スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『――追い回しながら。』 [Mon 23 Jun 2008 03:47:21]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 [Mon 23 Jun 2008 03:45:24]
白毛の狼 > (あ、取れた!そか、こうやって脱がす服なんだ!)(狼は服の構造を(若干間違いつつ)理解すれば、嬉嬉として尻尾をばたつかせ、少女をみやり)うぉふっ!うぉ……ふ!?(『やっぱ男の…なっ!?』さっきまでとは打って変わって禍々しい気迫をみせる少女のすがたに、一、二歩と身を後退し)わ、わぅわぅ!!(ご、ごめんなさーい!と逃げ回るはめになるのでした。) [Mon 23 Jun 2008 03:44:14]
藍音 > 前言撤回――(直後、 しゃ んッ。 と空に沁みる様な涼やかな音――― 手に持ってたハズの祓い串が先端を残して消えていて、代わりに生えた白刃が煌く。) ・・・・・・この、妖怪エロ狼め。(仕込みを抜きよった。 あれだ。直ぐ逃げろ――!) [Mon 23 Jun 2008 03:37:26]
藍音 > (ホントに実行して後悔するとかそういうことがあったときに、言葉の意味を知ることになるかもしれないが。) ――む、手伝ってくれるのか。 忠犬なのか駄犬なのかどっちだ?  ・・・・ってオイ。(引っ張られるのは手でも引くのかと差し出した腕じゃなくて胸部のあたり。 確かにある意味抵抗は無いが。 ちなみに和服はな。 強く引くとあれだ。はだける。) ―――。(和服に下着を着けるとは邪道の行いである。 絹の如ききめ細かさの、しかし壊滅的なまでに平地な様子が垣間見えるだろう。) [Mon 23 Jun 2008 03:34:47]
白毛の狼 > (ちぇっ…どこ舐めていいのか分かんないや…)(顔がだめで、服の構造もよく分からず、足下に関しては中身が見えないとなればややしょんぼりしたような顔になり。)うぅ…?(何やら声を掛けてこられているのだが、いかんせん理解はできず。バターは好きだ、ぬられれば舐める。訓練とか関係無しになめる、狼もしょせん犬科だから。って、まさか服にそんな秘密があるなんて犬じゃなくてもわかんないよ、べらんめぃ!)わふっ!(足先くらいって言葉に反応したわけでは無いが、なんだか尻尾をふりつつ――起き上がろうとするなら手伝うかのように服を引こうとするだろう。場所的には…抵抗無いだろうと、胸のあたりに狙いをつけて?) [Mon 23 Jun 2008 03:15:09]
藍音 > (なんせ容易に色々な物を突っ込まれないようにこう厚い服を着ているのだ。 任務中の平均被強姦率8割は伊達では無い。(←最悪だ。) 上体だけでも上から退いてもらえれば漸く一息付くが。) ・・・・何か言いたげだな――? まぁいい。(右手の串が真の姿を見せる事もなくて本当に良かった!) ……全く。 まさかとは思うが”そのように訓練された”犬なのか。 お前は。(突っ込みの激しい猫に知り合いが居るから怖いんだ、とは狼側には分かるまい。 バター犬扱いされてるのも判るまい。 袴の裾ぱぱと払いつつ。 袴の腰辺りに直接内部に触れる絶対領域があるのも判るまい・・・!)だとすれば見境をつけろ。 状況を弁えるなら、脚先くらいは咥えさせてやらんでもないからな―― と。(何時までも寝てる訳にも行かず、そのまま上半身起して立とうとするか。) [Mon 23 Jun 2008 03:00:48]
白毛の狼 > (出切る事なら背中から押し上げてあげたりしたい、がそんなに器用でもなく、お尻をなめるのは――まぁ、それもよかったかもしれないが服の上からなんて邪道です。)うぅ?(手で守られた顔は流石に舐めれない。強行するくらいの力はあるが、そこまでの拘りは無いようだ。――しかし、いかんせんだぼっとした服装には眉をしかめる。)(首突っ込む所ないなぁ…)(胸を見て)くふぅん?(『男の子かな?』とか、失礼な感想も言葉の壁によってあなたの耳には届かないのでしょう。いやぁ、よかったよかった。)わぅ、わふっ!!(結局どかずに顔を横に押されてどかされてしまえばセクハラ終了…ちっ。ちなみに猫達なら『いつものこと』と見て見ぬ振りしてくれるはず。子供だから、わかってないんですよ〜。たぶんね) [Mon 23 Jun 2008 02:43:50]
藍音 > む。 こら止めろ―――心配される程でも無い。 第一尻だ打ったのは。(今度のも害意が無いのは判るんだが、子犬ならともかく大型種は余り経験のあることじゃない。顔のサイズとかももうこっち以上っぽいし。両手で顔庇う。 ガードガード!) 恐らく飼い主は放任主義だな?  わぷっ・・・  こら、らちと退け。 猫どもにあらぬ誤解を招きそうだぞ。(止めないとそのうち頭をこおぎゅーと横に押されてどかそうとされるよー) [Mon 23 Jun 2008 02:33:57]
白毛の狼 > (正確には飼われ狼。まだ子供だから、居候とか同居犬とかそういう感情はなく、家族と思っている。自由がある。そんなわけで、はっきり言って放し飼いと変わらない。怪我は……精神的なほうなら何度か。)!!?(吠えたと同時に倒れた少女に一瞬びくりとするが、心配そうに近付いて――)くふぅん?(『大丈夫?』なんて、顔を舐めようとして。決して過剰なスキンシップではない。まぁ、それでも引き起こそうとはせずなんだかまたがろうとしてますが――ちなみに画像はモロ参照とか) [Mon 23 Jun 2008 02:23:12]
藍音 > 流石に喋らんが――人馴れしているな。  飼い・・・狼?(目の前で座る、とか見ればもう本格的に危険じゃなさそうなのでちょっと安心。 もふもふとした手触りを堪能しよう。) ……とはいえ、近くに飼い主が居なければ放し飼いではないか。 じゃれ付かれて怪我でも・・・   うわっ ……と?!(咆えかけられればびっくり手を離し―― 一歩後退した拍子に瓦礫を踏んで転んだ。 キャラ画像参照な袴はこの辺りじゃ確かに珍しいか。 転んで翻っても中が見えない良い構造だ。) っつ――。 やってくれる。 どこぞ不味い所でも触れたか?(ぶっつけたお尻擦りつつナ。) [Mon 23 Jun 2008 02:08:42]
白毛の狼 > (獣人と同居している獣は、あまり人間を嫌うだのはしないようでもあり。逃げるより先に飛び掛かるのが本能だが、本能とかは生活の中でだいぶ薄れぎみ――下がる少女に追い付くように近付いて、少しの警戒心と沢山の興味で少女の前にお座り。伸ばされて手には抗わずおとなしく撫でられるだろう。)うぉふっ!(と一声鳴いて。こんばんわ、の意だが聞き取れない者には吠えられた的な印象くらいしかないだろう。まぁ、相手の声が理解できていないあたりで言葉は通じ無そうだが。この辺ではみない服装には、だいぶ困惑ぎみではあるが小さい子だからまぁ大丈夫かななんておもっていて――)(スカートじゃ……ないなぁ……)(何か特殊な困惑を持った目で袴を見ていたり。) [Mon 23 Jun 2008 02:00:05]
藍音 > (人間慣れしてない猫や犬は参上した時点で大分追い散らしているかもしれないが、自覚は無い。 動物は逃げる時は、見るより先に逃げるものだ。) あいつの使いというわけでもあるまい・・・野良なのか。(野生動物は色々と知っているが、襲ってくる時の感じでもない。 てこてこと近寄ってくる犬―― 大きさ的には狼レベルか。事実狼だ――にちと困惑気味。 詰められた距離の半分を無意識に下がってしまう。) 食いついてきたりは・・・せんよな・・・・?(こお子犬なでるみたいにおずおずと頭のあたり手を伸ばしてみるか。) [Mon 23 Jun 2008 01:50:08]
白毛の狼 > (あれ、人間だ…?)(目をパチパチと数度まばたかせれば、あたりをキョロキョロと見回し他の者達を探している狼。気配(匂い)が少ないのを感じれば、もう終わったのかもしくは目の前の少女が原因なのか?まぁ、それは後日誰かに聞いてみるしかあるまいて。)(こんなところに人間がくるなんて珍しいなぁ…見た事無い子だし、迷子かな?)(じーっと見つめていた狼。覗きこまれれば同じように首をひねり、一瞬少女と視線を平行に。その後首を戻せば少しづつ近付いて行くだろう。なんか棒持ってるのは見えるけど、余り気にした様子もなく手を伸ばせば触れるほどに距離を詰めるつもりで――棒で叩かれそうになったら逃げダッシュだけどね!) [Mon 23 Jun 2008 01:41:12]
藍音 > 後は座して待つのみ―― 座している暇があれば良いが、な。(手紙を確認後猫集会の席から一歩離れ――そのまま上を見上げた。 雲の低い、曇天。) ・・・嫌な空だ。(取引の前に出動が掛からないことを祈って視線を落とす―― 此方を見詰める四足歩行と目が合った。) ……犬? にしてはデカイな。 こんなのも住んでいるのか。(猫塗れの中に犬系が居ても騒ぎにならないのは、猫どもはコイツが無害だと知っているから なのだろうか。  如何した?って感じでこぉ覗き込むみたいにしてみよう。 身長的には相手の方がデカイし、一応片手は祓い串から離さぬが。) [Mon 23 Jun 2008 01:33:52]
