ヴェイトス大学 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『111:邪ツ夜/X』 [Thu 3 Apr 2008 23:58:32]
◆寒河江未希 > ( 間近で見る幽霊の顔は白く艶かしく陰影をつくり、感情を読み取りにくいやぶ睨みの上目遣いで私の顔を覗き込む。 少し背が高く、私の童顔を差し引いても少し年上くらいの顔に見える。 未だ素性のわからない幽霊――――こうも具体的に意思表示のようなものを見せることは珍しい。 ) 分かったよ。 正直、もう気持ち悪くて無理そうだったから――――昼間でも駄目そう? ( 気持ちが悪くて吐き気がするのは本当。 制止されるならそれを言い訳にしても良い。 長居は、しない方が良さそうだ。 これ以上居ると本当にヤバそう。 冗談めかして付け加えた言葉に、幽霊の反応は無かった。 ただ無表情に其処に立ち尽くしている。 私が立ち去るまでそうしているつもりだろう。 ) ( 無理にでも通ろうとしたら、どうしただろう? ) [Thu 3 Apr 2008 23:56:43]
◆寒河江未希 > ―――――…止めるんだ、珍しい。 ( 薄闇の中に女が立っている。 私はそいつを知っている。 黒くて長い髪の女。 古風な制服を着た、夜しか姿を現さない学校の住人。 いや、大学から外に出られないのかもしれない。 「幽霊」としか呼んだ事は無いが、何度かコミュニケーションをとったことがあった。 常に距離を離して、傍観者のような位置で、極稀に私の前にだけ現れる言葉なき幽霊。 その女の幽霊が視線と視線がかちあう程近く、目の前に居た。 階段の前を遮るみたいに。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:47:19]
◆寒河江未希 > ( 誰も足を踏み入れた形跡が無いというのは、ようするに―――講師も管理者も清掃業者も入っていないということで。 階段全体に埃がこびり付いて剥がれなくなる程の時間、あの屋上は封鎖されっぱなしなんだろうか。 誰もその上を見ていないんだろうか。 何故? 封鎖された理由が必ずある筈だ。 封鎖だけならまだしも、こんな普通に講師も生徒も通る所が清掃もされずに放置されている理由が。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:38:57]
◆寒河江未希 > 普通はさ、こんだけヒトが居れば誰か掃除とかするだろ――――( この状態がごく普通に容認されれいる違和感。 異質感。 誰もが「誰かがやるだろう」と考えているだけだろうか? 2年在学しているが、誰の口からも此処の階段の話を聞いた事が無い。 その2年間ずっと気にしていた私も、この柵を乗り越えたことが無い。 ) ( 絶対駄目だ! ) ( すでに此処まで未に来ている事すら咎められているような、そんな異常な不安。 帰った方が良い。 帰った方が良い。 帰った方が良い。 そう何度も促す自分と、「今日は違う。」 「正体を見極めないと。」 「知ってしまえばなんてことない事だ」 と上手い言葉で脚を留めさせる自分が居る。 この上って、なんだっけ? 外から見たこの真上の部分。 他の屋上は開放されているんだし、そっちから見えないだろうか? ) [Thu 3 Apr 2008 23:29:34]
◆寒河江未希 > ( 階段は四階からもう1つ渦を巻き、上に続いている。 ) ( 小さな、誰でも跨ぎ越せる程度の意味を成さない柵が其処にあって、階段は弧を描いて一番上――――月の光を四角く切り取って見せる、小さな扉に続いていた。 柵のラインを境目にして其処から先の階段にはびっしりと綿埃が積もっていて、多分10年以上はそのままなんだろう。 べっとりと固形化してこびり付いている。 足跡らしきものは無く、清掃された形跡は無く、私がはじめて見た時からずっとそのままだ。 誰もなにも言わないのだろうか? 誰か掃除をしないのだろうか? 誰も気にしていないのだろうか? そも、この上の扉は屋上の何処に出るのだろうか? 柵と埃を見れば想像もつくけれど、多分あの扉は封鎖されているだろう。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:18:45]
◆寒河江未希 > ( 二階、異常なし。 三階、異常なし。 一階と同じようなよくわからないエントランスがあって、細いベンチが並んでいる。 窓も中庭側と校舎裏側についていて、廊下は此処を基点に3方向に伸びている。 職員棟、教室棟、特殊教室棟、と大雑把に分類される感じ。 階段は四階エントランスに続き、いつもどおりのその光景を見る前に1つ大きく息を吸ってみたけれど、ただ気持ちが悪いだけだった。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:11:20]
◆寒河江未希 > ( 鉄の螺旋階段を登っていく。 何の事は無いただの階段だ。 それ自体は。 三階までならたまに利用するし、何箇所かに階段のある広い大学の中でもこの中庭脇の螺旋階段はそれなりに利用者も多いと思う。 少なくとも、誰の目にも入らなくなったうらぶれた場所ではない。 真上を見上げれば、当たり前の如くその渦巻きは一番上のフロアーまで続いていて無音。 ひきかえせひきかえせ、と異常に敏感な視覚情報が何度も私の頭を駆け巡る。 いつもどおり。 なにも変わりない。 だから異常。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:57:51]
◆寒河江未希 > ( 中庭を挟んだ校舎の対角の扉を開けると、そこに少し拓けたスペースがある。 ヒトが1学科分くらい集まって並べるくらいのフロアーと、壁際に細長いベンチ。 中庭を見ることのできる窓と、反対側にも窓。 そっち側の窓から見られるのは面白みの無い裏の敷地と学校の脇を流れる川くらいのものだ。 廊下は暗くひと気も無く、静まり返っている。 ) ( そして、その脇に螺旋階段。 むきだしの鉄の螺旋階段が、一番上までずっと渦を巻いて続いている。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:46:33]
◆寒河江未希 > ( こういうときの私の直感はよくあたる。 基本的に嫌な感じがしたら回避して進めば、大抵のトラブルは避けられる程度には。 それでも時々それをしないのは、多分望んでその先を覗きにいこうとしているからだろう。 あんまり退屈な時間ばかり続くとキツイ。 あと何十年生きなきゃいけないかわからないのに、途中で息が詰まって窒息しそうだ。 ) ( これもそんなうちの1つなんだろう。 私は1人中庭を抜けて歩き、ぼんやりと鈍い月明かりを確かめた。 校舎の重たい陰が視界に覆い被さり、無機質な窓の群れが私を見下ろしている。 ) ( きっとあそこは近づかない方が良いところだ。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:37:15]
◆寒河江未希 > ( 私はそこを避けるようにしていた。 ほとんど無意識に、だけど。 よくわからないのだ。 何故そうなのか、何故誰もどうにもしないのか、そもそもなんなのか、其処の異質さは異常。 特別目立たない場所でなし、誰もがそこを通れば気付きそうなのに、もう何年もずっと放置されている。 私はその階段が嫌いだった。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:28:23]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『 ずっと、気になっていることがある。 』 [Thu 3 Apr 2008 22:24:17]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 暫し1人座って頭の体操に勤しむ 』 [Tue 25 Mar 2008 21:38:18]
◆クリスティーナ > ( 小さないざこざはあっても街は基本的に安静を保っている。 人一人死んだ消えた程度で揺るぐ程ヴェイトス市って街はキレイでもなければ優しくも無いんだろう。 麻痺しているのは時折起きる大きな争いごとの所為か、人間が増えすぎて隣人の顔も把握できないからか。 都市の、病気ってヤツだ。 せめてこの鈍磨を自覚していないと本当の馬鹿になってしまいそうな。 ) ( 薄暗い構内食堂に人気は無い。 シャッターの下りた厨房には誰も居ないだろうし、勝手に座って勝手にぼーっとしている分には誰も困らないだろうけれど。 どっかでお湯沸かして勝手にお茶を用意とかしたいところ――――でも寮の友達のところに押しかけたら結局この静寂を1人で愉しめないだろう。 ) [Tue 25 Mar 2008 21:29:45]
◆クリスティーナ > ( 何でも何処ぞの構成員が「赤マントの男」に殺されたとか何とか――――それだけの情報でよくまぁ、とも思うが。 人相も身元もまるっきり分からないのなら、犯人は逃げおおせるだろう。 着替えさえすれば真横を擦れ違ったって分からないんだし。 まぁうちは――――被害に遭わない限り関係なし、と。 悪いけど、暗黒街でよくあるいざこざのひとつだ。 ) それはそうと「都市伝説」の方のあかマントが頭から離れないんですけれど―――――。 ( 廊下を歩きながら一人首を捻る。 道端で遭遇するだとかトイレの特定の個室に出没するとか質問をしてくるけど結局どっちにしても殺されるとか、昼間聞いたごちゃまぜの話がぐるぐるまわる。 まぁ、どれも荒唐無稽で子供向けのオハナシといえばそれで終わりだけど。 ) [Tue 25 Mar 2008 20:58:37]
◆クリスティーナ > ( 少々遅い時間―――講義は終わり、人も疎らになった構内を何となく何となく徘徊してみる。 今日は重要な仕事も無かった筈だし――――。 ) まぁ帰りに各店に顔出して近況を聞いて回るとしますか、ね。 ( それまでちょっと何かして時間を潰したいところ。 暗黒街の行きつけに顔出しても良いけど、大学の方も最近疎かだったし、バランスは取りたいところ。 ) [Tue 25 Mar 2008 20:38:55]
◆クリスティーナ > ( 友人達とのお茶の席で何となく口に出してみたら、一同変人でも見るような目を此方に向けた。 本当に良く知らないから訪ねてみただけでこの仕打ち。 結局その後、皆にあれこれ聞いたものの、諸説入り混じって混沌。 ティータイムの間に正確な話は聞けなかった。 別に、大した意味のある話でもないけれど。 ) ま…怪異にしては少々胡散臭いというか人間臭い話。 ( 最近ちょっと「御近所」が騒がしい。 放っておいても赤マント赤マトン聞こえてくるんだから。 ) [Tue 25 Mar 2008 20:33:50]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『 怪人赤マントってどんな話でしたっけ? 』 [Tue 25 Mar 2008 20:28:06]
お知らせ > テレサさんが退室されました。 『良いように利用した と、言って!(捕獲しつつ最悪に終わる。)』 [Wed 19 Mar 2008 04:42:46]
◆テレサ > 観客置いてけぼりじゃね?(なんだか芸能産業の仕組みがつかめてきた。 商売が巧いとしか言いようが無い。) 素で返されても凹むしビミョー。 話題を振った私が反省するべき。 ――ハムみたいになって泣いてた奴いたっけなぁ。 まあバイトの方は就職先?とかから回してもらえる分があるし良いよ。 弁当と鉄球だけじゃ困るよ?(”使える” ってレベルじゃないのは自覚してはいるらしい。 魔術を小使い稼ぎに使う輩は少ないが――理由があるとすれば、魔術でやるより人の手でやった方が安上がり=魔術師の報酬が安い、だからでないかね。) 裏切るなんて人聞きが悪いなぁ。 此処は一つ―― [Wed 19 Mar 2008 04:41:50]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『オンドゥルラギッタンディスカー!(本当に裏切ったんですか!)(素で叫んだという)』 [Wed 19 Mar 2008 04:31:49]
◆カイン > んー。脚本に翻訳書いたりはするけど、観客に対しては無いんじゃないかなあ。(あるとすればパンフレットとか、ファン用のアイテムでだけだ。 ゼミ・ザギバス・ゲゲル)ん、冗談で返して欲しかった? もっと大きくなるぞー、とか……いや、冗談だけどね。 あー……まあ、確かに。 好きで着てるものが着れなくなるのは、ね。(まあセンス云々については諸説あるだろうけど、その奇妙な魔女服は、破天荒な性格のテレサには似合っているように思う。 自分に似合わない、しかも派手な服を着ている芸能学科の生徒とか見ている眼は半分以上マヒしている気もするけど)こっちは実地研修みたいなもんだからねー……。 まあ、何か本当に困ったら何処か紹介できるよ。 別に服じゃなくても、見た目派手な魔法が使えるってのは需要あるんだよ、結構?(なんせわざわざ舞台演劇の特殊効果に魔術を使おう、なんて思う魔女や魔法使いは多くないだろうし。 プライドなのか何なのか、理由まではわからないけど)……む。 なんかいやな予感がー(ぺちぺちと叩かれるのは甘んじて受ける。 最初に叩いたのは此方だし。 ただ、続く言葉に――) [Wed 19 Mar 2008 04:31:12]
◆テレサ > ―――うわ、どこの原住民語だそれ。 やっぱ芝居の都合で謎言語話す時って通訳とかつけんのかね。(判りませんでした!アウア!) 素で返されたよ? ――たんなるお約束だっちゅの。 極端にアレんなる気はないがねー。 この服が着れなくなったらショックっしょ。(ファッションにお金を掛けたりするとそれに体型縛られる――とかそんな。 芸能科顔負けの着飾リストだった。 センスずれてる上にローブ系はデヴでも平気だが。) 私じゃ呼び出せても着付けまでは出来ないかなー。 バイトは無理だ。 それに往々にして予め用意して他方が安上がりなんだとサ。(魔術は等価以下の交換だからねー。 とかこぉ。 硝子の靴だけ最初から用意してあれば消えない!) そうかー受けてくか。 さすが男の子。 気合たっぷりだね!(おおやるじゃん偉い! とかこお目の高さに下がった頭ぺしぺし叩いてやろう。そして。)皆ー。 こいつが今日の実験台立候補するとよー?(→生贄にささげる。) [Wed 19 Mar 2008 04:22:51]
◆カイン > オンドゥルラギッタンディスカーとか?(無意味に対抗して飛び出したのは、演劇界隈で有名な謎言語。 数年前の舞台で飛び出した言語だが、主役がオンドゥル族という謎の部族出身だったからとか実しやかに囁かれているらしい)誰もそんなところについて突っ込んだりはしてないと思うけどなあ。 というか、其処までして痩せたいと思うのかなぁ……俺には良くわからないけど(正直、ガリッガリに痩せた女の人とかは、あんまりお近づきになりたくないのが本音。 べちゃー、と机に突っ伏しつつ、目の前の彼女と目線を合わせる感じで)例えば……そうだなあ。一瞬で着替えとかができるんなら、結構色んな劇が出来るけどね。ほら、お姫様が魔法をかけてもらって舞踏会へ行く話とか。(襤褸の衣服からドレスへ、ドレスから襤褸服へ。 しかしアレ、なんで硝子の靴だけ消えなかったんだろうとか)んー……実践は寝て誤魔化す、ってわけにもいかないだろうけど。 受けるだけは受けてくよ。 単位欲しいし、ね。 [Wed 19 Mar 2008 04:09:33]
◆テレサ > 魔術科の授業に出るんだから謎言語くらい聞けるようにならないとダメじゃんよ。(軽く無理言った。色々と目立つ存在故に同学科には知り合いも増えるが、この芸能科は科の枠を飛び越えた奇妙な知り合いだ。 よく覚えてるのは奇妙な所での遭遇が多いからか。) うっさし。 このくらいが丁度いいのさこのテレサさまのばすとは。 (反発した。 何だかんだいって量喰ったら太らないかとか 気にしだす年頃では、ある。)普通のとちょっと違うらしいけどー・・・まぁ、ね。 見た目が派手ってのはあんまり関係ないっていうか―― あー・・・方向性の違いか。 演出目当てだろーし。 (見た目より効果が良いのを重視するべきなのさー なんて魔術師っぽい解説とかも聞けるが。) ・・・授業フルで受けてくの? 実践とかあるよ? [Wed 19 Mar 2008 04:04:05]
◆カイン > 人間の言葉で喋っても良いんだよ?(まあ、さして仲の良い同級生は多くないし、その中でも女生徒となると稀少な存在ではあるけれど。 何度か話していくうちに、彼女に関してはあんまり、こう、なんだ、気にしなくても良いようになった。 後頭部を軽く叩くなんて、以前は考えられなかったわけだしね)つまり成長性も皆無ってわけだ。 使った分よりちょっと多く食べるぐらいが調度良いとか昔聞いたけど。 あと女子の弁当をたかるほど飢えてないよ、俺。(まあ隣近所の料理好きの子には作ってもらうことがあるけども。 さすがに此方から寄越せという事はないわけで)しかし初めて見たけど、今のが召還とか転送とかいう魔術? 結構、見た目も派手で、良さそうだったけど。(でまあ、魔術分野は完全に門外漢なので、芸能科らしい感想を言ってみたり) [Wed 19 Mar 2008 03:50:52]
◆テレサ > (磨耗もせず特別な研鑽もいらないバランスの狂った力。 ―――魔術の深奥を探るうちに、いつかその意味に気が付く日が来るのかもしれない。 が――― 今はまだ、便利で希少な、道具であり続けている。 パンを食う程度の用途に使える&それで強化できるそれはもう至極便利な。) ―――もあっ? はむおふるひはまわ。(口に頬張ったまま抗議の声。 今日もまた、その仕組みに気が付くチャンスを騒がしい友人がもってった。 意識が魔術→日常へ超シフト。 ぐるんと椅子ごと振り返る。) ――喰った分使ってるから無問題よ? つまり女の後頭部を殴打する男にくれてやる飯ァないということさー。 [Wed 19 Mar 2008 03:45:44]
◆カイン > (今日の講義は魔術学科というか魔女学科というかと同じもの。 演劇をやるなら、演出に役立つ魔術の勉強も必須ということらしいが――まあ才能の無い自分にはさっぱりなわけで。 だもんだから目の前で『弁当の取り寄せ』なんてことをやらかしてる友人に、後ろの席からバックアタックを仕掛けてみた次第)まあ、太ったりする心配はなさそうだけどねー(つまり、後頭部をぺちぺちと軽く叩いたわけだ) [Wed 19 Mar 2008 03:40:33]
お知らせ > カインさんが来ました。 『てい』 [Wed 19 Mar 2008 03:38:01]
◆テレサ > まー疲れるし、体力補給できてんだか出てってんだかわからないのがビミョーな所だね! 使えねー☆ あ、カーテンもぉいいよ? てんきぅ。(昼飯の調達という用途では確かに使えないが、応用は幾らでも利くものだ。 そして何より―― ) ・・・・。 っし。(隣に座る講義仲間と談笑しつつ、そっと机の下で腕を捲ってみる。 ・・・そして何時もの通りの結果に満足した。 僅かに、ほんの僅かではあるが―― 剣の刺青は長さ複雑さを、増した気がする。 そう、使うたびに。慣れるほどに。 特別な経緯で手に入れたその刺青は、強壮になっていく―― ような。) [Wed 19 Mar 2008 03:33:49]
◆テレサ > (空間に溜まっていた力は消失し、その代価を持って手も届かぬ物体を手元に引き寄せる――引き寄せる、というよりは空間ごと切り取ったように、出し抜けに出現させるってのが正解か。 予め引き寄せる物を登録して置かねばならないし、只管地味な力だが、学生 という身分においては使いやすいことこの上ない、生活に根ざした魔術なのだ。) ざっとこんなもんさ。 ……朝っぱらの授業が多い日も安心よ?(呼び出した箱から弁当を取り出し、早速その恩恵に与ることにする。 凍ったみたいに冷えていた腕を擦りつつ、軽く甘い味のパンを頬張ってまぐまぐ。) [Wed 19 Mar 2008 03:31:17]
◆テレサ > (印と同じ形の図形が腕から浮き上がり、其処に添って吸い上げられた何かが光として走る――それは行使に際してテレサの受ける幻視であるが、最早想像の域を超え、辺りが十分暗ければうっすらとだが常人の目にさえ留まる現象だ。 本体と独立して体外にある魔術回路という出鱈目は、焼け付くほど酷使しようが本体に何ら害を齎さず――ただ轟々と力を増幅し続ける。) ――Elohim. Essaim. Frugativi et appelavi 。(ついに現象を起せるほどになれば、感覚的にその時が判る優れものだ。 後はちょっとした呪文で発動を宣言するだけで良い。) [Wed 19 Mar 2008 03:27:03]
◆テレサ > (突き出した白い下腕には、手の甲に向かう形で彫られた剣の切っ先のような刺青が施されている……此方の世界に触れない人間には刺青だ、と言い張っているが、これこそがテレサの魔術の秘訣――部屋が暗いとやり易いのは、この部分にこそ本質があるからだ。) ・・・う。 んん・・・ (体の隅々から集められ凝縮された何か輝くものを、腕を通して其処に流し込むようなイメージ。 それでこの”刻印”は起動する。全身を襲う強めの脱力感と、熱い日はいっそ心地良い程度の腕の冷たさが当面の代価となる―――らしい。詳しい事は、実は行使者本人にもわからない。) [Wed 19 Mar 2008 03:19:32]
◆テレサ > (その数少ない輩の一人の数少ない技が、これだ。 新入生の”魔女”テレサの”物体召喚”。 まだ技法も魔力量も未熟な駆け出しの技故、その行使には相応の手順が必要だが、魔女術にあるような使い魔や精霊の召喚とは全くプロセスが異なる。 奇妙に洗練されていて、実用一点張りなのだ。) ――― 。(袖を捲って左腕を露出させる。 薄目にするか視界を帽子で隠し、左腕の感触と存在だけに意識を集中させる。 条件としては心理的な妨害が少ない事、加えて辺りが暗いと望ましい。 教室のカーテンを閉めていただいているのは其の為――他の好条件は目下模索中である。) [Wed 19 Mar 2008 03:15:36]
◆テレサ > (呪文を沢山知っている奴、一つの法則の応用で器用に何でもこなす奴は居ても、それは単一の技能が複数の効果を持っているだけ。 純粋な意味で二種類使える奴・・・・”系統”の違う魔法を複数習得した者は知りあいの中では――ほぼ皆無だ。 幾多の流派が集るこの大学魔術科でも数えるくらいしか居ないのではないかと思う。 原因は――洗練の為に魔術回路を特化する必要があったり、行使に膨大な知識が必要だったり――兎に角一系統を使い物になるようにするのが難しいからだってせんせーがいってた。) [Wed 19 Mar 2008 03:12:19]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『世の中に魔術師は多く居れど、”二種類の魔術”を使いこなせるものは少ない。』 [Wed 19 Mar 2008 03:09:45]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『(ざぱー →「みゃああァァ冷てェェ?!」→濡れ透けのまま猛授業の刑。) 』 [Tue 26 Feb 2008 03:58:31]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 [Tue 26 Feb 2008 03:58:21]
◆テレサ > ていうかたべたらみんないいっていうから。 みんないいっていうから!(重要な事なので二度言いました。 儀式とかの最中なら兎も角、平常心の最中でトんでる人を見るとこんななんだなー、って一般的な生徒達に教訓を残しつつ。 「どうしよう先生来るよ」「ただのよっぱらいだ。」「みずぶっかけろ」)先生にもぷれぜんつすれば大学中に行き渡るよ? 幸せが!(魔術科の一部教室には消火用に水桶があります。 次の授業が実験に寛容な実践Aで本当によかったね!) [Tue 26 Feb 2008 03:57:34]
◆テレサ > (もっとも「何か笑ってたり大泣きして絡んでたり机に突っ伏してる奴が多い教室を背中越しに見つつ、あまり知らない子にギリ☆チョコを押し付けられる」経験をする方はたまったものであるまい。 いや、いい。 とかテンプレ的な回答を返す人多数。 )えー? 大丈夫だって!何かダメそうなのは見た目だけ大丈夫っぽいけどやぱりだめだったら!(そも喰えるの? という質問への解凍が左のようである時点で、最初の方に渡された子たち以外はあまり被弾しないのだが。) [Tue 26 Feb 2008 03:54:24]
◆テレサ > (相対的に見て、挙動不審度が何時にも増していたりするから困り者此処に極まった。 教室の人口の3割は引いていて、残り4割くらいは原因がわかっている。え、三割足りないって? それは同じ症状の被害者を省いてるからだよ。) チョコうm・・・あ、やっほー――ええと誰だっけ。 いいや。季節外れのギリチョコ作ったンだけど食うよ?(教室にはいって来た奴に端から渡してくこの無差別配布こそが諸悪の根源であることは疑うべくも無い。 ちなみに本人は知り合いだけに渡している心算だ。つもりだけ。) [Tue 26 Feb 2008 03:51:22]
◆テレサ > (緊急の出費を前述の手段で補うため、三日ほど昼飯を抜く事になった今――バレンタイン時にチョコ作成のための素材を余らせていた自分は勝ち組といって過言ではないと思う。 作り過ぎたのが玉に瑕だが、元よりギリチョコ仕様。よく昼休み前の講義を御一緒するみんなが喜んで食べてくれた。)ナマごみを減らして食糧難も解決。 これ市長になれる器よ? あむあむあまあむまうあむ。 (こお両手で保持したチョコをハムスターの夜食みたいにちまちまちまちまと削り喰いつつ、うむ、と一人納得していたりする。 一言で言えば挙動不審なのだが――) [Tue 26 Feb 2008 03:48:30]
◆テレサ > (大学で学ぼうとする輩は元から金持ち、出資者がいる、苦学生、の3パターンに分類できるような気がする。 前二つは結構優雅に勉強できそうな響きだが、実際の所三者の経済状態は実は似たり寄ったりだ。 激しくバイトする=勉強時間が減るし、仕送りだって有限じゃない。 無駄に出来る金があるくらいなら節約して以下略――ってのは良くある話。 有意義な生き様には金が掛かる。) ――で先ずは食費から削ってくのが通のやり方だよね・・・考えることは皆同じかぁ。 うわチョコ甘ッ。(机に腰掛けて椅子に教書並べつつ、魔女にして学徒である自分はご飯を食べていた。) [Tue 26 Feb 2008 03:46:32]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『らりらりらんち。』 [Tue 26 Feb 2008 03:46:23]
お知らせ > ヒイロさんが退室されました。 [Mon 25 Feb 2008 23:15:40]
◆ヒイロ > ( 最初のころはもっと短いルートでしかこの鍛錬もできなかったものだが、この調子でがんばれば、いつかは大学一周もできるかもしれない。 そんな希望的観測をして、ヒイロは一人、むずむず頬を動かした。 素直に喜びを顔に出すことはしない。 すると、自分では押さえがきかなくなって、きっと緩みきった顔になってしまうから。 だからなんだか気難しそうな顔になってしまっているヒイロは、そうして今夜も歩き回るのだった。 ) [Mon 25 Feb 2008 23:15:36]
◆ヒイロ > ( 明かりに照らされる頬は少し火照っていた。 火の熱のせいではない。 熱といえば熱だが、それは内からくるもの。 魔術回路を走る魔力。 それによって生じるもの。 臓腑の奥に居座る熾火のような熱。 微かにやけどのような痛みを伴う、僅かな熱。 弱い魔力には弱い熱だ。 それは気にかけるほどのことではなく、同時に完全に気にしないこともできない、そんなうっとうしい熱だ。 ) ふう…………次の階段を、下……。 ( 毎夜歩くうちに、ルートも決まってくる。 今日のルートを思い浮かべながら、進路を下へ。 ) [Mon 25 Feb 2008 23:05:28]
◆ヒイロ > ( ヒイロは気づいていなかったが、夜毎現れるその火は、一部では怪談として噂されているそうであった。 救われぬ魂が、どこにもいけずふらふらとさ迷い歩いているのだと。 まさかその噂の正体が自分だなどとは思いもしないヒイロは、 ) お、おばけとか………出ないよね……? ( とそんなことを言っていた。 不安になれば火もゆれる。 ゆらゆら、ゆらゆら。 その不安定さがより一層、魂の苦悶なのだとか何とかオカルトなサークルに噂される悪循環。 ) [Mon 25 Feb 2008 22:55:17]
◆ヒイロ > ( そう、それはヒイロの魔術による火なのだ。 その小さな火を、一定の明るさで、長く長く持たせる。 そういう、ひとつの鍛錬法であった。 それは魔術の制御能力を高めることになり、また魔力量を、そして耐久力を高めることにもなる。 それは養父が教えてくれた方法。 やがては補助としてのランプをなくし、炎単体で同じことができるようになるのだという。 ) 少しの時間だったら……できないでもないんになあ。 ( ランプという制限があるから、ある程度炎が安定するのだ。 それを取ると、火はあまり安定しない。 まだまだ未熟ということだ。 ウィル・オ・ウィスプのように、ゆらゆらと揺らめく火。 ) [Mon 25 Feb 2008 22:45:14]
◆ヒイロ > ( 「探々究々」。 そう書かれたバレッタで髪を束ねたヒイロは、その夜の大学を、ひたひたと歩いていた。 真っ暗な廊下。 遠くまで続く洞穴のような印象さえ持たせる闇。 その中を、ランプを持って歩いていく。 目的地はなく、ただひたひたと、歩き続けている。 その目的は、ひとつは探索。 姿を変えた「眠っている」部分を歩いて回って、それ自体が目的。 もうひとつは、このランプ。 そこにある火は、燃料なしに燃えている。 正しくは、魔力という燃料を使って。 ) [Mon 25 Feb 2008 22:35:10]
◆ヒイロ > ( 夜の大学はどこか不気味だ。 明かりの消えた廊下。 昼とは違う姿。 そのすぐ隣には、夜でも光を絶やさぬ研究の学徒。 伸び行く影。 庭先を照らす照明は、不思議な影が躍る。 不揃いな光と闇。 もう眠りについた棟と、まだ起きている棟。 まるで夢遊病者のように、この建物は完全に眠りきることがない。 昼学ぶもの、夜験すもの、どちらも問わず漁るもの。 蠢く知への探求。 ヴェイトス大学。 ) [Mon 25 Feb 2008 22:25:09]
お知らせ > ヒイロさんが入室されました。 [Mon 25 Feb 2008 22:20:55]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『(しばらく外に目をやって、灯りを落とした。 来るかもしれない客はドアを使わないと思ってる)』 [Mon 25 Feb 2008 02:52:32]
◆跡野末理 > ( 妄想でなければ優秀な魔術士だったのだろう。 著者はその超知覚の中にあって、実は存在しないかのような自我を見失わず、自身を構成する純粋情報を抽出し、それを書にしたためた。 一応禁書の類で、オリジナルはどこにあるとも知れない。 が、その写本というこれも、配列を誤り無く写したのなら原本と同じ意味を持つはずだ。 ―――紙とインクで記したところで、『これ』が著者本人ではないのは、当然だが。 あるいはその配列を構築する術があれば、人は神にもなれるのかもしれない ) ―――。 ( 神様はさておき。 体系を持たない自分の血にまつわる能力を知るヒントが得られればそれでいい ) [Mon 25 Feb 2008 02:49:32]
◆跡野末理 > ( これは、ある魔術士が記した本。 『これは私である』という一語から始まる一章では、著者が悟ったという世界の本質について、延々と綴られている。 抽象的で難解なのだが、あらゆる物は純粋情報と名付けられる最小単位を基礎にして築かれているということだ。 どんな生き物であれ朽ちて地に返るように、生き物が皮と肉と骨でできていると理解し、それで納得してはいけないと言う。 皮を形作るものがある。 肉も、骨も、血も。 摂取したものから作られ、老いていく変化が示すように、より小さなものの群体として存在している。 一見定まっているように見える全てのものは、時の流れとともに移り行く。 生き物だけでなく、全てのものが。 ―――目には見えないところで絶えず動いているそれらも、突き詰めればたった二種の記号で表すことができるらしい。 確かに文字を暗号化するのにも、二種の記号があれば解読が面倒なだけでどうにかなるのだが。 ここにこうして存在していると『思っている』自分が、周囲の全てと違いない物から、配列の違いだけで区別されていると考えるのはさすがに突飛だ。 ―――ただ、それは知覚系の魔術を使い、この娘が感じたことと同じもの。 自身を霧散させてしまいかねないあの感覚を味わって、この考えを突飛だと笑うことはできない ) [Mon 25 Feb 2008 02:27:11]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 瞼が重たくなって、本を閉じた )』 [Mon 25 Feb 2008 02:17:34]
◆跡野末理 > ( 例によって寝間着の、すっかり眠れる状態で。 ベッドの縁に背を預け、脚を伸ばして座布団に座った膝の上、広げているのはやけに大判な硬表紙本。 人名らしい題が箔押しされたその本はいやに頑丈な装丁で、耐水どころか耐火性能もあるらしい、もはや箱。 同名のシリーズが章で区切られ何百冊と続くのだが、人語で記されているのは最初の一章のみ。 あとは全て、たった二種類の記号の羅列で記されているという珍本だ。 大学図書館から借りて来た一章と二章がこの部屋にあり、二章はちゃぶ台の上で広げられている。 たった二種類の記号の羅列が隙間無く埋め尽くされている文面は異様で、ぶっちゃけ読む気がしない。 暗号の解読には、サンプルが必要だ ) ―――そう言えばこれって、あなたをバラしちゃってるのかしら? 装丁で区切られている時点で、もう切断済みなんだと思うけど。 どう? 他の部位と一緒じゃないのは落ち着かない? ( もちろん返事は無く、部屋には沈黙が落ちている。 さして大きくない、普通に話す声を聞く者もなさそうだが、割と怪しい状態かもしれない ) [Mon 25 Feb 2008 01:08:21]
◆跡野末理 > ( 流派の異なる忍軍から出向のような形で提供される人材によって構成されるこの組織において、相互互助のために手を組んでおきながら矛盾だが、以前所属していた組織については語られない。 場合によってはかつての仲間同士が敵になる可能性を考慮して、出向する者は実質的に縁を絶たれる。 連絡を取ることは勿論、里に帰ることはない。 どこかで仲間に会ったとして、それが家族でももはや他人だ ) ―――分かるけど。 も少し上手くできないかしらね? だいたい――― ( 草として大学に居る。 何も知らされず特定の務めを意識しなければ、それは自然になるだろうけども。 ぽんと大学に放り込まれて二年、俸禄も何も無く放置されているのはどういうわけか。 飛燕の中の、更に裏ということなのだと思うものの、自分の利益などというものも少しは考えるようになった世代なら、タダ働きというのには多少複雑な思いがあった。 死の任務であれ否はないとしても、雑に扱われるというのが屈辱で。 ―――とは言え。 仕事なんてしていない。 割と楽しくやらせてもらっていると思えば頷ける。 本当にアルバイトでも始めようかと思いながら口を開くのは、どこか、目の前で開いている本に語りかけるように ) [Mon 25 Feb 2008 00:43:22]
◆跡野末理 > ( 生まれ育った里は、老若男女ひっくるめて里一つで特定の主に仕える忍軍だ。 相原家直属であればともかく、六大名の一つに仕えていると、その主な敵は米都州幕府の身内になる。 だから征服から統治へと時勢が変わり、内乱などしている場合ではなくなれば、私兵の、それも異能者集団は、主達にとって何かと持て余すものとなってしまった。 汚れ仕事を請け負わせている存在自体が公然の秘密であるため統合など叶わず、中には切り捨てられるものも出てくる。 そんな中で、本来あり得ない話だが、忍が自衛するための一団が忍者団体『飛燕』の内部に組織された。 あるいはそれこそが、飛燕そのものかもしれないが。 ―――何にせよ、表通りに看板を掲げる『忍者』団体は、アマウラこと米都州幕府の諜報機関として一般に認知されている ) [Mon 25 Feb 2008 00:30:40]
◆跡野末理 > ( 実際には日用品の買い物にも、大学の図書館にも行ったから、こもっているわけではないのだけれど。 寮の自室は寝に帰る程度の場所で門限が過ぎても居るフリして居ないのが常だったのだから、比べてみると立派な引きこもり ) ( 学部によってはそろそろ学年末試験も終わり、里帰りや遊行で部屋を空ける学生も出始めて、いつもより心持ち静かな女子寮。 まばらに灯りがついている部屋の一つを与えられているアマウラからの交換学生は、その身分にしては珍しく、今度の休みもどこかへ行く予定は無いようだった ) ( 様々な事情の学生がいて、別に珍しくはないかもしれないが。 故郷から文の一通も届かないのは、やはり疎遠と言うしかない ) [Sun 24 Feb 2008 23:24:44]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 今日も、部屋にこもっている )』 [Sun 24 Feb 2008 23:10:29]
お知らせ > アリシア@ビラ配りさんが帰りました。 『(ビラ配りの評判としては普通……結局一枚しか配ってないのに!)』 [Sun 24 Feb 2008 04:59:43]
◆アリシア@ビラ配り > ( ――――あ、そうだ、いけない。 ちゃんとビラも持って帰らないと。 けれど家に帰る前にもに汚れてしまったから、どこか水浴びが出来る場所にでも寄って―――ああ、本当に最悪の初仕事。 )【判定】 [Sun 24 Feb 2008 04:58:44]
◆アリシア@ビラ配り > ( 絶対にもうこんな所にくるもんか―――そう思いつつも服と財布はきっちりと受け取って、その場をよろよろと歩いて去っていく。 )( 相手が見えなくなってからイーッ!と舌を出す。 いる時にやらないのはもちろん怖いから。 ) [Sun 24 Feb 2008 04:57:32]
お知らせ > シェルさんが退室されました。 [Sun 24 Feb 2008 04:56:09]
◆シェル > (怯えた眼差しで此方を見上げる相手に満足そうで… 犬のようにマーキングまでさせれば鞭で打つのをようやく止めてやり) ちゃんと縄張りの主張も出来た事だし、ビラ配り…此処で遠慮なくやり給え?(門に向かって足を上げていた相手の背に、脱がせた服と、財布から幾らかの銀貨(1万エン相当)を置き) さて、そろそろ戻らねば…(気が付けば自分の後ろに立っていた剣を持った護衛らしい少年に目配せをし… 傷ついた様子の相手に軽く一礼して)それでは、アリシア嬢…いずれまた。(楽しげに言い…その場を去っていき) [Sun 24 Feb 2008 04:53:06]
◆アリシア@ビラ配り > ( 打たれる度に痛々しい悲鳴を挙げる。 既に十分な傷は残り、奴隷は怯えの色を相手に見せ始めていた。 ) う……うぅ……! わ…わかり…ました……… ( 股間が激しい痛みを訴えているが、相手の表情が自分に拒否の選択肢を選ばせることを許さない。 緩慢な動作なため、何回か背中を鞭で打たれつつ、まるで犬のような体勢で片足を上げて、大学の門に向って失禁の残りがを弱々しい勢いで出す。 ) ( 本当に、まるで家畜のよう。 何人もの人間に見られながらこんな姿を見られるという現実が、少女の心を抉るように傷つけていく。 ) [Sun 24 Feb 2008 04:43:18]
◆シェル > (何人か同級生らしい者が少年に何から声をかけたりしていて…「何、軽いしつけだよ」と笑顔で答えていたりで) (先程と打って変って弱弱しい言葉の奴隷に満足げに微笑んで――― 敏感な部分に一撃与えた少年、少し今まで感じたこと無い快感と、僅かな罪悪感を感じつつ…失禁する相手を見下し)足を挙げて…門にしてくれ給え?(凄くいい笑顔を浮かべながら悲鳴をあげる相手に更に鞭で尻や背を皮のベルトで打ってやり……もしもしなければどうなるのか、という風に相手に感じさせるかもしれない) [Sun 24 Feb 2008 04:34:42]
◆アリシア@ビラ配り > ……………! ( 昔は似たようなもの、否、もしかしたら自分の方が家柄では上だったのかもしれない。 けれど今の自分はただの『物』 ――――首輪を付けた奴隷の痴態に好奇の視線が集まる。 ) 悦んでなんてない……! こんなの…ちがうもの……… ( ぐちょぐちょに濡らしながら、まるで説得力の無い言葉。 ) 痛いの…ホントに痛いの………! もうや……やだ……!! 許して…お願いします…… ( 痛みに弱い奴隷の抵抗は弱々しい。 先ほどまでとは随分変わったしおらしい態度。 ) ( 無理か、との言葉に頷いた。 ――――よかった…これで…終わるんだ…… ) …………え? ( 手伝うという言葉の意味を理解するよりも、鞭で鋭く一番敏感な部分を打たれる方が遥かに早かった。 ) ひぎぃぃぃぃぃぃぃ!! ( 今までとは比べ物にならないその痛みに、背中を仰け反らせながら痛ましい悲鳴を挙げる。 あまりの痛みに失禁し、先程までとは別の黄色い液体が少女の太腿と地面を濡らしてゆく。 ) [Sun 24 Feb 2008 04:24:57]
◆シェル > むっ?(特に意識してないで、そういう視線をしていたらしい少年… 否、お互いに同じような貴族である為に気づかれたのかもしれない。 ともかく叫んだせいで人目を一層引いたようで)(割れ目から出てくる卑しい液で太腿がヌラリと光るように濡れた家畜…もとい、奴隷を門の傍に座らせて…抵抗と懇願をする相手に何度か鞭で打ち) 駄目だよ…打たれながら悦びつつ拒否しても…?(流石に元貴族の相手にとって凄まじい程の羞恥故、命令しても中々できないだろう、と判断し) 無理…か。(鞭に打たれより一層身体が反応している相手の大事な処…濡れて敏感になった割れ目に狙いを付けて)では、手伝ってあげよう?(そう宣告すると、鞭がヒュゥゥン!と風を切って…濡れた割れ目の敏感な突起の辺りを強かに打ちつけて…) [Sun 24 Feb 2008 04:10:18]
◆アリシア@ビラ配り > ………そんな目で…見るなあ! ( そこには絶対的な壁が広がっている。 それは奴隷に堕ちた自分が埋めることは絶対に叶わない物。 それを認めるのが悔しくて、私は大声で叫んだ。 ) ふぁ…! だ…ダメ……! お願い…もう止めて……… ( 鞭で打たれてはしたないまでに股を濡らす変態。 強気な口調は徐々に影をひそめていき、落ちぶれた奴隷は弱々しく懇願し始める。 ) あぐぅ…… ( 首輪を引っ張られて無理やりに門の前へと連れて行かれる。 そして少年が言った言葉。 一瞬その意味が分からなくて、呆然と瞳を瞬かせた。 ) ―――――で、出来るわけないじゃ……アァン!? や、い、痛い! 痛いの…! もう…止めて…下さい……! ( その意味がやっと分かった時に、青ざめさせて首を振る。 そしてその結果何度も何度も白い体に鞭が振るわれて、少女の体に幾筋もの赤い線を刻んでいく。 ) [Sun 24 Feb 2008 04:00:11]
◆シェル > うむ、人生何事も経験というからね。(鋭い相手の視線に楽しげな…しかし相手を見下す…支配者的な表情で応え) 冗談…?これだけ…濡らしてまで冗談とは……ふふ…っ(指を濡れた割れ目の中に侵入させ、軽く曲げながら動かすと淫らな水音がしてきて此方の心を刺激してきて)(何回か尻を叩かれ、全裸になった相手…羞恥心なりで涙するも身体はすっかり反応しきってる身体を眺め)…さて、鞭で打たれて興奮するアリシア嬢…折角、当校の門に来られたことですし、マーキングをして頂きましょうか。(にこやかに笑いながら…犬を無理やり引っ張るように相手の首輪を引いて門の前に移動させ… 犬が縄張りを示すようにどうぞ、と丁寧に指示をして…抵抗するようなら再び皮のベルト…が鞭のように今度は尻だけでなく背や胸、腿や胸までも…平手で弾く様に打ってきて) [Sun 24 Feb 2008 03:44:25]
◆アリシア@ビラ配り > それはまた…滅多に無い経験が出来て……よろしゅうございまですわね……! ( 視線で殺してやろうとばかりの勢いで相手に視線を送る。 こういう行為は嫌い。 ) ―――――ふ…ふざけた冗談を…これ以上重ねると許しませんよ!! ( 真実は自分が一番良く分かっている。 けれど認めたくない。 こんな風に痛い思いをして、それなのに気持ち良くなっているだなんて―――奴隷が口にすると実に滑稽なセリフだ。 ) やめ…そんな……動かしちゃ…イヤァ……ッ! ( 冷たい掌にゾクゾクする感触を覚えながら、相手のその指先が動いて行くたびに、少女の恥部から恥ずかしい液体はより量を増していく。 ) ―――――!? な、何を…? こ、こ、こんな所で何を考えていますの!? ヤダ! ヤメナサイ! ヤァッ!! ( 相手のセリフと行動に寒気を覚えて、必死に嫌がるように身をよじらせる。 けれどそれは結果的に相手に叩く機会を与えただけ。 叩かれる度に少女は悲鳴をあげて、そして少女の大事なところはもう十分な程に濡れてしまっている。 ) …………う…うぅ…………! ( 首輪だけを残して全裸になる奴隷。 その青い目からはハラハラと涙がこぼれおちていく。 ) [Sun 24 Feb 2008 03:29:25]
◆シェル > (貴族と言うものを形作っているものは…恐らく矜持の高さであろう…それが元の身分が高ければ高いほどそうなのかもしれない)…最低、と来たか…ふむぅ……中々経験にない罵倒だよ…(少し感心した様子で…家畜のような姿勢をする相手を見下ろし…その秘部が湿っていることに気がついたようで)…お仕置きのつもりだったが…悦んでいたのかね、レイカートご令嬢…?(掌が臀部を撫でながら、指先は濡れた割れ目を広げ徐々に侵入するように刺激を開始し。…同時にスカートを捲くっていた手は更に上に…服を脱がせようとしてきて)…家畜に…服は不要…だろうし。(にこ、と笑みながら…抵抗するようなら平手が再び尻に打ちつけてきて) [Sun 24 Feb 2008 03:15:21]
◆アリシア@ビラ配り > ( 成り立ての頃はふざけるなとでも怒鳴りつけていただろうが、流石にそろそろ立場の違いぐらいは理解出来る。 元々頭は悪くはないのだ。 ただそれを認めたくないだけ。 ) ―――ッ…ハァ……さ…最低な……お子様…ですわね………! ( 家畜のように無様な体勢を取ることを強制された奴隷は、それでも震える声で憎まれ口を叩く。 ) ―――――………! ( 答える代りにキッと相手を睨みつけてやる。 ――――赤く腫れ上がった尻の傍にある奴隷の割れ目は、少しではあるが濡れてきていた。 主によってこうした痛みで感じるように開発されてきてしまったせい。 ) ………ふ…あ…や…やめ……――― ( 熱を持った臀部に外気によって冷えた相手の細い指先が触れられる。 その感触に背筋を粟立たせながら、悩ましげな声でその行為を止めるように言う。 ) [Sun 24 Feb 2008 03:04:25]
◆シェル > (続き)(ようやく折檻を止め…鞭で打ったせいか、布がぼろぼろになっている相手の下着を脱がし、赤く腫れたそれを晒し)…ほほー…真っ赤、になったが…少しは反省できた、かね?(赤く腫れた相手のお尻を掌で撫で、割れ目等に指を這わせながら楽しげに尋ね) [Sun 24 Feb 2008 02:52:40]
◆シェル > (言い返せなくなった相手……貴族とはいえ落ち潰れればこうなるのか、と人生勉強を密かにしつつ… 犬のようにお仕置きをされる事へ抵抗を感じてるらしい相手の尻を何度か打ち、ようやく [Sun 24 Feb 2008 02:49:38]
◆シェル > (言い返せなくなった相手……貴族とはいえ落ち潰れればこうなるのか、と人生勉強を密かにしつつ… 犬のようにお仕置きをされる事へ抵抗を感じてるらしい相手の尻を何度か打ち、ようやく [Sun 24 Feb 2008 02:49:38]
◆アリシア@ビラ配り > ――――クッ……! ………うぅ! ( 結局そう言われてしまえば何も言葉を返せなくなってしまう。 それに相手はさっき自分の事を貴族だと言った。 奴隷の自分と子供の貴族。 どちらが偉いかなんて議論する価値も無い。 ) ふ、ふざけないで下さいまし!! ( ―――夜とはいえ人通りはまだ多い。 そもそもそういう場所だから仕事の場所として選んだのだ。 それなのにこの少年は、公衆の面前でそんな無様な真似を晒せと命令する。 ) ――――ッ! アゥ!? ( そしてその無礼の代償に折檻を奴隷は受ける。 晒された下着の上から何度も叩かれて、奴隷の尻は赤く腫れていく。 ) [Sun 24 Feb 2008 02:45:11]
◆シェル > (恐らく此方の少年も同じように貴族な性格なのだろう… 相手の言葉に「たまにそう言われる」と謙遜気味に頷いていて) …子供の癖に?…ふ、君こそ…”奴隷の癖に”なのでは…?(言い返す相手に楽しそうに笑い…しっかりお仕置きをせねばだね、と呟きながら腰のベルト…スルスルと外し…それを鞭のように撓らせ)…犬のように…四つん這いになってくれ給え…?(楽しそうな笑顔でそう言うとピシッピシッと相手の尻を皮のベルトで何度か打ちつけてやり) [Sun 24 Feb 2008 02:35:20]
◆アリシア@ビラ配り > ……どうにも掴み辛い方ですわね。 ( 元々勝手気ままに振り回すほうだから、この少年のような性格の人と付き合ったことが殆ど無い。 )( ギルドの檻の中にいたのは三日間。 今の主人に買われてからそれなりに躾は受けたが、今でもこうして前のような態度をしてしまう事は少なくない。 ) そうですわよ。 私はレイカートの娘ですもの。 ( 今は何の価値もないその名前。 ) ――――こ、子供の癖に……―――キャン!? ( 思わず文句を口に出して相手を突き飛ばそうとするけれど、そうする前に自分の尻が平手で打たれる。 脇に抱えていた数枚のビラが少女から離れて、ハラハラと地面に落ちていく。 ―――そういえば前、主人にこんなお仕置きをされた覚えがある。 ) [Sun 24 Feb 2008 02:24:54]
◆シェル > おや?(心底不思議そうな顔をしてみたり…本気なんか冗談なんかいまいち分かりにくい表情をしている少年だったりで)(恐らく政争なりで堕ち潰れたのだろうか…しかし此処まで昔と同じ感覚の奴隷も珍しい気がしつつ)レイカート……?(何処かで聞いた気がした名に少しだけ眉が動く…が気楽な旗本三男坊…思い出す事はなく…相手の言葉は余計に不況を買うだけだったようで)…悪い子へのお仕置きは…お尻たたきと言う事だしね……?(スカートを捲くり上げ、下着を露出させた相手のお尻へ軽くパンッと掌で打つ) [Sun 24 Feb 2008 02:10:48]
◆アリシア@ビラ配り > 褒めてないですわよ。 ( まあ要は背伸びをしたいお年頃の子どもなんだろう。 お子様はそんな事を考える。 )( 今の状況にはそれこそ数えきれないぐらいの不満がある。 けれどそれらが改善される事は、この奴隷には多分もう無い―――― ) ――――……ッ…! けれど! 私はそれでもアリシア・レイカートですわよ!! ( 首輪の鎖が擦れて乾いた金属音が鳴る。 そしてその貴族の言葉に不満をぶつけよう。 ) ―――――な……!? ( 子供相手だと高をくくっていたため、相手のその行動が予想だに出来ず、声を詰まらせてその場で驚いたように奴隷は立ち尽くす。 ) [Sun 24 Feb 2008 01:59:42]
◆シェル > (言われた通りのませたお子様…経験も豊富だったり、口調も大人びていたりなので、特に気にした様子もなく) いやぁ…それほどでもないが、ね…(少し照れて見せて。 堂々と啖呵を切るように言い切った相手…なるほど、それなりの貴族のお嬢様だったのだろう、と幾らかの哀れみを感じながらすぐ近くにある…何処となく気品…それに矜持を持つ顔立ちの相手を見つめて) そう、今の君は…奴隷…さ。(首輪を持った指を軽く捻り)…そういうわけで…少しお仕置きを、してあげよう。(相手のスカートを空いた手の方で捲りあげつつ、と楽しげに笑いかけた) [Sun 24 Feb 2008 01:48:53]
◆アリシア@ビラ配り > ( 最近は主人も口調に関しては優しくなってきたので、その小生意気な口調に改善の兆しは見えない。 ) それはまた随分とマセているのですわね。 ( 見た目通りの子供だと侮りまくりの奴隷。 しかし実際は間違いなくこの奴隷よりもそっちの道での知識も経験も格上であると言い切れる。 ) ここに書いてある以上の事は全く知りませんですわ! ( それがさも当然であるかのように言い切った。 こうして調子に乗りやすいのは、いまだに貴族気分が抜け切らない所もあるからか。 ) ―――――!? ( 首輪を引っ張られて寄せられた相手の整った顔立ち。 そして囁かれた言葉に自分の立場を思い出して少し言葉を詰まらせるが、そっぽを向いてすぐに言い返す。 ) わ、わたくしだって貴族ですわよ! ……それはまあ…元ですけれども…… ( 最後の方は視線を逸らしながら小声になってしまう。 ) [Sun 24 Feb 2008 01:34:59]
◆シェル > ( どうも口調からすると奴隷になってばかりなのだろうか…と自分の家に居る奴隷たちを思い出しつつそう感じたようで) ふふ、見た目は子供、中身は大人、というのが男の夢と言うからねっ(言いません) ふ…む?どんな人を募集してるのか…それも分からないのかね…? (少し呆れた様子で、開き直った相手を見て。 もしかしなくても実は大学生だったりで… きっぱりと…何というか仕事をしてるという自覚が薄い様子の相手に思わず噴出しそうになって…しかし少しだけ瞳が細く、真顔を作り、手を相手の喉下へ…首輪を軽く指先で引っ張ろうとしてきて) 一応、僕は貴族なのだが…分かっているのかね?(少し驚かしてみよう、と悪戯心でも出たのか…ぽそ、と相手に囁いてみようと) [Sun 24 Feb 2008 01:17:58]
◆アリシア@ビラ配り > ( 元貴族の出は伊達じゃない。 こう見えても教養はちゃんとあるのだ。 主に奴隷としては役に立たない方向ばかりで。 ) ………見た目にそぐわず随分とふしだらな方なのですわねえ。 ( 見た目まだまだ子供だけど―――ひょっとしてこの子も大学生なのだろうか?なんて考え中。 ) ですわよねー。 ―――さあ? そのお店を一度も拝見したことが無いので、私のように可愛らしいメイドでなくてはいけないのかなど、全く存じえないですわ。 ( きっぱりと言い切る。 だってお金無いからお店になんて行ったことないもん。 知らなくても仕方がないじゃないですのよ! ) [Sun 24 Feb 2008 01:08:39]
◆シェル > (慌てた様子の相手…どうやら文字がちゃんと読めるらしい所を見ると、奴隷だとしてもそれなりの知識がある者なのだろう、と観察しつつ)ふふ、そうであったら良かった、とつい妄想を言ってみてしまったのだよ。(楽しそうに笑いながら、ビラをちゃんと読み直し…どうやらアルバイトの募集の広告で。 胸を張って頷く相手に此方も笑いながら頷いて)うむ、君は確かに可愛いな。…もしやこの募集しているアルバイトも…やはり可愛いメイドになれる人材ではないとならないのかね…?(首を軽く傾げていて) [Sun 24 Feb 2008 00:57:50]
◆アリシア@ビラ配り > ( わーい、初めて出会った人に貰っていただけるだなんて幸先いいですわー♪と、機嫌を良くするお嬢様。 ) えっ!? そんな内容でしたかしら!? ( 相手の言葉に慌てて自分も確認してみるけれど、そういった類の文字は一言も書かれていません。 ) ………一瞬信じてしまいそうになったですことよ。 ( 力強く断言されたものだから、こう思わず。 ) けれど私が可愛いだなんて、そんな当然の事ですわー。 ( 照れているのか嬉しいのか、それとも当然のように思っているのか。 首輪で奴隷という事があからさまに晒しているというのに、偉そうに胸を張って相手の言葉に頷く。 ) [Sun 24 Feb 2008 00:46:16]
◆シェル > (ビラを配るのは首輪を付けた可愛いメイドさん…じーっと見つめて何か心の中でよいものを感じたようでうんうん、と頷いて) ああ、ビラを配っていたのかね(貰おう、と嬉しそうな様子が顔に出ている相手からビラを貰ってそれを口に出して読み…否)…何々、『おさわりメイドカフェ・鉛の炉OPEN!金髪の可愛いメイドさんが濃厚なご奉仕!』…っ!(力いっぱい内容を出鱈目な事を言って)…とか…そういうビラではないのだね…(凄く残念そうに呟いた) [Sun 24 Feb 2008 00:40:32]
◆アリシア@ビラ配り > ( 首輪を付けた不審者紛いの可愛いメイドです事よ。 ) どうかビラを受け取ってくださいー、という私からのお願いごとですわ! ( やったー!無視されなかった―!と内心密かに喜んでいる奴隷。 けれどそれが素直に表情に出て嬉しそうにしているあたり、全然密かではないのかもしれない。 ) [Sun 24 Feb 2008 00:32:52]
◆シェル > (挙動不審なメイドさんが大学の前に居る!しかも首輪つきの可愛い子が!という素敵な噂を聞いてやってきた大学の生徒である少年…挙動不審者は何処だ、と失礼な事を思いつつ歩いていると急にビラが差し出されて) む…… 何をお願いされたのだろうか…?(ビラと…それを配る相手…金の髪…のメイドさんを見上げて首かしげ) [Sun 24 Feb 2008 00:28:02]
お知らせ > シェルさんが入室されました。 『通りがかった人影…』 [Sun 24 Feb 2008 00:23:43]
◆アリシア@ビラ配り > ( これはさすがにまずいのではないのだろうか。 今更ながらに背中を冷汗が伝わる。 ) ……え、えーと。 取り敢えず挨拶は「おねがいしまーす!」でよかったのでしたよね。 ( 少しだけ心を落ち着かせようと息を深く吸い込む。 ) おねがいしまーす! ( そしてちょうど都合よく通りかかった人影に向けて声を掛けながら、愛想笑いを浮かべてビラを一枚差し出す。 ) [Sun 24 Feb 2008 00:23:16]
◆アリシア@ビラ配り > ( ――――と、ふと気づいた。 ) ………私、ひょっとしてまだ一枚もビラ配ってない………? [Sun 24 Feb 2008 00:12:38]
◆アリシア@ビラ配り > 考えてみればそもそも何故私が働かなきゃいけないのか非常に不満ですわ……! そもそもバレンタインのプレゼントにも時期外れだし……どこか適当な場所からきれいなお花でも見繕って、これが私の精一杯のプレゼントですわ!って言ってみれば良い気もしますし……そもそもやっぱりふしだらな方だし…… ( ここぞとばかりに不満を口に出す奴隷。 奴隷云々というよりも、もはや人としてまずい気がしないでもない。 ) [Sun 24 Feb 2008 00:08:23]
◆アリシア@ビラ配り > それから他には愛想良くとか、迷惑が掛からないようにとか、けれど出来るだけ積極的に声を掛けていけとか、それから…えっと……… ( 出来る限りこうするように、と言われた幾つかの要点を自分自身で確認するようにブツブツ口にしていく。 ) ――――やっぱりめんどくさいですわー!! ( 思わず持ってるビラを全部空にぶちまけたくなった。 めんどくさい事はとっても嫌いな元お嬢様。 ) [Sat 23 Feb 2008 23:56:05]
◆アリシア@ビラ配り > ( ちなみにこの場所を選んだ理由は、こういう所なら自分が奴隷だからって襲われたり御無体な事はされないだろう、なんて思ったから。 だって大学ですわよ。 ヴェイトスが誇る最高学府(らしい)なのに、こーんな往来で襲われる事あるわけないじゃないです事よ。 ) えーと…明日のためのその1。 笑顔でビラを配れ! ………でしたかしら。 ( 取り敢えず一番最初に教わった事を反復しなおす。 考えてみれば主人宅での雑用を除いて庶民の仕事初体験中。 ) [Sat 23 Feb 2008 23:42:06]
◆アリシア@ビラ配り > ( 正確に言えば校内ではなく、大学周辺の人通りが多い地域。 そんな場所で首輪にメイド服という、ここには不釣り合いな格好をした奴隷が堂々と立っていた。 ) けれど私、こういったお仕事は初めてだからまるで勝手が分かりません事よ!! ( 何か間違った自信を持っているのか、奴隷の割には随分と尊大な態度でビラを脇に抱えて独り言。 ) [Sat 23 Feb 2008 23:28:42]
お知らせ > アリシアさんが入室されました。 『お仕事ですわ!』 [Sat 23 Feb 2008 23:25:12]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( やがて灯りが落ちる。 寝入るまで、もう暫く悶々としそうだけれど )』 [Thu 21 Feb 2008 02:26:28]
◆跡野末理 > ( 集中力の限界。 膨大な情報を遮断して、我に返る。 無理矢理開通した回路の痛みは、繰り返し魔術を使っているうちに慣れ、消えたけど――― ) ―――〜アっ…! ( 変な癖がついてしまったのか、条件反射的に身体が火照った ) [Thu 21 Feb 2008 02:24:46]
◆跡野末理 > ( 待つでもなく目を瞑りじっとして、何をしているのかといえば他人の視界の盗み見だ。 魔術科で学んだものではなく、そもそも魔術や何々呪術という体系を持つ技術ですらないこの能力の、本態を探ろうと躍起になっていた。 今は視界を盗むことに意味があるのではなく、それをしている自分の状態に意味がある ) ( 夜更かししている寮生も中にはあって、見てはイケナイところを見てしまったりすると結構気まずい思いもするのだけれど。 大半が眠っていれば、本人すら意識していないであろう瞼の内側の視界を覗くことに罪悪感は無い。 要人の子などは別にして、必要も無いのに身近な人間のプライベートを探るのは悪趣味だと思いつつ、今だけは ) ( 他人の視界を行き来しながら、平行して霊的な感知能力を開く。 自然にこなせる者もある中で、意識しなければ感知できないのだからその能力は高くないが、強引に開通された魔術回路の影響から、感知しようとすれば相当な領域まで掘り下げることができるようになっていた。 ―――と言っても肝心の幽霊などが見えるようになるのとは違って、それら全てをひっくるめた周囲の事象をありとあらゆる方面から数式のように味気ない純粋情報として拾ってしまうのだから、取捨選択ができなければどうしようもないし、希薄なものはやはり拾い難い。 更にいくところまでいくと自我の領域さえ曖昧になるために非常に危険だ。 無いものを在ることにしてしまうのが魔術なら、その逆も起こり得る ) [Thu 21 Feb 2008 02:19:17]
◆跡野末理 > ( 頼めば厨房を貸してもらえるけれど、各部屋に満足な台所があるわけではなく、自炊している寮生は少ない。 例に漏れず食堂でお世話になっていた娘が、その分の代金を納めていながら自炊を始めたのも今年に入ってからだ。 主に朝食。 前夜からきちんとだしを取っているのは一緒に食べる相手がいるからだという噂だけれど、部屋から漏れ聞こえていた嬌声?から推測されるその相手が食堂に出てくることがあるので、戸惑わせている ) ( 実は正月に雑煮を食べさせると約束した死神がいつ来ても良いようにということなのだけど。 それはさておき。 ―――実は一度訪ねて来ていたのだけど、こちらが不在だったのもさておき ) [Thu 21 Feb 2008 01:07:14]
◆跡野末理 > ( 年頃の娘にしては物が少ない、こざっぱりとした部屋だ。 火鉢の中では時折炭が微かに爆ぜて、小さな台所には明日のためにダシをとっている鍋がある。 メモの貼り付けられたコルクボード、ちょこちょこと書き込みのあるカレンダー、生活感が無いわけではないものの、個性には欠しい。 強いて挙げるのなら、それらの品にデフォルメされた動物のデザインが用いられていることが多いくらいか。 寝間着… パジャマも、コミカルなお澄まし顔の黒猫がプリントされている ) [Thu 21 Feb 2008 00:53:20]
◆跡野末理 > ( 今夜はもう出かけるつもりもないから寝間着になって、背にかかる髪を中ほどで結ったこの部屋の主は、脚を伸ばして座布団に座りベッドの縁に背を預けている。 ちゃぶ台の上にはもう湯気の立たない湯飲みときゅうす、それに魔術科らしいアヤシゲな本。 目を閉じてじっとしている娘は眠っているようにも見えるけれど、背筋は伸びて、支えの無い頭が傾いたりもしていなかった ) [Thu 21 Feb 2008 00:45:14]
◆跡野末理 > ( 女子寮の一室、時折友人との奇行が噂される魔術科のアトノマツリの部屋は、このところ深夜になっても灯りがついている。 今まで灯りが落ちていたのは寮を抜け出して部屋にいなかったからであって、別にいまさら夜更かしを心配されることはないのだけれど。 ちょっと魔術をかじって、ちょっと霊的なアレやソレが知覚できるようになって、おかしな友人に影響されて深夜の徘徊が日常になっていれば、珍しいには違いない ) [Thu 21 Feb 2008 00:31:18]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 女子寮自室 )』 [Thu 21 Feb 2008 00:31:12]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 ――久しぶりに溜まり場にでも行きますかね。 』 [Sun 17 Feb 2008 23:37:53]
◆クリスティーナ > あ―――――…忘れ物。 教室戻んなきゃ。 ( 独り言のように何処かに潜んでいるエミリーに告げておく。 実際は忘れ物など無く、教室の方向に一旦戻って別ルートから大学を出るという宣言のようなものだが。 表で待ってる馬車を巻いて遊びに行くって話。 何かあった時の為に彼女にも引き続き同行して貰おう。 馬車巻くと同時にボディーガードまで巻いちゃうし。 ) [Sun 17 Feb 2008 23:36:46]
◆クリスティーナ > ( 大学も大学でいたって平穏――――まぁ、此処が平穏じゃないなら街の何処が平穏なのかって具合だが。 たまに聞く怪談系の話もまぁ、学校だとか病院だとか昼間人間がうじゃうじゃ居て、ネガティブな若者だとか病人だとかがあれこれ妄想してればそりゃ出るでしょうって。 出たと思うでしょうって話。 私は見た事無いですけど。 夜の校舎を1人で歩くのなんて鬱陶しくなくて気持ちが良いくらいだ。 ) [Sun 17 Feb 2008 23:18:44]
◆クリスティーナ > ま、今の所は良いでしょ。 どちらも大きな動きは無さそうだし―――利益になる話でもなし。 報告、御苦労様ですね。 ( どちらも東区で事を起こしたとか、うちの構成員や関連施設に手を出したってわけでもなし。 一応知っておいて損にならない程度の話だ。 人より多く情報を把握するに越した事は無い。 些細な事でも。 ) さて…今日はもう帰りましょ。 皆寮に戻っちゃってする事も無し――――。 ( そう言って先に部屋を出る。 こういう場所で一緒に出る事は先ず無い。 彼女はあくまで客観的な位置から私を見ていなければならないポジションだ。 ) [Sun 17 Feb 2008 23:04:07]
◆クリスティーナ > ( 夜の大学。 寮生が多いクラスメイト一同と分かれて一人廊下を歩き――――目立たない小さな教材室に入る。 鍵は持っている。 便利に使える部屋として1つ、「ちょっと用意してもらった」から。 机に腰掛けてふむと1つ頷き、真っ暗な部屋の奥に潜む影に続きを促す。 商業地区で惨事を起こした骸骨男が暗黒街でその姿を見せたという話と、もう1つ。 ) 爺さんの所に出入りしてるんですか? ―――…まぁ、あの爺さんは良くも悪くも実利主義者ですからねぇ…っていうか、怖いものとか無いんですよ多分あれ。 作り笑いじゃないですし。 ( 影は小さく笑った。 有能ではあるし、人畜無害そうな外見と性格がいい。 マークされにくいということ。 私のクラスメイトを装って学内での警護を担当する娘、エミリー。 友人の輪の中では殆んど口を利かないし、私との接点に気付いているヤツは居ないだろう。 ) [Sun 17 Feb 2008 22:52:51]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『 骸骨男にタバフ教徒、ね…。 』 [Sun 17 Feb 2008 22:42:47]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『一番ノリが教室にきたれば、大大変の予感に気付くかもナ――』 [Thu 14 Feb 2008 02:47:12]
◆テレサ > (開き直った!まぁいちばんYABEEEのは配る気満々である事だろう、が。 ・・・・包装くらいしてやった法がいいかー なんて呟きつつ。 [Thu 14 Feb 2008 02:42:41]
◆テレサ > ・・・・・・YABEEEEE・・・!食べた途端に平衡感覚がぐら付くってどんなのよ。 白睡蓮は失敗だったね!(おなかこわすくさだ。 適正な容量でなら興奮作用もあるとかとか――どっちに転んでもYABEEEE。) まあいっかなー・・・ギリチョコって言われてるくらいだから――ギリギリチョコでも。[ [Thu 14 Feb 2008 02:38:24]
◆テレサ > カカオ粉に少し酒に―― 隠し味が色々と。 全部食べられないって程でも無いし・・・経験上美味しく仕上がってる筈なんだよね?(徐々に固形化してたのを指先でちと掬ってみる。 まだちょっと熱いが――舌の上に乗せられない温度では――) ・・・・・?!( くらっときた。) [Thu 14 Feb 2008 02:37:25]
◆テレサ > (液体の粘性や色からしてもおどろおどろしさは隠しようもなく、見た目は普通に辺境の魔女である―― 無論こんな大量を一人に渡すものでもなく、所謂ところの義理チョコだ。)こんなもんでいいっかなー・・・・直ぐ味見できないのが辛い所だねこりゃ。(ちょっと位不味くても義理なんだし許してくれるさ。 とか自己弁護しつつ、殆どの調合が終わって後は冷やすだけ。 釜を熱し続けてた火を止めて、一段落はふり。) [Thu 14 Feb 2008 02:35:58]
◆テレサ > (授業にも使う大釜で。 巨大な掻き混ぜ棒で。いつものかっこうで。) [Thu 14 Feb 2008 02:34:20]
◆テレサ > やっれんっのか♪ やっれんっのか♪ はてさて不明〜♪(謎のBGMが掛かる大学の一室の有様を解説する前に、状況を確認せねばならない。 都会にゃバレンタインデーという日があるらしく、それはチョコを渡しては貪り食う祭典らしい。) 矢張りアレだね! 自分でつくれてこそよ!(都会人の一人として参加すべきだと思ったので、現在そのチョコという奴を練成している最中だ。) [Thu 14 Feb 2008 02:33:06]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『チョコっとLOVE』 [Thu 14 Feb 2008 02:31:33]
お知らせ > 真護さんが帰りました。 『(考えるのは、ミルクかビターか。) 』 [Tue 12 Feb 2008 23:11:31]
◆真護 > (年に一度、女の子が想いを寄せる意中の人、ならびに大切な人々に渡す特別なチョコレート。 幸い其れそのものを糧にしている己には、様々な種類の材料となりうるチョコレート製品が沢山部屋の貯蔵庫にある。其の中で一番よいものを選ぶ事にしよう。) 最初は変なイベントや思うてたけど、うちにとっては年に一度のグルメ祭りやし。今年こそ、買いまくるで…! (お買い得ポイントはバレンタインディの翌日…! 違う方向へ情熱を燃やしながら、扉へ向かう道すがら。) [Tue 12 Feb 2008 23:09:07]
◆真護 > (―じゃあ明日の講義でまた。 枚持ってきてね、約束よ― そう言い置いて、友人はぎゅっとハットのつばをより深く下げ、室外へ通じる扉へと駆け出して行った。其の姿を暫し、呆けた様に見送り。) …――ちゃんもえらい乙女になってしもうたな…。確か去年はバレンタインのバの字でも出したら無言でどつかれよったのに。 (性懲りも無く本人に告げれば冥土行きにされそうな言葉を呟きながら。 机に広げられた手帳に、インク壷に浸した羽ペンで明日の日付けの箇所にチョコ何枚、●ちゃんに と書き込む。うっすらと滲む様に浮かぶ笑み。) ええのん選らばなな。 [Tue 12 Feb 2008 23:00:28]
◆真護 > (うつ伏せた顔を上げ級友を見やれば、恥らう乙女を絵に描いたかの様に頬を薔薇色に染め、両手の指を複雑に絡めこうべを僅かに俯かせている。…おお、正しくこれは。) 鬼のかくら……いやいやちょっと!嘘やって! (不貞な発言に再び拳を固めた彼女に、慌てて両手を振り振り全身で否定のポーズ。) バレンタインのチョコやんな!よっおんなのこ! 何枚いッ (「声が大きすぎる」との恥じらいを篭めたご指摘の声と、ぐーパンチぱーと2。 そ、そんな理不尽な…とかどうせ殴られるやん…とかいうトホホな言葉は何とか発声直前で飲み込んだよ。) [Tue 12 Feb 2008 22:50:33]
◆真護 > (先ず視界に入るのは、何故かいつでもどこでも古びたウィッチハットを被っている同科の見慣れた級友の姿。と、彼女の手に握られた、恐らく其れで叩いたのだろう、くるっと丸められ中心を赤いリボンで結ばれた羊皮紙一巻き。――考えるより先に、身体が動いた。) もーらい"―――!! (真っ先に手を伸ばし目的の羊皮紙を奪い取らんとした時、音の速さで繰り出された級友のぐーパンチが本気120%で無防備な自身の顔面の真ん中に突き刺さり。) ――ユー…ウィナー… (…ドサ。鼻から惜しげなく舞い飛ぶ真っ赤な血(※イメージ)と共に、投げ出される身体。の上に餞の如く放られた羊皮紙をしっかりと受け止めながらも、紡がれる級友の声に耳を傾け。) [Tue 12 Feb 2008 22:35:17]
◆真護 > (暫し呆然と、まだ覚醒しきっていない瞳が賑やかにお喋りを楽しむ学生達を見、助手を伴い教室を出てゆく老年の教授の姿を見。 …次の瞬間には、眉根を下げ溜息を零して、再び机に突っ伏した。) …あー……またやってもーたー… (組んだ腕の間に埋もれて、くぐもった情けない声が漏れ出る。 夜間に開かれるこの講義は、教授の説明が分かりやすく実践的な魔術を学ぶ上でとても勉強になると聴き、毎回休む事無く出席しているのだが…毎回例外なく開始15分で眠ってしまう。そして助手が授業の終わりに鳴らす鐘の音で起きるのだ。嗚呼。) なんでや、なんでなんやー…!先生の声が一定の緩やかーで穏やかーなテンポ刻んどる極上のバリトンボイスやからあかんのか…? (実際は集中力の問題だが。何はともあれ、また誰かから板書を写させて貰わなければならない事は確かだ。泣きそうな声でぶつぶつ呟いていると、「違うでしょ」という級友の呆れたような声と共にポンと軽く頭を叩かれた。…ちょっと待て、この軽く頭を叩いた異物の感触…この感触はもしや…! 級友の声よりも先に推理したのは。思わずばっと頭上を振り仰ぐと。) [Tue 12 Feb 2008 22:19:59]
◆真護 > (―――軽やかで澄み切って、とても爽やかな音が、眠気にまどろんでいた意識に突如響き渡った。) ―――…。 (其れは理想的な覚醒法であったかもしれない。 徐々にゆっくりと覚醒していく意識。同時に研ぎ澄まされていく聴覚が、教授からの講義の終了を告げる落ち着いた声と、ざわめき始める周囲の生徒らの声や動作に伴う雑音を拾っていく… …) ……ッッ!!!! (――つまり、寝過ごした!!という事で。 急速に有ってはならない答えに辿り着いた思考と共に、慌てて伏せていた頭を起こす者が一人。) [Tue 12 Feb 2008 22:04:11]
お知らせ > 真護さんが来ました。 『(鐘の音。)』 [Tue 12 Feb 2008 21:51:22]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『人類に幸福あれー。(洒落た言葉を呟いた。)』 [Fri 8 Feb 2008 23:19:52]
◆春祈代 > (煙草の限界に辿り着くと、咥えたまま携帯皿を取り出して放り込んだ。そして丁寧な足取りを取りながら立ち去った。) [Fri 8 Feb 2008 23:19:31]
◆春祈代 > (肺の隅から隅まで有害な煙に蝕んでいった。酷い感触を覚えるもの、慣れ次第では快感の方が勝っていった。小さく咽るもの、苦しげな表情は見られない。寧ろ生き生きとした表情を浮かべている。) ぷっはァー・・・ (これだから煙草は止められない。開いた腕を落下防止用の鉄柵に乗せたまま、顔を空に向けながら魔術の流れや爆発音、リズムなどを感じ取りながら笑みを浮かべていった。本当に愉快だ。) そうだなぁ… 『神にならぬ身にして、神の領域に、辿り着くもの――』 …。 (言葉にしたのは魔術を執行するのに不可欠な詠唱の一部である。叶えられなかった願いをありったけの想いとして魔術のすべてに注ぎ込んだのだから。この想いだけは誰にも知られたくない。) [Fri 8 Feb 2008 23:18:02]
◆春祈代 > まあー 学校側が損するような事態が起きない範囲内であれば問題はないってこと。 (シンプルな答えを口にする。片手をポケットに突っ込んでから中身を漁り続けた。) んー?確かこの辺に入れといたはずなんだがなー (どれだけ漁ろうとも見つからなかった。怪訝そうな表情を浮かべながらも、別のポケットに手を突っ込んでみると慣れた感触が指先に伝わって感じる。) おっ、見っけ (白い天使の羽を象った柄をする煙草を目の前に持ってきた。指先で軽く叩きながら突き出た一本を咥えると、同じ穴からマッチの棒が飛び出る。それを手にすると、地面の床に擦り上げた。燃え上がらせた小さい火を咥えた煙草の先端に宛がう。) [Fri 8 Feb 2008 22:54:22]
◆春祈代 > (魔術科の生徒は何故にヴェイトス大学のあらゆる場所で魔術の実践をするのか?名答がないもの、ヴェイトス大学は魔術執行許可のスペースがあるか、ヴェイトス一の鍛錬場なら魔術のトレーニングを行えるスペースもあるだろう。それだけでは説明が足りない気がする。) 魔力なんで何処にでもあるとは限らねぇーし。魔術が使いやすくて、人の目に付きにくい場所といったらヴェイトス大学しかないだろーなぁ? (推測を続けながら、軽い笑みを浮かべ続ける。空っぽの水泳場には少量の水を満たして行った。見たのは水流系統の魔術を行う学生。名前は知らないし、覚えるつもりもない。覚えたから、なんだ。俺の名前を呼び、覚えてくれるわけでもない。) [Fri 8 Feb 2008 22:42:31]
◆春祈代 > (週末を迎えようとしている中に、放課後に関わらず講演会に参加したり魔術の実践などを行う生徒だって居る。その生徒は中庭だったりグラウンドだったり水の張っていない水泳場だったりする。) あいつ、放電系統の魔術を使うのなー。 (春祈代は屋上から見下ろすような形で全体を身渡らせる。この屋上に居るのもまた春祈代1人だけだった。花火みたいに打ち上げる発火系統の魔術もある。魔術よりも実際の花火の方が綺麗な場合が多い。) そりゃー・・・、人為的に生み出すのって難しいだろーし。 (花火は古くからある歴史。それに大して花火の魔術はまだまだ浅いのだ。今は、だがこれから伸びる可能性もあるのだろう。春祈代は薄らと笑みを浮かべながら鑑賞をしていた。) [Fri 8 Feb 2008 22:35:12]
お知らせ > 春祈代さんが入室されました。 『熱心なもんだなぁー?』 [Fri 8 Feb 2008 22:27:57]
お知らせ > 学生Bさんが退室されました。 『備えあれば憂いなし、だよ。』 [Wed 6 Feb 2008 23:20:18]
◆学生B > (もしかしたら実験室の方での魔法か何かで焦げたような匂いがもれただけかもしれない、と納得したようで)まあ不審火などで無いのでよしとしよう。(やはり火は怖いからね、と一人呟きつつ回れ右。自分が先程まで使っていた研究室の火の元を一応チェックしておこう、と思ったようで…) [Wed 6 Feb 2008 23:20:10]
◆学生B > (続き)火がつけば何か危険な気がして…ぽてぽてと歩いてみるも…)ふーむ…?気のせいかな…(誰か人の気配がしたような、と思いつつ辺りを見渡すも…火の気配も特に無く…また焦げた様な香りも風に飛ばされたのか感じられず) [Wed 6 Feb 2008 23:15:35]
◆学生B > (割と遅い時間まで自分の調べ物をしていたその学生、一区切りついたのでそろそろ戻ろうか、と歩いていたら何やら焦げ臭い香りが僅かに届き…更に一瞬、火のような輝きがあった気がして…)ふむ……気がついた以上は一応見なくては、かな。(多少の耐火性はあるだろうが [Wed 6 Feb 2008 23:14:15]
お知らせ > 学生Bさんが入室されました。 『こげた匂いに気がついて「火事?」』 [Wed 6 Feb 2008 23:11:21]
お知らせ > ヒイロさんが帰りました。 『( ―――失敗。 )』 [Wed 6 Feb 2008 23:10:25]
◆ヒイロ > ――――炎よ。 ( ぼっ。 月影さえも覆うかのように、大輪の花が咲いた。 炎でできた一瞬の花が。 指先を焦がすこともなく、広がるように霧散する。 火の粉をちらちら飛ばしながら、エーテルにかえる。 後には空気のこげた匂いが漂うだけ。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:10:17]
◆ヒイロ > ( 数少ない自身の内にあるそれ、小源、オドでさえそれだ。 こと個人が使役する場合においてほぼ無尽蔵にあるといえる世界の魔力、大源、マナを、大量に流せばどうなるか。 柔な魔術回路であれば、崩壊するだけだ。 一大巨頭、魔術科なんていいはするが、魔道に入ったものの多少は、そうして終わる。 限りなく、シビアな世界だ。 ) ――――はっ……! ( だが思えばヒイロは、その世界にこそリアルを感じる。 ミュージックボックスの本質がその技巧の美しさではなく、音色を奏でる様にあるように、ヒイロはその魔術師という一個の機械の本質を奏でるように、気分が高揚する。 ぱりぱりぱりぱり、もれ出た魔力が、放電に似た反応を起こして爆ぜる。 落ち着け、落ち着いて束ねろ。 指先のただ一点、それだけのことだ。 こらえろ。 喉下まででかかるコードをこらえる。 喉下を過ぎれば意識もつられて吐き出すだろう。 落ち着け、もう少しだ。 指先の【そうではない光】を睨む。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:00:08]
◆ヒイロ > ( やがて背筋をなにかがずるずると穏やかに通り抜けていく感覚を覚えると同時に、指先にほんのりとしたぬくもりを覚える。 軽く指を振ると、【そうでない光】が指先について回る。 ランタンからはなし、夜の虚空に指先を向ける―――光は消えていない。 それこそが魔力がうちから出ている証拠。 それを取っ掛かりに、ヒイロは魔術回路を起動させる。 恐ろしく慎重な彼女は、独りでいるときには絶対に、時間をかけてこのように魔術回路を開く。 自分に自信がないからだ。 それは、先述の「できるという確信こそ云々」に反するのだが、それゆえ、ヒイロはあまり大げさなことはできないでいる。 ) ――――んっ……! ( 閑話休題。 魔術回路を開く、というのはどういうことだろうか。 魔力、それは本来、肉体とは相容れぬもの。 肉体からそれを精製するということは自ら毒をつくるようなもの。 魔術回路に魔力を通すということは、全身に燃え滾る毒を通じること。 故に魔術行使は常に苦痛を伴う。 しかしその痛みが自己を現実に留める。 その苦痛はヒイロにとっては、馴染み深い苦痛だ。 例えるならばそれは、そう―――臓腑から脊髄へ、内から焼き焦がす炎の痛みだ。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:50:57]
◆ヒイロ > ( 火は育つ。 燃え盛る。 自身では制御できないそのたけりを、余すところなく使って。 魔術師は炎ではない。 それを内に秘めるだけだ。 故に制御できなければ自らもまた焼かれ、糧にされるだけだ。 よしんばされなかったとして、制御を離れた炎は、他の何かを焼くだけだ。 その恐れが―――ヒイロを尋常でなく慎重にさせる。 す、と立てた人差し指。 ランタンの明かりに重ねて、指先の燃えるように、そう見えるように、角度を調整する。 ゆら、ゆら、ゆら。 燃える明かり。 じっと明かりを見つめていると、光が焼きついて、目を話しても残像が残ることがある。 【そうでない光】を指先に残すことを心がけて、じっと。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:40:06]
◆ヒイロ > ( ゆらり。 揺れるランタンの明かり。 じっとそれを眺めて、ヒイロは意識を集中する。 安っぽい表現を用いるのならばそう、感覚の目で、見る。 炎のエレメント。 そのありようを、視る。 自己の内面に秘められたありようは、どうやらそれに近しいものらしい。 ならば最も親和性があろうというものだ。 それに火は最も軽いもの。 比較的容易に操作しうると、そういうものもいる。 ―――動かすだけならば。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:30:14]
◆ヒイロ > ( まあ広く複雑な大学だ。 どこの中庭かというのは特に言及しない。 強いて言うなれば、あまり目立たず、いまのところ人影は先述のヒイロ以外になく、そして―――そして、綺麗に月影の差す場所であった。 ) ……………月光は魔を帯びる、っちゅうけんどね。 わがっかいそんなもん。 ( 人知れずそんなことを―――まあ誰かの前ではろくすっぽ喋れやしないのだが―――呟きながら、ランタンの明かりで書物を照らして、ヒイロはゆるゆると読み進めた。 魔術は実践。 できるという確信こそ理想を現実に引き摺り下ろす。 大事なことだ。 故にヒイロは夜中、こうしてひっそりと、呪を唱えるのだ。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:20:13]
◆ヒイロ > ( そう、バレッタには刻まれていた。 尤も、トキノミヤコ語であるので、わからないもののほうが多い。 ので結局は何のアピールにもなっていないという無意味さを露呈しているわけだが、その本体たる学生ヒイロ・ゲールは、そんなことはまるで気にしたふうもなく、大学構内の中庭にて、分厚い書物を抱いてぽつねんと地面に座っていた。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:10:20]
お知らせ > ヒイロさんが来ました。 『平々凡々』 [Wed 6 Feb 2008 22:07:38]
お知らせ > テレサさんが退室されました。 『一人前の魔術師への道は<s>恥かs</s>険しい。』 [Wed 6 Feb 2008 04:25:34]
◆テレサ > (「構成成分である毒セリや白スイレンには催淫効果もあるというが――ここではそれに付随する”ふわりと浮いたような”感覚が重要だ。 適度な知覚の麻痺が集中を助け、また飛翔状態のイメージ形成に役立つことが体験的に知られている。 確たる理論はまだだが。」とは教師の弁。)確かにトべそうだけどお嫁に行っちゃう前に助けてプリーズ・・・!(救難要請も大分支離滅裂になってきたところで今回の講義は終了、被害者は放置。 薬品は投棄。 ――要約。 力ある魔女は軟膏の力で空を飛ぶが、力ない魔女も精神的に飛んでいた事は確かである。 あまり後学のためにならない。) [Wed 6 Feb 2008 04:17:18]
