ヴェイトス地方村 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フィリーネ@ロバ小屋さんが帰りました。 『(もう一度ロバの様子を見てから家に戻って)』 [Tue 1 Jul 2008 00:45:36]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > まだお会いしたばかりですもの。 今度はもう少しゆっくりと出来るときにでも… ( そのままの意味で捉えたのか、少女はまたクス、と笑って ) はい、出来るだけ気をつけます ( 少しだけ言葉にはっきりとした強さを持たせられなかった。仕事の関係上どうしても、夜が遅くなってしまうときがあるから。でも、そのことは心のうちにしまって、言葉には出さずに ) 今度近くに寄った時はお茶でもご用意しておきますねっ ( 軍人さんだって肉体労働だろうから喉も渇くと思って ) [Tue 1 Jul 2008 00:45:04]
お知らせ > ラサートさんが退室されました。 『夜警も悪くない…そんな事を思いながら…』 [Tue 1 Jul 2008 00:32:46]
◆ラサート > はは、自分を良く分かっておられないようだ。今度は是非日の光の下でお会いしましょう。(すっと、制帽を被ると松明を掲げ直し、笑みを返す。)了解です。とりあえず、行ってみますね?フィリーネさんも家の周りだからといって、余り遅くまで出歩かぬよう…(踵を返しながらしゅたっと軽く海軍式の敬礼。今度会うときは、お茶でも…と思ったが、それを口に出来ないほど初心な海兵だった。) [Tue 1 Jul 2008 00:32:10]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > 私なんて、毒にもなりませんよっ ( 笑みを浮かべながら少女は冗談っぽく言って見せよう。 軍人さんも話してみると、他の男の人と変わらないような印象を受ける。決して悪い意味ではなく、親しみが持てるという意味で ) はい、そうですっ。あのアレですねっ ( 隣に来ていることなんて気にする素振りも見せず、自分が指差している方向と軍人さんが向いている方向が大体同じだということに何となく確認して。 肉体労働が主な少女にとって、汗の臭いがしても、お仕事の後だからということでほとんど気にしていなくて。 距離を離した軍人さんを不思議そうに見て ) はい、わかりましたっ ( 元気よく返事をして、またにっこりと笑みを浮かべて ) それでは、帰りの道…気をつけてくださいね…? ( まだ、少しだけ頬が赤いけど、きっとそれはさっきまで緊張していたせいだと思いながら、軍人さんを見送ろう ) [Tue 1 Jul 2008 00:26:32]
◆ラサート > むしろ下手だとなじられる方ですが…いやいや、毎日の男所帯で貴女のような方と近づきすぎるのは少々体に毒かも知れない。(海軍などはいわずと知れた男所帯。思ってみれば年の近い女性と会話するのだって、妙に気が高ぶってしまうものだ)えぇ、それで良しとしておきましょう。えぇっと…赤いって…アレですか?(何だか暗いので良く分からない。目をしかめながら隣に並ぶようにして聞き返し…。と、近づきすぎて汗臭い自分を悟られるのではと、ずずっと慌てて距離をとろうとし)では、自分もフィリーネさんと呼ばせていただきましょう。(返すように軽く敬礼。照れているのはこちらも同じだった) [Tue 1 Jul 2008 00:10:39]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ご冗談がお上手なんですねっ ( つい、癖でクスリと小さく笑ってしまう。 軍人の方とこうして話すだけでも、ドキドキするもので。こんな農村だと軍人とは程遠くて、見る機会もない ) 呼び捨てはちょっと、なんと言いますか…気が引けちゃいますので…。 ラサートさん、でよろしいですか? ( よく見えるようになった軍人さんの笑みに少女もにっこりと笑って。 軍人の服装をしっかりと見える範囲で見てみれば、思っていたよりも煌びやかなものでなくて、むしろ親近感が沸いて ) そうですか? では、もし迷ってしまったら、あの少し向こうに見える赤い屋根のお家を目指してみてください。 大分わかりやすい道に出ると思います ( 断られれば、辺りを見渡してから目的の赤い屋根を見つけて、それを指差しながら ) あ、私の自己紹介がまだでしたね…。 すいません、お名前を伺ったときにするべきでした…。 私、フィリーネ・アルヴェーンっていいます ( 相手が軍人というのが頭の中入っているせいか、片手が塞がっていながらも、空いている方の手で安物のスカートの端を軽く摘み上げながら、小さくお辞儀をして見せよう。 やってから、自分でも少し恥ずかしくなって、頬が少しだけ赤くなっていて ) [Tue 1 Jul 2008 00:00:39]
◆ラサート > 十分魅力的な貴女が何をおっしゃる。自分等こそ公僕ですから。(もう少し、自分がフェリアン軍人として粋に振舞えていれば手を取ってキスの一つもしたろうに。生憎今は両手塞がりだ。)光栄で在ります、ラサートとどうぞお呼び捨てに…(相手の緊張もほぐれてきたろうか…完全に相手が見える2〜3歩の距離まで近づけばにっと笑みを浮かべて見せ。質素な海軍の下士官の制服も露になるだろう。)あぁ〜いやいや!送ってもらったんじゃあ貴女の帰りが心配だ!自分で何とかしますよ!(流石にこのくらい夜道を一人で歩かせるのは気がひける。基本的には平和だといっても、この村で猟奇殺人が起きた事だってあるのだ。) [Mon 30 Jun 2008 23:40:39]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > あ、あのっ。 軍人さんが私なんかにレディだなんて… ( 少女はとても申し訳ないような表情になりながら、どうしようかと少し考えて ) あのっ!軍人さんが怪しい方でないのはわかりましたから、どうか落ち着いてください…。 ――あ、お名前でお呼びした方がいいでしょうか…? ( 少女の中で軍人というとちょっと御偉いくらいに考えてしまっていて、口調も少し硬くなってしまい ) 私でよろしければ、わかりやすい通りまでご案内致しましょうか…? 私、この辺りは慣れてますので ( うなだれてしまっている軍人さんの顔を覗き込むような形で見ながら少女は言葉の端々に気を使いながら聞いてみよう ) [Mon 30 Jun 2008 23:33:34]
◆ラサート > 本職は…ね?(実際この街で軍人としての仕事は滅多に無いので、自警団手伝いをしているのだが…一応制帽を取り松明片手に胸元に抱いて)………いやいやレディっ!自分だって別に狙って貴女のような方の家の側を歩こうとか思ったわけじゃなくってっ!(本当にそうではないのだが、テンパッってかえって怪しさを招くような発言を重ね。)…沿岸警備の帰りです。良く迷うんです、この道…ハイ…(がくっとうなだれ…なんだか妙にしゅんとしてしまった) [Mon 30 Jun 2008 23:25:46]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > 海軍…? 軍人さん、ですか…? ( ようやく、見た目の全体が見えてきて、あまり見慣れない服装に失礼と思いながらもじっと見てしまって ) あ、あの…。夜は暗いですし、誰にだって間違うことはありますから、ね…? ( ちょっと可愛そうに思えてきてしまって、少女は一歩男の方に歩みよって ) あの、警邏の方、なんですよね…? ( 一応不安だったからもう一度聞いてみようとする。 でも、先ほどよりも警戒はしていないようで ) [Mon 30 Jun 2008 23:21:28]
◆ラサート > (フェリアン紳士らしく、格好良く声をかけて一人歩きのレディに注意を促したつもりだった。が…何だか思いっきり警戒されている。)あぁ、失礼。ヴェイトス駐屯フェリアン海軍のラサート・カルディスでありま……って…家っ!?(思い切り間抜けな声を上げてしまう。家が側、というかむしろ単に家の裏手であったという事実…一人歩きどころか、むしろこの状態じゃあ思いっきり自分が不審者だ。どうやら暗闇の中、道を外れて民家の裏手に入り込んでいたようだ。物凄く格好悪い。)………あぁぁっっ、失礼!どうやら道に迷ったのは自分なようですなっ!あはは……!(などと乾いた笑いを上げつつ、ばつが悪そうに後退して行こう) [Mon 30 Jun 2008 22:59:26]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > どちら様、でしょうか…? ( 声が聞こえてからようやくそれが松明の明かりだということに気が付いて。 ただ、相手の人が男の方という事がわかっただけで、まだわからないことだらけなせいか、少し警戒をしているようで。 口調は少し不安気な感じで ) ええ、確かに夜は危ないですけど、私の家はすぐそこですし、この小屋も私の家のものなので… ( 最初にすぐ傍にある自分の家を、それから先ほど出てきた小屋を指差して。 表情には警戒と不安などが入り混じっていて ) あの、自警団などの方…ですか…? ( 恐る恐る聞いてみようとするだろうか。 夜の警邏だろか、でも、この辺りではあまり見ないような気もする。 自分が見ていないだけだろうか。 いろんな不安や憶測が頭の中を飛び交って ) [Mon 30 Jun 2008 22:52:59]
◆ラサート > (ざりざりざり……砂利を踏みしめる音は次第に近づいてくれば、その黒っぽい人影が次第に輪郭を帯びてくる。)…こんばんは、レディ?(数歩先の距離まで明かりが来ると、人影も一旦脚を止める。松明をずいっと少女のほうに向ければぼうっと明かりが増して……聞こえてくるのは若い男の声)…こんな暗いところを一人で歩くのは危ないですよ? [Mon 30 Jun 2008 22:45:12]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > お砂はどう?お砂っ。貴方、好きでしょう? ( はっと思い出して、少女はロバの耳元で優しく言った。 昔、砂で遊んでいるロバを見たことがあったからだ ) 囲いを作ってー、それからそこにお砂を撒いてあげるねっ ( そうとなったら、今度仕事の帰り辺りに少し探してみようかなと思いながら、明日の出荷のことを頭の中に浮かべているとき、一つの足音が耳に入ってきた。 普段音といえば虫の声かたまにロバかヤギの鳴き声くらいだが、今聞こえるのは明らかに人の足音だった ) なに、かしら…? ( 少女は少し不安そうな表情を浮かべながら、壁にかけてあったランタンを手に取り、ロバに一言「ちょっと、行ってくるね」とだけ声をかけてから、そっと小屋の外に出て辺りを見渡そう。この周辺じゃ余り無いだろけど、鶏泥棒ということもありえる。 すると目に入ってくるのは一つの明かり。 それがまだ人の光かどうかわからない少女は、背筋に少しゾクリと来るものを感じながらも、じっとその場でその明かりを見つめて ) [Mon 30 Jun 2008 22:31:23]
◆足音 > (ざりざりざり………静かな田舎道に響く足音。人通り自体が滅多に無い場所でのそれは、実際よりもはるかに目立って少女の耳に入るかもしれない。見れば、ぼうぅっと火の玉のようなものも近づいてきていて…それが明らかに松明の明かりだと分かるにはもう少し距離を詰めなければなるまいか…) [Mon 30 Jun 2008 22:24:22]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『ぼぅっと闇に浮かぶ火の玉』 [Mon 30 Jun 2008 22:20:15]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( 眠たげな瞳のロバは暫く考えているような間を空けてから、 ) うひゃっ!? ( 少女の頬を思いっきり舐める。 つい、変な声を出してしまって、少し頬を紅く染めながら、べったりとロバの涎がついた頬を服の袖で拭いながら ) いいの? ありがとうっ! ( 少女は満面の笑みを浮かべて、心の底から素直に喜んで。 頬舐めは小さいときから、このロバが何かしら承諾してくれたという意味らしく。 機嫌が悪いと鼻息をかけられたりする。 少女はまだ鼻息はかけられたことは無い ) じゃあ、何か手伝ってくれるお礼がしたいなぁ… ( ロバの首を撫でながら、何か無いかと真剣に考えは始めて ) [Mon 30 Jun 2008 22:14:48]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( ロバを優しくゆっくりと撫でながら少女は少しだけ興奮したように ) 明日ねっ、卵を届けに行くんだよっ。 それも30個もっ! ( 眠たげな瞳のロバを前にはしゃぐ少女。 貧乏な自分の家だと毎月決まったところに出荷できるとなると大助かりで ) でもね、私一人だとさすがに持っていけないから、明日は貴方にも手伝って欲しいの…? ( ロバの瞳をじっと見つめながら、少女は申し訳無さそうに言って。 少女はあまりロバに手伝ってもらうことは今まで少なかった。でも、たまに手伝ってもらうときはいつもこういう風にしてロバに聞いていて ) [Mon 30 Jun 2008 21:51:20]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( 遠慮するような小さい声で、ロバの居る小屋の中に入ってきた金髪蒼目の少女。手にランタンを持って、暗い小屋の中を照らして ) 寝ちゃってたかな…? ( ランタンを小屋の壁にあるランプ類を引っ掛けるための金具に吊るして ) 調子はどう…? ( ロバの近くまで歩み寄って、その首をそっと撫でながら少女は子供に話しかけるかの様な柔らかさで囁きかける。 ロバの大きさは少女の胸辺りまである。この子はいつも眠たげな瞳をしている。 ロバは少女が小さいときからこの家に居た。小さいときは背中に乗せてもらったこともあった。 だから、このロバはただの家畜ではなく、友達、むしろ兄妹のように少女は思っている ) [Mon 30 Jun 2008 21:29:20]
お知らせ > フィリーネ@ロバ小屋さんが入室されました。 『こんばんわー』 [Mon 30 Jun 2008 21:14:43]
お知らせ > フィリーネ@鶏小屋さんが退室されました。 『おやすみなさいっ ( 元気に溢れる笑顔で鶏たちに )』 [Sat 14 Jun 2008 00:35:30]
◆フィリーネ@鶏小屋 > でも、それのおかげで私、今生きてるんだよ ( 眠っている鶏たちにそう囁きかけた。気のせいか身体が少し火照ってきたような気がしてきた。自分がこうして、生きているっていうことをもう一度自分自身が再認識したような、そんな合図のように感じて ) だから、皆さんの卵は一個たりとも無駄にはしませんっ ( その声は小さいけど、力強く。少女は全身にぐっと力を入れて立ち上がった。 いつもよりも、身体が軽くて、もっと声が出せるような気がする ) [Sat 14 Jun 2008 00:31:55]
◆フィリーネ@鶏小屋 > ( それから、もう一度小屋の中を見渡して、ふと鶏たちの方へと歩み寄っていく ) ――ごめんね… ( 寝ている鶏たちに向かって小さい、小さい声で話しかけた ) あなた達が一生懸命生んだ卵、毎日食べて、毎日売ってるんだ、わたし… ( 眉を八の字にして、申し訳無さそうに少女は苦笑した。 ちょっぴりだけの罪悪感が少女の中にはあった。昔母に言ったことを思い出した。「鶏さんの卵食べるなんて可哀相だ」って。そうしたら、母は「お前が食べているこのお米もその野菜も、全部その野菜、お米の命を貰って食べているの、それは鶏の卵を食べるのと同じなの。それが生きていくって事なのよ」って私の事を叱った。 今でも少し可哀相だとは思う。現に私はこうして小屋に来るたびにこの鶏たちを見て、心の中で謝っている ) [Sat 14 Jun 2008 00:07:23]
◆フィリーネ@鶏小屋 > い〜ち、に〜ぃ、さ〜ん…… ( 一羽ずつ指を指しながら数えて ) く〜、じゅ〜ぅ…っと ( ぴったり十羽居ることを確認すると、ほっと一安心して ) うんうん、皆いるねっ ( 満足げな表情の卵売りの少女。小屋の中を見渡しても、どこか野生動物が入りそうな場所は今のところ無いように見えた ) [Fri 13 Jun 2008 23:28:37]
◆フィリーネ@鶏小屋 > ( 卵売りの少女の家にある小さい鶏小屋 ) お休み中にごめんねぇ… ( ランプを片手に持った金髪蒼目の少女が一人暗い鶏小屋に入ってきた。この暗さにももう慣れたもので、その表情に怖さというものは無い。 ただ、鶏たちを起こさないようにと、普段よりも大分声は小さくしている ) 皆いるかなぁ? ( ランプの明かりで、鶏たちの方を照らしながら、子供に対して喋るかのような口調で話しかけながら、その数を一羽ずつ確認していく。たまに野良猫などの野生動物が鶏を獲っていってしまうことがある故の見回りだ ) [Fri 13 Jun 2008 23:12:29]
お知らせ > フィリーネ@鶏小屋さんが入室されました。 『ランプの明かりを頼りに』 [Fri 13 Jun 2008 23:00:44]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『(しばらくは本を読み過ごしていく…)』 [Thu 12 Jun 2008 23:02:22]
◆ディシュク > (翠碧はいろいろがんばっているようだが…、彼女の葉をお茶に入れるのは控えていただけると助かる。 一度それで軽くしびれたことがある。 たいした量を飲まなかったので大事は無かったが。 その時にはあいまいにごまかしてしまったし) …まぁ、次やったらお仕置き、ということでいいでしょうね。 [Thu 12 Jun 2008 22:42:51]
◆ディシュク > (現在は店の中。 日々の忙しさを忘れて読書に没頭する時間。 最も、そろそろ幽霊が活発になる時期でもあるのでその収集に出かけようか、とも考えているが) …まぁ、時期を見ながら、でしょうね。 (口元に笑みを浮かべた) [Thu 12 Jun 2008 22:28:50]
◆ディシュク > (雨は降らなくても湿度は上がっている季節。 人やそれに近い種族にとってはあまり気分の良くない季節ではあるが…。 キリバナは違うのかもしれない。 ちなみに湿気取りの成分不明の石とか案外売れて居る) [Thu 12 Jun 2008 22:22:38]
お知らせ > ディシュクさんが入室されました。 『そろそろ梅雨の季節のはずですね…。』 [Thu 12 Jun 2008 22:20:59]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 …再び愛されますように。 』 [Sat 7 Jun 2008 16:47:35]
◆ナキア > ―――― 春と 全ての新しく生まれしものの貴婦人、 満ちゆく月のペルセポネとも呼ばれし者よ。 ( そっと口を開いて零す言葉は、この墓を作った時、簡易の葬儀式で魔女が紡いだ言葉の一部。呪文の一部 ) 汝に我らが兄弟―― ( 本来なら名を紡ぐのだが、魔女は名を知らぬので ) ――を 委ねん。 彼を受けとめ、守り、導き、 彼を新しき誕生と新しき生命へと時が満ちるところへ 連れて行きたまえ。 そして 賜りし新しき生にて、 彼をかつて愛した者たちに―――― ( 魔女は墓から手を離せば、ふと微笑み ) [Sat 7 Jun 2008 16:46:48]
◆ナキア > … ( 彼に肉親は、縁者はいたのだろうか。それが気がかりだ。 彼の名前も知らない魔女には、探しようもなくて歯痒くおもう。魔女が彼について知っていることといえば、彼が呪いを受けていたらしいこと、それに誰かを巻き込まないために誰もいない場所へ行こうとしていたこと、それから視覚から得た情報だけ。 ) ……。 ( 風が吹いて、魔女の黒髪を揺らす。 背後で黒犬が起き上がったらしいことを、魔女はあくびの気配で知った ) [Sat 7 Jun 2008 16:40:51]
◆ナキア > ( ローブを埋めた。ズボンを埋めた。靴を埋めた。手袋を埋めた。皮袋に入った聖書は、埋めるのが躊躇われた。聖書によって彼の信仰が知れたから、服のあちこちに隠されていた彼のお金は教会に寄付した。 皮の鞘に包まれていたナイフは、何か彼の形見を持っていたかったから埋めなかった。埋めるのを躊躇われた聖書は、以前夕星に戴いた木箱に収めておいた。 ) ……… ( 魔女の家に墓を作られる等、いやだったろうか、と。彼の信仰を想って、少し眉が寄った。今更に軽く、罪悪感めいた後悔の念。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:31:47]
◆ナキア > ( ――― それは、小さな墓だった。 魔女の家の庭、その最奥に墓はひっそりと在る。 まだ新しい、日の光を受けた墓石に刻まれた名は無い。日付だけが ”1 Jun 1605” そう、記されている ) … ( 墓の中に遺体は無い。 墓石の下に眠るのは、この墓の主の所持品だったモノたち。 ) ( 魔女は墓の前にしゃがみこみ、指先でそっと墓石を撫でる ) [Sat 7 Jun 2008 16:20:51]
◆ナキア > ( 周囲を蝶が舞い踊り、ぴくりと犬の耳が持ち上がる。 その様に魔女は小さく笑って、立ち上がれば軽く屈伸を。まだ作業は途中だけれど、同じ姿勢で疲れてしまった。首も、ずっと下を向いていたせいで痛むから。後ろにゆっくりと倒して、 ) ――――、 ( 視界に映ったモノに、魔女は軽く眉を寄せた。 ) ( 首を戻せば体ごと其方に向き直り、それへと近付いていく。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:08:21]
◆ナキア > ( まだ明るい日の光の下、魔女は額の汗を拭う。 ) ( 庭には濃い緑色をした草木や、様々な花が涼やかな風に揺れていた。魔女はそのただ中にしゃがみこみ、小さな雑草を摘んでは引っこ抜いている。マントと帽子と手袋は、今はつけていなかった。 ) ――― ( 手を止めて、ふと息をつく。眇めた視線の先、庭の入口には黒い犬が伏せの姿勢でのんびりと寝そべっていた。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:03:39]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 魔女の家、裏庭。 )』 [Sat 7 Jun 2008 15:56:40]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 ――― おやすみなさい。 ( ぎこちなく、笑んだ ) 』 [Sun 1 Jun 2008 02:08:16]
◆ナキア > ――――― … ( 使い魔は吠えるのを止め ) … ( くぅん、と鼻を鳴らし、ベッドに身を乗り出して、貴方のいた辺りへ、貴方の纏っていた衣服へ、鼻を近づけてはひくひくと動かし、匂いを辿ろうとしていた。 ) … ( その様を、魔女はぼんやりと見つめて ) [Sun 1 Jun 2008 02:06:09]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが退室されました。 『(その指の記憶を持っていこう。再びのめぐり合いまで。)』 [Sun 1 Jun 2008 02:03:52]
◆ナキア > ( 魔女の信仰においては、輪廻が信じられている。 死とは、新たなる始まりである。 良き出会い、良き別れ、良き出会いをふたたび。 ――― だからといって、別れが辛くないわけはない。 ) ―――― 、 ( 何か言いたいのに、大きく口を開いても言葉が出てこない。声にならない声は、ただ喉から空気の漏れる音となって発せられるのみ。 この光を留めるすべを、魔女は知らないし、真っ白になった頭には、何も思い浮かびはしなかった。 ) … ( 貴方を見つめて、魔女は唇を噛み締めて緩く首を振り、掴めないモノをぎゅっと握り締める。 ) ( それから、ゆっくりと手のひらを広げて、顔を上げ。貴方を見つめ、微笑んだ。 …雫が一筋、頬を伝い落ちる ) …… ( せめて最期の瞬間まで。 形なきカタチ、なぞるよう、指先がそっと貴方の顔を撫ぜるだろう ) ( 犬は、とうとうベッドに前足をかけようとしながら。 消え行く光、見上げるように吠え立てて、 ) …… ( 魔女はじっと、唇の動きに視線を注ぎ――― ) ( ぱさ、と。 酷く軽く、魔女の手に服が落ちた ) [Sun 1 Jun 2008 02:02:04]
◆アトレーユ@惨劇 > (もともと、此処に属していなかっただけのこと。あるべき場所へと帰る、それだけのこと。だから、恐れることなどこれっぽちもない。だから――…、) (だから、) ……、 (―――そのために、解脱のために、この世界で結んだ全ての絆を手放さなければ成らない。芽生えたばかりの出会いも、自分に与えられたありったけの愛も。全て、全て。神の国には何一つ持って行けない。その現実は、唐突に目前に突きつけられた。 ――… 嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!自分の何処に、こんな激しさが残っていたのだろうと、不思議に思う程の熱い衝動。こんな残酷、今際のきわになって、こんな。) (駄目だ。笑わなきゃ。彼女が見てる。悲しみを、無念を、この優しい人に伝染させては成らない。 ――笑わなきゃ。笑わなきゃ。 笑え てる? それとも、違う顔してる かな? 例えば、人間に似た、悔しさに歪んだ、顔。) (黒い犬の声が、耳元に届く。ああ、君もまた、優しい存在だったね。どうか―――この命をかけた、最後の祈りを聞き届けてください。全ての優しき人々に、不幸が訪れることのないように。) (彼女の指先をかすれていく光は、霧の如く実体を失ったもの。それは徐々に小さな体を包んで――、) (さ よ う な ら) (そう、唇が動いた――…だろうか。わからない。一際眩く輝いて、全てが消える。寝台に残るのは、空の衣服。) [Sun 1 Jun 2008 01:37:17]
◆ナキア > ( 魔女にしてみればその言葉を、紡ぐよりも生きて欲しいと思った。 感謝の言葉は嬉しい。けれど、ソレを発することに体力を削られるよりは、どうかどうか。 ―― 願ったところで運命はとうに決まっているのに、そんなコト、知らぬ魔女はただ願う。 …けれど願うたび、願うだけ。どこかで、覚悟も出来てしまっているのだろうか ) ―――― … ( 静か過ぎる部屋の中。遠く、森から響いてくる虫の音さえ今日は何故か聞こえない。いつの間にか立ち上がった傍らの使い魔が、情けなく鼻を鳴らすオトがやけに耳についた。 まるで、固まってしまったかのように。頭の後ろの方が、重く、鈍く、 思考を緩慢にさせる。 )( 嗚呼、目の奥が、痛い ) ―――― っ、 ( 目を見開いているのに、淡い光は魔女の視界に歪んで見えた。 …嗚呼、嗚呼。 )( 見えない何かを掴もうとするかのように、霞んでゆく子の体に手を伸ばすけれど、 指は空を掻くだけ ) ( 光に驚いたのか、使い魔は始めは小さく、徐々に声を張って、吠え立てる。 声を漏らせぬ魔女の代わり、貴方を呼び止めるように ) [Sun 1 Jun 2008 01:25:25]
◆アトレーユ@惨劇 > (生まれた時から、異端を約束された瞳の色。髪の色。脆い体。それでも良い生だったと言えるのは、彼女のような優しい人々に、包まれて来たからだろう。 ―― 嗚呼、この瀬戸際で気づくなんて。幸運はずっとぼくと供にあったではないか。) (その発見は、子供を少し元気つけた。 ―― どうか 貴女に 幸福を。 そう、心に祈りを、紡げるほど。 告げることが出来た。喉に引っかかっていた、言葉を。主よ、感謝します。この生に、この出会いに、この終焉に、この心穏やかな瞬間を。) (霞む視界の中で、確かに彼女が微笑んだのを、見た。それに答えるように微笑を浮かべた、時。 子供の四肢の先から、淡い光が溢れた。実体としてある子供の体が、足元から、擦れる。 その存在は――消えれば、骸すら残さない。) [Sun 1 Jun 2008 01:07:06]
◆ナキア > ―――― ( か細い声を、耳にした ) ( 目を丸くして、貴方の表情を見つめる。 ) …、 ( 潤み、揺れそうになった視界を、魔女は瞬きで留め ) … どう、いたしまして。 ( … 微笑もう。 ) ( …… 微笑めただろうか ) [Sun 1 Jun 2008 00:59:49]
◆ナキア > ( 月の光と、燭台の灯りの中。 初めて目にした蒼は――初めて逢った夜は、貴方の持つ色は闇に塗り重ねられて。肌の色は兎も角、ランタンの灯りだけでは瞳の色まで良く見えなかったので――、本来ならば日の下、もっと鮮やかであったろうに。 それでも、綺麗だと、思った。 …けれど、哀しい、色だった ) …ぁ? ( なんだろう、気になって。首を傾げながら、同じオトを発す。 けれど魔女は緩く首を振り、 ) …無理しないでください、な。 ( 心配そうな顔で頬を撫でながら。喋ろうとしなくてもいいと、再びそう告げかけたところで、 ) [Sun 1 Jun 2008 00:55:56]
◆アトレーユ@惨劇 > ァ リ ガトウ …。 (そう、言えただろうか。そして、笑えた、だろうか?) [Sun 1 Jun 2008 00:45:27]
◆アトレーユ@惨劇 > (そういえば、この名前はまだ、この町の誰にも告げたことがない。彼女から降り注ぐ無条件な優しさが、ついに子供の砕けた意識の一片を取り戻した。薄く開く目蓋の奥で、清ら蒼の瞳が、澱む。) …… ァ (混沌とした脳裏で、やっと形になった言葉の一つすらも、告げることは許されないのか。主よ。 ―― この魂を、穢れ知らぬうちにと欲するのならば、どうぞ御心のままに。だけど、地上の矮小なイキモノに、一欠けらでも哀れみを下さるのならば、どうか。) (この言葉だけを、彼女に。頬に触れるこの指先がくれるぬくもりに、一言だけでいいから。) [Sun 1 Jun 2008 00:44:36]
◆ナキア > ( 名を、呼ぼうと ) …、 ( 唇を開けど、音は出ない。 思えば、魔女は彼の名前さえ知らないのだ。 ) …… ( 名を呼ぶ事さえできない己への悔しさに、きゅ、と唇を引き結ぶ。 ) …、 ( それでも、僅かな声が漏れれば魔女は安堵の笑みをもらし ) …どう、しました? 無理に、喋ろうとしなくてもいいのですよぅ。 ( 告げながら、彼の手をそっと握って。逆の手で頬を、撫でようと。 ) ( 窓からは、か細い月の光が。優しく、残酷に、 ――― 嗚呼、欠けゆく月の女神よ。貴女は、彼を連れて行ってしまうのです か、 ) [Sun 1 Jun 2008 00:37:17]
◆アトレーユ@惨劇 > (外的刺激がもたらされるたびに、人よりも幾分か低い体温が、まだその生を主張する。 …する、が。) (子供の目蓋は未だ閉ざされたまま。半分は人ならざる身。そして――この世界の異端。迷い込んだ人間の町は、はじめより子供の生きるのに相応しい場所ではないのかもしれない。) … ゥ。 (繰り返される優しい看護の手が、ついに奈落を臨む魂を僅か呼び戻す。小さな呻きと共に、衰弱した子供の顔が揺れる。薄い唇がうごめいて、言葉にならない呻き一つ、吐き出した。ついて、ピクピクと目蓋が痙攣する。開こうとしているが、中々そうも行かない。) (嗚呼、神よ。【判定】) [Sun 1 Jun 2008 00:26:56]
◆ナキア > ( 情けない顔をした魔女が、椅子に座って居た。 その足元に、伏せの姿勢で黒い犬もまた侍りおり。くぅんと鼻を鳴らし、時々頭をもたげては、貴方の様子を見守っている。 ) ( 落下事故に遭ったとはいえ、怪我自体はここまで弱るほど酷いものではなかったはずだ。 ヒトとは違う衰弱の仕方に、魔女は貴方がヒトとは違うイキモノだという事を改めて思い知っていた。同時に、どう手を尽くしたら良いのかわからなくて。 ヒトの医者に診せたところで、その者も困惑気味に首を振るだけだった。 ) ――― ( 胸の上下を確かめるたび、ほっと息を漏らし。 桶の水に浸した布を絞っては、貴方の顔を拭いてやる。気休めだ。 ) [Sun 1 Jun 2008 00:21:50]
◆アトレーユ@惨劇 > (微かな動きすらもなく、傍から見ればそれは、既に死んでいるように見えるかもしれない。それでも、弱弱しい呼吸は、ある。) [Sun 1 Jun 2008 00:18:27]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――― 傍らに )』 [Sun 1 Jun 2008 00:10:38]
◆アトレーユ@惨劇 > (呼吸のために上下する胸の動きすらも小さく、どこまでも存在が薄いイキモノ。 ――終焉が近いことは、なんとなくわかっていたような気がしていた。だが、これが終わりならば、怖くない、とも思えた。 痛みは軽く、つい昨日まで精神を苛んでいた畏怖もまた、なぜか影を潜めている。あるのは、諦念にも似た安らぎ。混沌とした思考は、言葉になることもなく。堅く閉ざされた目蓋もまた、開く気配もない。) (必死ですがりつくほど、長く豊かな生ではなかった、と思い知る。逃れようと走り続けていたのは、ただの本能。だってホラ、終わりが目の前に迫ったはずなのに、今の子供には一欠けらも緊張もない。) [Sun 1 Jun 2008 00:09:46]
◆アトレーユ@惨劇 > (自意識は朧で、掻き消えつつある。子供は寝台の上に音もなく横たわるままに。元より人より遠いイキモノ、死に至る過程も異なる。もとより虚弱を運命付けられた体では、小さな傷も淡い熱も、簡単にその存在を奪う原因となりえる。ちりちりと焦がれるような感覚だけが、時折信号となり巡るだけ。) [Sun 1 Jun 2008 00:01:48]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが来ました。 『( まどろみは深く、痛みを伴って。 【判定】)』 [Sat 31 May 2008 23:53:46]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが帰りました。 『( 熱を帯びた子供の体が、すっかり弛緩した。 目覚めるのは、彼女の住処。 )』 [Wed 28 May 2008 03:13:06]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( このまま意識を失くすのなら、次に貴方が目覚めるのは魔女の家のベッドの上。 )』 [Wed 28 May 2008 03:12:19]
◆ナキア > ……… あ、 ( 魔女は、その体を抱きしめる事で受け止めようとし ) ( 犬は、他の村人を呼びに駆け出した。 儀式で疲労した魔女と使い魔だけでは、貴方を運ぶのも心もとない。 ) [Wed 28 May 2008 03:11:02]
◆アトレーユ@惨劇 > ――…貴女は、優しい方なの ですね。 (そう呟いて、なんとか笑みを見せた、その時。拒絶も肯定も、意思表示する前に、もともと乏しい体力が、ついに限界を向かえた。) ……ァ ゥ。 (立ち上がりかけた子供の体は、ぐらついたかと思うと、そのまま地面へと倒れこむ軌道。意識が、途切れる。) [Wed 28 May 2008 03:05:21]
◆アトレーユ@惨劇 > (迫害されるべき命として、神の庭に保護されてきた子供は、外の世界に――さらに言えば、人との接触が酷く苦手だった。純粋な善意を向けられることにもまた、慣れていない。) は ィ…ゥ! (再び頬を掠める、暖かな舌。痛みがいくばくか和らいだ気がした。) あなたも、ありがとう。ぼくを 見つけてくれて。 (ようやく、苦痛の中に微かな安らぎを見出す。笑みを作って、黒犬にも礼の言葉を。異質である己に、反応したのかもしれない。) …わかりません。ただ、ぼくにはわかるのです。 なんとなく。 (この身に纏う忌まわしい気配が。) 数日前に、ぼくは宿屋である椅子に座りました――、 (簡単に、痛みに時折途切れながらも、事の経緯を説明しただろう。周りに影響を及ぼすかどうか、との問いには、小さく首を振った。) わかりません。ですが…、もしも、ぼくのために傷つく人がいれば、ぼくはきっと …自分を、許せません。 (吐露は苦しげに、罪深い懺悔のように。自分の主は、きっとそれを望まない。) はい、なんとか…、 (そうして、何とか立ち上がろうと――【判定】) [Wed 28 May 2008 03:02:26]
◆ナキア > ――― とりあえず… 中途半端なのもなんですから、治療くらいはちゃんとさせて欲しいのですよぅ。 ( 家に帰れば薬草がある。怪我した場所にあてて処置をし直して、飲み薬を煎じて。 薬を飲むにはお腹に何か入っている方がいいから、簡単な食事も ) ( 此処で断るかどうかは貴方次第だし、 その後そのまま家にいてもいいという魔女の言葉にどうするのかも貴方次第だ。 拉致も監禁も、魔女はしたいと思わない。 ) ( 貴方の傍らで黒い犬がくぅんと、鼻を鳴らして貴方を覗き込むように見つめていた ) [Wed 28 May 2008 03:01:59]
◆ナキア > ( 人間という種族ではない。魔女のわかるのはそこまで。それ以上の判断をするより先に、処置を、と思ってしまったのだから仕方ない。 単に「人間でない」だけなら魔女も同じ。先が少し尖った耳を、髪で隠しているからなんとかして姿を隠そうとする気持ちも判る、…それでも全面的に信じたわけではない。この村は、吸血鬼の被害にあったことがあるから ) ……すみません、じっとしていてください。 ( 伝い落ちる涙、傍らの黒犬が舐め取ろうとするだろう ) … ( 魔女は言葉を促さず、ただ黙ってその先を待とう。 …呪い? ) 呪い、ですか? ( 突飛な発言だとは思ったけれど、頭から信じない様子であるのはそういうものに近いところに生きているせいだろう。 ) それは、周囲にも影響のあるモノなのですか? ( 首を傾げて、問おう。 波及するというよりは、むしろ間接的な被害に合うかもしれない、ということなのだろうか? ) それで、何処に行かれるつもりです、かー? ( 正直、他の村人に被害が及ぶようでは困る。それならば、いっそ目の届くところに置いておいた方がいいのだけれど。正体もわからないし ) …歩けます? [Wed 28 May 2008 02:53:44]
◆アトレーユ@惨劇 > (嗚呼、暴かれてしまった。この外見は、明瞭に子供を、人以外のモノに貶める。) はい、ぼくは…、 (カンテラの明りが眩しい。灯りの元の世界は、自分に似合わないのかもしれないのかとさえ、思う。激しい拒絶に合わなかったことに、安堵を覚えた。実を言えば、彼女が自分の正体を悟った途端に、自分を捨て置くのではないのかと、恐れていた。) ぅっ っ…! (痛み。力なき腕が、固定される。歯を食いしばって悲鳴を飲み込むと、涙だけが音も無く頬を伝わった。) ―…誰も無いところに、です。 ぼ、ぼくは…、 (打ち明けるべきか、再びの躊躇。献身の美徳と、エゴが攻め合う。) ぼくは…、ぼくは!ぼくは呪いを受けているんです。近くにいると、そのぅ… あ、 貴女を、巻き込んでしまう …かも、です。 (泣き声が舌に絡むような声。どもり癖も伴って、酷く端的に、状況を伝えようとした。視線を受けないことは、正直嬉しい。醜いと信じているこの外見を、人の目に晒したくは無い。) ご親切には 感謝 、します。 だけど…、 (だからこそ、巻き込みたくない。優しい魂を。言葉は続かず、どうか捨て置いて欲しいと、暗示を。) [Wed 28 May 2008 02:39:41]
◆ナキア > ( 夜闇は全てを覆い隠す。 …けれど光は暴いてしまう ) …貴方、 ( 人間じゃない。 )( 近づいてしゃがみこみ、間近にみれば流石にその様は知れるだろう。 足元に置いたカンテラが、貴方を照らし出していた。 ) …、 ( 跳ねた腕、拒否の仕草。 それに、魔女の手も一瞬止まりかけるけれども ) …ごめんなさい、ですよぅ。 ( もう一度、告げながらそっと、指で触れる。先ほどからの様子からしても、どうやら折れているようだ。 とりあえず固定しなければとマントを脱いで帯状に裂きながら、棒を探して視線を地面に彷徨わせたところで 犬は、棒を幾つか銜えて戻ってくるだろう。 ) ( ありがとうですよ、と使い魔を労いながら、魔女は貴方の腕を固定しようと。 ) 何処かへ、行こうとしてたですか? ( 貴方の所作を、見ないフリをしながら ) [Wed 28 May 2008 02:31:47]
◆アトレーユ@惨劇 > ぇゥ!? (屈託の無い黒犬の仕草に、子供はすっとんだ声を上げてしまった。ぺろり、頬を伝う刺激。そしてその舌にめくり落とされるフード。途端、白い髪が風に踊る。緑を帯びた肌色もまた、晒される。条件反射的に顔を隠そうとして片腕を振り上げて――、) くっ ぁあ! (痛みに小さな悲鳴を上げた。ぶらりと、力なく垂れ下がる左腕。他の傷は、足にあるいくつかの外傷。そのうちもっとも深い一つからは、人間のそれより些か色素の淡い血が、溢れていた。) ……すべり おちたのです あそこ から。 (酷く途切れがちな不自然な会話。子供は視線を伏せたまま。触れられる腕が、びくんと跳ねる。 ―― 直ぐにその無礼に気づいて、されるがままに。) (そうしている間も、右手は落ち着きなく髪を撫ぜ、自分の顔を隠そうとするかのように、頬に当てられる。) [Wed 28 May 2008 02:20:57]
◆ナキア > ( 黒犬ははっはっは、と舌を出して息をしながら貴方に近づけば、その柔らかそうな頬を舐めようとするだろう ) けるべろすー? ( 犬の名を呼んで魔女が姿を現す、けれど、それより先にカンテラの灯りの眩しさが貴方を照らし出すだろうか ) …、 ( 目を見開いて、一、二拍の停止。 …こんなところにこども。 いや、それよりも、 ) だ、大丈夫ですかー!? ( 怪我に驚いて、慌てて近づいた。 入れ替わり、黒犬は貴方の傍から退いて、再び茂みの向こうに姿を消す。 ) どうしてこんなところに? あ、えぇとー… 喋れる、ですか? ( 傍にカンテラを置き、ごめんなさいですよ、と告げながら怪我をした腕に触れようと魔女はそっと手を伸ばし。 まずは怪我の具合を確認しなければ。血は、出ているだろうか。他に怪我は? ) [Wed 28 May 2008 02:14:43]
◆アトレーユ@惨劇 > (不意に、子供は嗚咽を打ちとめた。近づきくるのは、希望と畏怖を連れた足音と、確かな気配。フードを被った小柄な人影は、さらに深き翳りのうちに。軋む痛みに苛まれながら、懸命に首を上げて、その音の主を見ようと――) ふ わァ?! (一瞬絶句した。黒い獣の姿が、突如として茂みから現れる。噛み付かれる、という恐れが脳裏を駆けて、負傷した腕を庇うように、右手でさらに深く押し付けた。最悪の覚悟をした、その時。) ァ…。 (人の姿が、現れた。 ――助けてと、言うべきだろうか。だけど、声が出なかった。子供は片腕を抑えたまま、怯えと期待の眼差しで、彼女を見上げる。闇に紛れて、緑の肌色が伝わらないと、良いが。感覚が鋭いものならば、子供は少しばかり異質な存在であることも、知れるだろうが。) [Wed 28 May 2008 02:02:19]
◆ナキア > ( 近づく犬の声 人が草を掻き分けて歩くオト ) ( わん、 と一声鳴いて 黒い犬が、貴方の目の前 茂みから、躍り出るように飛び出すだろう ) ――― ( しばらく遅れて、魔女も姿を現すだろうが ) [Wed 28 May 2008 01:57:28]
◆ナキア > ( 段々と、大きなものになって 貴方の元に、近づく ) ちょ、…待って、 くださ、 ( へふ、と息をつきながら。 後を追う魔女を急かすように、使い魔たる黒犬は一際激しく吠え立て、 ) ――― 、 ( 息をつけば、魔女は再び止まっていた足を使い魔の方へと動かした。 儀式の後、近くの民家でしばらく休ませてもらった魔女は、森を横切って家に帰る道すがら、何かが落ちるオトを聞き、鳥の飛び立つのを見た。反応したのは魔女より使い魔が先で、魔女は儀式での疲労を引き摺りながら緩い歩みでその後を追う。 ) ( 魔女にはまだ、咳は聞えず。 虫の音と、己を呼ぶように吠える使い魔声が辺りに響くばかり ) [Wed 28 May 2008 01:55:07]
◆アトレーユ@惨劇 > (ごほ、と喉から混みあがったのは、泣き声によく似た咳。) [Wed 28 May 2008 01:45:47]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ――― 犬の鳴き声、が )』 [Wed 28 May 2008 01:44:58]
◆アトレーユ@惨劇 > ィャ…、 痛い…。 (嗚咽を押さえ込んで、なんとか上半身を起こして見る。幸い、足は数箇所擦り傷を作っているだけで、歩けないわけではなさそうだ。痛みに痙攣する左腕を必死に押さえて、脳裏に散らばる数ある知識から、対処する方法を探す。) 助けてェ…。 (呻き声が喉から押し出される。すっかり暗い場所へと転がり込んでしまった。おまけにこんな時間、誰かが通りすぎる確立は低い。何より、迷いがまたあった。誰かとともにあれば、この災難の輪は、広がるのかもしれない。) [Wed 28 May 2008 01:30:53]
◆アトレーユ@惨劇 > (ふわ、と足元に確かにあった地面の感覚が――消えた。) …ェ? (一瞬、時が静止する。自分がみちべの切り立った崖のような地形からすべり落ちたことに気づいたのは、音も無く数メートル落下して、地面にたたきつけられてからだった。) ァァ…、 (遅れてくる痛み、否――激痛。) うわあああああああッ……! ァァ…! (左腕を抱え込んで、体を丸めた。涙が一気に溢れてくる。――子供の左腕は、奇妙な方向へと曲がっていた。嗚呼、折れてる。パニックに陥る肉体と裏腹に、精神はどこか冷めていた。) [Wed 28 May 2008 01:23:52]
◆アトレーユ@惨劇 > (ぐらり、と体が揺れた。小さな体躯の体力は、既に限界近いようだ。ぐんにゃと視界が歪んで、空を射抜く幾千万の星の光が、眩く輝いた――ような気がした。【判定】) [Wed 28 May 2008 01:18:54]
◆アトレーユ@惨劇 > (結局、答えは出なかった。だから、せめて――人気の無い場所を探し続けて、ぼくは此処にいる。叶うなら、誰も巻き込まずに、朽ちるとしても一人で。一歩ずつ、疲れた足を前へと運ぶ。 ―― さぁ、何処へ行こう。) (フードの下の清蒼の瞳は、疲弊と困惑に満ちて、空を見上げた。何処まで逃げても、この呪いはきっと、付きまとう。年に似合わぬ憂いが、眉を歪ませる。) [Wed 28 May 2008 01:15:47]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが入室されました。 『( そしてぼくは、此処にいる。 )』 [Wed 28 May 2008 01:08:39]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 糸が切れたように、ずるり、とその場にへたりこむ )』 [Tue 27 May 2008 23:09:44]
◆ナキア > ( 徐々に汗ばむ体、弾む息。 ) …… ( 集中力に、体力がついてこない。 ) ( それでもまだ、儀式は続く。 この場に正式に魔法円を設定し、女神に感謝し、力を大地に戻し、円を解く――しかし、加護は続く―― その儀式の行程が、まだ残っている ) ( だから儀式の終わった時には、以前、獅子と初めて会った時のように ) … ( 全てのろうそくを吹き消して 儀式の終了するのと同時、 ) [Tue 27 May 2008 23:05:38]
◆ナキア > ( 汗が、頬を伝い落ちる。 ) ――― …… ( それに構わず、魔女は集中を続けた )( 一周し終わればベルと箒のかわりに、聖剣と香を持ち。 今度は時計回りに、一周していこうか。 ) ( 出入り口となるはずの場所に、聖剣と塩水とで召喚のペンタクルを描き、封印を施すのだ。 くゆる香は、エネルギーを流し込み、正の力を招き寄せる役目。 ) …塩と海 悪しきは解き放たれ 火と空気 良きものを招き寄せよ 幾重も 幾重も 円は 封ぜられた ――― [Tue 27 May 2008 22:53:19]
◆ナキア > 聞け、南の物見の塔の守護者よ、火の力よ 我らの胸に来て、暖めてくれ 長い眠りから、孤独から脱出したいんだ 互いに出会うために。 情熱を我らの生得の権利に輝かせてくれ 我らが不正と戦うときに。 我らの感情を誘い出してくれ すべての隠れ場所より …祝福あれ ――― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ 雨を降らせ、我らの渇きを癒せ。 思い出したいのだ 我らが生まれた海の子宮を。 さぁ、我らを繋いでくれ 我らの気持ちを揺さぶってくれ すべてがひとつになるまで。 離れ離れの渇きを終わらせてくれ …祝福あれ。 ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ 我らの決心を補強せよ、我らを中心に保て。 ここにいたいのだ 我らの肉体を強くしてくれ 互いに愛し合うために。 目が回るような忙しさを去らしめ 我ら全員に知らしめてほしい みなひとつの地の上にいることを。 我らの魔術と闘争により さらに大きな輪が拡がらんことを願う 愛と世界の調和の輪が。 …祝福あれ。 ( 呪文は、歌うように。 ) ( リンリン、カランカラン と、ベルを鳴らしながら。 四方すべての守護者に、祝福をこう。 ) [Tue 27 May 2008 22:43:56]
◆ナキア > ( カラン―― ) ( 魔女の手にした、ベルが鳴る。 ) … ( 魔女は、ゆっくりと一歩、踏み出して。 家が建つはずの場所を、その周りを、太陽の運行方向と逆に廻ってゆこう。 ) 聞け、東の物見の塔の守護者よ 空気の力よ。 不浄を除いて、我らの肺を満たせ。 清冽をもたらしたいのだ、我らの生命に。 清い空を 清い心を存在させてくれ 我らに道を示すために 我らの言葉に呼応し この地に安全な空間をつくらせてくれ …祝福あれ。 ( ―― カラン カラン、 響く鐘の音は負のエネルギーを追い払うため。 地を払う箒は、望ましくない力を掃き出すため。 出入り口――に、なる予定の場所――に塩水をまくのは、浄化のため。 ) [Tue 27 May 2008 22:35:31]
◆ナキア > ( 簡易に設えた祭壇の、蝋燭の炎がゆれていた。 ) ( なにもない、まっさらな場所。 ここに、新しく家を建てるのだという。だから、この場所を清めて欲しいと。請われて、魔女は此処にいる。 少し離れたところでこの土地主とその家族と、近隣の村人が数名、灯りを掲げて儀式を見守っていた ) ―――― ( 足をしっかりと地につけ、まっすぐに立とう。 目を閉じ心を落ち着かせ、深呼吸をしながら 大地からエネルギーが己の体へとのぼり、満たしていくことをイメージする。 グラウンディングとセンターリング。魔女の信仰するウィッチクラフトにおける、基本。 ) [Tue 27 May 2008 22:20:45]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――つきがでていたらよかったのに。 )』 [Tue 27 May 2008 22:06:46]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 残りを、近くの川に流しにゆこう )』 [Mon 26 May 2008 21:46:21]
◆ナキア > ( それが感じられるようになったなら、魔女は聖杯を両手で持ち上げようと。 )( そうして、今度は北の物見の塔の守護者、大地の力を、聖杯へと注ぎ込もう。 外縁の暗闇の淑女、深夜の牡牛 北極星、渦巻く空の中心にして、全ての力の礎石。 そのちからを。 ) …。 ( 最後に、塩水を一口、飲み込んで ) [Mon 26 May 2008 21:46:06]
◆ナキア > ( そして、それらが ) …、 ( 息を吐き出すたび、濁流となって己の身から流れ出し 聖杯の中へ、そこに満ちた水の中へ 溶け込んでゆく様を 思い描こうか。 ) ( 繰り返しくりかえし、 この身が洗い流され、清められたと感じられるまで。 ) [Mon 26 May 2008 21:41:52]
◆ナキア > ( 死と再生の儀式、という意味ではこれもその見立ての一つといえるのかもしれない。 魔女は聖剣で、聖杯に満ちた水を ゆっくりと、反時計回りにかき回した ) ( そうして聖杯を、脚の間に置いて椅子に座ろうか。 ) ――――― …… ( 一度聖杯を見つめ、目を、閉じて。 不安なこと、心配なこと。気になっていること。落ち込んだこと。 様々な負の感情を、魔女は、思い浮かべる。 ) [Mon 26 May 2008 21:33:48]
◆ナキア > ( 祭壇の前、魔女の立っているのよりも少し後ろには一脚の椅子。 ) ( 魔女は聖剣を手に持ち、水の満ちた聖杯へと塩を三回、聖剣で掬い、入れる。 聖剣は男性の象徴、聖杯は女性の象徴。この魔女は特定のカブンに属していない、ソロウィッチであるため、サバトの開儀式では主に聖剣を聖杯に突き立てて性交の代わりとみなす。他のカブンでは、実際に性交を行うこともあるようだ。 それは、魔女の信仰する自然崇拝的なウィッカンにおいて、聖婚であり豊穣の象徴であり、死と再生の儀式である。 ) ( 今のこの瞑想には、その象徴儀礼は必要ないけれど。 ) [Mon 26 May 2008 21:25:07]
◆ナキア > ( だから今夜はそのために、簡単な精神統一をしよう。 できれば外に出て月光浴をしたかったのだけれど、あいにくの曇り空だから )( 儀式用の祭壇の上、蝋燭がふたつ、揺らめく ) ………。 ( 祭壇の上には水の満ちた聖杯と、聖剣。 それから、小皿の上に盛った塩。塩に聖性を見出すという考え方は、様々な信仰でみられる。魔女の信仰でもこうして清めの儀式に使う。 消毒作用のあるせいだろうか ) [Mon 26 May 2008 20:57:27]
◆ナキア > ――― … ( 明日は、大掛かりな儀式を一つ、しなければならない。 ) [Mon 26 May 2008 20:46:42]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 自宅内、儀式用の部屋。 )』 [Mon 26 May 2008 20:45:11]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 さ、いきましょうか。 ( 枝の倒れた方へ ) 』 [Sun 25 May 2008 23:23:36]
◆ナキア > ( 魔女は使い魔から離れれば、受け取った小枝で、地面に召喚の方向でペンタクルを描き。その周りに円を描き、オガム文字を円形に沿って幾つか描いて、それもまた円で覆った。 ) … ( とん、と。ペンタクルの中心に、小枝を突く ) ――― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして全ての力の礎石よ 我は汝に祈り汝を呼ぶ 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 北極星、渦巻く空の中心よ 石よ 山よ 肥沃な大地よ ―― そしてそれに連なるものよ。 来たれ 我願う、汝が加護により我の進むべき道を示せ! ( …唱えた呪文は物々しいが、なんてことはない。 小枝から手を離し、小枝の倒れた方向に向かうというだけ。 ) [Sun 25 May 2008 23:22:27]
◆ナキア > ( ――― それにしても、もうそろそろ辿り着いてもいい頃なのに。 行き過ぎてしまったか、道を間違えてしまった か――… ) … さがしもののおまじない、しないとですかねー… ( 呟けば、使い魔は一声わん、と吠えて手近な小木に飛び掛る。 )( ぱき、と小さなオトがして、着地したわんこの口に咥えられていたのは細い木の枝。 ) あぁ、ありがとうですよぅ。 ( しゃがみこんで枝を受け取りながら、用意がいいですねぇ、と使い魔を撫でて褒めてやろう。 ) [Sun 25 May 2008 23:09:53]
◆ナキア > ( 今日は、解熱に効く薬草を摘みに来た。 この間それがかたまって生えている場所をみつけたのだけれど、あいにく日が悪くその日は摘むことができなかったから。 ) …、 ( ばさばさ、と。 不意に近くの木から飛び立ち足元に影を作った鳥の羽音に、少し驚いて足を留めた。 そんな魔女を使い魔も立ち止まって振り返り、 ) … ( あぁ、単なる鳥だったのか、と。思えば、魔女は使い魔に大丈夫だと笑みを見せてまた歩き始める。 ) [Sun 25 May 2008 22:59:49]
◆ナキア > …もう少し先、だったですかねー? ( あれぇ、とちょっと困った顔で使い魔を見ながら、首を傾げる。 使い魔ははっはっは、と舌を出して呼吸をしていたが、魔女に問いかけられれば顔を上げてくぅん、と小さく鳴いた。 ) ( 月明かりの下、森の中。 魔女は、薬草の採取に来ていた。 薬草は時間、曜日や日にち、月齢、天候によって摘む日の決められていることが少なくない。 もっとも、それは魔女の信仰における中での決まりごとであって、他の薬師や医師がどうしているのかは知らないけれど。 ) [Sun 25 May 2008 22:42:21]
◆ナキア > ( 籠を手に、使い魔とつれたって 訪れたのは、家から少し離れた森の中。 ) ( 虫の音は足元から。梟の囁きは頭の上から。 清かに響き、けして騒がしすぎることはない。 ) …… ( 手にしたカンテラの周りを小さな虫が舞い踊り、吹く風に煽られては離れ、また近づく ) …、 ( ゆっくりと深呼吸を一つ、して。 魔女は周囲を見回した ) [Sun 25 May 2008 22:31:41]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( つきあかりのもと。 )』 [Sun 25 May 2008 22:14:41]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 思いっきり使い魔のご機嫌をとることにした。 )』 [Sat 24 May 2008 19:17:28]
◆ナキア > ……。 ( 使い魔の哀れっぽい声を、聴覚にとらえた。 ) ( ―― そうだ、今日はまだ使い魔にも夕ご飯をあげていない。 ) …っ、 ( そう考えいたったところで、勢いよく布団をひっぺがし、 ) [Sat 24 May 2008 19:16:19]
◆ナキア > ( 家の中にオトはなく、外のオトばかりが耳に届く。 この家は、魔女一人には大きすぎるような気がした。 もぞもぞと、手だけ伸ばして不精に、手に触れたカーテンの端を引っ張ってひく。 )( 柔らかなベッドの上、真っ白なシーツに埋もれて。 枕に、軽く頬ずりをした。 ) …… ( おなかがすいた、感覚はない。 もう、今日はこのまま寝てしまおう。 そう思い、布団に包まろうとして、 ) [Sat 24 May 2008 19:13:50]
◆ナキア > ( それは、遠い昔のことであったような気もするし、つい最近の事件であったような気もする。 彼女が出てきたような気もするし、家族が出てきたような気もする。 あるいは、その両方かもしれない。 ) ―――― ( 思い出そうとすればするほど、それはどんどん掴みどころのない、曖昧なものになっていってしまう。 ) ( 思い出すのを諦めて、魔女は布団を抱きしめ丸くなった。 ) [Sat 24 May 2008 18:54:35]
◆ナキア > ( 眺めているうちに、瞬きのたびに。段々と、その濃さを増しゆく空の様は美しい。 ) …、 ( それでも感じた肌寒さにぶるりと身を震わせて、魔女は空から視線を外すと再びベッドにもぐりこんだ。 )( 何か、夢をみていたような気がするけれどなんだったか。 それとも、ソレは夢ではなく、寝掛けに、もしくは今のようなまどろみのうちに魔女自身が思考したことだったろうか? どっちなのかわからない。 ) [Sat 24 May 2008 18:45:07]
◆ナキア > ( ――― かといって留守でもなく。家の主である魔女は ) ………、 …ん、 ( 寝台の上でもぞり、と。寝返りを打つ。 ) …、 ( 覚醒してゆく意識。まだ、半分まどろみのあるソレは茫洋としてはっきりとせず、ゆっくりと瞬いた視界に映る部屋の様子も同様だ。 )( 風邪を引いてしまったわけじゃない。他に、どこか具合が悪いわけでもない。 単に眠たくって、…こんな頃まで眠ってしまっていたようだ。 寝転がった姿勢のまま。カーテンを閉め忘れた窓から、ぼんやり、夕刻の空を覗く ) [Sat 24 May 2008 18:38:27]
◆ナキア > ( とある地方村の片隅、緩やかな丘の上。 近くの森を背に、その家はあった。 )( 魔女の家、といってもその佇まいは、この村の他の家と大差ない。 牧場も農地もない代わり、広い庭には何種類ものハーブが育てられている事が特徴といえば特徴だろうか。 禍々しさはない。単なる田舎の一軒家だ ) ―――― ( 薄闇のヴェールのひかれ、月がほんのりと光を灯し始めた時分。 村の家々の煙突から立ち上る白い煙、漂う夕飯の香り。 けれど、魔女の家の煙突に火の気はなく、窓から漏れる灯りもない ) [Sat 24 May 2008 18:17:28]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( まじょ の いえ )』 [Sat 24 May 2008 17:58:23]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 [Sat 24 May 2008 00:55:36]
◆ルード > ん? 疲れてたのか? しゃあねぇな。 (眠ってしまった彼女の体を抱き上げて、そのままベッドへと連れて行くことにして…) [Sat 24 May 2008 00:55:33]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Sat 24 May 2008 00:53:46]
◆夏鈴 > だめー・・・ (そういいつつも眠気から、ゆっくりと瞳を閉じて、そのままうとうとと・・力をぬいて。問題がないのであれば、そのまま寝てしまうことでしょう) [Sat 24 May 2008 00:52:15]
◆ルード > む、それは困るな。 じゃあ、夏鈴が紅茶を入れている時に勝手にお邪魔することにするかな? (勝手なことを言いつつ夏鈴の頭をのんびりとなでていくことにする) 夏鈴をこうしてなでるのはやっぱりおちつくもんだな(猫をなでると落ち着くのと同じような理由らしい) [Sat 24 May 2008 00:36:41]
◆夏鈴 > ぁ・・ (引き寄せ洗えればそのまま抵抗もなくすっぽりと男の腕の中におさまる。はじめこそわずかに緊張したように身体を強張らせるも見知っった温もり、香りに次第に気が落ち着いていった様で身身体から力が抜ける) えっと、だから・・・ルードには淹れたげない・・・ (上達しても。いじわるを言いつつすりすりと漸く甘え始める) [Sat 24 May 2008 00:27:13]
◆ルード > (そのまま夏鈴が寄りかかってくれば腕の中に彼女の体を収めてしまおうとするだろう) じゃ、自分のためで良いぞ。 結果的に旨い紅茶が飲めりゃ良いんだからな [Sat 24 May 2008 00:23:48]
◆夏鈴 > ばーか・・・ (何言っているの、とばかりに今度こそ本気で呆れたような溜息。それが、この男らしさなのだろうとは思うのだけれど。それでも、それならもう少しだけ触れられてもいいか、と思ってしまう自分が居て…だからそのままぽふん、と男の方に寄りかかろうとする) んー…。仮にそうだったとしても、ルードのために頑張りたくないわぁ?何も得ないし (ふふん) [Sat 24 May 2008 00:19:28]
◆ルード > そりゃ、なでたいな。 夏鈴をなでるのは気持ちがいいのは分かっているしな? (この辺り欲望には素直な男である。 夏鈴が近づいてくればそのままこちらからも少し近づけて頭をなでるだろう) そういうもんだぜ? だから、夏鈴ももっとおいしく入れられるようにがんばってくれると嬉しいぜ? (勝手に言う) [Sat 24 May 2008 00:16:34]
◆夏鈴 > (呆れたような溜息を一つ漏らし) どーしても撫でたいの…? (答えが半分位わかっている癖にそう聞いて、YESであればそのままほんの少しだけ男の方へと席を移動しようとするだろう。NOなら興味を失ったように適当な相槌を返すことでしょう) そういうものかなぁ… [Sat 24 May 2008 00:11:21]
◆ルード > ん〜、腕はちょっと疲れるけどな。 でも夏鈴をなでたいからこうしているわけだし、気にはならないぜ? (笑みを浮かべようか。 そのまま夏鈴の頭をなで続けつつ) そうでもないぜ? 自分が飲みたいのは自分でもなかなか入れられないしな? [Sat 24 May 2008 00:07:06]
◆夏鈴 > なら… (毒をくらったところで死ななさそうだとは思ったがさすがに口に出しては言わなかった。腕を伸ばさないと届かない距離で、頭を撫でる相手に視線を向け) 疲れない?腕… (伸ばしているのはタイヘンそうだ、と軽く腕をとんとんっと叩く) いいとは思うけれど、別にルードが飲む分には私が淹れなくったって… (自分が美味しいと思えるのは淹れられるんじゃないだろうか。セスティアもいる事だし) [Sat 24 May 2008 00:04:04]
◆ルード > くっくっく、そりゃ前々からじゃないか? 今更だな。 (変わらぬ調子で笑みを浮かべれば夏鈴の頭をまたゆくりとなでていく) む、これでもちょっとは自信があったんだがな…。 じゃ、夏鈴に入れてもらうのが一番良いのかね? 夏鈴の好みのものも入るわけだしな? (にやりと笑みを浮かべようか) [Sat 24 May 2008 00:00:08]
◆夏鈴 > (微妙に意図が間違って伝わったようで少し戸惑ったような表情を浮かべつつ) 悪食っぽい・・ (見た目が。ぽつりぽつりとではあるが少しずつ、元の調子に戻り始めているよう・・?) あ、うん…。ちょっと驚いただけだから… (あの日から距離をおいてたから、ちょっと驚いたのだ。別に触れられて嫌だったわけではない) そりゃぁー、当然でしょ?一番は私が淹れたものに決まってるし… (専門店とかで出されるのを除外した場合、自分の好みに合致するように淹れられるのは自分自身以外にそうはいないと思っているよう。) [Fri 23 May 2008 23:50:14]
◆ルード > そんなに食べそうか? (にやりと笑みを浮かべ、そしてびくりと震えた夏鈴に少し眉をひそめる) ん? 大丈夫か? (尋ねつつ) ん? それじゃ、思ったよりもおいしくなかったか? 残念だったな(ぽりぽりと頬を掻く) [Fri 23 May 2008 23:45:03]
◆夏鈴 > なんか、根拠はないけど…。何食べても平気そうな顔してるような気がするから・・・ (ほんの少しだけ、嫌味。) ! (撫でられるのには、露骨に身体がびくっとふるえる。その後、自分でもそんな動きに驚いて、困った様な戸惑ったような、或いは申し訳なさそうな顔へと表情をころころとかえ、視線を揺らす) 美味しいのを期待した…のよ・・? (ちょっとむっとさせてしまったかと思って、心配そうな視線を相手にむける) [Fri 23 May 2008 23:36:51]
◆ルード > 丈夫だって、毒にはあんまり関係ないと思うんだがな? (苦笑を浮かべつつ、普通の紅茶だという夏鈴に苦笑を浮かべてそのまま軽く頭をなでようとするだろう) そんなにまずいお茶でも期待したのか? 残念だったな? [Fri 23 May 2008 23:32:40]
◆夏鈴 > …るぅ… (…) 「アナタ」は頑丈だから… (やはり何所かよそよそしく言い直して) 味… (恐々といった様子で、紅茶を見つめた後、意を決して) イタダキマス… (ぎゅぅっと瞳を瞑って、一気に飲み干す。冷めているから火傷はしないけれど) はふっ…。ん、思ったより、は普通…かな・・・ (なーんだ、とでも言いたいようなそんな口調。) [Fri 23 May 2008 23:27:34]
◆ルード > 一応、同じものはのんでるけどな? (笑みを浮かべ同じポットから紅茶を自分のカップに移して飲んで見せよう) それより、味はどうだ? 旨いか? (男としてはそちらのほうが気になるようだ) [Fri 23 May 2008 23:22:15]
◆夏鈴 > … (紅茶をしげしげと眺めた後) 変なの入れてない? (普段料理しない人が料理しようとして砂糖と塩を間違えるみたいな。また、男なら一服盛る位しそうだと思って) そうだっけ?覚えてない・・・ (そういえば、そんなことがあったような気がしないでもないけれど) [Fri 23 May 2008 23:18:39]
◆ルード > そら、これくらいなら俺もできるからな? (紅茶を自分で入れたのか、と聞いてくる夏鈴に笑みを浮かべて応えよう。 一応奴隷を買う前は自分で全部やっていたのだ。 普段はやらないだけでやろうと思えばやる、というレベル) 飯だって自分で作ることあるだろ? [Fri 23 May 2008 23:12:58]
◆夏鈴 > そぉ… (以前ならここで可愛気のない嫌味を返すのだが、返したのは生返事だけ。言われて気分の悪いものじゃないいし、そういうものなのかなと思うのだが…どうにも素直に同意したりできないよう。猫が腕を伸ばせばようやく男に触れられるかどうかという微妙な距離を保って腰を下ろす) ん、ありがと… (カップを手に、ぎこちないながらも弱く笑みをむける。 今日は、男のために紅茶を入れた覚えはない・・・) 淹れたの? (自分で?) [Fri 23 May 2008 23:08:31]
