スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > さんが帰りました。 『( 故に、人は傷ついたことを忘れようとするあまりに、傷を治すことを忘れるのだ )』 [Sun 30 Mar 2008 23:36:27]
> ( 消化されず堆積していく世の中にあって、絶対的な救済を時間による劣化とするならば。いいだろう。しかし、時間による劣化は雑多な物の堆積であり、その消化されない憎悪や憎しみは『見えない』だけであってそれは存在する。――そして、それは治りかけの傷を晒すようにいつまでも、不快な感触を持ってそこに存在することを忘れてはいけない。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:35:30]
> ( ――そう、人の憎悪や憎しみといった感情は消化するには負の存在が必要だ。しかし、それが必要ないと嘯く人間は知らないのだろう。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:35:18]
> ( 呼吸一つで酸素と共に流れ込んでくる念の多さは即ち、少年にとって食事の量に他ならない。少年の金色の瞳に移るのは汚泥と残骸の乱雑した道ではなく、多数の念がたゆたう食堂でもある。 ) ――さて。 ( 少年は持ち前の身の軽さを使い、軽快にステップを刻む。ゴミ箱から小さな雨屋根へ、そこから手身近な街灯を経由して屋根の上へ。そこからさらに二つ三つほど屋根の上を通り過ぎ、比較的『念の薄い』場所へと降りた。いくら食事が美味しくて量があっても、その場所に立ち続けては飽きるというものだ。慣れた食事は不味くなり、舌先を楽しませてくれない。そうなっては興を求めて何をしでかすかわかったものではない。何事も節度を守らねばならない、と少年は思う ) ――・・・今日もご馳走様でした。また明日の夜に。 ( のんびりと少年が暗黒街から離れる道を往く。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:28:16]
> ( そんな言葉がある通り、人を呪い恨み、それを果たそうとすれば此方にも呪詛返ってくる。だというならば、人を恨まず呪わなければ安寧を手に入れることができるのか? と、問われれば No である。 どれだけ人を呪うほど恨もうと、またそれを呪うことを諦め仏の心で相手を許したところで世界は関係なく回るのだ。元々人から噴出したものであるならば、それは当人に帰ってくるのは呪いと同じく道理である。 ) そういった行き場のないエネルギーを食べるという事は人の恨みを消化してることになるのだろうか ( 夜風に冷える身をコートに包んだ少年はぼんやりとそう呟いた。目に眩しい月を眺める ) ――そういったものならば、一番恐ろしいのは食い尽くせないほどの怨嗟を吐き出し続ける人間なのかな ( 自問自答。スラムから一歩二歩と足を進めるだけで辿りつくことができる暗黒街で、少年は堆積した怨嗟と悔恨という念を喰らいながら歩む。――とはいえ、端から見ればつい最近血生臭いことがあった場所を歩いてるに過ぎないのだが ) [Sun 30 Mar 2008 23:16:12]
> ( ――――人を呪わば穴二つ―――― ) [Sun 30 Mar 2008 23:09:35]
お知らせ > さんが来ました。 『怨嗟怨恨悔恨恨み辛みは呪いとなって穴二つ』 [Sun 30 Mar 2008 23:09:05]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 [Sun 30 Mar 2008 03:26:41]
ブロウン > (どうやら外れたらしい上になんか誤解もされた感じ。頭をポリポリとかきながら女のが立ち去るのを見よう――)ん、辺は噂はかななきゃ(胃にはいるとかいったせいであるだろう。ま、なるようにしかならないだろうと。)しかたねぇ…帰るか(犬食べられなかったが、これから変わりに教会に帰り別なモノをくちにくわえようとか妄想膨らませた――) [Sun 30 Mar 2008 03:25:20]
ブロウン > さてと……俺様の胃にはいるのはどいつだ〜〜?(ぬっ、と裏路地を歩く巨躯。余裕があるのか声なんか出して――ガタガタ!!道に置かれていた木箱が揺れる。ゆっくりと近付いたわけだが、やはり気付かれてはいたようだ。内心舌うちをすれば、一気に木箱の影のほうへと一足飛び。逃がす手はない、なんて思って急激な加速してみればそこにいたのは住人らしいみすぼらしい姿の女。『き、きゃぁぁぁぁぁ!』耳をつんざくような声を出し、路地の奥へ走って逃げて行った――) [Sun 30 Mar 2008 03:14:20]
ブロウン > (そういえいば、俺様のち○こもそろそろそろそろ使ってやらねぇとな…)(冬の間は教会から出ることはなく、かと言って教会の人間にてを出せばたたき出されることうけあい。まぁ、家主は入院していたわけだしもう一人はあまりであってなかったわけだから仕方あるまい。)(くったら帰って慰めてやるか…)(最近は諸事情によりそんなことすらしていなかった。愚息も『パパー、ぼくちゃん元気出ないでちゅ〜』なんてこといってるかもしれないわけだ) [Sun 30 Mar 2008 03:04:08]
ブロウン > (カツカツ…カツカツ…。人通りのない道を巨躯は直進して行く。そんななか、通り過ぎようとした路地で何かが動く気配がした。不意に立ち止まればそちらを見やりなんだろう?と足を向ける――)犬か…?(最近食っていない犬。外を出歩かなかったため会う事すらなかった。犬肉は臭みも少なく、やや筋張ってはいるがそうまずいものではない。と、竜の味覚は訴えるのだ。)(ひさしぶりに食ってみるかな…そろそろ春だし、発情期中の犬なら動きもすばしっこくはないだろうから――) [Sun 30 Mar 2008 02:36:26]
ブロウン > (だいたいあれは不可抗力なのだ。なんだか無性に食べたくなっただけなのだ。普段は優しくなめるくらいしかしない。いや、普段とか言えるほど人間と行為はおよんでいないがね。)普通ならくわねぇしな〜(のほほんと呟けば、懐からキセルを出し、葉を詰め口にて着火。月明りのない町中が一瞬明るくなった。腕を首の後ろで組めば当てのない散歩はまだ続く――) [Sun 30 Mar 2008 02:26:35]
ブロウン > だーれもいねぇな…(キョロキョロとあたりをうかがうも、人の気配が少ない。たぶん細い路地にはいれば見つかるかもしれないだろう人間、犬、猫、悪魔に天使に化け物etc…紅い雨事件以来姿を表していなかった。まぁ、気軽にこれる立場ではないのだから仕方ないかもしれないが。)まぁ、住人に見つかって騒がれるよりはいいか…(さわがれたらしらばくれよう。『お前ら、俺達の仲間の区別できんのか?』とか言えば黙るだろう……?)(うん、完ぺき) [Sun 30 Mar 2008 02:18:16]
ブロウン > (脱皮途中の巨躯は、カツカツと鉤爪の音響かせて路地を歩いていた。――暖かくなり、外へ出られるようになった。まだ肌寒さはきえないため、ジャケット着用はいつもの事。大ざっぱな縫い目が一部に目立つソレ、決して誰かが大ざっぱを意図してやったわけではなかったはず――)取り敢えず近場のスラムには来て見たが…… [Sun 30 Mar 2008 02:09:26]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『深夜の散歩――『ひさしぶりだな、ここ歩くの…』』 [Sun 30 Mar 2008 02:01:32]
お知らせ > ジャクリーンさんが帰りました。 [Tue 18 Mar 2008 21:57:22]
ジャクリーン > ( そして、何時間とも思われるジェットコースター(Oパーツ)のような散歩は、実際には十分程度で終了し、ごろごろと猫の喉の奥から響く低周波を体全体で受け止めながら、ジャクリーンは生死の境をさまようのであった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:57:16]
ジャクリーン > ( こんにゃろう。 しがみついている襟首あたりを力を込めてつねってやるが、考えてみればこいつらここらへんの痛覚が鈍いのである。 よく母猫が子猫をくわえていることからもわかるだろう。 確かその関係でこのあたりを掴むとおとなしくなる傾向があるらしいけれどもこいつちっとも言うこと聞かない。 掴む力が弱いからだろうか。 などと冷静を装いつつも、きついものはきついというか、 ) Heeeeeelp Meeeeeee!! ( 聞くものはいなかった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:45:39]
ジャクリーン >  ―――うわきゃあああああああああああッ!!? ( そんな悲鳴も上がるわ。 というか、持久力は大してないんじゃないのか猫って。 それともなにか、ジャクリーンが振り回されているだけで、実はさり気に体力を温存しながら中程度以下の速度で走っているのか。 賢い猫だとは思っていたが、そういうところで賢さを発揮するんじゃありません! ) [Tue 18 Mar 2008 21:35:25]
ジャクリーン > ( 猫としてはその程度―――瞬間最高時速50kmに挑戦したり、1m程度なら気にせずに屋根から屋根へ飛び移ったり、不意に殆ど直角にカーブしたり、かと思えばジャクリーンにとっては全力必至だろう高さから一回転して平然と着地したり―――の運動は慣れっこなのかもしれないが、それに乗るのは貧弱なる妖精、ジャクリーンだ。 しがみついているだけで精一杯だっつうの。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:25:59]
ジャクリーン > ( この愛想の悪い猫は、小さなジャクリーンが移動する際にとても便利なので、まあ言ってみれば人間が馬を乗るのと同じように役立てているのだが、実に猫らしく、気分の乗らないときはとことん言うことを聞かないのである。 ) とま、とまりな、ッ痛! ( 舌噛んだ。 仕事もないので散歩になど出かけたのがまずかったのだろうか。 最近あまり活動していなかった飼い主(と思っているかどうかははなはだ不明だ)に思いっきりじゃれついているのか、それともいい運動不足の解消になるとでも考えているのか。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:15:54]
ジャクリーン >  と、とま、とままま、とま……っ! ( トマト、ではない。 無論気が触れたわけでも。 ただ単純に「止まれ」の一言を口にしたいだけなのだが、振動で舌を噛みそうないま、そのたった一単語ですら困難なのだ。 そんなバネ足ジャクリーンの現在位置は、屋根の上、を疾走する愛猫の背中であった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:05:23]
お知らせ > ジャクリーンさんが来ました。 [Tue 18 Mar 2008 21:02:33]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 [Fri 14 Mar 2008 01:53:46]
ジランダ > (しばらく後、遺品を売り払って得た小銭を服の内側に仕舞いこみ、ぶらぶらと肉を食べに暴虐の酒場へと向かう。 きっと、この小銭は酒と肉を食えば消えうせてしまうだろうが、まあ、別に構わない。 金を溜め込むという概念が、そもそも存在しないのだから) [Fri 14 Mar 2008 01:53:43]
ジランダ > (とりあえず手にしたナイフを鞘にしまい、腰に紐で結んでおく。安物だが、売るのは少し惜しかった。 衣服と財布を放り込んだ袋の口を縛り、一先ずは死体――皮と骨――から離れた場所へ移動を始めて。 自警団はあまり、この界隈まで入ってこないが……だからと言ってジッと傍にいる理由も無い)………。暴虐の酒場。……肉と酒――いや、その前に荷物を売る、か。(ぶつぶつと独り言。何にしたってまずは金だ。 どうしてこうも人間は貨幣に拘るのだろう。それが無いと食べることもできない、というのは……実に不便なのだが。 その辺り、爬虫類の頭では理解できない) [Fri 14 Mar 2008 01:43:24]
ジランダ > (暗黒街では幸い、抗争やら仕置きの種は尽きないため、暗殺者や殺し屋の類は、比較的だが安穏として暮らしていける。勿論、仕事が来る、という意味でだが。 とはいえ、肉食のみとなると食費なども馬鹿にならず――こうして誰かが殺した後の残り物から、物品を回収して売り捌くという小遣い稼ぎも行っている。 其処にプライドなどという概念は発生しない。 生き延びる事こそ最上であり、死ぬことこそが屈辱だ)………………。腹が減ったな、しかし。(とはいえ、人間を――死体であっても――喰うことは出来ない。最低限、自分で定めたルールだ。 牙を武器に殺しを行うことはあっても、食わない。 人喰いの化け物は、街の中で生きていけないのだから) [Fri 14 Mar 2008 01:36:18]
ジランダ > (別にスカベンジャーというわけではない。 第一、骨と皮を齧って満足するような類でもない。目的は残された衣服やら、財布やら、女の持っていた肉厚のナイフだ。 こういった被害者の持ち物は、良い収入源になる。)……良い食いっぷりだ。 ……羨ましい。(そう言った品々を、適当に袋に放り込み、ナイフは携帯しても良いかもしれないと掌の中で弄びながら呟く。 人を食えば、それだけで害悪を齎す怪物と認定され、狩り立てられるご時勢だ。 何者かは知らないが、こうも好きに肉を食える身分というのは、少々羨ましい) [Fri 14 Mar 2008 01:30:21]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『――死体漁り』 [Fri 14 Mar 2008 01:26:15]
お知らせ > ブスシさんが退室されました。 『そして残ったのは骨と皮だけの惨殺死体』 [Fri 14 Mar 2008 00:17:53]
ブスシ > (ずぶり、逃げ惑う女の首筋に爪がつきたち、神経を過敏にする毒が注ぎ込まれる。背筋にかぶりつき、そのままワーム本体は背中から肉の中に潜っていって。絶叫は基地ガイじみたものになり、延々と響き続け、やがてぷつと途切れる。内臓は外側と比べ、匂いもなくうまい。ワームが作った穴から蛆たちも体内に潜り込み、内部から食い荒らしていく……) [Fri 14 Mar 2008 00:17:35]
ブスシ > (断続的な悲鳴が上がる。必死に後ろにはって逃げようとする女を、どんどん人の形を崩していく蟲の塊は楽しそうに観察し、追いかける。その女の遅々とした動きでは逃げ切れるはずもなく、化け物の赤紫色の爪をした指がその首筋に伸びていく) [Thu 13 Mar 2008 23:54:04]
ブスシ > (お互いが、お互いを刈るつもりで好戦的な笑みを浮かべる。女はフード姿の正体に気づかぬまま、 いつまで付いてくるつもりだと精一杯声を低くして脅しかける。そして、ナイフでフードをひっかけ跳ね上げたその瞬間、スラムに悲鳴が響いた。腰を抜かし地べたに尻もちをついた少女の前では、人間の頭部の形をしていたものが波立ち、うねりる。ウジ虫達は肉を目の前に嬉しそうにうごめき、顎が外れ三倍程度になった口からは赤い眼をもつワームが姿を現して……) [Thu 13 Mar 2008 23:49:16]
ブスシ > (薄汚い浮浪者を、〆てやろうとでも思ったのだろうか。路地に折れてすぐのところにその女は立っていた。最近は悪魔の類も減っていき、治安が良くなっているこの地域。それだけに、こう細々と暮らしている悪魔にとっては過ごしやすい。フードの中で、粘液でねばつく口をゆっくりと笑みの形にゆがめる。) ひ……。 (女はその手に余る肉厚の大型ナイフを引き抜き、こちらに切っ先を向けながら近づいてくる) [Thu 13 Mar 2008 23:27:22]
ブスシ > (人のような形のそれは、にやにやと笑いながら目の前の獲物。生を謳歌する女を観察する。張りのある肌、若い肉は、闇夜でも本当においしそうに見えるものだ。……そろそろこちらを不審に思いだしたらしい。時折、こちらを振り返ってくる。木の枝を杖のように突きながら、浮浪者風貌は構わず一定の距離を保って追跡する。やがて……女はさらに目立たない路地へと入っていく) [Thu 13 Mar 2008 23:12:22]
ブスシ > (いや、少女と呼ぶには、たぶんにスレタ印象のある女。食う側としてはアあり好ましくない香料をたっぷりと振りかけたその女は、アウトローよろしく胸で風を切りながら細い路地を歩いていた。その十数メートル背後を歩いて行くのは、みすぼらしいフード姿の男) [Thu 13 Mar 2008 22:57:41]
お知らせ > ブスシさんが入室されました。 『少女の後を追う影』 [Thu 13 Mar 2008 22:56:08]
お知らせ > リリルさんが帰りました。 『トランクが、地面を引きずる痕が、転々と続く…』 [Sun 9 Mar 2008 08:36:22]
リリル > ( …此処から、ギルド地区まで歩くのも大変だな…。 自分の脇に置いてあった袋も手に取る…。 人の為になりたいと、入った「 白魔術ギルド 」。 でも、迷惑しか掛けてなかった。 …患者さんの血を吸って…。 おまけに怖くなって逃げ出して仕舞った…。 ) …謝らなくちゃ。 皆に…。( その為にも、「カーン」に行く必要性があった。 謝罪の場が欲しかった。 もう、自分の事はどうでも良いと…、これ以上、迷惑は掛けられない。 そんな思い。 荷物が複数あるのも大変。 全てとランクの中に押し込め、蓋を締め、それを引っ張りながら、空き家の外に…。) …今日は曇り空か…。( 久しぶりの外の景色…。 外の空気…。 そして、私は、トランクを引っ張りながら、その空き家を後にした…。 もう、此処には逃げてこない。そう誓って―…。) [Sun 9 Mar 2008 08:35:24]
リリル > ……VHG…「カーン」… ( 口をついて出た言葉…。 VHGの存在…。 彼らは、「ヴァンパイア」を捕らえる事が仕事…。 そして、吸血行為自体、それはヴァンパイアを指し示す行為…。 そして、血でしか、空腹が満ちない…現状…。 私も「ヴァンパイア」なのだと言う事…。 ヴァンパイアとも呼べない、ヴァンパイア。 本当に半端者…。 ただ…、其処に行けば、何か、楽になれるんじゃないかな…。 そう思って…。 現状、このまま此処にいても、私は死ぬ…。 でも… 私は、最後の水を一気に飲み干す…。 保存食はもう無い…。 空になったビンを、トランクの中に仕舞うと、私は久しぶりに立ち上がった…。)…トランク、こんなに重いんだね…。( 今までは、なんて事ない、トランクの重みが、筋肉の衰えてきた腕に重く圧し掛かる…。)…このまま此処に置いて行けないしな…。( 中に入ってるのは、薬草…。 香辛料にもなる物など、後は、空になったビン数本と、保存食の包んであった、包み紙…。 これすら重く感じて…。) …本当に、役立たず…。( 自分の苦笑しながら、そのトランクを床に落として仕舞う…。) [Sun 9 Mar 2008 08:22:12]
リリル > ( あれからどれ位の日にちが経っただろう…。 1ヶ月? 2ヶ月…? ずっと、ずっと、悩んでいた。 自分の事を…。 何の為に自分があるのかそれが良く解らなくなってしまった。 私の存在価値って、「 これっぽっちも無いんじゃないかな… 」って、思えてきてしまった。 生き物の生き血を「吸う」事でしか、自分は生きていけない…。 その、罪悪感…。 …両親に捨てられてしまった事が、何と無く自分で理解出来るようになった。 「 半端者 」 …ヴァンパイアの能力もない… でも、フレーバーの様に振舞う事も出来ない…。 長い考えの時間の中 色々な事を考えた… 考える事が出来た…。 でも、其れは、どれも、悲観的な事ばかり。  友達と呼べる人もなく…。 何時も一人…。 本当に疲れた…。 何を屋っても上手く行かなくて…。 ただ、生にしがみ付いて… ) ………。 ( 身体が重い…。 喉が渇いた…。 お腹が空いた…。 その度に、1月8日の事を思い出す…。)……吸血鬼は…悪しき…存在…。( 首を上げ、虚ろな瞳で、部屋に差し込んでいる光を見た…。 ) …もう、朝か…。( 何度目の朝だろう…。 トランクにそっと手を伸ばし、それを開け、保存用の飲料水を取り出し一口飲んだ…。 ) …最後の一本。( この数ヶ月、完全な吸血拒絶を続け、身体は、更に痩せてしまった…。 取っている物も「水」と「保存食」のみ。 水は全て涙で流れ、保存食は、空腹の紛らわせ出しかない…。 ) ………。( 最後の水を見つめながら、一つの考えを思い浮かべる…。) [Sun 9 Mar 2008 08:06:15]
お知らせ > リリルさんが来ました。 『…スラム街の空き家で、うずくまる影…』 [Sun 9 Mar 2008 07:49:05]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Fri 7 Mar 2008 22:14:02]
獣少女 > ( 暖かくなってきた、とは云え夜ともなれば未だ風は冷たく感じられて … )  …  、くしゅ ッ  ( 襤褸を纏っただけで道端にうずくまっていれば、風邪さんどうぞ寄って来てください …とでも云っているようなもの。ちいさなクシャミ零した獣は、ゆっくりと起き上がり。そしてまた、彷徨うのだろう。 『彼』のいらっしゃる、塒に帰り着いたのは夜も明ける頃、になったとか。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:13:59]
獣少女 > ( 『目的』が無いなら、塒に帰れば良いじゃない …とか。何処ぞからの声は、夜風に掻き消され。 ) ( 遂には道端にうずくまってしまった。要はこの獣、『彼』の御気持ちに気付けるほどのオツムを持ち合わせておらず。かの日から、『彼』との距離を微妙に空けていたりするのだった。そして今宵も ――目的が無いなら塒に帰れば良いのだけれども。何とも、帰り辛い、と云った風で …。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:36:04]
獣少女 > ( 今宵は曇天。――雲に覆われた夜空から、月灯りが差すこともなく。 )     るゥ … 。 ( スラムの片隅、今宵の獣は屋根に上がることもなく。道端を―人目につかぬようにしながら―彷徨っている。 『目的』が在るわけでもなく、ただ、ウロチョロ、と。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:30:20]
お知らせ > 獣少女さんが来ました。 [Fri 7 Mar 2008 21:25:01]
お知らせ > 針鼠さんが退室されました。 『数分後、猫を撒きネズミを運ぶ針鼠の姿があったとか。』 [Thu 6 Mar 2008 00:09:28]
針鼠 > (猫は恐らく腹を空かしているのだろうか?針鼠が銜えているソレを上目遣いに恨めしそうな目で睨みつけていた。)クゥー。(そんな猫に対し針鼠は先ほどの様なくぐもった声で小さく鳴くと同時、睨みあう事を早々に止めれば元来た道へと一目散に駆け出す。)「フゥー!」(猫は自身よりも針鼠が恫喝に怯えネズミを落とすと思っていたにソレが思い通りにいかなかった為かそれとも針鼠の鳴き声の内容が気に障ったのか、息を大きく吐き激昂の意を見せれば一瞬遅く針鼠の後を追いかけ始め) [Thu 6 Mar 2008 00:09:17]
針鼠 > (針鼠が足を止めてから数秒、耳先をビクリと動かせば一瞬で跳び退き身を翻せば自身が先ほどまで居た場所をじっと睨みつけ・・・ハリネズミの跳躍から刹那の間、まるでその行動に追従する様に建物の上から何かが飛来した。)「ンナォゥー・・・」(足音も無く針鼠の前に下りて来たのは一匹の猫。猫は針鼠に向かい恫喝するかのような低く抑揚の無い鳴き声を出せば、頭を低く下げたままゆっくりと針鼠の方に近づこうと足を進め始める。) [Thu 6 Mar 2008 00:01:17]
針鼠 > (スラムにある裏路地のどこか。人一人が両手を広げて通れない程の狭さのその場所にソレは居た。)クー・・・・。(その小さな口にネズミらしき物を銜えたまま空を見上げる針鼠はセカセカと動かしていた足を止め立ち止まり、くぐもった声で小さく一鳴きする。)(針鼠はまるで人間が雨でも降ってこないかどうかを探っているかの様に視線を忙しなく動かし始めて。) [Wed 5 Mar 2008 23:54:04]
お知らせ > 針鼠さんが入室されました。 『小さすぎる足音』 [Wed 5 Mar 2008 23:50:55]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『シャリッ…シャリッ…(気遣うことで、ああ、癒される。)』 [Wed 27 Feb 2008 21:37:24]
カロン > (いじけて蹲った己の心を映す、剣の形をした鏡。目を逸らすように、鞘へと収めた。)…(僅かに罅割れた指が痛む。しかし、大剣の研ぎもまた、せずには居られなかった。 自分の武具との繋がりが、自分の最期の繋がりなのだ。それを捨てれば、自分は本当に独りになってしまう。そんな気がして。) [Wed 27 Feb 2008 21:31:17]
カロン > でも悪いのはアイツ等じゃねーか…ッ。(刃を掴むと、骨の指がパキリ、一欠け飛んだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:25:42]
カロン > (誰かに心を開いて、また傷付くのが怖いんだろう。この意気地無し、と。) [Wed 27 Feb 2008 21:18:54]
カロン > (ぱしゃ、と、井戸の上澄みを何度も掬った水で刃の垢を落とす。自分の武器弄りの腕もさる事ながら、造った人間の腕も良いのだろう。鏡の如くランタンの灯りを映し込む剣。光を渡らせたとて、刃毀れ一つ無い刃。)…んー、相変わらずの美人だよなー…(苦心して手に入れた綺麗な布で、刃の雫を拭う。 …こうしていると、守り、守られてきた剣の声が聞こえるようだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:18:22]
カロン > (何か、漠然とした物から逃げる逃亡生活の中でも、武具の手入れだけは時間を見つけてマメに行っている。手入れしなければ装備は本来の力を発揮できない、という事もあるが、何より落ち着くのだ。武具を弄っている時が。人が信じられず、かといって人と敵対する者になる事もできない。そんな宙ぶらりんな骸骨男が信頼できるのは、長らく自分を守ってきた道具達だけだった。) [Wed 27 Feb 2008 21:14:45]
カロン > (刃に添えるようにした両手を固定し、体を曲げる動きで研ぎの前後運動を行う。可動箇所の多い腕より、腰のみを使ったほうが動きがブレ難いのだ。 研ぎの極意は、正確な動きを、寸分違わず何度も何度も繰り返す事。表で10回、裏で10回。もう一度、もう一度…数を間違えただけでも、切れ味は格段に落ちる。)…(せっせと剣を研ぐしゃれこうべの横顔は、表情は無くとも、真剣そのものである事が雰囲気から知れようか。) [Wed 27 Feb 2008 21:10:18]
カロン > (スラムにありふれた廃屋の窓からは、薄らと灯りが漏れている。…漏れているのは、灯りだけではない。)シャリッ…シャリッ…(鋭利な刃物を研ぐ、断続的な音色もだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:04:25]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『シャリッ…シャリッ…』 [Wed 27 Feb 2008 21:02:26]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『心配いらないよ、とはにかんで伝えれば、案内されて嬉しそうに塒へと足を進めていった』 [Wed 27 Feb 2008 04:40:33]
ルジェ > (レイ・シェリダンがどういった想いを感じているのかルジェには判らなかったけれど。…戻ってきてくれた事が嬉しかった。ルジェはじっと、レイ・シェリダンの掌の暖かさが胸に染み入ってくるのを実感していた) 「…そんな事ないヨ、レイサン。ルジェ、大丈夫だモン」 (足取りがふらつきながらも、手を繋いでくれていて、ルジェはとても嬉しそうに微笑んだ。背負ってくれるとまで言われたなら耳まで赤くなっていたのは恐らく風邪だけのせいでは、ないだろうけれど) 「うン、え、いいノ!?…有難う、レイサン」 (何処で買おうかなーとか迷っていたルジェだったので。…下手をすれば買いに行くにもまた迷子になる可能性は高かったので照れたように笑ってみせて) 「…う、うン。元気になる、ルジェ」 (そこはかとなくやっぱりバレちゃってるのかな、とか内心焦りながらも、頼み込むように言われれば素直に頷いてみせたルジェ) 「夢…?見たいなものだったノ?」 (ルジェにはとても想像がつかなかったけれど。…どんな夢だったんだろう?とても興味深そうに、レイ・シェリダンの顔を見上げているようで。 痛覚を刺激するようなその光景に、ルジェは唇を噛み締めて見詰めていたけれど。レイ・シェリダンの声を、表情を目に止めれば瞳を丸くしながらも精一杯笑ってみせて) 「えへへ、レイサンやっぱり、寒がりなんダ」 (小さくも、そう伝えてみせた。ぽふんと頭におかれた掌が暖かくて、ルジェはそれでも照れたようにお礼を伝えたなら、同じように答えてくれるのが嬉しくて。…繋いでいた手を少しきゅっと握ってみせた) [Wed 27 Feb 2008 04:38:47]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『自分の身より、ルジェの体調を心配する様に…ともあれ塒へ案内してやって…』 [Wed 27 Feb 2008 04:31:15]
レイ・シェリダン > (異世界で一人ぼっちを体験すれば、こうして友人がいてくれるのがどれだけかけがえがないものかよく判ると言うもので…)大丈夫だぜ、今のルジェほど辛いわけじゃねぇし、な…(辛かったら背負ったりしてやるから言ってくれよ…なんて、ふらつくルジェをエスコートするかのように手を引いて)あたしの塒にも残ってるから…わけてやるから、よ(松明。カンテラも買った方がいいのかも知れないとか思いつつ)…と言うか、はやく元気な姿を見せてくれよ(そんな体でふらふら出歩かれたら不安でしかたないと…病院に行くのは強要はしないものの、むしろ頼み込むような口調で)…大丈夫。異世界とか言ってもあれは夢みたいなもんだし、な…(結局たいした土産話にもなりはしなかったぜ、なんて…。本当はルジェの目の前で付着した強酸スライムを洗い流すのは気が引けたが処置は早いほうが被害が広がらなくて済むから仕方なく。つめてーだのさみーだの言って笑って見せて・・・)ん…どういたしまして、な(ぽふと頭を撫ぜてやるようにして…その礼の言葉に少し照れたように返事を返して・・・) [Wed 27 Feb 2008 04:19:20]
ルジェ > (手を握り返してくれてたなら、ルジェは涙で濡れながらも見上げれば照れたように微笑んでみせた。 もしかしたら、もう、逢えないかもしれない、そんな不安がずっと過ぎってはそんな事ないと枕に突っ伏しては眠る日々が続いていたけれど。頭を撫でて貰ったなら、えへへと笑って) 「…え、レイサン、辛いでしょウ?」 (身体を支えてもらっているのが申し訳なくて。小さくもそう伝えてみせた。…けれど、ふらついている以上はふっと一つ息を落とせばはにかんで笑ってみせた) 「…有難う、レイサン。うン、松明とか、持ってなきゃ駄目なんだネ」 (ルジェは今日の事を心に刻むように何度も呟いては一つ頷いてみせて) 「うン!レイサンの塒に行く。…え。明日までに引かないとっテ」 (まずい、と心の中で冷や汗掻いていたりするルジェ。…ようするにここしばらく熱が引いていないどころか悪化の一途をたどっていたり、する。…が、勤めて胸を張ってみせては、身体がよろけてしまっていたけれど) 「だだ大丈夫だモン!…びょ、病院行かなくても、う、うン」 (さて、どうやって熱を引かせようかとか、無理やり額に氷つけとこうとか無茶な事を考えていたり) 「うン、…だってレイサン沢山、危険な目にあってきたばかりでしょウ?…一杯痛かったと思うもノ。 …う、うン。そうなんダ」 (結局はルジェの不注意で、巻き込んでしまった後悔がずっと過ぎっていた。 火傷のあとを流すレイ・シェリダンの様子を眉を寄せては同じように痛みが身体に走るように表情を歪ませながら、塒へと足を運ぼうと) 「レイサン、…一杯、有難う」 (沢山後悔も残っていたけれど。…でも、見上げればそう伝えたくて。ルジェは涙で濡れた頬を自分で拭いながらも、眩しそうにレイ・シェリダンを見詰めていた)  [Wed 27 Feb 2008 04:10:27]
レイ・シェリダン > (しっかりと手を握り返して…ふらつく体を支えてやるようにして、ふらつきながらも立ちあがれば軽く笑って…)ほら、泣くなよ…せっかく久しぶりに会ったんだから、よ(ぽふと片手で頭を撫ぜて…調子が悪いようだから撫ぜる事はせずに…)あたしも、な…。だから松明くらいは持参しとこうと、な(しばらくは警戒が必要だろうとそんな話…また襲いかかってこないとは言いきれないのだから)よろしい…それじゃ、あたしの塒にいくとすっか…。明日までにその熱が引いてなかったら病院につれてくかんな(無茶しないと言うならそれくらいは当然と言わんばかりに…)ん…不意、だったしな…。大丈夫…死んだりするような怪我でもねぇし…言ったろ、買えば済むもんは気にしても仕方ねぇしな…(またヘンルーダへ買物だ、なんて…。とりあえず水汲み場でその火傷を洗い流せば、ルジェから借りた包帯を巻いて塒へ歩く様に) [Wed 27 Feb 2008 03:57:11]
ルジェ > 「あ、…うン。有難う、レイサン」 (手を差し伸べられたなら、驚いたようにレイ・シェリダンを見詰めるも、ぎゅっとその手を握っては立ち上がってみせた。まだ、身体が幾分かふらついてしまっていたけれど。掌の温もりが伝わってきて、あぁ、本当に帰ってきてくれたんだ、そう想えば涙が幾つか零れた) 「えっ!?…そうなノ?…うー、ボロボロになっちゃうト、困るナァ」 (調子悪そうに頭を掻きながら、でもいつも火元持ちあるくわけにもいかないし、とか色々と多少くしゃみをしながらも考えている様子。と、掌が額に触れたなら、どきんっと胸が高鳴ったものの。…小さくもこつんと叩かれれば両目を瞑っては肩を竦めてみせた) 「…は、はーい、もう無茶しまセン」 (眉を寄せるレイ・シェリダンの様子に、ぺこりと一つお辞儀をしては謝った) 「そう、なノ?…でもレイサン、とても痛そうだったもノ。…それに、…大事なマント溶かしちゃって御免なさイ」 (ずっとルジェの耳から離れなかった。…きっと一杯身体が辛いんだろうな、と想ったルジェは触れる事はしなかったけれど、小さくそう呟いていた) [Wed 27 Feb 2008 03:46:12]
レイ・シェリダン > ほら…ルジェ、立てるか?(そっと手を差し伸べて…無理なら抱えてでも、まずは自分の塒へ連れていこうかと…少なくともここよりは安心できるし道具もあるのだから)…あれをぶった切ろうとしたら剣もボロボロになっちまうぜ? ああ言うのは知らないとやっかいだもんな(相手が止めないならルジェの額に手を触れて…はっきりと熱があるのを感じれば、こつっと小さくげんこつをあげやう)…病院嫌いはわかってるけどよ…せめて、安静にしていてくれよ(戦えるような状態でないのがわかれば、眉を寄せて…)大丈夫…砕けた破片が当たっただけだからよ。捕らわれたわけでもねぇし…しばらくすりゃ治るし、よ(さすがに触れられるのは拒むけれども…) [Wed 27 Feb 2008 03:36:05]
ルジェ > (結局は、レイ・シェリダンが近くにいなかったなら、とても熱で浮かされたルジェにはどうする事も出来なかったのかも、しれない。そんな想いが過ぎれば頭を振った) 「うン、レイサン、…一杯心配かけちゃって御免なさイ」 (強くなるって、約束したのに。…なにも変われていなかったルジェ自身とても歯がゆかった。想わぬ出来事に、結果的に怪我を負わせてしまった事がずっと悔やまれて。俯けば膝に置いた手をぎゅっと握りしめた) 「え、…だだ大丈夫だってバッ、レイサン。…ルジェ一杯、飲んだだけだかラ」 (えへへと笑ってみせては、掌が額に触れるのを瞳を見開いて驚いているようで) 「レイサンの服、一杯、穴開いちゃっタ…」 (触れよう…として手をひっこめたルジェ。リュックから出した包帯を手にしてもらえたなら、安心したように笑ってみせた) [Wed 27 Feb 2008 03:29:30]
ルジェ > (レイ・シェリダンの足音が近づいてくるのを腰を落としてしまって。…緊張の糸が解けたのか、何度も小さく息を吐いていたルジェ。胸に手を当てればはにかんで笑ってみせた) 「…う、うン、ルジェ平気だヨ?」 (鼓動が幾分か早くて、眩暈が起こりそうになりながらも、レイ・シェリダンの話に耳を傾けている様子) 「うン、とても斬れそうにないんだもノ。…ルジェ、どうしていいか判らなかったノ」 [Wed 27 Feb 2008 03:25:12]
レイ・シェリダン > (とにもかくにも石を投げ続けていたルジェの手が止まって肩で息をしている様子に、大丈夫か?なんて近づいて・・・)ああ、スライム相手にゃとにもかくにも火を押しつけてやんのが一番だぁな…あんまり押しつけ過ぎて火ぃ消されたら駄目なんだけど、よ(座りこんでしまったルジェの前で軽く屈みこんでやって…)ま…あんなのがいるとは、あたしも思ってなかったし…よ。・・・この場にいれて良かったってとこだぁな…(体調悪いんだろ?なんて改めてルジェの額に手を乗せてやろうかと…)ん…ああ、まずは、洗い流すのが先…な(いくつか大きな穴が開いてしまった防寒着に苦笑しながら…まだじくじくと痛むし、確か水を汲めるところはどこだっけかなんて思いながら…包帯はありがたく借りる方向で) [Wed 27 Feb 2008 03:17:21]
ルジェ > (どこまで当たったか、…など熱と涙で濡れた眼差しのルジェには定かではなかったけれど。 小さな欠片に少しでも当たればと願って投げていた。 …初めて聞くその声が耳から離れずに、いて。 やがて闇に消えていくその異形のものの気配が遠くなれば、膝に手を当てれば呼吸を取り戻そうと肩で息をようやく吐いていた) 「…松明? 火なら、レイサン怪我しなくて、すんだ、…ノ?」 (心が打ち付けられる想いがして。ルジェは頭を上げればレイ・シェリダンの近くへとよろよろと足を進めてはぺたり、と腰を落としてしまったか。 表情を歪ませるその姿を見上げながら、必死にも頭を振った) 「ううん、…ルジェがいけないノ。 ルジェ、一杯、一杯迷惑かけちゃったもノ」 (ルジェは唇を噛み締めては自分の不甲斐なさを後悔していて。) 「レイサン、ルジェ、ちょっとなら持ってるヨ? …痛いでショウ?」 (自身で涙を拭いながらもそう伝えればリュックから細い布の束を出してみせた) [Wed 27 Feb 2008 03:06:42]
お知らせ > バブルスライムさんが退室されました。 『生き残った二人に戦闘経験3を進呈』 [Wed 27 Feb 2008 02:51:03]
バブルスライム > (単細胞生物の恐るべき生命力を見せ付けつつ、スライムはスラムの闇の奥へ消えていく。 二人が放った投石に命中する不運なミニスライムを尻目に、生き残ったものたちは強く生きていくだろう。) [Wed 27 Feb 2008 02:49:55]
レイ・シェリダン > (あるなら適当に投石して潰そうとするが、小さくなってしまったスライムにたまたまそれがぶち当たるなんて都合のいい事は期待しておらず…追っ払えたなら良しとするかとかそんな形で。色々な意味で被害は軽くないからその仕返し的な意味を込めて)…暫くは松明を何本も抱えて行き来しねぇとだめだぁな…つつっ…(これだから斧で対処できない不定形な相手は嫌いなんだと…大き目の破片すらどこぞにはいずっていこうとしているスライムにため息を漏らして)それは…覚悟の上だって…。ま…ありがと、な…。あと、わりぃ…怒鳴りつけちまってよ…(とりあえず、スライムが生きているにしろ死んだにしろ追っ払えたのは確かなようで…一息つけばルジェにそんな言葉を向けて) [Wed 27 Feb 2008 02:43:06]
ルジェ > (熱に犯された状態で、投げた石がまさかと思うくらいにルジェが思っている以上に粘着質の身体にダメージを与えたらしいまではよかったものの。 飛び散ってしまう光景を目の当たりにしてしまい。…先ほどみた光景で近くにいるレイ・シェリダンが危ないととっさに足を進めたものの、間に合うはずも、なく。レイ・シェリダンの嗚咽がスラムの街に響いて、ルジェは胸が刺さる程にショックを受けた) 「だ、だっテ、レイサン、…庇ってくれたじゃなイ!」 (言葉を投げかけられ、足が止まるも、頭が混乱しているルジェは必死で言葉を紡いだ。…けれど。 見やればまだその奇妙なものは蠢いている。 涙で頬を濡らしながらも少しずつ後退していくそれをぎゅっと睨み付けては、身体を屈め、幾つ当たるか判らないがそれでも。 …石を幾つか握り締めれば其れへ潤む眼差しの中投げつけてみせた様子) [Wed 27 Feb 2008 02:38:04]
バブルスライム > (驚くべき事に、質量の80%以上を失ってもスライムは死亡してはいない。 それどころか、飛散した比較的大きな粘体が蛞蝓の様に地を這って、思い思いの方向へと散っていく。) (見る影もなく小さくなってしまったスライムの本体も、それを追うように転進・撤退。 もはや元がなんだかわからなくなってしまった皮の塊をズルズルと引きずりながら二人から遠ざかろうと試みる) [Wed 27 Feb 2008 02:21:24]
レイ・シェリダン > (靴もシャム特製の鉄板張りの強化靴。それが解かされる前に手斧の刃と質量でスライムを分断してやって…つまるところ自分が前衛で足止め、その間に後方からルジェが石の質量でダメージを与える作戦だったが…まさか伸びあがって押しつぶす様に襲い掛かってくるのは想定外で…運の悪い事にそこに大き目の投石がぶち当たったものだから…)ぐうっ! あ、ぐっ…ああああああっ! ぐ…うううっっ!(降り注ぐ無数の酸の滴をよけれるはずもなく肩や腕など上半身に浴びせられマントを失った今は防寒着でしかなく、意思を持たない滴だけになっても衰えないその酸は服を腐食させその肌にも火傷を負わせるかのように苦痛を与え…押さえきれない悲鳴が漏れる)あたしは、いいから…攻撃の手を緩めんなよ…っ! 守ってて敵は倒せねぇって…っ!(どう考えても石を投げた後飛散したのを見てからではルジェは間に合わないのだろうから、そんな言葉をかけて…自分も投石行為でスライムを削り取ってやろうと下がる) [Wed 27 Feb 2008 02:13:15]
ルジェ > (自由自在に形を変える異形のもの。―突起したそのものをなぎ払うようにレイ・シェリダンの攻防は続く。) 「…う、うン。えっト、 う、ううんッ!!」 (ぴしゃりと怒鳴られ、我に返ったルジェは瞬き一つ落とした後。…熱を帯びた身体のままではあったけれど、ぎっと奥歯を噛み締めれば両手が震えそうになるも、其れを投げつければその粘着質の物にヒットした様子…だが) 「…はぁ、はぁ、…えっ、きゃーーッ!!」 (肩で息を吐きながら、ようやく其れに視線を戻していたルジェは、目の前の柔らかくも奇妙なものが一気に飛散するのが判れば、ふらつくのもいとわずレイ・シェリダンへとかけよれば、外套越しに少しでも防げるようにと、広げてみせたか) [Wed 27 Feb 2008 02:08:53]
バブルスライム > (スライム爆裂!) [Wed 27 Feb 2008 01:53:55]
バブルスライム > (伸ばした粘体に何度も叩きつけられる手斧。  それに目掛けて、今度は全身で伸び上がるように襲い掛かる。 突起状の薄い粘体で溶かせないのなら、密度を高めてやればいい。 狩猟本能に基づいた合理的な判断に基づく襲撃だ。 ) (しかし、そこに飛来する先ほど以上の質量を持った投石。 発言秒数の末尾が0・3・7であれば攻撃目標を石に変更して停止。 それ以外であれば、命中して派手に酸の滴を撒き散らすだろう) [Wed 27 Feb 2008 01:53:14]
レイ・シェリダン > あたしに…触るなよ…っ! この・・・っ!(絡みついてこようとする突起状の、言わば腕に相当する部分へ何度も何度も手斧を叩き付けて千切るように…買ったばかりの手斧はさっそく念入りに手入れしないと刃がボロボロになって使い物にならなくなってしまうだろうし…マントと言い財布にやさしくない相手だ。最悪逃げる事も考える必要もあるかなんて…塒に戻れば松明もある、それで炙りに戻るのもいいかと思いながら)買いなおせばいいモンはほっとけ…っ 今は、こいつを潰しとく必要もあるからよ…っ(マントに呆然となってる相手に声をぶつけて…そんな様子じゃ自分がマントのようになっちまうぞと言わんばかりに…) [Wed 27 Feb 2008 01:43:38]
ルジェ > (ルジェは息が切れそうになりながらも、なんとか熱をもったままの身体を立ち上がらせては身を翻してその粘着質のものを、視線に映す。潤む眼差しにもなるのは、熱のせいか、そのものを見据えて怯えているせいか) 「ああッ!、レ、レイサンのマント…」 (手を口元に当てれば、瞬きもせずにその様子をじっと目を凝らしている様子。 …とても剣で切れるとか、そういう類にも見えない。) 「え、えぇッ!? …う、うン」 (確かに火の方が利きそうな相手。…困惑したルジェは、レイ・シェリダンより声がかかればショートソードを抜くのも忘れ、周囲を見回してはルジェが両手で持てそうな石を足を踏ん張っては持ち上げて、ふらつく足をぎっと踏み込めばそのものへと投げつけてみせたか) [Wed 27 Feb 2008 01:38:05]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Wed 27 Feb 2008 01:27:44]
バブルスライム > (じゅるり、じゅるり。 無色透明の泡立つ粘体の奥で、どす黒く変色した皮のマントがボロボロに腐食していく。 スライムの持つ酸性度が相当高い事を証明する光景だ) (大きい肉が蹴り飛ばした建物の破片が風を切って飛来する。 着弾し、10分の2程度の体積が爆ぜて飛び散った。 しかし、スライムもまた大きい肉の蹴り足へと突起状の粘体を伸ばして絡めとろうと試みる。 どうやら、自分の近くの動くものに対して優先的に攻撃する習性があるようだ) [Wed 27 Feb 2008 01:26:52]
レイ・シェリダン > ・・・ああ、ちくしょう…まだこれからも使うってのに、よ…っ!(スライム相手でもっとも警戒しないといけない不意打ちはどうにかやり過ごせたが、防寒着として装備していたマントは包み込んだスライムの中で見るも無残に腐食してボロボロになっていくのが見えて…今度は鉄糸で補強したものを買ってやる、なんて。…ともあれ、こちらも手斧を腰から引き抜き構えるが寄りにもよってアシッドスライムだ。手斧程度じゃあまり意味のある攻撃にはならないか…)ルジェ…っ、ふらついてるところわりぃけど…っ、でかい石があったらぶつけてやってくれよ…本当は火で炙ってやるのが一番なんだけど…よっ!(足もとに落ちたルジェが寄りかかっていた建物の破片をスライムに蹴り飛ばしてやろうと…) [Wed 27 Feb 2008 01:15:45]
ルジェ > (スラムの街を通る冷たい風に、身体を震わせつつも。なにやら言いかけて言葉を濁すレイ・シェリダンの様子に首を傾げているようで) 「…うっ、だだだって、…ルジェ其れしか出来ないんだもン」 (頭がぼけてて思いつかなかったというより、…案外本気だったりするかもしれない。 霞むような眼差しで見詰めていたものが、普通じゃない事に気づいたルジェは熱に浮かされた身体で動く事もままならず、結果、庇われて狼狽するも。きつくレイ・シェリダンに咎められ、目を瞑っては一つ焦ったように頷いた) 「…うン、わわ判っタ」 (ふらり、膝を立てては慌てたように壁から身体を起こして、ふらつく身体を手で支えながらも前方へそのものに包まれる前に逃げようと足を進めるか。 レイ・シェリダンのマントが宙に舞い、其れを餌のように食らい尽くす姿は、壁際から逃げる事で前を見据えたままのルジェには見えなかった)  [Wed 27 Feb 2008 01:10:35]
バブルスライム > (ぶわりと音を立てて、マントごと宙に放り出される。 奇襲は失敗したようだが、スライムはとりあえずの蛋白質を手に入れた事でよしとした) (包み込む、包み込む。 腐食してどす黒く変色していく皮のマントを、海月や海星がそうするように、覆い尽くして溶かしていく。 すっぽりと皮のマントを覆いつくしてしまえば、大きな肉に向かって突起状に粘体を伸ばしファイティングポーズ)) [Wed 27 Feb 2008 01:00:31]
レイ・シェリダン > (酔ってるにしてもぼんやりしすぎだと…それに何度ルジェが酔っている所に出くわしたと思っていると言わんばかりに、その様子の違いを問い詰めてやろうとしたが…)もっとまともな方法で追っ払えよ…傭兵なんだろ(どんな喧嘩だとそんな感想だったが…それをかき消す突然の襲撃。自分だけ逃げる事はできたかも知れないが目の前の人間が動かないんじゃとっさに庇うしかなくルジェを覆うように抱きしめ…背にぶち当たったその存在がすぐにマントを腐食させる嫌な臭いと音を立てればその正体は推測できて・・・)だったら、さっとと退け…っ! 絡まれて包み込まれちまう前にっ! 早くしろっ!!(抱きとめていた腕を放しルジェに強く言えば、自分もとっとと皮マントを脱いで背中のそいつにくれてやると言わんばかりにぶち当ててやろうと) [Wed 27 Feb 2008 00:51:47]
ルジェ > (薄ぼんやりとした眼差しで、レイ・シェリダンを見詰めていたルジェ。久しぶりに会えた、その気持ちで胸が一杯だった) 「迷子だったんだってバッ!レイサン。…お、おいはぎに襲われたら、ルジェ、噛み付くもン」 (むうっと頬を膨らませては、眉を寄せるレイ・シェリダンに抗議してみせた。…多分、そんな余力も今はないだろうけれど。 不思議そうな眼差しで、まだぼうっと霞んでいる視野の中で頭上に広がるそれを見詰めていたけれど) 「…え。 な、何?レイサン、…きゃッ!?」 (鋭いレイ・シェリダンの声とともに、壁に身体を押さえつけられながらもレイ・シェリダンに抱かれてルジェはなにが起きたのか、一瞬目を白黒させては理解出来ていなかった。…ただ、その真剣な声音に普通じゃないものとは想ったようで) 「…レイサン、…ああ危ないからっ、ルジェ、…いいからッ!」 (レイ・シェリダンの皮マントに滲むような音を感じれば、ルジェは瞳を見開いてはその腕を握ってはそう伝えていて。…朽ちた壁の欠片がいくつも、落ちた) [Wed 27 Feb 2008 00:43:35]
バブルスライム > (獲物が動いた。 確認と同時に、頭上から覆いかぶさるように襲撃する。 都合よく二人一塊の位置関係、ビチャリと濡れた音を立てて大きな肉の背中へと着地する。) (スライムは、肌に優しくない強酸性。 皮のマントがジワリと腐食しているが、さすがに瞬時に溶かし切るほどの酸性度ではない。 薄く平たく広がった体で、獲物を包み込もうと動き始める。)  [Wed 27 Feb 2008 00:33:32]
レイ・シェリダン > 迷子…ってだけじゃねぇだろ? こんなにふらついて…おいはぎにあったらどーするつもりなんだってんだ…(なんともぼんやりと言うか頼りなげな相手に眉を寄せて…変なのに巻きこまれてみたいな事になりかねない相手に不安そうな顔は隠せずに…)ん…ったく。な…ルジェっ!(ルジェ声に見上げれば空から『液状のモノ』が降ってくる…それも不自然に広がってだ。そして目の前のルジェは動く気配もなければ、鋭く声を上げて…ルジェを壁に押しつけるような形で自分の胸に抱いて…その背に粘液の直撃を受けることになるか…皮マントの防御力だけが頼り) [Wed 27 Feb 2008 00:22:25]
ルジェ > (壁によりかかったままだったけれど。 …身体の緊張も幾分か和らいだようで微笑んでみせて) 「えへへ、…ルジェまた迷子になっちゃったノ」 (毎度どうすればこうも道に迷うのか、というくらいだったけれど。普段でさえ迷いやすいのに、熱でぽーっとして思考が定まらなかったら増長させる結果にもなるというもので) 「…う、うん。一杯飲んでこんなトコうろついてたら、危ないよネ?…わ、わわ、レイサン?!」 (久しぶりに会えたのに、心配かけたくなくて。 頬に触れようとする手を慌てたように遮ろうとするも。 …冷たい空気がルジェの頭上から近づいてくるのが判れば瞳をじっと凝らしているようで) 「…レイサン、あれ、何?」 (ぎゅっと目を凝らしてみれば、…なにやら粘着質のようなものが降りてくる。ルジェは首を傾げながらも、指を立てれば身体を動かす事もなく、そう尋ねているようで) [Wed 27 Feb 2008 00:16:53]
バブルスライム > (次ターン襲撃) [Wed 27 Feb 2008 00:05:34]
バブルスライム > (闇に紛れて這い寄るもの。 それはスライム。 泡立つスライム。 猛獣や魔法生物なども多く存在するコロセウムならば、眼にする機会もあるかもしれない。 獰猛にして貪欲な食欲を持つ、肉食主だ。) (もしこのスライムが人のように表情と言うものを持っていれば、きっとにやりと笑っただろう。 獲物が増えた、大きい肉だ。 そして、獲物はどちらも気がついていない。) (スライムは、自分の体を平たく薄く伸ばしながら降りていく。 2匹の獲物を包み込んで喰らう為にだ。) [Wed 27 Feb 2008 00:03:51]
レイ・シェリダン > (その声に、ああやっぱりルジェだぁな…なんて。ほんのしばらく会わなかっただけなのにずいぶん会ってない気がしたのは異世界にずいぶん長い事いたせいだとは思うが…実際のところ向こうでの日にちとこちらの日にちがシンクロしているとも思えないけども)よう…ふらふらになるまで飲んでこんなところをうろつくなってんだ…?(酔ってるにしては少し様子が変なような気がして…相手の頬に手を伸ばして触れて見ようとして…ルジェが上を向けば釣られるように少し顔を上げるが、ルジェに気を取られたままでその存在には気付かなかったようで) [Tue 26 Feb 2008 23:53:27]
ルジェ > (迷ったように、ずっと壁に身体をもたれたままのルジェ。 視界が定まらない以上、…まして熱を持ったままである以上は街をあてもなく歩いた身体を癒すように、じっとその場を動けずにいた。…ふいに足音が聞こえて、外套をぎゅっと握り締めれば場所柄緊張していた様子が見てとれるというもので。 ただ、耳慣れた声をすれば瞳を見開いてそちらへと視線を動かしてみせ) 「…え。 レ、レイサン!?」 (だって、異世界に行ってくるっていってた筈、なのに。ルジェは本物かなぁ?という風に首を傾げて見せた。 けれど、小さくも微笑んでみせて) 「…おかえりなさイ、レイサン」 (うん、沢山飲んじゃったと報告してみせて。 …壁伝いに伝わってくる冷たい気配にルジェはなんだろう?と顔を上げてみせたけれど。…それがなにか、という事には気づいていない様子) [Tue 26 Feb 2008 23:47:58]
??? > (無用心。 そう、無用心だ。 ここはスラム、市内のように安全が保障されている土地ではないのだから) (スラムに潜む危険の一つが、今ルジェに迫っている。 彼女の頭上、闇に紛れて壁にへばりつく粘塊がゆっくりと降下していく。 気がつく事ができるか? 今、殺意の滴が粘着質な尾を引いて) (落ちていく) [Tue 26 Feb 2008 23:38:35]
レイ・シェリダン > (酒場からの帰り道、壁に持たれてかかり足取りもおぼつかないような雰囲気の相手を無用心なこったと思いながら通り過ぎようとすれば…恐らく見間違いでなく見知った顔でそんな声をかけて…)…よう、ルジェ。ただいまっていった方がいいのか、な(しばらく異世界に行くと伝えていたものの、戻った報告はしてなかったし、自宅でもないのにただいまなんて奇妙なものだが…そのままのんびりと相手の傍までいくように) [Tue 26 Feb 2008 23:29:15]
お知らせ > ???さんが入室されました。 『滴(しずく)』 [Tue 26 Feb 2008 23:25:51]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『…まーた、酔っ払ってやがるのか?』 [Tue 26 Feb 2008 23:22:52]
ルジェ > (ふ、と空から視線を戻し。 周囲に目を配るものの。…今宵月が輝いていてもっと視界が良くてもいいはずなのに、ルジェは目を細めてみても辺りは白い霞に覆われて、闇に包まれた状態ではなにも伺い知る事は出来なかった。膝を抱えれば、小さく身体を震わせながら頭を掻いて) 「…ルジェに出来る事っテ、なんなんだろウ?」 (長い間スラムの入り組んだ街を歩いていたルジェは、体の不調も手伝って息があがっていた。 迷いはずっと心に秘めたまま、答えが出る事も、なく。) 「ルジェ、…もう握れないのかも、知れなイ」 (折れそうになる心で、腰元のショートソードに手が触れる。その柄をぎゅっと握りしめれば悔しそうに呟いた。…沢山人が傷ついて、危められた事も消えてしまった事も耳にした。…しかし概要は何もしらない。 この地を去った者はどんな想いだったのだろう?…火照った頬に手をあてれば、頬に僅かに爪をたてて。 もたれている壁から幾つか欠片のように、ルジェの外套越しの膝に、落ちた) [Tue 26 Feb 2008 23:14:01]
ルジェ > (足をぐーっと伸ばしてみる。ブーツ越しにその足を擦っていれば、少し哀しげな色が瞳に宿って) 「…ルジェの足、何処いったんだろウ?」 (小さくも呟けば自分の言葉に傷ついたように辛そうに眉を寄せた。…気持ちが揺らぎそうになる。 ルジェはまだ風邪が治っていないのか頬を赤く染めたままだったけれど。 朽ちた壁がもたれる際に幾つか後ろで零れる音がした。) 「…一杯、一杯。 いろんな事が起きてル」 (少しだけ、耳にした商業地区での出来事。それについても結局は詳しい事などわかるはずもなく。…ただ、この街に来て幾つも耳にしているというのに、単独で行動しているようなもののルジェは、身動きがなにも取れなかった。…というより、考えがまとまらずにいて) 「お月様、綺麗…」 (屋根に隠れ、白い景色に纏われたスラムの街からは殆どその姿すら見えていなかっただろう。…でも。ルジェは空を見上げながら、さも其れが目に映っているかのように髪を掻き揚げれば小さく笑った) [Tue 26 Feb 2008 22:47:15]
ルジェ > (足取り重く、スラムの街を歩いていたルジェは、ひとつ朽ちた壁に背をもたれかかるように一つ辛そうに息を吐けば) 「…はふ、また迷子になっちゃっタ」 (頭を掻きながらも調子悪そうに呟いて。 ずるりと背を壁にもたれたまま腰をぺたりと落とした。まだ、とても寒さがマシ…とは言えない時期。頬が火照ったままのルジェは路地から吹いてくる冷たい風に身体を震わせては膝を抱えて手を癒していた) [Tue 26 Feb 2008 22:34:45]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『屋根屋根から見え隠れする月を眺めていた』 [Tue 26 Feb 2008 22:32:38]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが帰りました。 『外を一瞥した後、何も無い闇に足を掛けた。』 [Tue 26 Feb 2008 01:35:13]
デュラハン@廃屋 > (その場で立ち上がれば靴底を床に擦りつけ地面に描かれた白墨の線を消し始める。)(その途中、ふと何か気づいた様にその動きを止めて。)それにしても・・・(足元にある消しかけの陣に視線を落とせば軽く首を傾げ)やはり質が良いと魔力が通りやすいのでしょうかね?(部下に買うように指示した白墨。今回は普段使っている物よりも格段に質の良いソレを使い陣を描き主と交信をしたのだが、普段よりも音質が良いというか主の声や気配を普段以上に強く感じれて。まぁ、だからと言って何かが変わるわけではないのだが。)(白墨で描いた円陣を消し終えれば意識を集中し始めて。それから数秒後、デュラハンがいる部屋の入り口に現れたのは彼の使い魔である黒色の孔雀鳩。)用は済みましたので戻りますよ?(此方を見つめる使い魔にそう告げればその場で向き直り、窓の方へと足を進め) [Tue 26 Feb 2008 01:34:12]
デュラハン@廃屋 > (老人風貌が言葉を告げてから数秒の間をおいて部屋に届くのは老人風貌が口にする言葉に似た音の様なもの。恐らくは先の言葉への返事と思しき強い気だるさと威圧感を感じさせるそれが部屋に響きその壁や空気を小さく震わせる。それに対して老人風貌は頭を下げたまま)「分かりました。ところで、大分前にお伝えした私の部下のあの件ですが・・・・」(何かを窺いたてるような言葉を続けて。そんな老人風貌の言葉に再度空気が揺れれば僅かに頭を上げ)「えぇ、陣の関係もありますし今すぐとはいきませんが、言葉は教えていますので。」(老人風貌の言葉に再び訪れる静寂。先のソレよりも長い間を置き返された空気の震えに)「ありがとうございます。それではまた次の報告まで。」(老人風貌はそう返し何も無い空間に向かい頭を下げて。) [Tue 26 Feb 2008 01:14:06]
デュラハン@廃屋 > (スラムのとある廃屋の一つ。空を覆う雲と夜の黒さによって完全に近い闇を飲み込んでいる建物の中に灰色の外套を纏う老人と思しき人影が一つあって。)「はい、状況は以前と変わらず。」(どこか重く淀んでいるような気配を漂わせる部屋の中心で跪く様に身を屈めている老人は人では発音する事の出来ない魔の者の言語でそう言えば、その言葉を聞いているだろう存在からの返答を待つ。) [Tue 26 Feb 2008 00:58:48]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが来ました。 『静まり返る闇の中』 [Tue 26 Feb 2008 00:54:51]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『さてと、この人が復活しないうちに・・・』 [Sat 16 Feb 2008 22:35:11]
クロアス > 危ない・・・危なかった・・・・もう少しで出るところだった・・・(ナニガ?) 何度もいうけどゴメンナサイ売女Aさん。 (いいながらもその人をフニフニ踏みつけながら(←ちょっとむきになってる)) [Sat 16 Feb 2008 22:26:41]
クロアス > あ、あっ・・・ぅ・・・ (無理です。もう限界です。天国のおふくろさん、ちょっとだけ人の道を外れることをお許しください) ごめんなさい、売女Aさん! 必技・神の制裁! (チョップを振り下ろして、『ゴッ』とかいう音とともに売女Aノックダウン。) [Sat 16 Feb 2008 22:19:16]
クロアス > (こういうのに免疫がないんです、お願いだからヤメテ〜。) あの・・・やめて、くださ・・ぅあ・・・・。 (自分の顔が真っ赤になるのがまさにわかります。(スリスリ〜)僕の息子を撫でるのは止してください通りすがりの売女Aさん!) [Sat 16 Feb 2008 22:00:37]
クロアス > (言い寄られると首筋にかかるエッチな吐息、ハフゥン・・・。 すりすりされる・・・ヤメテー) 僕は・・・僕は・・・・。 (天国にいるおふくろさん、助けて。) [Sat 16 Feb 2008 21:39:50]
クロアス > あなたの気持ちはわかります。ごめんなさい、やっぱりわからないです。だからといって僕にはお金が無きにしも非ずで・・・・(ここはスラム。いわゆる売女。そして僕は童貞バンザイ イエー) [Sat 16 Feb 2008 21:34:40]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『いや・・あの。』 [Sat 16 Feb 2008 21:28:59]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(塒を変えよう。)』 [Wed 13 Feb 2008 21:32:24]
カロン > 違うんだ…(右手の拳が酷く痛んだ。ヒビが入っているかもしれない。)違う。いい所を少し認め合って、ヤなと頃を少し許し合って…そんだけで…(嬉しいんだ。それだけできれば。)…でも…(できない。できそうにない。今の自分の心の狭さを、他人事のように思い知る。) [Wed 13 Feb 2008 21:32:04]
カロン > (恐らくは…否、自分は唯一の存在だ。魔法生物は数多存在するも、自分と同じ形の物はいないのだろう。だから、一人だ。生れ付き、仲間という括りには入っていない。 だから自分の苦悩も、自分の境遇も、誰も理解できるわけが無いのだ。共有できるものは無い。だから誰とも、分かり合う事なんて…)バシッ!(つまらない結論を出そうとした己を戒める。骨が力いっぱい放った拳は、石造りの壁に小さなヒビを入れた。) [Wed 13 Feb 2008 21:25:32]
カロン > (一つ疑い始めると、強く信じていた物までもが崩れ始める。まるで、論理パズルの間違いに気付いたかのように。ここを修正すると、あちらも修正しなければ。ああ、あちらもだ、と。 幾多の人が自分へと掛けてくれた善意が、全て彼等の利己的な理由からなのではないかと。自分の手渡した信頼は、彼等にとってせせら笑うだけのものではなかったかと。 疑い始めれば、切りが無かった。)…違う。違う…(頭を振るうも、思考は消えない。もっと深く俯いた。) [Wed 13 Feb 2008 21:10:53]
カロン > (商店街での騒動の後、スラムに逃げ込んだ骨は、この廃屋で一人座っていた。浅い睡眠と覚醒を繰り返しながら、夢でも、現でも、人間…人に与するものへの不信感を募らせていた。 自分を追うもの、自分を受け入れないもの…彼等にこそ否があるのだと疑わない自分を嫌悪しながらも、そう思わずにはいられなかった。) [Wed 13 Feb 2008 21:00:59]
カロン > (建物の間をすり抜ける度になる音は、笑い声のようにも聞こえた。 暗黒街とスラムの境界付近に存在する、打ち捨てられた廃屋。その一つに、壁に背を預け蹲る姿があった。)…(真っ赤なマントに真っ赤な羽付き帽子。服の袖から覗く手は手袋に覆われているものの、餓死寸前の如くやせ細っているのが分かる。その手同士をきつく繋いで、包帯で顔を隠した影は膝の間に顔を埋めた。) [Wed 13 Feb 2008 20:49:51]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(ヒョオオオ。風の声がする。)』 [Wed 13 Feb 2008 20:45:34]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『そっと背中に回した手の中で、銀のナイフがめりめりと肉に減り込んでいく感触がした。』 [Wed 13 Feb 2008 01:16:34]
エリー > ( 宵闇の大通りを吸血鬼と歩く。 猫の躯を胸に抱えて持って来ようとした吸血鬼を制して、手を繋いで歩く事にした。 吸血鬼はとてもよく喋った。 ママのこと。 パパのこと。 おばあちゃんのこと。 おじいちゃんのこと。 今度通うことになるジュニアスクールのこと。 私は相槌をうちながら時折問いかけに答え、小さな歩幅にあわせて歩く。 空いている右手でポケットの中を探りながら。 ) ( 吸血鬼が言った。 ) ( “お腹が空いたから、お姉ちゃんの血がほしいな” ) ( 私は困った顔をして、吸血鬼の前に屈みこんだ。 ) [Wed 13 Feb 2008 01:11:07]
エリー > ( こんばんは、と挨拶をするとにこりと笑ってこんばんはと返ってきた。 此処で暮らしているのかと問えば、色んな所を転々としているという回答。 家には帰らないのかと問えば、あそこは怖いから嫌だと吸血鬼は俯いた。 ではここは良い所かと問えば、寒いし眠れないし寂しいし、ここは悲しい場所だと答えた。 寒くない所にいってゆっくりと眠ろうと諭すと、独りで眠るのは寂しいと、口元に赤黒くこびり付いて乾いたものを拭いながらまた、私を見上げる。 それじゃあ貴女が眠るまで私が一緒に居ようと進言すれば、幼い吸血鬼はようやく微笑んだ。 ) [Wed 13 Feb 2008 01:04:52]
エリー > ( やがて乾燥して色褪せた路地の向こうから噎せ返るような悪臭が漂い始めた頃、行き着く先の小さな裏路地で人影は無防備に足を止めた。 ) ( 行き止まりの薄汚れた場所に稚拙な作りのテント。 雨避け程度にしか機能していないだろう。 そして悪臭―――死臭の正体は、積み上げられた猫の死体。 人影――――吸血鬼は、ようやく振り返って私の顔を見上げた。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:56:37]
エリー > ( 語られる事もない、ちっぽけな事件の始末をする為にこんな所まで独りで入り込んでしまった。 本来理由も無く前線に出ることのない、バックアップ要員である私の領分では無いとも思ったけれど――――そう手間のかかる仕事でもない。 そう判断してのこと。 居住区からずっと追っている人影は視界のギリギリの所を歩いている。 此方を振り返る様子も今の所、無かった。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:34:13]
エリー > ( 死んでしまって時が止まった世界のようだ。 街灯り、生活の声、夕食の残り香―――何も無く、ただ埃臭い風が吹いては時折死んだ世界にかさかさ、ごろり、と無機質な音がした。 街の中にありながら棄てられた区画―――あとは腐敗して崩れて行くだけの景色。 スラムの中でも特に寂しい所だと思う。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:24:14]
エリー > ( 寒い寒い夜だ。 女1人白い息を吐いて歩くには寂しい、埃臭い通りを歩く。 商店街か何かだったと思われる大通りの左右には、閉じたまま何年も経過したような土埃の積もった建物がならんでいる。 街灯は無い。 新月が過ぎたばかりの空には薄い弧月が浮かぶ。 私は1人爪先立ち、足音を殺しながら闇の中を歩いた。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:19:44]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『Conceal me, a twilight.(宵闇よ、蔽い隠せ)』 [Wed 13 Feb 2008 00:15:34]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『滴がやがて雪に変わるのは、しばらくは時が必要だったようで…』 [Thu 7 Feb 2008 23:19:47]
ルジェ > (いつもよりか、幾分も闇が濃くて、ルジェは猫を抱いたまま、肩を震わせる。) 「ルジェ、結局病院出てからモ、VHGに行ってなイ…」 (吸血鬼をしっかりと認識出来ていない以上、其れを狩る場所に足を踏み入れるには抵抗があった。…けれど、吸血鬼に対する危険意識も芽生えているようで。…その思考がまとまらず、ルジェは唇を噛んだ) 「…いつか、モビィディックさんに再び会えたなラ、ルジェ、何か変わるのかナ」 (俯いて、雨が降る音が耳に響いて静かにそう言葉を出す。 猫はルジェの外套の上で一つ身体を伸ばせばするりっと外套から降り、ルジェを振向く事なくその場を立ち去ったようで) 「あ、ねぇッ!…怪我、痛い、ヨ?」 (ルジェは立ち上がり、猫の後ろ姿を見送っていたのだけれど。…闇に紛れる事を恐れないその姿が羨ましくも瞳に映った。) 「…、ルジェ、どうしたラいいんだロウ」 (考えが纏まらない以上、答えが出るわけでもなく。ルジェは静かに、雨をすべては遮ってはくれない屋根の下で、羨ましそうに猫が立ち去った後を見詰めていた) [Thu 7 Feb 2008 23:15:45]
ルジェ > (片目に傷を負ったその姿が目に留まれば、スラムの静かな街に小さく悲鳴が木霊する) 「きゃあッ!!…君、目、怪我してる、ノ?」 (猫はその悲鳴に警戒心を抱き、手を伸ばすルジェとは距離をとろうとしているが、逃げる様子はなく。…どことなく怯えているようで) 「…怖い事、しないヨ?…ずっと濡れてるじゃなイ。おいで?ルジェ、暖めてあげるかラ」 (静かに、首をかしげそう伝えれば、訝しげに権勢をかける猫も小さく足音を忍ばせながらルジェの足元に近づいてきて。 其れをルジェはひょいと抱き上げた) 「…君、軽いんだネ」 (猫は両目を瞑って、ゴロゴロと声を鳴らしているようで。ルジェは外套を少しだけかけてあげれば、そっと猫の背中を撫でているようで) 「…痩せてル。…どうやっテ生きてきたノ?」 (猫は答えない。…ただ、雨が凌げ、温もりがある場所に今はひたるようにルジェの手の感触を味わっているようで。ルジェはその様子に笑いながらも、視線は空へと移し) 「…、やまないのかな、雨」 (冬の雨はしんしんと、ルジェの体温を奪っていき。静かに瞼を閉じそうになるのを必死で頭を振ってこらえているようで。…せめて、雪が降ってくれたらなぁ、と白い息を吐きながら願っていた) [Thu 7 Feb 2008 22:40:07]
ルジェ > (にゃあ。…と、ルジェの遠くで一声鳴く声がした。闇に紛れてはっきりと視覚に捕らえる事は出来ないが、声から察するに猫、だろうか) 「うーン?どうした、の?ルジェと同じ迷子なノ?」 (寒さの厳しい昨今は、チャームはいつもどおり宿屋に滞在しており。背中のリュックは軽くとも、少しルジェは心細かった。 しゃがみこんだ姿勢のまま、手をそのものに差し出せば、ちょいちょいと指先をこちら側に向けているようで) 「そのままいたラ、濡れちゃうヨ?怖くないかラ、雨宿りしようヨ」 (首を傾げながらも、声はとても優しくて。闇にまぎれたその猫がどんな色をしているのか楽しみに微笑んでいた) [Thu 7 Feb 2008 22:13:44]