◆テレサ > (2分後にはすっかり組み伏せられていました。 メガネっ子は鮮やかなお手並みでした。) くっそ放せ―― もやしっ子なら大丈夫だと思ってたら私の方がもやしっ子ってどうなんだ・・・・んにゃぁ っ?! ちょ、何してるのー か な?(ぬるぬるのからだのままぎうーと体重かけられた。 すべすべ柔らかい感触が密着して何かY A B A I ――) ええと・・・・ほら、 見てるから!皆見てるってー! オイ教師! 精神の変調ってこれよ――?!(そしてじたばたして何とかなる力2ではない。 「そうだよ。」とさも平然と答える先生に殺意が沸いた。後で鉄球を頭上に召喚してやりたい。) [Wed 6 Feb 2008 04:09:17]
◆テレサ > あと生贄が少ないと悪m――もとい私が寂しいね。 あれだ。 お前来いー――☆(最前列で見てた適当な女っ子一人を巻き込んだ。 引っ張った手にぬちゃー☆ ほっぺにべちゃー☆ 悲鳴ぎゃー☆) ってうわこらちょ! 服汚したらダメdみゃァァ――!!(メガネタイプの大人しそうな子だったからとかっさらったが、思わぬ反撃が来た! 身体に塗る用法とかは確かに聞いたがいきなり背中とかに流し込むものでない!) ふふ・・・いい度胸だ鳴かせてやる――!!(大乱闘! 先生は笑ってみています。) [Wed 6 Feb 2008 03:57:33]
◆テレサ > うェ、マジですか。 ってこの授業やってんの実質私じゃんよ!仕事しろ教師ー!(頼むから講義の皆、がんばーれって顔で見るな。 観察対象を見る目で見るな。 全ての抗議が黙殺される中、仕方ないので適度に冷えた液体を手で掬ってみた。) ・・・あとさ。ティーチャーの理論だとサ。箒と素肌が密着して無いと飛行補佐の効果ないってことだ。 それって何かエッチだよね――うわ、ヌルっとした! 鰻の生魚みたいだ―― (ねとー っと糸引く謎の液体をこお両掌にこすってみたりするが。 触感はある種最悪だ。) [Wed 6 Feb 2008 03:48:50]
◆テレサ > あとは塗ればOK。 こんなのなくても飛べる気がするけど、飛び易くはなるんじゃないっかなー・・・シラネ。(出来上がった謎液体は通称が「魔女の軟膏」という。飛び軟膏とも呼ばれることがあり、伝統的な魔女はこれを塗った箒で空を飛ぶとされるが―― ) 学術的に言えば、構成成分による精神の変調が飛行術を成功させる上での利点として働く・・・だっけ。(先生も頷いてるし正解っぽい。 おおー。 と感嘆の声を貰えばまぁ、悪い気はしないが――) でもティーチャー、ぶっちゃけ私こんなの使ったこと全ッ然無いよ? 精神の変調ってどんななのさ。(お前が使ってみりゃ良い、身体で覚えろ。 ってそっけなくも何かを狙ったような含みのある声で言われた。) [Wed 6 Feb 2008 03:40:38]
◆テレサ > (ぶっちゃけ駆け出しには苦しいレベルの製薬を教科書頼りにやらされてる段階であり、手元も生成過程も危なっかしい事この上ない。 微笑みつつみているだけの先生は学生の間じゃサディストで通ってたりする――命に関わる時だけは止めてくれるが。 内容の紹介の時だけは美味しく感じる地雷じみた講義は、何所の学校にもあるものだ。) ……くっそ明日から魔女帽子なんて止めたるよ。 あとは触れる位まで冷やせばいいんじゃないっかなー・・・(テレサさんは外見が魔女っぽいってことで作成の役目を押し付けられたという状態だったり。適材適所ながら、自信ねェー。 とか呟く当人よりも揃って使わされる取り巻きたちの方が不安そうだが。) [Wed 6 Feb 2008 03:25:55]
◆テレサ > (魔術も技術であり、結果が全ての行為。 いかな立派な術式を組み上げても発動しなければ意味がない――というある意味現実的な思想を掲げ、「習うより慣れる」「やってみる」「身体で覚える」等の大凡学問らしくない言葉が飛び交うこの講義こそ、”魔術実践A”。 目の前で神秘を確認してもらい、その空気・雰囲気に触れると共に体験を通していくつかの魔術理論の方向性を知ってもらうという問題講義だ。) そりゃ一応魔女畑の出だけどさ。 普通先生がやるっちゅーの――(・・・私だよ?間違えて変な薬作ったら如何するのよ? なんてぶつくさ言いつつ謎色の液体が入った釜をぐりぐりしてるのは、錬金術や魔女術における所謂”霊薬”の類の生成過程らしいのだが――) [Wed 6 Feb 2008 03:13:57]
◆テレサ > (そうした入門講義は、わかりやすく、具体的で、知識に偏らない”体験”を含む奴ほど楽しくてモチベーションが上がる、っていうのが世の常だが―― そこはほれ魔術科のこと、常識に頼って判断すると偉い目に会う事も多い。)でっきるっかなー でっきるっかなー。 寧ろコレいいのッかなー?! ・・・・マジ私でいいのん?(大きな釜の前でぐつぐつと何か作ってる魔女風の周囲に人だかり。 そんな光景が展開する教室の札には、実践A と書いてある。) [Wed 6 Feb 2008 03:06:19]
◆テレサ > (なんたって魔術の流派からして100を超えんばかり、魔術師が一人生まれる度に概念が一つ生まれるといっても過言ではないのだからソレは仕方ない。 ただし奔放に気の向くままを受講していればいいかというとそうでもなく――そもそも入って日の浅い学生には、講義の大半は理解不能の呪文詠唱を聞くに等しいものだ。 金と時間に限りがある若き(そして貧しき)魔術志願者は、まずはいくつかの選択肢の中からとっかかりになりそうなものを選んで、そこから派生する感じで知識を増やしていく事が多い。) [Wed 6 Feb 2008 03:00:57]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『一括りに魔術科の授業といっても、講義の種類は無数にある.』 [Wed 6 Feb 2008 02:57:17]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『あー一度でいいから、女教師に飛びつきたいわ(※犯罪)』 [Mon 4 Feb 2008 22:50:04]
◆春祈代 > ホント、運がねぇーのな (ランタンを力一杯に下げると、肩も一緒に落としてしまった。ぐったりしながら日常を過ごそう。) [Mon 4 Feb 2008 22:48:25]
◆春祈代 > (作者は…「■■■■」。何者かに塗り潰されたのだろう。描いた張本人の線は先ずありえねぇー。塗り潰すんだったら、初めから書かなきゃいい。それよりも。) …『歌う幽鬼』…か。 幽霊とか亡霊、悪霊にも涙と歌… 感情があるんだって描写してんのか? (線は儚いイメージを抱く。男よりも女が描いたようなイメージがずっと強かった。こんな人から避けられそうな絵を書くなんて。) …どんな思いで描いたんだろーな。 (瞳を細めると、物寂しげな雰囲気を漂わせる。どこか同感を覚えるような感触があったのだから。そして何時、描かれたのか油絵の裏地を覗いた) ん?あ… 卒業してんのかよ!? (会いたいとか、好きになりそう、そんな想いを抱いた瞬間に打ち砕かれた。) [Mon 4 Feb 2008 22:47:07]
◆春祈代 > (一枚目の油絵を確認した。春祈代はぎょっとした顔になり、思わずに後ろに下がってしまった。) うおッ …!? (ガタンっと音を立ててしまった。横目で確認をすると、足をさっきの石像を後ろ足で蹴ってしまった。未だに転がり続けている。それを気にする前に、油絵のほうに見入っていた。) こういうの描く奴ってどんな奴だよ? (他のと見比べると、その油絵だけが完成度が高かった。素人の春祈代から見ても、だ。その絵は背景は墓場で埋め尽くされて、中央には涙の流している亡霊が描かれていた。口から零れる音符のような絵があることから、歌っているようなイメージを抱いた。タイトルは…『歌う幽鬼』。) [Mon 4 Feb 2008 22:39:23]
◆春祈代 > (それを見回っている内に、完成途中らしき油絵が幾つものを画材で立てられていた。太陽に直射し色素が崩れてしまわないようにするためなのか、月の光ですら当たらずに確認することが出来ない。するためには、油絵の画材を動かすか、ランタンの漏れ出る光で確認するかのどっちかだった。) ………あ? そりゃー・・動かすのは拙いだろうな。 (目付きを細め上げながら、逆立った後ろ髪を掻き下ろしていった。またぴょんと効果音が聞こえそうなほど立った。ちきしょーワックスがねぇーと駄目だわな。と内心で舌打ちを打った。結局はランタンの光で確認をしようとする。) [Mon 4 Feb 2008 22:29:15]
◆春祈代 > (石像に触れた。暫くしてからも、べたべたっと遠慮などせずに触りまくった。なんか言葉だけだとエロスな雰囲気になっちまう。) おー、石みたいなのな? (そのまんまの感想を吐き捨てた。暫くして、人間がこんな細かいの作れるんだ、と感動を覚えると物色するのを止めた。) さて、面白れぇーのないかな (例えば非現実な現象が起きないのか期待をしていたりする。刺激を求める年頃なのだ。) そうだなー「本当にあった怖い話」っつーの本に書いてあったな (顔を天上に向けながら、歩き回ろうか。画材や粘土、筆など色んな道具を置いてある。) [Mon 4 Feb 2008 22:21:02]
◆春祈代 > (授業も講義もLHRも終わった。このまま帰宅せずに、真っ先に美術室に出向かった。魔術科の学生にとっては踏み込む機会がなかなかない。) へぇー初めて見るもんばっかりあるのな。 (美術室の出入り口辺りで立ったまま、下げるランタンを周囲に向けるとデッサンのためかなにかの石像らしきそれが見つかる。) なんだっけな。あ、神話とか出て来る英雄だったりして? (予想を口にしながら、丸っこい目付きになった。関心をするように頷きながら、石像らしきそれに凝視し続けていた。見ている内に興味を示したのか、手を恐る恐るに伸ばしていった。それに触れるために。) [Mon 4 Feb 2008 22:01:27]
お知らせ > 春祈代さんが来ました。 『こんなのあるんだな。』 [Mon 4 Feb 2008 21:53:07]
お知らせ > ドリィ@カードさんが退室されました。 『「ちゃ、ちゃんと課題もやらなきゃ駄目… だよね…」 すこし、しょんぼりしながら呟いた』 [Fri 1 Feb 2008 17:33:16]
◆ドリィ@カード > ご… ごめんな…さい… (「せめて、家に帰ってからやりなさい。後、課題もきちんとやる事」 その言葉に、更に身を縮こまらせる姿を見やる講師は、溜息吐き出しながら背を向ければ… 講義室から立ち去り、それを縮こまった侭に見送れば… 困った様な顔で吐息吐き出し――…) 続きは、家で… やった方が、良いよね… やっぱり… (叱られた子供の様な顔でポツリ… 呟けば、道具やカードを鞄の中へとしまって立ち上がり…) [Fri 1 Feb 2008 17:28:25]
◆ドリィ@カード > あっ… (そこに立って居たのは… 芸術科の講師。呆れ混じりな視線を絵筆握るドリィに向ければ… コホンと咳払い一つの間を置いた後で 「ドリィ君、何やら熱心に取り組んでいる様だが… 課題はどうしたのかね?」 なんて――) あっ…えっ、えっと… ちゃ、ちゃんとやってます、せんせい… ただちょっと、時間が取れそう… だったから… (「だからって、課題そっちのけでやるのは関心しないがね」 呆れ混じりの溜息と共に講師が言葉吐き出せば… 思わず体を小さく縮こまらせる様に身を竦ませ、怯えた様な視線向け… ) [Fri 1 Feb 2008 17:23:23]
◆ドリィ@カード > (絵筆の動きに合わせて、ゆっくりとだが確実に刻まれて行く半漁人の絵―― それを真剣な眼差しで見詰め… 手は決して絵筆を動かす行為を止める事無く… 意識は、完全にカードの上に描き込まれて行く絵へと。) ―――― んっと… まずは、一枚…かな。 (そして、暫く経てば…やがて完成する一枚のカード。 それを見てから、ふっと吐息吐けば…額を腕で拭い、次のカードに手を伸ばし――……) あれ?(そこで、ふっと自分の背後に誰かが立っている様な気配を感じれば、恐る恐ると振り返り――…) [Fri 1 Feb 2008 17:19:44]
◆ドリィ@カード > ―――――……… (深呼吸、一つ…二つ… 三つ。 その間に、思い出すのは今まで描いた絵の… 色の温度。少し目を伏せて、ソレを回想した後で、再び目を開けば――) うん… (頷き。 その後で、カードの上に絵筆を走らせ、今まで自分が感じた色の温度をその上に乗せ… そして、更にその温度の上に色の温度を重ね… 少しゆっくりとだが、しっかりと白紙のカードの上に絵を描き込んで行き――…) [Fri 1 Feb 2008 17:08:55]
◆ドリィ@カード > よいしょっと… (古ぼけた鞄の中から取り出すのは、例の見本と白紙のカード。それをカンバスの上に置けば、先ほどまで講義で使っていた画材に手を伸ばし…) えっと… 後は、このカードを沢山、描かなきゃ… かな(… じっと視線を送るのは、白紙のカード。 これに、今まで描いたのと同じ風に絵を描いて… と、そう頭の中で呟けば、まずカードの一つを手に取り…それに絵筆の先を触れさせ、て) [Fri 1 Feb 2008 17:02:20]
お知らせ > ドリィ@カードさんが来ました。 『講義終了後、一人講義室に留まり…』 [Fri 1 Feb 2008 16:56:04]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『さて水羊羹を食いに行くか。(立ち上がると、首を鳴らしてから去った。)』 [Thu 31 Jan 2008 23:28:13]
◆春祈代 > 買った時点で後戻りは出来ないわな。 (出来たとしても、購入した金額の何割しか戻ってこないのがオチである。そのオチを損するなら、今の方が断然にいい。) それにしてもー・・・、夜の学校って意外に不気味なのなー。 (眠たげな目付きを浮かべて、小さく笑いかける。廊下の奥に視線を向けても、何も起きやしない。恐怖のイメージを抱けば、何とかの波による影響で幻影を見てしまう現象。そうなってしまった人は幽霊に出会ってしまった。と勘違いをするだろう。) まあ本物だったりする場合もあんだけどな。 (実物は見たことがないから何ともいえない。サンドイッチを食い終わると、満足そうに頷いていった。) [Thu 31 Jan 2008 23:27:08]
◆春祈代 > (春祈代はその場で壁に凭れ付いたまま、座り込むと肩掛けカバンを手元に引き寄せる。) あー、じゃあ 頂きますっと。 (開けたカバンからサンドイッチを取り出すと、カバーを外してから平らげ始める。ハムや野菜を挟んだもので、ボリュームは欠けるもの栄養要素は極めて高いものばかりだった。懐に余裕が出来るまでは無駄使いを避けて置きたかった。さっきと一緒にいた同学年と遊びに行きゃ、許容範囲を超えた金額を使ってしまいそうだったから。少なくとも三、四月までは辛抱か。) まあ、貰った家を売り飛ばして アマウラ式の家買うのは無謀だったかぁー・・・流石に? (春祈代は時分の行いを思い出すように振り返りながら確認をしていた。このままで大丈夫か、と不安は確かにある。) [Thu 31 Jan 2008 23:16:48]
◆春祈代 > あ、俺さー調べたいことがあるんだわ。 (先に帰ってくれ、と遠回しに同学年に告げる。同行する積もりの同学年もいたが、断った。) 『あー!?テメェー俺達を差し置いて彼女を作りやがったなッッ!?』 ちっげぇーよ! 最近、振られたばっかなの知ってんだろぉー・・呪うぞオイ! (あははーと冗談めかした笑顔を浮かべながら答える。あれこれと騒ぎ立ててから、教室から廊下に飛び出てはどんどん人の気配が感じられない廊下のほうに歩いていき。やがては一人になった。) うわ… 腹減ったなぁ。 (一階の廊下の窓から校庭を見渡すことの出来る位置に立ったまま、顔を天に仰向いたまま壁に凭れ掛かった。) [Thu 31 Jan 2008 22:51:07]
◆春祈代 > (春祈代だって例外ではなかった。頭を下げると同時に感謝の言葉を送ってから、春祈代も含む学生や教師の全員が拍手を送っていた。講演会を開いた教師は嬉しそうな顔を浮かべては、丁寧な足取りで立ち去ってしまった。後に残るのは静粛だったが、ノートを見せ合ったりする生徒、その場で感想を語り合う生徒、議論や口論など今後の課題発表はどうするのか相談し合う生徒、荷物を片付けてから帰る生徒、教師はアンケートを集めたり次の講演会はどうすのか、など話し合うのを聞こえた。) はぁー すっげぇーよな。あれこそ大人な女性か。やっぱ、自然の厳しさを語るだけに凄い体験するって尊敬ーするな。 (春祈代は感想を語り合う生徒。ほんの少し雑談をしてから、満足をすれば春祈代一人で教室から飛び出す。) [Thu 31 Jan 2008 22:39:20]
◆春祈代 > (夜間の講演会を開いていた。テーマは『自然の法則』だ。学科に縛られず興味のある学生や教師が集まり、静かに耳を聞き立てていたり言葉をそのままノートに書いたり、相打ちを打つように頷き続ける学生だっている。今となって講演会は終わってしまった。代表の学生が立つと、講演会を開いた教師のいる教壇の傍で向かい合うように立った。) 『今日は忙しい中に、私達のために講演会を開いてくれてありがとうございます。とても勉強になりました。今後の研究に参考したいと思います。それじゃ…みなさん。』 『ありがとうございましたー!!』 (人気のある教師だからか、講演会に参加している学生達は一斉に立つと頭を下げて感謝の言葉を送った。) [Thu 31 Jan 2008 22:31:41]
お知らせ > 春祈代さんが入室されました。 『これで講演会は終わりにします。』 [Thu 31 Jan 2008 22:24:54]
お知らせ > ドリィ@カードさんが退室されました。 『白いカードに絵を、刻み込む』 [Wed 30 Jan 2008 09:41:13]
◆ドリィ@カード > うん… 全部、そうしようって思うから駄目なんだね… 一番重要な部分を出して、そこに…必要そうなモノを… (で、暫し深呼吸した後… 漸く落ち着いたのか、自分に確認する様な言葉吐き出し、カードを再び凝視… ここで必要なのは―― これが『集める為の物』と言う事。 それをしっかりと頭に叩き込んでから、また暫し思案続ければ… やがて――) うん、この色と…この色をベースに…元の色を重ねて… (やっと、絵筆を手に白紙のカードに絵を書き込み始める。 仕事、遅くて迷惑掛けてないだろうか…? そんな不安が一瞬芽生えつつも… 今は、頭の中で固まった色が消えぬ内に…) [Wed 30 Jan 2008 09:40:56]
◆ドリィ@カード > (……… それに、あんまり怖くし過ぎてもいけない気がする。だって、これは人が集める為のものなんだから…… 怖いものを集めたいなんて、少なくとも自分は思わない。 追加で頭に過ぎる言葉。 それが先ほどまでの思考に混ざれば、ぐにゃぐにゃと頭の中をこね回す様な感覚に襲われて… 思わず目を回し――) あぅっ… うぅん、いけないいけない。 (一瞬、思わずひっくり返りそうになるのを堪えて、首をぶんぶんと振れば… 深呼吸を一つ、二つ。繰り返し、自分を落ち着けようと、して) [Wed 30 Jan 2008 09:32:17]
◆ドリィ@カード > (説明書きには、落とし仔と言う名前と… それと、コロセウムいっぱいの牛を食べると言う説明などなど。 それと、邪神Yの子供と言うのもあったり… それを睨む様に見つめながら、頭の中――それが連想させそうな色を考え…) …… うぅん… やっぱり、怖い感じの色…かな。 けど、どんな風な――それに、元の色を崩しすぎちゃ駄目…だと思うし うーん… (けれど、上手くまとまらないのか…手にした見本のカードを掲げて、首一傾げしながら… また唸り声上げて) [Wed 30 Jan 2008 09:19:15]
◆ドリィ@カード > んっ… (その時間を利用して、こっそりとカード作成作業。 ちょっと人目につくと恥ずかしいのか、この時間は人気の少ない食堂の片隅でこそこそと… それでも、少し真剣な眼差しで、白紙のカードと見本を見つめ…) これは… ちょっと強敵、かな… (その見本に書き記されているのは… 触手の塊。少女の感覚基準では、少しイメージの掴み辛いソレをじっと見つめながら… むー… っと唸る様な声を上げて) [Wed 30 Jan 2008 09:13:44]
お知らせ > ドリィ@カードさんが入室されました。 『講義の合間。』 [Wed 30 Jan 2008 09:08:47]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 』 [Sat 26 Jan 2008 02:02:47]
◆エリー > ( よりにもよって随分と馴染みのある棟を任されたものだ。 今も移っていないのなら、其処が芸能科で使っていた少し広めの練習場の扉になる。 片面鏡張りの部屋に吸血鬼が居座るとも思えないし潜伏向けの場所ではないだろう。 ) ――――――。 ( 扉のノブを掴んで暫し目を閉じて額を扉につけて――――重くて少し固い扉を押し、開けた。 ) [Sat 26 Jan 2008 01:48:39]
◆エリー > ――――――――。 ( 二年間通った所だ。 忘れてしまうほど昔の話ではないし、様変わりしているような事も無い。 台本を暗記して全員の台詞を順番に思い出しながら歩いた廊下。 等間隔に並ぶ硝子窓の影が床に四角い影と光の模様を浮かべる。 おきっぱなしのイーゼルとデッサン人形。 消し方が雑だったのか筆圧が強かったのか、微かに読み取れる黒板の文字列。 窓から見下ろす中庭はよく皆で昼食を摂りながら笑った所。 …退学でもしていなければまだ皆、在学中だろう。 連絡をとっていたのは最初の内だけで、今はもう誰とも交流を持っていない。 忙しくて殆んど家には居ないし、共通の話題もない。 私の方から疎遠になっていった。 ) [Sat 26 Jan 2008 01:37:28]
◆エリー > ( 広大過ぎる敷地内を複数人の職員で分担して調べて回る。 所謂吸血鬼が潜伏する際残る形跡―――不自然な冷暗所や作為的な隠れ場所、聖性を失うように細工された所、血の匂いや跡、彼らを象徴するような持ち物、擁護派が居る可能性のある痕跡など、調べるものは多々ある。 一つ一つの部屋と廊下をくまなく調べて回ってあとどれくらいかかるだろうか? 何度目かの溜息が毀れた。 ) [Sat 26 Jan 2008 01:21:08]
◆エリー > ( あまり乗り気になれない仕事だった。 別に誰が担当しても問題の無いような調査だし、地味に時間ばかりかかるし、私も忙しくないわけでもなし。 ) ――――痕跡らしい痕跡は無し、と。 ( 吸血鬼潜伏調査依頼。 漠然としたもののようだが、昨年はまんまとジュニアスクールの教師にまでなりすましていた吸血鬼アニーのような存在も確認されている。 ヴェイトス市一広大な施設を持ち、全体を誰が把握しているのかもわからないような数の人間が携わるような所だ。 先の公開処刑もあるし、こういう調査をしているという事も関係者や入学希望者の不安を取り除くのに必要なのだろう。 ) [Sat 26 Jan 2008 01:11:50]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 憧憬 回想 遠い記憶 』 [Sat 26 Jan 2008 01:03:55]
お知らせ > 春祈代さんが帰りました。 『か… カムバァーック!!(落し物を届けてから、叫んだ。翌日、枕の下にあった。アホだった。)』 [Sat 26 Jan 2008 00:09:31]
◆春祈代 > 一食分…、いや下手すりゃ 一万円ぐらいは入ってたんじゃねー? (冷や汗を背中で感じ取る。片腕で抱えた落し物を力一杯に抱くと、後方の方へ振り返った。) ち、ちくしょー!!三、四日分の食費を見捨てて黙るかよっ (喚きながら、走り出した。ダッシュ!ダッシュ!!ダッシュ!!!ありったけの力を込めて走り出す。) どこだ!? 図書室か?! 資料室か?! 職員室か?! 普通科の教室か?! (思い当たる場所を口にしていった。多くなれば多くなるほど、涙目になってしまう。) [Sat 26 Jan 2008 00:08:13]
◆春祈代 > (落し物を綺麗に揃えてから、脇腹に押し付けるように片腕で抱える。暇を持て余した片手は赤茶っぽい色のしたスーツのポケットに突っ込んだ。) ありゃ? (ポケットの中身を漁るように片手を動かす。なにかに気付いたように、キョトンとした顔になる。歩いていた足も止めてしまい、しばらくの間だけ硬直をしてしまった。) ・・・・・・ (緩んだ笑みを引き攣らせる形になり、顔だけ後方に振り返る。なにも見つからない。) …反対側のポケットにはいらっしゃいねぇー (変な言葉使いなのは動揺の表れであった。) 一食分の金と何本かの煙草入ってたはずなんだよなー… (煙草の箱が無くしたらしい。煙草だけでなく、面倒が臭いという理由で帰りに食うお金を入れていたのだった。ますます表情を強張らせる。) [Fri 25 Jan 2008 23:46:05]
◆春祈代 > 問1、あなたは襤褸切れみたいな教科書とノートを見つけたらどうしますか? (再び咳き込んでから、言葉を続ける。) 答1、落ちてるもーんは我が物にしちゃえ! 答2、落とした人が困ってるから届けてあげよう! 答3、見て見ぬ振りをしちゃえぇー! 答4、恩を着せたら飯ぐらい奢って貰えるかも…そんな下心を持って届ける! (頭の回転を出来るだけ回した。その望ましい答えを次々に口にして行った。最後のは人として最低だった。) …おい、多すぎないか? (目は半分ほど瞑ってしまう。飽きれたように呟きながら、落し物とやらに拾い上げると立ち上がった。やや面倒臭そうに項垂れながら、跳ねた後頭部を掻いた。) [Fri 25 Jan 2008 23:25:14]
◆春祈代 > (学生は悩んでいた。一直線に伸びた廊下の真ん中で、ヤンキー座りをしていた。) …どうすっかなぁー? (それを見詰めると、また溜息を吐いた。) どうせ落とした、ドジっ子が悪いんだろーし。 (二、三秒の間を置いた。一度、天上に見上げてから視線をそれに戻す。) っつーか、どこの学科なのか書いておけよ。しかも落書きされてんじゃん。 (もしかして要らなくなって捨てたんじゃないのか?など脳裏に浮かべていた。それ、とは教科書やノートなどだった。しかも落書きされている。本当に落し物なのか、それとも単に苛められて隠されたのか。) あー あー 、只今… 発声テスト中でーす。 (ごほんっと咳き込んでから、声色を変える。) [Fri 25 Jan 2008 23:17:05]
お知らせ > 春祈代さんが入室されました。 『小さな溜息を吐いてから、それを見詰める。』 [Fri 25 Jan 2008 23:07:42]
お知らせ > リッカさんが帰りました。 『(―――瞼の裏に広がる♂同士のアレコレをかき消す為に、描きたい風景を思い乍、夢に堕ちる)』 [Fri 18 Jan 2008 02:49:25]
◆リッカ > (机の上で、ごとりと首を傾けて、嗚呼、空が見える) ―――…風景画、描きたい。 ……デッサンしたい……、 (ぽろりと口を突いて出た言葉に、) ……………、 (思わず驚いた)(絵を描くのが好きだとは思ったことが無かったから。) ……嗚呼、畜生。こんな絵描かされてるから、まだそっちの方がマシってだけだしィ………、別に、 …・・・…(ばたん、と倒れた机の上、指先に握った儘のペンを眺めて) [Fri 18 Jan 2008 02:48:16]
◆リッカ > ―――………絶対、アタシ、この道だけには進まない…。絵なんかで食ってくもんか。こんなもん拷問以外のナニモノでもないしぃ!ありえないしー……っ … (机に突っ伏しても、まだ喚き足りなかった。腹の底から不本意ながら余り者―――そりゃ余るワケよねェと、納得せざるを得ない―――とタッグ組まされたお陰で、此処数日睡眠不足もいいところであった。正直、目を閉じると瞼の裏に、自分が書いた絵が浮かぶのである。)(♂二人のアレコレが。)(拷問。) [Fri 18 Jan 2008 02:45:05]
◆リッカ > (なんか本当に無理だった。プレッシャーとかそんなのではなく、本当に無理だった。無理なのであった。) ……くっそ。本気しね。本気しね。マジ死ね。 なんで男同士でヤッて楽しいんだってェの、キモイッてぇの!表紙とか装丁とかやるからって全部読まされるアタシが一番悲劇だってェの! ってか、センコーもコレでおk出すなよ頭腐ってんじゃねェのォオオマジありえねェしィ! (がっさがっさがっさ。此処二日そんな同じような喚きを繰り返して居残り続きであった)(『 わたし、たちばなさんの絵、嫌いじゃないから、大丈夫だお。期待してるお! wktk!』 とか言われた日には本気で殺意が芽生えた。何コイツのしゃべってる言葉は人間の言葉ですか其れとも魔法の呪文ですか嗚呼、そうかこの子文学科じゃなくて魔術科ね!コレアレね人間の精神を錯乱させる魔法の書物なのね!なんて本気でなんか言いたくなった。其の上、意外と注文が多い)―――…何が大丈夫なのか教えてェーみたいな…。 (げふん)(がりり、本日数枚目の おk 貰えたページの線画を描き終えて、小麦色は机へ伏せた) (ばたんっ) [Fri 18 Jan 2008 02:42:14]
◆リッカ > ああもう本当いや。マジでいや。チョーいや。(小麦色の背後は全然平気な奴だろうがという突っ込みは全てヌルーする方向で、そういうのが何か気に食わない小麦色は、キィキィと喚き乍、髪をかきむしる。かきむしる。) [Fri 18 Jan 2008 02:36:51]
◆リッカ > (同性同士であはんうふんっていうアレであった。小娘は其の何かわからん共同授業だか何だかで、運悪くそういうのを書いている生徒の本の装丁と挿絵、其の他もろもろを何かやらなくてはいけなくなったらしいのであった。―――サボッていた日に、他学科との共同作業でパートナーを決めた結果余りがそれだったのであった。であった。) ……氏ね。 (思わず、電波なコメントを吐きながら、小麦色はもう何枚目か分からんラフを投げ捨てた) 何が悲しくてアタシがこんなの描かなきゃいけないわけェ?マジっでチョーありえないんですけどォ! (書きなぐった其れは、♂が二人、なんか押し倒してる絵か何かなのであった。)(であった、とつければ説明風に見えるマジックを多用してみるのであった) [Fri 18 Jan 2008 02:34:58]
◆リッカ > (何処ぞの学科か知らんが、何処かのどーでもいい文学系の何か意味わかんない学科との共同作業っていうか足の引っ張りあいっていうかなんていうか、本気で小麦には苦手なジャンルの何かだった。もう無理過ぎて頭がもともと糸瓜並のコレはがっしがっしと頭をかいて、何かなんかと口走るばかりであった) なんでこんなキモイもんの表紙なんざ描かなきゃなんないわけェ? (其れは所謂―――耽美文学的な。) [Fri 18 Jan 2008 02:30:44]
◆リッカ > (紙束には丁寧な、可愛らしい女の子らしい、そりゃもう反吐も出そうな字が躍る)(文字のダンスを眺め乍、心底重い重い溜息をつく) あぁーーーーーーーっだぁーーーーーーーーっもぉおおおおぉ――――!!!!!!! (深夜の学校。勿論居残りだ。居残り以外に何がある。純然たる教師と生徒一体になった嫌がらせのお陰で、どっぷり日も暮れて――、否寧ろこってり夜だ。ねっちょり夜だ――そんな時間に未だ構内。) [Fri 18 Jan 2008 02:25:52]
◆リッカ > (最初は何の冗談かと思った。何の嫌がらせかとも思った。正直嫌がらせ以外の何者でもなかった。純然たる嫌がらせだった。其れは。) [Fri 18 Jan 2008 02:22:59]
◆リッカ > 描けねェーってぇのォオオオオォ! (ぶぁっさー)(何度目か分からない癇癪起こして紙束を放り投げた) [Fri 18 Jan 2008 02:21:50]
お知らせ > リッカさんが入室されました。 『―――あ゙ぁあああぁッ!』 [Fri 18 Jan 2008 02:20:46]
お知らせ > ミラさんが帰りました。 『さあ。次はどんな世界に行こうか。(手札を混ぜて、世界を広げる。――机の上の冒険。)』 [Thu 17 Jan 2008 00:38:42]
◆ミラ > だからきっと、どの物語も。終わらないんだよ。―――だから。 魅せてあげなかったの。 そのうち、魅せられるんだ。私たちが。( にっこり、笑った。 ) ―――だって、世界はまだ廻るでしょう? 世界が廻らなくなるのは、何時の頃、なんだろうね? ( くすり。音を立てて斜めに首を傾ける。くまのぬいぐるみに、問いかけるように。 ) ……でも、それも。 押し付ける必要はないんだよ。 私の、世界の見方だから。 ( カードをそっと、机の上に置いた。 ) だって、それも。…その人の瞳がどう思うか。だもの。( 微笑むまま。 ) [Thu 17 Jan 2008 00:31:03]
◆ミラ > 世界はまた始まるでしょう―――?( ひっくり返したカードは、魔術師 ) [Thu 17 Jan 2008 00:27:05]
◆ミラ > けど―――まだ世界は終わってないよ。 …終わりがあれば、それが始り。―――”世界は廻るもの”だから。 ( 二枚目を置いて、捲ったのは三枚目。――運命を繋げるのは、なんだろう。 ) ―――嗚呼。 そっか。 ( そして、今度は本当に嬉しそうに笑う。 口元も瞳も緩んで、柔らかな。――それは、それで奇怪な笑み ) ……よかったね。 恋する旅人。 ( 口元に添えた札は、まだ隠し持ったまま。くまにも魅せてあげないの。 ) ―――崩壊しても、また始まりがあるよ。 やっぱり、そうだった。 …… ひとはぶつかるから。…打開してこそ、また―――ヒラクモノがあるんだよ。 ( 片手はくまの頭を撫でて、少女はその手札をくまに見せるようにひっくり返した。 ) ね? …終わりは始り。 始まりは終わり。 ――― それは、世界の法則なんだよ、きっと。 ( 言葉遊びのような、おしゃべりと。 蝋燭の炎の笑い声。――熊の瞳は円らに笑っている。 少女の瞳も緩やかに笑っている。 ―――だが、それは理解し得ないものには奇妙で。 奇怪で。 恐らくは。――理解できないかも知れぬ、世界の冒険。 ) ……だって私が死んだって [Thu 17 Jan 2008 00:26:50]
◆ミラ > ( 恋人を置いて、もう一枚。―――捲られたのは、蝋燭の炎。 ) …… ……。 ( ただ、蝋燭の笑う声が聞こえる。揺れる色は瞳には映らない。――ただ、その笑みだけが時を止めるように動かない。 ) ――― 嗚呼。 …… だめ、なんだね。 しょうがないよ。 だって、それもよっつのなかのひとつ、だもの。 ――― ね。 ( ひらり。その手札を指で遊ぶように持った。―― それは、”崩壊の塔”の正位置 ) …せめて、逆位置が出ればよかった、のにね。 ( 口元にまた、その手札を添えて、言葉と裏腹に微笑んだ。けれど、邪気があるわけじゃなく――ただ、真実に微笑んだような。 だって、それが世界、だもの。 ) …でも、かわいそうに。 ( それは、人だとしたら。 そうなるだろうという、感情。 だから、表情とはかみ合わない。―――言葉と表情が、真逆の輪廻を繰り返す。 ) [Thu 17 Jan 2008 00:07:03]
◆ミラ > ―――なんで恋人か、って。 …うん。 だって。 C-lover 。 ね? She…lover でしょう? ( クスクス、笑って指先が持つ手札――”恋人”の正位置で上がった口元を隠すように添えた。目元は緩むような微笑みが、その机の上の遊戯を見ている。 ) …… そっか。 恋人、なんだね。 …四つの幸せ。 よっつの選択。―― 嗚呼。 ……大変なんだね。 このものがたりの、主人公は。 ( 今日頼まれた、友人のコト。 頼まれたから、ひとりで占った。 世界が映る。 机の上は水面で、その上に広がる、世界がある。 ――まるで、鏡の中のような? ……さあ。それもまた、その人の瞳がどう思うか。 ) [Wed 16 Jan 2008 23:57:38]
◆ミラ > ――― それとも。 恋人? …… さあ。 それは、その人の瞳がどう思うか、だよ。 ( 小さく鈴の音のような声が。一枚の札を捲って呟いたことば。 ――ぱちぱちと燃ゆる白い塔は悲鳴を上げるような、歌うような? それもまた、その瞳がどう思うか。 少女は笑う。 ) …… 今日ね、 私。 オカルト好きなの?って。 耳の付いたおともだちに言われたの。 でも私、オカルトが好きなわけじゃないの、きっ と。 ―― 冒険と、うつくしいものが、好きなんだよ。 ( 口端を上げて微笑むのは、無邪気なもの。 ) ―― おまえも耳が付いているね。 ( 机に載せたくまのぬいぐるみの耳に指先が伸びて。遊ぶように弄ぶ。首を斜めに傾げて眺める様は溜息交じり。 ) …… 耳を引っ張られて、神隠しに遭っちゃいそう。 ――そう。それがきっと、オカルトだよ。 だから”私は”違う。 ( 首を静かに振って。 栗色の髪がそのたびに揺れる ) [Wed 16 Jan 2008 23:52:44]
お知らせ > ミラさんが入室されました。 『 四つ子の心?』 [Wed 16 Jan 2008 23:45:09]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『んむ。 して、芸名は?(最後まで失礼に終わる。)』 [Wed 16 Jan 2008 05:13:20]
◆テレサ > よし、定期的に冷やかしにいってしんぜよー。 (其の名前覚えたぞ。 見たいにしきりに頷きつつ。 顔知ってる奴の舞台見に行くの楽しいよね。(悪が居る。))よしなら家だ。 こっから近いっけどなー・・・って、おくッ・・・?(一瞬言葉に詰まった。)あー・・・・まあ、このテレサ様のお部屋を見てもおっ起つ奴が居ればだがね?(一瞬で元に戻りはするが。 取り敢えずは送らせる! そっから先は行き当たりで考えるのだ。) [Wed 16 Jan 2008 05:12:49]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――あ、俺はカインな。(帰り道で自己紹介)』 [Wed 16 Jan 2008 05:07:30]
◆カイン > こっちが傷つくな、その台詞。芸能横丁ツァラトゥストラ劇場で毎週木曜日夜10時からだ(がっくりと項垂れつつも宣伝は忘れないあたり、結構馴染んできたのかもしれない。 はふ、と溜息を吐きつつ、ぎゅ、と改めてバッグの口を縛る。 中身見られた――なんて思いもしない)あー……やってる講座もあるだろうけどね。俺は……何だ、バイトとはちょっと違うな。 勉強しつつ、役者もやってる、みたいなところ。(よいせ、とバッグを肩に担いで、それじゃあ以降と歩き出しながら――少し苦笑い)あー……いや、良ければ家までのつもりだけどさ。 ……俺はそーいう事する気ない、って先に言っておくけど、あんまり……ほいほい男に家まで付いてこさせちゃダメだぞ? 送り狼になる奴いるだろうし。(まあ送ろうか、と言い出した奴がいっても説得力はないんだろうが) [Wed 16 Jan 2008 05:07:16]
◆テレサ > なんだそれ悪の吐き溜まりみたいな―――傷ついっちゃうなー? うん、ごめん、全然しらね。(傷つけるどころじゃない。) 芸能って学外で劇とかやるのん?(寧ろ劇より芸能科に興味がありそうなご様子だったりしつつ。 悩む男に何が如何した。 とこお首傾げる。 巨大なぼうしがずれる。直す。) おお、紳士――なんだかさっすが都会って感じがするね! お言葉に甘えっちゃおうかな―― だが何所までOK?外? 家? ―――・・・・or楽屋?(さっきの歌って現在講演中の劇の内容かよ。 みたいなのに漸く合点がいったりとかしつつ。) [Wed 16 Jan 2008 05:02:24]
◆カイン > ああ、魔術科かー。魔術科じゃあ仕方ないなぁ。 む……アイゼン・リッターを知らないとは――ってかマイナーなのか、あの劇(何か妙な納得をしつつ、そして更に続けて否定する。やっぱり自分がバイト……というか演じている劇の知名度が低いと、とても寂しいものがある)ああ、用事はこれで終わりだけど――……むぅ。(さすがに出会ったばかりで、そんな事を言うのもどうなのだろうと思うが、かと言ってこんな時間で一人で帰すのもアレだ。悶々と悩む。悩む。悩んで……溜息一つ。)………送ってこうか? この時間に女の子一人だと危ないし。……初対面の男で良ければ、だけど。(ちなみに悩んでいる間、バックの方はすっかり思考の外なので――『鉄の仮面』と『紅いマフラー』をじっくり眺めることができる。)(何を忘れたって、つまり、これ) [Wed 16 Jan 2008 04:55:51]
◆テレサ > ここには魔術科っていう胡散臭い学科もあるっからね――― さぁ。 鉄の仮面に血のマフラーとかの人?自分の言葉になんか責任もてないね!(最悪だ。) ああ、芸能なら仕方が無いかなー。 練習か何かなら。 こっちは課題で居残ってた所だから正解だけど―― 用事はそれで終わり? 何は入ってんだソレ。(ひょいと覗き込もうとしたりしつつ。) [Wed 16 Jan 2008 04:51:27]
◆カイン > (新喜劇じゃなくて活劇です。空想科学活劇。 芸能横丁はあってるが。 ともあれ、教室の中にいたのはゴスロリなんだかパンクなんだか魔女なんだかわからない女の子。 学生以外に見える?)力いっぱい全力で頷いておくよ、俺。 ……っていうかどんな学科なんだ、それ。(深夜熱唱科て。あまりにも活動時間が狭すぎるような気がする、と突っ込みどころは其処ではないのだが。 彼女が荷物を片付けると、目当ての忘れ物が見つかって――俺は、あったあった、と言いつつそれを持ち上げる)俺は芸能科の学生で、忘れ物を取りに来たところ。……つまりすぐに帰るわけなんだが――……む。ひょっとして、君、一人で居残ってた? [Wed 16 Jan 2008 04:46:00]
◆テレサ > ……芸能横丁の新喜劇かっちゅーの。(ハプニングを期待した私が馬鹿だったよ! 相手学生確定! 用務員だったら寧ろ人格疑って逃げる! かくーんと椅子の背もたれに突っ伏したところで目が合ったこととする。) ……違ったら不法進入じゃん。 それ以外に見えるー?(胸張って答える真っ黒なウイッチハッt(ry )) まあもぅ帰るけどねー。 そっちこそ学生? ヴェイトス大学深夜熱唱科。(荷物纏めつつ、ひどい学科に分類された。 のかした資料の近くにお目当ての品が転がしてあるのが漸く見えるようになったか。) [Wed 16 Jan 2008 04:41:42]
◆カイン > てーつーのかーめんに ちのまーふらー ちーかーいーのしーるしーは くーろとーあーかー♪(誰も居ないもんだと思ってた俺は、深夜の廊下で主題歌を歌っていた。そんなホラー。 っと、そうそう、この教室だった筈――ガラリ、なんて勢い良く扉を開けて教室の中へと顔を突っ込むと…………)(眼 が 合 っ た)うおぉわぁっ!?(思いっきりのけぞって後ずさり。 ――コレなんて怪談!? これなんて怪談!? ……なんて混乱しつつも、万に一つの可能性をかけて、一応逃げる前に聞いておこう。)……え、と……学生さん、だったり――する? [Wed 16 Jan 2008 04:31:42]
◆テレサ > ・・・こんなトコでシコシコしてるより授業前に教えてもらった方が早いかぁ―――適当な子とっ捕まえて聞こっと。(しかも知れば知るほど探究の度は楽しくなる。 魔術知識だけじゃない。 街にはいろんな人が居て、いろんな事があって、あれだけ灰色がかってた世界は今は死ぬほど鮮やかだ!)よし、課題終了!(終わってない。) で、スケートリンク24時間開放だっけか。 行くしか☆(まじめにやれというのだ。) ・・・・っと、やっべ消灯? それともありがちな怪談話にでも迷い込んだっかなー?(近寄る声が聞こえれば、くるんと椅子の上で方向転換。 超えの方に向き直るー) [Wed 16 Jan 2008 04:25:28]
◆カイン > ……いや、参った。参った。(夜も更けて、というか――もう明け方にも近くなった頃、俺は一人、大学の廊下を歩いていた。 何せ物が尋常でなく大事だったから、そのまま明日登校したときにでも持って帰れば良いやー、なんて気楽に言えるわけもない。 他に残っている人もいないだろう大学に、カツコツと響く靴音。)えーと、確か置いておいたのは……この辺の教室だったと思うんだけど――……暗いと良くわかんねぇな。(友人の教室を尋ねていって、そこで忘れて――と。そんな事をブツブツ言ってる声が、段々と貴女――まあ俺は其処に人がいるなんて知らないわけだが――の方へと近づいていく。 ちなみに。 詰め込まれた蔵書の隙間に……船乗りとかが持っているような――サンドバックにも似たような型の背嚢が置かれていた。 忘れたのは、それだ) [Wed 16 Jan 2008 04:17:14]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――忘れ物二回目。』 [Wed 16 Jan 2008 04:11:56]
◆テレサ > (然し。 何故そうなるのか? どんな力が働いているのか。 ナニに使える? 応用は?原理は? 派生は? 其の手に力が授けられたとき、頭の中は質問で一杯になった。 当初の予定を完全に忘れ、気付けばあらゆる手段を使って、其の答えが眠る場所の門を叩いていた。)まぁ愛の鞭として受け止めとくっかなぁ。 (色々と苦労や犠牲はあった。 家族には迷惑をかけたと思うし、密かに溜めていた貯金も動員した。 まあ真っ先に差し出したのは、何の感動もなく意味もなく、畑を掘っては何れ結婚して餓鬼をひり出し朽ち果てるだけだったはずの――― 魂であるわけだが。) [Wed 16 Jan 2008 04:07:23]
◆テレサ > (この身はある現象によって、魔術使いとして既に一定の形を得ている。 目には見えぬ”何か”を知覚し、心霊に語り掛け――ある程度の事象を起こすことも可能だが――ー それにいたる”道程”をすっかり欠落していた。 字は理解していないが読めるし書ける。 原理は知らないが応用的な魔法を呼吸をするように敢行できる――― 質問されればその現象を説明できるが、口をついて出る言葉は誰の知識か。) (魔女ギルドにでも顔を出して、それらを”使う”だけで生を過ごしても良かった。そうすれば楽だったし、より多くの■■■をてにいれて魔術使いとしても早く大成しただろう。 ――だが、この身はそれを良しとはしなかった。) [Wed 16 Jan 2008 03:56:34]
◆テレサ > (止まらないけど、眠気に勝てないときは足踏みくらいはする。 持ち込んだ紅茶を一啜りして、ペースを落とした徐行運転。 復習作業だけが残ってるが、幸い明日の授業の予習は既に終了だ。さっぱり判らなかったが。) 第一本読むよーな 初 等 教 育 な ん て 受 け て な い っちゅーの。(人気少ないを良い事に問題発言もさらりと口に出るが、ティーカップを持たない左手ではしっかりと本を読んでいた。 数年前までしがない内気な村娘だったコイツの、”転入”に至るまでの全てが、その光景の中に存在した。) [Wed 16 Jan 2008 03:53:22]
◆テレサ > (寧ろ問題は転入生、という立場そのものだった。 それこそ塾や小学校ではないのだから、横から入ってきた出来損ないに合わせてくれるわけでもない。 隣の奴にメモを借りて、前の席の筆記を盗み見て、先生に頼み込んで―― 何とかついていっている。)だからって課題を倍出しするとはやられたぜー――あの教論絶対Sだね。まちがいねッ。(自ら望んで無理いって来た場所だし、知識を得るのは楽しいが――大変なものはやっぱ大変なのだ。 ふっ飛ばしてた基礎の部分を、 蔵書をかたっぱしから紐解くような手段で補っている真っ最中。 魔女は夜でも止まらない。) [Wed 16 Jan 2008 03:48:22]
◆テレサ > (真っ黒なウイッチハットに黒基調のゴスパンク風ファッション、アクセントのドぴんくも鮮やかな不思議少女。 こんなのが学校に転がりこめば転入当初から色々と目をつけられそうなものだが、其処はヴェイトスに其の名を轟かす迷門、魔術科の学生である。 似たような輩は居るし、寧ろもっとぶっ飛んだ輩も居るし、何より皆が皆己の学業を治めるのに夢中で、初等教育にありがちなちょっかい等の問題は今の所無かった。) ・・・寧ろなぁ。(数多の蔵書が収められた一室、机の上に突っ伏しながら。) [Wed 16 Jan 2008 03:46:41]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『転入したのが、何週間前だったか。』 [Wed 16 Jan 2008 03:45:41]
お知らせ > 春祈代さんが退室されました。 『嘆き声の噂は立つのかしら。』 [Mon 14 Jan 2008 23:40:53]
◆春祈代 > この世には、オカルトだらけなんだよなぁー。 (釣り目はそのまま静かに閉じてしまった。それでも口は動かして喋り続ける。) 動く模造人体とか、勝手に奏でるピアノとか、いちいち驚くもんじゃねぇーしな。 (奇怪な出来事ばかりな世の中だが、中心核を突き止めればなんでもない。) 幽霊だったら、生きていた人間が死んだ後になったもの。って考えりゃ、人間と変わんねぇーよ。 (小さな欠伸が出ると、目尻から涙が零れそうになる。そして瞑ったまま、ランタンから漏れる温かみを感じながら眠りに入った。今朝になるまで誰にも発見されなければ、起きることは無いだろう。) [Mon 14 Jan 2008 23:40:19]
◆春祈代 > (そんな雰囲気の暗い学生は、三個のランタンの火力を展開にしていた。) うっ、眩しッ… こんなんで雰囲気が明るくなんねぇーよな (ランタンの光に当てられた学生は、釣り目を細めながら机に伏せるように倒れた。課題の資料を見詰めるなんなり、深い溜息を吐いていった。) 今年かぁー 平和に過ごせますよーに、だな。 (更に溜息を深めていった。課題を終わらせることが出来なかった。その上、先生の怒りを買ってしまい補習を受けた挙句に、明日まで決めた課題を提供しなくちゃいけない。) ちきしょー … あのセンセェー、絶対ドSじゃね? (項垂れたまま、何も無い方向に声を掛ける。何も見えている訳でもない。単なる独り言だった。) [Mon 14 Jan 2008 23:14:27]
◆春祈代 > るるぅー … (また謎の生物みたいな悲鳴が上がる。図書室に居る人でしか分からない。むしろ不気味な教室だ、と図書室の廊下に通り過ぎた学生や先生はそう思うだろう。) んぁ… (人間らしい声を上げる。) しんど、ォー…!! (不気味な声の正体は学生だった。四人分の椅子で大きなテーブルを囲んでいる。その席には、脱力感のオーラを漂わせている雰囲気の暗い学生が居た。) ああぁ――、課題終わんのかな (テーブルの上には三個のランタンと、課題の書類と、図書室の本などを散らかっていた。筆記道具はあったのだが、テーブルの下に落として散ばったきり、拾う気配ですら無かった。) [Mon 14 Jan 2008 23:02:22]
◆春祈代 > (図書室から廊下へ音を伝わる事もない、ひたすらと静かな雰囲気。それでも図書室に誰か居るのは明らかだった。) めぇー … (羊のような小さい悲鳴を上げる。1回だけでなく、また別のような悲鳴を上げた。) んぅー … (謎の生物の鳴き声みたいなのが廊下に漏れるほど響いた。) とぉー … るる (次には鳥の鳴き声みたいなのが響き渡る。最後のは意味不明な声が響き渡るが、すぐに掻き消されてしまう。) [Mon 14 Jan 2008 22:52:27]
お知らせ > 春祈代さんが来ました。 『小さな灯が図書室の暗闇を照らす。』 [Mon 14 Jan 2008 22:45:17]
お知らせ > ミラさんが帰りました。 『朝は、来る、世界の冒険。( 微笑む先が示す世界は――運命の輪の、正位置。 )』 [Sun 13 Jan 2008 22:46:24]
◆ミラ > ( 一枚目は、月。 正位置。 ―― そして、今在るもの。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:45:34]
◆ミラ > ( 抜いたいろは、何色か。 ―――此処に、周りの世界は要らないの。だから…… ) ……ごめんね。 ( 其処に入るはずだった場所を見て、握った世界に小さく謝った。 其処に入るのは、どんな色だったろう―――。 ) ――― 嗚呼、そっか。 …… 今。 夜、なの? …ううん。 前が、夜―――だったんだ、ね。 ( ふ、と。 微笑む口元が―― 小さく、動く。 ) … 朝は、来たのかな? ( 今、現在。 ) ( ―――1枚目の世界。 繋がる、2枚目。 ―――其処に示されたものは ) [Sun 13 Jan 2008 22:44:25]
◆ミラ > ( 交ざる音は、磁石が近づいたり離れたりする音のようで。――交ざるけれど交ざらない其れだからこそ、魅せてくれる”冒険” ) ( 幾つかの束に分け―― 世界のひとを分けた。 役割準じるそれが、正確に何処にあるのかは自分にだってわからない。 ――静かな瞳は揺れない水面のように穏やかに。 ) ―― 纏まって、冒険の、いろ。 世界のいろは、 ひとつじゃないけれど――― ( すぅ、―――と。纏まる世界はだれのものにもならない。 だって、 そこに”息吹”があるから。 ) ―――――。 ( 指先と世界が創る、その冒険。――― 一枚、二枚、 三枚。 四枚、六枚。 七枚――― ) …… さあ。 どんな冒険なんでしょうか。 ( ぬいぐるみに、見て、と微笑みかけてから1枚目に伸ばす。 天に近い、空の場所へ。 指が遊んで、弾く様に飛んでから―――その空へ、近づくように。指が掴むのは何色か――― ) [Sun 13 Jan 2008 22:35:22]
◆ミラ > ( 黒巾着から音も立てずに滑るように机に広がるのは、世界。 ) ―――― ねぇ、おともだち。 ( さらり。秒針とは異なる、おとがした。 ) 私と一緒に、遊んでくれる? ( さあ、冒険をしましょうか。 ――黒巾着から滑らない手札。世界のひと、を、指にとって――コトン。 置いた。 ) ……私と一緒に、あそぼ? ( 撫でるような指が、手札をなぞる。――纏めた手札を、大きいとはいえない掌におさめれば。今までの緊張感のないぼんやりとした顔が、引き締まるように瞳が澄んだ。 ) ……… 。 ( 瞳を閉じれば其処は、別世界。 嗚呼、何か。――息吹が聴こえる。 )( 響くのは世界を交ぜる音と、蝋燭の、秒針 ) ( ―――やがて。 その世界を机に広げる、導き。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:22:11]
◆ミラ > ( 手に持った黒巾着。其処から透ける色は鮮やかな色を示す。――蝋燭の炎灯る空き教室は、少々不気味だろう。 ) ―――――。 ( グレーのワンピース姿の少女はす、と顔を出してその部屋を覗き込んだ。 ) ―――嗚呼。 だれも、いません。 ( 小さな息を吐いて。 ) だいじょうぶです。 私と、貴方だけのよう、ですから。 ね? ( 腕に持ったのはくまのぬいぐるみ。その瞳に話しかけて小さく微笑んだ。 ―― 教室にこっそりと入る必要もないのにそんな入り方をするのは気分からか。 近場の椅子を引く手が、もう其処から始まる冒険。物語は紡がれる。――蝋燭の燃える音が、いつか見た祖母の懐中時計の秒針に似ていると、聞くたびにいつも思う、から ) ……時計の、おと。 ( ね、と。ぬいぐるみに、笑いかけた。 そのくまのぬいぐるみをそっと、机に置いて―――広げる、手札。 ) [Sun 13 Jan 2008 22:15:16]
お知らせ > ミラさんが入室されました。 『( 空き教室での探検―― )』 [Sun 13 Jan 2008 22:09:20]
お知らせ > 水蓮さんが退室されました。 『どーいたしまして。』 [Fri 11 Jan 2008 01:46:17]
◆水蓮 > ( あらゆる意味での助手。 人生の助手、みたいな。 そんな永遠の二番手みたいな称号を助手が喜ぶかどうかは別として、頑張れ助手、負けるな助手。 ) そうだね。 それだけに怖いよね、道楽ここに極まれりって言うか。 ( 芸術家がこぞって仕上げたようなものだ。 さぞかし強固な概念だろう。 ) ふうん。 でも、死は恐れるようなものでもないから、さほど悪いとは思えないけどね。 私が変わってるだけかもしれないけど。 ………そう? 結構いいものだと思うよ? 最初は。 私に関しては、気にしないでね。 ( さらりとスルー。 にっこり笑顔。 ) んふふ、そうさ。 誰かは教えてあげないけどね。 ) [Fri 11 Jan 2008 01:46:09]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『どうもありがとうございました。 ( 辿り着けば、案内してくれた二人にそう告げて。 )』 [Fri 11 Jan 2008 01:42:06]
◆トート > …。 あらゆる意味での、助手さんなんですね。 ( 逆に言えば、貴女自身に出来る事が少ないという事だろう。 とりあえず助手さん頑張れ。ちょうがんばれ。 ) …へぇ。それは、良かったですね。それだけ色々、 …思いも込められているでしょう。 ( 貴女は死霊だが、その器は生者たちが丹精込めてつくりあげたもの、ということか、と。そう、死神は認識した。 助手さん多芸ですね。 ) その子の名に込められたものと同じモノが、私の名前にあるとは思えませんけれどね。 …着飾っても、気分がいいとはいいがたいかと。 嗚呼、人形、だから? ( 遠慮したいという貴女に、死神は首を傾げて無遠慮に問う ) …… どなたか、愛している方がいらっしゃると。 ( そういうことだろうか。じと目に止められた言葉の先。それもまた、厄介だ。 こっそりと息をつきながらも、死神は貴女の後に続き女子寮へと足を進めていこうか ) [Fri 11 Jan 2008 01:40:26]
◆水蓮 > まあ他にも講義の準備とか手伝いとかあるんだけどね。 いまのところ一番の労働はこれだよね。 ( 頷きもしない助手。 しかし、同情的な視線の先の彼の背中には、哀愁が漂っていたとか。 他にも、仕事あるのに、誰にも認識されないそんな彼。 ) ああ、なるほどそういう意味か。 それはねー、そうだろうね。 おかーさまはヒキコモリだけど素晴らしい腕前だし、協力者も阿呆みたいな面子で、金もかかってるしね。 ( 146万と2000エン。 費用だけでそれなのだ。 芸術的価値はわからないが。 盗まないでね、などと冗談めかして言う人形先生だが、それを防ぐための武力装置としての働きこそ、助手の真の仕事である。 そんな彼を誰も労わってはくれないが。 ) ふうん……私もいろいろな言語やってたけど、そういう名前の付け方は、初めてかな。 悪魔ちゃんとかはいたけどね。 しかし、明るい色が苦手? もったいない。 着飾ったらね、それはもう、気分がいいよ? 視線が集まるっていうのかな。 私はもう遠慮こうむりたいけどね。 ( 視姦された、と当時思ったくらい人に見られたし。 ) まあ、いまはそれだけじゃないけどね。 そう、言うなれば愛のため………おっと、オーケイ、のろけは止めるよ、長いしね。 ( 助手のじと目に、自重。 ) [Fri 11 Jan 2008 01:28:32]
◆トート > …カート引くのがお仕事ですか。 ( それは、簡単なようで大変そうに思えた。ちょっぴり同情的な視線を、助手さんに送ったかもしれない。 ) …美しいですよ。貴女は。 貴女の、その「おかーさま」の腕が良かったのでしょうけれど。 ( それから、彼女と共に貴女をつくりあげた多くの方々の。 ) … ( 先ゆく背を見つめ、眉を寄せて息をつく。 ) いいえ、 変、だとは思っていませんが。 ( 面倒くさい、とは思っている。…。 ) さぁ、どちらのものでしょうね。いずれにしろ、…よくお解かりで。 ( 己の名の意味。 ) 格好は、単にどーでもいいからなんですが。明るい色、というのはどうも…、…苦手で。 ( 軽く肩を竦め ) …成程、 ( 死者の望みなんて、複雑なようで案外単純なモノだ。 ) [Fri 11 Jan 2008 01:20:17]
◆水蓮 > まあ、それが彼の主な仕事だからね。 ねえ? ( などと人形先生は助手に話を向けるのだが、助手は助手で無反応である。 視線に対しても僅かに目礼しただけだ。 自分のにまにま具合に気づいていない人形先生は、助手はいつもこうだから気にするなと自分のことを棚に上げて。 ) ん? 鏡? なんでさ。 ( 人形先生、いつも頭の回転がはやいわけではないらしい。 かくん、と子供のように小首かしげて。 ) んふふ、どういたしまして。 さ、助手、ゴー! ( 馬か何かのようにいってやれば、がろがろがろ、助手の力によるカートは、女子寮へと向かう。 ) そう、講師。 変でしょ。 ( 心を読むのは得意ではない。 気づいたふうもない。 ) へえ、トート。 トートねえ。 エジプトの、じゃないよねえ、発音的に。 ジャーマン系かな? ああ、だからそんな格好してるの? ( なんてことをさらさらと。 一語りかければ、十返ってくるようなおしゃべり。 ) そうだねえ、おかーさまにすすめられたのもあるけど、うん、まあ、知りたかったからかな、いろんなことを。 [Fri 11 Jan 2008 01:02:34]
◆トート > なるほど、 … カート引かせるのはよろしいので? ( ちら、と助手さんに視線向けて。 にまにま具合には、訝しげにハテナを頭に浮べるよ死神。 ) …そうですか。では、貴女のお顔を鏡に映して見ることをおススメしますよ。 ( 己の顔ではなく、と。 婉曲的に、その容姿を褒めているらしい。 ) さあ… どうなのでしょうね、 はい、ありがとうございます。 ( そう答えて死神は、貴女の後についていくだろうか。 ) ――― へぇ、 非常勤講師 を。 ( 死霊が?という嘲りではなかったが、 それでも厄介だと思っているコトは声にも現れただろう。社会的地位を確立しているものは少々手が出しにくい。いなくなれば、生者たちの口に上るからだ。 この死神は、吸血鬼を嫌う。生者にとって害悪だからじゃない。死者だからだ。その意味でこの死神は、ゾンビも貴女も吸血鬼もスケルトンもすべて同じに見ている。 ) …… 私は、 トートです。 ( 死、だと己の名を名乗る。 ) また、どういった経緯でこちらへ? [Fri 11 Jan 2008 00:53:25]
◆水蓮 > おかーさまたちが作った出来合いの体で………目覚めたんでね。 脱ぐ必要なかったから結局、これの着方も脱ぎ方も教わらなくてね。 かといって誰かに脱がせて貰うのも悪いじゃないか。 ( 「そういう場面」になったら脱がせて貰うけどね。 などと愛しの人を思ってにまにまする人形先生。 はっきりいってキモイ。 ) ん? いやあ、なんでもないよ。 かわいこちゃんを見つめるのに理由なんかないさ。 ( まあ本当は、ちょっと警戒してのことだけれども。 ) へえ、誰だろう。 うちの講義受けに来てるかな。 ……別に構わないよ。 今日はもう仕事も終わったしね―――っと、良くぞ聞いてくれたね。 私は実はこの学校で魔術科の非常勤講師をやってる、よにも珍しい人形先生、水蓮というものさ。 こっちは黒子先生こと助手のジョッシュ君。 [Fri 11 Jan 2008 00:38:59]
◆トート > …。 つまり服を脱がれたことがないと? ですが、着せる事ができたのなら脱がせる事もまたできるのでは―― それともどこか外さないと出来ない、のでしょうか。 ( ふむ、と。此方も視線を向けるものの、 ) …、なんでしょう。 ( 注視されて、少したじろぎながら。 お気になさらずーと何処かの誰かが答えたとか。 正体を認識していても、死神は視線を向けながらも、相変わらずその事に触れないだろう。 ) …… ( ほんの少しの間 ) … えぇ、 友人 が。 ( 其処にいるのだと、頷いて答えようか。 ) よろしいのですか? ( 貴女と、それから助手さんにも視線向け。 案内してくれる、ならありがたい。誰かに会えずとも、場所の把握ができるだけでとても助かる。 ) …失礼ですが、貴女はこの大学で何をなさっているのです? ( この場所にひどく慣れているような物言いと、助手さんの存在に。生まれた疑問を、言の葉にする ) [Fri 11 Jan 2008 00:30:44]
◆水蓮 > いやあ、私、服装に変化付けられなくてね。 なにせ、これの脱ぎ方わからないし。 ( じいいいいいい。 見つめながら人形先生はそう返した。 しかし肝心の用向きに関して何もいわなかったのは、何故か。 背後が土下座。 対死神の術は一切合財持っていないためたやすく正体は知れるだろう。 ) 女子寮? ふうん、なになに、新規入学生、かな? あ、それとも友達でも? うん、まあいいか。 遠くないけど、案内しようか? ( くり。 小首をかしげて、人形先生。 部外者ならば、ひとりで行動するより享受である自分が一緒のほうが動きやすいだろうと思っての提案であった。 ) [Fri 11 Jan 2008 00:19:33]
◆トート > えぇ、貴女もどうでしょう、今度是非。 ( 着てみては如何か、と。 実際、そういうのが流行ってくれるなら己としても動きやすくていいのだが。 ) ……、 ( 何の御用か、という問いに、返る答えはなかったようだ。 死神は小さな溜息を一つ零す。聞えなかったのか、それとも意図的に流されたのだろうか? 図りかねて、死神もまた沈黙を貫く。 ) … ( 自立的に動くニンギョウ。そんなモノすら、ヴェイトスの地では珍しくないようだが。 貴女の恐怖心は、貴女の精神力をもってすればこの死神から隠すのは容易かろう。 しかし、貴女がこの死神の目と感覚に抗う術を持っていないのなら、貴女が死霊だと知れるだろうか? …もっとも、知れたところで今宵はどうもしないだろう。一番はじめに思考していた通り、単に仕事をする気が今は起きないからだ ) …。 … すみませんが、女子寮はどこでしょうか。 ( 答えられなかった問いの代わり、死神は新たな問いを紡ぐ ) [Fri 11 Jan 2008 00:13:47]
◆水蓮 > ( 眉間の皺を増やした張本人たる水蓮は、そういうのが多いとの言葉に、ぎっちょり小首をかしげた。 ) へえー……死神ルックが流行ってるとはねー。 時代って奴かな。 うんうん。 まあ可愛ければ全ては許されるよね、うん。 ( 妙な納得の仕方であった。 しかし水蓮としても、死神は恐るべき存在であるはずだ。 なにせ、人形のうちにあるのは死者の魂。 人形という依代にしがみついてはいても、死神の鎌を受ければ、恐らく抗うこともできずに引っぺがされ、磨耗した精神と魂はたやすく崩れ去る。 故に幾らかの恐怖がなかったといえば嘘になるが―――それ以上の原動力となるのが、死してなお現世に留まり続けさせた好奇心。 見たい聞きたい知りたい。 影の薄い助手は一層影を薄くして我存ぜずを決め込むつもりらしい。 ) [Thu 10 Jan 2008 23:56:30]
◆トート > ( 嗚呼、そういえば羊の捜索も最近していないが。今はむしろ己がそんな状況か。つまり、迷子。いや、帰れないわけではないので違うのだろうか ) ――― 、 ( 声に反応したが先か、車輪の音に反応したが先か、 それとも気配に反応したが先か。 いずれにせよ、死神は目を細めて貴女の姿を見やるだろう。 眉間に皺を一本増やし、親指と人差し指とでそれを揉み解す努力をして、 ) ――― … こんばんは。 えぇ、最近はこういう ( 変わった武器を持っている ) のが、多いと以前ききましたが。 ( 海岸で。微妙に嘘はいってない。 ) … 何の御用でしょうか。 ( 僅かに唇を弧のカタチに笑ませ、死神は尋ねる。 人形だからとて、大学関係者ではない己は迂闊にそれを言及はできない。死神は知らぬことだが一時期展示会で話題になっていた作品だけあって、死神の目にもその人形はとても美しく精巧に映っただろう。さて、その正体にこの死神は気付けるだろうか ) [Thu 10 Jan 2008 23:48:02]
◆水蓮 > ( がろがろがろがろ。 車輪の転がる音。 素っ頓狂な声。 木陰で悩む人影を、見つけて小首をかしげたのは人形先生とあだ名される大学教授A(及び、それの乗るカートを押す助手A)。 ) あーゆー、変わった子は見かけたことないなあ。 かわい子ちゃんはチェックしてたんだけど。 学外の子かな。 ( などとぶつくさ言いながら助手に指示を出し、その木陰へとカートを転がさせて、) はろろーん、彼女ー。 随分エキセントリックなカッコしてるねー。 はやってるの? ( などと軽薄に話しかける動く人形。 ) [Thu 10 Jan 2008 23:31:34]
お知らせ > 水蓮さんが来ました。 『おやおやぁ?』 [Thu 10 Jan 2008 23:26:53]
◆トート > ( なんとなく掴んできてしまった大鎌。仕事だと言って出てきてしまったものだから、というのもあろうが恐らく無意識だろう。鎌の柄は己の両手にしっくりと馴染み、それを持つことで安堵感のようなものさえ己は覚えているようだ。 しかし、この場には到底そぐわない。最も、死神からすればこの学校という場は危険な場所ではあるのだが ) …危険人物扱いは避けたいところですね。 ( 嘆息一つ、つきながらともあれ視線をめぐらせ、歩き始めようか。 大学、は知っているが女子寮、はどこかわからない。おモチを食べる、という約束とエルフさんの紹介を、ということで気が向いたら来るといいと元旦の日に告げられたのだけれど。己はホントに気まぐれなものだから、誰かにあえるかどうかもあやしい ) [Thu 10 Jan 2008 23:24:24]
◆トート > ( 話を振られるのが嫌で、「仕事なので」と下界に降り来たものの、到底仕事をこなす気にもなれずにふと足の向いたのがこの場所。 未希ちゃんの言葉と、アトノマツリさんの言葉が無意識にそうさせたのかもしれない。 ) ―――― … ( 眉間に寄った皺は厄介で、今の己にはポーカーフェイスへと切り替えるのは難しいようだ。いつもの無表情じみたツラに眉間の皺がプラスされれば、仏頂面のできあがり。 ) ( 厚手のワンピースに同じ色の外套を纏った少女は、大鎌を手にしたままどうしたものかと木陰で悩む。 ) [Thu 10 Jan 2008 23:11:15]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『( 門近くにいるのが煩わしかった )』 [Thu 10 Jan 2008 22:56:46]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――結構、大変なんだな。英雄ってのも。』 [Wed 2 Jan 2008 03:32:44]
◆カイン > となると、英雄はその手の事件がなけりゃ存在意義もなくなる、のかな、多分、きっと(それはつまり“速く乱れろ、平和!”って事だ。 力を持ってたって使い道がなければ、逆にその人物が事件を起こしかねないのだから。 平和を守りたいけど、乱れなければ居場所が無い。 矛盾してるなー、と一人呟いた)この矛盾、どう解決するか、と……まあ、考えるのは脚本書いてる人なんだけどさ。 俺は、その脚本に従うしかないんだし。(それに自分はセイギノミカタの中の人、であって、活劇シーンしか出てこない。 本当の正義の味方は、別にいる。 ……うーん、と悩みながら、俺は中庭に出るとベンチに腰を下ろした) [Wed 2 Jan 2008 03:16:27]
◆カイン > ……まあ、今年は何事もなくて良かった、良かった、と。 ヴェイトスの年末年始は色々とおこるからなあ(まあ色々と迷惑――人死にとかも含む――はあるけど、冒険者とかが一杯いる街でもあるから、全体としてそういう“何か”が起きないかなあ、という風潮はある)つまり速く乱れろ、平和……ッ! って事なんかね。 俺には関係な――くもないのか。(一応はヒーロー役なのだし。 役作りをするなら、少しは考えておかないといけない部分だ。 ふむ、と歩きながら腕組みして、思考をめぐらせて見る)ヒーローっていうのは、極論すりゃ荒事を力で解決する人だから――事件がないと存在意義は無くなるよな、うん。 [Wed 2 Jan 2008 02:53:52]
◆カイン > (だからと言って、年明けたばっかで色々アレだけども学生の皆さん頑張りましょう――なノリで自主練習をしてる、わけではない。 単に忘れ物を取りに来ただけ。 だけ。 一人暮らしだし。彼女いないし。 クリスマスからこっち、しばらく独り身には辛い時期。 おまけに大学に台本を忘れて、一人で取りに来る、と)……吹き荒ぶ風がー 良く似合うー ……寂しいなぁ(思わず本音がぼそり。 バッグの中に台本を放り込んで、のそのそと今は大学構内を移動中。 このまままっすぐ家に帰っても寂しいし、どうしたものだろうか) [Wed 2 Jan 2008 02:35:42]
お知らせ > カインさんが来ました。 『( 俺の本分は学生です )』 [Wed 2 Jan 2008 02:31:26]
お知らせ > 真護さんが帰りました。 『(楽しみだなぁクリスマス!(泣きながら。))』 [Tue 11 Dec 2007 22:16:04]
◆真護 > (次第に彼女らの話は、クリスマスに向けてのデートプランの組み立て方へと移行してゆく。…なんだか孤独なんだパト○ッシュ… ま、まあ学生のうちは教科書が恋人っていうとかいわないとか… 「マモルはクリスマスどうするの?」) うえっ?! (急に思考の中に飛び込んできた声に慌てて顔を上げると、同級生の一人が微笑みながらこちらを向いていた。………一人で過ごすとか家族で過ごすといったハートフルでロンリーな回答はおよそ許されそうにない雰囲気だった。よし、こういう時はニッコリ微笑んで) うちもクリスマスに一緒にツリー観に行って(教科書と)、そのあと家でまったり(教科書と)過ごそかいな。 (嘘はついてない かな!) [Tue 11 Dec 2007 22:14:42]
◆真護 > (正直に言ってしまうと恋愛話よりは冒険話の方が余程好ましい。けれど、目の前で嬉しそうに話す彼女は、つい先週意中の彼に告白し、成功して付き合い始めたばかりで。そこに至るまでのプロセスも事細かに聞いているから、暖かな安堵の気持ちに満たされながら相槌を打つことができる…適当に。これがもし別れる別れないの愛憎溢れる状況でのお話しだったら大変だ。変な所で相槌を打つ=死を意味するから。恋する女の子は怖い。) ほんまによかったなぁ。…あ。せや、来週にでも聖堂のツリー見に行ったら…(「今夜観に行こうって約束しちゃった」) …さいで。 (羽ペンを筆箱にしまいながら、語尾に星マークが見えそうな彼女の言葉に返事を返せば、周囲の子らは「私は来週にしようかな」とか「彼の都合に合わせるわ」とか、其々考えこみながら言葉は違えど意味は同じ反応。…そう、皆彼氏もちだった。) [Tue 11 Dec 2007 21:57:12]
◆真護 > (どこから仕入れてきたのか眉唾物の噂話から、グループ内での恋愛話、恐らく新聞から取り入れたのだろう堅苦しい時事問題、事細かなイベント情報…年頃の女の子の話は取りとめがない。) …しゃかい かにせーしょくしゃ? (インク壷の蓋を元通り閉じながら、如何にもここだけの話というように、口元に手を当てて極小さな声で話す友人の一人に眉根を寄せ、思わず鸚鵡返しに聞き返した。ついでに舌も噛みそうになった。…早口言葉に使えそうだ。 持ち前の好奇心がぐぐっと首をもたげ、瞳をきらめかせるが、詳しい事情は分からないそう。でも確かだと思うわ、と念を押す彼女に一つ頷いて、少年は記憶に刻み込んだ。後でもし調べられるなら、詳細を知りたい。愚かな好奇心が生み出した愚行だけれど。 皆の関心は今度は隣の子が頬を赤らめながら紡ぎ出す、のろけとも取れる恋愛話に移ってゆく。) [Tue 11 Dec 2007 21:41:48]
◆真護 > (壮年の男性教師の穏やかな終わりの一言で、大教室は一斉に騒がしくなった。詳しくは百人以上はいる生徒達が、だけれども。 手早く筆記具をまとめ教室を出る者、その場に留まり友人達とのおしゃべりに励む者、内職や食事をしだす者。あとは、助手の手を借りることなくのんびりとした動作で黒板を消している教師に、教科書片手に質問に行く生徒が極少数。 ――本日最後の授業は魔法史。教鞭を振るって下さる教授には大変申し訳ないのだが、比較的退屈だと感じる授業の一つだ。) (そんな喧騒の中。後方の扉に近い隅っこの席。チョコレートの匂いを纏う少年風貌は、同級生達と共にお喋りに興じていた。) [Tue 11 Dec 2007 21:18:24]
お知らせ > 真護さんが入室されました。 『(終わりを告げる声と、鐘の音。)』 [Tue 11 Dec 2007 21:09:02]
お知らせ > セレスさんが帰りました。 『鏡面いっぱいの赤黒い液体が溢れ出し、階段一面に広がった。』 [Fri 7 Dec 2007 04:06:57]
◆セレス > ( Isolation, Solitude, Misunderstanding, Discrimination! 人が集まる場所だからだろうか。 抑制された場所だからだろうか。 決まった方向性を促される場所だからだろうか。 繰り返し繰り返し、同じ痛みを違った誰かが訴え続けるけれど、それが理解されることは無く。 一つ一つは弱弱しく、然し大きすぎる題材。 この鏡1つに象徴されるものを浄化しても、必ずまた何処かから発生して繰り返す類の呪いなのかもしれない。 ) Accepts "you"! ( 心がある限り。 ) [Fri 7 Dec 2007 04:05:46]
◆セレス > ( そっと鏡に両手のひらを添えて目を閉じる。 付き添いの人達が少し離れたところまで下がって暫し、沈黙が訪れてまた一分、二分、無音の闇の中、身体の奥底で“呪い”を待つ餓えたなにかが両手を伝って呪いとの接触を試みた。 ) いうッ! くふ、ン…!! ( びりっ、と痺れるような痛みが手のひらから肘へ、肩へ、全身へ広がって鼻腔にツンとくるような刺激が続く。 びりびり、ぎぎりぎ、物理的な痛みは何だろう? 大した痛みではない。 顔を叩かれたり靴で蹴られたり、壁に突き飛ばされたり、そういう些細な揉め事が無数に駆け巡る感じ。 むしろそれに伴う無数の心の痛みがいっぺんに押し寄せて、処理速度を超えてストレスを訴える。 拒絶! 拒絶! 拒絶! Rejection! Rejection! Rejection! ) ( なんて酷い痛みなんだろう。 ) [Fri 7 Dec 2007 03:58:04]
◆セレス > ( 其処に“呪い”があった。 何時何処の誰が其処に植えつけたのかは分からないけれど、脈々と人の心と言葉伝いに感染し続けて滞る、そんな呪いだ。 そう、呪いは感染する。 人間の感情を媒体にして、恐ろしいスピードで時間すら越えて。 言葉から、視線から、書き記した文字から、他の誰かの感情に起発するのだ。 それを一つ一つ摘んでいくという仕事、本当はきりが無いのかもしれないけれど――――。 ) 直ぐに始めます。 あの、何かあったら呼びますから遠くに離れていて頂けますか? できれば、視界に入らない所に。 [Fri 7 Dec 2007 03:40:25]
◆セレス > ―――――あれ。 ( 芸能横丁に始めて来た子供みたいにはしゃぎ回ってはシスターに追いかけられて掴まり、そんな繰り返しの最中。 階段を登った踊場でふと立ち止まり、大きな姿見の前で暫し映りこんだ自分の姿を覗き込む。 いや、覗き込んでいるのは鏡でも自分の姿でもなく、もっと奥底から届く違和感。 子供のようにはしゃいでいた娘の声は止み、振り返る顔は少し困ったような、残念そうな顔をしていた。 ) お仕事、みたいです。 ( だから、社会科見学は此処でおしまい。 帰りは立って歩けるかも分からないから。 ) [Fri 7 Dec 2007 03:16:47]
◆セレス > ( 判子を押したように等間隔に同じ形の窓が並び、四角く切り取ったような月明かりを廊下に投影している。 扉もそう。 綺麗な等間隔に同じようなシンプルな扉が繰り返し繰り返し、下の階との差もよくわからないけれど皆、部屋や階層を間違えたりしないんだろうか? とても不思議な建物だ。 ただ歩き回っているだけで何処か異世界のような、無機質で機能的で、人が溢れかえるような時間ならもう少し印象も違うのだろうけれど。 ) ( 背中から垂れる3本の金色の鎖が時折じゃらじゃらと鳴る。 今日は比較的具合が良いみたいで、少し早歩きしても疲れは来ない。 いつもこうではないし、こういう時は出来る事を目いっぱいしようと思う。 ) [Fri 7 Dec 2007 03:00:35]
◆セレス > しゃ、しゃきゃいきゃけんがく。 ( 舌を噛みそうな言葉、と思って口にしてみたらやっぱり舌を噛んだ。 広い広い敷地の中に巨大な建造物が遠くまで続いていて、何処までが大学の敷地なのか分からない。 実際に建物の中に入って歩き回り、上の方の階から見渡してみてもやっぱりどうなっているのか分からなかった。 付き添いのシスターや大学の責任者の方にあれこれ聞きながら、長い長い廊下を先頭に立って進む。 鼠獣人被害の慰問に聖教会関連の施設を訪れて一つ一つ回り、そろそろ終わりに差し掛かった頃。 不意に空いた時間に何処かヴェイトス市を見学してみたいと希望した所、このヴェイトス市大学がリストに上がった。 他は殆んどが教会関連の施設ばかりだったし、即答。 本で読む以外の知識をもっと欲しいのだ。 ) あの、こんなに広い所で皆、迷いませんか? 今1人にされたら帰れないかもしれません。 [Fri 7 Dec 2007 02:44:32]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 [Fri 7 Dec 2007 02:36:05]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 しゃかいかけんがく。 』 [Fri 7 Dec 2007 02:32:43]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 痛みに熱っぽさの加わった身体を引き摺って、寮までは、なんとしても )』 [Thu 6 Dec 2007 02:43:04]
◆跡野末理 > ―――ッはァ…! ( 身体を横たえたベンチで、身悶える。 ただ痛みに耐えているだけだった、全身を貫かれるような感覚は、次第に熱を帯びて。 痛みの中に、とても乱暴な快感を生んでいた。 生物がその身に宿す魔力、『オド』 が命そのものならば、それが暴走している状態というのは… 少なくとも疲れ切るまでは… ) ―――ッぅ… ん… ( 元の身体に戻るなり、こんな状態だったあの夜。 寮の自室で悶えていたら何やら誤解されてしまったようで、芸能科の友人が最近付き合い悪いのは、そのせいかもしれない。 さておき――― こんなところで耽るなんて、ありえない。 口の中を噛んで、身体を起こす ) [Thu 6 Dec 2007 02:42:30]
◆跡野末理 > ( そっと掲げた手には、びっしりと魔術回路が浮いていた。 葉の葉脈のような、でも鋭角な、肌の上から見える血管よりは高密度に走り回る光の線が、ちょっと気持ち悪い ) ( タチが悪いのは、これがただの怪我や感冒ではないということだ。 簡単に言って現実を理想に変換するのが魔術なら、理想が現実に呑まれてしまうこともある。 術者は何も無いところに何かを発生させるように、あるはずの自分が消されてしまう危険と隣り合わせだ。 実際には肉体という確固とした担保があって、物理的に強い影響力を持つ種類の暴発でもなければ、消滅したりはしないとしても。 身体も一時だって止まりはしない、生きていようが死んでいようが、存在する物全ての状態は刻一刻と流れ行くのだから、絶対確実な担保になりはしなかった ) [Thu 6 Dec 2007 02:30:02]
◆跡野末理 > ( 幽霊の素性調査もすっかり行き詰まって、そろそろ確認してすっきりしようかと重い腰を上げた今夜。 初歩の魔術を行使しようと起動した回路は、別物と言えるくらい拡張されていた。 『魔術回路とは何か』 という話からして術者の数だけ認識があることだから、校医や魔術科講師の誰かに相談するのも難しい話。 〜と言うか面倒だし、秘密主義だし、『改造』 がそれに耐え得るだろうという判断の下で行われたとは信じているから、一人で耐えるけど。 例えば赤ん坊が始めて呼吸するような、そんな感覚か。 今まで使っていなかったものが急に動き出す。 そこに感覚があれば、とても痛い ) ( 扉を出て、手をつくものが無くなって、それでも少し歩くけど、すぐに歩道脇のベンチに倒れ込んだ。 地面に転がらなかっただけマシ。 痛み以外の感覚がおぼろげな身体はじっとりと嫌な汗をかいていて、冷え込むようになった夜気が今は少し心地良い ) ( 街灯など無い真っ暗闇。 周りの棟には灯りのついている窓もあるけども、艶の無い黒のセーラー服が姿を隠す中、露出している肌はエーテルの反応光を発している ) [Thu 6 Dec 2007 02:16:15]
◆跡野末理 > ( 熱した刀で全身を三枚に下ろされるような痛みに、叫び声を上げてのた打ち回らないだけ御の字だ。 改造後の数日間を寝込んで過ごし、その後は大事をとって魔術の行使は避けていた。 芸能科の友人に憑いているかもしれない幽霊だか何だかの素性を調べたりするのに夢中になっていたとは言え、自分の身体が何か変わったと自覚していながら確認を後回しにするなんて通常はありえないこと。 ―――どうして後回しにしたのか 『案外良い勘してるじゃない』 なんて自画自賛の感想とともに、思い知っている ) ( 数日間寝込み、流行り病が治るように回復したあれは、強引に開通された一時のダメージから回復しただけ。 ダメージを与えた原因は、依然としてこの身の内にあった。 修行僧や何かが時間をかけて行う修練の流れを一足飛びに短縮してしまったのだから、最悪死んでしまったっておかしくはない。 ただでさえ常識的な線は踏み外してしまっていそうな苦行を、何年分かまとめて与えられているような感覚だ ) [Thu 6 Dec 2007 01:58:12]
◆跡野末理 > ( 予感でしかなかったけど、だから確認するのを先延ばしにしていたのかもしれない。 心と体がクラスメートと入れ代わっている間、一服盛られるような感じで、私の身体は改造された。 クランクになるとか、そういうのとは違う。 見た目は全く変わらないし、機能的にも起動しなければ特に意味は無いと思う、魔術回路を強引に開通されただけ。 だからこそ分かり難く、いざ起動してみるまで、自分の身体の状態を把握していないなんて事になる ) ―――ッ… ( 深夜の大学構内。 研究などで残っている者もあるだろうけれど、一般的な学生は引いた時間。 魔術科の実技棟から、古風なセーラー服を着たお下げ髪が覚束ない足取りで外に出た。 壁に手をつきようやく歩くような状態。 痛みなどに対する耐性などもそれなりに付けられているくノ一という素性では、よっぽどの事かもしれないけれど、演技でも何でもない ) [Thu 6 Dec 2007 01:43:30]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 嫌な予感はしてたんだ )』 [Thu 6 Dec 2007 01:28:30]
お知らせ > ドロシアさんが退室されました。 『朝までヤり続け、爽やかな登校風景の中、箒二人乗りで遥か上空に飛び去ったとか(裸コートで!)』 [Sun 25 Nov 2007 04:41:19]
お知らせ > ルゥフィンさんが退室されました。 『机中べとべとになるまで「儀式」は続き――借りた本をベットリ汚して青褪めたのはまた、別の話。』 [Sun 25 Nov 2007 04:33:21]
◆ドロシア > ( 肌の上に落ちた血液は滑り、広がって魔方陣を描く。 いちいち書くのが面倒だからそう言う式を組み込んであるのだ。 その為に肉体改造しなきゃならないが、オーゼットの名は伊達ではなく、ドロシア・E・オーゼットの回路には未だ余裕がある。 その魔方陣も、指に擦られ崩れてしまうけれど。 ) ねぇ、どんな想像していましたの? 例えば、いけない玩具とか、期待してました?( 手馴れて居ても、痛いものは痛いが加減は踏まえている。そう深く切った訳じゃないから、血もすぐに止まるだろう。 れろ、と手首の血を舐め取りながら、意地悪げに聞いてみる―― あ、私の血、舐めて・・・ ) ん、うん―― 私も、暖まりたい です。( 少し、冗長だったかな なんて反省しながらアサメイを置き、小さく "四大を統べる者"の名前を口にし、儀式の完了を告げる。 願うのは血の契約。より深い結び付き。 自分を求めて宙をさ迷う手の間に体を収め、血の味のする口付けを交わしながら 開かれた脚の間、随分と前から自己主張を続けているナニを押し当て―― 聖杯に、差し入れた ) [Sun 25 Nov 2007 04:26:38]