白毛の狼 > (真夜中も散歩したり――犬猫集会の行われている昨今、溜まり場にはいろんな動物がくるもので)(今日はこっちだったっけ、遅くなっちゃった。)(と、いずこの通りから出て来るは犬にしては妙に違和感のある風貌の獣であって。猫やら犬が集まっているのでは?と身をだしてみればそこにいるのは見た事の無い服装の幼じ…少女であって。びくりと体をこわ張らせてあなたを見つめて――) [Mon 23 Jun 2008 01:26:08]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『猫の集会場には犬もくる(?)』 [Mon 23 Jun 2008 01:15:08]
藍音 > っと、此処だった・・・・前と様子が違うではないか。(猫集会場=ゴミ捨て場的なのか、前回来た時とこお放置してある瓦礫の形が変わってるような。 寛ぐ猫どもは余り気にしてない様子か。) ・・・場所だけでも構わんが・・・活きの良い状態で捉えていれば報酬に色を付けるに吝かでないぞ、と。 (瓦礫に近付けば、周囲の猫どもが無言?で退く。 懐から出した手紙を判りやすい場所に挟んでおくか。) ・・・これでよい。 [Mon 23 Jun 2008 01:06:16]
藍音 > (用事は唯一つ、仕事を頼んでおいた情報屋への接触だ。 会えるか会えないか判らない対象へのナマモノの贈与は正直付いて来て貰って買い渡した方が良いと思うし――報酬に関してはもう自分自身以外には出しようが無かった訳で、ほぼ手ぶらでの参上となる が。)――毎日あそこに居るという事でもなかろう。 最悪書置きを残せば十分か。(計画練りつつ、歩む足取りには最早迷いも無く。 迷子体質とはいえ、何度も通えは体の方が覚えるのだ。) [Mon 23 Jun 2008 00:53:26]
藍音 > (トキノミヤコは山奥に居た修行時代、妖気の類を嗅ぎ取るべく特化された嗅覚は、嘗ては人の匂いを知らなすぎたのだろう。 街で暮らし、数多の人の中に生きていく日々が過ぎる内、最初は異質と捉えていたこのスラムの空気にも、それほどの不快を抱かなくなっていた。) …心地良いわけでもないがな。(結局の所コレも人の存在感なのだろう、なんて考えつつ、入り組んだ道を巫女服が歩く。) [Mon 23 Jun 2008 00:40:32]
お知らせ > 藍音さんが入室されました。 『此処の匂いが気にならなくなったのは、いつからか。』 [Mon 23 Jun 2008 00:37:20]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 [Thu 19 Jun 2008 08:00:23]
白毛の狼 > よっし……とりあえずおなか空いたぞ。(腹が減ってはなんとやら。昼間の家主の元へ帰るのがよろしいようで――)ふふ…今日の朝ご飯はなんだろ?(先程の妄想とはいっぺんし現実を見つめ直して一時帰宅につく動物だった。) [Thu 19 Jun 2008 08:00:18]
白毛の狼 > (来た道の反対側にある路地を歩きつつ、歌詞の続きを考えて――)夜のソードは〜……雄だz、きゃーっ!(歌詞の内容に妄想爆発したのか、その場で伏せてしまい顔を隠すように両前足で目の当たりを押さえ。尻尾はブンブンとふられている。)んもぅ……ソードったら〜……(語尾にハートマークがつきそうな勢いもあるが、気を取り直し立ち上がりまた歩き出す狼。今日はどこへいこうか――?) [Thu 19 Jun 2008 07:53:18]
白毛の狼 > 昼間のソードは〜おとこだぜ〜…(立ち止まり、何を思ったのか照れたように、目を閉じ首を左右に振って――)(大人一人が通れるほどの小さな路地に入れば、その先には普段なら日の当たる小さな廃材置き場があるのだが、残念ながら日は当たらず仲間もいない。)……夜のソードは〜もっとち〜が〜う〜〜……(何か遊べる物はないか、食べる物はないかと廃材のまわりを調べて見るが、これといって対した物は見つからずわふんと溜め息一つつきまた歩きだした。) [Thu 19 Jun 2008 07:45:30]
白毛の狼 > (家族はまだ寝ていた。まぁ、動物だらけの朝はきままにものでもあって。おこさぬようにそっと出て来た白い物。最近の天気は随分とくらい。太陽が出ないと、家主が洗濯物がかわかないとか非常に主婦的な発言を繰り返すわけだがいかんせん狼にはどうする事もできない。だから、いつもどおり散歩をするのだ。)…昼間のソードは〜ちょっとち〜が〜う〜…(道行く人など誰もおらず、今日はどこへ出かけようかと――とりあえず犬猫集会の会場へと向かってみようか。) [Thu 19 Jun 2008 07:37:20]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 『朝の散歩』 [Thu 19 Jun 2008 07:29:30]
お知らせ > オルさんが帰りました。 『(さて、何をして時間を潰そうか?)』 [Tue 17 Jun 2008 00:21:12]
オル > おいお前ら!一体、どうしたってんだ!?(中央で殴り合っていた二人に近づいていく。それにも関わらず、ガシガシと殴り合っている巨漢、二人組み。はやし立てるのは周りの人ごみ。「なんだぁ?どけ!おっさん!」・・・その怒号で少しいらっと来た。・・・仕事仕事。)どうしたんだ?って聞いてんだ!殴るしか能のない腕、引っ込めて答えやがれ!お前らの頭が明日のゴミ捨て場でネズミの餌になるってんなら話は別だがな!(布を取り払い、二人のうち、一人の頭に銃口を向けて尋ねる。声を張り上げたことも相まって、観客も同様に静かになる。とりあえず、話を聞いてみると、金の話、仕事の話、女の話・・・いろいろとまくし立てられた。最後に一言。「関係ないだろ。」と。)いや、あんたらが殴りあうので満足するなら、別にやって貰ってもかまわねぇんだ。ただ、場所を考えてくれってんだ。お前らが殴り合ってるのを見れば、ここでバカ騒ぎになるってのは少ない脳みそでも理解できるだろうが。・・・あと、目の前で殴りあいしてると俺も仕事上、動かなきゃなんねぇんだ。(最後に本音が出た。とりあえず、手で追い払うようにシッシ、と観客に伝えれば、不満をタラタラにして客は散り散りになっていった。)ま、そういうわけだ。・・・もっと奥まったところでやってくれ。あるいは墓地か海岸にでもいけばいいかもな。(あとはご勝手に、とでも言うかのように銃口を上へ向ける。銃に布をかけなおして二人から離れていった。) [Tue 17 Jun 2008 00:09:21]
オル > (おっさんと呼ばれ、微妙な顔をしつつも、去っていく子ども達を見送った。)ここまで「巡回」に来たのはいい、が・・・どうすっかね〜・・・。(サボり・・・もとい、巡回でここまで来たのだが、やることが無さ過ぎて逆に困ってしまう。時たま会う顔見知りにちょくちょく挨拶をしつつ、どうしようかと考えている。)とりあえず、だ。(大きな通り、といっても身なりの整った者なんてほとんどいないところに出た。どこかで歓声が上がる。・・・どうやら、賭け事をしているらしい。賭けの対象は、喧嘩のようだ。)ああいうのを取り締まるのが、仕事だからなぁ・・・仕事でもすっか。(仕事から逃げてきたのに仕事をし始めるとは本末転倒のような気もするが・・・それでもとりあえずは仲裁に向かうことにした。) [Mon 16 Jun 2008 23:37:15]
オル > ま、そういうわけで、ケチなやつは神様に怒られるから、注意するんだぞ?(よくある子どもの喧嘩を仲裁していた。巡回途中、お菓子があまってるんだから、別に一個くれたっていいだろう?いやだ。そして殴り合い・・・よくある子どもの典型的な喧嘩を仲裁していた。とりあえず殴り合いをやめさせて、拳骨を食らわせる。そして、仲裁を始めた。)持ってるやつが持ってないやつに分けるのは当然のことだ。そうすりゃ、神様からご褒美がもらえるんだからな!・・・お前も、一個くれないからって殴るようなケチなマネ、すんじゃないぞ!わかったな?(とりあえず、殴られてきょとんとしていた子ども達は頷いておくことにしたという。にかっと笑い、口ひげを生やした顔がゆがんだ。「わかったよ。ひげのおっさん。」・・・おっさんと呼ばれる年かどうかは、微妙なところかもしれない。) [Mon 16 Jun 2008 23:25:53]
お知らせ > オルさんが来ました。 『(いつもの通りの巡回、もとい、徘徊)』 [Mon 16 Jun 2008 23:18:35]
お知らせ > 五郎丸さんが退室されました。 『 其の後の侍の姿を見たモノはいなかった…――どっとはらい。』 [Fri 13 Jun 2008 00:22:43]
五郎丸 >  何処からでも掛かって参られるが良い。 其れとも――臆したかッ! ( ならばと、右手には塵取り、左手には箒を持ち。 有象無象へと裂帛の気合を上げ駆け出した侍。 例え勝機が無くとも、せめて戦いの中で――。 ) [Fri 13 Jun 2008 00:22:07]
五郎丸 >  破ァァ――。 ( 空き瓶に下段から、掬い上げる様な斬撃を叩き込む。 空き瓶は堪らず宙へと舞い、侍の背負う籠の中へと。 ) 先ずは一人……。 ( 爪先より着地すれば油断無く、眼前を見据える。 闇の中、無数の塵達が浮び上がる。 その数は、両手でも数え切れぬ程。 ) 闇魔流の武芸をお座敷剣法などとは一緒にして欲しくはありませぬな。 ( ぎろ、と殺気を篭る目で其れ等。 有象無象どもを見据える。 敵は多勢、しかし今の侍に負ける気は無かった。 ) [Fri 13 Jun 2008 00:18:22]