ルジェ > (泣きそうな曇り空。ちらちらと雪が舞っていて、それを手にしながらじっと空を眺めていた) 「うー…ン、寒そう、だナ」 (小さく呟けば、自分の両手を癒すように俯けば白い息を吐いて手を癒しているようで。…やがて、その雪がみぞれに変わればあわてたように、雨宿り出来そうな場所を視線を移しながら探し) 「あ、…あった!」 (あたふたと外套を握りしめれば、屋根の朽ち落ちた、頑丈とはいえないまでも雨露は防げそうな場所にこけそうになりながらも辿りつけば、ひとつ息を吐いた。瞳は空を見上げながら) 「…どうしよう、カナ。これかラ」 (雨…というより、濡れるのが苦手なルジェはしゃがみこべば再び息で両手を癒しながら、曇り空が変わり行くのを瞳に移しているようで) [Thu 7 Feb 2008 21:57:02]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『スラムの煤けた建物で、足止めされてしまい』 [Thu 7 Feb 2008 21:52:42]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『じゃあね。バイバイねこさーん。』 [Tue 5 Feb 2008 00:35:02]
エニシ > ――――――うん。 落し物は探さなくていいや。 探したって、多分もう何処にも見つからないから。 ( ―――そうだ。 今日は姉さんがお家に居てくれたら一杯一杯うんと甘えるとしよう。 仕事で遅くなって無いといいなあ。 ) [Tue 5 Feb 2008 00:29:52]
エニシ > ( 今の環境に何の文句も無いのだったら、変わらない事もまた一つの幸せなんだろうか。 それともこうして自分自身は何もしていないというのに、幸せを実感するというのは正しいのだろうか。 ) ねえねえ猫さん。 君はどう思う? ( 前を歩く相手に話し掛けても返事は返ってこない。 それも当然だなー。 此処で猫さんが突然返事をしてきたら、脳天気なボクでも流石にビックリしちゃう。 ) ――――何かなあ、ウン。 ( 『何か』が足りない。 とても大事な物を落としてしまって、その穴がポッカリと空いてしまっている様な。 そんな違和感。 ) [Tue 5 Feb 2008 00:13:11]
エニシ > ( 『幸せになる』 そんな事を決意したのまでは良かったけれど、どうすれば幸せで、果たして何が幸福なのかと問われれば、自分にはそれがよく分かっていない。 だから今でも惰性の日々を送っていて、やる事といえばこうして毎日フラフラと何処かに出歩くぐらいの事。 ) ――――あんまり良くは無いなあ、コレ。 ( 白い息を吐きながら、ポツリとそんな事を呟いた。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:53:20]
エニシ > ( いつもどおりのただの気ままな散策。 その時に見つけた黒猫の後ろをただ着いていく。 ) ―――――♪ ( 吸血鬼は今の所からこれ以上距離を近づけようとせず、黒猫もまた吸血鬼を振り切って駆け出そうとしない。 そんな一人と一匹の組み合わせは、治安の悪い場所を自分の庭のような気楽な調子で歩いていく。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:32:50]
エニシ > ねっこさんねっこさーんどーこいーくのー?♪ ( 野良猫がスラムの道の真ん中を威風堂々と歩いていき、その後ろを片腕の無い吸血鬼がご機嫌な様子で付いていく。 )( 人に慣れているのか、それとも人間になんて少しも興味を持っていないのか。 黒い毛並みをした野良猫は自分の後ろに着いてくる子供をまるで気にも留めていない。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:17:01]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『にゃんにゃんにゃー♪』 [Mon 4 Feb 2008 23:06:56]
お知らせ > デュラハン@自宅さんが帰りました。 『部下と顔を合わせればそれとなく事の進み具合を尋ねるか?』 [Sat 2 Feb 2008 02:19:17]
デュラハン@自宅 > となると・・・少しばかり入れ知恵をして事を早く進める様にした方が良いのでしょうかねぇ?(傾げた首を反対に動かし再び尋ねるような声色で呟き続ける。ただ、今回の部下の初めてのお使いに関しては白墨そのものが目的ではなく、彼が此方の手元を離れている状況でも望む様に動ける様にする訓練的な要素が高い事を考えると自身が助け舟を出すのはあまり好ましくなく。)(仮面の下、不可視の顔に考えるような表情を浮かべ暫く)まぁ、白墨が無くなるギリギリまで様子を見る・・・今はその方が良さそうですかね。(最終的に現状維持が一番安牌かと思えば、その考えを口に出し小さく肩を竦め) [Sat 2 Feb 2008 02:18:55]
デュラハン@自宅 > (一応、次の交信の時期に関しては未だ確定していないし、陣を数回分描けるほどの残量はあるのでとり急ぎという訳ではない為に今すぐにでも自身が赴く必要は無いのだが、部下である天邪鬼が条件をクリアする為に如何ほどの時間が掛かるかまでは予測できず。)しかし、先に私が買いに行くと黒紫は勝手に負い目を感じそうですしねぇ・・・。(白墨をじっと見たままそう呟けば、誰かに尋ねるように軽く首を傾げてみせて。実際問題やたらと自身の事を気遣う部下の事、自身が予備を買いに行った事を知ればヘマをしたと思い不要な気負いをさせる事になる可能性は高く。無論、これが芸能横丁の同業者などのどうでも良い人間ならば気に止める事もないだろうが、最も身近な手駒である部下となれば話は別であって。) [Sat 2 Feb 2008 02:11:39]
デュラハン@自宅 > (そこはスラムの片隅にある傾いた家の中。)(その部屋の主である紫色のスーツを纏う人型は手袋越しに摘み上げた白墨の欠片を眼前まで持ち上げ)そろそろ次の物を準備した方がよさそうでしょうかね?(自身が思っていたのよりもかなり磨り減っていた白墨。それの状態を観察する悪魔は小さく呟く。)(自身が魔界に棲む主と連絡を行う際に使う魔法陣を書くのに必要な白墨。部下の天邪鬼に買いに行かせる予定はあるのだが、その際に幾らか条件をつけた為にすぐできるとは思えず。その為、やはり自身で買いに行くべきだろうか?何て考えを巡らせていて。) [Sat 2 Feb 2008 01:58:13]
お知らせ > デュラハン@自宅さんが来ました。 [Sat 2 Feb 2008 01:50:30]
お知らせ > エースさんが帰りました。 『 心苦しくても、仕方の無い事だ。 』 [Sat 2 Feb 2008 00:54:23]
エース > ( やはりきちんと金は払ってもらおう。他の客はちゃんと払ってるのに、その人だけ優遇するわけには行かない。分割でも良いし、急がせない範囲で。 ) 体で払って貰おうか!っていう展開が個人的にグっと来るんだが、流石に良心が痛む。 ( じゃあウンコしてる所を拝むのは良いのかという話だが、アレはほら、罰としての意味が強く個人的な楽しみの為では…決して。それにウンコ繋がりでつい思いついてしまっただけで…イヤほんと。ところで、ウンコ繋がりっていう言い方は凄く嫌だな。 ) ハイランダー工房が貧乏になっちゃうと、材料の質を落としたりして切り詰めなくちゃならなくなる。それは義肢の質に直結する問題だ。質の悪い義肢をつけられて喜ぶ客は居ない。 ( その為にも払うものはキチっと払って貰おう。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:52:20]
エース > …いや、そうじゃなくて。今は金の事を考えてるんだってば。何だ、俺。現実逃避してる!? ( スラムで一人ウンコについて考えるなんて、クールガイのエース様のやることじゃないぜ! ) でも実際問題、義肢ってのは困ってる人の為にあるもので…。けれども俺たちもメシを食わなくちゃ生きていけない訳で…。 うーん。 ( やっぱり義肢ってのはメンテナンスやら何やらで金が掛かる。周囲の目も痛いだろうし、不便だし、良い事が無い。いや…俺は作り物の手足にもフェティシズムを感じれるぐらいに雄を高めているから問題は無いが。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:37:18]
エース > 今度払わなかったら、ウンコしてる所を拝ませて貰うぜ!とか…。 いや、いい加減ウンコから離れよう。それに俺はそっちの趣味は無い。ソフトな奴なら頑張ればいけるかも。 ( しかしウンコが好きかどうかは、幸福な少年時代を送れたかどうかが関わってくると聞く。下ネタが好きな奴はきっと幸せな子供時代を過ごしたのだろう。道端に落ちている犬の糞を棒で突付く事で好奇心を満たしたのだ。今の金持ちの子や貴族の子供はそういった遊びはするのだろうか?していないのなら、させるべきだ。教育や躾なんかよりも大事な事がある、むしろ犬のウンコを突付くことを授業に取り入れるべきだと思う。そういう体験をしてこないから、大人になってから残虐な遊びを覚えたりするのだ。心健やかに育つにはウンコが必要不可欠なのである。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:31:01]
エース > ( 今日の客は事故で足を無くし、義足をつけている女だった。ハイランダー工房お手製の木製義足を愛用してもう何年になるか。いい加減ガタが来てたんだろう、最近になってメンテナンスを依頼するようになった。しかし、こういう場所に住んでるぐらいだから当然金は持ってない。今日も「今度払うから」って言われて結局金を受け取れなかった。 ) OKOK、次来るときまでに用意しておけよ!それまで酒は節約だぜ!エース君との約束だ! …って言ってつい承諾しちまったけど、絶対払わないよなアレ。 ( けれども女にはあまり強く言えない俺である。金を回収できないとなるときっと親父に叱られるだろうが―― さて、どうしようか。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:21:29]
エース > ( 俺の兄貴は下らない喧嘩の仲裁に入って刺されて死んだ。その喧嘩でナイフを取り出した奴の心境を後になって想像してみると、本当に下らない理由だったのだと思う。きっと見得とか、面子とか、相手に馬鹿にされたくないっていう思い。それの為に兄貴は死んだ。 …それ以来、俺は見た目はともかく心の内じゃ聖マリア様もウンコしたくなる便所みたいに綺麗な心の持ち主になってしまったって訳だ。俺の中でマリア様は特上の美人だが、ウンコはする。良く美人はウンコしないって言うが、そういう奴は何にも判っちゃいないのさ。美人だけどウンコする…だから良いんじゃないか。    …話がそれた。とにかく、俺はトラブルとか犯罪とかが大嫌いで、関わりたくないし、だからこういう場所も近づかないようにしてる。けれども客の頼みとあっちゃあ仕方が無い。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:14:43]
エース > ( 最初に言っておくが、俺は普段はあまりこういう治安の悪い所には近づかない。近づかないようにしている。そりゃあ、悪ガキだったころはアウトローの匂いに憧れたもんだ。俺の昔の友達にも、年上のチンピラを”兄貴”と言って慕って、どんどんヤバい所に踏み込んで行って帰って来れなくやったヤツが居た。当時その友達は「スゲエ奴」って仲間内で評判で、俺もなんとか悪い事に手を染めて、格好よくなろうって考えてた時もあった。 …でも、それも俺の兄貴が死ぬまでだった。 ) ……寒い。 ( コートの前を合わせ、身を竦めながら道を歩く。肩に下げた革のバッグからはじゃらじゃらと工具の音が鳴る。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:04:14]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『メンテナンスの帰り道。』 [Fri 1 Feb 2008 23:56:22]
お知らせ > 雪風さんが退室されました。 『(毒見開始である。)』 [Fri 1 Feb 2008 23:24:40]
雪風 > (…子供が去った後、静かにほくそえむ店主の様子に気づかずに。) いやァ、ほんといい人だったなァあの人。こんなにあってたったの1000エンとかありえねー… (店主とは対照的に、満足げな笑みを浮かべて帰路を目指す子供の足が…止まった。 次いで恐る恐る、腕の中の戦利品を見やる。) ……まさか。 (痛烈にイヤな予感がした。おもむろに乾パンの一つを取り、表面に付着した土をふーふー吹いて取り、齧る。) ……… (嗚呼、腐った味がする。外はさっくり、中はしっとりと 湿っていて…なんというか…) カビ生えてんじゃねーか! (こんなもんクーリング●フじゃあと怒り心頭、店のあった方へ振り返ると…) ………いねえし。 (魔法のように先程の店主どころか店の跡さえ見当たらなかった。 …さすが、早業である。暫し呆気に取られたように見つめた後、あーあ、と溜息をついて) …ちょっと欲を出すとこれだ。やっぱ新しい店は駄目だな、冒険するほど余裕ねえし。 (いつも買い付ける店よりも干し肉が旨そうに映ったから、つい足を運んでしまった結果がこれだ。まるで遊ぶ店を選び間違えたおっさんのような、そんな心境で。) …ま、でも。 (未練がましくチラリと) 当たり、あるかもしんねえし。 (腕の中の食料を見て) [Fri 1 Feb 2008 23:23:29]
雪風 > (やがて店主による乾パン攻撃は終盤を迎え―弾(パン)切れだったらしい―、訪れる静寂。) …もういいよ。 (やがて子供が折れた。腕一杯に拾った食い物を抱えながら) 1000エンでいいよおっちゃん。この地面に落っこったヤツも全部含めて。 (明らかに店主側が不利な話だったが、意外にも返事は) ……え、いいの?マジで? (オッケーだった。仏頂面のままだが、こくりと確かに頷く店主。ほころぶ子供の表情。) マジで助かる。サンキュおやっさん。 (呼び名もおっさんからおやっさんにグレードアップし。 手早く懐から小銭入れを取り出すと、紙幣一枚を支払い、もう一度礼を告げると子供は店をあとにした。)  [Fri 1 Feb 2008 23:09:03]
雪風 > (暫しして子供は驚いたという風にわざとらしく眉根を上げ、口を真一文字に引き結んだままの店主を指差し) あッ おっちゃん怪我してね?今ならおれ特性の傷用軟膏もつけちゃう(「おめえの軟膏はくせェって評判だろーがよ。ンなもんつけて女抱けっか」)……だいじょぶだいじょぶ、加齢臭だって見逃してくr…イデッ! (無言で拳ほどの大きさを持つ干し肉を顔面に投げつけられた。) ってえなおっちゃん!…え?なんで1000エンに値上がりしてんだよ元々500エンだったろーが。…え、慰謝料?女みてぇなイダダッ やめてッ よして!投げないで! (今度は乾パンを小石のように次々と投げられ、慌てて両手で顔面をかばいながらフェードアウト。…さりげなく地面に落ちた食物類を拾っておく事も忘れない。スラム住民はたくましくなくっちゃ。) [Fri 1 Feb 2008 22:58:29]
雪風 > (澄んだ柔らかい声が夜風を断つ。) マジで。500エンでいいから。(「それタダじゃねえか。まけねえよ1エンたりともまけねえよバカヤロー」) (月の無い曇り空の下、互いに一歩も譲らぬ不毛な押し問答を繰り返すのは、着物姿の子供と露店の主。丈夫な布に干し肉と乾パンがいくつか載せられているだけの店棚を間に挟み、二人は睨み合い。)  [Fri 1 Feb 2008 22:42:47]
お知らせ > 雪風さんが来ました。 『おっちゃんまけてくれ。』 [Fri 1 Feb 2008 22:32:43]
お知らせ > リーチさんが退室されました。 『ベルゼルガ…アタシにはもう関係ないけれど…』 [Thu 31 Jan 2008 00:48:01]
リーチ > (撫でられれば…慣れぬ感触にびくっと軽く震え。)えぇぇ?怖い事言わないでよぉ……ねぇねぇ、ショバ代なら、ほら…アタシの方負けたげるから…さぁ…(…底が読めない、この男…何を狙っている?まさかジャスティスの……いや、考えすぎだと思うが…。)……ちょっと…やさしくしてってば…っ!(本当に半ば足を宙に浮かせながら…そのままかつての敵の巣の中へ…) [Thu 31 Jan 2008 00:47:38]
お知らせ > サリューさんが帰りました。 『(店の名前は『PUSSY』――サリュー=サムカの溜まり場だ)』 [Thu 31 Jan 2008 00:42:35]
サリュー > (女の腕が自分の体を撫でる。 その動きに合わせて、此方も女の腰から脇までをなぞり上げた。) ――サラちゃんねぇ、聞いたことないかなぁ。 本当に 初 耳 だ 。 (この近くの女じゃない。)……弾んでやるさ、だからチョットだけ覚悟するといい。 (ふ、と唇を吊り上げて、笑うと、改めて抱き寄せんと力を込めた。) …… 退屈してるから、ねぇ。 (かくして女を半ば抱えるようにして、男の店へと二人の姿は消える。) [Thu 31 Jan 2008 00:41:51]
リーチ > (このまま、背後から刺そうかとも思ったが…やめる。ウルスとリュールが二人掛りで敵わなかった相手だ。このチンピラ然とした態度…侮れないな、と思った。)嘘言いなよ……まっ、でもお兄さんみたいなの結構好きよ?お小遣いははずんでくれるんでしょう??(そのままこちらもしなだれかかるように…すぅと相手の体を撫でよう。筋肉質な体…硬い右腕…これは義手か…??)うわぁっと……あ…サラって呼んでくれる?ねぇ、アタシお腹空いてんだ?(急に回されて本気の声が少し漏れた。ついでに本気の欲求も言っておこう。促されればそのままついていくだろう。) [Thu 31 Jan 2008 00:35:36]
サリュー > (薄汚い格好だと思ったが、実際に抱き寄せてみれば――悪くない。 耳元で囁かれる言葉に、瞳を細め。) そんなに野蛮な男に見えるぅ? やだなぁ――案外紳士なんだよぉ?俺。 (もちろん、自分がそういう男にしか見えないことは、よく知っている。 その上での言葉だ。カラカラ笑いながら、女を半回転させた。店は逆方向だ) じゃあきぃーまりぃ♪ 名前はぁ? それくらいは聞いていーでしょ?ん? (薬のにおいは――しない、か? 女の受け答えはいたって正常。 ラリッた感じも見えない。 吐息も臭くない。 ――さて、考えすぎだったか?) [Thu 31 Jan 2008 00:27:06]
リーチ > (やるしかないか…ここはサリューの好きにさしてやるしかない。経験はほとんど無いが…こんな世界で生きてりゃ、何も処女ってわけじゃあないんだ。腰に手を回されれば…特に嫌がるそぶりも見せずに、少し密着しよう。)お兄さんの店?何、お兄さんひょとして、怖い人たちをまとめ上げちゃったりしてるの?(ふふふっと、息がかかるほどの距離で相手の耳元で囁こうか。くそ…色仕掛けなど、滅多にやらない手法だけど…。ここで機嫌を損ねてボコられるよりかは遥かにマシだ) [Thu 31 Jan 2008 00:21:59]
サリュー > (乗ってきた。――受け答えは、すれた女のソレだ。 娼婦の類だろうか?――肩を並べた女の腰に無遠慮気味に手を回す) …あぁら?じゃあ「ここ以外のどこか」ならお話してくれるわけぇ? だったら誘っちゃおうかなぁー♪…… 暇だしね。 そうだな、じゃあ、んー……俺の店がこの近くなんだよぉ♪よかったらどうかなー?( 嫌がる素振りを見せるなら、この場で押し倒してスーツケースの中身を暴いてしまおう。) [Thu 31 Jan 2008 00:14:40]
リーチ > (くそっ…付きまとうな!心の中で叫ぶが…ここはキープクールだ。)…そぉ?でもアタシがどんな仕事してるかなんてここで聞くのは野暮ってもんじゃない?(ふふふっと笑みを笑みを声にし、隣に来るならば少し上目遣いで見てやろう。)…奢ってくれるって?…アタシ、誘われてんのかなぁ?(そのままケースを後ろ手に…ゆっくり肩を並べるように歩くだろうか) [Thu 31 Jan 2008 00:10:26]
サリュー > 帰るところ。ふぅん――…(三白眼が、にやけた。)……どこまでー?チョットお話しなぁい? よかったらぁー♪一杯おごるから。まじでぇ。(―― いうと、隣を緩く歩き出そうと)……どんなお仕事してるのぉ?お店?お店? [Thu 31 Jan 2008 00:06:39]
リーチ > (声をかけられた。…無視するわけにもいくまい。)…ん…今帰るとこ、お兄さんこそお勤めご苦労様。(ケースを引きずりながら…首だけを肩越しに振り返り、笑みを浮かべる。どくどくどくっと心臓が早鐘のように打つのが精神力で平静を装う) [Thu 31 Jan 2008 00:03:28]
サリュー > (サリュー=サムカがこの場に現れたのは偶然でしかない。 自分の縄張りを歩き、定時連絡を受けて、自分の店から店へ移動している最中。 ) ……ん。 (ふと、視線を感じた気がして、顔を上げる。 歩く先には女がいた。 エプロンドレスに黒いスーツケース――…見ない顔だ。 連れ合いもいなさそうだ、とさり気無く女の後ろを眺め。 ) ……… はぁい。 お仕事中ぅ? それともこれからお仕事かなぁ? (興味を引いたのは、そのスーツケース。最近妙なクスリも出回っている。 ココイラで売ろうとしているのならば、他所に追い払うつもりで) [Wed 30 Jan 2008 23:58:41]
リーチ > (可能性その1。実際に組織が動いていて…レイドが好意で自分を援助しに来た。可能性その2…すべてブラフ…レイドも自分を捕獲しに着ていたハンターの一人。可能性その3…レイドは全くの部外者。噂話のみで、いつもの性格上、単に意味も無く接触してきた……)……3…だよねぇ…(レイドだし…っと思考をまとめかけたその時、ふと顔を上げればこちらに来る男が目に入った。見た事の無い男だ………だがそのあまりに特徴的な風体…どくんっと心臓が跳ね上がった。)………(まさか…サリューか…?…予想だにしないタイミングでの出会い…いや、今現時点でアイツは関係ない。やり過ごせば良い…。そのまま目をあわさぬように、すれ違おうとするか…) [Wed 30 Jan 2008 23:48:48]
サリュー > (ソイツは今のところ「路地の通行人その1」だ。 スラムのどこにでもいそうな「そいつ」の顔を、貴方は覚えているだろうか。 かつてベルゼルガと呼ばれる組織のターゲットだった男。 ――ジャケットに両手を突っ込んで、貴方の進行方向から、歩いてくる。) [Wed 30 Jan 2008 23:43:44]
リーチ > (つまりはこのまま黙っていれば、自分が特定される可能性は皆無に等しい。ただ一つの事項を除いて……)………(それがもう一つの重要な事項。レイドの話だと、どうやらベルゼルガは自分がジャスティス傷害の下手人だと推論付けているらしい。つまりは…予想しないではなかったが…ベルゼルガが粛清の名目で自分を始末しに来る…いや、捕獲しにくる可能性があるということ……。さて、レイドはどういう目論見で自分に接触してきたのだろうか?) [Wed 30 Jan 2008 23:42:24]
お知らせ > サリューさんが来ました。 『(わかりやすい邂逅)』 [Wed 30 Jan 2008 23:41:26]
リーチ > (まず一つ…公共の組織…VHG、大聖堂、騎士団、ついでに自警団…そのいずれも、未だ私という犯人を特定できないでいるようだ。それは街を少し歩いてみれば分かる。“暗黒街の名物シスター傷害事件”の事は今、ヴェイトス市において知らぬものはほとんど居ないまでになっている。当然、犯人の指名手配も出ているようだが、そのほとんどが…“チャドリを纏った女性”というものだけ。人種すら晒されていない。) [Wed 30 Jan 2008 23:38:47]
リーチ > (薄汚れたエプロンドレスを身にまとい、黒いスーツケースを引きずるようにして路地を歩く。当初、宿に戻るつもりだったが気が変わった。)………(先日のかつての同僚、レイドとの出会い。彼から得た情報で、自分が置かれている状況を多面的に推論だてられるようになった気がした。) [Wed 30 Jan 2008 23:34:10]
お知らせ > リーチさんが来ました。 『エプロンドレス姿で…』 [Wed 30 Jan 2008 23:30:52]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Tue 29 Jan 2008 22:20:02]
獣少女 > ( そうして ―――獣が意を決して、屋根を降りたのは夜も明けはじめた頃、だったとか。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:20:00]
獣少女 > ( 普段のように …『彼』のそばで丸くなっていた獣であったのだけれども、何故か今宵に限って目が覚めた。なので塒のそばを彷徨っていたところ、一匹の鼠を発見。その途端、こぉ …何とも抑え難い ムズムズ、とした衝動に駆られた獣は我を忘れて鼠目掛けて飛びつき …そして追跡が、始まった。それは、こうして廃屋の屋根の上にまで続き 結果 ――屋根の上で鼠は獣によって仕留められらたわけ、なのだけれども。 ) ―――― 。 ( 意味もなく、 ふぁさふぁさ、と尾を揺らせてみる。当然のことながら現状に何の変化が現れることも、なく。 獣は未だ、夢中で登った屋根から降りられず。其処に、居る。 ) [Tue 29 Jan 2008 21:34:32]
獣少女 > ( ―― ひょぉ ォ、 未だ底冷えのする夜風が吹き抜けて。 さわさわ、 灰色の毛並みを撫でてゆく。 )    るゥ ―― … ( 獣のいるのは、風がよく当たりそうな場所。――廃屋の屋根の、上。 何故にそこに獣が居、そして屋根の縁でソワソワとしているかと云えば )    うぅ ……  ( 屋根の縁に前足を掛け、そしてすぐにまた引っ込める。そんな動作を先ほどから幾度となく繰り返していた。 ) [Tue 29 Jan 2008 21:24:51]
お知らせ > 獣少女さんが入室されました。 [Tue 29 Jan 2008 21:19:34]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『(彼女を戻す算段はめぐらされる)』 [Mon 28 Jan 2008 01:09:12]
レイド > (平静な顔の下の思考は止まないだろう。そう、彼が美人を引っ掛けているその間にも・・・) [Mon 28 Jan 2008 01:08:47]
お知らせ > 視線さんが退室されました。 『(――宿は突き止めた。 仕掛けは第二段階へ)』 [Mon 28 Jan 2008 01:08:44]
レイド > しんみりしたのは苦手でね。・・・「またね。」リーチ。(今生の別れ、二度と会えない別れ、というのはどうにも苦手だ。いくら味わっても気持ちのいいものではないだろう。だからこういった。・・・もしかしたら、また、共に戦う日々も来るかもしれないから、だ。)・・・さて、行こうかね。・・・そういえば、君の名前もまだ決めていなかったね。(頭の上の猫にいつもの調子で言えばみゃ、と不機嫌そうに鳴いたのだ。・・・いつもの調子、いつもの口調、いつもの表情で彼は去る。)・・・どうにもならないかもしれない。でもそれだけじゃつまらない。・・・それもまた、心理。(どうにもならないから何もしないのも嫌なものだ。・・・どうにかしたいと願うだろう。) [Mon 28 Jan 2008 01:08:05]
お知らせ > リーチさんが帰りました。 『“軍曹…”と…再度呟いた。』 [Mon 28 Jan 2008 01:01:57]
リーチ > (それはただ不安から出た言葉。本当に監視が始まっている事には気付かないまま…) [Mon 28 Jan 2008 01:01:28]
リーチ > じゃあね、レイド…。もう会わない事を…願うよ。(皆良い友人だった。こんな形で別れを告げたくなど無かったが…浮かぶ涙を見られぬようにさっさと踵を返すだろう。)(古着を片手にリーチが向かう先は、現時点での潜伏ばしょである安宿……。蜘蛛の存在に気付くほどの鋭敏さは持ち合わせていない。そのまま宿に向かうだろう…だが……誰に言うでもなく…小さく呟いた。)………見てるの………アンタが…来るの??(もし本当にベルゼルガが…自分を粛清しに来るとしたら…。レイドがその事を知らされていないのだとしたら………間違いなく彼が自ら来る。自分が一番慕っていて…大好きだった………) [Mon 28 Jan 2008 01:00:16]
視線 > (よし、と視線の主――蜘蛛は頷いた。 足の長い、そして異様なまでの大きさの、蜘蛛。 器用に八本の足を折りたたんで、小さな隙間に隠れている様は、恐怖小説の一場面のようでもあったが――なに、見た目なぞどうでも良いのだ)(……リーチはレイドの誘いを蹴った。 ここまでも想定通り――だが、少し驚いたといえば嘘になる。 カチカチと牙を動かし――人の姿ならば顎に手をやった所か――思考。 結論。 現状を維持)(リーチがゆっくりと離れていくならば、視線もまたそれに伴って移動していく。 現在の目標は彼女なのだから。 ひとまずは、寝床を突き止める) [Mon 28 Jan 2008 00:50:57]
レイド > (猫は「ミャッ!」という声を出して主人の下へと駆けていき、服を引っ掻きながら上って頭の上に収まった。ふぅ、とため息をついた。)もう少し実力があれば、ねぇ・・・。ま、今言っても仕方ない、か。(悪魔、という単語を出さなかったのは唯一まともにできた合理的判断だろう。ことここに至っては仕方ない、と感じた。分水嶺はとっくに過ぎたあとなのだろう。)あ〜あ・・・これで『傭兵団美女コンプリート』の野望は潰えることになる、のか〜・・・やりたいことが一つ、壊れたね。(いつ始まったのか分からない野望を呟けば乾いた笑いを上げる。笑みを消せば静かに一歩退くだろう。・・・仲間同士になることは二度とない、とようやく実感できてきた。) [Mon 28 Jan 2008 00:44:52]
リーチ > (視線には気付かない。一箇所で立ち話をするといった迂闊さに焦りを感じ始め、そのまま妨害が無ければレイドから離れてゆこうとするだろう。) [Mon 28 Jan 2008 00:36:10]
リーチ > (ひょっとしたらレイドは組織の方からは本当に何も聞かされていないのではなかろうか…不明瞭に得た情報を確信するために自分に接触したのか?自分の言葉に反応するレイドの様子にそんな疑念を持ってしまう。だがいずれにせよ…)やめときな、レイド。あたしが言うのもなんだけど、ここは気分より、合理的な判断をした方が良い。アンタがさっきの情報を知ってるって事は……アタシは組織に切り捨てられるだろう。(…どう贔屓目に見てもそれは必然だ。粛清に来るだろうか?所詮、寄せ集めの組織だ…実害が無ければ除名にとどまるだろう。実害があったら?…そう、例えばVHGあたりから圧力をかけられるなどの……アレックスがベルゼルガに接触するなどとはあり得ないと思っていたいが…)そんなアタシに会うときがあるとすれば………殺しに来る時さ…(ぴんっとネコの鼻先を弾けば嫌がって主人の下に帰るだろうか…。安穏と暮らすなどという選択肢があれば、こんな道は選ばないのだ。) [Mon 28 Jan 2008 00:34:11]
視線 > (――無様の極みだ。 リーチとの不用意な接触。べらべらと往来で情報を漏らす口の軽さ。或いは彼女を救おうという心算なのだとすれば――否、だとしたら尚更だ。 ベルゼルガが疑われていると何故考えない。接触すれば彼女にも類が及ぶと何故考えない。サリューなる人物がスラム、暗黒街に情報網を所持していると想定できる以上、何故そうも簡単に喋るのか。 まったくもってして唾棄すべき事態である。 重ねて言おう、無様の極みだ。 これでも本職だといえるのか。 糸を張り巡らせ、暗がりに潜み、複眼でじっと二人の様子を観察するモノは、以上のような思考のもと、再び溜息を吐いた。 だが良い。 まあ良い。 別段、計画それ自体に変更箇所は無い。 今はまだ、糸を吐き、巣をつむぐ時間だ。 まだ、狩らない) [Mon 28 Jan 2008 00:21:41]
レイド > (初めて聞く情報にぴくり、と体が動いた。)・・・ふ〜ん・・・なるほど、ねぇ・・・。・・・利用するのは常套手段ってわけだ。うまいこと立ち回ってくれるねぇ。シスターも、サリューも。(自分のような者がいることが知られればシスターはベルゼルガにとってはこれ以上なく厄介な敵となる。・・・皆に知らせておいた方がいいかもしれない。)なるほど、ね。・・・ありがとう。それはとっても有益な情報ではあるよ。(語気を強めた相手をなだめるように言った。・・・誰が周りで聞いているとも限らないからだ。)・・・美女が去る、ってのは・・・なんとも悲しいものだね。(相手がどこかへ去るのなら、自分が止めてもムダだろう。・・・何をしたかは先ほどの様子でだいたい分かってしまった。)ただ、俺は誘うことはできるよ。・・・このまま、どこかへ行って、静かに、ひっそりと暮らして、ほとぼりが冷めたらまた来るっていう、ね。(野良猫がスタスタと彼女の元へ歩いていった。首輪には何かの紙があるだろう。中身はおそらく、街を出てからの手順、といったものかもしれない。・・・受け取るかどうかも彼女の自由だ。) [Mon 28 Jan 2008 00:19:44]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『そして嘆息』 [Mon 28 Jan 2008 00:16:50]
リーチ > (こうして自分と接してしまえば、あらぬ疑いをかけられてしまうのは当然…) [Mon 28 Jan 2008 00:04:26]
リーチ > …いないいない、特にスラムなんかには(思わず手をパタパタ振りながらツッコミを入れてしまう。)………あいつは…サリューとも通じてる。アンタに仕事を持ってきておきながら…どう考えても、組織には害悪しかもたらさない!(暢気とも取れるレイドの言葉に、少しだけ語気を強めて言ってしまう。自分がジャスティスを傷害した犯人だと白状しているかのように…。そういえば、レイドは暗殺未遂って言った。くそっ、やっぱり死んでなかったか。)どこか小金を稼げるとこを見つけるよ。………レイド……アタシとはこんな風に会わない方が良い。(だが、組織の一員としては自分は極めて常識はずれな行動を取った。アレックスがどう動くかは知らないが、少なくともレイドは情報を知っていた。ならば…ベルゼルガが自分をこれ以上置いておく事はしないと考えるのが自然だ。) [Mon 28 Jan 2008 00:03:26]
レイド > そう?割とどこにでもいそうな格好だと思うけどね。(聞きようによっては嫌味とも取れる発言だが、そんなことを気にするような性格ではなかった。)確かに俺だよ。・・・少し興味もあったからね。淑女殺しのシスターっていうのがどんな人なんだろう?ってね。・・・結局、もう、あまり会いたくはなくなったんだけど。(本能的な身の危険でも感じたのだろう。彼女の前では今の自分は蛇に飲まれるカエルどころかワニのいる池にはまって身動きできないシマウマのようなものだ。・・・本気で仕留めてくるようならば逃げることすら叶わないだろう。)・・・それで、リーチはこれからどうするの? [Sun 27 Jan 2008 23:52:23]
リーチ > どうみてもボンボンだけど…(ちょっと半眼で呟く。目で見えぬところの苦労は分からぬものだ。)そう…それは良かった。(少し目を閉じて…本心からそう思った。不覚頷く。)……………(続くレイドの言葉…何だ全部知ってるんじゃんか…。)そういえばさ…ハンターハントの仕事持ってきたのってレイドだったよね…?(唐突に思い出したように言う。レイドなら自分の愚考を許してくれる。ひょっとしたら他の仲間も……こうして話しているとつい、そんな願望が生まれてしまった。) [Sun 27 Jan 2008 23:44:25]
レイド > こう見えてもボンボンだし、お金に困ったことはないからね。(実を言うと人形のせいで結構切り詰め切り詰めで店で働いていたり(主に清掃)することは秘密だ。貴族のイメージというものがあるのだ。)あいも変わらず、さ。ジャバウォックとかは顔が良く見えないから評価のしようもないけどね。(仲間の小人を評してケラケラと笑った。特に大怪我している、という話も聞かないし、賞金首な二人も見事に生還し続けている。)・・・君が潜伏したまま帰ってこないで、挙句君にシスター暗殺未遂の疑いがかかってるって辺りまでは、ね。もちろん、俺はどっちでも構わないけど。(小声でそう呟いた。表情は変わらず、雰囲気も変わりなし、だ。仕事は終わったが、帰ってこない仲間を心配していたんだぞ、ということは伝えた。もちろん、自分達が大聖堂に疑われているであろうことも予測はできるが、目の前の相手には告げないで置こうと思った。それを考えられないほどバカではないと評価しているというのもあるし、無用な心配もいらないからだ。) [Sun 27 Jan 2008 23:37:03]
リーチ > ………まぁ、アンタいっつもお金持ちそうな格好だしね…(むしろアタシの方からたかりに行くぐらいか。…少なくともレイドに敵意は無さそうだった。ならば…)別に…ちょっと着替える場所を探してただけ。それにしてもレイド…久しぶりだね…。皆元気?(少し近づいていこう。別の仲間が潜んでる…なんてことも無さそうだ。)…何かその…話聞いてる??(おずおずと問いかけよう) [Sun 27 Jan 2008 23:26:32]
レイド > 奢って貰った試しはないし、奢ってってねだった試しもなかったね。そういえば。(ふむ、と思い出すようにつらつらと言葉を吐き出すだろう。なんら警戒した様子はなく、ましてや戦うなんて仕草は微塵も感じられない。それはそうだ。仲間と戦う意味はない。少なくともこいつはそう思っているだろう。)無理やり、っていうのも中々に燃えるけれど、品がないし、趣味じゃない。仲間に嫌われるのもゴメンだしね。あと、君を無理やりどうのこうのしようと思っていても、僕と君とじゃあ、実力が違うよ。・・・だから、僕は君が嫌がるのなら、縄張り争いに負けた野良猫よろしく、すごすごと引き下がるしかないわけだ。(傍らを歩いていた彼の三毛猫が呼応したように「ニャン」と鳴いた。・・・そう、それはいつもと変わらない彼の口調だ。特に疑いなど見せてはいない。疑う必要もない。これまた先ほどと同様、仲間だから、の一点につきるのだろう。) [Sun 27 Jan 2008 23:20:18]
リーチ > …おだてたってアンタに奢ってやった試しが無いのは知ってんでしょ?(数歩分の距離をとりながら…以前同様の仲間との会話…。レイドは人形使いだ。仕留めるなら距離をとるより、むしろ近づいた方が……って私は何を考えてる?仲間を仕留めるって…)…え…?去るって言った??……アタシがどっか行けって言ったらどっか行くの?(…レイドの…あまりに以前と代わりの無い態度に…ひょっとしたら彼は何も知らないんじゃないのか?といった疑念が生まれた。) [Sun 27 Jan 2008 23:12:13]
レイド > (歩み寄ろうとはしなかった。変わりにくすくすといつもの笑みだけを浮かべている。)露天を歩いていてナンパでもしようかな?って考えてたらたまたま極上の美人を発見して、声をかけただけだよ?何か問題でも?(相手の驚愕にも我関せずと言う感じでペラペラと話す。口が達者なのと、薄ら笑いはいつもの通りだろう。何か隠しているか否かはそちらがどう見るかにゆだねるようだ。)美人に声をかけるのが犯罪っていうのなら・・・もしくはフラレちゃったなら・・・すごすごと去っていくしかないのだろうけど、ね。(どうする?と問いかけを投げる。) [Sun 27 Jan 2008 23:08:04]
リーチ > レイドっっ!?(驚愕に目を見開き、ざっと一歩後ずさりする。)………ちょっと、そこで止まんなさい。(向き直れば、近づいてくるレイドを制するように言うだろう。)…な…何の用??(本当ならば…久しく出合った仲間に抱きつきたいくらい。しかし…今は悪い方向にばかり想像が働くのだ。) [Sun 27 Jan 2008 22:59:47]
レイド > 何かお探しものでも?(物陰を探す姿の背中に投げかける声。そちらを見やれば終始微笑の貴族風な男が目に付くだろう。高貴さというものが見られないのはいつもの通りだ。)何か捜し物があるなら一緒に探してあげてもいいけれど?(くすくすと笑いながらカバンを持って後ろに近づくだろう。・・・からかうような笑みを浮かべている辺りとっくに気付いているようだ。) [Sun 27 Jan 2008 22:55:58]
リーチ > くそ…なんで着替え一つするのにこんな事する羽目に…(シスターを刺したから…と即答できるほどの理由はあるのだが…。何かとホームレスの不便さを身にしみて感じる今日この頃…)……えっ…(と、不意に聞き覚えのある声に呼び止められ振り返る。) [Sun 27 Jan 2008 22:54:23]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『そこ行く綺麗なお姉さん♪』 [Sun 27 Jan 2008 22:52:03]
リーチ > じゃあ5000ね、はい、ありがと。(ようやく折れた主人に、当初提示した分の金額だけ渡す。改めて見てみればなんだか5000でも高すぎるような気がしなくも無いが…)…さてと…とりあえずさっさと着替えちゃうか。(別に変装といった程の物ではない。だがチャドリを着れない以上、自分の衣服は派手な民族衣装しかない。純粋に必要にかられての話…折りたたまれた衣服を片手に物陰を捜し歩き…) [Sun 27 Jan 2008 22:46:20]
リーチ > “8000”…駄目、5,000!“…7500”…5000だってばっ“7000!”……しつこい、4000!“…ろくせ…っておい、余計下がってんじゃないかっ!”(等と、まぁ良く見られる風景を繰り広げる。とりあえず、先日、羊一匹分の血液を摂取するとかなり精神的に落ち着く事ができた。空腹感も無くなった。人間が一番良いが、自分の場合、生き血であればかなり何でもいけそうな気がする。) [Sun 27 Jan 2008 22:38:53]
リーチ > (スラムの路地の一角、着古しの衣装を道に並べていた露天商に立ち止まり…適当な安服を物色する。手ごろなエプロンドレスを見つければ、店主に呼びかける。)……いくら?(問えば“一万”と無愛想に返される。)ちょっ…!?これ相当埃被ってるし、穴だって開いてるじゃない!半額っ…5000にしてよ!(スラムの露店など値段があって無いようなものだ。値段交渉は必須である。) [Sun 27 Jan 2008 22:34:30]
お知らせ > リーチさんが来ました。 『それ…下さい…』 [Sun 27 Jan 2008 22:28:31]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『訪れた依頼にすぐにその場を発つ。』 [Sun 27 Jan 2008 00:43:24]
デュラハン > (同族を探す為に彼是2年近く飛ばしていたこの孔雀鳩。ただ、余りにも成果が出ない事と飛ばした時とは其れなりに状況が変わった為に少し遅くはあったが同族探査の任を解く事にして。)分かりましたね?(デュラハンは続けるようにそう言えば孔雀鳩を止める腕とは反対の手に持つシルクハットの被り口をその足元に置き、その中に入るように促す。そんな主からの新たな指示に対し使い魔は分かってるのか分かってないのか数度首を傾げる様に動かした後、用意されたシルクハットの中にその身を投じて。)(孔雀鳩がシルクハットの中に納められたのを確認すると同時)おや?(回収に気を取られて気付かなかったが、もう一羽の使い魔が自身の方に向かい近づいている事に気付いて。一寸、仲間の帰還を祝いに来たのかとも思ったが)次の仕事でしょうかね?(ありえないことか何て仮面の下で哂い、一番ありえそうな可能性を考えるだろう。) [Sun 27 Jan 2008 00:43:03]
デュラハン > (孔雀鳩の着地失敗に対しデュラハンは軽く肩を竦めれば、纏った外套の裾をその進路上に広げ(孔雀鳩の動きを止めるクッション代わりにして。広げられた外套に孔雀鳩がぶつかり緩い音が聞こえれば)相変らず騒がしい着地の仕方ですね。(自身の使い魔に呆れる様な視線を送れば、外套の端からその姿には不釣合いな手を伸ばしその腕に使い魔を止まらせるだろう。)(それから孔雀鳩の顔をじっと見つめ)今まで探索を行ってもらっていましたが、明日からは私の手元に戻ってください。(腕に掴まる孔雀鳩は主からの命令を待つべくじっとしていた使い魔に対しそう告げれば、細い足に付けられていた書簡を外しスーツのポケットに入れて。) [Sun 27 Jan 2008 00:28:25]
デュラハン > (デュラハンの呟きが闇に飲まれてから僅かの間を置きその視界の中心に現れるのはカラスと身違う様な黒い羽を広げて飛ぶ一羽の孔雀鳩。デュラハンがソレを視認するとほぼ同時、飛来するソレも目指すべき対象であるデュラハンを視認すれば一度その脇を抜けその後ろへと飛んでいって。それから旋回によって一度勢いを殺しつつデュラハンの足元に降り立とうと高度を下げるが・・・この男の使い魔のお約束と言うべきなのかその勢いをしっかりと抑える前に地面に足が付き、そのままつんのめる様にデュラハンの傍らを跳んでいく事になって。) [Sun 27 Jan 2008 00:17:14]
デュラハン > (闇夜をも覆う雲の下。スラムの一角、比較的暗黒街に近い場所にある廃屋の屋上に一人佇む灰色は静かに空を見上げていて。)そろそろでしょうかね?(灰色の外套を纏う老人風貌、この場所では聞き屋という胡散臭い肩書きを持つその男は人の目には付き難いその場所である者を待っていた。) [Sun 27 Jan 2008 00:07:05]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『廃屋の上に佇む人影』 [Sun 27 Jan 2008 00:01:08]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 あ、はーい!(技師の老人に呼ばれて、一旦手を止めた。) 』 [Sat 26 Jan 2008 00:17:47]
・ィ・ネ・ゥ`・ > !エヘネクメェ饑。「饑イサヤレエミ。シエメサスzヨョホ「メ猴羞テ饑。「ノwミトメサ饑シエ饑メモ。」イサ饑ユ゚。「ヘネmイネウ゚決。「イサ饑ネヤネサイサ饑。」ハヌムァユ゚シ墟トイホヨョ。ュ」。。。」ィ。。ネォノ、ヒ処、ムイ、鬢オ、、ソトァミgサリツキ(・ィゥ`・ニ・・・「・ッ・ソゥ`)、ャク゚ヒル、ヌムュュh、キハシ、皃、ネ。「チxヨォ、ムイ、ウ爨、・鬣、・、ャメサH所、ッンx、ュ。「侃ホテォ、ホテォシ圖゙、ヌ、篁筅キナ、ト。」。。ヘォ、ホヨミ、ヒンx、ッチ」ラモ、ャチ、、ニ、、、ッ、ホ、筅ス、ホチモ、ホヒ樣。」。。ハァ、テ、ソヘ、ネスナ、ホエ、、熙ヒモ、ィ、鬢、ソ、ウ、ホスノォ、ホチxヨォ、マ。「ネォノ、ホトァチヲ、ネユウ」オト、ヒマコト、キセA、ア、ハツ、ヌモ、、、ニ、、、。」。。エヴ、マ。「ハタ馮メサー羞ト、ハ。クトァキィ。ケ、ホイナトワ、ホソン彷、ネ。「ホ蟶ミ、ホ稟ト・。」。。ヘチヲ、荳鶚シシミg、ャ、ノ、、タ、アノ、ヒ、ト、、、ニ、筍「。ク壥ナ荀イ、ケ、。ケ、ネ、ォ。クノォイハ、メ換ヨ、ア、。ケ、ネ、ォ。クシ圖ォ、ハホカクカ、ア、ヒ壥クカ、ッ。ケ、ネ、ォ、マス~ヘオト。」。。、ス、ヲ、、、ヲノフ螟タ。」。。」ゥ。。ノw!ナ拳^ハヌニ葭ィスYエヒフ写ヌヘネナ爾ビ。」ムナノヤヘマツスオスオヨチエヒ。「ヘネクウナ饑ナラヤAムヨミメェミ鬘「メサミ鯔ママツスヤ贈ュ、「。「、マゥ`、、」。。。」ィ。。シシ次ィDィDィD、ウ、ホハヨラ网ホ・皈・ニ・ハ・・ケ、ネホ、サ、ニ、、、タマ、、、ソ僂玉ソ、ヒコ、ミ、、ニメサオゥハヨ、ヨケ、皃ソ。」。。」ゥ [Sat 26 Jan 2008 00:16:46]
エトワール > 打拳何嘗不用氣、不用氣則全體何由運動、但本其至大至剛之氣以直養無害焉巳耳――――ふんッ。 ( 流れる動作から自然に、それが連続した当然の動きのように右掌が突き出される。 十分に捻った腰から撓る肩の動作へ、肘の回転、手首の回転、左手は逆方向に引いて反動を増し、右手を打ち出す瞬間、強く地を踏みしめる。 そしてインパクトの瞬間から次の動作は始まっている。 常に足を止める事無く、打撃すらもその一部だ。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:59:36]
エトワール > 蓋人得陰陽之氣以生是吾之身即太極之身也。以無形之太極宰有形之太極人皆知之…( 大氣と内氣の流動に同調することだ。 演舞の為の動作をしてはいけない。 形が先にあるのではなくて、原理が先に存在するのだから、構えというものは常に違ったものになるもの。 例えば足物と小石。 例えば乾いた冷たい空気。 例えば夜空に掠める蝙蝠の影。 例えば師父の所で鎚を打つ技師のハンマーの音。 常に同じであるわけが無い。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:50:45]
エトワール > 而要莫非即引即纏、即進即纏、不能各是各着、若各是各着非陰陽互爲其根也―――――( 重い金属の塊で出来た金色の脚が滑らかに地を滑る。 その都度赤い光の帯が弧を引いて残像を残し、それを眼で追えば、全身の動作が個々のポーズではなく一連の運動として成立している事が窺える。 一つ一つが単体で運行される構えなのではなくて、総じて12種類の纏法というものが一斉に発動するものだということ。 師父に教わった基本的な動作である。 ) ふゥッ―ー―――。 ( スラムの一角、錆び付いた機械部品が堆く積み上げられた行き止まり―――ジャンクヤードと呼ばれる其処は、古巣であり、丁度良いトレーニング場であり、師父と呼ぶカラクリの老人の住処。 今も奥のテントの中で、師父はじっと様子を見守っている。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:42:03]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『進纏、退纏、左右纏、上下纏、裏外纏、大小纏、順逆纏』 [Fri 25 Jan 2008 23:32:50]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『―――そうだな。メリー・ウィドウを一つ。』 [Thu 17 Jan 2008 05:48:15]
シャーリー > ( それと同時に安堵の気持ちもある。 体を重ねるのは好きではないのだから。 ) 私はシャーリー。 シャーリー・アーシェント。 ( その我が侭な注文の内容がおかしくて。 ) 可憐で麗しい美貌の西園寺様。 今日はお付き合いいたします。 ( おかしそうに笑いながら注文どおりに。 私もまたこの夜を素直に楽しむとしよう。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:47:07]
シャーリー > ( 最近は踊りの方にばかりかまけていて、こちらにはあまり来ていなかった。 顔見知りとか居たら、この人を紹介されろとか言われそうだなーなんて微かに思いつつ。 ) 実に羨ましいなあ。 ボクもそういう風にポジティブな物の考え方をしたいんだけど、中々上手くいかなくて困ってるよ。 ( 正直本当に羨ましいと思う。 私はどうにも自虐に走ってしまいがちだから。 ) 出来れば辛辣な評価じゃなくてオブラートなお世辞の方がボクは嬉しいかも。 出来る限り全力で頑張らしてもらいます。 ( 失望させない程度には頑張るとしよう。 ―――少し踊りの勉強に本腰を入れてみようかな? ) ( まるで恋人か情婦のように腕を絡めるとしよう。 ) キミのような男前に誘われちゃったら断る方が失礼サ。 ――――と。 ( 杖に示された店は小さなバー。 ―――貴族風味の彼がそんな店を選ぶとは思わなくて、少し予想外でもあり。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:44:00]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(猫と呼ばれた男は、チェシャ猫のように笑った)』 [Thu 17 Jan 2008 05:35:22]
黒外套 > ――ともあれ、夜は長い。その辺りの話を含めて? お相手願おうじゃないか、踊り子君。  ――― 改めまして、ごきげんよう。(今更の台詞をはきながら、店の扉を開ける。 開幕ベルを鳴らすかわりに、店のドアベルが鳴った) 猫と呼ばれるのも嫌いじゃないが、本物の猫がやきもちをやくかもしらん。 ――だから、店に入ったら僕の名前をきちんと呼ぶように。 (ごーいんぐまいうぇーに、注文つけた) ……薔薇の花のように美しく可憐な西園寺様だ。  [Thu 17 Jan 2008 05:32:31]
黒外套 > (そろそろ淫売窟付近か――派手な看板や、人の姿が疎らに・・・だが、見え始めた)何事も前向きに考えるべきだと思うね! 友人君の戯れも、スラムで迷いそうになったことも、木箱にダイブしたことも――前向きに考えれば、友人君とのコミュニケーションの形であったり、君に会うための切欠だったり、君を楽しませるための出来事だったりと――…無駄がなくなる。 (目当ての店は、小さなBARだ。 カウンター席しかないような店。 そろそろその店の看板が見えてくる頃)  安心したまへ。僕は正直者だ。からかいながらも、正しい評価を述べてさしあげるよ。だから、僕が見に来たとわかったら、踊り子君の最高の踊りを見せるように―――……。(混じる視線に、瞳を細める。) いいや、僕自身の癖の話さ。 (近寄る体温に、自然と脇を開ける。 腕を絡めやすいように) ……少し「隙」のあるシスターも素敵だと思うけどね。 こうして僕の誘いに乗ってくれるシスターなんて最高じゃないか。  (ここだ、と、杖先が店の入り口を叩く) [Thu 17 Jan 2008 05:28:59]
シャーリー > 何だか随分と甘酸っぱい青春で夕陽が似合いそうだ。 それを前向きな考えって思うべきなのかとっても悩んじゃうんだけど。 ( 乾いた笑いで応えるけど――――あ、やっぱちょっとだけその気持ち分からないでもないかも! 亡き旦那が居た頃を少し思い出してしまった。 ) ……えっと、慣れてるってストーキング被害にでもあってたのかな? まあキミは確かに顔は良いからなあ。 ―――確かにそれはちょっと偉いな。 お陰でボクもちっとも退屈しないで済んでるサ。 猫さんは実に良い子だなあ。 ( 相手のその子供っぽい仕草がおかしくて、ついつい笑ってしまう。 ) むう、見てくれる人が少ないのをダシにして苛めないでよ? 少し気にしてるんだから。 ――――まあキミみたいなカッコいい子が応援してくれたら少しはボクの注目も増えるかな? キミは遊べる色んなお店とかも知ってそうだし、今度そういうとこに紹介してもらえると嬉しいなあ。 お仕事が無くならなくて済む。 ( 覗き込まれる真紅の瞳に、黒と赤の混じった視線で見つめ返す。 ) それは例のご友人さんの事? ――――ボクもこうして、良い男にホイホイ付いていっちゃう時があるのを止められないなんだよなー。 けどシスターってのは慎み深くなきゃいけないんだよ? ( クスクスと笑いながら相手の傍に寄ろう。 デートならば楽しまないと、ね。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:12:41]
黒外套 > (ツンデレだからだよ!って言い切ってがんばる!)  ほら。よくあるじゃないか。友人との死闘のあとに芽生える友情って奴が。 僕の友人は、きっとあれと同じような育み方を希望しているんだと思うんだよね。 ――少し痛いけど、慣れれば何――生き残る事は出来るよ!(にこ) (マゾフルスロットルにしか聞こえぬ台詞を言いながら、本人明るく笑った。) 格好悪いとは聞き捨てならないね。 人につけられるのは慣れているけど(←)、つけていくのは初体験レベルなのだから仕方あるまい。 ――むしろ、機転を利かせて、あそこで遊び相手を捕まえようと奮闘し、見事遊び相手(踊り子さんを眺め)獲得した僕を褒めるべきだ。(踊り子さんの笑みに、子供っぽく口をへの字に曲げて) 今度芸能横丁にからかいにいってさしあげるので、覚悟するが良い。―― 一番君が目立つ声援を送ってあげよう。 まぁ、これから良く店で歌ってもらうのも面白いか――……(ふ、と変わった踊り子さんの口調に、男の言葉が止まる。 改めて覗き込む)  ――……習慣。 止められない習慣。 許されない習慣。  ふむ? ――理解は出来るよ。 僕にもあるからねぇ。止められないものが。――指輪をそろえる事。 寝顔を覗く事。髪を弄る事―― ……人をからかう事とか。  [Thu 17 Jan 2008 04:51:19]
シャーリー > ( 傍目にはツンしか見えないやり取り。 けれどAIは止まらない。 頑張れ、ちょう頑張れ! )( しかし手慣れている仕草だ。 伊達男という言葉が実によく似合いそう。 ) 臨死体験のしすぎは体に毒だと思うんだけどなあ…… そーいう事自分で言わなかったら見蕩れそうになるんだけどなあ。 ( その歩く先に何があるのかを理解すれば、意味ありげな微笑みを浮かべてそのお誘いに付き合って指示された通りの道を歩き出そう。 こういう縁もたまにはあり。 求められれば拒みはしない女。 ) つまりわーっとやろうとしたら見失っちゃってあっれー? みたいな感じか。 カッコ悪いなーもう。 まあそのお陰でボクもこんな色男さんに会えたりはしたんだけどね。 ( からかうような笑い方をしながら、降りられなくなった理由を聞いて面白そうにしている。 ) そゆこと。 人気者には程遠いけどねー。 あんまり地味だと目を引けないからさー。 白だとおばあちゃんぽいしねー。 まー実際若くはないんだけどさ。 ちょっぴり見栄も張りたいお年頃なわけ。 ( 赤とか試してみようかなんて考え中。 まーめんどくさいから暫くはまだこの色かな。 ) そうかもしれません。 けれどどうしても止められない習慣ってたまにないですか? それが主に許されてないことなら、それをしている間は私は神に仕えてはいけないと思うのですよね。 ( あくまで私の考え方ですけれど、とその答えに対して澱みなく丁寧な口調で返答を。 ) [Thu 17 Jan 2008 04:30:58]
黒外套 > (永遠に届かない愛は何時だって健在です。パートナー:片思い は伊達じゃありません) (くるりと杖を一回転。折れたり曲がったりしていないのを確かめてから、杖頭に掌を重ねた。 ) ――…今際の窮みを見たことは、一度や二度じゃないからね! 見掛けによらずタフネス(2)な僕にうっとりする事を許そう。 (からんからん上機嫌に笑いながら、歩くように促した。 デートの誘いは本当らしい。 淫売窟方面へ歩けと、杖先が指示をする。) いやね。夜の散歩をしていたら、知人の姿を見た気がしてね。ここは一つ驚かしてやろうと、そろそろ着いていったんだが、気がついたら友人の姿を見失うわ、降りられな―――いやいや(ごほんごほん)ともあれ、そんなこんなで、友人を追いかけるのを諦めて、誰か他の人を捕まえんと、あそこで!待っていたわけだよ。 (杖先が屋根の上をふらふら指し示し)( 踊り子) ほう。踊り子。芸能横丁らへんの芸人さんだったのか。 成る程? 目立たないために選んだ色が「青」とは、成る程踊り古参らしいね。(クスリと笑い) ―― 不敬。 そうかな?やりたかったらドンドントライしてみるといいと思うよ?僕は。 シスターになる資格なんて、あってないようなものだしねぇ。 (貴女の正体を、「確かめよう」としていないから、さらりとこんな答えを返した) [Thu 17 Jan 2008 04:10:26]
シャーリー > ( 気付けば深い命題が掲げられてしまった。 予想GUY! )( 貴族様が一生懸命毛づくろいもとい身繕いを整えている間、ちょっと前まで私古い知人と話してたんだよなー、とか現実逃避してたよ。 見つめeye。 もしくは見つめ愛。 いや、相手の愛はチョコレートの方だけのものだったか。 ) キミが百八式を食らっても生存確認できるくらいに頑丈な事はよく分かったヨ! ( なんというかぶっ飛んだ人だな。 私の周りにはあまりいないタイプ――――いや、こういう人が知人に一杯だったりしたら世の中はもっとカオスになっちゃうか!! ) ………あー、確かにリングの外にまで吹っ飛ぶようなソレと比べられたらこれぐらい楽チンかもね………うん。 てかなんであんな場所に居たわけ? ちょっと気になるよ。 ――――ん? あ、違うよー。 地毛が白髪だから目立っちゃうんで染めてるだけ。 ただのしがない場末の踊り子さ。 ( ―――よく勘違いされやすいし、別の色に変えよっかな?なんて少し思ったり。 ) それにボクなんかがシスターやっちゃったら不敬にも程があるさ。  [Thu 17 Jan 2008 03:53:05]
黒外套 > (幸せってなんだっけ?そんな命題をここに掲げようと思う。 いや掲げるな)(「びゅーてぃふる」という感想は残念な事に、必死だった貴族様には聞こえなかった…! 猫が気まずさを誤魔化すように、せかせかと身繕いを終えた。 ……無言の空間に、こちらもつられた。暫く見つめ合い――見つめeye) 何を言ってるんだね君は! 大丈夫だといっているじゃないか! 馬鹿だから痛みを感じないとか、そういうわけではないよ?  何せ、僕と友人君の会話は、九割……いや、八……七割程度は、僕が外に斜め上に吹っ飛ばされるか、締め落とされるか、斜め上に投げ飛ばされるかどれかだからね! (にこ!言い切った。)それに比べれば、あの屋根から落下した程度の痛みなど……鼠に指先を齧られた程度さ☆ …まぁ、流石に何度も落ちると、塵も積もればなんとやらで、泣いてしまうかも知れないけれど――… 時に、あれかい。君は暗黒街のシスターのご家族かなにかかな?(十字架に青い髪。 =暗黒街のシスタージャスティスを思い浮かべた) [Thu 17 Jan 2008 03:38:02]
シャーリー > ( げぇっ! 孔明!? 齢百歳を超えてる方のウィンク―――プレミア物だ。 きっとそれを拝めた私は幸せ者なんだろう。 そういうことにしとこう! ) ―――――………ビューティフル。 ( シュールだ。 ただ逆しまになっただけだというのに、それだけで違和感がとんでもないことになっている。 ――――あ、倒れそうになった。 )( 気合を入れた。 コケタ。 )  ――――――  ( 身繕いを整えている間に触れてあげないのが優しさなのだろうか。 吸血鬼二匹の間に流れる無言の空間。 ) それは容赦なくぶっ飛ばした友人さんにツッコムべきなのか、それともそれを笑い話として話せるキミに異議を唱えるべきなのか激しく悩むね! それとも我慢できずに突っ込んでしまったボクの負けなのか!? キミやっぱり馬鹿な子だろ!! ( その端整な顔に合った微笑みに向けて断言した。 ) [Thu 17 Jan 2008 03:27:06]
黒外套 > (めり込んでないらしい。木箱の上で顔に着地。 そう、文字通り着地だ。 足の代わりに顔で立っている。 そんな時間が一秒――二秒――三秒――)(ぐらりと体が揺らいで) とぉぅ――! (格好よく木箱から降りようとして、やっぱり着地失敗するベタベタ具合を披露。 暫く無言で凹んだ帽子の形を治したり、服についた土を払ったりしながら、身繕いをして)   ………。(何事も無かったように) 大丈夫だとも! 何。 友人に殴られて二階の窓を突き破って庭に落下するのに比べたら、どうと言う話ではないさ。 (にこ!) [Thu 17 Jan 2008 03:16:56]
黒外套 > (ジャーンジャーン …そんな効果音でお送りいたします。いい年どころか、今年で150を余裕で超える吸血鬼です。 いい年したお兄さんのウィンクが貴重なら、きっと150歳の吸血鬼のウィンくはプレミアに違いない――どんな理屈とか聞こえない。 無事かどうかは…→木箱に頭がめり込んだかどうかチェック→偶数めりこんだ 奇数めり込んでない) [Thu 17 Jan 2008 03:13:31]
シャーリー > むう…何時の間にか気付かない間にキミの魅力にボクはメロメロ? この猫の皮を被った諸葛亮め! ( 納得いかなーい、とでも言いたげな視線で頬を膨らましながら色男を見つめる。 いい年したお兄さんの恥ずかしげのないウインクってのは貴重だなあ。 拝めても嬉しくは無いが。 ) 降りれなくなった猫さんは嘘を付いているッ!! ( マンネリ? いいえ、お約束です。 ここまでナルシストだと人生幸せなんだろうなーとか思う。 ) ――――て、おい? ( あれ? わたしのせいですか――――? そんなことを思ってる間に、イケメンのお馬鹿さんは顔面からのダイブを無事成功させてしまう。 ……無事か? これ。 ) ―――――あ、アハハハハー。 どうやら綺麗な猫さんはちょっと着地が苦手だったみたいだねー。 アハ、アハハハ―――― ( 乾いた笑い声を響かせたのは束の間。 やがて我に返ると慌てて顔面と木箱の熱烈なキスを交わしてしまった男に駆け寄っていく。 ) だだだ、大丈夫ー!? ちょっ、ちょっとキミ!? [Thu 17 Jan 2008 03:08:03]
黒外套 > 僕のトークがユーモア溢れるものだと感じたならば、それは君が僕のアプローチ大作戦にはまっている証拠さ☆(ぱっちり☆ウィンクを、恥ずかしげもなく飛ばす馬鹿猫一匹。 ともあれ、木箱を動かしてくれるのを見て、ほっとした。 四つんばいで、木箱が動くのを見下ろしつつ)事実を言い切るのは気持ちの良い事だよ。  なぁに、ここから僕が降りたら、間近で見る僕の美しさに感嘆の溜息を漏らすと ――…(響く「嘘だっ」の声。 確かにお約束でした。 ナタをもった女子高生が背後に浮かんだ錯覚さえ!  そんな迫力ある一言に――)  ――よい  …(屋根が破滅的な音をたてた。一瞬びくりと肩を竦ませた拍子に、屋根の耐久度に限界が来たらしい) よぉぉぉぉ?! (べきばきべきき)( 四つんばいで覗き込んでた男の、右手の部分が諸に崩れた。結果――)     (屋根 から 落ちた 猫 は 木箱の上 に 顔から 着地 した) [Thu 17 Jan 2008 02:53:49]
シャーリー > いやいや。 ボクが思ったのはお笑い芸人さんか何かかとって事なんだけどな。 ―――――……いや、確かにイケてるメンだけどね。 略してイケメンだけどさ。 うん、カッコよく言い切るとは思わなかった。 ( その断言の内容に釣り合った仕草に面食らった様子の吸血鬼。 ―――確かに綺麗な男性だ。 ) 嘘だッッッッ!! ( とりあえずお約束の台詞。 ) ボクもちょっと首が疲れるからこのままはやだな………あっ、分かったー。 オーライオーラーイ。 ( 相手の頼みに頷いて、その指示通りに木箱をよいしょっと押し始める。 ) けどこの時期にずっとそんな所に居ると風邪を引いちゃう…………あ、けどやっぱキミなら大丈夫かもなー。 [Thu 17 Jan 2008 02:40:55]
黒外套 > AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA僕の完成された容姿を見て、すわ吟遊詩人か、俳優かと見間違えるのは仕方ない事だね。しかぁし、残念ながら―――……僕はタダの通りすがりの青年だ。  (芝居がかった仕草で、帽子を胸にあて、頭を下げる。 )――…… (が、その仕草も、次のもっともな指摘に、ぎくしゃくと崩れ) ば、馬鹿とは何だね! 失敬な! …お、お、降りれなくなったわけじゃないと言っているじゃないか!人の話はよく聞いたほうがいいね! (今度は、悪い意味で芝居がかった仕草でごほん、ごほんと咳払い) まぁ、何故屋根の上に登ったのかを問われれば―………。 ……………。  そうだな、それは降りてから話したいね。僕もいいかげんこの景色から離れたいところだ。 寒いし。 (つまりは、手伝ってくれと。 屋根の端っこにこわごわと近づいて)… ほら、そこに木箱があるだろう。うん。それをちょっとココまで押してくれると嬉しいかな!  [Thu 17 Jan 2008 02:29:55]
シャーリー > ( 本当に上にいた。 この辺りには似合わない雰囲気をもった伊達男にパチクリと瞳を瞬かせて。 ) 偶然の出会いってのはボクも大切にする主義だけどなー。 えっと、ひょっとして新手の芸人さん? それとも何とかと煙の類の高い所が好きな人? ( 暗にキミは馬鹿ですか?と問い掛けている。 ) キミひょっとして馬鹿な子でしょ!? というか降りれないなら登るな! ちっちゃくて可愛らしい猫さんか!? ( なんだか一般人の反応をしてしまう。 こういう奇人変人(失礼)の類との付き合いは私はあまり無かったんだ! ) ―――そうだな……そのデートのお誘いにはのりたいところだけど……… ( 頭上の貴方を見上げながら、胸に銀のロザリオを下げた吸血鬼は首を傾げる。 ) それにお付き合いする前に、降りるのを手伝ったほうがよろし? 麗しの猫さん。 [Thu 17 Jan 2008 02:19:50]
黒外套 > 僕も偶然――そう、偶然だ!とっても偶然時間が開いてね! 良かったら一緒に夜空の散歩を楽しまないか?(スラムの粗末な屋根の上に、直立している声の主は、自分のいる位置を知らせんと、右手に持った杖でこつぅんと屋根を突付いた。)―――ああ、誤解して欲しくないんだが。 けっして。 けっっして!降りれなくなったから、降りるのを手伝ってもらう為の人を探していたわけじゃないし、四時間ココで人が通りかかるのを待ってたわけでもないぞ!あくまで――これは、夜道を一人で歩く女性へのアプローチの一環であり、作戦なのだよ! ……と、本人を目の前にして言うのも作戦の一つなんだけどね!たぶん! (黒のインバネスを羽織り、トップハットを被った男が、ぺらぺらぺらぺら一頻り喋って――帽子のツバを持ち上げ、視線を合わせる。)    で、どうだい?暇だったら僕の誘いに乗ってみないか [Thu 17 Jan 2008 02:08:23]
シャーリー > そうだなー誰かと遊んだりするっていうのもいいかもー………ん? あれ? おろ? ( 声が聞こえたとき、目の前には誰も居ないから反射的に後ろを向いた。 けど誰もいない。 前を見直してみたけどやっぱり誰もいなくて。 ――――というかこの声―――上から聞こえてきてる? )( つい、と視線を上げてみた。 ) [Thu 17 Jan 2008 02:04:41]
黒外套 > (奇妙な事に、貴女の頭上から降ってくる声) [Thu 17 Jan 2008 02:01:04]
お知らせ > 黒外套さんが来ました。 『じゃあ、僕と遊ばないか』 [Thu 17 Jan 2008 02:00:23]
シャーリー > ( ベレー帽の位置を直し、大きく伸びをしながら冷たい空気を肺の中に吸い込む。 太陽の光は私にとっては害悪とはならないけれど、それでもこの微かな月の明かりの方が落ち着くあたり、私も夜の眷族の一人なのであろう。 ) ――――んんっ…と。 さて、これからどうしようか。 暫くの間は予定がなくなっちゃったな。 ( 顔に傷があるうちは踊り子の仕事も体を売る事も出来ないだろうし。 ) [Thu 17 Jan 2008 01:52:36]
シャーリー > それじゃ帰るけど、体には気をつけるんだよ? この時期に体調を崩しちゃうと大変な事になる可能性もあるし……昔からキミは無理しやすい子なんだから。 何か大変な事があったら出来る限り手を貸すから、そういう時にはちゃんと――― ( 口うるさくなってきた少女の言葉を老婆は苦笑いしながら聞いている。 むう、私はマジメに心配しているというのに。 ) それじゃおやすみ。 皆にもよろしく言っておいて。 あ、ちゃんと寝る前には体を冷やさないように気をつけるんだよ? あとそれから―――― ( 更に小言が続きそうな吸血鬼の背中を押す。 まだもうちょっと言いたい事があったけれど、まあそれは今度でいいか。 教会の扉を開けてスラムの路地に出る。 この時期に相応しく、頬を撫でる風は寒くて冷え込んでいた。 ) [Thu 17 Jan 2008 01:39:11]
シャーリー > ( 余計なお世話だと彼女は笑う。 けれど実際は笑い事では済まないのだ。 行き場を失った子供たちを幾人か抱えて、それでもこの教会を運営していく苦労を、私が安易に測り知ることは出来ない。 ) ――――と、気付けばこんな時間か。 悪戯盛りの子達の遊びの相手してた上に、随分と話し込んじゃったからな……遅くまでゴメンね。 けど年寄りにはあの元気に付いて行くのやっぱ疲れるわー。 ( おどけたような事を言うと、相手もその言葉に同意してくれる。 ) それで、みんなを連れて行く日はこの日でいいわけね。 了解しました。 [Thu 17 Jan 2008 01:27:41]
シャーリー > ………ん。 そりゃまああの騒ぎはショックだったけどね。 だからって、ボクがいつまでもうだうだ落ち込んでたって何も変わるわけでも無し。 それならお日様の下で楽しく滑って遊んでた方がいくらか健康的さ。 じめじめしてたら吸血鬼だって病気になっちゃうもの。 ( 相手は古い友人―――自分がどんな存在なのかを知っている。 私は五十年前と何も変わらず、彼女は五十年分の年を取った。 ) ――――あ、釣堀なんてのもあるんだー。 じゃあ期待しといて。 暫くご飯に困らない分だけ釣ってあげて、その分火の車な家計を楽させてあげるから。  [Thu 17 Jan 2008 01:12:40]
シャーリー > スケート場? 何時の間にかそんな所が出てきたんだ。 ( 頬に軽い治療の後の残る吸血鬼は、お世辞にも綺麗とは言いがたい教会の中で老シスターと会話を交わしている。 ) それでその子供たちが行きたがってるから、そのお守りを、ってお願いごとな訳か。 ボクの方は構わないよ。 暫くは忙しくないし。 [Thu 17 Jan 2008 01:00:32]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『小さな教会にて』 [Thu 17 Jan 2008 00:54:14]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 [Tue 15 Jan 2008 02:19:55]
アンブローシア > ( たっぷりと考えるがいい。 小さな魔女は、ただそう思った。 時間だけはお互い、腐るほどあるのだ。 ただ、あまりに時間が経ってしまったとき、返ってくる反動がどれだけのものかは分からない。 かえってくるかも分からない。 ) なんにせよ、全てはそなたの自由だ。 そなたが決めねばならぬことだ。 いずれ、どうにかしなければならない。 …………ああ、目覚めろエニシ。 妾を忘れるも忘れぬも、そなたの勝手だ。 妾は悪魔だ。 二度までもただで願いをかなえてやるほど、お人よしではないのだからな。 ( 背中を見送って、小さな魔女もまた、去ろう。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:19:52]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『―――えにし…エニシかあ。(呟いたそれも、また昔と変わらぬ言葉)』 [Tue 15 Jan 2008 02:17:36]
