所から、舞台については終わったのだろうか。 )  やーや、カイン君!  ( バスケットを膝付近まで降ろし片手で持ちながら少女はもう片方の手で笑みを浮かべつつ手を振って青年の名を呼ぶだろう。 ) [Thu 20 Mar 2008 23:02:00]
観客の少女 > ( にしてもしかし、やはりアイゼンリッターはいいな、んむ。 普段はあまりこう盛り上がる事もないのだが少女にとってヒーローという存在は何故か大きいものだった。 自分の思う事と何かが一致したのかもしれない、或いは憧れかもしれない。 )  まぁ、柄じゃないんだけどな。  ( くく、と喉を鳴らすように苦笑を浮かべる。 気付けば辺りには観客はほとんど居ない。 ぼーっとしている内に皆帰ったのだろう。 ――さて、こんな所で待ってるのも迷惑になるかもしれないな。 そこそこ長い時間居座っていただろう、時折スタッフがこちらを見てくる。 あまりぼーっとしていると迷子か何かと勘違いしかねない、少女は立ち上がりサンドイッチの入ったバスケットを持ち立ち去ろうと――、 )  …ぉ、出てきたな。  ( 立ち上がったタイミング [Thu 20 Mar 2008 22:59:42]
カイン > (そうしてノンビリしていると、不意に同僚から声をかけられた。「外で女の子がずーっと座ってるんだけど、知らないか?」)……ん? 女の子? 迷子とかじゃなくて、かい?(「なんかリュックサック背負っててさ。 そんな年齢でも無いみたいだし……」)(ふむ、と首を傾げつつ立ち上がる。――まあ今日は大道具も多くないから、早引けして帰るつもりだったけれど。)じゃあ帰り際に様子を見てみるよ。 お疲れ様ー(なんて挨拶をしてから、俺は舞台袖からぐるりと大回りして、観客席の方へと出て行く。既に着替え終わって――半袖シャツという、三月にしてはちょっと薄着の格好をしているが、あれだけ動き回った後だと結構涼しい。)そういえば、最近はあんまり動いてもバテなくなったなあ……体力ついてきたのかな、結構。 あとはスピードかー。(そんな事を言いながら歩いてくる姿が、きっと良く見えるだろう) [Thu 20 Mar 2008 22:53:05]
観客の少女 > ( 大きなリュック、とはいえ中は大分少なくなっているので少女と同じくらいのサイズしかないそれを背負った姿が観客の中に紛れる。主題歌と共に現れるヒーローの姿に少女も観客と共に盛り上がっていた。 片手にバスケットを持ちつつその光景を楽しそうに、笑顔を浮かべつつ見据える。 はは、やはり登場の仕方も凝ってる。 )  おお、遂に出てきたか。  ( 少女はあまりこの公演については詳しくないが、確か…今アイゼンリッターが戦っているのはティンダロスだったろうか。 犬の頭を持ちつつも人間の姿…獣人というわけではないだろう。 動きは俊敏なもの、ヒーローはその迫るティンダロスを手刀、拳で迎え撃っている。 )  ――そろそろかっ?  ( 少女まで回りのテンションに巻き込まれるように熱くなっていた。 そう、これこそが、あのヒーローの必殺技。 首と掴まれ放り投げられるティンダロス、そこに雷を纏った拳をアイゼンリッターが、放つ! 観客のテンションも一気に上昇した事だろう、爆裂の仕方といい、良い演出だなと、思う。 この時ばかりは少女も大いに盛り上がっていた。 ) ( そして、ナレーションが流れヒーローはその場から居なくなる。 公演終了、観客も楽しそうにその場を後にしていく。 ただ少女は立ち上がりその場に留まった。 )  ――って、待ってても忙しいか。  ( 折角だから色々作って持ってきたのだが、さすがに舞台裏に持っていくのは怒られてしまうか、そんな事を思えば苦笑を浮かべ少女は再びその場に座り込んだ。 しばらく、このテンションを実感したかったというのもあるだろう。 ちなみにバスケットの中には時間が立っても食べられるようなサンドイッチのようなものが幾つか入っている。 ) [Thu 20 Mar 2008 22:34:57]
カイン > (かくしてヴェイトス市の平和は今日も守られた。だが、アイゼンリッターの戦いはまだ続く。 明日も、これから先も――……)(そんなナレーションに見送られ、舞台裏に戻ってきた俺はやれやれと息を吐いて、腰を下ろした。 ヘルメットを外すと、同僚が水を運んできてくれたのでがぶ飲みする。 ……うん、今日も無事に終わって、良かった) [Thu 20 Mar 2008 22:30:07]
アイゼンリッター > (そして、やはり時間的にも、そろそろ決め技を撃たなければならないタイミングになる。 子供達もわかっているのだろう。手を握り締めて舞台をワクワクした様子で見ているのが確認できた。 だから――)アァアァァアァァァァイゼェンッ!!(――飛び掛ってきたティンダロスの首を捕まえて、上に放り投げる。 そしてコアの力を右腕に集中し――バリバリと弾ける雷を纏った、必殺のパンチを打ち込むのだ。 勿論、ティンダロスには《軽減》の魔術がかかっているし、衝撃はないはずだ)ダァァァァイナミィィィックッ!!(――爆裂――) [Thu 20 Mar 2008 22:26:56]
アイゼンリッター > 「ニトクリス――ン=カイの闇に引きずり込め!」 「し、しかしビッグC様……!」 「……二度は言わぬぞ」 「く、ぅ……わかりました。 ――ネフレンカ!」(奇妙な呪文が劇場に響き渡った。 ――それと共に湧き出した虹色の煙が、ン=カイの闇を作り出し――その中にあって、ついに姿を現したティンダロスと、アイゼンリッターの戦いが始まった。)(比較的軽装に作られたティンダロスは、犬の頭を持つ人間の姿をしている。よって動きも俊敏で――アイゼンリッターのきぐるみを単純な速度では遥かに上回る。 よって、迫ってくるティンダロスを、此方が手刀や拳で迎え撃ち、叩き落すという……そういう戦術を駆使し――) [Thu 20 Mar 2008 22:23:25]
お知らせ > 観客の少女さんが来ました。 『おおー…やってるやってる。(見ているお客の邪魔にならぬよう少女も観客の中へ。)』 [Thu 20 Mar 2008 22:20:09]
アイゼンリッター > (だが――勿論、そこで終わるアイゼンリッターではない!)ナイアァアァァアァァルッ!!(角度から角度へと跳躍するティンダロスの攻撃を回避しながら一声叫ぶや否や《閃光》の魔術が舞台の上を覆い隠し、その間隙を縫って俺と彼は入れ替わる。 そして――光の中に浮かび上がるシルエット。 身体を捻り、前に戻してきて胸の前で交差。 すかさず拳を右足へと寄せ、それから――天に突き上げる!)鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(そして颯爽と響き渡る主題歌を背景に、暗闘の騎士アイゼンリッターが推参する) [Thu 20 Mar 2008 22:16:39]
アイゼンリッター > (失踪した学者のメモを巡って蠢くVV団。陰謀を阻止すべく追跡していたハワードだったが、それは既に手帳を手に入れたVV団――そしてニトクリスの罠であった! ついにたどり着いた彼を待ち受けていたのは、数多くのディープワンスと、そして……)「ッ! これは……!」(『角度』から噴出す謎の煙! ようは単に裏側から《幻術》を唱えているだけなのだけれど)「かかったな、アイゼンリッター! この角度に閉ざされた部屋の中ならば、奴は無敵。 そう――ティンダロスは、無敵なのだ!」(次の瞬間、ハワードの肉体が横様に吹き飛んだ。 ――勿論演技だが。ティンダロスの攻撃の演出である) [Thu 20 Mar 2008 22:13:20]
カイン > (そういう些細な事件も大きく影響してしまうのが弱小劇団の悩みだ。 別に商人みたいに景気の話題に拘ったりはしないけれど、治安関係は気になってしまう。 お客さんが出歩かないというのは、それだけでマイナスなのだから)まあ、自警団とか騎士団の人たちには頑張って欲しいな。 そういえば今は外で公開演習やってるんだっけ?(すこぶる実践的なものだろうから、舞台の役には立たないだろうけど……見学して良いなら、してみたいかもしれない)と、そろそろ出番か。 行って来るよ(なんて無駄話をしている間にも、舞台は進行しているわけで。 俺は慌ててヘルメットを被ると表舞台へと駆けて行った。 他の面々も、それに続く) [Thu 20 Mar 2008 22:06:51]
カイン > (そして一転して舞台裏。 ヘルメットを外して呼吸を整えつつ、皆と一緒に一息つく。やれやれ、だ)まあ、最近は物騒な事件もないから、ちょっと遅い時間でも子供のお客が多くて嬉しいよ。(実際、子供と、それに付き合ってやってくる親御さんたちがメインの客層だし、最近はそれを意識した舞台構成になっているから尚更だ。 ラットマン騒動みたいな事件は殆ど無いし……しいて言えばこの前の骸骨男の騒ぎか。 あれも犯人はまだ捕まっていないというし)……勘弁して欲しいよなあ、本当。 あの週、ちょっと客足悪かったんだろう? [Thu 20 Mar 2008 22:06:00]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(アバンタイトルとかいうらしい、ホラーテイストの前説を終えた後、いつものとおり舞台の上では怪人相手の演舞が待っているわけで。 迫り来るVV団の半魚人を蹴散らして、投げ飛ばして、吹き飛ばして。 さすがにこの後の殺陣も控えているから、其処まで厳しい……というかハードな殺陣ではないけれど)(今回は……まあ、いつもと同じだ。 このあたりの流れは、他の演舞以上に何度もこなしているから一番得意なはずだ。見ている子供達も何度も見ているし、ミスをすればすぐにそれとわかるのだし、……だからこそ失敗できない) [Thu 20 Mar 2008 22:05:18]
アイゼンリッター > 『宇宙の中心で沸騰する混沌の泡沫が虹色の狂った柱の並ぶ中で盲目にして白痴の神がああ牙が奴らは痩せて飢えていたのだ角度から煙と共にあふれ出す牙が牙が!』 [Thu 20 Mar 2008 22:05:06]
アイゼンリッター > (――――始まりは、一人の科学者だった。 ヴェイトス大学の奥まった部屋で、ただ黙々と計算に取り組む彼は、およそ世間に認められることのない研究に関わっていた。 次元の壁。それを『角度』によって突破することができるのではないか。 彼はそう考えていたのだ。 何故、学者がその結論にたどり着いたのかはわからない。 あえて言うなれば天才だったからとでも言うほか無いだろう。 だが天才であると同時に――彼は致命的なまでに、間抜けでもあった。 例えば、次元の壁を越えた先に何があるのか。 何がいるのか。 それを全く考慮に入れていなかったのだから。 ――数年後、失踪した学者の手記には意味不明な文字の羅列が記されていたという。) [Thu 20 Mar 2008 22:03:08]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『恐怖!!ティンダロスの罠』 [Thu 20 Mar 2008 22:02:48]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『よし、帰ったら聞いてみようか。(とりあえずもう少し売れるまで、粘りつつそんな事を考えた)』 [Wed 19 Mar 2008 22:21:40]
サフラン > んーむ……困ったな。  ( さっきからそればかりなのだが。 腕を組んで空でも見上げてみるが、まるでその空は少女の気持ちを表すかのように曇っていた。 …いや、そうでなくても最近ずっと曇ってるんだが。 )  ま、仕方が無いっ!  ( 開き直ったというわけではない。 仕方ないので今度別の日に商業地区にでも行って売りに出してみようと思う。 運がよければそれなりに客が来てくれるかもしれない。 ……しかし、結局金になる自分が情けない。 お菓子作りをやっている途中に、皆が笑顔になる為のお菓子を作る、なんて言ったのはどこの誰だったのやら。 これでは、嘘をついたみたいだ。 あまり明るい気持ちにはなれそうにない、少女はまた小さな溜め息を漏らして視線を戻す。 )  ……ん? ってそういえば明日はアイゼンリッターの公演じゃなかったか?  ( そういえばそんな広告とか、そういうのも見た気がする。 明日はお菓子売りとしてではなく普通の観客として見に行くつもりで居た。 その為の準備も色々と考えている。 ……そーいえばカイン君って何が好きなんだっけか。 つまり、何か好物でも作って持って行き差し入れとして渡すつもりで居た。 公演が終わった後に余裕があるかどうか判らないが折角見に行くのだし、何か作っていってやりたいと考えていたわけだ。 ) [Wed 19 Mar 2008 22:18:42]
サフラン > ……んむ、いっそ何かバイトでも始めてみるか。  ( 場合によってはそれも考えなければなるまい。 今の調子ではいずれジリ貧に終わるのは目に見えている。 自分自身が自分自身であるが故にそれだけはなんとしても避けなければならない。 ……でもバイトって言っても、私に何が出来るのか、だな。 自分が得意でもないものをやっても結局良くない結果しか残らないだろう。 だが、得意な物といえば今やっているお菓子作りやある程度の料理程度のもの。 …バイトでまさか料理なんぞやらせてくれるわけはないだろうし。 精々皿洗いや掃除、レストランだったとすれば料理を運ぶなどの体力仕事だろう。 残念ながら体力に自信がない少女にそれは選ぶ事はできない。 選んだとしてもきっと続くまい。 )  …っと、いらっしゃいませ。 何にしますか?  ( 考え事をしている際に、どうやらお客らしい。 慌てて営業スマイルに戻れば、そのお客は一人の男性。 淡々と選んでいくのは飴とチョコクッキー、後はアイゼンクッキーか。 いつも通り会計を済ませ、お菓子を手渡し、 )  ありがとうございましたー。  ( いつも通り一礼する。 さて、これでさっきの三種類は一袋ずつ無くなったわけだが、やはりまだまだ残っているには変わりなく。 ……全く、カイン君が言うお手伝いさんを雇うというより私がお手伝いさんとして働く事が必要になりそうだぞこれは。 冗談交じりの言葉だが、とても今の状況で冗談と言うには難しい。 また、それも悲しい現実か。 ) [Wed 19 Mar 2008 22:01:11]
サフラン > ( 対策を考える、にしてもだ。 そもそもお菓子を売る身でどういう対策が出来るだろう。 客集めなどさすがに出来る気がしないし、新しいお菓子を作るにしてもその分資金だって必要だ、材料とか。 誰かに助けを求める、なんてのはとてもしたくない、というかプライドに反する上に恥ずかしすぎる。 ならば、どうするか。 )  週に二回、場所を変えて売ってみる…か?  ( この場所だけでは常連は居るだろうが街のほんの一部の人しか来る事がないだろう。 商業地区で場所が取れるならそこで売るというのも手段と言えば手段だ。 週に何回も、というのは身体的にも辛いだろうが二回くらいならばなんとかなるのでは…そんな考えだ。 民住区からの距離も比較的あまり変わらないし、その手で行ってみるか…? あーでも、常連さんとか居たら混乱するよねやっぱ…。 置き看板をしておく、というのも手段だがわざわざ商業地区まで来て買いに来る人も居ないだろう。 下手すると逆にあまり効率が出ないかもしれない。 )  病弱の結果がこれか、参ったぞ〜…。  ( はぁ、と今度は大きな溜め息が漏れる。 …いや、本気で困ってるわけで、この時だけは簡便してくれ。 誰に言ってるのか、心の中でそんな事を言っていた。 ) [Wed 19 Mar 2008 21:44:55]
サフラン > ( ちなみに数え方は種類別に行い、最終的にそれを合計して数値を出す。 簡単な計算だが意外と間違える事があるので二回、三回は試す必要がある。 一回やったぐらいで完璧だ、などと思ってると後に手痛いしっぺ返しを受ける事になるだろう。 )  んー……アイゼンクッキーが3袋、それのチョコクッキーが1袋。  ( 口に出しながらどこから取り出したのかメモ帳らしき物に数を書いていく。 後に飴が6袋、クッキーとチョコクッキーがそれぞれ5袋と書き込んでいく。 ぎっしりと数字や文字が書き込まれているのは定期的に書いた証拠だ。 )  最近悪天候続きだからか、はたまた私が最近体調を崩して来ない事が多いのか…。  ( 一息。 )  売れ残り分が増えてる。  ( 少し風が肌寒く思った。 …いかんいかん、別にサボる気はないが最近売れ行きが落ちてる気がするぞ、うん…。 深刻そうな表情を浮かべる、何故ってそりゃ…売れ残りが多い=稼ぎも比例するわけだし…。 この前のようなイレギュラーな展開は今後有り得ないだろうし。 …イレギュラーというのはこの前飴を買っていった少年だ、少しというかかなり多くの金を貰う事になった。 此方としてはありがたいがこれでは詐欺紛いだし…値段をしっかりと目立つように記述して置いている今そんなイレギュラーな事が起こるはずもない。 これは少し、なにか対策を打たないと不味いのではないだろうか? )  う…む…。  ( 小声だがお菓子の数を書いたメモを見つつ少女は呻いた。 ) [Wed 19 Mar 2008 21:34:18]
サフラン > ( といっても人の少ない時に少女は溜め息を吐いたわけだが。 人が多い時だったらそんな事はしない、陰気くさくて客が逃げる。 一応、個人業でも商売人であるが故それくらいの心得は持っているつもりで。 先日体調を崩し一日寝込んでしまった、幸い隣の友人が見舞いに来てくれた為に悪化しなくて済んだと言えよう。 ……まぁ、彼が言うように私一人だったら色々無茶はしてただろうな。 否定できない自分が悲しく思えた。 さて、溜め息の原因だがそれはここ最近自分が体調を崩しすぎている事になる、今はこのように広場で持ってきた台の上に座りぼーっとお菓子を売っているわけだが…日に当たったわけでもないのに妙に体調が崩れるのだ。 )  栄養不足か…はたまた健康状態がそもそも悪いのか。  ( 思い当たる節が無いわけではない。 こう見えて、吸血鬼の血すら流れている身だ、何年も血を吸わずに居れば何らかの体調不良はあるかもしれない。 今まではその母親の繋がりとも言える吸血鬼としての特性が嫌で自分でも忘れるようにしていたのだが、…ここまで影響が出るとは知らなかった。 ――いやま、少し病弱な人間だって言えば通じるだろうし普通に飯と水分があれば生きられるしなぁ。 あまり深く考えすぎるのも自分らしくない、そう思えば少女は思い立ったようにお菓子の袋の数を数え始める。 残りは幾つあるか…それくらいの確認は定期的に行わなければ商売も大変になるだろう。 )  えーと…1、2――。 [Wed 19 Mar 2008 21:22:30]
お知らせ > サフランさんが来ました。 『やれやれ。(芸能横丁の広場、少女は溜め息を吐いた)』 [Wed 19 Mar 2008 21:14:49]
お知らせ > 静馬 爛花さんが退室されました。 『( そしてやがて、むしろこちらを芸にした方が良いのかもしれない――― 幻影がちらついて )』 [Tue 18 Mar 2008 05:39:36]
静馬 爛花 > ( かなめと二人、芸能横丁でお小遣いを稼ぐ時にはきちんと座って、聴かせるための演奏に全力を注ぐけど。 今は練習。 なるべく動く ) [Tue 18 Mar 2008 05:37:17]
静馬 爛花 > ( あんまり話せていないから分からなくなる。 ―――本当は分かっているのにそう言うことが、ある意味では拗ねている思考なのかもしれないのはさておき )   ( 芸能横丁のフリースペース。 空いていれば場所を借りるのに許可も使用料も必要ない、その代わりにここで何かをしておひねりをもらったりしてはいけない、そんな場所。 芸人の鍛錬所とも言えそうな、ようするに空き地の隅で、ファンタジー和装の少女が一人、小振りな弦楽器を弾いている )   ( 胡弓と呼ばれるものに似たそれは、本来座って扱う楽器。 逆手に持って身体に押し当てるような弾き方をするには長いが、立っても地面につけたままで弾けるほどの長さは無かった。 しかし少女は立っている。 演奏しながらではとても踊ったりはできない、せいぜいがちょっとした回旋運動を入れるくらいだけれど、楽器の下部に支柱のような感じで長い棒を取り付け、楽器の音を多少犠牲にしながらも、完全に座り込むことを避けていた。 ―――どうせ大して動かないのだし、芸人としては無駄な工夫に思える。 それでも――― 楽器を支える支柱は、よく見ると金属板や布で補強された棍で。 この少女にとっての演奏はいわゆる魔法。 比喩ではなく物理的な影響力をもった魔法を使う冒険者の卵なら、どちらにせよ集中して動けないのに変わりは無いが、座り込むよりは一拍早く動ける体勢を取るのは大切なことだった ) [Tue 18 Mar 2008 05:34:03]
静馬 爛花 > ( 一つ屋根の下で暮らしていても、双子でも。 面と向かって話す時間が減ってしまうと、細かなところでは姉のことが分からなくなった。 昔からそう。 なんとなくそんなことを意識した時には、そうだった。 ―――本当は分かっているのかもしれないけれど、『もしかしたら違うかもしれない』なんて考えてしまう。 頭の中の小利口で意地悪な部分が、当たり前に信じられるようなことにさえ『証拠は?』と水を差してくる。 かなめは… それは勿論寂しがっているものの、引き取り手を探すために面倒見ていた猫の行き先が決まったからと言って、無理をするようなことは無いはずだ。 また冒険に出るために鍛錬をがんばることはあっても、その努力が私に急かされことからくるものばかりでは無いはずだ。 それなのに――― 『本当に?』とどこまでも穿った意識で考え始めてしまうと、自分の感覚を胸を張って肯定できなくなった ) [Tue 18 Mar 2008 04:43:11]
静馬 爛花 > ( かなめがマメと言うかマジメと言うか、お稽古事に熱心でその練習を欠かさないのは前からだし。 最近ちょっと鍛錬所へ通い詰めていて一緒にのんびりする時間が取れなくても、舞… もとい剣術の方で、何か掴めそうなのかもしれないと思うくらい。 変に疲れた顔をしたりしていなければ、特に気にするようなことじゃない ) ―――。 ( でも、顔に出していないだけで… 私が気付いていないだけで… 例えば、引き取り手を探すために一時的に預かっていた子猫が、一匹また一匹と手元を離れて行っている。 それが辛くて稽古に励んでいるのだとしたら。 それは、やっぱり気懸かりだ。 ―――あるいは、なんだか芸人の卵のようになってしまって、私はそれが面白くない。 トレジャーハンターギルドで小間使いをしているばかりではなくて、もっと実地に出たいと思う。 何だかんだ言って落ち着きたがるかなめがそんな私の気持ちを負担に思って、変にがんばってしまっているのだとしたら。 それも気懸かり、きちんと話さないといけない ) [Tue 18 Mar 2008 04:16:11]
お知らせ > 静馬 爛花さんが来ました。 『( 別に、拗ねてなんてない )』 [Tue 18 Mar 2008 03:52:13]
お知らせ > サフランさんが帰りました。 『その後少女は家へと戻り、値段札を作りつつ新しいお菓子開発を始めたとか…。』 [Sun 16 Mar 2008 23:21:28]
サフラン > ( 確かに人気は絶頂とも言えるだろうか、少女自身も実は時々見に行く事がある。 そういう事もあって彼のクッキーを作ろうと考えたわけでもあるのだが。 )  ほぉ…彼に共感出来る、となぁ。 ま、確かに信念があるという面では私も同じだが。  ( 尤も少年と同じく悪の組織なんぞと戦っているわけでもなく、ただ料理などによって他人が笑顔で居られるようにしたいという信念は確かに持ち合わせているつもりだ。 )  ん、そうか。  ( 気にするなと言われれば少女は笑顔を向け頷く。 気にしなくていいというものをいちいち問いただす必要はあるまい。 )  ほぅほぅ、苺、葡萄、オレンジか……今度来る時までには作っておくとしよう。  ( というよりもオレンジは今作っている最中、お菓子の種類と増やすというよりも今ある物の味の種類を増やす事を専念すべきだなと心の中で頷いた。 尤も遠い目をする少年の過去にトラウマがあるとまでは気づく事もなく。 )  ああ、どうも……ってをいをい、ちょっと多くないか?!  ( いやいや、ちょっとか? 確かに個人業とはいえたかが…という言い方は自分自身で許せないがそれでもキャンディー程度に5000エンも出されれば流石の少女も唖然としつつ冷や汗をかいてしまった。 値段を先に言わなかったのがまず問題でもあるだろうが…それにしたって5000エンは高すぎる。 だがクッキーを楽しみにしているとの少年の発言を聞き取れば、この時少女は決意する。 ――これは挑戦だな、そうだなっ? よぉしよかろう、この分の借りは返さねばなるまいっ! 勝手に内心で盛り上がっていた。(をい。) )  ……ってあー……遅かったか。  ( 少年は軽く解釈をして再び人の流れに戻っていってしまった。 さすがに店を放り出して追いかけるわけにも行かず、少し熱く盛り上がったのが隙だったらしい。 ……値段は言う以前に明記するべきだな、んむ。これでは詐欺紛いの商業になってしまう。 今まで大体妥当程度の値段で買って行ってくれた人ばかりだったせいか、今日の二人組みの少年や大人びた口調をする少年によってそれは甘い考えとする。 いやいや、というかよく5年も続けてこられたな私。 とも思えば売れ残った商品をリュックサックの中に詰め込む、流石にこうなっては今続けるのは微妙というもの。 ) [Sun 16 Mar 2008 23:20:59]
お知らせ > サフランさんが来ました。 『(*エラー落ちです、すみません。)』 [Sun 16 Mar 2008 23:06:41]
お知らせ > シェルさんが帰りました。 『キャンディをお土産に帰っていき…』 [Sun 16 Mar 2008 22:56:25]
シェル > (知名度=人気。ヒーローを象ったクッキーの売れ行きのよさなどからしても人気が有るのだ、と知りえただけでもご機嫌のようで) うむ、彼の信念には共感するところがあるのだよ。(僕の生き方とね、と謎の続け方をして…別に少年が悪の組織と戦ってるわけではなく信念的なものが…まあそれはともかくとして)いや、気にしないでくれ給え。(首を振りながら…そろそろチョコレートの材料はなくなり、明日からは普通のおやつが出てくる筈だ、と心の中で淡い期待を…)キャンディーといえば苺、葡萄、それにオレンジという印象があってね。(中に昆虫の幼態が入ったのもあるがアレは否定したい、と遠い目、好奇心旺盛な彼は過去にいくらかのトラウマがあるのかもしれない(謎)) ふむ、ぜひお願いしよう。(銀貨…5000エン程度か、それを渡して…キャンディを受け取りつつ、クッキーを楽しみにしていると… 今日買わないのは味はそのときのお楽しみに取っておくつもりで…とりあえず今日の飴である程度の腕を見てみようとか思いつつ…)ふむ、それでは。(軽く会釈すると再び人の流れに戻っていくように歩き出して) [Sun 16 Mar 2008 22:53:11]
サフラン > ( 別にひいきをしているというわけでもない。 ただ個人的にあのヒーローという役回りを気に入っているだけだ、正体だろうとなんだろうと全てが無関係に。 )  見込んだ? …ふむ、なるほど。  ( この少年もまた、彼が好きなのだろう。 だから見込んだ、などと言うのかもしれない。 実際どう思っているかまでは判らないが。 )  ……む、どうかしたか?  ( ふと、何か言い返すように少女という少年に首を傾げる少女。 いつも通りの接客体勢だが、やはり初めての人間には話し難い相手なのだろうかと誤解した。そんな中でキャンディ袋を持ち上げる少年。 )  …葡萄?  ( ふと少女の頭の中でひらめきが起きる。 そうか、葡萄か…。 )  ああ、…ありがとう。  ( 銀貨を受け取れば少女は素直に礼を言うだろう。 )  クッキーは、そうだな…今度君が来た時を踏まえて一つ取っておくとしよう。  ( ほしいものがあるというならそれを残しておこうと思うのは少女の性格故か。 ) [Sun 16 Mar 2008 22:43:25]
シェル > (自分のひいきの役者がそれなりに有名ならご機嫌になるのは誰でもそうなのか、少年も嬉しそうに笑って)ふむ、さすがは僕が見込んだ漢(ヲトコと読メ)だな。(はっは、と笑いつつ… 何、正体がバレバレでもなぜか回りにばれないのが正義のヒーローというものだ、とか何とかで(謎)) ……わかった、少女よ…。(少女の外見をした相手から子供扱いされたのでちょっと言い返しつつ… チョコは怖い…チョコの後のお茶も怖い…とか最近寝言で言ってしまう位に追い詰められて少年、でもいいのだ、チョコの甘さは愛の甘さ、とか意味不明の言い訳を自分にしつつ。 キャンディの袋を持ち上げて) ふむ、葡萄がないのはやや残念だがメロンの珍しさが中々よいな…それを貰おう。(クッキーは次回の楽しみにすることにしよう、と付け足しつつ財布…がま口のそれから大き目の銀貨を何枚か取り出して) [Sun 16 Mar 2008 22:25:16]
サフラン > 有名って言うかまあ、なんというか……。 ま、この辺りでは名物だなぁ。  ( ふと正体を口に出してしまいそうになり、危ない危ないと慌てて話題を変える。 尤も出来る限り表には出さなかったつもりだ。 有名と言えば確かに恐らく有名なのだろう。 瞳を輝かせる少年の姿に口元に笑みを浮かべる。 )  んむ、そうか。 それなら何か別のを――、  ( チョコに対して唸りを漏らす彼に少女は頷いた。 そういう人も中にはいるだろうと。 そして少年がほしかったのか、例のクッキーが無いと言えばその反応の変化を少女は見据える。 )  ……、次回もまた見に来るのか少年よ。  ( 少女の表情は笑みを浮かべつつも少し真面目な目の色に浮かべるだろうか。 )  キャンディは、林檎、メロン、苺だな。 一つの袋に三種類2つずつ入っているぞ。 ( キャンディに興味があるように言葉を話す少年に素早く説明していく。 ) [Sun 16 Mar 2008 22:18:04]
シェル > (手に持ったパンフレットに反応する相手に瞳が輝いた、かもしれない)うむ、今をときめく!かは知らないが、最近お気に入りの劇なのだが、やはり有名なのかね?(庶民の事情にはいまいち疎い…まさか役者が同じ大学の学生だとか夢にも思ってない少年で)…ふー…む、いいや、チョコはもう当分いいが…(先月の某日に備えてカカオなどを大量に購入した結果、ほぼ毎日おやつにチョコが出てきて飽きてきてる少年、少し唸りつつ… 某ヒーローのクッキーがもう無い、と聞いて顔をバッと上げて)な、何と…それは少し残念だった、な……(ハハ、と乾いた笑い、瞳が少し遠くを見ていたりで…気を取り直しつつ)キャンディは何味かね?(暫く食べてなかった飴玉に興味が出たようで、微笑む相手に尋ね) [Sun 16 Mar 2008 22:06:54]
サフラン > ……、ん?そのパンフレットは…。  ( 忘れるはずがない、カイン君のやっていた公演のもの。 その形をしたクッキーはもう残っていないのだが…。 )  ま、そんな所だな。  お菓子…はもうこれだけだ、左からクッキー、チョコレート、キャンディーの順に並べてあるぞ。  ( 残念ながらアイゼンリッターの形をしたクッキーは売切れてしまったが、と苦笑を浮かべる。 何分この場所で売っている場合、人気もそこそこあるようだ。 少女は、少年の少し大人びた口調にも動じない。 そういう喋り方をするとすれば貴族化何かだろうかなどとも思いつつ。こちらの顔とお菓子を見比べる青年に微笑み掛ける。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:59:30]
シェル > (周りは賑やかな芸能横丁、人通りも多く走り去っていった少年たちはもう既に見えない位置。某正義の鉄火面騎士(色々間違いあり)のパンフレットを片手に少女の言葉に頷き) ふむ、早くお菓子を食べたくて走っていったのだね。(いかにも子供らしい理由だ、と解釈したのか楽しそうに頷いていて)で、どんなお菓子があるのかね?(子供を走り回らせるとはどんな菓子だろうか、と気になったようで…多少口調が大人びたというか微妙な少年風。少女の顔とお菓子を見比べた) [Sun 16 Mar 2008 21:53:36]
サフラン > ( 少年達が走り去っていく姿を眺めながらも、そんな中でその二人とは別の少年らしき姿の人物が近寄って来る姿を目視。 尤もお客かどうかは判らない、そのまま何も言わずに通り過ぎていく人かもしれないし、或いはお客かもしれないだろうし。 ここから見る限りだとその少年は走り去っていった二人組みに少し驚いていたようだが。 そしてその少年が少女の近くへと寄って来たかと思えば「どうした」と問い掛けられ一瞬目を丸くし、元通りの表情に戻る。 )  …ん、別になんでもないさ、お菓子を売ってあげただけだとも。  ( ああまさにその通り、少女はお菓子を売った。 値段は兎も角として買ってもらった、それだけでしかない。 それがどうかしたかというように青年に眼帯の無い瞳を向けて問い掛ける。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:47:00]
シェル > (小さなお子様から大きなお子様(?)まで結構人気があると噂の某”連続空想科学活劇”を堪能した帰り道、落ち着いた知性を持った表情もやや紅潮気味な貴族の少年…こういうときは何かお土産を持って帰るべきなのかな、と思いつつ近場の売店を回っていたところ…目の前を少年たちが凄い速さで走り去っていくのを少し驚いて見送り)……ふ、む…どうかしたのかね?(何か優しげな笑みを僅かに浮かべる菓子売りの少女に話しかけてきた) [Sun 16 Mar 2008 21:38:48]
お知らせ > シェルさんが来ました。 『某ヒーロー物の劇を見た帰りで…』 [Sun 16 Mar 2008 21:31:12]
サフラン > ――ん、と。 どうかした?  ( 再び笑顔を向ける。 今度は少なくとも先程みたいな無理矢理な笑顔ではなく、しっかりとした笑みになっていたと思う、いや思いたい。 そしてその問い掛けにはすぐに返って来た、一つのクッキーの袋を拾い上げ「これください」と。 取ったのは背が少し大きい方の少年、小さい方の少年子袋を差し出してきた。 …今時の子供はお菓子を買うのにわざわざ袋に入れてお金を渡すのか? そんな気の抜けた考えを浮かべつつも、 )  うん、ありがとうございます。  ( しっかりと営業スマイルでそれを受け入れた。 お金の入った袋を受け取れば、もう持って行っていいよと言葉を掛ける。 そうすると何を焦っているのか少年達は走り去ってしまった。 全く、そんな慌てて走らなくても――って。 )  をいをい、少しっていうかこれ…値段の一桁下の金しか入って無いな。  ( 袋の中身を開けてさすがに唖然としてしまったが、追いかける気にもならなかった。 少しくらい値段をまけてくれとでも言ってくれれば安くするのにな。 余程何かと食べたかったのかただお金がないフリをしたのか…少女にとってはどちらでも良い。 いやできれば後者でない事を祈りたいのだが。 )  美味しいと喜んでくれるなら。  ( …それでもいいかもしれない。 いや、奇麗事だけでは駄目だとは思うけれど、少しくらいだったら…。 そんな甘い考えを頭の中に浮かべて少し口元を微笑ましていた。 営業スマイルなどではない本心で。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:29:16]
サフラン > …あ、そうだ。  ( ふと何かを思いつく。 それは今後の新しいお菓子の案、それも今まで集めている材料で十分作る事が可能なもの。 量が多少なり減少するかもしれないが味の楽しみは増えるだろう、もしかするといけるかもしれない。 )  よぅし…、後は家に戻って試してみるだけだな。  ( 材料はまだ家に沢山ある、試すには十分だ。 だとすれば後は今あるお菓子が売り切れるのを待つだけになる。 ――いっそ売り切れなくてもいいか、などと思うがそれは駄目だと否定した。 何故ってそりゃ、そんな勿体無い事出来るわけないだろ、まだ味自体は落ちてないはずだし。 流石に家に戻って捨てたりはしないと思うが、それでももしかしたら後で来るお客もいるかもしれない。 そう思えばそう簡単に帰る気にもなれなくて――、 )  ……ん?  ( ふと、目の前には先程の少年と、もう一人少し背の高い少年が居た。 兄弟だろうか? ) [Sun 16 Mar 2008 21:18:01]
サフラン > ( ――いや、やめだやめだ。 首を左右に振って今までの考えを振り払った。 考えるべきは今ではなく、とりあえず商売が終わった後でいい。 難しい顔をしているようではお客に逃げられてしまう。 )  …。  ( 先程からこちらを見ていた子供が居た、随分考え込んでいたのか気づけずに居たのだろう。 慌てていつも通り笑みをその少年へ向ける。 ともすれば、慌てて立ち去ってしまった。 不味い、怖かったのか今の。 )  む、う。  ( 右頬を右手の指で軽く引っかくのは失敗したかなという呻きと共に。 さすがに難しそうな顔をしてから即座に笑顔になるのは妙だろうか。 「はぁ」などと小さく溜め息を着けば再び正面に向き直り、ぼーっとお客を待った。 言うべき事ではないので思考の中で呟くが、誰も来ない時は暇で仕方が無い。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:00:55]
サフラン > ( それはふと思いついた。 クッキー、チョコレート、キャンディ…今あるのはこの三種類だけ。 尤も2年前はチョコとクッキーだけでやってきていたのだが、それだけではやはり何かが足りない。 いやいやそもそも!お菓子としては種類が少なすぎるだろうこれは。 カイン君にアドバイスを貰って作ったクッキーもあるがあれはもう売切れてしまった、というかクッキーの形は置いておこう、今のままでも形だけなら種類はある。 問題は、お菓子全体の種類、三種類だけでは不足している、明らかに足りない。  でも、何を増やせばいい? )  ……流石にグミは個人業じゃ難しいな、材料が高い。  ( 視線はいつしか下へ、その先にあるのは袋詰めされたお菓子の列。 ケーキなどの考えも浮かんだがあれこそ店というものが必要になってくる。 露天レベルの場所では絶対に質が落ちてとても食べれたものでは無くなるだろう。 個人業で販売できて外気にあまり影響されず、材料を簡単に揃えられるもの……。 いや、それは理想論かもしれない。 せめて財力がもう少しあれば材料の問題は解決できると思うのだが、んむむ。 ) [Sun 16 Mar 2008 20:49:35]
サフラン > ( そういえばお菓子はいつも値段は出来る限り安めにつけているつもりなのだが、どうなのだろう。 ふとそんな疑問が頭の中を過ぎる、個人業であるからという理由も確かにある。 だが尤もな理由はそれではなく、ましてお金ではない。 購入し食べるお客が美味しいと言えるかどうか、そこなのだ。 まさか不味い物をお金を出してまで買う者も居ないだろう、いくら美味しくても高かったら買いもしないはず。 だから、流石にお金を取らないというのは商売にもならないし作る事を続ける事が出来なくなるから無理だが、出来る限り安い値段で売り、お菓子の味を楽しんでもらいたいというのが新の少女の願い。――いやま、人の好みでそれも分かれるのだからそんな理由を表沙汰にしながら売るというのも気恥ずかしくなるわけだが。 )  ……そうだ、また新しいお菓子でも研究してみるか。 [Sun 16 Mar 2008 20:41:31]
サフラン > やれやれ、今日は曇ってくれていて助かるよ…。  ( どうも生まれつき日というものは苦手だった。 空を見上げれば雨天、一応雨が降ってもいいようにお菓子を守る為の折りたたみ式の木で作られた小型の屋根のようなものを持ってきているが、幸い雨はまだ降ってこない。 尤もこのまま降らないに越した事は無い。 何故かと言えば、それはお菓子の味が湿気で落ちる可能性があるからだ。 こうして個人業で売る身としては、美味しいままでお客に売りたいと思う。 )  ……そういうわけだから降るんじゃないぞ〜。  ( 気の抜けた声で空に呼びかけてみる。 いや、そんな事で降らないで済むならいくらでも言うのけれど。 とりあえずこんな独り言ばかり気の抜けた声で言っていたのではお客に避けられてしまうような気もしたので視線を正面へと戻した。 勿論営業スマイルは欠かさないが…人によっては眼帯をしながらそんなスマイルをされても怖く思えるのだろうか、いや言われた事はないのだが、うん。 ) [Sun 16 Mar 2008 20:28:42]
サフラン > (  リボンで括った薄い緑色ツインテールの少女がお菓子を購入し立ち去っていく三人の親子に一礼をした。 首に茶色のマフラー、その下には紺色のコートと黒いスカートを着用、さらにコートの上から大きな白リボンを結びつけた彼女は今日もお菓子を売りに芸能横丁に足を踏み入れていた。 お菓子を大きなリュックサックに詰めそのお菓子もそれぞれ紙袋などでしっかりと袋詰めし、広げたシートの上に並べている。 今の少女の体勢は持ってきた木の台に腰掛けて待つというもの、お菓子の種類は左から順番に並べておりクッキーやチョコレート、最近新しく作り始めたキャンディーが種類別に分けられ袋詰めされて並べられている。とはいえ、 )  …これが売り終わったら今日は終わりだなぁ。  ( 元々はもっと沢山あったのだが、5年間続けているお菓子売りには常連という人も出来ていた。 そういった人がいつも買いに来てくれるという事もあり、売れ行きはそこそこ良い…と思う。 リュックサックの中にはお菓子はもう無く、シートに置いてあるものだけで残りは全部だ。 ) [Sun 16 Mar 2008 20:20:05]
お知らせ > サフランさんが入室されました。 『ありがとうございましたー!(それは少女の、いつも通りの一礼)』 [Sun 16 Mar 2008 20:11:16]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――次回「恐怖!ティンダロスの罠」にご期待下さい』 [Thu 13 Mar 2008 22:30:41]
アイゼンリッター > ……ジュウッ!!(気合をこめて、俺は右腕に雷を集める。 今日は新しい『業』のお披露目だ。 拳の内側へ、内側へ、電撃を握りこむようにして、力を溜めていく。 バリ、バリ、バリ、と放電が纏わりつき、収束し、そして溢れ出す。 俺は強化人間たちを睨みつけて――)ストレェェェェェェンジ……ッ!(駆け出す。 マフラーを翻し、一気に距離を詰めて、そして――――固まった四人の一人に、その拳を……打ち込むッ!)アイォオォォォォォォオォンッ!!(スパーク! 《軽減》の魔術によって重量を削られていたきぐるみが吹き飛び、他の怪人を巻き込んで――爆発の幻影によって覆い隠された)(その煙に紛れて舞台裏へと引っ込みながら、俺は――……覚悟を決める。 アイゼンリッター。 この役の為に、これからも全力を投入しよう、と) [Thu 13 Mar 2008 22:30:24]
アイゼンリッター > (鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と流れ出す主題歌と、子供達の歌声。 最前列の子供が、拳を握り締めて此方を眼にしてくるのが良くわかった。 ああ、そうだとも。 ヒーローは負けない。 負けるわけがない。 たとえ敵が4体の強化人間であっても、負けちゃいけないんだ)行くぞ、VV団。 ――アイゼンリッターが、相手だッ!!(舞台の中央に躍り出る。 その周囲をグルグルと取り囲む怪人たちを睨みつけるようにしながら、俺は水平に両腕を伸ばして見得を切る。 そしてマフラーを翻して、彼らを次々に迎え撃った。 拳を打ち落とし、手刀で切り返す! 脚を払い、投げ飛ばす! 蹴りの応酬の最中、相手の隙を突いて回し蹴りを放つ! そしてある程度距離を取ったら――) [Thu 13 Mar 2008 22:27:12]
アイゼンリッター > 「ふっふっふっふ……だが、そこまでだアイゼンリッター。 この娘がどうなっても――」(そう言ってニトクリスはショートソードをラヴィニアの喉元に突きつけようとする、が――其処に彼女の姿は無い!)「なにぃっ!」 「はっはっは、後ろがお留守だぜ、お嬢さん! ラヴィニアは返してもらう!」(其処にいたのはチャールズ・デクスター! 見事に人質を取り戻した彼は、怒りに震えるニトクリスを残して颯爽と距離を取る。 そしてすかさず、アイゼンリッターが……俺は、怪人たちへと飛び掛っていく。)「ふっふっふ、見事な作戦だな、ニトクリス――ン=カイの闇へ引きずり込め!」(唐突に響き渡る、ネフレンカの声。 それに呼応して、舞台の上に虹色の霧が満ち溢れていく。 さあ、ここからだ……ッ!) [Thu 13 Mar 2008 22:25:00]
アイゼンリッター > う、お……おおぉおぉぉぉぉっ!!(縦横無尽に両腕を振り回し、吹き飛ばし、殴りつける。 叫び声――いや、咆哮を上げながら。 色々と考える事は多いけど――こうして今、戦っている……立ち回りをしている時だけは、俺はヒーローとして振舞うことに専念できる。 子供達の誰かが思ってくれれば良い。 世界の何処かでアイゼンリッターが戦ってるんだって。 思ってもらえれば、それで良いように感じる。 やっとわかってきた。 多分、俺は――俳優になるんではなくて。 このアイゼンリッターを、その中の人をやり続けたいのだと思う。)ジュウ……ッ!!(最後に飛び掛ってきたディープワンスを盛大に投げ飛ばし、俺はニトクリスを――ラヴィニアのほうを振り仰いだ) [Thu 13 Mar 2008 22:22:55]
アイゼンリッター > ナイアァアァァァァアァァァル……ッ!!(両腕を水平に右側へと伸ばす。 すかさず身体を左後方へと捻り、戻してきて、胸の前で腕を交差。 拳を右足へと寄せ、上半身を起こしながら――右手を天へと突き上げる!)(バシャッ!)(音と共にバックルの窓がバネ仕掛けで開き、金色に煌く猫目石の核が露出した。 むん、と両腕を身体の横に広げ、構えを取りながら、俺は高らかに――ヒーローの名前を叫ぶ)暗闘の、騎士…………アイゼン、リッタァーッ!!(そうして高台の上に現れた俺を……アイゼンリッターを待ち受けるのは、4体の怪人。 そして、戦闘員の群。 ニトクリス。 ――囚われの、ラヴィニア・ウェイトリー)「あらわれたなアイゼンリッター! よし、今だ、やれぇっ!!」 「イア! イア!」(集まってくるディープワンスの群の中へ、俺は飛び込んでいく) [Thu 13 Mar 2008 22:19:25]
カイン > ……でも、彼は行く。行かなきゃならない。 アイゼンリッターは正義の味方なんだから。 罠だとわかっていても、行かなきゃならない。(呟きながら、俺は首元にマフラーを巻きつけ、ヘルメットを被った。 正義の味方だ。 ――商業地区での骨男騒動、ハンターハント事件、シスタージャスティス暗殺未遂。色々と、騒ぎの多かったのが――この3ヶ月だ。その前にはラットマン紛争もあった。 何人も人が死んだし、何人も傷ついた。 ……その後に、こう、細々とだけどアイゼンリッターは公演を始めた。 だったら。 何があっても、アイゼンリッターだけはヒーローであり続けなけりゃならないんじゃないか、とか。 そんな事をぼんやりと思う)……自意識過剰かなあ(なんて苦笑しつつ。 ヒーローなのは自分じゃないのだし、そんな事まで考える必要は無いんだろうけど、ね)(そんな事を思いながら、俺は舞台の上に向かって歩き出す。――さあ、今日も変身の時間だ) [Thu 13 Mar 2008 22:16:09]
アイゼンリッター > (そして、次々に街で発生する惨劇! ハイドラ、グール、スターヴァンパイア、バイアクヘー、この4体の強化人間が街の各地で事件を起こし、アイゼンリッター……ではなく、ハワードとチャールズの二人は事件解決に奔走する。 だが、それは全てニトクリスの計画だった。 二人の目がラヴィニア・ウェイトリーから離れた間隙を突き、彼女を誘拐することに成功したのだ!)(そして、それを餌にして――彼女はアイゼンリッターを誘き出す。 来れば怪人4体で畳みかけ、来なければ来ないで、ラヴィニアを生贄に捧げ――星辰のそろう時を待てば良い。 どちらにせよ、VV団にとって問題の無い計略である)(だが――果たして、アイゼンリッターは来るのだろうか。)「……まあ、貴様も待つと良い、ラヴィニア・ウェイトリー。 時間まで、後少しの間――その命は地上にあるのだから」 [Thu 13 Mar 2008 22:12:10]
アイゼンリッター > 「ビッグC! これからはネフレンカなどではなく、この私にご命令を!」(ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じるVV団本拠地“ルルイエ”。 首領ビッグCの前に跪いているのはネフレンカ――ではなく、やや露出の多い鎧に身を包んだ女騎士だった。 名前をニトクリスという彼女こそは、VV団の誇る四幹部の一人である。 度重なるネフレンカの失態に業を煮やした彼女は、ついにアイゼンリッターとの対決に乗り出したのだ)「そうは言うがな、ニトクリス。 彼奴はなかなか手ごわいぞ。 果たして、お前でも倒せるか……」 「ご安心下さい。あのような者、私の秘策にかかれば――」(そう言って退室する彼女の背後から、小さな笑い声が聞こえる。 ――ナイトゴーントだ。)「……ニトクリスなぞに、アイゼンリッターが倒せるものか。 奴を倒すのは――この俺だ」 [Thu 13 Mar 2008 22:09:54]
カイン > (いやあ、壮観壮観。今まで戦ってきた怪人が勢ぞろいだ。 さすがに全部登場させるわけにもいかないから――というか勝てる気もしないので――今回は4体。 戦闘員役の人も必要だから、まあ、こんなものか)……なあなあ。それじゃあ「総集編」にする事もできたんじゃないかなあ、とか言ってみるけど。 こう、場面の切り張りをして――(と聞いてみたら「舞台の準備が面倒くさい」の一言で切り捨てられた。 まあ、そりゃそうか。 割とヴェイトス市の色んなところを舞台にしてるわけだし、背景のカキワリやら大道具やらの入れ替えを考えたら、とてもじゃないけど無理だろう) [Thu 13 Mar 2008 22:05:37]
カイン > (……で、今回の舞台。実は問題が一つある)……脚本、間に合わないって事もあるんだなぁ……。(舞台裏に戻ってきた俺は、はふうと溜息を吐いた。いや、何とか準備したけども。 脚本家の人が風邪でダウンしてぶっ倒れてた為、脚本が途中までしか書きあがっていないというね。 で、どうするかというと――)……復活怪人、ねえ。 良いのかなあ、そんな使いまわししちゃって。(「良いって良いって、調度12話――三ヶ月で1クールなんだし」)(なんか安っぽいような気はするけれど、まあ、そんなもんなんだろうか。 ぼんやりと考えつつ、俺は舞台裏でわさわさときぐるみを着込んでいる方々を眺める) [Thu 13 Mar 2008 22:02:51]
アイゼンリッター > (鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(幕が上がって、今夜も何時も通り、アイゼンリッターの舞台が始まる。 何時どおりっていう言葉は言い得て妙だ。 定時開演、定時終演。 お父さんお母さん、子供の皆も予定が立てやすくて良いわけだし)(そんな事を考えつつ、俺は出てくる怪人やらイア!イア!と叫ぶディープワンス達を蹴散らしながら、派手に舞台の上を暴れ回る。 やっぱり軽業の勉強をしようと決意したは良いものの、練習やら何やらが重なって、なかなか勉強をする機会が出来ないのがなあ……) [Thu 13 Mar 2008 22:01:02]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『アーカム計画』 [Thu 13 Mar 2008 22:00:53]
お知らせ > リートさんが退室されました。 『 フェアリンあたりのナーサリーライムを少々 』 [Mon 10 Mar 2008 16:38:31]
リート >  昔の人が真剣に作った歌ですから。真剣に歌わないと失礼かなって (妙なところで感心されてしまった。恥ずかしがって歌うほうがよほどみれたものではないし) 川辺ですね。分かりました (そして聞きたいの間違いでしたおーあーるぜっと。いまさらの訂正。遅すぎる訂正) [Mon 10 Mar 2008 16:37:48]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『アイバンの歌以外は、どんなのうたうんですか? 』 [Mon 10 Mar 2008 16:32:06]
キヨ > まぁそうですけれど。 よく真剣に歌えるなぁと感心してしまいます ( 妙なところで。 特に、わたしはいちおうアマウラ系イエロティアですから尚更、婉曲的な表現に慣れてしまっていて、ホワイティアのストレートな表現はおもしr… いや、凄いなぁと恥ずかしくなってしまうワケですよ。 ) はい、どこでやりましょ? やっぱり川辺とかがいいですかね、 ( 前に会ったあたりとか。 ) へ? 歌いたい、って… わたしが歌うんですか?? いや、わたしは歌は。 それよりもこれ… ( ケースに触れ、 ) フルートの方がまだ、 ( 手を横に振りながらしどろもどろ。歌をきかせるなんて無理です、むり。 )  … というか、お仕事するんじゃなかったんですか? ( こうして通りにでているんだから、そのつもりだったんじゃないかなって。 ) だったら、わたしは聴かせていただきますよー ( こんな近くではなく、いくらか距離をとって。そうでなければ他のお客さんが、寄り付きづらいだろから ) [Mon 10 Mar 2008 16:30:58]
リート >  歌詞が恥ずかしいなんて言ってたら歌い手なんてやっていけませんよーあっはっはー (特に古典の恋歌はストレートに愛してるだの、浮気しないでくれだの叫ぶのだから恥ずかしいといったらない。歌うけど) はい、楽しみにしていますね (己も練習しなければ。本職とはいえ慢心してはいけない) …さて、何か歌いたい歌はおありですか? (目が見えていたならば貴女の持つフルートのケースに目をとめて、フルートの音色を聞かせて貰ったのだけれど。見えないからそんな事を言う) [Mon 10 Mar 2008 16:23:04]
キヨ > …、 ( 貴方が考えを巡らせている間、わたしは両手でケースの持ち手を掴みなんとなく指先をケースに触れさせたりと、少し落ちつきなく ) ( はるのひのはなとかがやく。 ) ( どんな曲だったっけ、としばし思い起こす間。確か、アイバンの民謡だったか。 ) … あぁ、いいですねェ、 ちょっと歌詞が恥ずかしいですけど、まぁその歌詞を歌うのは貴方の方ですしー? ( あはー。 曲自体はのんびりとしていて、吹きやすいでしょう。 ) でもまぁ、またいつ一緒にできるかわかりませんから、一応夏の名残りのバラも練習しておきます。 ( へろ、と笑んで首を傾げながら。きまり、だろうか ) [Mon 10 Mar 2008 16:10:18]
リート > それならよかった(にこー)(貴女がアルビノイアとは知らない歌い手は、言葉を受けとて笑う。アルビノイアと知っていればもっと心配するのだろうが)ありがとうございます。 そうですねぇ… (まず古典的なパプテス宗教歌は除外。アイバンの歌を知っていた彼女なら、故郷の歌を弾くこともできるだろうか。ふむ、と少し考える所作) 夏の名残のバラ…はちょっと季節はずれですよね。春の日の花と輝くって言う曲はどうですか? (曲名をあげたからといって強制するわけではない。単に案として出しただけのもの) [Mon 10 Mar 2008 15:59:47]
お知らせ > リートさんが入室されました。 [Mon 10 Mar 2008 15:54:12]
キヨ > あっ、わたしは全然。 げんきでしたよー ( ぇへら。 ) ( ぱたぱた振る手はあなたにはみえないかもしれないけれど、まぁ言動がオーバーなのはいつものことで。貴方にはわたしの白がみえないのが、少しだけ気安い ) ン、まァ単純に歌ききたかったのもありますがー。 曲決めといた方がいいかなーって、 ( ちょっと躊躇いがちなのはまぁ、本職の歌い手さんとセッションさせていただくなんてエライことだなぁっていう気遅れから。 ) えぇっと、なにか この曲!っていう指定があればそれを頑張って練習してきます がー… ( なければ、一緒に考えようかなと ) [Mon 10 Mar 2008 15:38:38]
リート >  お久しぶりです。此方は恙無く。キヨさんは…? (弦に手をかけていた手を離し、ぺこりと一度頭を下げる) ああ、大丈夫ですよ。…演奏の件で来て下さったんでしょうか? (少しホッとしつつ、笑う。以前約束した日は殆ど何も決めずに別れてしまった。約束と言っても所詮口約束で、有耶無耶になる可能性もあったのだが。会えてよかったと思った) [Mon 10 Mar 2008 15:33:08]
キヨ > ( 名前を呼ばれて、わたしはへろ、と笑みを浮かべる ) はい、おひさしぶりです。 どうですか最近は、風邪ひいたりとかしませんでしたー? ( こういう扱い、彼は嫌がるかもしれないけれどどうも病弱めいてみえて仕方ない。歌い手さんだから、それなりに腹筋とか鍛えてるンでしょーが。 ) えーっと、なンか調音中みたいだったから声かけてしまいましたがー… だいじょうぶでしたかね?? ( 首を傾げ。 わたしが歌い手さんに声をかけるっていうの、珍しいと思う。フルートを扱うせいか、どうしても演奏者の方に耳が向きがちだから。彼もはじめは歌声じゃなく、ハープの方が気になっていた ) [Mon 10 Mar 2008 15:16:25]
リート > (さて、今日は何を演奏しようか。そう思って弦に手をかける。アイバンの歌にしようか、異国のナーサリーライムにしようか。何気なく弦で遊ぶ指が、声を掛けられたことによって止まる) (聞き覚えのある声に顔を上げて) こんにちは。…ええと、キヨさん…ですよね? (とはいえ、個人を特定する要素は声だけなのだから、勘違いもあろう。だから名前を呼びつつも語尾に疑問符が付いてくる) [Mon 10 Mar 2008 15:10:23]
キヨ > ( 平日の昼間だなんて、そりゃぁ人も少なかろうし。 いつも私がここに来る、夜と比べれば道の端に立つ芸人さんたちの数も少ない。コレが休日の昼間なら、家族連れで賑わっていたのかもしれませんが。この街で安息日を守るパプテス教徒に、少なくともわたしはあったことがない ) うぅー… ン、 ( いつだったかの口約束。 曲を決めておいた方がわたしも練習できていいなぁと思って、やってきたのだけれども。 どうにも空振りくさい。 ) ( なんとなく居心地が悪くて、帽子をもじもじと指先で軽くひっぱってかぶり直した。 )  ( 来た道を戻るべきか、さらに足を進めるべきか。分かれ道に立ち、しばしの思考を―― )  … お? ( ふと、耳に届いたオトにわたしはそちらに視線を向ける。視覚よりもまず聴覚。 貴方の姿をみかければ あ、と口をあけて。駆け寄ろう ) こん にち、はっ? ( 傍らで挨拶を ) [Mon 10 Mar 2008 15:00:01]
リート > (歌い手はハープを鳴らしていた。目立たない場所にいるとはいえ、貴女も視認出来るだろう、そんな距離で。奏でているというよりは調律した音を確かめているといった風。その手にはT字型のハンマーが握られている) (本当はもっと静かな場所で行うものだが、弦が傷んでいて切れてしまったのだから仕方がない。ピッチパイプで何度か音を確かめてから、またぽろん、と弦を弾く) (まぁ、これで大丈夫だろうか。ハンマーをケースに仕舞って、手をひらひらさせた。案外力が要る作業だった故) [Mon 10 Mar 2008 14:54:48]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『( ぽろん ぽろん )』 [Mon 10 Mar 2008 14:37:41]
キヨ > ( 冬や春先は重装備でも、不審じゃないのが何より心安い。 もっとぽかぽかしてきたら、手袋やマフラーは目立つだろうし。 …あと、どのくらい、こうやって堂々と太陽から逃げていられるんだろう? わたしは、顔をあげて遮光眼鏡ごしに空を見上げた。こんな、他の人には何気ない行動も、わたしにとっては雲の分厚い幕に閉ざされているからこそ可能な行動。 これが真夏の晴れた日ならば、顔が焼けただれてしまうだろう ) …、 ( へふ、と息をつき、わたしは視線を地上に戻す。 どこかから、ケルティックハープの音が、聞こえてきたりは しない、 だろうか ) …道が悪いのか日が悪いのか時間が悪いのか。 ( そういやいつもはわりと夜にいる気が。 ) [Mon 10 Mar 2008 14:26:07]
キヨ > ( 春、と言い切るにはまだ早いような気もしますが。あぁ、あたたかくなってきたなぁ と思う昨今。 そろそろ、昼間に外に出るのもツラくなってくるかもしれない。 今日は長袖長ズボンに手袋マフラー帽子、オレンジの遮光眼鏡といったいでたち。曇天だし、このくらいで十分だけども。 それから、細長いケースが左手に。中身は、一年かけてようやく馴染んで…きたような気がする、ぎんいろのフルートだ。 ) んー。 ( こういうメインの通りよりも、もう少し静かな場所にいるんだろうか? 歌風と相手の控えめな性格を思えば、ありえなくないとメイン通りをきょろきょろ散策するのをやめて、ヴァイオリンの音がしっとり響いてきそうな通りの方へ ) [Mon 10 Mar 2008 14:14:46]
キヨ > ( と、いうのがここに来るときのわたしの常だ。 いや、もちろんフルート奏者さんの演奏を聴いて得たいものもあるし、他の楽器奏者さんだって、そこにフルートの音色を重ねるとどうなるだろう?と考えたりはしますけれど。 なんとなく来てなんとなく足を止めて、純粋に出し物を楽しむことも多く。 ) ( けどまぁ、今日はそうではなくって。 おめあてのひと というのがいるワケでして ) なん、か あんま、特定の場所で歌ってた、っていう記憶が… ( どうも曖昧 ) [Mon 10 Mar 2008 13:56:55]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( 特に目的もなく )』 [Mon 10 Mar 2008 13:49:28]
お知らせ > さんが退室されました。 『わたくしはあの子に。(羊羹とほうじ茶をご馳走したいの。) 』 [Mon 10 Mar 2008 01:09:45]
> ( でも、これだけはわかっている。 ) [Mon 10 Mar 2008 01:09:01]
> ( そう――。面倒だからこそ、興味が湧く時もある。けれど、そんな感情を抱くことが面倒そう。だからこそ、人の思いを歌うとき、見せ方は知っていても、自分はそうなりたくないと常に心の底で思っていた。どうしてそんなことで泣くのか。どうしてそんなことで笑えるのか。  共感できないのは、私が人間味がないということなの? )( 目を閉じるとそれでも、手折った黄梅の枝がちらちら脳裏に見え隠れして、少し苛立ちさえ覚えるような、頭痛のような?―――嗚呼、少し疲れてるんだ。心ではなく、この受肉した体が。 )( 口元に添えていた手が、不意に胸元に当てられる。 本当は。―― ないものだと思っているから。   けれど面倒だと思うこと自体―― ) ――心が在ると、言うこと、か?( それこそ面白い話。 喉で可笑しそうにくつく堪えた笑いがこみ上げる ) [Mon 10 Mar 2008 01:06:52]
> ( 進む足取りが疲れているのがわかる。これだから、人間は面倒。――でも、人間に受肉していると何かと得だったりするから、 大人しく人間を演じているのだ。 ) ( そして流れてきた喧騒のひとつに埋もれた、何かの調べ。 )  ―――? ( ふと、窓の外を見つめた。―― 冷たい視線が興味へ変わる。その音は、情緒豊かで、流されやすくて、脆い―――。耳を澄ますように、空になった湯飲みに視線を落とし、やがて――瞳を閉じた。 )  ……面倒。 ( 小さな毒を吐いてしまう自分とは、情熱的に生きられない自分とは、違う生き物 ) [Mon 10 Mar 2008 00:56:59]
> ( 頃合いを見計らって、お別れをすれば、御礼を兼ねて挨拶も忘れない。 確りと頭を下げる着物に羽織をまとう女は、ほぅ、と溜息をついた。 ) ―――    さて。今日も疲れたわね…… あと幾ら位で――( 小さく呟く姿に表情はなくなっていた。消えうせたような表情は冷めているような。 羽織を手繰り寄せて首を捻る。―――あの子に会いに行くと決め手からは、ずっとこんな調子で働いている。 美味しい羊羹とほうじ茶。浮かぶのは、それだけだ。一番美味しいとっておきのものを食べさせてあげたいなんて、私にしては生温い事を。 ) ―――ふ。 ( 小さく嘲笑して、袖で口元を覆い隠す。 薄い表情がひやりと笑む姿は。夜に冷めた様な。 )   [Mon 10 Mar 2008 00:45:19]
> いいえ。  光栄ですわ。迷惑だなんて――    人が体験されたことを語り手が紡げるなんて、とても幸せで身に余ることですわ。 わたくしなどでいいのかどうかも…… ( 謙遜する言葉、胸に手を添えて少しだけ困ったような微笑。けれど其処に、”違和感”を感じられるモノだっているだろう。 作り込んでいるからこそ )  ――  ありがとう。  精一杯やらせていただきますわ。 そんな風に期待をかけていただけるなんて、嬉しい限り。…そして、貴方様にとってそれはとても思い出深い出来事だったのですわね ( 柔和に微笑む様子も、口元に。   昆布茶が入っていた湯のみを両手で囲いながら、首を傾けて見せた。そろそろ、表情を作るのにも疲れてきたから、誤魔化すように。 ) [Mon 10 Mar 2008 00:29:07]
> ( 笑うのはとても面倒だ。 表情を作らなければならないのは、とても、面倒。まだ、微笑んでいるほうが楽。 目を笑わせると言うことが、とてつもなく疲れるから。 それよりはまだ。微笑む、という微動な表情の動きのほうが楽だと感じる。 )   ――― へぇ。 そうなんですの。 ……  で、それを わたくしに。  と。 ( にっこり微笑みながら長い髪を背中に垂らす女は頬杖を付いて相手の顔を窺っていた。頂いた昆布茶はとても美味しかったし持ち出されている話も悪くは無いけれど、どうにも。こうやって人と直接話すと言うことに慣れていても、面倒に越したことは無い ) [Mon 10 Mar 2008 00:23:27]
お知らせ > さんが来ました。 『(けれど)』 [Mon 10 Mar 2008 00:19:41]
お知らせ > さんが来ました。 『 微笑むのは容易い。 』 [Mon 10 Mar 2008 00:11:33]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『「ええ、必ず行くわ。」 そして私は彼女と別れ、寮に戻った。』 [Sat 8 Mar 2008 03:38:21]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 「折鶴、遊びに来てね」と手を振って分かれた。…そうだ、お姉ちゃん多分起きて待ってる。 』 [Sat 8 Mar 2008 03:36:54]