五郎丸 >  本来ならば与えられた職務をまっとう出来ぬ某は…腹を切り詫びる所であった―――。 ( ※ 斡旋所で、刀を抜いて腹に当てた所。 職員さん達に止められました。 ) だが、拾って貰った命。 せめて、戦いに殉じ果てたい。 ( その顔はいっそ晴れ晴れと、迷い無く敵を見据える。 苛烈さの中に於いて笑みすら浮かべ。 腰の箒を抜き放たん。 ) 木ノ葉一族が一人、五郎丸。 いざ罷り通らんッ! ( 背の羽を広げ、大地を蹴り路地に落ちて行く空き瓶へと飛翔せんと。 ) [Fri 13 Jun 2008 00:05:53]
五郎丸 > ( 貧民窟の路上にて、墨染めの衣に袴、額には鉢巻、胸当てに手甲、具足。軽装ながらも戦装束にて佇む武士の姿があった。 ) ―――完全なる負け戦なれども。 ( 腰に携えているのは刀では無く箒。 背にあるのは矢筒では無く籠。 そして弓では無く塵取り。 ) 某の戦いは未だ終わってはおりませぬ!! ( 箒を握り締めると、頭上に翳し若武者は吼えた。 魂からの雄叫び。 ) [Thu 12 Jun 2008 23:58:29]
お知らせ > 五郎丸さんが入室されました。 『 ――戦いは終わった。 』 [Thu 12 Jun 2008 23:48:56]
お知らせ > サヤ@掃除さんが退室されました。 [Tue 10 Jun 2008 21:45:55]
サヤ@掃除 > ( 作業を続けるにしても、それはこの地に暮らす住人に対する懸念や心配といった柔かな感情からは程遠く、苛立ちや怒りによほど近しかろう。 個々の事情を敢えて省みず、負け犬とひと括りと捉えてしまえば、尚の事―― ) ――汚ねェ。  ( その日何度口にしたか、既に覚えていない言葉を繰り返し ) [Tue 10 Jun 2008 21:45:47]
サヤ@掃除 > ( 仮に伝染性のある病の源であったとしても、己がそれに罹るとは思わない。 が、食うや食わざるやが続き体力の落ち切った人間はどうだろう。 此処にはそうした手合いも少なくはない、筈―― けれど、今も此方の気配を伺う住人の胸倉引っ掴んで詰ったところで何にもなるまい。 恐らく狩りもできないほど餓えた獣のように、体力の消耗をただ避けるだけなんだろう。 廃棄物すら放置しているように――何もしない事こそが彼等の首を絞めているのだとしても。 )( 乱暴な手つきで滲み込んだ汚物を周囲の土ごと回収すると、足音も高く路地を進んだ。 この調子だと、他にもこんな場所がまだまだあるのだろう ) [Tue 10 Jun 2008 21:40:13]
サヤ@掃除 > ( 殊更に背筋を正して歩いて行くと、時折人の視線を感じた。 恐らくはヒエラルキーの底部に位置するだろう彼らのテリトリーを脅かす無法者か全く別の何かなのか、己がどう見えているかは知らないし知りたくもない。 だが、異物を見る目であろう事だけは想像に難くない。 ――口開けて只ぽかんと待ってたって何ンも変わりゃしねーぞドチクショウ。 )( 道すがら、饐えた悪臭の源を見つけて箒で集める。 血混じりの胃液の跡。 ) ……変な病気の元じゃねえだろうな、畜生――   [Tue 10 Jun 2008 21:30:04]
サヤ@掃除 > ( わんわんと飛ぶハエを追い払う ) 自浄作用がからっきしねえってワケじゃあなかろうが――… は。 ( 鼻を鳴らした ) 無気力病患者の集団か、この辺りの生活者は。 ――ま、清潔に保っても何の得にもなりゃしねーんだろうけど。 ( 目の前にある廃屋はカビの生えたパンやら何かの紙屑やら、そうしたものを軒先に出してはある。 出してはあるが、『ただ家の外に放置してあるだけ』だ。 居住区で生活している者であれば、玄関脇に生ゴミを放置してそのまま、などとはまずしないだろう。 ――つまり、それ以上の事をする意思はないと思われる ) 意思ッつーか気力っつーか――( 舌打ち )頼むから今ツラ出してくれんなよ。 ( ――多分殴りたくなるから。 言葉を飲み込んで、軒下のそれらを集めてはその裏手の水路へ向かう。 この調子ではそこも似たようなものだろう ) [Tue 10 Jun 2008 21:15:12]
サヤ@掃除 > ( ここスラムにも区画と呼べるものがあるのかすら怪しいが、既に他の誰かの手が入った後と思われる場所はあった。 けれどそこから少し離れ、狭く入り組んだ路地に入り込んでしまうと蒸しがちな気温との相乗効果か、放置された廃棄物の酷い臭いが漂ってくる。 捲れ上がったかつては石畳だったものや、割れたガラスの破片は置くとしても、こればかりはいかんともしがたい。 ――余剰の食物なぞここにはいくらもなかろうが、それでも人が生活する以上廃棄物は日々量産されていくわけだ ) [Tue 10 Jun 2008 21:00:03]
サヤ@掃除 >  ――汚ねェ。 ( その日何度口にしたか、既に覚えていない言葉をもう一度 ) [Tue 10 Jun 2008 20:52:26]
お知らせ > サヤ@掃除さんが入室されました。 『( 最終日 )』 [Tue 10 Jun 2008 20:50:48]
お知らせ > フォルニカラスさんが帰りました。 『(瞳に映る光景が堪らなく嬉しかった)』 [Mon 9 Jun 2008 02:21:29]
お知らせ > エル@自宅さんが帰りました。 [Mon 9 Jun 2008 02:20:56]
エル@自宅 > ( 良い身体? どういう意味だ、おい。──中性ゆえか、いかにも男らしい体格からは程遠い。コンプレックスがあるので悪い意味にしか取れず、顔をしかめた。 ) …ああ、お休み。 ( それだけ返すと、骨翼はシーツにくるまり目をつぶった。 ) [Mon 9 Jun 2008 02:20:33]
フォルニカラス > (跪き、忠誠の証を示そう。首輪の鎖を外され、残るのは首輪のみだけ。首輪に触れれば奴隷だと再認識させられるもの不快感は感じない。ゆるり、と立ち上がれば周囲に見渡っていた。) ――、…良い身体をしているのね。 (レディの前に着替えるのはデリカシーが無いが、奴隷の身分なために反論は出来ずに褒め言葉だけ残った。) …、……イリデ? 意味は分からないけれど、良い名前ね。とても気に入ったわ。 (顔だけ彼に振り向いてから、満面の笑みを見せつけては頷いた。そして部屋の奥の梯子に歩き出した。) お休みなさいませ、エル様。 (最後に言葉を告げてから、四枚の翼を展開しつつ落ちないように入口に引っ掛けながら良し登ろう。) [Mon 9 Jun 2008 02:14:56]
エル@自宅 > ん、よし。 ( 跪いた奴隷に軽く頷いた。とりあえず今日はこれでいいだろう。そして、邪魔で動きにくいだろうし奴隷の首輪から鎖を外してやってから、「じゃあ俺は寝るから。お前も寝たかったら寝ろ」と言ってベッドに腰を下ろした。服を脱ぎながらふと思い出したように。 ) ああ…そうだ。名前をつけておかないとな。真名だけじゃあ不都合がありすぎる。 ──…イリデ。 今日からお前の名前は「イリデ」だ。 ( 虹色の輝きを持つ瞳を初めて見た時、オパールを思い出した。宝石の虹色の輝きイリデッセンスから、イリデ。虹という意味。 ) [Mon 9 Jun 2008 02:06:19]
フォルニカラス > そうね、翼が大事だから精一杯にやるわよ。 (言動こそ怯みはないが、翼の方は未だに丸まっていた。素っ気無い返事に、残念そうな表情で溜め息を吐いた。) そうよ、それ以上は古い順から無効になるわ。 ッと。 1つ目、了解――…。 2つ目、了解――…。 3つ目、了解――…。 これまでの命令は上書きされ、新たな命令を受け付けました。 (女特有の甲高い声とは違い、無機質な声で返答を繰り返そう。) …分かりましたの。貴方のものは貴方のもの、私のものは貴方のものですわ。 (瞳を伏せながら、軽くと跪いた。) [Mon 9 Jun 2008 02:00:31]
エル@自宅 > ああ。 …逃げる前に、盗まれないよう努力と工夫をしろ。 ( 言いながら、本当に器用な羽だな…と思った。人肌が恋しく?「俺はならない」とだけ返し。 ) ああ。命令は三つ…だったな。 まず、一つ目。 フォルニカラス……『俺に逆らうな』 二つ目… フォルニカラス、『真名を知る者に会ったら、呼ばれないよう回避しろ』 三つ目。 フォルニカラス… 『俺の不利益になる事は一切誰にも話すな』  …──こんなもんでいいかな? ( ちゃんと有効な命令になったかどうか、彼女に確認する。 ) 逃亡などももちろん、俺に逆らったとみなす。俺が主人で、お前は俺の持ち物に過ぎないんだからな。 [Mon 9 Jun 2008 01:51:02]
フォルニカラス > 外出とかしても良いのね。 …えッ、もがれたくないから逃げまくるわよ。 (一瞬と情けない声を漏らし、四枚の翼を背中ひとつに纏めるように引っ込めた。) 冬になると、人肌が恋しくなるものよ。 (ふふ、と微笑を浮かべながら片手で口元を隠していった。) エル様。 命令を上書きするのね。 (瞳は忌々しそうに細めながらも、彼の顔を捉えたまま視線を外そうともしない。) [Mon 9 Jun 2008 01:44:12]