エニシ > …………そうだなあ。 もし本当に魂と引き換えにその幸せが手に入るのなら頷いてたかもしれないけど、そういう手に入れ方をする幸せは、ちょっと違う気がするんだよなあ………―――しあわせってなんだろうね。 難しいなあ。 ( その答えを見つけるのは自分自身で無くてはいけない。 ずっと姉と共に居るのが幸せだった。 けれどそれは叶わないもの。 それなら――今のボクには、何が幸せになるんだろう? ) 知りたいのかな? 知りたくないのかな? ちゃんと忘れ物もしないで、自分で選んだ道で、その道に迷わないで。 ………そういう風に出来る自信、ちょっぴりかなり無いのかもね。 ( 無知は罪であるが、同時に無知のままで終わる事は紛れも無い幸福でもある。 ―――その間違った幸福を受け取るか、それとも過去を受け入れ、別れを受け入れ、それでも前に歩もうとする道を選ぶか。 ――――それもまた、この白髪の吸血鬼が決めなくてはいけない事である。 ) ――――そろそろ、起きないとなあ。 ねえエニシ様。 また夢の中で出会えるのかな? それともこれすらもボクは忘れてしまうのかな? ( 笑いながら問い掛けて、相手の答えを聞かずに魔女から背を向けて走り出す。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:13:01]
アンブローシア >  幸せ、か。 ………………だがそれは、妾には叶えられない。 あの日とは違う。 そなたがたとえ、魂を代償としても、妾には叶えられぬ。 ( 「幸せな気持ち」を与えることはできる。 幸福感情を溢れさせることは、簡単だ。 でもそれは、「幸せ」では、ないと思う。 それに、彼の望むしあわせは、彼だけのものだ。 ) ひどくても、仕方がない。 優しくとも、意味はない。 分からないままで、いつか我慢できなくなって、知りたくなったとしても………。 旅の荷物は、自分で用意せねばならぬ。 自分で背負わねばならぬ。 自分で、持ち上げるしかないのだ。 ( 小さな魔女は思う。 自分は、彼に思い出して欲しいのか、思い出さないで欲しいのか。 わからない。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:52:10]
エニシ > ( 何も無い。 この吸血鬼にはもう何も無いんだ。 過去を背負わない事は楽だから、逃げた。 ) あのね。 やりたい事が一個だけあったの。 それを思い出したの。 ボクはね、幸せになりたかったんだ。 ただただ幸せで居たかったんだ。 それでね、今もただそれだけが欲しいの。 ( 微笑みながら言った。 幸せかと問われた。 それは最愛の人の願いでもあった。 ここならきっと、見つかるから。 ―――あの日の最後のやり取りも覚えてはいない。 具体的な事は覚えていないけど、それでもボクはそうしたいんだな、と思っていた。  今振り返れば間に合うものもある。 けれどそれは、しなかった。 ) ――――教えてくれないんだ。 そっか。 ………ひどいなあ。 ( その笑いと告げられた言葉に――何故か同属に蔑まれた日を思い出した。 生きる屍ですらないと言われたあの時を。 ) ――――それとも、やさしいのかなあ。 分かんないや……分かんなくて………今はいいや。 ( 名前だけ思い出す事に意味は無い。 大切なのは――その縁という言葉に付けられた思い。 けれどそれが、今は重くて、持てそうに無くて、探そうとすらしない吸血鬼。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:44:25]
アンブローシア > ( 寂しさもなく、辛さもなく、悲しみもなく、痛みもなく、悔やむことさえもない、記憶の忘却。 小さな魔女は、それをいいとも悪いとも思わない。 どちらにせよ、返ってくるのは本人なのだ。 ) ああ、恐らくはな。 妾はそやつを知らぬゆえ、はっきりとはわからぬがな。 だが………そなたを責められは、しないだろうさ。 ( たいせつなもの。 それは、良くも悪くも、大きすぎる影響を持つ。 かつて小さな魔女がそうであったように、彼もまた、そうなのだ。 罰はいつか必ず返ってくる。 それも、いつもいつも取り返しのつかないほどになってから。 ) そう、そうだ。 妾はエニシ。 ( 首を振る彼に、小さな魔女はひどくつまらなそうに笑った。 ) ならば、教えてやらぬ。 そなたには教えてやらぬ。 妾は悪魔だからな。 …………それに、「これ」はそなたが望んだことなのだからのう。 [Tue 15 Jan 2008 01:20:03]
エニシ > ――――そっか。 ホントに忘れちゃってたら、その寂しさすらも知らないんだね。 ………けれどそれだったら…いいのかな? ( その忘却に他人はどう思うのだろうか。 しかし――それで自分の心は痛まないのだ。 だってそんな事は知らないのだから。 なんて傲慢で独り善がりな考え方だこと。 ) そっか。 ボクが幸せで、誰か喜んでくれる人がいたのか。 ―――そっかそっか。 ( そう言ってくれて、何故か白髪の少年は嬉しそうだった。 世界で一番何よりも大切な物だと言い切った存在。 ―――そんな大切な事も、自分の意思で忘れてしまえたのだ。 因果応報。 思い出さない、というその罪は消せず、いつか罰は返ってくるだろう。 それがどんな形かは分からないが。 ) エニシ―――ボクと一緒の名前なの? ( 驚いたように目を開いた。 ) ――――― ( 首を振る。 知らないと。 それもまた、大切な事だったのに――― ) [Tue 15 Jan 2008 01:12:09]
アンブローシア >  そうだな。 そうだのう。 だが、その寂しささえ感じることなどできない。 ( 確かにあったものなのに。 小さな魔女はその言葉を、胸の中だけで呟いた。 自分でやったにもかかわらず、非難めいた響きだったから。 ) そう、か。 その方がいいのだろう。 そなたが幸せであることを、きっと喜んでおるであろう。 ( 無知は罪。 ならば罰はなんだろう。 それもまた………知らないということなのだろうか。 思い出せないことが、罰なのだろうか。 否。 彼は思い出せないのでなく、思い出さないのだ。 小さな魔女は、ただ、頷いた。 ) ……………妾の名前か。 ………そうだな。 そう、だな。 妾の名は………そう、エニシだ。 そなたと同じ、エニシだ。 エニシの意味を、知っておるか? [Tue 15 Jan 2008 00:54:35]
エニシ > ( 実に無責任の極みだね。 ) ――――忘れてしまえば、って言い方、ちょっと寂しいね。 思い出したくない夢も、ただ純粋に楽しかった夢も、どっちだったとしても忘れちゃったらその人にとっては無かった事になっちゃうんだ。 ( 今のこの吸血鬼のように。 青猫で暮らしていた時間なんて“無かった” ) ――――……? んー、そーだね。 ボクもとっても忘れんぼうだからさ、色んなことを忘れちゃったんだ。 その忘れちゃった夢が悪夢だったのかどうかは分からないけど――― ( それを忘れたいと願ったのは自分。 そしてそれを叶えてくれたのは目の前の魔女。 ) ―――けどね、今は優しい人たちに出会って、とっても楽しい時間を過ごせてるよ。 だからきっと、ボクは幸せ者なんだと思うな。 ( 知らない事は罪であるのかもしれない。 けれどその罪に本人が気付くことは無いのだろう。 罪悪感を他人に押し付けて―――どこまでも卑怯者だ。 )( 笑っているように――この子の目からもそう見えた。 そのかなしそうな微笑みに大して、吸血鬼は裏表の無い純粋な笑顔を返した。 ) ありがとう。 夢の中のおねーちゃん。 ―――ねぇ…貴女に名前って、あるの? [Tue 15 Jan 2008 00:43:12]
アンブローシア > ( がんばれ。 という言葉は日本語特有だと聞いたことがある。 その目的語のない素敵な言葉は。 ) まあ、どちらでも大差なかろう。 ………どんなに辛いことも、忘れてしまえばただの夢でしかない。 どんなに楽しい夢も、覚えていないなら、忘れてしまった悪夢と何の違いがあろう。 ( 答えを聞いて、小さな魔女は俯いて、それから空を仰いで、それからため息をついた。 なんだか、複雑な気持ちのようで。 ) ……………そう、か。 幸せならば、それはきっと、いいことなのだろう。 妾はいまだに、正しかったのかどうかはわからぬ。 だが、幸せなら………いいのだと思う。 辛いことも楽しいことも、忘れてしまったとしても――、いまが幸せなら……そんなのは、忘れてしまった夢と一緒だ。 妾は、なんだか………いや、よかったな、エニシ。 ( 小さな魔女は、微笑んでそう言った。 多分、笑えたと思う。 小さな魔女には、断言できなかった。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:23:27]
エニシ > マンネリは行き止まりなの? うーん…よく分からんけど頑張れって言っとく! ( 無責任な応援の言葉。 ……本当に深刻な問題だ。 ) 悪夢って意味だったの!? うーん…じゃーこれはナイトメアーじゃなくてドリームの方だったね。 ―――なんか変な感じ。 ( 気付かない間に寝てるなんて、ちょっとおかしいや、と笑った。 )( ―――しあわせか? なんでそんなに苛々してる顔をするんだろう。 それを聞かれて、僕はうーんと悩んだ。 ) ………最近とっても哀しい事があったから、わんわん泣いちゃった。 けど……普段は幸せ…なのかなあ? ( のんびりとした平穏な時間。 優しい人が傍にも居てくれる。 ) ―――うん、たぶん、しあわせ。 ( 笑いながら答える。 ―――今の状況がそうであっておかしくない筈なのに、何故か断言する事は出来なかった。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:14:51]
アンブローシア >  それは、そなたが気にしなくてよいことだ。 強いて言うなればまあ、袋小路のようなものだな。 ( 最近本当に、色んな方面でマンネリ化が進んでいる小さな魔女だけに、深刻な問題である。 ) ナイトメアって悪夢ではないか阿呆。 いやまあ、妾は喜ぶべき立場かも知れぬが。 ………ともかく、そう、これは夢だ。 ( いつの間にか眠っているのだそなたは、などと。 それから不意に、一際不機嫌そうな表情を作って、小さな魔女は尋ねた。 ) …………そなたはいま、しあわせか? [Tue 15 Jan 2008 00:00:30]
エニシ > ( おばちゃんてなんだ? ―――躊躇わないことさ。 おばちゃんパワーの真実に恐怖せざるを得ない。 見た目は子供。 頭脳はおばちゃん。 その名h(ry  ―――その井戸端会議がやってる場所は地図に記されていなかったりするんだろう。 いきたくないです。 ) マンネリって何のこと? どうしたのかな? かな?  ( あっるぇー?と空気を読めないことに定評のある吸血鬼は首を傾げていた。 ) ――――― ( ちんもく ) ―――おーこれ夢だったのか!? ないとめあか!? うーん、そーいえば確かにあの時夢だっ、ってちゃんと言ってたもんねー。 ( そっかー、夢かー、となんかうなずいている。 その設定にしっかり納得しかけてるよ。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:53:38]
アンブローシア > ( おばちゃんはこの世の全てを知っている。 そしてその知識をばら撒くのに躊躇しない、むしろそれを喜びとしている。 恐るべしおばちゃん。 更に恐るべし、おばちゃんと感性が似てる小さな魔女。 決して振り向いてはいけない小道でやっているとか、振り向くと「連れて行かれる」とか、そんな噂が絶えない、たのしいいどばたかいぎ。 ) ……………………いかんいかん、同じ反応は、マンネリ化を呼ぶからのう、クールになれ、妾……。 ( なにやらこらえたらしい小さな魔女。 しつこい、といえるような常態ならばまだよかったものを。 ) だいたいだな、妾は夢だ。 夢。 ゆーめー。 ドリームだ。 そなたの夢に過ぎん。 そう言ったであろうが。 ( 無理があるその設定を押し通すつもりらしい。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:41:54]
エニシ > ( 犯罪だよォッッ!! と某格闘(?)漫画のヒロイン(?)の勢いで叫ばせていただこうっていうかちょっと待て。 こんな小さなようぢょが参加してるのに夜の会話ってそれでいいのか井戸端会議!? )( 記憶を失くした直後のような舌っ足らずな子供のような口調は少しは改善されて、今の喋り口調は見た目相応のものといったところとなるだろうか。 渋い顔とは対照的に、こちらは楽しそうな笑顔だ。 ) ―――えー、だってボクよりちっちゃいじゃん。 ボクより小さい子なんて、おねーちゃんぐらいしか見たことが無いよ? ( それは何処かで聞いた事のあるような言葉。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:33:32]
アンブローシア > ( その代わりにロリコン疑惑がロリコン確定にシフトしたチンピラと同棲、あまつさえ相思相愛な関係を築き上げてしまった小さな魔女。 最近の井戸端会議の専らの話題は夜の生活について。 大胆に色んなものを飛び越えてしまったアドヴァンス小さな魔女。 ) ……………? ( なにやら元気そうな掛け声。 だがなんだちっちゃい子って。 周りが無駄に大きいだけだ。 そんなことを考えながら振り向いて、小さな魔女は姿を確認するなり驚愕、後渋い顔になった。 かなり渋い。 久方ぶりの不機嫌フェイスである。  ) ……………ちっちゃい言うでない。 ( とりあえずそこは突っ込んだ。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:23:46]
エニシ > ( 家に閉じこもりっきりだったあの子があんなに外に出て―――と当時を知る者なら涙なしには見れなそうである。 気付けば良好なご近所付き合いを築いている魔女様。 果たしてその井戸端会議の中身はどんなものなのだろうか。 ちょっとマジメに気になった。 ) ―――――……? ―――あ、ちっちゃい子だー! やっほーひさしぶりー! そっちは元気してたー? ( ぼけーっとしている相手の姿をどこかで見たような気がして、記憶を遡るために少しの時間その場で立ち尽くす。 そして誰かを思い出せば、笑顔で手を振ってそっちの方に駆け寄っていこうとするだろう。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:15:11]
アンブローシア > ( 魔界では百年単位のヒキコモリだった小さな魔女。 今でも下僕の家でぬくぬくとしている時間が長いとはいえ、随分と外出も多くなったものである。 障子紙程度の耐久力しかないくせに。 まだ魔力も戻らないくせに。 ふらふらと出歩くのが好きなお子様である。 その徘徊のおかげでいまや井戸端会議にすら参加するようになった地域密着型悪魔である。 てほてほとあてどもなく、考え事でもするかのようにぼけーっと徘徊して。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:06:07]
エニシ > ( 出会ったのは一度だけど、この世界が何でボクがどういうものなのかを優しく教えてくれた最初の人が死んでしまって、ボクはとても哀しい気分になった。 けれどこう、それと同時にこの感覚に微かな既視感があるような事に違和感を感じる。 ) なんでだろーなー。 ……ホントになんでだろ? ( あー、あー、と調子が悪そうに何度か喉を鳴らす。 体の動きもかなり鈍くなってる。 そういえば最近は全然血を飲んでなかったな。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:04:54]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Mon 14 Jan 2008 23:01:06]
エニシ > ( 勿論こんな小さな子供がそんな場所を歩いていたりすれば、人攫いや柄の悪い連中なんかの目に付けられて危険な目に遭う事も多い。 そんな時は決まって、子供とは思えない逃げ足の速さを発揮して難を逃れていた。 運悪くその腕を掴まれても、その手を無理矢理引き剥がして結局逃げ出す事に成功している。 ) ( ―――女装した少年の日常は大体これ。 最近は特に大きな変化が無い。 )  …………ハァ。 なんかやな気分。 ( あるとすればその脳天気な表情から溜め息が増えたぐらいか。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:52:23]
エニシ > ( 一歩目から何か間違えましたよげふんごふん。 まあそんなことは置いといて。 ) ( パンクとゴスロリを合わせたような格好をした吸血鬼の毎日の行動は、特に何も決まっていない。 気が向いたところに足を運んで、気が向いた時間に淫売窟とスラムの間あたりにある姉さんと慕う吸血鬼の自宅に帰る。 ただそんな感じの弛緩した日常。 )( 太陽が照りつける昼間に外に出ることもあれば、草木も眠る時間帯に遊び歩く事もある。 出歩く場所もスラムや暗黒街などといった危険な場所だけでなく、公園や川辺なんかにも気紛れに出かけたりしていた。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:38:30]
エニシ > ( [Mon 14 Jan 2008 22:31:46]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(吸血鬼の日常)』 [Mon 14 Jan 2008 22:29:00]
お知らせ > トテさんが退室されました。 『さらばなんだーなー ( ゆらり、と手を振る代わりに尻尾が揺れる)』 [Mon 14 Jan 2008 20:29:11]
トテ > うーに ( トテは尻尾をゆらゆらと揺らしながら大あくびを一つ。他はなんでもない雑談のようなものである。猫のコミュニティというのは雑談と情報交換。そして集団でいることで得られる体温の暖が目的でしかない。ゆらり、と尻尾を揺らしながら空を見上げているトテを輪に加えた一団が最近の煮干事情に口論を飛ばしている。――品質漁の類ではなく、どこの人間がくれる煮干が美味しいかという口論である。 ) んなー。僕は色町のお姉さんがくれる煮干がうまーだと思うんだなー ( 色街のお姉さんである。くれる煮干が結構美味いと思う。レストランなどで煮干をもらおうならばダシの取り付くした煮干が出されるだけである。ならばこそ、『気まぐれ』でもらえる煮干の美味しいこと。思い出したらお腹が減ってきてしまった ) さーて。僕はそろそろ帰るんだなー。それらしいことを見つけたらよろしくなんだなー ( よっせ、とステッキを突いて立ち上がったトテを幾つかの猫目が見上げる。「んなー」と鳴く。 ) [Mon 14 Jan 2008 20:23:53]
トテ > ( 別に誰がどうのっていう話ではない。この群のボスというわけではないし、そもそもちらほらとトテよりも高位な存在でありそうな猫又化け猫の類は存在する。――トテの役割はおよそ人間と猫の交渉役といったところか。トテのもたらす人間からの依頼を完遂して得た報酬で飯を皆で食す。ギブ・アンド・テイク。持ちつ持たれつつがモットーである。 ) それじゃあ僕からの報告は以上だなー。何か見かけたら4649! ( ひょい、と木箱から身軽に飛び降りればステッキを楽しそうに振り回しながら自分の席へと戻る。席と言っても崩れた木箱の上であるが。 ) んー。でも今は結構平和なんだなー。いい情報なんて暗黒街までいかないと集まらないんだなー ( 故に「まあ、あったらいいな」程度である。各々はやはり一日を生き残ることを目標とするだろう。その過程において情報があれば御の字。――つまりはそういうことだ。あくまで猫達にとっては『ついで』だろう ) [Mon 14 Jan 2008 20:12:40]
トテ > ( くるりんと回したステッキの先が地面を叩き、黒猫又は大きく胸を反らせる。ジェントルメン風体を模した姿に帽子をくいっと爪先で押し上げた ) 僕らの任務今日一日を生き残ることにあーり! ( くるりんくるりんトンテン ) 僕らに新しい仕事が入ったのだ! そ れ は ! なんかこう危なさそうな生き物見つけたら報告すること! なーんでもハラエの――・・・・ ( くるりん、と回していたステッキで肩を叩き、「あれ?」と首を傾げる。えーと、なんだっけか ) あ、そうそう。藍音だったかにゃー。まあ、噂程度でいいので『人語を解せる』者はそれとなーく耳を傾けておいて欲しいな! それ以外の者は何か見たら教えて欲しいんだな! ( しゅぴっ、と突き出した親指の向こうで舌をだして猫又は笑みを浮かべる ) そして皆で寒ブリを食べるんだな! ( 「にゃー」という声が響く。別に総会とか集会とかそういう規模ではないのだけれど、スラムの一角に集まった猫、化け猫、猫又に類する者たちの間で情報交換を行なっていたところであった。今はトテという猫又が得た注文をここで述べておくことだけ。 ) [Mon 14 Jan 2008 20:07:16]
お知らせ > トテさんが入室されました。 『わがーはいはねーこである!』 [Mon 14 Jan 2008 19:59:29]
お知らせ > カミーユさんが退室されました。 『       エィメン―…。    (何を望んで祈ったのかは、自分でもわからない。)』 [Fri 11 Jan 2008 23:31:29]
カミーユ > (粘着質な液体が、口の中を占領している。それを吐き出すことすらも出来そうに無い。額に手を乗せて、視界のぼやけた瞳を覆い、仰向けになった。自分が吐く白い息が良く見える。それなのに、その向こうの建物の合間から見上げる曇天はぼやけて、存在を危ぶませる。)  ……。  (首を伸ばして、喉元を冷たい風に晒す。この疾病の元となったはずの冷えた大気が、皮肉にも心地よい。男は、人間の自然治癒力を信じているほうが。 否、それを信じなければならない環境で生きてきた。思い返せば、スラムの住民に成り果ててから、体調が万全だったという時のほうが稀だ。  そして、たとえばこれが――生命の危機だろうと、それ程衝撃的な感慨は抱かない。生き延びようともがくことも、多分無い。自棄であるとかではなく、その類の積極的な行動に出る気力がもう無いのだ。) [Fri 11 Jan 2008 23:26:09]
カミーユ > (そういえば――…今年は配給イベントが無かった。恒例だと思っていたのだが。余念なく昨年のものを取っておいてよかったのかもしれない。)    (――此処の空気は、剣呑にして、なんとも怠惰だ。教会や人からの施しだけでの生活も手伝って、人間としての思考力を鈍らせる。    嗚呼、果たして俺は、まだ人間に見えるのだろうか。 そんな疑問を浮かばせたのは、熱の効果か。動きたくないというのに、四肢や首は止むことなくうごめく。目的も無く、何度も寝返りを打っては、コートの外へともれ出てしまった四肢を縮ませる。原因は知れている。男の肉体は、本能的にこの苦しみから逃れんとしているのだ。 ――叶うはずも無いというのに、無益な本能で。ぼやけた思考をなんとか其処まで紡ぎ、途切れた。  痛みが襲ってくるたびに、脳裏の取り留めない考えはリセットされてしまう。) [Fri 11 Jan 2008 23:08:25]
カミーユ > (今年の冬は、殊更に寒さが厳しい。昨年の配給でもらったコートが無ければ、既に死んでいたのかもしれない。日常的に屋根の無いところで寝泊りしていれば、いくら頑強な体躯とて耐えられるわけが無い。ましてや数年にも渡るホームレス生活で、男の抵抗力は著しく弱っているようだ。)  …はっ。  (吐息はさも自嘲の気配によく似る。口から立ち上る白い靄は、いまだに自分の体に熱が残っている証拠。頭痛の苛みは途切れる様子も無く、じわじわと体力を奪う。目の前の薄汚れた壁にぼんやり据えられた鉛蒼の瞳は、半ば閉じられて、まなじりに微かに潤いを帯びていた。) げっ ほ。 (喉から込み上がった衝動はどうやら咳きだった模様。それを吐き出すだけでも、今は酷く難儀な作業。) [Fri 11 Jan 2008 22:54:42]
カミーユ > (その単語がもやは口癖となったのは、いつからだろうか。夜半のスラム、小便の饐えた臭いが漂う狭い路地裏、ボロボロのコートらしきものを纏いうずくまる影。然程珍しい景色ではなかろう。毒付いたつもりの唇は、かさかさに乾いて、声を出してはくれなかった。敷くものも無く地面に擦り付けられた蓬髪には、土くれに似た塵がいくつもしがみついている。)        (鈍い痛みは全身に走っていた。喉の奥は膿んだように熱く、呼吸の度にひりひりと震える。まるで未だ乾かぬ傷口を、汚れた指で擦っているようだ。 ――…多分、発熱しているだろうと、思う。既に自分の感覚に自信が持てないで居た。) [Fri 11 Jan 2008 22:43:23]
お知らせ > カミーユさんが入室されました。 『( ―――…畜生。 )』 [Fri 11 Jan 2008 22:37:23]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが退室されました。 [Thu 10 Jan 2008 22:38:28]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ………餌付けでもされたような気分だが………ふん。 悪くない。 ( 小さな魔女はそう笑って、服をきるなり表へと出て行った。 下僕を探して、我が侭でも突きつけてやろうかと。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:38:26]
アンブローシア@ブロウ宅 >  いまの妾では、たとえ契約者を選んだとしても……魔力の供給を受けられぬ。 否、そもそも契約に必要な魔力さえ、行使できん。 ( 最近忘れてしまいがちだったのだけれども。 契約―――それが目的だったのに。 それさえ済めば、魔界に帰れたかもしれないのに。 ) ……………帰ろうという気が、なくなってしまったのかも知れぬな……。 ( 冷たい石造りの城で、深い夢の中でたゆたい続ける魔界の生活と、あれだけ忌々しく、憎々しく、呪わしく思っていた人間の世界。 どうやら、飼いならされてしまったようだな、小さな魔女は小さく笑った。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:33:32]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( それからぺたん、と腰かけて、柔軟運動。 小さな魔女は決して体が柔らかいほうだとはいえなかったが、こうして血行をよくし、筋肉をほぐしたほうが、魔力の通りもいいのだ。 機械でいうメンテナンスのようなものである。 意識的に魔力を操れればこういうことをする必要もないのだが、万一のためにどうすればよいか位は、小さな魔女も学んでおいたのである。 最低限の備えがあるからこそ思う存分怠けられるのだ、というのが小さな魔女のささやかな矜持である。 ―――いらん矜持ではあるが。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:28:27]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( なにせ、一切の魔力を行使できない状態が、長く続いている。 魔力の供給も食事と睡眠によるそれしかない(下僕のおかげでかなり安定しているが)。 そのため、体に不調が出ていないかは、常から気にしているのだ。 人間と悪魔。 小さな魔女の中にあるふたつのカルマ。 人間に片寄りすぎバランスが崩壊した当初は、熱まで出して倒れたのだ。 あのような醜態を今後さらすのは気に食わない話だ。 それに、と小さな魔女は頬を染めた。 ) ………贅沢は言わぬが………素面であれば、もっとこう、ムードというか……。 ( ごにょごにょとなにやら言いながら、小さな魔女はぐりぐりと肩を回した。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:23:20]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( そんな素直ではない小さな魔女は今日、裸だった。 )( そんな登場でまったく申し訳ないが、ずばりその通りの格好で小さな魔女は佇んでいたのである。 一応下着はつけているが、それ以外は何もきていない。 無論、下僕はいま外出中だ。 でなければこんな姿さらしていない。 ) ……………うむ。 特に問題も出ていないようだのう。 ( 小さな魔女がこうして裸でいるのは、自分の体を調べているのであった。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:18:19]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 人様の家であるにもかかわらず、小さな魔女は我が物のように居座っている、下僕の家。 下僕のものは妾のもの。 妾のものは妾のもの。 そんなジャイアニズムを平然とぬかす小さな魔女であったが、そもそも下僕の家に居候する「自称」主人というのも貧相なものである。 衣食住、全てが全て下僕頼りであることだし。 だが小さな魔女はそんなことは気にしない。 下僕が―――ブロウが拒めば終わってしまう生活だとわかっていても、それを嫌だと縋りつくなど――少なくとも素面では――断じてできない。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:13:53]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが来ました。 [Thu 10 Jan 2008 22:09:38]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( さぁ、今宵もまた――猫の夜、だ。 )』 [Wed 9 Jan 2008 23:11:02]
ナイト > (猫を縛り付ける桎梏は、きっとヒトのそれに比べれば少ない。猫の抱えている悩みと呼べる類のものは、その多くが自業自得と言わざるを得ない。四足には許されない領域に踏み出したが故の神罰。 …それを確かと言葉で整理して知ることが出来ないのは、幸か不幸か。)    (振り返れば黒い尻尾がひらり舞う。今しがた自分が飛び出した屋根の縁を眺めて、その高さを知る。五メートルは跳んでいるだろう。だのに、あの心踊るような浮遊感を味わえるのはほんの一瞬だ。 ―― 猫に翼は無い。それに、跳ぶと飛ぶは多分違うものだから。猫を魅せて止まないのは、落下するという感覚。)      (また、進行方向へと頭を向けた。数歩あゆんで、また駆け出す。) [Wed 9 Jan 2008 23:05:39]
ナイト > (正面から吹き付ける風は刹那強く、色違いの瞳に痛いほどの刺激をもたらす。それでも目を閉じずに居られるのは、猫がこの類の事態を考慮して作られた生き物であるが故に。空中に飛び出した勢いは瞬き一つの間にみるみる速度を減らし、細い体躯は重力の導きに従い、目標とした屋根の上へと落下していく。 ―― この感覚が、近頃は癖になる。自由落下するという無防備な行為が。耳元を吹きすぎる風や、掴む所の無い四肢の浮遊感。何より、――落ちるとき、猫の意識は覚醒していた。眼下の景色が、高速で自分の中に飛び込んでくるような感覚。思考からも、本能からも解き放たれるような、正体不明の開放感。)    (スタン、と軽い音がして、猫はようやく自分が着地していることに気づく。無意識のうちにも、肉体は的確に動いてくれたようだ。便利な動物。) [Wed 9 Jan 2008 22:52:23]
ナイト > (そういえば、先日、猫の集会に一つ欠席してしまった模様。だからといって、どうということもないが。そも、猫犬の集会に招待状も知らせの使者も無い。今まで自分は、風や空の気配、通りの雑踏などからなんとなくそれが催される時刻を悟り取っていた。そしてそれに出席せねばならぬという奇妙な緊迫概念にとらわれていた。 ――…それらが、不思議と感じられなくなった。何故かは知らない。いよいよ自分は、猫とかけ離れた生き物になりつつあるのやもしれない。)    (そんなことをぼんやりと考えながら――何気なく思考ということをやってのけながら――疾走は一際離れた二つの屋根の間から飛び出す。速度を落とさずに、猫は宙へと飛び出した。射だされた矢のように、鋭く。) [Wed 9 Jan 2008 22:43:05]
ナイト > (新月間もなき折、光乏しい夜は濃厚な闇。その中を、すっかり背景に同化した影が一筋駆ける。いくつもの屋根から屋根へ、貧民窟の粗末な家屋を踏み台に、徐々に速度を上げていく。 ―― 目的地など無い。疾走はただの移動手段。四足の獣である猫にとって、移動手段の欄に歩くという表示は無い。常に可能な限りのスピードで走り続けることが、つまりは生きることを意味していた。冷たい風が毛皮に染みる。小さな体躯から発される微々たる熱など、容易く奪っていく冬の大気。) [Wed 9 Jan 2008 22:37:41]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 夜を駆ける。 )』 [Wed 9 Jan 2008 22:33:23]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『貴方からの返事を聞けば帰路に着くだろう。』 [Tue 8 Jan 2008 00:43:22]
デュラハン > (白墨を知らぬと言う部下の言葉を聞けば、予想外といった様な気配を見せる事も無く)まぁ、貴方にとっては余りなじみの無いものでしょうからね。(住処に戻ったら実物を見せましょう何て言えば、そろそろ戻りましょうか?何て続けて。)(確かにこの天邪鬼の様な子供が居たら飛んできそうだなぁなんてのは先ほどから周囲をウロウロしている孔雀鳩の頭に流れた言葉。)(それから二つ目の命令の説明を始め)まぁ、今言った白墨を普段それを買いに行っている場所に今回は貴方に行って貰いたいのです。ただし・・・・(そこまで言った後、どこかもったいぶる様に黒紫の耳元まで顔を近づければ)「魔女の格好をして、ちゃんとした丁寧な口調でね?」(そんな貴方にとっては迷惑極まりない命令を告げるだろう。)(先よりも難易度が上げられた命令。それには単純に部下を苛めている部分もあるのだが、もし伝手役が使えなくなった時に彼に任せていた事を部下の黒紫にいつでも任せれるようにする。言うならば一種の職業訓練の様な意味があって。ちなみに魔女服を指定したのは、変化の練習の一環・・・と言うよりもデュラハンの単なる思い付きだったりするのだが。)勿論、貴方の体調が戻ってからで構いませんので。(やるべき事を伝え終えれば、ら思い出した様に「余った代金はお年玉として貴方の好きにしなさい」なんて付け足し) [Tue 8 Jan 2008 00:42:45]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Tue 8 Jan 2008 00:33:05]
黒紫 > ( 購入 …それ自体に問題はなくとも、場所が少しばかり風変わり、との言葉。そして継げられる二つ目の命令――。 ) 『白墨』 …――すみません、今すぐに思い浮かぶほど。俺は、それを知らないようです。 近日中に、調べておきます。 ( 白墨――この天邪鬼は寧ろ、使う機会より『使われる』機会の方が多そうです。こぅ …場所が場所なら。すこーん! と頭目掛けて白墨直撃させられてそうです、とか。 何処ぞの影の独白もほどなく、夜風に掻き消されて――。 ) [Tue 8 Jan 2008 00:30:25]
デュラハン > (貴方からの別件という言葉。ソレに対し視線を其方に向け)買うのは問題ないのですが、少しばかり変わった場所でしてね。(そう言えば視線を落とし再度考えるような素振りを見せる。ただ、ソレから間もなく何かを思いついたのだろう貴方の見えぬ仮面の下の不可視の表情が僅かに歪ませれば)そうですね、二つ目の命令は、最初の命令の条件から少しばかり難易度を上げましょうか。(怠惰を司る眷属である為か加虐心が強い方ではないのだが、行動に問題の無い言うならば「遊び」の様なところで貴方が頭を悩ませる様子に少しばかり愉しさを感じただろう、その言葉はどこか愉しそうな気配が含まれていた。)二つ目の命令で買うものは「白墨」・・・余り黒紫には馴染みがなさそうですが分かりますかね?(自身はよく使うが貴方が使う機会は無さそうなそれの名を言った後、貴方が知っているかどうか確認を取ろうとするだろう。) [Tue 8 Jan 2008 00:13:10]
黒紫 > ( 目上の者から目下の者へ、との言葉には成程、と …上司さまと自身の関係を顧みれば自ずと納得出来た様子。 自身の、確認の言葉。上司さまより正解、との答えを頂けると安堵して。 続く、今回とは別件で …との言葉には )  別件、とは ……何を見繕えば良いのでしょう? 条件、でも …? ( 上司さまの言葉を待つかのように。 …余計な発言は、控えて。 ) [Tue 8 Jan 2008 00:02:34]
デュラハン > (黒紫から返された知っているという言葉とソレに続く理由が分からないという言葉。ソレに対し命令の内容を告げた後)表の仕事の同業者からは目上の者が目下の者に与えるという風習があると聞きましたし、物のついでですよ。(納得するかは分からないがそんな言葉を付け足して。)(詳細に話すまでも無く自身の意を察したのだろう。部下の口から頼もしげな言葉を聞けば不可視の顔が僅かに笑い)そう言うことです。(悪魔は買いに行かせる物の事をまだ考えていなかったが、後に告げるだろう対象の品は運良く貴方がターゲットにしようとしている人物が扱っているだろう物になるだろう。)それと・・・今回の命令とは別件で、買ってきて欲しいものがあります。(そう言えば貴方の返答を待つが、その様子には何か付け足したそうなどこか考えている様な素振りがあるのが見えるだろうか?) [Mon 7 Jan 2008 23:52:47]
黒紫 >  確かに …――何かしら、意味はあるのでしょうね。意味無ければ、あれほどの賑わいは生じません し …。 ( 考えてみれば、上司さま曰く『何らかの意味』 …それが、上司さまや自身の不調に関係在るのではないか。などと、内心。 『お年玉』 …そう告げられた少年は )  ……知っています。でも、俺が貴方から頂く理由が―― ( 云いかけた言葉を呑んだのは、続く『命令』を聞いたから。 ) 普段の俺とは、違う? ……、 分かりました。 俺も少しずつ、ですが …変われる姿を増やしてます。そのうちのひとつ、で 貴方から告げられたものを買ってくれば良いのです、ね 。 ( 確認の言葉には、確りと頷いた …天邪鬼の脳裏にはこれまでに見知った方々が浮かんでは消え。そのうちのひとりにターゲットを絞ろうと云う考えのようで。 ) [Mon 7 Jan 2008 23:37:24]
デュラハン > (一見矛盾しているようなその独特な思考だが、天邪鬼というイキモノは無知な非常識を装い実は常識を知った上で非常識をかましていると考えれば本人思う矛盾にも辻褄が合うというところか。)まぁ、そう言った祭事には何かしら意味がありますからね。(黒紫の不調もトキノミヤコでいう「クリスマス」の様な物の影響なのかもしれないですね?何て告げて。飴と鞭ではないが、悪魔だからといって部下を褒めずに貶し続けている訳ではなく。時には大きな飴を与えるくらいはあって。)(手渡された物に対して天邪鬼の頭に過ぎった「仮定」それは恐らく当たっているだろう。不思議そうな表情を浮かべたまま自身の名を呼ぶ貴方の顔を見れば)まぁ、私よりもトキノミヤコの文化を知っている黒紫なら、言わずとも分かるとは思いますが「お年玉」という奴です。(そう言えば中に1万エン入っていると告げ)ただし、先にも言った様に命令があります。(続けるようにそう口にすれば、一拍だけ間を置き)まず普段のその格好ではなく、何か普段の貴方とは違う姿になった状態で後で言う物を買ってきてください。(そう言えば問題ないかどうか確認の言葉を投げ掛けるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 23:21:34]
黒紫 > ( 世間一般なんて関係無い、とか思いながらもちゃっかりと …妙な情報は何処ぞから仕入れている辺り、思考と行動がまったく矛盾したものだったり。 ) えぇ。 … 俺は、精々が 「そんなイベントもあるんだな。」 程度にしか考えていませんでした、から。 ( …上司さまより告げられる舞台裏話に、軽く驚きを感じながらも。続けるように告げられた、自身の存在意義とも取れる言葉には。嬉々とした色が、その変化の乏しい表情にも露となることでしょう。 外套のなかで何やら遣っている上司さま、不思議に思っていた天邪鬼は ――上司さまより手渡された小さな袋、それを確りと受け取って。鈍く鳴った、金属めいた音に内心首を傾げながらも。ひとつの仮定が脳裏に浮かぶ、けれどそれは飽くまでも『仮定』に過ぎないもの、で …。 ) デュラハン ――…? ( 天邪鬼は思わず、上司さまに伺いを立ててみようと。…手渡された小さな袋を、不思議そうに見遣りながら。 ) [Mon 7 Jan 2008 23:05:24]
デュラハン > (パプテス教が広まりある程度浸透しているとは言え、この街の全ての物が知るわけではない「クリスマス」それを部下が知っていた事に少しだけ驚きつつ)えぇ、アレがある時節は私の苦手な物が街中に広まりますからね。まぁ、元の種族の黒紫にはあまり関係が無かった様ですが。(さすがに他者の眼前で無様な姿は見せないないが見えない所では其れなりに大変だったなんて告げれば、続けるように黒紫が居たから居る前よりも楽に過ごせたなんて事も付け足すだろうか。)(命令という自身の言葉に安堵と落ち着きを見せた黒紫に対し)そんなに畏まる事の無い簡単な命令ですよ。(そう言えば軽く笑うように肩を揺らしながら返して。それから外套の中で何かやっているのだろうか?そのシルエットが僅かに蠢けば)まずはこれを。(外套の隙間から伸ばされた手が差し出すのは小さな袋。手渡す際に鈍い金属音が鳴った事から、その中に入っている物は何となく予測できるだろうか?) [Mon 7 Jan 2008 22:50:42]
黒紫 > ( 上司さまが聖夜を厭うのと同様、自身は年明けからの数日が辛く感じられる …体質的には何か通じるところでもあるのだろうか。そんな思いが脳裏を過ぎる、が。 ) 『くりすます』 ……とか云うの、でしたか。 明るい場所では、皆、浮かれてました。 でも、貴方は俺みたく無様な姿は晒さない …そこが貴方と俺の、相違点、ですよ。 ( 謝罪の必要はない …と、口にしかけた上司さまの言葉が途切れたのには。そして続けられる、命令、との単語には。 ) 埋め合わせの利く範囲の失態であった事に、少し ……ホッとしました。何なりと。 貴方からの『命令』であるなら俺は何にでも従います。 ( 漸く、先ほどよりは落ち着いてきたのだろう。上司さまに応える声音も確りとしてきて。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:37:18]
デュラハン > (黒紫から告げられるこの時節になると調子を崩すと言う言葉。ソレに対し少しばかり驚いたのか僅かではあるがそんな気配を見せ)私が聖夜に調子を崩すように、この時節は貴方に何か影響を与える力があるのかもしれませんね。(自身とは違うだろうが、部下も同じ様な体質(?)である事に意外そうに声を漏らして。)(鳩が巡回行動に入ったのを確認した後、デュラハンは貴方からの詫びの言葉に何か思うことがあったのだろうか不意に身を屈めれば貴方の方をじっと見つめ)謝る必要はない・・・と言いたいところですが(謝罪を不要と告げる言葉を告げた直後、僅かな間を置けばそれを否定する言葉を足し)今回の失態を埋め合わせる為に少しばかり命令を与えましょうかね?(そう言えば、貴方からの反応を待とうとするだろう。)(灰色外套のフードの隙間から見える悪魔の顔は相変らずの無描の仮面。軽く傾げられたそれに空いた二つの穴はじぃっと貴方の顔を見ている様に感じるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 22:26:08]
黒紫 > ――― はい。 ( 確りとしたら、との言葉に頷いて。普段と変わらぬ、上司さまの声音に幾分安堵したかのような。 …シルクハットより呼び出された孔雀鳩を、何処か不思議そうに見ていた …けれども ) この季節は、いつもこう、なんです。 何でこの季節なのか、俺にも分かりません …けど…… この時期はいつも、調子悪くなってしまいます。 ごめんなさい。 手間を、取らせてしまって …。 ( 警邏する孔雀鳩を視界の端に。 …少年は上司さまへと。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:12:11]
デュラハン > (困りはしているが自身が部下の様子を深く考えずに許可を出した結果である為に、黒紫を責める様な事はせず。自身の問いに少し休んでいればと言う言葉を聞けば)では、しっかりと動けるようになったら言ってください。(普段と変わらぬ口調でそう返して。)(それから念のために辺りを警戒しておいた方が良いかと思えば、外套の内に隠したシルクハットから孔雀鳩を呼び出し)少しばかり周りの様子を見ていてください。(外套の端から外に顔を出し、自身と黒紫とを交互に見やる使い魔に指示を与えて。孔雀鳩は指示を受ければ外套の外に体を出し、並ぶ悪魔と天邪鬼の周りを首を前後に振りながらうろつき始めるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 22:04:14]
黒紫 > ( 困惑気味な、上司さまの言葉に少年は漸く、自身の浅はかさに気付くも …時既に遅過ぎて。 )( 調子を確認するかのような、上司さまの問いかけに ) いえ。 全く、と云うほどでは。 …少し、休んでいれば…… ( 歯切れの悪い言葉しか、口に出来ず。 …こんな状態に陥る状況を作った、己の身を呪ったところで遅すぎる。 ここはもう、気が落ち着くまで休んでいた方が良いのだろう、と。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:51:37]
デュラハン > (ここ数日調子を崩し傾いた家に閉じこもっていた部下の様子を見て、少しは外の空気を吸わせた方が良いかと思い散歩に誘ってから十数分。部下からの提案で屋根上を歩く事にしたのだが、言い出しっぺである部下の方がどうやら登り切ったところで調子をさらに崩してしまった様であって。)困りましたね・・・。(部下からの言葉に小さくそう返せば、外套の下で腕を組み軽く首を傾げて。部下がそう言った状況に陥る事そのものは予想できていたのだが、まさか散歩中にここまで体調を崩すとは思っていなくて。)(貴方の傍に立ち視線をその目に向ければ)全く動けないですか?(貴方の調子がどれくらい悪いか確認しようとするだろう。) [Mon 7 Jan 2008 21:42:37]
黒紫 > ( だったら ――好い加減参っている身体に鞭打ってまで屋根にのぼる必要が在るのか。否、在りません普通なら。ですがこの少年に世間一般論を求めても無駄なのです、何故ならこの少年に在る思考はたったひとつ。実にシンプルな思考 ――やりたいから、やる。それだけ、なのです。最期の力振り絞って屋根にのぼり、そこで力尽きる …とか。全く以って理解し難い行動を平然と行う、この少年は そういった少年なのでした。 …。 ) デュラハン …。 ( 自身の背後より聞こえた声に、 ) すみません、 ……俺。 少し、時間掛かりそうです。こうなったら…… ( 振り返り。告げる言葉は、経験から出るもので。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:29:31]
デュラハン > (腰掛け座る少年の後ろ)やはり体調は優れませんかね?(そう声を掛けるのは、この場に似つかわしいのか似つかわしくないのかよく分からない灰色の外套を纏う老人風貌の男。老人風貌は貴方に普段道を歩く時と同じゆっくりとした動きで近づき)外の空気でも吸えば少しは良くなるかと思ったのですがねぇ・・・。(そう呟き腰掛けた貴方の横に並び立てる場所まで近づこうとするだろう。) [Mon 7 Jan 2008 21:22:08]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『そんな少年の後ろ』 [Mon 7 Jan 2008 21:13:22]
黒紫 > ( 年があけて幾日かが経った、そんな 夜――スラムの廃屋。その屋根の縁に腰掛けている、少年ひとり。 ) ―――やっぱり、駄目 …か ( ふぅ、と 軽く溜息を吐いた。 ) 気分、悪 ……何だって 云うん、だ… ( 悪態をつく様も、滅入っている様子。 …この少年。その身体に流れる血の所為か、年明けのその日から気分の優れぬ日が今日まで続き …好い加減参っている、そんなところなのでした。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:06:29]
お知らせ > 黒紫さんが来ました。 [Mon 7 Jan 2008 21:00:46]
お知らせ > 針鼠さんが帰りました。 『そんな獣の日常。』 [Sat 5 Jan 2008 02:45:52]
針鼠 > (疾駆によって乱れた息がある程度整えば、ハリネズミは獲物を手で抑えつけたまま首を上に伸ばし周辺の様子を窺うようにその視界を大きく振り動かし)キュゥ・・・(恐らくは周囲に自分が狩った獲物を横取りするような奴が居ない事を確認し終えたのだろうか?安堵か何かからか口からか細い鳴き声を一つ溢せばその場で鼠を銜えゆっくりと歩き始めて。)(その足が向かうのは通りの方ではなく建物と建物の間、人ならば通れないような隙間。その場所に姿を潜めれば捕らえた物を地面に置き、落ち着かない食事を始めた。) [Sat 5 Jan 2008 02:45:36]
針鼠 > (鼠は自身を押さえ込む捕食者の手と身体に食い込むその歯牙から逃れる為に全身をバタつかせ抵抗の様子をみせるが、その動きは時間が経つにつれ少しずつ小さくなり・・・やがて痙攣する様に全身を小さく震わせた後、完全に動きを止めて。ハリネズミは鼠が完全に抵抗できなくなった事を確認すれば食い込ませていた牙を抜き、口元を濡らす血を軽く舐めながらもその小さな身体を揺らし、乱れた息を整えようとその場で小さく身を縮める。) [Sat 5 Jan 2008 02:37:13]
針鼠 > (スラムの片隅、人気の無い裏路地に人の耳には入る事は無いだろう小さな足音が二つ響いていて。)(足音の主の片割れ、先を走る鼠は背後から追いかけてくるもう一つの足音に対し振り返る事も無く、ただ聞き耳だけを立てながら逃げ走っていたのだが)「チュッ!」(偶々進路上に落ちていた爪楊枝か何かと思われる物に足を取られ体勢を崩し、そこからつんのめる様に地面に倒れ転がって。)(追っていた側の生き物、猫よりも一回りほど小さな体躯を持つハリネズミの様なイキモノは、倒れた鼠が起き上がるよりも早くその身に飛び掛かり鋭い爪のついた手で押さえ込めば、その首筋に噛み付き鼠の息の根を止めんと力を込め始める。) [Sat 5 Jan 2008 02:31:08]
お知らせ > 針鼠さんが入室されました。 『スラムを駆ける影二つ』 [Sat 5 Jan 2008 02:20:00]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 『 ――奇妙な性行為。 成程、面白い。 』 [Thu 3 Jan 2008 04:03:32]
お知らせ > ジョゼ@安宿さんが退室されました。 『 押し殺した悲鳴―― 苦痛に震えながら、口元だけが淫靡に嗤う 』 [Thu 3 Jan 2008 04:02:40]
ジランダ > 成程。 服は、鱗の代わり、か。(頷きを一つ。 だとすれば、あれほどまでに着込む理由もわかる気がする。 そういえば人間には鶏冠も、色鮮やかな鱗も、羽もない。 そうった品々の代用品でもあるのかもしれない、とぼんやり思う。 ともあれ、彼女が身体の上に這うようにしてまたがれば、蜥蜴の手が、娘の脇の下を通って背中に回された。 肉を破かない程度に、爪が食い込む。 同様に蜥蜴の両足とジョゼの両足を絡ませ、さらに尻尾が彼女の尻を押さえるようにして回された)……それから、雌が逃げないようにする。 或いは、していた、だな。 ……知恵を得てからは、あまり。(ボソボソと低い声で告げる。 普段は埋没している性器ではあるが、触れ合っている間に勃起してきたのだろう。 棘の生えた、人とは完全に異なるそれが、彼女の――先刻破かれた下着の隙間へと、押し当てられた)……だが、面白いのだろう?(金色の瞳が、まっすぐに娘を見返した。 口付けに対する蜥蜴の返答は、肩口への甘噛み。 そうしてそのまま、一息に娘を貫いて――) [Thu 3 Jan 2008 03:56:02]
ジョゼ@安宿 > 鱗が生えたことはないからよくわからないけれど―― だから、うん 『面倒な服』を着るの。( とん、と爪先が腹の上を叩く。ちくりとした衝撃に僅か表情を歪め うっすらと笑う。こんな場面で強い弱いが思考に浮かぶあたり、らしいと言えばらしい。 ぞろり、と大きさも長さも人間とは比較にならない舌が頬を這い、もはや蹂躙という表現が的確な程に舐めていく感触に肩をすくめ、けらけらと笑う。 怖いもの見たさとか、それに近い。 ) ふぅん、跨るの?( 跨ると言うよりは、這うのか 横にズレて彼が横になるスペースを空け、ごろりと反転して腹の上に跨り 内股に伝わるひんやりとした感触を味わいながら、微妙に腰をすり付け―― 大抵、爬虫類の生起は体の中に仕舞われてるものだったような気がしたけれど ) ねえ、なんだかおかしいね ( 何とも滑稽で、馬鹿馬鹿しい。 髪の間から覗く目を細め、くすくすと笑い 体を屈めてまだ口付けし ) [Thu 3 Jan 2008 03:47:49]
ジランダ > だが、ジョゼの身体ほどではない。……人は、不安ではないのか? 毛も無く、鱗も無い身体で(間近で見れば、良くわかる。 軽く爪で擦っただけで反応するほど敏感で、柔らかな肌。 体毛といえば産毛がある程度だが、とても防御という意味では役に立ちそうもない。 それこそ己の力でも、この娘の内臓を引き摺りだすことは可能だろうに。 ピアノの鍵盤でも弾くかのように、爪が軽く、娘の肌を叩いた。)うむ。俺も、如何なる意味があるか良くはわからなかったが………。(蜥蜴からすれば随分と小さく、可愛らしい舌で舐められ、唇が重なる。 戯れに此方も舌を出して、その頬を舐めるように。 驚くか、気味悪がるか、或いは面白がるのか)我々の場合は、大概――雄が下になり、雌が上になる。 ……少し待て。(言うなり、蜥蜴はまだ纏ったままだったローブを脱いだ。黒い鱗に覆われた、人の形に至った爬虫類の姿があらわになる。 腹の部分は柔らかい感触を彼女の掌、指先に返していく。 犬や猫がなでられ、心地よくなる気分は蜥蜴にはわからないが、こうして撫でられていると想像することはできる気もする。 ぎしぎしとベッドを軋ませながら、仰向けに横になろうか) [Thu 3 Jan 2008 03:25:19]
ジョゼ > それに、ジラ君のおなかはお気に入りなの。柔らかくて――( もろくて、その気になれば突き破れてしまいそうな気がする。そのまま内蔵をかき回して、引きずり出したら―― あれ?これって私の思考じゃない。どっかのサドマゾのが伝染ったか、と視線を外して、薄汚い天井に視線をやれば ずい、と割り込んで、近寄ってくるトカゲ顔。 流石にぎょっとする。 ) 正直、途方にくれたの。 どうしよう、って―― でも、なんてことないの。( いっそ、口の中に潜り込んでしまうのも面白いかもしれない。蛇はネズミを丸呑みにするというし、私くらい呑み込めないだろうか。 そんな事を考えながら、寄せられた顔に顔を寄せ、べろり、と舐め まっすぐに裂けた唇に唇を重ねる。 黒のブラウスを退けるように爪の先が引っかけば、すーっと線が残るだろう。 ) んぁ・・・・・・ っ どう、するの?( ちりちりと焦らす様な刺激にもどかしげに、うぅん、と喉を鳴らし 極め細やかな鱗で覆われた内側の部分に指を這わせ、撫で回し ) [Thu 3 Jan 2008 03:17:08]
ジランダ > ……ああ。そういえば、以前にも考えていたな、ジョゼは。(そも、口蓋の構造からして違うのだから、唇同士を触れ合わせるという前提からして無理がある。 不思議に思いながら、その時の蜥蜴は、彼女の試みに付き合っていたのだが。 ふむ、ならばたまには気紛れを起こしてみるのも良いかもしれない)ならば、試してみるか。俺も少し、興味――好奇心が、ある。(彼自身の体格も相俟って、下手すれば彼女の頭を丸呑みできるかもしれぬ大きさの顎。それをジョゼの間近に寄せてやる)(細い身体は華奢、というよりも痩せぎす、と呼んだ方が相応しい気がした。 戯れに、膣を弄っているのとは逆の手を伸ばし、皮膚の上に爪を滑らせた。 まだ軽く引っ掻くだけに留めて)ふむ。 なら、今夜は此方の方法でやってみようか。 ……其処まで奇異でも無いとは思うが。(言いつつ、つぷ、と爪を彼女の内側から引き抜いた。 先端で壁をなぞるようにしながら、切り裂かないギリギリを保つ。 際どいほうが、彼女も興奮するらしいのだから) [Thu 3 Jan 2008 02:58:31]
ジョゼ > キスするのにもいちいち考えなきゃいけないの。( それがイイ、と。慣れた行為ながら、想像し、創造する猶予が其処にある。レプチリアンとのセックスをどう成功させるかなど無為も大分極まった行為だと思う。苦労して苦しい思いをしながら自分の内臓を覗き込んで、その生々しい肉の色に苦笑するようなそんなバカばかしさだけど―― ニンゲンの視点からしても、大分奇異だろう 豊かさとは程遠い、無駄という無駄をそぎ落としたような肢体、肌の色は濃いクリーム色で、だれぞの悪戯の後が瑕や装飾という形で生々しく残る。 ) ジラ君の好きなようにしていいのよ? 人の流儀に合わせなくても、いいのに。( 果たして愛撫という行為がレプチリアンでは一般的なのか、そんな事まで考える。向き合ってするのか、それとも重なってするのか 冷たい指を胎内に収め、目を閉じて吐息を絞る。 鋭い爪先が引っかくのを感じる 力の入れようでは容易く傷付き、裂けるに違いない 油断できないのがイイ ) [Thu 3 Jan 2008 02:49:13]
ジランダ > ふむ。そのようなものか。(まあ、人からすれば奇異に映るだろう身体と、顔だ。 それを言えば彼女の姿だとて、蜥蜴からすれば奇妙なのだが。 鱗の無い肌。桃色の髪。柔らかい身体。 好んで抱きたがるような身体ではあるまい。 が、それを気にも留めずに抱いている自分はと言えば――成程)確かに、面白いかもしれん。(頷きを一つ。 無遠慮に、というわけではないが、器用さからは縁遠い指先と爪である。 軽く埋めて動かすだけでも、やや乱暴な刺激になってしまうのだろうけれど)興味が無い、というわけでは――無い。 だが、あまり考えた事が無かった。 ただ……ジョゼを抱くのは、面白い(こくり、と一度頷きながらも、爪は彼女の膣内、浅い部分を軽く掻き混ぜるようにし続けていた。 第三者から見れば、蜥蜴の指が少女の其処に埋まっている光景は、さぞやグロテクスなのだろう。 ややあって、蜥蜴は首肯した)……無駄な行為、ジョゼが面白いといった行為、だ。 やってみよう。 [Thu 3 Jan 2008 02:34:52]
ジョゼ > 面白いの。フツーと違うだけでも、価値はあるのよ?触ってるだけで、面白い。( ゴツゴツとした鱗の感触だとか、逆に滑らかですべすべとして柔らかい腹の感触、ぶっちゃけ顔を見てるだけでも面白い。 トカゲをまじまじとみる機会にそうそう恵まれている訳でもないし、それが自分の顔を飲み込んでしまいそうに大きいとなれば、自分の腹の上でがんばってるのがそれだと思うと最中でも笑いがこみ上げてきそうになる。 まあ、そこまでいったらアレな話だけど。 ) 娯楽の基本はナンセンス、無駄でなければ意味がないの。 ジラ君って―― ん・・・ は・・・   そう、言うのあまり興味がなさそう?( 表情が読めないから、楽しいのかどうかも良く判らないのも面白い。 ぐ、と押し込まれれば、押し返す肉感とともに、布地が僅かに埋もれ―― 布地が突っ張った所で爪先が貫通し、裂いてゆく。 )・・・・・・ そこから、入れる?( そういや、そんな下着はかせられた事もあったっけ、と 穴のあけられたショーツを思い浮かべ ) [Thu 3 Jan 2008 02:24:24]
ジランダ > 理屈は、わからないでもない。 が、面白いか、俺は?(投槍に明後日を向く娘。 別に説教を垂れるような人柄ではないのだし、彼女の行為を咎めるはずもない。 ただ、そういうのは退屈、と言い切る娘にとって、自分は娯楽の対象なのだろうか? そう見られているのだとすれば、少し嬉しいような、そんな気もする。 つん、と爪の先で、布地を突いた)成程。 まあ、俺はあまり考えん。 必要なときにだけ、頭を使うようにしている。 ……ふむ、嬉しいか。(それは良かった、と頷きを一つ。 しかしわからないのは、どうして人間はここまで複雑な衣装を纏うのか、という事だ。 或いはこうやって焦らすようにするのが目的なのだろうか、と服を脱いでいく娘の姿を金色の瞳で眺めながら、そう思った。)濡れていた、か。 ……動くと、刺さるかもしれん。(一応の警告。その後、僅かに指先へ篭める力を強めた。 ぷつり、と布が裂ける音がして、硬質の爪が沈む。 あとはゆっくりと、それを下へと滑らせていくのみ) [Thu 3 Jan 2008 02:13:49]
ジョゼ > そういうのは、退屈なの。いっそ、どうにかなっちゃえばいいのに( 身を投げ出したまま何処か投げやりに、他所を向いた。不特定多数と肉体関係を結んでいる身 それこそ、顔見知りから行きずりまで、指の数では足りないぐらいに。 孕むのなら、もうとっくに孕んでいるだろう けれど、兆しが見えた事は一度も無い。 それを思えば虚しい行為で、それを思う事すらもばかばかしい。 靴紐が引っ張られる感じに視線を戻せば、鋭い爪先にか弱い抵抗を見せながらもぶつぶつと切れて行く。 なかなか、見られない場面にじっと、その行為を見詰め。 ) 私はよく考えるの 案外冷静なのね。 たまには、演技もするけど―― でも、一生懸命になってるのは、うれしいな。( 少し肩をすくめながら、真っ赤なタイを緩め、ぷつぷつと黒いブラウスのボタンをもったいぶるように下から外していく ) ―― んっ ( 尖った爪先が布地の上からなぞれば、布が張り付いていく様が見えるだろう 既に潤って、冷めた後―― ごとん、とブーツが床に落ちる。 包帯の巻かれた脚がもどかしそうに中途半端に腕を挟む ) [Thu 3 Jan 2008 02:06:16]
ジランダ > うむ。実際、その指示は的確かもしれん。(うっそりとした動作で、爬虫類は頷いた。 例えるならば猿と蜥蜴が交わるようなものだ。 孕むとも思えないが、いざ孕んだとなれば如何なることやら。 或いは単に気色悪いと思っている者もいるだろう。 むしろ、其方の方が多いかもしれないが)まあ、そのようなものではないか? 交わっている時、他の事を考えられるようでは、それは……詰まらないという事だろう。(言いつつ、指――爪をブーツの紐に引っ掛けると、ぶちぶちと音を立てて切れていく。 肉を引き裂くのとは、また違った感触。 あっという間に、ブーツは用意に引っこ抜けるような状態に成り果てた。)ふむ。……そうだな。 解いたり、脱がすよりは、余程……早い、か。(ついで爪を伸ばすのは、彼女が露にした小さな布切れ。 まだ斬らない。 先端で、其処をなぞるように)  [Thu 3 Jan 2008 01:48:06]
ジョゼ > ( 的確なようで、的外れなような、そんな返答をする彼を見上げながら思い浮かべるのは岩肌にちょろりと蠢くヤモリ。 それがむくむく大きくなって立ち上がって目の前のトカゲ人になるイメージ。 なんともシュールだ。 ) やめとけ、って言われる。 色々考えるけど、覚えてない。 ( あまりに無節操ゆえにお説教される事もしばしば。まあ、あまりべらべら喋る方ではないから知られていない事の方が多いが、レプチリアンと寝てると言えば小言の一つも貰うかもしらん。 黙って色々考えている事が多い性質だが、その殆どは思考の浪費に他ならず、過ぎてしまえば覚えていないようなことばかりだ。 ) いいよ。脱げれば―― ううん、脱がなくても、いいし。( 靴を脱ぐ意味は、ないと言えば無い。 するだけなら裸になる必要もないし―― 切るなら、こっちにする?と足を広げ、素肌を覆う布着れを恥ずかしげもなく見せ 首をかしげ。 ) すきにして、いいよ。 [Thu 3 Jan 2008 01:40:48]
ジランダ > 先祖は……狭い巣穴で寝ていたと聞く。(言葉と頷きは、ジョゼの心配に対する肯定。 些か尻尾を納めるのには苦労しそうだが、別に尻尾だけ出していても風邪を引いたりはしないのだし。 だが、その問いには些か考えるような素振りを見せた)…………。考え事をできるほど、冷静ではいられない。 が、同胞からすると俺の趣味は“変”……だそうだ。 ジョゼは、どうだ?(逆に問いながら、ベッドに腰を下ろす。 ぎしりと軋む音。 安物のようだが、とりあえずは大丈夫のようだ。――と、投げ出されたブーツ。 こつこつ。 つま先を長い鉤爪で叩いた)……人と言うのはわからない。どうして、複雑な履物を好むのだ? ……紐、切っても良いか? [Thu 3 Jan 2008 01:31:51]
ジョゼ > ( ぎしぎしと階段がきしみ、安っぽさを主張している。扉を開いた先には、体格の良い蜥蜴には厳しそうな寝具。 大丈夫?と見上げれば、フードが取られ ぎょろりと蜥蜴の目が見下ろす。 ) どういう事、考えるの? ( ヒトを抱くとき、どんな感想を抱くのか、と。 どちらにしたって、お互い異物だ。 刺激には発情しても、そのものに発情するかと言えば微妙な所。 気温は、大して外と変わらない気がするが、まあ外気よりはマシだろうか。 ベッドの縁に腰掛け、やたら男前な膝下までの編み上げブーツの紐を解くのに難儀する。 )・・・・・・ 解いて。( やがて、面倒になったのか 足を投げ出して、長身を見上げた ) [Thu 3 Jan 2008 01:22:04]
ジランダ > (逆に蜥蜴の側は、ジワジワと温まっていく。 まるで抱いている彼女から熱を奪っていく様相。 無論、それでも人の体に比べれば冷たいのだが。 宿に入ってカウンターに金貨を一枚。長く尖った爪で滑らせて、後は二階の一室へ。狭い部屋に、硬そうなベッドが押し込まれている。それだけの部屋)俺が変わっている。 かもしれない。 顔は蜥蜴だ。 人間を抱く蜥蜴は、あまり普通ではないだろう。(頷きを一つ。 部屋に入ったら、ばさりと外套のフードを剥いだ。 黒い鱗に覆われた、蜥蜴の顔が露になる。 金色の眼が、桃色の髪を見下ろした) [Thu 3 Jan 2008 01:08:33]
ジョゼ > ( 息切れが収まり、ひやりとした空気に火照りが冷まされていく 凶暴な気分の上から被さり、じわじわと染み込んでゆく倦怠感。暴れた後は何時もこうだ 頭痛は鈍く、周期の長いものへと変わっていく。 宿の選択には、何処でも良いと口にした通り 頓着しない。 此処らへんで何処を選ぼうと大して違いは無いし、違いがあったところで、というものだ。 ) どうコメントしたらいいか、わからないの。 ジラ君は、変わっているわ。( 蜥蜴の顔を見上げて、曖昧に首をかしげる。 蜥蜴の彼を良く知っている訳ではないけれど、見るからに蜥蜴だもの。 どうみたって変わっている。 色々と感じる事もあるが、口に出すのは億劫で その程度に留めた ) [Thu 3 Jan 2008 01:01:58]
ジランダ > ……ふむ。(なら、何処ぞの安宿だろうか。無認可の淫売宿もゴロゴロとあるのだし。 まあ、亜人も非常に多い町だ。 目立つ組み合わせではあるものの、奇妙ということはあるまい。)……まあ、俺も。少しは持っている。 なら、其処の宿で良いか。(以前にも寄ったことがあるような、ないような。あやふやな宿。 まあ、この近辺の宿ならば、何処にしたって内装に大差は無い。 鱗の無い肌を持つ娘を見下ろしつつ、彼女が拒まないのなら宿へと向かおう)……スリル。 金を出してスリルを買う、か。 成程。 それなら、理解できる(スリルは半分日常になってしまっている蜥蜴ではあるものの、普通に平穏な日々を過ごしているものならば危機感を金で買う、というのは良くあること、らしい。 成程、と二三度頷いて)訂正しよう。ジョゼは変わっていない。 [Thu 3 Jan 2008 00:46:48]
ジョゼ > ( 暴力行為の直後であったり、見るからに蜥蜴とパンクスである事に目を瞑れば中睦まじく寄り添い、路地から歩き出す。 ) 場所、何処でもいいよ。お金なら、少しある。 はず。( 財布の中身なんて、いちいち確かめてない。お小遣い、と寄越される分をそのまま突っ込んで、適当に出して寄越された釣りをそのまま突っ込むようなぞんざいさ。 でもまあ、一晩泊まる位にはあると思う。 色々と問題のある行為だけど、理由は近くに居たから、で足りてしまう。 上から降りかかるボソボソとした声に蜥蜴の顔を見上げ ) その方が、面白い事になりそう? ちょっと、スリルがあるの。( 何の因縁もなく蹂躙され、その上施しまでされる気分はどうだろう。 殺意くらい抱かないか。それとも、それで泣き寝入るのか、そんな余地がたまらない。 まあ、多くの者には理解はされないが、自分的にお金の使い道としては間違っては居ない。満足を買うという意味で ) [Thu 3 Jan 2008 00:36:51]
ジランダ > (まあ其れこそ野良犬に噛まれたようなもの、だ。 一先ずは命も取られず、財布の中身も無事。スラムに転がってる類似の被害者と比べれば、むしろ運の良い方かもしれない。 まあ、目覚める時まで、その幸運が持続しているかどうかは、わからないが)(蜥蜴にしてみれば、暖かい娘の体温は割合と好ましい。抱き枕、湯たんぽ、何にせよ冷たい体には心地良い。 寄り添ったままの彼女の体に、自然、鱗に覆われた腕が抱き寄せるように絡む。 そのまま歩き出そう)うむ。 寒いのは嫌だ。 ……少し、急ごう。(奇妙に低い声。 まあ我ながら実に酔狂な娘だと思うし、それを受け入れる自分もどうなのか、とは考える。 知り合いの爬虫人類は「鱗の無い女と寝るなんて気色悪い」だの「あいつらは卵を産まないんだぜ?」だのと好き勝手言っていたが。 慣れれば割合に心地よいものだ)ん。……殴って金を貰うなら、わかる。 殴った相手に、金を渡す。 ……ジョゼは変わっているな。 [Thu 3 Jan 2008 00:20:32]
ジョゼ > ( 用済み、とばかりに地面に這い蹲った被害者には目もくれない。運が悪い事この上ないが、ただ暴力を振るう為だけの相手だ。 衝動が過ぎ去ってしまえば最早用済み。 居ないも同じだ。 べったりと寄り添って、ひんやりとして、硬い感触に指先を這わす。 直に触れればぞくりとするほどに冷たいだろう。 火照りを感じながらその瞬間を思い浮かべ、唇を舌で潤す。 ) じゃあ、ちょっと、我慢する。 ちょっとだけ。 ( 構造上奇妙な声を聞きながら不承不承頷く。出来れば今すぐに、だったけれど 変温動物相手じゃ仕方が無い。 その変温動物相手にナニしようってんだから、酔狂も良い所。 冷たいのも、悪くない。 あの遣る瀬無いような、居た堪れないような、そんな気持ちも好きだ。 )―― ああ、そう。 ええと、ご馳走様?( 懐を探り、取り出した金貨一枚 ぴん、と哀れな被害者へと弾いて、腕の中 にたり笑う。 ) [Thu 3 Jan 2008 00:09:09]
ジランダ > ……。(まあ実際、スラムでもなければ即座に自警団を呼ばれて終い、といった状況か。 証拠――凶器が無いというのはアドバンテージかもしれない。 まあ、それは魔術的な殺人の類には全部言えることなのだけれど。 倒れこんだままの男。その横をノソノソと通り、娘の横まで歩み寄ろう。 別に何か用事があって声をかけたわけでもないが、だからと言ってそそくさと立ち去るというのも何だった)(体に感じる暖かさ。 女の香り。 甘い声。 自分が彼女に与えるのとは真逆の其れだ。 鱗の冷たさ。 血の匂い  蜥蜴の低い声。 頷きを一つ)……俺は構わない。 ただ、ここは――少し、寒い。 ……部屋に行ってから。 それで良いか?(その誘いに動じるほど短い付き合いでもない。 とはいえ、己の面相は“人間的でない”ことを把握していたから、彼女と初めての時は、蜥蜴なりに驚いたものだか。 とはいえ実際、爬虫類の男一人よりも、奇妙であってもカップルの方が追っ手を誤魔化しやすい。 時折、頼んで“匿って”もらうようになったのは、実に助かっているのだが) [Wed 2 Jan 2008 23:50:38]
ジョゼ > ( 瞳から漏れる気味の悪い光も薄れ、逆立った髪も重力に従って顔を隠す。 トゲトゲしく放たれて居た攻撃的な雰囲気も吹き消えたように無くなり、薄汚れた路地には荒い呼吸と、かすかな呻き声が聞こえるばかり。 ) ン――・・・ ( 気分は天国から地獄へ真っ逆さま、キリキリと締め付けるような頭痛と、重くのしかかる倦怠感 じくり、と湧き上がる別の衝動―― 干上がった口の中、粘つく唾液を無理矢理に飲み込んで、肩越しに頷く。 威力は、被害者を見る限り、屈強な男に思い切りブン殴られた位と推測できるか。射程で言えばそう長くはなく、10歩の距離以上は離れていない。 が、「見えない」「飛び道具」というのは強大なアドバンテージ。 ゆらゆらと、覚束無い足取りで二足歩行の蜥蜴、という表現が的確な彼に近づき、しな垂れかかる。 ) ねえ、しよ? ( 今まで念入りになぶっていた被害者に興味を失ったように、表情の伺えない蜥蜴顔を見上げ、甘ったるい声。 ) [Wed 2 Jan 2008 23:42:32]
ジランダ > ……ふむ。優しいかどうかはわからないが。(気遣いという行為を“優しい”と判断するならば、そうなのかもしれない。 ぼんやりとした思考。 寒いと出来の悪い頭の回転率は、更に落ちていく。 爬虫類というだけではなく、元々からして暖かいほうの出だから、というのもある。 冬場の怠惰っぷりは、あまり人の事をいえたものでもない。 言う気もないが。)しかし――飛び道具は便利だな。 俺は不器用で、魔術の才も無いからわからんが。(威力の程はどうなのだろう。 体感する気もないが、しかし――彼女が力を使った後、消耗するのは知っている。 まあ、殺した後逃げなければならない自分にとっては、身につけても意味はないかもしれない。 小さく頷いて)……満足したか?(厭味でも何でもない、単なる確認) [Wed 2 Jan 2008 23:25:34]
ジョゼ > ( この娘のやること全部が、気分次第。 普段は殆ど寝てるのか起きてるのかパッとみて良く判らない風で、口数も少なく、何を考えてるか良く判らない。 ちょっと話せば、実際、ロクな事は考えちゃ居ないが直ぐわかる。 今日寝る場所も、明日食べる手段も考えちゃ居ないのだ。 そんな奴が時折スイッチが入ったかと思えばこんな風で。 ) うふふ?謝らなくてもいいよ ジラ君は、優しいよね。 心配してくれてるんだ? ( 「手応え」にぞくぞくと背筋に走る物を感じながら、手を開く。 男は涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、折れた足を抱えて転がりまわってる。 ) でも、もう飽きてきちゃった。 ( 少し、息が荒くなっている。 全ッ開にすると最高に気分が良いんだけれど、燃費が悪いのが弱点だ。 名残惜しいけれど、そろそろ終らせなきゃこっちが終る。 少し気取った素振りで半身になれば、再度、ピストルを構えるように指差して――― 1発、2発、3発、4発、5発。 発射も着弾も目に見えないまま、伏せた男が滑稽に這ったまま踊る。 やがて、打ち止めらしく ぐらり、とふらついて、何とか踏みとどまって肩で息をする。 )  [Wed 2 Jan 2008 23:20:06]