◆ルゥフィン > ( びっ、と最後にもう一度引っかかる感触の後、身体を包んでいたものが左右に落ちた。 こんな所誰かに見られたら、なんて今更か。 ) ばか…寒いったらもう――――あ、そ、っか、儀式ッて―――んッ。 ( てっきり何かこぅ、異物挿入とかされちゃうんじゃないかとか思って「ヘンなもの」とか言ってしまったのが恥ずかしい。 ヘンじゃなかったらOkみたいじゃないか。 演出がかった「儀式」は続く。 ぽたぽたと降り注いだものが血なのは匂いですぐに分かるけれど、そこまでやっちゃうのか―――ぬめる液体を指で掬ってぺろ、と舐めてみる。 馴染んだ味がするような気がした。 ) もうっ…本当に寒いんだから――――そろそろ、その、ね、ええっと。 暖まりたいっていうか―――――( そろそろと手探りでドロシアを捉まえんと両手を彷徨わせる。 普段向こうから迫ってくれる事が多い分、こっちからお強請りするのは何だかやっぱり恥ずかしい。 この間は寂しさに負けて子供みたいに拗ねてアピールしてみせたけど。 ) [Sun 25 Nov 2007 04:11:34]
◆ドロシア > ううん―― そんな事では、そんな事ではないんですの。 ルゥフィンさんを責めてる訳では( 何度も繰り返された言葉に、首を振る。謝罪が欲しかった訳じゃない、ただ、判って欲しかっただけ。 もう二度と手の届かない物を求める、こんなのは、ただの子供の我侭だ。 けれど、その時間があるからこそ、今があると思えば―― 私の願いは、叶えられたのだから。 彼女の体で、私の指と、舌が触れていない場所はもう殆どない。 癖も、温度も、匂いも染み込ませて、もう二度と。 ) 儀式、と言ったでしょう?ペンタクルに、ワンド あなたが乗っているのは、祭壇の上。 ( 布を裂く、鈍い音をさせながら容赦なく胸元まで裂き、哀れ衣服は真っ二つ。 外気に晒させた素肌、火の気の無い教室はさぞ寒かろう。 張り詰めた褐色の肌と、柔らかに形を変えて質量を主張する乳房を見詰め ほう、と息を吐き出し 泡だって行く様を眺めて ) そして、アサメイ。 ( ネタ晴らしをしながら服を裂いた黒柄の短剣を、ルゥフィンのおなかの上に差し出した自分の手首に当てる。 ) アサメイを受けるチャリスは、貴女自身。( 聖杯に称えた水の中に短剣を差し入れ、生命誕生の過程を擬似的になぞる儀式がある。性行為の暗喩だが、今から行うのはそのものである為 比喩の逆転が行われている。 アサメイは私自身とも言えるけれど。 ) 血を受ける杯は、ルゥフィンさん、貴女自身―― っ ( そう言って、刃物を滑らせれば、溢れる鮮血 ぱたたっ 暖かな赤い色が降り注ぎ、血塗れルゥフィンを再現する。 魔術に血は付き物であるため、この手の自傷もそう珍しい事じゃない。 魔術師の血は、それだけで魔術式。 卑金属を貴金属に変える試みは、まず自分自身に行われるものだ。 ) [Sun 25 Nov 2007 03:52:56]
◆ルゥフィン > ( まあ当時の私ときたら、他の子に夢中だったり自分のやりたい事にまっしぐらだったり、冷静に見渡すって事が出来てなかったのは反省点で。 自分の能力がどんどん上がっていくのに歓びを感じて本当、有頂天だったんだろう。 思い出すとあっちこっち痛い感じ。 ) 気付かなかったのはそりゃぁ悪かったと思うッて―――謝ってるじゃない、何度も。 積極的に話とかもしなかった、し。 ( ビュンビュン飛び回って落ち着き無かったからなぁ、私。 寄せられるのは鼻に馴染んだ髪の香りと体温。 この舌の感触だけで目隠しされてても誰だか分かったりするかもしれない。 言いすぎだろか? ) 今なに、置いたのよ? その、あれよ、あんまヘンなものは駄目よ? そりゃ信じて―――――えっ、あ、ばかっ…駄目駄目駄目ッ…!! ( 信じてる、って言おうとした途端びりびりと音を立ててワンピース状の服がスカート側から裂けていく。 口で駄目駄目言ってる割りにされるがまま、臍の上を通過しても無理に止めない辺りマゾ心を刺激されてる感。 帰りとかどうするのかなんて今はどうでも良い。 …後でしっかり責任取らせてやるけど。 ) [Sun 25 Nov 2007 03:24:25]
◆ドロシア > ( 遠くから眺める事、姿を思い描く事しか出来なかったルゥフィン・J・リィマスという憧れの対象が、手の触れられる距離になり、共有できる時間の殆どで体を密着させ、お互いを求め合う為に使うようになって、彼女という存在が判ってきた。それは空想では決して手に入らないものであり、こうして私の支配欲に身を任せてくれる信頼関係も、積み重ねたものを全部ご破算にして得た私の財産。 緊張を表すように上下する胸の上に片手を置き、少しだけ体重をかけて顔を寄せ、繰り返される呼吸を、吐き出される息を分け与えてもらうように息を吸い―― ) ええ、勿論ですわ。 貴女は、わたしのもの。 悔やまない筈が無い ねえ、ルゥフィンさん―― あの時、私がどれだけ苦しかったか・・・ 判ります?( 釣られて吐き出されたのは切実で、滑稽な恋慕の想い。 交錯しない視線と、横顔を横目に、首元に顔を埋め すう、と匂いを吸い込み、れるり 舌で舐る。 あの時ではダメだった。 私の方が、ダメだった。 増長した選民意識が邪魔をして、こうして接する事はできなかっただろう。 愛しさが憎しみに替わっていた位なのだから。 )――・・・ どんな想像、してますの?( ともすれば、"食べて"しまいそうな危うい愛情を覗かせ、一旦話題を逸らす。触れさせた短剣がじんわりと素肌の熱を吸い、素肌が熱を奪われた頃、体をずらしながら離し―― 刃先を当てるのはルゥフィンの着衣。一枚の筒状の布地で構成されたそれの、開かれた両足にぴん、と張り詰めた其処に刃先を当て、決して素肌に傷をつけぬよう注意を払いながら下から上へ、裂いていく。 ) [Sun 25 Nov 2007 03:06:04]
◆ルゥフィン > ( 強気な態度っていうのは案外、「眼」を使うものだ。 自分の感情のニュアンスを表情と視線で示し、尚且つ相手の顔や挙動から畳み掛けるタイミングを見計らう。 状況の客観視ができなければ、語気の強いだけの人間なんて滑稽なだけだ。 一方的にじっくり観察される側っていうの、普段なら絶対嫌がる所だけど、信頼関係があれば別。 むしろこう、全権支配されてるみたいなマゾヒスティックな興奮すら。 ) なに…あの頃私に構って貰えなかったのまだ根に持ってるんだ。 ホントに気にも留めてなかったけど? ( 目隠しされてふーふー鼻で息しながらだと酷く格好つかないけど、ちょっと遣り返してやった。 今となれば当時まぁまぁ普通に仲良くしていたらこういう仲には成らなかっただろう。 皮肉な話、結局色々上手くいったんじゃなかろうか。 ) えっと…それから…それから、どうしたんだっけ。 ( それなりに古い記憶だ。 あの時一人だった筈。 時間はまだ夜じゃなくって、明るい内でも独りの教室で遭遇する幽霊ってのが案外怖いもんだと思った。 訥々、ぼやけた記憶を掘り起こしながら口にする。 こと、こと、と何かが机に置かれる音は何だろう? 説明もしてくれないし、色々想像して何だか恥ずかしくなってきた。 いやらしい方向にしか思いつかないっていうの。 ) 気がついたら居たのよ。 扉、閉めたのに。 最初からは居なかっ…ひぁ!? ( いきなり腿に触れる冷たくて滑らかなもの。 思わず悲鳴を上げてびくんと跳ね上がった。 ) [Sun 25 Nov 2007 02:39:53]
◆ドロシア > ( 口では文句を言いながらも、抵抗らしい抵抗もせず素直に従って目隠しに協力してくれるのを愛しく思う。視界を覆われて、自信を見せ付けるよに活発な声が不安と期待を滲ませる声と、腰に回された手に篭る力が微妙に強くなるのに、ちょっとサディスティックな気持ち。 ふっくらと柔らかさを主張する何度も重ねた唇に、静かに、と立てた指を当て―― こういうのは、密かに、秘められるからイイのだ。 ギリギリを試すのはスパイス。 余り公然とするのが常習化するのも、慣れきってしまえば足りなくなる。 気をつけなくちゃ。 ) うふふ、これは、儀式ですわ。 貴女の思い出に、私が介入する。 過去と現在は交錯し、混ざり合って今となる。 そして私達はより深く結びつく―― なんて、悪く無い思いつきだと思いません?( 視界の自由を奪い、組み伏せたシチュエーション。 余り見せない気弱な部分、それを覆い隠そうとする語気 乱れた呼吸、自らの重みで重力に従い左右に開いた膨らみの中心に、唇に当てた指を滑らせ 予想通り微細な反応を舐る様に愉しんで。 ) 探して、そして遭遇した。 それから?( 何に出会った?誰と一緒だった?何を着ていた?どんな気分だった?空気の温度は? 促しながら、腰に回された手を解き、ぐっと下半身を押し付けながら ポーチを探る。 ことり、アルターに見立てた机の上に置くのはペンタクルの描かれたコイン。ワンドは教鞭で代用。聖杯は、ルゥフィン自身とする。見立てであるから、実物でなくとも構わない。 それぞれが土、風、水のエレメント。 そして火のエレメントである黒柄の短剣、アサメイを抜き 確認させるよう、褐色の太ももに冷たい刀身を触れさせた。 ) [Sun 25 Nov 2007 02:19:00]
◆ルゥフィン > そんな大層な話じゃぁ…え? あ、ぅ―――? ( 変な声になった。 ヘンに期待してるみたいな顔にならないようにとか意識しつつ、言い返した手前妙に素直に言われたとおり上を向く。 内心どうするのかとドッキドキだ。 ) わかってるったら。 やんなきゃどうにもならない時はちゃんとやるんだから――――。 ( 気持ち悪い事よりも駄々を捏ねて台無しにする方がもっと嫌だ。 自分にガッカリするような事だけはやめようと思う。 え、今してること? オンナとして絶頂期にしか出来ない事を有意義に経験してるんだから超OK。 好きな人に美味しく頂いて貰える事ってやっぱり至福じゃない。 ) ――――ちょ…ば、ばか…! ( 不意に視界を覆われて驚いたものの、拒む事も無く受け入れる。 両手が塞がれているわけでなし、まだどうとでも出来るけれど―――眼が見えない分、いつもより何割り増しか意地の悪い言葉と息遣い、触れ合ったままの体温だけが相手を探る術。 思わず小声になってそれまでの話題も途切れさせた。 両手は律儀に腰に回したままだ。 ) 此処で…? 如何って――――探してたのよ、例の幽霊、片っ端から。 ( 身体を傾けられてそのまま机の上にゆっくり横たわる。 不安げな自分の声が弱弱しく、そのくせ息遣いが荒くて胸が上下してるのが分かる。 抑えなきゃ、と思えば思う程自分の吐息が気になった。 目隠しの向こう、どんな顔してるんだろう? いつもみたいにヒトの表情の変化をいちいち読み取って悦んでるんだろうか。 ) [Sun 25 Nov 2007 01:53:36]
◆ドロシア > うふふ?とりあえず試して、理解してみようとする所、好きですわ。 堪え性が無いのは、愛嬌として。 では、遠慮なく―― うえをむいて ( 口付けの傍ら、素肌を探るのを中断し、自分の胸元を飾る青いリボンをするりと解いて広げてみせ 耳元に口を寄せて、子供に言い聞かせるよな調子で囁いた。 この前の"穴埋め"では可愛い所もたっぷり見せてくれたし、もう少しだけ。 ) ん、でも そう言う部分での、ある意味の「甘さ」は、大切にしたいものですわ。 バランスを取るのは、大変ですけれど。( 「気が進まない」が理由の手抜かりはプロ失格だけれど、普通の人間性を失わない事はとても好ましい。 魔術師という人種は目的の為に手を汚しがちだ。 ) まだ、新しい分野ですもの。仕方のない事かもしれませんわ?この場合、白魔術を使うと魔術式の兼ね合いが大変な事になりそうですけれど。( くい、と指先を彼女の顎先に沿え、上を向かせてリボンを頭にぐるりと回しながら思案。中央病院に暫く前には有能な医者が多く居たようだが、今は話を聞かない。まあ、同時に中央病淫なんて悪名も聞かなくなったのだが。 ) その方が、興奮するんでしょう?ルゥフィンさんったら、はしたない。 かつては自分も席を置いた学び舎の、机の上で足を広げて、私を捕まえて―― 此処は確か、"ちまみれのだれか"()の場所ですわよね。 ねえ、貴女はあの時、此処で如何していたの?( その頃、自分は大事故を起こして休学してた頃。 それでも、彼女についての事は大抵調べているし、不本意な渾名の事も知っている。 きゅ、とリボンで目隠しを追え、机の上にゆっくりと倒し、頭の左右に手を突いて覆い被さり、うっとりと見詰め。 ) [Sun 25 Nov 2007 01:30:08]
◆ルゥフィン > 半日も持たなかったわよ。 それくらい気持ち悪いってこと――――な、によ、悪戯って。 出来るモンならやってみなさいよっ。 ( 眉を顰めて口を尖らせつつも興味深げである。 万年発情期はお互い様っぽく。 何でも試したいお年頃なんだと思う。 思う。 ) うー…やった方が良いってのは分かるけどさ。 ( 奴隷使って初挑戦⇒大失敗でちょっと眼を背けたくなるようなグロ、とかも十分キツイか。 思わず溜息―――。 ) 高名な医者って最近聞かないのよね―――白魔術師なんてもっと。 あそこマゾいもんね。 ( 曰く「魔法使いの実感が湧かない」「地味過ぎる」「まともに扱えるようになるまで気が遠くなる時間が要る」という不人気ギルドだ。 その代わり腕さえ良ければ引っ張りだこの高給取りだけど。 ) んっ…今日は静かね―――コソコソ隠れるのも嫌いじゃないけど。 ( 何度かキスを返して身体を摺り寄せ、耳元で囁くように。 見られちゃうかもギリギリくらいの方が興奮するとか我ながら病気だ。 大聖d―――でする魔女って普通に火刑だと思う。 スリリングで良いけど。 ) [Sun 25 Nov 2007 01:02:42]
◆ドロシア > やってみたんですの?居合わせなかったのがとっても残念。 いろんな悪戯ができそうなのに?( 疑問系である。 や ら な い か。 みたいな?目隠しとかもいいな、とか思っても罪は無いよね! 片目瞑ってうーん、とかやってみてる図はそりゃあ、ぼふーんぎゅんぎゅんどーん な訳ですよ! ぼふーんぎゅんぎゅんどーん。 ) 確実を期す意味では、必要な犠牲だと思いますけれど。 私はそれほど嫌いではありませんわ。 今度、見に行って見ましょうか?処分の事まで考えると、困りますけれど。 ( 慣らし、って意味でも、まあ必要かな?と思わなくは無い。いきなり人体実験なんて、その 何だ。普通にショックだ。 実験の為に奴隷を買うのはいいけれど維持となると、余計。二人だけでぎっちぎちだもの。 ) 宝石の加工は自分たちでできるとして―― 少なくとも、実験的な試みに付き合ってくれる医療のプロフェッショナルは必要ですわね。 んっ ( 導かれるまま脚の間に挟まれながら、両手はそれぞれの太ももの上、焦らすよにスカートの中に指先をもぐりこませ、核心を避けて指先で探りながら、キスをする。 移植に詳しい技師の話も聞きにいったほうがいいかな―― ぶっちゃけ、エブリディ発情モードな訳で、所構わずってなモノ。自室はもう愛の巣と化してるし、図書館の書架の間、商業地区の路地、仕事斡旋所の片隅、カフェのレストルーム、大学でも何回か。次は大聖d―― 流石に燃やされそうだ。 ) [Sun 25 Nov 2007 00:45:51]
◆ルゥフィン > 片目瞑って半日過ごすだけで想像は出来るわ。 治せるかも、なんて聞けば飛びつきもするでしょ。 ( もっとも、治せる状態の眼球が残っている事が条件だったのだが。 資産家の中年は其処を都合よく解釈して、どうにかできないものかと食い下がったわけだ。 まぁおかげさまでそんな無茶な話も時間と人材とお金さえあれば出来なくは無いって結論が出たけど。 ) 地道ね―――動物実験って嫌いなのよ、何考えてるかわかんなくて。 ( 面倒臭そうな顔をした。 実際面倒臭いし、健在な鼠の眼球を摘出して実験とかするのが普通に陰鬱だ。 魔女術なんてそんなキッツイ作業そりゃぁ普通にあるもんだけど。 ) …依頼人の眼球自体が残ってないのよ。 まるっと作り直さなきゃ。 色んなギルドに顔出して協力してくれる人探さなきゃ駄目ね。 ( そんな真面目な話をしながら教室でイチャイチャ。 場所を気にしないで何処でも始めてしまうのは悪い趣味かもしれないけれど、二人の楽しみを優先してしまう。 本を閉じて机に置き、腿を伝う手を導くように身体を向かい合わせにして正面から腰に腕を回す。 こぅ、机に座ったまま自然と脚を左右に開いて挑発するみたいな。 ) [Sun 25 Nov 2007 00:27:04]
◆ドロシア > 形振り構わない姿を醜さと嘲るのは、失っていない物の傲慢でしょうか。 少し、腹が立ちますわ。( 依頼人は中年の男性だったか?不満そうに唇を尖らせるのは、嫉妬だとか独占欲の類。依頼人にとっては切実な願いなのだろうけれど、こうして恋人の頭を悩ませる事に嫉妬してる訳だ。 それを隠せない自分が子供っぽくて、嫌だけど。 ) 段階を置くのが良いと思いますわ。 人間大のサイズではコストも掛かりすぎますし、まずはラットで良いのではないでしょうか?( 奴隷で、と口にするのは自信の表れだろうか。見栄っ張りでプライドが高い彼女はいつだって自信を見せてみせるけど、現実的な問題に弱い。 この場合、素材となる高品質のエメラルドの値段。 品質を求めれば奴隷より高くつく。 ) エメラルドもそのままという訳にもいきませんし、方法としては幾つか。薄く削りレンズ状にしたものを元々の眼球に被せる方法。あとは眼球を摘出して眼窩に丸ごと移植してしまう方法。どちらにせよ高い工作精度が求められそうですわ。( 前者であれば、眼球の形に合わせて整形するだけで済みそうだが、後者の場合は彼女の言う様な固定の手段が必要だろう。 とりあえず、義眼と言っているが、実際に目の代用品とは限らない。 引き寄せられる手に自然に従って、隣に並び、体をくっつけて。 視線が本に降りたままなのが癪で、太ももに手を載せ 微妙な手つきで逆撫でる。 ) [Sun 25 Nov 2007 00:06:24]
◆ルゥフィン > 視力が戻るなら大抵の事はアリって言うんだもの。 ちゃんと言ったのよ? 馴染めば馴染むほど後天的バングル化が起きるって。 ( それでもOK、って言うんだから視力回復さえ成功すればあとはもう自己責任だ。 身体の一部を欠損するというの、まぁそのストレスは想像できなくはないけれど。 ) うーん…そうねー、奴隷辺りで実験かしら。 剣闘士とかに居そうじゃない? 片目欠損してるの。 費用は嵩むけど―――研究成果として発表すれば幾らか元は取れるかしら。 ( だって本当、無性に人恋しい時にタイミングが合わなかったんだ。 その後思う存分時間を取り戻したから良かったものの―――さておき。 今回の施術、単純に魔術一本で出来る事ではない。 失った眼球の代わりに使うエメラルド、エメラルドを固定する球状のオブジェクト、移植外科手術、多くの専門分野の人間に手伝ってもらってようやく完成するというもので―――錬金術も必要だ。 こっちに関しては祖母が錬金術の工房を開いているくらいだし、ドロシアの方が詳しいかもしれない。 それで相談してみたんだけど。 ) 結局どうしようかしらね、固定する台座…っていうか、義眼? ( ぱらぱらと本を捲りながらも当たり前みたいに手を伸ばしてドロシアを引っ張り寄せる。 話しながらべったりというの、割と日常的である。 特に人目が無い時は。 あっても割と。 ) [Sat 24 Nov 2007 23:35:03]
◆ドロシア > それにしても大胆過ぎやしません事?用を成さなくなった眼球の代わりに、宝石を移植して魔術的に視力を回復しようなんて。( 基本的に、お互いプロ意識を持った魔術師である。お互いの研究に関しては不可侵、同棲生活の中にもそんな不文律があるが プライバシーなんて有って無いような物ではある。 何処かのお大尽の依頼だとかの、メモ書きをなんとなく手に取った時は戦慄が走った物だ。 しかもそれは、魔術、医療、錬金術―― はては職人芸の範囲にまで及ぶ、非常に高度な物。 目指す物の高さに、ときめいたけど。 理論上は―― ) 確かに。 けれど、ぶっつけ本番、というのは賛成できませんわね。 ( お互いに忙しく、なかなか二人の時間を設けられなくて一時はへそを曲げて投げ出していた仕事。 それなら、二人でやってしまえ、と、協力する事にした。 別に鉱石魔法が専門という訳ではないが、自分にも得るものが有るだろうし―― 何より、彼女に張り合えないのは悔しい。 わたしにだって、できるもん!ってなモノだ。 本を片手に机の上に腰掛ける彼女の、際どいワンピースから惜しげもなく晒された太ももにちらりと視線をやって、詰まれた本をぱらりと捲る。 ) [Sat 24 Nov 2007 23:21:31]
お知らせ > ドロシアさんが入室されました。 『 真夜中の教室 差し込む月明かりに二人 』 [Sat 24 Nov 2007 23:07:23]
◆ルゥフィン > 素材の問題をクリアーしたら一応、あとは実践有るのみなのよね―――理論上は、一応。 ( 資料室から持ち出した鉱石の本を片手に、机の上に行儀悪く腰掛ける。 構内の隅の方―――昔ちょっとした幽霊騒ぎがあって、私が一匹退治した空き教室だ。 窓は割れるわ正体不明の血液でびたびたになるわ、当時は一時的に封鎖されて大変だった。 大量の返り血を全身に浴びて廊下を闊歩し、「血塗れルゥフィン」なんて呼ばれたのも良い思いで。 良かないか。 開いた本のほかにも幾つか、応用魔術概論、魔化、異種族研究などの本が机の上に積まれている。 今請けているちょっと面倒な仕事の為の下調べって所か。 成功すれば大き目の収入、失敗したら1か月分くらい無駄働き。 信用も得られないだろうし、結構マジだ。 ) [Sat 24 Nov 2007 23:05:10]
お知らせ > ルゥフィンさんが来ました。 『 とある教室、灯りは灯さない。 月明かりが煌々と輝いているから。 』 [Sat 24 Nov 2007 22:58:18]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( ウン十年は人間にはキツイ。 それは冗談としても。 補習とか笑えない ) 失礼ね!』 [Sun 4 Nov 2007 01:38:16]
お知らせ > アーノルドさんが退室されました。 『( 手に携えていた本を元在った場所に仕舞った後、改めて帰途に付く。 )』 [Sun 4 Nov 2007 01:30:16]
◆アーノルド > ( 周囲からすれば、彼は所謂変人だ。其の点については間違いないとお墨付きをプレゼント。否、要らないとは思うが。 ) ―― 確かに手は出しやすいが、ふむ。形容する言葉が思いつかぬ故、この点については今の所保留しておこう。 ( 目的は、飽くまでも体質と折り合いを付ける術。身体の支配権を与えない手段。他の媒体を介して霊とコンタクトを取る“ネクロマンシー”とは微妙にかみ合わないのだ。 ) ―― 経済的観点や外面的観点から、その学生と同様の存在にはなる事は願い下げたい所ではあるが。取り合えず焦るな、と言う意味であるのならば好意的に受け取らせて頂くよ。 ( 本を掲げて見せられたら、此方もそれに応じるだろう。 ) そうかも知れないな。取り合えず補習で出会わぬ事だけ願っておくよ。 ( そんな事を言いながら、入り口とは逆方向に向けて歩き出し ―― ) [Sun 4 Nov 2007 01:29:51]
◆跡野末理 > ( 異常とは思わないまでも、彼も相当な不思議くんなのだろうと、変化に乏しい表情に、したり顔で頷く。 どことなく、霊感少女と通じるところもあるような、そんな。 …もしかしたら本当に大差無いのかもしれないけども、どうだろう… ) ―――あれ、間違えてる? ミコミコやスートリアは宗教だし、技術体系としてなら、死霊術っていうカテゴリーの方が手は出し易いんじゃないかしら。 ( 他に、ミコミコやスートリアの技術を体系化するような学科もあるのかもしれないけども。 目的には叶っているのだろうにと、首を傾げた ) 〜ま、友達にウン十年単位で留年してる子もいるし、ゆっくりやればいいわ。 お互いにね。 魔術科なら、また会うこともあるかしら。 ( 『そろそろ帰る』 と、手にした本を掲げてみせて ) [Sun 4 Nov 2007 01:20:04]
◆アーノルド > 自我があり、在る程度の意思疎通が可能で在るならば、だが。人間に対するそれとそう大差ない関係を築く事は可能だ。 ( 寧ろ、下手な人間よりは接しやすい事さえ往々にして在る位だ。其の点に関しては、普段意識した事は無いが、少なくとも人間より会話は成立しやすいようにさえ感じられる ―― これに関しては、恐らく自分が異常なだけなのだろうが。 ) ―― 急を要する事態で無いなら、何も焦る事は在るまい。 ( そんな、判りきった事を、口に出す。 ) ( ―― 似合ってる。 ) 成程、確かに ―― 未だ足を運んだ事が無い故、憶測で語る所では在るが。中々想像し難い所だ。 ( つらつらと、並べよう。 ) ―― 先天的か後天的かは定かならぬが、降霊の媒体に適した体質らしくてな。其の手の知識にはやや興味が無くも無い。無論、憑依した霊体を締め出す手法についての知識が得られれば望ましい所では在るが ―― 今にして思えば、専攻する科目を間違えたと言わざるを得ないところだな。 ( 来年度は専攻科目の変更届を出す事にしよう、なんて付け足して。 ) [Sun 4 Nov 2007 01:04:09]
◆跡野末理 > ―――実際どんなものなのかしらね、付き合いって… ( よく話して?はいるみたいだけど… いや、彼に聞いてもしかたのない事なのだけど ) 〜ん、分かってるわ。 取って代わりたいところだけど、まあ当分はいいかな。 懲りたわよ。 ( 実際に、マジカルハザードに巻き込まれて級友と入れ替わっていたことがあった。 どうせなら今話している霊感少女と入れ替わりたいと思うものの、大変だったし、彼の言うとおり。 暇潰しにあれこれ考えるならよし、すぐにどうにかなるものでないなら、躍起になってもしかたないと思おう ) 御利用は計画的に。 でも、良かったんじゃない? お寺や神社にいるよりは、似合ってる。 ( 一応、ヴェイトス島の最高学府だ。 卒業生の肩書きだけで、それなりと言うか。 何より信仰もあるだろう ) ―――なるほど。 分かり易い。 そんなに自覚すること無いんだけど、私はアマウラ人ね。 〜でもあなたは、口寄せの方が良いんだ? ( ピントのずれた答えには、何を思うのか苦笑一つ。 拷問で引き出せる情報なら、拷問で引き出せば良い。 それより口封じで殺したのにまだ話すなんて、冗談じゃない。 そうなれば霊魂だか何だか、そっちもろとも殺すことになるのだろうけども――― 何にせよ、一般的な女子学生の話す内容じゃないだろう ) [Sun 4 Nov 2007 00:46:39]
◆アーノルド > ―― 少なくとも、ある程度付き合いが長く、且つ現状でトラブルが無いので在るならば以降も静観して構わないだろうと推察できる。それ以上は当人にでも取って代わらねば判らぬ話だと思うのだが、如何な物か。 ( つらつらと、並べ。 ) ……それも考慮の内には入れて居たが。一度入学してしまった以上、せめて学費分の知識ぐらいは修めて置くべきであろうと判断した次第だ。 ( 知識を修めておいてマイナスになる事は、少なくとも基本的には無いからな。と付け足そう。 ) ふむ。其の観点に関しては、成立した文化圏における文化の相違が一つの理由として考えられる。 ( 少し、考えるような仕草を挟み。 ) ……トゥーハンド・ソードとカタナの違いのような物、と言えば判るか? 成立から発展までの過程と結果を表す比喩としては、それなりに適格な比喩かと思われるが。 ( そんな言葉を、付け足そう。 ) ―― 情報を得るために拷問する手間が省ける、と言う点においては革命的かもしれないな。 ( そんな、一寸ピントのずれた解答を投げた。 ) [Sun 4 Nov 2007 00:28:27]
◆跡野末理 > 〜なら、少し安心。 鋭い子だから、危ないのとちょくちょく会うようならどうにかしようとするでしょうし… うん。 ( 基本的には、手出しのしようもないし、しなくて良いのか。 それでも気になるのはやっぱり、心配よりも多くの好奇心があるからだろう。 断言ではないけども、未来の専門職?に言われれば、ややバツ悪そうにお下げを弄う ) …なるほど、それで死霊術専攻。 〜扱えるようになりたいなら、スートリアだかミコミコだかで修行した方が早いかもしれないけどね。 ( ホワイティアでは、ちょっと難しいか。 その辺り寛容な宗派ではあると思うけど。 何にせよ、基礎知識も無駄にはなるまい ) ―――〜なんとなく、口寄せよりハイリスクに聞こえるわ。 身体を支配される心配は無いかもしれないけど、その前段階でと考えるなら、『入って来て話をして』 と言うのと 『お前を支配してやる』 と言うのでは、抵抗も全然違うんじゃない? ( 裏切られる心配はないかもしれないけども、自衛と言うには危険が増すような。 あっちを立てればこっちが立たずと笑う ) 〜便利よね。 そんな技術が普及したら 『死人に口なし』 なんて前提が覆される。 殺しとか、少なくなるんじゃないかしら。 [Sat 3 Nov 2007 23:46:09]
◆アーノルド > 基本的に、極端に夥多な負の情報を抱いて居たりしない限りは、放置して問題ない。あくまで基本的には、だが。 ( 情報量が極端に負方向に偏ってい無い限りは、基本的に放置して問題ない。無論、世の中には何事も例外なるモノが付き物だが ―― 恐らく、この場合は該当しないだろう。“シャイな”と言う点が一寸引っ掛かる所だが、深く突っ込まないで置く事にした。 ) 本来、死霊術は“死者と対話する”ための手段として成立した物らしい。故に、現状の死霊術と“クチヨセ”なる技能は一見異なる物では在るが ―― 根本としては似た様な物であると考える事が出来る。 ( 何時の時点から“対話する”が“支配・操作する”に変わったのかまでは、結局判らなかったけれど。 ) 死霊に支配されない為には、逆に死霊を支配する事がもっとも手っ取り早い手段と踏んだからだ。触媒を用いずに情報を引き出せても、身体を支配されては意味が無いからな。 ( 言わば自衛の為だ、と締めようか。 ) [Sat 3 Nov 2007 23:33:50]
◆跡野末理 > ―――そうよね。 とは言え、できることはだいたいしたと思うし… 『誰』 かを突き止めるのは難しいんだけど… ―――〜あぁ、その友達が憑かれたって言うかよく 『会う』 のがいるみたいで。 気になってたのよ、大丈夫かなって。 …生憎私は 『霊感』 っていうのが今一つ分からないし、だいたいその幽霊、シャイであんまり出て来ないみたいだし… ―――口寄せも誰に語らせるのか分からないと難しいわよね。 でも、危なそうならテンプルも考えようかしら… ( ふむ、と… 彼の言葉に頷いたり首を傾げたりしながら。 やっぱり自分はどうも空回りなのが、結論っぽいところ。 好きでしていることだから良いのだけど、と苦笑を零しつつ ) 〜口寄せも死霊術に入るのかしら。 死体を動かしたり死霊を使役するのとは、ちょっとイメージ違うんだけど。 ―――〜どうして死霊術専攻なの? ( 口寄せのためか。 首を傾げて。 …手詰まりと言いながらも、手にしていた本を戻す様子は無い… ) [Sat 3 Nov 2007 23:13:55]
◆アーノルド > ―― そう考えて貰えれば良い。基本的に死霊は生前の意識に強く影響される故、死霊の思考を知るためには死者の生前を知る事が大いに有益だ。 ( 霊を成仏させるにせよ、使役するにせよ。死者の意思、妄念を知る事は大いに重要な事だ。多くの場合彼らは“それを成し遂げる為に”情報の集合体を遺すのだから。最も、自分の解釈が絶対とは言い切れないけれど。 ) 強いて判り易く言うならば“霊感”と言う言葉が一番妥当な所だな。そう言う資質が在る者ならば、その情報の集合体から情報を取得する事は可能 ―― だろうと推測できる。 ( 正直な所を言えばケース・バイ・ケース故、必ずそうかと問われれば必ずしも肯定出来ない所であるが。 ) 少なくとも、死体を操る術に用は無いからな。それよりは“クチヨセ”なる技能の方が未だ興味深い。 [Sat 3 Nov 2007 23:00:54]
◆跡野末理 > ―――記憶を本に例えるなら、写本? まあ、他人にとっては見た目で分からなければ同じことだけど。 …生前のその人を知れば、霊… と言うかそんな感じのものが、何を考えているかは分かるのかしら。 逆に、生前のその人を知らなくても、霊から読み取ることはできる? ( 専門外はお互いさま。 けれど放っておくには危なっかしくて… 何よりこれが重要なのだけど面白そうで… 首を突っ込まずにはいられないのが身近にある。 それに対するアプローチがやや行き詰まりつつあるから、そんな話を。 あまり深刻な風でもないし、さらりと流されてしまったって、気にしないだろう。 何やら考え込む風に顎に手を添えて――― でも、自己紹介は聞いていたらしい ) ―――あら。 あなた死霊術専攻なんでしょ? 興味ないの? ( 何だろう、家の事情とかあるのだろうか。 『それは災難』 と、能面にも構わずまた笑った ) [Sat 3 Nov 2007 22:43:18]
◆アーノルド > それは、必ずしも是とは言い難い。どちらかと言えば、死霊なるモノは死者の情報の集合体だと言った方が近いか。 ( 故に、自我を持つモノや強力な妄念 ―― コレも霊なるモノを構成する情報の一種だ ―― に偏り変質するモノ等、かくも様々な小分類が存在する。 ) 故に生前の情報は少なくとも共有しているが、同質のモノかと問われるならば、聊か疑問符を呈せずには居られない所だ。 ( 最早哲学の領域かも知らぬ、等と連ねよう。言外に、細かい解釈に関して踏み込むならば専門外だ、と。 ) ヴェイトス大学魔術科一回生、死霊術専攻のアーノルド・クロックハート=ノイマンだ。 ( 笑顔には、能面の如き無表情で応えよう。 ) さて、興味か。在るや否やと問われるならば ―― 恐らくは、否か。 [Sat 3 Nov 2007 22:33:02]
◆跡野末理 > ―――中に入っていたものが外へ出た、ということで良い? 私の友達は、『人生の続きじゃない』 っていう言い方をするんだけど… 変わってしまっても、それは死んだその人なのね。 ( 『死霊術的には』 と言おうとして――― 相手がはっきりとそう言ったわけでないのを思い出す。 突然の変な質問、動じるでもなく答えてくれた彼に、微笑んで ) 〜突然ごめんなさい? 魔術科二回生のアトノ・マツリよ。 …死霊術、興味があるの? [Sat 3 Nov 2007 22:03:08]
◆アーノルド > ( 会釈を返されたのを見れば、そのまま緩やかに通り過ぎ ―― ようとして、動作を中断。 ) ……君の言う霊なるモノが、僕の認知する所の死霊で在るならば、と言う前提だが。 ( 霊と言う概念にも、古今東西千変万化の解釈が在る故に。先ず一つ前置きして置く事にする。 ) 死の概念にも拠るが、単純に肉体が死した後の一形態で在るかといえば、恐らくは是だ。 ( つらつらと、何かを諳んじる様な口調で、極々淡々と応えよう。 ) ( 併し、何故このような事をいきなり問うのだろうか。単純な興味であろうか? そんな、比較的どうでもいい事が、気になった。 ) [Sat 3 Nov 2007 21:56:11]
◆跡野末理 > ( 会釈を返す。 ―――魂とは? 幽霊とは? そういった事を考える上では、参考になるかもしれないと思いながら。 …もっとも死霊術の立場から言うのなら、死霊は使役の対象か。 客観性には欠けてしまうと思うし、この娘も当分、手に取ることは無いだろう… ) ―――霊っていうのは、その人の死後なのかしら? ( だから、聞いた。 手にしている本を読んでいないかもしれないが、読んだかもしれない彼に。 突然の言葉。 『あなたに聞いたのよ』 と言う風に、相手を見つめよう ) [Sat 3 Nov 2007 21:36:02]
◆男子生徒 > ( 題から類推できる通り、この本は入門書の一種。勿論入門書と言うからには、そうそう大した事は書かれていない。精々、ネクロマンシーは本来如何言う目的で体型付けられたのか、とかそんな極めて如何でも良い事が延々と書かれているだけの、極めて如何でも良い本の一種に過ぎない。少なくとも、この学生 ―― アーノルド・クロックハート=ノイマンは、そんな風に思っていた。死霊術の成り立ちについてのレポートなんて書かされない限りは、先ず手に取る事など無いだろう、とも。 ) ( そうこうしている内に、先客が視界に入る。魔法の灯に照らされた貴女を視認したなら、彼は一度足を止め、緩やかに一度会釈するだろう。 ) [Sat 3 Nov 2007 21:27:33]
◆跡野末理 > ( ―――以前 『名前の無い殺人鬼』 という都市伝説を追ったこともあったが。 その中で 『神隠し』 と言えそうな失踪の仕方をした男の子も、まだ帰って来ていない。 一度だけ家族と話し協力を約束したけど、『名前の無い殺人鬼』 の話を聞かなくなってしまって、それっきりだ ) ―――。 ( 神隠しは誰の仕業とも言えないこと。 幽霊に関わった結果として、他の本で紹介されていた、その参考文献として確認している。 幽霊が人に憑くことでもたらされる現象は様々だ。 乗っ取られるばかりじゃない、立て続けに災いが降りかかるとか、不利益もあるけれど、ものによっては利益になる場合もある。 家が豊かになったり、その敵を祟ったり。 …だからそもそも、エミキーに憑いているそいつを危険とするのが正しい見方なのか。 しばらく付き合っているらしいけれど、特に変わったところは見られなくて、戸惑いもする… そこで出て来たのが、神隠し ) ( 二人一組での失踪。 けれどそのうちの一人に関しては 『誰もが誰かの知り合いだと思っていた』 そんな話が収められているのを確認して、本を閉じた ) ( 条件反射として、近付く人影を確認。 銘が見えるなら使えるのかと思うけど… 魔術科なら、まあそれもありかと思う。 学ぶのと使うのは違うし、そもそもただの趣味かもしれない ) [Sat 3 Nov 2007 21:16:44]
◆男子生徒 > ( 急がぬ、騒がぬ、極めて緩やかな足音。偶然か意図的か、その足音は入り口から真っ直ぐに其方へと近付いているようだ。 ) ( 若しも視線を向けるならば。魔法の灯に照らし出されるのは、ホワイティアの男子学生。手には、「死霊術の誘い2」と銘打たれた本が一冊。 ) [Sat 3 Nov 2007 21:08:57]
お知らせ > 男子生徒さんが入室されました。 『( 足音が、一つ。 )』 [Sat 3 Nov 2007 21:01:06]
◆跡野末理 > ( そういえば、取材を手伝った 『ヴェイトス百鬼譚』 は無事に出版されたのだろうか。 先輩に手伝ってもらったのに、何だかんだで彼の分のアルバイト代を渡しそびれている。 割とお金に不自由していそうなのに、いらないのだろうか。 下宿先に送っておけばいいかしら… あの本も多分 『偽物』 の部類に入ってしまう… そんなことを考えながら、読み飛ばすように頁を捲る。 ―――消えた、消えた、消えた… そういう話ばかりを集めているのだから当然そうなるが、生還した場合 『神隠し』 としては話題にならないのか、この本をぱっと見た限り、隠された者の安否は絶望的だ。 見つかっても変死体 ) [Sat 3 Nov 2007 20:57:54]
◆跡野末理 > ( だから、まずは事実だけを収めた本を手に取った。 どの本が 『本物』 であるかという点については、魔術科の講師を頼ったり、硬派な学者の使った参考文献を漁れば、それなりに見えてくる ) ( 借りて帰ればいいのだけれど、『神隠し』 とだけシンプルに記された、古びた本をその場で開く。 …それは娯楽として見るには、とても地味で、種明かしなんてありえない未解決の実話。 仮名こそ使われているものの、どこで、どういった状況で、どのように消えたかが、淡々と綴られていた ) [Sat 3 Nov 2007 20:41:13]
◆跡野末理 > ( どんな分野だってそうかもしれないけれど、この分野は 『本物』 と 『偽物』 が確かに分かれてしまう。 中途半端な差ではなく、偽物であればただの妄言でしかないのに、その見分けをつけ難いのも特徴だ。 片っ端から当たっていくのも不可能ではないものの、それはちょっと気が遠くなる蔵書。 並ぶ背表紙の中から、目当ての題が記された一冊を引っ張り出した ) ( 本物と偽物の見分け方について、私は分からない。 アマウラの忍だったり、魔術士の卵だったりするけども、霊能者ではないから。 魔術体系を多少理解できても、魂や幽霊といったものに結び付けて、一本筋が通るような説明をすることはできなかった。 だいたい流派が多種多様で、魔術士的な感覚からとりあえず存在はしてしまっているそれらに後付の説明をするのは、あまり意味が無いかもしれない ) ( エミキーやコッタの説明じゃ私には分からないように。 本当に分かっている人だって、それを説明するのは難しいのだろう。 感覚の世界。 視覚や嗅覚を初めから持たない人に、光や匂いをどう説明したって、理解には繋がらないという話 ) [Sat 3 Nov 2007 20:32:53]
◆跡野末理 > ( エミキーに憑いているのかもしれない幽霊の素性を探ろうと、あれこれ調べていたけれど。 結局この目で見てもいないし、あまりその話しに乗り気でないようなエミキーからぽつぽつと聞いただけの情報では、見つけようもなかった。 自称 『霊能者』 の学生にも何人か当たってみて、空振り。 とりあえず、表立って大きな事をした有名人でないのは確か、といったところか。 ―――それだって怪しいものだけど ) ( とりあえず、アプローチの仕方を変える事にする。 例えば、『そのまま幽霊と付き合っていると、どういうことになるのか』 とか。 …どういった幽霊かが分からなければ、結局どうしようもないとしても… 今回役に立たなくたって、自分にとって知ることをつまらないと感じるジャンルではないのだし ) ―――。 ( 書架につらつらと目を走らせて、背伸び、屈み、ゆっくり進む ) [Sat 3 Nov 2007 20:20:16]
◆跡野末理 > ( 面白先生では魔術科も負けていないと思うけど。 本当、ユニークな講師の多い学び舎だ。 今のところ全く縁の無い考古学科の講義を屋上から見物してケタケタ笑っていた翌日。 その時読んでいた本を返しに、図書館へ来ている ) ( まだそれなりに来館者もある中、返却を済ませ。 進むのはあまりひと気の無い地下の書庫。 火を使わない魔法のランプのぼんやりとした明かりの中に、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪が浮かび上がる ) [Sat 3 Nov 2007 20:11:15]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 子供先生とか、人形先生とか )』 [Sat 3 Nov 2007 20:02:07]
お知らせ > インディさんが退室されました。 『 気持ちのいい晴れた午後、パリーンと乾いた音が響いた 』 [Fri 2 Nov 2007 14:30:01]
◆インディ > ま、まぁ聞いて。 聞きなさいよ。 遺跡とかフィールドに出たらこんなもんじゃないのよ? んなもん、爪先で脇腹ピンポイント狙いなんて軽いジョークみたいな…んぶッ!! ( 何処かに転がって視界から消えていたボールが風を切る音と共に視界一杯に広がり、ばちーんと音を立てて鼻の頭に直撃した。 悶絶する間、何故か大はしゃぎの歓声が上がっている。 ) テメーこのカイワレっ小僧の分際で片っ端から蹴っ飛ばして転がしたらーッ!! ( ウオォーと講師が吼えればイェーと生徒達も返す。 結局何となく半々みたいな具合で各々が講師側と敵チームに分かれてそれなりに一応のサッカーだか乱闘だかの体を成し始める。 大学構内に雄叫びが響き渡る、そんな午後。 ) 誰だババァって言ったの殺すぞー!! [Fri 2 Nov 2007 14:23:29]
◆インディ > そんなわけであたしがオリヴェールよ! アマウラ版じゃツバサだっけ? まぁいいや食らえドライブシューッ!! ( そしてポジションもチームもルールもあやふやなまま謎のフットボールが始まった。 なんだか漠然とゴールにボールを放り込め、みたいな認識で普段あんまり球技とか興味の無い講師が何故か選んだ(※それっぽいボール拾ったから)競技だけに無茶苦茶である。 とりあえずグラウンドの中途半端な所から放たれた「ドライブシュート」なるトゥーキックは生徒の一人の脇腹に減り込んだ。 ボールじゃなくて爪先が。 もやしっ子、倒れる。 ) あ…ごっめーん☆ まさかそんな簡単に倒れるとか――――いやマジでごめん。 ( 結構本気で痛そうだった。 ) [Fri 2 Nov 2007 14:17:16]
◆インディ > いい? 見た事も無いものや確証の無いデータで卓上の空論回すな! あんた達の中の何人が考古学者になるか知らないけどね、これ人生の基本よ? 思い込みから始まった理論展開なんて何処まで行ってもただの妄想なんだから。 現実じゃないわけ。 ああじゃないかこうじゃないかって想像するのは良いけどね、最終的には証拠をもって実証された物事だけを積み重ねて真実を突き止める、それが「突き止める」ってこと。 案外分かってない人多いから注意しなさいね。 ( 皮で出来たボールを掌で弄びながら割と真面目な話。 こういう時だけは生徒達の顔も幾らか引き締まる。 一応、インテリ集団だから理屈を説明するとちゃんと聞くのだ。 ただこうやって急なアドリブかますと理解できない子は正直想像力とか応用力が足りないから学者向きじゃないんだけど。 好きでやりたいってんなら止める理由も無し。 ) で、サッカーよ。 ( ここまで言えば分かるだろう。 わかんない子はホントにアホだ。 ) 毎日毎日おべんきょばっかりしてるあんた達の体力がどんなもんか測ってあげるわ。 まぁあたしの講義毎回ちゃんと聞いてて理解してれば自主的に運動とかしてる子も居るかも知れないけど。 [Fri 2 Nov 2007 13:44:37]
◆インディ > ( 大学敷地内裏側、小さなグラウンド程度のスペースにて。 ) 常々言ってる事があるよね? 考古学は体力! いいかもやしっ子どもー! あたしら考古学者っていうのはね、机に向かって数式解いたり図面引いたり絵の具塗ったり魔法陣考えたり哲学したりしてるばっかりじゃ埒が明かないわけよ。 持論を展開するにも! 新しい発見をするにも! 調べ物をするにも! 机の前と図書館を往復してるだけじゃ絶ぇぇっ対無理!! 外に出て! 実際にいろんな国や土地、遺跡なんかを巡って歩くこと! 自分の目で見て、自分の耳で聞いて、何日も其処に滞在してしかわからないことだらけだって事ッ。 はい其処の眼鏡っ子! そのために必要なのは先ずなんだー? ( ボールを脇に抱えて真面目な顔をした講師の姿は考古学者というよりはどちらかというとジュニアスクールの体育教師に近い。 びぃ、と指差された色の白い生徒が怯えた顔で「ええっと、資金と地図とスタッフと…あ、現地への食料運搬ルートと移動手段?」とか細々言い出すのを聞いて肩を竦める。 ) どれが一番なのよ。 ちがーう! 「体力」! 一日中炎天下で歩き回れる体力と気力の無いヤツに遺跡の探検なんかできるわけねー! [Fri 2 Nov 2007 13:28:08]
◆インディ > あれ、反応悪いぞー? 言っとくけどこれ、考古学科の講義だからね。 付いて来なかったヤツ単位あげなーい。 ( うぇー、だかおぇー、だか其処ではじめて方々から批難の声が上がった。 講師はインディアンレッドの派手なスーツの上着を脱いでブラウスを腕まくりすると、おらいくぞー、と一声、最前列の生徒の襟首を捕まえて入り口の方へ歩き出す。 こうなると手のつけられない、あんまり手本にならない大人だという事は皆そろそろ理解しているらしく、文句を言いながらゾロゾロと生徒達が続いた。 ) [Fri 2 Nov 2007 13:09:44]
◆インディ > ( 考古学科、インディアナ・ラルフォーレン講師が教壇に立って開口一番張り上げた言葉の意味を、残念ながら学生達の大半が直ぐに理解できず呆然とした顔でぽかんと口を開いて座っていた。 ある程度この講師に慣れた生徒達は「またおかしな事を言い出したぞ」的な顔をして各々渋い顔をしている。 満面の笑みを浮かべた講師はオーディエンスの反応の悪さを気にする事無く続ける。 ) 今日あんま寒く無いよ! ボールは私がそこら辺で拾ってきたいいの借りてきたから大丈夫、ほら全員起立! ( その頃になってようやく全員の顔が渋い感じになってきた。 ) [Fri 2 Nov 2007 12:58:09]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 サッカーやろうぜ! 』 [Fri 2 Nov 2007 12:50:55]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 引っ張り出していた冊子を綺麗に戻して。 あとは何事も無かったように )』 [Wed 24 Oct 2007 00:04:27]
◆跡野末理 > ( 中立都市が存在する由縁。 自国以外の手に渡らるわけにはいかないが、その為に互いが消耗して人類以外の手に渡ってしまうなど論外。 勝敗が決するまで、共同でそれを防衛する必要がある。 ―――そして例えば 『自国以外の手に渡らせてはならないもの』 の研究機関がヴェイトス大学の前身であるとか。 だとすれば、その上に大学が建てられているのかもしれない ) ―――学生自治会長になるか、主席で卒業すればどうにかってところかしら? ( は、と苦笑を零して、触らぬ神に祟りなしと首を振る。 スケールが大き過ぎる。 妄想が真実を含んでいたとして、それを知るのは危険な事だ。 アマウラの諜報員としてはヴェイトス大学での最終目標になるかもしれないが、草が指示もなく独自調査する事じゃない。 エミキーに憑いている?ペアルックらしいそいつとの関連だって分からない。 関わっている可能性が濃厚になったら――― その時は、正直どうするか分からないが。 それまでは、諦めておくことにする。 ちょっとしゃくだけど、流石にやり過ぎだって分かるレベルだ ) [Tue 23 Oct 2007 23:58:51]
◆跡野末理 > ( 何があったのか、何かがあったのは確かだと思う。 普通に考えればかつての諍いを引き摺った水面下の抗争がその時たまたま表面化しただけかもしれない。 ただ、『1575年』 その年に引っ掛るものがあった。 ―――何故、四つもの勢力がこのさして広くもないヴェイトス島をめぐって争っているのか。 交易の要所だとか、遺失文明の宝庫だとか、色々と言われているそれらもそうなのだろうけど、如月の里で耳にしたものの中には、『使う使わないは別にして自国以外の手に渡らせてはならないもの』 をめぐっての戦いだというのがあった。 一見、遺失文明の研究を指しているようだけど、それは違う。 根本的な概念が異なり解き明かすのに膨大な労力が要る遺失文明の研究には、そう断言できるほどの即効性が無い。 そしてそれはヴェイトス市に在り、1575年に魔物の大群が押し寄せて来たのは、それに因るとされていた。 ヴェイトス島を包囲した魔物の大群の直線的な侵攻ルートが根拠だったか。 名家の者であれ実力が無ければ、主の事情など知らされない。 詳細どころか真偽の程も分からないのが悔やまれる。 ちなみにその大群、人類が六百余名の死者を出しながらも食い止めたとされているが、何故か侵攻を中断し撤収したのだともされていた ) [Tue 23 Oct 2007 23:14:03]
◆跡野末理 > ( 何れにせよ各国の戦争より一足早く、ヴェイトス大学の戦争は幕を閉じた。 水面下では知らないが、表向きは。 それはいい。 しかし――― ) ―――1575年か… ( 『新生・学生自治会』 が発足してから数年。 魔物の大群がヴェイトス島を襲撃した年。 意識を集中するように小さく呟いて、ノートを手にしたセーラー服のお下げ髪は天井を仰ぐ。 暗い天井のどこにも灯りは無い、大学図書館の書庫。 学報などが納められている区画に、手にした火を使わないマジックランプの明かりがポツンと灯っている。 図書館で貸し出している物だ ) ( その年を中心に前後何年かの様々な学報・会報に目を通したが、どこにも記載されていないにしては、奇妙な異変があった。 ―――中途退学者や死亡者を直接調べることは難しいけれど、入学した者と、卒業しなかった者を調べるのは根気さえあればどうにかなる。 エミキーがよく会うらしい、自分とお揃いの制服を着ているという幽霊の素性を探ってしばらく。 その事との関連性がどうかと言われると疑問だけれど、元より個人を特定するための情報が少な過ぎるし、見過ごすには興味深い事実を気に留めている。 1575年を中心に、学生自治会では年度が変わるのを待たないメンバーの入れ替わりが激しくなっている。 そして1575年、その年の自治会に所属した学生は、殆どが卒業していない ) [Tue 23 Oct 2007 22:25:26]
◆跡野末理 > ( 戦争状態にある母国を背景に激化の一途を辿っていた学生間の抗争は、『学生同士の諍い』 というレベルを遥かに超えていた。 国家間のそれと比べれば小規模であるものの、ヴェイトス島最高の頭脳が治外法権に結集しているのだから、戦闘技術の応酬という点では引けを取らない。 魔術科を始めとした戦闘技能を有する学科において技術躍進は目覚しく、その成果があればこそ、大学は抗争に対して直接的な介入を躊躇い、対処が遅れ、仲裁に際して 『新生・学生自治会』 にはそれなりの権力を与えるという餌が必要になったのではないか。 あるいは学生が自分達の、大学の力に気付いたのかもしれない。 技術開発の要としてヴェイトス市にあり、何故か自治権を獲得しているヴェイトス大学は、既に各国の相互監視の下を離れている。 独自の判断でヴェイトス島の勢力図を塗り替えるだけの力を有しているというのは、考え過ぎだろうか。 有事に際してもヴェイトス市に護られ動かない私兵団の戦力は、未知数だ ) [Tue 23 Oct 2007 21:47:00]
◆跡野末理 > ( どうやらそれなりにあったらしい。 大学内での学生間の抗争はその後数年の時を経て、ヴェイトス島を魔物の大群が襲撃したことから各国の情勢が小康状態に入るよりも早く、鎮静化していたようだ。 母国ごとの派閥に分かれていた学生自治会は一応の和解を果たし、その後の活動においても団結を見せている。 ―――もっとも、それが制服を一種に定めた事による効果だったのかどうか、本当のところは分からない。 タイミングは重なっているが、そう単純なものでもないだろうと思う。 …各国によって中立を保障されたヴェイトス市にあって、更に独自の自治権を獲得しているヴェイトス大学… その中で 『学生自治会』 が一大勢力として権力中枢に台頭し始めたのも、この時期なのだ ) [Tue 23 Oct 2007 21:08:36]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( ところで、制服を一種に定めた事による効果だけれど――― )』 [Tue 23 Oct 2007 20:44:25]
お知らせ > ヤルピコさんが退室されました。 『誰か僕に殺させてくれ』 [Sun 21 Oct 2007 01:19:07]
◆ヤルピコ > (どうすればいいのだろうか? 何を食べても満たされない飢えを抱えているようなものだ。 『殺しの飢え』なのだ。 殺人への飢餓感なのだ。 もう耐えられないほどに高まってきているのだ。 誰か助けてくれ) [Sun 21 Oct 2007 01:16:05]
◆ヤルピコ > (最後に殺したのは2週間ほど前だ。 僕と同じ年頃のイエロティアの女の子で、郊外の湖で殺した――――手足を縛り上げて彼女を乗せたボートに小さな穴を開け、浸水して転覆し彼女が溺死するまでの様子をスケッチした。 それなのに、もう衝動が募ってきている。 日に日に間隔が短くなっている気がしてならない。 ) (顔色が悪いから、と食堂のおばさんが大盛りにしてくれたオムライスが、一瞬血まみれの肉塊に見えた。 スプーンでオムレツとチキンライスを混ぜ合わせながら、先ほどの羊皮紙をポケットに突っ込んだ。) [Sun 21 Oct 2007 01:04:02]
◆ヤルピコ > ………まともじゃあ、無いな。 (今朝の出来事を羊皮紙に書いて反芻してみたところ、思わず溜息が漏れた。 文章にしてみると、明らかにまともな人間の思考ではないことが良くわかる。 時間が迫っているようだ。 『殺しの時間』が) [Sun 21 Oct 2007 00:46:22]
◆ヤルピコ > (今朝目が覚めると、通りで遊ぶ子供の声が聞こえた。 昨日は星が良く見えたから晴れるだろうと思っていたが、予想通り天気は素晴らしい秋晴れだった。 その為か子供たちのテンションは高い。 笑い声と走り回る足音が重なって、よくよく聞いてみると、意外に一定のリズムを刻んでいる。 僕は、目を閉じてそれを聞きながら――――今すぐキッチンナイフを片手に路地に飛び出して、視界に入る子供達を皆殺しにしたい衝動に駆られた) [Sun 21 Oct 2007 00:40:28]
お知らせ > ヤルピコさんが来ました。 『衝動』 [Sun 21 Oct 2007 00:26:14]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( まだまだ途方も無いけれど、詰められるところまで、少しずつ )』 [Fri 12 Oct 2007 22:04:50]
◆跡野末理 > ( お揃いの制服を着た先輩達は、長い長い回廊を歩き始めてすぐに見つかった。 二十年前には姿を消していたようだけど、三百年の歴史の中で、二十〜五十年前など若い方 ) ( 描かれている者の人種が規則的に並んでいる気がするのは、時代故か、そういうものなのか… ―――そういえば、エミキーに憑いているそいつはアマウラ風イエロティアと言っていたっけ? 学生間の抗争の果てに無念の最後をとげた… そんなところではないかと考えて、『ああ、違うな』 と首を振った ) ( 生前の足跡を探しているそいつとは別に、エミキーに死霊が憑くのを見たことがある。 手近な者を巻き込んでとりあえず死のうとしたアレと、黒板を使って筆談までしているというそいつは違うだろう。 ジャンルと言うか、何と言うか… 抗争で命を落とした者だとしたら、もう少しアプローチの仕方が変わってくるような気がする ) [Fri 12 Oct 2007 21:59:53]
◆跡野末理 > ( 丁寧に描かれた何枚もの肖像画に囲まれているせいか、ぱっと見た限りでは人っ子一人見当たらないのに、不思議と 『ひと気がない』 感じはしなかった。 …一般人ではない、専門の訓練を受けた上に人体改造?までされたくノ一だか魔女だかがそう感じるのなら気のせいではないかもしれないが… とりあえずそれはさておき ) ( 教授陣から学生の肖像画が展示されている区画に入って、歩みを緩める。 …成仏できないような死に方をした者は、ここには飾られないだろうか… ―――と言うか、そもそも 『お揃いの制服を着た、エミキーに憑いている誰か』 の顔は知らないのだから、肖像画を見ても仕方ないけれど。 その下の功績をたたえるプレートは、その時代ごとにどんな事があったのか、細かい部分を探っていく手掛かりになる ) [Fri 12 Oct 2007 21:43:31]
◆跡野末理 > ( つまり、一時期であればおよそ全ての学生がこの制服を着ていた。 その後所属団体や個人の性格を示すようなエリートカラーのあるものになったけれど、年単位で推移したことであり、この制服を着ているというだけで個人を特定するのは難しい ) ―――絞り込めるとすれば指定が解除されてからね。 生霊って線もあるかもしれないけど… まあ、とりあえず 『卒業できずに死んでいて』 『成仏しない理由があって』 …あとは、何かしら… ( ヴェイトス大学の隅にある、大学史博物館の別棟。 歴代の学長に始まり、何らかの業績を残した関係者の肖像画がずらりと並ぶ回廊を歩きながら、緑を一滴垂らしたような深い黒のセーラー服を着たお下げ髪が一人、ぼやいている ) [Fri 12 Oct 2007 21:28:18]
◆跡野末理 > ( 宗教よりも、母国よりも前に、我々はヴェイトスの最高学府に集う仲間なのだと。 ―――その後魔物の大群がヴェイトスを襲撃し、団結せざるをえなかった各国の情勢は、かつてない長い小康状態に入った。 一つに定められた制服の指定は自然と解除され、それ以前よりも私服が流行り、各種指定制服を誰も着なくなってしまって、今に至る。 この制服に限って言えば、私服が認められてからもしばらくの間、学生自治会のユニフォームや 『ヴェイトス大学生』 のステータスとして人気があったようだ ) [Fri 12 Oct 2007 21:08:45]
◆跡野末理 > ( およそ五十年前、まだヴェイトスで人間同士… 入植者同士が頻繁に戦争をしていた時代を中心に、着られていたものらしい。 例えばアマウラとクリスティアが戦争状態になれば、各国によって中立を保障されているヴェイトス市内であっても、東洋人街と白人街で抗争が起きることはある。 その中で更に自治権を獲得しているヴェイトス大学内であっても、それぞれの国に属する学生が派閥となって諍いを起こすことがある。 そういった事態を背景に、何ものにも染まらない深い黒の学生服が、制服に指定された。 それ以前から宗教や母国の文化に配慮して様々な種類の指定制服が存在し、学生はその中から自分に合った物を選び、あるいは私服で押し通すこともあったようだけど… この時代だけは、一時的とはいえ一種類に定められている ) [Fri 12 Oct 2007 20:53:11]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( この制服は――― )』 [Fri 12 Oct 2007 20:35:05]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 一先ず、学生服の確認を )』 [Sun 7 Oct 2007 18:44:32]
◆跡野末理 > ( 海千山千。 海に千年、山に千年生きた蛇は竜になると言われている。 三百年では石造りの建物に神格が宿るようなことも無いかと見回しながら、もう七百年くらい持ちそうなしっかりとした造りの廊下を歩く。 ―――奇抜なクラスメート、エルフのコッタと入れ替わっていた時には、ここよりは新しいであろう魔術科の学生寮などでも、実は色々なものが宿っているのを目の当たりにした。 世界は有形無形のものでとても賑やかなワンダーランド。 ここもきっとそうなのだろうと思いながら、自分の感覚ではそれが分からない。 分からないのなら、その人にとってはそれでいいとも言われるけれど… 在るものを知ることができないというのは、一方的な不利としか感じられなかった。 知ることで不幸になるとしても、では知らずに浸れる幸せとはどの程度のものかと思う。 ―――魔術的に改造された身体は安静を重視して、どう変化したのか、まだ見極めてはいない ) [Sun 7 Oct 2007 18:43:14]
◆跡野末理 > ( 学生証を提示。 来館者名簿に記名しながら、尋ねる。 『このセーラー服はいつ頃着られていたものか』 『その当時の在学生について、個人を知る術はないか』 ) ( そう、幽霊だ。 学友に憑いているのではと思われる幽霊… 二人きりの時しか現れないというそいつは、同じ制服を着ているらしい。 興味を持ちつつも、何だかんだで後回しになっていた調べ物 ) ( 何を調べているのか聞かれれば学友のことは伏せつつありのままを答えるのだけれど、どうも冗談と思われたらしい。 困ったような笑みに、微笑み返す。 ―――個人については難しいだろうと言いながら、事務員は鍵を持って受付を出て来てくれた。 やっぱり暇なのか、常連とは言え学生の好きにさせるわけにはいかないのか、手伝ってくれるらしい。 制服については、すぐに分かるだろう ) [Sun 7 Oct 2007 18:24:41]
◆跡野末理 > ( ぎぎぎーと、当然のように軋んだ音を上げる重たい扉を開いて、それなりに通い慣れている薄暗いエントランスへ足を進める。 暇そうにしていても良さそうな受付の事務員は、人が少ないのか奥で忙しそうにしていた。 …それが仕事であるかどうかは、ぱっと見た限りでは分からないのだけども… ) こんにちはー ( カチンカチンと響かなくなって久しいような呼び鈴を叩きながら、声をかける。 ただでさえ少ない来館者の中で、その大半は学外かららしい。 初めて訪れた時、今ではここの額縁の中でしか見られないような格好をした自分のことを、『幽霊かと思った』 と驚いていたっけ ) [Sun 7 Oct 2007 17:24:51]
◆跡野末理 > ( 休日でもそれ以外の格好をしないというのは、年頃の娘としては奇妙。 それでも地味には違いない。 それが大学でもトップクラスに奇抜なクラスメートと入れ替わって、一時は物笑いの種になってしまったけれど、何かと話題の多いヴェイトス市ではそれももう昔の話。 水面下には色々な噂を残しつつ、日常に戻っていた ) ( ―――日常だ。 その奇抜なクラスメートに一服盛られてさんざんな目にあった身体も良くなったし。 ずいぶんほったらかしになってしまった調べ物にも、ようやく手がつけられる ) ( 一服盛られた目的が魔術的な肉体の再教育であるのなら、それはいっそ生まれ変わりと言ってしまっても良さそうな変化をもたらしているのだけれど… 一般的には分からない事。 ―――ただ、とびきり鋭い学友はさすが、何かに勘付いたようで戸惑いがちにしている… ように見える。 その反応が変化からではなく、妙な噂から来ているものかもしれないとは思わない ) [Sun 7 Oct 2007 16:35:13]
◆跡野末理 > ( ヴェイトス大学300年の歴史を保管する建物は、改修されたこともなさそうな年期の入った佇まいで、そこだけ取り残されるようにして公園の隅にある。 外壁には蔦が絡み付き、周りを囲むような林と一体化しているそこは、無関心な学生にとってはもはやただのオブジェかもしれない ) ( 普段訪れる者も少ないその場所に、緑を一滴垂らしたような艶の無い黒のセーラー服を着たお下げ髪が入って行く。 かっちりとした、けれど歩き易そうな革靴で石畳を鳴らして――― もはや誰も着なくなってしまったその昔の指定制服は、この場所にあってそれ以上相応しい格好が無いくらいしっくりと馴染んでいた ) [Sun 7 Oct 2007 15:58:32]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 大学史博物館 )』 [Sun 7 Oct 2007 15:32:07]
お知らせ > ドロシアさんが退室されました。 『( するりと胸のリボンを解いて―― 文字通りハマってる訳d )』 [Wed 19 Sep 2007 02:47:16]
お知らせ > ルゥフィンさんが退室されました。 『 (まったくもー!とか言いながらもすっかりその気になってる辺り、業が深いというか。) 』 [Wed 19 Sep 2007 02:42:49]
◆ドロシア > パス自体は既に在ったものを利用したに過ぎませんわ?ふたりの愛の結晶ですわね♪それを補強して、継続して―― 契約も正式な手順に則った物ではなく、簡易といえば簡易な物ですから、結び付きさえしなければ徐々に閉塞していくものですわよ。 つまり、シなくなれば塞がる、って事ですけど。( 昼夜場所を問わず致した結果の同調で出来上がったラインを利用した訳で、全部報告は事後。 丸っきり詐欺で魔力資源の横領ですが何か? あいしていればゆるしてくれるとしんじている。 まあ、回路を開いて、それに自覚的である魔術師同士だから出来る事ではある。 逆アプローチもどんと恋! ) んっ・・・ ふっ ―― んむ っ( 周囲の目を盗むような口付けに腰に腕を回し、するりと包み込むようにお尻を撫でながら唇を貪り 少ぅしだけパスを手繰って―― ) っは・・・・・・ ふ じゃあ・・・ ルゥフィンさん 体で、教えてくださいません事?わたしはあなたのものだって。( うっとりと潤んだ目で見つめながら、もうすっかりその気になったアレを押し付けるように腰と腰を密着させ、やんわりと尻を撫でながら物陰の方にちらり、視線をやり。 そこら辺の教室に潜り込んでするのも興奮するかな、とか考えたらぞくっときt ) [Wed 19 Sep 2007 02:35:46]
◆ルゥフィン > …………ッ! 大体、気がついたらいつの間にか接続されてた気がするし詐欺っぽいっていうか…そりゃぁ、途中から合意してるけどッ。 ( まぁ一番最初が強姦気味だったのは精神的なものばかりじゃぁないのだが。 不覚を取って押し倒される⇒べったり甘甘 という不思議コンボから現状があるわけで。 双方向で繋がるのは良いけど、なんだかこっちから仕掛けると押し倒して跨るみたいでこぅ、淫猥さ割り増しというか。にゃむ。 ) だ、からっ…皆まで言うなってぇ―――――んがっ…だから、私はそういうのあんま、ほら、言わない主義っていうかこぅ…口先だけならナンとでも? 言えるじゃない? ( 早口気味に少し噛みながら辺りをキョロキョロ見渡し、少しだけ爪先を立てて背伸びして唇を寄せる。 急ぐような照れ隠しのような、乱暴に押し付けて舌で割り込むようなキス。 こういう事を公共施設とか屋外とかでする悪い癖がすっかり身に付いてる気がする。 そのうち自警団に引っ張られそうだ。 ) [Wed 19 Sep 2007 02:05:21]
◆ドロシア > んふ、そんなにお気に召しません?私はルゥフィンさんを身近に感じられて、据わりが悪くとも結構好きなんですけれど。 いつでも繋がっているんですのよ?こんなに素晴らしいことはありませんわ。( 話題にした途端、顔を赤くして声を荒げる様に加虐心を擽られてうっとりと眼を細め、悪戯っぽくちろ、と舌を出す。 双方向の繋がりであるから相手も同じ事が出来る筈だけれど、能動的な自分と、受動的な彼女とではやっぱり印象は違うのだろう。 ある意味、魔術的な強姦なのだし。 その気になれば非接触なれど何時でも彼女の中に潜り込み、その感覚に包まれる事が出来ってコト。 )―― そんなの、判ってる? ねえ、ルゥフィンさん。 私、ちゃんと言って欲しいんですのよ?ルゥフィンさん、なかなか言ってくれないから不安になって、こんなに胸が高鳴って―― ほら。( 集まった周囲の視線も何のその、ひそひそと噛み付いてくるルゥフィンの掌を導いてこっそり、胸元へ。 あ、ぞくぞくする・・・♪ ) [Wed 19 Sep 2007 01:48:00]
◆ルゥフィン > ちょ、そうよあれッ…ああいうのは反則なんだからね! 滅多な事で使われたらたまったもんじゃないっていうか―――( 唐突にぶり返した話。 思わずぼわっと頬に熱が上がってきて無闇に声を荒げて批難する。 ドロシアが魔術を行使する度に性感帯を遠隔地から刺激されたんじゃたまったもんじゃない。 あくまで主目的は回路を借りる事だとしても、この間の箒乗り講習の時だって生徒達の前で大変だったのだ。 講義の後で散々怒ったけど、思い出してまた腹が立った。 ) っさいばか! いちいちそういうのをこんな所で口に出さなくっても…そんなの、うー。 ( 照れ隠しに声を上げれば、通りかかった生徒達の視線が集まる。 傍から見たらどう見えるかって、腕組んでひそひそ話しならが歩いてる段階でバレバレなんだろうけど。 ) [Wed 19 Sep 2007 01:28:00]
◆ドロシア > やってみてはいるのですけれど、やはり借り物というのは据わりが良くない物ですわ。 "それ"は得難く、繋がっていて当然という程に慣れ親しみ、愛してすらいるのですけれど。( それはもう、出来る事からコツコツと。飛行術の初級訓練だって復習してる次第―― その際に魔術回路の故障を補う為に用いた手段が、儀式と契約によって結びついた他人の魔力回路経由で魔術を使う、という荒業。 日夜結び付ける習慣染みた行為の中、仕込み、なんとか運用可能なレベルにバイパスを作り、この前の飛行訓練が試運転だった訳だが、なんとか成功した模様。話の流れとは言えぶっつけ本番で大層機嫌を損ねて怒られたケド。 ) ふふっ、ルゥフィンさんが見放さない限りは大丈夫だと思いますわ? 文字通り、身も心も繋いでるのですから。 ( と、見えないけれど、魔術的に繋がったラインをれを赤い糸に例えて小指を立てて見せ。 ) [Wed 19 Sep 2007 01:15:10]
◆ルゥフィン > 出来る事からコツコツとやるしかないわよ。 それで行き詰ったら思い切って視点を変えてみる。 人を頼ってみたって良いし、開き直ってみるのもたまには良いし。 駄目だー、って自己嫌悪する時間が一番不毛だわ。 ( 今日まで散々詳しい話を聞いてあれこれと試しているが、相変わらず変化は乏しく。 当人がやる気を出して前向きになったのが一番の収穫だろうか。 やっぱり何か大きなきっかけが必要なのかなんて、毎日隣で寝てればそりゃあこっちだって考えもする。 ) 諦めたり投げ出したりしたら置いてくわよ? 駄目な自分に浸って悦ぶようなヤツにはならないでよね。 ( ふん、と鼻を鳴らして目を逸らす。 腕は絡めたままで、ゆっくり合わせた歩幅は漫然と構内を進んでいる。 ) 前にも言ったかもだけど私、肩を並べて歩けるパートナーじゃなきゃ嫌なんだから。 [Wed 19 Sep 2007 00:59:25]
◆ドロシア > んっ・・・ ごめんなさい。ちょっと、疲れてるのかも知れませんわ。 焦るばかりでなかなか成果が出なくって―― 実感がありませんの。以前、どのように魔術を繰っていたのか。 だのに、ルゥフィンさんと過ごす時間は確実に減っていて 不安。( 押し付けられた肩に我を取り戻したように瞬きをした後、呼吸の仕方を思い出したように笑みを返す。 眉がはのじの侭で、困った風になってしまうのが難だけど―― 組んだ腕を引き寄せるように身を寄せて、少し涼しくなった廊下をゆっくりと歩く。 ) ルゥフィンさんに置いていかれちゃいそうで。( す、と息を吸えば 少し調子を取り戻したように じ、と冗談めかして恨めしそうな視線を合わせて唇を尖らせ。 まあ、お互い忙しくったって帰れば同じベッドの上でいちゃいちゃしてる訳だけど。ついうっかり日の出まで乳繰り合ってたりする訳だけど! ) [Wed 19 Sep 2007 00:46:20]
◆ルゥフィン > ( 遅い時間になってしまった。 揃いも揃ってだらだらしていた頃に比べて時間を作るのが難しくなったのはそりゃぁ確かで、復学を勧めたのも私だ。 こっちはっていうと、改良に改良を加えて殆んどオリジナルになりつつある宝石魔術は専ら貴族や資産家、ギルドなんかの組織相手の商売としてそこそこの成果を見せている所で。 この間みたいに大学の特別講師なんかに呼ばれたり、業界知名度を上げる努力なんかも惜しまない。 まぁ、要するに―――お互いそこそこ忙しいってこと。 久しぶりに丁度良い時間が出来てのんびり2人で、っていうのが大学構内なのは安上がりだけどまぁ、変に気合入れない方がゆっくりできる、か。 ) こら、こういう時にそーいう顔しない。 ちゃんと息抜きできる人の方が結果的に効率が良いのよ? ( 呆れたような諭すような複雑なニュアンスの口調で首を傾げ、ぴったりくっついた肩同士を軽くこつんと押し付ける。 真面目な顔っていうのもそりゃあ頼もしいけど、深刻なのは嫌だ。 それじゃ、率先してこっちから笑おうか。 笑顔は連鎖するもんだ。 ) [Wed 19 Sep 2007 00:27:22]
◆ドロシア > ( 魔術を使う事だけに目的を絞るのならそう難しくない話。 けれど、魔術というのもそう便利な物ではなく、囁き、詠唱、祈り、念じてポンっと出来るものでもなく、魔術無しでやるのとほぼ同等かそれ以上のお金と時間が掛かる物。 同じ目的であっても手段が異なるだけ。 )( さておき、そんな果ての無い作業と、人としての一大事である恋愛を両立するのは非常に難しいと思う今日この頃。 二兎を追って全てを失う愚を冒したくはないけれど、ないけれど―― 引き篭もっていた頃なら一日中恋人とべったりくっ付いて、求め合って、悦びを分かち合って、それだけで良かったのに。 今は両立が求められる。 魔術師としての欲求と、個人としての欲求の間でドロシア・E・オーゼットは安定を欠いている。 いや、それぞれに没頭しているのだけど。 ) ( そんな事を考えながら、腕を組み、ぴたりと体を寄せて歩く褐色の恋人の麗しい横顔をぼんやりと眺めて ほう、と溜息をついた。 ) [Wed 19 Sep 2007 00:20:36]
お知らせ > ルゥフィンさんが来ました。 『 横目でちらりと確かめる 』 [Wed 19 Sep 2007 00:14:03]
◆ドロシア > ( 魔術師として道を究める事と、人として幸せを追求する事はどうしたって相反してしまう。 極論すれば魔術というのは超個人的な物で、突き詰めれば"全てを識りたい"という欲求。 その為に、発達すると共に複雑化し、細分化してしまった枝葉を辿り、過去へ過去へと遡る。 その最終目的地が"根源"。 いわゆる、現在存在する全てが発生する以前の原初の混沌という奴。 其処には全てが在り、全てが在るのであれば、全てが取り出せる筈、というのが仮定。 火の玉を生んだり、空を飛んだり、そんなものは根源へと遡る過程で生まれた副産物に過ぎない―― まあ、要するに、気の遠くなるような果ての無い作業、という事。 とてもじゃないが、一代で辿り付ける物ではなく、その一端に触れる事すら困難で、一族を挙げて取り組んでも届かない。 ) [Wed 19 Sep 2007 00:06:59]
◆ドロシア > ( デートスポットはヴェイトス大学構内 おもっきし不法侵入な訳だが気にしない。それぞれの事情で大学構内に残っている者は多いし、おおらかな校風なのか取り締まる様子も無い。 門はさすがに閉じられているが、自由なものだ。 ) ( 復学を果たした元エリート学生 ドロシア・E・オーゼットは魔力回路の故障という大きなハンデを抱えながらも、再び"根源への道"を探り始めた。 研鑽の傍ら、現在抱えている問題を解決すべく、糸口は無いかと講義の中にヒントを探し、書物に埋もれる日々である。 宿題自体は到底一代で為せる物でもないが、それを無視しては魔術を学ぶ意味すらない。 本来なら寝食を忘れ没頭したい所であるが、在学中とは少々事情が異なってしまった。 例えば、恋人と過ごす時間をどう捻出するか、とか。 ) [Tue 18 Sep 2007 23:54:57]
お知らせ > ドロシアさんが入室されました。 『 深夜のデート 』 [Tue 18 Sep 2007 23:32:27]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが退室されました。 『 それではそれでは、いっただっきまーっす☆( れっつごー・わんだーらんど ) 』 [Fri 7 Sep 2007 00:18:01]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( 本来ならこんなしち面倒くさい事はしなくてもいいのだけど、この場合は致し方ナシー。 この体は自我の壁が厚すぎる。 魔力が体に満ちるという事は、本来存在する自分が失われるというコトで、それを自我で阻害していては魔術の行使はムズカシイ。 魔術を扱う下地として「出来て当然」という意識を作る為の認識は必要だと思うのデスが、何というかー ) 頭でっかちー?理解しよーと努力する結果阻害してるとゆーアンビバレンツなのかすら?ぎゃふーん ( やっぱり、思うようにいかない。 ) こんなトキはー、お薬の出番ディスヨ! ( 要するに、一片トンでみろ、ってなモンで。 幸い、ここなら人目につくまいし、ついたとしても知ってる顔がキャッチアップしてくれるコトだと信じる。 ) [Fri 7 Sep 2007 00:16:28]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( 魔術に関しては、その下地の上にうっすら乗ってるだけに過ぎないと思われる。 魔術を使う下地、というのは、本来生存の為に使われる機能を別の用途の為に改造するようなもの。 既に改造済みの肉体に、別の要素を加えるのはキャパシティの都合上難しい―― 魔力と言うものを自覚し、認識するには至っているが元々ある素質が障害になっているように思う。 ) 割と我流というか、元々の素質を無理やり捻じ曲げてー、って感じなのかすらん?( 腕を組んでウムムと考える。 やがて、下腹に手を添えると すう、と息を深く吸って繰り返し、徐々に吸うよりも吐くほうを長くしてゆく。 『自分』と言うモノとして確固な枠を取り払い、外へ、外へと広がってゆくイメージを描く。 私は世界であり、世界は私である。 であるのならば―― 。 ) [Thu 6 Sep 2007 23:51:41]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > 他人のカラダなんてちょっとドキドキしませんカー?ナンテコッタはdkwkしてまーっス。 あ、一応、事前にこのカラダについては一通りチェック済みでぃすヨ?チェック項目や手段はご想像にお任せという事で省略!以下略!ヤドカリ生活なら当然でぃすよネ?やっちゃいますよネ?( ぷーくすくす。持ち主が聞いたら怒り狂った挙句に首くらい絞められそうだが以下略! ) んでもって、オマツリの魔術に関してのレベルは、というと、ガンバリマショウってなトコロー?努力の痕跡が認められますガガガガー いかんせん、素質が別のトコロにあるんじゃー致し方ナイトコロー。( くぅいッっとエアーメガネを押し上げつつ、ざっくり評価。 数日間の性能テストの結果、この体は身体能力の特殊訓練を受け、未熟ながら体質による特殊能力を備えるもの、と判断した。 ) [Thu 6 Sep 2007 23:40:27]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > キョーミシンシンですけど、孤独を愛するひねくれロンリーガールのプロファイリングはさておき!本日のナンテコッタはーっ☆( うぇーい!とセルフ拍手。 ゼンジェン兄さん、マルーデ姉さん、ナンテコッタは今日も元気デス ) ヒューマンボディにおける魔術の実践でェーっす。 このココロミに用意するものはーッ。 ヨウイスルモノハー。 ハイ!魔術に通じたヒューマンボディです。 方法は特に問いませーん☆( にこぱー。 ええ、ええ、何なら乗り移ろうがブレインジャックしようがかまいまs―― げふんげふん。 ) 今回使いますのは、ハイ!デレ分不足のオマツリボディ、中身はナンテコッタでぃすよー。( 独り言多すぎですかそうですか、でもナンテコッタは一人で会話できる偉い子です。 ) [Thu 6 Sep 2007 23:22:27]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( 馬鹿と煙は何トヤラー?相変わらず何となく似合いそう、ってだけで無意味に白ゴス着たアトノオマツリなあてくしは、こんな場所にいるのでありました。 ) まる。 ( 内心と口で言うのと、何か逆な気がするけど気にしない!それがあてくしくおりてー。ハーイ、ナンテコッタですよー! ) よくよく考えれば、風雨に晒されっぱなしの癖に掃除もされないバッチィ所なんですけどネー?何か、ひきつける物があるのかしらん?( むふん? 言葉の韻に合わせるよーにモデルウォーキンの後、くるっとターン。 ぶわりと広がったスカートにご満悦。 ) [Thu 6 Sep 2007 23:07:29]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが来ました。 『 屋上 』 [Thu 6 Sep 2007 23:07:16]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが退室されました。 『 は? …あ、ああ! って浮かれてるのはコッタでしょ紛らわしい…! 』 [Sun 2 Sep 2007 03:42:11]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――〜ん。 そうね… って嫌よ。 由乃屋じゃ私の食べられるものないじゃない。 ネギだくツユぬきとか嫌! ( 他の店にしない? と顔顰めつつ。 体を起こして、制服直して… あれ、制服 ) 〜じゃなくて! その格好で外出る気!? …汚れるわよ…? ( 凄く嫌そうに。 でもそこはやっぱりコッタの体を傷物にしてしまった後ろめたさもあって、ごにょごにょと ) ―――見えてるのに触れないものは見えちゃダメなんじゃない? …まあ虹とか霧とか難しいけど… ( 毒劇物? ) ―――ああ、それ。 良いわね。 飲み薬で済むなら簡単だわ。 ( 試してみたら? なんて気楽に ) [Sun 2 Sep 2007 03:40:14]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 なに、1人で浮かれてんのかアトノマツリ。(女3人居れば2対1で集中攻撃である。) 』 [Sun 2 Sep 2007 03:35:50]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが退室されました。 『あ、それと―― あんまりヒャッホイしてると、ヘンな所に出ちゃうカモ?(口元隠し、にたり。)』 [Sun 2 Sep 2007 03:33:27]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( すりー、とトリアエズ、二人の無事を喜んだ所で、よしよし、と頭を撫でて離す事にする。だってナンテコッタずっと年上ですもの! ) ふんふん、「トート」だとか、「開きっぱなし」だとか、「憑いてる」とか、興味深い事オビタダシーでぃすけど、うん。じゃー、テキトーに。( 食事に同意。 残り少ない期間中にヒューマンの味覚を満喫する所存ですヨ! ) それこそ、入れ替わってみるのが一番てっとりばやそーなんでぃすけどネー。まあ、その手の処方もなきにしもアラズですケド チョーゲテモノディスよ?っていうか毒物劇物の類でぃすガ( おめめがキラリ。是非とも試していただきたい!とかそんな期待をのせつつティラッティラッ。魔術の分野でもいるのだ、魔術を使えたは良いけど終わらせられないのが。 大事なのはスピードよりも着地ってコト。 ) ほんでは、れっつ轟!( シャキーン、と日傘を聖剣掲げていざ行かん。 牛丼かっこむ白ゴスは好機の視線受ける事間違いなしだが。 南無い ) [Sun 2 Sep 2007 03:30:29]
◆寒河江未希 > 痛ででで…全然っ仲良く見えないぞこれ――――ッはは、まぁ大して面白い話じゃないけど、経緯話し始めると長いからどっか食い行かない? 由乃屋でも他でも良いしさぁ。 ( 今日に限ってはまぁ、良いだろう。 私が突っぱねるまでもなくアトノマツリがツンツンしてるからバランスが良い。 別に肩組まれて嫌がるでもなく―――擦り傷、痛いけど。 ) 開きっぱなしって言うけどさ――――何処から何処までが人と違うのかわかんないんだよ、私にゃ。 どれが見えてちゃいけないわけ? マジわかんね。 ( 行儀悪く机の上に足を放り出して肩を竦める。 ある日いきなり「片目を瞑って生きろ」とか言われるような感じ。 元々あるものを閉じるったって、なぁ。 ) ( ふと視線を巡らせても、いつもの「あいつ」は見当たらなかった。 ) [Sun 2 Sep 2007 03:20:56]
