ギルド地区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 [Sat 17 May 2008 00:06:48]
お知らせ > シェル@VHGさんが帰りました。 『大学近くにある食堂”由乃屋”…庶民の味を堪能して帰り…』 [Sat 17 May 2008 00:06:31]
◆ディーバ > ( そもそもどうやって結ってるのかとか、頭痛くならないのか、とか素朴な疑問も上がっているはず。 )( 珍しい場所…。確かに、一般人が、ましてや奴隷が訪れる機会などめったにないだろう。ヴァンパイアハンターの方ってあんな格好が多いんだ…なんて思いながら眺めたり。 ) ……。 ( 薦めちゃうんだ…。そして、そろそろ出ようかというシェル様に頷いて。受付の人に、お邪魔しましたとでもいうふうにお辞儀を。 )( 外食 ) はい。 …ドンブリ、ですか? ( どんなのだろうと思いつつ。果たして店主の名字は松か吉野か。 ) [Sat 17 May 2008 00:02:50]
◆シェル@VHG > (実際、不思議すぎるあの髪型は 保存食説 隠し武器説 実はあそこが本体説 など様々な学説があったりするらしく(?)) (面会時間…一日中起きてるわけでもないだろう、と余り気にした様子もなくて) うむ。まあ珍しい場所に入れただけよしとしようかね。(中を見学、とも言われるも…余り興味がないようでやんわり断りつつ) うむ、僕の方からも此処の偉い人に薦めておくとしよう。(頑張ってくれ給え、と真面目に応援する主…そろそろ出るとしようか、と女装少年の方に促しつつも)…さて、と…折角外に出たことだし、帰りに外食でもしていこうかね?(丼の上に牛肉を載せて出すお店があると聞いたのだよ、と…大学で聞いたらしいお店を挙げてみて) [Fri 16 May 2008 23:47:23]
◆ディーバ > ( 拳銃Σ まさかそんな位置に武器があるとは思わない。奇襲効果抜群…だったりして。 )( 面会相手の方の体調が。 ) あ…残念です、ねシェル様…。 ( とりあえず今日のところは、シェル様が会いに来られたことを伝えてもらって帰るしかないだろうか。と思っていると。 ) え…!? あ、お気に召して頂けたのでした、ら嬉しいです…? ( いや、受付の人は感動してないと思う…!別の意味で白目なのに違いないと。 ) [Fri 16 May 2008 23:40:12]
◆シェル@VHG > (自分の連れている奴隷が可愛くて注目を浴びている、というのは気分が良い物らしく)(流石にそこまで驚かないよ、チョンマゲは上流階級のみで、実は拳銃な事くらいは僕だって知っているよ、と笑顔で答えるだろう(ぇ))ふむ……む、体調が少し悪い…?(どうやら面会を期待していた相手が少し具合が悪いのか会えるか微妙なようで…うむ、と考えているとVHG事務員の制服について提案が…)…ディーバ君…。(珍しく笑顔を消して真顔で…彼を見つめ………) ………君は天才……かね?(恐ろしい子!!!という風に感動するご主人様(&事務のお姉さん)であった) [Fri 16 May 2008 23:30:14]
◆ディーバ > は、はい…。 ( 確かに、ある意味では合っているのかもしれない、が。 ) ……。 ( 「トキノミヤコ人は老若男女問わず皆チョンマゲではないのか!?」と驚くホワイティアのような反応をするシェル様。 ) 趣き…ですか。 ( 少し考えて、受付の人がハンターアレックスの出した手紙を確認したりしているだろう時に小さな声で。 ) ニンニクの被り物、とかいかがでしょ、う…。 ( ハロウィンのジャック頭みたいな。奴隷はいつでも本気。 ) [Fri 16 May 2008 23:24:38]
お知らせ > ディーバさんが来ました。 [Fri 16 May 2008 23:13:05]
◆シェル@VHG > ( 夜は投網を投げて吸血鬼を捕らえるハンターも居るかもしれないがロマンがないのでやめておく方向で…ほら、怖い人がにらんでるし(ぇ)) トマトの赤、ワインの赤、でも良いがやはり此処では血の赤、と言うべきだろう?(自分の服を見て少し動転してる相手を楽しそうに笑って…寧ろこの場に合った色だし良いと思うよ、と付け足しておいて) (まだ若い受付の女性…『え?VHGの受付ってそういう格好が普通なの?』と凄く驚いた顔になっていたり)…ふーむ……しかしね、折角変わった場所なのだし・・・(趣が少々欲しい所、と残念そうにしつつ… 受付嬢に今回の訪問の用件…を告げて) [Fri 16 May 2008 23:12:26]
お知らせ > ディーバさんが退室されました。 [Fri 16 May 2008 23:10:29]
◆ディーバ > ( そう、猟師ではない。 ) …ち、血の赤…!? ( ハッと自分の服をもう一度マジマジと見て。 ) ……そ、そんなつもりでは…! 申し訳ありませ、ん。行き先をよく理解して、いなかったです…。 ( 言われてみればその通りである。よりによって赤。そして、受付の人に話しかけていた主人が振り返った。 )( 「普通の受付にしか見えない」 ) …………やはり窓口の方、は無難な方が良いと思います、けど…。 ( ギルド外からも人は来るのだろうし。 ) [Fri 16 May 2008 23:04:13]
◆シェル@VHG > (暗い色の服が多い狩人(間違っても漁師ではない)たち…の中に紛れると赤がやけに目立つ。否定する女装少年に笑って)謙遜しなくて…その服は可愛いし…流石はディーバ君…だよ。(VHGで血の赤色をした服を選ぶとは恐ろしい子…と冗談なのか本気なのか分からない笑顔で言いつつ… 目的の受付嬢の前に立つと嬉しそうに相手を見上げ)……………君が受付、かね?(居たのは普通の事務員らしい若い女性…余り派手さのない風体の相手を見て…主の少年は不思議そうに、なぜか足元を見ていた奴隷の少年を振り返り)・・・ディーバ君・・・どうしよう・・・(普通の受付にしか見えないよ、と。 てっきり痛そうな鋲付の皮事務服を着た奇抜な髪型の…斧とか鎌が似合いそうな受付嬢がいる、と期待していたご主人さまは…凄くこんわくしてました) [Fri 16 May 2008 22:57:32]
◆ディーバ > ( 奴隷はそこまで考えていなかったが、ヴァンパイアハンターは基本的に夜の任務が多いだろうし派手な色の服を好む人は少なそう。やはり…場違いな気がしてならない。 ) いえ…きっと違うと思いま、す……。 ( 主人の冗談にそう返して。続く言葉には少し黙った。 ) ──…そうです、ね。多分。 ( 時折、ミレディやステア。ハンターハント一派のように大きく行動する吸血鬼もいるし、やはりVHGは必要不可欠な組織だ。ただ奴隷としては、奴隷ギルドで血を得る事ができるのも大きいのではないか…と思ったが、奴隷ギルドが血を販売してることは公然の秘密なので曖昧に肯定するに留めて。 ) …………。 ( シェル様嬉しそう……。 ジッと主人の足元見て思ったり。 ) [Fri 16 May 2008 22:43:47]
◆シェル@VHG > (通常ならば恐怖の対象である吸血鬼…それを退治する者の集まりであるVHG… 戦士としての技量は勿論、それ以外にも様々な訓練を受けているであろう使い手たちで溢れるその中で凄く別の意味で異彩を放つ二人組は割と目立つようでなにやら視線を感じて奴隷の方に笑いかけつつ)どうやらディーバ君の可愛らしさが少し注目を浴びているようだよ。(とか冗談を言いつつも受付へと歩きつつ… 奴隷の言葉に「ほほぅ」と頷いて)それほど身近な存在…の割には余り脅威となっている気がしないのは、やはり此処のおかげなのかな…?(それとも吸血鬼は脅威ではないのかな?と首を傾げていて… もしもこの主と同じ趣向を持つ吸血鬼が居たら違う人生を送っていたかもしれない、なんて別次元の彼を僅かに想像してみたりしつつ受付らしい姿がちらっと見えて… 此処に来る前にまず期待していたのが殺し屋系のギルドの受付嬢の存在だったりの主、足が僅かにスキップなのはしょうがないかもしれず) [Fri 16 May 2008 22:31:31]
◆ディーバ > ( 到着して奴隷がまず思った事は、「間違えた…!」だった。シェル様が、「とあるギルド」の見学か何かに行くということで付いてきた奴隷の服装は、赤いジャケットスカートにヘアバンド。どちらかといえば暗い雰囲気の建物の中、赤い外出着が浮いている気がしてならない。 )( これなら、いつものメイド服の方がずっと無難だったかも…。と、おでかけ気分だった奴隷は少しうつむいて思いながら主人の後について歩き。 ) え…吸血鬼。 …あ、ああ…そうです、ね…。 ……隠してこの街で暮らしておられる方は割といらっしゃるみたいです、し…。 ( ここでは詳しくは言えないが、奴隷ギルドにいた際、器奴隷の候補に挙がったこともあった。サイレントは丈夫だから器奴隷にも適しているのだ。 ) [Fri 16 May 2008 22:21:28]
◆シェル@VHG > (扉をくぐるとやや薄暗いロビー。周りには予想以上に人が居て、なにやら話し合ったり、せわしなく動いていたりしており…そんな中、物珍しそうに周りを見渡す少年は…何となくだがこの場の雰囲気から大分離れていて)…ふぅ…む、予想以上に盛況しているのだね…。(もしかしたら吸血鬼というのは沢山いたりするのかな?と知識的にも乏しいようで…不思議そうな顔でお供のメイド少年が付いてきているかを確認するように振り返り) [Fri 16 May 2008 22:10:00]
お知らせ > ディーバさんが入室されました。 『そのお供』 [Fri 16 May 2008 22:07:27]
お知らせ > シェル@VHGさんが来ました。 『身なりの良い少年がギルドへやってきて…』 [Fri 16 May 2008 22:05:20]
お知らせ > 静馬 爛花@人椅子さんが帰りました。 『( 姉のそういうところについて、思うことは多々あれど… 今は、呪いを解くことを考えよう )』 [Fri 16 May 2008 02:26:14]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――とりあえず… ( 先ずは、一度病院に戻ることか。 かなめと話ができるようなら、椅子が人から作られたものであるという話を、どこで耳にしたのか聞いてみよう。 あちこちで、犠牲者が出ているらしい。 その中には、個人的に呪いを解いた人もいるのではないか。 そういう人達と、連絡が取れたら――― ) …それにしても。 ( あれやこれやと考えながら、病院へと足を向ければ、自然に意識は姉のことへ移された。 ) ( ―――私の話したことが信じられなくて、椅子に座ってみたのだと、姉はそう言った。 それこそそんな風に考え、行動したことの方が信じられないと怒ったけれど、名前を呼びながら魘される傍で手を握っていたら、『信じたくなかった』 のだと納得できた。 ) ( 妹が危険に直面していると信じたくなかったから、確認のために座ったのだろう。 本当に危険なものかどうか、知らずにいるのが不安で、確認せずにはいられなくなって。 ) [Fri 16 May 2008 02:25:28]
◆静馬 爛花@人椅子 > ( その後も、暫くハンターのドライな部分をお勉強。 別に驚きやしない。 慌ててしまったけども、ちょっと考えれば容易に予想できたことだと落ち着けて、ギルドを後にした。 ―――椅子を追う手立てが全く無いわけでもないけれど、具体的に椅子を手にしてどうするかというのが無ければ、そちらを探す方が先決のような気がする。 ) ―――。 ( 暖かくなったと思って油断していると、不意に寒くなる夜。 ひと気の無い通りで、馬車や看板の位置に注意しながら溜息を零した。 どうするかと考えても、やはり、寺に駆け込むくらいしか思いつかない… ) [Fri 16 May 2008 02:14:04]
◆静馬 爛花@人椅子 > ( 事務員は気楽なものだ。 色々噂にはなっているものの、大聖堂やその他の神殿も多数存在するヴェイトス市。 悪魔も撃退してのけるなら、どこかで何とか、無事に解決されるだろうと思っているらしい。 釈然としなさそうな、不満そうな顔をしている少女の双子の姉が倒れたことも知っていながら、片割れの怪我が大したことないのなら、呪いの真偽すら怪しいものだと思っている節があるようだ。 ―――それでも、と言うかだからこそ、ブームに乗って椅子が売れたことを喜んでいる。 ) ―――〜まあ、壊せば解決なんて、ああしてわざわざ 『呪ったぞー』 って教えるくらいだし、ないでしょうけど。 …でもさ、お寺や何かで祓ってもらうにしたって、本人だけじゃなく呪いの元凶が必要だったりするじゃない。 だいたい、売った椅子が悪用されたりしたらどうする気。 [Fri 16 May 2008 02:05:46]
◆静馬 爛花@人椅子 > ( 食い下がってみても、守秘義務ということで買い取って行った者の所在すら知ることはできなかった。 事情が事情だし、ギルド員だし、その辺りは融通を利かせてくれても良さそうなものだが、殆ど全くと言っていいほど何の功績も無いギルドのアルバイトに図ってもらえる便宜はない。 ただでさえ、ならず者が小遣い稼ぎに出入りするようなギルドでもあるのだから、それは当然。 信用を大事にしなければならないのは分かるけど――― ) ―――〜でも何か間違ってるわよ!? 呪いの椅子よ? 死ぬかもしれないのよ? 流通させたりしないでしょ普通! 色んなところが黙ってないんじゃない!? ( 信用とは何かと抗議するが、直接売った相手さえ特定できていれば、何か問題が起きたとしてもそれを開示すれば済むのだとか。 確かに、トレジャーを流通させないトレジャーハンターなど何をしているのか分からない。 ―――ここで言っても始まらないと諦めるけれど、では、どうすれば良いのか、次に何をするべきかは出てこなかった。 棚が倒れて来てから今まで、災難らしい災難は無い。 あれで打ち止めなら、良いのだが。 ) [Fri 16 May 2008 01:55:07]
◆静馬 爛花@人椅子 > どうしてよッ!? 男のお化けだか幻だかを見たっていうの、報せてあったでしょ!? ―――〜い、いやそれは… そりゃ私のじゃないけど、だけど… ( ―――倒れた姉を病院に運んで数日。 しばらく詰めていたけれど、容体が落ち着くのを待ってギルドを訪れていた。 倒れる直前に姉が話していた 『人で作った椅子』 の話が気にかかる。 姉が確認しようとしていたけれど、その矢先に倒れてしまって詳しく検められてはいなかった。 見て分かるものかどうが微妙なところであるものの、見てみないことには始まらない。 ―――数日振りに訪れた地下倉庫は出た時のまま、自分達のせいになってしまうのかどうか、棚も倒れっ放しで雑然としていた。 それなのに、以前そこで引っくり返しておいた椅子だけが無くなっている。 自分の後に姉が座ったということだから、その時に動かしたのかもしれないと考えるが、どこを探しても見当たらない。 事務に尋ねたら、『売れた』 とのこと。 自分達も座ってしまってから暫くして聞こえて来た 『椅子の呪い』 の話。 それを耳にしたコレクターやら商人やらが、あちこちでそれと思しき品を探しているらしい。 事務員は慌てる少女に首を傾げて、笑顔で言った。 このままずっと倉庫で眠っているはずだったガラクタ同然の 『お宝』 を引っ張り出したことに免じて、棚を引っくり返してダメにした物の請求はしないであげる。 あ、でも片付けてね? ) ―――売れたってことは、つまり、やっぱり 『本物』 だったの? よく分からないけど… それなら、アレを壊すか何かしないと、私達は呪われたままなんじゃ――― ( 【判定】 ) [Fri 16 May 2008 01:31:27]
お知らせ > 静馬 爛花@人椅子さんが入室されました。 『売ったぁ!? ( トレジャーハンターズギルドに、素っ頓狂な声が響いた。 )』 [Fri 16 May 2008 01:12:56]
お知らせ > ダフィネさんが帰りました。 『――今度魔術師の本でも読んでみるか……?』 [Thu 15 May 2008 00:29:02]
◆ダフィネ > (指輪のデザインは厚めの銀にツタ様のグレイビングが飾ってある、クラシックなものだ。真ん中にルーンを刻むための空洞をつくってあるのは、ルーン彫り師としての矜持だ。たとえ効果が発揮されないとしても、刻まないでは居られない。それに、刻んでいればいつかは効果を発揮しだすかもしれない。あるいは、ルーンに対する理解がまだ浅いのか……何故効果を発揮しないのだろう、俺のルーンは。) [Thu 15 May 2008 00:27:04]
◆ダフィネ > (やっとこでるつぼを取り出す……。るつぼの中でふるふると溶けた銀が震えている。十分か。)(熱いままの型に銀を慎重に流し込む。中の指輪型のままにやがて冷えて固まるはずだ。) [Thu 15 May 2008 00:22:00]
◆ダフィネ > ……。(石膏型を砂の上に置いて、一息ついた。あとは型に銀を流し込んだら一つ半完成……あとは腐食液でいぶしを加えたり、磨くだけだ。)(銀も用意している。炉の中で溶かしている途中だが……そろそろ溶けただろうか。) [Thu 15 May 2008 00:16:30]
◆ダフィネ > (ダフィネの本職はルーン彫り師だが……まだ未熟なため、ルーンはその力を発揮しない。今は、こうして副業の細工物をつくって利益を得て生活している。それでも、細工物の腕はプロ並み。利益はそこそこ上がっていた。)(先日奴隷を買ったこともあって、稼がないといけない……何かと色々もの要りだ。服も買ってやらなければ、裸のままというわけにも行かないだろう。)(そんなわけで、細工師ギルドの炉を借りて銀細工の指輪を作っているところだ……) [Thu 15 May 2008 00:10:34]
◆ダフィネ > (やっとこをつかって、石膏型を炉から慎重に取り出す……熱いその型を、割れないように慎重に床の砂の上に置いた。) [Thu 15 May 2008 00:05:30]
お知らせ > ダフィネさんが入室されました。 『――細工師ギルド、作業場』 [Thu 15 May 2008 00:04:15]
お知らせ > 静馬 爛花@人椅子さんが退室されました。 『―――かなめ…? かなめ! ( しっかり手を握り、傍らに )』 [Mon 12 May 2008 04:41:01]
◆静馬 爛花@人椅子 > 〜『今』は座っていてくれて良かったわよ? かなめ力持ちだけど、ああするのに必要なのは力じゃないもの。 ( ―――もっとも、かなめくらいの力があれば、自分のような小細工は必要無さそうだけど。 調子が悪いくらいなら、座っている方が。 …でも、どちらにしても 『今は』 という話だ。 比喩としては、座ってはいけなかった。 立っていて欲しかった。 ) 一緒よ。 かなめが立てない時は私が立つわ。 私が座っちゃったら、よろしく。 ―――〜一緒に座り込むのは、『一緒』 と違うんだからね? …お互いさまっ! ( 『怖いのは爛花』 …そう言われて、思わずどきりとした。 色々なことに退屈している私には、もしかしたら、何をしでかすか分からないような怖さがあるかもしれないから。 でも… 『いなくなるのが』 と続いてホッとする。 ) ―――運が悪くなっているかもしれないって自覚するのと、怯えるのは違うわ。 雨雲も無いのに雷は落とせないでしょ? 多分だけど。 …だから、『運が悪いと何が起きそうか』 その辺をしっかり考えていれば、大丈夫よ。 …でも、どうする? お寺とか… 行ってみる? ( あまり、行きたくないけれど。 ―――手を貸しながら、地上へ。 かなめの身体に何が起きているのか分からないし、とりあえず、病院へ運ぼう。 ) [Mon 12 May 2008 04:39:19]
お知らせ > 静馬 要@惨劇さんが帰りました。 『(帰ったらとにかく死んだように眠ることしか出来ないだろう。妹の名前をひたすら呼びながら)』 [Mon 12 May 2008 04:26:47]
◆静馬 要@惨劇 > ――― ごめん ね。 助けてあげるために、座っちゃいけなかった、のに―――わたし、 ね いつでも、一緒だって、思ってる、から―― ( 痛そうな妹には心配そうな表情浮かべるものの、空ろな瞳と荒い息は、確りと言葉を紡ぐのにさえ時間がかかって。 けれど、気力でなんとか立っている状態。ずるずると座り込んでしまいたいけれど、それじゃまた、妹に迷惑をかけてしまう。 ) ――― 恐く、ない…… 恐いのは―――らん、か ( 息を、確り吸いなおして、言葉を紡ぎなおそうと ) …いなくなるの が 恐い、わ ( 床に落ちた音に、心の中にぞわっと怖気が走る。呪いは嫌。 )( 切なげな双眸でなんとか見つめ返し。確り握られればはなさんと握り返す手。 ) …… 嫌、ね 鍛 錬なん、てしてたら本当、剣が飛んでくるんじゃないかしら―――ごほっ、げほっ。 ( もう片方の手でドアノブを握り、体で扉を押し開けよう。 地上に上ったら、気力も尽きて、妹に多大な迷惑をかけてしまうのだろうけれど ) [Mon 12 May 2008 04:23:47]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――〜抱え込んでないッ! 抱え込むのとは全然違う! 何があったかは話したじゃない! 私がどこか怪我したら――― 例えば腕折るとか! そしたらかなめも一緒に折るの!? 駄目でしょ! 使える両手で色々手伝ってよ! ―――〜ったく… ッ痛ゥ… ( 隙間を抜け出しながら、言いたいこと言って… でも、一度黙ったらその勢いは消えてしまった。 ―――棚は、板を組み合わせただけの簡単なものだ。 戸もなく、置いてある物を両側から取れるようになっている。 背中と腕には、その二段分に抉られた擦り傷と痣ができたが、それはまた後で確認する話。 いずれにせよ、そのうち完治する程度だろう。 ) ちゃんと動くわ。 痛いけど平気。 それより、かなめの方が怖いでしょうが? 何でもないと良いけど… ( 病は怖い。 原因不明だったりしたら、尚更だ。 ―――これ、倒れたのは私達のせいになるのだろうか。 一度振り返ったら、どうにか引っ掛かっていた棚が滑り落ち、物を押し潰した空間を残して床に寝た。 ) ―――かなめは鍛練の後だった。 あの棚はいい加減ボロだった。 …でも、呪われてるって思った方が良いのかも知れないわね。 ( 伸ばされる手を、しっかり握る。 ) [Mon 12 May 2008 04:13:05]
◆静馬 要@惨劇 > 危ない、かも―― って、 ばか――― 一人で、抱え込むのは嫌――― 心 配 だも、の ( 情けない。普段だったら私のほうが力の自信はあるのに、その力が入らないんだから―――。促されればそのまま引きずるように立ち上がるのだけど、矢張り力が入らないまま体重は妹に預けることになる。 ) 無理、してない―――いつも、これ、くらい、じゃ――― ( 言葉も出なくなりそうで、出来る限り応えようと掠れる声が張りを失って ) ―――― ! らん、か――― っ ( 力ない言葉よりも先に妹が動いた。要領で無事に回避したと思えても、妹が其処まで強いわけじゃないことを知っている。だから、出来る限り自分の体だけは持って帰りたいのに――預けるばっかりで、呼吸を浅く繰り返す ) ――― っ、 けが、は…… ない――― ? ( ただそれだけが心配で、這うように全身の力を振り絞って歩こうと膝に力を入れようと。妹から一度離れようとして、入り口の扉に寄りかかった ) ……ごめんね、らんか―― 痛かった、でしょう 体だけは、わたしの特 技 なの に―― ( げほ、っと咳をしながら、妹へ。手を伸ばそう。一緒に出ようと、扉に体預けたまま。 ) [Mon 12 May 2008 03:57:30]
◆静馬 爛花@人椅子 > ( 0は偶数? ) …どうして。 私はそんな嘘つかないでしょ? 面白くもない… 子供みたいな作り話――― ッ… ごめんじゃないっ! 危ないかもって言ったじゃない! ( そんな嘘をつくと思われていたのか。 そんな、下らない楽しみを持っていると? 頭がかっとして、声が荒くなる。 でも、姉は苦しんでいて… それこそ、こんなお芝居をしたりしないのは分かってる。 口を噤んで、とにかく立つように促した。 ) ―――とにかく、ここ出ましょう。 鍛練の帰りでしょ? 無理したんじゃないの? …立てる? …ほら、背中。 ( 手にかかる体重を思うと、歩くのは難しそうか? おぶろうと、支える姉の体の前に、背中を入れた。 ) ( ―――ばきん! 何かが、勢い良く弾ける音が響く。 一つ鳴った後は、二度三度と続けて… 合計八回。 弾けた音の後には、何か、小さくて硬いものの転がる――― ) ―――!? ( ギィ… 重く軋む音を立てて、目の前の棚が倒れ込んで来た。 弾ける音は、棚を固定するボルトの音だ。 いい加減老朽化していたのか、それとも――― 姉と一緒に逃れるだけの体力は無い。 姉を棚の外に放り投げる腕力も無い。 だから、支えることにした。 反対側の棚に足を突っ張って、身体は棒のように。 それで完全に支えられるわけもないが、一気に倒れ込んで来るはずのタイミングをずらして、片側を先に落とす。十分に傾いた棚からは落ちられる物が落ちて… それで体を打ったりもするが、一息に潰されることは無く、反対側の棚に立てかけるように、止めることができた。 運が悪ければ、向かいの棚につっかえることもなく勢いのまま滑り落ちて来ただろう。 そうすれば死んでいたかもしれない、今だって、どしんと来る可能性はある。 直角三角形型の隙間を、姉を引っ張って出よう。 背中や腕の後ろ側がやけに痛むのは、棚の台面で擦られたからだろうか。 出血しているような感覚もあるが、骨は大丈夫。 姉を運び出すのに問題は無い。 ) [Mon 12 May 2008 03:43:53]
◆静馬 要@惨劇 > ごめ―――、 ん。 らんかの話――最初、信じられなく て 座っ た ( 途切れ途切れ、息苦しくなる感覚。熱が上っていく。どうして――。いやな予感や男の笑い声が脳裏に浮かぶけれど言葉に出す余裕もなく、「見たの?」という問いに、必死に何度も頷いた。目を合わせる余裕もなくて、苦しそうに胸に手を添える。膝を突いて心配してくれる妹が嬉しいけれど申し訳ない。そして過ぎるいやな感じ。言葉に出来る余裕はなくて、頭の中はパニック状態に近かった。 ) ごめ、ん なさ い―――急に、体が可笑しく――…… 寒いんだか、熱いんだかわからなく、なって―― ( 空ろな瞳と、荒くなる息。上手く息が吸えなくて必死に酸素求めるように息を吸っては吐こうとする動作。力がこもったの感じれば、姉も妹にしがみつく形。熱いのに血の気が引いていく感覚は自分が感じていて一番恐ろしい。体から冷や汗が出てくるのは恐怖ゆえか呪いゆえか ) [Mon 12 May 2008 03:17:03]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――〜うん、ホワイティアのお化けって感じだったわね。 ………? え? ( 『呪われたって教えてくれるだけ親切じゃない』 そう思い、笑って、固まった。 自分しか会っていないはずのあの男。 確かに不気味だったけど、何故そんな、会ったみたいに。 ) …かなめ、見たの? ( もとい、座ったのかと。 笑みを消して、睨む目を じっ と見据える。 どうして、と問わなくても答えてくれるだろうか? ) ( 他の話は中断されてしまうけど、仕方ない。 それどころじゃない。 何故、座った――― ) …かなめ。 かなめ! ( 離れ、倉庫の奥へと歩き出す姉の隣を歩いて追う。 問い詰めようとしたところで――― 突然、へたり込む姉。 咄嗟に身体を支え、膝をついた。 ) ―――ッ… ちょっと、何して… 〜どうしたの? 具合、悪い…? ( 座ったのかと、尋ねた矢先。 嫌な予感に、姉の身体を支える手に力が篭もる。 ) ( 判定してからの後入りでないと、再判定はだめ? とりあえず、こちらも 【判定】 ) [Mon 12 May 2008 03:01:40]
◆静馬 要@惨劇 > ( 視界がぼやけた気がした。酷く、いつも扱っている右手が痛む。否、左手も。――関節? ) ――― っ ( ぐらりと世界が揺れた気がして、バランスを失う。がつんと頭を叩かれた感覚。そのまま姉はそこにうずくまるようにへたりこむ。体が、酷く熱いような、それなのに、芯は酷く寒いような。 ) [Mon 12 May 2008 02:50:24]
◆静馬 要@惨劇 > ―――昔から伝わる都市伝説的なお話ならいいのだけど―― あの男の人、不気味でしたもの。 ( まだ姉は妹に話していない。意識して話さなかったわけではなかったのだけど、余裕が無くて話してなかったというところ。 ) 置いていったら、承知しませんから。 ( む、と、少し瞳が勢いなく睨む。笑い返す妹の両頬にかかる指先に手を添えるように指先伸ばしてそのまま、自分と同じ髪に指通そうと。心底、心配そうな顔で。 ) 昔。人を殺めて人骨と皮を使って椅子を作っていた咎人が居た、っていうお話。 とある人から聞いたの。 ――此処、そういうものが混じっていてもおかしくは無い場所だとは思うけれど、何かが起こらぬとも限らないし、用心してね、本当に。( 視線をあなたから外せば、気になるといわんばかりに周囲を見回して、椅子を見つけようと。そして妹から離れれば椅子を探そうと歩きまわる )( 【判定】 ) [Mon 12 May 2008 02:47:18]
◆静馬 爛花@人椅子 > トレジャーハンターとして長所にできるかどうかは、分からないけど? せっかく女に生まれたんだしね、やっぱり遊びたいわ。 ( 横丁では時々、奇抜な形にして遊んでる。 でも、冒険者として髪が長いことを長所にするのは難しそうだと首を傾げる。 頭が保護されるとは言っても、露骨に危険ならヘルメットの方が良いのだし。 色仕掛け? まだ、ちょっと、早い。 ―――姉の真剣な顔に笑っていられるのは、姉が座ってしまったことを知らないからか。 ) 〜ん。 そうね? ―――でもいつだって何かあるかもしれないのは違いないのよ? 寄席でそんな小話あったじゃない。 『使った人が必ず死ぬ茶碗』 …その茶碗でものを食べちゃった人は必ず死ぬって言うんだけど、一日二日、一年経ってもまだ死なない。 『いつ死ぬの?』 『生きていられなくなる時までさ』 って。 座った瞬間死んじゃうのでもなければ、呪いのせいかどうかはね? ―――〜あ、分かってるのよ? 気をつける。 でなければ調べたりしないわ。 ( 『怖い顔』 と覗き込む姉に笑い返して、両頬に指先を添える。 ) [Mon 12 May 2008 02:38:49]
◆静馬 要@惨劇 > ( 自分は稽古に励んでいたのだけど、仕事場に寄ってみたら妹が此処にいると聞いて地下に降りてきた。つまり、一緒に仕事はしていなかったということ。 ) (機能性) ああ、成程――。でも、大丈夫よ。多分、貴女とわたしなら髪が長いことも長所に出来るわ。 確かに、時々言われるんだけれどね―――「頭、重くない?」って。 ( 肩を竦め。 ―――けれど、妹とは違って姉のほうは真剣な顔つき。思案するような険しい顔が、この部屋全体を探るように気を張らせる如く。、椅子を、探し当てるかのように ) ………今のところはなんともなくても。 ( 言葉区切り、貴女のほうへ顔を向けて ) これから何かあるかもしれない。それは、気をつけて。心配、してるのだからね―――爛花。( 貴女の顔を覗き込むように。姉は、軽く受け止められないといわんばかりに。 ) [Mon 12 May 2008 02:24:58]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――〜ああっ! 息詰まる! ( 行き詰まりもする。 くしゃくしゃと髪を乱して… それを整えながら、深呼吸。 もう日は沈んでしまっただろうけど、外に出て、何か食べよう。 『もうちょっと探せば見つかるかも』 そんな風に思っていて、お昼はすっかり食べ損ねてしまった。 ―――と、あれ。 いつのまに。 一緒に資料探ししていたのだっけ? ) 〜ああ、かなめ。 趣味じゃなくて、機能性のことを言ってるんじゃない? 武芸者の髪が長かったりしたらさ、格好良いけど掴まれたりすると不利だもの。 でもちょっと長いからって髪を掴まれるような武芸者じゃ、短くたってたいしたことないわ。 ―――〜ん、だめねー… どっかいっちゃってるみたい。 ウン十年も経っていたものじゃ、ないと思うんだけど… うん? どうしたの? 〜心配しなくても、なんとも無いわよ。 いまのところ。 ( 何か言いたげなのは分かるけど、内容までは。 ぐーっと伸びをしながらさばさば話す。 気負っているところは無くて、言葉のまま、無理した感じもしないだろう。 ) [Mon 12 May 2008 02:17:02]
◆静馬 要@惨劇 > ( ずーっと、入り口付近で静かに聞いていた娘は、はぁ、と呆れたものにも似る溜息をつく。 ) ――アマウラでは、長い髪こそがといわれるのに、理解されませんね、なかなか。 それと関係なく、呪いはもうゴメンだと思っていたのに――― ( 落ち着いて?といわんばかりに首をゆるりと振れば仕事上しっかりと結った長い黒髪が揺れる。貴女へ近寄るように足を進め。 ) 椅子、見つからないんですか?爛花。( その口調は、心配を帯びて。何処か何か言いたげな。 ) [Mon 12 May 2008 02:08:13]
お知らせ > 静馬 要@惨劇さんが来ました。 『髪が長いのは美徳なんですよね―――。 』 [Mon 12 May 2008 01:57:36]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――〜気持ち悪いな… ( もういっそ気にしなければ良いのにとも思いながら、拘っているのは 『その必要がある』 という勘だ。 単純に興味もあるし、もしも本当なら、どこぞのテンプルに助けを求めた方が良いだろう。 ただ… ) ―――あんまり当てにならないのよね。 できない事もあるし、それに… ( 呪術者を万能とは思っていないし、何より、自分達姉妹は 『既に呪われている』 というのがある。 姉は身体に、自分は魂に、それぞれアヤカシが憑いているのを考えると… 殆ど誰もそのことを知らないこの街で、その事実が明るみになるのは避けたかった。 ―――あるいはこの街では、その程度の事は何とも思われないのかもしれないが。 アマウラ社会で育ったためか、その事実が知れることで周囲の目が変わることは十分に危惧された。 ) [Mon 12 May 2008 01:57:12]
◆静馬 爛花@人椅子 > ―――あああもうッ! 何で無いのよ!? 整理しなさいよッ! 〜てゆかたまにするんだからちゃんと戻しときなさいよッ! 子供じゃあるまいしーっ! ( ぺっしーん! 手にした紙入れを床に叩き付けたら、埃が舞った。 どこから入り込んだのかランプに引き寄せられていた虫が、びっくりしたように散ってまたすぐに戻って来る。 癇癪を起こしても宥める声は無く、寂れた雰囲気も何一つ変わらない。 ふー! 深く息をついて、乱れた髪をかき上げる。 トレジャーハンターには長過ぎだって? 余計なお世話だ。 髪型一つで働きが変わってしまう程度の能力なら、どちらにせよ一流にはなれないだろう。 ―――椅子に座ったあの時一緒にいて、何も見なかったおじちゃんは、心構えの話をしていたのだろうけど。 知らない。 知らない。 兎に角あらゆる事に腹が立つ。 癇癪持ちの八つ当たりだ。 ) ( 椅子に付いていた管理番号を頼りに探した資料は見当たらない。 どこから持ち込まれた物だとか、鑑定結果とか、そんなのがざっと記されたものがあるはずなのだが… 場所柄整理整頓も行き渡っておらず、他との兼ね合いで偽装などに使われる都合か、番号抜けも珍しくなかった。 ) …まあどうせ、呪いの事なんて… そこまでは書いてないんでしょうけど。 ―――。 ( 期待しているとすれば、あれが趣味の悪いからくりである可能性だ。 『呪われたよー?』 というメッセージを発信するだけの装置。 自分の身には今のところ何も起こっておらず、『あの男』が自分の生み出した幻覚などでないのなら、そういうことも考えられる。 ) [Mon 12 May 2008 01:47:28]
◆静馬 爛花@人椅子 > ( 件の 『椅子』 があった地下倉庫。 基本的に拾って来た物は売ってしまうトレジャーハンターズギルドにおいて、いまひとつ捌き難く、そのくせさして重要ではない物が保管されている層。 件の 『椅子』 に座って幻(?)を見た駆け出しハンターの少女は、この一日を一画に設けられた書類棚の間で過ごしていた。 あまり人の出入りもない場所だけど、訪れる者があれば、トレジャーハンターと言うより踊り子といった出で立ちを見止めることもあったかもしれない。 ) ―――〜あAaaaaaaaaaaaa――― ( そして唐突に、奇声が上がる。 芸能横丁で鍛えている声は、書類棚の前以外明かりの落ちた倉庫によく響いた。 ) [Mon 12 May 2008 01:31:27]
お知らせ > 静馬 爛花@THGさんが入室されました。 『( トレジャーハンターズギルド、地下倉庫。 )』 [Mon 12 May 2008 01:18:11]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが帰りました。 『( 門を出たら、中へ入って行くお客と擦れ違った。 二人連れ立って、椅子がどうしたと… )』 [Sun 11 May 2008 21:39:00]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『ああ、うちの仕事だ。』 地味な仕事と言いたげな狐と笑い合う。 …自分のようなのは、地味だから続けていられるのだろう。 本来の所属である退魔機関での仕事ばかりだったら、身が持たない。 …もっとも、身が持たないから退魔機関から出される指令はせいぜい月一で、それに加えて神祇省寄りの部署でも仕事をさせてもらっているのは、十分なオーバーワークだが。 子育てにかかるお金も心配だし、住まい代わりにしてしまっている神社も興したいし、物入りで、相棒… と言うか伴侶と交互に頑張ることにしている。 ) ―――お社が傷んでいたんですよ。 スラム寄りの場所というのもあって、お参りする人もちょっと少ないみたいで。 …直したかったのですが、予算回してもらえなかったのですよね… それで、多分。 とりあえず、行ってきます。 ( 『残念だったねえ』 どこかからかう風に、そこでようやくこちらへ顔を向けた狐に微苦笑。 肩をすくめる。 ) 〜ええ、帰りたかったですけど。 でもこの間、お休みいただいちゃいましたから。 娘の誕生日だったんですよ。 一歳と、もう一月です。 ヒトならまだまだ小さいのに、あっという間に大きくなっちゃって――― ( ほんの寂しさ覗かせるものの、幸せそうに微笑んで… 長いのろけ話が始まりそうなのを察してか、狐は追い払うように尻尾を振った。 『ほら、行っといで』 ) [Sun 11 May 2008 21:25:24]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 『可能であればパプテス辺りにお願いしたいところ』 巫女という宗教者、その信仰から奇跡を行う呪術者が、おいそれと口にして良いことじゃない。 ―――妖狐の子を孕み、その相棒をいずれは神に祀り上げようとする巫女は、その辺りの感覚が大らかなのだけど。 同僚の前では、遠慮する。 もっとも、とうに知られてしまっていることだ。 木陰を動かないまま、狐は続けた。 『もしも他所へ行けと薦めても、受け入れやせんよ。 中には受け入れられる者も居るだろうが、殆どはここで無ければ頼れないと思ってここに来る。 だからこそここで救える。 信心の無い者にかかる加護もないだろう? ―――それで、お前は帰るのかい』 ) …いいえ。 一番槍通りの神鮒川が氾濫です。 堂島様の担当だったのですが、この件で動けなくなってしまったみたいで。 [Sun 11 May 2008 20:47:36]
◆園内一花@陰陽寮 > …いいえ。 発生源が明らかなようで、その実 『椅子』 か 『職人』 か 『材料』 か、あるいは 『犠牲者』 か、何が呪いの本体か分かりません。 鎮めようにも――― …それに、それを仕組んだと思しき者も確認されているそうですけど… そもそもミコミコやスートリア風では、ないのですよね。 …人を呪わば穴二つ。 そんな意識を持っていれば呪っていることを表明したりしませんし… だから大抵、自覚されたり発覚したら、呪いは破られ術者に返る。 私達が扱うものには、そういうのが多いでしょう? まじないとしての成り立ちが根本的に異質です。 ―――加護で、呪われてしまった方については強引に対処することができると思いますけど、根本的な解決にはなりませんし、向いていないと言うか… ( そこまで言って、その先は口を噤む。 ) [Sun 11 May 2008 20:10:38]
◆園内一花@陰陽寮 > ( 庭園に面した待合室に数人の来客を認めて、巫女装束のポニーテールは足を止めた。 ここを訪れる人に昼夜の隔たりはないけれど、緊急の要件でなければやはり日中の方が多くなる。 長くなってきた日ももうじき暮れる頃、いつもより多く残っている気がする来客の殆どは何やら不安そうで、ぱっと見ただけでは分からないが、ヒトの一線をはみ出した感覚にはその表情が決して大袈裟ではないものを抱え込んでいるのが見て取れた。 ) ―――また 『椅子』 でしょうか? 続きますね… と言うか、どうして今まで何も無かったのか… 片付きそうですか? ( 表情を曇らせながら、静かに口を開く。 庭園を突き抜けて正門に通じる道に立っているのは一人で、まるで独り言のようだけど、傍らに植えられた大きな松ノ木の影では狐が一匹、夕涼みでもするように横になっていた。 それが くぁ と眠たそうに口を開いて――― 人語が続く。 『片付くと思うかい』 ) [Sun 11 May 2008 19:40:49]
お知らせ > 園内一花@陰陽寮さんが来ました。 『( 純トキノミヤコ建築の施設を出る間際。 )』 [Sun 11 May 2008 19:16:16]
お知らせ > 静馬 爛花@THG地下倉庫さんが退室されました。 『( 暫くは、何もないまま時が過ぎる。 テンプルはさておき、かなめには話しておこう。 )』 [Fri 9 May 2008 02:58:38]
◆静馬 爛花@THG地下倉庫 > ( 仕事のうちだと主張するものの、同じ仕事していても見習いは弱い。 半信半疑なしこりを胸に残したまま、調べ物はまた後で――― ) [Fri 9 May 2008 02:56:48]
◆静馬 爛花@THG地下倉庫 > ( ―――何も、起こらない。 急に胸が痛んだりとか、棚が倒れてきたりとか… 安直な想像に、何を気弱になっているのかと苦笑を零す。 『どっちつかずでふらふらしているから妙な幻を見るんだよ。何日も風呂に入れず服は着たまま、用を足すのはその辺で適当に、やばい時なんか垂れ流し。できないだろう?だったら―――』 ) ―――でも、『呪い』ってあるんですよね? よく知らないけど、そういう品。 幻だーって片付けちゃう方が、長生きできないかも? ほんとに見たんですから。 幻見るにしたって、あんなのは趣味じゃないし。 ―――呪いとか憑き物とかは、もうお腹いっぱいなんですよ。 私達。 ( ひょうきんな調子で言いながら、椅子を検める。 ―――座面の裏側には、古びた印象の管理番号札がついていた。 次はまた 『その番号の資料があるかどうか』 という話しになるのだけど、あれば何か分かるかもしれない。 『それなら、俺も座れば呪われるんだな?』 ) ―――〜ああ、だから。 冗談でも、そういうことは。 嘘言っているように見えます? じゃ仕方ないけど。 座らない方が良いですよ、多分。 ―――ちょっと調べて来ますね。 ( 変な形だけど、うっかり誰かが座らないように椅子を引っくり返しておいて――― 『ちょっと行って来ます』 と手を振ったら 『いや仕事しろ』 ) [Fri 9 May 2008 02:51:14]
◆静馬 爛花@THG地下倉庫 > ( スペースが窮屈になってきたから、大雑把に運び入れてあったものを綺麗に押し込めるという、いかにも下っ端なアルバイトをしていたところで… 何時の間にか嫌な汗で濡れた手にはチェーンの絡まってしまったネックレスがある。 別に放っておいても良かったのだけど、何となく気になって、解こうと腰掛けた。 足が疲れていたわけでもないし、立ってすれば良かったのにと思う。 埃が積もっていそうな椅子に掃いもせず腰掛けたというのも、考えてみれば何だか妙だ。 ―――嫌な予感はするのだが、笑い飛ばしてしまって良いものか。 『いっそ楽師に本腰入れるのも良いんじゃないか。そんな長い髪して一流になるトレジャーハンターはいない。』 何かお説教っぽい話になっていた、冒険で怪我して療養中というおじちゃんとの会話は上の空。 とりあえず、そっとお尻を浮かせてみる。 ) ………。 ( 早速、【判定】 ) [Fri 9 May 2008 02:30:27]
◆静馬 爛花@THG地下倉庫 > ―――。 ( 『お前はその椅子に座ったから呪われた。死ぬけどがんばれば死なないかも。』 そこにあった椅子に座った途端、何の前触れもなく現れた男はそんな感じのことを言い放って消えていた。 うっすら舞う埃を映し出すランプは暗い倉庫に動く影を捉えず、一緒に作業していた松葉杖のおじちゃんが急にどうしたと驚いている。 ) ―――今の… 見ませんでした? 男の人が、椅子に座ったから死ぬとか何とか… ( 『何を言っているんだ?』 ) ―――。 ( 特にこれと言った特徴の無い椅子だ。 倉庫の備品なのか保管品なのかも分からない。 肘掛けに手を置いたままざっと見下ろしてみるけれど、管理番号の札も見当たらなかった。 ―――そういう保管品も珍しくないから、つまり 『どういった物か調べるのが難しい』 ということ。 男が語ったような経歴そのままの椅子でも嫌だけど、あんな幻を見た後で不明というのも気持ちが悪い。 ) [Fri 9 May 2008 02:16:44]
◆静馬 爛花@THG地下倉庫 > ( トレジャーハンターズギルドの地下倉庫。 中でもちょっと流通させ難い物を一時保管しておく層で、そこの整理を言いつけられていた少女が唐突に口を開いた。 ) ―――ちょ、ちょっと…!? 『死にたくなければ何をしろ〜』 みたいなことはっ… いや聞く気なんかないけど一応さ… ねえっ… こら、待ちなさいって! ( 誰かを呼び止めるように。 芸能横丁で鍛えている、よく通る声が響く。 ) [Fri 9 May 2008 01:57:22]
お知らせ > 静馬 爛花@トレジャーハンターズギルド地下倉庫さんが入室されました。 『( どう受け止めるべきだろう――― )』 [Fri 9 May 2008 01:51:04]
お知らせ > ダフィネさんが帰りました。 『(そのまま居住区の方へ、人波の中に消えた。)』 [Wed 7 May 2008 01:13:39]
◆ダフィネ > (ぶらぶらとギルド地区の街路を、アミュレットのなりそこないを手に弄びながら流す。) [Wed 7 May 2008 01:03:15]
◆ダフィネ > (ただどちらかというと、肉体に文様を刻む方がよっぽど趣味にあっていた。細工と同じくルーン彫り師に必要とされるのがタトゥー。入れ墨の技術である。ルーンは物に刻むばかりでなく、肉体に刻む事もあるのだから……もっともその代償は大きいが。) ……。(人に刻む方が良い。痛みに苦悶する顔、痛みにあえぐ声がいい。自分の性欲が普通のそれより勝っているのは出自のせいだとしても、この嗜虐性はどこからきたのだろうか……?ゆがんだ家庭環境?別段そんなもの気にしては居ない。そう、俺はこうあるからこうある、というだけだ。どこかで入れ墨でも彫れる仕事はないものだろうか。時々受注は受け付けるが――) [Wed 7 May 2008 01:01:22]
◆ダフィネ > ……。(とりあえず残ったのはこのアミュレットという事になる。とりあえずもう少し数を彫って、どこかのアクセサリーショップにでも売るか……。そうなると装飾を加えなければならないだろう。単なるアクセサリーと開き直って、ペンダントに彫り直す。なかなか手間のかかる仕事だ。それにまとまった数でなければ買い取ってはくれないだろう。まぁ、どちらにしても念の込め方とやらも星の数ほどルーンを刻まなければ身につく代物では無いのだろうから、そのくらいはしても惜しくはないが。) [Wed 7 May 2008 00:52:26]
◆ダフィネ > (その結果は……『念の込め方が全く足りてない。』ルーンとしての力は発揮しない、というものだった。念の込め方がどう言うものかさっぱりダフィネには解らないが……半人前のうちというのはそうしたものなのだろう。特に秘術めいた技術ともなれば、なおさらだ。) [Wed 7 May 2008 00:47:19]
◆ダフィネ > (別段技術を教えるなどする事はまれ……親子でも無い限り弟子も取らないだろう。もっとも、ダフィネは誰かの下で教えを請うなどまっぴらごめんだった。自分でルーンを刻んだアミュレットをもって行ったが、一応鑑定はしてくれた。) [Wed 7 May 2008 00:44:53]
◆ダフィネ > ――。(ルーンはそもそもグングスニク地域でうまれたもの……自然、ルーン彫り師にも北欧信仰者が多いと聞く。自助努力を推奨する北欧信仰の考え方が染みついているのか、ギルドといってもやっている事はやはり自助努力的だ。) [Wed 7 May 2008 00:42:43]
お知らせ > ダフィネさんが来ました。 [Wed 7 May 2008 00:39:14]
お知らせ > ダフィネさんが入室されました。 『(ルーン彫り師のギルドを後にした帰り道』 [Wed 7 May 2008 00:38:14]
お知らせ > ジューダスさんが帰りました。 『( やがて、探していたその扉を叩く。 ―― 次からは名前も覚えておこう。 )』 [Thu 1 May 2008 00:49:04]
◆ジューダス > (さて、立ち止まる。道を間違えなかったのならば、そろそろ近づいてきたはずなのだが。注意深く道の両側に並んだ建物を見渡した。文字は知識としては知っているが、昨日まで読んでいたのは風の気配と獣の足跡。しばらく見ていなかったそれらは、なんとも奇妙な形に思えて骨が折れる。いくつかの単語をほぼ無意識のうちに発音した。正面から吹き付けた春の風が、フードを剥ぎ取って、金の髪を揺らす。目蓋にかかるソレを払いのけるも、フードを被りなおしはしなかった。それは、新たな季節の気配を悟ることの妨げとなるだろうから。風はかすかに湿気を含んでいるように思えた。雨など、降らなければ良いが。己の不安が一層暗く染めた空を、仰いだ。) [Thu 1 May 2008 00:34:24]
◆ジューダス > (その人生のほとんどを野外で過ごした男は、欲というものにかなり欠如していた。宿になる屋根があれば、それで安泰の一夜を過ごすことが出来る。余分な金銭など、持たぬとも良い。肩が触れてしまった相手に小声で謝罪の言葉を口にして、さらに端のほうへと寄った。皆が急いでどこかに行こうとしているようだ。急がざる男は、急ぐ人の妨げになってはならない。たとえ今宵目的地に着かなくとも、どうということは無いから。男の一族は空を行く鳥、目的地は日ごとに変わる。決められた時刻までに赴かねばならぬ場所など無い。たとえ無一文になったところで、鳥は不運を嘆かない。町の外の世界は、それでもなお喰と宿を提供してくれるから。) [Thu 1 May 2008 00:23:29]
◆ジューダス > (この眠りを知らないかのように見える町では、傭兵はギルドなるものに管理されているらしい。男がそのことを知ったのはほんの数時間前、職を求めて向かった斡旋所で、呆れ顔の職員が説明してくれた。今まで接触したことの無いシステムではあるが、そうというのなら受け入れる。男は自由を謳うが、人に管理されることを頑なに拒む程頑固ではない。ルールがあるのならば、従う。それは世界を潤滑に回すための方法であると、なんとなく悟っていた。頬にかかるフードにさりげなく触れると、ほころびが其処にあった。ああ、繕わねば。そのためには、仕事をせねば。湧き上がる感情はしかして、焦りとは程遠い。) [Thu 1 May 2008 00:14:49]
◆ジューダス > (何時だったか、母の一人が言った。「お前は空のような色の瞳をしている」と。彼女はきっと晴れた空をイメージして、男を褒めたのであろう。だが、幼子はその言葉に泣いた。曇った、推しかかってきそうな空が、己の瞳に宿ることを思うて。些細な誤解はすぐに解けたが、男はいまだに、曇った空を厭う。人の流れの中、慣れない町をぶらつく。目的地はこの町の傭兵を仕切っているというギルド。――名は確か、……思い出せない。男は余り頭が良いほうではない。マントのフードを深く被り、端を歩く。こんな時間だというのに、意外と人通りがある。流石は大きな町だ。) [Thu 1 May 2008 00:07:43]
お知らせ > ジューダスさんが入室されました。 『( 吐きそうな色をした空だ、と思う。 )』 [Thu 1 May 2008 00:03:24]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが帰りました。 『戻る先は、非日常だ。』 [Sat 26 Apr 2008 22:44:32]
◆アクセラレーター@雷電 > けど、俺は見捨てねェーよ。諦めが悪いからなァ…。 (小言を漏らしては肩を竦めさせる。俺は、俺の関わったすべてを関わりぬくッて決めてンだ。繋がッた縁は簡単に切れるもンじゃねェーぜ。) ―――、さァて… 次の段階に進めて置かねェーとなァ (ヒルダとカロンはまだ決着を着けてねェ。着けない限り、ヒルダとカロンは変わらねェーし何かに取り付かれたまんまだ。そンなクソったれな地獄から引き摺り出してやらなくちゃならねェ。自分の意思に誓えば、直ぐに立ち上がろう。次に如何するべきか、思考を止めるな。止める為に、力を衰えさせるな。想いを無駄にすンな。) [Sat 26 Apr 2008 22:43:54]
◆アクセラレーター@雷電 > (ヒルデガルド・グレーテから打ち上げられた秘密。嘆き、拒み、悲しみ、どれもこれも痛いほど伝わって来た。友人を犯し、恋人を裏切った。その結果が決して消えることのない“強姦魔”という傷跡を押し付けられた。) ……ヒルデガルド・グレーテ、か。 (他人に言える筈が無い秘密を打ち上げられたからには、違う方向に求めては信頼してくれた。と思っても良いだろう。少しばかり嬉しそうな悲しそうな複雑な表情を浮かべよう。) 一人で遣り遂げる、ねェー… (あれだけ傷付いておきながら、一人で立ち上がり、頑張ろうとする。無理だ、と言ってたヤツが言ったのだ。矛盾しているように見えるが信念を抱いているように見えたのは確かだった。) [Sat 26 Apr 2008 22:28:02]