エル@自宅 > まあな。 ( 頷いて。 ) …ああ、俺の仕事中は別に好きにしてろ。ただし、盗まれたりしたら追いかけて羽を一枚ずつもいでやるからな? 気をつけろよ。 ( ニヤリと笑ったが、続いた言葉には眉根を寄せて。 ) 添い寝? 気色悪いこと言うなよ、おい。大人しく一人で寝てろ。 ( どうも、「そういうこと」に使う気がないのかそんな事を。 ) さて…寝る前にこれだけは済ませとかないとな。 おい、フォルニカラス。 ( 真名で呼びかけ、悪魔と向き合おうと。 ) 命令を上書きしておく。 [Mon 9 Jun 2008 01:37:45]
フォルニカラス > なるほどね…、お洒落が好きなだけでなく考えがあったのね。 (彼の言葉に頷けるものがあったが、貧困街でなくもっと良い環境に住めるハズ。そうしない理由が幾つかあるのだろう、奴隷とて気軽に触れて良いものではない。自分の身を守るためならば余計な詮索や刺激をしないのが吉というもの。) …ずっと、貴方に付き添うことになるのかしら?それか、安全地区で待機…? (奴隷が他所に盗まれては笑い話にもならない。一つの疑問を浮かび上がり、首を傾げては彼に投げよう。) ……あれね、冬になったら添い寝するとかどうかしら。 (高い金が買い取った奴隷の待遇が屋根裏とは、初体験であり複雑な心境であった。やや、怪訝な顔付きになるがやってから考えよう。) [Mon 9 Jun 2008 01:28:05]
エル@自宅 > 金持ちのボンボンが奴隷ギルド職員? そりゃまた凄い道楽だな。 ( クックックと笑う。 ) 家の中に金なんて置いてたら危なくてしょうがねえよ。身に着けたり…もしくは職場に置いてる方がずっとマシってな。 ( なら、スラムなどではなく居住区のアパートでも借りればよい話なのだが…まあ色々あるのだ。奴隷もその内その理由を知る事ができるかもしれない。 )( 家の中に入り、骨翼はランプを点けた。しかしそれでも妙に薄暗い。夜だからというのもあるが、実は昼でも大して変わらなかったりする。方角の問題もあるし、ボロ屋が密集したこの辺りは光が入りにくいからだ。 そして家の中にあるのは、小さな台所と家のボロさの割にはマシそうなベッド、そして衣装戸棚。トイレは一応あるが、風呂は存在しない。 ) 物置にしてた屋根裏があるから、お前の寝るとこはそこな。毛布は一応置いといた。 ( そう言って、部屋の奥のハシゴを示す。まだ半分物置状態なので狭いだろうが、寝る分には何とかなるだろう。 ) [Mon 9 Jun 2008 01:16:52]
フォルニカラス > え、…ええと 身なりからしてもお金持ちのボンボンでしか想像が出来ないわ。 (アホな表現でしか出来ないほど、頭が混乱していた。彼の傍から離れないように注意を払う。) …。 ……。 ………。 (眼を擦った。何度見ても「ボロ屋」。正真正銘の「ボロ屋」。彼の外見と自宅を見比べても釣り合わない。これも不条理の一環なのだろう。) ……分かったわ。 (彼の顔を見つめたまま、こくんと頷いて無理やりに納得をして見せた。複雑そうな顔色は消えはしない。) [Mon 9 Jun 2008 01:02:25]
エル@自宅 > どう見てもスラムだ。 …何をそんな驚くことがあるんだ。 ( なんで奴隷がポカンとしているのか本気で分かっていない。 )( そして、やがて着くそこは、一言で言うなら「ボロ屋」 周りも似たようなボロ屋が立ち並んでいるから目立ちはしないが…むしろ、慣れるまでは戻るべき家を見つけるのに苦労するかもしれない。 ) ここ。俺の家。 ( 親指で指して、扉のカギ──蹴破ろうと思えばいくらでも蹴破れそうな扉だが──を開ける。家の中も当然、ボロい。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:56:47]
フォルニカラス > (馬車で来た道を振り返る。紛れの無い貧困街の特徴を詰め込んだ道。) ……何度、見てもスラムよね。 (瞳孔を点にしながら、口は半開き状態にある。汚い通りや妙な匂いには耐性があり、何の不快感を感じることも無く悠然に居た。) ……ッ (周囲に気を取られている内、掛け声と一緒に首輪を引っ張られた。顔を顰めながら、彼の後を追いかけよう。) [Mon 9 Jun 2008 00:50:44]
エル@自宅 > ( 馬車を降りたそこは、どう見てもスラム街。最近、大々的に清掃活動が行われているとかで普段よりはマシっぽいが、やはり汚い通りだし妙な臭いが漂ってくることもある。 ) こっちだ。 ( 驚いてるのか呆れてるのか、そんな奴隷に声をかけると、骨翼は彼女の首輪から繋がる鎖を引きつつ馬車では入れなさそうな細い路地に入っていく。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:46:33]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『(何時までも意外そうな顔をする)』 [Mon 9 Jun 2008 00:43:40]
お知らせ > エル@自宅さんが入室されました。 『(奴隷ギルドを出て数十分後)』 [Mon 9 Jun 2008 00:41:15]
お知らせ > ジョゼさんが帰りました。 『Le soleil n'est pas atteint. 』 [Sun 8 Jun 2008 02:25:54]
お知らせ > ジランダさんが退室されました。 『(脚の向くまま、尾の向くまま、気の向くまま)』 [Sun 8 Jun 2008 02:22:13]
ジランダ > ふむ。そうか……ジョゼは群の傍で、眺めているだけだものな。無用な心配だったか。(彼女の言葉になるほど、と深く頷いた。 元より群れる習性のある生き物ではあるが、さすがに人の中にあって、其処までの連帯感は得られない。 ジョゼもそうらしいというのは、よくよく考えてみれば、自然に至る考えだ。 確かに、可笑しい)――ではな。 また、逢う事があれば。(軽い挨拶をして、蜥蜴ものんびりと歩き出す。 ――また逢うかもしれないし、逢わないかもしれない。 彼我の繋がりなんて、そんなものだ) [Sun 8 Jun 2008 02:20:49]
ジョゼ > 食べて、寝て、セックスして。 変わらないわ。( 彼の言う、人間も、というのがどういう内容を指すのかはゆるい頭ではよくわからなかったが、程度の差こそあれ、行為の芯の部分にあるものは変わらないように思えて、そんな風に言う。 それを言ったら人もトカゲも雌雄の別があるものひっくるめてみな兄弟、みたいな極論だが。 )―― それ、可笑しい。( 野良は何時だって一人だ。個を忘れるほどの共感や、連帯感を得たことなど一度も無く、トカゲの物言いが可笑しくて笑う。 それは幸せな事のように思う。 都市の中で狩猟を行い、血の匂いのする服を着た野生動物も案外都市環境に適応しているようだ。 ) 忘れられるものなら、忘れてしまうといい。 ( うん、と妙に力強く頷き てんで当てずっぽうに歩き出す。行き先は足の向くままだ。 ) [Sun 8 Jun 2008 02:16:37]
ジランダ > ふむ。人間も、身体に塗ることがあるとは知らなかった。(屠った敵の血や何かで身体中に文様を描く連中もいた。或いは身体中に穴を開けて、金具を吊るしたりするのと同様の趣向なのかもしれないが。 そういえば、頻繁にジョゼを可愛がっている『お嬢』なる人物は、そういうのが好きなのだと以前に聴いたことがある。  蜥蜴に関して言えば、逆に然程長く生きていないという事と、種族的な感覚の違い、という事だろう。自分なりに、割と素直に生きているつもりなのだが)そうか。 ならば今日は互いに一人、だな。 それもまた良い――あまりに群れていると、個である事を忘れてしまう(こうした呟きも素直の内だ。 時折こうしてポツポツと零す相手は――今のところジョゼ以外にいない気がする。あまり人と関わらないというのもあるが。 互いに深入りしていない分、気軽に好き勝手な事を言えるのかもしれない) [Sun 8 Jun 2008 02:01:25]
ジョゼ > 絵の具。( 端的な説明とともに襟に引っ掛けた指で布地を引っ張り 薄い胸元に描かれた色とりどりのラインを見せる。 お嬢にしろ、画家にしろ、目の前のトカゲ男にせよ、誰が何を生業にしていようと余り興味は無い。 興味があるのはその行いにちらちらと見え隠れする心情の揺らぎ。 そういう意味では、このトカゲはプリミティブさ故に淡白に思う。霞む記憶を辿り、出来事を反芻しながら、そんな風に思う。 そういうのも嫌いではないが。 )―― いい。 今日はもう、おなかいっぱい。( 具体的な事実として、そうな訳ではないけれど 今日はもう十分満ち足りている。 今日は苦悩する彼を思い浮かべ、引かれた線をなぞりながら眠るのだ。 その淡さの共に血の匂いは強すぎる。 蛍光めいた淡い光を放つ視線が落ち、こつ、と高いヒールが荒れた石畳を叩く。 ) [Sun 8 Jun 2008 01:54:15]
ジランダ > ……ジョゼは変な匂いがするな。(問われた事もないし、進んで喋るような事でもないから教えた事は無いが――たぶん、予想はついているんだろう、と思う。いくら返り血を避けたとはいえ、周囲に飛び散る血液の臭いは外套にも纏わりついてしまうだろうし。 彼女の呟きに頷き、蜥蜴はそう言い返す。絵の具というものを知らないから、その臭いの正体に気付かぬまま)俺も、今夜はまだ寝床が無い。――付き合うか?(並んだまま、そのぼんやりと輝いている緑色を見下ろして首をかしげた。 別に一人で寝るのは問題ないし、彼女だとて他に当てもあるのだろうが、誘うだけなら誰の損にもならない)  [Sun 8 Jun 2008 01:38:24]