◆跡野末理@ナンテコッタ > い、いや別に見せたいわけじゃっ… てゆか見られたくないから牽制してるわけで――― っの… 他人事だと思ってっ…! ( 機会があったらエミキーとコッタを入れ替えてやる! などと誓いつつ。 そういえばマジカルハザードの元凶になったアイテム、一般には売られないのだろうか ) 〜あんたも何言ってんのよ! 普通でしょ? そりゃ二人と比べれば… って何? 何よ? ちょっと、窮屈…っ! ( 絡まっていたのを抱き寄せられて、はふ と溜息一つ ) ―――トートのこと? 心配してたわよ。 …感覚、エミキーのは開きっ放しだから、閉じられるように魔術の初歩でも習ったらって言ってたけど… どうする? コッタとかそういうの得意じゃない…? ( この体のまあよく 『見える』 こと。 魔力の捉え方なんかについては一日の長がありそうで、なかよしなら助けてあげたら? なんて ) ―――。 ( ご満悦なエミキーは、擽って笑い転げさせてやろうかと思うものの… 笑い死ぬとまで言って大爆笑したのはこの間見たし。 むっすー ) ―――私は出番なし。 でも、そうね。 トートがどんな風に助けたのかには興味あるわ。 …てゆか、『憑いてる』 ってどういう状態なのかしら――― ( 黒板をちらりと見ても、白墨が勝手に動き出すことはない。 エミキーの前に現れるお揃いを着た 『そいつ』 は、どう思っているんだろうなんて考えながら… あれやこれや ) [Sun 2 Sep 2007 03:10:26]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ふぁ、ふぉーひひゃ、ひってまひは?おひゃひゅりっひゃら、へっほーおっひゃいおっひーんへふほー?おぎょ!?ひゃへる!ちひれぅ!( うむ、勝ち目ゼロッぽく。何なら此処でノッリノリで全ストリップしても良いくらいダ! )ンー、ンンー、んーふーふー ンー、なんかこう、仲良しって感じがして良いでぃすネー?( ほっぺはなされくんずほぐれつ。にへら、と笑えばわしー、っと二人の首に手回し、ひしー、とかまとめてハグしてみる所存。 ) ネー? ( 空気読まずに同意すら求めたよ!オトモダチー、とか。 ) それはそうと、詳しいお話聞きたいんでぃすが。こう、ほら、アトノオマツリの大活躍ー、とか!なにをどうやったー、トカ。( 概要は書置きで知ってても、慣れない体でまるっきり蚊帳の外だった訳で、説明を希望する!とk そんなこんなで、夏の終わりもかしましく過ぎていくのでした まる。 ) [Sun 2 Sep 2007 02:57:25]
◆寒河江未希 > それなんてストリップ対戦? 見せ比べされても困るけど。 ( 何基準の勝負なんだそもそも。 恥ずかしがらせた方が勝ちだったら勝ち目は無いぞ、アトノマツリ。 これ羞恥心とか多分無い。 ) 言ったじゃん、最初ッからアテがあってあそこに行ったんだから。 予定通り予定通り。 ( 死神に貸し1つ、というちょっと無いおまけつきだが。 ) ―――いや正直すごいレア顔2つ並んで私ご満悦。 ( 怒る黄緑色と変な顔するアトノマツリ。 あー、こういう顔なのなーとか今更再確認しつつ。 まぁ、なんていうか、無事帰ってきたってこった。 ようやく一心地。 引き剥がそうと思えば割りとすんなり手も離す。 ) [Sun 2 Sep 2007 02:46:34]
◆跡野末理@ナンテコッタ > 〜ちょっと何吹き込んでるの。 コッタも聞かない! 脱いだら脱ぐわよっ!? ( はしっと自分のスカートを掴んで対抗! でも何だ、さっき自分でめくったくらいで、コッタはそんなの気にしないか! 屈んで低くなったスカートの縁を踏ん付けてしまおうと脚を上げようっ ) ―――あんなの見つけて帰れるわけないじゃない。 だいたい一時は完全に乗っ取られてなかった? 帰ってたら危なかったでしょうが。 ( 『はいはい、大技ねー。 どうせ私は見えないから、憑かれることもできないんでしょ』 とか。 釘を刺されるのは図星で、そんなことはしないと否定しつつ――― 話題に上らないと分からないけど、ちょっと心配なエミキーの家庭の事情 ) ―――ん? …何よ、コッタ、その笑みは… 〜ちょっとっ! ( 『何を食べたの!』 と手を伸ばしたら、人の頬を伸ばすエミキー! ) 〜こっ、こらエミキーそれ私の体! コッタ引っ張るならこっちにしなさいって、こら、まって、伸びるから! やめてみっともないっ…! ( そんなコッタの… もとい自分の姿が情けなくて! 離させようとしてもこう、いまひとつすぱっと離れさせられないもどかしさ。 わたわたと、くんずほぐれつー ) [Sun 2 Sep 2007 02:37:10]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > くっ、オマツリマインドに打撃を与えるにはパンチが足りないッ。であでは、ナンテコッタがセリフめくりするシカー?( なんだかんだと血圧高めなオマツリinナンテコッタの前、よっこらしょー、と屈みこんでスカートの縁を摘んでみたり。やるよ?やっちゃうよ?みたいにワクテカしながら待機!いや、捲ってもマトリョーシカの如く何重ものパニエがある訳ですg。 変なもの食べそうだからいい、という言葉には意味ありげに にへら、と笑った。 さて、ナンテコッタは何日オマツリの追撃を逃げ回ったデショウ。 ) うふふー、思い当たる所がおありならばお気をつけあそばs―― ひょぎゃー?へひひーはん、いひゃ、いひゃいふぇふほ?ぅ゛ぉぁ――― ( 指先くるくる回しながら知った風にアハハン、と述べていたら横合いからにゅー、っと伸びてきた手が!魔手が! みょーん、とほっぺた伸ばされるへっぴり腰の白ゴスというのもレアショット臭く。 ヒョージョー筋が訓練されてなくって筋肉痛になったりするっぽいヨ!だが人は誰でも戦わなければならない時があるのだ! ) [Sun 2 Sep 2007 02:23:20]
◆寒河江未希 > その身体でオマエがストリップした方がアトノマツリの素敵なリアクションが見れると思う。 ( 外見と言動の不一致は相変わらず面白い見世物だ。 余計な助言など交えつつ、いちいち肩にこすれて痛いギターを下ろして2人に手が届くくらいの場所で適当な椅子を引く。 まぁ面倒かけたといえばかけたっぽいし、なんとも。 ) 別に大した怪我してないし。 なに、だから「カエレ」「邪魔」って言ったじゃん。 自分も憑り付かれようとか思うなよ? あんなのは私だから出来る超大技なんだから。 ( 首突っ込みたがりのアトノマツリに一応釘を刺しておく。 今度のも終わってみればなんとかなったって結果論だし、酷い事になってようやくやめるんじゃ遅すぎる。 ) ( おかーさんは流石にヒステリックに泣きました。珍しく。 でも嘘つくの面倒臭くなって。 アトノマツリの形をしたナンテコッターの頬を左右から摘んでにゅいーんとしてみようか。 面白い顔が見れそうだ。 ) [Sun 2 Sep 2007 02:15:47]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ちなみに下着はコッタのだ! 微妙な感覚だけれど、他人の体で自分の下着をつけるのはどうかって ) [Sun 2 Sep 2007 02:13:22]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ちょっと誤解。 コッタがめくったのは私のスカートだ。 でも問題なし、自分のスカートを押さえてコッタの頭をはたく。 他の誰かのスカートをめくるのだって、私の体でやられたら嫌だし――― ) 〜ったくだいたい自分のパンツ見てどうするんだっての。 私は別に? 恥ずかしくなんてないわよ? あんたの体なんだから――― ( ぷんすか。 で、ちょっと前からやって来ていたエミキーに視線を移そう。 骨の一本もやられなかったのなら幸運だと思う ) 面白くない。 〜あんで手を離すのよっ…! どうにかなったから良いようなものの。 ( 『まあ、おかえり』 とぶっきらぼうに。 夜の空き教室でかけるには、妙な言葉だけども ) ―――〜分かってるわよ。 そういうものしか食べる気が起きないんだから、自然とね。 せっかくだからそっちの体で肉とか魚とか… あ、いいわ。 変なもの食べそうだからいい。 ( 味見してみたら? と言おうとして、肉や魚と言っても色々ある。 嫌な予感がして止めておく ) ―――危ないのを見ても放っておくのとどっちが利己的よ… 〜まあ、どっちもしたいようにしかしてないわけだし、言い訳はしないけどね。 ( でも 『友達なくす』 と言われるとちょっと。 なんだろう ) [Sun 2 Sep 2007 02:03:57]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( そいつは何時の間にか日常に入り込み、其処に居るのが異常な癖にいつの間にか日常に馴染んでいて、元々まともじゃない見た目だからまともじゃない行動をしても誰もが「ああ、あいつか、また馬鹿やってるな」と「そういうもの」という認識で、苦笑程度でその場を流してしまう。 その「慣れ」と「油断」言うスキマに住まう観察者、それがナンテコッタ・ワカラネーヤである。 目の前に居る、自分の中に入って仏頂面してる少女も恐らく、その事態を理解しては居まい。 それを前にして、観察者は無害を装いへらへらと笑っている。 ) シュカンテキにー?あー、要するにー アトノオマツリinナンテコッタボディは食事に困っているー、と。お野菜ならフツーに食べれますヨ?味の強いものには要注意ー オソース、オショーユ、ドレッシングにはキヲツケロ!( びっしー!あんまり無理するとアレルギー反応を起こしだすので注意だ! ) ウフフフー あんまり利己的になりすぎると、友達無くしますヨ、って意味でぃすyp!?( スッパーンと、突っ込みチョップが即頭部にヒットした!きっと避けられなくは無いのだろうケド、あえてよけぬ!よけぬ!かえりみぬ! むしろコレよコレコレー☆みたいな。 いや、ファッションチェック?ぱんつから。 ) あ、おっハロー。もーちょっとおとなしくしてればいいのに、また意地っ張りー?( にゅふふふふー、とかやらしげな笑み浮かべ、ぷーくすくす。その説明はあんまりだと思う中の人。おかーさんないちゃう! ) [Sun 2 Sep 2007 01:52:39]
◆寒河江未希 > なにしてんの。 今日も面白いなお前ら。 ( なんかもう面倒臭いから纏めて呼んでみた。 別に「ナンテコッタアトノマツリダ」とかでも良い。 此処暫らく面倒臭い事になっていた張本人事私、寒河江未希の登場である。 相変わらず体中擦り傷切り傷だらけであっちこっち痛いしダルイし、結局親にも散々怒られて「うるさいな幽霊にとりつかれて死に掛けてきましたハイ以上!」と説明してきたところで。 音を上げてオヤスミとか気に喰わないし家族が鬱陶しいから普通に登校してきた。 3日ぶり?4日ぶりだっけか。 で、いつもの声が聞こえる教室を覗き込めば、なんか黄緑がぱんつご開帳してるところで。 ) ああ、この場合アトノマツリ? ややこしいなぁ。 [Sun 2 Sep 2007 01:45:51]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 自分をぶつのもナンだし、好きな格好しているという点ではお互いさまだし、ぶちたいのはガマンする! 反射的に手が出そうになるからしっかり組んで――― ) 〜主観的にはこれと言って食べてないわ。 ちょっと無理にでも食べないと体に悪いような気がして、肉もがんばってみたんだけどね――― 体質的に受け付けないっていうの、理解できた気がする。 飲み込めなかったもの。 ( コッタはちゃんと 『食べさせてる』 んでしょうねと、しゃがんだ笑顔を見下ろす。 …かわいいかもしれない、なんて思ってしまうのが不覚。 笑いものだ、笑顔なんて似合いやしないってことなのに… ) 耳が痛いわ。 『どういう風に手を出せるか』 っていうのも気になっちゃって… 〜悪かったわね。 見たいように見て、終いには本当は違うかもしれないそれを見た通りのものにしてしまうのが人間じゃないかしら。 『本当』 を知りもしない人間に、そんなことを知るのは無理なのかもしれないけど――― ( ばっさー! ) ―――は? …んなっ… な、何してるのよばかっ! まさかあんたどこでもそんな事してるんじゃないでしょうねっ!? ( すぱーんと側頭部に平手でも。 もう片方の手はスカートを下げさせようとするっ! いや成功するか分からないけども、どこを挑戦と受け取られたのかっ… ) [Sun 2 Sep 2007 01:39:23]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 『 106:アトノコッタワカラネーヤ 』 [Sun 2 Sep 2007 01:38:00]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( 無論遊んでいる。お洒落って何?それ美味しいの?ってな勢いで野暮ったい三つ編みに得体の知れない沈んだ色調の制服で、何がそんなに面白くないのかむすっとしてるかしれっとしてるか。そんなアトノオマツリの評価に強パンチ!ってなモノ。 ちなみに装いには何の意味もないただのファッション。 うっすら薄化粧もしてるのヨ! うお!歩いてきた! ぶたれる! とか頭抱えてしゃがみ込んだ! ) お、おー?なんかそんな風にしおらしいと何か変なモノでも食べたのか心配になりますヨー?( しゃがんだまま見上げてにっこにっこ言うた。 ) さあ!それは結果をゴロー!ジロー!ですよー? 観測とゆーのは極力、影響を与えぬように行うものディス。 しかし観測する事で観測者の思うとおりの観測結果になってしまう可能性もナキニシモアラズー。 ヒューマンはみな見たいように見、聞きたいように聞くものディスヨ?( ほりゃー!と立ち上がり様にばっさー!とかスカートめくった!挑戦状と受け取った! ) [Sun 2 Sep 2007 01:25:45]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 白ロリの自分の体は統一感もあるし、ぱっと見の違和感というと、蛍光ミドリの髪とオレンジの瞳で地味なセーラー服を着たコッタの体の方が似合っていないかもしれない。 けれど中身を知る人は、と言うか普段の跡野末理を知る人はそれを笑うだろう。 ナンテコッタ・ワカラネーヤはあまり笑われない。 ―――私がああいう格好しちゃいけないみたいじゃない… と、実際にするわけもないけれど、仄かにすねるような気持ちがあるのはおいといて――― ) ( 朗らかな挨拶にも、気難しい顔をして腕組んで頷くのみ。 にやけるな! スカート摘むな! しなをつくるな! ダメ出ししたいのをぐっと堪えるのは、ひとえに借り物の体を傷物にしてしまったのがあるからだ。 …顔赤くしてぷるぷる震えちゃうけどね…! 何か聞き覚えのあるような無いような。 並ぶ高級そうな名前にも興味無さげに、ツカツカ歩み寄る。 大丈夫、ぶたないよ ) ―――わ、悪かったわね。 痕の残るようなのは… まあ、多分、無いから安心しなさい。 藪に入ったのは失敗だったけど、エミキー捜してたのよ。 〜てゆか、もちょっと運動しなさいって。 体重たいったら… ( コッタだって藪の中でも何でも入るでしょ。 と、横に並んで黒板見つめて。 ちらちらと遊ばれているような気がしてならない自分の体に目をやろう ) ―――反応無しか。 …したくてもできないか、したのにしなかったことにされたのか… 分からないけど。 …あいつは、エミキーに憑こうとしてるんじゃないわよね… ( 黒板のメッセージを当てた相手 ) [Sun 2 Sep 2007 01:15:21]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( こうして黙って考えに耽っているのは、この体の中身にしてはかなり珍しい事で、殆ど他人には見られていないレアシーンである。 それがこの体に宿る素質に影響されたものか、それとも中身の一面なのかは判断が難しい所。 しばらくそうして黒板を眺めて思案している風であった白いのは、自分以外の気配にそちらを見やる。 風の声も聞こえないのに周囲のほんのささいな出来事にもやたら鋭く反応し、無意識の内にスカートの上から内側を確認し、如何いう風にでも動けるように軽く身構えそうになるのが非常に違和感を感じるキョウコノゴロ。 あ、あてくしだ。 ) こんにてあー?ハーイ、ナンテコッタですよー☆( あいも変わらず似合いもしないセーラー服着たマイボディに、へら、と本来浮かべないであろうニヤけた笑みを浮かべてスカートの端を摘んでお辞儀した。優雅?優雅。 ) ふぅん、無事だったんディスねー?あららら、なんかしばらく見ない内にボロッちくなっちゃっテー なんて可哀想なナンテコッタ!( おろろーん。痛々しくって見てらんない、とばかりに目の前を覆い、くらり、と薄幸の少女ちっくに崩れ落ちましたよ!しなっと。 ) え、何ってー、えっとー これはラ・シレーナのドレスでー、こっちはマダム・ドゥーニーズのブーツでぃすよ?可愛いでしょー?おめかしおめかし( ドレスやらブーツやら指差しなにやらブランド名を述べている模様。姫袖でひだ飾りをふんだんに使った純白とオフホワイトのドレスに、同じく純白にオフホワイトのスクエア模様の白タイツ、底の高い編み上げブーツってな装い。髪は真っ直ぐに下ろして、前髪を揃えた姫風味、ヘッドドレスも装着済み。何気に日傘とかも立てかけてある当たり酷すぎる。 ) [Sun 2 Sep 2007 00:55:43]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 十中八九コッタだろうと思うけど、あれ、コッタに話したっけ?と首を傾げる部分もあった。 あるいは何ら関係の無い、どこかの痴情の縺れかもしれないけれど、とりあえず確認しておきたい ) ( 黒いセーラー服を着たキミドリ色いのが革靴を鳴らして夜の校舎を歩く。 異種族の体、異種族の感覚でするそれは自分のものとは別世界で、心なしか足取りも軽い。 ―――その教室の前に立ち、扉を… おや、開いてる。 …中に誰か居るのだろうとは感じられた。 その通り、顔を出せば中に誰か居て。 妙に引き付けられるものを感じるものの、すぐに誰かは分からない。 でもどこかで見たような――― ) ―――こっ… 〜コッタぁぁぁぁぁぁ…? ( わなわなと手を震わせ――― あちこち治療の痕が見える脚で一歩を踏み出し、でも堪える ) ―――… ちょっとの間ちょっかい出されてたみたいだけど、もう無事よ。 そう聞いてる。 〜何、その格好。 ( 仄かに赤い顔で、せいぜい興味無さそうな表情を作って、ぶっちゃけありえない自分の姿を上から下まで ) [Sun 2 Sep 2007 00:42:27]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが来ました。 『( 噂の黒板は例の教室 )』 [Sun 2 Sep 2007 00:29:31]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( 今日も今日とてスカートを重ねに重ねたパニエでもっさり膨らませた無意味な白ロリに、底の高い編み上げのブーツで深夜の教室。 黒板一面にでかでかと書き残したメッセージにレスポンスは無いようだ。 別の意味で構内を騒がせたかもしれないが、浮気を心配して痛かったり痛くなかったりする腹を探り合う面々にはあんまり興味がなかった。 今現在の興味は、特異点としてのサガエミキ、それに引き寄せられるように集まる"普通じゃない"者達。 類は友を呼ぶのか? 体が入れ替わるまで気付かなかったが、この体の持ち主も異能者であった。 それも大系立てられた魔術や呪術などではなく、個人の素質に大きく左右される超能力的な物。 この手の能力は応用が利かず、扱いの難しさがネックだが、その分野であればルール無用の言わば反則技。 正統派の魔術師には嫌われる技術だ。 ) [Sun 2 Sep 2007 00:27:04]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが来ました。 『ふむ、と黒板の前、首を傾げる白ドレス。』 [Sun 2 Sep 2007 00:25:00]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが退室されました。 『( コスプレも多いキミドリ色いのは今更何を着ても可笑しくないかもしれないけれど――― )』 [Sat 1 Sep 2007 02:53:22]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 一体どこで何をしているのかと、我が身を案じつつ。 傷物にしてしまった自分では偉そうな事は言えない。 ―――『誰も認識できない』 からと言って 『存在していない』 とは言い切れない――― ごちゃごちゃと考えながら、箪笥を開けて着替えを… ) …あれ。 ( 年頃の娘にしては驚異的に少ない中身は、ぱっと見ればコッタが今何を着ているか大体分かる――― はずなのだけど。 何も着ていない? いやいや流石にそれは ) ………。 ( コッタ自前の服を着ているのか。 ―――まあ、変装したと思えばと、拳を握って嫌な予感に耐える。 その変装を周りの誰もが認識しているなんて考えちゃいけない ) [Sat 1 Sep 2007 02:45:28]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( トートはエミキーに憑いたようなものを指して、『自分を認識してくれる者に牽かれる』 という風に言っていた気がする。 ―――死神の言葉だ、きっと真実だろう。 けれど、『認識してくれる相手にしかアプローチできない』 のではないかと考えると、『誰も認識しなければ存在できないのではないか』 とも考えられる ) ( 『噂が現実になっているのではないか』 という想像と重なるが、理想を現実にするのが魔術なら、理想以前の常識や前程といったものを多くの意識が共有する時、それが実は存在しないものであったとしても 『存在している』 ことになってしまうのではないか ) ( 今入り込んでいるこの体が正にそういったものだとは夢にも思わない。 詰めが甘い ) ( ―――暫く反応を待って、一つ増えたキーホルダーを取り出した。 下着とか日用品とか、互いに必要なものもあるだろう。 『家捜しは厳禁』 と釘を刺して、互いの部屋のスペアキーを持っている ) [Sat 1 Sep 2007 02:34:08]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 昨日からは考えられない、まったりとした空気。 けれど無事解決したから良いようなものの、エミキーに万一の事があったら私はどうしただろうと考える。 エミキーやトートに諌められるように、今度こそその危険性を知って不思議と関わろうとするのを止めるのだろうか ) ( 分からない。 今回エミキーが憑かれたのは、私のせいではないと思うから。 …でも私のせいかもしれないと思える部分もあって… それがその通りだったとしたらと考えると、怖い ) ( 改めて自覚すると、私の行動はただの好奇心と、意地になっているだけなのかもしれないと思う。 単純によく分からないものを知りたいという気持ちと、そんなよく分からないものから、よく分からないままにアプローチを受け害されてしまうかもしれないという警戒だ。 忍としての義務感なんていうのも少しはあったとしても、勢いだけな感は否めない。 …今回の事で何を学んだだろう、何を知っただろう。 護符や聖水といったものを持ち歩いてみようかというくらい、子どもだって思いつく。 魔術的に存在を担保しているものを考えたとして、想像の域を出なかった… ) [Sat 1 Sep 2007 02:19:07]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( もう寮のお風呂は火を落とされてしまっただろうか。 公衆浴場にでも行こうかと、門限破りと言うか無断外出当たり前の思考で空に浮いている(ように見える)棚からお風呂セットを取り出した。 ナイトキャップをとって、身支度を整えて、こんなにどうするんだろうと言うくらい在庫の豊富な帽子から地味めなのを選んでかぶる。 ―――ふと、この体ならこの部屋の模様替えも楽しめるのではないかと… 部屋を出る間際振り返って、出られなくなりそうだから止めておく ) ( とりあえず、自分の部屋に寄ってみよう ) ( 片方の部屋で互いの体を見守りつつ暮らそうと言っておいて戻らなかったのは、きっと疲労回復のためだけじゃない。 傷物にしてしまった相手の体を見せ難い。 ―――もっとも、逃げたコッタに文句を言う資格は無いと思うけど! もうしわけなく思うのも当然だ ) ( 人通りの無い夜の学生寮。 灯りを控えられた廊下は星明りを曇天に遮られなお暗い。 自分の部屋の前、奇妙な感覚でノックする ) [Sat 1 Sep 2007 01:45:09]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( ころん、と寝返りをうってうつぶせに。 ふわふわもこもこのベッドを抱き締めてすりすり。 らしくない動作で感触を堪能したら、身を起こした ) ( ぐっすりと眠れて、それは新鮮な感覚。 疲れのせいか、エミキーが助かって安心したのか、一騒動のおかげでコッタの体に夢中になっていたのが一段落したからか… それとも私の体ではないからか… こんなに深い眠りは久し振りだ ) ( 丸一日眠ってしまったと思っているけれど、これが二日や三日でも分からないと言うのは少し不安。 崖を転がった時にこさえてしまった擦り傷や打ち身、スカートで藪の中に入ってちょっと大変なことになっている両足はまだ痛むけど、一応五体満足。 帰ってすぐに倒れ込んだ、セーラー服を着たままの体で大きく伸びをする ) [Sat 1 Sep 2007 01:26:34]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( エミキーは助かったようだ。 定期連絡に戻った墓場で、見知らぬ魂にトートからの伝言だとそれを伝えられた。 トートの帰りを待とうかと思うものの異なる感覚で無理に動かした体は悲鳴を上げていて、さっさと寮に帰っている。 ―――待って、何を言おうとしたんだっけ ) ( 徐々に覚醒しつつあるぼんやりとした意識で薄く目を開ける。 雲のベッドに寝転んだ私の前には、満天の星空があった。 星空を刳り貫くようにしてこの部屋本来の窓、寮の窓がある。 自称ナンテコッタ研究所。 この体はいつもここで休んでいるのだろう、コッタの部屋だ。 慣れた場所で眠る方が回復が早い気がしてそうしたけれど、どうだろう ) [Sat 1 Sep 2007 01:07:43]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが入室されました。 『( 結局 )』 [Sat 1 Sep 2007 00:47:03]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが帰りました。 『 例の教室の黒板にメッセージでも残してやろうかしらん。 あの娘は他の奴に取られたぞ、って。』 [Fri 31 Aug 2007 04:07:42]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( ううん、と考え込む事数分―― まあ、いいや。 そんな結論。 ) えー、そんな訳で、あー、あてくしナンテコッタはー サガエミキー創作、もとい捜索の任務を帯びてのー えー、ゴクヒ任務中なのデシタ。( 一人芝居にもややダレてきた今日この頃如何お過ごしでしょうか。あてくしは元気です。 ) えっと、前はなんだっけー?サカサマオバケー?今度はナニ、チミモーリョー?ってゆーか二人して毎回毎回首突っ込んでもーもーもーもーもー。いやまあ、アレだけ"ズレて"れば余計な物が寄って来るのは判るんですけドー。観察する方の身にもなって欲しいとイウカ。( そわそわそわ。アトノオマツリinナンテコッタ・ボディもお忙しく探し回っているようで、今頃何処で何をしてるのやらー。 あ、空が白みそうデス。 ザッツアケボノー? ) しっかし、ヒューマンって不便というか何というカー。スペック低いんだか高いんだか良くわかんないディスね。( はっふー。充実してるといえばしてるのですが、感じ取れて当然だったものが「無い」というのは結構堪えます。 アトノマツリの感覚では土の声も、風の声も聞こえない。 ) さてとー、トリアーエズ。 犯人は現場に舞い戻るー?ってな事で構内徘徊してみますカー。( えー、よっこらしょー。 ) [Fri 31 Aug 2007 04:05:49]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > いや、ホントはしめた、って思ったんデスヨー。偶然っちゃ偶然だけど、コムズカシー理屈抜きでヒューマンボディに入れるなんて滅多にないってゆーか。ほら、ナンテコッタお勉強大好きですし。ええ、これを機にぐぐぐっとヒューマンの生態に近づく所存でありました。( 調子一転、しゃがみ込んでひそひそ話。スカートは汚れちゃやーなので膝にまきこみます。 ) やけにキレの良いオマツリ・ボディでアトノオマツリinナンテコッタ・ボディの追撃をあざ笑うかのように逃れ、アトノマツリ生活とゆー奴を満喫しておりましたら!おりましたら!また失踪しやがりましたよ! サガ!エミ!キィ!( がおー!と吼えつつたちあがーる! ) いやーもー、何ていうか、こぉ、研究対象としてはそれでこそ!って感じなんけどー。オトモダチとしてはドキハラが止まらないというか?そんなココロモチー?風味。( かっくり、首を傾げてみる。ホントウニソウナノカシラ? )・・・・・・・・・・ ソウナノカシラー?シラレシドー( 逆側にかっくり。 ) [Fri 31 Aug 2007 03:54:34]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > それはさて置き。( 一子相伝の奥義をさっくり右に置いた。さて置く。 )さァってさてェー、読者の皆様にこれまでのあらすじッ!( ずしゃあ、ッと無駄なテンションで足を踏み出し、回れ右! ) むかしむかし、ある所にナンテコッタと言う心優しい自称エルフが居ったそうなー。 ナンテコッタはある日、日頃の行いによって友達に恵まれないデレ分不足のツンデレのお買い物に付き合う事になり、ショーギョー地区へと向かったのであった――― がッ! そこにトンデモハプニング!ポン、だかチーだかそんな爆音、気が付いたらあれあれ?ナンテコッタの目の前に居るのは、な、なーんと、ナンテコッタだったのです!ワッツハプンドゥー!? 哀れ、ナンテコッタはマジカル★ハザードに巻き込まれ、デレ分不足のツンデレ、アトノオマツリと心と体を取替えっこする事になったのでした。( 未明の屋上で一人芝居。無駄なテンションが寒々しいけどナンテコッタ気にしません!つよいこ! ) [Fri 31 Aug 2007 03:42:28]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( だってだって、中身はナンテコッタなんだもの。ハーイ、ナンテコッタでーす☆ ) 目が疲れるってゆーか何ていうか、こぉ、アイマイモコモコというか、他人の視界をピーピングできるのはドッキドキなんですけど感度悪すぎ!ノイズ多すぎ!錬度が低いせーという可能性もニエキラナイがじつよーレベルには程遠いと思われるのでありました。( 隣の誰かさんにツッコミ風味に2,3 ぴし、ぴしと素振りをしつつ自己評価。 お手手は腰に、くわわーと目を見開き ) よって赤点!落第!スローニン! 正しいブシドーは女子供も真っ二つのココロイキ いよぉー―――〜〜〜〜〜( ぽん、とOに開いたお口を叩いて鼓風味。 無意味な白ロリが気まずいデスガ、ナンテコッタ気にしません! ) [Fri 31 Aug 2007 03:30:00]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ――― っう ( やがて、虚ろであった瞳に光が戻り、目の渇きを堪えるようにぎゅう、と閉じられた後、2,3と瞬きをした。 そして、びくりとしたかと思えばぐらぐらと揺れ、瀟洒な装いも台無し風味にバランスを取るように片足立ちで手を羽ばたかせた。 ) ってッ!?わッ、ッた、っと――・・・ なぁんちゃッテー?( すらり、上げた足と体を床面に対し水平にした片足立ちで、鳥のように両手を広げるという何とも器用なポーズでぴたり、揺れるのを止め ちろ、と舌を出す。 高い水準でバランスの取れた身体能力を誇るこの体、この程度で落っこちる気がしない。 ) いよッと。 ( 体を起せば無造作にとん、と後方に飛び、屋上の上に着地する。 ぶわり、と広がったスカートが落ち着けば ぶっはー、と見かけに似合わぬ盛大な溜息ついた。 ) 興味深々なスキルなんですけど、イマイチ使えない感が漂いますヨ?サガエミキーはドコイッター?( 喋りながらもひらひら宙を泳ぐ自己主張の激しさ、外見と動作がまるっきりミスマッチであった。 ) [Fri 31 Aug 2007 03:15:45]
◆ナンテコッタ@跡野末理 > ( ふんだんに使われたひだ飾りで飾り付けられた白基調のドレスのスカートと、背中に掛かる程の黒い髪を夜風に揺らし、少女は屋上に張り巡らされたフェンスの、猫の額ほどの支柱の上に立っている。 今にもぐらりと傾いて闇の中に落ちて行ってしまいそうな危うさだけれど、風に吹かれてもぴしりと筋の通った軸はゆらり、ともしない。 底の高い靴からすらりと伸びたこれまた白いタイツで覆った両脚を揃え、かっ、と目を開いて地上を見下ろしている。 否、黒い瞳は焦点を結んで居らず、暗い闇に沈む構内に向けられていても、その風景を見てはいない。 意識は肉体に在らず、他人の視界を求め、周辺一体を駆け巡っている。 ) [Fri 31 Aug 2007 02:54:45]
お知らせ > ナンテコッタ@跡野末理さんが来ました。 『 睥睨 』 [Fri 31 Aug 2007 02:52:14]
お知らせ > 鉄針@男子学生Aさんが帰りました。 『―― 嗚呼、本当に面倒臭い。』 [Thu 30 Aug 2007 22:34:34]
◆鉄針@男子学生A > ( 軽く両足を持ち上げ、跳ね起きる。その後、軽くシャドーボクシング紛いの行動 ―― と言ってもボクシングとは全く違った、手の側面をぶつけるような動き ―― を二、三回。 ) ( 矢張り、単純なキレの面では問題あり。何よりリーチの違いに多大なる問題あり、だ。波風立てないような行動を継続しなければならないって事か ―― 嗚呼、面倒臭い。 ) ( 首を軽くコキコキ鳴らしながら、階段を下りて行く。 ) [Thu 30 Aug 2007 22:34:25]
◆鉄針@男子学生A > ―― 心配に、ね。アホか俺は。 ( 一人ごちる。何で見ず知らずの人間を態々心配なんて言い出すのだろうか。如何やらこの体の持ち主たるアルバート青年はよっぽど情け深い馬鹿だったらしい。反吐が出る。 ) ( 心は身体にある程度影響されるらしい。詰りこの反吐が出る思考は、恐らく元々のアルバート青年の肉体が少なからず影響している物と考えて良いだろう ―― ) ( 何と言うか、色々と散々な話だ。此れで一生このままだったりしたら、俺は怒って良いのだろうか。否、悪い訳など無い。 ) [Thu 30 Aug 2007 22:24:16]
◆鉄針@男子学生A > ( 中身が入れ替わってるとも知らず、気付かず、考えず。「記憶が無くなった」なんて明らかに怪しい嘘をあっさりと信じ込み。まるで何事も無かったかのように生活させる。良いのか、こんな事で。正直な話少々心配にすらなってくる。何処まで御目出度いのだ。 ) ( 挙句、「最近特に物騒だから出来るだけ早く帰って来なさいね」と来た物だ。そう言われたからにはさっさと帰ってなどやるものか ―― と言う思考を経て現在に至るわけだ。 ) [Thu 30 Aug 2007 22:14:47]
◆鉄針@男子学生A > ( そう、なんと言うか ―― このノーリッジ家と言う奴は、彼が知る「家族」なるコミュニティとは全く以て一線を画す物であったから余計にやり辛い。日を追う毎にそれはやり場の無い苛立ちを彼に与える。待遇が悪いからではない。良すぎるから嫌なのだ。 ) ( 父親とやらが何処に居るのかは知らない。母親とやらは自分を暗黒街に放り捨てて去って行った。「家族」ってのは往々にしてそういう物で、心の奥底では子供の事を「要らない」と考えている物だとずっと思っていた。 ) ( だから、「家族の一員」としての居心地が良すぎるのは、彼にとっては毒でしかなかった。 ) [Thu 30 Aug 2007 22:06:54]
◆鉄針@男子学生A > ( 今でも偶に「アルバート」と呼ばれて即座に反応出来ないもんだから、好い加減同級生辺りも不審を抱いているやも知れぬ。正直当の本人にしてみれば、未だに「誰だよそいつ」と言うレベルなのだから仕方ないと言えば仕方ないのであるが。 ) ( ―― あー、「帰り」たくねー… ) ( 目下の悩みは煙草が吸いたい事とそれだった。不機嫌そうに、空を見上げる目が細められる。 ) [Thu 30 Aug 2007 22:00:19]
◆鉄針@男子学生A > ( やれ子供の失踪事件だの、やれねずみ男の残党駆除だの。治安其の物は回復したと言って良い状況にあるが、矢張りキナ臭さが消える事は無いようだ。 ) ( 鉄針 ―― 否、アルバート・ノーリッジ青年(中身別人)は、屋上から無気力な目で濁った夜空を眺めながら、そんな比較的如何でも良い事を考えていた。 ) ( あー、煙草吸いてぇ。 ) [Thu 30 Aug 2007 21:54:10]
お知らせ > 鉄針@男子学生Aさんが来ました。 『( 昨今、巷が俄かに騒がしい。 )』 [Thu 30 Aug 2007 21:49:20]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが帰りました。 『( せっかく寮のそばまで戻れたのだから、このまま帰ろう。 コッタ、戻ってるんでしょうね )』 [Fri 24 Aug 2007 00:35:47]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 『新しい遊び見つけました』 って感じで、あわよくば秘文書館にでも侵入できないものかとあれこれ試しているが、やはり魔術的にもシールドされているのか今のところ成功には至らない… と言うかどこに出るかさっぱり分からない。 術を盗むことが出来れば最上だけれど、そんな調子だからそれは諦めた ) ( こうして歩く夜の廊下。 自分にとってはどこまでも続くように錯覚させる同じ風景の連続でも、コッタの感覚ではパレードだ。 厳密にはコッタの感覚でなく 『コッタの身体を通して私が感じるもの』 だけど、なんとなくあいつがいつも楽しそうにしている訳が分かったような気がする。 慣れているらしい身体に苦痛は無いが、少し煩いかな ) [Fri 24 Aug 2007 00:31:44]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( やってしまったものはしょうがない。 何より他の人のロッカーで問題にされたりしないだけ幸運とも言える。 あるいは 『抜け道』 がここに繋がっていたのは、繋がるべくして繋がっていたのかもしれないが… ―――可笑しそうに噴き出して、でもちょっと決まりの悪い思いで髪や服をはたく ) ( 久し振りに基礎にも立ち返る講義を受けて自分が案外ダメなのだと知った翌日。 本当なら図書館にでも篭るところなのかもしれないけれど、偶然見つけたコッタの 『抜け道』 に夢中になっている。 魔術なのか種族特性なのか分からないが、距離や物理的な障害を飛び越える 『抜け道』 に入り込む術をコッタは持っているらしい。 初めて飛び込んだ時は異世界かと戦慄したが、『抜け道』 の出口は今のところ全てこの世界のどこかに繋がっていた ) ( 足早に窓に寄って星を見る。 厳密な時間は分からない。 『抜け道に入ってからの時間は…』 『…とここの距離が…』 『機械時計が要るわね、まあ、コッタに聞けば良いんだけど…』 ぶつぶつ呟いて。 踵を返し廊下に出よう ) [Fri 24 Aug 2007 00:08:32]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 先ほどまでしていたけたたましい音は止んで、静まり返ったロッカールーム。 どうも見覚えがあると思ったら、多分魔術科の更衣室だ ) …あー―――っ!? ( 叫び声とか、らしくない。 でもつい上がってしまうのだからしかたない。 むくりと状態を起こして振り返った先、鍵の壊れたロッカーの中身にも見覚えがあって誰のだろうと思ったら、私のだ。 がちゃん! と鍵が壊れているからちゃんと閉まらない扉を閉じたら、やっぱり 『あとのまつり』 と書いてある。 自分の名前にバカにされた気分 ) [Thu 23 Aug 2007 23:51:47]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 自分がどこに居るのか分からないというのは恐ろしいことだ。 目隠しをして、高い所へ連れて行くと錯覚させて、くるぶしくらいの高さから突き落とすだけで人間はショック死してしまうことがあるらしい。 その手の訓練を受けている忍であっても、今入っているのは他人の身体 ) ―――〜うあわわわわわわっ!? ( ロッカーの並ぶ通路に放り出されるや手足をばたつかせて手がかりを探し、床が目の前だと知って受身を取ろうとするけれど叶わずに、べっしゃりと床に落ちてしまう。 声など出すべきではないと思いながら抑えられないのも身体のせいか ) ―――痛ぅ… ごめんねコッタ… ( 身体の持ち主に謝りつつ、そのままころんと横になる。 床に横になるなんて、自分の感性ではごめんな事だけど… 不思議と抵抗感は無く、大の字になれるのが気持ちいいなー とか。 とりあえず危険は無いらしいことに安堵して、頭上を見回した ) …ロッカールームか… さて、どこのかしらね――― って、大学? [Thu 23 Aug 2007 23:43:41]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 窓ガラス越しの月明かりにモノトーンで照らされる無数のロッカー。 締め切られて動くものの無い場所に、何の前触れもなく鈍い音が響いてロッカーの一つが揺れた。 『あ痛っ』 とくぐもった若い女の声がするものの姿は見えず、ロッカーがガタゴト揺れる。 『ちょ、何ここ…っ! 狭いじゃない! 箱? 入れない所に繋がってるんじゃないわよ気の利かない――― って… うあ、まずい、戻れなッ… 嘘でしょこの壊れろ開けっ』 子どもならどうにか一人入れそうなロッカーの中からする声は、悪態を次第に焦るように上ずらせて。 やがてガンガンと扉を蹴りつける音が続き、簡素な鍵を壊して開いた扉から闇に溶ける色のセーラー服を着たキミドリ色いのが転げ落ちた ) [Thu 23 Aug 2007 23:30:10]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが入室されました。 『( 無人のロッカールーム )』 [Thu 23 Aug 2007 23:16:27]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが帰りました。 『(大発見にコッタよろしく大喜び。 でも逃げたように思われるかもしれないと、気が気じゃない)』 [Thu 23 Aug 2007 03:39:07]
お知らせ > ドロシアさんが帰りました。 『「お仕置き」だけで済んだかどうかはまた別の話・・・・・・ あれ?キミドリは?』 [Thu 23 Aug 2007 03:32:57]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――そうね、身一つが自分。 だけど私達は外を内に取り込まなきゃ、自分を定義できないじゃない。 ( 次に移る流れに、一人ごちて後は黙る。 ―――肉体的には簡単だ。 けれど魔術的に考えた時、境界性はよく分からなくなる。 難しく考えることなどないのかもしれないが、自分を唯一の 『内』 それ以外を 『外』 として良いものかという感覚。 誰かにとっての 『内』 も自分にとっては 『外』 で、逆も然り。 ならば全て 『内』、世界は自分だけだと考える方がやり易い。 ただのイメージの話。 だがそのイメージが魔術式の根本 ) ―――。 ( 探っても分からない、と言うか魔術士の卵が集まっているこの場所はちょっとしたお祭り騒ぎだ。 どこを見てもいつもそんな調子の感覚だけど、それに輪をかけて。 ―――早々に諦め、教材の箒を手に取る。 マイ箒は、そもそも箒にしようかどうしようかと悩んでまだしたためていなくて、未だに借り物 ) ―――ああくそっ…! ( 小さな声で悪態をつく。 オーゼットも飛び上がった、『飛べる』 と大見得を切ってここでじっとしているわけにはいかないのに――― 他人の感覚と自分の感覚がない交ぜになって、飛び立てない ) ―――何でも良いのよ、あんたがいつもしているみたいに波に乗らなくたって、ちょっとついて行くくらい――― ( 助走のように地面を駆けて、共同幻想が箒に付与した 『飛べる』 力を具現化する術式を起動する。 この航法が何だと、はっきり考えたことはなかったが――― マナの光を撒き散らしながら飛び上がり、力押しの加速をかけて ) ( 消えた ) ( 何が起こったのか分からない。 コッタの 『抜け道』 に飛び込んだのだと知って、どことも知れない場所に放り出されるのはもう少し後の話――― ) [Thu 23 Aug 2007 03:23:04]
お知らせ > ルゥフィンさんが帰りました。 『(アクロバット飛行ばりの空中演舞の後、暫し自習。青いのを物陰に連れてってお仕置きだ!)』 [Thu 23 Aug 2007 03:08:42]
◆ドロシア > ( 魔術名、というか仮称を使うものはそう少なくない。真名を知られる事で命の在り処を知られるも同じと見なす教えもある事だし・・・ 自分も、真名は恋人にも教えていない。 随分素っ頓狂な名前だが、そんなやり取りと、用語の解説を聞き流しながら機嫌よさげに さあ、ゆるゆると悪戯を楽しもう、と思ったら・・・ 突然上がった講師の切ない、というかエロい反応に視線を追ってこちらを見るキミドリ頭。自分は特に魔術を使っている訳ではない。既に繋がっているラインに魔力を通して、先方にアプローチをかけているだけ。 ラインの探査もできなくはなかろうが、周辺に魔術を齧った学生が多数いるのだから特定は難しかろう。 目的の相手とラインを一度でも通していれば別のハナシだが。 )( 「何か?」とばかりに非の打ち所の無い余所行きの笑顔を浮かべれば、「あとでコロス」 わあ、ぞくぞくする。 何されるんだろう、とか夢いっぱい。 ) って、ちょ・・・・・・ッ!( 言うが早いか、講師は助走をつけて箒に飛び乗って―― 何て事だろう。魔術回路の不調を知っておきながら実技だなんて、一瞬歯噛みする。 しかも、まだノーパンだったりするのか。 それはその、色々と問題があると言うか私が嫌だ。その上、偉そうな事を言った手前、ついていけない、なんて無し。 ) ふふん、やってやりますわよ・・・!( 幸い、ラインに魔力は通っている。 魔術回路の活性化も伝わってくる。 バイパスは出来ているのだから、あちらから余分を貰えば良い話。 試すのは初めてだ。墜落しなければ良いが―― 箒を水平に支え、すい、と手を滑らせ・・・ )Loading() ( パシュン―― エーテルの残滓を残し、後を追い、空へと舞う。 ) [Thu 23 Aug 2007 02:58:30]
お知らせ > ドロシアさんが入室されました。 『はご満悦。 』 [Thu 23 Aug 2007 02:42:32]
◆ルゥフィン > …ッんぉっほん! 失礼。 何を境って――――貴女の内と外は何処から何処まで? 内と(両掌で自分の胸元を示し) 外よ(広げた掌を中に向けて広げる)。 …それじゃ軽く手本を見せるけど―――飛んでついてこれると思う人は並行して飛んでも良いわよ。 ( 平静を振舞ってにっこり微笑みなおしながら自分の箒、卒業制作で自作した“Circus”を準備する。 ちらっちらと険のある視線をドロシアに向けて口パクで「あ」「と」「で」「コ」「ロ」「ス」と愛のメッセージなど。 思わず変な顔で変な声を出しそうになって口元を抑え、大きく深呼吸。 ) いくわよッ…マジ後で覚えてなさいッ! ( 後半は生徒達には意味不明だろうが。 一歩二歩と助走をつけて地面を蹴り、そのまま水平にした箒に飛び乗った。 ) [Thu 23 Aug 2007 02:32:35]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――あー、いえ本みょ… いえ、気にしないでください。 ( 最近新しい知り合いとかできなくて、ちょっと忘れかけていた反応。 困惑顔にひらひらと手を振る ) ( 続いて名乗るフリルさん。 知り合いかと、両者に視線を往復させた。 つまらない対抗意識なんか持ってどうすると思いながら、元々競争は嫌いでなく、挑発的な態度には敏感だ。 ドロシア・E・オーゼット、覚えておく ) ―――。 …すみません、『内』 と 『外』 というのは何を境界に… って、あの…? ( 質問したものかどうしようか。 ちらりとオーゼットを意識してから、口を開いたら… 突然の切ない声に面食らった ) ( 真っ赤な顔が睨む先にはオーゼット。 彼女も魔術士なのだろうから、魔術を使っているのではと考えるのは難しくない。 不慣れなコッタの感覚で、何をしているのか探ってみよう ) ( 自分とは桁違いの収集能力。 情報の取捨選択ができず、てんやわんやだが ) [Thu 23 Aug 2007 02:21:28]
◆ドロシア > ( 自分を見たキミドリの視線がやや険を帯びたのを確認し、肩にかかる髪をさらりと後ろに流して余裕ぶったポーズ。こう、「わたくし、貴女とは違いましてよ?」みたいな素振りなど。 そして合いの手に少々怯んだような、調子が狂うような恋人に微笑を浮かべ、微妙な角度で首を傾げて見せた。 ) それは失礼致しました。 改めての紹介は必要ないと思いまして――・・・ わたくし、ドロシア・E・オーゼットと申します。( 一度席を立ち、嫌味たっぷりにスカートの端を摘んで会釈の後、着席す。 不意打ちの臨時講師に対する憂さもちょっとは、すっきりしたかもしれない。 でも、お楽しみはこれから。 小さくちろり、と舌を出して見せれば再び、パスを探る事に集中する )( 手繰るのは自分の意識へと伝わる自分以外の息吹。 肉体という檻を介し、その奥深くで内面を触れ合わせ、お互いの情報を交換し、魂を触れ合わせた相手より伝わるバイブレーション。 目を閉じれば鮮明にその存在を感じる事ができる。 直接触れていないから少々難しいけれど、パスを介しあちら側へと探査を送る。 具体的には精神的な意味でセクハラをしてる訳だが。 ) [Thu 23 Aug 2007 02:04:22]
◆ルゥフィン > “後の祭り”が“何てこった分からねぇや”??? …魔術名? ( 本気で言ってるのか冗談で言ってるのか判断し辛い、みたいな顔で困惑。 私フケたか、とか。 最近の流行? ) ふぬッ…発言の前に自己紹介、と。 Od、Manna、Etherは頻繁に出てくる単語な上に解釈が派閥とか人によってちょっと変わるから面倒だけれど――――そうね、私が表現する時の“Ether”は「エネルギーを通す媒体」、“Od”は「内なるエネルギー」、“Manna”は「外なるエネルギー」として用いるわ。 それで良い? ( 思わずヘンな声が漏れたのは絶妙のタイミングで割り込んだ聞き馴染んだ声と、その違和感のせい。 ああ、ああ、凄い今ようやく思い出したわ。 コイツクラスじゃこんな奴だったわなっっつかしいいいぃぃぃ…時と場合を選べッてのよっ。 ) まぁ実際に見て貰えればどういう具合に飛ぶのか、Od式とか浮揚式とどう違うのか一目瞭然んふぅ…! ( 凄い切ない声と共に顔を真っ赤にして青いドレスの方を睨みつけた。 ちょ、あんたなにしてんの…! ) [Thu 23 Aug 2007 01:43:55]
◆跡野末理@ナンテコッタ > 三週間で戻るそうで。 ちなみにこの身体の子は 『ナンテコッタ・ワカラネーヤ』 といいます。 今その子が入ってるアマウラ人が、私の身体。 ( ―――あんちくしょうどこ行ったんだか! 『よろしくおねがいします』 と、何がだかよく分からないがぺこりと礼をして――― 視線を追うようにフリルさんを見る。 背景にはならない服を着た彼女に見覚えはないけれど、なんとなく只者では無さそうな。 誰だろう。 見ていたら、挙手する彼女――― 素人ではなさそうだ。 少なくとも自分よりは。 『エーテルとマナの混同』 彼女が指摘したことで、コッタの身体が蓄えている知識の流入もあって混乱していた意識が少し落ち着いた。 …が、『ふふん』 というよく似合うその表情は気に入らないっ… ) ―――すみません、マナウェーブとの混同です。 飛べちゃったもので、理論はお留守になっていました。 ( でも、もう飛べる。 ぶっちゃけロケットだが、それでも飛べる。 実技への応用が重要なステップなら、そこを飛び越えるのはさほど難しくなかったのだと、やや恥ずかしそうに、それを隠して胸を張って意地を張る ) 〜どうせ飛ぶなら便利な航法が良い。 小回りが利かないというデメリットも、難しいだけで出来るんですよね。 ( 『やってみます』 ととりあえず着席。 航法を複合させられるのかとか、エーテルスライドならばそもそも箒が必要かとか、聞きたいことはあれどとりあえず続きを待つべきだろうか ) [Thu 23 Aug 2007 01:30:04]
◆ドロシア > ( 復学してしばし、魔術の実践ができない為、こうして講義を受けて元に戻るためのヒントを探す毎日だ。出来る限り魔術の実践を避けるのはなかなかに気を使う。 プライドの高さや知識の豊富さと、低下した肉体的スペックの間で精一杯虚勢を張ってるというのに、だのになのにこんな不意打ち。 なんて恨めしい。 何かしら仕返ししてやらないと気がすまない、とか何とか腕組みして考えていれば、何とも的を得ない質問―― まあ、単純な認識不足なのだけれど。 この手のは「古式ゆかしい」と称されたオド放出型の乗り手に多いように思う。 恐らくは魔力というものを過大評価しているのだろうと思う。 すい、と手を上げる。 ) 僭越ながら物申させていただきますけれど―― 講師、まず誤解のないように 仮定をしては如何でしょう?オド、マナ、エーテル・・・ それぞれ解釈によって意味は異なりますけれど、この場合、この用語はこの意味とする、と定めなければ彼女のように混乱するものも出るように思いますわ。( ちらり、よりによってヒドイのと入れ替わったマジカルハザードの被害者に視線をやって ふふん、とか。 話の腰を折ることになるが、お手並み拝見と行った所―― ほら、先の事を考えると、魔術師としての素養も確かめておかなければならない訳で!それにちょっぴり悪戯したくなった。 意見を終えればこっそり、息を整え 目を閉じる。 意識を集中させて探るのは、自分へと繋がる見えない線。 『儀式』と『契約』によって結びついたパスを手繰る。 ) [Thu 23 Aug 2007 01:05:54]
◆ルゥフィン > アトノマツリアトノマツリ…あー、うーん? 箒選びの話はなんか覚えがあるわ。 ああ、アレで入れ替わり? 難儀だわね――――。 ( 名前と顔がまるで一致しない黄緑色の娘についておぼろげな記憶。 随分と前に一回きりだったし、元はどんな顔だったっけ?とかその程度の覚えである。 しかしまぁ、最近の魔術はよく暴発するわナ、とかちらりと視界の隅の青いフリルを確認する。 分かってたけどやっぱ居るわ、とか。 半同棲中の身内が講義に混じってるっていうのが少々やり辛くて余計に意識して視界から外していたけど、なんとも憮然とした顔をしてらっしゃることで。 言わなかったのはいきなり現れたら面白いカナー? 程度の悪戯心だったんだけど。 ) 色々混乱気味ね? まぁ自分が一番やり易い方法を選ぶと良いと思うけど――――基本的には自分で作った道を湾曲させたり上り下りさせたりすることでスピードなり方向なりを調整する感じね。 飛行そのものに大量の魔力を放出しないから低燃費だってこと。 [Thu 23 Aug 2007 00:45:28]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ―――ええ、本当。 全くなんだってこんな… ぁ、以前一度お目にかかっています。 魔術科二回生になりました、跡野末理です。 ええと、箒を選んでいて、チョコをいただきました。 これはクラスメートの身体で… 17日にあったマーケットの爆発事故で入れ替わり中と、そんな感じです。 ( 覚えていないかもしれないけれどただ名乗ったのでは覚えていた時申し訳ないし、かと言って 『ナンテコッタデース』 と名乗るのは身体を預かっている都合コッタに悪い、気がする。 微妙に律儀に早口に、突飛な自己紹介をして ) ―――不変不動、というのが、よく… 〜私はその 『古式ゆかしい』 航法で飛びますが、どうしてもエーテルの影響を受けてしまいます。 エーテルスライドも併用していると言うか、勝手に組み込んだ癖が抜けないと言うか… 風に乗ったり、風に煽られたりするイメージで、つい流動的なものと… あれ、『マナ』…? いや、そもそも… ( 理論は後付けされるもの、なんていう意識がどばどば流れ込んで来て、根本的に誤解している学生は一旦黙る。 ―――風や波じゃなくて、氷山が触れられる状態か・そうでないかという話? 魔力で氷を踏めるようにしても、山の形は変わらない。 でも滑る方向は選べるのか。 『よし飛べた』 でおろそかにしてた事が悔やまれる ) ―――加速の方向は、そこにあるエーテルによって定められている、ということでいいですか? [Thu 23 Aug 2007 00:32:59]
◆ドロシア > ( 黒ローブが並ぶ中、腕を組んで憮然としたような一人お嬢様然とした白いブラウスに足首までの青いフリルスカート姿。 寝物語代わりに魔術論を語り合ったりもしたけれど、お互い魔術師として程ほどに手の内を隠し合っての事。 こうやって生徒の一人として講義を聞くのは初めて・・・ というか、講師になってくるとは思わなかった。 聞いてない。 全然聞いてない。 聞いていたらもっと気の利いた格好をしてきたのに―― 少し拗ねたように唇を尖らせながらも、講義を聞く。 今現在は処々の理由で実践する事は難しいが、箒による飛行術の理論自体は頭に入っているし、どのように理論を展開していくのかその行く末を見守るとする―― 質問者の気が触れたような髪の色を見て、少し眉を潜めた。 何だアレは。 とか。) [Thu 23 Aug 2007 00:05:29]
◆ルゥフィン > うぉ、凄い色ね…! 先ずは名を名乗れー? ( 私だって最初に名乗ってるんだから、と挙手したやたら派手な娘に軽く首を傾げる。 凄い見た目の割に無難な喋り方するなぁ、とか思いながら。 ) エーテル座標概論は分かる? “遍く全ての世界には不変不動の不可視エネルギーが存在している”……絶対に動かない万能の力、「エーテル」が存在しているって話。 エーテルそのものはただ当たり前のように其処にあるだけ。 エーテライド式は其処に薄く自分の魔力を伝達させて自分が進みたい通り道を作る「だけ」。 きっかけは魔力だけど、加速は「勝手にされる」のよ。 常に先の何十mかの道を用意しながらちゃんとその上を操舵して滑走し続けないと転落るすわね。 で、急停止とか急カーブね? 「慣れれば出来る」って言ったでしょ。 難しいわよ、エーテルの壁を蹴っ飛ばして無理矢理曲がるのは。 ( 説明も難しいもんだ。 「波乗り」と表現したとおり、波の上を乗り続けられなければこの方式は危険すぎると言う話。 だから「操舵技術」。 ) [Thu 23 Aug 2007 00:02:09]
お知らせ > ドロシアさんが来ました。 『 背筋を伸ばし、腕組みした金髪ツインテール。 』 [Thu 23 Aug 2007 00:01:45]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( この身体のコッタも、その中に入っている私、跡野末理も魔術科の学生で魔女科の講義で単位はもらえないかもしれないけれど――― 近いジャンルのものであれば他学科でも卒業単位に認められることがあるし、そもそも単位にならなくたって、マンモス校の講義に紛れ込むのは難しくない。 自由講習となれば尚更、ただやたら目立つこの身体が恨めしいそんな状況。 コッタの知識と自前の知識の衝突に悩まされながら、とりあえず 『自分の』 疑問を優先して質問する ) ―――すみません、基礎知識になっちゃうと思うんですけど… 『エーテル座標』 というのは、何を指していますか? そこにある流れに乗るのではなく、流れを 『作る』 んですよね、自分で。 そうすると、急停止もカーブも思うままじゃないかって… ( 自分で質問していて、それは違うと言うことができそうな情報がぽんぽん頭の中に出て来るから困る。 蛍光ミドリの髪とオレンジの目をした生物が、黒いセーラー服など来て珍しく難しい顔をしていた ) [Wed 22 Aug 2007 23:49:41]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが入室されました。 『( 暫く頭を抱えてから、のろのろと手を挙げるキミドリ色いの )』 [Wed 22 Aug 2007 23:38:59]
◆ルゥフィン > ( 「あの、箒に跨るのが凄く痛いんですけど」 そんなちょっと予想から外れた質問が1つ上がった。 ) ああ、それ最初皆思うのよ。 昔の資料とか読むとイメージとして「跨る」って絵があるじゃない? あれまんまやるからいけないのよ。 ようはしっかり掴まってること、魔力伝達を怠らないこと。 こぅ、両手で柄のトップの部分をしっかり握る事が重要で―――その状態でこぅ、横座りして身体を寝かせても良いし、抱き枕みたいに片足ひっかけて身体を箒に密着させても良いし。 あと、それなりに加速したら箒から身体離れるわよ。 [Wed 22 Aug 2007 23:36:43]
◆ルゥフィン > エーテライド式のメリットは「加速性」と「消耗効率」ね。 デメリットは「操舵技術が無いと危ない」かしら。 名前の通りエーテル座標に魔力を伝達させて流れを作り、その上を滑走する方式だから急停止とか急カーブが難しいの。 慣れてくりゃ出来るけれど。 此処までで質問は? ( 受講者達に振ってみるか。 エーテル座標概論とか理解して無いと実践のしようがないし。 1人だけ喋ってる感もなんか嫌だし。 ) [Wed 22 Aug 2007 23:23:14]
◆ルゥフィン > それじゃ早速ね。 箒乗りって一言で言っても原型に対して様々なアプローチが為された結果、現在その方法論は多岐に渡ります。 自信のOdを放出するなんていう古式ゆかしい非効率的なものから、浮揚の延長上の低速安定飛行型、箒自体を魔化して術者の能力を割かない代わりに専用の箒が必要なタイプ、まぁ一長一短といえばそうだけど、私が教えるのはいわゆる波乗り式。 “エーテル滑走式(”とか呼ばれる類のヤツね。 もう既に別の方式で馴染んじゃってる人もちょっと参考にして貰いたいわ。 ( 並ぶ魔女達老若。 皆押し黙ってじぃっとこっちを見てる無表情がちょっと怖い。 これよこれ、未だに馴染めない陰気な雰囲気。 クラスの異端扱いだったのも、ギルドに馴染めなかったのも、この魔女魔女した雰囲気がどうも馴染めなかったっていうか。 ) [Wed 22 Aug 2007 23:13:08]
◆ルゥフィン > えー、まぁそういう事で。 ナマステー。 この講義は03年魔女科卒業生、ルゥフィン・J・リィマスが特別講師として指導します。 遅い時間に集まってもらって…っていうかまぁ魔女科だもんね? 皆夜型よね? ( ヴェイトス市大学敷地内にて。 ギルドを抜けてフリーとしてあっちこっちで仕事してるっていう話を聞いた講師から声がかかって、こんなアルバイト。 箒乗り関係じゃ当時優秀な成績を収め、卒業制作の超高速飛行もそこそこ評判だったらしく。 魔女科及び魔女ギルド員のみを対象とした講義を受け持つ事になった。 ずらりと並んだ野暮ったいローブの群れが相変わらず魔女魔女してること。 懐かしいといえばそうだけど。 ) [Wed 22 Aug 2007 23:03:44]
お知らせ > ルゥフィンさんが来ました。 『 魔女科自由講習/箒術講師ルゥフィン・J・リィマス 』 [Wed 22 Aug 2007 22:58:16]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが退室されました。 『( コッタの服を自分の身体に着せられるなんて堪えられないと気付くのは、もっとずっと後 )』 [Tue 21 Aug 2007 05:08:59]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 身体に当ててみる。 骨格が人間のそれとは根本的に違うが、慎重も体重も似たようなものだろう。 どうにか着られそうな感じ ) ( 酷く妙な気分だが、慣れた手つきで身支度を整える ) ( うん、似合わないかな! 蛍光グリーンの髪とオレンジの瞳では、いまいち。 ―――見つめていると案外普通に見えてくるが、普段ビビットな服装のコッタとしては、この制服は趣味ではないだろうとほくそえむ。 あんたが好きにして私から目を離すなら、私だって好きにしてやるわ ) ( そのうち寮に戻って来るまで、この格好で居よう。 …てゆか帰って来るでしょうね… ) [Tue 21 Aug 2007 05:08:21]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 幸い自分の身体で感じたとしたらオーバーヒートしそうな異質な情報の渦にも、この身体は適応している。 煩わしくこそ感じるものの苦痛は無く、冷静にそれらを受け止められた ) ( とりあえず ) ( 姿見の前に立って、コッタの服を着ているコッタの身体を見つめる。 『あんたの身体なんだから』 と言って適当に見繕わせたそれは、いつもの彼女の格好。 目に優しくない色使いだ ) ( 帽子を取ると、ひた隠しにしているクエスチョンマークのアホ毛が跳ねた。 それが露出しているのが不思議と落ち着かないのだが、そこに集中するのはまた今度にして――― コッタの服を脱いだら、編むほどには長くない髪を丁寧に梳いてヘアピンでかっちりと固める。 次いで自分のクローゼットから闇に溶ける色のセーラー服を取り出した ) [Tue 21 Aug 2007 05:01:19]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 自分の普段の素行を考えれば今更と言われてしまいそうだけど、知らないところで身体を扱われることには、それくらいの危機感は覚えてしまう。 暢気な周りに苛立って、意地になっている部分もあると自覚していても、不安が疲れた身体を休ませなかった。 ―――もっともその身体を使っているのがコッタだというのも周知の事実。 それこそ、何をしたところで誰からも問題視はされないかもしれないが ) ( 大丈夫だと言い聞かせて、顔を上げる。 コッタは性的な行為にも奔放らしく、害されるばかりではない身の危険に震えるけれど、魔術科特有のそういったパーティーを自分がことごとく断っているのは知っているはずだし、本気で嫌なことはされないんじゃないかと当てにして――― ) ( やがて、自分だけが疲れるばかりなんて不公平だと、のそのそ身を起こした ) ( 気持ちが静まると、周りの 『声』 がどっと流れ込んで来る ) ( 実際に聴覚的に 『声』 を捉えるわけではないし、そもそも言葉を交わしているわけでもないけれど、イメージとして一番近いのはそれだ ) ( 顔を押し付けていた枕が、困ったような 『顔』 をして 『ま、元気出せよ』 と 『言って』 いたり――― 自分に向けられるものばかりではなく、井戸端会議をしていたり、喧嘩していたり、遊んでいたり ) ( 遊園地の中で周囲の状況に集中している状態が、特に意識を向けなくても続いている感じと言うか。 とにかく賑やかだ。 ―――コッタのハイテンションがどこから来るものか少し分かる気がするものの、これが本当にコッタの感覚かは分からない。 コッタの身体で収集され、脳で処理された情報だとしても、今のこの状況が現しているのは、そのもう一段上に 『魂』 といったものがあるということだ。 感じ方がそこで決まるとすれば、これはコッタの感覚ではなく、コッタの感覚を覗いている自分の感覚。 ややこしい話 ) [Tue 21 Aug 2007 04:49:12]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( 思うように走れもしないのがもどかしい。 自分の身体を好き勝手されているかもしれないと思うと情けないったらありゃしない。 ちょっと深刻になっている自分を他所に当事者の一人も友達も周囲も楽しんでいるだけだし、もう惨めでたまらなくて――― ) ( 堪え性の無いこの身体は、簡単に泣けてくる。 滅多なことでは泣いたりしないという自負があるとそれが更に辛くさせ、抱き締めた枕を濡らした ) ( 一人で深刻になってばかみたいだけれど、誰も好きでそうなったわけじゃない。 人の気も知らず気楽過ぎる周りのせいだ… 今回の件、飛燕に知れたらどうなるか。 ―――知識と記憶はイコールじゃない。 仮に知識を引き出されたとして、相当腰の重そうな飛燕までが動く事態にはならないと思う。 当然自分もコッタをどうこうする必要があるとは考えないから、その身が 『身内から』 危険に晒されることは無いだろうけれど――― ) ( 跡野末理は、アマウラの草だ。 間諜。 厳密に言えば敵でないとしても、大学や他にも送り込まれているであろう対抗勢力にそれを知られるのは不味い ) [Tue 21 Aug 2007 04:31:42]
◆跡野末理@ナンテコッタ > ( もう何回そう叫んだだろう。 自室――― つまり跡野末理の部屋のベッドに倒れ込んで、コッタの身体に入った私は盛大なため息を零した ) ( とりあえず話しておかないわけにはいかないからエミキーには状況を説明しておいたけど、果たして聞いていたかどうか。 コッタはいつもの調子で?はしゃいでいるし、私はと言えばそんなコッタの身体でピリピリしている。 聞かなくたって分かりそうなものだとしても、真面目な話にあんなに笑うことないじゃないか――― ) ( 周囲の反応も概ね似たようなもので、笑いながら見守ってくれている。 見守るだけで助けてはくれず、コッタも協力なんてしやしないからどうしようもない。 さっきもちょっと油断した隙に逃げられて、追い付けずに帰って来たところだ ) [Tue 21 Aug 2007 03:53:40]
お知らせ > 跡野末理@ナンテコッタさんが来ました。 『( 笑うな! 踊るな! )』 [Tue 21 Aug 2007 03:39:46]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 (おもむろにくねくね踊るアトノマツリを思い出してまた声を出して笑った) 』 [Sun 19 Aug 2007 01:43:35]
◆寒河江未希 > ―――――さて、と。 ( あの二人、まだ寮で馬鹿やってるだろうか。 黄緑色のアトノマツリは自分の身体で何をしだすかわからないとか言って四六時中監視してたし(気持ちはすごい分かるが)、どっちかの部屋に固まってるかもしれない。 帰る前にちょっと顔だしてからかって行こうか。 ) [Sun 19 Aug 2007 01:42:48]
◆寒河江未希 > ( 今現在四方の廊下の何階のどの辺りに人の気配があるか、大まかに感じ取れると言ったら信じるだろうか? 目を閉じて薄く呼吸を繰り返して、肌と鼻と耳で得られる総合情報。 それに頭の中にある大雑把な構内地図を重ねる感じ。 歩きなれたヴェイトス市大学の真ん中だからその辺だけはよくわかる。 ―――こんな時間でも案外、人は居なくも無いようだ。 怪しい動きをしているヤツは特に居ない。 緊張している人も、急いでいる人もなし。 皆落ち着いた歩幅と速度で一定の呼吸に合わせて歩いている。 ) [Sun 19 Aug 2007 01:38:08]
◆寒河江未希 > ( あの連中の存在には幾らか救われている気がする。 思う事をほんの断片でも言葉にして聞いてもらえるというのはやっぱり気が楽になるもので――――ずっと1人でうだうだやってたらとっくに参ってたかもしれない。 特にここ1年くらい、私と周囲の感覚のギャップは酷くなる一方で。 言葉で説明できないものなんて誰も認識できないし、私が幾ら「見える」とか「分かる」とか言っても、それを認識できない他人にとってはそれは虚言か妄想か。 ) [Sun 19 Aug 2007 01:25:33]
◆寒河江未希 > 首突っ込んでばっか居ないでたまには当事者になれば良いんだ、あいつらは。 ( 半笑いのまま中庭のベンチに寄りかかって天を仰げば雨の匂いのする曇天。 どおりで今日は少し涼しいわけで。 四方を壁で囲まれた中庭には人気は無く、見上げればズラリと均一に窓ガラスが並んでいる。 無機質なソレが皆、感情の無い目で私を見下ろしているみたいだった。 ) [Sun 19 Aug 2007 01:08:23]
◆寒河江未希 > あいつら私を笑わせ殺す(気か。 本当、一生分笑ったかもしらん―――――。 ( 未だに思い出すと口元が引き攣ってくる。 あのふざけた色の偽エルフがツンツン尖った仏頂面をしてただけでも異様な世界だったが、アトノマツリの格好をした怪生物の挙動ときたら、見慣れた動きの筈なのにあの黒髪お下げ制服ってだけで1000倍くらいはおかしかった。 表情1つ、動作1つとってもいちいち大笑いせざるを得ない。 今日はそんな二人が商業地区で出くわした事件とか事情とかを聞いて楽しいひと時を過ごさせてもらったってわけで。 ) [Sun 19 Aug 2007 00:59:16]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 『 103:笑殺し編 』 [Sun 19 Aug 2007 00:41:10]
お知らせ > 鉄針@男子学生Aさんが帰りました。 『( ―― 精々、有意義に使わせてもらうとしよう。 )』 [Sat 18 Aug 2007 13:44:11]
◆鉄針@男子学生A > ( ―― どうやら、気のせいだったらしい。不慣れな状況で神経過敏にでもなったか? 何ともナイーブな事だ。 ) ( 取り合えず今は、この意味不明な状況に慣れる他あるまい。本来の「自分」を捜すのは、その後からでも遅くは無いはずだ ―― 下手すれば、向こうから転がり込んで来るやも知れぬ。兎角、今は様子を見るとしよう ―― ) ( ―― それまでは。 ) [Sat 18 Aug 2007 13:43:44]
◆鉄針@男子学生A > ( 家族愛だとか友情なんて反吐が出る。何だって俺がそんな気色の悪い三文芝居に付き合わねばならぬのか。否 ―― 付き合うだけならまだしも、何が悲しくてそんな三文芝居に出演せねばならんのか。 ) ( 転がったまま、空を見上げて溜息を吐く。鬱陶しく灰色に曇った空が、虚しく広がるのだけが見える。見ているだけで気が滅入ってきそうだ ―― ) ( 何となく、人の気配を感じた気がした。入り口の方に視線を向ける。 ) ( ―― 気のせいかも、知らんが。 ) [Sat 18 Aug 2007 13:35:21]
◆鉄針@男子学生A > ( 偶々この身体の本来の持ち主 ―― ああもう面倒だからそいつとしとこう ―― の友人とやらに出会い、取り合えず記憶を失ったみたいだとか嘘吐いて、そいつの家まで連れてって貰ったのが昨日の夕方だ。それから紆余曲折を経た末、今までと同じような生活をしていれば自然と思い出せるわよ、なんて能天気な事を言われた後、半ば強引に大学まで連行されて今に至る、と言うわけだ。 ) 何だって此の俺がこんな目に合わなきゃならねーんだよ、クソ…… ( どうやらそいつは至って真面目な学生だったらしい。家族にも愛されていて、友人もそれなりに居り、何とも充実した毎日を過ごしていたらしい。ムカつく話だ。 ) [Sat 18 Aug 2007 13:17:06]
◆鉄針@男子学生A > ( 黒猫がニャーと鳴いたのを放置して、誰かの葬列をスルーして、謎の爆音が聞こえた所までは覚えている。目を覚ましたら見た事も無い奴がこっちにガンくれてて、そいつが実はガラスに映った俺自身だってんだから訳が判らない。 ) ( 屋上に転がる大学生と思しき男は、溜息を吐いた。 ) [Sat 18 Aug 2007 13:10:02]
お知らせ > 鉄針@男子学生Aさんが入室されました。 『( ―― 訳が、判らん。 )』 [Sat 18 Aug 2007 13:06:48]
お知らせ > カームさんが退室されました。 『( 霧の向こうのように、ひっそりと。 )』 [Thu 16 Aug 2007 20:35:30]
◆カーム > ( すでに何度も読み、半ば暗記したそれを、めくる。 そして時折、ペン先をインクに浸し、新たな書き込みを入れた。 この書き込みも恐らくは自分で最後なのだろう。 そう思いはするが、しかしそこに感傷はない。 ただ、そうとわかっているのになぜ、自分はまだ魔術などというものを続けているのかと、不毛な問いかけを自分に向けるだけだ。 そしてそのたびに、自ら不毛な答えをつぶやくのだ。 ) ……………これしか、ないから……。 ( 下らない。 呟きながら、視線が文字を滑った。 ) [Thu 16 Aug 2007 20:35:12]
◆カーム > ( それはかなり古い書物のようで、何度も補強したらしい跡があった。 そしてまた文面も、あちこちに書き込みがある。 カームの字だけでなく、更に古い字もある。 それはカームの父祖が記してきたものだった。 基礎であるが故に―――綿密に。 ) …………………一族の鋳型、というやつですか。 ( 次の代に、その次の代に、更にその次の代に―――すでに衰退し果てたミスティの家の、栄光と没落の象徴であったかもしれない。 ) [Thu 16 Aug 2007 20:26:58]
◆カーム > ( いつもすみのほうで講義を受け、気づけばそこにいて気づけばそこにいない。 講義がないときは本を相手に長い時間置物と化し、寮の自室ではいつもなにやら実験めいたことをしているという、ある意味、実に魔術師然とした魔術師、のようでもある。 そしてやっぱり、どこまで本当でどこまで嘘か、どこまで本音でどこまで建前か、曖昧なままで、名前の通りミスティなやつだということで通っていた。 ) ……………………まあ、実際、それで構わないし。 ( 人気のない講義室の隅で、魔術書をめくりながら、誰にともなく呟いた。 ) [Thu 16 Aug 2007 20:15:21]
◆カーム > ( カーム・ミスティは、別に孤独を好んでいたわけではなかった。 我が侭な子供で他人を困らせるというような、年齢にあった理由でもない。 むしろその逆で、焼けに達観したその態度が、なんとなく近寄りがたい雰囲気を生んでいたのかもしれない。 ) …………………………………………。 ( だが結局のところ突き詰めれば、別にそこまで大きな壁があったわけでも深い溝があったわけでもなかった。 ただ―――存在感が、希薄なだけだった。 生気が、乏しいだけだった。 ) [Thu 16 Aug 2007 20:05:04]
◆カーム > ( 独りである。 というのが、その学生の専らの評価であった。 それ以上でもないし、それ以下でもない。 ) [Thu 16 Aug 2007 20:00:18]
お知らせ > カームさんが来ました。 [Thu 16 Aug 2007 19:58:50]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( エミキーが鋭い鋭いと言っていて、実はそもそも自分がダメなんじゃないかとも思わされる )』 [Thu 16 Aug 2007 02:09:35]
◆跡野末理 > ( 研究室に篭りっ放しで昼夜など関係無くなった教授や院生のためか、多種多様な種族に対応しての事か、何故か開いている図書館に入って、火を使わない魔術のランプを手に取った。 民間人にも解放されている第一層にさして重要な文献は無かったとしても、火気厳禁。 書籍や備品の盗難対策も地味に厳しく、奥へ行くにつれ複雑になる警備機構をいかに潜り抜けるかが当面の課題だ。 さておき ) ( とりあえず他に人の見当たらない本棚の林の中で、適当な席について、雑誌や硬表紙本を広げる。 そもそもあっていいのか謎なファッション雑誌、もしくはそれに類するものあるいは服飾科か何かのレポートと、芸能化の参考書 ) ( 年中目の前で見ている格好を、適当に真似るだけならどうにでもなりそうだけど――― カオスに見える彼らの感覚に何らかの法則があるとしたら、自分にはそれが見えていない。 紙を捲る音が、遅くまで続く――― ) [Thu 16 Aug 2007 02:08:35]
◆跡野末理 > ( そんな思いもあって、そういったことに疎い自分と、よく見ればと言うか実は割とお洒落に気を使っているっぽいエミキーとの二人で買い物に行くのは気が引けた。 だからと言って、あれはあれでお洒落なのかもしれないけれど根本的にセンスが違うコッタを誘うなんてそれこそ情けない話だが。 まあ、それだけでもない。 ただ、一緒に行こうと思った。 友達を遊びに誘うのなんて、きっとそんなもの ) ( 十七日に商業区へ行くのはマズイ かもしれない、色々と世界の裏事情で。 でもどうなるか分からないし、このまま一人で予習だ。 もはやただの 『出入り』 としか感じない無断外出をさらりと窓から敢行して。 大学図書館へ向かう。 ―――部屋で静かに読むという発想はとりあえず無い。 部屋よりは、図書館の方が何かありそうじゃないか ) [Thu 16 Aug 2007 01:44:14]
◆跡野末理 > ( エミキーが服を買いに行こうと言い出したのは、それとなく自分を心配しているのだと思ってる。 セーラー服を着ていれば間違いないはずなのに、どうも、どこかで妙に映るらしいし、学内ではともかく休日の外出まで同じ服装というのは、言われてみれば確かに変かもしれないと思うから。 ―――ただ他の服を着ているところを見たかっただけとは知らない話。 だからこそ、また少し複雑な気分にもさせられる ) ( お笑い種ね。 忍が素人に装いを心配されるんじゃ ) ( エミキーが自分のことを忍と確信していると思うから、尚更。 直球で尋ねられたとして肯定なんか絶対にしないけど… 仮にも初対面で自分の素性を言い当て、まだ見ぬ異形の怪物の姿をその痕跡から読み取った、幽霊を日常的に目にしているというやけに鋭い彼女の感覚には、多少なりと過剰かもしれない評価をしてしまっていた ) [Thu 16 Aug 2007 00:53:44]
◆跡野末理 > ( 年頃の娘らしくもなく、お洒落や何かにはあまり興味が無かった。 そういう人物を演じているわけではなく、素で興味が無い。 もちろんみっともないのは嫌だし、ラフな装いよりは折り目正しい服装を好むところはあるが、自主的に着飾ることは滅多に無かった ) ( 『欲しい服とか流行ものとかサーチしとくように!』 と言われても、どうサーチしたものかとピンと来ない。 忍である都合、どういった人間がどういった服装をするかという認識はそれなりに持っていても、ぶっちゃけ何でも良さそうな 『学生』 については、『学生なんだから学生服で間違いないじゃない』 くらいにしか思っていなかった。 一応持っている平服も、シャツにスラックスとかそんな感じで ) ―――。 ( 何度かノックして、寝こけているのか居ないのか、返事の無い部屋の前を後にした ) [Thu 16 Aug 2007 00:40:11]
◆跡野末理 > ( 疎開だ旅行だ里帰りだで微妙にひと気の無いヴェイトス大学女子寮。 硬表紙本と一緒に雑誌を抱えたセーラー服のお下げ髪は、クラスメートの部屋の前、声をかけながらノックする ) ( お風呂セットを持って寝間着ですれ違う顔見知りの寮生が 『ラットマン見に行くんじゃないんだ』 『何買うんだろう』 的な視線を向けて来るのは気になるけれど、今回は本当にただの買い物。 怪しい物を物色しに行くわけではなく、ごく普通に服を買いに行く。 その準備だ ) [Thu 16 Aug 2007 00:27:28]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『 コッター、買い物行くわよー 』 [Thu 16 Aug 2007 00:13:36]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( エミキーが会っている、お揃いを着た誰かは誰か )』 [Wed 15 Aug 2007 02:03:25]
◆跡野末理 > ―――あら言ってなかったっけ? 私、アマウラの交換学生よ。 ヴェイトス島の最高学府でしょ、これでも。 そんなものじゃない? だからって、ヴェイトス市出身者が特に少ないなんてこともないと思うけど。 ( 遊びに来る? とは言えない。 まあ、家庭の事情だ。 …そういえばトンデモ話ばっかりで、こういう話って… 何が友達だと、微苦笑してため息。 いや友達だけど、それらしくないって言うか ) 〜そうよねそろそろだいじょうb――― ( いざ行かん! と手を取ろうとして、却下ー ) え。 えー!? 何でよ! 今大丈夫って言ったじゃないエミキーの勘当たるでしょ! ( ぶーぶー! 一人で行くほどではないし、エミキーを無理に引っ張っていくほどのことでもない。 だけど… エミキーが行ってもいいと言うなら、行ってみたかった。 彼女の視点で見えるものを、知りたかった。 …さっきみたいに、彼女の世界は、言葉で表すことが難しいものなのかもしれないけれど… ) …あったら買ってるわよ。 だいたいどれも同じに見えて、そのくせどれとどれを合わせるのはダメとか面倒くさいったらありゃしない… ( 別に派手にしなければそうそう変なことにはならないはずだけど。 和服しか知らないとどうしても未知の世界という感じがしてしまう。 失敗とか大嫌いだ。 それはもう、失敗ばっかりだけど、だからこそ――― ) ………。 ( これがその他の付き合いなら、それとなく理由をつけて別れるところ。 でも ) ( まあいいかと、後を追う。 お泊りの目論見は今回も外れそうだが、久し振りに盛り場へ ) [Wed 15 Aug 2007 02:00:16]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 102:a old design uniform of navy blue 』 [Wed 15 Aug 2007 01:44:22]
◆寒河江未希 > そういやアンタ、ヴェイトス地元じゃないんだっけ。 あのばか(も当然そうだし、地元民案外少ないんか…。 ( 里帰りなんて馴染みの無い言葉。 祖母の家もそんなに遠くは無いし、家は居住区だし。 幽霊の話をきっぱりやめてそんな世間話。 アトノマツリと一緒に居るとああいうにばっかりなるし、たまには「ごく普通」の話をするのも良いだろう。 ) そろそろ大丈夫じゃぁないかなぁ。 あ、でもやめた。 気に喰わねー。 「見られそうじゃない?」って凄い期待顔が気に喰わん。 買い物はまた今度! 欲しい服とか流行ものとかサーチしとくように! 今日は芸能横丁で珈琲飲みながらぶらり旅。 決定。 ( 露骨に嫌そうな顔をして買い物中止宣言。 だって今コイツいまさっき諦めたような事言ってたのにもう鼠獣人見れるかも、みたいな顔してた。 有無を言わさぬよう、決定! と早足で歩き出す―――。 ) [Wed 15 Aug 2007 01:41:36]