ジランダ > …………。(彼女の“病気”――と言うとまた違うが、時折そういう気分になるのだという事は知っている。 あまり殺しに時間をかけるのも如何なものだろうか、という思考が過ぎるも、元より頭の出来は良くない。 別にどうでも良いかと、早々に思考を放棄し、蜥蜴は音も無く路面に降りた。 男の逃げ道を塞ぐように、だ。 あまり長く張り付いているのも疲れる)うむ。……いや、別に自警団はどうでも良い。 ……私的な報復が来ないか、と思ったのだ。 余計な思考なら、謝ろう。(別に這いずる男がどうなろうと興味は無い。 鈍い音、絶叫、ぼんやりとした瞳で眺めていようか) [Wed 2 Jan 2008 23:03:34]
ジョゼ > ――― あはは、あははは( 鼻血を出した顔を押さえて、這って逃げようとする男の滑稽な仕草を見て笑いながら、大股で離された距離を埋める。 さあ、次は何処にしようか。 何をしようか。 嬲り殺しのセオリーならまず足を殺すのがイイ。 けど、追いかけっこというのも捨てがたい。 ) どうしようかな?ねえ、どうしてほしい?どうされたくない?どうしたい?( 虚空へ手を伸ばし、何もない空間を『掴む』 その直線上には彼がいて、這っても這っても「引っ張られて」進まない体に豚のような悲鳴を上げている。 ぐ、と握った拳を引けば ずりっ、ずりっ、と彼も下がる。 ) そんなに嫌がらないで、遊びましょう? もうちょっとで、おわるから。( どうせ、こんな開けっ放しじゃあ長くは持たない。 だから、もうちょっとだけ。 降りかかる声に上空を見上げて、気味の悪い色の瞳を細めてニヤリ笑う。 )なぁに?ビビってんの? だぁれも来やしないって。 どうせ、人前では立小便をしない そんな奴らばっかりなんだから――( 管轄外と公言され、聖域、と称された事すらあったか。 握った掌を、ぐりっっと捻れば、ごきり 鈍い音がして、絶叫があがる。 ) [Wed 2 Jan 2008 22:57:36]
ジランダ > (気分じゃ人を殺せない。気分で人を傷つけられない。 誰かの生き死にだって、ここではそれなりの価値を持つ。 商売抜きで命を奪うなぞ愚の骨頂。 だけど逆に、金さえ貰えば誰でも殺す。 誰でも傷つける。 そういうものだ)……………。(故に、じっと上からその惨状を眺める蜥蜴は、少しばかり羨ましそうに、その桃色の髪の娘を見ていた。 ――壁に張り付いて、である)……。ジョゼ、あまり目立つと、拙くは無いか?(気安い言葉、だが――口調はそれほど軽くは無い。 無意味に低い声でボソボソと、しかし明瞭さを保ったまま娘へと投じられた) [Wed 2 Jan 2008 22:51:11]
お知らせ > イjランダさんが来ました。 『 暗殺稼業 』 [Wed 2 Jan 2008 22:42:45]
ジョゼ > ( 時折、凶暴な気持ちになる。 目に映るもの全てをぶっバラして(・・・・・・)やりたくなるような、そんな気分。 そんな時には『敵』を探してうろつくのが良い。 悪役は私。被害者は見知らぬ誰か。 ヒーローはだれだ。 ) ばん。 ( ピストルを真似た指先から、不可視の何かが放たれ、瞬時に着弾。 『訳が判らない』 そんな顔をした男がまるで壁にブチ当たったようにひっくり返る。 さっきから何かわめいてるけど、言葉になっちゃいない。 そりゃあ、そうか。 ガキとはいえ、ピンク色の髪を逆立てて、文字通り目を光らせた奴がいきなりあらわれて、ニタリと笑ったとおもえば 触れもしないで自分を蹂躙してるんだから。 ) [Wed 2 Jan 2008 22:38:38]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 『 破壊衝動 』 [Wed 2 Jan 2008 22:27:53]
お知らせ > 藍音さんが退室されました。 『トテだな。ブリの件も含め覚えておこう。 此方は―― 藍音と呼ぶといい。』 [Mon 31 Dec 2007 04:16:19]
お知らせ > トテさんが帰りました。 『トテ(短く告げる)』 [Mon 31 Dec 2007 04:09:18]
トテ > ――じゃあ今度は僕が触るばんかなー? なんて冗談なー? ――猫一匹のお腹を満足にしていられる維持費があるなら大丈夫なー。 ( 一息。そろそろ満足しただろうと思ったら手を引こうか。 ) なはははー。僕らは猫だなー? 当分生活に困らなければいいもんだしなー。 ( にまにまと笑いつつ、交渉成立 ) ありがとなー。でもお金でも自分で買えるから問題ないなー。でもトキノミヤコの魚は久しぶりだなー。この季節はブリが食べたいなー ( 同じ目線になれば歩き出そう。途中、緩やかに人に化けるだろう。猫目と猫髭は隠せないので目は細めたままだが、ライカニアに見えるかもしれないがその程度。 ) そうそう、僕の名前は―― ( にんまりと笑った少年の顔が振り返ろう。きっと年の頃は貴方にあわせたのかもしれない ) [Mon 31 Dec 2007 04:08:23]
藍音 > タダなんだから贅沢言うな。   んむ、良質だぞ。(掌の内側擽られてるようなものだからそれはそうか。 適当に切り上げる理性があるが。) 自慢ではないがな。 まあある程度蓄えはある。 法外にぼったくらない限り平気だよ。(もっとも猫又が一日多く寝られるくらいの金払いはハラエにもあるか。)  そんなところか――此方が実績を上げて受け取る褒章が増えれば、よりこき使ってやれる。 ただ・・・立身出世を志すなら私はやめて置け?(何時”居なくなる”とも知れず世に出る事も無い立場のイキモノだから。 と、苦笑した。) 判った。 ツテでトキノミヤコからの飯、魚も手に入る身分だ――― 期待してくれ。(握手も体格差のせいで妙な感じだが、しゃがみこんでできるだけ同じ目線でこなしたら、早速出発しようか。 そろそろスラムを出ないと、此処で年越しとか洒落にならない・・・!) [Mon 31 Dec 2007 03:58:30]
トテ > できれば質のいい生ゴミを出して欲しいなー。食中毒はこわいなー? ――・・・。うにゃ。肉球気持ちいいかー? ( 肉球もふもふ。これがなんと猫にはくすぐったいのだ。ぞわぞわと、全身の産毛というより『毛』が逆立つ ) ――うにゃ。別料金なー? 道案内も情報だからなー? もしかして巫女は金ないかー? ( どこまでも商人な猫又である。金はあればあるだけ財産になるというが、この猫又の場合は楽をしていられる時期が増えるぐらいの意味合いしかない ) ――うーにゅ。つまり実績で示せーってことだなー? 僕が情報を売るー ( 肉球もふもふされているのでもう片方の手で自分を指差す。にょっきり伸びた爪が自分の鼻先に。 ) で、巫女は情報を得て出世して僕を雇ってくれるー。取らぬ狸の皮算用ー。でも面白そうなのなー ( にんまりと猫又は笑う ) 代金はお金でもいいなー。魚とかマタタビとか物々交換でもいいなー。そこらへんはファジーなー。不安なら「これでいいか?」と聞けばいいなー ( ちょうど肉球をもふもふしてるところである。そのまま握手、と手を上下に揺らそうか ) [Mon 31 Dec 2007 03:48:11]
藍音 > 生ゴミが出ないで助かっている。 食い散らかさないならだがな。(ああっと釘をさされた!)  危ないのはだめか・・・ならば私は肉球をもふもふするほうを選ぶぞ。(かくして藍音の危ない対猫知識は発表の機会なく闇へと封じられたぽ。) ああ、人を化かすというのもそういえば聞いたな・・・・では、迷子は人に化けた猫又に道案内させて活路を見出すことにしよう。(ついでに腕を見てみるのも悪くはない、ということか―― 送ってくれと頼みだした。深刻なようだ。迷子かっこ悪い。) 前例はある・・・が、余りいい顔はされん。 寛容なのも一握りだと知れ。 それに―――あれだ。 先程言ったろう。(私は下っ端なのでな、ということらしい。 ”ハラエ”の情報屋ともなると質も求められよう。其の辺りは上の判断を仰がねばならないが・・・ ) その代わり、”私は” 否定せんぞ? この辺りで人の手に余る怪異物の怪の跋扈があれば、規模に応じて噂を買い取ろう。  どうだ。 [Mon 31 Dec 2007 03:38:52]
トテ > 人間が残した残飯とかそれを目的にした鼠とか僕らにはうまーっだからなー。 ――・・・にくきゅー触るかー? ( ずい、と突き出す右手。人間が肉球好きだということは知っている。無論、全員が全員好きだとは思わないが ) ――うにゃー。僕に試すって危なくないのならいいぞー? でも痛くないので簡便なー? 金は変化できるから問題ないなー。大抵が魚とマタタビで消えるがなー。見てみたいかー? ( 反対方向に首を傾げる巫女に合わせるように反対側に首を傾げる猫又 ) じゃあ今も迷子なんだなー。迷子はどうやって帰るなー? ( 幾ら掛かるか、と言われても困る。猫又は気分気分で代金を買えるし、どこのマフィアにーという情報を魚10尾で請け負ったことがあるように ) ハラエはー ( しばし悩んだ後、猫又は口を開く ) 妖怪厳禁かー? ( この一言で何が言いたいかはわかるだろう。一過性の儲けよりも持続する儲けを。つまりは、ハラエとのパイプがある情報屋になれれば暮らしの安定に繋がる。無論、妖怪はダメっていうなら仕方が無いことなのだけれど ) [Mon 31 Dec 2007 03:26:49]
藍音 > 猫又と猫の平均をとってもニンゲンの方が生きるし増えるということなのか。 ・・・まあソレが作った街の中でも暮らせるんだ、双方に益があろう。(ニンゲンは猫をもふもふするメリットがある。 とのことだ。) 生憎と私の子供の頃は殺し方、呪い方、侵し方ばかりを倣っていたよ。 ・・・・試すか?(流石に猫相手では何するのも冗談だろうが。 何よりも先ず見た目的にナ。) 代金か――そもそも、金は使えるのか?(逆に心配になって反対方向に首傾げた。) ・・・・私はこの辺りが苦手だ。 方向が迷子なんだ。 頼める学なら定期的に何度か頼ませてもらうぞ?(言外に、いくらかかるの?って質問を  まあモノによって値段は変わるのかもしれないが――) [Mon 31 Dec 2007 03:17:58]
トテ > 猫の中でも何十年と生きて、さらに妖力に恵まれた猫が化け猫にー。化け猫から猫又にー。必然的に猫又の数が少ないのは仕方が無いことだなー? ( 論争というほどではないだろう。猫又はにんまりと笑ったままの顔を崩さない。営業スマイルってわけではないがこれが案外近所の子供(人間)に可愛いと評判がいいだけの話 ) 視線を合わせるのが礼儀だって子供の頃に習わなかったかー? ちなみに僕は猫だからなんでもいけるでー? ( 知っていますか。猫ってオス同士で――いや、なんでもありません。さておき、 ) むかー。僕がタダで情報を渡してしまうとはー。代金払えー。ハラエ? ――もっと情報が欲しいなら調べるぞー? でも代金もらうなー。 あ、僕は情報を売る仕事をしてるなー。巫女も情報を求めてきてるなら依頼していくかー? ( かくん、と貴方を見上げたままの姿勢で猫又は首を傾げる ) [Mon 31 Dec 2007 03:07:52]
藍音 > 人間が一杯なのは死なんからだ。 猫の倍は生き・・・ あれ、おかしいな。(猫又って何十年だっけか。 前提大崩壊、論争で猫に負けた。) 失礼ながら超楽しいぞ普段と逆なのでな・・・・それに視線を会わせるには四つん這いにならねばならん。 そういう趣味でもあるまい?(身長差だけはいかんともなのでここは勘弁してもらおう。 でも素直に謝れない。) 確かにこんな場所で見るとは思わなかったが・・・何、その一言が十分貴重な情報だよ。 血を啜る鬼か。此方では鬼といえばソレらしいな――(ふむ、なんてこお考えるポーズ。 この猫又がしってるならこのあたりでも噂という事、意外と無駄ではなかったか。) 大手は居心地が良くない事も多いぞ。 気ままな暮らしも羨ましいもの ……そういえば仕事といったな。 この辺りで何ぞ商っているのか? [Mon 31 Dec 2007 03:00:10]
トテ > ――うーみゅ。子供作りは生物の生存目的だなー。人間も多いと思うなー? 現に世界は人間で一杯なー ( 故のヴェイトスであるし、人種差別も増える。 とはいっても猫には関係の無い話。見上げる動作はなれたもの。 ) 失礼な巫女さんだなー。そんなに見下ろすのが楽しいかー? ――残念ながら僕は珍しいのかどうかわからないなー。猫又事態が珍しいって聞いてるけどなー? ( 溜息とはさらに失礼な。でも、そこで不機嫌な顔をする猫又ではない。猫又は猫らしく、のんびりと ) ハラエー。大手に就職おめでとうなー? ( 大手とかそういう意味ではないだろうが。でかい組織であることには違いないだろうか。猫又はにんまりと笑い、 ) 最近は噂の人殺し吸血鬼ぐらいしか情報ないなー? 他に珍しいものーって言ってもそこはお仕事なので調べてないなー? ごめんなー。 [Mon 31 Dec 2007 02:49:50]
藍音 > は。 猫こそ恐るべき速度で餓鬼作るではないか――そのうち人は猫海に飲まれるに相違ないぞ。(焼くと猫の大群が、的ないめーじでどうぞ。  同世代ではちっこいほうの藍音だがあいてはさらにちっこい。 見下ろすとなんだかいい気分である。 自然、表情も少し緩むか。) なんだ輸出モノか―― 珍しいヤツなら話を聞いておきたかった訳だが。(はふ、とかちょっと溜息の失礼巫女だった。) 無益な殺生も好まんしな……一応はハラエの、と言っておこうか。 見習いも見習いよ。(そんなに偉いものでもない、と手ェひらひら。  仕事でここいら近辺の化物話を蒐集している所だ。とまで説明してしまおう。) [Mon 31 Dec 2007 02:43:03]
トテ > ――猫にとったら人間は怪物だー。短い時間で街作るんだからなー ( がっかり、という風な巫女ににこにこと笑いながら猫又は木箱から飛び降りるだろう。貴方が警戒しないようであるなら、顔を見上げるぐらいの位置まで近寄ろうとするだろう ) にゃはははー。残念だなー。僕はトキノミヤコ生まれなんだなー? ( こっちでどう妖怪化するのかはわからないが。さてはて、 ) わーい。命拾いなんだなー。巫女さんありがとうなのだなー。 ――うにゅ? この辺りは比較的とって食う人間がいないから猫も安心安全のたまり場なのだー。 ( 一息、猫又は首を傾げ、 ) 巫女さんは歩き巫女ー? それともハラエの巫女ー? [Mon 31 Dec 2007 02:32:34]
藍音 > 怪獣のように言われたようでいい気はせんが、まあ其の通りか・・・(急に寂しくなってく路地裏に少しがっかり。 暗いところでは、動物だろうが人だろうが居たほうが安心するよな。) しかし驚いた、言葉を喋るのか――― 100年生きれば尾が割れ人を化かすというが、洋の東西を問わんわけだ。(これで一応化物の専門家、必要以上に驚いたりはしないのだが――― 誰に評判なんだろう、なんて疑問も噴出する。元からなのか、表情筋豊富な筈の此方のほーが難しい顔のままだ。) 安心しろ、取って喰うなら立場が逆だし、猫はもふもふするもので、虐待の趣味もない。 その服も可愛・・・おっと。 これか。(なんだか憎めないタイプだー、と確認すれば、構えてた棒状のもの――払い串を引っ込めた。) 仕舞うから恐れるな。 私はこの辺りの状況を知りたくて来ただけだしな。(地利を知り、起き得る事象を知り、それがきけんならぶっとばす。 最後のは口に出さないが―― ) [Mon 31 Dec 2007 02:26:08]
トテ > そりゃあ自分よりも何倍もでかい生物がきたら逃げるなー? ( それこそクモの子を散らすように逃げていった子猫猫猫大人猫。そんな中に黒猫一匹尾が二つに分かれた猫又はニコニコと笑う。表情筋のない猫が笑ってるのも少し不気味かもしれないが ) うーみゅ。猫は猫でもやっぱり郷に入っては郷に従えってやつだなー。案外可愛いと評判いいんだけどなー? 着物がいいなら着替えるぞー? ( 反射的に身構える巫女に慌てて両手をあげる猫又。その動きはオーバーアクションであるため、少々滑稽さを誘うかもしれない。 ) あーっ! 僕を殺さないで! 僕は人を食べるのも嫌いだし人と生活するのが好きなんだなー! なんでもするから殺さないで欲しいなー! ( 一合も交える前にすでに降伏のポーズである。平和万歳平穏万歳なんて歌い出しかねない。――口元が「あわわわわ」となってるあたり、それもまた滑稽である ) [Mon 31 Dec 2007 02:10:53]
藍音 > む、なんだ猫ども何故逃げる。(付近からばばーっと動く気配が流れれば、 脅かしてしまったかな? ――なんて反省する。 闇の中で周囲を良く見れば散らかった様々の食い物に木箱等々。 寝床か何かだったか。) 路地裏の情景など何所も変わらんか。 ・・・ ヴェイトスは出るぞ出るぞと聞かされてはいたが、やはり街中は聞くほどの魔窟では―――   ?(そうして視線を上げ――そこで足も愚痴も思考も ぴたりと止まった。木箱の上、何か座ってる。) ・・・・・猫・・・・・が西洋風の格好を?(反射的に身構えつつも、何だコイツ ッて疑問のほうが先にたって困惑顔。愛想よさそうだし、 トキノミヤコ本国では見たことのないタイプだが――)  [Mon 31 Dec 2007 02:05:45]
トテ > ――うみゃ? ( それは同時に気がついた。猫の集団と猫又が一匹。言葉を交わす必要も無く。人を恐れる猫は我もが先に逃げ出す。しかし、猫又は逃げ出さない。――というよりこの場所は袋小路になっているので逃げようがない。それこそ猫ならば隙間なりに入り込んで逃げるのだが、猫又であるがゆえ、身体の大きさは他の猫よりも大きく、また大事なトランクケースを置いて逃げるようなことはしたくなかった。故、巫女がその場に足を踏み入れたら最初に目に付くだろうはジェントルスーツを着た猫又であり、地面にぶちまけられたマタタビや魚の類であったり。壊れた木箱であったり。――まあ、そんなところだろう。猫又は慌てても仕方が無いのでゆらりゆらりと二つの尾を揺らしながら木箱に座り、来訪者を待つだろう。細めた目は狐のようである。猫の目が人間にとって怖いと思われることを知っている。愛玩動物、というような体をしているのは自然と敵を作らないように実につけた姿勢である )  [Mon 31 Dec 2007 01:45:26]
藍音 > (そんなのんびりネコミュニティに迷い込んだのは、二足歩行の足音と棒状の何かを引き摺る音――夜目の聞く猫どもなら人より先に接近に気付けよう。  スラムじゃ夜の徘徊も珍しくなかろうが―― それが清楚そうな白の巫女服姿となるとイヤでも目を引く存在になるわけだし。) 微妙に臭い・・・・――来島時に一度見回ったが、何時来ても変わらんな、このあたりは。(尤も、来訪者はこの猫に用がある! 的な雰囲気を漂わせている訳ではなく――― 来襲の動機は新任の従業員が店舗周辺の地形を見回るみたいな偵察なのだが。) [Mon 31 Dec 2007 01:39:07]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『ねこだまりぶれいかー』 [Mon 31 Dec 2007 01:31:03]
トテ > 訂正 壊そうな → 怖そうな [Mon 31 Dec 2007 01:25:03]
トテ > ( トテ。という名前の猫又である彼は近くの木箱に腰掛けてゆらりゆらりと尻尾を揺らす。手にしたステッキをくるりと回しながらの大欠伸 ) んで最近、何か面白いことはあったかー? ( むぐむぐと皿に盛られた魚やマタタビに夢中な猫の中で一匹。「なぁ」と鳴く。 ) 重そうな箱を持った人間が四人で壊そうな人間が数人ー? んー。僕の判断じゃわからないなー ( その話は実のところ強盗事件だったりするのだが猫ではそういう判断もない。それは断片的な情報となって野良猫からトテに伝わるのでトテはその情報を場所とその風景を紙にまとめて保管しておき、必要ならば引き出して使う。――主に人間の詳細な風体がわかれば人探しには役に立つだろうがそれもまた猫視点なので怪しいところ。 ) まあ、僕らはのんびりと暮らせればそれでいいしなー。 ( ふにゃあ、と欠伸を漏らす。スラムの裏路地の中でぽっかりと空いたような空間。雑多に詰まれた木箱に中身はなく、木箱の中身は野良猫の寝床となっている。そんな猫臭さの強い場所 ) [Mon 31 Dec 2007 01:22:48]
トテ > ( ジェントルマンスーツのような服を見に纏った二足歩行猫が一匹周りの猫と一緒になって魚を食べている。別に飼い主が猫に着せたような趣味の入った服ではなく、まるで人間が正装してるような服である。 ) そんなこと僕に聞かれても困るなー。この服は僕のお仕事中を意味してるだけだしなー ( やけに間延びした言葉遣いをする。その返答はすべて人間の言葉ではなく、「んなー」という猫の言葉であるが二足歩行猫は猫語で返すわけでもなく、人間の言葉で返す。どちらでも意味は通じるのだという。 ) まあ、そんなわけで皆で食べるのだー。僕の分はもう取ってあるのだー ( 尾が二つに分かれた猫はこの二足歩行猫ただ一匹である。世に猫又と呼称される妖怪である ) [Mon 31 Dec 2007 01:16:48]
お知らせ > トテさんが来ました。 『――僕の仕事の報酬はマタタビとか魚とかだったりするのだ』 [Mon 31 Dec 2007 01:12:47]
お知らせ > さんが退室されました。 『一時中断』 [Sat 29 Dec 2007 22:56:37]
> ――住民、というには少々事情は違いますが。いえ、手前とてこのような物騒な物を腰にさげていれば疑われるのも然り。気にはしておりません。 ( 一息。謝罪を少女が口をすれば小さく会釈を返す ) 見ればトキノミヤコ系のお姿。トキノミヤコもアマウラも元を辿れば同郷も同じ。という言葉は少々本国の方の中には気分を害する方もいらっしゃると思いますが――。 ( お気を悪くしたら申し訳ありません、と一礼する。例えばの話、この地で生まれたアマウラ人であるならば『同郷』ではないだろうが血縁者がということになる。それはそれで――話の種にもなるだろうと思っての言。西洋人と東洋人とでは顔形も違い、肌の色も違う。まして、東洋人であるならばその顔などの微妙な差異でティアン系かアマウラ系か見抜くことも正確ではないにしろ可能なこと。話の種程度であるならばそこを間違えたとしても大きな問題にはなるまい ) スバル様。失礼しました。手前の名は雪村と申します。――しがない浪人などをしております故、明日の飯種にも困る始末。この場の方々には多く助けられています ( にっこりと男は笑う ) [Sat 29 Dec 2007 22:56:31]
お知らせ > さんが来ました。 [Sat 29 Dec 2007 22:47:28]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『(  ――さて、どうするか…どうもしようがないが。  ) ――一時中断――』 [Sat 29 Dec 2007 22:46:47]
シャナ > ( 名を聞けば、少女は一つ頷き、身を相手へと向きなおすだろう。 )  ――そうか、…ここの住民だったか。失礼した。  ( 言う事は正しい、ならば素直に詫びよう。だから少女は謝罪を口にするが、 )  ……私か?私は自警団員のスバルと言う。巡回中だったからな、気分を悪くしたなら謝る。  ( などと言いつつも、無表情を維持していてはその言葉に裏があるようにも思えるかもしれないが。尤も、不審な人間ではないのならそんな警戒も必要ないかと少し表情が柔らかくなるだろうか。尤も、少女から考えての話なので実際柔らかいかどうかなど判りはしない。 )  ――同郷?何故それを…。  ( 名乗りはしたが、そんな事まで言った覚えは無い。…何か察する切っ掛けのようなものが存在したのだろうかと不審に思うも、答えなければ追求はするまい。 )  いや、気にするな。私こそ疑ってすまなかったよ。  ( 相手には、雪村というこの人物には悪気もないだろうし罪もない、謝られるような事ではないだろうなと、そう思った故の返答。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:42:32]
> ( 無表情に見つめ返す少女の無遠慮な態度にも、冷たい視線にも動じず雪村馳という名の侍は口を開く。 ) それは手前とて人の子でありますから。金も無ければ生活に困りスラムにでも住み着きましょう。 ( 静。という体の構え。不信感を露に言葉を叩きつけられてもさらりと流す。堪えないわけではないが、それを表に出さないだけの話。 ) ではその問い、逆にお聞きしても? ( 首をやや傾げて雪村は問う。別に正義だとか振りかざすつもりもないし、妖魔魑魅魍魎悪鬼の類と判明したとしても別に剣を振りかざすわけでもない。雪村という男は武士の規格に当てはめたような男ではあるが、女性を子を残すための道具と考えるような偏った武士でもない。故に――年端もいかぬ女子がスラムを歩き、身体が不調そうならば声をかける。必ずしも不調が身体ではないかもしれぬが ) この通り、手前はアマウラ生まれの人でありますから。このような異邦の地で同郷の者と出会えばうれしいものだったのでつい声を――・・・。差し出がましい事をしましたでしょうか? [Sat 29 Dec 2007 22:34:44]
シャナ > ( 戻した、とはいえ一応は剣に持ち歩き用の為の紐を右肩から掛け、片方の紐は左肩を通して垂らす…そんな背負い方なのだが。 ) (  …でもこれ、戦う時邪魔よね。  ) ( そう思ったからこそその紐は強く引けば勝手に外れるという紐を購入し、取り付けてもらったのだが。 )  ――どれだけ、便利になったって。  ( 使い手がこれでは駄目だな、と苦笑した。その後、自分ではない続く言葉。 )  ……。  ( 表情を、いつもの無表情へと戻す。背は向けつつ、黙ってその声を聞いている。武芸者、という言葉に続き片手では危険だと言う、誰か。 )  そう言うという事はお前もそういう関係の人間か。  ( 首だけを少し後ろに向かせ、視線だけをその存在へ。――一瞬女性かと少女は思う、だが性別はどうでもいい。 )  そして、そんな危険な場所だというなら何故お前は踏み入る?  ( これは不信感故。スラムに住む住民を狩りの対象にしている人間もいると聞く――可能性がある限りは、聞かねばなるまいと。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:24:08]
> ( その声は貴方の後方から。貴方が振り向けばアマウラ装束である着物に身を包んだ一人の女性――否、男が立っている。その男を女と間違えるかはさておき、女のような銀髪は月夜に栄え、ゆったりときた着物は冬物であるがその中に隠された身体が男と呼ぶには少々線が細いことがわかるだろう。腰には刀を差しているのでサムライかそれに順ずる人間であることは一見するだけでわかろうか ) 背の得物を見れば――武芸者とお見受けします。しかし――幾ら武芸者でも片手で振るわれていれば危険でございますよ? ( 紫を基調とした着物。不用意に近づかず、適当な距離で男は紫黒の瞳を細めて笑みを浮かべる。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:14:15]
お知らせ > さんが入室されました。 『年若い女子が歩いては危険な場所でございますよ?』 [Sat 29 Dec 2007 22:08:36]
シャナ > ……にしても、この調子だと…。  ( 右腕を背へと向け、白い布で包まれた片刃剣のシルエットを掴み前方へ大きく、振るう。 )  …っ。  ( 片手では、やはり重い。振り切ろうとすれば地面へ叩き付けそうになってしまう。 ) (  駄目だ…やっぱり鈍ってる。  ) ( 日々、片手でも素振りはしている。それでも、剣を扱うには両手が慣れてしまっているのだろう…動きが鈍い。振れなくとも、遅い。 ) (  ――怪我が治ったら訓練を欠かすわけにはいかなくなったな…、尤も。  ) ( 変な無茶をすればルジェに何を言われるか判ったものではないか、と苦笑して剣を背へと戻した。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:04:06]
シャナ > ( 不可抗力といってもそれは少女の寒いという感覚が引き起こしているものである為不可抗力と言って良いのかどうかは疑問であるが。 ) (  いいのよ、どうせ私の心の中の思考なんだし。  ) ( 当然隊長や自分より階級の上の人間に聞かれたら何を言われるか判った物ではない。…とはいえ、自警団の制服とコートだけでは、冷えてしまうのは間違いはなく。 ) (  …鍛錬でも長時間する事が出来ればそれなりに身体を温める事が出来ると思うんだけど…。  ) ( 腕が治るまで余計な暴れ方はするなと忠告されている身だ、派手な真似は出来ない。となれば安静にして傷を治す事を優先するべきだが…。 )  私の自分勝手の結果だし…、今更そんな事言うつもりない。  ( 自分の心と討論するかのように、しかしまぁ小さな愚痴ではあるのだが。それに続いて溜め息を漏らせば軽く肩を竦めようか。 ) [Sat 29 Dec 2007 21:56:24]
シャナ > 暗い上に、雨まで降ってくれたし…面白くない日だ、全く。  ( 何を基準に面白くないと言うのだろうか。それは少女自身の感情だ、それだけしかない。だからこそ、鬱陶しい湿気と思う。 ) (  …こんな日の見回りも久しいかな。  ) ( とはいえ…今回は冷える、雨が降ったお陰で気温は低下する一方、少女は一部切れ痕のあるコートを少しでも寒さを紛らわそうと深く着込むがあまり意味はない。ならばこそ、歩を進めて行く速度も上がってしまう――不可抗力だ。 ) [Sat 29 Dec 2007 21:51:19]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『――今日は暗い。  (それは、呟き。)  』 [Sat 29 Dec 2007 21:46:18]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 ドンッ、めきめきめき、と音がして埃が舞い上がった。 』 [Thu 27 Dec 2007 23:31:22]
エリー > ( 2人があれこれと作業をしている間に此処までの経過と地図の訂正をしている事にした。 薄汚れた作業台の埃を払い、カンテラを置いて立ったままインク瓶を開ける。 結構な時間がかかった。 もう一度此処まで立ち入るなら半分の時間で来る事は出来そうだが、何往復もする暇があるだろうか? そういう想定もしてきたし、雨風だけは最悪防げる環境ではある。 ―――――此処で一泊、もあり得るか。 年末年始くらいは何日か休めると良い、けれど。 ) [Thu 27 Dec 2007 23:24:59]
エリー > ――――此処、破れませんか? 駄目ならまた何処かから屋根に上がるしか。 ( 道が途切れた。 I/9区画まであと3ブロックという所で。 南側は石壁に阻まれてとても進めそうに無い。 東側が木造で、ノックしてみると割と薄そうな音がした。 何か登りようがあれば屋根にも登れそうではある。 いつ破れてもおかしくないような造りと古さではあるが。 ) [Thu 27 Dec 2007 23:14:42]
エリー > ( 一つ一つの建物が必ずしも正確に同じ向きに建っているわけでもなく、コンパスで南北を常に把握しながら地図を埋めていく。 この区画の正確な地図なんかがあるわけがなく、出鱈目に繋がった建物と細い路地、時には登り階段や屋根の上までを歩いて走り書きのような地図を記す。 屋根の上に出られたときはラッキーだ。 上から見て情報を幾らか正す事が出来るし、今現在の位置確認にもなる。 多分今描いている地図は歪んでいるし、帰ってから他の部隊のものと照らし合わせて整合性を検証するのが良いだろう。 今の所、他の部隊からの合図は無く、何かを発見したという報告は届かない。 此方もそうだし、先を急ごうか。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:59:07]
エリー > ( 何体かの吸血鬼がこの区画を潜伏先として利用している、という情報―――実際踏み込んでみれば、成る程いちいち理由が無ければ入りたい場所では無いし、無人かと思えばそうでもない。 此処に来るまで既に2回、浮浪者の寝床に遭遇して尋問に時間を割いていた。 2人のハンター(あわせて☆2程度)が銀剣と十字架を手に歩き、私がカンテラと地図を持って道を示す。 そうして南東の1ポイントを目指して進んでいる。 ヴェイトス市を流れる大きな川の下流、生活汚水まみれの溝川と切り立った断崖に阻まれた一番隅の部分だ。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:48:50]
エリー > ( それは巨大な迷宮のようなものだった。 背の低い木造の家屋や倉庫、工場。 無計画に乱立、拡張されて無尽蔵に拡がり続けたものの、ずっと前に廃れてしまって住まう者も無く放置された区画。 穴の開いた屋根から見上げれば曇り空は見えるが、何処まで行っても拓けた場所には辿り着かない。 建物の隙間の細い細い道を通るのと、薄く破れた壁越しに隣の家屋へ抜けるのと果たしてどちらが確実か、意見の分かれる所だ。 ) だいぶ奥まで入ってきたと思います。 間違いが無ければ (東西軸)F/(南北軸)6 ブロック…南下すれば9ブロックで溝川にぶつかって進めなくなる筈。 ( 丁寧にマッピングを続けながら同行するハンター2人に指示を出す。 年の瀬にこんな所で何を、といえば――――件のハンター襲撃組織「ハンターハント」の線から辿って芋蔓式に検挙が続けば、こんな地区に大型の潜伏先があるという情報が入ったという話。 私達3人以外にもこの広大なスラム迷宮の中を別のハンター達が動いている。 とても1チームで捜索しきれる範囲ではなかった。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:36:53]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 “乱造地区迷宮” 』 [Thu 27 Dec 2007 22:27:03]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『子供達の寝息を、遠く聞きながら安堵したような表情をしつつも…』 [Thu 27 Dec 2007 03:26:09]
ルジェ > (どんっと何者かに背後からぶつかられ、驚きで瞳は見開いたまま…) 「きゃあッ!…な、なに!?」 (簡単に背後を取られた事に内心後悔しつつも、…ローブを握り締める背後の者の様子にきょとんとしつつ、恐々と振り返ってみれば、先ほどの二人の子供がいて。) 「お姉ちゃん、有難ウ…。 ボク達、寒かったから…」 (体を固くしたまま、その様子を見下ろしていて。…ルジェは困ったなあというように、頭を掻いてみせた) 「い、いいヨ、…というか、こんな奥まで着いてきちゃ駄目だってバ。…なにが出てくるか判らないんだシ」 (ルジェはとりあえずローブを放してくれると有難いな、と子供達に伝えて解放されればその視線を合わせようと、膝を落としそう伝えるも。 …涙で濡れた頬を見せられれば口を紡ぐしかなく…) 「…夜遅いかラ。ルジェで守りきれるかどうか判らないけれド、…こっちへオイデ?」 (苦笑い気味に子供達二人を屋根のある場所へと連れていき…。 少なくとも雪は凌げるだろうと考えた風で。 自分の外套を子供二人にすっぽりと被せてあげて、寒さに耐えられるように…) 「ずっと、は。無理だけド。 …朝までなラ、守ってあげるカラ」 (ずっと守ってあげるから、とはいえない自分に歯がゆさを持ちつつ、二人の子供の体温を感じながら、…それでも深い眠りに落ちることはなく、うっすらと瞳を細めて日が昇るまでは、屋根の下で体を屈めていただろう) [Thu 27 Dec 2007 03:25:19]
ルジェ > 目を細めながら、足は迷う事無く進んでいく…) [Thu 27 Dec 2007 02:11:11]
ルジェ > (それほど重装備をしてきたわけではなく。…どちらかといえば軽装にあたり。ショートソードのみ皮ベルト越しに持ってきていたのみ。 …尚且つ先ほど寒さ対策の為のストールを渡したとなれば、寒さがこたえてくる事に眉をひそめて) 「…宿に戻ったなラ、寒くないノニ」 (暴れるチャームに抱きついてでも、暖を取るつもりだったルジェ。…何故、自分が寒さに強いのか、故郷の記憶が定かでない以上は理解出来ないではいたけれど。 …それでも雪が降るほどの寒さともなれば、体が震えてくるのが判り…) 「明かりガ少ないカラ、はっきりと判らないヨ…」 (不満をぶつぶつと呟きながらも、幾つかそれらしい道へと足を向ける。 今、スラムの奥なのか、出口に向かっているのかさえ、定かではなかったけれど。) 「…チャーム、心配してるよ、ネ」 (また沢山心配かけちゃってるよ、という後悔は消せぬまま、闇に怯えるようにローブを握り締めて [Thu 27 Dec 2007 02:10:48]
ルジェ > (ルジェは空を見上げようとするも、屋根屋根がそれを阻んでいる。 …ルジェはため息をついていて) 「…此処でも、ないみたいダ」 (宿屋へと戻る道。…ただそれだけを探しているにも関わらず、灯火が僅かしか目に映らない場所へと足を踏み込んでいくのが判り。 …ルジェはローブを握り締める。) 「こうやっテ、何時も迷子になっテ…。 怪我増やしてばかりだったかラ」 (無理はしないと約束したのに、ルジェはクリスマスくらいはスラムの街でさえ賑やかであると思っていた。 …が、現実はルジェが思っていたように甘くはなかったようで。俯いて悔しそうに、唸る) 「…サンタさん、意地悪ダ」 (小さくそう呟いて。 …自分じゃどうしようも出来ない事に歯がゆさをかんじつつ、少なくとも待ってくれている者がいる以上は、この街から帰らなければならないと考えていたようで。目を細めて暗い道ではあったけれど、どうにか認識しようと必死の様子) 「…この道が正しかったなラ、外に出れるハズ…」 (そう思いながら、幾度となく歩いていくも。 行き止まりだったり、同じ場所に戻ったりの繰り返しの中で息が上がってしまっている。) 「はぁ、はぁ、…はぁ」 (呼吸が乱れてくるのを、ローブを掴んでなんとか元に戻そうと必死になっていて。ルジェは唇をかんだ。 僅かに降る雪。積もるほどではなかったけれど、寒さを実感するには充分だったようで。ルジェは機械化した部分を擦りながら歩いていく。…手で癒しているとはいえ、決して温もってくるわけではなかったけれど。そうせずにはいられなかった。 …じっと目を見据えて、暗い道を睨みつける。不思議なのは、この場所でお化けがどーのと叫ばないことだ) 「…お化けは病院でしかでないモノ。 もっと、人のほうが怖イ」 (小さくそう呟きつつ、夜の闇に怯えるようにローブを硬く握ったまま、周囲を見回している) [Thu 27 Dec 2007 01:22:51]
ルジェ > (…どれくらい歩いただろうか。 ルジェは白い息を吐きながら手を癒していて…。 暗い夜道を一人歩くのはかなり心細かったけれど。頬から伝う涙を拭いながら、道を探索していた) 「…何処に繋がっているんだろウ?」 (ルジェは幾つかの路地を曲がりながらも、同じ場所に戻ってしまい、頭を掻いた。 …自身の地図も当てにならず、尚且つ夜はどんどんと更けていき。ルジェの表情からは余裕がなくなっていく。 ローブを握り締めるその手に汗を感じつつも、目はしっかりと前を見据えていて) 「怯えてちゃ、駄目ダ。前、見てなくチャ…」 (自分の身くらい、自分で守らなきゃいつまでも、ルジェは子供だ。…その気持ちの焦りが、より思考を混乱させてどんどんと足はスラムの街の奥へと進んでいくのを気づかないまま…) [Thu 27 Dec 2007 00:47:56]
ルジェ > (白い息を吐きつつ、困惑の表情は消えないまでも、足元はしっかりとしており。…周囲を気にしながらではあったけれど、足を進める。迷いこんだことは初めてではないのだから、多少気持ちはいつもより落ち着いたものだったけれど。 夜目が利くわけではないルジェは、不安な思いを拭う事が出来ずに、歩いていた) 「…ひゃ、ひゃあッ!」 (ふるっと体を震わせる。 …雪か?と思っていたら、頭上から脆い外壁が幾つか足元に転がっており。それがローブに触れたようだった。ルジェは胸を押さえて、どきどきと鼓動を打つ事を抑えようとしていて…) 「帰る場所がある分ダケ、ルジェは恵まれているのかもしれナイ」 (先ほどの子供達の事を思い浮かべて、…少し涙目になりながらもその落ちてきた脆い外壁の欠片を膝を落として眺めながら、ぎゅっと握りしめて。 …簡単にぽろぽろと崩れ去るその様子を悲しげな眼差しで見ていた。) 「…ルジェ、まだこんなもんなんダ。一杯、一杯鍛錬つまなきゃならないノニ」 (…それでも、鍛錬所へ通うほどには体力が戻ってきていないのは判っているのか。 柄を握る事は出来ても、それを振るうまでには回復していない、自身の肩に手を添えてぎゅっと握り締める。 その瞳には焦りの影が映っており) 「…誰の力にモ、ルジェ、なれないヨ、このままジャ」 (ルジェは脆いその外壁の欠片を見つめて、ぽろぽろと涙を石畳の道に零した) [Thu 27 Dec 2007 00:14:45]
ルジェ > (…一通り、咳を切ったように走っていて。 いつかと同じように、迷っている事に気づくルジェ) 「またダ。…何時モ、ルジェ迷っちゃウ」 (リュックから白い息を吐きながら、以前書いた自身の地図を見るながらあたりを見回すも…。 今、自分がどの位置にいるのかさえつかめない。 ルジェは眉を寄せながらではあったけれど。その自身で書いた地図を掌でぎゅっと握り締める。涙で濡れた頬を拭いながら、俯いてなにかを考えているようで…) 「此処にはサンタさん、来なかったのカナ…」 (小さく呟いて。 …肩の傷が寒さで疼いてくるのか、少し手を添えながらではあったけれど、唇をかみ締めながら辺りを伺うようにゆっくりと足を進める) 「…何時も、助けてもらってばかりジャ、駄目…なんだモノ」 (そう呟きながらではあったけれど。 霞む先の暗い道を一人歩くには少し心細いのか、体を震わせていて。ぎゅっと唇を噛んだ。一度瞑った瞳を開いて。…まだ、涙の跡は残っていたけれど) 「…一度は自力で出れたんだモノ。 何処かには繋がってるはずなんダ、道ハ」 (顔を上げて、不安は拭えないまでもいくつか道を見つけてはきょろきょろと辺りを伺いつつ足を進めている) [Wed 26 Dec 2007 23:52:03]
ルジェ > (小さく震える兄弟…なのだろうか。 僅かに…とはいえ、今宵は随分と冷え込んでいた。ルジェはその二人に視線を移して、怖がらないように、足を進めると。…二人はよりそうように、ルジェを見上げていて) 「…怖がらなくテ、いいヨ?寒いんでショウ?」 (ルジェは膝をついて、子供達に目線を合わせるようにして、微笑む。 …二人の子供達は支えあうようにして、上目遣いにルジェを睨んでおり。 …ルジェは肩を竦めた) 「この子達には、サンタさん来なかったノカナ?」 (そう思えば、…胸が痛んだ。ルジェは着ていたローブの下から、ストールを脱いで、二人にかけてやる) 「…ずっと此処にいちゃ寒いヨ?お家帰んないノ?」 (びくんっと体を震わせる二人に苦笑いをしながらも、雪が頭にかからないように、しっかりとかけてあげて、小首を傾げている。…しばらくして、二人は首を小さく振った) 「…そう、なんダ」 (…出来ることなら、二人を宿に連れて帰りたいと思ったけれど。 端を見れば幾人もの子供達が同じように身を寄せ合って雪を凌いでいるのが判り、…二人だけ助けても、結局は自己満足に過ぎないのだと思えば、涙が零れた) 「ごめんネ、今のルジェにハ、これが誠意一杯ナノ…」 (ルジェのストールを不思議そうに握り締める二人に泣き笑いを浮かべて、ルジェは立ち上がり逃げるようにその場から去った。 …自分の過去とだぶってみえたのか、見ていられなかったのか、頬に涙を流したままで) [Wed 26 Dec 2007 23:35:06]
ルジェ > (ルジェはしんしんと降る雪の中を、歩いていた。 …公園でも沢山の灯火が見えて。ルジェは胸をどきどきさせていたのだが。 スラムの街は強い風が石畳の道をそよいで、静かに雪を降らせているのみ) 「…あいからわらズ、寂しい、ナ」 (ルジェは胸が痛む思いで、この街を歩いていた。 …さすがに道中で眠る姿は見えなかったけれど、それでも僅かな屋根に寄り添うようにして眠っている人達の姿が目に留まれば、ずきんっと心に刻まれる) 「ルジェになにカ出来る事なんテ、限られてル…。ケド」 (唇をかみ締めて、見えない月を目で追うように空を仰ぐ。…まだ、肩の傷が完治しておらず寒さに少し痛みを感じたのか、眉を寄せたまま空に視線を移していた) [Wed 26 Dec 2007 23:14:47]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『僅かに降る雪を見上げながら…』 [Wed 26 Dec 2007 23:10:06]
お知らせ > セラさんが退室されました。 『(全てを奪い取られても、少女は其処から起き上がれなかった。)』 [Sun 23 Dec 2007 23:52:22]
セラ > ( とーちゃんとかーちゃんがいなくなったときに、感じたものに似ていた。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:51:46]
セラ > ねえ、今日――クリスマスなんだよ。  おいしい、もの、食べようよ。  ( 笑い声が聞こえる。「バカじゃないの」とか「ふざけんな」とか。 ) ―――-いたっ! ( 頭に硬い石が当たった。 血が、落ちる。痛みよりも先に、赤に気づいた。 ) ……… ひおー、クリスマス嫌いだけど、おいしいものはたくさん食べさせてくれるんだ。だから―――   ( そこで、言葉がとまる。……いえるわけ、ないじゃないか。   思わず、泣きそうな顔が俯いた。 )  ―――-ッ    ( 自分から捨てた。自分から逃げた。だって怖かった。怖かったんだ。だから、逃げた。 )  ( 帰れるわけがない。 )           死な、ないで。   今日はしあわせな日、なんだって。   しあわせな日、なんだって。  だから―――( 抱きしめたまま。もう一度石が投げられた。 ) ―――――。( ガツン、とあたる。不思議と痛みはなかった。――聞こえるのは笑い声と、罵声の声。寒い、痛み。だんだんと神経が霞んでいくような、感覚がなくなっていくような―――それは。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:51:12]
セラ > ( 触るその腕が、体が、酷く冷たいと感じた。 なんだか人でないものを触っている気さえして、違和感さえ覚える。――自分に人を暖める力があればいいのにとこれほど思ったことはなくて。妙な焦燥が湧き上がった。――だって、  動かなくなっていく。 )   ねえ、起きてる? ―――  起きてる?? ( 思わず体を揺らす。 暖めるように、暖めるように、 揺らす。 自分にはハンドパワーなんてないから。自分には周りの空気を暖かくする能力なんてないから。 だって自分だって寒い。周りはそれを笑ってみてる。 なんで?なんで助けない。少女にとってこれは当たり前ではないから。 ) ……ねえ、  ねえ。  ( 呼び声は、強く。   ) ――――-っ、ね、ぇっ!! ( ぎゅ、と――抱きつかん勢いで抱きしめた。このままじゃ、死んじゃう。死んじゃう。 )  ( 奴隷ギルドなんかより、怖い。  ) やだ、 やだ。 ( 怖い ) [Sun 23 Dec 2007 23:45:52]
セラ > ほら、着ないと。 死んじゃう。 寒い。 ( そんな単語しか出てこないけど、さ、と被せればその風さえ寒くて。冷たくて。ワンピースの裾から入る冷気がこれほどまでに憎いと思ったことはなく、 眉を寄せた。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:37:13]
セラ > ( 今にも死んでしまいそうなくらい震える痩せたその子は自分よりも小さな。 ) …… ………。 (   反応のないその子に、少女は羽織っていたコートにボタンをかけた。だが ) ………  。 (  脱ごうとすると、冷気が一気に襲ってぶるっと身震いする。 ――寒い。 ) ………   ちょっと…! ( ずるりと落ちる頭を支えようと少女の小さな手が伸びる。そして支えた頭は小さくても重かった )  ――― ………。       ( 黙った末、その手を抜いて。    自分のコートに手をかけようと。自分に何もないわけじゃない。まだお金だってあるし、袋に入った泥だらけのワンピースだって、洗えば何とかなるんだ。これは、ひおーからもらったものだから、あげるわけにはいかないけど。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:35:03]
セラ >  ( 自分だって寒いのに。かたかたと震える体を抱くように細い腕が交差する )  ( 走り回る子の中にはコートを着ていない子も居た。 自分と同い年、自分よりも小さな子。…此方を見て、なんだか睨む様な、そんな視線を感じるが、少女はその乏しい瞳を見つめ返すように移して。 )    ――    。( そんな、中。気まずくて――その視線をするりと右に流した。 )    ……  ? ( 訝しげに眉を寄せる。――思わずその瞳は細く。少女が見たのは、座り込んで蹲る、自分よりも小さな―― )     大丈夫か?? (  すた、っと近寄って、座り込み。顔を覗き込もうと。 )  [Sun 23 Dec 2007 23:34:35]
セラ > ( 少女は商業地区を避けるように、あれから逃げるように歩き回った。三泊ほど宿は2万。洋服買って合計5万。なんだかんだで金はなくなっていく。スリ、というものにあわないようにできるだけ荷物をがっしーと持ちながら歩いている。 ) ( この少女が宿に一人で泊まったのも初めてだったし、一ヶ月泊まったりなんかしたら見つかって探し出されると思ったか。変装する技術もなく、ただでさえさまざまな社会的知識がない子どもは、スラムを歩いて数時間が経つ。――奴隷ギルドに居たときを思い出すような、そんな景色が広がる。金がない。食べ物がない。取り合い、けんか。――怖くて。それよりも、あの場所に戻ってきた気がして。   唇を噛んだ。 ) ――――-     靴、 ないのか。 ( 足元走り回る子どもを見て、ぽつりと呟いた。 硝子球はそのはだしに魅入られる。 ) ……寒そう。 [Sun 23 Dec 2007 23:24:11]
お知らせ > セラさんが来ました。 『(ひおーとまわらなかったところ。)』 [Sun 23 Dec 2007 23:18:34]
お知らせ > さんが退室されました。 『聖夜まで後三日。目前にした死体はどんな顔をしてるのだろう――』 [Sat 22 Dec 2007 02:03:43]
> ( ぱちぱちと爆ぜる火に視線を向ける三対の瞳は無言。少年もまた続ける言葉を探しあぐねてしばし無言。それから、 ) でも、今年は平和にクリスマスを迎えられそうですね。 ( にっこりと笑って続ける。 ) あ、でもまだクリスマスだから安心できないんでしょうか。僕、この街にきたばかりでわからないことばかりで。去年はどうだったんですか? ( しかし、返ってくるのは無言。意味もなさないような言葉の羅列。そうだ。ここはスラムであり排他的なのだ。信用されるのは本音と本当のスラム住人――無言に居た堪れなくなるが、肩を竦めて暖めた身体を冷やさないようにコートを羽織って歩き出す。今日は――どんな死体に逢えるかな? ) [Sat 22 Dec 2007 01:57:18]
> ―― ( 足を洗った人間が再び裏の世界に戻ってくることは多々ある。この少年もそのうち一人。やがてゆっくりと火にあたる人の群に向かう。同じような年頃の少年少女の集団だ。――少しだけ年上がいて、少しだけ年下がいる。来る者は拒まず去るものは拒まない。廃頽した空気が他人への無関心へと広がり、害ある行動を取らなければ排斥されることも無い。 ) 寒いですね ( いつもの仮面。にっこりと笑みを浮かべて少年は言葉を並べる。灰色で苦い言葉で味がしないのに、受け取る側はいつも楽しそうに受ける言葉の色 ) 今年も冷えると嫌ですよね。――あー、でも、教会とかなにか配ってくれるんでしょうか ( にこにこと笑う少年は貼り付けた仮面のようで。そしてそれを見抜ける人間はよほどの観察眼の持ち主か、――長い時間この少年のことを知っている人か。 ) [Sat 22 Dec 2007 01:41:42]
> ( とはいえ今夜はゆっくりとスラムを歩く。――死体も血も求めずにのんびりゆっくりと、である。 ) ――、・・・ ( 多くの人間が寒さに震え、身を寄せ合い火に集まり虎視眈々と得物を狙う。――そんな中にあって、少年と呼ばれてもおかしくない彼が襲われないのは染み付いた匂いだろうか。死臭とでも言うべきその香りは裏の世界に身を浸した者なら知っている香り。――たとえ、それを漏れ流れてきたものを嗅いだことのあるスラムの人間は遠巻きに襲おうとは思わないだろう。――とはいえ、そこから足を洗った自分が此処を歩いていること事態、一番自分が滑稽だと思っている。 ) [Sat 22 Dec 2007 01:29:53]
お知らせ > さんが入室されました。 『――この間は危なかったと思ってる。反省はしてない』 [Sat 22 Dec 2007 01:25:37]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『そのまま商業地区に向かって。』 [Fri 21 Dec 2007 01:40:52]
デュラハン > (目立たない外套と目立ち過ぎる服とで表と裏の素性を気取られない様にしている(まぁ、それ以外の事も多くしているが)自身だが流石に多くの人の目に触れるだろう場所・・・しかも悪魔崇拝者である事を自己宣言する様な場所に仕事着にもなっているド紫色のスーツで突っ込むわけにはいかないだろう。それに普通の人間でも「サバト」に赴くとなれば普段の姿や素性を気取られない格好で行くだろう事を考えれば、自身はそれ以上に念を入れても損は無い様に思えて。)やはり一時的にでも今とは違う服を用意すべきでしょうかね。(まぁ、今着ている紫の服は自身の魔力で作った物なので時間さえ掛ければ全く違う物を準備できるだろうし、新しく服を新調する必要はないだろう。ただ、外套の方は買った物の為にそうもいかず)外套の予備もあっても損は無いですかねぇ。(ついでにカツラも一時的ではあるが、弄ってみようか?何て思えば灰色は表通りの方へと足を進め) [Fri 21 Dec 2007 01:40:20]
デュラハン > (自身が立つと同時、伝手役は珍しい事もあるもんだなんて告げてきたので)私にも仕事以外のプライベートがあるのですよ?(冗談を言うように軽く笑い肩を揺らせば、伝手役に向け軽い会釈をした後に伝手役に背を向けて歩き出して。)(それから幾らかの時間の後、広場から路地に入り幾らか離れた場所まで来れば)出入りの際は気をつけるとして・・・・やはりこの格好で入るのはまずいでしょうかね?(自身の姿を隠すぼろっちぃ灰色の外套に視線を彷徨わせれば、続ける様に外套の隙間から不釣合いな白手袋を嵌めた手を出して。) [Fri 21 Dec 2007 01:24:07]
デュラハン > (自身の言葉に対し伝手役が頷き返す様子を暫し見つめれば)まぁ、ここに住む私達には余り関係の無さそうな事ですね。(そう言い軽く首を振れば、他に何か気になるような話はないですか?何て続けて。)(ただ、口では関係ないと言ったが、この悪魔にとってあまり可能性が高くなくとも合法的に同族と接触できる機会が得れるとなれば見逃す筈も無く。続けられる自身に関係が無さそうな噂を話半分に聞きつつ、そのサバトに行く際に問題になりそうな事を考え始めて。)(それから暫くし伝手役の話が一区切り付いた事に気付けば)さて、そろそろ私は動きましょうかね。(考えを纏めながら曖昧な相槌を打つのが面倒になった為、伝手役にそう告げると同時立ち上がるだろう。) [Fri 21 Dec 2007 01:14:14]
デュラハン > (スラムのどこかにある広場の隅。聞き屋と呼ばれる男とその伝手役を務める男は現在ある依頼の状況や代金の確認を終え、情報交換を名目にした世間話をしていた。)(悪魔は頷きから少し間を置けば軽く首を傾げ)しかし、こんな時期にサバトをやる方なんてのも居るんですね?(伝手役から告げられた噂話であるどこかの「大ホール」を貸しきった大規模な「サバト」があるという言葉に対しそんな事を口にして。実際、クリスマスから年越に向け人々が喜びを表にし盛り上がるこの時期に対しあえてサバトをやるのは中々根性があるように思えるのだから、悪魔からそんな言葉が出ても不思議ではなく。) [Fri 21 Dec 2007 01:00:57]
デュラハン > (焚き火を前に並ぶ人影が二つ。その片割れ、灰色の外套を纏う老人らしき者は隣に座る男の方に目を向け)鯖と・・・鯖と何をするんですか?(クリスマスムードに盛り上がる表の仕事場に漂う不快な空気に当てられた為だろうか、調子を幾らか崩していた悪魔は唐突に耳に入ったどう考えても聞き間違いとしか思えない怪しげな言葉を復唱するように男に返して。そんなデュラハンの言葉に対し対面に座る男は幾らか訝しげな表情を浮かべれば、すぐに否定する言葉を返し)・・・・あぁ、「サバト」ですか。(悪魔は正された言葉に納得したように頷く。) [Fri 21 Dec 2007 00:48:10]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『壁に映るシルエット二つ』 [Fri 21 Dec 2007 00:39:12]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『(―――この 魔女め。)』 [Thu 20 Dec 2007 01:55:08]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが退室されました。 『( ちゅっ。 )』 [Thu 20 Dec 2007 01:54:30]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 可愛い奴め。 口には出さないけれど、くつりと笑った声には、漏れ出たかもしれない。 ) ああ、それじゃあ、おやすみ、だ。 ( そうして小さな魔女は眠りへと沈んでいって………。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:54:16]
ブロウ > ああ、なるほど。 お互い初めて同士ってわけ、ね。 ハハッ。 なるほどなるほど。 ( 軽く笑った。 何処かぎこちない二人の時間。 いつかそれはきっと自然なものになる。 いつか―――きっと。 そう信じたい。 ) そんじゃ…お休み。 嫌だ、っつっても今日は無理矢理おんなじベッドで寝てやるぞこの野郎。 そうじゃなきゃ寒いんだよちくしょー。 ( 照れ隠しの言葉を口にして。 こういう幸せもあったのかということを知る。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:52:16]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ふふ……………年は食っていても………妾も初めてなのだ。 ( 小さな魔女が過ごした八百年は、まどろみたゆたう夢の中。 穏やかに過ごす術は知っている。 けれど、現実にそれに触れることは、初めてで。 ) …………うむ。 寝るとしよう。 寝ている間もそなたを感じられれば………きっと、それがしあわせなのだということだろう。 [Thu 20 Dec 2007 01:44:05]
ブロウ > ………初めてなんだから、しゃあねえだろ。 知らねえんだよ。 こういうの。 ( 暴力に手を染めすぎた。 小さい頃からそうだった。 それを否定する気は無いが、こういう穏やかな時間にどうして過ごしていいのかを自分は知らない。 ) ………そだな。 別に焦ることなんてねえよな。 もう少し…このまんまでいいや。 なあ人生の大先輩。 八百歳のお婆ちゃん。 ( まったく、自分が臆病だとは知らなかった。 小さな腕に抱き締められて覚える感情は安心感。 ――――だからこうして、また何かの変化がおきるという事に二の足を踏む。 ) ――――寝るか? もう。 [Thu 20 Dec 2007 01:39:57]
アンブローシア@ブロウ宅 >  そう、か…………そなたも、か。 ( ひとでなしとして、人でなくなって幾星霜。 何もかもが停止してしまった自分だけが、物事を知らないのだと思っていたが。 小さな魔女はそっと腕を回して、抱きしめた。 どうやらそれは慈しむという気持ちらしく、理解はしてもよくわからない。 ) ……………ならば、保留だ。 わからないことは、保留だ。 わかるまで………保留だ。 変に手を出して壊してしまっては、嫌だ。 ゆっくり、まどろむように、考えよう。 ( ぎゅう。 彼の胸に頭を預けて、小さな魔女はただ、穏やかに呼吸した。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:24:57]
ブロウ > なんつーかな。 正直良くわかんねえんだよ。 ( 小さな少女を腕の中で抱きながら呟いた。 自分の命も他人の命も路傍の石と変わらない価値だった。 大切な物なんて持ってなかったから、失う事が怖いだなんて考えもしたことが無かった。 )( 誰かが好きとか嫌いとか。 そういうのを考えた事も無かったし、気にも留めていなかった。 それが何か最近は、そうはとても思えなくなってしまっていて。 ) ………ん。 俺も分からん。 てか自分がどうしたいかもちっとも分からん。 ( 嫌な事はあるけれど、今何をしたいかは――― ) [Thu 20 Dec 2007 01:18:47]
アンブローシア@ブロウ宅 >  …………う、うむ……。 ( まるで、精密で脆弱な、硝子細工でも扱うかのようだ。 小さな魔女は抱きしめられながら思った。 なんだか大事にされすぎているようで、うまく行き過ぎているようで、不安になるくらいに。 抱きしめられたまま、小さな魔女は、困ったように言った。 ) す、すまぬが…………妾は、こういうとき……どうしたらよいのか、わからぬ……。 ( ああ、いや、と小さな魔女は心の中で、先ほどの考えを改めた。 硝子細工のように扱っているのは、むしろ……。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:04:51]
ブロウ > ( 二人で居れば自然と暖房効果が期待出来るとか。 はいはいお熱いことですねー、とか囃し立てるでっかいお世話を焼くような人もこの場には居ない。 )( ――――さて、此処まで来たのはいいけれどどうしたものか。 考えてみれば素直な恋愛経験とかそういうのは無いんだよな。 だから自分がこうしたくても、彼女はそれをされたくないのではないか、とかそういう類の余計な気遣いめいた考えをする事がよくある。 ) スマン。 抱き締めるぞ。 ( 彼女のベッドの隣に腰掛けた男は、それだけ言うと小さな主人を胸の中で抱き締めようとする。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:00:05]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 室温がなんだか、非常に高くなっているような気がするのは、小さな魔女だけだろうか。 恥ずかしい言葉の応酬をしている気がする。 恥ずかしい台詞禁止、みたいな。 ) な………なん、だ……? ( かけられる声に、小さな魔女はかすれたような声で答えた。 なんだか視線が熱いような気がして、小さな魔女はあえて、そっぽを向くように顔をそらした。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:49:02]
ブロウ > ( ふ、そうさ。 コイツだってお年頃(800歳)なんだ。 あーんな事やこーんな事をしたがってもおかしくないさ。 …………なんだろう、あーんな事やこーんな事って。 自分で言ってて良く分からない。 )( ごめん。 やっぱりただの馬鹿だね……! ) とってつけてねーっつの。 本音だっつの。 ったく。 ( 乱暴に自分の頭を掻きながらそんな事を言い放つ。 何だか自分が物凄く恥ずかしい事を言っているような気がする。 しかしそんなどうでもいい葛藤は割愛する。 それよりも注目すべきは今目の前に居る幼女だ。 露出度というのは確かに重要な要素である。 だがしかし断じてそれが全てというわけではない! あくまでもそれは一要素にしか過ぎず、そしてこの目の前にちょこんと腰掛ける幼女の姿には感嘆を評することしか出来ない! それは最初に出会った頃の横暴で唯我独尊でけれど可愛かった頃とはまた違った場所に位置する魅力だ! ――――長いな。 次からは自重しよう。 ) ――――アンブローシア。 ( 膝を抱える彼女の傍にそっと近寄って声を掛けた。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:42:38]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 誤魔化されてくれたようだ。 ああ、よかった―――馬鹿でよかった……。 小さな魔女は密かに胸をなでおろした。 しかしなんだ、大好きって。 ) 別に言い直さなくてもいいのだぞ、そんな、とってつけたように。 …………そんなこと、言われぬでもわかっておる……。 ( ぼそぼそと小さな魔女は真っ赤な顔で言うのだが、それは演技ではない―――デレ、だ。 演技によって発生する、あくまで手段としてのデレでなく―――あくまでも、自然的発生による、結果としての、デレ。 小さな魔女はなんだか急に恥ずかしくなって、体育座りのように、膝を抱き寄せるようにして、ピンクのジャケットで足を隠してしまった。 露出度は著しく減った。 しかし、想像してみて欲しい、その姿を。 普段不機嫌に寄せられる眉は、いままなじりとともに下がっていて、白い頬は上気している。 そしてもぢもぢと……。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:25:45]
ブロウ > ( 新世界の魔女とチンピラ。 その戦力差は圧倒的だ。 例えるならシル○ーチャ○オッツVSキン○クリムゾン。 松田VSジェバンニ。 もしくは開戦当初のジオンと連邦ぐらい。 ちょっと戦車の例えが不当かもしれないが。 ) ――――えー…うー…あー……その、俺も、言い直す。 好きじゃなくて、大好きだな。 ( なんというか、この魔女と会話をしているとどうにも普段のリズムを狂わされる。 こんな風に歯の浮きそうな台詞を顔を真っ赤にしながら口にするだなんて、俺は普通はそんな事は言わない――― )( ―――待てよ。 俺は普通はそんな事言わない。 けれどこの御主人様も普段こういう台詞を言う奴だったろうか――――なんてちょっとした疑問。 だが―――見事だ…アンブローシア……… )( その小さな疑問は黒いワンピースと白い足という対象的な色合いが生み出す絶対領域によって儚く消え去る。 愛しいと思う感情の前には疑問に浮かぶ感情など露と消える。 いいか。 そもそもこのツンデレ幼女が生み出す絶対領域がどれ程貴重なものか! それを語るにはつまり(以下省略)) ――――そういうことか。 ( その笑顔に全てを許すような穏やかな表情を浮かべて納得する。 あーんなことやこーんなことを勝手に想像中。 いいのか!?何も解決してないけどホントにこんな事でいいのか!? ) [Thu 20 Dec 2007 00:18:11]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 質問は全て無視する。 それがコツだ。 質問文に質問文で答えるとテストで0点になるって知ってたか? などというカウンターを喰らう危険性もあったが、しかしどうやら、効果は出ているらしい。 小さな魔女は、計画通り、にやりと心中笑った。 ) ………………その……………わ、妾は、好きではない。 ………だいすきだ。 ( 微妙に俯いて、つっかえつっかえ言うのがポイント。 まあ、多分に本音が混じるので、頬の紅潮は演技ではないが。 ここで小さな魔女が演技したのは唯一つ、さりげなく足をずらして、白い足と黒いワンピース、そこに絶対領域を作り出すことだけだ。 ) つまりこれは――――そういうことなのだ。 ( 何の説明にもなっていないことを、さも自然の摂理のようにはにかんだような笑顔で言う小さな魔女。 細かいところは説明せず、ご想像にお任せします、という方向で押し切るつもりらしい。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:58:01]
ブロウ > ( 俺なら1000秒で―――うん、そろそろ発症しそうだから止めておこう。 あ、アンブローシアの兄貴ぃぃ! ) ――――ん、あ、ああ何だそうだったのか。 それで何でまたこんなに部屋がやたらめったらに散らかってんだ? てかそれ俺の服? ( 誰もが思いつくであろう普通の質問を口にする。 ベッドの上に体重を感じさせずに腰掛けた小さな御主人様が年相応に小首を傾げているその仕草は、こう――なんというか、小悪魔的というか、可愛いというか、その、なんだ。 えっとまあ――そんな感じだ。 うん。 計算尽くとかは気付かずに、無事な姿を見たという安堵も重なって効果は抜群だ! ) ―――――あ、そりゃ、まあ…その……あー ――― 好き……だけどよ。 ( 視線をせわしなく動かしたり口をどもらせた後、視線を逸らしながら頬を掻いてイエスと答える。 究極生物と同じ結論を出した魔女様。 過程や…方法なぞ! どうでもよいのだー!! ) [Wed 19 Dec 2007 23:51:24]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 落ち着け、アンブローシア。 冷静になるんだ。 そうすれば1500秒で―――いや、なんだかそれはまずいな。 そもそも言い訳しようとか、誤魔化そうとか、考え込んじゃいけない。 誤魔化したなら使っていい。 ) うむ、寝入っている間にベッドから落ちてしまったようでな。 ( 平然と嘘をついてベッドの上にちょこん、と腰かける小さな魔女。 よほど心配してくれたのだと思うとなんだか、くすぐったいような妙な気分になりもする小さな魔女だったが、それはともかく。 ピンクの下僕の問いかけに、相手から見て最も映える、可愛らしく見える角度でかくん、と小首をかしげて、作りえる最良の(まあ、心配されたことによる嬉しさで本音も混じるが)笑顔で微笑んで、可能な限りの甘えるような声で、答える代わりに言う。 ) ブロウ…………そなたは、妾のこと――すき、なのであろう……? ( 自分で言っていて羞恥がこみ上げるほどの台詞だったが、しかし小さな魔女はこらえる。 正面から好いた惚れただの言うのは恥ずかしいだとか、媚びるような態度は好かんだとか、そんな細かいことはどうでもいいのだ。 小さな魔女の頭にあるのは誤魔化す。 誤魔化せればよかろうなのだーッ! ) [Wed 19 Dec 2007 23:37:12]
ブロウ > ( 落ち着け…! いつもこういう時『運命』は俺に味方をしてきた! そう、『命』を『運んでくる』と書いて『運命』!! て今はそんな事なんの関係もねぇよ!! ) KOOLだ…KOOLになれブロウ………! ( スペルの間違いは仕様です。 とにかく慌てふためく心をひとまず抑えようとする。 家が荒らされてるのはまあいい。 寛容な仏の如き心で許してやろう。 だがしかし! もしもうちのアレに手を出してとしたらコイツはめちゃ許せんよなー!! ) うおおー! どこだーアンブローシアァァァー!! ( ゴミ箱の中とかを覗いてみる。 いない! てかこんな所に居るわけねえだろアホか俺はぁ!? ) ――――!? ―――……な、なんだ居たのかよ。 まったくちょっぴり慌てさせやがってこの野郎。 ( 卿の言葉に従ってベッドの陰から出てきた相手の声を聞いてその姿を見つけると、あからさまに安心したようにホッと一息ついた。 ) そんでこんな状況だけど…一体何があったんだ? ( 見つけた瞬間安心のあまり抱きつこうとしたけれど、なんとかそれはなけなしの理性で押さえ込む。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:29:37]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( ドジこいたーッ! 小さな魔女はベッドの陰で元々小さいのに小さくなって、焦っていた。 つい至福の時+憤激の時に夢中で片付け忘れていた。 ) 落ち着け……落ち着くのだアンブローシア………2……3…5………7………。 ( ふう。 素数を数えて少し落ち着いた小さな魔女。 このまま出ないわけには行かない。 しかし、この、ピンクに包まれて悦んでいるという状況、そのことに関してはジャケットを脱げば済む話だが、問題は、ここまで散らかっていることへのいいわけである。 下手な言い訳は疑いを持たれる。 どうすれば―――いや。 言い訳が思いつかない? そういうときは、逆に考えるんだ。 バレちゃってもいいさと考えるんだ。 ) グラッツェ、某貴族………………お、おおう! 帰ったのか、ブロウ。 ( 平静を装って、さもそれが当然ですというような顔をして、ピンクジャケットをまとった小さな魔女はひょっこりとベッドの影から立ち上がった。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:15:40]
ピンク > ( 自宅の扉を開けるロリkもとい下僕。 着ている服は相変わらずの目に痛くて環境に悪い影響を与えそうなピンク色。 スゴク…趣味が悪いです。 ) て、うお!? なんだ空き巣でも来たのか!? 家に金はねえのに!? ( 部屋がとても散らかっていることに驚く家主。 散らかったピンクやドピンクや桃色の服の束は、もう本当に目に悪い光景になっているだろう。 ) アイツは大丈夫なのか!? アンブローシア!? ( 真っ先に主人の事を心配する下僕。 ドイツ将校ばりの速さでベッドの陰に隠れた魔女様にはまだ気付いてない。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:08:51]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 再びピンク武装にひたり、ベッドに横たわり小さな魔女。 長きに渡り怠惰を愛し、怠惰に生きてきた、死んだ魚というほどではないがまあ打ち上げられたイルカのような生温い脱力を愛する小さな魔女は、数十分立っているだけで貧血を起こすほどの貧弱。 下手したら十分くらい。 最愛の居場所は寝床である。 ぎゅう、と再び自分を抱き、くんかくんか(がちゃり) ) 嗅いどる場合かーっ! ( ぎゃふーん。 ジャストで登場する下僕。 恐らく今年最速にして最後の俊敏さで、転げ落ちるようにベッドの陰に隠れる小さな魔女。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:00:15]