◆ルード > (ちょっとギクシャクとしているのは自分にも責任があるので仕方が無いことでは在るのだが) 別になにか期待しているわけじゃないけどな。 似合っているものは似合っている、って言った方がいいだろ? (そして近づいてきた夏鈴用にと覚ました紅茶を用意しようか) [Fri 23 May 2008 23:01:28]
◆夏鈴 > (かけられた声に、眠い気な視線をおくるとすぐに視線を離す。この前のこと、があってからは何かにつけて男に対して素っ気無い態度になってしまう猫。単純に気まずさからくるものであるのだけれど、アマノジャクで素直じゃない性格の猫は、自分ではどうしようもなくてついつい動きがぎこちなくなってしまう。今日だって、お昼を作った癖に一緒に食べずに少し時間をずらしていた位だ) 褒めても何もでないけれど? (褒められたのは素直に嬉しかった…のだけれど、ついついこういう口調になってしまう。のんびりという誘いには、逡巡した後ゆったりとして歩みをそちらへ進めることで答えとした。) [Fri 23 May 2008 22:56:48]
◆ルード > お、似合ってるじゃないか、夏鈴。 団扇でもあればもっと良かったか? (にやりと笑みを浮かべてやり、夏鈴を手招きする。 暑いので肌を重ねるのは嫌がる可能性もあるのだが) こっちにきてのんびりしないか? [Fri 23 May 2008 22:46:50]
◆夏鈴 > (大あくびを一つ。辛うじて、口を手で覆ったが欠伸をかみ殺すという慎み深さなどどこかに捨てやった猫は、瞳の端にわずかに雫がたまっていた。 にわかに暑くなってきたこともあり、時期は少々前倒しすぎな気もするが昨年もらった浴衣を身につけていた。) [Fri 23 May 2008 22:42:27]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(ふぁ…)』 [Fri 23 May 2008 22:39:11]
◆ルード > (大分外も暖かく…というよりは暑くなってきた今日この頃。 月は見えないが曇り空でそれなりに涼しい。 牧場の敷地内の東屋にカンテラを照らしていた) [Fri 23 May 2008 22:36:38]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『(今日も外』 [Fri 23 May 2008 22:32:57]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 今は月が出ているから、 もうしばしこのままで )』 [Sat 17 May 2008 22:37:38]
◆ナキア > ( いうなればこれは精神統一の一種で、傭兵さんとかにとっては日々の鍛錬のようなもの。 その基礎の基礎、基本の基本。 信仰としては、身のうちに月の女神の力をとりこむ、と、そういう事になるけれども。 ) ( 月光浴、という ただそれだけの、行為だけれど。 こういうのもやはり、積み重ねが大切。 …晴れた日ばかりではないから、毎日はできないのだけれど。 ) [Sat 17 May 2008 22:36:31]
◆ナキア > ( 呪文の言葉は、己ではなく先達が考案したものであるからして、実際に己が無垢だとか純潔だとか思っているのではなく、ただの形式だ。 一説には、月光を浴びることで満ちゆく月の女神の無垢さを身のうちに取り込んだことになるとか、同一の存在と見たてることで力を得ることが出来るとかなんとか。 そのへんの解釈も人それぞれである。 ) ―― 今、わたしは 現在のわたし以上にならなければ、ならない。 外面だけでなく 内面もまた 真実を求めるように。 ―― この場に集う 全ての神々よ。 私の 内なる魂の汚れを、払いのけてください。 外面と内面の命とが ともに、一つに結びつきますように――― … ( 詠ずる言葉は、うたうように ) [Sat 17 May 2008 22:27:53]
◆ナキア > ( …すぅ、と 息を、吸い込んで ) ――― わたしは、ただ一人の 私であり あらゆる自然の一部で在る。 … 私は 私のままであり、 それこそが 自然である。 … 私は 無垢であり、 純潔である 。 ( 口に上らせる言葉は、本来は儀式中の文句の一部。 けれどソロウィッチたるこの魔女は、この言葉を好んで月光浴の際の集中に用いていた。 ) ( …瞼が、 ゆっくりと上下し。 一呼吸 ) [Sat 17 May 2008 22:08:47]
◆ナキア > ( 草木を揺する風の、運んでくるのは初夏の草の香。 まだ、青く未熟な 満ちゆく月と、同じ。育ちきる前の ) …… 。 ( その香をいっぱいに吸い込んで、ゆっくりと吐き出そうか。 魔女の腹がふくらんで、次第にしぼんでいく ) ( 丘の上、佇んで。 なにをしているわけではない、なにを待っているわけでもない、 ただ、魔女は 月の光を、浴びていた。 ゆっくりゆっくり、そのチカラを身に染み込ませるように。 自然と一体化していくように。 ) ( …雨粒でも受けるかのように。 ほろ、ほろ こぼれおつる、月光に向かって 両手を、少しだけ伸ばし ) [Sat 17 May 2008 21:58:19]
◆ナキア > ( その無垢な白き光の下 )( 魔女は天を見上げていた。 なだらかな坂の、小さな丘の上。魔女の足元には、使い魔たる黒い犬が伏せっている ) ―――― … ( 目を伏せ ゆっくりと開き また、伏せて ひらく )( 呼吸と同じ速度で刻まれる、ゆったりとしたリズム ) ( 虫の音が、 響く ) [Sat 17 May 2008 21:44:52]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( みちゆく、つき )』 [Sat 17 May 2008 21:30:42]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(いたくて こわくて そしてとてもさびしいよる)』 [Wed 14 May 2008 02:51:38]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 その日私はまた居もしない敵と戦って、また1つ孤独になった 』 [Wed 14 May 2008 02:49:38]
◆ランシャオ > ( 相手と違って妖精は酷く大雑把にしか他人を判別出来ない。 悪意の「ある」か「ない」かだ。 だから例えばこう――自分を騙して売り払おうだとか、そういう類の思考には酷く敏感だけれども、今の彼女のように“恐れてる”なんて感情は露ほども察する事が出来ない。 )( それはきっと彼女の本心なんだろうか。 迫害され続けて彼女が望んだものは平穏。 印南蛍は静かに暮らしたいのだろう。 激しい幸福と深い悲しみを得てしまうよりも。 多分。 ) ………ほ…ほんとに…もう追っかけたりしなければ…何もしない……? 痛いのも…怖いのもない…? ( それを自分に言われたものだと思って怯えながら尋ねる。 死ぬのは嫌。 痛いのは嫌。 怖いのは嫌。 それだったらなんだって我慢するから、どうか許して下さい。 ) ――――………? ( 利用されてたとか、そういうのにはやっぱり意味がよく分からなかったけれど。 ) ………(こくり) ( 頷いた。 確かに自分のしている事が相手にどう思われてるかとかの意味ならよく理解していなかったし、何よりも相手の指が少し緩んでくれたから、それを否定するとかそういうのは怖くてできなかった。 ) ……うん…したい……ね… ( 同意したけど少しだけ視線を逸らした。 悪意が無くてもこういう事をされる時があるのだというのを知ってしまって、前々からしこりとして残っていた怯えがより刻み込まれてしまったから。 )( 怪我は静かな所で寝ていればいつかは治る。 出来ればそこは自然に囲まれた場所が良い。 室内でも適当な草花を手折ってそれを布団や枕にすればいいだろう。 もし妖精の手当てをしようとするのならその事を伝えようとするだろう。 ) [Wed 14 May 2008 02:46:06]
◆印南蛍 > ( 先天的にか後天的にか、印南蛍は他人を注意深く細部まで観察する癖がある。 同時に自分に向けられる視線を酷く嫌う―――という点において、妖精の存在は「一方的に見られていて」「此方の目から逃れてしまう」という厄介で不明瞭なものだった。 単純にそれだけでも、怖いのだ。 ) 私達はただ普通に静かに暮らしたいだけなんだよう―――――誰も追いかけてこなければ、誰も余計な事をしなければ、なにもしないのに。 ( 妖精が泣いている。 謝っている。 嫌だ、こういうのを見たいわけじゃない。 何でいつもこうなってしまうんだろう。 お父さんの血が呪われているんだろうか? 私が私だから、また殺さざるを得ないんだろうか? 嫌だ。 ) ――――…よくわからなかったんだよね? 自分がしてること。 ランシャオはちゃんと分からないまま利用されてたんだ。 そうだよね? ( 捉まえた指を少し緩め、妖精の荷物を纏める。 手当てしたいけど、人間と同じじゃないみたいだ。 病院で治せるだろうか? うちに連れて行ったほうが良いだろうか? とにかく、街に戻ろう。 ) …また楽しくお話ししたいよ。 [Wed 14 May 2008 02:24:57]
◆ランシャオ > ( 生きるとか死ぬとか。 そういう境界線が酷く曖昧である。 今はもう殆ど動けなくて、そして痛くて苦しくて気持ち悪くて怖くて。 )( けれどそれでも死ぬ。 出血多量とかそういうのは無いけれど、傷が深かったりすれば動けなくなって普通に死ぬ。 今もそれなりには危ないけれど、それを自分自身が自覚していないから行動にも表れない。 ) あくっ…… ( 鷲掴みにされた拍子に羽ペンが胸から取れて落ちていく。 悪意がたちこめる雰囲気は駄目だ。 そしてそれが私自身に向けられたりしてたりしたらもっと駄目。 涙のせいだけではなく視界が少しずつぼやけていく。 ) ( それはそんなに変な事何だろうか。 こうして怖い思いをするぐらいにいけない事何だろうか。 )( きっとそうなんだ。 私がいけないんだ。 私がいけないから蛍は怒ったんだ。 悪戯ばっかりして、わがままばっかり言って、おおよそ好かれるような事なんて何にもしてない勝手なことばっかりで。 ) ―――――(あ)――ごめん…なさい…… ( そう。 あのときだって結局何もしてなかった。 ただ見るだけ。 助けなかった私が悪い子。 悪いのは私。 ) ごめんなさい…ごめんなさい…… ( いつものような雰囲気ではない。 ただこれ以上怒られるのを怖がる子供のように、折檻を恐れる幼子のように手の中で震えながら言葉を繰り返す。 ) ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…――― ( 私が悪かったんだ。 彼女の言っている意味が今もまだ分からない私が悪いんだ。 私が駄目なんだ。 ) [Wed 14 May 2008 02:12:41]
◆印南蛍 > ( 伸ばした手が妖精を鷲掴みにする。 羽ペンは致命傷じゃないのか、思ったよりは元気だ。 でも―――もう後戻りはできないかな、とも思う。 ) 私ね、変だと思ってたんだよ? 何処にでも―――こんな所にでも現れるし、本当に直ぐ其処まで近付かれても気がつけないし、普段なにしてるのかわからないし。 ( 妖精が居なくなったらどうなる? 「敵」がもっと積極的に動き出すだろうか? どちらにしてもリスクばかりだけど、このまま帰すのとどっちがマシだろうか? 家を捨てて逃げる? 何処へ。 逃げ場なんてもう無い。 ) ―――自警団にさ、居たでしょ? なんで? どうして助けてくれなかったのかな。 …あいつらの仲間だからだ。 最初ッから。 [Wed 14 May 2008 01:57:19]
◆ランシャオ > ( 怖い ) ( 竦んだ。 痛くて怖くて痛い。 それに怖い。 彼女の声が荒々しくなっていくたびに、私にとって本当にダメな物がその台詞の中に混ざり始めてくる。 けれど痛くて痛くて動けないから、ただその台詞を怯えながら耳にしている。 ) ――――― ( え? ) え? ( それを聞いた私は多分、本当に間抜けな顔をしているんだと思う。 )( 監視してたんでしょ? ) え? ( その意味がまるで分からなかった。 どうしてそんな事をするのかとか。 なんでそんな風な事を蛍が考えたのか。 確かに私は姿を消せて、彼女には見えなくなることができるけれど。 )( そもそも 監視されたら困るような事を彼女はしていたんだろうか とか。 ) ( 痛くて動けない。 痛みと悪意は私にとって何よりの天敵。 だから彼女の微笑みを震えながら見つめていて、手が伸びた時に逃げようと体を捩じらせたけどただそれだけしか出来なかった。 ) [Wed 14 May 2008 01:47:34]
◆印南蛍 > 私は悪くない。 私達は悪くない。 皆で私達を追い詰めるから、誰も助けてくれないから、やらなきゃこっちがやられるからッ。 ( 弱気な声にじわじわと敵意と殺意が混じりはじめ、声は大きくなっていく。 勝手に押しかけた叔父も叔母も、昔の話を掘り起こそうとした男も、ある日いきなり謂れの無いお金の催促をしに来た女も、いつも助けてくれない自警団も、皆敵だ。 ) ずっと私のこと視てたんでしょう? 姿を消されたら私、気付けないもの。 ずっとずっと、私が何してるか監視しながら近付いてきたんだ。 人畜無害みたいな顔をして。 ( 再び顔を上げて微笑みかけると、妖精に手を伸ばす。 そう。 コイツは。 ずっと。 私を監視してた! 何も知らない顔をして、今した話なんて皆知っててとぼけてるに違いない。 ) [Wed 14 May 2008 01:36:58]
◆ランシャオ > ―――――――― ( 首を 傾げた。 ) 何を言ってるの? ( それぐらいしか 言えなかった。 )( 蛍のお父さんは人殺しで怖い人が沢山家に行ってお母さんは消えてしまってとっても頑張ってけど人殺しの子供はやっぱり人殺しなのかもしれなくて、それはつまり蛍は人殺しなのかもしれないという事なので。 ) ヒトゴロシなの? けい? ( 痛みすらも忘れて問い掛けた。 それはただの早とちり。 けれど正解を言ってしまってる早とちり。 )( あの向こうには行ったことが無い。 なんだか怖かったから。 駄目だと本能が命令したから。 ) [Wed 14 May 2008 01:20:25]
◆印南蛍 > 最初はね、怖い人達が沢山うちに来たの。 お父さんは頭のイカレたヒトゴロシで、私はその血を受け継いだヒトゴロシの一族なんだって。 誰も居なくなるまで隠れて、誰も来ないところに逃げて、お母さんはもう疲れたってどこかに行ってしまって。 でも私達はまだやりたい事が沢山あったから、頑張ったんだよ。 できる限りの努力をしたの。 最善の手を尽したの。 ( この状況で口を割らない妖精の脇に座って、此方から口を開いた。 悪いのは私じゃない、私達は考えられる最善を尽したって話。 ) ヒトゴロシの子供はヒトゴロシの子供だからまた人を殺すかもしれないんだって。 うん、本当、そう、違うのに、そんなに言われたらそうなっちゃうじゃない。 やりたくなくったって。 ( 立膝の上に額を乗せて項垂れる。 見晴らしの良い丘の向こうには草原が続いていて、其処には死体が埋っていた。 去年、私が埋めた女の人の。 ) [Wed 14 May 2008 01:12:49]
◆ランシャオ > …………蛍……? ( 何で彼女は笑っているんだろう。 私は胸に羽根ペンが突き刺さっていて。 それで痛くて苦しんでいて。 けどこの状況を見て何でそんな風に振る舞えるのか。 )( 少しだけ考えを巡らせれば答えは簡単で。 けどそれを認めたくないから嘘と呟いた。 ) そ、それは違うよ……最初は居ると思ったもの! けど実際に来てみたら居なくて……(ケホッ)……それで…えっと…… ( 勝手に秘密の隠れ家に入ろうとしたこと。 蛍はそれに怒ってるのか。 だからこんなに冷たいのか。 羽根ペンが突き刺さっても血は出ていない不可思議の胸を押さえながら、精一杯に足りない頭を巡らしていこうと努力する。 ) え…えっと……勝手に入ろうとした事…とか……? ( 痛いという部分に考えの殆どを奪われてそんな事しか考えられない。 彼女が恐れているとは気付く由もない。 人間が、自分みたいなちっぽけな存在を恐れるなんて考えた事すらも無い。 ) ―――蛍が…これ…したの? 違う!………よ…ね……? ( 違うと彼女に言って欲しかった。 もしくは偶然だとかたまたまだとか何かの間違いだとか。 だって私―――蛍にこんな事される理由なんて思いつかない物。 ) [Wed 14 May 2008 01:00:42]
◆印南蛍 > ―――あ、これ美味しそう。 ( 手に取ったお菓子をゆっくりと集め、私は薄く笑った。 あれこれと並べたお菓子と水筒のお茶でささやかな夜のピクニック。 芸能横丁の話とか、学校の話とか、他愛ない話をしながら夜更かしをするのだ。 …きっと楽しかっただろうな。 ) ( でも嘘だ。 そんなの全部嘘。 嘘。 嘘。 ) それとも、私が「居ないから」来たのかな? ( 妖精の胸には羽ペンが刺さっている。 お手製の罠、案外上手くできるものだ。 妖精くらいの小さな身体ならこれくらい酷い事になるのは十分、予想できていた。 ) どうして? 私が、 何に。 怒るのかな? ( 怒りなんかじゃない。 私が今必死で抑えているのは、「恐怖」だ。 誰が敵だか味方だかわからない恐怖。 姿を消す事が出来る妖精がいつでも自分を見張っている恐怖。 隠した物がとっくに見られているかもしれないという恐怖。 安穏とした暮らしがまた崩れ始めた恐怖。 ) [Wed 14 May 2008 00:47:50]
◆ランシャオ > ( なんでそんなのがあるんだろ。 さっきまでは無かった。 私が持って来てそれを落としたって訳も無い。 だってそんな物を私は使わないから。 ) ( 再び苦しそうに咳き込んだ。 ああ駄目だ。 痛い。 痛いから何も考えたくない。 ただそれが過ぎてくのをじっと待っていたい。 ) ―――――! け……… ( 痛くて痛くて、待ち人がやってきたのに声をかけられるまで気付かなかった。 誰かが来てくれるのを待っていたから私は思わず嬉しそうな声を上げそうになったけど )( けど、待って。 そもそもなんで羽根ペンなんかが飛んでくるような事になっているの? ) ――――……う……… ( 繰り返された彼女の質問に言葉を失う。 うん、まあそれは、そうだけど。 ひょっとして ) ……………おこって……る……? ( いつもの悪戯がバレタ時のようなしおらしさではなく、小さく震えながら彼女にたどたどしく尋ねた。 ) [Wed 14 May 2008 00:37:54]
◆人影 > ( 無言。 人影はゆっくりとそのガラクタ馬車しかない丘を登る。 雲間から覗く薄い月明かりがその人影の背中側から照らし、表情は見ることができない。 とっくにその妖精の悲痛な声は聞こえていそうな距離なのに、まるで聞こえていないみたいなゆっくりした足取り。 やがて人影は丘の上に辿り着き、暫し無言で妖精の姿を見下ろした後、散らばったお菓子をがさがさと集め始めた。 ) ( ) ( ) なにしてたのかな? ( ) 私が居ないの、わかってたよね? ( ) わかってたよね。 [Wed 14 May 2008 00:19:38]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『 ゆら、人影 薄曇りに月を背負って 』 [Wed 14 May 2008 00:13:08]
◆ランシャオ > ( 何かが飛んできたのは分かった。 それが胸にぶつかったのは分かった。 ただそれでも何が起こったのか分からない。 ただひたすらに痛みを訴えている胸の痛みを少しでも和らげるように蹲りながら子供のように泣きじゃくっている。 ) やだよ……痛いのはだめ…やだ…やだ………! ( 痛いのだけは私は本当にダメなんだ。 それはあまりに苦しくて、辛くて、トラウマで。 何にもできなくなっちゃう。 ) 蛍…誰か……―――― ( 助けを請う言葉を呟いた時、目の前に私が持ってきたお菓子以外の何かが落ちている事に気づいた。 ぽろぽろ零れる涙のせいで視界がぼやけるけどあれは―――羽根ペン? ) [Wed 14 May 2008 00:11:36]
◆ランシャオ > ( 手提げ袋がするりと落ちて中身が四方八方に飛んでいく。 そして空を飛んでいた妖精も力無く落ちていく。 ) ケホッコホッ――― ( 骨が折れたりとか血を吐いたりとか内臓が傷ついたりとかは無い。 そもそも自分自身でも自分の体の構造がよく分かってない。 けどそれでも苦しい。 普通に呼吸をするというなんでもない事が困難になる。 それになにより。 ) いたい……こほっ…! ………いたぃよぅ……… ( クロスボウによって発射された羽根ペンが命中した胸を苦しそうに押さえてすすり泣く。 )( 痛い痛い凄く痛い。 ) [Tue 13 May 2008 23:58:23]
◆ランシャオ > ( そしてドアが半分ぐらい開いた時。 ) え? ( 風切り音と一緒に何かが飛んできてそれが胸に当たって。 一体何が起こってるのかまるで分からなかった。 ) [Tue 13 May 2008 23:47:14]
◆ランシャオ > ( ―――――― ) ( はぁ ) なんでそんなのにびびるんだってーの。 アホか、私。 ( 自分の頭をぽこっと殴る。 そんなバールだなんて珍しいものじゃないわよ。 それにこういう不便な所なんだし、何かあった時のためにーって事でそういうのを持ち込んでいてもなんも不思議じゃない。 ) まったく自分でもたまに臆病っぷりに呆れちゃうわね―――と。 ( そういえばもう一冊の本。 なんだろうあれ。 一冊は月明かりが頼りなくてよく見えないけど、もう一冊の方はなんにも書かれていない。 ……日記か何か? ) みっちゃおっかなー。 それにいい加減これ持ってるの重いし、今日の所はちょっと勝手にお邪魔をしちゃおっかな。 ( 半分冗談を口にしつつ、今日は風が寒いのもあって中で待っとこうというのを決意。 まあ鍵とかなかったらの話だけどね。 ドアノブに小さな手を掛けてそれをゆっくり回そうとする。 ) [Tue 13 May 2008 23:40:17]
◆ランシャオ > ( 馬車の中に灯りは見えない。 その事にあーあ、と溜め息を吐きながらも私にとってちょっぴり重い物を持ってきた未練もあってその馬車に近づいて行く。 どうしよっかな。 蛍が来るのを期待して一人で待ってよっか。 けどもう遅い時間だしなあ――― ) ――――……ん? ( 中の様子をちょっと見てみよっかなって窓を覗いたとき、そこにある何かを見つけた。 月明かりが頼りなくて良く分からないけど……あれは本……と……――― ) ( どきり ) ( バール? なんでそんなのがあるんだろ? ) [Tue 13 May 2008 23:20:14]
◆妖精 > まったくもう…ホントにあそこまだ秘密基地として使ってんのかしら? 折角行ったのにまた居なかったりしたらもーのすごい無駄足なんだから。 今日は自前でお菓子もちゃんと用意したのに! ( 小さな妖精が持つには大きな手提げ袋。 その中には飴とかクッキーやらのお菓子が一杯に詰まっている。 )( なんだかちょっとぎこちなかった時もあったような気がするけど、きっとそれはなんかの気のせい。 ああいう事があった後だし、少しはそうなっても仕方がないのかも。 けどほらアレだ、こうして食べて笑って過ごせばそういうのもすぐに無くなるに決まってる。 ) いるかなー蛍? ( そろそろ傾いた馬車が見えてくる頃合い。 そこに灯りが点いてたりしたら蛍がいること確定! ) [Tue 13 May 2008 23:09:26]
◆妖精 > ( 地方村へ続く道の外れ/小高い丘の向こう/打ち捨てられた馬車の残骸 ) ―――― ( 小さな小さな体をした妖精は、今日はそれに見合った程度の声で歌を歌う。 それは芸能横丁でも聞いた事の無い歌。 だけど何故かよく知っている懐かしい歌。 )( 果たしてこれはいつ知った歌なのだろう? まあどうでもいっかそんな事。 そんな結論を出すと私は例の秘密基地の方向へと足を、じゃなくて羽根を進めていく? むう、そういえば飛んでる時は何て言えばいいか良く分からないな。 まあどうでもいっかそんなことー。 ) [Tue 13 May 2008 22:54:22]
お知らせ > 妖精さんが入室されました。 『らん らん ららららら―――』 [Tue 13 May 2008 22:49:37]
お知らせ > ジューダスさんが帰りました。 『( 宿にたどり着いたのは、小一時間後。 )』 [Sat 10 May 2008 01:51:44]
◆ジューダス > (時折、草むらからざわめきが聞こえる。羽虫か、それとも他の何かか。夜明けまでは残り四時間といったところか。いよいよ帰るべきか微妙な線になってきた。土地勘の無い場所で、迷子になっても困る。なによりこの暗さでは。或いは、民家に一夜、宿を請うというのも手ではあるが…。男は自分の口下手を自覚していた。ついでに人相の悪さも。上半身をまげて、靴紐を少し緩める。これで大分足は楽になった。また歩けそうだ。――やはり今夜は、帰ることとしよう。) [Sat 10 May 2008 01:42:45]
◆ジューダス > (空は今宵も曇りだ。嫌われているのではないかと思うほどに。歩き続けてきた足が少し痛む。立ち止まり、足首を回して、また歩き始める。夜目は利くほうだと思う。闇に閉ざされた道を、慎重に歩き続ける。随分遠くまで来てしまった。今日中に宿にもどられなかったら、道端で一夜を明かすより他無い。それは男にとって別段苦にはならない、せいぜい怪訝な視線をいつもよりも多く浴びるだけだ。) [Sat 10 May 2008 01:19:34]
◆ジューダス > (そう告げて、扉を閉める。都心で仕事が見つからないのならば、農業の手伝いでも募集されていないのかと此処まで来ては見たが、季節柄、畑は暇らしい。農家を離れ、夜の小道を一人歩く。随分と草が伸びてきた。春は既に終わり、初夏の季節がやってくる。一年のうち、もっとも太陽に祝福させた季節が。ぼぅと歩いていたら、小石につまずいて転びかけた。数歩よろめく。しばらく町にいたせいか、悪路に不慣れだ。) [Sat 10 May 2008 01:06:38]
お知らせ > ジューダスさんが入室されました。 『 …失礼した。 』 [Sat 10 May 2008 00:59:22]
お知らせ > 印南蛍さんが退室されました。 『時々様子を見にこよう…私が居なくても此処に来ているのか。』 [Mon 5 May 2008 01:26:42]
◆印南蛍 > ( 上手い事管にセットした「羽ペン」を固定して頷く。 「矢」は使わない。このトラップで妖精を殺したいわけじゃない。 ただ、私の事を嗅ぎ回っているのなら尻尾を掴みたいだけ。 気付いているのに黙って怯えていられるほど、私の精神力は強くないから。 ――――羽ペンでも、十分な勢いで発射されればあの小さな生き物には十分な怪我を負わせられると思う。 ) ( 扉を閉める前に座席の上にあれこれと置いておく。 「バール」と「意味深なノート」と…私達家族の運命を弄んだあの本。 表紙になにも描かれていない奇妙な本。 「咎人の血」と題された不愉快な本。 窓から見える位置にそれらを放り込んで、扉をゆっくりと閉める。 きりきりと弦が引き絞られる音がした。 ) [Mon 5 May 2008 01:22:42]
◆印南蛍 > ( ぎりぎり、ぎりぎり、ぎりぎり。 耳障りな音を立てて弦が軋む。 フックを通して天井から扉のノブへ繋がった、クロスボウの弦。 ある程度の反動を期待できるようにしつつ、天井のフックの耐久力を気にしつつ、私はそれを引っ張りながら高さを調節する。 ドアノブを引いて扉が半分くらい開いた所で斜め横から発射、だ。 高さはノブの辺り。 あの大きさならこの扉を開けるとき、其処に絶対居る。 ) ――――私は悪くない。 私は悪くない。 私は悪くない。 [Mon 5 May 2008 01:13:21]
◆印南蛍 > ( 打ち捨てられて放置された馬車の荷台は元は立派だったと思われる硝子窓のついた黒塗りにソファつき室内。 東側には南北を貫く道があって、北に行くと何処かの地方村の農場に続いている。南側は小さな林道を挟んでヴェイトス市街。 西側は背の高い草の生えた大きな草原がずっと続いていて、ヒトが分け入るのを拒んでいる。 その向こうに何があるか、私も知らない。 ) ( 此処は私の秘密の隠れ家。 隠れ家、だった。 偶然か必然か、妖精が私の周りを飛び回るようになるまでは。 最初は楽しくやっていたのだ。 悪戯好きだけどどこか憎めない子だと思った。 此処の事は内緒だよ、って約束したり、街でも時々見かけたり。 ) ―――――。 ( でも嘘だ。 嘘だったんだ。 アレはきっと私の事を見張っている連中の手先か、利用されているのか、兎に角――――「姿を消す事が出来る妖精」が「たまたま私のところに来て」「秘密の隠れ家で出会う」なんて。 都合の。 良い。 話。 私はあの妖精の姿が全く見えないのだ。 一方的に監視されているかもしれない。 致命的なところをもう見られているかもしれない。 場合によっては■さなくちゃいけないかもしれない。 …もうそんな事したくないのに。 もう終わった事なのに。 私達はただ普通に、平和に、暮らしたいだけなのに。 ) [Mon 5 May 2008 01:02:48]
◆印南蛍 > ( 先ずは掃除をした。 このあいだ―――もう何ヶ月も前になるけど、このあいだ来た時は不味かった。 取り乱して暴れて、あちこち内装に傷がついている。 割ってしまったカンテラの替えも持ってきて、破片を片付けて、一応の体裁を整える。 元々左斜め後ろに傾いていた車体は前よりもまた僅かに、傾いている気がした。 ) ――――――。 ( 人の気配は無い。 耳を済ませて目を閉じても、羽音は聞こえない。 妖精が嘲り笑うような気配も。 何度か「居るの?■■■■■。」「居るんでしょ?出てきてよ。」とさも気付いているような顔をして声をかけてみたが、反応は無かった。 ) ( …確証は無い。 確かめる術も無い。 私はもうそのことは考えないようにして、天井に小さな金具のフックを打ち付け続けた。 コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、と金槌を叩く音が嫌に響いて、大きく息を吸い込んで止めた。 ) [Mon 5 May 2008 00:52:12]
お知らせ > 印南蛍さんが入室されました。 『 地方村へ続く道の外れ/小高い丘の向こう/打ち捨てられた馬車の残骸 』 [Mon 5 May 2008 00:45:39]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『仕方が無いだろう? (鬼は説教を聴きながらもどこか楽しげだったとか』 [Tue 29 Apr 2008 19:48:26]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Tue 29 Apr 2008 19:47:18]
◆夏鈴 > ドスケベ…。だからそーいうのをねぇー… (やめなさいといいたいのです、とむーむーとお説教を家につくまで続けた猫でありました…?) [Tue 29 Apr 2008 19:47:10]
◆ルード > む。 触らせてくれないか。 それなら仕方が無いな。 腕の中のこの夏鈴の感覚を楽しみながら帰るかな? (楽しげに言いながら牧場への道を進むことにしよう) [Tue 29 Apr 2008 19:43:56]
◆夏鈴 > む、むー… (何か素っ気無く言い返したいのだけれど、何所かまんざらでもない気がして) わ、ひゃっ!? (不意に宙に浮くからだ。驚いたまま、咄嗟にバランスをとろうと男の首に腕を回す) えーやだ。触られたくないから、ダメー… (言いつつ、猫耳を引っ込める。本気で嫌がっているわけではないのだけれど、ちょっとだけいじわるをする。) [Tue 29 Apr 2008 19:38:55]
◆ルード > そうか? でも、夏鈴がいつもの調子になってよかったぜ? (そういえば夏鈴の体を抱き上げて立ち上がろう) ん、いや、なんとなくさわり心地がよさそうだったからな。 嫌なら触らないけどな? (そういいつつ、夏鈴の体を抱き上げ、牧場に帰るつもりらしい。 当然、お姫様だっこである) [Tue 29 Apr 2008 19:33:47]
◆夏鈴 > あ、あれは…な、何かの間違い、嘘だもん… (指摘されれば慌てた様に否定するも今更手遅れすぎというもの。揚げ足をとられた上に、なんだかうまいことまとめられたようで少しだけむぅとする。) えっ、あ、ぅ、うん… (今回はいじわるなことをされたのが切欠…の一つであるから、そうするな、と言ったのだけれども、どうやら意地悪しなければ悪戯していいよと行った事になっている模様。間違ってはいないけれど、間違っている解釈に思わず口元が引きつる。それも今更の事なのだけれど。何だか気が抜けてしまう。ペースを乱される、というか) 全く… っ!? (疲れた、というように大きく溜息をついたら、耳を撫でられて酷く驚いて。) な、なに? [Tue 29 Apr 2008 19:29:00]
◆ルード > そうか? んじゃ、夏鈴も俺も悪くないって言ってるぞ。 (さっきの言葉とあわせてどっちも悪くない。 どちらも悪いの裏返しで結果はあんまり変わらない) 了解、夏鈴をやさしく変なことをしてやれば良いんだな? (少しばかり調子が戻ってきたようで安心をしつつ、了解というようににやりと笑みを浮かべよう。 そのまま、軽く抱きしめる力を緩め、耳元を軽く撫でてやろう) [Tue 29 Apr 2008 19:22:58]
◆夏鈴 > (ひっぱたいたつもりが、勢いが足らず抓る形に。こんな時であるのに、不謹慎にも「変な顔…」とか思ってしまう猫はどうかと思います。) ルードは嫌いだよっ… (いいと言ったのに謝ってくる男にかけたのはそんな言葉。 そもそもの原因のルーツを今の猫が考えたとすれば、ルードに変われたこと、自分が奴隷になったこと、…・遡り捲くれば自分が生まれてきたことにまで到達する勢い。ビバ・ネガティブ。それでも少し調子を取り戻してきたのか) 嫌よ、私は悪くないもん… (相手からの提案にはつんと顎を逸らして見せた。…さっきまでの殊勝さは何所へいったのやら。欠片でも相手の非を見つけたらちょっと強気になる。素直じゃない…というより可愛げというものが欠落しているような気もする。) ま、でも、ルードが、どうしても…2人とも悪かったって言うなら… (相手の提案を呑む代わりに何かしろ、とでも言いたげな顔。豪華な食事?お買い物?) 変な事する時、あんまり酷い事しないで (小さく言ったのはそんな他人からすればどうでもいいこと。) [Tue 29 Apr 2008 19:17:33]
◆ルード > (ぐにりと頬を引っ張られつつ、そのままやられるがまま) んにゃ、俺も謝らないとな。 夏鈴をなかせる原因を作ったのは俺だしな。 一先ず夏鈴に落ち着いてもらおうと思ったわけだ。 (頭をゆっくりと撫でつつ。 か細い声で言う夏鈴に言う) それで、だ。 二人とも悪かった、って事にしたいんだがどうだ? 俺もそもそも選択肢に夏鈴が恥ずかしがるようなことを入れなければ良かったわけだしな。 (この辺りは男が悪ふざけをする時にどうしても含めてしまうことだったりもするが) [Tue 29 Apr 2008 18:59:57]
◆夏鈴 > …!い、言われなくてもそ、そうする…もん… (言われた内容にたじろぎつつ、口だけは威勢よく言ったつもりでも、言葉が全部震えてたら、迫力も何もあったもんじゃぁない。第一、今逃げたくても疲れすぎてて満足に首を絞めることだってかなわないだろう。…それでも言った手前、やるフリくらいはしようとその手を男のものへと伸ばし首を締め…ずに頬を張ろうとする。首を絞めなかったのは、言われてやるのが癪だったからとか名無花が悲しむからやめた、というのはただの言い訳でしかないのだけれども。) どうせ、私が悪かったって言いたいんでしょ?もういいよ… (断ってました。でもやりました。やったのは?私。じゃあ、相手を責める理由はない。じゃあ、最初から私が悪かったということ。それなら) もういいよ、放っておいてよ (消え入りそうになりながらいったのはそんなこと。責めるべきは彼でなく自分だった、というのならば謝ってもらっても意味はない。だって、私が悪いのだから。だから) ルードは悪くない、よ… (か細い声で言う。) [Tue 29 Apr 2008 18:53:31]
◆ルード > 取り合えず、俺から離す気はないから、本気で逃げたいなら首でも絞めて逃げて暮れや。 (夏鈴の表情を厳しくしたのをみて) ただ、俺は夏鈴に言うことを聞いてもらえて嬉しかったけどな。 (だからこそ、夏鈴がどうしようも無くなった時、手伝おうともしたわけだし) だが、今日はちゃんと断ってただろうが。 今日は昼寝をしたいってな。 (髪の毛を撫でながらゆっくりと話しかける) 調子に乗りすぎた分、俺が悪かった分が大きいだろうけどな。 [Tue 29 Apr 2008 18:36:39]
◆夏鈴 > も、聞きたくない。いーから、この手、離して… (ぐったりとしたまま自分の力で立つのも厳しいかもしれないくせにそう口にする。) ルードなんか、も、もう、し、知らないし、かんけーないもん。 (声が怒りと、それと主に反抗することに対する怯えに振るえる。それでも、それを誤魔化すかのように、興味ないもん、とばかりに顔をそっぽ向ける。そして続いた言葉には、表情を険しいものにし) 言う事、きくんじゃなかった… (聞かなくてもいい、のにきいていた自分がなんだかばかばかしく思えて、笑えてくる。泣きたい。でももう泣くのも疲れた) [Tue 29 Apr 2008 18:30:39]
◆ルード > (ぐったりとして大人しくなった頃を見計らって体を抱きしめる。 こちらも引っかかれてあちこち痛いが我慢) だから、悪かった。 調子に乗ってたな。 (そのままあやすように頭をゆっくりと撫でていく。 最もそれで機嫌が直ればありがたいというレベル) 本当は夏鈴とゆっくり昼寝をしたかったんだがな。 夏鈴が言うことを聞いてくれるもんだから調子に乗りすぎたな。 悪ぃ。 [Tue 29 Apr 2008 18:22:47]
◆夏鈴 > や!しらなっ、離してぇっ…! (男の家に連れられてきて直ぐのころ。それ以来ぶりかの本気での大暴れ。それでも、スピードも力でも男に劣る猫では適うはずもなく) いや、痛っ!やだっ…ったら、離して!離してったらっ… (男が思い切り腕に力をこめれば、僅かに身体が軋む様な音がする。締め付けられる力の強さと、苦しさに顔を苦痛に歪める。そして、近づいてくる顔におびえた様に身を竦ませ) ゃ、ゃだぁ、しないったら… (いやいや、と本気の嫌がりで、口付けを拒もうと何度も顔をよけさせる。それでも、最後は、体力がものをいったということだろうか?) いやっ…・ッッ!! (抵抗も空しく唇を重ねられてしまう。何度も首を横に振って、逃れ様とすることもできず。そして、息苦しさから最後の頃はぐったりとしはじめる) はっ、はっ、はっ… (漸く口付けから解放されても、瞳からはぽろぽろと、とめどなく涙を溢れ) も、ゃだ。ルードなんか、知らないもん・・・(子供のようにぐずりつつも疲れからか、男に身を預けるようにして) [Tue 29 Apr 2008 18:18:17]
◆ルード > ああ、もう、わるかったよ。 少しやりすぎたな。 (本気で泣き出した夏鈴に焦ったらしく。 そのまま逃げようとする夏鈴を思い切りだきしめてやり、今度は思いっきり口付けをしてやろうとする。 じたばたしても大人しくなるまではたっぷりと口付けてやるつもりで) 夏鈴が可愛くて調子に乗りすぎちまったようだな…? [Tue 29 Apr 2008 17:42:24]
◆夏鈴 > はぅ… (指の動きがやめば、項垂れるような感じで力をぬいて。それに伴って、開いていた足も女の子座りになって) ぁ、こ…なの、ひどっ… ふぇぇっ… (慣れないことをオーバーヒートになりながら頑張ってでもできず。その後、悪戯されたと思ったら中途半端で解放されて。できないこと、無理なこと、いっぱい。いっぱいいっぱいいっぱいすぎて、言葉にうまくまとめられないものが堰をきったように涙となって溢れる) も、やらぁ、るー嫌いー… (抱きしめられ頭をなでられつつも、駄々をこねる子供のようにぐずり) も、離して…、ルードなんか、も、知らないも・・・(うまく整理できない気持ちはそんな言葉になって口をつく。そのまま、乱れた格好のまま、猫にしては珍しい「逃亡」をはかろうと腕を抜け出そうと試みる) [Tue 29 Apr 2008 17:39:15]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Tue 29 Apr 2008 17:21:34]
◆ルード > それじゃ、よくないなら此処までだな。 (夏鈴へそう告げれば指を動かすのをやめて、軽く抱きしめ、頭を撫で続けることにする。 どうやら快楽を送る分には受け入れてほしいようだ) [Tue 29 Apr 2008 17:19:38]
◆夏鈴 > ぁ、そ…ンなぁ…(涙でくしゃくしゃになった顔で、嘆きの声をあげるが) ぁ、ぃや…ゃ、ゆ・・び、動かし…ちゃ… (次第に眉根を寄せ指の動きに耐え) はっ、ぅぅん…、よ、よく、なんか… (は、は、と短い呼吸を繰り返しながらも、次第に身体から強張った様子は薄らぎはじめていて。それと同時か。口をついてもれる声を押し殺そうと、いつものように自分の指を横から食むようにしはじめる) [Tue 29 Apr 2008 17:13:46]
◆ルード > 此処がこんなになっているのに弄らないで放って置くほうがかわいそうだと思ってな? (にやりと笑みを浮かべれば、そのまま夏鈴の頭を撫でて。 安心させるようにとしながら、ゆっくりとそこを弄り続けていく) 夏鈴。 気持ちよくないか? どうだ? [Tue 29 Apr 2008 17:06:11]
◆夏鈴 > ふぇっ… (身体をかたかたとふるわせながら、子供の様に泣く。その身体を引き寄せられると咄嗟に身体を酷く硬直させ) っふぅ… (眉根を寄せ、口付けを受ける。そのまま) !?!? あ、や、だめっ… (いきなり指先が思いも寄らないところに伸ばされると、びくり、と腰が跳ねて) ぁ、るぅ・・・ (慌てた様に制止の声をあげるが、強張ったままの身体は思う様に動かなくて、結局は男の思うままに身体を弄られ、切ない吐息があがってしまうだけになる) [Tue 29 Apr 2008 17:01:59]
◆ルード > それじゃ、今度は俺から夏鈴にしてやるかな? (ようやく体を起こせば夏鈴の体を抱き寄せて。 そのまま軽く口付けてやる。 しっとりとぬれている部分へ指を差し入れ、軽く撫で始めながら、反対の手で胸をはだけていこうとする) [Tue 29 Apr 2008 16:57:14]
◆夏鈴 > ぁ、ぅ… (頼りなく耳を垂れさせて、今にも毀れそうな量の涙を両目の端にためて。自分でするにしろ、相手にお願いするにしろ、…どちらを選ぶにしても強い羞恥心を駆られるというもの。どちらも選べなくて、でも、要求にはこたえたくて) ぅっ、うぅ…、ぅっ… (顔を俯けた拍子にたまった涙が零れ落ちて男の腹を濡らす。恥かしさのあまりしゃくりつつ、ゆっくりと足を自らの身体へ引き寄せるゆにして、丁度男から見てM字になるような格好になるまで開く。下着の大事な部分は恥かしさのためか、しっとりと濡れているのが見ただけでも分かるほど) ゃぁ、もぉ…るぅ、こ…なの…できないよぉ… (代わらず男の腕はつかんだまま恥かしい格好のまま完全に固まってしまう) [Tue 29 Apr 2008 16:54:15]
◆ルード > 夏鈴。俺にしてほしいか? (夏鈴の様子を伺いつつ、涙を浮かべる彼女に片手を彼女の胸元へと導かれたまま。 反対の手では頭を撫でてゆっくりと彼女の様子を見ていく) ちゃんと見てるぜ? 夏鈴の恥ずかしい姿をな? [Tue 29 Apr 2008 16:41:26]
◆夏鈴 > (ただ下着の上から胸を弄るだけでも死にそうなほどの羞恥心にかられるのに、相手からの要求一段階エスカレートしていて。) は、は・・ふぅ… (胸元に手を入れたまま、いたたまれなさに何度も横に首を振る) は、ゃ、見ちゃ… (あまりの恥かしさと、自分で与える刺激に瞳の端に涙を貯めつつ、振るえる手で男の手をとりそっと胸元へと導いて) ゃ… (うつむいたまま、男の手を使って釦を外していく。…が、それ以上服を乱すことはさすがに自分ではできないようで男の手に腕を添えたまま固まってしまう。それでも、もう一方の手は男の要求するままに、自らを刺激するのをやめずにいて) [Tue 29 Apr 2008 16:37:03]
◆ルード > (できるかできないか、ぎりぎりのところをできてしまう夏鈴に甘えている部分は大きいのだろう。 しかし、じっくりと頭を撫でながら様子を見ていこう) そうか? 俺はなかなか楽しいけどな? できれば胸がどうなっているか、見れりゃ良いんだが、それだと夏鈴は恥ずかしさでしんじゃいそうだよな… (ぽりぽりとほほをかく) [Tue 29 Apr 2008 16:30:00]
◆夏鈴 > あ、悪趣味… (本日二度目の言葉を繰り返し、うるうるしながら振るえる声で訴える。訴えたところで性格?は代わらないのだけれども) ぅぅ、そ、だけど…、こ、こんなの見て、も、楽しくなんて…なぃ、から… (往生際悪くごねつつ、おずっ、と恥かしそうに男の腹部に腰を下ろす様に体を起こす。そして、恥かしさに耐えかねて顔をうつむけ、一方の手を男の胸をつかむようにしながら、また柔らかく胸元を刺激する様を見せる。) [Tue 29 Apr 2008 16:19:02]
◆ルード > なんだかんだで無理してがんばっちゃう夏鈴をみたいわけでもあるんだけどな? (にやりと笑みを浮かべつつ。 ゆっくりと頭を撫でていく。 そして見ては嫌、という夏鈴の姿をみようとして) みちゃ嫌、っていうが俺は見せてほしい、ってお願いなんだがな? [Tue 29 Apr 2008 16:12:47]
◆夏鈴 > だって、フェアじゃないじゃない…? (何かしてもらう一方というのは、相手に甘えて生きているようで。だから、返せることなら、一つにつき一つは返したいとは思う。それは猫なりのコダワリ、なのだけれども) だって、ルードが、そゆ無理しなくちゃできないことばっかり要求するからじゃない… (身体を重ね合わせることだって、無理しなくてできるかというと答えはNOなわけで。 せめて、もっと別なことを頼んでくれれば…とも思うが、相手への「満足いくお礼」が自分に都合よいことに変えさせたのでは意味がないというもの。だから、) うーうー、ルードなんて、嫌いだもんー (半泣き気味になりつつも、結局いつも男の希望に沿えるように最大限に努力するのだ。 今回も、ルードの胸に顔をうずめて身体を隠すように密着しながらぎこちない手付きで胸元を少しだけはだけ) み、ちゃ、ャ… (小さくそう口にしながら、僅かに開いた隙間から手を服の中へと忍ばせて、男の手付きを再現するように自分で柔らかく胸元を刺激をはじめる。それだけでたまらない羞恥を覚えてふるえる) [Tue 29 Apr 2008 16:05:58]
◆ルード > (悪趣味だということを認め合うのは最近はよくある事なのであまり気にすることもなく) だから、わからないことを無理にやろうとしているからだろ。 別に普通に眠らせてくれりゃそれでいいんだけどな? (そういいつつも頭を撫でて) もしもするならまずは服をはだけて胸と秘所を自分でいじってみたらどうだ? (にやりとした表情だが体はしっかりと支えているようで) [Tue 29 Apr 2008 15:51:47]
◆夏鈴 > そ、それはそ・・だけど…(本人を目の前にきっぱりと肯定するのもどうかとは思うが) うっ、うぅ… (口元を押さえたまま、頼りなく眉をハの字に寄せて。三度、いや四度重ねて言われた言葉に俯いて) だ、だって、やったこと、ないから…。ど、したらいいのか… (もにょもにょと聞こえるかどうかという声で言うのはそんなことで、それでも…) ルード… (頼りない顔をしたまま、男へと顔を寄せ口付けをしようとする。分からないから手探りに、男にいつもされることを一つ一つ再現することにしたよう。 初めてのことなので、体の動きはぎこちなく、震えていたりもするが、一生懸命さだけは本物のよう) [Tue 29 Apr 2008 15:47:10]
◆ルード > 俺は元々悪趣味だろ? (自分で言うのもいろいろと問題がある気がするが、にやりと笑って告げよう) さっきも言ったろ?夏鈴が自分から乱れる姿がみてぇってな。 (そして軽く重ねた唇はすぐに離し、そして頭を撫でていく) [Tue 29 Apr 2008 15:40:02]
◆夏鈴 > ね、寝言なんていってないもんっ…!あ、悪趣味なんだからっ… (眠っている間のことなんて分かる筈もないのに、羞恥心で真っ赤になった顔を勢いよくそっぽを向けよう。可愛いといわれるのはまんざらでもなかったけれど、それでも恥かしいものは恥かしいのだ) う、ぐぅ…。乱れるって、ぅ、ぅぅ、こ、此処で…? (人の気配は感じられないけれど、それでも此処は外である。おまけに、ルード宅の敷地外でもある。) そ、そんなの…できるわけ…ンッ… (完全に油断していた。目を真ん丸く開け、近くにある男の顔をみつめたまま、受けるでもなくただ、重ねられるまま唇を塞がれていて) [Tue 29 Apr 2008 15:37:05]
◆ルード > そうでもないぞ? 夏鈴。 結構かわいいし。 それに寝言とかたまに言ってるからな。 それを聞くのも面白い。 (眠っている猫の頭や耳を撫でながら見ていると和むとか、そんなのと似たような感覚) そりゃ、さっき言った自分から乱れる姿とかだな。 (唇に触れてくる夏鈴の指をくすぐったそうにしつつもお返しというように軽く夏鈴に口付けを返そう) [Tue 29 Apr 2008 15:31:42]
◆夏鈴 > 寝てるとこみてたってつまんないだけだと思うけど…? (ルードのシュミは良く分からない、というように首をかしげる。くすぐるついでに、指先は男の唇を軽く撫でて) 他は、可愛い姿??私このままで十分可愛いじゃない?(ふふん、なんて偉そうに言いつつ、少し頬を赤く染めて) ルードの言う可愛いは、ルードにしか分からないから…見たいならルードに任せるしかないと思うんだけど… (そのまま、男の唇に触れていた指で自分の唇に触れる。そして、先程くすぐっていたほうとは反対側の頬に自分のそれをすりよせて甘える) [Tue 29 Apr 2008 15:26:45]
◆ルード > ん〜? それじゃ、やっぱり夏鈴が寝ているところをじっくりと見たほうが面白そうだよな。 (寝ちゃだめ、という彼女ににやりと笑う。 刺激はちょうどいい感じでもある) いや、とりあえず夏鈴の寝顔やかわいい姿をみられりゃ、それで良いな [Tue 29 Apr 2008 15:19:39]
◆夏鈴 > 別にどうもしない・・・けど…(自分が寝ている間、相手も寝ていたら転がり落とされそうだから寝させなかったのは秘密。) 何かして欲しいのあるなら、ちょっと位なら聞いたげるけど…? (色々我侭を言っているのだから、少し位はと口にする。 そして、相変わらず眠そうな相手に、寝ちゃダメ、と、くすくす笑いながら頬を指先でつついて邪魔する。悪戯は大好きだ。) [Tue 29 Apr 2008 15:16:39]
◆ルード > そうか? んじゃ、夏鈴はどうしたいわけだ? (体の上に載っている彼女を甘えさせるように頭を撫でながら摺り寄せてくる体を支えて。眠そうにしながらも彼女の顔へと視線を合わせている) [Tue 29 Apr 2008 15:13:12]
◆夏鈴 > ((訂正)汚さないように男の身体の上にのった状態で) [Tue 29 Apr 2008 15:11:28]
◆夏鈴 > それも、ダメ… (男が横になるのにあわせて身体を横たえる。勿論、服は汚さないように男の顔) それに、その姿勢じゃ見に行くだけでしょ…? (丁度男の顔の横に手がつく位置までのぼると、頬を摺り寄せて甘える。) [Tue 29 Apr 2008 15:10:30]
◆ルード > 俺は寝ちゃだめ、か。 それなら夏鈴の寝顔でもじっくりと見ることにするかな? (クス、と笑みを浮かべて彼女の頭を撫でていく。 そのまま、横になったまま彼女の顔でもじっくりと見つめよう) [Tue 29 Apr 2008 15:05:16]
◆夏鈴 > う、うーん…。べ、別に無理じゃ… (ないもん、と力強く言うには自信はなく。かと言って、無理だと認めることも、性格がらできなくってほとほと困った様子で) じゃ、じゃぁ、のんびり…することにするけど… (眠そうな相手の頬を手で撫でてから、正面から抱き着く様にして) ルードは寝ちゃ、ダメ… (理不尽なことを言い出してみたりもする) [Tue 29 Apr 2008 15:02:45]
◆ルード > ま、それが正解だな。 焦ろうが準備をしようが、苦労するときは苦労するしな。 (にやりと笑みを浮かべる。 そして夏鈴の必死な様子にゆっくりと頭を撫でていき) 夏鈴がまじめに考えたのは良いんだがな。 せっかくのんびりしに来たんだ。 無理をするくらいならだまってのんびりしとけばいいんじゃねぇか? (軽い口調で告げればふぁ、と小さくあくびをする) [Tue 29 Apr 2008 14:56:31]
◆夏鈴 > そ、そういう時になったら…諦めるぅ… (今はまだきっとその時ではないだろうから。杞憂になる位なら、今はしない。備えあれば憂いなしとも言うので…これが正しいとは思わないけれども) あっ、ぅー。もっ、もぉ…! (楽しそうな相手に真っ赤になったまま怒った表情を向け、ぷるぷると振るえる。) ひ、人が折角、真剣に… (真剣に何を考えたんでしょうね?どんどん真っ赤になっていきますが。 大方、折角こんな絶景を連れて行ってもらったのにこれまで通り何かしらしなきゃと思っていた「お礼」の代わりに頑張ろうかどうか羞恥心と戦っていたんだと思います。相変わらず、意地っ張りの割りにはどこか律儀なようです。) [Tue 29 Apr 2008 14:51:48]
◆ルード > 苦労するときはどうしたって苦労するしな。 あきらめといたほうが良いと思うぜ? (そしてあわてた様子の夏鈴へ笑みを浮かべれば、ほぼ自分でやった経験がないだろう彼女がどういう反応をみせるか知りたかったわけで) ま、だったら黙って昼寝しとけ。 自分からするっていうなら止めないけどな? (頭をゆっくりと撫でようか [Tue 29 Apr 2008 14:46:07]
◆夏鈴 > ((続き)割と他力本願っぽいことを考えつつ) えっ!?なっ!?ば、ばかっ…、そ、そんなの、できるわけっ…! (今まで一度だってそんなことは見せたこともなければ、自分でやったことすらない猫。驚きのあまり、尻尾がびんっとまっすぐにたって…眠気がちょっとどこかにいってしまった。あぅあぅ、と困った様子で逃げ場を求める様に左右に視線を揺らした後に男の表情を、こぉ、上目遣いで見上げる。) [Tue 29 Apr 2008 14:40:48]
◆夏鈴 > そ、それも嫌なんだけどなぁー…? (口元を引きつらせながら笑顔をむけよう。それでも結局望まれたら最後は聞いてしまうのだろうけれど) それもそうね…。難しいとは思うけれど…いつか試してみるわ? (タイミングよく遊びにきてくれたりすれば誘いやすいんだろうが) [Tue 29 Apr 2008 14:38:31]
◆ルード > そうか? それなら、俺の相手で苦労してもらおうか? (にやりと笑みを浮かべ、彼女の頭を撫でていく) 晴れている日に気まぐれに誘いに行くのも良いとは思うぜ? なかなか難しいかもしれないけどな? ちなみに、昼寝をしなかったら夏鈴が自分から恥ずかしいことをしているところを観察する、っていう感じかな? (あまり自分から動きはなさそうだ) [Tue 29 Apr 2008 14:33:40]
◆夏鈴 > (キャラじゃない人から、自分にだけ聞かせてもらえるというのが…猫的には嬉しかったりするのだが、あえてそこまで踏み込んで聞くつもりはない。猫はいつだって気まぐれなイキモノだから。) えー。これ以上、苦労なんてしたくないわぁ?ルードの相手で手一杯なのにぃ… (ヤダヤダ、と大袈裟に身震いしてみせるも、撫でられればまた瞳を細める) また、いい日取りがあれば、ね… (気持ちがないわけではないのだけれど、やはり天候やら色々諸事情というもの加味すると、ちょっと踏み切りにくいものがあるわけで。) 昼寝しなかったらどうなるの…? (YES or NOの選択肢ならあえて後者の選択肢を選んだ結果も知りたいというもの。) [Tue 29 Apr 2008 14:27:20]
◆ルード > (話しても面白そうなものはそんなに多くない。 つまらない苦労話も多いが、そういうのは自分のキャラではないきがする) そうだろ? だから、夏鈴にもそのうち苦労をしてもらうつもりだぜ? (お返し、というように頭を撫でられつつ、変わりに撫で返す) ま、その気があるなら、代わりに置手紙を書くくらいはできるしな。 (そして真っ赤になった様子をみてにやりと笑みを浮かべつつ頭を撫でてやり) このまま昼寝するか〜? (空が青ければもっとよかったのだが) [Tue 29 Apr 2008 14:22:14]
◆夏鈴 > (羊を追う牧羊犬ならぬ、牛を追う鬼・・・。何か酷く滑稽な気がする。) ふふっ。ルードっぽい苦労なのね…? (想像していた苦労はもっと泥臭い話だったから、余計そう思えた。) よく頑張ったわねー? (なんて、子供をあやす様な猫なで声で頭を撫でようとするだろう。) そうねぇ…。でもまだ字とかあんまり書けないから誘うのもなかなか難しいのよね… (直接会うのもタイミングがなかなか難しそうであるし、置手紙をするにも公用文字は描けないし) なっ!ば、ばかっ。べ、別に気持ちよくなんか… (大真面目に言われた言葉に思わずうなじまで真っ赤になって、必死で否定の言葉を口にする。あぅあぅ、と慌てた後でこほんと咳払いをし) でも、ま、昼寝は好き…。 (身体から力を抜いて、素直に男の胸に甘えるようにくっつこうとする。) [Tue 29 Apr 2008 14:17:09]
◆ルード > そうだなぁ。 柵が壊れて逃げ出した牛を連れ戻すのに丸一日駆けずり回っていたとか、干草が切れそうになってあわてて探しにいったとか、いろいろだ。 (元々、体力がある鬼だからこそ、なんとかなってきたところが大きいと思う) 気になるなら、誘ってみるのがいいと思うぜ? (そして信じられない、という彼女に) 夏鈴がいう抱くの方も確かに気持ちはいいんだけどな。 こうやって昼寝も悪くはないだろ。 (頭をゆっくりと撫でていくと眠くなるようで、またあくびがでる) [Tue 29 Apr 2008 14:10:05]
◆夏鈴 > 例えば・・・? (苦笑に口ごもりそうになるも、好奇心が勝ったようで。ほんの少しだけ、男の苦労を理解して受け止めてみたいと気まぐれで思ったのも理由かもしれない) ふふ。確かに、…そうかもしれないわね? (感情表現が豊かな「彼女」なら、もしかしたらそういう風にいう可能性もあるかもしれない。 そういえば久しくあっていないが元気にしているだろうか?ふとそんな思いが胸を過ぎるが、声にはださない) 腕に収める、ねぇ…?ルードが言うとイマイチ信じられないのよねぇ?普段が普段だから…? (皮肉を言いつつも口元には笑みが浮かんでいるあたり、相変わらずのよう。 抱きしめられるように回された腕を感じつつ、男の温もりと、春の風の心地よさに瞳を細める) [Tue 29 Apr 2008 14:02:20]
◆ルード > まぁ、そりゃな。 いろいろとしんどかったぜ? (夏鈴の頭を撫でつつも喜ぶ顔といえばさらに苦笑) さあ、わからねぇぞ? 確かに喜ぶ顔も見られるだろうが、どうして教えてくれなかったって文句をいう顔が出てくるかも知れねぇ。 (笑みが浮かびつつも) いや、このままでかまわねぇぞ。 それに抱き心地、っていうのはこうして腕の中に収めるのがなかなか良い感じっていう意味なんだけどな。 (さらに体をかるく抑えるようにしつつ頭を撫でよう) [Tue 29 Apr 2008 13:55:10]
◆夏鈴 > やっぱり、最初は1人だったんだ…? (昔のことは知らない。初めて男の家に訪れ…否、買われて連れこまれた時には、名無花とセスティアが既にいて、彼の身の回りのフォローをしていた。あまり昔のこと、男のことについての関心は薄かったのだけれど、ここにきて興味をもったよう) 呼んだら、悔しがる顔じゃなくて喜ばれる顔しか見れないんじゃないかな? (それでは目的を達成することはできない気がする。なんとなくおかしくて、笑みをもらせば引き寄せられる身体) そりゃ、体系維持には気を使ってるもの。それでも重いなら…猫になるけれど? (男の胸に背中を預ける様にしながらそんなことを言う) それと、その、抱き心地が良いとか悪いとか、その。い、今は関係なくない…? (頬をわずかに赤らめながら、必要以上にぶっきらぼうに言うのは恥かしかったからか) [Tue 29 Apr 2008 13:51:10]
◆ルード > 一人じゃないから割と今は楽しているけどな? (一人の時は大変だった。と呟きつつ) 知り合いを呼ぶのがいいんじゃねぇか? 特に教会の連中とかな? (苦笑を浮かべつつ。 そして自分の上に座ろうかと思う夏鈴に) いいんじゃねぇか? 夏鈴はそれほど重くもねぇし抱き心地もいいからな。 (そういって彼女を引き寄せてひざの上に乗せようと) [Tue 29 Apr 2008 13:44:10]
◆夏鈴 > どぉぶつと一緒に暮らすのも大変よねぇ… (嗅覚の強さからその世話をすることはまずないが、その大変さは見ていれば分かるというもの。あんな大変なことをよくやるというような、呆れとも尊敬ともつかぬものを抱きつつ小さく溜息を漏らす。) 私としては、是非ともその、悔しがっているところを見てみたいものなんだけどね… (どうせなら、と。見てどうにかなるものでもないのだけれど、気持ち的な問題で。) そっかぁ。それじゃぁ、座るのやめよっかなぁ…。服汚すの嫌だし…。あ、でも、敷く物取りに行くのも持ってくるのも、持って帰るのも面倒だし…・・・あ、そこを借りればよいのかも…? (名案が浮かんだとばかりに、顔の高さで両の手をうちあわせていい笑顔。そして、男の膝を指差した。) [Tue 29 Apr 2008 13:39:50]
◆ルード > そりゃ、やるべきことはやっとかないといろいろ後が大変だからな (苦笑を浮かべたまま、髪を撫でられる) ま、そういうことだ。 勿体無くて良いんじゃないか? それだけほかのやつには悔しい思いをしてもらえる、ってことで(にや、と笑う。 そのまま、地面を確かめるようにして) ん〜、そうだな。 ちょっと湿っぽいが、俺は気になるほどでもないんだがな。 何か敷くものを持ってくりゃよかったか [Tue 29 Apr 2008 13:32:00]
◆夏鈴 > いっつも、さぼったらオシオキだって、言ってる癖にぃ…? (全く、と両手を腰にあて呆れた様に唇を尖らせたのも一瞬のこと。腰掛けたとこのすぐ傍で足を止める) 確かにここはいいとこよねぇ。これだけ綺麗なところなのにあんまり人が来ているようにも見えないし… (地方村だからなのかもしれないが、これだけの素晴らしい景観を知る人が少ないのは勿体無いことのように思う。もっとも、静かな昼寝時間を邪魔されないという意味ではこれ以上の条件はないようにも感じるが) 地面、濡れてるんじゃない…? (風に揺れる男の髪を戯れに指先で触れ) [Tue 29 Apr 2008 13:28:16]
◆ルード > そりゃ、俺だって眠くもなりゃさぼりたくもなるわ。 こんだけいい天気で仕事も終わってるからな。 昼寝するには絶好の条件だろ。 ついでに寝心地のよさそうな草むらもある、ときたもんだ。 (そして草原に腰掛ける。 服が草の露で多少ぬれるかもしれないが、あまり気にしない) [Tue 29 Apr 2008 13:20:02]
◆夏鈴 > (眦にたまった雫を指先で払いのけ) あら、珍しい。ルードと意見が100%合致するなんて…? (曇り空から時折除かせる春の日差しを受けて、青々と育った草花が目に鮮やかだ。眩し気に瞳を細めた後、季節を問わずに昼寝好きの猫は大きく伸びをしてまた一つ欠伸を漏らす。) [Tue 29 Apr 2008 13:16:42]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(つられて、あくび)』 [Tue 29 Apr 2008 13:12:08]
◆ルード > (曇り空で天気が良いとはあまりいえないが十分に暖かい。 そのままふぁ、とあくびをする。 この時期は眠くなって仕方がない。 時々日光も顔を出すので眠ってもかぜは引きそうにないが) こんな日こそ外で昼寝をするべきだよなぁ… [Tue 29 Apr 2008 13:11:21]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『牧場から少し離れた草原』 [Tue 29 Apr 2008 13:09:12]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(今度、街に買い物に行こうか)』 [Sun 16 Mar 2008 21:22:47]
◆間空宗政 > (……が、そう思う一方で、仕事を終えた後なのだし、しばらくは家でゆっくりしたい、という思いもある。 あるにはある、のだが――)……それでは身体が鈍ってしまうしなあ。難しい問題だ。 ……ただ単に刀を振っているだけでは、腕も錆びてしまうだろうし(月に数度、ヴェイトス市へと出稽古に向かってはいるが、それだけだ。 真剣勝負という類の戦いをしなくなってから、随分とたつ。 未だ人を斬ったことこそ無いが、そんな状態でいざという時戦えるのか、と――)……ふうむ。 ああ、あとは何かしら――……少し物を増やすのも良いかもしれん。(青年の住む家に家具というか、そういった装飾物を買ってくるのも良いかもしれない。 色々と悩みつつ買い物をするというのも、やはり何年も行っていない行為だ。 それほど調度品には拘らない性質であったから、なのだが) [Sun 16 Mar 2008 20:14:06]
◆間空宗政 > (茶を啜りながらぼんやりと思考するのは、先日に街で見かけたお触書。 まあ、自分はといえば村のみんなに剣術を教えているとはいえ、其処までの実力者ではない。 訓練と言っても、教わる側になるだろうが)やはり正式な……それも西洋風の訓練というのは見ておきたいしなぁ。 ……機会があれば、是非とも行ってみたいところだが。(ズズ、と音を立てて湯呑みから緑茶を啜る。 暖かくなってきたとはいえ、風はまだ冷たく、一日外で作業をしてきた身体には、実に心地よかった) [Sun 16 Mar 2008 20:00:59]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――軍事訓練』 [Sun 16 Mar 2008 19:56:45]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(その後も、つい、うとうとと』 [Sat 8 Mar 2008 22:08:53]
◆間空宗政 > ……いかん、少し意識が飛んでいた。 [Sat 8 Mar 2008 21:48:21]
◆間空宗政 > (ひとしきり木刀を振るい続け、一日の日課を終えた青年は手拭で軽く汗を拭ってから室内へと戻った。 だいぶ暖かくなってきた――というか、もう三月に入ったのか。 正月が終わってから、あっという間だったなどと考えながら、一先ずは台所に向かい、薬缶の中身を湯飲みに注いだ。 鍛錬を始める前に用意しておいた白湯は、すっかり冷めて水になってしまっている。 それをゆっくりと飲み干して)そいえば……今年は雛祭なぞもやらなかったなぁ……。(姉がいたというのもあり、雛人形を飾るのは幼い頃の恒例であったが――さて、ヴェイトス市には、そんな行事は無かったのですっかり失念していた。 我が家にいる二人の娘も、さして頓着している様子は無いから問題は無いのだが) [Sat 8 Mar 2008 20:28:08]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――鍛錬を終えて』 [Sat 8 Mar 2008 20:23:30]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 [Thu 28 Feb 2008 23:21:47]
◆間空宗政 > (――ひとまずは、そんな休日) [Thu 28 Feb 2008 23:21:46]
◆間空宗政 > (……とはいえ、当面の目標が無いのが寂しい。 いや、目標はあるといえば、ある。 あるのだ。 道場を建てるという目標が。だが――)……そのために金を調達するのが目標、というのも。侘しいものがあるなぁ……。(ズズーとと茶を啜って、溜息。 天下一の剣豪になるのだ、なんて夢見たいな事を言い出しても良いのだが――いやいや、この年齢になって何を言うのかと、苦笑い。 名を上げようにも、そういった機会も、今のヴェイトスには存在しない。 しいて言えば、この地方村が出来るきっかけとなったラットマン事件くらいか、最近では) [Thu 28 Feb 2008 23:01:55]
◆間空宗政 > (炭鉱の仕事が片付き、ようやっと人心地。 地方村の自宅へと戻ってきた青年は、久々にノンビリする事にしたらしい。 薬缶で湯を沸かし、茶を淹れて、湯飲みでズズッと啜る。 冬は随分と寒かったが、二月も終わりになり、少しずつだが暖かくなってきていた。 この分では春も直ぐだろう。 そうなれば――また畑を耕し、武術を教え、といった日々が戻ってくる。 晴耕雨読というわけではないが似たような生活……実に悠々自適だ。 それで良いのか、とも思うが――少なくとも、悪くはあるまい) [Thu 28 Feb 2008 22:47:52]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――やれやれ』 [Thu 28 Feb 2008 22:41:24]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『そう決めれば、立ち上がり』 [Sun 24 Feb 2008 20:53:49]