◆跡野末理 > ―――。 ………。 ( ぷい、とそっぽ向いてスルーした。 そうそれ、重要な特徴だ。 これが指定制服だった年代くらい、調べればすぐに分かるだろうし。 そうだったそうだったそうだった。 自分の服装にダメ出しされたっていう意識がメインになってもう一人が誰かなんて意識はすっかりお留守。 疲れてるのかしらとぐりぐり額を押す顔は赤い ) 確かにご都合。 だけどね… なんとなく、それほどしがみ付ける人ってそういない気もするわ。 ああ死ぬかなって思った時、まいいやってどこかで諦めちゃうのも珍しくないんじゃない? 当然足掻くでしょうけど、そこでどこまでがんばれるかって言うか――― 救われないわね。 ずるずる消えていくのだと、気が済むまで… じゃなくて、疲れ切るまでもやもやしてなさいってことみたいで… ( 未練を残して死んで、そんなものを抱えて存在し続けるのが叶えるためでなく諦めるためだとは、不憫な話。 …もっとも何でもかんでも叶えられたらたまらない、怨霊が跋扈するなんて御免だし、死んだ人間にはそこで終わって欲しいのが本音だが… ) ―――温度? 何か、そういうのがいると下がるって聞くけど… うん? ( 何よ? とはっきりしない調子に気持ち悪そうに。 帰ろうと言われれば、反対する理由も無い。 並んでそのまま付いて行く。 今街危ないみたいだし、送ってあげる。 で一人で帰るのは危ないからそのまま泊り込んじゃえみたいな。 泊まって行くなら、コッタが喜んで泊めてくれるだろう ) ―――暇よ、里帰りもしないしね。 ( そう答えるまでに、少し間が開いた。 あいつに頼めば、悪いようにはしなかっただろうし、喜んだんじゃないかと思う。 勝手にそう思うだけだけど。 ―――ふむ、とセーラー服をつまんで ) …そんなに変なのかしら。 …まあ、確かに誰も着てないけど。 …行こうかな。 ( ぼそぼそと、肯定。 そういう付き合いも悪くないんじゃないかって、打算抜きで思ってしまうから言いよどむ。 あっさりと、見立ててもらえば助かるとだけ考えれば、もっと簡単だろうに ) ―――今からでもいいの? あそこ、ついでにラットマンも見られそうじゃない? ( 良いなら良いが。 戦時下だ。 警告するようで、眼は期待してる ) [Wed 15 Aug 2007 01:29:52]
◆寒河江未希 > アンタと同じ制服ッてんべぇ。 ( 訛った。 こんな服着た愉快な男の幽霊と二人きりとか本当に勘弁だ。 違う意味で怖い。 ) だからおかしいんだって。 そんな形で「人生の続き」が出来るなら私もっといっぱい見てる。 ―――したい事があるから幽霊になって成長できる、なんて都合良すぎやしない? ずるずる消えてく方が納得できるな。 ( もっと長くアレと付き合ってみればもう少し分かるんだろうか? あまりにも情報の少なすぎる上、当面無害な幽霊。 私にだけ会いに来る幽霊。 ) あ、空気って言ってもほら、風が起きるんじゃなくって、こぅ、うへぇ、説明できねぇ…! お―――…温度が移動する? むぬ。 いいやもう、帰ろう! 今日はもうあいつ来ないよ。 ( 語彙が足りないのかそういうのを説明する言葉が存在しないのか、満足な表現が出来なかった。 いつまでもこんな所に居てもしょうがないし、と歩き出す。 ) 暇ならさ、どっか服買いに行かない? 今度でもいいけどさ。 ( 小さく振り返って言ってみる。 なんか意地でも他の格好を見たくなった、だけ。 ) [Wed 15 Aug 2007 01:08:53]
◆跡野末理 > 素行不明、人相悪し、と… 男の子? 女の子かな。 ( エミキーだし、とか何か失礼な。 男友達もいるみたいだけど… でも多分女の子だと思う、なんとなく ) ―――ものによるでしょうけど、何でもありじゃない? 死んで肉体が無くなった人間がよく分からない状態でそこにいるってだけで、私には驚きよ。 死んだ後も 『成長する』 なら、やっぱり私は、それって人生の続きだと思うんだけど――― 伝えたいことがあるとか、したいことがあるとか、何かに縛られてそんな状態になっている人が解き放たれるとすれば、変われなきゃどうしようもないでしょ。 そのまま、体力が尽きるみたいにずるずると消えていくんじゃない限りは。 ( 何が引っかかる? と首を傾げながら、並んで歩く。 独り言みたいな調子だし、別に突っ込もうともしないけど ) ―――悪魔は名前を知られるとその相手に仕えなきゃいけないって言うわよね。 アマウラにも忌み名信仰って… でもま、そんな大事な名前だったら隠されて、学籍簿なんかに載ってるのとはまた別かもしれないけど――― ( 卒業アルバムなんて気の利いたものは無いだろうか。 ましてや写真なんて望めない? そもそも卒業していないと思われるその人が、載っているかどうか分からないけども ) 結局のところ、実感できない程度の変化を察知するのがそれだって、私は思ってるけど。 空気が動くなら十分ね。 …肉体が無いのに空気が動くっていうのも私には不思議。 まあ… 空気くらいなら動かせるって言うのかな… ( ―――それにしても、『空気が動く』 か。 特に訓練など受けていないだろうに。 かなわないなと、複雑な面持ちでお下げを弄う ) [Wed 15 Aug 2007 00:55:35]
◆寒河江未希 > さぁ、悪い事してるのは見たこと無いし、された事も無いけど。 なんかいつも睨んでるみたいな顔してるから怖いといえば怖い。 ( まだその辺に居るんじゃないかとか思わず廊下を見渡しながら。 本当にあいつの考えて居る事は分からない。 そも、“幽霊”と仮定しているソレが本当に死んだ人間の魂かなにかで、まともな思考回路があるのかも分からないんだから。 ) 死んで肉体が無くなった人間が「考えたり」するのかね。 「考える」って事は知識を得たり新しい発想をしたりする事だ。 それは「死んだ後も記憶が増える」「成長する」って事か。 ( 違和感。 肉体を無くした人間の記憶はそれ以上増えないんじゃないかとも思う。 記憶する為の脳が無いんだから。 それじゃ何でアイツは死んだ後になって私と「知り合ったり」「覚えたり」するのか。 途中から独り言みたいになって、窓から見える中庭を見下ろしながら廊下を歩き出した。 ) まぁ、名前くらい知れたら知れた出とか思わなくもないけど。 アイツ自分の名前教えてくんない。 「気配」っていうの、よくわかんないなぁ。 居れば空気は動くよ? [Wed 15 Aug 2007 00:40:13]
◆跡野末理 > ―――そうね。 ペストは怖いわね。 …上手く根絶やしにできればいいけど… 数が増える度に戦争じゃ、まいるわ。 ( つまらなそうにではあるものの、こっくり頷いて。 ちょっと未練がましく黒板を撫でてから、教室を出る。 ―――憑かれてる、シャイ、それらの特徴が、彼女にこの間聞いた 『夜しか会えない友達』 と重なった。 そう、『いつもの奴』 ) ―――悪いものじゃないのよね? よく分からないって言ってたけど。 …何でも興味持って接すれば良いってモンじゃない、わ。 まあ、エミキーなら大丈夫でしょうけど… ( ううん、と釈然としない面持ち。 見回してもみても、それらしい人影は見えなかった ) 学校からは出られないみたい… だから、死んだ学生の記録を探してたの? 今も、興味ある? ( ちょこっと調べて、具体的に何を調べるのかが分からず、そのままになっていたが。 …それとも、見えもしない自分が、でしゃばることではないだろうか… ) ―――気配? 私も、ちょっとは敏感なつもりだけど… ( 『かなわないわね』 とため息混じりにぽそり ) [Wed 15 Aug 2007 00:30:04]
◆寒河江未希 > ようするに―――なんだ、何でも興味持って行動すれば良いってモンじゃないってこった。 アンタ多分へンな病気貰って死ぬぞ。 ( 今度のだってまぁその辺洒落にならないし。 危険と興味は秤にかけとけって話。 「ただの学生」なら。 ) 「いつもの奴」だよ。 最初は遠くで見かけただけだった。 暫らく見なかったけど、最近になってよくまた見かけるようになった。 少しずつ見かける距離が近付いてって、そんで話しかけてみたら意思の疎通は出来るようになったって感じ。 いや、なに考えてんのか相変わらず分かんないけど。 アイツ、“学校からは出られない”んじゃないかなぁ。 ( 学校の外で見たことは無い。 大抵、中庭にぼうっと立っているし、昼間は私でもあんまりはっきり見えない。 ) あれだ、目で見るっていうか―――――こう。 ええっと。 あの、感じる? アタリをつける…じゃなくってー。 輪郭が…あー、説明できない。 [Wed 15 Aug 2007 00:18:05]
◆跡野末理 > ―――うん? 動物でしょ? ( 何かおかしいだろうかと、きょとん。 『動きを見るのが面白い』 という観点なら、このニンジャは人間だって 『動物』 に含むかもしれない。 けれどそれとは別に、獣じみていると伝えられているラットマンの行動が、自然とそう口にさせた ) 〜動物の演技とか、することあるかも? …ああ、観察眼が重要っていうところでは、エミキーに向いてるのかしらね。 ( ひとりごちて。 面倒くさいのは確かにそうだけど、何を着てもいいと言われると困るのだと、何度目か自分の制服を見下ろす。 つまんでみたり ) …よく会うんだ? そういうことって、よくあるの? 同じのと、何度もって言うか… 上手く言えないけど。 ( ふと憑かれているんじゃないか、なんて。 文字は読み取れない黒板から、エミキーに向き直ろう ) それにしても、シャイねー… 気になるんなら出て来て本人に聞けばいいのに。 …それともエミキーがどう見てるのかを知りたいのかしら… ( だったら、私と同じだ。 微苦笑 ) [Wed 15 Aug 2007 00:08:59]
◆寒河江未希 > 動物て。 獣…「人」ね? 鼠獣人。OK? ( まぁコミュニケーション不能で問答無用の簒奪者なんて動物みたいなもんか。 でも本当、ソレには興味ない。 想像できる範疇だし、別に珍しいものを見て回りたいわけでもなし。 ) 私ゃ芸能学科だよ。 …まぁなに、面倒臭がってそれしか着てないのはアンタじゃないのかっていうか。 ああ、もう1人の方は数に数えなくて良いよ。 ソレ書いてたヤツだから。 知り合いっつうか、まぁ、ご名答? 言葉、喋れないから。 最近ようやくソレでコミュニケーションとれるようになってきた。 ( 都合悪いと無視するしいきなりいなくなるけど、と普通に笑いながら続けた。 さっき不意に居なくなったのも、アトノマツリが来たからかもしれない。 “幽霊”は私以外には見えない癖に、他にヒトが来るとどこかに行ってしまうような奴だった。 ) [Tue 14 Aug 2007 23:54:31]
◆跡野末理 > イヤ。 どうせ行くならエミキー引っ張って行かないでどうするの。 ( 即答して、同種の笑顔で答えよう。 どうしても見たければ一人でだって行くけれど、今回は、エミキーがイヤならやっぱりいいや。 ペストとかは本気で怖いし ) 何であれ動物の動き方を見るのって面白いじゃない。 どうも変異種みたいだし、興味が無いなんて方が無関心過ぎるのよ。 〜学生の本分は勉強でしょ。 ( しれっと。 ただ人に染まり切っていない獣人はちょっと新鮮だし、興味があるのは本当だ。 エミキーがそんな風には見えなければ、微妙に残念そうにもしてる ) ―――え。 学生なんだから、これ着てれば大丈夫よね? …ぁ、ちょっとこら、ちゃんと洗ってるわよ? ( 一着しか持ってないわけないじゃないと、手を振って ) ―――黒装束や網タイツでうろうろしてたら怪しいじゃない。 てゆか真っ先に出てくるのがその二つって… ( 『しょうがないでしょ、洋服ってよく分からないんだから』 などとぶつくさ――― あれ? ) 〜なんだ、もう一人いるんじゃない? 自己主張だか何だか知らないけど、みんなが面倒くさがってるだけよ。 ( こっちがあるべき学生の姿だと、腰に手を当て胸を張る ) ―――って… 何それ? そんな事書いてあったの? 私の名前? ( それは気味が悪いわと顔を顰めて――― で、なんだか突然だから、やっぱりエミキー絡みなんじゃないかって思ってしまう ) どうして消すのよ? 筆跡とか… まぁ、黒板に書いたのじゃあてにならないけど――― それとも、エミキーの知り合い? 自動書記ってやつ? ( すたすた。 教室の中、黒板の前まで行って、闇の中で目を凝らす。 跡から読み取れはしないか ) [Tue 14 Aug 2007 23:45:48]
◆寒河江未希 > うん、1人でいってくれ。 ( すごいにこやかに微笑んだ。 ) だいたい何で武器持って食料略奪する蛮族なんか見て楽しいんだか。 一緒に退治でも参加してくれば良い。 ( 鼠ったって獣人だ。 探せば市内にだって○○獣人、なんての居るだろうに。 や○ざが居るよ!って見に行くようなモンだ。 さて。 ) いや、その服以外見たこと無いっていうか。 他着ないの? 黒装束とか。 網タイツとか。 いや本当にその服しか見たことが無いの、前々から気になってたっていうか。 知り合いじゃ年中それ着てるのアンタともう1人だけ。 ( 何処で売ってるのかすら知らんというか。 制服なんかあったのかって感じである。 ) “アトノマツリは”とか。 “帰らないのか”とか。 ( 嘘は言ってない。 ) [Tue 14 Aug 2007 23:25:23]
◆跡野末理 > ―――ああ、見に行くのならありね。 ( 大学構内にいるとは思っていないけど。 うん ) でもこれだけ大事になってると、別に私が見なくても良いかなって言うか… 〜あ、もしかして誘われ待ち? 見たかった? ( 『びくびくしてた』 なんて言いつつ実はー? と首傾げ。 続く言葉には、見直されるまま自分の体を見下ろして ) 何、買い物にくらい行くわよ? 芸能横丁は特に興味ないけど… そういう子だっているでしょ。 な、何よ設定って。 どこか変? ( とりあえず、耳ざといはずだ。 ボソリとでも呟かれてしまうと、ちょっと難しい顔でファッションチェック。 どこも乱れてない、すっかり慣れて結び目も綺麗なものだ。 完璧なはずなのに――― まぁ、それは置いといて ) …何が書いてあったの? ( すぐに自動書記とは結びつかないが、エミキーだしそれもあるかとは考えながら ) [Tue 14 Aug 2007 23:15:14]
◆寒河江未希 > そりゃ結構。 「鼠見に行くわよ!」とかいつ言い出すかってビクビクしてた。 あんたもさ、少しは普通に遊びなよ? こぅ…なに、商業地区とか芸能横丁とか歩いてるとこ想像できない。 ( 墓地の裏の林とか暗黒街の屋根の上とかならバッチリだが。 上から下まで改めて見直して、相変わらずの古臭い制服に肩を竦めた。 なんというか魔女とかですらない。 ) 無理があるもんなその設定。 ( 聞かせるでもなくボソリと。 アトノマツリが何でまた、似合わない魔術科だか魔女科だかに在籍しているのかを未だによく知らない。 当人自覚あるかどうかだけど、時々すごい分かりやすく態度に出るから突付いたら簡単に分かるかもしれないけど。 ) 別に私が書いたんじゃないしけど。 残ってると多分気持ち悪いから。 ( 笑うでもなく、恥らうでもなく、真顔でそう言った。 断片的で覚束無い薄い文字の羅列。 多分それだけ見たら結構気持ち悪いと思う。 まぁ書いたヤツがズバリアレだから気持ち悪いのは正解かもしれないけど。 ) [Tue 14 Aug 2007 23:00:20]
◆跡野末理 > ( 構内の徘徊とは別に、大学の外へ出ることはあまり多くない。 時代遅れの制服をかっちりと着込んで、流行などに興味を示さないとそれこそ亡霊か何かのようだ。 二回生にヌシの貫禄は無かった ) ( 今日もここに居るのが一番自然な格好で。 闇に溶ける色のセーラー服とお下げ髪。 でもあまり着られていないとなると、結局不自然かもしれないが ) ―――今のところ入り込む隙は無いわね。 ペストとなると大学も本腰入れて守るんじゃない? 引っ張り込むのも気が引けるし、今回のアレは見送るわ。 〜もう、今日明日にでも鎮圧されるんじゃないかしら? ( 『そんなことしない』 とひらひら手を振って。 脈の無さそうな返事につまらなそうに肩を竦める。 あんまり興味を示すのも喜ばれないようだから控えめにしているつもりでも… そんな風にとぼけられたって、背後の教室を覗き込まずにはいられない。 やはりチョークの粉までは見えず――― 一歩、二歩と中に入って、『ああ、消したんだな』 というニオイに気づくだけ ) ―――落書き? 残しとけばいいのに。 ( 悪戯っぽい微笑 ) [Tue 14 Aug 2007 22:48:41]
◆寒河江未希 > ( 芸能横丁辺りはまだ平和だし、たまに向こうにも顔を出したりしている。 何を買うにしてもやたらと高くてちょっと出かける気にならないのがネックだけど。 珈琲一杯500エンとか取られ始めるとそろそろやってらんない感。 ) ( なんて考えていれば遠くから少しずつこっちに向かってくる足音。 方向的に遠からず遭遇するな、と思った辺りで意図的な足音の変化。 報せる意図があるような感じで。 ) 開口一番だもんなぁ。 鼠でも探してんの? ( 私は別に何か見つける気とか無い、というニュアンスを込めてとぼけた。 背後の室内は暗く、ほんの僅かに黒板ケシのチョーク粉末が舞っている。 昼間なら陽光にきらきらよく見えるだろうけど、今は精々少し埃ぽい匂いがする程度か。 ) [Tue 14 Aug 2007 22:35:10]
◆跡野末理 > ( 誰かや何かに出会うわけでもなく… たまには出会うけど、自分にとっては夜毎の徘徊は変化の無いもの。 おかげで大学構内については多少なりと詳しくなったかと思いきや、どういうからくりかよく道に迷わされるし――― 何をしているのだろうと疑問に思わなくもないけれど、今日こそはなんて期待も少量胸に、何かの模様のような影が伸びる廊下を歩く ) ( 静かにしているけれど人がいるのか。 講義室の中に気配を感じて、『エミキーかな』 と考えたら案の定。 廊下の四角、扉の四角、窓の四角、硬質な視界の中へ例によって一人で出て来た彼女へ知らせるように、少しだけ靴音を大きくして近付いた。 もっとも、そんな必要無いだろうけど ) ―――何か見つけた? ( 素っ気無い声音で。 でも見通せるわけもない教室の方を向きながら、興味津々で ) [Tue 14 Aug 2007 22:26:29]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 例によって、夜の構内を散策していた )』 [Tue 14 Aug 2007 22:12:26]
◆寒河江未希 > ―――全く、消してけっての。 ( 溜息を吐いて立ち上がり、黒板消しで薄い文字の羅列を消していく。 それはいつも私の仕事だ。 暫らく其処で過ごそうかと思ったけど廊下の方が涼しそうだったし、私も教室を出た。 ) ( いつもと変わらない暗い廊下だ。 空は曇っているけど真っ暗闇よりはマシで、等間隔のガラス窓の形に四角く闇を切り取っている。 ) [Tue 14 Aug 2007 22:10:28]
◆寒河江未希 > ( 人が減っていた。 去年と同じだ。 基本的に安全圏で暮らしている大学生連中がそうそう鼠に食われるなんて事は無いけど(商業地区で襲われたなんて話は聞いた)、身内の不幸だとかこんなご時世に一歩でも家から出たくないだとか、夏休みついでにアマウラに逃げたとかまぁ、そんな具合で。 校内は閑散としていて、どの教室もやたら椅子が空いている日が続く。 それはそれで奇妙な光景だし、個人的にはあんまり人が多いほうが疲れるから良いんだけど。 ) ―――…うん、別に良い。 ( 視界に入る筈の人の姿が昼も夜も其処に見当たらないというのは、音も灯りも消え失せて静寂と闇ばかり広がっているというのは、時々酷く、なんだろう、何て言うんだろう。 ) 大きなパーティーとかさ、旅行の帰りとかみたいな感じでさ。 [Tue 14 Aug 2007 21:54:49]
◆寒河江未希 > 幾らアトノマツリとかでも畑荒らす鼠人間にまでファンタジーを抱いたりはしないでしょ。 どっちにしたって嫌だよ、危ないって馬鹿でも分かる。 ( 芸能科なんて道楽みたいな勉強してる盆暗学生に出来る事なんかあるはずも無く。 この1ヶ月間、私は大人しく大人しく日常生活を送っていたわけで。 それでも何か出来る事くらいあるだろう、なんて口煩いヤツは言うかもしれないけど勘弁して欲しい。 足手まといにならないように危ない所を歩かないようにしてるだけでもまだマシな方じゃないか。 誰が悪くて商業地区を歩けないなんて文句の1つだって言って無いし。 こうして何事も無い大学の構内なんかでぼんやりと時間を潰す日々だ。 ) そうだよ、暇人だよ。 [Tue 14 Aug 2007 21:43:34]
◆寒河江未希 > そりゃ何もしないでしょ。 実際的な腕力の行使の前に思春期のモラトリアムなんぞ無力だって誰かが――――あんたどうなのさ。 なんかしないの? ( がらんとした真っ暗な教室で独り、行儀悪く机に脚を上げて背凭れに頭を乗っけて話す。 じんわりとした沈黙の後ソイツは私を睨んでるんだか見詰めてるんだか、またゆっくりと白墨を黒板に滑らせた。 ) あ、そ。 大学の外の事は関係ないんだ。 ( 暗闇の向こうで肯定的な沈黙が返った。 ) [Tue 14 Aug 2007 21:36:00]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 『 空き部屋 』 [Tue 14 Aug 2007 21:29:19]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( 一目、生でラットマンを見ておこうかとも思う。 あまり不思議感はないけれど )』 [Sat 11 Aug 2007 01:24:02]
◆跡野末理 > ( どこまでも続くかのように錯覚させる暗い廊下は、自分にとっては今日もいつもと変わらない。 そんな話をしている場合ではなくなってしまったけれど、合宿どうしよう。 コッタの故郷なら、戦争の影響も無いだろうか―――… 寮で一人暮らしの自分はともかく、この状況で家族を置いて旅行になんて、エミキーは行きそうにないか。 先輩はどうか… そういえば、怪談本の取材でもらったアルバイト代、まだ分けていなかったっけ ) [Sat 11 Aug 2007 01:22:48]
◆跡野末理 > ( そういえば、エミキーと知り合ったのもカタリナの一件で。 『ダークサイド』 や 『寒河江未希』 との関わりは、自分にとってのセンスオブワンダーだったのだと思う。 探究心か暇つぶしか、何にせよ気づけば普通に深夜の校舎を徘徊するようになっていて… だからと言って何か特別なものを得たかと言うと、経験はともかく自身の能力について高められたものは特になさそう。 それが少し悔しい ) ( 自分を忍者(っぽい何か)と見抜き、まだ見ぬ怪物の実態を言い当てた彼女の感覚は未だ分からず、魔術を習ってみても捉えられるのは物質の領域から見て浅い層で起きている事象だけだ。 …もっともエミキーの能力はどちらかと言うと神がかり的なものではなく、圧倒的な現実からの情報収集能力なのだろうけど… ) [Sat 11 Aug 2007 01:00:38]
◆跡野末理 > ( 構内に現れた 『カタリナ』 を秘密裏に片付けて流した 『カタリナの噂』 は今のところ現実に作用している様子は無い。 努力が足りなかったのかもしれないし、何かが間違っていたのかも。 あるいは、そもそも全てが妄想か ) ( 突拍子も無い噂は流行らない。 自作自演にも限りがある。 またあんな事が起こらないかな、などととんでもない事を考えながら、『カタリナ』 の件では人死にも出た。 滅多な事を考えるものじゃないとも思う。 そこまでいくと、単純に楽しんでばかりもいられない。 『名前の無い殺人鬼』 に関わって消えたと思われる少年… 家族に捜索の協力を申し出たものの、その子はまだ、死体すらも見つかっていなかった ) ( やがて動きの無い(ように見える)夜景を見つめているのにも飽きて、もたれていた柵から踵を返す。 ぽっかりと闇の落ちた校舎内へ、まだ見ぬ何かを探しながら ) [Sat 11 Aug 2007 00:32:59]
◆跡野末理 > ( ラットマン襲来の異常性には早々に目をつけていたようで、私兵団に動きが見られたけれど、果たして何らかの成果を得たのかどうか、そこまでは分からなかった。 何にせよ飛燕の草としてごく普通の学園生活を謳歌している学生には遠い話。 学内には市街戦で負傷した者もあるだろうけれど、一部の親しい人間から犠牲者が出ていなければ、ちょっと買い物が不便になるくらいでどうという事は無い。 ―――当たり前の動揺した素振りをあまり見せられない正直さが、諜報員の能力としてどうかというのは置いておいて。 例によってお祭り騒ぎに雪崩れ込んだクラスメートの一団から抜け出して、構内を徘徊するのもいつもと変わらない行動だ ) ―――で。 『ヴェイトス市の夏はただではすまない』 っていうジンクスがあったから今回のこれが起きたのか、偶然か。 いつも何か起きてる街で考えたって仕方ないんだけど――― ( やっぱり気になる。 現実が先か 『噂』 が先か。 検証する術はないものかと、じっとり湿った風に不快そうに顔を顰めた ) [Sat 11 Aug 2007 00:04:00]
◆跡野末理 > ( 構内を何をするでもなく歩き回っていたセーラー服のお下げ髪は、そこに辿り着いて一息。 手すりに肘をついて半ば身を乗り出して 『さすがね』 とひとりごちた ) ( 当然のように人気の無いその場所で、灯りは持っていない。 闇に溶ける色のセーラー服は姿を消すようで、白いスカーフと色白の仏頂面が隠れるでもなくぽつんと浮かぶ ) ( ヴェイトス市の夏は何かあるというジンクスは、ラットマンの襲来で今年も信憑性を増したようだ。 そんな中ヴェイトス大学は平常運転。 市街戦になっているという状況から警戒こそ厳しくなっているものの、巨大な組織ながら統制の取れた対処は付け入る隙を感じさせない ) [Fri 10 Aug 2007 23:49:26]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 封鎖された屋上とはまた別の、屋上 )』 [Fri 10 Aug 2007 23:37:24]
お知らせ > ルゥフィンさんが帰りました。 『( 珍しく頼り甲斐のある台詞。ちょっと格好良いじゃないか。 )』 [Sat 21 Jul 2007 01:11:54]
お知らせ > ドロシアさんが退室されました。 『( そして、二つの影は一つに。 そのあと、私達はとっても仲良くなった。 )』 [Sat 21 Jul 2007 01:07:24]
◆ドロシア > ( 挑戦状と受け取った。 しかし大聖堂に縁のなさそうな二人である。 ) ふむ、失ったものは其れなりに多いですけれど、これも等価交換ですわね。今になってからこそ言える事ですけれど( きゅ、と組んだ腕を引き寄せつつ。あの時の自分ではダメだった、という事だろう。やり直しのように腕を組んで構内を歩けている現状、満足している。 何となく、何の根拠も無いけれどうまくいきそうで 少し背筋を伸ばして。 ) 大きいお兄様方ばかりが食いついてこない事を祈りたいものですわね。最近の子供は冷めていましてよ?( 魔法少女って言葉にどれだけ反応する事やら。 ) 魔術師のギルドは一つではありませんから、そのどれかにコネはあっても困らないと思いますけれど、ね。 ( ちら、と伺えば 少し恥ずかしげに引き寄せられる腕。くるり、と位置を変え 逆手を腰に回すようにして正面に向き直り ) 期待して下さって、よろしくってよ。( ちょっとだけ、自信を持って ) [Sat 21 Jul 2007 01:06:04]
◆ルゥフィン > ( 大聖堂とかで始めたら末期症状かと。 頑張れ私の自制心。 人がやらないからこそやる価値g ) あれこれやってみて失敗成功はあるけどさ、何もしなければ絶対に何も起こらないわけよ。 やってみた結果をクヨクヨしても仕方が無いじゃない。 良かった所を探した方が建設的っていうか。 ( べっつに腕組むくらい良いでしょ、と堂々歩く。 真昼間だったらまぁちょっと人目も多いけど、幸い人の少ない夜のこと。 噂になったらなったでまぁ、人のツレに手を出す輩が居なくなって良いんじゃないかしらん。 ) む…ちょっと顧客の興味を引く単語かな、とか思った程度よ…! まぁね、ギルド入りしないで何かしようってんだから、それなりに努力は必要だわね。 ( 実力勝負、か。 まぁ嫌いじゃない。 自信もある。 ) まぁ、後は――――頼れるパートナーが欲しい、とか? ( 遠回しに遠回しに言ったつもりがどう考えても直球過ぎ。 思わず目を逸らしつつ、組んだ腕は少し強めに引き寄せた。 ) [Sat 21 Jul 2007 00:51:06]
◆ドロシア > ( だが反省はしていない!またそのうちで羞恥ぷr―― ) ルゥフィンさんは前向きですわね。私も今思えば何を躍起になっていたのだろう、と思うことはあるのですけれど どちらが良いとも悪いとも言いがたいですわ。でも、ルゥフィンさんと再会できた事は、それはもう。( 両極端すぎってハナシ。お蔭様で今は大分上向きか。ある意味で魔術は完成した訳だし、照れっ ) って、あっ あの・・・ 見られますわよ?( 腕を取られ今更、ってなモンだが 大学内はまた違った空気と時間が流れてる訳で 人聞きとかもあるんではなかろうかと心配して見る所存。 そんな事言いつつも歩幅を合わせたり、寄り添って見たりと乗り気だが。 ) その言葉には危険な言霊を感じますわ。踏んではいけないフラグというか、予想に反してそれはもう赤面じゃ済まない出来事を体験したり・・・!( しゃべるステッキにキヲツケロ、ってなオハナシ。 ) まあ、折角専門課程を終わり、一人前の魔術師として通用するレベルなのですからこのまま、というのはマズいと思いますわ? [Sat 21 Jul 2007 00:34:14]
◆ルゥフィン > ( 鍛錬所とか図書館とか仕事斡旋所とか屋外比率の高さとか本当に皆様ご迷惑おかけしております。 乱入来てもそれはそれで色々…頑張る! ※間違った努力 ) ま、そういう事ね。 根詰めないでゆっくりやれば良いじゃない。 案外今回り道したお陰で後で良かったって思う事もあるかもだし――――「さん」付けも別にそんな嫌じゃないけどね。 そういう風に呼ぶのあんただけだし。 独特っていうか。 ( 努力必要なのか、とか呆れたように目を細めつつ後ろからついてくる手を引いて腕を絡めて隣に並び。 やっぱり隣が良い。 前にも言ったけど、私は対等の付き合いじゃなきゃ嫌なのだ。 ) ちょ、なにその顔…! なにそのリアクション…!? 認識になんか温度差を感じるわよ…!! ( 思わずこっちまで赤面だ。 そんな大層な意味もなく使った言葉だったのに! ) [Sat 21 Jul 2007 00:21:37]
お知らせ > ドロシアさんが来ました。 『(ドロシアは挙動不審だ!)』 [Sat 21 Jul 2007 00:13:33]
◆ドロシア > ( 初めの勢いのまま飽きもせずヤりっぱなしな訳で、回数もペースも異常なレベル。後先どころか時と場合すら選ばなくなりつつあるからかなり危険信号点滅中だ。 ) まあ、それもそうかも知れませんわね。そもそも、寮に住まわせて自主的な活動を認めていたわけですし―― 気分転換・・・ 以前はそこそこやっていたように思うのですけれど、何か、ペースが狂ってしまって上手くいきませんわ。まあ、気分転換といえば、今現在の日常が気分転換と言えなくも無いのですけれど。( むに、と圧し掛かってた重みが無くなってちょっと不満げ。ほんの少し口を尖らせて、その後ろを付いていく。 ) だ、だって・・・!よ、呼び慣れなくて居心地がー・・・ッ う、うう ど、努力いたしますわ。( しょんぼり。呼び名一つで今更、ってなモンだが。 )―――・・・ まほーしょーじょ?( 「は?」ってな顔で硬直した。まほーしょうじょ。ふりふりでひらひらでふぁんしーなステッキを手にテンション高く体操のおねーさんよろしく愛想振りまく図が一瞬過ぎった。ぺっかぺかの笑顔で。 ) そ、それはアリですの・・・・!?( 何故か顔赤くして微妙に視線逸らしつつもでぃもでぃ ) [Sat 21 Jul 2007 00:08:11]
◆ルゥフィン > ( それはそれで寂しくなりそうな…とかこっちが思っちゃ世話無いのだ。 っていうか最近の私達が明らかにドを越してるわけで、うん。 避妊とかそぉいうのも含めて。 若さ故の暴走か。 ) ま、どうとでもなるでしょ。 イザとなったら亡命でもなんでもするわ。 1魔術師如きが言うこと聞かなかったくらいで大事にはしないとは思うけど。 ( ま、悪名高いアングリマーラだ。 心配されるのは分からなくも無いが。 小娘1人に躍起にはなるまいとか軽く考えておく。 ) 読書も研究も嫌いじゃないけどね。 時々外で発散しないと調子は出ないわ。 気分転換上手になんなさいよ、あんたも。 根詰めて失敗してこういう状態なんだから。 ( さて、と少し構内でも見て回ろうかなんて身体を離した途端、ヘンな疑問系キタ。 ) あ、あー、ええっと…うん、っていうか何ですぐ「さん」に戻るかな…! いいけど…私? そーね、内職レベルでいつまでもってのもね――――いっそ知名度上げて起業しようかしらん。 元手はある程度貯金もあるし。 もっと具体的な「魔法少女が貴方のお悩み解決します♪」みたいなのを。 ( 少女とか言った。 最近は19歳でも魔法少女って名乗って良いらしいよ。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:55:37]
◆ドロシア > ( 復学したらそんな時間もちょっと減りそうだ。 それで腰が引けてるってのもある訳だが―― 何だかんだで一緒に構内に入り込みそうだし、それはそれd―― ) 猶予期間、といったところですわね。立場が少々難しいのが気になりますけれど。( 気楽に見えるけれど、それなりにしがらみもあるようで、とほ、と。自分はクリスティアの出な訳で、その、色々と気になる所。ほら!避妊とかしてないs ) ええ、それは勿論。机に向かっているだけで極められる程魔術は甘いものではありませんし―― ルゥフィンさんはフィールドワークの方が得意そうですわね。( ちょっと歪んだサインの書かれた書類を眺め、とほほ。でも、うん。 ) あの・・・ あ、ありがと ル・・・・・・ ルゥフィン?( 二人羽織りのまま、賑やかしく後ろで明るい話題をふってくる声に、赤面してうつむきつつ、上ずった声で敬称をつけずに呼んでみるテスト。疑問系。 すとん、と提出用のボックスに投げ込み。 いっ、言っちゃったー!とか頬を押さえ。 ) え、えと 私は復学するとして、ルゥフィンさんはどうなさいますの?今の所、暇を見て内職をしているようですけれど。 [Fri 20 Jul 2007 23:45:20]
◆ルゥフィン > ( いい加減昼過ぎまで締め切った部屋で過ごす悪習をどうにかしなければ、と思いながらも刹那的な幸福感にずるずる。 ちょっと自己嫌悪。 我慢って好きじゃない。 ) いちお、全く国と切れたわけじゃないわよ? 定期的にレポート送ったり、ヴェイトス市でしか出来ないような仕事貰ったりしてるし。 宮廷入りの話も無くなったわけじゃないけど――――まぁ、修行中の身です、みたいな具合ではぐらかしてるわ。 若い内からあんな所に閉じ篭るのもつまんないし。 ( なにより、今はヴェイトス市のほうが楽しいのだ。 ヴェイトス市大学に入学して卒業してはや5年、すっかり都会っ子に染まった田舎者。 幼少からの貧乏暮らしの反動かと思うと我ながら俗っぽい。 ) うちは貧乏農家だったからねー。 …まぁ、そういう話は分かるけどさ。 全部が全部じゃないでしょ? 閉じ篭って専門知識ばっかり追っかけるより、やっぱ外に出て広く見識を持った上でっていうか――――まぁいいや。 はいはいっ、あとはこれ提出したら復学ね! 私も臨時講師とか出来ないかしらん? 箒乗りと基礎詠唱と魔化儀式くらいなら教えられそうだけど。 ( 二人羽織り状態のまま書類を確認して、よし、とか勝手にOK。 ドロシアは頭は良いけど思い切りが悪いというか、ネガティブになり易い。 御節介でも背中を押してやらなきゃとか、思うわけで。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:24:52]
◆ドロシア > ( そんな訳で、一日の大半をベッドの上で過ごすような自堕落な日常を送っている訳である。寝ても覚めても以下略でそりゃあ体力も付こう、って話で。 ) そういえば、そうだったんですのよね。国の援助も受けていたのではなくって?大丈夫なんですの?( 下手を打てば国家反逆罪である。宮廷魔術師、という言葉を聞いて首を傾げ。 まあ、こうやって笑ってすごしてるからには何とかなっているのだろうと思いたい。 ギルドが面倒、というのには概ね同意する。 自分も所帯染みたギルドに興味は無い。 肩に手を置かれ、むに、とナチュラルに押し付けられる肉感にキョドりつつやや反り返る。 書類の必要事項はチェック済みだが、サインだけが無い。 ) ふむ、ルゥフィンさんはまだ初代の魔術師でしたわね。代を重ねた魔術師というのは何かと縛られるもの。私とていずれ家伝を継承せねばなりませんし、それは魔術というものの性質上、誰とも共有できないものですもの。仕方がありませんわ。って、ちょ・・・ ルゥフィンさん、当たっt―― ぁ・・・ や―― ( ンな事言ってる間に、二人羽織りのように後ろから覆い被せられる形で強引に用紙にペンが付けられた。促されて不器用にDという文字をなぞりかけ、観念したように溜息をつき、サインをする。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:08:22]
◆ルゥフィン > ( まぁ再会のきっかけは本当に偶然以外の何者でもないし、割愛しよう。 ようするにその「魔力回路の故障」の一端に自分の存在があったというのが腐れ縁の切っ掛けで。 今じゃロクに宿にも帰らないでドロシア・E・オーゼットの部屋に入り浸っている。 自堕落はいかんなぁ、とか思いつつも。 ) あれこれあって当時の予定と随分狂っちゃってるけどね。 まぁ今思うと宮廷魔術師なんて本当になりたかったかって、疑問だし。 ギルドはギルドで面倒が多いし。 ( そりゃぁ、当時つるんでた連中が居なくなったのが寂しくないといえば嘘になるけど。 元々、卒業後は私自身が真っ先に国に帰って消える筈だったのだ。 引き摺ったってしょうがないし、それで暗くなるのは馬鹿馬鹿しい。 別になんてこと無い、って顔してドロシアの肩に手を置き、後ろから書類を覗き込む。 まぁーだ最後まで書いてないし。 ) 古臭い考え方よ。 1人で考えて出した研究なんてどこまで公正に出来てるか分かったモンじゃないわ。 独り善がりって怖いじゃない? ぶっちゃけた第三者との意見交換ってやっぱ大事だわ。 ( とか言いながらドロシアのペンを持つ手を捉まえてこう、強引にサインを書かせるように用紙に近付けんと、なんか、こう、性質の悪い契約書にサインさせるマフィアみたいね私。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:47:55]
◆ドロシア > ( 生命力を魔力と呼ばれる万能のエネルギーに変換するため、肉体改造を積み重ね造り上げた擬似神経―― いわゆる魔力回路などと呼ばれる物が故障し、魔術師でありながら魔術を使う事が出来ない。 また、優れた魔術師である為に鍛えていた身体能力も低下し一時は歩けもしなかった程―― それが改善していないというのに復学しても・・・。 気弱な言葉を吐かせるのはそんな気持ち。 出来て当然だった事が出来ない、というのは非常に精神的に辛いものがある。 けれど、近寄らないようにしていたのにもう中に入って復学の書類を手にしてる訳で、胃の辺りが重い。 物憂げに溜息を吐き出し、サインの終わっていない書類を眺める。 ) ルゥフィンさんが卒業なさってから随分経ちますものね。 ( 「居なくなった」 少し懐かしむような、寂しそうな横顔が憂鬱。その輝かしい思い出の中に自分の姿は無いのだし。 ) それはそうなのですけれど・・・ 魔術師って、そういうものではありません?( 人としてどうか?という所だが、魔術師としてはそれほどおかしい事ではないと主張。研究に没頭して人付き合い所か寝食すら疎かなるのも才能の内。 ) まあ、魔術を学ぶにあたって、此処より設備の整った場所はそうはありませんけれど。( 認めたくないが、それは事実だ。必要なものは殆ど手に入り、専門的な資料も図書館の比ではない。個人で工房を構え1から積み上げるよりも蓄積があるほうがよっぽど楽という話 ) [Fri 20 Jul 2007 22:33:07]
◆ルゥフィン > ( 学生時代は結構無茶苦茶やったもんだ。 幽霊とタイマンして返り血まみれになったり、落書きと格闘して市街を飛び回ったり、怪しげなエステとかトリートメントのテスターを買って出たり。 クラスの仲間内でも馬鹿ばっかやって、寮じゃブラックリスト入りしてたっけか。 まァ、良くも悪くも目立ってた自覚はあるし、陰ながらの努力の甲斐もあって成績優秀者として無事卒業も出来た。 というか成績良くなかったらただの問題児だっただろう。 卒業制作で作った超高速飛行箒“Circus”はちょっとした代物。 今も愛用している。 ) …当時の連中は皆居なくなっちゃったけどねー。 ( で、当時殆んど接点が無かった(というかアプローチにすら気付いてなかった)クラスメイトが今は不思議と隣に居るわけで。 まぁ、相変わらず波乱の人生ってことか。 ) 此処まで来て何言ってんのもー。 家でうじうじしてるより何倍か真っ当じゃない。 最近家族とあたし以外と話してる? 更生更生。 ( 腰に手を当てて胸を張り、つかつかと歩み寄って口を尖らせる。 ここまで連れて来るのだって一苦労だったが、まだ言うか。 当時私にライバル心を燃やしてたって言うけど、見る影も無い。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:17:45]
◆ドロシア > ( 毎日の運動(へしおれるくらいちょうはーど)の賜物か、漸く人並みの体力を取り戻した昨今。引き篭もり生活からいい加減脱出しろと尻叩かれながら訪れたのは目下休学中のヴェイトス大学。 しかし気が重い事この上ない。 エリート魔術師としての輝かしい功績から一転、引き起こした魔術事故の影響で魔力・体力ともに一般人にすら劣ってしまい、多少の改善は見られるものの現在進行形な訳だ。 帰りたい。 それが1年ちょっとでガッツリ後ろ向きになった正直な気持ちだけど、バッチリ付き添われてる訳で退路がナッシン。 )・・・ ルゥフィンさん。やっぱり、気が進みませんわ。( 書き掛けの復学手続きの書類から情けなく眉がハの字に下がった顔をあげ、カレー色したカエルの絵を見てテンション高めな付添い人を振り返る。 ) [Fri 20 Jul 2007 22:09:35]
お知らせ > ドロシアさんが来ました。 『 気が重い 』 [Fri 20 Jul 2007 22:09:26]
◆ルゥフィン > これまだあったんだ。 あたしの輝かしい功績の1つね! ( “カレールゥーフィンカエル”とかプレートに書かれた黄色い蛙の絵。 一般出入り口付近の壁に並んだ展示物の中に紛れてその絵はまだ其処にあった。 二年位前だっけ、学生時代に私とクラスメイト二人が発見した新種の蛙だ。 名前が微妙に馬鹿にされてるみたいで気に入らないが、どうもこの蛙、カレー味らしい。 ウコンでも含んでるのかしらん、とか未だに謎の生物に首を傾げた。 久しぶりの大学はあんまり変わってない。 そりゃま、1年やそこらでそんなに変わるわけ、ないんだけど。 それでもこの空気、この臭い、なんか無性に懐かしくなって浮かれるってもんで。 ) [Fri 20 Jul 2007 21:55:37]
◆ルゥフィン > (なに今の色。_| ̄|○) [Fri 20 Jul 2007 21:48:48]
お知らせ > ルゥフィンさんが来ました。 『 うは、なっつかしい――――。 』 [Fri 20 Jul 2007 21:48:11]
お知らせ > 水蓮さんが帰りました。 『(水蓮先生、減給してもいいですか―――愛のためなら) 水蓮 も もう駄目 だ』 [Thu 19 Jul 2007 01:36:53]
お知らせ > ドリィさんが退室されました。 『(あっ、けど留年すれば一年長く学生が出来るから――…) ドリィ は もう駄目 だ』 [Thu 19 Jul 2007 01:34:49]
◆ドリィ > 星が綺麗な―― 私、そう言う空…描いてみたいです。 その星空の下に居る先生、も―― (ロマンチック、ですね…なんて、少し本気で口に出してはにかめば、今夜はそんな事を二人で語り合える事を、とても嬉しく思うだろう。 そして、多分明日も級友に「負け犬がまたおかしくなった」と言われるだろうな――なんて、露ほど思わずに。 恋愛は人を強くする魔法の薬である。けれども、用量用法はキチンと守りましょう―― このままじゃ、今度は本当に留年するから。) [Thu 19 Jul 2007 01:26:37]
◆水蓮 > そうだねー、星のきれいなところがいいかなー。 ふたりでグラス傾けたりしてー。 ( ロマンチックー、なんて抜かす人形教師。 今日はそう、語ろう。 楽しいことを楽しく語ろう。 ふたりで。 そう、後に色ボケ呪い人形と呼ばれるかもしれない教師は思った。 ちゃんと講義はしてください、と助手に無表情に言われることをすでに予想しながら――― ) [Thu 19 Jul 2007 01:20:47]
◆ドリィ > (「こちらこそ」 その言葉と微笑みに、思いっきり顔を綻ばせながら、コクンと頷けば… 今度はえへへと微笑み返し、それからゆっくりと身体を離して姿勢を直そうとするだろう。) あ、先生… 旅行、行くとしたら何処にします、か?(そして、姿勢を直しながら問い掛けるのは… そんな言葉。 私、ヴェイトスから出た事が無いから、あんまり分からなくって… なんて、少し苦笑しつつ付け加えて続ければ… 今夜は、居られるギリギリまでこれで先生と語り明かそうかな…なんて、思うだろう。 えっちとかは、心の準備と覚悟が出来てから―― それと、頑張った時のご褒美に。 そう、一時期酷い恋愛ボケで進級が危うくなった少女は、勝手にそんな事を心に決めながら――) [Thu 19 Jul 2007 01:17:04]
◆水蓮 > ( なにやら深呼吸する彼女。 かわいいなあ、もう、とかしか考えられない駄目教師。 人形の顔には出ないが、心中かなりにやけていた。 ) うん? うん、どういたしまして、かな。 ( わからないまでも、水蓮は小さく微笑んだ。 それから小さく付け足した。 「こちらこそ」。 ) [Thu 19 Jul 2007 01:08:39]
◆ドリィ > あ、は、はい。そ、の… 歩いてる人、追いかけて引き離された事とか、あります、から っ(なんて、相当に熱暴走気味な所為か、そんな笑い話にもならない事口走れば… そこで我に返り、慌てた様子で深呼吸一つ、二つ、三つ四つ五つ。 吐いて、視線を向け直せば…其処には首傾げる先生の姿。 それに、今度は恥ずかしさで顔が真っ赤になり――…) ―――――…… んっ… ふふ(…―― そんな自分に、 少し前までは、こんな風に誰かと触れ合う事なんて無いと思ってたのにな… なんて、思って苦笑一つしてしまえば、顔を上げて… ) 先生、ありがとう、ございます(… 今、一番言いたい事を、不意打ち気味に口に出し―― それから、ちょっと変ですね、私 なんてまた、苦笑するか) [Thu 19 Jul 2007 01:04:00]
◆水蓮 > あー、ドリィも体強くはなさそうだからねー。 お互い無理しないようにだね。 ( まるでお年寄りのようだが、相互で内容に微妙な差がありそうでもあった。 実に楽しい妄想をしてらっしゃるらしい彼女に、またも小首をかしげる人形先生。 ) え? え、あ、うん、こちらこそ、よろしくおねがいします……? ( 勢いに押されて、水蓮は咄嗟にそう答えた。 温度差により気流が生じそうでさえある。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:59:08]
◆ドリィ > えっと、その… はい、私も…多分、そんなに身体動かしたら… 足とかガクガクに、なっちゃいます、から―― (なんて、真っ赤な顔で、何処か相槌打つ様に? そんな風に言葉返した後、深呼吸二つすれば… 胸に手を当てて、先程の言葉をまた反芻―― 擬似セックス。 先生とはキスがソレの代わりだと思っていたモノ。 何処か異国の地、二人きりの部屋で身体を重ねあう二人。 黒ミサの時の様なソレとは違う、きっと… 優しくて、安心出来るような――此処までたっぷり30秒の思考。 そこまで考えて、またオーバーヒート起こせば、じっと顔を先生へと向けて―― ) ふ、ふちゅつかものですが、よろしくおねがいしまふっ(―― 首傾げる彼女の眼前の少女は、見事に熱暴走してしまった様だ) [Thu 19 Jul 2007 00:53:12]
◆水蓮 > ( 実にファンタジー溢れるかわいらしい幻想なのだよ。 とかなんとか、抜かしそうな人形である。 ) うん? ………うん、なしだよ、勿論。 実際、私も限界まで体動かすなんてないだろうしね。 ( 言動において情緒に著しくかける人形であった。 肉体を既に失った水蓮にとって、性交というものは懐かしみはしても羞恥はないのである。 無論、望めば二つ返事だろうというくらい。 そんな鈍感だからして、真っ赤になる彼女に、かくん、と小首を傾げてみたり。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:44:37]
◆ドリィ > はい、私も… 冒険とか、怖いです、から―― (なんて呟く少女の頭にある冒険は、地下深くに潜ってドラゴンの炎と転がり来る岩を掻い潜る様な、そんなインディアナな… 実に本で読んだような感じのソレだろうか? またさておき) そう、なんです、か? え…擬似、せ… え? ええ? あ、え? あ、は、はい…その、危険なのは、無しですよ?(不意に耳に入った驚きの言葉。 それに、顔を赤くしたり目を丸くしたりしながら驚いた様な声を何度も漏らせば… また、深呼吸一つ二つ、して―― それから、真顔で頷き一つ。 してみせるも、その顔は見事に真っ赤に彩られてしまって、いるだろう。 そして、追い討ちに投げ荒れた戯言に、その赤は…またボンっと爆発、するか) [Thu 19 Jul 2007 00:40:20]
◆水蓮 > あははー、大丈夫だよ。 私も危険な目にはあいたくないから、冒険はしないよー。 それに、私はそれほど脆くはないからねー。 単体で土木工事とかは無理だけど、まあ擬似セックスとか日常の限界レベルまでなら大丈夫だろうし。 …………うん、まあなんにせよ危ないことはしないよ、ドリィ。 ( その願いは受理されたからね、と。 戯言めいたことを言うのだ。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:31:25]
◆ドリィ > は、はい… 私も、言ってから…なんだか、凄く恥ずかしくって… (けらけらと笑う先生と対称的に、恥ずかしげに俯いて上目で見遣れば… 向けるのははにかむ様な笑み。 浮べて、せめて先生の身体だけはと思う様に抱き締め続けるだろう。 だって、それしか出来ない、から) …… はい、先生。 ぁ… そう、ですね。 えぇっと… 私は、その…先生と一緒なら―― あ、けど…危険なのは、駄目ですよ? だって、その―― (先生が壊れたり、私が死んじゃったりして離れ離れになるのは、嫌だから―― ぼそぼそと呟く言葉に含まれる、ちょっとした願い。 それは、二人で一緒に居続けられる事。それが、多分一番の幸福だと、思うから) [Thu 19 Jul 2007 00:24:41]
◆水蓮 > あはは…………なんだかちょいと恥ずかしいねー。 青春って感じだねー。 ( けらけらと笑って、水蓮は言う。 とてもとても、真面目だから。 心が強く、受け止めたから。 笑う余裕が、ある。 ) んふふ…………憶えているよ、ずっと。 だから―――まずは、今を楽しもう。 海にでも行こうか? それとも山? 島を巡ってみるのもいいかもしれない。 大陸に出てみるのもいいかもしれない。 ………ふたりで。 ( 水蓮の望みは、自己の満足。 知識の限界。 生前の未練。 そして死後に得た望みは、自分と彼女、二人の幸福。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:19:20]
◆ドリィ > (だって、先生が愛しいから。 だって、先生を好きだから。 だって、先生が私の全てを受け入れてくれるから。 だから、あの時に私は先生の侵攻に身を委ねたから。 だから、責任を取って、私の全てを受け止め続けて欲しいから―― 少し、わがままかもしれない、けど。 ) はい、先生… 私も… その後八千年経っても、愛し続けます、から… (けど、今は… その、生まれて初めてかもしれない大きな我侭を隠す様に、慣れない軽口を返して… ギュッと、少しだけ強く、先生の身体を抱き締めるだろう。 私が死んでも、そして何度生まれ変わっても、また先生にめぐり合える様に…その魂の形を身体で覚え込めます様に そっと、願って) [Thu 19 Jul 2007 00:12:53]
◆水蓮 > ( 愛しい、ドリィ。 可愛い、ドリィ。 ―――優しい、ドリィ。 望めば何でも与えてくれるだろう君は、とてもとても優しくて。 残酷なほどに優しくて。 ) んふふー、ドリィ、らぶー。 一万と二千年あともあいしてるよー。 ( 殊更に軽口めいた口調で言おう。 彼女の全てを魂に刻み込んで、千億の夜を超えても憶えていよう。 そう、誓って。 ) [Thu 19 Jul 2007 00:06:27]
◆ドリィ > (互いに微笑み合いながら、ふっと浮かんでしまった不安を何処かへと追い遣り、埋めてしまう。 例え、優秀な頭脳を持たなくても、誰であろうと… コレの結論は出てしまうから―― だから、あえて結論を出さずに埋め… 今は、ただ――) 私も、大好きです… 先生っ(―― 笑みを返して、衣服越しに先生の身体へと自分の体の温もりを伝えようとするだろう。 五十年経とうと、百年経とうと、千年経とうと、一万と二千年経とうと、このぬくもりが消えない様に。先生があり続ける限り、ずっとずっと先生に残り続ける様に… ) [Wed 18 Jul 2007 23:59:31]
◆水蓮 > ( 微笑む彼女に、水蓮は微笑み返した。 明日も彼女は、きっとこうして微笑んでくれるだろう。 明後日も。 来週も。 来月も。 来年も。 例えば五年経てば、美しい女性に成長し、微笑んでくれるだろう。 そして十年たち二十年経ち…………水蓮は、目の端にだってその考えを浮かばせたりはしない。 成長する彼女と、変化しない自分。 ロジカルな演算機構はたやすく解を出すけれど。 ) ……………………だいすき。 ( にっこり笑おう。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:54:25]
◆ドリィ > (それだけ、恋と言う魔法は心をおかしくさせると言う事なのだろう。 どのような形であれ―― さておき) (獣に貪られる様に、無抵抗に唇を…彼女の心を満たすモノを差し出し、与え続ける中、思うのは… 先生と何時までこうして居られるのだろうか、と言う不安。 死んだら、先生と同じになれるのだろうか? それとも、その前に… ふっと、感じる不安―― それを掻き消す様に強く目を瞑れば、縋る様に触れる体、更に押し付け――… そして、不意に感じる息苦しさの直後…) ふぁ… は、ぁ―――― んっ… (離れる唇。 それから漏れる吐息。 その後、呼吸を整える間に数度の口付けを受ければ… 先程の不安も、それに拭われ―― 嬉しそうに、微笑むだろう ) [Wed 18 Jul 2007 23:48:08]
◆水蓮 > ( 互いに互い、聞かれたら赤面するような妄想である。 )( 口付け―――それに伴う感動は、激しい刺激ではない。 ただ、満ちていく。 満たされていく。 けれど果ては見えない。 野蛮なまでに貪欲に、満足すると言うことがない。 求めて求めて求めてしまう。 嗚呼―――このまま酸素を奪いつくして殺してしまえば、彼女は自分だけのものになるのだろうか。 そんな妄想を、しかし水蓮は自ら否定する。 水蓮には心がある。 けれど、肉体から解放されたその魂は、極めてロジカルだ。 夢と現実を、同時に見る。 ) ――――――んっ、は……。 ( それに死ぬまでの僅かな間とはいえ、愛しい彼女が苦しむのは見たくない。 酸欠になる前に、唇を離そう。 それから、啄ばむような口付けを、数度。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:39:50]
◆ドリィ > (なら、その落ちてしまう先生を、私が受け止めましょう。 汚い翼ですけど、嫌いな翼ですけど、多分先生の為なら強く羽ばたけると思いますから―― きっと、その戯言を耳にすれば…そんな背中が痒くなる様な妄想を抱くであろう そんな少女は、再度触れ合った唇の感触を確かめる様に、此方からも… 唇と唇を、手と手を、そして体と体を触れさせ、押し付けていくだろう。 まるで、魂と魂を触れ合わせようとするように。 ) … んっ… ふぅ… んっ… (そう願いながら… 続けていく口付け。 今度は、酸欠になるまで自分からは離さない。 先生が唇を離すまで、それまでずっと…触れ合わせ続けようと、心に決める、か ) [Wed 18 Jul 2007 23:33:31]
◆水蓮 > ( 嗚呼―――先生は堕落してしまいそうです。 むしろ墜落しそうです。 恋と言う底なしの穴に落ちてしまいました。 どれだけ与えられても、そこに尽きません。 ―――なんて戯言を妄想しながら、水蓮は突き出された唇に、こらえ切れないように自分のそれを押し付けた。 砂漠に水を注ぐことを要求するかのように、ひび割れた魂に慈雨の雨を求めて。 絡めた指をきゅっと握って、人形の体をぎゅうっと押し付けよう。 その奥の魂を、触れ合わせようとするように。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:27:48]
◆ドリィ > んぅ… 先生… (離れる唇とは逆に、縋る様に伸びる先生の手。 それに、此方も少し名残惜しげな視線向ければ…その手、そっと自分の手で受け止め、指絡めようと…するだろう。 そして、もう片方の手を再度、彼女の体に…今度は、腰の辺りへと回せば…そっと、微笑み浮かべ――) はい、先生… (今度は、此方から目を伏せて… 唇を突き出すだろう。 先生とは違って、意地悪になれないから。 もう、自分と言う領地は水蓮と言う領主に占領されているから。 だから… 素直に、先生が望むものを差し出して… じっと、磨耗した魂の持ち主を待つだろう。) [Wed 18 Jul 2007 23:23:05]
◆水蓮 > ( 満たされた至福の時間も、有限だ。 離れゆく唇。 ) あっ………。 ( 思わず小さく声を漏らした。 ―――残念。 名残惜しい。 思わず―――とは言っても、この人形の体は意識しなくては動かないけれど―――縋りつくように手を伸ばす水蓮。 磨耗した魂を癒す彼女に。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:17:10]
◆ドリィ > (回した腕から感じる感触は硬くて、触れさせた唇から伝わる感覚は冷たくて、本当に人形そのものな体。 けれども、その体から感じるのは――) ……… ぁん… んんっ… (――確かに、彼女が此処に居るんだろうと… そう確信できてしまう様な、そんな何か。 それを優しく… 優しく抱き寄せる様に、腕回した侭… 口付け続けていけば、感じるのは―― 幸せと、満ち足りた様な… そんな気持ち。 母親の、安心する様な抱擁とも、黒ミサの時の様な自分を解放する様なソレとも違う… そんな、身を委ねたくなる様な、そんな気持ちを感じながら口付け続け――… やがて、たっぷり時間が過ぎてから… 触れさせた唇、名残惜しげに離そうとする、だろうか) [Wed 18 Jul 2007 23:12:46]
◆水蓮 > ( 唇に触れているはずの感触はわからない。 回される手がわからない。 傍にいることも、触れてくれていることも、わからない。 この体は何も感じない。 熱くも冷たくもない、このぬるい体は。 けれど。 ) ………んっ……………。 ( ―――わかる。 かんじる。 魂が、振るえるほどに。 優しさが、伝わる。 愛しさが、こみ上げる。 …………幸せって言うんだろうなあ、なんて、さっきの意地悪も忘れて、感じ入ってしまう水蓮。 きっと彼女になら、この人形の身を、その中の心を、どうにかされてもいいと感じられるのだろう。 ) [Wed 18 Jul 2007 23:07:39]
◆ドリィ > (恋の力は人形先生に致命的な一撃を与える程に恐ろしいのか…それとも、この小動物っぷりが恐ろしいのか、兎も角… そんな彼女がにっこりと答えてくれれば、思わずパァっと表情を明るくするだろう。 そして、まるで花嫁がする様に瞳伏せて唇を突き出す先生の前… ドリィは、徐に深呼吸一つ二つ三つとすれば、ゴクリと息を飲み――) で、では… その、失礼…します、ね?(なんて、妙に改まった様子で宣言し、それから… 突き出した唇に――) んっ… (そっと唇を触れさせ…先生の人形の体へと、優しく… 壊してしまわないように、そっと優しく手を回そうと、するだろう) [Wed 18 Jul 2007 23:01:42]
◆水蓮 > ( かわいいなあ、もう。 もし生身だったら鼻血が出ていたかもしれない。 現にこの人形ボディをもってしても、あやうく魂がきれいなお花畑に突入するところだった。 などという戯言を妄想しながら、水蓮はにっこりと答えた。 ) あは、私もね、して欲しかったんだ………キス。 ―――さ、どうぞ。 ( と、人形は胸元で小さな手を組んで、瞼をそっと下ろして、すこしだけ唇を突き出した。 「さあ」と。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:56:22]
◆ドリィ > えぇっと… その、あの… えーっと、先生…その、ですね… (どうしたのかな?なんて問われれば、急にドキンとなって顔の紅潮率は更に上昇。 そわそわする様子も更に大きくしながら、チラリチラリと水蓮を見遣る。 見遣りつつ、内心 先生は意地悪だ なんて、思ったりしつつ―― 二度目の問い掛けに対し、すーはーっと呼吸を繰り返し…) えぇっと… その、キス、したいなー なん、て… っ(そう、感情を隠すのが苦手な少女は、口に出した直後に顔の赤を一気に爆発させてしまう、だろうか。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:51:52]
◆水蓮 > んふふー、ありがとうドリィ。 それで――――どうしたのかな? ( そわそわしたりして。 女の子相手にも見上げなければいけないこの体。 中腰になってくれている姿に嬉しくなって―――でも、水蓮は何もしない。 水蓮からは何もしない。 ただにっこり笑って先のように尋ねるのだ。 「どうしたのかな?」 うずうずとしてるくせに、人形だけに感情を隠すのなんて大の得意だから。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:48:15]
◆ドリィ > (部屋に入れば、お互いににやけ顔。 そんな顔のまま、愛しの先生の傍に寄れば… 迎え入れてくれた彼女の直ぐ傍まで近づき、顔の位置を合わせる様に中腰に。 なって、えへへとまた笑えば…) 先生、えぇっと… その… 今日も、お仕事…お疲れさま、です(… 一瞬、何かをねだろうとする様に言葉探しながらも… 急に赤くなって少し苦笑してしまえば、代わりに吐き出すのは…そんな言葉。 吐き出して、少し、そわそわと――) [Wed 18 Jul 2007 22:44:13]
◆水蓮 > ( ゆっくりと開く扉に、焦らしてくれるなと思ってしまう、そんな自分に水蓮は心中苦笑いした。 存外に、感情家らしい、と。 ) うん、こんばんは、ドリィ。 ようこそ、ドリィ。 ( 愛しの、ドリィ。 きぃ、と音を立てて椅子から降りれば、にっこり微笑んで彼女を迎え入れた。 壊れましたか、と助手に真顔で言われたにやけ面である。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:38:42]
◆ドリィ > (返事があった。 その声一つに、ドクンと胸が高鳴れば、ドアノブを握る手にも弱々しいながらも無駄に力が入り… 吐き出す吐息は、期待色。 鼓動と一緒に逸る気持ちを抑える様に、ゆっくりとドアを開ければ… その隙間に身を滑らせ… 彼女の居る部屋の中へと、入って行って―――…) 先生、こんばんは (そして、彼女の前へと歩んで行けば、級友の前では決してやらない様な弾んだ声と共にお辞儀を一つ。 綻んだ…級友から偶に訳もなくニヤニヤして気味が悪いと評判な恋愛ボケの顔向けて、えへへと笑う…か) [Wed 18 Jul 2007 22:33:53]
◆水蓮 > ( ノックの音が響いた。 まるでショートノベルの冒頭のような一文だったが、確かにそれは訪れである。 がきょん、と首を起こして(かなり不気味だ)、水蓮はぱっと周囲を見回した―――大丈夫、汚れていない、と水蓮は安堵した。 だが実際には、砂の入っていない砂時計だとか、刃のない鋏だとか、風もないのになびき続ける旗だとか、そういった訳のわからない代物たちが、乱立している状況は決してまともではない。 ) ―――いるよー、どうぞお入りくださいなっ。 ( 弾んだ声で、人形は答えた。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:28:54]
◆ドリィ > (やがて辿り着いた、そんな彼女が居る部屋の前。 切れ切れの息を整える様に何度も深呼吸をすれば… 少しそわそわと、視線を辺りへと巡らせ―― それから、徐にスカートの裾を直したり、襟を整えたり… それが終れば、また深呼吸して―― そんな前置きの後で、ノック二回。 すれば…) 先生… 居ます、か?(声を控えた…けれども、何時ものオドオドとしたものではなく、ナイショ話をする子供の様な… 何処か嬉しそうな声を、ドアの向こう側へと向けて… それから、彼女の返事を待ってから、部屋の中へと入ろうとするだろうか。) [Wed 18 Jul 2007 22:24:09]
◆水蓮 > ( 講義を終え、あてがわれた部屋で水蓮は沈没していた。 まあ単に脱力して、椅子の上でこてん、と普通の人形のようになっているだけだが。 ) あ゛ー……………………これが疲れると言うやつかなー、先生働きすぎっすよー。 ( そんな独り言。 室内は、随分と物が増えていた。 主に、用途不明のものがずらずらと。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:20:20]
◆ドリィ > (一方その頃、最近はトラブルと言えるようなトラブルも無い負け犬ドリィは、ぽてぽてと…ぽてぽてと、彼女にしては早歩き。 周りから見れば普通に歩く速度で廊下を進んでいた。 足取りは妙に軽く、普段の負け犬っぷりを知る級友が見れば思わず『可愛そうなモノ』を見る様な目つきで見る様な、そんな顔でぽてぽてと。 進む彼女が目指す先は――) 先生、もう講義終ったの、かな…?(―― とある教師の元。 一生懸命なスローペースで廊下を進んでいけば、やがてその人の前… 彼女の部屋の前か、魔術科の講義室の前か… とにかく、其処へと辿り着くだろう。 ちょっと、息切らせつつ) [Wed 18 Jul 2007 22:16:49]
◆水蓮 > ( 遊んでいるようにしか見えないファンキーな人形教師水蓮は、だからといって本当に遊んでばかりいるわけではなかった。 ちゃんと仕事してた。 しないと助手が部屋の隅からじっと見詰めるのだ。 どっちが呪いの人形だかわかったものではない。 さてそんな実はちゃんと教師している人形は、珍しくやたら早く仕事を終わらせていた。 できるならいつもそうすればいいのに。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:11:23]
お知らせ > ドリィさんが入室されました。 『ぽてぽてと…スローペースな早歩きで、ある場所目指して廊下を歩く少女一人。』 [Wed 18 Jul 2007 22:05:57]
お知らせ > 水蓮さんが入室されました。 [Wed 18 Jul 2007 22:04:40]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『 デレがあるんだ? かわいいじゃない。 ( やるわねー なんて、今は冗談交じり )』 [Fri 13 Jul 2007 05:56:40]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 ツンデレなんだよあいつ。(久しぶりにヒトと話した気が、した。) 』 [Fri 13 Jul 2007 05:54:23]
◆跡野末理 > そこにあるものに気付いていない幸せって、仮初じゃない? 知って不幸になったとしても、知らないよりは良いはずだわ。 …私は、そう思う。 ―――だったら運動しなさい。 向き不向きってあるでしょうけど、運動神経はそれでどうにかなるわ。 ( それでも大変だって、やっぱり持っている者には分からないこと。 『動かしただけ身に付くんだから』 なんて笑って肩をすくめる。 曰く、エミキーの能力とは次元が違うでしょ? ) ―――あ、そ。 ありがと。 ( 素っ気無い返事だけど、それは嬉しそうに自然な笑顔。 明日からは、以前よりはもうちょっとライトに、それでも何やかやと連れ回そうとするに違いない ) …分かった。 それじゃ、危ないことは控えるわ。 確かに現状打つ手が無いし、ある程度 『これがあれば』 っていうのを出せるようになるまではね。 『向こうから来ない限り』 首を突っ込まない。 ―――普通に息、していたいもの。 …でもエミキー、カタリナの時は協力的だったわよね。 がんばったし。 ( 笑って言って。 どうにもすっきりしない曖昧な笑顔に、苦笑に変える ) 〜生憎私にはほとんど見えないわけだけど――― わかった。 気に留めておくわ。 成仏してもらうには… 神学かしら。 魔術科じゃね。 そういえばエミキー、神官になろうとかは考えなかったのね。 ( 強まった語気はそういった者を思ってのことか。 向いてるんじゃない? なんて言いながら ) ―――相手が友達と思っていたら、その言葉はショックだわ。 まあ、思われてないから言えるんでしょうけど――― シャイな幽霊か。 でもそれって、憑かれてるって言うんじゃないの? 一般的に。 ( 大丈夫かと――― 残念そうな、心配そうな。 外に出れば、もう明るい。 『ちゃんと講義出てるわけ?』 なんて話をしつつ、別れるまでもう少し ) [Fri 13 Jul 2007 05:48:46]
◆寒河江未希 > 無いもの強請りだね。 何か視えてるっぽい私が幸せそうに見えるかな? 私もあんたくらいの運動神経が欲しいよ。 ( 出来る事なんてたいした事じゃない。 本当に凄い能力が私にあるなら、それで悲しい事をなにもかも打ち壊してやりたいけれど、出来るのは本当に、本当に、些細な事だけだ。 ) 出来る事はするよ。 私の手が伸ばせる所に助けを求める手があるならそりゃあ差し伸べるさ。 あんたが私に何かさせたいんなら手伝ったって良いと思う。 別に嫌だ嫌いだッて言ったって死んだり逃げたりする義理は無いし、これからもずっと普通に息をしてるよ。 ( 達観とか諦めとかそういう感覚だろうか。 自分で言っててあまり気持ちのいい感じじゃない。 曖昧な笑い方も。 ) 人生の続きだなんて思わないほうが良い。 私達の見える所に居る連中は「居ちゃおかしい所に居る」「死んでもまだ逃れられない」人達だよ。 あれは、そんな、楽しい余生とかじゃない。 そんな風には考えるな。 ( 少し語気が強くなった。 今まで見てきたいわゆる「幽霊」は1人として幸せそうではなかった。 訴える事が残っているからまだ其処に居ざるを得ない、そんな印象。 ) 「友達」とは言ってない。 アレは私の味方かな? 敵かな? 学校に居る時だけしか出てこないし、昼間はぼやけ過ぎてちゃんと見えない。 最近は気紛れに向こうから近付いてきて私の周りをうろうろしてるよ。 文字で喋ったりもする。 紹介したいのはやまやまだけど―――あいつ私以外が居ると絶対どっか行っちゃうから。 ( 話しながら歩いていると空が白んできた。もうそんな時間だったか。 そろそろ外に出るし、アイツの話はまた今度かな。 ) [Fri 13 Jul 2007 05:22:05]
◆跡野末理 > 真実として見えていても、やっぱり違うものなのね… 生者と死者は。 私は、死後にも自分が残るなら、それは人生の続き。 係累と会えなくなっても引越しする仕組みなんだと思えば、そんなに悲しくない気もするわ。 分からないのかな。 ( 少し見たことはあっても… 日常的に見えるわけじゃない。 彼女とは感覚が、違う ) 夜しか会えない友達も? だとしたら、それって活かしてるって言うんだと思うけど――― そういえば、最近死んだ学生を探してたわね。 あれ、どうなった? …てゆか、どういうことだったのかしら? [Fri 13 Jul 2007 05:04:18]
◆跡野末理 > そうね。 エルフにも馴染みが無いし… そう、別に何でもいいやって感じで… 灯台下暗しか。 ( 不思議の一つが目の前に? ふむ、と頷いて。 合宿はコッタの故郷かな、とか。 とか ) ―――あー… その、何。 『ただの学生』 じゃつまらないでしょ。 ええと… 護身術を習うのと、同じと思えばいいわ。 いつも番屋に駆け込めるとは限らないじゃない。 ( 言えるわけもない。 言い当てられたからと言って、はいそうですと肯定することじゃない、特別な場合を除いては。 『死人の口封じができなきゃ困る』 と、具体的に必要になる部分ではっきり言ってしまえればもっと分かり易いのかもしれないけれど。 『ただの学生』 だから、そんな必要は無いから。 でも、ただ言い難くて言えなかったことなら、言っても良い ) …あとは、エミキーみたいな感覚が欲しいのよ。 私の見えないものを見てる。 きっと世界が変わるわ。 視覚が欲しい、聴覚や嗅覚が欲しいって、もっていない人にとっては当然でしょ? そして持ったら活かしたい。 …エミキーも、何だかんだ言って危ない事をどうにかしたり、具体的に役立てたいっていう気持ちがあるんだって… 勝手に思ってたわ。 ごめんね。 ( だから、危ないことをどうにかしようとしたとは言わない。 自分にとっての興味や、実益も込みだから。 でも一部には、そんな気持ちもあった。 エミキーの話を聞いても、怒られるまで、相手にしてこなかった。 『はいはい、素直じゃないのね』 なんて、やられる立場になってみたら、そりゃ怒ると思う。 ―――『両方』 そうかと、少し寂しそうに ) …知ってもらえてほっとするってことも、あるじゃない。 嫌われそうな部分も知っているはずなのに一緒にいてくれるーとかさ。 ( 一部は自分の事だ。 腹の立つ事でもあるのだけれど… 『忍者』 と言い当てて、多分それなりに確信も持っているだろうに逃げずに付き合ってくれている。 それだけでさっさと始末するような安直な真似をしないと、甘く見られているのか信頼されているのか… 複雑ではあるものの、彼女を友達と呼べるのは、それも大切な部分だろう。 忍者だと、本当に真実として知っている友人と… そんな人は数えるほどしかいなくて、里を出て一人ぼっちの忍には、まったく甘ったれた話だけれど、そんな相手がいることに少しだけほっとする ) [Fri 13 Jul 2007 04:57:34]
◆寒河江未希 > 違う、逆。 アイツ自身がエルフだって自称しているだけ。 へらへら笑ってそう言うんなら疑う理由も無いし、嘘を吐く理由も見当たらないし、本人も自分を表す最適な言葉として「エルフ」って言ってるだけじゃない? ( だから嘘ではないのだ。 今度あいつに出身とか故郷の事とか聞いてみるのも良い。 ) 何でさ。 誰か専門家に解いてもらってその顛末でも聞けば良い。 推理程度なら良いけど、殺人鬼は行き過ぎだ。 「ただの学生」にはね。 ( アトノマツリの口から直接その正体を聞いた事は無い。 日常的に気配を消す癖があったり、魔女とか明らかに関係ない身体能力があったり、当人が積極的な否定をしない辺りから見えてはくるけれど。 アトノマツリの口から自分が「戦えるプロ」だという言葉を、1度も聞いた事は無い。 ) 両方。 説明はし難いけど――――誰にも怨みはないし、私が不幸な目にあってるわけでもないし、家族とかあんた達を敵だとも思わないけど――――ただ見て聞いてるだけで嫌だ。 「嫌」じゃないか。 「悲しい」感じがする。 生きてるのと死んでるの両方見てるからそう思うのかな。 ( 理解できないかもしれない。 私に何か過去のトラウマでもあるんなら話は分かりやすいけれど。 別に何も無い、つまらない、どちらかといえば不快なことの方が多い程度の10何年かの積み重ねがじわじわと積もっただけのこと。 出来の悪い世界と、人間と、街と。 ) 生かしたい、なんて本当に思わないよ。 夜しか会えないヤツは居るけど。 [Fri 13 Jul 2007 04:28:55]
◆跡野末理 > エルフだって自称は… そういえばしてなかったかしら? ( 違うの? と真顔に首を傾げて… 思案顔になってはみても、言動の奇天烈さくらいしかエルフのイメージとの差異は出て来ない。 『本当に違う』 と言うには弱い感覚で… ―――つまり、そういうもの捉えられる感覚が欲しいのだけど ) …私ができなきゃダメなのよ。 誰かに何とかしてもらえばいいって考えるのは嫌。 からくり仕掛けみたいな、説明されれば分かる事ならいいんだけど。 そういうのは、感じるしかないことじゃない。 …危ないのが、一番気になるからよ。 そんなのがあるって考えると落ち着かないの。 ( いつかどこかでそれとなく話している事。 けれど、お互いどこかで納得していないか、本当の事を話せていないのだろう。 顔を背けられても、ちょっと複雑そうな、言い難そうな、意地を張るような顔のままでそちらを見つめて ) …分からないではないけどね。 ( そう呟いてから、自分が分かるのとは、逆の状態だと気がついた ) ―――いや、分からないね。 私は見られるのが嫌だけど、エミキーは見えるのが嫌なのか。 …お化けだなんだっていうのは、エミキーにっとてはおまけ? そっちも気になって仕方ないんだって… 色々見えるその特技を、何か活かしたがってるんだって、私は思ってたんだけど。 ―――いいわよ。 ちょっとは嫌われたかなって思ってるけど、そんなに嫌われてる感じしないし。 …まあはっきり言われると困るけど。 人間の相手、得意じゃないのは見れば分かるわ。 こっちが気にしなくても、一緒にいるのは気になる? 今も嫌? [Fri 13 Jul 2007 04:06:11]
◆寒河江未希 > まぁ冗談抜きに――――アレは多分本当に違うんじゃないかなぁ。 世間一般でいうところのエルフとは。 ( 少しだけ真顔になって言った。 じゃあなんなのかっていう具体的な言葉は出てこないけど、それじゃあそういうものなんだろう。 「まだ名付けられていないもの」だ。 ) 言ってなかったっけ。 まぁなに…ようするにアンタは「面白いものを見たい」わけ? 何でかよりにもよって危なさそうなのばっか首突っ込むけどさ。 片付けたいだけだったらしかるべきプロに相談するなり通報するなりすれば良い。 ( そこら辺のなんだろう、野次馬っぽい動機が少し気に入らないのかもしれない。 首を突っ込まれたくないってヤツだって居る筈だ。 静かにそっとしておいて欲しいってのも。 「名前の無い殺人鬼」がそうじゃないとは言い切れない。 ) 別に。 ( 顔を背けた。 ) 一人で歩くのが好きなんだ。 誰も居ないところろか、人の視線が見えない夜とか、落ち着く。 悪く思わないで欲しいけど―――――私は、人間が、嫌いだ。 [Fri 13 Jul 2007 03:47:47]
◆跡野末理 > ―――まあね。 あれをしてエルフって言うとエルフに失礼な感じはするし、むしろ私のエルフを返せってなもんだけど… ( イメージにちょっとかわいそうになったりならなかったり。 あれは心配ない、どこかで間違いなく元気にしていそうな、これまた暫くあっていない友人のイメージをもわわんと共有しつつ ) ニンニンは言ってないでしょ、いつも。 水の上も走らないわよ。 たぶん、『普通』 って言うんだと思う。 首を突っ込んでも、やぶへびになることは滅多にないしね。 変わりたいわ。 新鮮でなくてもいいけど、いつも何かしら違うものを見つけられるようになるとか。 ( 内情は十分普通でなかったとしても。 ひょいと肩をすくめつつ、並んで歩き出そう ) ―――どこかで野垂れ死んでるとか、そういうことなら、それでもいいわ。 でも死体は無いし、それっきりが野放しと思うとね。 それっぽいのを見かけたのもあって、癪なの。 ―――低くてけっこうよそんなもの。 どうせ似合わないんだし。 ( 部屋の中にはそこかしこにコミカルな動物がデザインされた物が転がっていたりするのだけども。 まあ、恥ずかしいとか何とか ) ―――どうなっているか知りたいの。 はた迷惑な物なら片付けたいじゃない。 …と言うか、片付けられるんだって証明したい。 その方法が欲しい。 ―――〜あとは、楽しいでしょ? 新鮮なものって。 迷惑にならなくて、楽しめるものなら、遊びたいしね。 エミキーこそ、どうしてこんな事続けてるのよ。 [Fri 13 Jul 2007 03:33:08]
◆寒河江未希 > エルフの知り合いは居ないなぁ。 ( 「此処に!此処に!」とか頭の中で自己主張する黄緑色の怪生物を箱に詰めて紐で縛って井戸に放り込んで蓋をして溶接した。 あれ違う。 ) そりゃそうだ。 同じじゃないよ。 別に毎日ニンニン言って無いし水の上とか走らないし何でもかんでも首突っ込んだりしないし。 ( 冗談なのか本気なのかそんな台詞。 まぁ違って当然だろ、って事。 立ち止まってても仕方ないし、とりあえず歩き出す事にする。 こっからは階段を降りるより先の廊下に進んだ方が近道だ。 ) よかったじゃない。 殺人鬼なんかそれっきりで良い。 妖精とかファンシーなのの方がいくらかマシじゃん。 あんたファンシー率低いんだし。 ( お互い様だが。 で、ようするにコイツはまだそんな漠然とした探し物とかをしているわけで―――本当になにも変わってないみたいだ。 どうしたいんだか、と溜息を吐く反面、全然別人みたいになっててもそれはそれでショックだけど。 ) どうしたいのさ。 なんか見つけて。 [Fri 13 Jul 2007 03:14:54]
◆跡野末理 > ―――は? …み、見ないわよ! 何それ、そんなどこかのエルフみたいなー… ( 誰が下着チェックなど。 目の前なのに見上げる体勢で言うのはそれくらい。 あの部屋でどこかに流されて以来、履いているものすら自然に消えることがあるなんて怪現象にでも見舞われているのか。 闇の中では分からないだろうけどもこの相手は油断ならない。 こちらの気恥ずかしさを紛らわせるように出掛かった、相手の恥ずかしい話は引っ込めて ) ―――エミキーの変わりなし、は私の変わりなしとは違いそうだけど… ( 何か不満そうに、ぶつぶつ ) 〜ま、平和なら良いわ。 ( 機嫌悪そうにしていても、それくらいでは… 今は、友人としては動じてしまうかもしれないが、そういう顔をよくすることも、したくてしているわけでないこともなんとなく分かってる。 話のあちこちで微妙な間を空けてしまうものの、それは、きっと相手と同種の気持ちから ) 進展なしよ。 アルバイトは無事終了。 お化けにも会えたわ。 この間はここに迷い込んでた妖精を見た。 …でも、進展はなし。 名前の無い殺人鬼はあれっきり、別にそれらしい事件が起きているとも聞こえてこないし、いなくなった子どももまだよ。 ―――ここも、私には昨日と同じ、いつもと同じにしか見えない。 変わりもないわ。 …でもそのうち、何か見つかるかもって思って歩いてみてる。 ( 同じように、距離を測りかねる… お構いなしだった距離を測ろうとするのは、進歩なのかどうか。 聞きたいことはあるのに、会ってみるとなんとなく、なぜたか、出て来ない。 それを聞きもしないまま、そういった事に関する方向へ巻き込もうとして怒らせてしまったからか ) [Fri 13 Jul 2007 03:03:28]
◆寒河江未希 > ( この先は屋上だ。 幾つもの棟のある中で一番芸能科から近くて、私にとって「屋上」というキーワードが意味する所の舞台はいつも此処。 今日も何事も無くて、空は曇っていて、誰も何も居なかった。 ) ――――っと…なに、ぱんつ? 私スカート穿かないし。 ( ふいっとその姿が消え、たんじゃなくってアトノマツリがいきなりしゃがみ込んだらしい。 斜め下から見上げるヘンな顔、懐かしくすらある。 相変わらず肩の力が入ってるっていうか。 ) 何って、どうって…別に。 変わりないよ。 ここんとこ随分平和だし。 そっちこそ。 ( 油断するといまいち機嫌のよくなさそうな地顔が出るが、別に機嫌が悪いわけじゃない。 変に間が空いた所為か、相手が何考えてるのか、会わない間何してなのか分からなくて距離を測りかねる感じ。 ) [Fri 13 Jul 2007 02:41:04]
◆跡野末理 > ( この先何だっけ。 自分をして迷い易いと言うか、時々どう考えても違う場所にいることのある校舎。 どこまでも続くのではと錯覚しそうな廊下に意識を戻すのと、それが降りてきたのは同時だった ) ―――! ( 思わず、本気で避けそうになった。 声はもちろん上がらない、ただコマ落としのような勢いで人影が屈み込み、転がろうとして――― ) ―――あー… ( 同じようなイントネーションで、でも多分、気まずさはともかく恥ずかしさはこっちの方が強い。 ぼうっとしていた一応プロは、素人より早く反応できてもそれが何かを見極めてはいなかった。 膝を折った姿勢で、知っている顔を見上げて固まる暫しの間。 痒くも無い頬を掻きながら、逸らされるのに吊られるように目を逸らす ) ―――そうね。 っぽいんじゃなくて、久し振り。 何してたのよ… じゃなくて、どうしてた? ( 居心地悪そうに膝を伸ばして、視線を戻そう。 変わりはないか ) [Fri 13 Jul 2007 02:31:45]
◆寒河江未希 > ( だいたい「ばったり」って何なのさ。擬音?「もっさり」とか「ごっそり」とかのういう類の。 いまいちよく分からない表記。 まぁそんな事はどうでも良いんだけど。 薄暗い廊下の向こう、割と近くに誰か居るんじゃないかなんてぼんやり考えていて、それが思いのほか近かったって話だ。 私はいつもどおりあれこれ下らない事を考えながら校内をうろついてて、階段を静かに降りてきたところ。 あんまり堂々と足音立てるには、校内にこんな時間に残ってる理由は弱いし。 ) あー…ああ、えっと。 ( ぶつかりそうになった誰かに反射的に謝ろうとして闇に目を凝らし、少なくとも人間以外の何かではないのを最初に確認。 大男でもなければ凶器を持った人間でもない。 女の子。 その次にようやくそれが誰だかわかって、何となく何をしてるのかも想像できて、それで。 ) あー……久しぶり、っぽい? ( 気まずそうに目を逸らした。 随分前に怒鳴りつけて喧嘩別れしてからそれっきり。 まともに口を利いてなかったし、そもそも学科も違ったし。 ) [Fri 13 Jul 2007 02:16:16]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 『ばったりと。』 [Fri 13 Jul 2007 02:10:03]
◆跡野末理 > ( 心や意識と呼ぶものと同じ、という話が一般的だろうか。 肉体に止まるうちは血肉という物質によってその存在を強く担保され大幅な変性はし難いが、それが担保を失うことで怨霊だ何だといったものに変わる、異能を持つ。 強い思いがなければ、あるいは肉体の活動停止について無自覚でなければ、その 『魂』 が長時間そのままで止まることはなく、あらかじめ持っていた 『死の概念』 にしたがって、それに沿ったものへと、物質の領域に影響を及ぼすことなくうつろって行くらしい。 これは肉体を離れた魂の存在を担保するのが、マナや何かといったうつろい易いものだからとか ) つまり、抗魔術空間やマナの希薄な場所では長時間存在し得ない。 でもアストラル体にも 『栄養補給』 に似た概念があってうんちゃらかんちゃら… ( そう単純に言い切れるものではなく、この考えはごく一部。 重要なのは、人を殺すようにさくっと消してしまう手立てがどこでも確立されていないという事だ。 様々な宗派の悪魔祓いが存在し、必要とされている ) ( それでは困るのだと、あれやこれや渦巻く思考を鎮めるように、興味なさげな声で呟いて、目の前の代わり映えしない風景に意識を戻した ) [Fri 13 Jul 2007 02:02:25]