◆アクセラレーター@雷電 > (受付嬢はガードが硬いが思いやりのあるヤツだッて分かっている。多分、理由を考えてくれる。と前向きに考えながら、ちらりと受付嬢を見遣ろう。) …… 、あー… (視線を外してから天井の方に向けよう。劣情を交えてから、朝が訪れる前にヒルダの元から立ち去ってしまった。ヒルダ宛に「急用があッから、先に戻る」と置き手紙を残したからにはあらぬ誤解を与えないはず。与えたら与えたで素直に謝ったり償えばいい。) … 可愛かったよなァ ♪ (脳裏に焼き付いた記憶を巡らせば、心底から楽しそうに微笑み上げていた。クールな外見を装いながら、あれだけの姿を見せてくれるとは予想外だった。) [Sat 26 Apr 2008 22:13:47]
◆アクセラレーター@雷電 > (「雪山の方で迷子になっています、とか。」) …おいッ? (「砂漠で神秘を追い求めてる最中、とか。」) ……あの? (「海面の方で溺れてる、とか。」) ……俺、なンか悪いことしたァ? (「職務妨害。私の邪魔しないで下さい。」) ……、分カリマシタ。 (片言で答えよう。受付嬢の表情を疑れば、額の上に怒りマークがお見えになっている。目を付けられるのはもちろん、手数料やら評価など弄繰り回されるのは溜まったものではない。受付のカウンターから少し離れると、壁に背を向けててから凭れ掛かるようにして座り込んだ。今日は仕事服だから、下着とか見られる心配はない。) [Sat 26 Apr 2008 21:59:03]
◆アクセラレーター@雷電 > (魔女エレナが死んだ真実は変えられないが、ヒルダもカロンも余計な犠牲を出すことも無かったのが不幸中の幸いだろう。) ……そうだなァ お見舞いに行かなくちゃ (殺害事件から一ヶ月ほど過ぎた頃合だ。色々と急がし過ぎて考える余裕は無かったが、余裕が出来た今は見舞いに行くのも悪くはない。少しでも関わってしまった以上、見て見ぬ振りは出来ない。) そうだァ…… 嬢ちゃん。依頼の受諾のことなンだけど、暫くは依頼は受け付けられねェーかも。 (「…分かりました。理由があれば助かるのだけれど。」) 単なる気紛れだッて… ちょ、冗談だッ! 睨むなッて… 、…考えてくンねェー? (理由が思い浮かばい。睨まれては苦笑しつつ、片手を挙手しつつ懇願をしてしまった。) [Sat 26 Apr 2008 21:50:34]
◆アクセラレーター@雷電 > (雇用主との劣情やカロンのことは伝える積もりはない。手掛かりは常にアクセラレーターとヒルデガルド・グレーテだけ握っていればいい。) ――、悪くねェ結果だろ。 (「…珍しいですね。殺人や戦争が貴女の本分だったはずでは?」) …回数を重ねりゃ、否応に成長するンだよ。 信用されてねェーのな? (「当然。礼儀、敬語、マナーに欠けるものがあるのですから」) ……あー、テメェー 辛口な評価は止めろよッ!? 俺の心はデリケートなんだぜッ! (「知りません」と受付嬢との会話を打ち切られた。怪訝そうな表情を浮かべながらも、心なしか嬉しそうに口元を緩めていた。) [Sat 26 Apr 2008 21:35:44]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが入室されました。 『報告を終えてからも受付嬢から離れようとしない』 [Sat 26 Apr 2008 21:26:54]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが帰りました。 『後は風呂に入りゃ終わりかァ…(晴れない気分だった)』 [Sun 20 Apr 2008 23:46:44]
◆アクセラレーター@雷電 > (更に言えば、ヒルデガルド・グレーテの安否は確認することが出来ない。魔女ギルドに連絡を入れる方法もあったが、ヒルダが同僚や上司に傭兵を雇ったなど知られたくない事情があるのではないか。と考えれば考え無しで行動に移る訳にも行かなかった。もうヒルダとの契約の期限が近付いている。) ……。 もしかすると、かなり危機的な状況なンじゃねェーの? (舌打ち。片手が限界に近付けば、空いた片手に放り込んで運動を始めた。疲れ果てた片腕は真下に伸びるように下げていった。) 連絡は待った方が良いのかァ… 魔女ギルドに押し掛けるかのどちらかだな。 (嘆息を漏らしてから、片腕の限界が近付くまで繰り返した。) [Sun 20 Apr 2008 23:45:32]
◆アクセラレーター@雷電 > (片手に20kgのダンベルを持ち上げてから、上下運動を繰り返し始めよう。息を乱すことも無く、リズムを崩さないように意識をしながら精神を静めていった。) あー、…なんつーか そういうキャラじゃねェーよなァ… (他人を貶めるのがアクセラレーターだったはず。苛立ちを抱かなくなった、心の余裕が出来たのだろう。不思議そうな表情をしては首を傾げていた。色々あるのだろうけど、今の方が断然に楽しい。前日、花見にシャーリーと行ったことだってそうだ。) まァ…、幸せなら幸せで良いンだろうなァ… (小骨が喉に引っ掛かったような気がしてならなかった。カロンのこと、ヒルダのころ、感染された吸血鬼のこと。まだまだ終わっていないのだ。) [Sun 20 Apr 2008 23:25:01]
◆アクセラレーター > (ミス)( 変更 → 変更させた。 ) [Sun 20 Apr 2008 23:13:29]
◆アクセラレーター > ――、… (以前のアクセラレーターなら怒り飛ばしただろうか。今はそんな気が起きる所が、応援したい感情がどこかあった。いや、どこまで信念を貫けるのか見届けたくなっただけ。) そッかァー…、体調ぐれェ気を付けてろよォ (見開いた同僚は僅かばかり硬直してから頷いた。微笑を見せ付けよう。会話は終わり、それぞれのペースに時間を無為か有意義に過ごしていく。白色のコットンコートを脱ぎ捨てれば、黒いタンクトップと短い短パンと活動的な衣装を露わにする。) …よしッ (10kg程度のダンベルを見つけてから、重さを更に20kgへ増量させるように変更) [Sun 20 Apr 2008 23:12:42]
◆アクセラレーター > (夢中になっていて気付かなかった、と軽く答えた同僚は窓を開けに行った。) ンぁ…? ソードブレイカーなンか使ってンのかよォ? (テーブルの上に置かれた獲物のそれを見遣れば、意外そうに瞳を見開いてから問い掛けよう。刀身は一回りに小さく、形状はノコギリのようだ。刃のひとつひとつが分厚く頑丈に作られており、武器を引っ掛けたり、圧し折り易いようなフォルムに特化しているのが特徴だ。人殺しよりも武器殺しに向いた武器だ。) 今度の依頼もォ… ボディガードか何かか? (同僚は頷いた。人を殺す武器でないなら、依頼内容は大まかに分かる。そして人殺しを避ける傾向にある同僚だからこそ分かった。僅かばかりに眼光を鋭くする。) [Sun 20 Apr 2008 23:03:19]
◆アクセラレーター > (広いテーブルに多数のソファを置かれている。植物の植え付けられた大鉢を部屋の隅や窓の付近に置いてはあるが、殺風景な雰囲気を如何にかにすることが出来ないのが現況だ。時間潰しのために、枕や毛布、ダンペルにバーベル、磨ぎ石、などもある。まぁ持参物だと思って貰ってもいい。) ――、空気が悪りィーなァ。 入れ替えろよォー…、身体に毒だぜ? (深夜、待機室に訪れても眠りに入っている青年は二人、起きているのは女性一人だけだ。武器の手入れを怠らない生真面目な同僚だ。だが、匂いに対して怪訝な顔付きになる。注意をせんと。) [Sun 20 Apr 2008 22:53:03]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『殺風景な待機室。』 [Sun 20 Apr 2008 22:45:18]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが帰りました。 『涙で濡れた眼差しのまま、帰路に着いた様子』 [Thu 17 Apr 2008 23:37:01]
◆ルジェ@VHG > (時間が容赦なくも流れていく。 それなのに、強くなると言ったのは、大切な人が目の前から消える事がもうないようにと祈ったからだったのに。 …今のルジェにはどうする事も、適わない突きつけられた現実に涙が幾重にも溢れた) 「お、お姉ちゃん…」 (ルジェ自身の辛い、悲しい記憶が鮮明に脳裏に浮かぶ。 其れが過ぎれば手が震えるのが判り掌をぎゅっと握りしめればぎり、と奥歯を噛み締めた。 かがめていた身体を起こしては椅子から立ち上がり、上目にも天井を瞳に捕えれば。片手でぐいっと乱暴に両目を擦り) 「…何度だって来るもン。 ルジェ、もう逃げたりしなイ」 (小さくそう決意を篭めたかのように呟いてみせたルジェ。 あの地下牢で、冷たく、寂しい場所で一人で過ごしている少女の事を思えばなんと自分は幼いのだろうと、ルジェは自分を恥かしく想った。 ずっと、泣いてばかり居られない。 職員にぺこりと頭を下げれば、もう大丈夫ですと小さくも答えてみせて。VHGを後にした様子) 「お月様が、出てル」 (外に出れば、少し暖かくなった空気がルジェの頬を擽った。 ルジェは目を細めながら月を仰ぎ見ていた。 「人」以外の者も多く存在するヴェイトスの街。 物語で読んだ吸血鬼が現実に存在すると知ってから半年の月日が流れる。 物語を読んだ時は恐怖で身体が強張ったけれど、実際目にしたものは「人」に限りなくも近いと想ったのは、…矢張りもとは人だったから、なのだろうか。でも、迷ったルジェの思考では答えが出る事はなかった。 …ルジェ自身ですら、まだ己の身体を、その中を目にしても、受け入れる事が出来なかったのだから) 「リリルさん、今日お月様綺麗だよ。…リリルさんみたいに」 (地下牢に届けと願いながら、そう静かに呟いてみせたルジェ) [Thu 17 Apr 2008 23:35:18]
◆ルジェ@VHG > (おぼつかない足取りで、職員に促されるままに休憩室に腰を下ろしたルジェ。 …本当なら再会した後にすぐにでもこの場を離れたかったのが正直な想い。 それくらい、ルジェは怖くて身体が硬直していたのだけれど。 腫れた瞳を幾度も乾いた布で擦れば、瞳もろとも、頬も真っ赤に染まっていく) 「…リリルさん、ルジェ。 なにも、出来ない、よ」 (椅子に腰を下ろしては、小さくそう呟いたルジェ。 レイ・シェリダンに告げられたように、そして、手紙に記してあるように。 …「処刑」自体は止める事など出来ないだろう。 そして、止める力等、ルジェにある筈もなかった。 ルジェは悔しげに俯けば、唇を強く噛んだ。 あの、地下牢の雰囲気。 …くぐもるような空気。 其れをルジェは遠い記憶の中で経験していた。 …けれど、何処で、と具体的に思い出す事は出来ずにいた。 ただ、強く、激しくルジェの頭を痛みがずっと、少女との再会の際に伴っていた) 「リリルさん、…御免なさい」 (人には甘いといわれるかも知れない程に、ルジェはまだ考えが纏まっていない。 この場所に足を踏み入れる勇気すらなかった事を思えば、あの少女のほうがずっとルジェよりも大人だと感じた。…けれど) 「もっと、違う場所で会えていた、なラ」 (時間が戻る事など、ない。 …ルジェは少女本人から事のいきさつを耳にした。 「自ら足を、運んだのだ」、と。其れがルジェには辛く、悲しくも胸に届けられた、目を反らす事の出来ない現実でも、ある) 「リリルさん、…どうして、どうして」 (瞳から涙が滲んでくる。 …其れを止める事が出来ないまま身体をかがめては両手で顔を塞ぎ、嗚咽を漏らした。 長いブロンドの髪がゆっくりと、休憩室の床に流れた) [Thu 17 Apr 2008 22:48:48]
◆ルジェ@VHG > (暫くは、地下牢で腰を落としたまま動くことすらままならなかったルジェ。 …闇を纏ったその空気が、何度もルジェの思考を掻き乱しては頭痛を強く伴わせていく) 「リリルさん、ルジェ、また、…来るかラ」 (額から滲む汗が、ルジェの意識を何処か遠くへ押しやっていきそうで、ルジェは言葉が詰る。 …余りにも力がない自分に苛立ちすら覚えながらも座り込み、俯いた表情から幾重にも涙が零れては地下牢の冷たい床に零れ落ちた。 看守に声をかけられれば身体が揺れるもゆっくりと立ち上がり精一杯の笑顔を見せただろう) 「リリルさん、ルジェ、ずっと友達だかラ。 …また、会いに来る、かラ」 (そう呟けば、地下牢を震える足を引きずるように後にした様子で。 …しかし、眩暈が起きたのかへたりと壁に手をついた) 「…あ、あレ、ルジェ」 (余りにも辛い再会に、ルジェ自身体力を使いきってしまっていた。 …眠れず腫れた眼差しが、涙を沢山落とした事でより真っ赤になってしまって。 ルジェはブロンドの髪を掻き揚げてはゆっくりと呼吸を落とした) [Thu 17 Apr 2008 22:27:55]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが来ました。 『少女との再会の、後』 [Thu 17 Apr 2008 22:18:41]
お知らせ > アレックス@VHGさんが帰りました。 『 五月には。 』 [Thu 17 Apr 2008 01:44:16]
◆アレックス@VHG > ( しかし、疑問がある。 吸血鬼を許容する人間は、どうして彼らを許容できるのかという事だ。 それも、吸血行為を甘んじて受け入れている事も多い。 吸血行為と表現すれば曖昧で想像が及ばないが、鋭い牙で皮膚を食い破り、あふれ出た血を啜る もしくはそれに類似した行為のことだ。 それ自体、傷害事件になりそうなものだが、それを受け入れる心理というのは決してフラットなものではないと感じる。 成り立ての吸血鬼が親族を標的にする事は多いが、それは吸血が受け入れられ易いからだと言われている。 吸血鬼は家族のフリをして襲うのだ、と。 それを思う時、私は彼らの生態のおぞましさに戦慄する。 彼らは、近しい者を喰うのだ。 寄せられた親愛を文字通りに―― 何という致命的な裏切りだろう。 それを受け入れる心理というのも、もはや狂気の沙汰に違いない。 それが、例え身を挺した狂おしい愛だとしても、万人に受け入れられるものでは在るまいに。 )――・・・・・・ ( 無意識に かり、と爪を噛む。 胸の奥にじわり 染込むのは嫉妬にも似た、底の知れないもの。 それにはっと気づいた時、酷くバツの悪い思いに駆られ、慌てて目を逸らす。 それは見ては、いけないものだ。 今日もまた、唇を噛んで慌しく席を立ち ざわざわと落ち着かない気持ちのままその場から逃げ出すように歩き出す。 何処かに、逃げなくては。 湧き上がったものの残滓に囚われぬように、早く。 頭を振り、無理やりに息を吸う。 そして、自分に言い聞かせるように呟いた。 ) [Thu 17 Apr 2008 01:43:38]
◆アレックス@VHG > ( あの娘が収容され、一月が経過した。 『ミザリー』もそうであったが、彼らの強靭な生命力には驚かされるばかりだ。 本人からは摂取できるだけで滋養にはならないと聞かされていた慰め程度のミルクのみで、まだ生存し、口を利くだけの元気があるという。 そうして生きていられるのならば、何の不幸も感じることなく暮らしていられただろうに。 生存の為には吸血せざるを得ないのだと言う。 そしてさらに不幸な事に、生まれついた吸血鬼の何たるかを知らず、吸血に罪の意識を感じながらも許された生を諦める事が出来ないでいる。 エリエッタの便宜により吸血鬼を知った今でも、受け入れる事はできないのだろう。 だが、自分が思うに彼女の生存に待ち受けるのは、淡い期待と幸福、そしてそれを上回る苦悩と犠牲だ。 それも、彼女一人では留まらない。 吸血鬼の悪性は伝播する。 そういう意味では『無害な吸血鬼』というのは、それを許容する優しい人々の思想に影響を与える以上、害悪よりも生かしては置けない存在だろう。 生まれつきの思想犯とも言える。 その存在によって緩んだ意識に寄生し、暖かな血を啜る害悪は、一体どれほどのものになるだろう。 ) [Thu 17 Apr 2008 01:11:08]
◆アレックス@VHG > ( なのにも関わらず、逃れえぬ死を前にした彼らに便宜を図るのは欺瞞に過ぎない。 私はエリエッタのように吸血鬼に家族を惨殺されたでもなく、セレニアのように宿命のような何かしらの因縁がある訳でもない。 ましてや、報酬として得られる金品が目的な訳でもない。 私は好き好んで吸血鬼に関わる第三者であり、彼らの死に報いるだけの代償を払っていない。 其れゆえの欺瞞であろう。 無論、気休めのような便宜がその代償に足るとは思ってはいないけれど。 ) ( しかし、それも彼らの死が前提の事で、世界を呪ったままでは死にきれまいと思うからこそ―― できうる事ならば吸血の呪いから救い、日の光の下で何に怯える事無く、保証された生を謳歌して欲しいが、それも叶わない。 我々に出来る事は、これ以上苦しむことが無いように引導を渡してやる事だけだ。 )――・・・ 判れというのが無理でしょうが。( 自分の口にする事は所詮お綺麗な建前だ。 実情に即してはいても実感には遠い。 生とは本来、理とは切り離された泥の中にあるもののように感じる。 それは、けだものの性だ。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:56:08]
◆アレックス@VHG > ( どんな方法であろうと、いかなる量であろうと、誰の血であろうと、彼らの生存の為に我々の血液―― 目に見え、手に触れる事の出来る我々の命を差し出さなければならないのであれば、我々が彼らに剣を向け、不倶戴天を宣言する理由は十分だ。 外敵からは身を守らなくてはならない。 これに異を唱える者は、自らと言わずその身に代えても護りたい愛する者を彼らの食餌に捧げてみるがいい。 出来ないならば、口を開く資格は無い。 自由は責任とともにあるのだから。 )――・・・ 極論ですね。( だが、曖昧な優しさは、無責任な同情は何時か誰かを殺すだろう。 いくらあの娘が善良であろうと『吸血鬼』は悪性だ。 基本的欲求であれ単なる趣向であれ、他者より吸血をせざるを得ないならば、たとえ正真正銘の人間であろうと私は吸血鬼と断ずるだろう。 顔も知らぬ何処かの誰かの為に、殺すだろう。 殺人者と呼ばれる覚悟はもう出来ている。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:27:34]
◆アレックス@VHG > では、吸血鬼とは?( 壁に掛けられたランプの灯りが遠く、届かない石の天井を見上げ、自らに問う。 我々の存在意義にも関わる根本的な問いだ。 吸血鬼の起源も多岐にわたり、その生態が一様でない以上、諸説あるだろう。 だが、だからこそ、その中で揺ぎ無いスタンダードを見定めなければ我々の仕事は立ち行かない。 自分の得意な吸血鬼が都合よく出現するとは限らないのだから。 ジョージ・マクドゥガルなどは、日光や銀を弱点に持たない吸血鬼にはあの奇跡とも呼べる能力を活かしきれないだろう。 その時、単なる不健康な青年では役に立たない。 それと同じように、どんな吸血鬼にも立ち向かえるだけの覚悟と、考えを持つべきだ。 その上で問う「吸血鬼とは?」 )――・・・・・・ ( 乾く目を閉じればじんわりと痛む。 再び目を開ければ、視線は膝の上に重ねた掌の上。 極論すれば―― 血を吸うモノ、だ。 ニンゲンの血を糧にし生き長らえるモノ。 彼らを構成する最も根本的なその要素だけで、彼らは我々の天敵に足る。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:08:49]
◆アレックス@VHG > ( そう率直な言葉で言われる事は無いが、例のヴァンパイアハーフを収容したその日から―― いや、吸血の罪を告白する投書が届けられたその日から、そう問われる事は少なくない。 否。 言葉でなくとも、視線で、態度で、そう問われ続けている。 そしてまた、自らにも問うている。 何時、殺すのか。 ) ( すでにあのヴァンパイアハーフがVHGに訪れ、『鳥篭』と手枷を付けられ地下牢に収容されてから一月が経過した。 VHGが吸血鬼とその類型の撲滅・抑止を目的として活動している団体である以上、このままという事はまず無い。 また、謝罪と其れによる許しを望む彼女が無罪放免される事もないだろう。 ) ええ、その通り―― 彼女が吸血鬼である限り。 ( 事務的なデスクの並ぶオフィスの外、廊下に置かれた休憩用のベンチに、姿勢正しく腰掛け、閉じていた目を開き 一人語散る。 ハーフであろうと、フレイバー交じりであろうと、彼女が『吸血鬼』である事はゆるぎない事実だ。 ) [Wed 16 Apr 2008 23:58:05]
お知らせ > アレックス@VHGさんが入室されました。 『 何時、殺すのか 』 [Wed 16 Apr 2008 23:43:22]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが帰りました。 [Wed 16 Apr 2008 00:47:08]
◆ルジェ@VHG > (PLより補足です:続きと書いてありますが、皆さん気兼ねなくご自由に利用してくださって構いません。 お騒がせしてしまい申し訳ありません。 どうぞ宜しくお願い致します(礼) [Wed 16 Apr 2008 00:46:37]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが入室されました。 [Wed 16 Apr 2008 00:39:18]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『【この続きは明日にも血腰です。(礼】』 [Tue 15 Apr 2008 02:14:42]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが退室されました。 『そして、少女との話は続く様子で…』 [Tue 15 Apr 2008 02:13:38]
◆ルジェ@VHG > (ルジェは眩暈が起こりそうになるも、必死で首を振っては堪えて、ぎゅっと鉄格子を汗を掻いた掌で握った) 「病院のお仕事、ルジェよく判らないけれど。 …でも、白魔術見せてくれた時、すごくびっくりしたんだヨ?」 (希少と呼ばれる者を始めて目にして、本当にルジェは嬉しかった。まさかそんな幸運がルジェの一番苦手とする場所で目にする機会があるなんて、思ってもいなかったのだからと、伝えた様子) 「…ミルクじゃ、駄目、なんダ。 でも、少しでも飲んで、て。リリルさん。ルジェ、また会いにくるかラ。 綺麗だよ、ルジェ嘘つかないもン」 (涙で濡れた瞳のまま、にっこりとそう伝えれば頷いてみせたルジェ。 何処まで、そのミルクが彼女の身体を支えているかは定かではなかったけれど) 「ルジェ全然大人じゃないヨ! …此処これなかったのだって、怖くて近寄れなかっただけだもン。 浅はかってよく判らないけれど、でも。 …この場所じゃなくて。外で会いたかったヨ、リリルさん」 (大人だという少女に、まだ未熟だと伝え、自らを責める少女に静かな声でそう伝えたルジェ。 …現実はかくも厳しい。ルジェは頭痛で痛む頭により大きなショックを受けた。…知らず、少女が腰を下ろしたルジェの傍に居るのが判れば、瞳を見開くだろう) 「えへへ、そう、なノ?…ルジェ、お礼なノ、リリルさんに」 (せめて、この寂しい場所で一人じゃない事を言葉少なでも、伝えたかったルジェ。 …受け取って貰えた様子を目に留めれば安心したようにひとつはふっと息を落して) 「宝物…? 有難う、リリルさん。 ルジェ、何も出来ないけれど、でも。会う事は出来るかラ」 (こうして、鉄格子にでしか会えない。 …そして、何時か会えない時がくるかもしれない。その現実がルジェの胸を苛んでいくけれど。 …今は、今の時間を大切にしようと、ルジェは思った。 そうして、少女からの問いかけに、驚いたような表情をみせるも、涙をごしごしと外套で拭けばにっこり微笑んで伝えるだろう) 「もう、友達だもン! …ルジェ、リリルさんの事、大好きだかラ」 (努めて明るく声を出してみせたルジェ) [Tue 15 Apr 2008 02:11:58]
◆ルジェ@VHG > 「ルジェ、ヴェイトスに着てから初めて冬を越したんダ。…その間に一杯色んな事があって、ルジェ、びっくりしちゃったけど。…その時に、ネ?色んなお話聞いたノ。…じゃないと、ルジェ、一杯迷子になっちゃうもノ」 (最近、という言葉には軽く首を振るだろうか。…些か時間が経っていたけれど、其れでも何処か迷う思考はいつまでもルジェの悩みでもあったのだから。 上手く伝える事が出来ないルジェの言葉が何処まで少女の耳に届いたかは判らなかったけれど。そう静かに答えて) 「…だって、リリルさん、我慢してたら、お腹空いてたら、…倒れちゃう、ヨ」 (少女の言葉にルジェは瞳を見開く。…我慢、していても人ですら食欲を押さえきれるものではない。 …けれど、続く言葉がルジェの考えを断ち切る形とも、なるか) 「…血を吸う事が、嫌われてるっていうよりも、…どうなるか判らないから、…怖いんだと、思うノ、ルジェ」 (小さくもそう答えてみせて。自身、「人」ではない以上見知った者以外には距離を持たれても可笑しくはない街。…血を吸われる行為、そしてどのような変貌をするのか判らない以上、恐れを抱くのではないのだろうか、という考えが過ぎる。…そして、因子を持つものの吸血による過去の事件の話を聞いたルジェは、考えが纏まらなかったけれど、そう真摯にも伝えてみせたか) 「…謝る事ないってバッ!…リリルさん。ルジェだって、一人だもン。 この街で、ずっと迷子だったんだもン。…無茶も一杯してきて、其れを咎めてくれる人が居て。 …だからやっとルジェ、この街で生きていけるんだかラ」 (ルジェ自身、見知った者など当初はいないも同然であり。尚且つ今も手探りの状態。 …友達も居なかったという少女の告白に自分もそうだというように、機械化した部分の頬を指差し示してみせたか。 …自分も、居なかったのだ、と) 「…後悔なんてルジェいっぱいしてきてるもン!…今だって、ルジェ、リリルさん抱きしめたいのに、其れも出来ないも…ン」 (怖い、という言葉にはルジェも同じだと伝えただろう。 ずっと、この地下牢に足を運んでから伴う頭痛は酷くなる一方で。 額に汗を掻き、表情を歪めつつも、小さく答えてみせた) 「此処明かりって松明しかないんだもン。…怖いヨ、ルジェだっテ」 (明かりが僅かでも伴っているのに、飲まれそうな闇にも思えた牢の雰囲気) [Tue 15 Apr 2008 01:59:35]
◆リリル@VHG > 最後まで、ずっと身に付けてるから…。 ルジェさん…。 ルジェさんは…私の友達…で居てくれる…? こんな私でも友達になってくれますか…?(聞くのは怖い…。 でも、後悔しないように…そう言葉を掛ける…。 その答えが聞きたくて―。) [Tue 15 Apr 2008 01:35:25]
◆リリル@VHG > ルジェさんも、最近知ったんだ…。吸血鬼の事…。(ルジェの言葉に視線を上げられない…。 自分は忌み嫌われる種族と言う事を知ってて、高優しくしてくれるその心遣いが嬉しくて…。 其れと同時にやるせない気持ちにもなる…。この気持ちに答えたくても…答えられなくて…。) …我慢してるの…。 血は欲しいけど…まだ許されたわけじゃないし…。(欲しくないと言えば嘘になる…。でも、其れをどうしてもまだ、自分で許せない…。 生きて居たい…。でも… そんな考えが頭の中でぐるぐると永遠と繰り返される。)…吸血行為って嫌われてる事だから…。(色々な答えが頭にある中でそう言葉を紡ぐ…。 其れがもっともの答えだし、嫌われたくない…。 心配そうな声に耳を傾けながら、『こんなに気にしてくれるなんて…』と、有難い気持ちで一杯に…。そして私の告げた言葉には声を荒げながら怒ってる様子…。 そう、今となってはもう遅い…この行動が、自分の身を危険に晒してしまって…。)…うん。 だからゴメンね…。 私一人ぼっちだったから…友達も居ないから… 自暴自棄してたのかも知れない…。 「もう、どうなっても良いや」って…。 でも、いざそう言われるとやっぱり怖くて…。 おかしな話だけれど… 今は、後悔してるし…怖いよ…。(そう自分の気持ちを話しながらも、もう此処からどうする事も出来ない自分…そして、心配してくれるルジェさんに『…どうしてこんな私に優しくしてくれるの…?』と、言いたくなってしまう…。)…それが、病院での仕事だから、全然凄く無いよ…。まだ、白魔術なんて使えなかったんだよ? …だけど、やっぱり安心させたくて…。(まだ、白魔術の事も理解出来ないうちにこう自分で失敗してしまった…。 せっかく優しい言葉を掛けてくれてるのに自分を責めてしまう…。 こんなに心配してくれてるのに…。)…ミルクは飲んでるの。 でも、ミルクじゃ全然栄養にはならなくて…。 …綺麗なのかな…こんな私でも? …ルジェさんは大人の女性だよ…。 私なんてまだまだ子供だよ…。 浅はかな考えでこんな事になっちゃったんだし…。(私を褒めてくれる言葉に苦笑しながら答え、床に座りこんでしまったその姿を見ればゆっくり立ち上がり格子の方に近付き自分も座りこむ…。)…ルジェさん。此れ、本当に有難う。 私プレゼント貰った事無いから凄く嬉しかったよ。 …私の宝物。 [Tue 15 Apr 2008 01:35:04]
◆ルジェ@VHG > 「だって、ご飯食べてないんでショ? …それでもリリルさんはリリルさんだモン。 綺麗だヨ? リリルさん」 (恐らくは鉄格子越しではなかったのなら、抱きしめてあげたいとも思ったルジェ。 …それくらいしか、今のルジェに出来る事はなかったのだから。 しかし、それもままならない以上、言葉で、せめて言葉で今ルジェが素直に思っている事を紡いでいくことが精一杯だった) 「うん、ルジェ、また髪伸びちゃっタ…。 大人っぽく見える、ノ?…えへへ、そうか、ナ。 リリルさんの方が大人だヨ。 …自分で決めて、きたんだかラ」 (其れが、悲しい結果になるとしても。 …ルジェはまだ臆病な自分がいるのが情けなくも思った。 ルジェに向けられた少女の笑顔が胸に刺さる。 …涙が溢れそうになりながらも片手で頬を拭ってはにっこりと笑みを浮かべた) 「…ね、リリルさんに似合うって思ったかラ。 …リリルさん、とっても可愛らしいもノ。 だから、ネ?ブレスレット見つけた、ノ」 (気づかぬ間に、地下牢に力なくぺたり腰を下ろしてしまっていたルジェ。 白いレースがとても似合いそうだからと、必死に言葉を伝えたか) [Tue 15 Apr 2008 00:47:21]
◆ルジェ@VHG > (よもや、クランクであるルジェが少女を否定する事が出来る筈もなく。 …自身、奇異な視線を受けていたのだから自覚はないが吸血鬼に対して寛容すぎる所があるかもしれず。 …でも、吸血鬼の事件等も耳にしてきた以上ルジェの脳裏はいつまでも確固たる考えにはいたっていない現実) 「…そうだヨ、ルジェだってずっと、時間が経ってから知ったんだも、ン」 (吸血鬼の事柄については、ヴェイトスの街で多々意見を耳にして知識を得たも同様でもあり。少女の嬉しい、という言葉に泣き笑いの笑顔をみせた) 「…そうなノ?お腹空いてるのに、今は血が欲しいって感じないんダ」 (ルジェは鉄格子を両手で握ったまま、不思議そうに少女を見詰める。俯いたままだったから、その表情は汲み取れなかったけれど。…どれくらい、血を欲する者がそれを絶たれた事で身体が持つかは計りしれなて。…ただ、この光が入らない場所で精一杯の正気を保っている少女の身を思えばルジェは俯き眉を寄せては頷いた様子) 「…迷って、迷ってたのなラ、…殺されるかもしれないって思ってたなら、此処にきてちゃ危ないじゃなイ…ッ!」 (危うく、言葉が荒くなりそうになる。…其れを唇を噛み締め、ぎゅっと掌を握っては堪えた。 言葉が途切れる少女。伝えようとする内容はルジェは定かではなく。…でも、手紙にはっきりと記してあった。「処刑は免れる事がない」、と。 …だから、今此処で少女を責めたとしても返って体力を消耗してしまった少女を驚かせ怯えさせるだけだと思ったルジェ。 …力のない自分が情けなくて。抑える事が出来ない感情が辛くて。 …言葉を切り、ルジェを気遣う少女の言葉を俯けば地下牢の床に涙を落しながら聞いていた) 「…そうだ、ヨ。 …ルジェに謝る事ないもン。 ルジェ、リリルさんに助けて貰ったんだかラ。白魔法だって見せてくれたもン。…ルジェ、何も知らなかったから、嬉しかったんだヨ?」 (少女の声音に覇気がないのが、ルジェはとても気がかりだった。…でも、この場所で拘束されている以上そうなったとしても可笑しくはない。 ずきずきと頭が痛む。…春も近いというのに、地下牢はなんと寒く、凍えるような空間なんだろう、その雰囲気にルジェは飲み込まれそうにも、なる。 ルジェが言葉をかけた事で、少女が顔を上げた。 …ルジェはやつれた、けれど何時かの面影を持つ少女に視線を合わせようとするか) [Tue 15 Apr 2008 00:39:15]
◆リリル@VHG > (掛かる言葉は温かい言葉で…自分を否定する言葉じゃなくて…。 其れを許してくれて…。 もっとこの人の傍に入れたら…もっと違う生き方が出来たのかもしれない…。 そんな事を考えながら、今は鉄の老後しに話す事しか出来ないこの立場が悲しい…。)…ありがとう、ルジェさん…。 そう言ってくれて嬉しいです…。(ただ、其れと同時に、今、此処で自分で得た知識が逆に…。)……うん…。―ずっと我慢してた…。 我慢出来たの…。 今も血が欲しいって不思議と感じないの…お腹はペコペコなんだけど…。(正常な気持ちを常に持った理性…。 其れは極限の空腹でも失われる事もなく、目の前に居るルジェさんの血が欲しいと飛びつく訳でもなく… 言葉のやり取りを繰り返す。涙交じりの声で応答しながら俯いたままの顔…。)…うん。 迷ったけど…迷ったんだけど…謝る場所が欲しくて来ちゃったんだ…。 もしかしたら殺されるかもしれない…。 そんな考えも勿論あったけど…。 でも、来ちゃったんだ…。 そして… (と、此処まで言った所で言葉を止める…。 もし、自分が「処刑を宣告された身」と知ったらどう反応するのか分からなかったから…。 ただ、其れが手紙で記されていた事は当の本人が知る術は無い…。)ううん。 …何でも無い。 ルジェさんが、謝らないでって言うなら謝らないよ…。其れで、もっとルジェさん困らせたくないし…。( 俯きながら紡ぐ言葉に元気は無い…。 そして、「顔を見せて」と言う言葉にゆっくり顔を上げる…。 やっぱり恥ずかしいと思う事がある…。だけど顔が見たいと言うルジェさんに答えたいと思った…。 そして私もルジェさんを見たいと思った。 まだ生きているうちにその姿を確りと覚えておける様に…。)…ごめんね。こんな、痩せちゃった顔で…。 ルジェさんも髪また伸びたんですね…。 なんだか、前よりも大人っぽく見える…。 羨ましいな…。(見せてくれた笑顔に、此方も今出来る笑顔で答える…。 其れが精一杯の事だから…。 悔いが残らないようにしたいから―。) [Tue 15 Apr 2008 00:10:20]
◆ルジェ@VHG > (…でも、今となっては其れは適わない。 VHGへ足を運んだ時間を知らないルジェは、いつからこの場所に少女が捕われているのかは判らなかったけれど。 …堪えていた涙が一筋、ルジェの頬を伝っていく。ルジェは精一杯笑顔を向けて、少女に話しかけたか) 「リリルさん、ルジェに謝くことなんテ、ないかラ。…折角会いに来たんだもノ。 顔、見せて?」 (小さくも、そう伝えてみせた様子) [Mon 14 Apr 2008 23:23:17]
◆ルジェ@VHG > (ルジェはひんやりと冷たく凍るような鉄格子の感触を掌に感じながら、膝を落としたまま少女の言葉を聞いている。 …足を運んだ理由が判らない以上、ルジェは尋ねる事しか出来なかった。頭を下げたままの少女の様子が気になったのか、小さくも声をかけてみせたか) 「しちゃいけない、事。…リリルさん、お腹空いてたっていってたじゃなイ。 …ルジェ、お腹空く気持ち判るもン」 (ただ、自身の血を吸わせた事が、少女に罪悪感をもたらせてしまった事を、ルジェは自分を恥じた。 …俯けば、ブロンドの髪が静かに地下牢の床に流れる。 潤む瞳を凝らして涙を打ち消そうと首を振っては再度看護婦だった少女のほうへ視線を移して) 「…ルジェだって、何も知らなかったんだヨ? だから、おあいこだヨ」 (少しでも払拭されればと、そう願って言葉に託した様子のルジェ。 独特の空気が、匂いが漂う中、少女が涙を零せばフレーバーだった、そう語っていた何時かのように甘いミルクの香りがルジェに届く) 「…そう、なんダ。 血を吸わずにずっと我慢してたんダ。 …だからこんなに」 (でも、容姿の事については言葉に出来なかった。其れは少女を傷つけると思ったから、ルジェは静かに言葉を飲み込んだ様子で。 …鉄格子を握りしめる手が、震えるのが判る) 「…許されない行為でも、リリルさんは飲まなきゃ生きていけなかったんでしょう? 謝りたかった気持ちも判るけれド。…でも。 リリルさん、ハーフだって言ってたじゃなイ。 此処、「ハンターギルド」なんだヨ?」 (「ヴァンパイヤとのハーフ」だと話していた病院での一室の事を思い出す。 吸血鬼の概念が固まっていないルジェにしても、それでも狩る場所だという事は判っていた。…だから、見知った吸血鬼の情報を得る場所だと判っていても、怖くて足を運ぶ事が出来なかった場所。 …ハーフだから、殺される事はないんじゃないかと思った語る少女に唇を噛み締めては静かにそう尋ねたようで) 「…謝らないでってバ。 ルジェ、リリルさんの耳からちゃんと聞かなくちゃと思ってきた、んだから」 (語尾になるにつれ、涙が零れそうになる。 …ルジェの機械交じった声音が地下牢の静寂に流れる。 この場所ではなく、もっと早く会えていたのなら、知識があまりないルジェでもなにかこの少女に語る事が出来たのかもしれないという思いが過ぎる) [Mon 14 Apr 2008 23:20:41]
◆リリル@VHG > (聞こえる声は震えていた…其れがどんな思いからなのか…何となく解るから…下げた顔を上げる事が出来ない…。 きっと、言いたい事、聞きたい事もたくさんあるはず…。 震える声を聞きながらその言葉が深く心に突き刺さる…。)…ごめんなさい。 私は、看護婦だったのに、しちゃいけない事しちゃったんです…。 其れに、罪悪感もあって…。 其れで…病院に行く事も出来なくなって…。 せっかく励ましてくれたのにこんな結果になってしまって…。 本当にごめんなさい…。(自然と頬を伝う涙…。 この気持ちを踏みにじってしまった自分が…とても、情けなくて…腹が立って…ぎゅっと唇を噛み締める…。)…あの後、ルジェさんの血を吸った後から…今まで、ずっと、血を吸うのを我慢したの…。 血を吸わなくちゃ生きていけない事も解ってる…。 でも、其れは、許されない行為だって…そう知ったから…。 謝りたかったの…。 …でも、私にはどうやって謝れば良いのか解らなかった…。 謝りたい…。 そう思って…知識も無いまま、この「VHG」に訪れてしまったんです…。 ハーフだから…キット殺される事はないんじゃないかって…。 そんな…浅はかな気持ちで…でも、それは…ルジェさんを更に心配させちゃったみたい…。 本当にごめんなさい…。(経緯を話しながら、大粒の涙は甘いミルクの匂いを周辺に漂わせながら、服にポツポツと零れ落ちていく―。) [Mon 14 Apr 2008 22:58:34]
◆ルジェ@VHG > (実際、矢張り足が竦んでしまって、再度足を運ぶにはとても勇気が必要だった。 …しかも、その場所は地下牢だ。捕われた吸血鬼がどれくらいの時間、其処で過ごしたかは定かではなかったけれど。 …でも、光の届かない場所に足を踏み入れたものの。手の震えが止まらないのか奥歯を噛み締めればぎゅっと一度瞼を閉じたようで) 「…あ、は、…はイ」 (看守に声をかけられ、肩がびくんと震える。振り向き一つおじぎをすればその看護婦の牢の前に近づき、鉄格子の前に両膝をかくりと落しては彼女の様子を瞳に捕えたようで、ルジェは、…愕然とする。その容姿の変化に) 「…リリルさん、何時から」 (ルジェの脳裏に残るのは、病院で看護してくれた時の優しげな少女の表情。 …しかし、今は痩せ細り、手足も随分細くなっている。 そして、矢張り拘束されている姿にルジェは胸が、痛んだ。 看護婦さんからルジェに静かに声が届く) 「…そ、そうだヨ、ルジェだ、ヨ」 (瞳が潤むも、涙が零れないように唇を噛み締めては頷いたようで。 鉄格子を両手で握りしめながら、静かに首を振った) 「…どうしてリリルさんが謝る、ノ? 迷惑なんてルジェ、思ってないもン。 助けてくれたじゃなイ。 一杯、勇気くれたじゃなイ、お互いに頑張ろうって言ってたのに、…どうして」 (ルジェはその謝罪を受け取りながらも、気にしていないと首を何度も振ってみせた様子。 …声音は随分と震えていたけれど、でも、この場所にこの少女がどうして足を運んだのか気がかりでもあり。 …ずきずきと痛む頭を堪えながらも必死にそう言葉に紡いだようで) [Mon 14 Apr 2008 22:36:21]
◆リリル@VHG > (…静かな牢獄の中ただただ悪戯に過ぎていくもどかしい時間…。『…もしかしたらこのまま誰にも会えないまま…』本に視線を落としたまま、扉の開く音。 そしてハンターの声で「…此処だ。…何かあれば呼んでくれ。」そう聞こえる声…。 そして、その後に聞こえるのは記憶の中にある声…。 その声を聞けばゆっくりと頭を上げる…。)……ル、ルジェ…さん?(頭には吸血防止用の籠…そして、両手は銀の手枷を嵌められた姿…。 そんなぶかっこな姿ながらも、聞こえた声、そして、その顔を見れば目を見開く―。)……あ、あの…ごめんなさい…。 色々と迷惑を掛けてしまって…。 吸血して…ごめんなさい…。 私、凄くしてはいけない場所で怪我や病気を治す病院で…こんな事をしてしまって…。 本当にごめんなさい…。(ただ、謝る事しか出来ず重い頭を深く下げるだけ…。 まずは確り「謝罪」しないといけない…。 其れがここに着た理由だったのだから…。) [Mon 14 Apr 2008 22:20:41]
◆ルジェ@VHG > (今宵は、まだ迷うルジェの心を表しているかの空模様。 簡素な服に厚手の身体の部分のみ外套を身に纏い、眼差しは揺れたまま、看守に促されるように地下牢に足を運んだようで) 「…頭が、…い、痛イ」 (ルジェは眉を寄せながらもブロンドの髪を掻き揚げるかのように頭を押さえた。 足を運んだ空間は独特の匂いがして、ルジェの鼻腔を擽る。 光が殆どなく、松明の火が幾つかぽつり、ぽつりと揺れている光景に、ルジェは遠い昔の記憶が過ぎっていた。 …けれど、何時かは思い出せないまま…) 「…リ、リリルさ、ん?」 (その看護婦さんが居るであろう牢へと足を進めたけれど。 …ルジェの声はとても小さかった。…眠れない日々も手伝って瞳は赤いままだったけれど、そう静かに尋ねてみたようで) [Mon 14 Apr 2008 22:08:58]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが来ました。 『地下牢へと手を震わせながら足を運んだ様子』 [Mon 14 Apr 2008 21:57:49]
◆リリル@VHG > 【字修正: 盆やると>ぼんやりと です。】 [Mon 14 Apr 2008 21:29:59]
◆リリル@VHG > (ミルクを啜りながら見上げる時計…。『21時か…。 こんな夜でも会いに来てくれるのかな…? 日中の方が会えるのかな…。 でも、何かお仕事していれば難しいかもしれないし…。』ぼんやりと考える事は相手の事ばかり。 どんな時間なら合えるのか…其れを自分で把握出来ないので自問自答。『でも、また会いに来てくれるって事は…また来てくれるって事だよね…? 今日は頑張って起きててみようかな…。』その「待つ」と言う退屈な時間は、読み込まれたヴァンパイア関連の本似、手を伸ばし再び読み返し始める…。)…会えれば良いな。(盆やると本を見ながら、一言…言葉を呟く。) [Mon 14 Apr 2008 21:29:13]
◆リリル@VHG > (再び訪れる目覚めの時―。 ゆっくり開く瞼。―そして、真っ先に見つけた手の中。 手の中には握り締められたブレスレットがある。 先日、ルジェさんに手紙と共に送られた品物…。 其れを大事そうに確りと握り締めて…。)…夢じゃないんだね。やっぱり…。(そのブレスレットをまじまじと見つめて呟く言葉。 私が始めて貰った物…。 そして、心配してくれる言葉に嬉しくて仕方が無かった。 …ただ、今度はちゃんと会って話がしたい…。 そう思う気持ちは募るばかり…。 ようやく目覚めた身体を起こしベットの上に座り、再びテーブルの上に置いてあるコップを両手に取り、ミルクを啜り始める。『…今は少しでも長生き出来る様にしなきゃ…。』まだ会えない人…。その人に会うまでは倒れる訳にはいかないから…。) [Mon 14 Apr 2008 21:19:41]
お知らせ > リリル@VHGさんが来ました。 『両手に握られたブレスレット―』 [Mon 14 Apr 2008 21:09:25]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『この命…どうなってでも最後まで私は見届けたい―』 [Sat 12 Apr 2008 23:23:40]
◆リリル@VHG > (暫くして、頬を濡らした涙も止まり、そのブレスレットを見つめながら独り言を始める。)…でも、ルジェさん。会ったらビックリするだろうな…。 今の私に…。(鏡を見て無くても解る程に感じる頬は痩せ、腕も足も…痩せ細ってしまった身体…。『こんな私を見て…嫌わないかな…。心配だな…。』 白いレースのリボンを弄りながら、ぼんやりとルジェの姿を思い浮かべる…。)ルジェさんも半分…って言ってたっけ…。 人とカラクリのハーフ…。「クランク」。 でも、そんなに違和感感じない人だけどな…。(思い浮かべていれば当時の姿を思い出す。 病院が嫌いと言う声が良く聞こえた病室。 其処でルジェさんと初めてであって…手当てしながら浅はかだった私は患者さんに血を求めてしまった…。 そして、自分のその血を求めてしまった事と、患者さんに対して傷を作ってしまった事に後悔し、病院に入る事が出来なくなってしまった私…。)…私もあの時は欲望に弱かったんだね…。 食欲って言う欲望に…。今ではこんなに我慢出来る様になったのに…。あの時に、色々知識として覚えておく事が出来れば…今頃「此処」には居なかったかも知れないのに…。(今となっては全て遅い事…。 自分のその知識の無さが招いた事…。でも、その代償の大きさは想像出来なかった甘い考え…。でも、此処に着たからこそ、解った事も多かった…。そして、ルジェさんに会うコンタクトも取れた…。『…だけれども―』…私は「処刑」を提示された身…。―長からず生きて居られないと言う事を言われた身。『…ルジェさんに会いたい…。 だけど、優しくされちゃうと…死ぬ事がもっと怖くなっちゃう…。』そんな事を考えながら、ぼんやりと時計を眺めていた…。 命の時を告げる時計を…。) [Sat 12 Apr 2008 23:15:18]
◆リリル@VHG > ……ルジェさん…。 ルジェさんが謝る事じゃないのに…。 私が謝らなくちゃいけないのに…。(手紙の内容に一人で声を立て、まるでその手紙に語り掛ける様に話を読んで行く…。 ルジェさんは私が居なくなったのが自分のせいみたいに書いて…。)………。(『ルジェさんが悪いんじゃない…。 私がいけなかったの…。』その手紙の内容は私を責める物ではなく…むしろ心配してくれて…。 一度しか会った事のない私を心配してくれて…。 そして、私の事を「大好き」と書いてくれた…。) ……私の事が好き…大好き…( 其れは、誰にも掛けられた事のない言葉…。 憧れていた言葉。 こんな私でも好きだと言ってくれる人が居た。 其れが凄く嬉しかった…。 自然と瞳には涙を溜め頬を濡らして行く…。自然と漂う甘いミルクの香り…。其れが心を落ち着かせる。)……ルジェさん。 会いたい…。会いたいよ…。( ルジェさんも宿屋だと一人ぼっちなのか…。 送られたブレスレット…其れはとても可愛らしい物…。 そして初めてのプレゼント。)…ルジェさん。 有難う。 本当に有難う…。(両手にそのブレスレットを握り締めながら自然に溢れてくる涙を止める事は出来なかった…。)…傍に居てくれるの…? 私…一人ぼっちじゃないの…? ルジェさん…(思えば思うほど、「会いたい」と言う気持ちは強くなる。 そして、謝って…許してくれたら、色々な話がしたい…。 友達になって欲しい…。 込み上がる感情はとめる事が出来ず…其れだけで胸が一杯になっていく…。) [Sat 12 Apr 2008 22:52:57]
◆リリル@VHG > ………。( ゆっくりと上がる瞼…。 其れはまだ自分が生きてると言う証。 永い眠りから覚め薄暗い牢屋の中ゆっくりと手に力を込め置きあがり首を左右に少し振る…。 『…わ、私…まだ生きてるんだね。 …良かった。』 …ベットの傍のテーブルの上にはミルクが入ったコップに木の管…。 其れを両手で取れば、少しずつ飲み始める…。 そして、此方が目を覚ました事に気が付けば、守衛のハンターが牢の中に入り私に手紙を差し出す…。)「昨日、面会人が着た。 あいにくお前は寝ていたので会う事が出来ないと言ったら…手紙と此れを渡して欲しいと頼まれたのでな。 確かに渡したぞ。」(渡された手紙は封は切られている。 …恐らくは、中を調べて一通り目を通したのかも知れない。 何かまずい文があればそれを修正する事もあるでしょう。 色々な意味で差し入れには慎重になるみたい…。 渡された者はその手紙と、リボンの可愛いブレスレット。 …差出人は「ルジェ」と名前がある。 )…ルジェさん、来てくれたんだ…。( その名前を見て目を大きく見開き、早速その手紙を読み始める―。) [Sat 12 Apr 2008 22:32:41]
お知らせ > リリル@VHGさんが来ました。 『…深い眠りから覚め、まだ自分が生きてる事を実感―』 [Sat 12 Apr 2008 22:21:20]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが退室されました。 『零れる涙を掌で拭っては、肩を落して帰路についたようで…』 [Fri 11 Apr 2008 23:14:57]
◆ルジェ@VHG > (VHGを後にしたルジェは、奥歯を噛み締めていた身体が一気にほだされるのが判り。 くたりと膝をその場に落とした。 幾つか呼吸を取り戻そうと肩を外套越しに震わせながら) 「リリルさん、…会えなかっタ」 (俯けば、石畳の道に静かに幾つか涙が零れる。 …時間が、ない。時間がないのに。 ルジェにはどうする事も出来ないなんて。 唇を噛み締めれば、かなりきつくかんだのか、口の端に血が滲んでいた。 ルジェが看護婦に送った手紙の内容は…『 リリルさんへ 病院で沢山お世話になりました。 ルジェでス。 何時か、怪我を治してくれて有難う。そして、御免なさい。 …ルジェが、血を与えてしまった事でリリルさん、病院から追い出しちゃったんじゃないかって、おもったノ。 …一杯勉強して、一杯頑張るって言ってたから。 御免なさい、リリルさん。 ルジェ、リリルさんの甘い匂い大好きでス。 優しい笑顔が大好きでス。 ルジェも、クランクだから、半分だから。 …でもリリルさん此処に来きてたなんて知らなかった。 …商業地区で買ってきた、リリルさんに似合いそうなリボンのブレスレット一緒に贈りまス。 リリルさんの笑顔、ルジェの胸にいつもあるかラ。 …地下牢に一人って、ルジェも宿屋で一人だからずっと寂しいのわかるから。 ルジェが傍に居る事判ってほしくて。 贈りまス。 ルジェ 』 (それしか、出来なかった思考が定まらないルジェ。…出来る事なら時下に渡したかった。けれど、其れは出来ないと送られた手紙に記してあった。 …ルジェは自分の無力さを感じながら膝を立てれば身体が揺れながらも、ゆっくりと立ち上がってみせた様子) [Fri 11 Apr 2008 23:13:19]
◆ルジェ@VHG > (ルジェは戸惑ったように言葉を発しようとすれば、先に職員が看護婦の様子を伝える事ともなり) 「あ、眠っている、ノ?リリルさ、ん」 (それでは会いに行けば起こしてしまう。どれだけ拘束されていたのかはわからなかったけれど。 地下牢に捕えられた状態ならば体力も随分消耗している筈だ。 …けれど。時間もない。 ルジェは足が止まったまま、暫くは俯き考えているようで) 「…えっと。 これ。リリルさんに渡して下さイ」 (そう伝えればリュックから一通の手紙と、二重に巻かれた白いレースのついた、真珠にも似た石が幾つかついた桃色のリボンのついたブレスレットを看守に渡した様子で) 「また、会いに来ますって。 …伝えてくださイ。 …有難う」 (そう伝えれば、看守に長い髪を揺らしながらもぺこりとおじぎをした様子) [Fri 11 Apr 2008 22:57:37]
◆ルジェ@VHG > (看護婦さんが何時、此処に足を運んだのかはルジェには判らない。 …けれど。 ルジェは病院で確かに聞いたのだ。自分は「ヴァンパイヤとのハーフ」だと) 「…だったら、リリルさん、此処来るの危ないじゃなイ」 (独白にも近しく、ルジェは小さくそう呟いた。 少なくとも「ハンター」と呼ばれる場所だ。吸血鬼を狩る場所である事に変わりはなく。 ルジェは混乱をきたしていた。 足を進めるまま、でも。周囲を見回す勇気がある筈もなく。 促されるままに足を進めてみせたか) 「…リリルさん、何が会った、ノ?」 (そう尋ねたい、病院から姿を消した後、彼女になにがあったのだろう。 この場所に足を運ばなければいけない理由。 ルジェはそれがとても気がかりだった。 ルジェを看護してくれた事。白魔術を持っているんだと伝えてくれた事。 …看護婦の笑顔がルジェの脳裏を巡っていく) 「…あ、あノ」 (ルジェは頭がずきずきと痛む。 現実が目の前に迫っている。ルジェは奥歯を噛み締めては俯いて歩を進めていた様子) [Fri 11 Apr 2008 22:26:42]
◆ルジェ@VHG > (手紙を受け取った際。 …自分を助けてくれた人がどうして、その想いがずっと過ぎっていた。 …でも、宿で一人で思案していて答えが出てくる筈も、なく。 ルジェは手紙を受け取ってから此処へ足を運ぶには時間が必要だったけれど。…でも) 「限られているかも、しれないもノ。 …ルジェ、逃げてちゃ駄目なんダ」 (何時か、ルジェの知らない、けれど吸血鬼の少女が処刑されたと耳にした際、…ルジェは大きなショックを受けた。 自分も普通の「人」でない以上、見知った者以外の視線には何処までも自信を持つ事が出来ない状態でもあり、その制裁を前にして眠れないときを過ごしていた時期もあった。 …そして、其れを決行した場所でもあるからこそ、ルジェはどうしても足が竦んでしまい、いままで近づく事すら適わなかったけれど) 「あの、リリルさん、今日、会えますカ?」 (まさかこの場所に助けてくれた看護婦さんが足を運んでいたとは露とも知らなかったルジェは、静かにもそう職員に尋ねてみせたか) [Fri 11 Apr 2008 21:41:40]
◆ルジェ@VHG > (月が見える今宵―。明るく照らされた街を神妙な面持ちで歩くクランクの娘。 眼差しは戸惑うような、怯えるような色を含んでいたか。 …両手には何時か宿に届いた手紙を大切そうに握りしめている。 …結局は、昨晩も眠れなかったのか、瞳が赤く腫れていた。) 「此処が、VHG…なノ」 (建物が目に止まれば、足が震えるのが判る。 …実際、矢張り足を踏み入れるには大層勇気が必要だった様子ではあったけれど。 …俯き、瞼を閉じた後。 一つ決意したかのように中へ足を踏み入れれば職員に案内され、促されるままに足を運んだだろう。 困惑した表情のまま手紙を指し示してみせて) 「あの、…ルジェです。 リリルさんに会いに、来ました」 (声音はいつもより細く。 …震えないように奥歯を噛み締めてはそう答えてみせた様子) [Fri 11 Apr 2008 21:14:41]