◆ディシュク > そういえばひな祭り用のお菓子がありましたね。 これは少し彼女にとって起きましょうか。 (甘いものが好きそうだ、というイメージから、彼女へひなあられを残しておくことに決める。 どんな反応が見られるかは少し楽しみだ) [Sun 24 Feb 2008 20:53:17]
◆ディシュク > (店は開けているが客は無く。 のんびりとしてすごす時間となっている。 日が出ている昼間ならともかく、道に迷って凍死する可能性がある夜に足を運ぶ人は少ない、と言うこと。 ヴェイトス市そのものからは少し離れている) …ふむ。 [Sun 24 Feb 2008 20:40:06]
◆ディシュク > (一応、翠碧も女の子ではあるし、ひな祭りには少しだけサービスをしても良いですね。 と考える。 三月になれば暖かくもなってくるだろうし、外へ出る機会も増えそうだ) 一緒に居てあげることが一番よさそうですけれど。 [Sun 24 Feb 2008 20:27:49]
◆ディシュク > (仕入れた品物を確認しつつ、店内にはあまり売れそうにはない、ひな壇が飾ってある。 出入り口から目立つところにおいてあるのはそれらしい雰囲気を出す為で) この時期はイベントが多くてやりやすいですね。 (イベントに沿ってある程度の品物を準備していればそれなりには商売になる。 のんびりやる分にはちょうど良い) [Sun 24 Feb 2008 20:16:15]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『バレンタインの次はひな祭りですね…』 [Sun 24 Feb 2008 20:13:52]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(次の遊びの皮算用をしながらその場を去っていき)』 [Wed 6 Feb 2008 23:58:57]
◆ランシャオ > ――――待ってるのも寒いし、今日はやめとこ。 ( 無駄足だったけど、まあ別にいいや。 劇団のお仕事を手伝う以外はいっつも遊び呆けてるだけだし。 ) 次来た時は居るといいなあ。 ―――あ、それとも今度は折鶴に行こうかな? [Wed 6 Feb 2008 23:55:10]
◆ランシャオ > むう…折角色々と準備してきたのに。 ( まあ勝手に着たのだから、相手が居なかったとしても仕方が無い。 彼女が毎回ここにいるなんて限らない訳だし、ここで遊びたかったのなら折鶴にでも行って事前に約束をちゃんと取り付けておけばよかったのだし。 )( どうしようかな。 今日はもう諦めて帰ろうか。 それとも勝手に中に入って暫く待っているか――― ) [Wed 6 Feb 2008 23:40:46]
◆ランシャオ > ( 遠くから見る馬車に明かりは付いていなかった。 例え誰かがこの場所を見つけたとしても、殆どの人は気にも留めないだろうし、そもそもこんな所まで足を運んでくるのも私みたいな物好きぐらい。 そんなところもまた、秘密基地、って感じがして結構好きだった。 ) ( ――――いないのかな? 明かりの類が見えないからそんな事を思いつつ、その馬車の入り口の前にそっと近付く。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:28:38]
◆ランシャオ > ( いっつも貰ってばっかりってのもちょっとは悪いから、今日はちゃんとお店で蛍と食べるお菓子を買ってきた。 今日は盗んだりとかしてないもの。 むしろ最近はそういう悪い事は悪戯以外何にもしてない。 ) むう…私の進化っぷりがスゴイわね。 これちょっと偉い子すぎない? ( そんな自画自賛の冗談を言いつつ、そろそろ馬車が見えてくる辺りにまできたか。 )( シャリネさんの一件以来会ってないから、ちょっぴりそれを不安に思わないでもない。 あの時の蛍、少しだけ、怖かったし。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:11:25]
◆ランシャオ > お給料、お給料♪ おーかーしー、おーかーしー♪ ( 以前の司会のお姉さんをやった分のお金は、気付けばその殆どが食費に消えていた。 自重しないで好きなだけ食べ始めるとやっぱ大変な事になるんだな、なんて実感した一週間。 それでも太ったりなんてしないよ。 妖精だもの。 ) てことで! 折角だから蛍のお家に久々に言って遊ぶ事にしよー! けってーい! ランシャオちゃんが今決めちゃいましたー! ( アッハッハー、と明るい笑い声を挙げながら、例の秘密の隠れ家へと向かって進んでいく。 ―――最近会ってなかったし、久々に遊びたいな、とスゴク思ったから。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:58:10]
◆ランシャオ > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの証は黒と赤――――♪ ( 意外と綺麗な歌声を見せながら背中の羽根を羽ばたかせている妖精。 いつもの手ぶらとは違って、今日は色々な所で買ってきたお菓子を鞄の中に詰めて、小高い丘の向こうを目指して道の外れを進んでいる。 ) ――――怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も往く♪ [Wed 6 Feb 2008 22:44:57]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『(歌いながら空を飛ぶ妖精)』 [Wed 6 Feb 2008 22:38:00]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( きっとまた、出会えるだろう )』 [Mon 4 Feb 2008 03:27:57]
◆ナキア > ( 寝付けないから、といって外に散歩に出かけなかったのは、寒さや月の有無以上に先日のインモルグの儀式での疲労がまだ体に残っているせいだ。 パプテスではキャンドルマスが行われただろう、トキノミヤコなどでは同じ時期にセツブンという行事があるそうだ。 春の大掃除。大地母神の子宮の中で春の胎児が最初に蠢く時。それぞれの信仰によってカタチは異なれど、この時期に何かを感じ取るのはどこも同じらしい。 ) … 死にゆくものにはさらばと告げ、 全ての生けるものに挨拶をかわす ―― かくして我らは冬を消し去り かくして我ら、春を迎え入れん… ( 呟いたのは、インモルグの儀式の最中に唱える言の葉。 人々は過去に決別し未来へと向かわなければならない。 良き出会い 良き別れ 良き出会いをふたたび。 …時間は、かかるかもしれないが ) [Mon 4 Feb 2008 03:27:03]
◆ナキア > ( 始めは飲みなれなくて眉が寄ったものだけれど。今はそんなこともない。慣れればこの味もいいものだ。製法からいけばどちらかといえば紅茶に近いのかもしれないが、このフォーウン茶の味は紅茶よりも以前乙女たちと行ったアマウラで飲んだトキノミヤコ茶に近いような気がする。 ) … ( ふと、目を向けた窓の向こうはようやく厚い雲が去っていったよう。けれど元よりか細い月は、まだ見えぬようであるけれど。あと数日もすれば、闇夜になろう。 ) [Mon 4 Feb 2008 03:16:33]
◆ナキア > ( ”彼女”にもらった茶葉はすでに飲みきってしまって、コレは以前この茶器を購入した店で新たに買ったものだ。店主に教えてもらった、その荘園の茶葉。 幾ら飲んでも魔女には産地の違いなどわからないけれど、それでもその味から”彼女”のものと茶葉の種類が同じだろうとは思えた。 思うどころか、店主が用意してくれたのだから実際そうなのだが。 ) ――― ( ”彼女”とその荘園の関係性の有無は不明のままだ。 それでも、まるでそれを忘れないようにするかのように、紅茶葉をしまっている棚にはフォーウン茶葉の包みが置かれるようになって。 こうして時折、淹れている ) [Mon 4 Feb 2008 03:06:00]
◆ナキア > ( ああ、明日… もう今日か。今日の朝は、近所の牧場でミルクをいただくことになっている。早く寝なければ寝過ごしてしまいそうだと思いながらも、中々寝付けない。 かといって眠くない、というわけではないから徹夜の覚悟も決められずに。 ) …、 ( フォーウン式の茶器を軽く揺すれば、中のお茶がくるりと杯の中で時計回りに円を描いた ) [Mon 4 Feb 2008 02:47:59]
◆ナキア > ( 何となく、眠れない日というのはある。例えば、今日のような。 ) …… ( いつもの黒い衣装ではなく、既に夜着に着替えている魔女は、己の寝室で杯を傾けていた。 とはいえ、中身は酒ではなく先ほどキッチンで淹れてきたフォーウン茶なのだが。 ) [Mon 4 Feb 2008 02:40:40]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ぺっふり。 )』 [Mon 4 Feb 2008 02:33:02]
お知らせ > 銀さんが帰りました。 『―――眠らせてあげるから。』 [Thu 31 Jan 2008 02:26:10]
◆銀 > ( 彼女の血を暫く堪能させてもらいながら、体の芯が心地よくなる感覚。視覚から、聴覚から。朽ちてしまった体がその一瞬でも蘇るような熱さが。―――後ろに回した手がす、と背筋をなぞりながら、肩に爪をかけてぼんやりとする彼女の上気する頬に一度だけ口付けて――― ) ―――もう少しだけ、我慢して。 そうしたら、君を――― ( 囁きも途中で、その白い喉元にまた牙を入れる、紅い唇。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:25:12]
◆銀 > …… ご褒美だよ。 ( 囁いた直後、つぷ――と、彼女へ入り込む、牙。 嬌声と甘い味が体に心地よかった。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:20:27]
◆銀 > ( 嬌声にも似た吐息が”早く”と強請るような。――その証拠に、この娘は自分の肩にしがみ付いている。まるで懇願でもするかのように。彼女を食べたのは初めてではない故に、どうすれば欲しがるのかは尚更わかっていた。 ――だから ) ―――もう、欲しいの? ( 試す様に問う。甘い声色がわざと耳の奥に届くように囁かれ。髪を梳いていた指先は、彼女の背筋をゆるりと撫ぜている ) ――― ……わかった。 よく、我慢したね―――。( 小さな笑みを口元に。それでも薄らとした表情は、惹かれるようにその白い首筋に甘えるように紅い舌を這わせ――― ) [Thu 31 Jan 2008 02:19:15]
◆銀 > 嗚呼、そうだね。 …ごめん。―――わざとなんだ。( この子が食事をさせに来てくれたことを知っていて囁いた台詞は戯れの様な。甘い囁き声に、その首筋―――言葉終わる直後に口付けを。 ) ―――痛くはしないから、身を任せておいで。 ( 後ろ手に、従者と呼ばれるであろう食料の彼女の美しい髪を梳きながら、あやす様な言葉がけのあと、愛撫のように。 すとん、と抜けそうに鳴る彼女の体を支えんと、もう片方の手が自分の体へ抱き寄せて。腰を擦る手は煽る為か、あやす為か。 歯を立てるまでの、焦らす時間。嗚呼。 啼くような声が漏れるたびに、早く”紅”が欲しいと思うけれど――― ) ―――― 。 そう、いい子だね―――。( 気を抜いたような隙だらけの態度。髪で遊びながら腰を確り抱く手と裏腹に、赤い唇と舌は容赦なく彼女の精力を求めて、まだ齧らない。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:09:34]
◆銀 > ( 美しい月明かりの晩。 見上げれば、月光が近い感覚。 ) …… 綺麗だね。 ―――で。 何の用だい?夜分遅く。 (僅か振り返り横目で遠くの扉を一瞥すれば、鍵の仕舞っていない扉はきぃ、と開いて。 ) ――――嗚呼。 ……食事を持ってきてくれたの? それは嬉しいね。 感謝するよ。けれど …… ( 指が、厚いその布から離れれば、それは重そうに地面に惹かれ月明かりを邪魔するように揺れる。 歩いた先、その美しい白に手を伸ばせば、冷たい指は紅い色をなぞる様に触れ、物静かな表情に小さく口元に滲む微笑 ) 夜分遅くに、こんなところへ、なんて。 ―――それともそんなに君は馬鹿なの――? ( 呆ける顔に甘く微笑む声音が囁くのは、腕が背中に回り抱き寄せたあと、その首筋を狙うかの如く顔を俯かせ耳元へ ) ―――それじゃあまるで……僕を誘っているみたいだ。 ( 白い首筋が月明かりに映えて雪のよう。赤い瞳はその白を一点、見つめ――今にも歯を落とさんとしている。 ) [Thu 31 Jan 2008 01:59:23]
◆銀 > ( 屋敷の内装を覆う厚いカーテンが部屋の明かりの進入を許さない。―――けれどそんなこの屋敷も、このときだけは許される。――細い指がその厚布を掴み、シュル―――と音を立て、バルコニーの扉を片手で開く。 ) [Thu 31 Jan 2008 01:54:20]
お知らせ > 銀さんが来ました。 『(声がした。)』 [Thu 31 Jan 2008 01:42:48]
お知らせ > リーチ@村外れさんが退室されました。 『からからに干からびた羊の死骸のみが残された…』 [Fri 25 Jan 2008 13:32:04]
◆リーチ@村外れ > (剥き出しの気管の奥…覗く食道がごくんごくんと嚥下すれば次第に羊の動きは緩慢となり…対して、首がぶら下げる胃は風船の如く膨張して行き……) [Fri 25 Jan 2008 13:31:36]
◆リーチ@村外れ > ゴメンね…でも…アタシも餓死は勘弁なの…(ぼそり…と呟けば…次の瞬間、脱ぎ捨てた“体”が操り人形の如く、短刀を羊の首に振り下ろす!)……がぁっ!(もがく羊を“体”が押さえつけていれば…内臓をぶら下げた首が羊に襲い掛かるように飛びつき…) [Fri 25 Jan 2008 13:28:18]
◆リーチ@村外れ > ………久しぶり……んっ…(羊を見下ろす女の顔がにぃっと笑みを浮かべる。直後、めり…と、女の首の付け根にT字の切れ目が入ったかと思えば…)めりめり………(横の切れ目は首を横断し、縦の切れ目はそのまま乳房の間を降り、臍を通り、下腹部まではいり……)んんっっ……(小さく、官能的ともいえるうめき声を上げれば、首がずるぅっと伸びる。否…首の切れ目から下はピンク色の管を幾本も引き連れている。それは体の裂け目から次々に引きずり出され……首から下の全ての内臓器、及び血管、神経といったものをぶら下げているのだと知れるようになる。“頭”はそうして完全に体を“脱ぎ捨てる”とそのおぞましい奇怪な姿のまま宙に浮かび羊を見下ろしていた。) [Fri 25 Jan 2008 13:25:18]
◆リーチ@村外れ > (羊を見ていると、物凄く原始的な欲求が湧き上がってきた…そのまま懐の短剣に手を伸ばす…)でも…オマエは…おいしそうだよね……(言えば、短剣片手にすっと立ち上がり……開いた方の手で衣装の帯をするっと解いた。布を簡易に巻きつける方式の衣装はそれだけではらりとはだけ…そのまま後ろに脱ぎ捨てれば、下着もつけていないようで一糸纏わぬ姿となる。) [Fri 25 Jan 2008 13:17:44]
◆リーチ@村外れ > (それはともかく……)………草…おいしい?(羊の顔を覗きこむようにしながら問うてみる。無論答えが帰ってくるわけは無いが……せめて、メェーっとぐらい返して欲しかった。)(そう、とりあえずの問題は…空腹…。ジャスティスを刺して以来…まともな食事をしていない…。) [Fri 25 Jan 2008 13:14:51]
◆リーチ@村外れ > (その絶対有利条件が崩れる方法が一つだけあった。それは当然、危惧していたが…考えたくは無かった。)………あの人間至上主義者が…あるわけないよね…(それは…アレックスがベルゼルガに情報を持ち込むと言う事…そして、ベルゼルガがそれに答えると言う事…。追っ手として一番怖いのは、大聖堂でもなく、VHでもなく………ベルゼルガだった。) [Fri 25 Jan 2008 13:12:12]
◆リーチ@村外れ > (自分で危惧していたほど、現在行動に支障はきたしていなかった。時が経てば、アレッサンドラ・クレメンテが“リーチ”と言う名にたどり着くだろうとは思っていた。だが、それがどうした…あちらの情報は名と、おそらくはアララマ教徒の女、といった類のもののみ。絶対条件である人相を見られは居ないのだ。少なくとも人相入りの手配書が出回っている様子も無い。) [Fri 25 Jan 2008 13:09:47]
◆リーチ@村外れ > (村の外れも外れ…ほとんど外縁といって良い場所に、群れからはぐれたのか一匹の羊が小川のほとりで草を食んでいた。)………お前も、一人なんだねぇ…(その横で、薄汚れた民族衣装に身を包んだ褐色肌の女がしゃがみこむ。羊に同情の視線を向けるその女にはVHG、大聖堂の双方から指名手配を受けているテロリストといった顔があった。) [Fri 25 Jan 2008 13:06:44]
お知らせ > リーチ@村外れさんが来ました。 『羊が一匹…』 [Fri 25 Jan 2008 13:03:02]
お知らせ > チカ=イ@間空宅さんが帰りました。 『もきゃー!(暖炉の前で、一人悶えた夜)』 [Fri 25 Jan 2008 03:23:20]
◆チカ=イ@間空宅 > (そして、取り残される部屋の中。 膝の間に顔を押し付けて蹲る。 ―― 兄様からのクリスマスプレゼントは、今日受け渡された。) ………本当は、聞かれてたのかな。 (と、思うと―――なんだか急に居た堪れなくて) [Fri 25 Jan 2008 03:20:45]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の言葉、ひとつひとつに頷いて) 大丈夫ー…ありがとう。 (こくこくこくこく、何度も何度も頷く) ……。 (そっと自分の背中に投げかけられる挨拶) …… おやすみ、兄様。 [Fri 25 Jan 2008 03:11:48]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(そして再び、ぱたりと閉じる寝室の扉)』 [Fri 25 Jan 2008 03:05:15]
◆間空宗政 > ……ん、そうか? ――ああ、そうだ。寒かったら暖炉の火は、いれても構わんからな?(言いつつ、そっと彼女から離れよう。 ――何だか随分と照れくさいのもあるのだし、チカが膝から降りたのなら、こちらも――少し慌てた様子で、居間から寝室へと向かおうとして……おっと、と立ち止まった。 振り返る)……お休み、チカ。 [Fri 25 Jan 2008 03:05:02]
◆チカ=イ@間空宅 > (今頃になって、心臓がバクバク踊りだす。 学者の反応とは違う、兄の反応に此方まで釣られてしまったらしい。 撫でられる感触に乗じて、兄の胸元に顔を押し付けた。赤い頬をみられるのは、流石に気まずいし) (「寝るか」)――――えとー…… んー……。 も、もうちょっと、おきて、るー。 いいよ、先に寝てて。兄様明日から大変なんだし。 (と、膝の上をそそくさと滑り降りて) [Fri 25 Jan 2008 02:58:17]
◆間空宗政 > 別に構わんさ。……郷に入れば郷に従えという言葉もあるし――……。(それに此方だとて嫌ならばする筈もない。 無理やりに贈る品で、相手が喜ぶわけが無いだろうに。 此方を見上げた彼女の頭を撫でてやり、首を左右に振った)まぁ、うむ……。これで良いならば、良かった。 ――と……それがしは、そろそろ眠るつもりだが。 チカは――どうする、まだ起きているか? [Fri 25 Jan 2008 02:53:19]
◆チカ=イ@間空宅 > (忘れていた理由のひとつに、兄のあの時の反応もあっただけに、意外の一言だ。 兄の顔を見たり、自分の額を押さえたり、自分の手元を見たり――と、視線がふらふら彷徨って) …… 。 (は、と弾かれたように顔を上げ)ごめん、なさい。 や、無理やり強請っちゃって、ごめんなさい。 兄様のお国で、どんな意味のことだって、しらなかったから――ごめんなさい。 (膝の上で、かくかくと頭を下げる) …… ぅん?うん。もちろん、十分、だよ? うん。 してくれるなんておもってなかったし――されると思ってなかったし、なんていうか――……。 ……変な感じ。(それが、感想だった) [Fri 25 Jan 2008 02:49:57]
◆間空宗政 > む……。 まあ、何だ。――別に文化の違いに驚いていただけであって、だな。(したくないとか、違うものにしようとか、そういう事を考えていたわけではないのだが、まあ、ともかく。――彼女は少なくとも、不快……ではない、らしい。 うむ、と一つ頷く。 もう一度頷く。 ……ならば良いじゃないか、と。 そういう結論で、自分を納得させて)……ともかく、そういうわけ、だ。 ――というか、こういうので、良いのか? あまり自信は無いのだが――……。 [Fri 25 Jan 2008 02:42:59]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の仕事の話も、自分の仕事の話も吹っ飛んでしまった。 兄の言葉を待つ間、じぃと見上げていたら、兄の視線が自分から逸れる。 それをみてから、自分も顔を下げて) ………ぁ。 (自分が強請った物―― いつかのあの話か! 兄やたゆーさんへ贈る事ばかり考えていて、自分が貰う事をすっかり忘れていた。 膝の上で体を半回転させ) じょー…冗談じゃないけどさ! わ、忘れてはいたかもしれなくて、…えーと。 意味解ったんだ? っていうか……や、あれ?この場合は、ありがとう?かな? (額を押さえながら、わたわたとした様子で、言葉を連ね) [Fri 25 Jan 2008 02:40:16]
◆間空宗政 > ……なら良いがな。(笑って、娘の言葉に頷いた。 彼女がそう言うのならば、本当なのだろうし……実際に倒れそうに見えたら、自分から止めれば良いのだし、と頷いて)……まあ、その辺りも、な。 安心しろ。うむ……あまり心配はかけぬように、なるべく早く帰ってこよう。(――と、告げたのは良いのだが。 どうにも妹はポカンと――呆けたような顔をしている。 これは良くない。 実によくない。 かえって照れくさくなってくる。 むぅ、と小さく唸って、視線を逸らした)……何が欲しいと聞いて、それが欲しいと言ったのはチカではないか。 ……忘れた、とか。冗談だった、とかでは――(あるまいな? なんて、逆に問いかけてみようか) [Fri 25 Jan 2008 02:34:00]
◆チカ=イ@間空宅 > (目を閉じたまま、兄の心配の言葉に) 大丈夫ー。丈夫なのは、とりえだから。ふふー………(「大丈夫だろうさ」) ………。 ( が 一瞬過って、表情が暗くなる。 唇がきゅ、と硬くなる。 ) …… 怪我しない? ――――……ちゃんと、帰ってきてね? 僕、看病下手だし。 包帯巻くのも嫌いだし――怪我してる兄様みるの、凄く嫌だ。 (俯きそうになる顔。それを止めたのは) 。(額に降る口付け。 柔らかな感触を確かめるように、ポカントした表情で、額をなでて) ……。 (蒼い瞳が、きょときょとと兄の顔を無言で見つめた) [Fri 25 Jan 2008 02:27:10]
◆間空宗政 > (こうしてみると、まるで猫のような少女だ。 膝の上で頭を撫でていたりするから、もう本当に。 ……思わず笑ってしまいながらも、彼女がどてらの中に入るのなら、そのまま抱っこするような形になるか)まあ、あまり無茶はせぬように……と言っておくぞ。 疲れて倒れてしまっては、元も子も無いのだから(と、一応は釘を刺しておく。――頑張ってくれるのは、本当にありがたいことなのだが)ふむ。 危なくない、と言ってしまえば嘘になるが――落盤自体は収まっているそうだし、道案内に他の作業員も付き添うそうだから、大丈夫だろうさ。(聞けば二次災害などの恐れがなくなってから潜るそうだし。 ……とまれ、彼女が此方を見上げているのなら調度良い。 眼を閉じたのなら、彼女の赤毛を少しかき上げて額を露にし――)……………。(改めて考えると、恥ずかしいのだが、躊躇わずに。 その額に口付けを) [Fri 25 Jan 2008 02:18:37]
◆チカ=イ@間空宅 > (受け入れられる膝の上。 特等席だと自慢デモするように、背中を兄の胸に預けた。 兄のドテラを手繰って、間にうずまる。 ) …… 後二日頑張れば終わるからね。それからお家のこと頑張るよ。 (へら、と頬を緩め) ―で。 ( 落盤事故・ 閉じ込められている・ 救助――兄の言葉に、見る見る間に眉が寄っていく) …それ、兄様は、危なくないの? (落盤だなんて。 一度、学者が遺跡に潜った時、天上が崩れて大変だった―と、話していたことを思い出した。 天井を仰ぐようにして兄の顔を見上げる。 ) ……… ? (数回目を瞬かせた後、素直に閉じる) [Fri 25 Jan 2008 02:12:10]
◆間空宗政 > ……む。(彼女が近寄るのを察知し、その意思を汲み取れば、膝を動かして座りやすいようにしてやろう。 チカはどうにも、こうした触れ合いが好きらしい、と最近になって漸くわかってきた。 ならば別に、此方としては拒むような事はしない。 むしろ膝に座った彼女の頭を撫でてやるくらいのもので)ああ、魔女組合かー。……まあ、魔女と呼ばれるぐらいなのだし、怪しげな代物があって然るべき、なのだろうがなぁ。 ともかく、ご苦労様、だ。(なんて労いの言葉をかけてやる。 愚痴をこぼすのも珍しいことだし、本当に疲れたのだろう)うむ。何でも落盤事故があったとかで、まだなかに何人か閉じ込められているらしくてな。 それを助けに行く、というものだ。(ああ、そういえば労いといえば――……ふむ、と少し考えてから、口を開く)チカ、眼を閉じてはくれぬか? [Fri 25 Jan 2008 02:06:50]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の掌の感触に頬を緩めた。 暖かな掌の温度を求めて、四つん這いで近づいて、兄の膝の上に腰掛けようと試みる。 駄目なら、背中にペッタリ抱きつくつもり) ―――……。(よし、聞かれてない。聞かれて無いぞ。 兄様は自分の独り言を聞いてない。と、思う。兄の様子を窺いながら) …疲れたよー。魔女ギルド、凄いところなんだ。 兄様――……この家の『汚れた状態』とか比べられないくらいにー…。 ヘンなもの握るしーさー。 (うだうだ疲れた声でぼやき) ……明日から? (きょと、と) ………鉱山? 手伝い? (初耳だ。もっと詳しく話して、と視線で訴え) [Fri 25 Jan 2008 02:02:09]
◆間空宗政 > ………?(何やら物騒な単語が聞こえた気がするが、きっと気のせいに違いない。 燃やすとか何とかなんて、きっと聞き違いだ聞き違い)うむ、お帰り、だな。……二度も言うとは(なんて苦笑い。 疲れているのだろうとは思うから、手を伸ばして、妹の頭を撫でてやろうとする。 これくらいの労いはあって良いだろうし。)……ああ、そうだ。明日からそれがしも、少々昼間、家を空ける事になる。 夜には戻るつもりではあるが――ちゃんと伝えておかねばな。 鉱山の方で、仕事――……というより、手伝いだな――があって、な。 [Fri 25 Jan 2008 01:55:44]
◆チカ=イ@間空宅 > (商業地区で、似合いそうな色とマフラーは見つけたんだ。だけどお値段が…2万と、値が張るのなんのって。此方の足元を見られているのかもしれないが――。 それがだゆーさんの分とそろえるとなると4万。 残金一万…流石に悩んだ。 でも妥協もしたくなくて、結局あの日は何も送らずじまい――…それが一ヶ月前。 だけど今回のお仕事のお金が入れば、それも叶う。 灯の消えた暖炉にむかってニヤケた。 )―――そのためにも 燃やさなきゃ (ぶつぶつぶつ) ……。(ひょ) ……お、ぁ。 (兄が隣にきたのに気がついていなかった。 思い切り目を見開いて) あ、えと、ただいま! (声が上擦って、口を一度噤み) …んと、ただいまー……(二度) [Fri 25 Jan 2008 01:49:56]
◆間空宗政 > (寝室のほうから戸をあけて、ひょいと顔を出したのは寝巻き――浴衣の上にどてらを羽織った、彼女の義兄だった。 寒い寒いと手を擦りながら、一先ずは台所へ。 湯飲みに冷めたお茶を注いで一煽りした後、彼女の隣――暖炉の傍へと近寄ろう。随分と冷え込んできたものだ)……先日言っていた仕事、という奴か? こう遅くまででは、大変だったろうに(なんて、ちょっと心配めいた言葉を告げる。 心配めいた、であって心配じゃない。 心配じゃないぞ、と心中で繰り返す。 妹のことが心配で溜まらないとか言えない義兄である) [Fri 25 Jan 2008 01:45:56]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――お、帰ってきてたか』 [Fri 25 Jan 2008 01:42:04]
◆チカ=イ@間空宅 > 明日は、地下倉庫かー……(地下倉庫ー…魔女ギルドの地下倉庫。 昨日の魔女の部屋と、今日の密林並みの裏庭。 と、くれば…自ずと地下倉庫の惨状も想像できよう。 …先に同じ仕事についている人が片付けているらしいが、それでも手が足りないらしい。 ああ、明日はどんな状況でも驚かないでいられると思う。 ) ……… でも。 (これが、終われば) ………シャーリーさんにお金返せる。 (そして) ……一ヶ月おくれのプレゼント、もー……はー…。 [Fri 25 Jan 2008 01:40:20]
◆チカ=イ@間空宅 > (色々忘れてた尻尾を、今頃追加してみたり) それで、こぅ、お庭を一気に燃やして…! 雑草抜きなんて手間を省く! …完璧ですよねー…? (疲れ+昼間の出来事の所為で、ちょっぴり脳味噌がフライアウェイ中。 虚ろな声で呟きながら、ぼんぼん燃える庭先を思い描いた。 ほんと、魔女ギルドのお庭は、いっそ焼畑も真っ青な状況に燃やしてしまえばいいよ! と、何度思ったことか) [Fri 25 Jan 2008 01:33:33]
◆チカ=イ > 雑草抜いてー…(昼間の作業を思い出す。――生々しい青臭さが鼻の奥に予備が得る) ……枯葉を纏めてー……(昼間の白昼夢――というか、魔女ギルドの草花の毒気にあてたれたらしい――を思い出した。 ううう、と小さく呻く) ………焚き火で、一気に片付けようかな… …。 (握ったあの球根の感触を思い出す。 右手をにぎにぎ蠢かしながら、暖炉の前へ。 ああ、やっぱり火は消えている。 だけど、両手をかざせば、まだ暖かい。 ) ……どうせ燃やすなら、お芋よういしたいなー… [Fri 25 Jan 2008 01:29:05]
◆チカ=イ > ……やっぱり、ヴェイトス往復を毎日って、つらいなぁ………。 でも、宿取るお金なんてないしー……うー。 (コートのボタンを外しながら、先ずは暖炉のある部屋へ。 火は落としてあるだろうが、まだ暖かいかもしれない。 冷えた両手を擦り合わせながら、そっと物音をたてぬように、居間へ続く扉に手をかける) アルバイト終わったら、暫くお家のお掃除頑張らないとね。 (ふと、先程目にした庭先を見て、そんな事を思う) [Fri 25 Jan 2008 01:23:41]
◆チカ=イ > ただいまかえりまーしーたー……(帰還の挨拶は、最後の方は呟き声程度の大きさに。 ―― 部屋の中の明かりが落とされているから、きっと皆寝てるんだろう) [Fri 25 Jan 2008 01:19:26]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(今頃のご帰還)』 [Fri 25 Jan 2008 01:17:22]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 [Thu 24 Jan 2008 18:01:10]
◆間空宗政 > (というわけで、昨日ヴェイトス市に行った折、落盤によって閉じ込められた鉱夫たちの救出依頼に志願をしてきた。 まあ、返答はまだ来ていないが、急を要する依頼であるのは間違いない。そう遠くなく、返答も来るだろう。 それを街、受け取れば――ヴェイトス市へ向かおう) [Thu 24 Jan 2008 18:00:49]
◆間空宗政 > (そう、何だかこう、魂が抜けていって老人になってしまったような気分だ。 延々と悩み続けていたせいで、脳が疲れ果ててしまったのだろうか。 ああ、そういえば昨夜はチラホラと雪が降っていたっけ。すっかり溶けてしまったけれど、あれは随分と綺麗だった――)……と、いかんいかん。このままでは、少々、アレで何だ。 あまりにもそれがしが情けないというか、隠居老人の思考ではないか。 うむ、これではいかん。不味い。(妹殿――チカは街で何やら仕事を見つけたという事だし。ならば自分も働かなければ――いや働いてはいるが――示しがつかない。)太夫をひとり残してしまうのは、少々心苦しいが……まあ、それがしが毎日、ここへと戻ってくれば済む事であるしな。 [Thu 24 Jan 2008 17:55:03]
◆間空宗政 > (農作業もしているし、村の警邏もしているし、剣術も教えているし、ヴェイトス市の他流道場の稽古相手なんかもやっている。 やっているのだが――)……ううむ、何故こうも己が情けなるのやら。(ずずー、と庭先に置いた長椅子に座って茶を啜り、一人呟く。 冷たい風が吹き抜けて、かさかさと積もった枯葉を吹き飛ばしていった)……ああ、庭の掃除もせねばなぁ。 チカはおらぬし、太夫に頼むのもちと酷――というか無理であろうし。 [Thu 24 Jan 2008 17:49:58]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――別に働いてないわけではない』 [Thu 24 Jan 2008 17:47:01]
お知らせ > 印南蛍さんが退室されました。 『 ごッ ごッ ごッ ごッ!! 』 [Fri 18 Jan 2008 02:21:34]
◆印南蛍 > ( 人影は無い、灯りも無い、そう思っていた景色が急に安全じゃないように見えて取り乱す。 あの子が直ぐ傍に居るかもしれない。 全部ずっと視ていて、聴いていて、逐一報せてるかもしれない。 それじゃ私の安全な場所なんてもう何処にも無いじゃないか。 私の家だって、お姉ちゃんの事だって、お風呂場の事だって、■■■の事だって、全部全部全部全部筒抜けで、その上で泳がされてるかもしれないッ? なんで? いつでもどうにでもできるって事? ) …居るんでしょッ? ( 怖い ) ランシャオッ!! 其処、居るんでしょッ!? ( 怖い怖い怖い!! ) ずるいよ!! ( 鞄の中に手を突っ込む。 ) あんた達なんかに負けてたまるかッ!!! ( 鞄の中から引きずり出した、長細い金属のカタマリを振りかぶると、パンッ、と薄い硝子が割れる音がしてカンテラが弾け飛んだ。 インク瓶が倒れて床に染みを広げて行く。 ) 幸せになれなくちゃおかしいんだからッ!!! ( ぎしぎしと馬車が軋む。 薙ぎ払った虚空に手応えは無く、バールは壁紙を抉って木製の壁に痕をつけた。 ) [Fri 18 Jan 2008 02:13:38]
◆印南蛍 > ( ぞわぞわと背筋を登るような寒気がして、つま先から頭の先までびりびりと痺れた。 なんて無防備なんだろう! なんて迂闊なんだろう! 「根拠の無い信用なんかしちゃ駄目」って今思ったばっかりだ! 「負の感情に敏感な妖精」が何で私の所に「偶然」現れたりする? そんなのおかしい。 出来すぎている。 絶対、おかしい! ) [Fri 18 Jan 2008 02:00:56]
◆印南蛍 > ( 何で。 ) ( 何で、今まで疑わなかったんだろう? ) [Fri 18 Jan 2008 01:57:28]
◆印南蛍 > ―――――…ランシャオ? ( ふと、視界の隅に何か小さなものが横切った気がして身を縮めた。 息を止め、何秒間かそうしていてもそれっきり反応は無い。 …この場所を唯一知っている妖精の名前。 時々一緒に遊んだりする悪戯好きな可愛い娘。 ) ( 姿を消したり出来る娘。 いつも急に現れてただお話ししてお菓子を食べて帰っていく娘。 神出鬼没で何処に住んでいるのかも分からない娘。 自警団詰め所にまで現れた、娘。 ) [Fri 18 Jan 2008 01:57:25]
◆印南蛍 > ( 日記は私の味方の手で最初に発見されないと意味が無い。 お姉ちゃん? シャリネさんは分かってくれるだろうか? 学校みたいな大きな所で敵味方の区別をつけるのは難しい。 誰が私を見張っているかもわからないし、そんなに信頼できる子も居ないし。 折鶴…オーナーはいい人だし、他のバイトの子達とも上手くやってる…やってる、けど、あの人達だって味方だって保障は無いんだ。 根拠の無い信用なんかしちゃ駄目。 焦らないで、印南蛍。 ) [Fri 18 Jan 2008 01:41:42]
◆印南蛍 > ( カンテラの灯りを消したまま息を殺して窓の外に目を凝らす。 ) ( 大丈夫、やつら(の姿は無い。 此処はまだ連中に見張られて無い。 ちゃんと尾行されないようにしてきたもの、見つかるわけが無い。 私は小さな日記帳を開いて携帯インクが毀れないように小さなテーブルの上で開いた。 書ける事を書いておかないと。 いつまたおかしな罪を着せられて、連れて行かれてしまうかもしれない。 お父さんみたいに生贄にされてしまうかもしれない。 もう戻ってこれないかもしれない。 そんな時この日記が誰かの眼に触れる事があれば、正しいのは私で間違っているのはあいつらだって事が分かる筈だ。 口で言っても駄目。 声を大にしてそれを叫んでも直ぐに掻き消されて有耶無耶にされてしまう。 だから綿密に、細密に、事実を書き綴らなくちゃ。 ) ( 敵は、もう自警団も掌握している。 ) [Fri 18 Jan 2008 01:35:31]
◆印南蛍 > ( ―――――――― ) [Fri 18 Jan 2008 01:29:09]
◆印南蛍 > ( 丘を越えて東側には南北に続く細い道が続いている。 北側に牧場と村、南側には小さな林があって、その先はヴェイトス市街に続いている。 西側は何処までも続く延び放題の雑草の海。 その先がどうなっているか知らないし、きっと何も無い。 ずっとそれが続いているんだろう。 毛布に包まってそんな闇の向こうに目を凝らしながら、私は何もしないで静寂を楽しむ。 賑やかな芸能横丁は嫌いじゃない。 学校での当たり前の日常も嫌いじゃない。 ただとても体力が要るから、こうして一人になる時間はとても貴重だった。 誰も私の事を見ていない時間が無いと、窒息してしまいそうだ。 ) [Fri 18 Jan 2008 01:22:52]
◆印南蛍 > ( 其処が私だけの秘密の隠れ家だ。 幌じゃない立派な屋根と硝子の窓の着いた黒い馬車は右斜め後ろに少し傾いているけれど中は暖かく。 家から持って来たクッションと本とお菓子が置いてある。 天井にはカンテラを吊るして、最近毛布も持ち込んだ。 こんな時間にこの道を通る人なんてそう居なくなる夜遅く、私は1人でここにやってきてじりじりと時間を過ごす。 締め切った室内に無音と闇が広がって、ようやく私は独りになれるのだ。 ) [Fri 18 Jan 2008 01:16:48]
お知らせ > 印南蛍さんが入室されました。 『 地方村へ続く道の外れ/小高い丘の向こう/打ち捨てられた馬車の中 』 [Fri 18 Jan 2008 01:10:58]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『やがて、廃墟へとたどり着き―― 約束は果たされる。』 [Mon 14 Jan 2008 03:48:12]
◆アレックス > ( そして、手元にはミザリーが残したベルゼルガの代表者、潜伏場所などを記したメモが残っている。 都合が良すぎるほどに材料の揃っている手札は、まるで天啓、とでも呼びたくなるような状況。 ) ・・・ だから、注意しろと言ったのに。( 目を伏せ、語散る。シスター・ジャスティスに民間の団体を使っている事を聞かされた時、私は彼女に警告した。 よきにつけあしきにつけ彼女を介して状況が動くことを見越して情報を食わせたが、こんな結果になるとは。 兵は拙速を尊ぶというが、軽率さも考え物だ。 ) ――… 見過ごせは、しないのでしょうね。( メモを仕舞った懐に手をやり、我が身の置かれた奇妙な状況に思案する。 確認しなくてはならないだろう。 十分に、自分にはその動機があるように思えた。 次から次へと、なかなか休まらないものだ。 溜息を一つ、抱えた荷物に手を当て ) あなたも、妙なものを残しましたね。 [Mon 14 Jan 2008 03:46:59]
◆アレックス > ( しかも、彼女を刺した短剣の柄にはハンターハントとの関連を伺わせる文面があったと言う。 現場からチャドリの女性らしき人物が逃げ出すのが確認されている―― この事件に対し、私はある予感がある。 それも、いくつかの条件を限定するのならほぼ確信に至る予感だ。 ) ・・・ ベルゼルガが、何故。( 「シスター・ジャスティス」「ハンターハント」「チャドリの女」 この3つのキーワードが結ぶ像は、奇妙なもの。 シスタージャスティスは、個人的な事情・・・・・・恐らくは自分が情けをかけて取り逃がした吸血鬼を追う為にハンターハントの調査をしていたのを本人の口から聞いている。 それを依頼された民間の団体、というのは彼女の口ぶりからするにベルゼルガである事が伺える。 そして、不朽体というミイラを巡る事件の際に、私はベルゼルガのリーチという吸血鬼らしき人物と接触している。 私がソレディー・カモシレーヌから預かった不朽体を奪いにきたチャドリを着た「敬虔なる信徒」。 この符号は、他に手掛かりのない現在見逃せない事象。 何らかのトラブルが発生した可能性が伺える。 ) [Mon 14 Jan 2008 03:31:03]
◆アレックス > ( しかし、抱え込んだ余分という荷物は何処かに置かなければそれ以上の荷物は持つ事はできない。 こうして約束を果たすのは、言うなれば次へと進む為の儀式のようなもの。 心を安らかにする為の方便であろう。 )( 抱えた荷物の中には、灰の中から回収された彼女が処刑当時身に着けていた衣服と、十字架。 白い衣服は彼女を吸血鬼にした兄から贈られたものだと聞いている。 十字架も、彼女の持ち物だ。 本当なら棺桶に入れて埋葬してやりたかったが、私事であり、運搬の手間も踏まえて断念した。 押収した物品は重要なもの以外は焼却され、痕跡は記録に残されるだけとなった。 )――・・・ しかし。( そこで気になってくるのが、処刑のどさくさに紛れて行われたシスター・ジャスティス殺害未遂。 パプテス教会関係者・・・というよりも宗教者としては端物も端物だが、大きな被害を出した害悪吸血鬼を葬った英雄であり、人間として邪な所の見受けられない善人側の有名人。 パプテス教会としては実際の被害こそ軽微どころか無いも同じだが、庶民に知れ渡った偶像という意味では、重大な問題だ。 ) [Mon 14 Jan 2008 03:14:56]
◆アレックス > ( 肉体という形を失い、霊は拡散し、幽は再び、神の一部として神の御許へと還った。 罰せられるべきは罰せられ、在るべきものが在るべき姿へと戻っただけ。 悲しむとすれば、彼らが滅ぶ事ではなく、彼らが吸血鬼になってしまった事であろう。 神への反逆と比喩される、摂理への、宿命への、運命への反逆。 余儀なくされた発生から逃れられぬ消滅への絶望に反逆する、進化という歪みの一旦。 そんな所か。 吸血鬼は自ら選び取って吸血鬼になるのだと考える。 )――・・・ けれど、現実は目に見えるもの、手で触れられるもの。( 馬上に抱えた荷物に触れる。 白い布に包まれたそれは吸血鬼ミザリーの遺品。 兄が眠る場所と同じ所に埋めて欲しいと、そう言い残された約束を果たす為、こんな夜中に田舎道を進んでいる。 もはや肉も霊も幽も存在しない彼女との約束を果たすのは単なる自己満足でしかない。 こんなものは、感傷だ。 何の義理立てにもなりはしない。 最期まで看取れば、彼らを滅ぼす事が許されるなどそんな条理は存在しないだろう。 ) [Mon 14 Jan 2008 02:51:34]
◆アレックス > ( しかし、今際の際にいくらしおらしくして見せようとも、アレはまごう事なく狂気に足を踏み入れた凶悪犯罪者。 吸血鬼云々を除いても、目的の為に殺人を厭わない・・・ むしろ進んで手を染める類の性質。 アレが10年存在し続ける為に何十人死んだか知れたものではなく、純粋めいた想いも、もはや狂気。 それを理解して尚、同情できると言うのならそれもまた狂気であろう。 吸血鬼になる素質がある。 )・・・ 知らない事こそが、優しさを分け与える条件だとするのなら、不幸なこと。( だが、一面の真実のように思う。 深遠を覗き込めば原罪かくも重いものかと知り、溜息も出よう。 ともあれ、「彼ら」はその在り様を誰にも理解される事無く、多くの者に誤解されたまま滅び、再び起き上がる事はない。 それが結末。 それを見届け、アレッサンドラ・クレメンテは馬の背に揺られ、カンテラの明かりに照らされる夜道を行く。 ) [Mon 14 Jan 2008 02:29:29]
◆アレックス > ( 人混みに紛れたシスター殺害未遂などの問題などを残すも、ハンターハントに関わる吸血鬼の処刑は完了し、ハンターハント構成員及び、それらに養われていた10名あまりの吸血鬼が灰塵と化し、小分けにされて海へと流された。 処刑執行後の街の反応を伺うに、概ね「妥当」という反応が見られたが、「当然」には至らなかったように思う。 この結果が示す所はどれだけ吸血鬼というものがヴェイトスという街に普遍的な認識として息衝いているか、という事であろう。 吸血鬼がまるで白人と黒人を区別するように「一種族」として見られる事もある街である。 その事態を異常な認識だと思わない事が何よりの異常。 ) ( 処刑された吸血鬼の中に、傷跡も生々しい少女型の吸血鬼が居たのも見る側の痛ましさを喚起した原因だろう。 アレを「穴だらけになり腕をもがれても目を抉られても、動く死体」と見るか、「死んでなお酷い目にあった少女」と見るかで、その立場は大きく違う。 ) [Mon 14 Jan 2008 01:49:04]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 処刑の事後処理を終え 』 [Mon 14 Jan 2008 01:40:01]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『(男は夏鈴を寝かせて…翌日顔に紅葉がついていたとかいないとか』 [Sun 13 Jan 2008 19:48:47]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Sun 13 Jan 2008 19:47:52]
◆夏鈴 > ぁ・・・ぅ・・ (引き抜かれるのにあわせて注がれたものも溢れて。恍惚としたままの猫は、腹部に当たる感触にもあまり動じた様子は見せず。元々眠い上に、久しぶりに身体を重ねたこともあって、体力気力共に疲れ果てていて) っ・・ん・・ (口付ける頃には瞼が落ちそうになっていて。そのまま、男の腕で意識を失うようにして眠り始め…・・・次に目がさめた時にはいつも通り男の頬に景気良くビンタの一発もかまそうとすることでしょう。) [Sun 13 Jan 2008 19:47:34]
◆ルード > ふぅ。 気持ちよかったぜ? (夏鈴の頭を撫でて満足そうに笑みを浮かべた。 肉棒は引き抜いてやり。 夏鈴の腹部に当たるようにしよう) 疲れたんなら寝ておくと良いぜ? (口付けを軽く行いながら様子を見つめ) [Sun 13 Jan 2008 19:41:53]
◆夏鈴 > んぁぁ・・・ (体内へと流れ込む熱い液体に恍惚とした表情を浮かべて。お暫くすると、収まりきらないそれらはつながりあったそこから溢れて白濁の水溜りを作る) あ・・はぁ・・・ (抱き寄せられれば力の入らない身体は容易に腕の中におさまる。男の肩に顎をのせ、うっとりとした様子で瞳を細めつつ荒い呼吸を何度も繰り返す。) [Sun 13 Jan 2008 19:38:45]
◆ルード > (そのまま、夏鈴の強い収縮に合わせ性を思いきり中へと注ぎ込んでいく。 どくん。 と強く脈打ち。 そして注ぎ込みながら、夏鈴を抱きしめ。 ゆっくりと快楽の余韻を楽しもうとしていく。 引っかかれた腹は少し痛む。 後で薬は塗っておかないといけないかもしれない) [Sun 13 Jan 2008 19:32:23]
◆夏鈴 > あ、あ、・・・やめぇ・・るぅ・・ (あまりの激しさに男の腹に爪をたて、男を跨ぐ脚は布団を蹴る) んぁぁぁ・・・、ぁ、あ、やあ、あっ・・・ (真っ白に焼き切れそうな感覚に背をぐっと張り、わずかに仰け反り嬌声をあげてひくつく。それと同時に、男を受け入れている部分も強く収縮するような動きをして) [Sun 13 Jan 2008 19:29:22]
◆ルード > そろそろ、限界だからな。 夏鈴の中におもいっきり精を注いでやることにするぜ? (夏鈴へとそう告げれば肉棒の動きは一段と激しさを増していく。 夏鈴も強く生かせてやるために感じるポイントを重点的に攻め立てていく。 大きく突き上げながら、胸ももむのはやめず) 夏鈴も思いっきりいっちまうといいぜ! [Sun 13 Jan 2008 19:23:58]
◆夏鈴 > ぁっ、くぅ・・・、あぁ・・・ (逃げるように男の腹に手をあてるが足に力は入らず、何度も貫かれる度に空気と愛液が卑猥な音をかなで続ける) あ・・はぅん。ぁ、や、いたっ・・・ (強い愛撫は若干痛みも伴ったようで、眉を寄せるが内壁を抉る様な攻めの快楽とごちゃまぜになり、痛みですら快楽と感じるようなそんな錯覚さえ覚えて。) ひんっ、も、るっ・・・やぁ・・ [Sun 13 Jan 2008 19:20:06]
◆ルード > 気持ちよくなかったみたいだからな。 もっと気持ちよくあんるようにしてみたんだが。 (にやりとした笑みを浮かべたまま。 夏鈴の奥をまた続くように肉棒を動かしていく。 締め付けが強くなればまた心地よく腰の動きは徐々に大きくなっていく。 胸は強めに愛撫を行い。 より快楽を与えんとしていって) [Sun 13 Jan 2008 19:14:05]
◆夏鈴 > い・・や、やめ・・・っ・・・ (身体を起こされ、それまでよりも深く貫かれれば瞳を白黒させてびくついて。つながりあったそこは軽く達したのを示す様に、雫が伝っていて) ・・あ、はぁぁ・・、やぁ・・・ (その状態で胸の先に与えられた刺激は強烈で、身体を捩った瞬間、また体内を深く貫く男のもので中を抉られて内腿をひくひくと振るわせて) [Sun 13 Jan 2008 19:11:20]
◆ルード > そうか。 それは残念だな。 じゃ、もっと気持ちよくなるようにこうしてやるか。 (そう告げれば彼女の体を抱き上げて肉棒が重力でより深く刺さるようにとしてしまおう。 より締め付けが強くなれば心地よさに笑みを浮かべて) かりんも感じてかまわねぇんだぜ? (きゅ。と胸の先をつまみあげていこう) [Sun 13 Jan 2008 19:06:15]
◆夏鈴 > い・・く、なぃ・・ぃ・・ (眉根を寄せ、打ち付けられる腰によって与えられる強すぎる快楽に足をびくんっと跳ねさせながら強がりを口にして。それでも、脳天を揺らされる程に耐え切れない快感に、頭の上付近のシーツを両手で掴み何度も首を振って悶える様子を見せる) あ、・・あっ・・・、あぁ・・やめ・・、ふぁぁん・・・ (容赦ない攻め立てに次第に声も押し殺せなくて、口元を唾液で濡らしながらひくつく。耳元を攻められれば、それに連動する形で男を咥えるそこはひくついて締め付けるような動きをみせる) [Sun 13 Jan 2008 19:03:22]
◆ルード > 夏鈴の中はなかなか気持ちいいぜ。 (しまりを感じつつも夏鈴の中を突き入れた肉棒でゆっくりと往復し始める。 胸を愛撫を繰り返したままではあるが夏鈴の反応を見つつ。 敏感なところをできる限りえぐり。 奥を貫くようにしていくつもりで) こうするのは気持ちよくねぇか? (そのまま口は耳元を攻めようと) [Sun 13 Jan 2008 18:57:59]
◆夏鈴 > ぁ・・ぅ・・(不安の色の強い瞳で男を見つめる。) ぁ、やっ・・!・・・っ!? (そして久しぶりに体内へと侵入してくる熱く硬い異物の感覚に目を見開いて、咄嗟に暴れようとするが唇を塞がれてしまえば動きも封じられてしまって。指でならされたとはいえ、身体の中をこじ開けるようにして圧倒的な質量のそれが突き立てられればたまらず、涙を零しながら精一杯咥えていく) は・・っ、ぁ・・、はっ・・・んっ、んんっ・・ (深くつながりあって、瞳を白黒させていたところに、胸元を弄られれば身を捩り荒い呼吸と共に上擦ったような甘い声があがる。) [Sun 13 Jan 2008 18:53:19]
◆ルード > そんなに乱暴にはしねぇよ。 (心の中で多分。 と付け加える男。 そうそう壊れるものでもないと思っているが) それじゃ、いくぜ? (秘書をゆっくりとかき回してから肉棒をゆっくりと突きたてていく。 奥へと肉棒で貫いていきながら、夏鈴の唇を奪ってやろうとするだろう) 焦らした分は可愛がってやるからな。 (手は胸をよく揉み解してやろうと動かしていく) [Sun 13 Jan 2008 18:44:37]
◆夏鈴 > (意地っ張りが折れた瞬間、何か物凄く負けた様な気がして悔しくて仕方が無い気持ちになる。それでも、ベッドに寝かされ、身体を弄られれば) は・・・ぁ、っ・・んんっ・・・ (じれったい様な状態で耐え続けてきた反動もあり、激しい攻めを前に何度も首をふって悶えながら、あられもない嬌声を続ける) あ、あ・・・あ・ぁ・・、や、こ、こわれ・・ちゃ・・・っ・・ (そして、問いかけの内容に、喉の奥で、ひっ、と小さくおびえた様な悲鳴をあげるが、一度スイッチが入ってしまえば基本的に男に従順な猫は身体からできるだけ力を抜いて男自身を受け入れる体制を整え様とぎゅっと瞳をつぶる) [Sun 13 Jan 2008 18:41:02]
◆ルード > 仕方がねぇな。 それじゃ、俺の部屋で続きを可愛がってやるよ。 (夏鈴が小さな声でねだる言葉を告げれば笑み浮かべ、そのまま自分の部屋へ向かおう。 そのまま彼女の体を自分のベッドへと寝かせ。 胸をゆっくりと再びもみ始める。 秘書も指を這わせ、先ほどより、やや激しくかき回すようにしようと) 夏鈴。 このまま俺のを中に入れてやるつもりだが、かまわねぇよな? [Sun 13 Jan 2008 18:32:42]
◆夏鈴 > ぅ・・ぅぅ・・ (抱きかかえられると瞳の端に僅かに涙を湛え僅かに首を振って) るー・・どの、部屋・・・行くぅ・・・ (髪で自分の顔が隠れるように俯きやっと聞き取れるかどうかという声量で言う。そのまま、再び口元にゆるく握った手を押し当てる様にしながら、焦らすような刺激に必死で耐えようとする) [Sun 13 Jan 2008 18:29:13]
◆ルード > んじゃ、ベッドまでは連れて行ってやるな。 (夏鈴の体を毛布で包んだまま抱き上げて。 彼女の部屋のベッドへと向かおう。 そのまま時々刺激を与え。 焦らすのは変わらずに。 夏鈴の表情からはほしそうだと思っているが本当にこのままやめるのでは、と不安も覚えさせようと考えているらしい) [Sun 13 Jan 2008 18:20:42]
◆夏鈴 > っ・・ぅ・・(不意にやめば、眉をハの字に頼りなく寄せ思わず男の顔をすがるような瞳で伺ってしまう。それでも、素直にオネダリするのは嫌で) ぅ・・ん・・ (明らかに嘘と分かる様な事を口にし、必死に疼く身体を落ち着かせようとする。最も、それまで以上にしっかりと抱き寄せられた状態で、焦らす様に与えられる刺激は無駄な努力や気持ちを削ぐ効果が十分なようで) ぁ・・・ぅぅ・・・ (時折悩まし気な吐息にのせて切ない声を漏らしてツラソウにする) [Sun 13 Jan 2008 18:17:32]
◆ルード > 夏鈴。 それじゃ、このまま終わりにしてもかまわねぇよな? (続けていた愛撫をとめて、そのまま彼女の体を引き寄せ。 抱きしめたまま、動かなくしてしまおう。 それでも、時折耳元を軽く噛み。 刺激は与えていくけれど。 胸の先は時折触れるか触れないか程度に撫でよう) [Sun 13 Jan 2008 18:12:08]
◆夏鈴 > ふ・・ぅぅん・・・ (額にじんわりとした汗を浮かべながら小刻みに体を震わせて) っぅン… (強い刺激に思わず自らの人差し指を齧るようにして声を押し殺す。) ぅー・・・ (眠さとはまた別の理由で潤んだ瞳をうっすらと開け、男を見上げると首を良くに降る。この辺りはやはり意地っ張りのよう。それでも体の反応は正直で、男の指先には胸の先はつんとしこり、下肢ではぬかるんだ感触を伝えるだろう) [Sun 13 Jan 2008 18:06:33]
◆ルード > (じっくりと焦らす様に夏鈴の体を可愛がり続けていく。 答える余裕もなさそうな夏鈴にじんわりとした刺激を与え続けていく。 胸の刺激はやや強めてやり、しっかりともみ、胸の先をつまんでいく) 気持ちはよくねぇか? それくらいは教えてくれてもかまわねぇだろ? [Sun 13 Jan 2008 17:59:32]
◆夏鈴 > う・・くぅ・・・ (ゆっくりと、それでも確実に自分の弱い部分を刺激され続ければ身体は自然と火照らせるには十二分であって。時折弱いながらではあるが、自分の膝同士をすり合わせて耐える様な仕草を見せはじめる。そして、問いかけけに何か答えようとすると嬌声じみた声になりそうで、制止の声もあげられず、結果的に体は疼く様な快楽に身もだえするだけに) [Sun 13 Jan 2008 17:56:08]
◆ルード > 眠くて仕方がないならこのまま寝るか? (服を脱がせてしまってはいるが。 愛撫は普段よりもゆっくりと。 夏鈴の敏感な部分を撫でようとしていく。 時折こぼれる甘い声をにやりとして見ながら) [Sun 13 Jan 2008 17:48:53]
◆夏鈴 > き、嫌い・・・だよ・・ (眠さと、刺激と、そのハザマで揺れ、体をゆるく捩らせながら弱い抵抗を見せるがいつも以上に無防備に自分の大事な所に手が到達するのを許してしまう。) ん・・、っぅん・・・そんな、ことぉ・・・ (下唇を軽く噛んで、声を押し殺そうとするが、時折耐えられずに甘い声があがる) [Sun 13 Jan 2008 17:44:25]
◆ルード > 案外、夏鈴も嫌いでもないんじゃないか? (ニヤと笑みを浮かべつつ笑いかけ。 彼女の秘書を軽く撫でよう手お手を伸ばす。背中に回した手からも胸をゆっくりともみ、胸の先を軽くつまんでいこうとするだろう) 気持ちよくなってきてないか? (耳の攻めからにげる様子を見て軽く笑む) [Sun 13 Jan 2008 17:39:28]
◆夏鈴 > なっ、ば、ばか・・ (聞かなければ良かった、と赤面して思うがもう遅い。次第に眠気からも覚醒してきているようで) ん・・ぁ・・ にゃぅん・・・ (刺激に対して殆ど反応をしていなかったが、少しずつ上擦ったような吐息が漏れ始める。耳元をかまれればたまらずに首を竦め、逃げるように耳をひこひこと揺らそうとする) [Sun 13 Jan 2008 17:35:06]
◆ルード > 夏鈴が逝く直前でじらしてみたり、とかだな。 (自分も深く考えていたわけではないのでとりあえず思いついたものを告げてみよう。 身を寄せている胸をゆっくりともみ続けたまま。 耳元を軽くかもうとする。 そういえば不断は中途半端に服を着せていることが多いので裸にさせて、というのは案外少ないかもしれないとぼんやり思ったとか) [Sun 13 Jan 2008 17:30:50]
◆夏鈴 > (衣類を纏わずに身を包む布団だけでは寒さを覚えて身を寄せて。) んぅん・・・ (胸元を弄る手に弱く反応を示す) 意地悪・・・? (ルードに買われて以来を思い出しながら意地悪をされた経験を思い出そうとするが、すぐには浮かばず。だから、) 意地悪って・・どんな・・? (そんな問いかけをしよう) [Sun 13 Jan 2008 17:25:52]
◆ルード > (裸にさせた後に毛布を体にかけてやることにして。 身を寄せてくる夏鈴の体を抱き寄せてしまえばそのまま、胸を軽く撫でていこうと) そうだな。 だが、夏鈴が可愛いと意地悪もしてみたくなるな。 (反対の手は背中から頭を抱きしめながらゆるく撫でてやろうと) [Sun 13 Jan 2008 17:21:28]
◆夏鈴 > うー? (相手の言っている意味がとれなかったのか聞き返す。その間に毛布を剥がされれば寒そうに身震いして体をより密着させようとするだろう。その間も、体を撫で回す手には反応鈍く体を揺らすばかり。) 何、馬鹿なこといって・・ (否定だけはするものの、抗いがたい眠さに囚われた猫は殆どされるがままに纏った服を脱がされてしまう。脱がされたことによる寒さに肌をあわだたせ) にゃぅ・・ (不意に、首筋に触れる生暖かい感覚に首を竦ませる) [Sun 13 Jan 2008 17:17:55]
◆ルード > (切れました。 そんなことを、にや、と笑って告げれば。 そのまま彼女の毛布をはずし、体を撫でながら服を脱がせてやろうとするだろう) 夏鈴も乱れる姿を見せたいのか? (否定はされるだろうと思いつつもからかうように告げよう。 服をすっかり脱がせることができれば首筋に口付けてやるつもりで) [Sun 13 Jan 2008 17:10:54]
◆ルード > んじゃ、エッチなことをしてやったほうがよさそうだな。 (そんなことをにや、t [Sun 13 Jan 2008 17:08:19]
◆夏鈴 > うん・・・ (相手の言葉に同意する。撫で回される手には寝いこともあり、体温はいつもより温かく感じるものの反応はどこか緩慢なもの。その分いつもに比べて抵抗が少ないのだけれど) 全然わかんなぁぃ・・・ (笑みには、言葉だけじゃわかりませんとでもいう様にとぼけてみせる。聞き方によっては挑発しているように聞こえるかもしれない) [Sun 13 Jan 2008 17:05:59]
◆ルード > そうか。 んじゃ。 そん時の気分次第ってことか。 (体から力を抜いてきた体を抱きしめてやり。 そのまま体を撫でていこうか) ん? そりゃこうやって可愛がるのも良いが、夏鈴をエッチな姿にさせて可愛がるほうが好みだぜ? (にやりと笑い、当然、と告げようか) [Sun 13 Jan 2008 16:59:19]
◆夏鈴 > わかんなぃ・・・ (少し考えた後にでたのはそんな言葉。猫は存外気ままなイキモノだと思う。同じ事であっても、ある時はよくてもある時はだめ、というように、いつもいつも同じ手法で良いと限らない。) ルードは、どんな風に可愛がりたいの・・・?できれば、具体的に・・・ (相手の言葉を真似するように言うと体から力を抜いて相手に身を委ねてみる) [Sun 13 Jan 2008 16:52:34]
◆ルード > それじゃ、夏鈴はどんな風に可愛がってほしいと思うんだ? (夏鈴の頭を撫でながら、方向性にもよる、と答えたのであればそのままどうされたいのかは聞いてみよう) できれば、具体的にな。 (頭から背中をゆるりと撫でながらあやすようにしようか) [Sun 13 Jan 2008 16:46:55]
◆夏鈴 > (可愛くないとは言われなかったので満足したようで、頬にあてがった手はそのまま男の首の後ろに回す。丁度引き寄せようとする動きがあったこともあり、男の肩に顎を肩にのせるようにしながら力を抜く) 可愛がるのは・・・・・・方向性によるー・・・ (うと、っとしながらも、囁く様に男の耳元で律儀に答える。) [Sun 13 Jan 2008 16:42:10]
◆ルード > そうか? んじゃ、いつも可愛い夏鈴をいつも可愛がっても良いのか? (寝ぼけているところではあるだろうから、このあたりは本心が聞けるかもしれないと思い。 瞳をあわせて顔を近づけてくる夏鈴の頭を撫で。 体を引き寄せて暖めていこうと) [Sun 13 Jan 2008 16:38:08]
◆夏鈴 > (もぞもぞと布団の中で体を動かし、寝やすい体勢を整え様とするが) うぅぅん・・・ (喉元を撫でられれば、ついついごろごろと喉を鳴らしてしまう。) 私はいつも可愛いもん・・・ (むー、と拗ねた様子で唇を尖らせて言うと、眠たそうな表情のまま男の両頬を手でくるみ瞳をあわせるように顔を近づけてみせる。) [Sun 13 Jan 2008 16:34:51]
◆ルード > 別にこのまま寝てて良いぜ? (中途半端な返事をみて苦笑を浮かべつつ、そのままゆっくりとのどをゆっくりとなでていこう) こういう姿をしてる夏鈴がかわいいと思うぜ [Sun 13 Jan 2008 16:31:22]
◆夏鈴 > (すぐにでも眠りに落ちてしまいそうなのをなんとか耐えて。暖炉のある部屋へと向かう途中、玉飾りを認めれば無意識にそれを叩こうとする。) んー・・・ (やはり眠さのせいもあって返事は中途半端なもの。撫でられればわずかに反応して、ひくっ、と振るえる。) [Sun 13 Jan 2008 16:24:17]
◆ルード > ( そのまま、彼女の体を抱き上げなおし、立ち上がれば家の中に入っていこう。 家事は一通り終わっているなら咎める事もない。 寝ているならベッドがよさそうだが、しばらくはくっついていたそうなので家の暖炉がある部屋で椅子に座ることにしよう) こうしていると夏鈴が猫だとよくわかるよな。 (頭からのどにかけてなでていこう) [Sun 13 Jan 2008 16:18:44]
◆夏鈴 > んー・・(貴重な熱源・・・もといルードが入るのであれば、入る。そんな感じで頷く。撫でられるのにも抵抗せずに、ただ擦り寄る様にして体を密着させる。) [Sun 13 Jan 2008 16:14:32]
◆ルード > 外だと寒いだろうしな。 んじゃ。 少し中に入るか。 (より絡み付いてくる夏鈴の体を抱きしめて。 髪の毛をなでつつ中に入ろうかどうかを尋ねる) さみいなら中に入ってあったまったほうが良いだろうしな。 [Sun 13 Jan 2008 16:11:52]
◆夏鈴 > うん・・(頷きながら、バランスをとるために腕は男の肩へと回す。移動の間の振動も心地よいもので、より眠さに拍車をかけるようで、次第に回した腕からも力はぬけてきていて) そ・・かな・・?ん、ルード、寒い・・・・・ (もっと密着しようと、瞳を閉じたまま腰掛けた男に腕や足を絡み付かせるようとする。) [Sun 13 Jan 2008 16:07:27]
◆ルード > んじゃ、このまま寝てても良いぞ。 (そのまま、髪の毛を頭をゆっくりとなでていこう。 そのまま夏鈴を抱きしめて歩き始めよう。 東屋のところまで移動して椅子に座ることにしよう) 暑すぎるのと寒いのと苦手なのはだれでも一緒かもな? [Sun 13 Jan 2008 16:03:08]
◆夏鈴 > んー、そんな感じかなぁ・・・ (眠いせいもあって曖昧な表現で返す。そのまま身を任せればわずかな浮遊感。おや?と思うのも一瞬で、眠い猫はすぐに気にするのをやめる。) 寒すぎるのは好きじゃないかなぁ。あと暑すぎるのも苦手よー? (腕の中で、先程よりも少し温もりの増えた布団にまどろみ始め瞳をしょぼしょぼといわせる。) [Sun 13 Jan 2008 15:56:57]
◆ルード > んで、陽だまりとか湯たんぽの変わりにするわけだな。 (苦笑をすればそのまま彼女を抱きしめてやろうか。 できるなら、毛布ごとお姫様抱っこらしく横抱きに抱き上げてしまおうとする) 夏鈴はやっぱり寒いのは苦手か? (改めての確認、と。 男はそれなりに体温高めで暖かいだろう) [Sun 13 Jan 2008 15:51:12]
◆夏鈴 > (欠伸のせいで瞳のはじにたまった雫を指先で拭うとかけられた声。寝ぼけ気味な瞳を向けた後に、そちらへと向かおう) んーでもぉ、風来ないところとか、あったかいとこ知ってるし・・・ (猫の姿になれば人用の布団は極上のベッドにもなる。・・・ふと、そこで更なる熱源に思い至った猫は、男の考えなど知らぬ猫はそのまま近づいて、その胸に自らの顔を押し付ける様にしてくっついて温もりを得ようとする) [Sun 13 Jan 2008 15:47:24]
◆ルード > (もこもことふとんに包まって出てきた夏鈴をみては冬の寒さだと大変そうだな。 と思う。 猫はなんだか寒さに弱そうなイメージがある) 今日は曇ってるからそとはそんなに暖かくはないと思うぞ? (眠たげな彼女へとそう、声をかける。 こちらは少し運動後なのでちゃんと服を着ていればそれほど寒くは感じていない) [Sun 13 Jan 2008 15:40:44]
◆夏鈴 > (厚地の布団があれば外での昼寝も寒さも耐えられる。陽光の降り注ぐ場なら、尚の事。仕事よりも何よりも昼寝すきな猫は今日も今日とて布団を片手に外へと陽だまりを求めてでてきた。今はもう家での片付けは終わっている。) ふぁー・・ (戸口をでたあたりで、眠た気に瞳を細め大きな伸びと共に欠伸を一つつく。) [Sun 13 Jan 2008 15:37:29]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(雨が降らないのであれば)』 [Sun 13 Jan 2008 15:33:23]