◆跡野末理 > ( 得体の知れない化け物とやりあった事はあるけれど、今のところ対処不可能な現象に見舞われたことはない。 放置された貯水池で会った、入水自殺した女性の霊らしきものは危険な存在ではなかったし… ふと襲われた虚脱感をもたらしたらしい自分と同じ顔をした何かは、その存在に気付いた時点でそれ以上のことをしては来なかった。 本来交わることのない存在ならアプローチの手段も限られる、どちらか片方が圧倒的優位に立つことは無いのかもしれないと思いながら、確かに何人もの人が変死して、子どもがいなくなっているという事実を無視もできない ) ( 『何かが起こって欲しい』 なんて、漠然とした期待に苦笑を零す。 『なってみなければ分からない』 と、結局そこに行き着くわけだけど… 魔術もろくに使えず、体張るしか能が無いのにと考えるといい加減もいいところだ ) ( 罠だと考えれば、それを楽しむのは自由としても、何の対策も無く、調べもせずに近付くのは愚かだから ) ( それもどこかでは認識した上で、物理的な罠のように単純にはいかないから、つい足を動かしてしまっている ) ( ―――で、魂って何だろう ) [Fri 13 Jul 2007 01:36:19]
◆跡野末理 > ( それこそ宗教の話になって、その捉え方は魔術の分野の中でも多岐にわたる。 ―――埒も無い思考を引き摺りながら、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪の娘は、今日も灯りも持たずに構内をさ迷っていた。 いつもと変わらない、少なくとも 『そう見える』 つまらない空間。 それでも何かあるかもしれないと期待するのは、友人の影響か。 もっとも、彼女が何を思ってそうするのかを、本当に知っているわけでもないのだけれど ) ( 意識して 『3』 という数字に関わる場所を選びながら… それでももう、その条件だけで 『名前の無い殺人鬼』 絡みの何かが起きるのではという期待は薄い。 怪談のシーズンで、学内にはそういった流行りもあるものの、現実に何か起こっているかと言うと、静かな日々が続いているから ) ( 時計なんて洒落たものを持っていなくても、大よその時間は分かる。 そういえば日付を跨いで、もう13日の金曜日になった。 パプテスの聖人が殺された日だとか何とか、色々と縁起が悪いらしい。 魔女学専攻の学生達が何か騒いでいたけど、どうなったろう。 『無事だといいけど』 なんて考えるのは、何かが起こって欲しいという思いも含んでいた ) [Fri 13 Jul 2007 01:19:46]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( 魂って何だろう )』 [Fri 13 Jul 2007 01:01:41]
お知らせ > ランシャオさんが帰りました。 『は、早いわよバカァ!(文句を続ける)』 [Wed 4 Jul 2007 03:36:00]
◆ランシャオ > 少なくとも私の住んでる周りにはあった! ( 人間はからかって遊んだりする分には面白いが、捕まえられた仲間が酷い目に遭っていることがあるのも私は知っている。 ) 勉強しなさいちゃんと! ―――こ、これでどう! 私が何処にいるかぜーんぜん解らないでしょー!! ( ……って捕まえられてたら意味無いじゃん!ということにいまさら気づく。 あぅあぅと口をパクパクさせてこれからどうなってしまうかに怯えている。 )( けれどその手を離してくれた。 気が抜けたからか思わず涙が零れ始める。 ) ……し…仕方…ないじゃない!! 人間大きいし…強いし……つ…捕まえられるとかホントに怖いんだからぁ!! ( 泣きながら抗議するけれども、仮に捕まえられたとしてもご飯さえちゃんと用意してくれれば満足する安い妖精であった。 ) ―――キー! 妖精! フェアリー! ピクシー!! ( 遊ばれるランシャオ。 ) [Wed 4 Jul 2007 03:34:40]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 容赦なく早歩きだが )』 [Wed 4 Jul 2007 03:23:22]
◆跡野末理 > ( ここで更に抗議の声を上げたとしても、『あらー?幽霊の声がするー、こわーい』 などと返して遊ぶだけ。 何にしても、後をつければ真っ直ぐ外に出られるだろう ) [Wed 4 Jul 2007 03:22:22]
◆跡野末理 > ―――妖精の社会にも法はあるのねっ! ( 多少痛くたって離さない自信はある。 きゃーのきゃーのと騒ぐ妖精をにこにこと暫く見つめて、『入れ物、入れ物』 と辺りを見回すのだけどそう都合良く鳥篭が転がっていたりはしない ) 妖精は妖精でしょ? 何って言われても妖精を知らないんだから答えられないけど――― うん? ( 秘奥義! ) 諦めなさい。 ( にっこー ) …っあら? あれ? んン? ( 爽やかに無駄な抵抗だと言い放った矢先。 薄れて行く体。 『おお』 と驚いた風にそんな様子を見つめるも、手の中に感触が残っているなら離しはしない――― が。 表情を読み取れなくなる間際、ようやく、その顔が青ざめている事に気がついた。 …輝かせていた顔を一瞬固めて、困った風に視線を泳がせて、そっと手を離す… ) ―――そんな顔するくらい人間が怖いなら、もっと気をつけなさいよ。 ( 私に捕まるのが悪い、と思うものの。 妖精にとっては生き死にの問題か。 殺すつもりは無かったとしても、普通に暫く自由を奪う気はまんまんだったし… あれこれ ) ―――〜あーあ、なんだ。 幽霊かー、喜んで損したわ。 ( 姿、透けたしね! 一瞬すまなそうに、残念そうにしかめた顔から一転。 からかうように笑って、ひらひら手を振り歩き出した ) [Wed 4 Jul 2007 03:19:04]
◆ランシャオ > ( 上見てー下見てー。 しっかりと捕まえられてる現状を確認。 それを理解すれば顔を青褪めるだろう。 ) やーやー! 何するのよこの馬鹿人間! し、失礼だわ! 無礼だわ! 訴えてやるんだからぁ!! ( 返してもらった小枝で捕まえてる手をぺちぺち叩くけど痛くも痒くもないんだろう。 もしかしたら痒いぐらいはあるかもしれない。 ) ほんと失礼ね! そんなネズミ捕りみたいな仕掛けとか………知らなかったら危うくかかるとこだったわ………妖精を何だと思ってるのよ!! ( ムキーとじたばたもがくけれどびくともしない。 やがてその抵抗を止めると、ビシィとポーズを決めて人差し指を突きつけた。 ) もう…怒ったんだから! 私の必殺技見せちゃうんだから! 秘奥義! …えーとえーと……――そんなすぐ名前とか思いつくかー!! ( 一声叫べば妖精の体は透け始めていきやがては透明になるだろう。 数少ない妖精らしい特技の一つ。 )( けれど受肉を解けるわけじゃないのでその手の中にしっかりと存在している感触はある。 そもそも集中すれば簡単に姿かたちを看破できる。 ) [Wed 4 Jul 2007 03:03:05]
◆跡野末理 > ( 『あー、はいはい、そうねー』 的な気のない返事が続いたのだろう。 それはもう興味無さそうな表情で。 で。 はしっ! とその細い体を片手が捕らえ、すぐに両腕も押さえ込むようにもう片方の手が伸ばされる。 捕獲完了。 ―――間の抜けた声を上げて、きっとそれに相応しい顔をして手の中に収まった妖精を見つめる顔は、それはもうきらっきら輝いていた ) ―――〜っぅわ! 本物だっ! 触れるのねあんた――― ちょっと俗っぽいし可愛子ぶりっ子やその他諸々が妖精らしからぬ妖精だけどまあいいわ! うわー… 本当にいたんだー… いや憩いの川辺に妖精のやって来るっていう場所があるのよ。 で、砂山作ってキャンディ置いて罠仕掛けてかかるのを待ってたんだけどこれが全然かからなくって、諦めてたのよねー… どこから来たの? 名前は? やっぱり誰かに飼われてたりしてたのかしら、その格好は。 ( きゃっきゃ ) [Wed 4 Jul 2007 02:47:57]
◆ランシャオ > やあねえ野蛮人は。 こんなに可憐な妖精だって可愛い服は着たいわよ。 あと美味しいご飯も食べたいしついでにフカフカのベッドとオヤツと飲み物も欲しいところね。 ( 妖精の癖に願いが俗である。 そして猫じゃらしにじゃれるように小枝に翻弄されつづけるランシャオ。 目論見どおりに時間は稼がれる。 ) まー失礼! 神秘と純潔の象徴であるフェアリーに向かってそんな暴言許せないわ! それに女の子に年齢聞くなんて失礼よあなた! ( 子供っぽい顔に不釣合いな胸を反らしつつ相手の指摘に眉を潜める。 正真正銘の紛うことなき妖精なのだが、言動がその雰囲気を台無しにしている。 ) ………あ、あれ? ひょっとしてあんたお化けじゃなかったの? ( てへ、反省。とぶりっ子の動作で舌を出して自分の頭を小突いて誤魔化そうとした。 そしてようやく小枝の奪取に成功するランシャオ。 ) ―――ふぇ? ( 動作が自然だったため大して警戒もしていなかった。 捕まえようとすれば簡単に捕獲できるだろう。 ) [Wed 4 Jul 2007 02:38:27]
◆跡野末理 > 妖精なら妖精らしく葉っぱっでも巻いときなさい。 その方がウケるわ。 〜まぁ、中身がこれじゃどっちにしてもって感じでしょうけど… ( 話の途中に小枝を取られてしまうのは具合が悪い。 困った風に宙を仰ぐ姿勢になって、枝から目を離す。 そして 『受け取れ』 と言うようにふらふら手を動かすのは止めない。 むしろ動きを大きくして、もちょっと時間を稼ぐ裏事情 ) ―――自分でそう妄想しちゃうってことは、まあ、あれよね。 好きなのね、そういうの。 まあ、見た目年頃っぽいし止めやしないけど… ん? ちょっと早熟かしら。 エルフとか、見た目と年齢当てにならないけど… ( よく見ると微妙に腹立たしいないすばでぃであるにもかかわらず、顔は十やそこらだ。 妖精と言っているけど、けしからん趣味の金持ちが道楽で作ったホムンクルスか何かかもしれない ) 〜何言ってんの。 現実目の当たりにすると大抵の夢は壊れるものだけど、もちょっとこう、神秘的にしてなさいよ。 有り難味のない。 ―――どっかから出て来たのはあんた。 私はそこで空見てたの。 体も透けてないでしょ――― ( 友好ムードではないものの、普通に言葉を交わしてる。 感動も、何も無く、呆れっ放しといった表情で。 ―――でも。 妖精さんが小枝を取ろうとするのなら、その瞬間、小枝を挟んでいた手が にゅ っと妖精さんに伸びる事になる。 掌は開いたままだった。 自然な動作としてもありえる事だけど、捕まえようとしていての事だ ) [Wed 4 Jul 2007 02:19:21]
◆ランシャオ > フッフーン。 服は私の自慢のお洒落ポイントよ。 ……な、なによ。 お化けの癖に説教する気? ( 怯えながらも偉そうな態度は崩さない。 小枝をわざわざ拾ってくれた相手をむくれながら見つめた後ひったくるようにしてその小枝を奪おうとする。 ) きっと触手プレイとか異種族姦とかそういう風な特殊エロエロ実験されちゃうんだわ。 18禁展開なんて反対よ! ―――……やーねー。 妖精だって大体こんなものよ。 ほら、私ってば可愛いし。 ( 一しきり妄想を終えたあと、てへ、と自分自身の言葉に照れるランシャオであった。 ) もー! そんなの出来たら方向音痴で迷子なんてやってないわよ!! それにお化けを怖がるのは花も恥らう乙女にとっては当然よ当然。 どっから出てくるかわかんないし体は透けてるしなんだかよくわかんないし。 普通怖いでしょあんなの! ( ムキーとその言葉に憤った。 そしてお化けに対しての文句を言うが、妖精にもその点は当てはまる。 ) [Wed 4 Jul 2007 02:05:54]
◆跡野末理 > ( うん、鼓膜に優しく喋らないといけないのも大変ですしね。 言語体系も共通。 会話に支障なし。 でも第一印象に非常に難があるっぽく ) …なんかアマウラ風ね。 でも服はティアンか。 〜ああ、こら。 簡単に武器を捨てない。 ( ツカツカツカ。 観察しつつもさっさと手の届く距離まで近付こうと、足は止まらない。 で、妖精さんの動きがどうあれとりあえずポイ捨てした小枝を拾おう。 『ほら』 なんて理解ある人間っぽく返すように差し出してみたりして。 きっちり掌開いてる状態で、人差し指と中指の間に枝を挟んでいるのがポイントだ。 要注意だ ) ―――〜ふぅん。 教材じゃないのね。 でも別にイヤらしい実験は… されるのかしら? 悪いけどちょっと小さ過ぎやしない? 欲情も何も――― どうでもいいけどずいぶん俗な妖精よね。 ( 人によってはそれがイイと言うのかもしれないけれど、生憎と理解し難い感覚で首を傾げて。 呆れるような失笑一つ。 普通に失礼かもしれない ) 入ったところから出れば良いじゃない。 だいたいどうして妖精がお化けを怖がるのよ。 似たようなもんでしょ? ( ほれ、小枝、小枝。 と指先をふりふり ) [Wed 4 Jul 2007 01:49:27]
◆ランシャオ > ( 声の大きさは意外にも普通の人間よりも少し小さいぐらいです。 だってそうしないと会話に不便だから。 ) や…やるっていうなら相手になるわよ! このフェアリー次元流免許皆伝の腕前…やっぱり見せたくないー! 怖いー!! ( 何処からとも無く取り出した小枝を構えて、けれど相手が近付いてくれば速攻でポイ捨てする。 ) うう…可哀想な可愛い私。 きっとこの後食べられないけど教材としてイヤらしい実験を一杯されちゃうんだわ。 けれど私負けない! ( 妄想の中の悲嘆に打ちひしがれる胡散臭い妖精。 ) 何してるって…そんなの迷ってるに決まってるじゃない。 まったく散歩気分で来てみたら変に広いし似たような部屋ばっかで迷っちゃうわお化けに出会っちゃうわでホント困っちゃう。 [Wed 4 Jul 2007 01:36:18]
◆跡野末理 > ( 声の大きさってどんなものなのだろう。 身体のサイズに比例とすると、ソラミミとして流す可能性もありだ。 ありだったけど。 ふと無駄に忍者っぽく気配へ顔を向けたら、騒ぎ出すちびっ子。 『何アレ』 と顔を見合わせる学友もいないので、どうしたものかと溜息一つ。 ツカツカとそちらに足を進めよう ) ―――美味しくないかどうかって相手の好みよね。 お化けが何を摂取するんだって気もするけどまあ措いて置いて。 …魔術科の教材かしら。 あんた、何? で、何してるの? ( 妖精? なんとなくそんな言葉がしっくりくるんだけど。 探していたはずの怪現象(?)を前に胡散臭そうな半眼だ。 いやだって、校舎にいるものなのかって ) [Wed 4 Jul 2007 01:26:01]
◆ランシャオ > よくわかんなくて迷子になっちゃいそうなとこね。 何かしらここ? まったく道案内の看板ぐらい置いときなさいよね。 ( 小さな妖精は機嫌が悪そうにむくれた表情で気の抜けた音を出しながら背中の羽根で飛んでいる。 ふとその進路の先にぼんやりと月明かりに照らされた少女の姿を発見。 ) …………きゃっ…キャーお化けぇ! ごめんなさい私取っても美味しくないから食べないでー!! ( 見つけ次第ビビってしまった。 ) [Wed 4 Jul 2007 01:16:52]
◆跡野末理 > ( 灯りの落ちた深夜の校舎に、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪の少女が灯りも持たずに佇んでいる。 月明かりに映し出される姿は、その制服が何年も前の誰も着なくなっているモデルという事も手伝って幽霊ちっくだ。 妖精さんには、関係無いだろうけども ) [Wed 4 Jul 2007 01:13:28]
◆跡野末理 > ( 難しく考えなければ良いのだと思う。 手出しのしようがないとされている情報発生源を読み取れずとも、十五年の人生で五感以上のものが必要になった事はそれほど多くないし、魔術士の基礎として身につけた一段霊性寄りの感覚を開いてマナを捉えれば、魔術を察知するにも事足りる。 『お化け』 を見ることもできるかもしれない。 こちらは、アクティブな存在に対してでないとあまり自信は無いが ) ( 慣れてしまえば呼吸法のようなもの。 瞬時にというわけにもいかず、常時それを続ける事もできないから多少の時間をかけて、感覚を切り替える。 視覚情報への割り込みとして、極彩色の波が視界いっぱいに広がった ) ( 生物と、無生物と、大気の中と… それぞれに流れる波は、それらが独立した個別のものであることを担保しているように思える。 最も詳細な情報ではなかったとしても、これは五感に則した信頼の置き易い感覚だった ) ―――いい波ね。 ( トラックを見下ろしていた視線を空に。 複雑に絡まりあったマナの波は、それらを基本的に無視する自分の飛行術にとって邪魔でしか無いけれど… また別の級友が愛用している飛行術にとっては、それなりのコンディションのように思えた。 …箒に跨るのも、座るのも、地味に痛い。 かと言ってクッションを置くのは何となく格好がつかないように思えて… 両手も開くのならと、サーフィンのような彼女の飛行術を真似ようかと思っていた。 一番良いのは自分の概念の中でしっくりとくる飛行方、『これがあれば飛べる』 という夢を実際にする事だが。 何? ムササビの術? 確かに凄く飛べる気はするんだけど。 何か、嫌だ。 『いまどきマントで飛びたいですか?』 ってホワイティアに聞いたら、多分けっこうな人数が首を横に振ると思う。 きっとそれと同じ感覚 ) [Wed 4 Jul 2007 01:07:17]
お知らせ > 妖精さんが入室されました。 『ぱたぱた』 [Wed 4 Jul 2007 01:06:27]
◆跡野末理 > ( 察知する能力に乏しいのか、本当に縁が無いのか、異物を受け入れ難いのが人の性なら、それらも人に紛れようとするのだから知り合った中に何がいるとも知れないのだけど。 基本的には皆普通だ。 正常と言った方が良いか。 誤魔化しであったとしても、上手く誤魔化されてしまっている ) ( ―――知り合いをしてそんな状態。 街で擦れ違う人にもしもお化けが紛れていたとして、気付けるかどうか。 にわか魔術士の自分では難しいのではないかと、今は人っ子一人見当たらない窓の外、トラックの広がる中庭へ視線を落とした。 そもそも、どれほどの差異があるのだろう。 『世界の根幹を成しているのはたった二種類の何か』 だと、そう感じる機会があった。 自分が 『これが自分である』 と信じている、外界と表皮で隔てられた領域でさえ、流れの中で少しばかり密度が高くなっている淀みに過ぎない。 馬鹿な妄想だと境界を確信しながら、担保が無いと考えてしまうと一体何が起こればそれが類稀な現象となるのか、それを探して用も無いのに歩き回っている筈なのに、分からなくなって来る ) ( 徘徊癖のある学友は、何を思ってこんな事を繰り返すのだろう。 彼女には、やはり違うものが見えていて退屈しないのか ) ―――もしくは退屈で仕方なくて何かを待ってる? ( 待ちきれなくて、そわそわと。 自分がそうじゃないかって、零す言葉は溜息混じり ) [Wed 4 Jul 2007 00:41:42]
◆跡野末理 > ( とは言え 『非日常』 …魔術科に所属していて、実は忍者で、どこまでを日常とするかは微妙な線になってしまうけれど、興味の対象を探している事には変わりない ) ( 解放されるにはまだ当分かかりそうな不祥事の罰、未処理書類の消化を終えて、いい加減学生も引き灯りの落ちた校舎をのんびりと進む ) ( あれっきり、『名前の無い殺人鬼』 の仕業と思しき殺しが続く事は無く、表立って騒がれる事件もそう多くない。 ヴェイトス市にしては、平穏な日々を過ごしていると言えるだろう。 もっとも暗黒街などに現れていたのでは、どんな死体が出たとしても表通りにまで伝わって来る事はないかもしれないが… それは、表通りの人間が気にしても仕方ないからそうなのだ。 あの街には、そんな事をする・できる・しなければならない種族がごまんと巣食っているという ) ( でも、自分には縁が無い ) [Wed 4 Jul 2007 00:19:41]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 目的を定めずに徘徊するのは、久し振りだ )』 [Wed 4 Jul 2007 00:09:57]
お知らせ > アーノルドさんが退室されました。 『( 思考実験1:身投げした霊について )』 [Fri 29 Jun 2007 23:32:57]
◆アーノルド > ( 思考実験。この世で最も効率的な精神鍛錬とは果たして如何なる物か。 ) ――― 主観的推論を述べるならば一種の拷問。耐え切れる限界寸前の苦痛を継続的に与える、又はあらゆる感覚を遮断する行為であろうと推測される。但し実践者の精神が崩壊しないと言う前提条件が必要ではあるが。 ( 誰かに聞かせる言葉でない故か、ただ小さい呟き声が零れるのみ。 ) ( 影は立ち上がり、右手で左肩を抑えつつ首を軽く左右に振る。コキリコキリと言う耳障りな音と、微かな痛みが首の芯に奔った。 ) [Fri 29 Jun 2007 23:08:12]
◆アーノルド > ( そして、今の僕はこの生温い風に慣れる為の修行中に他ならない。 ) ………有体に言ってしまえば、開始後体感時間三十分弱にして、既に挫けそうではあるが。 ( 温い空気を微かに振動させて、呟き声が零れ落ち ――― ややあって、起き上がる影。 ) ( 矢張り、硬い物の上に長時間転がっている物じゃあない。衣服の下はじっとりと汗ばんで甚だ不快であるし、身体の節々は凝り固まってミシミシと音を立てるし。精神鍛錬にしたって、もう少し効率的な手法があるであろう事は間違いないだろう。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:50:42]
◆アーノルド > ( 例示するならば、今の状態は『目が冴えている』状態に似ている。違う点といえば、能動的に眠ろうとしているかそうでないかの違いくらいだろうか。 ) ( 呟く声はそれきり途絶え、後にはただ規則正しい呼吸音と時折吹く生温い風の音だけが残る。生温い風の感触にさえ慣れてしまえば、此処は決して悪い場所じゃあない。大して用のある人間が多いわけでなく、転がっているからと言って文句を言う人間が居る訳でも、他の場所に比べて自縛霊が多いわけでもなく。つまるところ、慣れてしまえば中々快適な場所なのだ。最大の問題として慣れてしまえば、と言う難関が待ち受けているわけだが。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:41:23]
◆アーノルド > ( 転がっているからと言って、眠っている訳ではない。ただ黙って目を閉じているだけだ。見ている分には眠っているのと何ら変わり無く見える物の、意識は極めてクリアだ。 ) ( 思考実験。屋上から身を投げて死んだ人間の霊は、果たして屋上に現れるだろうか? ) ――― 推論を述べるならノー。落下した人間の霊がその場に縛られると言うのであるならば、論理的に考えて縛られるのは落下した地点であるべきだ。 ( ぶつぶつと、呟くような声が口元から洩れ出でた。 ) [Fri 29 Jun 2007 22:22:13]
お知らせ > アーノルドさんが来ました。 『( 丑三ツ刻には遥かに遠く。屋上に転がる影一つ。 )』 [Fri 29 Jun 2007 22:14:47]
お知らせ > 跡野末理さんが帰りました。 『( 一切の灯りが差し込まない空間には、昼夜を問わぬ闇だけが横たわっている )』 [Wed 30 May 2007 00:47:34]
◆跡野末理 > ( 光球は熱波もろとも初めから存在しなかったように霧散し、肌はその感覚を覚えていて痛みすらあるのに、肌に、服に、床に… どこを触れても冷たいだけ ) [Wed 30 May 2007 00:46:43]
◆跡野末理 > ( 初歩の初歩。 熱も質量も持たない光を生み出して、世界の根幹を成す領域へ迫る糸口を探していた。 今捉えている情報は、『魔術の光がある』 とそれだけだ。 自分用のフィルム越しに見る世界は、現実と、フィルムからの投影を区別する。 壁紙の上に書かれた落書きを、それと見分けるように、単純に。 そのラクガキをした主や、ラクガキに使われた画材の成分は分からない。 色盲の人間が色を知ろうとするのに似た行為だという自覚はある。 ただ、異なるスタイル同士でも現実の上でせめぎ合うのが魔術なら、可能性が無いわけではないと信じて ) ( この程度の魔術でも、集中しなければ途切れ、疲労すれば乱れる。 頭上に浮かんだ光球は突如術者の魔力を現実に変換して眩い光のイメージに沿った熱を放った。 血の気の引く感覚。 実際に心拍数が落ちて、貧血に膝をつく ) [Wed 30 May 2007 00:44:22]
◆跡野末理 > ( 世界を構成する情報云々。 魔術とはそこにアプローチする能力とされているけれど、そもそもその次元に辿り着けていない。 せいぜいが現実の上にもう一枚、『自分の望む現実』 を描き出すフィルムのようなスペースを持っている程度。 数式化には遠く、どちらかと言えば 『電脳戦』 より 『ラクガキ』 だ。 せめて 『ガード下のアート』 にしたい。 強引なばかりの現実の上書き。 意識しているか・無意識に省いているかの違いであって、現実に作用しているという点を重視するなら、根底は同じなのかもしれないけれど。 どちらがより精細な現実を生み出せるかと言うと、比べるまでもない ) [Wed 30 May 2007 00:19:17]
◆跡野末理 > ( 斡旋所で請けたアルバイトはとりあえず完了。 付き合ってくれた先輩に給料の半分を渡さないといけないが、それはそのうち会える時までおいといて。 区切りがついて以来、講義を終えて、ちょっとした問題を起こしたペナルティとして課せられている教授の使い走りを終えたら、ここに篭もるのが日課になっていた。 勿論使用許可は取っていないが、盗られて困る物があるわけでなし、施設の警備は表に重点を置いている。 その他の誰かと鉢合わせる可能性は否定できないとしても、その場合は相手だって許可を取ってはいまい ) ( 役割分担とは言ってみても、エミキーやコッタに 『感覚』 を頼り切るのはやはり何となく癪だった。 あるいは、『気の迷い』 のように寄り添われても気付けない 『事象』 にこれと言って対抗手段が無いのを意識して、それらを捉えあわよくば介入する手段を模索している ) ( かと言って、超人的な感覚は無く魔術の制御は素人だ。 元々異能使いというアドバンテージはあるものの、他流派という見方をすれば余計なクセを持っているのはハンディキャップとも言える ) [Wed 30 May 2007 00:05:43]
◆跡野末理 > ( 灯台下暗しとはよく言ったもので。 純粋に学内で最も死者を出しているのは、この場所かもしれない。 少なくとも大学病院と張り合える程度には、毎年魔術士の卵達が自らの魔術を暴発させ命を落としているはずだ。 一般学生には知られていない、大学が独自に設けた入学枠で招かれる、素質はあるが金も身寄りも無い子ども達。 彼らを育成する、魔術研究機関【魔術師の塔】直轄の教室があるらしい事は知っていた ) ( けれどほんの数週前まで躍起になって怪談を追っていた娘がそんな場所に居るのは、何も幽霊だ何だといったものを待ち構えてのものではなく。 良い練習場所を見つけたというだけの事。 通常の訓練室では、魔術を行使すれば誰かに気付かれるかもしれないし、痕跡も残る。 どのような魔術的被害も内に止めるよう造られているこの部屋なら、その心配は無い ) [Tue 29 May 2007 23:42:08]
◆跡野末理 > ( 抵抗魔法を全面に施された部屋は床も壁も天井も同じ質感の素材で覆われていて、見逃してしまいそうなほど細い切れ目でそれと分かる出入り口以外は何も無い。 道場や体育館といった場所から一切の付属品を取り除いたような空間は、白い光りに照らされていた ) ( 火を用いるのとは異なる純白の光は自然には存在しない。 あっても壊されてしまうという理由で照明器具の一つも無い部屋を照らしているのは魔術の光だ。 その光のせいか白く染められたような空間に、尚黒い小柄な人影が佇んでいる。 ―――着る者もなくなった旧い型の指定制服に身を包み、かっちりと編んだ黒いお下げ髪と品の良さそうな革靴はいっそ鈍くさい印象すら与えるものの、特徴に欠しい顔は鋭く虚空を睨んでいた ) [Tue 29 May 2007 23:20:37]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( 魔術科実技棟、訓練室 )』 [Tue 29 May 2007 22:55:50]
お知らせ > 寒河江未希さんが帰りました。 『 99:DEAD SET 』 [Tue 29 May 2007 01:14:16]
◆寒河江未希 > まぁ、結局――――誰かとつるむより一人で勝手にやってる方がお似合いって事。 ( 私みたいな天邪鬼でわけのわからないのが視えてるような人間と関わらない方が良いって事だ。 見え過ぎる事がそのうち悪い方に働く気がする。 期待なんかするなら尚更だ。 多分コレはそんなに良いものじゃなくて―――どちらかといえば死を呼び寄せるような代物。 日に日に鮮明に、死が近付いてくるのが分かる。 ) [Tue 29 May 2007 01:11:17]
◆寒河江未希 > ( 黒くて長い髪、10代後半くらいの容姿、アトノマツリが着ているような古めかしい制服。 それが「あいつ」「幽霊」の姿。 目付きの悪い無表情なヤツで、この大学の中でしか姿を現さない。 そのくせ最近じゃ、頻繁に私の前にだけ出てきてあれこれ詮索してくる。 言葉は喋れなくて、僅かな身振りとか手振り、表情なんかで―――たまにゆっくりと拙い字を机や黒板に書き始めたり。 ) 別に一人は苦じゃないし、困りもしないんだ。 ただちょっと、たまにはああいうのも良いかもしれないって思っただけ。 ( 独り言みたいに飛び飛びの言葉の断片が漏れる。 おせっかいな幽霊なのか、最近になってまた一人で歩くようになった事を突付き始めた。 ) [Tue 29 May 2007 01:03:23]
◆寒河江未希 > ( カーテンの裏側でゆらりと「あいつ」が笑った。 私は踵で机を鳴らしてリズムを取りながら、ゆっくりと移動する気配を目で追った。 「気配」が見えるわけじゃなし、「幽霊」が見えるわけでもなく、移動する痕跡が輪郭を作っている感じ。 ) 別に良いんじゃないかね。 平和。 私だってそれが貴重なのは分かるし、何事も無いのをわざわざ意味も無く怖そうと思う程子供じゃぁないよ。 ( 気配が笑った。 皮肉っぽい笑みを浮かべて口の端を歪めているんだろう。 そんな感じ。 ) [Tue 29 May 2007 00:50:21]
◆寒河江未希 > ( 世は事も無く、波風も立たず、死んだように静か。 望まれてなるべくしてそうなんだろうし、無闇にかき乱す必要も無く――――実際、かき乱そうという輩も長らく見て居ない気がする。 特別嫌な事も無く、特別良い事も無い、そんな、語るべくも無い日常の連続だ。 まぁ―――毎年この時期になると思うけれど、私は春が嫌いみたいで、この気だるい安穏とか馴れた感じの倦怠感とかも大嫌いで。 ) 無闇に反逆したくなるけど、私自身もどろどろなんだ。 [Tue 29 May 2007 00:43:37]
◆寒河江未希 > ( 遅い時間、校舎の隅。 普段使われていない教室に一人。 たまに何かに利用されている部屋なのか、掃除はされているしふるい机と椅子はならんでいた。 その1つ、窓際の席に深く腰掛けて行儀悪く机の上に足を乗せ、何とはなしに窓から見える景色を眺め下ろす。 空は晴れていて、灯りをつけなくてもそれなりに月明かりで明るい。 そう暑い夜でもなく、無音の教室は心地良かった。 ) [Tue 29 May 2007 00:34:04]
お知らせ > 寒河江未希さんが入室されました。 [Tue 29 May 2007 00:27:11]
お知らせ > ヤルピコ@芸術科アトリエさんが退室されました。 『知らなくてもいいことを知るのは怖い事だ』 [Tue 22 May 2007 22:31:09]
◆ヤルピコ@芸術科アトリエ > 怪談・・・・・・ですか? いえ、知りりません。 (教員の話によると、構内をうろつく連中は怪談話の検証をしているらしい。 未知の物を解明したがるのは人間の本能なんだろうか。 知ったしまう事のリスクは何にでもある、出来ればかかわりたくはない。 ) [Tue 22 May 2007 22:28:33]
◆ヤルピコ@芸術科アトリエ > (死んでしまったものはとても静かだ。 昨日殺した女の子も、死ぬ間際まで泣き叫んでいたとは思えないほど静かな死に顔だった。 キャンバスの中の女の子も、記憶の中の女の子も、まるで眠っているようにしか見えない) 後30分もあれば描き上がります。 終わったら戸締りをして鍵を返却しに行きますので (同じ言葉を毎日繰り返す。 一字一句違わない決まりきったやり取りだけれど、最近回数が飛躍的に増えた。 このごろ、夜に構内をうろつく生徒が増えているらしい。 ) [Tue 22 May 2007 22:13:02]
◆ヤルピコ@芸術科アトリエ > (絵はいい。 中でも、正確なスケッチが最もいい。 年を取らず、腐らず、ずっとそのままの状態を残しておく事が出来る。) この絵のモデルですか? 似顔絵描きのアルバイトで知り合った女の子です。 (キャンバスを覗き込んできた見回りの教員にそう答えてやると、『犯罪は犯すなよ』といわれた。 昨日殺してしまいましたといったら、彼はどんな顔をするんだろうか。 ) [Tue 22 May 2007 21:53:50]
◆ヤルピコ@芸術科アトリエ > (何事にもきっかけというものがある。 僕が絵を描き始めたきっかけは、昔飼っていた犬を殺してしまった事だ。 母が、僕の7つの誕生日に貰ってきてくれた白い雑種の犬で、散歩も餌をやるのも僕がしていたから、とてもよく懐いていたと思う。 どうやって殺したかは覚えていないけれど、殺した後どうしようもなく悲しくなって、どれだけ泣いてもその犬が起き上がらないから、仕方なく絵を描いたって事だけは覚えている) [Tue 22 May 2007 21:37:33]
お知らせ > ヤルピコ@芸術科アトリエさんが来ました。 『絵』 [Tue 22 May 2007 21:23:57]
お知らせ > 真護@百鬼譚さんが退室されました。 『え…! ( 最後は泣きそうな顔で終わるバッドエンド )』 [Mon 21 May 2007 02:34:43]
◆真護@百鬼譚 > ( 殺人鬼?!じゃなくて名探偵…だと思う…よ!頭脳が大人な殺人鬼はある意味普通の殺人鬼より恐ろしそうが。そもそも普通の殺人鬼って居るのだろうか… 何だか一部いっそ爽やかなくらい違うジャンルで実用性抜群の杖。裏山に突き刺して放置して…三年間熟成させてから持って帰るかもしれない。 ) これは故郷・アマウラの寺子屋(の体育の授業(で先生の話を聴いてる時))で培われたものやと思っています。 ( 方法習得まで色々とややこしい条件設定が付いているが、内容が果てなくどうでもいいのがポイント。 そんなこと仰らずに★と食い下がってみるが、暫らくして力なく下がっていく両手(←しんどいから)に勝負は見えていて。 ) ちょッ…壁越しからって…。 ( そんな障害物を隔ててまで分かるほど大慌てしていたのか…。思わず傍の壁に片手をついて、首を垂れて反省ポーズ。しかも少年のとてもまろやかな満面の笑みを見ていると、ななっ…カッチーン(血管切れた音)!という感情の風船もフスゥーと急速に萎んでゆきました。 ) 案ずるな、私も全力で遠慮というか断固拒否します。 ( もったいぶって片手を挙げ、聖書風に厳かに告げてみた。が内容が…。 ) 確かに。なよっとした幽霊から、ゴリゴリのモンスターまで…同じもんはないくらいようさんある。 ( 同じ幽霊でも生まれ育った国の違いで、スートリアの経文が効いたりパプテスの聖句が効かなかったりする。本当に怪談話のもう一人の主人公…どちらかといえば加害者側の住人達は多種多様、千差万別だ。 ) ――…? ( そういえば、の言葉に軽く首を傾げ ) [Mon 21 May 2007 02:33:42]
お知らせ > セツ@百鬼譚さんが帰りました。 『――その先輩。里帰りしてから戻ってこないな―― (最後まで脅かして終わる)』 [Mon 21 May 2007 02:11:30]
◆セツ@百鬼譚 > ( 謎は全て解けた! 金○一とか頭脳な大人な殺人鬼(違)が指の不思議行動の意味を解いた。 マジックアイテム スティールHARISEN。 効果は主に魔力の増強とツッコミの威力アップ。 何か色々と間違ってる気がしないでもない杖(?)。 とりあえずそんなものは裏山の岩にでも突き刺して放置しておきなさい。 ) …そ、そうなのですか。 それはまた稀有な集中方法ですね。 ( 遠慮しておきます♪と折角のお誘いだけれど丁重に断る。 ) それはもう壁越しからでも伝わってくる狩矢さんの慌てぶりの様子は思わず笑い声を挙げてしまいそうでしたよ。 ( 話した側としてもそういう反応をしてくれれば十二分に満足である。 満足そうな笑顔には人当たりの良さそうな――それゆえに胡散臭くもある――微笑みで返した。 ) 僕は全力で遠慮しておきますね。 ( いつもよりも三割り増しくらいに綺麗に微笑んで一般人であることをアピールする。 ) それぞれの国や文化によって色々な物語があります。 たとえ同じ怪物でも話によっては弱点が変わったりしますし。 そのように多種多様に分かれている点もまた、怪談話が人を惹いて止まない理由の一つなのかもしれませんね。 ( と、何かを思い出したように天井を見上げた。 ) ―――そういえば――― [Mon 21 May 2007 02:08:38]
◆真護@百鬼譚 > ( あの妙なフィンガーアクションは、少年が姿を現すと共に沈静化への道を辿った。恐らく、逃げる為に先輩が必死に動かしていた足の代わりだったんだろう…指を高速回転させて。 確かに、大阪弁にハリセン…それは究極兵器。魔法の杖がハリセンとかだったらある意味素敵かもしれない。鉄板で各所補強とか実用性も兼ねて。 ) ―――…どないしたのですか。 ( 不意に少年が考える仕草を見せ、戸惑うように恐る恐る尋ねてみる。長い沈黙の後、謎は全て解けたけれど。 ) …いやぁ、ウチはこの姿勢やとリスニング能力がぐんと伸びるのです。 ( セッツァーさんもどうですか!と両手を掲げてウェルカム☆ポーズ。きてはいけない。 ) 最初っからビビリまくりでしたが、何か。 ( 思えば突然聴こえて来た、壁からの囁き声。あれから全てが始まったのだ。けれども怖くも面白い話を聴けた事で、満足そうに緩い笑み浮かべ。 ) …いやでもほらそういうの好きなh(※自 主 規 制) …まッ、まぁまぁ、うーむ異文化の違いかぁ。負けました。 ( 少年の笑みには少し悔しげな顔を向ける。考えてみればアマウラ系統だって全てに対処法があるとは限らないのだ。 ) [Mon 21 May 2007 01:41:30]
◆セツ@百鬼譚 > ( ああ…ツッコミたい。 その妙にわきわきと動かす指はなんなのかとツッコミたい。 同じくイメージはハリセン。 けれど大阪弁にハリセンは鉄板だ。 その伝説の装備は相手の方が似合う。 )( 姿を表した金糸の青年がまずしたことは悩むように額に指を当てることだった。 考え込むように眉を寄せて、けれど答えは出てこなかったから直接尋ねてみる。 ) …………あの、何故に体育座り? ( 優等生の頭脳をもってしても解けなかった難問だ。 そして少し申し訳ないように眉をハの字に。 ) いえ、ちょっと脅かしすぎましたかね。 けれどいけませんよ、そういう危険な発言。 ( その筋の危ない方ならよろk(撲殺音)) トキノミヤコ方面の都市伝説と違って、グングスニクやフェアリンなんかは必ず『対処法』があるとは限りませんからね。 残念ながら外れです。 ( 意を得たりと得意げに言い切った相手に微笑む金糸。 真顔であれ?と悩むのがおかしかったのか、それは少しばかり楽しそうな笑いかた。 ) [Mon 21 May 2007 01:21:57]
◆真護@百鬼譚 > やっぱりセッツァーさん! ( 淡々とした調子から普段の柔らかい口調へと戻り、姿を現した相手に、一番に浮かぶのは大きな安心感。 カンテラを足元に置き、格好悪いくらいキッチリと体育座りをしている姿が見えるだろう。 ) 長かったというか…ほんまに怖おて漏らしそうになったというか…。 ( 一応乙女としての禁句をさらりと交えながらも、告げるのは物語の素直な感想。緊張が緩んで、折り曲げた足を括りつけている手の力を少し弱めながら。 ) [Mon 21 May 2007 01:09:11]
◆真護@百鬼譚 > ( あ、ああ安部さーん!銀河系の遠い彼方へ飛んでいってしまわれた安部さんに思いを馳せつつ、互いを繋ぐのは姿ではなくて、言葉で紡がれる一つの物語。 ) ―――…ふおぉぉ… ( 間抜けな感嘆詞を間に挟みながら、先輩が追い縋って来る男を何とか振り切ろうと死に物狂いで走っている様子を思い浮かべる。否、思い浮かぶ。 振り返っては駄目だ。すぐ後ろに男の眼があるかもしれない。振り返らず走る先輩によし!と一先ず安堵を覚え、其の侭(引き続きわきわき指を動かしながら)どうにか逃げ切ってくれるように願う。 ) …おお! ( 朝日。其れは大抵の魔物や化け物が忌み嫌う象徴の一つだ。次いで眼の前にある自身の家。完璧だ、彼は逃げ切れたのだ。ホッと胸を撫で下ろ…せなかったのは、此の侭終わる筈のお話に続きがあったからか、「続き」を己が望んでいたからか。 ) 振り返ったらあかんやん! ( 最後の最後で何してんねん先輩!思わずハリセンで先輩の脳天に激しいツッコミ一撃を与えるイメージが炸裂する。 安穏の微温湯にとっぷり浸かっていた所、頭から突然冷水を浴びせ掛けられた感じだ。 ) ――― ( 息が止まる、物語が止まる間は、己も迂闊に呼吸してこの静寂を乱してはいけない気がして、自然と張り詰めたように息を止めていた。 ) ――………まじで。 ( 男は消えていた。「まるで最初から誰も住んでいなかった」かのように、巧妙に姿を隠す?そんな事が可能な訳がないのに…。後味の悪い恐怖が身を包み込む。…男は何処へ行った? ――そして最後は ) うわー… ( やはり、男は幻ではなかった。今度は他の村を標的にして…何が目的か正体さえ分からぬどろどろとした不気味さ。何か回避する方法は無いのか。 もしかしたら、貴方の故郷にも の言葉に思わず耳を塞ぐ ) うわわ、またそのパターンや! …あ、 ( 閃いた。ポンと膝を打って ) ことおいきおおのたぶまにうよい………? ( 反対読みしても言葉=キーワードにならなかった恥ずかしい失態。真顔で首を捻り ) [Mon 21 May 2007 01:03:43]
◆セツ@百鬼譚 > ―――と、いうようなお話しです。 少し長かったですね。 反省です。 ( 物語が終わりを告げたところで、語り部のような口調からいつもの話し方に戻りつつ壁から離れて相手の前に姿を表す。 ) [Mon 21 May 2007 00:40:47]
◆声 > ( おいおい。 こんな森の奥ににホイホイ着いてきちまっていいのかい? 俺は村人でも構わz(違います))( どっかの阿部さんは遠くに飛ばして、彼女は聴き手としてはとてもよいのだろう。 真剣に聞き入り、なおかつ登場人物と自分をダブらせて手に汗を握る。 語り部としてはこれほど嬉しいことも無い。 見えてないからそういう所に気付けないけど。 ) 逃げた。 必死に逃げました。 横顔でしか見えなかったけれど、それでもあの眼≠ヘ危ない。 足腰は恐怖でまともに立たなくて、地面を這いながらも必死でその場から逃げ出しました。 男が追ってくる気配はいつまでも続きます。 もしかしたらすぐ後ろにいるんじゃないか。 それを確認したくて振り返りたくなる気持ちを、先輩はどうにか押さえ込むことができました。 だってあの眼≠ヘ異常で、あれが何よりも怖かったから。 そんな泥だらけの逃げるのが続いた頃やがて朝日が昇り始めました。 森を抜けてその目の前には自分の家。 安堵する気持ちと共に、先輩ね――振り返っちゃうんですよ。 後ろを。 こうあまりにも当然のように。 そしたらね――― ( そこで一旦息を止める。 まあこの話を語った者が居る時点で、”先輩”の生死は確定しているわけだが。 ) ―――……居なかったんですよ。 そこには誰も。 確かにさっきまですぐ傍まで追って来る気配があったのに、まるで霧みたいにその男は消えちゃったんです。 先輩は我に返って、男の正体を村人に伝えました。 村人も慌てて男の家に行くと、そこには何も無い。 まるで最初から誰も居なかったように、人が住んでいたという気配すら綺麗に跡形もなく消えちゃってるんです。 それ以降、その不思議な死体が村から出ることはありませんでした。 ―――それでね、先輩が村を出ると、時々噂が耳に入るんです。 『異様に瞼の大きい男が俺の故郷にやってきた。それでこの間ソイツの家の近くで死体が見つかったんだよ。それが不思議でさ、なぜか怪我一つしてないのに死んでるんだよ――』 ―――ほら、もしかしたらね、貴女の故郷にも来るかもしれませんよ。 異様に瞼の大きい男≠ェ。 [Mon 21 May 2007 00:37:55]
◆真護@百鬼譚 > ( 名前は格好良いけれど、実際起きている事はちょっと粋とは言えない。治るまでが切なくもどかしい例のアレです。 ) ( 壁を回り込んで相手を見ながら聴こうとは、先程の罪悪感と羞恥心の名残で思えないまま、体育座りを続行中。この物語が終わった時、全てが明らかになる…のかもしれない! ) ―――……。 ( 見張る事を止めた。其れは物語の悲劇が一度幕を下ろしたと言う事だろうか。「其の侭終わってくれればいい」平和を願う気持ちと「もっと何かあるはずだ」波乱を求める気持ちが戦って、どちらが勝ったのかは分からない。振りをする。 心中に訪れた安堵に似た穏やかな気持ちともやもやした満たされないような気持ちは、次の言葉によって再び緊張へと変わる。 ) …うわ。 ( 行って良いのか先輩!脳内では男についていく先輩に己が同調している。其の後に待ち受けている結果が恐ろしい。自分が、否先輩が大変な目に遭う。 途中で先輩は先輩、己は己である自己認識を繰り返しながらも、手に汗握る拝聴は続いて ) あちゃー… ( やはり男は悪魔だった。男の其の異様に大きな瞳は、人を殺す力を持っていたのだ。そしてそれより何より恐ろしいのは ) ―――…うわわわわわ。 ( 先輩の存在が男に気付かれてしまったという事。逃げなければ!逃げろ先輩! 急展開に、心臓の鼓動が一気に高鳴る。両手の指はやきもきする余り、わきわき意味の分からぬ動きをし始めながら。 ) [Mon 21 May 2007 00:13:39]
◆声 > ( 一度起きるとなかなか解けない例のアレ。 いつのまにか気付けば治っているけれど。 ) ( 兎の目の青年は死角の位置にある壁に寄りかかった体勢のまま。 おかげで拝聴している方が体育座りになってるなんて気付いちゃいない……! ) ―――結局村人達は半信半疑ながらも男を見張ることを止めました。 さすがに彼は何も出来なかったのではないかと、そう思ったのです。 ――それから2,3日の時間が流れて、先輩――ああこの話を僕に教えてくれた人です――は森の奥に入っていく男を見つけました。 まあただ小用を足しにいっただけなのかもしれない、そうじゃなくてもつまらない用事の可能性だってある。 けれど半分肝試し気分でこっそり男に先輩はついていったんですね。 なんといってもいま村で噂の『悪魔』ですから。 興味津々だったんでしょうね先輩も。 どんどん森の奥に行くんです。 ( 長い話は続く。 ) ――ふと男は足を止めました。 あちゃ、これは見つかったかなと先輩は思います。 まあそれでも同じ村の知り合いですから、気軽に声を掛ければいいじゃないかと思ったんですけど、どうやら男が気付いたのは先輩じゃなくて別の人間だったみたいです。 ――そんなときね、気付いちゃったんですよ先輩。 男の横顔を見ると、あの異様に大きな瞼がしっかりと開かれていることに。 そしてその視線の先にいる人が、例の死体と同じように凍りついたように固まっていることにも。 思わず小さな悲鳴を挙げてしまってね、それで男もこちらに気付いてしまった様子で、先輩は慌ててその場から振り返り男から逃げ出しました。 [Sun 20 May 2007 23:53:36]
◆真護@百鬼譚 > ( 「まさか」とさえ思わない人物に限って其の「まさか」がある、かもしれない。余りまさかまさか言ってるとゲシュタルト崩壊が起きそうだけれど。 ) ( 死ぬ。その単語で物語は一気に妖しさを帯びる。今まで形成されていた穏やかな田舎町のイメージが、徐々にくすんで崩れていく。 静かに息をつめて、これから始まるであろう残酷な物語を最後まで聞き届けようという小さな覚悟を決めて吐き出して。 集中して聴こうとする余り何時の間にか体育座りになってる罠。 ) 目ェ見開いて死んどったんか…。 ( 目。瞼。 外傷なく死んだ男の唯一目立つ異変。男の死んだ場所。新しくやって来た男の小さな異形。三つの点が一つの線になる。 …新しく来た男が犯人?限りなく怪しい。続けられる言葉も、其の男をフォローするものではなく逆に其の事を決定づけるような内容で。此処までの話なら、きっと彼が犯人に違いないが、まだお話に先がある事が頭ごなしに決め付けるのを躊躇わせる。 ゴクリと唾を飲み込んで、続きを待った。) [Sun 20 May 2007 23:33:29]
◆声 > ( 悪戯心全開だ。 普段はいたって真面目なせいか、こういうのを突拍子もなく実行しても悪意を抱いていると思われない利点。 )( そして語りは続く。 ) ―――そんなある日、昔から村に住んでいる青年が、その引っ越してきた男の家の近くで死んでしまうんですよ。 それが不思議な死体でね。 まるで凍りついたように瞼を見開いて固まったまま死んでいたんです。 それも外傷はどこにもなく、どうやって死んだのかまるで見当がつかない。 ―――そんなとき誰かが言ったんです。 いやこれはあの新しく来た男のせいに違いない。 だってお前も見ただろうあの男の異様な瞼。 あれはきっと悪魔の証に違いないと。 そう思った村人たちはこっそり男の家を見張ることにしたんです。 けれど部屋の中にいる男は特に何も変わったことをしない。 ――そうですね、強いて言うならば瞼です。 あの異様に大きな瞼はたとえどんな時でも開くことはありませんでした。 ( 訥々と物語を語っていく。 ) ―――そしてまた二人目の死人が男の家の傍で出てきました。 最初の青年と同じようにその死体は凍りついたように固まっていて、外傷も何も見当たらない。 それは不思議な死体です。 そして男はその間、一歩も部屋を出ていませんでした。 [Sun 20 May 2007 23:19:45]
◆真護@百鬼譚 > ( 案外無二の親友になれてたかもしれない。でも其の友情が、壁の向こうの異世界へ引き摺り込む等のデンジャラスな方向へ向かっていなければの話だが。 ) ( 恥ずかしい。心身共にこの言葉を発し続けている。良い年こいた学生が突然響いてきたにしろ幽霊ではなく人の声にビビって逃げ出してしまうなんて…あまつさえ相手は驚かそうとしているのではなく(と思っている)、ただ話しかけただけなのに…。 何とかこの羞恥心と相手への罪悪感が綯い交ぜになった状況を少しでも修復したくて、混乱しきった貧弱お頭を捻り思考の限界に挑む ――…そして ) ――…。 ( 結局思い浮かばなかったのか、無言で降りてきた。とりあえず今は相手の話に集中しよう、己にそう言い聞かせて耳を研ぎ澄ます。 そうすれば、紡ぎだされる新たな物語の光景が、一人一人の登場人物が頭の中で形を取り彩られ奏でられ、其々の動きを出し始める。 ) …大きな瞼。 ( 穏やかな田舎町に突如現れた、何の変哲もない筈の男の特異な点。まるで物語全体に一滴の墨を落としたようで、少しの警戒心を抱かせる。思わずポツンと反芻するように小さく呟いた。) [Sun 20 May 2007 23:09:45]
◆声 > ( お化けとのフランクな友情実現。 そんな貴重なチャンスを逃すとは何事か。 いや逃してなかったら今頃お亡くなりになっていたかもしれませんけれど。 ) ( うん、見事に引っ掛かった。 相手から完全に姿を隠すということは自分にも見えないということのため、こちらへ顔を向けたのかまでは知らないけれどその慌ただしい足音が止まったのでその場にいると認識し、話を続行しよう。 ) ―――その先輩は結構な田舎育ちでね。 とくに何も無い。 自給自足のできる自然の豊かな村だったんですよ。 そんなところに一人の男が引っ越してくるんです。 なになんの特徴も無い。 見るからに普通の男だ。 ただし一つだけ異様なところがあるとすれば、その瞼が異様に大きかったんですよ。 だから男はいつも目を閉じていました。 どうしたんですかそれはと聞くと、なにただの生まれもっての病気ですと答えてくれた。 [Sun 20 May 2007 22:55:26]
◆真護@百鬼譚 > ( 余談だが、実際遭遇した者が「真っ白い手」に向かって試しに手を振る等のコンタクトを取ってみると、驚く事にしっかり遭遇者に向けて手を振り返してくれたと言う。…彼はその後、異種族コミュニケーションを進展させる事無く逃げてしまったわけだが、そうすると其の手は人に対して友好的であるということか。…いや、違うだろう。ゆっくり首を振って ) たぶん今まで“何もしない、ただ存在してるだけ”てされてるんは、きっと誰も其の手とコンタクトを取ってないからや。実際触ってみたり、近くまで寄っても何も無かったっていう噂は聴かんし。 ( ということは、万一現れても無鉄砲に触るのは危険だ。顎に片手を添えて名探偵風考えるポーズを取りながらも、先ず調査者としてすべき事は ) ――ギャアアァアァア!! ( 発想はいとも容易く実現した。急に思いも寄らない所から囁きかけてきた声に度肝を抜かれ、わななく体を押さえつけほうほうのていで階段を駆け上り逃げようとして… やがて相手の言葉が理解できる程の思考力が戻り、しかも其の声が聞覚えのあるものだと気付けば ) ………え。 ( 中途半端な数の段上で、固まった。オバケジャ、ナカッタ…さり気なく羞恥心により紅潮した頬をカンテラの灯から隠しつつ、相手のいるだろう方向へ顔を向ける。 ) [Sun 20 May 2007 22:32:15]
◆声 > ( 声は相手の死角がわ。 覗き込まなければ見えない位置から聞こえてくるだろう。 怪奇現象でもなんでもなく、悲鳴やらなんやらを聞いて少し驚かせようか程度の発想。 ) ……はい。 驚きました。 いえこれは僕が体験したわけじゃないんですよ。 ただもう卒業してしまった先輩から聞いた話なんですけれどね。 ( 語り部のような口調で壁に隠れたまま喋る。 ) [Sun 20 May 2007 22:22:57]
お知らせ > 声さんが来ました。 『―――突然なんですよ、本当に』 [Sun 20 May 2007 22:19:51]
◆真護@百鬼譚 > ( 理解した事で、ほんの少し恐怖心は削られ ) ―――…ホアチャァッ! ( 体にくっ付ける様にして抱き込んでいた灯の高熱に今更気付き、慌てて取っ手を掴んでひっぺ剥した。色々不安要素が絶えない頭の中で、件の怪談を反芻してみる。 ) ( 校内の数ある踊り場付きの階段の中で唯一つだけに、其れは現れる。定められた時間等は無く、夜になり、其の階段を利用する者も殆ど無くなる頃になると、花の様に真っ白い手が一本壁からニョッキリ生え出でるという話。丁度傍に居た者を壁の中に引き摺り込んだりする訳でなく、ただゆらゆら揺れて存在するだけ。怪談に出てくるお化けの基本である恐ろしげな目的を持たない、不可思議な…だからこそ恐ろしい怪の一つである。漠然としたものほど恐怖を感じさせるものはない。 ) [Sun 20 May 2007 22:07:28]
◆真護@百鬼譚 > ( 色んな感情がごちゃまぜになって胡麻粒くらいの冷静な思考能力を邪魔している。此の侭では満足な調査等できない。一度落ち着く為、胸に手を当てて何度か深呼吸を繰り返した。 …此処は学校、建物だ。今まで調査して来た場所は、大方行く手を遮る障害物の無い場所だった。 ) …建物の中やから、怖いんか。 ( 逃げようにも手段や方向は限られ、戸締りがほぼ成された学内の空気は淀んでいる。頼りの月の光も、区切られた場所からしか差し込まない。…恐怖に直面せんとする時、ある程度の行動が制限されているのが怖いのか。 ) [Sun 20 May 2007 21:54:43]
◆真護@百鬼譚 > なっ…なななななんで怖いねんボケッアホッ ( 両膝が大爆笑を始めている。この込み上げて来る漠然とした恐怖感と圧迫感は何だ? …今日は「踊り場の壁から生える手」を確かめる為に此処へ来たのだった。が、密かに空いた大窓から忍び込み学内に入った時、妙な圧迫感が胸の中を駆け巡った。其れからずっとこの精神状態が続いている。理由の無い不安定な思いに暑くも無いのに汗は流れ、寒くも無いのに震えが走る。一体どうしたんだろう。 ) [Sun 20 May 2007 21:43:16]
◆真護@百鬼譚 > ( 学校は怪談の宝庫だ。真夜中に人知れず段数を変える階段、瞳がギョロリと動く肖像画、無人の教室で独りでに鳴るピアノ、上半身だけの少女、トイレに棲む女の子…挙げれば切りが無い。学生や教師等、学校に関する者にとっては当然ながら一日の約半分を過ごす場所だ。その分思い入れも深い。 ) ( 足を動かす度に、乾いた音が鳴る木製の階段。白昼の雑踏の中なら、小気味良く感じられた其の音も、人気も無く静まり返った暗闇の中では異様に大きく不気味に聴こえる。唯一の光源であるカンテラをこの世でたった一つきりの希望みたいに抱き締め、小さな呻き声を上げる。怖くてたまらなかった。 ) [Sun 20 May 2007 21:33:03]
お知らせ > 真護@百鬼譚さんが入室されました。 『( とある階段の踊り場にて。 )』 [Sun 20 May 2007 21:18:07]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『( 何も無かったから良いけれど、その影響下に入った時になす術は無かった。 迷う事になる )』 [Sun 20 May 2007 18:03:44]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 信仰の中には、人はただの駒でしかないとするものもある。 その人が何をしたとしても、それは神々がそのように動かしているだけだ、と。 …そんな考えは、実際にそうであったとしても、何とも身勝手なものだと思うけど。 そういったものとは別に 『後押し』 する何かがあるというのは、多少なり納得できる気がした。 …結局自分で決定した行動を、そのせいにするつもりはないとしても… 気の迷いは時として、『ただの』 では済まない重みを持つ事になる ) ―――もしかして、あれがどうにかして気付くことの出来る存在だっていうのは、救いなのかしら。 ( 気の迷いに負けるな、という種類の。 …考え過ぎだと笑って、落ちた紙束を拾い上げよう。 少し書き加えて、依頼主に届けに行く――― ) [Sun 20 May 2007 18:00:26]
お知らせ > 違和感さんが帰りました。 『「ただの気の迷いさ」と』 [Sun 20 May 2007 17:54:02]
◆違和感 > (残ったのは、バトルポイント1) (ふとした瞬間に心の中に入り込んでくる彼ら。しかし心配することは無い、気配を感じれば、その名前を口に出すだけでいいのだ) [Sun 20 May 2007 17:53:47]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 『勘違い』 と口にしたのは、体にかかった重さをもたらしている者が、そこにいる 『わだかまり』 なのではないかと考えた事に対して。 状況からそう判断は下せたけれど、それが間違っているかもしれないと釘を刺してのものだった。 何にせよ、魔術をかじって多少なりそういった存在を感じられ、それが探り当てられるなら、自分自身のものではないと悟られた 『気の迷い』 に何をする力も無かったかもしれないが ) ―――ッ… ( 一瞬見せられたのは、自分の顔だった。 楽天的なわけじゃない。 ただ、主の為に使う命を無駄に費やしてはならないと教えられ、それを信じているだけだ。 …その無表情に、不覚にもぞっとする… もっとも、務めで人を殺めた時に、自分はこんな顔をしていたのだろうけど。 …ふと、今同じ顔ができるかと考えて、また能力の衰えを感じた… ) ―――へぇ。 …おっかないわね… ( 何も掴ませず掻き消えた気配に、呟く。 ―――『弱気』 や 『苛立ち』 だって、どこかの何か、自分以外の別の物のせいかもしれない。 そう思わせる現象は、『わだかまり』 にさえ気付かなければ、日常のどこにでもある感情の揺れと同じなのだから ) [Sun 20 May 2007 17:45:43]
◆違和感 > (理由のわからない疲労感。その不快さは、勘違いかも、という言葉で少し和らぎ、その存在に声をかけた瞬間に、跡形もなく消えた) ……。 (一瞬実態を表した、スイカくらいの黒い靄は、ゆがみ一瞬、少女の顔を模す。それは、なんのも無表情なものだが、生来楽天的なら、出来の悪い粘度細工のようなディティールのあいまいなものになってしまうだろう。 いずれにせよ、それは一瞬で消える。緒戦直接生き物をあやめる力など無い存在だ、その妖怪、名前をつけるなら”気の迷い”はそのままか聞きえ、気配も跡形もなく消えた) [Sun 20 May 2007 17:34:58]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 冗談ではなく自分の感覚がどうにかなったのかと思ったが… やがて感じる、別のわだかまり。 …そこに何を見出せるわけでもないけれど、おそらく、屋上から一歩先へ誘うような性質を持つものだとは… 身を持って、知れるのだろう。 自分が、そういった誘惑は持ち難い育てられ方をしているという自負があるだけに。 ―――その必要も無いのに死にたがるような性格はしていないつもりだが、警戒しているうちに薄れて、薄れたと思って気を抜くと襲ってくる気だるさ… それが死んで消えるのなら楽になりたいと、疲労に耐え兼ねた状態の人間なら思ってしまうかもしれない ) ………勘違いかも、しれないけどね。 ( まだ、大丈夫だ。 ふと、休みたい、楽になりたいと、意識に反して浮上する思いはあるものの… それにあっさりと流されないだけの精神力は持っている。 『わだかまり』 を特定できるのなら、そちらへと歩みを進めよう。 特定できないのなら、その場で口を開く ) ―――あなた、何? [Sun 20 May 2007 17:25:06]
◆違和感 > (さらに意識して探ろうとすれば、その重なっている気配につながる、イトのようなものと、本体らしきわだかまりを感じるだろう。それは、イエロティアたちの言う妖怪の一種、川べりにいるとふと死にたくなる、そんな心に作用する妖怪の一種。それに気付いてしまえば、もはやおそろしい物ではないのだが……少女が警戒を強めれば、ため息も重さも薄れ、気を緩めたときにふとため息が聞こえる、そんな念質な存在) [Sun 20 May 2007 17:12:38]
◆跡野末理@臨時記者 > ( ―――気のせい、と言うには重みが気にかかる… が、だからと言って何があるわけでもなく、のどかな屋上で一人緊張している自分に思わず苦笑を零して首を振った。 本当に、どうかしていると… ) ―――ッ!? ( 『本当にどうかしている』 と、思わされるのは、その直後。 耳元で繰り返された溜息を、改めて自分のものではないと自覚してから。 …声の質はよく似ているけれど… ) ―――何…? ( でも、他に人はいない。 『呪い』 でもかけられたのかと、魔術的な作用を探るが分からずに、とりあえず柵からは離れて、自分の体を見下ろした ) ( 幽体離脱、とか… するとしたらこんな感じなのだろうか。 自分と、もう一人重なっている… となると、憑依と言った方が適当なのかもしれないが――― 今の段階で、なす術は無い ) [Sun 20 May 2007 17:04:13]
◆違和感 > (何かもたれかかるような感覚意外はまったくの日常そのもの。そんな中のたった一つの異質は、背にのしかかる感覚で) はぁぁ……。 (ため息がまたささやくように耳元で繰り返される。感覚を探るのならば、それは人間の気配にも似たもの、しかし、その気配は、半ば少女の体に重なるようにあった。その気配はおぼろげながら、実態を持つような気配を見せつつあった) [Sun 20 May 2007 16:56:30]
◆跡野末理@臨時記者 > ( そういった疲れをふと自覚する事はあるかもしれない。 何でもかんでも不思議につなげようとして神経過敏になっているなんてお笑い種だ。 けれど、そのタイミングと言うか力のかかり方は、それを感じる前と感じた後をしっかり隔てているようで… 無闇に不思議へ首を突っ込むのなら、何かあった時の対処は用心してし過ぎる事は無い。 床を転がらなければならないほど強くは蹴らなかったものの、ステップを踏むように立っていた場所から柵に沿って脇へと身をかわした。 一瞬ぶれる視界、落ちていく錯覚は、脱力感と思えなくもないが。 ―――離れない重み、誰かがいるわけではない。 人ではないと言うより、そもそも実体が無い感じ。 魔術を捉える感覚で、その正体を探ろうと試みる ) [Sun 20 May 2007 16:50:36]
◆違和感 > (それは、疲れがたまった時に感じる重み、その程度のもの。脇に飛ぶのなら、まるで密度の極端に薄い水飴がくっついてくる用に重みは遅れてついてくるだろう。飛ぶまでも無いと判断するのなら、視界が一瞬ぶれて、視界だけが、ぐるぐると回転しながら地面に落下していくような錯覚を覚えるだろう) [Sun 20 May 2007 16:37:18]
◆跡野末理@臨時記者 > ( もっと、ずっと前から鈍っていたのかもしれない。 里で将来有望とされていた頃のスペックは、怠けていた数年で死んだのだと思っていたけれど、結局 『飛燕』 に出向になるまで正式には下忍にもなっていなかった ) ( 単純に、能力が低いから見破られる。 それで未だ見ぬ世界への糸口と、過大な期待を寄せてしまっては、エミキーにも良い迷惑か。 裸の付き合いの中で、友人達が交わした会話の内容は知らない。 言われなければ自覚しそうにないけれど、嫉妬も間違いもあると、どこかでは感じているのだろう ) ( 観察者であろうとしながら、介入せずにはいられない。 不思議を解き明かしたいという思いはあれど、それは忍としての務めではなくて、より強く甘さが顔を出している。 どうしてもと言うわけでもないけれど、困っている人は可能な範囲で助けるものだとか、そんな ) ( 実は別のイメージの混入による人格の崩壊があったかもしれないなんて裏事情はおいといて。 そうだとしても、それは跡野末理が不確かな人間性をしているというだけの話。 理屈に反して、揺れていた ) ―――? ぇ。 ( 一瞬、自分自身の零した溜息かと錯覚して対処が遅れた。 何の前触れも無く、耳元でした音に身構える。 背にかかる空気圧のような実体の無い感触は、その力のほどを測り難い。 ただ、もしも強まるのなら、柵ごと宙に放り出されるなんて御免だ。 軸にしてた足で屋上を蹴って、脇に飛ぼうと試みる。 紙の束は足元に落ちた ) [Sun 20 May 2007 16:32:16]
◆違和感 > はぁぁ……。 (耳元で、殆ど空気の漏れる音のようなかすれたため息が聞こえるだろう。それは、ありえないことだが少女の声に限りなく似た声質で、のそりと何か重い空気が、柵に押し付けるようにのしかかるような感覚を覚えるだろう。錯覚かどうかもあやふやな、わずかな感覚) [Sun 20 May 2007 16:23:05]
お知らせ > 違和感さんが来ました。 [Sun 20 May 2007 16:09:35]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 自分達アルバイトは取材するだけ、それを上手く纏めるのは本業に任せられると知っているけれど、納得できる仕事をしたかと考えるとすっきりしない。 釈然としない面持ちで風に煽られる紙束を捲り、溜息 ) ( 生活のサイクルが乱される程度では何でも無いはずの体に、疲労を感じる。 取材しておいて・首を突っ込んでおいて、それを記事にするのを躊躇うなんて矛盾かもしれないし、自らの本業を考えればあまりにも鈍っていた ) [Sun 20 May 2007 16:04:39]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 怪談・不思議な話を探して来るようにというアルバイトは、今日が締め切り。 先輩は先輩で何か見つけて仕上げているかもしれないけれど、あまりアテにするのも頼り切りみたいで気持ち悪いから、取材する中で自分の聞いた話や、貯水池で会った女性の怨霊?の事を簡単に纏めておいた。 これを届ければ依頼は完了。 空回りでも日数だけはかけているし、創作でも良いのだから突っ返される事は無いだろう。 …多分 ) ( でも、気に入らない ) ( 学校の怪談なんて多くは月並みなもので、実際に経験した自分にとっては 『貯水池で出会った女性の怨霊』 こそ特別なものだけど、記事にすれば何て事は無い、文章力のある人が書いた創作の方が本に収めるにはよほどウケると思う。 そうでなければ、娯楽に提供するのは気が引ける話を、場所などの詳細を少し濁しただけで記事にはできなかったかもしれないが、実話の重みみたいなものを、今ひとつ出せなかった ) [Sun 20 May 2007 15:54:40]
◆跡野末理@臨時記者 > ( セーラー服を着たお下げ髪は、何かせっかちな少女が待ちぼうけを食わされているような調子で晴れた空を仰いだ。 日も長くなって、まだ日暮れには時間がある。 遠くサークル活動に精を出す学生達のざわめきが届く明るい屋上は、怪談の舞台にはなり難そうな感じがしていた ) ―――っふぁ… ( のどかな空気にらしくない欠伸を一つ。 先日 『ドッペルゲンガー』 の話を聞いた屋上へ、視界を掠めた影が気になって戻っているが、注意力も散漫になっているのか今のところ何も起きていない。 …と思っている ) ( 過ごし易い涼やかな風が吹いて、セーラー服がはためく。 手にしていた紙束が、ばさばさと音を立てた ) [Sun 20 May 2007 15:34:47]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが入室されました。 『( 屋上の柵にもたれて、コツコツと革靴の爪先で足元を叩く )』 [Sun 20 May 2007 15:24:39]
お知らせ > フィエルテさんが退室されました。 『(そして次のテストも再試決定。駄目駄目学生であった)』 [Sat 19 May 2007 17:49:01]
◆フィエルテ > あーあ。 ( 起き上がってだるそうに答案用紙に視線落とせば思わず溜息盛大にもう一度。幸せが逃げていくよ。 ) こんなもん、棄てちゃえーっ! ( ばっしぃ。ゴミ箱にくしゃくしゃ丸めて棄 て ち ゃ っ た ! ははは。 ) ( ぱんぱん、と手を払い ) うん、次がんばればいいんだ。あんなのしーらないっ。 ( 潔かった ) [Sat 19 May 2007 17:48:07]
◆フィエルテ > ( 文通は得意です!なんていうノリで、どうして自分がここに居るのかわからなかった。けど、実際今、学生謳歌しているフィエルテです。 ) ……アルバイトしてるときとかのほーがよっぽど充実してたよぉ。キレイなお姉さんーとか(ちょっと恐かったけど)キレイなオニイサンーとか(ちょっと高笑い多かったけど) あーあ。なんだかなぁ。 ( ぐーだぐーだ。机に突っ伏しながらぼそぼそ、愚痴をぼやいているダメ学生。 ) 玉の輿に乗るにはどーしたらいいんだろぉ。 ( そんなこと言ってる時点で恐らく道は険しい ) [Sat 19 May 2007 17:45:37]
◆フィエルテ > 最近、イイコトもなにもナイもんなぁ。 ( はぁ、と盛大な溜息をついて机に突っ伏。机に広がる答案用紙に寝そべった。 ) ……すっごい点数。 ( 相変わらず。小さく呟けば憂鬱そうな溜息が零れる ) [Sat 19 May 2007 17:17:25]
お知らせ > フィエルテさんが来ました。 『あーあ。』 [Sat 19 May 2007 17:16:06]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが帰りました。 『( もう一人の私。 垣間見たダークサイドに、そんなのがいたっけ )』 [Thu 17 May 2007 03:54:19]
お知らせ > エミリアさんが退室されました。 『次々に周りの人も同じように、って言うのもB級ですね』 [Thu 17 May 2007 03:52:19]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――関係者全員が死ぬまでバレない嘘は嘘じゃないわ。 おっかない話だけど、何でもかんでも疑ったってしかたないっていう風にも思えるでしょ? …そうね、私には今、私が私の味方に害のある存在に取って代わられたら気付いてくれそうな友達が居るから、そんな風に言えるのかもしれないけど――― …いや、そうか、死んだはずなのに意識とかそういったものが残るなら… 本人にとっても、『殺されたから終わり』 じゃないわね。 …ええ、嫌な話… ( 真実を知っても、やはり意識的には 『死んだらお終い』 何の後腐れも残せはしないという考えが働いてしまっている。 落ち着かなそうにお下げを弄って ) あら? 上手かったわよ。 ―――〜寮生だったのね。 奇遇じゃない、私も。 …そうだ、こんな続きはどうかしら… 家に帰った男の家族は、男の様子がおかしい事に気付いて、その時になってやっと男の言っていた事を信じるの。 そして様子がおかしな男を偽物として殺してしまう。 殺された男は、本当に偽物だったのか――― だめね、しつこいわ。 ( そんな話をしながら、寮まで ) [Thu 17 May 2007 03:48:36]
◆エミリア > そうですね、周りの人には、残ったほうが本人。でもそれが、いつの間にか入れ替わっている。 それを考えたとき、わたしはちょっと背筋が凍りましたね。 (隣人が、友人が、家族が、いつの間にか『違うもの』になっていたら。あるいは、自分が、そうやって殺されて、自分じゃない何か、に成り済まされたとしたら。) いえ、もともとが、わたしが昔読んだ本のお話なので。楽しませるには、もっと話すことがうまくならないとダメですね。 (覚えるだけじゃダメだ、とう軽くなだれて。)(お開き、には賛成。明日―いや、もう今日かの授業は眠いんじゃないかと、心配しながら屋上を後に。) わたしは女子寮に帰るけど、アトノさんは? (もし同じなら、道中おしゃべりをしながら帰りましょう、と。) [Thu 17 May 2007 03:38:52]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――でも、『もう一人』 が悪さをしているのを、周りの人は見て… ぁ、二人同時にいるところは、見ていないのか… ( 確認されると、ふむ、と思案顔 ) ―――〜同じ存在だったとしたら、殺せるようなものかしらね。 『自我を殺す』 なんていう言い方はよくあるけど、それって結局妥協や和解の場合が殆どじゃない。 魂の仕組みとか、その辺りは良く分からない。 でも、善・悪に別れていたとしたら、どちらか片方を殺してもう片方が残る事はできるの? ( 返す言葉も真剣に。 結局解決には辿り着けない思考だけれど、どうもこねくり回すのが嫌いではないらしいと、最近自覚した ) ―――どっちでも、良いんじゃないかしら。 同じ存在から別れた二人だったなら、どちらにしても 『何かが欠けた男』 しか戻って来ないんだし。 真実を知っている 『もう片方』 は死んだんでしょ? 本当にその事態について気にしなきゃならない人は、もう生きてない。 周りの人間には、戻って来た 『そっち』 が本物だわ。 やり切れない話だけどね。 ―――その後家庭が崩壊したとしても、男が偽物だったなら騙され続けなくて済んだと考えれば良い。 男が本物だとしても自業自得。 幸せになれてそれまでと変わらないなら、言う事無し。 ( こんな考え方は割り切り過ぎているのか。 ぼんやりと宙を仰ぎながら続ける ) ―――困るわね。 そんな怪談の当事者になったら。 …もっとも、それを怖れるのは… 眠りから目覚めた後の自分は、眠る前の自分の記憶を持っているだけの偽者で、本物はどこかでどうにかなっているのかもしれない、なんて事を考えるのと同じような気もするけど――― ( 目の前に現れて、そう言い続けられもしないだろう。 切実だ。 遊ぶような顔に、楽しげな苦笑を向ける。 肩を竦めて、今日はお開きか ) …ありがとう。 楽しかったわ。 [Thu 17 May 2007 03:27:19]
◆エミリア > ええ、主人公の男は、そのまま奥さんや子供の待つ家に帰って、話はお終いです。 (ノリノリだった口調は、元のものに戻して、さっぱりとした顔で。) めでたしめでたし、と取ることも確かに出来ますが。 アトノさんは最初に言いましたよね、心の病じゃないか、と。 (頭の中の本は閉じて。 首をかしげる相手に、確かめるように語り掛ける。) そういう風に、一人だけ、と考えてもいいですが。他にも、ドッペルゲンガーも、主人公と同じ存在、と考えることが出来ます。 例えば、善の心と悪の心に分かれてしまった、みたいに。 (物語を解きほぐしていくさまは、学者か何かか。いたって真剣に話して。) では、ここでクイズです。 同じ存在だとしたら、最後に家に帰った主人公は、どっちだったでしょう? (最後は、悪ふざけをするような顔で。) [Thu 17 May 2007 03:10:22]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――めでたし、めでたし? ( 主人公=オリジナル、だろう。 何だったのか分からないけれど偽者?は殺されて、それで解決かと。 消化不良な思いを抱えて、首を傾げる ) [Thu 17 May 2007 02:58:03]
◆跡野末理@臨時記者 > ( それはもう、噂と言うより物語のような気もする。 けれど適度な長さは信憑性と言うか、リアリティを高めてくれて、想像で補う部分を限定されるのはあれやこれやと考え込んでしまう聞き手にとってはありがたかった ) ―――〜ん、なるほど。 ごめんなさい。 ( 口を挟んでしまって。 一言謝って、やはり聞く姿勢 ) 『気が付くと自分の背後を眺めている』 っていうのは、つまり、書き物をしている自分の背中を見ているような幻を、書き物をしたままで見るという事? それとも、意識しないうちに後ろを振り向いてしまっている、という事かしら。 ( 屋上の柵を背にしている自分は、後ろを振り返っても空間があるだけ――― でも、空間を挟んで向かい側には、隣の棟の屋上も、その下に窓も並んでいる。 …何とはなしに振り返って。 『乗せられた』 と苦笑を零す…。 屋上にも、窓の向こうにも、人影は――― …よく分からないが、いる、とも言えない… ) ―――。 ( 結末を待とう ) [Thu 17 May 2007 02:55:35]
◆エミリア > そして、どうにかこうにか、主人公は、自分のドッペルゲンガーと対峙できました。 初めは簡単な口論―俺の姿で変なことをするな、とか、いや俺はお前だよ、とか。それは次第に激しくなって、いつの間にか、互いに相手を殺そうとする激しい取っ組み合いの喧嘩になって主人公は、…… (そして、続きを言うまでずいぶんと時間を溜める。) ……相手を殺しました。 (そして、ずいぶんと溜めた割には、ずいぶんとあっさりとした結末。) [Thu 17 May 2007 02:55:22]
◆エミリア > (端折っても長いのは、元が書物からによるためか。 話している最中で、もっと短い話を探せばよかったと思いつつも、頭の中で読み出したそれに自らはまっていく。) そうですね、そう考えるとしっくり来るかもしれませんし、それがちょっとオチに掛かってきていますので。 (続けますよ、と言って。) そして主人公は、もう一人の自分―ドッペルゲンガーがいる、と感じるんですよ。部屋で書き物をしていると、背後に気配を感じる、ところが気が付くと自分の背後を眺めている、何て経験から。 (そう言って、自分の背後を見るように振り返ったり、目の前にいる少女の背後の空間を見やったり。 ノリノリである。) で、この主人公は、そのドッペルゲンガーと戦うことを決意するんですよ。自分の姿で勝手なことはさせられない、と。 (と、ここで一息ついた。まくし立てるようにしゃべっているのに、まだ終わらない。あともう一息だ、と、一度呼吸を落ち着けて。) [Thu 17 May 2007 02:47:28]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――ああ。 ( その話は、当事者と言っても良い。 今何かを言えば話の腰を折ってしまいそうで、相槌に止めるけれど… やはりその親についての噂は流れていないか ) …死なない、という事もあるの? 避け方は何だったかしら… と言うか、旧いのね。 ( ならば今は、そこから派生したらしい話を聞こう。 意味ありげな仕草に 『ノってるっじゃない』 と内心。 興味深げに頷いて聞く姿勢 ) ―――それはいわゆる心の病なんじゃないかしら… ( ドッペルゲンガーではなく当人がそれをしているのではないかと、首を傾げる ) [Thu 17 May 2007 02:34:56]
◆エミリア > わたしが知っているのは、有名なものですから。変な肉達磨が教室から見つかった、とか。 (一時期は、その話で盛り上がっていた。今はもう、見る影も無い。) ええ、そうです。 二重に歩くもの ― 人間の霊的な生き写し、と言う意味ですが、これに出会ったら近いうちに死んでしまう、という言い伝えは旧いですね。 で、それの亜種というか、題材にしたお話がひとつ。(手を顔の前にもってきて、意味ありげに一本指立てて見せた。) 長くなりそうなのでちょっと端折ってしまいますが…その話の主人公は家で書き物の仕事をしていたそうです。 それが、疲れ眼か手元の文字がぶれて見えるようになったのが事の始まり。 よくあることで初めは気にしていなかったそうですが、一向に直らない。 そればかりか、集中力もなくなってしまって、自分が何をしていたかが分からなくなってしまうことまで。 その間のことを人から話を聞けば、突然暴れだして、とか物を盗んだ、とか悪い話ばかり。 (頭の中で、本のページを捲りながら。必要なところだけを抜き出して。) [Thu 17 May 2007 02:29:20]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――法則性なんて、無いのかもしれないけどね。 あったら知りたい。 ( 背を向けはするけども、返す言葉は変わらない調子。 何か理由があるのかもしれないし、ただ、人通りを確認しただけかもしれない。 …とりあえず、何かに背中を押されるような事は無かった… ) ―――〜いんや。 まだまだよ。 全体の一割にも満たないんじゃないかしら。 『似た話』 っていうのはあるけどね。 ( 『あらかた調べた』 なんてとても言えないと、からから笑って振り返る ) ―――〜何でも良いのよ? 今ここで作られたりするとちょっと困るけど… まぁ、それだって切欠ではあるし――― …ドッペルゲンガー… 『もう一人の自分』 だったかしら。 ( 何となくは知っている、と… 頷くような首を振るような。 興味を抱いた目で、思い出す風にする女性をじっと見つめてる ) [Thu 17 May 2007 02:18:32]
◆エミリア > ふむふむ、なるほど、そういうことですか。怪談が生まれるまでの経緯を含めて解き明かしたいわけですね。 魔術は専門外ですが、そういうこともあるかもしれませんね。 (可能性として、十分考慮できる。 根も葉もない噂なんて、ちょっと変わったこと、ちょっとの不安材料からいくらでも出来る。) そういうのは、ちょっと難しいですね。 (認める、逃げる。どうやら込み入っているような。 背を向けた相手にそれ以上かける言葉は見つけられず。) ええっと、そうですねぇ、大学にあるのはあらかた調べられたようですし…(本題に戻ったならば、ぺらぺらぺら、何かいいものは無いだろうかと頭の中のページをめくり。)…そうですね、ご期待に応えられるか分かりませんが、ドッペルゲンガーというのは知っていますか? [Thu 17 May 2007 02:10:01]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――探してたのよ? でも噂される怪談の殆どは、何処かの誰かに用意されたものだわ。 多分ね。 …元になった話の有無っていうのは大きいと思うけど、人から人へ伝播する過程で、特に怪談みたいな噂話には尾ひれがつくものだから。 もっと怖く、もっと興味深く… って。 ―――そうして時間が経てば、オリジナルの話なんてどうでも良くなる。 …私は怪談そのものにも興味があるけど、その仕組みを知りたいの。 噂には現実の一端が紛れている事がある… でも噂を聞いた後で現実を確認したなら、噂される前からその現実があったのかどうかは分からないじゃない。 ―――色々な流派があるけど、『魔術』 の多くが 『術者の理想を現実にする』 物なら、根も葉もない噂が現実になる可能性だってあるわ――― ( ぺらぺらと、カンテラの火一つが寂しく灯る屋上に、言葉が流れる。 …暫く話して苦笑を零し、首を振った… ) 〜妄想だって、思われちゃうかしら。 ―――強いんじゃない。 鈍いって言うのよ。 怖いと認める事から逃げているって言われれば、否定出来ないから。 ( 尊敬の眼差しにはバツ悪そうに手をふりふり。 背を向けて、柵に寄りかかり、人通りの絶えた眼下に視線を落とした ) …怖がるなんて、無いなら無い方がいいのかもしれないけど… どうすれば怖がれるのかしら、なんて言うのはオカシイでしょ。 ―――ぁあ、そうだ。 何か、怪談知らない? 色々回ってるんだけど、どうにも空振り続きなのよ。 [Thu 17 May 2007 01:42:41]
◆エミリア > 突風が、なるほど、そういうことも考えられますね、確かに。 (神妙に頷いて、その仮定に納得し。ぼそりと告げられたことには、そんなことはしないですよ、と手と顔を振って否定した。)(いわゆる怪奇現象。 死んでしまったり、殺されたり、なんていうのは遠慮したいけれど、ちょっとばかりお目にかかりたい、何て思ったり。 闇の中に何かいる、と感じたら、それを確かめたくなる性格。好奇心が旺盛すぎるかもしれない。)(しかし、いろいろ考え始めたところで、制止が掛かった。) ぇ、と、用意するって、怪談を探していたんじゃないんですか? (するりと出てきた、ちょっと不気味な話に驚きながらも、あれ?と首かしげる。)わ、怖いものが無いなんて、強いんですね、アトノさんって。 (分からない、というのを、無いという意味で捉えて。尊敬こめた眼差し一つ。) [Thu 17 May 2007 01:26:35]
◆跡野末理@臨時記者 > そんなところじゃない? 曰く人間関係に悩んでいた、成績不振を苦にした、えとせとらえとせとら… 色々言われてるけど、誰一人、本当にここから飛び降りた人には辿り着けてないわ。 まあ、調べる時間もあまり無かったんだけど。 …もしかしたら本当かもしれない。 噂とは違っても、周りの建物や構造の都合でここに突風が吹くようになっていて、それに落とされるのかもしれない。 何か分かるんじゃないかって、ここに居る。 ( あなた、私を落としたりしないわよね? などと冗談とも本気ともつかない口調でぽそりと続け――― ぽかんとする顔に、ただ頷くだけ、質問の捕捉はしない ) ―――〜ううん。 そういう事よ、ありがと。 『何が一番怖いか』 って、そこは別に怪談でなくたって良いんだから。 …例えば、火事が怖いなら、火事に繋がるような怪談を用意すれば良い。 『ある廃屋に遊び半分で忍び込んだら、その家の奥に真っ黒く焦げた部屋がありました。 その後暫くは何も無かったのですが、ある日気付くと私の部屋の隅に煤けたようなシミができていて―――』 とかさ。 ………私は今一つ、自分が何を怖がっているのか分からない。 いくつかは、あるんだけど。 『本当に?』 って考えると、そこで止まるわ。 [Thu 17 May 2007 01:12:20]