お知らせ > ルジェ@VHGさんが来ました。 『外套越しに、眼差しは揺れるままに足を踏み入れた様子』 [Fri 11 Apr 2008 21:07:56]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『…再び本を広げ、読み漁るヴァンパイアの知識…。 後悔したくないから…。 そして夜は更ける…』 [Wed 9 Apr 2008 02:23:39]
◆リリル@VHG > (…VHGの人の中には私を、哀れみで見てくれている人が居た…。 でも、其れは感情の無い言葉…。 事務的な言葉で、逆に言えば…他の言葉そうだけど…。 私を「生かしても良いんじゃないか?」と言ってくれた人は一人…。 他の人の言葉は、死に向けての言葉が多かった…。 アレックスさんにせよ…エリーさんにせよ…やっぱり、「ヴァンパイアを狩る人」…。 …その人に甘えるなんて…冷静に考えれば「嫌がられそうなもの」。 …だって、その一族に家族を殺されたのなら…どうして、その一族が甘える事を許すのか…。『エリーさんは、甘えても良いと言ってくれたけど…。 本当は嫌なんじゃないかな…。 甘えたい…だけど…。』…不快に思うのなら…其れは出来ない…。 寂しいけれど…私のせいで、嫌な思いはさせたくない…。 どうせ甘えるのだから…思いっきり甘えたい…。抱き締めても欲しい…。 思う気持ちと、考える事が空回りしてしまう…。 心は目に見えない…そして喋らない…。 その表情で全てを判断しなくちゃいけない…。 難しい事…。)……はぁ。(考えると気が重くなる…。 色々な不安に押し潰されてしまいそう…。 ただ、私には待つ事しか出来ない…。 その時が来るのを…。其れが今の私に出来る事だから…。) [Wed 9 Apr 2008 02:20:19]
◆リリル@VHG > 【文面訂正 そんな愚案も胸を過ぎる>そんな「不安」も胸を過ぎる です。】 [Wed 9 Apr 2008 01:54:43]
◆リリル@VHG > ちゅ――――…。(『…此れが血ならば、お腹が満たされるのかな…? …でも、なんだか欲しくないな…。 第一…まだ其れを許された訳じゃないし…。』 覚えている血の味はもう良く解らない。 美味しいと思うものの…どうしても罪悪感もあり、その衝動が全く起きない。 …普通の吸血鬼ならどうしているのだろう? 3ヶ月血を吸わないでやっていけるのか…。 そんな疑問が浮かんでは消えていく。 今は自分の事を考えなくちゃ…。 ―もし…処刑が執行されても悔いが残らない様に…。 其れが、エリーさんの言葉だったから…。 ただ、本は一人でも読めるけど……、―今、一番したい「甘える」と言う事が出来ないで居る…。 何時も一人で寂しかった…。 泣きたくて泣いても、宥める人も居なかった…。 商業地区で見かける家族の風景…。 とても楽しそうで、幸せそうで、時には怒られたり。 ……それが、凄く憧れる…。自分には無かったもの…欲しいと願っても自分には手にする事が出来なかったまま、今此処まで来てしまった…。 VHGの人も、きっと中には同じ思いの人も居るはず…。 でも、彼には仲間が居る…。 その苦しみも辛さも知る仲間…。 私にはそんな「仲間」も居ない…。 本当に一人ぼっち…。)………。( …もしかしたら、このまま誰も来ないんじゃないかな…。 そんな愚案も胸を過ぎる…。 でも、結局は…一度なり「会った事」のある人が殆ど…。 お世辞にも「知人」とも言えそうに無い…。 そんな私の為に…来てくれるのかな…。 解らない…。 でも…そうしなければ、謝罪も出来ないし、お礼の言葉も伝えられない…。 でも、こんな私の為に、VHGの人は動いてくれてるのだと思えば…私には出来なかった事をしてくれてる…そう思えば…「感謝」無しではいられない。 でも、その人達の手で…処刑されてしまう…。 正直、複雑な心境…。) [Wed 9 Apr 2008 01:53:29]
◆リリル@VHG > ……っん…。 …あぁ、あのまま寝ちゃってたのか…。( 小さな欠伸を漏らしながら起こす上半身。 枕代わりに本を使い首には違和感が残る。 やがて、テーブルの上に置かれたコップを手に取り、何時ものように少し見る区で喉を潤し、ベットの上に身体を起こし、目を擦りながら時計を見る。)…午前一時か…。 真夜中かな…。(…日中や、夕方まで寝てるせいか…訪問者が訪れたと言う話しも無く、ただただ時間が悪戯に過ぎていく…。『…私に残された時間は後どれぐらいなんだろう…。』 …空腹が原因でか、最近は動いて無くとも身体が直ぐに疲れてしまう…。 やっぱり、ミルクだけではどうしても栄養にはなってくれない…。『…血か…。』…三ヶ月の絶食。 普通の人だったらとっくに死んでしまって居るであろう期間。 ただ、自分はフレーバーと言う事と、ヴァンパイアのハーフ…と言う事出だろうか…まだ何とか生きている。 ただ、其れがどれだけ持つかは不透明。 現に腕は痩せ細り、骨が浮き上がって見える…。 筋力が退化している証拠であろう…。)…はぁ、顔も痩せちゃってるんだろうな…。 鏡、見たくないなー。( 自分の手の平を眺めながら小さな溜息を掃きながら、再びコップを手に取り、籠の隙間から木の管を通し、ミルクを啜り始める…。) [Wed 9 Apr 2008 01:31:21]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『…薄暗い地下牢の中、ゆっくり目を覚ます身体…。』 [Wed 9 Apr 2008 01:13:35]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『(その後も本を食い入るように見ながら、空腹に気を失うまで読み続ける…。)』 [Tue 8 Apr 2008 04:16:21]
◆リリル@VHG > …解らないや…。この事も、聞いて見ようかな…。(『もし、そんな方法でも、生き残る事が出来るのであれば…対ヴァンパイア用として役に立てるのかも…。「吸血されてもヴァンパイアにならない。」此れは、メリットにならないかな…。』…皆言っていた事は、吸血されて死んでしまったと言うような事…。 だとすれば…吸血鬼に接近出来る事が利点にならないかな…と考えて見るけれど…。)…力無し、能力無しじゃ…足手まといかな…。( とりあえず、聞くだけ聞いてみよう…。 …私も、酷い仕打ちばかり続けた父に…人を惨殺するヴァンパイアに「怒り」を覚えた…。 ただ、それが受け入れられるかどうかは解らない…。 でも…。 この命と引き換えに人を恐怖に陥れるヴァンパイアを道連れに出来れば…それが謝罪になり…そして、救いになるんじゃないかな…と、そう考えて…。) [Tue 8 Apr 2008 04:14:49]
◆リリル@VHG > ………。( 本当に、自分の事を知らなすぎ…。 吸血行動を、今まで正当化して来た事に恥ずかしくなる…。 自分が「食事」と言う事はそれは人には「恐怖」だと言う事…。 それがそして、吸血鬼を増やす行動なんだと…。『…だとしたら、私はどうしたら…どうしたら良いの…?』…血は買おうと思えば確かに買える。 高いけれど、奴隷や、町で売られている血袋…。 そして、瓶詰めにされた物など…。 でも、流石に人前での吸血行動は出来ない…。今までもして無いし…。 誰に見られる事の無い場所でじゃなきゃ…。…そうすれば何とか生きる事も出来そう…。 それは、此処から出られればの話…。 そう出られれば…。『…難しいのかな…やっぱり…。』エリーさんも言ってた気がした…そんな事を。 …本を捲っていれば、ヴァンパイアが起こした事件なども書かれている…。)―えぇ…、こ、こんなに…ッ!?( …ついつい大きな声が漏れてしまう。 それぐらいビックリするほど、各年代で大きな事件を起こしていた…。それはつい最近の事まで書かれている…。…自分の父もこの中の容疑者に入っているのだろうか…? …だとすれば…。)…許せない。( 私には酷く当たった父…。今でもその言葉が心に深い傷を作っている…「出来そこない! …この血汚しめ!」「お前等、我が一族の者では無い!」…等、様々な暴力も振るわれた。父から吸血させられた事もある。…でも、ヴァンパイアにならないと解れば、私を地上に捨てた…。それはまるでゴミの様に、何も持たない私を馬車から突き落として…。 ―胸に込み上げるのは「怒り」「悲しみ」…。)…ヴァンパイアに家族を…恋人を殺された人も…こんな気持ちなのかな…。(…でも、半分は自分もヴァンパイア…。 そしてこれ以上、ヴァンパイアにもなれない身体…。…私でも…何か役に立てる事は無いかな…。どうせ死ぬのなら…誰かの役に立ちたい…。そして叶うものならば…自らの手で、父に裁きを…。)…そう言えば、対ヴァンパイアの種族とかあるって聞いた様な…。( それはジョージさんが言っていたような気が…。 そう思いながら別の本を捲りはじめる…。) [Tue 8 Apr 2008 03:52:30]
◆リリル@VHG > (エリーさんの言った通りに、地下牢には時計が設置され、現在の時刻が解る様に…。 そして、知りたいと言った事には「ヴァンパイア」の事が書かれた書物が何冊かテーブルに置いてあった。 私は寝起きで「ぼーっ」とした目で、辺りを見てそれに気が付いた時にはそれが「嘘」じゃなかったんだ…。と、嬉しくなった…。 早速本に手を伸ばし、その本を読み始める…。)…ヴァンパイア…此れがヴァンパイア…。( 能力、特徴…そして弱点。 自分では知らなかった事が其処には書かれている。父も教えてくれなかった事…。 初めて知った自分の半身…。)…吸血で繁殖するのか…。 知らなかった…。( 人がどうして吸血を嫌うのか…それが始めて理解出来た。)…図書館に行って早くこんな本を見て居れば…。もっと早く気が付けていたのに…。( ただ、其処に書かれて記されている「弱点」は全て当てはまらない…。 ただこの銀の手枷に違和感を感じる程度…。 日光も、聖水も大蒜も塩も…全部平気…。 杭は流石に刺さったら死んじゃいそうだけど…。) [Tue 8 Apr 2008 03:20:21]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『…夜中の地下牢。』 [Tue 8 Apr 2008 02:58:40]
お知らせ > アルジェントーロ@VHGさんが帰りました。 『((変化のエリー(怒りVer) VS ビッグな聞かん坊。この後すぐ!))(番宣風に。)』 [Mon 7 Apr 2008 01:27:20]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『…遠くに聞こえる男の声…その最後に聞こえて来る言葉は温かい気がした…。』 [Mon 7 Apr 2008 01:25:30]
お知らせ > エリー@VHGさんが退室されました。 『明日から時々訪れて、出来るだけ明るく話をしようと思う。…その前にお説教だ。』 [Mon 7 Apr 2008 01:24:29]
◆アルジェントーロ@VHG > ―――…てめぇの悔やめる事は、自分の無知と、 『 ヴァンパイア 』 に生まれてきた運命だぁ。 (もう分かったから言わないでくれ、其れを聞いて。帰る意思を示すエリーに心底感謝した。)(分かってる、分かってるけど、 『 けど 』 其れは結局分かっていないことだ―――吸血鬼はいつもそうだ。自分の人生だけを悲劇で彩って、その吸血鬼に運命を狂わされた人間の事など 考えもしない ) ―――…そういう意味も、どういう意味もねぇよ…。 てめぇが 『 許されたい 』 『 受け入れられたい 』 なら、自分の不幸を忘れやがれぇ。 (横たわる姿を湿気た面で眺めて、溜息をついた) 罪と、処遇を受け入れるってのは ――― 諦めて、ふてる事じゃねぇぞぉ。 それだけは、分かっておけぇ。 それじゃあ、てめぇも、誰も、救われねぇし、許されねぇし、きっと、許さねぇ。 (くるりと踵を返し、吸血鬼に背を向ける。―――嗚呼、此処にエリエッタ・カムラ、其の存在がなければ、もっと怒気に満ちた嘆くだけの愚かなことと変わらない暴言を吐いていただろう。其れこそ、今すぐ死ね、とでも言わんばかりの。そう思えば、恐らくはこの後、こってりと自分よりも年下だろう少女に説教されるんだろうが、其れすらもありがたい。溜息をついて、肩を竦め。この黴臭い部屋から出よう) ―――……てめぇが吸血鬼に生まれたことは、 哀れだと思うぜぇ。 でもよぉ。 外のことを学んで、知って、此処から 出る までには、本当に自分の行動が謝罪になるのかぁ ………分かって出られるといいなぁ。 俺だって、お袋や親父に甘えたかったぜぇ。 (今更何を言っても無駄だ、とは思う。思うが。それでも、哀れな自分を悲しめるのなら、哀しさや死への恐怖が分かるのなら、せめて、この言葉の一片でも理解して、此処から『 出て 』欲しいと。) さー、エリーちゃん、行こうぜぇ! どーぉ、この後一緒に酒でもさーぁ! 俺にも、一回くらい誰か甘えさせてくれねぇかなぁ。エリーでもいいぜぇ! ( 怒 ら れ る 覚 悟 は 出 来 ま し た )(そんな面で、エリーへ妙に明るい口調で言おう) [Mon 7 Apr 2008 01:20:33]
◆リリル@VHG > ………。( 彼の言う事はもっともで…反論する事は出来ず、ただ俯いているばかり…。 言われなくても解ってる。 自分が何もしら無すぎたって事を…。 でも私は生きるだけで精一杯で…他の事に手が回らなかった…。 お金も無く、仕事も無く、あるのはこの身一つ…。 そう、そうやって自分で道を作って歩いてきたんだ…。 でも…もし、ここに来てなかったとして…吸血を続けていれば、どうなったんだろう…。それは誰にも分からない…。 …どちらにせよ、今此処に居る自分がその道をあらんだ事に間違いは無いし…行きつく場所が其処だとしても…。 ただ、吸血鬼だから死ななくちゃいけない…それが、私には受け入れる事が出来なくて…。 血を吸う事は悪いんだと解ったけど…。 それで、死ななくちゃ行けないなんて…。 …此れも自分の知識の甘さと言われればそれまで…。)…もう解ったから言わないで下さい…。 そうですよ…自分で選んで生きてきた道です…。 誰のせいにもしてませんよ…。 でも、「運命」だったと思えば諦めも付くじゃないですか…。 そう言う意味での運命ですよ…。 ( 暗い声で言い放ちながら、自分の気持ちを組んでくれるエリーさんに嬉しく思う。 )…どうしてヴァンパイアが忌み嫌われるのか…自分で知って起きたいんです…。 何も知らないまま後悔だけ残して閉まっても…とても悔しいです…。 本当に死ぬ時を迎えるなら…死んでしまう前に悔いの無い様に…。( 死に向かって動く時間…。此れを止める術があればどんなに嬉事だろう…。 そんな叶わない願いを胸に描きながら、明日から準備してくれると言う言葉に「本当に有難う御座います…。」と、頭を深々と下げ…、ある意味で覚悟を決める…。…もし本当にこの運命が変えられない時は…最期は潔く…見っとも無い姿を晒さずに…逝ける様に…そう考えながら…意識はやがて遠くなっていく…。)…今日は…もう、疲れました…すいません…お休み…な…さい…。( ベットの上に仰向けに倒れ、そのまま体は動かなくなる…。) [Mon 7 Apr 2008 01:09:05]
◆エリー@VHG > ――――――ふぅ。 先の長くない生だとして、今から本を読んだり話を聞いたりするのに何の意味があるか、と言えば。 そうですね、私やハンター・アルジェンには何の得にもならないし、あなたが迷惑をかけた人達に得があるわけでもありません。 ただ、思考して、理解して、了解すると言う事は結局―――貴女の心が事に臨む時の為にあるんだと思います。 何にせよ貴女であれ私であれ、いつか死ぬのなら―――出来るだけ多くの事を理解して、納得して、ああ、そうかと思えたほうが良い。 ( 結局、何のために生まれたのかとかなんで死ぬのかなんていう事に意味は無いんだろう。 あるとしたら、最後の瞬間に自分が満足する為だ。 それは人生の長さとかではなくて、どれくらい出来る限りの事をしたか、とかそういうもので。 ) 奇麗事ですが、悔いはできるだけ残さないように。 報告を通して、明日から早速色々準備しましょう。 時計とか、本だとか、色々と。 皆とも出来るだけ沢山話してみると良いです。 守衛さんだって結構、退屈してるんですから。 ( ねぇ、と振り返れば、守衛の男は腕組をしたまま軽く、肩を竦めた。 おどけるように。 ) ――――さて。 ( 連れてきたのは自分とはいえ、此処に大きな聞かん坊が1人。 彼なりに言いたい事を言っているんだろうけれど、口調が対話調ではない。 それだけでも減点10000点差し上げたいディベートである。 とりあえず席を立って、そろそろ行こうというゼスチャーを示す。 上に上がったらお説教だ。 ) [Mon 7 Apr 2008 00:57:24]
◆アルジェントーロ@VHG > ―――……、 (今更外のことを知ってどうする。もっと早く外の事を知っていたなら、こんな莫迦なこともしなかったろうに。今外のことを知って、知識を得て、そうして吸血鬼が思い知るのは自分の浅はかさだろう。ただでさえ悪い目付き、今のまま吸血鬼を見れば恐らくはまたあの苛立つような動きをするに違いない、銀髪は目を逸らして、エリーの言葉に一人思う。其れは其れで良いのかも知れない。自分がどれだけ考えのない事をしたのかと、外を知って、後悔して、そして抗えない血に流されて生を終えるのも。)(そう考えると、―――愉快だとも思えた。) …まあ、確かに、コイツ自体には恨みはねぇけどなぁ。 助ける気もねぇけど。 (エリーの言葉に肯いた)(ん。と思うのは、ちらりと睨みつけくらいはされるのでは無いかと思った言葉に、ハンター・エリーが何の反応も示さず、其れも一つの意見だと言った事だ。) ………、 (淡々と酷ぇ事を言いやがるもんだ。)(見下ろして、少女の茶髪に思わずにんまりと笑んだ。彼女には他意はないのだろう。そのままの言葉だ。だが、其れは吸血鬼の置かれた 『 先の無い 』 未来を何よりも現していた。其れを受け入れても、受け入れなくても、終わりなんだという事実を。銀髪を揺らして、地下牢の中を見回す。なるべく吸血鬼と目を合わせないようにしながら、哀れな吸血鬼を眺める。)―――……運命じゃねぇよ。 (聞こえた細い声に) 運命じゃあねぇ。てめぇが選んだ 道 だ。てめぇが此処にやってきた。其れがてめぇの無知が原因だとしても、其れはてめぇ自体が選んだ未来だ。 神も運命も関係ねぇ。てめぇが選んだんだよ。 (声を荒げる事はしない。怒鳴った所で、取り乱して、まともに話を聞けなくなるだろう、と吸血鬼を見て思ったからだ。視線を吸血鬼へ向けて) 知らなかった、其れはてめぇが知ろうとしなかったから、だぁ。 ―――知らなきゃ人殺していいのかぁ?知らなきゃ何やっても許されるのかぁ?そうじゃねぇだろう。知ってる知らねぇんじゃねぇ。 知らなかったから許されるんなら、其れこそ罪も罰も神もねぇよ、いらねぇぜぇ。 (静かに。声は大きいが、語調を強めはしない。死ぬにしろ、自分の愚かさを神に嘆き、無知だったからだと自分の罪を罪だと思わず、仕方ない、こう生まれたからだ、自分の所為ではない、そう思ったまま、死にやがるのは胸糞が悪い) [Mon 7 Apr 2008 00:35:51]
◆リリル@VHG > ( 俯いていれば、彼の謝る声が聞こえる…そう言う性分の方なのだろうと、解った事。 …でも下手な返事するとまた怒られそうで…。 答えを選ぶのにも一苦労。 そして日時は大きな声で出された台詞には「ビクッ!」と、体を震わせる。)…い、いえ…。 甘えてるという事は十分解ります…。 此処に居る人は家族を失った人ばかりですから…「甘い」と言われればそうかもしれません…。( そして紡がれる彼の言葉に戸惑いながら答えを返していく。)…幸せじゃなくても死にたく無いですよ…。 私だって…まだ生きてるんです。 死にたいと思って此処に来たわけじゃなかったんですから…。 …本当にもうどうにもならない時には…その時には覚悟します…。 それでも良いですよね…。( 顔を上げられないまま俯き加減で、瞳は宙を泳いだまま…。 また怒鳴られたり、舌打ちや悪態を吐かれてしまいそう…。) ―…そうですか? あぁ、そう言えば……ヴァンパイアに付いて書かれた本はありませんか? …私、ヴァンパイアに付いて何も知らなくて…。( もし、本を読む事が許されるなら自分の事に付いて何か調べて起きたいと思う…。 全く自分の種族に付いて解らない事だらけ…。 時間が許されるならただ、「ぼーっ」としてるよりも有意義に過ごせるし、何より空腹さえも忘れてしまえる…。)…はい。 少し落ち着いて色々考えて… こんな私に気を使ってくれてる事も解って感謝してます…有難う。( 「救う事は出来ない」と言う言葉には俯きがちになりながらも、掛けてくれる言葉には有難く思う…。)有難う御座います…。 お姉さんでも良いから…甘えて見たいです…。 お話しも一杯聞きたいです。 ヴァンパイアの事も聞いて見たいし…。( そして話しは後ろの男性の話に変わり、そして、最後の時の事…。 もしその時が着たら逃げる事は出来ない…。その時は…。)…大丈夫です…。 悲しいですけど…それが、運命なら…。( 小さく頷きながらか細い声でそう答える…。) [Mon 7 Apr 2008 00:27:39]
◆エリー@VHG > 外の事とかを知りたかったら可能な範囲で看守も回答できますし、文字が読めるのなら事務室にほったらかされて捨てられるような一般紙くらい持ってきても構いませんし。 ( 口には出さないが、彼女は吸血加害者であると同時に、吸血鬼ハーフとして生まれてしまった被害者でもある。 行為自体も犯罪性に自覚無く、食事の一環として行っていたというし、監禁は仕方ないとしても多少、マシな生活をさせても良いとは思う。 ) ――――貴女が憎いわけでも、苦しめたいわけでも無いということは理解してください。 救う事も出来ないにしても。 だから、これは私達に出来る精一杯です。 「お母さん」の適任者は兎も角―――私やアレッサンドラなら「お姉さん」くらい出来るかもしれません。 出来る限り足を運んでお話したりは。 ( アルジェンの大きな声が耳に響く。 こういう脅迫的な声自体が個人的に駄目なのだ。 何故威圧するように声を荒げる? 何故誰かに恐怖を与えようとする? それはきっと、敵意が戦争を起こすような、解決とは全く反対の方向に進む行為だ。 私は争いごとが、嫌いだ。 ) …彼はハンター・アルジェン。 彼の言葉も一つの意見です。 …「その時」が来たらプツリと終わってしまうとしても、受け入れられますか? それが貴女の望みを聞く条件です。 [Mon 7 Apr 2008 00:08:59]
◆アルジェントーロ@VHG > (監禁―――自分には経験のない話だ。そりゃまあこんな所に閉じ込められれば、女だろうが、男だろうが、ヒトだろうが、人外だろうが。気はおかしくなりそうだ。エリーの言葉にふぅん、と感心とも呆れとも取れる息をつく。) ……、(温い。と思うのは性別の違いか。ヒトとしての未熟さか。ともあれ、死ぬのを待つだけの存在に精神衛生も何も、気遣い等いらないだろう、そんな事を思う。―――そう思って向ける視線だ、自分の発言に視線を泳がせた吸血鬼も当然だろう。)(が。) ………、 (其のまるで自分は弱い罪もない生き物だとでも言うような小動物的な動きに、苛立ちは掻き立てられた。ち、と聞こえるように舌打ちした所で、膝に小さな靴の感触。) …って。 (然して痛くはないのだが、温情と正に言うべきだろう言葉を紡ぐエリーの言わんとすることは分かった。) …ああ、ああ、すまねぇなぁ。思わずイラッとして本音がよぉ。 (謝る声もデカイ。) ビビらせて悪かったなぁ! (―――地下牢に響く声で、怯える吸血鬼へ言葉を投げる。其れは言葉の形こそ『 謝って 』いるが、余計に脅かすような響きかも知れん。地下牢へ、わんわんと声が響く。因みに声がでかいのに悪気はない。口調には、 どうか分からぬが。) ………どーせ死ぬんなら、幸せなんぞ知らねぇ方が 『 死にたくない 』 って気持ちはマシになるんじゃねぇかと俺は思うがなぁ。 (コレは本音だ。特に嫌味らしく言うでもなく、何のけなく、他所を向いたまま言う) 甘える、幸せな時間を過ごす、其の後で、はい、死んでチョーダイ。で、分かりましたサヨーナラって出来るかぁ? (表現が露骨すぎるのは、まぁ、故意だ。コレでもまだ押さえているんだろう、吸血鬼から逸らして他所を見た視線は暗闇を睨みつけている。) [Sun 6 Apr 2008 23:53:07]
◆リリル@VHG > …そうしてもらえると嬉しいです。 …日の光が無くて…時間が全然解らなくて…。( そして続く言葉に息を飲む…。)…そ、そうだったんですか…。ごめんなさい…。嫌な事思い出させちゃって…。( 申し訳無さそうに眉尻を下げ、頭を下げる…。 そして、そのエリーさんが此処に居ると言う事はそのヴァンパイアは…。 そう考えれば、自分の立場の事を感じ俯く…。)………。( …後ろに居る男性は鼻を鳴らし、此方に向けるその眼差しに怖くなり目を宙に泳がせながら目を背け下に俯いてしまう…。 そして聞こえてくる言葉には、膝の上に手を置きで「ギュッ」っと服の裾を握り締めて…。) …はい、もしそれがまた叶うなら嬉しいです…。 お別れの時まで…。( その言葉の重さが胸に刺さる…。 そして頭を垂れる…。 そんな中でエリーさんに男性がけられた事は知る事は無い…。) [Sun 6 Apr 2008 23:44:45]
◆エリー@VHG > 牢の外にでも時計を用意しましょうか? こんな場所でも生活サイクルがあった方が思考が淀まないで済みますし。 ―――…監禁された事があるんですよ、私。 吸血鬼に。 真っ暗な部屋で椅子に縛り付けられて何日も―――せめて時間感覚くらいあった方が精神衛生上良いかもしれません。 ( 去年のこと。 吸血鬼アニーに閉じ込められた地下室は此処よりも酷いものだった。 なにせ一切の灯りも差し込まなかったし、椅子に縛り付けられたまま何日も過ごした。 勿論動く事が出来ない以上、その場で失禁した。 ) ――――それを貴女が望むなら、それで幾らかでも安らぐなら、提案してみましょう。 別に一日でなくても、お別れの時まででも。 ( 椅子に座って前を向いたまま、こん、とアルジェンの脚を蹴った。 そういう発言を控えて下さい、と言っているのに。 ) [Sun 6 Apr 2008 23:38:16]
◆アルジェントーロ@VHG > (だろ、と返される言葉に薄い笑みを浮かべる)(さて、薄暗い地下牢。どこか黴臭い気すらする。こんな空間に日がな一日。否、数時間でも束縛されようものなら―――) …少なくとも俺は発狂だなぁ。 (思わず語散る)(薄暗い中から感じる視線に、眉を寄せた。この空間の湿気た空気も相俟って、其の視線への嫌悪が増す―――勿論、あの忌々しい吸血鬼のものだと思うからもあるが。冷静に対峙するエリーの後ろ。思わずフン、と鼻を鳴らす) ―――………、 (よくもまぁ冷静で、そうも なんのことない 会話が出来るもんだ、とエリーの後姿に感嘆は抱く、が。聞こえた言葉に。) ………甘えたい? (ぎり、と奥歯を噛んだ) 乳くせぇ赤ん坊吸血鬼か。 (吐き捨てるように、呟く) [Sun 6 Apr 2008 23:27:36]
◆リリル@VHG > ( …やっぱり気になるこの声の主。 なんだか凄く、生命力溢れる声…。 その喋り声は遠くからでも良く聞こえてくる…。 男性と女性の声。 その声の主は、やがて牢の中に入ってくる。)…今は夜なんですね…? こんばんは…。( 頭の籠を抑えながらか来る会釈。 …そして聞かされる話のな様に少し暗くなりながら少々俯く…。 でも、「今の内に此処で出来る事を―」そう言われれば、顔を上げ声を掛ける…。)…あの、誰かに甘えたりする事は…出来ませんか…? …その…凄く寂しくて…。 一日だけでも良いから…その…お母さんの変わりになってくれる事なんて…出来ないですかね…。( 少々遠慮がちに、後ろに居る男性にも顔を向け頭を下げ挨拶をする…。)…今一番したい事は、そんな事なんです。 [Sun 6 Apr 2008 23:21:02]
◆エリー@VHG > ああ…此処暫らく何件かに関わってますから。 ハンターハントとか。 ( 装飾性は皆無。 勿論明り窓も無い。 ただ暗く湿った、石造りの地下道に転々と松明の灯り。 リラックスして過ごせというにはあまりに陰湿な環境だ。 戻ってきた守衛がゲートを開け、さらに先、件の牢の前でもう1つの珈琲を見張り件記録係のハンターに渡した。 牢の中では既にリリルが身を起こして此方を確認しているようだ。 特に触れる必要があるでもなし、鉄格子越しに椅子を置いて対面することにした。 ) こんばんは、リリルさん。 私からお伝えする事はあまりありませんけれど――――判決はほぼ、決まりだと思います。 今の内に其処で出来る事をしておいて下さい。 本だとか手紙用の紙だとか衣類だとかは多少都合もできます。 何もしたくない、というのならそれも選択肢ですけれど。 ( 声は事務的に。 特別敵意や嫌悪感を含むでもなし、不必要に親しげに振舞うでもなし。 ) [Sun 6 Apr 2008 23:13:44]
◆アルジェントーロ@VHG > あ?おう。初対面だぜぇ。 でも、ちょこちょこ吸血鬼の情報とかギルドに報告上げてるだろぉ? そこで名前は知ったぜぇ。 (珈琲を淹れる手際をふんふんと眺めながら。手伝う気はなさそうだ)(困ったような微苦笑に、これは嫌われてるなぁ、と内心思いながら―――まあ、勿論、だからといって何だと思うのがこのカス脳。遠慮はしない。投げられた言葉に、きょとん、と目を見開き) 脅かすも何もなぁ。 くだんねぇ事言わなきゃ何も言わねぇぞぉ。 眺めて楽しみてぇだけだぁ。悲劇の吸血姫様をなぁ! (そう、正に 不憫な状況に生まれ、優しい心で懺悔をしようと出てくる場所を間違えた、可哀相な 吸血 姫。そう冷静に思う気持ちと、吸血鬼なんぞ全て死ねばいい、そう思う気持ちと、まあ、半々。いや、2:8か。きょとんとした面はほんの数秒。また軽そうな――主に頭の中身が――笑みを浮かべて、ギルドに入って数年。初めて地下牢へ降りる。今まで常に吸血鬼は 灰にしてきた。その薄暗く陰湿な空気に、) ……うわぁ、こりゃ、鬱にもなるわ。 滅入っちまうぜぇ。 (エリーの後ろで心底、といった風。ぼやいた) [Sun 6 Apr 2008 23:04:15]
◆リリル@VHG > ( …暫くの空白の時間…。 そして何気なく地下牢の中から地上に続く階段の方に目をやる…。『…誰か来る…。』聞こえて来る足音に聞き耳を立てながらやがて見えてくる影…。 一人は「エリーさん」…もう一人居る男性は見た事が無い…。やっぱり、ハンターギルドと言う事もありいろんな人が出入りしてるのかも…。 そう感じながらその様子をじっと見つめ、守衛のハンターが外に出て行く…。 私はただ、その人の要る方をじっと凝視していた…。) [Sun 6 Apr 2008 23:02:33]
◆エリー@VHG > そういえば私の名前知ってましたけど―――初対面…ですよね? ( 給湯室。 普通を装いながらその距離感に内心ぴりぴりと落ち着かない感覚で4つのカップを用意しながら安物の珈琲をサイフォンで沸かす。 距離感もそうだが、まぁ、こうそわそわするのは、単純に男性慣れしてないからだろう。 学生時代からそういう浮いた話は苦手だったし、舞台演劇の勉強の方が楽しいと軽く自分に言い訳をしていた。 男の人は少し、怖い。 悪いとは思うけれど、彼の容姿に関する自虐的なネタには曖昧な困ったような笑いしかできなかった。 ) …来るのは良いですけど、中の娘はあんまり脅かさないであげて下さいね。 彼女が悪いんじゃないんです。 不憫な生まれと体質に生まれたばっかりに、こうなる事を余儀なくされたような子ですから。 ( 静かに珈琲を安っぽい4つのカップに注ぎ、トレーに乗せる。 これは本心だ。 余儀なくされせざるを得ない、という自分に対する言い分も含めて。 ) ( 準備ができたら地下に行こうか。 記名の手続きをして階段を降り、先ずは鉄柵のゲートを守る守衛に挨拶。 珈琲を渡すついでにちょっとトイレ休憩の間だけ、此処で待とう。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:55:50]
◆アルジェントーロ@VHG > (其の感じ取った人間の性質は大当たりだが、残念ながらこの派手なハンター※一応※には、そんな楽しい思い出はなかった。学生、ナに其れおいしい?である。) ―――おう。こう見えてハンターだぜぇ。お仲間お仲間♪ (尋ねられる声に、にまにまと軽薄な笑みを浮かべて肯いた。)(まあ正直、見た目がアレなコレなである。其の偏見にも尋ねられる言葉にも慣れた。こくこくと肯きながら、) あそこの見張りも大変だよなぁ。まあ、ありがたいことに、俺ぁこの見た目で、コレだからなぁ(と、髪を引っ張り)―――幸いにも躁鬱にはならずに済みそうだぁ。 (けらけらと声に出して笑う。見張り番が聞けば、痛い冷たい視線の1つや2つ投げられそうな。親しみ易そうな笑みに、釣りあがった二股眉が、更にぴん、と釣りあがる) ご苦労様だなぁ。おい。 んじゃあ、俺も珈琲持ってくのついでに、一緒に行くかなぁ! 苦労性のジョージみてぇになるのは御免だから避けてたけど、エリーが一緒なら行って見てもいいかもしんねぇ。 (どれだけ悲壮な面してるのか、見て見たかったんだ。そう付け加えて。伸ばした手は遠慮も何もない。まあ、勿論、流石にまともに初めて言葉を交わしたばかりの女の子にベタベタとは触らないが。其の距離感は、馴れ馴れしいったらありゃしないだろう。) [Sun 6 Apr 2008 22:43:03]
◆リリル@VHG > ―……?( 近からず遠くで聞こえる、男性の声。 威勢が良いのか…大声なのか…。 何となく耳に入ってくるその声は何度と無く聞いている様な気がして…。 首を左右に振り不思議そうな表情。)ちゅー……。( そんな声を気にしながら再びのみ始めるミルク。)………。(それでも微動だにしないハンターに目を向けながら「ズズズズズ…」と音を立てれば、眉が「ビクッ!」と動くのが解り―)あぁ、ごめんなさい。( 頭の籠を抑えながら首を立てに振り謝る。 それには「フンッ!」と、鼻を鳴らす音が聞こえ小さくなる…。)…あぁ…思いっきり甘えたい…。( 寂しさに飢える心は何処までも大きな穴が開いている…。『 …エリーさんやジョージさんも、寂しいと思う事があるのかな…。』…自分がこんな立場の中でも他人の事を考えてしまう…。) [Sun 6 Apr 2008 22:37:24]
◆エリー@VHG > ( 別に彼が直接嫌いだとか嫌な思いをしたとかじゃない。 誰にでも必ずあること。 「ああ、多分こういうタイプとは合わない」っていう予感だ。 学生時代、自然にできるグループみないなもの。 彼のような見た目と喋り方をする人はいつも教室の対角に集まって大きな声で喚くように騒いでいた。 どうも、苦手なのだ。 騒がしくて乱暴そうなタイプは。 ) えっと、それじゃアル。 ハンター・アルジェン? でも呼び易いか―――…あ、ハンターで良いんですよね? ( 部外者という可能性も無くは無いが、状況からしてまあ、ハンターなのだろう。一応、確認。 偏見だが、こういうタイプは部外者でもフツーの顔をして施設内を歩いたりする。 ) あ…珈琲、ですか? 丁度何人分か用意しようと思ってましたけど――――件の吸血鬼ハーフの所に今から行こうかと。 ( 極普通、ありふれた事務員の顔でやわらかい愛想笑い。 相手に対する警戒的な内心を覆い隠して。 伸ばされる手は流石に気になる、けれど。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:33:40]
◆アルジェントーロ@VHG > オーケーオーケー。じゃあ、エリーって呼ぶぜぇ! (馴れ馴れしさは人一倍だ。いや寧ろ長所だと本人は言い張ろう。)(目立つコレは目立たない人間を或る意味『 羨望 』している。故に、余りに印象に残らない彼女が 印象に残って いた。) ―――あ、俺はアルジェントーロ。アルジェントーロ・オルソーだぜぇ。 アルでもアルジェンでも、まぁ、好きに呼べぇ。 (てめぇを見て言いよどんだ言葉に続けて、名乗りを。)(最近よく入り口で名前を大声で叫んでいるから、記憶にあるかも知れない。なかったらなかったで、其れは其れ。) ―――喉が渇いてよぉ。 誰か女の子居たら、美味しい珈琲の淹れ方でも教えてもらおうかと思ってたんだぁ。 (にま、と口角を上げて、少し距離感のあるハンター・エリーを見下ろす。そして、触れるか触れないか程度に腕を伸ばして、給湯室の方へ歩かせようとす) [Sun 6 Apr 2008 22:23:25]
◆リリル@VHG > ( 「処刑」を提示され、どれぐらいの時間が立ったのかさえ、今の自分には曖昧な時間。 どれぐらいの日にちが立ったのかさえ解らない。 …此処が地下牢と言う事もあり日の光が差し込まない事から…時計がない事から、その時間を察し知る事が出来ない。)…アレックスさん…私のお願い、聞いてくれるかな…。 でも、神に使える身の人だし…きっと…。( 今、自分の中で最もしたい事が「叶いそう」な事が一番嬉しい事かもしれない。 此処に来た目的が「謝罪」「血を吸ってごめんなさい。 迷惑掛けてごめんなさい…。」そう一番言いたかった。 でも、その代償が…。)…大きすぎるよね…。( もっとも、自分の知識の無さが一番悪いと言う事も痛感している…。)…もっと勉強とかしたかったな。( 今となっては、遅い事…。 今は兎に角、その足りない頭で生きる道を模索しながら一人考えにふける時間が多くなっていた。 …何も良い案は浮かばないけど…。) [Sun 6 Apr 2008 22:18:26]
◆エリー@VHG > ( 進展の無くなった件の為にいちいち足を運ぶ場所でもないが――――発言録の回収と見回り、ついでに見張りとゲート番に珈琲でも持って行こうか。 そう長居しないつもりで。 そう考えながら給湯室を目指せば、不意にかかる声。 最近よくこの辺り―――いわゆる、受付エントランス付近の廊下で聞く声だ。 頭の中でその声と声の主の容姿が一致する。 名前は、知らない。 向こうは此方を知っているようだけれど、矢張り深く関わった記憶が無かった。 それでも気付かれるというの、珍しい事だ。 ) エリーとかカムラとかでいいですよ? ちょっと長すぎるし。 えっと。 ( 矢張り関わった事が無い。 これだけ容姿と声に特徴があれば記憶に残っている筈だ。 はっきり言って――――かなり、タイプとして苦手な雰囲気だ。 印象が悪い人間の方が印象の良い人間より目に入り易い。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:14:07]
◆アルジェントーロ@VHG > (悪阻―――ではなく、慢性的な吐き気に襲われながら、洗面所を出て来た女が見えた。勿論、このカス脳には其の女性が吐き気に襲われていることも、滅入ってることも、気付く機微はないが) ―――其処に見えるのは、ミス・エリエッタ・嘉村かぁ? (何度か自分が入り口で止められている時に、すたすたと入って行く姿を見た事があった。無論、同じギルド員だ。余りにすーっと自然に入っていくものだから、其の『 自然さ 』 に目を惹かれた記憶がある。ただ、彼女の見た目も、顔も、全く詳しい記憶はなかったが。)(今日も見た瞬間にハンター・エリーだ、とピンと来たわけではない。ピンと来ない曖昧な記憶と、ピンと来ない目立たなさから、ハンター・エリーだと気付いた。そういうこと) …お疲れ気味みてぇだなぁ? (書類をぶんぶんぴらぴら振り回しながら、遠慮も気遣いもないアウトロー風は近付いて声を投げた) なんだぁ、またあの吸血鬼に会いにでも行ったのかぁ? (湿気た面で、口角をあげてからかい混じりに言う) [Sun 6 Apr 2008 22:06:21]
お知らせ > アルジェントーロ@VHGさんが入室されました。 『 んぉっ。 (廊下から)』 [Sun 6 Apr 2008 21:58:51]
◆リリル@VHG > ( どれぐらい眠って居ただろう…長い時間…此処最近は起きてる時間よりも寝てしまってる時間の方が長い…。 体力的にキツクなってきていると言う事もあるかも知れない…。)……頭が、「ぼーっ」とする…。( 重い籠をを被った頭をフラフラと挿せながらベットの上に何とか座り込み、テーブルの上に置いてある、コップに手を伸ばし無表情のまま木の筒を口の中に居れゆっくりとミルクを吸い上げる…。)………。( 此方を相変わらずじっと見ているハンターに目が行くものの…得に此れといった反応を見せない。 …と言うより、反応する事がない…。)…はぁ。『…此れからどうなるのかな…。』( 揺らめくミルクの水面を見ながら、此れからどうなるんだろう…? そんな言葉だけ頭に浮かんでは直ぐに消えて行く…。) [Sun 6 Apr 2008 21:56:49]
◆エリー@VHG > ( 慢性的な吐き気を堪えて1つ、大きく息を吸い込んだ。 洗面所を出る。 ) ( リリルが生きていける方法、というのを少しでも模索しようとしたが、直ぐに壁に突き当たってしまう。 彼女は血を吸う。 血を吸わずに生きる=食事を摂らない というレベルの生体機能として。 そして未だ未知の部分の多い彼女が凶悪な吸血鬼に成長しない保障は無い。 感染能力が無い、特別な力が無い、というのは今現在の話だ。 人間の性格が環境で変化していくように、10年、100年後の彼女が無害な人格を保っている保障も無い。 ようするに―――自分から飛び込んできた吸血鬼を、ハンターズギルドが一度は拘禁し、無責任に野に放つという事自体が組織としての存在意義を放棄しているということ。 彼女を抹殺しないのなら、いったい何処までを抹殺対象と区別できるのか? そういう話だ。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:52:02]
お知らせ > リリル@VHGさんが来ました。 『(地下牢のベットの上…眠りから覚め起き上がる影―)』 [Sun 6 Apr 2008 21:47:25]
◆エリー@VHG > ( この仕事が向いていないのは分かっている。 今更の話。 ハンターになんかなりたくなかった。 そんな仕事自体頭の片隅にも無かった。 四六時中つきまとう死の匂いに感情を麻痺させながら「ハンター・エリー」を演出し続けなければならない。 ) ( 眠りは浅く、嫌な夢を毎晩のように見る。 殺す夢、死ぬ夢、上手く行かない夢、吸血鬼の夢――――それはまだ良い。 一番嫌なのは、昔の夢。 過去の延長上にあったかもしれない今の夢。 4月―――この時期になると決まって、そういう夢を見る。 ただ家族と食卓を囲む夢の中で、懐かしいクラスメイトと再会する夢の中で、「ああ、これは夢だ」と気付く瞬間がたまらなく嫌だった。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:42:38]
◆エリー@VHG > ( 発言録を見返せばやたらと目に付くのは「悪」という単語。 「私が悪なんですか?」「私が吸血鬼だから悪」「ごめんなさい」 ) 根本的に理解をしてくれないというか――――。 ( それについては前に言及した筈だ。 誰も彼女を悪だという発言をしていない。 彼女個人の生まれの不幸と体質について哀れみ、可哀そうだが有害な存在に間違いないとは言っているが。 「悪」という単純な単語で自虐的な謝罪を繰り返し続ける発言録は、呼んでいるだけで滅入ってしまう。 見張りや記録係なんてまず、私には出来そうに無い。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:34:03]
◆エリー@VHG > ( このギルドが殺伐としていない事などそう、無いのだろうけれど。 それでも此処暫らくの陰惨な空気にいい加減疲れてきた。 洗面台の鏡の前、気分転換に顔を洗って一息――――鏡を見る。 他人の顔のように見えるのは錯覚。 素の顔というのを持たない私にとって、私は誰でもあって、誰でもない。 自分を模るイメージはぼやけ、短気な私も、地味な私も、明るい私も、豪奢な私も、全て私だ。 ) ――本当に疲れた。 ( 地下室には未だ件の吸血鬼ハーフの少女が拘禁されている。 話が前に進んだかと思えばまた最初に戻り、少女の言葉は一転二転する。 「ヴァンパイアハンターズギルドを訪れるという事がどういうことか分かっているし、覚悟もしてきた」というのは単にそういう気持ちが盛り上がっている時に勢い任せに来たというだけで、いざ実際に現実をつきつけられると、その勢い任せの感情はぼろぼろと礫解したようだ。 死にたくない。 当たり前だ。 それでも、来てしまった時点で選択肢を間違えたという厳しい現実。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:26:51]
お知らせ > エリー@VHGさんが来ました。 『 滅入る 』 [Sun 6 Apr 2008 21:16:37]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『…どうかこの願い…届きます様に…(テーブルに置かれたミルクはそのまま減る事は無かった…)』 [Sun 6 Apr 2008 04:04:34]
◆リリル@VHG > (まだ、殆ど手付かずのコップをテーブルに置き、両手を組み祈りを捧げる…。 人が見ればそれを「見苦しい」と言うかもしれない…いえ、きっと言うと思う…。「この期に及んで神に縋んで何になる?」と……。 でも、今、私が頼れる方は…その方しか思い浮かばない…。 そんな姿の見えない人に頼る以外ない…。)…温もりが欲しい…。誰かに思いっきり甘えたい…。抱き締めて欲しい…。一日だけでも良い…から…。それが例え、紛い物でも…。この気持ちを受け止めて欲しい…。 寂しいよ…。( 小さく呟きながら重ねた手を「ギュッ」っと握り締める…。)…あ、あの、ハンターさん…。 アレックスさんにお伝え下さい…。 一日だけで良いので…甘えさせて欲しいと…。 …あの方は昨日言ってくれました…。「私個人であれば願いを聞けなくもない」と…。 ですので…そう伝えてくれませんか?( 消え入りそうな声で監視しているハンターに伝える…。 残り少ない時間で…何か出来る事をして…もし…神様に見捨てられた時…後悔しない様にと…。) [Sun 6 Apr 2008 04:02:42]
◆リリル@VHG > (…生きて居たいと思う事は無駄な事なんだろうか…。 今まで、ヴァンパイアに殺されてしまった人の肉親の心の叫びは「憎しみ、怒り、悲しみ」で溢れているのが解った…。 そして、此処が、そう言う人達が集まって出来たのだと言う事も…。 私は自分から…その人達の中に飛び込んでしまった…。「間抜け」とか「馬鹿」とか…そう言われてもしょうがない…。そうしたのも全部自分…。自分が全部悪かったんだ…。 思い浮かぶ事は全部、自分を責める言葉ばかり…。何一つ温かい言葉なんて思い浮かばない…。『寂しい…』…自分はずっと一人だった…。 誰にも必要とされないままそれでも我武者羅につながりが欲しくて、頑張ったつもり…。 でも、それも…全部自分でダメにしてしまった…。)…私のした事は…なんだったんだろう…。何か残せたのかな…。 ――……何にも残せてないや…。迷惑ばかり掛けて……何も…。( 孤独だった…。誰かに触れて居たかった…。必要とされたかった…ただそれだけなのに―…。 募るのは「後悔」や「寂しさ」そして、もう直ぐ処刑されてしまうと思う「焦り」ばかり…。 …ただ、自分ではもうどうする事も出来ない…。 神の慈悲を願うばかり…。)…神様…。 どうか…どうか、ご慈悲を…。( …人の血を吸ってきた者が言える台詞ではない事は解ってる…。 でも…でも…藁をも縋る思いで…そう、祈らずには居られない…。 まだ、生き残る事が許されるその可能性を信じて…。) [Sun 6 Apr 2008 03:41:06]
◆リリル@VHG > …私は、まだ生きてるよ…。 まだ…。( きっと人が見たら笑うかもしれない…。「無駄だ」と…。 でも、やっぱり死ぬ事は怖い…。 幾ら自分に言い聞かせても…解っては居ても、その恐怖を消し去る事は出来ないで居た。)…私は私…。 今の私を大切に出来なくて、生まれ変わった私を大切に出来るわけが無いよ…。(『まだ生きてる…。死んでなんかない…。 だから、今は…食事をしなきゃ…。』そう身体に言い聞かせ、その重い手を動かし、ミルクを口に含みまたその口を放す…。)……私も…悪なのかな…。 悪なんだよね…。 だから此処に居るんだよね…。 ………。こんな私でも怖い…そう言うから…。人の敵だから…しょうがないのかな…。( 思い口にする言葉は自分を更に追い詰めてしまう…。 初めて知った自分と言う種族が人に嫌われているものなのか…。 痛烈に心を締め付ける…。 役に立ちたいと思いやっていた事も全部ダメで…。 そして謝罪したいと思って来た「VHG」でヴァンパイアを忌み嫌われる…という事を知って…そして「処刑」を提示されて…。)…私何にも…知らなすぎたんだね…。 バカ見たい…。( 自分で訪れたVHG…その甘い考え…。今だから解る事…。でもそれは遅すぎた事…。)…お、お母さん…。( 自分にだけ優しかった人と言えば一番は母…。思い出せば会いたくなり、涙は自然と零れだす…。)…会いたいよ…お母さん…。( …だけれども、その所在は今の自分に知る事も出来ず、伝える事も何も叶わない…。 ただ、胸に残るその思い出に縋る事だけ…。) [Sun 6 Apr 2008 03:15:11]
◆リリル@VHG > ( …ベットに崩れていた身体…。 その身体を動かせないままゆっくりと目を開き辺りを伺う…。 何時もと変わり無い風景…、何時もと変わり無い場所。 ―でも…今の自分の状況に打ちのめされていた…。 昨日の辛く当たる言葉…。 そして「処刑」の提示…。 …決して死ぬつもりで来た場所じゃない…。 謝罪がしたかっただけ…。 でも、その大乗は自分の考えてる者より遥かに大きいもの…「命」。 死は覚悟もした…。「…どうせ、悲しんでくれる人は居ない…」と。 でも、それがいざ現実になれば近付く「死」に恐怖しないで居られなかった…。 今まで、生きていたくて「生」に、しがみ付いていた自分…。 命を粗末にした覚えは無いのに…。) ………。( ゆっくりと重い身体を起こし、ベットの淵に座り見たテーブルの上には「ご飯」として置かれたミルク…。 ゆっくりとコップに手を伸ばし膝の上に抱えると、じっとその水面を眺めて見る…。『…お腹は空いてる…ミルクでも飲みたい…。』そう思う気持ちの中でも手は動いてくれない…。『…どうせ、死んじゃうなら…』と、そんな考えを思い浮かべれば首を左右に振りその考えを振り消して行く…。) [Sun 6 Apr 2008 02:52:23]
お知らせ > リリル@VHGさんが来ました。 『(……死にたいと思ってきた来た訳じゃないのに…。 それが…死ぬ事が謝罪なの…?)』 [Sun 6 Apr 2008 02:37:32]
お知らせ > アルジェントーロさんが帰りました。 『(コマンド逃げるを選択)((VHGのアウトロー は 逃げ出した ))』 [Fri 4 Apr 2008 23:21:07]
◆アルジェントーロ > ブッ殺せば、処刑内容・方法については問いません、って付け加えといて。 (よろしく、なんて。軽い口調で言う)(吸血鬼が『血を貰っただけです』と吸血行為を表すのなら、『害虫駆除しただけです』というのがVHの処刑、ハントに対する表現だろう。つまりは其の程度のことなのだ―――吸血鬼が死ぬことに関しては。少なくともこの銀髪には吸血鬼に対する感情は憎悪以外になかった。血を貰っただけ、だと吸血鬼が言うのなら、じゃあ害虫駆除するだけだ、と言い返すだろう。) …まぁ、本当は例の吸血鬼に面と向かって、死を以って償えよ、って言ってやりてぇんだがぁ。 オンナなんだろう?泣かれると鬱陶しいから自重してんだぁ。 (ししし、と下品な笑みを浮かべて、銀髪はギルドのサロンへ足を向ける)―――っと、女の子の前でコレは言っちゃ駄目だったなぁ。 (オンナは直ぐに泣くから鬱陶しい、なんて。)(肩を竦めて、事務員の彼女の顔を見ないように、見ないように―――) [Fri 4 Apr 2008 23:19:38]
◆アルジェントーロ > マジな顔すんなぁ。やらねぇよ。 ―――さて、俺は鬱陶しい 蚊 が居るようなギルドには長居したくねぇ。そろそろ帰るわ。ミッションも終わったし、報告書は確か今回はいらねぇんだよな? (結構です、と返答する事務員の困り顔を眺めて、にやにやとしながら) あ、もしさぁ、アレッサンドラちゃんの結論が独断だってギルド内で糾弾されちまうよーだったら、処分の採決に俺も一票入れといてよ。 『 ブッ殺せ 』 って内容で。 (ウインクなんぞふざけ半分で飛ばす) [Fri 4 Apr 2008 23:08:27]
◆アルジェントーロ > ヴァンパイア・ハンターだ。俺達は。 たとえ其れがハントした獲物だろうが、ハントでなく自分から 殺 さ れ に来た獲物だろうが。同じだぁ。 殺さねぇんなら、殺してやるぜぇ。 吸血鬼を殺して罰されるんなら本望だからなぁ。 (風紀を乱す発言だ。)(くつくつと喉の奥で笑いながら言うから、事務員の彼女は冗談のように受け止めるが。そのまま冗談であろうと、ギルドの監視下にある吸血鬼を勝手に殺すなどという発言は放っておけないのだろう。『 はい、そこまでです。 』と、銀髪に人差し指をたてた) [Fri 4 Apr 2008 23:05:06]
◆アルジェントーロ > (この男が、このまま処刑が長引けば、本気で実行しかねない、そんな色に。) [Fri 4 Apr 2008 23:02:00]
◆アルジェントーロ > (事務員は其処で書類から目をはずして、銀髪を見上げた。其の視線は、なんて軽率なことを、と、攻めるような、諌めるような、そんな目だ。) ―――おいおい、怖ぇ顔すんじゃねぇぞぉ。 (けらけらとそんな真剣な視線に軽い笑い。手をひらひら振りながら) 俺はVHだぜぇ?そして此処はVHGだぁ。 此処に吸血鬼が居て、永らえられるなんて あっちゃならねぇんだよ。(牢のを方へ視線を投げて、唾棄するように言う) 処刑も、処分も、さっさとしねぇんなら、俺がブッ殺してやるぜぇ。 VHが吸血鬼を殺して何が悪いんだぁ?そうじゃねぇかぁ? (其の口調はからかうように、適当な口調だが―――湿気た面の、表面でなく奥を確りと見るものが居れば気付いたかも知れない。) [Fri 4 Apr 2008 23:01:35]
◆アルジェントーロ > (ああ、そういえば、ジョージもそんなこと言ってたなぁ―――と、思いながら大欠伸を漏らす) ねぇだろ。 ねぇねぇ。吸血鬼を根絶させんのがVHだろぉ? (『私は、考えてあげてもいいんじゃないかと思いますけどね。』) ……甘いねぇ。 (―――書類を片付けながら事務員はこう続けた。 それこそ処刑では、ギルドの信頼が心配だ、 と。) 嗚呼、そっちの意味でかぁ。 まあ、其れは言えてんだよなぁ。 まあ、俺は吸血鬼が死ぬなら其れでいいぜぇ。 何なら、俺がブッ殺してやらぁ。 [Fri 4 Apr 2008 22:57:04]