◆ルード > (今日は曇り空で割りと寒い。 が、動物の世話に寒いとか文句を言ってもいられない。 仕事がひと段落して気分転換に出てきたところではある) しっかし、トキノミヤコの行事はよくわからねぇな。 (小正月、というものらしい。 木の枝に団子をつけて実のようにしたものを家の中においている、そういう行事がある、と聞いたのでやってみたのだが) [Sun 13 Jan 2008 15:28:43]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『(外で仕事中)』 [Sun 13 Jan 2008 15:25:39]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「あっちが先にこっちの事見付けたのよ」 肩竦め、茶を口に入れるだろう』 [Sat 12 Jan 2008 00:26:30]
◆フェン・メイフォン > (二人から順番に投げられた質問。それに、顔を上げれば… 一先ずは口の中のスコーンを流し込む為に紅茶を一口。 飲み込み、一呼吸分の間を置いてから… 頷き、そして――) 先ず、ナキアさんの質問だけど… うん、少し複雑な立場と心境だったと思うけど喜んでいたわよ。 でなきゃ、手紙なんて書いて来ないと思うわ。(少なくとも、私はそう思うわ。 そう、吐き出せば…次は、一峰の方へと向き直り――) それなんだけどね―― (苦笑、一つ) [Sat 12 Jan 2008 00:26:09]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが退室されました。 『(話を聞きながら、フォーウン茶を口にして。「割と濃厚だのう」なんて言ったとか)』 [Sat 12 Jan 2008 00:24:37]
◆一峰@エルザファーム > なに、30秒。 ( そんなに短くていいのか。と驚く。後で淹れて来ましょうかとの言葉に、「頼む」と茶葉をシャリネの方に寄せ。子犬の様子を見に行くのを見送って。 ) 自分もスコーンを頂こうかの。 ( 言うと、ナキアが持ってきてくれたスコーンを手に取り、ジャムをつけてかぶりつく。うん、いい感じだ。そして、ナキアがフェンに問うのに顔を上げて口を挟む。 ) そうだ。そういえばフェンはどうやって見つけたのだ? ティアンと一口にいっても割と広いんだろう? ( 何か特殊な方法をとったのか、地道に探って見つけたのか、はたまた偶然か。ミレイユの様子なども、もう少し詳しく聞きたがるだろう。 ) [Sat 12 Jan 2008 00:21:48]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( フォーウン茶は初めてなので濃さには気付けないはず。 おいしいですね、と微笑んだろう )』 [Sat 12 Jan 2008 00:12:58]
◆ナキア > それでも、私はメイフォンさんに感謝しているですから。行ってくれたことにも、帰ってきてくれたことにも。 ( 恥ずかしさの抜けない様子に、微笑みながら。 もちろん、”彼女”の手紙を届けてくれたことも。 ) いいえ、どういたしまして。 ( 答えて、魔女も口をつけようか。 食べる前から、レモンの香りが芳しい。 ) …えぇ、すっきりとした甘みで。美味しいですね。 ( メイフォンさんの言葉に頷いて、魔女が漏らすのはジャムへ対しての。 ) …そうなんですか? ( シャリネさんと一峰さんのやりとりを眺め、茶葉の話題をメイフォンさんへと振る。確か、彼女はフォーウンの出で料理も得意だったはず。…今は、どうかわからないけれど、知識はあるだろうから。 ) あぁ… はい、行ってらっしゃいませ。 ( 微笑んで、その背を見送ろうか。 ) …。 …”彼女”は、お届けモノを喜んでくれたでしょうか。 ( ハーブティを口に運びながら、そっとメイフォンさんに問おうか。 ) [Sat 12 Jan 2008 00:08:04]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 紅茶を淹れなれているだけにちょっぴり濃かったとか……!ごめんね! )』 [Fri 11 Jan 2008 23:51:22]
◆シャリネ > ( 自分の作ったジャムが、小さな魔女の作ってくれたスコーンに乗せられるのを嬉しそうに眺めて笑みが綻ぶように。 名前を呼ばれて彼のほうを見 ) ―――ええ。 …あ、でも確か、フォーウン茶ってちょっと蒸らすだけでいい、とか…えーっと、30秒だったかなぁ。 ( 曖昧に、困ったように思案顔。 ) 私、後で淹れて来ましょうか ( 実際に淹れたことはないので不安げだがふわり、微笑んで。 嬉しそうなフェンさんにふわり。笑みを深めた ) ( ケーキを一切れフォークで切り分ければ口に入れて、溶ける甘さに幸せそうな微笑深め )( 眠りから覚めて起きてきたのか、子犬がうとうととしながらきゅぅ、と高く泣くような鳴き声。 ) あ、シフォン。 ( ふわり、立ち上がり ) ちょっと、見てきますね。 ( 皆に挨拶してから奥の部屋へ向かおう。――戻ってくればお腹がすいたとミルクを欲しがる様に、お乳を運ぶ作業しつつフォーウン茶を淹れるだろう。…が。 ) [Fri 11 Jan 2008 23:45:53]
◆フェン・メイフォン > うん、じゃあ… その、ありがたくありがとうの言葉を受け取らせて…あー、やっぱこっぱずかしいぃ!(と、笑みや軽口に此方も照れ笑い続ければ、頬を一掻きし… それから、ふっと「帰って来たんだなぁ…」 なんて。) ん、ナキアさんありがと。 じゃあ、いただきます!(そんな思い胸にしまいながら、目の前に置かれたスコーンを手に取り口を付ければ、スコーンの触感とジャムの甘酸っぱさに頬緩め――) うん、おいしい。(微笑みながら素直な感想を口に出して、もう一口。) [Fri 11 Jan 2008 23:36:47]
◆一峰@エルザファーム > 照れんでもいいだろう。「良いことしたんだ」と胸を張っておけ。 ( 笑いながら、照れるフェンに対してそんな軽口を叩く。 ) ──うむ。もうちょっとしたらまた沸かそうか……。紅茶と同じやり方でいけると思うか? シャリネ。 ( フェンから渡された茶葉の包みを開き、シャリネに中を見せて尋ねる。 ) あ、うん。大丈夫だ。自分で取る。 ( シャリネは気配りやさんだのう…と笑みを浮かべ。茶葉の包みを元に戻したらクッキーでも頂こう。 ) [Fri 11 Jan 2008 23:29:29]
◆ナキア > …ふふ、 ( 照れる、というメイフォンさんに魔女は尚も笑みをもらし。 ) …、…よろしくお願いします。( 二杯目はその茶葉に、という言葉を耳にし、渡される包みを目にすれば一峰さんへとそう告げようか。このハーブティも美味しいが、二杯目のお茶も楽しみだ。 ) わかりました、 ( メイフォンさんに頷いて、 ) あ、はい。 ありがとうございます。 ( シャリネさんの気遣いに、微笑んで答えようか。 己の籠も机にのせられているのなら、そこから中に入っていた紙に包んでスコーンを一つ取り。シャリネさんに告げられた通り、スプーンで掬ってジャムを添えればどうぞ、とメイフォンさんの前へ。 …己も、同じようにスコーンで彼女の手製らしいジャムをいただくことにしよう。 ) [Fri 11 Jan 2008 23:19:17]
◆シャリネ > ( 「スコーンにはジャムが」 魔女の言葉に、嬉しそうに微笑む。 魔女の続く言葉に耳を傾けながら相槌を打って――そうなんだぁ、と。 ゆるりと浮かべられた笑みに微笑み返す。一峰の言葉に、視線を合わせ、ちょっと吃驚した、と言う微笑。 ) ―― 当たってたみたい。 ―――― ええ、おかえりなさい。 ( ナキアに続いてフェンさんにもう一度。 ) そうですね。たくさんいろんな紅茶が飲めるのも、楽しみが増えて嬉しいな。( ふわり、微笑んで彼に賛成を示して。 ) ( お茶に手をかけて、頂きます、と一口。―――甘酸っぱいような、華やかなような香が擽って思わず頬が緩む。「大きなことしてない」には首を振ってふわり ) …ううん、なかなかしたくてもできないもの。 ――感謝してます。 ありがとう、ほんとに。 ( 心の底からの礼を。 ) あ、ジャム、スプーンで取ってくださいな。 ( ナキアさんのほうに微笑みかけ。 自分はバニラのシフォンケーキを1ピース貰おう。お皿に小さく切り分け―― ) 一峰さんは何食べますか? もしよかったら取り分けます。( 視線を配り、やんわり微笑みかけた。 ) [Fri 11 Jan 2008 23:11:49]
◆フェン・メイフォン > (シャリネとナキアが浮べる表情… それに、少しだけ不安を覚えながらも、やがて二人が微笑み浮べれば、安堵した様に椅子に体預けて数度頷き。 その後で、皆の顔をぐるりと見回せば…ありがとうの言葉に、照れ臭そうに――) あたしは―― うん、みんなの為プラス私の為に会いに行ったからね。うん、何て言うか―― あー、もう何か照れるわね!そんな大きな事してないのに!(思わず、照れ笑い。浮べれば、自分の包みも一峰に差し出して 「ウチに茶器とか無いから、これも一緒に沸かしちゃって」 と) うん、改めてただいま。 それじゃ、折角だから、ナキアさんのスコーンをシャリネさんのジャムで美味しく頂いちゃおうかな。 (そして、ナキアの言葉に返事返しながら、自分もカップのハーブティーに口を付けるだろう) [Fri 11 Jan 2008 23:08:09]
◆一峰@エルザファーム > ( 「当たり」つまり、会えたと言うことか。続く、元気にやっていたという言葉にも、ホッと笑顔を見せる。 ) そうか…やはりティアンだったのだな。 ( シャリネの方を向いて。以前彼女と話した推測だ。フェンに向き直り。 ) 拾われた…? ほう。 ( 凄い人って、どんなだろう。なんかよく解らないが、とにかく害悪吸血鬼のようになるのでもなく、元気だったのなら。 ) いや、なんにせよ良かった…。ありがとう、フェン。 ( 行って見つけてくれたことと、手紙についてと。両方に対してお礼を言いながら受け取る。 ) これだけ食べるものがあるんだしのう。この茶だけじゃ多分足りんよな。二杯目はその茶葉にしようか。 ( ティアンに行っていたのだから、フォーウン系の茶だろうか。淹れ方が解らなければシャリネに頼もう…。ちなみに、今淹れたばっかりのハーブティについてだが、物々交換で貰った物の一部なので一峰には何のハーブなのか解らない。色々混じっている、とは聞いた気がする。さて、自分も座ってまずお茶から飲もうか。 )( ちなみに先日の吸血鬼の処刑については…まだ知らない。年が明けてからまだ街に行っていないから。捕まったらしい、という所までは噂に聞いている。 ) [Fri 11 Jan 2008 22:59:04]
◆ナキア > ( それで良かったのだろうえれど → それで良かったのだろうけれど ) ( と、訂正訂正。 すみませんと誰かがべしゃり。 ) [Fri 11 Jan 2008 22:53:35]
◆ナキア > ( 確かに少食な魔女からしたら少々多いかもしれないとは思ったけれど、緩く首を振り ) いいえ、晩ゴハンが早かったので。ありがたくいただきますよ。 スコーンには―― 机の上のジャムが、ちょうどいいかもしれませんね。 ( 先ほど一峰さんと貴女のしていた会話をふと、思い起こしてそんな言葉。 ) そうですか? いいえー街にいるわけではないので、儀式の前後以外はわりとのんびりしているのですよぅ。 ( 助産の時とかは、それこそ気を遣うものだけれど。大丈夫だと、魔女は笑みを浮べて答えようか ) …ありがとうございます、 ( 差し出されたハーブティに、静かに礼を告げようか。両手でそっと持ち上げれば、くゆる白い湯気に混じって良い香りが鼻腔を擽る。 …リンデンか、ロォズピンクでも混じっているのだろうか。落ち着く香り。 一口、口に含んで ) ―― ( メイフォンさんが荷物を広げる様を眺めながら、カップを置こうか。そうして、黙って言葉を聞きながら―― ) … ( 此方に向けられた頷きに、曖昧な笑みを返すだろう。ありがとうございます、と小さく告げて。少しぎこちなく、包みを受け取る。 両手の中の包み。茶葉と手紙しか入ってないと言われたのに、なんだかあたたかいような心地。あぁ、けれど、…やっぱりまだ戻れないのか。…数日前、この街で行われた事を思えば、それで良かったのだろうえれど ) ――― 、 ( 魔女はゆっくりと顔を上げて。 パン、と響いた小粋な音にきょとん、と瞬きをし ) …ぷ。 ( 小さくふきだした。 ) ふ、ふふふ… そぅですねぇ、お祝い、ですね。 …改めて、お帰りなさい。それから、…ありがとうございました。 ( いとおしげに、渡された包みの上を指で辿りながら。 ) …では、何を食べますか? ( とって差し上げますよ、とメイフォンさんに。だって彼女の帰還祝いでもあるのだから ) [Fri 11 Jan 2008 22:52:03]
◆シャリネ > えへへ、私の趣味で―― ちょっと多かったかな。 ――わぁ、スコーン。 嬉しいです。 ( 小さく肩を竦めて微笑む姿、目を輝かせ ) ――ありがとう。 ナキアさん、お母さんみたいですね。 でも魔女さんのお仕事だって、お忙しそうなイメージがあります。大変そうな。 ( ふわり、微笑んで。 大丈夫、という一峰に静かに微笑み返して頷くことで合図を。 大人しく自分も席に着こう。 ) 好きなものを召し上がってください。 ( 目の前にはそれぞれお皿とフォークなどがあるだろう。 ――――彼女の話を聞けば、ちょっとだけ不安そうな。誰かにつけられていなかっただろうかとか、なかなか素直に喜べない後ろめたい気持ち。「元気」と知って嬉しくないはずがないのだけど、大丈夫なのだろうかと余計な心配をしてしまう。 ) ……あ。 ありがとう。 ( そこでやっと、微笑むことができた。包みを大切そうに両手で受け取って、それを眺める空色は懐かしそうな。慈しむ様に抱いて――パン、という音に ) …ええ。お怪我もなかったみたいで、よかったです。なので、たくさん食べてくださいね。 [Fri 11 Jan 2008 22:35:19]
◆フェン・メイフォン > うん、ただいま。 運良く、最初に行った街で当たり引いてね… それで、早く戻って来れたって訳よ。 道中、特に問題も何も無かったわ。(言葉を口から出しながら、傍らに置かれたンバスケットに荷物置けば… ふっと、思い出した様に、その中へと手を入れて――取り出すのは、4つの包み。 取り出してから、暫しドアの向こうに意識を向けて――) 『彼女』は、ティアンの方で元気にやってたわ。喰うに困ってる様子が無いどころが、何か凄い人に拾われちゃったみたいでね―― まぁ、詳しくは教えてもらえなかったんだけど。 うん、それでこれが彼女から預かったもの。中は手紙とお茶っ葉だから、今日みんなで飲むのに丁度良いかなってね…。(そして、視線を戻せば… 最初に本題とも言える言葉を口から吐き出し、ナキアさんに頷き一つ。 向けてから、其々に手紙の入った三つの包みを渡していく。) そう言う訳でっ!今日は、新年会ぷらす! 彼女の無事を確認し、尚且つあたしも無事に帰還出来たって事も含めてのお祝いって事かな! 依頼完遂ってヤツよ、早い話!(それが終れば、手をパンと叩いて… にっこりと満面の笑顔を浮べてやるだろう。) [Fri 11 Jan 2008 22:28:10]
◆一峰@エルザファーム > 日持ちを考えると、やはりジャムで良かったんじゃないかのう? ( すぐ飲みきれる量かどうかにもよるだろうが。ふと砂時計を見れば、もう少しで全部の砂が落ちそうだ。いそいそとポットを火から下ろしに行く。 ) ああ、本当に…。道中大丈夫だったか? ( 一旦振り返り、シャリネに続いてフェンに言った。そして手にしたポットのお茶を、側に置いてある四つのカップに少しずつ順に入れていこう。濃さを均等にという部分はトキノミヤコ系の茶と変わらないなあ。なんて。様子を見に来てくれたシャリネに、「大丈夫だ。多分」と言いながら注ぎ終わる。 ) ……。 ( どうだったんだろうか。と思いながらハーブティーのカップをテーブルに運んだ。 ) [Fri 11 Jan 2008 22:16:19]
◆ナキア > お邪魔しますよぅ。 ふふ、お菓子がいっぱいですね。色々気を遣っていただいてありがとうございます。 …あぁ、これ、スコーンなのですが。 ( 良ければどうぞ、と籠を差し出そうか。今夜は箒も手にしていない魔女の荷物はこれだけだから、バスケットにはありがとうございますと答えるものの空のまま。 その後、魔女も ――メイフォンさんの膝の上、置かれた荷物に内心どきりとして。一瞬の躊躇の後―― 椅子に座そうか。 ) はい、お久しぶりですよー。牧場とお歌と、いつもお疲れ様です。 ( 此方もつられたように笑みを返そう。村の中にいれば、牧場の者には時々顔を合わせることもあるだろうが。けれど村といっても広い、そのうえ彼女は忙しいひとだから。 …まだ外の冷気を纏ったままの体は、あたたかな室内に在って心地よさげに緩く呼吸を。 ) … ( 遠かったのでは、と問う少女の問いをぼんやりと聞く。 視線は、自然とメイフォンさんの方へ向けられるだろう。そう、…”彼女”は何処にいたのだろう ) [Fri 11 Jan 2008 22:07:16]
◆シャリネ > あ。いい匂いがするのは、なんですか?( ナキアさんの持つものに早速飛びつくように問うた ) [Fri 11 Jan 2008 21:58:03]
◆シャリネ > そうなんです。きっとおいしいだろうなって思って。 ジュースにしようか悩んだんですけど…… ( 振り返って小さく笑う。そして―――迎えた二人を通すように手を中へと向けるように上げて ) あけましておめでとうございます。 今夜はゆっくりしていってください。 …フェンさん、遠くまでお疲れ様でした。 ありがとう。 ( ふわり。 微笑み深め。空色は柔らかい色、小さな魔女ともう一人の少女風貌へ視線を配って――― ) ( 机の上にワンホールのバニラのシフォンケーキ。 レモンジャム、ジンジャークッキーなど、様々だ。ご飯を食べていない者には――と、かぼちゃのリゾットも鍋に置いてある。 ) あ。フェンさん、お荷物此処にどうぞ。 ( お客様が来た時用に、と思い買っておいた荷物入れバスケットをフェンさんとナキアさんの隣にそれぞれ置いて。 ) ナキアさんはお久しぶりです。 会えて嬉しい。 ( ふわり、其方へ顔を上げて微笑みを深め。一峰の手伝いをしようと其方へ歩み寄り様子を見るように顔を出して。そして振り返った ) ―――まさか、こんなに早いお帰りなんて思ってませんでした。遠かったんじゃあ…… ( ちょっと驚いたような。けれど、素直に無事でよかったと何処か和らげた微笑が ) [Fri 11 Jan 2008 21:54:26]
◆フェン・メイフォン > うん、ただいま。 それと―― あけましておめでとう、かな。(微笑みながら告げられた言葉に、此方も微笑みながら言葉返せば、コクンと頷きを返す。 その微笑みに、帰って来たんだな…なんて、そんな事を思えば自然と安堵の吐息が口から溢れ―― ) んっ (その最中、迎え入れられる様に開かれる扉。 その向こうから感じる暖かな空気にまたホッと吐息漏らし――) うん。みんな、あけましておめでとう。 それと、お邪魔しまーす。(促される侭に部屋の中へと入れば、一先ずは椅子に腰を下ろして… それから、小脇に抱えた荷物を膝の上に置くだろうか。 尚、ティアンで買い込んだ食材は痛んだので結局自分で食べるハメになってしまった為、荷物の中に含まれてない事を此処に記しておく―― 教訓:御土産には、日持ちのするものを買おう!) [Fri 11 Jan 2008 21:49:17]
◆一峰@エルザファーム > おー、そっちだったか。うん、ありがとう。 ( 受け取り、机の上でコトンとひっくり返す。 ) ああ、やっぱりレモンだったかその瓶。今が旬だしのう、楽しみだ。 ( 目を細めて笑った。そして、ノックの音に「おお、来たか」と口にしてシャリネが出迎えに行くのを見。開いた扉の向こうへと手を振り挨拶を。 ) ナキア、フェン。明けましておめでとう。さあ、入った入った。 ( 外は寒かっただろうと思い。火の入った部屋は比較的暖かいはず。椅子をガタンガタン引いて、座るよう促そうか。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:43:36]
◆ナキア > そうですね、 …おかえりなさい、メイフォンさん。 ( 扉の前で貴女に会った魔女は、まずは微笑んでそう告げようか。聞きたいことは色々あるけれど、それはぜんぶ後回し。 ) …あ、あと、あけましておめでとうございます、ですよぅ。 ( 先日乙女に習ったばかりの言葉、告げながら軽く頭を下げようか。 魔女の手には小さな籠。掛けられた白い布の下には来る前に焼いたばかりのスコーン。扉をあけてくれた彼女の作ってくれたジャムを、つけて食べたらいいかもしれない。 ) ―― こんばんは、シャリネさん、イチミネさん。 お久しぶりです、あけましておめでとうございます。 ( 開いた扉の先、お二人にも同様の挨拶を ) [Fri 11 Jan 2008 21:36:56]
◆シャリネ > ―――砂時計、こっちです。 ごめんなさい。私が使ってたの。 ( 何処か楽しそうな微笑がちょっとだけ謝る仕草を。はい、と手渡そうと、砂時計を貴方のところへ持っていこう。 ) …… レモンジャム作ったんです。 どうかな? ( 嬉しそうに振り返って指差すのは瓶詰めのジャム。――先日果樹園のひとから貰ったもの。 ) べたべたでパンとかお菓子、買ってきたから… 一緒に食べられるといいんですけど――― わぁ、いい匂い。 ( その微笑み、ふわり。深めて。 ) 今年は、去年よりも素敵な一年になるといいな。 ( 同じように、一峰さんに空色が和らいだ色を見せて――そんな時。 )( ドアの叩く音がして、其方へ振り返る。 ) あ。 …… 私、出ますね。 ( そうして、歩いていくグレーのワンピース姿。 ) はい。 ――どうぞ。( やんわり歌うように紡げば、 扉を開かんと。 迎えるのはハーブティーと甘いお菓子の香たち。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:28:28]
◆フェン・メイフォン > んー… こんな風に集まるってのも、何か久し振りって気がするわね。(前は、確かお葬式の時だったかな… なんて、隣に魔女を同伴した偽少女は、預かり物を小脇に抱えながら… どこかしみじみと言葉一つ。吐き出すも… あまり、あの頃の事を思い出してしんみりするのもアレか、と頭を振って吐息漏らせば、傍らにたつナキアへと視線を向けて) まぁ、折角の新年会…には、ちょっと遅いけど、みんなで集まるんだし―― 楽しめると良いかな?(なんて、言葉投げつつ…ドアの向こうからの返事を待って――) [Fri 11 Jan 2008 21:28:03]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( メイフォンさんのおとなり。 )』 [Fri 11 Jan 2008 21:23:02]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『あ。一峰さん。』 [Fri 11 Jan 2008 21:19:34]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『新年…と言うにはちょっと遅い時期か… なんて思いつつ、診察所のドアを叩き、返事を待つ。』 [Fri 11 Jan 2008 21:19:27]
◆一峰@エルザファーム > ( 質素ではあったものの、なんとか新しい年を迎える事ができて。 ) あー…。今年は、何事もなく平和に過ごせるといいのう…。 ( 何となく、そんなことを呟きながらお客のためにハーブティーを淹れる。……緑茶辺りはわかるのだが、紅茶系統は何回やってみても慣れない。 ) …おっと、砂時計はどこにやったかの。 ( 蒸らし時間はこの砂時計のとおりに…とか教えられた気がするのだが、その砂時計が見つからない。探している間に蒸らし時間が過ぎそうな。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:18:02]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが入室されました。 『(診療所の中)』 [Fri 11 Jan 2008 21:08:04]
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『(今日も触れなかった…) (シリアスな〆に一石を投じる)』 [Thu 10 Jan 2008 02:33:50]
◆ハッシュ > ん? ああ、そうだな。 …? (で? と言いそうになるのを堪えれば後に待っているのは沈黙だろうか。別にけるべろすが嫁に欲しいとか言ってないのにそんな雰囲気? あれー?) 険しい…… (道のりが。軽く額を押さえつつ呟く。何時になるんだろう、もふもふさせてくれるの) すまないな (立ち上がる魔女に告げて、待っている間は紅茶でまったりした獅子でした) [Thu 10 Jan 2008 02:32:21]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 穏やかでは無い話も聞くけれど、今はこの時間を大事にしたい。 )』 [Thu 10 Jan 2008 02:29:48]
◆艶子 > まぁ優しくしてればその内気持ちもけるべろすに伝わるさ! ( やや無責任なアドバイスをしつつ。 ) ナッキーのお洋服か。…サイズ、合うかな?あうならちょっと着てみたいかも…。 ( 魔女の服も可愛らしい。やっぱり何だかんだいって好きらしい、そういうのが。 ) うん、有難うね。 ( その準備が終わる前に、紅茶を飲んでしまおう。久しぶりにナッキーと一緒に寝れて、ご満悦の傭兵でした。 ) [Thu 10 Jan 2008 02:28:15]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( そんな些細な事が、すごく幸せだったりするんだ )』 [Thu 10 Jan 2008 02:25:06]
◆ナキア > …。 …えーっと、わんこは他にいくらでもいるですよ? ( あれ?なんかおかしくないですか?とか思いつつ慰めも兼ねてライオンさんへとそんな言葉。 ) へぇ、そうなんですか。乙女は元気で良いことですねー。 ( ライオンさんと違って魔女は子どもに言うように、にこにこと。実際、子どものように思っているし ) あ、そうなんですか。 …えーっと、乙女、わたしの服もきてみるですか? ( そういうの好きなのかな?とか。思いつつそんな申し出。 ) はい、よろしいですよー。 一緒に寝ましょうね、ハッシュさんは客室を使ってくださいなー。 っと、ではちょっと準備してくるのでゆっくりしててください。 ( へろ、と嬉しそうに笑みを浮べながら立ち上がろうか。 四人掛けのテーブル。いつもは魔女ひとり。けれど、今日は他に二つも席が埋まっている。 ) [Thu 10 Jan 2008 02:24:28]
◆ハッシュ > (乙女は美人ですよねー? おかしい。けるべろすの話をしていたのに。また紅茶を飲んだあと、軽く首を傾げようか。数秒後にはまいっかーとどうでも良くなっている弱い頭) …触れる様になるのは何時だろうな… (通うしかないのだろうか。食べ物持って。想像したら情けなくなって肩がにょろーんと下がった。文字通り野生児だったころは立場は逆だったのに) いいのか? (当然面倒くさがりの獅子はお言葉に甘えまくりなワケですが) ……そうか (主その2は裸族と認識しました) そ、そうか。…がんばれ (コレがせめてもの応援だ。親指サムズアップ) (犬云々はまいっかーで己が終わらせたために、二人に要らんしこりを残すことになるんだろうか) [Thu 10 Jan 2008 02:15:09]
◆艶子 > 私は冬でも寝るときは下着で寝る人だから大丈夫だ。それに、下着もちゃんと着ているから寒くは無いぞ。 ( ここで言う下着とはショーツなどではなく、下に着る襦袢の事だ。 ) 神に仕えてる人の衣装であって、私は別に神に仕えてないから良いんだ!こすちゅぅむぷれいってヤツだ!バイクツにいけば普通にあるぞ! ( でも神に仕えててもやっぱり私はいちゃこらした気がする。 だから、ナッキーの心配も無問題だ! ) えへ。な、何か今日は沢山見た目をほめられるなあ…。 あれ? ( あれ、犬の事?同じく迷いました。 ) うん、じゃあお言葉に甘えようかな。私はナッキーと一緒に寝る! ( 久しぶりにっ。 ) [Thu 10 Jan 2008 02:08:26]
◆ナキア > あぁ… そんな事情があったですか。 ( 軽く目を伏せながら。 お墓参り、いけるといいですね ) へぇ、神様の… ( 神官のようなものか。魔女にはトキノミヤコの女性が着る、という知識しかなかったので今更に少しまずかったかと思ったけれど。乙女に喜んでもらえたのだから、いいとしよう ) あぁ、寒くないかどうかは私もちょっと気になってたですが… ( じ、と二人分の視線が乙女へ。 ) …美人。 そうですね、乙女は美人ですよねー。 ( あれ、もしかしてけるべろすのこと?と一瞬迷ったけれど。どー? ) はい、少しずつ距離が縮まっていると思うのですよう。 ( 微笑んで頷き。 ) さて、お二人ともどうします? もう遅いですし、泊まっていくですかー? [Thu 10 Jan 2008 01:58:40]
◆ハッシュ > (トキノミヤコの民族衣装だと言われて改めて主その2の姿を見る) …そういえば寒くないのかその格好? (まず可愛いとかきれいとか言う言葉をこの獅子に望んではいけない。真顔で問うのは機能性の問題) 美人に優しくするのは当然のことだろう (さも当然と言わんばかりに胸を張って告げた。※半分本気) おかみ (権力と続いたから多分最も偉い人間のことなのだと考えるに至った。故郷はどうだったのだろうかと考えても思い出せないそんな知力2) …神に仕えているのに主といちゃこらしてていいのか (この辺の言葉遣いは主その1からの伝染と思え。希望なら○ひろしのように両手こう…) …別にとって食うわけでもなし…でも最初に比べればまだマシか… (へっふー) [Thu 10 Jan 2008 01:50:28]
◆艶子 > そうだぞー。まぁ、国としては少し混乱の渦中にあって、お上の権力も弱まってきているがな。だから、私みたいに故郷を離れて他所の国に出る若い連中も多いんだ。 ( それでも故郷が恋しくなる事はあるが。いつか暇を見つけて父上の墓参りに行かなくては。 ) うん、巫女という職の服だな。本当は神様に仕える人なんだ。 そうか、ライオンの獣人か…。 ( がおーを真顔で返された。案外面白いヤツかもしれない…。 ) ははは、けるべろすはきっと野生の勘でハッシュが自分より強い獣だって事を判っちゃうんだな。ま、ながーい目で見ればその内懐くよ! ( 犬好きに悪人は居ない、と思う。 ) けるべろすはMJもちょっと苦手みたいだからな…っ! [Thu 10 Jan 2008 01:42:04]
◆ナキア > なるほど…、 ( 呟いて、その言葉を頭の中で繰り返す。魔女は異国の言葉を一つ、覚えた。 ) はい、そうですよぅ。 ( 補足や言い添えたいことがあれば乙女自身がするだろうから、魔女は単にライオンさんの言葉を頷いて肯定するだけに留める。 ) 今、乙女が着ている服もトキノミヤコのものなのですよー。 ( よくお似合いでしょう?と微笑みかけ ) ハッシュさんもMJさんと一緒でお肉がお好きだそうですよぅ。 ( … 乙女の言葉に対するライオンさんの様子に、きょとん、と瞬きを ) …ハッシュさんは、そんなにけるべろすのことが好きだったですか。 [Thu 10 Jan 2008 01:36:56]
◆ハッシュ > 主その2はトキノミヤコの出身なのか。極東にあるとかいう? (魔女を見、乙女を見た。故郷ならともかく、他国の地理は余り詳しくない。とりあえず答えを魔女の方に求めた) ライオンの獣人だ。ライオン歴のほうが長い (こく) がおー。 (やっぱり超平坦な調子で言った。顔も真顔である) ぐ、む……… うらやましい… (ぎり、と唇をかみ締めたあと、平静を装って紅茶を飲んだ。そのためにライオンやめてもいいと一瞬思ったくらいだ) [Thu 10 Jan 2008 01:29:40]
◆艶子 > うん、そうだ。ハッピーニューイヤーだ。 …ま、まーなッ!MJのヤツはほら、私にベタ惚れだから。 ( とっても嬉しそうに笑って頭を掻く。見ての通り、凄く単純です。 ) 他の国ではどんな挨拶を交わすのかちょっと興味がある所だが、まあでも意味は大体一緒なんじゃないかな。 ――らいおん。ライオン……。 が、がおー? ( ハッシュを見る。とてもライオンには見えないが、もしかして獣人なのだろうか。恐らくは戦いの腕前の方も達者なのだろうと思う。私は頭は良くないが、そういう事だけは何となく判るのだ。 ) けるべろすが甘える時は凄いぞ。飛び掛って押し倒して、尻尾なんて凄い勢いで振るんだから。 [Thu 10 Jan 2008 01:23:21]
◆ナキア > へえ… ( 乙女の説明に耳を傾け、感心した声を漏らし ) はい、今年もよろしくなのですよぅ。 …あ、トキノミヤコの年明けのご挨拶でしたか。つまり、ハッピーニューイヤー? ( 魔女は、ネックレスの入った箱を近くある棚にそっとしまって置いてから席につこうか ) ( 二人のやりとりに、魔女もほっとして笑みを浮かべ ) 獅子は乙女のことがだいすきですからねぇ。些細な理由をつけては、構ってほしいのですよぅきっと。 ( 魔女も頷きながらそんな言葉を。あぁ、微笑ましい ) はい、ハッシュさんはライオンさんですから。 ( 黒い犬は撫でられる手を甘受しながらも、じーっと上目にライオンさんを見ていることだろう。 二人に挟まれ悲しい声がもし漏れるのなら、それはずばり「たべられる!」であろう ) [Thu 10 Jan 2008 01:16:34]
◆ハッシュ > (己はもう既に告げたから、魔女の声には頷くのみで答えとする) ありがとう (紅茶差し出されれば一口それを飲もうか。けるべろすの説明をする魔女の言葉に少しだけ苦い顔をした) やけに詳しいな? 主その2の国の挨拶なのか、これは (力説する様に少し引いたが、その辺は表情に出さずにちらりと艶子を見。口をつけたばかりのコップをテーブルに置いて) あけましておめでとうございます (そういえば艶子のほうには言っていなかった気がする。頭下げるのにつられたか、こちらもつい頭を下げた) よかったな (そういって、獅子は艶子に少し微笑もうか。ちょっと単純そうだなと言う感想を抱いたとか内緒ですよ!) …甘えてるんじゃないのか? それは。 (主の居ぬ間に何とやら。悲しい悲鳴とか。きっとそんなことになったら獅子立ち直れない) [Thu 10 Jan 2008 01:07:42]
◆艶子 > アケオメコトヨロは、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますの略だな。でもちゃんと明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いしますって言わなくちゃ駄目だと思うんだ! ( 力説。 ) あっ。そ、そういえばナッキーに言ってなかったや。明けましておめでとうございます。 ( 私も二人に向かってぺこりと。 差し出された紅茶に口をつけて。 ) …似合いの恋人か。…そう言われて嫌な気持ちはしない、な。 ( その一言で上機嫌。上からの物言いも主その2という呼び方も気にしませんでした。 ) 判っている。例え君があげた肉でも、何故か矛先は私に来るからな。 …ああ…そっか、けるべろすは怖がってるのか。 ( MJにハッシュと同じ部屋に入れたら悲しい声で鳴きそうだ。よしよしともう一度なでてやろう。 ) [Thu 10 Jan 2008 00:57:31]
◆ナキア > ( ライオンさんの呪文めいた言葉には、再びきょとんと不思議そうにするだろう。 説明を入れてくれた乙女の方を見、 ) …そうなんですか。 じゃぁ、えぇっと、 …あけましたおめでとうございます、ですよ。 ( 乙女の説明に、先ほど聞いたばかりの挨拶をたどたどしく口にしながらお二人にむかってぺっこりとお辞儀を。 ) ( ちょっとはらはらしつつも二人のやりとりを見守り。 ライオンさんと乙女、それぞれの前に どうぞ、と紅茶を差し出そうか。 ) …あぁ、 けるべろすはハッシュさんがこわいのですよぅ。 ( 乙女の手に擦り寄る使い魔に視線を向け、不思議そうな乙女に少々微苦笑しながらそんな説明。 ライオンさんの溜息に申し訳なさそうにしつつ。それでも距離をとらなくなった分、少しは慣れてきたのだろうか。 ) [Thu 10 Jan 2008 00:51:45]
◆ハッシュ > 何かの呪文じゃないのか。他にもアケオメーコトヨローと言うのも聞いた (アケオメーコトヨローは超平坦に読んでいただきたい。遅れて己も首を戻し) (促されれば開いている手近な席に腰を下ろそうか。ちら、と犬に視線やれば未だおびえている様子のけるべろすに小さく溜息をつき) む、呪文じゃないのか (少し残念そうな響きはあったがハッシュは一つ賢くなりました) 文句は無いぞ。似合いじゃないのか、多分 (しれりと言い、いそいそと紅茶を待っている獅子である。というか、聞いてやってもいいという上からの物言いは良いのかと今更) そういえば、主その2。主その1に肉のことは内緒だぞ、拗ねるからな (犬を撫でるのを見れば、ふと主を思い出したのか、人差し指でを口元に当てて緘口令を敷く) [Thu 10 Jan 2008 00:42:33]
◆艶子 > デンジャラスなヴェイトス市での一年を無事に潜り抜けた喜びを分かち合った挨拶なのさ。だからお互いにおめでとう!って言うんだ。 …多分。 ( 本当に多分だが。 ) そ、そうだ。恋人だぞ! …何か文句あるかっ! ( 身長差は明らかで、そんな大きな相手から見下ろされたのでついつい構えてしまう。 しかも眉間に皺を寄せ、何やら余り好意的で無い様子。 おのれ態度のデカイ奴隷だ修正してやる!…と、言おうとした直前に一応の承諾を得て。ほっと胸をなでおろす。そういうところで安心してしまう辺り、主としての器は無さそうな。 ) ん、判れば良い。 うん、私もお代わり頂戴。 ( もう一度席に着こう。…と、その時漸く犬が怯えているのに気付いた。はて、と首を傾げつつ頭を撫でる。 ) [Thu 10 Jan 2008 00:32:40]
◆ナキア > はい。 ( 乙女の言葉に微笑んで答えただろう。服はこれからきっと魔女のせいでちょっとずつ増えてくに違いないですよ ) さぁ… 異国の挨拶ですか? ( ライオンさんの言葉にこたえ、首を戻しつつ。 ) はい、じゃぁ明日のけるべろすのごはんにでもするですよう。 ( ありがとうございます、ともう一度告げながら。とりあえずキッチンにしまいこみ、貴方の分の紅茶をいれようか ) …… ( 乙女を見。 ライオンさんを見。 ) … えぇっと…… とりあえず、意気投合してくださったようで良かったですよぅ。 ( ちなみに、けるべろすは乙女の足元で怯えつつもライオンさんの様子を窺っているようだ。 ) ハッシュさんも、どうぞ座ってくださいなー。 乙女、紅茶のおかわりは? [Thu 10 Jan 2008 00:26:28]
◆ハッシュ > ところで何がどうめでたいんだろうな? (魔女とは逆に首傾げた) なるべく早く食べてくれ (異臭はしないから腐ってはいないはずだが、コロセウムの職員からもらったものだから品質はあまり保証できない。主ではなくけるべろすに肉を献上する時点でダメな奴隷だった) (促されれば家の中に入ろうか。室内では灯りは不要故、カンテラの灯りを消し) は? 恋人? (艶子を不躾に上から下まで見) そうか……大人になったんだな主も… (しみじみと頷いた) お前も私の主になるというのか (一瞬眉を寄せたが、しばし考え) 女からお願いされるのはまぁ………面倒くさくない範囲でなら聞いてやってもいい (その強引な解決にあっさりと乗った!) [Thu 10 Jan 2008 00:19:54]
◆艶子 > うん。最後までちゃんと見ててくれなきゃイヤだからな。 ( 撫でる手をくすぐったく感じながらも、甘えた。私の行きつく先がどうであれ、最後まで見ていて欲しいと思う。 ) 私あんまりお洋服のセンスとか無いし…。筋肉とかあるから、似合う服も中々…。 ( 暖かくなってくれば腕の出したワンピースとかも着てみたいんだけど。 ) ( やってきたのは一人の男性だった。背も高く、自分よりも年上に見える。 ) こんばんは、初めまして。 豪天寺艶子と言います。 ( 初対面の相手にはきちんと礼儀正しくする。どうやらMJとも知り合いのようだ。席から立ち上がり、ぺこんとお辞儀。 …しかし。 ) えっ、えむじぇいのどれい! ( 思わず声も裏返った。奴隷を持っていたなんて初耳だ、改めて男をまじまじと見つめる。これが女の奴隷だったら、腹を立てるところだったが。 ) う、うーむそうか。ハッシュというのか。 …うむ…MJは私のものだ。MJの物も私のものだ。つまり、お前は私の物になる。そういうわけだな。 ( うん、と頷いて自分の中で強引に解決。 ) [Thu 10 Jan 2008 00:10:34]
◆ナキア > ―― はい。 ちゃんと ……みていますから、乙女たちの傍で。 ( 淡く微笑み、撫でるために手を伸ばそう。 ) ふふ、乙女は美人ですよう。洋装も、もっと色々してみたらいいのです。 ( 照れ交じりにも見える、貴女の反応に微笑ましそうにしながら ) ( そうですね、と己と似たような反応をした貴女に笑いながら答えようか。 そうして玄関へと向かい、 ) ―― 、 ( 開けたドアの先、ぱち、と瞬きを一つ ) ( ドアを ) …あけました。 おめでとう、です? ( かくり、首を横にして。 ) こんばんは、どうしたですか… うや。 ( …今日は、白い包みの贈り物をよく見る日だ。きょとんとしながらもそれを受け取ろうか。 ) えと、ありがとうですよー。きっとけるべろすもよろこびます。 ( へろ、と笑みを浮べようか。いつも怖がられているから、仲良くなりたいのかな?なんて微笑ましい気持ちが、笑みには含まれていただろう。 ) …とりあえず、中へどうぞですよぅ。 ( そう告げて中へと誘い、 ) あぁはい、ハッシュさんは… お会いした事はなかったのでしたか? んと、獅子… ハッシュさんの主人、MJさんのおくさ… あぁいえ、恋人さんですよぅ。 ―― 乙女、こちら獅子の奴隷さんのハッシュさんです。 ( 知ってましたか? と問いながら、とりあえずお湯が沸いたらもう一杯分、紅茶を淹れようか。テーブルの上にはウサギの形に切ったリンゴが幾つかある ) [Thu 10 Jan 2008 00:03:41]
◆ハッシュ > (扉を開ければ男が立っているだろう。一応灯りとして右手にカンテラと左手に白い包み紙を持った姿で) あけましたおめでとう? (人に会ったらこう言えってばっちゃがゆってた! 意味の分からない呪文レベルの挨拶を終えれば白い包みを小さな家主に渡そうと) 土産だ。けるべろすに (中身は掻っ捌かれた鶏一羽。別に血の滴っているような代物ではない。肉屋で売られているものとそう変わりは無いだろう。何処産の、何の鶏肉だかは不明だが← とりあえず、獅子なりにつれないけるべろすが気になっていたらしい) …ん、先客がいたのか? (艶子の姿が視界に入ればそちらへと視線を移すだろう) [Wed 9 Jan 2008 23:50:38]
◆艶子 > 色んな事があったよ、たった3年の間に。 …なんて、昔話をする程老けちゃいないけどさ。 ( 本当に色んな事があった。何度も死線を潜り抜け、戦いの中で友を得て、或いは失い――…。 この優しい魔女との出会いも、そんな中でだったか。あれ以来エルザファームはどうなったのか、ミレイユはどうしているのか。それを尋ねる資格を失った私には知り得ない事だ。 ) 有難う。これからももっともっとビッグな英雄になるよ! ( 時には自分の歩みの遅さに絶望したりする事もあるけれど、それでも私は先に行くんだ。十年経とうが、百年経とうが。 ) び、び、美人だなんて――。や、やだなぁナッキーったら!私そんなんじゃないよー。 ( とか言いつつも満更では無い様子。歳も重ねて最近女であることを意識し始めたらしい。 …ナキアが喜ぶ様子をにこにこと眺め、見届けると漸くシチューを一口。 ) どう致しまして…… って、サンタさんも言うと思う、よっ。 ( 喜んでもらえれば、私も嬉しい。それにとっても良く似合うはずだから。 ) …おや、お客さんか。 ( 玄関の方に行く魔女の背中を見送りながら。 ) [Wed 9 Jan 2008 23:46:31]
◆ナキア > ( ―― と、 ) ( 響くノック音。 反応するのは、やはり使い魔の方が先。耳をぴくりと動かせば、 …きゅぅんと耳を垂れさせしっぽをまるめこむだろうか。 ) あ、 ( 手にしていたネックレスを箱の中に丁寧に戻せば、魔女も立ち上がる。 ドア越しに少しくぐもって聞えるあの声、それから… 普段、魔女よりもはやく客人を迎えにゆく使い魔のこの反応。訪れ人に見当をつけながら、乙女に「ちょっと待っていてくださいね」と告げればやかんを暖炉にかけ、玄関へと向かおう。 ) はーい。 ( 応えて、扉を開けようと ) [Wed 9 Jan 2008 23:40:08]
◆ナキア > ( 雄ライオンさんはけっこうぐーたらなのできっと平気。多分。たぶん ) へぇ、そうなんですか。 えぇ、大きく… なりましたね。 ( 眩しいものをみるかのよう、魔女は目を細め。 ) …なんて、私がいうのはおかしいかもですが。でも、去年…いえ、もう一昨年ですか。 ( 一瞬、目を伏せ ) その時と比べて乙女は…乙女も、獅子も。成長していると、おもうのですよう。 五年たって、十年経って。その時乙女がどうなっているのか、今から楽しみですね。 ( …遠い、さきを想う。 その時も己が傍にいられるようにと、願う。 ) ( 使い魔はリンゴに視線を集中させ、乙女の言葉の通りに体を動かし… 自分ではない口に収まったリンゴにへんにょり項垂れるだろう ) えぇ、とても美人さんですね、乙女は。もっとそういう格好も、していいんじゃないでしょうか ( 魔女は箱に軽く両手を乗せて。 ) … ふふ、 ( 貴女の声に、仕草に、表情に。嬉しそうに笑い声をもらして、箱をあけてゆこう。しゅる、とリボンの解かれる音や箱に指の触れる音。しばし、後 ) … わぁ、 ( 箱の中。視線を落とした先に在るネックレスに感嘆と驚きの入り混じった声。そっと箱の中に指を埋め、それを取り出そうか ) …いいんでしょうか、こんな…、 ( 呆けたような表情は、徐々に緩んで笑みへとかわり、 ) …ありがとうございます。 …あぁ、いえ、そう…サンタさんに、伝えたいなと… 思ったのですよ、 ( 告げた礼の後、少し焦りながらそんな言い訳。 ) …大切に、しないとですね。 ( 貴女の方を見ては不審がられてしまう、だからそのかわり戴いたネックレスをいとおしげに見つめよう ) [Wed 9 Jan 2008 23:36:01]
◆ノック音 > (コンコンとか言う上品な音ではなく、ドンドンとか言う音だったかもしれないがともあれ。会話を遮るようなノック音が扉から聞こえてこよう) ナキア、いるか。俺だ (新手のオレオレ詐欺のような挨拶が聞こえよう。名を問われれば思い出したように名乗るが。ノックしてすぐに入らないのはヴェイトスに来てから手に入れた良心。扉の前に立ったまま家主の返事を待つ) [Wed 9 Jan 2008 23:31:12]
お知らせ > ノック音さんが入室されました。 『 (――コンコン) 』 [Wed 9 Jan 2008 23:24:30]
◆艶子 > ( 良かった!でもそういう自活の仕方はおっかないような気がしないでもないような。 ) うん。…へへ、でもちょっと感慨深いなあ。私がこっちに来てからもう… ( 指折り。 ) 3年ぐらいになるか。きっと5年後も10年後も、こうやってナッキーの所でお茶を飲んでる気がする。 ( そういえば今月で18歳になったのだ。この島に来た時から、私も少しは成長できただろうか。体や剣の腕前が、ではなく。精神的に。 …足元をうろつく犬をちょいちょいと指で誘うと、また頭を撫で…。テーブルの上にあるリンゴを犬の前でちらつかせる。 ) お座り!待て! …お預け! ( ひょい、とリンゴを犬の目の前で口の中に。少しサディスティックな構い方だった。 ) そ、そう?…似合うかな。ふふふ、ありがと。私の国の衣服だけど、今まで着た事無かったからちょっと新鮮だ。 ( 淹れてもらったお茶に口を付ければ、じんわりと身体を温める熱が広がっていった。 ) そうだね。きっと…サンタさんも頑張って選んだに違いないんだ。絶対似合うよ! …あ、いや。似合うっていうか、私は中身が何だか知らないけど。た、多分何か身につけるものだよ。女の人へのプレゼントなんだしっ。 ( 口を滑らせやや慌てながら。 スプーンでシチューを掻き混ぜながら、口を付ける前に…ナッキーの反応を見届けよう。 ) [Wed 9 Jan 2008 23:11:50]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 [Wed 9 Jan 2008 23:02:37]
◆ナキア > ( ライオンさんの方は自活してるっぽいので大丈夫じゃないかなと。とー。むしろコロセウムで廃棄奴隷さんまるかじりとかなんだろうか。 ) … そうですね、今年も、来年も、その次も ずっと ずっと ――― ( … ずっと、続けばいい。 ) …はい、おかえりなさい。 ( 貴女の応えに目を細ませもう一度。 腹へりだという言葉に頷いて、じゃぁ少し待っていてくださいねとこたえればシチューを火にかけようか。使い魔はしばらく構ってほしそうに貴女の足元をうろつくだろう。魔女は紅茶を注ぎ、貴女へどうぞとカップをさしだして ) 乙女、 その服とてもお似合いですよ。 ( 詩人の表するような言は思い浮かばず。ただ、見つめて微笑みかけ、それだけを告げよう。 シンプルなものなのでどうだろうと思ったが、よく似合っている。いつもの乙女は可愛らしいと思うのだが今夜は、綺麗だ。 それでも言動を見れば、かわいらしいと思うものだけど。 ) わたしもこの箱、今ここで開けさせてもらうですよ ( 少量だったシチューはすぐに温まり、それを器にいれてスプーンと一緒に乙女の前に出せば、魔女はその向かいに座し。己の前に、件の箱を引き寄せよう ) [Wed 9 Jan 2008 23:00:01]
◆艶子 > ( 流石に獅子を二匹も抱えるのは食事代が馬鹿にならなさそうです。や、自分も結構大飯喰らいだけど。 ) 私は別に普段から良い子にしてた訳じゃないけど、きっとサンタさんは大目に見てくれたんだなァ。今年はなるべく良い子にして、次のクリスマスでも貰えるように頑張る。 ( 傭兵なのに良い子も何も無いのかもしれないが。きっと艶子の周りにお花が咲くぐらいの明るさだったに違いない…。 ) そっか、お邪魔しますじゃあおかしいか。 ただいま! ( おかえりなさいって言ってくれたから、ただいまって言った。 席に座ると、熱いお湯がポットに注がれる音を聞く。私はこの音が好きだ。中々紅茶とか上手く淹れられなくて、自分じゃあまり飲まないのだけど。でもナッキーが淹れてくれたお茶は好き。 ) 食べてきたけど腹減りだ。だから貰うー。 ( 何と燃費の悪い体だろうか。単に元から沢山食べるってのもあるのだろうが、それにしては背も胸も成長しない。 テーブルの上の林檎を頂きながら、シチューを待とう。 ) [Wed 9 Jan 2008 22:46:04]
◆ナキア > ( 使い魔は、ここぞとばかりにくぅんと甘えた声をもらして頭をその手に擦り付けただろう。 …実はその獅子がもう一匹、それこそ本物の獅子をつれていることを乙女はまだしらない。…。 ) そうですか、良かったですね。 ( 見るものの心を明るくさせる、その笑みにつられて魔女も笑みを深めようか。 ああ、今日はつきの光はないけれどここはこんなにもあかるい。 ) はい、 おかえりなさい。 ( 乙女の言葉に、魔女はそう告げてみせ。中に入れば、暖炉からやかんを下ろし用意のすんでいるポットへお湯を注ごうか。紅茶は汲みたて、沸かしたてが一番。 ) テーブルのりんご、食べていいですよう。 ( ウサギのカタチに切った、アレだ。 ) 乙女、おなかの具合は? ( ごはんがまだなら、夕飯のクリームシチューの残りがあるけれど。 ) [Wed 9 Jan 2008 22:36:50]
◆艶子 > ( その犬の頭をお返しにとばかりにわっしわっしと少し強めに撫でてやった。けるべろすは頭も良いし可愛い犬だ。もし自分が犬を飼う時はこういう犬が良いと思っている。…うちには食欲旺盛な獣が一匹居るので、怖くて飼えないが。 ) うん、来たよ!この巫女さんの服をプレゼントしてくれたんだ。MJにはお肉、白夜には可愛いワンピースだった。 ( にッ、と歯を見せて笑う。 彼女の家の奥から聞こえてきた音と、ナッキーのお誘いにこくりと頷いた。これはラッキーな時に来た、紅茶を淹れる所だったみたいだ。…なんて、ちょっと食い意地が張った考え方だけど、美味しいのだから仕方ない。 ) ん、お邪魔します! ( そう言って、ナッキーの家にお邪魔しようか。ここに来るのは本当に久しぶりだけど、何故か自分の家に帰ってきたような落ち着いた気分になれるから不思議だ。 ) [Wed 9 Jan 2008 22:28:05]
◆ナキア > ( わんこはしぶしぶ、といった様子で貴女からどくだろう。本当にしぶしぶ。そのかわり、足元にじゃれつくだろうか。使い魔とて、久々に会えた事が嬉しいに違いない。魔女も、クリスマスの時はほんの少し寝顔をみることくらいしかできなかった。 ) いいえー、おひさしぶりですよぅ。 ( 魔女は微笑んで挨拶を向け、 ) ――――― ふぇ? ( 乙女の言葉に、ぱちくり。瞬きをした。 ) …… 。 ( 己は、魔女だ。自然崇拝…ウィッカンを信仰している者だ。 パプテスの聖人からうまれたサンタクロース像には、縁がない。けれど ) … ( 魔女は、差し出された箱と、乙女の巫女服姿を見比べるだろう。 ) ( 昔々に、ホワイティアの父がその聖人のことを語ってくれた。そうして、その父が幼い己にしてくれたこと。そんな記憶が、微かに蘇る。 ) … サンタさんも、家族想いなんですね。 代わりに預かってくれていて、ありがとうございます。 乙女のところにも―― サンタさんは来ましたか? ( …微笑を、浮かべ。 両手を伸ばしてそっと、その箱を受け取ろう ) …あ、 ( 家の中から小さな音。 先に中へと入った使い魔の、吠えて己らを呼ぶ声 ) お湯がわいたみたいなのですよ、 とりあえずおうちにはいりましょう? [Wed 9 Jan 2008 22:20:08]
◆艶子 > こ、こらっ くすぐった…… んむっ ( 容赦なく舐められ抵抗出来ず、ついにはナッキーに助けを求める視線を送った…。じゃれてくるのは凄い可愛いとは思うのだがっ! ナッキーの言う事を聞いて犬が離れれば、差し伸べられた手を借りて立ち上がる。はふぅ、と息を吐きながら肌蹴た服を直す。 ) た、助かったよ……。 え、ええとだな。――そう!今、ナッキーの家の屋根の上にサンタが居たんだ!サンタが!で、娘の誕生日に遅れるから代わりにプレゼントしておいてくれってこれを… ( 傍らに落ちてる白い袋を担いで ) 頼まれたんだ! ( とっくにクリスマスは過ぎているが。ナッキーが自分にこの巫女服をプレゼントしてくれたとは知らずサンタからのものだと思い込んでいたが、ナッキーは魔女さんなのでもしかしたらサンタさんが来てないんじゃないかと思い、代わりにサンタ役をやろうとしたようである。ちなみに、サンタ服はシーズンが過ぎてしまったのでお店では入手できなかった…。だから巫女服で来た! 白い袋の中からプレゼントの箱を取り出すと、ナッキーに差し出した。 ――中身は小さな宝石のついたネックレスだ。 ) [Wed 9 Jan 2008 22:04:04]
◆ナキア > ( わんこは上にのしかかって押さえ込み、べっろんべろん心ゆくまで顔やら手やらを舐めまわしているだろう。じゃれてるんです。 ) お、乙女っ!? ど、どうしたですかなんで上になんか… あ、 ( …ぱち、と瞬きを一つ。 クリスマスに贈ったトキノミヤコの服、着てくれてるんだ。嬉しくって思わずへにゃりと顔が緩むけれど、乙女はそれどころじゃない様子。 ) っと、 はなれましょうねーけるべろす。 ( 近寄って使い魔の背をぽむぽむ、宥めるように数度叩き。 使い魔が貴女の上からのいたなら、貴女が起き上がれるよう、手を伸ばそうか ) 大丈夫ですか? ( 逆の手は、肌蹴た服を直そうと伸ばしかけるものの、 …どう直したらいいのかわからず結局引っ込めようか ) [Wed 9 Jan 2008 21:54:52]
◆艶子 > あ……あ、痛…… やっべ、これ…い、痛い…。 ( 最早それしか言えない程の痛み。痛さと情けなさで精神的なダメージも大きく、中々立ち直れない様子。…玄関を開けたら、そんな状態の巫女服姿の少女が尻を押さえて悶絶しているのが見えるだろう。傍らには大きな白い袋が一つ落ちている。 ) あ、 な、ナッキー。こ、こんば……ぉぉぉぉおッ! ( 今の物音を聞きつけたのだろう、玄関から顔を出す魔女に挨拶をしようとしたら――その脇から出てきたけるべろすに飛び掛られる私。こんな状態ではどうする事も出来ず、暫く犬にじゃれつかれます。 ) ちょ、ちょっと…!けるべろす!お、落ち着くんだ!落ち… ひーっ! ( 揉みくちゃになるうちに服が肌蹴て行くのはお約束、なのかもしれない。 ) [Wed 9 Jan 2008 21:46:42]
◆ナキア > ( 食事を終えて、のんびりとした一時。リンゴを切って、紅茶でも飲もうかと思っていたところ。 ) んー… やっぱり、ミルクティもすてがたかったのですよぅ…… ( はふ、と吐息を零す。ミルクティは、湯で入れた紅茶とミルクを混ぜ合わせるよりも始めからミルクで煮出したものの方が好きだ。 魔女の呟きに反応したのか、使い魔は顔を上げ、 ) …ん? ( そのまま、天井へと視線を注いでいる様子。立ち上がり、上に向かって一声吠える様に、魔女も椅子から立ち上がりながら上を見上げ ) どうかしたですか、けるべろす? 上に誰か、 ( かすかな、声。 なんといっているのかわからない、単なる風の音、気のせいかもしれない―― が、 ) ( ずざざざざ…… どすん ) …。 ( 響いた音。使い魔が元気よく玄関へと駆けてゆくのに続いて、魔女もそちらに向かおうか。 …使い魔たる黒犬が、警戒しているのではなくはしゃいでいるのはおそらく気のせいではないだろう。 魔女はそっと玄関の扉を開け、 ) …こんばんは? ( 首を傾げるとほぼ同時、使い魔が物音の主へと飛びかかろうと。 ) [Wed 9 Jan 2008 21:38:46]
◆物音 > ( みしみし、ごっ ごっ ごっ ……。 そんな音が貴女の頭上、屋根の上から響く。どうやら何物かが屋根の上に上っているようだ。一体誰が、何の為に。 ) …あったあった煙突。やっぱここから入らなくちゃ駄目だよなぁ… あれ? …火、焚いてる!ど、どうしよう!こういう時はどうしたらいいんだ!? ( …と、なにやら頭の悪そうな声も微かに聞こえてくる。そして… ) ――きゃっ!! ( 続いてそんな悲鳴と、ずざざざざと何かが滑っていく音。そしてドスン、これは何かが地面に落ちる音。どうやら、魔女の家の玄関の前に落ちたらしい。 ) [Wed 9 Jan 2008 21:25:43]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『…ごっ。』 [Wed 9 Jan 2008 21:22:50]
◆ナキア > ( 若すぎるつきは光を灯す事叶わず。 夜闇の中、窓から零れるのは暖かな色。その色に相応しく家の中では暖炉がぱちりと小さく音を立て、その傍らには目を閉じて寝そべる犬の姿。犬はのそりと起き上がると、横に積んである薪を口にくわえて暖炉の中へと放りこんだ。 …数瞬、緋の色は激しく魔女の顔を照らし出し その眩しさに、魔女は目を細める。 ) …、 ( 四人掛けのテーブルには、魔女一人の姿があるのみ。それが常のこと。 暖炉に掛けられたやかんからは、そろそろ湯が沸いてきたのだろうか、口から湯気が漏れてきたようだ。 テーブルの上の皿の上には、戯れにうさぎのカタチに切ったリンゴが幾つか。 お茶の用意はできていて、後は湯のわくのを待つばかり。 ) [Wed 9 Jan 2008 21:21:56]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 村の片隅に在る、魔女の家 )』 [Wed 9 Jan 2008 21:09:27]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『(夜は更けても、私の星屑はずっと心に。)』 [Wed 9 Jan 2008 04:16:15]
◆シャリネ > シフォン。手紙。何枚か入ってるの!探してくれるかな?( それは、自分が出せなかったもの。 )( 拾われてしまったら、恥ずかしいもの。――だってそれは、大切な人に意味も無く綴った手紙だから。 )( 欠片を全部集めたら、牧場までまた走ろう。――ふわり、微笑みながら、その欠片を抱きしめて。 ) 行こう?シフォン。―――集めてくれて、ありがとう。 [Wed 9 Jan 2008 04:15:59]
◆シャリネ > ( ―― 集めてくれる、黄色の果実。 一個、二個、三個、四個――― ) 五個。 六個。 七個。 八個。九個―――― 十個。 ( 少女は膝に集められたそれを、ひとつ、ひとつ拾い上げて――自分の右側へ置いた。 そして―――数十個、全て数え終えたとき ) さんじゅう、ろく。 ――おしまい。 ( ふわり、微笑んで、子犬の頭を引き寄せれば、優しく撫でた ) ありがとう、シフォン。 ――― あとね、バスケット。ハンカチ、あとは…羊のぬいぐるみ。 ――わかる? 家にたくさん、置いてあるでしょう?( 悪戯に、微笑んで小さく頬に口付けた。――流れる川辺は薄暗く、流れる夜空も仄暗く。ただ檸檬の香だけが仄甘い ) ( 口付けを合図に、遠くへ走っていく子犬。キャラメルの甘い色がだんだんと色を失くすように遠く。 ) … あとは、なんだったかな……。 ―――あ。 ( 思い出した。大事なもの。 ) [Wed 9 Jan 2008 04:14:03]
◆シャリネ > ( とりあえず、手を出してみた。 触る感覚は自分の手に纏う雫と――草の、糸。 温度。冷たい。 ) … あ。 ( 何か、触れた気がした。 ――す、と持ち上げたのは――― ) …あ。お財布。 ( ぽつり、呟いて。きょとんと、危機感の無い表情 ) …… よかった。 えと、 っていうことはバスケット、中身ばらばらになっちゃったのかな……?! ( どうしよう、と焦った表情に変わる。今この瞬間だけは、星屑がもっと近くにあればいいのにと感じた。辺りを見回しても、檸檬とモノと、草の区別が一切つかない。 だが、 ) ( ぽとん。――きゅぅ。 ) ―――あ。 ( 目の前に何か落とした子犬に、空色が向けられた。 ) …檸檬? ( きょとん、と首を傾げ―――ふわり。微笑んだ ) ありがとう。 檸檬、集めたら、膝に置いて? ( とんとん、と膝を手で緩く叩いて、斜めに首を傾け。寄ってくる小さな子犬の頬に、頬を寄せた ) [Wed 9 Jan 2008 04:05:48]
◆シャリネ > と、とりあえず…川で顔洗ってもいい? たぶん、凄いことになってるの。( 自分の頬を両手が覆って、困った顔。フリルを纏う足を引きずって川辺へと近づこう。―――ちゃぷり。手を入れれば、冬の寒さ。 ) ……冷たいっ。 ( 思わず手を引っ込めようとするのを止めるように、顔へ。ひと掬いして、またひと掬い。 ) ……………。 ( ちゃぷん、さらさら―――ちゃぷん。 音が、揺れて。 ) ( 透き通る水面の色は月明かりに僅か照らされつつも、森の影に昏く。 ) ………ふぅ。( 暫し、顔を洗っては冷たくなりきった指先が、タオル欲しそうに子犬へ伸びる ) … 冷たいけど、美味しいと思うから、喉が渇いたなら、飲んでごらん? ( ふわり、微笑んで。腕にかけたバスケットに入っていたタオルを探すように手が彷徨い―― ) あ。そういえばバスケットもない…… どこだろう。 … ねえ、シフォン。 檸檬、集めてくれるかな? …匂いで、わかる?あとね、バスケット。 ( ランタンがどこだかわかればいいのに――。でも、きっと灯りが見えない辺りで炎が消えてしまったのだろう。思案顔が、困ったように眉を下げ、口元に指の甲を当てながら辺りを廻る空色。――透き通る色は闇夜に溶けて。空も星屑だけが頼りだから、回りがなかなか見えなく、仄暗い ) [Wed 9 Jan 2008 03:48:03]
◆シャリネ > ( 落っこちた少女は花飾りで結い上げた銀髪を少し乱れさせて、フリルのドレスが少し捲くれていた。黒いブーツが膝元まであらわになって、可笑しそうに笑いながら起き上がる ) いたたたた…… もう、シフォン? ( くすくすくす、と小さな笑い声。肩で息をして、顔に泥を塗った様はちょっと滑稽な。 ――でも。 ) …… あ。 ( 気づいた。しまった、という顔が、小さな指、手を口に添えて ) ……ねえ、シフォン。 ( 駆け寄ってきた子犬はぺろぺろと尻尾を振って心配そうに顔を舐めてくれる ) きゃっ、擽ったい…っ、ねぇ ( 落ち着かせようと、子犬の肩に手を伸ばし抱き寄せて見つめ ) … 檸檬。 ばらばらだよね? ( 空色は慌てたように丸く。辺りを見回すとごろごろ転がる、黄色。黄色。腰にかけていたランタンもどこかに吹っ飛んでしまったようで。 ) ……どうしよう。 周り、見えないな。 ( 困った、と顔を見合わせて、頬に口付けた ) …ねえ、どうやって探そうか。 ( 思案顔。きゅ、と唇を結んで、小さく首を傾げ子犬とにらめっこ ) [Wed 9 Jan 2008 03:17:48]
◆シャリネ > ――― っ ( は、は、と走る姿。 舞う姿にも似た足取りは軽いけれど ) あ、ちょっとシフォン、早―――いっ ( 足取りは、犬に敵う筈が無くて。だって滅茶苦茶本気出されてる……! ) ちょっと、は手加減して……っ シフォン、待っ―――きゃあああああっ!( 足を滑らせて悲鳴が。川辺沿いに歩いていたら小さながけから足を滑らせたって言うオチ。 ) ( ごろごろごろ―――黄色い果実が少女と共に落ちていく )( 子犬が心配そうに振り返れば急いで駆け寄った! ) ―――――。( 下に転がり落ちてしまった少女は何処に。くすくす、くすくす、と笑い声が聞こえるだけ ) [Wed 9 Jan 2008 03:07:02]
◆シャリネ > ( 踊るときに少しステップを踏むような、そんな軽いリズムは音無く舞い降りて。す、と手が伸びれば子犬は不思議そうに匂いを嗅いで軽く加えてみた。 お手伝いをしている気分なのか、尻尾を振って見上げている。 ) …… じゃあ、おつかい。 一緒にエルザファームまで届けようね。( ふわり、微笑んで。立ち止まる。 ) ――位置について。 ……よーい。 ( 子犬とにらめっこ。二人して、同じ体制 ) どんっ! ( ふわり、かける姿は舞う姿にも似て。ふわり、ひらり。ドレスの裾翻り、爪先が軽く着地して ) [Wed 9 Jan 2008 02:58:08]
◆シャリネ > …あ。チャリオットさんにも分けようか。どうしよう? ( くすり、微笑みかけてひとつ。 小さく首を傾げた。今日のお昼頃。馬車で此処まで来た少女がしたこと。牧場のお手伝い。金銭援助のお金を一峰さんに渡す。そして――気まぐれに散歩していたら、果樹園のおじさまに貰った、それ。 ) ……シフォンが食べると、ちょっとびっくりしちゃうかも。 …… でも、いい匂いなんだよ? ほら。 ( ひとつ取り出して、子犬へ差し出してみる。 ) [Wed 9 Jan 2008 02:57:55]
◆シャリネ > ( 両手いっぱいに運ぶ、姿。 ――白いワンピースドレスのフリルがふわり、揺れる。冬服の淡いピンクのコートがふわり、ひらり。クリーム色のマフラーも風に揺れて。足元で一緒に歩く子犬と、歌を歌う ) 届け物 届け物 あなたは だーれ? 届け物 届け物 あなたはだーれ? ( いつも歌う歌よりも会話を歌に乗せるだけの、うた。子犬に問いかけるように視線を配って、空色は柔らかく笑みを深めた。足取りは軽い ) これ、フェンさんたちが帰ってきたときのご馳走に使いましょうか。 ねえ?シフォン。 [Wed 9 Jan 2008 02:56:55]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(黄色いいろ)』 [Wed 9 Jan 2008 02:48:02]
お知らせ > ディシュクさんが退室されました。 『(そしてゆっくりと時間をかけて家へと戻っていく…)』 [Mon 7 Jan 2008 20:55:04]
◆ディシュク > (年はじめは忙しかったので翠碧をろくに外に出せなかった、ということもある。 どこかへの散歩、ということも少し考えた方が良いかとも思いつつ、ゆっくりと歩いていこうか) [Mon 7 Jan 2008 20:48:40]
◆ディシュク > (とはいえ、外に出てきてもやること、というのはあまり無い。 この時期は信仰がたかまるらしく、霊体の数は少ない。 自分が制御させることができそうなレベルのものは居ないだろう) それもしかたがないことですけれどね。 (そんなわけで特に目的も持たずに散歩することとなった) [Mon 7 Jan 2008 20:32:26]
◆ディシュク > (しばらくは家にこもっていた状態だったので、外の空気が吸いたくなり、ふらりと歩き出していた。 翠碧ら家のものには行き先を告げていたので追いかけてくることは出来るだろう) [Mon 7 Jan 2008 20:18:30]
◆ディシュク > ふぅ。 さすがに年はじめは疲れますね。 (小さく息を吐きながら今日は早めに締めた男。 年末年始、ということもあり、すこしばかり仕事が忙しかった。 それも落ち着いたので一息ついているところである) [Mon 7 Jan 2008 20:14:20]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『自宅近くの外』 [Mon 7 Jan 2008 20:12:16]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『――やっぱり地方村の正月は平和だった。』 [Fri 4 Jan 2008 23:39:45]