ヒルダ > ( 聞かれたら、魔女はきっと言葉を失っただろう。唇を縛り動揺し、首を傾け前髪で隠そうとする。そんなあからさまな反応を見せただろう。 ) それがまた難しいのよ、シャリネさんに限った話じゃ無いんだけどね。周りを頼らない人を頼らせるのは技術が要るわ。 プライドが邪魔をして頼れない人ならプライドを傷つけないように、こっちに心配掛けたくないって人に対しては「お前の中で自分はそんなに頼り甲斐の無い人間なのか!」って逆に怒ってみたり…。あと、「そんな心配事抱えた顔で大丈夫だよって言われてもねェ」、とか冷たく言うのも悪くないわ。 ( シャリネさんはどうだろう。一番最後が効く様な気が…する。 ) うん。狭い部屋だし先輩は煩いけどね。 ――気をつけて帰ってね。遅くなって貴女の家族も心配してるだろうし、一応ちゃんと謝るのよー? ( この歳の少女だもの、両親は居るだろう。暖かい家庭があるだろう―― そんな先入観、思い込みから出た言葉。 ) [Sat 8 Mar 2008 03:33:15]
印南蛍 > ( 疚しい所があるのかなぁ、なんて小さな笑いと、「その顔を覆うものはその代償ですか?」という涼しい疑問が入り混じった。 訊いて良い事ではないと思うから、黙る。 ) あんまり誰にでも頼っちゃう人じゃない方が安心だけど、本当に困った時は言って欲しいな。 ( 心の底からそう思う。 シャリネさんには幸せで居て欲しいんだ。 ああいうヒトが幸せじゃないのは、変だ。 そうじゃなきゃいけない気がする。 私はそう望む。 ) あ、私こっち――――そっか、ヒルダさんは魔女ギルド住まいなんだ。 ( イエロティア居住区に真っ直ぐ進む道と、方向的にギルド地区の方向に分かれる道に差し掛かった。 此処からだと、どう遠回りしてもどちらかが引き返すしかなくなる。 此処でお別れかな、と立ち止まった。 ) [Sat 8 Mar 2008 03:22:52]
ヒルダ > ( *ひるだ は めをそらした。 …私は魔法使いじゃなくて魔女だ。どう違うのかっていうと言葉に詰まるけど、とにかく違うのよ!違うんだってば! ) 頑固っていうのは結構同意かも。周りにあんまり迷惑掛けたくないってのもあるのかもしれないね。 ……記憶には一回ぐらいしか蹴ったこと無いかも。 ( そのあまりの無自覚さが、魔女の感覚を狂わせた。占い師という人を見る仕事をしてきた訳だから、それなりに他人の表情や仕草を読み取れたりも出来た、出来た筈なのだが。全く表面に出ないその一面―― 少女の心の闇の深さを、魔女は測りかねてしまったのだった。ただ…やはりまだ、胸の内のどこかで引っ掛かっている点はある。 ) 彼女の事をものにしたいって男は多いだろうけどね。まぁ… ( 確かに少し芳しくない様子ではあったけど。 ) [Sat 8 Mar 2008 03:06:22]
印南蛍 > ( *けい はまほうつかい を じっとみつめている。 ) そうなんだ。 ( そうなんですか? が正しいかもしれない。 ) でもシャリネさんて結構頑固だからそういう時、人を頼ったりしないと思う。 ( 頑固だから、と断定。 長い付き合いでもあるみたいな言い方で。 あの時も、あの時も、あんな事があったときも、と一方的な視点で過去を思い出しながら。 そう、見た目より気丈な人だと思う。 ) …基本的に股間? ヒルダさんって何人の股間を蹴っ飛ばしてきたんだろう。 ( 先ず、周りをうろついているという自覚が無いのだ。 必要があって見守っている、たまたま見かけたからじっと見ている、どうしても会いたいからちょっと家まで行ってみた。 そんな具合に。 罪の意識でもあればまだ幾らか反応がありそうなものだが、そういうものは皆無。 ) うん、護ってあげなきゃ。 素敵な人なんだから――――あはは、居ないよ。 見たこと無い。 ( 笑いながらまた目を細めた。 傭兵の男。 何度かその存在が浮かび上がった傭兵の男。 ソイツは駄目。 ヒルダさんを泣かせたりする奴だもの。 最近のシャリネさんの歌が正直なんだか少し嫌な時があるのは、きっと妙な指向性があるからだ。 特定の誰かに対しての歌、みたいな。 ) [Sat 8 Mar 2008 02:52:20]
ヒルダ > …そこは魔法使いっていう生き物が如何に捻くれ者かをよく表しているわよね。周りの幸せより自分の悪戯心を優先させるっていうか…。 ( 認めたくは無い、認めたくは無いが恐らく――ほんの僅かなれど、私は胸で負けている。加えて若さ、幼く見えるというのがまた私のジェラスィーを掻き立てるのだ。 ) ん、と。どうだったかな…まあ本人が大丈夫だって言ってたから捕まったのかもしれないけど、そこの所をよく思い出せ………    え? ( 何か呟いた、ように聞こえて。魔女は目を瞬かせた。 …今、何て? ) ………。 ( でも、次に見せる笑顔は明るく、気のせいだったのだろうと思う。思う事にした。 ) …ん、そうね。その時も、股間を狙うと吉よ。 ( 彼女の周りを余りうろつかないであげて、という事を言おうとしたのだが、彼女のこの様子だとやはり私の勘違いでは無かろうかと考える。 ) でもあれよね、シャリネさんだってああいう…ほら、護ってあげたくなるタイプっていうの? 案外頼れる白馬の王子様とか居たりして、ね。 ( 彼女の恋を占った事を思い出して、そんな言葉を口にした。あれからどうなったのか気になるところだが。 ) [Sat 8 Mar 2008 02:39:57]
印南蛍 > 逆のを作って世間に配布するべきじゃぁ。 ( ネガティブな思考なんて少ないに越した事は無いと思うし。 皆ポジティブだったらもう少し殺伐としたものが無くなるんじゃないかなぁって、思う。 胸? とっても大きい、とだけ言っておく! ) そんなに前…? それじゃわかんないけど…犯人捕まってないんだ。 …そんな奴見つけ出したら私がकखगघしてङचछ जझञして殺टठडढण… ( 俯いて眉間に皺を寄せながらぶつぶつと小声で呟くのは数秒間。 直ぐに顔を上げて笑顔を作った。 ) うん…わかった。 わかりました。 私、シャリネさんが危ない目にあってたら絶対に助けるから。 ぜぇったい。 大好きな友達だもの。  [Sat 8 Mar 2008 02:27:22]
ヒルダ > 高価ってのもあるんだけど、人の役に立たないようなものも多いからね…!手にしているだけで延々と気分がネガティブになっていく杖とか。 ( きっと悪趣味な高位の魔術師が作り出したのだろう。私ももっともっと魔女としてレベルが高かったら、そういう変なマジックアイテムを沢山量産しそうだ。例えば… 胸が萎む下着とか。私はまたちらりと隣の娘の胸を見る。生意気だ…。 ) そうそう、その意気よ。ガーンと。 ( 二人して男性にとっては何か不穏な動きに見える蹴りを繰り出しつつ。 ) ――え、あ、 っと。その。 ( 少し取り乱したような様子に一瞬驚いて言葉に詰まる。 そして記憶の糸を辿り、シャリネさんの言葉を思い出そうと。 ) …確か、一年以上前って言ってたような…。ま、まあ、その時は誰かに助けて貰って、無事に解決してそれっきりみたいだけど。詳しくは聞かなかったから…。 んで、まあ…、あれよ。そういうのに敏感になっちゃってるみたいだから、蛍ちゃんも気をつけてあげて? ( 突き放したような言い方はせず、極力遠まわしにやんわりと…言ったつもり。 ) [Sat 8 Mar 2008 02:16:09]
印南蛍 > まじっくあいてむ。 どうしてもっと一般生活に登場しないのかなぁとか思うけど、扱いが難しいのかなぁ。 ( だからその存在がイマイチあやふやな気がするのか。 一般に誰でも使っている物ならそんなに不思議でも神秘的ですらなくなるだろうに。 よくわからないからいつまでも「魔法の道具」なのだ。 ) あはは、はーい。 加減抜きでガーンとやっちゃいまーす。 ( やっぱ護身具とかあった方が良いのかな、なんて笑いながら足を振り上げる。 武器、じゃなくって護身具。 刺さらないやつ。 ) シャリネさん? ( 足を止めて顔を上げる。 なに? シャリネさんの話? ) うん、シャリネさんは人気者だもんね…―――――変な人? うそ、それ知らない。 何で? どうなったの? 嫌だ、いつ!? ( 知らない。 私はそんな話聞いてないし出来る限りシャリネさんの身の回りのことには気を配ってたのに。 何処の誰がそんな、こと。 知らず知らず語調が荒れ、声が大きくなった。 誰それ、赦せない。 ) ( 本当に赦せない。 ) [Sat 8 Mar 2008 02:02:17]
ヒルダ > マジックアイテムの鑑定とかね。…マジックアイテム、自分で言ってて凄い胡散臭さだわ…。ん、その、マジックアイテムってのはね――…。 ( いつも使ってる言葉なのでつい言ってしまったが、行き成りマジックアイテムとか言われても相手も反応に困るんじゃ無いかと思い、フォローの言葉を捜す。 ) ………。 ( …が、見つからなかったようだ。 ) …魔法の道具よ。 ( 結果、全然説明になってない説明を。 ) 後はまあ、占って欲しいとか言ってわざわざギルドに来てくれる人も居るわ。嬉しい事にね。 ――そう。でもあれよ、いざ襲われたら…こお。 股間を狙うのよ。迷わずね。男なんてとりあえずここ蹴っておけば黙るんだから。 ( でりゃー、と蹴り上げるようなキックの素振りをしてみせた。 ) ――そうそう。話変わるけど、シャリネさん。ほらあの人、人気者じゃない?前にも一度変な人に襲われて自警団沙汰になった事があるらしいのよ。 で、彼女もさ。結構回りの視線とか気配に不安になっちゃってるみたいで。 ( そんな感じで話を切り出す。 ) [Sat 8 Mar 2008 01:49:13]
印南蛍 > 魔女ギルドって外からお客さんとか来るんだ――――っていうか、魔女ってどういう事してるのかとか良く知らないかも。 ( 子供向けの絵本の通りだったり歴史の勉強で習う魔女狩りの頃の噂どおりだったりすると普通に怖いけど。 堂々と街中にギルド団体があるって事は市に許可されてるんだろうし。 ヒルダさんもそういう怪しげな人間とは違う気がする。 どちらかといえば、外交的なタイプだ。 ) イエロティア居住区まで川沿い一直線って感じだから細い道は殆んど無いし―――オーナーの髭男は見た目ほど胡散臭く無いですから、そのうち。 ( 和菓子一品くらい奢りますよー、と。 ) ( 少し空気がおかしいな、とは思う。 彼女の距離感。 顔色。 声色。 タイミングを見計らうような。 ) [Sat 8 Mar 2008 01:39:04]
ヒルダ > ( さてどうするべきか、と考える。少し突っ込んだ事を口にしてみるか、それともこのまま他愛もない雑談に華を咲かせるか。 こうして喋ってみればとても悪い娘には見えないし――……。 うん、そうだ。シャリネさんが感じていた視線の主がこの娘だったとして、きっと悪気があってやってた訳じゃないんだろう。まだ15、6の娘じゃないか。シャリネさんに会った時にはしゃいでたし、憧れているのかもしれない。 …という結論にたどり着く。そこでヒルデガルド・グレーテは”ならば”と考える。私は彼女より年上で、大人で、そしてシャリネさんの友人だ。やんわりと諭してあげる必要がある、って。 ) ……。 ( ちらり、と相手の顔を見た。 ) [Sat 8 Mar 2008 01:30:48]
ヒルダ > 判るわぁ。ずぅっとって訳じゃないけど、私もギルドのお仕事でお客の対応とかするから。 ――う、ううん。その人はちょっと…怖い、わね。最近変なの多いから、帰り道とか成るべく人通りの多いところを通って帰るのよ? ( そう言いながら、相手の胸に視線を落としてしまう。…男が喜びそうな身体だ。も、勿論私ほどじゃあ無いが。 きっとその怖い客もこの身体を見ていたのでは無かろうか、などと。 ) ああ、そういえばこの辺りにあるんだったわね。ごめん、うっかりしてたわ。その内行こうとは思ってたんだけど。 ) [Sat 8 Mar 2008 01:30:35]
印南蛍 > ( 何の気なしに同じ方向に歩き出す。 元々後姿を見つけて後ろについてきただけだし、この先に用事があるわけでもない。 少し時間を潰してから帰ろうかって思っていた所だし―――。 ) へへ、ありがとうございますー…って、接客業って見た目ほど楽じゃないんですよねー。 お酒出すお店じゃないのが救いっていうか。 怖い人とか変な人も時々来るし、今日も珈琲冷めてるのにずっとこっちをじーっと視てる人とか居て怖かったぁ。 ( 狭い店だから視線から逃げ難いんですよ、とかそんな話。 いちいち声真似したり身振り手振り交えたりするのは私の癖だ。 その方が面白おかしく状況を説明できるもの。 ) なんだ、だったらうちの店にでも来てくれれば…ってそっか、教えてなかったっけ? “折鶴”っていうカフェなんですけど。 [Sat 8 Mar 2008 01:19:20]
ヒルダ > ( 確信がある訳じゃない。ただ単にシャリネさんがそう言っていたからそう感じてしまっただけ。シャリネさんだって、ああいう仕事をしている人だから追っかけファンが居たりしてもおかしくないのだし。 …ただ、私は自分の勘に根拠の無い自信があった。もしこの娘がシャリネさんの家に侵入した事を知っていたら、魔女のリアクションはもっと露骨になったのだろうけど。 ) ふふふ、そう。今日も一日お疲れ様。 …あ、私?私は… そうね、気が向いたら占いも良いかなって思ったんだけど、あんまり気乗りしなくって。ぶらぶらしてた所。 ( これはまあ嘘では無いが。 ) ――ふふん、そうでしょ?私ってば結構有名なのよ。 [Sat 8 Mar 2008 01:12:04]
印南蛍 > ( 特別疑わしい人物じゃないと思う。 ちょっとした知り合いだ。 だから声をかけてみただけ。 折角の縁だし、こっちが気付いているのに無視するのとか感じ悪い。 ) ( 怯えたような 目。 ) お久し振りです。 いつも元気ですよー! 今バイト帰りで―――ヒルダさんもお仕事? この辺で占い師って聞いたら皆ヒルダさんのこと知ってましたよー? [Sat 8 Mar 2008 01:04:52]
ヒルダ > ( 明日にしよう。色々な事は明日やろう。別に今日は疲れているって訳じゃあないけど、難しいことを考えたくは無い。エレナのことも、シャリネさんのことも。シャリネさんは今―――……。 ) あ。 ( 丁度彼女の事を考えようとした時、娘が一人目の前に現われた。 …印南蛍。彼女と出会うのはこれで二度目か。普段ならば「あら、蛍ちゃん!お久しぶりじゃない!元気だった?」って、明るく声を掛けるところだったんだけど、図書館でシャリネさんに会った時彼女はこういっていた。 「実は最近―――視線を感じるんです。帰っているときも、歌っているときは当たり前なんですけど、どこにいても」 「関係ないと思うんですけど、そのときに会った蛍ちゃんにはよく会います。気がついたら近くで会ったり、後ろにいたり。」  と。その時、私は自分でも説明できない”勘”が働いた事を覚えている。 その記憶が、今この娘に声を掛けられた時の自分の反応をぎこちなくする。不自然な一瞬の間、驚いたような目、つまり掛けた言葉。 ) ――あら、蛍ちゃん!お久しぶりじゃない!元気だった? ( それから、私はそう言った。 ) [Sat 8 Mar 2008 00:56:26]
印南蛍 > ( 何をしているんだろう。 何をしていいか分からないか、行動自体に全く意味が無いのか、ああいう風に歩きながら考え事を纏める癖がある人なのか。 あまり調子良いように見えないのは明白だ。 シャリネさんとも知り合いだったし、シャリネさんを探しているということは? そういう風にも見えない。 ただ、漠然だ。 これ以上見ていても何も無いかもしれない、と思った所でヒルダさんが足を止めて此方に引き返してきた。 私に気付いた様子でもない。 表情は上の空で、思考は勿論窺えない。 わざと彼女の進路上に出るようにして顔を覗き込んだ。 ) こんばんはっ。 ヒルダさん? [Sat 8 Mar 2008 00:46:48]
ヒルダ > ( ふと時折足を止めては集まっている客の後ろから芸人の芸を見て、興味が沸かなかったのかまたすぐに歩き出す。横丁の洋服屋のお店の前で立ち止まってはちらりと見て、またすぐに歩き出す。 …そんな感じの繰り返し。用事が無いのならさっさとギルドの寮に戻った方が良いんだろうけど、折角外に出たんだからっていう気持ちが何か有益なものを探させて、だらだらと時間を過ごさせる。が…… 暫くして漸く帰る踏ん切りがついたのか、立ち止まり、来た道を戻ろうと振り返る。丁度印南蛍と相対する形になるだろうが、魔女の視線は別のところを泳いでいて、まだそちらの姿には気づかない。 ) [Sat 8 Mar 2008 00:40:13]
印南蛍 > ( 彼女の名前はヒルデガルド・グレーテ。 通称ヒルダ。 フルネームはこの辺り一帯で聞けば直ぐに分かった。 占い師をやっていたというし、それなりに顔の広い人みたいだ。 面識は少ない。 調子良く喋る大人の女性で魔女ギルド職員。 顔の半分と手の甲を常に隠しているという印象は今尚継続中で、一時的なものじゃないようだ。 通りを1人歩く彼女に連れは無く、目的も不明。 目的を定めずに歩いている感じすらする。 ) ……同じ人かな。 ( 彼女の背中から10mくらい距離をとった人込みの中。 呟いた言葉には微かな迷いが混じる。 外見上、彼女の癖や挙動を含めて同一人物に見える。 そんなに何度も会ったことの無い人だけど、以前の彼女とは明らかに違う。 ) ( 超然とした測りきれない部分がもっとあった筈なのに。 ) ( 今の彼女は何処は平凡に見えた。 ) ( 何だろうこの違和感。 ) ( 観察を続ける。 ) [Sat 8 Mar 2008 00:31:18]
お知らせ > 印南蛍さんが入室されました。 『 Surveillant "a" 』 [Sat 8 Mar 2008 00:23:40]
ヒルダ > ( いずれはちゃんと行ってあげようって思うのだが、とりあえず今は…今は、もう少し自分の気持ちを落ち着けよう。こうして逃避するのは褒められた事じゃないが、今彼女の墓を目の前にしてしまったら、何だか余計にダメージが大きくなりそうな気がするのだ。 ) …………。 ( そう言えば、他にもまだ問題はあった。シャリネさんの事とかも心配だし…。 あんまり浮かれては居られない。動かなくっちゃ。 でも、何をどうしたら良いのか。 ) [Sat 8 Mar 2008 00:19:51]
ヒルダ > ( 特に何かしようと思ってここに来た訳では無い。けれど、もし占いをする気になれば占いをしてもいいし、芸人たちのショーを楽しみたければそうすれば良い。見知った顔に合えばお話をするのも良いだろう。 …先日、襲われて死んでしまったエレナの墓に行こうと思い外にでて見たのだけど、歩いている内にその気持ちが段々と揺らいできてしまった挙句、私はこっちに来てしまったのだ。多分、彼女の墓を見て自分が動揺したり後悔したりするのが怖かったんだろう。 ) ――― はぁ。 ( 小さな溜息を吐いて、芸能横丁の通りを歩く。時折視界に入る見世物も、今は見る気が起きなかった。 ) [Sat 8 Mar 2008 00:12:19]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『ぶらりと芸能横丁の通りへやってくる。』 [Sat 8 Mar 2008 00:07:23]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『寮への帰り道、あれは?なんて思ったけど声を掛けそびれて…だって噂ほど小さくなかったのだもの』 [Fri 7 Mar 2008 23:23:18]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 寮に向かう間、ずっと先程の女性が同じ道を歩いていた、とか 』 [Fri 7 Mar 2008 23:15:12]
オリヴィア > (賑やかで楽しいのだけども一度に全部回ろうとすると疲れてしまうし、何より落ち着いてみれないから何回かわけて見にこようと改めて思ったり…大丈夫、多分時間はまだあると思うから、繰り返し足を運べばいいのだし、と。もっともその前に食べ歩きの為に商業地区を制覇する方が先かなんて)…そういう事ができるのは平和だからこそですし(少しでもこの平和が守れるように頑張らないと、なんて改めて思った芸能横丁散歩でした) [Fri 7 Mar 2008 23:00:26]
アイリ > ( 素人の女性を交えた芸が終わった頃、丁度3杯目のエスプレッソを飲み干して十分脚を休めたところ。 遅い時間だし丁度良いだろう、と会計を済ませる事にした。 やりたいように身体を動かし、読書をして、ゆっくり散策をして珈琲を飲んで、誰が何と言おうと充実した休暇だった。 表に出て冷たい空気を吸い込み、歩き出す。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:52:12]
オリヴィア > (狂人で間違っていないし、そのオーバーアクションやドジな仕草で人々にほんの僅かな優越感とそれに伴う笑いを提供するもの。冷めた視点でみれば、そんな醜い人間の一面が透けて見えて気分が悪いだけだろうけれども、祭の中でならそう言うモノも許される、鬱屈したものの吹き出し口とかそんな所で肯定するところ)…ほっ(タンッと乾いた音が頭上で響いて、狙い過たず的をナイフが貫いた事に安堵の微笑みを浮かべて…ピエロと助手と自分でちょこんと客席にお辞儀をして…)さあ…そろそろ寮に戻らないと…(結構いい時間かもとか…何せここにいると時間の感覚もあやふやだしまだまだ賑やかだからなおさら・・・自分の中の基準で早めに切り上げた方がいいかな、なんて) [Fri 7 Mar 2008 22:46:56]
アイリ > ( まぁこれは個人的な主観ではあるが。 ピエロというの、いったい何処が良いのだろうか。 幼少の頃から一貫して思うのは、「狂人」以外の何者でもないということ。 正気の人間の姿ではないし、それでいて怪物の扮装というわけでもない。 そういう人物であると納得できるかといえばNo。 今この場以外でその格好であったら間違い無く誰もが怯えるだろう。 帰り道の薄闇の中で上目遣いでニッコリ笑ってこっちを見ていたりしたら。 ) …なまじ素顔が分からない分たちが悪い。 ( 芸能横丁以外でみかけたら絶対に声をかけて扮装を解かせて身分を証明させよう。 そんなどうでも良い事を考えながらなにげなく舞台を眺める。 遠目に見る女性とピエロははっきりと顔までは見えなかった。 伝わってくるのは大振りのリアクションによる状況説明くらいのものだ。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:38:52]
オリヴィア > (大きな子供みたいな感じで、呼ばれた事に戸惑いと照れと嬉しさのないまぜになったそんな様子で舞台に上がり、助手の方に促されるまま派手な板の前に直立で立たされて…。ピエロはオーバーアクションで目隠しをつけてそのままナイフをジャグリング…言葉は出さないものの今にもランランルーとか言い出しそうなくらい上機嫌っぽい仕草を表現している…)うーん…信頼してますからね?(ちょっぴり不安そうに薄く目を閉じて…ちょっぴり表情は強張っちゃうけど、大丈夫大丈夫と自分に言い聞かせながら…助手の方の盛り上げる為の言葉を右から左に聞き流しつつ…)美人だって…(『この美人さんの頭上の的をこのピエロがナイフで見事命中させて見せます』とかなんだかんだ、お決まりの売り文句なのだろうけどちょっと嬉しかったり…試しに【判定】末尾が00だったら間違って自分に飛んできちゃうくらいで) [Fri 7 Mar 2008 22:29:16]
アイリ > ( 3杯目の珈琲の御代わりと一緒に何か、お菓子のような一品が皿に乗って出された。 荒めの砂糖とシナモンの香りがする、ドーナッツの亜種みたいなもの。 ウェイトレスが「サービスです」とにこりと笑ったが、何故サービスされたのか全く心当たりが無かった。 丁度、飲むばかりでも胃腸に良くないかと思っていた所だが。 ) ( 通りではまだ先程のパフォーマンスが続いている。 音は硝子の窓に阻まれて殆んど聞こえないが、舞台に上がった女性は立ち振舞いからして素人のようだ。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:22:28]
オリヴィア > (当然クリスティアで観劇をしたり、祝祭を楽しんだりはあるけれども、こんな通り一杯に良く言えば賑やかに、悪くいえばごちゃごちゃに様々な催しが行われている体験はなく、新い物好きのヴェイトスの流行の先端を行くと自負している方々のこちらからすれば突飛な格好や演出など、ただただエネルギッシュですごいとしか言い様がなく、子供の様にそれらに巻き込まれて楽しんでいる…当然私服で、周りに同僚の目がないと思っているからなのだけども)え、私…ですか?(ピエロのジャグリングを興味深げに見ていたら、ちょっとした舞台に誘われて…導かれるままに、所定の位置に立って…目隠しをして頭上のターゲットにナイフを当てるとの事らしく…わ、どうしようなんて、ちょっとびっくりしてみたり。でも逃げたりするのもなんだからせっかくだから体験中) [Fri 7 Mar 2008 22:15:52]
アイリ > ( 遠からず16になる女が今更はしゃぐ事でもなかろう、というのも何処か客観的な視点の一因か。 赴任前の見習い時代、クリスティアでもこういったパレードや楽団というのは目にした事がある。 姉に連れられて歩いたり、何処ぞの貴族の催しに招待されたりといった具合に。 目を引く所があるとすれば、成る程庶民の知恵か、安価な衣装や道具を上手く幻想的に見せているな、という所くらいか。 照明や素材の工夫だ。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:09:59]
オリヴィア > (なんてことはない、昨日食事をご一緒した劇団員の方に以前貰った割引チケットを使って前売り券を購入したついでにあまり足を運ぶ機会のなかった芸能横丁を堪能しようと色々うろうろしているわけで…)わ…すごい(通りでピエロのペイントをした男の人がナイフや燃える松明を器用にジャグリングする姿を見たり、ダンスを見たり…文字通りロードショーと言う通りで劇のさわりを演じるモノとか、なるほど確かにここは一日いても飽きないかも知れないとか、様々なものに興味を惹かれ見にいったりと芸能横丁を堪能中) [Fri 7 Mar 2008 22:02:46]
アイリ > ( この辺り、日頃歩く場所ではない。 足げに通うほど深い興味も造詣も無いし、それなりに忙しい身の上。 特別好きでも嫌いでもない場所だが、何か特別な用事でも無い限り来る理由が無い所だ。 だいたい、こういう場所は家族連れや若い男女、友人と連れたって遊びに来る場所だし、自分には縁の無い所だ。 こうして通りの賑やかなパフォーマンスを1人眺めても、「そういう芸である」という以上の感覚は得られなかった。 ) ( 防衛対象であるヴェイトス市内に「よく知らない区画」があるのは良くないこと。 知識上、地図上でこの区画を知っているというのは乱暴過ぎるだろう。 直に見て回って理解するというのが重要だ。 実体験の伴わない学習は理解とは程遠い。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:58:12]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『ひょっこりひょこひょこ…そんなおのぼりさんの雰囲気を漂わせる娘が一人…』 [Fri 7 Mar 2008 21:58:12]
アイリ > ( スケジュールの急な変更から不意に訪れた休日を持て余し、1人出歩いた。 今朝は早くから目を覚まして昼頃まで汗を流し、昼間から夕刻にかけて読書に時間を費やした。 幾らか未読の本が溜まっていたし、騎士団監督からは再三「休日に仕事をするな」と苦言申し立てられている。 本当はやっておきたい事もあったのだが。 ここ数年でまた大きく入れ替わった騎士団のフラッグや騎士貴族の家名と紋章の情報を更新したり、とか。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:45:46]
アイリ > ( 見渡す大通りから届く喧騒に、遠く混じる楽団の賑やかな演奏が聴こえる。 あまり近過ぎると五月蝿いだけだしこれくらいで丁度良い。 この道が芸能横丁と呼ばれる一帯のメインストリートらしく、カフェの通りに面した側は贅沢にも大きな全面硝子張りになっている。 通りのパフォーマンスを見ながら暖かい店内で飲食できるというシステマチックな環境が好ましい。 1人静かに2杯目のエスプレッソに口をつけた。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:41:10]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 暖炉のあるカフェの窓辺から 』 [Fri 7 Mar 2008 21:36:55]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回、『アーカム計画』にご期待下さい!』 [Thu 6 Mar 2008 22:30:12]
カイン > (…………舞台袖に戻ってきた俺は、ヘルメットを外して溜息を吐く。 やっぱりダメだ。 どうにも気分が上がらない。 軽業のことで悩んでいるのもあるし、それに――うん、やっぱり重い。 憧れていたわけじゃない、と言ったけど多分違うんだ。 憧れてたんだ、俺は、彼に。 はぁ、ともう一度息を吐いた)うぅん……なんだか、なぁ……(人の寿命ってのは、どうしてこう、短いのだろう。 いや、それは俺の主観なんだろうか。 200年やら300年やらを生きるような種族だと、どうしてもそう思ってしまう。 ――少しくらい、自分も生き急いで良いのかなあ、なんて) [Thu 6 Mar 2008 22:29:28]
アイゼンリッター > (とはいえ――実際、名前のついている技がアイゼンダイナミックしかない以上、飛び蹴り以外のモーションにはならない。 だが、今回は二体を相手にしなければならないわけで――)……ジュウッ!!(――まずは飛び掛ってきたアトラックナチャの腕を掴み、そのまま身体を捻って、なんでもアマウラの武術『ジュージュツ』の技だという動きでイスの方へと投げ飛ばす。 と、其処で演出班の魔術師が〈浮遊〉の魔術を施すと、少しスピードが落ちながら蜘蛛男が空中を吹き飛んでいく。 よし、今だ!)アァァアァァイゼェンッ!(ビシリ、とメリハリをつけながら両腕を水平に右側に伸ばして、見得を切る。 そしてコアの力をくみ上げるイメージで、全身に纏った雷を、右足へと収束させて……)――ダァァアァァイナミィック……ッ!!(駆け出し、跳躍し、必殺の蹴撃! 吹き飛ばされたままのアトラックナチャに蹴りを打ち込み――実際には受け止めて貰って――その勢いのまま、イスへとぶち当たる。 二人の怪人はゴロゴロと転がっていき、そして――爆発した) [Thu 6 Mar 2008 22:27:15]
アイゼンリッター > (すかさずパンチ、キックの応酬が始まる。 今回の敵――アトラックナチャに関して言えば、比較的軽装のきぐるみなので、投げ技とかを使いやすいのが特徴だ。なので今回の殺陣はなるべく軽快に、スピード感溢れるものをイメージした、らしい。 一方でもう一体のイスは装甲板がついており、生物的な特徴を多く残したアイゼンリッター、というところか。何でも没デザインの流用だとか聞いたけれど。 まあ、何にしても役者の――中の人にはあまり関係が無い)とォッ!(掛け声と共にトランポリンを使って跳躍し、一気に距離を取る。 さて、今回のトドメはどうするか――……子供達にワクワクさせる為に、動きを溜めるのだ。洒落じゃなくてね) [Thu 6 Mar 2008 22:24:41]
アイゼンリッター > 「ええい、ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」(ネフレンカの呪文にあわせ、舞台の上が虹色の霧で満たされていく。 それを見るや否や、ナイトゴーントは「ここまでだ! ――死ぬなよ、アイゼンリッター!」と言い残して立ち去り……)「説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!」(毎度おなじみの説明を背景に、俺は一人で二体の怪人を相手にすることに。 ――やれやれ、今日の俺にはちょっと荷が重い。 苦笑混じりにそんな事を考え、すぐにそれを振り払う。 今の俺はカインじゃない。 正義の味方、暗闘の騎士、アイゼンリッターなのだから!) [Thu 6 Mar 2008 22:18:35]
アイゼンリッター > 「ナイァアアァアァアァアァァル……ッ!!」(ハワード、もといラムレイの叫び声にあわせ、彼と入れ替わりに舞台へと飛び出した。 バッと素早く身体を左後方へと捻り、胸の前で腕を交差。 腰を落としながら拳を右足へと寄せ、すかさず起き上がり様に右掌を天へと掲げる! バシャリとバネ仕掛けのバックルが開き、雷をまとって変身完了、だ)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と鳴り響く主題歌にあわせ、迫り来る恐怖のディープワンスを吹き飛ばす。 子供達が大興奮――かどうかはわからないが、ナイトゴーントとアイゼンリッターが肩を並べて戦うのは、これが初めてだ。 喜んでもらえていると、思いたい) [Thu 6 Mar 2008 22:17:04]
アイゼンリッター > (行方不明となってしまった自警団員、その子供の依頼を受けて調査を行っていたハワードとチャールズの前に立ちはだかったのは、恐るべき強化人間アトラクナチャであった! 蜘蛛の如き八本の脚と、強靭な糸、そして驚異的な身体能力を駆使して二人を翻弄する一方――精神を巨大な甲殻生物へと移して生きながらえていたイスが、再び二人の前に現れる。 二体の敵に阻まれ、なかなかアイゼンリッターへ変身することができないハワード。 しかし、あわやという所で彼を救ったのは――宿敵ナイトゴーントであった!)「ナイトゴーント! どうしてお前が、俺達を……ッ!」 「勘違いするなよ、アイゼンリッター。 貴様を倒すのは、この私だという――ただそれだけの事ッ! さあ、早く変身しろッ!」 [Thu 6 Mar 2008 22:14:17]
カイン > ……うん、まあ、落ち込んでても仕方無いんだけどさ。気分入れ替えて頑張らないと(自分で自分の頬を叩いて、気合を入れる。 ヒーローが情けない動きをするわけにはいかない。ヘルメットを被り、マフラーを巻いて気合を入れる。 うむ、そうだ。 自分が格好良く動いてみせないと、子供達の方が落ち込んでしまう――多分、きっと。 それに大きなお友達……ミカドさん以外にも見てる人がいるのかどうかは知らないけれど……は目が肥えていると聞く。ダサい動きや殺陣じゃあ、後で叩かれてしまうだろう。)……っと、それじゃあ今日も行ってくるよ、そろそろだろ、出番? [Thu 6 Mar 2008 22:11:30]
カイン > 俺が役者を目指そうって思ったのはさ、その劇が凄く面白かったからなんだ。小さい頃に見たっきりなんだけどね(ぼんやりと椅子に腰を下ろしたまま呟く。 そう、あれは凄い劇だった。 幼い自分は感動し、興奮し――言葉では上手く言い表せないくらい、その劇にのめりこんだ。 だというのに――……)その劇を作った監督のさ、ガイギャックスさん。 昨日、亡くなったらしくってさ……。(はあ、ともう一度溜息。 別に、彼自身が憧れの対象だったわけじゃあない、と思う。 思うけど――……それでも、やっぱり、へこむ) [Thu 6 Mar 2008 22:08:29]
カイン > (「どーしたのさー。今日、なんだか動き鈍いよ?」)…………うーん。……その、うん、ゴメン。(舞台袖に引っ込んだ俺が椅子に座ってボーっとしていると、衣装係の女の子からそんな声をかけられた。 うん、実際自分でもそう思う。 今日はちょっと、テンションが上がってこないのだ。 ヘルメットを外して、はぁと溜息を吐く。 ……まあ、直接俺に関わってる事じゃあないんだけどさ)……その――なあ『洞窟と竜』って劇は知ってるかい?(俺がそう切り出すと、彼女は一瞬考えた後に、あれね、と頷いた。「なんか結構古い劇でしょ。シリーズになって何本も続編とか、外伝とかが出てる奴」)(そう、その劇だ。 はふう、と俺はもう一度溜息を吐く) [Thu 6 Mar 2008 22:06:46]
アイゼンリッター > (――今、ヴェイトス市を震撼せしめているのは、近頃急増している『行方不明事件』であった。 VV団の活動が活発になってからというもの、人がいなくなるという恐るべき事件は絶えるという事が無い。 無論、その事実、ヴァイスヴェイトスなる悪の秘密結社によって引き起こされたという事を知る者は少ない。 故に今日も、こうして事件現場――失踪者が最後に目撃された場所を、念入りに捜査する自警団の面々がいた)「おいおい、何だこりゃあ……」「ん、どうした?」(勿論、自警団と明言されているわけではないが、青い制服とコートは紛れも無く自警団のソレだ。 ふと地面の上を調べていた団員が何かを見つけて立ち上がり、他の面々が集う。 手にしているのは――)「こりゃ、なんだ……? 蜘蛛の糸、か?」「にしても、なんだってこんな――」(次の瞬間、彼らの真上に何か巨大な黒いものが降り、舞台の上に団員たちの絶叫が響き渡った) [Thu 6 Mar 2008 22:02:03]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(幕開けと共に、場内に響き渡る主題歌。もう毎度お馴染み、アイゼンリッターの歌だ。 子供達の中には歌っている子もいて、役者としては大満足に違いない、のだけど――……。)(舞台の上へと駆け上がり、迫り来る怪人やディープワンスたちを蹴散らしていく。 ――今日はいまいちテンションが上がらない。 ここの演舞の流れは、何度も繰り返したこともあって失敗する事はないけど――……それでも、ううん……)(拳、蹴り、投げ技の応酬を繰り返し、一通り戦いを繰り広げて見せたら、開演に備えて舞台袖へと駆け戻る) [Thu 6 Mar 2008 22:00:43]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『復活のイス、怪奇アトラク=ナチャ!』 [Thu 6 Mar 2008 22:00:17]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回『復活のイス、怪奇アトラク=ナチャ!』にご期待ください!』 [Thu 28 Feb 2008 22:30:30]
カイン > ……ふぃー、お疲れー。(舞台裏に戻り、同じく引っ込んだディープワンス役や、ミ=ゴ役の人とハイタッチ。 子供には見せられない光景だよなあ、なんて笑いあいながら、皆してヘルメットや頭部パーツを引っぺがす。 まったく、ヒーローと悪役たちがにこやかに会話しているなんて!)しかも中の人がいるって、人目でわかっちゃうしねー。 ……でも、結構手馴れてきたかな、皆。(「でもカインはもっと身体の動き、良くしないと。 今回トランポリンが無かったからわかんないだろうけど、軽業の練習した方が良いぜー」)……やっぱ、そうかな。(なんて事を言われると、やっぱり真剣に考えてしまう。 ……アイゼンリッター役は、正直楽しい。 普通に役者として舞台に立つよりも、きっと。 ……なら、本当にそっちの練習をした方が――良いのかもしれない) [Thu 28 Feb 2008 22:30:03]
アイゼンリッター > アァァァァイゼェンッ!!(距離をとった俺は、水平に両腕を右へと伸ばし見得を切ると、コアから力をくみ上げる。 バチバチと派手に煌く稲光。 それが徐々に右足へと集まり、輝きだす。 ……あまり種族を意識したことはないけれど、この時ばかりは自分がバンクルに生まれたことを喜ばしく思う。 普通の人間じゃ、こんな演出にも中々苦労したろうから。 普通に格好良いことができる、ってのは……うん、良い事だ)ダァァァイナミィイィィィィック……ッ!!(そして駆け出すやいなや、俺はその右足をミ=ゴへと打ち込んだ。 勿論向こうはタイミングをわかっているので、その衝撃を受け流すように後方へと吹き飛び、そして――)「ヴぁ、ヴァイスヴェイトス団に………栄光あれぇえぇぇぇえぇえぇっ!!」(――爆発。 幻術によって生み出された光と煙に紛れ、退場した。 俺も、それを見届けてから舞台袖へと引っ込む) [Thu 28 Feb 2008 22:26:31]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(勇壮な主題歌を背に受けて、俺は颯爽とマフラーを翻して立ち向かう。 演出担当の《暴風》の魔術が、格好良くマフラーを動かしてくれているのだ。 昨日、もっとこれが動けば格好良くなると気付いてよかった。効果は絶大じゃあないか!)(ばし、ばし、と派手な音を立てて拳とハサミがぶつかり、キックが敵の甲殻を砕き、手刀を打ちこむ。 さすがに今回は相手のきぐるみが大きいし、投げ技は無しだ。 なるべく派手な立ち回りをお互いに心がけ、拳とハサミの応酬が続く。 そして、タイミングを見計らって――) [Thu 28 Feb 2008 22:23:29]
アイゼンリッター > 「アイゼン! 雑魚は俺が引き受ける……お前はミ=ゴを!」(チャールズの声に頷きを一つ。 マフラーを翻し、一気にミ=ゴへと駆け寄ると、奴は悔しそうにガチガチとハサミを鳴らした)「おのれぇ、アイゼンリッター……ッ! かぁくなるうえはァッ! ネフレンカ様!」 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」(見る間に舞台の上は暗くなり、虹色の霧が溢れ出して行く。 毎度おなじみの光景だけど、少し足下が見えなくなるのはどーにかならないもんか。 危なくてしょうがない)……往くぞ、ミ=ゴ! 攫った人たちを返してもらうッ! ジュウッ!(掛け声も高らかに、俺はミ=ゴへと飛び掛る。 しかし敵もさる者。 両腕のハサミをがちゃがちゃと鳴らしながら、此方を迎え撃つ。 戦いの始まりだ) [Thu 28 Feb 2008 22:21:01]
アイゼンリッター > ナイアァアァアァアァァアァァル……ッ!!(響き渡る、声。 一瞬舞台が暗転した際に、ハワード役のラムレイと入れ替わった俺は、《光明》で背後から照らされる中、素早くいつもの、あのモーションを取る。 身体を左後方へと捻り、戻してきて、胸の前で腕を交差。左拳を右足へと寄せ、そして天高く右手を突き上げる! バシャリとバネ仕掛けの窓が開き、ベルトのバックルから燦然と煌く金色の宝石が露になる。 真紅のマフラーを翻して颯爽と着地した俺の前には、先ほど病室に現れた菌糸類――巨大な甲殻と翼を持ち合わせた、強化人間ミ=ゴが現れた。 両手のハサミをガチガチと鳴らしながら、甲高い声を上げる)「さぁーっ! 今日こそ貴様の最後だ、アァイゼンリッターッ!! やれぇっ!」 「イア! イア!」(それに伴い、次々と現れるディープワンスども。 俺とチャールズは示し合わせたように……というか示し合わせてるのだけど……背中合わせとなり、飛び掛ってくる半魚人どもを迎え撃つ!) [Thu 28 Feb 2008 22:18:03]
アイゼンリッター > う、うわあぁああぁぁあっ!?」(舞台の上に響き渡る叫び声。 同時に観客席の子供達が、きゃーっ、と甲高い悲鳴を上げた。 院長室の椅子の上、其処にあったのは――目、耳、口、手、足を持った……巨大な鉄の缶詰だった! 思わず自らの正気を疑ってしまいそうな、その光景にチャールズは耐え切れず、声を上げてしまったのだ。 しまった、と思った時にはもう遅い。 缶詰の口から哄笑が響き渡ると共に――部屋の入り口から、不気味な菌糸類が現れる)「ハァーッハッハッハッハッハッ! 知ぃってしまったよぅですねぇー……。 誘拐! しかるのち……強化! そんな生ぬるい方法では、VV団には足りません……こうして、強化を先にしてしまえば、全ての人民は我らの手中に……! 貴様らも同様に強化してくれるわぁっ!!」(飛び掛ってくるその存在に対し、チャールズとハワードは素早く視線を交わしあうと、窓の外に飛び降りた!) [Thu 28 Feb 2008 22:15:08]
カイン > (だからまあ、都市伝説や、所謂『怖い話』として語られるような邪神やら何やらをモチーフにした、という事らしい。 それなら、そんなに色んな人からクレームが来たりしないだろう、って話。 ……あ、でも前に吸血鬼擁護派の商人が怒ったんだっけか。 難しいなあ、世の中って)…………っと、そろそろ出番かな。多分。(ちらりと表舞台を確認すると、ハワードとチャールズが、ついに病院の最深部――院長の私室の扉を押し開くところだった。 よっし、と拳を握ると俺はヘルメットを被り、面貌を降ろし、ガチリと固定する。 前から何度もマイナーチェンジを繰り返していただけあって、最初の頃に比べると嘘見たく視界が広い。 まあ、それでも危なっかしいのには変わりないけど)んじゃ、今日も頑張ってくるよ……うっし(マフラーを翻し、颯爽と舞台の方へと駆けて行く。 さあー、今日も頑張るぞー、っと) [Thu 28 Feb 2008 22:13:03]
カイン > (個人診療所なら『悪いのは、その医者一人だけ』って風になるし、変に子供が怖がったりしなくなる、と)(「そういえば、ね、知ってる? 最初は強化人間じゃなくて『改造人間』って設定だった、って話」)あ、知ってる知ってる。 敵もコウモリ男とか、クモ男とか、バッタ男とかだったんだろ。 何かクレームが来たんだっけ?(「そうそう。 ほら……ヴェイトスって、クランクの人も多いし、ライカニアみたいな獣人とかフーディーとかも多いでしょ? だから……」)あー……子供とかが差別されるって? うぅーん……考えすぎだと思うけどなあ。別に吸血鬼みたいな存在じゃないんだし……それに最近、そういった弾圧も少ないじゃないか。(「だからよ、だから。 落ち着いているからこそ、悪化させたくないの」)(そんなもんかー、と曖昧に頷くしかない。まあ、俺もバンクルだけど……核狙いの連中を除けば、そういった差別にあった事はないから、良くわからなかった) [Thu 28 Feb 2008 22:10:51]
カイン > ……で、ええと。今回は何だっけ。病院が舞台だっけ?(よいせっと舞台袖の椅子に腰掛けヘルメットを外すと、俺は台本をパラパラと開いて内容を確かめる。 其処に書かれているストーリーは、とある病院の中で、VV団によって陰謀が密かに推し進められていた!といった代物。 基本的に戦闘シーンは少なめで、割と『中の人』は余裕がある)(表ではラムレイ、もといハワードとチャールズが、病院で人々が行方不明になっている事件を追いかけていた)(「当初の予定では中央病院にしたかったらしいんだけどねー。許可貰いに行ったら怒って叩きだされたんだって、監督」)(けらけらと笑う同僚に、そりゃそうだろ、とこっちも苦笑い。 病院ってのはイメージが重要な場所だし、そんな場所にVV団がいる、なんてことを子供が信じれば……)お医者さんの事を怖がっちゃうだろうしねー。 ……あ、だからなのか、病院っていうか個人診療所が舞台になってるの(「そーゆー事、そーゆー事」)(ははぁ、色々大変なんだなあ……) [Thu 28 Feb 2008 22:07:51]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(そして暗転した舞台に、颯爽と勇壮な主題歌が響き渡る。 そして、《光明》の灯りに照らされて浮かび上がるシルエット。 再び光に照らされた其処には、俺……つまりアイゼンリッターが立っていた。 バッと拳を握り、舞台袖から現れたディープワンス達との演舞に挑む。 ここら辺りからは、概ねいつも通りだ。 イア! イア!という叫び声と共に飛び掛ってくる彼らをいなし、ハワード役のラムレイや、チャールズ・デクスター役のウォード、ラヴィニア役のクリスティーネが入れ替わり立ち代り舞台の上に現れる。 初めてのお客さんに対しての、簡単な顔見せも兼ねている、らしい。 そういった演出面については不勉強なのもあって、俺はあんまり詳しく知らないけれど) [Thu 28 Feb 2008 22:03:29]
アイゼンリッター > ピカッ! ゴロゴロゴロゴロ………)(突如として舞台上に響き渡る雷鳴。 ここ数話で『オープニング』なる開演に慣れていた観客は、少し驚くか、首を傾げるに違いない。 浮かび上がるのは――何処かの病院、その診察室。 椅子に患者が座っているのは見て取れるが、医師の姿が見えない)「……先生、私――本当に、治るんでしょうか?」(不安げな患者の声。 それに対し、暗闇の中から返答があった。)「ええ、勿論です。 ――私に、任せればね」(低めの、穏やかな声。 だが、其処には抑えきれぬほどの歓喜が篭っていた。 ――再び雷鳴。 そして……響き渡る、誰かの悲鳴と、誰かの哄笑………ッ) [Thu 28 Feb 2008 22:01:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『『恐怖! ミ=ゴの住む病院!』』 [Thu 28 Feb 2008 22:00:46]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 (とある、よくある夜のお話し) 』 [Mon 25 Feb 2008 03:11:33]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(はふはふ、むぐむぐ。 閉店の邪魔にならない程度の時間、堪能させていただきました)』 [Mon 25 Feb 2008 03:08:29]
印南蛍 > ( 全国の男子諸君よ、女子というのは大抵あんまり長くてしつこい薀蓄話は好きくないのだ。 特にコアで内輪で理屈っぽい話で勝手に盛り上がられるとドン引くことうけあい。 キヲツケロ! 感覚の生き物なのよー。 ) ( 三人、先々週、などのキーワードから何となくオーナーは察したようだ。 どうも貴族様のヴィジュアルが一番インパクト強くて彼の事を覚えられなかった様子。 この様子だと、お姉ちゃんに代わって貰っていたという事も無さそう。 あいぜんりったー? という言葉は何度か聞いた事がある気がするが、印南蛍の守備範囲から少し外れているようだ。 ) ( 話しっぱなしではゆっくりお茶も飲めないし、食べ物を口にしている人に話しかけるのもなんだ。 少し離れて相槌を打っていると、オーナーが「閉店準備しちゃって」と耳打ちしてきた。 片付けられる所からやっていこうか。 ) [Mon 25 Feb 2008 03:05:15]
カイン > (まあ、人の話を聞くのは嫌いじゃないし、知らないことを知るのは楽しいわけで。 そういえば、アマウラの方の剣戟は凄いらしい。一度、何処かで殺陣をみたいものだけど……店長お勧めの芝居、なんてあるんだろうか)先週、じゃない先々週の……ええと、アイゼンリッターのあった後だから、木曜日か。 三人で、お邪魔させてもらいました。(その時は普通に珈琲と、抹茶ケーキとか何とかいうお菓子を食べた筈。貴族っぽい人と踊り子っぽい人と普通の人とで、目立ってたようには思うけど……あ、普通の人は俺です、はい)あ、そうなんだ。 気をつけます、はい。(言いつつ、そのモチとやらをスプーンで掬う、というか絡ませるというか、して口元に運ぶ。 うにょん、と噛み切ろうとしたら伸びた。……何だこれ) [Mon 25 Feb 2008 02:54:19]
印南蛍 > ( そんなもんです。 と答える前にオーナーの長い長い薀蓄だか弁明だかが始まった。 …そのクドさがモテない原因なんじゃないかなぁとか思うけど言わないでおく。 落ち込むともっとぶつぶつ言い出して面倒臭いのだ。 ) あ、前にも来てたんですかー。 御贔屓にオネガイシマスねー。 ( 誰のシフトの時だろ、と内心。 バイトは3人、皆アマウラ系イエロティアの娘だ。 オーナーは覚えてないっぽい。 ) あ、はぁい。 お餅、あんまりいっぺんに口に入れると咽喉に詰まるから気をつけてくださいな。 ( スプーン、というか木で出来た小さな匙を持って来た。 この店の食器はいちいちこんな具合である。 ) まぁそれが飽きない所でもあり。 息の長い人は長いですしー。 [Mon 25 Feb 2008 02:49:31]
カイン > ……そんなもんですか。(マニアック。 言われてみれば、なんて思っちゃ可哀想か。 ある意味、東洋系の店が好きな人にとっては溜まらないんじゃあないかな。俺にはよくわからないけれど。)んー……うん。前に来て、良い雰囲気だなぁとは思ってたから――また来るよ。 っと、どうも(頷きながら、笑顔で答える。 まあテーブルが無いからそうなんだろうな、とは思ったけれど本当に椅子の上に置かれると少し驚く。 これもアマウラ流、なんだろうか。 しかし――ふうむ、この白いのは何だろう。ずいぶんと柔らかそうだけど、と)……あ、しまった。 えーと、ハシが使えないんで、スプーンか何か、もらえます?(棒二本で物が食べれるなんて信じてないですよ、俺。 しかし、流行についての噂がないと知れば、ちょっとガッカリしつつも、そうか、と頷いて)芸能横丁も人の出入りが激しいしね。 それに伴って流行も、ってところか。 [Mon 25 Feb 2008 02:40:21]
印南蛍 > まぁマニアックなお店ですから、うちは。 ( ぶっちゃけた。 「蛍ちゃん―――」と厨房から非難めいた項垂れ声がするが、事実は事実だし。 珈琲と和菓子の店がメジャーだと言うならアンケートとってみると良い。 団子と珈琲、日常的に一緒に食べますかって。 ) まぁ雰囲気を愉しみつつ薀蓄の長い店主につきあってあげてくださいなー。 ( 出来上がったお汁粉をお盆に載せて持って行く。 テーブルの無い店だ。 品物はお盆ごと竹の座椅子に置いて行くもので、そこに驚く人も多い。 そもそも器を手に持って食べるという習慣がホワイティア文化圏には無いものだし。 ) 劇? うーん、流行っていうのはあんまり聞かないかなぁ。 音楽もファッションも入れ替わりが早いし。 [Mon 25 Feb 2008 02:26:21]
カイン > ふぅん……。成程なぁ、そっか。国が変わればお茶の飲み方も違うだろうし(飲み方、というか淹れ方、か。 牛乳とかレモンとかもきっと入れない……んだろうか。 緑と白、黄色って、色的にもちょっとアレな気がするし。 ともかくヴェイトス生まれのヴェイトス育ち。ホワイティアではなくバンクルだけれど、あまり他の文化に対して偏見は無い。 面白ければ良いじゃないか、みたいな)はぁ、アマウラ式の。……ああ『縦書き』が、右から左に書くから、なんですか。 はぁー……(女の子にもてそうにない辺りにシンパシー。 目付きが悪いせいで、いまだに彼女いない暦=年齢だし。 それに師習い話を色々と聞くのは、結構好きだ)……そう言えば、芸能地区にあると劇の感想とか言ってるお客さんいません? ……今、どんな劇が流行りなんですかね(……そして、ちょっと興味半分で、新しい話題を振ってみたりもする) [Mon 25 Feb 2008 02:17:50]
印南蛍 > 苦い――――…って感じるのは多分、葉っぱの匂いが強いのと、砂糖を入れないのが普通だから、かな。 慣れると割と爽やかですよ? ( ホワイティアだろうか。 まぁヴェイトス市の比率としてはやっぱりホワイティア文化が強い。 緑茶を飲んだ事が無い人なんて結構居るんだろう。 アマウラ人は案外異国文化を拒絶しない人種だって聞くけれど、ようするに逆の話で。 彼らは外国のお茶なんて基本的には自分達とは関係ないものだと認識するという話。 ) ああ―――あれ、アマウラ式みたいです。 ね、オーナー? ( ヴェイトス生まれのヴェイトス育ちの私にはよくわからないけど、とオーナーに話を振ってみれば、なにやら薀蓄込みであれこれ語りだした。 お喋り好きで気が優しくて、女の子にモテない髭男30歳である。 あ、お汁粉はせっせと準備しているようなので心配なく。 ) [Mon 25 Feb 2008 02:10:34]
カイン > ……ええと、そうだなぁ。 ……じゃあ、お茶で。 確か、アマウラの方のは少し苦いんでしたっけ?(飲んだことがないので、それは少し楽しみでもある。何でも緑色をしているとか何とか。 こういう色んな土地の物が楽しめるのは、ヴェイトスならでは、という気がする。 ともあれ、ここはちょっと暖かいのを食べたいのもあるし、『珈琲と和菓子の店』でも、お茶とオシルコを頼むことに躊躇は無かった。 と、そういえば……)前に来たときにも思ったのだけど、ここの看板って文字が逆に書いてありますよね。 あれって、何か理由が? [Mon 25 Feb 2008 02:03:49]
印南蛍 > ( お帰りムードで緩みかけていた気分を引き締めなおして、さて。 いえいえ大丈夫ですよー、とかすまなさそうな青年に愛想笑いの1つでも送ってみる。 ) あ、はぁいー。 お汁粉ですね。 お飲み物の方はよろしいですか? お汁粉ですと珈琲とは合いませんからお水かお茶になりますけれど。 ( 一応、緑茶が無いわけでもない。 珈琲にあわせたメニューがメインだが、小豆も餅もあるし汁子が作れないわけでもなく、一応メニューにあったようだが―――どう考えても珈琲とはミスマッチである。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:58:07]
カイン > (……さすがにちょっとタイミング的にアレだったか。 バツが悪そうに頭を掻くけれど、「じゃあ、結構です」なんて言える雰囲気ではない――と思う、多分。 まあ、滑り込みでも美味しい甘味が食べれるなら良しとしよう、って事で)……や、すみません、なんかギリギリで――……っと。(薦められた席に腰を下ろすと、じんわりと火鉢の熱が伝わってきて心地よい。 こういう、小さめの暖炉というか、そういう品がもっと流通すると良いのに。 この手のアマウラ物は、結構高かったように思う……暖かいのに。 そんな事を思いながらお品書きに手を伸ばし、中身を確かめて……)えぇと……そうだなぁ……オシルコっていったっけ。 なんか暖かいのがあるって、チラッと聞いたんだけど――……。(と、そんな風に近くで待ってくれてる店員さんに聞いてみて) [Mon 25 Feb 2008 01:25:46]
印南蛍 > ( 「それ飲んだら片付け始めようか」とオーナーが自分の分の珈琲も用意しはじめた頃、外からの声。 珈琲は御預けになりそうだ。 ) あ、こんばんはー、いらっしゃいませ―――――どうぞ、まだ暫らくは大丈夫ですよ。 ( 座っていた竹の椅子から腰を上げて来客に対応し、オーナーとアイコンタクト。 そりゃ、お帰り願うわけにもいかないさ、という顔で返事が返ってきた。 火鉢の近くの席を勧め、催促しない程度に距離を置いて注文を待つ事にした。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:18:53]
カイン > (練習が終わって、自主トレを兼ねて市内を一回り。 良い汗をかいたところで、ちょっと小腹が空いて来た俺は、前にもミカドさんやシャーリーさんと寄った喫茶店が近くにあるのを思い出した。 動いた後、すぐに食べると良くないとかって話も聞くけど……まあ、稀には良いよな、なんて。 人気の無い通りを軽くランニングでもするように駆けて、暗闇にボンヤリと灯りが見えてくると――……なんだか閉店ムードだった)……ええと、まだやってたら――……(お邪魔したいんですけど、とまで明確に口にすることはできなかったけれど、店員さんに声をかけて) [Mon 25 Feb 2008 01:10:29]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『……とっと、まだやってますかー?』 [Mon 25 Feb 2008 01:07:16]
印南蛍 > ( 簾の隙間から外を見渡せば、メインストリートの人の流れはやっぱり少ない。 空は灰色の雲が渦巻いていて月も星も見えなかった。 どこかで流れている賑やかな音楽が遠すぎて、かえって寂しげに響いている。 暫しそんな風景の流れるのを眺めながらただ薄く呼吸を繰り返していると、いつの間にか作業の手を止めていたオーナーが珈琲を一杯持ってきて、「そろそろ閉めようか?」と肩を竦める。 もう誰も、来ないだろう。 ) [Mon 25 Feb 2008 01:05:55]
印南蛍 > ( 休日の夜は実は来客が少ない。 なにせ明日からまた仕事という人ばかりだし、この時間になってしまうともう外で遊びまわるより家に帰って各々のんびりと過ごしたいのが普通。 まだまだ寒い季節だし、うちはお酒も置いていないから尚更だ。 ようするにちょっと暇で、うとうとしてしまう時間。 オーナーは暇を良い事になにやら新作の創作メニューの開発に夢中になっていて、多分話しかけても上の空の返事が返ってくるだろう。 邪魔してくれるな、というニュアンスを込めて。 ) [Mon 25 Feb 2008 00:49:01]
印南蛍 > ( そんな風に横書きで書かれたブリキの看板に折り紙の鶴のイラスト。 縦書きの白い文字で「折鶴」と大きく描かれた雨風避けの小豆色の垂れ幕がぴんと張り巡らされた一角に屋台みたいに車輪のついた店舗がある。 店内に頭に手ぬぐいを巻いた作務衣姿の三十路男一人、店の前に並べられた竹のベンチが4つ、紙張りの大傘が1つ、というのがこの風変わりな喫茶店の基本スタイルである。 垂れ幕の中は4隅にはやっぱりアマウラ風の赤い紙と木枠で出来た灯りが置かれ、淡い橙色の灯りが広がる。 火鉢も2つ用意され、穏やかな暖かさに包まれていた。 ) [Mon 25 Feb 2008 00:41:04]
お知らせ > 印南蛍さんが来ました。 『 ルヅリオ店ノ子菓和ト琲珈 』 [Mon 25 Feb 2008 00:36:22]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『恐怖! ミ=ゴの住む病院!』にご期待下さい!』 [Thu 21 Feb 2008 22:30:20]
カイン > …………やれやれ。お疲れさまー。(……で。 舞台袖に引っ込んだ途端、俺はべっちゃー、とまたうつ伏せになって突っ伏した。 緊張したぁーっ! ……前回みたいに失敗できないもんなあ、実際。 格好悪いヒーローに存在意義は、多分、あんまり無いし)……うっへぇ。……いや、もっちっと練習しないと駄目だよね、うん。 ギリギリだったもん、上手くいったの。(「お疲れー」とか言って同僚が濡れタオルを投げてくれたので、ヘルメットを外して汗を拭く。 こりゃあ、今夜も練習しないと駄目だ。 上手く言った感覚を身体に覚えさせないと、これじゃあ何時までたっても駄目駄目だ)……実際さあ、ヒーローって大変だよねえ…………。(とか、そんな実感を得た、俺なのであった) [Thu 21 Feb 2008 22:28:26]
アイゼンリッター > アァアァアアァァァイゼェン……ッ!!(会場に来た子供たちは、見てくれているだろうか。 自分が幼い頃憧れたヒーローの、この跳躍方法を。 後転をしながら前へと向かって飛ぶ。――そして、身体を捻りながら、勢い良く脚を伸ばすのだ。 怒りの雷を纏った、必殺の一撃。 声を上げる。 高らかに)ダァァアァァイナミィイィィックゥ……ッ!!(吹き飛ぶ。 《軽減》の魔術によって重量を減らされていたイスが飛ばされ、着地した俺の背後で、やはり魔術によって生み出された爆発が巻き起こる。 逆光になりながら立ち上がった俺=アイゼンリッターが、バッと両腕を水平に右へと伸ばし、見得を切った。 ――決まった、と……思う) [Thu 21 Feb 2008 22:24:43]
アイゼンリッター > (ばッ!と虹色の煙――ン=カイの闇で向かい合う俺と、彼。 練習は何度かして成功も少しするようにはなっているけど、あの大技を繰り出すのは正直――まだ自信不足だ。 だけど、やらなきゃならない。 繰り出されるハサミの攻撃を跳ね除け、分厚い毛皮で出来たきぐるみへと拳を打ち込む! 怯んだところで蹴りを放ち、迫るハサミを飛びのいて交わすと――)ジュウッ!(気合の掛け声を上げて、俺はあの――この間、ようやく初めて成功した、あの跳躍へと挑戦する!)(間合いを計ってから、一気に駆け出す。 トランポリンを蹴り、勢い良く飛び上がって、そして――……ッ!)【判定:秒数一桁が1〜6なら成功。7〜0なら失敗】 [Thu 21 Feb 2008 22:20:46]
アイゼンリッター > (「おのれぇ、アイゼンリッター! このままでは不利だ……ネフレンカ様!」 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」)(形成不利と見たイスが、本来の肉体――円錐型の、ハサミを持った怪生物へと精神を戻し、教授の肉体を解放すると共に、舞台の上が虹色の煙で満たされていく。)( 「説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!」 )……VV団――否、強化人間イス! 人々の精神を乗っ取り、ラヴィニア・ウェイトリーを誘拐しようという貴様の企みも、其処までだ! 「はっはっはっはっはっは! ラヴィニア・ウェイトリーなぞ手始めに過ぎん! ナサニエル教授の次は、大学のアーミテッジ学長、そして図書館の禁書を我らのものとする! 貴様が死ねば、この計画は問題なく遂行されるのだ! 覚悟しろ!」 [Thu 21 Feb 2008 22:18:06]
アイゼンリッター > (ばッと《光明》の明かりが、背景の一番高い箇所に立ったハワードへと降り注ぐ。 腕を右側へと水平に伸ばしたポーズで見得を切り、そのまま身体を左後ろへと捻り、戻す。即座に身体の前で腕を交差させ、拳を左足へと寄せる。そして即座に右掌を天へと突き上げる!)「ナイァアアァアァアァアァァァルッ!!」(そして『飛び降り』だ。 高いところから、奈落の下に設置されたマットレス目掛けて一直線。 ボスンという鈍い音を隠すために、着地点付近に幻術で作り出された爆発が巻き起こる。 そして――それと同時に)う、おおおおぉおぉっ! アイゼェェン、キィイィィック……!(観客席の最後尾に身を潜めていた俺=アイゼンリッターが、一気に舞台を目指して駆け下り、さらに飛び蹴りを放つようにして飛び上がる! そして颯爽とかかる主題歌!)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く! [Thu 21 Feb 2008 22:16:26]