お知らせ > ピンクさんが来ました。 『たでーまー(ガチャリ)』 [Wed 19 Dec 2007 22:58:18]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 鼻っ面を押さえながら立ち上がると、小さな魔女はおもむろにピンクジャケットを脱ぎ去り、床にたたきつけると、普段地団太を踏む要領でげしげしとけりつける。 多分、八つ当たりだろう。 ジャケットには何の罪もないのだろうが、しかしそこはそこ、小さな魔女、懐の浅さを見せ付ける。 ) んんん(↑)んんんん(↓)んんんんんんん(↑)ッ!! ( ただの「ん」ではなく、きちんと上下があるのがポイントだ。 感情的になればなるほど波が細かく大きくなるので、そこのところをうまく見極めて舵を取ろう。 しばし蹴り付けて疲れたと見え、小さな魔女は浅く肩で息をする。 それからじっとジャケットを見つめて―――がばちょと抱きしめるように持ち上げた。 ちょっと八つ当たりしてしまったが、やはり下僕のにおいつきのそれに愛着があるらしい。 フェチめ。 ) やかましいッ!! ( 地の文につっこまないよーに。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:48:38]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( ごろごろごろ、ぴたり。 すうううう、はあああ。 くんかくんか。 ごろごろごろ、ぴたり。 以下エンドレスである。 極めて非生産的な行動でしかない、不毛な描写を逐一ここで書き連ねるのは読者の皆々様に大変申し訳ないので、世界は少々加速し、変化が現れたあたりで続けることにする。 ) すううう…………はあ。 ( そんなフェティッシュな、私服な至福に浸りながら、小さな魔女はごろごろと転がり―――落ちた。 べしゃり。 ) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!! ( よりにも寄って顔面からダイブ、先ほどまでとは違った意味でごろごろと転がる小さな魔女。 もしそういう技術にしろ魔術にしろあるのならば、映像としてとっておくと、後世までからかえそうな古典的アクションである。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:38:20]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 非力に定評のある小さな魔女は、それを着ただけで少しばかり、行動が阻害されるくらいではあった。 ) ぬう……………無駄に大きいのだ、あやつは。 ピンクの癖に。 ( 本人がいないのをいいことに―――いや、まあ本人がいてもだろうが、そんな勝手なことを抜かしながら、小さな魔女はとてとてと、ベッドに向かい、ポスンと寝転がる。 それから肩口に鼻をやって、すううう、と大きく息を吸う。 ) ……………………はあっ。 ( そして吐く。 それを何度か繰り返してから、ピンクに包まれた小さな腕で、自分を抱くようにして、小さな魔女はごろごろ寝転がった。 普段不機嫌そうな小さな魔女はそのとき、二字熟語一つで表せるような表情であったとか。 曰く、至福。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:28:16]
アンブローシア@ブロウ宅 >  むう……………あやつ、本当にピンクが好きなのだのう。 ( 色としては、華やかであるとは思う。 多少主張が激しいとは思うが、自己主張の殆どない、喪服のような(事実喪服のイメージなのかもしれない)白黒しかない小さな魔女にファッションセンスをとやかく言われるいわれはなかろう。 さて、とにもかくにもそのピンクの衣類。 意味もなくあさっていたのかと問われれば、そうだとしか答えようがないのだが、ともあれ、小さな魔女はそこから上着を取り出して、広げてみる。 ………大きい。 比べるべくもなく、小さな魔女と、長身の下僕、二人の差がそこにはあった。 そこに少々思うところがないでもない小さな魔女だったが、気を取り直して、それに片腕を通してみる。 ) …………ふん。 ( 指先さえ、出ない。 そのままもう片方の腕も通してみるが、服を着ているというより、服の形をした布をかぶったようになってしまった。 ピンクの下僕にとってはジャケットなのかもしれないが、小さな魔女には長めのコートのようにすらなってしまう。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:18:18]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 小さな魔女は、一着しか服を持っていない。 それも、自分の魔力で織り上げた、地味極まりない黒一色のワンピースだ。 人間とは違って、もはや成長することすらない、ある意味止まってしまった肉体は、老廃物で服を汚すこともないが、それでも、その一着しかないというのは単に小さな魔女が不精だからだ。 多少形は変えられるが、それもしない。 小さな魔女は、ファッションにもまた興味がないのだ。 ) …………………。 ( その小さな魔女がある日のこと、下僕の留守の隙に、ちょこんと座って衣服をあさっていた。 無論、一着しかもっていない小さな魔女のものではなく、この家の主でも在る下僕の衣服である。 かなり、ピンク。 どがつく、ピンク。 ピンクばかり。 原色ばかり。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:08:17]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが入室されました。 [Wed 19 Dec 2007 22:03:47]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 今はただ、戦うことしかできなくても。 少しずつ、選択肢を増やせるように )』 [Wed 19 Dec 2007 04:16:05]
セレニア > ( 『選択肢ができました』 リシェを真似ていた時の、カムラの言葉を思い出す。 当たり前の事だと思うけど、人はその時々で、何かを選択できるのだ。 …と言うか、常に何かしら選択し続けていなければならないと言うか… )   ( 『他のこと』 というのをあまり考えず、条件反射的に物事を判断する自身を思うと、馬鹿正直でもどかしい。 そんな風に自覚することすら、初めての経験だった。 十代半ばに見える体をしていても、人生経験や記憶といったものは、ここ数年分しかなく。 それらがクリアーな状態で保存されるようになったのは、16課が無くなって、ヴェイトス市に来てからだ )   ( こうした思考をしてしまうことを、煩わしくも思う。 こんなものはいらない、もっとひたすら迅速に行動できるよう、たった一つの規範を持つことができればと思う。 かつては、それが出来ていたはずだから。 でもそれは、きっと今とそう変わらない状態で… その滑稽さを気付いていないだけなんだ… )   ( そんな風に考える今でさえ、行動の選択肢はマリア様を基準にしなければ組み立てられない。 他の規範などいらないとも思うが… それでは足りない。 何か、規範の作り方といった部分が間違っているのかもしれないとは、感じている ) [Wed 19 Dec 2007 04:11:47]
セレニア > ( ここしばらく続いている掃討戦でも、これと言った戦果は挙げられていない。 失敗も… 特にはしていないつもりだけれど、守るべきリシェをむざむざ殺されて、ミザリーもカリンもこの手で捕えられなかった失敗をそそげるような働きもできていない。 それを渇望して暴走したりもしないものの、『安直な行動に走らない』 という程度の低い満足感では、失敗に失敗を重ね続けるよりはマシと言っても、今に見限られてしまうのではないかという不安が拭えなかった。 ―――カムラは今回もお手柄。 マリア様は彼女を評価している。 アニー・ウィルクスの時も、今回も、私が一度取り逃がしたヴァンパイアと接触し負傷した彼女。 前回はともかくとして、今回は、紛れも無く名誉の負傷だ )   ( 羨ましい… 妬ましい… でも、彼女は信用出来る。 身を削って戦うマクドゥガルなども、それは同様。 ただ――― )   ( 何事か話し合っている同僚達へ目を向けて… 彼らの中に裏切り者はいないだろうかと考える。 それは、どこか新鮮な意識だった )   ( ロッテニーナには奇妙なところもあったし、頷けなくもない。 だが… もっと芝居の上手い、例えばカムラのような人間が、紛れ込んでいるとしたら…? ) [Wed 19 Dec 2007 03:49:32]
セレニア > ( 捕獲されたヴァンパイア… 『ミザリー』 は、じきに滅ぼされるだろう。 アレの事を考えると、どうしても気持ちがざわつく。 何故だか、そうなることが決まっているのに、一刻も早く滅ぼさなければならないという焦燥感が生まれる。 目の前で対峙した時、アレが口にしたノイズは記憶の中でさえ耳障りで、どこまでもどこまでも神経を苛立たせた。 そして… アレと言葉を交わした者が、皆一様にそのノイズを発するようになるという錯覚。 『静かにさせなければ』 と思い、気付くと微かに震える手が武器を握っている )   ( さすがにマリア様に対してそのような衝動を抱くことは無かったから、彼女がミザリーを尋問して以来、諦めに似た感覚で他の者に対しての衝動も封じられるようになったけど。 わけのわからない胸をざわつかせる感覚までが完全に消えることは無く、気持ちが悪い )   ( もっとも、それも滅ぼされるのだから、もう暫くの辛抱と思える。 ―――ハンターハントの活動を助けた元斡旋所職員の人間 『アーディン』 については、社会的に抹殺されるとしても、実際に命までは奪われないだろう。 ハンターハントからカーンに送り込まれた内通者 『ロッテニーナ』 こと 『マヤウィ』 についても同様だ。 こちらはキリバナ。 人外であるにも関わらず、やはりヴェイトス市で極刑は望めないらしい。 ―――では私が殺そうと考える。 考えて、止める。 マリア様の部下であることが、安直な行動を許さなかった ) [Wed 19 Dec 2007 02:53:00]
セレニア > ( ヴァンパイアが相手であればただでさえ妥協はしない、カーンそういう組織だが、『ハンターハント』 はそれに加えてその名の通り、ハンター殺しを組織立って行った。 威信にかけて、滅ぼし尽くさなければならない )   ( 同僚達の弔い合戦だという思いもあってか、士気は高かった。 何事か話し合う同僚達を一歩引いた場所から眺めるように、薄紅色の髪をゆるく一房に編んだ少女は、いくつかのランタンの灯りで照らされた暗い屋内に視線を走らせる )   ( 今更、罠も無いだろう。 屋内に閉じ込めるような仕掛けは無かったし、油の臭いも、火が放たれる気配も無い )   ( 半ば警戒を解いて… 話し合いに加わらず一人でいるのはいつものことだ。 誰も気にしない ) [Wed 19 Dec 2007 02:39:58]
セレニア > ( とりあえず、戦士だ。 ランタンの灯りを眩く映す銀の装備というデザインの統一感はあるものの、重装・軽装・装備の内容も様々で、傭兵の集まりなどではない一つの組織として見ると奇妙に映るかもしれないけれど、事前に鳴らしていたベルの音でヴァンパイアハンターギルドだと知れる。 ヴァンパイアの拠点に突入するにしては人数が少ないのが、この場所の重要度の表れだろう。 個体が特定されているヴァンパイア 『ヴァネッサ』 もとい 『カリン』 は未だ捕捉されておらず、そればかりにかまけていられるわけでもないけれど、人員は最大限に動員されていた。 『ハンターハント』 を名乗る組織そのものへの追跡も、空振りが多くなろうとまだ続く ) [Wed 19 Dec 2007 02:26:19]
セレニア > ( 捕えた一人と一体からもたらされた情報と、それを元に辿り着いた場所で得る新たな情報。 存在そのものを秘匿することで活動を可能にしていた組織は、一点の綻びから連鎖的に崩壊し、さして規模も大きくなければ、既に概ね壊滅状態にあると言っても良いだろう。 ―――それでも、重箱の隅をつつくような捜査は続いていた )   ( 突入するよりも早く、おそらくこの場所がただの廃屋であることは感じていたけれど、案の定。 最近何者かの出入りがあった形跡こそあるものの、生活のにおいはしない、無人の家屋で。 そこを包囲し聖性を帯びたベルを鳴らして、ドアと窓を破り飛び込んだ数人の戦士は、家具も無い家中を回った後、リビングとして使われていたであろう部屋に集まっている ) [Wed 19 Dec 2007 01:38:45]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 事態は収束に向かう )』 [Wed 19 Dec 2007 01:26:07]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『―――本当に今日は寒いな。』 [Mon 17 Dec 2007 00:46:38]
シャーリー > ( 相手の事を自分一人で考えて全てを理解できるわけがない。 ましてやもうあの人は灰に帰ってしまった。 もう言葉を交わすことが出来ず、何を考えていたなんていう事はただ想像を巡らすしか出来ない。 ) ………シャーリー…お前は本当に…何一つ成長してない…… ( サングラスの奥の瞳を伏せる。 十年生きようが六百年生きようが、小娘だった私と吸血鬼だった私も何も違いは無い。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:34:33]
シャーリー > ( あの人が居た時は、私がこうして自虐的にしていると酷く苛立ってしまい、その度に手酷く殴られたっけ。 ) ――――なーんで私を生かしてたのかなあ、あの人。 ( 人間一人を挽肉に簡単に出来る化け物だった。 人と大差ない能力しか持たない私が、その彼の暴力を浴びて今もこうして生きているということは、それはつまりあの人は手加減をしてくれていたということ。 ) 最後まであの人の考えだけは分かんなかったや。 それともボクがあの人と同じ境地に辿り着けば、ちょっとは考えが理解出来るのかな。 ( 溜め息を吐いた。 今日は酷く寒く、吐く息も自然と白い。 ) そんなわきゃ無いってーの。 [Mon 17 Dec 2007 00:18:03]
シャーリー > ( 歩きなれたスラムの道を進んでいく。 より治安の悪い方向に歩いていくことになるが、まあこれもお仕事。 生活費を得るためだから仕方が無い。 ) やれやれ。 自分で自分を蔑む悪癖は治ったつもりだったんですけどね。 ( ―――昨日の行為を思い出せば、それが偽善以外の何物でもないということを実感する。 自分には余裕があるから、だからあんな真似を出来る。 他人の幸せを祈って出来る。 )( だったら私の目の前に、彼女よりもっと切実な不幸が迫り、それを私が少しお金を払えれば助けそうだった時――私はまたその子にお金を渡すの? ) [Mon 17 Dec 2007 00:04:46]
シャーリー@自宅 > ( あっちの方の仕事は金の羽振りがいい。 横丁で丸一日踊り続けるよりも、あそこの方で二、三時間踊り、そのあと客に気に入られれば―――まあこれで簡単にお金ゲットだ。 ありがたやありがたや。 ) ………主を信じる言葉を口にしながら、主を裏切る行為を重ねますか。 全く持って度し難い偽善者。 ( 自らの行為には呆れるほか無い。 野暮ったい服を着込み、ロザリオを首から下げてベレー帽とサングラスを身に着ける。 あとは荷物の入った鞄を肩から提げて準備は万端。 家の扉を開けると冷たい風が頬を叩いた。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:51:59]
シャーリー@自宅 > …………棺が欲しい。 ( 出来るのならその中で今日一日はゆっくりと眠りたい。 生まれた地の土を敷き詰めて、あの暗く静かな空間の中で瞳を閉じたい。 ) ……………ハァ。 ばーか。 ( 溜め息を吐いた。 そんな事は出来ない。 自分の家はごく普通の家具しかないし、そもそも故郷はここからずっと遠くに離れた場所だ。 そこの土を持ってこれる事が出来るはずも無い。 ) ――――んっと。 さっさと起きよ。 今日はこれから…何処だったっけ? あ、そうだ。 暗黒街の方で一つ頼まれたんだっけか。 ( 布団を剥いで体を起こし、寝巻きからいつもの普段着へと着替えをする。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:41:16]
シャーリー@自宅 > ………………… ( 私は吸血鬼の中でも少し変り種だというのは自覚している。 平気な顔をして大聖堂に行って祈りを捧げたり、スラムの教会で子供達の世話をしながら神父様と仲良く喋ったり―――そんな事をしたりしている。 だからこの聖歌が街を賑わす時期でも何の苦労もなく、今までとまるで変わらぬ生活を続けていた。 ) …………ん…けど……やっぱちょっとはダルイか……… ( けれどたまに、精神的にクル時がある。 今感じている体のだるさの理由もそれ。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:32:49]
お知らせ > シャーリー@自宅さんが来ました。 『(静かにベッドに横になる)』 [Sun 16 Dec 2007 23:27:35]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『――どうせ、世の中は平等なんかじゃない。 (帰り際、少女はそんな言葉を呟いていた。)』 [Sun 16 Dec 2007 01:32:18]
シャナ > 貧乏人など関係ないな、お前らにはまだ活力がある、ない人間と比べている辺り、小物だ。 (なんとしても生き残ろうという意思、それについて理解出来ないわけではない。だが、それでも許せるものと許せないものが彼女にもあった。経験者、故に。) 努力せずして、金なんて入らない。活力がない人間ならまだしも、な。 (仕事と略奪は、別物である。少女の中ではそう区別されている、そして――尤も憎む存在でもある、やり方でもある。) 私には――認められない事だ。 (小さく呟く。ならば、どうしろというのだ――自分自身へ問いかけても、答えは来ない。結局矛盾している自分が、そこにはいるのだ、だけど、それだけれども――認められないものが、あったのだ。) …、ってナイフ忘れて行ってるな…。これも売れば少しはお金になるんじゃないの? (もはやチンピラ達の姿はない。一応証拠品として拾っておくべきだろう。) [Sun 16 Dec 2007 01:31:25]
お知らせ > チンピラ×2さんが帰りました。 『( ★2つと共に。 )』 [Sun 16 Dec 2007 01:22:27]
チンピラ×2 > その台詞をここの連中に言ってみろよ!寒さと飢えでくたばりかけてる浮浪者に言ってみろよ!誰が好き好んで貧乏人なんかやるかよォォ! ( ブラティリアの男に肩を担がれながら、二人はその場を離れようとする。それでも最後まで、男は怒鳴り続けた。 何故盗みをするのか。何故人のものを奪うのか。――少なくともチンピラは、ゴミ捨て場に転がるゴミのように朝起きたら冷たくなっていた浮浪者になるよりは、他人の物を奪ってでも生きようとする道を選んだらしい。或いは、仕事は仕事でも汚い仕事をする道を選んだらしい。 ) クソガキが―――ッ!! ( どこか哀愁すら帯びた男の悲鳴が響き渡る。 ) [Sun 16 Dec 2007 01:22:05]
シャナ > (一撃で、終わる。勢いから少女の真横に男が倒れるが、気には留めない。追撃する必要がないからだ。) …。 (引き攣るような声を漏らし、悲鳴のような声を漏らす男に感情の篭っていない目で見据える。) まともに仕事をしても金がない? ――まともに仕事をしてない時に言っても説得力がない、失せろ。 (その手の台詞は聞き飽きたと言わんばかりに、最後は吐き捨てるように言う。追いはしない、あれだけの痛手を被っている状態ならしばらくは大人しくしているのではないかと思ったからであるが。) [Sun 16 Dec 2007 01:13:26]
チンピラ×2 > ( 男は駆ける。次の瞬間に自分は相手の腹を刺し、胸を刺し、とにかく刺して刺して、ナイフが折れるまで刺している―― 筈だった。 剣は男の胴体の横側にめり込み、そのまま勢いあまってシャナの横側に倒れこむ。手から滑り落ちたナイフが金属音を響かせて転がり、殴られた部分を押さえて男は悶絶する――。) ひっ! ひっ! ( 上手く呼吸が出来ないようだ。引き攣るような声を零し、うつ伏せのまま尻を突き出して。 ) ひっ!  …ひっ! ひ、 っ! い、痛…! いて、いてえええ!い、いてえよ…! う、おおっ! ( 男は少女を下から睨む。歯を食いしばり、睨む。 ) な、に、が、仕事だ…ッ! ボケがッ!  まともに仕事しても金がねえから貧民街なんだろうが…ッ! くそ…くそぉッ! ぐ、 オオオ…! ( 胃液を吐いていたブラティリアの男がよろけながら立ち上がり、恨み言を零す男に肩を貸して逃げ出そうとする。もし貴女がそれを捕まえようとするのならば、簡単だろう。 ) [Sun 16 Dec 2007 01:04:31]
シャナ > ――、 (ナイフを構え、真っ直ぐに突進してくる男。その叫びは既に、少女の耳へ通っても認識に至る事はない、だから、一言。) ――そりゃ良かったな。 (右足を大きく、叩きつける。片刃の剣を両手持ちに構え、男がある程度接近してきた所で、胴体目掛け横に剣撃を放とうとする。布に包まれているため切れ味もなければ刃のない方を向けている為、当たっても死にはしないだろう。) 仕事してちゃんと給料もらって普通に生きろ、チンピラ。 (大きく剣を、振り払った。) [Sun 16 Dec 2007 00:54:13]
チンピラ×2 > ふざけやがってこのクソ小便臭いガキが――ッ!!てめえのケツ穴をガバガバになるまで犯してよォォ――ッ!穴の締りゆるゆるにしてよォォォ――ッ!クソを垂れ流させてヤルルォォォアアアア―――ッッ!! ( 男はナイフを腰溜めに構え、真っ直ぐ突進してきた。腹部に受けた痛みとダメージで涙を零し、涎を零し、鼻水まで垂れている。そんな男を突き動かすのは只の怒りだ。子供に舐められたという怒り――。 相手が剣を構えても、それは消えない。頭が悪いのもあるし、臆して情けない所を見せたくないという変なプライドもあるし。剣なんて扱えない、こけおどしだろうと思い込んでいる部分もある。 ともあれ、男はナイフを構え突っ込んできた! ) [Sun 16 Dec 2007 00:42:01]
シャナ > ――。 (ブラティリアの男の胃から何かが漏れたようだ、恐らく重力的な問題と拳の速度の合わさったものが直撃したせいだろう。異臭が立ち込めるかもしれないが――今はそれどころではなかった。) …全く、どのチンピラもやる事は同じか。 (立ち上がった男が敵意に満ちた目で少女を睨んでくれたお陰か、気付く事が出来た。――布に包まれた片刃の剣のシルエットを右手で掴み、一歩一歩迫ってくる男へと構える。) [Sun 16 Dec 2007 00:33:36]
チンピラ×2 > おふ……ッ!! ( ブラティリアの男は、自分の胃がひっくり返るんじゃないかってぐらいの衝撃を叩き込まれた。それもその筈、自分の体重までもを乗せた拳だったのだ。ずる、と滑り落ちるように壁の方に男は倒れ、げえげえと吐瀉物でスラムの地面と自分の口元と買ったばかりのおニューのコートを汚す。因みにリバースした胃液の内容はなんと!アングリマーラに伝わるカレーという食べ物だ。しかも、ココナッツカレー。ココナッツと胃液がブレンドした何ともいえぬ香りが辺りに漂う。 …立ち上がろうとしている男は、懐から小さなナイフを取り出すと敵意の篭った目で相手を睨みつけた。よろりと立ち上がると、一歩、一歩と前に歩き出す。 ) [Sun 16 Dec 2007 00:22:57]
シャナ > は――ッ! (バランスを崩し、自分目掛けて倒れてくる男の腹部へ、いつの間にか引っ込めた右拳を上へと突き出そうとする。それで倒れてくる勢いを相殺しようというのだろう――成功したならそのままブラティリアの男を壁の方へと倒れさせ体制を立て直そうとするだろう。まだ立ち上がろうとしている男には気付いていない様子。) [Sun 16 Dec 2007 00:13:55]
チンピラ×2 > うおっ! ( ブラティリアの男が繰り出した拳は掴まれ、更に後ろに引っ張られる。自分の体の勢いもあるが、その腕の力に男は驚愕した。 ――足がもつれ、バランスを崩す。男が意図した行動では無いが、身体はそのままシャナの方へと倒れこもうと。 …その背後に居るホワイティアの男はまだ腹に受けたダメージを回復しきれていないようだ。腹を抱えて蹲ったまま苦しそうに呻いている。だが、何とか立ち上がろうとしているのが見えるだろうか。 ) [Sun 16 Dec 2007 00:08:33]
シャナ > ―――。 (もはや男達の言葉は耳に入ってこない。容赦なく拳を突き出し、男の腹へとボディブローを叩きつければ、拳を受けた男は下がる姿を目視、) いきなり…? 十分攻撃する理由はあったと思うけど…財布出せとか言っていた奴の台詞じゃないな――、 (ふと、怒鳴りながら拳を振り上げ殴りかかってくる男の姿が目に映る、今の体勢で完全な回避はできない――しかし、その速度なら。) 止まる。 (左手を開き、男の拳を掴み、後ろへと一気に引っ張りバランスを崩させようとする。身長さがある為、避けるか、あるいは踏ん張らないと場合によっては地面に転ぶかもしれないが。) [Sun 16 Dec 2007 00:03:31]
チンピラ×2 > イヒヒヒ。僕達家が貧しくて、仕方なくこんなことやってるんですゥー。家に病気の母が居て、お医者に見せるお金がほしいんですゥー。あと、青猫に行くお金もほしいんですゥー。もう3日も童貞ではぐッ!? ( へらへらと軽口を叩く男の腹に、思いっきりめり込むボディブロー。男の口が”O”の字に開いて、身体を折りながらずりずりと後ろに下がり。 ) て…て、てめっ い、イキナリ な、 何…。 ( がくりと膝をついた。 …それを見た後ろのブラティリアの男の顔から笑みが消え、貴女と蹲る仲間を交互に見た後「てめえ!」と怒鳴りながら――拳を振り上げてなぐりかかってきた! ) [Sat 15 Dec 2007 23:54:47]
シャナ > …。 (笑い声を響かせ、近付いてくる男達にも微動だにしない。――もはや、これは慣れきった事なのだから。) こんなので仕事、か――舐められてるな。 (一歩一歩、近付いてくる男達へ反論、というよりもただ単に言いたかった事を投げかけた。) ――。 (それと同時に、左足を一歩前へと叩きつけ、近くへと迫った男の腹部目掛けて右正拳を突き出そうとする。歩を止めなければ反動で直撃を浴びるだろうか。) [Sat 15 Dec 2007 23:48:11]
チンピラ×2 > おほッ。 おほほ、おほほほっ 聞いたかよ相棒?見たかよ相棒! この嬢ちゃん、俺達にガンつけて仕事しろと来たぜ!? ( げらげらと下品な笑い声を響かた。一人はホワイティア、もう一人はブラティリアの男で、貧民街の住民にしては身形はまあ普通だ。もっとも、強盗だとか麻薬の売人だとか、そこら辺の汚い方法で金を得ているだけだが。 ) こいつが僕ちゃん達の仕事、でェーすッ!痛い目見ないうちにさっさとサイフ出せよ。ヒヒヒ! ああ、でも…俺らにナマイキな口を利いた罰として、服も貰っちゃおうカナー。今なら下着ぐらいは残しておいてやるよ。 ( ホワイティアの方が歩み寄ってきて、貴女の目の前に立とうとする。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:39:23]
シャナ > うー…寒い寒い…っ。 (いい加減に嫌になってきたのか、足を進ませる速度は早まっていて――いないだろうと思っていたのに、何者かがいた事に気付いた。) (うわまた判りやすいのが出てきたわね…。) (歩を止める、このまま無視してもよかったが――生憎仕事中にそれは出来まい、と。) …、こんな寒い中ご苦労な事で。 (少女の表情は無表情へ、目には殺意を宿し現れたチンピラ二人へと向き直る。) お前ら仕事しろ。 [Sat 15 Dec 2007 23:32:29]
チンピラ×2 > ( そんな悪い環境の中、寒さや暗さや狭さと健気に戦いながら獲物を待ち受ける姿が二つあった。どーみても「これからお前に迷惑かけるぜッ!」みたいな面したチンピラの男二人組みだ。 ) すいませェェェ――ン。もしィィィ 差し支えェェェ 無ければァァァ――ッ。お財布の中ァァ―― 拝見させて貰えますかアァァ―― ? ( ニタニタと笑いながら語尾を無駄に延ばす喋り方で、二人組みの内の一人が言った。 ) もし差し支えあってもォォ―― 教えてくださぁぁぁい。 ( …詰まるところ、物取りらしい。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:24:33]
お知らせ > チンピラ×2さんが入室されました。 『こぉぉんばんわァァ――。』 [Sat 15 Dec 2007 23:19:05]
シャナ > …仮にこんな所に人がいるとしたって…。 (どうせろくな人間ではない、そう思った。獲物を待ち伏せる、狙うには明らかに環境が悪すぎるだろうという考えが出た故。) (だって暗いし寒いし狭いし…そもそも人通りないじゃない。) (隠れるような場所もあまりないとすればそんな場所としては不都合が重なる場所だろうと、思考したのだ。) 雪は好きだけど…単純に寒いのは本当苦手…。 (はぁ、と溜め息を着くと白い息が舞った。) [Sat 15 Dec 2007 23:03:20]
シャナ > (隙間風寒いわよ、寒いっ!) (足を踏み入れた途端、路地の中を冷気が駆け抜けていった。…これはひどい。) ほんとにこれはひどいわ…コートが意味成してないわよっ! (無意味に騒ぎ始めた。そして意味もなく路地に木霊した。――近所迷惑である。) (うー…さっさと抜けないと本当に風邪悪化しちゃうわよこれ…。) (寒さのせいでゆっくりとなった足を進め、路地の中へと入り込んでいく。) [Sat 15 Dec 2007 22:35:39]
シャナ > 特にこれといって異常はないわね…。 (異常があったらあったでそれは大変な事ではあるが…無いならそれに越した事はない。尤も影から彼女が居なくなるのを狙っているのか、はたまた彼女自身が油断するのを待ってるのかまでは判らない。いるかどうかも判らないというのもあるけれど。) (こんな寒い所でなんかやろうって気にもなれないのかしらね?) (そんな事を思考したら寒い事をまたしても思い出し、身震いしたが。) 次は路地よね…。 (さっさと済ませようと、広場を少し進んでいけば長く、暗そうな路地へと足を踏み入れていこうとする。) [Sat 15 Dec 2007 22:26:27]
シャナ > (ちなみに光というのは街の通りにある柱に吊るされたランタンのようなもの。微弱な光しか放っていないのは寒いからかもしれない…。) …寒い。 (一応、制服を着込んだ上からさらにコートを着用しているがやはり普段にるヴェイトス市の街道とは違い冷える、長く居ては治まっている風邪が再発するかもしれない。) (早く巡回を済ませよう…。) (とりあえずは一通りこの広場を見て回ってからにしようと。) [Sat 15 Dec 2007 22:15:22]
シャナ > (光と呼べるものは、これといってない。あるにはあるがその光の範囲は狭く、そのある場所から少しの地点しか照らす事が出来ていない。闇の方が大きいとでも言うか。) 成る程、そういう問題が多いっていうのは…こういう暗い場所が多いからか。 (そういう意味では暗黒街も似たようなもので、スラムに住んでいる民をターゲットにして生活している集団が流れてくるという所だろう。そして、この街で事件が発生してしまう。) (悪循環よね…。) (権力でもどうにもならない事があるというが、これはそれを物語っている気がしない事もない。) [Sat 15 Dec 2007 22:08:07]
シャナ > ――。 (思考を一旦停止させる、今は――仕事中なのだ。何も生き甲斐がないというなら今は仕事や鍛錬を集中してやっていればいい。何かしていれば、それが生きる意味になる…。言い聞かせるように思考を切り離し、スラムの広場らしき場所へと出る。) (…さすがにこんな時間じゃ普通の人が歩いてるわけないか。) (夜にこの街を出歩くのは危険極まりない、それが一般住民なら尚の事。だからこうして巡回し、絡まれている人がいないかどうかを見て回っているのだが…少なくとも広場ではそんな喧騒はないようだ。) [Sat 15 Dec 2007 21:59:08]
シャナ > (結局、先日話を聞くだけ聞いてもらったがそれで何がしたかったのだろうと、今更疑問に思う彼女。) (私は…何がしたかった?) (答えが導き出せないわけではない、復讐を遂げたいと、今だってそう思ってる。ただその術がないから…何も考えに至らない。) 本当…とことんまで生き甲斐がそれしかなかったって事かぁ。 (夜空を見上げ、呟きを漏らす。ならば――、) 今の私は…死んでるのか。 (苦笑いをした。) [Sat 15 Dec 2007 21:52:36]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『(スラムを巡回中の事。)』 [Sat 15 Dec 2007 21:49:05]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(先立って案内しようとする)』 [Sat 15 Dec 2007 02:05:24]
お知らせ > マーさんが帰りました。 『この街に来たばかりで詳しくなくての、是非案内して貰おうか。 (ゆったりとその後に続く。)』 [Sat 15 Dec 2007 02:05:18]
バイ・チャンフォン > 恩に、着る・・・。(頭を下げて、感謝の意思を。・・・やる気が無い、とみなされなくて良かったと内心思ったりした。)・・・そう、だな。・・・行こう、か。・・・美味しい、店、知っている。(先に立って歩き出す。この辺りは結構ぶらついていたりもするし、ヴェイトス内の店は知っている方だ。美味しい店が幾つか浮かび上がったが、その中で一番近い場所を創造しながら歩く。) [Sat 15 Dec 2007 02:02:48]
マー > うむ。…と、まあ。余り褒めちぎって調子に乗られてしまうと困るからの。これぐらいにしておくとするか。 ( ほっほっほ、と冗談を言いながら笑った。 ) ほほ、腐っても天真拳の師範じゃ。そこのところは安心せい。 ――勿論、お主の仕事の方を優先するが良い。慌てずとも天真拳の極意は逃げたりはせん。 ( 相手を立ち上がらせると、顔を見上げて――。 ) さて、どうじゃ?これからメシでも食いにいかんか。運動の後は喰うに限る、じゃろ? [Sat 15 Dec 2007 01:58:44]
バイ・チャンフォン > そう、か・・・強く、なれる、か。(本来、強くなる云々はどうでもいいはずの性格だが・・・少し、嬉しく思えた。)弟子入り、して、すぐ、終了、なんて、嫌、だぞ。(くすくすと笑いながら師の手を握るだろう。そして支えて貰いながら立ち上がる。)・・・とはいえ、仕事も、あるし、ほかに、やることも、ある。・・・故に、そう、何度も、教え、受けられない、かも、しれない・・・。(それだけ、伝えておいた。まだまだ自分にはやるべきことがある。修行ばかりに傾いて入られないようだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:52:29]
マー > …………ッ! ( 老人の肝は、本当に―― 本当に久しぶりに”冷えた”。一瞬でもこちらの判断が遅かったら、相手の蹴りが先か良くても相打ちになっていただろう。そうなった場合体格や筋肉は相手のほうが上である以上、打ち負けるのは必須だった。 蹴り終えてから体中に冷や汗が滲む。 ) …………。 ( 静かに足を下ろし、小さく肩を落とした。 ) やれやれ。一瞬あの世が見えたぞい。 …安心せい。お主はもっともっと強くなれる。それだけはわしが保障しよう。 ( これは素直な感想だ。センスも良い、素質がある、それに体格も申し分ない。 …これは、早めに自分も戦いのカンを取り戻さないと危なそうだ、と内心で笑いながら。そして相手に手を差し出そうか。 ) [Sat 15 Dec 2007 01:45:47]
バイ・チャンフォン > (男の回し蹴りはあと一歩届かず終い、だった。偶然か必然か・・・青年の頭に蹴りが綺麗に入る。)・・・っ。(そのままバランスを崩して、地面へと倒れこんだ。・・・少しして、ゴロン、と仰向けになる。入ったところはジンジンと痛み、しばらくは残るだろうが、とりあえず、今は大丈夫のようで・・・。)師父・・・我、強く、なれる、か?あなたの、感想、聞きたい。(棒は取りこぼしていて・・・普通に見れば負けの様相だ。ゴロン、と体を起こして尋ねる。本人事態はまだまだいけそうだが、これ以上は、また今度、としておきたいようだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:37:08]
マー > ( 危ない。渾身の一撃はまともに喰らえばそこでこの戦いは終るだろう。それぐらいの威力を持って振るわれている。 ) ―――! ( 素早く腰を低く屈めつつ身体を捻り、なぎ払われる棒をやりすごす。身体を捻ったのは、考えている事が相手と同じだったからだ。屈んだ姿勢から相手とは逆の方向に回転を加え、立ち上がりつつの回し蹴りッ!!同じく、相手の頭へと伸びる足ッ!丁度、回し蹴りと回し蹴りとでお互いが交差するような形になるだろうか。 ) ムムッ!! ( その最中だ、相手の攻撃が二段重ねだと気付いたのは。しかし、ここからでは防御も回避も難しい…ッ!このまま、行くッ!! ) [Sat 15 Dec 2007 01:26:23]
バイ・チャンフォン > (がん、と周囲に音が響く。老人の体を捕らえることは間一髪の所で避けられたようだ。・・・掠りはしたようだが。)足、土台・・・なるほど。(足の上に上半身を乗せている・・・今まで聞いたことのない理論に納得する。武器の扱い方くらいしか習っていなかったから、こういう新しい発見ができるのなら、喜んで弟子になろう。)(かすったのを見やれば再び相手へ飛び掛る。今度は棒を横なぎに振り回した。が、本命はその後に続く回し蹴り。相手の頭に打ち込もうと思いっきり速度を乗せたけりだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:16:11]
マー > ( だんッ、と音を立てて老人の左足が踏み込まれるが、その下に相手の足は無い。これで相手の動きを止められていたら、右手の拳を突き出していたところだが。 ) ほっほ!良き反応じゃッ! 上半身の動きは足の動きによって左右する。足という土台の上に上半身が乗っていると考えるのじゃ! ( …などと、少し気の早いレッスン。老人も嬉しいのだ、有望な武術の使い手が現れた事が。 ――相手は一度身を引き、踏み込む―― かと思われたが。 ) ぬ…っ。 ( 跳躍と同時に渾身の振り下ろしを。速いッ!! これは払ったり防いだりする事は不可能だ。老人は小さく地面を蹴ると、後ろに身を引いて攻撃の射程外に逃れようとする。 ) [Sat 15 Dec 2007 01:07:21]
バイ・チャンフォン > (払いながらの攻撃。これくらいの攻撃は予想はつく。一旦、下がろうと足を動かそうとした。が・・・)なっ・・・(自分の足に相手の足が迫っていることに気付く。左足を交わそうと動いた時、一瞬の隙が生まれた。)っぐ・・・!(とっさの動きで踏みつけられることはなかったが、平手は見事に命中した。頭に少しばかり衝撃が走る。・・・が、やられっぱなしでいるはずもなく、すぐさま突きを引いて一定の距離を開けた。)・・・っふ!(再び踏み込みを。が、これはフェイク。間合いギリギリの場所で急ブレーキをかけた直後、飛び上がって一回転しながら相手の肩めがけて棒を振り下ろした。勢いの増した棒が相手へと向かう。) [Sat 15 Dec 2007 00:59:28]
マー > ( 一直線に放たれる突き。威力こそ軽めに放ったようだが、その軸のぶれない攻撃にはそれを制御する為の腕力と経験が必要だ。喧嘩ばかりの日々を送っているせいか、武術家としてのセンスはかなり磨かれているものと見る。 ) ――ほっ! ( 前に出した左手が動く。相手の突きを、横から払うように左手で平手を放つ! それと同時、老人の左足がバイ・チャンフォンの足を思い切り踏みつけようと迫る。地味な攻撃で威力なぞ期待できないものだが、相手の足の動きを一瞬でも封じるには悪くない攻撃だ。 ) [Sat 15 Dec 2007 00:50:37]
バイ・チャンフォン > (真っ直ぐに向かってくる様子の相手。・・・ならばそれに答えるのが儀礼的には筋、だ。・・・だが、まだ相手の実力は見れてはいない。)・・・。(とりあえずは、様子見の一撃を放つことにした。右手に持った棒で相手の胴めがけて一直線に突きを放つ。真っ直ぐに、微塵もぶれることはなく、向かっていった。だが、その力は軽い。そのことから、決して仕留めるために放たれたものでない、ということが分かるだろう。) [Sat 15 Dec 2007 00:42:38]
マー > ( 理解するのはいつでも良い、或いは理解しなくとも良い。要は、そうでありさえすればいいのだ。それに気付かなくとも、問題は無い。 ) うむ。或いは、お主のそう言った気性も方法によっては持ち味になるかもしれぬしな。 ――こちらこそ、宜しく頼もうかの。 ( 灯りの蝋燭を足元に置いて、同じく手を合わせ一礼を。身体を横にし、左手の方を前に。ゆったりと両手を下ろすスタンス。 ) 構わぬぞ。武器を使った戦いも立派な武術じゃて。 では―― ( 老人は地面を蹴り、真っ直ぐ相手へと近づいていく。それは早くも無く、遅くも無く。 ――右手の拳を握り、目はぎらりと光る。 ) [Sat 15 Dec 2007 00:39:01]
バイ・チャンフォン > ・・・かも、な。・・・でも、いつか、理解、できる、かも、しれない。(目的が達成されたときか・・・あるいは死ぬ間際か・・・それとも自分が剣を置いたときか・・・それは分からないけれども、将来的にはわかったりかんじたりするかもしれない。)・・・いい。本人、にも、どうしようも、ないこと、ある、から・・・。・・・よろしく、お願い、する。・・・師父。(パン、と手を合わせて礼を向けた。)・・・拳で、戦う、術、もって、ない。・・・この、棒で、いい、か?(武器を扱うときに棒術も多少はできる。と、いうより自分の得物の要領で扱うことのできるくらいの短さなので、支障はないだろう。棒を一回転して構えてじ、と相手を見据える。) [Sat 15 Dec 2007 00:32:02]
マー > ほほほ。こればかりはの、言葉だけでは理解できぬものかもしれん。 ――それはお主が戦いの中に身を置いているからじゃ。農民も、商人も、職人も。皆それぞれの方法で自分の大事な人を守っている。――ま、そうは言ってもお主にはお主なりの性格というものもあるからの。 ( 彼自身の性とも言おうか。傭兵ならば、それは尚の事理解は出来ないかもしれない。 ) ――良いじゃろう。わしもお主に流派の極意を授けるか否か、修行の中で見極める必要があるからの。そこの所はお互い様じゃて。 …じゃが、わしも武術から一度身を引いて長くての。おまけにこの歳じゃ、そこのところは許せ。 ( とは言ったものの、やはり天真拳そのものの強さがどれほどなのか、興味もあるだろう。…老人は一度頷くと、後ろに組んでいた手を解き曲がった腰を立たせ、姿勢を正す。 ) どうかの。少し、手合わせをしてみぬか? [Sat 15 Dec 2007 00:24:26]
バイ・チャンフォン > ・・・よく、分からない。が、試して、みる、価値、あり、かも・・・。(可能性を見出せれば何かできるようになるのだろうか?何かが見えるようになるのだろうか?・・・いろいろな疑問が沸き、疑問は興味へ変わっていく。)・・・だが、我と、我の大切な、人物の、目的、力でしか、解決、できない、こと、だ。それに、我は、金を、貰って、人を、殺す、ことも、ある。・・・もしかしたら、その辺り、は、理解、できない、かも、しれない。(掲げる目的が目的だ。・・・こればかりは、自分ではどうしようもできないだろう。殺して金を得るのが自分の職業であることも含めてそう思う。)ふむ・・・。多少、分からない、ところも、ある。・・・が、今は、力、欲しい。・・・それ故に、入るのも、いい、か?(それで弟子失格というのなら、自分は入らない。ならば他の力を求めるまでだ。相手の返答次第で、この男がどうするかは変わってくるだろう。) [Sat 15 Dec 2007 00:13:44]
マー > 強くなる事も出来るが、それだけでは無い。お主の中に潜む可能性を見出す切欠になる。さすれば、自分がこれからどうすれば良いか?その道も自然と開けよう。 そうなれば、楽しくなるのも力を得るのもお主の自由じゃて。――但し、それに溺れぬ精神力も必要になるがの。 ( 老人の目が相手を見つめる。静かに、深く。 ) そういう時の最終手段として力があるのじゃ。じゃから、安易に力での解決はしてはならぬ。今のお主にも、落ち着いて考えてみれば力以外の手段もある筈じゃ。 …どうしても、人は力を持っているとそれを使いたがるが、あくまで力は手段の一つに過ぎぬ。 ( しかも、最後に使うべき手段だ。 ) ほほ。まあ、色街に限らず仲良くなる方法は山ほどあるがの。 ( 老人は目を細め、改めて男に向き合う。 ) どうかの、バイ・チャンフォン。わしは己の流派、天真拳の継承者を求めてこの街にやってきた。お主が求めるものが見つかるかどうかわからぬが、わしの元で腕を磨いて見る気はないかの? [Fri 14 Dec 2007 23:58:17]
バイ・チャンフォン > 己、見つめなおす、か・・・。それ、すれば、強くなれる、か?楽しく、なれる、か?・・・力、得られる、か?(つまるところ、自分が今欲しいのは「力」だ。見つめなおすことで何か「力」が得られるのであれば、それも有益なこと、と若造は考えるだろう。)他の、手段で、解決しようが、ない、ことなら・・・どうすれば、いい?(力でしか解決できない。少なくとも自分にはああいうことをきちんと収める術はない。)・・・悪く、ない、かもな。色街は・・・繰り出せば、怒る・・・いや、落ち込む、やつ、いるから、無理、だ。(どちらかの反応を示すことは明らかなので、そう返しておいた。・・・ただ、飲みにいきたいと思うかは別だが。) [Fri 14 Dec 2007 23:45:28]
マー > 暫し、己を見つめなおすのじゃ。人は自分の姿こそ良く見ようとはせぬ。己の事を良く知る事は大事じゃぞ? …などと、今日出会ったじじいに言われても首を傾げてしまうじゃろうがの。 ( そうして老人はまた笑う。説教臭いのは年寄りの特徴であり、また特権であり、義務でもある。 ――礼を弁えた若者のようだ。粗雑な振る舞いをしたからと言って、それで怒るような事はしないが、感心したようにふぅむと唸る。 ) まぁ、わしも若い頃は似たようなものじゃったがの。じゃが、物事を力ばかりで解決していると、他の手段が見えなくなる恐れがあるぞよ。 ――では、どうかね。酒を振舞ってみたり、共に色街へ繰り出してみたりしては?案外、相手も話せば判るヤツかも知れぬぞよ。 ( そうしてまた笑う。ジョークのつもりだが、間違いでは無いと思う。 ) [Fri 14 Dec 2007 23:33:13]
バイ・チャンフォン > ・・・かも、な。・・・もちろん、我、分からない、が。(分かったところでどうするつもりもなさそうだ。・・・たいした問題ではない。とでも考えているのだろうか。)『バイ・チャンフォン、という名前だ。・・・よろしく、同郷の老人。』(ただの粗雑な輩、というわけでもなく、年齢などの序列は守るようできちんとした礼を相手に向けた。)臆病、見られれば、また、くる。・・・それも、厄介、だから、だ。・・・あとは、単純、に、気に食わない・・・の、かもしれない。(一度やれば実力差を感じてもう二度とはこないかもしれない。・・・ここまでは理性が言わせた言葉。本音はおそらく後半の言葉だろう。ただ単純に気に食わない・・・それは多分、若さ故の言葉だろう。) [Fri 14 Dec 2007 23:23:40]
マー > そうじゃの。しかし、お前さんが周りから突っ掛かられるのは、お前さん自身にも原因があるのではないかの…? ( もっとも、そういうのは無自覚である事が多いのだが。 ) 『こんばんは、同じ国の人。わしはマー・ツィ・ウェンという者じゃ。良ければ、お前さんの名前を聞かせてはくれないかの?』 ( にやりと笑いながら、同じ国の言葉で喋る。 ) ならばいっそ逃げてみてはどうかね。争ったって一銭の得にもならぬ、そうじゃろう? …それとも、臆病だと見られるのは嫌かの? ( 実際にどうであるかは兎も角として、敵対した相手はそう判断するだろう。 ( [Fri 14 Dec 2007 23:14:59]
バイ・チャンフォン > 我、放っても、向こう、放って、おかない。・・・どうやら、相当、甘く、見られる、らしい。・・・そういう、輩、話し合い、無理、だろう?(自分は別にむやみに振るっている自覚はない。が、身を守るためとあらば・・・と、そういうスタンスでいるようだ。)・・・『この言葉、分かるなら、同郷だ。』(試しに故郷の言葉で話してみた。・・・もしかしたら、訛りが酷すぎて聞き取りにくいかもしれない。同じ国でも端と端では大分言葉が違うのが自分の国だ。)逃げ足、か・・・。我、も、速さ、なら、自信、ある、ぞ。(理由は傭兵だから、と答えるだろう。自分は力よりも足と手数で相手を圧倒するタイプだから。) [Fri 14 Dec 2007 23:07:42]
マー > ほほほ、そうやって傷だらけになるのが日常かね。大変じゃのう。 じゃが、無闇に暴力を振るうのは関心せんぞ。力とは仕方なく――必要に迫られて振るうものじゃ。 ( ふむ、と顎の髭を撫でながら相手の姿を見る。 ) ――同じ国の人かの。 ( 共通語の微妙なクセや見た目からそう判断し、尋ねてみた。 ) なぁに、心配はご無用じゃ。こう見えても逃げ足の速さだけは自信があっての。 [Fri 14 Dec 2007 23:02:16]
バイ・チャンフォン > 気に、するな・・・。我、これ、日常。(体中に傷を負っている様子が日常茶飯事なのだ。その顔つきや雰囲気から、よく絡まれる。故に毎日喧嘩騒ぎに明け暮れてなければならない。)・・・あなた、こそ、こんなとこ、いて、大丈夫、か?(むしろこっちが心配になる。夜遅くにこんな危険な地に足を運んでいる老人を見ればそういった感想が自然と出てくる。) [Fri 14 Dec 2007 22:55:14]
マー > ( 自分の一番弟子だった男は力を手に入れ、慢心した。自分の全てを注ぎ心身共に鍛えた筈だったが、結果には繋がらなかった。どうして満たされると人は奢ってしまうのか。どうして獣になってしまうのか。それとも、間違っていたのは自分の教えだったのか。 ) 馬鹿弟子が…。 ( 稽古をつけてやった日々は、自分にとっても充実したものだった。日毎に上達する弟子の技、それはまるで我が子を見守るかのような。 …その弟子も既にこの世には居ない。 ) …。 ( そんな時だ。誰かが争う音が聞こえてきたのは。二人では無い、三人か…それ以上か。やがて、目の前には恐らくその喧嘩に参加していたであろう人物が現れた。 ) ――お若いの。怪我をされているようじゃが、大丈夫かね。 [Fri 14 Dec 2007 22:51:25]
バイ・チャンフォン > (ぼぐ、ぼぐ、と鈍い音が鳴り響くのは裏路地の方だろう。・・・うん。いつもと変わらぬ喧嘩だ。)・・・っはぁ!!(最後の一人の顎を思いっきり蹴飛ばした。ぐりん、と白目を向いて崩れ落ちる。・・・これで終わりのようだが、こちらも無傷ではなく、腕とか足とか、体の至る所に傷ができていた。)・・・はぁ。からまれる、飽きて、きた。(日常とはいえこう毎日毎日同じパターンでは・・・。ため息をつきながら路地裏から出て行く。その位置はちょうど老人の目の前だろう。) [Fri 14 Dec 2007 22:47:37]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『人の怒鳴り声と何かを殴る音が聞こえてきた』 [Fri 14 Dec 2007 22:42:12]
マー > ( こんな場所でも子供は住んでいるものだ。もっと明るい時間に来れば、そんな子供たちが無邪気に駆け回る光景を見られたかもしれないが、既に日は落ちて世界は暗闇に覆われ、冬の冷たい空気が寒さと静寂を呼ぶ。そんな中、外をうろつくのは邪な人間か物の怪か、或いは帰る家など無い浮浪者ぐらいのものか。 ) 世知辛いのお、世界の街のどこを覗いても貧しい者は居る。貧しさは人の心を獣にしてしまう、豊かさもまた然り。 ( 果たしてどちらが人として幸せなのか。 ) [Fri 14 Dec 2007 22:30:21]
マー > ( スラムの道は老人には優しくない。危険が多い、という意味でも勿論なのだが、道がでこぼこしているから歩きにくいのだ。そういった足場でも戦える訓練はきちんとしてきているが、この歳になると流石に足腰に来る。 ) ――むぅ、ここはイカンの。 ( 老人は片手に灯した蝋燭の覚束ない明かりで辺りを照らしていたが、その灯りの届かない暗がりからこちらの様子を伺う空気が感じ取れる。…それもそうか、自分のような老人は無法者にとっては格好の餌食。道を覚えようと思いあちこちを歩き回っていたが、どうも良くない場所に踏み込んでしまったようだ。 ) [Fri 14 Dec 2007 22:20:44]
お知らせ > マーさんが来ました。 『ゆっくりとした足取りで。』 [Fri 14 Dec 2007 22:12:46]
お知らせ > ギブスンさんが退室されました。 『――じゃあ風呂入って、手当てして、飯食って、帰って、寝よう。』 [Fri 14 Dec 2007 00:44:29]
お知らせ > イオナさんが帰りました。 『ノルマ達成。御疲れ様でした。』 [Fri 14 Dec 2007 00:43:48]
イオナ > マスターが望まれるままに――・・・。洗浄を優先した場合、食事処の利用幅が広がると107は思います ( 頭を撫でられる感触。食事処における客が汚れていれば入店拒否される場所もあるだろう。湯船に浸かった方がいいだろうか。 ) ――了解しました。マスター。 ( 呟くような言葉。そして107は主の後ろをついていきます。一抹の不安を抱えながら―― ) [Fri 14 Dec 2007 00:43:30]
ギブスン > 小さな怪我ならある、と。 ……ま、病院にゃ行かなくても良いか。 途中、何処かで包帯でも調達――いや、それよりも先に風呂に入った方が良いのか?(さて参った。こういった軽い傷の時は、どうすりゃ良いんだったか。 ――いずれ自分もお世話になるだろうし、そういった医療知識を身につけても悪くない。 というか、今まで無しで無理やりやってきたツケが回ってきたか。 まったく。)……まあ、初めての単独行動だ。 こういう事もある。――生きてるんだから良し、だ。 俺だってまあ、始めの頃は――酷いもんだった(苦笑い。逃亡奴隷に良いように振り回されて、街を走り回らされたこともあったのだから。  俺はのんびりと――というか疲れているからなのだが――腕を伸ばし、ぽん、とイオナの頭に掌を乗せた。 そのままわしわし、と撫でようとする)……さて、それじゃあ引き上げるぞ。 やれやれ、本当に。……今日は疲れた。 風呂入って、帰って、寝よう。――ああ、その前に何処かで飯を食うかね。 [Fri 14 Dec 2007 00:39:24]
イオナ > ―――大きな怪我は、ありません ( ぎゅ、と自らの身体を抱くように右腕で左腕を掴む。血が滴り、僅かに落ちるも――かすり傷程度。病院にいくまでもないだろう。 ) 申し訳ありません。――奇襲をうけ、ました ( 怒られるかもしれない。闇夜に紛れた戦いにおいて相手が上手であった証拠である。107が少女であることと、接近戦に持ち込めば勝てると判断したこと。更には追われたさい、走り続けることでどちらかの体力が無くなり、一人が先行した時だけ相手をする。定石とも言えるものだが、気づかなかったのはそういった事を学ぶはずの無い奴隷であったからか。 ) ――マスター・・・ ( 違うんだ、と言いたかった。だが、107には言えない。気づかないわけではない。主が――107に対しての対応がやわらかくなっていってるのを。甘いものが好きだとバレ、そして数日後には甘いものを買い与え、頭を撫でられることが嬉しいことだとわかると事あるごとに頭を撫でる。――それがいつか、主の首を絞めるのではないだろうか。それが心配だ ) ――ありがとうございます。マスター。 ( ぺこり、とお辞儀をするだろう。今日のノルマは達成した ) [Fri 14 Dec 2007 00:30:36]
ギブスン > (…………ったく、嫌な仕事だった。 最後の最後まで、本当に、嫌な仕事だ。 俺は小さく舌打ちをうると、無言で男の死骸へと歩み寄る。 ――ダートガンの射矢を引き抜き、こいつを死体袋に放り込む為、だ。 それに――ゆっくりと立ち上がった、イオナの事も気になった)……負傷は無いな? まったく、交戦は避けろといったろうに。 …………うん?(ずぶり、と射矢を抜き、ハンカチで拭ってポケットに突っんだ俺は、しゃがみ込むと頭陀袋を取り出す。 イオナが奇妙なことを言ったのは、ちょうど死体に被せようとしたところだった。 俺は“猟犬”の顔を下から見上げる形になった。 やれやれ)……ま、そういう状況になったら、その時考えるさ。 それに――お前にだって元手がかかってるんだぞ? 貴重な財産だ。 ……あっさり捨てる気は無いさ。 にしても――まったく、酷い顔だな、お前(泥、それに――きっと血も混ざっているに違いない。 俺は笑いながら告げて……内心で舌打ちをする。 懸念していたことだ。 奴隷に対する感情移入の度合いが、少し上昇している。 ……参った、と溜息を一つ。 だが、冷徹な機械のように振舞うのは――性に合わないのも、事実だった)……帰りに、浴場に寄って行こう。 俺も少し――疲れた。 [Fri 14 Dec 2007 00:22:55]
イオナ > マスタ――・・・ ( 107が呟くと同時に、男の奴隷は雄叫びを――そしてそれが断末魔へと変わる。ダートガンの弾丸を頭部へと埋め込んだ男はゆっくりと背中から地面に落ちる。そして、自由になった107はしばしその場で横になったまま呆然としているように動かない。――しかし、動き出した107は立ち上がり、ゆっくりと主を見つめるだろう。 ) ありがとうございますマスター。しかし107は奴隷である以上換えの効く商品です。マスターの言葉は107には嬉しいことではありますが―― ( 逡巡、とでも言うべきだろうか。俯き、言葉を選ぶような間があった後、107は再び口を開くだろう。 ) マスター。真に尊重されるべきはマスターの生命でありマスターの仕事の成功です。――いざ、そういった事態に陥った場合、迷わず107を破棄してください。 ( それが奴隷というものである。まして奴隷に愛着を持ってしまってはやりづらい仕事だろう。107は一礼して顔をあげる。夜の帳が落ち始めた路地裏。107の頬や身体は泥で汚れ、髪は好き勝手に暴れまわったようにくしゃくしゃであった。 ) [Fri 14 Dec 2007 00:14:12]
ギブスン > …………やれやれ。動かなくたって、どうせ殺すだろうに。(溜息を一つ。 さて、これで奴は生存権を失い、俺が無条件で処理できる権利を獲得した。 馬鹿な奴だ。 大人しくしていれば――少なくともまだ、生きてはいられたろうに。 ダートガンの引金に指を乗せたまま、俺は唇の端を歪めて笑った。)ああ、イオナ。 何度も言わせないで欲しいな。 消耗品かどうかは知らないが――(さて、躊躇は無い。 そんな理由が見当たらない。 錯乱しているという意味においては、俺もアイツも同じかもしれないが。 ……まあ、別に良い。 気にすることじゃない)(引金を弾く。 ――飛び出したダートは、寸分違わず、男の奴隷の頭部に埋まるだろう。 この距離で、しかも然して動いていない相手ならば――暗闇でも、当てる自信はあった。)……俺は使い捨てる気は無いぞ? [Fri 14 Dec 2007 00:06:42]
イオナ > ( そして事態は停滞する。怒りの瞳を向けた男の奴隷は狩り人を睨みつける。それから――その手に握られたダートガンを見やり、それから鼻で笑った。どうせ連れてかえられたら処分だろう。男の奴隷はなりふり構っていない。「ハん! ずいぶんと余裕じゃねぇか! 動くんじゃないぞ、こいつがどうなってもいいのか!?」 それはつまり、殺すという意味である。男の奴隷を見ていればわかるし、殺すつもりであることは一目瞭然である。107にナイフを突きつけた男の奴隷は貴方を睨みつけるだろう。そして、 ) マスター。 ( 男の奴隷に組み敷かれた107は ) 107は消耗品です。 ( 一言だけ、告げる。その意味を取るならば――『107に構わないでください』という意味になる。――とはいえ錯乱している男の奴隷だけを狙うことも可能だろう。前述貴方があげたとおり、上にいる男だけを狙えばいいだけの話なのだから ) [Thu 13 Dec 2007 23:59:05]
ギブスン > (さて、至極単純な話をしよう。 立ったまま揉み合っている二人。 このどちらか一方だけを狙って射撃する、となれば――これは随分と難しい。 ああ、それこそ伝説やらに登場するような射手でもなけりゃ、無理だ。 無理だが――)……さすがに、こういう状況なら、まあ。……上の奴だけ狙って撃つ、のはどうにかできるわけだ。(ぐ、とダートガンを両手で構え、油断無く――いや、むしろ殺意をこめて、か? 俺は逃亡奴隷をにらみつけた。 ふむ。俺らしくないな。 怒っているんだろうか。 客観的な一部分が、冷静に俺の状態を観察する。 まったく。 そんなのは、知ったこっちゃ無い)……さて、参考までに――俺の“猟犬”を、どうするつもりだったのかは。 一応、聞いておこうか? [Thu 13 Dec 2007 23:53:52]
イオナ > ( きぃん、と澄んだ音が何度か落ちる。まるでその音はどこか遠くで繰り広げられていそうであり、そして再び近くで起こっているようでもある。――やがて、貴方が目にするだろう光景。――107が男の奴隷に組み敷かれた姿である。ナイフを握っていた107の手首を地面に何度も叩きつけ、今まさにナイフを振りかざさんとする奴隷の男は唾が飛ぶのも気にせず狂った瞳で少女を見据えたまま叫ぶ。「女の奴隷のくせに闘いにでてくるんじぇねぇ! 男に敵うとでも思ってんのか!」。至極当然の結果である。女性――それも少女である107が接近戦に持ち込まれれば男である奴隷に腕力で劣る。その結果が今――進もうとしている。さて、貴方はどう動くだろうか。 ) [Thu 13 Dec 2007 23:49:37]
ギブスン > ……ドンピシャかッ(――その物音。叫び。 まったく、休憩終了間際ってのはタイミングが良いのか悪いのか悩むところだ。 俺は半ばまで燃え尽きた紙巻を路上へと放り、それを踏み潰すようにして走り出した。 ――ポイ捨ては世間体が悪い、が――ま、今晩は多めに見て欲しい)……よし、良くやったぞ、イオナッ! 今、そっちへ行く!(とはいえ――彼女と俺の脚の速さは、些か以上に差がある。 さて、今すぐにたどり着くことはできないだろう。 きっと、イオナから一度リアクションがあってから、だ。 これでも割と必死に足を動かしているんだが、ね) [Thu 13 Dec 2007 23:44:33]
イオナ > ( ――やがて、ガタン!という音共に木箱や樽を潰した時のような独特な音が路地裏から漏れるだろう。静寂を突き破るその一音はちょうど貴方が定めだ休憩時間の終わり頃。 ) ――スターっ ( 路地裏の奥から少女の叫び声にも似た声が漏れる。 ) ――象を・・・見――まし―― ( ぎぃん、という硬質な何かがぶつかり合う音が路地裏に響く。 ) [Thu 13 Dec 2007 23:40:47]
ギブスン > まあ良い。俺がどう評価してるか、だ。 ――とまれ、とりあえずは、その方針で行くか。(待機して体力回復を図る、となれば――此方が狙われる可能性だってある。 勿論、好戦的な奴隷であれば、の話だが。 俺はコートの内側からダートガンを引き抜き、その撃鉄を起こして発条を縮めた。 いつでも撃てるようにしておいて、損は無い)まあ、色々仕事も滞るだろうしなぁ。 ……イオナが怪我すりゃ、こっちの今後の仕事に支障が出るんだ。 そっちも気をつけろよ?(皮肉混じりに笑って告げて、俺は彼女が路地の奥へと駆け込んでいくのを視線で追い、俺はようやく一息つく事が出来た。 ――やれやれ。 “猟犬”の前で、狩りの最中に主人がだらしなく振舞うわけにもいかないだろう?)……さて、だからって長々と休憩するわけにもいかんな。 ……紙巻半分、ってとこか。(休憩にだって――いや、休憩だからこそ、リミットは必要、と。 俺はコートのポケットから紙巻を取り出して咥えると、着火具を使って火を灯す。 指先で摘んで吸う、いつものスタイル。 じりじりと燃え尽きていく煙草を見ながら――) [Thu 13 Dec 2007 23:37:00]
イオナ > ――いえ、107が対象の足を負傷させることができたのはマスターの適切な判断と指示のおかげです。 ( 107はくしゃくしゃになった髪を今更ながら整えながら、暗闇向こうの世界を覗きみる。頭を撫で回された後、107は「ありがとうございます」と呟いた後しばらく俯いて無言であったがそれは嬉しさを顔に出さないために俯いていたに過ぎない。さておき、 ) ――マスター。ご自愛を。マスターが負傷されれば多くの方が心配すると107は思います ( それは奴隷ギルドの面々を指した言葉である。107は大破しても換えは聞くが主の換えは効かない。そう、107は思います ) 了解しました。これより107はスラム路地裏に単身突入。対象を発見次第マスターへ報告。 ( 確認するように107は言葉を紡いだ後、懐からナイフを一本取り出します。 ) 107命令を遂行します。 ( とん、と軽い足音を残して107は路地裏へと飛び込んでいきます。その姿はやがて闇の中に消えるだろう。さて――しばしの静寂がスラムに落ちる ) [Thu 13 Dec 2007 23:28:54]
ギブスン > ……やれやれ。 まあ、俺もそれはわかってるんがね。 足に怪我させたのはイオナのお手柄だが――ったく、こうも暗くっちゃ仕事にならんな。 今度、予算でカンテラでも買うかね。(呟きながら、俺は壁に寄りかかって息を整える。 まったく、せっかく相手の行動を追跡できるってのに。 待ち伏せでもしない限り、いつだって暗闇は逃亡者の味方だ。 俺は、さてどうしたもんかと考える。 ――ちなみに、イオナが相手の足をナイフで切り裂いた後、俺はこいつの頭をしこたま撫でてやった、と追記しておく)……あー。まあ、仕事が忙しいのは、悪いことじゃァ無い。 ……無いんだが、イオナの言う通りだな、クソ。 ……やれやれ。(このまま追いかけて――さて、戦闘になった際、果たしてまともにやりあえるのか、と。 俺のコンディションを考えるに、あまり期待はしない方が良さそうだ。 が、かといってイオナ一人というのも――少し不安が残る。 となれば……)折衷案だ、イオナ。 先行してくれ、俺は少し休んだら追いかける。 ――それと、見かけても手は出すなよ。 俺を呼べ。 [Thu 13 Dec 2007 23:22:22]
イオナ > ――残念ながらマスター。107には対象を追尾する能力は備わっていません。しらみつぶしに探すしか――ないと判断します。 ( 107はナイフに付着した血をマントでふき取りながらそう発言します。対象の足に傷を負わせたのは確認しています。後は血の跡を辿れば――というのが追尾の定石なのですが夜は目が見えにくくて困ります。 ) ――マスター。 ( くい、107は顎をあげる。主を見上げる。見れば主は息を切らせている様子です。 ) 107は猟犬です。対象を発見できましたら報告しますのでマスターはお休みください。今夜の業務は平均を上回っています。 ( 血をふき取ったナイフを107は懐にしまいます。――ここから先はどこに逃げ込んだかわからないので注意しなくてはいけないのだけれど。 ) マスター。許可を [Thu 13 Dec 2007 23:14:34]
ギブスン > (ま、この間、同僚と休暇を取っていた奴のいう台詞ではないが――だからこそ、今日の俺は忙しい。 休んでいた間のツケ、という奴だ。別に休日を取ったことを後悔してるわけじゃあない。あれは俺にとっても、絢乃にとっても必要な休みだった。 だが――)ったく……ノルマが溜まっちまったのは頂けない、か。 イオナ、あと一体だ。この辺に逃げ込んだと思うんだが――(今夜のノルマは三匹。 まあ、運の悪いことに、同時にそれだけ逃げ出した、って事なんだが。 とりあえず間抜けにも乞食の真似事をしていた奴と、立ちんぼの娼婦をしていた奴はアッサリ片付いたんだが――あと一体。上手いこと逃げ回るもんで、追いかけてる俺も息が切れてきた。 そろそろ歳かね。 ……いやいや) [Thu 13 Dec 2007 23:08:37]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『――・・・』 [Thu 13 Dec 2007 23:05:35]
お知らせ > ギブスンさんが入室されました。 『――俺たちに休日は無い』 [Thu 13 Dec 2007 23:05:20]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 [Mon 10 Dec 2007 04:13:14]
白毛の狼 > (怒られながらも、しばらく撫でられていて――まだ日が上らないし寒いし。少しの間、少女に寄り添うように身を寄せた――いたずらは、たぶんまたするだろう。本人(本狼?)にとっては『悪戯』ではなく『遊び』なのだから) [Mon 10 Dec 2007 04:11:50]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『この子、ルジェと同じで迷子なのかな?と、不思議そうに思いながら(飼われてるとは思えなかった』 [Mon 10 Dec 2007 04:11:21]
ルジェ > (狼の顔がふいに、ルジェの近くに寄ってきて。ルジェは思わず目を瞑った。・・・今度こそ食べられる!?そう思ったものの) 「キャ・・、くすぐったイ」 (優しく涙を舐められて、・・・ルジェはこの狼が人馴れしていることに気づく。ルジェは、ほっと息をつきながらもたれてくるその狼の背中を撫でていて) 「悪戯しチャ、駄目、でショ」 (そう言って一刺し指で示して見せて。。狼のぬくもりを感じて。・・・背中の毛皮のふわふわした感触を嬉しそうに微笑みながら背中を撫でてあげていただろう) [Mon 10 Dec 2007 04:04:53]
白毛の狼 > ハッハッハッ…(荒い息遣い、激しく揺れる肩。達してしまった少女を見下ろせば、涙が流れた後がある。)(『泣くほど嫌だったのかな…?』)(涙の意味は知っている。そこで始めてほんの少し罪悪感を感じた。今までとは違う舌使いで、やんわりと頬を、涙をぬぐい取るように舐めて――)『???』(何やら言われた。まったく意味はわからないが、背中を撫でられれば気持ち良さそうにその場に伏せてしまって――)(『おじちゃんのとこはまた今度でいいかな…』)(なんておもってしまって―) [Mon 10 Dec 2007 03:52:33]
ルジェ > (思わぬ狼の行動で、達してしまって呼吸が戻らないルジェ。・・・惚けたその瞳で狼を見てみれば、・・・いつのまにやら服から身を出して、ルジェの真上よりその表情を伺っている様子。・・・なんだか急にルジェは恥ずかしくて、頬が染まっていくのが判った。) 「見、見ちゃヤダ・・・」 (か細くそう答えるも、・・・言語の隔たりは確固たるもので、狼に通じるはずもない。・・・肩で息をしながら、ルジェは石畳の道を背中に冷たく感じながらこれからどうなるんだろう?・・・そればかりが気がかりだった。・・・ぱっと見て、尻尾をふるその表情は楽しげに見えるけれど・・・。狼だしー。ルジェには判断つかなかったけれど。・・・どうも懐こそうなその表情にうろたえていた分、ぷうっと頬を膨らませて) 「モォ、ルジェ死んじゃうかト思っタ」 (狼の背中を撫でながら、小さく反抗してみせた。(恐々ではあったけれど)) [Mon 10 Dec 2007 03:40:20]
白毛の狼 > (狼の動きはなかなか収まらない。無駄に体力があるぶん長続きだ。こんなところを人に見られたら明らかに襲ってるかのような勘違いをされてしまいかねない。あくまでも遊んでいるつもりなのだが……こちらが動く度にぴくんぴくんと反応する少女の体が面白い、それが狼が絡む最大の理由)(『へへ…そろそろいいかな?』)(顔を引き抜けば、なんだか今までとは違う感じの声が漏れたようだ。少女の体からほんのり甘い香りが感じられた。が、お子様童貞狼は教育なんて受けていないため、少女の体に起こった現象など知るよしもなく――楽しそうに尻尾をふって、少女を見下ろしていた。)(『あ、屋台のおじちゃんまだいるかな…?』)(ふと、現実に帰った瞬間) [Mon 10 Dec 2007 03:32:21]
ルジェ > (何だか狼の呼吸が荒く感じられて、・・・ルジェはすでに涙目であった。・・・その青い瞳がルジェにはとても鋭く感じられて体が緊張していくのが判る) 「や、・・・やメ、・・ンッ」 (ルジェが抱きしめれば、一瞬だけ動きがとまり。・・・ルジェは「なんで?」と思ったものの、結局はほんの僅かな時間であった。まさぐるように舐めまわされて、敏感なルジェの体は狼の舌の動きに従うようにしなり) 「あ、あァッ・・・、や、・・やダ・、た、食べちゃヤダァッ・・・ッ!」 (人の言葉が通じるはずもないのに、混乱しているルジェは声でしか抗う事が出来なかった。まさか、服の下に入ってくるとは思わなかったルジェは、「ほ、本気で食べる気だっ!!」その焦りから震える手で服を引っ張ろうとするも、・・・中でもがかれて胸に触れられて・・・) 「ひぃうッ・・、きゃ、あ、あァアッ・・・ッ!」 (軽く達したかのように、口から滴を零しながら、服を抑えていたはずの手が緩んでしまう) [Mon 10 Dec 2007 03:15:16]
白毛の狼 > (随分とおびえさせてしまったようだ。が、遊ぶ気満々の狼にはそんなことは微塵も罪悪感を感じていない様子。食べる気のない狼と食べられると思っている少女の感情の差は果てしない。)ハッハッハッ!!(犬科独特の呼吸、(※興奮しているわけではない)体温を下げるために息遣いが荒くなる。制するように抱き締められれば、一瞬止まる物のやはり体をまさぐるような動きは止まらない。ちなみに寝床は、ここから十分もかからない場所であり、飼い狼でもある。そんなわけだから、人は食べない。)うぅぅ…(服がひっぱられ、入口が狭くなれば苦しそうにもがいて頭をひっぱりだそうともがくだろう。その際に少女の胸やら素肌に体毛を擦りつけることになるかもしれないが、不可抗力である(ぁ)) [Mon 10 Dec 2007 03:05:10]