◆間空宗政 > (ややあって、彼の言葉どおり餅がぷくりと膨らんでいく。 幼い頃は、これを見ると大喜びしたものだが――今でも尚、何処か心躍るものがある。 アマウラ人、トキノミヤコ人の心の底に根付いた原風景なのかもしれない。 わくわくとした表情は変わらずに、手始めに一つ、箸で摘んで小皿へと。 醤油を軽くつけて――齧る。 うにぃ、と長く伸びる餅も、はふはふと言いながら噛み締める味も、やはり良い)……うむ。 うむ……む……。(餅を咀嚼しながら、思わずはふ、と息が漏れた。 やはり幸せだ) [Fri 4 Jan 2008 23:23:17]
◆間空宗政 > (西洋風の部屋に火鉢を置いて餅を焼く、という構図からして如何なものかという考え方はあるだろうが、そも、この家の主でもある青年は侍である。 何とも異文化。 このようなごった煮こそヴェイトス市ではなかろうか、と)……こう、ぷくぅっと膨れるのを待つのが、実に楽しい。 醤油の準備もしてあるし、と……黄粉や餡子が無いのが惜しまれるな。 砂糖では味気ないし――ああ、砂糖醤油という手もあったか。(わくわく。わくわく。 箸、醤油をたらした小皿。 準備は万端である。 ああ、別に決して、彼の家族である娘たちに分けない、というつもりは無い。 無い。 断じてない。 ただほら、一番に食べたいとか、それだけなのだ) [Fri 4 Jan 2008 22:59:43]
◆間空宗政 > (正月と言えば餅、餅と言えば正月である。 この事実、この方程式は何者であろうと覆せない。 本来ならば餅をつくところから始めたいのだが、生憎と臼や杵を用意するには時間がかかる。 先日「無常」に赴いた際、正月用に分けてもらった餅と火鉢とを使うことにする。 火鉢に網を置き、餅を乗せ、あとは掌を暖めながらニヤニヤと待つ)…………ううむ。やはり正月と言ったら、持ちが無ければなあ。(この青年が、ここまで嬉しそうにしているのは、それなりに珍しいやもしれぬ。 炭火で焼かれる餅を、実に楽しげに――子供のように――見守っている) [Fri 4 Jan 2008 22:32:28]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――そうだ、餅を焼こう。』 [Fri 4 Jan 2008 22:27:09]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 『――のんびりとした元旦だった。』 [Wed 2 Jan 2008 00:39:22]
◆間空宗政 > ……とはいえ、地方村に来たばかりの頃は、こうもノンビリと正月を迎えられるとは思わなんだが(あの当時、と言ってもまだ半年も経っていないのだが、ここまで復興できるとは思ってもみなかったからだ。 教会があり、畑があり、家々が並び、と……それまでは荒らされ、死体が散らばり、とても住めるような場所ではなかった。 それが今では、こうして皆で新年を迎えられる場所となっている。)良いことだ、本当に。 [Wed 2 Jan 2008 00:29:28]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 [Wed 2 Jan 2008 00:26:29]
◆間空宗政 > まあ、仕方あるまい。郷に入れば郷に従えという教えもあるのだし……(己も従うことにしようと、まことに不満ながらも青年は自宅で一人、頷いていた。幸いにも年越し蕎麦を食べることには成功したのだし、まことに不満ながら、しぶしぶと言った様子で、ではあったが。 とはいえ新年である。 昨年は色々と己の身にも大きな出来事があったわけだが、さて今年はどうなることやら。 まあ、とりあえず確実に剣を振るいながら過ごすことにはなるのだろうが。) [Tue 1 Jan 2008 23:53:29]
◆間空宗政 > (新年であるからにはお節料理を楽しみ、初詣に赴き、独楽を回し、凧を飛ばすのである。 ヴェイトスの地方村という環境においては、絶望的なまでに不可能であった) [Tue 1 Jan 2008 23:45:49]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――新年である。』 [Tue 1 Jan 2008 23:44:33]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 [Mon 31 Dec 2007 22:09:38]
◆ルード > (眠りに落ちた夏鈴を抱きしめて、こちらも今日は寝ることにする。 夏鈴をそのままベッドに寝せ、そのまま自分も寝ることにする、夏鈴の反応を楽しみにしつつ) [Mon 31 Dec 2007 22:09:35]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 [Mon 31 Dec 2007 22:07:26]
◆夏鈴 > は・・・ふぅ・・ (瞳を伏せて、乱れた呼吸を繰り返す。その間、一方の手を自分の胸元…正確に言えば心臓の上あたりののせたままにしていて) ぅ・・・?もう、飲めないよぉ・・・ (さすがに飲みすぎたようでもあって。抱きしめられるままになりながら、うつろな瞳を閉じる。耳の先まで脈打つ様な血液の流れを煩く思いながらも熱味を帯びた呼吸を何度も繰り返し…その内に、酔いからくる眠気に負けてそのまま意識を手放して…) [Mon 31 Dec 2007 22:07:13]
◆ルード > (苦しくなってきた様子の夏鈴を開放してやる。 そのまま唇を離した夏鈴の頭を撫で続けていく) 満足したか? それともまだ満足できねぇか? (体を抱きしめてゆっくりと時間が流れていくのを楽しもうとしているようではある) [Mon 31 Dec 2007 22:00:11]
◆夏鈴 > ん…(同意なのか、ただの吐息なのか。そのどちらともつかぬ返答を返す。そして舌を絡めとられれば切なそうに眉を寄せって) っ、ふぅ・・んっ・・・ (ぼんやりとした状態のまま熱心に舌を絡め合わせる。気持ち良さそうな素直な吐息を漏らし続けるが、呼吸が苦しくなってきたためゆっくりと唇を離そうとする。) [Mon 31 Dec 2007 21:53:56]
◆ルード > うまいならそのままゆっくりと味わうと良いぜ? (そのまま、 夏鈴との口付けをゆっくりと行っていく。 唇を離そうとしなくなればそのままゆっくりと深めに口付けをしようとする、下を差し入れて舐め取られるのにあわせ、こちらも夏鈴の口を舐めるようにしてやる。 ボーっとしている様子の夏鈴を撫でてやって) [Mon 31 Dec 2007 21:47:56]
◆夏鈴 > ん、、うん、量はそんなに…飲めない、けど… (弱いから。それでも、こうして唇を重ね合わせて与えられるお酒が酷く美味しいものの様に感じて…でもそれを素直には認めたくなくて言葉にはそんなことを欠片もださずに) ん、は・・っぅン・・ (大人しく喉を鳴らそう。それに伴い少しずつ体の力が抜けて頭がぼーっとしてきていることにうっすらと気が着いているのだけれども。) ん、ぅぅン・・ (二度、三度と与えられるままに喉を鳴らし熱を伴った吐息を漏らすが、四度目にそれは変る。霞がかった頭の中、男が唇を離そうとするのを留め舌をその口内へと差し入れて口内に残るアルコール分を舐めとろうとする。) [Mon 31 Dec 2007 21:40:06]
◆ルード > そうだな。 飲みたいならたっぷり飲ませてやるぜ? (弱い、といっていた気がするが少しずつ飲ませればいいか、と言う考えになる) 夏鈴、飲み過ぎないように気をつけろよ? (このまま、寝ても良いようにとしつつ、彼女の頭をゆっくりと撫でていく。 そのまま、ゆっくりと口に酒を含み、口付けを繰り返していこう。 どのくらいの量を飲ませる事になるかはわからないが) [Mon 31 Dec 2007 21:31:49]
◆夏鈴 > う、うん・・・(あれ、おかしいな?でもなんだかこれはこれはでうれしいような。言葉には出さないけれど、そんなことを思いつつ男の腕へとすっぽりとおさまる。) そ、それは、そうだけど・・・ (何かがおかしいような気はする。それでも、なんだかうわついたような気分になるのはお酒のせいだろうか。) もうちょっとだけ飲んでもいい・・・? (男の唇に指を這わせ、物干しそうに強請ってみたりもする。) [Mon 31 Dec 2007 21:25:44]
◆ルード > んじゃ、今日はこのままゆっくりとさせてもらうぜ? (そのまま彼女の体を自分のひざの上に乗せてやり、子供のように頭を撫でてやる。 腕の中でそれこそ猫を可愛がるというようにしていて) 飲みたい酒がのめてうまかったんならそれで良いだろ? (ニヤと笑みを浮かべ、夏鈴からの動きがなければこのままのんびりとすごしてしまおうと考える。 一緒に寝るのも含めて) [Mon 31 Dec 2007 21:22:17]
◆夏鈴 > んぅ・・(弱い吐息を漏らして口付けから解放されれば、口元をゆるく握った手で押さえて恥かしそうにうつむく) 飲みたかったけど、・・・なんか、えっと・・? (引き寄せられるままに身を寄せ、アルコールのせいか、それとも別の理由からか心拍数があがった心臓のあたりに口にあてていないほうの手をあてる。) [Mon 31 Dec 2007 21:17:48]
◆ルード > (髪の毛を撫でてあやすようにしながら、拗ねる様子を見せる夏鈴に苦笑を浮かべ。 そして酒を注ぎ終えれば、口を離す) 飲みたかった酒だろ? それなら飲めないのはかわいそうだしな。 (十分にさめていれば飲めるだろうと言う事で行った行動で、夏鈴の反応を見つつもそのまま軽く引き寄せておこうと) [Mon 31 Dec 2007 21:13:22]
◆夏鈴 > そ、そんなこと言われたって、べ、別に嬉しくなんかっ… (真正面から言われる言葉にはにかんだような表情の後に、相手を睨みつけるように瞳に力を込める。ちょっと拗ねすぎて泣きそうだ。) ぅー、下がひりひりするぅ・・・ (舌を覗かせたまましばらく外気で冷やすとようやく痛みがおさまったよう。そんな折に、近づく顔。きょとんとしている内に重なる唇) ・・!?ん、はっ・・?! (瞳を見開いて驚いているうちに口内へと注がれるアルコール。普段の男の仕込みのせいか吐き出すことも忘れて、瞳を伏せてそのまま飲み干してしまう。) [Mon 31 Dec 2007 21:09:40]
◆ルード > いや、夏鈴がいつもよりも可愛く見えているだけだぜ? (いろいろと意味を含ませているのだが、それは秘密と言う事にしておきたい。 ばればれかもしれないが) 夏鈴にはまだ熱かったか。 そして何かを思いついたか、彼女が落ち着くのを待ってから熱燗を口に含み、ある程度さめて平気だと思えるくらいになってから、夏鈴の唇を奪い、口移しで酒を飲ませようとしてみるだろう) [Mon 31 Dec 2007 21:02:11]
◆夏鈴 > な、なによっ・・ (全てを悟ったような相手の顔に、頬を紅潮させてきつく返すがそれも限界か。つんっと顎をしゃくってもう知らないとばかりに顔を背ける。) 美味しいに決まってるでしょ?私が作ったんだから・・ (唇の先を尖らせて拗ねてみせるが、美味しいと褒められたことには喜んでいるらしく尻尾の先がたしたしとベッドを叩いていた。) え、あ、う、うん、の、呑む・・・ (勧められればお酒の暑さに不安そうな表情を浮かべつつお猪口に口をつけ) ・・・っっ・・・ (そして、まだ熱かったようで涙目になりながら舌を覗かせた) [Mon 31 Dec 2007 20:57:50]
◆ルード > なるほど、よくわかったぜ? (にやりと笑みを浮かべよう。 どう見ても自爆している彼女sが、あえて指摘はせずに笑みを浮かべたまま彼女を見ていよう) なかなかうまいぜ。 つまみも頂くな。 (そしてつまみを食べつつ、酒を飲んでいく事にする) 夏鈴も飲むだろ? (熱燗なのでつらそうだが、一応は進めてみよう。 注いで少し待ち、冷めてきたところをできれば狙う) 夏鈴が飲みたかったんだろ? (髪の毛を撫でに行き [Mon 31 Dec 2007 20:51:59]
◆夏鈴 > っ・・! (指摘に露骨に、しまった!という表情を浮かべるがすぐにそっぽむいて) ち、違うに決まってるでしょっ。さ、寒いから、あったかいものが飲みたかっただけ、で、べ、別にルードが好きかなぁだなんて、思ってなんかいないんだからねっ… (口にだして本心言っているあたりでアウトなのだが本人気付いていません。必死で取り繕うほどにどんどんボロが出るとは、哀れな。それでも、男が自分の注いだ熱燗を口にするのを見れば、味が気に入るものだったか心配そうに見上げてしまう。) [Mon 31 Dec 2007 20:48:36]
◆ルード > まぁな、 んで熱燗にしたら夏鈴がのめねぇんじゃないか? (熱燗にした、という時点で自分に飲ませるため、と考えてしまう。 彼女は確か猫舌だと思っていたのだが) いや、夏鈴が飲みたいものでかまわなかったんだけどな。 んじゃ、頂くとするかな? (熱燗が注がれるのを待ち、注がれたのであればくい、と飲んでいこうとするだろう) [Mon 31 Dec 2007 20:44:35]
◆夏鈴 > ルードにしては上出来ね? (言われる前にやったから、などと母親が出来の悪い子供にでもかけるようなことを口にしつつ、勧められるままにテーブルの上にトレイの上のものをおろしていく) お酒任せるっていうから、私が飲みたいものにしたわ?嫌だったかしら? (口ぶりは可愛気がないが、当然言っていることは嘘である。実際のところ、いつだったかに月見をした時にも飲んでいたから、鬼がこのお酒を好きなんだろうと思って選んだのだが、素直でない猫がそんなことを言うはずもなく。) お酒は熱燗にしてきたから、火傷しないようにね? (そう言いつつ、示された位置へと近づくと浅く腰を下ろした) [Mon 31 Dec 2007 20:40:50]
◆ルード > おう、片付いてるぞ。 (いつもの事であるし、特に気にしている様子もなく) とりあえずこれは此処に置いておくといいぜ? (テーブルの上に乗せるように告げて、それから、隣のベッドが空いていることを見せて、ぽんぽんとたたいていく) [Mon 31 Dec 2007 20:36:22]
◆夏鈴 > (トレイの上に調理したものをのせて、危なっかしい足取りで歩いてくる。重たいものは苦手だ。歩き慣れた廊下を通り、開いた扉からもれる男の部屋の灯りを認めると、知らず足取りは軽いものへと変る。つられてしっぽもたゆんたゆんと上機嫌に揺れて。扉を潜る際に気の効いた言葉をかけようとするが思いつかず結局) 部屋片付いた・・・? (色気も可愛気のないつまらない言葉がでた。) [Mon 31 Dec 2007 20:33:01]
◆ルード > (夏鈴の到着をゆっくりと待ちつつ、飲むための準備を進めていく。 テーブルの上を整理するくらいのことではあるが。 ベッドの近くにテーブルを寄せておき、ベッドに座りながら飲めるように、としておこう、 あとは夏鈴が到着するのを待つことにして) [Mon 31 Dec 2007 20:28:24]
◆夏鈴 > (自分のセンスに任せられてしまった猫。台所に戻った後に普段鬼が好んで口にする食べ物、飲み物を一つ一つ思い出していく。セスティアに聞くことも考えたが…先に休んでいる彼女を起こすのも忍びなく思いそれもやめた。…というのは多分タテマエで、年越し位2人きりで過ごしたいと内心では思っていた。最も本人は気付いてはいないけれど。) 熱燗でいいかな?だって寒いし… (ぬるめのお湯を鍋に沸かす間に、お酒を徳利へと注ぐ。手を何度か鍋に浸し、人肌の温度くらいになった頃に熱燗をいれ4〜5分火にかける。徳利の口をつかんで軽く時折振り混ぜる。それと同時に、薄皮をとってほぐした明太子に柚子胡椒を少々加えた物を作り温めた豆腐の上にのせる。手軽な簡単酒のつまみを作れば、片付けもそこそこにトレイにそれらをのせて戻ろうとするだろうか。) [Mon 31 Dec 2007 20:25:06]
◆ルード > そうだな。 夏鈴に任せておくぜ? 酒は大体なんでもいけるからな? (鬼なので酒は好きらしい) そうか、それじゃ部屋に居るぜ。 (そして夏鈴の言葉にはなんとなく素直じゃなくて可愛いとかそんな感想を抱いたのだが、本人に告げれば全力で否定されそうな気がする) さて、とそれじゃ部屋に移動しとくかな? (部屋へと移動して扉は開けたままにしておこう) [Mon 31 Dec 2007 20:09:39]
◆夏鈴 > ふぅん・・? (そんなものなのか、ととりあえずは頷く。胸を撫でたのは、たくましさを確認するためのものであるので、逆に反応があれば驚いた様子を見せたことでしょう。) お酒の種類何がいい?それと、ルード疲れてるみたいだし部屋戻ってまっていてよ… (飲んで眠くなっても布団が傍にあればすぐに横になることができるだろうから、と。) ルードが寂しくなる、のは…、ま、えっと、ちょっとだけ嬉しい…かな…?なんて (部屋を出る前に、うつむいて僅かに頬を赤らめてそう呟くがすぐにそれを誤魔化すように早口で) 嘘、だけど、さっ? (そうまくし立てると台所へと向かう) [Mon 31 Dec 2007 20:05:12]
◆ルード > それでかまわねぇよ。 今日はなんとなくそんな気分って事だからな。 (酒を取りに行くといえば抱きしめる力は緩めておこう) ん〜、そうか。 でも、俺もさびしくなる、って事はかわらねぇし、細かい事は気にしなくてもいいと思うぜ。 (細かい事を考えるのは苦手、と言う事を思い出し、投げ出し。 胸元をつつーと撫でるのには大きく反応しないままで) [Mon 31 Dec 2007 19:56:47]
◆夏鈴 > ・・・そうらしいよねぇ (何度か見て知ってはいるけれど、あえて伝聞調にいいながら相手の胸に手を指先でつつっと軽くなでてみる。) 仲良い・・かなぁ?名無花とセスティアと仲良い自信はあるけど、ルードとは・・・どうだろぉ? (撫でる手にこそばゆそうに耳を揺らしながら笑む) お酒ー?うーん、強いほうじゃないから付き合い程度の量でいいのであれば・・・ (とってくる、と伝えて腕を抜け出そうとするか。) [Mon 31 Dec 2007 19:52:23]
◆ルード > 頑丈なだけがとりえだからなぁ…。 (体力が高いのは伊達ではない、とでも言いたげに。 彼女の髪の毛から耳あたりまでをゆっくりと撫でていこう) 仲良くなった人が居なくなる、ってやっぱり寂しいもんだぜ? (それでしばらくは付き合う、といえばにやりと笑みを浮かべ) そうだな。 とりあえずはそれで頼むぜ。 名無花もさびしがるだろうしな。 (髪の毛をなでながらそのまま続け) ほう。 んじゃ、酒でも飲むか? [Mon 31 Dec 2007 19:47:41]
◆夏鈴 > ま、ね。ルードって殺しても死ななそうだから、その点は安心しているんだけれどね・・・(相変わらず酷いいい様ではあるが、いつの間にか背中に両腕を回しているあたり死んで欲しくないと思ってはいるらしい。…アマノジャク。) 寂しくなるかなぁ?名無花もセスティアも動物達もこの家には居るし、多分そんなに寂しくなんてないんじゃないかな?? (撫でられれば心地良さそうに瞳を細め) まぁ、でもルードが寂しいっていうなら、仕方ないから暫くの間はつきあってあげてもいいかな? (それでどう?とばかりに下から顔を見上げる。) 今夜の行事かぁ。こっちのはあんまり分からないけれど、実家ではお酒を飲み交わして過ごしていたかなぁ・・・ [Mon 31 Dec 2007 19:41:07]
◆ルード > いや、この程度で死ぬわけはないからな。 (なにかひどい言われように苦笑を浮かべ。 そのまま体を軽く抱きしめて、頭を撫でてやる。 「今日のところは」このままのんびりとするつもりである) そういうもんか。 しかし、夏鈴が家に帰るとなるとさびしくなるもんだけどな。 (以前かなり激しく迫った事もあるのでそのあたりはあまり深く追求はしないつもりらしい) 今夜の行事、他になにかあるか知ってるか? (特に知らないので聞いてみるが、夏鈴は知ってるだろうか) [Mon 31 Dec 2007 19:26:22]
◆夏鈴 > そうそう。大体なれない事して、ルードに死なれでもしたら後が大変だもの… (心配の方向性が激しく違いますが、まぁそこはほら猫ですし。) 抱きしめたり可愛がったりのんびりするだけ…なのね? (いつも通り、がそれなら、まぁ、自分への害は少ないかな、なんて明らかにほっとした様子で体から力を抜いて擦り寄る。可愛がる、の辺りに他意があるような気がしないでもないがそこはあえて気にしないことにした模様) まぁ、そういわれるとそうなんだけれど…、やっぱり自分の家には早く戻りたいものじゃない?? (この生活からとっととおさらばしたいとでも言いたいかの様な口調でいうが、実際この生活が嫌なのかと聞かれれば答えはNOだったりするわけで。もっとも、そんなことを口にして言うことはしないけれど。) [Mon 31 Dec 2007 19:18:50]
◆ルード > そりゃそうだな。 やっぱりなれないことはするもんじゃねぇ、って事だな。 (妙に疲れた気もするし、嫌味を言いつつも甘えてくる夏鈴もいつもどおりだとは思いつつ、頭をゆっくりと撫でようとして) そうだな。 こうして夏鈴を抱きしめたり可愛がったりしつつのんびりする事あたりだな。 (そのまま彼女を横に抱き上げてから椅子に座ろうとする) そのあたりはのんびりやるしかないんじゃねぇかな? 焦ったってしゃぁねぇだろ? [Mon 31 Dec 2007 19:12:18]
◆夏鈴 > せっかくの年越しねぇ… (確かに1年に一度のことであるし、節目として何かしらするのは良い事だとは思うが) やっぱり自分のタケを知った行動をするのがいいと思うのよ、私…? (いい笑顔で嫌味を口にする。首を竦める主の様子に、尻尾を揺らし楽しそうにするがそれも一瞬のこと。腕の中、ある意味いつものポジションへと落ち着けば身を寄せて甘えるような素振りを示す) ふぅん。それで、ルードのいつも通りって言うのはどんななの…? (とりとめなく質問を返し) 年越しについて思うことかぁ…。思えば此処に来て長い時が過ぎたなぁって…。解放資金もまだたまらないし気が遠くなりそう… (半分本気でそうのたまう。) [Mon 31 Dec 2007 19:08:02]
◆ルード > せっかくの年越しだからな。 それらしい事をしてみようと思ったわけだがやっぱりなれないことをしてみるもんじゃねぇな。 (苦笑を浮かべつつ、冷えた手にびく、とか反応した。 すぐになれてそのまま夏鈴を抱き寄せてやるが) いつもどおりにすごすのが一番だ、と思ったくらいだな。 んで、夏鈴も年越しについてなにか思うところはないのか? (特に気にしても居ないようだがとりあえず聞いてみようか) [Mon 31 Dec 2007 19:01:32]
◆夏鈴 > (なにやら考え込む男の首元へと伸ばし) なぁに考え事でもしてるの・・・? (可能であれば、首筋に手を宛がい温もりを得ようとすることでしょう。) 健康的な運動と考え事はルードには似合わないと思うんだけど・・? (可愛気のないことを口にすればくつり、と笑んでみせようか。グングスニク出身の猫はトキノミヤコの風習など知らず、東洋寄りの正月飾りがないことに関しては特に気にしている様子もない。本日作った年越し料理も、セスティアからこの日のために作る特別な料理らしいと聞きかじった程度の知識しか持ち合わせていない。) [Mon 31 Dec 2007 18:54:42]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(水仕事で冷えた手を)』 [Mon 31 Dec 2007 18:50:32]
◆ルード > (現在は地方村の自宅。 食事自体は終わり、片付けもひと段落した所) 年が明けるってもそんな実感はねぇんだけどなぁ…。 (鬼としては年が変わるからと言ってどうと言う事はあまり感じない。 正月飾りや鏡餅などは家の中にはないが別にいいかとも思っているようだ) [Mon 31 Dec 2007 18:41:16]
◆ルード > (一年が終わる、と言っても生き物を扱っている以上、生活には大きな変化はない。 ただ、少しばかり料理が豪華になっている、と言う事はあるが) …んで、後は夜食にそばを食う、だっけか? トキノミヤコの風習では。 (掃除やらなんやらが普段よりも多かった鬼は頭をかきつつ考えていた) [Mon 31 Dec 2007 18:33:42]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『(年の暮れ』 [Mon 31 Dec 2007 18:31:18]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『――少しずつでも、暮らしに慣れていってほしいと思った。』 [Thu 20 Dec 2007 23:26:23]
お知らせ > 太夫さんが帰りました。 [Thu 20 Dec 2007 23:21:40]
◆太夫 > …解りんした。 ――…今後、とも。 わっちは、貴方さまを偽るようなことは申しんせん、ゆえ。 そのようなご心配は無用、です、よ? ( 遠慮、と云った壁を通さず本音を告げて欲しい、と。 主さまの御言葉に奴隷は、素直に頷いて。 …見慣れていることだろう、との言葉には幾分安堵したかのようで。 ) ……それでありんしたら。わっちに思うところは、ありんせん。 わっちの出来得る限りのことを、やらせて頂きんす。 ( そう 主さまに応える。――はてさて。 この奴隷がお子さま方に対して、如何様なお相手務まるのかと云うのは、また別の機会に、でも――。 ) [Thu 20 Dec 2007 23:19:43]
◆間空宗政 > いや、こう――「失礼だ」なぞという事は考えねば良い、という意味であってだな。 ……うぅむ。 上手くは言えぬが、それがしは、本音で言って貰えれば、その方が嬉しいのだ。(困ったように頭を掻きつつ、何とか己の意図を説明しようと青年は口を開いた。 まったく、口下手な自分が忌々しい。 どうにも上手く説明できないのだが。 ……伝わっていると信じて、会話を続けよう。 意を決したように頷いて)それは逢って見てから、だろうが――多分、大丈夫であろう。 ……スラムや、暗黒街から移住してきた者も多い。 こう言っては何だが……奇異な容姿の者は、見慣れていると思う(……閉鎖的な村ならばわからないが――皆、あちこちの村や、スラムから焼け出され、暮らす場所を求めてきた場所だ。 だから、と信じる。 奴隷に対する差別が無いわけではないだろうが――)……動けずとも、歌や何やら、なんだ。 あの子らも、動き回るよりはおういったものの方が好きだろうし。 [Thu 20 Dec 2007 22:57:56]
◆太夫 > ( 念を押された奴隷は、幾許かの間 …僅かな沈黙を置いた後。 ) ―― 偽ってなど、おりんせん よ? …そも、わっちが宗政さまに何を偽る必要がありんしょうか。 ( …クツリ。 喉奥で僅かに笑んだ。 けれども、続けられた主さまの言葉には。 ) … わっちはまったくと言っていいほどに、構いんせん、けれども ……。寧ろ、わっちのような者で……その…女子なれば尚のこと……怯えさせてしまうのでは、ないでありんしょうか。 そも、わっちは……その……碌に動くことも出来んせん、ゆえに……。 ( そのような私に何のお相手が務まりましょうか、と …。 ) [Thu 20 Dec 2007 22:51:07]
◆間空宗政 > ……いや、もしも、これで太夫が満足であるならば――それがしの言葉はお節介になるのだろう、とは思うている。 だから、もしそうであるならば、言ってくれ。 偽らずとも良い。(本音が聞きたいのだと、念押しをする。 ――娘が匿われている間、幸せだったかどうか。それを勝手に決め付けてしまえるほど、自分は傲慢ではないし、彼女が如何なる人物かを知っているわけでもない。 ただ――ギルドから外へ連れ出したとはいえ、こうして家の中にいるだけでは、何も変わらない。 変わりようがない。 ……だから、と。続けて問う。 外に出てみる気はないのか、と)……いや、な。 冬になると、あまり畑仕事も無くなる。 子供らが、退屈らしくてな。 男子はそれがしが剣術の真似事なぞで相手をしてやれても、女子はどうにも――……棒切れを振り回すのは、性に合わぬらしい。(苦笑混じりに、そんな言葉を告げる。 まあ、冬に限らず、手隙の時に遊ぶ相手――遊んでやれる大人がいないのだ。 ……だから、と、こう続く)……太夫。その子らの、相手をしては貰えぬだろうか? [Thu 20 Dec 2007 22:39:55]
◆太夫 > でありんしたら、宜しいんでありす、けれども――。 ( 主さまが其方に行きたかった、だけ。 …との御提案には、こくり、頷いた。 )( ―――奴隷の紡ぎだした言葉。過去を語る、それらの言葉聞き受けた主さまは、 ……頷き。 考え、また頷いた。その後告げられた問いかけに奴隷は、 ) 『外』……とは……『ぎるど』からの、と云う意味、でありんしたら既に出して頂きんした。その時も、貴方さまは……わっちに尋ねてくんなましんした、ぇ。 わっち ……『ぎるど』から出して頂いても、なお、『外』には出られていない …と云うこと、なんでありんしょう、ぇ。 …貴方さまは、わっちを気に掛けてくんなましんす。なれば、その御言葉はご尤もなものであると、お見受け致しんす ――。 ( ゆっくり。 …言葉を選びながら応える奴隷は言葉の終わりには、軽く 頷いた。主さまの御提案に否を唱える気は、なく。 ) [Thu 20 Dec 2007 22:33:20]
◆間空宗政 > 別にそんな事まで遠慮せずとも良かろう? 構わぬよ、それがしが此方に座りたかっただけ、とでも思えば良いのだし……。(さて、それとも自分が隣に来るのが嫌だったろうか、何て冗句を口にしようかとも思ったが、それを言えばきっと彼女は酷く慌ててしまうだろう。 うん、と一つ頷き、娘の隣に腰を降ろした。 ――言わずとも良いことは、別に言わなければ良い。 それでも、此方が望んで移動したことは伝わるであろうし)………む。(娘の言葉に、青年は唸り、考え込むように腕を組んだ。 成程、と。 武家に限らず、商人や農民の住まいでも、異形の子が生まれれば匿うか殺してしまうだろう。 災いを呼ぶ、という考え方もあるだろうし、周囲の人々から疎まれるからだ。 匿ってもらえた娘は運が良かったのだろうが――果たして、幸せだったのだろうか)(……そうか、と頷き――黙り――考えて、また一つ頷いた)……太夫。 外に、出てみる気は、無いか?(傍らの娘に、そう問いかけた) [Thu 20 Dec 2007 22:17:03]
◆太夫 > ――― あ。 ( 這い擦った奴隷に主さまが近付いてくれたことに、奴隷はひどく焦ったように。 ) 其方にいらしてくんなまし、な?…宗政さまが動かずとも、わっちが……。 ( 読物を。奴隷が『嫌いではない。』と告げたことで、主さまの表情が喜色に彩られる。 …けれども。奴隷の言葉に一転するかのような、変化には。 ) わっちは、こなたのような『なり』、ですので…。父と母は、そのようなわっちを匿ってくんなましんした。 …二人以外の何方とも会わず、『其処』に二人は、様々な読物を持って来てくんなましんした。わっちが退屈、してしまわぬように…と、計らって下さったようでありんすぇ。 ( 礼とともに受け取った、『貴族方の恋愛物語』 ――僅か。 読本を持つ手に力が篭められるも、それは直ぐに抜けて。 ) [Thu 20 Dec 2007 22:10:48]
◆間空宗政 > いや、別に構わぬ。……理由が何であれ、誰かが楽しい思いをするのは良い事だ(まあ、馬鹿にされていると感じれば話は別だが、そういった雰囲気でも無し。 青年は笑いながら、失礼を、と告げる娘に首を左右に振った。 許すも何も、腹を立ててすらいないのだ。)まあ……何だ。 ……礼を言われるほどの事では、あるまい?(照れくさいのか、頭を掻きながら。 此方へと娘が近づこうとするならば、青年の方からも近寄り、傍らに座ろうか。 這い寄らせてしまうのも忍びない。)……そうか。それは良かった。 ――いや、もしも苦手であったり、嫌いであったりしたらどうしようかと思っていたのだ。 と、……む。(喜色を顔に浮かべながら、青年が娘へと手渡したのは和紙で綴られた読本だ。 朱鷺之都の文字で記された――貴族達の恋愛物語。 生憎と青年はこの手の話に詳しくはないが、年頃の娘ならば恋愛話がよいだろう、との指摘を受けてのこと。 気に入ってもらえれば良いのだが)(と、一転するのは、娘の言った『前』との言葉。 恐らくは奴隷となるよりも前。 ――……さて、そういった話題に踏み入って良いものか、青年はわからない) [Thu 20 Dec 2007 21:53:43]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 [Thu 20 Dec 2007 21:49:02]
◆太夫 > ( ――妙なことでも? と、不思議そうに為さる主さまの姿に奴隷は ふる、ふる …軽く首を横に振りながら。 ) ――いえ、 いえ。 ……失礼、を…お赦しくんなまし、ませ…。 ( …ずる、 り。 僅か、身動ぎすれば主さまに幾分近付いて。 ) 嗚呼――。 わっちを気に掛けて下さって、有難う御座いんす。 ( 読物のたぐいを、と告げられた奴隷は。 ) … 本を読むことは、嫌いではありんせん。まえ、こうして読み物を持って来てくださった方を、思い出しんす。 ( ――思い馳せるように口にするも、その表情には翳りが差していた。 ) [Thu 20 Dec 2007 21:30:02]
◆間空宗政 > む……。 そんなに妙なことを言ったか、それがしは?(何やら可笑しそうに笑う姿。 別にそれを咎める気もなければ、嫌に思うこともなく、むしろ娘が楽しそうにしている姿を見るのは嬉しいのだが――はて、と不思議そうに首をかしげながら、青年は彼女の対面へと腰を下ろした。 腰の大小を抜き、傍らへと並べて置いて)そうか。 ……いや、な。 太夫も、家でジッとしているのは退屈だろうと思うてな。 読本の類を借りて来たのだが、そうか。 字が読めるのならば良かった。(うむ、と嬉しそうに頷くと、たった今座ったばかりだというのに再び青年は立ち上がった。 向かうのは、部屋の隅においてある風呂敷包み。 青年がヴェイトス市へ赴く際、鞄代わりに用いているものだが――近頃では図書館で借りた本なぞも入っている。 そこから一冊、抜き取って) [Thu 20 Dec 2007 21:20:29]
◆太夫 > ( くすくす、と …主さまの仰ることが可笑しかったのだろうか。奴隷は僅か、軽く笑みを零し。 ) ……可笑しなことを、仰る お方 ( 着物の裾で口元を覆い隠し、未だ …クツクツ、と笑みの収まらぬ様子。何か、甚く受けたのだろうか。 留守の間のことを問われる、と…。 ) … はい。なも、御座いんせんでありんした。 ( ゆる、り。…首を緩やかに振って。 続く、問いかけには。 ) 文字、でありんすか。 …故郷のもの、でありんしたら一通り、 読み書きはこなせんす、けれども ……。 ( それが、何か。 …とでも云いたげな表情、で。 ) [Thu 20 Dec 2007 21:15:01]
◆間空宗政 > うむ、今戻った。……が、しかし、師走とは良くも言ったものだ。 それがしも、走って戻ってきてしまった。(あまりにも寒くて、というところだ。 娘の不審な呟き、聞こえていたのか――いや、恐らくは聞こえていないのだろう。 気にした様子もなく、数本の薪を暖炉に放り込み、ひかき棒で突いて炎の強さを調整する。 ……まったく、寒いのには敵わない。)太夫、留守の間に――なにも無かったか?(今日は妹も何処かへ出かけているようだし、彼女はきっと自宅に一人、だったろう。 それを思えば、もう少し自分も家にいてやれれば良いのだが……中々に難しい。 何か暇を潰せるようなものがあれば――……と、そうだ、忘れていた)……それと、太夫。 文字は読めるのだろうか? [Thu 20 Dec 2007 21:05:15]
◆太夫 > ( …ほゥ、と微かに零れる 吐息。 ) …こなたのようなわっちが何のお役に立てると、おっしゃるのか。 ( それは、己の不甲斐無さゆえの 嘆息。 …それに続くは、思い当たることでも あったのだろうか。 ) さてはて ――此方には、いらっしゃりんせんよう、でありんすね。『ぎるど』では……あれほどの声が聞こえていたと云うの、に…。 ( … 声。などと、不審なつぶやきを零した。と、 きし …と僅かな足音に目線を挙げれば、 ) …宗政、さま。 お帰り、なんしませ。 ( 主さまの姿が、在って。 ) [Thu 20 Dec 2007 20:52:06]
◆間空宗政 > (そう呟き、掌を擦り合わせながら戸を開けて家へと戻ってきたのは、この家の主。――未だ屋根は無いとはいえ、小さいながらも道場を開いている青年である。 今日も今日とて、農作業の合間を縫って門弟と鍛錬を行ったのだが……やはり汗をかいたせいだろうか。 常にもまして寒気を感じる。 ――と、家の中に戻れば、やはり常通り床に横たわっている太夫の姿。 やれやれと、笑った)……そのようにしていて寒くはないか? 暖炉の火を、少々強めよう……近頃は寒くてかなわん。(そう言いながら、薪を手に取った青年。 太夫への挨拶もそこそこに、それを暖炉へとくべようとするが) [Thu 20 Dec 2007 20:46:32]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――冷えてきたな。』 [Thu 20 Dec 2007 20:39:33]
◆太夫 > ( 『――… ずる、 り。 』 )( 月の灯りも雲の向こうに閉ざされてしまっている、今宵。――地方村の一角。主さまの家の中。 奴隷は壁に背を凭れさせていたのだけれども、如何にもキツいらしい。幾分とももたぬうち、床に這った状態へと戻ってしまい。 ) [Thu 20 Dec 2007 20:37:12]
お知らせ > 太夫さんが入室されました。 [Thu 20 Dec 2007 20:33:00]
お知らせ > リシェルさんが帰りました。 『(一際風が冷たくなった気がした。ホントにどうでもいいんだからなー)』 [Tue 18 Dec 2007 00:38:31]
◆リシェル > ………一応悪魔に義理でも立ててやって当日は家の中でじっとしてるか? どーせ一緒に祝う相手もいないし。 アッハッハッー。 気楽な一人身ばんざーい。 ( 負け惜しみではなく本音。 彼氏とかちょうどうでもいー。 ) [Tue 18 Dec 2007 00:35:50]
◆リシェル > しっかしクリスマスかあ。 すっかりそんな日がある事忘れてたわ。 ( いつもは年中行事なんて気にかけたことがなかった。 こうして積極的に人と関わる表に経ってから、ああ行事って色々あるんだな、というのを何年ぶりかに思い出している。 ) 今年はマクーもいるし、まあのんべんだらりと楽しくやるか? ………あ、けどアイツチカちゃんいるんだっけ。 家族水入らずを邪魔すんのも少し悪いなあ。 ( さて私はどうしたものか。 ) [Tue 18 Dec 2007 00:24:43]
◆リシェル > しっかしまあ一番突っ込みたいのは自分自身だなあ。 悪魔と契約してる魔女のくせにメリークリスマース!ってみんなと一緒にはしゃいでるってなんか間違ってないか? ( さむさむ、と冷たい風に吹かれて体を震えさせながら、自分自身の適当さに少し呆れる。 ) [Tue 18 Dec 2007 00:10:07]
◆リシェル > なーんかこうのんべんだらりと平和に暮らしてますーって感じだね。 まあたまにはこういう時間を過ごすのもいいけど。 今此処から出てってもただの家なき子だし。 ( この時期は洒落じゃなくて死ぬから家無しはやーだー。 )( オッドアイというのを晒しても、案外みんな簡単に受け入れてくれた。 むしろそんなのを隠す事無かったのに――なんて笑い飛ばしてくれる人もいる始末。 まったくパプテス教徒ってーのは慈愛に満ち溢れてますことで。 いや助かるけどさ。 うん。 ) [Mon 17 Dec 2007 23:46:57]
◆リシェル > ( クリスマスの話題でそれなりには盛り上がる地方村の教会。 今日の分の手伝いを終わらせた魔女は、別れの言葉を告げて手を振ると扉を開けて外の冷たい空気を肌に浴びた。 ) しっかしクリスマスか……なんか私が祝う立場に回るって、随分皮肉な気がするわ。 ( すっかり着慣れたシスター服をつまみながら、魔女は溜め息と一緒にぼやきを漏らす。 ) [Mon 17 Dec 2007 23:37:25]
お知らせ > リシェルさんが来ました。 『お疲れ様ー』 [Mon 17 Dec 2007 23:32:53]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(――あとでキスの意味を聞き、悩む兄であった)』 [Mon 17 Dec 2007 04:48:34]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(予算を考えると、さて、どうなることやら)(胸のなかのコインの重さを確かめて、苦笑する)』 [Mon 17 Dec 2007 04:47:45]
◆チカ=イ > ああ、この間兄様が持ってきた本に出てた食べ物だってことはわかる。――……けど、うん。 (兄の説明を大人しく聞いている。 忘れないように。 何かの際に、兄の好みからずれる事がないように。 こくこく頷く顔は真剣に違いない。 ………と、指差される色に目を細める) ああ、もう、こんな時間―…か。 (随分とのんびりしたものだ。とは言え、家まではもう少しなのだけど。 ) …… おーけー。覚えた。 うん。 色は白か、鼠色か――ちょっと目立つ色をチョイスするなら、赤で、風がになびかせて、こぅ…決闘って感じだよね? (読んだばかりの小説のイメージを口にした。 これで、兄へのプレゼントはきまった。 問題は――タユーさんへのプレゼントか。……案外兄とおそろいのもの・・・なんていいかもしれない。 ) …………。 (きす、というと) ……………。 (予想外の質問だった。) ……えー。 (不満げに見上げる) …………。 (それを説明するのもなんだか恥ずかしい気がした。 いや、学者と挨拶代わりにしていたものだから、行為そのものに恥ずかしさは感じないのだけど。) ……なんでもない。(首を横に振って) ――ん、と、先に帰って、お布団敷いておくね。 (腕を解いて、パタパタと走り出し) [Mon 17 Dec 2007 04:46:44]
◆間空宗政 > (さて、知らぬが仏というべきか、或いはいずれ互いに腹を割って話さねばならない時が来るやもしれない。 ――が、今はまだ、その時期ではないようで。 ……仲の良い兄妹、そのものの姿で、二人は歩いていく)ああ、蕎麦というのは――麺は知っているか? 蕎麦粉を使って作った麺を汁につけて食べる、朱鷺之都の――郷土料理になるのか。 藍色というのは……少し暗い、青色だ。 ――ああ、ちょうど――(つ、と片手を上げて示すのは、そろそろ夜明けが近づき、少しずつ明るくなっていく空。 藍色というには群青色だろうか。 それでもまだ暗い箇所を示して、ちょうどあんな色だ、という風に妹に説明をしてやる。 ――鮮やかな色も嫌いではないが、仮に着物にするのであるならば――そういう派手な色合いに、自分が負けてしまうような気がするのだ)……ああ、チカがこの前、買って来たような物だ。 此方では……ええと、まふらー、と言うのか? 渡来品は禁制の筈だったんだが――新し物好きな連中が、襟巻だ、と言って売り出していてな。 アレをこう……口元を埋めるように巻いて、颯爽と歩く侍の姿に、小さい頃は憧れたものだが。(端を風に翻して闊歩する彼らの姿が、やけに格好良く映ったのだが――さて、自分が巻いて、そう見えるのかどうか。 何処か苦笑しながら、そう告げて――次の言葉に、不思議そうに首をかしげた)……きす、というと?( 接吻と言えば理解したろうに ) [Mon 17 Dec 2007 04:36:20]
◆チカ=イ > ( ―― 間空宗政の思いが、何処までこの奴隷に届いているんだろう? 奴隷は主が「そう」願うから、その役目を演じ、主が望むように在ろうとしている。 寄り添い歩く兄妹だが、その実、思うところが真逆だとは、誰が気がつけよう? そして、間空宗政の妹ではなく、チカ=イという個人が、ヴェイトスで何を為そうとしているか 知る人は、まだいない。 だが、表面上は、流れる季節のように、すり抜けてゆく。 ) 鶏肉、そば? …黒に、茶に、藍色ー… (ところどころわからない単語があったらしく、どもりながら反芻し) ……――ながえりまき。 ( まふらー…で合ってる筈だ。 それなら手が届く、筈。明日本を返すついでに、商業地区を覗いてこよう…なんて考えていると) ……え? 僕? (不意をつかれたような顔で見上げ) …………。 (素直に強請るべき場面だろうか。 いや、でも――… くるくると色々な思いが頭の中に過り) じゃ、 じゃあ兄様のキス! (無料だ!) [Mon 17 Dec 2007 04:26:43]
◆間空宗政 > ……。(これが、チカや太夫、自分の“家族”にとって最も良い方法かはわからない。 家族。 家族。 何とも薄っぺらな言葉だ。 ――妹が、そう思っている事なぞ露ほども知らないが――金で買ってきたという事実は、何を言おうとも覆らない。 だからこそ、出来得る限りのことをして、それを偽りではなくそう、と……青年はその為に行動しているのだが)(妹が応えるまでの間、此方も無言。 ただ寄り添うようにしながら、黙って共に、家路を歩いていく。 ――そうか、と少し嬉しそうに頷いた)……まあ、確かに今すぐは無理だろうが――春までに何を植えるかくらいは決めておきたくて、な。 ………む。 それがしの欲しいもの、か。また唐突だが――……ふむ。(さて何だろうか、と青年は至極真面目に思考する。 欲しいもの。 あったら良いと思うもの、か。 屋根付きの道場、なぞという言葉が浮かぶが、それは己の手で作るべきものだ。 妹の問うている『欲しいもの』とは少し違うように思えた)とまれ、直ぐにわかる所から答えるとしようか。 好物は……鶏肉だな。蕎麦も好むが――。 色、は……まあ、あまり派手なものよりは、黒や茶、藍色の方が気に入っている。(……と、そう、色で思い出した。 組んだ腕を解く気はないが、もしも何もなければポン、と掌を打っていただろう)――そういえば、長襟巻が欲しいと思っていたところだ。少々、今使っているのは解れも酷くてな。 ……無論、まだ使えるのだから買い換える気もないが。 欲しいもの、と言えば――……それくらいだろうか。 ……チカは無いのか? (欲しいものは) [Mon 17 Dec 2007 04:14:52]
◆チカ=イ > (和服姿のSAMURAIがじんぐるべる・・・!なんという光景…!だが、残念!流石に笑ってしまいそうなので、妹 は 自重 した ! 誰か兄様にじんぐるべると、サンタクロースについて教えてあげてください――… 妹より) (しとしとぴっちゃん なんてBGMが聞こえそうな想像した。) (間空宗政。――この侍は、どうやらあの場所に、自分の”家”を―― 形だけではない、永く住む為の”家”を本気で造る気でいるようだ。 腕を絡ませたまま、暫く無言で間空を見上げ) ……いいよ。 ちょっと時期的に厳しいかもしれないけど… 花売りさんとかに聞いてみる。 駄目だったら、図書館で調べて、良さそうなの探すし。 ―――………。 ねぇ、兄様。 僕からも質問。 なんか、欲しいものとかない? 好きな食べ物とか、好きな色とか、うーんと………… 兄様が、あったらいいなぁーって思うようなもの [Mon 17 Dec 2007 04:03:57]
◆間空宗政 > (ちなみに、この兄のことだ。『こういう風に振舞うのが普通』と言われれば、至って真面目に実行するだろう。 じんぐるべるだって歌ってしまうかもしれないし、サンタの格好だってしてしまうかもしれない。 げに恐ろしきはクリスマス)……そうか? まあ、チカがそれで良いならば、それでも良いが――……。(とはいえ、浪人=無職というのがアマウラの実態である。 こうして青空道場を開いているから良いものの――……。 ……まあ、一応、傘張りの内職などに手を出していない分、随分とマシであることは追記しておこう)……。 まあ、良い。ともかくも庭の話だが――やはり、ここで暮らすなら、と思ったのだよ。(復興作業も終わり、徐々にきちんとした共同体、村として動き始めた、この地方村。 ――青年は既に、ここに腰を据えることを決意している。 それにチカも、太夫も――いつかは何処かへと去ってしまうのかもしれないが、今しばらくは、この村の住人だ。 ならば)……殺風景な庭よりは、花や木を植えたほうが良いかと思ってな。 ………何か変なことを言っているだろうか? [Mon 17 Dec 2007 03:56:24]
◆チカ=イ > ヴェイトスでも、色々やってるみたいだし、今度お弟子さんとまわってみるといいと思う。 僕も準備、がんばる ―――…( だが、考えてしまった。和服姿の兄が、くりすます の歌を歌い、ケーキを食べて、ターキーを食べる図を。この和テイストの兄が! ケーキ!ターキー!クリスマスツリー!! ) ひ、 控えめにしようね。 うん。 全力でクリスマスって感じじゃなくて。うん。 (チカ は KY を おぼえた!)(「無理を」) ………あ、う?うん?わかってる、わかってる。うん。 兄様が仕事にあぶれてるとかおもってないよ?!うん。(ぱたぱたと両手を振って、微妙な空気を取り繕って) …… 。 ……花? 庭に? ……。べつにかまわないけど、どうしたの急に? 花だなんてー…。 [Mon 17 Dec 2007 03:49:15]
◆間空宗政 > ふむ。 ……まあ、祭りならば楽しめば良いだけのことだ。 遠慮なく、我々も準備するとしよう――と、成程、商業地区か。 そういえば随分と煌びやかになっていたが……(成程、その祭りの為だったのかと、今更ながらに気がついたらしい。 いや、やけに紅白の色が多いなあ、とか、鈴の音が凄いなあとは思っていたのだが。 単にめでたい事でもあったのだろうか、と、その程度。 もう少し頭を働かせるべきであったやもしれない)……いや、無理をするほど、という意味だぞ?(ちゃんと手に職持っているし、仕事はあるし、無職じゃないし。 ……まあ妹が働きに出るというなら、きっと止めないのだろうけれど)うむ。……いや、今日も弄っていたのだが――庭に、木や花を植えようかと思ってな。 ……後でその分の金も渡すので、気に入った花の種やらがあれば買ってきては貰えないか、と。 ……いやはや、もう少し――剣以外の物にも興味を持っておくべきであった(花のことなんて丸で知らない。 或いはチカならば、何か知っているだろうか、と。 そう思ったのだが) [Mon 17 Dec 2007 03:40:22]
◆チカ=イ > (兄が納得したように頷くのを見上げて、こちらもコクコク頷く。) …… 僕も、パプテスに詳しいわけじゃないから、具体的に何をするかーって言うのは、知らないんだよね。 だから、んー……雰囲気を楽しみたいって言うのかな? 兄様もヴェイトスの商業地区見れば、なんとなくわかるかも。 ――って、(首を傾げて)(「働いてない」)…… (兄ート)… ……。 (なんか、凄い単語が頭に過った…!!) ……僕、がんばってアルバイトできるところ探すね? (冗談に聞こえなかったらしい。 お外で働くフラグ発生中) ……で、んと。なに?手伝ってもらいたい事って [Mon 17 Dec 2007 03:31:47]
◆間空宗政 > む……成程、それは道理だ。 以前、幽霊にも、恩返しをする者や、恨み辛みから呪う者もいると聞いたことがある。 きっと、その手の妖もそうなのだろうな。(偶然拾った骸骨を供養してやったら、美女の姿になって恩返しをしてくれた――なんて昔話とも、怪談ともつかぬ御伽噺もあるのだし、精霊やら何やらもきっとそうなのだろう。 うむ、と何処か満足げに頷いた。 未だ、妹の技能には気付いていない男である)? いや、別に無理をしている気は――というか、そもそも、何をやるのかも知らぬのだからなぁ。 ――………。(とはいえ、こうまであからさまに喜ぶ姿を見れば、兄としては悪い気もしないし、今さら辞めようと言い出す気も起きなかった。 構わん、と頷いて)出来る範囲でなら、それがしも手伝おう――と、そうだ。 此方も、チカに手伝ってもらいたい事があったのだ。(良いだろうか、なんて首をかしげながら、歩みを進めていく。 ――まったく、と笑顔は絶えない。 心配性な妹だ)何、迷惑だと思うならば――端からこのような事を言い出したりはせんよ。 それに大変という意味では……うむ、あまり今、働いてはおらぬし、な。(なんて冗談交じり、苦笑混じりに告げる。 冒険者や兵士、傭兵のように危険のある仕事でもなし。 名門道場のように一門全員が剣技に心血を注いでいるわけでもなし。 『晴耕雨読、時折剣』。 自給自足で賄えている現状、既に悠々自適の生活を送っているのが青年であった)――だから、何の心配もいらぬよ。 ……その想いは、本当にありがたく受け取っておくが、な [Mon 17 Dec 2007 03:20:31]
◆チカ=イ > ………両方いるんだと思うよ。両方。 多分。可愛いのも、怖いのも、両方 (くるくると人差し指を回して、空を見上げる。 自分には、両方の声が聞こえる。 墓場に行けば、囁く声が。 果実を実らせた木の元へ行けば、笑い声。 姿はおぼろげだが、声で、わかるものもある――妙にきっぱりと断言して) ………!!! (兄の問いかけに目を輝かせた。 ) 本当に? いいの? 無理してない? ……ベ、別にね。僕は無理やりやりたいって思ってるわけじゃないし! それに、殆どは村で合同でやる奴に混じればいいし、だから(ぺらぺらぺらぺらと早口に捲し立て) ただ!! (ぐ、と兄の腕を握る手に力をこめ) ……ケーキ食べたい。 (ちら、と見上げる。 パプテスの誰かを祝う気持ちはこれっぽっちもないらしい。 その見上げた先に、兄の笑顔が見えた) ……。 (自分が何を言い出そうとしたのか、気がついたらしい。 笑みがちょっとだけ強張って) …… 。 そんなことないよ!そんなことないけど、でも。 大変かなって。 あんまり迷惑かけたくないな、って [Mon 17 Dec 2007 03:11:47]
◆間空宗政 > (仕様が無いな、と苦笑しながらも、青年は妹の催促に応えてやる。 不器用な手つきながら、娘の頭を撫でてやり――猫のようだ、と思えば、少し笑いをこらえるのに苦労した)……いや、羽の生えた小人、というのがな。 こう、羽が生えているとなれば――鴉頭の物の怪やら、何やらの方が、いるように思えてなぁ。 別に信じていないわけでもないのだが……(天狗などの伝承を聞いて育った身にしてみれば、そんな可愛らしい生き物がいても良いものだろうか、などと考えてしまう。 朱鷺之都の神々は基本的に祟る神であり、恐ろしい存在だから……青年としては、ちょっと気後れしてしまう部分も、ある)む……成程。 皆で楽しむような類の祝い事、か。 まぁ、さすがに――アマウラではパプテスなぞ、ご禁制の一つであったし、それがしも隠れパプテス信者というわけでも無かったのでなァ(つまりは経験なぞ無い、ということだ。 大晦日から初詣といった、極めて東洋的な行事ばかりに触れて育った男であるし、つい先ごろまでアマウラ暮らしだったのだ。 無理もない、が――しかし、と口を開いた)……郷に入れば郷に従え、とも言うしな。 村中、皆が楽しんでいるのに、それがしだけ参加せぬ、というのも何だ。 ――我々もやってみるか?(なんて、何の気無しにに問いかけた。 ケーキ、は甘味だったように思うがターキーとは何だろうか。 モミの木とリンゴは知っているが、それをどう使うのかも想像できない。 西洋の祭りは面白いものだ)……別に改まって礼を述べずとも、良いというのに(苦笑いしつつも、娘の案ずるところは――まあ、多少は想像できる。 今の“家族”が三人である以上、彼女が気兼ねする人物も限られてくるのだし)……チカが案ずる必要はないぞ? 皆を養える程度の甲斐性はあるつもりなのだし――(そう、例えば少し自分が出稽古の数を増やしたり、あるいは他の仕事を請けたりすれば良いことだ。 だから、笑って告げようか。)――それとも、チカの兄は頼り無いかな? [Mon 17 Dec 2007 03:01:03]
◆チカ=イ > (兄に寄り添い、頬を寄せる。兄の体温を感じると、自然と体の力が抜ける気がする。――この人が、僕の唯一頼れる人だから、安心するんだと思う。 頭を撫でられると、猫のように”もっと”と、頬すりをして催促を) …… 兄様は、信じてないんだ?妖精とか。神様ーとか…… 僕は、全部信じてる方かな。 (何せ、「声」が聞こえるのだから。 )(「パプテスで」) ……! (来た…! だが、やはり祝い事事態は知らなかったらしい。 じりじりと間合いを詰めるように、慎重に言葉を選ぶ。)知ってる! 知ってるけど、その、僕が知ってるのはパプテスの人達が、おごそかーにやる奴じゃなくて、イベント事として! ターキーとか、ケーキとか、モミの木にりんごとか! ………兄様は、やったことない、よね。やっぱり。 SUMURAIだし。 (余計な知識を兄が借りてきた本で仕入れたおかげで、妙に納得したようで) ……。 (黙る) ……。 (首をかしげ) ……た (ゆーさんは?)(問いかけようと口を開いて、そのまま。)(やっぱり黙りこんで) ……ありがとうございます。 [Mon 17 Dec 2007 02:47:05]
◆間空宗政 > ……ふむ。 まあ、少なくとも――それがしが本物であるのは間違いあるまい。 しかし、妖精か。……そのような者がいる、とは聞くが――(さて、実際に存在しているのか、と聞かれれば青年としては疑問に感じる。 むしろ妖怪なぞならば信じるのだが……このあたりも文化の違い、というものだろうか)(絡み合う腕と腕。 妹が割りと“甘えたがり”なのは理解しているし、此方としても不快ではない。 拒むことなく、寄り添うようになる、のだろうか)雪の色、か。 ……それに降り方にも色々あるだろうしな。 粉雪、牡丹雪――。(何ともなしに空を見上げながら、のんびりと青年は歩いていく。 妹の動揺には気付いていないらしく、今にも雪が降らないだろうか、と。 まあ、そんな表情で空を見ながら)……そういえば、パプテスでは何か、年越し以外に祭りのようなものをやるのだろう? ……教会の修道女達が色々と準備をしていたようだったが――生憎とそれがしは、何をやるのか知らんのだ。 チカは知っているか?(そのまま、彼女の赤毛をゆっくりと撫でてやるようにして――問いかける内容は、まあ、娘の危惧した通りだったのだけれど)……? 渡さぬ道理があるまい? 確りと約束したではないか。(至極不思議そうな表情だった) [Mon 17 Dec 2007 02:35:27]
◆チカ=イ > や、あの、うん。 兄様のこと考えてたから、ちょっとね? タイミングよくてびっくりしちゃったんだよ。 妖精に騙されてるのかなーって。(兄の歩調に合わせる為にも、兄の腕に腕を絡ませんと、右手を伸ばし) 雪かぁ。ヴェイトスの雪はどんな色だろう。ちょっと楽しみ。……もし降るとしたら―…(クリスマス前がいいな)(と、言いかけて――気がついた。 兄の予定に「聖誕祭」の一言がなかったことに。 や、やはり!!やはりなのか! 娘はチラリと兄を見上げ) ……新年 。 うん、もうあと…半月くらいで年が変わっちゃうんだよー…ねー…? (恐る恐る見上げた時、頭の上に兄の掌の感触を感じて、肩を竦めた)(「小遣い」)あ、あ、あー…うん?えと、貰っていいの? [Mon 17 Dec 2007 02:27:12]
◆間空宗政 > む……。世の中に間空宗政と名乗る者は、二人もおるまい?(しっかり足もついていれば、尻尾も生えていない。 幽霊でも狐狸の類でもない、と――逆に“本物だ”という言葉に、此方が戸惑うような様子で答えながら、おかえり、との言葉に小さく頷いて応えた。 誰かがこうして出迎えてくれる、というのは――割合と幸福なものだ、と思う。)(妹と並んで歩きながら、そうだな、と頷いた。 ――随分と冷えてきた。 年の瀬だし、冬も本番、ということか)いずれは雪も降るやもしれん。 ――しかし、ついこの間まで夏だと思うていたのだが、あっと言う間に、もう冬だ。 これは直ぐに新年が来てしまうやもしれん(等と笑いながら――ああ、と思い出したように頷いた)……いや、すまぬ。まだ今月の小遣いを渡していなかったな。――戻り次第、渡さねばな?(近頃は色々と、彼女も自分の物を買い揃えているようで。 初めて会った頃との違いに、青年は至極嬉しそうに頷いた。 もしも拒まなければ、傍らを歩く妹の頭に、掌を乗せようと) [Mon 17 Dec 2007 02:18:39]
◆チカ=イ > (”間空宗政”という男が、自分の良く知った声で喋り始めると、なんだか面食らったような顔で、あたふたと左右を見回し) …… 本物だ。 (象牙色の肌が熱くなっているのを感じて、マフラーを引き上げる。) お――― …かえりなさい。兄様。 (胸を鷲掴んでいた指先から、力を抜いて、コートのポケットに両手を突っ込んだ) あ、う、うん?うん。一緒に戻る――……お疲れ様。兄様。 (昨日の事は話していない。 話し出す切欠が見つからなかった事もあるが、なんだか、色々考えていたら話すのが怖い気もして。 盗んだんじゃないかとか、しゅーきょーもんだいとか。) (兄の隣に小走りに近づいて) ――すっかり 、寒くなったねぇ [Mon 17 Dec 2007 02:10:13]
◆間空宗政 > ……おや、チカではないか。 また、夜の散歩か?(呆けた様子の妹の姿を、何処か可笑しそうに見やりながら青年は彼女へと歩み寄って行こう。 彼女が昨夜の事を話していなければ、青年は何も気付いていない。 鈍い男である。 何か考え事でもあるのだろう、とまぁ、その程度にしか思っていないのだから)それがしは今、道具を返して家に戻るところだが――良ければ共に戻らぬか? それとも、もうしばらく散策をするつもりだろうか、チカは(それならば、まあ、無理に一緒に帰る必要もあるまい。 もう夜更けではあるけれど、この地方村の中ならば安全だろうし――見れば彼女はしっかりと服を着込んでいる。 この寒さでも、風邪を引くようなことはあるまい) [Mon 17 Dec 2007 02:03:09]
◆チカ=イ > (主の姿を水面に思い描いていたら――灯りに照らされ、かの人が浮かび上がるではないか。 目を丸くして) ――………。(タイミングの良さに、一瞬呆けて) …あー……あれ。 [Mon 17 Dec 2007 01:57:28]
◆チカ=イ > (とはいえども、そのプレゼントの内容も真っ白だったりする。 二人の趣味も、好きな食べ物も、好きな色も、知らないのだから。 ……そもそも二人が「くりすます」を知らない可能性だってある。 なんてったって、兄様はSAMURAI-MANだし。 かたやタユーさんは……MAIKO?? 二人ともアマウラ寄りで、西洋文化には、何処までも疎そう――というのが、自分の考え。) ……… 。 ………。 たゆーさんと二人っきりにしてあげるとか。どうかな? 二人っきりの時間を、プレゼント、とかー…? (同郷っぽい二人で、楽しい時間が過ごせるのではないかと。) ……………でも、それなら、普段からできるし。 (「好きな人にあげるもの」)(「大切な人にあげるもの」) (蒼い髪の踊り子の言葉が胸に過った。 思わず口を閉ざして、視線が逸れる。 )(兄であり、主である「間空宗政」という人間を、自分がどう見ているか――…?) [Mon 17 Dec 2007 01:55:16]
◆間空宗政 > (より正確に言うならば、野良仕事に使うために借りた鎌やら鍬やらを、元の持ち主に返却した帰路、ということになる。 思い立ったが吉日、とばかりに――青年は、今日一日を使って、庭弄りに励んでいた。 と言っても雑草を抜いて、土を耕して、と……まあ、それだけの行為なのだけれど。)……以前のそれがしであれば、半日で根を上げたろうが――うむ、畑仕事というのも、慣れれば色々と面白いものだ。 ……とはいえ、疲れたが(肩に手拭をかけ、片手に提灯を下げた格好は、日ごろの道場主としての様子を見ていなければ農民と見紛うても仕様が無いかもしれない。 まだまだ未熟であるし、本職の農夫たちには敵わないが、それでも少しは板についてきた、というところか)(今日は下駄ではなく草鞋のため、からころという足音は響かない。 が――川上の方から歩いてくる青年の姿は、提灯もあって、直ぐに気付くだろう) [Mon 17 Dec 2007 01:53:02]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『(――野良仕事の帰り)』 [Mon 17 Dec 2007 01:47:03]
◆チカ=イ > (自分を解放するには85万のお金が要る。 今もっているお金は5万。主人は一ヶ月に五万、自分に渡す事を約束してくれた。――いや、いや、今はもう一人奴隷をかったから、五万は貰えなくなるのかもしれない。 ……八万というのは、主人が約束してくれたお金の一ヶ月と半分のお金だ。 …自分が人になるのが一ヶ月と半、早まる。―― 人 に) …… 駄目だ駄目だ。もっと前向きに!! クリスマスの事を、考えよう!どうせなら! ……そうだよ! ……クリスマス。 クリスマス。 聖誕祭。 ケーキとプレゼントの事を! うん! ( ぺちぺちと両頬を叩いて、深呼吸) ………たゆーさんと、兄様にプレゼント。 プレゼント。 うん。 [Mon 17 Dec 2007 01:45:46]
◆チカ=イ > ――――…………、 ……。 (虫の音が絶えた冬の川は、生き物の気配を感じなかった。 冷たく黒い水の流れに混じって、自分の心臓が一際大きく跳ねた。 ギュ、と握るのは、皮袋――の下にある自分の心臓だ。 ) ―――……やめてよ。 もう。 そういう事を考えるような、お金じゃないよっ!!! (自分の醜さを見た気がして、不愉快だった。 馬鹿な考えを振り払う為に、独り言というには、やや大きな声で) [Mon 17 Dec 2007 01:35:04]
◆チカ=イ > (いっそ、かいほうしきん に してしまえば) [Mon 17 Dec 2007 01:28:34]
◆チカ=イ > (彼女の言葉を思い出せすと、走り出したくなるような気持ちになるんだ。 ――始めてあった人なのに。――自分は嘘をいっぱいついていたのに。 ――大金なのに。 それこそ、サンタクロースに出会った子供のような気持ちが胸に広がってくすぐったい。 … 確かにプレゼントやクリスマスの準備をしようとしたら、それなりにお金もかかるし、自分の貯金じゃ心許ないなぁ…って思ってたのも確か。 かといって主に強請るのは、気が引けていたし。) ……。 (歩くたびに、ちゃりちゃりと鳴るコイン。八万あれば、料理はそろえられるだろうか。 プレゼントももしかしたら――いやいや、使う事を考えちゃ駄目だろう。 でも、親切を無碍にするのもどうかと思うし、いやいやいや。) ………〜〜〜〜〜〜〜。 [Mon 17 Dec 2007 01:26:37]
◆チカ=イ > ――横丁に今日行ってもいなかったし。 どっかにお仕事に行っちゃったのかな……。 街の外に出たりしないよねー……。クリスマスだから、儲け時だっていってたし―……(コートのポケットに突っ込んでいた掌が、もぞもぞと胸を押さえる。 コートの下には、昨日預かった皮袋の手ごたえがあった。 ジャラリ、とコインが擦れる音がする。) ………… 。(「あげるわけじゃない。貸すんだ」)(そういって笑顔を浮かべた彼女を思い浮かべると、どうしようもなく、心がくすぐったくなる。)(マフラーに顔を埋めて、早足に) [Mon 17 Dec 2007 01:15:49]
◆チカ=イ > ―――。 ―― ……。 (歌を歌う気分でもない。) ―――――……。 (かといって、家にいる気分でもない。) …………………( 結果、夜の地方村を川辺に向かって、フラフラと歩く事を選んだ。 夜空の暗さも、風の冷たさも気にならない。ただ、何かをしていないと、落ち着かないんだ。) ………………。 どうしよう。 [Mon 17 Dec 2007 01:10:41]
◆チカ=イ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(眉間に皺寄せ、唇はへの字。) [Mon 17 Dec 2007 01:05:49]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(どうしたものか)』 [Mon 17 Dec 2007 01:04:45]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 『(日々平穏)』 [Sat 15 Dec 2007 21:54:22]
◆間空宗政 > …………冷えてきたな。(湯呑みから茶を啜りながら、呟く。 そろそろ部屋に戻ろうか、それとも――もう少しここで、景色を楽しもうか。 冬の空気は澄んでいる。 故に、夜空の星も、実に良く見えた。 ――本来なら酒でも一献、と行きたいところだが……生憎とそれは止められている。 となると、こうして茶を楽しむぐらいが調度良い)……さて、後は――明日、花の種やらを調べてみよう。 他には……まあ、常通り、か。 あの鼠人の事件以来、ヴェイトス市は何やかんやと騒がしいが……此方は日々平穏。 世はなべて事も無し、と。 ……あまりにも穏やかすぎて、少々、これで良いのだろうか、とは思うが(なんて笑い、急須の中身。 ほんの少し残った最後の緑茶を、湯呑みへと注いだ) [Sat 15 Dec 2007 21:32:25]
◆間空宗政 > (は、っと我に返った青年は、苦笑しながら緑茶を啜った。 随分とまあ、ノンビリしたものだ、と思う。 良い事かどうかはわからないが、少なくとも悪いという事は無いだろう。 ぴりぴりと常に気を張り詰めておく必要も無いのだし、或いは、そんなにも剣気、殺気の類を孕んでいて、果たして真っ当に剣を振ることはできるだろうか、とも思う。 結局は剣で身を立てるといっても、今は太平の世。 その事実は変わるまい)……とはいえ、それがしも、なあ。それなりに良い場所まで来たような気がするのは、おかしいのだろうか?(なんて笑いながら、茶を啜った。 無論、まだまだ道は長い。長いのだが、いっぱしの道場主として、それなりに剣を振るっていられるのだし。それに家族もできた) [Sat 15 Dec 2007 20:47:20]