アイゼンリッター > 「ぬッ! ……そうか、やっぱり――VV団の仕業だったんですね、教授!」(そう、やはり常の通り、全てはヴァイス・ヴェイトス団の陰謀であった! 精神を入れ替えるという謎の強化人間イスの手により、肉体を奪われたナサニエル教授。屋敷の地下に異形の姿で監禁されていた彼を救出し、邸宅からの脱出に成功したチャールズだったが、その前にナサニエル教授――否、神話生命体イスが立ちはだかる!)(「全てを知ったからには、最早生かしておくわけにはいかんな! やれぇいっ!!」 「イア! イア!」)(次々と飛び出してくるディープワンズ達。 無論、チャールズ・デクスターといえどただの人間ではない。 素早く拳を繰り出し、蹴りを放ち、魚面人どもを吹き飛ばしていく。 だが――……多勢に無勢、徐々に囲まれていってしまう)「ふっふっふ………その戦闘力は特筆に価する。 よし、生かして捕らえて、強化人間にしてやろう!」「くぅ……ッ!」(だが――………)「待てぇいっ!!」 [Thu 21 Feb 2008 22:14:38]
カイン > ……暗いなぁ、うん、暗い。(どよーんと落ち込んでしまう辺りも駄目駄目なのかもしれない。 本当のヒーローだったら、そんな犯人は俺が退治してやるー、とかって飛び出すんだろうか。わからないけど。)……ううん、まあ、だからこそ、子供たちにはアイゼンリッターを見て正義の味方に憧れて欲しいなぁ、とか偉そうなことを考えてみるけど。(まあ、実際に子供たちが憧れてくれたとして、結果が出るのは十年とか二十年先だ。 バンクルの自分にとっては其処まで先の事ではないけど、人間にとっては結構長い時間だろう。 ちょっと楽しみだよね、と言う同僚に、自分も頷いて見せた。 本当、楽しみだ)……んじゃ、俺もそろそろ行くよ。 えーと……今回は登場がちょっと特殊なんだっけ?(「そうそう。きちんと間違えずにやってねー」)(そんな声に見送られて、俺は指定の配置場所へと向かう。 うん、何にしたって舞台で手を抜いちゃ、憧れてくれる子供だっていないものな) [Thu 21 Feb 2008 22:12:02]
カイン > …………ふぅむ。 なんか、また殺人事件だって?(カキワリや何かを運んだり、小道具の準備をしたり、出番を終えて戻ってきた役者に水を運んだりと手の開いてる人間全員で作業をしながら、そんな雑談を皆と交わす。 何でも骸骨男が女の子を悪魔呼ばわりして刺した、とか何とか。 商業地区だそうだから、芸能横丁のわりと傍だ。……暗い事件だなあ)やっと吸血鬼騒動も落ち着いて、平和になったと思ったんだけどなぁ。(「こんな時にくらい、正義の味方がいれば良いのにねー」)……ほんと、全くだね。 耳が痛いや。(と言って笑うけれど、まあ……何だかんだ言って、結局は偽者のセイギノミカタだ。 実際に暗黒街とかスラムとかで覆面つけて自警行為をやる、なんて事はないわけだし) [Thu 21 Feb 2008 22:09:09]
アイゼンリッター > 「……そりゃあ、間違いなく」「ああ、VV団だ」(翌日、ヴェイトス中央病院。前回の戦いで怪我をしたチャールズの病室である。あの後、自らがアイゼンリッターである事を打ち明けたハワードに対し、チャールズ・デクスターは驚きつつも事実を受け入れ、彼との共闘を誓い合った。 そして今、新たなる陰謀を知った二人は、深刻な面持ちで頷きあう)「放っておけるわけがない」「勿論だとも」(もし仮にピースリー教授がVV団なのだとすれば、その魔の手はラヴィニアのすぐ傍にまで伸びていることになる。 放置していれば、彼女にどんな災厄が降り注ぐともわからない。 チャールズは退院を早め、すぐに二人で調査に乗り出すことにした) [Thu 21 Feb 2008 22:06:44]
アイゼンリッター > (曲が終わると共に舞台裏へと引っ込む俺達。 他の面々も含めて、今回はきぐるみを着替える必要が無いので、それはちょっと楽だった。 ……まあ、さすがに頭部は皆外しているけれど。あつっくるしくて敵わないんだよね、ほんと)(――――ラヴィニア・ウェイトリーにとって、今日は幸福な一日だった。 何と言うことだろう! あの憧れのナサニエル・ウィンゲイト・ピースリー教授の邸宅に招かれているのだから! 無論、彼女1人ではない。他にも論文が教授の目に留まった学生たちが何人か招待されているのだが、それにしたって光栄なことには変わりないではないか!)(だが、そんな幸福も長くは続かなかった。 ――彼女は見てしまったのだ。 迷い込んでしまった邸宅の地下室で、ナサニエル教授が……ネフレンカを名乗る怪しげな男と会話している姿を!) [Thu 21 Feb 2008 22:04:28]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(今日も今日とて舞台の上には颯爽と主題歌が鳴り響く。 何というか驚くべきことにというか、舞台開始から、もう二ヶ月だ。 さすがに皆も慣れてきたし、俺も……結構“サマ”になってるんじゃなかろうか。 イア! イア!と飛び掛ってくる戦闘員ディープワンズを払いのけ、拳を打ち込み、飛びのいて、逆に飛び掛ってきたところを手刀で叩き落す、と。 実際、この最初の演舞は雰囲気を盛り上げる為のものだから、其処まで激しいものじゃないが――きっちり両腕を水平に横へ伸ばしたポーズで、見得を切ってアピールしておく事も忘れない) [Thu 21 Feb 2008 22:00:50]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『怪人イス 魔の罠の邸宅』 [Thu 21 Feb 2008 22:00:34]
お知らせ > 静馬 爛花@ルヅリオさんが帰りました。 『( 久し振りに口にした懐かしいお菓子は、変に美味しかった )』 [Tue 19 Feb 2008 04:08:27]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( ソーサーにカップというイメージしか無かった珈琲は、意外や漆器で出て来た。 それも結構上等な。 製法にこだわらないヴェイトス市風の、よく出来たイミテーションかとかとも思うものの、違いは分からない。 屋台侮り難しと暫く検めてから、ようやく口をつける ) ―――! …ふぅん… ( 嫌いじゃないけれど、特別好きでもなかった珈琲。 漆器がそうさせたのかもしれないが、香りもコクも、一風変わった味がした。 ―――隠れた名店かと、改めて店を見回す。 あまり外でお茶をするようなことって無いけれど、姉と来てみても良いかもしれない。 初めてを装って ) [Tue 19 Feb 2008 03:58:46]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 七匹居た仔猫は六匹になった――― 自分も芸能横丁で二言三言話をした、役者の青年に姉が任せたらしい。 …どう違うのか自分には分からないけども、お気に入りの一匹を海に連れて行って、縁があったのだとか。 全部の引き取り手を探すつもりでいながら、特にお気に入りのを真っ先に手放したと聞いて、少し胸が痛んだ… )   ( 二度と会えないわけじゃないし、取って喰われることも… 姉が信じた相手なら、多分だけど、無いんじゃないかなと思う。 彼が端役だけど出演している演劇も好調なようで、どうしようもない貧困に喘ぐようなことも無いのではないか。 それなら御の字だと思いながら… 猫と別れて寂しくないわけがないのなら、いっそ出会わなければ、面倒など見なければとも思ってしまう。 いや、素直に可愛くて… 自分だって本当はまんざらでもないのだけども… だからこそ… ) [Tue 19 Feb 2008 03:44:54]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( ―――飽き飽きしていたはずなのに。 適当に腰を下ろした長椅子を撫でて、少しの間目を瞑る。 火鉢の熱がじんわりと沁みて、もう一度零す溜息はさっきの感嘆とは別のもの。 思いがけず懐かしんでしまう、確かに感じる自分の思いが信じ難い。 ―――戻りたいか、未練があるかと言われれば勿論否。 そう確信しているのに何故だか恋しいのは… 双子の姉にそれを手放させたという、負い目だろうか… ) ―――〜あ、ぅん… ぁ、コーヒーなんだ? そう書いてあるものね… ( 注文は、と声をかけられて顔を上げた。 てっきり緑茶でも出すのだろうと思っていたら、飲み物は珈琲が中心らしい。 別に良いのだけど、和菓子と合うだろうかって。 首を傾げつつ――― 注文は、すあまと、それに合う珈琲をお任せにした )   ( すあまだって。 わざわざ食べるようなものでもないと思っていた素朴な菓子に、また苦笑。 自分で注文しておいて、どうしてまたと思ってしまう。 ―――どうせなら、双子の姉と一緒に来れば良かった。 と言うかこれって買い食いで、無駄使いだろうか。 つい面倒見てしまっている、引き取り手の見つからない仔猫をあと六匹抱えている現状。 姉にうるさく言っている自分が使ってしまったのでは、バツば悪い ) [Tue 19 Feb 2008 03:35:16]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 垂れ幕をくぐって、まだ幼ささえ残していそうな少女が店の中に入る。 いかにも芸人風の赤を貴重にしたファンタジー和装。 墨汁を流したような、ウェーブのあるお尻まで伸ばした黒髪。 それらがやや大人っぽく見せているものの、身長や体付きはどうしようもない。 楽器が納まっていそうな革張りのケースを持つその姿は、住宅街や商業地区などでは人目を引くかもしれないけれど、この辺りではそう珍しくもないものだ )   …へぇ   ( 竹の長椅子。 その上の敷物。 今は飾りになってしまっている傘や、行灯。 期待を裏切らない凝った内装にほっとしたような溜息を零す。 格好だけつけるにしては、本格的… 元は大商家の娘であれば、正確に理解できなくてもざっと見て取りそう感じることができた ) [Tue 19 Feb 2008 03:08:59]
静馬 爛花@ルヅリオ > ( 咄嗟にその文字が読めなくて、思わず吹き出してしまった。 右から読むアマウラ様式… と言うかトキノミヤコ様式か。 そちらを『本国』と呼ぶと、米都州幕府の人は良い気がしないと聞くけれど、それはさておき。 アマウラ生まれでアマウラ育ちの自分もまた本国のことは知らないものの、横書きが右からというのには馴染みがあった。 それなのに――― ) ―――〜たった一年かそこら、離れていただけでねぇ… ( 十二年慣れ親しんだものが不意に遠くに感じられて… そうした変化を喜ばしいものだと思いながら、どこかで一抹の寂しさも感じている。 だからだろうか、ちょっと寄って行こうなんていう気になったのは ) [Tue 19 Feb 2008 02:38:34]
お知らせ > 静馬 爛花@ルヅリオさんが来ました。 『( ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈 )』 [Tue 19 Feb 2008 02:27:28]
お知らせ > トネルさんが帰りました。 『見に行く事にしたそうな』 [Mon 18 Feb 2008 02:30:17]
トネル > でも、そう言う事はちゃんと相談しないとダメだよ? (そう言う事は納得させようと言う事は言っておいた。) 田舎じゃ見れない所があるから楽しいんだよね、此処は (見れない物があって、それを楽しんで、そんな生活である。 考えれば笑みを浮かべたが、次の言葉には反論した。) 私はそんな風にはなりませんから (そんな事を言いつつ、季節の話をされれば少し考えた。) 四季があるから、景色が楽しいんだよね、ずっと夏だと蒸しちゃうから (笑いつつ、言葉を返して、芸人の話を聞けば、一度頷いて、カウンターの方へと向かう。) [Mon 18 Feb 2008 02:29:41]
お知らせ > レイドさんが帰りました。 『そして相手の返事を待つ』 [Mon 18 Feb 2008 02:29:16]
レイド > 権限は増えるけど、自由もなくなっていくんだよねぇ〜。ってなわけで、家は兄弟の誰かに継がせようかな・・・。つまんないし。(自分の性質に合わない。そんな感じであっさりと家を捨てるようなことをほめのかした。)本当にそれぞれってことだよねぇ・・・。こっちはそういうところでもおもしろい。(人間というものを見れて本当に良かった。・・・多分自分の一生をかけても理解しがたいところが出てきて、それを面白く感じるんだろうなぁ。とも思う。)酔ってべろべろな酒豪を見るのも楽しかったけどね。(くくく、と意地悪してみる。)冬でもあまり夏と変わらないもんだよ。・・・綺麗になるところもあれば、夏より寂れるところもある。・・・そんな感じだね。(ただ、四季折々の景色を全て楽しめないのは少し損しているなぁ。という気がした。)(そろそろかな?とか思い始めた。)・・・さて、トネル。そろそろ面白い芸人達が芸を披露するみたいだけど・・・見てみない?(と誘ってみる。誘いがOKなら、すぐに外へ向かうだろう。) [Mon 18 Feb 2008 02:20:47]
トネル > 偉くなったら好きに出来ないもんねぇ (笑み浮かべながら、そんな事をいう。) でも別に、発育なんて一人一人の問題だから、それに、お酒っていい所も悪い所もあるしね (貴重な教訓だと言うのには、少し頷いて返す。 酒の飲み方はそれぞれと言う感じである。) まぁ、酔い始める相手を見るのは少し楽しいから (南国出身と虫の血ゆえに寒さに弱い。 初めての雪を見た時の感想なんかは少し考えながらも答える。) 綺麗だったなぁ、積もるってのが分かった時も楽しかったし、ただ……やっぱり寒くて長続きしないから (少し悔しそうな笑みを浮かべて、貴方を見ていう。) レイドっち達が時々羨ましいかなぁ、この時期あんまり長い時間外いられないから (ココアを飲みつつ、そんな事をぼんやりとこぼした。) [Mon 18 Feb 2008 02:02:16]
レイド > 向こうじゃまだまだ若造だよ。だからこそほっつき歩いてられるのさ。(魔界、悪魔の類の言葉は一応、伏せておくことにした。同族の中ではまだまだガキの部類に入る。魔力も下の中の下くらいだ。)やっぱり発育に悪いから・・・とかそういう理由なのかなぁ。それとも、大人が独り占めしたいだけだったりして、ね。(快楽を独り占めしたいが故に大人が禁止した!とか子供っぽい発想を語ってみる。)貴重な教訓だね・・・。覚えておくよ。社交とかにも使えそう。(酔いつぶれるだけが楽しい酒の飲み方ではないのだろうなぁ。とか想像してみた。)トネルは南国の出身だからねぇ・・・。俺がいた所は極寒だったから割と慣れてるけどね。俺は。・・・始めてみた雪とかってどんな感じだったの?(人生初の体験、というのはそうそう忘れはしないものではないのだろうか?) [Mon 18 Feb 2008 01:49:55]
トネル > ふぅん……でも、レイドっちは年寄りに見えないよね (この蜘蛛はココアを頼みました。 ホットで、話を続ける。) だから、こっちで子供が酒飲まないって聞いてびっくりしたんだよね (クスクスと笑いながらそんな事をいう。) 行き当たりばったりでも良いけど、お酒飲むならなるべく余力は残るようにしないと駄目だから (酒を飲む時の経験論をさらりと言う。 今度の周到な計画なんて耳に入らなかった模様である。) 虫の体は冷え易いから、こればっかりはどうしようもないのよね (ホットココアを飲みつつ、そんな事をぼんやりと述べる。) でも、この街に来て雪とか初めてみたんだけどね (少し外の方を見つつ、そんな事を呟いた。 薄い笑みを浮かべてだ。) [Mon 18 Feb 2008 01:36:17]
レイド > 君たちの誰より年寄りな自信はあるけれどもね。(適当にコーヒーなんぞ頼みつつ、向かい側の席に腰掛けた。)そ、それはまた豪快な村なようだね・・・。(ひくひくと頬が動く。・・・子供にそれほどまでに酒を飲ませる村ってのはどういうことなんだ?とか疑問に思った。)行き当たりばったりで・・・ってのもなかなかに燃えるけれど・・・それじゃ犬と変わりないもんね。(今度は周到な計画の下、狙ってみることにしようとか呟いた。)寒がりだねぇ。トネルは。・・・体、冷やしちゃだめだよ?ろくなことにならないからさ。(持ってこられたコーヒーを啜りつつ言う。) [Mon 18 Feb 2008 01:26:31]
トネル > なんと言うか紳士って、老けたイメージがあるけど、レイドっち見た目若いからじゃない? (そんな事をさらっと述べる。 酒強かった件に関しては、少し考えた。) そりゃぁ、小さい時から誕生日だとか祭りだとかで飲まされて、小さい時はよく大人によい潰されちゃったから (何か不穏な言葉を聞いた。 が、そこら辺は少し考えて、少しにやりとした。) 残念ねぇ、今度からそう言う事は計画性をもってやりましょうねぇ (意地の悪い笑みを浮かべた。 案内されて席に座るように促されれば、一度貴方を見てから席に座る。) 中って言うのはありがたい……ホントに (何処か少しほっとしたような様子で、息を吐いた。) [Mon 18 Feb 2008 01:16:33]
レイド > 悲しいかな・・・今まで貴族とは言われても紳士と言われたことはないんだよねぇ。(なんでだろ?とか問いかけた。貴族というのは皆が知ってる衆知の事実だが、紳士と名乗ると仲間はみんな首をかしげて頭に「?」がつくのである。)小さい時からあんなにお酒が強かったんだ・・・。(そこには少し驚いた。)ほんとにチャンスだったかもねぇ・・・お持ち帰りの。(酔いつぶれた女性は本当に無防備である。だからこそ、傍で一緒に寝ていたわけだが・・・守りになっていたのかどうかは聞かないで。)女性の体が冷えるのを見るのは忍びないさ。と、いうわけで中で。(ウェイターにそう告げると中の席へと案内される。隅のほうの席へ案内されればトネルに椅子を示して先に座るよう促した。) [Mon 18 Feb 2008 01:05:57]
トネル > レイドっちが紳士かどうかはさておき、貴族には見えるから良いんじゃない? (そんな、突っ込み混じりに笑って答えた。 手を出すとかには、少しだけ、驚いた様子だ。) 酔い潰れるまで飲んだの、小さい時以来かな、チャンスって…… (其処まで無防備だとは思ってなかった様子、しかし、仲間が周りにいるからこそ、出来た事なのかもしれない。) 外と中…どっちの席にする? (そんな事を聞きながら、カフェの方に近づいていく。) [Mon 18 Feb 2008 00:58:36]
レイド > ふふん♪仮にも貴族の身さ。そうそう手を出す、なんてことはできやしないよ。そ・れ・に、僕は紳士だからね。(ちゃらけた悪魔の内面は意外とウブなのだろうか?それともそれすら演じているのだろうか?・・・どちらとも言えない様な感覚で喋っていく。)あとは・・・折角、あんなチャンスができたのに、逃すわけにはいかない・・・でしょう?(正直、あそこまで隙だらけなトネルは始めて見た。と付け足して、酔いつぶれていた夜のことを思い出す。ゆっくりと目指すべきカフェが近づいてきた。外に席が幾つか設けられている。) [Mon 18 Feb 2008 00:49:18]
トネル > カフェ…ねぇ……行こっか (賛成の言葉を出せば、隣りあって歩こうとする。) 酒場以外っていうのは、初めてな気がする (酒場でも、飲んで遊んでるような子です。 仕事をもっとしましょうと言われそうです。 話している時の表情は笑み浮かべて少し楽しそうである。) でも、レイドっちなら、他の子達誘ってそうなもんだと思ってたのに、意外だねぇ (クスクスと笑って言葉を返して、歩いている。 組織の内でも酒のイメージ以外だとこの蜘蛛は普通の女性かもしれない。) [Mon 18 Feb 2008 00:41:22]
レイド > そうだねぇ・・・この先を少し行ったところにお洒落なカフェがあるんだけど、とりあえずはそこ、行ってみよう。(とか提案してみる。了承するならそこへ向かって歩き出すだろう。)・・・そういえば、トネルとこうして二人で遊ぶのって、初めてだったよね。(トネルに限らず、仲間とこうして酒場以外の所で遊んだことはなかった。ほとんどが酒場での会話だったなぁ。とか思った。まぁ、組織の本質が超のつく個人主義なのだから仕方ないといえばそうなのだが・・・。) [Mon 18 Feb 2008 00:31:40]
トネル > 仕事云々なら仕方ないかもねぇ (そうじゃなかったら、どうなのだろうとかは、考えないで欲しい。) どういうつもりなんだか… (笑み浮かべて、何処行きたいかと聞かれれば、しばし考え込んだ。) 特にないけど、レイドっちは行きたい所とかあるならそこについていくけど? (特に行きたいところが有るわけでもない様子でさらっと言う。) そう言うレイドっちは、どこか行きたい所、ある? (キョトンとして、そんな事を聞いて見た。) [Mon 18 Feb 2008 00:22:48]
レイド > ほんとにごめんね。(もう一度謝りつつ、上着を受け取って着る事にした。)でも、麗しいってのは本当だよ?(冗談めかして微笑を浮かべる。おそらく、仲間には見せることのない、普段とはまた違った彼の顔だ。)さて、どこへ行く?何かご希望はあるかい?(片手でカバンを掴んで相手の希望など聞くことにした。芸人の芸を見るもよし。近くのカフェのテラスでのんびりするもよし、だろう。 [Mon 18 Feb 2008 00:10:49]
トネル > (吐く息は白い、寒さで少し体は震えている。) もって来るんだったな……お酒 (そんな事をぼやいてたら、かけられた上着に貴方に向かって振り向いた。) レイドっちが遅れるなんて、珍しい事 (少し、クスリと笑って貴方の表情を見ていた。) 少し恥ずかしいから、麗しいとかいわないで欲しいなぁ (謝る言葉を耳元で囁かれれば、一歩後ずさった、少し顔が赤かったとかそんな状況である。) だって約束なんだしさ、私が酒飲んで負けちゃったんだし (かけられた上着は貴方に返そうと考えた。) 冷えるからちゃんと着なさい (そんな、理屈を言いつつかけてもらった上着を貴方にかえさんと) [Mon 18 Feb 2008 00:00:40]
レイド > (しばらく行けば待ち合わせ場所に目的の姿が見えた。待っててくれたと嬉しくも感じたが、反面、申し訳なくも感じた。傍まで近寄ると自分の上着を脱ぐ。)もしもし、そこの麗しいご婦人の方。この時期にそのような格好では風邪を引いてしまいますよ?(言いながら後ろから自分の上着をかける。・・・まぁ、これくらいは許してくれる、かもしれない。)・・・遅れてごめんなさい。待っててくれたんだ。(耳元に口を近づけると申し訳なさそうな声でそっと呟いた。) [Sun 17 Feb 2008 23:47:43]
人影 > (モコモコと暖かそうに着込んだ、女性が一人、特に派手にした様子もなく、待ち合わせ場所をウロウロしている。) 寒い……寒すぎ… (せめて、体でも動かさないと寒くて体がダメになりそうだと思った。) でも、珍しく私が遅刻しなかったからおかしいのよね (毎回、遅刻してる感が否めない。 仕事といいなんといい、表情は見るからに寒そうである。) [Sun 17 Feb 2008 23:42:54]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Sun 17 Feb 2008 23:33:37]
レイド > う〜ん・・・女性を待たすことになるとは・・・ねぇ。(ちょっとした用事、もとい、酒場のバイトで遅くなってしまった。待ち合わせ場所に大幅な遅刻をしてたどり着く貴族風の男。片手にはカバンが握られている。・・・場所が場所なので結構目立つ。)・・・あきれて待ってないかも。(仲間の一人とのデートだというに、遅刻をしてしまうことになったことを深く後悔した。・・・あきれて待ってなかったら嫌だなぁ。とか思いつつ待ち合わせの場所へ向かう。) [Sun 17 Feb 2008 23:27:25]
お知らせ > レイドさんが来ました。 『(大幅な遅刻)』 [Sun 17 Feb 2008 23:24:06]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 骸骨怪人は逃走中。 どこへ行ったのだろう )』 [Sat 16 Feb 2008 05:48:29]
跡野末理 > ( もう一声。 どうして、騙されても良いと思うのか。 そして更に言うのなら… 騙されても良いやなんて考えてしまう信頼は、本当に信頼なのか。 口には出さない。 振り返って微笑み一つ ) [Sat 16 Feb 2008 05:45:32]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『………今日は、酔いたい気分だったかな?(黒い液体を見ながら呟いた)』 [Sat 16 Feb 2008 05:44:14]
シャーリー > さあ。 ただボクのやってる事は、善意の押し売りになってるんじゃないのかとちょっと思うだけさ。 ――――まあ、誰かを庇うのには慣れてるから。 ( コーヒーに口をつけて、最後まで飲みほした。 昔々だけれども、夫が遊び半分に殺そうとした人間を庇って何度も半殺しにされていたから。 ) 仰る通り。 騙されてもいいや、なんて少なからず思ってるかもね。 行動には須らく理由が付いてくるもの。 それは当然ボクもね。 ( ―――今日は随分口が軽い日だったな。 やっぱり先日の事件のせいで、心にしこりが残っていたのかもしれない。 ) ………そうだね。 そう信じたい。 少しでもあの子の心が救われたのなら、まあ、いいか。 ( 私に出来るのなんて、体を張ったって精々その程度の事。 ―――自分はもう少しここにいるとしようか。 笑顔で手を振り返して、コーヒーをもう一杯。 ) ――――秤に掛けて比べることが出来ちゃうんだよね…… まったく、ボクは本当に友人に対して失礼な奴だ。 ――――アハハー。 こう見えてもがんじょーだからだいじょーぶさー。 けどありがたーくお説教は受け取ります。 ( 笑いながら相手を見送って。 人じゃないかと思われているなんてのは露知らず。 ) [Sat 16 Feb 2008 05:40:13]
跡野末理 > …それなら精進ね。 大成するのはほんの一握りっていう世界でしょうけど、がんばってれば誰かが見てるわ。 ( 身体張って赤の他人を守ろうとする事ができる、良い人だ。 危険な良さでもあると思うけど、一途には違いない。 それなら道も究められようと、ちょっと複雑そうに微苦笑を零す ) ―――謙遜? と言うか、自嘲かしら、それは。 …傍迷惑だと、本当にそう思っていてそれでもいいやと考えるのはタチが悪い。 それはそれで良いんだって、あなたはそう思っていると思っておくわ。 実際、大したものよ。 庇いたいと思ったって、なかなか身体動かないんだから。 ( 危機に直面して思った通りに動くには、よほどの覚悟と訓練が必要だと思っている。 あるいは、それがその者にとっては危機ではないかだ。 どれかしら? なんてぼんやりと考えながら、続く言葉にはっきりとした苦笑 ) 『それでも良い』と思っている部分があるんじゃないの? だったら、迎合しないでその部分を口にするべきよ。 信じる理由とかさ。 興味ある。 ( 何も考えていないのかもしれないけど、探せばどうしてかというのは見つかるはず。 そのうち聞く機会もあるだろうかと、紅茶を飲み干して立ち上がった ) 〜そうね。 動いたからには助けられないと意味が無い。 でも、最後に一人でなかったことは、その子の救いになったはずよ。 誰も手を出さずに、皆が見ている前で一人殺されるよりは、ずっと。 ( 欝な内容に首を振って、じゃあねと手を振った ) ―――見ず知らずのその子の友達と、自分の友達を秤にかけるの? …あなたの友達は、あなたの友達であるからには、結果あなたが命を落としても、あなたの行動を肯定するべきなのかもしれないけどさ。 …踊り子なんでしょ? 身体が資本、大事にしなさい。 ( その再生力は知らず。 …ただ、粗末にしても大丈夫なのかもしれないと感じれば、年齢の話もある。 人間ではないのだろうかと考えつつ… ) [Sat 16 Feb 2008 05:15:10]
シャーリー > ( 旦那が死んだのは自業自得。 あんなに好き放題やってたのだ。 恨みを持った人達に殺されても仕方なかった。 ――――ま、昔の話か。 ) あれま、それは残念。 まあ実際そこまで上手い訳じゃないから、友達に紹介しても期待外れをさせちゃうだろうねー。 ( 客が増える=収入が増える=赤字生活から脱却! そう上手くはいかないのが世の中です。 謙遜ではなく事実である。 そんな人達が来るかどうかはその時にならないとワカラネーヤ。 ) 何時の時代も面白おかしく派手な事を書いた方が話題は盛り上がるという事さ。 ( それがゴシップ記事なら尚更。 昔は名無しの殺人鬼やら鋏男なんて記事も載ってたっけ? まあその大半が与太話だが。 ) ボクはお節介の度が過ぎてるの自覚してるからさ。 改めて言われると、やっぱ傍迷惑だなー、て思っちゃう。 ( ―――――博愛なんてものを唱えながらも、その実態は正しい事をした者を疑い、正真正銘の悪魔を哀れんでいるというのが真実。 ) 人は見かけによらないものだからね。 無条件に他人を信じるっていうのは、実は人が好いように見えて何も考えてないだけなんだよ。 ( 初対面の人への信頼と、長く積み重ねてきた友人への信頼が同じ物ならば、その価値は酷く薄っぺらなものになってしまうのではないか。 ……けど私は…ただ少女を憐れんでばかりでいる。 ……愚の骨頂だな。 ) まあ結局助けられなかった訳だし、ボクのやったことはただ、あの子を見捨てなかったんだ!ていう自分の中だけでの免罪符を貰えただけになっちゃったけどねー。 ( 気軽な調子で欝な内容の言葉を語る。 ) いい男にはホイホイ付いていっちゃうお年頃だからそれは難しいかも。 ――――けどその子が死んだら、その子の周りの友達もきっと泣いちゃうよ。 ………まあボクならきっと大丈夫さ。 怪我にはずっと慣れっぱなしだし。 ( 誇張でもなく事実。 再生力というのは便利だ。 どんな怪我でも『何時かは』治る。 ) [Sat 16 Feb 2008 04:46:41]
跡野末理 > ( 昔はラブラブ――― 三行半で破局した夫婦は、こんな言い方… どうだろう、夫婦になったことが無いから分からないけど。 軽い笑いがかえってしんみりさせてくれる。 自分がどう感じたところで相手には負担でしかないだろうとも思えば、誰に向けるでもなく微笑み返すけど ) 〜ごめん、私はあんまりこっちの方来ないのよ。 賑やかなの、苦手でね。 一応覚えておくけど期待しないで、思い出したら、友達には紹介しておくわ。 ( 実際に踊っているところを見ていない紹介で褒めようもない。 親切なバツイチさんとか、骸骨怪人による少女惨殺事件の当事者とか、そんな風に言われて見にいくかどうかは微妙なところ。 壁新聞部とか、来るカモシレーヌ? ) あれ、ナイフだったの? 私の読んだ記事では巨大な蛮刀を〜ってなってたんだけど、脚色か。 ( ゴシップをよく読む都合。 笑える話ではないけれど、いっそ笑うしかないようなところもある。 あまりにも、あんまりだ。 …だから余計に、ただの殺しではないような気もするのだが… ) ―――〜んン? ちょっと真剣に困らないでよ、意地悪して言ってるだけなんだから… ―――っと、そうか。 ( 彼女は目の前でその女の子を殺された。 考え方をこねくり回して遊ぶような気分にもなれまい。 …そう考えるということは、つまりこの娘も、分からないと言いつつ殺された少女の肩を持ちがちだ…  ) ほら、本気にしないでって。 考え方の話よ。 〜シャーリーが見たような状況なら普通、女の子を助ける。 割って入るかどうかは別にしても、たいていは女の子に味方するのが正しいって言うでしょう。 だって死んだら取り返しがつかないんだから。 人間社会のために殺さなきゃならないなら、調べてからだって遅くないわ。 〜で、病院で調べて白だったんでしょ? 骸骨怪人がどうしてその子に拘ったのか気になるけど… シャーリーがしたのは、無茶ながら無難なことよ。 ( 気にしなさんなって、手をひらひら。 食べられちゃう? ) ナンパにふらふらくっ付いて行って家に上がるようなことはおやめない、とか。 お母さんが言うみたいな。 ―――優しい人は好きよ。 でも命を粗末にするのはダメ。 殺された子にとって、最後に庇ってもらえたのは救いだったかもしれない。 でもそれでシャーリーが殺されたら、友達泣かせてどうする気? [Sat 16 Feb 2008 04:11:45]
シャーリー > なるほどね。 確かにそれには絶好の場所だ。 ――――昔は旦那とラブラブしてました。 ああ、重く聞こえるかもしれないけど、あんまり気にしないでいいよ。 ( 軽い笑いを表面には出していながらも、内心では微かに舌を打つ。 全く余計な口が滑ってしまったという物だ。 言ってもどうしようもないことなのに。 ) ―――そ。 絶賛不人気中の踊り子です。 暇な時にでも見に来てくれるとボクはとってもうれしーなー。 ( その逸らされた話題に乗っかってちゃっかり宣伝。 ) うん。 髑髏の人がナイフを持って女の子を追っかけまわしてるのは、子供が見たら軽いトラウマになれるよ。 ( 街中での惨劇。 私の下手な冗談より笑えない。 )( 彼女の言葉をじっと聞いたあと、中身の少なくなったコーヒーカップを音を立ててソーサーの上に置く。 ) ―――――………困ったなあ。 正しくて…反論とかは出来ないや。 吸血鬼も悪魔も、その中にはまるで人と見分けが付かない子もいる。 それに…初対面で何も知らない人が、複雑な事情に首を突っ込むというのはただ無責任な行いだ。 『何も知らない奴は黙っていろ!』てあの骸骨さんはボクに言いたかっただろうね。 ( 勿論あの少女が悪魔というのは可能性の話。 ) 怖いなあ。 うっかり声をかけてしまったら、食べられちゃうのかな? ( そのぞくりとする笑い方に返すのは、それでもいいかな、なんていうような微笑み。 ) ………そんなに不思議かい? 人はたまに、見ず知らずの他人にもとっても優しくなれると思うけど。 ( その逆の方が遥かに多いのが現実の世界。 )( 身体能力は一般人よりもある。 それだけ。 戦う者が身にまとうような空気は無いし、荒事が出来るようには見えない。 実際自分は戦えない訳だ。 ) [Sat 16 Feb 2008 03:44:29]
跡野末理 > 必然的に。 そういう場所を作って、交わらせておかないと… 人種文化宗教と色々ごった煮の街じゃない? 遠からず無理が出るのを先送りにできないのよ、多分。 ―――ってバツイチなの? それは… ( これは、冗談ではないだろう。 気楽に、通りすがりの一人と話している調子を、ちょっと固めて。 紅茶に口をつけてから ) …そうね、若いかな。 婚姻自体は、うちの方ではあなたくらいでしていてもおかしくないけど。 ―――〜ああ、芸人だったんだ。 ( 納得。 小細工云々を抜きにしても、派で好き・目立ちたがりは多いのだろうし。 バツイチから話を逸らす風に頷こう ) ―――そりゃそうでしょう。 『骸骨怪人』って、街中にまで入り込んでいたのが奇跡だわ。 …と言い切れないのがヴェイトス市だけど… どう見たって悪役よね。 ( 『だった』 という言い方が気になるものの、まさかだ。 うんうん頷きつつ、続く言葉に笑う ) 〜そう。 その子、本当に悪魔だったかもしれない。 違うかもしれないけど、少なくともその段階では分からないわけじゃない。 …分かる人もいるのかもしれないけど、それはおいといてね… ―――骸骨怪人が悪魔だって言ってくれていたから良いようなものの、私だって悪魔かもしれないし? この間公開処刑あったけど、ヴァンパイアって、人間と見分けつかないんでしょ? 私がそういうものかも。 親切なシャーリーに、目をつけたかもしれないわ。 ( そんな事気にしていては、人付き合いなんてしていかれなくなるが。 曖昧な部分を取り除こうと想像するだけしてみると、初対面の人間が抱えている厄介ごとにまで首を突っ込むのは、どうなのか。 『にたり』 と妖しく笑ってみせたりして――― やけっぱちな軽さと見ていいものかどうか。 笑いながら告げられる真実に、怪訝な顔をしてしまう ) ―――庇ったんだ。 …まあ、傭兵とか、そういうのがそういう行動に出るなら頷けなくもないけど… ( この子、腕っ節はどうなのだろうという目。 自分の例があるわけで、見た目で判断できないとしても、職業柄それなりの見る目はあるつもり ) [Sat 16 Feb 2008 03:13:54]
シャーリー > ( 正解が無いのが正解というものだろうか。 ) そうだね。 けどこっちの方の学生の制度はかなり充実していると感心させられたよ。 公共の図書館の蔵書も深いし、優れた土壌は優れた花を咲かせるってやつなのかね。 ………まあ実際若作りだからさ。 バツイチって言うと大抵驚かれるんだよねー。 ―――バンクルさんほど美形じゃないし、フレイバーやキリバナみたいに特徴的な何かがあるわけでもなし、と。 ( ミルクを垂らしたコーヒーに口を付けてのんびりと笑いながら、婚約していた事を口にする。 ――――アマウラか。 あっちはボクたちみたいな人種は好かれないから行きにくいんだよね、とそんな感想を洩らす。 ) あ、ボクこう見えても踊り子やってるからさ。 少し目を引く色しないと注目されにくいんだよね。 ―――お医者様が大袈裟に巻いただけだから、あんま気にしなくても大丈夫だって。 ( つまりはそんな小細工しないと人気も出ない程度の実力。 ) ――――あれは…傍目には女の子の方が…かわいそだったよ。 ――――けど…そっか。 ………骸骨さんの方にも…何か事情があったのかもしれないね。 ( 自分は彼を否定した。 信じられる訳が無いと。 けれどそれは…酷い事ではなかったのだろうか。 ) アハハー。 実はそのまさかで、おもっきし首突っ込んでました。 その状況に立たされた時、ボクは女の子を庇っちゃってたかな。 [Sat 16 Feb 2008 02:53:33]
跡野末理 > 〜うん。 術者の数だけ魔術があるもの。 教師と生徒だってけっこう違うわよ、きっと。 ( 正解が無い。 やっぱりニュアンスが通じれば良いのだということで、もう掘り下げようとはせず ) 〜あっちこっちで教育の形態も違うじゃない? 年齢層の拡大は、この街の大学の宿命ね。 ―――面白くないわよ? バンクルとか、フレイバー?キリバナ?色々いるじゃない、662歳だってそういうものかと思うわ。 …あ、私は跡野末理。 アマウラからの交換学生。 ( 触れても、染料かどうかは分からない。 ホワイティアには銀髪もいるし、なんだ人間かつまらないと思いつつ、ではわざわざ年齢のことを変に言うだろうか?とも ) ―――〜ま、何でも良いけどね。 ただ妙な目で見られたくないのなら、青はどうかしら? …っと、ごめん、怪我してたのね。 ( 興味優先でうっかり手を伸ばしたけども。 包帯が見えたら手を引こう。 追加した、熱い紅茶に口をつける ) ―――知り合いならね。 でも見ず知らずの相手にはどうかしら? 素敵な考え方だと思うけど――― 商業地区の話、聞いた? 骸骨怪人曰く悪魔の少女、天下の往来で惨殺さる。 まさかそんなのにまで首を突っ込んだりしないと思うけど、どっちも助けて欲しかったでしょうね。 ( ロザリオを見れば、なるほど、とも思う。 宗派だけで人を括ることはできないし、同じシンボルを掲げていても、中身が違うものは覆いけど。 『どっちを助ける?』 なんて肩を竦めつつ ) [Sat 16 Feb 2008 02:30:05]
シャーリー > 魔術師っていうのは随分と複雑なんだなあ。 まあつまりは、エーテルっていうのもまた魔法を行使する一つの要素に過ぎないかもしれない、ってのは分かったかな。 ( 多分そういう事だろう。 間違っている気がしないでもないが。 ) おや、そんなに若いのに大学生とはおばーちゃん吃驚だ。 今年で数えて662歳になりますシャーリーと申します。 ――――ごめん、嘘。 ギャグです。 凡人の見本に出れそうなこのボクが、人間以外の何かに見えるかい? ( こうして年齢の事で冗談を言うのは何時ものこと。 まあ一つの癖のようなものである。 元が白髪で妙な目で見られる時があるのが嫌だから染めてるだけだよ、と答える。 手を伸ばされるのを嫌がる様子は無く、帽子の下に隠れてはいるが、よく見れば包帯が巻かれてるのが見えるだろうか。 ) 好奇心は猫を殺すけど、退屈は神様を殺せちゃうよ。 まあ首を突っ込むのは程々にしておきたいと思ってるんだけどね。 ( といっても退屈するような時間なんて、言う程は無かったけれども。 ) ( 自業自得だと言い切る少女に対して、少しばかり寂しそうな笑みを浮かべて。 ) 自業自得だ、で全部終わらしちゃってたら、ちょっと淋しくないかな? ひょっとしたら、助けて欲しい、って思っているのかもしれないじゃない。 ………まあボクは、それがよく余計なお節介にばかりなっちゃうんだけどね。 ( ロザリオを揺らしながら、そんなことをこともなげに言う。 ) [Sat 16 Feb 2008 02:11:30]
跡野末理 > 魔力が存在するために必要な領域と言えば良いかしら。 …と言っても、見方の一つね。 そうじゃないって言う人もいるし、ようはそういう風に捉えた上で何ができるか。 あんまり意味が無いわ。 ( 世界の真実にはほど遠い、知ったところでどうなるものでもないとヒラヒラ手を振りつつ ) 〜ええ、ヴェイトス大学魔術科の学生なの。 で。 あなたがおばあちゃんなら若作りにも程があるって感じだけど、いくつ? てゆか種族は? ( 自分は身を引いたのに、髪青いのは地毛? とか、手を伸ばす ) 好奇心猫を殺すって言うわよ? 私も言われるんだけど。 ( 気を悪くした様子は無く、ついでにこちらも、紅茶のお代わりを ) …危ない事をしていたのなら、自業自得でしょ? 巻き込まれるのを避けるべき。 目立つのや目立たないのや、危ないのがゴロゴロしてるみたいじゃない? [Sat 16 Feb 2008 01:50:22]
シャーリー > へえ…ボクが気付いてないだけで、周りにはこんなのがあったんだ。 おばあちゃんになっても知らないことってのはやっぱりまだまだ多いんだなあ。 ( 自分の事を老人だと語る口調はやはりおどけていて。 ) へえ、つまりキミは魔術師の卵さんか何かという訳かい? ( 詳しくは理解できないが、大体の意味はおおまかに把握できた。 魔術理論なんて自分にはまるで縁が無いから、その原理なんかを詳しく説明されても私は理解できないだろう。 身を引かれれば苦笑しながら自分もまた素直に手を引く。 ) ゴメンね。 どうにも余計な事ばかりしたがる性格でさ。 ( 突然出会った他人に不自然に心配されれば、それを不快に思う人も中にはいるだろう。 差し出がましい真似だったな、と笑みをしながらそんな事を思っている。 ) ん? まあけどホントに危なかったのなら、その中心にいるキミの身の方が心配じゃん。 おっしゃる通りボクは物好きだからさ。 ( サングラスを外しながら、近くにいるウェイターさんにコーヒーを一つ注文する。 ) [Sat 16 Feb 2008 01:37:44]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 [Sat 16 Feb 2008 01:18:31]
跡野末理 > 青白いのでしょ? エーテルの反応光。 そこら中にあるものがちょっと見えるようになっただけだから、触っても無害よ。 …そんなのが起きるほど大したことはしていないんだけど、まあ… 魔術なんだけど、あんまり上手くないから。 〜別に? 魔力だとか、目で見て見えないものを見ようとしていただけ。 術者ならだいたい、特に何もしなくても見えるのかもしれないけど… 私は見ようとしないと見えないの。 ( 軽い問いには答えるものの、どこまで通じるかなんてあまり考えていない。 ニュアンスさえ伝われば良いのかな、とか、そんな。 笑い返して、答えながら、近付かれると ス と身を引いた ) ―――大丈夫よ。 ありがとうおせっかいさん? 疲れただけだから。 ( 本当は疲れたのとはちょっと違うのだけど、まあ。 触れられるのは避けて、首を振る。 隣の席から追い出そうとはしない ) 危ないかもしれない相手、冷や冷やしたなら距離を置くのが賢明だわ。 物好きね。 [Sat 16 Feb 2008 01:17:16]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 [Sat 16 Feb 2008 01:08:47]
シャーリー > なんかこうこれからバチバチー!って雷でも落ちてくるんじゃないかと傍目からは冷や冷やものだったよー。 ( 冗談めかしたようなセリフを言いながら、地味な格好をした女は笑う。 危ないことじゃなかったらなんだったのかな?とついでに軽い興味本位で尋ねてみよう。 ) ………風邪でも引いているのかい? いちどこじらせちゃうと、この時期のはしつこいから気をつけないといけないよ。 ( ちょっと失礼、と一言告げると、空いている彼女の隣の席にゆっくりと腰かけて、熱っぽいような彼女の額に手を当ててみようとする。 もちろん相手が拒むのなら無理にやろうとはしないが。 ) [Sat 16 Feb 2008 01:03:50]
跡野末理 > ―――っふ… ( 軽く頭を振って、押し殺すような溜息を零す。 きたきた。 内なる魔力=オドを動かし慣れていない身体は、ほんの少し魔術を行使しただけで、フィードバックに襲われる。 生命力の暴走のようなもので、殺した溜息は熱っぽく、頬は赤い。 目も潤んだりするのは決して風邪を引いたのではなく… 火照る身体を持て余して肘を抱いた。 すっかり冷めているのが今はありがたい、冷たい紅茶に口をつけたところで――― 親切な人がいるものだ。 かけられた声にそちらを向く。 ややバツの悪そうな微苦笑を貼り付けて ) ―――〜何でもないわ。 びっくりさせちゃったならごめんなさい? 危ないことをしていたわけじゃないから、安心して。 ( 心配そうな声色に、返す言葉はそっけない。 大丈夫、と首を振った ) [Sat 16 Feb 2008 00:47:42]
シャーリー > ( 夜に溶ける色をした少女に視線を送っているのは、ベレー帽に黒いサングラスを身につけた一人の女性。 帽子の横からは真っ青な髪の毛が覗いている。 ) ――――きみ、どうしたの…かな。 大丈夫かい? ( 魔術なんてものは素人同然の吸血鬼。 青白い光を走らせて目を見開いた相手に向けて、少し心配そうな声色で話しかけようとする。 ) [Sat 16 Feb 2008 00:37:23]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『じっと見つめる視線』 [Sat 16 Feb 2008 00:30:16]
跡野末理 > ( 『憑眼』の行使には集中力を要する。 その上で魔術の基礎に当たる感覚を開くのは難しく、喫茶店の店員が傍を通り過ぎるのを感じても、それらを霊的に精査している余裕は無い。 じっくり、少しずつ。 思わず表情が険しくなってしまうのも堪えながら――― 自身や周囲に何が起きているのかを探ろうとする段になって初めて、娘にそれと分かる変化が現れた。 辛うじて可視領域に引き出されることは無いけれど、身の内で構成される霊的な感知能力を高める魔術回路に、エーテルが反応する。 術者なら自然とできることかもしれず、この娘にもそれだけのキャパシティはあるはずなのだが… 高くされた容量を使いこなせていないがために、やることなすこと一々大袈裟になる傾向があった。 やがて パリ と青白い反応光が走る。 ―――見る者が見れば特に危険が無いと分かっても、分からない者には魔術なんて全部一緒。 息継ぎをするように大きく息を吸って、眼を開いた ) [Sat 16 Feb 2008 00:19:18]
跡野末理 > ( 魔術的なキャパシティを上げられた身体で、その変調についていけずに悶えているのは今も変わらないけれど、それをどう使っていくかという方向性については、まあ初めから決まっていた。 『他人の視界を盗み見る』という特技を活かせる形での何か。 盗み見ているのが魔術に因らないために絡めるのが難しく、手掛かりを探している状態で、おまけに『憑眼』なんてのが使えるということ自体が誰にもナイショ。 それに絡めて何をしたところで基本的にはナイショなわけで、魔術科の成績に結びつけるためには、できればまた別に何かを用意した方が良い )   ( 一時熱を上げていた不思議探しも最近下火で、そんな事ばかりしている。 色々な意味で本分に専念しているという事だから、良いことなのだけど… 地味で退屈と言うか、ちょっと物足りないと言うか。 ―――誰かの視界に妙なモノが映って、不思議発見かと思ったらどこかの演劇。 ヒーローショー )   ( 目を閉じた娘が、『魔力』や何やといった力を放出・行使している形跡は無い。 目に見える形での変化はなく、何かしらの術者と呼ばれる者にも、そこで何かが行われているとは察知できないだろう。 ただ、例えばエミキーのようなとびきり鋭い者が見れば、理屈でなく『たぶん何かしているな』と思える程度 ) [Fri 15 Feb 2008 23:42:32]
跡野末理 > ( 閉じた瞼の裏で、娘は行き交うたくさんの人々の『視界』を盗み見ていた。 『憑眼』と呼んでいる跡野の血に纏わるこの異能は、魔術とは違う。 忍術と言ってしまって良いのかどうかも分からない、技術体系とは異なる、生まれ持った身体能力に近いものだ。 発現させ行使するには鍛練が必要となるものの、跡野の血が流れていない者には鍛練したところで発現の可能性が無いのではないかと思う。 とても標準的なものに置き換えるのなら、耳を動かせる人と、動かせない人がいるようなもの。 ―――絶食したり滝にうたれたり、あれやそれやハードなことをしてふとやり方に気付いたが、息の吸い方ってどうするの?と質問されても上手く答えられないように、憑眼の手順を他人に説明することは難しい )   ( ただ、息の吸い方なら『呼吸筋で胸郭を膨らませる』という仕組みがある。 意識しなくてもできることで、できない者にとっては意識したからと言ってできないことだけど、何かが起こるからには仕組みは存在しているはず ) [Fri 15 Feb 2008 23:23:46]
跡野末理 > ( エミキーなんかはけっこう来ているようだけど、賑やかでごみごみした場所というのはあまり好きじゃない。 たまに付き合いで来ることはあるけれど、今日は一人。 喫茶店の通りに面した席に陣取って、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪が考え事でもするように目を閉じている。 居眠りに見えないのは、すっと伸ばした背筋が揺らがないから。 ただ、テーブルの縁に置くようにした腕が、すっかり冷めてしまった紅茶のカップに伸ばされることはない ) [Fri 15 Feb 2008 22:58:21]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 人の多い場所へと考えて、ここに来た )』 [Fri 15 Feb 2008 22:49:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――次回『怪人イス 魔の罠の邸宅』にご期待下さい』 [Thu 14 Feb 2008 22:31:07]
アイゼンリッター > …………うあっちゃー……。また、失敗したよ……。(思わず頭を抱えて俯いた。 舞台裏で、だ。 ヘルメットを外して、はふぅ、と大きく溜息を吐く。 もっと真剣に軽業の練習もした方が良かったかもしれない。 いや、するべきだ。 ……これから先はそうしようと誓いつつ、俺はもう一度深く溜息を吐いた)(こうしてVV団の野望は打ち砕かれた。 だが、VV団は次々と強化人間を送り込んでくるだろう。 負けるなアイゼンリッター、戦えアイゼンリッター、ヴェイトスの平和を守るその日まで!) [Thu 14 Feb 2008 22:30:41]
アイゼンリッター > (ジャンプして、後転をしながら――前方へと進む。 何度も練習はしたけれど、上手く行かなかったそれ。 ……それはやっぱり今回も、で。 うつぶせに地面に叩きつけられそうになるのを踏ん張って――)……ッ!(――着地と同時にバン、と掌を床に叩きつけ、跳ねるようにもう一度飛ぶ。 ――という無理やりな方法で修正。 結局、いつも通りのジャンプ、だ)………アァアァァアァイゼェンッ!!(声を上げる。 右足を伸ばして。 力を篭めて、雷を集めて。 蹴りつける。)ダァァイナミィイィイィィィック!!(吹き飛ぶシャンタク。 そして――幻影による《爆発》。 その隙に、俺とシャンタクが姿を消して――大団円、だ) [Thu 14 Feb 2008 22:27:55]
アイゼンリッター > 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」(ネフレンカの声が響くと共に、舞台の上を去るナイトゴーント。 舞台の上が暗闇に包まれ、同時に幻術で生み出された虹色の霧があふれ出す中、ババッと距離を離してにらみ合う二人。 いつもの通りだけれど、今回は少々、普段と違う。 ……少し新しい活劇が加わっているからだ。 ――練習はしたけれど、なかなか上手くは行かなかった。……本番でも出来るかどうか、ちょっと不安だ)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)「GIAAAA! 増幅歯車が無くとも、私の鳴き声は貴様を殺すぐらいわけないのだぞ!」(さあ来た。 ――いけるかな? ダッと駆け出した俺は、勢いをつけてトランポリンを踏みつける)【奇数なら成功 偶数なら失敗】 [Thu 14 Feb 2008 22:21:48]
アイゼンリッター > (毎度おなじみの活劇シーン。子供たちにとっては一週間に一度の楽しみ――なのか、どうなのか。アイゼンリッターを楽しみにしてくれてる子供がいると、本当に嬉しいのだけど)ジュウッ!!(掛け声と共にディープワンスを投げ飛ばし、ついに俺は怪鳥シャンタクへと迫る!)「おのれぇ、アイゼンリッター! だが、貴様もこれまでだ……俺の叫び声を聞けば、お前の友達も、貴様も、そしてヴェイトス中の市民も死ぬのだ!」(だが――そのシャンタクの叫び声を掻き消すかのように響き渡る笑い声)「もう遅いぞ、怪鳥シャンタク! ド・マリニーは俺が助けたし、時計塔に新しく歯車も組み込んだ!」(時計塔の入り口から再び現われるチャールズ・デクスター。 素早く構えを取ると、入り口近くに陣取っていたディープワンスを蹴り飛ばす)「アイゼン! 今のうちに、シャンタクを倒すんだ!」 ……よし、わかった! [Thu 14 Feb 2008 22:21:30]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(迫り来るディープワンズを打ち落とし、チャールズを庇うポジションへ。 脚本では今のところ、彼はアイゼンリッターの正体には気付いていないことになっている。 なっているのだけど……この台詞で良いんだろうか。 まあ、気にしない)今のうちだ、チャールズ・デクスター! 早くド・マリニー博士と、その歯車を! 「わ、わかった、アイゼン!」(時計塔のカキワリに設けられた入り口へと姿を消すチャールズに代わり、舞台の上から《軽減》の呪文でゆっくりと怪鳥シャンタクが舞い降りる。 む……ちょっと格好良いじゃあないか。)「おのれぇ、アイゼンリッター! だが、まずは貴様から殺してやろう……ゆけぇ、ディープワンス!」 「イア! イアッ!!」(戦いの幕が切って落とされた!) [Thu 14 Feb 2008 22:17:20]
アイゼンリッター > (怪鳥シャンタクの目を盗んで脱出に成功したチャールズ。その手には、マリニーが密かに作成した『音響妨害歯車』握られていた! だが、それを設置しようと時計塔に迫るも――その行く手をVV団のディープワンス共が塞ぐ!)「イア! イア!」 「ちぃ……ッ。 魚の癖して……ッ!」(諦めることなくディープワンスへと立ち向かうが、多勢に無勢。 一転して窮地に追い込まれたチャールズ・デクスター。 だが――……)待てェいッ!!(舞台の上、暗幕で作られた暗闇の中から、俺は声を上げた。 《光明》の呪文によって浮かび上がるシルエット。 動きにメリハリをつけて、俺は両腕を水平に右側へ伸ばす――と、身体を左後方へ捻り、腕を胸の前で交差。すかさず腰を沈め、拳を右足へと寄せたなら――素早く、掌を天に掲げる!)ナイアァアァァアァァァル……ッ!!(バシャリとバネ仕掛けでバックルが開き、露になる金色の宝石。 両腕に雷を纏い、颯爽と舞台の上へと飛び出すアイゼンリッター。 今この瞬間、俺はカイン・グレイホークでなく、正義の味方、鉄仮面の騎士となるのだ)暗闘の騎士……アイゼン・リッターッ!!(そして勇壮な主題歌を背景に、高らかと名乗りを上げた) [Thu 14 Feb 2008 22:14:33]
カイン > …………とは言うものの、実際こう、歯車とか変えただけで時計の鐘の音って大きくなったりするんだろうか。(時計の構造はわからないけれど、素朴な疑問は消えないまま。衣装を既婚で舞台袖で待機している俺は、表舞台の様子を伺いながら、そんな事を呟いていた。 「まあ子供にわかりやすくて良いじゃない?」と言われてしまえばそれまでなのだけれど。 ……と、手渡されたコスチュームとヘルメット。 ちょこちょことマイナーチェンジを繰り返しているのだけれど、演劇の方針も子供向けへ徐々にシフトしつつあるので、そろそろ固定するんじゃないか、というのが衣装係さんの意見。)だと良いけどね。 まあ、覗き穴が大きくなって動きやすいのは助かるんだけど――……。(ガポッとヘルメットを被り、マフラーを巻きつける。 今回の出番は、『序曲』の終了からあまり時間が無い。ハワード役のラムレイは、既に舞台の上に出て、VV団によって誘拐されたチャールズ・デクスターを捜索しているところだし。 そろそろ自分も出て行かないと………)よっし、行ってくる!(ぐッとサムズアップすると、俺はマフラーを翻して颯爽と舞台の方へと駆け出した) [Thu 14 Feb 2008 22:11:31]
アイゼンリッター > 「どうやら、怪鳥シャンタクの作戦は上手く行っているようだな……ネフレンカ!」 「ええ、勿論ですともビッグC」(ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じるVV団本拠地“ルルイエ”。 首領ビッグCの前に跪くピラミタ風の男、ネフレンカは自信たっぷりに言い放った。 そう、全てはVV団の仕業だったのである!)「強化人間『怪鳥シャンタク』の鳴き声を聞いた者は、その魂を奪われてしまう……時計塔に我らの作り出した増幅歯車を設置し、シャンタクの鳴き声を鐘の音と共にヴェイトス中に届ける! そうすればヴェイトス市民の魂は、全て我らのものに! さらには拉致した奴の親友を利用してアイゼンリッターをおびき出し、一網打尽にしてみせます!」 「うむ、これであのにっくきアイゼンリッターも……。宜しい、かくの如く記録し、作戦を進めよ!」 「ははっ!」(果たしてチャールズの……ヴェイトスの運命やいかに! アイゼンリッターは、このVV団の卑劣な作戦を打ち砕くことができるのか!?) [Thu 14 Feb 2008 22:09:16]
アイゼンリッター > 「いやぁ、今月も生活費が大変だったからなぁ……こういう仕事があると助かるんだ」「そうかい? こっちも人手が足りなかったからね。手伝ってくれると有り難いよ」(ここはヴェイトスの『時計塔』。 工具を片手に作業をしているのは、誰であろうチャールズ・デクスターであった。 普段は大学の陰秘学科で級友のハワード、ラヴィニアと共に勉学に励んでいる彼だったが、今日は友人のド・マリニー時博士を手伝って時計塔の機械仕掛けの整備にいそしんでいた。 現在、共にヴェイトス大学で道は違えど勉学に励んでいる二人である。 違う道を歩みだしたとはいえ、その仲は良い。 だが、しかし――……)「おや、これは……」 「どうした、マリニー?」 「こいつを見てくれよ、チャールズ。 僕はこの時計塔の構造は良く知っているけれど、こんな所に歯車なんか必要ないぞ……ッ」(呼ばれてきてみれば、確かに其処には不釣合いな大きさの歯車が設置されている。 おかしいな、と首を捻る二人の頭上から――甲高い叫び声が響きわたった!)「GAAAAAAA! 気付かなければ生きていられたものをッ! だが、知られたからには仕方ない、やれぇいっ!!」 「イア! イア!」(次々に現れるディープワンス達! 暗転した舞台にチャールズとマリニーの悲鳴が木霊する……。) [Thu 14 Feb 2008 22:04:59]
アイゼンリッター > (……暗闇に包まれる舞台。《光明》のあかりに浮かび上がるのは、魚面を持つ異形の人々、ディープワンス!)「イア! イア!」(木霊する鳴き声。 ポーズをとりつつ次々に現れるディープワンスが舞台の上を跳梁跋扈する中、鋭い叫びが響き渡った)「待てェいッ!」(カッと魔法の光が指し示すのは観客席の最後備。 暗闇を切り裂く明かりに、鉄の仮面が照らし出される。)鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!(颯爽とかかる主題歌を背景に、一気に客席間の通路を駆け抜けて、舞台の上へと飛び上がるアイゼンリッター。バッと両腕を水平に右側へと伸ばして見得を切ると、次々に飛び掛ってくるディープワンス相手を迎え撃つ。 パンチ、キック、チョップだけでなく、投げ技も駆使しての派手な演舞。 歌劇や何かの『序曲』に相当する演出だ、とは監督の談だけれど――やっぱり最初にちょっとだけでも活劇を見せておくと子供たちも喜ぶし、演じる俺達も気分が盛り上がってくる。 これは間違いなく成功だと思う――……)暗闘の騎士! アイゼン! リッターッ!!(――……などとやっている間にも曲が終わり、役者たちは舞台袖へ。 いよいよ本番だ) [Thu 14 Feb 2008 22:00:49]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『第八話「怪鳥シャンタクの恐怖」』 [Thu 14 Feb 2008 22:00:33]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『待て、だからちょっと待てい!(クリーム系のを食べてたら、素で命令を果たしてました)』 [Fri 8 Feb 2008 05:20:18]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『……そんなもんかなあ。(ちょっと追従してみたり)』 [Fri 8 Feb 2008 05:19:48]
お知らせ > ミカドさんが退室されました。 『クリームが無いなら、餡子をつければいいじゃない!(萌えの形を押し付けんと)』 [Fri 8 Feb 2008 05:18:39]
ミカド > (折鶴には程なく到着することになろう)―――可愛いものを可愛いといって、「間違っている」と思う方が間違いなんだよ、と。(アマウラの茶屋の雰囲気漂う店に、目を丸くして――そして、別の意味で目を丸くする事になる。 我等がヒーローは、どうやら――…) ……カイン君は、なんというか…酷く長い時間を、さらりと、たいしたことのないように言うんだね…?びっくりだ。流石僕のヒーロー。 言う事が一味違う。 (メニュー内容にざっと眼を通した後、君等二人でお勧めを選んでくれ、と注文まで押し付けた…!) 変化は当たり前か。――なるほど。(時間が流れれば、変化は当たり前に訪れるもの。――だけど、僕等は肉体的な時間変化を忘れた種族だ。かといって精神が変化しないとは断言できない。そんな事は、理解しているはずだ。では、何故僕は戸惑っている。望まない変化だったから?――それでは、駄々をこねているのと同じじゃないか。) …………。(シャーリーの返事に、目を細める。)………… ………。 (頬杖をついて、短く吐息をもらす。――頭痛を堪えるように、眉間を押さえ――ペラペラと喋るばかりだった男が沈黙す。) ――――…… 故郷の恩師にこう言われた事がある。、「質問は疑問点をはっきりとさせてから」と。 ……今の僕はまさしくそれだな。 (瞼を伏して)―――よし、相談内容変更だ。 シャーリー君をいかにヒロインにするかの談義にしよう。( ぱ、と表情を変えると、食いつく餌を変えた) [Fri 8 Feb 2008 05:14:42]
シャーリー > それじゃあ遠慮なく頂くとしようかな。 ………キミはどうしてもボクをドジっ子天然キャラにしたいようだ……! ( いいだろう。 ならば注文どおりクリーム系を頼んで、そんな事が現実には起こらない現実を証明してやろうじゃないか! 何だかヤル気満々の吸血鬼。 ) ヒロインねえ。 ボクにはむしろ街娘とかのちょい役とかの方が似合ってると思うんだけどなあ。 カインの評価はありがたいけど、たぶんそれは買い被りだよ。 ( 自分の事を低く見積もっている吸血鬼。 自分に厳しく、他人に優しくというのが自然と身に着いてしまった考え方だから。 ) ――当てずっぽうみたいなものさ。 当たったのはラッキー。 ( 自分が思いつく相手に戸惑いを覚える基本的な理由を挙げていっただけの話。 別に鋭くは無いと首を振り。 ) ―――――― ( 何か引っ掛かる所があるような気がする。 変わる事に戸惑いを覚える理由か。 それともまた別の何かか――― ) ――――生まれてから死ぬまで、考え方が変わらない頑固者で変わり者なのはたまにいるよ。 ………けれど難しいな、その人生相談は。 果たしてボクはどう答えていいのやら。 正直殆ど思い浮かばない。 ( 真剣な表情でミカドに告げる。 ) [Fri 8 Feb 2008 04:58:11]
カイン > ……いやだから、多分、そうやって悔しがるのが駄目――というか、可愛いんだと思うよ? じゃあ折鶴で、と(西園寺さんの提案には、ああそういうのがこの人の趣味なのかー、とか思って黙って頷いておくことにする。 それはともかく――シャーリーは舞台映えもするのだと思うけどなぁ)シャーリーの演技は見たことないから、わからないけど。……やっぱり明るくて元気な子って、舞台の上でも目立つからさ。 ヒロインだー、って言っても違和感無いと思うよ、実際。(顔だけ綺麗で演技棒読みな役者さんよりは、よっぽどマシだと思うし、人気も出るような気はする。 そういう人たちが駄目とか悪い、って言いたいわけじゃない。実際、人気がある時点で俺より遥か上の、雲の上くらいにいる人だから)……ふぅむ。 でもさ――……100年、200年生きてたって人は変わってくんだから、人間だってもっとこう……急に変わったりするんじゃないかな。 6、70年くらいだし、寿命は。(だから、そう驚くようなことじゃない――と俺は思う。 生まれたときから死ぬときまで、まったく変わらない人なんて、絶対にいないだろうし) [Fri 8 Feb 2008 04:40:32]
ミカド > 折鶴―――いいね。名前が素敵だ。 懐かしい―――…そういえば、何度か通り過ぎた事はあったかな?――よし、ではそこだ。二人とも好きなものを食べると良いよ。 相談に乗ってもらう代わりに、僕が代金を持とう。――シャーリー君は、クリーム系のお菓子を食べて、ほっぺたにクリームをつけて首を傾げるように。命令だ。(みかど の かんがえる 萌え をさらっと強要しつつだな)確かに、最近顔を落ち着いて合わせる回数は減っていたかな。でも、そう、まったく合わせていないと言うわけじゃない。少なくとも、変化に気がつけない程、会っていなかったわけじゃない――(カインへ、ゆっくりと、自分の頭の中で整理しつつ答え)…… いいや、急激に変わったわけではないと思う。 寧ろ気がつけないほどゆっくりと――…  …いや、いや、或いは(首を横に振る)…変わったと思っている事すら間違いで、彼は最初から”ああ”で、ただ、僕がそれに気がついていないだけだったのかもしれない。 (シャーリーへ)シャーリー君鋭いな。 …まさしくそんな感じなんだよ。どう、説明したものか。 ただ――…僕が、彼の変化にとても戸惑っていると言うのは、事実なんだよね。 [Fri 8 Feb 2008 04:29:06]