◆アルジェントーロ > ―――まぁ、せめて公開処刑にしてやんのが、せめてもの「温情」ってぇ奴だろうがぁ。 (呟いて、銀髪は左手の手袋をさする) ……なんだかんだで微温湯の中で生きてるヴェイトス市民だぁ…。デカイ事件も起こしてねぇヴァンパイアを公開処刑しちまうと、 (過ぎるのは金髪で苦労性の同僚だ) ―――アイツが案じてた通り、ギルドに反感抱く温い市民が出来るんじゃねぇかぁ? 処刑は大賛成だが、まぁ、其れだけが心配だぁ。 (『じゃあ、どんな処分がいいんですか。オルソーさんは。』―――事務の彼女はあくまで仕事のトークだ。淡々と最低限の言葉だけ返して、視線は書類、手は仕事。)(ギルドの入り口から少し入った辺り。右へ少し行けば件の吸血鬼の監視されている牢へと続く。言わば仕事を斡旋してもらったり、任務の報告を行ったりする、そういったカウンターに肘をついて銀髪は言う) いや、処分としては処刑以外にねぇんだぁ。 俺の中ではなぁ。っていうか、誰だか知らねぇが、中途半端な情けかけるだけ掛けて連れてきたまんま現われもしねぇVH以外は処刑で賛同じゃねぇの? いや、まあ聞いてねぇから知らねぇけどさぁ。 少なくとも俺の顔見知りはドイツも処刑派だぜぇ。 (『聞いた話ですけど、件のヴァンパイアは死以外の償いを。と求めてるそうですけど。』) 死以外に償い? [Fri 4 Apr 2008 22:52:59]
◆アルジェントーロ > (『そうみたいですね、私は知らないですけど。』) なんだぁ。知らねぇのか。 (さらりと返る返事は酷く呆気なかった。銀髪はごり、と頭をかいて) いや、しかし、あの苦労性のジョージがあそこまで言うんだぁ、どんな奴なんだかねぇ。 話聞いてるだけでも、俺ぁ苛々しそうな奴だけどよぉ。 (『気になるなら、実際に牢で話を聞けばいいじゃないですか。』) 嗚呼、いやまぁ、そうだけどよぉ。 ―――俺、は、 性格上イラッときちまって、一応ギルドの監視下にあるってぇのに、ブッ殺しちまいそうだからよぉ! まぁ、聞いた話で想像したようなまんまの奴ならってぇ、話だけどなぁ。 (臆面もなく言って退ける言葉は、およそ 【正義の味方】 とは言い難かった。) [Fri 4 Apr 2008 22:41:14]
◆アルジェントーロ > と・こ・ろ・で。 だぁ。 (『ご苦労様です』)(まるで銀行か何処かの受付嬢のように見事な営業スマイルで会話を終わらせようとする彼女の肩に手を置いて) ―――俺がオシゴトしてる間に、悲劇の吸血鬼様はおっ死んじゃあいねぇだろうなぁ? アレッサンドラちゃん(――本人に面識はないが。男の性分だ)が、処刑だぁーって決めたってぇ風の噂は耳に挟んだぁ。 何でも昨日、件の悲劇のヒロインと話したらしいじゃねぇかぁ。 (悲劇のヒロイン、等と口にしながら、面は何処までも湿気た目に、にまにまと口角を上げたふざけた其れ。) [Fri 4 Apr 2008 22:36:00]
◆アルジェントーロ > (特にいつものように呼び止められる事もなく、さくさくと歩めるギルド。なんて快適なんだろう※其れが普通だとは、未だこの銀髪は思えていない。この状況が奇跡※) ―――よぉ、頼まれてた仕事、片付けて来たぜぇ。 (手には封筒が二つ。)(ギルドの書簡である事を示す蝋で封印された其れと、何処ぞかの貴族の蝋印があるのがもう一つ。其の二つをよひょい、と声を掛けた見るからにデスクワークの得意そうな女へ投げる) 韋駄天じゃねぇんだからよぉ。こういう仕事もまぁ給金のうちたぁ思ってやってるけど…こう、もっとVHらしい仕事をくれよなぁ。 (―――見てくれは其処らのアウトローと変わりゃしないが、こう見えて雑用もする。今回は親吸血鬼派の嫌疑を掛けられている貴族様の下へ書簡を届け、尚且つその返信を受け取ってくる。正に韋駄天で事足りる仕事だ。勿論、それでも吸血鬼を根絶せんとするVHとしての意義に全く以って無関係ではないから、軽口程度に愚痴は零せど、誇りを持って終わらせた) ―――あ、今回の報酬は末に纏めといてくれぇ。今んとこ金はそう要らねぇからなぁ。 [Fri 4 Apr 2008 22:31:35]
◆アルジェントーロ > (ギルドの門を潜る)(勿論、一言目に自分の名を名乗る事を忘れずに、だ)―――アルジェントーロ=オルソー! 正義の味方のVHですよっとぉ! (毎回毎回名乗っていたんじゃあ、有名人になってしまいそうだが。)(まあ、ギルド内で顔を覚えられることにデメリットはない。外で大々的に名乗るのは問題有かも知れぬが。此処は人種の坩堝ヴェイトス。人間だろうが何だろうが、ごった煮の街だ。) [Fri 4 Apr 2008 22:23:27]
お知らせ > アルジェントーロさんが来ました。 『(嬉々として)』 [Fri 4 Apr 2008 22:18:57]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『…それが、結果なのならば……そうなる事は…解っていた事…でも…考えは受け入れてくれない…』 [Fri 4 Apr 2008 03:35:36]
◆リリル@VHG > ( 彼女は話を聞いてくれた…。 それと同時に、吸血鬼に対する揺ぎ無い考えも…。 …そして、次々に掛かる言葉はあの時と同じ様に、吸血鬼を許さないと言う事…。 それが少量であったとしても…。 此処に来て「生きて居たい」と考える事が叶わない事なのだと…思い知らされる…。) ―…処刑。( その言葉に表情は氷付く…。 はっきりとした宣告…。 最初から最後まで同じ声色で話しきり其処から立ち去る姿を目で追いながら何も考えられずに居た…。)…死を…死を持って…償わなければ…ならないの? ……そんなに…私が、生きる事は…「罪」なの……?( 彼女の背中に小さな声で声を紡ぐがそれは届かない…。 …定められてしまった「生き方」…。 私に残された時間は…もう、少ないのか知れない…。)―奇跡なんて…奇跡なんて…… ( 「在り得ない…の?」 …コップをテーブルに置き、そのままベットに埋まる…そして、身を丸めながら涙を零し続け、何時しか疲れた身体は眠りに落ちていく…。) [Fri 4 Apr 2008 03:33:24]
お知らせ > VHさんが帰りました。 『( AMEN。 祈りの言葉を呟き、再び本へと視線を落とす。 )』 [Fri 4 Apr 2008 03:15:41]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 そして、かすかな薔薇の香を残して、カツ、コツと靴音は離れてゆき―― 』 [Fri 4 Apr 2008 03:15:15]
◆アレックス > わかりました。微力なれど、貴方の力となりましょう――・・・ ですが、私は吸血鬼という病を許さない。自分の生存の為に他者を餌食にする事を厭わない卑しさを許さない。その行為になんら恥じる事も、自責の念に駆られる事も無く、自らヒトを捨て、鬼に成り果てる堕落を許さない。 血の乾きはあらゆる意味で貴方を殺すでしょう。 貴方の行く先には死が広がっている。 例え、感染力を持たず、極少量の血を糧にこの世にあり続けたとしても――・・・ 有害なのですよ、吸血鬼は。( 例えば、その不死性 糧を得る事が出来さえすれば、人間の寿命などと比べるべくもなく生存し続けるのだろう。続いて、吸血性。生存する為に欠かせないのであれば、決して逃れられぬ定めとして立ち塞がり、決して救われる事はないだろう。心が善良であればあるほど、そのギャップに耐えられるとは思えない。 それを見通しながら、生かしておくことはいっそ哀れに思う。 幸福の輝きは、死の影をより深くするだろう。 なれば―― 苦しい生よりも安楽な死こそが、救いではないのか。 ) 私は神に仕える者ですが、同時に吸血鬼を狩る者です。 私は貴方を処刑します。 それが、私の用件です。( 始めから終わりまで変わらぬ声音で告げ、立ち上がり 用件は以上、とばかりに会釈をして 踵を返す。 ) [Fri 4 Apr 2008 03:12:55]
◆VH > はい。 そうなれるようにた努力を重ねていきたいと思います。 ( フライフェイスと揶揄される事もある彼女の包帯顔。 しかしそれはあくまでも名誉の負傷。 それを陰で嘲るのはロクな者のする事ではない。 なんて男は考えている。 )( そして彼女の次の発言に些かばかり驚いてしまう。 冷血の魔女、だなんて言われる事もある人。 表面上はそんな風な事を口に出す人だとは思っていなかったから――― )( ―――次々に口に出していく彼女が謝りたいという人物。 それらを耳にしながら男は考える。 この女ハンターの言葉は甘さなのだろうか。 それともそれとは違う筋の通った考え方なのか。 )( ―――ハーフとして生まれてしまい、そうせざるを得なかった少女。 せめてその不遇を哀れみ、心安らかに逝けるように考慮するという考え方も持つべきなのか―――ミルクを流す少女と包帯姿の女を見詰めながらそんな事をひとり考えていて。 ) [Fri 4 Apr 2008 03:11:34]
◆リリル@VHG > (…ミルクを与えられていた身体は、再びそれを流し始める…。 花に感じる微かなバラの香りを感じながら…自分の心を落ち着かせる…。 …泣いていても何も解決しないのだと…。 そして再び語りかけられる言葉に耳を傾け、頷きながら口を開く…。) …神に仕える…方なのですね…。 謝罪したい人居ます…。 まずは「白魔術ギルド」の人達…。 私が種族を隠蔽して入ったばっかりに…多大な迷惑を掛けてしまって…。 人を助けたいと思ってやった事が逆に迷惑になってしまって…。 病院にも迷惑を掛けてしまって…。 本当に謝りたいです…。 酷い仕打ちを受けてもいいとも思って居ます…。 私がした事は…やってはいけない事…傷を癒す者として…あるまじき行為…。 だから…。( 涙は堪えてもどうしようもなく零れ、ミルクの淡い香りを撒き散らす…そんな涙を手で拭いながら話しは続ける…。)…後は、病院に入院していた「ルジェ」さんと言う方です…。 患者さんなのに…その人から、血を分けて貰いました…。 会えるのなら…ちゃんと謝りたいです…。 話が出来るうちに…。 そして、名前は知らないのですが…修行地区で出会った貴族の少年…。 その人は、私の空腹を見かねて、奴隷の血を買ってくれました…。 その人にもお礼を後でしたいと思っていたのですが…会えなくて…。お礼がしたくても…かないませんので…。 特徴は…銀髪の青い瞳をした少年です…。当時の服装は良く覚えてないのですが…色が白と黒、青の色が特徴的な服を着こなしていました…。 …後は、特には…。( 後に思いついた人達は、自分の身体で支払った人…。 流石に謝りたいと言う気持ちにはなれず、言葉にはしなかった…。)…もし会えるのであれば…謝罪したいです…。 それが…私の謝罪…。( 膝を追ったその姿は視線の中に入り顔を上げる…。 少なかれ「慈悲」を与えてくれた事にはそれだけで胸が熱くなる…。)…有難う御座います…。 話を聞いてくれて…。( 嬉しかった…。 久しぶりの感情…。涙を零しながらも微笑でアレックスに返し、その姿に驚く事もない…。 見かけで全てを判断はしない…ただ、その心一つ…。) [Fri 4 Apr 2008 02:52:23]
◆アレックス > ( すん、と小さく鼻を鳴らす。乳製品のような、まったりした匂い。半分はミルクのフレイバーと言っていたか―― 何かとキリバナに縁があるが、フレイバーもなかなかに理解しがたい生態をしていた気がする。 口や喉は存在しても内臓が全く存在しないという時点で、蝋人形めいていて生物かどうかも疑わしく思えるが、これを口にすればまたヴェイトス的人権に敏感な者から批判を受ける事になるのだろう。 この街ではヒトの姿形をして、口を利けるのなら全てヒトと見なす者も多いのであろうし。 )―― 有難うございます。 貴方も、良き見本になるよう努めてくだされば、幸いです。( 面白みの無い糞真面目な返答を男に返す。生意気だと反感を買う事や、陰口を叩かれる事には慣れているが、褒められるのは少しくすぐったい。 以前であればはにかむ様も見られたかも知れないが、包帯をまいた火傷顔ではそれも適うまい。 )( さて、と視線を少女に戻す。 酷な話ではあるが、事実は事実。吸血鬼に情けをかけるハンターは職業倫理に欠けていると言わざるを得ないのだから、仕方ない。 )―― ですが、私個人であれば、お願いを聞けなくもありません。 私は、吸血鬼を狩る者ですが、同時に神に仕える者です。 貴方が謝罪をしたい相手と言うのは、何処の、何方?運よく見つかるのであれば引き合わせ、それが叶わないのであれば伝えて差し上げましょう。( 親しい間柄でもなければ、少女の思う事、考える事など読めるはずも無く、口に出されぬ思いは伝わらない。 ただ、多少の同情を禁じえないほんの少しの甘さは、膝を折り視線を低くして伝えられる。 それも、悔いを残しては死に切れまい、と思うからこそのものではあるけれど。 ) [Fri 4 Apr 2008 02:21:36]
◆VH > あ、いえ。 これが地ですのでお構いなく。 それにハンターとしてそれなりの結果を出している事や実直な仕事態度は十分に尊敬に値するかとは思います。 ( 礼儀正しいのは素。 褒めているのかそうでないのか良く分からない言葉を口に出した。 ただ様付けは少し行き過ぎていたな、と心の中で静かに反省。 ) ( 人一人がどれほど頑張った所で変えられない物なんて、この世界には数えるのも馬鹿らしくなる程に数限りなくある。 許しを乞うのならば門をたたくのはVHGではなく懺悔室、なんて言葉に全くその通りだ、と心中で首を縦に振る。 )( 別に彼女が泣こう喚こうとこのハンターにとってはどうでもよく。 自分が死ぬ事で恨みが晴れるのならそれでいいとか、そういう自己犠牲の精神を化け物がどの口で語るのやら、とまで思ってしまっている。 ) [Fri 4 Apr 2008 02:05:30]
◆リリル@VHG > ( 男性ハンターの冷たい言葉が杭になり心を突き刺していく…。 そのはっきりとした声…そんな声にどうしようもない自分の位置づけ…同あっても、合わないものなのだと…。 ささやかな期待は打ち砕かれ、目じりに涙を溜める…。 涙と言ってもそれはミルクの成分を含んだ液体…。 それが振るえでゆっくりと落ち始める…。 …そして聞かされるアレックスの言葉を静かに聞いている…。 何を言っても…気持ちは届かない…。 もう…諦めるしかないのだろうと…。 淡い期待はもろく崩れる…。 だからと言って取り乱したくもない…。 この期に及んで何が出来るの…この身体で…。)…そうですか……。 私が…愚かだったんですね…。( もう何も考えられなくなる…考える事自体無意味…。 何も変わってくれない。 ただ、震えながら涙を零し話しかけられる言葉を静かに受け止める…。 もう、それしか出来なくて…。) [Fri 4 Apr 2008 01:55:54]
◆アレックス > ( 暗がりから牢の前に一歩踏み出した女は、全身のラインを覆い隠すクロークを纏っていてもなお、姿勢の良さが伺える。 許しを請うように顔を伏せ、震えるヴァンパイアハーフの少女を、哀れむでもなく、呆れるでもなく、ただ真っ直ぐに見下ろしながら フードに手をかけ、半ばまで隠されていた顔を露にする。 揺れる金の髪。 戒めのように巻かれた真白の包帯。 青い瞳は冷たく、口元には隠しきれない火傷の痕が見て取れた。 ) いえ―― 貴方もご苦労様です。 そうしゃちほこばる必要はありませんよ、私も、一介のハンターに過ぎないのですし。 ( 見張りの男の敬礼でもしそうな勢いに、苦笑気味に軽く会釈を返す。実際、そう偉い訳でもなく、チーフ程度の権限は与えられていても、実際の所、ボランティアに過ぎないのだし。 独断専行のスタンドプレーが多い自分の評価が高いかといえば、微妙な所だ。 )―― 懺悔をするのであれば、神の家を選ぶべきでした。 残念ながら、このギルドは貴方の望みを叶えてはくれません。( 口調は淡々として静か。 だが、はっきりとした口調で事実を告げる。 用件は、後で宜しかろう。 ) [Fri 4 Apr 2008 01:37:14]
◆VH > 自殺じゃなくて謝りに来た、か。 僕達のスタンスは基本的に共存を望まない。 そこにこうして御免なさい、と言いに来たらこうなるだろうさ。 それは君も覚悟しての結論なんだろう? 認められないという事実に今更泣き言を言われても少しばかり困るな。 ( 眼鏡の縁に指を当てて僅かにずれていた位置を治す。 口に出すのは冷たいとも取られる言葉。 ) もし君が害もなく、吸血鬼とは関係が無い、というのなら最初から謝りに来る必要も無い。 関係があるのなら死んでくれ。 ( ハッキリと否定する。 例えば奴隷が人並みに扱ってくれと声高に主張しても、それに頷く奴はそう多くは無い。 吸血鬼だって当然それと大差ない。 むしろこうして根気良く話を聞いてやってる、という姿勢に半ば感心。 半ば呆れてしまっている。 とっとと殺せばいいのに。 偉くも無い下っ端が思う事はそれ。 ) ―――アレッサンドラ様。 御職務お疲れ様です。 ( ほのかな薔薇の香りが鼻腔をくすぐる。 室内に入ってきた死神のような黒い包帯女性に、いまだに経験面でも腕でも未熟なハンターは慇懃な礼を取る。 ) はい。 何も問題はありません。 ( 許可を問う言葉にどうぞと頷き、男はその場から一歩下がる。 ) [Fri 4 Apr 2008 01:18:04]
◆リリル@VHG > ( 女性の声…でもそれは今まで聞いた声と違う声…そして、その声はあの時の「公開処刑」を思い起こさせる声…。 民衆の前でヴァンパイアは悪しき存在だと歌った声の持ち主…。『……こ、この人が…あ、あの時の―…』彼女の声に身体が震えだす…「怖い」…手の中に在るコップをぎゅっと握り締めながら体を小刻みに震わせる…。 そして、出された問いに震える声で答える…。)……謝罪がしたかった…。 今まで血を分けてくれた人に…。 それが悪い事だと知らなかったからと…。 ―そして、願わくば…それを許して欲しい…。 わ、私は…死にたくて来たんじゃないんです…。 その、謝罪の場が欲しくて、ここならそれが出来ると思って…来たんです…。( 俯いたまま…そう答えるのがやっと…顔を上げる事が出来ない…。 ただただ震えながら、その話し声を聞いていた…。)……お話…?( 何かまた、質問されるのか…そんな考えを頭に起こす中その声をじっと耳に通し、ただ、その重圧的に聞こえる声に震えを止められないまま…。) [Fri 4 Apr 2008 01:12:03]
◆アレックス > ・・・ では、問いましょう。 貴方は、何を期待して此処に訪れたのですか?( 死にたくない、そんなつもりではなかった、と悲観にくれるヴァンパイアハーフ。 これは、恐らくVHG"カーン"に所属する全ての人員の抱く疑問だと思う。 率直な言い方をすれば「何しにきたんだ?」 改めて問う事も間抜けに違いないが。 ) 失礼―― 私は、アレッサンドラ・クレメンテ。 色々と、貴方に関する報告には目を通させていただいています。 少々お話があってまいりました。 ( 宜しいか?と見張りの男と、蹲って項垂れるヴァンパイアハーフを見渡す。 男の主張は正直で、VHGの構成員としては良識的で、スタンダードなものに思える。 ) [Fri 4 Apr 2008 00:56:51]
◆リリル@VHG > ……死にたくて来た訳じゃないのに…。( …謝罪がしたい…その一心で来た事は考慮される事は無さそう…。 ただ、悪として…吸血鬼としてしか見られない自分…。半分は違う血でも、其処にはまるで触れられない…。 最初からそう言う目で見られていたのかもしれない…。) …そんな…そんな心地良い場所…何処なんですか…? …私には……そんな所……何処にも……ない……。( あるならば教えて欲しい…そんな優しい人が居る場所を…。 私にはそれが出来なかったし見つける事が出来なかった……。)…吸血…。 害がなくても…ダ、ダメなんで…しょうか……。( それは自分が生きる事を否定される様なもの…。 …私は…何の為に居るんだろう…。 こんなに苦しい思いをしてても…我慢していても…考慮されない考え…。 相反する考え…。 自分がそれだけ甘かったのだと思い知る…。 そして彼の、言葉に声が出ない…。 …全てを否定されて…もう言葉も見つからない…。「生きて居たい」それすらも叶わない事なんだと…。 ただの、器だけの命なのだと…。 私はそのまま黙り込み頭を垂れ、そのまま体が動かなくなる…。) [Fri 4 Apr 2008 00:36:29]
◆VH > ( ふう、とこの化け物の担当を主にしているジョージが頭を抱えたくなる気持ちが少しばかり分かってくる。 ) 傍目にはただの自殺志願者にしか見えないけれどね。 それなら君の言い分が通るその優しい人達の居る場所で生活していれば良い。 生憎と僕はそういう目で君の事を見れないな。 それは君が吸血鬼の血を引いていて尚且つ血を吸っている。 そして僕達がヴァンパイアハンターである限り変わらない事実だと思うけれど。 ( 怒りというよりも呆れに近い。 ) 解決出来ない問題もある。 そしてそれでしか解決しない問題もある。 ハッキリ言ってね。 そんな吸血鬼なんて他人の害にしかならないもの、例え半分の紛いものだろうと根から絶やすべきだと思うんだけれど。 ( あくまでも僕の主観だけれど。 冷めた声でそう付け加えておく。 ) ( 立ち止まった靴の音。 時間を確認してみても、まだ交代をする時間には少し早い。 さて誰だろうか? 此方からどうぞ、と言うべきか? そんな些細な事を悩み始める。 ) [Fri 4 Apr 2008 00:20:21]
◆アレックス > ( 会話の内容を聞く限り、依然として吸血鬼と人間との関係を理解しない質問の繰り返しようだ。これでは、ジョージ・マクドゥガルの胃の心配もしなくてはならないだろう。まあ、彼一人で受け持っている訳でもないが―― 興味深い話題ではある。 VHGの魔女、ことアレッサンドラ・クレメンテは 足を止めたまま静観の体勢に入る。 残念ながら自分は交代要員ではないが、用事は用件を伝えるだけで済む。 急ぐ必要も在るまい―― 小休止の意味も兼ね、懐から取り出したほんの小さな、着付け用のパヒュームボトルを空け、鼻先で少し揺らす。 薔薇の香りがふわりと香る。 ) [Fri 4 Apr 2008 00:00:13]
◆リリル@VHG > 【文面修正 …私は人の血が流れているから>…私は人の血が流れてないから です。(礼】 [Thu 3 Apr 2008 23:58:39]
◆リリル@VHG > …それが例え、無抵抗でも…( …途中まで言いかけて言葉を止める…。 そう、その殺された人達も…ヴァンパイアの力の前に無抵抗のまま…。 それが解れば言葉を続ける事が出来ない…。)…私は謝罪の場が欲しくて此処に来ました。 でも、死のうとして来た訳では有りません…。 私はハーフです。 あからさまな吸血鬼の能力がある訳ではないんです…。血をすから「吸血鬼」と言われてもそれには否定しません…。 でも、どうして…全ての固体を同じ認識で見るんですか…? ヴァンパイアが悪だと言う事は良く解りました…。 でも、その全てがそう言えるのでしょうか…? 此処に来て色々な話を聞かされたり、理解していく中で…色々な事を考えました…。 確かにいけない存在だと思いますが…それで全て片付けて良いのでしょうか? …私は人の血が流れているから…人に偉そうな事は言えません…。 私はそれで生かせて貰っていたので…。 でも、「殺す」だけでその気持ちが晴れるのですか…? …大事な人が死んでしまった事は…申し訳なく思います…。 でも「殺し合い」で、何か問題は解決出来るのでしょうか? …殺戮の果てに何があるのでしょうか? …すいません。 こんな事言って…。 ……謝罪の形が「死」であるならば…それは受け入れます…。…死ぬ事で知れで、何かが変わるのであれば…。 どうせ私が死んでも…悲しむ人は居ませんから…。 殺したいのならば…。 どうぞ…。( ハンターの怒りに満ちた声…。 それだけ憎い事が解る…。 でも、殺し合いで…何かが変わるのでしょうか…。 そんな疑問を投げかけながら、その謝罪が「死」で償えと言うのならば…それを受け入れる覚悟はある事も伝える…。 でも、自ら此処に来たのは謝罪…。 それが「死」で償うほどの謝罪なのか…此処に来た当初、自分の考えでは解らなかった愚かさ…。 今は、ただ、その未熟な自分の考えを思い知らされただけ…。 それだけ憎まれていると言う事を…。) [Thu 3 Apr 2008 23:56:41]
◆VH > 果たして何を言いたいのかな君は? ( パタンと音を立てて読みかけの本を片手で閉じる。 ) 君は吸血鬼としてここに出頭してきたんだ。 それならばその事の意味が分からない訳でも無いだろう。 此処で働いている大抵の訳ありの人間達は、そういう仕事、使命、怨恨、それら様々な理由でVHGという職場に勤めている。 ( 硬いヒールの足音が聞こえてくる。 女性か。 そろそろ交代の時間だっただろうか―――― ) イエスという答え以外あるとでも? [Thu 3 Apr 2008 23:38:38]
◆靴音 > ( ヒールがタイルを叩く音が、地下に設けられた牢獄に響く。 無用に響かせる訳でもないが、潜めている様子も無く、歩調は一刻の暇もないとばかりに足早。 その靴音の主はゲート前で一旦立ち止まり、看守と2、3短く言葉を交わし 重いゲートの開く音とともに、再び歩みを再会する。 )――・・・ ( ぼそぼそと交わされる会話が聞き取れる距離になれば、速度は緩まり やがて、一区切りつくまで待つとばかりに、歩みは止まる。 地下牢を訪れたのは、黒いクロークに頭からすっぽりと覆われた死神風貌。 深く、顔の半分ほどまでを覆い隠すフードからは、髑髏染みた包帯が覗く。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:26:41]
◆リリル@VHG > …そうですか…。( 『やっぱり、この人も…。』…エリーさんもジョージさんも…ヴァンパイアに人生を狂わされた人…。「君たちのせいで…」「憎くないなんて口が裂けても言えない…」そのフレーズが脳裏に焼きつく…。 私も一ヴァンパイアとして扱われている事に嫌でも感じさせられる…。「私がやった訳ではない…」そんな事を言いたくなるものの…それは何の効果もない…。 殺された事には変わりがなく…それを否定しても…。 逆に怒らせてしまう…。 私が弱い存在でも…それは変わる事がないんだと言う事は十分に思い知らされた…。)…私の事…殺したいですか…?(その視線は避ける事なく…その質問を真っ直ぐに向けて―。) [Thu 3 Apr 2008 23:19:52]
お知らせ > 靴音さんが入室されました。 『 それはカツカツと硬質な――』 [Thu 3 Apr 2008 23:16:07]
◆VH > ( 目の前の少女が独り言ではなく今度は自分に声を掛けてくる。 コップがソーサーの上に置かれてカチャリと小さな音を立てる。 ) そうだね、家族が君たちのせいで殺されてしまった。 そりゃ憎くないだなんて口が裂けても言えないな。 ( 感情のブレの少ない静かな言葉で彼女の質問を肯定する。 ) ただ気を付けた方がいい。 ここに居るのは大抵がそういう訳ありの人達だ。 怒らせると、何をされるか分かったものじゃない。 ( 相手に視線を向けることなく、次のページをめくりながら淡々と言う。 ) [Thu 3 Apr 2008 23:10:55]
◆リリル@VHG > ( 『…この人も…ヴァンパイアに家族や恋人を殺されてしまったのかな…』そんな事を思いながら…コップを膝の上に置き、声を掛ける…。) …あ、あの…貴方は、ご家族や恋人等…やっぱり、ヴァンパイアの手が掛かったのでしょうか…? …ヴァンパイアは憎いですか…?( 下に俯きながら静かに声を掛け、ゆっくりと顔を上げる…視線はじっとその眼鏡の向こうの瞳を捉えて…。) [Thu 3 Apr 2008 22:57:50]
◆VH > ( 相変わらずと。 空いた片手でコーヒーのコップを持ち上げながら、独り言を呟く吸血鬼にそんな感想を抱く。 視線は本に記された文字の列を追っていくも、目の前の少女に気を抜いてはいない。 今の所は独り言や考えるしぐさ以外は静かな物。 異常者のように暴れたり叫んだりする事も無いため、見張る側としては実に楽な部類ではある。 )( 苦味の濃いコーヒーを飲みながら器用に本を捲る。 牢獄の中に響くのは、少女の独り言と飲み物を啜る音、それからページを捲る紙の音ぐらい。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:52:00]
◆リリル@VHG > ( 此方が物思いにふけて独り言を「ブツブツ」唱えていて…何気なく向けた視線の先。…本を広げ椅子に座り、此方を「観察」している眼鏡を付けたハンター。 …掛かる話し声もなく、私からどう話せば良いのか、解らず…ただただ、静かな地下牢に空白の時間だけが流れる…。 時折吸い上げるミルクが「ズズッ…」と音を鳴らす音だけが耳に届くだけ…。 この気まずい雰囲気にも、1ヶ月地下牢に居れば慣れてしまった所がないと言えば嘘になる…。) [Thu 3 Apr 2008 22:41:37]
◆VH > ( ヴァンパイアハンターハンターってどんな意味だ! それじゃ昔懐かしのハンターハントじゃないかと小一時間問い詰めたい。 )( それは置いといて。 部屋の隅で本を片手に広げながら椅子に座っているのは痩身長躯のメガネの男。 同じ部屋に居るそのハンターは、虎穴に自分から入ってきた彼女を静かに観察しながら手の中の小説に目を通している。 ) [Thu 3 Apr 2008 22:34:16]
◆リリル@VHG > ( …生き残るとしても、それはVHGとしては容認し難い事だとは思っている。 害のあるないを問わず「吸血」を止められない身体…。 生かすと言う事は、VHGでそれを「認める」事になる…。 ヴァンパイアを狩る者の組織…それが例え半分でもその血を引いてしまえばヴァンパイア…。 そう考えられている中で飛び込んだ自分…。 「謝罪の場が欲しかった」と歌ったあの時…。 その代償は「死」で償うのか…自分では見極められなかった…。 そう、甘い考えがあったから…。「ハーフ」なら特例でも認めてくれるのではないか…そんな考え。 でも、実際中に入り聞く話はどれも自分の甘い考えを打ち崩す話…。 所詮は足りない知識での一人善がり…。 謝れば許してもらえる… そんな考え…此処では通用しなかったのかもしれない。「生きて居たければ、こんなところに来る方がおかしい」と、言われそうな話。 …生きる為に謝罪。 そして今後も生かしてくれる人に対する謝罪…そんな綺麗事…通る事すら難しい話なのかも知れない…。) [Thu 3 Apr 2008 22:24:33]
お知らせ > VHハンターさんが入室されました。 『椅子に座って化け物の見張り中』 [Thu 3 Apr 2008 22:23:28]
◆リリル@VHG > ( …でも、出た「結果」には従う…それに変わりはない…。 でも…そんな話しもされないまま、幾度となく寝て覚めるくらい檻の中…。 重苦しい籠で頭はフラフラしながら両手を繋ぐ「銀の手錠」に不自由ながらもミルクを啜る自分…。 こうやって、食事を取る…と言う事は生にしがみ付いてる証拠なのかもしれない…。 誰だって喜んで死ぬ人は居ないはず…。 命ある物に「無駄」なものはないはずだから…。それが「神聖」なるものの教え…。と、言え食物、や何らかの食べ物には全て「命」が含まれた物…。 生きる物はどんな綺麗事を並べても…生きる為に他の命を犠牲にしなくては生きていけない物なのでしょう…。 それがどんな形であったとしても…。 人が、小麦や野菜、魚…肉を食べる…。 そう、この中でも多くの命が人の為になっている…。 …私はそれが「吸血」でしか得る事が出来ない身体。『…此れさえなければ…。』そう何度思った事だろう…。 中には奴隷を使い吸血し生きている者も居るのかもしれない…。 ただ、私の様なその日暮らしで精一杯な者に高価な物を手にする事が出来ない…。 そして尽きない罪悪感…。)…私は、人に生かされている…。( 人との手が切れてしまえば私は死んでしまうだけ…。 今が丁度そんな「分岐点」に立っているのかも知れない…。 血を吸う事は吸血鬼そのものとされ「処分」されるのか…。 それとも…「生」を見出す事が出来るのか…。 正直難しそうな話…。 ただ、迷ったままでも、あのままスラム街で朽ちていた事を考えれば、少なかれ長生き出来ている事には感謝しなくてはいけないだろう…。 それがどんな形であったとしても…。) [Thu 3 Apr 2008 22:12:40]
◆リリル@VHG > ( …まだはっきりとした結果が聞かれないままどれぐらいの日数が経ったのだろう…。 此れといった話しは掛かる事はなく…ただただ、ハンターから聞く「報告」のみ…。 個人的に特にどうこう聞かれたのは最初だけ…。 表で、どんな話がされているのか検討も付かない。 …私は「ヴァンパイアのハーフ」…。 生まれながら生き血を啜らなくてはいけない身体…。 そう…その「吸血行為」に戸惑いそして、悪と名指しされた公開処刑に自分がいけない存在なのか…それを見極めたたくてこの「VHG」に訪れた…。 私は、吸血行為で人を殺した事はなく…それが、感染して人を「ヴァンパイア」に変えた事も無し…。 中途半端な吸血鬼…。ただそれだけ…。 でも、人はそれをこのVHGの方々は「嫌う」…こんな私でも怖いと言う…。 …私は、此処に来て色々と考える時間が出来た…。 一人ぼっちでどうしようもない自分…。 誰からも必要とされず…孤独だった長い時間…。 そして「ヴァンパイア」が悪と知った知識…。 吸血行為に悩む自分…。 …死んでも良いとも思っている中で…何処か、「悲惨な生き方をしているヴァンパイア」も、居るという事も知って欲しかった…。 性格には「フレーバー」とのハーフだけれども…。 ただただ、ヴァンパイア=悪 と決める機関の中では肩身は狭い…。 中には庇ってくれる人も居た…。それが凄く嬉しかった事でもある…。 ヴァンパイアに血塗られたかこのある人でも…「可愛そう」と、哀れみで見てくれた事…。 自分が甘い考えである事は十二分に解ってる…。 此処に来るのはそれそれだけの覚悟もしていた…。 でも… と思う気持ちもない訳ではない…。 誰だって生きて居たいはず…。 エリーさんのご家族が「生きて居たかった」と思う事と同じ様に…。) [Thu 3 Apr 2008 21:58:34]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『―ミルクを啜りながら色々と考え事…。』 [Thu 3 Apr 2008 21:38:22]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『…私の罪の償い方は、今も迷走している…。』 [Sat 29 Mar 2008 02:42:05]
◆リリル@VHG > …生きて償う方法か…。 そんな方法もあるんですね…。( 対ヴァンパイア用の武器…。 そう言われても「ピン」と来ない事が本音。 私は、そんな対等に渡り合えるような能力がある訳でも無いし…、武器を使うと言っても、ナイフを振り回すぐらい。 強いて言えば、少しは筋力には自身はあるかな…? と言うぐらいでしかない…。 それで、武器になれるのか…それとも囮として…? そんな事を考えながら、独り言のように呟きだす…。)…私は、ヴァンパイアには良い思い出は全然無いですね…。 お父さんには可愛がられた事は無かったし…、逆に煙たがられたから…。「出来そこないめ!」って…。 良く苛められたし…。 はぁ…。何時もお母さんが庇ってくれてたから、生きて来れたのかも…。( でも、その所在は全くもって解らない。)…逆にヴァンパイアが恨めしいです…。 この吸血欲求が…恨めしいです…。 あぁ、直す方法があれば…こんなに苦しまなくても良かったのに…。 一杯薬草の本を読んで、直す方法を探したけど、結局そんな方法はないし…。 ハァ…私この先どうなるのかな…。 死?生きる? どっちなんだろう…。( 全てを任せると言った…。だからその答えをずっと待ってる…。 お腹は吸いてるけど…まだ、私は動いてる…。)…どんな結果でも…私は、それに従うのみ…。 そう決めた事だから―。 [Sat 29 Mar 2008 02:38:35]
◆リリル@VHG > ( ややあって、ハンターは喋り始めた…。 その話の内容…一言で「賛否両論」 ただ、公開処刑には…余り支持は無い様で…。 死を選ぶとすると、VHGの中での「死」が濃い様らしい…。 …そしてもう一方で、対ヴァンパイア様の「武器」として、生かす道もある…と言う話を聞く…。 『 …ヴァンパイア用の武器? …私が? 私、力なんて何も無いのに…。』…そんな事を考えながら、ハンターの話に耳を傾けていた…。) …私は「死」の道なら「公開処刑」が良いです…。 それは最初から言っていた通りですので…。 それが、ヴァンパイアにころされてしまった肉親を持つ人に見てる事で償いになれば…。 …この気持ちには変わりは無いですよ。 それが、死ならば…そうして欲しいです。 …でも、色々と大変なんですね…。 私は逆に皆さんに迷惑を掛けてしまってるのでしょうか…。( しゅん…と、小さくなりながら、ミルクを啜り上げる…。) [Sat 29 Mar 2008 02:25:22]
◆リリル@VHG > ( …目が冷めた時間。 それが昼間なのか、夜なのか…それを知るすべは全く無く、ただ、何時ものように、見張りのハンターが、椅子に座って此方を見ているだけ…。 目が覚めて見る物は何時も一緒の光景。 何にも変わりがない…。 そして、出されるミルク。 これが今の私の「ご飯」… 正直バケツ一杯飲んで見たい気分。 差し出されたコップを取りによろよろと牢の中を歩き、差出口でミルクのコップを両手で掴む…。 其処に挿された気の管を口に運び啜り上げる。 ) …あ、あの、それから何か話しはあったのでしょうか? ( ベットに腰を掛けると外のハンターに話を掛ける。 ハンターは最初は何も言わずこちらに視線を来るばかり…。) あっ、すいません…。 こんな事話してはくれませんよね…。( と、苦笑しながら、木の管を口に咥える…。) [Sat 29 Mar 2008 02:14:54]
お知らせ > リリル@VHGさんが来ました。 『…近況を聞かされる―。』 [Sat 29 Mar 2008 02:05:20]
お知らせ > 如月 杏@無常さんが帰りました。 『(一日だけ行ってみようかな。そんな事を考えて)』 [Thu 27 Mar 2008 01:50:08]
◆如月 杏@無常 > ( 今さっきまで教官をしていた方や騎士子さんの引きの強さに乾杯。 ) ( そんなこんなで楽しい時間を過ごせた休憩時間。 まだざわめきの残る空間の中に女はもう暫く残っていた。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:49:20]
お知らせ > 白樫紅葉さんが帰りました。 『気楽な足取りで立ち去っていった』 [Thu 27 Mar 2008 01:41:48]
◆白樫紅葉 > (でも00を連続で引いた不運な人も居るから気をつけるんだよー。名前は言えないけど!) 分かってくれて嬉しいなぁ。や、大丈夫だよ。アタシ、ここの人達を信用しているし。 (謝罪する貴女を見遣り、屈託の無い笑顔は崩さない。武士道や騎士道に歩む人達を信じているから。理解されると喜びの色を滲ませる。) そだね、でも… アタシは人間が好きだよ。短い一生でも真剣に貫く姿がとっても大好きだ。 (人間と亜人の寿命は違っても、白樫は人間を好いている。狙われる立場だとしてもだ。それを告げることもない。) …はは、回りくどい言い方は苦手で。 (勉強とかも苦手だし、と軽い笑みを浮かべては答える。貴女の仕草に薄らと笑いかけてしまった。) 穴場を見付けたんだ、それも教えてあげたいしね。じゃ、アタシこれから用事があるから。 (誘いを承諾して貰えると、双眸を薄めるほど微笑む。そう言い終えると、二つの刀を拾い上げては立ち上がる。) [Thu 27 Mar 2008 01:37:29]
◆如月 杏@無常 > ( そんな滅多に00なんて引かないさ! ………多分。 ) バンクル――――あ、し、失礼。 ああ…なるほど。 そういう事でしたか。 ( 少し復唱した声が大きかった為に慌てて謝罪をする。 あまりそういうのに詳しくないが、彼女達は核となる宝石を露出してなければ力を出せないという。 なるほど、そういう事か。 ) それは、確かに。 人の一生なんて、何かを学び極めるには余りにも短過ぎてしまう。 ( その点では乾いた音を鳴らす彼女とは少し違ってしまう。 人間の一生は長くて百年。 バンクルの一生は短くて百年。 ) ありがとうございます。 しかし世辞の言葉でもこうして真っ正面から言われると少し照れてしまうものですね。 ( 笑顔が綺麗だとか、そういう風に褒められればはにかんだ笑みをして謝辞を述べよう。 ) ええ、是非お願いします。 楽しみにお待ちしていますね。 ( 裏表の無い朗らかな人物。 そんな印象を相手に持っているから、その誘いには二つ返事で承諾しよう。 今度また機会があったらと。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:23:41]
◆白樫紅葉 > (今回は何事も起こらずに一日を終えて良かった。初対面で吐血されるのは大衝撃であるし。) あー、あー… えっとアタシ、バンクルだから。 (小言で伝えよう。そして腹部を布越しで軽く叩けば、音が鳴る。) 多分、死ぬまで学び続けるのが人生なんだと思うんだー (学ぶの止めたら成長を止め、死と変わらないし。と付け足す。それも承知と覚悟をした上で笑顔を浮かべる。故郷はまた後で話すだろうか。) うん、がんばる人はすっごい好きだし?応援をしているよ。…あ、笑顔も綺麗だなぁ 笑ってる方が似合うよ。 (貴女の言葉に頷きながら、赤らめる仕草に照れ臭そうに頬を掻きながらも微笑みかける。) うん、時間が空いたらお誘いもするから。 (応じる相手の手を握り締めたからやんわりと話そう。嬉しそうな態度をする。)(間違えないように暦の勉強に励ましますーorz) [Thu 27 Mar 2008 01:05:10]
◆如月 杏@無常 > ( 見掛ける時が血を吐いてぶっ倒れてる時で無いことを切に望む。 ) ……力が出せない? そうなのですか……。 剣の道は険しい物ですからね。 幾ら学んでも学び足りない。 ( それは自分も良く実感していること。 故郷では公式、と聞けばへぇ、という呟きと共にどんな場所なのだろうかと思いを巡らす。 ) ありがとうございます。 そう言って頂ければこれからも教える事に努力を重ねようと思うものです。 ( 彼女の忌憚のない讃辞の言葉と仕草に、女は微かに頬を赤らめつつ笑う。 ) はい。 私の方こそよろしくお願いしますね白樫さん。 ( 握手を求める相手に応じるように自分もまた右手を差し出してその突き出した掌を受け取ろう。 )( 暦の名前だから見間違えるのも仕方ないさ……ドンマイ! ) [Thu 27 Mar 2008 00:50:07]
◆白樫紅葉 > ( 訂正! ×卯月さん→○如月さん 目の錯覚です。ごめんなさい。orz ) [Thu 27 Mar 2008 00:47:57]
◆白樫紅葉 > (白樫が目立つ容姿であれば、貴女も惹き付けるような容姿のお陰で見つけ易そうではある。) …あ、これ? そういう服じゃないと、力が出せなくてさ。うん、けど…剣豪になったばかりで未熟だから学ぶところが多くて。 (故郷では公式の衣装なんだ、と柔らかく付け足した。腹部を取り除けば、大抵は肌寒そうなほど大胆な格好をする。そういうことから他所から流れてきた剣豪のほうのイメージが強く与えるだろう。) ――おお!未熟でもさ、やっぱり凄いことだと思うんだ。アタシはそう思うよ。 (体が弱くとも、教えを続けようとする身構えに感嘆の声を上げた。拳をぐぐっと握り締めるほどに。) じゃ、卯月さんと呼ばせて貰うよ。これからもよろしくね。 (自己紹介を終えると、満面の笑顔を見せ付けたまま右手を突き出した。握手を求めるように。) [Thu 27 Mar 2008 00:29:32]
◆如月 杏@無常 > ( 精々廊下で偶然擦れ違ったりするぐらいだろうか。 それでも彼女の桃色の髪は目立つから、見かける事があればすぐに気づけるだろう。 ) 変わった服……――――剣をやっておいでなのですか? ( 着物にしては随分と露出度の多いその衣装と横に置いた刀の事を思わず尋ねてしまう。 やはり女性の剣士というのは気にかかってしまうのだ。 ) 週に数回ほど礼儀作法の講師をさせてもらっています。 まだまだ未熟なので、教えるはずの生徒に教わる事も多いですけれどね。 ( 淡く儚いような細い女。 刀を握るよりはそちらの方がよほど似合っているだろう。 ) 如月杏、と申します。 如月でも杏でも白樫さんの呼びやすい方でどうぞ。 ( 笑顔の絶えない少女に対して微笑ましい物を眺めるような視線を送りつつ、自己紹介を返そう。 ) [Thu 27 Mar 2008 00:16:49]
◆白樫紅葉 > (礼儀作法などに興味は引かなかった。精神的に子供なせいか、硬派から逃げてしまっている。今後ともきっかけが無ければ知り合う機会は薄いだろうか。) ――それなら良かったぁ。 (安堵の息を漏らしながら、腰に取り付けた2本の和刀を横に置こう。) ん、…… あ、体が弱いってことは講師とか師匠みたいなのやっていたりする? (貴女の言葉を聞き受けると、一瞬驚いたような眼差しをするけれど、納得をするように頷いていった。そっちの方が似合いそうだから、と一人勝手にだ。) アタシ、白樫紅葉って言うんだけど。アンタの名前を聞いてもいい? (今後の出会いを期待してのことで名乗り出た。わくわくするような笑顔で見遣る。) [Thu 27 Mar 2008 00:00:23]
◆如月 杏@無常 > ( あくまでも無常での立場はただの礼儀作法の講師だし、そういうのに興味が無ければ知る機会もあまりないだろう。 入退院をわりと頻繁にしてるから、普通の人より来る機会も少ないし。 ) いえいえ、どういたしまして。 ( 楽しそうな女性だ。 年相応に合わないその無邪気さにそんな印象を抱く。 ) ――――大丈夫ですよ。 どうぞご心配なく。 そのお気づかいは有り難く頂いておきますね。 ( 元々体が弱い方でして、よくそう見られてしまいがちなんですよ。と苦笑をしながら気遣う相手に補足の言葉を交えよう。 ) [Wed 26 Mar 2008 23:51:13]
◆白樫紅葉 > (彼女も、見ない顔だなぁ、と内心で呟く。しかし小奇麗な黒髪がお姫様のような印象を受けた。) ありがとうね、助かったよー。 (相手から返される微笑みに対して嬉しくなった余りに一段と声が高くなった。相手の隣の席に腰を掛けてから、草臥れたように背伸びをしていた。それを終えると再びと貴女の方に顔を向ける。) …失礼だけど、さっきから見てたんだ。体調が悪そうに見えるけど大丈夫ー? (気になったことから問い掛けた。気遣うように視線を貴女のあちこちと仕向けた。) [Wed 26 Mar 2008 23:37:38]
◆如月 杏@無常 > ( 恐らく初対面だろう。 彼女のような色が記憶の片隅に埋まってしまうとは考えにくい。 )( 天真爛漫。 そんな印象を持たせるような微笑みに思わず自分も釣られてしまう。 相手に柔らかで静かな微笑みを返そう。 ) お仕事お疲れ様です。 はい、大丈夫ですよ。 特に待ち人や先約があるというわけでもありません。 ( 相手の問いに対して丁寧な態度で返事をする。 ) [Wed 26 Mar 2008 23:28:05]
◆白樫紅葉 > (空き席を求めては歩を進めていたが、そうと簡単に見つからなかった。だが、不調そうな貴女を気に掛かると同時に貴女の周りには誰も座ってはいない。) ――お、 (貴女との視線が絡むと、瞳を丸くしては微笑む。無邪気そうな子供と同様にだ。) こんばんはー、尋ねたいんだけど…… その席は空いてる? (片手を軽くと挙手しながら、軽い弾みで貴女の近くに歩き出しては立ち止まった。そして表情は微笑んだまま、挙手した片手を空いている席に突きつけたまま問い掛けた。) [Wed 26 Mar 2008 23:17:13]
◆如月 杏@無常 > ( それなりに人気のある休憩室内。 埋まっている席もそれなりに多い。 幸いにして自分は一人で来ているため、この女の周りの席はちょうど空いてはいる。 )( 不調が普通の女。 顔色が悪いのはもはやデフォルト設定である。 元気な声と共に入ってきた人物へと視線を向ければ、その視界に入るのは鮮やかな桜色。 ) ―――――― ( 『無常』においては稀有なその色合いに静かに息を呑んで相手を見つめた。 ) [Wed 26 Mar 2008 23:08:30]
◆白樫紅葉 > (見張り、事務作業など義務付けられた仕事は終えた直後、躊躇うこともなくに休憩室へ踏み入る。同時に元気一杯な声を上げる。) よっしゃー、仕事は終わったぞ! (入り口の近くに居る同僚を見遣れば、軽い挨拶を繰り返していきながら進めていった。二本も帯刀をしており、戦闘装束の姿をしているが着物などで羽織っている。) あれ……? (ふと立ち止り、座れるスペースが無いものか目を巡らせている内に、不調そうな貴女の方に視線を向けた。様子見なのか、話し掛けずに見ていた。) [Wed 26 Mar 2008 22:48:37]
◆如月 杏@無常 > ( 人々がざわめく部屋の中で尚も思考は続く。 そんなに不安がらなくても喀血なんてしない時の方が多い。 退院してから一、二週間は経っているし、いつもなら平気な顔色の悪さで鍛錬所に通っている時期でもある。 だから行こうか、という風に気持ちは揺らいでいるのだが、踏ん切りが付かないのもまた事実。 ) 大丈夫…だとは思うのですけどね。 持病とはいえ、本当に面倒な事この上無い。 ( 調子が良い時でも唐突に来る事があるのだから始末に負えない。 ) [Wed 26 Mar 2008 22:44:31]
お知らせ > 白樫紅葉さんが入室されました。 『休憩室へ踏み入れた』 [Wed 26 Mar 2008 22:41:43]
◆如月 杏@無常 > しかし…病み上がりというのはやはり些か不安です。 ( 入退院を繰り返すのなんて何時もの事ではあるけれど、無茶をしやすい自分とはいえ退院直後の運動は控えめにしている。 ) 困った…実に困りました。 ( 考え事をするように一人で唸っている女。 ) [Wed 26 Mar 2008 22:29:53]
◆如月 杏@無常 > ( ポツリと呟いたのは、着物姿の和風女性。 この場ではあくまでも礼儀作法の師として来ているため、帯刀も男装もしていない普通の一般人。 ) 行きたい。 ( 雑多な人たちが紛れる休憩所の中でそんな独り言をぼやく。 ) [Wed 26 Mar 2008 22:19:57]
お知らせ > 如月 杏@無常さんが来ました。 『………合同演習。』 [Wed 26 Mar 2008 22:14:11]
お知らせ > アルジェントーロ@VHGさんが退室されました。 『(そんな暴言も隣の同僚に頭ごなしに貶される)』 [Wed 26 Mar 2008 00:07:48]
◆アルジェントーロ@VHG > まあ、さっさと結論出してやるのが、リリルだかルルルだかレレレだかのためだろぉ? 逆にコレ、長引かせるのもなかなか生殺しでエグいって話しだぁ。 (げらげら笑った。)(死ぬのは今日か明日かと牢獄の中で一人で耐えるのは、さぞ辛かろう。血も飲めず。自分の行く末を案じるばかり。死ぬと心を決めても、その終着駅を伸ばされるのはなかなかに苦痛の筈。) 其れが分かってて、今の引き伸ばし具合なら、やっぱり酷ぇ仕打ちだよなぁ。カーンも。 (湿気た面で、周りを見回す)(結構な数が居るはずなのに、結論を先延ばしにされて―――否、寧ろ誰が決断を下すんだろうとか中の人が思ったのはさておいて―――堂々と意見を述べたのはハンター・クロアスは除外して、3名。はてさて、自分も含めてだが、何事も表立って意見を言わない人間の方が、厄介だったりする。サイレント・クレーマーという言葉がある程だ。まあ、ギルドだ。最終的に誰ぞえろい人、否偉い人が判断を下せば其れで万事丸く収まる、そういうことだろうが。) [Wed 26 Mar 2008 00:05:54]
◆アルジェントーロ@VHG > まあ正直殺せねえのは残念だなぁって事かぁ。ま、しゃあねえな。吸血鬼が居なくなりゃ俺は其れでいいしなぁ。 (結局は無理だと思う内容を苦労性のジョージに押付けたのだ。性質の悪い事この上ない。毛頭自分の意見が通るとも思っていないから、余計に。今度ジョージに会ったなら、すまねえの一言くらいは言わなくては、などとぼんやり思いながら) [Tue 25 Mar 2008 23:57:05]
◆アルジェントーロ@VHG > まあ、大体あれだろ、ざっくりこう認識するなら、公開処刑駄目ー、で、ギルドの一員にするのも駄目ー、やるならハンター・クロアスの 『 ペット 』 で。ってことだろ。監視付の。 ま、ある意味ちょーどいいんじゃねえかぁ? 言い出したケツは自分で持てってこったろぉ。いい結論だと思うぜぇ。 (死ねばいいと、思う本心から言えば、随分違う結論だが。しかし。ざっと読んで、ざっと理解するには、自分が異議を唱える部分は無い。無難だ。或る程度の納得は出来る。ギルドとしての結論にするならば、一番無難だろう。あえて言うならば―――自分で苦労性のジョージのケツを叩いたのは事実だが、その提案よりは随分 『 善意的 』 であるだろう。自分の考えが『 悪意的 』であり、少々過激なモノであることは理解していればこそ。) [Tue 25 Mar 2008 23:49:41]
◆アルジェントーロ@VHG > (そもそも脳足りんのカス脳には人の意見を『 否定 』するという部分が欠落している。こうだ、といわれれば、あーじゃーそれでいいんじゃね?といった具合に。) いやいやいやいや、待てよ、お前がアレッサンドラ嬢を素晴らしいハンターだって尊敬してんのは分かってるからよぉ (この銀髪に熱く如何に彼女等の意見が正しいかを論じていた比較的親しいだろう同僚に、ひらひら掌を振る)(顔は心底面倒くさそうな。そんな湿気た面) わーあってる、わーってるぜぇ。 いやいや俺が中身を真剣に読んでも理解できねぇって事でよぉ… (しまった、と思った。彼は理知的なハンター・アレックスをかなりリスペクトしているのを失念していた。つい、本音の『読むのが面倒臭い』なんていう言葉を吐いたものだから、ハンターとしての意識がどうのと喚きたてだした同僚。) [Tue 25 Mar 2008 23:41:31]
◆アルジェントーロ@VHG > ―――まあ、正論だわな。 否定のしようもねぇぜぇ。 (自分の――否、現在は正式に述べたのはあの苦労性のジョージこと、ジョージ・マクドゥガルだから、彼の意見になるのか。ともあれ、自分の考えていた内容が、相当人道に反することは重々承知。それでも憎き吸血鬼に対してはまだまだ温いと思う―――が。他の意見が所謂正論、所謂無難な答えな事は大体分かっていた。) ま、無難だな。 何処からも反論も、悪い印象もねぇだろうしなあ。 (首の骨をくきりと鳴らして、大欠伸を漏らす)(だが残念ながら、ハンター・アレックスの意見に関しては、脳足りんには半分しか理解出来なかった。否、途中で面倒くさくなったというのが正しいか。) 小難しいこと並べられても理解できねぇ。 っつーか、読むのめんどうくせえ。 (こういう始末。) [Tue 25 Mar 2008 23:35:32]