◆エミリア > (いざというとき武器にもなります。いえ、使ったことなんてありませんが。) そうですね、今日も、風が吹くとちょっと。 (怪談怪談、例えば階段の段数がおかしくなったり。鏡の向こうに違う世界があったり。自分のそっくりさんを見ると数日のうちに死んでしまったり。 …頭の中からぽろぽろと零れ出てくる。) 飛び降りで、その後もと言うことは、話ではその最初に飛び降りた人が引きずり込んでいる、とかでしょうか。 真偽のほどは、少々永い先生にでも聞けば解るかもしれませんねー。 (連続飛び降りなんて、学校は隠したいだろうが、人の口に戸は立てられない。 とりあえず、自分は聞いた事がなかったから、それ以上はいえない。) え? 怖いもの、ですか? (突然で、ぽん、と浮かんだのは) 火事で家が燃えたらって考えるととても怖いですが…そういうことじゃ、無いですよね? (怪談から繋がるのなら、そっち方面で怖いものだろう、と。 家の本が燃えてしまう悪夢を打ち消して、改めて考える。) [Thu 17 May 2007 00:59:20]
◆跡野末理@臨時記者 > ? ( 満足気な表情に首を傾げるけれど、それだけ。 口振りも手伝って、おっとりとした印象を受ける。 話を聞けば、鞄の中身は本だろうなと当たりをつけた。 …もっとも、辞書が何冊も入っているとは思わないけども… ) なるほど、それはおつかれさま。 …一雨来そうな感じね。 もう雪は望めないかもしれないけど、油断しているとまだ冷えるわ… 気を付けて。 ( 変な影も奔ったし、とは内心 ) ―――〜そう、そっちの怪談よ。 ここから飛び降りた学生がいたんですって。 真偽のほどは不明だけど、それ以来ここから何人か落ちているっていう噂があるわ。 …もっとも、オリジナルの事件を特定できないとなると眉唾の可能性が高いけどね… ( ちょい、と今まで自分の寄りかかっていた柵を指差して、さらりと。 もう肩を竦めている辺り、本人も半信半疑なのだろう ) 〜エミリアさんね。 ええ、よろしく――― そうだ、あなた何が怖い? ( 突然だ ) [Thu 17 May 2007 00:45:00]
◆エミリア > (そうそう、思い出した。たしか、旧い制服の一つだったような。 思い出せれば、それにちょっと満足した顔になって。) 纏めものが終わったので、ちょっと頭を冷やそうかと思いまして。 すぐ下でやってたので、屋上のほうが涼しいかなと思ったら、ちょっと冷えすぎでした。 (照れ笑い交じりに、ここまできた経緯を簡単に説明して。) 『カイダン』って言うとー、わたしが今昇ってきた…ほうではなくて、お化けとか幽霊とかのお話ですよね? (『階段』『怪談』『会談』なんて、頭の中でぱらぱらと言葉を捜して。 なんだか面白そう、と瞳の輝きが増した、かも知れない。) 遅れましたが、人文学科のエミリアといいます。 宜しくお願いします、アトノさん。 (自己紹介されたことに、一拍おいて気が付いて、ちょっと慌てて姿勢を正して自己紹介を。) [Thu 17 May 2007 00:32:11]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 自分の事にも興味は無いけれど、ランタンの灯りに映えるプラチナブロンドには彼女の愛着を感じる… ような気がする。 重そうな鞄、夜風に当たりに… そんなキーワードを拾いながら、彷徨わせていた視線を戻そう ) 〜もう下校時刻回るわよ? こんな所にまであたりに来なくたって良いでしょうに。 ( 曖昧な返事には、探るでもなくツッコミ一つ。 ふと、徘徊癖のある友人も初対面の人間にはこんな風に言うのだろうかと笑い ) ―――〜実験… 近いかしら。 体系も何も無い事だけど、『怪談』 が実話かどうか確かめたいの。 …魔術科二回生の、アトノ マツリよ。 ( セーラー服は一応、ヴェイトス大学指定制服の一種だ。 中でも特に旧いデザインで、着る者も少なく今では大学史博物館の額縁の中くらいでしか見ないもの ) [Thu 17 May 2007 00:16:15]
◆エミリア > (手を振られれば、僅かに安堵して。会釈を返した。 肩から掛けた鞄と、長い髪が一緒に揺れる。) ええ、まあ 気分転換というか、散歩というか、夜風にあたりに来ました。 (聞き返されれば、やっぱり、と思いつつ。教師や守衛さんには見えないので、そのまま素直に告白。目的意識があったわけではないから、ちょっと曖昧になる。) 人が引くのを… あぁ、何か実験とかするんですか? (人気がなくなって何をするのだろうか、と考え始めてすぐに、そんな結論に達した。安直ではあるが、魔術の実践、あるいは何かの観測だろうか、何て。)(見慣れない服装、でもどこかで見たことがあるような。記憶を辿る。 まじまじと見ては失礼だと、気をつけつつ、特徴を探したり。) [Thu 17 May 2007 00:03:59]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 『足が無ければ怪談だ』 なんて、言われたかもしれないし、言われていなくても自覚はある。 近付いてくる女性に… まあ、現実的な思考の持ち主なのだろう、怯える様子も無ければさらりと手を振って存在をアピール ) ―――こんばんは? あなたこそ、何してるの。 …私はそうね… もうちょっと人が引くのを待っていたってところかしら。 ( 微笑んで挨拶を返し、視界を掠めた影は彼女のものではないと判断。 それとなく視線を周囲に彷徨わせている ) ( 緑の黒髪と言われるアマウラ人らしい黒髪をかっちりとした三つ編みにして、旧いデザインのセーラー服を着た娘。 ぱっと見は、やや鈍くさい印象さえ与えてしまいそうなくらい地味なものだ ) [Wed 16 May 2007 23:50:05]
◆エミリア > (灯りに慣れている目は、夜の闇をうまく見通せなくて。足元に気をつけるように進んで行って。) あら? どなたかいるんですかー? (屋上の端に、ぼんやりと浮かぶ人影にようやく気が付いた。 何をしているのだろう―自分と同じく風にあたりに来たのだろうかと、考えながら傍まで行こう。)(近付いていったら白く見えているところしかなかった、とかだったら怪談になるんだろうが、それでは話が逆。) こんばんはー、こんなところで何をしているんです? (はっきりと相手が見えるようになったら、エミリアは自分のことを棚に上げて、挨拶を。) [Wed 16 May 2007 23:41:54]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 現実に新たな神隠しや犠牲者が出ているという話も聞かないし、『名前の無い殺人鬼』 の動向… と言って良いのかどうかは分からないが、とにかく目新しいニュースはこれと言って無く… そう言えば暗黒街にでも転がっていそうな死体が商業地区で出たとか、そんな話を聞いたけど、今自分が探しているのは 『学校の怪談』 だ。 …締め切り間近、あまりあっちにもこっちにも行っている時間は無い… ) ( 一応、もう知らせるべき話はあるのだけれど、あまり幸せとは言えなそうな恋の満足できない行く末なんて、怪談は怪談でも、『実話』 を娯楽の対象にするのは気が引けてしまう。 それこそ作り話だったら良かったのにと肩を竦めて、それでも死んでしまった彼女の意識がそれで 『お終い』 ではなかったのなら、今頃どこでどうしているのだろうと空を仰いだ ) ( 勿論、生まれる前の記憶や前世の記憶なんて、持っていない。 でも、やっぱり、本当にあるらしい ) ―――? ( 視界を掠めた影を目で追って、相手よりも一足早く、カンテラを持った女性を見つけた。 イエロティアにしては色白の脚と手と、振り向く横顔は闇に紛れようとしていない。 何をしているのだろうと黙って見つめているが、特に隠れるでもなく、手摺に両肘を預けた姿勢で屋上の縁に居る ) [Wed 16 May 2007 23:32:01]
◆エミリア > (何をしているのか、と聞かれたら困るような時間。夜風にあたりに来たエミリアは、言い訳を考えながら扉を開けて。) うーん、ちょっと冷えますね。 (高所を吹く風に、冬の装いの終わった身を僅かに縮こまらせて。 先客がいるとは露知らず、一瞬掠めた影にも気が付かず、小さな灯りを頼りに、闇に混じる少女のほうへと足を進める。) [Wed 16 May 2007 23:27:12]
お知らせ > 人影さんが帰りました。 『一瞬視界を掠めた影は、すぐに掻き消えた』 [Wed 16 May 2007 23:25:46]
お知らせ > 人影さんが来ました。 [Wed 16 May 2007 23:15:30]
お知らせ > エミリアさんが入室されました。 『(カンテラ下げた少女が一人)』 [Wed 16 May 2007 23:15:03]
◆跡野末理@臨時記者 > ( トイレの話各種に、音楽室や理科室の話。 こういった場所が舞台になる事は多いけれど、実際にちょっと覗いただけで確実に鉢合わせるような 『何か』 があるのなら、大学なり有志なりの手によって対策がなされているものなのかもしれない。 自分だって、そういった話に首を突っ込んでいるうちに出会った怨霊っぽい女性と二度は会っていないのだし、話を聞いてお終いになるような大人しいのもあるのかと思えば、『怪談』 を完全な創作とまでは言わなくても既に終わっている話だという見方は、割とすんなり受け入れられてしまっていた ) ( 銅像が走り回ったりはしないし、おかしな階段や鏡も見当たらない。 七つ知ったら何かが起こる、あるいは 『この七つ目を知ってはいけない』 のが七不思議の定番だけど、ヴェイトス大学の怪談は七つに収まらず、かと言って百は集まっていない ) [Wed 16 May 2007 23:13:03]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 学内の怪談だけに取材対象を限定しようと、妙なところで意地になっている締め切り四日前。 とは言え、アプローチの仕方もそれまでとは変わらず、そうそう都合良くネタが転がり込んでくる事も無い。 知っている怪談話は粗方尽きてしまって、聞き込んでは検証の繰り返し… 今夜も成果は挙がらないまま、サークル活動などで居残っていた学生達も帰って行く ) ( そんな姿を眼下に小さく見送って、浅い溜息を一つ。 闇に溶ける色のセーラー服とお下げ髪を一雨来そうな夜風に揺らした娘は、灯りも持たず屋上に佇んでいた ) [Wed 16 May 2007 22:57:53]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが来ました。 『( こうなれば意地でも )』 [Wed 16 May 2007 22:45:06]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『( また、空振り。 話し相手を付き合わせていれば、まだ気にならないけれど )』 [Sat 12 May 2007 04:20:52]
◆跡野末理@臨時記者 > 騒動が起きても気付けば元通りよ。 吸血鬼だ何だでちょっと殺気立ってたけど、喉元過ぎれば熱さを忘れるってこの事ね。 脆そうなくせにタフな街。 …事件とは別に、市民が決定的な行動に出るまでその事件が持続している必要があるって事かしら。 ( 感覚的なものではなく、行動に移してしまったという事実が必要なのではと考えて… そういえば、吸血鬼の時は有志の異種族狩りもあったっけと苦笑を零す ) 〜個人として持つべき意見と、市として掲げるべき意見でまた違うって事でしょ。 はっきり言っちゃえば、ハト派とタカ派がいるから面白いのよね。 ( 脳天気に見える街も、せめてもめているうちは大丈夫かと… 過激派の存在は、それはそれで問題だとしても… 先輩の微笑に 『いいんじゃない』 と頷いた ) 〜あぁ、あっさり焚きつけにされるくらいなら無害だわ。 …へぇ、喋るんじゃないのね。 今度見せてくれる? ( 今一つピンと来なかった本の悪魔だけれど、具体的な話をされるとやっぱり気になるもの。 『本名』 と言われると、先輩が使役しているような印象もある。 …死後、なんてものがあるとして、先輩の魂がそれらに囚われないよう願っておこう… ) 〜次は… そうね、そこの棟に 『段差の変わる階段』 が――― [Sat 12 May 2007 04:19:32]
お知らせ > セツ@百鬼譚さんが帰りました。 『(怪談話のように鏡の中に世界なんてある筈も無く)』 [Sat 12 May 2007 04:07:41]
◆セツ@百鬼譚 > ―――そろそろ行きましょうか。 それではどこに向かうとします? ( カンテラの位置を戻して話し掛ける。 深夜の校内探索はもう少し続くのだろうか。 ) [Sat 12 May 2007 03:58:45]
◆セツ@百鬼譚 > また去年の夏のような騒動でも起きない限りは現状のままでしょうね。 恐らくですけれど。 ( 変わらないのもまたよいこと。 この場合どちらの方がいいと答えるには些か難しいが。 ) 僕らがここで語ってもどうしようもないことですしね。 ただどういう風に相手に対応するかも自由だと思いますよ。 僕はそういう風な物の見方をするのは嫌いだ。 ただそれだけのことです。 ( 確かにそうだと何時もの如くに微笑みを。 ) それは否定できませんね。 まあ…本当に騙してるようだったら焚書にでもしましょうか。 ―――基本真っ白です。 書き込むとそれに対しての返事が返ってくるといったような形ですね。 なんでも字体やらで書いてる人の感情もある程度わかるだとか。 アントワネットという本名を言ったら怒ります。 ( どうでもいい黒書についての知識を教えつつ、遠い目を元に戻す。 ) 本当にそんなのがいたらストーカーで訴えたい気分ですね。 ――名前と顔と評判ぐらいは。 まあそういった手で臭い物に蓋な原理は間違っていませんよ。 ただこの怪談話にも通用するかどうかは知りませんけれどね。 ( 灯りを掲げて同じように窓へと視線を動かす。 そこにはお下げの少女と金髪の青年だけで、三人目の影は見えなかった。 ) [Sat 12 May 2007 03:57:48]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――妬まず疎まず、この調子で上手くやっていけると良いわね。 ( 本当に良いと思っているのかどうかと言うと複雑で、肩を竦めながら ) 『平等』 な状態なんてありえないって受け入れた上で、不遇な立場にある側が耐え忍ぶ事ができれば、きっと平和よ。 優遇されているなら、どうやって耐えてもらうかを考えないといけない。 難しいけど… ま、議会に任せましょ。 私達は私達で、普通にしてれば… 現状は、クラスメートに悪魔がいたって付き合っていかなきゃならない街なんだから。 ( やや投げやりにからから笑い。 驚いたのを不思議そうにされれば、それこそ不思議そうに見つめ返す ) 『たいした事の無い奴』 って思わせるための、罠っていう可能性は? 疑ってもキリがないけど、だって悪魔って言ったら… ま、私こそ本物の悪魔を知らないんだから、案外何でもないものなんだって事なのかもしれないけどね… 〜何? 『知識と交換に手入れと虫干し』 なのに、白紙なわけ? その本は。 ( 『しょっぱい悪魔』 それでいいのかって、お下げを弄う。 『死者』 について納得されてしまうと、そう考えていたというだけの話で、『怨霊』 についてもよくは知らないと手をふりふり――― 遠い目に、はて?と首を傾げた ) ―――対処のしようも無いまま、近付いて来るのだけは分かるのね。 ロバート・クレメンス教師、知ってる? …彼は、それなら鏡を隠せば良いじゃないって言っていたけど… 引き篭もっているわけにもいかないんだから、どの鏡か指定されないと難しいか… ( そんな話をしていれば、やはり窓に視線が行く。 カンテラの灯りを反射して、映るのは二人の影。 二人きり ) [Sat 12 May 2007 03:37:25]
◆セツ@百鬼譚 > これは痛いところを突きますね。 全く持って跡野さんの言う通りです。 千年生きる種族と百年生きる種族では物の価値観が違います。 それどころか同じ人間という種族であってすらも生まれた場所が違うだけでその価値観は大幅に変わってしまう。 平等なんて言葉は夢想家が作り出した戯言ですから。 ―――ま、僕はその戯言が嫌いではないのですけれど。 ヴェイトスはそういう点では不安定ですね。 簡単なところで均衡が崩れて大事故に発展してしまうことすらある。 ………どうかしましたか? ( 驚いた声を挙げる相手に不思議そうな表情で何故かと問うた。 時々抜けているところのある青年。 ) 『本の悪魔』。 正解です。 色々と話して見たけどたいした事の無い奴でしたよ、いえ本当に。 そういうのを好む悪魔もいるけど、アレ本人はこう…しょっぱい悪魔でした。 最近は日記帳代わりです。 ( 心の内では忌避したいパプテスへの反感もあったんだろう。 だから悪魔への契約の道を踏み出したのだが――本人(?)が聞いてたら怒りそうな言葉。 ) ………あぁ…そうだったんですか。 死者はそんな思いを抱いて人の世に戻ってくる時があるんですね……… ( 何かを考えるような遠い視線をする青年。 色々な思いが胸の中によぎる。 殺された自分の家族は天国に逝けたのだろうか? それとも――― ) 「ずっとずっと傍にいる。 窓の外に、鏡の前に、それはどこにいても貴方の後ろについてくる。 やがて鏡の中に居る貴方の真後ろにそれが到着した時―――」なんてお話でしたよ。 不覚にも素直に怖いと思ってしまいましたね。 ( それは例の本に納められていた内容。 結末をぼかしたことと、その妄執じみたしつこさがどうも後味の悪いことこのうえなかった。 ) たしかにややこしいですけれどね。 けどそういう方法でないと納得できないこともたまにはあるんでしょう。 少しだけその気持ちが僕にもわかります。 ( 未知というのは恐ろしい。 だから知りたいと願う。 ――けれど好奇心は猫を殺す。 深入りのしすぎは身を滅ぼすのだろう。 ) [Sat 12 May 2007 03:21:55]
◆跡野末理@臨時記者 > 終わった後に心すら存在していないなら、その人の死について何かを感じるのは残された人間だけ。 当人には、本当に、関係ない… って言うか、関係を持てないって。 でも違うのね。 案外身近だった。 物語になるような下克上にあった武将なんかでなくなって、普通に化けて出る。 ( 冗談じゃない、と言いたげに… でも現実なら、苦笑一つで済ませよう。 …先輩が続けるのは 『ヴェイトスの怖い話』 に収められていた怪談か… 思い出すように宙を仰いで、次いで視線は窓の外へ ) ( 中庭兼通りを挟んで、まばらに灯りのついた隣の棟が見える ) ―――『張り付いてるだけ』 だったかしら? …ううん。 矛盾でもないでしょ? 理屈で考えれば面倒くさい事してるけど… 考えまいとした事を本当に考えずにいるのって、訓練が必要よ。 〜で、怖い事を考えてしまうから、慰めも必要になる。 道理だわ。 ( 記憶や感情をコントロールする精神制御。 魔術科でも、実技方面に進む学生は施されるかもしれないそれを、仕込まれて育っている。 …考えを否定したわけではなく、実際にそうなのだろうけど、ばかみたいだと笑っただけ… 同じかもしれないが、そんな風に言って、笑った ) [Sat 12 May 2007 02:51:39]
◆跡野末理@臨時記者 > そうね。 生まれや種族でその人の全てを評価する事は出来ない。 有能な人材を腐らせたり、ましてや敵に回すなんて馬鹿らしいわ。 だけど――― 『どう足掻いても変えられない生まれや種族』 で、その人の価値観の大枠が決まるのもまた事実なのよ。 ヴェイトス市は、そこに目を瞑ってないかしら? 突いても刺しても死なない上に病気にもかからず老化もしない、極端だけど、こんなのと同じ感性を持てるとは思えないわね。 この街で暮らす人外の大半が、人に近い感性を持っているっていうのも大きいでしょうけど、彼らは決して人ではないわ。 こんな状態になって今更排除しようとするのも危険だけど、油断していい相手じゃない。 ―――アングリマーラにも表通りがあってね、そこは割と静かなの。 誰だって、常に争っていたいわけじゃないでしょ。 油断さえしなければ、スリや置き引きにやられる事も無い。 隙を見せなければ滅多やたらに絡まれる事も無い。 一定の緊張を保っているという点で、ヴェイトス市よりまだマシよ。 アングリマーラは少なくとも、根本的な種族差に目を瞑っていない。 ―――ってちょっとッ!? ( 『契約』 とかあっさり言ってくれた先輩に、思わず突っ込んだ。 何をしたのかと思いきや――― 何だろう、その妖精さんとかの担当っぽいのほほんとした契約は。 傘や提灯のお化けがいるアマウラ育ちとしては、割とすんなり理解できる言葉 ) 『悪魔の書庫を管理させられている』 か 『本の姿をした悪魔』 ってところかしら。 でも不注意じゃない? 契約を果たせなかった時はどうなるの? 大病して起きられなくなるとか、本を失くすとか、どうしようもない事態っていうのはあるでしょう? その時、魂を取られるとかナントカ… それが 『悪魔』 なら、用心してし過ぎる事は無いと思うわ。 …それとも、私が間違ってる…? だけどパプテスとかが目の色変えて追うのは、それが 『どうしようもない』 存在だからじゃないのかしら。 ( 呆れ気味に肩を竦めて。 でも、目が真剣なのは冗談が通じないと言うより、心配しているのだろう ) ―――悔いが残るかどうかなんて、もう死んでる当人にとっては、大した意味なんて無いと思ってたのよ。 アマウラにも怨霊とかの概念はあるけど、私達の身近ではなかったからね。 死んだら、それで終わり。 満足のいく最後だろうと、悲惨な最後だろうと [Sat 12 May 2007 02:40:39]
◆セツ@百鬼譚 > 僕はよいところだと思いますよ? どう足掻いても変えられない生まれや種族のことだけで他人を判断するのは馬鹿馬鹿しいと常々思っていますから。 ―――と、アングリマーラに行ったことが? あれは同じ多種多様の種族を抱えた場所という意味でも似て非なる場所ですからね。 それほど悪くなかったという感想は少し意外です。 ―――そうそう、誘惑についつい負けて契約を交わしてしまいましたね。 相手が僕に与えてくれるのは様々な知識。 僕が相手に与えるのは―――ちゃんとした手入れと、そして定期的な虫干しです。 ( たぶん相手は言葉の意味を掴めないのだろう。 自分が契約した悪魔は悪魔と行っても見た目はただの普通の本なのだから。 灯りの描写をすっかり忘れてたことに気付いた駄目背後。 青年はマッチを擦って消えていたカンテラに灯りを点した。 暗い世界に頼りないほどの淡い光が照らされる。 一人きりで自分の足音しか響かない同じ空間の連続を歩いていた時には、少しばかり不気味だと思うのは避けられない。 ) ……そうですね。 僕はどんな状況であろうとも生きたいと願いますし、その感情を人が忘れるのは寂しいと思います。 何も悔いを残さない終わり方は理想ですけれど、現実なんて中々そうはいかないものですよ。 そうやって綺麗に終われる人生を送れた人は間違いなく幸福だと僕は思いますよ。 ………どちらでも構いませんよ。 しかしまあややこしい怪異ですね。 そういった者には意思というものが無いこともありますから、出てくる条件は法則性も何も無いただのランダムなのかもしれません。 ―――僕は…そうだな。 『窓に貼り付いた人影』なんてのが普通に怖かったですね。 つまらない怪談ですけれども。 ( それはあふれてきえそうな怪談話の一つ。 その話を他人から聞き終えたときには鳥肌なんて立ってた。 ) 確かにそれもそうだ。 即興で作り上げた意見なため矛盾めいた理論の穴がすぐに見つかってしまうのはどうかご容赦を。 ( といっても怪談話に創作が溢れてるのは事実だろう。 実体験したことでもその中に結末を後付けしたりしなければ、物語として成り立たないのも時折あってしまうから。 ) [Sat 12 May 2007 02:18:28]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――共存共栄を目指すなら理想的な環境と言えるかもしれないわね。 …排他独占を基本にする人間が中心になっている街にしては、って程度だとしても… せめてアングリマーラみたいにならない事を祈るわ。 〜なんて、実はアングリマーラはアングリマーラで、そんなに悪くもなかった。 行った事あるのよ。 体調崩して、宿でじっとしてるしかなかったけどね… 勢力バランスがちょっと崩れれば、紙一重。 ―――〜悪魔、っていうのは… 人にとっての 『悪さ』 をするのが 『食事』 みたいに必須なもの、っていう種族よね? やっぱり、何か誘惑されたりしたのかしら? ( 先輩は灯りを持っているだろうか。 並んで歩きながら、話す。 長い長い廊下には二人だけ… 同じような窓、同じような扉、同じような掲示板… どこまでもいつまでも続くように錯覚させる廊下の先は、まだ闇に閉ざされていて見えない ) …死には抗っていなきゃならないとは、思うのよ。 でも… そう。 安らかに眠るべきって言うか… 後腐れなく全部終わりになってくれないと、困るのよね。 〜ぁ、いや、困るって言うより、面倒、かしら。 『名前の無い殺人鬼』 は、死者とは違うんだと思う。 どちらかと言うと妖怪――― ホワイティア圏では何て言ったら良いのかしら。 悪魔? に近いものだと思うわ。 誰かが何かに怯えた時に、それが 『何々の仕業』 と明確に指定されていなかった場合、『名前の無い殺人鬼』 発生の切欠になるのよ、多分だけど。 …『信じていれば良い』 とも思ったんだけど、そうすると… こぅ、なかなか会えないのがちょっとね――― もしかしたら、『探してる』 私達は会えないのかもしれない。 …そうなると一度見た、霧だか影だかが説明できなくなるとしても、そこは、法則性なんて無いのかもしれないし――― 意思があるのなら、忙しいとか飽きたとか。 『一つ』 しか存在しなかったとして、私達より強く何かをイメージして怯えてる人なんて、履いて棄てるほどいるでしょうから。 …先輩は、何が怖い…? ( 怪談の理由に笑いながら、隣を見る ) ―――それこそナンセンス。 怯えるのが妄想なら、それを紛らわす話を仕立てるのも妄想じゃない。 面倒くさいわね。 ( 差し引き0にはならないけれど、似たような感じなら、初めからわざわざプラスやマイナスを作る事もあるまいと――― ) [Sat 12 May 2007 01:42:11]
◆セツ@百鬼譚 > 本当にこの市は特殊な環境だと思いますよ。 様々な地方が有りますけれど、ここまで混沌の坩堝なんて気取った言い方をしても問題が無い場所はここぐらいです。 僕も自称悪魔に一人だけ出会ったきりです。 もっとも普通は種族を隠したがるものですからひょっとしたら出会ってるのかもしれませんが…… ―――さあ? どうなのでしょうね。 残念なことに死んだことがないためどうなるかわかりません。 ただ死者は安らかに眠るべきなんだと僕の主観では思います。 それにしても『噂の殺人鬼』は結局どんな存在なんでしょうね……… ( ――そう。 死者は大人しく棺の中で眠るべきだ。 甦って人に害をなすなんてあまりにもふざけている。 そして歩くという意見に頷くと、怪談話が多種多様に揃えられている音楽室から外に出た。 毎日付き合うわけにはいかないけれど、それなりにこれらの探索を楽しんでいる青年。 大事な用事が重なりでもしない限り付いて行くだろう。 ) 『知らない』『理解出来ない』ということは度が過ぎれば一つの恐怖の対象になります。 だから『怪談話』としてそれらを具体的な話に成り立たせて、物語の結末を持ってくることによりそれらの不安感を少しでも遠ざけようとする。 ―――ま、今即興で思いついた怪談話が出来た理由。byセッツァーです。 ( かるくおどけたような仕草をしながら夜の廊下を歩く。 夜の世界は昼間とは別物。 慣れ親しんだ学校ですらも、時には背筋に鳥肌を立たせてくる。 一般人の域を越えない青年も時折ではあるがそんな感情を抱くことがある。 ) [Sat 12 May 2007 01:16:12]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――妖怪変化に天使や悪魔、その他諸々の闊歩しているらしいこの街で、『あってほしくない』 なんて無駄な願いっていう気もするけどね。 …私はどれ一つとして会った事が無いんだけど… ―――怪談が現実にあったとしたら、当事者には気の毒だと思う。 でも、『人生』 っていうのが死んで終わりじゃないとしたら… 私はそれについても気になるわ。 『噂が現実になっているかもしれない』 っていうのと、同じくらいにね。 もっとも、こっちは各テンプルでそれなりに究明されてるんでしょうけど――― まあ、それはおいといて。 …ここはダメなんじゃない? 待っていたって来るようなものじゃないわ。 体育館でも、怪談踊り場の鏡でも、静かなものだった… 歩きましょ。 ( 『怪談と出会うまでの暇潰し』 …エミキーを引っ張って来るのはちょっと気が引けると言うか、頼りっ放しも癪な状況で、コッタは面白くならなければ出て来ないだろう。 地道な探索に付き合わせられるのは彼だけかと、複雑そうな微笑を返す ) …警戒は大事よ。 でも分からないわね。 見えないからって必要以上に恐れたって、何にもならないのに。 ( 教室を出て廊下へ。 先の見えない闇の奥から 『テケテケ』 が駆けて来たりする音は今のところ聞こえない。 …自分達にとって闇を味方につけるのは、必須と言えるスキルだった。 それを恐れる心はある種豊かなものであると思うけど、まだ幼いうちに、ほぼ完全に殺されている… だから、なかなか会えないのかもしれない ) [Sat 12 May 2007 00:54:52]
◆セツ@百鬼譚 > そうですね。 別の言葉を使いたいならいわゆる二律背反というやつでも構わないでしょう。 『実際にあるかもしれない』 『けれどあってほしくない』。 一般の人たちは大体そのような感覚を持っているのだと思いますよ。 ( 首を傾げられればいつもの人当たりの良い微笑みを浮かべて『怪談と出会うまでの暇潰しです』 なんて答えるだろう。 ) ―――人は昔から暗闇を恐れます。 何故ならそこに何があるかわからないから。 だから火を灯し、明かりを点けて暗闇を少しでも遠ざけようとした。 だけどそれでも理解出来ない恐怖は残る。 例えば…そうですね。 誰も居ないはずなのに誰かが付いて来てる気配がする、とかそんな感じのように。 ( 仲直りできると良いのですけれど、と苦笑を零しながら怪談についての自分自身の見解を含めた講釈は続く。 暗い音楽室の中に一人ポツンと立ち尽くす影―――それに足が無ければ充分怪談話の一つとしてやっていけそうだ。 ) [Sat 12 May 2007 00:40:20]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――でも、どこかでは期待してるわ。 そうでなければ… 表向き怖がっていたって、興味を持って噂される事も無い。 『皆で知っていれば怖くない』 なんていう面も、あったとしてもね。 ―――だけど、逆に心から望んでるわけでもない。 意識しては勿論、無意識下でも。 …正に 『半信半疑』 ってところなのかしら。 後押しして、現実化を促そう… なんて考えたら、エミキーは怒るでしょうね。 ( 好奇心を取るか、良心を取るか… その結果招いた事態の収拾には全力を尽くすという気ではいるものの、その辺りは口にせず。 …講釈口調に 『どうしたの?』 と首を傾げる。 互いに知らなければ、夜の音楽室に無灯火で居た、旧いデザインのセーラー服を着たお下げ髪は怪談になってしまうかもしれない ) [Sat 12 May 2007 00:28:20]
◆セツ@百鬼譚 > ( 足音は隠すことも理由もなくその開けっ放しの入り口から響いてくる。 音楽室の中に入って声を掛けたのは縁の無い眼鏡を掛けた一人の青年。 背丈の割には幾分か幼く見える顔立ちはいつものように微笑んでいた。 ) 元々怪談話なんてものはその大半が創作のようなものです。 筋道を立てて読み聞く人に鳥肌を立たせて、そしてその結末はしっかりと恐ろしげで不可解な最後になる。 ( まるで生徒に講釈を垂れる教授のような語り口調。 ) [Sat 12 May 2007 00:18:47]
◆跡野末理@臨時記者 > …子どもを助けるっていうのは大義名分よ。 神隠しにあった子は自然に帰って来る… 探して見つけ出すなんて、あんまり聞かないけど… ( 溜息一つ。 机からお尻を上げたところで、声がかかった。 不思議でも何でもない… と言うかこんな所で鉢合わせるのはある種立派な不思議とも思うけど。 聞きなれた人の良さそうな胡散臭い(失礼)声。 肩を竦めて微苦笑を零す ) [Sat 12 May 2007 00:15:13]
お知らせ > セツ@百鬼譚さんが来ました。 『―――たとえば、そうですね』 [Sat 12 May 2007 00:09:51]
◆跡野末理@臨時記者 > ( なかなか寝ない子どもを寝かしつけるのに 『悪い子は攫われる』 と親が脅かしたとして、誰がそれの現実化を望むだろう。 タイルの隙間から顔を出した 『3が好きな殺人鬼』 に、三人がその実在を予感させる殺され方をするなんて、誰が望んだだろう。 ろくでもない恋をして、破れて、入水自殺した人が死して尚、誰にも届かない怨み言を零し続けていたなんて、誰が――― ) …望んでいたかしら、私は… ( やはり静まり返ったままの教室に、ぽつ ぽつ と声が漏れる。 …友人を通して急に身近になった不思議に、浮き足立っていたのは確かか…。 当事者の気など知りもせず、それが現実ならば仕組みを知りたいと思うし、それは今も変わらない。 現実に起こっている事の中に、自分の知らない、手を出せない事があるというのは気持ちが悪いから… だけど… 無いなら、無い方が良いに決まってる。 ―――それでも、起きているのもまた事実で ) [Sat 12 May 2007 00:05:05]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 不思議な事が起こるといいなと、そう願う事自体は珍しくもないのだと思う。 起きてくれなければ知りようもないから、今では自分もその一人だ。 …ただ… そういった人の無意識が少しずつ重なって魔術を成し、現実を変えているのではないかという仮説は、すぐに棄てられるものでもないけれど… あれもこれもさくっと具象化していない背景には、期待のもう少し先にある本音と言うかそういった部分で、拒んでいるのもあるのではないかと考えるようになっていた ) ―――〜人の不幸は蜜の味、なんて皮肉る言葉もあるけどね… ( 誰もが見ず知らずの人間の不幸を、心から望めるわけもない。 怪談の裏にあるのは、怒りであったり哀しみであったり、負の感情だ。 だから恐ろしい。 …怪談が現実ならば、誰かがそれほどの思いをしていなければならない… ) [Fri 11 May 2007 23:41:29]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 真夜中になると弾く人もいないのにひとりでに鳴り出すピアノ、楽器… ) ( 目が光る、動く偉人の肖像画… ) ( これらはどこにでもある怪談だ。 おそらくはトイレのなにがしと並んでポピュラーな… けれどその音を聞いたり、見つめられたからと言って何かが変わったりはしないらしい、一言で終わってしまう怪談。 その場所で実際に何かが起きた必要は無く、もはやそういった場所が存在するというだけで語られる怪談。 ―――きっと、ちょっとした退屈しのぎなのだと思う。 『怖〜い』 と言いながら、さして恐れてはいない。 日常的に訪れている場所が、自分達の知らない所では非日常的な面を覗かせているという期待からの――― ) ( 楽譜を置き易いようにだろうか、やや天板に傾斜のある机にお尻を乗せて、耳を澄ました ) [Fri 11 May 2007 23:31:00]
◆跡野末理@臨時記者 > ( ピッキングツールで特に複雑でもない鍵を外して重たい防音扉を開いた先は――― 例によって何の事は無い、暗く静まり返っているというだけの、ただの音楽室だった ) ( ひとりでに鳴るピアノも無いし、開け放されたままのカーテンは、けれど窓が忘れずに閉ざされているため揺れもせず、人影と見間違えようも無い。 壁にかけられた偉大とされている音楽家達の肖像も見た感じでは止まっているし、全ての肖像画を同時に見つめる事は出来ないから断言も難しいが、これと言って視線を感じるような事も無かった ) ( 勿論、どこぞのおもてなし部が営業中なんて事も無い。 見た感じ無人の教室に、扉は開けたままで、セーラー服のお下げ髪が足を踏み入れる ) [Fri 11 May 2007 23:06:12]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが入室されました。 『( 第3音楽室 )』 [Fri 11 May 2007 22:55:39]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『( 藁人形は、荼毘に伏してもらった )』 [Fri 4 May 2007 04:08:57]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 翌日、早速この池の事を調べた。 ―――『怪談』 として、今請けている怪奇現象取材の依頼に使うかどうか考え… まだ締め切りまで日もあるからと、とりあえず止めておく。 好奇心で楽しまれる事を、『本人』 は良く思わないだろう。 当然 ) ( オチなんて無くても、体験すれば感じるものはある。 待ち望んでいた不思議体験。 …自分は 『楽しめる読者』 だったようだと自覚した。 それが実話と思えば、恨み辛みから起こったと思われるその現象の、重い事… ) ( はしゃぐ自分に、珍しく怒鳴るところまで声を荒げたエミキーの気持ちが、少しだけ分かったような分からないような――― ) ( でも、興味そのものは消えたりしない。 むしろその実在を目の当たりにして… 不思議な感触に触れて… 揺るぎない確信を持った事で、強まったとさえ言えるかも ) [Fri 4 May 2007 04:07:29]
お知らせ > 白い服の女さんが帰りました。 『(物語のようにオチも無い。池に潜む幽霊の話はこれで終わり)』 [Fri 4 May 2007 04:01:09]
◆白い服の女 > ( 本当に成仏出来たかどうか。 それすらもわからない。 元より最初から存在しなかった筈の者。 残された藁人形は何も語らず。 ) [Fri 4 May 2007 04:01:03]
◆跡野末理@臨時記者 > ――― ( 続けようとした言葉は、哄笑に遮られて出せなかった。 とりあえず退散しようかと考える頃、漸くその声が止まる ) ―――っはぁ… ( 『疲れた』 と言った調子で前髪を掴むような… 途中まで同じ動作。 後ろに払い除けるほど、長くはないけれど ) ―――〜騙されたあなたも騙した相手も笑うしかないかもしれない。 そこはね… そんなになるくらいだから、洒落にならない騙され方したんでしょうけど、もう起きた事なんだし… やり直し、きかないわけじゃなかったでしょ? 生きてればさ。 …でも、だから、死を笑うのはダメよ。 だからどうしたって話だけど、その相手だって善人になったかもしれないし、あなただって幸せな恋を見つけたかもしれない。 ―――〜知り合いのおばあちゃんはどんな恋愛をしたって結婚生活なんか苦行だって言ってたけどおいといて。 …あなたみたいな死に方した人がいるって聞いたら、大抵の人は痛ましく思うんだから、あなたももうちょっとね… ( ぶつぶつと、慰めなんだか小言なんだか、送る言葉としてはざっくりと… 消え行く姿に 『美人じゃない』 と微笑んだ。 ―――水死体でなくて、よかった ) …しないわ。 添い遂げられる身分でもなし――― それに、『誰かと結婚できる』 って結構重要な要素なのよ。 …こっちの話だけど… ( 消え行くのを見送って――― その姿が完全に消えてしまえば、夢でも見ていたのかという気になってくる。 …冷たい感触の残っている手を、握って開いて… ) ―――災難だったわね。 おやすみ。 ( 最後にぽつりと呟いて、藁人形を拾う。 …明日になればまたコトンコトンいっているのではないかと半眼になりながら… これ以上は本当に、追えないところに行ってしまったのではないかとも思えて――― ) [Fri 4 May 2007 03:45:22]
◆白い服の女 > ( 壊れたような笑い声は暫くの間続き、そしてやがてネジが止まったかのようにピタリと止んだ。 ) ―――そうね。 貴女の言うとおり恨み節にもそろそろ飽きたわ。 もう消える。 貴女も一度恋愛してみたら? 馬鹿みたいになるわよ。 たぶんね。 ( 鬱陶しく伸びた前髪を大雑把に後ろに払いのけると初めてその素顔が覗く。 それは呪詛の言葉を吐き続ける暗い瞳でもなく、不思議そうに見つめる少女でもない。 生前の本来の彼女であった理知的な雰囲気を漂わす気の強そうな顔。 )( そして現れた時と同じ。 その女性の姿は幻のように掻き消える。 規則的に響いていた小さな音も聞こえない。 時折水面に現れる水柱も無くなる。 その場に残った痕跡はただ五寸釘が埋め込まれた藁人形だけ。 ) ( もしも貴女がこの池に関して調べるのなら、恋人の後を追って入水自殺した女生徒が入るという何年か前の事件のことを耳にするだろう。 ただそれだけの話し。 彼女が本当に成仏したのかどうかもわからない。 もしかしたら質の悪い誰かに弄ばれたのかもしれない。 )( ただ一つ言えることは、もうこの池の前で五寸釘を打ち込む微かな音は響かないということ。 ただそれだけ。 ) [Fri 4 May 2007 03:29:31]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――〜じゃ、『良い』 って覚えておきなさい。 迷惑がられない程度に話しかけるくらいならね。 まあ時と場合にもよるけど――― それで怒るなら、たまたま相手が不機嫌だったのよ。 ( 何だろうな… と、覚束ない思いで痒くも無い頬を掻いた。 随分どろどろした呪い方をしていると思ったら、何だか少女のような印象を持ってしまう頼り無い物言い。 詳しく聞かせてくれたことはないけど、エミキーは… 多分幽霊が見えるクラスメートは、いつもこんななのだろうかと考えて、視線を彷徨わせた ) ―――そうね。 まあ愛せる部分が欠片も見つからなかったりすると、そうするしかないのかもしれないけど… ちょっと、貧乏くじ引いてたかもしれないわね、考え方まで。 …でもまあ、やっちゃったものは仕方ないでしょ。 一度こんなになった人なら、些細な幸せでも大きく感じられるでしょうし――― 慰めにならないか。 難しいわね。 とにかく何でも良いから成仏したら? どうせ、あるんでしょ、来世。 ( 死んだ後に生前の記憶を引き摺って存在するものがあるなんて… どこまで真実か分からないにせよ実際に体験すれば、やはり認めざるを得ない。 ニンジャにとっては、軽く見られない話だ。 さておき。 …途絶えさせられた音に、少しホッとしてしまう。 威圧感など自覚していなかったけれど… 結局、怖いのかもしれない ) ( 奇妙な手の感触は、『何である』 と言い切れるものではなく、知ろうとするけれど、初めて触れるのだから無駄か ) ―――別に、何の音だろうって思っただけよ。 あなたの為に来たわけじゃない。 …急かすつもりはないけどさ、我に返ったって言うんなら――― ( 恨み辛みも忘れられそうなのだし、もうちょっと違うものを見てはどうかと――― 言いかけたところで、狂笑が上がる ) ―――っな… 〜ぇえ!? 何、ちょっと… 私のせい? 思いださせた? でも忘れる程度のものなんだって自覚させなきゃ――― っあぁぁぁぁぁぁっもう! 煩い! 笑うな! ( 理性的な雰囲気が消えてしまえば、近付いてはいられないところだが――― 地味に内容も聞いていたその笑いに、具体的に自分は含まれていない。 木槌の手は押さえつけたまま、鬱陶しく髪の落ちている顔に叫んだ ) 〜恋愛なんて馬鹿やるから楽しいんでしょ!? 私は知らないけどッ! [Fri 4 May 2007 03:06:52]
◆白い服の女 > ( 傾けた首を今度は反対の方向に動かした。 どうやら相手の言葉の意味を考えているようで。 ) どうなの? 話し掛けていいのかな? 覚えてない。 そういうところ私は知らない。 ( 髪の毛や服装を整えればその仕草は年相応の普通の女性なのだろう。 いや、年相応よりは幼いかもしれない。 )――全部。 そう。 全部は大変。 全部憎むのは大変。 全部憎むのは悲しい。 私そんな忙しいことしてたんだ。 ( 前髪に隠れた瞳を軽く瞬かせて、そして藁人形を叩くタイミングで抑えられれば容易に音は鳴り止んだ。 コトンという単調で微かな音は途絶えた。 ) そう。 来てくれたんだ。 初めて。 私ここで人に会うの初めてな気がする。 ( 触れた手は体温を感じさせない。 それどころか存在自体が希薄なものだろう。 今にも儚く消えていきそうなそれ。 前髪に隠れた瞳を伏せて顔を俯かせて―― ) ―――アハハハハハハッ! 馬鹿馬鹿しい! 全部馬鹿馬鹿しいわよ。 愛してる? 何回もそう言われて騙された私も馬鹿馬鹿しい! そんな風に女で遊んでたあんたが痴情のもつれで殺されたのも馬鹿馬鹿しい! そんな馬鹿の後を追って死んだ私も馬鹿馬鹿しい!! 馬鹿ばか莫迦バカばかバカ馬鹿ばかばっかり!! もう下らない!! 全部全部馬鹿馬鹿しいのよ!! ( 突然何かの箍が外れたように幽霊の女は狂ったように笑い始める。 そして先程までの呟くような言葉ではなく、心の底から叫ぶように声を発した。 先程までの理性的な色は影も形も見えず、笑い続けるだけ。 ) [Fri 4 May 2007 02:43:13]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――。 ( 首がくるくる回ったりしない、人間の範囲を超えない動作はかわいいものだ。 だからと言って油断はできないけれど… 複雑そうな笑みを返すくらいの余裕は出来る。 つくらさせる、と言うべきかもしれないが ) 私も生憎、あなたの事を知らないんだけど… 知らなきゃ話しかけちゃいけない? ( 迂闊に触れていいものかどうか。 飛び退いた数歩分をそっと縮め、その間に考える ) …全部、らしいわよ。 学校とか、恋人… と言うか片思いの相手かしらね。 ―――〜なんだ。 根が深いかと思ったら、忘れられるんじゃない。 ( 問い返されれば苦笑を返す。 ―――言葉は物騒であるものの、ただ言葉で呪うだけ… 実害のある存在ではないのかもしれないと考えて… 肩から先だけ別の生き物のように藁人形を叩き続けている、その木槌に手を伸ばそう。 藁人形を叩くタイミングで、上から押さえるように――― 音はあるのに 『触れられる』 という確信すら得られてはいないまま ) ―――私に聞き返したなら、この音が聞こえたのよ。 何かと思ったらもう、辛気臭いったらないんだから――― [Fri 4 May 2007 02:17:40]
◆白い服の女 > ( 腰を突いて人形を叩き続けている幽霊は小首を傾げた。 先程までの幽鬼じみたものとは僅かに変わり、その動作はまだ人間らしくも思えるかもしれない。 ) ―――貴女誰? 私知らない。 私貴女を知らない。 ( そう訊ねる幽霊は、先程までよりはまだ人間のように見えるのだろう。 触れようとすれば今は′`があるためそれも不可能ではない。 けれどこの幽霊に襲う力も呪う力も無く、出来るのはただ言葉を漏らすだけ。 ) 何をしてるの? 私何をしてるんだろう。 何を呪ってたんだっけ? 何が憎かったんだっけ? ( 逆に問い返した。 それでもなお右手は規則的に藁人形を叩き続けている。 ) [Fri 4 May 2007 02:05:05]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――あぁ、見えるだけあって干渉可能なのねお互いに… んン。 ( 見つめて来る異様な気配に気圧されそうになって… それでもこちらの言葉に対して反応があるのなら、大丈夫と言い聞かせられる。 …なんだか上擦ってしまいそうになった… 興奮しているのか、もしくは恐れているのかもしれない自分の声に咳払い一つ。 …警戒こそ解かないものの、女の言葉が終わる頃にはいくらか自然体に近付けるだろう…。 はふ、と溜息一つ ) ―――呪われなくたっていつかは無くなるわ。 学校なんか卒業したら終わりでしょ、たかだか四年か… まぁ学部によって違うし、研究室に残ったりっていうのもあるだろうけど… そんなものよ。 知らなかった? ( 実体を持つ、肉のある身体ではないというのは感じられるものの… やはり、存在は不明瞭と言うか、掴み所が無い。 言葉まで交わしている? と言うのに… ) …ついでに、消えたって楽になれやしないなんて… そんなになった上で言っても仕方ないってのは、何となく分かるんだけど。 ( 自分がこそこそ逃げ出すような少女であったなら… 彼女は一息に襲い掛かって来たりしたのだろうかと考えて… いや、『呪うだけ』 のような気もすると、居心地の悪い思いでお下げを弄う ) ―――何してるの。 [Fri 4 May 2007 01:46:53]
◆白い服の女 > ( 怨嗟の呟きを絶え間なく零しつつ、叩くというよりも置く程度の強さで木槌を叩く動作を続けていく。 そして声を掛けられるに至って、そこで初めて幽霊の女は生きている少女に気が付いた。 目の前の池のように濁った暗い瞳が前髪の隙間から相手を見つめる。 ) 呪われてしまえばいいの全部全部全部全部呪われてしまえばいいのこんなのなくなってしまえばいいのこんなの全部終わってしまえばいいのあの人もこの学校も消えてしまえばいいの ( 少女の質問の意味を理解しているのかいないのか、虚ろな表情を向けてそんなことをただ呟く。 )( 左手が石を投げる。 また水面が跳ねた。 ) [Fri 4 May 2007 01:32:18]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――ッ!? ( もしかしたら、幽霊というものを始めて目にしたかもしれない ) ( 魔術的な要素を捉える感覚にも何の予兆も無く、それは目の前に。 藁人形へと進めていた歩みを止めて、次の瞬間には大きく後方に飛び退いた――― が、こちらの事などまるで意に介さない風な女 ) ( 投げ込まれる石は、女が姿を現すまで見えなかった。 石も女も木槌も霊体で、水面と藁人形は本物? ―――虚しく身構えながら、咄嗟に考えるのはそんな事。 …待ち望んでいた不思議のはずなのに… 不安感や嫌悪感に似た、得たいの知れないものに対する警戒の方がずっと強くなってしまい、楽しむ余裕は無い。 …あとは、一抹の哀れみ… ) ( ノイズのような呪詛に耳を済ませれば、状況は大方… 飲み込めるような気がする ) ………そればっかりだったって言うなら気の毒だけど。 それ、気晴らしになってる? ( 戦闘態勢からやや拍子抜けした風に力を抜いて、声を。 ―――この池の存在を知らなかったくらいだ。 マイナーな呪いか、それとも、大昔の学生か… もっとも、『死者の霊だ』 なんていう確信すら、自分には得られないのだけれど ) [Fri 4 May 2007 01:19:07]
◆白い服の女 > なんでなんでなんで私が報われないのなんであの人は振り向いてくれないのなんでなんでなんで何も上手くいかないのなんで――― ( 音が聞こえてきた時と同じように、突然何の前触れもなくその女は藁人形の目の前に現れた。 長すぎる前髪は表情を覆い隠して、細く筋張った右手には木の槌が握られており、それが藁人形の胸に埋め込まれた五寸釘を叩いていた。 そして左手は、時折思い出したように足元の小石をガリガリと拾って池に放り投げている。 石は緩やかな放物線を描き、小さな水柱と波紋を生み出す。 その光景が今は貴女の目にも見えるようになるだろう。 )( ブツブツブツ小声で呟いて、その単調な行動を女はただひたすらに続けている。 前髪の隙間から微かに覗くその瞳は幽鬼のように輝きを失っていた。 ) [Fri 4 May 2007 01:03:25]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 暗がりになっていて見えなかったけれど、藪の先は草地で、雑草が伸び放題なのは気になるが蝮などに気をつければこれと言って脚を傷付けるようなものも無い――― 置きっ放しになる本を一度気にして… どうせそろそろ学生も引ける時間、持って行く者も無いだろうと、先に進む。 広大な学内で、珍しくもないこんな場所。 怪談の舞台にうってつけな忘れられた場所で、導かれるように裏道を進んだ ) ( この時点では、怪談だとかそういった事を考えていなかったのは何とも迂闊。 …その現象にピンと来る怪談を知らなかったし… ただそれも、貯水池に出るまでのこと ) ―――。 ( 月明かりの下で、辛うじて水柱を捉える。 …誰かが何かを投げ入れて… と当然考えるものの、誰の姿もなく。 ずっと続いている 『コトン』 という音自体は、水面から発せられているものではない ) ( 同じ音量で耳に届いているのだろうか… それとも、ここまで来れば多少は大きくなっているのか… 水面を気にしつつ、水辺に歩み寄ろう ) 木に刺す、っていうのが定番じゃないかしら。 ( 怪奇現象だ。 とりあえず、そう思う。 探し回っても見つからないのに、ぼうっとしていて招かれるなんて皮肉にバツ悪そうな表情でお下げを弄い――― さて、どういった状況かと周囲を見回して… これに似た話を聞いた事が無いか、首を傾げよう ) ( 屈んで手を伸ばせば、触れられそうなくらいまで、藁人形に近付いて――― ) ( 暫く待って、その状態が続くなら、あるいは止まるなら、その藁人形を手にとって見る ) [Fri 4 May 2007 00:46:24]
◆音 > ( コトン )( 少女が音の方面に進んで行けば、お世辞にも整備されているとは言い難い裏道めいた道がその前に広がっていく。 そしてそのまま進み続けると、やがて小さく粗末な貯水池がその視界に入るだろう。 手入れもされず学内の人からも忘れられているからか、その水面には苔などが浮かび始めている。 )( ただ一つ。 その濁った池に普通とは変わったことがあるとすれば、不規則に小さく水柱が突然上がるということだろうか。 まるで小石でも投げ込まれたかのように水飛沫を上げて、濁った水面に波紋を作る。 ) ( そして音のするのはその手前。 池の傍の土の上に置かれた人型を模した藁人形。 その胸には五寸程度の大きさの釘が打ち込まれており、規則的にコトン、という軽い音を立てて小さく震えている。 )( 視界に人の影は見えない。 けれど音はその藁人形から聞こえてくる。 性格に言うのならば藁人形に刺された釘から。 ) [Fri 4 May 2007 00:28:33]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――。 ( この藪の向こうに、道なんてあっただろうか。 先ずはそこから。 …とは言えどういった状態であれ… 見える範囲に発生源は無く、足音としてみるのは移動していないというだけで妙だろう。 音の聞こえ方から、小人さんの可能性も却下だ ) ( メトロノーム。 そんな印象を受けながら、膝に乗せていた本をベンチに置く。 そのままベンチの上に立ち上がって、背凭れに脚を乗せ跳躍。 すぐ後ろにある植え込みを飛び越えるなり、その上に乗るなり――― スカートでそんな事をするのは気が引けるが、その音の方へと進もう ) [Fri 4 May 2007 00:15:14]
◆音 > ( コトン。 コトン。 コトン。 ) ( 音は無機質に、そして絶えることなく響き続ける。 その音源は植え込みの更に奥の方から聞こえてきている。 決して大きくは無い音。 その音が不可思議なことといえば、音源とこの場所からの距離は少しばかり離れているはずなのに、小さく響くようなコトン、という音がしっかりと聞こえてきているということ、そして途絶えることなく同じ調子で音を響かせ続けているということだろうか。 )( コトン )( 大した音ではない。 音が聞こえてくる方面とは逆方向に歩けば、すぐにそれは聞こえてこなくなるだろう。 ) [Fri 4 May 2007 00:07:23]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 例によって詮無い思考。 それにも飽きて、さてとやっぱり歩き出そうかと腰を浮かせかけた矢先。 植え込みの先から聞えてくる音に、とりあえず身体を起こした。 視界が水平に戻り。 今度は逆さまにならないよう腰を捻って振り返る。 藪の高さが低いならそれで見えるだろうし、高ければ… 回り込むか、それがこちらに来るのを待たなければならないか。 ―――足音のように聞こえるのなら、ただ接近する者に対して反応しているというだけのもので、そのまま立ち去っても気にしないだろうけれど… おかしな点はあるだろうか。 推定一般学生に対してまでそんな事を考えるのはニンジャの職業病? 微苦笑零して、ただ神経だけはそちらに向ける… と言うか、現実の音ならば嫌でも向く… ) [Thu 3 May 2007 23:54:53]
◆音 > ( コトン。 コトン。 )( それは足音か。 それともまた別の類の音なのか。 何の前触れもなく始まり、規則的に続くそれはベンチに腰掛ける学生の背後の方向。 暗がりの藪の中から響き始めている。 ) [Thu 3 May 2007 23:49:25]
◆跡野末理@臨時記者 > ( エミキーなら、きっと嫌でも。 コッタだって、ちょっと頑張れば多分。 先輩は自分と同じく普通人なようだけど、そんな人に対してまで、実は何かしら特異なものを捉えているのではと訝ってしまう ) ( 『何も無い』 と思えるからと言ってそう断じずに、『もしかしたら…』 と言えるようになったのは進歩かもしれないけれど… それだって、今更闇を恐れるようにはなれないし、何かが変わるわけでもない。 むしろ魔術士として見るのなら、ただ想像するのではなく、それに多少なりと揺るがされているという点で、精神制御の能力は落ちていると言える ) ―――〜そうね。 想像力で決まるって言うなら… 呼び出してみるのもアリかしら… ( その法則性に確信も無いし、成功しても呼び出すと言うより生み出す事になる。 ―――自分の支持している教室は座学での基礎に重点を置いていて、魔術士になろうという学生が魔術を扱い始めるのは今年度か来年度。 まだ飛行術くらいしか使えないものの、基礎は分かっているし、『現実を術者の理想とする現実と置き換える』 のが魔術なら、それを使えないだろうかと考えて止めた。 ―――人々の共同幻想が生み出した、などと言うなら別にして… 個人の生み出した魔術が個人の制御下を離れるなど考え辛い。 『理想とする現実』 を現実にし続けるのに必要な力… つまり魔力には限りがある ) ( ことん? ) [Thu 3 May 2007 23:46:59]
お知らせ > 音さんが来ました。 『―――コトン』 [Thu 3 May 2007 23:44:33]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 学校の怪談はまだまだあって、検証したものなどほんの一部。 だからさっさと立ち上がって、次へ次へと片付けていけばいいのだと思うけど、腰が重たかった。 ―――何を判断するにせよ、不足しているとしか言いようの無い経験量でこんな心配をするのは馬鹿げているが… ここへ来て検証の仕方に疑問を持っている。 確かめられる部分も確かにあるけれど… それらの情報を集めるのはあくまでも自分の感覚で、その受容できる範囲を超えている変化については見逃しているのではないか。 それはつまりこちらに影響を与えない、無害という事であっても、目の前で起きている何かに気付けてもいないという想像は、気持ちの悪いものだ ) [Thu 3 May 2007 23:14:23]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 学校の怪談の検証はことごとく空振りに終わり、勿論 『名前の無い殺人鬼』 についての目新しい情報も無い。 世界は概ね予想通りで、理解の及ばない出来事は… 見える範囲では起こらない ) ―――墓地にでも行くべきかしら。 ( 伸ばした身体をそのまま後ろに仰け反らせて、頭を背凭れの裏側にもってくる。 逆さまになる視界。 目の前にあるのは白い花が咲く植え込みだ ) ( 墓地にでも行けば、アンデットくらいには会えるのではないかとぽつりと呟く。 ―――何か違う気もするけれど、それはそれで怪談。 死体が動き出すなんて、確かに不思議だ。 それなのに 『アンデッド』 と言うと、不思議という思いよりただのモンスターといった認識になってしまうのは何故なのか… …散漫な思考でぼうっとしつつ、その案はやはり却下。 せっかく大学生なのだから、やはり学内の事を取材したい ) [Thu 3 May 2007 23:03:47]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 闇に溶ける色のセーラー服を月明かりに浮かび上がらせ、背中にかかる程度の黒髪をかっちりとしたお下げにした娘が天を仰いでいる。 まだサークルに所属するような学生は残っている時間… そこに居て不自然という事は無いけれど、暗くなっている場所に一人、灯りも持たず連れも無くというのはやや浮いてしまうだろうか。 まず、気付く人からして少ない気はするが ) ( 四人がけのベンチの中央に陣取って、膝の上には 『ヴェイトスの怖い話』 というタイトルの硬表紙本。 傍らにはテイクアウトしたグリーンティーのカップ。 背凭れに乗せるようにしていた腕をそのまま後ろにやって、身体を伸ばす。 暗がりというのが何だけど、平穏そのものだ ) [Thu 3 May 2007 22:38:28]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが来ました。 『( 噴水広場のベンチに腰を下ろして )』 [Thu 3 May 2007 22:25:25]
お知らせ > ロバートさんが退室されました。 『――抜け駆けか(果たして依頼と『殺人鬼』どちらの意味かと考えながら、帰路へ)』 [Wed 2 May 2007 03:51:10]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが帰りました。 『( 今夜も何事も無く… 校舎を巡り、寮に戻る )』 [Wed 2 May 2007 03:49:47]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――そうね。 言い方は悪いけど、ついでに人助けにもなれば恩の字ってところで… んン。 ( 気の合ってしまう者同士だと口も緩くなる。 咳払い一つ、本音にせよ照れ隠しにせよ言い過ぎな言葉を途切れさせた ) ―――ううん… だけどどちらがより強くイメージしているかって言うと、数多在る怪談の中の一つとして知っていた先生と、具体的に追いかけていた私では――― でも、先生のせいかしらね。 そういうのも含めて、頭の中… 意識が原因で起こった事を確認するなんて、難しい事だけど。 ( ある程度は精神制御の訓練を受けている自分でも、完璧になんてできるわけもなく。 肩を竦めて首を振る。 苦笑混じり ) ―――〜ありがとう。 それじゃ、今日はもう行きます。 おやすみなさい。 ( 『先生も請けてみたら?』 なんて、流石に教師を使うのは気が引けるようでそんなオススメなど――― けれど 『抜け駆け禁止よ!』 なんて、先生の意思ではどうしようもなさそうな部分には釘を刺したり ) [Wed 2 May 2007 03:49:14]
◆ロバート > まあ、そういう事を言われてもどうしようもないがね、私の場合。結局はやる事は変わらないのだし(照れ屋二人なら、やっぱり結局似たもの同士なのかもしれない)ああ、それなら――私が原因かもしれないな。『名前の無い殺人鬼』という何かがいるとは思っていたから――(となるとそういう事だろうか、と笑ってしまう。結局、自分の考え通りヴェイトスには『名前の無い殺人鬼』が存在していたのだから)……と、不思議体験? いや、あるにはあるが――ああ、それもあって色々調べて廻っていたのか(なるほど、と得心したような表情で頷いた。勿論、それだけでないのは重々承知しているけれど、今日鏡で色々試していたのもそれ関連かと検討がついた)ああ、私の方は構わないから――何もなければ、聞きに来ると良い。 [Wed 2 May 2007 03:36:23]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――そう。 正直だわ。 ま、私も男の子を助けるより、『名前の無い殺人鬼』 の仕組みに興味を持ってる。 偉そうな事も言い難いわ。 ( 飾らない言葉に、苦笑を返す。 …ただ自分はそれでも男の子の事を忘れてはいないし、彼だってそうだろうと思えば… 照れ屋二人と言う認識でも ) ―――信じていれば良いんだって、思ってたわ。 ただ私は 『否定しない』 っていう信じ方だから、そこは弱いのかもしれないと思うけど… あれこれ考えていても現れないし、何かが足りないのか、それともやっぱり偶然みたいな要素もあるのか――― …え? そう? 十分ただの好奇心のような気がするんだけど… まあいいわ。 ―――あぁ、そうだ! 先生、他に何か不思議体験していませんか? …斡旋所で紹介してた、そういう話を取材するっていう依頼を請けたんだけど… 駄菓子屋の前であれを見たっきりで、さっぱりだから――― ( 念の為、引き出しの多そうな彼に聞いておこうかと口を開き、暫しの間 ) ―――やっぱり、やめておくわ。 まだ時間あるし、どうしても何も書けそうになかったら、お話聞かせてください。 [Wed 2 May 2007 03:29:37]
◆ロバート > さて、ね。その友達を見つけることよりも、犯人を見つけることの方に興味があるらしい、私は(だから、と肩を竦めた。 照れ隠しでも諦めでもなく、純粋に興味があるのは――其方なのだと、苦笑い。 だが、続く言葉にはなるほど、と頷きながら真剣な表情。 条件。 やはり条件か。)……恐怖か。いや――そうじゃない……? ………(やはり接触した人間か、或いは噂を追いかけて行くしが術がないのかもしれない。 怖がること。 恐怖は人間の最も強い感情だ。 それに影響されないということは、ない。――無いと思うのだが)……なるほどな。 ――いや。てっきり、ただの好奇心かと思っていたのでね、少し驚いたよ(何て言うのは、穏やかな笑みと共に。からかうでもなく、納得したというか、娘の理由を肯定するように頷いてみせて)良い理由だと思うよ。――自分が楽しいと思えることを追求するのは、実にね。 それに……視れなくても、感じられなくても、知る事は出来る(だから。応援するように彼女へと笑いかけた) [Wed 2 May 2007 03:17:19]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――そんなものかしら。 〜ってちょっと、『友達を探し出す』 で良いじゃない。 折角格好良い理由があるのに使わないのね。 ( 照れ屋なのか、友人の事は諦めてしまっているのか… 格好つけるだけでもと冗談めかして言いながら、笑ってはいないのはもうその話がシリアスなものだから ) …ファーストコンタクトで足踏みしてたら前には進めないわ。 ―――〜そう。 やっぱり。 ( 『恐がっていない』 予想できた答えには、案の定と頷いて… さて、と考え込んでしまう。 それを詮無いとも言いながら、条件を探してばかり ) …ええ。 気まぐれで済ませたくない程度には、何か、約束のありそうな相手なんだけど… ―――? …私は、知らないのが気持ち悪いからかしら。 それに、知るのは楽しいわ。 ―――〜ついこの間まではね、平穏無事な毎日が好きだったのよ? 現実に起こる事はそれが何であれ対処できるつもりでいたんだけど、そんな風に考えちゃうと、色々な事が結構つまらなくなって… でも、違ってた。 私には感じられもしない、そのくせ現実に作用する何かがあって、そんなのを敏感に感じ取りながら暮らしてる人もいる。 …そういうのが、羨ましくなったの… ( 何の事は無い。 そのインパクトには大きな差がありそうだけど、クレメンス教師と似たような 『気付いてしまったから』 そんな理由 ) [Wed 2 May 2007 03:09:16]
◆ロバート > 意地悪だとは思わんさ。 知ってどうするなんてそんな事、考えもしないからな、私も。お互い難儀なものだ(――ああ、そういえば。あまり話したことはないけれど、そんな教師がいたのは憶えている。なるほど、いつか話してみよう)だが、知っていた方が身を守れる可能性もある、が――……ふむ。あの時か。……いや。オドロキはしたが――怖がっては、いない(筈だ、と思う。はっきりとはしないが、怖がっていた記憶はない。 なるほど、彼女も彼女で条件付けを探していたようだ。)少なくとも『怖がっている者の場所』へ現れるというわけではない、みたいだな。――殺人鬼は気紛れ、か(薄く笑って、頭を掻く。どうにも考え込むときの癖らしい。)恐らくは『理解しない方が良い』のだろうさ。 ……ともあれ、今度は私も聞いて良いかな。君が何故にそういったことに興味を持つのか(視線を受け止めながら、彼女へと問いを投げ返した) [Wed 2 May 2007 02:55:48]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――そう。 …知って、どうするの? なんていぢわるを言うと、私だって知ってからどうしたいなんて、特に明確な目的があるわけでもないけどね。 ( 『学問』 と言ってしまうと、探求だけといった印象も強くなると感じている。 ただ、そんな問いとは別に嬉しそうにしてくれるのが何となく楽しくて。 『魔術科名物の人形先生なんかと、話合うんじゃないかしら』 と付け足しておいた ) ―――〜それは勿論。 先生もね? …気を付けてどうにかなるものでも無いのが来るのを考えなきゃならないジャンルだけど、見てもいないのにそんな心配するのはナンセンスだわ。 ―――そういえば、この間、駄菓子屋の前で 『あれ』 を見た時… 先生、恐がっていました? ( ふと思い出したように… あそこで名前の無い殺人鬼に出会えたのは何故だろうと。 やはり法則性など無いのかもしれないけれど、『怯えなければならない』 のだとしたら、遭遇できたのは先生のおかげだ。 ―――深層心理、なんて話しになると分からないが ) …これまた漠然としてるわね… そう。 その人を探す、か。 ( 自嘲気味な笑みは、そんな顔をするものじゃないとでも言うようにじっと見据える。 ―――懐かしい話だ。 前にも、そんな先生がいた。 …もっともその人は、半ばそういった世界に関わる事を断念していたようだったけれど… ) [Wed 2 May 2007 02:42:18]
◆ロバート > いや、私は――そうだな。『何者が』怪異を引き起こすのかを知りたかった。 だから……そうだな、そういう方向で捉えたことはあまり無かったよ。 私にとってはノウハウでしかなくて、学問だとは、ね(そういう意味で、やはり彼女の切り口は新鮮だった。 なるほど、そういう系統でいずれ論文を書いてみようか、などとも思う。 もっとも、違うことを追いかけていて、そんな時間もないだろうけれど。) だと思ったよ。 やめろというのは――説得力が無いからな、私は。 だから『気をつけて』と言っておくことにしようか(同類なのは認めるほか無い。思わず笑みを浮かべながら、頷いて認めて。それから、いや、と首を横に振った)私の見たモノをあらわした詩、らしい。――私もはっきりとは理解していないんだ、先ほども言った通りね。 ただ……『戸口に潜む者』と私は呼んでいる。 追いかけていた友人は『沸騰する混沌の泡沫』と言っていたがね。失踪してしまったが(結局は、よくわからないのだと、自嘲気味に笑って肩を竦めた。 一瞬だけ垣間見た存在の、正体を探りたい。そう思ったのが、自分の始まりなのだと言って) [Wed 2 May 2007 02:26:37]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――〜約束ごとがあるとは考えていなかった? 私はてっきり、先生もそれを明かそうとしているんだと思ってたけど… それさえ見えれば学問でしょ。 ( いつか、怪奇現象が起こるのと同じ仕組みで火を起こし湯を沸かすような時代が来るのかもしれない… とまでは言わないけれど。 あれやこれやと考えるのは、あまり意識していないとしても強いて言うならそういった思いからだと。 学生としては、一方的に知っていた奇異な教師に対して認識を新たにするものはあまりない。 言葉を交わせば相手を知る事になるけれど、そこは先入観を持たない部分だから ) ―――〜説得力、無いからね。 聞きません。 ( 説得力があれば聞くかと言うと結局好きにしそうだが。 悪びれもなく肯定して、きっと同類だと笑う。 彼の方がよっぽど、現象との距離感をわきまえているとしても ) ―――〜ありがとう、あてにしておくわ。 …って、何、その詩。 …不死者かしら… 人間にも、肉体の死んだ 『後』 はあるみたいだけどね、どうも… ( …人の気配には、それなりに敏感だ。 一瞬の緊張はそれと分かる程度にはっきりしているのなら見逃さない。 それが純粋な恐怖だったかどうかまでは分からないまま、『何かがあったな』 とは察するレベル ) …言いたくなければ良いけど、答えにはなってないわね。 『何を見たの?』 になるだよ。 ―――ナイショなら良いわ。 ( 念を押すように言いながら… 突っ込むのを遠慮しないのは、逆にさほど親しくないからだろうか。 遠慮に興味が勝ってしまう ) [Wed 2 May 2007 02:14:06]
◆ロバート > 物理学か。――そいつは良いな。そういう方向では、考えたことがなかったが……なるほど、な(これだから、生徒相手の会話は楽しいのだ。まったく想像もしていなかった方向からの言葉がポンポン飛び出してくる。それ故、教諭はうれしそうに笑みを浮かべた。 跡野末理という生徒に対して、今まであまり意識していなかったのを今後は改めるだろう。 面白い生徒だと、そう思う)調べてみなければわからんことも多いよ。それで良い、と私は思うが――うん。言っても聞かないだろう、君は?(わかっているよと、鏡越しに彼女へ目線を向けて、肩を竦めて見せた。)こだわりというのではなく、教師の義務――ま、一応さ。 そしてその上で、今後も何か聞きたいことがあったら協力する、と言っておこうと思ってね。(別段フェミニストでも何でもないが、『何も言わないでおく』のは立場上不可能だから、と苦笑い)『永遠の憩いに安らぐを見て、死せる者と呼ぶなかれ/果て知らぬ時の後には、死もまた死ぬる定めなれば』――知ったというよりは見た、かもしれないな。理解したとは思えない。(謳うように呟いた二行詩。その瞬間だけは、柔和な顔が引きつるだろう。恐怖に。――それに娘が気付くかどうかは、わからないが)なるほどな。――明確な目撃者はいない、か。……ありがちだが、共通するのは『鏡』。鏡だけが一人歩きしているなあ(ぼり、と頭を掻いた。参った、という様子。噂が広まれば、どんどんと尾ひれがつく。そしてその分、事実の確認は困難になっていくのだ)……煽っている、かもしれないな。或いは応援している、だ。 私もね。わりと嬉しいんだよ、そういう事に興味を持っている生徒が増えるのは。――まあ、だから心配もしてしまう、のだけどね。 [Wed 2 May 2007 01:57:40]
お知らせ > ロバートさんが来ました。 [Wed 2 May 2007 01:46:52]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――仕組みさえ明らかになれば、物理学みたいなものなんじゃないかしら。 世界の約束の一つよ。 魔術だって体系化に成功したのは、立派な学問になってるんだから。 …着実に、か… 下調べはしてるつもりだけど… ( 魔術科でありながら、怪談を現実として見る時に 『人の共同幻想が無意識に行う魔術』 と捉える方面への意識はあまり強くない。 何せ、本人がようやく魔術を習う段階に入ったかどうかといったところで、その辺りの感覚さえ最近得たものだから ) ―――そう思うわ。 でも、全部を見てみたい。 想像で埋めるよりも、確認したい。 ( 鏡を眺める先生を… 今度は立ち居地が逆になりその脇から、鏡越しに見つめて ) ―――案外、拘りがあるのね。 女とか男とか、子を授かろうと思えば意味もあるでしょうけど… ( 女性の元気なヴェイトス島。 これくらい(?)良いじゃないかと苦笑を返す。 案の定気にしちゃいない ) ―――何を知ったの? ( すぐに 『消えた学生』 の話へ移されても、聞き逃さないぞと言うようにその言葉を追いかけて。 胸中の疑問が聞えたわけではないが ) …靴があったらしいわ。 『ただ落ちていた』 『揃えて鏡の前に置かれていた』 色々。 ―――消えた鏡の候補も、美術室だったりダンスホールだったりよ。 ( ここはあくまでその一つでしかない。 ただ、そこには事実の一端があるのだと思っている。 …時間はあまり噂されないけれど、場所と道具が揃う由縁… ) ―――〜煽ってる? …そうね… そういうのが、あるといいわ… ( 悪戯っぽい笑みに、満更でもない風に肩を竦めさせた ) [Wed 2 May 2007 01:39:18]
◆ロバート > まあ、実地で調べなければならないのは殆どの学問の常、と。――まあこれを学問と読んで良いのなら、だが。 ただ、奇想天外な方法も良いが、脚元から着実にいくのも大切だということさ(鏡の前に突き出していた腕を引いて、再びコートに袖を通す。 ただ、何処と無く自信なさげな彼女に微笑みかけようか)『視えるものが全てではない』さ。 私だって、そうそう視えないのだからね。――だから知識で埋めようとする、と(しかしコレは旧いものだな、と呟きながら今度は此方がしげしげと鏡を眺める。 だから、そんな妖しげな噂の小道具になったのだろうか。 単に古いというだけでも、人は怖れたりする。そこに行方不明という実際の事件が加われば――まあ、想像するのは簡単だが)なら、止めはしないよ。注意しろ、とは言うけれどね。ただ、まあ――あまり女の子の選ぶ道として良いものではないぞ、と一応は言っておくよ(最後の言葉は癖毛を指で掻きながら、苦笑混じりの一言。セーラー服の少女は、そんな事はまったく気にしないのだろうけれど。それこそ『一応』だ)ふむ、私は――まあ、ちょっと知ってしまったからなぁ。 ふむ……しかし――『行方不明になった女の子は鏡の中に消えたのだ』か(――そう言えば。 いや、この手の噂にありがちだったが。 ――『誰が』それを見ていたんだ?)まあ、写らなければ良い、のさ。鏡の場合はね(もうコートを退けられた鏡は、相変わらずの様子で娘と男の顔を写しているだろう。 ――いやいや、と首を横に振った)木を隠すなら森の中、だよ。 『妖しげなものが多くあれば』その中に本当に恐ろしいものが混ざっていても誰も気にしない。 何処かに隠してあるんじゃないか、なんて好奇心の強い生徒が考え、忍び込み、解き放ったら――大変だろうし、ね(悪戯っぽく笑って、少女を見やろう。 だから――本当に、本物はこの大学に入り混じっているのだと。そう伝えるように) [Wed 2 May 2007 01:21:42]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――机の前でうんうん唸っていたって、何も見えないでしょ? …仮定ばっかり。 猪突猛進で良いなんて言うつもりは無いけど、鼻から出て来るくらいの気でいなきゃ――― ( そこまで言って口を噤むのは… クレメンス教師と同じ事を考えたわけではなく。 …そんな気持ちがあったって、基礎になる感受性の差は埋めようが無いのではないかと、現実を意識して… ) ( いなくなった学生と、そう簡単に同じにはならないという妙な自信はあるのだけれど… どこかで気持ちが急いているのかもしれない ) ―――幸福かもしれないわね。 幻想でも何でも、幸せならそれで良いかもしれない。 ただ、私は嫌なの。 …破滅なら、破滅で良いわ。 勿論抗うけど… いつ、どんな風に死ぬのだって、死んだらそれで終わり。 当人にとって大した違いは無いんだから。 ( その恐さだけは知っているつもりだと頷く。 『説得力も無い』 正にその通りだと、それなりに有名な奇人?へ微笑もう ) 〜心配してくれるのはありがたいけど、『先生は良いの?』 聞かれた時の答えは用意しているかしら。 ―――っと、そういう事なら、もう一枚大きな鏡を借りて来て… って、それじゃ怪談の真相とは別のものが出て来そうな気もするけど… ( 鏡の説明には、噂の力だけでは足りずとも、現実の方でそれを連ねられるのだからと一応納得。 ただ、早速実現を検討する当たり忠告のし甲斐は無い ) …なるほど。 引き摺り込まれる前ならね。 ( 隠す時間のあるときなら。 鏡の前を退いて、ちょっと残念そうにコートを見上げる… ) ―――〜分かってるのよ。 本当に何かあって、それが明らかになり易いなら、これはこんな所に放っておかれていないって… ( 大学を侮ってもいない。 あちこちに色々と隠されているように――― とりあえず、マズイものを隠しはするのだから ) [Wed 2 May 2007 01:05:47]
◆ロバート > 考えるのを止める、のも1つの方法だが、『あれこれ考える』のもアプローチの方法さ。 特に、この手のものに関わるなら、猪突猛進は危ないからね。 例えるなら『洞窟の入り口だと思ったら、化物の開けた口だった』(突っ走った挙句、生きて戻ってこられるとは限らない。 或いは、その行方不明になった生徒というのも彼女と同じく、色々調べまわっていたのかもしれない。 そこまで考えて、思わず苦笑い。 いなくなった娘と、目の前の彼女。 重ね合わせてしまえば、いささか不吉な結果しか想像できなかったからだ)『我々は無知という名前のちっぽけな島にいる。それこそが幸福なのだ』とある恐怖作家は言ったよ。知識というのは大海だ。――乗り出せば、後悔どころか破滅するかもしれない、と。 ……まあ、私が言っても説得力は無いな(ばりばりと癖毛をかき回す男こそが、率先して調べて廻っているのだから。 いやいや、と首を横に振る)その『重ねれば像が連なる』のが恐ろしい。 さっきも述べた通り、『鏡が像を写すのは不思議な力があるからだ』という考えもある。なら、その力が無限に重なりあうと考えれば――何が起きても不思議ではない、のさ(科学的に光の反射だとわかっていても、そうとは思えない。「噂とは『呪い』」というのと同じ。 それが不思議だと多くの人間が思い込めば、「何かが起こる」のだ。)いや、もっとシンプルさ。 鏡の不思議な力から逃れれば良い(つまり、と言いながら男は足を踏み出した。 娘に歩み寄りながらコートを脱ぎ――その背後。 鏡を覆い隠すようにしてみせた) [Wed 2 May 2007 00:37:35]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――そうね。 本当はもっとわけのわからない事になってるのかもしれない。 〜最近思うんだけど、そんな考えこねくりまわしても仕方ないんじゃないかって… 考えるのを止めるのって難しいけど、アプローチの仕方が定まってないからかしら。 ( 肩を竦める。 微苦笑する娘の肩越しに見える、鏡に映ったセーラー服も同じ動き ) ―――あら? 知った事を後悔するとしても、真実は知るべきよ。 手の打ちようのない絶望的なものだったとしてもね。 知らないよりは良い。 仮初の何かに誤魔化されて、諦めたり満足したり… そんなの悔しいじゃない。 〜鏡は鏡でしょ? 重ねれば像が連なるわよ。 とは言え、ミラーハウスっていうのには興味あるけど。 ( 技術レベル的に、大富豪でないと作れないかもしれない… そもそも姿見なんて存在しないかもしれないと今気付きました。 平たくなる気配はさておいてっ… 『引きずり込まれない方法』 ) …壊す? …それも何だか… 引き摺りこみにかかるような鏡を壊すのは勿体無い気がするわ。 [Wed 2 May 2007 00:27:08]
◆ロバート > わからないからこそ『呪い』なのさ。わからないものは怖いから、わかるものにする。 例えば――行方不明になったのは『鏡の向こうに行ってしまったからだ』なんてね。 ……まあ、それがまた恐怖を煽ることもあるが(踊り場におかれた古びた鏡。 階段を降り、娘と真正面から向き合いながら――しげしげと興味深げに眺める。 なるほど、面白い話では、確かにある)……なに、わからない方が良い事もある。 が、しかし――鏡か。 まあ大抵は、どんなモノだってそうさ。鏡は鏡。それ以外ではない、が。――例えば合わせ鏡なんかは、どうだ? あれを見ても『鏡は鏡』とは言い切れるかね?(そして対応策は。 実在の噂を元に生まれた噂。 そうか、と頷きながら、近くの壁に寄りかかって考えこむように。)大概の神隠しは帰ってきた事例が無いからな。 何年も後、あるいはとんでもなく離れた地点に突然現れることはあるそうだが。 ……とはいえ『引き摺り込まれない方法』は簡単だ。 [Wed 2 May 2007 00:12:43]
◆跡野末理@臨時記者 > 〜周りが噂の人を見る目を変えるのか、噂の人が変わるのか… まあ、辛く当たられて変えられてしまうっていうのもあるでしょうけど――― どっちが先かしらね。 ( 二階と三階を繋ぐ踊り場。 三階から二階へ降りる時に正面に来るように、その鏡はある。 降りて来るクレメンス教師に、やっと振り返った ) ―――私は、よく分かっていないのかもしれないわ。 異世界への入り口とか、その可能性を否定もしないけど… でも鏡は鏡でしょ、大抵の場合。 どこかで割り切って、それは拭えないのかもしれない。 ―――零時か三時か、怪談と言えば丑三つ時だけど… それまで待つ気も無いわ。 そろそろ零時? それなら待ってみても良いけど… ―――時間を指定する噂は無かったのよ。 何しろ、噂の元になったのは実在する学生の行方不明事件らしいから。 …あとは、やっぱり解決法ね。 どうすれば引き摺り込まれないか、帰って来られるか… [Wed 2 May 2007 00:05:39]
◆ロバート > 噂というのは、ある種の『呪い』でもある。ムラで「アイツは呪われているんだ」という風評が立てば、実際に呪われてなくとも、その人物には迫害が及び――それは『呪い』になる。 この場合は、君が「噂の女学生に似ている」かな(そういう噂が流れるのは好ましくないだろう、と娘に向かって首を傾げつつ、コツコツと靴音を立てて、彼女へと歩み寄る。 ――灯に照らし出される鏡。 そして娘の語る噂に、ふむ、と頷くとコートのポケットから懐中時計を取り出した。 時刻を確かめる。 なるほど)鏡というのは古来から神聖視されていたからね。『世界が写る』のは反射ではなく、不思議な力があるからだ、と。――まあ、そう思わなくもないし、だからこそ今でもそういう噂が流れるのだろうけれどね。 ただ――少々怪談としては不成立だ。 「場所」と「道具」だけじゃ完成しないよ、うん(ちらりと窓の外を見上げる。もう夜だ。だけど――)「夜」じゃあ駄目だ。何時からが夜なのか、わからないしね。そういう噂なら、やはり相応しい時間―――「午前零時」という妖しげな時間でなけりゃあ。 [Tue 1 May 2007 23:56:34]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 背格好が同じくらいの他人だったとしても、自分の視力では判別できないが――― そんな風に考えたってそこに映るのはあくまで自分で。 勝手に動き出す事なんて勿論無いし、不審な点も見当たらず、世界は概ね自分の常識の範囲で動いているように感じられる。 …それはそれで愛せていた退屈… ) ( ただ、自分には 『見えていないだけ』 というのも、もう他人を通して知っている事。 退屈は、憂鬱なものになってしまっていた ) …あの子を助けられない。 …実体験での記事なんか書けやしない。 書くのは先輩だけど――― ( エミキーもコッタもいないとこんなものか。 『本当に何も無いのかもしれない』 なんて慰めは慰めにならない。 彼女達なら、もっと早い段階で嗅ぎ付ける。 たぶん ) ―――大丈夫よ。 逃げ出す生徒がいたら弁解するもの。 てゆか放っておくのもありだけど… 意図せず私自身が噂のタネにされるのは怖いしね。 ( 月明かりを霧散させて、鏡に反射しながら差す灯りへ声を返す。 やっぱり鏡に映り込んでいる自分の姿は、当たり前に自分のもの。 そのまま、鏡越しに視線を交わすように ) ―――夜、この鏡から 『向こう側の世界』 が見えるっていう噂があるの。 普通に入れるとか引きずり込まれるとか、色々。 知る限り試してみてもダメだったわ。 見落としが無いなんて言えないけどね。 [Tue 1 May 2007 23:45:12]