シャーリー > こ…このぉ! それじゃ何を突っ込んでも駄目駄目じゃないか……くそぉ…… ( 天然っ子扱いされて少し悔しいのと、自分を指して萌えとか言われてちょっと、結構、いややっぱり凄く恥ずかしいのがあって、顔が赤くなってしまう。 ) 二人してボクに妙なレッテル貼らないの! まったくもう、劇団のヒロイン役だなんてまたそんな突拍子も無い。 ( 怒って恥ずかしさを誤魔化そうとする踊り子。 折鶴――ああ、あの和菓子喫茶?だったか。 ) 西園寺クンは甘いの大丈夫かい? ボクもそこはたまに行くけど、結構美味しい所だよ。 ( 近くに別の喫茶店があるのも知ってはいたが、カインが提案した方でいいか、と思った。 あそこも質は中々に良いし。 ベレー帽に入ったお捻りをしまって花束を手に持ち、上着を羽織りながら其方へと向かおうとしよう。 ) ―――――ふむ。 ( 相手の言い辛そうな言葉に窮している様子を見れば少し考えるように。 ) ―――……それは相手の変化が急激だったから戸惑ってしまったのかな? それとも、キミはその友人が「変わる」とは思わなかったから? ………または君自身、その違和感を言葉で説明できない程漠然としてるのかな? [Fri 8 Feb 2008 04:20:05]
カイン > ……うぅむ。 なんというか、その後の反応が結構クリティカルヒットだったかもしれない。 「くびをはねられた」とか「いしのなかにいる」みたいな感じで。 「ささやき、いのり、えいしょう、ねんじよ」でも良いか。(灰になったと言う。 なんというか天然って本当に怖いなぁ。 ようやく赤面が収まったのでゴシゴシと掌で顔を擦ってから、頭を上げた。 ヒーロー云々は無視することにする。 どーせヒロインとイチャイチャするのは主役のラムレイさんで俺じゃないし、みたいな諦めはちょっとあったかもしれない)ええと、この辺だと――折鶴とかいうお店ぐらいしか思い浮かばないなぁ。 別にそこらのベンチでも良いけど、俺は。(確か和菓子系を出す御茶屋さんがあったような気がする。 シャーリーがそういうの大丈夫かどうかわからないけれど、ひとまずは提案をしてみつつ、歩き出してみようか)以前の「彼」と違う、って言うと……うーん。 ……しばらく逢っていなかった、とか? [Fri 8 Feb 2008 04:05:06]
ミカド > …おいおい、青年。今灰になるのは勿体無いぞ?……これからめくるめく天然萌えっ子の台詞を聞き逃し、表情を見逃し、仕草を見れないことになる。なんと勿体無い事よ。 (赤くなってるんだろう?青年の面をみて、腰に手をあてカカカと笑う)もうね、そうやって突っ込んでる事自体が、天然証明さ…!(カッ!背景に稲妻フラッシュ背負う勢いで指差し)気がつかないのは本人のみ――と言うのは、よくある話だね! これで、シャーリー嬢がアイゼンリッターのヒロイン役になる日も遠くない。――さて――…どこか座れる場所は?何処でもよいよ。我慢してあげよう(大上段の態度で、二人へ案内せよと命令す。 近くに無いなら、この場で立ち話だが。) ……そうだよ。例の友人さんの話だ。 …何があった――……何。 何。 …喧嘩はしていないんだよね。ただ、僕が―――うぅん。(言葉を探しているようだ。虚空をふらふらと彷徨う石榴の双眸) ………以前の彼と、「違う」と、気がついてしまって、戸惑っている――ンだと思う。(曖昧な言葉で、言い辛そうに) [Fri 8 Feb 2008 03:58:12]
シャーリー > 待て、待て待て。 ちょっぴり待とうか二人とも! 何故ボクがそんなインフレチートっぷりのダメージを披露している事になってるの!? ( そんな二人の感想にツッコミを入れる人材はこの場には自分しかいなかったり。 ) ぼ…ボクのどこが天然なのさぁ! 保護ってボクはイリオモテヤマネコか何かか!? ( おばあちゃんが天然てボケてるだけじゃないか!と心の声を叫びつつ、ちょっぴりムキになって反論。 ) ―――― ( コホン。 いけないいけない。 ちょっと落ち着こう。 ) ―――それって、例の友人さんの事かい? ( 以前の会話でも少しだけ話題に挙がった人物かと降ろされた踊り子は相手に問う。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:49:40]
カイン > (先生、ビジュアルは平民のあれですが、格好良く女の子を抱っこしてクルクル回ってぎゅーって抱きしめるのには筋力3じゃ駄目でしょうか)あー……うん……そうですねー………。 たぶん、もう一度見せられたら、灰になってしまうかもしれません。(顔を隠したまま、そんな事をボソボソと言う。 なんだろう、本当にクリティカルヒットでした。 天然って恐ろしいなあ、とぼんやりと思いつつ、保護すべきかと聞かれたら全力で頷こうか)……い、いやいや。ポーズが間違ってたりとかってわけじゃないんだ。……シャーリーは、多分、そのままが一番良いと思う……。(ともあれ――どうやらミカドさんは本気で悩んでいる、らしい。 そういう事はあまり言わない人だと思っていたのだけど、何か色々とあったみたいだし)……で、ええと。……何があったんですか? [Fri 8 Feb 2008 03:40:31]
ミカド > (格好よく抱き上げて、くるくる回って、ぎゅーって抱きしめる予定だったが、非力の為に中止となりました。そんな裏話をもらしつつだな) ……Nice感想だっ……!カイン君! (グッジョブ!と親指突き上げる) もう少し詳しく言うと99hitの9999ってかんじだ! …ああ、素晴しい。実に素晴しいイアイアだった! ―― 萌えとは恐ろしいものだな、カイン君…!(感涙の涙を零さん勢いで、しみじみと)…! しかも見たまへシャーリー君の反応を…! 天然だ。天然萌えの反応だっ…!頬hが赤い! これはヴェイトス自然環境委員会に掛け合って、保護すべき人種なのではないかな?(謎の委員会名を呟いて、ゴクリ…と真剣に悩み顔) ………。(が) …… …よしよし。いいコだ二人とも。じゃあ、遠慮なく付き合ってもらおうかな。 僕と、友人の話を。 ―――ちょっぴり、自信がなくなってしまってね。顔も合わせずらい状況なんだよ、と。 (抱き上げたシャーリー嬢を地面に降ろして、肩を竦めた) [Fri 8 Feb 2008 03:36:43]
シャーリー > ( 貴族のような美男子に抱き上げられる絵になる図だからいいんです。 最初の苦労してた所とかは見なかったことにしよう。 ) あれを隙の無いと言うのならちょっとこの世界に死角とかは存在しなくなっちゃうかなー。 まあ確かに捕まったのがボクだけどさ。 ( その子供っぽい仕草がなんだか微笑ましくて。 踊り子の微笑みは絶えず続いている。 ) それで誰に泣かされたのかなー? ―――ん、ああボクの方もいいよ。 丁度終わったあとだから特にやることもないし。 ( 軽い調子でうなずいた。 ) ――――― ( 沈黙 ) ―――ぽ、ポーズ間違ってたりしてたとか!? こ、子供たちの見よう見まねだからちょっとうろ覚えなんだよね! ( 今更ながらに恥ずかしくなったのか微かに顔を赤くしてそんな言い訳。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:25:38]
カイン > くりてぃかる…………ひっと……(真っ赤になった顔を手で押さえてそっぽ向いて搾り出すように言った) [Fri 8 Feb 2008 03:14:48]
カイン > (周囲の客と一緒にちょっと引き気味でしたが、招かれました。 ヴァンパイア? ああ、ちょっと血を吸うけど長生きの人だねー、とかそんな認識のバンクル。 別に200年くらい生きてるのって普通だし、みたいな。 吸血鬼だなんて知らないけれど)あー……西園寺さんに捕まっちゃったのかー。 ………。(ご愁傷様です、と抱っこされたままの二人見比べてから、シャーリーに頭を下げた。 其処まで気にしているかどうかは知らないけれど確実に振り回されているだろうから)あー、俺は別に仕事終わったばっかですから問題ない、ですけど――……(巻き込まれるといやといえない部分もあるし、ちょっと騒ぐのも良いかな、という気分はある。 というか断ったらばらされかねない――んだけど)(「いあ、いあー。」)………………………く、 [Fri 8 Feb 2008 03:14:25]
ミカド > (周りの観客が、どんな反応してるとか、しったこっちゃねぇ。 踊り子さんに手を触れて、カインくんも人避けの輪の中へ招かんと近づく。ようこそ!VAMPIREの森へ!――ばらしちゃいないけどな。)この間、僕の隙の無い遊び相手探索に引っかかったのがシャーリー君さ。(ねー。 とか、物凄い子供っぽい仕草で頭を傾げた。 …と、帽子の上から撫でる掌の感触に素直に、眉が下がる。) ………物凄い心にくるんだが。 この後空いているなら、君達二人とも僕の人生相談に付き合いたまへ。(カイン君巻き込んだ) 「たぶん」「きっと」……? (ニヨニヨ)……って、ちょ……!(抱き上げた踊り子さんが、イアイアやってくれましたよ。思わずポカンと見上げて) ……………カイン君。今のを見た感想を一言で。 君が言わないなら僕が言う。 [Fri 8 Feb 2008 03:08:55]
シャーリー > まだまだ未熟者だからねー。 とちる所も多いし、久しぶりだからちょっぴり鈍ってたのもあるよ。 ( 売り物に出来ないほど下手ではないが、その筋ではまだまだ甘い。 ) ……………太ったのか、ボク。 ( 600歳超えててもれでぃなんだ。 一生懸命頑張っている相手に人魂を背負いながらへこむおばあちゃん。 ) おや、泣かせられる立場の方だったとはこれまた意外。 涙をポロポロ流しながらこっちにくる西園寺クンかわいそかわいそです。 ( 相手の言葉は話半分で信じている。 抱き上げられた格好で相手の帽子をよしよしと撫でてあげようとしよう。 ) ボクはあんまり舞台映えはしないと思うけどなあ。 ―――いあ、いあー。 ( うろ覚えの戦闘員のポーズを取りながらやってみる。 ) [Fri 8 Feb 2008 03:01:33]
カイン > いやいや、そりゃ俺は踊りは門外漢だけど――拙いって事はないんじゃないかな。(とは言うモノの。 女の子を抱き上げ――抱き上げ………抱き上げ……ようやく抱き上げてるミカドさんの姿は、割と様になっていて、この落差に打ちのめされている部分もある。 やっぱ格好良い人は似合うよなあ、と心底思うのであった)しかし二人が知り合いだったとはね……なんか世間って狭いもんだなぁ――って、目をつけていたって……(何だろう、その表現は。色々な意味にとれなくもないけど、断じてイアイアなんて、そんな戦闘員としてなんてわけではないし。 ……ああでも、言ってくれたら可愛いかもしれないなあ、とかではなく!)……そんなんじゃないですからねたぶんきっと? [Fri 8 Feb 2008 02:46:35]
ミカド > (最近チョットだけ腕力あがったんです☆――嘘つきました、ごめんなさい。 拒まれない腕は、踊り子さんの腰を軽く抱いて、軽く持ち上げようとして、持ち上げようとして、持ち上げようとして……苦心して持ち上げる。すげぇ失礼この上ないリアクション。いや、重いわけじゃないんだ!非力なだけなんだ! 片腕に乗せるようにして抱えあげ) 失敬だな。シャーリー君。…泣かせた事なんて一度も無いよ?――泣かされた事は常に、寧ろ日常ちゃめしごと(茶飯事)だけどね。今日だって、泣きながら此処にきたんだよ? 慰めてもらおうと思ってね―― ……まぁ、西園寺君で手を打とう。(抱き上げたまま、カイン君の側へ近寄らんと) ……うん、お知り合いだねぇ。カイン君がシャーリー君に目をつけていたという事は、あれか。スカウトの類かな。――…シャーリー君、「イアイア」って言ってみたまへ。 カイン君が喜ぶよ。(気まずそうにしてるカインの反応を楽しんでか、にーよによして) [Fri 8 Feb 2008 02:41:22]
シャーリー > ( めだ…目立たない!? あの、 あ の 西園寺帝が周りの観衆に混じっているだなんてそんなバカn(以下失礼なので略) 世辞がホントに上手だなあ。 一体キミはその甘いマスクと言葉で何人の女の子を泣かせたのかな? ( ストレートな褒め言葉に対して照れ隠しのような軽口を叩こう。 ) 二人とも約束を守ってくれてありがと。 その返礼が拙い踊りで済まないけどね。 ( 二人に対して嬉しそうに微笑みながらお礼を言おう。 こうしてわざわざ見に来てくれたのはやっぱり嬉しい。 ) うん、そゆこと。 ―――けどあの時の西園寺クン面白かったんだからー。 ( 屋根に上って降りれなくなっていた相手を思い出したのか、踊り子はカラカラと笑っている。 ) けどさあ薔薇のように美しく可憐な西園寺様、ちょっぴり長いんだよねえそれ。 やっぱりもう少し呼びやすい方が―――わわっ!? ( 少し面倒そうにしながら律儀に言われたとおり呼ぶけれど、相手が自然な動作で自分を抱き上げようとするのならば、軽く驚きつつ成すがままにされるだろう。 ) [Fri 8 Feb 2008 02:34:30]
カイン > ……や。 ほら、前に見に来るって約束したしね。(ひらひらと手を振ってみせるけど――ううむ。貴族風貌なあの人とは、まったく違う意味で目立たない。 なんせ革のジャケットにシャツ、ズボンだなんて何処にでもいる格好だし、顔もそれほどってわけじゃない。)……っていうか、二人ともが知り合いだったのかー……。シスター服ってのは、そか、教会にもいるって言ってたっけ。(――あまり貴族な人には視線を向けたくない。 ……正体ばれてしまったのは、未だにちょっとトラウマである) [Fri 8 Feb 2008 02:25:54]
お知らせ > カインさんが入室されました。 [Fri 8 Feb 2008 02:23:19]
黒外套 > (薇の花・・・なにそれ。 正しくは薔薇の花) [Fri 8 Feb 2008 02:23:14]
黒外套 > (いつか見せた姿より幾分かラフな格好の男は、周りの観衆にまじっても 目 立 た な い。 これが、どれだけ珍しい事か力説しようと思ったが、長くなるので止めておく。――ともあれ、踊りが終わったなら、遠慮なく前に出て) シスター衣装も素敵だったが、今の君はさらに素敵だ。 ……だが、その呼び名はいただけない。きちんと「薇の花のように美しく可憐な西園寺様」と呼びたまへ――― (冗談めいた言葉を投げかけながら、くすくす笑う。 やおら、踊り子さんに手を触れて、軽く抱き上げようと!)  ………カイン? おやおや、これはこれは?公演お疲れ様。(にこ!) [Fri 8 Feb 2008 02:18:17]
踊り子 > ( うん、まずまず。 投げ入れられたお捻りの金額にそんな事を思っていると―――花束? ) ―――これは約束通りのお品物を有難うございます。 美しい猫さん――ではなく、西園寺クン。 ( 肩を出し、大人びた化粧をした踊り子の印象は、以前スラムで見せたものと大分変わっているだろうか。 ) おや――っと。 カインくんも来てくれたのか。 ( 芸が終わり、お捻りを投げ終えた観客達は少しずつ離れていく。 顔馴染みの客に手を振ろうと視線を向けたところでカインも見つけるだろう。 ) [Fri 8 Feb 2008 02:11:42]
カイン > (ぽい、と此方が放り込むのはお捻りだ。 花束? そんなモノを買うほど洒落物じゃないし、似合わないしね、俺) [Fri 8 Feb 2008 02:04:29]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『(観客の中に混じってる某公演の役者)』 [Fri 8 Feb 2008 02:03:52]
黒外套 > (ベレー帽の前に、約束の花束が投げ入れられた) [Fri 8 Feb 2008 02:02:52]
お知らせ > 黒外套さんが入室されました。 『(その中に混じってる黒外套)』 [Fri 8 Feb 2008 02:02:18]
踊り子 > ( ―――そしてやがて音楽は終わり、踊り子もまたそれに合わせるようにして未熟な舞いを終わらせる。 音楽と踊りの終わりのタイミングが少しばかりずれてしまったのはご愛嬌。 ) ―――みなさん。 今日は夜分遅くにご足労頂き真に有難うございました。 明日もこの場でひとさし回せていただきますので、どうぞ気が向いたのならば気軽にお立ち寄りください。 ( そして踊り子は最後まで見てくれた人たちに嬉しそうな微笑みを浮かべながらお礼の言葉を告げる。 万雷の拍手には程遠い大人しい拍手が送られて、置いてあったベレー帽の中に幾ばくかの小銭がお捻りとして放られる。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:57:18]
踊り子 > ( 一つ、顔を怪我していた為久しく顔を出していなかったから。 一つ、某公演と日が被ってしまった為、其方の方に一分の客筋を取られてしまったから。 一つ―――元々人気があんまり無かったから。 ) ( けれどそんな人の少なさなんてまるで気にした様子も無く、踊り子は今の自分が精一杯出来る限りの芸を売る。 視線の合った馴染みの客に微笑みを見せて手を振りながら、その踊りの時間は暫く続いていく。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:41:57]
踊り子 > ( 夜も更けてきた芸を売る通り。 その路上の一角で、一人の女性が愉快な音楽に合わせる様に舞踊を披露している。 ) ( 時に艶やかに、時に楽しく―――そんな色とりどりの表情を見せる踊り子を眺める人影は、ソレほど多くは無かった。 ) [Fri 8 Feb 2008 01:29:08]
お知らせ > 踊り子さんが入室されました。 『舞い、踊る』 [Fri 8 Feb 2008 01:24:23]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回、怪鳥シャンタクの恐怖、にご期待ください』 [Thu 7 Feb 2008 22:30:57]
カイン > (表舞台では次回予告のナレーション。 俺はヘルメットを引っぺがして溜息を一つ。 馬に乗っての殺陣はまだまだアレだし、剣戟だってもっと練習しなくては。 ラムレイは本当に格好良い役者だ)……頑張らないとなぁー。(なんて言ってハヤブサ君の鼻面を撫でてやる。ぶるる、と小さく鳴いてくれた。 ――応援してくれる、と思うのだけど。 だと良いなあ、なんて) [Thu 7 Feb 2008 22:30:41]
アイゼンリッター > アァァァイゼェンッ!!(ばッと両腕を右に伸ばしてポーズをとってから駆け出し、トランポリンを踏みつけ、跳躍。 宙返りを一度して――右足を、叩き込む!)ダァァァァイナミイィィィイックッ!!!(それを受けたバイアクヘーはごろごろごろんと舞台の上を転がっていき――……)「ヴぁ、ヴァイス・ヴェイトスに栄光あれえええ……ッ!!」(そして《幻術》によって生み出された爆発が彼の姿を覆い隠す。 その隙に、俺もバイアクヘーも舞台の裏へと引っ込んだ。 …………やれやれだ) [Thu 7 Feb 2008 22:26:15]
アイゼンリッター > ジュウッ!!(声を上げ、互いにトランポリンを踏みつけて跳躍。 空中でパンチを打ち、逆に打ち込まれ、二人してはなれて着地する。 ババッと互いに構えを取り――近づいては一撃を打ち込んではなれ、を繰り返す。 めまぐるしく立ち位置を入れ替え、距離をとり、近づき、スピード感のある殺陣を目指す。 傍から見てみないことにはわからないけれど、それなりにはなっている……と、思いたい。 思いたいのだけれど)バイアクヘー、貴様のように平穏な人々の生活を脅かす奴は赦しておけない! 「なぁにおぅっ!!」(さあ、そろそろ決めのシーンだ。 グッと腹に力をこめ、それを右足へと集めていくイメージ。 ばちばちと雷が唸りを挙げながら収束していく。――見た目だけ、だが) [Thu 7 Feb 2008 22:24:10]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る恐怖の VV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と流れ出す主題歌に、向かい合うアイゼンリッターとバイアクヘー)「おのれ、アイゼンリッター! やれ、やれぇぃっ!!」(そして「イア! イア!」と叫びながら飛び出してくるディープワンズ達。 次々にトランポリンを使って跳躍し、飛び掛ってくる彼らを待ちうけ――)ジュウッ!(――次々に手刀で叩き落す! びし、ばし、と音だけは凄いものの、痛みは無い――筈。 そしてグルグルと周囲を取り囲むディープワンズたちの攻撃を受け止め、四肢を掴んで投げ飛ばす! ごろごろと転がった彼らは、次々に舞台裏へと退場していった)さあ、次は貴様だけだバイアクヘー! 「小癪なッ! 往くぞ……とぉぅっ!!」 [Thu 7 Feb 2008 22:21:31]
アイゼンリッター > 「ン=カイの闇へ引き摺りこめ!」「ちぃっ、時間切れか……勝負は預けたぞ、アイゼンリッター!」(ネフレンカの声が響くと共に、舞台の上を去るナイトゴーント。 舞台の上が暗闇に包まれ、同時に幻術で生み出された虹色の霧があふれ出す。)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(その間隙を縫ってラムレイと交代し、舞台の上に飛び出した俺の姿を背後から《光明》の灯りが照らし出す)(バッと両腕を水平に右に伸ばして見得を切り、左後ろへと身体を捻る。 戻してきて、両腕を胸の前で交差。 拳を右足へと寄せ――天へと右手を突き上げる)ナイアァアァァァアァル……ッ!!(バシャリとバネ仕掛けのバックルが開き、バンクルの核が露出する。 ばりばりと両腕に雷を纏わせて、やはり暗闇の間に登場した強化人間バイアクヘーと向かい合った) [Thu 7 Feb 2008 22:17:13]
カイン > いったあ……ッ(舞台裏に戻ったら、手早く衣装を交換する。床にぶつけた体が痛むけど、バンクルの身体は割合と頑丈だし、活劇をしてれば日常茶飯事だ。我慢してアイゼンリッターのコスチュームを着込み、ヘルメットを被る。最後にマフラーを巻きつけて、着替え完了だ。)うぅーん……。しかし、ラムレイさんは様になるなぁ……。(馬に乗って剣を振る姿が、とても格好良い。 自分が受けているのはアイゼンリッターの格好をしてるからであって、それ以上ではないわけで。 ……まだまだだなぁ、と思うと共に、もっと頑張らなきゃ、と感じる。 ……前よりちょっと前向きになったかな。 ファンだといってくれた貴族っぽい人もいるのだし。)……よし、んじゃあ、行って来る! [Thu 7 Feb 2008 22:15:32]
アイゼンリッター > (街道で次々に乗客を襲い、攫っていく謎の馬車。 それがVV団の仕業だと睨んだハワードは、遂にその馬車を発見し、馬に乗って追跡を試みる。 だが、その前に立ちはだかるのは馬に乗ったディープワンズ達! そして――)「ナイトゴーントッ!」 「その通りだ、ハワード……いや、アイゼンリッター! 往くぞ――今日こそお前に引導を渡してくれるッ!!」(馬の上で剣を抜いての活劇シーン。 ラムレイは当初、素顔での活劇シーンを拒んでいたのだが、今回は割合と乗り気だったようだ。結構、乗馬とか好きらしい。 俺も練習しといた方が良いのだろうか)……って、そんな事考えてる場合じゃないな。 イア! イアッ!!(叫び声も高らかに、ハヤブサを走らせる――というか正確には、舞台袖で控えてるスズキさんが馬のほうに指示を出しているだけなのだけど。 ラムレイ、もといハワード目掛けて手にした剣を振るい――呆気なく弾かれて馬から叩き落されて、退場である) [Thu 7 Feb 2008 22:13:41]
カイン > (俺の馬は、アマウラから此方に越してきたスズキさんの牧場から連れてこられた東洋馬。名前はハヤブサと言うらしい……なんか滅茶苦茶速そうな名前だ)……お手柔らかに頼みます。(ぶるると鼻を鳴らしてくれた。 ……OK,なんだろうか。ううむ。 まあ、アイゼンリッターの跨る馬ではないのだけど――というか、さすがにあの視界の悪い仮面をつけて、舞台の上で騎馬戦なんぞできるわけもない。 野外でなら別なんだろうけど……ま、それはともかくとして。 そろそろ出番だ――っと、う、お(跨るとこれがまた結構高い、うぅーん。……まあ、獣使いの人もいるし、其処まで不安にならなくても良いのかな。 ……大丈夫だとは思うけど。 小さく溜息を吐くと、俺は馬と一緒に舞台へと出て行く) [Thu 7 Feb 2008 22:10:15]
カイン > ……つーか、まさか本当に“これ”やる事になるとはなぁ……。(そして舞台裏。 其処にいるのは――そうである。 馬車用の馬だけでなく、他にも3、4頭はいるか。 ショウやカードがそこそこ売れたので、今回の舞台では獣使いギルドから馬と獣使いをレンタルしたのだ。 ……今までに類を見ない活劇になりそうだが――不安で仕方ない)そりゃあ、騎士っていうからには馬に乗ったりもしなきゃならないんだろうけどさ。 ラムレイさんは馬に乗れるんでしたっけ?(「一応ね」という返答がきた。 今、舞台の上に立っている彼には頑張っていただきたいものである。 ……いや、頑張らないといけないのは俺もだけど。 今回は馬に乗っての殺陣をした後、すぐに舞台裏に引っ込んでアイゼンリッターに着替えて再登場、だ。 舞台の上を縦横無尽に、とまではいかないから――……騎乗シーンはそんなに多くないけども) [Thu 7 Feb 2008 22:07:09]
アイゼンリッター > (ナレーションにあわせて俺達は舞台裏に引っ込む。さあ、次の出番の支度だ。 きぐるみを脱ぎ、着替える。 此方はアイゼンリッターからディープワンスへ。 ディープワンスから今回の怪人に着替える者もいれば、ダゴン役の人はナイトゴーントへと着替えているし。 30分の演劇で、役者の人数も少ないとなれば、もう大慌てである)(一方の表舞台。 エキストラの人たちが、貴族的な衣装をまとって馬車に乗り込んでいた。 大きな旅行鞄を持ち、楽しげに談笑しながら、だ。 ところが――……)「ねえ、お客さん。 パイプすわないでもらえますかぁっ?」(御者がやけに口うるさい。 客の行動に一々注文をつけるのだ。 やれ、パイプを吸うな。足を組むな。馬車が汚れる。 ……ややあって、いい加減我慢の限界にきた男性客が、ブーツの泥をガシガシと床に擦り付けた)「やりやがったな……ッ。 大人しくしてりゃあ、もう少しノンビリしてられたってのに……ッ!!(そう叫び、ついに振り返った御者の顔は、嘴の生えた鳥のような――おぞましき顔! 乗客の悲鳴にあわせ、響き渡る怪鳥音! そして、暗転) [Thu 7 Feb 2008 22:04:08]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る恐怖の VV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(タイトルコールと同時に、颯爽とかかる主題歌。観客におやっと思わせる時間も与えず、突如として舞台の上に現れるアイゼンリッター、ディープワンス、そしてダゴン。 拳を交え、投げ飛ばし、キックを打ち込む。 殺陣としてではなく、見栄えを重視した演舞のような活劇シーン。 今まで要所要所でしか用いられなかった主題歌を、もっと前面に押し出した『開幕』をやろう、という演出家のアイデアだ。 大人向けだった前回、子供向けだった前々回、これを比べると子供向けの方が受けが良かったのもあるらしいが……此方としては格闘シーンが増えて、仕事も多くなるのは喜ぶべきかどうなのか。まあ、子供が喜ぶのは俺も嬉しいけど)暗闘の騎士アイゼンリッター、ハワード・ブレイクは強化人間である! 彼を強化したヴァイス・ヴェイトス団は邪神復活を目論む悪の秘密結社である! アイゼンリッターは人間の平和のため、VV団と戦うのだ! [Thu 7 Feb 2008 22:00:35]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『第七話「永劫の探求」』 [Thu 7 Feb 2008 22:00:18]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが退室されました。 『 この顔だけは、幾ら環境を変えても付きまとうのだ。 』 [Wed 6 Feb 2008 02:25:53]
ヒルダ@占い > ( その時私はふと視線を落とす。水晶玉には醜い火傷の跡を覆い隠した女の顔が浮かび上がっていた。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:25:43]
ヒルダ@占い > ( そうだ。最初にこの島に来たときは別にヴェイトス市に留まるつもりも、ヴェイトス島に留まるつもりも無かったんだ。ただちょっと気になる人とか、気になる友人とか居たから、ここに長く居ただけで。考えてみれば私をこの街に縛り付ける理由はそれだけだったのだから。色々と大層な目標を掲げたりもしたけれど、全部指の合間から零れ落ちてしまった後はもう―― いいじゃないか。 ) ………。 ( 進むことも下がることも出来なくなって、どん詰まりのこの状況を何とかするには、いっそ環境を変えないと駄目なんだ。ここじゃ駄目なんだ、ここじゃ…。 ) ―― そうよ、ここじゃなければまた最初からやれる筈だわ。 ( 魔女の声色に少しだけ明るさが混じる。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:24:39]
ヒルダ@占い > ( でも、悪くないかもしれない。誰も私の事を知らない街を、たった一人で歩くのも。そもそも、私はそうやってこの街に流れ着いて来たんだから、そろそろ動いてみても良いのかもしれない。理想郷を求めるジプシー気取りだ。 行く先々で占いをして、色んなものを食べ歩き、色んな人とお話する。明日に向かって何かを積み重ねるような事はせず、ただその日その日を気楽に生きて、気楽に過ごす。そこには一切のしがらみは無く、私を悪くいう人も居ない。魔女ギルドに暫くお休みを貰って――……。 ) …全く意味の無い旅になるでしょうけど。 [Wed 6 Feb 2008 02:08:17]
ヒルダ@占い > ( 昔の今頃は恋人へのバレンタインのプレゼントの事で頭が一杯だったけど、今は全然。送ろうという気も起きない。そういう気分になれない。能動的にはなれない。 けれどもただじっとしているだけでは駄目だと考えてこうして占いをしてみたけれど、客が居ない間はまるで石のように動きも思考も塊、横丁脇に放置された単なる置物みたいになってしまっている。 ――何か、何か目的を作らなくっちゃぁ駄目だ。何でもいいから、動く理由。動く動機。 ) 旅にでも出る? 自分を探しに。 ( やだ、凄い馬鹿みたいな事思いついちゃった。 ) [Wed 6 Feb 2008 02:00:25]
ヒルダ@占い > ( そう気付いた時にはすっかり体は冷えて、とっくに人通りも疎らになっていた。芸人たちの姿も殆ど無く、芸能横丁はもうすぐ眠る。最後の客の、ありがちな恋愛の悩み事を占ってから何時間経ったんだろう。 横丁の路地の片隅で、机の上に黒い布を敷いて、水晶玉を乗せて。ここで占いをするのは本当に久しぶりで、前はこうして占いをしていたら私の事を覚えていて声を掛けてくれる人も居たのだけれど、今日はそういう人は一人も居ない。 きっと、忘れてしまったんだろう。私の事を。 ) [Wed 6 Feb 2008 01:52:49]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが入室されました。 『(もうどれぐらい客を待ち続けていたか。)』 [Wed 6 Feb 2008 01:46:43]
お知らせ > ヘルマンさんが退室されました。 『まあ、何かあっても私は引き篭もるだけだがね(後ろでビスクドールが崩れ落ちた)』 [Fri 1 Feb 2008 23:10:57]
ヘルマン > (最近街が静かでつまらない。 ヴァンパイアハンターギルドで何かあったらしいが、それも今や沈静化し、不謹慎にも一昔前の後ろ暗い喧騒が懐かしく感じてしまう) 彼・・・・いや彼女か、アレも事を起こす気は無い様だ。 遊楽するには申し分無いが何とも退屈でいけない (やれやれ、とばかりに大袈裟に首を振も、いざその節になるとまた事情は変わってくるもので) [Fri 1 Feb 2008 23:01:48]
お知らせ > ヘルマンさんが入室されました。 [Fri 1 Feb 2008 22:51:23]
ヘルマン > (ビスクドールと向き合い互いに肩を竦め、地面に落ちた硬貨を拾い集める。 今日の稼ぎは700エン、別段金銭が必要という訳でもないが些か寂しいものがある) 何事をするにも先ずは金、人間というのも不便な者だ (ならばその人間に創られた自分は何なのだろうかと自問し、その馬鹿馬鹿しさに自嘲の笑み――のつもりだが、を浮かべる) [Fri 1 Feb 2008 22:50:45]
ヘルマン > (それは出来の悪いグランギョルニル ナカミの無い肉の人形が、同じくナカミの無いビスクドールを操る喜劇。 低く枯れたような男の歌に合わせ糸の無い人形が踊る 物珍しさからか数人の観客はいるが、いつしか他の見世物へと流れ) おや、つれないね (気が付けば残されたのは人形達と地面に落ちた幾許かの硬貨) [Fri 1 Feb 2008 22:41:57]
お知らせ > ヘルマンさんが来ました。 『(人形による人形劇)』 [Fri 1 Feb 2008 22:34:55]
お知らせ > カインさんが退室されました。 [Fri 1 Feb 2008 21:05:45]
お知らせ > カインさんが来ました。 [Fri 1 Feb 2008 21:04:00]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回『永劫の探求』にご期待ください』 [Thu 31 Jan 2008 22:30:08]
カイン > (…………で)(ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン、ドッシーン!)(舞台袖に引っ込んだとたん、一気に《飛行》の効果が切れて俺達は盛大に転がってぶつかった。 折りしも表舞台では爆発が起きているから目立たないのだけど――強かに身体をぶつけてしまった)……いったぁっ……! や、やっぱ無茶だって、空中で爆発とか、色々……ッ! トランポリン使おうぜー、やっぱりー。(そう、そうなのである。 数少ない備品の一つであるトランポリンは、明日の舞台に備えて既に商業地区へと運ばれてしまっていたのだった。 くそう。 あれ使えば、行き成り呪文の効果が消えて落下とかしないで済むのに!)(俺はヘルメットを引っぺがして溜息をはく。 ……ま、ともかく。 明日も頑張らないと――) [Thu 31 Jan 2008 22:29:28]
アイゼンリッター > ジュウッ!(ババッと数度組合い、殴り、蹴り、距離をとる。 正直言って、こちらとしても触腕が何処まで手荒に扱って良いものか掴みかけているので――うん、ある意味で『攻撃し辛い』演技は成功かもしれない。 うにん、うにん、と自由気ままに動いている触手が憎たらしいったら。 まあ、舞台裏からの操作だと、どうしても奇妙な動きになってしまうのだけど――それもある意味リアル、なのかなあ)……よしッ。 なら、そろそろ――……(ぐ、と深く腰を落として駆け出す。 そして星の精と組み合って――)う、お、おぉおぉりゃ、あぁあぁっ!!(その触手を掴み、ぐるん、ぐるん、と大回転。 不意に抵抗が軽くなったのは、件の魔術師がきぐるみ全体に《飛行》の魔術をかけたからだろう。 なので遠慮なく、彼を空中へと放り投げて)アァアァアアァァイゼェンッ!(深く腰を落とし、右足に力を篭める。 バチバチと唸りをあげて雷が集まっていき――ふっと体が軽くなった。こっちにも《飛行》がかけられたらしい。 すかさず駆け出し、跳躍! 空中にいる星の精目掛けて――)ダァアアァァァイナミィイィィックッ!!(――必殺の一撃!) [Thu 31 Jan 2008 22:26:02]
アイゼンリッター > (「アイゼンリッターめ……ッ! かくなる上は、この私自ら相手してくれる! ネフレンカ様!」)(「ン=カイの闇へひきずりこめ!」)(すかさず幻術によって生み出された、虹色の霧が舞台の上を満たしていく。 やっぱり魔術って凄い。最近何度か出会ったテレサという女の子は魔女科だとか言ってたけれど、気が向いたらどんな呪文が使えるのか聞いてみようか)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(そしてその中で、怪人とヒーローが対峙する――のだけど、さて。星の精の触腕の調子はどんなもんだろうか――と)(「行くぞ、アイゼンリッター! 私の触手で、その血を啜りつくしてくれるわッ!」)(……どうやら大丈夫らしく、元気にウニウニと蠢いていた。 よし、遠慮はいらないらしい) [Thu 31 Jan 2008 22:21:13]
アイゼンリッター > 暗闘の騎士……アイゼンリッター! VV団、貴様らの企みもここまでだ!(「おのれぇ、現れたなアイゼンリッター! やれ、やれぇっ!」)(「イア! イアッ!」)(次々に現れるディープワンス達。最早ここから先の流れは恒例、毎度おなじみという奴だ。 少し退屈していた、或いは怖がっていた子供たちの顔に笑顔が浮かぶのが、舞台の上からも見て取れた。 この間も――気付かれたときは大層驚いたが――貴族風貌なお客さんにファンだ、と言われて動揺してしまったけれど……何だかんだで、結構、好きなのかもしれない。顔を隠しての、この仕事。 ――良いじゃないか)……っとぉっ!(――なんて余所事を考えている場合ではない。 繰り出された拳を掴んで放り投げ、振り返り様に手刀を一閃。 ぎゃあっとよろめく魚面人に蹴りを入れ、周囲を見回すようにしながら見得を切る! さあて、かかってこい、だ) [Thu 31 Jan 2008 22:19:23]
アイゼンリッター > (そう、やはり例によって例の如く、VV団の仕業なのであった! 多くの人々の血を啜り、強大な力を得た不可視の怪物――星の精=スターヴァンパイア。 ついに姿を現した怪物の毒牙が、チャールズ・デクスター、そしてラヴィニア・ウェイトリーへと伸ばされる、のだが――)待てぇいっ!(高らかに名乗りを上げて俺、参上。 バッと両腕を右側へと水平に伸ばして見得を切ると、俺は素早くいつものポーズを取る。)(身体を左後ろへと捻り、戻してきて両腕を胸の前で交差。 拳を足へと寄せ、そして――高らかに、天へ右手を突き上げる!)ナイアァアァアアァァアアァァアァルッ!!(バシャリ、と音を立ててバネ仕掛けのバックルが開き、金色の猫目石が表れる。 そして颯爽と鳴り出すBGM)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く! [Thu 31 Jan 2008 22:17:15]
カイン > ……まあ、ともかくそろそろ出番出番、皆準備しないと。(マフラーを結んでヘルメットを被る。第一回の頃は暗くて視界も狭く、かなりフラフラしていたのだけれど、今はもうだいぶ慣れてしまった。 一方、大変なのは怪人側だ。今回はちょっと特殊なきぐるみの為、なんと二人がかりで操作しなければならないのだ。 ヒトデ型のきぐるみに一人が入り、その腹に生えた触腕を舞台裏から魔術師が操作する。 ……ここまでする必要は無いと思うのだけどなぁ。)(「監督のこだわりだってさ」)(と言われてしまえば仕方がない。此方は役者なのだから、頑張るだけだ。 )んじゃあ、今日も頑張ろうか。 よっし……ッ!(自分に気合を入れて、俺は舞台の上へと駆け出した) [Thu 31 Jan 2008 22:15:13]
カイン > 何だかんだでこう、ちょっとずつだけどアイゼンリッターも話題になってるみたいだし。……普段は劇を見に行かない人にもドカーンと、とか何とか。 あとほら、ランシャオもいるしね。女の子も一気にー、とか。(まあ、そんな座長の皮算用なのだけれど、此方としても普段とは違う舞台。頑張らざるを得ないというわけで、その為に今回は脚本も素顔の俳優たちをメインに押し出した、ホラーテイストの回に仕上がっている。 ちょっと見に来た子供たちは退屈しているかもしれないが……こればかりはゴメン、としか言いようが無い。明日はもっと頑張るし、殺陣のシーンはなるべく派手にしてあげないと) [Thu 31 Jan 2008 22:12:29]
カイン > (表舞台。次々と透明な怪物に襲われていく同級生、その謎を追いかけるチャールズと、ハワード。彼らの動きを見ながら、俺達――怪人や戦闘員役の面々は、今回は楽で良いねぇ、と話していたりするわけで)まあ、楽って言っても明日の劇があるからだけどさ。 仕事増えるのは良いことだけど、二日連続はきついやー。(そう、明日である。 商業地区で、ある玩具屋が新装開店するとかで――宣伝も兼ねて、アイゼンリッターのショウをやろう、という事になっている。 まあ、以前使ったきぐるみを倉庫に放置しておくのもアレだし、有効活用しよう、ってことらしい) [Thu 31 Jan 2008 22:09:08]
アイゼンリッター > (彼はヴェイトス大学の陰秘学科に通う学生である。そしてラヴィニア・ウェイトリー、ハワード・ブレイクの両名と関わりを持っている。 無論、二人がVV団に狙われているなどという事実を、チャールズは露ほども知らないのだが)(「なあ、ちょっと面白い本を手に入れたんだけど――読んでみないか?」)(……故に、友人たちに持ちかけるのも、自然な流れであった。 不幸だったのはその時、ハワードを呼ぶことが出来なかったこと。 そして彼が、その書物の示すところを理解していなかったこと。 この二つ)(「汝、大いなる名も無き者よ、黒き星の印と蝦蟇の姿せるツァトゥグァの封印により…(てぃび まぐぬむ いのみなんどぅむ しぐな すてらるむ にぐらるむ え ぶふぁにふぉるみす  さどくえ しじるむ)」)(――そして、怪異が起きる) [Thu 31 Jan 2008 22:03:44]
アイゼンリッター > (ここに、一冊の本がある。 表紙は鉄製で、ページは黒く、そして分厚い。 六、七十年ほど前に出版されるも即座に教会から出版禁止を受け、その後も悉く焚書処分されたという歴史を持つ書物である。 『De Vermis Mysteriis』。 もしも内容を知った上で、進んでページを捲るものがいるならば、それは悪人か狂人だろう。 多くの禁書の類がそうであったように、何も知らぬ者が『De Vermis Mysteriis』を開けば、それはその人物の破滅を意味する――それだけの知識が記されているのだから。)(そして――その本は、今、ここにある。 ……何故? 如何して? 理由などない。 これは、ふと気紛れに現れる――そういった本なのだから)(「…………おや。何だろう、この本は」)(そして今日、古書店で本を手に取ったのは――チャールズ・デクスターと呼ばれる青年であった) [Thu 31 Jan 2008 22:01:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――第六話『星より訪れしもの』』 [Thu 31 Jan 2008 22:00:19]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 ごくありふれた日常の話 』 [Tue 29 Jan 2008 23:14:42]
印南蛍 > ―――学校ですか? んー、特別何も―――ああ、ちゃんと行ってますよ? ( 人波が途絶える中途半端な時間だ。 お客さんでが来るまでのんびりしながら他愛の無い雑談に入る。 学校の事とか、最近の芸能横丁のこととか、新しいメニューの評判とか、常連さんの話とか、本当に他愛の無い話。 ぼんやりとした薄明りに足元の火鉢、遠い喧騒、温かい珈琲の僅かな甘味。 ぼんやりと、のんびりと、時間が過ぎていく。 今日はもう、このまま閉店時間まで誰も来ないかも。 ) [Tue 29 Jan 2008 23:06:30]
印南蛍 > ( 一仕事終えて1度火に当たってしまうともう、外で呼び込みなんて無理。 あとはのんびりぬくぬくと、通りの音楽を聴きながら来客を待つばかりである。 一休み、とオーナーが淹れてくれた珈琲をちびちび飲みながら竹ベンチの隅っこに座る。 気さくで良い人だし珈琲は確かに美味しいんだけど、変な職人肌の所為で商売が下手なのが玉に瑕。 ああ、あと薀蓄も長い。 面接の時、純血アマウラ人の家系だけど私はヴェイトス生まれのヴェイトス育ちだって言った時の露骨に残念そうな顔とかちょっと忘れ難いものがある。 )  [Tue 29 Jan 2008 22:49:38]
印南蛍 > だいたい儲かっても居ないのに変な所にお金かけるから余計に悪循環なんですよ? きーてます? ( あーあーおー、と子供みたいに声を張り上げながら耳を塞ぐ髭面30男を見上げながら火鉢に手を当て、指を擦る。 垂れ幕に囲まれたいつもの竹ベンチスペースに火鉢が二つ、4隅にはやっぱりアマウラ風の赤い紙と木枠で出来た灯りが置かれている。 あれもなんかお高いらしい。 「スミキリアンドン」とか何とか言うって自慢するオーナーを取り囲んで一個幾らしたかバイト一同で問い詰めたのも記憶に新しい。 ) …私の月給の三分の一か。 ( 4個で三分の四である。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:32:46]
印南蛍 > あー、そっち少し傾いてるかもー! ( 少し斜めに傾いた支柱を支えるオーナーに向けて声を張り上げる。 縦書きの白い文字で「折鶴」と大きく描かれた雨風避けの小豆色の垂れ幕がぴんと張り巡らされ、もうちょっとで作業完了だ。 )  こぅ、もっと、こう! そう! おっけーでーす! ( 芸能横丁大通り端、比較的慎ましやかな佇まいのアマウラ風店舗がある。 “ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈”と右書きで描かれたブリキの看板にオリガミの鶴のマーク。 屋台みたいに車輪の着いた店舗が移動しているところを見た事が無いが、そもそもオーナー1人で動かせるような大きさにも見えない。 大型の馬車、くらいはあるんじゃなかろうか? まぁ、その店内に頭に手ぬぐいを巻いた作務衣姿の三十路男一人、店の前に並べられた竹のベンチが4つ、紙張りの大傘が1つ、というのがこの風変わりな喫茶店の基本スタイルなのだけれど。 ) 流石に冬場は無理でしょう。 っていうか今まで雨の日とかどうしてたんですか? ( 露店オンリーの珈琲屋にこの寒い季節に訪れるような酔狂なお客さんは居ない、というバイト一同の説得に応じて、ようやくオーナーが重い腰を上げた。 何だか知らないけど妙な所で美学を語る面倒臭い男である。 アマウラ産という漆器(カップっていうと怒る)とか、アホなんじゃないかっていう値段のものを使っているらしい。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:21:46]
お知らせ > 印南蛍さんが来ました。 『 ルヅリオ 店ノ子菓和ト琲珈 』 [Tue 29 Jan 2008 22:06:35]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 「ほら、トートもイア!イア!って言ってー」 ) …なんですかそれは。 ( ヤラレ役。 』 [Sun 27 Jan 2008 02:48:40]
トート > ( それでも、 )  …。 ( あんまりその子がにこにこと無邪気に差し出しているものだから、 )  …ありがとうございます。 ( ほんの小さな笑みを浮かべ、死神はそれを受け取った。この界隈に住むあの銀の髪の死神の塒にでも、とっておいていただこうか? ) [Sun 27 Jan 2008 02:45:57]
トート > ( 別の子は、それをみて笑いながら「あ、そうだ」となにやら思い出したようで。ごそごそと一枚のカードを取り出し、死神へと差し出した ) これは? ( 何か、と問えば。どうもその劇に関連した商品で、飴が売り出されているらしく。それについてくるおまけカードらしい。ダブったからあげる、ということなのだそうだ。 ) …ふむ、 ( …死神は、現世での物を持たない。何か必要な時は現世にいる他の死神を頼っている。現世のものを、死出の門には持っていけない。それ以前に、受肉を解けば物を持つことができないのだから ) [Sun 27 Jan 2008 02:39:22]
トート > ( それから、 ) …変身ポォズ? へぇ、主役の姿が変わる劇なんですか。 ( 変身ポォズをやって見せてくれる子を眺めながら。魔術師でいう呪文みたいなものだろうか?姿を変えるための。ただし呪文のようにそれを真似ても発動はしないのだろうけれど、フリだけでも子どもたちは十分嬉しそうだ。 あぁ、いつの間にか目の前でごっこ遊びが始まっている。 ) [Sun 27 Jan 2008 02:28:29]
トート > ( 子どもたちは待ってましたとばかりに、無邪気に思い思いの返答をよこす。 )  …、 …へぇ。 ( 死神は一番近くにいた子どもの頭をなんとはなしに撫でながら、それを大人しく聞き ) …つまるところ、今あなたたちが一番好きな劇中での歌… といったところ? ( 再び問えば、笑顔で頷く子も、再び劇のことを話始める子も。 ) [Sun 27 Jan 2008 02:12:58]
トート > ( けれどもこうしてこの場所に訪れるのは随分と久しくて、長らく顔を見ていなかった子らが楽しそうだったから。 死神もつい、口の端を緩めて ) 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い  アイゼンリッター 今日も征く! ( 流石に一度では覚えきれないから、もう何度か繰り返し歌った後。 )  ――― で、結局なんなんですか、この歌は? ( 首を傾げ、死神の少女は周りにいる子どもたちに尋ねた ) [Sun 27 Jan 2008 01:58:21]
トート > 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 ( …久しぶりに来たら、子どもたちが すんごく楽しそうに教えてくれました。 この歌を。 ) ( 大通りから外れた裏路地。 通りの壁に背を預けてしゃがみこみ、周りでおんなじようにしゃがみこんでいる幾人かの子どもたちと一緒に。子どもたちに歌を教わることは少なくないけれど、今日はいつものわらべうたとは違う感。 ) [Sun 27 Jan 2008 01:49:00]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『 鉄の仮面に 血のマフラー 』 [Sun 27 Jan 2008 01:39:29]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『お客様はこの店を後にする。』 [Sat 26 Jan 2008 23:32:20]
春祈代 > 答1、見つけるまで彷徨い続ける。 (却下ね。腹減っちまったら、飯代が掛かっちまうわ。) 答2、友達から手当たりに聞いてみる。 (保留。何時、出会えるか怪しい。) 答3、偶然と知ってる人に尋ねる。 (オーケー。望みは薄い。話題になっているぐらいだから誰でも知っているだろう。) 答4、情報屋に金を支払ってまで教えて貰う。 (迷い9割。最終的な手段としてだ。所謂、裏技。) …ぐれぇーか。 (自問自答タイムは終わり。小さな溜息を吐き詰めてから、飲み終わったカップをお盆に戻す。) すみませーん。会計お願いしたいんだけど。 (立ち上がると店内にいる誰かでもいいから呼び掛けた。) 後、お持ち帰り出来たらお願いしたいなーっと。 (薄らと笑みを浮かべたまま、容貌を口にする。) [Sat 26 Jan 2008 23:29:14]
春祈代 > えーっと…、なんだっけな。 (最初にアイが付くような気がすると思う。内容は正義とやら何とかだった。) アイ アイ アイ …? (間を置いた) アイシテイル? (更に間を置いた。) ……全然、違っげぇーわ (水羊羹を食べ終わると、用済みとなった小皿はお盆に戻した。暫くしてから、軽く頭を抱え込む形になり否定をした。お店の人に声を掛けられれば、苦笑混じりに「戸惑ってただけなんだ」と両手を振りながら答える。) あー …、すっきりしねぇ 問1、あなただったらどうやって知りますか? (珈琲の入ったカップを手にすると、二口ほど飲んだ。小さな独り言を始まる。隣に座ったり立たなければ聞き取れないほどの小さな声でだ。賑やかな大通りだから聞かれ難いことはありがたい。) [Sat 26 Jan 2008 23:15:18]
春祈代 > (身長が高いせいか、学生よりも教師といった雰囲気が強い。スーツに似たブレザーを着ているからなのか。仮にそうだとすれば、教師になりたてな大人みたいに捉われるだろうか。) …絶景だよなぁ 座ったまま色んな芸を見れるんだからな (もしかすると穴場なんじゃね?と夜空に視線をあげたまま内心で呟いた。) あ、そういや なんとかの劇が流行っているんだっけ? 名前は… なんだったかな (切り分けた水羊羹の一個を突き刺して、口に放り込む。生徒の間でも話題になっているのは、劇だったようなそうでないような。どっちなのか分からない。芸能横丁のどっかでやってるのは聞いたことがある。喉に骨を引っ掛かったような感覚を味わいながら首を捻っていた。) [Sat 26 Jan 2008 23:01:31]
春祈代 > (大通りで店を構えている。店の名前は「折鶴」。お店の外側から見れば、朱鷺都やアマウラの雰囲気を漂わせる。西洋と東洋のどちらかが好きなのか、と問われれば間違いなく東洋を選ぶ。そんな理由でお客さんとして来訪していた。) 懐かしい味だなぁー (外側に置いてあるベンチは赤い絨毯で敷かれており、ブレザーを着通した学生はご機嫌そうに頬張っている。手元には水羊羹の乗せた小皿に刺し物、隣には珈琲の入った入れ物を置いてある。) [Sat 26 Jan 2008 22:50:40]
お知らせ > 春祈代さんが来ました。 『水羊羹を切り分けてから口に放り込んだ。』 [Sat 26 Jan 2008 22:41:33]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(結局朝まで固まってたとか)』 [Sat 26 Jan 2008 05:35:36]
お知らせ > 黒外套さんが退室されました。 『(からんからん響く笑い声と共に退場)』 [Sat 26 Jan 2008 05:26:27]
黒外套 > (返事が無い。固まってしまったようだ)(じっくりとっくり「カイン」という青年の面を眺めて、立ち上がる)――― さて。次回の為の花束、次は何にしようか考える楽しみができた。(インバネスの裾を払い、背中を見せる) 何、口外する事は無いから安心したまへ。 ―――次の公演、楽しみにしているよ。では、ごきげんよう [Sat 26 Jan 2008 05:26:16]
黒外套 > ―――――(にこにこにこにこ)―――――(ならば、いよいよ「もしかしたら」が「ああ・・・なるほど」に変わる。 )    ……君の、肩に、留まっていた、女の子。 (にこにこにこ)  ………花束はいつでも一つで良さそうだ。 ああ、でもランシャオ嬢が今度舞台に上がるのだから、二つでいいのかな。 (足を組んで、自分の膝の上で頬杖をつく)  ――彼女の好きな花とか知っているかい?                 カ イ ン 君。 [Sat 26 Jan 2008 05:09:26]
カイン > (演技はできるけど精神力が低いんです。そんなオチ)…………まあ、実際は斬られ役ですし、ねー。 ちょっと今の役も気に入ってる、ので。(……なんだか自分で嬉々として墓穴を掘って掘って掘り進んでいるような気がするけれど、気のせいだと思いたい。思おう。うん、ええ。)ええと、それじゃあ……『ありがとうございます』で。(コクコクコクコクと頷いた。 奇妙に開いた間と、その視線が痛いです。ええ)そうそう、あの小さい――妖精の女の子。 元気で良い子なんですよ。(――君の肩。 WHY?) [Sat 26 Jan 2008 05:04:31]
黒外套 > (―――……。)(顔色は変わってる?此方の言葉に、判りやすい動揺をみせている? ――もしそうなら、男の無駄に高いステータス感覚10でうっすら「もしかしたら」を考え始める。 瞳がするりと細められ) ……舞台に立っている役者として、そういう謙遜の仕方はよろしくないと思うよ。 ここは「ありがとうございます」でも、いい場面だと思う。(じー) 僕も気持ちよく花束を贈れる。君も貰える。メリットだらけさ? ( じじー) ……………。  (奇妙な間が空いて)  ……そうそう、ランシャオ。昨日の最後の舞台挨拶で、君の肩に止まっていた子だったっけね。 あの子、本当に舞台に上ることになったのか。これは目出度い――約束通り彼女に花束を用意しなければ。 [Sat 26 Jan 2008 04:59:23]
カイン > (いいえ、俺がそのカインなんです、とは言えない。 ……いや、こっそり何人かには漏らしてしまっているけれど、だからこそこれ以上自分でバラすのもどうなのだろう。 名前が出てくるとガチガチになる)あ、い、いや、その。……お、俺に花束なんて、勿体無い――デスヨ(これでは余りにもバレバレではなかろうか。 視線を逸らしつつ、けふんこふん。 こ、こうなったら分身の術でも覚えるべきか。 思わずそんな非現実的な意思を固めかけてしまう俺であった)え、ええ。アレはほら、人間っぽいと――やっぱり他の劇と変わらないじゃあないですか。 良い奴も、悪い奴も、皆そろって『異形』で、でも良い奴だけは心が人間――とか。 まあ、そのギャップが狙い、とか何とか。  ……あー、殺陣、ですか。……はい、頑張ります。(そう、あの小さくて明るくて元気な女の子、だ。妖精の彼女の、初舞台)そう、ランシャオ。――司会のお姉さん……司会の女の子、かな。 それをやるんですよ、彼女が。 [Sat 26 Jan 2008 04:53:30]
黒外套 > (気にはなったが――初対面だと思っているから、根掘り葉掘り聞くのも失礼だろうと、流すことにした) ――――んんんん。残念だな。 カイン君に続き、二人目の花束候補が出来たと思ったのに。(肩を竦めて茶化して笑った) 面白いと思うんだよね。次回舞台で、主役のカイン君と――もうひとり、下っ端役の君に花束を渡すんだ。きっと、注目の的になれる。(右人差し指がくルゥりと、貴方の顔の前で円を書く――)  そうだねぇ。メイクで顔を隠しているわけじゃなくて、基本フルフェイスだからね。 捲るわけにもいかないし――…ああ、でも。ほら――殺陣には結構癖がでるよね。 あれは役者に左右されると聞くし。 ――うん、頑張りたまへ。(小さいサイズの女の子) ……ああ。ああー……。あの子か。たしか、ラン・・・なんとかと呼ばれていた子だよね? [Sat 26 Jan 2008 04:48:02]
カイン > (不思議そうな様子の紳士に、なんでもない、と手を振って否定する。あんまりにも怪しい態度を取ったら、かえってバレてしまう。――いやいや、だからといって平静でいられるわけもないのだけど)んー。……まあ、其処は内緒、ってことで、一つ。 あんまり『中の人』が目立ってもアレですしね。(人差し指を一本立てて見せながらも、これは本音。子供たちだって、ヒーローの中身が違う奴だなんて思いたくないに違いない。 だから、と誤魔化すことにした)……ありがとうございます。 やっぱり顔を隠してると、わかんないんですよね。 その――皆から応援されてる、ってのが。 だから結構不安なんですけど、そう言ってもらえると頑張れます。(ええ、と頷いて拳を握ってみせる。 そして続く言葉に、ああ、と首を左右に振った。)ヒロインっていうのが……サイズ的に小さい子の事でしたら、その女の子のことですよ。 宣伝、ですけどね。 ほら、握手会とか上手く行ったもんで、もうちょっと見に来てる人と触れ合えるようなショウ形式で――その司会を、彼女が。 [Sat 26 Jan 2008 04:33:49]
黒外套 > (そう、顔は知らない。だから、彼が自分を見て、奇妙な反応を見せたことに気がついただけ。  「?」と、小首を傾げて、彼の顔を覗く。が、言葉での追求はせずに) ――じゃあ最後の握手会にも出ていただね。 …右から三番目の下っ端君かな?それとも、一番目のちょっと手が大きな彼かな? (下っ端のお決まり文句を聞いた所為で、貴方の役が下っ端だと勘違い中だ) …ああいう物語だと悪役が悪役らしくないと興醒めしてしまうからね。 ――これからも頑張って。楽しみにしている。 特に次回――今回の盛り上がりそのままのテンションが続いているのかが楽しみだ。 (杖を膝と膝の間について、両手をその上に乗せる) …… そうか、役者が経営に口を挟むのも可笑しな話か。忘れてくれていい。――――…? デビュー? この間のヒロイン君ではないんだね? しかもここではなく、商業地区か [Sat 26 Jan 2008 04:26:34]
カイン > (近づいて――ようやく判明した男の姿に、一瞬口が『あ』の字になる。 慌てて顔を逸らしてげふんごふんげふん。 大丈夫大丈夫。顔はバレてないんだから顔は。だから大丈夫大丈夫、うん)い、一応は、ええ、はい。出てました、けどー?(好きな役者とか言われるとガチガチになりそうだ。多分俺のことじゃないと思う。思っておこう。きっとそうだ、うん)まあ手伝い程度、ですけど……んー、雇っても良いんでしょうけど。俺はあんまり、というか全く口挟めないですから。 あ、でも――そうそう、ちょっとしたお得情報なんですけど。(なんて、内緒話でもするように声を潜めて楽しげな様子で。 こればっかりは隠さなくても良いだろう。きっと、そうだ)今度の舞台――じゃなくて商業地区でやるショウで、デビューする女の子がいるんですよ。 [Sat 26 Jan 2008 04:17:37]
黒外套 > (舞台の直ぐ側まで近寄れるのが嬉しいらしい、 許しを貰うと、嬉しそうに頬を緩ませた。 ある程度近づけば此方の容姿もわかるようになるだろう。 ) ふぅん……じゃあ、昨日の劇にも君は出ていたのかな? これは失礼――ああいう舞台衣装だと、本当に顔がわからなくて困る。 とっても素敵な衣装だとは思うけど、好きな役者と街中で擦違っても判らないのが寂しい―…。( 下っ端のお決まり文句の実演に、クスリと笑った。 ――男が座る場所として選んだのは、貴方の右正面。舞台の段差に腰掛て) ――…成る程。役者も大道具も掛け持ちしてるんだね。大変だな。 新しく人を雇う事はできないのかい? [Sat 26 Jan 2008 04:09:47]
カイン > ああ、そういう所もありますし――前は貸し出しもやってた、のかな? あんまり詳しくは知らないですけど(というか、それをすれば少しは台所事情もマシになると思うのだけれど、そうもいかないらしい。 まあ、何だかんだで結構大掛かりな舞台装置は多いし、アイゼンリッターは)ええ、一応は……殺陣ばっかりですけどね。「イア! イア!」って(苦笑いか、自嘲なのかはわからなかったけれど、笑みを浮かべて声を出して見せた。 まあ、実際、そっちの役でも舞台に出ているのだけれど)人の手って有限ですから。 役者も他の面子も全員で手伝って何とか、ってとこです。 ――ああ、っと、どうぞ。 舞台の上には奈落――穴があったりしますから、落ちないように気をつけて。 [Sat 26 Jan 2008 03:59:27]
黒外套 > (劇場内を眺めながら歩く。 美術館の絵画を見るような、ゆっくりとした足取りで) ああ、専用舞台――…。そうだったのか。てっきりこういう舞台が常にあって、かわるがわる別の劇をしているのかと思っていたよ。  ――君は劇団ツァラトゥストラの部隊員なのかな。 (舞台を端から端まで眺めて――貴方へ戻る視線) 余裕ができれば。余裕――……盛況しているように見えたけれど、そう簡単にはいかないもんなのかな。 劇団の経営なんてしたことがないから、良く判らないのだけど。 ―――側に座っても?  [Sat 26 Jan 2008 03:53:37]
カイン > (声――は何処かで聞き覚えがあるような、ないような。 少し上品な口調なのと、コツコツという音はステッキだろうか? まあ、良い所の――上流階級の人なんだろうなあ、とはボンヤリ思った。 近づいてくる男に、ええ、と頷きを返す)“ここ”は一応、ツァラトゥストラ劇団の舞台ですからね。 今のところは――アイゼンリッター専用、ってとこです。 あの劇が終わるか、まあ……ウチにもう少し余裕ができれば、他の劇もやるかもしれませんけど。 今は結構手一杯なんですよ。(なんて苦笑交じりに告げた。 大道具や小道具を毎週毎週作り変え、きぐるみを用意して、シナリオを用意して、練習して。 結構大変なのだ、これが) [Sat 26 Jan 2008 03:46:21]
人影 > (ふらつく人影は、脇に他の劇団のパンフレットを抱えていた。 どうやらどこかの劇団の演劇を見た帰りらしい。 ―― 此方も今日は黒のスリーピースにインバネスを羽織った姿。 特に目立つような姿ではない。 唯一先日と同じ箇所は、右耳にぶら下がる翡翠の耳飾くらいか。 それも、今は男の黒髪の中にまぎれている為、遠目では判らぬだろう。   ――そして、こちらも。 舞台衣装を脱いだ男が誰なのか知らずにいる。ただ、声に反応して、顔を上げ)  ……木曜の十時。 知っているよ。 アイゼンリッターだろう? ――この野外劇場では、それしかやらないのかな?と、思ってね。 (コツン、コツン、と足音を響かせて、近づこう) [Sat 26 Jan 2008 03:41:55]
カイン > (ちなみに此方の服装は、いつも通りだ。動きやすい革のジャケット、麻のシャツ、綿のズボン。 そうしてボーッとしていると、公演スケジュールを見ている人物に気がついた。 夜目がきくわけでもなく、その姿かたちまではわからなかったが――)……毎週木曜日の夜10時から、ですよ。興味あるんですか、この劇に(なんて、ちょっと遠くから声をかけてみた。) [Sat 26 Jan 2008 03:35:58]
人影 > (人影も疎らになってきたこの時間に、ふらりと野外舞台に訪れる影がある。――そいつは野外舞台のスケジュールを記した看板に近づき、しげしげと眺めている) [Sat 26 Jan 2008 03:32:57]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『(野外舞台へ近づく人影)』 [Sat 26 Jan 2008 03:23:35]