ジョゼ > ( 答えは前者。足が向けばどこにでも行くし、好き嫌いはあまりないし、どっちもどっちだ。 住人にしたとて、中身はそう変わらない。 )――・・・ 血のにおい。 ( 質問に頷く事に答えれば、ぼそりと口にする。 咎める気など毛頭無いが、血の匂いが勝って薄れてゆく余韻が少しだけ惜しい。 見上げれば頭のゆるさ故覚えはよくないが、見覚えのあるトカゲ顔。 普段何をしているのか、さほど知った仲でも無いが事後はどちらも同じ事のようだ。 ) [Sun 8 Jun 2008 01:32:28]
ジランダ > (蜥蜴には良くわからない事が、人間の社会には多すぎる。 貨幣というものも、その一つだ。それが無ければ生きていけず、このような区画に押し込められ、出て行くことも無く、一生を終わる。 ――人と蜥蜴との考えの違いを鑑みても、やはり良くはわからなかった。 まあ、暮らしてみると割合、この爬虫類には居心地が良かったのだが)…………やはりジョゼだな。 今日は1人なのか?(彼女も、割合とこの区画を気に入っているのではないか、と思う。 或いは特に気にしていないかの、どちらか。 色々な人間のところを転々としている彼女。見かけたら声をかける知り合いの一人、だ。 特に気兼ねなく、蜥蜴は隣に並んだ) [Sun 8 Jun 2008 01:20:59]
ジョゼ > ( しかし、こんな貧民街の傾いたアパルトメントに住んでいるだけあり、彼の暮らしは貧しいもので お嬢―― "サングェ"の後継クリスティーナ・バルトロッツィのような御大尽は期待できるはずも無く、手持ちがあれば生活費を与える事もあるような、そんな関係。 男性として機能できず、画家としての才能のなさを自覚しながらも、絵筆を折る事のできない彼の苦悩はとても複雑な色合い。 人並みの幸福はなくとも、彼の人生には苦悩があり、それと向き合い足掻く姿を愛しく思う。 溺れる蟻を眺めるようなものだけれど。 )( 今日もまた、果されない欲求はキャンバスに塗り付けられそれを前に眠る事も出来ずに苦悩を深くするのだろう。その姿を思い浮かべ愉悦に浸りながらふらふらと当てもない道行、掛けられる声に足が止まる。 )――  ( ゆっくりと振り返り、二足歩行のトカゲを鬱陶しい前髪の奥、視認した。 ) Bonsoir. [Sun 8 Jun 2008 01:11:39]
ジランダ > (人間を殺す、壊す、というのは――手際の良し悪しはともかくとして、其処まで難しいものではない。年中“素人”が誰かを殺しているのがその証左だ。 蜥蜴は首に爪を突き刺すという、割と簡単な方法を好み、実行し、それで日々の糧を得ている。――最も、あまり手際が良いとは思っていない。 彼の行為は戦う事に喜びを感じる本能や、狩猟という趣向からの派生であって、殺すための殺しではないからだ。 ――ともあれ、今夜の爬虫類は狩猟本能を満たし、財布を手に入れ、上機嫌であった)…………うむ。これで肉が喰える。(と不意に視線を向けたのは、道の向こうを行く桃色の髪。 夜目――と言っても彼には日中と変わらないが――にも鮮やかな髪の持ち主を、彼は1人しか知らなかった。)………ジョゼか?(のんびりとした足取りで、声をかけながら後方から歩み寄る) [Sun 8 Jun 2008 01:04:11]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『 仕事帰り 』 [Sun 8 Jun 2008 00:59:22]
ジョゼ > ( 今日も今日とて他人のベッドと食卓を間借りする日々、今日の相手は売れない画家―― 傾倒する余りに倒錯し、生身を愛す事ができなくなった彼は、それを描く事で欲求を昇華しようと足掻く不能者であり、私はモデルとして、時には人の形をしたキャンバスとして気まぐれに彼の家を訪ねては服を脱ぐ。 今日も、服の下には彼の引いたラインが無数に残り、今も絵筆になぞられているような感触がしてならない。 ) [Sun 8 Jun 2008 00:50:07]
ジョゼ > ( 傾いたアパルトメント、くたびれたシャツのボタンを違えたまま、見送りに来た癖毛の彼にキスをする。 移った口紅と、無理して笑う捨てられた子犬のような顔が面白くて少し笑って、何か口にしようと開きかけた唇に当てる人差し指。 ) Au revoir. ( 夜気に溶かすよな囁きで告げる別れ。 どぶ川から這い上がる臭気に混じり、引き止めるよう濃密に絡みつく彼の気配を、振り返る事なく踏み出す足で無残に切り裂いてゆく。 今夜、眠る事の出来ない彼の、無音の悲鳴が心地良い。 ) [Sun 8 Jun 2008 00:22:47]
お知らせ > ジョゼさんが入室されました。 『 je t'embrasse 』 [Sun 8 Jun 2008 00:19:40]
お知らせ > ルーンヤさんが帰りました。 『焦らず、ゆっくりと頑張るかなー… 帰路、夜空見て思う』 [Thu 5 Jun 2008 23:12:26]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Thu 5 Jun 2008 23:11:18]
獣少女 > ( 彼の表情 ――笑みのような、表情の変化見て取れたのでしょう。獣の表情もまた、何処か和んで見えることでしょう。 ずっと一緒に、との御言葉耳に届くと、こくこくッ、頷いて。 … すィ、と近付いた彼の顔。ぺろ、と頬を舐められると、 ) くすぐ、タイ …  ルーンヤ、   くすぐッ、た イ  ( ふるふる、 …小さく。獣の耳が震えております。 帰路を促す彼に獣は、尾を振って。 彼を見失わぬよう、トコトコ …後をついてゆくのでした―― 。 ) [Thu 5 Jun 2008 23:09:51]
ルーンヤ > (出来る限り、ストレートに言った積りなんだけどなー…なんて、先程まで顔を赤くしていたのが馬鹿らしくなるほど、微笑ましい彼女の様子を見れば… 人間だったら、少しだけ笑った様な顔。浮かべて… 不安げに此方を見遣る彼女に視線を返し――) うん、うれしい。 一緒に居ると、凄く嬉しくて安心する。 だから、ずっと一緒に居て欲しい…かな?(笑った様な獣の顔。 それに、此方も表情を和らげれば、顔を近づけて…舌先で軽く頬を舐めたりして――) うん、それじゃあ…もう少し歩いてから、帰ろうか?(そっと、体離せば… 再び、夜のスラムを歩き出す、か) [Thu 5 Jun 2008 23:01:53]
獣少女 >    きゅぅ ―― ン … ( よほど、獣なりに脳みそをフル回転したのでしょう。両前足で頭を抑えてしまっております、相当、頭が熱くなってしまったものと思われ。 ぽむ、と彼に前足で撫でて貰えると、そろそろ、と両前足を頭から離し。不安気に眉を寄せ、彼を見るでしょう。 )  …うれしイ  ( 告げられた、至極分かり易い御言葉に漸く、獣の口元にも薄っすらと 笑みのようなものが浮かびます。 ) [Thu 5 Jun 2008 22:57:29]
ルーンヤ > ぇーーーー!!? (おしべとめしべの話からか!? そんな驚いた顔で振り返れば、オーバーヒート気味な彼女へと近寄り… 無理するなーと、頭を軽く前足で一撫で。 本当にこれから色々と教育しなきゃならないなー、なんてちょっと遠い目を夜空に向けて――) うん、一緒に居る。 一緒に傍に居てると…嬉しい、って言うか… うん(だから、辛うじて彼女が口に出した言葉には…自分の範囲では、分かりやすい言葉で答えて…またコクン、と) [Thu 5 Jun 2008 22:49:06]
獣少女 > ( …自身の問いかけに幾分、思考しているような。沈黙の後、告げられた御言葉に獣は、 ) ―――… ( 沈黙です? いいえ、如何やら獣のオツム容量を超えてしまったようで… )    うゥ ―― …ルーンヤ、   あたま   あっつ イ …  ( 何やら、知恵熱めいたものを発症しているようです。… 顔、ではありませんが。獣の頭からオーバーヒートしたかのような、煙が出ているやも知れません。 それでも、 )   いっしょ、   いル … ( 辛うじて、その言葉を口にすることが出来ました。 ) [Thu 5 Jun 2008 22:46:23]
ルーンヤ > (故郷の森を飛び出して早幾年月…という程でもないが、それでも思い出に浸る程度の時間は離れている。 一度、戻るべきか――けど、立派になってから戻りたい… そんな、若者心) ん?(その珍獣に投げ掛けられた問いかけ。それに、暫し考え込めば… ふっと、立ち止まり) そうだなー… ずっと一緒に居て、一緒に色んな事して、それで…えーっと…あー… えっと、子供とか生んで貰いたいとか… そんな…あー(人間だったら、もう顔から湯気が出る程だろう) [Thu 5 Jun 2008 22:36:50]
獣少女 > ( 故郷を思い出されている珍獣さま、その胸中知る術は在りませんでした。けれども、知ることが在ったとするなら ――獣交じりの赤子が産まれ、物心付いた頃に傍に居たのは一匹の狼。赤子に生えていた獣の耳や尾がそうさせたのか、赤子は狼に育てられた。 獣もまた、母狼の面影を時折思い出しているのやも知れず。 ) ――   ルーンヤ  ( ふと、前をゆく彼の御言葉が耳に届き、 )  きらい、じゃ ナイ ……わか ル    すき、 ……  るゥ …? ( 如何やら獣には彼の仰った、好き、と云う感覚がイマイチ理解出来ていないようで…。 ) [Thu 5 Jun 2008 22:33:02]