◆アルジェントーロ@VHG > (はてさてそして。)(『 成程 』 そう口走ったのは、他のギルド員の意見を知ってだ。群れるのは余り好きじゃない銀髪のデカイ野郎は、他の人間の意見を 聞く機会――気ー―が、なかった。だが、件の女吸血鬼の噺にはやや興味がある。ふらりとギルドを訪れて、其の他の意見を知った) [Tue 25 Mar 2008 23:29:52]
◆アルジェントーロ@VHG > (今夜はいつものようにギルドの中に入るのに、ごたごた揉めなかったのである。)((アルジェントーロ=オルソー。其の名を開口一番、引き止められる前に一言。名簿を調べろ、と言ってやった。苦労性のジョージのお陰で学んだことだ)) [Tue 25 Mar 2008 23:25:34]
◆アルジェントーロ@VHG > (柄の悪いデカイ男は唸った)(柄だけではない。頭も悪い。ついでに言えば態度も悪けりゃ、デカイ。だがしかし。今宵の彼はいつもと一味違った) [Tue 25 Mar 2008 23:23:30]
お知らせ > アルジェントーロ@VHGさんが入室されました。 『なるほどなぁ』 [Tue 25 Mar 2008 23:22:34]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが退室されました。 『はいよ。ヒルダちゃん、望むまま付き添うぜェー。(少女も微笑み上げる。)』 [Tue 25 Mar 2008 02:55:43]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『ええ。それじゃ早速ギルドまでのボディガード、お願いするわね? ( 女はそう微笑む。 )』 [Tue 25 Mar 2008 02:53:57]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが来ました。 [Tue 25 Mar 2008 02:50:25]
◆アクセラレーター@雷電 > (握手を交わし終えた直後。立ち上がる相手を見遣れば、少女も同じように立ち上がった。) おお、待っているぜ。こっちも何か分かったら、そっちに連絡をするから。 (家か、ギルドまで送ろうか?と確認をすると待機室から出て行こうとする。) [Tue 25 Mar 2008 02:44:49]
◆アクセラレーター@雷電 > (了承したようで頷きだした。ほら、色んな呼び方をして反応を見たい…悪趣味ともいう。) そう言われると、張り切ってしまうじゃねェーか。 (褒め立てられ、歯を見せ付けそうな無邪気な笑顔を露わにする。) まずまず、骸骨男の方も慎重になると思うからなァー根気に探さねェーと。 (マフィア同士では当たり前とはいえ、何も知らないまま結末を迎えさせられては理不尽な怒りを抱くだろう。そうはさせない。接触しないようにルートを再確認を行う必要があるか。これから先は二人で協力し合えば、真相に近づけるのだろう。努力次第だけれど。) [Tue 25 Mar 2008 02:44:41]
◆ヒルダ > ( もし相手が吸血鬼だと知っていたら、或いはもう少し警戒を見せたのかもしれないが、今のところ魔女はアクセラレーターという傭兵を信用している。握手を交わすと立ち上がり――。 ) それじゃあ、今日はこれで。護衛をお願いする日は追って連絡するわ。もし私と連絡取りたいときは、魔女ギルドまでお願いね。 [Tue 25 Mar 2008 02:33:23]
◆ヒルダ > お願いするわ。 ( なら最初からヒルダさんに統一しろと言われそうだが、そこはほら…なんだ…拘り? ) ええ。私、自分の仕事を真面目にやる人って好きよ。 ( それがどんな職業の人間であれ、プロフェッショナルな人は好きだ。 ) マフィアと?あら、それは……困ったわね。 ( マフィアなんぞに先を越されて「ケジメ」でもつけさせられたら目的は果たせない。かといって余り大胆に嗅ぎ回ってマフィアと関わるような事も避けたいし…。もっとも、私はマフィアの敵になるような目的で動く訳では無いが、カロンとマフィアの間に何があったのか確認するまでは注意するべきだろう。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:33:08]
◆アクセラレーター@雷電 > (彼女の内容を聞き済ましては、頷きだして微笑む。) 了解。それで良いぜ、期間中の間は…… お姫様の命令のままに。 (大抵は基本で納得の良く内容だ。否定する理由も無ければ、受諾をする。握手を求められ、手を突き出しては握手を交える。吸血鬼といえ、体温は人間並と変わらないため察知するのは難しいことか。) 短い間だろーが、長い間だろーが、全力で手伝わせて貰うぜ (再びと自信満々にウィンクをして見せた。) [Tue 25 Mar 2008 02:23:32]
◆アクセラレーター@雷電 > 黒いロープを着てそうな、あるいは魔女っぽい人の前ではヒルダさんに戻すぜ。 (口の端を吊り上げて笑う。遣りかねない雰囲気を漂わせるが堪えよう。) 責任を取って、見合うように働かせて貰うぜ♪言うねェー… (難しければ難しいほど燃え上がるもんだ、と言い換えそう。) そうか……、後で見舞いに行ってやらないとな。 (元同僚が殺された場に居合わせた。骸骨男はカロンという名前を持ちながら知人あるいは友人であること。今、仕事の関係上ではヒルダの味方で居続けなければならない。彼女と同じくに、言う理由が見当たらないために黙認した。) マフィアと骸骨男がなんかあったらしーぜ。金貰う側だから、テメェーに危険が無けりゃ幾らでも手を貸すさ。 (少女はカロンからエレナのことを聞いている。同時に少女は彼女がエレナとカロンとの繋がりがあることまでは知らない。) [Tue 25 Mar 2008 02:22:00]
◆ヒルダ > 期間はいつまでになるか判らないけど、取りあえず一ヶ月程度。その後に継続するかどうかは判断するわ。勿論、報酬も上乗せする形でね。 前金で4万、残りは一ヶ月過ぎた後。それでOKなら、宜しくお願いするわ。 ( 包帯の巻かれた手を差し出し、握手を求める。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:09:19]
◆ヒルダ > オッケー。でも私の同僚とかギルド長の前でヒルダちゃんは勘弁ね。 ( 白い目で見られるから…。あんたまたそんな呼び名で呼ばせてるの?と! ) ふふ。ま、信用する事にするわ。10万エンも出して雇う傭兵さんですもの、ね? ( 見せる意地悪な笑みはプレッシャーかそれともからかっているのか。 ) 元同僚っていっても、凄い親しかった訳じゃあ無いんだけどね…。 ( ただ、エレナがカロンに狙われていた事は口にはしない。隠す理由も無いが、言う必要も無いかと思ったからだ。 ) …そう。やっぱり、まだ居るのか。 ………一つ訂正すると、護衛の他にそいつを捕まえるのを手伝って貰うかもしれない。もしそいつがシロなら…いえ、クロだからと言って捕まえるかどうかは判らないのだけど。 ( 殺した殺してないより、殺したのなら何故そうしたのかその理由をはっきりさせたいのだ。エレナはカロンが言うような悪魔ではなかったのだから―― と、魔女は思っている。 ) [Tue 25 Mar 2008 02:08:58]
◆アクセラレーター@雷電 > じゃあ、ヒルダちゃんって呼ぶ。 (唇を薄らと笑む。) 俺を信用して、任せてくれ。…単純に俺もやってみたいだけなんだがな。 (彼女の笑いに釣られ、笑い出した。真剣に考えりゃ、それが運び易いのは確かだった。) ――…ああ、… ( 私の元同僚 ) ―――あ? …き、気の毒だったな。 (死んだ娘と友人や知人といってもいい人物が目の前にいる。なんと伝えたら良いのか、心境は複雑に絡み合い言葉を曇らせた。今、言うべきかどうかですら判断が出来ないほど動揺を覚える。双眸を細め上げてしまっていた。) 骸骨男、か。そうだな、未だに暗黒街にいるって情報は聞いてる。 (薄い根拠を事実と断言するように言い放ち。) ――ああ、俺も知りたいな。…良く分かった。俺としちゃ願ってもいない機会だし、引き受けるぜ。ヒルダちゃんが良ければ、だが。 (心配だったら断ってくれていい、と控えめに言い放とう。) [Tue 25 Mar 2008 01:58:00]
◆ヒルダ > ヒルダちゃん、でも良いけどね。まあそこは任せるわ。 ( ひらりと手を振って。 ) そうね、お願いするわ。…あっは、お姫様抱っこ?まあ夢ではあるけどサ。 ( くく、と肩を揺らして笑う。 ) ――商業地区であった事件、知ってるでしょ? あれで殺された娘は私の元同僚だったのよ。 ( 膝の上に組んだ手を乗っけて、語り出す。まさかその現場にこの傭兵が居合わせて居たとは思いもしないが。 ) その犯人っていうかまあ――容疑者だけど。そいつに心当たりがあるの。 骸骨男なんていう見た目のヤツが潜伏できるとしたら、暗黒街近辺だけ…とまあ、根拠としては薄いんだけど。とにかく、そいつの事を調べたいのよ。探るにしても結局は暗黒街近辺を歩き回る必要があるし。 ( 情報屋なんかの知り合いも居ない。それに調べるのは自分の手でやりたいのだ。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:43:23]
◆アクセラレーター@雷電 > (湿布の理由は聞き出していないもの、聞き出さない方が相手の為になるだろう。寧ろ、赤の他人が口出すのはしつこいだろうし何一つも問い掛けずに、二度と湿布のある場所に視線を移さないようにした。) おお、じゃあ… おれもヒルダさん、って呼ぶわ。 (片目だけウィンクをして見せる。) オッケー。歩き回る祭に、情報と安全ルートを教えとくぜ。危険がありゃ、姫抱っこをして逃げ回るけどオッケー? (数の暴力は頑張る以前に、彼女を傷付けないことを最優先するための考案を口にする。) ……、是非に聞かせてくれ。(話す必要があるのだろうか、疑問を抱いたもの興味があったために聞き入れるように耳を傾ける。) [Tue 25 Mar 2008 01:36:45]
◆ヒルダ > ( こちらも笑みを返し、左頬の湿布を隠すように自分の前髪を直す。これはまあ、クセだ。しかし顔を合わせて会話をした相手は皆この頬を覆う布に視線が一瞬移るのを魔女は気付いてしまうし――…。とはいえ、他の箇所にも殴られたような痕が少し残っているのだが。 ) ええ、そう。魔女ギルド。 受付で貴女の名前は聞いたわ。それじゃあ、アクセラさんって呼ばせてもらうわね。 ( 相手の申し出にええ、いいわよ、と頷いて。 ) 暗黒街では常に私の側に居て貰うわ。チンピラとかそういうのを追い払って貰うのが役目だから。隣に傭兵が居れば、余程で無い限りちょっかいは出してこないでしょ。 あと…そうね。どうして暗黒街を歩き回るのかってのも話しておくわ。 ( そこで一旦言葉を切って。 ) [Tue 25 Mar 2008 01:25:35]
◆アクセラレーター@雷電 > アハハっ 面白れェーことを言う。癒しを求めてンのはここじゃねェ、戦場だ。 (言葉通りに想像すれば滑稽の余りに笑みを漏らしてしまった。) ――、余程の事情があンだな。助かるよ、サンキュー。 (優雅な仕草をする貴女を見やると、片手を軽く挙げるとサンキューと行動で示した。どれだけの事情を抱えているのかは知らないが、彼女の顔に貼り付けられた湿布とやらに気付くと怪訝そうにする。) 魔女ギルドの人間――…? (瞳を僅かばかりに丸め上げた。) …、知っていると知れねェーけど自己紹介するわ。俺はアクセラレーター、アクセラで良いぞ。 じゃあ、本題に入るけど… 護衛を付けるに関しての条件とか知りたいンだが良いか? (俺が隠れているのか、それともべったり付き添うのか。相手の要望、要求、条件を聞き出した。) [Tue 25 Mar 2008 01:18:04]
◆ヒルダ > ここ、ちょっとむさ苦しいわね。もっとお花とか綺麗な絨毯とか―― 風景画とか飾るべきだわ。 ( これはまあ、ジョークだが。傭兵が使う待機室にそういうのは必要無いのだろう。 ) あんまりのんびりもしていられないものでね。待たせて貰ったわ。 ( 勧められるままにソファに座り、足を組む。 護衛という依頼の額の割りに高い報酬を設定したのは、良質な傭兵を雇いたいという理由の他に、早く傭兵を紹介して欲しいというのもあったからだ。彼女が額に釣られてきたかどうかは判らないが、その願いは叶った。 ) 自己紹介が遅れたわね。私の名前はヒルデガルド・グレーテ。ヒルダで良いわ。 ――魔女ギルドの人間よ。 [Tue 25 Mar 2008 01:04:11]
◆アクセラレーター@雷電 > (考えれば考えるほど軽い頭痛を引き起こした。更に怪訝そうな表情を浮かべつつ、かなーり不機嫌な雰囲気を漂う少女は出来上がった。だが、それも崩れ落ちた。) んァ… んん? (待機室に踏み込むと、小さな欠伸を漏らしそうになり、黒髪の女の背中が景色に移ってしまい思わず飲み込んでしまった。) …あり? ……。 (鼻に燻る香水の匂い。立派な女性いや、魅惑な女性か。肩を竦めたのは気にしない。) …あの依頼を出したヤツか。と、直ぐに会えるとは思っていなかったぜェー。 (相手の言動から感付いたようで、頷いてから軽く笑いかけよう。そして待機室のドアの手前にあるソファに座らせようと勧めた。) [Tue 25 Mar 2008 00:57:13]
◆ヒルダ > ( 女は腕を組んだままかつ、とヒールの音を鳴らしながらゆっくりと振り返る。部屋の中には傭兵ギルドにはあまり似つかわしくない女の香水の匂いが微かに漂う。 ) ………。 ( 入ってきた傭兵の姿を足先から頭の天辺まで見て。一度肩を竦めた。 ) はぁい。貴女が私の依頼を受けて下さる方? ( 受付から聞いた情報によると、確か名前はアクセラレーター。経歴を見るとその仕事内容はマンハントに集中し、仕事っぷりは正しく傭兵と言ったところか。ただ… ”まだ子供じゃない”というのが、女の第一の感想。もっとも、騎士団長を統べるアイリーン・アルベントも16だというし、彼らの世界では珍しいことではないのかもしれない。 ) [Tue 25 Mar 2008 00:47:53]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『そこに背中を向けたままの黒髪の女の姿が。』 [Tue 25 Mar 2008 00:39:32]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが来ました。 『待機室に踏み込んだ』 [Tue 25 Mar 2008 00:34:19]
◆アクセラレーター@雷電 > (待機室に通じる廊下で歩きながら思い続けていた。) ……どうも微妙だな。 (何故、依頼者※個人情報を保護するためか、所属や名前に特徴などははっきりと知らない※は暗黒街など危険な地域に行くのか。恨みのあるヤツでも無ければ、探し人か誰かとの取引だろうか。それだけだったら、代理人を依頼するなり、情報屋で買えば住む話なのだろう。) 直接にでも、会いたいヤツとかいンのかねェー…? (なんとなく察していたが、核にまで至るか自覚は出来ない。怪訝そうな表情を浮かべながら、あれこれと考察している間に待機室に到着してしまったようだ。) [Tue 25 Mar 2008 00:19:13]
◆アクセラレーター@雷電 > (執拗に追いかけるヤツだったら、半殺しすればいいが。依頼者の判断にも委ねられるため、その辺は直接会っての相談が必須になる。) んー…、曖昧なのな。この辺は。 (細かい依頼内容では無いようだし、相談しての決める必要もある。何しろ、夜間でしか行動することの出来ない身だ。どう言い訳するかはまた別の話。) あー、あー! この依頼者と相談をしたいんだが、手続きをしてくんねェーか? (一枚の書類を読み終えると、受付の人間に返した。首を傾げては、受諾の可否は?) この依頼者との相談による。 (きっぱり言い捨てると、待機室に向かおうと足を運び出す。) [Tue 25 Mar 2008 00:03:51]
◆アクセラレーター@雷電 > (ごーつ。……ゼロは五つもあるし、カンマの位置も間違っちゃいない。) これ、十万円? (頷いた受付の人を見るなんなり、しばらくの間だけ見詰め合っていた。) ……間違いじゃないんだな。 (二度も頷いた。…マジらしい。瞳を真ん丸くしてしまった。) 依頼の内容も、荒事は関わるにしろ殺害よりも護衛ってワケか。 (殺害の場合なら、返り討ちによる死亡もありえるために前金で受け取るケースは少なくない。護衛の場合だったら、無理に戦闘をせずに…というよりも依頼者の身を案じながら、逃げ回ったりすればいい。) [Mon 24 Mar 2008 23:54:59]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが来ました。 『ひー、ふー、みーつ、よーつ』 [Mon 24 Mar 2008 23:48:57]
お知らせ > ヒルダ@雷電さんが帰りました。 『―― 良い傭兵が見つかるといいけど。』 [Mon 24 Mar 2008 01:52:41]
◆ヒルダ@雷電 > ( そんな事を考えていると、暫くして受付の人間が戻ってきた。どうやら、今は待機中の傭兵は居ないようだ。 ) そう。まあ、私も来る時間が遅かったしね。 それじゃあもし条件に合う方が見つかったら、ギルドの方まで連絡下さいな。 ( 頼んだわよ、と言い残すと。ひとまず私はギルドの寮に戻る事にした。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:51:19]
◆ヒルダ@雷電 > ( 受付のカウンターに腰を預け、改めて建物の中を見渡してみる。成る程、傭兵らしい柄の悪いのが屯しているのが見えた。 ) …むさ苦しい。でもちょっとこう…何というか。 ( こういう事を思って良いものかどうかわからないが、男ッ気は嫌いじゃない。女日照りの所に出て行ってちやほやされたいとか、やらしい目で見られてみたいとかそういう―― ああ、いやいや。そういうのは駄目だぞヒルダ。 ) だからお前は節操なしって言われるのよ。 [Mon 24 Mar 2008 01:41:18]
◆ヒルダ@雷電 > 予算は10万以内で何とか。 ( 相場は知らないと言ったばかりだが、10万出せれば十分だろう。偶に見かける傭兵や冒険者向けの依頼を見ると、10万ってのは高い方だったと思うし。 ) 条件に合う方が居たら、魔女ギルドのヒルダまで連絡してくださる? とりあえずは一度会ってお話してから―― ああ、条件に会う方が今いるのなら、話してみたいわ。 ( 私の話のメモを取っていた受付はその言葉を聞くと「少々お待ちください」と奥に引っ込んでいった。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:33:19]
◆ヒルダ@雷電 > ええ、そう。一人。期間はちょっと不確かなんだけど、とりあえず一ヶ月前後を予定してるわ。 ちょっと暗黒街に用事があってね、その護衛をして欲しいの。 ( その顔の怪我は暗黒街を一人で出歩いてしまったが為に負ったのか、って相手は思ったかもしれない。普通はそこで暗黒街には近寄らないようにするんだろうけど、どうしても用事があるから。 ) 腕前の方は…ううん。暗黒街を歩く女の護衛が出来る程度、ってぐらいにしか言えないわ。曖昧で申し訳ないのだけど。 [Mon 24 Mar 2008 01:26:47]
◆ヒルダ@雷電 > ( 暗黒街で酷く殴打されてから一週間。ようやく痣の幾つかは痛みが引いて、顔中包帯だらけっていう目にはあってない。それでも額と頬に大きな湿布を張って、顔を殴られたんだなっていうのは一目瞭然なのだが。 ――さて、やってきたのは傭兵ギルド雷電だ。やはり暗黒街は女が一人で歩くには危険で、護衛が必要だと思ったのだ。護衛が必要だって気付くのが遅すぎる気もするが、とりあえず自分の力で何とかしてみようとした自分が浅はかだったのだろう。 とは言っても雇うのに幾らかかるか判らないし、条件に合う傭兵は居ないかもしれないから、まあ話を聞くだけって事で。 ) 傭兵の方を一人、雇いたいのだけど。 ( 私はそう受付に話しかける。 ) [Mon 24 Mar 2008 01:13:13]
お知らせ > ヒルダ@雷電さんが来ました。 『――こんばんは。』 [Mon 24 Mar 2008 01:03:05]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『…ご馳走様。( 空になったカップを返し、再び意識を思念に向けていた…)』 [Sun 23 Mar 2008 02:32:02]
◆リリル@VHG > …んっ…、今日は…「遠い」…。 ( そんな言葉を零しながら、深い深呼吸を一つ…。 そして、徐に再びミルクの入ったコップのスプーンを回しながら…。 ) …これ、凄く飲みづらいです…。 ( 両手手首に付けられた銀製の手枷の性で、手首は自由に動かず、カップを片手に持ち、かろうじて、スプーンが回せるぐらいで、それを口に運ぶたびにミルクがスプーンから零れ、それを満足に飲む事も出来ない…。 ) …あの、管のような物は無いですか…全然飲めないのですが…。 ( 困ったように眉を顰めながらハンターにお願いすれば、仕方なさそうに、木製の筒を出してくれた…。 ) 有難う御座います。 …でも、これで、確り飲めます…。「 チュゥ…… 」そんな音を立てながら、ミルクを啜り上げながら、喉の渇きをごまかしていく…。 血は…、いけない…。 ( そんな事を考えながら、暗い牢の中の虚空を見つけていた― ) [Sun 23 Mar 2008 02:12:08]
◆リリル@VHG > ( …視線と中に彷徨わせながら、何かを探り寄せる様に、聞き耳を立てる…。 小さな声が、断片的に再び聞こえてくる…。 その思念の強さによって聞こえ方は違うし…その相手の場所によっても…その思念は強く影響したり弱まってしまったり…。 …断片的に飛んでくるのは夜の営みか―… 目を覚まし活動を始めた夜の住人の声を聞きながら、外の情報に耳を傾けている…。 それが、今の私のたった一つの楽しみ…。 それは、急に訪れた、何かの力…なのかもしれない…。 ただ、まだ、その断片が大きすぎて、話を繋げる事が出来ずに、そのまま途切れてしまう事も…。 そしてそれにはとても、精神を消耗してしまい、気が付くと、「ふらふら」状態。 …そして今日も、その思念を手繰り寄せながら、めまいを感じ始める― ) [Sun 23 Mar 2008 01:48:08]
◆リリル@VHG > ( …そして、この空間に隔離され…前よりも強くなってきた「思念」…自分の意思ではない、何者かの思念…。 そう、あの公開処刑の時にあの「ヴァンパイア」から感じ取れたその「思念」…。 それが日に日に強くなっている…。 起きている時には、何処か、遠くから、その思念を感じ取る事が出来るように…。 それは、喜怒哀楽…さまざまな感情…。 その断片的に聞こえる声に私は耳を傾けていた…。 先日は、楽しそうに話す「思念」が飛び込んできた…。 町の何処か…その何処からか発せられた物……とても楽しい話し声…。 それをぼんやりと、羨ましく聞いていた…。 『 …良いな…とても、楽しそうで…。 羨ましいな…。 みんなは、悩みが無いのかな……。 』 一方的な思念に語り掛ける事は出来ない様で…ただ、その声に、その「光景」を思い浮かべる事を考えながら、その長い時間をその事に…神経を集中させて…。 時折聞こえる物音に「ハッ!」ッと、なったりする事もあるけれど…それは私が、「呆然」としているようにしか、他の人には思わないらしく、これといった声が掛かる訳ではなかった…。 )…今日は、何か聞こえないかな……。 ( その暇な時間を紛らわす様に、意識を集中し始める― ) [Sun 23 Mar 2008 01:26:33]
◆リリル@VHG > ( 支給された、ミルクを両手に持ちながら、じっと、その白い液の表面を眺めていた…。 光の閉ざされた暗い地下牢は、此処に何日居たのかさえ、あやふやにしてしまう…。 無意識で意識を手放し…そして、どれぐらいかの時間かで…再び目を覚ます…。 私を監視するハンターは、物言わず、ただ、私の事を「監視」し続けている…。 ) …後、どれぐらい掛かるんだろう…。 ( 小さな声で、囁く言葉…。 その言葉には力無く…ただただ、先の見えない明日に、考えが出来ずに居る…。 そして極限の空腹に耐えていた体は…、この所…空腹になる事が無い…。 嫌、そう感じなくなってしまっただけなのかもしれない…。 喉は、相変わらず渇いたまま…。 特に禁断症状も無く…、そして、「血を求む」と言う衝動にも不思議と狩られない…。 罪悪感から…体が拒否し続けた事が原因なのかは私には分からない…。 ただ、日に日に体は弱ってる事が解る…。 ただでさえ細かった体が更に細く…指も肉が落ち、余り人に見せられない体になってしまって…。 ) …はぁ…。 ( 結果が出るまで、まだ、死んでしまう訳にはいかない…。 その思いで、重い手を動かしながら、ミルクを口に運び入れ始める…。) [Sun 23 Mar 2008 01:03:01]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『…暗い地下牢の中…―』 [Sun 23 Mar 2008 00:48:47]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『仕事が来るまでしばし待った。』 [Fri 21 Mar 2008 00:21:33]
◆バイ・チャンフォン > ・・・知っていた、のか。(いつもやってくるのは向こう側なんだぞ?とだけ口ぞえしておいた。)・・・おかげさま、でな。・・・その時、来るまで、鍛えて、おくことに、する。(まさか、お前だ。などとこの場で発言するわけにはいかないだろう。どうせやることなど、敗北の後でもあまり変わらないのだろう。・・・だが、きっと心情的には何かを手に入れているのだろうな。と思っていた。・・・上品な仕草は、やっぱり元お嬢様なんだな。と、その事実を思い出させる。)・・・調べて、おこう。その、代償とやらを。(では、な。と後姿に手を振りながら呟いた。) [Fri 21 Mar 2008 00:21:18]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが退室されました。 『職員に一瞥すると、立ち去った。』 [Fri 21 Mar 2008 00:15:01]
◆アクセラレーター@雷電 > そんな情けないことだけはしたくないなァー。ああ、友達と話したり遊んだりして見ろよ。喧嘩以外でな。 (くすり、と小さく笑い掛ける。暗黒街の何処かで喧嘩をしているのは知っていた。あちこちで酒場に行けば名前か容姿に言葉の訛りの特徴を聞いては少なくとも判断が出来た。) 恐れながら、失いたくないものが出来たのか…。何時かはそうだな、勝ち続ける人生で生きたお前には、一度の敗北で大きな成長を与えるはず。 (敗北を知り、辛さ、悔しさ、悲しみ、怒りを知れば大切なものを守ろうと強くなれるから。上品そうな仕草は未だに続けていたし、そこまでは頭が回らなかった。) 永遠に等しいソレを手にするには、相応の痛みと苦しみを伴って当たり前だしな。 (ふふ、と微笑を見せ付けよう。そして待機室に一人の職員が訪れるとアクセラレーターを呼び掛けていた。) ……と、そろそろ行くぜ。 (その場から離れようと歩き出す。) [Fri 21 Mar 2008 00:11:50]
◆バイ・チャンフォン > 全力で、走って、つまづきました、では・・・笑い、話にも、ならぬ、から、な。・・・経験上の、言葉、なら、信じられる。(少し、進む速度を遅くしてみよう。・・・見えなかった、周りの景色も、ゆっくり見えるかもしれない。くす、とだけ笑って、相手に笑いを返そう。)敗北、知った、わけでは、ない・・・。ただ、敗北、恐れるように、なった。あと、失いたく、ないもの、できるように、なった。・・・だから、きっと、敗北、知るべき、なのだろう。・・・我は。(いつ訪れるかは分からない。知ったときが失うときかもしれない。・・・それでも知らなければならないときは・・・きっと、来るだろう。上品な相手の声色、口調に、少しどきりとした。・・・こういう別の顔を持っているのは、反則だ。と心の片隅でだけ思った。)・・・だろう、な。そんな、たいそうな、もの、タダでは、手に、入れられん。(手に入るなら、みんな手に入れているはずだ。飛び降りた相手を目で追う。) [Thu 20 Mar 2008 23:58:54]
◆アクセラレーター@雷電 > そうだな、小さな石だけでも大きな弾みになっちまう。確かに気を付けないとな。 (相手の言葉に同感をし、気楽そうに笑い掛ける。閉じていた双眸も漸くと開いた。) 経験上からの言葉だから信用して良いぞ。 (五年以上の孤独の中で感じたこと、思ったこと、したこと。口にすることもなく、薄らと笑うだけ。) 変わったぜ。最初に出会った頃は、がむしゃらに勝ち続けて、快楽を求めてたからな。勝ち続ける人生に生きてたさ、お前は。今は、敗北を知ったか知らねェーけど良いほうに変わり始めてる。 (声色と口調には荒々しさが感じられなくなった。変わりに上品めかした声色に丁寧に言葉を投げかける。褒め言葉のように言い放つ。) それに無限の可能性が潜めているけど、代償を支払わなくちゃいけねェーことを知る必要がある。たくさんな。 (相手の言葉に頷いては、付け足していった。そしてテーブルから飛び降りた。) [Thu 20 Mar 2008 23:44:01]
◆バイ・チャンフォン > 石が、転がっていないか・・・注意すべきだろう、な。こけて、しまうのは、避けておきたい。(突っ走って、すっころぶまえに、しっかりと足元を見て進んでいこう。・・・最近は、そう、思えてくる。)臆病で、いることも、また、学び、か・・・なるほど、な。・・・そんな、もの、だった、か?あまり、変わっていない、つもり、だが・・・。(自身の中で変化が起きたつもりはないのだが・・・と少し首を傾げる。どうやら自覚していないようだ・・・。)不老・・・不死・・・?不老、不死・・・か。(小さく呟いた。それだけに留める。・・・何か伝えたいことがあるのだろう。・・・今度、図書館に行ったりしてみよう。) [Thu 20 Mar 2008 23:34:31]
◆アクセラレーター@雷電 > 単純でシンプルだからこそ、間違えずに突き進める。だが、少しでも間違うと取り返しのつかないことになっちまうからなァ (注意が必要だな、と付け足しては同意して頷いた。) 臆病者で結構だ。臆病だから色んなことを考え、恐怖を知り、立ち向かう術と心を手に入れる。俺は好きだぜ。少なくとも、勇気よりも無謀に突き進むよりはな。恐れを知らなければ、何も学ぼうとしない。学ばなければ強くなれない。――ちょうど、俺と出会う前のバイチャンが良い例だな。 (ははっ、と小さく笑いかけながら素直にフォローをする。それは当たり前なことだ、と言うように。) 不老不死になる方法が目の前にあるとしたら? (質問を質問で問い返した。説明するには長すぎる、自分で調べるか人気の無い所で聞け、と口パクだけで伝えた。) [Thu 20 Mar 2008 23:20:44]
◆バイ・チャンフォン > まぁ、あれこれ、考えるよりも、いい、な。おもしろいし。(真っ直ぐ。シンプルだからこそやりがいがあり、進みがいがあるのだ。)失うこと、怖い、思う我は・・・やはり、臆病者、なのだろう、な。(失いたくないものができてしまった。・・・このままでは捨て身の勝負、というものができなくなってしまい、賭けのない心を持ってしまう。・・・それは、酷く弱くなってしまうということなのではないだろうか?と、不安になってしまう。そういうと、目を伏せる。)・・・吸血鬼、調べる?・・・どういう、こと、だ?(周りを少しだけ見回し、誰も聞いていないか用心深く確認すると相手に尋ね返した。) [Thu 20 Mar 2008 23:11:40]
◆アクセラレーター@雷電 > 道がありゃ、一直線に突き進むだけ。それ以外の方法はあるかも知れねェーけど、真っ直ぐがシンプルだから好きだな。 (思うことは同じか。内心で呟きながら、頷いては双眸を細める。) ――時が過ぎれば過ぎるほど、肩を並べるのには不可能になるし。老いれば、積み重ねてきたものが失ってくるのは当たり前だな。 (バイチャンの弱気、弱音を始めて見たような気がする。細めた双眸はやがて閉じてしまったが、言葉は小言になり続いた。) ……テメェーは吸血鬼を調べた方が良いかもな。そこに可能性がある。 (吸血鬼の特徴、体質、思考、思想、退治、伝説、そして感染を知れ。と遠まわしに告げた。) [Thu 20 Mar 2008 22:57:22]
◆バイ・チャンフォン > それは、同意、だ。目指すべき、目標が、あるのは・・・幸せな、こと、だ。道が、見えている、から、な。・・・ああ。そう、思って、いる。(腰掛けた相手の顔を見据えながらそう返す。)そう、だな・・・そう、だろうな・・・それが、普通、だ。(少し悲しそうな、寂しそうな・・・それでも仕方ない、と思っているような・・・複雑な表情を浮かべた。次の言葉に図星を突かれ、一瞬黙ってしまう。)・・・そう、だ。気持ち、変わらない、自信は、ある。・・・それでも、いつしか、時、立ち、我は、先に・・・老いる。その時、お互い、離れるのでは、思うと・・・つい、な。(図星を突かれたためか、何かを思いつめるような表情を浮かべる。ほとんど、誰にも見せることのないような、彼の弱さがにじみ出ているような顔だ。) [Thu 20 Mar 2008 22:47:34]
◆アクセラレーター@雷電 > 目標が無けりゃ、何も変われねェーぜ。バイチャンはそう考えてたのかァー? (相手の座る椅子の傍にあるテーブルの上に腰掛けた。そのまま相手の双眸を見据えていた。) 力も、心も、体も、時が過ぎりゃ変わるわな。 (呟くような声を言い放ってから、指を開いた両手を目の前に持ってくる。傷一つも残さない赤子のような肌。それだけは変わらなかった。化け物で吸血鬼だから、でも心だけは人間だ。) ……何時しか、俺とテメェーの間にある隙間が広がるかも知れねェーからか? (隙間。関係上の距離を示しての言葉を言い放つ。人間と吸血鬼。今は同格だが、寿命と身体だけは時が過ぎればかけ離れてしまう関係。何かを感じ取っては率直に問い掛ける。無垢にだ。) [Thu 20 Mar 2008 22:35:29]
◆バイ・チャンフォン > 今でも、十分、楽しめるのに、目標も、持っているとは、な。・・・だが、今の、幸せに、安穏と、浸って、いられる、とは、我、思わない。(すぐ傍にある椅子を引き寄せれば、その上へと腰を下ろした。)いつか、絶対、変化が、訪れる、だろう、な。・・・我にも、アクセラ、にも。(いつか絶対にそれはおこりうることである。どのようなものかは分からないが、それが少し、怖くもある。)ちょっと、その、変化、いうやつ、怖い、な・・・。(今のまま、ずっといることは・・・おそらくできない。とても、怖い。微笑を浮かべながら言うが、この男が恐れている、ということはなんとなく伝わるだろう。・・・現に、こんなことをめったにいうやつではないのだから。) [Thu 20 Mar 2008 22:24:35]
◆アクセラレーター@雷電 > …バイチャン。 (相手の声色を聞き取るだけで、振り返らずともバイチャンだと判断できた。未だに逆立ちのまま、相手に見上げよう。) 現況が満足しているかァ……、上手いことを言うじゃねぇか。確かにテメェーもいるし、イルマもエニシもシャーリーもいる。目指す先の英雄艶子だっている。 (バイチャンに言われて、初めて気付いた。今が楽しく、未来の楽しみがあるから。逆立ち状態から、指先だけで後方に飛び出しては爪先だけで着地する。余りにも無駄がなく軽快な身動きだった。) そうだな、バイチャンの言う通り、毎日が楽しいぜ。 (唇を緩めては微笑む。) [Thu 20 Mar 2008 22:16:09]
◆バイ・チャンフォン > 親の、顔、忘れる、ほどに、満足、している、いうことじゃ、ない、のか?(少し前に待機室に入ってきた男。女性の姿を見つければ、近づき、呟きが聞こえればそう尋ねる。親の顔が思い出せないのは、それほど懐かしいと思っていないことなんだろうなぁ。とか邪推した。) [Thu 20 Mar 2008 22:08:59]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 [Thu 20 Mar 2008 22:03:32]
◆アクセラレーター@雷電 > (感染された吸血鬼と、真祖の吸血鬼は同じではない。思想も思考も何もかも、似て異なる存在。感化された吸血鬼は、元は人間か亜人、ハーフであるが…。生まれつきの真祖は、元はなにものでもない純粋な吸血鬼だ。アルバーン一族は真祖の吸血鬼であり、赤ワインと偽ったそれは鮮血に過ぎなかった。無自覚に行き続けたアクセラレーターは奇妙な感覚を抱き続ける。) 親は生きていようが死んでいようが、……思い出せなくなったしなァ (聞いたことはある。化け物になるにつれ思考、思想、記憶が固定化され新しい情報を受け付けなくなる。死を撒き散らすだけのモンスターとなる。そうならないためには、理性と精神の元になる思い出をたくさん作っておきたい。みんなの笑顔を脳裏に焼き付けたい。) [Thu 20 Mar 2008 22:00:44]
◆アクセラレーター@雷電 > (シャーリーの言葉を思い出した。友達でいられる喜び、嬉しさ、楽しさを心に満たしていった。同時に頭の中に新しい疑問が生まれた。) 死は嫌い――、か。 (生と死。二つの内に、アクセラレーターが恐れていることはハッキリしている。生まれた時から、ずっと思い続けていた。真祖の吸血鬼として自覚した時は別に悲観してないし何とも思わない。何百年、何千年も生きる吸血鬼だとしても途中で事故や殺害で殺されれば短命と変わらない。人間は、草を食べた草食動物、草食動物を食べた肉食動物、肉食動物を食べる人間、寿命尽きた人間の灰が大地に生命を与え 草や木に果実の栄養となる。必然的であり、人間は都合が良いように吸血鬼を人食いと決め付ける生き物。何故、吸血鬼は存在したのだろう。) [Thu 20 Mar 2008 21:53:41]
◆アクセラレーター@雷電 > (アクセラレーターもその一人であった。先ほどで一日に必要な資金とノルマは終えたに関わらず、明日明後日の分のノルマを稼いで置きたい。暗黒街、貧困街へ赴く依頼は多少と値は張るが割引きをしてても引き受けたかった。カロンのこともあるし、客から住人から耳寄りな情報を聞けるかもしれない。今のところは収穫は無い。) リーちゃんか。 ふふ、…。 (ご機嫌そうに表情を緩め上げていた。アクセラレーターは長い尻尾を団子結びに変えてから、逆立ちのまま歩き続けていた。腕力の元になる筋肉の繊維をバランスよく整えると同時に鍛え上げる。そして平衡感覚の向上を養うことにより、骨格の仕組みを理解することに繋がる。アクセラレーターなりの鍛錬方法だった。) [Thu 20 Mar 2008 21:32:10]
◆アクセラレーター@雷電 > (多人数は待機することの出来るほどの広さを誇る待機室。実際にそれだけの余裕が無ければ、各自の傭兵達の武器や道具などが収まりきらないだろうし。以来を受諾するまで居座ったり、寝泊りするケースは少なくない。自宅や野宿先から、いちいち傭兵『雷電』ギルドに戻っては確認する作業が面倒くさい人は少なくないからだ。ここで待機していれば、直ぐにでも仕事しに行ける上に、顧客や常連客、新規お客さんを待たせては不快な気分にさせることもないため。評判のパラメーターは少々ながら上がる可能性がある。) [Thu 20 Mar 2008 21:20:26]
お知らせ > アクセラレーター@雷電さんが入室されました。 『殺風景な待機室』 [Thu 20 Mar 2008 21:15:50]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『VHGの人に、朝が来れば話し、私は、皆さんに伝えます―この気持ちを…』 [Wed 19 Mar 2008 03:57:06]
◆リリル@VHG > ……クロアスさん、庇ってくれて嬉しかったよ…。 そして、ごめんなさい…。 貴方の気持ちを踏みにじってしまう事を…。 どうか許して下さい…。 そして、これからも、「ハンター」として、頑張って…。 エリーさんの様に、悲しい人を増やさない為にも…。 そして、もう、こんな私の様な、命が生まれない事を…切に願う…。 こんな、思いをするのは、私で最後にして欲しい…。 …神様が居るのであれば…それを願います…。 [Wed 19 Mar 2008 03:52:51]
◆リリル@VHG > ( …今まで頭に整理した事を、忘れない様にして、今日ジョージさんとか、エリーさんが来たら、そう言おう…。まずは謝罪をさせて欲しいという事。 確り謝る事…。「血を吸って、生き延びてきて申し訳ありませんでした」…と。 そして、後は、「処分」を待とう…。 出来るだけ早いほうが良いな…。 お腹減るし…、空腹で死んじゃう…。 まだ、此処でならミルクが飲めるけど… ミルクでは、やっぱり、お腹に貯まらない…。 ) ……これも、一つの人生なんだね…。 ―最後に我侭を言えるのなら…。 今度は「人間」に生まれたい…。 こんな苦しい思いをするのは、もう嫌…。 それだけが…最後の願い…。 …ごめんなさい。 お母さん…。 私、やっぱり…生きていけないや…。 [Wed 19 Mar 2008 03:41:33]
◆リリル@VHG > …あぁ、せめて、この吸血行動さえ…無ければな…。( ジョージさんも言ってた…「血を吸えば吸血鬼」だって…。 それが、少なくても…立派な吸血鬼なんだって…。 私が生きると言う事は、いつか必ず「吸血」をしなくちゃいけない…。 それをヴァンパイアを駆逐する機関であるこの「カーン」が、見逃すはずがない…。 ) ………私は、逃げられない…。 生きていけない…。 ( 人の役に立ちたいなんて…、とんでもない「偽善」なんだ…。 役に立つどころか…、その人無しでは、生きていけないんだから…。 それは、これからも生きていけば「傷付ける」と言う事…。 どちらにしても…もう…。 ) …生きる資格…無い…。 悪として、処分されるのが…妥当…。 和平なんて…有り得ないんだ…。 ( …どっちにしろ、あのままスラム街で死んでたんだ…。 謝罪も出来ないまま…。 だとしたら、明るみに出て、謝罪をした上で、身奇麗になった上で……終わらせられれば…それが私にとって…、一番良い事なのかもしれない…。 それで良いよね…。 もう止めよう…。 吸血する事も、もう無い…。 それで良いんだ…。 どうせこれから生きていても、一人ぼっち… ) [Wed 19 Mar 2008 03:31:59]
◆リリル@VHG > ( …それからは、どうしたら良いかな…。 そうだ…白魔術ギルドの人にも謝らなきゃいけない…。 私が嘘を付いて入った事で、迷惑を掛けてしまった…。 それは治療機関でやってはいけなかった事なのに…。 もう少し、早くそれに気が付いていれば…、迷惑を掛けずに済んだのに…。 きっと怒ってるんだろうな…。 ううん、怒ってる…。 そのせいで、信用が無くなってしまったら、私はとんでもない事をした事になる…。 そして、ルジェさんと言う人の肌に傷を作ってしまった…。 ) …謝りたいな。 ( 私の身の上の事よりも…まずはしなくちゃいけないはずなのに…。 私が、馬鹿だった…。 もっと、良く考えれば良かったのに、気が動転してた…。 でも、それは言い訳にしか聞こえない…。 私は、何をやってもダメみたい…。 存在価値は無いのかもしれない…。 もう、生にしがみつくのは良そう…。 この先、生きて行くにも、人の助けが無くちゃ生きていけない…。 でも、ヴァンパイアとして見られてしまえば、見来て行く事は難しい…。 だからと言って、人は襲いたくない…。 私を襲ってきた、人たちと同じにはなりたくない…。 力で、ねじ伏せて、なんになるんだろう…? それで、幸せになれるのかな…? 生きるって、難しい事なんだ…。 エリーさんも言ってたっけ…。 「 父も母も姉も、生きて居たかった 」と思うって…。 エリーさんも、ヴァンパイアの被害者…。 だとしたら、ヴァンパイアの血を引いてる私を庇ってくれる筈はない…。 ヴァンパイアが憎いはずなんだ…。 そう言う人が此処に大勢居るはずなんだ…。 だとしたら、採決なんてもう決まってるような物…。 私は、ヴァンパイアの血を引いてるから―… ) [Wed 19 Mar 2008 03:18:33]
◆リリル@VHG > ( 一人牢屋の中、ここ数日の事を考える事で、私の頭の中は一杯だった…。 あの時何が言いたかったんだろう…。 今良く考えると、ちゃんとした事が言えてなかった気がする…。 …勉学を受けてない子供頭の中は、話が混線してしまい訳が分からなくなっていた…。 此処に来たのは確かに「罪を償いたい」そう思った事から…。 罪… 罪って… 悪い事… 悪しき存在だからと言う事… ヴァンパイアの血を受け継いでる事…。 吸血でしか栄養を補給出来ない事…。 そして、吸血行為こそ「ヴァンパイア」の証だと言う事…。 …それは解った…。 ―それに何時も、吸血する時は申し訳無く思ってた…。 私は、人に生かされてるんだって…。 この人たち無しには、私は生きていけないんだって…。 …自分の存在は小さい物…。 私が、自分が何かも分からなかった…。 私には、それを教われる人も居なかった…。 知識も無かった。 ある知識は、薬草に関する知識ぐらいなもの…。 ヴァンパイアが、悪い存在だってそう知ったのが1月8日…。 あの、ヴァンパイアの公開処刑の日…。 常々感じていた、吸血行為の申し訳ないと思う事が、悪しき存在と結びついた…。 だから、謝りたかった…。 そして、私の力では謝罪の場が作れないと思いVHGにやってきた…。それは、もしかしたら、私も処刑されるかもしれない。 それを覚悟して訪れたのに…。 途中で、怖くなって、生にしがみつく様な事を言っていた…。 全然、謝れてない…。 謝罪になってなかった…。 私は、静かに落ち着いた考えの中で、自分の足りない頭の中で、色々と、言葉を整理して考えた…。 まずは、この事を謝らないといけないんだ…。 そう、やっと、解った…。まずは其処からしないといけないんだ…。 ) [Wed 19 Mar 2008 03:01:51]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『―VHG 牢屋の中…』 [Wed 19 Mar 2008 02:35:39]
お知らせ > トリス@騎士団さんが帰りました。 『(だったら技や経験の一つくらいは、誰かに伝えておくのもいいかもしれない。)』 [Wed 19 Mar 2008 01:41:45]
◆トリス@騎士団 > (ヴェイトス市に腰を落ち着けてからというもの魔物の群れだの植物だのアンデッドの大群だの鼠だの、化物ばかりとは殺り合うが軍団規模で”人”と闘った事は殆んど無い。 それはある意味理想的であるし、幸運だったのかもしれない。) ・・・・やっぱり時代遅れの騎士、か。 (ただし同時にそれは、騎鳥騎士としての自分とこの街の不適合性を表す事実でもあったりするのだ。 故に、名声だの功績だのを後の世に残す事は無いかもしれぬが。) [Wed 19 Mar 2008 01:38:10]
◆トリス@騎士団 > 対装甲剣術とか馬上槍とか・・・・ 対騎馬兵術?(習得している技術が基本的にvs騎士を想定したものばかりだったという罠。 サムライやら別国の守備部隊出身者やらが目を輝かせて聞くだろう。) 後は対化物とか、単純な喧嘩の遣り方なら教えられなくも無いわ――そっちの方が有効かもしれないわね。昨今の事情を鑑みるに。(あれこれプランを考えながら昨年の戦争事情を思い出す―― トリス・クラクハインドとて一人の騎士。”まともな”戦場で勇壮に戦う自分を夢見た事が無い訳じゃないが。) [Wed 19 Mar 2008 01:28:16]
◆トリス@騎士団 > ほら、私はどちらかっていうと習うより慣れて騎士になった身だから・・・・・ボロ出したら如何しようかと迷ってるのよ。 できたら一般参加したいわ。(先生泣かせだった。) ……其処まで言うなら――というか仕事ならやるべきか。 後は何を教えるか、って所かしら・・・。 それこそ剣やら集団戦法は彼女の方が明るいでしょう?(丁度今あたり講義の時間なんじゃないか。有事の備えたる最低限の人員に字分が割り当てられていなければ、受講生の端っこにちょこんと座っていただろう。) [Wed 19 Mar 2008 01:24:31]
◆トリス@騎士団 > ……参ったわ。推挙は嬉しいんだけど、私ってそれほど人に教えるのが得意じゃないのよね。 掛かって来い! 鍛えてやる! 的な指導方法になってしまいそう。 (それでもいーんだよ。 と逃げ道を塞がれてしまった。 追い討ちとして某年下の女騎士は気張ってるという情報もある。) 先生役が似合うというか、説得力あるというか――下地がしっかりしてるからかもしれないけれど。 [Wed 19 Mar 2008 01:20:35]
◆トリス@騎士団 > (勤め先にてその台詞を聞いたときは、思わず耳を疑ったものである。 開催中の合同演習に際して、実技の教官などはやらないのか、と。)まぁ確かに武勲を買われて群れのリーダーをさせてもらったことはあるけれど・・・教官、ねぇ。 (後任を育てたり支障ない範囲で技術を街の防衛機構に還元するのも立派な騎士団の仕事だろうし、とは同僚の言葉であったが。) [Wed 19 Mar 2008 01:12:02]
お知らせ > トリス@騎士団さんが入室されました。 『私が・・・・教官役を?』 [Wed 19 Mar 2008 01:09:31]
お知らせ > アルジェントーロ@VHGさんが帰りました。 『((苦労性のジョージ feat VHGのアウトロー))((幕))』 [Tue 18 Mar 2008 05:37:36]
◆アルジェントーロ@VHG > (そうこの数時間の結論を述べて、派手なVHはギルドの外へ。)(次からは『 名簿見ろ!アルジェントーロ・オルソーだ! 』と開口一番ギルドでは名乗ってやろうと、周囲にガンつけながら。) [Tue 18 Mar 2008 05:37:06]
◆アルジェントーロ@VHG > 言えてる。(肯くジョージにアルジェンはにまりと唇を歪めて肩を竦めた) ―――VHGに同情してくれりゃあ其れでこそ万々歳だぁ。正義の組織として市民の信頼、そして近親感を得る。これ以上の上手い作戦はねぇかも知れねぇなぁ。 (くつくつと喉の奥を揺らす。まるでいたずらを思いついた餓鬼のように。)(事は適材適所という。恐らくはこんな派手なナリした自分が言うよりも、こういう人間が言う方が説得力がある。自分が言えば「 乱暴者の戯言 」と称されようものでも、彼が言えば「 考えた末の結論 」として受け入れられる。其れを人生の中で学んだカス脳は、彼の言葉に肯いてカップを手渡そう。どちらも、 頼んだ 、という意味を添えて。) ―――珈琲を飲み過ぎると、胃が痛ぇのは酷くなるぜぇ?気をつけろよぉ! (第一印象は苦手そうだと思ったが。はてさて、人とは不思議なものだ。これだけ話し込んで、結論的にはヤツはお硬いだけの紳士じゃないようだと分かった。自分の考えも、跳ね除けられにくいだろう彼の 『 正当な結論 』 としてお上に伝わるのなら、) ―――俺は苦労性のジョージに感謝しなきゃなぁ。 (くつ、くつ、くつ。これはこれで、今後の仕事に彼と上手く関われば自分は今よりマシになれるかも知れんと、――勿論彼が其れを御免蒙る可能性は大だが――充足感を感じながら) しかし、アレだ、やっぱりヤツは、苦労性のジョージだ。 [Tue 18 Mar 2008 05:35:58]
お知らせ > ジョージ@VHGさんが退室されました。 『リリルとの対話の結果、彼女は害悪吸血鬼であると判断し、ここに処刑の提案をするものである。』 [Tue 18 Mar 2008 05:27:51]
◆ジョージ@VHG > (さて、書き出しはこうだ) [Tue 18 Mar 2008 05:26:42]
◆ジョージ@VHG > まあ、何にせよ……自首してきた時点で、彼女は終わりだ。 逃げ出さない限り処刑は間違いないし――逃げ出したら、もっと酷くなるだろうね(彼の言葉に頷いた。 蚊にだって蚊の矜持がある筈だろう。 ミザリーの最期は潔かった。他の吸血鬼も、多くは戦って死んだ。 だが、リリルは……)まあ、逆にVHGに同情する人も出てくるかもしれないね。 最終的にどうなるかは別だけど、提案書は出しておくよ――助命嘆願の提案だって出てるんだし、ね(極端から極端へ。 まあ、意見が二つあった方が納まりも良いだろう、と思う。 笑いながら、それなら彼のカップは此方で受け取ろうと手を伸ばした)じゃあ此方でやっておくよ。 夜明けまでに、ぼくも報告書と提案書を仕上げるから、何杯か珈琲が必要になりそうだ。 [Tue 18 Mar 2008 05:25:58]
◆アルジェントーロ@VHG > だーから、女は怖ェンだよなぁ。(女傑帝國ヴェイトス。そんな言葉が脳裏をよぎって、ああ、もう、男は立場がないったらありゃしない。肩をすくめて、苦笑う) ま、フレーバーっつうよりも、吸血鬼は人間の形したデカイ蚊かぁ? 蚊は殺していいのに、吸血鬼は可哀相? はっ、其れこそリリルってヤツに言ってやってくれよ。 てめぇ等、蚊は殺したことねえのかぁ?ってよぉ。 人間にとっちゃ、でかくて迷惑な蚊みてぇなもんだしなぁ。吸血鬼なんざぁ。 (鼻で笑う。言ってやってくれ、とは言ったが、いやはや、コレは自分でメンチ切手言ってやっても面白いかもしれねぇ、等とくつくつ喉の奥を鳴らしながら。) ―――世の中、哀しい出来事が大好きだ。 哀しい出来事にはお涙頂戴の三文芝居だって分かってても、ハンケチで涙を拭うのが人間だぁ。 なら、其れを逆手にとってやりゃあいい。 リリルに血を与えずに、房の中でVHを襲ったとでも歌って、舞台の上に、VHに仕立てた奴隷を転がす。 リリルの望むとおりの公開処刑だろぉ? そして、VHに急に誂えられた付け焼き刃の奴隷VHは、無念!リリルに吸血されて、嗚呼、なんて恐ろしい吸血鬼! そこで民衆は言うさ、 吸血鬼は殺せ!ってなぁ。 そうすればVHGはリリルという恐ろしい善人の皮を被った吸血鬼と戦った 『 正義の組織 』 で居られる。 嗚呼、そうだ、そこでストレス発散してぇVHにリリルを殺させてやりゃあいい。 付け焼き刃の奴隷VHじゃ、やられるが、百戦錬磨のプロならなんてことねぇだろうさぁ。 (勿論、アンタもだ。と、付け加えて、) さて、ジョージ。 俺は夜明けが来る前に、新しい 蚊 が増えねぇように仕事に行こうと思うんだけどよぉ、カップは何処に直せばいい? (苦労性のジョージの考えを知ってか知らずか、お上に自分で意見を言う気なんざないVHGのアウトローは肩をすくめてカップを揺らした) [Tue 18 Mar 2008 05:17:17]