カイン > …………うわー、プレッシャー。(はは、と笑いながら、ちょっと震えた手を握り締める。 そう、頑張らないといけない。 多分きっと、ヒーローだー、なんて思ってくれる子供もいるのだろうし。 ……これから先、不甲斐ない戦いはできないぞ、アイゼンリッター)なんて、誰もいない舞台で決意を新たにする俺なのであった、と。 [Sat 26 Jan 2008 03:18:11]
カイン > …………いや、そりゃ、大手に比べりゃ、まだまだ何だろうけどさ。(だけど、こう、何と言うか。 そのパワーに圧倒されてしまった、とでも言うべきか。 自分でも上手く言葉が見つからないのだが、何だろう。 初めて自分が――舞台に立っていると、自覚できたような気がする。 ああ、いや、自覚はしていたか)実感、かな。うん。 ……うん。 そっか、俺――舞台に出てるんだもんな。 [Sat 26 Jan 2008 02:54:16]
カイン > (ぼー、である。ぼー。 伽藍となった野外舞台の端に腰を下ろして、芸能横丁を行く人々を横目で見ながら、俺は本当に気の抜けたような顔をしていたと思う)……なんか、一晩経ったのに信じられないなぁ。(前回の舞台。 アイゼンリッター……つまり、劇ではなくて、自分を応援してくれる人なんて、初めて出会った。 そして、何人もの子供たちと握手をして) [Sat 26 Jan 2008 02:30:07]
お知らせ > カインさんが来ました。 『ぼー』 [Sat 26 Jan 2008 02:27:06]
お知らせ > オケアノスさんが退室されました。 『(クリスマスローズの白が目に痛かった。)』 [Sat 26 Jan 2008 01:53:04]
オケアノス > (弱く頭を振って―― 掴んだ答えの欠片を手放した。 )  ――――礼、は、しないと。いけないから。  (言い聞かせるように呟いて、歩を早めた) だから、送る。    それだけ、です。 [Sat 26 Jan 2008 01:52:11]
オケアノス > (考えながら歩いているものだから、時々肩がぶつかって、すいません、ごめんなさいと呟きながら歩を進める。 だが、その言葉を吐く間も、自分の意識は別のところにあった。 結局自分はどうしたいんだろう? このままの関係を続けたい? それとも、彼女が自分から離れる事を望んでいる? ――……それとも、もう一歩進んで彼女の側に近づきたいんだろうか )  …………。 (瞼をきつく閉じる) [Sat 26 Jan 2008 01:46:43]
オケアノス > ( そもそも 自分は 答えを出していないのに?) ……………。 (そう、それが一番の問題だ) [Sat 26 Jan 2008 01:42:12]
オケアノス > (八重咲きの白いクリスマスローズの花束。 準備に手間取っていた所為で、考える時間もなく、結局は無難な選択になった。  羊の縫い包みのお返しとしては、見劣りするのは否めない。 だけど、何も返さないというのも失礼だろうし――   いいや、いいや… )  ………。   (ここは、何もせずに旅立つ方が正しいのではなかろうか。 傭兵の自分が、いかにもな風体で、彼女の家の前に花束を置いていく。その行為は正しいんだろうか? 無駄なアピールにならないだろうか。  いや、そもそもこんなことを考えている時点で止めた方がいいんだろうか) [Sat 26 Jan 2008 01:40:02]
オケアノス > (未だに、このまま「そこ」へ行っていいのか、迷っている。 礼儀を考えれば、自分の行動は正しいはずなのに。  グリーヴスの重い足音が耳につく)(ほんとう は ) ……。………。 (溜息混じりの吐息が白くなる) ( こんな こと するべきではない のに。)―――………。 (皮のグローブを嵌めた左手はコートのポケットに乱暴に突っ込んである。 右手には、目的地に住んでいる人物に送るための、花束か抱えられている。) [Sat 26 Jan 2008 01:31:01]
オケアノス > (雲に覆われた空とは違い、賑やかな芸能横丁を、一人歩く。 ――劇を見終わったんだろう観客や、歌声に誘われ流れる人波に逆らい、黙々と歩く。  マフラーに顔を埋めて俯き加減。視線の先は自分の足元。  目的地は――この通りの先にある。) ……。 (近づくにつれ重くなる自分の足) [Sat 26 Jan 2008 01:15:56]
オケアノス > (明日からは落盤事故現場での作業に入ることになる。 結局同じ仕事につく仲間も見つからず、一人で作業する事になりそうだが――覚悟はしていたので、動揺は無い。 そのための準備は武器の仕度含め、済んでいる。  後は寝るだけだったのだが―― もしも を考えて。  心残りの無いように、と) [Sat 26 Jan 2008 01:08:51]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(出発まで、残り数時間)』 [Sat 26 Jan 2008 01:01:52]
お知らせ > さんが帰りました。 『 羊羹とほうじ茶が美味しいお店、ご存知だったら教えて? 』 [Fri 25 Jan 2008 23:21:00]
> ( だから。―――嘲笑うように零れる笑みが。誤魔化すようにそれを深めて、普通の装い。 ) ……ねえ。 ( 声をかけてきた一人の客に、突拍子もなくかける声。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:20:36]
> どれだけ夢に見ても 貴方様の顔が恋しうて 恋しうて―――  ( 唇をかみ締める、仕草を一つ。けれど、瞳は笑っていない。―――無に、何かを付け加えたようなモノだけが其処に。 )  嗚呼。 あの袖に 我の香が宿れば  貴方様は―――忘れないでいてくださるか―――― ( どうして自分はこんなに懸命なのだろう。――あの日からずっとそうだ。自分でわかっているからこそ自分が忌々しい。ただ、ふたつのモノのため、だけに。 ) ―――嗚呼、我の姿 その瞳に焼き付けられたら ( だから。今読んでいるものだって、抒情詩とは言い難い。 自分が呼んでいるものがいつもと違うことだって、わかっている。 ―――ただ、ふたつのためだけに。 ) ――― 焼付け られたら  (  伏せる瞳。――― 羊羹と、ほうじ茶。 )( 長い藍色の髪が、風に吹かれて草のように流れた。 ――終わりの沈黙が合図を打って、拍手が打たれるのに対しても、女はいつものように微笑まず。無表情のまま辞儀をした。頭を下げて、浮かぶものは――― ) …… 約束。 ( ――どうしたっていうんだろう。 自分がわからない。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:17:21]
> ( 言葉も冷たくなってしまう気がして、言霊だけは丁寧に飛ばしてみせても。 演技者にはなれぬ、語り部の。――そして何よりもそれは、”人”から遠く離れていることを、知っていて。 ) …… 嗚呼。 ( だから、手を掲げるんだ。空を見つめるんだ。―――その無表情が、何もないということを騙そうとする様に。 ) 我にその声が聞こえたらよいのに。 ( 切なそうな声色も、身に付けたもので。―――それは、無表情を見れば矢張り”人”のものではない。だからこそ――― )  …嗚呼。その手に我を抱いてはくれまいか。( あの子の露骨な表情が、ちょっとだけ羨ましかった。同じ、死神として。――なんて。 ) その手で我を引き寄せてはくれまいか。 ( その手は何も掴めない。空虚を掴むようにゆるりと動けば、地面に近づけるように元に戻すような手に、その黒い瞳が伏せられて―――。哀しそうな。だが其処には”無”だけが。 )   [Fri 25 Jan 2008 23:09:06]
> 鏡映るのが あの人のものであるならばよいのにと思うのに――― ( 其処には無機質なくらい。何もないから。  表せないから。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:03:39]
>  嗚呼。 いいえ、なんでもありませんの。( 小さく呟いた言の葉は、どうやら観客に届いてしまったようだ。微笑んで何事もないと首を横に振った。―――大通りから少し外れた通り道。着物に長い色鮮やかな羽織を纏う少女は、その手に書物を持っている。読み終えた後の拍手に混じって脳裏に浮かぶのは先日の出来事。 )( ――羊羹と、ほうじ茶。 ) ( 嗚呼、嫌。仕事中なのに。――心の中で自分に釘を刺すように表紙を捲る指先。栞挟むそのページが瞳に映る。―――寒い冬はまだ終わらない。 澄んだ空気が嫌と言うほど言霊を冷たくしてしまう気がして、自分の本質が出てしまうような気さえするからこそ、読むのに気が向かない。せめて、あたたかな空気が漂えばよいものを。 自分は寒いふりをするのさえ面倒で。それでも人間らしく羽織を手繰り寄せるように。もうひとつの手が、指先が、動くんだ。 ) ―――  乞う姿は蚊帳の外。 … 動いているは、誰が影か。( 紡いでいる自分の顔がどんな顔かは、自分が一番良く知っている。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:01:51]
お知らせ > さんが来ました。 『  …売れ残り。 』 [Fri 25 Jan 2008 22:55:00]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――タコ……ああ、確かに。(同調した)』 [Fri 25 Jan 2008 01:41:21]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『……今日のご飯はタコだといーなー。(何か言った)』 [Fri 25 Jan 2008 01:39:50]
カイン > よっし、決まりだ。(こっちも満面の笑み。 彼女と一緒に舞台に立ちたい、とは……実はちょっと思っていたことだ。 とっても楽しいことになるに違いない。 場所の確保――は、きっともう座長とかが動いてるだろうし。 うん、きっと、大丈夫。 大丈夫。あとは何かあったかな、と考えながら二、三度ほど頷いて――ランシャオの小さな頭を、軽く撫でようとした。)それじゃあ宜しく、って事で。 ……ランシャオなら人気者だぞー、きっと。 可愛いしね。 あ、衣装はどんなのが良いか頼んでおいた方が良いかもしれないな。 俺はこの格好だろうから関係ないけど……あー、あと、ひょっとしたらお給料、出るかもだけど(どうする?なんて問いかけながら、俺は彼女を撫でるのとは反対の手で、売れ残ったキャンディを一袋。 中身を指で摘んで、口に放り込み、それから彼女へと差し出した。 とりあえず――今日のお駄賃、ってことで) [Fri 25 Jan 2008 01:38:10]
ランシャオ > まあそれはね、うん。 ( 舞台度胸があるかないかも分からないし、そもそも演劇に関しては完全に素人。 今から練習――なんてやったってたかがしれてるだろうし。 ) やる! やってみるー! ( その彼の提案に満面の笑顔で頷いて。 ) [Fri 25 Jan 2008 01:32:40]
カイン > ん。……じゃあさ。 さすがに本番にいきなり、ってのは無理かもしれないけど――(彼女を肩に乗せたまま、俺はよっと、なんて近くの椅子に腰を下ろした。 観客席から舞台を見やる。 さっきまで自分が立ってた其処だ。 ――こんな風に見えるのかー、なんて改めて思いつつ)――今度さ。 商業地区あたりで……なんて言うんだろ。ショウ? みたいなのをやろうかー、って話があるんだけど。 ……司会のお姉さん、やってみない?(なんて、彼女の方に視線を向けて、笑いかけた) [Fri 25 Jan 2008 01:27:06]
ランシャオ > ―――そー…だなー。 ……緊張したりとかもそれなりにしたけどさ。 えっと―――― ( 懸念しているような事も起こらないし、それにみんなとても楽しそうで―――私もあの輪の中に混ざりたいと思った。 ) ……ちょっと私も…カインたちと一緒にこの『アイゼン・リッター』をやってみたいなっ、て思った [Fri 25 Jan 2008 01:23:10]
カイン > (――そして二人が去ってしまえば、あとは普通に握手会、サイン会。 あっという間にお客もはけて、残るのはガランとした客席だけ、だ。 …………祭りの後の寂しさっていうのは、こういう感じ、なんだろうか)……………ん、どうだった、ランシャオ。 初舞台――ではないけど、みんなの前に出てみて、さ。(ガポ、とヘルメットを外す。 応援されて、見に来てもらって。 自分は結構――いや、かなり勇気付けられたのだけれど) [Fri 25 Jan 2008 01:17:17]
お知らせ > キュビエ@キャンディさんが退室されました。 『ミッションコンプリート…これからはお客さんの立場で見にこよっと、とか』 [Fri 25 Jan 2008 01:13:22]
キュビエ@キャンディ > うーん…じゃ今度機会があれば見にいこっと・・・って、ボクの劇ってーか…さぁ…(淫売窟ですが、ええ…ともあれ)うん、それじゃボクもまったねー…お疲れ様っ♪(ぱったこら手を振って、この依頼完了ってところでっ) [Fri 25 Jan 2008 01:12:52]
お知らせ > 大きなお友達さんが退室されました。 『(赤いーマントーせいぎのしーるーしー)(とか、歌ったとか歌わないとか)』 [Fri 25 Jan 2008 01:09:18]
大きなお友達 > ( 偶然の神は、気まぐれに、気まぐれな縁を作る。 カイン――― それは夜の鬼ドモの始祖と呼ばれる親の名前。 彼が吸血鬼だなんだと思ったわけではない。重なった「偶然」に興味が湧いただけ。)―――良い夜だ。 皆さん、ごきげんよう。( サインが記された手袋を嵌めた掌が、ふらりと揺れた) [Fri 25 Jan 2008 01:08:29]
大きなお友達 > 僕に似て 美 し い 娘 だ。(強調する)君とてそういう役柄になれば(未だにキュビエ嬢の職業を誤解中だだだ!)いつでも堪能できるさ。そうそう―――君の劇も見に行こう。そのときには君にも花束を。(拗ねているような声に、カラカラ笑って返す。手にはしっかりとカードバインダーが握られている。 子供達の声に「幼児の諸君も頑張って応募したまへ。母上父上を焚きつけるんだ。」なんて、保護者の皆さんが苦笑いするような一言を言いつつ、思いっきり羨ましがらせるね!! 大人気ないとか聞こえないってば。)サインの練習もしておくように―…(頷くランシャオへ) (そして、手袋に書き込まれるヒーローのサイン。 白地に黒い文字が躍る。―――最後に書き加えられた名前に)       ………。    (吸血鬼は、目を丸くした。―― 一秒・二秒、言葉の無い時間が過ぎ―― 沈黙は喉で笑う男の声でかき消された。)楽しみにしているよ。―――僕のHERO? (茶化して肩を竦めた)じゃあ、他のお子様型に蹴られる前に、失礼しよう。 (カードバインダーをこれ見よがしに天に掲げてから、小脇に抱え、列の流れに乗ろうか) [Fri 25 Jan 2008 01:06:37]
ランシャオ > けどお色気展開は子供たちの夢よ! 避けては通れない命題なのよ! ( そんな俗っぽい事を楽しそうに力説する妖精はもう駄目だ。 ) ――――え、あ、うん。 その―――頑張る。 えっと、応援よろしく。 ( そういう類の気取った台詞を言われた経験なんて殆ど皆無だから、動揺したようにその瞳をパチクリさせながらコクコクと頷く事しか出来なかった。 ) ――――色々と手伝ってくれてありがとねーおねーさーん! また気が向いたら見に来てねー? ( お手伝いをしてくれたきゃわいい娘さんに、小さな妖精もまたお礼の言葉をかける。 ) けど…そういう台詞や格好が絵になるお兄さんだなあ。 ( 人差し指を立てながらそういう貴族の姿はビシッと決まっていて格好よかった。 まあ演劇中のカインにはやっぱり劣るけどね! ) [Fri 25 Jan 2008 01:01:49]
カイン > ……そっか、そっか。――ってランシャオ、大声でそーいう事言わない(女の子としてというか妖精としてというか、何か色々と駄目な発言をした彼女をたしなめつつ、とまれ――持ってきてもらったインク瓶に羽ペンを浸す)ええ。本当は――こう、カードを集めて応募して、とか。そういう形で配ろうと思ってた品です。 ちゃんと全部入りますから、集めてもらえれば(ここを冗談めかして強調しつつ、それを自慢げに見せびらかしている大きなお友達には苦笑い。 ディープワンスが『ちゃんとカード集めて応募すれば手に入るからねー』と言っている光景は余りにもシュールすぎるかもしれないが)………………。じゃあ、ええと。『いつの日か』と、言っておきます、前向きに。(照れくさそうにそう言って、手袋にアイゼンリッター、とサインをしようか ……それから少しだけ考えて。 小さくカイン、と己の名前を書いた)……キュビエさんも、応援ありがとう。(ぐ、と彼女にはサムズアップ) [Fri 25 Jan 2008 00:52:17]
キュビエ@キャンディ > 深窓のお嬢様なんだ…いいなぁ、そーいうのもちょっと憧れるなぁ(なんか、イメージの中で色々すごく美化されつつ…ともあれ届ければ一息ついて)もう…もーちょっと女の子を労わってくれてもいーのに(タコなので粘りの薄い…ぶっちゃけプロレスラーがやる『毒霧』のよーな細かい霧で吐き出すタイプ。袋か何かに出せば何とかなるかも知れないけど、緊急時でもないのにそれは人として回避したいところっ。ともあれヒーローからもお礼を言われれば笑って)いえいえー、どーいたしましてー。とりあえずボクは今日で最終日だけてど応援しておいてあげるからさっ(ちょっとえらそげに)うん、じゃ、ボクはこのへんでっ(多分カードバインダーは限定品だから子供達がみたら「いーなー」とか「ずるーい」とかそんな声があがると思うね、きっと) [Fri 25 Jan 2008 00:45:44]
大きなお友達 > 僕の娘は清純だからね…!そのようなシーンを見たら卒倒しかねんよ…!(ご本人たる娘様が聞いたら、無言で膝かッ君されそうですが)…ヒロインになる前の君と握手できた事を覚えておこう。 そして、いざ舞台に登場したあかつきには、君と握手をした始めての男として花束を。(握手握手。軽く上下に指先だけを動かして、)―――よしよし、早かったぞキュビエ君。(満足げににっこり)…僕の娘が見たくばベルサイユ――ではなく、僕の家にキャンディを届けるついでに覗けばよかろう。 受け取るのは僕ではなく、リコリス――娘の名だ。彼女だからね。――…?(カードバインダーとな)……ああ、キャンディについてたカードを! (目を軽く見開いて)今日の演劇を見たからこそ、あのカードの素晴しさが解るよ…! 役者の個性を失わず、それでいて―――いやいや、語ると長くなるから止めておこう。(軽く首を横に振り――ヒーローから手渡されるカードバインダーを両手で受け取った。ふふん、と、唇の端が吊り上がる。 周りの子供が羨ましがっていたら、更に更に笑みは深くなることだろう! 大人気ない?しらないね! 既に大人どころか大大人の域に入る年齢ですが!)―――友人と娘に自慢話が出来る。(カードバインダーの表紙を撫でながら、ヒーローの声を聞いた) 不安――不安か。 はは。 その不安があるからこそ、成長できるんだよ。 ヒーローも人間も? おっと――…我ながら年寄り臭い。――だから、こう言い換えよう。 『僕は君の登場を待っているよ。』 (それこそ、演技をしているかのような口調で、己の唇に人差し指をあてながら、呟いた) [Fri 25 Jan 2008 00:39:26]
ランシャオ > 私も誘われた時に素直に頷いて良かったな。 だってみんな良い人だもん! ( 毎日自由気ままに飛び回るのも悪くなかったけれど、こうして誰かと一緒に時間を過ごしていくのもいいなあ。 楽しいなあ。 ) ひわいなシーン……触手とか!? それともスライムとか大勢の人に囲まれて輪姦されちゃいそうになる展開とか!? キャーッ!! ( 何故か敏感にその単語に反応する妖精。 子供が一杯居る中でそんな台詞言うな。 ) ――――え? わ、私? ( そんな喜怒哀楽の主張が激しい妖精は、自分に向けて差し出された人差し指にちょっぴり驚く。 ここはヒーロー達の握手会で、私には無縁だとばかり思っていたから。 ) え…えっと……考えておきます。 ( ――――演劇の練習、してみようかな? その人差し指を小さな掌で握り返しながら、そんな事を思った。 ) [Fri 25 Jan 2008 00:34:28]
カイン > そっか。ランシャオが楽しいなら、俺も……うん、誘ってよかったかな(仮面の下、少し満足そうに俺は笑って頷いた。 本当に嬉しい。 役者なんて仕事を目指してるからか、それとも元からなのか、誰かが喜んでくれるのは本当に嬉しいと思う。 今だって――緊張しっぱなしだけれど、嬉しいのは本当に嬉しいのだ)いえ、此方こそ――其処まで気に入っていただけで、ええと、光栄ですよ。 ……あんまり大きな声じゃ言えないんですけど、ちょっと不安だったんです、俺は(だから、ここまで応援してくれる人が一人でもいると、これから先も頑張ろうと思えるのだ。 真っ赤な顔で仮面をたたく彼女に笑いながらも、ほら、と貴族の人が伸ばした人差し指を示す。 握手、握手)あ、と――……キュビエさん、だっけ。 キャンディ、売ってくれてありがとうございます(簡単にだけれど、バインダーと引き換えにお礼の言葉を告げる。 彼女が売ってくれたから、この大きなお友達も、小さなお友達も、劇を見に来てくれたのだし)ええと、それじゃあ――手袋にサインする前に、此方を。(と、彼にその、アイゼンリッターのカードバインダーを差し出した) [Fri 25 Jan 2008 00:17:59]
キュビエ@キャンディ > ちぇー…どんなかわいい娘さんかなぁとか思ってちょーっと期待したのに…って、待った待った待ってってばぁっ! すぐに取りに行くからそれで勘弁してってばぁっ(これってセクハラとか動物虐待で訴えたら勝てるかな?とかちょっと内心また涙目で、ともあればたばたばたーっと駆け出して、小道具係をとっつかまえて、サインの為のインクちょーだいっとか言って、うむを言わさずゲットすればまたばたばたばたーっと…)ぜーはー…はい、墨…じゃないや、インク。あとさ…これ、アイゼンリッターキャンディの専用カードバインダー。大量に買ってくれたお礼にプレゼントってさ(「はいヒーロー、手渡してあげて」なんて、隣のアイゼンリッターにバインダー手渡し…結局、自分も人を使うとかどんな我が侭なのかとか) [Fri 25 Jan 2008 00:11:53]
大きなお友達 > 今日は僕一人さ。下見に、と思ってね。卑猥なシーンがあったら、きちんと目隠しタイミングを計らないといけないし―――ともあれ、さぁ、吐け!吐くんだ!今直ぐに!(どっかの刑事者の如き気迫で、キュビエ嬢に迫る)――って、なんだい。君の墨は使えないのか。(露骨にガッカリした面で、唇を尖らせた)では早く。早く取ってくるんだ。アイゼンリッターがお待ちだ…!(偉そうn(ry))(それから、ヒーローに向き直る)――今となっては、君らの劇団に少しでも貢献できた事を誇らしく思うよ。今日もその気持ちを込めて、そこのキャンディ全て…といきたいが、今日は子供達に譲るとしよう。(金だけ出して、無料配布させるという手もあるが――…ほら、子供の思い出になるじゃない。お金を出して飴を買ってもらったという思い出に。「手袋でいいのか?」 もちろんだと頷く) 今日の思い出になるしね。 うん―――…(照れるランシャオの仕草を見てクスリと笑う。 彼女とも握手を―…と、人差し指を差し出した。) 大丈夫さ!第二のヒロインになるといいよ。 初舞台の初々しさを楽しむ事も出来るしね? [Fri 25 Jan 2008 00:06:09]
ランシャオ > お洋服を用意してくれたり、自分で作ったり出来る材料もあるから私もとってもたのしー! ( 前のチャイナ服とお団子ヘアーも好きだけど、今みたいに下ろしたり三つ編みとかにするのも嫌いじゃない。 人形用の服で色々と代用できるから素敵。 ) や、やだなー。 いくら私だって、まだ何も知らない素人なんだから、本番の舞台に上がったらみんなの迷惑になっちゃうだけだってー。 ――――だ、だからさー! もー!! ( こういうストレートな褒め言葉には弱い。 からかわれたような態度をされれば、頬を赤くしつつ仮面の上からポカポカ叩く。 ) ――――けどさ…タコって…美味しそうだよね。 ( 走り去っていくキャンディ売りの背中にある触腕を見る度に、どうしてもたこ焼きとかタコの刺身とかそういうのが連想されてしまう。 ) [Fri 25 Jan 2008 00:02:37]
カイン > まあ、いろんな服を着てたほうが見てて飽きないと思うよ、俺も。(うんうん、と頷きながらも、しかし――ううん、何だろうこの大きなお友達。 気に入ってくれるのは有り難いことだし、彼個人に対して悪い印象は持ってないのだけれど、なんともこう、一つ二つ突き抜けているような感じはある)いやぁ、さすがに百個も買う人は滅多にいませんから、噂にもなりますって。本当に有り難いことですけど。――だってさ、ランシャオ。出てみるかい?(なんて貴族の言葉を受けて、肩の上の妖精にからかうような声をかけつつ――差し出されたペンと手袋)へっ?! 良いんですか、その――手袋で。(結構上等な代物だろうに、とか思いつつ。 キュビエ――ってそうか、売り子の人、そういう名前だったっけか)ええと、キュビエさん! たぶん、小道具係の人が場所知ってると思うから、案内してもらってーッ(ちなみにキャンディを受け取ったのはショゴス役だった。 子供がおっかなびっくり買いに来る) [Thu 24 Jan 2008 23:55:32]
キュビエ@キャンディ > 貴族様やあっほー。あれ、娘さんは…いらっしゃらないの?(どーやらこちらに気付いたよーな貴族様に笑いながら近づきつつ…)へ? インクって…ボク持ってない…ってー、そんな筆記具に使えるよーな墨じゃないし、やったら口も歯も暫く真っ黒になるんだからやだってばっ!(えー、ボクまだ販売中〜とか小間使いにされてると思ったけど、どーやらそーではないと判っちゃって…や、ほんとーに墨は吐けるけどさ、今だ一回もやった事ない特技だけどさっ)しょーがないなぁ…劇団の方にあるかな、あるならちょっと取ってくるね(んむ、仕方ないひと肌脱ごうと、そこらの怪人さんにキャンディの入った箱を渡して、取りに行こうっ、多分すぐ戻ってくると思う) [Thu 24 Jan 2008 23:49:46]
大きなお友達 > おや。キュビエ嬢から話を聞いているのかな。 そうだよ。色々都合が合った…というのもあるのだけど。キャラクター物にしては、味もなかなかだったよ。 今度は「ショゴスチョコ」でも期待してみようか。二月も近いしね。(からから笑いながら、彼の手を冷えた両手で握る。 それから、彼の肩の上のお嬢さんへ)声も可愛いね。君も舞台の上にでるのかな? 君が舞台にでたら、君用の花束も用意しなければいけないね―― (彼の手を名残惜しそうに離し)  サインも頼むよ。 パンフレットも考えたがー―ありきたりだから、ここに。(と、己の白い手袋の甲を指差す。 白羽根のペンを差し出しながら、だ。 が、インクがない。) おや、しまったな。インク―――……(と、噂をすれば影? 視界の隅にキュビエ嬢が見えた。 そして、とっても失礼な連想ゲーム開始 インクが無い→キュビエ嬢→タコのウォータリアン→タコ→墨→インク!11!!!) キュビエ君。キュビエ君。 インク、インクだ。インクを用意するんだ。(えらそうに言うよ!) [Thu 24 Jan 2008 23:43:23]
ランシャオ > 服着ない友達も結構多いからなー。 私なんかは一度趣味で普通のを着始めちゃったら、こういう格好の方が落ち着かない気もするけど。 ( 羞恥心はちょっぴり程度はある。 まあ本当にちょっぴりね。 ) ほんとーに違和感バリバリあるなあ…… ( 並んでいる子供たちのなかでやたらと目立つド派手な貴族の姿に思わずそんな呟きを漏らした。 ) フッフーン。 そうでしょそうでしょ、スゴイでしょ! ( その悪目立ちする貴族がヒーローを褒め称えれば、何故か肩に乗っている妖精が偉そうに胸を張る。 やっぱりこういう風に友達が褒められるのって素直に嬉しくなる。 ) ―――やだなーカッコいいお兄さんたら、ホントの事でも面と向かって言われたら照れちゃうよー。 ( 可愛らしいとの褒め言葉に頬を緩ませた。 ) [Thu 24 Jan 2008 23:36:42]
カイン > んー……どうなんだろ、妖精ってのも色々だろうし。 でも、そうか、それが本気かー。 よっし、それじゃあ肩に乗って、と(いくらサイズ的に小さいとはいっても女の子。ちょっと目のやり場に困らなくもないけど――まあ、妖精なら仕方ないよな、と頷いて。 俺は彼女と一緒に舞台に上り、出てくる子供たちに握手をしていく。 あとサインも、勿論)(う、うーん。何か、今まで俺個人、というかアイゼンリッターとして、こうして子供たちと触れ合うことはなかったからなぁ……。 かえって舞台に出るより緊張する――って何か派手な人がきた!?)は、はは、いや……どうも、ありがとうございます。 ……えと、もしかして、キャンディを一杯買ってくれたって人は貴方ですか?(とりあえず花束を受け取りながら、彼に対して握手を求める。 隣でキャンディを売ってる彼女のお陰なのだろう、ここまで子供たちが集まったのは。 ――何とも、実に嬉しい話だ。 あとでちゃんと、お礼を言っておかないと) [Thu 24 Jan 2008 23:28:42]
キュビエ@キャンディ > (とりあえず、握手会が終わった子達に販売した方がいいよねーってことでこちらも販売れっつごー)はーい、アイゼンリッターキャンディはいかがですかー? お土産とか、話のネタにお一つどーお? 一袋100エンで販売中でーす♪(笑顔を振りまきつつ、知った子供達には触腕をひらひら振って挨拶してれば、とーぜん視界に入るであろう大きなお友達)あ、むしろ、ちょーど良かったかも(はぁい、なんて大きなお友達にも手を振りつつ…渡すものもあったし、とか…それまでは子供達相手にキャンディを売っておこう)だいじょーぶ、これは安心して食べられるキャンディだからさー♪(とか説明しつつ) [Thu 24 Jan 2008 23:23:28]
大きなお友達 > (子供達の行列に混じった、大きなお友達は、頭一つどころか三つくらい飛びぬけてる。 ソイツが、好奇心いっぱいの笑みを隠そうともせずに、ド派手な花束を揺らしながら、徐々に近づいてくるのが見えるだろう…!! 「筆記用具のご用意をー」とかそんなアナウンスが流れたら、懐から小さなケースを取り出すと、中から小さな白羽根を取り出す。――準備 は 完了 だ! 下っ端の雑魚から主要人物まで、両手で確りと握手をする大きなお友達。 やがて、アイゼンリッター役――つまり、カインの番になると、花束を差し出し)――素晴しかった。 感動した。 キュビエ嬢に軽く話を聞いていたが、それ以上だった。君の殺陣が目に焼きついて離れないよ。(ヒーローにあこがれる子供の熱視線を注ぐ) ………さぁ、握手を。 次回も楽しみにしているよ! 肩のマスコット(ランシャオを眺め)は、次回の隠しキャラか何かかな?可愛らしいね。 [Thu 24 Jan 2008 23:20:54]
ランシャオ > フッフッフッ…これが私の本気さー! ほら、たまにはこういう格好しないと妖精ってこと忘れられちゃいそうじゃない? ( けどこの時期に薄布一枚は寒かった! ソレでも私は堪えるよ。 おしゃれのために! ) どちらかといえば子供受けしそうな劇の気がするしね。 というかあのイケメン必殺技名まで叫んでたよ…… ―――あ、行く行くー。 まあ姿晒しても……いいのかなあ? ( 二つ返事でうなずいてアイゼン・リッターの肩の上に乗るけれど、劇の中では部外者の私がこの格好で出ていいのかはちょっぴり不安。 ……まあいっかな。 特に問題も無いでしょ、きっと。 ) [Thu 24 Jan 2008 23:15:03]
カイン > お、ありがとう、ランシャオー。 てか今日はちょっと雰囲気違うじゃないか、似合ってるぞー。(さすがにこういう格好だとジロジロ見るのも躊躇われるので、コップ片手に視線を逸らしながら、一応の褒め言葉。 とりあえず水の方はありがたく一気飲みさせていただくとして)うん、見に来てくれる人が多いのは嬉しいんだけどねー。 ああいう大きなお友達の登場は、ちょっと予想外だった。 ……よし、んじゃあ握手会行ってみようか。ランシャオも来るか?(ガポッとヘルメットを被り、マフラーを結びなおしながら彼女に声をかける。 向こうではヨタヨタと怪人も立ち上がって覆面をつけており、更にその向こうではディープワンスも待機中。 良いんだろうか、悪役まで出てって。 まあ、一人で出て行くよりかは心強いけど)(と、いう事で更にアナウンス。 握手会をやるので整列してください。 あと筆記具を持っている方にはサインのプレゼントも、とか) [Thu 24 Jan 2008 22:57:58]
キュビエ@キャンディ > (今日が依頼最終日となったタコ娘は、自分がキャンディ販売と兼ねて宣伝をしていたのがどれくらい反応あったのかなーとか思って、今日はこうしてここで売るのに混じるつもりだったんだけど)けっこー盛況? 頑張った甲斐があったかなー?(握手会やるならその近くで売ろうかなって事でまだでないで待ってよう…公園とかであった子供達いるかなーとか思いながら) [Thu 24 Jan 2008 22:55:37]
お知らせ > キュビエ@キャンディさんが入室されました。 『幕が降りてから、首から掛けたいわゆる駅弁売りな格好でキャンディ売ろうとしたんだけど…』 [Thu 24 Jan 2008 22:52:58]
大きなお友達 > 素晴しい…!退屈な悲劇ばかり見ていた自分が馬鹿馬鹿しくなるじゃないか…!登場人物の関係も素晴しい。 演出も斬新で素晴しい。  ブラヴォーだ…!(主役が出てくるまで拍手をするつもりだ。 ええ。一人になっても。大きなお友達は、遺憾なく雰囲気の読めなさを発揮中だ。 ちなみに大きなお友達は、やたら豪華な花束を抱えている。――そして、その花束に負けぬようにと男的に競った結果――……飾り羽のついた帽子に、のスリーピース、その上に同色のインバネスを羽織り、襟元や指先、腕には嫌みったらしくちらちらと自己主張を繰り返すアクセサリー。揺れる黒髪の合間から見えるのは、翡翠の耳飾。 ――と、つらつら説明したが、要するに纏めると劇中にでてくる悪役の如き派手な服装なわけだ。)――――何?握手会?サービスがいいな…!(アナウンスがあるなら、子供に混じって並ぶよ?余裕でな!) [Thu 24 Jan 2008 22:51:19]
ランシャオ > お疲れさまー。 ほい、お水。 ( まあこれぐらいは私も出来るわけで。 ぐったりとしているカインにコップに入った冷たい水を手渡そうとする。 )( 薄布一枚の妖精は先程までのヒーローの問い掛けにちょっぴり悩んだように首を傾げる。 ) なんだか雰囲気とかそうっぽくも見えるけど……それにしては随分とこの場の空気に馴染んでいる気がする。 ( ………いや、アレはむしろ違和感の固まりと言った方がいいのかな? ランシャオわかんない。 ) 今日はとっても繁盛してたみたいだねー♪ ( うん、それはいいことだ。 この後のおまけの握手会みたいなのをやるんだったら、私も姿を消して肩にでも乗って付いていこっかな。 なんか面白そうだし。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:48:22]
カイン > …………ふぃー。 なぁー、ランシャオ。あの大きなお友達の人って貴族かなぁー。 あと誰か水ー(どべっちゃー、とくたびれたように突っ伏したまま、今日は低空飛行の妖精に俺は声をかける。 まあ、突っ伏してる俺が視線をあげれば見えるのかもしれないけど、今はそんな気力もありません。)あ、アンコールって、えー、……そんなの初めてなんだけど、なぁ。……うぅん。(ぐぃー、と首を動かして座長のほうを見る。 OKサイン。 マジですか?)(『握手会くらいやっても良いんじゃないの?』とか何とか) [Thu 24 Jan 2008 22:40:06]
大きなお友達 > ブラヴォー! (スパンスパンスパンと拍手をして幕が落ちるのを待つ。 おおハシャギする大きなお友達は、雰囲気を読まずに、アンコールの要求だ! ) [Thu 24 Jan 2008 22:37:23]
ランシャオ > ―――て、なんかスゴイノリノリなお兄さんもいる!? ( 子供たちに混じって叫んでいる綺麗な御仁をランシャオも見つけてちょっとびっくり。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:37:01]
ランシャオ > ( 舞台袖でその派手な演出に大いにはしゃいでる妖精。 ちなみに今日の格好はちょっぴり妖精らしいようにと、純白の薄い布をワンピースのように着込んでいる。 いつものように飛ぶと下から丸見えであるため、今日はあまり高い高度では飛べなくなってしまった。 )  [Thu 24 Jan 2008 22:35:50]
大きなお友達 > 頑張れ……っ! ソイツはきっと、一撃で死ぬはずだ!そうに違いないッ…!(手に汗握る展開に、子供達が「がんばれー」とか「まけるなー」とかの声に混じって、声を上げる大きなお友達…!) (必殺技名が野外ステージに響き渡れば、大きなお友達が、子供達と一緒に拳を振り上げ、一緒に技名を叫んだり―――大きなお友達は、色々な意味で空気を読んでいるが、読んでいなかった…!) [Thu 24 Jan 2008 22:30:49]
カイン > (――あとは、お話としては単純だ。 助け出されたラヴィニアと男の子は元の生活に戻り、そして『ショゴス』の脅威はヴェイトスから消え去った。 そういう……続き物の一話分としては及第点の、勧善懲悪。 ……お菓子の食べすぎはいけないよー、なんてそんなテーマもあったのかもしれないが、俺にはあまり関係ないわけで。 ガポ、とヘルメットを外して息を吐いた)……ふぃー、お疲れー。……暑いっつか、本当にクタクタだ……誰か、水ー。(どべっちゃー、と舞台が終わった後の俺はいつも通り。 怪人役の俳優と並んでべっちゃりと座り込むのであった。 ちなみに二人とも仮面と覆面外しただけで、衣装はそのまま。 子供の夢ぶち壊しである)『次回「星より訪れしもの」に、ご期待ください』(なんて次回予告も聞いてません) [Thu 24 Jan 2008 22:30:14]
アイゼンリッター > アァァアァァイゼンッ!!(駆け出す。 何度も何度も練習した技だし、いい加減にもう慣れてきた。 失敗なんてする筈がない。 そして失敗するわけにもいかない。 貴族――っぽい大きなお友達だけじゃない。 子供も。 それに――ランシャオだって見ているのだ)(格好良く決めないとな……ッ)(奈落に隠されたトランポリンを蹴って、飛ぶ。 怒りの雷撃、身に纏い、だッ!)ダァアァァアァァイナミィイィイィィクッ……!!(――飛び蹴り――)(ずむん、と砂袋を踏みつける奇妙な感触。 パッと袋が破けて砂が飛び散り、俺はしまった、と一瞬仮面の下で舌打ちをする。 あまり目立たないと良いのだが。……ううん、無理かなぁ。)(が、幸いにも演出班の魔術師が間に合った。 《爆裂》だ。)(吹き飛んだショゴスとアイゼンリッターを隠すように、見た目が派手な爆発が舞台の上を包む。) [Thu 24 Jan 2008 22:28:01]
アイゼンリッター > ジュウッ!!(バッと両腕を広げて跳躍し、ショゴス相手に拳をたたきつける――ようにして砂袋を打つ。 きぐるみ自体の重量は然程ではないとしても、この袋が随分と重い。 ためしに練習で着込んでみたが、これではまともに動けまい。 自然、此方が手数で攻め、相手の一撃で吹き飛ぶ。 そんなような殺陣の流れに決定したのは、まあ、当然だった。)(バンクルの特性を生かして、コアに力を篭めるイメージ。自然と両腕にバチバチと派手に弾ける雷が纏わり付いた。――まあ、所詮は見た目だけなのだが。)(「ぜぇえぃっ!!」)(ショゴスの放った一撃を両腕を交差して受け止め、後方へと飛ぶ。 そろそろ決めなければならない頃合か――と観客席を見て吹いた。 なんだあの大きなお友達)(……気を取り直してグッ、と右足に力を集中する) [Thu 24 Jan 2008 22:25:18]
貴族 > (いるぜ!いるぜ!)(観客席の子供に混じって、大きなお友達が…!) [Thu 24 Jan 2008 22:24:10]
アイゼンリッター > (「……どうなるのかな、この女が」)(そこにいたのは、黒い人影。――ナイト・ゴーント!! 何故、とショゴスが口を開くよりも前に、ゴーントが叫んだ)(「アイゼンリッターを倒すのは、俺だ! 仮に正面から戦って貴様に敗れるのならば、俺の見込み違いだっただけだが、姑息な手を用いて奴が負けるなぞという事があっては気に入らんのでな! ネフレンカ様、ン=カイの闇を!」)(「ン=カイの闇へひきずりこめ!!」)(「……ッ! おのれ、ナイトゴーント! アイゼンリッターを殺したら、次は貴様の番だ!!」)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(そして、幻術によって生み出された虹色の霧が舞台の上に満ち溢れていく。 ――怪人との決戦は、こうでなけりゃぁ。 仮面の下で、俺は小さく笑みを浮かべた) [Thu 24 Jan 2008 22:23:39]
お知らせ > 貴族さんが入室されました。 『(観客席のど真ん中に、なんか派手なのがいる)』 [Thu 24 Jan 2008 22:23:17]
ランシャオ > ( 今日は舞台袖で劇を鑑賞中の妖精。 こういう真剣な舞台での悪戯は流石に自重しており、自分にも出来る簡単なお手伝いをしている真っ最中。 ) キャンディの大人買い……私もやってみたいなー。 ( そしたら毎日食べるのに。 というか今日の演劇の内容はなんて面白そうなものなんだ! だって食べ物だよ食べ物! )( そんな他愛も無い事を考えながら劇の観賞中。 おーっ、とかわーっとか煩く成らない程度の声量で感嘆の声をあげながら、その舞台の様子を見つめている小さな妖精。 ) [Thu 24 Jan 2008 22:21:44]
アイゼンリッター > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!)(颯爽と流れる主題歌を背景に、俺はショゴスと相対する。 強張った身体を解すのに、二度、三度と深呼吸。)(「おのれぇっ、またしても貴様かァッ!アイゼンリッター! やれ、やれぇっ!!」)(「イア! イア!」)(そして毎度おなじみディープワンスが住人、舞台端から飛び出してくる。 殺陣の流れは手筈通りに。 次々に襲い掛かる彼らを、掴んでは投げ、掴んでは投げ! 一人、二人、三人、四人!)(五人目の腕を掴み、残りの集団に向けて投げ飛ばす。 他の面々は彼に巻き込まれて吹き飛ばされるようにし、投げ飛ばされたディープワンスを受け止めて舞台袖へと引っ込んだ)……さあ、後は貴様だけだな、ショゴスッ!!(「チィィッ! だがな、アイゼンリッター! 私に手を出せば、あの女が――」)(だが、其処にラヴィニアの姿はない) [Thu 24 Jan 2008 22:21:28]
アイゼンリッター > ……大丈夫。あと少ししたら、ハワードって男があのお姉さんを連れて戻ってくる。そしたら、今日の事は忘れて、眠るんだ。……良いね(そうして、俺は舞台の中央――ショゴスに相対する位置を目指し、足元の奈落に設置されたトランポリンで跳躍した)ジュウッ!!(ショゴスの目前に着地するなり、俺は両腕を水平に伸ばして見得を切る……ッ。 周囲の明かりが消され、変わって演出班の魔術師が唱えた《光明》の呪文が俺……もとい、アイゼンリッターの姿を照らし出した。 目の前の客席、子供たちの視線に緊張するのはいつもの事だけれど、貴族がいるかも、と思うと余計に体が強張った。 小さく深呼吸をし、腕を右に伸ばした体勢から勢いをつけて身体を左後方へ捻り、体の前で両腕を交差。 一泊溜めた後、拳を右足へと寄せ、力強く右掌を天へと掲げる)ナイアァアアァァアァァアァルッ!!(カシャリ、とバックルの窓がバネ仕掛けで開き、金色に輝く猫目石が光りだした) [Thu 24 Jan 2008 22:19:21]
アイゼンリッター > (――そう、『ショゴス』とは、それ自体が神話生物だったのだ。 意思を持ち、体内にもぐりこむや否や、その人物を操る――恐るべき粘液状の生命体。 それによるヴェイトス市民の洗脳が、作戦の第一目的。 そして第二目標は――ラヴィニア・ウェイトリー。 本来ならば、彼女にもまた『ショゴス』を食べさせるか、或いは他の洗脳者の手によって拉致する。その予定だったのだが……)「全く、我々は運が良い! まぁさか、向こうから此方に来てくれるとはなぁっ!!」(全身を水色に塗りたくり、あちこちに瘤――水色に塗った皮袋に砂を詰めたもの――をぶら下げた怪人、ショゴスが笑う。 目の前には十字架に磔にされたラヴィニア。 だが、其処に男の子の姿はない)「さぁて、後は君だけだぞぉーっ? はぁやく出てこないとー、お姉さん、食べちゃうよぉーぅっ!?」(少年は、影に隠れていた。 息を殺して、ジッとして――だけど、巻き込まれてしまった、あの女の人をほうっておくわけには……)……行っちゃダメだ。(立ち上がろうとした彼に、俺は声をかけた) [Thu 24 Jan 2008 22:17:58]
カイン > …………い、いや。頑張る。頑張るけどね。(うわぁー、と頭抱えて七転八倒下挙句に穴を掘って埋まってしまいたい。まあ、逃げるわけにはいかないのだけれど。 溜息をもう一度。 ともかく、もうそろそろ出番なのだから準備をしなければ)……貴族かー。いや、気紛れで見に来ないなんて可能性もあるわけだけど。だけど。だけどねー。(ガポッとヘルメットを被り、首にマフラーを巻きつける。 ベルトのバックルもバネの具合を確かめて、うん、良い感じだ。 肝心なところで窓が開かないなんてことになったら大変だからなぁ。 格好がつかないなんてものではない)……よっし、それじゃあ行くか。頑張れ男の子ー、と……ッ(そうして俺は、いつもどおり舞台へと駆け出していった) [Thu 24 Jan 2008 22:13:22]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『ゴージャスねー』 [Thu 24 Jan 2008 22:12:32]
カイン > (「そう言えばさー。聞いた? キャンディが凄い売れたって話」)(ふと他の団員から話しかけられて、俺はああ、と頷いた。 何でも貴族っぽい人が、キャンディの大人買いをしたのだとか何だとか。 まったく嬉しい悲鳴だ。 さすがに無断で貴族御用達、とかいう宣伝はできないけれど、少しでも噂になれば売り上げも人気も伸びることは間違いない)(「で、これからが本題なんだけど――チケット買ってくれたんだって、今日の」)………………………。マジですか?(「マジ」)(……思わず頭を抱える俺。 貴族の前で劇なんて、想像したこともありませんよ勿論、ええ) [Thu 24 Jan 2008 22:10:24]
カイン > ま、お約束だよね、捕まっちゃうのは(と、舞台を見つつ裏手で溜息を吐く俺なのであった。 実際、今回の話は主演のフィリップ・ラムレイが休暇をとる予定の日だった為、それに伴ってアイゼンリッターの出番も最後だけになっている。 つまりどういう事かというと――それ以外の舞台裏での雑用が増える、という事だ。 使い終わった小道具の片付け、大道具やら背景の出し入れ、エトセトラエトセトラ。 まあ、ラムレイも随分色々と頑張ってくれていたし、田舎の母親の誕生日なのだと言われてしまえば笑顔で送り出すより他に無い。ここら辺りはアットホームな劇団の良いところだろう。 大手ではそうは行かないに違いない) [Thu 24 Jan 2008 22:08:36]
アイゼンリッター > (――何かある。 幾度も、幾度も、怪事件に巻き込まれてきた彼女には、すぐに理解できた。 多分、これも今まで自分が遭遇した事件と同じ類のそれだ、と。 勿論彼女は知らない。 鉄仮面の男の正体も、彼が何と戦っているのかも。 ――いや、そもそも、仮面の男と怪物たちは、同じ存在だと認識しているのかもしれないが)「……やっぱり調べるのなら『ショゴス』を売ってるお菓子屋さんから、よね」(グッと拳を握り締めたラヴィニアは、男の子と連れ立って、そのお菓子屋へと向かうのだが――――) [Thu 24 Jan 2008 22:04:37]
アイゼンリッター > (『ショゴス』――ヴェイトス市で、近頃人気の、菓子の名だ。 それは水色をしたクリームのような代物で、甘く、そして美味い。 流行しないわけがない。 新しいもの好きばかりが集まった街で、この奇妙で不可思議な『ショゴス』が人気になるのも、あっという間の事だった。 誰も彼もがそれを口にする。 食べる。 毎日のように。 誰もそれに違和感を覚えない。 だが――)「母さんが、何がなんでもボクに『ショゴス』を食べさせようとするんだ。 ボク、あのお菓子は嫌いなのに」(ラヴィニア・ウェイトリーが日時計の公園を通った時、一人で泣いていたその男の子。彼は、『ショゴス』を食べなかったせいで母親に追い出されたのだという) [Thu 24 Jan 2008 22:01:27]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――『ショゴス』』 [Thu 24 Jan 2008 22:01:10]
お知らせ > リートさんが退室されました。 『(アイゼーン! ダイナミック!!) (ああ、また)』 [Thu 24 Jan 2008 00:49:01]
リート > (あれ、でもアイゼン・リッターなのになんでアイゼンダイナミック? 疑問に一人首をかしげていると、聡い歌い手が笑った。「アイゼンダイナミックっていうのは、アレだ。アイゼン・リッターの必殺技というか、決め技というか…とにかく技の名前でね…」) ……敵を倒すとき、技の名前を叫ぶんですか? アイゼーンダイナミックーって? (それちょっと恥ずかしいかも。思ったが声には出さない。今度は心の中にそっと秘めておいた。いつものようにスマイルスマイル!) けどそういうの聞くと一度実物を観てみたくなりますね… (ぼそ。その声は近くを通りかかった子供が発した声で聞こえなかった) [Thu 24 Jan 2008 00:48:19]
リート >  …で、どういう内容なんですか、そのアイゼン・リッター? って (また沈黙が落ちた。これまた聞いちゃいけないことだったのだろうか、と口を噤む。別の話題を探そうとして「あー」とか「えー」とか意味を為さない声が出た) (間) (「……確か悪者をやっつけるっていう話だったはずだけど、子供向けの」実はちゃんと観たこと無いんだけど。と一言添えた返事が返ってきた) 子供向けですか (そういえば、あいぜーんだいなみっくー と叫んでいたのは子供ばかりだったような気がする。突然叫ばれると心臓に悪いものはあったが。これも若さゆえの以下略) [Thu 24 Jan 2008 00:37:35]
リート > (沈黙に聞いてはいけない事だったのかと直ぐに口を噤んだ。一瞬の間があって「知らないの?」「ツァラトゥストラ劇場がやってる劇だよ!」「アイゼン・リッターだよ!」と矢継ぎ早に言葉を浴びせかけられた) あ、ああ…有名なんですね。そういえば劇場の名前くらいは聞いたことがあるような、ないような… (演劇に興味がないわけではない――寧ろ興味はあるのだが、視覚の機能がほとんど失われた今、楽しめるかと聞かれれば疑問である) [Thu 24 Jan 2008 00:22:13]
リート > (それは歌を歌い終わって他の同業者と雑談していた時だった。会話が一瞬途切れた瞬間に、歌い手はずっと聞きたかったことを口にしたのだ) あいぜーんだいなみっくー ( 超 棒 読 み ) って叫ぶのが流行ってるんですか? 最近は (びしり、とその場の空気が凍ったのは言うまでもない) [Thu 24 Jan 2008 00:13:18]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 …あの 』 [Thu 24 Jan 2008 00:08:46]
お知らせ > リートさんが退室されました。 [Sun 20 Jan 2008 22:56:12]
リート > (――願わくば大海のような愛に包まれて死にたいもの) (確かに、と同意する部分ではある。死に損なった歌い手は次こそ優しい手に包まれて逝くことは出来まい) (しゃがみ、手探りで帽子を探り出せば、少し重くなった帽子を拾い上げる。杖を供にし、歌い手もまたその場から去り) [Sun 20 Jan 2008 22:56:10]
リート > ――Vull morir en pelag d'amor... (――願わくば大海のような愛に包まれて死にたいもの) (そこで歌は終わる。ハープの音も消えて、歌い手はただ静かに頭を下げるだろう) (まばらに聞こえてくる拍手と、コインを帽子に投げ入れる音。頭を下げたままそれを聞く) (例え目が見えずとも、拍手の音で客が満足したかどうかは分かると言うもの。拍手の音が聞こえてくるまでは歌い手は緊張状態が続く。やっと肩の力を抜いた時には人は靴音をさせながら去るのだろう) [Sun 20 Jan 2008 22:34:41]
リート > e hai trop gran fait emparat. Gran res hai de lo mon cercat (思えばあまりの大業を企てたもの。一人でこの広い世界を経巡った) (『彼』はパプテスの徒であった。――己からすればやや狂信的な。彼の『偉業』を褒めるつもりはないが、『せつなさ』は認めてもいいと思う) mant bon eximpli hai donat poc son conegut e amat (多くの事柄を称したにも拘らず、私を知る人の少なく、人に愛されることもない) [Sun 20 Jan 2008 22:20:23]
リート > (歌い手は今日も歌う) ――Sou hom vell, paubre menyspreat, no hai ajuda d'home nat... (もはや老人にして金もなく、人に卑しめられ、頼るべき友とて既にない) (古い――とても古い歌だ。パプテスを信仰する者か己のように歌を生業とする者以外にはあまり馴染みはないやも知れぬ。歌い手は特定の宗教を信仰していなかったが、時として宗教詩を歌うことがある。尤も、この歌がそうと分かる人も少なかろうが) (ぽろん、とハープが鳴り) [Sun 20 Jan 2008 22:07:08]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 (一角) 』 [Sun 20 Jan 2008 21:53:27]
お知らせ > キュビエさんが退室されました。 『そんな感じで少しは見れるポーズになるまで練習…最初からクライマックスだぜと言えるくらいにっ』 [Sun 20 Jan 2008 16:44:03]
キュビエ > (バッバッ!バッ、バッ!とかそんなテンポと、手拍子でタイミングを教えてくれるのに合わせてちょっと動いてみる…あ、左手を足に寄せる時はあまり溜めないんだ、とか) [Sun 20 Jan 2008 16:41:05]
キュビエ > (こうして、こう…とか、模範演技を受けて…キビキビ動くし、ちょっとした動作の間と言うか溜めとかもやっぱり大事なんだなぁ、とか)もっと、キビキビ動かないとダメって事だよねぇ…(バッと後へ振りかえり、正面に向き直りながら腕をクロスっ!ここでちょっと一呼吸溜めるとかやってるつもりでも上手くいかないし…と言うか、運動用に買ったブラにしとけば良かった…体ひねったり、体を起き上がらせたりすると胸揺れるし) [Sun 20 Jan 2008 16:38:54]
キュビエ > (それでは、やってみようっ!)よっ…はっ! んんんんーーーー、だあああーーっ!(左に捻る、クロスする、左手を脚へ寄せながら腰を落として溜める、一気に開放して声を上げる…まだ頭で考えながら動いているしメリハリもないから、正義のヒーローと言うより単なる触手怪人の断末魔の動きとか…なんてーか色々ダメっぽい。教えてくれた人も苦笑してるもん) [Sun 20 Jan 2008 16:35:41]
キュビエ > まず、体を左にひねって…前で腕をクロス…して、次は…?左手を右足のところへやって腰を落とす? 腰を落とすのが先?(ちょっと後からポーズの修正なんか受けたりしつつ)で、右手を掲げて叫ぶ…と(あ、結構シンプルかも、とか…) [Sun 20 Jan 2008 16:32:52]
キュビエ > (これ以上付きまとわれるのも困ると言うか、一応まだ早い時間で手が空いているのか、仕方ないって感じで…だいたいの動きを見せてくれる事になって…)えーと…こう?(最初は上体を捻って…)そして、こう…(体を戻して腕を交差させてー…)って、ちょっと待って、コート脱ぐからさ、ちょっと動きにくいしっ(次の動作にを見ればとりあえず動きやすくないと大変そうだと言う事でコートを脱いでタコ触腕も開放しちゃって) [Sun 20 Jan 2008 16:27:37]
キュビエ > ねー、お願いだからさー、昨日お菓子売った子供達に変身ポーズ見せるって約束しちゃったからさぁ…ね?売り上げに協力するって形でさ…手取り足取りってわけでなくてもいいからさぁ…お願い(ただでさえ次の公演の準備だってあるだろうに、そんな事を頼まれて困惑しきりの相手。それをまるっと無視してこー頼み込んでみるっ) [Sun 20 Jan 2008 16:22:45]
キュビエ > (少しだけチケットをもらえればそれでおっけーて感じで頷いて)あとさ…(対応した劇団員はまだ何かあるのか、みたいな顔をしちゃうけども)変身ポーズ教えて、アイゼンリッターの…ほら、最初きた時になんか、ばばばばっ!とやってたじゃん、あれ(パッと見はなんか複雑そーな動きしてたけど、なんか格好よさげで) [Sun 20 Jan 2008 16:20:41]
キュビエ > うん、そんなに一杯はいらないよー。ちょっとだけでもいいからさ、お菓子に興味を持ってくれた子へのプレゼントとかそんな感じでさ(元々安いんだけど、こーチケットがあればそれをきっかけに親にねだったりしてくれるかなーとか。キュビエがんばってます) [Sun 20 Jan 2008 16:18:35]
キュビエ > うん、これが今日の分ねー、りょうかーい(お菓子の籠を受け取りつつ、でもちょっとそれは横に置いといて)ねね、ついでに宣伝もするからさ、劇の入場割引チケットみたいなのあったらもらってもいいかなー?(ほんとーはただお菓子を売ってればいいんだろーけども、こうして一つの劇団の売り子の手伝いとか関係者と言うにはかなーり程遠いけど、ちょっとは関われるのは嬉しいし、色々手伝えればと思って) [Sun 20 Jan 2008 16:15:31]
キュビエ > (午前中から夕方までー、と毎回お菓子一杯の籠を預かって販売って感じなのだけど、今日はついでだからこーちょっと早めにきてその劇団の人とちょっとお話したりとか)んー、やっぱりボク達のところと違ってこーいう所で主役を張るような役者さんって文字通り『絵になる』人達ばっかりだよねぇ(まぁ、ボク達のところでも一級とか特級とかって名は知られてるけど、こーいう健全なところとはまた違うしとか) [Sun 20 Jan 2008 16:13:08]
お知らせ > キュビエさんが入室されました。 『今日売る分のお菓子を受け取るついでにボク、参上!』 [Sun 20 Jan 2008 16:09:20]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(妖精と一緒に仕事再開。 波乱の予感……?)』 [Sun 20 Jan 2008 02:26:49]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『(誰かが心の底から怒っている事を、私はまだ知らない)』 [Sun 20 Jan 2008 02:25:50]
ランシャオ > おろ? そなんだー。 ………? 変な事言うなー。 カインが何の役をやってようと、私は応援するに決まってるじゃん。 ( 中身だけ、というのが何でだろ?と不思議に思ったりはする。 けれど脇役であろうと主役であろうと、真剣にそれに打ち込んでいる人たちを応援しないはずが無いじゃないか。 )( つよいー、と文句を言ってその手を跳ね除けた先にある青年の赤くなった姿に、今度はにやにやしたような笑顔で甘えるように彼に飛びつこうとしよう。 ) そう赤くなるなこの男前ー! フフッ、お言葉に甘えて頼りにさせてもらいますー。 ( そうして彼の肩に乗っかっろうとするだろう。 密かにその位置がお気に入りのようだ。 ) はーい。 ちゃんとお願いするとしまーす。 ( その言葉に素直に首を縦に振って。 ) [Sun 20 Jan 2008 02:20:24]
カイン > おう。……どういたしまして。(そのまま暫くの間、彼女の頭を撫でたままに。 なんだか、そこまで嬉しそうな顔をされると――辞めてしまうのが申し訳ないような気がするのだ。 俺だけ、だろうか。 きっと違うだろう)主役――の中身、だけどね。 雑魚とか、敵役とかの中身もやるし――うん。でも……そうだと知って応援してくれるのは、嬉しいかな。(照れ隠しに、わしゃわしゃ、と少しだけ強くランシャオの頭を撫でる。 それを跳ね除けて彼女が此方の顔を見れば、ちょっと赤くなっているのがわかるかもしれない)まあ、大丈夫だろ、多分。 根拠はあんまり無いけど。 それに――何かあっても、俺がいるし……と、一応言っておく。(まあ、こうやって格好つけても様にならないのは自分でも知っているし、冗談っぽく、だが。 ともあれ、続く言葉には苦笑い)それはダメだって。 ちゃんとどれだけ欲しいか言えば、皆くれるんだから。 ああ、でも……つまみ食いくらいだったら、大丈夫だろ、きっと。 [Sun 20 Jan 2008 02:09:45]
ランシャオ > ――――うん。 ありがと。 ( 頭を撫でられた幼い妖精は、にへへーっとだらしない笑みを浮かべる。 こういう風に大事に扱われたことなんてあまり無かったから。 ) そういうのは私の主義に反するからしないもの。 安心してちゃんと主役をやってなさいな! ( けれどまさかこの青年自身がアイゼンリッターだったとは。 主役とか凄いなー、なんて視線で相手を見つめている。 ) それもそーねー。 やっぱりだいじょぶかな? しっかし私のお仲間はたまに洒落にならん事するからな…… ( 妖精の端くれではあるから、一応自然の声を聴いたりすることなんかも出来る。 それでも他人を騙すことまでは私は出来はしない。 ) いやーお菓子ってのはやっぱ素敵だねー♪ ―――ん…それもそうね。 じゃあ今度は私が自分自身で欲しい分勝手に取ってくとするか!? ( 遠慮をしなくなれば、かなり洒落にならない量を食べる妖精。 普段はちゃんと自重をして程ほどにしてるけどね。 ) [Sun 20 Jan 2008 02:01:36]
カイン > そっか。なら良いんだけど――いざとなったら劇場に逃げ込めば良いしな。(鴉でも犬でも猫でも、或いは人でも、追われているのがランシャオだったら劇団員は匿ってくれるだろう。 彼女の言葉に頷き返しながら、その頭を撫でてやろう。)そう、木曜日。 ああ、さすがに公演中の悪戯は勘弁してくれよ? そればっかりは、いくら俺でも怒るかもしれない(なんて冗談めかして言えるのは、彼女がそういう事をしないと信じているからだ。 笑って済ませるような冗談しかした事がない、と言っているし……悪意ある行為をするような性格じゃないとも思っているのだが)まあ、今のところ『妖精に酷い目に合わされた!』って人の話は聴いたことないけどね。 ああ、でも……御伽噺とかだと、時々はあるか。(妖精に騙されて延々と森の中を歩かされた――なんて。ランシャオは透明になることしかできないと言うけれど。 まあ、ともかく――袋から飴を取り出して彼女に差し出してやりながら、その要望に首をかしげた)ん、別に大丈夫だと思うけど――というか、妖精にとっての適量ってどれくらいなのか、良くわからないんだよね皆。 わかった、後で言っておくよ。(身体に似合わず結構大食いなのかな、なんて。) [Sun 20 Jan 2008 01:46:03]
ランシャオ > アハハッ。 そういう風に心配してくれるのは嬉しいなあ。 まあけど今まで大丈夫だったから、多分これからも大丈夫だとは思うけどね。 ( 無邪気な笑顔を浮かべながら、相手の言葉に幼い妖精は喜んだ。 ちなみに人間に追いかけられた事が無かった訳ではない。 妖精というのはそれなりに希少であるから、奴隷として捕まえちゃえば結構高値で売れるのだ。 攫って文句を言う保護者もいないし。 ) あ、それはいいかも。 じゃあ今度の舞台はそこで見せてもらおっかな。 ( 木曜日だよね?と確認を取る。 ああいう花形の舞台に立ちたくない、といえば嘘になる。 ちょっとやってみよっかな?なんて思い始めてきて。 ) アハハハ――――……ハハッ。 違うよってちょっと断言できないかも。 私にとっては軽い悪戯気分でも、相手にとってはすっごくムカついた、っていうのがあるかもしれないしね。 ( この妖精のやってることは、現代の感覚で言えば万引きの常習者のようなもの。 日常的な摘み食い犯罪であるのには変わらない。 ) 私の方も断固拒否させてもらう。 ―――あ、勿論食べるー♪ ねえねえ、そういえば普段の私のご飯さ、もうちょい大盛りにならない? あれじゃちょっと足りないんだよねー。 ( 喜んだように羽根をぱたつかせながら、その飴に飛びつくように遠慮なく受け取ろう。 そして遠慮なくそんな申し出を。 ご飯は一杯食べれるに越した事は無いのだ。 ) [Sun 20 Jan 2008 01:40:19]
カイン > ん。いや、ちょっと心配してるだけ、だけどさ。(ちょっと休憩、という事らしい。仮面をバッグの中に仕舞い、かわりに水筒を取り出して中身を飲んで。 最初に出会った時だって、彼女は鴉に追われていたわけで。 人間に追いかけられることだって、いつかあるかもしれないし)自信かー。 じゃあさ、公演中に舞台裏、入ってみる? 出てみたい、って思うんなら少しずつ慣れていけば良いだけだしね。(実際、本当に妖精が舞台に出るとなれば、女の子だって見に来るかもしれない。 女性が可愛いもの好きなのは、古今東西変わらないのだし。)冗談ねえ。……本気でランシャオに対して怒ってる人とかいたりして(なんて、彼女をからかうような言葉を投げかける。 冗談で済む悪戯、といえば彼女は摘み食いとかしてる、と言っていたっけ。 それならば――と商品の袋を一つ手に取って、代わりに100エン硬貨を釣銭袋に放り込む)まあ、可愛いのは本当だけど、そういう好事家とは普通に知り合いたくはないなぁ……。 ああ、ランシャオ。良かったら飴、食べてみるかい? [Sun 20 Jan 2008 01:14:42]