ルーンヤ > (思えば、俺も故郷でこんな風に親父の後を着いて回ったっけ… 後ろを着いてくる獣の姿を見ながら、思うのはそんな事。 思い返せば、親父元気かな…なんて、ちょっと望郷の思い抱いたり。) ――――― (それから暫し、二人で夜のスラムを歩く。 あまり人目につかないルートを歩けば、時折物陰で蠢くのは風に揺れるゴミか、餌を求める動物か… そんな様子を横目に見ながら、ふっと――) ん (耳に入る、彼女の言葉。 耳にすれば、歩いた侭… 夜空見上げ――) オイラも、嫌いじゃない。 むしろ好きだぞ(そう、答える… 人間だったならきっと赤面しただろう) [Thu 5 Jun 2008 22:20:09]
獣少女 > ( さわさわ …僅かに鳴っているかのような、彼の背の鬣。 着いてきて、との御声には、 ) …  きゃん  ( 先ほどよりは確りと、鳴いた。 ふりふり… 軽く尾を揺らせながら。彼の後をついてゆく獣は、 )  きらい、ジャ ない …。 かえル、の  おそク なった  …デも  ルーンヤ、  きらイ じゃな イ  ( ぽつ、ぽつ …考えながら、言葉を口にしております。 ) [Thu 5 Jun 2008 22:16:18]
ルーンヤ > (そりゃ、この獣だって思春期真っ只中。 年頃の女の子――と言うには幼いが、そう言う子と一緒に居れば色々と思う所もあり、そして気まずい雰囲気にも色々と。 嗚呼珍獣青春真っ只中―― さておき、コクリと頷く彼女に此方もコクンと頷き返せば、背の鬣を揺らしながら歩き始め…) んっ… ルゥ――…(短く鳴く声は、着いてきて…の合図。 行く当てなんて、特に無いけど… それでも、一緒に歩いていれば胸の奥の気まずさも消えるだろうな…なんて) [Thu 5 Jun 2008 22:09:33]
獣少女 > ( 自身が塒に戻る時刻が遅くなっている事、それが彼にパニックを起こさせてしまっていると云うことにも気付けぬ獣は、… それでも。 ) だい、じょ ウ ぶ …… ( 大丈夫。 そう、告げてくれた彼の言葉を反芻するかのように。 幾分、空を彷徨っていた彼の視線。そして告げられた御提案には、 )    るゥ  ( ひと声、鳴いて。… こくん、頷いた。ふりッ、と 小さく尾を揺らせてみたり。 ) [Thu 5 Jun 2008 22:05:37]
ルーンヤ > (ぴくんと震えた獣の耳に、此方の背の鬣もピクンと震える。 最近、妙に気まずい日々が続くが、また何か怖がられる様な事したか? それとも、やっぱり前の事を気にしてるのか? 大丈夫、オイラは気にしてない。ごめん嘘です凄い色々と気にしちゃってます。 早速、パニくる珍獣の脳みそ。 思わず慌てた様な様子で、辺りをうかがう様に顔を左右に動かし――… ) え? あ、あー… 気にしないで良いって、うん。その、何ていうか… その、うん。大丈夫だし(言葉、上手になったな… と、思いつつも、彼女の言葉を聞けば…何度もコクンコクンと頷きながら、大丈夫…と。 言葉投げ、それから…少しまた、困った様に視線を空に泳がせれば――) 少し、一緒に散歩しようか? (と、小さく投げ掛ける) [Thu 5 Jun 2008 21:58:33]
獣少女 > ( ――聞こえた、彼の声。 ふッ と見上げるように上げた瞳が捉えたのは、地に降り立った彼の姿。見えた途端 ぴく、と 獣の耳が僅かに揺れて。 彼が近付いてくれたことには、 )    きゅ ゥ   ん ( ぺた、と伏せられてしまった獣耳。何処か、申し訳無さそうな様子の獣は、 ) ルーンヤ  ――…ごめん、な サイ   かえル、の  おそク なった  ごめんナ、さい … ( ぎこちなく。口にする言葉は、此処最近ずっと、彼のもとに戻るのが余りに遅くなってしまっていたことへの 謝罪。その間も特に目的が在ったわけではなく、ただ、帰り難い、と云う漠然とした感覚のみ、だった。 ) [Thu 5 Jun 2008 21:53:41]
ルーンヤ > (狩りに行くのかと思えば、そうでない様子。 最初の内は単なる散歩かと思っていたが、同じ場所を行ったり来たりといった様子に、不思議そうに首傾げれば… 暫し彼女をじっと見詰め続けるも、何処か少し不安にでもなったのか…) ルゥ―――ー? (短い、問いかける様な一鳴き漏らして地面へと降り…その侭、獣の元へ。 向かえば、少し困った様な様子で彼女に赤い瞳を向けてじっと見遣ろうとするだろうか?) [Thu 5 Jun 2008 21:45:19]
獣少女 > ( 珍獣さまから見える獣は先ほどから、同じような場所を行ったり来たりしているだけ、で …。これほどまでに、同じ場所をウロついているのだから、何らかの目的が在るのだろう、と云う風に映るやも知れぬ。けれども、実のところこの獣。目的めいた目的が在るわけではなく… 時折、珍獣さまを見るように上を見上げたと思えばまた視線を落とし。 )     るぅ … ( ひと声、呟くように鳴いてみたかと思えばまた うろうろ、と…。 ) [Thu 5 Jun 2008 21:40:57]
ルーンヤ > (それを屋根の上から見下ろすのは、赤い目のUMA。 彼女の後を追う様に、おんぼろな屋根の上を移動しながら…時折視線を下へと向けて獣の方へと向けたと思えば…首を高く上げて辺りを見回し――) んー… (特に異常や外的が無いと分かれば、またうろつく獣を追う様に屋根の上を動く。 ちょっと過保護な周囲の警戒役… みたいなつもりなのだろうが―― そんな珍獣の胸の中にあるのは、眼下でうろつく少女に対する色々な思いとか) [Thu 5 Jun 2008 21:34:22]
獣少女 > ( うろうろ。 ――ウロウロ。 不審なまでに、スラムの片隅をウロついているのは、一匹の獣。 灰色の長く伸びた髪の間から、幾分警戒しているかのように、覗いた獣耳が ピクついて… 。 ) [Thu 5 Jun 2008 21:29:22]
お知らせ > ルーンヤさんが入室されました。 『背の鬣が夜風に揺られる』 [Thu 5 Jun 2008 21:28:25]
お知らせ > 獣少女さんが入室されました。 [Thu 5 Jun 2008 21:26:44]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが帰りました。 『(荷物の方は、いつの間にやら回収されていたそうだ)』 [Sun 1 Jun 2008 00:08:18]
「ウワバミ」@惨劇 > ・・・。(「何度来られても、うちの店は潰させねぇぞ!」言いながら刃物を構えた中年男性。・・・小さく舌打ちをした。これからだというのに、いらぬ恨みを買うのは面倒だ。・・・どうする?どうする?・・・幸いに相手は一人。店は一人できりもりしていると聞いているし、仲間も居ないだろう。ならば・・・)・・・!(動く右腕で鞘を掴み、相手の手をうち、足を打つ。崩れたところに首筋にもう一つ打った。・・・相手は倒れ、ナイフは手元から滑り落ちていく。・・・どうにかなった。・・・動かない左腕はどうなるのだろう?自然治癒でも待つしかないのだろうか?)・・・。(まさか、これも例の椅子のせいか?とか考えつつも、とっとと退散することにした。) [Sun 1 Jun 2008 00:07:15]
「ウワバミ」@惨劇 > っ!?(違和感の原因が分かると同時、荷物を投げ捨てた。荷物は壁に当たり、破けて、地面に落ちる。開いた穴からシュウシュウと煙が上がっている。)・・・。(毒!?そう判断すれば、即座にその場から退避しようとする。・・・が、もう一つ、感じた違和感があった。)・・・。(荷物を持っていた左腕が思うように動かなくなっている。革越しですらこんな影響のあるほどの毒なんてそうそうあるだろうか?・・・何か呪いのようなものが荷物にかかっていたのかもしれない。)・・・。(ハメられでもしたか?そんなことを考えていると、店の者が様子を見に来た。「・・・やっぱり、罠、か。」憎悪のこもった目で睨まれる。) [Sat 31 May 2008 23:56:57]
「ウワバミ」@惨劇 > ・・・?(裏に回る途中、何か違和感を感じた。自分の感覚を研ぎ澄ませていくとしよう。)・・・。(人の気配、それも殺気を帯びた気配。・・・恨みを買った覚えはないし、今後買うつもりもない。とっとと、荷物を渡して終わりにしよう。・・・ようやく、血を吸う鬼として生きていける気になったのだ。ここでヘマをして、第一歩を汚したくはない。)【判定】 [Sat 31 May 2008 23:43:04]
「ウワバミ」@惨劇 > (何かの革でできたカバン。そう、高そうには見えないし、何かの匂いがするというわけでもない。重たくもないので、金とかそういう類のものではないだろう。・・・まぁ、中身がなんであれ、今は届けるのみ。)・・・。(吸血鬼として自覚してからというもの、なぜだか仕事に惑いはなくなった。以前は焦る余り、「こんなことをしていて何になる」と思わない日はなかったが、今は「動く死体」の自覚がある。そのおかげで時間もある。だから苦痛にも思わないし、組の再興もそう遠くはないと思えるようになってきた。・・・そんなことを考えているうちに店の前に着いた。)・・・。(ノックをすれば、少しだけ開いた扉から「裏へまわってくれ」との指示があった。言われたとおりに裏にまわることにする。) [Sat 31 May 2008 23:34:47]