◆ロバート > (夜遅くまで残って調べ物をし、帰る前に見回りでもしようと校舎を歩き回っていたロバート・クレメンス教諭が目撃した光景は、鏡にぺったりと身を寄せている女学生の姿だった。 以前、一度逢ったことがあるからまだしも、見知らぬ人が目撃したら驚くに違いあるまい。苦笑いも浮かぼうというものだ)『鏡の前に佇む女生徒』なんて怪談が生まれてしまうよ、それだと。――まあ、それもそれで面白そうであるし、『学校の怖い話』の1つになりたいというのならば止めはしないけれど。お勧めはしないぞ?(くしゃくしゃの髪を掻きながら、片手にもったランプで彼女の姿を照らして。鏡に映る自分の姿が、少々はっきりと見えるようになるだろうか?) [Tue 1 May 2007 23:31:02]
お知らせ > ロバートさんが入室されました。 『――何をやっているんだい?』 [Tue 1 May 2007 23:27:22]
◆跡野末理@臨時記者 > ( ここ数日 『名前の無い殺人鬼』 を追って… 昨日からは、ライフワーク兼依頼を遂行すべく、主に大学関連の怪談を当たっているけれど、特に何も見つけられない。 何も起こらない。 ある程度、ただの作り話ではなく事実の一端が含まれていそうな怪談を当たっているというだけで、検証したのはごく一部だから… 未確認情報の方がずっと多く、成果が上がらないと嘆くには早いのだけども。 悪魔や天使だって闊歩しているらしいと言うヴェイトス市でなら、ちょっと頑張れば何かしら見つけられるような気になっていた。 甘かった ) ( 先日既に通過した場所を、通りかかったついでに再確認して一息。 灯りはつけておらず、月明かりが逆光になっている鏡に映った自分は黒い ) [Tue 1 May 2007 23:25:11]
◆跡野末理@臨時記者 > ( よく晴れた月の綺麗な夜。 下校時刻も過ぎた頃、三号講義棟の隅に位置する二階と三階を繋ぐ階段も灯りを落とされていた。 けれど青白い月明かりに照らされ、そこを奔る闇に溶ける色のセーラー服はくっきりとその輪郭を映し出されている ) ( プリーツの翻るスカートから覗く脚は、月明かりでいっそ不健康なほど。 ほっそりとしたシルエットは身軽そうではあるものの、力強い印象を与えない。 そんな見た目を裏切る脚力で跳躍したお下げ髪の前には、踊り場の壁と、巨大な姿見があった ) ( 一瞬の滞空の後、姿見の上に空いている壁面に両手をついて勢いを殺す。 衝突を防ぎながら、けれど慣性が完全に死ぬ前に… 腕立て伏せでもするように柔らかく曲げた腕の下、自分の胸から下が映っているであろう鏡へ、そっと腿をぶつけよう――― ) ( 鏡が割れる事も無いけれど、その脚が鏡の向こうへ抜ける事も無い。 ただひんやりとした鏡面を感じて、着地する ) ―――無いものね… ( ぽつり、呟いて指先をお下げに絡めた ) [Tue 1 May 2007 23:05:14]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが入室されました。 『( 階段を駆け下り、三段目から跳ぶ )』 [Tue 1 May 2007 22:45:50]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『( 強度と、真実だった場合を考えて、いくつかの検証は保留。 次へ行く )』 [Tue 1 May 2007 01:18:56]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 言葉と裏腹に表情は真剣で、楽しげだ。 ―――この怪談は、『名前の無い殺人鬼は 【3】 が好き』 という条件を満たすものの、メインは異世界であって、『恐ろしいもの』 についてはせいぜいそこへ引き摺り込む何かがいるかもしれないと言ったくらい。 今一つ関連付けがし難く、もう何年も前のその失踪とは別に、先日行方不明になってる少年の帰還に繋がらないのではと思えば不謹慎もいいところ。 …そう自覚しながら、『何かあるかもしれない』 という期待は持ってしまう… ) ―――救出が二の次だからかしら。 ( エミキーが怒ったのは。 ややズレた思考でそんな事を考えながら――― 鏡の周りを検めるが、特に付け替えられたような様子は無かった。 固定されて外せないので何とも言えないが… 押してみても、開店扉みたいに向こうへ抜けるなんて事も無い。 この鏡と、その先の壁を物理的に破壊したなら、そこは外だろう ) ( 警戒しながら、改めて鏡面に触れる。 …怪談を面白がって生徒たちが触るのか、お世辞にも綺麗とは言えない状態だ。 磨いてあげる義理もないけれど… ) ―――三段目から飛んでぶつかれって言うのは… 向こう側へ行かなかったら行かなかったで、怪我するわよね。 ( 試すべきかどうか。 鏡面を挟んで向かい合った一人が話す ) [Tue 1 May 2007 00:49:30]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 噂されるようになった切欠は、学生の失踪。 オカルトが好きで夜の学校に度々忍び込んでいた生徒が、ある日帰らなかった。 この生徒は実在していて、実際に行方不明になっている。 その生徒の靴がこの場所で発見されたらしい。 が ) ( 靴の状態一つ取っても 『転がされていた』 と 『鏡の前で揃えられていた』 があり… 鞄が更衣室にあった、中身の無い服一式が美術室で発見された、などなど… 誰も知らない足取りは、噂で塗り潰されて掴めない ) ( だから 『向こう側』 への入り方も、『自分に引き摺り込まれる』 『手招きされて入れる』 『怪談の三段目を飛ばして飛び降り、着地する前に鏡にぶつかると中へ入れる』 などなど。 様々だ ) ―――どれか一つでも本当なら大学が放っておかない… 気付いてない可能性もあるけど… ( どうかしらね、と否定的な事を呟きながら… 姿見の縁へ明かりを近づけて、指を滑らせる ) [Tue 1 May 2007 00:33:10]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 割とよく耳にする話だ。 更衣室でも良いし、美術室でも良いし、ダンスの練習場でも… 巨大な鏡のある場所には、そんな噂がついてまわる。 実際には聞いたことの無い話でも、話題になった時に、あるいは暇潰しに、即席ででっち上げる事だって簡単だろう。 ―――構内を回る中で、何気なく立ち寄った場所のひとつ。 『夜、この鏡を見ると向こう側の世界が見える』 という事だけど今のところはこちら側との差異は無い。 三階へ登って、二階へ降りて… 見回りの灯りが近付いていない事だけを確認して、今日は持参したランプに火を入れた。 ―――『名前の無い殺人鬼』 に絡めようとしながら、それだけには拘らず… 一応、調べられる事だけは調べておこう… ) [Tue 1 May 2007 00:22:13]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 『何かに対処して』 鏡が置かれたのか、もっと別の意図があって鏡が置かれたのか、それは分からない。 この娘は考えもしない事だけれど、普通に身だしなみの為に置かれた可能性は否定できず… と言うかその方が自然だし。 鏡の隅には、それが何年も前にどこぞのエライ人から贈られた物である事を示す文字も入れられている ) ( それでも何かあると思うのは、そこに怪談があるから。 これも 『3』 に纏わる噂の一つ。 『三号館二階と三階の間にある鏡は、向こう側の世界に繋がっている』 ) [Tue 1 May 2007 00:12:44]
◆跡野末理@臨時記者 > ( そんな弱気な時間の割き方は嫌だけれど、依頼を請けている以上仕方ない。 『名前の無い殺人鬼』 について、これ以上は何も掴めない可能性だって十分にあるのだから、先ずはそれでも不履行に終わらないように、書ける事だけは用意しておこうと思う。 ダークサイドやカタリナについてでも良いけれど、ダークサイドは垣間見ただけ、カタリナの真相はナイショだ。 カタリナの噂は広めようとしてみたが、今のところ失敗している ) ( 深夜のヴェイトス大学。 灯りの落ちた三号講義棟に侵入したセーラー服のお下げ髪は、二階と三階を繋ぐ怪談の踊り場で足を止めた ) ―――身だしなみは大事だけどね。 何もこんな所に曰くありげに置かなくたって良いじゃない。 ( つまり 『曰くありげ』 なのではなく曰くがあるのだと。 そこにある 『巨大な姿見』 に映った自分へ笑いかける ) [Mon 30 Apr 2007 23:58:30]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが入室されました。 『( 何も掴めなかった時の、保険として )』 [Mon 30 Apr 2007 23:22:02]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『( 空振り )』 [Mon 30 Apr 2007 01:48:31]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 『3』 という数字と、それ以外の噂を組み合わせるのは案外難しい。 『13』 ならばどうにか、といったところだけれど――― 明確なイメージが無いのが、何より問題か ) [Mon 30 Apr 2007 01:48:19]
◆跡野末理@臨時記者 > (* 【何より 『当人 ( きびきびと、男子トイレも―――】 → 【何より 『当人』 の意識に左右される存在みたいだし… ( きびきびと、男子トイレも―――】 すみません ) [Mon 30 Apr 2007 01:44:50]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 恐れているものは、何だろう。 お化け? 死人返り? 平気だ。 警戒はするが、恐れはしない。 死も、抗いはするけれど、恐れるものじゃない。 ―――あるとすれば… そんな事にはならないと信じてしまっている… コッタやエミキー、先輩の身に、自分が原因で何かある事か。 それぞれに、好奇心に命を懸けてしまえるような所はあると思っているけれど… 昨日のエミキーに戸惑ったように、本当のところは分からない。 思い込みかもしれないし、いざとなれば悔いるかもしれない ) ―――…一人で良い、か… ( 三階女子トイレの手前から三番目、奥から三番目をそれぞれに開けて ) ―――考えてなかったけど… 本人以外の誰かの意識によって、その人のところへ 『名前の無い殺人鬼』 が発生する可能性はあるのかしら… ( 魔術として考えれば、殆どの場合術者からの距離という制約も生まれるが ) …何より 『当人 ( きびきびと、男子トイレも確認。 勿論だ ) [Mon 30 Apr 2007 01:42:04]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 薄暗い非常灯や街灯の灯りが感覚を開けて並ぶ構内は、場所によってはそれも途切れ、星明りも無しで動き回るにはやはり灯りが欲しいところだけれど… それを必要としない訓練は受けている。 地下室など無明の闇でなければ、詳細を捉える事は不可能ながら移動に支障はさほど無い ) ( さほど重要でない講義棟などは見回りにも手抜きが多く、例によって当たり前のように入り込んだ ) ( 先の見えない廊下はどこに続くのか、閉め忘れて僅かに開いている扉の先は本当に教室なのか… 人は闇の中に、見えないものに様々なものを想像して、多くの場合それを恐れる。 けれど自分にはそれが無い。 ―――その中に 『名前の無い殺人鬼』 が潜んでいる可能性を否定はしないが… いるはずだと恐れてもいない… これでは 『会えない』 のだろうかと、尽きた思考を繰り返しながら 【3】 のつく場所を回る。 …怯えてはいなくても… 商業地区では自分達の前に姿を現した。 法則性をアテにするのなら、必ずしも 『怯えている』 必要は無いと思いつつ… 確証は無く、またエミキーの事を考えて… 引き止めなかったのは間違いかと、不安にはさせられてしまう ) [Mon 30 Apr 2007 01:30:42]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 身支度を整えて部屋を出る。 いつもの闇に溶ける色のセーラー服で、灯りは持たず、腕には 『臨時記者』 の腕章。 張り切って用意したのに使わなかった残り三つの腕章は部屋に置いたまま。 ―――実は部屋着以外の私服は和服しか持っていなくて、ヴェイトス市でなら着られない事も無いだろうけれど浮いてしまうだろう。 多分、セーラー服の方がまだマシだ。 腕章とかあると本当、どちらが目立つか微妙だとしても ) ―――。 ( そういえば、寮内で小物の紛失が相次ぐという地味な事件もあったっけ… 確か、誰かが自警団を呼んで――― そんな中、小物は突然見つかった。 ある寮生の部屋に 『山積み』 にされて。 あれも結局未解決 ) でも、小物は出て来たわ。 ( 『名前の無い殺人鬼』 が 『攫った』 と思われる行方不明の少年はまだ見つかっていない ) ( 歩き慣れた廊下を音も無く進み、寮生達の間でそれとなく示し合わせている窓から外に出る。 三時を回っていなくても、もう遅いらしい。 こそこそと出入りする門限破りの学生も見られなかった ) [Mon 30 Apr 2007 00:55:41]
◆跡野末理@臨時記者 > ( すっかり眠り込んでいて、時間の感覚もあやふやだ。 服は椅子の背にかけてあって、下着姿。 だから… と言っても中で灯りを点けているわけでもなし、外から部屋の中は見えないだろうけど… カーテンを開けるのは少しだけ。 覗いた空は曇っていて、やはり時間は分からない ) ―――三時を回ってるって事も無いでしょ。 ( 呟いて、窓を閉じ、閉ざされてから一度でも開けられたかどうかの目安にする糸を挟んで掛け金をかける。 寝覚めは良くないけれど、ゆっくり休ませればベッドから立ち上がって伸ばす体は少し軽くなっているようだった ) [Mon 30 Apr 2007 00:36:41]
◆跡野末理@臨時記者 > ( 疲れていたのかもしれない。 日中は学生として学業があるし、放課後には教授の手伝い、夜はライフワークにしそうな勢いの不思議探索… 最後のは暇な時でも良いのだけれど、そこに 『名前の無い殺人鬼』 の話が入って夢中になってしまった感がある ) ( 日暮れ前に、夜に備えて少し眠ったら… 珍しく熟睡してしまったらしい。 ―――やけに重たい瞼を擦って、ベッドの中の身を起こし、焦点の合った意識で真っ先に考えたのはエミキーの事だった。 別に、あのくらい初めてでもないだろうし気にしていないつもりだったけれど――― どこかで気にしているのだろうか、寝覚めが悪いなんて、本当に久し振り。 楽しくて浮かれて終いには気も緩ませたかと、少し強めに頬を叩く ) ( 僅かに開けた窓から風が入って、その隙間以外を隠すように閉ざしているカーテンのレースを揺らした。 寮の自室 ) [Mon 30 Apr 2007 00:26:33]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが来ました。 『 ―――うぅ… ん… 』 [Mon 30 Apr 2007 00:13:24]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが退室されました。 『 いいんじゃない? ( 色々気に留めながら、さらりと答え )』 [Sun 29 Apr 2007 04:22:10]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『――まあ、それもいいか。(こういうのも、悪くない)』 [Sun 29 Apr 2007 04:18:05]
◆セツ > ―――そうですね。 今日はもう出そうに無いです。 残念ながら三時三十三分にも何も起こらなかったと。 ( 体に悪そうなそれをしっかりと飲み干して、疲れたように少し伸びをする。 ) ……今日は少し無駄なことまで喋りすぎたかな? ( 身の上話を語るなんて自分らしくも無い。 ) [Sun 29 Apr 2007 04:13:51]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――引き止めれば良かった。 ( こんな風に話してしまうというのは、そういう事だと… 締め括りにぽつり。 …嫌なら嫌で良い、それが当たり前と考えながら… 付き合って欲しいと思っていないわけもない ) 一の裏が六っていう程度の約束は、守ってくれるサイコロであって欲しいわね。 ―――それ、コーヒー党に言わせればコーヒーじゃないわよ。 知らないけど。 …まさか、糖分摂取して食費節約とか、そんな事は考えてないわよね? ( 本人幸せそうだから別に良いのだけど。 そこまでとは思っていなくても、苦学生であるらしい事は知っている。 やや心配そうだ ) ―――野宿、繰り返してたんだ? 十分とは言えないけど… 一回でも殺し合った経験があるとないとでは大差があるわ。 実力も大事だけど、競技でどんなに腕が立とうと、その空気を知らないのは危ない。 ( なんて、偉そうに言っている自分は何様かと内心で舌を出す。 対して自分も、奇襲して人を殺める技術こそプロだけれど、正面からの取っ組み合いは専門ではない ) ―――ただの学生は銃なんて持たないわ。 …なるほど、お金に困っても売れないわけね… ( 『没落貴族』 青年の雰囲気も手伝ってそんな言葉が浮かぶ。 適当に一回りしたら、ステージのようになっている場所へ、ひょいと腰掛けよう ) ―――三時は回ったわ。 これ飲んだら、帰りましょう。 もう夜が明けちゃう。 ( そう口に出してしまうと、半ば諦めムード。 欠伸を噛み殺して ) [Sun 29 Apr 2007 04:07:15]
◆セツ > さあ? どうでしょう。 少なくとも僕たちがこの場でああだこうだ言って答えの出る問題では無さそうです。 ( 信頼と依存は紙一重。 この場合は果たしてどちらになっているのやら。 そんなことを心中で思いつつ、どうでしょうねと首を傾げた。 まだ付き合いは浅い。 そういう場面になった時、彼女がどう動くのかは自分は知らないことである。 ) 振ってみる前のサイコロを不安がってもどうしようもないこと。 出たとこ勝負という言葉を実感できる瞬間です。 ―――甘いです。 素敵です。 美味しいです。 ( 和みきった表情で美味しそうに中身を飲み干していく。 甘党というかなんというか。 ――ちゃんと普通の物も美味しく食べれますよ。 ) 野宿なんて繰り返してると、物取りから身を守る術を嫌でも覚えないといけませんからね。 けれど期待されると少々困るような程度の実力です。 ………シツレイナ。 僕はただの学生ですよ。 概ねその銃の評価は間違っていませんけれど…… ( 一発必殺。 それがこの時代の銃を使う者の心得。 ちらつかせての示威行為にはそれなりに向いているが、1対1の時には外したら終わりだ。 そんな状況で次弾を装填する暇なんてまずない。 ) ―――父の形見ですよ。 護身用には少々物騒ですけれど、幼い頃に身を守る術は僕にはこれぐらいでしたから。 ( そして自分が亡き貴族の嫡男であるという唯一の証。 同じように何か『殺人鬼』が出る予兆は無いかと辺りを回りながら質問に答える。 ) [Sun 29 Apr 2007 03:43:49]
◆跡野末理@臨時記者 > それは好意と言うか――― でもそうね。 ( あれ? と言うように可笑しそうに宙を仰いで、すとんと頷き苦笑 ) ここで話したって仕方ないわ。 また誘ってみる、今度は普通に。 どうしても必要になったら、引き摺ってでも連れて来るけどね。 〜てゆか、そうなったら来てくれるかしら。 ( エミキーの勘を当てにしていなければ、そんな無茶もしなかった。 命の危機でもあれば助けようとはしてくれるんじゃないかって、なんとなく思ってる ) ―――正体は… 正体と呼べるほどのものが無いわね、今のところ。 外部の意識で変じる何かだとは思うけど… そう、限界が分からないのよ。 ただ、強気でいってどうにかなるものでもないけど、先ずは接触しないとね。 これ以上の事は分からない。 ―――ところでそれ甘くない? ( 確認するまでもなく甘いだろうけど、甘いの好きなのか… むしろ味覚障害じゃあるまいかって、やや顔を顰めて ) ―――〜あら、言うじゃない。 優男風だから、てっきり荒事なんてした事無いって… それなら、頼れるわ。 『才能』 って、がんばれるかどうかって事よ? 大変な思いしてがんばらなきゃならない怠け者か、がんばる事を苦にしない天才か、努力の量は同じだわ、きっと。 ………もしかして結構アブない人なのかしら? 銃って、銃よね? 高いし煩いし今一つ信用できないし… ( それらの理由で自分はまず使わないけれど、敵に回したくはない武器だ。 護身用と言うには、学費も出せない青年が持つには高価だし… 躾として習う武道などとは根本的に異なっている… ) ―――何に使うの。 ( 入り込んだ体育館。 自分の事は答えないまま、鍵については 『簡単な物なら簡単よ』 とフォローにならないフォローをしつつ。 一回りするように歩きながら、何とはなしに尋ねる ) [Sun 29 Apr 2007 03:19:42]
◆セツ > 捻じ曲がった無理矢理な好意的な解釈をするのならああいう風に言っておいて実はやっぱり一人じゃ寂しいとか。 寒河江さんて天邪鬼ですし。 ( 我ながら言っておいてあまりにも都合の良すぎる捉え方だと思う。 呟きは青年の耳には届いておらず。 ただ『生きている死人』に対する意見はこの少女達とは違うものを持つのだろう。 ) 正体の見当の自信を持てないというのが僕の『殺人鬼』に関する正直な感想です。 得たいの知れない者に強気で行って馬鹿を見たらそれこそ泣けますから。 ( 慎重というか臆病というか。 見る人が見たら胸焼けしそうな大量の砂糖とガムシロップを入れて掻き混ぜる。 ) どちらとも不得手ですね。 場慣れは少しはしていて素人では無いですけれど、そもそもの才能に欠けています。 ただ銃の腕前ならそれなりのものですけれど。 ――跡野さんの方はどうでしょうか? ( 甘ったるいコーヒーを口元に運び、空いたもう一方の片手で懐にある拳銃を取り出した。 この時代には貴重な銃。 それも小型に成功している高性能なこれは苦学生には不釣合いな物。 『本当です』なんて普段どおりの表情のままさらっと言ってのけた。 ) 想像するに嫌な話です。 現実に起こりえたらなお嫌です。 ( そのまま着いて行って、その開錠の手さばきに感嘆しつつ目の前に広がるのは様々なスポーツを行える場所。 昼間や活動時間帯は賑わうそこも、今の時間帯は不気味な静謐さを伴っていた。 ) ………ここにまつわる話しだけで3、4個はありそうです。 ( 恐るべし、ヴェイトス大学。 ) [Sun 29 Apr 2007 03:00:36]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――それはそうでしょ。 一人で夜の校舎を徘徊するくらいだもの。 …でも、一人が良かったのかもしれない… ( 賑やかになったらなったで楽しめると思っていた。 そうだとしても、そんなの物によるから… 別れ際の呟きは、エミキーと自分の、まだそこに居る死者に対する認識の差異か ) ―――望みの綱って… ちょっと、弱気ね? …法則性なんて無い、かもしれないわ… だけど 『いる』 のは確か。 私達の見たあれが 『名前の無い殺人鬼』 じゃないなんて、そこまで入り組んでいるとは思いたくないわね。 〜先輩は、格闘技とか魔術とかは? ( コーヒーに口をつけながら平静な横顔を見つめ、『本当?』 と肩を竦める。 一人で居る時に遭遇されると不安だが、一緒に居る今の状況では片方に怯えてもらうくらいで丁度良いかもしれないと、酷い事を考えながら ) ―――『見えたと思ったら消えて、窓の下を覗き込んだら後ろから突き落とされる』 …こんなところかしら。 対処法は… そうね、青いリボンをどこかに巻いておくとか――― ( 窓の内か外かで別れるが。 ちらりとそちらへ視線を走らせ、体育館へと ) ―――百でもいけるかもしれないわ。 ( 体育館の簡単な施錠を外して、第三体技室へ。 扉を開けて、だだっ広い板張りの空間へ、足を踏み出す ) [Sun 29 Apr 2007 02:38:27]
◆セツ > もしかしたら少しは楽しんでいるのかもしれませんよ? 本当のところがどうだかは僕にはわかりませんけれど。 ( どちらかといえば一歩引いた視点に立つことが多い自分。 といっても嫌われるときは嫌われるだろう。 なんだかんだで黄緑さんとはあまり関わりが無いため、風聞でしか言えないのがたまに瑕。 基本的に口しか出さない微妙な役立たずさも古泉っぽ(台詞の途中で古泉ファンに撲殺される背後) )( 困ったように肩を竦めた。 ) 今のところ僕の望みの綱はそれぐらいです。 話の流れを聞く限りは、好きなことを忠実な辺り苦手なこともまた忠実であるとは思うんですけど……やっぱり実際に出会ってみませんとね。 ―――……確かに今はそこまでではありませんけれど、実際に怪現象に遭えば正直ビビルと思いますよ。 それに今でもそれなりには怖がっていますし。 ( 熱いホットコーヒーを受け取りながら何時もどおりの至って平静な表情で何か言った。 失踪した男の子はどうなのだろうか? 無事であるといいのだけれど――― ) ―――ひょっとしたら、其処の窓から今でも覗いているかもしれませんよ。 ( ――なんてね。 そう簡単に出会えたら苦労はしない。 けれど自分で言っておいてなんだが気色が悪い。 趣味の悪い冗談は控えようと思いながら体育館へと向かう末理の後に続いていく。 ) この学校…七不思議なんかじゃ到底すまないぐらいありそうですからね。 そういう怪談話。 ( 取り敢えず道中聞きかじったそのエースにまつわるこわーい話しでもしておこうか。 退屈しのぎに。 ) [Sun 29 Apr 2007 02:18:32]
◆跡野末理@臨時記者 > 『名前の無い殺人鬼』 は、何でもアリなんじゃないかって思うけど… そう考えると、具体像って言うのがね… 色々聞き過ぎて、それが逆効果になってるかしら――― とりあえず、三号体育館へ行きましょう。 三番体技室辺りで良いかしら。 運動部と言えば、志半ばで倒れたエースの怨霊よ。 [Sun 29 Apr 2007 01:58:44]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――楽しんでくれてるんだって、思い込んでたわね。 〜大丈夫よ。 先輩は嫌われないわ。 ( 引っ張り込んでいるのも騒いでいるのも主に自分だ。 コッタは騒ぎこそすれ面倒ごとは… あんまり…? どうだろう。 ―――作品そのものは知らないながらもうぃきぺでぃあで大まかな内容はとか本当に以下略。 先輩は前からそんな感じだった気がします。 突然超能力に目覚めたりはしていないから大丈夫だ! ) ―――何言ってるの、そこでリコリススティックじゃない。 試してみないと効果は分からないけど… 〜仮にイメージする中で最悪のお化けが出て来たとしてよ? 個人の想いだけで良いなら、ずっと持ってるお守りなんかでも対処できるかもしれないわ。 ―――ただ… 『怯えないとダメ』 となるとちょっとね。 先輩も、それほど本気で恐がってはいないでしょ? そんな事言っていたって。 クレメンス教師が涼しい顔して腰抜かしてた可能性も捨て切れない… そんな事はないと思いたいわ…。 先ず、知らなきゃ… 会えないと話しにならないのよ。 『神隠し』 である事を祈るしかないわね。 飢えなんかがあったら、例の男の子はアウトだわ。 ( 対して受け取るのはブラックコーヒー。 好きではないのだけれど、苦いのが飲みたい気分というのは胸の内で ) ―――私は、どんなのが 『怖い』 かよく分からない。 『名前の無い殺人鬼 [Sun 29 Apr 2007 01:56:20]
◆セツ > そう言えなくもないですけれど。 自分からやりたいという性格では確実に無いですしね。 ( 一応同意。 堪忍袋の緒が切れた可能性は無きにしも非ずなのではっきりとは言えないけれど。 ) 毛嫌いされないことを祈る限りです、はい。 ( もしかしたら古泉とか言われて調子乗った背後のせいというのも少しあるかm(ry ) ―― 一番困った類の輩だことですね。 全く持って鬼が出るか蛇が出るか、といった感じしかしません。 ( 具体的な話の流れを真剣な眼差しで聞く。 その教師の名は青年も耳にしたことがある。 大学内のオカルトでは少し有名な人だ。 ) ……信じる度合いの強さか……それで出現してくれるのは構わないですけれど、もし仮に相手が『信じてしまった』自分の恐れた物の姿を表してくるのなら僕にはお手上げですね。 もし僕のところに来たら全力で逃げるとしましょう。 ( かっこ悪い台詞を言いながら、同じようにコーヒーをテイクアウトで注文。 ただし違うのは砂糖とガムシロップを多め、というか多すぎる量一緒に頼んだということ。 ) [Sun 29 Apr 2007 01:40:23]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――嫌よ嫌よも好きのうちって感じがしない? 何に引っ張り込んでも嫌そうにしてるし… ( それが本当に嫌でそろそろ堪忍袋の緒が… とは考えもしないようで。 不思議そうに首傾げてる ) ―――そうね。 また話せると良いけど。 ( 『はしゃぎすぎ』 と 『三人になったから』 と、どちらを違うと言うのか分からなかったけれど、両方か。 はしゃいでることについては、主に自戒が足りないみたいな意識もある。 てゆか余計なイメージの混入で人格にバグがががry ) 〜うん、任せたわ。 ―――ぁ、警戒はしても無駄よ。 多分だけど、来る時は来る。 ( そう言って話し始めるのは、先日商業地区であった事 ) ( 一部で『名前の無い殺人鬼の弱点』と噂されているリコリスキャンディを買いに行った駄菓子屋の前で、ロバート・クレメンス教師から『名前の無い殺人鬼は3が好き』という話を聞いた。 あとは怪談について話していたくらいだけれど、その間は 『信じる』 気持ちが高まっていたのかもしれない。 そして現れた名前の無い殺人鬼と思われる影は『3が好き』と肯定して… その翌日三件の類似した人死にが報じられた。 自分達が目の当たりにした殺人鬼の出現場所に入り込もうとするような、隙間に頭を押し込んだ死体 ) ( エミキーは本が『投げられた』と言っていた。 角が凹むほど強く。 本好きな少年がそれをするとは思い難く、それだけ恐れていたのだと思われる。 意識として存在を認めるだけでなく 『本気にする度合い』 がある程度高まるのが、殺人鬼出現の鍵ではないか――― ) ( そんな事を話しているうちに辿り着くミルクホール。 コーヒーをテイクアウトで注文しよう ) [Sun 29 Apr 2007 01:22:39]
◆セツ > 嫌、ってちゃんと雰囲気でしっかりと表していた記憶が僕にはありますけれどね。 ( いつものニコニコ笑顔でそんなツッコミを入れる。 ) ……少しそれとは違うと思います。 なんとなく…本当になんとなくそう思っただけですけれどね。 ―――はい。 それじゃ任されました。 ( 『名前の無い殺人鬼』自体にあまり興味が無い。 青年が未希に感じた感触はそれ。 そして文章の件には頷いて了解の返事をする。 ) ( 奢りませんよ、とケチい念押しをしつつミルクホールへと再び足を向ける。 ) 遺憾なことに何も。 警戒しているのがマズイのかもしれないと思って、送ってくれたリコリスキャンディーを今は置いてきていますがそれでも反応は無いですね。 そちらは例の『3』が好きというやつがあったそうですね? ( 溜め息を吐きながらかぶりを振る。 そして新聞にも載ったあの怪事件のことをもう一度確認した。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:55:53]
◆跡野末理@臨時記者 > 何言ってるの――― 死んだら全部お終いってわけじゃないって、知ってるんでしょ? …私は知らなかったわ。 知ってたけど、実感なんて… ( ぼやくように追いかけた声は、届いたかどうか。 先輩の所に戻っても、さすがに多少は大人しくなっている ) ―――嫌なら嫌って言えば良いのに。 難しいわねー ( 普通に言っていたけれど。 そう言えばカタリナの時とも黒船の時とも、最近の様子は違う気がする… 目的意識が無いとだめなのかとか、つい考えてしまって――― ふと ) …はしゃぎ過ぎかしらね。 やっぱり。 …ま、エミキーだから。 『3』 人になったのを警戒したのかもしれないけど――― 〜それじゃ、文章は先輩に任せるわ。 ( 溜息一つついてさらりと戻してしまうのは、依頼の話。 本気で避けられるようになってしまったら、諦めるしかないし… そうでないなら、また今度話せば良いと… ) ―――お茶にしましょう。 『名前の無い殺人鬼』 の事、何か分かった? その話もしたかったし。 [Sun 29 Apr 2007 00:42:57]
◆セツ > ( もしもその一言を口に出していたのなら、敏感に反応していただろう。 『死んだ人間』というのはあの忌まわしい種族を思い出すから。 ) ―――少しばかり迷惑だったみたいですね。 すいません寒河江さん。 ( けれど今回はその言葉は聞こえない。 だから青年は申し訳無さそうに眉を寄せて謝罪の言葉を口にする。 ただだけ。 ) ( そしてもう一人の少女が戻ってくる。 ふと思案するかのように顎に手を当てた。 ) ―――ティータイムとはお世辞にも言えない時間帯ですけれど、当初の予定通りお茶にします? ( それとも帰りましょうか? と末理に聞いてみる。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:32:33]
お知らせ > 寒河江未希さんが退室されました。 『 ―――頭数や興味で、死んだ人間を救えるもんか。 』 [Sun 29 Apr 2007 00:21:46]
◆跡野末理@臨時記者 > 〜捕まえられた時だけじゃない。 集まろうとしたってまだ部室も無いんだし。 それにどうせ暇でしょ? 興味本位はそうだけど――― でもどこかで何かの役に立つわ。 エミキーは興味、無いわけ? ってアレコレ!? ( 『何、出し惜しみ?』 と身を乗り出すようにして――― ここでやっと、いつもよりきていそうな雰囲気に気がついた。 遅過ぎる。 …踵を返す背中を見つめて、どこかキョトンと目を瞬き足を止め… ) ( まんざらでもないくせにー、と追いかけていいものか… だめか… でも ) ( すぐに追いかけて、横に並ぼうとする。 多分怒ってるその顔も、覗き込んで確認する風に ) ―――なら、今回はいいわ。 だけど何人かいるっていうだけで、一人じゃ諦めるしかないような事も結構どうにかなるものよ。 何かあったら遠慮なく頼りなさい。 ―――興味本位だけどね。 ( コッタも捕まらないし、エミキーが抜けるのは痛いけど… とは言えない。 軽く言って肩を竦めて。 『それだけでもないけど』 とは胸の内 ) 〜また今度ね。 気を付けて。 ( ぽんと背中を叩いたら、先輩の方へ戻ろうか。 それとも、付いて来ているか ) [Sun 29 Apr 2007 00:19:00]
◆セツ > なんだったらレポートの部分は手伝いましょうか? そういった作業ならかなり慣れていますけれど。 ( 書籍系のギルドに務めていたこともあるせいか、そういった類のことは得意分野といっても差し支えない。 そんな提案をしながらも、お揃いの腕章は目立つしそういうのを付けるタイプでもないので丁重に辞退しようとすると――― ) ――――― ( 彼女の大声は、初めて聞いた気がする。 ) ( 正確に言うのならば、この青年の目的は秘密暴きでも好奇心の探究でもないのだが―――そんなことは目の前の相手にとってはどうでもいい話。 相手の事情もどんな思いを抱いているのかもわからない。 だから青年は一旦止まって、その苛立ちを隠せない背中を見送るかのようにその場に立っていよう。 ) [Sun 29 Apr 2007 00:01:20]
◆寒河江未希 > 小遣いは足りてるよ。 大体何度も言うけどさ、私はそういうの嫌いなんだよ。 集団行動とか興味本位とかさァ―――――…ただでさえこっちだってアレコレあるんだ、今度は巻き込むなッ! ( 苛ッときた。 私はそんな便利な道具じゃないし、好奇心で楽しく秘密暴きをして世間にばーっと広めたいなんて思わない。 もっと静かに、勝手に、やってたいんだ。 思わず声が大きくなって、ミルクホールから逆方向、正面入り口の方に足を向けて早足で歩き出す。 幽霊のこと、ツェツィのこと、死神のこと。 そういうの含めて、ワイワイなんてやりたくもない。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:49:28]
◆跡野末理@臨時記者 > ( だってエミキーには緊急回避能力があるんだもの、回避しないってことは好きにして良いってこt(ry) …追いかけてるのは否定しないけど、本気で嫌な時にはニンジャにだって尻尾を掴ませないに違いない。 ジェラシーやメランコリー混じりのそんな意識はさておき。 『丁度よさそうなタイミング』 ) ―――でしょ? 今正に直面している状況なら、最悪でも依頼を果たせない事は無いわ。 レポートを仕上げる手間はあるけど、宣伝とお金になるなら安いものよ! ―――いっつも夜更かしでしょエミキーだって。 これくらいで眠たいなんて言わせないわよ! 時間はいくらあっても足りないんだから、てきぱき動く! ( 『珈琲飲みに行く』 『まてまて』 それぞれの様子を見つめて… ふむ ) 〜うん、そうね。 それじゃ私もコーヒーで良いわ。 良いわよ先輩、そんなに気にしてくれなくても。 グリーンティーの方が好きだけど、色々飲めるようになったんだから。 ( 何だか先輩のフォローを別の方向に受け止めつつ… つまりエミキーを巻き込まないなんて選択肢は無いも同然のまま… 『歩きながら話しましょう』 と、先輩とエミキーを挟むようにして、並んで歩き出そう ) ―――〜もっと欲しければ皆でそれぞれに請けても良いと思うけど、依頼主が話の分かる人で手伝ってもらえるなら人数分追加報酬に上乗せしてくれるって言うのよ。 合計金額を頭割りにしてあげるから、安心しなさい。 はい腕章。 ( 『臨時記者』 と書かれたお揃いの腕章など押し付けて ) [Sat 28 Apr 2007 23:38:27]
◆セツ > それもそうですね。 ――呼ばれて飛び出たという訳ではありませんが。 けど跡野さんは相変わらずお元気なようで。 ( 一つの約束事が完成したあと、夜に溶けていきそうな服をした相手に向けて何時もどおり微笑を絶やさずに返事をする。 ) 忌憚の無い意見を言い合えるのは素晴らしい関係だなんてのは何処かの誰かの台詞です。 ( 慰めかそれとも本気で言ってるかはいまいちわかりにくそうな曖昧な態度。 )( 依頼の内容を聞いてみて、拒否権てのはいったいどこの国の言葉なんでしょうね。 どっちみちあったとしてもこの青年に断る気は無かったけれど。 ) へえ、つまりは話のネタになりそうな怪談探しということですか。 それはまた丁度よさそうなタイミングでの依頼ですね。 ―――まあまあ寒河江さん。 そう言わずに片手間の小遣い稼ぎだとでも思えば。 ( まてまてとでも言うように素知らぬ顔をしようとする相手に言葉を掛ける。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:29:57]
◆寒河江未希 > …いいよ、別に興味ない。 入れないようにしてあるのは入っちゃ駄目だからでしょ。 ( 用事も無い。本当、あの女には言っちゃ駄目だ。 ) 私が容赦されてないんだから良いんだよ。 ほら、見てみ。 あの鬱陶しい程のはしゃぎ様。 ( セツに対する返事でもあり、出てくるなり深夜帯には不必要なテンションを見せる女に対する文句でもあり。 最近どんどん悪化してる感。 ) あんた本当元気だな。 まぁ頑張れ。 ( 私は珈琲飲みに行く。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:19:50]
◆跡野末理@臨時記者 > ―――三時三十三分三十三秒にならないと出て来ないとか言い出すんじゃないでしょうね? もー、飽きたわ。 ここまた今度! ( ぶつらぶつらと誰にともなく。 文句を言いながら 【3】 のつく講義室から出て来たお下げ髪は、微妙に眠たそうに半眼になった目で二人を捉え。 ぱっ と輝かせた! ) ―――〜来たわねエミキー、先輩! 呼んだ覚えないけどいいわ、まだ安全そうだし、グッドタイミング。 良い話よ! ( そう言ってサムズアップする、いつものセーラー服の右腕には 【臨時記者】 の腕章だ。 左手でそれを指して続ける。 反応とかお構い無しなのはいつもの事か ) 〜斡旋所で依頼を請けたの。 ヴェイトス市の不思議な現象を纏めた本を出すんですって。 まあどうせただの怪談でしょうけど、作家に話を作らせず一般から記者を募るくらいの熱意はあるわ。 どうせ同じ事するんだからお金になった方が良いし、私達の名前も出れば宣伝になる。 やるわよ! [Sat 28 Apr 2007 23:13:29]
◆セツ > ―――と。 ( 出てきた姿に青年も気付く。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:11:05]
◆セツ > 禁止区域でも一部なら許可を貰えば入れますけどね。 もし行きたかったなら今度教授に頼んで貰ってきましょうか? ( たぶん目の前の人物にとっては凄い余計なお世話なんだろう。 クノイチな方と面と向かってこの言葉を言うと、即刻駆りだされそうなので彼女の前ではこのことは自重しておこう。 ) 僕も奢りませんよ。 ただ残念ながらその役目は僕には少しばかり荷が勝ちすぎると思いますね。 特に後者の部分。 本気ですか? というか寒河江さん跡野さんにとても容赦ないですね。 ( 部員内での壮大なラブロマンスがたぶん始まらない。 にんにんな事情なんて知らない青年は刺されるなんて大袈裟な、とか考えた。 そしてミルクホールへと向かう足取りに一歩後ろに下がって付いていく。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:10:25]
◆寒河江未希 > ほらきた。 ( 誰に言っているのだ。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:02:55]
お知らせ > 跡野末理@臨時記者さんが来ました。 『( カチャン と講義室の扉が開き、出てくるのは… )』 [Sat 28 Apr 2007 23:01:43]
◆寒河江未希 > 1年歩き回ればある程度覚えるよ。 入れない所、多いけど。 ( 物理的に、感覚的に、両方。 正確には「入らない方が良い」だけど、それ言ったら100%入る女を一人知ってるから自重しておく。 アイツもうちょっと落ち着いた方が良い。 ニンジャ↑なんだし。 ) 良いけど奢んないよ? なんかね、私と黄緑色じゃあのおさげ女は言う事聞かないから是非ともストッパーになって欲しいっていうか。 いっそ手篭めにして余計な事考えない幸せ脳にでもしてやって欲しいっていうか。 刺されないようにね。 腿になんか仕込んでそうだから。 ( 苦無を。 勝手なことを言って問題児を押し付けつつ、足はさっさとミルクホールへ向かう。 「あいつ」とはこの学校に居る限りまた何度でも遭うだろう。 ) [Sat 28 Apr 2007 23:00:20]
◆セツ > いえいえ、この大学馬鹿みたいに広いですよ? ( きっと出会う時が多いのは仰るとおり時間帯の問題なのだろう。 真面目くさった返答をする青年。 ) そうでしたか。 それでは僕もご一緒しても? ( 勿論君の奢りでね、とか図々しい台詞は言えません。 幽霊に奢る義理はあってもこの青年に奢る義理は(たぶん)無い。 )( テストだと0点だけどこれは日常会話。 言われた言葉に苦笑をする。 ) 何時も何時も一緒に居るというわけではありませんよ。 そもそも主な学科は別ですし。 ( 相手が振り返ればなんともなしにその方向を視線だけで見る。 けれど見えるのは暗い廊下の先だけで。 仮にまだ居たとしても、この青年には感じることは出来なかったのだろう。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:52:06]
◆寒河江未希 > 狭い学校だなぁ。 ( つくづく、の後にそんな言葉が続いたのは目の前に現れた人物を見た感想。 いや、知り合い遭遇率が高いんじゃなくて同じような時間にウロウロしてるから知り合うのか。 少し考え直して髪をかきあげる。 ) あー、ども。 ミルクホールで珈琲飲んで帰ろうかなぁとか、そんなで――今日はアトノマツリと一緒じゃなくて? ( 質問に質問で返す。 どんなイメージだか。 小さく振り返ると、あいつはもう居なかった。 珈琲奢りはまた今度か。 そんな機会があったら良いけど。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:38:43]
◆セツ > ( その無粋な足音は話をしていた相手にとってはきっと歓迎しないものなのだろう。 見ることも出来ないし感じることも出来ない一般人。 金の髪を後ろで纏めた童顔の青年は貴女に気付いた。 ) ああ、これは寒河江さん。 今日はお一人で? ( あいも変わらずの慇懃な態度で話し掛ける。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:33:12]
◆寒河江未希 > ( 此方からの問いかけにはあまり答えない。 稀に返事のような音を立てるが、基本は沈黙だ。 いい加減名前くらい教えてくれても良さそうなものだが―――まぁ、未だにあれが私にとって害のないものかっていうと言い切れないのも事実だ。 迂闊に珈琲奢ってる場合じゃぁないのかもしれない。 ) 本当、つくづく―――。 ( 無音が崩れる音。 現実に引き戻されるような、正常に戻るような感じ。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:25:29]
お知らせ > セツさんが入室されました。 『(足音)』 [Sat 28 Apr 2007 22:08:09]
◆寒河江未希 > ( 今日に限って酷く積極的に近付いてきた彼女。 その意図が分からないままこうしてさっきから訥々と口を開いている。 あいつは喋りもしないし多分出来なくて、極僅かな仕草と黒板の上を躍るチョークの短い単語で接触してきた。 ただ遠くで見ているだけだったし、大きな進歩といえばそう。 ) [Sat 28 Apr 2007 22:05:08]
◆寒河江未希 > ( 真っ暗な廊下を無言で歩く。 硬質の足音は私のブーツ。 薄らと曇った空は相変わらずで、窓から差し込む明かりは最小限目が見える程度。 歩き慣れた所じゃなかったら迷子になりそうだ。 ) 暗い夜だね。 ( 窓の下には静かな中庭が見下ろせた。 誰も居ない。 振り返らないけど、まだアイツは後ろに居る。 少し離れてついてきているような、真後ろに居るような。 ) [Sat 28 Apr 2007 21:46:09]
◆寒河江未希 > ( 1つ息を吐いておもむろに脚を机から下ろし、ギターをケースに仕舞う。 黒板の脇に立った姿は動かない。 表情も見えないし、本当に1ミリも微動だにしない。 ) ミルクホールで珈琲飲みに行くけど。 ( 教室の扉に向かって歩き出すと、彼女の眼だけがこっちをぎょろりと視た気がした。 ) アンタにしちゃ随分と近付いてくるしさ。 一杯くらい奢っても良い。 [Sat 28 Apr 2007 21:34:47]
◆寒河江未希 > でさ、どおりで幾らか減ったと思ったけど―――アンタはまだ行かないの? ( 沈黙 ) まだやる事あるんだ。 ( 沈黙 ) いいけどさ。 暇な時なら付き合えるかもしれない。 ( 彼女はじっとこっちを見ている。 私はいつまで経っても納得の行かないチューニングをやめてギターを置いた。 暫し、無音。 ) [Sat 28 Apr 2007 21:23:01]
◆寒河江未希 > ( 空は曇っている。 またゆっくりとカツカツ音が響いて、止まった。 黒板の文字が見えるギリギリくらいの暗さだ。 灯りは点けていない。 ) 色々だよ。 あんたさ、たまには外に出た方が良いよ。 服なんかアトノマツリとお揃いじゃん。 ( 4弦もおかしいのかもしれない。 だから幾ら弄っても違和感がなくならないのかも。 どうも音叉って奴、扱い辛い。 ) [Sat 28 Apr 2007 21:15:56]
◆寒河江未希 > ああ、それは「死神」だよ。 知り合いかもしれない。 ( 私はそう言って机の上に組んだ足をふらふらさせながらペグを巻く。 ほんの少しだけ3弦の音がズレている気がするから。 暗い芸能化の教室、カツ、カツ、と不器用な音がまた暫らく続く。 ) アンタと違って顔が広いんだよ私は。 …人間以外には。 ( びん、と弾いた弦の音、まだちょっと違和感を感じる。 ) [Sat 28 Apr 2007 21:08:43]
お知らせ > 寒河江未希さんが来ました。 『 92:とある他愛のない会話 』 [Sat 28 Apr 2007 21:02:16]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『( トートの事を考えて、気もそぞろ。 今日は、『殺人鬼』 には会えないかもしれない )』 [Sat 28 Apr 2007 02:14:44]
◆跡野末理 > ―――それは… 何、万年眠れば冬眠状態みたいな? …怖いわ、そんなに眠る習慣ないし… ( 半眼で宙を仰いで… ああ、もしかしたらトートは眠り姫なのかなと… 短命だと聞いた気がするけれど、その分人格の成熟が早いと考えれば 『お嬢さん』 と呼びたがるのも分かるような分からないような。 ところで 『残念』 って、呼ばれたかったんですか ) ―――即興の作り話こそ、あんまり興味は無いけどね。 『怖いもの見たさ』 っていうのとは少し違うと思う。 一般的な理解の外側に何があるのか、知りたいのよ。 『怪談』 もそれに繋がる手掛かりだと思っているから、好き。 ( 確認にさらりと頷いて… 続けられる言葉に 『あら』 と目を瞬いた ) 〜そう? ありがとう。 ( ―――またね、と別れた後。 五人目に引きずり込めば良かったかと、後悔したとかしなかったとか ) [Sat 28 Apr 2007 02:13:48]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『 ―― 好い夜を。 ( 死神は、徐々に受肉を解いて闇に紛れん ) 』 [Sat 28 Apr 2007 01:49:35]
◆トート > おや、それは残念。 はい、ではトートで。 …… そうでもないですよ?寝ることが日常化している者にとってそれは当たり前すぎて、いったい いつ、どのくらい寝ているかなんて曖昧になってくるものですよ… えぇ。 ( ふっとどこか(横丁のアタリ)に視線を遠く馳せて。『春や冬どころか一年中寝まくってるでしょう貴方』と、どこかのくしゃみを増加させん ) …それは、逆に好ましいですね。静かな空間というのは悪くありません。いうなれば、自主的にそのような空間を作り出そうとして寝るのでしょうか? ( 首を傾げる。他人事。 ) ――― おや。 これは失礼、 ”そう”でした、ね。 ( ソレは他人事でなく今は自分の事であったと。悪びれもなく ) でも、安心して眠れる相手と、気を遣って眠れない相手と。 いるのでしょうから、ある意味で寝るというコトはぞんざいにしているとも言い切れないのですよ? ( 横丁のアレはともかく、 と。唇のみ微かに動く。 )( 「無茶を言わせてくれる相手じゃなきゃ」―― 貴女の言葉は正に今言ったとおりのもので、 ) はい、そのようですから、打ち解けたトモダチなのでしょう。 ――― ふむ。 ( 貴女の言葉に耳を傾け、 ) それは、想像豊かな年ごろですから。その場で即興で作った怪談をトモダチに語る、語り合うなんていうコトも、できるんですよ子どもというのは。 ( 子どもからは童唄を耳にするだけでなく、他にも色々 ) …お好きですか? 『怪談』。 ( 何気なく、問いかけるというよりは確認のような。 ) ( 手は、頬を撫でて離れ。 体も、また ) …。 私、普段はそんなこと言わないんですよ。 ( したければすればいい。別に構わない。死神は中立だから、干渉したりなどしない ) これでも、私なりに心配しているのだと思っていただければ。 ( 貴女の友人である彼女も。 ) ( 再び手が伸び、ぽふ、と貴女の頭に軽く一度だけ手をおかんと ) ―― えぇ、では楽しみにしていましょう。 私の話は、聞かせられるようなものではありませんが。 ( 軽く、手を降り返し ) [Sat 28 Apr 2007 01:48:55]
◆跡野末理 > ( 手を振って 『その時にはトートの事も聞かせなさい』 と… のっぺりと影に覆われた校舎に消えて行く。 空は、結局晴れなかった ) [Sat 28 Apr 2007 01:30:08]
◆跡野末理 > いいわよ分かった。 私は気になるから呼ばないわ。 トートね。 ―――〜って、分からないわけないでしょ? トートが寝てるかどうかって話よ。 …ま、つまらないと眠たくなるのも分かるけど。 薄暗い場所で良い感じの音楽が流れてて、まろみのある声で延々と語られたりするとね。 ( マイペースな言葉… だけど同じような気があるようで、それも仕方ないと笑いはするが ) ―――〜トート、一緒に遊んでくれる人って、少なからずトートの事を好いてるのよ? ぞんざいに扱って一人になっても自業自得だって分かってるなら、途中で寝たりして友達に寂しい思いさせてるかもしれないっていうのもちょっとは――― …からかう、か。 まあいいわ。 冗談の通じる友達なのよね、きっと。 ―――私だって、友達にちょっと無茶言ってるかもしれない… 無茶を言わせてくれる相手でなきゃ、そうしないものね… ( 線を引くような言い方と感じられて… まるで自分の内心のようで、思わず突っ込んでしまうけど。 結局のところ、それをする相手によるという事。 やや呆れ気味に。 でも同類な気がして、可笑しそうに溜息一つ ) ―――〜そういう 『怪談』 がね、本当になるんじゃないかって思ってるのよ。 本当の事が 『怪談』 として語られる事もあるんでしょうけど、その逆に。 作られた 『怪談』 通りの事が現実に起きるようになるんじゃないかって――― まあ、妄想だけど。 魔術科の中では、大真面目に説くのもアリな考え方なのよ。 ( 『怪談』 の言葉に何を思ったのかは分からない。 ただ、興味を示すなら説明を加える… ノリは好奇心一直線だけれど、そこに意識が残るのなら現象としてだけ見てないがしろにする事も無いだろう。 もっとも、知覚能力の都合エミキーのように死神代行とはいかないが ) ( 『距離を取り間違える事のないように』 …その恐ろしさは知っていると、頷いて… 頬を撫でるくらいは、たくさん触らせてもらったし ) …分かってる。 …でも、ただの興味じゃないわよ。 …度胸は… 今更試すまでもなく据わってるつもりだし。 ―――そうさせてもらうわ。 ええ、良い意味でね。 ……ほんと、脱線はしないように気をつけないと、もう…… ( 何か思い出してぶつらぶつら。 去ると言うなら、自分は目的地に ) トートも、気をつけて。 今度話を聞かせたげるわ。 [Sat 28 Apr 2007 01:28:14]
◆トート > 私は構いませんよ、お嬢さん。 トートとお呼びください。 ( 名乗りには、応じよう。 ) さぁ、どうでしょう。本人はわからないものですよそういうの。観劇は、面白かったら起きてるんじゃないですか? ( 寝るというのは興味がないということなのだと、マイペースに ) …ふむ、 コレ も”怪談”ですか。 ( 他人の人生、現世に留まる理由も生ける者には単なる怪談か、と内心で思う。 声はどちらかといえば興味深そうに。貴女の身近なところでは、何か一つの事象について興味をもった時の教授の仕草にも似ているだろう。 ) 寂しい? 自業自得でしょう。自分が気をつけなかったクセに、誰かを頼るなんて。あまつさえソレを恨むなど。 ( 馬鹿げている。 そう、言いたそうに俗世に…正者と余り関わりを持たない、死神は肩を竦める。或いは、現世に籍置く身であればもう少し違う言い方をしたのだろうが。 ) では、冗談よりも私はからかうことの方が好きなのでしょう。 ( 艶っぽい雰囲気にならないのはむしろ死神が無反応なせいだろう。あんあんゆってほしいですかとかきっと真顔で言う。 ) ( でも ぺたぺたなでなで はともかく、 ぐりぐりむにむに はちょっと。イタイし、離れさせていただこう。 布団云々の言葉に、イエロティア文化圏なのかと思考しつつ ) ――― はい、では 距離を取り間違える事のないように。 ( 死と、生の ) と、いってもまぁ好奇心がわくのはわかります。そういう不思議なものに興味がわいたり度胸試ししたくなったりするオトシゴロですよね。 ( 手は、首ではなく頬を一撫でしようとし、頬に触れられても触れられなくてもそのまま離れるだろう。 掴まれているなら、掴まれたそのまま。 ) 若いうちは、はっちゃけるといいと思いますよ。良い意味で。 …さて。 私は此処から去りましょう。3号棟?へ、向かうのでしたらどうぞお気をつけて。 [Sat 28 Apr 2007 01:00:51]
◆跡野末理 > ―――呼び合う呼び名じゃないでしょ? お嬢さん。 アトノ マツリよ。 名前は? ( もう飽きたのか、相手が動じないようならついでに名乗っておく ) 〜他の事している時は寝ないわけ? 迷惑はかけないかもしれないけど、観劇に行って寝ちゃうとかもダメよ。 ( 見た目自分と同い年。 文化圏が違えば、育ち方が違えば、年齢と中身は必ずしも一致しないだろうし、毎日かくれんぼなんて事は無いと思いつつも ) ―――ああ、ありそうね。 そういう怪談。 でもあんまりおイタが過ぎると、本当にいなくなった時本気にされないわ。 そんなの寂しいでしょ? ( からかう気持ちは分からなくないけども ) 〜冗談ってのは、楽しく笑い合えるものを言うのよ。 ( 微妙に偉そうに語りながら、言動が一致していない感。 抵抗しないのを良い事に、触り放題だ。 それでも艶っぽい雰囲気にならないのがツンツンクオリティー。 デレ分はありません ) ―――ん〜? 何だか、何ー…? まぁコッタもそんな感じだけど、人間と同じよね。 骨や筋や、触った感じは… 長命な種族って何だったかしら… ( ぺたぺたなでなでぐりぐりむにむに ) ―――布団が出しっ放しって最初は落ち着かなかったけどね。 慣れると手間が無くて良いわ。 ―――っと。 ( さすがに嫌になったか。 離されれば、渋々離れ ) ―――お化けの仲間入り? そう簡単にはしないつもりよ。 〜てゆかそれ、当たり前じゃない。 ( 誰だっていつかは死ぬだろう。 どんなに長命でも滅びる時は来るのではないか。 その言葉に引っ掛かるものは覚えるけれど、このお嬢さんがお化けの類とは今一つ思えずに… ―――ただ、首を触れようとする手は、害意があろうが無かろうが、とりあえず阻んでおく。 相手の手を掴むなり、自分の首に手を当てるなり ) [Sat 28 Apr 2007 00:38:24]
◆トート > はい、別に構いませんよお嬢さん。 ( むしろ笑みさえ浮べて。 ) いやいや、そんな毎日かくれんぼしてるとかじゃないですから。 ( ぱたぱた、手を振って「続く」ことはないと否定 ) でも、時々ふっとやりたくなりません?それこそ、そのまま帰ってこなかった―― なんていうのは、困りますが。 ( ひょぃ、と肩を竦める。先程から扮っているコレは、先程いた魂たちの一つの物語。その子は今も、この学校のどこかで”見つけて”もらえることを待っている―― ) …おや、 ( 縮まった距離に貴女を見返し ) …、 ( ぴく、と僅かに体が揺らぐ。 髪に触れられたり ) …。 ( 体に触れられたり。 この頃になれば大人しいもので、少し呆れた目で ) …なんだか、 ( 以前墓場で出会った”彼女”にもぺたぺた触られた記憶。ヒトというのは皆こうなのかと淡く溜息をつき ) …さて、どうでしょう。あててみてください? ( そんなコトを、しれり。 ) ベッド。そうですか。 ( 寝るという行為も余りない死神…横丁のアレは別だけれど。そんなにイイモノなのかと、内心怠け者の好奇心が頭をもたげる。うずり。 ) かいだん。 …怪談? …へぇ。 ( 面白がるようで、それで先程までより僅かに冷えた声 ) 首を突っ込むのは結構ですけれど。 ( 可能ならば、貴女の両肩に手を添えて己の体を貴女から離そうと ) ”お仲間”にはならないでくださいね、危険ならば尚更。貴女が”死ぬ”こともあるのだということもお忘れなきよう。 ( …左手が、貴女の首辺りに触れようとしながら。 クス、と わらう ) [Sat 28 Apr 2007 00:21:23]
◆跡野末理 > ―――〜うん? …そう? ……じゃ、私もお嬢さんって呼ぶわね、お嬢さん。 気にならなかったら気にしない事にするわ、お嬢さん。 ( 変でしょ? と肩竦めて笑い。 その表情は次第に呆れる風に ) 〜心配する方が馬鹿を見るって言うか――― そんな事続けてると、そのうち遊びに誘ってもらえなくなるわよ? 遊ぶ時は遊ぶ、寝る時は寝る――― ( そりゃ、どうせ攫うならもっと他に健全そう(失礼)なのを選ぶと思うけど――― と、澱みない言葉にそういう問題だろうかと宙を仰ぎ。 つまらないお説教はさておき。 『そんなところ』 と同意されたら、ずずいっと距離を縮めよう ) 身近な不思議ね! エミキーはごろごろしてるみたいな事言うんだけど、私の周りって人間ばっかりで――― あなた… じゃなくてお嬢さんは何っ!? エルフじゃないわね、耳普通だし――― ( で、近付いたまま、可能ならあなたの髪を上げて耳の形を確認したり。 『学問というのも中々面白い』 とか言うのは学生でないっぽいのだけれど、そんな事は気にしなかった ) ―――失礼ね、私は眠る時はベッドと決めてるの。 ( 嘘だけど。 さっきまで寝ていたわけでもないのは本当だ。 適当に答えながら、逃げないならペタペタ触る ) ―――〜ああ、これからちょっとね、怪談の検証に。 …行きたい? どうしようかしら、ちょっと危なそうなんだけど… ( 実際ちょっとどころじゃなく危なそうなのだけど。 行きたがるものと思って考え始める辺り、部員相手の感覚から切り替えられていないらしい ) [Sat 28 Apr 2007 00:04:35]
◆トート > えぇ、ですからお気になさらずにお嬢さん。 賢明なのだと思いますよ、何せそのまま学校に泊まっていったなんてこともありますから。誘拐犯だって学校の校内…しかも木の上で寝こけている不審人物をわざわざ木に登ってまで攫っていこうなんて思わないでしょう。 ( 言葉は澱みなく、単なる受け答えとして口をついて出る。 久々に普通のヒトをやっている相手が、その”得体の知れないの”だったりするというのがアレだけれども。 ) 浮世離れですか。 ……あぁ、はい。そんなところです。 ( 唇を小さく笑ませ ) ヒトの学問というのも中々面白いかと思いまして。 ( そう、思うのはある意味で本心。 ) …で、そういうお嬢さんもやっぱり寝てたんですか? ( 自分と一緒にした問いかけを。クス、と笑うのは冗談交じりゆえ ) なにか、3号館がどう… とか言ってましたけれど。 ( 正確に聞き取る事は流石に出来なかった、先程の貴女の呟き ) [Fri 27 Apr 2007 23:51:35]
◆跡野末理 > ( え、案外普通に助けてもらえるかもしれませんよ? お困りの際には是非ー… 本当にさて措くっ ) …遠慮。 遠慮なのかしら? この戸惑いは――― 別にいいけど… 何て言うか賢明なのか白状なのか微妙なところね。 一人暮らしでちゃんと家に帰ったかどうか確認できないなら、尚更放って帰ったら危ないでしょうに。 その歳になればもう誘拐されないとか思ったら大間違いよ? 色々得体の知れないのがウロウロしてるんだから―――。 ( 腰に手を当てお説教の委員長モード。 『また、って言われるほど寝る方も寝る方だわ』 とか、何だか久し振りに普通の人をやっている気がする。 ―――『なにか?』 問われてぱたぱた首を振り ) 〜ううん。 何となくこう、浮世離れした雰囲気と言うか… 〜ああっ、あなたアレね! 人じゃないでしょ? そんななりして実は何百歳とか――― だから 『お嬢さん』 なんだわ。 ( 『見破ったり!』 て感じで ぴ と人差し指を立てた。 人に見えるけどエルフかそこらかと。 死神とは夢にも思うまい ) ( 普通の提案が何だか凄く新鮮だった。 機会がありましたら、ぜひ ) [Fri 27 Apr 2007 23:42:47]
◆トート > ( 死神相手に自警団に通報なんて真似にはならないので大丈夫だとかはさておき。 ) 私がお呼びしたいだけですので、どうぞご遠慮なく。 ……あぁ、なるほど。自然の灯りの方が好きだというのは私も同意します。 いいえ、友人は「きっとまた寝てるんだわ」って帰ったでしょうし、一人暮らしなんですよ。 ( 両親は故郷にいるんですなんて、飄々と。 ) あぁ、もうそんな時間でしたか。 ( 何となく空を仰いでみるけれど、月の隠れた曇り空では時ははかれずに。 …実際は、月を探しているのではなく魂たちがちゃんと散っていったかの確認だ ) …なにか? ( 顔を天から下げながら、貴女の方へちらりと視線を流す。 ) ( 一緒に選びに行きますか服。 ) [Fri 27 Apr 2007 23:30:32]
◆跡野末理 > ( 微妙な違和感こそ覚えるものの、怪談に出てくる得体の知れないお化けと勘違いするには、その娘さんの姿形ははっきりとし過ぎている ) ( あっちでもこっちでも暴言吐いて自警団沙汰なんて事はそう続けて起こしたくないので、そんな流れにならなくて良かったかもしれないなんて思ってない。 さておき ) ―――こんばんは。 お嬢さんに 『お嬢さん』 って呼ばれると、何だか妙な感じね? …もうすぐ晴れるんじゃないかと思って、持って来なかったのよ。 灯りがあると、灯りに照らされる範囲の外側は見え難くなるし――― って、それじゃ友達も親御さんも心配してるんじゃない? 早く帰って安心させてあげなさい。 もうすぐ、日付が変わるわよ? ( どれだけ寝こけていたんだって、肩を竦めて。 ―――興味深そうな視線がやや無遠慮に注がれるのは、あなたの言葉をあまり本気にしていないのだろう ) ( 服の好みは合いそうだ。 洋装のコーディネートは難しくって、今では誰も着ないような指定制服の一種ばっかりになってしまっているけれど、こんな服装ならたまには変えてみようかとか、そんな ) [Fri 27 Apr 2007 23:21:47]
◆トート > ( 己の擬態が完璧だなどと、そんなことは言えはしないが。それでも気配は辿れようし、人間に模している以上一応呼吸というものもおこなう。 ) ( ただ、後者の反応は後者の反応で面白そうだったのになんて思ってなんかいない。…。 ) どうしました、灯りも持たずに? …と、ソレは私も同じですが。かくれんぼだなんて木に登って、うっかりそのまま寝てしまいましたよ。 ( 今何時ごろかわかります?なんて、いつも感情の浮かばない表情を少しばかり緩めてみせながら。ちなみにやはりニンゲンに擬態している以上寒さなども感じるのでノースリーブなんてことはなく、上着ははおっている。やはり黒だけれど ) [Fri 27 Apr 2007 23:08:43]
◆跡野末理 > とりあえず、3号館3階の第3講義室辺りで良いかしら――― ( 『そこに居る』 と教えて貰って集中すればそれとなく感じられるのかもしれないが、散って行く魂達には気付けない。 花も嵐も踏み越えるような調子でぐんぐん進み、これからの行動を確認。 口に出すのは、ある事情でよりはっきりとイメージする必要があるからなのだけどそれはさておき――― 教授を手伝うと言って門限を解除してもらいつつ、手伝わずに構内をフラついている娘は何に阻まれる事も無くその下に辿り着く ) ―――? ( 霊的な感覚は決して鋭くないものの、事人間に対しての感覚であればそれなりに鍛えられていた。 気配であったり、息遣いであったり、あなたの擬態が精巧なもので、それらを備えているのなら、声をかけられる前から視線だけは向けられるだろう。 逆にそれらの特徴を有しておらず、この娘が気付けなかったなら、声をかけられると同時に ぱっ と飛び退いて 『出たわね名前の無い殺人鬼!』 なんて、かなり失礼な言葉を妙に楽しげな表情でかけられる事になるが――― ) [Fri 27 Apr 2007 22:59:43]
◆トート > ( 始めはちょっとつれない方が好みですとか、死神の好みはともかく―― ) …おや。 ( 気付くのは、死神が、というよりは周りの魂たちの反応で。死者でなく生ける者の在るを知る ) …あぁ、此処の学校は夜でも賑やかなんでしたっけ。 ( こんな時間にヒトがいても、そう珍しい学校でもなく。ただ、灯りを持たないでいるのには軽く首を傾げる ) ――― ふむ。 ( ちらり、と周囲を窺うのは周りに在る魂たちの動きを牽制するため。それこそ、騒ぎになるのも面倒くさい。ならば魂たちに「では」とお開きの旨を告げて散らせ―― ) …こんばんは、 お嬢さん。 ( 己は、木の上から地上へと ) [Fri 27 Apr 2007 22:49:29]
◆跡野末理 > ( デレ分はいつだって欠如しています。 可愛いと思ってもらえて褒められると、更に可愛くなくなるので要注意とかそんな。 さておき――― ) ( すたすたすたと早歩きで、灯りも持たずに夜の構内を突っ切る人影がある。 小柄な身体を闇に溶ける色のセーラー服で包み、かっちりとしたお下げに固めた髪も黒。 …覆面などはしていないけれど人の視覚では捉えにくそうなそれは、確かに生きた人間で、忍ぼうともしていなければ靴音も高らかに。 近付けば、特に樹上のあなたなら、見つけるのに苦労しないかもしれない。 …ところで、一応魔術的な感覚は持っているものの某不思議少女エミキーとは比較にもならないこの娘は、樹上のあなた達に気付けるだろうか…。 広い広い構内を進み、その樹の傍を偶然通りかかるのは次のターンくらい ) [Fri 27 Apr 2007 22:37:17]
◆トート > ( 可愛いのでアタリで。 ) [Fri 27 Apr 2007 22:28:27]
お知らせ > 跡野末理さんが来ました。 『( ハズレ )』 [Fri 27 Apr 2007 22:28:03]
◆トート > ―― だから 程々に お願いします。 ね? ( 死神はちくちくと釘を刺す。こういうところにいるモノはけして多くはないが思いの強いモノが多いから。 ) とりついてお仲間を増やされるなんていうのは 至極面倒くさい ので。 ( イイえがお。 ) ( とはいえ校内に”在る”モノ全てが今ここにいるわけでもないし、こう釘を刺してもきかないことだってあるだろうが。見破ることはできても防衛手段は持ち合わせていないらしい彼女に僅かばかりの ) [Fri 27 Apr 2007 22:27:59]
◆トート > …具体的に言えば ( 死神は、そんな魂たちをちらりと流し見ながら ) ミキちゃん的な方をいぢりたおした―― …失礼? いじめたおしたいです。 ( あんまり変わっていなかった。しかも名指し ) …あぁ。でも 貴女方は”手を出して”はいけません よ? 確かに彼女は貴女方にとって とてもとても魅力的でしょう―― ( 姿が見え、声が聞こえるなんていうヒトは。 ) でも、貴女方がいぢめるとシャレになりませんから。 [Fri 27 Apr 2007 22:15:21]
◆トート > ――― でも なんとなく、手を出したくなりません? ( ねェ、なんて。悪戯に目を細め 首を傾げて、周囲に問う。 未だこの地を離れがたいと、己の誘いに応じずに飛び交う魂がひとつふたつ。 …見える人にはもっと。 ) なんというか日々退屈で。いいえ、貴女方と接するのはある意味であきないのですが ( 飛び交う魂は其々に違う物語を持っているから そしてだからこそ離れがたいと彼らは言う ) そろそろ こぉ。 可愛らしいオンナノコをエスコートしたいというかからかいたいというか そんな気分なんです。 ( …飛び交う光の、動きが 死神の言葉に止まったり鈍くなったりしたような、 ) [Fri 27 Apr 2007 22:06:31]
◆トート > ( 何気なく校舎を眺めながら ) And if I don't hurt her (私があのこに意地悪しなきゃ) She'll do me no harm... (彼女は私をひっかかない) ( 童唄を口ずさみ、くすくすと笑い声を漏らす。 そう、可愛い子猫は私をひっかいたりはしないだろう。” if I don't hurt her”――私が意地悪しなければ。 ) [Fri 27 Apr 2007 21:58:32]
◆トート > ( この場所で一仕事終えた死神は、休憩とばかりに太い木の枝の上に座り込み ) ―― I love little pussy, (私は可愛い子猫が大好きなの) ( ぷらぷらと、軽く足先が揺れる ) Her coat is so warm, (毛皮がとってもあたたかくって) [Fri 27 Apr 2007 21:52:03]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『( 空はいい具合に曇りで )』 [Fri 27 Apr 2007 21:46:57]
お知らせ > 跡野末理@ミルクホールさんが帰りました。 『( アタリだと、実在を確認できたら、対処を考えるのは皆で )』 [Tue 24 Apr 2007 20:02:14]
◆跡野末理@ミルクホール > ( ―――その前夜、夢であれ何であれ 『名前の無い殺人鬼』 は来ていたのよね。 おねしょをしてしまった事が格好悪くて、そんな事を言ったのかもしれないけど――― その時は攫われも殺されもしなかった ) ( 『来た、と嘘をつく事が呼び寄せる条件』 というのも考えておかないといけないけど――― 母親はおねしょをした夜にも 『夜遅くまで起きている悪い子はお化けが攫いに来ますよ』 と言ったらしい ) ( ―――前日は、寝れば良かった。 でも、おねしょは 『七つにもなって、もうしちゃってる』 対処のしようが無いんだわ。 ―――怪談と言って良いのかしらね… 大人は誰もがそれは嘘だと、ただの脅しだと知っている 『噂』 だけど。 子どもは真実として怯え言う事を聞く――― …何にでもなれる 『名前の無い殺人鬼』 が 『お化け』 になった、と考えれば… ) ―――そうか。 これは原文ね。 これを読んだだけじゃ、何も起こらない。 ( 『噂』 を付け足し易い作品であるのは、その曖昧さ具合を見れば。 …流布されている 『条件』 があるのだと思う。 恐らくは、何種類も… 少年にとっての、母に教えられたようなものが ) ( 自分は 『はっきりと』 は知らないし、先輩も同様なのではないか ) ―――〜となれば、先輩はもう暫く安全だわ。 ( 調べると言っていた先輩だから、そのうち 『条件』 に辿り着くかもしれない。 自分も 『条件』 を探すべきか、やはり先輩をマークするべきか… 自然な流れで考えて、笑ってしまう ) ( それでは本当に人柱だ。 おおよその見当が付けられたのなら、危険な事は自分がしよう ) ( 全くの見当外れかもしれないけれど 『名前の無い殺人鬼』 の具体的な噂を、探しに行く ) [Tue 24 Apr 2007 20:02:11]
◆跡野末理@ミルクホール > ( この本に何かあるのは、間違い無いと言って良いだろう。 本自体には何も無かったとしても、ここに記されている何かを読む事にはきっと意味がある。 それなりに整頓された少年の部屋で床の隅に投げ出されていた本が、一度は魔術科の研究対象になったのと同じ物で、エミキーがそれを見つけ、読むのを拒否したのだから。 …そこは、機嫌が悪かっただけというのも考えられるけど… さておき ) ( そして失踪した少年の弟は、兄が 『名前の無い殺人鬼が来た』 と話していたと言う ) ( 少年の母親は、失踪する前日 『七つにもなっておねしょをするような子はお化けが攫いに来ますよ』 と脅かしたそうだ。 この手の言葉を、よく使うらしい ) [Tue 24 Apr 2007 19:33:03]
◆跡野末理@ミルクホール > ―――妙ね。 ( 単純に破るのではなく、頁を抜き取った形跡が無いのを確認して、小さく呟いた。 温くなったダージリンに口をつけ、先輩はそこを出てくるであろう、向かいの建物の入り口を見つめたまま考える ) ( 怪談は、話そのものが恐ろしい事も重要だけど、ただそれだけで信じられたり、広められたりするものではないと思う。 『もしかしたら本当かもしれない』 という現実味を持たせたり、『でもこうすれば大丈夫』 といった保険をつける事で、恐がらせながらもそれを聞く人の怖いもの見たさのような部分を刺激して、『求めさせなければならない』 …そんな気がしていた… ) ( そう考えると、この話と言って良いのかどうかも分からない一節は、想像力による恐怖を掻き立てこそすれ、曖昧過ぎる ) ( 『噂が現実になっているかもしれない』 という自分の意識は一度捨てた方が良いのか――― やや残念に思いながら、失踪した少年に意識を移した ) [Tue 24 Apr 2007 19:22:56]
◆跡野末理@ミルクホール > ( 『ヴェイトスの怖い話、十三話』 ) ( 『そいつの事は誰も知らない。 顔も、名前も、種族も、何一つわからない。 神出鬼没、誰も知らない殺人鬼。 スラムの路地の曲がり角に、青猫のベッドの中に、大聖堂の十字架の上に――― 殺人鬼はどこにでも現れる』 ) [Tue 24 Apr 2007 19:05:24]
◆跡野末理@ミルクホール > ( 寝床から着の身着のままで失踪したという少年の家からこの本を借りて数日。 『調べてみる』 と言っていた先輩が気になって、こちらは本自体の調査より先輩の周囲に目を向けていたけれど… 今のところ、何も起きていなかった。 彼が例によって教授の手伝いに研究室へ行っている間、自分が罰として課せられた手伝いは一先ず措いて置いて、外の見える席で待機している ) ( ぶっちゃけ人柱を観察しているような状態。 それでも、読んですぐにどうにかなるものでもないのなら… さっきから繰り返し読んでいるのは、怪談と呼ぶには短過ぎる、歌のような一節。 問題の 『名前の無い殺人鬼』 だ ) [Tue 24 Apr 2007 19:02:39]
◆跡野末理@ミルクホール > ( 学内に幾つも出店している喫茶店の一つ。 モダンな雰囲気が男女問わず学生に人気の、そんな場所で。 それなりの賑やかさを他所に、隅っこの二人席を一人で使い、闇に溶ける色のセーラー服を来たお下げ髪が硬表紙本を捲っている。 タイトルは、『ヴェイトスの怖い話』 ) [Tue 24 Apr 2007 18:52:37]
お知らせ > 跡野末理@ミルクホールさんが入室されました。 『( 喫茶店、カフェテラスと言えば良いのかもしれないけれど、ミルクホール )』 [Tue 24 Apr 2007 18:46:52]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『それじゃ、また今度。(一冊の本を借り、別れの言葉を)』 [Sat 21 Apr 2007 05:31:26]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『それじゃ、もう行くわ。 ( 微妙に照れた風に、そそくさと椅子を立つ。 また、近いうちに )』 [Sat 21 Apr 2007 05:29:35]
◆跡野末理 > ―――〜どっちがよ。 謝らないで。 ( むすっとするのは困っているのか。 ぐい と箱をそちらにやる ) ―――? ああ、それ。 何でか知らないけど魔術科の研究対象になったみたいね。 〜で、何も出なかったんでしょ。 返却しておくようにっていう事だったから。 返す前に一応読んでみようと思って――― 先輩、気になるなら先に読んでみる? 私は別に、後でも良いわ。 返す前で。 ( ―――ある一節を読むとえらい事になるかもしれない本。 この娘は、まだそこまで読んでいないようだ。 …おそらく、本自体に特別な力は無い。 ただの紙とインク。 けれどその内容を読者が 『知る』 事で、何かを招く条件が整うらしい… ) ―――〜そういえば二人、知り合いだったのよね。 …そっか… 私より前なんだ。 でもどうかしら。 ただ単に、そんなに強引に誘うようなのがいなかっただけなんじゃないかって思うけど… 〜まあ、だからと言って何が変るわけでもないわね。 ( 本音がどうあれ行動をともにしているのなら、と頷いて。 つべこべ言うのはらしくない。 もう止めよう ) ( 突然の話で先輩に言いたかったのは… 要するに、今の仲間を大切に思っているという事。 軽率過ぎた行動を悔いているという事。 ストレートでは言えなくて、遠回りになって… ―――どうも伝わっていない風にも見えるけれど、『おあいこ』 と言ってくれるのなら、エミキーがいたら引っ張り込んだくせにとか言われそうな予感を振り払って、頷いた ) …ごめんなさい。 ありがとう。 [Sat 21 Apr 2007 05:26:27]
◆セツ > ………そうですね。 そう感じてしまうと何も面白くない。 明日も今日と変わらなくて、今日は昨日の繰り返しで――― ( それは酷く退屈なことのように思えてしまう。 )( 微笑みを絶やさないまま話し掛ける。 ) ―――素敵なことじゃないですか。 気付けたなんて。 きっと僕は、寒河江さんやナンテコッタさんの世界を理解できない。 跡野さんと同じ景色を見れるかどうかもわからない。 ( きっと伝えたいことの本心はまだ理解できていない。 上っ面も怪しいぐらいだ。 ) ――少なくとも僕は、素直にこの時間を楽しんでますよ。 本当に。 ( それは正直な感想。 そして柔らかい微笑みを貴女に向けて。 ) 今回の件はお気になさらずに。 僕の方も誘っていただいた礼もまだでしたし、なんならそれの分でおあいこということで。 [Sat 21 Apr 2007 05:15:34]
◆セツ > 気を遣わせてしまったみたいで、すいません。 それでは失礼。 ( 一言断ってから箱の中身を覗き始める。 こういった書類整理系列の仕事は別に嫌いじゃない。 あ、この名前知ってるなんてみたいな感想を抱きながら眺めていくと、ふとそれらとは別の種類の本が一冊視界に入る。 ) ―――……これは? ( 『ヴェイトスの怖い話』 本の題名といい、今回の罰とは別件のものなのだろうか? 取り出してみたあと不思議そうに首をかしげた。 ) ご期待に沿えるような話題だとよいのですけれど。 それでは話す機会があったらその時をお楽しみに。 ( 本来は『セッツァー・シュナイデント・フォン・シュトロハイム』は存在しない人間だ。 だから出きる限り伏せておいて用心するに越したことはないのだけれど―― ) いらっしゃいませ。 お帰りなさいませ。 そんな風な丁寧にご案内してくれる『門』とはだいぶ趣が異なるんでしょうね。 ―――寒河江さん。 以前一度会ったんですけどその時とは結構印象変わったんですよ。 ( 突然話すのは別の少女のこと。 ) 少なくとも、こうした話題に入って行動するような人には僕にはあまりみえませんでした。 けど、実際寒河江さんは今ここにいる。 ―――何だかんだでみんなを信頼してるんじゃないんですか? それなら僕も信じることはちゃんとしないと。 ( 真相はどうなのか何も知らない。 ただふと思ったことを言い連ねるだけ。 ) [Sat 21 Apr 2007 05:06:25]
◆跡野末理 > ( 今は? ) ( やはり突然になってしまった切り出しで、何だか随分遠回りしている事に我ながらげんなりしつつ、言い難そうに口を動かす ) …何でも出来る気でいたの。 何でも知っている気でいた。 どんな事になっても対処できるなんて自信を、ある程度持つと、色々な事が今一つ面白くなくなるのよね。 …今日が昨日と同じでそこそこ暮らしていけるなら、明日もそうであればいいって、何かあっても面倒なだけだからって、そう思ってたわ。 ―――でもね。 エミキーや… 多分コッタも… 私とは根本的に違う目で世界を見てた。 私ががんばってエミキーと同じ事に気付いたとしても、その 『気付き方』 は多分違うのよ。 そしてそんな感覚でしか捉えられないものがある。 …なのに、本人があんまり喜んでいないのが、もどかしくてね。 私は一緒にいて楽しいから… 妬けるけど、そんな事より世界が楽しくなったから… できれば――― ( とんでもない遠回り。 何を話しているのか、伝わらないだろうと思う。 そう自覚して口を噤んで… やはりやり難そうに宙を仰いで ) ―――つまり。 私一人で楽しくたって、一緒でないと楽しくないんだから、どうせなら一緒に楽しみたいのよ。 利用したいだけじゃないわ。 だから、私のせいで楽しくも何ともないただの迷惑をかけるのは嫌なの。 …ええと… だから。 つまり、私もう、謝ってたかしら? ( 今回の事で、これまた巻き込んでいる上に事情を知っている先輩に、もう謝ってあっただろうかと。 エミキーやコッタは、事情を知りようが無いかもしれないから、どこかでこっそり返すとしても ) [Sat 21 Apr 2007 04:51:18]
◆跡野末理 > ええ、努力っていうのはそういうものでしょ。 ( 気楽な考えも、ある種冷たい割り切りも、過程において同じならともに行動する妨げにはならないだろう。 青年の思いは知りようもない。 それでもただ、当たり前の感覚としてその言葉に頷いた ) 〜いいわ。 興味があるなら見てもいいけど。 でも、この上手伝わせるなんていうのはちょっとね。 ( 謝られてしまって、バツ悪そうにしてしまうのを堪えるように浅く目を閉じ、ぱた と首を振り。 後半は呟くように言って、箱から手を離す。 もしも中を見るのなら、顔だけはあちこちに売れそうな承認の署名を待つ平積みの書類と、その隅っこに縦に突っ込まれた 『ヴェイトスの怖い話』 という本が見えるだろう ) 〜敵対してる相手のはったりが露呈した時なんかは良い気分だけどね。 期待外れは残念なだけ。 期待してるわ。 ( 言っても特に問題は無いだろう。 時勢を左右するかもしれない情報として記憶され、どこで使われるか分からないけれど、飛燕として関知する分野ではないような気もする。 だからと言って、同情を買うメリットがあるかどうかも怪しいものだが ) ―――そうね。 夏に開いた魔界の門は、文字通り 『門』 だったみたいだけど… そこらにあるのは、亀裂や歪とでも言うべきかしら。 自由に行き来できるのと、気付いたら踏み込んでいてどうやって帰れば良いのか分からないの。 どっちが厄介か、微妙なところね――― って、私はだめよ。 知ってるでしょ。 ( 『お三方を信じる』? 自警団まで迎えに来たのが何を言うと、思わず苦笑を零して、嘆息するように首を振った ) [Sat 21 Apr 2007 04:34:26]
Reload : off Line : 1000