ランシャオ > うーん……けどそういう風に目立ちまくりって妖精としていいのかなぁ? いや私が言うのもホント今更だけど。 ( 私が言っても説得力ないけどね。 しょっちゅうあちこちに顔を出してるし。 ) それじゃまたねー。 今度あったらあそぼー? ( そんな事を言いつつ妖精も小さな手を振り返した。 そして鉄仮面を脱いで露わになった彼の見知った顔を見ながら頬を掻く。 ) まあもしかしたら大丈夫かもしんないどね。 ただやっぱりちょっとそういうのに自信無いかなーってのもあってさ。 ( そりゃ私は可愛い。 とっても可愛いが! けど人気者になれる、と太鼓判を押されてもあまり実感は湧いてこない。 ) じょ、冗談で済む程度の悪戯だもの! 大丈夫に決まってるわ! …………多分。 ( やっぱりちょっと自信は無かった。 ) まあね。 ほら、野良妖精だから? 怪しい趣味の好事家とかには格好の得物なのよ。 やっぱ可愛いって罪ねー。 ( 自分で自分の言葉に照れている。 ) [Sun 20 Jan 2008 01:07:13]
カイン > ……やれやれ。 ありがとうございましたー(キャンディを買ってくれたお客さんを笑顔――仮面があるが――で見送って、俺は小さく溜息を吐く。 周囲を見回せば、他にお客さんもいないようだし……がぽっと鉄仮面を外すことにする。 結構な間、これを被ってると暑くって息苦しくって。 頭にはタオルを巻いてはいるけれど、汗が垂れてきて目も染みるし)まあ、ランシャオの体質は聴いたことあるから、出てくれー、とは言わないけどね。 出たら人気者になるのは間違いないと思うよ。(暑い暑い、とか言いつつ頭に巻いていたタオルを解く。 実際、劇団の女性メンバーは皆ランシャオの事を気に入っているし、そういう自分だって彼女の事は好きだ。 まあ、ともかく)でも、何だ。 ――あんまり目立つような悪戯すると、いつか本当に怒られちゃうぜ? 前にもほら、捕まりかけたことがあるー、とか言ってたじゃないか。 [Sun 20 Jan 2008 00:49:09]
お知らせ > シェルさんが退室されました。 『そのまま家の方へ歩き去っていく・・・。』 [Sun 20 Jan 2008 00:41:47]
シェル > ふむふむ、ヒーローは人気ではなく、正義の為に戦うというのだなっ。(凄く納得の表情で勝手に頷いている少年で… 妖精の悪戯に謝るヒーローに全く気にした様子もなく)はっはは、気にしないでいい、寧ろ新年早々縁起の良い物に触れてよかったよ。(と、何か文化的な事情で良いことだったようで…ご機嫌で) 下手をすれば…君が主役になるくらいに注目されるかもしれないなっ。(と妖精の言葉に可笑しそうに方を震わせながら頷いていて)っと(時間が大分たったことに気が付いた少年、キャンディをひとつ購入して)では僕はこの辺りで失礼するとしよう。次回の舞台を楽しみにしているよ。(と…次の開催予定のパンフレットとか貰いつつヒーローと妖精に手を振って…) [Sun 20 Jan 2008 00:37:58]
ランシャオ > ( 頭を優しく撫でられて解放してくれれば、この人優しい子だー、と嬉しそうな目で見上げ―――と、このままじゃカインにもこの子にも見えないんだった。 ) くるりんぱ、と。 ( 宙に舞いながら華麗に一回転(見えないけど)して、誰の目にも明らかになるようにその姿を見せる。 ) 甘い甘い…お砂糖よりも甘い! 悪戯心なくして何が妖精足りえるものかあ! ( 偉そうに言う事じゃないけれど。 ) ふ、そりゃもうかわいーこの私が劇に上がっちゃえばみーんなめろめろよめろめろ。 ( えっへん、と偉そうに胸を張る。 現に傍にいる仲の良い団員の子は、ランシャオちゃんかわいー、と既にメロメロになっているではないか! ……ペットとかそういう類に見せる愛らしさだけど。 ) ………けど私がマスコットねえ。 そんなこと出来んのかな? ( 悩んだように首を傾げる。 演技の上手い下手や苦手とかではなく、単純に体質の問題だ。 悪意とか敵意の感情がとってもにがてーな私は、そういう風に不特定多数の注目を浴びると面倒な事になる可能性がなきにしもあらずなのだ。 ) [Sun 20 Jan 2008 00:36:16]
カイン > ……人気が出るとか出ないとかは、俺には良くわからないけど。(仮面の下で小さく笑って、肩を竦める。 人気が出るかどうかは別としても、ランシャオと劇をするのは面白そうに思う。 ――が、大勢の人間が苦手と言っているのだし、第一彼女は劇団のメンバーではないわけで。)まあ、ともかく――ランシャオ。あんまり人に迷惑かけちゃダメだろうに。 ……って多分、其処にいるんだろうけど。(一方、魔術の心得なんかまるでない自分には、今、彼女が少年に捕まっているのかどうかも良くわからない。 とりあえずはその辺りに話しかけてはみるけれど――先ほどまで位置を探る頼りにしていた妖精の声も、今は聞こえないわけで。)すいません、その――迷惑をかけてしまって。(その少年が妖精を怒るようであれば、止めに入ろうかと思っていたのだけれど――そんな事も無い様子。 謝罪する声も、ちょっとホッとしているようで) [Sun 20 Jan 2008 00:27:08]
シェル > (中々面白い思考…流石は妖精、と…先程の悪戯も含めて妖精がやったことと分かれば納得する・・・そんな彼の祖国は妖精信仰が盛んな国で)……ふむ、残念……妖精のマスコット付きのヒーローならば凄く人気が出る気がしたのだがね。(少し怖めのアイゼンリッターも妖精の愛らしさで緩和、とか思ったようで… 聞こえてくる声は何処か大学で聞いた気もして首を軽く傾げたりしつつも…中の人などいない、という神の声に頷き)(がっしり確保した少年…捕まえれば魔力を溜めていた目を普通に戻して…顔をじっと…何か池の鯉のような状態の妖精を見つめ)久しぶりに見るなぁ…妖精さん……ああ、別に酷い事をしたりしないよ?(軽く頭を撫でた後、すぐに解放…触れただけで満足な様子で) [Sun 20 Jan 2008 00:17:08]
ランシャオ > むう…いやそーだけどさー、私の声を貴方聞いたこと……――――声? ………あれ…ひょっとして………? ( その声に聞き覚えがあって、姿の見えない妖精はかなり驚いたような声を出す。 ) ……むぅ…となると尚更! こうなったら奥の手発動! 全力で後ろ向きに前進をするしかあるまい! ( キュピーンと目を光らせてアイゼンリッターもといカインから逃げる妖精。 ) ――――ほわい? ( そしたら少年の方に確保されました。 獣人やら動物にはバレタことがあっても、こうして人間相手に見破られる事なんて初めてだからかなりビックリ。 というかビビル。 ) ――――― ( 少年の手の中に捕まえられた妖精は、あうあうと口をパクパクさせながら、怒られやしないかと怯えたような眼差しで嬉しそうな少年を見ている。 ) [Sun 20 Jan 2008 00:09:59]
お知らせ > シェルさんが入室されました。 [Sun 20 Jan 2008 00:07:14]
カイン > ……いや、天才って。(しかも媚びろって何だ、それは。 自重する妖精ってのも変かもしれないが、調子に乗りすぎているのはどうなのだろう。 ちょっと頭痛を覚えながら伸ばした手は、元より姿が見えているわけでもないのでアッサリと避けられ、文字通り空を掴むような形になる。)そりゃあ、声でわかるだろ、普通。 俺、ランシャオの声を忘れるほどバカじゃあないぞ。(一度声を出してしまったからか、もう躊躇する気もなくなってきてしまった。 どうやら目の前の彼はまだアイゼンリッターを見たことが無いらしいし、良いよね?と横目で同僚に確認。 仕方ないなあ、と苦笑いしながら頷いてくれた)マスコット……ではないかなぁ。 劇団にすんでる子ではあるけど。(やれやれ、と言った様子。 顔は仮面で隠れているけれど、多少くぐもっていても声でわかるだろう。 ともかく、妖精を咎めるような雰囲気は無いのだが) [Sat 19 Jan 2008 23:53:35]
シェル > (今こそヴェイトスにカードゲームを流行らせる時かもしれない!第1弾は正義の味方アイゼンリッター!とか妙な想像してみたりで)………こ、こんな所で僕は倒れるわけにはいかないのだよ…(そう、この世界を大いに盛り上げるのがこのシェルの役目(略してSOS…イヤナンデモアリマセン)とかはともかく、混乱しかけていたが…どうもこの身体の異変は目の前のヒーロー以外に原因があると分かったらしい少年… 魔法を完成させると視界に魔法的な隠れたものが見えるようになるらしく…目の前に逃げるように飛んできた小さな小さな…妖精のように見える少女を発見…シュッ!と両手を素早く出して捕まえようとして)お、おお…っ、流石はヒーロー…妖精のお供…いや、マスコットまでいるのかね?(ヒーロー物、というよりは魔法少女物のお約束、可愛いマスコットキャラ、これでグッズを作れば売り上げ更に倍増!とか思ったかどうかはともかく、妖精を見つけるとヒーローを見たときよりも嬉しそうな反応を見せる少年で) [Sat 19 Jan 2008 23:46:49]
ランシャオ > 私は天才だー!! こびろー!こびろー!! ( ……ん?間違えたかなあ?と言い出しそうな天才だが。 ) ――――……あ、い、いや冗談だよ? 軽いフェアリージョークだからそんなマジに怖がらなくても……… ( けど相手が本当に怖がっている様子を見れば、ちょっと申し訳なくなって今更ながらにそんな言葉を。 ) ―――――ふぇっ!? な、なんで分かって―――……じゃ、じゃなくて……なんのことかなー? 分かんないなー私。 ( そんな白々しい事を言いながら、掴まれそうになればソイヤーッとヒーローの方から、少年の眼前へとパタパタと飛んで逃げた。 相手がその呪文に成功すれば、背中に虫のような羽根の生えたミニチュアサイズの女の子の姿が恐らくは映ることになるだろうか。 ) [Sat 19 Jan 2008 23:43:03]
カイン > (トレカというかトランプです。現在はスペードのみだが、シリーズが続けばクラブ、ハートと続いていく――かもしれない。 その前に劇団がつぶれれば終わりだが。 子供の手元に残るのは不完全な状態のコレクションのみ。……嫌な未来だなあ。)……………………。(いやいやいやいや。そんな世紀末救世主伝説とかではないから、空想科学だから。 まあ、あまり怖がらせても意味がないし、此方も結構疲れるので雷を収めて――……しかし何やら尋常ではなく怯えている様子。 どうしたのだろう、と思っていると――……)………………ランシャオ、ちょっと自重。(思わず小さな声で呟いてしまった。 とりあえず、手を伸ばして――この辺りかなあ、という辺りを摘んでみよう。) [Sat 19 Jan 2008 23:30:34]
シェル > (弱小団体ならばそれぞれの個性を特化して競争社会を生き抜いていく…現代の企業にも通じるその戦略の方が実は少年に取っては興味があったかもしれないが、今は目の前の正義のヒーローである。 格好よいイラストの付いた(トレカ付?)キャンディーの説明をされる物の、正義のヒーローの謎の攻撃(実際は妖精さん)によって背筋がゾクゾクした少年……更にヒーローが指先に雷を呼び寄せるのを見ると…震える唇が動いて)ま、まさか、それは……ちょっとでも動けば・・・ボン、だ という技…なのかねっ!!?(何か経絡秘孔とか突かれた?と勘違いしている少年で…  とすると頬の辺りに何か気配が…「更にヒーローの追い討ち攻撃?もう僕のライフは0なのだよ」と叫びたくなるも…何か…変な声が近くの何もないはずの空間から聞こえた気がして……瞳を細くして…) ……万能なるマナは根源の力……我が瞳に見えざる物を移す仮初の光を与えよ……(精神を集中し…視力に魔法的な効果をつけて辺りを伺おうと魔法を唱え始め) [Sat 19 Jan 2008 23:25:13]
ランシャオ > ( 思い通りに成功した事に楽しそうな笑みを浮かべつつ、混乱する少年の眼前に回り込みその両頬をうりうりー、と指で突っつき始める。 ) フワハハハハハァッ! 見えるか? 感じるか? これが悪霊dげふんげふん! ( 小さな女の子の楽しそうな声が少年とヒーローの間で響く。 ) 声はすれども姿は見えず……ふははははーこわかろー!? [Sat 19 Jan 2008 23:15:11]
カイン > (個性的――……まあ、弱小劇団だから、ちょっと奇抜な発想で勝負しているところは多分にある。 というか、平々凡々とした劇なんかじゃ生きていけない競争社会)(『ええ、結構格好良いでしょう? イラストの描かれたカードもついてるんですよ、キャンディ!』)(なんて売り子をしている同僚の横で、少年が後退したり硬直したりするのを見て、ちょっと凹む俺。 ……やっぱりこう、演じている身としては、怖がられるとやっぱり悲しい)(……って、必殺技?)(何のことやらわからないが、とりあえず首を左右に振ろう。 むん、とコアに力を篭めるイメージで、指先に稲妻を作ってみせる。 必殺技は電撃纏ったキックです。 見た目だけは派手だ) [Sat 19 Jan 2008 23:09:36]
シェル > (キャンディ売りの女性のすぐ隣にいた、非常に目立つ姿の男……堂々とした姿勢で、時折子供などに愛想を見せている彼に気が付いて…)ふ…ぅむ…中々…個性的な…ヒーローだ…。(余りこういった劇は見たことがない少年…身近で見る…ある意味際物っぽい相手が珍しく見えて… ふと、アイゼンリッターがサムズアップをしてくるとついつい反応・・・身体をそらすように半歩下がろうと…「ビーム攻撃!?」と思ったのかもしれない。しかし同時に、耳元に生暖かい吐息が耳元に吹き付けられて、その場で背筋が鳥肌たったように硬直し)ぅ、ぁあ……っ、な、何…?今の…が…君の必殺技…なのかね?!(耳を手で押さえながら混乱した様子でヒーローに問いかけて) [Sat 19 Jan 2008 23:04:15]
ランシャオ > ( 何をしてやろっかなー?と近付く間に色々考え中。 余人には姿が見えないってのはホントにとっても便利なのだ。 最近はご飯が出てくるようになったから食い逃げは自粛しているけど、悪戯し放題のこの特権はすこぶる美味しい。 ) ( 妖精の方も、主役であるアイゼンリッターが売り子の傍に居る事には気付いていないようだ。 どうやら角度的に見えなかったようで。 まあ見えてたとしても、子供にちょっかいを出すのを止めはしなかっただろうが。 ) ―――― ( フゥーっとその耳元に近付いて、そっと生暖かい吐息を吹き掛けてやろうとする。 それが成功したのなら逆の方の耳にも。 なんだか地味な嫌がらせだ。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:57:58]
カイン > (客寄せパンダとして立っているのは、そりゃあもう、何処からみてもアイゼンリッターな格好の俺である。 ヘルメットにマフラーに衣装に。 ……さすがに舞台以外でこんな格好するのは恥ずかしいものがあるが……ヒーロー役としては、こう、堂々としていなければ見っとも無いわけで。)………………。(ぐッ、と目の前の少年に対してサムズアップ。 舞台の上では気付かれないかもしれないが、間近で声を出されると気付く人もいるかもしれない。 アイゼンリッターに変身するのはハワードという人物であって、カインではないのだ。 つまり、中の人などいない、って事で)(そして此方も此方で、狭い視界の上に姿を消しているとなれば、妖精のことには気付かない) [Sat 19 Jan 2008 22:52:21]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『ええ、そうですッ(とかいう売り子さんの隣)』 [Sat 19 Jan 2008 22:45:43]
シェル > (偶然でもなく少年が手に持っていたパンフレットもアイゼン・リッターのそれ。可愛らしい売り子の女性の言葉に頷いていて) 噂を聞いてきたのだが…ふむふむ、従来のヒーロー物と違って、異形ゆえの苦悩が…かね?(この飴もアイゼンリッターのかね?と興味を持った様子で話している少年…当然だが姿を消した妖精に気が付いた様子はなく) [Sat 19 Jan 2008 22:43:29]
ランシャオ > お? ( 売り子の方に視線を向けてみれば、子供がそれに興味を持って近付いていったようだ。 私と仲の良くなった売り子の役割をしている可愛い女性の団員は、飴を売ろうと死ながらアイゼン・リッターについてのセールストークを口にしている。 ) にひひっ。 ( それに対して悪戯心が沸き上がり、何かしてやろうと姿を消したままこっそりとその少年の後ろから近付いていく。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:39:07]
シェル > (様々な芸を売りにする芸人やそれらの集まりである劇団が沢山いる賑やかな通りを、何かの劇のものらしいパンフレット片手に周りの歩調など気にした様子もなく自分のペースで歩いてやってくる少年。キャンディ売りの子に声を掛けられてどれどれ、とか眺めていたりで) [Sat 19 Jan 2008 22:31:42]
ランシャオ > 最近は蛍とかシャリネさんともあんま遊んでないしなー……折り鶴に行ってみるとか、それともシャリネさんがどっかで歌ってないか探してみるとか。 ( 寂しそうに膝を抱える。 私は賑やかなのが好き。 楽しそうに笑っているのがスキ。 誰かが怒ったりするのは嫌い。 悲しんだりするのはもっともっとキライ。 ) ――――それとも隠れ家に行ってみよっかな? ( 久々にあそこに行ってみるのもいい。 一緒にお菓子を食べてお喋りしたり―――そんな他愛も無い時間が大好きだ。 ) [Sat 19 Jan 2008 22:29:33]
お知らせ > シェルさんが入室されました。 『パンフレット片手に歩いてきて…』 [Sat 19 Jan 2008 22:28:25]
ランシャオ > まー多分今の所はびみょーって感じかな? そこまで大人気じゃない、ってのは確かだと思うんだけどさ。 ( 樽の上に腰掛けて、所在無さげに足をブラブラさせながら呟いた。 ) ………けっこー暇だし、売り子の手伝いにでもいってあげよっかな? それともどっか適当なとこに遊びに行こっか悩むとこだけど…… [Sat 19 Jan 2008 22:18:53]
ランシャオ > ( 滞在している劇団の子がキャンディの売り子をしているのを、三つ編みにリボン、それから白いブラウスに赤いワンピースといった少し子供っぽい格好をした妖精が、姿を消しながらのんびりとした様子で眺めている。 ) けどアレって人気なのかなー? 面白いとは思うんだけど、そこら辺はぜーんぜん分かんないんだよね。 [Sat 19 Jan 2008 22:08:55]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『おー、頑張ってるなー』 [Sat 19 Jan 2008 22:04:22]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『ショゴス』にご期待下さい。』 [Thu 17 Jan 2008 22:30:09]
カイン > (とはいえ)……次回、これで3対1とか言われたら泣いちゃいますよ、俺。(体力的には非常に厳しいものがある。もっと気力と体力と根性と演技力が欲しい。 チビチビと水を呑みながら舞台をちらり。 ここからでは客席の様子まではわからない。 ――子供たちが喜んでくれてると良いのだけど)……それに友達とかから『アイゼンリッター? なにそれ』とか『深夜熱唱部』とか呼ばれるのキツイからなぁ。……もっと頑張らないと(……アイゼンリッターの戦いも過酷だが、俺の戦いだって過酷なのだった。まる。 ……もう少し人気でないかなあ。) [Thu 17 Jan 2008 22:29:34]
アイゼンリッター > ……あーもう、やだ。二度と2対1とかやりたくねぇーっ(舞台裏に転がり込むなりぼやくヒーローってのもどうなんだろう、なんて思考はあったけれど、実際ヘロヘロなんだから仕方ない。 ヘルメットを外してへたり込みながら、手隙の劇団員が持ってきてくれた水をがぶ飲み。 表では、戦いを終えたハワードが友人たちのところへと帰って行くシーン。 EDだ。 今回は結構荒っぽい脚本だったなぁ、とかボンヤリ思いながら、俺はハフ、と息を吐く)まあ、仕方ないけどさ。 予算足りないのは知ってるし。(だからこそ、皆頑張れるのだ。 それにまあ、ほら、全体的な人気はアレかもしれないけど――最前列に座ってる子供が興奮して、喜んで、帰り道に主題歌でも口ずさんでくれれば、結構それで満足なのだ) [Thu 17 Jan 2008 22:26:15]
アイゼンリッター > アァアァァァァイゼェェェンッ(勢い良く、ハイドラ目掛けて跳躍――右足でバチバチと雷を唸らせながら、俺は彼――設定上は女性でも『中の人』は男性、というか俺と同期の劇団員だ――に飛び蹴りを放つ。 彼は上手く組み合わせた両腕で、おれの右足を支え――)ダブゥルッ!!(――後方へと吹き飛ばされながら、俺を強化ダゴン目掛けて投げ飛ばした。 ――う、わ、ちょ、無茶だったか、な――)ダァァイナミィイイィイィイィィックゥッ!!(下半身を捻りながら、空中回し蹴りをダゴンへと打ち込む! ――まあ観客席からは直撃に見えるだろうけれど、実際は空振りだ。 強化ダゴン役の人がベテランだからそう見えるだけで――俺は盛大に予定の軌道からずれた場所を蹴りつけているわけだ)「ヴぁ、ヴァイスヴェイトスに――」「栄光あれぇえぇえぇぇえぇえっっ!!」(そして――爆発) [Thu 17 Jan 2008 22:23:18]
アイゼンリッター > (説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(やがて深きものどもを駆逐したアイゼンリッターは、虹色の煙が立ち込めるなか、ダゴンとハイドラへの戦いへと移行していく。 強化ダゴンの振るう斧や鞭を受け流し、背後からのハイドラの攻撃で吹き飛ばされ、ゴロゴロと転がって立ち上がる)ハァ、ハァ……。 ハァ……ハァ……。(メインの殺陣が2対1というのは初めてだったが、やっぱり普段以上に疲れてくる。 息を整えながら、二人の間に立って、油断無く身構える。 ……ヒーローがへたばっていたら、子供たちだってがっかりだろう。)…………っ、準備は良いか?(小声で確認をとると、ダゴンとハイドラが小さく頷くのが見えた。 よし――)今だ……ッ! [Thu 17 Jan 2008 22:20:27]
アイゼンリッター > (ババッ!と俺=アイゼンリッターを囲むように構える半魚人たち。 それを油断無く睨みつけながら、俺は襲い掛かってくる彼らを、組み付いては投げ、組み付いては投げ、舞台袖へと放り込んでいく。)ジュウッ!(気合一閃。 時折両腕を右へと水平に伸ばし、見得を切ってみたりしながら、だ。 やっぱり殺陣はもうちょっと練習しないとだめかもしれないなぁ――……ッ!)う、ぉわッ!(思わず素で声をあげて、慌ててディープワンスから拳を逸らす。 あやうく本当に当ててしまうところだった。 危ない、危ない。 考え事をしている場合ではなかった)(気持ちを切り替えて、俺は再びディープワンスたちへと飛び掛る……!)「ン=カイの闇へ引き摺りこめ……!」 [Thu 17 Jan 2008 22:17:11]
アイゼンリッター > (《飛行》の魔術で舞台の上へと引っ張り上げられたラムレイに変わり、《重力軽減》の魔術で途中まで支えられた俺が、舞台の上へと落下する。 ――当初の予定では、飛び降りてから着地まで《重力軽減》をかけてもらえる筈だったのだが、体調不良は仕方ない。)(ズダン!!)(……と大きな音を立てて着地すると、ちょっとよろめきながら身体を背後に捻り、両腕を前で交差。 左の拳を右足へと寄せ、すかさず右掌を空へと掲げる!)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲。 バシャリと開いたバックルから、煌く宝石が露になり――怒りの雷撃、ではないけれど四肢に纏わせた電光で周囲を薙ぎ払うように腕を振る。 本当に雷が当たったわけでもないのにバタバタ倒れていく奴隷達=奴隷役のエキストラの姿は、ちょっと滑稽だったけれど)……さあ、これで彼らを傷つける必要も無くなった! 行くぞ、ダゴン――そしてハイドラッ!(「えぇい、やれ、やれぇっ!」 「イア! イア!」)(そして現れるディープワンスたち。……まあ、ここからはいつもの流れだ) [Thu 17 Jan 2008 22:14:50]
アイゼンリッター > (アイゼンリッター=ハワードの下へと送り届けられた手紙。それはVV団から彼に対しての挑戦状であった。 そうして向かったのは、ラットマン戦争で廃墟となり、そのまま廃村へと移行した地方村。 ――だが、彼の予想通り、そこに待ち受けていたのは『罠』。 廃墟の端々から突如出現してきた奴隷達は、既に洗脳されており……。 ダゴンとハイドラが、彼らに取り囲まれたハワードの前へと姿を現した)「ふ、はっはっはっは! どうだ、アイゼンリッター! この趣向は!」 「人々を殺すのを、貴様は嫌うらしいな! 奴隷といえども生命だろう? 貴様に、彼らが殺せるのか?!」 「……果たして、どうかな?」(だが――ハワードはにやりと笑うと“足元のトランポリン”で飛び上がり――)……うう、怖っ。でも、怖がってちゃアレだしなぁ……う、りゃッ! ナイアァアァァアァァルッ!!(それと入れ違いに、俺は“舞台の上”から飛び降りた) [Thu 17 Jan 2008 22:13:56]
カイン > (なんてボヤいていると監督に頭を小突かれる。「集中しろ。お前が主役なんだぞ」 ごもっともである。 顔をぴしゃりと叩いて考え方を変えなければ。 俺はカイン・グレイホークではなく、アイゼンリッターなのだから。 スーツの中にお守り代わりの瑠璃色の羽をしまい、マフラーを巻き、ヘルメットを被る。 ……スイッチを入れる。入れなければ)……よし。 タイミングは――そろそろだよな。殺陣の変更点も無し、と。 ……あ、演出の魔術師さんが体調悪いんだって? それじゃあ、ちょっと気をつけないとダメか(確認をいくつかした後、俺は頷いて――舞台、ではなく――その上へ通じる階段を駆け上がっていった) [Thu 17 Jan 2008 22:13:23]
カイン > ……まあ、ようは予算不足なんだけどな。(なんて、舞台裏で溜息を一つ。 アイゼンキャンディーは中々売れないし、スポンサーが下りたとあったせいもあって、新しい強化人間のきぐるみの完成が遅れている。 其処で――この苦肉の策だ。 試作品として用意されていた、若干デザインの違うダゴンのきぐるみを『ハイドラ』とし、実際に舞台に登場したほうのダゴンを改造――右手を斧に取替え、左手に鞭、だ――したのを『強化ダゴン』なる名称で登場させたわけだ。 さらに言えば奴隷誘拐というシナリオにしても、そのきぐるみのチープさから眼を逸らすための伏線にすぎない)……低予算すぎるよなあ。俺の給料とかって大丈夫なのか? [Thu 17 Jan 2008 22:11:04]
アイゼンリッター > ( 狂ったフルートとドラムの音。それにあわせて暗がりの中で踊り狂う何か。――ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じているVV団本拠地“ルルイエ”。 その最深部で、二体の魚人が――ビッグ“C”の前にいた)「ふむ。……やはりアイゼンリッターが動いたか。次は倒せるのか、ダゴン? ハイドラの懇願で、再強化してやったが――」 「……無論! ハイドラの協力もございます」 「…………」 「ふん。強化人間となる前は恋人同士だったと聴いたがな。まあ情に流されるようでは、次の結果も見えているが」(冷ややかな声に対して、二人は無言で頭を垂れ、その場を辞する。 あとに残った闇の中――角を持つ人影。すなわちナイトゴーントの毒づく声が、小さく聞こえる)「……ふん。あんな奴らにアイゼンリッターが倒せるものか……ッ」 [Thu 17 Jan 2008 22:10:20]
アイゼンリッター > (一方、ハワードの方は――……一人、調査に乗り出していた。 まず向かったのは、馬車が消失した街道へ。 成程――確かに、道の途中で轍が途切れている。 血の痕跡もなく、争った様子も無い。 だが――……)「これは…………」(そっとハワードが拾い上げたのは、一枚の『鱗』。 きらきらと煌いているが、美しいと表現したくはない。濁った虹色、とでも表現できるか。およそこの世のものではあるまい。何故なら周囲には草――の舞台装置――だけで、川や水は、存在しないのだから)「……ヴァイス、ヴェイトス……ッ」(呻くように口から搾り出した。 彼奴らがディープワンス……半魚人を用いているのは、彼自身が良く知っている。 だが――)「……“深きもの”の鱗にしては……大きすぎる。 まさか――……ダゴン、か?」(暗転) [Thu 17 Jan 2008 22:09:04]
アイゼンリッター > 「何か最近、感じ悪いよね、彼」「……そうかい?」(つん、と可愛らしく唇を尖らせながらぼやくラヴィニアと、それを宥めるチャールズ。 無理も無い。 近頃のハワードは以前とだいぶ変わってしまった。 いつも悩んでいるような顔をしているし、付き合いも悪い――というか、何処かよそよそしい。 友達づきあいをしてはいるものの、何処か敬遠したいような、そんな雰囲気が漂い始めている)「……いつからだっけ?」「一ヶ月――くらい前、かな。 ほら、ちょっと学校休んでたでしょ、彼」「ああ……」(真面目な男だというのに、珍しく数日、無断で大学を休んだことがあった。 それ以来、だ。 何かあったのかと、問いかけたこともあった。 無論、真っ当な返答はなく――未だに謎に満ちているのだが)「………」「………」(二人は顔を見合わせ、溜息を吐いた。 決して彼が嫌いだというわけではないけど――今後、どうやって付き合っていけば良いのだろうか) [Thu 17 Jan 2008 22:06:36]
アイゼンリッター > (翌日)(大学のカフェテリア。ハワード、そしてチャールズとラヴィニアが、三人で昼食を取っている。 だが――ハワードはあまり浮かない顔をしている。やがて口を開いても、出てくるの話題は――)「……なあ、今朝のニュースだけど、どう思う?」(新聞の一面に踊っていた『奴隷運搬馬車、謎の失踪!』の文字。 奴隷の集団脱走、或いは反逆ではないかと言う噂までもが飛び交うが、真偽は定かではない。 何せ馬、馬車、そして傭兵に至るまで、その全ての痕跡がまるで残されていないのだ。 そう、馬車の轍すらも――道の途中で、忽然と途絶えてしまっている。)「……何か、嫌な感じのニュースよね。 ここの所物騒な話ばかりで、嫌になっちゃう」(そう溢すラヴィニアの言葉に頷きながらも、ハワードの心中は穏やかではない。 彼女を狙い、或いはこのヴェイトスを混沌へと導かんと暗躍するVV団。 近頃多発している怪事件の類は、まず間違いなく彼奴らの仕業とみても良い。 今まで表舞台に現れることのなかった彼らが、ハワード自身を攫ったように、随分と派手に騒いでいる。 これは――何か、あるのではないか?)(不安を隠すことができないハワードを、友人のチャールズとラヴィニアとが、不思議そうに眺めていた)「……いや、何でもないよ」(笑って誤魔化し、舞台の上を去っていくハワード) [Thu 17 Jan 2008 22:02:59]
アイゼンリッター > (――暗い夜道を、三人の男が歩いている。鎧や剣を身につけていることから鎧だと知れる。 その背後には一台の馬車――と言っても舞台の上にいるのはハリボテの馬なのだが。 馬車の窓や扉は檻のようになっており、中に積まれているのは食料やら何やらではなく、奴隷だというのが察せられた)「まったく、楽な商売だぜ」「ああ。ヴェイトスから地方村まで、ほんの数日間の『商品運送』。山賊も出ないだろうに」「まあ、商品に逃げられるほうが心配なんだろうさ」(ゲラゲラと笑いながら歩く三人。だが――不意に先頭を歩いていた傭兵が、グッ!と呻いたかと思うと倒れこむ)「ッ!? な、なんだ、なんだ!?」(慌てふためく残りの二人。 だが――次々と彼らも同様に、うめき声を上げて力尽きる。 ――その胸元には一本の矢。 暗闇から――巨大な魚頭人が歩み出て……)(暗転) [Thu 17 Jan 2008 22:01:04]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――第四話『蘇るダゴン』』 [Thu 17 Jan 2008 22:00:16]
お知らせ > フェイトさんが帰りました。 『 おやすみの挨拶には、またね と添えて 』 [Tue 15 Jan 2008 07:04:36]
フェイト > 無限だね。果てしなさ過ぎて、ちょっと抱えきれないけどね。この腕じゃ。 ( だから、こうして触れて確かめる事が出来るように、手があるのかもしれないなんて、笑いながら囀る程度には夢語り。 じんわりと、言葉は沁みるように緩やかに。 ) わたしのお仕事も一旦終わりだしね。…さぼっちゃだめだよ。そーゆー時は、こっそりと、なんだ。 ( 嬉しいなんて言ったから、少し申し訳なさそうな色を湛えて見上げるけれど、笑っていたから。 安堵みたいな色に染め替えて、ほ、と白い息が零れた。 ) …口止め料とか、ひどいな。ばらしたりしないのに。 ( 触れた鉄仮面は、ひんやりと指先に冷たい。どんな想いを此処に隠すのか、託すのか。ゆぅるゆるとなぞっていたら、かさり 小さく紙の音。 ぱっと視線を向けてみたら、手にされているのはキャンディとカードの包み。 …ぱちぱち目を見張った後、わざとらしく唇尖らせて、怒ったようなフリをした。 演技は、上手くない。 )  気持ちがなきゃ続かないしね。 …どうなんだろう?それが何であっても、何かを思って貰えたら、きっと嬉しいんだ。 ( 伝える事、伝わる事。どちらも片方だけじゃ出来ないものだから。少しだけぼんやり空を見るようにして。 その下には、様々なものがあるから。 ) ちょっと違う意味になっちゃうね。わたしはやっぱり、ナイチンゲールだ。 どんな意味でも。 ( 良い意味も悪い意味も、全部含めて。似合うといいんだけど、なあ。軽く笑いながら見上げる先、自分の羽が仕舞われるのを見るのは、やっぱりちょっとくすぐったくて、ひょいと首を竦めて見せた )  そっか。気に入ってもらえたなら、うれしいな。 今度はどんなのを歌おうかって、色々考えようって思うもの。 ( 少し照れ臭いなんて笑いながら、軽く頬を押さえてみた。 冬の風は冷たいけど、こんな時は体温の方があったかくなるから不思議だと思う。 さざめく笑みだけが、緩やかに風混じる。 ) [Tue 15 Jan 2008 07:04:07]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(――その後しばらく話し込んだそうな)』 [Tue 15 Jan 2008 05:28:24]
カイン > きっと帰って行く人も、向こうで愛して貰えるんだろうなぁ……。凄い、本当に無限の愛だ。(愛が増えて、分け与えて、分け与えた人から貰って、また増えて。 夢みたいだけれど、もしも神々という存在がいるのなら――なんて、そんな考えが夢かもしれないが。 ともあれ、こうやって掌を重ねて感じる温もりは本当で。 笑いあって、頷いた)大丈夫だよ。仕事は終わってるから――うん、サボってたわけじゃない。多分、きっと。(毀れた本音は、申し訳ないけど、俺にとっても嬉しいものだった。 知り合えたことを嬉しいと言われて、怒るような奴はいないだろう?)そう秘密、秘密、と……ああ、折角だし、口止め料も上げよう(悪戯っぽく笑って、彼女が仮面に触れている間に、もう一度背嚢の中を探って――取り出したのは小さな紙袋。 新発売『アイゼン・キャンディ』カード入りである)歌いたい気持ちがあるから、か。 …………ん。 伝わったら、やっぱり――頑張れるのかな、皆。(伝えようと頑張る人。伝わったから頑張れる人。 ヒーローだって、きっとそうなのかもしれない、と)でも、まあ、ナイチンゲールの方が可愛い――かな。言葉の響きというか、が。 夜鷹じゃ、ちょっとね(フェイトには似合わない、なんて笑いながら……その綺麗な羽を自分のシャツの胸ポケットへと運ぶ。)お守り、ってわけでもないけど――さっきの“あいのうた”思い出すと、また頑張れそうだから、俺。(……ちょっと気障だったかな、と自分で付け加えて照れ笑いするあたりが三枚目。 まあ事実なのだけれど。彼女に伝えた言葉も、自分が格好つかないことも) [Tue 15 Jan 2008 03:42:39]
フェイト > まだまだ余ってるから、いっぱい生まれてくるね。きっとね、これからも。 ( 地に満ちる恵みも全てと言えば、どれほどに。ならば、枯れ果てた地にもいつか、恵みは戻るのか。 …夢物語だねぇ。ほんの少しわらいながら呟いて。 でも、今こうして感じるものは確かだから。ひょい、と目線を合わせて。 交わす笑み。 )  そっか。なら良かった。さぼらせちゃったら、嬉しいけど申し訳ない。 ( うれしいけど、なんて零れるのが、余計な本音。真剣な色が崩れて、悪戯っぽく舌先覗かせ。 )  …そっかあ。内緒なんて、ほんとうにヒーローみたいだね。 ばらしちゃだめなんだ。…ひみつだね。 ( 紅い瞳と睨めっこして、鉄仮面の口元に、触れるか触れないかで這わせる指先。 そ、と自分の口元に押し当てて、…しー。 )  歌、だからね。歌詞とか色々あるけど、歌いたいって気持ちをね、伝える為だから 全部。 …いいんだよ、きっと。理解はあんまり必要ないんだ。 ( 感じて、ね。 トントン。指先が胸元示す。 あたまじゃなくて、ハートで。 …なんてね。戯言みたいに笑み挟み。 )  ちょっと違うけどねぇ。夜鷹、夜雀 …なんでもいいかな。 ( ナイチンゲール、だよ。 もう一度口にして、つままれた羽毛を何処かくすぐったげに見遣り。 ) ……? ( きょとん。軽く瞬き数度 )   … うん。 いいよ。  [Tue 15 Jan 2008 03:32:43]
カイン > ああ、そっか。……神様だもんな。世界中、全ての人を愛しても、まだ余ってるんだろうなあ、愛(文字通り売るほど余ってる愛。そう表現すると、とたんに安っぽくなるけれど、神様ってのは凄い。 重なった手の、小さな温もり。 ちょっと嬉しくて、俺はフェイトに笑いかけた)戻ったら怒られる――って事はないけどね。 どうしようかなー、って考えてる最中に、フェイトちゃんの歌が聞こえてきたから。(真剣な表情にあわせるように、此方も真面目な顔。 )お話の上では、違う人が被ってることになってるんだけど――ね。 本当に被ってるのは、俺なんだ。 ……もう一回言うけど、内緒だぜ、これ? 正義の味方は、正体を隠しておかないと。(しー、なんて人差し指を立ててみせながら、紅い瞳が三つある――鉄の仮面を彼女に見せてやる。最後に付け加えるのは、冗談めいた台詞)そっか、色々か。……確かに、なんかこう……「決まった歌い方で歌わなきゃならない」ってのも、歌っぽくないものな。 皆違って、皆良いとか……歌に関係した台詞じゃないな(何か微妙に間違った気がする言葉を口にしながら、成程、成程、と。 そりゃあ舞台裏で歌ってる人たちもいるけれど、あまり詳しく話したことはないし。好奇心をそそられる)成程ね夜鷹/RB>ウィップアーウィルってところか。……少し違う?(摘んだ羽毛。 きっと翼が光を帯びるのは彼女の力で、自分が手にしたこれには残滓すらも残ってないのだろうけれど――くるくると指先で回しながら、聞いてみることにした)……なあ、フェイトちゃん。 これ――貰っても良いかな? [Tue 15 Jan 2008 03:00:27]
フェイト > そうやって、増えていくものかもしれないね。 …ちょっとでいいんだよ。あまねくひとしく、なんていうのは、かみさまのお仕事なんだから。 ( 重なる掌は、寒空の下にいたからだろうか。少し冷たくて、けれど。重ねればじんわりあったかく感じそうな。 …うん。確かめるように頷いた。 ) しまった、さぼらせてしまった。今日は、このまま帰るのかな? ( わあ。悪戯見付かった子供の顔で、にへー。眉下がりの笑い顔。 内緒話には、こくこく。何度も頷いて真剣な表情。 取り出された鉄仮面と、看板に描かれたものを交互に見渡した。 )  おー! カインが、アイゼン・リッター? ( 歓声めいた声、と。一転して、内緒話を思い出したか、ひそひそ、潜める小声。 知らないものを見る時の好奇心。…内緒?掌、唇の横に立てて、白い息まで隠すように、鉄仮面と睨めっこ。 ) 他の歌い手さんはどうなんだろうね?そんなものじゃないって人もいたし、もっと自然に歌う人もいた。 色々、かなあ。 ( 歩き方もそうだねぇ。頷いて、右手と右足一緒に出したら、おっとと。軽くバランス崩れた。 ) 夜鳴鶯ナイチンゲールだからね。やっぱり、夜かな。 ( 小夜啼鶯。 触れる羽は、すべすべと滑らかで柔らかい羽毛。淡い光はじんわりと消えて、後には瑠璃と金褐色の混じる奇妙な色彩だけ。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:48:39]
カイン > 或いは、此方から誰かに、かな。……其処まで不得手ないかもしれないけど。(看板の棒を脇に挟んで支えながら、戯れに此方も同じことを。 腕を伸ばして、彼女の胸元に宛がわれた手の上に、重ねる)……この劇の宣伝中、フェイトちゃんの歌を聞いて道草食ってた、ってわけだ。 ――まあ、一通り回った後だから、仕事も終わりなんだけどね(なんて言って、笑う。 劇の名前を何度か繰り返して呟く仕草に、俺はちょっと嬉しくなって――だから、やっているのか、なんて聴かれたら。……少し考えた後、内緒だぜ?と悪戯っぽく笑って、しゃがみこみ、足下においてあった背嚢の口を開く。 中から取り出したのは――鉄仮面)……本当は秘密なんだけど――……うん、ちょっと今日は、自慢しちゃおう(バレれば怒られる――か、クビ……まではいかないと良いけど。 そんな風に彼女にそれを見せながら、内心では僅かに嫌な思いもしていた。 彼女の歌に対する、ちっぽけな対抗心だとも思ったから)息の仕方と愛が同じ、ってのも上手いことを言うなぁ。 歌い手さんっていうのは、皆そんな感じなのかい?(愛と呼吸、あとは歩き方なんかも、か。 そんな陳腐な連想しかできないのが、自分だったから)目立つ――というか栄える、かな。 多分、夜に見る方が綺麗だと思うよ、俺は。(羽ばたくたびに舞い落ちる羽。 ちょっと触れてみようと、指先を伸ばしてみる) [Tue 15 Jan 2008 02:33:17]
フェイト > 最初はひとつ。自分の事。 だんだんと、誰かのが増えていったらお裾分け。 ( 片方の手は胸元に当てたまま、引っ込めた手を重ねれば、胸元で交差するてのひら。最初の一歩は足元から。悪戯めいて囁いて。 ) うん。カイン、でいいのかな。宜しくだね。 ……へぇ。 ( まじまじ。看板に記された文字に、その内容に見入るように瞬きが数度。 あいぜんりったー。初めてのものを見る子供みたいに、発音も何もなってない響きでその名前を繰り返し。 ) カインがやってたりするのかな? ( これ。指し示す先には、鉄仮面の男のイラスト。 )  そんなもの、だよ。簡単な事。 でもさ、ほら。 ( 深呼吸、一度 ) 呼吸の仕方だって、いつもは何も考えないでやってるけど、意識したら苦しくなっちゃうから。だから、忘れててもいいんだよ。大切な時に思い出せたら、それで。 ( …なんてね。最後は冗談めかして、緩々と笑う顔の横、散る羽 )  これ、かあ。 歌うと光っちゃうんだよね。 暗いとちょっと目立つかな。 ( 今は夜。ひかりは燈れど、夜の色は空に広がる。 ぱた。軽く羽ばたいて。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:24:14]
カイン > む。……。(別に彼女の、その小さな掌を拒むような事はしないけれど、不意に触られると少し驚いて。何となく、彼女が触った後の胸元に手を当ててみる。 ――ここに、ある。 ――あると良いんだろうなあ、なんて)フェイト、ちゃん――かな。そう呼んで良いなら、だけど。 じゃあ、改めて宜しく、だ(そう言って笑い返す俺だけれど、彼女の視線が看板に向かっているのに気付けば、ああ、と頷いた。 ちょっと無粋だけど――)『アイゼン・リッター』も、宜しく、かな。(そう言ってはにかんだように笑いつつ示す看板には[空想科学活劇『アイゼン・リッター』毎週木曜夜10時から! ツァラトゥストラ劇場にて]という文字と共に、鉄仮面の男のイラストが描かれていて)そんなもの、かな。 やっぱり俺には良くわからないけど――……。(ふむ。忘れてしまっても良い、というのなら、それで良いんだろうか? 自分の頭では、良くわからないことは、わかっているんだが……。 と、またひらひらと舞い落ちる羽)うん、それ。 なんか、キラキラ光ってて――俺は凄く綺麗だと思う。 [Tue 15 Jan 2008 02:01:32]
フェイト > きっとあるよ。最初は此処にね、一個ずつ。 ( 硝子の相貌隠すよに瞼を伏せて、ぽふん。掌宛がうは己の胸元と、彼の胸元。 触れられれば、てふてふ。軽く数度叩いてから、悪戯っ子みたいな笑みをにへらと零して、手を引くんだ。 いつか出会うもの。これも、きっとその一幕。 ) はじめまして。 わたしはフェイト・ローレライ。宜しくっていえたらうれしいよ。 ( ぱちん。双眸開くと、彼の抱えている看板に視線が止まる。朧の月を頼りにして、書かれている文字を読み取ろうと目を凝らす。 ) きっと全ては、ね。当たり前過ぎてね、忘れちゃうんだ。でも、それでいいんだよ。きっとね。 ( 内緒、だよ?しー…。声を潜めて、人差し指を立てる。 その背中で、畳んだ翼がちいさく揺れた )  …何か照れるなあ。 これ? ( くるん。その場で一回転。畳んだ翼を軽く広げてみたら、細かな羽毛がほろほろ落ちる。 振り返った顔は、どうにも照れ臭そうな色。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:51:55]
カイン > 何処にでもある、かー。……あると良いんだけどなあ、なんて(冗談めかして笑いながら、答える。何処にでもあるけど、誰もが見つけられるものではない。そんな不思議なうた、だ。 確かに、小さな子供には早かったかもしれないが――きっと何時か必ず出会う……と思う。 自分が出会えていないので、保障はあまりできないが)ん、そうか……初めまして、だな、うん。 俺はカイン。カイン・グレイホーク……これから宜しく、と続けるべきかな?(看板の長い柄を抱えるようにしながら、小さく首をかしげて問いかける。 ――視線の先には、雲。 灯りこそボンヤリとしているけれど、月は確かに、其処にある)勇敢になるのも、威張ってしまうのも、悲しいのも辛いのも、愛ゆえに、かな。 ……知った風な事を言ったな、俺(なんて苦笑い。 ――ああ、しかし、歌が耳に入ったといったけれど……その翼に見惚れていたのも事実。 色々な種族がいるヴェイトス市で、自分もそう言った亜人種族の一人だけれど――)……綺麗な羽だね、君のは。 [Tue 15 Jan 2008 01:35:55]
フェイト > 一番、世界の何処にでもある うただねぇ。 ( ちいさい子には、ちょっと早かったかなぁ、なんて嘯いて、唇の形と喉の響きだけでちいさく笑う。 普遍とは語らず、されどその気持ちだけならば、きっと何処でも伝わるって信じるみたいに。 細めた瞳の色だけ、ひそやかに柔らかく。 ) そう言って貰えると嬉しいね。たくさんのひかり、たくさんのおと。 其処から、今日はわたしと貴方の縁が繋がったんだ。 だから、はじめまして だね。 ( 恥ずかしげも無く連ねるのは、此方は一種の職業病じみているかも、しれない。 上見る視線に、何か見えるのかと。つられて軽く視線を上げてみる程度には。 …曇り空。薄く照らす月光は、此処には少し細い、けれど。 )  うん。いい夜だ。 ( 呟いて )  …当たり。 すごくね、勇壮だったり、傲慢だったり、悲痛だったりするけど―― やっぱりね、愛の歌だと思うんだ。 ( ね。軽く小首傾げて、背に広がる翼をはたりと畳む。歌の名残か、金褐色の光がほろりと落ちた。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:26:49]
カイン > あいのうた、か。(……歌にしたくなるほどの愛を貰って。それを歌に出来るだけの情熱があって。そして、その歌を歌えるだけの才能があって。 彼女が作った歌ではないのかもしれないが、だとしても、凄いことだと素直に思う。)……ん。いや、ほら――でも、良い歌って、自然と耳に入ってくるような気は、するし。 ……ああ、でも、うん。そう考えると凄いことなのかもしれない。 一杯いろんな歌がある中で、その良い歌が聞こえたんだから(頷きを一つ。 彼女の言葉に同意する意味でだったけれど、自分の口から出てきた言葉は――言っている内に、何だか少し照れくさくなってしまう。 つい、と視線を逸らして――上を見た)ああ……そりゃあ、確かに愛の歌だ。 その神話は知らないけど――多分、地獄に降りて行ったのは、恋人のためだろう?(地獄に降りても構わぬだけの愛。 ――凄いもんだ、と改めて) [Tue 15 Jan 2008 01:12:27]
フェイト > あいのうた、だよ。 ( ぱたぱたと小走りに駆けて行くこどもの後姿を見送って、緩やかに細めていた眼差しが、瞬き一度で見上げる角度。 歌紡ぎの唇に指先当てれば、何処か内緒話を語るような所作。 ) 聴いてくれたなら、嬉しいよ。 此処はいっぱいの色と歌が溢れてる。その中から、わたしの歌を聞いてくれたっていうのは、きっとすごいことだから。 ( 粛々と礼に似た仕草を取って指先を解けば、はらりとスカートの裾が夜風に落ちる。 仕草見上げる瞳が、何処か楽しげに笑み色孕み )  うん。海の向こうの、神話のうた。 …恋人を無くした竪琴弾きが、地獄を下っていく時の物語だよ。 …解釈入れちゃったから、原文とは大分変わっちゃったけどね。 [Tue 15 Jan 2008 01:01:05]
カイン > ……あいのうた、ね。(子供相手にそんな事を言う歌い手の人。言われて歌詞を思い返してみれば、そんな風にも聞こえなくも無い。 劇団員なぞやっているけれど、そういった意味での想像力はあまりないから――成程なあ、と感心するより他に無いのだけど)ああ、うん。……なんか、聞き入っちゃって。(子供を見送った彼女に声をかけられて、頷きを一つ。 ありがとう、なんて言われれば此方も何だか照れてしまって、頬を引っ掻いて誤魔化した)俺、あまり詳しくないけど――何か、ちょっと雰囲気が違う歌だったね。 何処か違う国の歌だったり? [Tue 15 Jan 2008 00:51:14]
フェイト > ( 軽く屈んで、ちいさな子供に視線を合わせて。 藍色の硝子球がほんの少し、悪戯っ子のような色を湛えて )  あいのうた、だよ。 ( 額付き合わせるような距離で、くしゃり 頭を撫でつけていたら。 喧騒の中から聞こえた声に、ぱっと子供が振り返った。 …駆け寄って来るのは、何処か似た顔立ちの女性。 やっぱり迷子だったかー…。 ぽん、と軽く額を叩いて )  また、ね。 ( 軽く手を振ったら、ばいばいって返してもらえたから、緩々わらいながら見送って―― )  ……あれ。 ( ふぅらりと顔を上げる。この界隈の劇団の… 関係者のひと、だろうか。看板手にした青年の方に、くるりと身体ごと向いて ) 聴いててくれたんだ。 ( ありがと。少し照れ臭そうに笑って、ちょい、とスカートの裾を摘んでお辞儀、など。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:45:12]
カイン > (どういう事かと聞かれたら、つまりはこういう事。 吸血鬼の処刑騒動×先週の回で不死者が敵だった=親吸血鬼派のスポンサーが降板。おまけに小さな劇団ながらも資金を集めて委託販売を頼んだ『アイゼンキャンディ』の方は方で、売り子さんが中々見つからないと、手厳しい状況。 仕方なく、劇団員たちが自分で看板もって練り歩いたりとかしているのだが――)……綺麗な歌声だったなぁ。(――思わず歌声に足を止めて、看板片手に聞き惚れてしまったり。 仕方ないじゃあないか。本心から、そう思ったのだから) [Tue 15 Jan 2008 00:35:35]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『( 宣伝 兼 見物 )』 [Tue 15 Jan 2008 00:31:16]
フェイト > ―― この深い夜の奈落から 薔薇の下で微笑む真昼の野へと 導く手があらわれるだろう。  ( 救いの欠片を謳って、旋律は終わる。 残響が陰々と響く中でゆっくりと目を開けると )    ( …やっぱりきょとんとした顔の子供が、こっちを見ていた。 歌の間、ずっといてくれた、らしい。 きょとんとした顔でもそれが嬉しくて笑うと、ぽかりと白い息が広がった。 ) ……結局、何の歌なのかって?  [Tue 15 Jan 2008 00:25:43]
フェイト > この嘆きは いつか全てが抱いた嘆き 省みればお前たちの記憶を焦がす遠い記憶 遠く離れた場所へと逃げてしまったものに涙を流しても 輝かしき日々を振り返ろう――  ( 記憶、記録。全てはそれぞれの中にだけ。重みも痛みも、抱える腕は一つと一つ。 旋律は刹那柔らかく、そして。 )  暗闇を照らすのは 瞳光らせた涙の一粒 その輝きを忘れる事が無いのなら 高き手が罰を落とす事は無いのだろう いつか いつか ―― ( 遠い望みを託す歌。 もしくは、遠過ぎた望みを抱えて謳うもの。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:14:21]
フェイト > 太陽の輝き 静寂の月光 石染める苔湿らせる露雫 広がる緑野 歌は地上より響くもの ―― 甘き故郷 人住まう場所 いつか空がその眼差しをお前たちにも向けていた場所 此処までわたしを連れ来たのは わたしを此処まで引き下ろすのは  ( テノールに近い音域から、薄く甘さを含むアルトに変わる音律。 切と願うように響きは変わる。 地から天へと溢れる、うた。 )  ―― 人の持つ最も美しい絆 呼ばわれる言霊ひとつ そのものなのだから ――  ( 失われたものへの嘆き、諦めきれずに手を伸ばすもの。 ―― これは絶望が謳う、希望のうた。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:47:17]
フェイト > この弦は尊き手により授かったもの 如何な怪異も阻むは出来ず さあ退けよ暴虐の焔 地獄すらも争わぬこの名の前に ( 声は低音から伸びる。歌の詞が語るように、地の底で行われる身一つの問答を、その意気を知らしめるように。 旋律は静かに、勇壮の裏には砕けぬ別の何かを秘めて。 ) 尊き右手が律した弦にてわたしは紡ぐ 恐ろしき影よ消えよ! 夜毎に悲哀を嘆く者 この歌を聴くがいい ――  ( 始まりの歌。 地獄にて交わされる思言葉。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:29:37]
フェイト > 遠い遠い国の歌。もう一回歌ってみようか。 ( ちゃんと聞いたら、分かるかもしれないね? 緩く斜めに首傾げた侭、ぱちりと片目を閉じて見せる。 …視線を感じるのは、少しばかりくすぐったい。今宵は小さなお客様の為に歌うのも悪くない。出だし、よいこと。 背の翼を広げると、薄い月光を照り返して金褐色と瑠璃が微かに煌いた。 右手、胸元に当て。頤を軽く上げ。 ―― 呼気が大気を震わせる。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:21:01]
フェイト > ( 様々な音が、彩が溢れ返る横丁の一角。喧騒に交じり合い溶け合いながら流れていた歌声が一度緩やかに止まって、響の主が小首傾げた。 目の前には、余り大柄とは言えない己よりちいさな子供。 …迷子か何かかもしれない。 ) 何の歌かって? ( だって、少し泣き腫らした痕が目元に見えるんだ。そんな目が、今は好奇心と疑問の色を湛えてこっちを見ている。 ) 今泣いた烏が――… いや、なんでもない。 ( これは歌とは関係ないんだ。ぼんやり零れた独り言を綴じて、首を左右に軽く振り。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:10:38]
お知らせ > フェイトさんが来ました。 『 何の歌? 』 [Mon 14 Jan 2008 23:06:19]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『今日はちょっと遊んで――それから帰ってこよーっと』 [Sun 13 Jan 2008 01:23:22]
ランシャオ > ( 正直扱いの良さに結構戸惑っているのだ。 団員の人たちはびっくりするぐらい好意的に受け入れてくれて、ご飯をくれたり、暇な時間には楽しく遊んでくれたりしてくれる。 ) うーん…ついついこういう風にされると裏があんのかー!?ってちょっぴり勘ぐりたくなるんだけどなー…… ( けれどそういう風でもなし。 なんというか、多分ペット感覚なんだろう。 かわいー捨て猫とか、そんな感じ、みたいな。 )( 洋服――いつものチャイナドレスじゃなくて、お人形さんが着るようなフリフリのドレス。わざわざ背中の羽根を出すスペースまでちゃんと空けてくれた―――を着ると、窓から外へと飛び出した。 ) [Sun 13 Jan 2008 01:14:21]
ランシャオ > ( 体つきは見た目年齢の割には悪くない。 ただサイズ差という超えるにはちょっと難しい高い壁があるので、この妖精の裸体を見て興奮するような人は、ちょっと変な性癖を疑った方がいいだろう。 ) まー見られたって減るもんじゃないからどうでもいいっちゃいいんだけどね…っとぉ。 ( 裸同然の格好だなんて、種族的に大して珍しくもなし。 髪を下ろした妖精は、濡れた体を拭きながらまったりとしている。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:57:43]
ランシャオ > ちょっと! これはれっきとした正規のルートにのってアルバムで出てる曲なんだからね! ちっとも変じゃないんだから! ( 湯船から立ち上がりつつ地の文に対して文句を言う。 ) ―――まあ、そろそろ自重しよっか。 メタ視点はよくないし……よっこいしょ、っと。 ( 即席のお風呂にも満足したし、そろそろあがろっかなーと考え、足元に乾いた小さなタオルを敷いてその上に立つ。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:44:54]
ランシャオ > ( 招待されて住み着いた場所。 そのテーブルの上には湯気を立てるお茶碗が一つ乗っかっていて、その中に小さな小さな少女が一糸纏わぬ姿で入っている。 ) たっかたっかたーん♪ たっかたっかたーん♪ たーびだちーのーときーがきたー―――♪ ( 背中に生えている羽根を除けば、それは普通の女の子を人形のサイズにしたようなものだろう。 ご機嫌な調子で歌っているその妖精の歌声は、意外と綺麗に響いていて素直に上手な部類に入るものであった。 ) ――――きみとすーごしたひびをーわすれーはーしーなーいー♪ あー ほのおのー そにぃっくぶーむ! いーかーりのろんりーうーるーふー! ( ただ歌ってる内容はやっぱ変な歌だったけど。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:30:47]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『お湯を入れた茶碗に浸かってご満悦』 [Sun 13 Jan 2008 00:22:44]
お知らせ > K.T.さんが退室されました。 『明日は穏やかな演奏が出来るといい…です。(そう、蚊の啼く声よりも微かに零し乍)』 [Fri 11 Jan 2008 00:27:46]
K.T. > (人並みに、ずる、、、ずる、、、ずるり。ケェスを引きずる音を響かせて、ヒトでも悪魔でも、神でも、無いモノは消える) [Fri 11 Jan 2008 00:27:03]
K.T. > ―――先生達の処まで、引きずって …やり ます。 (ずるり、、、)(チェロケェスを引きずって)     (明るい街に背を向ける)(ほら、そろそろ呼んでいる。 仕事が。) [Fri 11 Jan 2008 00:25:03]
K.T. > ―――一度、   (ぱらぱらとお愛想程度に投げられる硬貨に、ヒトじみた動作で頭を下げて、ポケットへつめる)(がちゃがちゃとチェロをケェスへしまって。) ―――……年も明けたらしいです、し…、  一度、    先輩と六道輪廻について、じっくりとお話してみます…か? (クフフ、とは笑わぬが。にま、と口角を上げて、ぼそりと零す。他の同胞も、コレだけ広い場所だ、勿論居るのだろうが―――親しい 先輩 が、そんな浅はかな事をするなんて気に食わない。若い死神はそう思う。)(寧ろ、他の死神ならば、輪廻の輪を大きく乱したということでもなし、『 我には理解出来ない 』と、思うだけで、其の死神には何ら思いもせぬ。恐らくは、分かり合えぬだろうから――魂を奪うことでヒトに手を貸す等、如何なる理由であっても――関わらぬだけ。)   でも、先輩なんだと…した   ら。 [Fri 11 Jan 2008 00:22:38]
K.T. > (ぐ、と拳で ヒト じみた 気味 の 悪い 其れを拭って、人並みに視線を投げる。ふと、) ……けれど、僕以外の、 「 仲間 」 なんて、 ―――死の踊りの先輩くらいしか、思いつかないんですけど、    …まさか、先輩が? (―――同胞が奪った命があるのはわかれど、誰が其れをしたまでは、計りようもない。ただ、 浮遊していた魂を導いたのか、 浮遊していない魂を奪ったのか、それくらいは分かる―――もしも、あの黒髪の死神の仕業だとすれば)       見損ないます …ね。 先輩。 (淡々と語る薄い唇、白い肌、ヒトを食ったような顔。)  [Fri 11 Jan 2008 00:16:23]
K.T. > (そして下の坂田○時に、其の名前じゃ、ラ・テ欄に載せられねえよ!と、怒号を受ける、と何処ぞの何かは思いつつ※何の話) (気味の悪い不自然な変調を経て、演奏は長調の、少し狂ったような終焉を迎える)        …・・・……狩るべきものと狩るべきでないもの、   誰が定めるのかと言えば。 曖昧な処です…が…。 (―――ひたひたと汗が伝うのを感じる。受肉すればヒトと何ら変わりないのは知っていたけれど。 嗚呼、 寒気がする程に、嫌悪を抱く。 このヒトじみた感触に。) [Fri 11 Jan 2008 00:12:23]
K.T. > ―――かの有名な○田金時も言っていました。 ポッチーが美味しいのは、儚いからだ、と…。 (儚いからこそヒトの命は美しく、儚い其れを必死で守るからこそ、其れを奪い、導き、輪廻の輪へと戻すこの永遠に続くルーチン・ワークが、尊く甘美なのだ。)(演奏も同じ。其の時々、抱える感情、思い、体調、気候、其の全てに左右されて、同じ演奏等二度と出来ない儚さと刹那さが、音楽の美。―――今宵のこの荒い演奏も、いつか振り返れば、青い過去の。二度と奏でられないものに。)      ―――望まれて ッ、 (指先がトリルを舞う)(爪弾く力が強い分、抑える力も強くせねばならない。其の分指先は、本来なら痛み等ない筈の身体に、 ヒト じみた痛みを齎す) 奪って差し上げるなん  ッて、 (ネックの上を指先が激しく行き交う)(ただですら荒い演奏は尚、其の荒さにクレッシェンドを掛けて)      ――― 六道輪廻、 司るべき、 僕たちの仕事じゃありま、せんッ 。 悪魔の仕事 …―――! (この街に淀んでいた魂が、一つ、二つ、三つ四つ五つ―――全てを把握しているワケではあるまいが、 同胞 が奪ったものくらいは分かる。其の程度は。分かる。) [Fri 11 Jan 2008 00:08:19]
K.T. > (何故己が旋律を紡ぐのかと問われれば、答えるのは一つだ) ―――『奪う為』 決して 『与えるため』 じゃ、 ないんです。 (死神なんてモノは ヒト から感謝等されてはお門違いだ―――我々が奪うからこそ、ヒトは必死に生きるのではないのか。自ら死のうなんてヒトの命を奪った処で、其の為に奏でる旋律等、反吐が出る。)(苦しみを和らげる旋律を奏でるなんて、建前。本音はヒトの魂が流れていく様が、なんとも滑稽で、其れで居て甘美で、美しいからだ―――)     奪われたくない、と藻掻いて尚奪われて、彷徨う魂を導くのが、 ボク の仕事――― (こうしてぶつけるように奏でるのは、いつぶりか。 嗚呼、先生に死出の門からけりだされて、ヒトの世界に落とされた時以来だ。) [Thu 10 Jan 2008 23:58:07]
K.T. > (明るい街の中であえて、耀さを避ける変わり者であろう奏者が一人。)(爪弾く旋律は常ならば緩慢に、聞き方さえ違えれば怠惰な程に聞こえるだろうスロウ・テンポでフォルテの強弱記号なんて知らないのではないかと思うようなモノなのに、今宵は少々。 ピッチもズレるのが早い、指運びも度々違える、本来あるべき 演奏への感情 も映えない。) ―――嗚呼、 まだまだ未熟です…ね。 (一人語散る声は、常と同じく微かな吐息程度だが。周囲の喧騒に一本響くチェロの音色等目立たぬものだ。目立つ様相をしているわけでもなく、踊り子や歌い手のよに観衆に声や仕草で訴える事もしない奏者は、己の演奏の違い等、誰も気付かぬであろう事等承知だ。)  ―――(承知だからこその、今宵の音楽への冒涜としか言えぬ、乱れた旋律。)少し煩い街並みにはこの程度の演奏が丁度いいのかも知れません、ね…(其れでも音は街並みに、人息に掻き消えるのだから。) [Thu 10 Jan 2008 23:48:38]
K.T. > ―――輪が。 (少々荒々しいプレリュードを奏で乍、ぽそりと声がこぼれる) [Thu 10 Jan 2008 23:41:41]
お知らせ > K.T.さんが入室されました。 『( 輪の 乱れ )』 [Thu 10 Jan 2008 23:39:08]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――次回『蘇るダゴン』に、ご期待下さい』 [Thu 10 Jan 2008 22:30:12]
カイン > (……この劇を見ていた観客の一人にスポンサーの商家の人がいて。親吸血鬼派の彼は先日の処刑騒動で大層ご立腹で。其処にこの劇で食屍鬼が悪役扱いをうけて――激怒したという事実を俺が知るのは、もう少し後のことだ。舞台の上での事件は終わったが、裏側でもう一波乱が起きるのは……どうやら、避けられそうにもないらしい) [Thu 10 Jan 2008 22:29:19]
カイン > ……いっやぁ、やっぱり大きな覗き穴だと動きやすいね。 凄い助かった。(同時に舞台袖へと引っ込んだ俺は、ヘルメットを外して一息つきながら、そんな風に感想を溢す。 舞台の上では助け出された人達が日常生活へと戻っていく光景が演じられていた。 そしてそれはハワードには望むことのできない風景なのだ、と――……そう締めくくられているわけだが)……今回みたいなストーリーが定番になるのかね?(「今回みたいなのって?」)いやほら、悪い奴が事件を起こして、それをアイゼンリッターが解決してー、っていう。(「ああ。……まあ、その方が話し作る方も楽だしねぇ」)……ふぅん。(そんなモノか、と俺は頷いた) [Thu 10 Jan 2008 22:26:55]