◆間空宗政 > (どうも意識が飛んでいたらしい) [Sat 15 Dec 2007 20:42:59]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 [Sat 15 Dec 2007 20:33:22]
◆間空宗政 > (欲を言えば桜や椿、などと言ってみたいのだが――さすがに最初から木を植えるのは大変だろうか。 だが、いずれは、とも思う。 村の復興も終わり、こうして順調に日々が回り始めたのだ。 自分もこの村に腰を据えると決心した以上、より良くしていく術を考えねばなるまい。 それは恐らく、ある意味において、奴隷制度云々について考えるよりも重要なことだ。 あの娘たちも、この村で暮らしていくのは代わりが無いのだから。)…………おや?(湯呑みに茶を注ぎながら、はた、と青年は何かに気がついたように空を見上げた。 心中に……澱むようにして残っていた何か。わだかまりのようなものが、少し軽くなっているように思えたからだ。 奴隷制度を斬るのは、少なくとも今は無理だ。 だが、村を――彼女らが暮らしていく土地をより良くしていくことは、今からでもできる。 それが根本的な解決ではない、という事実を理解した上で……それでも、大切なことだ)……やはり剣を振るって身体を動かすと、色々と変わるものだな。(ずず、と緑茶を啜って一人ごちる。 鍬や鋤でも借りてきて地面を耕し――ああいやいや、その前に草むらを刈るのが先だろうか) [Sat 15 Dec 2007 19:37:42]
◆間空宗政 > (帰りの馬車。 窓の外から見えた花々に思いをめぐらせながら、青年は一日振りに我が家へと戻ってきていた。 もうじきに雪も降り出すだろうけれど、あの花の色合いは、それと違った風情がある。 侘び寂びというのを理解できるほど粋人ではないけれど、成程。 あの儚げな姿は、確かに『良い』と思わせるものがあった。)……春になったら、庭先に花でも植えてみようか。 きっと皆も喜ぶだろうし――……。(とはいえ、あまり青年も草花には興味がなく、今までも知識としては蓄えて来なかった。 いずれまた図書館にでも行って調べてみるとしよう。 何も知らずに動き始めるのは愚の骨頂だろう)(などと、縁側に座って青年は考えていた。 傍らには急須と湯呑み。 寒い中ではあったけれど、稀にはこうして庭を眺めるのも悪くは無い。 ――庭といっても単に家の裏に広がる草むらと、木々。それだけなのだが) [Sat 15 Dec 2007 19:08:33]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――カスミソウ、か。』 [Sat 15 Dec 2007 18:59:00]
お知らせ > スノーメイデンさんが帰りました。 『( そして朝。其処に白が残る。 )( ゆめのような、儀式。 )』 [Fri 14 Dec 2007 04:10:44]
◆スノーメイデン > ( 風に舞、水辺に落ち、流れてゆく――白。 )( 空に舞い上がる其れも、同じ色をした――― ゆめ。 ) ――― 。 ( くすくす。 ) ―――。( くすくす。 ) ( それはまるで儀式のように。――それはまるで戯れのように )( 廻る。廻る。精霊たちの、しあわせの、うた。 )( 聴ける者には、届くかも知れぬ、声。 ) ( ――しあわせの、いろ。 しあわせの、いろ。 多くを望まず、 今が、しあわせ。 )( 人の言葉に直したら拙い言葉が、花と共に、紡いだ。 )( 微笑がこぼれ、伸ばす指先の向こう。白の花びらが、限りなく――舞う ) [Fri 14 Dec 2007 04:10:22]
◆スノーメイデン > ( でもね、ちょっとだけ――火は苦手なの。 )( 熱くて溶けてしまいそうになるから。近寄れないの。 ――好きだけど、触れられないのが切ないから、その光を見つめているだけなの。 ) ―――。 ( 廻りながら、村の灯へ視線を移し、少し寂しそうに俯いた。 葉が、頭を撫でてくれる。風が頬に口付けを。――だから。 ) ―――。 ( ふわ。 と、静かに、微笑んだ。 ――小さく、円舞を重ねて、廻る。廻る。 ) ―――。 ( 其処に、霞の白を、咲かせましょう。 )( 幸せを、咲かせましょう。 ) ( 村の人たちが、豊かな暮らしができますように。 )( この都市が幸せになれますように。 )( ――小さく、鳴る。鈴の音のような其れは―――カスミソウの、歌声。 )( 水に流れ、風に流れ、空の下で、闇に、浮かぶ――白。 ) [Fri 14 Dec 2007 04:03:57]
◆スノーメイデン > ( 風も好き。 水も好き。 )( 風は追いかけてくれるから、好き。でも―― )( 触れる指先は、伸びる木の枝へ。そっと絡んで、抱擁を。その微笑みは、絶えない。 ) ( ――水は追いかけさせてくれるから、好き。木は甘えさせてくれるから、好き。 ――浮気性?そんなことない。みんなと仲良くしたいだけ、なの。 )( ――くすくす。くすくす。 )( リン――と鈴が鳴るような、オト。 風に混じっては、流れ、水辺に消える、オト。 ) ―――。 ( ひとつ。 ) ―――。 ( ふたつ。 ) ―――。( みっつ ) ―――。( よっつ。 ) ―――。( 小さく囁く、言の葉。―――さあ、冬の円舞を踊りましょう。 )( 廻る、廻る、木の葉と白い、花。花。花。 )( 静かに、木が謡った ) [Fri 14 Dec 2007 03:55:34]
◆スノーメイデン > ( ひらり。ふわり。はらり。ひらり。 )( ―― 螺旋を描くように舞う白は、粉雪のように。 ) ( 村の傍の上流の川辺の上で、羽根を揺らして戯れる。 )( 冷たい水辺の上で、浮かぶことはしなくても、其処に、白が、降りる。落ちる。ひらり。ふわり、はらり。ひらり。 ) ――― 。 ( 水辺の上、花散らす。流れる白は、しあわせの、いろ。小さくその瞳が微笑んだ。 )( ねえ、雪と私が踊ったら、きっと素敵なダンスになると思うの。 ) ( 爪先は水辺の上で、僅か触れるように軌跡を描いて舞う。 )( ――ぽちゃん。 )( 石を投げ込むそれではなく、爪先が少し、いたずらをして。 )( みずに触れる、 オト )( ―― ぽちゃん ) [Fri 14 Dec 2007 03:47:49]
お知らせ > スノーメイデンさんが入室されました。 『( 寒い、寒い、寒い、しろ。 )』 [Fri 14 Dec 2007 03:41:40]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『――地方村では、割とのんびりとした毎日』 [Thu 13 Dec 2007 21:36:21]
◆間空宗政 > (そも、自分の納めた剣術が抜刀術である以上、敵の目前で刀を抜いたまま、悠長に円月を描く――などという技は無理がありすぎる。 故に、あの男に憧れて剣を学ぶのならば、初っ端の一歩からして踏み外しているのと同義であった。 やれやれ、少年の時分は剣術なら何でも良いと思っていたからなあ、なんて。青年は思い返して嘆息。 そろそろ冷え込んできたようで、吐く息は白い)さて、鍛錬やら稽古やらをしても良いが……。少々、遅いか。 ――こんな夜更けに刀を振り回していたのでは、物狂いか何かと思われても仕方あるまい(とはいえ、そろそろまた誰かと打ち合わねば、勘が鈍ってしまうような気もする。 近い内、またヴェイトス鍛錬場に行こうと決めながら、青年はぐるりと庭から戸口へと周り、家の中へと戻った。 ――茶でも淹れて、一服するとしよう) [Thu 13 Dec 2007 21:26:17]
◆間空宗政 > (チカ、太夫には――アマウラ語から共通語へと訳された読本の類を数冊。 そして自分は、少年の頃に読み耽っていた剣客小説を一冊。 まったく、ヴェイトス図書館の蔵書、恐るべし、と言ったところか。 この街で、このような話を読みたがる者は、そう多くないだろうに。 久方振りに見かけて、つい借りてきてしまったのだ)(本の頁を開いてみれば、あの頃と変わらぬ主人公の姿。 自由奔放、快刀乱麻。 掴み所の無い不可思議な男であり、何者にも束縛されず、そしてめっぽう強い。 或いは、己が剣術の道を進もうと決めたのも、この男に対する憧れがあったからやもしれぬ)(縁側に出てきた青年。手にした刀でくるり、と中空に円――否、月を描く)……円月殺法、などと――昔は良く真似をしたものだが(なんて苦笑い。 相手の剣気を吸い上げ、虚脱した所を切り捨てる云々。 あのような魔剣、秘剣の類は、あくまでも物語の中にしか無いのだ、と。 悟ったのは――さて、幾つの頃だったか。 パチリ、と鍔を鳴らして刀を鞘に収めて、溜息を一つ) [Thu 13 Dec 2007 20:51:08]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――借りてきた』 [Thu 13 Dec 2007 20:44:08]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(妹が上機嫌ならば兄も嬉しい。ある意味、至極単純な男であった)』 [Thu 13 Dec 2007 03:38:35]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(無論、引っ付いたままだった)(上機嫌な声が寝所まで続くだろう)』 [Thu 13 Dec 2007 03:37:08]
◆間空宗政 > やれやれ。 幼い頃、チカと出会わなかったのは幸運だったかもしれんな。(言葉だけ取れば冷たいようにも取れる代物だが、青年の声は暖かい。 どちらかと言えば、彼女の言葉に対する――からかい交じりの反撃だ。 さて、寝るともなれば……このしがみついている妹を、どうやってひっぺがすべきか、と。そんな事を考え……まあ、抱きつかれたままでも良いか、とぼんやり思った)ああ、そうだな……さすがに『皆で眠るから起きろ』では、本末転倒に過ぎる。 別に今日だけは、という事もないだろうが――まあ、今晩は、チカの独り占め、か(まるでヌイグルミか抱き枕だな、と笑いながら呟きながらも、そう思ってくれることは素直に嬉しかった。 ああ、と頷いて)……まあ、あまり夜更かしはしない程度にな。 他にも――それがしの覚えている話ならば、少しは語れそうではあるが。 なら、寝所へ行こうか?(立ちあがろうとする、が――まあ、きっと娘は抱きついたままだろう。 此方も、無理に離す気はないのだし) [Thu 13 Dec 2007 03:34:18]
◆チカ=イ > ミニな兄様を泣かしてみたいんだよ。ふふふー…なんて。 (兄の背中に体を預けていたら、時間が時間なこともあり、少し瞼が重くなってきた。 兄の背中に頬すりをして、笑いかける兄に返事をし) あ、いいんだ。 じゃあ、んと。たゆーさん、今から起こすのもー…だし、今日だけは兄様ひとりじめだ♪ 兄様ひとりじめ♪ (久しぶりに、隣に人の体温を感じて寝ることができる。 冷たい布団の中に入るんじゃないのが嬉しかった。 しかも、今日だけは自分だけの兄様だ。) じゃあ、ねよー。 すぐねよー。 兄様の隣で、どんな本なのか、ちょこっとお話してもらいながら、寝たい。 明日本を借りに行く為にも! [Thu 13 Dec 2007 03:27:40]
◆間空宗政 > ……無茶を言う。 というより、からかうのが目的か、全く。(やれやれ、と苦笑は続く。 まさか相手が此方の顔を想像して笑っているとも知らずに。 しかしまあ、姉上には良く色々とからかわれたものだ。 ……それが二倍に増えると思えば、やれやれ。逃げ出してしまったろう、昔の自分は。 或いは、今の自分も、ここに姉上まで来るとなれば逃げたに違いない)………………ふむ。 ああいや、無理に辞めろとは言ってないがな? 毎朝、眠そうな姿を見ていると、やはり心配になる。(――とはいえ、彼女が自分の体を気遣うのならば、それに勝る喜びはあるまい。 作業中に失敗したりすることよりも、いずれ本当に倒れてしまわないか、とも思うのだから。 故に)別に、それがしは構わぬぞ? まあ、さすがに夏は暑いだろうが――共に寝たいというなら、此方は拒まんさ。(ぎゅ、と胴体を抱きしめる腕。 肩越しに彼女の方を見ようとしながら笑いかけて。 まあ、きっと共に眠るとなれば、三人で川の字、になるのだろうけれど。)……ふむ。まあ、「源氏物語」は随分長い話だったように思うから、一晩ではきっと無理だ。(なんて言いながらも、彼女がしっかり寝るんなら、それが一番だ、と青年は頷いた)生憎とそれがしは読んだ事はないが、姉上や、姉上の知り合いは随分と熱を上げていたなぁ。……貴族同士の恋愛だとか、聞いたことはあるが。 ならば、両方とも明日、借りてこよう。 [Thu 13 Dec 2007 03:19:51]
◆チカ=イ > (苦笑いしているのを、背中越しに感じた。 顔を見ずとも、兄の浮かべている表情が手に取るように判った。 くすくす笑って) …その頃の兄様に会いたかったなぁ。 すっごくすっごくからかってあげるのに。―――………む。 (夜更かし。 自分でもわかっていただけに、改めて言われると、口を硬く閉じて) ………むー……。(呻いた) …… 。 (寝不足で、昼間の作業にミスが増えているたのも事実。 大人しく 主 の言う事を聞き入れて、本を閉じる) ……… 兄様が毎日僕と一緒に寝てくれるなら、やめる。 冬の間だけでもいーから。 ( 背中合わせ…ではなく、改めて座りなおし、兄の背中にぺったりと抱きついた。 腕を兄の胴に回し) ―そしたらきっと、兄様の借りてきた本…「とーかいどーひざくーげ」と「げーじものがたり」を一日でぜーんぶ読みたくてがんばりたくても、ちゃんと寝る。 うん。 [Thu 13 Dec 2007 03:07:25]
◆間空宗政 > まあ、一番はしゃいでいた者が、一番先に眠ってしまうのは――世の常だ。 生憎、皆よりも長く起きていられた記憶は、無い(なんて、昔のことを思い出せば苦笑いしか出ない。 まあ、これも世の常だろう。 子供の頃の思い出を引っ張りだされれば、如何なる人間だろうと、そうなる。 ――得てしてそういった記憶は恥ずかしいものだろうから)……む。 チカが早起きする、というなら――今度からそうして見るのも手であろうな。 近頃、夜更かしが過ぎるぞ? ……本が好きなのはわかる、が――(ほどほどに、と青年は笑いながら告げる。 好きなものに熱心なのは良い事だが、体を壊しては元も子もない。 もっとも――剣術に関しての自分を想像すれば、そういわれて辞めるか、というと甚だ疑問なのだが)「東海道中膝栗毛」それと「源氏物語」だな。 ……都に暮らす、間抜けだが仲の良い二人組の男がいてな。思い立って、遠くの町の神社――教会にお参りに行こうと旅に出るんだが、行く先々で騒動を引き起こす、という……まあ、笑い話の類だ。(とはいえ旅行記としても秀逸な代物だったように思う。 ある街で名物のこんにゃくを食べようとした二人。こんやくと焼き石が出され、こんにゃくを食べたは良い物の石をどう使って良いかわからない。出てきた仲居に味を聞かれて「美味い石だ」と答えたところ、「いえ、それでこんにゃくを炙るのです」と恥をかいた、など。 まあ、そんな話だ) [Thu 13 Dec 2007 02:54:51]
◆チカ=イ > わー…なんだか寝るのが楽しくなりそうだねぇ。 そんなにいっぱいで寝たら。寝言とか聞くの、結構好きだし、寝るの忘れちゃいそうだな。僕。(ペラリ)( まさか、寝る場所一言で、語らずに居た「奴隷になる前の話」に気が疲れたなんて思わない。 気楽にページを捲る音が響く) ……いーえ。何もー。 ただ、三人で寝たときは、兄様よりも早くに起きてあげた方がいいかなーって思っただけ。ふふー。 (にんまり。背後でω←こんな口で笑った) (「いい話」)……何? どんなの? タイトルは? [Thu 13 Dec 2007 02:43:59]
◆間空宗政 > ……ふむ。(一つ、今のでわかった事がある。 ――以前、彼女を村に連れてきて直ぐに読んだネイティブヴェイティアンの書物に、彼らの寝具についての言及もあった。 ――それはベッドではない。 ……つまり、彼女は――ヴェイティアンの集落を後にし、奴隷となる、その中間。 誰かと暮らしていたのだ。 ……其処から、何かがあったのだろう)……子供の頃、十五年近くも前になるな。 我々の場合は、川ではなかったが。 ……なんせ父上、母上、長兄殿、次兄殿、姉上、それにそれがしだ。(幼い頃の自分は、皆で寝たくて――無理を言って、一つの部屋で寝たものだが。 今思えば、随分と窮屈な思いをさせてしまったろうか。)師走、十二月だものな。……一月や二月も冷え込むだろうし――うん? 何か、言ったか?(最後の呟きは聞こえなかったらしい。 まあ、鈍い男である。 何も考えずに真ん中となり、苦労するだろう、きっと)話、か。 ん、それがしも御伽噺の類ならば知っているが――そうだな。有名な話ならば、共通語にも成っているか。 旅行記に、……恋愛、か。(さて、と宙に視線をめぐらせて考える。 有名なもので、その二つとなると――ああ、良い物があった)……うん、良い話があるぞ。 [Thu 13 Dec 2007 02:34:45]
◆チカ=イ > ――うん。(ペラリ、と、ページを捲る音が響いた。本を読み始めたのだ) 薪の節約!とか、毛布の節約!とか言って、寒い日は一緒に寝てたよ。 それに――寝る前に色々お話しするのが、日課みたいなものだったから。 どっちかが寝たら、どっちかのベッドで寝ることになったりしたし。 夏は大変だったなァ……”久しぶり”ってことは、兄様も、前は誰かと一緒に寝てたの? (川の字の説明―― 兄が動くのを背中で感じて、僅かに振り返る。 言葉の説明で想像はついた) ……これからどんどん寒くなるだろうし、暖かくて良いかもしれないね。 …。 ……。 ………。 兄様真ん中だと、色々大変そうだけど。 (ぼそ 妹、なんか言った。)(誤魔化すようにペラリとページを捲って本を読むフリしながら) アマウラの文字かぁ……! ああ、でも、文字よりも先に、アマウラのお話を知りたい。 …僕は兄様が選んでくれた本なら、何でも嬉しいよ。 たゆーさんは……うーん……。 (背中に寄り掛かって、天井を仰ぎ) ……旅行記とか?挿絵が多いものとかー…。 意外と恋愛物とか好きかも! [Thu 13 Dec 2007 02:20:34]
◆間空宗政 > であろう? だから、少し驚いた。 あと、まあ……それがしは誰かと一緒に眠る、というのも随分と久しぶりであったし――チカは、そうなのか?(恐らくは奴隷となる前、だろう。 ヴェイティアンの村落にいた頃の習慣ではないか、と……彼女が奴隷となった経緯を知らない青年は、そう推測しながら茶を啜る。 背中が温かいという感覚。 こそばゆい思いだが、不快ではなかった)む。 ……それならば、三人で川の字になって眠れば良い。 ああ「川の字」というのは……アマウラの文字で、河をこう――縦に棒を三つ並べて示すのでな。 三人で並んで眠る様を、こう表現するのだが。(空中に指先で川の字を描いてみつつ、そんな説明をする。――もっとも互いに背中あわせだから、彼女には見えないのだろうけれど)まあ、二人に読めるよう、共通語の本を持ってこようとは思っていたのだが――チカも覚えてみるか?(さすがに漢字は難しいだろうが、平仮名ならば何とかなるかもしれない。 そうすれば御伽草子の類ならば彼女も読めるだろうか)……で、何に悩んでいたかといえば――どのような話が良いか、とな。 生憎、それがしは、まあ……何だ。 剣客が悪人を退治するだの、妖怪の類が現れるだの、そういった物ばかり読んでおったから、チカや太夫の好みそうな読み物がわからんのだ。 [Thu 13 Dec 2007 02:08:21]
◆チカ=イ > ………。 そういえば、始めてかも。 ……でも、僕はどちらかーっていうと、一人で寝る方が少なかったんだよね。 (ふむ、と頷く気配が背中越しに伝わるだろう)ああ、ほら。だって、兄様と僕が一緒に寝たら、たゆーさんだけ仲間外れみたいになっちゃうから。 たゆーさんだって、きっと兄様と一緒に寝たいって思ってるかもしれないし。――……。 (中てられた。 ああ、と軽く声を上げて、手の中にある本を撫でた) …… アマウラの本? 兄様が選んだ本? あ、読んでみたい。それ。標準語に直してある奴なら何でも読めるよ! ー……たゆーさんは、そのまま読めそうだよね。アマウラの本。 [Thu 13 Dec 2007 01:59:25]
◆間空宗政 > ん、いや。――少し珍しいな、と思っただけだ。(少し拗ねているかな、とは感じていた頃であったし、それ以上の他意は、青年には無かった。 湯飲みを手にしたまま、別に構わん、と妹に笑いかけて、此方に手招いて)駄目などとは一言も申しておらんぞ? 第一、寝相を気にしたわけでも無し――そもそも、何故そこで太夫の名前が出てくるのやら(なんて苦笑混じりに語りながら、チカの動きを視線で追い――後ろに回りこみ、座るのなら、別にそれを止めることもなく。 ただ、背中で彼女の体を支えるように)うむ……だから、まあ。別にチカと共に眠る事、嫌がっているわけではない、とわかるだろう?(嫌いな相手の前で、平気で眠りこけるほど神経は図太くないわけであり。 そうだな、と――茶を啜りながら、彼女の問いに答えようか)チカに中てられてな。それがしも色々と本を借りて来ているのだが――、折角だからチカや太夫にアマウラの本でも薦めようか、と思ってな。 何か良い話はないものか、と考えていた。 [Thu 13 Dec 2007 01:51:46]
◆チカ=イ > (あ、兄様が言葉に詰まった。 あれ?――勢いで言った事だけど、此方は兄と同衾する事に抵抗はない。 が、兄は嫌なんだろうか。 兄の返事を聞くまでが、凄く長く思えた。) ……… なに。 駄目なら駄目でいーよ。 確かに寝相が良いとは言えないし。 あ、そか。 たゆーさんに悪いかな?(手招かれるままに側へ。途中、自分の借りてきた本を手にとって、暖炉の灯に照らされた兄の側へ―― だが、座る場所として選んだのは、兄の隣ではなく、後ろ側。 兄の広い背中に、ぺったりと背中を合わせ)(「考え事をするから」)(「気をつけている」) ――この間は、僕の見ている前で寝ちゃったくせに。(クスリと笑う) じゃあ、今日は、何を考えてたの?兄様。 (後ろを覗き込むように、体重を背中にかけて) [Thu 13 Dec 2007 01:45:21]
◆間空宗政 > ……ん、ああ。暖かいからな、ここは。 つい、うとうととしてしまう、が――単にココで考え事をするからだ、それは。(考え事をすると眠る、では――まるで頭が働かないようではないか、とチカに答えながら、傍らに来るよう手招く。 ちょうど此方も湯飲みを持っている。 並んで飲むのも良いだろう)まあ、今夜は大丈夫だ。……というか、チカに言われてからは、それがしも気をつけておる。 ……む。(一緒に寝る、とな。 ――思わず言葉に詰まった青年、考えを纏めるためにも茶を啜り、ふむ、と一度頷いた)……まあ、それがしは別に構わぬが。 ――とまれ、立ったままでも何だ。此方に座ると良い。 戸の前よりは、だいぶ暖かいぞ? [Thu 13 Dec 2007 01:37:03]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 [Thu 13 Dec 2007 01:33:50]
◆チカ=イ > (あくまで兄が心配でこの部屋にきたんだと主張する為に、やや声を大きめに。) …兄様、暖炉の前だと寝ちゃう癖があるよね。 あ、違うのかな。考え事しすぎて寝ちゃうのかな? ……前も言ったけど、駄目だよー? 風邪引いたら、教え子さんも悲しむんだk (体を壊さぬようにな) ―――………。 (ばれてる。言葉が止まり、途端唇を尖らせて) ち、違うんだからね。兄様が心配できたんだよ。本当だってば! ミ、ミルクも一緒に飲もうと思って、沸かしただけだし…! えーと………。 も、毛布は・・・えーと……キョ、今日は兄様と一緒に寝ようかな、って!(上擦る声) [Thu 13 Dec 2007 01:23:54]
◆間空宗政 > ……………おや、チカか。 いや、そろそろ寝ようかと思っていた所だ(ふと何かの動く気配を感じて顔を上げれば、調度、扉が開くところであった。 この家に暮らす者で、自力で扉を開けられるのは自分以外に一人しかいない。 となれば――何者かは明白だった。 暖炉の傍、湯飲みを片手に青年は、妹へと柔らかく微笑みかけた)チカは――……。 ふむ……。(そして、その姿を見れば……おのずと彼女が何をしようとして起き出してきたのかは、おおよそ察しがつく。 何処かからかうように声をかけようか。)……体を壊さぬようにな? [Thu 13 Dec 2007 01:18:51]
◆チカ=イ > (声をかけるか、寝床に戻るか迷ったが、すでに扉は開き始めている。 ならば、と、あえて) ………また、寝てるのー…?( 開き直って声をかける) [Thu 13 Dec 2007 01:15:56]
◆チカ=イ > (毛布を片手に、今日も今日とて夜更かし虫が、動き出した。―――自分のマグカップに、温めたミルクをいれて、そろそろと暖炉のある部屋へ近づく) ………………。 (と。) ……。(兄様起きてるし…!) [Thu 13 Dec 2007 01:12:12]
お知らせ > チカ=イさんが来ました。 『(こそり)』 [Thu 13 Dec 2007 01:09:41]
◆間空宗政 > (……やがて茶を淹れて、愛用の湯飲みを手に――暖炉の間近に腰をすえて、一服。 ――ああいや、チカに本を薦めるのは良い考えだが、それよりも前に――太夫にも何か持って行ってやらねば、と思い至る。 あの様子では、昼間、さぞかし暇を持て余しているに違いない)ならば、明日にでも適当に見繕って来るか。 さて、太夫は――参ったな。……女子の好みそうな物語なぞ、とんと見当もつかぬ、が。(チカに関して言えば、こうして平積みにされている貸本を見れば、おおよそ想像がつく、が。 ……さて、太夫となれば話は別だ。 剣戟物を好むとは思えないが、かといって恐怖小説の類が好きとも思えない。 つまりは青年の趣味からは、大きく逸脱しているような気がしてならないのだ。 ううむ、と湯飲みを片手に一頻り唸る。 今が昼間であれば、リシェル殿にでも聞きに行けるのだが――さて、こんな夜も遅くに、そんな事を尋ねて行ったとする。 もしも眠っていれば――)……やれやれ。どうなるかは眼に見えているな(苦笑い。 己に素直な気性は、青年からしてみれば好ましく映る、が――わざわざ進んで藪を突いて蛇を出す気も無い。 となれば、どうしたものか) [Thu 13 Dec 2007 01:06:22]
◆間空宗政 > (朱鷺之都、というよりアマウラの読本書き達も、これで中々、捨てたものではない。 怪奇物や武芸物などは西洋作家達に負けない代物だろうと思うし、伝奇物はむしろ勝っているのではないか、などと――まあ、青年は思うのだが、あまり西洋の本は読んでいない為、比較するには少々、私見が入りすぎている)(やがてチカの読んでいた書物も元通りの場所に戻し、青年は――さて、これからどうしたものか、と考える)……だいぶ冷えてきたしな。 寒稽古、と洒落込むには……少し遅すぎる、か。 さて、となれば早々に寝るか――……まあ、茶でも飲む、か。(さしてする事もない。 今夜の見廻り担当は別の人物であるし、農作業も、道場の稽古も、昼間のうちに済ませてある。 のんびりと茶でも啜って過ごすのも、まあ悪くはあるまい) [Thu 13 Dec 2007 00:59:43]
◆間空宗政 > (理由は簡単。青年にとって読書は趣味に過ぎず、剣術の方が楽しい、という……単にそれだけの事である。 其処まで入れ込めるものだろうか、と熱心に本を読む義妹の姿を、苦笑しながら眺めるのが常。 とはいえ、剣術の稽古をしている自分も、傍から見ればああに違いない――と考える程度には、青年も客観視ができる男である。 体に気をつけるよう注意しつつも、彼女にとっての読書を軽んじることはなかった)……とはいえ。 しかし――西洋の文字というのは、如何にも角ばっていて読みづらい、とも思うのだがなぁ。(文机から離れ、妹が大量に刈り込んできた中の一冊――既に彼女が読み終えたものを手に取り、ぱらぱらと捲ってみた。 続き物の中途の巻である為、話の詳細まではわからないが――大河物なのだろうか。 恋愛色があるのは、兄としてどう受け取るべきかとも、少し思った。 まあ、この手の物語には欠かせない要素ではあるけれど)……今度、此方の読本も薦めてみようか。 [Thu 13 Dec 2007 00:39:11]
◆間空宗政 > (義妹のことではない。青年の方が、である。 いつぞや語った通り、この若侍は時折、ヴェイトス市にて出稽古を行い、少量の賃金を『無常』から得ている。 その際、ぶらりと図書館に寄ることもあったのだが、ここ最近は以前にも増して通っている。 図書館職員曰く、兄妹揃って読書好きなのだな、と、まあ、そんな印象らしかったが、青年にしてみれば、妹に当てられたのだ、と。 無論、血は繋がっていないのだが、何処かしら似たような性質を持ってはいたらしい。)…………さて、今日はこの辺にしておこうか。(そう呟き、そっと青年は読んでいた朱鷺之都語の読本を閉じた)(とはいえ、妹の方が毎夜毎夜、遅くまで本を開いているのに対し、青年の方は割りと節度を保って読み進めているようだ。 続きが気になって眠れない、というのがチカの弁らしいが、彼にしてみれば「明日もまた物語を楽しめるのだし」とのことだが) [Thu 13 Dec 2007 00:30:34]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――近頃は、書物に夢中であった。』 [Thu 13 Dec 2007 00:23:37]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『( 空色が映すのは、空色のような、水のいろ。 )』 [Wed 12 Dec 2007 22:32:43]
◆シャリネ > ( そして歌声が止んだ時、少女の空色は、空を見て――ふわり、微笑った。 ) [Wed 12 Dec 2007 22:32:31]
◆シャリネ > ( 螺旋を描くように、世界が廻る。旋回。 )( 飛ぶ。風を纏うように。そこに風の輪が生まれる )( 空気の衣が生まれる。吐息が聞こえる。 )( 片足を軸に、片足を後ろにまっすぐ上げ。両手を差し出すそれは柔らかに。 ――花に手を差し伸べて、空へ高く伸びるような、螺旋。月明かりが銀髪と風を照らし、世界を観る ) ( 星屑が降り注ぐように、星屑に届くように、手を上に、掲げて 声を聴く。 歌を聴く。 ) [Wed 12 Dec 2007 22:28:34]
◆シャリネ > ( ふわり、ひらり。銀髪も少女を追いかけて。 廻る、廻る。風のように。輪廻のように。 ) 空の果て―― 時の果て―― 私が彷徨うのはどこ? 森の果て―― 水の底―― 月明かりの道標 織り成す 水辺の歌声に迷い込む (迷い込む) ―― 静かな 白が降り注ぐ 夜 ―― ( その歌声は高く、細く、澄んで、水に溶けるような。 ) 花のうた 風のうた 調べは流れ廻る 囁きは悪戯の―――ような…… ( それは、森に語りかけるような、歌。紡ぐ声は、色を彩るように細く、高く、水のように、そよ風のように、柔らかな、小さな。 ) ( だけど確かに通る、子守唄。 ) ( その顔には、穏やかで柔らかな微笑 ) [Wed 12 Dec 2007 22:10:55]
◆シャリネ > ――― 青い 森 森が 笑うの 揺れて 笑う 微笑んで 歌う ざわざわと 風と一緒に 遊ぶの ( 歌声は小さく。舞のほうが目立って。―― ふわり、ひらりと揺れる裾と追いかけっこをするように螺旋を描く。 )( 此処は上流の川辺。 月明かりは少女の銀髪と姿を照らし、足元に灯るランタンは少女の舞う足元を照らす。右手に持ったその輪も共に歌うように。 ) 白い 花 空に 笑うの 咲いて 揺れる 見上げて 笑う ゆらゆらと 水と一緒に 遊ぶの ( それは、訪れる冬に挨拶をするような。出迎えるような。 ) [Wed 12 Dec 2007 22:02:00]
◆シャリネ > ( 右手が奏でる、音。風さえ置き去りにして。両足が軽やかに鳴らす、無音。地面をノックして。 ) [Wed 12 Dec 2007 21:47:55]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『シャラン―――…… 』 [Wed 12 Dec 2007 21:41:23]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『酷い…!(巻数が抜けている事に気がつかなかったらしい。)』 [Tue 11 Dec 2007 01:12:28]
◆チカ=イ > (主人公が突然、敵対していたレジスタンスの女幹部に告白していて、その後の話に) ……。 (まさか、と表紙を捲ると) [Tue 11 Dec 2007 01:12:12]
◆チカ=イ > (いよいよ次の巻は、主人公が宿敵にあう場面だ。 チョコレートのギミックが成功するといいの―――……。(次の本を手にとって、ページを捲る) ………。(数ページ捲る、と)…… あれ [Tue 11 Dec 2007 01:09:33]
◆チカ=イ > ―――――…………。(図書館の本が借りれるようになってからは、毎晩こんな感じだ。 蝋燭の節約の為だと言い訳して、暖炉の前で夜更かし。 おかげで朝は眠たそうに瞼を擦っている事になる。 ) …………。 (だけど。 虐げられてきた主人公が長年探してきた命の恩人に出会う瞬間が数ページ先にあるのに、……後数ページで、幼馴染から恋人へ!ってシーンがあるのに、「これから先は明日」なんて、本を閉じる事なんてできないでしょう? )(これが、自分が本を読み続ける言い訳) [Tue 11 Dec 2007 00:33:55]
◆チカ=イ > (…訂正。囲炉裏じゃない。暖炉だ。) (全ての家事を終わらせて、後は寝るだけの時間。 続きは明日の楽しみにしようと思っていた長編小説の類に、ふと――本を手にしたが最後。 暖炉の残り火に薪を追加して、毛布を引き摺ってきて、座って→寝転んで→毛布に丸まって一心不乱に文字を追いかけている) [Tue 11 Dec 2007 00:24:39]
◆チカ=イ > (囲炉裏の側に本の山ができていた) [Tue 11 Dec 2007 00:14:54]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『本の山』 [Tue 11 Dec 2007 00:14:36]
お知らせ > 太夫さんが退室されました。 [Fri 7 Dec 2007 20:53:52]
◆太夫 > ( 呟きとともに。目線すら床に落ちて ――ふ ッと、脳裏に蘇る 主の言葉。昨夜 …奴隷自ら突き放すような返答をしてしまったことさえ、主は気を害したわけではない、と云ってくれた。 そんな主に与えられた、課題…とも取れる言葉 は。) …………わっち、の…欲しい、もの……… 。 ( 僅かな声音で紡がれた言葉は、夜風にさらわれて――。 ) [Fri 7 Dec 2007 20:51:44]
◆太夫 > ( ともすれば崩れてしまいそうな己が身体 …懸命に支えながら、ふと。 ) ―― …今宵のお月さま…は 恥ずかしがり屋さん……なんでありんしょう、か …。 ( ゆる、と 仰いだ夜空には生憎と その姿見ることは叶わず。… 幾分、残念そうな呟きが 落ちた。 ) [Fri 7 Dec 2007 20:24:04]
◆太夫 > ( 『――… から、 り 。』 主宅。――外に繋がる引き戸を、から、と開け放った奴隷は。 ひゅ ゥ、と吹きぬけた夜風を気に掛けるふうでもなく。) ……嗚呼。 これ が…『外』…なんでありんす ね …。 (眼前に広がる風景に、 ほゥ、と吐息をひとつ。 …引き戸に手を掛けたまま、ずる …と身体を引き擦った。戸に凭れるようにしながら、その光景に魅入っているかのごとく。 身動ぎひとつ、せず …。) [Fri 7 Dec 2007 20:07:42]
お知らせ > 太夫さんが入室されました。 [Fri 7 Dec 2007 20:02:30]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『……別に怒ってないと言うているのに(白湯を口に付けながら、苦笑い)』 [Thu 6 Dec 2007 23:19:41]
お知らせ > 太夫さんが帰りました。 [Thu 6 Dec 2007 23:19:02]
◆太夫 > (―― 嗚呼。 貴方の胸のうち、奴隷が知るすべ持っていたなら …。) 申し訳…在りんせん。 ( 奴隷が口にする応えも変わっていただろうか。 ) …… まるで……子ども、の様……。 …わっち、……きっと…貴方さまのように、御気持ちを掛けて頂けることに慣りんせんようでありんすぇ。 (―― 何処までも平静を保っていられる様は、静かな水面の如く。 その、貴方が すィ …と立つ様子に奴隷の瞳は僅かに揺らぐ。けれども、席を立った真意を知る と――) 白湯… を頂きたい、でありんす ぇ …。 ( 消え入りそうな声音は、先刻 …己の言葉を恥じたもの、からか。 湯を頂いてからも、直ぐに口をつける素振りも見せず。ただ ……じぃ、とした侭。) [Thu 6 Dec 2007 23:17:54]
◆間空宗政 > (不調により、電報窓が開かないので此方より。 此方こそ有難う御座いました。 これからも宜しくお願い致します) [Thu 6 Dec 2007 23:03:16]
◆間空宗政 > ………………。(娘の言葉を、青年はただ、黙って聞いていた。 告げられる言葉の、何処が剣呑か。 それは単に、奴隷ギルドにそう教え込まれたと。――それだけの事ではないか。 ……そうやって彼女らは縛られている。 奴隷という存在に。 チカも、そして太夫もだ。 …………。やはり、何かしら――己も行動すべきではないだろうか。 ……斬るべきものは、変わらないのだ。)……別に、それがしは否、と言った程度で怒りはせん。 ……先も申した通り、あまり――奴隷というのが、良くわかって無いので、な。 ――………まあ、無理にとは、言わん。今すぐで無くとも良い。 いつか、思いついたら――(それで良い、と告げて青年は席を立つ。 ――別に娘の言葉に腹を立てたわけではない。 ただ単に……)それだけ一気に言えば、喉も渇いただろう。 白湯か、茶か……どちらが良い? [Thu 6 Dec 2007 22:56:00]
◆太夫 > 遠慮、など ……しておりんせん。 ( 貴方の溜息が届いたのだろう、ぴくり、その肩が小さく跳ねる。けれども、 …奴隷は応えを口にするのだろう。 てら …と煌く刃に瞳遣れば、すぐにそれは床に落ちて。 何か――、と 探しあぐねる貴方の問いかけに、) …何でも、と仰られても……困ってしまいんす。わっちの 最初の『望み』……それは、貴方さまが…そう、望んでらっしゃるもの、でありんしたのではないのでありんすか。 教えられんした。主さまとなられる方の言葉は絶対だ、と…。お客さまの言葉に否、と応えることは断じて赦さりんせん、と…。 そも、わっちには否、と申し上げるつもりはありんせんでありんした。貴方さまが、そう御声を掛けて下さったんでありんすから …。 ( 切欠は何であったのだろう …気付けば、剣呑な言葉の数々が口をついて吐き出され。 ) [Thu 6 Dec 2007 22:46:42]
◆間空宗政 > …………。 別に、遠慮はいらんのだぞ?(やはり、か。 その答えを聞いて、ひそかに青年は溜息を吐いた。 打ち粉を振るった刀身を数度拭い、そして改めて油を塗りこめて行く。 居合い抜きにとって何よりも重要な速度。 それを保つ為に、其処に手を抜くことは出来ない。 灯りに照らされる刃は、やや剣呑に煌くだろうか。 ……それを振るって何を斬るのか。 ――いや、それを考えるべきは今、ではない。 一度頷き、丁寧な手つきで、刀を鞘へと納めて――)……それに、なぁ、太夫? ここに連れて来ただけで満足、と言われてしまえば――此方としても立つ瀬が無いではないか。 …………。(青年にとっては、妹殿にも、太夫にも、幸せになって貰いたいと思っている。 ――それを上手く伝えられないのも、青年なのだが。 ……鞘に収めた刀を傍らに、何処か困ったように笑いかける。 何か、――何か、ないだろうか)……何でも良いのだぞ? [Thu 6 Dec 2007 22:30:03]
◆太夫 > ( 照れ隠しに笑んでみせる貴方の、その笑み目にした奴隷は、) 有難う御座いんす。 …貴方さまが、そう思って下さってありんすのなら……きっと……通ずると思いんす。けれど、わっちはでないとすんすれば …その思い通ずること叶わずとも、示された道を歩むことでありんしょう。それは貴方さまに一切関わり合いのなき事。すべてはわっちのしとり思いに過ぎんせん、ゆえに …。 (… 何か欲しいものがあれば、と告げられると。少し沈黙を置いた後、) 欲しいもの ……貴方さまには既に頂きんした。わっちは 貴方さまの許に連れて行って『欲しい』と既に願いを叶えて頂きんした。でありんすが、 ( 呼び名のことが話に挙げられると、 )… わっちの呼び名 …貴方さまの御気に掛かるようでありんしたら、如何様にもお呼び下さって構いんせん。 ( …そう、言葉を返そうか。 ) [Thu 6 Dec 2007 22:22:07]
◆間空宗政 > ……さて、な。 ――ただ、せめて悪い者にはなるまい、と。……そう思うておる。(再び、刃を灯りに照らす。 先ほど確認した通り、やはり刃毀れの類は無い。 油を拭い取った後の、刀。 それを再度、確かめるように懐紙で拭いながら、青年は娘の言葉に――照れたように笑ってみせた)……しかし、太夫、か。 ――それで良いのか、呼び名は? 他にも……何か欲しいものがあれば、言ってくれ。 ……それがしに出来る範囲で、なら――(打粉で、刀身を軽く叩きながら、娘にそう問いかける。 或いは、彼女はそれも躊躇ってしまうのだろうか。 主人に頼むのは申し訳ない、と。 ……そういう風な思考は、少しばかり気に入らない。 果たして――彼女は、どう答えるのやら) [Thu 6 Dec 2007 22:06:55]
◆太夫 > (――苦笑し、貴方の告げる言葉の真意。汲むすべを持たない奴隷は、) …――で ありんしたら、 『次』 にわっちが御逢いする主さま が …その方、と云うことになるのでありんしょうか…。 ( 室のなか――温もりに近しい場所に下ろして貰えると、貴方に礼を述べる奴隷は、 ) ――…どちら だとして、も。 『今』 の …わっちにとっての主さま は、宗政さまただ一人 ……でありんす ぇ。 ( その言葉。 口にした後は、貴方の手入れを邪魔してしまわぬよう 唇を引き結び。 ) [Thu 6 Dec 2007 21:56:03]
◆間空宗政 > ……まあ、それがしには剣術(やっとう)しか、取得はない。 或いは――……より良い兄も、良い主人も、いるやもしれんぞ?(羨ましいと、そう告げられれば……思わず苦笑い。 果たして、彼女にとって良い主なのか、あの娘にとって良い兄なのか、主人なのか。 彼には全くわからない。 わからないが……。 少なくとも、出来得る限りのことはしてやろうと、そう考えている)(抱き上げた娘を、部屋の中――なるべく暖炉に程近い、暖かい場所へと下ろしてやり、自分もまた、先に座していた場所へと腰を下ろそうか)……さて、すまぬが手入れを先に終わらせねば。……何かあれば、遠慮なく声をかけてくれ。(告げて、抜き身のままに床へと置いた刀を持ち上げ、再び手入れをしようとする、が) [Thu 6 Dec 2007 21:45:20]
◆太夫 > 呆れる、などと ――そのようなことは、致しんせん。 ( ゆる、と …緩く首を横に振って。 些か困ったかのように頭を掻く貴方から、何かをして欲しかったわけではない …そう、言葉が返ってくると、) …… それでは、何故 …。 (思わず、口をついてしまう問い。 それにすら貴方は応えを用意してくれて、いて…) すこぅし、だけ ……羨ましく、思ってしまいんした。 宗政さまのような兄様を持てた妹さま、を …。 ( 躊躇いのない、貴方の言動に奴隷は抗う素振りを見せぬまま。抱き上げられ。 …薄っすらと血の気の差した頬。貴方を見据えた瞳は ひとつ、くるめいて。) [Thu 6 Dec 2007 21:36:39]
◆間空宗政 > ……む。 いや、な。――こう言ってしまうと、酷く呆れるやも、と思うのだが。(……というよりは、呆れられた、のだが。 かつても同じような事を聞かれ、同じように答えた。 その時のことを思い返すと、今でも苦笑いしか出てこない。 触れようとした指を引っ込めると、青年は頭を掻きながら、呟くようにして答えるだろう)……別にそれがしは、何かをして貰いたくて――そなたを連れてきた、わけではなくて、な。 ……何というか――放っておけなかった、のだ。(故に、と。 青年は改めて、躊躇わずに娘の身体を抱き上げようとする。)……それに。蛇と言うのは――そう、悪いものではあるまい? 縁起の良い生き物だ、と。 それがしは聞いたことがある。 ならば、憑くなら憑けば良い。 そう思うているが――(どうだろうか、と娘に問うた。妖しげな瞳。 それに気付いたのか、気付かないのか。 仮に気付いたとしても、気にはしなかっただろう) [Thu 6 Dec 2007 21:23:47]
◆太夫 > (――構わない。 初めて己の顔を晒したその時も、貴方は同様の言葉を投げかけてくれた。そのことは奴隷にとって、) ……貴方さま は、わっちのことを気に掛けてくんなましんす…けれど…、……わっちに は それが酷く不思議に思えてなりんせん。 とかく …わっちの場合、妹さまのように…貴方さまのために動けるようなものではありんせん……ゆえ、に――。 (――貴方が歩み寄り、奴隷を抱きかかえようとする、ならば。その指先が触れようとする …刹那…) 『蛇』 ……が 憑いてしまいん、す…よ? ( ゆっくり。 言葉を吐き出そうか。そして、貴方を見据える瞳は 爛として。怪しげな色を宿し。) [Thu 6 Dec 2007 21:14:14]
◆間空宗政 > ああ、……全く。構わん、構わん。 気にするような事ではないのだから。(――この娘は、これまた酷く内気というか、自分の事を悔やむように思う。 妹との違いに半ば驚きながらも、恐らくは――彼女自身の性質を抜きにしても――それが本来の奴隷、というものなのだろう。 アマウラに暮らしていた青年にすれば、些か以上に……他者にこのような姿を強いて良しとするヴェイトス市民こそが奇異であった)……まあ、ともかく早く入らねば風邪を引いてしまうぞ。 部屋の中は暖かいとはいえ、外は冷えるのだし……。(――さて、まさか自分は歩いて、彼女に床を這わせるわけにもいくまい。少し躊躇いはあるとはいえ、彼女が拒まぬのならば、抱きかかえるようにして部屋へと運んでやろうとするが、さて。) [Thu 6 Dec 2007 20:59:44]
◆太夫 > ( からら …ゆるりと引かれる戸の向こう側。室に灯った灯りのなかに貴方が、居て。) ―― …有難う御座いん す。 ( ひた、と僅かに挙げた視線も、貴方の姿正視するその前に ) 申し訳、在りんせん …。 こなたのような事 しとつ …で、貴方さまの御手、を……煩わせてしまいんした。 ( すィ …と逸らされてしまうは、己の業ゆえ に。 ) [Thu 6 Dec 2007 20:47:15]
◆間空宗政 > (刀は武士の魂、と。――まあ、間違いではないのだが、それは刀という武器の性質から来るものでもある、らしい。 西洋の剣は重さで『割る』物が多く、それ故に切れ味は悪くても構わない。まあ、要するに、多少ならば放っておいても良い、という事だ。 だが――刀は違う。 とかく『斬る』物である以上、微かな傷や、汚れ、錆びが命取りとなる。 幾ら太平の世になったとはいえ、武士が戦うものである以上、刀が使い物にならない、では困るのだ。 故に魂のように大事にせよ、と)……そう教わったわけだが。 ――まあ、今夜は軽い手入れで良い、か。(本来ならば目釘を抜き、普段は柄に埋まっている部分も調べねばならないのだが、其処まで本格的にやる気も無い。 一先ずは懐紙を取り出して、刀身に纏わり付いた古い油を拭い取る。 居合いにとって抜刀速度は何よりも重要だ。それを妨げないよう――と。)(かり、 かり)……む。 と――太夫か。 承知した、少し待ってくれっ(そう答えると、青年は油を拭っただけの刀を、そっと床の上に置き、立ち上がる。 それから足早に戸へと近づいて――しゃがみこんでから、ゆっくりと其処を開けてやろうか) [Thu 6 Dec 2007 20:38:50]
◆太夫 > ( ――… かり。 ……かり、 。 それは、猫の仔が扉を掻くかのような僅かな音――何かが爪をたてているかのような、そんな音の合間に …) 宗政、さま …。 ( かり。 ) …此処…を、……開けて…くんなましんせん かぇ …? ( 貴方のいらっしゃる、室の戸。その下の部分を奴隷が軽く掻いている音のよう、で。) [Thu 6 Dec 2007 20:36:26]
お知らせ > 太夫さんが入室されました。 [Thu 6 Dec 2007 20:30:28]
◆間空宗政 > (それが終われば、やれやれと息を吐いて青年は立ち上がった。 ――特に今夜はやる事もない。 農作業は昼間に片付けてしまったし、さすがに夜半ともなれば冷え込んできて稽古どころではない。 それに太夫を残して一人で何処かへ出かけるのも考え物だ となれば――)……ふむ。久々に……アレをする、か。(そう言って手にするのは、常日頃から愛用している大小である。 ヴェイトス市に赴く時などは携帯しているが、さすがに家の中でまで腰に差しているわけではない。多少乱雑ではあっても、壁に立てかけてある。 それと、風呂敷に来るんで置いてある自分の荷物を漁り――必要な道具を引っ張り出した。 刀の手入れをしようと、そういうわけだ。 再び床に腰を下ろすと、刀を鞘から抜き放つ。暖炉の灯りに照らしながら、まずは刃を丹念に調べ)研ぎに出す必要はない――か。 まあ、然して使っているわけではない。 当然だな。 [Thu 6 Dec 2007 20:23:54]
◆間空宗政 > (文机に向かい、硯で墨を作り、筆を浸して半紙に一筆。 ――となれば書く文字だってアマウラの言葉にしたいのだが、生憎とここがヴェイトスである。 これが公的に用いられる文書である以上、共通語で記さねばならない。 西洋の文字は些か記号的に過ぎて、筆で書くには少々難しい。 ……無論、筆記体なぞ、青年は存在すら知らないのだが)(書いているのは単純な文章。 義妹――チカに図書館の本を貸し出して欲しい旨を、主人として文書にしているのだ。 既に一枚、丁寧に乾かされている文書もあるのだが、其方は『外出許可証』。 即ち、逃亡奴隷ではなく、主人が許可を出していることを、自分の名前と共に記したものだ。 奴隷が単身で何処かへ出かけるならば用心した方が良い。 そういう忠告を受け、更には遅くに帰ってきた娘からせがまれたのもあり、こうして筆を動かしているわけだ。もっとも当事者である娘は出かけているらしい、が。) [Thu 6 Dec 2007 20:13:13]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『( 一筆 )』 [Thu 6 Dec 2007 20:06:03]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(暫くは、本の虫)』 [Thu 6 Dec 2007 03:50:50]
◆チカ=イ > 会いたかったんだ……っ……! (胸に抱えた本を抱きしめて、走った) [Thu 6 Dec 2007 03:50:41]
◆チカ=イ > (学者の言葉があった。学者の名前が書き込まれていた。本全体のパーセンテージを語るなら1%にも満たない学者の文字と言葉。 ああ、彼がこの本の中にいた。 ヴェイトス島に住まう民族について書かれている本の一部に、学者が書いたページがあった) …………っ……! (帰ったら、何度も何度も、そのページを読もうと思う。 学者の文字をなぞろうと思う。 他愛ないメモ書きに、他愛ないやりとり、夕飯の注文から、僕に読んでほしい文献の指定。 学者とのやりとりを、この文字が教えてくれる) [Thu 6 Dec 2007 03:48:52]
◆チカ=イ > (会いたい文字に、会えた) [Thu 6 Dec 2007 03:43:11]
◆チカ=イ > (一番近くで下ろしてもらっても、たっぷり走らなきゃいけない距離。だけど、それもいいと思う。 ――本当は借りたい本がいっぱいあったけど、奴隷じゃ無理だから。 今度は兄様にお願いして借りれるようにしてもらいたいとも思ったけど、そうじゃなくて、ああ、言葉が頭の中で踊ってた。 そうじゃないんだ。 ) ―――っ……!!! (胸の中に抱えた本は『購入』した本だ。 自分の小遣い1万を支払って購入した本だ。 図書館で偶然「それ」を見つけたのは奇跡としかいえない。 いや、きっと図書館の神様が引き合わせてくれたんだと思う) [Thu 6 Dec 2007 03:39:46]
◆チカ=イ > (学者は「いつか一緒に行こう。」 と、常々口にしていた。 僕もその時が来るのを楽しみにしていた。 夢に見るほど楽しみにしていたんだ。 話を聞いた時は眠れないほど興奮した『図書館』 ) まさしくだよ…!! (「かみがおわすばしょ」 文字が躍っていた。 自分に読めない文字も、自分に読める文字も!全てが踊っている。 自分が奴隷だという事も忘れて、端から端まで読みたい衝動に駆られて、実際試してみたらこの時間だ。 もう帰らなきゃ…って思ったタイミングで、文字に引き止められて、気がついたらこの時間だ。 ――乗合馬車も最終ぎりぎり。 焦って飛び乗っても、地方村までは送ってくれなくて――) [Thu 6 Dec 2007 03:35:48]
◆チカ=イ > (ああ、でも。でも、今日は! ――怒られている最中も、顔がにやけてしまいそうだ!) ――― …!!! (図書館)(ティアンにいたころ、ヴェイトスの図書館について、聞いたことがあったのだ。 ヴェイトスの全ての書物が集まるという図書館の話を。学者はこの図書館を「神のおわす場所」だと言っていた) [Thu 6 Dec 2007 03:25:47]
◆チカ=イ > (僕は今、村へ続く道を必死で走っていた)―――ハッ……ハッ、ハッ…ハッ! (カンテラの火が、足音と一緒に出鱈目に揺れている。手元には、今日出かけた時に買った本が一冊。 それを宝物を抱くように、しっかり抱えて、走っていた。) 何時っ…なんだろっ…!おそいっ…よね! (時計なんてものは持たされていない。だから、星の位置で時刻を知るしかないのだが…見間違え出なければ、日付が変わっているように思う。 ) 図書館、すごかったっ…んだもんっ! ( ――門限のようなものは設けられていなかったけど、こんな時間に帰宅…というのは、流石の兄様も怒る?かな? ) [Thu 6 Dec 2007 03:23:22]
お知らせ > チカ=イさんが来ました。 『(ヴェイトスの街は素晴しい)』 [Thu 6 Dec 2007 03:17:55]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(兄を布団に押し込んで、自分も眠る。 いつもどおりの朝がくる)』 [Mon 3 Dec 2007 05:23:25]
◆チカ=イ > ――――……。(兄は、既に眠りの縁へ旅立ってしまったらしい。 起こさぬように、そろりと胸を押して兄から体を離す) …… しあわせ ………? (笑った) [Mon 3 Dec 2007 05:22:41]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 『(答えるより先に、青年は眠りへ――)』 [Mon 3 Dec 2007 05:19:59]
◆チカ=イ > (兄の呟きを間近で聞く。 兄は――…… この主は、たゆーにも、同じ言葉を言うのだろう。 お人よしの主様。 たゆーさんと、1:1で「奴隷」として話すことがあったら、切々と語ってあげたい。この主に買われたことが、どれほど幸せなことなのかを。 兄の眠気混じりの呟きに返す言葉はー―なかった。代わりに、改めて兄の胸に頬を寄せて、兄の体の形を、そっと両手で確かめる。 ) ……♪ (暫く兄の体温を体で堪能した後)…… やった…♪ありがとう、兄様…♪ (両手を合わせて、心底嬉しそうに、声を弾ませた) 大丈夫、うん。ちゃんと馬車の時間とか、調べてから遊びに行くから♪ ―――ん、明日早速あそびにいっちゃおうっと。 楽しみー…! ……じゃあ、僕、寝るね? ……兄様もちゃんと寝ないとダメだよ? あ、それともなかった、また、子守唄歌ってあげようか? [Mon 3 Dec 2007 05:18:13]
◆間空宗政 > (微かな違和感。 服のボタンを掛け違えたような。 凄く些細で、気付かなければ如何とでもなってしまうのに、気付いたら酷く気になってしまう。 そんな違和感。 今の娘の顔が、酷く無機質なものに見えたのは――錯覚、だろうか。)………。幸せに、なる。……して、みせる。………ん。 ……む(別に――断る理由は、ない。 図書館ならば然して危険も無いだろうし。 曖昧とした表情のまま、こくりと頷きを一つ)……あまり、遅く――ならないように、な。 [Mon 3 Dec 2007 05:10:38]
◆チカ=イ > (偽りの家族だとしても、兄は兄で、自分は妹なのだ。 それは、どれだけすれ違っていようと、表面上は以前となんら変わらない。 たとえ噛み合う歯が違おうとも、歯車は回る。)( 兄が見る間に、体の力をといていくのを、感じた。僕は、兄様の両頬をそっと包んで、覗き込んだ。 兄様の黒い瞳に、自分が映る。 妹の顔をした自分が) ――― 僕もだよ。兄様。 (同意の言葉は、ごく自然に返される。 くすぐったそうに笑いながら) ん、……あのね。家の事が終わったら、ヴェイトスの街に、遊びにいっていいかなぁ…? 図書館とか色々回ってみたいんだよ。 (兄と、ではなく。一人で…という意味で) [Mon 3 Dec 2007 05:03:21]
◆間空宗政 > (青年は気付かない。 ――気付いていない。 家族を「買った」のだと、そう思われていることに。 致命的なまでに、何かが擦れ違っていることに、気付いていない。 ……だから、不幸にも。 彼は安心してしまった。 ここ数日間、精神が張り詰めていたのもあるだろう。 「布団で寝ろ」と言われたのに、意識はゆるゆると溶けて行く)なあ、チカ…………。 最初は――形だけ、だったが………。(そう、形だけ。 奴隷でありたくないという彼女を庇うための方便としての、兄妹。 だけど、青年は――“形だけ”では、なくなっていた。 知らず知らずのうちに)――……家族に(買ったでも、した、でも無くて)“なれて”良かった、と思うぞ……?(まぶたが今にも落ちそうだ。 だけど――……この、自分の傍らにいる“妹”が、何かを問うている。 まだ、眠るわけにはいかない)……どうした? [Mon 3 Dec 2007 04:52:55]
◆チカ=イ > (自分の体に回される主の腕。 その腕に動きにあわせて、兄の胸に素直に頬を寄せた。 兄の膝の間に割り入ろうと、にじって膝を進めるくらいに) …じゃ、ちゃんとお布団で寝る? 今度、同じように難しい顔してたら、僕、兄様のお顔に悪戯がきしちゃうからね。 右の頬に「心配性」ってかいて、左の頬に「へのへのもへじ」って書いちゃう。 ………そんで、たゆー”姉様”に、見せてあげるんだよ。 (くすくすと悪戯が成功した子供のような顔で笑った) ………。 大丈夫、「何も」おこらないから。 (「家族」)(主が求めるものは、家族なのだ。 主がそう望むのならば、そうしようと思う。 彼は金で”家族”を増やす。 タユーと呼ばれる女性も、自分の姉として見ろというのなら、そうしよう。 ……ああ――僕は、幸せだ。 幸せだとも。 そ う 思 お う 。 ) ……… そうだ、兄様。ねぇ? (ひょいと顔を上げ) [Mon 3 Dec 2007 04:33:23]
◆間空宗政 > (間近に感じる娘の身体は――いつだったか、こうして抱きつかれた時以来。 この数日もともに過ごしていたというのに、何故だか随分と久しぶりに、彼女と共にいるような感覚を覚える)(……やや、ぎこちない手つき。左腕を動かして、彼女の身体を抱き返してやる。 ……ああ、そうだとも。 少なくとも今――こうして皆で暮らしているのは、自分にとって幸せ、なのだから)……。 それを聞いて、安心した。 ――本当に、な。……………む。(心配性。 ……そうなのだろうか、と考えてみれば思い当たる節が多すぎて否定のしようが無い。 仕方あるまい、と小さく溢す。) ……“家族”に何かあった時、何もできない、では済まないではないか。 ……。 [Mon 3 Dec 2007 04:23:34]
◆チカ=イ > (避けられないのなら、兄の頭を抱くように、両手を回して抱きつかんとして――) そっか。 じゃ、今、いっちゃう。 ”僕は、幸せになれるよ。” (抱きつけなくとも、至近距離まで体を寄せて、 耳元で囁くように言おうと) ……兄様は、ちょっぴり心配性だと思う。 そんな調子だと、たゆーさんにも、心配されちゃうよ? (にへ、と、笑ってみせる。) [Mon 3 Dec 2007 04:18:12]
◆間空宗政 > む……こうして悩むのは、性分だ。 それがしは、良く……悩む。 ……考え込んでしまう。(苦笑い。 ただ少なくとも、先ほどの……取り繕ったような笑顔とは違う、極普通の表情)ただ――(もし。 もしも。 今、こうして此方を見つめている彼女が――『幸せになれる』と言ってくれたら。 ……形だけの筈だったのに、いつしか妹のように思っていた少女が、そう断言してくれたなら。 少なくとも……。 そう、少なくとも)……こうして、延々と座っていることも、そのまま寝入ってしまったりも、しないであろう、な。 (その言葉が本当ならば、だ。 わからない。――今はまだ、わからない。 その時が来て見ないと。 そしてもし“その時”。 彼女が不幸せであったなら――)……。 すまんな、チカ。 ……お前の兄は、どうにも――(そうして、ようやっと此方へと歩み寄ってくれた娘を下から見上げて)――面倒ばかり、かけてしまうな。(笑った) [Mon 3 Dec 2007 04:12:52]
◆チカ=イ > ―――――………。 (娘の蒼い双眸が、兄の顔へと戻る。 瞬きを忘れたかのように、開かれた瞳が、月光差し込む闇夜に浮かぶ) じゃあ。 今、僕が、兄様に、「幸せになれると」って言ったら、 兄様は悩むのをやめてくれる? そんな怖いお顔で、囲炉裏の側で固まる事もなくなる? ……風邪を引きそうな寝方、しなくなるの? ( 兄に――いや、この”主”に、自分が何故奴隷になったかを言わないのか? …買われた当初は、「言いたくなかったから」それだけだった。 でも、今は違う。 この人に言ったら、自分が何を考えているか、よまれてしまいそうだと思っているから。 だから、今も黙っている。 そして、これからも、余程の事が無い限り、喋ろうとは思わない。 ――過る「ナイフ」の言葉 ) ……もし、そうだったら、僕は、喜んで「幸せになれる」っていうよ。 ……兄様が、僕の事で、そんなお顔するほうが嫌だもの。 (表情をふ、と、和らげ笑った。 水瓶を、軽く背中で押して、囲炉裏の側まで近づいて) それにさ。 兄様、兄様の側に居るの、幸せだよ。 (貴方はとっても優しいから。) [Mon 3 Dec 2007 04:05:34]
◆間空宗政 > …………。それが、わからない。(娘の問いに、静かに青年は首を横に振った。 そう、わからない。 ――幸せになれるのか、なれないのか。 ……彼は、まだ奴隷制度というものに触れたばかりで――そして笑ってしまう話、未だに彼女が“如何にして奴隷になったか”を一切知らないのだ。 故に、想像もつかない。 果たして彼女が――このまま生きて、幸せになるのかどうか。 だから、娘の問いに、そう答えるしか、術が無い)ただ……。……何と言えば良いのか――。もし、幸せになれない。 ……幸福になれない、のなら。(なれないのなら。 ――どうすると言うのだ。 ……何故だろう。 単純明快な言葉なのに、それが何なのかわからない。 どう告げれば良いのか。)……。それがしは……。 ……チカの幸福を妨げる“何か”を。(斬る) [Mon 3 Dec 2007 03:51:34]
◆チカ=イ > 僕がこのまま、開放されて、兄様の妹じゃなくなって、故郷に帰っても、僕は幸せには、なれないと。 [Mon 3 Dec 2007 03:46:47]
◆チカ=イ > (すれ違う”何か”を感じる。 だが、”それ”がなんなのか、解らない。手が届きそうで届かない”何か” 。兄の笑顔が始めて虚ろなものに見えた。 兄は、自分に何かを伝えたいんだ。何かを聞きたいんだ。何かを示して欲しくて、問うている。 其処までは解るのに、肝心な「問い」が読み切れない。 その「問い」は、始めて精霊使いの言葉を教えてもらった時よりも難解なものに思う。) …………………。 (沈んだ柄杓が、細かい泡をのぼらせる。 背中で弾けた細かい泡《》 ぎゅ、と己の肩を握り、唯一理解できたことを、囁いた。) ――――― 兄様は、僕はこのまま開放されても、幸せにはなれないと、思ってるんだね。 [Mon 3 Dec 2007 03:45:56]
◆間空宗政 > ………………。と、言うような事を、色々と考えていた。 答えは出ないし……中々、難しい。(――そう言って、青年は一転して笑顔を作って見せた。 娘は、わかるだろうか? それが、この奇妙な空気を取り繕うためのものだ、と。 ……結局、彼は別に、今の二人の関係を壊したいわけでもなければ――彼女を永遠に繋ぎとめておきたいわけでもない。 単に、幸せにしてやりたいと思っているだけだ、と。 それだけなのだが……それを表現するのに、恐ろしく手間隙のかかる男なのであった)(――真剣に考えていたのは事実。 そして、それで悩んでいたのも、事実。 ああ、結局のところ自分は何を言いたかったのだろうか。 単に娘を困らせただけではないか。 まったく。 ……自分でも呆れ返るほど愚鈍だ、己は。 やはり、最初から最後まで、己で考えて、己で決断するべきだった。 或いは、悩みを放棄すべきだったのだろう。 それができないから、こうして――“妹”に愚痴をぶつけていた。 まったく。 まったく……。 度し難い愚か者だ)……すまん。 忘れてくれ。 ――駄目だな、どうにも。……ここの所、どうかしている、それがしは。……困らせて、すまなかった。 [Mon 3 Dec 2007 03:35:10]
◆チカ=イ > それは――――……それは、そーだよ。 …だって、僕の家族も居る僕の故郷だもの。(どこか言い辛そうに、視線を逸らして頷く。それは自分が檻の中から出た時からの願いだ。 そのためにも、人間以下の烙印を一国も消す消したいと思っている。 自分の肩――奴隷印が貼りついている皮膚を撫でて) (「そうではない」) …………ん? 違うの……? (ますます眉を寄せ) ……うん。 なぁに…………? ( 言葉の先を促し、兄の顔を覗くように、首をかしげた。 サラ、と、整えられた髪の毛が、微かに響く。 囲炉裏の灯に照らされ、踊る娘の影が、一際大きく揺れて) ……………… 。 (何を改めて、この主は問うているのだろうか。 そして、何故そんな顔で、僕を見るのだろうか。 意図が掴みきれ無い為に、言葉がつっかえた。 何を僕から聞きたいというのだろう――? ) …………………。 (水瓶にかけていた柄杓が、水の中に落ちた。 かろん と、乾いた竹が転がる音が響く。 その音で、漸く娘は唇を開いて) ……… そんなの、わかんないよ。 でも、このまま……… ここで、兄様の側で、妹としてずっとすごすなんて事、出来ないの、知ってるよ。 [Mon 3 Dec 2007 03:26:21]
◆間空宗政 > (決意を固めた表情。 もし『そうだ』と答えれば、粉骨砕身の心構えで行動するだろう声。 ただ――泣き出しそうな、そんな……そんな声や顔にも、感じ取られるかも、しれない) [Mon 3 Dec 2007 03:16:13]
◆間空宗政 > ……。 だが、望むだろう? そなたは、故郷に――(帰りたがっている、と。――それが口には出来なかった。 なんとも情けない話だ。 情が移った? かもしれない。 家族だ。 そう思ってしまったから、だろうか。 ……無論、無論、だ。 約束した以上、必ずこの娘は解放し、故郷へと返してやる。 それは……そう。青年は武士である以上、二言は無い。 だけれど……)……いや。 そうではない。 チカが、そう思ってくれているのは、凄く嬉しい。 ……ああ、あと、その事に関して言えば、別にチカも我慢する必要は無いのだから――何かあれば、遠慮無く言って欲しい。 ……ただ、それがしが言いたいのは――……(ああ、言ってしまう、のだろうか。 この一言で、何かが変わらないことを祈る。 心底から。 あまり常から、神仏の類を拝んだことはない。 だが――今は、このときだけは。)……チカ。 そなたは……解放されれば、それで……それで、本当に。 本当に、幸せになれる、のか? [Mon 3 Dec 2007 03:13:00]
◆チカ=イ > (兄が何を言おうとしているのかが、解らなかった。 いや、正しくは、何を言い出そうとしているのか、が。 喉でつっかえた言葉を押し出すみたいに、「妹だと思っている」と、言う兄――いや、「主様」 。 言葉の裏に何かが隠れているけれど、読み切れなくて、僕は眉を寄せた。 ) ………… んと………ん……? んと……。 「このまま」 で十分だよ、僕は。 これ以上なんて、望まないから、安心して? ……あ、もしかしたら、僕がいじけてるとか、思ってた? …違うよ? えと、別にね。兄様を独り占めする気とか、ないし。 寂しいとかそういうことも、ないし。 (ぱたぱた両手を横に振って) たゆーさんと、兄様が、んと…… 二人でお話したいときとか、いってくれたら、ちゃんとお外にいくしさ。 [Mon 3 Dec 2007 03:07:20]