「ウワバミ」@惨劇 > (何かの荷物をとある地点の店まで運んで欲しいとの依頼。声も出ないため、二つ返事で了承するしかない。)・・・。(筆談もめんどくさいしな。そう考えつつ、スラムの中をゆるりと歩いていく、黒い影。) [Sat 31 May 2008 23:20:16]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが来ました。 『(ただいま、仕事の真っ最中)』 [Sat 31 May 2008 23:15:44]
お知らせ > ソレディー@掃除さんが帰りました。 『( ゴミは、ある程度捨てられているところに貯まっていくものだ。 )』 [Fri 30 May 2008 00:37:16]
ソレディー@掃除 > ( 教えられていた道と微妙に違う気がしないでもないが、やがて折り返し点のY字路に辿り着く。 ちょっと満足気に来た道を振り返って… ふと、路地に目を向けた。 どうしても気になるそこ。 気にしなければ何も見えず、素通りしてしまえるのだけど――― せっかくわざわざ掃除しているのに、やり残しているところがあるのは消化不良。 廊下の一本だけ掃除しないで終えるなんて、別に掃除自体面倒なのだから良いのだけど、二度手間になるのはもっと面倒だ。 ボランティアで、やり直しなんか無いし、スラムや暗黒街については諦め半分であったとしても――― )   ( 確認のつもりで、闇の中にランタンを差し入れた。 両側に壁が聳える、息苦しい道。 でもただ狭いというだけで、急にゴミの塊があったりはしない。 ―――どうだろう、日々騎士団で鍛えられているし、駆け足で周れば路地も奇麗にできるのではないか。 籠が一杯になるには、折り返しを考えてもまだ余裕があるし… )   ( 暗い道を進んで、進んで、擦れ違った住民らしき人に訝るような顔をされても、元気にご挨拶。 ―――どこかに繋がっていれば区切りを付けて引き返す必要はありそうだけど、いけるかもしれないと判断。 そうして周り初めて、思い知る――― ) [Fri 30 May 2008 00:36:43]
ソレディー@掃除 > ( 舗装された道、ぴたりと寄り添って立つ家々… それらには別々に所有者がいるのだと理解していても、どこかで 『部屋』 のような感じ方をしてしまう。 町全体が一つの家族のような錯覚。 共同体という認識として間違ってはいないかもしれないけども… 距離感というのが、掴めていない。 ―――それら自分の感覚を認識も出来ずに、首を傾げるばかり。 胸のつかえをどうにもできないのが気持ち悪いが、だからこそ、とにかく奇麗にしなければという意識は次第に動きを早くさせる。 ―――生ゴミ、ボロ切れ、腐った木切れ、普通に汚物… およそ何かに使えそうな物は持って行かれてしまうようで、案外奇麗なものなのだが。 それだけに残されるものは、ニオイとか色々きつい。 『騎士になるのだから!』 と自分に言い聞かせつつ、トングで掴むのもはばかられるようなものは持たせてもらった古紙とか雑巾で手掴み。 奇麗好きでもないけれど、『危険なニオイ』 に対する察しが良いと辛いところだ。 ) [Thu 29 May 2008 23:53:40]
ソレディー@掃除 > ( どこそこの通り沿いに掃除しながら進む〜というのは大体決めて来ているけれど、こちらの方はやはり引き受け手が少ないらしい。 見える範囲に自分一人で、他の人がどこにいるのかも分からない。 受け持ちは決めてあるのだから問題ないと思うものの、何にせよ路地まで入り込んでいたら日が暮れる… もとい、夜が明けるのは目に見えていた。 ―――家の中ならどこからどこまで奇麗にするというのがはっきりしている。 湖畔の自宅はもちろん、騎士団寮だって、広いには広いけど、がんばれば全部奇麗に出来る程度だ。 でも、『街』 は… ) ―――ん〜…? ( 道端で割れていた瓶… 何かちょっと血くさい破片をひょいひょい籠に入れながら、通りを見渡し困り顔で小さく呻く。 別に潔癖症でもないけれど… 掃除できないまま通り過ぎてしまう場所というのも、出るだろう。 そんなの仕方ないし、奇麗になるには違いないのだけど――― 街を巨大な一つの家として見てしまう感覚には、すっきりしないものが残ってしまう。 ) [Thu 29 May 2008 23:37:44]
ソレディー@掃除 > ( 特に用も無かったし、こちらの方には面白そうなものもないと思っていた。 だからろくに来たことはなかったけれど、どういう場所かは何となく知っているし、知識としては不確かでも、曖昧な部分を越えて 『スラム』 と分類される土地に入る頃には肌でそれを感じていた。 )   ( どこか埃っぽく、色褪せて、日が暮れているのだから当たり前なのだけど、表通りと比べると街並みが暗い。 街灯などがあまり整備されていないのと、家々の灯りが少ないのと… おまけにゴツゴツと道へ張り出した不規則な家屋の並びが、ただでさえ細い光りを遮っている。 路地はほんの少し先も見通せず、何がいるかも分からない。 ―――スラムに行くのなら、と特に持たせてくれたカンテラを揺らして、見つける傍からゴミを籠に入れていくが… どうも違うような、何か解決になっていないような。 形にならない気掛かりに、足の進みは遅かった。 ) [Thu 29 May 2008 23:20:44]
ソレディー@掃除 > ( 清潔そうな白いトレーニングウェアの上下を着て、中でゴミ袋を広げた籠を背負う。 市内清掃ボランティアのゼッケンだか腕章だかを付け、手にはトング。 分かり易い格好で… けれど危ない場所らしいから一応腰に片手棍を提げて、丁寧に梳いた赤い髪をポニーテールにした赤銅色の肌の娘が、スラムを歩いている。 ) [Thu 29 May 2008 23:01:22]
お知らせ > ソレディー@掃除さんが入室されました。 『( 一日目 )』 [Thu 29 May 2008 22:51:51]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが退室されました。 『(クソ。出来ない事を言う時ほど虚しい時は無い。)』 [Wed 28 May 2008 16:22:48]
ブロウ@惨劇 > あーマジいってえ……クソ、てか餓鬼もビビって逃げ出しちまったか。 ( いや別にそれはどうでもいいのだが。 本当にどうでも良いんだぞ。 俺が好きなのはあの魔女であって別に子供が好きってわけじゃないしな。 ) ………んなアホな事考えてねえで手当てとっととしねえとな。 ( 久々に服がボロになっちまった。 まあ代えは何着もあるからいいのだけれど、それでもやっぱりなんだか悔しい。 )( ああついてない。 ああうざい。 にゃろう。 次俺の前に来たらぜってえ思いっきりぶん殴ってやる。 ) [Wed 28 May 2008 16:17:43]
ブロウ@惨劇 > ( 個人的に面倒だと思っているのが、これが果たして呪いなのかただの不運の積み重ねなのかの区別がたまに付き辛いって事だ。 ) たまたま立て付けが悪くなっていて、たまたま俺が下に通った時に限界が来て、そんでもってその上たまたま俺様が道行く幼zy別のに気を取られてて成すすべも無く喰らっちまった………つまりはそういう事ってか? ( 老朽化していた看板が頭の上に落ちてきて、それがもろに命中したチンピラは苦々しく呟いた。 寄り掛かかるように壁にもたれかけて、木屑の破片で頭から血を垂れ流しているピンクの男の顔は酷く不機嫌そうである。 ) [Wed 28 May 2008 16:02:57]
ブロウ@惨劇 > ( まったくその類は厄介だ。 そういうやつってのは大抵が殴っても逃げても解決しないような事ばかり。 まったくもってうざったい上に面倒な事この上ない。 )【判定】 [Wed 28 May 2008 15:55:04]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが来ました。 『のろい、ねえ』 [Wed 28 May 2008 15:51:58]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 『ウオカミにでも行くか』 [Mon 26 May 2008 00:42:56]
ジランダ > (ごぼごぼと血の泡を吐きながら苦しむ男は、窒息したのか失血によるものか、もうしばらく暴れた後に全身が弛緩した。 後は噴出した返り血が自分に引っ掛らないよう、慎重に爪を引き抜いて終り、である。 楽な狩猟だったとは決して言えないが、それでも常どおりの結末だ)……………………。牙も使えれば楽なのだが。(まあ、そう都合よくは行かない。牙の生えた怪物がスラム街で暴れている、だのという濡れ衣を掛けられたくも無し。人の群の中で暮らす以上、人喰いも、そう疑われることも、避けなければならない)……それにしても(元より素早く動くための身体の構造をしている。こうやって無理やり抑え込むのは、本当に疲れるのだ。偉大なる祖先が群で狩りを行ったのも当然だと、蜥蜴は思いつつ、男のジャケットから財布を引っ張り出す。 特に依頼人から言われない限り、この程度の行為は黙認されている、ようだ)………腹が減ったな(まあ、どうせ酒と肉で消えるのだが) [Mon 26 May 2008 00:37:57]