ルジェ > (ぱたぱたと、尻尾を振っている状態が、足の間からその風とともに伝わってきて。・・・もしかして、食べる気満々なのでは(汗)と思えばルジェは冷や汗が出てきた。・・・いつか襲われた時よりも体制的には反撃など到底出来るものではなく。・・・その表情には怯えだけが残っていたのだけれど) 「ひゃ、・・きゃあァッ・・・ンッ!」 (狼の毛皮につつまれたその体を摺り寄せられ、尚且つ胸の上にその狼の顔があったなら、、ルジェは手を握り締める。・・・味見でもされている気分だった。街中にまさか狼が出るとも思わなかった上、しかも自身が不覚をとってしまったことが歯がゆく感じられるものの、時すでに遅し) 「ヤ、ア・・・、あ、・・・え、えェッ!?・・ひゃあァッ・・んンッ・・・!」 (頬から首筋にかけて舐められて、ルジェの体がしなり、小さな声を上げる。ルジェの声に気にする風でもなく、狼は体を舐め回してそのたびに小さく声を上げた) 「や、やメ・・・、きゃあンッ・・・ッ」 (声もかすれ気味にその毛皮を抱きしめるようにして、狼を制そうとするも、舐めることはやめようとしない模様。・・・ルジェは自分がこの狼の御馳走にでもなったのだろうか、と思い、瞳の端から涙を零した) 「エッ、ちょ、ちょッ・・・だ、駄目だってバッ・・・、・・・きゃ、ヤァアァッ・・・ッ!」 (まさか服の下に狼の顔が入りこんでくるとは思わず、ルジェは体をしならせながら、服を手繰りよせようとする。・・・舐めまわされている事に、体は反応を示してぴくんっとしならせながらではあったけれど) [Mon 10 Dec 2007 02:46:18]
白毛の狼 > (『さっきから、うるさい子だな…』)(もう悲鳴にはなれたのか、驚く事もせず既に遊び相手感覚である。その証拠に尻尾が揺れている。――自分の体を這う手。抵抗はしなかった、触られるのはすきだから。もっと触って欲しいとでも言うように体をこすりつけてみれば)『!?』(先ほどよりも余計に襲いやすく舐めやすい体制に――もう、こうなると遠慮なく舐め回そうと胸の上に足を乗せようとさらに迫るだろう。『大丈夫痛くしないから』(何)舐めれるのなら、頬、首筋、あわよくば服の中まで顔を突っ込もうとして――) [Mon 10 Dec 2007 02:32:49]
ルジェ > 「チョ、ア、・・キ、きゃアァッ・・・ッ!」 (狼が顔をぺろぺろと嘗め回し、ルジェは片目を瞑ってくすぐったく感じていたが、やっぱり怖いものは怖いもので。・・・懐こい子、なのかな?と思いつつも犬とは違う風貌にちょっと体制がおぼつかなくなっていた) 「キャ、チョッ、・・・オ、狼なのニ随分人懐こいんダネ?」 (嘗め回されているので、声がわずかしか出ておらず。・・・震える手でその白い狼の毛皮に触れてみれば、ふわふわとあったたかかった。・・・ただでさえ、隙間風が吹くこの場所にいて、しかも石畳にしりもちついた状態のルジェにはその毛皮がとても心地よかった。) 「あったかイー☆」 (警戒心はどこへやら。その暖かい毛皮の感触に触れて少し笑みがこぼれつつあったのだけれど) (片手をその毛皮に回したことがそもそも間違いで・・・) 「あ、キャ、きゃあァーーーッ!」 (狼のその体重を片腕だけでは支えきることが出来なかった。真後ろに倒れてしまう格好になってしまい、大きい狼の姿が目の前にあって。・・・あまりの狼の体の大きさに再び怖さが体中を駆け巡り、体をこわばらせた) [Mon 10 Dec 2007 02:20:15]
白毛の狼 > (わたわたと手を振る少女。声も若干引きつるような感じを受ける。どうやら相手は本気でおどろいているようだ。)クゥ〜ン?(『大丈夫?』なんて言いながら、悲鳴には一瞬たじろぐが抵抗がなければ調子に乗って顔を舐め回すだろう。どうやら『ただの女の子』と言う認識になったようだ。そうなれば、特に警戒をするようでもなく人懐こい犬のようにもなって――決して、『へへ…泣いても助けなんてこねぇぜ』なんては思っていない!) [Mon 10 Dec 2007 02:08:19]
ルジェ > (狼のほうも、ルジェの突然の声に驚いた風で、一瞬動きを止めるも、やがて足を再び動かしてルジェに近づいてくる。・・・で、ルジェはといえば、・・いや、あの、まさか・・・といった表情で、驚きが隠せない状態。・・・犬に噛まれただけでも結構トラウマだったりするのに、以前の狼にはその牙で体(しかも生身)に傷をつけられてしまった。・・・その思いがルジェにはあり、怖さで逃げ出せずにいた) 「チョ、・・チョ、ア、アノ・・・」 (まさか狼に言葉が通じるとは思っていなかったけれど。しりもちついた状態では剣の柄さえ握れない。もっとも、怪我している利き手で握ったところでどうにか出来る術はなかったのだけれど。・・・ルジェは困惑した表情で、何時の間にやらかなり近づいてきた狼に手を振りながらそれを制そうとするも、遅かったようで) 「キ、キャアッ・・ッ!」 (顔を舐められて、体をぴくんっと動かす。・・・片目を伏せて表情は怯えていて。・・・さきほどまで気を引き締めていた分緩んでしまったのか、噛まれるーーっと思い込んでいるのか、体が震えていて、石畳におかれた手をぎゅっと握りしめていた) [Mon 10 Dec 2007 01:47:03]
白毛の狼 > (距離は着々と縮まる。くんくんと鼻を鳴らしながら、『人』か『物』か判断がつかない。声から察するに『人』のような気もするが、どうにも生物の動きとは若干違和感を感じる関節。ただ分かる事と言えば『食べ物ではない』と言うくらいか。ちかづいてみれば、猫のにおいまでする。まぁ、それは服からだが――)っ!?う、ウォフッ!!(『な、何?!』急に大きな声を出されれば、こちらも一瞬竦んでしまう。お互いがお互いを警戒しあう状況。そこで少女が尻餅をつけば、動けなそうな少女の間近まで迫ろうとするだろう。尻餅=腹見せ=服従のポーズ、そんな計算が頭の中で勝手になされている。やや優位なったか、と勘違い。あわよくば顔でも舐めてようか) [Mon 10 Dec 2007 01:37:46]
ルジェ > (僅かな明かりだけを頼りにして、犬が近づいてくるのを見ていた。・・・噛まれたら、叫ぼうとか考えてたりしてはいたけれど。膝はついたままで犬が近づいてくるのを待っていた) 「ネー。 駄目だヨ、夜遅いヨ?」 (ルジェは外をぽてぽて歩くのはともかくとして、宿で夜を過ごす事は少し不安があった。・・・目を伏せても眠れないから。だからといって酒場へ足を運ぼうと思ってはいたけれど懐も寒い状態で。・・・体を動かす事しか考えが及ばずにいた) 「・・・ワアッ!」 (・・・膝をついて近づいてくる犬の外見をはた、と見据えれば思わぬ体格が良く。あまりの大きさに思わず大きい声を上げてしまった。・・・それ自体、ルジェには見覚えがあった) 「オ、狼!?」 (何故、なんで街中で出会うんだっ・・・という焦りの表情も手伝って、思わずしりもちをついてしまう。逃げようと思っても逃げ出せず・・・。ただそのいつか襲われた時の狼とは違う風貌に目を奪われていた。白い毛皮、青い瞳。・・・ルジェは戸惑いの表情が隠せずにいて) [Mon 10 Dec 2007 01:20:57]
白毛の狼 > (近付けば近付くほど犬との違いが見て取れるだろう。冬毛になりモワモワ感じのある体毛。尻尾を垂らし、耳を立て青い瞳はしっかりと少女を見ている。)(『なんだろう、この人…このへんにはない匂いだけど…』)(恐怖心が徐々に好奇心へと変わって行くあたり、まだお子様。随分と育ってるとかいう話は受け流します。本来なら見知らぬ生物と対峙したなら逃げるのがセオリー。街暮らしで、随分と本能は麻痺しているようでもあって。――しゃがみ込む相手には、やや警戒しながらも距離を詰めて行こう。もちろん狼には人間の言葉は通じない、何を言われているのかなんて知るよしもない。そして、何か餌がもらえるかもしれない、なんて淡い期待があったりもする) [Mon 10 Dec 2007 01:09:57]
ルジェ > (ぴたりとその足音が止まって。・・・犬の方もルジェの存在に気がついたようでどうしようか迷っている風であった) 「・・・エーット」 (ルジェは噛まれた事があるので自分からは近づけないでいて。・・・でも、身を翻して逃げ切れる程に足に自信があるわけではなく(そりゃそうだ)、困ったように頭を掻いた。・・・そういえば、海岸沿いで会った犬は人懐こかったっけ。とか思いながら、ルジェは膝をついて、頭をかしげながらではあったけれど、手を振って小さく声をかけてみる) 「ネ、ネ、ネ。・・・こんナ夜ニ歩いてチャ危ないヨ?他の犬ニ襲われちゃうかモ、しんないヨ?」 (・・・自分の事はさておいている状態(おい) [Mon 10 Dec 2007 01:01:56]
白毛の狼 > 『!?』(白い塊はちょうど街灯のしたあたりで足を止めた。人の声がしたから――。距離にすれば10メートルといったところだろうか。道の先には、『人』の匂いがする。それと同時に『金属臭』も漂って来る。)(『人?違う?』)(はてさて一体なんだろう?不思議な匂いのする少女の存在に、首をかしげる狼。この道を真っ直ぐ行けば、屋台が出ているかもしれない公園への近道。迂回する手もあるけれど、それはそれで面倒臭い――結局恐る恐るではあるが、距離を詰めて行くことに) [Mon 10 Dec 2007 00:53:23]
ルジェ > (実際の話、・・・毎度迷子になるとはいえ薄暗い道にはいつまでも慣れることが出来なかった。・・・ルジェは頭を掻きながらあっちかな、こっちかなといった表情であたりを見回していて。いくら視力が良いからといってもさすがにルジェにはどの道が正しいのか判別出来ずに頭をぶつぶつなにやら呟きながら歩いていた) 「ムーン。・・・こっちじゃないナラ、・・・こっちかナ?」 (残念。はずれですーっといったことを繰り返す事数回。・・・さすがに疲れてきた。膝に手をおいて、肩で息をしている。) (と、小さな足音が遠くから聞えてきて。・・・ルジェは顔を上げる。ただ、方向がどちらか僅かな灯火からは判らず周囲を見回した。・・・目を細めてそれに視線を集中させる。) 「・・・犬?」 (野犬かな?・・と思いつつも、以前噛まれた事もあって多少表情が引きつっていた) [Mon 10 Dec 2007 00:42:33]
白毛の狼 > (トットットッ…小さな足音が路地の向こうから近付いてきるのがわかるだろうか。薄暗い街灯の下を白い塊がゆっくりと歩いている。遠めに見ればタダの犬だろうが、近付いて来れば大きさやら人相(犬相?)からちょっと違う事に気付くかもしれない)(『さむくなってきたなぁ…屋台のおじちゃん、おでんやってるかな?』)(どうやらどこかにたかりに行く気らしい。狼には、少女の姿がまだうつらなっていないようだ) [Mon 10 Dec 2007 00:34:48]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『夜の散歩――』 [Mon 10 Dec 2007 00:23:52]
ルジェ > 「自分の事くらイ、自分で守れるようにっテ・・・、思ったんだもノ」 (呟きながら、薄暗い灯火を頼りにして道を探していく。・・・途中、何度か石畳の道に足をとられてすっ転ぶこと多々あったけれど。・・・痛む頬を手で拭いながら、涙が出そうになるのを堪えて立ち上がりおぼつかない足取りではあったけれど、ぽてぽてと周囲を見回しながら歩いていて) 「いつモ誰かニ守っテ貰っテばかりジャ、駄目なんだモノ」 (暗い道を歩くのは心細く、それを打ち消そうとするかのようにそう呟きながら歩いていく。・・・暗い道に馴れた訳ではなかった。どちらかといえば、まだ不慣れなルジェ。本心は泣きそうになっていたのだけれど、怯えていたら迷いこんだこの場所からは出られないだろうと、そう思った。唇を噛めば、その端の切れた部分から痛みが走って顔をしかめながらではあったけれど。・・・泣きたくなる衝動を抑えながら、ゆっくりと確かめるように街に足を進めていた) [Mon 10 Dec 2007 00:13:11]
ルジェ > (・・・と、石畳の道を触っているうちに、ルジェは自分が迷ってしまった事に今更ながらに気づいた) 「・・・アッ!あの道の角、逆だっタッ」 (ルジェは振り返ってその道を探そうとするも、街の灯火は薄暗くて元来た道がわからなくなってしまっており。・・・ルジェはあまりの事に呆然とした表情になってしまっていた。) 「・・・いきなリ本戦なんテ、ム、無理だっテ」 (ルジェは頭を掻きながら冷や汗を流す。・・・少なくとも、まだ昨日の鍛錬の疲れもとれておらず、・・・手には自分でまいた布切れを指先まで巻いてしまっていて。・・・柄を握れるかどうかさえ定かでなかった。ルジェは震えながらも、唇をかみ締めていつものようにすぐに泣く事はなかった) 「・・・迷ったなラ、道を探せばイイ」 (ルジェは怯えを表情から隠すように、薄暗い街並みを歩いていく) [Sun 9 Dec 2007 23:57:17]
ルジェ > ( 普段ならそれほど気にならない軽装の装備であっても、今のルジェにはとても重く感じられて。・・・それでも外を歩くとなれば無装備というわけにもいかずに宿屋に脱ぎ散らかした物をおっくうに拾って。・・・チャームに行ってくるねーと手を振って出てきた。・・・ので、多少よろついた足取りではあったのだけれども) (すすけた街並みに、見覚えがある?・・そう思いながら歩いていたのだけれど。朽ち落ちてきている建物の外壁にそっと手を触れ、ルジェは呟いた) 「いつかルジェモ、こんなニなっちゃうのか、ナ」 (触れれば零れるその外壁のかけらを手にとって膝をついて眺めていた。・・・実際、クランクである以上は人とは隔たりがあって。・・・ルジェは胸が痛んだ)  [Sun 9 Dec 2007 23:43:06]
ルジェ > (頭をぽりぽりと掻きながら、ふて腐れ気味の表情で歩くルジェ。・・・最近夜眠れないからといって丸一日寝ていたとは気づかず落胆気味に、肩を落とす) 「・・・ウウ。何やってんだロ、ルジェ」 (しかも口の中が切れていてまともに食事も取れなかった。・・・夜は不安で、眠れない怖さがあって。まだ外を歩いているほうが気がまぎれるし、・・・どうせなら鍛錬したほうがいいよね、とばかりに鍛錬所へ向かう最中ではあったのだけれど) 「あと、もう少シ?」 (辺りが薄暗く、灯火が少ない事が多少気がかりではあった。・・・ので、ルジェは周囲を気にしながら歩いている。) [Sun 9 Dec 2007 23:35:18]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『むーん、と体を伸ばして、鍛錬所に向かう最中』 [Sun 9 Dec 2007 23:28:56]
お知らせ > クレェインさんが退室されました。 『そんな、準騎士達の日常の一コマ』 [Sun 9 Dec 2007 22:34:45]
クレェイン > ――のんびりと、言えるような集まりじゃないもんな ( 皆それぞれ思い思いの事情があってこの町にやってきたのだ。本国の騎士団に所属せず、いまだ不安定なヴェイトスという島にあって延性騎士団ともいえる場所に所属している。――誰だってプライドや反骨精神はある。いつか本後の騎士団に所属できるようにここでのし上がろうと思っている奴もいる。 ) ――でも、俺たちが竜とか悪魔とか会ったら一発じゃん? こう、手も足もでずにさー ( 「違いない」とこれもまた苦笑だ。だからこそ準騎士であり比較的そういった危険な種族の事件がすくないスラムの見回りなのだから ) だからまあ、剣術にしろなんにしろ鍛えないとなー。 え? いや、俺は器用貧乏だって ( 「お前は剣術だけじゃなくてルーンも使えるよなー」という同僚に苦笑いだ。我ながら器用貧乏とはよく言ったもので、どっちも半人前でしかない。 ) まあまあ、今はとりあえず巡回を終らせてあつーいポトフを食べようよ ( 笑い声。違いない、と三人で同意して再び曲がり角を曲がる。此処からは結構細い道に入っていく ) [Sun 9 Dec 2007 22:30:05]
クレェイン > ( 「はやく帰ってポトフ食べたいなー」というのが三人同様の意見であった。曲がり角の先はしばらく直進の道が続く。ぽつりぽつりと漏れる明かりは街灯の明かりではなく民家から漏れた明かりである ) 「―――でもさー」 ( と、一人の男が口を開いた ) 「英雄になるとか有名になるとか人のタメになにかしたいとか助けたいって思っても。それってなにかが起きないとなんもならないよなー」 ( 嗚呼、と二人して曖昧に笑った。そりゃあそうなのだ。何かしらの功績を立てれば若くして100人隊長だって夢じゃない。――クリスティアの女性騎士の話は有名だ。 ) なにか起こらないかぁ、って願うのも不謹慎だと思うけどね ( 困った顔でいうクレェインに対して他の二人もまた苦笑で返した。治安維持を目的とする組織中にあって、有名になったり出世するためには事件が起きているという前提が必要な話なのだ。なんという皮肉な話だろうか。 ) [Sun 9 Dec 2007 22:21:52]
クレェイン > ( それでも、一応の規律は纏められている。故に――ならず者や傭兵とは一線を画している騎士団は集団行動においての規律は厳しい。こうした新米だらけの準騎士の間だからこそ、交わされる言葉ではある。それに、この場所がスラムであることも準騎士達――見習い騎士と同意――にとって「どうせ犯罪が俺たちの前で起きないだろう」という油断を生んでいた。作業化しているからこその、気の緩みではあったが実際に事件などはそう多くは起きない。最近で大きな問題といえば吸血鬼問題だが――それとてVHGが関係しているのであって騎士団が本腰を入れる前に収束してしまえば遠い場所の話と大差ない ) あ、ポトフってパンを染込ませて食べると美味しいよねー 「ああ、後はチーズの載ったパンと食べると美味しいんだ。ジャガイモとかほくほくで」「そうだよなぁ。うう、なんだか余計に寒く感じてきた」 ( 違いない、と三人して笑いながら角を曲がる。決まった巡回ルート。決まった時間での移動。決まった――行動。 ) [Sun 9 Dec 2007 22:03:17]
クレェイン > ( クリスマス前のスラム街。およそ――軽犯罪が多発する地域である場所である。女性ならば歩くこと事態が危険であり、男ならば武器を携帯すべき場所。暗黒街――に比べて重要犯罪の割合は低くてもスラムは軽犯罪の割合が多い。犯罪に重いも軽いも無いのだが、さりとて軽犯罪よりも重犯罪を――と見るのが治安維持活動に従事する組織の仕事だ。――だが、そういった暗黒街を(仮に)見回るならば騎士であり、こういったスラムを巡回するのは準騎士――つまりは見習いの騎士で三人一組のチームで巡回することになる。 ) ――寒いね ( 突き刺さる視線のどれにも親しみも友愛も含まれていない。邪魔者、その一点に尽きる。我が物顔で歩き回るんじゃない、というスラムの住人からの冷たい現実であった。 ) ――今日も、早歩きでいこう ( 騎士団が巡回するのは抑止力でしかない。犯罪防止の為に「見回っていますよ」というアピールしかない。それも焼け石に水であることは――当の騎士団も理解はしているだろう。 ) 「あとで皆で熱いものでも食べようよ」「あ、いいなそれー。俺ポトフがいいなポトフ」 食堂にあるかなー? ( 緊張感はない。いつもどおり見回るだけ。こう言ってはなんだがすでに巡回は黙々と作業をこなしているのと違わない。騎士団ほど規律に厳しいところはないが、それもまだ世話する相手の騎士がいる準騎士だからこそ。いわゆるスカウト待ち状態の準騎士の一団はこういった見回りをこなしていくことで自らの評価をあげていくしかないという現実であり、監視の目が無くなれば規律もあったものではない。 ) [Sun 9 Dec 2007 21:56:50]
お知らせ > クレェインさんが来ました。 『巡回と言われても、わざわざ自分達の前で犯罪が起きるわけも無く』 [Sun 9 Dec 2007 21:48:28]
お知らせ > レイドさんが帰りました。 『猫ってお肉与えておけばいいの?』 [Thu 6 Dec 2007 01:26:27]
レイド > (べた、と背中に引っ付く感触。見ればさっきの三毛猫が張り付いていた。)しょうがないね・・・。俺の部屋でよければきなよ・・・。引っ掻くのは禁止だよ?(そういって猫を自分の頭の上に乗せる。黒豹にはバイバイ、と手を振っておいた。バロンを回収して、共に階下へ降りていく。) [Thu 6 Dec 2007 01:26:11]
お知らせ > 黒豹さんが帰りました。 『賑やかな夜の終わりを迎えた。』 [Thu 6 Dec 2007 01:24:45]
黒豹 > (猫だって、愛情に飢えているのだ。でなければ、スラム街など危険な居場所に漂う事もなかっただろうに。一言で言えば、貴方に撫でて欲しくて仕方がない、らしい。最終的に撫で終わった猫は、貴方から飛び降りる。) ―――。 (寝伏せていた格好から、お座りする形になる。そしてお辞儀するように頭を下げる。見送ろうとする。臆病者の三毛猫は何を思ったのか、貴方の元まで走りかけた。―――そして大ジャンプをせん!貴方の背中に張り付くように!) ―――。 (ほう懐かれているな。)(冷静に見送りながら、三枚目の干し肉を咥える。そして屋上から飛び降りよう。他の猫の連中も散らばっていった。猫の集会はこれにて終わりだった。) [Thu 6 Dec 2007 01:22:52]
レイド > え?ええっ・・・?(飛び掛ってきた理由が良く分からない。だってこっちは猫の言葉は分からないし・・・。とりあえず順番に撫でていくことにしてみた。・・・終わるのはいつになるのかわからなかったから。)・・・そうそう。我慢のしすぎは体に毒だよ?(くすくすというとその様子を見届けて・・・。)じゃ、そろそろ行くよ・・・。ちょっと仲間達と話すことがあるし・・・。(最後の一匹を撫で終えれば立ち上がってバロンの下へと向かっていく。) [Thu 6 Dec 2007 01:17:19]
黒豹 > みゃー にゃああー!! (貴方の言葉を、猫達は理解したのか一斉に飛び掛った。後に待ち構えている猫もいるが、スタンバイする形で鳴いていた。まだかな?まだかな?と視線を送る猫の連中であった。) ―――・・。 (分かった、と細長い尻尾で「○」の形を作って返事をして見せた。一枚目の干し肉を平らげた、そして二枚目の干し肉を噛み千切り始めた。仕事し難い現況になってから、金の収入が酷い程減ってしまった。少しでも節約しないと底に尽きてしまう。始めに食費を控えるようにしていた。) [Thu 6 Dec 2007 01:05:33]
レイド > ・・・可愛いね。(あはは、と笑いながら撫で続ける。音楽のような雰囲気が場を満たせば、目を閉じて静かに耳を傾けるだろう。野良猫合唱団の合唱は、とても落ち着くものだった。)お腹すいてるときは無理しない方がいいよ。・・・だって当然のことじゃないか。(かみ始めた豹にも笑いかけた。さっきまでのしぐさがどこか我慢していたように見えたから・・・。) [Thu 6 Dec 2007 01:00:35]
黒豹 > ……… (心底から謝っていた。素直に言えば、クリーニング代など請求される可能性があるので黙秘する事を決めた。其処まで可愛がられれば、三毛猫は貴方を好いてしまうほど気に入ることだろう。ずっと、貴方の背後を三毛猫が追うことになるかも知れない。猫の連中は心地良さそうに鳴き声を上げる。歌を奏でるような雰囲気になる。) ……(こくこく)。 (否定が出来なかった。羞恥心よりも食欲を混ざってしまい、一枚目の干し肉を噛み千切り始めた。) [Thu 6 Dec 2007 00:50:26]
レイド > ・・・洗濯、必要かな・・・。(もちろん専門の洗濯屋に任せるほかないだろう・・・。むぅ、と顔をしかめるも、猫に気に入られたことはまんざらでもなかった。・・・一匹の三毛猫を自分の足の上に乗せて首などを撫でてあげたりした。・・・ふわふわもふもふで、さわり心地はいい・・・。)お腹すいてたんだね・・・。周りの猫よりも体が大きいから、余計に食べなきゃならないのか・・・。(ふふ、と口の端からよだれが垂れている様子を見ながら微笑を浮かべる。) [Thu 6 Dec 2007 00:45:48]
黒豹 > (貴方の着ている上質な服を、猫達は気に入ったらしい。安座をする貴方に対して、甘噛みをする猫もいるし、嬉しそうに寝転がる猫もいた。貴方の頭に一匹、肩に一匹ずつ。ネクタイをしがみ付こうとする猫が2匹、…割と多かった。予想通り、ボロボロになるのを見えていた。今時の猫は、冬を過ごせるように、体毛が触り心地が良いほどまで、もふもふ、になっている。触らないと勿体無いくらいに。) ―――・・。 (首を振った。大丈夫だ、と言わんばかりに。そして細長い尻尾を、三枚の干し肉を前足の元に寄せる。そして抱くようにしていたのだった。素人が見ても、気に入っている、と分かるほど行動で示したのだった。口元の端からダラリっと涎を覗かせる。) [Thu 6 Dec 2007 00:36:44]
レイド > いたい、痛い・・・そんなにしなくても大丈夫だって・・・。(頭や肩に群がり始め、爪を立てて上ろうとする多くの猫に困ったように言うと黒豹の前で安座をして、自分の体に上りやすいようにした。・・・これで爪を立てられる心配はなくなるだろう。服はボロボロになるだろうが。)・・・やっぱり、お口に合わない、かな?(黒豹がじぃ、と干し肉を凝視している様を見て、ちょっと心配に・・・。) [Thu 6 Dec 2007 00:29:27]
黒豹 > (圧し折れたが→折れ曲がった尻尾が) [Thu 6 Dec 2007 00:25:57]
黒豹 > (臆病者だった三毛猫は、嬉しそうに喉を鳴らしながら貴方に甘える。離れようとせず、貴方の方や頭の上にしがみつこうと登り始める。必死そうに。続いて、猫の連中は羨ましそうに三、四匹ほどの猫が貴方の足元に群れがる。黒猫、白猫、縞馬猫、鎌みたいに圧し折れたがチャームポイントの猫。貴方をジーッと上目遣いに見上げる。) ……………。 (干し肉…、しかも塩を利かせている…。なんということだ。)(置かれた干し肉を一回だけ、べろりッと舐めて見る。気に入ったらしく、瞳を大きく見開いた。他の猫も噛み付いたり、舐めて見たが、口に合わなかった。猫の連中は、干し肉に対してそっぽ向いたり、ねこぱんちを食らわしていた。一方の黒豹は黒豹で悩んでいた。これで今夜の飯代を浮かせられる。しかしプライドが…。と干し肉を凝視していた。) [Thu 6 Dec 2007 00:25:01]
レイド > ありがとう。(そう黒豹に礼を言うと、近くによってきた三毛猫の首と額を撫でるだろう。ゴロゴロと喉を鳴らすしぐさは結構可愛い。)・・・そうだ。お近づきの印に・・・これ、上げるよ。(そういって取り出したのは乾いた干し肉だった。酒の宛てにしていたが、あまったので持ってきた、というところだろう。黒豹の前に三枚の干し肉を置いた。)まずかったならごめんねぇ〜。人の味付けに合わせてあるからさ・・・ちょっとしょっぱいかもしんない。(結構、塩がついている。) [Thu 6 Dec 2007 00:18:03]
黒豹 > (黒豹がスラム街にいるとは、誰も思いもしないだろう。気を遣った貴方の行動に、尻尾を揺らしながら反応を待つ。猫の連中は、怯えるように隠れたり、威嚇する鳴き声を出したり、それぞれ反応は様々である。近付いてくる貴方を見遣ると、驚いたように瞳を丸くする。その動作が人間らしい。) ・・・・。・・・。 (通訳:…大丈夫だ。彼は私の仲間だよ。)(貴方の言葉に頷くと、黒豹は猫科特有の鳴き声で鳴いた。暫くしてから、一番、貴方を怯えるようにと離れていた、一匹の三毛猫が恐る恐ると貴方の足元に駆け寄って行くことだろう。他の猫の連中は見守っていた。) ―――・・。 (黒豹は甘える事もなく、じっとしていた。) [Thu 6 Dec 2007 00:09:03]
レイド > む〜・・・なんか、領土侵犯しちゃったみたいで気が引けるなぁ・・・。(ぼりぼりと頭を掻くと、とりあえずバロンを外して、一匹の黒豹に近づいた。)・・・え〜っと・・・この子達のボスは貴方かな?とりあえず悪気はない、ってことだけ皆に伝えてくれないか?(言葉が通じるかも分からない黒豹に向かって話しかける。・・・使い魔の類の魔法なら教わったことはあれど、やってみたことはない。故に言葉は分からないので・・・。ただ、動物に話しかける辺りよほど暇を持て余していたに違いないだろう。) [Thu 6 Dec 2007 00:03:05]
黒豹 > …ぶッ!? (猫の尻尾を豹の鼻先にヒット。鞭のように撓った尻尾の威力に涙を浮かべそうになったもの、どうにかにして堪えていた。) ―――。 ・・・・! (通訳:止してくれないか。忙しいんだ・・・!)(鎮めようと言い放ったもの。黒猫はシュンと項垂れてしまった。しまった、言い過ぎたか?と罪悪感を芽生える。控えめな機械音を聞き取った、猫の連中(10〜15匹)は騒ぎ出した。屋上でウロつくように動き回る。) にゃー! みゃー!! みにゃー? (黒豹の頭に乗っている黒猫は黒豹と共に貴方に振り向いて鳴いた。)(この形態はリュール以外は誰も知らない。今は誰にも伝えて置く必要が無い、と判断してとの事だった。)(とりあえず、無言で様子見。) [Wed 5 Dec 2007 23:55:05]
レイド > (かしゃかしゃと控え目な音を上げながら人形と暗黒街へ繰り出した帰りである。屋上の方を見やればにゃーにゃーとうるさそうな音が聞こえてくる。)・・・?(いつもは時間帯がずれているのか、猫の鳴き声は聞かなかったため、たまり場とは分からなかったが、気になったので上ってみる。・・・しばらくすると屋上へと続く出口から貴族風の男が現れた。)うわ〜・・・すごいたまり場だ・・・。って、なんで黒豹まで・・・。(かなりの数の猫の中に大きい猫がいればそりゃビビル。) [Wed 5 Dec 2007 23:48:18]
黒豹 > (その黒豹は、黒猫が喚こうが気にしていなかった。) ―――、 ―――・・? (通訳:そんなに食べると、太るぞ?)(日常化となってしまった。とある肉屋の寂れた屋上には、猫科の溜まり場となっている。無論、黒豹とて例外では無かった。無かったのだけれど…、猫と同じように餌を喰う訳ではない。顎を屋上の縁に乗っけていた。視線の先をベルゼルガ達が溜まり場としている酒場に向けているのだった。) …今の所、異常は無いか。 (頭の上に乗っている黒猫は、尻尾を振舞いながら豹の顔へと叩き付ける。) [Wed 5 Dec 2007 23:39:22]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『ねこ?』 [Wed 5 Dec 2007 23:38:48]
黒猫 > (黒猫は鳴いた。性別が雌なのだろうか、酷くに滑らかな鳴き声だった。) みにゃー にゃあ――! (通訳:お肉 よこすんだにゃー!)(何回か繰り返すと、大人しくなった。かばっ、と下敷きになっている動物の頭を抱き抱えるようにした。) にゃー にゃ… (黒猫は項垂れるようにすると、尻尾を不機嫌そうに暴れていた。黒猫に下敷きになっている動物は、一回り大きい猫科・黒豹だったのだ。) [Wed 5 Dec 2007 23:30:51]
お知らせ > 黒猫さんが入室されました。 『鳴き声を響き上げた。』 [Wed 5 Dec 2007 23:26:15]
お知らせ > 巡回中の小さな自警団員さんが帰りました。 『さて、次は…。 (呟きながら自衛団員は去っていく。)』 [Wed 5 Dec 2007 20:37:18]
巡回中の小さな自警団員 > ――ない、な。 (そもそも気配はない、あったとしたら恐らく既に気付いているだろう。身を潜めているのかもしれないが…だとしたら余程頭が回る奴だなと少女は思う。 普通のチンピラだったら、武器を持っていようがなんだろうが弱そうに見えたら襲ってくるものね。 即ち、ここ付近にこの時間通る人間はおそらくいない。もう少し遅くなったなら何者かが利用するかもしれない通路だが…それを待つほど暇ではない、と思っている。) 次の場所もあるし…もうこの付近はいいか。 (止めた足を再び動かし、路地を抜けて行く。) [Wed 5 Dec 2007 20:36:59]
巡回中の小さな自警団員 > だが、考えようによってはこの道は…。 (何もチンピラのみが使っているとは思いはしないのだが、可能性として多くのそういった悪党(?)がここを利用している可能性も否定できないのではないだろうか。 やはりここは巡回の場所としては適任、次にまた来る時は二回三回程度見て回ろう。 後二週もするのはまた今度でもいいだろう。後は、これからどうするかだ。) …このま突っ立っていても、誰かがやってくるって事は…。 [Wed 5 Dec 2007 20:26:08]
巡回中の小さな自警団員 > ( にしても…ここは夜来るものじゃない、曇りだったら完全に視界を奪われるんじゃないか。 次に来る時はランプくらいは持って来るべきだなと、心中で呟く程度。結局の所この付近では異常らしい異常は特にはない、あるとするならそれは異常なまでに暗いあの路地だ。次からは巡回のメインの場所として考えておいても悪い事はないだろう、などと思考しつつ。) …一応奥まで調べてみるべきだったか…? (考えても見ればあの道は恐らく暗黒町に繋がっている。ならばそのギリギリ地点まで見に行くべきではなかったのだろうか…。 …行っても、不意打ちされたらそれまでよね。 あまりに死角が多すぎる場所だ、それは…出来る限り避けておくべきだろう。つまり、彼女の準備不足という事だ。) [Wed 5 Dec 2007 20:15:25]
巡回中の小さな自警団員 > …、あった。 (手で壁を辿っているうち、すかっと壁がなくなり、手が奥へと進んでいた。その先にあるのは、先程の路地。 …何時の間にか、少し進んできたのか。 先程の位置はもはや暗くて見えない、さっさと抜けてしまったほうが得策だろうか。) …ふう。 (小さくため息を付きながら、ゆっくりと元の路地へと戻っていく。) [Wed 5 Dec 2007 20:05:32]
巡回中の小さな自警団員 > ( 本当に、暗いな。 この路地は夜空の月の光まで遮断してしまうとでもいうのだろうか…と言っても彼女のいる路地の上に月はない、光があるない以前の問題である。) ……。 (時々、足の先が壁にぶつかり、歩を止める。それを何度か繰り返す事になるだろうか…未だ、出口らしきものは発見できない。 まるで暗黒の箱庭。 出口がないはずはない、どこかにあるはずだ――見つけなければと右手で壁に触れ、辿るように足を進めて行く。壁を辿ればいずれ出口にたどり着くだろうという考えである。 この状態じゃ仕方ない。 ) [Wed 5 Dec 2007 19:57:06]
巡回中の小さな自警団員 > (路地を進み行けば暗闇はさらに深くなる。恐らくこのまま進んでいけば暗黒街に繋がる路地へと抜けるのだろう、そうなると今回の巡回の範囲を超えてしまう。 …戻ったほうが良いか…。 事実暗黒街は少女の技量では実際の所荷の重い場所、巡回範囲を無視してまで行く必要性も無論ない。) …。 (しかし、戻ろうとするとその背後は暗いものだった、それほど進んできた覚えはなかったが…これではまさに暗黒の中である。 光が、ない。 空は、雲のない晴れ晴れとした夜空だ、だというのにこの路地は暗かった…恐らく街の光がしっかりと入らない位置へ、踏み込んでしまっていたのだろう。 ――確か、こっちが元の道よね。 踵を返し、元の道へ戻ろうと足を進め始める。) [Wed 5 Dec 2007 19:50:06]
巡回中の小さな自警団員 > ( …どうせ出てこないっていうなら、遅れて出て来た時に一泡吹かせてやろう。 それがこの自警団員の出した結論。見た目としては普通の少女だが、昔に比べるなら、多少は成長したのかもしれない。 …どうだか。 自分に嘲笑する。この程度で変わったなど、勿体無い。まだまだこれから変わるのだ、と。 ――復讐なんてのも、どうせあちらは出てこない。どうせ探したって見つかりっこない…なら同じく今自分に出来る事をするしかないのだ。 …あいつとの『約束』を果たしてからなら…出てきてくれるよね。 そんな確証もない事を心中で呟く。果たすべき事を果たさずして、どうして心配など出来ようか、どんな顔をして会えばいいというのか――それだけの話である。) ――。 (結局、前が見えていなかっただけ。進むのを恐れていただけなのかもしれない。 今、出来る事を。 とりあえずは巡回と鍛錬くらいだろうか、そう考えた上で今ここに彼女はいる、という事か。) [Wed 5 Dec 2007 19:40:01]
巡回中の小さな自警団員 > (尤も見た目は黒いコートで身を包み、背に一本の片刃の剣を背負っているのみの傍から見れば子供の姿。しかしながらその瞳は鋭く、路地の影などを見渡している。 …全く。 まさか自分が全ての捜査を止め、巡回に力を入れるようになるとは思わなかったらしい。 …昨日の叫びが利いたわね。 不安定な感情を吐き出すかのように叫んだ、言葉。そのお陰で普段の落ち着きを取り戻し、今出来る事というものが判断できるようになったという事だろうか。) ――実際、やってる事は…昔と同じだけれど。 (そう、同じだ。自警団としての巡回は仕事…ではあるが、過去の少女の場合は殺気立ったままの巡回がほとんどだった。そういう意味で今回の巡回は殺気立たず落ち着いているという点から良くはなっているのだろうが。) [Wed 5 Dec 2007 19:33:55]
お知らせ > 巡回中の小さな自警団員さんが入室されました。 『(地面を踏み、歩く自警団員が一人スラムの路地を通りかかった。)』 [Wed 5 Dec 2007 19:27:21]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Wed 5 Dec 2007 07:28:13]
ブロウン > (カツカツと鍵爪の足音響かせて。これといって用事があるわけでもない巨躯は、懐からキセルを取り出し大きな手で器用に葉を詰め口で着火。もくもくと煙が立ち上ぼりニコチンが肺を犯して行く。)はぁ〜。それにしてもかわんねぇなここは(昔きていた頃と何一つか割らぬ外見。寂れた町を復旧させるほど、金を使いたくないのはなんとなく分かる気がする) [Wed 5 Dec 2007 00:54:39]
ブロウン > (冬場は運動不足になりがち。ちょっと散歩でもしようかと思い立ち、ぶらぶらと歩いていれば)失敗したな…(運動不足でもいい。こんな寒い思いをするくらいなら、布団にくるまって、七輪で肉をあぶりながらのんびりしていれば良かったと後悔の念がちらほら――) [Wed 5 Dec 2007 00:45:33]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『寝てばかりもいられないので――』 [Wed 5 Dec 2007 00:41:46]
お知らせ > ブラティリアの男さんが退室されました。 『( 全く。ここに来てこんな展開になるとはな…。 )』 [Tue 4 Dec 2007 01:05:59]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが帰りました。 『密談は続く…』 [Tue 4 Dec 2007 01:04:32]
ブラティリアの男 > だろうな。アレッサンドラは俺の予想だが、傭兵は信用しない。 ――別に良いさ、依頼主が誰かだなんて。 ( もう関係の無い事だ。 ) ああ。こうなるって判っていた。可能性じゃあない、最後にはこうなるだろうって思っていた。 ( 可能性を考えそれの対策を練っていた訳では無い。ゴールは最初から決まっていた。 ) …だから諦めじゃあねえのさ。来るべき時が来たってだけさ。 ( 悔しそうに歯噛みするのを、男は見る。 …男は相手の事を良く知らない。どうしてハンターハントにここまで深入りしようとするのか…。 ) 路頭に迷う奴を一々助けていたら、ベルゼルガは孤児院になっちまうぜ。 …ミザリーだって、こうなる事を覚悟していた筈だ。   ――まあ、いい。とにかく一度ここを離れよう。話の続きは他所でしようぜ。 ( いつ狩人が押しかけてくるのかと思うと、気が気じゃあない。 ) [Tue 4 Dec 2007 01:02:36]
シャジャール@隠れ家 > ミザリー……そう、あの娘もそんな惨めな流れから救ってあげなくちゃいけないんだ…(これは独り言…、だがしっかりと男の耳には入るだろう。) [Tue 4 Dec 2007 00:53:38]
シャジャール@隠れ家 > 存在を確かめるだけさ。依頼主は…一応、仕事だから勘弁して。アレッサンドラじゃない事は確かだよ。(少なくとも金銭をもらっている契約だけは守らねば成らない。依頼主の漏洩は厳禁だ。)………っ…(男の言葉に一瞬詰まる。啖呵を切ったは良いが…確かに今言った事はすべて感情論にすぎない。実際は自分の考えはベルゼルガの誰も及び知ることではない…)…でもさ…VHを狩った時点でこうなる可能性は考えてたんだろ?いや、こうならないと思う方が不自然だ…(声を低くし、ぎりっと歯噛みしながら言う。何で悔しいんだろう。こんな関係ないはずの連中の事が、何でこうも悔しいんだろう?)だったらそこに“諦める”って選択肢はなかったはずだっ!(そして最後の問い…)…勿論…知らない。だから…アンタ達は逃げるんじゃなくて、ベルゼルガの一員になれば良い。路頭に迷うヴァンパイアを拒む理由は無いから。(そうすればいい隠れ蓑にもなる…と) [Tue 4 Dec 2007 00:52:23]
ブラティリアの男 > サラ。 …本当の名前はミザリーって言う。目つきの悪い娘にピッタリの名前だろう? ( これは軽いジョークだ。付け加えるようにその本名を教える。 ) [Tue 4 Dec 2007 00:45:34]
ブラティリアの男 > …成る程?どうやったら組織と接触できるか、或いはどのような活動をしているのか―― 或いは組織そのものの存在を確かめる為かい? ( 接触するまでが仕事、というのが本当ならば。その辺りが妥当か。 ) お前さん個人の意思、だとう?…さあな、皆目検討も付かない。どうしてそこまでリスクを犯した? ( 或いは、これは嘘か? しかしそう疑って掛かった後に、女の口から出た言葉に。 ) ……。 ( 男は沈黙する。 大きく息を吸って、それをゆっくりと吐き―― 背中を横の壁に預けた。 ) アンタが言った通り、俺たちの組織は規模が小さい。二人抜けたってだけでもうガタガタなのさ。しかもただ抜けただけじゃねェ、狩人に既に目をつけられちまってる。奴らは松明に火を灯し、ボウガンを持って山狩りに出ているのさ。獲物を威嚇する太鼓の音を鳴らしながら、犬を放ち――。そんな状況では望みは無ェよ。 それに…お宅のボスはそれを承知しているのかい。 ( さっきここに居るのが個人の意思だ、と言っていたが。 ) [Tue 4 Dec 2007 00:41:27]
シャジャール@隠れ家 > アンタ達はここで滅んじゃいけない!アタシ達と一緒に来るべきだ!(ハンターハントが方形を保てないのなら…ベルゼルガがその死にかけた躯を受け止めよう。) [Tue 4 Dec 2007 00:32:04]
シャジャール@隠れ家 > いい、よく聞いて…。アタシ達の仕事は“サラ”と接触するまで…。あ、そう、あの娘本当はなんていうの?(男の言葉に軽く首を振りながら言う。男は当然、ベルゼルガがハンターハントに潜入し…破滅への道案内をしたとも考えるだろうから…)ここまで来たのは実際、ベルゼルガとは関係ない。アタシ個人の意思。何でだと思う??(すっと男の目を見つめたまま、肩から手を離そう)アタシはアンタ達の行動を見て、あの娘と会って…アンタ達を“尊敬”したんだ。10人もいないんだろ?どうせ…。(しかしそれでも…)…それでもアンタ達はVHに喧嘩を売った!その精神が尊いんだ!! [Tue 4 Dec 2007 00:29:43]
ブラティリアの男 > 爺さんと婆さんは、ありゃきっとアンタがここに居る限り残るつもりだぜ。一応二人も逃がすつもりだけどよ…本人たちが嫌だって言えば、それまでだ。 ( 長年住んできた家だ、思い入れもあるだろう。 ) 筋…? ( 男は両肩を掴まれ、ぱちりと目を瞬かせた。 ) …………。 ( そして相手の言葉に、男は同じように女の目を見つめた。 ベルゼルガ。その名前は聞いたことがある。 ) ……アンタ達だったのかい。VHG以外に俺たちの事を探ってるっていうのは。 ( まさかその一人を匿っていただなんて。 誰の依頼だ?うちらがこうなったのはベルゼルガのせいか? …いや、それならここで自分がベルゼルガの一人だと明かす意味は無い。この俺が逆上して復讐してやろう、と思うかもしれないのだ。 ) ………何故、ベルゼルガが? アンタの目的は一体なんだ。 [Tue 4 Dec 2007 00:23:04]
シャジャール@隠れ家 > あれ、そう?失礼。(“ヴァンパイア”である事になっている自分がこんな質問をするのは妙なはず。少しずつ自分の素性を明かしていこうかとも思ったが…どうやら相手には精神的な余裕はないらしい。)逃げるのはおじいちゃんとおばあちゃんだけで良い。あの二人はしっかりと逃がしてあげて。(くいっと顎で階上を示して…視線を戻す。)でも、アンタとアタシは別。筋を通さなきゃいけない。(そしてがしっと男の両肩を掴もうとするだろう。)ハンターハントが解体しちゃうんじゃ……これ以上…隠す意味も無いよね…。アタシが何でここにいるか…本当の理由を教えてあげる。(じぃっと…男の目を覗き込む。ヴァンパイアと変わらぬ犬歯をちらつかせながら…)アタシはこことは別の組織に所属している。組織の名はベルゼルガ…… [Tue 4 Dec 2007 00:17:02]
ブラティリアの男 > 俺はヒューマンさ。黒白黄の中では一番人間扱いされてないがね。 それに、ヴァンパイアもやっぱり耽ったりするんじゃないかなあ。 ( 良く知らないけど。 ―― 一度階段の上の気配を伺うようにちらりと視線を逸らす。別に意味は無い、ただ一応警戒しているだけだ。今にも狩人達が踏み込んでくるかもしれないから。しかし、その視線をシャジャールの方へ戻した。 ) 手紙に書いてあった通りさ。不味い事になっちまったんでな…。 逃げるんならアングリマーラが良いぜ。あそこが一番隠れ易い。俺もアングリマーラの方へ逃げるつもりだ。ブラティリアは他の街じゃちょいと目立つからな…。 ――なあ、急ごうぜ。時間が無ェんだ。 ( もし良ければ一緒にアングリマーラ行きの馬車に乗ろうぜ、なんて付け加えて。 ) [Tue 4 Dec 2007 00:08:55]
シャジャール@隠れ家 > …ヴァンパイアなのに?(すっと半眼に目を閉じて…半ば本当に以外だったので問い返す。)……まぁね…(実のところこっそり抜き取った。でもいちいちそんなことを言ったりはしない。)あぁ…ちょっと待って。ねぇ、本当なの?ハンターハントが解体するって…?(まずは問おう。全てはそれからだ。) [Tue 4 Dec 2007 00:02:15]
ブラティリアの男 > そうかい。俺はこんな状況でもきちんと済ませて来たぜ。 ――ああ、手は洗ったから安心してくれ。 ( ブラティリアの男は、ドアの隙間から顔を覗かせる相手に唇の厚い口をにっ、と歪ませ、歯を見せて笑った。 ) …どうやら手紙はきちんと読んでくれたみたいだな。爺さんが渡すのを渋るんじゃないかって不安だったんだが。 ( そしてシャジャールの背後のスーツケースをちらりと見る。 ) OK、俺は準備をキチっと済ます奴が好きなんだ。一先ず安全な所まで案内するぜ。 …その後は、狩人に捕まらないように逃げな。それで俺たちの仕事は終了だ。 ( 男は知らない。シャジャールが何を考えているのかを。 てっきり、このまますぐに逃げ出すものとばかり思っているようだ。 ) [Mon 3 Dec 2007 23:58:48]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが入室されました。 [Mon 3 Dec 2007 23:56:24]
シャジャール@隠れ家 > ………(声を聴いた瞬間、愛用の反りの強い短剣に手をかけ、ドアの横にすっと身を寄せるが…声を聞けばほぅと安堵の溜息を吐く)…あんなもん読まされちゃ、そんな気分になれる訳ないだろ?(がちゃっと、ドアの隙間から覗くようにしながら相手の姿を確認し…見覚えのある顔であったのならそのまま開け放とう) [Mon 3 Dec 2007 23:54:01]
ブラティリアの男 > ( その時、その隠れ家に誰かが来たようだ。家主の老人が応対する声と、扉が開かれる音。簡単に玄関の鍵を開けたのと足音が一つだけなのに気付ければ、狩人達がやってきたのでは無いと判るだろうか。 ) ――― するぜ…。  爺さん……  いたか?  ……ちゃんと手紙…  んだろうな。 ( そんな男の声がそちらに届くだろう。そして、ブーツの底が床を叩く音、階段を下りる音がそちらに近づいていき―― 扉をノックする。 ) ――御機嫌よう、お客様。ハンターハントだ。お着替え中だったりナニに耽ってたりしてなけりゃ、ここを開けてくれ。 ( どうやら、下品な性格の男のようだ。 ) [Mon 3 Dec 2007 23:50:25]
シャジャール@隠れ家 > 待てない…時間は余り無いんだ…(呟きながら親指の爪を咬もうとし…悪い癖だ…そう気付き手を下ろした。そしてふと聞こえてくる男の声にぴくりっと身を震わせる。) [Mon 3 Dec 2007 23:49:24]
お知らせ > ブラティリアの男さんが入室されました。 『( 男の話声。 )』 [Mon 3 Dec 2007 23:44:23]
シャジャール@隠れ家 > (家の主人の老夫婦のことを考えると自分ひとりが逃げるという気には到底なれなかった。いくらとぼけても、ハプテス教徒お得意の拷問にでもなんでもかけられてしまうに違いない。ましてや相手はあのアレッサンドラだ。)せめて…あの男がもう一度現れてくれればありがたいのだけれど…(そうすれば、その時点ですべてぶっちゃけて行動を起こせる。こうしてる間にVHに踏み込まれる事…それが何よりも怖かった。) [Mon 3 Dec 2007 23:38:10]
シャジャール@隠れ家 > (ぱたんっと自分の黒いスーツケースを閉じる。一応荷物はまとめておいた。…とは言っても着替えと少しばかりの小物しか持っていないので部屋の様相はほとんど変わらない。)………いつまで…ここが持つかねぇ…(ハンターハントの男が手紙にしたためたとおり、この隠れ家がVH達にガサ入れされるのは時間の問題だろう。それがいつなのか…外界の動きをほとんど知ることができない故、全く予想がつかないのが非常に歯痒い。勿論、最悪のケースを想定して今すぐにでも撤収するのがベストなのだろうが……) [Mon 3 Dec 2007 23:34:13]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが入室されました。 『歯痒い…』 [Mon 3 Dec 2007 23:28:38]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが退室されました。 [Mon 3 Dec 2007 00:03:57]
シャジャール@隠れ家 > (すっと立ち上がれば、壁にかけてある肖像画に目をやる。若い男女の絵…老夫婦の息子と娘であったらしい。老夫婦がハンターハントと関わりを持ったと言う事を考えれば、その肖像画の二人もヴァンパイアであったのだろうか?)…安心しなよ。おじいちゃんとおばあちゃんには手は出さしゃしないから。(にっと絵に微笑みかければ、蝋燭を吹き消した。) [Mon 3 Dec 2007 00:03:50]
シャジャール@隠れ家 > (危険思想だ…自分でも思う。身が震える。しかし、落ち目のベルゼルガに崩壊寸前のハンターハント……交じり合ってしまうのは至極自然で魅力的な考えに思えた。まずそれには…)…奴等はおじいちゃん達の逃げ場は確保してるのかしら…(もしそれがあるのなら、自分は一旦ベルゼルガに引き上げるのが良いだろう。ここ数日の外界の動きを整理しておきたい。もし、老夫婦の退路が無いのならば…しばらくここに残ろう。矛盾してるかもしれないけど、あの二人も守ってやらなくちゃいけない。) [Sun 2 Dec 2007 23:59:27]
シャジャール@隠れ家 > (もちろん、一番効果的なのは“サラ”を救出することだろう。だが、正直現段階では現実離れしている。監禁されている彼女を救出する力があれば、こんな直ぐに追い詰められたりなどしないだろう。チャンスがあるとすれば…それは処刑の時。アレッサンドラ・クレメンテの事だ。公開処刑以外の手段は選ぶまい。……だが、それはまだ先の話。)……今、できる事…(まずは散りそうになっているハンターハントのメンバーを把握する。そして……自分の一存で判断できる事ではないが……ベルゼルガに勧誘する。ヴァンパイアをベルゼルガが受け入れない理由は無い。ベルゼルガとは元々そういう組織だ。そもそも、金さえもらえればベルゼルガがVHを狩ると言う事だってありうる。) [Sun 2 Dec 2007 23:40:56]
シャジャール@隠れ家 > (ハンターハントが負けると言うのはつまりはそういうことだ。単一の組織としての“負け”にとどまらない。)……これは反乱なんだよ。そこで逃げちまえば、記憶の藻屑として消える。でも足掻き続ければ…(少なくとも、警戒すべき存在としての地位が保てる。それは非常に大事な事だ。ならば、今この追い詰められた場で自分に何ができるか…、何をする事が最も効果的か…。) [Sun 2 Dec 2007 23:30:20]
シャジャール@隠れ家 > (冗談じゃない。これじゃあ何にもならない。元はと言えばシスター・ジャスティスの依頼から端を発した、ハンターハントとの接触だが…依頼は既に達成し、目的は既に自分の中で180度方向が変わっていた。)ハンターハントは無くなってはいけない…だって…(自分は思う。今回のハンターハント事件、これは単に吸血鬼とハンターだけの問題ではない。吸血鬼と言う被差別者が足掻き、それがVHGと言うマジョリティーに潰される。それはつまり…)…ハンターハントはベルゼルガと同じだもん。(被差別者が寄り合いを求めて集まり、戦う組織…。違いがあるとすれば、ベルゼルガは“敵”を特定せずに動いた事。もっとも、それが組織のフットワークを軽くしハンターハントより遥かに大きな規模にまで膨れ上がったのだが…) [Sun 2 Dec 2007 23:16:55]
シャジャール@隠れ家 > (いや、正直想像より悪かったかもしれない。手紙の宛先は自分…。新聞でも報道されている通り、組織のメンバーが2人拘束された事、それに伴い組織の維持が困難となり解体の方向に向かっている事、自分にも早期の退避を勧告する事…等が書かれていた。何も言わずにさっさと逃げ出さないところは、組織としての最後の面子なのだろうか?だがしかし…)ったく、ざけんじゃないよっ!(くしゃくしゃっと手紙を片手で丸め込めば、ぺしっと床に投げつけた。VHの追求が厳しくなる?組織の維持が難しくなる?ハンター一人を殺害するだけの覚悟があって…一体何を戯言を言っているのだ?)VHと喧嘩すんじゃなかったのかい…(ぎりっと歯軋りをする。2人捕まった事が組織に大打撃となるという事を考えれば、実動人数は10人もいないのだろう。だが、そんなことは初めから分かっていたことだ。分かっていながら売った“喧嘩”だろう。そんな連中だから…そんな連中だから希望があると思った。仕事の範疇を越えて、知りたいと思った。) [Sun 2 Dec 2007 23:03:49]
シャジャール@隠れ家 > やっぱりね……(隠れ家の地下室…自室として割り当てられたそこで、化粧台に置かれた蝋燭の明かりの元、折り目のついた手紙を片手に溜息を吐いた。)…予想通りって言っちゃあそれまでなんだけど…(軽く頭を振りながら思わずぼやく。先日、夜に家主の老人が外で何者かと対話していたのを二階の窓からこっそり覗き見ていた。何かを手渡そうとしていたのを見れば、おそらくはハンターハントの面子だったのだろう。最終的に老人は手紙のみを受け取り、帰宅した。その手紙は自分に渡される事は無かったが、不審に思い、老人が床についた後にこっそり抜き取ってみれば……想像していた通りの内容であった。) [Sun 2 Dec 2007 22:48:21]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが来ました。 『蝋燭明かりの下…』 [Sun 2 Dec 2007 22:36:31]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『やがて月の光りがおぼろげながらこの街に差し込むまで、ルジェはしばらくは動けずにいた・・・』 [Sun 2 Dec 2007 17:51:40]
ルジェ > (ルジェは静かに、シャナの行動を待つ。・・・どうか、今、ルジェが思い浮かんでいる最悪の状況だけは避けて欲しい・・・その思いだけがあった)(シャナの、再度ルジェの名を呼ぶその声に、ルジェはきょとんとしたまま、涙で濡れたままの瞳を向けて・・・。その言葉を聞いたなら、はにかんで、笑うだろう。頭をかきながら)「ウウン、ルジェ、何モ出来ナイケド・・・。・・・デモ、ルジェ、何時デモシャナガ辛イ思イシナイヨウニ、・・・祈ッテルカラ」(そう伝えて。どうか、この少女に哀しい刃を向けなければならない事がないよう、ただ、ルジェは祈るのみだった)「ウン、・・・ルジェノ話、落チツイテカラ、話スネ」(少なくとも、今、急ぐこの少女の足を止めるべきではないと考えたルジェ。・・・VHGの言葉をその少女から聞いたのならば、急かなくても、会った時に聞けばいい、そう思った)(シャナの通りすぎていくその姿に振り返りながら、ルジェは我慢していたであろう涙を流す。・・・・遠い記憶の中に、その、シャナの選択が辛いものだと、判っていて)「ルジェ、・・・ドウシテコンナニ胸ガ痛インダロウ・・・」(ルジェの過去にも同様の事があったのだろうか。それに重ね合わせて見たものがあったのだろうか。・・・今のルジェには判断出来ずにいたけれど。その思いが、ルジェに刃を交えて欲しくない思いを駆らせていたのは事実であり)「シャナ・・・。ドウカ、無理、シナイデ・・・」(涙の零れる頬を拭いながら、すすけた石畳でしばらくは動けずにいた) [Sun 2 Dec 2007 17:50:23]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『道を開けられれば、シャナはルジェの横を通り抜け立ち去っていくだろう。)』 [Sun 2 Dec 2007 17:42:17]
シャナ > ……そう、だな。 (そう、無実なら斬らなくていい。だから、それをなんとしても証明したい――もし、敵対するような事を実行しようとしているのだとしても、止めればいい。手遅れではないなら、そうすればいいのだ。斬るのは、手遅れになってからだ――。) …判った、有難う。 (涙に濡れたまま笑顔で言うルジェの心遣いに、礼を言った。まだしばらくは――この感情に押しつぶされずに済みそうだ。) …ルジェ。 (力になる、そう言われれば少女は貴女の名を一言、呼ぶ。) ――有難う。 (精一杯、感謝を込めたつもりの一言。 …本当に。 一人ではないという思考がこれほどまでに自分に安堵感を生むとは思わなかった、だからこそ――本心からの礼の言葉。) 無理なんて、しない。 大丈夫よ。 (これ以上、迷う必要もない。結果など幾らでも変わる。どれも良い方向じゃないのかもしれないが――それでも。) 祈る、か…。 そうね、きっと――。 (これ以上の言葉は紡がない。そうなった時、申し訳ないと思った事と…そんな期待を持ったまま会うのは自分を崩壊させる事になると思ったから。) ――またいずれ会おう、話したい事…その時に聞くわ。 [Sun 2 Dec 2007 17:41:52]
ルジェ > (これ以上此処に留まらせてしまっていたのなら。・・・その、シャナの焦りを増長させてしまうかもしれない。・・・そう思ったルジェは優しく払われた手を体を立たせる為に使って。膝についた埃を払いながら、シャナの言葉に耳を傾けている)「ウン。・・ソウダネ。・・・ソノ、ヴァリス?・・・テ人カラ、言葉ヲ聞ケタナラ、違ウッテキケタナラ、シャナ・・・「斬ラ」ナクテ、スムンダモノ、ネ・・・」(小さくそう呟いて。・・・ただ、狙われている現状において、そうそうヴェイトス市内を歩いているとも思えなかったけれど。ルジェは唇を噛みながらも、哀しみの表情を浮かべてはかき消す・・・シャナの思いが、辛く・・・ルジェの胸に届く)「ウウン、ルジェ何モ判ラナイカラッテ、・・・シャナニコンナ事、言ウベキジャナカッタノ。・・・感情的ニナンテ、・・・誰デモナルッテ思ウカラ。・・・ダカラ、気ニシナイデ、シャナ」(涙で濡れた頬を拭いながら、精一杯はにかんで笑う。・・・そう答える術しか、今のルジェにはなかったのだから)「ン、シャナ。ゴメンネ、止メテシマッテ。・・・ルジェニ出来ルコトナンテ、限ラレテルト思ウケド。・・・ソレデモ、ルジェ、シャナノ力ニナルヨ?・・・沢山、シャナカラ貰ッタカラ」(この街で立てるように、してくれた事。無理しちゃ駄目って言ってくれた事。・・・ルジェは記憶力が悪くても、そうした思いは受け取っていて。・・・俯いていた顔を上げて、シャナに伝えた)「シャナ、・・・オ願イ。・・・無理ダケハシナイデ?一人デ抱エコマナイデ・・・。」(少し、間を置いた後に)「・・・祈ッテルカラ。・・・キット、キット「無実」ダッテ。シャナガ「斬ラ」ナクテイイヨウニ・・・」(ルジェは、そう伝えて。・・・急がなければならないのだと言うシャナをこれ以上は引き止めるべきではないと判断して、道を開けるだろう) [Sun 2 Dec 2007 17:31:20]
シャナ > (これだけの感情に駆られたことは、やはりなかった。だから少女自身がルジェに対する反応の仕方が、判らない。苛立ちと困惑、戸惑い――全てが少女を苛む。) 決心か…そうかもね。 (そうしなければ、後悔すると思うから。ケリを着けるなら…他人でなく自分の方がさっぱりしてていい、その程度の考えなのだろうか。) ――そうだな、せめて、『彼』が現れて…何もしてないと言ってくれれば、それで済むのにね。 (だがその『彼』は行方を眩ましてしまった、出来すぎたタイミングで。何者かに拉致されたのではないかという考えも浮かんだ、しかし…少女の知る限り彼の経歴には戦闘職関係のものもあった以上、そんなヘマはしないだろうという結論に至ったのである。判りきっている事故に、少女が再度怒りを露にする事はなかった――あるのは哀しみに満ちた表情を一瞬浮かべるのみ。) …そう、か。 (会った事がないと言われれば、少し限りでも知っている事を期待していたのだろう。軽い落胆に心を揺すられる。) ――有難う。 (今は、黙ってルジェの心遣いに感謝した。一人で考え込んでいた時よりも、少しだけでも心が軽くなるのを感じたからかもしれない。) ――気にするな、私が感情的になりすぎただけよ。 (怒りを剥き出しにしてしまったのは失敗だったと思ったらしく、首を左右に振る。その瞳には――怒りの色はない。) そうね、もし何かやらかしたなら…そうなるだろう。 そうさせない為にも…私がやらなきゃならないの。 (その問いかけに、答えればルジェの腕を優しく払うように退けようとする。) ――だから、急がないといけない。 [Sun 2 Dec 2007 17:11:12]
ルジェ > (苛立ったようなシャナの言葉に、ルジェは一瞬目を瞑る。・・・ルジェには計りしれないものを、シャナは背負っているけれど。・・・せめてその焦りが拭えればと思っていたのだけれど。どこまでも、ルジェの思考は端から見れば甘いといわれても致し方ないだろう。・・・過去の記憶がただひたすらに、シャナの話す現実を『哀しい』・・・そう悲鳴を上げているのだけが、ルジェの頭の奥にあり。・・・震える手は、決してシャナの体から放れようとはしなかった)「ウン、追求、シナイ。・・・ルジェ、多分ドウシテナノカハ、判ラナイシ・・・」(そうして、恐らくは他言できないことなのだろうと、悟った。・・・これ以上追求したならば、よりシャナの怒りをいたずらにかうだけだろう)「・・・ウッ。ソレガ、シャナノ・・、決心ナノ?」(ルジェは、言葉に詰まる。・・・そうしたケリのつけ方もあるだろうけれど・・・。ルジェはその選択が聞いていて、辛く、哀しかった)「・・・デモ。シャナ、ソレダケ「斬ル」ッテ、考エテルッテ事ハ・・・。証明ガ難シイッテコト、ナンダヨ、ネ?」(震えるような眼差しで、そう訊ねる。・・・おそらくはシャナの怒りを再度かう事になるだろうけれど。・・・証明出来そうにないからこそ、これほど焦っているのだろう。そう思えば胸が痛む)「・・・・。ゴメンナサイ、シャナ。ルジェ、会ッタコトモ、ナイ」(ルジェは素直にそう呟いた。そうして、言葉を紡ぐ)「デモ、・・・デモルジェ、会ッタラ、必ズ伝エルカラ。・・・シャナ?」(かの人が、この街にいるかさえルジェには検討もつかなかったけれど。・・・少なくともシャナの対立さえ回避出来ればいい、そう思っていたからこそ出た言葉だった)(ありったけの怒りをその瞳でぶつけられ、ルジェは肩を竦める。・・・その瞳の端にある、シャナの眼差しにシャナ自身がどれほどの葛藤と戦っているのかが、見てとれて。ルジェはそれ以上、言葉を紡ぐことが出来ず・・・)「ゴメン、ゴメンナサイ・・・。シャナ」(どうしろといわれて、ルジェは言葉が出てこない。一番辛い思いをしているのはシャナであって、ルジェはそれを第三者として聞いているのみ。・・・自身の非力さをまざまざと思い知らされる)「・・・ソノ、ヴァリス?・・・て人、狙ワレ続ケルの?・・・コレカラモ、ズット・・・」(ルジェは言葉を詰まらせながら、涙を拭い、改めて顔を上げ訊ねる) [Sun 2 Dec 2007 16:59:43]
シャナ > 『彼』を庇ったとしよう。それはつまり、治安を乱す者に加担してると見なされる事になるだろう。これが――現実だった。) [Sun 2 Dec 2007 16:42:29]
シャナ > …言えないものは言えない、追求するな。 (吸血鬼じゃなくても、狙われる理由。判るはずが無いだろう、『彼』の経歴を知らないのならば。) 治安を乱す人間は誰であろうと斬らなきゃならない、…他の人間に斬られるくらいだったら、私が斬る。 (行方のわからない場所で同じ任務を持った人間、即ち他人に殺されるくらいなばら自分でケリを着けたい。それが、今の彼女に出来る最善なる選択。) ああ、証明できれば…ね。 (そう、無実さえ証明できれば少女が『彼』を追う必要はなくなる。後は、距離を取って見守っていればいい。だが、それが証明できないならば――。) 貴女に出来る事、か…。 (無い、そう答えようと思ったが――もし知っているならばと、淡い願いを思い浮かべた。) ――ヴァリス・ファングレーという男、貴女は知ってる? (その問いだけを、投げかけた。 …知らない、だろうけどね。 思えばそうだ、彼は一時的に見る事が著しくなくなった。その時から既に、この狂った時間が進んでいたのかもしれない。) なら、私にどうしろって言うのよ、貴女は。 (睨み付けた。ありったけの怒りを込めて――しかし、その目には薄っすらと涙が浮かんでいる。こんな経験をsるうには、彼女はまだ――幼すぎた。) 遅かれ早かれ…『彼』が何らかの行動を、それも悪い意味で行った場合は私じゃないとしても、誰かに殺される。 殺されなかったとしても狙われ続ける。 だったら…私が斬るしかない…。 (世の中には、本当に、決して覆す事の出来ないものが存在する。仮に彼女が [Sun 2 Dec 2007 16:41:56]
ルジェ > (シャナの言葉に動揺は隠せずにいて。肩に置かれていたはずの手は、ゆっくりとシャナの腕に落ちていた)「ウン。・・・吸血鬼ジャナイノナラ・・・。デモ」(・・・でも、だったら何故狙われているというのだろうか?・・・ルジェにはまだそれが判らないでいた)(ルジェの動揺を抑えるように、シャナは言葉を紡ぐ)「・・・シャナガ狙ワレル事ジャナイッテ(少し、安堵の表情を見せつつも、続く言葉にその表情は固まり)・・・ダ、ダッタラ結局同ジジャナイ!・・・殺サナケレバナラナイナンテ、ソ、ソンナノ・・・・」(シャナの困惑の意味が薄からずではあったけれども理解出来て。・・・最終的に、シャナが今、その人の在り処が判らなければ刃を合間見える、とルジェは思った。・・・それは、ルジェにとっては、とても悲しい事実であり。遠い記憶がさらにルジェの涙を止まらせずにいて)「無実サエ、証明出来タナラ、・・・戦ウ理由ナンテ、ナイノ?・・・ルジェニハ何モ出来ナイノ?・・・シャナ・・・」(言葉に詰まってしまって。ルジェは涙を拭いながら言葉を聞いていて)「シャナノ、使命・・・」(叫ぶようなシャナの言葉が、少女の苦しげな表情が、その選択肢がどれほど辛いものかを物語っている。・・・シャナは恐らくは、どれ程の私情を持っていようと、それを表に出さないのだろうと、ルジェは感じた)「シャナ、デモ、デモ・・・。ソンナノ、哀シイヨ。シャナガ私情ヲハサンジャイケナイッテ、思ッテルノ、判ル、判ルケド。・・・シャナノ叫ビガルジェニハ聞エテキタンダヨ?・・・コノ街ジャヨクアルコトカモ、シレナイケレド・・・。シャナ、追イ込マナイデ?ソノ、ルジェ、・・・言葉ガ上手ク見ツカラナイケレド。・・・ドンナニ良クアル事ダッタトシテモ、シャナノ苦シソウナ顔見テルノ、ルジェ、哀シイヨ」(ルジェははらはらと涙を零しながら、そう伝えた。・・・その、あまりにも切ない選択にシャナ自身が戸惑っているのなら。・・・ルジェは涙を流しながらも、言葉をあまり知らなくても、そう伝えることしか出来なかった) [Sun 2 Dec 2007 16:30:26]
シャナ > (内心、少女は戸惑っていた。こうしている間にも『彼』への疑いが確定し、戦っているのではないかと。そうでなければ『彼』が何か動きを見せているのではないかと。その焦りで、少女の目に他人の姿は、しっかりと捉えられていない。) …吸血鬼じゃないのが良いかどうかは知らないけどね。 (何か安堵するルジェに対して疑問に思うが、焦りに苛まれる心はその疑問をすぐに打ち消した。) 落ち着け、狙われるのは私じゃない。 …私がその人間を、殺さなきゃならなくなるっている話よ。 (自警団の一人である以上、余程の事がなければVHGと敵対する事もないだろうし、『彼』が襲ってくる理由もない。しかし、VHGと敵対関係にあり尚且つ何か治安を乱すような行動に移るというなら、斬らなければならない――どんな手段を使ってでも治安を安定させる事。これが掻首隊のルール。) そうよ、無実さえ証明できれば…戦う必要なんて、ないんだから。 (だが今となってはその希望も薄い。その噂が広がり始めてから『彼』の自宅には誰もいないと言われる。それは少女の表情が緊迫していたからもしやVHGと間違われたの知れないが、こうなっては…何かあったと考えざるを得ないのだ。) 哀しかろうと、哀しくなかろうと…それが私の使命だ、私情なんて関係ないのよ…! (どれだけ、大切な人だったとしても。これは、絶対事項。何も無いなら、これ以上何か起きる事はない。だから、その為にも見つけて――言わせねば。何もないと。) 貴女が涙を流すな、こんな事…この街にいる上じゃ、きっとよくある事なんだから。 (そんな根拠などどこにもない、しかし、何故だろうか。彼女は、そう思ったのだ――過去にも、そんな経験をした人間がいてもおかしくはないと。) [Sun 2 Dec 2007 16:12:10]
ルジェ > (シャナの視線が、ルジェの視線から外され、ルジェはその手に、シャナの動揺している様子が伝わってきて、胸が痛んだ。・・・少なくとも、ルジェにとってシャナは大切な人であったから。・・・そんな人が苦しい顔見せているのがルジェは苦しかった。自分でどうにもならない事かも知れないけれど。・・・話を聞いて少しでもシャナの焦りが拭えれば、それだけを思っていて。・・・VHGの言葉に多少、いや、かなり動揺しつつも、膝をついたままではあったけれど、シャナの言葉を聞いていた)「吸血鬼ジャナイノ・・・。良カッタ。(と、素直に出た言葉。・・・だとしたら、だけども、何故追われているのか判らなかった。・・・仲間割れとか、かな?と思いつつ、返ってシャナの動揺を促してしまうような言葉は、今は口にすることが出来ずにいて)詳シクハ、イエナイノ・・。ン、判ッタ(言葉を濁す様子に、それ以上は聞かずに。・・・ただ、気がかりではあったのだけれど)シャナガ狙ワレルノ?・・エ、シャナガ狙ワレナキャナラナイッテ。・・・ダ、ダッテッ!ソンナノ、ソンナコトッテ!」(シャナの焦りを初めてみたルジェ。・・・そのシャナが、表情に焦りやそうした感情をあまり出さないこの少女がこれほどまでに感情をルジェさえも理解出来るほどにあらわしている者と命の駆け引きをしなければならないなんて、・・・ルジェは言葉につまる)」「ソンナノ、・・・ソンナノ哀シイヨッ!シャナ、・・・ダカラナノ?一生懸命探シテイル、理由」(ルジェは何故か涙を流していて。・・・大切な人同士が刃を重ね会わなければならないなんて、そんな事、ルジェはして欲しくはなかった。・・・ルジェ自身の遠い記憶が、それを『悲しい』と感じていて・・・。ルジェは言葉に出さずにはいられなかった) [Sun 2 Dec 2007 16:00:12]
シャナ > ――。 (無理してないのか、苦しそうだと言われれば少女は視線を真っ直ぐには出来なかった。口には出さない、しかし苦しくないのかと言われれば否定が出来ないのだ。) 判って、る…。 (そう、確かに無理をするなと言ったのは少女。しかし、それとこれとでは…別なのだ。) 大切かどうかなんて…判らない。 (今自分が何をどうしたいのか、それすらも判らないのに。そんなものが、判るはずもなかった。) …ああ、そうだ。 (これ以上、この事を話すべきかどうかは判らない。個人的なものなのだ、言う事は『彼』個人の経歴を晒してしまう事他ならないのだ。) 吸血鬼ではないけど、詳しくは言えない…でも、狙われるかもしれない。場合によっては…私が狙わなきゃならない。 (その嫌疑は、吸血鬼としてではなく治安を乱す者としての嫌疑。つまりそれは自動的に少女が討伐に参加しなければならないという構成図が出来上がってしまう…それは、つまり。 自分に想いを託してくれた人を斬るという事…。 それが判ってしまうから、少女はこんなにも緊迫し焦っているのだろう。歯を時折きつく食いしばり、その焦りが表沙汰になっているほどに――なんとしても無実を証明したい、その一心。もし、『彼』がその道へ踏み進もうものなら、少女は全力を持って止めに掛かるかもしれない。それだけの、覚悟が出来ているならば。) [Sun 2 Dec 2007 15:47:19]
ルジェ > 「ウン。纏マッタラ、話スネ」(そう言って、続くシャナの言葉を素直に聞いていて)「無理・・・シテナイノ?・・・シャナ、デモ、苦シソウダヨ」(ルジェはシャナのその表情をそのまま口にして。とても苦しげなその表情が、ルジェの胸に刺さり、言葉を出さずには入られなかった。)(何故か、そんな事ばかり覚えるなという、続くシャナの言葉に、きょとんとして)「・・ダッテ、無理シチャッタラ、纏マルモノモマトマンナクナッチャウヨ。シャナガ言ッテクレタカラ、ルジェ突ッ走ラナクナッタンダヨ?」(・・・行動如何はともかくとして。・・・シャナにそう言われて多少行動について考えるようになったのは事実であり。・・・その言葉を伝えてくれた人が、何故か焦りを滲ませて、苦しそうにしていることが、ルジェには気がかりでならなかった)「ウン、大切ナ、人」(ルジェは繰り返して、そう伝える。・・・他に理由は思いつかなかったのだから。・・・事件に巻き込まれていたのだとしたら、シャナがそれほどまでに必死で会わなければいけないと考えているのなら・・・。ルジェはそう思っていた)「・・・VHGニ、疑イヲカケラレテイル?」(シャナの言葉に、今度はルジェの方が言葉が詰まって、・・・シャナの背にあわせて屈めていた体が、膝まづく。まさか、シャナの口からVHGの言葉を聞くとは思わなかったので。)「・・・疑イッテ。・・・デモ、デモ、ソノ人吸血鬼トカジャ、ナインデショ?」(ルジェには事件の概要が判らず。・・・嫌疑だけかけられているのなら、元々は吸血鬼ではないだろうと思ったのだけれど。・・・その言葉にはあまり自信がなく。小さく、そうシャナに訊ねる) [Sun 2 Dec 2007 15:35:37]