◆間空宗政 > ……。上手くは――そう、上手くは説明、できないのだが。(…………多分、違う。 いや――これで良いのだろうか。 娘は、今のままで十分救われていると、そう言ってくれる。 なら、それで満足してしまえば――……。)(甘い考え。 甘すぎる考え。 ……だが――この生活が続くなら、と。そう思ってしまう自分がいるのも、事実。)…………チカの事は、な。 妹だと思っている。 ――本当に、だ。 だから――……。(果たして、このまま彼女と暮らしていって、本当にチカは満足なのだろうか? 幸福なのだろうか。 そう思ってしまう。 いずれは娘も故郷に戻るだろう。 それを止めたい。……違う。 それで、彼女は満足なのだろうか)……。チカ、それがしは――。 ……お前の兄は、(リシェルと話し、己で考え、理解した事実。 太夫という娘と出会い、購入し、家へ連れて来たことで、自分は“ある事実”を突きつけられたのだ。)(果たして解放してやるだけで、本当に幸せになれるのか、と)(……思考はやはり、纏まらない。 青年は――難しそうな顔のまま、だった)……お前に、何をしてやれば、良い? [Mon 3 Dec 2007 02:57:38]
◆チカ=イ > (続き) だから、うん。 そんな風に「押し付けがましい考えー」とか、考えなくてもいいと思う。 ( にこり と、 出来る限り無邪気に笑って見せた) [Mon 3 Dec 2007 02:51:12]
◆チカ=イ > (ひんやりと足元から這い上がってくる寒気とはべつに、兄様が言葉を喋るたびに、僕の背中がこわばっていく気がする。 自然と自分の肩を抱きながら、足を擦り合わせる。 ) ……… 僕を? 救う? …… やだな。兄様ったら。 …僕は十分、兄様に救われてるよ? こんな風に、普通に寝起きできるなんて――本当に、僕は運が良かったって、思うもの。 [Mon 3 Dec 2007 02:49:42]
◆間空宗政 > ……む(そうして娘は、此方へと近寄ってきてはくれなかった。 太夫が着てから、だろうか。 どうにも余所余所しいようなのは――さすがに青年といえど、感じ取れていた。 無論、その理由までもは、わからないのだが。 刀を抱いた姿勢のまま、笑みは苦笑へと――或いは寂しそうとも取れる表情へ変わり、そうか、と小さく頷いた)……。 そうだな。 ……と、何処から話せば良いか――……。 …………。(宙を見上げる。 視線はチカの顔から、天井へ。 まだ真新しい天井だ。――……彼女と自分とで、暮らし始めたこの家。 我が家だと、自分は感じている。 だけど――娘には、家がある。故郷も。 複雑な感情。 ややあって、決意を固めたらしい青年は、微かに苦笑して呟いた)……どうすれば、そなたを救えるか、とな。 ……押し付けがましい考えだろう、とは――自分でも思うが。 ……どうにも、気付くと――そればかりを考えている。(視線は、チカへと向けられなかった。――どんな表情をしているのか確かめるのが、怖かったからだろう) [Mon 3 Dec 2007 02:39:07]
◆チカ=イ > ……? もしかしたら、そのままの格好で寝てたの…? 風邪引くよー……。 (水瓶の側へ行こうとしていた足が、ぴたりととまる) 難しい問題…? 何かあったの? 村の事…? ……そういえば、年末どうするのかーとか、誰かがいってた気がする、けどー………。(柄杓で水を掬って、口を付け)…………。(そして、止まる)(振り返る)………………。(兄の笑顔に返、薄い戸惑いを浮かべて首を傾げる。 一拍 二拍 瞬きと共に沈黙して) …………なに ? (近寄らずに、水瓶に寄り掛かる形で、問い返した) [Mon 3 Dec 2007 02:32:03]
◆間空宗政 > …………ああ、チカ、か。(――彼女が起き出していたことにすら、声をかけられるまで気付かなかった。 随分と考え込んでいたらしい。……寝ぼけ眼の妹の姿に、すっと肩から力が抜けたような感覚を覚える。 ――長い間、同じ姿勢をとり続けていた為だろう。すっかり強張ってしまった身体を解すようにしながら、彼女の方へと向き直る。)……うむ。 少々、考えなければならぬ――事が、あってな。 ……。 やれやれ、難しい問題だ。……考えるだけの価値は、あるのだが。(そんな説明とも、単なる独白とも取れぬ言葉を口にした後、ややあってチカのほうを見上げた青年は、彼女に笑いかけた)……此方に来てくれぬか? ――……チカにも、聞いてみたいことがある、のだが。 [Mon 3 Dec 2007 02:15:27]
◆チカ=イ > (寝巻き代わりの薄い着流し姿の娘が、目尻を擦りながら居間を覗く。 ――ちらちらと揺れる火に、影が躍るのをみて、まだ兄が起きている事を知った) …………。 (たゆー さんを連れ帰ってきてから、兄様の様子が可笑しいのには気がついていた。 いたが、それを問うような事をせぬまま、三日。 ……… 眠気眼で兄の横顔を暫く見つめて) …ねないの? 兄様。 (ぽつ、と問う) [Mon 3 Dec 2007 02:05:57]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(襖をそっと開く)』 [Mon 3 Dec 2007 01:58:39]
◆間空宗政 > …………やれやれ。(溜息を、一つ。 わからない。 ――敵。自分の斬るべき存在を、敵と呼称して良いのならば。 ――それが皆目、見当もつかないのだ。 ……これでは、幾ら考えても……いや、考えねばならないのだが――)ううむ……。(そして今度は唸り声。ばりばりと頭を引っ掻く。 ――つまりは結局)(青年は、どうしようもないほどに煮詰まっていた。 チカ――妹を救いたい。 彼女を縛りつけ、恐らくは今後も付きまとうだろう奴隷というしがらみを、悉く斬って捨ててやりたいのだ。 ……いや、それこそが独善的なのではないか? そんな風に、自分の考えまで疑ってしまうから、始末が悪い。 その上――太夫だ)(彼女を連れ帰ったこと、後悔しているわけでは、無論ない。 どうすれば彼女もまた救えるのかと。 ……青年は、答えを見出せないでいた) [Mon 3 Dec 2007 01:47:57]
◆間空宗政 > ……。(わかりきっている事実が、一つ。 自分にできることは、この刀でできることと、ほぼ同意だ。 ――剣術しか無いのならば、剣術でできることを考えるべきだ。 さて、剣で何ができる? 刀で何ができる?)――決まっている。 斬ることだ。 ……それがしには、斬ることしか出来ぬ。(抱いていた刀。鯉口を切り、指先で鍔を押して刀身を露にする。 煌く刃は、銘こそ切られていないものの……暖炉の灯に照らされるそれは、決して銘刀の類に劣るとは思えない。)(では、この刀で何を斬るか。 ……剣では実体のあるものしか斬れない。 つまりは――)……人、か。 ……では、誰を……?(――いや、些か早急過ぎやしないだろうか。 ……ゆっくりと刀を鞘に納め、青年は首を左右に振った。 ……だが、其処で止まってしまっていたは――) [Mon 3 Dec 2007 01:23:53]
◆間空宗政 > (リシェルが去った後の、自宅。 今日は鍛錬も休みなのか、珍しく青年は家にいた。 ――暖炉の傍に座り、刀を抱くようにして座る姿勢は変わらずに。 ただ視線だけが宙を見ていた。 ……考えるべきことが多過ぎる。 ……思い込んだら、そのままずぶずぶと沈んでいるような感覚すらあるのだが、それでも――止められないでいた)(都市機構そのものを敵に回し、それを切り崩す。 それは昨夜リシェルにも言った通り、不可能だ。 個人で行える代物ではないし、勝ち目もあるまい。 やり口にもよるだろうが、現に狩人に反抗をしかけた吸血鬼達は――組織だったというのに、敗北しているではないか。 となれば、どうするか。 ……問題は其処に終始する) [Mon 3 Dec 2007 01:07:23]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――さて。』 [Mon 3 Dec 2007 01:00:00]
お知らせ > リシェルさんが退室されました。 『(さ、寝よ寝よ。)』 [Sun 2 Dec 2007 22:02:04]
◆リシェル > うわっ。 もう真っ暗じゃん。 ホントに丸一日寝こけてた。 ( 曇り空で月は隠れていて、外はもうすっかり夜だった。 此処に来た時よりは大丈夫だけど、それでも少し寝不足。 続きは自分の家に帰って寝る事にしよう。 ) んじゃ、お邪魔しましたー。 ( そういえば今家には誰かいるのだろうか? 一応家を出るときに一声掛けておくとしよう。 ) [Sun 2 Dec 2007 21:56:26]
◆リシェル > ( 寝惚けた頭が少しずつ覚醒していく。 ようやく事の顛末がどうなっているのかを思い出した少女。 そういえば昨日は限界が来たからここで寝てしまったんだっけ。 ) んー…そろそろ帰るか。 そういや最近教会にすっかりご無沙汰だな……シスター怒ってないといいんだけどな。 ( 体をほぐすように背伸びをする。 けれどまだまだ寝足りない。 家に帰ってもう一寝入りするとしよう。 ドテラを脱ぎ椅子に掛けると、外に出ようと家の出口へと歩き始めた。 ) [Sun 2 Dec 2007 21:45:11]
◆リシェル > ( 乾いた喉を温い水が潤してくれる。 昨日使った湯飲みに注いだ水を飲んでほっと一息。 しかし中々準備がいいな私。 こういう風に気が利く行動をした覚えなんてまるで無いけど、気付けば水差しを用意してたんだから。 ) ………ん? ちょっと待て、それはおかしい。 ここ何処さ? ( 考えがそれに至る時点でやっとこさ気付いた。 もう一度辺りを見回してみれば、そこは明らかに自分とは違う家の眺めが広がっている。 ) [Sun 2 Dec 2007 21:22:45]
◆リシェル > ( 少し涙が出たとか。 ) …………もう最低最悪の寝覚めだわ。 ( 溜め息を吐いて立ち上がる。 今何時ぐらいだろうか? それよりも少し喉が渇いた。 寝惚けた頭で軽く辺りを見回すと、視界の中に水差しが入ってくる。 ) お、ラッキー。 ( シスター服の上にドテラを着込んだ少女はその水差しを飲もうとし。 ) [Sun 2 Dec 2007 21:11:57]
◆リシェル > やっほぉぉぉい!! ( 感極まった叫び声を挙げて、勢い良く毛布を跳ね除ける少女。 )( そこでようやく何かがおかしい事に気付く。 ) ………………… ( 恐る恐る確かめるように両手を自分の胸に当ててみる。 そこには少しも成長しないつるんぺたんな感触が帰って来た。 ) [Sun 2 Dec 2007 21:01:06]
◆リシェル > ( 間空の家。 少女の格好は昨日寝た時の体勢から殆ど変わっていない。 他人の家でぐっすり眠りこけている少女。 ) せ…洗濯板って言うな……! 胸が大きいのがそんなに偉いか馬鹿野郎…… ( 何だかうなされてる魔女は、少し可哀想な夢を見ていた。 ) ―――ハッ…! とうとう私も夢の80台!? 嘘! これはひょっとして夢!? ( ハッキリと口に出す寝言が煩い。 ) [Sun 2 Dec 2007 20:51:23]
お知らせ > リシェルさんが来ました。 『うぅ………』 [Sun 2 Dec 2007 20:45:59]
お知らせ > リシェルさんが帰りました。 『ちょっとやそっとの事じゃ起きず、丸一日ぐらいはぐっすりと』 [Sun 2 Dec 2007 01:09:03]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 『……妹殿を、迎えに行くか(誤解されるような状況だとは思っていないらしい)』 [Sun 2 Dec 2007 01:07:58]
◆間空宗政 > ……………。(檻から出た時か。それとも、違う時なのか。 ――難しい時もあれば、簡単な時もある。 こてん、と眠ってしまった娘の姿に苦笑しながらも……その言葉をありがたく、胸に刻み込んでおく。)……まったく。友人には、恵まれたらしいな。…それがしは。 ――さて、起こすわけにもいかん、か。(疲れていたようだし。 音を立てぬよう気をつけて立ち上がり――ドテラを着ていることをあわせて、あまり分厚くない毛布をかけてやる。 ……暖炉の傍だ。 風邪は引かないだろうが……)水差しでも用意しておくか。……ああ、先ほど沸かした湯の残りがあったか。(なら目が覚めたとき、喉が渇いていても大丈夫だろう。 さて、自分はといえば――) [Sun 2 Dec 2007 01:07:28]
◆リシェル > あー伝わってくれてるようでよかったわ。 うん。 ( そろそろヤバイわ。 こう、限界というか、何と言うか。 もう無理。 ) ――――たださ。 ちょっと残酷かもしれない事言うとね。 人が人を救うってのは、簡単な時もありゃやたらめったらに難しい時もあんのさ。 『檻から出した時』に救われたのか。 それとも本当に心から救われたと思えるのは別の時なのか。 太夫って子もそうだし、妹だとしても…… (ふわぁとまた欠伸) ………ん、家族みたいなチカちゃんだとしても……よかれと思ってやった行動が裏目に出る可能性だってある。 ( 妹だというけれど、正直二人は全然似てない。 其処には何かしら事情があんだろうさ。 ) なるようにしかならないさ。 幸せは願っても手に入るとは限らないからね。 ( コトリと飲みかけのお茶を置く。 ) ………まあ…相談したい事があったら暇な時には乗るわ。 忙しいときは……無理だけどね。 ( ゴロンと寝転ぶ。 ) ……………愚かが普通じゃない? ……反省しない………奴は…成長だってしないもん………… ( 目を閉じる。 ) ………ゴメン。 もう無理。 寝る。 ( くー )( 唐突に人の家で惰眠を貪り始める少女。 すぐに気持ち良さそうな寝息が聞こえてくる。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:57:41]
◆間空宗政 > ……あと心配なのは、妹の――チカのことだ。(そしてやはり、先ほどと同じくらい真剣な顔で、呟いた。 ――あの娘の事情を話すわけには……話したほうが、良いのだろうか。 わからない。 わからないが……。)……あれにも、少々――難しいところがあって、な。 ……詳しくは話せんが、今の悩みとも――あまり、無関係ではない、のだ。 ……太夫―ああ、先ほど話した奴隷だが―が来て、色々と悩んでしまったようだし。 ……まったく。 ……それがしも、つくづく……(愚か者だ、と。 小さく呟いた) [Sun 2 Dec 2007 00:44:46]
◆間空宗政 > 疑問だ。単純な。――奴隷が必要だ、とは言うが――何故、とは思っていた。 ……ああいや、そうだな。奴隷で都市が動いている。だから必要。 そこまではわかるが……その前、だな。(まあ、つまりは根本、根底だ。そもそも何故奴隷がいるのか、と。――疑問からして大きい事だ。 自分で考えていて、思わず笑ってしまった。 つまり、とリシェルの言葉を聴いて――ふむ、と相槌を打った)つまり……あー……役割分担、だろうか。 侍や貴族は、いざと言うときに農民を守る。 だから平素は、畑を耕してくれ、と。 ……そういう事であるなら、伝わっている。(……ましてや、仮に彼女が健康な体であったとして――解放されても、一生、その過去は付き纏う。 太夫だけではない。 チカ、だ。 あの娘が奴隷になった原因。過去。 それら全てを取り払ってやらねば、救ったとはいえない。 ……それを片端から斬り捨ててやりたい。 だが――)……む。 ふむ。 ……いや……。(やらないよりは、と。……そう言われた言葉に、黙り込む。 どうなのだろう。 ――仮に今、チカや太夫が救われたと思っているなら、自分がやった事は正しいのだろうか。 いや、正しいかどうかは、自分の中の問題であって――)ううむ。……まあ、難しいのはわかっている。 が――やらねば、とは思っていてな。 ……厄介な悩みを抱えてしまったよ、本当に。(苦笑いは浮かべたまま、茶を啜る。 故郷の味。懐かしい味だ)……かたじけない。 ――話して、少し楽になった感がある。 助かった。 ……感謝する。 [Sun 2 Dec 2007 00:40:18]
◆リシェル > なんで買う気も起きないのに奴隷ギルドに行くわけ? て、前から興味があったからなわけね。 ( 疑問を聞いた後に相手から教えられた言葉に一人納得。 ) それは上の立場に付く人間が、普通の人には出来ない事を代わりにやってあげてるからでしょう? 士が農を疎かにして粗雑に扱っていれば一揆が起こるし、貴族だって好き勝手やってたら革命を起こされて首を刎ねられる。 ( その辺りで少し意見が止まって口を抑えながら欠伸をした。 ) ―――あー…駄目だな。やっぱ頭あんま回ってないや。 上手く言いたい事言えん。 ( ―――酷い話だ。 歩けなくなれば、その後の人生なんてたかが知れてる。 恐らく彼が買った奴隷というのは雑多のより酷い扱いを受けているものなんだな、と考える。 流石にドラコニアンとまでは予想できないが。 ) あくまでも一般論よ。 私としてはやらない偽善よりやる偽善。 何もしなかった奴が一人の奴隷を救った間空を責める事は出来ないんじゃないの? ――――根底から変えるか。 ハハッ。 そりゃまた叶うのが随分難しいこと言っちゃうな。 ( 奴隷制度は嫌い。 私に利点は無いのに、こうして気分は見事に悪いものにしてくれるから。 ) ――――は? ( 一瞬間の抜けた顔をしてしまった。 それは相手の真剣な表情とは対照的。 )( けど次に浮かべたのは相手と同じような苦笑い。 ――――コイツはいい奴だ。 うん、間違いない。 ) スケールでかいわ。 本当に…何を斬りゃいいんだろうね。 わかんねや。 ( お茶を受け取り、その暖かさに安堵する。 ) 詰まんなくはないよ。 むしろ結構面白かった。 間空の探してる“其れ”が見つかる事を私も祈っとくよ。 [Sun 2 Dec 2007 00:32:50]
◆間空宗政 > …………それがしは、“其れ”を斬りたい。 そう思っておる(はっきり。明確に、言い切る。 真剣そのものの表情で。 ――もし目の前に、それを体言するような存在がいれば、躊躇無く斬って捨てるだろう。 ――だが、と一転して、苦笑い。 小さく肩を竦めた)……少々、相手が大きすぎてな。 それがし一人が剣を振るって叫んだところで、どうにもならん。 ――どうすれば良いか、と。 ……今は其処だ。 或いは、ただの戯言で終わるかもしれん。 ……詰まらん話だったな。(すまん、と。――そう言って、飲み干した娘の湯飲みに、急須から茶を注ぎ、自分の側にも注ぎ足した) [Sun 2 Dec 2007 00:14:23]
◆間空宗政 > ……まあ、それがしも、そう思っている。 ――ああ、最初から買うつもりがあって言ったわけではないぞ?(驚きの表情に、無理も無い、と苦笑い。自分だとて意外なのだ。 他の者からすれば、もっとそうだろう。 ――ただ、兼ねてから奴隷について考えてはいたのだ、と。それだけ説明をし……。ふむ、と頷く。 ……成程。 そういうものだろうか)……他所の国、とは言うが――身分制度自体は、如何なる国にもあるだろう? 士農工商や、貴族と平民。 ……言葉は様々だが、上の者と下の者がいるのは、世の常だ。 ……それがここでは奴隷、という形になっている。 ……と、それがしは思っていたが――正直、アレは、な。(奴隷ギルド側の謳い文句、では無いにせよ、解放という言葉は奴隷達にとって希望のようなものだ。 逃げ出してしまう者もいるだろうが、努力すれば何とかなるかもしれない、という事実は、まさに希望だ。 だが――脚の腱を切られれば、解放されたところで……)(率直な言葉に、頷いた)……ああ。ハッキリと言ってくれるが――それがしも、自分でそう思っている。……奴隷を救う気があるならば、制度そのもの、都市そのものを、根底から変えねばならない。(娘の言う言葉もわかる。 身分以前の問題、だとも。 人間を物だと言い切るのは、些か以上に。 ……彼女の言葉はよくわからないけれど、しかし――)(そう、見ていて、実に不愉快だ)だから―― [Sun 2 Dec 2007 00:11:39]
◆リシェル > 奴隷はただの物。 人なのに物よ? ばっかじゃないの。 人が物の筈無いじゃない。 ( 苛々。 ) 大体解ってないのよ。 そんな調教されて諦めの気持ちを植えつけさせられて反抗する気持ちも無くさせて都合のいい人形渡されたってなんにも面白いわけが無いじゃない! ああクソッ! 真の芸術ってもんを毛ほども理解しちゃいない俗物たちめ!! ( 地味にキレテいる少女。 )( 彼女の怒っている理由はそんな独自の感性による妙へんちくりんなもの。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:07:27]
◆リシェル > なんかマジメな雰囲気っぽいわね……まあいいでしょ。 お茶のお礼もある事だしし、こっちもマジメに答えるわよ。 ( 一度眠そうに欠伸をする。 まあ今更あと少し長く起きてたって変わらない。 眠気なんて気合だ気合。 ――――閉鎖的な空間では、少し変わっているというだけでそれが排斥の対象になることがある。 瞳の色の違い然り、竜燐の肌然り、背中の翼然り、種族然り―――― ) ――――― ( 奴隷を買った、との言葉に少し驚いたように瞳をパチクリ。 正直目の前の人物の性格は大体把握してるつもりだが、そんな彼が奴隷ギルドに行くとは正直思わなかったから。 ) そりゃ…もっと意外な答え。 ( だから結構驚いてる。 ) 必要必要、って言うけどさ、それが無くったって回ってる国は他にごまんとあるわよ。 アレって他人を物扱いすることに悦に入ってるか、ただ楽をしたいだけの人間が使うだけの場所よ。 碌なもんじゃない。 ( 別に可哀想だから、とかそういう理由じゃない。 まあ少しだけ金が無くて買えない者の僻みも入っているのだが。 飲み干しちゃうとカイロ代わりに使えなくなっちゃうから、ちびちび湯飲みに口をつけている。 味に関しては、まあ悪くないんじゃない? 正直想像してたよりは上手いと思う。 ) ――――そんなのはあそこでは良くあること。 アンタのやってることはただ自分は見て見ぬ振りをする奴じゃない、って思いたいだけの偽善。 ( 冷たい指に感化されて温くなってきたお茶を一気に飲み干す。 やっぱりアマウラの茶ってちょっと苦い。 ) そうやって相手が思ってる事をちっとも考えずに、乱暴に斬って捨てるのは簡単すぎるかな。 ま、けどコレがヴェイトスの一般論じゃない? ( 空になった湯飲みを差し出して図々しくお代わりを請求。 ) …………別に私は間空みたいにご立派な理由じゃないわ。 ただ詰まらなくて、気に入らないだけ。 ( 少し不機嫌に憮然とした調子。 ) [Sun 2 Dec 2007 00:01:53]
◆間空宗政 > ……いや、特に何も無い。――と、ふむ……いや、別の意味で聞きたいことはあるのだが。(と、これが先の質問。――奴隷制度とは何か、だ。 ――少なくとも間空は別段、瞳の色が違うからといって何も思わない。 ただただ驚くばかりであるし、別段……見た目以上の違いがあるとも思わない。 というか、見た目だけで言っても、もっと変わった人物をつい最近見たのだし。)(此方はリシェルの傍らに、胡坐をかくようにして腰を下ろす。 手の中には湯のみ。 それをズズ、と啜りながら首を横に振った。)――いや、奴隷だ。……というと、聞こえはアレなのだが、な。 少し、事情……が、ある。(チカのことは、話さない、と決めている。 彼女は知られれば嫌がるだろうし、何より約束だ。 約束を持ちかけた側から破るなぞ、侍としては考えられぬこと。 ……その答えに、そうか、と頷いた)……それがしは、やはり良くわからん。 街に必要な仕組み――良し悪しは別として――だというのはわかる。 だが……気になることが、あってな(そして、もう一口。 茶を淹れる技術は、然して高くない。――が、悪いほどでもない。つまりは普通。味も、普通だ)それがしが見かけた奴隷――脚の腱が切られていた。(故郷に帰りたいと思っていた)見て、いられなくてな。……救いたいと(故郷に返してやりたいと)思ったのだ。 ……なんとも可笑しな話だ。そうしたところで、全ての奴隷が救われるわけでもあるまいに。 ――偽善だ。 反吐が出るほどの。(そう言って、青年は力なく笑って、また一口。茶を啜る)……だから、聞いてみたい。リシェル殿は、どうして奴隷制度が、嫌いなのか。 それがしの行いを、どう思うか。 [Sat 1 Dec 2007 23:40:34]
◆リシェル > なあに? なにか聞きたい事でもあるのかしら!? ( 苛立たしげに爪を噛みながらジロリと睨みつける。 元凶め!という気持ちで一杯です。 流石に今回ここまで時間を掛けて失敗をしたから、もう本気でコンタクトは諦めた。 まあオッディアイアだからって解った途端に掌返すような人達では無さそうだと思うし。 ) 綿…綿……! なんて人類の英知! あったかい服は最高! ( 少しテンションがナチュラルハイになっている。 そのドテラを引っつかむと慌てて着込んで、ようやく寒さの震えが治まってきた。 あとはお茶さえあれば完璧だ。 そしてシット! 背後単位で気付かなかった! 見なかった事にしてください。 ) は? 誰か親戚の子でも引き取ったりしたの? ( 実を言うとこの魔女、未だにチカが奴隷である事すらも知らない。 一度はっきり会話を交わした時には酒が回ってたし、他は数度見かけた程度で彼女と話す機会は特に無かったから。 ) ありゃ、意外な質問。 ( 渡された湯呑みを暫く手の中でいじくりながら、ゆっくりと口を付けた。 ) 嫌い。 奴隷が、じゃなくて奴隷制度が。 あれ私にとっては最悪の制度だわ。 ( 主に自分の芸術にとっての話。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:31:09]
◆間空宗政 > ……ああ、と。……もしかして――……。(なんとも聞くのが怖い気がする。先ほどちらりと見た際、まだ彼女の眼は――いや、何も言うまい。何も気付かなかったのだ、自分は。 突っ込んだら下手に墓穴を掘りそうな予感がする。 それがわかる程度には、この間空という男、色々と慣れてきたようだ。 未だに無常の友人からは鈍い鈍いといわれるが)……なら、緑茶といこう。 ああ、と――ドテラ。綿の入ってる服が、其処に掛かっているから、使ってくれ。(其処、とは椅子の背中だ。なんだかモコモコした上着、のような部屋着のような、そんな代物が引っ掛かっている。 ちなみに薬の缶とかいてやかんと読むのであるが、竈に火を入れればそこに乗せ、あとは湯が沸くのを待つばかり。 その間に急須と茶葉を用意しておこう。 ――どうやらお茶があるのは救いになるようであるし)……ん。ああ――……一人、増えた。 ……というか、リシェル殿には、話しておくべき、かもしれんな。……ううむ。(ややあって湯のみ二つにお茶を注いで戻ってきた際、青年は渋い顔をしていた。 ……少なくともチカのことはともかく、もう一人の娘に関しては。 ――眠そうな彼女に、こんな話をするのも何なのだが)……なあリシェル殿。 そなたは、奴隷、というものについて、どう思う? [Sat 1 Dec 2007 23:11:47]
◆リシェル > 眠いんだー! もう自分でも今何考えてんだかよくわかなくなってんだー!! ( 完徹も一週間近く続けばこうして人間壊れる。 そのため現在は盛大に判断力が鈍っており、髪を洗いに行って手拭を忘れるという馬鹿をしたのもその為。 魔女はコンタクトを作り直すのを未だに諦めておらず四苦八苦していたらしい。 結果は聞くな。 ) もらう。 よこせ。 いやください。 おねがいします。 ( 何か羽織るかと聞かれれば首を縦に振って頷く。 投げ渡された手拭で髪の毛の水分を取るように乱暴に拭いて行く。 そして相手が手に持っているのは―――薬の缶? ) 別に大丈夫よ。 しかし気が利いてホントに助かったわ。 今はあったかいのが手元にあるだけで救いだ……! ( そして少し余裕が出来れば、殆ど寝ていなかった事もあって眠気が出てくる。 まあ此処は少し我慢するとしよう。 ) ――――あれ? 間空ってさ、チカちゃんとアンタの二人暮しだったっけ? ( 何気なく部屋を見回していたときに感づいた疑問。 流石に自称天才芸術家というだけはあるのか、それとも空間というのはこの魔女の専門だからだろうか。 眠くて鈍った頭でもその違和感にいち早く気付いてしまう。 ) [Sat 1 Dec 2007 23:01:54]
◆間空宗政 > この寒い時期に……。まあ、とにかく手拭を用意するから、しばらく暖を取ると良い。 ――ああ、何か上に羽織るか?(尋ねながら、箪笥を探り、アマウラ製の手拭を取り出して渡そうと――……した頃には既に彼女は暖炉の前。 其処に陣取って、暖かさを享受していた。 やれやれと苦笑しつつ、リシェルに向かって手拭を放ってやる。 それから暖炉から燃え差しを一本抜き取って、竈の方へと取って返し――何をするかと思えば、薬缶を手に取っていた)とりあえず茶でも淹れよう。 紅茶は生憎ないが……アマウラの茶でも良いか? 苦手なら、白湯でも構わんが……。(こういう時は、何かしら暖かいものを飲むに限る、が。さて――)(ところで、彼女は気付くだろうか。 部屋の中の気配と言うか雰囲気というか。 間空、それと義妹以外に――増えたような、違和感があることに) [Sat 1 Dec 2007 22:49:48]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 [Sat 1 Dec 2007 22:44:27]
◆リシェル > あ、開けろー。 早く開けて部屋の中に入れないと……末代まで祟ってやるぞこの野郎……… ( なにがクリスマスの月だ馬鹿野郎。 寒いんだよちきしょう。 ちくしょー!! シスター服の少女は、その服装を着ていながら思ってはいけない事を心の中で叫ぶ。 )( そんな感じで辛かったから、扉が開いた瞬間に私少し感動しました。 間空…アンタ……輝いてるわ…! ) ………髪洗いに川に行ったら…拭く物持ってくの忘れたんだちきしょう………!! ( それに気付いた時オッドアイの魔女は自分の馬鹿さ加減に少し泣きたくなったとか。 ) と、とにかく助かるー! ( 寒さに震えてる少女は上がる許可を貰えば慌ただしく部屋の中に入り込み、暖炉の前に座り込んで暖を取ろうとする。 ) [Sat 1 Dec 2007 22:38:02]
◆間空宗政 > (……ふと、何か音がした気がして、不意に思考が現実へと引き戻される。 曖昧な様子で周囲を見回せば――何やら聞き覚えのある声。 慌てて青年は立ち上がり、刀を腰へと差した)……ああ、いる、いるぞーっ! ――少し待ってくれ。今、其方へ向かうのでな(声をかけ、カラコロと下駄を鳴らして小走りに。 家の裏からぐるりと回って戸口に回れば、そこには――なんともまあ、見事な濡れ鼠になった娘が一人。)……。何があったのだ、それは――……ああ、いや、それよりも先に家に入った方が良い。 このままでは風邪を引いてしまう(とまれ、事情を聞くのは後回し。 慌ててドアを開けて、彼女を中に招きいれようとする。 ――幸い、部屋の中では暖炉に火が入っており、ぱちぱちと薪の弾ける音がしていた。 着替えは――どうだったか。浴衣ならあったような気もするが。 ……それよりも先に手拭いか) [Sat 1 Dec 2007 22:30:12]
◆ノック > ( くしゅん。 ) うー…さぶ…… もしもーし。 おーい。 いるかー間空? ( その家の扉が何回か適当に叩かれる。 その声はなんだか疲れたような声をしていて、扉を叩く調子もあまり強いものではない。 )( その扉の先には、赤い髪の毛が冷たい水でずぶ濡れになっている少女の姿がある。 ) [Sat 1 Dec 2007 22:23:35]
お知らせ > ノックさんが来ました。 『まーくー。』 [Sat 1 Dec 2007 22:20:00]
◆間空宗政 > ……敵、か。――敵。……それがしは、あの街を敵として、見ている?(……否。そうではない。 アマウラにだとて士農工商の身分と、それからも外れた人々は存在する。各々の役割を果たすことで、世界が回る。 そうだ、奴隷を否定するのであれば、奴隷と言う身分を否定するのであれば、世界全てを斬らねばならない。――そうではない、と青年は頭を振った。)(吐く息が白い。 ――ああ、もう暦は師走。一年も終わるというのに、自分は何を悩んでいるのだろう。小難しいことを考えず、常通り、道場を開いておれば良い。そしてチカを解放して――)……違う。 それでは、駄目だ。 ……それでは……。(彼女を解放すること。それが即ち、救われるという事にはならない。 ならない筈だ。 ……なら――)……奴隷となった、原因。……商人か。(奴隷商人、人攫い。……そういった人種は、どんな世界にもいる。 アマウラにだとて、娘を攫って遊郭に売り叩く奴らは存在したのだから)(それが、己の敵か?) [Sat 1 Dec 2007 22:15:11]
◆間空宗政 > (理論立てて考えてみよう。 奴隷。 何故奴隷が存在するのかといえば、ヴェイトス市においては――少なくとも、奴隷制度が存在しているからだ。 そしてそれが都市の根幹に根ざしている。 つまり、ヴェイトスという街が奴隷を必要としているからこそ、奴隷が作られているのだ)…………ヴェイトスという、都市、か。(闇の中、ヴェイトスのある方向を睨む。 だが――木々に遮られ、灯すら見えない。 ……あの都市には何百もの人が暮らしている。そして、その生活を支えるために、奴隷が必要なのだ。 ……つまり奴隷制度を敵と定めるなら、即ちヴェイトス市、そして其処に暮らす数多くの人を敵に回すことになる)……斬れるか、俺に。……いや。(……不可能だ。 一介の剣客が、己の腕のみで世界を変えられる時代は終わった。 終わっているのだ。 ……それを理解していたからこそ、己はこの村で道場を開いているのではないか。 ぎりっと、何かが軋む音。 知らず、歯を食いしばっていたらしい。 ……あまりにも、敵が大きすぎる) [Sat 1 Dec 2007 22:10:57]
◆間空宗政 > (考えることは様々だ。 縁側で一人、刀を抱くようにして青年は座っている。 ――太夫という娘を連れて帰り、チカに対して何と説明し、そしてどうなったのか。 それはわからぬまでも、彼が今、酷く悩んでいることは明白だった)(偽善。 偽善である。 道端で飢えた子供一人に金銭をやったところで、それで全ての子供の腹が満たされるわけではない。 そして、金をやった子供だとて一時、満腹を味わうだけだ。 それ以上ではない。 ……救うならば、全ての子供に等しく金をやるか、その子供の面倒を最後まで見るか、或いはその両方を行うべきであろう。 ……そうでないならば、偽善だ。 ……ただの自己満足。 それを己は、二回もやった)……………。(別に、チカや太夫を購入したこと、後悔しているわけではない。 ただ――偽善であるならば。 二人に対して、これは……酷い侮辱ではなかろうか。 ……奴隷を救う。 救う? どうやって? 刀を振るうことしかとりえの無い男に、果たして何ができる? この金だとて、己で稼いだものではないというのに)(風が出てきた。周囲は既に夜闇に包まれている。 だが、青年は黙したまま、動かない) [Sat 1 Dec 2007 21:48:44]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――思うことは。』 [Sat 1 Dec 2007 21:34:13]
お知らせ > チカ=イさんが退室されました。 『(村の外に言葉を出した罪)(その罪を斬りたい)』 [Sat 1 Dec 2007 05:03:38]
◆チカ=イ > ――明日は、寒くなるね。 ( 兄様は帰ってきただろうか。 柵から飛び降りて、軽く体を伸ばした) [Sat 1 Dec 2007 04:53:40]
◆チカ=イ > (何を忘れないのか。――答えるまでも無い。 「学者」という人間が居た事だ。 「アイツ」が何をしたかだ。 『学者』が僕となにを作ったかだ。 「アイツ」が何を奪っていったかだ。 『学者』と「アイツ」 今日も、「アイツ」はどこかで、「学者」の言葉を使って、”僕”の言葉を使っているんだろう。 僕にはそれが我慢できない。 僕と学者が作った全てを、汚い笑い声と共に奪っていったアイツが許せない。 僕を人以下にしたアイツが許せない。 学者を絶望させたアイツが許せない。 アイツが許せないんだ。 ――――学者と僕が、出会わなかったら、学者が死ぬことは無かったと――僕が、学者に言葉を教えなければ、学者は死なずにすんだとしても。 )( 僕は、兄に問われた「何を斬りたいのか」と) (僕は―――) [Sat 1 Dec 2007 04:51:33]
◆チカ=イ > (夜の声は、バンシーの鳴き声に似ている。 ひゅぅひゅぅと泣く夜の歌の合間に、精霊様の言葉が混じってた。 ヴェイトスから吹く風、ヴェイトスから返る言葉、ヴェイトスから――……) ………………。( 頬にかかる髪の毛を、そっと払いながら、僕は、腰に下げたナイフの形を確かめる。) …… ぼくはわすれない [Sat 1 Dec 2007 04:41:07]
◆チカ=イ > (学者と調べたものは、それなりに価値のあるものになったらしい。 学者は、とってもルーズでだらしなくて、ダメな男の人だったけど、研究とか調査とか、そういうものに対する態度は本物で、そして、僕らという一族を蔑ろにしたりしない、あらゆる意味で純粋な人だった。 だから、僕等は学者に全てを許して、僕が学者と共に村を出る事も許されたんだ) ――― ………LU lelila ...............lulu .....le ( その全てを、「アイツ」が奪っていった。 )(歌が途切れた) [Sat 1 Dec 2007 04:38:49]
◆チカ=イ > (精霊様の言葉は、尊いものだった。 村にいる精霊使いにしか教えられない言葉が、この言葉だった。 僕は――あの村に居たら、多分、次の精霊使いになったか、精霊使いのお手伝いさんくらいには、なれたんだと思う。 ――もっとも、好奇心に突き動かされて、「学者」と共に村を出たときに、僕ガ村で築いた色々なものは、なくなってしまったのかもしれないけれど。 ――でも、僕は、学者と一緒に村を出た事を後悔していないし、今だって「学者」がいるのなら、僕はその学者に会いに行きたいと願うだろう。 ) ―――― lUL A ――― (でも。)( それは )( そう、ある意味、「学者」を殺したのも、この言葉なのだと知っている。 ……学者は、僕の一族にまつわる伝説や、遺跡を調査している人たちの一人だった。 最も、その多くは、僕等の言葉が解読できずに、挫折していくのだけど。 そう、学者には僕が居たから。) [Sat 1 Dec 2007 04:33:03]
◆チカ=イ > (村外れの柵の上に、ちょこんと腰をかけて、ふらふらと空に向かって声を紡ぐ女の姿がある。 歌う様子は囁くのと同じで、周囲に漏れるのを恐れるように、ぼそ、ぼそ、と) ―― l u L i lA lu L ul U l ―――( 僕の歌も、歌じゃない。 僕の歌は、”精霊使い”と呼ばれる人々の言葉だ。 歌のように聞こえる言葉は、精霊様に、”明日の天気”を聞いているにすぎない。 答えてくれるかは、別にして―― ) [Sat 1 Dec 2007 04:14:09]
◆チカ=イ > (僕の村では、歌は歌ではなかった) [Sat 1 Dec 2007 04:03:41]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(歌とはどのようなものであったか)』 [Sat 1 Dec 2007 04:02:30]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(兄が風邪を引かぬよう、翌日の飯はどれも豪華だった)』 [Wed 28 Nov 2007 04:48:56]
◆チカ=イ > (ねぇ。) (ナイフの文字は僕に語りかける) [Wed 28 Nov 2007 04:48:21]
◆チカ=イ > (でも) [Wed 28 Nov 2007 04:47:03]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(……でも翌日、長く外にいた兄はくしゃみをしていたとさ)』 [Wed 28 Nov 2007 04:44:21]
◆チカ=イ > (右肩には、今もナンバリングされたままだ。 兄が何故、そのような顔をするのか、わからなかったけど―― 僕は、兄に合わせて笑うことはできる。 自分の体にまわされた兄の腕の動きに任せて、思う存分兄の体温に体を寄り添わせる。 兄の体は、いつでも温かい。 ) それじゃ、どこかの伝承にある神様みたいだ。 困った事が起きた時に、名前を呼ぶと、その神様は側に来て助けてくれるの。 ――― ふふ、なんだかちょっと楽しみだなぁ。 ( 兄様の笑顔と、笑い声。 この人の側にいれば、僕はきっと――何事もなく家に帰れるかもしれない) [Wed 28 Nov 2007 04:41:24]
◆間空宗政 > ……。兄で良い。 兄先生でも、な。(苦笑いか、或いは――寂しげ、とでも表現すべき、だろうか。 主であると、そう言われた青年は、そんな形容しがたい笑みを浮かべて、静かに答えた。 片手を娘の体に回して、抱きしめてやろうとしながら……果たして、と彼は思う)(自分にとって、彼女は何だろうか。 奴隷? 妹? それとも――家族の代用品? ……わからない。 わからないし、考えたくも無かった。 そして、わからない自分に嫌気が差す。 自己嫌悪)……ああ。いざとなったら、助けよう。――いつでも、な。 チカの大事なら、それがしは直ぐに駆けつける(遠慮なく呼べ、と。一転して、彼は――楽しげに、笑った) [Wed 28 Nov 2007 04:36:07]
◆チカ=イ > (ナイフは娘の膝の上で、月光を湛えて、刃をきらきらと輝かせた。 その刃を握っていた手が、主の頬に触れ、そぅ、と撫でる。) でも、そういう風に言い出すってことは、ちょっとは…そんな風に見えちゃったのかな。 (ちら、と自分の膝の上にあるナイフを眺め) …僕は逃げないよ。 兄様、安心して。 僕は兄様のものだし、 兄様じゃなくて、主様だって事も、よく―――理解してるつもりだよ。 (見上げる瞳が徐々に下がるにつれて、頬に触れていた掌が滑って、顎、喉、胸と) …… ちゃんと、頼りにしてるよ、兄様。 (半ば乗り出すようにして、頬を主の胸へと) でも、ほら。今は困ってる事ってないから、まだ、大丈夫。 本当に困ったら、兄様にお願いしに行くから。 ね? [Wed 28 Nov 2007 04:28:01]
◆間空宗政 > ……いや。 言っただろう、別に――チカを疑っているわけではない(逃げようとしてる、だなんて……そんな事も考えていない、筈だ。 果たして本当にそうなのだろうか。 深く考えることは、避けておきたかった)……。ただ、それがしは――チカの兄、だ。 ……何かあるなら、力になる。……と、何だ、別に剣術の鍛錬やらとは、全く関係ない話だったか。(そう言って、誤魔化すように笑った。頬に触れる手が、やけに冷たく感じられるのは――気のせい、だろうか) [Wed 28 Nov 2007 04:17:55]
◆チカ=イ > …………。 (主は)(優しい人だと思う。 それは間違いない。 そして――鋭い人だとも思う。 僕は、この人の黒い瞳に映る、自分の顔を見つめながら、嘘をつこうとしている) …………………。 (微笑む主の顔に、そっと、ナイフを握っていた方の手を伸ばした。まだ冷えたままの掌を、主の頬に添わせんと) …… 斬るとしても、僕が出来るのは…お魚くらいかなぁ。 やだな。 もしかしたら、兄様から逃げようとしてるように見えるの?僕。 [Wed 28 Nov 2007 04:12:05]
◆間空宗政 > …………。(娘の言葉を聴いて、青年は真面目な顔で黙り込む。――見上げる仕草は感じ取っていても、其方を見ることはしない。 ……かと言って彼女を咎めるような雰囲気は無く、しいて言うならば『思考に没頭している』というところか。 間近に寄り添った妹の事を考え、その言葉を受け取り……ややあって、ようやく口を開いた)……護身術のつもりならば、それでも良い。 別に、深く問う気は無いからな、それがしには。 ……ただ――……刃は、何を言おうと、人を斬る為の道具であるし、剣術はその為の術だ。 ……だから、少し――そう、少し気になっただけだ。 ……妙なことを聞いて、すまなかった(そうして、青年は微笑んだ。 覗き込んできた少女の瞳を見返すのは、黒い眼。 典型的な東洋人の、黒曜石のような、それだ) [Wed 28 Nov 2007 04:04:54]
◆チカ=イ > (元々それが狙いだと言わんがばかりに、兄の懐の中にすすんで飛び込んだ。 ――包まれた両手も、主である兄の体温に暖められれば、体の力も抜けていく。 次第に、ドテラの中で兄の腕に腕を絡めて、頬を寄せた。 ――剣だこだらけの掌は、あの日からずっとそばにある。 掌のヌクモリを吸い取るように、自分からも絡めてゆき) … うぅん。 一日で彫れないのはわかってるから。でも、ほら。きりがいいところまではーって……… ♪兄様、暖かい―……んー。 ( 不意の静寂 ) (暖かさに浸る娘が、僅かに体を固くした) …………… 。 (頬を寄せていた腕から、僅かに顔を上げ、兄の顔を覗こうと、蒼碧色の瞳をあわせる) ……… 。 やだな、兄様。 護身術だって、いったじゃないか。 何かを斬ろうだなんて、おもってないよ。 (にこりと微笑む) [Wed 28 Nov 2007 04:00:25]
◆間空宗政 > そなたは……何を斬りたい? [Wed 28 Nov 2007 03:53:18]
◆間空宗政 > ……む。 やはり寒いのではないか、というより――そうする位ならば、此方の方が暖かろう?(虎視眈々と機会を狙っていたらしい妹の姿に、彼は思わず嘆息し、そしてドテラの内側へと彼女を招くようにする。 綿の詰まったそれは、彼の体温で割と暖まっている。 防寒という意味では、ある意味で理想的だ)それはありがたいが、やはり随分、冷たくなってしまっているなあ……。 どうしても今夜中に、彫りたいのか?(冷たくなった手を、そっと握ってやる。生憎と剣ダコのあるごつごつとした掌だが、体温だけはある筈だ)……………。 なあ、チカ?(言葉を聴いて、そっと青年は目を閉じる。 ――なんとなくだが、想像はついている。 口に出さないだけで。 ……単に村から攫われただけにしろ、或いは他の場所から来たにしろ、彼女が自分の意思で奴隷ギルドに来たわけじゃ無いことは、わかっている。 だから――……薄々は、わかっているのだ)……勘違いしないよう、先に申しておくが――それがしは、別にチカに剣の手解きをする事を、嫌ってはおらぬ。望むなら、教えよう。……だが、なあ、チカ? [Wed 28 Nov 2007 03:53:08]
◆チカ=イ > (兄の上着を借りてはいるが、寒いのは確かだ。だから、隣に兄が座ったら、ここぞとばかりに寄り添うつもりで) …………♪ (事実、そうしようとにじり寄る) 大丈夫だよ。 今日は、そんなに眠くないし……兄様の寝顔見るまで歌ってあげる。 ――ん♪(冷たい手を、悪戯に兄の手の甲に触れさせて) ……… うん、あるよ。 このナイフが、僕の願いを聞いてくれるように。 「わたしは (僕は) 忘れない」 って。 [Wed 28 Nov 2007 03:45:54]
◆間空宗政 > ……やれやれ。(まったく。 そんな仕草に呆れながらも、青年は別に、その行為を嫌ってはいなかった。 確かに困りはするのだが――それはそれで楽しいと、そう思うのだ。 今は、少なくとも……それで良いと思うのだし)怒りはしないが、引っ込んでしまうぞ、と――どれ。 此方では、窓から出入りは無作法らしいが、と。(まあアマウラだって『窓』からの出入りは無作法極まりない行為だが。 身を乗り出して窓の外へ。隣へと腰を下ろした彼の姿は、厚手の浴衣の上にドテラという――楽な格好だった。 少なくとも、チカよりは暖かそうな格好である)そなたが良ければ、な。 それがしも、久しく歌なぞ聞いておらぬし……。良い夢が見られそうだ(なんて、さらっと言ってのけながら――ふらふらと揺れる細工物へと目を向ける。 お守り、と聞けば成程、納得だ。 守り刀という風習は、此方にだってある)お守り、という事は――意味もあるのだろう? 良かったら、聞かせてはもらえぬか? [Wed 28 Nov 2007 03:36:45]
◆チカ=イ > (兄が困るのが楽しくて仕方がない。そんな顔でにんまり笑う) 兄先生♪ 兄先生♪ あーにーせーんーせーい…♪って。これ以上言ったら、兄様怒るから、やめとく。 (側に座る事を強請って、つん。と兄の着物の裾を引いた) じゃあ、後で寝るときに兄様の横で歌おうかな……? (と、いっても、先ほど歌っていたのは「歌」ではないから、聞かせる「子守唄」はまったくの別物になるかもしれないが。 子守唄の話を打ち切るように、ナイフをフラフラ揺らして) んーん。 僕の村のね、神様の言葉。 ………お守りみたいなものかな? [Wed 28 Nov 2007 03:29:19]
◆間空宗政 > 辞めてくれ。逆に、其方のほうが辛い――やれやれ、これでも努力しておる方なのだがなぁ(或いは、しっかりとした道場が建てば、貫禄やらも自然に身につくのだろうか。 さすがに青空教室で『先生』と呼ばれても、気恥ずかしくてしょうがない。 ……と、そんな自分をからかうようにして笑う彼女は、どうやら細工物をしていたらしい。 彫刻、だろうか。 少なくともアマウラでは見ない図柄だが)……む。興味はある、のでなあ、それがしも。――よければお願いしたいところだが……子守唄なのだろう?(まったく、と妹の顔を見て笑う。 きっと、それでも歌ってくれるのならば受け入れるだろうけれど。 そうして差し出された小刀の柄。 まじまじと眺めれば、やはり奇妙な、見慣れない図柄であるのが良くわかる)これは……ふむ。ネイティブ・ヴェイティアンの細工、か? 生憎、それがしには見当もつかんが……。 [Wed 28 Nov 2007 03:22:14]
◆チカ=イ > (苦笑する兄をみて、くすくすと笑う。 )まだ慣れないの? 「兄先生」って。 寝るときの「兄様」もやめようかなぁ。 (膝の上の木屑を地面に落としながら、愉快げに肩を揺らす。 ――娘の膝の上にあるナイフは、柄に複雑な模様が刻まれている最中のようだ。) うん。 そーだよ。ヴェイトスの標準語の歌じゃないしね――……今日、歌ってあげようか?兄先生の横で。 (悪戯をしかける猫のような笑み浮かべて見上げ) んと…もうちょっと、これ。彫ったらはいろうかなーっておもってる。 (と、隠す事無く、抜き身のナイフの刃の方を持って、「柄」を見せた) [Wed 28 Nov 2007 03:17:04]
◆間空宗政 > ああ、ただいま。……む、やはり――兄先生か。……慣れんなぁ(やれやれと苦笑いをしながら、頭を掻いた。 村の人からは若先生と呼ばれ、彼女からは兄先生。 ……先生と呼ばれても、何だか――ううむ、と唸ってしまうわけだ。 自分の実力には分相応ではないか。 ――まぁ、その実力を理解した上で、道場を開いたわけだが、まあ……仕方あるまい)子守唄、か。……やはり言葉も違えば、唄も違うのだなぁ。 ――と、しかし、チカ。それがしの上着を羽織ったからといっても、それでは些か寒かろう。 ……風邪を引かぬうちに、中に入った方が良いのでは――と、うん?(そうして気がつくのは、膝の上のナイフ。 ――そういえば、帰ってきたときに、そんなものをつけていたような気がするが――はて) [Wed 28 Nov 2007 03:09:59]
◆チカ=イ > あ―――。 (後ろから聞こえる声に振り向いた。 歌を聞かれた事と、いつの間にか帰ってきて居た事に驚いて、目を丸くして) ご、めんなさい 兄先生、帰ってきてたんだね。 挨拶――…んと。 お帰り、兄先生。 ……んと、こ、子守唄を、教えてもらったの。ん。 [Wed 28 Nov 2007 03:03:43]
◆チカ=イ > (寝巻き姿に、主の上着を拝借して肩に引っ掛けたくらいじゃ、やっぱり寒い。 体がココの気候に慣れている証拠だろうか。 膝の上に散った木屑を払い落としながら、もう一度手を擦り合わせた) ――………。 (夜の息を吐きかける神様が、私のしている事を珍しそうに眺めている。) (だから、「寒いからあっちへいって」とお願いするための歌声だったのだが―― 言葉が通じるとわかると、夜の息を吐きかける神様は、余計に自分の周りから、はなれなくなった) ……もぉ。 (膝の上には、昨日買ったナイフが転がっていた) [Wed 28 Nov 2007 03:00:09]
◆間空宗政 > (内側から外側へ。 娘が外に出ているうちに家に帰ってきたのか、はたまた最初からいたのか。――彼女の義兄である若侍は、そんな事を言いながら窓を開けて、外へと語りかけていた。 ――ちょっとヴェイトス市に遊びに行ったかと思えば、色々と買い込んできた彼女。 出逢ったばかりの頃とは違い、年相応に振舞うようになった事は喜ばしいが――そんな調子で散財していったら、いつになっても解放できんぞ、なんて見当違いの心配をしていたりもする。 言葉には出さないが)……チカが歌うのは、初めて聞いた。――聞いたことの無い言葉だが、故郷の言葉か?(そして正直に言えば、不思議な響だ、とも思う。 生憎と趣味人ではないから、唄の良し悪しなぞはわからないが――嫌いではない、とも) [Wed 28 Nov 2007 02:59:59]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――初めて聞いたな。』 [Wed 28 Nov 2007 02:55:14]
◆チカ=イ > (縁側に腰掛けて、見上げる空は、高く、遠く――冬色の空に、ほぅと息を吐きかけた)――― 息が白くなる。 (両手に息を吐きかけて、仄かに暖かくなる指先を、擦り合わせた) [Wed 28 Nov 2007 02:52:50]
◆チカ=イ > (月は今日も綺麗だ) [Wed 28 Nov 2007 02:47:17]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(歌声は、高らかに)』 [Wed 28 Nov 2007 02:41:23]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 魔女はあの日々を、生涯忘れることはないだろう )』 [Tue 27 Nov 2007 21:56:35]
◆ナキア > ( ―― ただ、 ) …さて、今月はなんにもサバトはなかったですけど。 来月のユールの準備を、はじめないとです ねー ( 直前になって慌てるのは困りますし、と 魔女は、微笑んで使い魔に語りかける。 ) [Tue 27 Nov 2007 21:55:58]
◆ナキア > ( 雲が流れ、晴れたそら。 遠く高く、煌く星々と欠けゆく月の光。 吸い込んだ澄んだ空気に肺が冷えて小さく咳をこぼした ) … ( しにゆく、つき。 しにゆく、きせつ。 しにゆく、 … 。 ) ( あぁ、月がめぐる。季節がめぐる。としつきが、めぐる ) ―――― ( いちねんが、たった ) ( そう、去年のソーウィンとユールの間だった。ウィッカンでいえば、ちょうど弱った太陽が休息している間のことだった ) ( すぐ昨日のことのようにも感じるし、ものすごく遠い日の出来事のようにも思える ) [Tue 27 Nov 2007 21:48:42]
◆ナキア > ( ぼんやりと、空を眺めながら、 ) ―――― ( もしも ) … ( 彼女が己の手紙を受け取って、それを読んだのなら。 彼女は何を思うだろう。 ) …… ( 添えた香り袋―祭壇に使った白い布と、葬儀式で用いた香とで作った―に、何を思っただろう。ソレに添えたカードに、こめた思いは受け取ってもらえるだろうか? ) ( 吐息が、夜風に流れる ) ( 吹く風の寒さに、魔女は少し身を縮めた。 ) [Tue 27 Nov 2007 21:29:31]
◆ナキア > ( 旅に出たあの人から、連絡はまだ何もない。彼女はみつかったのだろうか、会えたのだろうか、それともまだ捜し彷徨っているのか。 ) …お二人とも元気だといいですけど。 ( 心配げに、息をつき ) …ね、けるべろす? ( 視線と共に同意を求めるかのような言葉を右側にいる使い魔に投げれば、黒い犬はくぅんと曖昧なへんじ。それに少し笑って、魔女は薬草を入れた籠を握りなおした。 ふと、再び空へと視線を向ければ雲がゆるり と。幾枚も重なった薄いヴェールを剥ぎ取ってゆくかのよう、少しずつうすくなって夜の風にゆぅるり、流れてゆく。 …もうしばし経てば、星も月ものぞめるだろう ) [Tue 27 Nov 2007 21:10:24]
◆ナキア > ( 見上げた先、雲が空を覆い隠している。雨が降るのか、降らないのか。微妙なお天気 ) …ただでさえ、お洗濯物が乾きにくいのに。困るのです、よー… ( へふ、と 吐息まじり。 干すのが遅くなれば乾ききらないし、取り込むのが遅くなればもう冷たくなっている。冬のお洗濯は大変。もちろん干すだけじゃなく洗うのも、水は冷たいし手が荒れてしまう。 …冷たくなった指先、軽く両手を寄せて息をはきかけた ) ( 魔女は、いつもの森に薬草を摘みにいった帰り道。傍らには、黒い犬がつき従う。 ) [Tue 27 Nov 2007 20:55:16]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『――― ( 月は、みえない )』 [Tue 27 Nov 2007 20:41:31]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 [Sat 17 Nov 2007 23:36:43]
お知らせ > チカ=イさんが退室されました。 『(「仕返ししたくないか」)(誰に?なんて問うまでもないこと)』 [Sat 17 Nov 2007 23:31:50]
◆チカ=イ > …………………うん。( 笑う兄とは違って、つまらなそうに唇を尖らせる妹。) だんだん寒くなるね―――…今日の夕飯遅れた代わりに、明日の朝ごはん、がんばるね。 …兄先生。( 手に握った巾着袋が、妙に重く感じて、少し遅れて歩く。)( さて。 )( 僕は、この日、唐突に剣を習いたいと言い出した。 その理由を、今でも覚えてる。 ――僕は、この日、ふと耳元で囁かれたんだ。 とっても単純な一言を。 ) [Sat 17 Nov 2007 23:31:09]
◆間空宗政 > ………………では、薪を分けてもらって、それから食事にしようか(くっく、と楽しげに笑って――それからのんびりと歩き出そうか。 兄と妹。 この関係が――真実、そうであったら、と。ぼんやり思いながら) [Sat 17 Nov 2007 23:25:37]
◆チカ=イ > (撫でられると、くすぐったそうに肩を竦めて、兄の体に顔を埋める事で逃げようとして) む。 (口調を真似して) ……じゃあ、寝る前だけ「兄様」って呼ぶ。それ以外は「先生」 (悪戯を思いついた子供のような声で提案し――ていたら、くぅ、と腹の音が) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(先ほどとは別の意味で顔が上げられなかった。 耳が赤いのが、その理由) [Sat 17 Nov 2007 23:19:09]
◆間空宗政 > ……そうか。 ――まあ、帰る時期は、すきに決めると良い。それに――いずれにせよ、もうしばらく先になるであろうし、な(そう言って笑いかけ、彼女の身体から離した片腕で、くしゃくしゃと頭を撫でてやる。 奴隷の焼き印――実際に解放された後も、それを何とかせねば『何であったか』はわかってしまう。どうにかする方法を考えねば)む……。やはり、そう呼ぶのか? ……むぅ。――……チカからは、兄と呼ばれたいのだがなあ(なんて、苦笑い) [Sat 17 Nov 2007 23:11:25]
◆チカ=イ > (離れるのが惜しいとでも言うように、緩く主の体に両腕を回したまま、見上げて――― 首をまた横に) 今の状況で帰っても、 悲しませるだけだとおもうんだ。 (肩のシルシをみられたら、自分がどういう状況であるかばれるだろう。 物に成り下がった娘をみて、部族長がなんというか。 両親がなんというか、兄弟がなんというか。――予想できるだけに) ……だから、うん。ソレは、もうちょい先延ばし―……かなぁ。 それに、兄様を「先生」って呼んで、恥ずかしくならないように訓練しなきゃいけないし。 (くすくす笑う) [Sat 17 Nov 2007 23:03:27]
◆間空宗政 > ……………。(自分が娘を買ったことは、良かったのだろうか――とは、常に考えていることだ。 ……もっと悪い主は確実にいただろう。だが、良い主人もいた筈だ。 考え始めればキリがないのは理解していても、やはり考えてしまう。 だけど――)(――こうして娘が抱きついてくれるのならば、或いは……自分でよかったのだろうと、そう思う)……あと――よければ、一度……故郷の方に行って見るか? 里帰り、という事になるのだろうが……(それとも解放されるまで帰りたくないと、そう思うのだろうか) [Sat 17 Nov 2007 22:57:04]
◆チカ=イ > (兄の――いや、兄として振舞ってくれる主の背中に回した手が、熱を帯びて、主の体を掻き抱く。主の胸に顔を埋め、ただ、体温を伝えた。鼓動を伝えた。) ―――― ………。 (これでいいんだ、と伝える為に、首を横に振る。 自分の体を抱いてくれる、主の腕が心地よかった。 主の胸に直接耳を当て、そこから聞こえる主の声に、瞳を細め、静かに深呼吸を繰り返す。 畑仕事をしてきた後の、主の体の匂いを吸い込んで) ありがと。 た―――大切に、使う、ねー…。 (僅かに顔を上げて、小首をかしげる) [Sat 17 Nov 2007 22:50:55]
◆間空宗政 > (わかっている。少なくとも、こうして金を渡すこともなく凡庸に過ごしていれば、彼女が如何なる存在か、考えなくても済むということは。 でも――そのままでは、彼女は永遠に奴隷のままだ。 解放すると約束した以上、それを違えるわけにはいくまい。 だから、と。……青年は、その巾着を渡したのだ)……すまんなぁ。 ――こういう方法しか、思いつかなくて……(抱きついてきた少女の身体を、抱き返す。――彼女は奴隷であり、義理の家族でしかない、が――それでも、自分にとっては大事な、家族である。 だから、躊躇は無かった) [Sat 17 Nov 2007 22:42:41]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 [Sat 17 Nov 2007 22:37:51]
◆チカ=イ > (解った。 その巾着袋の中身がわかるからこそ、笑顔も、言葉も、全て消えた。 掌の上に乗った重さと、主の言葉を聴く。) ――――― ………。 (わけのわからない感情が、ぐるぐると渦巻いて、目頭を熱くする。 喉を熱くする。 感謝とも違う、歓喜とも違う。 「ありがとう」 では、伝わらぬだろう、この気持ちをなんと呼ぶのだろう。 ――そして、同時に――自分が「何」であるかを、改めて自覚する瞬間でもある。 プラスとマイナスの感情が、娘の頭の中を真っ白に染めて) ―――――――― ………… ごめんなさい。 (乗せてもらった巾着袋を握り締める事も出来ず) ありがとう 。 (言葉にすれば、その二言しかでてこない。 )( 兄の腕に絡み付いていた腕が解かれる。 だが、兄の側を離れるわけじゃない。 正面にまわって向き合い、そぅ、と兄の体に両手を回して、抱きつかんと) [Sat 17 Nov 2007 22:12:32]
◆間空宗政 > ……九月の――七日か。チカと出会ったのは。(それから、もう二ヶ月だ。――彼女を家に帰してやる。開放してやると決めてからは、一ヶ月くらいだろうか。 色々考えて、結局、こういう形になったわけだが――懐に手を入れると、中から巾着袋を取り出した。 若干の重さがあるそれを、チカの掌に乗せてやる。 カチャカチャという金属音。そして手の上に乗せた感触から、すぐに中身が貨幣であるとわかる筈だ)二月分の――どう呼べば良いのか、それがしにはわからんが……そう、小遣いとでも呼ぶのが良いのか。(思案しながらも、チカの手をとって、それを握らせてやろうとし――)中に十万エンが入っている。……つまり一月で五万エン、か。――チカが十分に働いてくれて、それがしも助かっておるから、な。……それがしの気持ち、だ(それは好きに使え、という意味だ。――そう、如何なる行為に用いても良い。 たとえば服を買う。 たとえば美味しい物を食べる。 そして例えば――)……こういう形にするのが、一番だと思うのだが……どうだろうか?(――貯蓄して、自分を解放する資金にしても良いのだ)(そう言って、青年は微笑んだ) [Sat 17 Nov 2007 22:02:38]
◆チカ=イ > (気がつかなかったら、気がつかないままで良い。 聞いてはいけない事のような気もする。 隣を歩く主が、こうしてのんびりと歩いている事の方が大切だから) どーじょー でどこまでいけるか!を、試すんでしょう?「先生」って呼ばれたくらいで、恥ずかしがっちゃ駄目だよ! ――これから「兄様」じゃなくて「先生」って呼ぼうかな。 「先生」って呼ばれるのに、なれるためにも。 ―――…? (手を出せといわれたら、素直にぐるぐるに布を巻かれた掌を出す。 もう片方は、兄の腕に巻きついたままだ。) [Sat 17 Nov 2007 21:50:34]
◆間空宗政 > まあ、出て行かなければならない、と決まっているわけでもないが。――後は、そうだな。……道場を始めて、何処まで行けるか、というのを試してみたくもなった(そう言って笑う青年は、腕の力が緩んだことに気付かない。 ただのんびりと――そう、いつもの様に――会話を続けているだけ。 だから、娘の疑問にも気付かない。)ああ、構わぬよ。それに――やはり、習っておいて損はあるまい? どんな知識、技術であっても、な。…………しかしやはり、先生と呼ばれると、こそばゆいな(ぽり、と頬を掻く。――なんともまあ、無邪気にはしゃぐものだ、と微笑ましく眺めながら、自分の習得した技術で喜んで貰えるというのは、己にとっても喜ばしい事なのだと、再認識をする。 ――と、そう言えば、中々切り出せなかったのは此方も同じ、だったが)……チカ。すまぬが、ちょっと手を出して貰えぬか? [Sat 17 Nov 2007 21:45:21]
◆チカ=イ > 成る程ー……寂しいねぇ。一番上のおにーさんがお嫁さんもらったら、他の兄弟は、出て行かなきゃダメだなんて。 ――――…… ・・・( だから、この人は、僕を買ったんだろうか)・・・。 (ふと、思い浮かんだ疑問は、音にする前に、飲み込んだ。ただ、絡んだ腕が、僅かに緩むくらい) ――― 。 (余計な事を考えそうになったから、緩く首を振って、色々な事を振り払い) ほんと?いいの? やった! ありがとぉ! (子供のように喜んで) ん、ちょっと前から、考えてたんだけど、言い出すタイミングのがしてたんだよね。 でも、これで、きっと薪も綺麗に割れるようになるよ。絶対! ――やった♪ ――じゃ、掌が治ったら、早速お願いします、先生。(にへ、と顔を緩めた) [Sat 17 Nov 2007 21:35:50]
◆間空宗政 > ああ、いや。――別に疚しいところがあるわけでは御座らん。良い家族だと思うておるし、多分、心配もしてくれているだろうから、な(慌てて此方を見上げる娘の姿に、大丈夫、と頷き――どう説明したものかな、と顎を撫でた。 まあ、あまり複雑なことでもないのだが)家を継ぐ――つまり、一族の次の長になるのは、長兄殿でな。それがしのように次男、三男は家を出るのが――まあ普通というか、そういうモノなのだよ。長兄殿が子供を持つよりも前に亡くなれば、それがしが家に戻らねばならぬだろうが……それも、次兄殿の次、だな(ようは単に独り立ちをしただけ、という事だ。 最後にそう言って纏めると――続く少女の“お願い”に、驚いたように目を見開いた。 別に女子の学ぶものではない、などと言う気はない。実際、先日には女武芸者と立会いもしたのだから)別にそれがしは構わぬ、が――また急だな。 ……まぁ、鼠人の事件もあるし、身を守る術はあったほうが良いだろう。 ――うむ。構わんぞ。 [Sat 17 Nov 2007 21:19:50]
◆チカ=イ > 三人も居るんだ。じゃあ、兄様が一番下なんだね…!意外だなぁ。 兄様、時々村長さんみたいなこと言い出すから、てっきり…………一番上のおにーさんだと思ってた。 でも…一人でヴェイトスにきて、他の兄様達や、パパやマムはー心配してないの? …あ、(ぱ、と腕から顔を離して、見上げ) 聞いちゃいけない事なら、言わなくて、いい。うん。 ( 頷く兄様をみて、娘は穏やかに笑う) 今度ね、兄様の「剣術」を、教えてほしいなーって。 一人でおうちでまってると、ちょっと怖いとき、あるんだよね。 だからね、ちょっとだけ、教えてほしいなーって…だめかなぁ?真面目にやるから! [Sat 17 Nov 2007 21:05:57]
◆間空宗政 > 兄が二人と、姉が一人。――次兄殿は、仏門……僧侶だな、あちらの方に入ってしまったから、今はおらぬ、が――さて、長兄殿と姉上はなぁ(困ったように頬を掻くあたり、どうにも頭が上がらぬらしい。実家に戻れば間違いなく、この娘の望む姿見ることができるだろう。 いつまでもふらふらして、というのは道場を開いた、という事実で多少は何とかなるだろうが――今度は世帯を持てとか言い出すのではなかろうか。まったく、と困ったように呟いて)そうだな。先に薪を貰って―――と、うむ。……なんだ、どうかしたか?(娘と共にのんびりと。からころ下駄を鳴らして歩いていれば、唐突な“お願い”。 構わないから言ってみろ、と頷きを一つ。彼女の言葉を促そうか) [Sat 17 Nov 2007 20:55:18]
◆チカ=イ > (続き)(兄の手を引き、隣へと足を向けかけた、その時) あ―――――ねぇ、兄様。 ソレとは別に、ね?一つ、お願いがあるんだ。 (娘は「何か」に囁かれ、唐突に思い出したかのように、切り出した) [Sat 17 Nov 2007 20:52:42]
◆チカ=イ > 兄様の兄様…! なんだか想像がつかないや。 僕の兄様は、兄様だし。 兄様が兄様に甘える光景も想像できないし。 ……あ、でも、兄様が、兄様に怒られるところは見てみたいかも。(にんまりと唇の端を得意げに吊り上げて、内心で舌を出す。 絡み付いた腕に、頬を寄せて)――じゃぁ、家に入る前に、お隣さんにいこー? [Sat 17 Nov 2007 20:47:01]