◆ジョージ@VHG > (訂正)(タグミスOTL)悔い改めたミザリーは最期、日の光に焼かれ、安らかに消滅した。 だが、化け物であり続ける吸血鬼は無残な最期を遂げるのだとすれば……公開処刑で、痛めつけた方が良いの、か。(まあ問題としては、あのリリルという吸血鬼モドキが『血を吸わない』という状態になること。そして吸血鬼ハンターが、吸血鬼に血を与えることを赦す、という二点だ)リリルが素直に襲って、奴隷を殺すことで市民が反感を持たないのなら……かな。 逃亡奴隷とか、犯罪をやらかした奴隷なら、殺されても仕方ない、か?(何にしたって、処刑すべきなのは間違いあるまい。 アイデアとして提出するか)……公私混同と取られかねないけど、ハンター達もストレス溜まってるみたいだしね。 少しは解消させてやりたいよ(ぼくもね、と溜息混じりに溢す。 なんせ吸血鬼に大なり小なり恨みを持つ連中のど真ん中で、戯言を騒いでいる吸血鬼がいるのだ) [Tue 18 Mar 2008 05:03:21]
◆ジョージ@VHG > 悔い改めたミザリーは最期、日の光に焼かれ、安らかに消滅した。 だが、化け物であり続ける吸血鬼は無残な最期を遂げるのだとすれば……公開処刑で、痛めつけた方が良いの、か。(まあ問題としては、あのリリルという吸血鬼モドキが『血を吸わない』という状態になること。そして吸血鬼ハンターが、吸血鬼に血を与えることを赦す、という二点だ)リリルが素直に襲って、奴隷を殺すことで市民が反感を持たないのなら……かな。 逃亡奴隷とか、犯罪をやらかした奴隷なら、殺されても仕方ない、か?(何にしたって、処刑すべきなのは間違いあるまい。 アイデアとして提出するか)……公私混同と取られかねないけど、ハンター達もストレス溜まってるみたいだしね。 少しは解消させてやりたいよ(ぼくもね、と溜息混じりに溢す。 なんせ吸血鬼に大なり小なり恨みを持つ連中のど真ん中で、戯言を騒いでいる吸血鬼がいるのだ) [Tue 18 Mar 2008 05:02:44]
◆ジョージ@VHG > まあ、「感染拡大」するって点を除けば、ね。 ――それにしても面白い意見だよ、それは。 フレーバーの人が聞いたら怒りそうだけど、面白い話だ(話題は未だ吸血鬼からずれないけれど、興味深い冗句に、自然に顔に笑みが浮かんだ。 実際、吸血鬼は人間の天敵なんだ、というような話も聞くが……しかしそうか、フレーバーか。 その発想は無かった、と)そうは言っても、ヴェイトスには強い女性が多いからなァ……。有名な騎士とか傭兵とかって、殆ど皆女性じゃなかったっけ?(とはいえ、女性差別云々を抜きにしたって、男が美女に弱いのは世の常だ。 化け物であるという点を除けば、吸血鬼は美女、美少女揃いなのも事実である。)実際、血液欲しさに身体を売った、というような証言もあるし、ね。 既にそうやって血を吸われた連中がいる以上、こっちまで同じ事をしてやる義理はないね、と。 非公開で処刑したいんだけど――噂が流れちゃってるからね。これはちょっと、拙い(吸血鬼狩りに吸血鬼をぶつける。 毒を持って毒を制するという考え方だって無いわけじゃない。 貸本屋やら図書館に行けば、その手の安っぽいダイムノベルは山ほどある。 だが、だからと言って吸血鬼をVHGで養うわけにはいかない)殺して見せないと、疑う奴が出るかもしれない。 公開処刑するとなると――……ああ、成程。 [Tue 18 Mar 2008 05:02:07]
◆アルジェントーロ@VHG > (よぎるのは先日の奴隷ギルドの職員。にま、と口角をあげる) 吸血鬼ってヤツぁ、吸血しねえと禁断症状の出るジャンキーみてぇなモンだろぉ? ―――禁断症状起こさせて、目の前に奴隷の2,3匹転がしてみろ、(あげた口角、湿気た目、人相の悪い面が其の悪さを更に酷くさせて、 其れは其れは嬉しそうに笑むのが、苦労性のジョージの目に映るだろう) どうなるかぁ。 面白ェと思わねぇかぁ? [Tue 18 Mar 2008 04:43:26]
◆アルジェントーロ@VHG > (あけたカップをぷらりと指先に吊るして) 吸血鬼ってヤツ自体が、 人間のフレーバーだぁ。 フレーバーってヤツは、基本的に自分の種族の元になったもんしか食わねぇ。そして、其の匂いがする。 吸血鬼ってヤツぁ、自分の元の人間の血しか食わねぇ。 いや、食っても意味がねぇ。 …(枝毛眉を、ぎり、と釣りあがらせて、口元をぎり、と歪ませて)―――其の上、見た目は限りなく人間だぁ。人間の匂いもしやがる。 ……なぁ? 吸血鬼ってヤツ自体が人間のフレーバーなんだぁ。 だから、余計に性質が悪ィ。 そのリリルってヤツぁ。 其の上女ってなぁ、仲間意識が強いんだぁ。情にもほだされやすい。 アレッサンドラや、エリーちゃんのように、完全に徹するヤツなんて、女にはそうそういねぇンだよ。 (そして再び周囲を見回す) ま、ンなこと言ったら、男女差別だって、女にボコられそうだけどなぁ。 (ぼり、と結んだ髪の根元をかく。―――話を聞いてみてもいいかも知れんと足を運んでみたが、実際に件の吸血鬼に関わった人間の話を聞いて、なおさら自分の考えは変わらない事を再認識した。どう考えても 『 処刑 』 以外に処分の行き着く先はない、と。) そして、女ってイキモノは、アレだ―――他人を絆すのも上手ェンだ、それに関して頭を回すのも得意でやがる。 (吸血鬼が可哀相!その言葉に、深く、深く肯く) だからなぁ。 公開処刑は避けたらいいんじゃねぇかぁ? (コレだけは少し意見が変わった部分だ。見せしめに、めちゃくちゃに苦しめて殺してやれ、と先日の奴隷ギルドの悪魔と話した時は思った、が) ………吸血鬼が 可哀相 だなんて同情、絶対に生ませちゃいけねぇんだ。 (ぐるり、ぐるり、カップを指先で回す) ―――…ジョージ。 採決とっちまって、殺すのが一番だぁ。 其れも、非公開でなぁ。 此処まで大事になったんだぁ、 正義の組織 としての仁義を通さなきゃなんねぇってんなら…―――そうだなぁ、 (まわしたカップを額にこつん、こつん、こつん、と数度当て) 可哀相な吸血鬼じゃなく、殺すべき吸血鬼として、印象に残るようにすればいいんじゃねぇか? [Tue 18 Mar 2008 04:42:20]
お知らせ > proxy2115.docomo.ne.jpさんが退室されました。 [Tue 18 Mar 2008 04:40:49]
◆ジョージ@VHG > んー……。なるほど、そうか。(彼の話に確かに、と頷いた。 吸血衝動を持っていても、吸血せずに過ごしている存在がいるとすれば――危険分子ではあっても、即座に敵というわけではあるまい。 まあ、極端な話『血を吸えば吸血鬼』でも良いのかもしれないが。)まあ、今回の件に関して言えば、だけどね。 「私はダンピールなんですけど、償いの為に吸血鬼を狩りたいんです」と言ってたら、ぼくも認めてたかもしれない。 ……ああ、これも思想の問題か(虎と兎を一緒の檻に入れておいたら、という話だ。 仮に共存する檻があったとしても、それが大平原の群の中だったらどうなるか――何にしても兎にとっては気分がわるい。 おまけにその虎は、兎に姿形がそっくりと来ているのだ)種族的には混血……フールって言うんだっけ? フレイバーの要素は強いようで、身体能力は然程でもないけど。 ただ、吸血衝動に負けて、吸血をして、その上でさっき言ってた言動だからね。 あの娘は『フレイバーが吸血鬼になった』って表現が一番正しい気がする。認識としては、だけど(冷めた珈琲を飲みながら、あの吸血鬼の少女が聞けば、また泣いて反論しそうな話題を、淡々と語る。 別に周囲の誰も違和感を覚えたりはしないだろうけれど。 このギルドは、そういう場所だ)うん。本人は死ぬほどの吸血はしてないし、繁殖能力も無いと言っているけど――世の中「ついうっかり食べ過ぎちゃった」なんて話は一杯あるからね。VHGとしては、と……まあ交戦の結果ならともかく、自首しちゃってるからね。 それを必要無く痛めつけるのは「正義の組織」としてはどうなのか、と。 「吸血鬼が可哀想!」なんて思われたら溜まらない――でも、非公開なら問題ないのか(それで同情した人々が親吸血鬼派に、なんてことになったら厄介なのだ。 まあ、処刑するに越した事はないので、あと悩むことになるとすれば方法か。 非公開のまま、拷問の末、なんてのも……疲れきった状態の今なら、わりと賛同してしまいそうだから困る)だと良いけど、と、そうそう。 名前言ってなかったっけか。 ……ジョージだ。賛同者がいてくれて嬉しかったよ。 [Tue 18 Mar 2008 04:27:02]
◆アルジェントーロ@VHG > ―――…ダンピールだろうぉが、思想の問題だろぉ? 吸血鬼に成り得る可能性は誰だって持ってンだぁ、其処で判断するのは思想だぁ。見ず知らずの脅威になりうる危険因子を正しい判断もせずに推薦なんざ、考えなしだぜぇ。(呆れたように溜息を。毒づくというよりも、心底 有り得ない そんな面。大方、異様に優しい人間か、考え無しのお人よしだろうとは思っていたが、両方だったようだ。彼の同僚は。そう思うと、つくづく 顔見知り でなくて良かったと。そういう溜息だ。――知った同僚なら、手の一つや二つ出していたかも知れん)(『同意する』) だろぉ? 俺達ぁ食う前に、野菜だろーが、肉だろーが、食える事に、それに関わった奴等に感謝はするじゃねえか。 でも、吸血鬼の奴等は人間を自分達以下の生物だとしか思っちゃいねぇのが殆どだぁ。 (共存、など出来よう筈もない。今までの歴史が其れを語っている。) ―――アンタが言うなら、そうなんだろう。(『 完全な吸血鬼 』) まあ、そうだろうと、そうじゃねぇにしろ、 ……危険なのには変わりねぇだろぉ? そんなの逃がしちゃあ、其れこそVHの意義がねぇぞぉ。何の為に俺らはVHやってんだぁ。 (冷めかけた珈琲をずず、と音を立てて啜る。苦味を増した珈琲はカップで暗澹とした色を揺らせた) 公開処刑を望まれちゃあなあ。 逆に殺さずに甚振ってやりたくなるぜぇ…まあ、其れはVHとしてやるべきことじゃねぇだろうから、諦めるがなぁ…。 希望を呑んでやるのも、癪だぜぇ。 それに、ヴェイトスに居る吸血鬼が公開処刑如きで逃げ出すとも思えねぇよ。 奴等は思った以上に図太い。バレねぇように生きてやがる。 (そういうのが上手い奴等の方が性質が悪いんだ、と付け加えて。残り僅かな珈琲をごくん、と飲み干した) ―――いや、気にすんなぁ。 聞いてるだけで、件の女吸血鬼の相手がいやになるのは伝わるぜぇ。 アンタも本当運がねぇ。 愚痴言うのはただだぁ。気が済むまで言え。 (ぐるりと周囲を見回す。仲間の数はそう居ない。まあ、時間も時間だ。本来なら今の時間が 仕事時 なのもあるのだろう。疎らな人影を見回し) ―――アンタの話を聞きゃあ、処刑、以外の処分に考えが傾いてるヤツ等も、少しは気持ちも変わるかもしれねえ。その方がさっさと処分も決まって終われるだろうしなぁ。 (にま、と唇だけ笑みを浮かべる。) [Tue 18 Mar 2008 04:14:34]
◆ジョージ@VHG > まあ、建前上はハーフだしね。単に吸血鬼と血が混ざってるってだけじゃ、ヴァンパイアじゃあない。 あの時点じゃダンピールって可能性も……無くは無かったし(何せ吸血衝動を持たないような者から、ダンピールなんて対吸血鬼戦闘の切り札になりうる存在もいる。 とはいえ、ロクに尋問もせずに推薦する辺りは、何を言って良いのかわからない程度には呆れてしまったのだが)ぼくも同意するよ、君の意見に。 「仕方ないから吸血しているんです。だから見逃してあげてください」とか言いかねないよ。(そんな調子で見逃していたら、仕事にならないし、VHGの存在意義が無くなるに決まっているだろうに)極端な話、「黙って食われろ」とか「搾取されろ」と言っているようなモノだからね。 せめて「いただきます」「ごちそうさま」の一言でもあれば、ね(苦笑しつつ、やや疲れた口調でそんな台詞を呟く。 あの娘は人間が好き勝手に食い散らかしているとでも思っているのだろうか。 敬虔なパプテス教徒は食前の祈りを欠かさないし、スートリアやアララマだって似たり寄ったりだ。 はあ、と小さく溜息。愚痴っぽくなってしまったか)此方の定義としては『血を吸う生物』だから、それを考えると、あのリリルとかいう娘は――)個人的な意見だと、完全に吸血鬼だと思うんだけどな……。 ああ、そうそう、殺すなら公開処刑が希望らしいよ。 他の吸血鬼が逃げ出したくなるように頼む、って言ってたけど……これも何だか、ね。(見れば判る、と言われれば珈琲を啜りながら、頭を掻く。 悪いね、と呟いて)どうにも愚痴っぽくなっちゃってさ。 [Tue 18 Mar 2008 03:57:34]
◆アルジェントーロ@VHG > (口調からして―――目の前の同僚は自分とは大違いだ。嫌な事からは逃げる自分、嫌な事でもやるべきことはやるだろう彼。嫌な事にはイヤだと不平不満をはっきりと((遠慮を知らずに))言う自分、嫌な事でもやるべきことであれば不平は恐らく零さないであろう彼。)(其の彼が。)―――……ああ、よくは知らねぇけど、何か吸血鬼風情をVHにとか抜かしやがったってのは聞いたぞぉ。ロクでもねぇ事を言いやがるよなぁ。(苦労性の彼を眺めて、VHのアウトローは苦い顔とニヤけ面の両方を混ぜたような珍妙な顔をした。其れを言われるのは飽きた、と暗黒街云々にはさらりと舌を出して返す) 人が鳥を食う、牛を食う、豚を食う、―――其れと奴等の吸血を同等に扱うような野郎をVHにしてみろぉ。 どーなるって直ぐに考えつくだろうによぉ。 吸血鬼ってヤツァそれだから始末に終えねぇンだ。 (今までブッ殺してきた奴等の顔を思い浮かべて唾を吐くように言葉を吐き捨てる) そういう言葉を振りかざすヤツァ、涙にほだされてみろぉ。 ―――直ぐに 仲間 を見逃しやがるぜぇ。 (吸血鬼の女にも苛立ちは感じるが、同僚がそんな甘いことを発言した事に更に苛立ちを覚える。ぎり、と歯軋りするように唇を歪め)―――……其れ以前に単純に何でさっさと処刑しちまわねぇのかと俺は思うぜぇ? ま、自首してきたからには、お上にも色々あるンだろうがなぁ……VHの意義ってなぁ何だぁ。 (公開処刑の後なのだから、大事にせずに消してしまえばよかったものを、と。) 最初から 『 償う 』 気なんざぁねぇんだろぉ? ―――しかし、アンタも大変だなぁ。 アンタがそんだけ、UTU って感じの顔してンだぁ。余程だなぁ。(同情したように眉を下げる) まあ、アンタのことはよく知らねぇが、それくらいは見りゃ分かる。 [Tue 18 Mar 2008 03:45:49]
◆ジョージ@VHG > (カーンの敵は、むしろそれ以外の……吸血鬼の脅威を知っていながら協力する輩であるのだし、そういう意味で処罰も軽かったということ。 まあ再度協力するようなことがあれば、これは厳しい対応が待っているだろうけれど)まあ、今となっては最初に逢っておいて良かったと思うけどね。 採決はまだ取られてないけど――ハンターに勧誘しては、って提案書を出した彼。 彼も、最初にリリルの対応をしていたんだよ。(苦労性な顔かどうかはスルーしておく。それを言ったら君だってVHGより暗黒街の方が似合いそうな顔じゃあないか、と小声で反撃しておく程度に留めて。 本音を言えば、さっさと処分を決定して欲しいものだ。)そう、エリエッタ嘉村。まあ彼女は一回尋問しただけなんだけど――それでも、リリルの詳細は、おおよそね(それだけでも理解できるような存在だ、と溢しながら珈琲を啜った。 やれやれと溜息を吐くのは、こうして解放されているからだろう。 またしばらく後、報告書の作成が終わったら戻らなければならないのだし)そうだよ。 ついでに『人間が鳥や牛を食べなきゃいきていけないのと同じなのに、何故処分されなきゃいけないのか』とか、涙ながらに。 しかも特段酷い拷問とかじゃないんだよ? ただの尋問――話を聞いてるだけだっていうのに、さ(精神的な意味を問えば、どっちが拷問にかけられているのやら、と言った所だ。 あまり毒を吐く性質ではないが、これは少々……)殺されたくないなら、来なければ良いだけの事なのになぁ……。リリルが吸血鬼だ、って報告は上がってなかったんだし。(まあミザリー公開処刑を見て自首したというのなら、これも成果の一つ、なのだろうか) [Tue 18 Mar 2008 03:32:23]
◆アルジェントーロ@VHG > 言えてるぜぇ。此処でこれ以上吸血鬼やら、親吸血鬼派の人間に潜られたとあっちゃあ、カーンの名が廃るぜぇ(苦笑いにニヤけた面が、眉だけ顰める。続いて、 SPY の話。少し前の事という話もあって、つい最近まで街の外に居た銀髪には初耳の話ばかりだ。何処ぞの阿呆な親吸血鬼派の人間が潜り込んだものだろうと思っていたのが、吸血の重要性とは無関係、否、寧ろ吸血鬼という存在の脅威すら知らないキリバナだったと。ともあれ、目の前の同僚の口調から察するに、本当に問題もない唯の無知なおのぼりさん、と言った処だったのだろう事はカス脳にも理解出来た) ―――……最初に対応。 ぶははっ、アンタ、如何にも苦労事に好かれそうな顔してるもんなぁ! あ、いや、悪ィ意味じゃねぇぞぉ。(どう考えても悪い意味しかないだろうと言う発言に、フォローにもならないフォローを付け加える。渋い顔を見れば、本人に取っちゃ『 笑い話 』じゃないと分かるのだが。渋い面の前で、自分で体験するのはゴメンだが―――そもそもVHとして意見を求められているにも関わらず、本人に接触することは愚か、ギルド自体から逃げ姿勢である―――不運な彼の境遇に苦笑いを浮かべた。勿論、物理的に珈琲が苦いのもある。) エリー……エリー・・・… (女の名前を覚えるのは得意だ。暫く聞いた名前をカス脳の中で探して) 嗚呼、エリエッタ・嘉村。 (全く顔は思い浮かばないし、どんな人だったかも浮かばないが、名前だけは行き当たる。どうにも、具体的な『 彼女 』の姿は浮かばないが。恐らくは見かけた、程度で会話をしたことはないからだろう) ―――と、ちょっと待てぇ。 『 吸血の償いはしたい 』 でも 『 死にたくない 』 って、其れを既に言い出してるって事かぁ? (呆れ顔で微苦笑を浮かべる彼に前のめりになって) 其れじゃあやっぱりお涙頂戴の三文芝居じゃねえかぁ! 糞、コレだから吸血鬼って輩は信用ならねーんだぁ! 最初から悲劇のヒロイン演じるつもりだったんだろぉ。どうせぇ! (悪態をつく) [Tue 18 Mar 2008 03:20:40]
◆ジョージ@VHG > (訂正)(そもそも吸血を後悔しているというのからして怪しくなってきている。 吸血した人への謝罪も無ければ、牛や鳥を食うのと同じで吸わなければ生きられないからやったのだ、とも言うし――)エリーさん……ああ、同僚のハンターなんだけど、が「名誉の死という形になるだろう」って言ったら「最後まで生きて償うチャンスにかけてみたい。其れも叶わないのか」とね。(頭が痛いよ、と少し疲れた顔で笑った) [Tue 18 Mar 2008 03:07:49]
◆ジョージ@VHG > まったくだね。只でさえ大変なんだから(彼の笑いに此方は苦笑いで応じる――と言っても、オルソーの反応に対してじゃあないのだが。笑い話で済めば良い、という表情。)キリバナだからね。血を吸われるって事を脅威とは思わなかったんだろう。それに此方に来たばかりだとかいう話も聞いたし――まあ『知らないのが罪だ』って言うんなら、そうなんだろうけど(個人的な話だが。何度か会話した印象では、マヤウィに対して悪いイメージは抱いていない。 教会での奉仕活動という事になるそうだし、機会があれば一度逢いに行ってみるとしよう)んー……担当というか、最初に応対したからなし崩しに。運が悪かったようなもんだね(思えば、あの時の対応からして何と言うか――少々、いやな予感はあったのだが。 珈琲を啜りつつ、渋い顔)鬱というか……何だろう。言っていることが二転三転していて、何をしたいのかわからない、かな。 吸血行為の償いをしたいってギルドに来て、方法は任せると言うんだけどさ。何と言うか……(そもそも吸血を後悔しているというのからして怪しくなってきている。 吸血した人への謝罪も無ければ、牛や鳥を食うのと同じで吸わなければ生きられないからやったのだ、とも言うし――エリーさん……ああ、同僚のハンターなんだけど、が「名誉の死という形になるだろう」って言ったら「最後まで生きて償うチャンスにかけてみたい。其れも叶わないのか」とね。(頭が痛いよ、と少し疲れた顔で笑った) [Tue 18 Mar 2008 03:06:26]
◆アルジェントーロ@VHG > ぶはっ、それは確かに困りモンだぜぇ。(恐らくは冗談ではなく、そんなことにはなっては困るという考えだろう言葉に、笑い話だとげらりと笑う。脳味噌はカスなので、真剣に其の危険性を考えろと言われない限りは 『 笑い話 』 だ) ―――へぇ。いまどきンな奴も居るんだなぁ。(吸血鬼の危険性を知らない、なんて。莫迦げた話だと。ふん、と鼻で笑う)(と、蒼い視線の向けられる先へ、つい、と追う) ―――…嗚呼、 (露骨に眉を顰めて、唇を引きつらせた。さんざギルドを騒がせ、正直何がしたいのか 傍から聞いただけでは到底理解に苦しむ ヤツか、と。) ……べ、別に大丈夫だぁ。 (小さく笑われたのに、視線をそらせて、ふー、ふぅ、二度吹いてもう一度啜った。思わず、あのレレレかルルルか、なんだったか、まあとりあえず何か女の吸血鬼の事を思い出した所為で、イヤに珈琲が苦く感じた) ……アンタ、あのワケのわかんねー吸血鬼の担当か何かかぁ? (思いもよらず精神的に苦く感じる珈琲に眉を寄せたまま、砂糖か何かはないかときょろきょろと周囲を見回しながら) 気が滅入るってぇなぁ、何でだぁ? 鬱か? 鬱なのかぁ?悲劇の吸血鬼は。 [Tue 18 Mar 2008 02:56:03]
◆アルジェントーロ@VHG > (うん、これは酷い)(Take2) [Tue 18 Mar 2008 02:48:29]
◆アルジェントーロ@VHG > ―ーー [Tue 18 Mar 2008 02:48:17]
◆ジョージ@VHG > ある意味、全員が徹底すれば早いんだろうけど。逆に名札つけてれば皆味方、って思い込んじゃうのも、なぁ(敵が人間と見分けがつかない、というのも厄介なところだ。 知らないうちにハンターの誰かが噛まれて……なんて事態は、あまり考えたくないのが本音。 ちなみに何故慣れているのかと言えば、珈琲党の上、シフトを組んでギルドで待機し、巡回しているような身だから。 まあバウンティハンター型の多くが遊撃戦力だとするならば、此方は拠点待機と呼ぶべきだろうか)何度か話したよ。まあ、吸血鬼信者でもないし、その危険性を知らなかっただけらしいから――あんまり問題じゃないね、彼女は。 むしろ厄介なのは……。(無言で示すのは、此方も何回か話している、ハーフの娘がいる牢屋の方向。 さすがに扉や格子で何重かに隔離されているから、ここから顔は見えないけれど)仕事だから文句は言わないけど、会話していると気が滅入って来る――っと、淹れたてだからね。気をつけて(礼の言葉を受けながら、熱がる仕草に思わず笑ってしまって。此方もゆっくりと珈琲を啜った) [Tue 18 Mar 2008 02:46:13]
◆アルジェントーロ@VHG > (因みに目の前のコイツは酒を昨日、一昨日と浴びる程呑んでいい具合に二日酔いである。)……まあ、そうだろうがなぁ。アレか、俺は名札でも下げて入らねぇと駄目なのか、おい。(ぼそぼそと不平を口にしながら。適当に腰掛けられる場所へ腰掛けよう)(慣れた仕草で珈琲を持ってくる同僚――になるんだろう――をぼんやり眺める。随分と慣れているように見える。少なくとも呼ばれない限りはギルドへ顔を出さない自分よりは此処に慣れているんだろう) ―――ああ、ブラックでいいぜぇ。 (差し出されたカップを受け取り) …ああ、スパイかぁ。 俺ァ丁度外(ヴェイトスの)に出てたからなぁ。全然知らねぇけどなぁ。色々あったみてぇだしなぁ。 …まあ、疑ってかかんのも仕方ねぇかぁ。 (カップを一度、二度、手の中で弄んで) …まぁ、なんにしろ助かったぜぇ。 Grazie. (ぼそ、と言うて珈琲に口をつける) …ぁつッ。 (そして猫舌だった) [Tue 18 Mar 2008 02:39:59]
◆ジョージ@VHG > まあ、賞金稼ぎ型の人は派手な格好してるのが多いけど――後衛側は、あんまり前に出てこないからね。見慣れてないんだよ。(まあ、例えは悪いが箱入りのお嬢様とか、そんなような物だ。 優劣の問題ではなく、免疫がないと、つまりはそういう事。 しかし、こうして少し会話してみる限り、そんな見た目ほどに乱暴な気質ではないようにも思う。 コーヒーなんていらねえ、酒持って来い酒、とか。 まあ、これも勝手な妄想なわけだが。 ともかく、彼の言葉を受けて、給湯室へ。 すぐに珈琲を入れたマグカップを片手に持って出てくる。 オルソーへとカップを持っていくついでに、反対の手で自分のデスクからカップを取って、と)この間まで、スパイがいたし――今度は吸血鬼とのハーフが来たばかりだからね。 檻の中に入ってるとはいえ、やっぱり落ち着かないんだろう、皆。 ああ、ブラックでよかったかな?(そういいながら、珈琲カップを差し出した) [Tue 18 Mar 2008 02:27:46]
◆アルジェントーロ@VHG > (其の真面目そうな職員は正直『苦手』ではありそうなタイプだが。)(いつもよりは随分と早く)―――…(「ハンターだよ、彼は。」)…ほーれ見ろォ!(随分と早く認めてもらえた。いつもなら見知った奴が出てくるまで信用して貰えないという余りに酷い現実。) …派手っつっても生まれつきだからなぁ。髪はどうしようもねぇぞぉ。 (微苦笑に唇を尖らせる。たんたんと服の埃を払って、姿が見えなくなった真面目そうな男を探す。苦手そうなタイプとは言え、いつもよりも随分早く助けられた。銀髪は脳味噌は非常にカスだが、礼儀と仁義は通すと決めていた) …お、 (戻って来た如何にもホワイティア風) ―――おぉ、 貰うぜぇ。 (先に声を掛けられ、礼を通す前に 詫び と言い出されてしまった。ぼり、と左目の下の隅を指先でかく) [Tue 18 Mar 2008 02:20:54]
◆ジョージ@VHG > (まあ、こう見ても前線なのは――身体のそこらに残ってる傷跡で判断して貰うとして、男の言葉に頷き、名簿を捲る。 Aか……それともOかな。姓名のどちらを先に書いているかだが――……っと、あった。 まあ、マヤウィーやリリルの事件の直後だから警戒する必要はあるのだが、わざわざ名簿に載っているハンターの名前を騙るような者もいないだろう。 問題無しだ)ハンターだよ、彼は。 というか、悪いねオルソー君。――皆ここの所、ピリピリしていたもんだから。(ちょっと派手だしね君の格好は、なんて苦笑混じりに言いながらも、疑われていたハンターに謝罪をし、一旦資料室に戻り、名簿を本棚へと差し入れて。 それから戻ってきて――再び、彼に声をかけよう)調度、さっき飲む為に入れた珈琲があるけど、良かったら飲むかい? お詫び、ってわけでもないけど。 [Tue 18 Mar 2008 02:13:10]
◆アルジェントーロ@VHG > だーれかァアアアアァアアアア―――(声が聞こえた)―――ア? (止まる)(ぱかーっと開いた口を一旦閉じて、さて、―――名簿らしき其れを持ってきた如何にも事務職の似合いそうな、つまり正直前線に出るVHには見えない、が、頭の中身空っぽな銀髪の中の VH=糞真面目 という条件にぴったりと合う男。) ……(2,3秒考えて)………、アルジェントーロ=オルソー。 (ぼそりと名乗る) [Tue 18 Mar 2008 02:06:56]
◆ジョージ@VHG > (>逃げる)(というのは嘘で。……うん?と聞こえてきた声に顔を上げると、なんとも派手なみなりの人物が、ギャーギャーと騒いでいるのが見えた。 珈琲を啜りながらボンヤリと眺めて、状況を観察。 幸いなことに集中力も切れかけていたし、何よりもあんな大騒ぎの中じゃ、まともな文書など書ける筈も無い。 ふむ……と考えこんだ後、気分転換に調度良いかと頷いて立ち上がった。 まず向かうのは資料室。前回のスパイ事件があるから、近頃監視は厳しくなっているが――……まあ、構わないだろう)生憎と君の顔も名前も知らないから、アレだけどね。 名簿は見てあげられるから、名前を言ってくれないかな?(そんな風に名簿を広げながら、そのハンターに声をかける) [Tue 18 Mar 2008 02:01:48]
◆アルジェントーロ > ちょっとオォオオオ? 誰か俺がギルドの一員だって証明してくれる善良なVHの方は居ませんかアアアアア! (助けを求めているようだ)(コマンド:助けるor煩いと何か投げる。さあ、どっち!) [Tue 18 Mar 2008 01:57:20]
◆大声 > (小声で呟くお疲れ気味のギルド員と相反して、近くで聞けば鼓膜も破れそうな声が入り口の辺りから聞こえるだろう) ―――な〜ぁンべん言ったら分かンだぁ?! 俺は、VHGカーンの正式なメンバーだって言ってんだろがァ! 疑うンなら、ほれ、名簿見ろ、名簿ォオオオ! (だみ声、其の上デカイ。)(必死にギルド員だと主張するようだが周囲の職員に訝しげな目で見られている。でかい図体に、長いプラチナブロンド。一度見れば忘れないだろう派手な容装だが、今日は生憎コイツに見覚えのある職員が其の辺りにいないらしい) [Tue 18 Mar 2008 01:55:35]
お知らせ > 大声さんが入室されました。 『 だ ――― か ――― らッ !』 [Tue 18 Mar 2008 01:50:53]
◆ジョージ@VHG > (ここ数日、ずっとリリルにかかりきりの青年は、デスクで報告書を纏めながら溜息を吐いた。 彼女の発言、証言を文書にまとめ、それと並行して監視を行い――殆ど牢屋から離れられない現状。 別に一つのところに留まっているのは問題ないのだが……)何と言うか、ずっとあの娘の話を聞かされるのは――……(精神的に少々堪えるのだ、と。 誰に言うでもなく小声で溢した。 周囲に同僚がいる、今の艦橋が喜ばしい) [Tue 18 Mar 2008 01:38:48]
お知らせ > ジョージさんが入室されました。 『……疲れた。』 [Tue 18 Mar 2008 01:17:50]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『…泣く事に疲れると、意識を手放して…』 [Mon 17 Mar 2008 00:47:41]
◆リリル@VHG > …そうですよね…。 私は「 吸血行為 」をしてしまった…其れに変わりは無いんです…。 ごめんなさい…。 ……。 人を「 牛や鳥 」だなんて思ってない…。 其れは、例えで言っただけ…。 解ってます…。 …でも、奴隷の様にはなりたくなかった…。 もしかしたら、生きていく事は出来たかもしれない…。 でも、自由に居たかった…。 …玩具になっても…楽しくないですよ…。 もう、行き場なんか無かったんです…。 …エリー…さん…。 ( 最後に聞いた彼女の言葉…。 其れは、私の同属が、「 食事 」してしまった話…。 其れには、答える事は出来なかった…。 ) …私は…、私は… ( 私は、肩を震わせながら、泣く事しか出来なかった… ) [Mon 17 Mar 2008 00:47:15]
お知らせ > ジョージさんが退室されました。 『(少しだけ垣間見た同僚の過去。 吸血鬼の部屋の扉は無慈悲な音を立てて閉まる)』 [Mon 17 Mar 2008 00:40:12]
お知らせ > エリー@VHGさんが退室されました。 『 深く息を吸い込んで、表情を元の戻した。 』 [Mon 17 Mar 2008 00:39:24]
◆エリー@VHG > ( このギルドを自分の足で訪れた、という段階ではっきり言って9割方こういわれるのが当然だったのだ。 甘い温情とは一番遠いところに足を運んだと言う話―――生きたいなら、まだ奴隷ギルドにでも行って奴隷にしてもらう方が可能性があっただろう。 奴隷として「社会的に管理される」ほうが。 ) ( いつの間にか届けられていた珈琲とミルクが白々しい。 勿体無い、と思って飲み干すと、冷めてしまって中途半端に温かった。 ) ふぅ…今日は此処までにしましょう。 貴女の情報を幾らか頂いて、貴女には現状を理解していただいた、という事で。 ( ジョージの言葉に頷き、席を立つ。 これ以上は平行線だろう。 彼女は「望まず吸血鬼になってしまった被害者」ではあるが、「吸血鬼」という加害者でもあるということ、理解いただきたい所。 「食事をしただけで自分は悪く無い」ではなくて。 ) ―――――最後に1つ。 私の父と母と姉も、「生きていたかった」と思います。 「お食事」された私の家族に貴女は、どう償ってくれますか? ( 少し感情的な言葉が出た。 答えは聞かず、背を向ける――――。 ) [Mon 17 Mar 2008 00:35:08]
◆ジョージ > はっきり言おう。脅威だよ。怖い。 怖くて怖くて仕方が無い。 君が『死なない程度で』吸血をやめてくれる保障は無いし。 ましてや普通に暮らしてる人たちにしてみれば――吸血鬼は化け物だ。(実際彼女に能力があるかどうかというのは別問題だ。 血を啜る化け物が大手を振って歩いている。 この事実は、とてつもない恐怖だろう。 そう意味で言うならば――存在自体が『害悪』なのだ。 ペンを走らせ、発言を紙に記しながら、成年は嘆息したような仕草でリリルに視線を向けた)ヴァンパイアの血を引いているから悪とは言わないさ。 前にも言ったと思ったけど、ダンピールっていう種族的ハンターも存在するんだから。 だけど君は『血を吸った』。 あまつさえ人間を『鳥や牛』と同列だと言ったんだ。 君個人の感情は、正直な話どうでも良いんだよ、VHGは。(彼女は紛れも無い怪物であり、化け物だ。 本人がどう思っているかはわからないが、吸血鬼ハンターとして見た場合、人類の天敵でしかない。 更に続く発言を報告書に記載し、ペンを挟むとファイルを閉じた。 これ以上続けても進展は無いだろう)……俺は宗教に関して、そこまで熱心じゃあないけどね。 『贖罪』というからには、命を捨てろと言われても甘んじて受けるべきだと思うよ。(最後にそう告げると青年は立ち上がった。そろそろ交代の時間だというのもあるし、休憩をしたいとも思った。 コートのポケットから鍵を取り出して)……尋問終了で良いかな、エリーさん。(お疲れ様、という感情をこめて、同僚に言葉をかける。 吸血鬼に対する声とは、まったく違う) [Mon 17 Mar 2008 00:25:26]
◆リリル@VHG > …どこの誰かは、良く解りません…。 その方の、家に直接お邪魔した事はありません…。 町に出て、同じ場所に居れば、その人がやってきて、時にはお金…、時には身体で…。 その血を分けて貰いました…。( 質問された事には、正直に答えながら、次の質問…答えに、自分の意見を述べて行きます…。 ) ……私は、確かにヴァンパイアの血を引いています…。 でも、私が怖いですか…? 私には何の力も無い…。 人、一人、の力も無いかもしれません…。 私には、「 吸血 」する力以外ないんです…。 其れでも「 剣 」を向けて戦いますか…? わたしは、その「 牛 」や、「 鳥 」の様に、逃げ惑う事しか出来ないのに…。 それでも、「 害 」なんでしょうか…? ――ヴァンパイアの血を引いた人の中でも、私の様に「 吸血 」の衝動に駆られないで、生きている人も居ると思います。 もしくは、奴隷を買い集め、其れで、闇の中で生きている人も居るかもしれません…。 でも、私は、どちらにもなれなかったんです。 だから、自分の身を犠牲にしてしか、生にしがみつけなかった…。 ……羨ましいですよ…。 もし、「 吸血 」を必要としないで生きていけたら…、どんなに、楽か…。 私は、吸血行為に罪悪感を感じてます。 だから…、だから、怖くなって逃げてしまいました…。 そして、今まで、空腹にも耐えて、今だって、血が欲しくたって、人が目の前に居ても、飛びつきません! ………いけない事だって、解ってるから…。 私は、ヴァンパイアとして、その部分だけを、色濃く身体に出てしまった…。 其れが恨めしいです…。 悔しいです…。 変えられるものなら変えてしまいたいです! …ご、ごめんなさい…。 …ただ……、ヴァンパイアだから…と言って、全ての全てが「 害 」じゃないと思うんです…。 …そう思うんです…。 私には、「 繁殖能力 」はないですから…。 その吸血した人全て…その気配はありません…。 日中に会ってますから…。 其れは、調べてくれれば解ると思います…。 ……あの、すいませんでした…。 こんな事言って…。 でも、自分の意見を聞いて欲しかった…。 そう確り伝えたかった…。 [Mon 17 Mar 2008 00:13:33]
◆エリー@VHG > ( 彼女の語る過酷な生い立ちを黙々と聞き続ける。 あまり気持ちの良い話ではないが、強姦云々は今回の件とは切り離して考えるべき。 薬草売りから白魔術師ギルド入りまでの経緯は調査どおりで嘘は無いように思える。 血の提供者が居たというの―――確証は無いが… ) その血の提供者について詳しく。 ( 短く言葉を挟む。 ) 先ず――――貴女は非常にその、食材…失礼、贖罪とか善悪について口にしますが。 彼―――ハンター・ジョージが言っているとおりです。 「ただの食事をしているだけ」と開き直るのか「吸血行為に罪悪感を感じた」というのか、はっきりしていただけませんか? 勿論―――そう仰るからには「牛や鳥」たる私達が喰われない為に貴方達を狩る事も納得して頂けると思いますけれど。 善悪ではありませんよ。 ハンターズギルドは「種の天敵」と殺し合いをしているんです。 [Sun 16 Mar 2008 23:43:07]
◆ジョージ > (彼女の過去、そして今ここに至るまでの履歴についての感想を問われれば――例えばリリルという少女が、平凡な、普通に人間に属する存在であったなら、同情しただろうし、助けようと考えたかもしれない。 だが――続く言葉には……呆れてしまった。 自然、思わず口から言葉が洩れる)……だからって俺達は食われたくないし、黙って食われるつもりも無いよ(苦笑いしながら、彼女に昨日話した内容を思い返す。人間を襲う猛獣が街中をうろついたら、それは駆逐されて当然だ、と告げたように思うが。 そして今ハッキリと、人間は牛や鳥と同列だ、と語ったのだ、この娘は。 カリカリと紙にペンを走らせながら、言葉を続ける)牛や鳥を食べるけど、彼らは喋らないし、意思疎通もできないからね。 その時点で人間とは別の存在だけど――……君は人間から吸血するのは、牛や鳥を食べるのと同じで、仕方が無い。 そういった。 そういう認識をしていると、此方は受け取るよ。(やはり姿形は人間の少女とでも、その精神は完全に怪物の其れだ。 罪を償うならば命を出しても良いと言っていたその口で、今、生きるチャンスに賭けてみたいと語っているのだ)……感情抜きで、狩人としての意見を言うならば、君は紛れも無く『吸血鬼』だよ。 [Sun 16 Mar 2008 23:33:53]
◆リリル@VHG > …はい。 …何も持たないまま、捨てられてしまい、路頭を迷っていた時に…………、強姦に会い… 其処で始めて、人の血を吸いました…。 一回の吸血量は、湯飲みに半分ぐらい…だと思います。 …最初はお金も無く、仕事も見つける事が出来なくて………。 か、身体を……。 ( とても、とても嫌な思い出…。 一番思い出したくない、辛い思い出…。 其れを口にすれば、その時の嫌だった風景が「 幻影 」として、目の前に現れる様で…。 肩を震わせながら、其処までしか言う事は出来ず……。 暫く涙を流して…。 )……その後は、町から離れ、入った森で、「 薬草 」を、見つける事が出来たので、其れを売ってお金にして…、血を売ってもらったりしました…。 大体、何時も、同じ人が、提供してくれたので、其処は大変有難く思います…。 おかげで、今まで、生きて来れたのですから…。 …其れが、内容です…。 ( …其処まで話、暫く、エリーさんの話を聞きながら…、押し黙って…。 ) …私は生きてます。 生きる為には「 吸血 」が必要なんです…。 そう、其れは、人が、 牛や、鳥を殺して、その肉で、栄養を作るのと同じで、私には「 血 」が必要なんです…。 私は、食事しかして無いんです…。 あなた方は、普通の食事で、栄養を十分居取れます…。 でも、私には其れが出来ないんです。 そう言う身体なんです…。 お肉を食べる時…、その者に対して、「 可愛そうに… 」そう思いながら平気な顔をして食べれますか? …私も仕方が無いんです。 生きて居たいと思ったから、そうやって、生きてきたんです…。 …「 名誉ある死 」って何ですか…? 私には、解りません…。 其れで、世界が変わるのでしょうか…。 何か大きく変わるのでしょうか…? …私は本当は、生きては居たいんです。 でも、如何したら良いか、もう分からないんです。 …だから、判断を仰ぎに来たんです…。 皆さんが「 死ね 」と、言うのであれば…。 其れに従います。 せめて、最後まで、生きるチャンスに掛けてみたいんです…。 …其れも、叶わないのでしょうか…? [Sun 16 Mar 2008 23:19:12]
◆エリー@VHG > あ、私は珈琲お願いします。ミルク多め砂糖少な目で。 ( と、後ろで待機する護衛の1人に声をかければ、護衛からゲートの守衛に、守衛から通路先のハンターに、「ミルクいっちょう珈琲ミルク多め砂糖少な目ー!」と冗談めかした伝言ゲームが始まるのを聞いて小さく笑った。 いつもこんな具合なんだろうか、ここ。 ) ずっと独りで? ――――定期的に吸血、していたんですね。 では一回辺りの「摂取量」は? 「死なない程度」というの、やめてくださいね。 吸血鬼の常套文句ですが、其処は此方で判断します。 ( 感染能力はあるのだろうか? だがそれは質問しない。 身体検査で本人にわからないように先に調べてから、後で聞くべきだ。 感染力があるにも関わらず「ない」と言い出したら信用できないということ。 ) …どのような手口で吸血を? 襲うとか、交渉するとか、内容も具体的にお願いします。 ( 小さく発言したジョージのほうをちら、と見る。 どう、といっても―――現状、あまり感情は表に出したくないところ。 正直な話、理由をつけて吸血鬼(※ハーフではあるがその生態や行動はどうも吸血鬼そのもののようだ)を生かしておくという特例処置は、どうかと思う。 世間にそれを公表できる程の大層な理由も無し。 ) …貴女の生い立ちには同情します。 そうせざるを得なかったという立場にも納得はできます。 ただ―――感情論ではなく、これは「いち吸血鬼狩りギルド員」としての意見ですが。 私は、貴女には名誉の死を選んで戴きたいと思っています。 勿論、貴女が死ななければならなかった経緯を世間に公表し、悪しき吸血鬼としてではなく、勇気ある殉死者として手厚く葬らせて頂きます。 それはそれで、世間に対する指標にはなりませんか? ( 死ね、と面と向かって言いながら、我ながら綺麗な言葉を並べるものだ、とも思うがこれは本心だ。 ) あなた自身に罪はありませんが、生まれの不幸を悔みます。 [Sun 16 Mar 2008 22:56:41]
◆ジョージ > (話を聞きながら、淡々とファイルに証言を書き込んでいく。 まあ牛乳が欲しいというのはフレイバーだから、という理由だろうから致し方あるまい。 ともかく、筆記を続ける)(しかし――てっきり過去に一度だけ吸血したことがあるのかと思えば、週に一度とは恐れ入った。 病院だとかで死者が出たという話は聞かないが、それにしたって……。 ううむ、と渋い顔。 別に口に出す気はしないが――もっと早く止める気にはならなかったのだろうか)(そして「白魔術ギルド」。 身元をしっかり調査しないまま、人材を生死が関わる職場に投入するのは――いや、やめておこう。今問題となっているのは彼女の意見、行動であり、あの組織を批判することではない。 それを言ったら器奴隷を販売している奴隷ギルドなど、追及すべき存在は他に山ほどある)(そして「公開処刑」。 贖罪というよりは――スケープゴートか。言葉尻を捕らえるならば、他の吸血鬼を逃がすため、と受け取れなくも無い。 渋い顔は変わらない)(ここ数日、彼女の言動を聞いていてわかったことが、一つ。 贖罪という言葉を頻繁に口にするけれど――自分が血を吸った人々に対しての意見、言葉が殆ど出てこない。 ………これは)………どう思う?(具体的な主語をださず、エリーに問いかける。 少なくともリリルを狩人に推薦した人物以外で、初めてリリルの尋問を行ったハンターだ。 自分以外の狩人の意見を聞きたい、というのもある) [Sun 16 Mar 2008 22:38:20]
◆リリル@VHG > ( …静かに始まる、「 取調べ 」…。 「 緊張しないで下さいね。」 と声を掛けられるが、其れは無理な話で…。 此処には、ヴァンパイアを良しと思わない人たちが大勢居る…。 それだけに、緊張して止まない…。 「 飲み物 」と、言われれば、直ぐに言葉は口から出てきて… ) …飲み物、ミルクが良いです…。 出来れば一杯…。( 語尾は恥ずかしそうに小さく消えて行き、そのまま席に着く…。 そして始まった質問に答え始める…。 ) …私の名前…、本名は、「 リリル・クロウゼル 」…父が、「 ヴァンパイア 」、母が、「 ミルクのフレーバー 」です。 父と母の所在は、今は全く分かりません…その安否も…。 私は、10歳になった有る日、この「 ヴェイトス 」に、捨てられてしまいましたので…。 …私は、まともな教えをしてもらう事はなく、ヴァンパイアについての知識は、殆ど無くて…。 「 吸血行為 」には罪悪感がありましたが…、生きる為に、欠かせなかったので、1週間に1回ほどのペースで吸血していました。( 質問には、力無い声で、少しずつ、声に出していく…。 そして、此方の主張も聞いてくれると言う話を聞いて、話を再び始める…。 ) 最初に伝えて置きたいのは、「 白魔術ギルド 」の事です。 あそこには、私は、身分を「 偽装 」して入りました。 だから、「 白魔術ギルド 」の人は、解らなかったんです。 ですので、彼らを悪く言わないで下さい…。 全部、私がいけなかったんです…。 「 偽善 」過ぎました…。 きっと、これは、まだ、話して無いから、誤解があると思って…。其れだけ言わせて下さい。 …私は、自分で責任を取るのに如何したら良いのか考えました。 でも、私には、お金も無いし、住む所もありません。 持ってるのは、この命…其れだけなので…。 ですので、此処に来ました。 もし、もし…、生きる事が許されるのであれば、誰かの役に立ちたいんです…。 其れが小さな事でも…。 でも、もし許されないのなら、前にジョージさんに話した通りに、「 公開処刑 」にして下さい。 同じ事を考えている、ヴァンパイアの人も、立て続けに2回処刑が行われれば、きっと恐れをなします…。 そして、ヴァンパイアに頃された人の親族の方の気が少しは晴れるかもしれません…。 どんな、殺され方でも良いです。 …其れが私の主張です…。 [Sun 16 Mar 2008 22:28:18]
◆エリー@VHG > では、始めましょう。 あまり緊張しないで下さいね、私の話で即座にどうこうなるというわけでなし。 何か飲みますか? ―――血、以外で。 ( リルルの着席を確認してから持って来た私物のファイルを開き、質問事項等を確認しつつ態度を緩める。 さて―――。 ) 先ず最初に、貴女の詳しい素性についてです。 お名前は本名ですか? それから、両親は? どちらが吸血鬼で、今はどうしているか、健在か。 ( 見る限り酷く卑屈な印象。 自分の種族に対する罪悪感というのもあるだろうが、本質的にそういう性格なんじゃなかろうか。 謙虚である事を美徳と感じるとか、謙虚であればあるほど良いとおもっているとか。 ) それと、1つ言い忘れていました。 私達は貴女の話や主張を多く聞きたいと思っています。 できる限り自発的に意見を出してください。 どうも貴女が自分の事を「VHGに丸投げ」しようとしている感があるのが気になります。 責任は自分で負うべきなんですよ、本来。 [Sun 16 Mar 2008 22:07:39]
◆ジョージ > わかった。今、鍵を開けるから。 あと幾つか注意事項を。 リリルは『鳥篭』を被っているとはいえ非常に飢えていること。 超常能力の類は発現していないけれど、隠している可能性があること。 それと、まあ吸血鬼を拘束している時と、他はあまり関係無いですね。(まあ既にギルド内に情報は出回っているから、彼女も知っているかもしれないが――規則は規則だ。口頭で注意事項を、述べながら、錠前に鍵を差込み、回し、扉を開けた。 ハンターギルドの面々は、吸血鬼の恐ろしさをよく知っている。 室内に4人。 外部に1人。 何か異常があっても、即座に対応できる状況。 常通り、此方は入り口の傍に椅子を置き、膝の上にファイルを広げ、ペンを握った)一応、発言は記録して、報告書として提出されるので。 その点は留意しておいてください。(義務的な口調で述べる。 つまり――吸血鬼としての処遇の判断材料になる、という事だ)(エリエッタ嘉村という女性の本質は、あまり良くわからない。 演技力があるという事実は認識しているけれど、その過去も含めて――わからない。 それがリリルにどういう印象を与えるかも、だが) [Sun 16 Mar 2008 21:52:09]
◆リリル@VHG > ( …慌しくなる外の動きに、気が付いて、そちらの方を見やれば、何時もの監視のハンターさんとは違う人が混じっていた…。 その姿を確認すれば、軽く会釈を…。 その後、名前を聞かされてその人が、事務員だと言う事が解った…。 『 でも、この人も「 ハンター 」なのかな…。 』そう思いながら、エリーさんの質問には答える事は出来なかった…。 エリーさんは、私の目の前に机と椅子を出し、対面する形に。 ) …何でも聞いて下さい…。 知ってる事なら、お話出来ますので…。 ( 掠れた声で、そう、短く言葉を出して、その質問を固唾を呑んで待つ…。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:47:43]
◆エリー@VHG > お疲れ様です。 今日は幾らか質問と此方からの御話しを。 準備お願いします。 ( ハンター・ジョージにそう言って、リルルの檻の鍵を開けてもらう。 今日の質問者は私、その後ろに記録係を担当するジョージ、2人のハンターが待機、とこの場に居るのは4人か。 少し向こう、今しがた通ってきたゲートの所にもう1人声の届く距離に居る。 用意された机と椅子を挟んで、そこでようやくリルルの顔を見た。 なるほど、か弱そうな雰囲気といい弱りきった細い身体といい、同情されるような容姿だ。 ) こんばんは、私は事務のエリエッタ…「エリー」で構いません。 気分はどうですか、というのも皮肉っぽいですけれど―――場合が場合ですから、我慢お願いします。 ( 少女の前に机を挟んで座る「エリー」と名乗るハンターズギルド員の特徴は酷く薄い。 可愛いとか綺麗とか不細工とか特別背が高いとか筋肉質だとか派手な格好だとか、そういった印象付けが困難な、本当の意味で「印象に残し辛い」容貌と振る舞い。 暗いとか地味とかとも、また違う。 「普通」だ。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:39:32]
◆ジョージ > (最初に応対したから、という理由もあり――ここ数日はリリルという吸血鬼に掛かりきりだった。 部屋の外に椅子を持ってきて座りながら、片手にファイルされた書類を持ち、ペンを走らせる。 報告書の作成中、というわけだ。 復帰直後であまり前線に出れないのもあり、今はこうしてデスクワークが中心、と……近づいてくる足音と、独り言らしい声に、ふと視線を上げた)………ん。ああ、エリーさんか。 面会かい、彼女に?(ペンをファイルに挟み込み、コートのポケットを漁って部屋の鍵を引っ張りだしながら、そんな風に声をかける。 あまり機嫌が良くないように見えるのは――気のせいだろうか。 まあ、無理もないだろうが。 正直自分も、うきうきと明るい気分には到底なれない) [Sun 16 Mar 2008 21:33:12]
お知らせ > ジョージさんが来ました。 『(今日は部屋の前で待機)』 [Sun 16 Mar 2008 21:27:29]
◆リリル@VHG > …うっ…んん…っ…。 ( 夜になり、「 空腹 」も有って、その浅い眠りから覚め、気だるい体を起こし視線を彷徨わせる…。 入り口には、2人のハンターが、今も尚、此方に目を光らせている…。 『 …今日も、取調べはあるのかな…。』 そんな事を思いながら、頭に付けられた「 籠 」を銀の手錠をはめられたまま、少し動かし、首の圧迫を解いて行く…。 寝起きと、栄養不足で、まだ、視点が定まらない…。 そんな頭を、左右に振りながら、大人しく、その場で、何らかの声が掛かるまで、待つ…。 何分…、何時間…と。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:27:11]
◆エリー@VHG > 「その子が助かるなら私も助けて」って市民に混じってる吸血鬼達が殺到したら全部彼の血を吸ってもらうしか。 ( そりゃ、来るだろう。 無害を主張する吸血鬼ハーフを特別許したりすれば。 その都度誰が「俺の血を吸えば良い」とか言って養うのか。 そして何人騙されて感染するなり死亡するなりするのか。 ちょっと考えれば分かるような馬鹿げた話。 さて――――廊下を抜けて進む先は以前ミザリーやマヤウィを監禁していた地下室。 守衛の立つ鉄格子を抜けてさらに廊下は続き、その先が彼女の一室だ。 例の吸血防止用の籠を被せられた姿は少々痛ましいだろうが、万全を期するのが此方なりの真剣である。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:25:54]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『…此方は監禁された「 一室 」』 [Sun 16 Mar 2008 21:20:26]
◆エリー@VHG > ( 最初に接触したクロアスというハンターがリルルをハンターとして取り立てる、という推薦書を提出したという。 経緯を聞く限りは初対面の吸血鬼ハーフの容姿と境遇に同情していきなりそんな無責任な事を言い出したといった印象。 一番悪印象なのは「自分の血を吸えば良い」という部分――――感染症の可能性は? どれくらいのペースでの吸血行為が行われる? なにより、「ヴァンパイアハンターズギルド員」が特例として一匹だけを贔屓するというのは世間の心象としてどうか。 方や問答無用で処刑、方や「可愛いから」手を差し伸べる? 感情的なものは理解できる。男性の性というのもひとつ考えよう。 …そのうえで「仕事」だからこそきっちりと線引きをできない人間は絶対に信用できない。 彼は本当にプロとして給料を貰っているハンターなのだろうか? 学生気分の抜けない吸血鬼同好会か何かと勘違いしてはいないだろうか。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:19:17]
◆エリー@VHG > ( 暫しざわついた数日間を経て小康。 ヴァンパイアハンターズギルド「カーン」は少なくとも表面上の平日運行を取り戻している。 捕獲された吸血鬼ハーフ、リルルの危険性が薄まっていくと共に殺気立った空気が幾らか収まったお陰か。 その代わりといっては何だが、少々陰鬱というか、「それじゃあどうするか」という方向であれこれ迷走が始まっているようだ。 まだまだ早計。 聞くこと、調べる事は残っているだろうにと個人的には思うところだが―――。 ) [Sun 16 Mar 2008 21:11:17]