シャナ > …気にしなくていい。 (別に名を答えるだけなら苦でもなんでもないのだ。謝られても結局は何も変わりはしないのだと。) ――判った、纏まったら言ってみろ。 (纏まりもしない事を言葉で紡がれてもこちらも判断に困ってしまう、ならば待ったほうが良いだろうと判断したのだ。尤も――、) 私は無理なんか、してない。 (しては、いない。どれだけの事があったにしても、少女はそう言い切るだろう。弱音を吐きたくない、それだけの理由で。) ……そんな事ばっかり覚えないでよ。 (いつか言った、と言われれば少女はそれ以上の言葉を発する事は出来なかった。) …そう、危険なの。 いや、一歩間違えば危険な道を進むことになるって言う方が正しいな。 (まだ、疑いの域。VHGが大きく動いていないという辺りではまだ疑いなのだ、しかし――『彼』の前科は。) 大切な…人? (そんな事は考えた事すらなかった。しかし、この焦る気持ちや戸惑いは…。 …名前を知って、剣を授けられた…それだけ、なのに。 少女の迷いの理由は、『彼』の想い。困っている人をこの剣で救えという事。少女の心では、どこかで理解しているのかもしれない。 …私が、人を守る切欠をくれた人、だから…。 しかしその考えに至る前に少女の思考は混乱の一途を辿る。ただ判るのは――会わなければいけないという事だけ。) そいつは、ね…VHGから何らかの疑いを掛けられてるみたいなの。 (それだけ、何とか言葉を紡ぎ出せた。) [Sun 2 Dec 2007 15:25:01]
ルジェ > 「・・エヘヘ。何ダカイツモシャナニ訊ネテル気ガスルネ、ルジェ。・・・ゴメンネ」(ルジェは頭をかきながら、そう答えた。・・・気がするのではなく、恐らく毎回名前を確認しているものと思われる(汗))「ウン・・・。エット、エト、ネ?」(シャナに訊ねてみたい。吸血鬼の事を。・・・VHGへ行こうとも思っていたが、場所が判らないのでルジェは考えをまとめる事が出来ずにいた。)「・・・モウ少シダケ、待ッテ?・・・ルジェマトマラナクテ・・・」(何処から話してよいか、判らず、ルジェは眉をよせて唸っている。)(シャナの表情から疲れが見てとれて。ルジェはシャナの肩をぽんぽんと叩きながら)「シャナ、無理シチャ駄目ダヨ。・・・イツカ言ッテクレタノ、シャナダッタヨ?」(ルジェは何故シャナがそれほど焦っているのか理由が判らずにいて。・・ただ、この少女がこれほどの焦りの表情をルジェの前で見せたのは初めてのような気がしていた)「シャナガ、危険・・・ジャナクテ。探シテル人ガ危険ナノ?」(すごく、辛そうな言葉を吐くその様子に、ルジェは心配そうな瞳を隠せずにいて。・・・シャナの背にあわせるように体を屈めて、シャナの瞳をまっすぐに見据える)「・・・シャナ、ドウシタノ?・・・ソノ、探シテル人ッテ、シャナノ大切ナ人ナノ?」(何か選択を迫られているような、そんな表情に。・・・探し人が危険だというのなら、ルジェは他に理由が判らず、そうシャナの様子を気遣いながら、ゆっくりと話した) [Sun 2 Dec 2007 15:13:05]
シャナ > ( 記憶が、曖昧…? 照れ笑いをしながら言うルジェの言葉にシャナ自身も首を傾げる。確かにはじめてあった時は物覚えが少し悪いらしいとは聞いたが…それ以前、命を一瞬でも危険に晒そうとした相手の事を忘れるものだろうか、と。) ――やっと思い出したみたいね。 (やっと思い出したのか、久しぶりと言われれば少女も久しぶり、と返す。そして、「色々あった」という言葉に首を傾げ、) …何か、あったの? (シャナから見て、貴女は何か危険なものにでも巻き込まれたのではないかと思ったらしい。だからそういう問いを掛けたのである。) そう、なのよ。 (少女の表情は、どこか疲れ切ったような、力を追っていた時とは違う、焦りの表情が微かに存在していた。) 私が……危険? (危険なのではないか、という問い。しかしそれは違う、違う違う違う!) 違う…、危険なのは…あいつ、なのよ…! (まるでどこからか搾り出したかのような声。ルジェが知る事ではないだろう、しかしこれは少女の――悲しみの感情。もし、関わっているのだとすれば少女は『彼』を斬らねばならない。だから一刻も早くそれを確認しなければならない、もしそうだとしても――。 …そうだとしたら、どうするの? ) …っ。 (心中の自分の問い、そうだそうだとも。もし仮に『彼』がその事件の関与するものだとしたら、本当に自分は斬れるのか?斬って、どうするというのだ?一時的に少女の思考は混乱状態に陥る、言葉が、続かない。逃げるように顔を俯かせ、呻いた。) [Sun 2 Dec 2007 15:01:40]
ルジェ > (なんだかとっても呆れたような表情が、ルジェの胸に刺さり、ルジェは照れたように笑った)「アノ、・・・ゴメンナサイ。最近記憶アイマイナノ・・・」(あまりにも沢山の出来事があったため、ルジェは記憶を整理する事も出来ず。・・・ただでさえ覚えが悪い処に持ってきて暴発する自分がいるともなれば、ますます記憶力が半減以下になっており、苦笑いするしかなかった)「・・・シャナ・スバル。・・・ウーン」(顎に手をあてて、しばらく考えている風で。手にぽんっとひとつ拳を落として)「アァッ!シャナダッタノ。久シブリダネ」(剣を交えたこともあるというのに、その表情にはくったくのない笑顔だけがあり。・・・記憶、あるのだろうか、怪しい処ではある)「・・・ゴメンナサイ、シャナ。・・・ルジェ、チョットイロイロアッテ・・・」(ルジェは頭をかきながら、情けない風な表情でぽりぽりと頭をかく。シャナにならば、訊ねてもいいかもしれない、ルジェの探し人。・・・と思いつつ、先に訊ねたのだからとシャナの答えを聞いて)「事件ニ巻キ込マレタ可能性ノアル人!?・・・ソレッテ、探シテルシャナモ危険ジャナイノ?」(ルジェは驚いた風にそう話して。・・・あぁ、そうか)「シャナ、自警団ダッタネ。・・・デモ、危険ダヨ?シャナ・・・」(ルジェが探している人とめぐりあうのも、充分に危険なのだけれども・・・。それよりもずっと、シャナの事のほうが気がかりで。事件の詳細は判らないにしても、ルジェは心配そうな瞳を、シャナにかえした) [Sun 2 Dec 2007 14:51:57]
少女の声 > ――。 (身構えに気付いたのか、対する女性の狼狽に唖然とした。 いつもどおりみたいね…大丈夫か。 両手で一生懸命変なアピールをしているのを見れば緊迫が解れたらしく、) ――誰って貴女…。 (これが二度目とかその程度のレベルではないというのに、忘れているらしく。少女は軽くため息を着いた。 …っていうか一回剣で脅したりした気がするな…。 それは忘れてくれてもいいような気がしないでもなかったが。) …シャナ・スバルよ、いい加減覚えて欲しいところね。 (ふう、とまたため息を着く。) ええ、そうなの。 (人を探しているのかと問われれば、短くそう答える。) ――何らかの事件に巻き込まれる可能性がある人って事。 自警団として放置は出来ないから。 (実際には自警団ではなく掻首隊の一人であるから、なのだがそれは言わなかった。一応秘匿事項でもある。) [Sun 2 Dec 2007 14:42:32]
ルジェ > (と、ルジェが近づくとなんとなく緊張した気配を感じたのか、ルジェは慌てた様子で)「エ、エェッ、ア、アノ、ルジェ何モシナイッテバッ」(かなり狼狽。・・・身構えられたらあまり近くによれないなーと思っていて。両手で一生懸命無防備ですーとアピールしている。・・・しばらくして警戒を解いてくれて胸を撫で下ろす)「ウン、ルジェ。・・・ッテ、エ?」(少女はルジェを知っている風で。・・・ルジェは目をぱちくりとさせながら記憶を辿る。・・・えーっと)「他人行儀ニナッチャッテ、・・・ゴメンナサイ。最近少シ記憶ガオボロゲデ・・・。エット、誰デシタッケ?」(ものすごく失礼な質問なのだけれども・・・(おい)。ルジェは困った表情で、そう訊ねた。(なんか、毎回訊ねているような気が、しなくもない))「・・・人?探シテルノ。」(そう聞かれれば、ルジェも同様のことを思っており。・・・しかし、その探し人は、正確には人ではなかったのだけれど)「理由アリ?・・・ソウナンダ。何カアッタノ?」(ため息をつきつつ、そう答える少女に、ルジェは心配そうな表情で尋ね返した) [Sun 2 Dec 2007 14:35:46]
少女の声 > ――人を探してるのよ、ちょっとした理由ありでね。 (小さなため息を漏らしながらどうしたのかという問いに答えよう。) [Sun 2 Dec 2007 14:28:09]
少女の声 > (貴女が立ち上がり、近付いて来る事に気付けば少し少女も身構える。 ……以前みたいな、殺意はないか。 すぐに身構えを解くも、) やっぱりルジェ、か。 …随分他人行儀ね。 いや、あいつの事は確かに他人か。 (少女が誰なのか気付いていないという事にまで気が回っていないのかそんな答え方をして。) - [Sun 2 Dec 2007 14:27:26]
ルジェ > (ルジェの視線の先には少女がいて。・・・なにか訊ねている風だったがルジェにはその内容まで聞えていなかった)「・・・ヨット」(さすがに道のど真ん中でいつまでも座りっぱなしでは、馬車だのなんだのに引かれたとしても文句は言えないなあと思ったのか、体の軋みに眉を寄せながら体を起こす。・・・少女のなんとなく、苛立った風な、そんな空気が表情から様子が見てとれて)「エーーット、エト。・・・ナニカ困ッテルノカナ?」(ルジェに出来る事があったなら・・・と思ったけれども。・・・いまいち自信はなかったのだが、ぽてぽてと少女に近づいていくだろう。不思議そうな表情をして。)「痛タタタ・・・。ド、ドウシタノ?」(体の痛みを声に出しつつ、少女がルジェを知っているのを気づかない様で。近くまで行けば、そっと訊ねてみる) [Sun 2 Dec 2007 14:22:56]
少女の声 > ……くそ、あいつ一体どこに行ったのよ…。 (少女の声は緊迫していた。面倒事になる前に、なんとしても見つけて真意を聞かねばならないと思っていたのではあるが――『彼』の自宅を幾度訪ねても付近の住民からはそこには誰もいないと言われる一点張りだった。 住民全員が嘘をついているとは思えない…どこへ、消えてしまったんだ…! 歯を噛み締め、少女は呻いた。しかし、これもまた当然な事なのだろう、『彼』、即ちヴァリス・ファングレーとは名を知っているのみでその他経歴も何も知らない、知り合ったばかりの存在。それ以上があるとすればこの剣を、授かったのみである。) くそ…。 …ん? (ふと、少女は貴女に気付くだろう。 …ルジェ? 多分、そうだと思った。しかし距離が多少あるために断定はしない。) [Sun 2 Dec 2007 14:11:25]
ルジェ > (ルジェはまだ体の痛み・・・というよりも、顔に擦り傷作ってしまって眉をよせていた)「・・・ウー。顔ダケハコレ以上怪我シタクナカッタノニ」(機械化した部分と、その擦り傷の部分とに手をやって。ルジェはさすがに肩を落としていた。)(風がそよぐ中、石畳の上でぽーっとしていると、ふと、足音が聞えて。・・・遠くで何か訊ねているような気配?ルジェはそちらに顔を映して)「・・・ナンダロウ?」(ルジェはきょとんとした表情で、そちらに視線を移した) [Sun 2 Dec 2007 14:04:24]
少女の声 > (黒いコートを着た少女が、一人の男へと問いかけている。答えはNO、であったが。) そうか…。 (その声の主はまだ貴女には気付いておらず、重い足取りをしながらもしちらに向けて歩いていくだろうか。) [Sun 2 Dec 2007 14:01:57]
お知らせ > 少女の声さんが来ました。 『ヴァリス・ファングレーという男を知らない?(それは少女の声。)』 [Sun 2 Dec 2007 14:00:09]
ルジェ > 「痛イッ・・・!!」(ぽけーーっと歩いていたら、石畳に足をとられてすっ転んでしまった。顔からまともに転んでしまって、ぺたんと石畳に腰を下ろしたまま、眉をひそめて顔をさする)「・・・メンテシバラクシテナイシ、体ニ無理ガキチャッテルノカナ?」(まだ軋みは取れずにいて。・・・しばらくメンテしていない事に気づく。ルジェは体を起こすのもおっくうなように(転んで派手に体も打ちつけてしまって、痛みですぐに起き上がれなかった)、しばらくは石畳の道のど真ん中でぺったりと腰を下ろして、困ったようにあたりを見回した) [Sun 2 Dec 2007 13:39:59]
ルジェ > (それにしても、何時来ても判りにくい道に、ルジェは頭をかく。・・・昼間だからあまり迷子にならないかも、と思っていたのに、すでにしっかり迷子になっているような気がして。)「・・・ウーン、ト」(ルジェは困ったようにあたりを見回す。・・・少なくとも、何度も危険な目にあったこともあり、ショートソードはしっかりと装備しているものの、握れるかどうか自信がなく。肩の痛みと、その聞き手である右手の怪我がまだ回復していないことがきがかりだった) [Sun 2 Dec 2007 13:31:31]
ルジェ > (ルジェはローブをしっかりと握り、辺りを見回している。・・・昼間なら、それほど危険はないかな、という甘い考えで足を運んでみたのだが・・・)「・・・ドウシテ、コウ、薄暗インダロウ?」(ルジェは不思議に思い、空を見上げる。屋根屋根が重なるのが見えて・・・)「・・・アァ、ソッカ。コンナニ屋根ガ多カッタナラ、アマリ光リガ届カナインダ」(ルジェは屋根の間から刺す太陽の光りに、目を細める。・・・冷たい冬の風が、石畳のすすけた埃を舞い上げて、ルジェは身震いをした) [Sun 2 Dec 2007 13:25:47]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『天気だというのに、あまり光りが届かない場所』 [Sun 2 Dec 2007 13:22:55]
お知らせ > アズさんが退室されました。 『…こんな自分が一番嫌いだ』 [Sun 2 Dec 2007 02:25:44]
アズ > …………! ( ぐっさり刺さった。盛大に刺さった。 ) …おまえなんか嫌いだ…! ( 去り行く背中に向かってそう呟くと、少年は今度こそ走り出した。 )( わかってるよ。わかってるよ。あいつの言ってることは全部正しいよ!! ) [Sun 2 Dec 2007 02:25:17]
お知らせ > ダヤンさんが退室されました。 『(向う先は勿論、自分の愛しい者の待つ我が家だ。)』 [Sun 2 Dec 2007 02:20:47]
ダヤン > (頭を掴む事に成功すれば今度は背後から少年の耳許に顔を近づけて)そんな感情でしかないのなら相手に失礼だ。それで、相手が本気で君を好きだとすると……確実に傷つける結果にしかならないだろうからね。その様子だと、その相手にも、ろくに会ってなかったりするんじゃないの?(低く囁くように言葉を紡ごう。そこまで言ったところで相手の頭を解放し身を起こして、)俺は、相手と会ってちゃんと話すことをお薦めするよ。君がそうやって逃げてたり、自分には無理だって諦めてる内は……男になんか絶対になれないだろうさ。(それだけ言うと男は少年から離れていくだろう。) [Sun 2 Dec 2007 02:20:24]
アズ > うわっ!? ( 思いっきり掴まれた。振りほどこうとするが、力の差でそれは叶わない。掴まれているのが腕でも肩でもなく、頭だというのがまた悔しい所。 ) [Sun 2 Dec 2007 02:08:29]
ダヤン > まぁ、そうだね。それでも、彼には敵わないというところは沢山あるよ。(大人だから、という事は否定しない。そして、敵わないのは惚れた弱みという奴だ。そして、はき捨てるように叫んで走去ろうとした少年には。)最後に一つだけ、言っておきたい事があるんだけど。(力の限りにでもどたま引っつかんで止めようとすることでしょう。) [Sun 2 Dec 2007 02:05:33]
アズ > ( 彼の好きな相手が男の子だと聞いて、少年は一歩引いた。 ) ……あんたは、すごく背が高いし、もう大人だからそんなことが言えるんだ。 ( 眉をしかめた。──ああ、彼のように、ハッキリと「中身が好きだから」と言えたら…。悔しくて、羨ましい。 )( 女の子だから好きになったのか? ) ……………………そうだよ。女の子だから好きになったんだよ。男だって知ってたらきっとずっと「お友達」だったよ!ああ、そうに決まってる! 自分を頼りにしてくれて男扱いしてくれる子なら、きっと誰でも良かったんだ! …もういい、もういいよ。どうせ俺は男になんかなれやしないんだ! ( 耐えられない。問われて考えれば考えるほど思考が悪い方向へと行ってしまう。──泣きそうな顔で叫んだ少年は、踵を返すとそのまま走り去ろうと。 ) [Sun 2 Dec 2007 01:57:13]
ダヤン > (「女の子がいい」そう答えた少年にやはり今の質問は性別に囚われている内は少し、いや。かなり難しいものがあるのだろう、ましてや少年はその相手よりも少々不利な立場にあるようだし。そこまで思って、少し視線を逸らすと息を吐き出す。)少し、君とは違うけど……俺にも、大好きな子が居てね。男の子で、その子が大きくなって……俺より背が高くなっても、俺より強くなっても……俺は自信を持ってその子が好きだと言えるよ。俺は、その子の性別じゃなくて……その子の性格とか、内面が好きだからそう言える。(そこまで言った所で少年に視線を戻して)君が、相手を好きになったのは……「女の子」だったから?(暗に、女の子であれば誰でもいいのか?その相手の内面は、男だと言うだけで好きにはなれないのか?と言う事を含めて尋ねてみる。)男だからって理由で比べてしまうのは解るけど……それなら、そのこよりも男らしくなろうとすれば、少しは自信がつくんじゃないかな?(そんな提案。) [Sun 2 Dec 2007 01:34:03]
アズ > ( 慣れ。大人ならまだ色々方法もあるのかもしれないが、年齢的にもそれ以外の意味でも色々マズイ。 ) うん……。 ( 女の子だと思っていたから好きだったの? 言われて、頭抱えてうめいていた少年の動きが止まった。手を外して、ゆっくり相手に視線を合わせると。 ) ──女の子がいい。女の子が。女の子だったら、ここまで不安にならなくて済むし。…男でも、嫌いじゃあ、ない。でも…自分と「同じ」男だったら…色々比べて、自信なくし、そう。恋愛対象として見れるか、も、自信ないし…。 [Sun 2 Dec 2007 01:19:27]
ダヤン > そっか……。(頑張ってけど自信がつかない。そう言った相手に頑張れというのは、それを聞いた上では無責任な言葉だ。頑張って解らないものを更に頑張れというのは、今の相手には言っても何かが違う。)そうだねぇ。そういうのは……。(確かに慣れではあるのだろが、練習というところでは自分も多少引っかかる所はあったりするが。)じゃぁ、君は……女の子だと思っていたからその子が好きだったんであって、男の子のその子は嫌いなの?(頭を抱える相手に追い討ちになるような言葉を浴びせる。だが、ここで少年の話を考えると性別に拘り過ぎている淵があるように思えて、そんな意地悪な質問を投げてみる。) [Sun 2 Dec 2007 01:04:35]
アズ > …自信をつけるように…。 ( 少年はまたうつむくと顔を覆い。 ) …結構頑張ったつもりなんだ。強くなろうって、強くなろうって思って。投擲ナイフをやってるんだけど、ちょっとは上手くなったんだ。でも、駄目なんだ。それに、そういう自信って、どうやったらつくのか分かんないよ。ナイフみたいに練習するわけにもいかないし。 ( 自分でも、どうして自信が持てないのかよく解らない。これは元来の性格なのだろうか。 ) ……相手が女の子だと思ってた時は、そう思えたけど…。まさか男だなんて思わなかったし。男だって前提でこれまでのことを思い返してみたら…あああ。 ( 頭を抱えてしまった。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:56:21]
ダヤン > まぁ、それはね……。(何もこの男はそういう事だけを言っているわけではなかったりするのだが、そこはこの際もう何処かへ捨て置く事にでもしてしまおうか。身体が入れ替わっている間に少年が相手の身体に何をしたか、そもそも身体が入れ替わっていた事すら知らないこの男は続けられた少年の言葉に少し悩むように顎に手を添える。そこはある意味、難しい問題かも知れないと。)其れは……、(何か答えようとした時に聞こえた少年の言葉に男は少し目を見開く。自分でも考えなかった「子供」という発想、そこでふと思う。目の前の少年と自分とでは行為の持つ意味が違うのではないかと。)……それは、自信をつけるようにするのがいいとしか言えないけど……。相手が積極的だからって、何もその相手が男役を望んでるとは限らないじゃないかな?(世の中には積極的な女性は結構居たりするものだ。少年と相手の事はよく知らないのでそれがこの場合当てはまるかは解らない。全ては憶測でしかないがそんな考えが浮んだ。それを穏やかに微笑みながら少年に言ってみた。) [Sun 2 Dec 2007 00:40:54]
アズ > ( 今は大きいじゃないか。俺もそうなるとは限らないじゃないか。もし言われたら、きっとそう答えたに違いない。 )( 男が言うのを黙って聞くが、どこか納得できないようで。 ) ……そうだけど…そもそも、俺…今すぐそういうエロいことしたいと思ってるわけでもないし…相手が男だったらなお更だし…。 ( 体が入れ替わってたからって、触ってみたりしてみた奴がよく言う。でも、そこまでする度胸が無いのは本当だ。 ) でも…俺がそこまでしたいと思ってなくても、相手がどう思ってるかは分かんないし。白夜、結構積極的だし…。今はよくても、大人になったら…… ( そこでハタと気付く。 ) そうだよ…男同士だと子供も作れないんだ…。 ( 結構想像力豊かです。どこまで考えているんだ。 )( どうしてなれないと思うのか ) …わかんない。ただ、自信がないんだ。それに、相手の方がそういうの向いてるかもしれないし…。 ( ヴィジュアル的にはどうだろう。しかし、積極性は確実に白夜の方が上だと思う! )( 視線の高さを合わせてくれる相手に安心したのか、ついポロポロ喋ってしまう。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:25:54]
ダヤン > (貴方がそれを気にしている事など露とも知らないこの男。大丈夫!この男も昔は小さかっただなんて、誰かの声。)……。(少年の言葉を静かに聞いていたがやがて男は何かを考えるように少し目を伏せる。)そっか……。(言ってから、再び少年を見詰めて。)でも、その……男役ってさ。なろうって思わなかったら、なれないんじゃないかな?いや、少し違うかもしれないけど……。(そんなことを言う。これは大人の理屈だ。でも、少年の言葉は何所か気になる。)で?どうしてなれないと思うのかな?(なんて言いながらつい癖で腰を屈めて相手の目線に合わせようとしてしまう。) [Sun 2 Dec 2007 00:11:11]
アズ > ( 年の割に身長が低い事を非常に気にしているので、高身長には敏感に反応する少年。さすがに口に出したりはしないが。 )( 何が良くないの?と聞かれると、男から顔を逸らして。 ) …………。 ( むしろ、「男同士なら何もできない」方が良いくらいだ。でも実際、そうでは無い事を少年は知っている。何故か。 ) ……自分が、その…男役、でいられる自信がない、から……。 ( ようやく口を開くと、ぼそぼそと喋る。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:01:13]
ダヤン > (男と少年の身長差は41cm。数字にすると、確かに高く見えるか。だがこの男は自分がセが高井田なんて言う自覚はあんまり無かったりする。そして、逸らしていた目を混乱しだす貴方に向けて微笑を浮かべましょう。)じゃぁ、聞くけど……君は、相手が男の子だと何が良くないの?(正直、相手が男でも穴があれば入るだなんて物理的なことではないような気がして、そう問いかける。) [Sat 1 Dec 2007 23:54:54]
アズ > う、うん…。 ( スラム住民のみなさまごめんなさい。──…しかし…この人背え高っ! ジルも大きいけど、この人さらに高くないか? 何か言いたそうだと思いながら見上げていたら。 )( 頑張って! ──応援された。 ) ちょっ…ええっ!? ( 一瞬、何を言われたのか解らず。アタフタと周りを見て。 )( 相手が男の子でも大丈夫だと思うから。相手が男の子でも。 ) ──良くないーっ! ( 叫んだ。 ) いやもう、その…何が大丈夫なのなんで大丈夫なの! ( 少年は こんらん している ) [Sat 1 Dec 2007 23:48:24]
ダヤン > あ。いや……俺はいいんだけど……。(その後に続く言葉はやっぱり「大丈夫?」なのだが、ここはあえて言わない事にした。スラムには来ることの殆ど無いこの男もスラムではこれが日常なのかと凄い誤解をした事でしょう。)そう?それならいいんだけど……。 その……。(何か言い難そうに目を背けた後。)相手が男の子でも……大丈夫だと思うから、頑張って!(目を逸らしたまま、そうのたまいました。いたいけな子供(?)になんて事言うんでしょうね、この男は。) [Sat 1 Dec 2007 23:38:30]
アズ > ( 何かの安否って、何ですか。もしかしなくとも頭だったりして。人に声をかけられて、少年はハッと我に返ると。 ) えっ? …あ。うわ、す、すみません…。 ( 「ねえママー、変な人が」「シッ!見ちゃいけません」的に言われてないか周りを見回してから、男の方を向き直り。…スラムだから、これくらい日常茶飯事だよね?※凄い偏見 ) 大丈夫です…。 あーもう、何やってんだ俺…。 ( 後半は自分に向けて。目に手を当ててうつむいた。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:31:02]
ダヤン > (クリスマスが近いということで色々な所でサンプル配布を実施しだした帰り。ふと通りかかったスラムでの少年のご乱心っぷりに、男はその様子を見て思わず足を止めた。道端で一人何かに悩んでいるらしい、というかかなりご乱心の様子の少年に近付きながら。)大丈夫?(そんな風に男は少年の様子に思わず声を掛けてしまう。だがその声は何所か本気で少年の何かの安否を気遣うような声かもしれない。) [Sat 1 Dec 2007 23:24:40]
お知らせ > ダヤンさんが来ました。 『(悩む少年の傍を通りかかる男)』 [Sat 1 Dec 2007 23:18:18]
アズ > ( 初めて会った時くらいは、攻めになれると思ったのになあ。どんどん自信が揺らいでいった上に、トドメは白夜の本当の性別判明。※本当の本当は中性だが、少年は気づいていない罠。※ ) ああー。あんなにフワフワきゅるきゅるなのに、男とかありえないありえないっ!詐欺だ詐欺だっ!! ( 顔を伏せると、拳でドンドン石段を叩いた。※道端に変な人がいます。 ) あのままずーっと気付かなかったら、どうなってたんだよ!? 初めての夜、ムードのあるランプの明かり!向かい合う二人。そこで「実はびゃくや…おとこのこだったの、てへっ☆」 なんて、そんな馬鹿な!! ( 頭抱えてすっげえ苦悩してる。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:16:16]
アズ > ( 男の子の方が女の子より強い。白夜は、弱そうな女の子に見えた。彼女が相手なら、俺でも頑張れば男らしくなれると思った。彼女が相手なら、俺は自分の弱さを、コンプレックスを刺激されることはない。 ) …………だから? ( 「彼女」は、彼女じゃなかった。守るべき対象じゃなかった。下手をすれば、自分より白夜の方が強くなるかもしれない。何でもいい、俺が少しでも優位に立てる要素が欲しい。俺が男で白夜が女なら、少しは安心できる。 )( 自分より、確実に弱い相手なら、誰でも良かったんだろうか? ) …………。 ( わからないわからないわからない。こんな考えまで浮かんでしまうと、自分は本当に白夜を好きだったのかさえわからなくなった。なんで、白夜の方が強くてもいいと思えない。男らしくない自分でもいいと思えない。 ) だって…俺、受けにはなりたくないんだよ! ( いやいや大丈夫大丈夫、ならないよ。と言い切れる自信がない自分が情けないや! ) [Sat 1 Dec 2007 23:07:10]
アズ > あの時、自分がどこにいるのかもよく解ってなかった気がするし…。 ( スラム街っぽかったのは辛うじて覚えてるんだけど。…ていうか、白夜、よくこんな場所に来てたな…すごい危険じゃないか。 ) …いや、それは俺もか。 ( 人のこと言えない。少年は溜息をつくと石段に腰を下ろし。──あの日の事を思い返す。…第一印象は、「兎」だった。ライカニアと会ったのは初めてだったから、ついその耳に興味を惹かれて。……握っちゃったんだっけ。ふわふわの耳を。ギュッと。 ) ……うわ、俺サイテー……。 ( 思い出すと、なんか「よくあんなことしたなあ」という感じ。 ) …なんで、あんなことしたのかなー…。 ( ふわふわを触りたかったのなら、撫でるだけでもいいじゃないか。それなのに。 )( ──だって、 ) 俺でも、できると思った…酷いこと。 ( すごく、か弱そうな子に見えたから。 ) …違う。 ( 『俺より』、弱そうな子だったからだ。 ) [Sat 1 Dec 2007 22:50:32]
アズ > ( その1 )( …なんて命名してみる。自分が解らなくなったから、思い出の場所を巡ってみようと思い立って。最初にやってきたのはここ。 ) ……どこだったっけな…。 ( 一度しか訪れたことはない。だけどその一度が俺のその後を凄く変えた。紅い雨の影響を受けたまま、フラフラとこの辺りに来て──。 ) …駄目だ、全然わかんないや。来たら解るかと思ったのに。 ( 白夜と初めて会った場所。 ) [Sat 1 Dec 2007 22:34:02]
お知らせ > アズさんが来ました。 『日帰り自分探しの旅』 [Sat 1 Dec 2007 22:30:04]
お知らせ > バロゥ@悪戯さんが帰りました。 『(落し物に報告でも添えて帰ろう。)』 [Sat 1 Dec 2007 20:02:32]
バロゥ@悪戯 > ――ッぶへ!! 変な味! (むせた。) ………………。 (ゆらゆらと揺れる紫煙は糸よりも細くなってやがて消えた。全て燃え尽きてしまったのだろう。) 気持ちよくなる葉っぱだったりしてな。あはははは。 まさか。 [Sat 1 Dec 2007 19:48:52]
バロゥ@悪戯 > (すん。鼻を鳴らす。) あれ、コレって、 (細い煙は極々近く、…放置されていた煙草からだった。) へえ、誰かの忘れもんかな。 (落っこちていたのは煙管だ。拾い上げてみる。 葉っぱは殆ど燃え尽きていた。) 吸っちゃろ。 (ぐい、と吸い口を拭って銜える。) [Sat 1 Dec 2007 19:37:02]
バロゥ@悪戯 > (妖精に貰った木の実を試してみたら、シスターが可愛い男の子になった。それをちょっと茶化したので、頬に大きな紅葉を食らうハメになったのだ。 木の実の効果は半日だそうで、シスターはもう元の姿に戻っているけれども。怒りの冷めていなかった彼女に改めて一発貰ったのだった。) 茶化したのはマズかったかもな。ちぇ。 (ふと、通りを見る。細い一筋の…煙?) なンだ?小火か? (火の用心だ。消しに行こう。) [Sat 1 Dec 2007 19:14:47]
バロゥ@悪戯 > 戻れるンだから、良いじゃん。 (よろよろと教会の裏口から出てくる女が居た。まるで逃げるようにだ。) 何も叩かなくたって、…あー未だジリジリする。 (片頬をさする。イタズラの代償は平手数発分だった。) [Sat 1 Dec 2007 19:07:22]
お知らせ > バロゥ@悪戯さんが来ました。 『――くそおぉ…。』 [Sat 1 Dec 2007 19:02:51]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『(時の流れってやつは実に速いな)』 [Fri 30 Nov 2007 23:58:10]
シャーリー > ( ひとまず今日の分の仕事も終わった事だし、部屋に戻って普段着にでも着替えてくるとしよう。 この時期にこの服装は吸血鬼にだって辛い。 風邪とかは滅多なことでは引かないが、それでも寒いからずっとこの格好でいるのは嫌。 ) そういえば、そろそろ今月も終わりか。 ( 職員関係者の部屋に下がる前に、ふと足を止めて呟いた。 気が付けばもうそんなに日が過ぎていたのか。 あと一月で今年も終わりと。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:53:55]
シャーリー > ( そして音楽はやがて止み、踊り子の少女の動きもそれに合わせるように止まった。 そして客の前で一礼。 今日の分の仕事はこれにて終了。 ) ( お客様の前では出来ないので、心の中だけでそっと溜め息を吐く。 つくづくこっちで踊りをしてると油断も隙もあったものじゃない。 ただ実力主義の横丁とは違って、見る側の目も肥えてはいないため、それなりの足捌きと並以上のプロポーションさえあればこうして仕事は入ってくるのが楽といえば楽ではある。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:39:30]
シャーリー > ( 今日は小銭稼ぎの踊り子の日。 酒の肴に話の肴に、それはちょっとした背景のようにそれ程目立つことはなく、酒場としては極平凡な普遍的な光景。 )( 曲のテンポに合わせて舞いながら、酒場の客の周りを巡っていく。 その際に体に触れようと手が伸ばされる気配を感じ取り、それをまた音楽に合わせてその手をかわす。 触らせてあげない代わりに、その手を伸ばしてきたセクハラおじさんにはヒラヒラと舞う羽衣を一つプレゼント。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:23:25]
シャーリー > ( 時折耳を塞ぎたくなるような気分になるほど喧しい酒場の光景。 その中に紛れ込むように、男を誘う扇情的な衣装と羽衣を纏った肌の白い少女は別の場所から奏でられる調べと共に舞い踊る。 ) [Fri 30 Nov 2007 23:08:38]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『踊る。』 [Fri 30 Nov 2007 23:03:40]
お知らせ > イタズラ妖精さんが退室されました。 『うん、みてくみてく!はしゃいでついてく小さな影二つ』 [Fri 30 Nov 2007 22:29:42]
お知らせ > バロゥ@悪戯さんが退室されました。 [Fri 30 Nov 2007 22:28:48]
お知らせ > バロゥ@悪戯さんが来ました。 『(良かったら見てくかい? 悪巧みが裏口へ帰ってゆく。)』 [Fri 30 Nov 2007 22:28:45]
お知らせ > バロゥ@悪戯さんが退室されました。 『()』 [Fri 30 Nov 2007 22:27:28]
バロゥ@悪戯 > “少し”を一杯食べられるから、身体がちっちゃいアンタ達の方が良いかもヨ? (妖精のひとりの頬を つんつん と突付いてほっぺの空気を抜こう。) (頭から妖精が退くと、女は立ち上がった。) 説明か、…そうだな、    ――否、いいや。 (にや、とした。) 説明するより体験してもらおっかなー、なんて。 (貰った木の実を早速使うつもりだ。ひょいと投げて、ぱし、と受け止める。) 半日で戻るンだしな。ちょっとしたイタズラッて事で。 [Fri 30 Nov 2007 22:27:19]
イタズラ妖精 > えー。みんなの方がおとくだよ、だっていっぱいたべられるでしょ? (頬を膨らませ) うん、それたべるとおねーさん食べた飴みたいにかわっちゃうんだよ。 (同じように楽しそうに頷いて) うん、おねーさんにあげるよー (頭の上を転がり) じゃあ、ぼくたち行くけど (顔の前に飛び上がり) シスターに一緒にせつめい、したほうがいい? (呟きを聞いていたらしい) [Fri 30 Nov 2007 22:23:20]
バロゥ@悪戯 > あいてて。 え、それって得だなあ。ヒトより多く楽しめるじゃん、食事とか。良いなあ。 (そうして、広げた掌で受け取る、木の実。) お、飴と一緒の模様だな。すげー、いかにも何かありそうッて感じだ! (楽しそうに笑う。) 効果は半日、か。――…コレ、貰っても良いのか? (掌の上で木の実を転がしながら。) [Fri 30 Nov 2007 22:19:41]
イタズラ妖精 > でもぼくたちひとのたべものもちゃんとおいしいっておもうよ? (頭を軽く叩こうか) じゃあ来年やるならこの木の実つかえないかなあ (鞄から木の実取り出し) この木の実でつくったんだよ (頭の上から) うん、おねーさんたべたのはこの木の実でつくった飴なんだよ (木の実を顔の方へ転がし、落とし) おかしは何日か経たないともどらないけど、この木の実はすぐだよ (笑う) この木の実たべると、すぐ変わって、半日たつと元にもどるよ (判定方法・結果はイベントと同様) [Fri 30 Nov 2007 22:13:31]
バロゥ@悪戯 > 妖精の“美味い”はこんな味なのな。種族間ギャップをちょっと実感ンンー。 来年やる時は味にもこだわってみてね。 (唆した。) ――…。 (戻るんだって。) 良かった。それさえ解りゃあちっとは安心だ。 “そのうち”を気長に待つとしよう。 (ほ、と安堵の溜息。) [Fri 30 Nov 2007 22:06:34]
イタズラ妖精 > (声の大きさにびっくりしては笑い) そーだよぼくたちそばにいたんだよ (楽しそうな顔が上から覗く) あれ、やっぱりこの木の実みんなにはおいしくないのかな (肩に掛けた鞄をぽんと叩き) わーいやったー (頭の上ではしゃぐ) うん、ちゃんともどるよー。そのうち。 (何日か時間が経てば、と) [Fri 30 Nov 2007 22:00:38]
バロゥ@悪戯 > あ、ああーッ! (声ばっかり大きい。) やっぱりか!思い出した! …気にしねーでずっと食べ続けちまったンだな、私は…! (項垂れた。その上に妖精が ちょこん と乗っている。…きょろ、と上目遣いで見てみたら、2人分の瞳と目が合った。) 飴は微妙な味がしたよ、人間用には出来てねーのな。…だが、イタズラは大成功ッてトコだ。腰抜かしたよ。 ――まさかずっとこのままって事ァ無え…よな? (恐る恐る。) [Fri 30 Nov 2007 21:57:02]
イタズラ妖精 > わあっびっくりしたー! (突然声をあげたあなたに二人してはしゃいで飛び退り)  おねーさんが飴をみつけたときだよ (くすくす) そうそう、おねーさんがおくちにぽいってしたときだよ (くすくす) あめの味はどーだった? (頭の上にうつ伏せに乗ろうと) ぼくたちのいたずらの味はどーだった? (目の前で首かしげ) [Fri 30 Nov 2007 21:52:15]
バロゥ@悪戯 > ――!! (目を丸くした。) ッぼ、ボーゼンッてやつだよ!そりゃあそうだよ!       ……あれ。おい、ちょっと待てよ? (飛び回るのを視線で追っかけていたら目が回りそうになった。) その声、どっかで聞いた事あるぞ?何処でだ? (夢かと思って忘れかけていた事だ。) [Fri 30 Nov 2007 21:48:42]
イタズラ妖精 > (暗い空から降り落ちてくる小さな影二つ) びっくりした?おにーさん (子どものはしゃいだ笑い声) びっくりしすぎちゃった?おねーさん (あなたの顔の前へと) あれ、ぼーぜんってやつかなぁ (目の前でひらひら手を振り) びっくりしすぎてかたまっちゃった?だいじょうぶー?? (あなたの周りを飛び回る) [Fri 30 Nov 2007 21:46:28]
お知らせ > イタズラ妖精さんが入室されました。 『あははっ!』 [Fri 30 Nov 2007 21:43:32]
バロゥ@悪戯 > やっべ。…シスター達になんて説明しよう。 (ころころころ…。転がってゆくボタンを追っかけ、摘み上げる。しゃがみ込んだまま、盛大に溜息を吐いた。) やべえ。やべーよ。 女なんか抱いたことしかねえっつの。 (そりゃあ…。) ……。 (頭の中が真っ白だ。こういう事態は初めてだったので。) (途方に暮れる。空を見上げた。――薄暗い曇天だ。) [Fri 30 Nov 2007 21:42:50]
バロゥ@悪戯 > (ポケットに手を突っ込んだ。空っぽの袋だけが残っている。口寂しいと思う度に一つずつ舐めていたらしい、飴。とうとう無くなったのだ。 最後の一つを噛み砕いて飲み込んでしまって、とうとう、飴に込められた悪戯な力が働いた。) ………。 (みちッ。僧衣が唸った。)      (ぷちんッ!) あ。 (胸元のボタンが飛んだ。) ンなアホな!!ギャグか!! [Fri 30 Nov 2007 21:35:39]
バロゥ@悪戯 > ――…ありゃ、眩暈かな。 (今 一瞬、くらりとキた。) 疲れてンだろか。…ッかしーなあ、最近はちゃんと寝てる、ぜ、…、 (あれ?)     ン、ン゛! (咳払い。) あー、ああー。…風邪引いたのかな、咽喉が変、な、気が。 (高くなったよう な。) [Fri 30 Nov 2007 21:27:11]
バロゥ@悪戯 > (煙草をやる代わりに、ポケットに残っていた飴を舐めたのだった。 覚えの無いお菓子だったが、ハロウィンからもう暫く経つ事だし…ただ忘れているだけだと思っていた。) 変な味。 (縞模様の飴をもごもごと転がす。)   (がりッ。噛んで割った。)【判定】 [Fri 30 Nov 2007 21:18:54]
お知らせ > バロゥさんが来ました。 『(教会の裏口で。)』 [Fri 30 Nov 2007 21:13:00]
お知らせ > ブラティリアの男さんが退室されました。 『…もうすぐ12月か。 ( 時の流れは早い。 )』 [Thu 29 Nov 2007 22:33:41]
ブラティリアの男 > ( やらなければならない事はまだまだある。VHGに潜入させているスパイの事と、ミザリーと良くつるんでいたあのエルディアという娘だ。 ロッテニーナの方は早々に引き上げさせた方が良いだろう。彼女は良く働いてくれた、それを活かす事が出来なかった俺たちが間抜けだっただけだ。報酬にも色をつけてやらなければ――。 ) ( そしてエルディア。彼女の事は良く知らないが、一度会って話をしておくべきだろう。彼女が今、どこに居るかは判らないが。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:32:35]
ブラティリアの男 > あと、客には何にもしてやれなくて済まなかったって伝えてくれ。もし客から何か質問があるんなら、俺で良ければ答えるとも。 ( 納得の行く説明が欲しいかもしれないし。時間は無いが、立つ鳥跡を濁さずとも言う。出来るだけの事はしっかりとやっておこう。――後は、老人がきちんと客に手紙を渡したかどうか後日確認する必要もあるか。 ) じゃあな、あばよ。寒いから、体に気をつけな。奥さんに宜しく。 ( 男は老人から離れ、歩き出した。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:29:05]
ブラティリアの男 > ――OK、判った。じゃあ、こうしよう。 ( 男はきっと、こうなるんじゃないかって事を何となくだが―― 判っていた。そんな時に役に立つのが手紙、手紙だ。言葉で伝え辛い事は、文字にして伝える。その手紙の中には色んな事が書いてある。 構成員が捕まり、組織が危ないこと。調査の手が及ぶ前に組織を解体すること。身柄の保護の継続が難しいこと。この老人の所にも調査の手が及ぶかもしれないこと――。 ) こいつを客に渡してくれ。そしてアンタは、何も言わずにその客が次にする事を黙って見届ける。良いかい?それでも尚、アンタの家に残りたいって言ったら俺はもう何も言わないよ。 [Thu 29 Nov 2007 22:24:29]
ブラティリアの男 > ( そして暫し、沈黙が訪れる。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:19:52]
ブラティリアの男 > 誰も何も救えはしねェ。俺たちも、アンタも、狩人も。 皆、夢の中さ。そして夢から覚めたら、他の場所に行くのさ。俺たちは幸いにして、夢から覚めた後にこうして逃げる時間を与えられた。 ( 捕まってしまった二人にはそれが与えられなかった。夢から覚めたら、檻の中。 ) …二度寝したって同じ夢は見られないんだぜ。いいかい、俺はアンタの為に言ってるんだ…。逃げ支度する手間を惜しんでな。 [Thu 29 Nov 2007 22:17:21]
ブラティリアの男 > ( しかし老人は、一向に男が差し出した金を受け取らない。寒さのせいで手を出してるのが辛いブラティリアの男は、一旦金を持った手を再びポケットの中に突っ込んだ。 ) ――よくないぜ、相棒。あれほど客に入れ込むなって言ったじゃないか。例え組織が健在でも、いずれはその客はアンタの手元を離れる時がくるんだ。それに食料はどうする?アンタ達の蓄えじゃ、奴隷を買ってやる事も出来ないだろうが。 ( 男は客がそこまで血を欲していないとは知らない。だから、そう言った。 ) いずれこのままじゃ、狩人達だってやってくるかもしれないんだ。そうなったらどうなるか―― 判るだろう? ( そうこうしている内に、老人の家に到着してしまった。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:10:37]
ブラティリアの男 > …なぁに、客には俺から説明するさ。組織を解体してしまう以上、匿うのは無理だからな。あんたに迷惑はかけねェよ。 ( 二人が向かう先は、ミザリーという吸血鬼が取引を交わした相手―― シャジャールを匿っている家だ。つまり、この老人の自宅という事になる。 …短い期間の中で、色んな事が起きた。組織の構成員の内二人が捕まり、ハンターハントの存在が明るみになった。狩人達がこのブラティリアの男や他のハンターハントのメンバー、他にも仕事の関係で協力しあっていたこの老人のような者にも狩人の手が伸びるだろう。そうなる前に、風呂敷を畳んでとっととトンズラするのが賢いやり方ってものだ。 ) [Thu 29 Nov 2007 22:04:28]
プラティリアの男 > 終わりデッドエンドだよ相棒。なあ、そうだろう? 俺たちは負けちまったのさ。悔しいが、こっちに狩人どもの手が伸びる前に、俺はこの街からトンズラしようと思う。 ( 男の隣のは老人が居た。老人は男とともにゆったりとした足取りで路地を進む。 男はその老人の歩みに合わせるように歩幅を調節しなければならなかった。ゆっくり歩くのは早く歩くのより苦手だ。 ) アンタには今までウチの客を匿ったりしてもらって、世話になったからな。こいつはそのお礼だ、持って行ってくれ。 ( そうして男がじゃらりと音を鳴らし、黒い革の袋を老人に差し出す。しかし、老人はそれを受け取らなかった。 ) [Thu 29 Nov 2007 21:56:24]
お知らせ > プラティリアの男さんが来ました。 『黒い肌の男が貧民街を歩く。』 [Thu 29 Nov 2007 21:49:04]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『拘束する力を使ったかの様に固まって。』 [Wed 28 Nov 2007 23:20:30]
デュラハン > (それから幾らかの時間を掛け確認作業が終われば。)さて・・・それでは次の依頼があるので私は先に行きますが・・・・(焚き火の前で立ち上がり、座ったままの伝手役の肩に手を伸ばし)今度時間がある時に貴方の話も聞きますよ。(軽く首を傾げそう言えば、触れた所よりその恐怖を幾らか奪い去って。デュラハンの言葉に対し伝手役がどこか申し訳無さそうに頷き返せば小さく首を振り気にするなと言う意を見せた後、そのまま背を向け踏み出し次の依頼者の元へ向かって。)(それから数時間後、聞き屋の仕事が全て終り塒に帰った後に部下である天邪鬼が伝手役と同じ事になっているのを知れば) [Wed 28 Nov 2007 23:20:16]
デュラハン > (悪魔からの慰めの言葉に対し伝手役が渋々納得した様な言葉を呟けば)それで・・・仕事の方は問題ないでしょうか?(話を本筋に戻す意味も込め、その変化によって支障が出るか出ないかの確認の言葉を投げ掛けて。)「まぁ、アンタと依頼者とのパイプ役の仕事には多分影響ないよ。」(自身の確認の言葉に対し伝手役が聞き屋の仕事に支障が出ない事を)なら問題ないですね。(どこか威圧する様な声色でその一言を告げれば、普段行っているのと同じように依頼状況の確認や報酬分配などの確認を始めて。) [Wed 28 Nov 2007 23:06:42]
デュラハン > (伝手役の男に訪れた不慮の事故とも取れる変化。ソレはこの街に一斉に現れた妖精の悪戯が齎したものであり)(数日前に会った時は男だったはずの女の言葉に「確かに」なんて相槌を返せば、僅かに間を置き)案外、少し前に出回ったラムネ菓子の類似品辺りがまた出回ったんじゃないですか?(数ヶ月前に流行った食べた者を色々な姿に変えるラムネ菓子の姿を持った魔法薬と思しき物の事を口にすれば、ソレならばすぐに効果も切れますよ何て言って。と言っても、あの事件の関係者は一斉に検挙されたし、今更同じような物を使って実験?しようとする者が居るとも思えないので気休めにもならない言葉かもしれないが。) [Wed 28 Nov 2007 22:56:09]
デュラハン > (そこはスラムのどこかにある広場。その片隅にある焚き火の前に二つの人影があって)冗談・・・・ではなさそうですね。(片割れである灰色の外套を纏う老人風貌は頭を覆うフードに隠された無描の仮面、ソレに空いた双孔を隣に腰掛ける浮浪者風貌の女に向けそう言って。)「そりゃ・・・こんなの冗談でもやんねぇよ。」(浮浪者風貌の女は落ち込んでいる様な表情で老人風貌にそう返せば大きくため息を溢す。)(不定期ではあるが頻繁に行っている聞き屋とその伝手役との話し合い。普段ならば仕事の話をし終えてから雑談などをしているのだが、今回は仕事の要件よりも先に伝手役に訪れた不慮の事故?に関しての話が行われていて。) [Wed 28 Nov 2007 22:44:59]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『とある広場の片隅』 [Wed 28 Nov 2007 22:34:52]
お知らせ > 黒紫@悪戯さんが退室されました。 『( 天邪鬼の『少女』は彼の人の許へと――。 )』 [Wed 28 Nov 2007 19:02:48]
黒紫@悪戯 >  『 …で、 でもでも。黒ちん。落ち込むことばかりでもないでござりますですよ。 今の状態で居れば男の時より、かの人にアタック成功の兆し在り、でござりますですっ! 』 GO!GO!とばかりに発案する観葉植物。 黒紫の口元に薄っすらと笑みが浮かべられて…)  今夜は殊更寒いな …。 一度、燃えてみるか? 暖まるぞ …。 (… ぼッ。 鉢植えを持つ手とは反対の掌に、紫炎が灯る。 が。…嘘、だった。この焔は熱を持たず、対象を灰にするのみ。 しおしお、と項垂れる植物に程無く 紫炎も掻き消えて。 ) [Wed 28 Nov 2007 18:59:04]
黒紫@悪戯 > 【 … 確か昨日の朝までは何とも無かった筈だ。それから …変わったことと 云えば… 用意して貰った食事を頂いてる時に聞こえた コエ …。 ”ほんとにいつものごはんか?” …とか云っていたか、確か…。 だったら何だ、あの人が俺に一服盛って  …それを誰かが知らせた、とでも? 】   まさか、な――。 昔話の雨垂れじゃあるまいし … ( …タンツク タンツク 小僧よ おきてばんばのつらァ みろ。 )( ――自身の脳裏。 ふと過ぎった考えも、即刻却下した。 大体、彼の人が自身にそのようなことをしても何のメリットも無い …と、思う。では『誰』が――?そして今後もこの身体で過ごせ、と …?) ――… 悪い冗談はやめてくれ。俺にはそんなシュミはない …。 ( 思わず口をついて出てしまう、言葉。 ) [Wed 28 Nov 2007 18:48:06]
黒紫@悪戯 > ( ――…スラム。 傾いだ家より幾分離れた道の端、で …。 )( 『 あ…ありのまま 今朝起こった事を話すぜ!おれはいつも通り、あの人の用意してくれた夕食を食べたと思ったら翌朝女になっていた …。な… 何を云ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった …。頭がどうにかなりそうだった …。 でござりますです。 』 )  勝手に解説するな …。 それにしても。…何の冗談なんだ、これは…。 ( アツく解説する観葉植物を零度の視線で一瞥し、黒紫は自身の身体に触れてみる。――触れられる、と云うことは夢や幻覚の類でもないのだろう。 やれやれ …とばかりに軽く肩を竦めて。 ) [Wed 28 Nov 2007 18:33:23]
黒紫@悪戯 > [ 発言秒数下一桁 『6』に付き。 男→女に――。 ] (… ではなかったようで。昨夜の夕飯時、 耳の端で聞こえた気がした声は幻聴の類ではなかった様子。 その証 …とばかりに『少年』の身体には確りと証拠が表れていて…) [Wed 28 Nov 2007 18:25:25]
お知らせ > 黒紫@悪戯さんが入室されました。 『( 気の所為―― 【判定】)』 [Wed 28 Nov 2007 18:21:46]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『遠く、月明かりに照らされた街を片膝を立てて眺めていた』 [Wed 28 Nov 2007 04:36:37]
ルジェ > (さすがに一番高い屋根には足が届かなかったけれども。・・・月が見えるほどには、屋根づたいに昇ってきた。・・・みれば、煙にまかれたかのような、霞んだ街。)「ソリャ、光リモ届カナイワケダ」(ぽつりと納得の言葉を吐く。・・・煙突らしきものに体を預けて、ローブが強い風にはためく。肩の傷も見えてしまっているが、人目など気にならなかった。・・・というか、止まらないだろうけれど(場所的に))「寒イナ、カナリ」(ローブを掴む手に力がこもる) [Wed 28 Nov 2007 04:19:57]
ルジェ > (軽快に足を進めて。重なる屋根に、ふと足を止めて)「・・・足場ハアルカナ?」(あたりを見回す。・・・暗闇で、あまりはっきりとは判らなかったけれど、高く詰まれたゴミの集まりのようなものが目に留まって)「ヨット・・・」(それを足場にして、ひょいひょいと、重なる屋根づたいに、どんどんと上に昇っていく) [Wed 28 Nov 2007 04:16:50]
ルジェ > (ルジェの足元をネズミが素早く走りさっていく・・・。ルジェはその様子を見ながら、ほくそ笑んだ)「ナア?逃ゲマワッテバカリジャ、ハジマラナイヨ」(すらりっと、ショートソードを抜けば、そのネズミに向かって振り下ろす・・・。)「ネエ?・・・・逃ゲルンジャナクッテサア。戦ワナクッチャ」(その剣先は、ネズミの尻尾を刺してしまっており。じたばたともがくネズミの様子を嬉しそうに見つめている)「窮鼠猫ヲ噛ムッテイウダロ?アナタモ、ルジェヲ噛ンデミル?」(舌を唇に這わせて、目に宿るその光りは怪しげに満ちていたけれど・・・)「ナアーンテ、ネ」(そのまま、ショートソードを抜く。ネズミは慌てたように、そのまま闇に消えていった)(ルジェは頭をかいた。)「冗談モ通ジナイヨウナ相手シタッテ、ツマラナイシナー」(しかも、相手はネズミ。さすがに絵にならないな、とルジェは苦笑いを零す)(夜、暗闇に紛れた街であっても、ルジェは返ってそのほうが安心するとでもいいたげな表情で)「背中ヲマカセルノニハ勇気ガイルカラナア。・・・一人ガドレダケ楽ダカ」(少なくとも、相手が倒れようが、どうなろうが気にするこっちゃない、くらいに今のルジェは思っているようで。結局は使わなかったショートソードを鞘に収める) [Wed 28 Nov 2007 03:30:35]
ルジェ > (歩きなれないスカートに舌打ちしながら、石畳の階段を昇っていく。霞んだ闇の中にいるほうが、ルジェは気持ちが落ち着くようだった。・・・ただ、先程からしつこいくらいの頭痛に、悩まされていたけれど)「・・・アッツ!・・・ッタク、ナンダッテンダ、一体」(はぁっとため息をひとつつけば。白い息が出て。・・・すっかり辺りは寒くなっているようだった)「コンナローブジャ、トテモマカナイキレナイナ」(ルジェは、先程の鍛錬で痛めた傷を舌で舐めながら、そんな事を呟いていた) [Wed 28 Nov 2007 03:18:30]
ルジェ > (まるで迷路のようなスラムの街を、夜、珍しく晴天で月明かりが照っているというのに、その光りさえ届かない場所をすたすたと軽快に歩いていく)「・・・ッテイウカ、ルジェ、何処歩イテルンダ?」(よく考えてみてみれば。今のルジェには何故この街へきたのか検討がつかない。・・・自身の持っていた剣に到底長さが適わないショートソードを装備して。・・・ルジェは頭をかいた)「ナニガドウナッテンダカ、ワカラナイケド。・・・マア、イイカ」(あまりそれ以上に深くは考えこむようなことはせず。石畳のすすけた道を、その奥にある暗闇をとくに怖がる様子もなく歩いている) [Wed 28 Nov 2007 03:06:23]
ルジェ > (荒れた街・・・。しかも今は深夜である。ルジェは、痛みを堪えて、街を歩く)「フン・・・。コンナ場所モアルノカ」(何度となく、来たことがあるはずなのに、今のルジェにはその記憶がない。つきまとう頭痛に眉をひそめて、辺りを伺う)「・・・ムシロ、ルジェラシイッテイエバ、ルジェラシイケドナ」(そう言いながら、苦笑い。・・・鍛錬所を後にする際に、自分の持っていた荷物から布切れを出して、肩口の止血をより強力にしめつけた。・・・おかげでローブ(ちぎれてはいるが)は纏うことが出来たものの、すでにぼろぼろになっている。ローブに隠れているので、ぱっと見て、怪我をしている様子は判らないようになってはいるが・・・)「アッツ・・・・!・・・シツコイナ。ナンダッテイウンダ?コノ頭痛ハ」(ルジェは歯軋りしながら、街を歩いていた) [Wed 28 Nov 2007 02:55:10]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 [Wed 28 Nov 2007 02:51:26]
お知らせ > トニィさんが退室されました。 [Tue 27 Nov 2007 22:07:03]
トニィ >  火もないし、金もなけりゃぁ運もねぇよ!!! っけ。 やってらんねーのぅ ( 咥えただけの煙草、猫は空をみあげて 一声ないた。 ) [Tue 27 Nov 2007 22:07:00]
トニィ >  あー―――・・・・世の中、全部の猫が二足歩行になればいい。 全部の猫がニンゲンの言葉しゃべれればイイ! くっそー。 ( 猫族である誇り。 それと同時に人間として育てられたプライド。どっちも大事すぎて、捨てれない。 捨てきれないからいっつも癇癪おこしちまうんだぜ ) っけ。 バカバカしィ ( 内ポケットから煙草出して、口にくわえた。 ) ―――っげ。 ( 内ポケット探すが、火はなくて。 咥え煙草しながらイライラ イライラ。 ) [Tue 27 Nov 2007 21:57:31]
トニィ > ―――あっ! 俺の冬しのぎのマフラぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! ( 怒りで我を忘れると痛い目にあうのでした。 ションボリンヌ 猫男は戦力喪失しちゃいましたよ。 ) ああ・・・・・もうイイっす。 アンタいないときに、寝かせていただきます。はい、ハイ。どーもすんませんでした。 ( 潔く引くのも男の良いところです。ドラム缶の上で優雅にあくびをしてるお猫様、その下に座り込むただの猫。尻尾と耳はたれてしまいました。ションボリーヌゥ ) [Tue 27 Nov 2007 21:48:02]
トニィ >  あ、おまえ!今笑っただろ!? 半獣だから中途半端なんだって!!!キィィィィィィ!!!!!! ( 知ってるかい? 半獣半人間ってのはさ、どっちの種族からもバカにされてんだ。 おりゃぁ今日しったがな! ) 俺ァ、女子供にゃ手を出さないって決めてたけど、すっげぇむかつく!お前のこと、すっげェむかつくんだけど、気のせいか!おい! ( 巻いてたマフラーむしりとって手足じたばた。 良い年こいた良い男(?)が台無しになってゆくひと時でございます。 ) [Tue 27 Nov 2007 21:38:39]
トニィ > ( おっと。 天下のお猫様が取り乱しちゃァ恥ずかしい。コホンって咳払いしたら、髪の毛手で直してからもう一度、のびのびしている目の前のお嬢さんにもう一度、ね? ) ・・・・・ もしもーし?聞いてますかァ? ・・・・・―――無視?ムシムシぃ!? (    間    )  ・・・・・・・・・あああああ”あ”あ”!!!!( 髪の毛くっちゃくちゃにしちゃったよ。 ) おまいら、四足で歩いてるからって、この半獣さまにかなうと思ってンのか!? ( 自分よりちっこいヤツに喧嘩を売っちゃいました^^ ) [Tue 27 Nov 2007 21:34:52]
トニィ > ( 耳をぴくぴくさせながら 目の前の 目の前の お猫様!!! 自分がいつもそこで寛いでる所でサ?他の方が寛いでるンっだ!!!! ) でヨ。 そこは夜でもあったかくって おりゃぁそこを愛して病まない昼寝・・・いや、昼寝だけじゃねェ。朝も夜も、そこで休むようにしてんだワ ( 最近は出来てないんだけど。だってさ?おまいさんがいるんだよっ! ) 俺は、お前がおきるのをずっと待ってたんだぜ? そこで横になりたくてヨォォォォ!! ( 思わずほえた。犬のように。 ) [Tue 27 Nov 2007 21:27:48]
トニィ >  いやね?世の中にゃぁまかり通ることと、そうじゃねぇことがあるんだと思うンだわ。( うんこ座りはチンピラのスタイル。下っ端チンピラは一人でぶつぶつ言っています。 ) でな。 だからな お前・・・ そこは 知ってるか?誰がいっつも休んでるかって! ( 一人じゃない。 じゃないじゃない よ〜く目の前を見てくださいな ) [Tue 27 Nov 2007 21:24:20]
お知らせ > トニィさんが入室されました。 『だーからっさ。俺はこう思うんだぜッ!!』 [Tue 27 Nov 2007 21:21:41]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが退室されました。 『明日はクッキーを焼こう。』 [Mon 26 Nov 2007 23:42:28]
シャジャール@隠れ家 > 出て……(行ける訳ないじゃんか、あんな嬉しそうにされたら…。がっくりと両肩を落とした。)はぁ〜い!今行くから、ちょっと待ってて〜!(ゴメン…軍曹、ウルス、レイド、トネル、会計屋……ついでにアジサイ。アタシ、しばらく帰れないかも…)(滂沱の如く涙しつつ、心の中で謝罪した…) [Mon 26 Nov 2007 23:41:46]
シャジャール@隠れ家 > (そこから推測できる事は、“サラ”、もしくはもう一人捕らえられたという人物を失う事が、組織に対してかなりの損害であるという事実。それは、力関係の問題か、人員数の問題か…)向こうが何もしてこないんじゃ、ここに居たって意味無いじゃんか…(かじっと親指の爪を噛んでしまう。イライラすると出る悪い癖だ。)良し、決めたっ!出て行く!もうこんなとこ出て…(と、その時)“シャジャール〜!お茶菓子はもう良いから、こっちにおいで〜”(おじいちゃんの声がした。) [Mon 26 Nov 2007 23:37:36]
シャジャール@隠れ家 > (新聞でも読んだし、その前に御者にも話を聞いた。自分に接触してきた“サラ”という少女がVHGに捕らえられたのは間違いの無い事実のようだ。当初、“サラ”はこの隠れ家にも定期的に見回りにくる、と話をしていた。食料である奴隷も供給すると…)まぁ…血に関しちゃあったらあったでいい程度なんだけど…(少なくとも自分にとっては…。しかし、ここに住み始めて以来そのどっちも来ないし、そのせいか家の中を自由に歩き回っても咎められる事はない。) [Mon 26 Nov 2007 23:29:49]
シャジャール@隠れ家 > (何やってんだよ一体…アタシはそもそもベルゼルガの任務でハンターハント(名は自分をここに連れてきた御者に聞いた)と接触し、半分は自分の意思だがさらに組織の内情を探るつもりで意図的に“保護”されたのだ。しかし…) [Mon 26 Nov 2007 23:23:56]
シャジャール@隠れ家 > (続き)引き合わされたのが先ほどの老夫婦。会った当初から自分と誰を重ね合わせたのか、過剰なまでの厚遇を受けた。地下室に自室をあてがわれたのだが、それが息苦しくてこっそり夜中に抜け出してみれば…老体に鞭打って必死に探しに来る始末。それは保護対象を探しに来たというより本当に娘か孫を探しに来たかのようで…)おばあちゃんの料理美味しいからなぁ…朝からあんなもの食べたの初めてだよぉ。ベルゼルガの酒場なんて……(と、そこで言葉が切れた。ベルゼルガ…ベルゼルガ……ベルゼルガ………)何やってんだ、アタシ!?(ガクッと項垂れた) [Mon 26 Nov 2007 23:16:29]
シャジャール@隠れ家 > ふんふんふぅ〜〜ん♪(水が勿体無いので、水で一旦濯いだ食器に石鹸をつけて…水で再度濯がずに乾いた布巾で拭きとって、はい終了〜。そんな作業を続けていれば自然と鼻歌も漏れると言うもの。)明日はおばあちゃん何作ってくれるのかなぁ。(つい先日、この隠れ家に連れて来られ [Mon 26 Nov 2007 23:09:58]
シャジャール@隠れ家 > (狭い家の廊下を少し歩き、台所に身をかがめるようにして入れば、溜めてあった井戸水でポットを濯ぐ)うわっ、冷たっ!こりゃ、おばあちゃんにやらせたら関節痛また酷くなっちゃうじゃない。今の内に洗い物もやっとこうかなぁ…(消さないでおいたランプの明かりを頼りに…夜目は利くので実際は余り必要ないのだが…洗い物に使っていた石鹸の塊を探す。冷えた水では石鹸が溶けにくくて嫌だったが…まぁ、しかたあるまい) [Mon 26 Nov 2007 23:03:56]
シャジャール@隠れ家 > (ポットから注がれた褐色の液体が、少し冷え込んだ居間にハーブの香りを伴った湯気を漂わせる。大丈夫、煮出しすぎてないようだ。)はい、おじいちゃん…熱いから気をつけて。おばあちゃんは先にお薬飲んでよね?(暖炉の灯が唯一の明かりの部屋で、ソファに腰掛けた二人の老人が笑顔と共に自分を見上げる。二つ目のカップに茶を注げばそれを老婆の側の台に置き。)お茶菓子何かあったっけ?うん、アタシ取って来るから。(かぱっとポットの蓋を外して中が無いのを確認すれば手をひらひらっと振り、笑みを振り撒こう) [Mon 26 Nov 2007 22:55:03]
お知らせ > シャジャール@隠れ家さんが入室されました。 『こぽこぽこぽ…』 [Mon 26 Nov 2007 22:47:13]
お知らせ > リリルさんが帰りました。 『…ううっ、御免なさいー(私はあらゆる意味で誤りました…明日、事件になりそうです…(涙)』 [Mon 26 Nov 2007 04:38:59]
お知らせ > ヘレラさんが帰りました。 『生殺しで良いんだナ?注文つけるのとか生意気だぞぅ。』 [Mon 26 Nov 2007 04:36:14]
リリル > …運動ですね。運動…。でももう少し健全な運動の方が宜しいのではないでしょうか…御主人様?(ご主人様の殺戮癖を何と無く理解したリリル…『…凄い人です…あらゆる意味で。』私はそう心の中から思いました。)まだ生きてても…何処から吸うんですか…御主人様?!えっ?えっ?もう一件!?(私は再び殺戮ショーを見せられてしまうのでしょうか…何と無く、私をだしに大暴れする御主人様…の様な気がしました。…そして、こうして、私は血を吸わずして、変な意味で、食欲…満足してしまいました…。) [Mon 26 Nov 2007 04:32:35]
ヘレラ > ( 青白かった身体は今現在赤一色。 3倍速く動く感。 軽い運動の後の清々しい倦怠感に伸びなんかしつつ。 ) 運動しろ運動。 身体鈍ると直ぐブーデーになっちゃうゾ? ( びっ、と左腕を振れば飛び散る赤。 吸血嗜好はないし、個人的にはこんなもの別に要らない。 欲しいのは怯える心とか怒りとか憎しみとか絶望とか、そういうの。 ) まだ生きてるよ。 ホラ、まだ暫らくは血が巡ってるし――――駄目? ならお隣でもう一軒ハシゴしてくか。 まだまだイけるぞー? [Mon 26 Nov 2007 04:26:18]
リリル > …スッキリしたんですか…御主人様…(出て来た御主人様は其れはそれは満足そうで…私は暫くの「記憶」を既に消去してしまいました。【放送禁止データ…】勿論、近所の住人の人もこの断末魔の地獄絵を聞いていたわけで…誰も出てこないですよ。普通誰も死にたくないですから。)…御主人様…差し出がましいのですが…(目の前に転がり出てきた、【放送禁止用語】の死体の山を目の当たりに…差し出されたその血の入った一本を渡されて…)御主人様―…私、「生き血」シか吸わないのですが…(苦笑しながら御主人様に顔を向ける…。「死人の血を吸うヴァンパイア」なんて聞いたことありません!そのまだ生暖かい可愛そう(?)な血を見ながらウルウルと涙を流す。合掌。) [Mon 26 Nov 2007 04:19:55]
ヘレラ > ―――――良し。 スっきりした。 ( 天才ヘレラさまも(※知力参照。)たまには何も考えないでひと暴れしないとストレスが溜まるってもの。 阿鼻叫喚の断末魔と破壊音は周辺一体に響いただろう、が―――果たして、どれだけの住人が近隣の誰かの為に飛び出してくるだろう? そんな余裕のあるヤツはよっぽどの物好きだ。 ) ホラ、保存は利かないけどナ。 好きなだけ喰え。 ( あちこち破損して血肉のむき出しになったグロ死体をゴロゴロと放り出し、少女――リルルの前に転がした。 もう10人だったのかどうかも分からないような有様だが。 ) 色んなタイプの血が纏めてコレ一本。 栄養価ありそうじゃね? [Mon 26 Nov 2007 04:10:57]
リリル > は、はいー!「御主人様」〜!!犬っころじゃなくて、リリルですよ〜(涙)(もう完全に、少女のペースです。はい。私は操り人形です。)1も10も一緒ですか?!そんな無茶苦茶な〜…いくら私でもお腹に入りません〜ゴシュジンサマ〜…ああっ…(そして…合掌…もし逃げていたら私がこうなっていたのですね。御主人様…家の中で大暴れする御主人様。もう私の手には終えません。いえ、普通の人には無理だと思います。)…ご、ご主人様…私のご飯が…あっ…ああっ…(家の中がめちゃくちゃになる参上を目の当たりに…私のご飯どころの騒ぎではない事を思い知る。)…ご褒美って一体…?ミックスジュースですか…(私はまた目が点に…ご主人様の笑い声を暫く黙って…聞いておりました…。) [Mon 26 Nov 2007 04:05:57]
ヘレラ > 御 主 人 様 Da! 勉強しとけッ犬ッコロ!!! ( ある者は怯え竦み、ある者は棒ッキレを手に威嚇、ある者は泣き出し、ある者は許しを請うた。 それらを分け隔てなく一辺倒に―――――。 ) 1も10も同じだろうッ!!! 浴びるほどッ!! 飲み尽くせッ!!! ( 狭い狭い小屋の中、暴風の如く金色の刃が荒れ狂った。 野菜を粉砕するミキサーの中身、といっても良いかもしれない。 家財道具も肉も血も骨も子供も大人も男も女も一緒くたに、撒き散らされる―――――。 ) ッはははははははははははははッ!!! ニンゲンを食い物にするっていうのはッ…こういうことだろうがッ!!! [Mon 26 Nov 2007 03:55:59]
リリル > …言い方は良く解りませんけど…とにかく凄い事は良く解りました…。(自慢げな少女に、冷や汗が頬を一つ伝う。便利な物には間違いはない様子。其れは私もそう思います。)…ゴシュジンサマ?…あの、何処からが苗字でしょうか?(私はとぼけて言っているわけではなく真面目に受け答えしました。はい、本当に。そのあとも一人で、「ゴシュ・ジンサマ」かもしれませんね…等など独り言を繰り返す事に。)え?え?行くかって〜何処に―――(そして離れて、その「ゴシュジンサマ」の暴れっぷりを目の当たりに、呆然と立ち尽くす事に…いえ、私は関係者ではありません…そんな事を考えながら…少女の私に対する酷い言い方にも気がとどかず…ただ、暴れる少女の声を聞いていた。そして奥から出てきた少女は…10人もの人を引きずりながらまた出て来るわけで…私は更に口をあんぐりと開けながらその状況に目を丸くする。)…あの、ゴシュジンサマ…これは一体?どうなってるのでしょうか?(私は恐る恐るゴシュジンサマ、に聞いてみます。) [Mon 26 Nov 2007 03:47:28]
ヘレラ > ( ナントナント、「10人」だ。 狭い小屋の癖に鼠みたいに一杯居ること――――。 ) [Mon 26 Nov 2007 03:36:59]
ヘレラ > んむ、世界博と言えど―――博って誰だ。 広しと言えど同じのはそう無いゾ。 ( 自慢げ。 様々な形状に変化させる事が出来る金翼、長らく腕の代わりも努めてきた優れものである。 ある意味―――他に誰も居ないというのは、目印を残すようなものでもあるが。 ) 好きに呼べば? いや、却下だナ。 「ゴシュジンサマ」とか呼べ。 ( 少し馴れてきた娘の口調に目を細め―――無い胸張って顎を上げてカッコイイポーズ(※主観的)。 よし、行くか。 ) 益々不審者的ナ…野良じゃァないのか。 宿に泊まれる程度に金稼いでるって事は―――強盗…が出来るようにも見えんケド。 ( ずんずんと歩き出した。 場所? テキトーで良い。 どうせ何処だって似たようなもの―――適当にボロっちい巣穴を近場で見つければ良いや。 ) 良いか? 遠慮なんぞする必要は一切無いゾ? そういうのは他人の私腹を肥やすばっかでただの自己満足だ。 できることはヤレ。 諂うな。 誤魔化すな。 こぅ――――( おもむろに、民家らしき襤褸小屋の扉を力いっぱい蹴っ飛ばした。 ) 御免下さ――――いッ!! ( 一発!二発!三発! 扉の蝶番が弾け飛び、ショボイ木製の扉が斜めに倒れる。 ) ご飯も満足に食べられない哀れな哀れな被差別対象にお恵み下さいナ―――? ほら、可哀そうだろう? 生きるために仕方が無いンだ、いらないヤツから全部寄越せッ!!! ( ガタガタと奥の方の部屋から物音が聞こえた。 間髪いれず駆け出す。 さて、何匹見つかるカナ? ) ( この発言の秒数下の桁人のニンゲンが住んでいる。 【判定】 ) [Mon 26 Nov 2007 03:36:20]