アイゼン・リッター > (むんっと腰のベルト――露出した“核”に気合をこめると、バリバリと派手な音と光を放ちながら、俺の両手足に稲妻が生まれた。 それを右足に集中させながら、駆け出す。 一歩、二歩、三歩、そして――トランポリンを踏みつけ、跳躍する!)アァァアァァアァイゼェンッ!!(ふわりと一瞬、身体が軽くなったような錯覚。 演出班の魔術師が《飛行》の魔術をかけてくれたのだ。 空中で身体を捻り、宙返りをし――そして、右足を伸ばして、グールめがけて落下する!)ダァァァイナミィイィィィィックッ!!(此方の《飛行》がフッと解除されたかと思うと――他の魔術師が同時にグールへと《飛行》をかけ、勢い良く吹き飛ばされていった)(「う、お、ああぁああぁあぁあぁぁっ!!」)(そして舞台袖へと転がり込むと同時、目も眩まんばかりの“爆発”が周囲を包み込み――) [Thu 10 Jan 2008 22:24:29]
アイゼン・リッター > 説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(演出班の魔術師によって虹色の霧が舞台の上を包んでいく。 その隙にピックマン役の人物は舞台袖へと引っ込み、転じて――先ほどまで相手をしていた物より大きなグールが現れる。 そう、ピックマンもまたグールだったのだ!)貴様――そうか、人間を辞めたのか!(「何を言う! お前もそうだろう、アイゼン・リッター! お前も人間ではあるまい!」)違う! 確かに、確かに俺の身体は怪物になったが――だが、心は人間だ!(叫びながら、暗闇の中に目を凝らす。 目当てのもの――奈落の中に仕込まれたトランポリンは直ぐに見つかった。 よし、予定通りの場所に設置されている。 これなら――大丈夫だろう) [Thu 10 Jan 2008 22:22:07]
アイゼン・リッター > (グールの爪は鋭利なようにみえて、実は割合と脆い。 途中でペキペキと折れるかもしれないから気をつけてくれ――といわれていた。 そう言われても、というのは本音だが……まあ、なるべく気をつけてやるのが殺陣役の仕事なわけで)トォゥッ! セェイッ!!(気合一閃、次々に飛び掛ってくるグール達を投げ飛ばすようにして腕を当てていく。 彼らはそれを受けて、腕を飛び越えるようにしつつ背後へと転がり――舞台袖で待機している劇団員が持つクッションで受け止められる)(「イア! イア!)(あッと言う間に――ではないが、グールを駆逐したアイゼン・リッターが、ピックマンへと迫る!)(「ネ=フレンカ様!」 「よろしい……ン=カイの闇へと引き摺りこめ!」) [Thu 10 Jan 2008 22:20:34]
アイゼン・リッター > (訂正)暗闘の騎士――アイゼン・リッターッ!! ピックマン、貴様の冒涜的な芸術も――ここまでだ!鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲に合わせ、俺は悪の枢軸――ピックマン役の俳優に指を突きつけた。)(「そうか、貴様が偉大なる“Y”の意思を妨げる男だな! 宜しい……それでは、教育してやろう。やれッ!」)(「イア! イア!」)(叫び声と共に襲い掛かってくるのはディープワンズ……ではなくて、今回はグール。 長い爪を生やし、付け牙をはめ、肌を土気色に縫っただけなのだけれど、やはり観客席から見ると不気味なのだろうか。 自分の劇を観客席から見たいとは常々思うのだけど、と……)ジュウッ!(その集団の中央へと身を投じた俺は、両腕を水平に横に伸ばし、格好をつけて見得を切る。 《光明》の呪文に照らされて、瞳の部分が赤く、燃えるように煌いた) [Thu 10 Jan 2008 22:18:16]
アイゼン・リッター > 暗闘の騎士――アイゼン・リッターッ!! ピックマン、貴様の冒涜的な芸術も――ここまでだ!(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く♪)(颯爽と響き渡るテーマ曲に合わせ、俺は悪の枢軸――ピックマン役の俳優に指を突きつけた。)(「そうか、貴様が偉大なる“Y”の意思を妨げる男だな! 宜しい……それでは、教育してやろう。やれッ!」)(「イア! イア!」)(叫び声と共に襲い掛かってくるのはディープワンズ……ではなくて、今回はグール。 長い爪を生やし、付け牙をはめ、肌を土気色に縫っただけなのだけれど、やはり観客席から見ると不気味なのだろうか。 自分の劇を観客席から見たいとは常々思うのだけど、と……)ジュウッ!(その集団の中央へと身を投じた俺は、両腕を水平に横に伸ばし、格好をつけて見得を切る。 《光明》の呪文に照らされて、瞳の部分が赤く、燃えるように煌いた) [Thu 10 Jan 2008 22:17:49]
アイゼン・リッター > (――失踪事件の犯人はピックマンであり、全ての黒幕はVV団であった!)(密かにピックマンの後をつけたハワードは、彼のアトリエを突き止め、そこでおぞましい光景を目にしてしまう)(其処で繰り広げられていたのは食屍鬼たちの饗宴であった! ピックマンによって攫われた人々は、グールどもの餌となり、そしてピックマンはその惨状を描いていたのである! 彼に食屍鬼を操る力を与えた存在こそ、ヴァイス・ヴェイトスだったのだ!)(「其処にいるのは誰だ!」)(――ピックマンの鋭い誰何の声。 それに応えるのは――……俺だ)(バッ!とすばやく上半身を後ろに捻り、伸ばした腕を身体の前で交差する。 一瞬の溜め。 すばやく左の拳を右足に近づけ、天高く右手を掲げる!)ナイアァアァァアァアァァアァルッ!!(ガシャリとバネ仕掛けの窓が開いて、核が露になる!) [Thu 10 Jan 2008 22:14:29]
カイン > (余談ではあるが、先日、彼が劇団に連れ込んだ妖精、そして子猫は好意的に迎えられ、喜ばれた。 ランシャオには女性劇団員が人形用の洋服をプレゼントするー、なんて騒いでいたが。 まあ、さすがに今は、それ所ではないのだけれど)……さて、そろそろかなー。ヘルメットは……っと、あれ、少し変わった?(ひょい、と持ち上げたそれは以前よりやや軽い。 被ってみると、視界も少し広がっていた。 小道具係が「改良したんだ。結構動きやすいだろ」とサムズアップするのが見える。 これはありがたい。 実際、頭が重くてフラフラするヒーローなんて格好がつかないんだから)よっし、それじゃあ――行ってくる!(グッと拳を握り締めてから、俺は舞台へと駆け出した) [Thu 10 Jan 2008 22:10:58]
カイン > ……んー、今回は戦闘員としての出番が無いから割合と楽だなぁ。 でも良いのか、これ? 大ホールに悪人がいる――なんて話作っても(そんな表舞台の流れを確認しつつ、早めにアイゼンリッターの装束を着込んだ俺は、手隙の劇団員に声をかけた。 「許可は貰ってるから大丈夫だろうさ。 それにほら、ちょっと前まで怪しげなイベントやってたみたいだし、大ホール」)そんなもんかぁ。 まあ、宣伝にはなる――のかな。 俺には難しいこと、良くわからないけどさ。(ちょいちょいとマフラーの具合を直しつつ、頷きを返した。 今回はキャンディの発売直後ということもあって、戦闘シーンは張り切っていこうという話だ。 気合を入れないと) [Thu 10 Jan 2008 22:06:37]
アイゼン・リッター > (調査に乗り出した彼は、失踪した学生たちに、ある一つの共通点を発見する。 それは――大ホールで行われている絵画個展に行った後、全員が消息を絶っている点であった。 エドワード・ピックマン。 新進気鋭の画家。墓場に潜む怪物などの絵画を好んで描き、その生々しいまでのリアリズムは、大衆受けしないまでも好事家をひきつけるには十分すぎるほどの出来栄えである、が――)(「あまりにも……冒涜的だ、これは」)(狂気的な色使い。狂った構図。巧みに織り込まれた奇妙な紋様の意匠。 ……ずきん、とベルトの宝石が疼く。 そう、この絵画には――邪神の気配がする……ッ!) [Thu 10 Jan 2008 22:04:34]
アイゼン・リッター > (――……そして一方のアイゼン・リッター=ハワードは、ヴァイス・ヴェイトス団が不気味な沈黙を守っていることに怯えながらも、平穏な日々を過ごしていた。 無論、そのような時間も、そう長くは続かないのだが――……。 「行方不明事件?」 ハワードの言葉に、友人のチャールズ・デクスターは静かに頷いた。 「そう、芸能科の学生が、次々に行方不明になってる――って。 まあ、噂だけどね。 実際、わりと素行不良な連中ばかりだから家出――失踪だろうってのが大方の見解さ」 そう言って笑うチャールズに対し、ハワードの表情は暗く、重い。 彼はヴェイトス市の裏側で何が起きているのかを知っている。 これが単なる失踪事件ではないという事も、容易に想像がつく) [Thu 10 Jan 2008 22:02:33]
アイゼン・リッター > 「またしても! またしてもアイゼンリッターかッ!」 ――ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じているVV団本拠地“ルルイエ”。 二度の作戦失敗に対して首魁“ビッグC”は怒りの声を上げた。 無論、原因は理解している。 ナイト・ゴーントの気紛れに寄る撤退。そしてネ=フレンカの怪しげな策に従ったためだ。 「全ては大いなる“Y”の御意思ですよ」  ピラミタ風の衣装を纏ったネ=フレンカが怪しげに笑う。 口の中まで黒い、例えるならスペードのAのような男に、“ビッグC”は不満げに鼻を鳴らした。 だが、彼奴の託宣を拒むわけにはいかない。――何故なら“ビッグC”もまた“Y”の臣下でしか無いのだから。 「……ならば次の策もあるのだろうな、ネ=フレンカ?」 「勿論ですとも」 ――そう言って、ネ=フレンカは再び笑うのであった) [Thu 10 Jan 2008 22:00:21]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが来ました。 『――第三話「ピックマンの絵画」』 [Thu 10 Jan 2008 22:00:05]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(答えは?)(何時か辿りつく同じ奈落の底で、訪ねよう)』 [Thu 10 Jan 2008 03:53:58]
ミカド > (彼女は幸せだっただろうか?   answer ...............................................................) [Thu 10 Jan 2008 03:53:01]
ミカド > (ここに来た時、見送った彼女のように、エリザベスを見送る。 彼女の背中が見えなくなった頃)  ――――  しあわせ だったのではないかと。  (自分が言葉にした音を繰り返す) [Thu 10 Jan 2008 03:46:31]
お知らせ > エリザベスさんが帰りました。 『( 飲みかけの砂糖無しの紅茶だけが名残として残った。 )』 [Thu 10 Jan 2008 03:43:08]
エリザベス >  いいえ。楽しかったのは、わたくしのほう。 またお茶させて頂戴? 貴方の気が向いたら。ねえ?紳士様。―――ありがとう。サイオンジ様。 佳い夜を。( そこで見送られれば心の其処から娘はこの紳士に感謝していると、邪気の無い笑顔を浮かべて挨拶をするだろう。従者に手を引かれた貴族の姿が消え、テーブルの上には―― ) [Thu 10 Jan 2008 03:42:58]
ミカド > お気になさらず。  こちらこそ引き止めてしまって――…素敵な夜をありがとうございます。(御代は自分が払うつもり。だから、椅子から立ち上がる娘を、ここで見送るつもり) ……エリザベス――…… 女性に先に名乗らせるとは、色々と失格だ。(肩を竦め) …… 西園寺ともうします。 また何れ月が許してくれたなら、お会いする事もありましょう。 ……良い夜を。カーター嬢。 [Thu 10 Jan 2008 03:37:36]
エリザベス > ( 振り返って ) ――貴方のお名前。 よろしければお聞かせ願ってもよろしくて? ( 最初に浮かべた微笑で、問いかける ) [Thu 10 Jan 2008 03:34:15]
エリザベス > ( 沈黙されれば流れていく時間。 話題も深く話すことなく―― なぜ突っ込んでこないのかと不思議に思う気持ちも、気まずいことを言ってしまったかという気持ちも浮かんで少し気まずそうに肩を竦め、体制を整えたり背筋を伸ばしてみたり。 )( やがて目が伏せられる。自業自得な行為に気づかぬ愚者。 )(  慰めの言葉を聞けば、娘は道化にだまされる。 同意の瞳に安堵を覚え、少しだけ視界が潤んだ。 ―― 汲み取るような言葉の最後が、「しあわせ」 ――ほろりと涙が零れ落ちる。 )   ――ごめんなさい。  もう二度と好奇心でなんて観に行かないわ。 神様に怒られたのね、きっと。 ( 心の奥底で笑う紳士の声は聞こえない。 ただ見えているのは彼の優し”そうな”顔だけ。 目の前の紳士がその眷属だなんて知らないし、わかったのは、素敵な貴族で、同意してくれたということだけだった。 ) ―― けれど、わたくしが吸血鬼で今言った言葉をそのまま言われたら、きっと憎いと思うんだと思いますわ。… 人だから、いえることなのかもしれないもの。 ( それは、ホワイティアだからこそ述べられる綺麗事に過ぎぬ。――その時。小さな鈴音が鳴った )  ――あ。 ( 気づけばテラスの隅にいた従者が此方を見ている。腕を上げて鳴らす音に、反射的に立ち上がった。思わず、彼を振り返って ) …… お話ばかりしてごめんなさい。貴方のお話を聞く前に、お帰りの時間が来てしまったよう。 ( 申し訳なさそうな微苦笑を浮かべて肩を竦め ) 辛気臭い話を聞いてくださって―― お優しい方。 ありがとう。 わたくし、エリザベス。エリザベス・ローサ・カーター。 お好きに呼んで? また会えたら。( ごきげんよう、と去る姿。書類を抱えて、膝を折った。 ) [Thu 10 Jan 2008 03:31:59]
ミカド > (亡命――という事はフェアリンで何か、やらかしたという事か。好奇心が疼かないこともないが…初対面の男に根掘り葉掘り聞かれたくはないだろう。 ――紅茶を揺らす沈黙で流すことにする。) (娘が言葉を終えるまで、黙って聞いていた。男は、娘が辛そうに目を伏せるのに合わせて、己も目を伏せる。あたかも同感だ――というように。)( だが、吸血鬼として、この娘の言葉を聞くのなら――…好奇心に突き動かされるまま、処刑を見に行ったが気分が悪くなったと。 そういう事だ。 なんとも救えぬ話。だが――このヴェイトスで、吸血鬼が生きていけるのは、こういう娘がいるからだ。しれりと流れた貴族同士の結婚式――その片方の貴族が吸血鬼だったり ――。それらを思うと、本当に今回の”処刑劇”が、滑稽に思えてくる。 なぜなら、猟犬どもがいくら狩ろうとも、目の前の娘のような人間が居る限り、ハンターハントは”消えない”のだ。 彼らが本当にハンターハントというものを消したいのなら、この娘から消さなければ意味がない。   …ああ、流石混沌の街。流石混沌の島。( 心を痛める娘とは裏腹に、吸血鬼は心の奥底で笑う。)―――…変だなんて――(首を横に振る)(道化は娘を同意の瞳と共に、慰めようとする)「辛さ」や「悲しみ」は分かち合うことで、軽くなると申します。 ……彼らの辛さを、貴女が理解したのなら、彼らは貴女が理解した分だけは救われたのではないでしょうか。 そして…貴女のような優しい方に見取られて、最後の最後に    し あ わ せ   だったのではないかと。 (紅茶をゆっくりと揺らしながら、伏せた瞳をそっと押し上げ) [Thu 10 Jan 2008 03:07:21]
エリザベス > ――いいえ。 両親が亡くなってから、亡命してきたの。 今は出来事を記事にする仕事を。 ( そう言って、紙を指差して薄ら微笑む ) ――素敵ね? 時計なんて。 お洒落。 ( 興味を示したように、微笑み深めて。悪戯そうな青い瞳が覗き込むように体乗り出さんと ) ――ええ。お正月は驚きました。 いろんなものがあるのね。 ――嗚呼、いい香り。 頂くわ。 ( 注がれた様をじっと見つめていたが、差し出されれば「ありがとう」と両手で受け取って )(「愉快なもの」)   ―――  。  ( 間が空いて。――伏せ目がちに、紅茶を左手に持つソーサーの上に置いた。白い指先は取っ手を掴むまま ) 最初は、そう思っていましたわ。 …けれど、違った。 ( そのソーサーごと、テーブルに静かに置いて。青い瞳が静かに伏せれば僅か大人びた。 ) ――わたくし、虫は好きじゃないけど殺せないの。 だって、きっと痛いでしょう? 他の生き物だって。死んでしまうのは誰だって同じ筈。  …正直、哀しかった。 ――自分と同い年ぐらいの子だったの。 好きで吸血鬼になったんじゃないんだろうって考えたら――  ( 哀しさを隠せないような表情を、唇を噛むことで抑えるように俯き加減。  ) 何だか書くのが辛くて。( ちらりと先程落ちた紙を見て自嘲気味の笑み。視線を逸らして首を振る。 ) 全然だめなの。辛くて涙が止まらなかった。――変かしら。 [Thu 10 Jan 2008 02:30:57]
ミカド > (懐中時計を取り出して、秒針が動くのを眺めながら) ……フェアリン。なるほど。ヴェイトスへはご旅行に? (もしくは――吸血鬼の処刑イベントの為に出て来た物好きか――とも。懐中時計の内側に映った自分の瞳と、示し合わせて笑う。) 時期が時期だけに色々珍しいものが見れますからね。 聖誕祭に、正月、七日節供なんていうのもありましたっけ。 (時計の蓋を閉めると、暖められたティーカップの中に紅茶を注ぐ。 リーフの質は兎も角、十分に蒸らされた紅茶は、”それなり”に良い香りが漂うだろう)――……。 (紅の水面が二つ出来る頃、漸く女の顔へと視線を戻す。 疲れの滲んだ表情の理由は――なるほど。 そういう事か。 男は紅茶を女の前へ差し出しながら) 貴女は見に行かれたのですね。 …………。それは――……。 (間) ……この場合、どう言えばいいのか――うぅん。 (ブランデーを染み込ませた砂糖を自分の紅茶の中へ放る)  貴女は吸血鬼の処刑が、もっと愉快なものだと思っていたのでしょうか。 (まぁ、公開処刑なんて、庶民から見たら娯楽の一つでしかない。 それが吸血鬼の処刑ともなれば、たのしいshowと変わりあるまい。・・・・・・・・・・罪人の処刑ですら、楽しんで見ている輩がいるくらいなのだから) [Thu 10 Jan 2008 02:08:00]
エリザベス >  ――出逢い? わたくしとの? まあ、お上手。 ( 不思議そうに振り返る娘は上機嫌に微笑んだ。 紳士にこの世から去ってしまった者が見えるなんて思わないから。 )( 背中越しに笑う声が聞こえれば釣られる様にくすくすと笑い続けて肩揺らし。 ) ( 「喉が渇いているよう」――頷いて ) わたくし、フェアリンが故郷だから紅茶はちょっぴりうるさいの。 ( ひらりと手を返されれば大人しく待っていよう。暫しして紳士が用意してくれたティーセットを楽しげに眺める青い瞳が子どものように輝いて。 )  ―― 優しいのね。ちゃんとストレート…… ( 青い瞳が真ん丸く。子どものように、覗き込んだ。 ) 悪戯とかなし? ちょっと我侭言い過ぎたと思ったのに。 ( ゆるりと立ち上がって今にも鼻歌歌いそうな笑顔で貴方にお礼を。 ) ――ええ。  仕事と素敵な方は別。 どちらにも興味はあるの。でも、貴方のことを直接言ってしまったら貴方、きっと振り向いてくださらないわ? ( こんな風にその手札を明かしてしまっている時点で、駆け引きは成立しないのだろうけれど。微笑む様は、繕う様子もなく他愛も無いような。――だが )  … そうだったの。 ――見なかったのね。貴方は。 ( 先程の微笑が消えて、一気に顔の疲れが露呈する。目の下に黒い影が酷いだろう。俯きがちの表情は何処か落ち込みを隠せないような。その顔、まっすぐに彼へ向け ) 初めて見ましたわ。  ――灰になってしまうなんて。( 何処か重い溜息。 )  …御伽噺のなかだけで、と思っていましたのよ。 [Thu 10 Jan 2008 01:52:42]
ミカド > いいえ、何も。――強いて言えば”出逢い”を待っていたとでも。 (そう、あらゆる意味で。 今朝方処分されたノスフェラトゥの吸血鬼が生きているんじゃないか、とか。 あるいは――灰になった彼らにも魂があるのだとしたら、「見える」のではないか、とか。 ) (彼女が腰を下ろすのにあわせて椅子を動かす。 ) 珈琲。緑茶………ローズヒップ…! (とうとう堪えきれず、くつくつと喉で笑い始める) 察するに、貴女はとっても喉が渇いていらっしゃるよう―…? (待っていて、と、掌をひらひら揺らして、店の中へと。 数分後、トレイの上にポットとティーセット二つ用意して戻ってくる)  ――……。(「出来事」) ………… 吸血鬼 ですか? … 先程の手紙?にしかり、貴女の興味は、目の前の僕よりも、吸血鬼にむいているようだ。 (石榴の双眸が細められる。 女の表情の裏を探るように) 生憎、僕は文字でしか彼らを知りません。 …今朝の処刑”イベント”も、話で聞くばかり――… [Thu 10 Jan 2008 01:27:05]
エリザベス > そう―――嬉しいですわ。 お時間、結構ありますの。空いた時間ということは何か、用事でも? ( 椅子を引かれれば慣れた仕草で静かに腰を下ろし、書類をテーブルの上に手を上乗せして。膝に片手を添えた。 ) …あら? でも、わたくしそんなに面白い話なんてできなくってよ? ――紅茶。 そうね。 貴方はどちらかっていうと珈琲ですわ。 コクがあるというのかしら。渋み?あれ。異国のグリーンティーにも似た――…… 嗚呼、でも貴方の瞳はやっぱり紅茶の葉みたい。ローズヒップのような。 …素敵なガーネット。 ( 石榴に見惚れて口説くような。その瞳を見ながら悪戯に笑って勝手におしゃべりが弾む。噴出しそうなんて知ったこっちゃ無かった。 ) あ。ありがとう。 アールグレイのストレート、お願いしてもよろしい?ミルクは淹れないで頂戴?眠くなってしまうの。あとはレモンもだめ。お砂糖も要らないわ。 ストレート。 お願いよ紳士様。 ( ちゃっかり我侭にしっかり注文つけました。にこーっと微笑んで甘えるような。 ) ―― 昨日の出来事、お読みになっていて?  ( 新聞を一瞥して、後姿に他愛ない会話挟むような問いかけを )  [Thu 10 Jan 2008 01:11:57]
ミカド > ――構いませんよ。 空いた時間をどう潰そうか、途方に暮れていたところです。 (椅子から立ち上がると、自分の隣――さっきまで、見送った女が座っていた席――の椅子を引いて) 可愛らしいお嬢さんが垂らしてくれた針に引っかからない男はいないと思いますよ。 僕のように。 それにユニークなお喋りができる女性とくれば、尚のこと。 (自分を「茶葉」に例えられるとは思わなかった。 思わず噴出しそうになるのを堪えて) ――では、紅茶で宜しいですか?とってまいりますよ。(冷めた珈琲を淹れなおすついで、彼女のも淹れてこようと)  [Thu 10 Jan 2008 00:56:30]
エリザベス > ( 嫌というほど自分は「吸血鬼」という文字を書いた。綴った後で自分でも嫌になるくらいに。不思議と胸が痛くなることも何度あったか。 あんな光景、見なければ良かったとさえ思う。けれど、男がそれに気づいていようがいまいが、隠すつもりはなく。当たり障りの無い笑顔を見る顔は柔和な。その紙受け取って )  ――― ふふふ。 ごめんなさい? 恋文でしたらもっと優しく書きますわ。そんなに切ないことを綴っても、貴方みたいな人、釣れないでしょう? ( 軽口にはにっこり笑って返した。言葉遊びは楽しそうに。くすりと笑い )  ――あら。( くすくすと笑われた。きょとんと瞬き数回。――けれどその顔も、綻ぶように微笑を滲ませて。 ) 面白い方。 美しい人で、尚且つ面白いなんて、おいた時間によって変わる茶の葉のように素敵ね。 ( くすくす、折りたたむ様子にドレスの裾、上げて挨拶を。 ) ――ごきげんよう。 もしお邪魔でなかったらお隣、よろしくて? ( 自分の胸に抱えた書類の束を片手に、首を傾げた )   [Thu 10 Jan 2008 00:41:34]
ミカド > (読むつもりはなかった。が――目に飛び込んでくる幾つかの単語から察するに、昨日の事について書かれた何かなのだという事は、直ぐに判った)(程なくして聞こえる女の声に、視線を向ける。 そこには、身形の良さが一目でわかる女の姿。 ――反射的に浮かべる表情は、当たり障りのない笑顔だ。 紙を女へ差し出し) ……僕への恋文にしては随分と、ユニークですね。もっとも、ただ甘い言葉を連ねるだけのものに比べたら、印象に残る物なので、これはこれでアリなのかもしれませんが。 (軽口一つ吐いて) ―――楽しい事件。楽しい 事件 ……ふむ。 そうですね?僕が思い当たる事件は、「不思議な恋文が空から降ってきた」ことですか。 唇に笑みを乗せ、くすくすと笑う。 自分の読んでいた新聞を折りたたみながら、浅く息を吸って、吐いて) ――ごきげんようお嬢さん。  [Thu 10 Jan 2008 00:32:21]
エリザベス > ( それは、机の上に。――娘が落とした羊皮紙は、黒い文字が綴られている。 ) … あ。 ごめんあそばせ――。( 思わずその紳士を見て、一つ謝って膝を折った。カツカツ、と足音が先程鳴っていて、貴方の横を通り過ぎる最中の出来事。それは、紙を落としたことにより中断された。 ) ( その紙に綴られるのは一目で見て判る「吸血鬼」という話題。 昨日の出来事をスクラップにした、書き途中の書類だ。 )( 紙を摘んだその指を見て、悪戯に笑みを深める。まるでちょっとだけ美味しそうなお菓子を見つけたかのような。 )  あら。ありがとう。( その紙を受け取ろうと、手袋をした白い手がその紙に伸びる ) ―― 新聞を見ていらして?  楽しい事件はあった? ( 世間話のように、首を傾げ、良いきっかけだと声をかけた。どうやら貴族のようだから、と勝手な親近感。鮮やかな翠のドレスに白いショールを羽織るその姿は貴族の娘と映るだろう。白い肌に、金のまとまった髪。赤い髪留めが、しゃらりと揺れた。僅か疲労に滲んだ顔が、それでもふくよかさを残して微笑む。 )  [Thu 10 Jan 2008 00:14:05]
ミカド > (と、一人呟いたところで、何かがテーブルの上――己がなぞった文字を隠した) ――? (無意識に、その紙をつままんと) [Thu 10 Jan 2008 00:11:56]
ミカド > (だから、滅んだ彼女に、こう問うのが一番適当な気がした。)  ……たのしかっただろう NOSFERATU―――?  [Thu 10 Jan 2008 00:10:40]
お知らせ > エリザベスさんが来ました。 『(ぱらり。貴方の目の前に落ちる紙 )』 [Thu 10 Jan 2008 00:05:05]
ミカド > ( だって、彼女は――既にこの結末を受け入れていた。 アマウラでとうとうと語った彼女の言葉を、今でも覚えている。  そして、自分がなんと答えたかも。 ミザリーと名乗った少女を模した女吸血鬼の挿絵を、そっと撫でる。)   だからこそ、そう。 ……灰になる最後の瞬間まで (彼女は、全てを悔いてはいなかったと思う。) [Wed 9 Jan 2008 23:58:20]
ミカド > (夜に囚われた我々は、人が生を終えた時に、太陽を忘れる。 朝日を恐れ、昼の日差しを疎み、沈む夕日の赤に焦がれ―――…… 徐々に忘れゆく陽の暖かさを、嘆く。  不死に喜んだ鬼どもが、太陽の祝福を受けられぬと知った瞬間、悲嘆に暮れるのを何度見たか。――自分とて例外ではない。最早、自分は太陽がどちらから昇るのかを確認する事すらできぬ。 日の気配を感じたが最後、体が動かなくなる。  ―― そんな太陽に焼かれた彼女は、最後何を思ったんだろう……?)  ―――生きたいと願った? 哀願した? 悲鳴をあげた――…… それとも――… なんだろうねぇ? [Wed 9 Jan 2008 23:44:42]
ミカド > ―――……娯楽として大成功だ。(男の白い指が「再殺」の文字をなぞる。 どのように吸血鬼が滅んだのかを愉快げに語る文字は、触れただけで火傷をしそうだ。 …それから、その時の様子を描いたんだろう挿絵へと指を滑らせる。 挿絵の中央に居る女吸血鬼が、彼女だろうか)  ――――………。 (アマウラの夜――彼女の姿を、そこに重ねる。) ―――………。 (――日の光に照らされ終わる吸血鬼達は、油を含んだ紙よりも脆く崩れたことだろう。 ) [Wed 9 Jan 2008 23:25:48]
ミカド > (ナンパ――もとい、軽い夕食に誘ったお嬢さんを見送り、彼女の残り香すら消えた頃。  喋るのに夢中で冷めてしまった珈琲を、投げやりに引き寄せ、一口啜った。 … ユニークなお嬢さんだったと思う。 「今朝から眠ってないのよ!」とお喋りな彼女が興奮気味に語るは、例の処刑話、だ。 …僕は彼女の話に相槌を打つのが精一杯。 だけど、おかげで、彼らがどのようにして、どのような顔で、最後の時を迎えたのか――知る事ができた。)(――カフェテリアのテラス席。 流れる人ごみを暫く眺めて――気だるそうに、新聞を広げた。)  ―――…………。 (躍る文字は、今朝方の吸血鬼の処刑”劇”についてが6割といったところ。) [Wed 9 Jan 2008 23:08:34]
ミカド > (灰になったと聞いた) [Wed 9 Jan 2008 22:56:14]
お知らせ > ミカドさんが入室されました。 『(カフェテリアにて)』 [Wed 9 Jan 2008 22:55:52]
お知らせ > リートさんが帰りました。 『(後にモリーの幽霊が彼を無罪だと言ったのだという――)』 [Wed 9 Jan 2008 00:07:20]
リート > (続きを引き継いだ歌い手がぽろんとハープを奏でよう) I was once a brave young fowler, as you may understand And I shot my own true love, I took her for a swan.(ぼくもむかしは鳥撃ちだったんだが、恋人を白鳥とまちがえて撃ってしまったんだ…) [Wed 9 Jan 2008 00:05:29]
リート >  ああ、目の事なら気にしないで下さいね (あ、という声が聞こえれば慣れた様子でそう告げる) イェロティアではどちらかと言うと家族みたいな関係になるんでしたっけ? (たまたま旅の途中で聞いた知識で確証は無い。その時はこちらとはずいぶん違うものだと思ったものだが) …若いのに大変ですね? (声の調子から貴女を若いと判断しての言葉) プロと思わなければ良いんですよ。ね。 (にこーっ) そうですね。小さい頃から慣れ親しんでますから。 ああ、僕はリートと言います。よろしく、キヨさん (ほんの少し頭を下げた) ああ、知っていますよ (アイバンで白鳥を撃ってはいけない。その第二の理由がこの歌) [Wed 9 Jan 2008 00:03:44]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『 …とか、そんな感じだったと思うンですが。 ( これから始まる貴方の歌に目を輝かせ ) 』 [Tue 8 Jan 2008 23:54:57]
キヨ > ( 白鳥に間違えられて、恋人に撃ち殺されてしまった娘モリーの、 ものがたり。 )  たしか、歌い出しは――― … ( ああ、本当は女の子不足なんかじゃなくって、”吸血鬼”にまつわる話の出回っているせいで気晴らしにきたのだけれど。 そんなことはすっかり忘れて、笑みを浮かべながら )  …… Come all you young fowlers who carries a gun, Don't ever go a-shooting by the setting of the sun...... (銃を持った若い猟師たちよ、日暮時には猟に出るなよ) [Tue 8 Jan 2008 23:53:42]
キヨ > … あ、 ( そうだった。閉じられたままの目、話題に触れないようにしていたのに。やってしまった。 )  … はい、ちがいますよー。 ( 人種はさっきこたえたから、繰り返さずに。へろっと笑って。 申し訳なさげな響きが、声に混じってなければいいのですが。 ) ま、一日中家事と雑用に追われてるってワケですよ。今とそう変わりませんし、 ( 大丈夫だいじょうぶ、とぱたぱた手を振る。フェアリンやらならいざしらず、ヴェイトスはそう雇用条件が厳しくない。神妙な呟きを見てとるに、ヴェイトス以外から来たひとなのかな?と推測しつつ ) はぁ。そうですか。そうなんですが、えーっと、 …プロの方とやるというのは、緊張するものでして。 ( 髪の先を何気無く指でいじくりながら、あはは、と情けなく笑う。 ) あーはい、じゃぁ聞かせるような機会がありましたらその時に決めてください。 あぁはい、笛とかもありますけれどね。やっぱり弦楽器に興味が? ( ハープを弾く貴方の口にしたのは弦楽器の名、フルートを吹くわたしが口にしたのは笛。各々の好みが、そこにでる ) っと、名前言っておかないとですね。わたしはキヨ、といいます。 おにーさんはー? ( かくり、首を傾げて尋ね。 )   んー んんー、 そーですね、じゃぁアレ、 ”金髪のモリー” 。 知っていますか? ( 貴方の国の、歌であり、物語。 いや、わたしは貴方の出身国なんて、きいてないから知りませんけれどね。取り出されたハープのカタチに沿うものを、と ) [Tue 8 Jan 2008 23:45:35]
リート >  ……そうですか、…残念。 あれ、ホワイティアじゃないんですか? (残念なことに、その可愛らしい容貌を歌い手は見ることが出来ない。相手の人種を問うのは失礼な気がしたため何の種族なのかは問わなかったけれど) 中流家庭のオールオブワークスメイド…… (言われた言葉を繰り返す。働き詰めの人というイメージしかわかなかった。基本的に使用人はそうなのだろうが) ええ。別に構いませんよ。他の人と一緒に演奏するほうが楽しいでしょう? (それで聴衆から金を取ろうという気はない。趣味の範囲でするのだ、他人から文句など言わせない) それは聞いてみてから決めることです。 ああ、イエロティアなんですか……キン? コト? それを演奏するんですよね、トキノミヤコでは (久しぶりに異国の楽器の名を口にする。何年ぶりだろう? 滑らかな発音を欠いてはいるが、確かそんな名前だったと思う。 元吟遊詩人だった歌い手は異国の音楽にも少なからず通じている。トキノミヤコ人の知り合いも過去にはいたが、それはまた別のお話) [Tue 8 Jan 2008 23:29:33]
キヨ > うゃ。 ( きょとん。 ぱちぱち、瞬きを数度 ) ぇあー… イヤイヤ、さすがにこんなところ持って来てませんって。 ( ひらひら、両手を左右に振って微苦笑。 ) お聞かせできるとしたらまた今度ーってなところですか。 あー、ホワイティアの方とちょっと家政婦の感覚違うんですよね。 ( わたしも見た目的にはホワイティア文化圏ぽいのでしょうががが。でもアルビノは東洋の方が多いらすぃですが、 ) 中流家庭のオールオブワークスメイド、と言えば伝わるでしょうか。 ( 家政婦…ハウスキーパーといえばそれこそお年を召した、エライメイドさんの役割だ。 )   え、 ( またぱちくりと。 ) あれ、えーっと冗談だったんですが… 本気ですか?わたしのフルートの演奏、きいてもいないのに?? …えぇっと。 ( ぱち、と瞬いて。うっすらほっぺの熱い感じ。恐縮というか、困るというか、ちょっと恥ずかしい。 )  …悲惨、ですよ―― きっと。  ンン、聞きたい歌… ですか、わたしこうみえてもアマウラ生まれイエロティアなのでー…… ( ハープに見合うような、 ぽン、と思い浮かぶ曲がない。軽く眉を寄せてむむむーとかんがえちぅ ) [Tue 8 Jan 2008 23:08:13]
リート >  フルートですか。でしたら是非聞かせてください (己の得意とする楽器はあくまでハープ。他人が演奏しているのを聴いたくらいで演奏したことはおろか触ったことは無い。自然ときょうみがにゅいーんと育つ。にゅいーん) ……家政婦さん (家政婦といえばちょっとお年を召した女性が思い浮かんだ。あれ、でも声は若いのに? ?マークは飛んじゃったりしたかもしれない) ああ、いいですね。時間が合えば今度一緒に演奏してみましょうか? どんな曲がいいとか先に言って下さったら練習してきますけど (笑い飛ばした言葉を歌い手はキャッチした) 今日は…そうですね、何か聞きたい歌があればどうぞ? もしかしたら僕でも歌えるかもしれませんから (そういって、傍らのケースを開けてハープを取り出そうか) [Tue 8 Jan 2008 22:59:17]
キヨ > いいえーわたしは単なる一聴衆に過ぎませんよ。フルートは趣味で吹きますけれど、こんな場所で演奏だなんてとてもとても。ここには単に音楽聞くのが好きだっていうのと、他の方の演奏を聞いて刺激を受けにーですかね? ここに来ると、わたしもフルート吹きたくなるというか。 ( 本業は家政婦見習いなんですけどね、と笑い。 ケースの中身はなんだろうかと思いを巡らせながらも、添え置かれている杖におや、とほんの少し目が丸くなる ) へぇ、歌い手さんですか。どおりで…美しい声をお持ちで。フルートはリュートと歌声とよく合うと聞きますが、いつかお兄さんの歌声にわたしの音色を添えさせていただきたいですね… なんて、恐れ多いですが。 ( あはは、と笑い飛ばして、 ) 今日はもう、お弾きにならないんですかー? ( ハープ。 ちろり、ケースに視線向け。 ほら、わたしはやっぱり楽器演奏聞くのが好きなので。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:46:25]
リート >  ……… (ツッコまなければならない所は多々あったものの、ツッコむ隙が無かったというか。きょとんとしている間に自己完結されちゃったのでしょうか。ちょっとした寂寥が。ひゅるり) …ええと…それはそれとして。お嬢さんは同業の方ですか? (つまりここで芸をするのかと。楽器は持っているがいまはケースの中だ。己の傍ら、杖とともに壁際に置かれていよう) 僕は歌い手ですよ。ハープも弾きますけどね  [Tue 8 Jan 2008 22:37:26]
キヨ > ういうぃ、はじめましておじょーさん。 あぁ男ですか、可愛らしいお兄さん。 大丈夫、愛らしさに性別なんて些細な問題です。男でも女でも赤ちゃんはかわいらしいのと同等ですようん。 ( にこにこしながら、貴方の前までくれば足を止めましょうか。 きょろきょろ、周囲を見回して。楽器があれば「楽師さん?」と尋ね、見当たらなければ「で、結局のところご職業は?」と問いかけたでしょう。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:29:28]
リート >  うん? (まず目の見えない歌い手は貴女の声を聞いて、そちらに顔を向けるだろう。わずかに首を傾けて) …こんばんは? (…お嬢さんって。あれ? なんだかデ・ジャヴ。鼻の奥がツーンとしたような) ええと、可愛らしいお嬢さん? 残念ですが、男です (最近こういう挨拶がはやってるんだろうか。お嬢さんって。苦笑がちに貴女の言葉を否定して) [Tue 8 Jan 2008 22:22:50]
キヨ > …楽器職人さん? ( かくり、首を傾げて問いかけましょうか。 纏っている上着が、歌い手に相応しくなにやら装飾品じみた様相をしているのなら、芸人の一人かな、と心の中で思ったでしょう。 ) こんばんは、 お嬢さん。 愛らしい桃色の髪ですね。 ( にこー。と笑みを浮べて歩み寄りましょうか。 いやぁ、おなのこ不足だったので折鶴にいこーかと思ってたンですが。横丁はほんと可愛いおんなのこがいっぱいでいいですね! え、ワザと?なにそれなんのおはなし。 ) [Tue 8 Jan 2008 22:16:20]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『  …… ( じー。 ) 』 [Tue 8 Jan 2008 22:07:41]
リート > (全ての弦を緩めた後、歌い手は少女にまずは弦を返した) 弦も磨いたほうがいいですよ。錆付いたらすぐに切れます。それと…お古で申し訳ないですけど (ごそごそと左手が目当てのものを探して動く。やがて己が手入れに使っている柔らかい布を差し出した) 濡らして水気を切ってから反りのある部分に当ててください。最低一ヶ月、少しずつ湿気を加えながら。今日のところは応急処置でけど。一ヶ月経ったらクランプで止めておいてくさいね (はい、とハープを差し出したなら「ありがとう」の言葉とともに少女は去った) あ!  ある程度直ったらちゃんと乾燥させてくださいね?! (去っていく少女に己の声は聞こえただろうか) [Tue 8 Jan 2008 22:06:44]
リート > (簡易椅子に腰を下ろした歌い手が一人。そしてそれを見守る少女が一人いる。歌い手はハープを抱えているが、それは歌い手のものではない。ハープが変形したと騒いでいた目の前の少女から預かったものだ。触ってみて、弦を張っている部分が反ってしまったのだと分かった。これなら己でも処置できる) 使っていない時は半音下げたほうがいいですよ、負荷がマシになりますから (どうやら楽器の手入れには気がまわっていなかったらしかった。言いながらキーを回して弦を緩める。後何本あるのか左手で確認していたが、なんとなく背面も触ってみた。乾燥しているようだ。このままだと、割れる) [Tue 8 Jan 2008 21:53:12]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『(隅の方で)』 [Tue 8 Jan 2008 21:39:57]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『 重ねるのは、秘めた、想いの欠片。 』 [Mon 7 Jan 2008 22:20:36]
シャリネ > ―――え?プレゼントに? ( きょとん、とまたその空色が丸く――そして、はにかむような、微笑 ) …嬉しいな。  でも、こうやって足を運んでくださるだけで、嬉しいから。本当はプレゼントなんて、気にしなくていいんですよ? …あ。でも、凄く嬉しいから未だに皆さんから貰ったものは飾り棚に飾ってあります。そろそろ飾り棚、増やさないとなぁって。 ありがとう。 ( 嬉しそうに微笑を深め、話しかけてくれたその人だけでなく、少し遠くを見渡して辞儀をした。――あの人、聴きにきてくれたら、いいな。 そんな、過ぎった小さな願い事のような想いは、心の中だけに。歌が聴きたいと、もしも思ってくれるときがあるなら、きっと、きっと、言ってくれる。私の歌なんて、ちっぽけなものかもしれないけれど )  ( 通り過ぎる人の波まで僅か視線が動いてから、それを誤魔化すように楽師さんへ振り返って、微笑みかけ、小さく頷いた。 もう一曲、お願いの合図。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:17:16]
シャリネ > アマウラのもの? 食べたこと、あります。 えーっと… なんだろう。 グリーンティーと、あと…… 口の中で溶けるような、甘い――砂糖菓子、みたいな。 ( その贈り主を思い出して、ふわり。小さく滲んだような綻びの微笑。何処か擽ったさを隠すように、胸に手を添えて俯き加減。 )  ――わ、さん、ぼん?( 飛んだ声に顔を上げて。きょとん、と小さく首をかしげた ) え?あ―― 桜とか、なんだかきれいな形になってて、食べると溶ける―――      あ。それが、わさんぼん? ( 何かを見つけたとき、少し驚くような仕草で異国の言葉を口にして。たどたどしい口調なれど、後に零れるのは幸せそうな、微笑 ) そっか。 あれ、わさんぼんって、言うんですね。 ――凄く美味しかったんです。 友人に貰ったんですけど、フレイバーだからかな? きれいな、宝石みたいですよね。 あれ。 ( 其処に浮かぶ微笑は、ふわりふわりと、幸せそうな。その空色は、ふわりとした様子で客を見ては、その幸せを隠すことなく )  [Mon 7 Jan 2008 22:04:50]
シャリネ > ――アマザケ、だったかな。お酒、なんですよね? なんだか白いって聞きました。バニラみたいな甘さではない、んですよね?甘いとか、なんとか―― ( 空色がくるくる、と世界を廻っては口元に指の甲。小さく、思案顔。首が斜めに傾いて。 ) …… え? 今日も何かあるんですか? ( 一人、手を上げたイエロティア風貌のお客さんに不思議そうに ) ――ななくさ、がゆ。 なな、くさ? (  きょとん、と空色が瞬いて。 ) …食べ物、なんですか?―――    嗚呼。アマウラなんですね。やっぱり。…ときのみやこ、も。 健康促進? …七つ、何か入ってるんですか?  leaf―――くさ――  。   あ。草! ( ぽん、と掌が音を小さく。何かが風にはじけたように、微笑んだ。 )   そうなんだ…。 長生き、できますように。って、食べるんですか。…知らなかったな。 [Mon 7 Jan 2008 21:57:38]
シャリネ >  せーかいの 終わり 訪れても 心のぬくもりは 心に――― 残る―――  ( 小さな掌を。この手で何かを手折る力もなければ、何かを護ることすらできないかもしれない、掌を。指先。そっと、空に掲げ――微笑が柔らかく、静かに花開いて )    夢に 描く 夢は夢でも 貴方の手に触れれば 其処に――…… ( 小さな、紡ぎを。最後まで紡ぐことない言の葉は、其処に舞い降りるように。優しい水の流れのようなそれに、乗せて。ふわり。花を摘むように、微笑わらった。 )  ――――。( 調べが緩やかに終われば、拍手と共に、いつもの微笑を深めて辞儀を。ゆるり、振り返れば木箱に腰をかけた楽師が笑った。それに、微笑みかける仕草を一つして )  新しい年を迎えて、一週間が経ちました。 でも、私はあんまり変わってないんです。 アマウラでは、何か呑むって聞きました。 皆さん、何かしました?お食事とか、 お祝い?とか。( しっくり来ない感じだけれど、お祝い事だって言うのは毎年知っているからこそ。近くで聞いてくれているお客さん一人ひとり視線を配りながら、目が合ったら首を傾げ、問いかけるように微笑む。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:25:09]
シャリネ > ( 抱きしめるように。 ―― 両腕を、そっと引き戻して。その掌、胸に添えた。目を閉じれば、風の音に、歌を運ばせるよう―― )   水辺に 朽ちた花―蕾 舞い落ちる雪 貴方の 顔  しーおれた空の 行方は水面 水鏡に 映る――( 静かな金琴の音を借りて。歌の調べを届けるように、細い声が紡ぐのは、小さな子守唄のような、鎮魂歌。はじまりのとしが、きたからこそ。 空色は穏やかに閉じて、呪文を紡ぐように、調べを辿る ) 鼓動を 鳴らす歌―重ね 世界を揺らす ちいさな心 たーゆたう海の 行方は水面 空鏡に 映る―― ( 浮かぶ微笑は、ふわりと舞って、溶けるように淡く ) [Mon 7 Jan 2008 21:14:43]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『――こころ。』 [Mon 7 Jan 2008 21:06:39]
お知らせ > カルカスさんが帰りました。 『(手を振り、見えなくなるまで見つめていた)』 [Mon 7 Jan 2008 03:08:30]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『――じゃ、バイバーイ。(こうして誰かと話すだけでも、心が軽くなる)』 [Mon 7 Jan 2008 03:06:32]
シャーリー > 強いな。 それにやっぱりキミはいい奴だ。 信頼に値する人だよ。 ( 捕らわれることがなく、そうして前に進める人間こそが強いのだ。 ) 小説でも現実でも、吸血鬼達の物語はアンハッピーエンドと相場が決まっちゃってる。 ボクはハッピーエンドが好きなのになあ。 ( 吸血鬼を怖がる者たちの気持ちも理解できる。 確かに自分たちは化け物だ。 それが仲良くしようだなんて、いつその首筋に噛み付かれてしまう提案なのやら。 ) 言葉遊びってやつは意外と面白いものだ。 同意してくれて嬉しいよ。 ( 肩肘ばっかり張って生きていても大変だ。 こうして下らない時間を過ごすのもまた大切。 )( それなら真っ暗闇の世界の住人の私達はなんて過ごしやすそうな世界なんだろうね―――これもまた取るに足りぬ言葉遊び。 ) ――――そうして灯蛾の如くに誰もが灯りに群がるさ。 ボクもその中の一人。 ―――ああこの世界のなんて素敵な事か。 愛と平和と優しさで満ちている。 これじゃ文句の付けようもないじゃないなあ。 ( 主はこれだけ舞台を整えてくれた。 そこから幸福を掴むか不幸を辿るかは自分の歩き方次第。 ) うー…そうさせてもらうさ。 ……やっぱずっとこの格好でいると流石のボクでも風邪引くかもしんない。 ( ―――ちょっとトイレでも探して、その中でいつもの服に着替えよう。 そう決めると、手を振りながら彼の傍から足早に離れていく。 ) [Mon 7 Jan 2008 03:05:50]
カルカス > 感じて・・・辛い時もありますが、使命である、と考えていますよ。より多くを救う為に自分はいるのだ、とね。(そう思って行動して・・・助けられなかったこともあって、とても落ち込んだりもする。・・・でも、それに捕らわれてはいけないのだ。自分はもっと多くを救わなければならないのだから。)・・・吸血鬼になった時、ほとんどが悲劇を体験していると聞きます。・・・信用できなくなるのも、仕方ないのでしょうね。(自分だって・・・そうなれば人を信用できるかどうか・・・分からなかった。そして、それを悔しいとも思った。)こうした娯楽、私も嫌いではありませんね・・・。考え続けることもまた、休息なのかもしれません。(どうでもいいことをだらだらと考えることも楽しい。)全部真っ黒だったら、人は何も見えないはずですよ。何かが光っているからこそ、我々は眼が見えるのですから、そんなことはない・・・と思います。私も優しさこそ、世の中の原動力だと断言します。(目が見えている、また、見えない人も感じることはできる。・・・それこそが動かぬ証拠・・・と思いたいだけなのかもしれないが・・・とにかく自分はそう信じよう。周りが暗いのなら、自分が明るくなくては・・・。)もちろん・・・って、大丈夫ですか?・・・もう、遅いですし、そろそろお帰りになられては?(くしゃみをした相手に向かい、風邪でも引いたのでは?と問いかける。) [Mon 7 Jan 2008 02:45:42]
シャーリー > ……そっかー。 カルカスの場合、そういうのに比例して忙しさも上がってくから、そういうのをより身近に感じてるんだね。 ( 私はせいぜい仕事が踊り子から娼婦紛いに転向するぐらい。 それと家の中で落ち込んでる日が多くなるってだけか。 ) ―――そうだね。 キミみたいに言ってくれる人もいる。 そういう優しさに吸血鬼の人たちが気付ければ、悲しいことは少しだけ減っていくのにね。 それが出来ず信じれない事のなんていう悲しさか。 主よ 憐れみたまえ(キリエ・エレイソン) ( ―――けれど相手を傷つける事でしか癒せない辛さもある。 あの人が復讐者に殺された時、私はそれを認めざるをえなかった。 ) そもそもこうして一括りに考えてしまうのが傲慢だったのかもね。 まあこうして机の上で空想話を語るのは好きだけどー。 ( そしてその答えこそが真理なのかもしれず。 ) ―――どーだろうねー。 世界ってーのは案外お腹の真っ黒な打算と損得で回ってるのかもよ。 この市も含めてね。 ( 本当に人の事を思いやれるのなら、なぜ奴隷や差別階級がある。 平等なんて幻想さ。 ) ――――まーホントにそんなんじゃ悲しいけどねー。 ボクはそれでも、優しさこそがこの世の中を成り立たせていると断言出来るけれど! ( えっへん、と胸を張って言い切った。 それでもね、私は人は優しくて愛に満ちていると思うんだ。 幻想なんかじゃなくて、現実で。 ) ―――ありがとう。 そう言ってくれると本当に嬉しい。 ( その小さな呟きが耳に届けば、自然と柔らかい微笑みが浮かんできた。 ) 了解致しました! だからもし行ったら知り合い割引してよー ――――へくしょっ!? ( 口を押さえてくしゃみをする。 やっぱりこの格好寒いな。 ) [Mon 7 Jan 2008 02:33:42]
カルカス > すみません・・・。仕事柄、嫌な予感ばっかりなもので・・・。(苦笑を浮かべながら謝罪を。)・・・かも、しれませんね。吸血鬼とて・・・許されないはずがない。とも思いますよ。また、助けの手を差し伸べられる余地も十分にあると思います。・・・共存できるかは・・・分かりませんが。(実際に見れば・・・自分は畏怖してしまうかもしれない。ただ、助けを求めるならばそれを拒んではならない。パプテスの教えに従う者でもあり、医者でもある自分の信念だ。)人はいろいろな人がいますから・・・結局はそういうことなのでしょうね。(そういう答えしか浮かんでこない。・・・無知のまま楽園の生活を享受するか、追放されるかを選ぶのもまたその人次第ということだ。)そのような考えが集まり、この世の中ができたのですよ・・・。三下でも、子供っぽくても、それを言い続けることが重要だと、思いますね。・・・ちなみに私はあなたの考えに賛成、ですよ。(最後の呟きはぼそぼそと少し小さく言った。)普段はヴェイトス病院の方で、非番のときは居住区のホワイティア区の教会にある小屋で診療所を営んでいます。何かあったら、すぐ来てくださいね。 [Mon 7 Jan 2008 02:10:19]
シャーリー > やなことゆーなあ。 ……けどそれを否定できない自分が悲しいです。 ( ―――まあ、何が起こっても私に大きな変化が訪れることはないだろう。 ただそれらの事件で不幸になる人の数が一人でも少なくなりますように。 ) あの子達だってね、吸血鬼になった瞬間に不幸が決まった訳じゃない。 ただ――行く道を間違っちゃっただけなんだよ。 ( それは自分が迫害される種族だから言えるのだろうか。 罪を犯すものの胸の内を知る事は出来ない。 処刑される同胞は愉快犯か。 それとも悲しい復讐者か。 どちらにせよ、私は悲しくなってくる。 ) そうですね。 現状に満足する事が無いのもまた人だ。 ―――結局その人次第ということになってしまうのですかね? ( 蛇にそそのかれて過ちを犯し、楽園を追い出されたように。 ) やだなー、ボクはこう見えてもしょぼーい三下ですヨ? こんな時代がこいー!って他人に自分の考え方を押し付けてるだけなんだからー。 ( それはこの吸血鬼が長年生き続ける事が出来た理由の一つかもしれない。 ) あ、そういえばカルカスってどこら辺で働いてたんだっけ? ( 自分が掛かることはないだろうが、もし教会の子などが病に臥せった時に使うかもしれないと思って問い掛ける。 ) [Mon 7 Jan 2008 01:53:32]
カルカス > ず〜っと続けばいいのですけどね・・・。しかし・・・なぜかこの街に住んでいるとその安穏でさえ、何かよからぬ予兆のような気もしてしまいますよ。(いろいろと大きな事件が起こるのもこの街の特徴だ。・・・何が起こってもかまわぬよう、しっかりと備えておこう。)吸血鬼・・・そうですか。・・・悔い改めた後はもっと運の良い星の元に生まれて欲しいですね。(吸血鬼。その名は正直、いい印象は抱かない。だが彼らとてなりたくてなったものでないものもいるだろうし・・・正直、とても複雑だ。ただ、神が許しを求めるものを拒むことは絶対にない、と信じてはいる。)与えられ、それがず〜っと続けば、ある時こうも思うのですよ。「この世の中はどうなっているのだろう」とね。そして、あれやこれやと考えたりもする。・・・安寧が続けど、続かなけれど、人はそう考えてしまう。そして自ら安寧を手放すことも・・・また、あるものだと思いますけど。(もちろん、相手の言うことも事実だ。人は愚かで弱いものだ。ただ、下手な「好奇心」を持とうとしてしまう・・・。)ほら吹きもそこまで続けば大物でしょうね。貴方が吹聴し続ければひょっとしたらもっともっと幸福な世の中が訪れるかもしれませんね。(望む、望まないに関わらず、信じて疑わない人には人を引き寄せたり安心させたりする魅力が少なからずあるものだ。)いい医師、というのを目指しているわけではないのですが・・・ありがとうございます。(はにかむような表情とお礼を相手に向けた。) [Mon 7 Jan 2008 01:33:58]
シャーリー > 抑止力があるから人の行動は抑えが効く。 まあ最近こっちは暇な部類だし、平和な時期になっているんじゃないのかな? ( 最近で一番大きかった被害といえばラットマン騒動か。 願わくば、この安穏とした時期がずっと続きますように。 ) ――――ああ、哀しすぎるな。 あれも吸血鬼のサガか。 ( 明後日の方向を向きながら呟いた。 誰がまでは知らないが、それが『何』かは知っている。 だから、哀しい。 ) いいや、人はそこが他人から与えられた幸せなら無知に浸れるさ。 パンを貰い、遊興に耽り、ただ楽しむことだけを考えれる。 無知の罪を嘆くのは、その幸せを失った時にようやくだ。 ( 人は怠惰に流れる。 私はその光景を幾度と無く見てきてしまった。 ) ボクなんてもっとガキだよー? 常々そんな風な世界になればいい。 というかむしろこの世界は素敵で優しいんだー!って吹聴して回っちゃってるんだから。 ( カラカラと笑う。 ――――いつかだ。 本当にいつか。 そんな日が来るのを私は待ち続ける。 ) けどどっちかってーと下手の横好きなのがちょっとねー。 ―――うん。 そういう医者にかかった人は幸せだ。 貴方はいい医師になれるよ。 [Mon 7 Jan 2008 01:19:54]
カルカス > ついでに自警団も、ですね・・・。それが実現できればよいのでしょうが・・・到底及ばないでしょうね。・・・今度、誰かが処刑される、と聞きました・・・。(少し暗い顔を。誰が、とまでは聞いていないので、内容は分からないが、とても暗い情報だなぁ。とか思ったりした。)無知の安寧に浸っていられないのもまた人ですがね・・・。私は、誰もが無理をしないでも幸せになれる世の中がくれば、と思っています。・・・子供じみてますけどね。(そんな世の中は来ないだろう。とうすうす感じてはいる。・・・だが、長年思っていたことはすぐには抜け切れないらしい。自分でも馬鹿らしい、と思ってしまう。)・・・あなたがやっている仕事を楽しいと思うのなら・・・それは天職なのでしょうね。私もこの仕事は楽しいですし・・・天職だと思いますよ。(治った時の患者の喜んだ顔。それを思い出せば思わず笑ってしまう。) [Mon 7 Jan 2008 01:04:24]
シャーリー > 葬儀屋とお医者様、それと軍隊の仕事が無ければ世の中は平和になりますよ? ( なーんてね、といつもの如くふざけた調子。 ) うーん…どれも一概にはいえないなあ。 笑っている人も、無理矢理でもそうする事によって気持ちを前向きにしようとしているのかもしれないし。 無理矢理だと知られなければ、誰もが幸せで居られる。 無知は罪であるけれど幸福さ。 ――――まーボクには縁の無い話だけどねー。 踊りは楽しいよー。 ボクを見て楽しんでくれる人が少しでもいるのなら、それだけでも嬉しくて笑えるものさ。 ( 彼の言う事も一理であり、納得できる。 ただ自分はそうして他人に曝け出すことを好まないだけ。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:53:33]
カルカス > 医者である私はお仕事がなくなって泣いちゃうお話ですね・・・。そちらのほうが喜ばれますけど。(お気をつけて、と忠告を。)無理やりな笑顔を浮かべても、自分の気持ちも、相手も、素直に喜べないのでは?精神衛生上も、身体的にも悪いですよ。落ち込むときは落ち込んで、すっきりしたらまた笑う。・・・それで十分な気もしますけどね。立場ができてくれば、それも自重しなくてはなりませんが。・・・それに、素顔が見れれば嬉しい人もいるにはいるでしょうし。(素直でいい時もあるし、悪いときもある。ようは要領次第なのだろうな。とか考えたりした。) [Mon 7 Jan 2008 00:42:08]
シャーリー > 健康で頑丈なのだけが取り柄ですから。 風邪なんてちっとも引いたことがありません。 ………寒いけどね! それでもやっぱり寒いけどね! ( 一応上着を一枚羽織ってはいるが、それだけで寒さが和らげるほど冬の寒さは優しくない。 ) ああ、まあ、ね。 ―――けどさ。 お仕事以外の時も、どんな時に関わらず笑顔で居たほうがいいと思わない? 落ち込んだ顔を他人に見せたって、なんにもいいことないよー? ( いつもの笑顔――より、少し元気の無い笑い方をしながらそんな事を言う。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:29:54]
カルカス > 体に響いたりはしていませんか?油断していると、風邪、引いちゃいますよ?(ふふ、と相手の調子に笑いながら答えるだろう。だが、遠目に見たときと少し違うなぁ・・・。との印象も受けた。)踊り子のお仕事って、大変そうですね・・・。どんな時でも、笑っていなくてはならないというのが・・・。(寒い中でも笑顔で踊り続けている踊り子。そんな様子を見て思ったことだ。) [Mon 7 Jan 2008 00:17:09]
シャーリー > ………馬鹿な子なんだから。 ( ハンターに害を成した吸血鬼が、その咎で処刑されるという宣伝文句を耳にしたとき、一番最初にその言葉が私の頭の中に思い浮かんだ。 そして哀しくなった。 被害にあったものも、その罪人となった吸血鬼のどちらも、哀れ過ぎて――― ) ふぇ!? ( そんな事を思っている時に声を掛けられた吸血鬼は、驚いたような声を挙げて肩を跳ねさせる。 ) や、やーカルカス。 お久しぶりー。 元気してるかい? 察しの通りボクはこのびっくりするぐらい寒い格好で仕事をしてきた帰りさー。 ( その相手が顔見知りだという事に気付けば、出来る限りの気さくな調子で挨拶の言葉を交わす。 その色気を醸し出す露出度に合うように、普段はしない大人びた化粧をした吸血鬼。 ) [Mon 7 Jan 2008 00:09:31]
カルカス > (白衣を着た一人の医者がそこにいて、微笑を浮かべつつ、貴方に声をかけるだろう。手にカバンを持っていて、白衣を着ている事から医者、ということが分かるだろう。)寒そうな格好をしているようですが・・・お仕事の帰り、ですか?(帰りに偶然立ち寄った芸能横丁。普段は来ることは少ないが、楽しそうだな。と思ってふらふらと歩いていた。そこへ顔見知りの女性が来ていたので声をかけた次第である。) [Mon 7 Jan 2008 00:01:27]
お知らせ > カルカスさんが来ました。 『こんばんわ。(後ろから声がかかった)』 [Sun 6 Jan 2008 23:52:40]
シャーリー > ( 背中に楽しそうな歓声を背負いながら、踊り子の格好からいつもの服装に着替えることもせず、上着を羽織っただけの状態で吸血鬼は週末の賑わいを見せる芸能横丁を横切っていた。 ) ――――……もう。 こんな時に踊りの仕事、引き受けるんじゃなかったな。 ( 喉が渇いているというのもある。 けれどそれは大した理由じゃない。 ) ………公開処刑か。 [Sun 6 Jan 2008 23:51:19]
シャーリー > ( 普段なら意識的に脳天気を振舞っているが、今日はその笑顔にもキレが無い。 ) ( 相手がその事について尋ねようと口を開いた時、大きな歓声が表舞台の方で聞こえてくる。 ) やっぱ賑わってるねーみんな! ちょっと不甲斐なすぎたなーこりゃ。 ―――と、いうことで。 ボクの分のお捻りは今日は無しで! すっごい体調悪いから、今日はもう帰って寝るサ! お先に失礼!! ( 相手に何かを言わせる前に、自分の言いたい事だけを言うと荷物と上着を引っつかんで脱兎の如く去っていく。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:38:53]
シャーリー > ( そして舞台裏に引っ込むと、今日の集まりに誘ってくれた人がどうかしたのだろうかという訝しげな視線を向けてくる。 元から私の踊りの技術は大したものではないが、それでもいつもならここまでとちる事も無い。 悪く言えば低いレベルで安定しているのが私だ。 その実力を知っているから数合わせのような意味合いで相手も誘ってきたのだが、こうなるとは相手にとっても少し予想外だっただろう。 ) あー…ゴメン。 何か今日朝からずっと調子悪かったんだよね。 アハハハハッ。 ( 空元気のような笑いを目の前の相手に浮かべる。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:25:07]
シャーリー > ( ソロではなく他の人と組んで踊りを披露している最中。 露出度の高い格好をした女性は舞いの最中にバランスを崩してしまう。 他の人たちが鮮やかに踊りを続ける中、一人だけずれた動きをしてしまう自分。 今日はもうこれで三回目だ。 ) ( あっちゃー、と心の中で舌を出す。 そして視線をリーダーに送ってみれば、今日はもう下がれとの合図を仕草で出される。 ) ――――― ( それも仕方が無い。 今は私がこの調和を崩してしまっている。 一人の踊り子は出来る限り自然に見えるような動作で、いかにも最初からここで退場と決まっていたかのように振る舞いその踊りの中から離れていく。 ) [Sun 6 Jan 2008 23:10:49]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『あ――っと』 [Sun 6 Jan 2008 23:02:04]
お知らせ > 静馬 奏さんが帰りました。 『かなめー! ( それが姉の名なのだろう。 呼びながら――― )』 [Sat 5 Jan 2008 08:33:27]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(――そんな出会いと別れ。そういや芸能横丁の知り合いは初めてかな)』 [Sat 5 Jan 2008 08:29:04]
カイン > っと。 ああ、まあ――機会があったら、見に来てくれると嬉しいかな。 俺は、カイン。(姉を見つけたらしい彼女。 笑顔で見送ったら、此方も此方で踵を返す。 明日の為に、なんて言い切れるほど先を見据えているわけではないけど、日々の鍛錬は大切なのだし――) [Sat 5 Jan 2008 08:29:02]