お知らせ > エリー@VHGさんが入室されました。 『 Lull 』 [Sun 16 Mar 2008 21:05:53]
お知らせ > リリル@VHGさんが帰りました。 『…次の取調べまで、何時間も考えていた…。』 [Sat 15 Mar 2008 22:18:18]
◆リリル@VHG > ………ジョージさん…。 ( 無言で出て行く彼の背中を寂しげに見つめながら、…入れ替わりに入ってきたハンターと目が合えば、お辞儀をして、そのままベットの上に座ったままで…。 あとどれ位で…私の身の振り方が決まるのか…。 其れだけをぼんやりと考えていた…。 ) [Sat 15 Mar 2008 22:17:25]
お知らせ > ジョージさんが帰りました。 『(返答はせずに、退室)』 [Sat 15 Mar 2008 22:06:07]
◆リリル@VHG > …はい。 大人しくしてます。 ( ……等分はこの飢えと乾きに耐え抜かなくちゃ行けない…。 其れは自分がこの先どうなるのか見極める為にも…、生き残らなくちゃ行けない…。 そう思うと、自然と体に力が漲るから不思議な気分…。 空腹も忘れてしまえる…。 ただ、一口、そのミルクを口に入れてしまえば、急激な渇きを及ぼし、そのまましばらく、ミルクを啜っていた…。 ) …ジョージさん…また来て下さいね…。 ( 部屋を出ようとする、その人に、さびしげな瞳でそう声を掛けて…。 ) [Sat 15 Mar 2008 22:05:45]
◆ジョージ > まあ、しばらくはこのままだよ。監禁と、事情聴取。 監禁のほうは――当分、続くね(そう言って、呑み終えた珈琲のカップを手に立ち上がり、メモ帳をポケットに押し込んだ。 まあ、彼女の言い分は大よそわかったのだし、この後は――上が決めることだ)まあ、昨日も言った通り。しばらく大人しくしていれば、わざわざ苦しめるような事は無いだろうから(と言って、自分は部屋の外へと出ようとする。 報告書を纏めて、さらにまた提出しなげればならないのだし) [Sat 15 Mar 2008 22:00:42]
◆リリル@VHG > …飼い殺しでも…構いません…。 …其れで、何かの役に立って逝けるなら…。( 冷たい言葉…。 でも、其れは覚悟の上で此処に来た…。 拷問すら覚悟している…。 知っている事は全て話、知らない事だけは、知らないと言うだけ…。 全ては今までの自分の清算…。 そして、これからどうすれば良いのか…。 その、「 道しるべ 」を、得たくて…、駆け込んだ場所…。 勿論、影に、塗れて生きて行く事も出来たかもしれない…。 でも、その選択肢は私にはなかった…。 日の光の下に居たかった…。 優しい母の様に…。 ) …もしかすれば、何かの拍子に、新しい力が目覚めるかもしれません…。 断言は出来ませんが…。 ただ、フレーバーとしては…、「 半端物 」ではないみたいなので…。 ( そう言いながら、スプーンを回し、ミルクをかき混ぜながら…。 ) [Sat 15 Mar 2008 21:50:17]
◆ジョージ > ……ん、成程ね。 ええっと……(彼女がぽつぽつと溢し始めた会話。それを聞くと、ポケットから手帳を取り出し、発言をメモに取る。 思想に関しても、動機に関しても、今までの事情聴取では確認されていない内容だ。 しかし――それを鑑みると、わざわざ公開処刑する必要はあるのかどうか。 まあ、それを考えるのは上の仕事だが)まあ、君の希望に何処まで添えるかはわからないけどね。 第一、殺すかどうかも未定だ。 運が良ければ――悪ければ、かな。飼い殺しになる可能性もある。(サラッと冷たく告げて珈琲を啜って。 しかし吸血鬼としては半端者、か。 感知能力らしいものはあるようだが……まあ、だからと言って拘束をゆるめる必要も無いだろうが) [Sat 15 Mar 2008 21:42:58]
◆リリル@VHG > …ただ、其れはもし、生きても良い…そう、言ってくれればです…。 私が生きると言う事は「 吸血行為 」をしなくてはなりません。 生きる事が許されると言う事は、その行為を何らかの条件で、「 認めてくれる 」…そう思ってるから…。 …もし、生きる事を許されないのであれば…死を持って償う…。 ただ、人目に触れずに死ぬのは嫌です…。 大勢の人の前で処刑してください…。 ヴァンパイアに大事な人を殺された人が居るならば、其れで、少しは気が晴れるかも知れません…。 そして、これを見ていたヴァンパイアには…このヴェイトスから居なくなって欲しいです…。 これ以上無益な居の戸が零れない様に…。 私は。そう思って此処に着たんです…。 ( 一通り自分お思いの言葉を綴り、一息ついて…。 ) …他の能力は全く…。 弱点がない代わりに…能力も何一つない…「 半端物 」なんです…。 [Sat 15 Mar 2008 21:33:06]
◆ジョージ > ……他に何か、吸血鬼に関しての能力というか――変わったことはあったかい? [Sat 15 Mar 2008 21:24:04]
◆ジョージ > …………。(珈琲を啜りながら、生き延びたいのならば逃げ惑って都市に潜んでいれば良かったのに、と思考する。此方としては自首してくれた方が助かるから楽なのだが、しかし……償いはしたい。けれど死にたくはない、というのは少々、身勝手なような気もする。 そう思ったのもあって、ただ黙って珈琲を飲んで)そんな吸血鬼と馴れ合う組織じゃあ、誰も信頼しないからね。 今後の活動にも支障が出る、と――……ふうん?(吸血鬼の反応を感知――できるのかどうか、はっきりとはわからないまでも、その手の能力はあるらしい。 知り合いのクルスニクは影が見えると溢していたから、気持ちが変化するという事で現れることもあるのだろう) [Sat 15 Mar 2008 21:23:38]
◆リリル@VHG > …はい。 其れは…解ってます…。 ( 完全に意気消沈…。 なんだか、とても、先が見えない…見えたものが暗い渦の様に見えて……、ただ、死の恐怖を感じる様で…。 ) …其れは、解ってます。 でも、どんな形でも…生き残れるならば…其れに掛けてみたいです…。 死ぬ事は簡単です…。 でも、生きる事って、すごく大変なんです…。 其れが、解るから…。 ( ドアがノックされても、俯いたまま…。 そう、処刑してまだ、数ヶ月… まだ、住民の不安は尽きてないはずだから…。 ) …あっ、そう言えば…。( そんな声に、少し顔を上げる…。 ) その処刑の日、すごくなんだか不安で居た堪れない、気持ちになったんです…。 そして、その気配に誘われるまま訪れた場所が…。 公開処刑の場…広場でした…。 …私も、不思議だったんです…。 どうして、何も知らなかったはずの私が…あの場所に居たのかが…。( そんな自分の身に起こった体験話を、ジョージさんに話を聞かせる…。 ) [Sat 15 Mar 2008 21:16:17]
◆ジョージ > うーん……まあ、さっきも言った通り、君の処分は未定だからね。(難しい所だ。完全に吸血鬼であるならば、情報を得るだけ得た後で杭を打ち込んでしまえば良い。ミザリーの場合は、日光に晒したわけだが。 ただし彼女はハーフであり……さすがに『自由を与えて、吸血鬼と一緒に戦おう!』みたいな考え方をするハンターは少ないだろうが、何らかの形で狩りに利用できないかと考える者もいるだろう。 何にせよ、個人の独断で決定されるような事ではない)まあ、何にしたって、今後の自由が無くなるのは間違いないと思うよ。 この前、吸血鬼を公開処刑したばかりなのに、その直ぐ後で吸血鬼――ハーフであっても吸血した存在――を自由にさせてるなんて事になったら、カーンの信頼は地に落ちるからね。(等という事を話していると、扉がノックされて珈琲と牛乳が運ばれてきた。牛乳のほうにはスプーンがぞんざいに突っ込まれている。これで啜れ、という事だろう。 ハンターに礼を述べてから、珈琲を受け取って)……ああ、そうそう。此方も少し聞きたいことがあったんだ。 君は、他の吸血鬼の存在を感知したりとか、できるのかい? [Sat 15 Mar 2008 20:59:01]
◆リリル@VHG > ( ジョージさんは、名前で呼ぶ事を了承してくれた。 其れを嬉しく思いながら、数少ない名前を教えてくれた一人…。 でも、ジョージさんの仕事の手抜きは、ないみたいで、昨日の様に見張りを続けている…。) …それは…。 ( 返答が出来ない…。 しないと、断言出来る訳じゃない…。もしかしたら事故で、不注意で、相手を傷付ける可能性がある…。 私は、肩を落とす事しか出来なかった…。 ) …私、プライドなんてないです…。 ただ、生きて居たい…其れだけが…私を動かしてるだけです…。 そして、同じ人には、中々会いませんし…。 では、…私は、死ぬしかないんでしょうか…。 ( 彼の言葉は胸を貫く…。 そして、それ以上の言葉を出すことが出来なくなって…、ただ俯くだけしか出来なくて…。 ) [Sat 15 Mar 2008 20:51:26]
◆ジョージ > 別に構わないよ。 話しやすいんなら、それが良いのだし。(個人的な感想を言えば、この少女に対して悪い印象は持っていない。吸血鬼とのハーフであるという、その一点を除いては、だ。 より正確に言うならば、既に吸血行為を働いている、という事だが。 椅子は入り口の傍に置き、何かあった時に備えるのは……昨夜と変わらない対応の仕方)その誰かから同意を得て吸血しているヴァンパイアが何かやらかした場合、血液の提供者は責任をとってくれるのかい?(吸血鬼が完全に、血液提供者の所有物――例えば奴隷となったりしているのならば、積極的な削除対象とは成り得ない。 まあ、個人的な裁量が多く関わってくる部分ではあるが……自分の場合は、こう考える)吸血鬼の多くはプライドが高いから、絶対に誰かの所有物になろうとは思わないからね。 自分も御免被りたいよ。 ……近所の野良猫に餌をやるような感覚で血液を提供している奴は、自分の行為を自覚するべきだ、と思う。 [Sat 15 Mar 2008 20:34:34]
◆リリル@VHG > …はい。 どうせなら、お名前でお呼びしたいので…。 …ダメですか? ( 彼は、どうやら、見張りのハンターさんの様で、彼と入れ替わりにハンターさんが部屋お後にする様子を見ていた…。 そして、私が聞いた、質問に、しばらく間がありながら…。 ) …ジョージさんですね? 解りました。 ( 今まで、一人だったからか、そんな言葉のやり取りが、とても嬉しかった…。 名前を呼ぶと、軽く微笑んで見せて…。 ) …そうですか。 ( 何か、感じる遠回しな言い方に、気になりながらも、続く言葉に顔色を曇らせる…。 ) …そうですね。 …襲うのは…良くないですね…。 …其れが、例え、相手の「 同意 」が、合ったとしても…。 其れは、駆逐対象になりますか…? ( 私の例で言えば…、どうなるんだろう…。 そう考えて、その言葉の答えを待った。 ) [Sat 15 Mar 2008 20:26:16]
◆ジョージ > …………うん? 名前?(尋問は担当ではないが、見張り番の交代としてやってきたわけだが――まあ、此方も二つ三つ質問したい事柄もあったので調度良い。 彼女の問いに対して考えるような素振りを見せつつ、椅子を引き寄せて腰を下ろした。 交代に部屋から出て行くハンターに、珈琲と、それから牛乳を持ってきてもらえるように頼んでから、リリルに向き直った。 名前というのは重要な情報だが……確か彼女が習ったという白魔術には、その手の『呪い』は無かった筈だ)まあ、ジョージって呼んでくれれば良いよ。 ヴァンパイアに関して言えば、感情的な問題じゃあないな。(家族を殺された事に関していえば――割合と疎まれていたし、何よりも年月が経ち過ぎている。今となっては、それを原動力にして吸血鬼を狩ろう、なんて気は無い。 つまり、と続けて口を開いた)街中に、人間を襲う動物がいたら、それは当然駆逐されるべきだろう? 吸血鬼に関して言えば、単にそれが人間と同じような形をしているだけだからね。 [Sat 15 Mar 2008 20:15:00]
◆リリル@VHG > 【文修正】 ( トリケアル割ると > 取り付け終る です。(礼 ) [Sat 15 Mar 2008 20:07:44]
◆リリル@VHG > ………。 ( 『 やっぱり…。』 その想像で、合ってたみたいで…、頭の中に考えた事と同じ言葉が紡がれて…。 …大人しく話を聞きながら、彼に籠を取り付けられる…。 とっても、不恰好で、嫌だけど…。 これも仕方がない事…。 自分で選んだ事。 トリルケア割ると、今後の見通しを話してくれた…。 でも其れは、全然、不透明なもの…。 ) …あの、ハンターさんのお名前は、なんと言うんですか…? そして、貴方は…「 ヴァンパイア 」が、憎いですか…? ( …そんな事を無意識のうちに彼に聞いてしまう…。 其れは、彼が、どんな風に思ってるか…、其れが知りたくて…。 ) [Sat 15 Mar 2008 20:05:40]
◆ジョージ > まあ、見ればわかると思うが――君が意図的に、或いは飢えによる衝動から人に噛み付くのを防ぐ為の『籠』だ。(聞くところによれば、随分と彼女は協力的らしいが……だからといって衝動的に誰かに噛み付かないとも限らない。 素直に頭を差し出した彼女に、手早くその鳥篭を被せ、首の傍にある鍵穴に鍵を差し込んで固定する。 檻を外すには鍵が必要だが、格子にはそれなりの隙間があるので、食事などの妨げにはならないだろう)まあ、素直なのは良いことだけど、と……そうそう。まだ君の今後は未定だから、しばらくは取調べが続くよ。 [Sat 15 Mar 2008 19:57:49]
◆リリル@VHG > ( 顔を伏せていれば、扉が開き、機能聞いた声の主がやって来た。 私は、シーツに顔を擦り付け、涙をふき取れば、顔を上げて、それに答える…。 ) …あの、何を付けるのですか? …それは? ( 不思議そうに、首を傾けるが…それがどんなものか直ぐに分かった…。 「 吸血行為 」を封じる、言わば仮面…。 これを被せて、其れを、防ぐものなのではないか…と。 私は、しばらく俯きながら、 顔を縦に振り。 ) …はい。 …お願いします。 ( ベットから体を起こし、頭を垂れるのみ…。 暴れたり、逃げたりする気は…最初からないから…。 ) [Sat 15 Mar 2008 19:49:23]
◆ジョージ > (聞くところによれば昨夜のハンターは、リリルを推薦する提案書を提出したらしい。 無論、彼女の処遇は未定だし、早急に再殺する必要はまったく無いのだが、それにしたって吸血鬼に恨みを持つ者が多いのがVHGだ。 青年の知り合いにも何人か苛烈な性格の狩人がいるし、揉め事にならなければ良いのだが)(ともかく、今日、彼女の部屋を訪れたのは――探していた拘束具が倉庫の中から見つかったから、という理由。 ミザリーの際にも使用した後、誰かが適当に片付けてしまった為に見つからなかったのだとか。 まあ、そう何度も吸血鬼を捕獲する機会があるわけもなくて)……っと、失礼するよ。 昨日は付けていなかったけど、今日からはこれもつけて貰うことになるから。(そう言いながら扉を開けて、青年は何やらベッドにうずまっている彼女へと声をかける。 手にしているのは――例えて言うのならば、底の抜けた鳥篭、と言ったところか) [Sat 15 Mar 2008 19:43:17]
◆リリル@VHG > ( …此処では、どれぐらいの「 ヴァンパイア 」を、裁いて来たのだろう…。 そんな疑問が頭を過ぎる…。 そして、私は何人目なのだろう…。 ヴァンパイアは、「 高寿命 」と聞いている…。 そして、人は「 短命 」と…。 そして、戦いの中で消えていく命もあるはず…。 …忌み嫌われる存在…、人の敵…。 そんな戦いは何時まで続くのだろう…。 何時になったら、平穏に暮らせるのだろう…。 戦いは憎しみしか生まないのに…。 ――…ヴァンパイアの血が混ざった、私は生きていけないの…? 「 死ぬ 」しかないの……。 …何も悪い事してない…生きる為に必要な事だけしかしてない…。 …でも、…それは、人にとっては、忌み嫌う行動でしかない…。 じゃぁ、私の存在意味は…? 何の為に生まれたの…? …ベットに顔を埋めながら、そんな、頭を過ぎる嫌な考えを振り払う様に、涙を流して…。 ) [Sat 15 Mar 2008 19:39:23]
お知らせ > ジョージさんが入室されました。 『(頭が痛い)』 [Sat 15 Mar 2008 19:37:35]
◆リリル@VHG > ( …目が覚めてしまうと、直ぐに「 空腹 」が体を襲う…。 吸血に駆られる衝動…。 乾き、飢える喉…。 お腹が痛い位の感覚を覚える…。 『 …我慢しなくちゃ…。 全てが決まる、その日まで…。 我慢しなくちゃ…。 』 ぎゅっと唇を噛み、その衝動を押さえ込む…。 まだまだ、理性の方が強く、その空腹を押し黙らせていく…。 ) …今日も、「 取調べ 」は、あるんですか? ( ハンターに声を掛けるも、「 無言 」しか帰ってこない…。 私は、「 解らないのかな… 」と、解釈して、また、「 すいません…。」 そう言葉を漏らして…。 ) [Sat 15 Mar 2008 19:24:57]
◆リリル@VHG > ( …自ら出頭して、早一日…。 当日は、簡単な取調べが行われた…。 名前、住んでいた場所、親の所在地、何人に吸血行為をしたか、仲間は居るか?…そんな、近辺調査の様な取調べ…。 私は、答えられる事は全て答えた…。 でも、「 解かりません 」と、言う答えには、「 本当は知ってるんだろう! 吐け! 」と、乱暴に言われながら、首を振り続けて…。 そのまま、私は意識を手放して…。 気がつけば、一室のベットの上に、横たわっていた…。 ゆっくり、開ける瞳… 前の椅子には、腕を組みながら、こちらを見下ろす様に、ハンターが二人、ドアの両サイドに待機していた。 ) …あ、すいません。( …寝ぼけ眼のまま、出た言葉は、この言葉…。 そのまま手を動かすと目の前には、銀の手錠を施された手が見える…。 …声は夢じゃなく現実…。 覚めて来た目が、そう、現実を教えてくれる…。 ) [Sat 15 Mar 2008 19:13:03]
お知らせ > リリル@VHGさんが入室されました。 『監禁、1日目…』 [Sat 15 Mar 2008 18:57:13]
お知らせ > リリル@VHGさんが退室されました。 『…私はVHGの方に従属…従います…。 』 [Fri 14 Mar 2008 23:25:23]
◆リリル@VHG > ( …クロアスさんの言葉を聞きながら、小さくなりながら、顔を小さく左右に振る…。 途中の「 生きて償い 」と言う言葉に小さく頷く…。 …ただ、それは「 簡単な事 」では無いのは事実…。 もう一人のハンターの話を聞きながら頷き、「 処遇は未定 」と言う言葉にこの先に何があるのかが、自分では想像が出来ない…。 ) …え? クロアスさん…。 ( 立ち去る彼の言葉に振り返るが、其処に、彼の姿はもう無く…、溜め息が口から漏れる…。 ) …ダメですよ…此処でそんな事言っちゃ…。 ( 小さな声で、彼の居なくなった空間に言葉を投げかける…。 ) …はい。解りました…。 ( 彼の居なくなった後、取調べがあるみたいで…、それに頷き答える…。 その後は、休む事が出来る見たいだけど…。 きっと寝付けないだろうな…。 ) …大丈夫です。 監禁される事は解ってます…。 それに、暴れる程の力が無いですから…。 ( 彼の言葉にそう答えを返し… ) …コ、コーヒー…!? あ、出来れば…ミルクが良いです。 …私の主成分でもあるので…。 ( 彼の最後の言葉にそう答えて…、代わりに入ってきたハンター二人に軽く頭を下げながら、暫くの間目を瞑る…。 その後、取調べが、始まるだろう… ) [Fri 14 Mar 2008 23:24:46]
お知らせ > ジョージさんが帰りました。 『(リリル確保の報告書、および手錠の鍵が提出される)』 [Fri 14 Mar 2008 23:04:49]
◆ジョージ > まあ、何にせよ――此方の仕事は一先ず、君を拘束することだよ。調査は担当じゃあないし、それに今後の処遇も未定だ。(少なくとも、今日明日に殺される、という事はないだろう。同時にハンターになるという事も、無いわけだが。 つまりはしばらくの間、囚われの身という事だ)(立ち去っていくハンターの言動に、もう一度小さく嘆息した。 命を救いたいという考えに関しては同意できる部分もあるかもしれないが、あれではまるで吸血鬼擁護派のようにも思える)……まあ、ともかく。今日はこの後で、いくつか取り調べがあるかもしれない。まあ、それが終わったら――部屋に連れて行かれる事になる。 今後の処遇については、此方で決定するまで、まだ間があるから――彼が言ったように『監禁』になるわけだけど。 ……ともかく、しばらくの間はここでジッとしている事だ。(報告書を書いて提出しなければならないし、先ほども述べたとおり、尋問は自分の担当ではない。特に彼女が吸血鬼に関しての情報を持っているかもしれない現状では、不用意な問いかけは慎むべきだ)それじゃあ……後で珈琲でも持ってこさせるよ。(と最後に彼女に言葉をかけて、外に出る。変わってハンターが2人、中へと入って彼女の見張りを継続するので、手薄になるわけではない。 さて――あとは報告書か) [Fri 14 Mar 2008 23:04:10]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『(受付でリリルのハンター推薦書を書いて)』 [Fri 14 Mar 2008 22:58:11]
◆クロアス > ・・・・・・・。 リリルはそんなに死にたいのか? (ピっとリリルを指差すと。) 死にたいのなら別にかまわない。勝手に死んでも俺の知るところじゃない、けど・・・そうせずにギルドに出頭してきたのは、少しでも生きて償いをしたいと思っているからじゃないのか? ここで死んでも、スラムで死んでも。世の中はかわりゃしない・・・ (リリルの横を通り過ぎ、ジョージの隣を抜けて。ドアノブに手をかけて。) もし生きると言うなら、俺の血を飲めばいい。 ・・・誰かが不幸せで死んでいくのがいやなだけさ。(最後は独り言のようにつぶやいて。) [Fri 14 Mar 2008 22:57:19]
◆リリル@VHG > ( …あぁ、やっぱり、険悪なムードが…。 二人の間に飛び交う言葉に、苦笑しながら、小さくなるだけ…。 …気を使って貰えるのは嬉しいけど…。 本当に…。 それに対して、冷静なのは、もう一人…。 仕事に真面目故なのでしょう…。 女子供でも「 吸血鬼 」なら容赦はしない…、そんな感じ…。 そして、大人しく話を聞きながら、もう一人のハンターの言葉に頷きながら…。 ) クロアスさん。 お気持ち本当に嬉しいです。 でも、私は生きる為に、「 吸血行動 」 が、欠かせない身体なんです。 …だから、それが怖くなって…どうしたら良いのか解らなくなって…、此処に来たんです…。 私は、吸血行動自体好きではありません…。 だから、2ヶ月…飢えに耐えてきました…。 でも、生きて居たいとも思います…。 だから、「 審判 」をお願いしたいんです…。 ( 掛けられる手錠に、大人しく手を差し出し、拘束される様子を見守る…。 ) [Fri 14 Mar 2008 22:48:06]
◆ジョージ > レディの扱いも何も無いだろう(溜息混じりに呟く。吸血鬼相手に何を言っているのだろうか、このハンターは。 アレッサンドラやセレニアが、あれほど苛烈に行動する意図が少しわかったような気がする。同じハンターの間でも、これだけの認識の違いがあるのだから……一般大衆の事を考えると、少し頭が痛くなった。 半ば温くなった珈琲を啜っていると、扉が僅かに開いて、銀製の手錠が差し出される。 それを片手で受け取って)まあ、確かにダンピール……吸血鬼とのハーフが、ハンターとして強力なのは認めるけどね。(所謂種族的な吸血鬼狩人、という奴だ。毒を持って毒を制するという行為を敬遠する者も多いが、自分は別段、其処に関しては拘らない。 ある一点を除いては、だが。 つまり――)彼女は既に吸血をしているし、この先も吸血が必要なんだぞ?(そんな存在を“飼う”事に、果たしてこの目前のハンターは責任を取れるのだろうか。 そう言いながら、俺はリリルの手に、銀で出来た手錠をはめようとする) [Fri 14 Mar 2008 22:39:24]
◆クロアス > ――――俺としては、リリルをハンターに勧誘したいわけ。 (人差し指を立てて。) [Fri 14 Mar 2008 22:33:08]
◆クロアス > 正反対の答えをサンキュウベイベー。 (ジョージに向けてウィンクをひとつ。もちろん皮肉のつもりだ。 つまらなそうに暖炉に向き直って。) まったく、ギルドはレディに対する礼儀がなってないぜ。 (コートの中から袋を取り出すと中からせんべいが出てきて・・・。ばりばり食べ始める。)(ある程度まともという言葉を聞いても気晴らしにもならない、どうせ窓には鉄格子がついているのだ、変わりない。 そして、リリルの言葉を聞くと薄く・・・と言うか、にや〜っと笑いながらリリルを見て。) 別にリリルに同情しているわけじゃないんだよ? たださぁ・・・罪の償い方は「死」だけじゃないって言いたいだけでさ〜。 (行儀悪くテーブルに腰掛けて。) つまりさ―――― [Fri 14 Mar 2008 22:32:39]
◆リリル@VHG > ( …話を久聞いていると…、この「 クロアス 」さんは、此方に気を使ってくれてるみたいで…それが逆に申し訳なく…、罪悪感が募る… それが原因で怒られてしまわないか…少々心配。 そして、もう一人の方…。 此方の方は考えが深い方の様で…、その奥に考えてる事は「 仕事的・事務的 」な人みたい…。 クロアスさんは、応接室に入ると暖炉の前に…、私は勧められたソファに座って出した手に、拘束様の手上の手配を。 …やっぱり、此処は「 狩る 」方々は、と手も、慎重である事を伺わせる…。 …と、言っても、こちらに吸血行為以外、ヴァンパイアらしい能力などなく…「 逃亡 」すら困難なこの身体…。 逃げるつもりなら、手紙なんて出さなかった…。 ただ、やっぱり、有ると無いでは違うと思い、自ら声を掛けた。 …そして、事務的に話す声に、無言で頷きながら…クロアスさんに掛かった声に、申し訳なさそうな顔色を滲ませる…。 ) …あ、あの…、其処まで、気を使って貰わなくて良いので…。 ( 二人の会話に割って入るように、そう言葉を掛けながら…。 ) クロアスさん。 気を使ってくれてありがとう…。 でも、私は、貴方から見れば、狩る者…。 そこまで、気を使わないで下さい…。 貴方が悪者にされてしまいますから…。 ( そう言葉を掛けて、少し微笑を返して… ) [Fri 14 Mar 2008 22:27:48]
◆ジョージ > 今、銀製の手錠を持ってこさせるよ(拘束しないのかという問いに関しては簡潔な一言。そもそも吸血鬼と遭遇したら殺し合いになるのが常だから、自分は捕縛用の装備を持っていない。持っているハンターも多くは無いと思うが……幸い、ここはギルドだ。そう言った装備もあるには、ある。 此方は此方で入り口の傍、扉の横に立ったまま珈琲を啜る。 何かあって逃げ出そうとした時、すぐに防げるように、だ。)監禁もするし、拘束もする。 吸血鬼の見た目に誤魔化されるつもりは無いし……と失礼、ハーフだったっけか、君は。 まあ、それにしたって吸血したと自白しているのだし、飢えていると言っている。 被害拡大を防ぐ為にも、解放するわけには行かないだろう?(何を馬鹿なことを、と言わん限りに同僚のハンターに答える。 これで解放して吸血行為にでも走られたら、それこそ大問題だ。誰が責任をとるのやら)ただまあ、ある程度まともな部屋を用意してもらうよう提案書は出す。 別に苦しめる事が目的じゃあないんだから。(目的は殺すことだ。 ミザリーにしたって、一部のハンターが暴走したものの、進んで苦しめるような事は行っていないのだし。 他に何か質問は?というようにハンターに視線を向けて) [Fri 14 Mar 2008 22:16:25]
◆クロアス > (応接室の扉をくぐると・・・よし、あったかい。 とりあえずは応接室の暖炉に近づいて(自分はソファーには座らないと)。) ギルドで監禁する気か? (暖炉の前で二人に振り向き。) いやいや、こんな健気な子を拘束する分けないよ・・・しないよね? (同意を求めるようにジョージに振り向いて。) どっちにしろ・・・すぐには判断は下されないんでしょう? それまで、せめて自首してきたこの子には暖かい食事とベットを約束するべきでしょうよ? (真ん中の机を指でトントン叩きながら。) [Fri 14 Mar 2008 22:09:32]
◆リリル@VHG > ………? ( 微かに呟かれた声は、春風の音にか掻き消され、この耳に届かず…、不思議そうに小首を少し傾げて…。 中に入る様に、告げられれば、それに反する事もなく…、言われるがままに、付いて行く。 …此処から出る時は…「 自由 」を得た時か…、もしくは……。 俯きながら、片手には空きビンに詰め込んだパンを持ち、もう片手でトランクを引きずり… 後ろから背中を支えられながら、中に入って行く事に…。 「 ヴァンパイア 」を狩る総本部へ…。 等されたのは、奥にあると言う「 応接室 」 もう一人のハンターの方に話される説明に無言で頷き…。 ) …解ってます。 そのつもり出来ましたから…。 ( 此処に来る前に宿に泊まり、お風呂にも入って体を綺麗にして来た…。 暫く入れなくなる事は解っていたから…。 ソファを勧められそこに座ると、まず、私は、両手を添えて前に出す…。 ) …拘束、しないんですか? ( 私は、この方々から見れば「 敵 」。 平和を脅かす存在のはず…。 公開処刑の日に聞いた声を鮮明に覚えている。 …それが上の行動…。 ) [Fri 14 Mar 2008 22:01:20]
◆ジョージ > (腹が減っても吸血しない気力を褒めるべきか、はたまた我慢できるなら何故最初に吸血したんだと怒るべきか。いずれにせよ、中で話を聞いてみない限り何とも言えないか。 声を荒げる娘が、素直に此方に従うのを確認しつつ、扉を開けて――ひとまず、奥の方にある応接室へと案内しよう。 いきなり尋問室というのも憚られるが……だからと言って警備が手薄というわけではない。 一応、部屋の前にも前線派のハンターに詰めて貰おう)良いも何も、外で話してる方が問題だよ。中の方が色々あるし、人でも多いんだから(上司と思われている事など露ほども知らず、そんな風に言葉を返して)……とりあえず、まあ――君は、吸血鬼であり、吸血行為をした事があると手紙で告白してきたわけだから、少なくともしばらくは此処のギルドにいてもらう事になる。(ソファを勧めつつ、まずは単刀直入に切り出す。 提案や確認ではなく、半ば決定事項のようなものだ) [Fri 14 Mar 2008 21:54:55]
◆クロアス > だったら吸血したらいいのに・・・ (と言うつぶやきは自分だけにしか聞こえないように。 戸口から聞こえてくるのは・・・・上司か? まぁ俺もほとんどギルドには来ないわけだし・・・・まぁ、上司だろう。) いいのかな?この子入れちゃっても。 (質問でもなく、ただ二人に聞こえるように独り言。 とはいえ、俺としてもここよりも中のほうが断然いいので特別反対はしないことにする。 後ろから、リリルの背中を片手で支えるようにして。) [Fri 14 Mar 2008 21:47:14]
◆リリル@VHG > …そうなんですか。( 上司に有った事が無いというのも珍しいな…と、思いながら、そのまま、俯いて…少々、紅を差している肌…。 ) …本当は、いけない事だって…解ってるんです…。 でも、其れが、自分の命の糧…。 生きる為に必要なんです…。 でも…… ( 物乞いと同じ面影といわれ、黙り込んでしまう…。 「 ムッ! 」と、したようで…。 顎に触れようとする手を避けて顔を横に向けて…。 ) …空いてますよ。 空いてますけど……。 だから…此処に来たんです! 自分の存在はどんな者なのか確かめる為に! 許されるものなのか…、また…「 処分 」の対象なのか…。 ( 再び横に向けた顔を、クロアスさんに向け、声を荒げながら、いうも、それは非力な声で…、語尾は力なくまた塞ぎこんでしまう…。 そして、脇からかかってきた声に、顔を向ければ、同じハンターの方なのか…その話を聞きながら、頷く…。 ) …春風…強いですよね。 あれた天気にならなければ良いですが…。 ( そう言うと、ゆっくり起き上がり、食べかけのパンと、空の牛乳ビンを持って、先導されれば、その館に入っていく事に…。 ) [Fri 14 Mar 2008 21:41:16]
◆ジョージ > (まあ、アレッサンドラ・クレメンテも近頃はハンターハント絡みで忙しかったみたいだしなあ、とぼんやり思いつつ、珈琲を啜る。 実際、吸血鬼……とのハーフだという事実を差し引いても、それなりに見目麗しい少女だ。彼女が害悪吸血鬼として活動していたら、容姿に騙されて被害者は増えたろうし、そして同様に匿う人物も多かったに違いない。 厄介な事になる前に自首してくれて、本当に助かった)……ともかく、話を聞くんなら外じゃなくて内部で聞いた方が良いんじゃあないかい?(と、『逃げられても困る』というニュアンスを篭めて、口を挟む。 しかし男の方は見たことが無い顔だ。 自分の療養中に入った新顔なのか、あるいはバウンティ制の狩人なのか。 賞金稼ぎのような彼らは、あまりギルドに長居しない為、あまり顔を見る機会がない。 何にせよハンターであるというのは、それだけで信頼できる要素ではあるが) [Fri 14 Mar 2008 21:35:42]
◆クロアス > 「カーン」に入って、まだ上司と言うものに会ったことがないんだ。 (苦笑しながら。) ・・・・。絶食しているそうだね? まぁ、見ればわかるな・・・スラムにいる乞食とおんなじ面構えをしている。 (リリルのあごを指で触れようとして、それができたら伏せた視線をこちら見向けさせようとするだろう。) おなかすいたかい? [Fri 14 Mar 2008 21:28:55]
◆リリル@VHG > …いえ、事実ですから…。 謝らないで下さい…。 上司の方に叱られてしまいますよ? ( 少しだけ可笑しそうに、顔を緩めるが、それは直ぐに、曇り気味の顔に替わる…。 そう、此処は、遊びに来てる訳じゃないから…。 ) 掲示板に連絡くれた方ですね…。 そうです…。 私がリリルです。 ( 抵抗する気など最初から無い― 此処には真相を伝える為に来た…。 しゃがみ込んで可愛いといわれて覗き込まれると、視線を伏せてしまう…。 ) 褒めてくれてありがとう…でも、恥かしいからあんまり見ないで…。 痩せてしまってるから…。 ( 白い肌に差す紅… 恥じらいの心…。 ) [Fri 14 Mar 2008 21:21:57]
◆ジョージ > ……こうも風が強いと、春だというのに冷えてくるな……(ハンターギルドの前で寝こけている娘がどうやら手紙の主だと聞き、既に他のハンターが接触しているようではあるが、一応は戦闘要員である自分も戸口の傍で控えておく事にした。 片手にはマグカップを持ち、その中身を啜りながら、だ。 三月とはいえ、夜になっても吹き荒ぶ風は強いし、寒い。 自然、コートの襟を立てるような形になる)(しかし、見たところ――……好戦的ではないらしい。それに自らカーンに赴いた事を鑑みるに、昨夜同僚と話していた『罠』という線は薄いようだ。 いくら何でも、ハンターギルドの前でドンパチやらかすほど、無謀な吸血鬼はいないだろう) [Fri 14 Mar 2008 21:18:46]
◆クロアス > ごめんな・・・ (この子で間違いないようだ。なんて小さく、そして儚い命なんだろう。今にも握りつぶせそうな存在感・・・。) クロアスだ。掲示板に書き込んだのはこの俺だよ。 ・・・・君がリリルか、可愛いな。 (しゃがみこんで覗き込むような視線。にっこりと微笑んでやると。) [Fri 14 Mar 2008 21:15:15]
お知らせ > ジョージさんが入室されました。 『(やれやれ……)』 [Fri 14 Mar 2008 21:14:42]
◆フードを被った人影@VHG > …そうですね。 綺麗です。( 掛けられた声に、「 ピクッ 」と、身を震わせ、何気ない会話に、手に込められた力は抜けて行く…。 ) …意地悪な質問ですね…。 それは血は好きですよ…。 それが主食でしたから―…。 ( 「 ゴクン 」と、喉が鳴る…。 喉が渇いて仕方が無い…。 2ヶ月ともなれば相当な飢え…。 生きて居られた事の方が不思議で…。 それも吸血鬼の血のおかげかは、知る良しは無い…。 ) …VHG、カーンの方ですね? ( もし、毎日此処に通ってるなら、私の出した、「 手紙 」を、知って居るかも知れない。 そう思い、声を掛けて…。 ) [Fri 14 Mar 2008 21:10:38]
◆クロアス > 今日は晴天のようだな・・・月がきれいに見えるな。 (フード姿の前に立って空を見上げながら。俺の黒髪が夜風に踊る。) あんたは月は好きかい? それとも血の方が好きかな? (見下ろす目は薄く赤い。ただ、同情を含んだ火を灯して。)(まるで小さな獣。・・・・眼が赤い、この子がリリルか。) [Fri 14 Mar 2008 21:03:52]
◆フードを被った人影@VHG > ( 近づいてくる石畳を蹴る音…、だんだんと近づく音に、顔を上げる…。 そして、その目に写るのは、「 紅色のコート 」。 …待ち合わせ掲示板に張ったメモに連絡をくれた方かも知れない…。 ただ、それは確定では無いので、ただ、トランクの上で、身を強張らせて、手を「 ギュッ 」と、握り締めて…。 ゆっくりと、被ったフードを開ければ、真紅の瞳が目に付くかもしれない…。 そして、ただただ、その人を見上げるばかり…。 声を掛ける事が出来なくて…。 ) [Fri 14 Mar 2008 20:58:54]
◆クロアス > (俺のコートの色は紅色。それがトレードマークのVHで・・・・ 吹きすさぶ早春の風を頬に感じて、襟元を閉じる。) (待ち合わせ・・・制裁を待つ待ち人に会いに来た。 辺りを見回すとそれらしきフードをかぶった人影。 ゆっくりと近づこう。) [Fri 14 Mar 2008 20:52:09]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『(石畳はカツリと鳴る)』 [Fri 14 Mar 2008 20:47:01]
◆フードを被った人影@VHG > …お腹…空いたな…。 ( 通りを歩く人の影を見ては、手を「 ギュッ 」と握る。 ―狩られそうになる衝動…。 血を、求めそうになる身体…。 それをグッと堪えて、手をキツク握り締める…。 ) …ダメ。 ダメなの…。 ( 喉を激しい渇きが襲う…。 それでも、理性だけは途切れない…。 それが、二ヶ月の絶食を保っていた…。 悪いと思う行為…。 それが、自らの食事だったとしても、それを拒んで、空腹に耐えて…。 だからこそ、考えて、考えて……「 審判 」を仰ぐ事にした…。 悪しき存在として、「 処分 」されるのか…「 許し 」を得る事が出来るのか…。 ) …誰か、来ないかな…。 ( トランクの上に膝を抱え込みながら、フードを深く被ったまま…、人の訪れるのを待って…。 ) [Fri 14 Mar 2008 18:49:35]
◆フードを被った人影@VHG > …ン…あっ…寝ちゃってた…。( 小さな欠伸をしながら、ゆっくり上げる顔…。 既に、日の光はなく…辺りは「 闇 」が包んでいた…。 辺りの建物にも、光が灯り、闇を照らし上げている…。 鼻を擽る、生活観を帯びた匂い…。 夕飯時なのだろう…。 まだ、寝ぼけ眼を擦りながら、辺りの様子を伺う…。 ) [Fri 14 Mar 2008 18:33:09]
お知らせ > フードを被った人影@VHGさんが来ました。 『…目を覚ませば、既に広がる「 闇 」…。 夜が広がっていた…。』 [Fri 14 Mar 2008 18:27:20]
お知らせ > フードを被った人影@VHGさんが帰りました。 『トランクの上に座り込んだ影はその場から動く事はない…。 一時の浅い眠り…。』 [Fri 14 Mar 2008 15:31:53]
◆フードを被った人影@VHG > …私も、悪…なのかな…。 ( パンは半分と食べないうちに、トランクの上に置かれ、ミルクだけが飲み干された瓶を側に置き…、トランクの上に、体育座り…。 そのまま、ちょこんと座って、足を両手で抱えながら、足の中に顔を埋める…。 ) …どうせ、ひとりぼっち…。 無くすものなんて…。 何も無い―。 ( そのまま疲れた体は、やがて、眠りに落ちていく…。 人が訪れ、声を掛けられれば気が付くほどの浅い眠り…。 『 …疲れた。 』そのまま、まどろみに身を任せて…。 ) [Fri 14 Mar 2008 15:30:41]
◆フードを被った人影@VHG > ………。( もう一度、ドアをノックするが、反応は無い…。 ) …お出かけ中かな…。 ( 流石にもうこれ以上、歩けない…。 ドアから少し離れ、そこにトランクを置いて、トランクを開ける…。 取り出したのは、空腹しのぎにと思い買った「 パン 」と「 ミルク 」…。 半分、ミルクのフレーバーとあり、ミルクは好き…。 ただ、それは、「 栄養 」にはなら無い…。 パンをゆっくり千切りながら、ミルクに浸して、それを口に運び入れる…。 ) モグモグ………。 ゴクッ、はぁ…。 ( 幾ら、飲んでも、食べても、その「 飢え 」は、乾きを潤す事は出来ない…。 ただ、その時だけは空腹を忘れる事が出来る…。 それだけの為の食事でしか無い…。 ) …今日は、逃げないよ…。 ( トランクに腰を掛け、人の訪れを待ちながら、食べるパン…。 …そして思い出すのは、「 執行人 」の声…。 ) …悪…か…。 ( ヴァンパイアの知識も、何もかもが殆ど無い自分…。 物の知識は、10歳程の子供ながらの知識が殆ど…。 難しい話は理解出来ない…。 でも、あの話だけは解った…。 「 悪しき存在 」…。 そして、「 ヴァンパイア 」を、憎んでる人の少なく無い事…。 ) ……吸血行為…無じゃ、生きていけないのに…。 ( 頭に中が混乱する…。 生きて居たい。 でも、ヴァンパイアは悪しき存在。 お腹が空いた、血が飲みたい…。 でも、それは人を傷付ける行為…。 ) ……。 ( 再び、パンを口に運び、ミルクを飲んで…、その空腹を誤魔化して…。 ) [Fri 14 Mar 2008 15:22:10]
◆フードを被った人影@VHG > ( 今日は天気が良い…。 春の暖かな日差し…、渡る春風。 暦の上では、もう春が訪れる季節…。 私は再び、「 VHG カーン 」の前にやって来た…。 両手には、トランクを抱え、手を「 ギュッ 」と握り締める。 ) ………。 ( 暫くの沈黙…。 先日は、まだ、日が登りきって無い朝やけの空の下で見た建物を、今日はその目に確りと写した…。 ) 「 グゥ… 」 お腹空いたな…。 ( 既に体は痩せ細り、このトランクを持ちのが精一杯…。 走る事も叶わないまで、筋力は落ち…、頬はこけ、腕も、足も…更に細くなってしまって…。 ) ………今日は…。 ( ゆっくりと動く足は、玄関前に…。 )「 コンコン… 」 ( ドアをノックして、中の反応を伺う…。 ) [Fri 14 Mar 2008 14:58:31]
お知らせ > フードを被った人影@VHGさんが来ました。 『…千鳥足で、再び訪れる「 VHG 」… 』 [Fri 14 Mar 2008 14:47:36]
お知らせ > ジョージさんが帰りました。 『(そのまま、今晩は待機。)』 [Fri 14 Mar 2008 00:19:42]
お知らせ > エリー@VHGさんが帰りました。 『 ―――まぁ、私の見解はこんな具合です。 』 [Fri 14 Mar 2008 00:18:41]
◆ジョージ > まあ、ね。 文面どおりに受け取るのが、一番可能性は高いみたいだし……。殺してくれ、か。 生き延びようと考える連中ばかりじゃあ、ないのか。(珈琲を飲みながら、そう呟く。 個人的なイメージだけれど、吸血鬼というのは自分の生命に貪欲な存在だと思っていた。 まあ人間だって、動物の命を奪うという点では変わりないのだけど――動物が明確な意思を伴って喋っていたら、殺して肉を食う、というのは随分とやり辛いものだ。 それを問題なく行えるのだから……。 こんな考え方をする固体もいるのか、と。その程度の驚き)ああ、いや、ごめん。気をつけるよ。 ただ、ダンピールじゃない、吸血鬼のハーフっていうのは……初めてだからさ。 大概、親を憎むもんだとは思うけど……。(家庭的な吸血鬼なんて、考えただけでも笑ってしまう。性質の悪い冗談みたいな存在だろう。 まあ、思春期の少女らしい気紛れや悲壮感で盛り上がって、なんて可能性も無いわけではないのだろうけど、そういった存在の思考回路は、男性にとって理解できない事が多い。 彼女がそういうのなら、そうかもしれないのだろう)だね。 実験――というと人聞きが悪いし、反発する人も多いだろうけど。 協力的なヴァンパイアっていうのは、割合と貴重だし。(ミザリーも最後の方はそうなっていたように思うが、最初からというのは珍しい。手間が省けて良い) [Fri 14 Mar 2008 00:05:43]
◆エリー@VHG > 可能性は低いですけどね。 裏があるとして無理繰り考えれば、です。 ( 0%でない限りはあらゆる可能性を笑ってはいけない。 他人の都合とか思考程計算に含められないものは無いのだから。 ) そうですか? 吸血鬼「ハーフ」ですよ、失礼ですから気をつけて発言した方が。 …どちらの親が人間だったのかは知りませんけど、ハーフには人間的な感情や思考が芽生えるという可能性もありますし。 だとしたら、分からなくも無いです。 ( こういうのは女性的な感傷だろうか? 苦しめるくらいなら苦しむ方がマシだとか、他人を傷つけるのが火刑よりも嫌だとか。 「リリル」が人間的な人格を持っているのだとしたら、そういう事かもしれない。 特に少女というのはとても感情的なものだ。 ) なんにせよどうせ来るのなら色々と聞きたいですけどね。 ハーフの生態構造とか、思考形態とか、他の吸血鬼との接触とか。 ( 死ぬ前にせめて償いたいというのなら、できる事はそれくらいのものだ。 ) [Thu 13 Mar 2008 23:57:57]
◆ジョージ > ハンターハント以外にも、VHGに敵対する組織がある、か。……正直な話、ゾッとしないなあ。(しかも、ミザリーの末路を目撃した後であっても、まだ戦いを挑むだけのガッツがある組織。 損害は数名程度だったけれど、あんな戦いを頻繁に繰り返したいか、と聞かれれば答えはNOだ。 あまり考えたい可能性ではない。 まあ、考えなきゃならないのが、吸血鬼ハンターという仕事なのだけれど)ただ、吸血行為に関する自白はあるわけだし……殺してくれ、みたいな事も言ってるんだから――罠だったとしても、正面から叩き潰して構わない、って事かなあ。 正直、ミザリーの処刑を見た吸血鬼が、自首をしてくるとは思わなかったけど。(てっきり、あれで奴らは地下へ潜るか、脱出を図ると思ったのだが……勇気ある決断の、一言でまとめてしまっても良いのだろうか)何にしても一度接触してみないと。手紙だけじゃあ、ね。 文面だけを受け取るなら、殺してくれって風にしか取れないわけだし……。(そう言って珈琲を啜る。 ああ、今夜来るんだ、と彼女の言葉に頷いて、コートの内側に持っている注射器を確認する。 まあ、他にも戦力はいるけれど、用心に越したことはない) [Thu 13 Mar 2008 23:46:43]
◆エリー@VHG > 真意で無いとして、何をしに来るのか、何が目的なのか、がさっぱり想像できないんですよね――――この線で考えると、この「リリル」はただの「リリル」じゃないのかも。 ( 確かに白魔術師ギルドに籍を置いた事のある吸血鬼ハーフを矢面に立たせるテロ組織とか、もっと大掛かりな仕掛けとか。 話し合いをするにも勿論拘束させてもらうだろうし、一対一で話す事は在り得ない。 此処が此方の本拠地である以上、そのメリットが全く無いからだ。 必ず武装したハンターを1人2人待機させて誰かが話を聞く事になるだろう。 少女1人でどうにかできる状況にはならない筈だ。 ) 死にたくは無いでしょうね。 人間的な人格があるのなら。 他人を餌にして忌み嫌われながら生きるのと二択だと理解したのなら――――正当な理由で殺して欲しい、という気持ち、分からないでも無いですけれど。 ( 犯罪者として追い回されて殺されるとか、一般市民の憎悪の対象として嬲り殺されるとかよりは彼女の尊厳は護られるだろう。 ) ――――さて、今夜辺り来るかもしれないって話でしたけど。 [Thu 13 Mar 2008 23:38:00]
◆ジョージ > んー……。罠だとするなら、正直ハンターハントと同じ手口だよね、これは。 上手く行くと思ってるのかなぁ……(ハンターを一人一人呼び出して闇討ち、というのはハンター狩りと同様の戦法だ。 まさかVHG総出で、このリリルと接触するわけもないのだし、一気にどうこう、という訳ではないのかもしれない。 まあ、相打ち覚悟で、刺し違えてでもハンターを殺すというのなら……ありえなくもないか)ともかく本心だとするのなら、これは「殺してくれ」という意味にとっても良いのかな。 それとも逆に「血を吸ってしまったけど殺されたくないので、罪を償いたい」とか。 まあ、何にしても勇気ある行動だとは思うよ、俺も(珈琲を啜りながら、彼女の感想に同意する。 まあ罠にしろ、本心からの行動にしろ、放置しておくわけには行かない。 なんせ「とても、とても、お腹が空きました……」等と、再度の吸血を仄めかす文章もあるのだし) [Thu 13 Mar 2008 23:29:37]
◆エリー@VHG > ( あ、どうも、と印象に残らないような短い礼を言って珈琲に手をつける。 彼が手紙を読む間、脳を休めるつもりでぼんやりと珈琲を覗き込んだ。 休めるといってもこういうとき大抵、同じ情報を何度も何度も頭の中で繰り返して順番を整理しながら噛み砕いている。 反復思考する事はより理解を深める反面、思考を偏らせかねないが。 ) 血液の摂取を欠かせない、というのが致命的ですね。 放っておいて被害を出すようなら狩るしかありませんし、自発的に来るというのならそれは助かりますけど。 ( そう、手紙の内容が嘘偽りの無いものなら兎も角―――彼の言うとおり、真意が読めない。 ) 自分の命の処分を丸投げ、といえば聞こえが悪いですけど、迷惑をかけざるを得ない存在だと自覚しての英断なら―――勇気あることだと称賛したいですよ。 [Thu 13 Mar 2008 23:20:32]
◆ジョージ > うん、久しぶり。やっと落ち着いたから復帰したんだけど――……手紙?(挨拶を交わしてから、不思議そうな顔をして、その差し出された紙を受け取った。そう、珈琲は彼女に。 手紙と引き換えにエリーのデスクの上にカップを置いて、自分は自分の珈琲を啜りつつ、その手紙へと眼を通す。 ……なんというか、まあ、ううむと唸ってしまうような内容だった。 ここが自警団とかなら、良心の呵責に耐えかねて自首をしてきた、で済むのかもしれないが……吸血鬼とわかれば、ほぼ確実に抹殺されてしまう組織にこれは――)吸血鬼の血を引く……単にダンピールってだけなら、カーンに来て貰うって選択肢はアリだろうけど。 実際に吸血しちゃってるらしいしなぁ……(別に血を引いてるだけなら、ダンピールとして優秀なハンターになるだろうし、或いはヴェドゴニアだって貴重な存在だ。 とはいえ彼女が自白どおり、吸血しているというのなら……そりゃあもう、立派な吸血鬼と判断しても良いわけで。 しかし……)楽に殺して欲しい、とか? 裏があるかどうかも含めて、ちょっと文面どおりに受け取って良いのかわからない内容だなぁ。 [Thu 13 Mar 2008 23:07:54]
◆エリー@VHG > ( 訪れるというのなら先ず間違いなく拘束はさせて貰うとして―――少し時間をかけて話を聞き出してみるのも悪く無い。 吸血鬼ハーフというレアケースの資料にもなるし、吸血鬼と吸血鬼が遭遇してネットワークを築くというの、ミザリーの件も含めて矢張りこの街では十分ありえる事。 何か芋蔓式に情報を引き出せるかもしれない。 本当に大人しく此方に従うというのなら、ギルドとしてのメリットが無くも無いという話。 上に話をつけておこう。 ) ―――あ、なんだか御久し振りですね。 ちょっと、今朝。 ( 面識のある男が声をかければ極普通に顔を挙げ、順次読みまわされている先日の手紙の写しを指し。 珈琲、自分にだろうか? ) [Thu 13 Mar 2008 23:00:30]
◆ジョージ > (やっと体調が戻り、久々にVHGへと顔を出すことにした。 聞くところによれば、自分が療養している間にも色々と事件はあったようだが――……少なくとも吸血鬼がらみの騒動は無かったらしい。更にはハンターハントの殲滅……というか掃討戦も無事に終わりそうだという事で、何よりだ。 まあ、別に自分がいなくなったからと言って問題が起きるほど脆弱な組織ではないし、それほど自分の役割が大きくない事も自覚しているのだけど、知らないところで大事件が起きていた、なんて事になっていると宜しくない)……はい、エリーさん。 何か問題でもあった?(一先ずは、ここ数ヶ月の間に起きた事件を確認して、給湯室へ。 両手にカップを一つずつ持って、何やら難しい顔をしている同僚へと珈琲の差し入れを。 囮となって偽装していた時の印象が強いからかもしれないが、彼女が悩んでいるというのも珍しいように思う) [Thu 13 Mar 2008 22:49:41]
◆エリー@VHG > ( どちらにしても今まで事例の無かった話だ。 自ら吸血行為無しでは生きられないと明言し、この施設を訪れるという――――文字通り自殺願望か。 いや、死すら他人の手に委ねるというのなら自殺ですら無いのか。 ) ――――…また来る、でしょうか。 ( バックアップの事務室、回ってきた手紙の写しを次に回して席に戻り、隣のデスクのハンターに何の気なしに問いかける。 現状に混乱して暴走しているだけなのかもしれない。 落ち着いたら矢張り死ぬのが怖くなって逃げ出したり、開き直って害悪になるというのも多々あること。 この手紙、酷く衝動的な印象を受けた。 ) [Thu 13 Mar 2008 22:47:52]
お知らせ > ジョージさんが来ました。 『(久々に顔を出す)』 [Thu 13 Mar 2008 22:43:36]
◆エリー@VHG > ( 娘が人間としての意識を持っているのなら彼女に罪は無い。 そういう親を持ってしまった不幸と、可能性を見出そうとしての行動を誰も否定しなかった事が問題だ。 「できるかも知れないと思ってやってみた」という無知を誰も指摘しなかったから事を起こしてから気付くことになったのだ。 ) ( もう1つ。 この手紙は罠である。 という可能性。 ハーフである事までが事実であったとして、その精神が何か悪魔的なものではないという都合の良い可能性に偏ってはいけない。 半分は吸血鬼、なのだ。 吸血鬼に多く見られる、生者の同情を引いて自らの存在を許させるというやり口。 その感謝の言葉や後悔の念はまったくの嘘っぱちで、ただ目的の為に躊躇無くとられる手段であるという可能性。 その場合このギルドに手紙を送るという意図はまだ測れないが、悲劇的な内容だからといって同情的な偏った見解を持つのはそれこそ、思う壺だろう。 ) [Thu 13 Mar 2008 22:36:25]