リリル > 別に遊びに来るのは構わないのでしょうけど…その翼は見るのは初めてですもの…ヴァンパイアみたいな翼でのまいしフェザリアンみたいな翼でもないし…でも、凄く便利そうに見えますね…折りたたんだり伸ばしたり?(肩を竦める少女に私は翼の事でちょっとお話をしてみました。そして名前も名乗らない少女に恨めしそうに見ながら。)…名前ぐらい教えてくれても良いじゃないですか…。(と再び口を尖がらせる。)…私はスラムじゃなくて、ちゃんと宿屋に宿泊してますもん!…スラムに居たら身が持ちませんよ…(身体を擦りながら、いかにも何かされたみたいな感じの事を口に。…まぁ、其れはそれで、「お食事」として美味しく頂いてしまった訳ですが。)そうですね…「ぎゅるるる…」お腹は正直みたいです…。(少女にあれこれ言われれば、お腹がそれに正直に答えてしまいます。)え?「ご褒美」って――(左手を掴まれて、「え?え?」と言う表情で。)えーと、一人居れば十分ですよ?一人居れば満足できます。(どうするんだろう…。凄く爽やかな笑顔の少女を覗き込みながら、ある意味興味心身でその様子を眺めています。) [Mon 26 Nov 2007 03:22:26]
ヘレラ > 遊びに来たンだから良いんじゃないのか。 空くらい飛ぶヤツは飛ぶだろうに。 ( 何処まで本気か何処まで冗談か、とぼけた顔をして肩を竦める。 品定めするような眼で遠慮なく観察し、自己紹介に自己紹介を返さず偉そうな態度。 誰に対してもこんなものだが。 ) スラムに住んでる連中なんて浮浪児と大差ないだろうが―――ほら、やっぱり餌が足りないんじゃないか。 ソレで? 丁度良いのは見つかったのか? 餓鬼のほうが不純物が少なくて美味そうだが――――そうだ、「ご褒美」。 ( ふと、さっき適当に言った言葉を思い出して口元を歪めた。 そして左腕を伸ばして少女の手を捉まえんと。 ) どれくらい欲しい? オマエ、喰い足りてないだろう? ( とても爽やかに笑った。 ) [Mon 26 Nov 2007 03:10:25]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > …むぅ、なんだか遊ばれているみたいですね…(口絵を尖がらせながらその少女を見て…)…いきなり空飛んで来る人見て驚かない方がおかしいと思いますよ…(私はその姿をまじかで確認する事となった、見た感じは本当に私とそう変わらない年ではないでしょうか…其れ位の年齢を感じさせる容姿。服装に関しては…個人の趣味だと思うので触れないでおきたいと思います。そしてその変形する翼を見ながら、不思議そうな顔をして其れを見ている。)餌って…私には死活問題なんですよ…浮浪ではないですからね…。…私はリリルと言います…。ヴァンパイアとフレイバーのフェイクです。…それで…「ぎゅるる…」(顔を赤くしながら困り顔で…お腹が空いてフラフラとスラム街に…私の主食が…「人の血」なんですよ…ああ!勿論、吸血鬼化はしないんですが…この「容姿」を見られると吸血鬼と言われてしまいますが…(ふぅー、と溜め息をつきながら、とりあえず自分の説明をして見ます。) [Mon 26 Nov 2007 03:01:39]
ヘレラ > ――――…お、そう。 フラグ回避オメデトウ―――――人様を見るなり走って逃げるとか、傷付くから如何と思うゾ? ( 返事があった。 しかもセンセイに呼ばれた生徒みたいにハッキリと、挙手してんじゃないかってくらい元気良く。 上機嫌で声の主の方に歩み寄り、その姿を確認する。 飛び立つ必要が無くなった翼は一旦折りたたまれ、十得ナイフみたいに左右に刃を広げた。 見る限り―――子供か? 否、こんな時間に餓鬼がウロウロと何をしてるっての。 ) 餌でも探してるのか、浮浪児。 ( 勝手に浮浪児扱い。 まぁ、裕福そうには見えない。 種族は今の所良く分からないが―――ニンゲンの色はしてないわナ。 人の事は言えんが。 ) [Mon 26 Nov 2007 02:50:03]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > 『…気がつかれちゃった…みたいですね…』(少女の甲高い声が聞える。最初に見た通りあの「少女」は空を飛べる。此方は地べたに這い蹲ってるしかない分、武は相当に悪い…其れぐらいは解っている…。多分逃げ回っても…見つかってしまうのが解る…此方はお腹も空いて思うように動けない訳で…『…はぁ』心で溜め息をつきながら壁際から離れ路上に出て。)隠れん坊なんてしていません!私は此処に居ます!(その翼に変えようとする、少女を見ながら声を上げる。『うううっ!わたしだって、元、異界出身なんですから!』心で何か唱えながら少女を見ます。) [Mon 26 Nov 2007 02:42:43]
ヘレラ > ( 誰に憚る事無く存在をアピールする。 どうせ誰も止めになんか来ないし、関わりたくないならコソコソと逃げ隠れするだろう。 ああ、そういえば1人だけ―――真っ向から追いかけてきて魔女ギルドまで押しかけてきたのが居たか。 アイツは直接やりあうと厄介そうだが、骸骨野郎の言う事など如何程信用を得られるものか。 此方が被害者の顔をしていれば下手な事はできまい。 ) もしもぉーし? 今誰か居たよナ? 出て御出で? こんな夜中に隠れん坊なんかしていると――――脚を落として鬼に喰われるぞゥ? ( 緩々と金属翼が空を飛ぶための形に変形し始める。 何処だ? 確かに足音がした。 駆け出すような、逃げ出すような。 空の上から見下ろして探し出して追いかけてやろうか? それとも素直に出てくるか? ) 出て御出で。 素直な子にはご褒美をあげる。 [Mon 26 Nov 2007 02:33:06]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (『うわっ…!なんだか凄い音がします!』その音にビックリしながらその甲高い少女の笑い声…こんなに静かな場所で笑ったら誰かに聞こえそうな物だけど…そして、コツコツと歩く足音…そして、駆け出すと同時に止まる音…私は壁伝いにその気配を探り、息を飲みこむ…生きた心地がしない…と言うのはこういう時に使う言葉なのですね…) [Mon 26 Nov 2007 02:25:37]
ヘレラ > ( 正直ターゲットなんて何でも良い。 いや、良くは無いか。 使える「悪人」や間接的に世の中に不幸をばら撒くような「感染源」は殺さない。 「イイコのままで居たいけど血は欲しい」なんていうのは本当、同情を誘いつつもただ存在しているだけでしっかり世の中に迷惑をかけてくれる、最高のスパイスだ。 なにせほっといたら有害なくせに、迫害しても殺しても後味は悪いんだから。 ) 夜遊び好きな悪い子は居ネか―――――? 雲間に隠れて遊び歩く悪い子は居ネか―――――? ( がりがりがりがりがり。 何か硬いものが削れ擦れる音がする。 がごん。 ごとん。 がらがらがら。 何かが乱暴に蹴飛ばされたような音がする。 不釣合いな甲高い少女の笑い声が静かな夜のスラムに響き、コツコツと足音が動き回った。 不意に――――少女が駆け出した瞬間、破壊音と声と足音が止まった。 ) [Mon 26 Nov 2007 02:12:13]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > 『わわわ!建物から降りましたよ!!は、早く逃げなくちゃ…』「ぎゅるる…」『こ、こんな時に!?…もうっ!我慢しなさいッ!』(私は、その影から逃げる様に壁伝いに、出来るだけ身を屈めながらスラム街を走り抜ける。『…あの人は嫌な匂いがします…危ない匂いです…』私は、兎に角、その危険を察知し、「回避」行動に…「ヴァンパイア」の血が何か訴えかけて居る様な気がしました…) [Mon 26 Nov 2007 02:02:23]
ヘレラ > ( 棚から牡丹餅、なんてアマウラでは言うんだったっけか。 長い事欠損したままだった左腕が再生して暫し、面倒を避けて篭っていたが―――もう良いだろう。 これはもう、私のものだ。 本当、大した手間も無かったし楽して良いものが拾えたっていう――――。 ) 何処行っても見られててロクに遊べなかったしナ…久しぶりにこの辺で良いか。 ( スラムは良い。 自警団も騎士団もそうそう踏み込んでは来ないし、何が起きても原因はそうそうはっきりしない。 オマケに其処に住んでる連中ときたら負の感情のカタマリみたいなのばっかりだし、1人2人3人4人…いや、10人消えても大して問題無いときた。 絶好の遊び場だ。 ガルンペェラヘレラは本来あんまり直球な荒事を起こすような悪魔ではなく、じわじわと世の中に悪を植えつけるようなタイプだったが――――たまにこういう遊びをして、息抜きもしていた。 ) ( 少女の眼に映る姿は相当異様だろう。 立ち上がってくるりと其方を向いたヒトガタの何かは背中の突起物を除けば酷く幼い少女の形をしている。 ただその肌の色は石膏のように青白く、髪の毛は天然自然にはありえないくらい極彩の緑色。 オマケに隠す所を全く隠さない、露出狂みたいなボンテージスーツを着ている。 ふわりと、その姿が屋根から跳び下りた。 ) [Mon 26 Nov 2007 01:54:44]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (一瞬、大きな影が空を横切るその影は私の上空を過ぎて行った。私はその影が何かと思い顔を上げる。建物の屋上にその影は降りた…人でないことは容易に解るけど…フェザリアンという感じでもないその姿に私は、目を丸くする。その不可思議なシルエットの人影…『魔、魔物?!』私は見た事もないその容姿にそう思うしかなかった。その屋上から周囲を見回すその姿に怯えながら壁伝いに歩みを速める。)…見つかりませんように…(呟きながらその屋上に注意しつつ宿に向かおうとします。) [Mon 26 Nov 2007 01:45:35]
ヘレラ > ( 何か大きな影が上空を過ぎった。 蝙蝠にしては大き過ぎ、左右非対称の奇妙なシルエットをした何かが。 それは曇り空の下、風を切って少し先の建物の上に降りる。 遠目に見えるだろうか? 金色の金属みたいな光沢を持つ、歪な翼のようなものが背中から出鱈目に飛び出した姿―――右腕の無い、人影。 それは暫し建物の上にしゃがみ込んで、周囲の様子を見渡している。 翼のような突起物は風に煽られるでもなく、飴が溶けるみたいにして蠢いていた。 ) [Mon 26 Nov 2007 01:37:42]
お知らせ > ヘレラさんが来ました。 『 飛翔 』 [Mon 26 Nov 2007 01:33:39]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (『…だから、私は捨てられてしまったのですか…お父様…お母様…』…時々、思い返しては冷たい空を見上げて息を吐く…)私が生きる…価値があるんでしょうか…生きていて良いのでしょうか…(後ろめたい気持ちで心が押し潰されてしまいそうになる…私は、自らの傷だらけの手を見ながら…いっそ、自分の手から吸血を…しかし、これは前に試した…幾ら吸っても飢えは乾かなかった。そして動物でも…動物の生き血を全て、吸い尽くしても…飢えは乾く事がなかった…「人」の「血」以外…私の身体は受け付けなかった。)ううっ…、血が…吸いたい…きっと、このままでは…衰弱してしまう…私は…どうすれば…(視線をに彷徨わせながら、ぼんやりと空を眺めた…) [Mon 26 Nov 2007 01:28:25]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > (自分の中の良心と空腹による黒い影が、私の体の中で対峙している。吸血してはいけない。そう思う心と。この飢えの渇きを満たしたいと思う心…その心を同時に私は抱えながら行動している。きっと…「血」を見てしまったら…私は私で居られなくなってしまう…そんな恐怖も同時に抱えていた。)…怖いよ…怖い…自分が…怖いよ…(私は、自分の中の黒い意思と格闘しながら、宿に戻ろうとする。でも…体は思うように動かない…私は唾を飲み込む度に…血の味を思い返してしまう。)…こんなの…ダメだよ…苦しい…(自分のこの「飢え」を何時も悩みながら…生活しないといけない…この呪われた「身体」が恨めしかった…) [Mon 26 Nov 2007 01:17:39]
銀髪に真っ赤な瞳の少女 > …はぁ…はぁ…お腹…空いた…(壁伝いに手をつきながら、暗い夜道を歩く。私は空腹に耐えていた…目眩がしてどうしようもないぐらいに、空腹で…ただそれに必死に耐えていました。)…ダメ…血なんかすっちゃ…私は…吸血鬼なんかじゃない…ダメだよ…(首を左右に振りながら必死に自分に言い聞かせる。でも…喉は渇き、人の血の味を思い出せば…体がどうしても欲しがってしまう。だから、私は…きっと「此処」に来てしまったのかもしれない…人に…男性に襲われれば…そう思って…) [Mon 26 Nov 2007 01:10:17]
お知らせ > 銀髪に真っ赤な瞳の少女さんが来ました。 『…壁伝いに歩く少女…体は振るえ何かを求める様に彷徨う…』 [Mon 26 Nov 2007 01:03:28]
お知らせ > イルさんが帰りました。 『…いや、実はあまり知らないよ。 (苦笑交じりにそんな事を答えて歩いていくだろう。)』 [Sun 25 Nov 2007 23:41:50]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『イルサンハコノ街ヨク知ッテルンダネーと、感嘆しきりの様子で彼女の後を微笑みながら歩いていく』 [Sun 25 Nov 2007 23:40:38]
イル > (体力をつけておかなければ、そういう答えに少女も強く頷いた。体調が万全ならその分だけマイナス要素が消える。つまり心身共に多少なり落ち着けるのではないか、そういう考えがあったからそう言葉を紡いだのだが、納得してもらえたのなら少女は少し安心したように小さなため息を付くだろう。) そっか…ま、そう思ってくれるのは私としては文句ないからいいよ。 (役に立てたのなら光栄だとでも言わんばかりに少女は笑顔になっているだろう。 大袈裟だって、時には良い時もあるって事かな。 そんな事を勝手に想像していた。) そうだね、行こうか。 (手を握られる事に抵抗はせず、軽く手を引くように貴女の前をゆっくりと歩いていく事になるだろう。) [Sun 25 Nov 2007 23:38:11]
ルジェ > (彼女が思っているように、吸血鬼ならば、早々に姿を消すことはないだろう。・・・しかも会ったばかりだというくらいだ。何時か、会いたくなくても再会する日が来るかもしれない。・・・そんな所までは、ルジェは考えが及ばなかったけれど。彼女の言葉に、素直に頷いて)「ウン、焦ラナイ・・・。モット体力ツケトカナキャネ」(頬を染めて、そう答えた。彼女自身が、ルジェに対して言葉を繋いで・・・それに自信が伴っていないなど、とてもルジェには思うはずもなく)「ルジェノネ?癖ソノ2。大袈裟ニナンデモ言ッチャウノ(これは、本当(汗))。・・・デモネ?ルジェ、本当ニ会エテヨカッタッテ、思ッテルヨ?」(言葉をあまり知らないルジェの台詞は、とりようによってとてもオーバーに捕われがちである。・・・最近は、本人も随分自覚しているのだが、治る見込みは、ない(おひ))(街を出るところまでつきあってくれる?と言われれば、ルジェは喜んで答えた)「ウン!危ナイカラ、一緒ニ帰ロウ」(嫌がってなかったなら、その手を握って、(いててと言いながらも(汗))微笑んで、・・手を振り払われたのなら、照れ笑いをして、手を後ろに組んで。・・・どちらに転んでも、この漆黒のスラムの街を彼女の後をゆっくりと歩いていくことに、なるだろう) [Sun 25 Nov 2007 23:28:51]
イル > そう、焦る必要は…ないよ。 (吸血鬼だというなら早々に消えるような事もないだろう。だからはにかんだ笑みの貴女に少女はそう告げた。) 大袈裟だよ、私はただ言うべき事を言っただけだし。 (少女など、所詮ちっぽけな見習い魔女のようなものだ。他人の重みを背負える程強くもなければ、励ます言葉にも自信がないのだ。) うん、しっかりと落ち着いたらもう一度考えてみた方が、良い結論が出ると私は思うんだ。 (泣き笑いの表情の貴女に微笑を浮かべながらそう言って、) ――それじゃあ、出るまで一緒に行ってくれる?一人だと心細いしね。 (そんな事を微笑しながら、出るまで付き合ってもらおうと思いそう答えていた。) [Sun 25 Nov 2007 23:20:04]
ルジェ > (彼女のその、ルジェを思えばこその言葉をただ黙って聞いているルジェ。涙は止まらないままだったけれど。ルジェは頷いた)「ソウ、・・・ソウダネ。ルジェ、イツモ焦ッテバカリダッタカラ」(涙を拭いて、はにかんで笑う。少なくとも、両手ともにケガを負い、尚且つ右手にいたっては柄を握ることさえ困難な状態で吸血鬼と再会など、命をさらけ出しているに等しい。ルジェは彼女の言葉に、素直に頷いた)「・・・ウン、有難ウ、イルサン。・・・イルサンニ会エテ良カッタ。ルジェ、一人ジャ背負イキレナカッタカラ」(背負いきれない現実だった。・・・あまりにも、それは巨大な、吸血鬼だったから。・・・ルジェは唇をかみ締める)「ン、・・・イツモ後回シニシチャウノガ、ルジェノ悪イ癖デ、サ(頭をかきながら)。大事ニスルヨ」(泣き笑いの表情で、そう彼女に伝えた。)(スラムの街は夜も更けて、闇をよりいっそう黒く染めているようだった。ルジェは辺りを見回して・・・)「イルサン、ソンナワケデ、此処結構危ナイカラ、気ヲツケテ?・・・アレダッタラ、ルジェ、コノ街抜ケルトコマデ付キアウカラ」(護衛の、多分つもりなのだろう。・・・ここで、案内するから、といえないのが、ルジェの不憫なところである(さめざめ) [Sun 25 Nov 2007 23:07:39]
イル > そう、…まあ、会った事すらないからそんな事を言うのは早計かもしれないね。 (しかし、魔女としての能力を鍛えるために通っていた場所では、吸血鬼は忌むべき存在なのだと教えられていた。その教えを行っていた人間が吸血鬼を忌み嫌う魔術師だったとは少女も知らないのではあるが。) うん、危険だからやめておいたほうがいいよ。 (貴女にとってはそんな簡単な事ではないかもしれないが、少女にはそれが精一杯の制止の言葉だった。 …後悔だけはしないでほしいしね。 そんな事を思考していた。) 衝動で動くには、危険すぎるよ。 せめて体調くらい万全にしたほうがいいって私は思う。 (それは貴女が彼女の肩の上に置く手を見ての言葉。いざという時、これでは逃げる事だって出来ないだろうと思った故である。) 弱いとか、そういうのじゃなくて…もっと自分の身体を大事にしてあげたほうがいいよ。 (身体だけではなく、心も。そう付け足しながら目を伏せた貴女を見つめている。) [Sun 25 Nov 2007 23:00:16]
ルジェ > 蓄積させておけばいい・・・などと言われて、再度会いたいと願うルジェの行動の方が無謀な行動をとっているように思える)「ウン、・・・ヤメタホウガ、イイ、ヨ、ネ」(改めて、自身の行動について、無謀さを知り、ルジェは目を伏せる。・・・いつもだ。いつも、目の前にあることでしか、ルジェは行動が伴わない。・・・結果、意味を探して、模索して・・・、危ない橋を渡る事となる)「・・・ルジェ、マダ力モナイシ、・・・会エタカラドウッテコトモ、ナインダケレド。・・・納得出来ルコトガデキルマデ、ルジェ、ドウシテモ動カズニハイラレナカッタノ」(涙を零して、ようやくそう言葉を紡ぐ。・・・目の前の彼女がルジェ自身を否定してそう言っているとは思わなかった。・・・危害を加えられた際に、今のルジェになにが出来るのだろう?・・・ルジェの思考は定まらないままだった) [Sun 25 Nov 2007 22:49:22]
ルジェ > 「存在ガ、気ニ入ラナイ?」(ルジェはその言葉の真意が判りかねていた。・・・たしかに、通常の人から見れば畏怖する存在であろう吸血鬼。・・・だが、その存在が気に入らないとの表現に、彼女自身、なにか背負っているものがあるのかもしれない、と感じた。・・・言葉には上手く出来なかったのだけれど)(会わない方が、いい。・・・恐らくは、誰しもルジェにそう警告するだろう。ルジェ自身も迷いの最中に会ったのだ。ましてや怯えを [Sun 25 Nov 2007 22:45:17]
イル > (突然の話題に戸惑った少女だったが、なにやら深く気にしている貴女を見ていれば少しずつ落ち着きを取り戻していてた。) 怖くは、ないよ。 別に強いわけとかじゃなくて、…存在が気に入らないだけ。 (ある意味では恐れているだろう。危険な存在である彼らによって自らの身内や家族を奪われてしまうのではないか、そういう恐怖は確かにある。だからこそ怖くは無いが、強くも無いと判っているのだ。そもそも普通の人からすれば、そんな怪物的存在は怖いものだろう、と。) ――そう、なんだ。 (良い吸血鬼など、いるなどとは少女も聞いた事がなかった。故の曖昧な返し。) …けど? (細くなる言葉を聞き逃さないよう、少女も同じく自分の声の音量を下げるだろう。) 助けられたからもう一度会いたい、か…。 (少女の知識では吸血鬼は気まぐれな生物だとも何かの本に記述されていたと思う。となれば…、) ――やめたほうがいいよ。 (そう短く告げる。決して相手の実力がないとか、そんな意味での言葉ではない。ただ、もし狂気に満ちて襲い掛かってきたのなら――死んだ後も後悔の念に苛まれるような、そんな事になってしまうのではないかという、そういう意味合いを込めたつもりだった。) [Sun 25 Nov 2007 22:38:05]
ルジェ > 「ソウ、・・ソウナノ」(ルジェは焦点の合った視線を返してももらい、ほっとした表情になる。・・・誰しも吸血鬼がいるなどと突然聞かされれば、良い気持ちはしないだろう。ルジェは自分が浅はかな発言をしたことを恥じた)「怖ク・・ナイノ?」(続く言葉に、今度はルジェが驚く。ルジェは御伽噺の世界だと思い込んでいた。本が好きだからこそ、想像力は膨らんで、過去の記憶が途切れたルジェを励ましてくれていたのだから。・・・ただ、それが現実だとなると、事は変わってくる)「イルサン、強インダネ。・・・ルジェ、怖クテ・・・」(目を伏せる。だったら、何故会おうとするのだろう?恐らくは、目の前の彼女も思った事だろう。ルジェはゆっくりと、言葉を繋いだ)「・・・気ヲツケナサイッテ、言ッテクレタ人ニネ?・・・良イ吸血鬼ト、悪イ吸血鬼ガ居ルッテ、習ッタノ。・・・多分、ルジェノ会ッタノハ、後ノ方ダト、思ウ。思ウ・・・ケド」(涙で言葉が、か細くなっていく)「デモ、コノ街デルジェ、自分デ見間違エテタ亡霊、ヤッツケテクレタノ!!・・・ダカラ、・・ダカラ、怖カッタケド・・ルジェ、モウ一度会イタカッタ、・・・ノ」(最後は言葉になっていたかどうか。・・・ルジェは涙を拭きながら、そう、彼女に伝えた。・・・命にもかかわる駆け引きだというのに、ルジェはその吸血鬼の真意が知りたかったのだ) [Sun 25 Nov 2007 22:15:42]
イル > ――、え? (完全に貴女の言葉に対して上の空だったらしく、少し青ざめた表情で焦点を結び、視線を見返すだろう。) …そうなんだ。 (以前に、注意しろと言われたと聞かされれば頷き、今まで出会わなかったというのは恐らく――運が良かったのだろう。 …震えてる。 肩へ触れている手が微かに震えている事に気付けば少女は逆に落ち着きを取り戻したかのように相手を見据えていた。) 怖くなんて、ない。 (危険な存在、それだけのはずだ。怖がってなどいない…少女はそういうつもりだったようだ。) 怖いなら、何故…。 (ルジェ自身判っていないというのは聞いても理解できる事、それだというのに少女は問い返す。何故ならそれはある意味、命に関わる選択肢であるのだから、と。) [Sun 25 Nov 2007 22:06:24]
ルジェ > (ルジェは俯いて、その言葉を話していたので、彼女が体を強張らせていることに気づくまで時間がかかった。・・・無論、彼女が魔女である、などどルジェの思考にはひとかけらもなく。・・・青ざめて立ちすくんでいるその姿をみて、ルジェは自身の涙を拭きとりながら、肩に手を触れた)「ゴメン、ゴメンネッ。ルジェ・・・脅カスツモリデ言ッタンジャナイノ・・・」(ルジェは予想外の相手の動揺に、目線を合わせるように体を屈めて、話を続けた)「・・・以前コノ辺リキタ時ニモ、ネ?吸血鬼ガウロツイテルカラ、気ヲツケナサイ・・ッテ、注意ヲ受ケタノ。・・・デモ、ルジェ、スグ迷子ニナッチャウカラ、入リコンジャウ機会ガ多クテ。・・・デモ、ソレマデハ、出会ワナカッタンダヨ?本当ニ」(彼女の肩へと触れた手も、恐らくは震えていただろう・・・。言葉が出ない彼女を気遣うように、ルジェ自身の潤んだ瞳を、真摯に見つめて)「・・・怖イ・・ヨネ?ルジェモ・・・怖カッタ・・・。ケド、・・・何故カモウ一度会イタイト思ッテ、気ヅイタラコノ街ニ来テタンダ」(それが、ルジェの理由。初めて、理由をもってスラムの街に来たのだった。・・・たとえそれが、恐怖の塊であったとしても。) [Sun 25 Nov 2007 21:57:11]
イル > あーそーぶーなーぁっ?! (ローブの感触を楽しんでるであろう相手に困ったような悲鳴をあげていたり。) だからもういいよ、そんな何度も謝らなくても。 (悪い事をしたわけではないのに自分が悪者みたいじゃないか、そんな事を心中で愚痴るが口には出さずにいた。) 昨日…? (昨日までは、という事は昨日なにかあったという事。少女は口を閉じ黙って貴女の話を聞こうとするだろう。そして、) ――っ?! (戦慄。 吸血鬼に、出会った…?! 魔女ともなれば、存在くらいは知っている。無論それが非現実的存在ではないという事も。 この街にある、この魔力は…吸血鬼のもの…? 少女は身を硬直させたまま、動かない。思考が凍り付いていたのだ。こんな身近に、そんな存在がいる事自体に危険を感じているという事だろう。) ――。 (言葉が発せられない、彼女自身出会った事はないが恐ろしい存在なのだという事だけは、知る。故の戦慄に身を竦まざるを得なかったのだ。) [Sun 25 Nov 2007 21:44:18]
ルジェ > 「ワー、フワフワスルッ」(抱きついて、かなーり動揺している相手の様子は完全に無視状態で(こら)、その感触を嬉しそうに確かめていた。・・・結局は、仕事の邪魔したであろう事に焦って、誤る事となったが)(信じるっていうか・・・その後のごにょごにょと呟く彼女の言葉はルジェにははっきりと聞き取れなかった。ただ、掃除の邪魔したであろうことが、胸が痛む原因で)「ゴメンナサイ、ルジェ、・・・怪シイ人ダッテ思ッタリ、失礼ナコトバカリシチャッテ・・・」(しょぼんと肩を落とすルジェ。・・・ぺこりとおじぎをしてから、ルジェは、はっと気づいたように、先程の話の続きをする)「・・・ネ?ルジェ、ソンナニ危ナイ場所ッテ、思ッテナカッタノ。・・・昨日マデハ」(そうはなしていて、言葉が上手くみつからなくて。・・・唇を噛んだ。・・・言うべきか、言わざるべきか、で、悩んでいる風だったけれど。思い切って言葉を続けた)「本デ読ンダコトノアル・・・。血ヲ求メル者。・・・吸血鬼ニ、出アッタノ・・・」(思い出したらば、涙がこみ上げてきて。・・・ルジェは目をこすりながら、彼女に呟くようにして、伝えた) [Sun 25 Nov 2007 21:36:23]
イル > ――あ、そういう事かぁ。 (貴女の証言を聞けばなんとなく理解したらしい。 鍛錬所とか酒場…多分途中の道で方向感覚が狂ったりするんじゃないかな。 そんな事を勝手に思考していた。) 怖いと思うならあまり来なければいいと思うけど…そうもいかないんだよね。 (先程の話を聞けばそれくらいは理解できる事。来たくなくても来てしまうのだから、仕方が無い。) 信じるっていうか…、まあこれだけの魔力があれば…。 (それは貴女に聞こえるかどうかの声。下手をすると魔女だという事がばれてしまうのだが、本人はまだ気付いていないらしい。) ってわーっ?!な、何で抱きつくのっ?! (同意に対して嬉しいのは理解できる、しかし抱きつかれたのは不意だったために仰天したような声をあげてしまった。) は? …掃除? (箒については魔女としての所持物である、が、ルジェはそれを知らないはずなのだ。その為掃除という考えは、ある意味正しい。) え、いや、えっと…。 (掃除をしているわけじゃない――そう答えようとしたが、それを言った場合魔女とばれる可能性もあるだろう。だから少しばかり思い出した警戒心でそれを止める。) …そ、掃除は終わった所だから、そんなに気にしなくていいよっ。 (謝られた事に対しとりあえずはこう言い返していた。) [Sun 25 Nov 2007 21:25:08]
ルジェ > (彼女の思っていなかった?・・・との疑問符に、ルジェは素直に頷く)「ルジェネ、迷子ニナリヤスイノ・・・。鍛錬所行コウト思ッテ此処ニツイテタリ、酒場行コウトシテタラツイテタリシテ・・・」(とまあ、自分の方向音痴をもろに暴露してしまう発言をして。・・・本人には、あまり自覚がないのだが)「ネ、コウイウ場所ッテ、ナンカ怖イ・・・ヨネ」(しょぼんと肩を落とすルジェ。・・・毎回何故この場所に来てしまうのか・・・。それはひたすらに、方向感覚が鈍っているほかはなかった。・・・何時もならば。珍しく今日は、本当にこの場所に確かめたい事があってきたのだ)「ルジェノ言ッタコト、信ジテクレルノ?・・・ウン、ルジェ、ソウ思ウ」(実は、茶化されるのではないかと、一瞬不安だった。思わぬ同意の言葉に、ルジェは嬉しそうに微笑んで、抱きつく(最近甘え癖悪いので、申し訳ない(汗))「アレ、箒?・・・オ掃除シテルノ?」(抱きついた際に、その背中にある大きな箒に目が留まった。もしかして)「オ掃除ノ邪魔シチャッタノ!?ゴ、ゴメンナサイ」(慌てたように体を離して、謝った) [Sun 25 Nov 2007 21:08:32]
イル > う、ううん…気にしなくていいよ? (確かにこんな暗闇の中で突然目の前に現れたら驚くだろう、とも思えば、) く、首が浮かんでた…、なるほど。 (辺りは暗く、少女の服装は漆黒のローブ。冷静に見れば判るだろうがなんらかの理由があれば別の話になるだろう。 …小さい頃同じような目にあった気がするなぁ…。 そんな事を心中で思っていた。) 思ってなかった…? (危険だと思っていなかった、とは危険だと知る理由があったからだろう、その点に首を傾げる少女。) 気にしなくていいよ、こういう所で一人でいると怖いものだし。 (考えてみれば辺りが大分暗いなと今更気付く少女であったのだが。) ――へ? (お化けが出る、という言葉を聞けば少し彼女は唖然とした表情になるが――すぐに真剣な表情を取り戻す。半目だから関係ないけどねっ!) …やっぱり貴女もそう思う? (怖がらせる意味ではない、少女自身不審な――そう、例えば幽霊のような魔力をこの付近で時折感じている。魔女としての直感ではあるのだが。尤も貴女がこの少女を魔女だと理解するかどうかは判らない、背に大きな箒は背負っているけども。) [Sun 25 Nov 2007 21:00:22]
ルジェ > (ルジェの悲鳴に相手もえらく動揺してしまったようだ(そりゃそうだ))「ア、ゴ、ゴメンナサイ」(ルジェは上がってしまった息をどうにか取り戻そうと深呼吸を一つして。・・・見れば手からも随分汗をかいていたようだったので、ローブで汗を拭う)「エ、エーット。顔ガ浮カンデルミタイニ見エタカラ・・・」(先程自分が感じたとおりの事を伝えて。・・・その漆黒のローブへ恨めしそうに視線を落とす)「ン・・・。ルジェモネ?アマリ危険ダッテ、思ッテナカッタンダケド。」(さて、どう説明したら良いものだろうか。・・・ぶっちゃけ、まだ少し怯えが残っていた。彼女ほどには、ルジェはスラムの街そのものの街並みを理解していない。・・・何分毎回迷いこんでいたのだから)「イルサン?・・・ウウン、ルジェノ方ガ驚カセチャッタミタイデ。ゴメンナサイ」(ぺこりとおじぎをひとつして、謝った。・・・彼女に信じてもらえるかどうか、一瞬悩んだのだけれど、とりあえず口にして)「・・・危険ダヨ?此処。・・・オ化ケデルモノ」(表情はいたって本気である) [Sun 25 Nov 2007 20:53:07]
傷だらけのローブの少女 > え、ええっ?!な、何?! (いきなり悲鳴をあげられ、なにやら武器に手を添えたのを見れば彼女も驚き戸惑った。 え、何、私なんか危ない人扱いだったの?! などという妄想を繰り広げた。) い、生きてるよっ、人をお化けみたいに言わないでっ?! (気が動転してしまったのか少し声が裏返っている。 へー…ルジェさんね、うん。 頭では冷静に対処していたのは何故だろうか。) そうなの? 特に危ない場所には思わなかったんだけど…。 (簡単な構成図は持っているが土地勘がまだあまりない彼女。その為に危険な場所だとは知らなかったらしく聞き返して。) …って、名乗ってもらったのに名乗らないのは悪いよね、私はイル。 なんだか脅かしちゃったみたいでごめんね。 (声色はとりあえず落ち着きを取り戻したらしく、脅かしてしまった事を詫びた。) [Sun 25 Nov 2007 20:43:56]
ルジェ > (ルジェが暗闇の先で、精一杯の視力でその姿を確かめようと試みた)「・・・・?人?」(それだけが、判ったのだが、・・・なんだか首だけが暗闇に見えて、暗闇に浮かんでいるようで、かなり怖い)「キャ、キャアーーーッ!」(ルジェは何かの化け物かと思った。・・・とっさに、ショートソードに手を添える。・・・もちろん、握れないことは判っていたため、態度で少なくとも丸腰ではないことをあらわせようとして・・・)「・・・ヘ?」(相手からの、声が、聴力の良いルジェの耳に聞えて)「ア、ルジェハ、・・・ルジェダケド・・・。アナタ、生キテルノ?」(よーく目をこらしてみれば、自分と同じようにぼろぼろのフードを被っていて。・・・その色が、また間の悪いことに漆黒だったのでルジェは見間違いしてしまった)「怪シイ人間ッテ・・・・」(ルジェはきょとんとした表情で、その台詞を聞き、どうしたものかと頭をかく。・・・とりあえず、化け物は撤回して)「・・・アノ、アノ・・・。危ナイヨ?・・・コンナトコ歩イテルト」(ルジェは鞘から手を放して、自分の事はずーーっと高い棚に預けてそんな言葉を伝えた) [Sun 25 Nov 2007 20:37:25]
傷だらけのローブの少女 > んー…やっぱりもっと表通りじゃないと――。 (そんな呟きを発しようとした時だった。それは「誰?」という、問い。 …え、人? 襲われる事が最近はなく、すっかり警戒心を薄めていた少女はその問いに首を傾げ聞こえた方へと視線を向ける。) ……えっと…? (そこに見えるのは背の高い女性、ではあるが――なにやら怯えたような目をしている事に気付き困ったような表情を浮かべる、半目のまま。 ――そっちこそ誰って…問い返す場面じゃないよねー…。 女性から少女の姿が見えているかどうかは判らない、何せ少女のローブは漆黒。下手をすると少女の頭部くらいしか見えないのではないだろうか。) べ、別に怪しい人間じゃないよっ? (傍から見るとものすごく怪しい台詞であるが、こういった場面に遭遇した事のない彼女は内心困っていたという。) [Sun 25 Nov 2007 20:30:30]
ルジェ > (ルジェはすすけた石畳の道で、立ち往生していた。・・・あまりの暗闇に、周囲があまり見渡せないルジェ。・・・消えかかった灯火が、いくつか道々で揺れている。)「駄目ダ、ルジェ・・・。コ、コンナンジャ・・・」(唇をかみ締めて、肩を震わせた。・・・と、なにか気配を感じる。静かに呼吸を戻せば、石畳の上をかつかつと、足音が聞えて・・・)「ダ、誰?」(ルジェには、その姿がよく見えなかったが、振り向きながら、怯えるような目でその方角を見た) [Sun 25 Nov 2007 20:19:26]
傷だらけのローブの少女 > (悩むように唸りながら、その少女は近くにいるであろう女性の気配には気付かないようで、俯いたまま歩いていく。) やっぱり、お金をケチるのがいけないのかな。 (借家探しに出来れば安いものが良いとの事でこの辺りならあるかと思ったらしいのだが、実際成果はなく今に至るというわけである。見た目はまるでどこかで戦闘でも行ったのかというくらい少しローブが傷ついている。) [Sun 25 Nov 2007 20:15:28]
お知らせ > 傷だらけのローブの少女さんが来ました。 『…ふう、やっぱりいい所ないなあ…。 (路地裏からとことこと、少女が姿を現す。)』 [Sun 25 Nov 2007 20:13:03]
ルジェ > (だからなのだろうか・・・。あれほどまでに手が冷たかったのは。・・・ルジェは無意識だったとはいえ、真実の亡霊ではなく、架空の亡霊のほうに気をとられてしまっていた)「・・・ルジェ、ドウシタインダロウ・・・。会エタトシテモ、マタ、怖イダケナノニ・・・」(なにを確かめたいんだろう?良い吸血鬼なのか、そうではないのか?・・・だが、去る前の怯えを蓄えておくがいい、その台詞が雄弁にその吸血鬼の危険性を物語っていた)「・・・痛イッ」(苦痛に顔をゆがめる。・・・さすがに今日は、チャームは家においてきた。危険が伴うかもしれないと思ったからだ。・・・ルジェ自身は、どうなのだろうか?危険性を越して、返りみている自身の行動に・・・)「ハァ、ハァ、ハァ・・・。ル、ルジェ、ドウシタラ・・・」(答えが出せず、体の痛みに顔をゆがめて、そこに立ちすくんでいた・・・) [Sun 25 Nov 2007 20:03:11]
ルジェ > (御伽噺かと、思っていた。・・・VHGの者にその話を聞いたときには。・・・実際ルジェは、吸血鬼など、見たことがなかったのだから。)「ハァ、ハァ、ハァ・・・」(ただ、今どうしてルジェはスラムの街に再び足を踏み入れたのか、理解出来ないでいた。・・・万一再会できたとして、今度は飢えていたりした場合、真っ先に餌食になってしまうだろう。戦慄が、体中を走った)「・・・デモ、デモ・・・」(口を大きく開け、ぎらりと光ったその牙が、恐怖を増長させたのは、言うまでもなかった。・・・ただ、ルジェは一つ、物事に捕われたならそれを追求してしまう癖があって)「ドウシタラ、イインダロ?ルジェ・・・。判ラナイ、判ラナイヨッ・・・!」(走る速度が速くなってくる。ルジェの焦りの気持ちを表しているかのように。ぱたぱたと、ある程度走り切ったところで、再度足を止める)「此処・・・ダッタッケ?」(ルジェは胸を押さえて、あたりを伺った) [Sun 25 Nov 2007 19:36:35]
ルジェ > 「痛イッ・・・!!」(ルジェは、一昨日からの傷がまだ治っていない。顔を苦痛にゆがめて、それでもなんとか立ち上がって、あたりを見回す。昨晩よりも、深い靄がかった街並み。ルジェは思わず身震いをした)「・・・オ化ケガ、・・・ウウン、オ化ケニ見エチャウノモ、無理ナイヨネ」(息が上がって辺りを見ている。・・・深い暗闇に、ルジェは背筋が凍るのを感じた) [Sun 25 Nov 2007 19:27:27]
ルジェ > (VHGに相談に行くべきか、悩んだ。・・・が、ルジェにはその場所が判らずにいて。・・・名前を伝えることが、かえって昨晩の者の命を縮めることになったなら・・・複雑な思いが、ルジェの心を支配していた)「・・・エット、コッチダッタッケ?」(ルジェは膝に手をついて、辺りを見回す。・・・昨晩は、自分の力のなさに、ただの布切れが亡霊に見えてしまっていた。・・・心根の弱さがつくづくルジェ自身を苦しめる。)「・・・・アッ!」(石畳の道に足をつっかけて、転んでしまい、体をひどく強く打ってしまった)「イ、イタッ・・・」(ルジェは苦痛に顔をゆがめて、なんとかおきようと、体を動かした) [Sun 25 Nov 2007 19:18:52]
ルジェ > (昨晩、あれほどの衝撃を受けた場所へ、もう一度向かう為にぱたぱたと石畳のスラムの街を走るルジェ)「ダッテ、ダッテッ!!」(吸血鬼には、良いものと悪いものがあるって、聞いた事がある。・・・怯える姿を欲しているあの者は恐らくは、近づくと命取りになりかねない、そういった類のものなのだろう。・・・けれど)「助ケテ、クレタジャナイ・・・。ルジェ、ドウシタラ、イイノ?」(周囲を伺うが、ただでさえ道に迷いやすいルジェが、たやすく同じ場所にいけるはずもなく。) [Sun 25 Nov 2007 19:11:14]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 [Sun 25 Nov 2007 19:08:32]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『パタン…家の戸を閉じた。』 [Sat 24 Nov 2007 23:31:22]
シャジャール > اَللهُ أَكْبَرُ(アッラーは偉大なり)…待ってるよ。(にこり、笑みを返そう。)……そりゃ…ハプテスの言うことは嫌いだしね…(とりあえず、宗教上の問題ということにしておいた。ミザリーがいたら…事前にもっと話を聞けていたら…ここで手を取り合うこともあったのだろうが……時の流れは今回はそれを許さなかったようだ。)スレイブ……じゃあ、またね?(自分の名を名乗るのに、考える必要は無い。偽名か……今度会った時は本名教えてくれるのかな…そんな事を考えながら) [Sat 24 Nov 2007 23:30:35]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『スレイブ… ( 何にもかもが無かった時の名前、それを久しぶりに口にした )』 [Sat 24 Nov 2007 23:25:59]
ヴァネッサ > えぇ、今度機会があったら… ( 勧誘の言葉には曖昧な言葉を返す。どうにも、宗教は好きにはなれないからなのか、それでも嫌いではない。 まだ、知っているものが少ないせいもあるだろう。 時間があったら読んでみようかとちょっとだけ思った ) 頭おかしいとかは言わないんですね… ( そっと自虐的な笑みを返した ) 私は、少し行くところが…ありますから… ( 相手のお誘いは、正直うれしかったが、これ以上家族の温かみを見ていると、また泣いてしまいそうになる ) 名前ですか? そうですね…、 ( しばしの間を置いてから ) [Sat 24 Nov 2007 23:20:13]
シャジャール > アッラーを信じるって言うのも悪くは無いと思うよ?今度経典読んでごらんよ?(宗教を持たないのなら勧誘しよう。アララマはハプテスとは違う。)…吸血鬼が…かわいそう?…変わってるんだね、アンタ。(思わず笑みを浮かべて返そうか…。こちらも相手がヴァンパイア…ましてやエルダー種などとは思いもしない。)うん、そんな言わないでも……(どこにも行かないから…とはまだいえなかった。)……ねぇ、アンタも…寒かったら……(老人の手を取りながら、家の方向へ歩きながら一度振り返る。寒かったら、家の戸を叩いたら良い…というのは許される言葉なのだろうか?)名前、なんていうの??(去りながら、最後に問おう) [Sat 24 Nov 2007 23:01:15]
お知らせ > 老人さんが退室されました。 『(それが、家族というものだと、おもうから――)』 [Sat 24 Nov 2007 22:52:44]
老人 > ( 吸血鬼だって、生きてるし、かわいそう。 ) ――そう、思えるのなら。その思いは、いつか、貴女の元に、かえってきますよ。 ( 女性の言葉に、静かにうなずく。HHに協力するかたちのこの老人も、元はといえば、ごく普通の生活をしていた。それが色々あって、ねじれて、崩れて、しかしようやく今、戻ろうとしている。この、シャジャールのおかげで。実の娘をいつくしむようなまなざしを、シャジャールに向けて、老人は微笑む。 ) そうか! もどってきて、くれるか――ありがとう。ありがとう、シャジャール。 ( 妻も、キット喜んで迎えてくれるだろう。探し回ってよかった。あえてよかった。言葉を聴けて、ほんとうに、よかった。 ) さぁ、わたしたちもいこう。――なにがたべたい? どんなことがしたい? もう、お前に窮屈な思いなど、させたりしないよ。 ( だから話そう。ゆっくりと、火を囲んで。暖かい家で、家族3人で。今度はシャジャールの言葉をよく聴いて、それに答えてあげようと思う。この子が安心して、自分でいられる場所を作ろうと思う。シャジャールと手を繋ぐように、その手を差し出して。 ) [Sat 24 Nov 2007 22:52:29]
ヴァネッサ > 宗教…かぁ ( 無神論者。一応、そうなってはいるが、ほとんど無関心に近い。ただ、神をあがめたりはしない。 相手の犬歯、それは見えた。見えはしたが、普通の老人の前だ。それを指摘するような真似はしない ) 吸血鬼だって、生きてるし…ちょっとかわいそうだなぁ…って ( ボソボソと自信無さそうに言う。この少女の中での生きるとは、存在すること。周囲にそれを認められていること ) いいですね… ( ご老人の言葉、二人の並ぶ姿を見て、心の中につめたい風が吹いた。 戻るところがなくなってしまった自分とは大違いだ。うらやましいと思った。でも、それは壊してはいけないとも思った ) 夜は…冷えます、早く戻ったほうがいいですよ…ね? ( その老人がハンターハントと関わりがあるなんて、夢にも思わない。女の方が、ベルゼルガと関係があるということもまた同じで。 そして、自分はお邪魔になるといけないからと、その場を去ろうとするだろうか。行くあてはない、何かを捜し求めるように彷徨うだけ ) [Sat 24 Nov 2007 22:39:29]
シャジャール > アララマ教徒だけだけどね?アタシもそうだから、他の国に来るとちょっと羽目を外したりもするんだけどね?(ぺろっと、舌を軽く出して言う。意識していれば発達した犬歯が見えるかもしれない。)………吸血鬼が捕まったって言うのに、あんまし嬉しそうじゃないんだね?(これは不思議そうに問おう。今は普通だけど、泣いてた。うん、間違いなく泣いてた。)家族…うん、えぇっと……(この際、自分の祖父ってことにしても良かったが、こちらが口を開く前に老人が正直に語り始める。それには黙って耳を傾けていたが…)…………(やっべぇ〜…これ、マジで帰れないかもしれない。軍曹、ウルス、皆…そん時はゴメン…。等と言ったことを考えてしまって、少しつぅっと冷や汗が頬を伝った。)…そんなこと無いって。おじいさんも冷えるでしょ?家に帰ったらお茶でも入れよう?(よくもこうも口が回るものだ。自分自身で思う。でも、悪くないな…本気でそう感じてしまった。) [Sat 24 Nov 2007 22:23:07]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 [Sat 24 Nov 2007 22:17:27]
老人 > ( 最初、幻を見たのかと思った。捜し求めるその想いだけが先走り、風の音を聞き間違えたのかとも思った。 ) お、おぉ――ぉ―― ( いや、違う。この声も、背中を叩く、感触も。昨日であったばかりの存在であっても、しっかりと覚えている。そして――振り返り、そこに捜し求めていた物を見つけたとき。老人の両目から、熱いものがあふれた。 ) シャジャールっ! おぉ――ここに、いたのか―― ( 震える手を持ち上げて、カンテラを放り出さんばかりに、地面に下ろし、両の指先をそっと娘の褐色の頬に近づけてゆく。 ) 許す? ――いいや、それは私のほうだよ、シャジャール。すまなかった。お前の気持ちも考えず、年寄りのわがままをおしつけてしまった。 ( 娘をみつめる老人のその顔は、安堵と喜びと、そしてぬくもりの色をたたえていた。それから、ようやくもう一人の女性に気づいたようで、そのことを恥じるように、礼をした。 ) 家族――たぶん、わたしや妻がそう口にしても、この子はとまどうだけでしょう。――実際、昨日であったばかりです。 ( けれど、と老人は首を横に振って、シャジャールを見る。その顔には、深い優しさと、己がこれから漏らす言葉への、確固たる自信が満ち満ちていた。 ) それでも、私や妻は――この子のことを、本当の娘のように思います。息子や娘たちに先立たれ、長い間年寄り同士身を寄せ合ってきた私たちのもとに、この子がやってきた。それだけで――私たちは、シャジャールを娘だと受け入れることができたのです。 ( そっと、シャジャールの肩に、手を置くようにして。 ) [Sat 24 Nov 2007 22:16:03]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 [Sat 24 Nov 2007 22:06:32]
ヴァネッサ > そう、なんですか…? ( ここヴェイトスに居ると、そういった各国での決まりごとだとか、風習がごちゃ混ぜになってしまっている。 それで、ほとんど気にはしなかったが、よく考えてみればそうだ ) ――、どうしました? ( まるで涙など無かったような表情で。 初対面の人に涙や弱さを見せるなんて出来ない ) ――、ぁ ( そうか、この人にはちゃんと帰れる場所があるんだ。頼れる場所があるんだ。 老人と相手のやり取りをみて、勝手にそう思ってしまった。 実際の二人の関係や、女の方の素性はまったく知らない。故にそんな想像が膨らんで ) いいですね…、ご家族…ですか? ( やんわりと笑みを造って見せながら、聞いた ) [Sat 24 Nov 2007 22:04:25]
褐色肌の娘 > 例えばさ、女性はあんましこうやって髪とか腕とか出しちゃいけないんだよ?(自分の黒髪を弄りながらそう言う。目の前の少女は明らかにホワイティアだ。結構目立つだろうなぁ、などと思い)………(あれ?っと思った。泣いている?吸血鬼が逮捕されたというニュースで?一般人ならここは喜ぶ、もしくはせめて安心感を感じるところではないのだろうか?)あ…あぁっ、おじいさんっ!ゴメン、アタシはここだよ!(それが自分の身の回りの世話をしてくれている老人だと気がつけば、慌てて駆け寄って、その背中をぽんぽんっと叩こう)許しておじいさん。来るって言ってた人が来なかったから、寂しくってつい…(昨日会ったばかりの老人だったが、真摯な姿に、少なからず同情はあった) [Sat 24 Nov 2007 21:53:42]
老人 > 訂正:リーチではなく、ジャジャール、です。すみませんでした。 [Sat 24 Nov 2007 21:51:28]
老人 > 頼まれたんだ――わたしは――それ以上に――お前のことを、おもって―― ( この寒さのなか、質素な服だけで、どれだけの時間さがしまわっただろうか。家に残してきた妻のことも心配だが、何よりも、今は―― ) お前の、ためだと、おもっていたんだ――閉じ込めることが、まもることだと―― ( だが、それは違った。あのこは、そのことが嫌で、でていった。間違いないだろう。そんなつもりは、なかったのだ。だからこそ、よけいに胸が締め付けられる。いまも、どこかで、危険に晒されてはいないだろうか―― ) わるかった――わたしたちが、わるかった。だから、せめて、姿をみせておくれ――なぁ――リーチ―― ( 姿の見えぬ相手に、聞こえていることを願って、必死に、必死に呼びかける。その声は、もう二人がいる場所のすぐ近くまできていた。 ) [Sat 24 Nov 2007 21:49:09]
ヴァネッサ > えぇ、十二分に気をつけます… ( どこの国だって気をつけなきゃいけない身の上だ。異文化も学んでみれば面白いものかもしれないと思いつつ ) え、えぇ…。 噂にはあまり敏感な方ではないので… ( 大まかな情報しか入ってこない。 しかし、あの子はどうしてあんな人目の触れるところで騒ぎなんて起こしてしまったのだろう。 もう、あの子と会うことがおそらく無理だと思うと、目の端から涙が零れ落ちそうになる。 しかし、零れ落ちる前にそれを袖でぬぐった ) ―――ッ ( どこにも足をつけられない不安の中、どこからか聞こえてきた声にビクっと肩を震わせた。寒さのせいで震えたようにも見えるくらいのものかもしれない )( 内心、拠り所の無くなった今では、群れていたせいで気にすることの無かったVHGへの恐怖が、徐々に掘り起こされてきて ) [Sat 24 Nov 2007 21:39:06]
褐色肌の娘 > 文化が違うから覚悟した方がいいかもよ?(覇気の無い相手に肩をすくめながら、言う。)ん、鍛錬場ってのは知らなかった?…えぇっと…アタシ、何かヤバイ事、言っちゃった??(声を切らしながら言葉を発する相手の様子に、顔を下から覗き込むようにして問う。何か、泣きそう?)……あ…?(背後から僅かに聞こえてきた声にそちらを振り返るだろう。ひょっとして…) [Sat 24 Nov 2007 21:29:50]
老人 > ( 男は、皺のよった顔をしかめさせながら、カンテラを片手にスラムの通りを見渡していた。 ) どこだ――どこへ、行きおった―― ( 喉を震わせながら漏らす言葉は、問いかけにも似ていた。すっかり少なくなった白髪を隠すように、よれたベレー帽をかぶり、いなくなってしまった子供をさがすように、切ない声音を寂れた街にひびかせる。全ては、己がうとうとと眠り込み、目覚めるまでの間に、起こっていた。いるべき人物が、そこにいない ) 窮屈――そんなに、いやだったのか、なぁ――よ ( 言葉はところどころ、強いかぜにかき消され、細い体を押すように、前へ、前へと運んでゆく。ヴァネッサやリーチのいる建物のほうへと。 ) [Sat 24 Nov 2007 21:27:30]
ヴァネッサ > いつかは行ってみたいものね… ( そう、呟くに留まった。想像はつかないけど、きっと悪いところではないのだろう。そう、今の自分にとっては、どこでも変わらない。 足場の無いところならどこでも ) 鍛錬、場…? ( 知らない情報だった。 彼女は、あの子は、ミザリーは何でそんなところに言ったのだろう。散歩だったのだろうか…それは今の私わかるはずもなかった ) 吸血鬼、が…捕まったそうで… ( 泣きたい感情があふれ出るのを何とか止めつつ、言葉を発した。 ミザリーと同じところにぶち込まれることを彼女は望んでいるだろうか。 主観でしかないが、それは違うと思った。傷を舐めあって一緒に死ぬくらいなら、復讐を果たすべきだ。 でも、そんな勇気は、何度も言うようだが、無かった ) [Sat 24 Nov 2007 21:22:14]
お知らせ > 老人さんが入室されました。 『(建物の外から聞こえる足音――)』 [Sat 24 Nov 2007 21:18:08]
褐色肌の娘 > (ひょっとしたら外の人間なら何か知らないか、などと言ったことを考える。) [Sat 24 Nov 2007 21:12:32]
褐色肌の娘 > 知らない?通いとこだけど…良いとこ…かもしれないよ…?(リャルオスの風土や食べ物は好きだったが、そもそも国では迫害されてきた自分。素直に“いいところ”とは言えなかった。)う〜ん、そりゃ外にいればそうかも知んないけど…最近ほら、凄く物騒じゃない。昨日だってほら、鍛錬所みたいなとこで凄い騒動あったみたいだし…(確かに、暖炉も無く外にいたら氷のように冷たくなってしまうだろう。寒さに慣れてる、との言葉に、暖を取る手段にも事欠いているのかなぁっと少し同情の視線を送った。そして、世間話のように話を続けた。昨日の御者から聞いた話…“サラ”がVHに逮捕された。それが鍛錬場などという公共の場で行われたということに驚いたが、それ以上の情報を得ることはできなかった。隠れ家には新聞の差し入れもなかったから…。) [Sat 24 Nov 2007 21:11:44]
ヴァネッサ > ――――― ( 握った相手の手は暖かかった。そして、自分は冷たかった。何故だか、少し嫉妬した ) りゃおす…? ( 聞いたことのない地名だった。もとより本とかはあまり読まないから、アマウラとかそういったところしか知らなかった。 相手の笑みには、簡単に笑みを返すだけで終わる ) ――ッ、そうですか…? スラムにいる人なんてこの時期、誰でもこんなものですよ… ( 一瞬、心臓を握りつぶされるかと思うほどの衝撃を受けたが、それを沈めつつ、平静を装いながら答えたつもりだ。 他から見て、どう見えるかはわからないが ) それに、もともと寒さには慣れていますから ( 最後にそう付け加えた ) [Sat 24 Nov 2007 20:59:59]
褐色肌の娘 > ………っ(ヴァンパイアではなく、あくまで吸血生物である自分。普通の人間同様の体温がある。ならば、こちらは相手の体温の低さに気付いてしまうだろう。…ぴくりっと震えた。)え…あぁ、まぁね。出身はリャルオスだけど、ここ長いから…(そういえばそんな風に言われた事もあまりないな、とかえって新鮮なものを感じて笑みを返そう。)ねぇ、アンタ、体冷えてるのね。ヴァンパイアみたい…(…ちょっとからかう位のつもりで言った。こんな場なのだから、ヴァンパイアがいてもおかしくは無いので、全く疑っていないわけではなかったが…) [Sat 24 Nov 2007 20:47:49]
ヴァネッサ > …すいません ( 弱弱しく、手を借りて立ち上がる。相手も自分と同じく体温のないものだとすれば、温度差があるのだろうか。それはわからない。今の自分は温度と言うものを感じれるほどに、意識が身体に回っていない  ) あ、どうも… ( 初対面の人に気遣ってもらうと、どうにも居心地が悪いと言うか、申し訳ない気持ちになりながらも、相手の差し出した布を受け取るだろう ) 共通語…使えるんですね… ( あまり見たことのない服装だったからだろうか、ついそんな言葉が出てきた。 ほとんどヴェイトス共通語しか話せない自分にとってはそれはうれしいことだが ) [Sat 24 Nov 2007 20:39:54]
褐色肌の娘 > …そう?こんな場所での一人歩きなんて…(立ち上がろうとする相手に手を貸してしまうだろう。それほどに、無防備で弱弱しい姿だったから…。相手の体温の低さには気付けるだろうか?)ほら、顔にも泥ついてるよ。これ、使いなよ…(汚れた顔を拭かせようと、布を取り出し渡そうとするか…。ちなみに、プロというのは潜入中の自分自身の話だったりする) [Sat 24 Nov 2007 20:30:18]
ヴァネッサ > 痛い… ( 地面とキスしながら、ボソっと呟いた ) ――ぐッ、ぅ ( 自分で立とうと、両手を地に着いて、力を入れて立ち上がろうとするが、怪我をした腕がじくじくと痛む ) あ、いぇ…大丈夫です…ホント… ( 痛みを堪えながらも立ち上がる。服についた砂埃を払いながら、駆け寄ってきた人物には、軽く笑みを見せた。作り物のの笑みだが、初対面の人と話すには今はまだつらい ) ちょっと考え事していて… ( 実際はその逆だった。 それと、別段プロというわけでもなかった ) [Sat 24 Nov 2007 20:23:41]
褐色肌の娘 > (ドサッという音を聞けばびくりっと体を震わせる。しまった、人がいたか!?自分の迂闊さを呪いながら、体を低くし、そちらを見れば…)……なんだ、行き倒れか…(ほぅっと胸を撫で下ろす。見れば若い娘なのだろうか、自分と容姿的には大して変わらない若さに見える。別に珍しいことじゃない、怪我をしてるみたいだし…まぁこんな場所で自業自得という奴だ。そう思い…建物に入ろうと身を翻し…)……あぁ〜っもぅっ!!(かけたところで、一度唸りながら空を仰ぐと、再度向き直り…)ちょっと、アンタ大丈夫??(プロとして失格だな、等と思いつつ少女の側に駆け寄るか) [Sat 24 Nov 2007 20:12:44]
ヴァネッサ > ( 疲れとかそういうのじゃなくて、精神的に参ってしまっている状態で足元がふらついている壁伝いに身体を支えながら移動するのが精一杯で。 そんな状態では、相手の言葉など聞こえるはずも無く ) ―――あ、ッ ( 何か小石か何かがあったのだろうか、気が付いて声を出したときにはすでに、身体は自分では対応できない状態で、このまま地面に吸い寄せられて、ドサ、と音を立てて地面とご対面するだろうか ) [Sat 24 Nov 2007 20:03:26]
褐色肌の娘 > (多少耳を澄ましていれば、何とか聞き取れる程度の声だ。) [Sat 24 Nov 2007 19:56:51]
褐色肌の娘 > 昨日からあんな窓も無い部屋に押し込められたら、頭おかしくなるっての!おじいさん達もう寝ちゃったし…(昨日、この家に連れてこられて御者の男に身の回りの世話をする、っと住人の老夫婦を紹介された。時折見回りにくる…っと、“サラ”は伝言していたが……。)捕まっちゃったって…なぁにやってんだろ、まったく…(ヴァネッサの存在に気付かず、少し気が抜けていたせいかもしれない。一歩、ドアから踏み出すと凝った体をほぐすように、ぐぃぐぃっとストレッチのような動きをする。) [Sat 24 Nov 2007 19:55:13]
ヴァネッサ > ( ハンターハントに所属をしているものの、あまり情報と言うものを集めることをしなかったということと、あまり興味を持たなかったと言うことが原因かもしれない ) [Sat 24 Nov 2007 19:49:31]
ヴァネッサ > ( もう、ハントの他のメンバーと連絡を取る手段はない。ハンターギルド内部に入り込んだ、雇われの人との連絡を取っていたのもミザリーだった。どうやって連絡をとっていたのかわからないし、わかったところで、どうしようもない ) 一人… ( 何かじわっとしたものがこみ上げてきそうになった。 それを必死に抑えながら、ふと、物音のする方に視線をやった ) ――――― ( その視線の先に居た人物。知らない人だった。当たり前だ。ここはスラム。ここに居る人たちとは縁も所縁もない ) (  ) [Sat 24 Nov 2007 19:48:40]
褐色肌の娘 > (スラムにひしめく住居の一つ…そのうち一軒の戸が小さく開いた。)うわぁ……本当に保護する気あるの?外出れちゃうじゃない、これ…。(半分ほど開かれた扉からにゅっと、東南系の顔が突き出される。先日、ハンターハントと“契約”を行い、スラムの隠れ家での待機を支持された吸血鬼の娘。その正体はベルゼルガの一員、リーチ。もっとも、実質、今この場にいるのはベルゼルガの任務とは関係のない次元…自分の意思であったりもする。くる、くるっと周囲を見回す挙動をするが、余り目立たないようにしているつもりかヴァネッサに気付いた様子は無い。) [Sat 24 Nov 2007 19:44:49]
お知らせ > 褐色肌の娘さんが入室されました。 『がちゃり…建物の戸が開く』 [Sat 24 Nov 2007 19:39:03]
ヴァネッサ > ( 足が重い。枷をつけられたように、引きずって歩かなければ前に進めないかのように ) 買い物、行こうって約束…したのに… ( がく、と一瞬力が抜けて、倒れそうになるが近くの壁に手をついて何とか身体を支えた )( 吸血鬼は捕まったという話だ。つまりは死んでいない。ならば助けにいくか? ) 無理、だ… ( 壁についた手が震えていた。 頼るものなき今、自分にそんな勇気はなかった。 自分の居場所を自分で取り戻せるほど、強くない。 身体ではなく、心がだ )( 支えを失った自信と安定は音をたてて崩れていく ) ―――― ( 当ても無く、目的もなく彷徨う。前進も後退も出来ないまま、その場で立ち尽くしているだけの子供 ) [Sat 24 Nov 2007 19:28:49]
ヴァネッサ > ( それは突然だった。少し外に出て、帰ってきたとき。すでに淫売窟の部屋にはVHGの手が回っていた。 悪いことと言うのは続くことで、今度はハンター殺しをしていた吸血鬼が捕まったという噂を耳にした。何が起こったのかわからなかった。まだ、ミザリー、あの子を見ていない。まさか、本当に、本当に捕まってしまったのか。 誰一人とて、連絡を取れない今。噂のみが大事な情報源で ) どう、いうこと…、あの子は…ミザリーは怪我をしているじゃない…、無茶はしないって…約束したじゃない… ( 両腕両足に包帯を巻いて、白い浴衣に近いものを身につけている少女は、聞こえないくらいに小さな声でブツブツと言葉を漏らしながら、スラムの人気のない道を彷徨い歩いていた )( 気を許せた子。あの子が喜ぶのを見ると、どこと無く心が落ち着いた。 認めてくれた子。居場所。そのすべては今、目の前から消えている ) 何で、どうして… ( 何もかもがわからない。安定をくれた場所を突然奪われた、追い出された、消えてしまった。 昔のように、突然、目の前から消えた ) [Sat 24 Nov 2007 19:13:39]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『何がどうなっている』 [Sat 24 Nov 2007 19:02:54]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『こそこそと暗黒街を巡り、帰るのは翌日の昼・・・』 [Sat 24 Nov 2007 02:36:35]
レイド > ・・・それは勘弁して欲しいかも・・・。(貴族ですよ〜。と叫んでみるのもいいが、一応、羞恥心はある。)どんな人間?・・・っていうか万能じゃん。(相手からそのことを聞けば露骨に嫌そうな顔を。・・・とんでもない人間だ。聞けば聞くほどに。それでも向こうが狙ってくるならこちらは対応しなければならないわけだ。)なるほど・・・。・・・あっさりと相手が毒を飲んでくれればいいんだけれど。(そっと含ませる策もまた講じなければならない。・・・ますますうちのブレインであるアカウンタントとしっかりと打ち合わせをしなければならなくなった。)・・・生きなきゃ、ね。・・・こっちからはじめたことではあるけど・・・だったらなお更カタ、つけなきゃ。(相手がこちらを狙ってくる原因はこちら側にあるが、だからといっておとなしく殺されるというのも絶対に嫌だ。・・・ならば黙らせるしかないだろう。なんとしても、だ。)・・・じゃあ、ね♪もう少し平和になったら遊びに行こう。(と、最後にお決まりの台詞を吐いて見送るだろう。・・・見えなくなれば屋上の扉へと戻る。) [Sat 24 Nov 2007 02:36:06]
お知らせ > ウルスさんが退室されました。 『黒豹は闇に溶け込んでいった。』 [Sat 24 Nov 2007 02:28:35]
ウルス > 何時か、元・貴族と呼ばれてしまったら洒落にならんぞ? (大勢に言い寄られてしまえば、何時しか真実ということに築き上げてしまう可能性がある。) そうか…、軍曹一人で無理させるのも良くないか、と思ったしな。 そうだな、今は状況の把握と情報の収集に整理をしてから、皆を集めておくとしよう。 (個性は歯車のようなもの、大きさは違うもの、どこか噛み合う箇所があって当たり前。噛み合ったグループになるようにすれば、互いの個性を最大に引き上げられる。) ……力は人間を凌駕しているよ。そして頭も人一倍回るみたいだしな……、まだ“空”を掴む能力の他に、奥の手を隠しているような気もするんだ…… (サリューは転んだ程度で済まない。皆を巻き込むほど、諦めの悪い。これまでの中で性質が悪い。) 毒か…、その店ならアカウントとアサイラントとトネルが重宝するんじゃないか?アカウントが毒を作り、隠密性の高い二人がやる、とかな。 (でもアサイラントがどうなるか分からないのが現況だった。腹を下している兵士と、健康満タンな少年が勝負すれば結果は見えている。少年の勝ちだ。) ―――・・よく考えておくよ。気遣ってくれてありがとう。 そうだな、……生き延びれるように頑張ろう。 (瞳を薄らと笑みを見せつけながら、頷いた。背を見せるようにしながら、屋上の端まで立つ。しゃがむようにしながら、足に力を溜めていった。) … さて また酒場か何処かでな。 (そう告げると、地面から跳躍する。水平線に跳びながら、夜の虚空へと消える。) [Sat 24 Nov 2007 02:27:44]
レイド > 続き:それには賛成、だね。・・・何人かで組んでやったほうが安全性も、増すし、軍曹の負担も減る。・・・それについても今度皆に相談することにしよう。(バラバラな個性を軍曹だけで纏め上げるのにも限界がある。組織としての力を最大限生かすためにもその策は必要だろう。)・・・傭兵を二人相手にしてそれって・・・どんだけ強いのさ・・・。まぁ、さすがの彼でも・・・毒を盛ったりすれば話は別・・・だったりしてね。まぁ、この策も今度考えてみるよ。(相手の力を極限まで減らす。その策もしっかりと検討しておこう。絶不調の時の兵士は、絶好調の少年にも負ける。ならば勝てる可能性は十分にあるだろう。)・・・もちろん、無理強いはしないさ。やりたくない人は降りて貰っても構わないし・・・。失敗したら相手に更に憎悪を持たせることになるから。(ただでさえ、にらまれているのだ。仕留めるのをしくじれば後が怖い・・・。)俺は行動中の皆に話してくるよ。・・・もちろん、バロンは使わずにね。(彼の足ならば早くても朝までかかるだろうが、仕事の最中の彼はそんなことでギブアップとは言いたくなかった。) [Sat 24 Nov 2007 02:12:02]
レイド > よく言われるさ♪(普段の振る舞いから貴族であるということは忘れられがちだが、自分の中では貴族としての自分は失ってはいなかった。) [Sat 24 Nov 2007 02:05:16]
ウルス > そうだったな… 忘れていたよ。 (彼が貴族である事を、言われるまで忘れていた。貴族風でなく、貴族の男らしく見えた瞬間なのだ。) ああそうだな。……その辺を、はっきりとさせて置きたいな。それだけでなくて、二人で一組を作ったり、四人に一隊を纏めてリーダーを決めたりなどすれば情報伝達力や集団機動性も高まるだろうし…。 一隊が消滅しても、他の部隊に響く恐れはそれほど深刻では無いだろうしに…。 (ずっと思っていた事を口に述べてみる。軍曹一人で、何十人もいる傭兵団を統一する方が無理あるのだ。ならば四人に一組を作ってから、リーダーを決めて行動をすればいい。これは一度、皆に意見を聞くべきだろう。) ―――・・ 私とリュール、二人でサリューに挑んだよ。それでも負けだったが…。 三、四人以上なら見込みあるかも知れないが、一人でも人質を取られれば終わりじゃないか?多ければ多いほど、リスクも高くなる。 (弱者が群れてこそ、強者に勝てるだろう。しかし弱者が集まりすぎて、身動きが取れなくなったり、逆に誰か一人が捕まりやすくなる。) ――・・ リンチ・・。  魔獣の私としては賛成だ。 しかし、傭兵としての私は許しがたいな…。  皆が納得するならば、私も参戦するよ。 (豹でも、集団で群れる習性がある。勝てない敵ならば、無数の牙を突き立てて殺すのも日常的だ。しかし、白兵戦や一対一で生きてきた「傭兵」としての人格は許せない。何せ、「数による暴力」で解決してしまったら、私自身が鍛えてきた「存在意義」を無くしてしまう。それが嫌だった。怪訝そうな表情を浮かべながらも肯定をしよう。そして立ち上がろう。) さて… 一度は酒場に戻らないとな。 (また新しい情報を来ていないか確認して、情報整理する必要がある。) [Sat 24 Nov 2007 02:00:31]
レイド > そこらへんは抜かりないよ♪仮にも「貴族」だし♪(小さな声ではあるものの、くすくすと笑った。・・・いつもの服が、それらしく見えた瞬間だった。)それは・・・隠しようがない、でしょう?隠しちゃったらお仕事入ってこないし・・・。個人のことと、組織内部の機密事項、とか・・・その辺りに絞って統制してみるといいんじゃないかな?(少し窮屈に感じるが、脅威に打ち勝つためのもので・・・。なかなか簡単にはいかないだろうが、耐えてもらうしかないだろう。)傲慢、か・・・。油断はしてないように見えるけど、ね・・・。ただ、彼と俺たちが「一対複数」でやりあったことはまだ一度もない。・・・と、いうことは・・・油断までは誘えないかもしれないけど、複数なら勝てるかもしれない。(弱い。だからこそ群れる。・・・あまり好きではないが、生き残ることと比べれば小さな児戯にも等しいことだ。)・・・つまり「リンチ」の類に入るかも。・・・みんなの「傭兵としてのプライド」が許すなら、だけど・・・。(はっきり言って卑怯な策だ。貴族である自分は正直敬遠したい。・・・でも、命には変えられない。ここで相手が否定しなければみんなにも話してみようと思っているようだ。) [Sat 24 Nov 2007 01:43:20]
ウルス > 相手はレディだから、上手く、な? (そう興奮したまま問い詰めても逃げられるし。相手の話しやすい状況を作ってやることが大事だ。) 卒倒とは… そうだな。 「ベルゼルガ」は基本的に「獣人」で構成されている。私や、お前に、リーチ、リュールなど該当しない種族だから、隠蔽工作が必要だな。組織「ベルゼルガ」自体を隠すのはどうだろう…。 (特にメンバー達の名前や「ベルゼルガ」の単語を口にする時は小さな声で言い放つ。力で打ち勝てないならば、策で打ち勝てばいい話だ。それは簡単じゃないからこそ、今みたいに苦戦をしている。) ……なんだ? (ぴくり、と細長い眉毛を動かした。相手の雰囲気を変わったのを読み取れた。) …弱い奴の天敵は、強者だ。 しかし 強い奴の天敵も、また弱者…、か?  ……傲慢な奴であれば通じる手だろうな。それは。  (何処かで聞いた言葉を口にする。弱者は常に警戒や威嚇をしているものだ、逆に強者はどの状況でも打ち勝てることから、気を抜けているケースも稀ではない。が、それを賭けるには…。兎も角、続く言葉を待った。) [Sat 24 Nov 2007 01:30:15]
レイド > それくらい聞く権利はあるだろうし、ね・・・。(会ったときにはしっかりとその話をするつもりだ。・・・でないと、おさまりがつかない。)・・・その事実だけでも卒倒しそうだよ。まぁ、うだうだ言った所で始まらない、ね。・・・なんとかその事態を避けるようにしないと。・・・種族とか、組織のこととかは漏れないようにしないと。(それくらいの策を講じなければならないだろう。圧倒的な力に対抗するためには、情報戦で優位に立つ必要がある。・・・軍曹か、あるいは会計か・・・そのどちらかから自然と学んだことだろう。)・・・ねぇ、ちょっと考えたんだけどさ。(いつの間にか震えは収まっていた。)・・・圧倒的優位に立っている、と思っているやつほど・・・潰しやすいんじゃないかな?相手が「絶対に自分が死ぬことはない」って思ってる状況を作り出せれば・・・あるいは・・・。(打ち倒すことが可能かもしれない。と。・・・顔にはわずかばかりの微笑が浮かんでいた。イタズラを思いついた子供のような笑み・・・いつものレイドが悪巧みを思いついたときの笑みだ。) [Sat 24 Nov 2007 01:19:04]
ウルス > ああ… (返事か前置きか、分からない言葉で答える。そして薄らと瞳を開いた。) そうだな… 話ぐらい、理由ぐらいは話して欲しい物だよ。 (黙って消えるのは、裏切りの行為に等しいものだし。そうレイドに同感をする。) ジャスティスは少なからず聖の力を宿る事だろうし。『始まりの吸血鬼』を殺した、実力者でもあるのだしな……。 アイツは…“空”を掴む能力を手に入れたし、戦闘能力の面では人間の二、三倍以上はあるだろうな。 (冷淡に評価をする。これは過小でも過大でもない、素直に思ったことを口に述べる。絶対に避けなければならない事態だ。軍曹の働き次第なのだろう。) ――・・・これをアイツの遊戯だとすれば終幕を引きたいものだ。  (深呼吸をしてから、湧き上がる憎悪を鎮めた。しん、と静かな雰囲気を取り戻して、静かに呟いた。負け続けの人生は嫌いだ。必ず打ち勝ってやる。そう強く思う。) [Sat 24 Nov 2007 01:08:06]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>