静馬 奏 > そうでしょ? ( 遊ぶような調子。 もうそれ以上、見た目の話で引っ張ったりはしないけど。 慎重と言うのだろうか、同意している風なのに問いかけるような調子の青年に、笑いながら ) 〜そう? わたしの今ので聞いてみたいと思ってくれるのは、物好きだと思って。 ( 良いものだとは自分でも思っていない。 感じていることを少しオーバーに歌にしたもので、それは正直な気持ちでもあるのだけど、感情ではない 『見方』 を一つだけ歌うのは、それがネガティブであれば尚更、受けが悪いのは分かる ) 〜ツァラトゥストラ! 良い名前ね。 劇場っぽい。 気が向いたら見に行こうかな。 ( 横丁を中心に生活しているわけではなくて、その特異な劇の話はまだ耳にしていない。 それでも名前は覚え易く、近くを通りかかって、時間に余裕があって、上演時間と合えば入ろうと思う。 子猫を七匹も引き取ってしまったのがあって、あんまり遊べるお金も無いのだけど。 横丁で落とすお金には、持ちつ持たれつみたいなところがあるし ) そういうのって、長く続けていけば次第に待遇改善されるものなんですか? ちゃんとした役目でもない斬られ役で、でも目を引かないといけないとかじゃなくて? ( 劇団の規模や、スタンス次第か。 実はもう大役もらっているという事実は知らないから、斬られ役にだって熱を入れないと、上がるものも上がらないのでは、なんて。 知った口 ) ―――え? あー、そうでもありませんよ? トレジャーハンターは傭兵とか、そういうのとは違うから。 腕っ節はあんまりなくても良いし… まあ、街で迷子になるのを心配するほどでも、ありませんけどね。 ( 美味しそうな屋台でも見つけたのかしら、とか。 何台か入って来ているそれらに目をやって――― そうこうしているうちに、見つけたらしい ) ―――〜あ、いた。 それじゃあ… お兄さん。 またね。 わたしはかなで。 ギルド員じゃないし、場所も時間も決まってないけど… 仕事が無くて一般枠の場所が空いてる時は、そこでやってます。 ( 姉の方へと歩き出しながら、振り返りつつ ) [Sat 5 Jan 2008 08:25:36]
カイン > それは――……そう、なのかな?(見た目通りかどうか、なんて、其れこそ深く関わってみないとわからない。 どんな人物だって、あっさりと底が見えるような人生は送ってないはずだろうし。 イントネーションは問いかける風であっても、頷く仕草は同意するように。)んー、社交辞令でも無い、かな。 実際、聞いてみたいのは本音だし。(好奇心の方が強いかもしれないけれど、と付け加え、冗談めかして笑ってみせたが、言葉自体に嘘はない。 彼女の笑いに、曖昧に頷いて。 そういう反応には慣れているし、然程気にならない。 胸の奥が少し痛むし、上手い対処の仕方は未だに思い浮かばないけれど)『ツァラトゥストラ劇場』ってところ。 横丁の東側から――歩いて五、六分くらいかな。 まあ斬る側というか……ちゃんとした役目を貰えるように、って所だね、俺の場合。(或いはしっかりとクレジットに名前が載るように、だ。 お互いに頑張ろう、という事場には同意。 拳を握り締める仕草には、笑ってしまったけれど、本職を聴けば驚いた風に)って、トレジャーハンター? ……んじゃあ、尚更だ。さっきの申し出は余計なお世話になっちゃったなぁ。 [Sat 5 Jan 2008 08:00:30]
静馬 奏 > ―――だからって 『見た目通りのわけがない』 なんて思い込んでいると、騙されるけど。 ( 肯定するような相手に対して続けるのは、結局どちらなのか考えを曖昧にするもの。 きっと、人それぞれだから何にせよ先入観は持たない方が良いということなのだけど ) 〜ん? そう、ありがとう。 社交辞令でも嬉しいです。 でもそっちは、たまに横丁でもやってるものだから――― ( こんながちゃがちゃしているところで見なくても、と。 『下っ端の切られ役』 と聞いて笑うのは、それをそもそも低く見ていないからか、それとも子どもの残酷さか ) へえ、聞いたことあるかしら。 なんていうところですか? 〜たくさん斬られて、早く斬る役になれるといい―――… のかな? 一概にそうとも言えないのかも? …わたし達も、下っ端です。 下積みは必要だけど、早く終えられるようにがんばりましょう。 ( 斬られ役という顔だと思ってしまうのはナイショ。 そんなヒーローだってありかもしれないし、く と拳を握って見せて。 本当は何であれ、そう見えないのはお互い様だ ) こっちは芸能ギルドじゃなくて、実はトレジャーハンターなんですけど。 [Sat 5 Jan 2008 07:53:19]
カイン > ふぅん。……まあ、見た目だけじゃ、人の性格とかって分からないからなぁ。(姉本人に聞けば否定するかもしれないし、或いは肯定するかもしれないが。 妹の彼女が言うのだから、抜けているところは、きっとあるのだろう。 二人で一緒に行動しているのなら、仲が悪いってことも無いだろうし。 たぶん。 きっと)ああ、じゃあひょっとして、もう少し早く来ればそっちも見れたのかな? だとしたら、ちょっと惜しいなぁ。 っと、俺? 俺は――役者。 まだまだ下っ端で、斬られ役ばっかりだけど、ね。(本当に主役をやってる俳優か何かだったら、役柄と絡めて格好つけて“正義の味方”とか言えるのかもしれない。 まあ、自分は恥ずかしくて言えないけれど)そっか。 まあ、そうだろうね。(彼女の言葉には頷きを一つ。 その年で、というと失礼かもしれないが、彼女は芸人として舞台に出ているのだし、ある程度以上に自立しているのだろう。 なら、其処まで自分が心配する必要もあるまい) [Sat 5 Jan 2008 07:25:09]
静馬 奏 > ええ――― でも、そう思って油断すると変なところで抜けてたりするのよ。 ( 大事なところではしっかりしている姉だとも思うけど、さておき。 『人は見かけによりませんよね』 なんて、自然と見上げる格好になる視線。 覗き込むように見つめて猫っぽい眼が笑うのは、何を指しているのか ) ―――〜そう。 いつもは二人で、姉が踊って、わたしが弾いてるの。 歌は歌わない。 〜お兄さんは何してる人? ( 最初から聞いていたのは本来の出しものではないと、おひねりを拾った時と同種の、気恥ずかしそうな苦笑を浮かべて首を振った。 話を逸らそうと、あなたのことを。 今ここにいるのなら、芸人じゃないかって ) ありがとう? 〜でも、いいです。 子どもじゃないんだし、はぐれても家に帰るわ。 ( それで家にいなかったら大変だが。 子どもとも呼べそうな見た目で肩を竦めて、なんとなく周りの流れで舞台の方へ出された別の芸人へ眼を向けよう ) [Sat 5 Jan 2008 07:16:40]
カイン > (まあ、何だかんだと偉そうな口を言ったけど、自分だって人の批評をできる身分じゃないわけで。 歌を聴いて、それでちょっとでも何かを考えさせられたなら、それで十分――というと彼女に対して失礼か。 きっと、彼女自身、“上手くない”ことは理解しているのだろうし。 閑話休題)お姉さんを? ……ああ、ひょっとして最初の頃に近くにいた、君に似た人かな。 何か落ち着いた感じの。(目付きが悪いのは生まれつき。そしてコンプレックス。 指摘されなかったのを良い事に、ともかく俺は会話を続けることにした)双子のお姉さん、か。 うーん……俺も気付いたらいなくなってたなー、って程度だからなぁ。 ただ唄は最初の方から見てたけど、多分、いなくなってからそんなに時間は経ってないと思うよ(トキノミヤコ系の衣装を、ちょっと珍しそうに見ながら俺は応える。東洋系の劇は、まだ演じたことがない。  しかし……女の子だという事を抜きにしても随分と細身に見えるが、東の人は結構華奢だと聞くし、これが平均なのだろうか? ともかく、目撃情報に関しては力になれそうに無い。すまなさそうに頬を掻いた)ああ、良かったら探すの手伝おうか? 一人より二人の方が早いだろうし。  [Sat 5 Jan 2008 07:01:51]
静馬 奏 > ( おひねりはどうだろう。 どちらかと言うと、身内での芸の見せ合い。 こんな事してますよ、という宣伝と言うか、むしろ雑談のBGMかもしれない。 ―――〜それこそ激励の意味でお小遣いをくれることがあるかもしれないから、放られればバツ悪そうに、はにかむような微苦笑を浮かべてちゃっかり拾うけど ) ―――〜? あ、姉をね… さっきまで一緒にいたのに、どこ行ったのかしら。 ( ちらりと目が合った青年。 見た目にそぐわず(*失礼)親切な言葉を聞きながら視線だけは忙しく周囲をさ迷わせて――― すぐに諦めたのか、もう一度青年と目を合わせた ) 〜双子なの。 わたしとそっくりの女の子、見ませんでした? ( 楽器を手にした少女の背は低く、華奢で、楽器が線の細い胡弓というのもあって、頼りない。 墨汁を流したような波のある長い髪をお尻まで伸ばして、着ている妙な和装もあれば、一応恰好だけは本職の芸人に見えるだろうか ) [Sat 5 Jan 2008 06:50:43]
カイン > (――そう。『でも』だ。 それでも戦い続けている人がいる。そういった人物を演じる。演じている。 だから或いは『なぜ』と、続くのかもしれない。)ま、それはともかくとして……聞いたなら、当然だよな(ぱちぱちと手を打ちながら、ジャケットの内側を探って財布を引っ張り出す。 まあ500エン硬貨一枚くらいか。 他の人がお捻りを放るのに合わせて、俺も放った。 と、本来なら他の芸を見に行くか、あっさりここを立ち去るのだけれど――きょろきょろと辺りを見回す少女と、眼があった)えー……っと、 ――何か探してるのかい?(ちょっと躊躇したけれど、俺は思い切って口を開いた。 お疲れ様、と一声かけつつ、まずは問いかけてみよう) [Sat 5 Jan 2008 06:39:42]
静馬 奏 > ( ―――『でも』… と、そう続けるようなところで歌は終わった。 ぶった切るようなメロディーラインの途絶は、それもこの歌のスタイルだと好意的に解釈することが出来なくもない。 …が、何か言い淀むような終わり方と… 何より淡白に歌った方が似合いそうな詩を駄々っ子のように 『がなり散らす』 辺り、この歌は未完成なのだろう )   ( 歌い終えれば、まばらな拍手。 意味合いとしては激励か。 一曲で切れた息を整えながら一礼して、『舞台』 を離れた――― ) ―――〜あれ? ( 気付けば、ざっと見回して見つけられる場所に姉の姿がなくて… あちこちに視線を走らせながら、『舞台』 をつくる一人になる。 そんな中で、青年と目が合うこともあるだろうか? )   ( せっかく聞いていてくれたのに、この少女は観客の反応に目をやる余裕も無かったから、見えていない ) [Sat 5 Jan 2008 06:34:18]
カイン > ………んー。(まあ、先ほども言った通り、自分は歌や楽器に関しては完全に門外漢なのだけれど。 だからこそ、彼女が“上手くない”ことはわかった。 下手ではない、と思う。 聞くに堪えないとか、そういったレベルでは無いのだし。 ただ――……果たして自分が観客で、聞き終わった後に金を払えと言われたら……)微妙、かな。(呟いて、自嘲気味に笑った。俺だってそんな大したものじゃないのに、何を偉そうに批評家ぶっているのやら。 ただ――……うん。 俺は前向きな曲の方が好きだけれど、こういった曲も悪くないかな、と思った。)(例えば――それこそ時間でも世界でも、チッポケな人間一人じゃ、どうしようもない存在に立ち向かうとして。 戦う意味はあるのかどうか。 八割がた負けの見えている戦い。 命を賭してまで挑む必要はあるのか)(今の演劇が影響してる――って面も多々ある。まあ、自分は直接、その役に入れ込むわけではないのだけど……)考えておくべき、ではあるよな。多分。 [Sat 5 Jan 2008 06:28:19]
静馬 奏 > ( 発声で手一杯なのだろう、勢いこそあるものの楽器の扱いは雑になり、音が割れた。 がむしゃらな発声は一生懸命さこそ伝わったかもしれないけれど、せいぜいがどこかのハイスクールの文化祭で十把一絡げレベル。 踊りの後ろで弾いていた演奏だけだってそう見事なものではなかったとしても、それこそ芸人として披露するのは無理がある。 …それもそのはず。 少女の所属は芸能ギルドではなく、そこで一般枠の場所を借りてお小遣いを稼ぐ程度の、部外者もとい冒険者。 ハンターズギルドでの雑用を主な仕事として、芸だけを磨くことはできていない… )   ( ただ、それが足しになるかどうかは微妙なところだけれど、詩と曲とそのスタイルは合っていた )   ( 声を張り上げるのに手一杯の詩を意識する者などほとんどないだろうけども、少女は切々と虚無感を歌っている。 ませた内容で年齢不相応。 でも、そんな歌を足掻くように歌い上げる姿は年齢相応。 ―――人は生まれて生きて土に還る。 遅いか早いかに意味は無い。 全てが失うことを前提にしているのなら、喜びも楽しみも、その実は失う恐怖と哀しみでしかない。 後世にと言うけれど、自分が認識できないことに何の意味があるだろう。 仮に後世があるとしてもいいけれど、そこで在り続ける遺したものも、存在する限り必ず潰える。 あらゆるものが存在することに、意味は無い。 無から生まれて無に還る、全ては始まりと同じ結果に何ら影響を及ぼさない過程――― ) [Sat 5 Jan 2008 06:22:19]
カイン > (別に俺は歌手や音楽家じゃない。 役者。 それも顔を見せることもない、下っ端の――斬られ役。 だから、まあ、ある意味では酷く場違いな人間ではあるのだけれど。 夜遅くまで稽古が続いた後、或いは朝早くからトレーニングに出かけた際、稀に見かけて立ち寄ることはあった。 そうしてぼんやりと歩いていく中、ふと眼に留まったのが、その歌声だったわけで)……まあ、唄なのに眼、っていうのも変な表現だけど。(そう一人ごちながら、俺は“舞台”で声を出す少女の姿を眺めていた。 結構色々な芸人がいて、そこで興行をしている人は数えるのも億劫なほどいる横丁だが、有名人ならばそれなりに顔は知れている。 で、そうじゃないという事は――きっと無名なのだろう。 そういう意味で、ちょっと親近感もあったり)(やや目付きの悪い、シャツにジャケットを羽織っただけの青年が、ぼんやりと貴女の姿を見ていた) [Sat 5 Jan 2008 06:06:58]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――その声に、少し惹かれるものがあった。』 [Sat 5 Jan 2008 06:01:18]
静馬 奏 > ( あちこちで暖をとるための火がおこされているだけで、そこに照明の役割などは考えられていない中。 あちこちに自然とそうした場所ができる、ただのスペースに人が輪になることで 『舞台』 の意味を与えられた地面の上。 踊る姉の後ろでバイオリンに似た弦楽器を弾いていた少女は、姉が退いた後も一人輪の中に残っていた。 ―――演奏はまだしも、歌うのは得意じゃない。 素人にだって自分より上手いのはいるだろうし、伸びの足りない自分の声では姉の踊りと合わせるのは難しい。 だから普段、少なくともお小遣い稼ぎの場では歌ったりしないのだけど、今は特別 )   ( 魔法の拡声器など無いし、誰も無名の少女が歌うからと言って聞き入ったりはしない。 それにあちこちでは別の演奏や歌声が上がり、それに負けないようにするだけでそれなりのものだ。 声量も十分とは言えない自分では歌っても… そう思わなくもないけれど、自分を知らない芸の先輩に見てもらえる機会。 精一杯の声を張り上げる ) [Sat 5 Jan 2008 06:00:16]
静馬 奏 > ( そこは日中であれば露天が並んでいたり、日が暮れても何かの舞台が設えられていたりする、いわゆる芸能ギルドの管理地だ。 けれどそれらに使われない時間は、ただ開けているというだけのその場所が、大人数がたむろする恰好のスポットになる )   ( まだ週末があるけれど新年の空気は抜けてくる頃。 夜明けも迫っていい加減ひと気が引く時間。 そこに集まる者の殆どは、ついさっき仕事を終えた芸人だった。 中には見物客の姿もあるものの、ここに居るのはそれが条件であるかのように、外からは入って来難い一つの集団になっている。 互いに名前を知らない者も珍しくなく、顔だって全員を把握しているわけじゃない。 芸の種類も種族も年齢も異なる人間が集まるコミュニティは、新年を迎えるという節目特有の性質が濃いものだけど、知人に知人を紹介されて付き合いを広げるには良い場所で )   ( 普段は同年代の、歌や演奏・踊りを芸にする集まりに顔を出している少女も、双子の姉と連れ立ってそこに居る ) [Sat 5 Jan 2008 05:43:48]
お知らせ > 静馬 奏さんが入室されました。 『( 種々雑多な人が集まる空き地 )』 [Sat 5 Jan 2008 05:20:27]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回「ピックマンの絵画」に、ご期待下さい。』 [Thu 3 Jan 2008 22:30:09]
カイン > …………や、やっぱあっつい……。もうちょっと、涼しくするのは、できないんかな。 夏は辛いぞ、これ……(舞台裏ではだらしなく、俺はべっちゃー、と椅子の上に崩れ落ちた。 やっぱり、もっとスタミナをつけないと駄目だね、これじゃあ。 ほへぇ、と魂が抜けたように息を吐き出しながら、次回予告のナレーションを耳にする。 ちらりと観客席を覗き込むと、前列の子供たちが興奮して手を握り締めたせいで、パンフレットがクシャクシャになってしまったのが見えた。 …………なんともいえない、達成感)……よっし……! [Thu 3 Jan 2008 22:27:26]
アイゼン・リッター > 「イグナイイィイィィイィィッ!! イグナイィイィイィィッ! ち、ちちうえぇえぇえぇぇ! 父上ェエェェェ! ヨォグ=ソトォォ―――………」(怪物が反対側の舞台袖へと転がり込むと同時、見た目だけの爆発が舞台を覆い尽くした。 前回の公演でも好評だった“強化人間の爆死”だ。 見た目にも派手だし、役者の撤収作業だって誤魔化せる。 俺はムン、と両腕を水平に右へと伸ばして見得を切り、その光景を眺めた。 ――観客席を見る余裕は無い。)(そしてン=カイの闇を作り出していた幻術の効果が薄れていくと共に、露になるのは地方村の光景。 アイゼン・リッターが立っているのは建物の屋根の上、という設定だ。 ぼんやりと赤く燃える瞳が、セットの中から浮かび上がる)(「何の騒ぎかしら!?」 「随分と大きな音だったが、また怪物か……?」)(ラヴィニアや、チャールズの姿を眺め、満足げに頷くと俺……アイゼン・リッター=ハワードは、舞台の袖へと去っていった) [Thu 3 Jan 2008 22:26:13]
アイゼン・リッター > (とはいえ、このような怪物だろうと怯んではいけない。俺はヒーロー。セイギノミカタ。子供たちの憧れだ。 颯爽とマフラーを翻し、敢然とこの“落とし仔”に立ち向かわなければならないのだから!)貴様か……! 地方村の人々を喰らっていたのは……ッ!(怒りを拳に篭めて、打ち据える――振りをする。 あんまりにも脆すぎるから、強い打撃は避けてくれとのことだった。 パンチを打ち込む振りをしながら、転がってくる球体に押されるような振りをして後退していく。 だが、舞台の端――追い詰められたような場所で、俺はしっかりと踏みとどまった。 なぜなら其処には――) ジュウッ! (――足元のトランポリンを踏みつけて、高く跳躍。 空中で何とか一回転をし――俺は右の足へと雷を集中させる。 派手に煌く稲光!)アァァァイゼェエェェェンッ!! ダァァァイナミィィィィックッ!!(今回の必殺技は踵落としで、とか監督も酷い無茶を言ったもんだ)(大きな弧を描いて振り落とされる雷撃は、見事に怪物の表面を薙ぎ払う。 事前に打ち合わせたとおり、その軌跡にあわせるようにして後退するハリボテは、傍から見れば攻撃に吹き飛ばされる様) [Thu 3 Jan 2008 22:23:33]
アイゼン・リッター > おのれ、卑怯な手を使う……ナイト・ゴーントッ!(「ふん、残念だが、アイゼン・リッター。貴様とのお遊びはここまでだ。 生きていたら――また遊んでやる」 舞台袖へと引っ込むナイト・ゴーント。 それと入れ替わりに――巨大な球体が転がり込んできた。 俺はこの正体を知っている。 木の骨組みに皮を貼り付けて作った、中に人が入れるほどの大きさの風船である。そして今回、実際に中に人が入って転がしているのだが、ひとたび演出班の魔術師がこいつに呪文をかけると――)「イグナイィイィィィィィ、イグナイイィイイィィイイィィイィ、トゥフルトゥクングアアァァアァァァ、ヨォグ=ソトォォース、ヨォォォグ=ソトォォォォースッ!!」(不気味な叫び声をあげ、アイゼン・リッターを押しつぶそうと迫る、おぞましい触手の固まった巨大な怪物へと成り果てる! ……思わず仮面の内側で、俺も言葉をなくした。 まあ、ハリボテなのはわかってるのだが。というか観客から見えない側の幻術の造形が甘いのはご愛嬌だ) [Thu 3 Jan 2008 22:23:09]
アイゼン・リッター > (「ちッ! 仕方が無い……ネフレン=カ様、“落とし仔”を使うご許可を!」 「構わぬ。 ン=カイの闇へと引き摺りこめ!」)(説明しよう! ネフレン=カは呪文を唱える事で、神話生物の力を三倍とする空間「ン=カイの闇」へと通じる門を作り出せるのだ!)(ネフレン=カ役の声と、ナレーション役の声が、風の魔術によって増幅されて響き渡ると共に、演出班の魔術師が幻惑の呪文を唱えだす。 これだって立派な効果音。 不気味な言葉が劇場内に木霊すると――不気味な虹色に煌く霧が、舞台の上を満たしていく。 別段、魔術的な効果は一切ない、演出。 だが――いや、舞台の上で見てみると、結構怖いかもしれない、と俺は思った) [Thu 3 Jan 2008 22:18:38]
アイゼン・リッター > (気合を篭めて、さあ、行こう)(勢いをつけ、俺は左後ろへと上半身を捻り、ベルトの留め金を外した。 ガシャリとバネ仕掛けでバックルが開く。露になる金色の“核”。 俺はすかさず身体を前へと戻すと、メリハリをつけて両腕を伸ばし、身体の前で交差。一瞬の溜め。 腰を深く落としながらバッ!と素早く左腕を右足へ。 そして――身体を起こしながら、右手を天に掲げる!) ナイアァァァァールッ!!  (バリィッ!と手足に雷を纏わせて、スポットライトに照らされた正義の味方が再び舞台の上に現れる。その背後で、颯爽と流れ出すテーマ曲)(鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は 黒と赤 迫る 恐怖のVV団 燃える瞳は 正義の火 怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も征く!暗闘の騎士……アイゼン・リッターッ! [Thu 3 Jan 2008 22:18:09]
アイゼン・リッター > (明らかになったVV団の野望。 それは“此方”と“彼方”を繋ぐゲートの開門と、それによる邪神“Y”の顕現であった。 その為の鍵となるのがラヴィニア・ウェイトリーという少女! その代用品である“落とし仔”を目覚めさせるための餌こそが、殺され、食われていった村の人々であったのだ!)(ついにディープワンズを駆逐し、ナイト・ゴーントに迫ったハワードは激昂する。 「そのような野望を赦せるものか! ヴァイス・ヴェイトス――貴様らの野望は、この俺が阻止する!」 そして舞台の上から一切の灯りが消えた。 その隙間を縫って“俺”は“ハワード=ラムレイ”と入れ替わる。 タイミングを合わせて、背後からの照明が俺のシルエットを照らし出した) [Thu 3 Jan 2008 22:17:45]
カイン > (そもそも、たった三十分間の公演。舞台裏はてんやわんやの大騒ぎ。 楽隊はひっきりなしに曲を変えなきゃならないし、演出班の魔術師も呪文の準備に余念がない。 特に今回の話は、彼らの活躍にかかっているのだから気合も十分だ。 大道具係も右に同じ)……っと、来た来た来た。(着ぐるみの中では、殆ど下着同然。余計なものをつけて動ける余裕は無い。 続いて渡されたのは――さすがに“深きもの”よりは軽く、動きやすいレザースーツ。それを手早く着込む。 ボタンで留めていくのが面倒臭い。こう、一気にザッと開け閉めできるような仕組みは存在しないのか!)で、えーと……あれ、仮面は、仮面。ヘルメット!(赤いマフラーを首に巻きつけた俺が叫ぶと、金属製のヘルメット手渡される。 こいつは主役の顔だ。 一瞬、眼を閉じて気合を充填。 俺は今からヒーローになる。 よし、と頷いて、俺は被った。 スイッチを入れろ、カイン・グレイホーク。 スイッチを入れるんだ。 ――そして舞台へと飛び出した) [Thu 3 Jan 2008 22:13:51]
カイン > ……っだぁー……暑い! つーか早く、早く次の衣装を持ってきてくれ、頼む! ――っとサンキュ(叩き落されて舞台袖に引っ込んだ俺は、半魚人の覆面を引っぺがしながら叫んだ。 慌てて衣装係が走り出す一方、手隙の劇団員が水を運んできてくれた。 ありがたく頂き、一気飲み。 冬場だというのに、この着ぐるみはとんでもなく暑い。 塗料を塗った皮に防腐処理を施した魚の鱗だとか何とかがベタベタはられ、色々と飾りもついているから只管に重いし。 しかも俺は戦闘員だけじゃない。 この後、さらに一度出番があるのだ)観客席見てる余裕も無いっての。 そりゃチケットは配ったけど、来てくれてるかどうかはわかんないって。(次の衣装が届くまで、ザッと台本を広げて殺陣を確認しながらの雑談。 途切れた集中力を回復させるには、こんな気分転換だって重要だ) [Thu 3 Jan 2008 22:13:14]
アイゼン・リッター > (「……ヴァイス・ヴェイトス」 「その問いに対する答えは是だ。 貴様と同じ“強化人間”だよ、私も。 名はウィルバー、或いは――」 仮面を投げ捨てる。 その下にあったのは、更に仮面。 角の生えた、顔の無い、黒塗りの仮面/顔。 「――ナイト・ゴーント! アイゼン・リッター、貴様をこれ以上先に進ませるわけにはいかない! 来い、ディープワンズ!」 「イア! イア!」 建物の暗がり。水辺。次々と湧き出てくる異形の怪物たち。 ハワードは生身のまま、敢然とそれに立ち向かい――) [Thu 3 Jan 2008 22:10:04]
アイゼン・リッター > (「無理もない。……当然だ」 ハワードは一人、深夜の地方村で呟く。空には満天の星空。 「この星辰の彼方から飛来した何者か。恐るべき邪神。 ……そんな存在を信じろ、理解しろという方が、不可能だ」 「然り」 闇の奥から返答があった。 現れ出るのは長身の男。 顔は――見えない。 否、隠されている。 それは山羊の仮面。 おぞましい存在だと、ハワードは直感した。) [Thu 3 Jan 2008 22:05:53]
アイゼン・リッター > (一方、ハワードは苦悩しながらも日常の日々へと戻ることを決意していた。 あの時、半魚人……ディープワンズに襲われたラヴィニアを護る為に、だ。 彼女を支えることは、自分にはできない。 ラヴィニアの傍らには、彼の親友でもあるチャールズ・デクスターがいるのだから。 ――陰秘学科の実習で地方村を訪れていた彼らは、“古きもの”と呼ばれる存在の遺跡を発掘する中、奇妙な噂を耳にする。夜な夜な家が潰されるのだ、と。 誰も何も見ていない。 だというのに、家が潰される。 悲鳴が聞こえる。 家畜が食われる。 だが騎士団は「竜巻だろう」と言って取り合わない) [Thu 3 Jan 2008 22:05:39]
アイゼン・リッター > (「ええい、何たることだ!」 ――ヴァイス・ヴェイトスの首魁“ビッグC”は怒りに声を荒げた。 「何たることだ! ラヴィニア・ウェイトリーの確保に失敗するだけでなく、輝くトラペゾヘドロンまで奪われてしまったではないか! 貴様の失態だぞ、ネフレン=カ!」 ここはヴェイトス市の地下に存在し、下水道を通じて各地へと通じるVV団本拠地“ルルイエ”である。 ビッグCの怒りを受け止めるのはピラミタ風の衣装を纏った、褐色の男――ネフレン=カ。 だが、彼は全く意に介することなく慇懃に笑ってみせた。 「ご心配は無用です、閣下。 これも我らが策の内。既に次の手は打っております」 ニヤリと笑うネフレン=カ。 暗闇の中、赤く裂けた口が、ぼんやりと浮かんで、消えた) [Thu 3 Jan 2008 22:04:17]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが入室されました。 『第二話「地方村の怪」』 [Thu 3 Jan 2008 22:01:34]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 『( …先輩に渡すの、一つでいっか。 )( 帰るすがら、飴いっこ消費。 )』 [Sun 30 Dec 2007 06:23:41]
サヤ > ( 少女漫画ちっくに変換された、でも三白眼。 カオスだ…! ) ( 先ほど家族構成も聞いている。 親元で、かどうかまでは分からなかったが、家事をこなすのもフルートの練習をするのも、貴重な貴重な積み重ねなんだろう。 勿論少女には少女の抱えた苦難や何やらがあるのだろうが、朝日の中に溶け入る姿は酷く眩しい。 背を向けていてよかったのかもしれなかった。 ) かわっ…!! ( 先輩が鼬だなんて知らない。 あのやたら背の高いフォーウン人風貌を可愛いと言われ、前のめりにつっこけかけた。 ――かさねがさね、背を向けていてよかった。 よかった。 ) ………。 ( しろ、と書いて きよ。 余りにイメージ通りの名前。 春先に綻ぶ清楚で華やかな白を思い浮かべて、唇の端だけで不器用に笑った。 ) [Sun 30 Dec 2007 06:20:55]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『それじゃオシゴトお疲れ様です、と、頑張ってくださいねー (手を振って、ぱたぱた慌しく)』 [Sun 30 Dec 2007 06:13:28]
キヨ > ( あぁ確かに怖がられそうなんですが、でもなんだかんだで付き合ってあげるんじゃないかなーなんて、ホラ実際はどうかわかりませんがわたしの勝手な思考。 きっとやったらと優しい笑顔で子どもに接する図とか脳内に形成されてるンですよ…! ) いや、ちょっぴり急いで堅実?な道を選んだもので…今は家政婦見習いですねー。 ( ご家庭の家事手伝い。まぁ実際のトコ受けてるのはメイド教育なのでメイドも出来ますけれども。 ) 九栄さんは、アレですよ…もう、ものすっごく可愛らしくって撫で回したいカンジというか…… ( ぇへらっとしまりの無い笑みを浮べてそんな言葉。 いや、わたしが思い出しているのは鼬さんの方の姿なんですが。毛並みとかつやつやでもう。 せいはんざい とは全く無縁でした。ほら、奥さんらぶーですし ) え、いえいえ別に慰めようと思ったワケじゃなく―― 武士で自警団っていうのもいいんじゃないかなぁっていうわたしの妄想ですからお気になさらず。 ( ちょっぴりぶっきらぼうなお礼にいーえーとか言いつつ、そんな返答。 )  … あ、そうだ拾得者の名前とかって書類作成に必要でしょうか? 一応名乗っておきますね、キヨですよ。 サクラノモリ キヨ。 白って書いて、キヨです。 ( 貴方の背中に、そンな言葉を投げかけて ) [Sun 30 Dec 2007 06:12:09]
サヤ > ( デフォルトでガン睨み。 子供に逃げられるタイプ…だと思いたい。 だって用もないのに三白眼だもの。 ) 将来はこっちでフルート吹きでも目指すンかい。 フルートっつったら大ホール向けな気もするけど、案外お高そうな楽器が身近に感じられていいのかもしれねーな。 嬢ちゃん見た目に似合わず根性据わってそうだしー…なんせあの九栄先輩とそーいう仲なんだから。 ( つかみ所のない大器と一見おとなしやかな美少女が風呂場でトムとジェリーって一見どう見てもやばそうな気がするが、多分少女からしたらそれも友達感覚なんだろう。 ――せいはんざい とか考えたくありません、ちょっとポケットに突っ込んだ飴玉をぎりぎり握り締めた。 ) ――は。 気がついたら嬢ちゃんに慰められちまったよ……俺もまだまだ。 けど――……   悪かったな、気ィ使わせちまって。 ( 礼の言葉も正直じゃなかった。 朝市の頃合、白み始めた空を見つめたまま、目を合わせもしなかった。 無言で背を向ける事で、重ねての礼と見送りのつもり。 ) …。 ( 振り返るのは少女の姿が朝焼けに消えてからだ。 ) [Sun 30 Dec 2007 06:00:12]
キヨ > ( まぁ、数度撫でたら手は下ろしましたとも。 おにーさんわりと子どもに好かれるひとなんじゃないですか。遊んでーとか懐かれたり。 ) え、あぁはい、わたし自身もフルート吹いたりとかするので、楽器演奏聞くのが好きなんですよね。 ( 何がなるほどなのかわからなかったから、ちょっと不思議そうにしつつも聞きに来るかどうかに対してそんな返答。 ) あと、友達がこのへんに多いので。 ( へろ、と友人たちを思い出して顔がゆるむ。いや、無神経だと思いますよわたしすみません。平伏。 ) やらかしてませんよー、九栄さんとはおフロでちょっとばかしトムとジェリーな関係を築いたりしただけですから。 ( うふふ、とか微笑みつつ。 当然、トム=九栄さん ジェリー=わたし。当てはめたのはわたしたちじゃなく同席していた墓守さんなので第三者視点からの有力な情報です。…。 ) はい、ありがとうございます。よろしくお願いしますね…まぁ、奥さんと上手くいってるといいんですけど。 ( お風呂場ではべっちょりしてたので、少し心配な。はっふりと息をもらしつつ ) …お侍サンになりたかったんですか。 ( ぱち、と瞬いて貴方を見上げつつ。 ) ンン、別にチョンマゲじゃなくってもなれると思いますよ、知り合いに一人いますが―― 機会があったら紹介しましょうか? ( かっくり首を傾げつつ。 ) んーでも職業としてのお侍さんじゃなくても、いいんじゃないですか。お侍サンってほら、心意気次第なところがありますから―― 大丈夫ですよ、おにーさんなら立派な武士であり自警団になれると。 ( 両手をぐっと握り締めてへらりと見上げ、頑張れ、みたいながっつぽーず。 ) さて―― オシゴトのお邪魔してすみませんでした、わたしはそろそろ市場にいきますので失礼しますね。 ( お財布の持ち主、見つかるといいですねーなんて言いつつ。 とれたてのお魚とかお野菜が、わたしを待っているんですよ。市場で。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:50:50]
サヤ > ( その案、採用。 背景はきっと稲妻でした。 さておき。 ) …。 ……。 ………。 ( 何で自分、ちっこい娘っ子に頭撫でられてるんだろう。 今同僚に見られでもしたら、明日仕事休む――とか思いながらも何故かそのままだ。 軽く項垂れたのが、無意識の中の制止のサインかもしれない。 ) …ああ。 なるほど、ああー… 嬢ちゃんここには結構聞きに来てるンかい。 確かに金を払う予定があるなら手元に財布、出しとくよな――…なるほど。 ( 変に納得して頷く。 表面だけを見回っていては、それは気づけない事だ。 ――そこに限らず、この小さくて色の白い少女は人や空気の気配に聡い。 ) …。 ( 考えてから、飴玉を二個とも受け取った ) 九栄先輩と知り合いなんか――本当に嬢ちゃん、何もやらかしてねェだろうな?! あの人やるこたキッチリ決めるが、どーにもこーにも破天荒なッ…――先輩に渡すつもりで受け取ったんだからな、飴。 …机に置いとく程度だから期待すんなよ。 ( 本当は逆、自警団員の多くがそうであるように、かの「先輩」は『日頃は破天荒だが、決めるべきはきっちり決める』が正しいんだろう。 捻くれ者は捻くれた表現でぶつぶつと ) ――チョンマゲは結いたくねーから、自警団でいーんだ。 俺は。 ( 結局の所はそういうこと。 侍になり損ねた自警団員、呟く。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:34:49]
キヨ > ( うっかり白目で睫とか長めの麗しいサヤさんを想像しました。さておき。 ) ( 抵抗されないならそのままゆるゆると頭を撫でましょうか。落ち着くといいなーとかそんな思考。 ) でしょうねー、しかもパフォーマンス終わったらおひねりを出そうって思っていたら、自然とお財布出しやすい位置にしまってしまいますもんねー。 ( うんうん、と頷いて納得しつつ。 ) …楽師とスリが結託とか新しいですねホント、まぁ楽師さんにそんなことするような人はいないと思いますが。 ( 自警団のおにーさんの推察だけあって、実在してそうだなぁとか。ちょっぴり眉しかめつつ ) …飴玉もいっこいります? あ、ついでに九栄さんとかに会ったらわたしといてください。 ( 感覚が無駄に高くても言った言葉はあてずっぽう、それに反応がなくっても適当なんだから気にしない。煙草探るような動作に、包み紙にくるまれた飴玉二つ、手のひらにのせて差し出し。疲労回復に甘いものはいいんですよ、と ) ふーん… ンー、でも堅実な道なら後で幾らでも進めますから。納得いくまでやッちまってもいいんじゃないですかねー。 ……急いで堅実な道、選ぶ必要がないンなら。 ( わたしはちょっとばかし、羨ましげにステージの方向を眺め。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:23:22]
サヤ > ( 輝く笑顔が眩しいよ! キヨさんおそろしい子! )( 硬い男の髪に手が乗せられて、固まった。 動けずに、そのまま ) ……被害者もそうやって知らない間にやられてたンだろうな、多分。 歌も演奏もどっちも出来ない奴からしたら魔法みたいなもんだろーし、そりゃ目も心も奪われるわなー…――新手の美人局、楽師とスリとが結託とかそんな話が浮かばなきゃいいんだが。 ( まあ、ここの芸人の多くは芸能ギルドに籍を置いているのだろうし、実現の芽は低そうだが。 用心だけはし過ぎて損はないだろう、多分。 )( 飴玉が台無しになってしまったので、煙草を探りかけて結局止めた。 探られた心を誤魔化す為にも、少女と目は合わせない ) ――仕事だからな。 そんなの関係ねーで通しちまったら、今ここに俺がいる意味がなくなっちまうだろ。 音楽にゃ興味ねーけど……敢えて芽が出るかどうかも分からない道を選んだ連中を見てた、かもしれない。 もっと堅実な道もいくらでもあったろうに――ってな。 [Sun 30 Dec 2007 05:12:52]
キヨ > ( そんな様子に目を留めてにっこにっこしてたりとかしませんよ!しませんよ! …げふん。 ) いやぁ、意外と今見ている芸が終わったら拾おうと思っていたンだけれども次のパフォーマーに魅入られて… とかありそうですし。 ( それこそさっきおにーさんが言った見惚れているせいで、という。 ) なんかこう、そういう魔力がありそうですよねこういう場所。あと実際まほーつかいっぽい楽師さんとかもいそうな… どうしました、飴が喉につかえるのは結構危険ですよ――― えぇ、いやァ軽くは見えませんね、逆にこう周りなんか関係ないぜーとかいう雰囲気をかもし出しつつも意外と周囲のコトよく考えてたり合わせたりとかしてくださるタイプ? かなぁとか――― ( ホラ、今もおこさま(*わたしのこと)に付き合ってくれてますし。 まだちょっと苦しんでる様子のおにーさんの頭を撫でようと手をのばしつつ ) 単に、見惚れてるーっていうのがおにーさん自身のことなのかなって思っただけですよ。 ( へらり。 ) [Sun 30 Dec 2007 05:00:52]
サヤ > ( 吹き出された。 ぐぎぎ、と視線を逸らしてこっちが気づかないフリをする。 が、だらりと一条汗が頬を伝ってしまい何かと台無し。 ) 市民の皆様のご協力も望めねーか。 ま、確かに折角音楽やら何やら楽しみに来て、自警団と仲良く事情聴取――じゃ面白くねえだろうしな。 嬢ちゃんの素直さと家族の教育がすんげえ眩しいわ。 親の心は踏み躙っちゃいけねェわなー… ( 落ちた財布に気づかないよりは、面倒ごとをきらってスルー。 侘しいが、確かにその可能性の方が高い気がした。 なかなか善人だらけの世の中とは、いかない。 )( 言葉は柔かいが、少女の言葉は何かと深い。 飴玉に集中するフリをして聞き入っていたが、 ) んごっふ。 ( 喉につっかけたくさい ) んぐ、ぐふっ――なんでそんな話に、なるッ。 ミーハーとかミーハーとかミーハーとか、そんなカルく見えたんかい俺が――。 ( 喉元をゴスゴス叩いて、漸く飴が食道を通っていった。 ぜーはーと呼吸を整えつつ。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:53:35]
キヨ > …… ぷ。 ( 取り繕う様、きょとんと眺めて。頑張って笑いを押し込めては見たものの… 結果はといえば、ちょっぴりふきだしてしまった様子。失敗失敗 ) いや、そンな… あぁ、ソレでみなさん自警団さんの姿があるッていうのにお財布拾って届けよーとかしなかったんでしょうか。 ( 犯人だと、疑われてしまうから?単に関わりたくなかっただけ、ってのが要因としては高そうですが。がー ) はい、父者(ててじゃ)と母者と兄者に誓って―― ドロボウじゃありませんよ、そんな家族への恩を仇で返すような真似、とてもとても。 ( 微苦笑して、受け取ってもらえたならばにへらと笑み浮かべ。はい、と小さく頷きましょうか ) 見惚れてる。 なるほどー、それは確かに。わたしも好きな楽師さんの曲を聞いているとついぽーっと…… ンン、実はおにーさん案外ミーハーですか? それとも過去に音楽系のユメをおっかけたことのあるタイプ?? ( かっくり首を傾げつつ。 ) はい、ご忠告はありがたくー。肝に銘じますよ、イエッサー。 ( びしー。とか無駄に真顔でおでこに斜めに手を当て、敬礼っぽく? ) [Sun 30 Dec 2007 04:43:37]
サヤ >  いやぁ――どーも。 どーもしねーよ、ただちょっと軽く驚い――げふげふ。 何でもねェよ。 ( 尖ってみせても精神力は所詮人並み。 かえって情けなく取り繕い、財布に隠れた飴玉に気づいた。 むむ、と眉間に皺を寄せ、結局ありがたく受け取ることに。 ) まさか嬢ちゃん、この辺りの一大窃盗団の頭目とか言わねェよなー… 賄賂だったら貰えないぞ。 絶対違うな、親兄弟と友達に誓って違うよな?! ああ実は一人っ子ですとかそういうオチか――ともかく戴く。 ( しなくてもいい確認の後、財布もろとも飴玉の包み紙をコートのポケットに突っ込んだ。 もご、と飴玉を動かしながら、賑やかなステージの方向を見やる ) ――皆見惚れてンだろう。 隙が多いってんで、意外に商業地区よりこっちの方が被害が出てたりするんだよ。 嬢ちゃんも財布にゃ気をつけて、目つきの怪しい野郎にゃ着いてかないようにな。 目つきが普通でもおかしい奴もごまんといるし。 ( 言葉が切れる。 …飴玉を再度動かす為の。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:36:47]
キヨ > ンン、どーかしました?? ( 驚いた様子にきょとんとしてお窺い。 ) 大丈夫ですよ、ホラヴェイトスでは男性より女性の方が強いって言いますし。 ( なンてあははーと笑いつつ。財布と一緒にこっそり、飴玉を一つ忍ばせて。無事貴方の手へと受け渡しが済めば手を下ろしましょーか ) 捨てちゃった煙草の代わりにでもどーぞ、あんまり吸ってばかりいると体に悪いっていいますよー? ( 飴玉。貴方には余計なお世話だろうが ) オニーサンこそこんな時間までお勤めご苦労様ですねー、やっぱりクリスマスやら年末年始は人がごったがえして警戒もひとしおですか? [Sun 30 Dec 2007 04:27:21]
サヤ > ( 自分の為に全てを賭ける事もできず、やれ規則の為正しさの為と、まあ何だか大義名分の多い事多い事。 勝負根性を言うならば、手前は去っていったあの芸人にすら遠く及ばない。 )( 要するに――  )  ……うお。 ( 嫉妬だ。 そう結論づけて、勤務に戻ろうとした刹那。 背後から声をかけられた。 ) あー……ああ、そりゃゴキョーリョク感謝。 つか、こんな時間に嬢ちゃん一人はちと危なくねーか。 近くにツレはいねぇのか? ( 通りの場所を反芻しながら、取得物を受け取ろう。 生憎言葉も態度もよろしくないが。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:19:54]
キヨ > ここで演奏する度胸があるだけ凄いかなーとわたしは思いますけれどねー、 ( そんなのんびりした声が背後から。 ) こんばんは、自警団のおにーサン。 コレ落し物なんですけれども。拾得時間はついさっき、あっちの ( わたしが来た道、指差して ) 大通りの、この角から二つ先の路地辺りに落ちてたンです が―― ( が。 …軽すぎる財布、差し出して ) 中身があるかどうかはちょっとビミョーですねー ( スリの方がお金を抜き取った後、ぽいっとそのヘンに捨てたブツかもしんない。 ) [Sun 30 Dec 2007 04:16:16]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 ―― でも、 』 [Sun 30 Dec 2007 04:12:05]
サヤ > ( その楽師と目が合った ) …………。 ( 見返す。 ――睨んだつもりはなかったが、そそくさと荷物を纏めて駆け去って行ってしまった。 )  …そんな弱気だから一向に当たらねえんだよ、………ばーか。 バクチみてーな業界で負けに怯えて縮こまってちゃ、そりゃ咲くもんも咲きゃしねーっての。    ……………。 ( 立ち止まる。 長いままの煙草を、足元に吐き捨てる ) [Sun 30 Dec 2007 04:03:54]
サヤ > ( 比較的広い通りは売れっ子の。 そうでない、薄暗い通りは開花前、または今後も芽の出ないだろうパフォーマーたちのスペースらしい。 らしい、としか言えないのは、勤務中でもない限り来ない場所だからだ。 ――裏を返せば、その程度の来訪でも横丁が抱えた光と影を垣間見てしまっている証拠。 ――路地裏で商売道具の片づけをしているあの楽師、前の見回りの時もあんな冴えないツラをしてなかったか。 )  ……明暗真っ二つ、そういう業界だろーしなぁ。 ( 足が馴染んでしまった道を、歩く ) [Sun 30 Dec 2007 03:57:10]
サヤ > ( 自警団の制服を見た周囲の対応はほぼ二つだ。 ――気づかないか見ないフリを決め込むか、露骨に顔を顰めるか。 前者が多数、後者は少数。 盛り上がってる所に水を差しやがって――という意味なんだろう。 ) 場違いなのはこっちも分かってんだ。 仕事なんだよ、仕事――畜生め。 ( せめてもう少し、見るからに物腰柔らかな面構えであればまた話も違うのだろうが。 苛々と仏頂面の自警団、そんなものを見ればそりゃ態度も硬化するだろう。 が――先日本部内で聞いた話によれば、ここはスリや引ったくりの多発地帯でもあるらしく。 巡回ルートから外す訳にはいかなかった。 ) [Sun 30 Dec 2007 03:46:37]
サヤ > ( 芸能横丁と呼ばれる通りに足を踏み入れ、真っ先に思ったのはそんな事だ。 夜更けて尚絶えない明かりの量もさることながら、歌い、踊り――芸人が持てる技術と情熱の全てを賭けてのパフォーマンス。 その熱気で横丁全体が燃えているようだ。 芸人は芸人で生活も含め正しく全てを賭けているのだろうから、無理からぬ話か。 ともすれば、やけっぱちの炎だ。 ) ―………………。 ( 出し物に足を止め見入る人の塊をすり抜け、火を点けない咥え煙草の青コートが歩く。 ) [Sun 30 Dec 2007 03:37:16]
お知らせ > サヤさんが来ました。 『  ――眩しいな。』 [Sun 30 Dec 2007 03:33:35]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――次回『地方村の怪』にご期待下さい――』 [Thu 27 Dec 2007 22:30:52]
カイン > ――これから先も、ハワード……否、アイゼン・リッターの前には、孤独な戦いが待ち受けている。 これは勝利だが……戦いの終わりではない。 ……開戦の狼煙なのだ――)……ゼェ、ゼェ……あぁ、もう……暑い、ったら……ありゃしない(そんなナレーションをバックに舞台に引っ込んだ俺は、主演俳優のハワードが表で決意を固めているのを眺めつつ、顔を覆う鉄仮面を外した。 向こうではダゴンも、ディープワンズも、着ぐるみを外してへたばっている。 いや……まさか、こんなにも蒸すとは思わなかった。 手の空いている端役の人達が水を運んできてくれたので、俺はありがたくそれを貰い、一息に飲み干した)……開戦の狼煙、か。(まさに、だ。 この演劇は連続空想科学活劇。 毎週一回、これから何度も何度も、この苦労が続く。 だが――俺は疲れ果てた顔で、楽しげに笑った。 悪くない) [Thu 27 Dec 2007 22:30:17]
アイゼン・リッター > (当初の予定では、複数のトランポリンを設置し、宙返りや捻りを数回は組み合わせる筈だったが、鉄仮面の重さや危険性から断念。 前方への宙返り一回で妥協された)(俺……いや、アイゼンリッターは鮮やかな宙返りを披露しながら、ちらりと観客席の方へと視線を向ける。 ――最前列にいる子供が眼を輝かせているのが、一瞬だけ見える。 他の客の反応はわからない。 ひょっとしたら興奮しているのは、その男の子だけかもしれない。 だけど――)アァァイゼンッ! ダァァァイナミィックッ!!(――それで十分だ)(どんっ、と雷撃を纏った右足が、ダゴンの胴部に炸裂した。 動きに合わせ、吹っ飛ぶ怪人は――そのままゴロンと、奈落に落ちる。 下でクッションが受け止めてくれる筈だ)(『ヴァイス・ヴェイトスに……栄光あれぇぇっ!!』)(そしてすかさず、演出班の魔術師が、奈落の上で“爆発”を発生させた) [Thu 27 Dec 2007 22:25:27]
アイゼン・リッター > バリバリィッ!)(力を篭めると、俺の核は発光し、両手足に稲妻が走る。――派手なのは見た目だけ、威力なんてまるで無い。 だけど――観客からすれば、そんな事は関係ない。 なるべく見栄え良く、格好良く、俺は腕を交差するなり右足へと腕を寄せた。 ――右足へと雷が集中していく。 バリ、バリ、と派手な音。 ――見るなり、俺は駆け出した)(この舞台にはいくつか奈落があるが、その中で一つだけ、奈落として機能していない場所がある。 其処に設置されているのは、床と同じ高さに調整されたトランポリン。 俺はそれを、思い切り踏みつける)ジュウッ!!( 跳躍 ) [Thu 27 Dec 2007 22:24:05]
アイゼン・リッター > (『貴様……VV団の強化人間だな! 我ら偉大なる“Y”の意思に逆らうのか!!』)無論! 貴様らのように人を踏みにじる奴らの意思になぞ、従うまでもない!(ババッと素早く組合いながら、台詞を叫んでいく。 ダゴンの着ぐるみは動き辛く、此方は足下がおぼつかないのが難点だが――だからと言って、二人でもぞもぞと動いていても目立たない。 多少は外れる、或いは本当に当たってしまっても気にせずにやろう、と――事前に二人で約束した通り、俺も彼も、思い切りパンチを放ち、キックを撃ち込み、かわし、防いでいく)最早、これまでのようには行かないぞ! これからは――俺が……このアイゼンリッターが、お前らの前に立ちはだかる!(距離をとると、深く腰を落としながら両腕を右へと水平に伸ばし、見得を切る。 照明があたり、鉄仮面の内部に燃える三つの瞳が煌いた) [Thu 27 Dec 2007 22:23:22]
アイゼン・リッター > (ムン、と気合を入れると、俺は戦闘員たちを片っ端から迎え撃った)せぇい! たぁーっ!(楽団がザブン!と効果音を鳴らすのにあわせて気合一閃、ディープワンズたちを、川辺に見立てた舞台前の窪み――客席の目前だ――へと投げ飛ばしていく。 さすがに本物の水を使うわけにはいかないが、それでも迫力満点のはず――だと思う。 役者にとって辛いのは“自分の舞台”が見れないことだ。 映像を記録できるような何かがあれば良いんだが……と、余所事を考えている場合ではない)後は貴様だけだぞ、ダゴン!(さあ、ここからがクライマックスだ) [Thu 27 Dec 2007 22:22:19]
アイゼン・リッター > (『誰だ、貴様ァッ!』 際立って不気味な半漁人が声を上げた。――今回の怪人「ダゴン」だ。)――暗闘の騎士……アイゼン・リッター!鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの印は黒と赤 ストップ恐怖の怪軍団  怒りの雷撃身に纏い アイゼンリッター今日も征く!)ラヴィニ……いえ、お嬢さん、ここは私に任せて逃げなさい!(流れ出す勇壮なテーマソングを背に受けて、ヒーローは怪人たちと対峙する。 その影でラヴィニア――もといラヴィニア役のクリスティーネ・オーレスが舞台袖に引っ込むのが見えた。 よし!)(『えぇい、小癪な……やれ、やれぇっ!』 ダゴンの叫びを受けて、戦闘員ディープワンズが『イア! イア!』と叫びながら、次々に飛び掛ってくる。 パンフレット上では、俺は彼らの中にいることになってるんだよなぁと考えると、少し笑えるが……手は抜かない。 何度も何度も練習した殺陣だ。ここで失敗したら、あまりにも情けないじゃあないか) [Thu 27 Dec 2007 22:18:07]
アイゼン・リッター > (さあ、俺、出番だ。スイッチを入れよう)(背後から演出班の魔術師が、“光明”の呪文で、暗幕越しにライトを当てた。真っ暗な舞台上に浮かび上がる俺のシルエット。 高らかに叫びをあげた俺は、右脇で拳を構えながらベルト脇の留め金を外すと、パチンと音がしてベルトのバックルの窓がバネ仕掛けで開く。 現れるのは金色の猫目石――俺の核。 腹に力を篭めると――ブゥゥゥゥゥンッと低く唸る音と共に、宝石が発光した。 俺は拳を素早く左足元へと寄せ、それから立ち上がりざま勢い良く右腕を天に突き上げる)ナイアァァ――ルッ!!(即座に照明が点灯し、俺――否、ヴァイス・ヴェイトスに敢然と立ち向かう鉄仮面を照らし出した) [Thu 27 Dec 2007 22:14:46]
アイゼン・リッター > (――深夜。ラヴィニア・ウェイトリーは、たった一人で帰路についた。 彼女は大学から憩いの川辺近くを通った先、居住区のマンションに一人暮らしをしている。 治安の良い場所、何の危険も無い場所。 近頃の町は色々と物騒であったが、この辺りは安全――のはずだった)(ザブン)(ザブン)(気がついた時には、もう遅い。 彼女の周囲に現れた、半漁人の群。 ヴァイス・ヴェイトスの戦闘員《ディープワンズ》である。 ヒッ、と喉の奥から悲鳴を搾り出しながら、ラヴィニアは逃げようとするが――駄目だ。 取り囲まれている。 逃げ場は無い。 だが――)待てェいッ!!(――照明の落とされた暗闇の中、声が響き渡る) [Thu 27 Dec 2007 22:12:05]
カイン > (『ほら、主役の顔だ。落とすなよ』と言って渡されたのは、アイゼンリッターの鉄仮面。 内側に三枚、鏡面状に磨かれた赤い金属板が張られていて、灯りに反射し、まるで燃えるように煌いてみえる仕組みになっているのだが――そのせいで、覗き穴がとても小さい。 表で動き回るならともかく、舞台の上となると……間違って客席に落ちてしまいそうなくらい視界が狭かった。 ――それに気付いたのが、ちょっと前にやったリハーサルだったから大変だ。無理を言って直してもらったわけだけど……その無理に応えないとな、俺)……よし、それじゃあ行ってきます。(仮面を被って深呼吸を一度。やっぱり視界は狭いけど、これなら何とかなりそうだ。 首に巻かれた真紅のマフラーが、ちょっと格好つけすぎかな、とも思うけど――其処はヒーロー。それくらいが調度良いに決まってる。そうして俺は奈落から、照明の落とされた舞台へと飛び出した) [Thu 27 Dec 2007 22:08:19]
カイン > (――とまあ、ここまでが表舞台でのあらすじ。第一話もクライマックスに差し掛かった今、俺は舞台下の奈落と呼ばれる場所で待機している。 ああもう、緊張するなぁ……ッ! いつもは斬られ役、端役でしかなかったけど、今日は俺が主役……の中の人だ。 単に斬られる側から斬る側に回っただけなのに、それだけで、こんなにもガチガチになっちまうのか!)……し、深呼吸、深呼吸。大丈夫、大丈夫、いつもどおりなんだし、練習だってやったろ? うん。うん。大丈夫、大丈夫。(『まったく、何処が大丈夫なんだよ』 なんてブツブツ言ってると、苦笑混じりに肩を叩かれた。 振り返ると其処には小道具係。 『ほら、覗き穴のところ直してみたんだ。これで見やすいだろ?』)お、ありがとう、助かった! いやー、壊すとまずいから今までコレ無しで練習してたんだけど……やっぱ劇場内だと暗くって、ぜんぜん見えなくってさ。参った参った。 [Thu 27 Dec 2007 22:01:43]
アイゼン・リッター > (ああ、これは何たることだろう! ハワードは絶望のあまり叫んだ。 この不気味な結晶、明らかに異界によって作り出された名状し難き物質は、自分と繋がっている! そしてそれ故に、己は人とは全く違う――怪物へと変貌してしまうのだ!)(もはや自分は平凡で、そして穏やかなる日常を永遠に失ってしまった。 だが、と彼は思う。 失ったものもあれば、得たものもある。 それは力だ。 異形の力。 星辰の彼方より飛来した邪悪なる神々の力。 ヴァイス・ヴェイトスの持つ、その強大なる力に対抗できるのは、もはや自分しかいない。 そして彼らは、あろうことかハワードにとって大切な女性、ラヴィニアを狙っている! その目的までもはわからなかったが、しかし、真っ当な理由ではないことは明白である)(ならば、と彼は決意した)(護ろう。 護るのだ。 かつて同様に、VV団と孤独な戦いを繰り広げた「鉄の騎士」のように) [Thu 27 Dec 2007 22:01:11]
アイゼン・リッター > (ハワード・ブレイクは知った。 知ってしまった。 この街には大いなる巨悪が潜んでいること。 そして自分が最早、人間ではなくなってしまったことを。)(謎の組織ヴァイス・ヴェイトスによって拉致され、おぞましき術を施されながらも脱出したハワードは、地下水道へと身を隠し、其処で一冊の手記を見つけた。 それはかつて「鉄仮面」「鉄の騎士」と呼ばれ、ヴェイトスを震え上がらせた怪人の日記。 そしてハワードは、自分と彼が陥った、恐るべき境遇を知った)(ヴァイス・ヴェイトス団によって己の腹部に埋まったベルトには、一つの匣が組み込まれていた。私が匣を覗き込むたびに、その内部は煌き、揺れ動き、異なった景色を映し出す。何かと思って注視すると、不ぞろいな大きさの面が非ユークリット幾何学的に組み合わさった球形の結晶が、金属の帯と奇妙な形をした七つの柱によってぶら下がっていたのだ。 それは“トラペゾヘドロン”なる結晶体であった。 異界の存在“無貌の混沌”を、装着者の内部へと召還し、その力の一端を借り受けるための端末なのだ [Thu 27 Dec 2007 22:00:21]
お知らせ > アイゼン・リッターさんが来ました。 『第一話『ヴェイトスを覆う影』』 [Thu 27 Dec 2007 22:00:04]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『―――ずっと、皆に幸せが降り注ぎますように。』 [Wed 26 Dec 2007 22:32:15]
シャリネ > ( クッキーとワインを配ったら、子どもたちもプレゼントを選び終えて。みんなで歌う、幸せの歌。―――乾杯。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:31:45]
シャリネ > ほら、喧嘩しちゃだめだよ? 話し合い、いい子にね。 ( ふわり、微笑んで。そして恋人たちや大人たちのほうを見て、体を起こして微笑んだ。聴いてくれている人遠くまで届くように、声をかける。 ) 聴いてくれている人、もしよければなんですけどクッキーを作ってみました。楽師さんが廻ってくれるので一個ずつとって食べてください。きっとワインと合うと思うので、飲める方はそれもぜひどうぞ。 ( ふわり、微笑み深め。楽師の知人二人に視線を向け、お願いね、と小さな笑み。――ありがとう、と合図を。 楽師たちはワインと手作りクッキーを配りに。―――実はワインは、彼に買った贈り物の一つで買いすぎてしまったものなのだけれど。 )  [Wed 26 Dec 2007 22:31:10]
シャリネ > じゃあどうしよっか? ( 何がいいかな?とストリートチルドレンの一人に問いかける。きょとんとした顔で。 )   ―― ガチンコ勝負したら ちゃんと ごめんねって言えば いいんだよ  ( 軽快なリズムで歌を歌う。高い声は、いつもより無邪気な。歌というよりは、子どもへのプレゼント。語りかけ。 )  仲良くしよう 仲良くしよう みんなで仲良くすれば サンタさんは プレゼントをくれるから―――……  ( 戯曲的な歌は、子どもも口々に歌う子もいて。 ふわ、と微笑み深めた。 ) ほら、手を繋いで? ――プレゼントーは仲良くね ( 軽快な歌の後、ハイッと子どもたちが叫んで笑った。歌姫もくすくす笑って、白い袋の前に子どもたちを呼び寄せよう。 ) はい、喧嘩しないでみんなで話し合って決めようね。好きなものを選んでいいけど、同じものが欲しいってなったら…ジャンケンか、譲り合い。 お約束。ね? ( その子どもたちに体を合わせるように身をしゃがませて、袋を開いて見せてみる。 お人形。玩具。ぬいぐるみ、子供用のアクセサリー。鏡。サンタさんが持ってきそうなものを商業地区でたくさん買い込んだ。たぶん余るくらいだろう。全部で5万エンくらいの。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:22:42]
シャリネ > うん、そう。 サンタさんとお友達なの。 ( 木箱の後ろに隠してあった袋、引っ張り出してきて、歌を歌う。 )  お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子――  ( 一人の子ども。大人しそうな子に、視線を合わせて微笑んだ。 )   お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子―― ( 反対側のおてんばそうな女の子を指差して、微笑んだ。口元に指を戻して添え、しーっ、と合図。黙って聞いてね。 )  ――― 隣のお友達に 優しくしよう  食べ物があったら 仲良く分けよう 何もないのに殴っちゃダメよ でも男の子―は強くなくっちゃ   だめだよね? ( ぱんぱん、と銀の鈴両手で鳴らし、悪がきそうな男の子数人を見て微笑ましそうにその笑み緩める ) お約束ごと。守ったらいい子。 あなたはいい子――  [Wed 26 Dec 2007 22:16:44]
シャリネ > (訂正:変える時間→帰る時間) [Wed 26 Dec 2007 22:10:12]
シャリネ > ( 静かに、後ろで響くハープの音が水のように流れた。 ゆっくりと、暖かいフィドルの音が響いては―――止む。 歌姫はふわり。その笑みを深めて余韻残した後。   辞儀をして。 ) ありがとう。 ( と、いつもの挨拶。―― 歌は、私の友達。そしてきっと、世界の何かを、穏やかにさせるもの。それは断片的で、あくまでこの歌姫にとって、のものだけれど。それだけが全てじゃない )  … クリスマス、 皆さんどう過ごしました?―― 家族と? (  率先して手を上げて話す子どもたちも、もうそろそろ変える時間だろうに、ストリートチルドレンは固まるようにそこにいる。視線合わせるように腰を屈め )  ―――サンタさん、来なかったの? ……そっかぁ。( 残念そうに、視線を落とし―――。 ) …あのね、実は私、サンタさんからプレゼントを預かってるの。 ( その唇に、小さく指を添え、内緒だよ?と悪戯に微笑む、顔 )  ―― みんながちょっと遅いけど、クリスマスの歌を歌ってくれたら、そのプレゼントを渡してあげようかなーって思うんだけど、どうですかー? ( 片手を上げて首を傾げ。子どもに声をかける声は、柔らかな。 )  [Wed 26 Dec 2007 22:08:02]
シャリネ >  あなたがいたい場所に 私もいたい あなたが好きな世界に 私もいたい それは――― 愛しいと 想うから  [Wed 26 Dec 2007 22:01:31]
シャリネ > ( 歌声は響くまま、歌姫は心に一人の少女の想いを秘め、乗せる。―― 好き。 大好きだからこそ、私はこの気持ちを皆に分けたいと思う。こんなに素敵な気持ちがあるのだから。こんなに愛しいと思えるのだから。膨らむ感情は激情ばかりではない。 切ないのも確か。それでもその中に救い上げる一粒の――― 想いは。 )    さあ 帰りましょう あなたの故郷へ さあ 帰りましょう あなたの家へ 剣を握るその手を 私は止めない 剣を握るその手でさえも 私が愛した人   ( 歌声は、素直に。穏やかな微笑を、燈す。今にも降りそうな星屑を見上げて、少女は遠くに語りかけるように微笑みかけた。胸に、祈るような手を添えて。 ) [Wed 26 Dec 2007 22:00:10]
シャリネ >  ( お客さんが集まってきてくれるのは嬉しい。花びらをつかんだ恋人は、幸せそうに微笑んだ。それを見て、ふわり。自然な笑みが零れる。 ――― 少女が舞うのは円舞曲のような。バニラの香と袖、裾がひらり、ふわりと追いかけるように舞う。そよ風を起こすような、そこにだけ生まれる春。――悴むよな指先も、不思議とその花びらを柔らかく配るように。 )   多くの人が 口付けを交わす ありがとうという気持ちが 今日も 明日も―― その幸せが 続きますように    ( 聖夜が過ぎても、愛し合う貴方たちは変わらないのだから。だから、幸せに。 そんな祈りを歌う歌が、幸せを紡いで、風に乗って流れた。 ) [Wed 26 Dec 2007 21:54:23]
シャリネ > ( それは、いつもバニラの歌姫がいるといわれている場所。――歌声が響くのは、ちょっと遅いクリスマスの訪れ。 ) ( クリスマスの歌を歌った後の夜は、恋人に捧げる恋の歌。歌姫という名の少女は其処に在る木箱。―――犬と共に舞っていた歌姫は、鈴の輪を鳴らしてバスケットに入れた花びら散らす。花屋さんから買い取った、枯れてしまいそうな花たちを集めたもの。せめて、こうして幸せを分けるために使えたら。 ) [Wed 26 Dec 2007 21:45:51]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(歌声が響く。)』 [Wed 26 Dec 2007 21:36:05]
お知らせ > エース@クリスマス会さんが帰りました。 『メリークリスマス。今日明日は誰もが幸せになっても良い日なんだ。』 [Mon 24 Dec 2007 02:52:09]
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