◆間空宗政 > ああ、成る程。…………んー、いや。誰にでもできることではない、と思うぞ? ヴェイトス市で暮らす者ならば、薪を割ったことはないだろうし……そういえば長兄殿は、やはり薪割りの経験は無かったような――まあ、ともかく、誰でもできることではないから、少なくともチカを怒ったりはせんよ。 それがしは単に、力で割っておるだけだ。(薪割りそれ自体の技量は然程ではない。薪割りの達人、というわけではないが、たとえば優れた剣術家なぞが薪を割ると、まるで鏡のような断面になるのだとか。 そんな域までは、とてもではないが――と苦笑い)(腕にしがみつかれても、懐かれた……或いは親愛の表れならば、悪い気はしない。 青年は未だ知らない「学者」と同様の道を歩き出しているわけでもあるが……なに。兄妹であるならば、気にする事ではないだろうし――正直、少し嬉しくも思うのだ。 なんでもない、と首を左右に振った)ほう、ぴくるす――というと、漬物か。此方では酢で漬けるのだったかな? (食べたことこそ無いが、興味はある。ましてや妹の作ったものとなれば否と答えるはずもなく、楽しみだ、と味見を承諾した)無論、頂こう。――そうだな、上手く漬かっていたら、お隣さんにお裾分けをしようか。 薪のお礼だ、と言って。 [Sat 17 Nov 2007 20:38:42]
◆チカ=イ > んんんんんん。 そう言われると、そうかもしれない。 でも、誰でも出来る簡単な事が出来なかったら、やっぱり怒られるかなーって思ってたの。 兄様の薪割りは、とっても簡単そうだったし―……実際やってみたら、難しいなんてものじゃなかったけど。(むぅ、と頬を膨らませた)(意識して、触れるのを避けていたわけじゃない。 元々、スキンシップは激しい方だ。 かつて少女と共にいた「学者」も、最初こそ「蛮族の娘」と蔑む気持ちもあったが、娘のスキンシップに情に絆されたとか。 ――そして、意識して避けていたわけじゃないからこそ、ある程度慣れたら、今のように)―――どしたの? (驚いた顔を見せる兄を見上げて、首をかしげ) ……お隣さんに、薪を分けてもらって、そしたら、暖かいご飯たべれるし、みそしるとー…あと、川魚干した奴に、うん。 あ、あとね。ピクルスを教えてもらったの。(食の”胃”文化交流。和食にピクルス。) 上手く出来たかわからないけど(味見してない) 食べてみて。 (兄に味見をさせる宣言) [Sat 17 Nov 2007 20:24:21]
◆間空宗政 > (どうして娘が笑うのか、青年にはとんと見当がつかない。――が、先ほどまで申し訳無さそうな顔をしていたのだ。それに比べれば、理由が何であれ、笑顔のほうが余程良い。 戸惑いながらも、どこか満足げに頷いて)それがしみたい、か。……さて、似ているかどうか、考えた事は無いが――傍から見れば、そうだったのやもしれぬなぁ。 ……しかしな、チカ。初めてやった事で、それが「ダメ」かどうかなぞ、わかる筈も無かろう? 何度もやって、それでも上手く行かないなら「ダメ」と判断しても良いだろうが……そもそも、最初から何でも上手く行く方が奇妙だ。――と、それがしは思うておる。……チカは違うのか?(問いながらも、彼女の言葉には頷きを返す。きちんとしたやり方を覚えれば、すぐに上達するだろうと思うし――そうでなくとも斧を放り投げてしまうことは無くなる、筈)(……そして、その仕草に一瞬、驚いた。 確かに随分と会話もするようになったし、心も開いてくれたと思うが――こうして彼女の側から触れようとしてくるのは、初めてじゃあなかろうか)……ああ、お隣の――。そうだなぁ……沸けてもらおうか(別に仲が悪いというわけでも無し。逆に頼らない理由が無いのが、こういう小さな共同体の良い所だ。今度、何かしらのお礼をせんといかないだろうが――そういった事の積み重ねだって、交流なのは違いない) [Sat 17 Nov 2007 20:12:16]
◆チカ=イ > (なんだか、怪我をしたことよりも、今のぐるぐる巻きの状態の方が作業し辛いかもしれない――とは、思ったけれど、兄様の顔を見たら、それでもいいか、と思えてしまう。 髪の毛をかすかに揺らしながら、くつくつと笑って) ……じゃあ、兄様の家族は、みーんな兄様みたいなのだね。 僕、てっきり「ダメなチカ」って、呆れられると思ってたもの――…うん、お願い。毎回毎回笑われるのも、からかわれるのも嫌だし、手斧を兄様になげつけるのも、ヤだし――…ん。 (兄様が立ち上がるのを見上げ、立ち上がった兄様の足を”わざと”掴んで、立ち上がる。 ) 怒る兄様は見たくないから、ちゃんと覚えなきゃ… って。 (兄の腕に絡んで、見上げ) 僕はそれでもいいけど、兄様はそれでイイの? んと――…どうせなら、お隣さんから、分けてもらってくるよ。 [Sat 17 Nov 2007 20:01:43]
◆間空宗政 > それ見た事か。……掌は仕事にも使うのだし、怪我をしたままでは拙かろう?(そう言って手拭いを巻きつけていく、のだが――手際はあまり良くなかった。単純に言えば不器用なのだ。本人は丁寧に巻いているつもりなのだろうが――ぱっと見は、布をグルグル巻きつけて適当に縛っただけ、のように見えるだろう。ばつが悪そうに、頬を掻いた)……と、いうか、そういう風に育てられたな、それがしは。――初めてやった事で失敗するのは“当たり前だ”、と。 それが優しいかどうかはわからぬが――……。 まあ、今度にでも、きちんとしたやり方を教えようか。 それでも失敗したら……怒るやもしれんな(そう言って笑いながら立ち上がる。 なら――軽くならば、夕食も作れるだろう。いくつか乾物なぞもあったろうし)朝の残りの冷や飯に湯をかけて、味噌でも混ぜてしまおう。簡単だが、まあ……其処まで大層なものを食べる気もせぬだろう? [Sat 17 Nov 2007 19:54:02]
◆チカ=イ > う? ――や、やだな。これくらい、大丈夫だよ――んっ…ぁたたたたたたっ…(掌に巻きつけられんとする布を断ろうと、反射的に引こうとするが、その動きが裏目に出た。すりむけた部位に擦れて、涙目に。 結果、大人しく掌を差し出すことになろう) …………。 (兄の言葉に、押し黙る。 呆れられるかと思っていただけに、気まずそうに視線を逸らし) 兄様は、お家でも、そんなに…こーだったの? …その、優しすぎるっていうか。 ――…(湯は沸かせると、頷きつつ) [Sat 17 Nov 2007 19:47:08]
◆間空宗政 > ……む。掌か――放って置くのも不味いな(気にするな、と娘に告げながらも、掌を舐める仕草には心配そうに。 やはり女子であるならば、身体に傷が残ってはいけないだろう。懐に手を入れて、手拭いを引っ張り出す。――もちろん、農作業のときに使っていたのとは別の、予備の代物だ。 真新しい木綿のそれを、娘の掌に巻きつけようとするが)そうか……。いや、それがしが気付いておくべき事であった。すまん。……それに、やった事がない事を試すのは、褒められてしかるべきであろう? ――また次、頑張れば良いのだから(だから、失敗したことに対しては怒るつもりは毛頭無かった。むしろチカは良い子だな、と褒めるように――唇を尖らせて言い訳をする娘に笑いかける。 とは言え、薪が無いのは事実なのだし……となれば――)ふむ。……湯を沸かすくらいならばできるかな? [Sat 17 Nov 2007 19:39:58]
◆チカ=イ > (次は期待してみよう。兄様の抜刀術。) (兄様の心配そうな顔が、目の前に。 申し訳なさそうに眉を下げて、ターコイズブルーの瞳が、控えめに伏せられた) 僕は大丈夫ー…かな? あー……うー…お尻が痛いのと、ちょっとすりむいた程度かな。 掌。 (とうとう皮が剥けてしまったらしく、掌の一部が赤い。ソレをぺろりと、猫のように舐める。) ごめんね。昨日、薪が無い事、わかってたんだけど、出来るかなーって思ってたの。 んと、で、えーと…そっち(薪割り)も、まだー…… だって、おかしいんだよ。 兄様と同じようにやってるのに、割れないし! (兄の大きな掌が、髪の毛をかき回すのを受け入れながら、上手く出来なかった事誤魔化す。 唇を子供のように尖らせ) [Sat 17 Nov 2007 19:29:08]
◆間空宗政 > (さすがに刀がへし折れます。 刀の無い侍なんて、もう農民になる以外ないじゃないですか。 ……既に農作業に従事している時点で、それも良いかなあ、とか思ってしまったが。 閑話休題)い、いや。さすがに、まあ――当たらなければ、どうという事はないが……さすがに斧を振り回して倒れるのは――それがしからすれば、大怪我でもしたのかと不安になる(地面の上に座り込んだ娘の顔を、しゃがんだ青年が覗き込む。――どうやら怪我はしていないようだし、額やらを打ってもいないらしい。――安心した、と心底から思う。 まったく、あまり兄に心配をかけさせるものではないろうに――と思う一方で、そう考えている自分に気付いたのか、少し照れくさくもなる。 それを誤魔化すために、くしゃくしゃと彼女の頭を撫でようとして)む。……まあ、夕餉の支度が済んでいないのは――仕方ないとして。見たところ、薪が切れたのか? [Sat 17 Nov 2007 19:22:23]
◆チカ=イ > (兄様がここで、抜刀術とか披露していたら、別の意味で腰を抜かしそうです。ギャグテイストに偏るなら、頭の天辺の髪の毛を(ry) なんてことも無く、木の塀に突き刺さっていた斧が目に飛び込んできた。側には兄様が呆然と!) だ、だ、大丈夫って、兄様のほうこそ大丈夫?! わ、わざとじゃないよ!ちょっと、こぉ――からかわれてっ――ムキニなって、そのっ――薪割りをね?! えっと …大丈夫?! (駆け寄ってくる兄に、此方は、此方で慌てて、仰向けから、地面の上にぺたりと座り込む形で見上げ) あ、あの、あのね、あとね、まだ夕飯できてないんだよ。 [Sat 17 Nov 2007 19:13:20]
◆間空宗政 > ……………………。いや、さすがに講談の主役でもなければ、無理だろうこれは。(すっぽーんと投げっぱなしで飛んできた斧。それは青年のすぐ脇を掠めて、近くの木塀に突き刺さっていた)(無理です。 というか普通に危ないです。 死にます。 抜刀術で切り落とすとか無理です。 主に質量的な意味で)……チカの方は怪我は無いか? その――ずいぶんと派手に転んでしまった、ようだ、が(ともあれ、ちょっと呆然としつつ斧を眺めていたが、われに帰れば、気になるのは娘の事だ。 あわてて彼女のほうへと駆け寄ろう) [Sat 17 Nov 2007 19:07:15]
◆チカ=イ > (予想外の声に、力が抜けそうになった) へっ? (慌てて変な風に力をいれた所為か、手斧が思ったよりも簡単に、薪から抜けて) ぁ、わぁっ?! (すぽーんと手斧の重さに振り回され後ろぶっ倒れる) ――――― ったぁっ…あたた… ぁー…。 …お帰り、兄様ー…。 ぜんぜん気がつかなかっ…あれ? …… あれ? (手斧が側に無い。 握っていたはずの両手にも無い。 あれ?) …………。 (おそるおそる、自分の後ろを覗く。 木の塀があるなら、そこにダーツのように突き刺さっている事だろう。 塀がないなら、彼方へふらいあうぇいー) [Sat 17 Nov 2007 18:59:42]
◆間空宗政 > (吹きすさぶ風も、ずいぶんと冷たくなってきた今日この頃。出稽古にヴェイトス市に赴いていた分、今日は一日中、みんなの作業を手伝っていた青年は――最近、すっかり手になじんだ鍬を肩に担いで、其処に立っていた。 何やら家のほうから声が聞こえてくると思えば――やれやれ。 口元に浮かぶ笑みは、頑張る妹の姿を見守る兄のそれだ。)……頑張るのは良いが――まあ、ともあれ、お手並みを拝見させてもらっても良いかな? それがしがおらぬ時に、薪を割らねばならぬような状況も、あるかもしれん(なら練習しておくに越したことはあるまい、なんて。彼女が薪を割ろうとするのを眺める体制。――それとも、此方に割ってくれと頼むだろうか? それはそれで問題無い。……妹に頼られるのは、兄貴分としては悪くないのだし) [Sat 17 Nov 2007 18:53:15]
◆チカ=イ > あー…!もぅ!いい! お隣の人に分けてもらお。 うん。 薪割りはあきらめるのがいいって、わかったんだから、いいんだよ! いいの! (耳元でカラカラ笑い声が聞こえたから、自分に言い聞かせるように、断言した。) ――――…よし、じゃあ・・・・・・・・・えーと…… 夕飯の支度、しよっー・・・・と・・・・・。 (妙なオブジェのように、薪割り台の上に突き立つ、手斧を暫く見つめて) ・・・・・・・・・・・・。 (最後の挑戦だ!と、 手をかけ、踵を薪に沿え) [Sat 17 Nov 2007 18:47:39]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――ずいぶんと楽しそうじゃあ、ないか』 [Sat 17 Nov 2007 18:47:36]
◆チカ=イ > (ついでに両手を押さえて悶絶する。 手首にぶつけた時の振動が、もろに響いた。 目尻に涙を浮かべて、尻尾を掴まれた犬のように、ぱたぱた駆け回って) 〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!! (地団太踏んだ) (ら、屋根の上でぐるぐる回ってた、遠くの鳥の声を運ぶ神様が、自分を指差し笑ってた) わ、わらうな!!わらうなー!! きーっ! Li l Ra te hs !!!! (顔を真っ赤にして屋根の上に向かって怒鳴りつけると、からから笑いながら、神様が遠のいた) [Sat 17 Nov 2007 18:39:07]
◆チカ=イ > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(抜けそうに無いほど深く嵌った手斧と、やっぱり割れない薪。) [Sat 17 Nov 2007 18:34:55]
◆チカ=イ > (結果は) [Sat 17 Nov 2007 18:34:13]
◆チカ=イ > (手斧に両手を添えて、改めて握る。乾いた木に食い込んだ刃は、簡単に抜けそうにない。 足をかけて) ――― んぬー! (ミシ、と木が爆ぜる音が聞こえる。が、刃が上下にぐらついた)…… お ? (これなら、持ち上げて叩きつければいけるんじゃなかろうか。 踵を下ろして、改めて斧ごと振り上げる。 ぱらぱらと木屑が散って) よ っ (高々と掲げて) えいッ!! (勢いよく振り下ろす!) [Sat 17 Nov 2007 18:32:10]
◆チカ=イ > (切り株の薪割り台の上には、手斧がつきたてられた薪候補が一本、鎮座していた。手斧の刃は、突き立って入るものの、薪を割るところまでは、まだまだ…と言った具合だ。) ――― みてると、こーんこーんこーんって簡単そうに割れるのに! (何時も使ってる薪のサイズになる前に、自分の掌の皮が剥けそうだ。) 早めに兄様にいっておけばよかった。(自分で出来るだろうと、薪の残数が少ないことを兄に報告していなかったのだ。 しかも、昼間の雑用を先にしたため、釜戸の火がまだだ。) …これは、お隣さんに分けてもらったほうが早いかも。むー! [Sat 17 Nov 2007 18:23:25]
◆チカ=イ > むー。 (赤くなった両手を見つめて唸る) [Sat 17 Nov 2007 18:14:29]
お知らせ > チカ=イさんが来ました。 『(まきわり)』 [Sat 17 Nov 2007 18:12:32]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『「アイツ」の「あの」笑い声を忘れていないんだ』 [Fri 16 Nov 2007 02:16:12]
◆チカ=イ > (そう、 僕は、きっと ―――-・・・・・・) [Fri 16 Nov 2007 02:11:19]
◆チカ=イ > (自分の主は、嘘をつかない人だと思う。 奴隷の自分を「妹」として扱い、事実、彼は兄のように振舞ってくれる。 彼は、優しい。 彼は、悪い人ではない。 だからこそ、そんな主を見るたびに、思う。 このまま 平穏な日常に帰ってしまっていいんだろうか と。 ) ―――……… Lut Li Ch a Telu ――― …… (まとわりつく、「風」が心地悪い。悪いものが側にきているのが解る。 掌でパタパタと払いながら、歩調を速める) [Fri 16 Nov 2007 02:10:59]
◆チカ=イ > (「学者」は、死んだ。 僕はアイツの所為で奴隷ギルドに売られた。 じゃあ、「アイツ」は、いま、どこで、なにを しているんだろう ) …………。 (今、こういう生活ができるのは、本当に幸運だったからだとしか言えない。 毎日ご飯を食べる事が出来て、優しい主人の世話をして――…村の人の手伝いをして、疲れて帰ってきて、他愛ない雑談とともに、寝床へ。 他の奴隷に比べたら、どれほど幸せな事か。 ――だけど僕は、なぜか、この生活を甘受することができない ん、だと) 思う ? (ヴェイトスの灯が、微かに揺らめいた気がした) [Fri 16 Nov 2007 02:06:08]
◆チカ=イ > (今年の冬は、此処で年を越す事になるんだろう。――この土地で。) ………元気かなぁ。 (学者が生きていたころは、手紙のやりとりをしていたのだけど―――今は、その手紙すら出せずに居る。 自分の現状を知られたくないと思う気持ちもあるのだが――…) …………。 (どうしてだろう。「まだ」自分はこのヴェイトスにいなければいけないと、思っている) [Fri 16 Nov 2007 02:01:34]
◆チカ=イ > くるくるとカールしてるのは、生まれた時に悪戯されるからだなんて。 (本当に妙な会話をしていたらしい。 ) ……でも、あと一週間くらいで、もっと寒くなるのかぁ。 薪、多めに作っておかなきゃ。 後――……んー…寒くなる前に、あの辺の掃除もしておこー…っと。 うん。(もう少し先まで歩けば、村とお外を区切る柵が見える。 ――柵。) ………。 (そこまで行けば、ヴェイトスの町の灯が遠くに、本当にちらりと見えるのだ。) ………ヴェイトスー…。 [Fri 16 Nov 2007 01:56:53]
◆チカ=イ > (もし――言語「神魔」を理解するものがいたのなら、娘がどうでもいいことを尋ねているのが解るかもしれない。 そう、本当にどうでもいい、雑談レベルの疑問を、思いつくまま尋ねているのだ。 いうなれば、散歩途中の暇つぶしのようなものだ。 そんな調子だから、夜に漂う数多の神々も、娘の問いかけに答えるものは少なく、会話として成り立っているとは言えなかった。 )――― lu Lu LA lA lY ―――…… ( 返答を待つかのように、一拍、二拍 目を閉じる。 ざぁ、と、吹き抜ける風が、娘の頬をかすめ) ……豚の尻尾 かぁ。 言われてみればそうだねぇ。 うん。 おかしい。 [Fri 16 Nov 2007 01:51:49]
◆チカ=イ > (静まり返った村の中を、村外れに向かって、ゆっくりと歩いている。 ――農夫が多い村だから、この時間になると殆どの家は消灯し、朝日が昇るのを、じっと待っているように見える。 自分も、くるりと村を囲う柵沿いに歩いたら寝るつもり。 ) ―― l a la lu ―― (囁きと変わらぬ程度の声で、僕は夜空に話しかける。 最近は 「北風を悪戯に吹き付ける神様」が、村に近づいているらしく、話しかけると、その神様の噂話が聞こえてくる。 もっとも、普通の人が耳を澄ましても、聞こえるのは虫の声と、穏やかな夜の吐息くらいだろう) [Fri 16 Nov 2007 01:43:01]
◆チカ=イ > (僕の深夜の散歩癖は、治らないんだと思う。 ) [Fri 16 Nov 2007 01:34:10]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(歌声のように聞こえる会話)』 [Fri 16 Nov 2007 01:32:08]
お知らせ > インディさんが帰りました。 『 「家出終わりー?行き遅れー。」 畜生、二度と来るもんか…!! 』 [Fri 16 Nov 2007 01:25:31]
◆インディ > ああもうっ、本当帰るァーッくしょェ―――ん!! ( 謎の奇声。いやクシャミ。 久しぶりのグランマの家は懐かしかったし、ご飯も美味しかった。 ママも全然変わりないどころか翻訳士の傍ら山羊追いかけるってどういう生活よ。 優雅すぎるだろう。 まぁ、心配なしってこと。 私は私で忙しいし、居れば居るだけああいう話を聞かされるんだろうし。 さっさと逃げよう。 あ、やべ、ママ出てきた。 ) [Fri 16 Nov 2007 01:24:11]
◆インディ > いや、本当、マジで。 いい男居れば結婚だって考えるよ? いい男居れば。 でぇもヴェイトス市の男ってなんか頼りないんだものー。 受けオーラとか出ちゃってますよ? あとは何だかKOOLなおナルちゃーんとか…ちょっと下品か、ごふん。 ( ばっ、と立ち上がって山羊の頬を両手で挟んで熱弁。 いや本当、時々妙な噂が上がる事もあるが、別に私ゃ男に興味がないわけではない、のだー。 恋愛対象になり得る人との出会いが全く皆無なだけであり、その気になりゃぁいつでも。 ええ。 ) [Fri 16 Nov 2007 01:14:56]
◆インディ > なんだよもー、一人孤独なママンの為にわざわざ一緒にラルフォーレン姓に戻したのに――――( もっしゃもっしゃと干し芋を貪りながらごろごろ草の上で転がった。 父方の姓は「ワシントン」。 考古学者デュケーヌ・ワシントン・Jrの娘―――なんだけど、まあ。 年に1回2回も帰って来ないどころか、気がついたらピラミダに行ってて3年帰ってこないオッサンなんか別に家族じゃないよね。 手紙とお土産は時々届くけど。 ) なぁ山羊。 ( まだ居る。 ああいう男は駄目よ?たまに寄越す手紙に「これ訳して」とか書いてくるような男は。 何で結婚したんだろう、あの夫婦は。 未だに心底不思議である。 ) ……つうか、結婚とか言われても相手居ないっつうの。 ( もうアンタ、ナナオちゃんに貰ってもらえば?こんなガサツな嫁要らないかしら。 ※激しく頭を抱えた。 お母様、自分の娘の話ですよ。 ) [Fri 16 Nov 2007 01:09:37]
◆インディ > ( 14!? ハイ、マジごめんなさいナンバーロックかかってました24DEATH吊ってきます!!!!! ) [Fri 16 Nov 2007 00:59:08]
◆インディ > ( 一昨年、ヴェイトス市内ホワイティア居住区にある自宅が倒壊して以来、ママはグランマの家のある此処、平和でのどかな地方村に引っ込んでしまった。 多くの言語に精通するママの所には未だ翻訳、通訳の仕事が舞い込んでくるらしく、正直「仕事して欲しいんなら村まで来なさい?」とかそんなレベルらしい。 なにそれ王族? で、そのラルフォーレン女王様の一人娘、インディアナ姫こと私なんですけど。 いきなり呼付けられたのが一昨日のこと。 大急ぎで支度して今日の昼辿り着いて、グランマと久しぶりに楽しくお話とかして――――。 ) ( あんた今何歳?25?結婚まだ?孫まだ?とか挨拶よりも早く矢次に質問してきたママン。 昔からそういう人でしたけどね、ええ。 ) …まだ14だよかぁちゃん。 [Fri 16 Nov 2007 00:58:28]
◆インディ > もう嫌だぁぁぁ…あたし帰る! 明日帰る! 御免よ山羊ー…!! ( 名も知らぬ山羊、膝を抱えてなにやら呻く女の横で律儀にゥエエエェーと啼いた。 農村の片隅、丘の上に建つ少し立派な牧場で村を見下ろしかれこれ1時間。 この寒空にいい加減1時間。 24歳家で少女、ママンが怖くて泣く。 少女。 ) [Fri 16 Nov 2007 00:48:34]
お知らせ > インディさんが来ました。 『 ううううううぅぅー…(TA I IKU-SU WA RI with山羊。)』 [Fri 16 Nov 2007 00:41:54]
お知らせ > リシェルさんが退室されました。 『ゴメン!1エンじゃ無理!!(―――残念無念。勧誘もお金も)』 [Wed 14 Nov 2007 03:24:39]
◆リシェル > ―――やっぱり嬉しかったんじゃないのさ。 ( 去っていく悪魔に手を振り返した。 多分もう見えないと思うけど ) [Wed 14 Nov 2007 03:24:24]
お知らせ > 悪魔★0さんが帰りました。 [Wed 14 Nov 2007 03:22:11]
◆悪魔★0 > (相手の発言をきき、しばらく目を閉じた)そうだな、過去は過去に過ぎぬ――今と未来こそが大事――我輩にとっては、悪魔としての大願のかなう未来、あなたにとっては芸術の真髄に届く未来と――その未来のための今とが。 あなたの芸術のためにその一エンがいささかなりとも役に立てば幸いであるっ!(未練がましい呟きなど耳に入っていない。 勧誘には足を止めかけるが)――魔女よ、撫でてくれてありがとう――いずれ、また――(なんていいながら、地下室を出てどこか遠くへ――) [Wed 14 Nov 2007 03:21:14]
◆リシェル > ――――ん、その通りだわね。 まー別にいいのよー。 ただ偶に作品を作るのにこの力が役に立って、今ん所はそれぐらいで充分さ。 こうして中々イカしてる悪魔様にも出会えたことだし。 ―――あー止め止め! 昔話なんてしょーもないことする意味無し!! ……まあ、そう言ってくれるのは嬉しいよ。 ありがと。 ( 大体碌な記憶なんて無いんだから。 そんな過去を振り返っても気分が落ち込むだけ。 何だか改めて礼を言うのも少し照れくさい気がして。 ) ――――ん。 届かないから願う。 叶わないから望む。 そんな『矛盾』こそが、何よりも綺麗で、素敵で―――それこそが真の『芸術』。 ………本音を言うと、私自身は日陰でも日向でもどうでもいいのよ。 ただ作品の完成に打ち込める人形であればいい。 それがホントの願いかもね。 ―――あーあ。 こういうのマジメに考えるのはやっぱ柄に合わないってーの。 疲れたから撫でさせい。 ( 少しその言葉に思う所があったのか、表情を引き締める。 けれどやっぱりからかうことにしよっか……チッ。 まあそろそろ勘弁してやろう、とまた逃げられれば撫でるのを止める。 ) ………ひゃくまんえん……… ( くれた一エンコインを眺めながら未練がましく呟いた。 そして走り去っていく相手に何かを思い出したように伝えておく。 ) あ! 待てやー! ついでに私の使い魔になってけー!! 今ならお買い得セールで雇ってやるから!! ( 以前の使い魔は冷凍肉になってしまいました。 多分逃げられるだろうけど、一応勧誘しておく。 ) [Wed 14 Nov 2007 03:09:28]
◆悪魔★0 > 才能など所詮神が与えたもうたもの―神に反逆する我らのともなる魔女らしくもない――いやいや、もっと許せぬのは魔女だからと非難する奴らども―どうせ協会にメッタに行かぬ信者のくせに――我輩がその場にいれば――(ぎりぎり、歯を強くかみしめ。 相手に褒められれば、顔を真っ赤にしてしまい。そんな顔を隠そうとしてかうつむいて。) ―日陰に―いいえ、日陰にあるからこそ、いずれ、太陽をつかもうと――この手が火傷しようとも――ええ、あなたも日陰の道など歩まぬほうがよろしい、日陰にあるならば、いずれの日か光を―己でなくとも己の子らが―あびるときのためーにのみ――ふぅ、まじめな台詞を言ったので少々疲れて、あ、こら、だから撫でずともよいと――い、いや、別に恥ずかしいとか、実はうれしいとかそんなことは全くないのだからー(説得するような言葉に、うつむいて、相手の言葉とはあるいはちょっとずれた方向での反論。しゃべりつかれた息をはいて、苦笑いを浮かべたところにまた撫でられそうになって、あわてて逃げた。 そして、召喚後)師匠(遠い目。 白い紙の舞い散る中遠い目。 ため息) ………。とりあえず、あなたの願いは金であったな。 これも、金だ――受け取るが良い(一エンコインを相手の足元に運ぶ)そして、教訓にするのだ――悪魔はあなたの願いをかなえはするが、あなたの思い通りになるかどうかは別だと――悪魔を信じれば、たとえば、遺産を必ず残してやるなどという言葉を信じれば、痛い目にあうのだ――師匠のばかー(目の端に涙を浮かべながら走っていこうと) [Wed 14 Nov 2007 02:43:15]
◆リシェル > ( ―――師匠。 アナタは祓われて当然の悪魔だったのかもしれません。 ) ―――――― ( 無言でその文字が書かれた紙をひったくる→親の仇と言わんばかりにビリビリに破く→地下室にばら撒くの三段コンボを実行しようと。 ) 駄目悪魔だなししょぉぉーー!! ( 吼えた ) [Wed 14 Nov 2007 02:25:09]
◆リシェル > 最初の方苛められてる理由がこのオッドアイのせいだと思ってたら、あんな魔女の娘とは付き合っちゃいけません!って陰口叩かれてたんだもの。 いやーそん時に初めて自分家が魔女の血筋だと知ったわ。 ママにその事問い詰めたら、貴女には才能が無かったからその事は隠してた云々て断言されたわよ。 二重のショックだったわ。 ( なんとなく過去語り。 ) ミカエル様鍋に入るサイズだといいね。 ―――流石は大悪魔様! わたくしめはその度量の深さと器の大きさに感服致しましたわ!! 非常にウィットが聞いていて面白かったです! ( あー面白い奴だわホント。 ) しかし我ら魔女や悪魔は元より日陰に生きる身……―――なればこうして影で暗躍して栄光の当たらぬ道を歩むのが私達にとって正しい事なのではないですか!? ………あ、別に私はその道歩む気は無いですけどね。 ( 何故か説得するような口調。 そして最後に余計な一言のオマケを付ける。 ―――撫でられて慌てたように逃げる小悪魔の姿に――不覚にもちょっとキュンと来た。 ――ツンデレって――いいものね。 ) にーげーるーなー♪ ( ちょっと楽しそうに追っ掛けて撫でるのを尚も続行しようとする。 と、そんなこんなしている内に、願いを叶えてしんぜようという素敵なお言葉。 期待にオッドアイを輝かせる。 ) ホント!? やるじゃないのさ貴方! もう早速やっちゃいなさい!! ( わくわく わくわく )( そして煙が悪魔の足元を覆い隠してそれが晴れた先にあったものは――― ) [Wed 14 Nov 2007 02:22:37]
◆悪魔★0 > 師匠が我輩に残してくれた財産があった――あれらのなかには人間の世界で役に立つものもあったはず――我が所有物であれば召喚することが可能―――待っておれ――汝が願いたちどころにかなえて見せよう――(鍋の淵からジャンプ下に降りる。 床に魔方陣を書き、それなりの時間をかけて、目をつぶってぶつぶつと呪文を唱える。 そして、煙がわく。煙は悪魔の足元を多い――腫れるとそこには、コイン一枚(一エン相当)と紙キレ「あなたに財産を残そうと思っていたけれど、ごめんなさい、実は私には借金がありまして。てへ」みたいな言葉が) [Wed 14 Nov 2007 02:08:50]
◆悪魔★0 > 魔女の家柄にあって、下の下――なのに、その自信っ――(まるで後光がさした人を見るような目で背中をそらせた。)い、いや、さすがにミカエルには翼があるから四苦八苦はしないかも――そ、そうですか、そんなに意外でしたかっ、はははは、我輩としたことが茶目っ気を出しすぎましたね――いまどきの大悪魔は冗談も分かってこそなのですよー(なんだか、ちょっと恥ずかしくなってきたらしい。笑いながら、ちょっと緑色の頬が赤くなったり。) なるほど、パプテス教徒を利用していると――しかし、パプテス教徒の格好をしているだけで愛されるとはなんとも幅を――(ぬぬぬぬ、と地団駄を踏んだ。悔しがっているうちに頭をなでられて)ち、ちがうぞ、これはっ。ええい、そのあの――我に慰めなど要らぬ――べ、別に慰められてありがたいとか少しも思ってない、おもっていないのだぞっ(頭をなでる手からあわてたように逃げ出して。) 金? 金か――そういえば(続) [Wed 14 Nov 2007 02:02:35]
お知らせ > 悪魔★0さんが入室されました。 [Wed 14 Nov 2007 01:48:19]
◆リシェル > ( 冗句に一々愉快な反応を返してくれる小悪魔。 うーん、絵になるなあ。 ちょっと久しぶりに創作意欲が涌いて来る。 ) とーぜん。 私の凡人っぷりを舐めるな悪魔。 一応魔女の家柄ではあるけれど、その才能は下の下と称された女だぞ。 天賦の才があるのは芸術だけだし。 ( それも自称だけどね。 自称世紀の大・天・才! そのお陰で不味い飯食いました。 ) そうね、きっと偉大なるミカエルさんも現世に舞い降りたら鍋の淵から這い上がるのに四苦八苦するんでしょうよ。 ―――だって! まさか偉大なる悪魔である御身が演技とはいえ驚く姿が、唯の人間である私には余りにも意外だったのですもの!! ( 面白いからもう少しからかうとしよう、なんていう考え。 マジメくさった顔で突然称えちゃう。 ) いや…だってさ、これ着てるだけで社会的地位が意外と割に合うのよ。 シスターって肩書きは皆に愛されます。 ちょめちょめプレイをするのにも持ってこいだしね。 ( ちなみにそんな不敬な事をやってたらまたバレて雷が落ちた。 その時は丸一日どころか、相当長い間お説教+お手伝いをさせられた。 パプテス教恐るべし。 ) ………ご…ゴメンなさい。 なんか貴方も色々大変なのね。 ( よしよし、と慰めるようにちょっと頭を撫でようとする。 ―――ん? 願い? ) 金!! 現金! マネー! ヴェイトス金貨!! 出来れば百万もしくは一千万ぐらい!! ( 俗物でした ) [Wed 14 Nov 2007 01:44:53]
◆悪魔★0 > 大天使ミカエル――っ(その名前を聞いたとたん、背中を向けて走り出そうとして――鍋のそこに落ちました。)……それってただの人間です――っ(なべ底に落ちてようやく気づいたらしい。抗議の叫び。 そして、再びなべ底から悪戦苦闘しながら脱出。鍋の淵で膝と手をつけて、息が荒い)いや、そ、そう、これも芝居――そもそも、大天使ミカエルは確かに他の存在に比べれば、少々手強いですがね、私にはそれでも物足りない――ですから、先ほどと同様芝居なのです――ええ、先ほどびびったのも、今も全くのお芝居ですよ―見所が本当に吃驚したなどと思うところはまだまだですね――我輩を呼び出すとはいえ、所詮人間というところでしょうか、(体を起こして、ふらふらしながら、それでも、気取った台詞を次から次に。)それに事情があるとはいえ、パプテス教徒の服を着るとは魔女としては少々――近所に住んでたあーちゃんも、私の師匠も奴らの手にかかったというのに――(目頭を押さえかけ、首をぶんぶんとふった)いや、我輩は残忍にして邪悪の塊――そのような感慨は持ち合わせていない――さあ、我を召喚した人間よ――我をこの世界に呼び寄せた褒美を上げましょう――願いを何なりと言うがよい――我が力をもって前向きに善処しましょう――っ [Wed 14 Nov 2007 01:24:19]
◆リシェル > ならばこの私は大天使ミカエルの懐刀の親戚の赤の他人!! ( かーわーいーいー、と撫でてあげたい気持ちにちょっぴりなった。 強がりが丸わかりというもの。 ) ―――あ、うん。 言葉の通りの冗談だから安心して。 ハイハイ余興ね。 しっかしマジでビビッてるみたいだったから、ちょっと面白かったわ。 ( 相手が下級だとわかると途端に舐めた態度になる駄目人間。 ) んー…なんというか説明するにはめんどい事情があってね。 まあ別に服なんて肌を隠すのと保温の目的さえ果たしてりゃどーでもいーじゃん。 ( 自分の格好には無頓着。 ) ――――え? あ、うん、そう? やっぱり私ってば才能あったの。 やだなー、ちょっと照れるわ。 ( 褒められて調子に乗る魔女。 ) [Wed 14 Nov 2007 01:11:43]
◆悪魔★0 > ひぃぃぃ?! ふ、ふん、私を祓えると思っているなら大きな勘違いですよ――なにせ、私はかの大魔王サタンの側近の弟子の―(悲鳴を上げ、ようやく登った鍋の淵から落ちそうになるが、かろうじて踏みとどまる。相手を見上げて胸を張ればまくし立てる。言葉は若干震えていたけれど)―はれ? 冗談?(目をぱちくり。ぱちくり。) ああ、冗談。冗談。 ふふ、最初から分かっていた―(腰に手を当てて、笑い声を作った)―戯れにしばいをしたまで――ちょっとした余興であったでしょう?(そして、ウインクをしてみせる) しかし、その魔女がそのような姿をしているとは。(まじまじと相手の体をみて。)いえいえ。けれど、我をも欺こうというくらいだ――その衣装にかかわらず、魔女の素質はあるようですね(うんうん、と首を縦にふり) [Wed 14 Nov 2007 00:48:46]
◆リシェル > ( あーマジやっべー。 実際悪魔を呼び出すのに成功するのなんざ最初に契約した時以来だから―――20年近く振り? うん、そんぐらい。 どう対応すればいいんだろう、と思っている時に視認した悪魔の姿はちっこかった。 ) ―――――― ( いや、待て。 油断するな私。 悪魔は見かけだけが全てじゃない。 こう、実は見た目は小さくても中身は大人な悪魔なのかもしれないじゃん。 そんな事を考えながら観察していると、一生懸命に鍋の中から出ようともがくその姿。 そしてジャーンプ。 成功。 なんか誇らしげだ。 ) ――――かわいい。 ( 下級の奴だなコレ、と勝手に決め付ける。 ) ふふ…いかにも! そなたのような下級の悪魔を祓うなど我には造作も無い事! 神妙にお縄に頂戴せい!! ( あ、そういえば服は今これしかないんだった。 相手の勘違いに取り敢えずノッておく。 ) ―――いや、まあ冗談ですけどね。 一応私は正真正銘の魔女ですので。 [Wed 14 Nov 2007 00:31:22]
◆悪魔★0 > (鍋の中にいるのは、鍋の中に納まるサイズの小人。肌が緑色をしており、容貌は中性的。服らしきものはつけていない。)そう(よいしょ)あなたの(こらしょ)魔力は我輩に(よいせよいせ。 先ほどから鍋のそこから上に上るべく悪戦苦闘中)かろうじて(淵から手を離してぜいぜいと息をする)届きました――(鍋の底から上を見上げ、端っこまで移動すると、走り出して、ジャンプ。鍋の淵をつかむ。「ファイトいっパーツ」掛け声とともに鍋の淵にたった。達成感を顔に浮かべながら、相手のほうを見た)さて、私を呼び出したあなたは―――パプテス教徒っ?! くっ、おのれっ、我輩がそう簡単に退治できるとお思いか――っ [Wed 14 Nov 2007 00:10:52]
◆リシェル > ( 溜め息 ) もう…アホらし。 あん時出来たのはマグレだったみたいだし……もう諦めよっかなぁ………―――ハイ? ( 少女……うん、多分少女、が落ち込んでいると、突然自分以外の声が薄暗い地下室の中に響き渡る。 ) ――――あ、あー…その、ひょっとして私、貴方様の事を召喚してしまいましたか? ( や…ヤバイ。 高位の悪魔だったらどうしよう。 やっぱ適当に陣とか敷いたりするんじゃなかった―――なんてビビリまくりの魔女は丁寧に鍋の中に質問。 魔女の癖にシスターの格好をしてるのはご愛嬌だ。 ) [Wed 14 Nov 2007 00:01:45]
◆悪魔★0 > (なべの中からふちにへとのそり、鍋のふちへとかかる手)そう、己をバカにするものではない――あなたの魔術は偉大なる我輩を呼んだ、それだけでも、大偉業である、人類の魔法の歴史を塗り替えたといってよい――(きぃきぃ、そんな擬音が似合いそうな声で。もったいぶった調子で悪魔は続ける。先ほどまでレンズがあった鍋のそこに悪魔が沸いて出たのだ――出現の理由は呪文にあったのかも知れず、あるいはレンズにあったのかも知れず、あるいは、偶然かもしれない) (実際には力を持たないモンスター。ただし、幻術を使えます) [Tue 13 Nov 2007 23:53:19]
お知らせ > 悪魔★0さんが来ました。 [Tue 13 Nov 2007 23:47:36]
◆リシェル > やってねー!! 馬鹿。 私の大馬鹿!! そんなあからさまな台詞言っちゃったらしくじるに決まってるだろーがー!! ( その鍋の中に残ったガラスは掌サイズだった。 今こうして私が作ろうとしてたのは、以前壊れてしまったコンタクトレンズ。 だけどものの見事なまでに失敗を重ね続けている。 ) こんなサイズのつけれるのは少女漫画の世界だけだっつーのー! あれか! 私の目の大きさは顔の半分か!! ( コンタクトレンズ(?)を地面に叩きつけて粉々に粉砕し、夜中に吼える魔女。 ここが地下室で音が外に漏れない仕様でよかった。 ) [Tue 13 Nov 2007 23:42:59]
◆リシェル > 今ここに―――! ( 意味のある呪を唱え終わると、両目の色が違う瞳を見開いて渾身の魔力を籠めた。 手応えあり、だ! 今回は三日も引き篭もってこの準備に勤しんだわけだし、これで失敗したのならもう王手詰みだ。 ) ―――やったか!? ( 気が付けば妙極まりない液体は影も形もなく消えて、その鍋の中には小さなガラスだけが残る。 頼む、成功してくれ――― ) [Tue 13 Nov 2007 23:18:56]
◆リシェル > ( 移住者に宛がえられた住居の一つ。 そこで暮らしているのはシスター姿の魔女が一人。 ) スクローノーローノスーク 我望むは御身の英知 我願うは御身の力 ルーイ・エリ・グレスコルビリー どうか矮小なる我の願いを叶いたまえ――― ( 妙な煙を上げている紫色の液体が入った鍋を前にして、真剣極まりない表情で呪文を唱える。 ) [Tue 13 Nov 2007 22:59:22]
お知らせ > リシェルさんが入室されました。 『ザーザードザーザード―――』 [Tue 13 Nov 2007 22:50:55]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『This is the key of the kingdom.(少女の混じれなかった闇へ)』 [Fri 9 Nov 2007 23:54:40]
◆トート > In that kingdom is a city, In that city is a towm, In that town there is a street, In that street there winds a lane, In that lane there is a yard, In that yard there is a house, In that house there is a room, In that room there is a bed, On that bed there is a basket, In that basket there are some flowers. Flowers in the basket, Basket on the bed, Bed in the room, Room in the house, House in the yard, Yard in the lane, Lane in the street, Street in the town, Town in the city, City in thekingdom; ( 死神の歌声は、風に流れ冷えた地面を踏む足音に掻き消え ) ―― … ( 纏った肉をとけば、 ) [Fri 9 Nov 2007 23:52:34]
◆トート > ( 言葉は鎖となり 少女の魂を絡めとって この地に縛りつける。 王国はこの森 この森は檻 ならば檻の鍵は、王国の鍵は一体何処にあるというのだろう? ) ―― さて、それでは私はこれで。 また幾らか時を経た頃に、お会いしましょう。 ( カタチばかりの礼をして、黒い死神はその場を去り行く。 死神が森から出ようとも、どれだけ森から離れようとも、遮るものなどありはせず ) ( 常緑の古木の元には、白い少女だけが残った ) [Fri 9 Nov 2007 23:44:14]
◆トート > ( ―― ねぇ、しってる?村のはずれの、あの森に え、なになに、あの森がどうかしたの? あの森の、一番奥。ちょっと小さな丘みたいになってて、そこに背の高い樹が一本生えてるでしょう? あぁうん!あるある、なんかあの樹だけ冬になっても緑色だよね。なんでだろう? なんでかは私もわからないけど…なんか不気味だよね。しかも、その樹、”でる”らしいよ? え、なに、”でる”って…もしかしてアレ? そう、なんかね、白いオンナノコの幽霊がでるんだって―― ) ( なぜ、その少女がそこにいるかという由来は今となっては交々として一致しない。 けれどこの場所に白い少女が在るという それは、今もなお村人たちに語り継がれる幽霊譚。 それは、白い少女をこの地からけして逃がさぬ鎖。 ) [Fri 9 Nov 2007 23:31:04]
◆トート > ( 白い少女の翳が、星屑を散りばめた漆黒へとのぼり、 のぼり のぼって ―― けれど、混じることも消えることも出来ずに ) ( ばぢ ぃ。 表するならばそのような音でもって、森を抜け出そうとした白い少女は「なにか」に弾かれ元の場所へと落ちてきた ) ―― まだ、だめですか。 ( 淡々と見下ろす死神を、少女は堕ちて地面に臥したまま睨み上げる ) まぁ、ヒトは大好きですからねそういうの。面白半分に話し合ったり、親が子を戒めるのに使ったり。あなたにだって生前は覚えがあるでしょう? [Fri 9 Nov 2007 23:17:03]
◆トート > ―― そろそろ、 ( くぅるり、森の中を見回しながら。 それは会話なのか独り言なのか。 茫洋としている癖声だけははっきりと、暗い森の中に響く。 ここでは、何故だろう梟さえも鳴かない。 木の葉さえも泣かない。 ) 綻んで来てもいい頃じゃないかと思ったんですけれど、 ( ひとめぐりした視線が、再び ひた、と白い少女を捕らえた。 ) ( 死神の言外の催促に、白い少女は肩を竦めて溜息をつくような所作を―実際に零す吐息を、彼女はもうもたないから―みせてから、 ) … ( ふぅわりと、浮かび上がる少女を死神はただ目で追った ) [Fri 9 Nov 2007 23:03:30]
◆トート > ( 黒い死神も白い少女も、表情らしい表情はなく。 死神からの一方的な挨拶に、少女は「なにしにきたの」という一言で死神との間に壁を作り出した。 それは幼いくせに、ぴんと張り詰めた 近づく事さえ許さぬ声音。 ) ただ、見にきただけです。 ( けれど死神には元より近づく気などない。頭の重い大鎌の、添木役は飽き厭きだとでも言いたげに時折鎌の柄を両の手が這い動いた。 ) ( 周りが色づき葉を落とそうと 常緑の古木だけが何時までも、 古木に似合わぬ瑞々しき緑を咲かせる その根元で。 ) [Fri 9 Nov 2007 22:52:16]
◆トート > ( 王国は村の外れ 深く深い森の中 その最奥、佇む一本の古木 一際に背の高い常緑樹 それが王国の城。 彼女の、 しろ ) こんばんは、レディ。 ( お久しぶりです、と。肉を纏った黒い死神はその両手で体に見合わぬ大きな鎌を支えながら白い少女と挨拶を交わす。 ) [Fri 9 Nov 2007 22:39:04]
お知らせ > トートさんが来ました。 『―― This is the key of the kingdom; (これは王国の鍵)』 [Fri 9 Nov 2007 22:25:48]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『後は、準備を済ませて会えるならナキアさんに会って… パイを片手に確認一つ』 [Mon 5 Nov 2007 00:11:07]
◆フェン・メイフォン > うん、腕も足も二本ある。 歩けるし、両手も使える。 たとえそれが鉄だろうと、あたしにとっては大事な身体の一部で… 宝物、かな?(そして―― 何よりミレイユさんに会いに行くための足、だからね。 そう、誤魔化し笑い浮べる男へと、胸張って笑い返せば… また、大きく力強く頷いて) うん、多分長い… (知り合ったのは、横丁で彼女が暴漢に教われてた時だっただろうか… 多分、それより前だと思う。 何にせよ、兎に角そこが悔しいのは仕方ないのだ―) うん、安心して良いわよ。安心しなさい、あたしが許すから。 んぅ? あぁ、そう言えば手紙にあったわね… 了解、じゃあ遠慮なくみんなで頂いちゃおうかしらね。(言いつつ、思い返すのは手紙にあった、パンプキンパイの下にある手紙の事。 これで、全員分は揃ったかな…と、確認する様にうなずくだろう) [Mon 5 Nov 2007 00:10:15]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが帰りました。 [Mon 5 Nov 2007 00:03:21]
◆一峰@エルザファーム > そうか。うん。 ( 二本きっちりあるから…。なんというか、返す言葉に困って笑顔で誤魔化した。…ちゃんと笑えただろうか。 ) ──…まあ…長いかの? 少しは。 ( フェンとシャリネがいつ知り合ったのかは知らないが、彼女がそういうならそうなのだろう。……なんか悔しそうなのはアレだろうか。この男はシャリネにとっては「お父さんのような感じ」らしいから、嫉妬されるにも及ばないのだが。 )( 最近は大分マシに。 ) …そうか、それは良かった。 ( ちょっとホッとした。 ) ああ…ナキアのは……パンプキンパイなんだが、ちょっと二人で食べるには大きいからの。後で、牧場に残っとる者とでも一緒に食べんか? ( バスケットの底の手紙には、一峰は気付いていないらしく。 ) [Mon 5 Nov 2007 00:00:13]
◆フェン・メイフォン > うん、馬になんて乗った事無いからさ、あたしってば。 それに、歩くのには慣れてるからね。(だから大丈夫よ。 そう、笑ってやれば足パチンと叩いて ご覧の通り、二本きっちりあるからね と) うん、まぁ…そっちは任せとくわ。 多分、あたしよりそっちの方が付き合い長いんだろうし… うん。(と、口に出す姿は少しばかり悔しそうなソレか。 漏らして、くれぐれも宜しく頼むわよー? なんて、念を押せば、ぐっと茶を一気に喉に通し…) まぁ、それも… 最近は大分マシになってきてるのよ? 村やファームのみんなのお陰でね。(だから、滅多な事で噛み付いたりしないから安心しなさい、と… 軽くケラケラ笑ってやるだろう。) ん、うん… そうなると、あとはナキアさんの荷物か。 届いてない様だったら、帰りにでも寄って行くかしらね。(続けて、テーブルの上に置かれるリュック。 それを受け取れば、先に受け取った板もリュックに入らないだろうかと、思案する様に暫し見遣るだろうか。) [Sun 4 Nov 2007 23:46:39]
◆一峰@エルザファーム > ( フェンの言葉に頷き。 )( 馬に乗れない ) ああ、そうだったのか。なら良かった。 ( 良かったと言うのも変かもしれないが。 ) ──なら自分が様子を見るようにしておこう。酪農には休みがないからそう頻繁には行けんが…。街への用事でも作っての。 ( 以前会った、変わったファンの存在も少し気にかかるし。 ) 概ね…。 ( 男というだけで嫌われるのは悲しい。その「悪い人じゃない」に、自分も入っていればいいなあと思うが、聞く勇気はなかった。自分はエルザファームの従業員であって、当時フェンと直接関わっていた村人の中には入っていないし。 )( そして、フェンが受け取ってくれると。 ) ──おおっといかん。シャリネから届いていた物を忘れる所だった。 ( 立ち上がり、部屋の隅から何か色々入っているらしいリュックを取ってくる。中身が何かは知らない。それもテーブルに置く。 ) [Sun 4 Nov 2007 23:35:35]
◆フェン・メイフォン > (そして、その手で彼が差し出した木板と手紙を受け取れば、コクン… 力強く頷きを見せ――) わかった。しっかりと渡しておくわ。(そう、はっきりとした声で告げるだろう。) [Sun 4 Nov 2007 23:22:19]
◆フェン・メイフォン > うん。 それに、これはあたしの為だからね―― あたしが、彼女の事が心配だからこそ… こうして会いに行く。 あたしの心配を拭い去る為に、会いに行く。 まっ、それだけの事なのよ、実際はさ(ナキアさんに言われてなかったら、多分書置き残す程度でさっさと会いに行ってたと思う。 そう、漏らしてまた茶を一口喉に通せば… それだけの事よ、なんて――) あぁ、確かに足があると助かるかもしれないけど… あたし、馬に乗れないからね。 うん、心遣いとお金だけ有り難く受け取っておくわ。(テーブルに置かれた袋。 受け取り、頷き見せれば… 助かるわ なんて呟いて、それを大事そうに懐へと。 しまい込めば、多分大丈夫よ、なんて――) うん、大丈夫だと良いんだけど… あたし、暫くは街を離れるからね… だから、余計に心配なのよね。(だからって、流石に出発を無闇に延ばす訳にはいかない。 今だって、伸ばし伸ばしてこんな時期にまで来てしまっているのだから…) うん。女の方が好き。 で、男は概ね嫌い―― 尤も此処の…村の人達は、恩があるし、悪い人じゃないって分かるから… 我慢は出来るけどね。(この腕だって、村の人たちのお陰なんだし… そう、何処か愛しそうに鋼鉄製の腕を撫でれば、ふっと溜息一つ吐き出し、て ) [Sun 4 Nov 2007 23:21:02]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが入室されました。 [Sun 4 Nov 2007 23:16:12]
◆一峰@エルザファーム > ( そして、ふと思い出したように。 ) ──…お、そうだ。ところで、ミレイユに渡してもらう品だが…これをお願いしたいのだが。 ( 言って、男が差し出した物は木製の板だった。いや、二枚の板に挟まれた、厚さ2cmほどまで重ねられた紙だ。それを、紐でぐるぐる巻きにしてある。それの上に手紙を乗せ。 ) ちょっとかさばるかのう…。重くはないんだが。 ( 板は両手の平に乗るくらい。板と紙だから、軽いことは軽いが。──というより、人に渡す物として、ちょっとどうかという感じの見かけをした代物である。せめて綺麗な布にでも包めばいいのに、気が回らなかったらしい。 ) [Sun 4 Nov 2007 23:15:31]
◆一峰@エルザファーム > ……うむ。有難う。こちらから誰かに頼むのも難しいし、本当に助かる。 ( ミレイユの居所を漏らさないだけの信用があって、なおかつそこに行けるだけの強さがある人。フェンから言い出してくれて良かった。 ) ……せっかく牧場なのだし、移動用の馬なんかを貸せたらよいのだがなあ。万が一そこから足がついても厄介だしの。 ……少ないが、旅の資金にしてくれんか。 ( 2万エン分の硬貨の入った袋をテーブルに置く。…旅資金の相場はよく解らない。 ) 病み上がりか…。まあ、大丈夫ならいいんだが。 ( 今度、買い出しの際にでも様子を見に行ってみようか…と思いつつ。自分も茶を飲み。 ) …………ほ、ほう。 ( 女の方が好き…それは性的な意味でなんだろうか。男=敵というのもちょっとショックだが。 ) …………そうか。 ( レティシア…それともミレイユ?のおかげ…。仲が良かったのだなあ、とぼんやり思った。 ) [Sun 4 Nov 2007 23:11:45]
◆フェン・メイフォン > うん――― (ふっと、視線を向けられる鉄製の手足。 出かける前に、軽くメンテしておかないとな…なんて思いながら、もう慣れっこになってきた視線を受け流せば、ふっと吐息一つ吐き出し、て ) でしょ? あたしなら、それを知ってみんなに知らせるだけの力もあるし、立場でもある。 何でも屋だの医者だの気取ってはいるけど、どうせ世間の連中は十把一絡げのチンピラと同じに見てる。 だからこそ――そんなチンピラが一人、街の外に出稼ぎに出た所で誰も気にとめやしない。 そうでしょ?(それに、たとえマークされてなくってもシャリネさんを一人で町の外に出すのは危険過ぎるし… と、肩竦めれば―― コクンと頷き一つ見せて… ) うん、何かあたしが会った時は病み上がりだみたいに言ってたし…大丈夫だって言う風に振舞ってたから、あんまり騒いだりしない方が良いとは思うけど… (けど、それでも心配なモノは心配よね… と、差し出された茶を受け取って一口口に含めば… ふと彼の様子に気付いて苦笑一つ漏らし) まっ、どっちかって言えば女の方が好きな性分でね。 昔は酷いモンだったわよ? 殆ど頭の中全部が男=敵だったし。 多少はマトモに接する事出来る様になったのは… 此処の人のお陰かしら、ね… (ポツリ、視線を窓の外へと… 遠くを見る様に向けて呟けば… また、茶を一口) [Sun 4 Nov 2007 22:56:44]
◆一峰@エルザファーム > ああ……。 ( 彼女の言葉に、義手と義足に視線がいく。……もう痛くないのだろうかとか、どうやってアレは動いているのだろうとか思うが、少々聞きづらく。視線を上げると。 ) うむ…自分も、ミレイユが向こうで無事にやっとるか気になっとったんだが、何しろヴァンパイアハンターの目が光っとるからのう。 ──…前に、シャリネが様子を見に行くと言う計画も出たんだが、ナキアに釘を刺されての。慎重に動かなければ駄目だと。 …その点、フェンなら安心だ。 ( 関係者は、恐らくマークされているだろう。エルザファームの誰かが旅に出たなんて情報が流れれば、ミレイユの居場所を教えかねない。 ) …え、シャリネは体調を崩しとるのか? 知らんかったのう。 ( この前街に行った時に様子を見に行けばよかった。と後悔しつつ、茶をカップに入れてフェンの前に差し出した。 )( 男と二人っきりでなんてね。 ) …………え。ん? す、すまんのう…。 ( 男性恐怖症とか、何かあるのだろうか。いやでもそんな風にも見えない。どうするべきか解らず、眉尻を下げて頭をかいた。 ) [Sun 4 Nov 2007 22:45:13]
◆フェン・メイフォン > まぁ、元気になった顔とか… お陰で新調出来た腕と足を見せたりしときたいからね。 それに―― まぁ、やっぱり… こっちも彼女の事が気になるし。 (無事で過ごして欲しい。 そして、その事を知って安心したい… 早い話が我侭よ、肩竦めれば… ため息一つ吐き出して、あんまり気にしないで… と、手をパタパタと。) んっ…あぁ、そうだった。 シャリネさんは、何か体調崩してるっぽくてね… うん、大丈夫だと良いんだけど―― (それから、彼の口から出た少女の名前には… 少し心配気に。 吐き出せば、ナキアさんも体調崩してなきゃ良いんだけど、なんて――) んっ… まぁ、適当で良いわよ。 しっかし… まさか、男と二人っきりでなんてね。 まいったわ。(そんな風に苦笑一つ漏らせば、適当に椅子へと腰を下ろし… 首、ぐるりと一回し、して――) [Sun 4 Nov 2007 22:29:21]
◆一峰@エルザファーム > ( フェンが部屋の中に入ってから、ドアを閉め。 ) ──いや、ミレイユの所に行ってくれるというのだからのう。…ありがたいと思っとるのだ。 ( 冗談には、うーんと頭をかき。 ) シャリネは人気者で忙しいようだからのう…。 ん……ナキアはどうしてだったかな? ( そういえばという風にちょっと考えるが、すぐにお茶の事を思い出して。テーブルと椅子の方を指し。 ) ああ、まあ座ってくれ。緑茶でも大丈夫かの? ( 茶葉は、つい自分の好みで選んだが。 ) [Sun 4 Nov 2007 22:20:26]
◆フェン・メイフォン > (ドアを開けられれば、其処には手に花を持った偽少女一人。 少し、困り気味な顔を苦笑の形に歪めれば… 部屋の中から投げられた声に) 呼び出し掛けたのはあたしなんだけどね。 うん、こんばんは―― (当初の予定よりも寂しくなっちゃったけどね、なんて冗談吐き出しながら、空けられたドアを潜って部屋の中へと足を踏み入れるだろう、か) [Sun 4 Nov 2007 22:12:37]
◆一峰@エルザファーム > お。 ( ノックに気付くと、立ち上がって扉を開けに行く。 ) ──おお、こんばんは。よく来たのう。まあ、入ってくれ。 ( 扉を開けた向こうの彼女にそう声をかけよう。 ) [Sun 4 Nov 2007 22:09:13]
◆ノック > えーっと… お待たせしましたー(そのノックの音に続いて、ドアの向こうから響くのは女の… 少し、緊張気味の様にも思える声音。 ソレを響かせれば、その声の主は… 少し迷った様な素振り見せた後で、部屋の中からドアが開けられるのを待つだろう、か) [Sun 4 Nov 2007 22:08:20]
お知らせ > ノックさんが来ました。 『コンコン、と二度鳴り響くノックの音』 [Sun 4 Nov 2007 22:03:10]
◆一峰@エルザファーム > ( お茶をいれる準備をすませて、椅子に座る。…そろそろ、やってくる時間だろうか。自分が渡す予定の物をいじりながら、ぼんやりとしていて。 ) [Sun 4 Nov 2007 22:01:47]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが入室されました。 『(診療所の中。お茶とか淹れてみたり)』 [Sun 4 Nov 2007 21:57:00]
お知らせ > チカ=イさんが帰りました。 『(二人して風邪を引かないように祈ろう)』 [Sun 4 Nov 2007 03:18:20]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 『(暖炉で乾かされる衣服は、二人分に増えたそうな)』 [Sun 4 Nov 2007 03:01:29]
◆間空宗政 > ……ああ、いや、別に一緒に入るとか、ではなくてだな?(――そういえば、あそこは混浴だったと今更ながらに思い出し、此方も困ったように頬を掻く。単に広い湯船も良いなあ、と思っていた青年にとっては、半ば不意打ちめいた言葉。視線をそらすようにして上を見やる。秋――いや、もう冬と呼んでも良いかもしれぬが、空気が澄んでいるせいか、星が良く見える)……そうか? まあ、だからといって、あまり薄着になるのは関心せんなぁ。……まあ、今夜は暖かくして眠ると良い。(そういえば、姉のお下がりでもらったドテラがあった筈だ。ヴェイトス市まで持ち込んできたかは覚えていないが、ひょっとしたら荷物の中にあるやもしれぬ。あとで探して、見つかったら娘に着せてやろうと一人心に決めて)ふむ? そういえば、逢った時よりも少し伸びたような……まあ、女子が其処まで気にする理由は、それがしには分らぬが……太りたくないならば、そうするべきであろうな(なんて笑いながら、二人並んで家へと帰って行く。娘の悪戯の結果はといえば――) [Sun 4 Nov 2007 03:01:16]
◆チカ=イ > (兄様の涼しいお顔が、ずぶ濡れになってきょとんとしている様子を想像する。ちょっぴり楽しそうだ。 なんて考えながら、兄様を川面へ、おとさんとする妹。 もちろん本気ではないし、娘が何を考えているかは直ぐにわかることだろう) ……あ、今入りたいだけだから。 一緒に公衆浴場にいこうーってことじゃ、なくて、うん。(兄様と呼んではいるけど、赤の他人だ。 一緒に入る様子を想像して、こほんこほんと咳払い) んぁ、大丈夫だよ、結構。ちゃんと体を拭いて、ぬくぬくのお布団の中で寝れば。ほら、僕、体が丈夫な事くらいしか、とりえないもの。(兄――いや、主人が自分の体の心配をしてくれているのはわかる。兄のコンパスに合わせて、此方も早足に。パタパタと少し駆けるようになるかもしれないが。) じゃあ、もう今日はー…体拭いて、寝たほうがいいかな。 明日の朝ごはん作る為にも。 夜に食べると牛になるーっていうしさ。 最近、身長伸びてるから、油断すると横にも伸びるかもしれないし。 (自分の腹を突付いて) [Sun 4 Nov 2007 02:54:37]
◆間空宗政 > ……………む。(何か非常に嫌な予感がする。予感がするが――楽しそうな顔をしている娘の提案を無碍に拒むというのも、兄として如何なものか。 ――などと悩んでいる間にも袖は引かれ、じわじわと水面の方へと)まあ、致し方あるまい。 今は、今あるもので何とかするべきであろうし――……いずれ野菜やら何やらが取れれば、町へ売りに行かねばならぬ。その時にでも……と、本当に、これは拙いやもしれぬな。(急ごうか、と彼女の歩調に合わせながらも早足となる。本当に風邪を引いてしまったのならば、あまり長く外を歩かせては――)……そうか? まあ、沸かすのが楽なのは同じだろうし――それに、それがしもまあ、嫌いではないぞ?(彼女の笑みに、此方も笑みで答える。 彼女が入っている間は、自分が湯を沸かすのだし……それこそ末っ子だった為か、幼い頃は時折、兄達の為に風呂を沸かしたりもした。さすがに成年してからは、そのような事もなくなったが――なんだか懐かしいように思う)……ふむ。それならば、明日の朝にでも。『無常』からの米も届いておるし……味噌もまだあったろうから、アマウラの朝食はできる筈だ。 [Sun 4 Nov 2007 02:24:14]
◆チカ=イ > んー。 実際に兄様も濡れてみるとわかるよ。きっと。 (くすり、と悪戯を考える子供の顔で、歩き出した兄の袖をクイと、引く。川面のほうへ。 ) ああ、駄目だーっていわれちゃってたんだ。そっかー。残念……薪代とかも馬鹿にならないだろうし、大変なのかもねー…じゃあ、ヴェイトスの公衆浴場に入りにいくしかないかー。 ここからだと「直ぐに入れる」って距離じゃないけどー…… くしゅ。 うー…(これは不味いと思った。 くしゃみがとまらないなんて。 マフラーに顔を埋めて) ああ、でも、今のお風呂でも、僕は満足だよ。お掃除簡単だし。兄様に「お湯加減どうー?」って聞くのも、楽しいし。(へらーっと(笑)って) 今の季節の川魚はまるまるしてて美味しいよね。 お夜食に食べるのは勿体無くないかなー? [Sun 4 Nov 2007 02:16:39]
◆間空宗政 > ふむ。……わかるような、わからんような。(まあ、雪原行軍中の兵士の水分補給をするには、雪を溶かして水にしなければならない。そんなものかと、一人勝手に納得し――彼女が三度くしゃみをするのを見れば、これ以上、立ち話をするのは拙かろうと思い、服を着終わるのを待ってから歩き出した。からころと、下駄の音)ふむ。誰だったか、復興作業に関わっていた者が提案をしたそうだが――却下されてしまったらしい。理由までは知らぬが……まあ、朝から晩まで湯を沸かすのも大変だろうしなぁ。 エース殿に頼んで、簡素な風呂釜でも作ってもらおうか……(からくり職人が、そういった代物を扱っているかどうかは別として……冬ともなれば温泉が恋しくなる季節である。特にアマウラの人間である自分にとっては。 これもいずれ、どうにかするべきか)川魚が少し、な。……調度良い。戻ったら、チカの身体を暖めるのと一緒に、暖炉で焼いてしまおうか。 [Sun 4 Nov 2007 02:07:27]
◆チカ=イ > 水に濡れるのと、氷で濡れるのとは、ちがうんだよ。 ――ほら、氷を食べても、喉の渇きがいえないのと、同じなの。 くしゅ。 (背中から這い上がる冷気に、ふるりと肩を震わせる。 自分の肩を抱き) ――ごめんなさい、じゃ、ありがたくー…。 (ワンピースを着込んだ上に、くるりと体に巻きつけた。ほう、と一心地ついた顔を見せ、サンダルを引っ掛ける) お風呂も入りたいけど、これからじゃ時間かかるね。 ヴェイトスの「こうしゅうよくじょう」って所はいつでもやってるんだっけ…村にも出来るといいのにね。 そういえば兄様はー…釣りの帰りー? お魚釣れた? [Sun 4 Nov 2007 01:59:10]
◆間空宗政 > 雪も溶ければ水、だとは思うのだが――……まあ、平地とあちらでは気候が違うだろうからな。仕方あるまい(逆に順応しなかったらしなかったで、その方が不安なのだし。……しかし、こうして打ち解けて会話できるようになった事は、正直喜ばしい事だ。 体が順応しており、心もそれを拒んでいるわけではないのだから。 ……無論、それ故に、早く返してやらねば、とも思うのだが)濡れるのは別に構わんさ。家に帰ったら、チカと一緒に火にあてれば良いのだし。 それに、そなたに風邪を引かれるほうが困る。遠慮せずに、使え。――……ああ、気に入らぬとか、そういう理由ならば無理強いはせぬぞ?(最後の言葉はからかうように。笑いながら付け加えて) [Sun 4 Nov 2007 01:30:52]
◆チカ=イ > 川の側に来るとはしゃいじゃうのかも。 浅いから大丈夫だって油断したのも――… 雪デ囲まれてるようなところだから、水に濡れるってこと、なかったんだけどー… 最近、この辺の気候に体が慣れてきてるのかも。 (家に帰って乾かすなら、取り敢えずワンピースを着込んでしまおうと手を伸ばした時、主が差し出すマフラー。きょとんとした顔で) ……え? や、大丈夫、だよ!それに、僕濡れてるし、ぬれちゃうよ? (ぶんぶん手を振って断らんと) [Sun 4 Nov 2007 01:27:23]
◆間空宗政 > (二人の間柄は、表向き、詮索されるようなものではないから問題は無いが――何にしたって誤解を招きかねない状況である。 最も、そういう意味では余り慌てていないのだが)そういう星の下に生まれた、で片付けてしまうのは少々乱暴だろうなぁ。……まあ、それがしがココに通りがかったのは偶然であるし、水に落ちないよう気をつければ、解決する問題ではあるな(そう言えば、娘が水浴びしていたりとかする場面には良く出くわす。そんな風に思えば、あながち『天運』という表現も間違いではないのかもしれない。……もっとも、彼女に向かって言うつもりはないが)ああ、そうか……山の上の方は、ここよりも寒いだろうからなぁ。……きっと、戻ったときも大変だぞ?(二度目のくしゃみ。口元を隠す娘に、思わず笑ってしまいながらも、家が寒いだろうと聞けば少し渋い顔。 別に彼女を怒ろう、というわけではなくて――)……まあ、仕方あるまい。其処まで濡れてしまえばあまり変わらんかもしれぬが……これもつけておくと良かろう。 家が冷えているならば、これ以上、そのような寒い格好をしているわけにもいくまい?(そう言って差し出すの、今の今まで自分がつけていた襟巻である。 青年にとっても少々大きい代物だ。 彼女がつければ、鼻先くらいまでは埋まってしまうかもしれないが) [Sun 4 Nov 2007 01:09:16]
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