◆エリー@VHG > ( おぞましいと思った。 その手紙にひと通り目を通して先ず一番最初に。 人類の敵、生者の敵、宵闇を歩く死者―――吸血鬼。 あれ、に生殖能力があるということ。 生者との間に子を残すということ。 そういう話を聞いた事が無いわけではないが、実際にその事例を見たことは無かった。 その、子供がその手紙の差出人だという。 去年だっただろうか、とても忙しい時期に小耳に挟んだヴェイトス市病院の件。 覚えている。 とち狂った白魔術師ギルドがそんな人材を採用し、よりにもよって病院勤続を命じたという。 案の定、患者に手を出した。 ―――手を出した娘よりも、吸血鬼ハーフだと知っての上でそんな仕事をさせた白魔術師ギルドの思慮の欠片も無い判断に吐き気がする。 想像力が足りないのか、あまりにも無知なのか、どちらにしろ。 ) [Thu 13 Mar 2008 22:23:34]
お知らせ > エリー@VHGさんが入室されました。 『 手紙 』 [Thu 13 Mar 2008 22:14:44]
お知らせ > マヤウィさんが帰りました。 [Wed 12 Mar 2008 22:37:19]
◆マヤウィ > ( 今は大聖堂に手続きをとっているとかで、数日中に私は身柄を地下牢から大聖堂へ移されるだろう。実際に大聖堂へ行った事はないが、ここよりは絶対にマシだと思う。少なくともお日様はあるに違いない。そして。 ) ハンサムな神父様が、いらっしゃいますように…。 ( うふふうふふと、久しぶりにエネルギー※精神的な※が湧いてくるのを感じながら、まだ今日は地下牢の石の床の上、キリバナは眠りについた。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:36:40]
◆マヤウィ > わ、解ってますわよ…。神様のもとでタダ働きして、悔い改めなさいということなのでしょう? ……まあ、もちろん…それで赦して頂けるのでしたら軽いものですわよね。わかってますわよ。 ( とはいえ、このキリバナにやはり罪の意識は無い。負けたのだからショウガナイワとか、その程度の認識。なんにしろ、その奉仕活動とやらをクリアすれば自由の身らしいのだ。少々猫を被ってでもやりとおすつもり。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:26:01]
◆マヤウィ > いえもう、構いませんわ。ここから出られて日の光を浴びられるのなら! …………イケメンと評判の若い神父様がいらっしゃったりしませんこと? そんな、知らないとか仰らずに教えて下さってもいいじゃありませんの! 「そんな都合のいいキャラいるわけない」ですって? 確認してみなければ解りませんわよっ。 ええ、ええ。きっと奥様方に人気の、柔和な笑顔がステキ☆金髪眼鏡な30代神父様とか、まだ始めたばかりで仕事はドジばかりだけれども、その明るい性格でシスター達のマスコット的存在な20歳そこそこ見習い神父くんとか…! 絶対いるに決まってますわ!ええ、きっと! [Wed 12 Mar 2008 22:17:03]
◆マヤウィ > 奉仕と言いますと、その…どういった意味でですの? え?大聖堂? ( どういう意味も何も、そのまんまの意味だった。「ご主人様にご奉仕するにゃん☆」的な奉仕を思い浮かべた自分はそうとう疲れているのだろう。多分。 ──さて、自身の処分が決まったとかで、聞かされた内容は「これまでの禁固刑+大聖堂での奉仕活動」だった。 ) 今までここにいたのも、刑の一部だったのですわね…。知らなかった分余計に堪えましたわよ、ええ。いつ終わるか解らないって、キツいものですわよ? ( 別にカーンはそういう目的ではなかっただろうが、とりあえず本人はそう解釈したらしい。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:07:14]
お知らせ > マヤウィさんが入室されました。 『奉仕活動?』 [Wed 12 Mar 2008 22:04:01]
お知らせ > フードを被った人影@VHGさんが退室されました。 [Wed 12 Mar 2008 06:29:47]
◆フードを被った人影@VHG > ………。 これで良いんだ…。 ( 投函した…。 もう私は逃げられない…。 ううん、違う…。 もう逃げるのは疲れたんだ…。 楽になろう…。 でも、ただ、死ねない…。 今まで、迷惑を掛けた事… 全てに、謝らないうちは…。 暫く、其処に佇み色々と考えて…。 ) ……最後に、宿屋に泊まろう…。 お風呂に入りたい…。 ( 俯きながら、VHGを後にする…。 その流した涙の跡は、点々と、続いていた…。 ) [Wed 12 Mar 2008 06:29:29]
◆フードを被った人影@VHG > ―便箋の内容― …突然のお手紙、申し訳ありません。 是非、お伝えしたい事が有り、此方に参りました。 ただ、堂々と、この門を潜る事が私には出来無いので、お手紙を残しました。 …私は― 「 ヴァンパイア 」の血を引いた子です。 私のこの身体は、吸血以外で空腹を満たす事は出来なく、生き物の血を吸う事がかかせません…。 ―ですが、1月8日…「 ヴァンパイアの公開処刑 」… 私も見てました。 説明も聞いていました。 そして、私もその血を引いている以上、同族だと思います。 ―私は、身分をごまかし、人の為になりたいと思って、「 白魔術ギルド 」に入りました…。 でも、人の為に何てなれませんでした…。 一人の患者さんから、吸血してしまいました。 それは、傷を癒す者に有ってはなら無い行為です…。 それ以降、私は、白衣を着て居ません…。 それを、着る資格が無いと思いました。 ……その日以降、私は、血を吸う事を嫌いました…。 今も吸って居ません…。 とても、とても、お腹が空きました…。 でも、このままでは、私は、また、吸血してしまいます。 …ヴァンパイアは悪しき、存在です…。 有害です…。 それが、解りました…。 私は、このまま、スラム街で、飢えて死のうと思いました…。 でも、ヴァンパイアには憎しみを持ってる人が、いっぱい居る事を知りました。 …私には、失う物は何もありません…。 親に捨てられ、今まで、一人で生きていました…。 でも、もう、笑う事にも疲れました…。 生きる事にも疲れました…。 ですので…VHGの…「 カーン 」の方の、裁きを受けたいと思います…。 私は生きる為に今まで、何人もの方から、生き血を啜りました…。 私に… 私に… 懺悔の場を下さい…。 私は逃げも隠れもしません…。 街にある、伝言版に張り紙をしました。 どうか都合の良い日を書き込んで下さい。 その日に、此方に、また伺います…。 そして、此処に私の「 血 」を添えました。 私がなんなのか…それを調べれば…解ると思いました。 どうぞ、宜しくお願いします…。 リリル [Wed 12 Mar 2008 06:22:28]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 何れにせよこの少女が今それをすることはなく )』 [Wed 12 Mar 2008 06:05:53]
◆フードを被った人影@VHG > ………。( 『 やっぱり、「 便箋 」と「 あれ 」だけ置いて、日を改めて来ようかな…。 』 そう考えると、両手に抱えたトランクを地面に置き、トランクを開ける…。 そして、取り出した物は、「 便箋 」と「 液体が入った瓶 」 それを、ポストに入れようとポストを探して…そのギルドの玄関の回りを、キョロキョロと見回す…。 そして、ポストを見つけると、茶封筒に「 便箋 」と「 何かの液体の入った瓶 」を入れ、それを投函する…。 ) [Wed 12 Mar 2008 06:05:18]
◆セレニア > ( 自然光で十分な明るさになるまで落ちない灯りだ。 中では時折り影が動いている。 その一つ、オフィスを出た少女は施設正面に面した廊下を歩いていた。 規則的に並ぶ窓から、特に何を見るでもなく白み始めたギルド地区の空へ目をやる。 それを戻す間際、門の影にいるフードの人影を見つけることはできるだろうか? …時勢が時勢、そうしてしばらく立ち尽くしているのなら、誰かしら声をかけそうなものだけど… ) [Wed 12 Mar 2008 05:58:43]
◆フードを被った人影@VHG > …はぁ、寒いな…。( …早朝、人影も少ないギルド地区に、私はやって来た…。 そして、VHGの場所を探しながら辺りを伺い歩き…、遂に、その場所を突き止める…。) …此処がVHG…か。 ( フードを深くまで被りながら、その建物を見上げ、門の前で、中の様子を、ちらっと覗き込む様に見ている…。 『 …中には「灯り」が点いてる…。 』 何と無く人影も見える…。 ただ、「 ドキドキ 」 して、其処から動く事が出来ない…。 ) [Wed 12 Mar 2008 05:50:00]
お知らせ > フードを被った人影@VHGさんが入室されました。 『…朝早くから、VHG門前で、中の様子を伺う人影…』 [Wed 12 Mar 2008 05:42:49]
◆セレニア > あれは初めからあのようにして在るものでしょう? ヴァンパイアとは違います。 人でもない。 それが、自主的に意図したのではなかったとしても人の敵になりました――― ( カムラと話したことだろうか、と思ってしまう。 以前話したのはきっと、そういった中身ではなく短絡的な思考そのものについてなのだけど… 気付かずに、首を傾げた。 あれらも人類の一員と勘定に入れることが、敵対した今となってはとても難しい。 …ともあれ、再度過ちを犯す可能性がさほど高くないのだと納得できれば、拘るほどの問題でもない。 不思議は不思議だけど、マリア様も同意しているのだからそれで十分だ。 それ以上口を挟もうとはせず、大聖堂行きに決定するのを複雑そうに見守っている ) ( 娯楽にまみれた一般市民にとっては監獄のようなものかもしれない。 けれど修道に価値を見出しそこで暮らす者にとって修道院が監獄であることはなく、この少女などは修道院に所属していることを、光栄とさえ思っていた ) 行われなければならないことが行われないのも、罪ではありませんか? ( 必要であるのなら、しなければ。 してもしなくても罪になるなんて、どうすれば良いのかと呟きながら――― やはりマリア様とカムラの間では、スムーズに話が進んでいる。 マリア様と同じでいいのに… むしろ同じになりたいのに、自分にはよく分からないことを寂しく思う ) ―――はい。 …はい? ( ぼんやりしていてさらりと答えてから、おや?と目を瞬いた。 予定しているクリスティアへの旅で同室になるという話だろうかと思うものの、どうも違う。 荷物を移す? 大聖堂の話か ) ―――あの、でも… それは… ( お邪魔になるのではないかと、うろたえる。 VHGへ出向になったことで生活時間が変わってしまい、一人で一部屋を使わせてもらっているが、元は大部屋だった。 同じくハンターの彼女と同室になるのに問題は無いはずなのだが… こう、憧れはするけれど実際に近付くのは恐れ多い場所で寝起きせよと、急に言われても ) …はい。 ぁ、ありがとうございます… おかわりは…? ( 緊張からか、仄かに頬を染めて。 まだたくさん残っているのに、そんなことを聞いた ) [Wed 12 Mar 2008 05:42:47]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『 デスクに向かいながら、あれこれと人の心配をできる様か、と苦笑した。 』 [Wed 12 Mar 2008 05:06:19]
お知らせ > エリー@VHGさんが帰りました。 『 今日も朝日が昇る頃まで、私は眠らない。 』 [Wed 12 Mar 2008 05:03:09]
◆アレックス > ああ、そういえば―― 言い忘れていました。セレニア、貴女は私と同室になります。速やかに私室の荷物を移すように。( 話が一段落し、そこで思い出した、とばかりに セレニアの方を見て口にする。 修道をしているのに一人で一部屋を使っているのは気がとがめるし、マスターとなっているのに顔を合わせない日もある。 暴走もよく耳にするし、もう少しどうにかならないか、と突かれなくもない。 ならば、と思いつき さっさと決定してしまったアイデアだ。 マイペースに紅茶を口に運び ) ん・・・ セレニアが紅茶を淹れてくれると、私は嬉しい。( さて、大体決まりといってよいだろうが、もう少し詰めなくてはならないだろう。 アーディンの処分も忘れてはならない。 まだ、仕事は終わりそうに無い ) [Wed 12 Mar 2008 05:01:20]
◆アレックス > ええ、必要なこと。けれど、必要なことが正しいことだとは限らないのです。( 何故吸血鬼が発生するのかを考えれば、おのずと輪郭は見えてこよう。だが、まだ理解は遠い―― 吸血鬼を滅ぼす為の道具を、鈍らせるような問いだとは理解しているが 一個の人格を持ち、感情も持ち合わせる彼女を道具としては扱えない。 この甘さはいずれ命に届くだろうと自覚する。 ) 無くはないと思いますけれど――・・・ わざわざそのような所で教育を受けさせるのは行き過ぎのように思います。囚人であるというのは変わらないのですし・・・( うーん、と首をかしげ。キリバナといえど、あのテトス・エデンならば、とは思うのだが どうだろうか。 ) では―― 大聖堂で身柄を預かってもらうよう手続きを致します。 私達にとってみれば普通の事でも、一般の市民にとっては監獄と同じようなものですし。( 概ね、同意を得られたと判断し上に話を通して、許可されるのであれば手続きをする、と頷く。 ) だと、良いのですけれど。 ( 苦笑気味にエリエッタに答え、話題は曖昧に濁される。これ以上、踏み込むことは出来ないだろう。 犠牲になった彼女の家族の冥福を祈る事は許されようが―― ) [Wed 12 Mar 2008 04:51:08]
◆エリー@VHG > 無理だなんて。 それなりに充実していますよ? 怪我も殆んど治りましたし――――ちゃんと、眠ってます。 ( 泥のように、昼間の内に沢山眠る。 起きてからまとめて家事をやって、食事は外食が殆んど。 潤っているとは言い難いが、余計なゆとりを挟むと集中力が途切れそう。 恒久的に私は「ハンター・エリー」である事を演じ続けないと、立っている事さえできないかもしれない。 ) [Wed 12 Mar 2008 04:33:02]
◆エリー@VHG > ええっと――――まぁ、人間の街に住みたいと希望するのなら彼らなりの歩み寄りというか、誠意を見せて貰えるんじゃないですか? 好き勝手が罷り通らないと理解できる程度に「知能」はあるでしょうし。 ( 人間社会のルールを知らないのと理解力が無いのはイコールではないし。 理解できないレベルの知能の生物だとしたらそれこそ街で暮らすのは無理だが、幸いキリバナは時折街中で見かける程度には市内に存在している。 幾らか特殊だとしても。 ) ふぅ、まぁセレニアの極論に行きたがる癖についてはお任せしますけれど。 私は前にもそういう話をしましたし、二回同じ話は嫌ですから。 ( 聞く耳持たないというか、興味や知識の範疇外の物を全て断絶するというか、ようするに私が言ってもまるっきり意味が無いのが目に見えている。 アレッサンドラが同じ事を言うのの1割も効果はないだろうし。 彼女が自分の正義を理由に犯罪行為を起こしさえしなければ何でも、良い。 ) 教会―――しかも大聖堂でお勤めですか。 それは、また、うーん……面白いといえば面白いですけど。 肉体労働をさせるよりは良いか。 人間というのをしっかり見て学んでもらうって意味でも。 ( それで全く駄目、拒絶反応が出る、というのなら残念ながらマヤウィは人間の街で暮らせる能力が無いということ。 ) [Wed 12 Mar 2008 04:29:49]
◆セレニア > ( ―――動物の躾だ。 カムラの言うことは分かる。 ただ、理解させる手間を人間社会が負わされるのは損失。 そう考えるなら、理解させたところでこのキリバナが今後どの程度社会に貢献するかは分からないのだし、ざっくり処分してしまうのが適当というのがこの少女の意識だ。 今はもう、異種族であるから、異教徒であるから滅ぼそうとは言わないものの。 邪魔になりその必要ができた時には――― ) ( 難しそうな顔で黙り、話を聞いてはいるのだろうけど反応は希薄。 今に始まったことではないが… お茶の感想を求めたりもしないし、そもそも自分が喉を潤す以上の意味をあまり見出さない。 マリア様がおらず、一手間かける自己満足が無ければ水で済ませるところだ。 以前一緒に喫茶店でお茶を飲んだとき …その時彼女は別人のフリをしていたのだが… 選択肢を増やすのだと言っていたカムラの微笑にも、あまり注意を向けている様子は無かった ) ―――? 罪を裁くことは、罪ですか? 必要なことです。 ( 罪を裁くと言うより、敵を滅ぼすようなものだと考えるから、手を取ってくれる彼女の苦悩はよく分からない。 あなたのすることに罪があるものかと、触れる温もりを感じる間、表情は穏やかに ) ―――教育する労力に見合った成果が、あるのかどうか… ( どうだろう。 マリア様もそう言うのだから、そうなのだが。 カムラとの間では話が通じているのに、自分だけ理解できていないようで、小さく首を捻っている。 この少女に根気良く付き合うことが、その精神なのに。 本人は理解していない ) ―――。 ( あ、笑った。 マリア様のちょっと珍しい表情に、嬉しそうな気配を覗かせて――― 内容を理解するのが一拍遅れたが、いやそれは ) ―――修道以前の問題という気がしますが。 この街に、そういった窓口は無いのでしょうか? ( 花嫁修業させるように、人類修行させる施設とか。 キリバナがそんな簡単にパプテスに触れられるのも面白くなくて、どうせ教育するのなら最も間違いの無い機関だと思いつつ、もごもご ) [Wed 12 Mar 2008 04:09:53]
◆アレックス > ・・・ そうですか。 無理をさせてしまうのは私達が至らないせいですが、体には気をつけて・・・ 偶には、気分転換もするように。( 顔の無い笑顔にそれ以上追求するのは憚られた。彼女について詳しくは知らないが、吸血鬼被害者であったように思う。 どんな風にでも変わる事ができる彼女の表情の向こうに、果てしない虚無が広がっているような予感が胸のうちに蟠って離れない。 仕事ぶりは優秀で愛想の良さと合理的な思考の持ち主、だが日常の内仕事に割いている時間の割合が少々行き過ぎている。 見た目は健康体だが、その向こう側で毎日少しづつやせ細って行っているように思えてならない。 しかし、そう親しい間柄でもなく、張られた見えぬ防壁の前、その心が少しでも安らかである事を祈るばかり。 ) [Wed 12 Mar 2008 03:54:07]
◆アレックス > 貴女が力になろうとしてくれるのは嬉しく思います。けれど、結果を求める余りに道を誤りはしないか、わたくしは心配です。 セレニア、罪を裁く為の罪は、何によって購われるのでしょう―― 鞭で自らを罰すれば良いのでしょうか。 わたくしは、どこかに贖罪の道があると信じたい。( 目を伏せる先走りがちな部下の手をとり、諌めるように両手に包んで口にする。 自分達が何によって、罪から逃れているか・・・ どんな言い訳をしようとも、その行為は欺瞞に違いない。 ) とは言え――・・・ キリバナとなれば、人の道理が通じるとは限りませんが・・・。 幸い、彼女の目的は害の無い、極自然な欲求のように思います。 それが社会のルールに反しない範囲で行われれば良いわけですから、善悪の基準と、正当な手段を身に着けてさしあげればいいのではないでしょうか。 吸血鬼に関していくら言及しても、彼らにはピンと来ない話でしょうし。( うーん、と困った風に口にする。キリバナの特殊性が扱いづらいのは事実。 まして、半植物の彼らが吸血の対象として適当かと言えば、首をかしげる部分もある。 救いがあるとすれば、目的自体がより良い出産のために!と暢気な物である事か。 まあ、何かしら対処しなくてはならない訳だが ) そこで―― 大聖堂でしばらく修道をして頂く、というのはどうでしょうか。( ぽん、と手を打ちにこやかに いい事考えた!的に発表してみる。教化にもつながるし、倫理観も身につくし、糧を得るための手段も身につくという名案とでも言いたげな笑顔がやや痛々しかった! ぶっちゃけて言えば、吸血鬼以外にはあまり関心が無いのである。 ) [Wed 12 Mar 2008 03:34:45]
◆エリー@VHG > ( ハンター・セレニアは自発的に学習する機会を放棄する傾向にある。 「自分とは関係ないこと」など世の中には1つも無い。 知識の引き出しが多くて困る事など無いし、判断材料の多い人間は常にリードするものだ。 先ず其処から理解して貰いたいものだが――――。 ) まぁ、結果的には大事には至りませんでしたしこれで学習してくれれば良いと思いますけどね。 同じ事をすればまた同じ苦痛を味わうんだって理解してくれれば。 価値観が伴わないと分かった上で人間の街に住みたいのなら、努力して貰うしかないですし。 ( それこそ、善悪ではなく「ルール」としてやってはいけない事をするとまた同じ事になるんだと理解できれば、二度目なそう無いと思うが。 彼女は思想犯ではないのだし、損得勘定で理解させるのはアリだろう。 ) ――――1つスルーしてましたね私。 最近そんなに忙しくありませんし、そこそこ休んでますよ。 夜勤の方が落ち着くから午後から出てるんです。 ( ちゃんと休んでいるか、という問いを流していた。 お茶を一口啜り、当たり障りの無い笑みを浮かべてみせる。 昼の明るくて賑やかな街の風景よりも夜の闇の方が良い。 普通の生活を営む人たちを見なくて済むし、見られなくて済む。 今もアレッサンドラとセレニアにそうしているように、私は人の些細な仕草から言動までつぶさに観察して参考にするが、自分が見られるのは嫌いだ。 ) [Wed 12 Mar 2008 03:15:56]
◆セレニア > ―――。 はい。 ( お茶を出したら、もう立っているのも変だ。 自分が考える・口にする内容をおかしいとは思わないけれど、話中の二人に口を挟むことが、すでに十分礼儀に反することだというのは分かる。 …マリア様が優秀な人材と評価しているカムラと、二人で何を話すのかは気になるものの、あとは自分のデスクに戻るしかない。 そんな風にもじもじした気持ちでいたら、同席を許された。 ほっとしたような、嬉しそうな。 そんな雰囲気を少しだけ乗せた声で頷いて、侍るように傍らに立っている。 ―――でも、間違ったことを言ってしまっただろうか? 次いで向けられた視線は咎めるようで、目を伏せた。 もしも彼女が肯定したら… そんな素振りを見せるだけでも良い… この少女は自分なりにその意図をくんだつもりになって、自分が考えるままに行動したかもしれない。 しかしそんな暴走は、いつも諌められる ) …ですが。 この罪を、罪と認識しているのでしょうか。 罰せられるから罪なのだと、そう考えるだけでは、罰を受けても贖うことになりません。 ( 更正しようのないものではないか。 畑から雑草を抜くのと、キリバナを殺すのは、この少女にとって大した差の無いことで。 『処罰よりも』というところまでは分かるものの、その先が分からないとぼそぼそ口にする。 もっとも、彼女は更正を望んだ。 であるならば、更正以外に何をすることもないのだが ) [Wed 12 Mar 2008 03:01:32]
◆アレックス > ああ、有難う―― 貴方も同席なさい。( 運ばれてきた紅茶の香りにセレニアの姿を目に留め、少し目を細める。お茶の用意を進んでやるようになる等と、考えても見なかった。罰ではあるが、復興地方村への出向もちゃんと身になっているのだろう。頑なな部分もまだまだあるが、態度の軟化や、成長がうれしい。 )・・・・・・ 仕方がないでしょう。亜人の中でも、彼らは極まって極端な生態をしていますから( 視線をエリエッタの方に戻しながら、キリバナについての感想を口にする。個人的なキリバナに対する嫌悪感を差し置いても、人間の常識に納まらない固体が多すぎる。プリミティブすぎるというか―― 多くは無害というよりも、種の繁栄にしか興味が無い為に社会に受け入れられているが、社会性で言ったらケダモノの方が上ではなかろうか。 雇う側、との言葉に朝日よって塵と化した吸血鬼を思い返し、目を伏せる。 吸血鬼に成り果てたとは言え、故人について感想を口にするのは憚られた。 セレニア・エリエッタ双方がマヤウィの処分について口にする。 ) ・・・ わたくしは手遅れで無い限り贖罪の機会は、与えられるべきと思います。 制裁は必要かと思いますけれど、まず、誤った道は正すべきでしょう。( 少し、とがめるようにセレニアを見上げ、次いでエリエッタに視線をやる。 ) 磔刑も今更という気も致しますし、処罰よりも更生の方向のほうがよいように思います。 [Wed 12 Mar 2008 02:39:14]
◆エリー@VHG > ( 事件の主題というか、主要人物が他にあってその副産物的に発生した本件。 ハンターハントのミザリーから依頼を請けてスパイとしてVHGに潜入するという――――それ自体はまぁ、脅威ではあるのだろうが。 ) 精神構造からして理解し難いですよね。 全くの素人を雇う側も雇う側ですけど―――それだけ小さな組織だったという事ですか。 ( 彼女がスパイだと発覚した直後は皆がそれなりに緊迫した面持ちで慎重に事に当たったものだが、いざマヤウィの自白をまとめてみるとなんというか―――呆れるしかない、というのがまぁ皆の思った所か。 幸いというか当然というか、素人の彼女に出来た事は殆んど無く、被害は微々たるものだったが。 ) 既に2ヶ月以上拘留していますし、どうでしょう。 あとは何か、更生も含めた奉仕活動か何かで終わらせてしまっても。 彼女、初犯ですし。 ( と、其処に差し込まれるセレニアの言葉。 相変わらずというか、彼女の発言の短絡さにも困ったものだ。 アレッサンドラの弟子だったか付き人だったかそういうものらしいし、諌める役はお任せした方が良いか。 ちら、とそれとなく視線でお願いしてみる所存。 気性が激しい上に頑固者のセレニアに噛み付かれて余計な印象を与えたくも無いのだ。 ) [Wed 12 Mar 2008 02:07:16]
◆セレニア > ( 他に適当な人がいないというのもあるかもしれないけれど、カムラが目指したのはマリア様のデスクで、初めからそのつもりであったように書類を出している。 椅子を勧められる様子を背中越しに見ていたら、カムラと目が合った。 会釈を返して、煎れるお茶は二人分 ) ―――。 ( 何を話しているのかよく聞こえない。 聞こえても分からないかもしれないが、カムラとマリア様がともに関わっている件のうちいくつかは、自分も関わっているものだ。 …実動部隊の自分では、どちらにせよそのような話し合いに関与することはないのだけども… ) ―――どうぞ。 ( トレイにソーサーとティーカップ。 あまり上等とは言えない茶葉で普通に煎れた紅茶を、カムラが席を借りている空きデスクに置いて。 そうこうしている間に少しだけ聞こえてきたのは、あの裏切り者のことか。 人ですらないものを『裏切られた』と言うほど信じるべきではないという話だが、不可解な言動もあった(?)アレのことを、それでも自分は裏切ると思っていなかった。 表情の乏しい顔で、目を細めて ) 悪事であると認識していないのではありませんか? あれも、滅ぼすべきです。 ( 見せしめの刑も必要だろう。 市の公的機関として問題があるのならここで処理できないのも仕方ない。 しかし、釈放された後で暗殺されるのなら――― ) [Wed 12 Mar 2008 01:54:28]
◆アレックス > ( 視界の隅で報告書と格闘していたセレニアが席を立つのを捕らえながら、エリエッタが用件を言いながら歩いてくる間も報告書にサインをし、今後の指針について指示を添付する。 収穫が見込めないようであれば担当する人員を削減し、通常勤務へと戻すほうがよいだろう。 野良吸血鬼の拠り所としての"ハンターハント"は地に落ち、罠かもしれない、という疑心暗鬼が植えつけられればそれで良いと考えている。 吸血鬼の撲滅というテーマを掲げてはいるが、長い長い戦いだ。 吸血鬼という病を根絶するには人は余りに弱すぎる。 ) そういえば――・・・ 手が回りきって居ませんでしたわね・・・。( 吸血鬼の処刑を優先した結果、人類側の処分が先送りになり、人混みに乗じた暗殺未遂や日常の雑務に埋もれていた。 潔癖さのうかがえるデスクの上、書類を纏めながら今思い出した、とばかりに呟いて視線を上げた。 ) 相変わらず、準備がよいのですね。 ちゃんと休んでいますか?( 差し出された書類を受け取り、手近な席を勧めながらに問う。 気遣うような口ぶりながらも、視線は既に羅列された文字を追っているが―― 2ヶ月に渡る留置、供述の内容、あとはキリバナらしい奇行などが記されているか。 )――・・・ 金に困って悪事に手を染めようとして失敗した。そんな印象ですね( ざっと目を通して、はあ、と呆れたような溜息をつく。あの性格というか、言動だ 調書の内容も割りと素っ頓狂なもので。 いや、彼女にとっては子孫を残すことは命がけの大仕事なのだろうけれど、やっぱりキリバナの考えることはよくわからない ) [Wed 12 Mar 2008 01:33:26]
◆エリー@VHG > ( 予想通り、というか予定通り、というかアレッサンドラ・クレメンテの返事が返ってきた。 丁度彼女と打ち合わせをしようと思っていた所――――直接の上司だとかチームとかではないしそう親しいというわけでもないが、同じ件に関わる事が多く、それなりに面識の通った人物だ。 手腕と吸血鬼に対するスタンスには信頼できるし、イエス、ノーのはっきりした人物は面倒が無くて良い。 私生活面ではあまり接点は無さそう、だが。 ) ――――失礼します。 あら。 ( 「あら」は思わず口に出た音みたいな。 セレニアも居るとは思っていなかったけれどまぁ、別にそれで困る事も無い。 彼女もこの件には絡んでいるのだし、武器を振るえれば情報を確認していなくても良いというわけでなし。 ) お疲れ様です。 例のキリバナの処遇についてそろそろ決めてしまった方が良いと思うんですけれど―――お時間、頂けますか? ( 大半が既に帰ったか出払っているかで殆んど空っぽのオフィス。 アレッサンドラの脇に立って、公開処刑後のマヤウィに関する書類を差し出す。 セレニアと目が合うなら、軽く会釈程度に挨拶をしておく。 ) ( 周囲から見れば特別なんの感想も出て来ないような、何人も居る机仕事担当の若い娘。 前線に出る事もなさそうな、ギルド事務員といった具合の。 ) [Wed 12 Mar 2008 01:09:41]
◆セレニア > ( 何も無くても報告を上げる必要はあり、口頭で伝えるだけで済むことはまず無い。 だから大聖堂からの出向であるこの少女にも、一応隅っこの机が与えられている。 他と比べて片付いていると言うか単純に物が少ないのは、そういった仕事を任されないから。 元々生得的な能力や適正を考慮して戦闘要員に配置されていれば、ここに居ることは少ないのだけど。 ―――ひと気の引いたオフィスにノックが響いたその時は、たまたま戻っていた。 …自分にできるのは引継ぎくらいで、誰かが応対するだろうと思っていたら返事をしたのがマリア様で、おまけに相手はあのカムラで。 何が失敗というわけでもないのに、どこか間違ってしまったような気がして落ち着かない。 情報を拾い上げるのが下手というのもあり、特に報告することが無い日は一言一句違わぬテンプレートのレポート作成を中断。 でもドアを開けて迎えるような環境とはちょっと違うし、間に合わないし。 席を立って、奥でお茶を煎れようとする。 …お茶を出して迎えるような環境でもないが、自分が飲む時には同僚の分も煎れるか訪ねるものだし、このコミュニケーション能力に欠ける少女の場合も、ただ一人に対してはそういった行動が見られた ) [Wed 12 Mar 2008 01:00:07]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( あ )』 [Wed 12 Mar 2008 01:00:00]
◆アレックス > ( ノックからややあって、返事が返る。 叩かれた扉の向こうは賞金稼ぎ達が依頼の斡旋を受ける窓口に併設されたギルド構成員達のオフィス。 パーテンションに仕切られたブロックごとに並んだテーブルの上には書類や仕事道具が雑然と置かれ、壁面には書類棚が並ぶ。 時間が時間だけに人の姿は少ない。 取り扱うものが取り扱うものだけに人が居なくなる事はないが、人の出入りの多い昼間と比べるべくも無く、夜警に出ていたり、仮眠を取っていたり、資料室で調べ物をしていたりするのだろう。 そんな、人気の少ないオフィスに響いたノックに、目を通していた書面から顔を上げたのは、顔に包帯を巻いた金髪の女。 )―― 。( ノックに続いて聞こえてきた声に思うのは、まだ居たのか と。同時に、人のことは言えないと苦笑する。 目を通していたのは、公開処刑以後の活動の状況報告。 聴取・・・場合によっては拷問によって聞き出されたテロ組織"ハンターハント"の手口や依頼人との接触ポイントなどはそのままVHGの捜査に流用され、ハンターハント関係者に見せかけた吸血鬼の燻り出しが行われている。 その手口も当事者から聞き出した関係者の一斉検挙以後、成果と効率は下がり続け 此処しばらくは検挙の報告が無い。 恒久的に続けるには人員に余裕もなく、そろそろ積極的な模倣も潮時か。 ) [Wed 12 Mar 2008 00:32:39]
お知らせ > アレックスさんが入室されました。 『 どうぞ、空いています。 』 [Wed 12 Mar 2008 00:23:47]
◆エリー@VHG > ( 公開処刑から2ヶ月が過ぎ、そろそろ春も近付く季節。 ひと段落着いたその事件とは別件の担当に回って居たのだが、結局その「別件」―――シスター・ジャスティス暗殺未遂事件からループして戻ってきた感じ。 ハンターハントのスパイとして拘留されていたキリバナのロッテニーナことマヤウィの件。 彼女が長期に亘って拘留された理由の1つに、暗殺未遂の情報を持ち合わせて居ないかという追加尋問があった。 結果から言ってしまえば全くの徒労だったわけだが―――兎も角、そろそろ彼女の今後の処遇について相談しておかなければ。 大方の所は決まっているし、あとは「それじゃそうしましょう」という段階ではあるが、拘留されている当人にそんな話が伝わっているわけもなく、そろそろ精神衛生上よくもない。 資料を抱えて冷え込んだ廊下を1人歩き、目的の部屋の前で立ち止まった。 軽く三回、ノックする。 ) バックアップのエリエッタ・嘉村です。 [Wed 12 Mar 2008 00:03:40]
お知らせ > エリー@VHGさんが来ました。 『 すっかり忘れていたけれど――――。 』 [Tue 11 Mar 2008 23:54:27]
お知らせ > マヤウィさんが退室されました。 『( そのままフテ寝 )』 [Tue 11 Mar 2008 22:28:10]
◆マヤウィ > スレンダーな体型もそれはそれで好まれる方もいらっしゃるわ、ええそうよ。でもでも、わたくしの顔にスレンダーは似合いませんのよっ。昔の極貧生活の時に嫌と言うほど思い知らされましたものっ! 子どもの頃は、スマートで切れ長の瞳の美人さんになりたいと思ってたことはヒミツですわっ。 ( この辺りで、看守が檻を蹴る音が入ったので音量を下げた。看守も多分、もうこの女の奇行には慣れているだろう。 ) とにかく! 夏には可愛らしくも色っぽい水着で浜辺の視線は私にくぎづけ☆をやりたかったのに…! 元のグラマー(少なくとも本人はそう思っていた)体型に戻るまで一体どのくらいかかるかしら…。 ( うっうっ、と軽く泣いてみたり。 ) [Tue 11 Mar 2008 22:23:56]
◆マヤウィ > ( 鏡が見れないのでよく解らないが、何となくやつれた気がする……。いや、萎れたと言うべきかしら? ) もうっ、美人が台無しですわ〜。 ( どちらかと言えばグラマーな方だと思っていたが、それも何だか貧弱な方向になってきたよう、な。 ) 気のせいですわよ、気のせい。 ( 腰に手を当ててみて。 ) ………………あああああああああっ!!! 私の子作り計画がっ!ヴェイトス市の殿方のハートわしづかみ大作戦があーっ!! ( とうとう切れたらしい。 ) [Tue 11 Mar 2008 22:16:00]
◆マヤウィ > ( なにか、晒し者にするのだと聞かされはしたのだが、まだ実行されてはいない。──小耳に挟んだ話ではもう一人一緒に晒し者にされる人間がいるらしいので…多分、刑を実行しても凍死しない程度の気温になるのを待っているのだろう──。ミザリーの公開処刑やその際起こった事件について何も知らない女は、「季節の都合」程度にしか考えていなかった。 ) それにしても退屈だわ…。 いえ、退屈なのはまだいいわ。光が…お日様が恋しい…。 ( あああ、と呻いて石の床にぐったり横たわる。光合成したい…光合成。 ) [Tue 11 Mar 2008 22:03:35]
◆マヤウィ > ( どこかの詩人じゃないけれど、キリバナは切実な思いでそう言った。 ) …「もっと」どころか、「全然」なんですけれども。 ( スパイがバレて拘束されてから、数ヶ月経っただろうか。地下牢という構造上、日の光などまず見ることができなくて。キリバナのハーフである女は、心身共に干からびそうな気分だった。 ) [Tue 11 Mar 2008 21:56:32]
お知らせ > マヤウィさんが入室されました。 『もっと…光を』 [Tue 11 Mar 2008 21:56:06]
お知らせ > アリシア@ビラ配りさんが退室されました。 『終わりましたわー!!(仕事完了)』 [Tue 4 Mar 2008 22:55:38]
◆アリシア@ビラ配り > ( 今日はそれなりに受け取ってもらえる事が多く、小脇に抱えているビラの枚数は順調にその数を減らしていく。 )( 好意的に受け取る者。 おざなりに手に取る者。 最初から眼中に無い者。 ビラを差し出された人たちの反応は多種多様で―――) [Tue 4 Mar 2008 22:47:05]
◆アリシア@ビラ配り > そうと決まれば私の本気をご披露しますわ! ええ! これが真面目になったアリシア・レイカートの本領発揮ですとも!! ( ビラ配りに本気も何も無い気もするが。 そこら辺はそっとしておかなきゃいけない。 ) おねがいしまーす! おねがいしまーす!! ( 大分慣れてきた様子で道行く人達に笑いかけながら、一枚一枚ビラを手渡そうとしていく。 )【判定】 [Tue 4 Mar 2008 22:32:47]
◆アリシア@ビラ配り > ここで大活躍してボーナスがっぽがっぽ! 正統派路線でちゃっちゃと解放されて、こんな奴隷扱いとはとっととおさらばさせて頂きますわー!! ( おーほっほっほっ!と元気に高笑い。 首輪を隠していても、こうしてうるさく叫んでいたら奴隷だってばればれになってしまうのだが。 というかそもそも請求された分バイト代引かれてるなんて知らない奴隷。 ) [Tue 4 Mar 2008 22:06:43]
◆アリシア@ビラ配り > いい加減にこの仕事も終わらせてしまわなければなりませんわね。 今日の私のやる気は十二分に高まってる状態ですわっ! ( 仕事帰りの人影が多く見えるギルド地区のどっか。 メイド服に首元をマフラーで隠した一人の奴隷は、初日よりもそれなりには減ってきたビラを片手にやる気満々の状態である。 ) [Tue 4 Mar 2008 21:56:58]
お知らせ > アリシア@ビラ配りさんが来ました。 『ですわっ!』 [Tue 4 Mar 2008 21:51:31]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 今回は、大目に見てもらえたけれど。 後で、区切りをつけるようにと注意があった )』 [Sat 23 Feb 2008 08:07:36]
お知らせ > リヒャルト@紅鱗騎士団宿舎さんが退室されました。 『(そんなこんなで夜通し会話は続いた。 ……何か見つけなければ)』 [Sat 23 Feb 2008 08:01:23]
◆ソレディー > ンー… む〜… ―――〜うん! ( しばらく落ち着かなさそうにしているものの、撫でられて安心したのか、それとも、とりあえず街にはいてくれるようだから良しとしたのか。 結論なんて出ない話。 笑顔で頷いた。 ―――つい自分の身近に感じて、心配してしまったけども。 そう言えば彼は、以前から街で仕事を請けたりしていたし。 街で暮らしていく術も十分心得ているのだと思えば、生活の心配はいらなそう。 それに、探しているというのは、他の生活をするという可能性に気付きもしなかった自分とは、やっぱり違う ) ―――〜うん、アイリーン! 物知りなんだよー 銃を使ういろんな仕事、知ってると思う〜 ( 銃を使う仕事なんてそう無いが。 アイリーンなら知っているような気がすると、何故か自分で胸を張る。 職業そのものを思いつかない自分と彼を一緒にするのはどうかということには気付かず。 聞いてみるだけで迷惑になるという意識が無ければ、機会があったらすぐに尋ねてしまうだろう ) ―――今住んでるの、この前の所だよねー? 今度、行くね〜 ( 二人部屋だったから、それは変わったかもしれないが。 プレゼントを持って。 …まだ何を買うか決められていないけど、近いうちに… ) [Sat 23 Feb 2008 07:56:43]
◆リヒャルト@紅鱗騎士団宿舎 > まあ、そう難しい話でもない、さ。……俺だって、何年か前は街暮らしだったんだから。(そう言って笑い、心配するなと彼女の頭を撫でてやる。 以前ならわしゃわしゃっと、無遠慮にしてしまう所だったが……折角丁寧に梳かれた髪なのだから、あまり手荒には扱わない。 難しいかもしれないが、実際に街を拠点としている冒険者もいるのだし……其処まで困難な事でもないだろう、という半ば楽観めいた考えもあるのだけれど)そっか。……うん、ソレディーが応援してくれるなら、俺もあまり手は抜けないからな。 ……まあ、今すぐってわけには、いかないけれど(何かを見つけよう、と彼女の言葉に頷いた。 まあ、ヴェイトスと比べて銃がそれなりに身近だったという事もあるのだけれど……何にせよ、銃以外で何ができるか、と言われれば何もないわけで。 自然、それがやりたい事に繋がっていく。 当面の目標としては、義足、だろうか、なんて)……団長というと――アイリーン・アルベルト卿か。 う、うぅん……。(其処まで迷惑をかけてしまっても良いものだろうか、と首を捻る。 何せ彼女と直接の面識は無い上に、ソレディーという重荷を――相手がどう思っているかは知らないが――背負わせてしまっているのだ。 ……が、それはそれとして、此方で何か見つけられるような気はしない)……迷惑じゃなければ、で良いぞ……?(……結局、こういう結論に落ち着いて、自信なさ下に彼女に答えた) [Sat 23 Feb 2008 07:37:35]
◆ソレディー > …うん? ( 伝わっている。 夢が無いのだと、考え中だと。 だから、無理を言っているのだ。 自分だって湖畔で暮らしていた時にそう言われたら困っただろうに、夢を持ってと。 ただ、自分が湖畔で暮らしていた時と、今の彼とでは少し状況が違う。 彼は街に出て来ていて、その変化には夢がどうあれ対応しなければ、生活が危うい。 街から近場で狩りをするのは荒野に住むよりもかえって難しく、そうさせているのが自分だという負い目から、今一つ安心できず、何か提案できるわけでもないのに、何か無いだろうかと ) …うん。 でも、あたしもリヒャルトを応援したい。 近くに住めるのは嬉しいけど〜 あたしばっかりは、嫌だよー? ( 向けられる目を、じっと注いでいる視線で受け止める。 弓が上手くなるのを嬉しく思うのと似ているけれど、娘の場合はそれで獲物が取れて、両親が上達を喜んでくれたからだ。 彼とは少し、違う。 狩人という仕事が特別だったわけではないと思えば、どこかで安心もするのだが ) ―――あ! そうだ、団長に聞いてみようかな〜 ( 彼以外の誰が決められることでもないだろうに、『思いついた!』 という顔で笑った。 団長、アイリーンは、何でも知っていて頼りになる人だから。 …実際、職を求めるだけならどこかに紹介してもらえるかもしれないが… ) [Sat 23 Feb 2008 07:29:13]
◆リヒャルト@紅鱗騎士団宿舎 > ……んー。……っと、俺も上手く言えないから、勘違いさせちゃったか?(なんて言って、彼女の反応に苦笑い。 何と説明すれば良いのだろうか。 ……ソレディーという女の子の夢を応援するのは勿論、とても大切で大事な事なのだけれど……それだけではなくて。 少し考え込むように腕を組み、天上を見やる。 そうだなぁ、と口を開いた。考えを整理しながらだから、少し支離滅裂な部分はあるけれど)……自分の夢が無い、んだよな。 だから……ってのとも違うかもしれないけど……。今は、ソレディーの夢を応援するのが一番、っていう事、かな。 ……言ってること、伝わってるか?(自信が無いので、今度は天上から彼女へと視線を戻して問いかける。 自慢じゃないが、長く人と話していなかった時期があるし、あまりお喋りな方でも無いから、ちゃんと説明できているか自信が無い。 そういえば、誰かに心情を吐露するのも、随分と久しぶりだったか)ああ、いや……俺が兵隊の訓練を受けてた時に、ね。 ようはそう思えるくらい銃を上手く扱えるようになれ、って意味だよ。 うん……そうだなぁ……銃を上手く撃てるようになりたい、ってだけで、上手く撃って何がしたいか、を考えてなかったんだよ。 狩人をやってたのも……多分(銃を撃ちたかったからだ、と思う。 ただ、彼女の続く言葉には首を左右に振って否定した。 紅茶を啜って、唇と舌を湿らせる。)それは半分正解で、半分外れだ。 自分のやりたい事を、改めて考えてみよう――って思ったからだよ、色々と考えているのは。 ……ソレディーが街にいるからってのも、理由の一つだけど。 [Sat 23 Feb 2008 07:01:38]
◆ソレディー > ―――。 ( 『見届けなきゃ』 その一言に、返事は無かった。 ただ、複雑そうな面持ちで見つめるばかり。 それはもちろん、嬉しくないわけはない。 ないが… それが一番であるように言われてしまうと、彼自身のことはどうなるのかと思ってしまう。 見届けて欲しい、近くに居たいけど… ) あたしも、リヒャルトをミトドケたいよー? 竜騎士になるのは、あたしだもの。 ( 彼には彼の夢があるべきだと思う。 夢を持ってその意味を知れば当然。 それに、竜騎士になったらそれでお終いみたいにも聞こえてしまうのが、余計にそう思わせた。 見届けてくれるのは、彼にとっていくつもある希望の一つで良い ) ―――『これぞわが…』? んン… リヒャルトの命なの〜? ( 弓は必要で、弓は便利で、だから好きだし、上手く作れた自作の弓はお気に入り、壊れたら哀しい。 だから銃が好きと言われれば納得できるものの、命とまで言うその口振りには、怪訝そうに眉根を寄せた。 引用だろうか。 娘はそれを知らず、難しい言い方をするなあ… とだけ ) ―――〜リヒャルトは、狩人が好きー? 狩人でいたい〜? …あたしが竜騎士になるから、街に居るから、他のことをしようと思うのー? ( 街に居て欲しい。 だからそういう方向で話をしてしまうけど… 銃が撃ちたいのなら、狩人は天職ではないかと思う。 戦争で撃つよりもずっと機会はあるだろうし… 自分がそこに参加しようと言うのにナンだが、人殺しなんて、しない方が良いに決まってる ) [Sat 23 Feb 2008 06:48:45]
◆リヒャルト@紅鱗騎士団宿舎 > ……ん、ああ。 でも、一つある。大事な事だ。 ソレディーが竜騎士になるのを見届けなきゃ、な。(彼女に家族はいない。――いや、母親であるヴェイティアンの週略、或いは父ドゥダッティー卿の親類ならばいるかもしれないが、ソレディーとの関わりは今のところ聞いたことがない。 つまり……まあ、自分くらいが家族の代理を務めたって良いのでは、と思う。 応援くらいしかできない現状だけれど、何かあった時に手伝えることがあるかもしれないのだから)ああ、いや。……止める気は、無いよ。 他の生き方が見つかるまでは、だけどさ(騎士、というか兵士の仕事が歩き、走ることである以上、この脚では無理だ。 故郷では馬に乗って銃を撃つ兵科の研究なんかも始まっていたと思ったが、ヴェイトスでは銃自体があまり一般的ではないし、義足で馬に乗る気にはなれなかった。 何をするにしても義足のハンディーは大きい、か)あー……そうか、白兵戦だとそうなるよなって……ほら、あんまり脚を振らない。(ともかく、そんな内心の焦りを感じさせないよう――実際、会話が楽しいのもある――笑いながら、はしたなく脚を動かす彼女を嗜める。 騎士様なんだから、もう少し慎みを持たないと、なんて)鍛冶屋の、武器を壊す? ……しかし、そうか。そんなに凄い代物なのか……。(仕事の内容はピンと来なかったが……一度、真剣に考えてみるべきかもしれない。選択肢の中に機械仕掛けの義足を、しっかりと刻み込む)………。 そうだなぁ……。(彼女の頭を撫でてやりながら、ぼんやりと待合室の天上を見上げて考える。 何がしたい。 何が出来るか、という意味では……その回答は、ずっと前から決まっている)『これぞ我が銃 銃は数あれど我がものは一つ これぞ我が最良の友 我が命』……銃を、撃ちたい。――かな。 [Sat 23 Feb 2008 06:29:00]
◆ソレディー > ―――うん〜… ( 黙って頷くしか無い。 適当なことすら言えない。 自分には竜騎士になるという目標があったから、それを目指したが。 ただ街で暮らせと言われたって、さっぱりだ。 身近なところ… 目に見えるところで働いている人がいるから、お店に雇ってもらうとか、そういうイメージこそどうにか持てるものの、具体的なことなど何も分からない ) …狩人は、辞めちゃうの〜? ( 一緒に騎士になろうなんて言い出すには、義足であることがあまりにも大きかった。 冒険者はともかく、傭兵は分かる。 騎士より厳しくないのではと思いながら、難しいのも分かる。 忠告には、『あと、転ばせるの! こう、足を蹴るんだってー!』 とか、スカート履きで脚を上げて、ばたばた。 教育の甲斐あって普段はもちょっとオシトヤカなはずなのだが。 団長が見たら嘆くカモシレーヌ ) ―――うん! 生きてるみたいに動くんだよー! エトワール! 鍛冶屋さんの、武器を壊す仕事で一緒にしたんだけどー すっごく速かった〜 ( 不便なところも当然あるのだろうけれど、木の棒とあの足では、大分違う。 あの足があれば騎士にだってなれるのではと思うと、彼にもあればと思わずにはいられない。 手は、出ないが ) ―――〜ね、何がしたいー? ( 自分は竜騎士になりたかった。 だから、何がしたいだろうかと。 それがあれば悩まないだろうに、頭を撫でられながら問う ) [Sat 23 Feb 2008 06:12:57]
◆リヒャルト@紅鱗騎士団宿舎 > んー……これからどうするか、か。 正直、あまり考えてなくってなぁ……目的を見つけるのが目的、かな。(と少し情けなさそうに苦笑しながら、彼女の問いに答えた。 目標というか夢と言うか、何をしたい、というものが無い。 並んで座っている彼女には夢があって、それを目指して万進しているわけだけれど――……さて、自分はどうなのか。 とはいえ、さすがに湖畔まで出て行くつもりは無い。 せいぜいが地方村の辺りまで。 少し手間なのは……已むを得まい)何にせよ、俺は銃を撃つくらいしかできないし――……傭兵やら冒険者も、これじゃあな。(そう言って、コンコンとノックするようにして義足を叩いた。別に悲観しているわけでも、自嘲しているわけでもない。もう慣れた、というか“こういう身体だ”と納得しているから、それ以上でも以下でもないのだけれど。 ともあれ、お茶を持ってきてくれた随員には軽く会釈を返す。 困惑した表情には、悪いけれど笑ってしまったが。……ここまで関係不明な二人も珍しいかもしれない)ああ、板金鎧か。ありゃあ、装甲が厚いからなぁ……。もし戦場で着るんなら、兜はなるべく外さないようにするんだぞ。 鎧が厚い騎士を相手にする時、弓兵やなんかは、頭や目を狙うんだ(と、こんな知識や忠告だけしかいえない自分はどうなのだろう。 その点に関して言えば、義足である以上に情けない気もする。 まあ、落ち込むわけではないのだけど。 娘の話に一々うん、うん、と頷いて)ああ、と……クランクの事か。機械仕掛けだって噂は聞いてたけど――……そんなに凄いのかい?(小さくなってしまう彼女に、気にしなくて良いと言って笑いかけながら、少し真剣に考える。 もう少し真っ当な義足なら、ある程度の重労働もできるかもしれないからだ)(ともかく、彼女の話は聞いていて楽しい。 頑張っていることがわかるのが、本当に嬉しい。)……ソレディーは、頑張ってるんだな。(そっか、と頷くとご褒美代わりに彼女の頭を撫でてやろうとして) [Sat 23 Feb 2008 05:57:49]
◆ソレディー > ―――〜うんー… だけど、街からだと大変だよねー…? リヒャルト、これからどうするの〜? ( 狩りに出る、と聞くと今までと変わらないような気がするが。 街から市壁の外までの移動というのはけっこうな手間ではないかと、促されるように隣に座りながら首を傾げた。 狩りを続けるのなら、帰った方がやり易いだろうと思うのだ。 だから、狩りをしながら残っているということは、街で何かをするのだろうと思う。 その見等は、全くつかないけれど。 …片道半日の距離を『近く』と言ってしまう娘だが、それでもヴェイトス市と湖畔を徒歩で移動するのは日を跨ぐ。 目と鼻の先の『街中』に住んでいれば、いつでも会えるという余裕からプレゼント選びを先にしてなかなか会いに行かないものの、それが離れてしまうのは寂しかった…。 ―――この二人に面識がないわけもないだろう。 彼を通した随員は、一度引っ込んでお茶を煎れて来てくれる。 この娘に客があるなど初めてのことで、リヒャルトをちら見するものの、特に何も言わない。 『ありがとー』 という娘の声におくられて、微妙に気にしながら部屋を出て行く。 家族には見えないし、恋人にも見えないのだけど、ぼふーっと抱き付いていたし、みたいな ) ―――〜あたしは元気ー このあいだ、初めてフルプレート着たんだよ〜 すっごく! 重いの! 立ってるのも大変なんだー …あ、そうだ! 知ってるー? 動く足があるんだよー リヒャルトみたいな足なんだけど、動くの〜 ( だけど作っている人も分からないし、とてもとてもお高いらしい。 それをプレゼントにはできないから、ごめんねーと小さくなりつつ。 いつもの近況報告。 脈絡無くぽんぽんと話が飛ぶが、ようするに、元気だ。 訓練について行かれているかと言うと微妙なところもあるものの、性格的に、追い出されなければそうそう脱落もすまい ) [Sat 23 Feb 2008 05:47:29]
◆ > [Thu 1 Jan 2070 09:00:00]
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