ジランダ > ………ッ!(そして男が真下を通った瞬間、蜥蜴は両足と尻尾で壁を叩き、踊りかかった。 落下音と、激突音、そして男が地面に叩き伏せられる音。 音も無くと表現するには不可能な程の騒音が路地裏に響き渡った。 だが70kgもの体重を持つ何者かが、突然自分の背中に落下してきた男にとって、上のほうで蜥蜴が壁を叩いた音なぞ前兆足りえないし、激突した時には既に事が起こっている。 よって突如として訪れた災厄に男が喚き、暴れるのを全体重かけて抑え込み、左腕の爪を肩口に引っ掛け、そして――――) シャァ……ッ!! (――――気合と共に、振りかぶった右腕を男の首筋に振り下ろした。生暖かい感触と共に、皮膚を突き破った爪が血管を貫くのを感じる)(その後は、時間の問題だった) [Mon 26 May 2008 00:25:38]
ジランダ > (前置きが長くなったが、つまり、そう言った事情でこの蜥蜴はここいる、という事だ。 両手足の鉤爪と尻尾を駆使して壁に張り付いている様は正しく蜥蜴のそれだが、誤解しないで頂きたいのは、この爪は引っ掛けて高所を移動する為のものであり、こうしてぶら下がる為のものではない。 あくまでも短時間だけだ。長時間維持できるほどの膂力も無いのだから。 ――つまり、標的が来るまで、あと僅かという事だ)…………………………………………。 ……………………来たか(のそりと頭を持ち上げ、その眼で路地の奥を見やると――ジャケットのポケットに手を突っ込んだ男が、此方に向かって歩いてくるのがわかった。暗闇でも問題なく見通せる蜥蜴の視界ならば、この時間であっても標的の判別がつく。 距離と相手の速度からして、あともう少しの辛抱だ。蜥蜴は息を殺して、じっと待つ) [Mon 26 May 2008 00:01:39]
ジランダ > (狩猟と言っても、別に食べる事が目的ではない。……いや、正確に言うならば『直接的に食糧を求める事』が、とすべきか。 今回に限らず、この都市に来てからの標的は常に人間であり、そして人間を喰うつもりはないのだから。 人間を喰えば、天敵として追われる。自分は捕食者であるが、被捕食者ではない。追われるのは真っ平だ。 ――つまりどういう事かと言うと、誰かに死を望まれた人間がおり、その死を代行して与えることで、この蜥蜴は日々の糧を得ている。 わかり易く言えば殺し屋、アサシンなのだ)……………(今日の標的はこの辺りを“巣穴”にしている男だ。一日後について回ったが、暗黒街まで出かけて薬を売り、仕入れ、帰ってくるだけの生活だった。 殺されなければならない理由は、蜥蜴にはわからないし興味も無い。おおかた、群同士の縄張り争いの一環だろうと思っているが、まあ、群の無い自分には関係の無い話だ) [Sun 25 May 2008 23:55:24]
ジランダ > (狩りをする時、獲物の真正面から向かうのは囮だけだ、と。かつて蜥蜴は師父に教わった。 その場合、他の者のいる場所へと追い込むか、或いは同時に背後や左右、上から飛び掛るのだ。 無論、それは群で行うから効果的なのであり、今現在のように単独での狩猟では不可能であるし、無意味だ。 偉大なる祖先、恐るべき竜の子らがそうであったように、俊敏性こそあれども筋力に欠ける我らは、たとえ頭の中身が胡桃であったとしても、考えねば単独での狩りは行えぬのだ、とも。 彼はその通りだと思う。 自分はあまり賢い方ではないが、それでもその程度の事実はわかる)………………………。(そしてそれ故に、彼は今、ここにいる。 スラム街にある入り組んだ路地の一つ。道幅の狭い通りの――上。 夜闇と暗がりの作り出した影の中に紛れて視認は難しいが、壁に張り付いている黒い塊こそが、ジランダと言う蜥蜴である) [Sun 25 May 2008 23:38:35]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『狩猟の時間』 [Sun 25 May 2008 23:29:55]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが帰りました。 [Fri 23 May 2008 22:59:14]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( その件に関してはお互いが馬鹿っぷりを大いに発揮することでうやむやになったわけだが、アレはアレで小さな魔女のキャラクター的にかなり危険な事態だった。 でもそれにもこりず繰り返す小さな魔女。 もはやそれは理性でどうにかなるようなものではない、中毒(ホリック)だったのかもしれない。 ) [Fri 23 May 2008 22:59:08]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( その至福の時間を過ごす小さな魔女の表情たるや、形容しがたいものがある。 にやにやしたりでれでれしたりするでもなく、はあはあと発情するでもなく、心底安らいだように、そう、猫が飼い主の衣服にすりついたりかじかじしたりするような、そんな光景である。 普段指一本動かすのも面倒くさいと豪語する怠惰の魔女の癖に、このときばかりは放り出した足をぱたぱたと動かしていたりもするのである。 無論、下僕にはそんな姿は見せない。 見せ(てしまっ)たことがあるのは過去一度だけである。 ) [Fri 23 May 2008 22:49:27]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ―――うむ、相変わらず目に優しくないのう。 ( すなわち下僕のピンクのジャケットである。 センスが悪いと日々言ってはいるが、小さな魔女は最近この色は嫌いではないらしい。 この色というか、この色の持ち主が、なのだろうが。 それでも素直に言ってあげないのは、ほら、そういう性質なのだ。 さて、それをどうするかというと、まず抱きしめる。 それから頬ずりする。 さらににおいをかいで、ベッドに転がってごろごろ。 その上、それを羽織ってみたり、あまつさえ指の先さえ出ない袖に持ち主の腕を思い出して自分を抱きしめてみたりする。 そしてそれを時間の限り何セットでも行うのだ。 ) [Fri 23 May 2008 22:39:56]
アンブローシア@ブロウ宅 >  なんだか知らぬが―――寝起きが悪いのう。 ( 常日頃から二度寝に昼寝に惰眠を貪る小さな魔女にも、寝起きの良し悪しがあるらしい。 むしろだからこそなのかもしれないが。 なんにせよ、どうも小さな魔女の不機嫌は、それが原因であるらしい。 イラつくというほどのことでもないが、気にしないこともできないという、そんなもやっとした。 なんだか落ち着かなく、小さな魔女はもそもそとストレス解消アイテムを取り出すことにした。 ) [Fri 23 May 2008 22:29:13]
アンブローシア@ブロウ宅 >  むう…………おらぬのか。 ( しつこいくらい確認してから、渋々といったようにようやく認める小さな魔女。 べ、別に寂しいわけじゃないんだからっ。 というテンプレートはさておき、やっぱり不機嫌そうに眉をひそめたまま、小さな魔女はベッドにぽすんと腰掛けて、気だるげに頭を押さえた。 ) んー………………寝不足かのう。 ( 平均睡眠時間がそんじょそこらのお子様とはわけが違う怠惰の魔女様は、そんなことを真顔でぬかした。 まあ、最近は下僕との時間が惜しいのか睡眠時間を若干削っているようではあるが、それでも常人の睡眠時間を軽くオーバーしている。 さらに寝ていない時間も、活動しているとは言いがたい怠惰さである。 ) [Fri 23 May 2008 22:19:17]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ………むう。 ( むくり、とベッドで体を起こす小さな魔女。 今の今まで寝ていたらしい小さな魔女は、きょろりと見回して、下僕のいないことを知った。 寝起きであるからかはたまた下僕の姿が見えないからか、不機嫌そうに眉をひそめて、小さな魔女はもぞもぞとベッドからはいでた。 二度寝する気分ではなかったらしい。 ) ん…………ふぁあ……あ。 ( くっ、と伸びをしながら、あくびをひとつ。 それからぺたぺたと歩き回って、改めて下僕の不在を確認するのであった。 ) [Fri 23 May 2008 22:09:17]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが入室されました。 [Fri 23 May 2008 21:59:36]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが退室されました。 『( ゲームが、始まった。 )』 [Fri 23 May 2008 00:45:51]
アトレーユ@惨劇 > (――風を切る音がした。) うわぁ?! (頭上から、黒い塊が落ちてきた。咄嗟に飛び退ぐが、飛び散った破片の一つが、子供の頬を掠めた。だらりと、薄く緑に染まる血液が、一筋垂れる。) うぅ… ぅ ぅわぁぁ―…!! (砕けた植木鉢の破片を見つめて、子供は低く悲鳴を漏らした。偶然?偶然だと信じるべきか? ―― 否、)     (、) [Fri 23 May 2008 00:45:36]
アトレーユ@惨劇 > (マントの結び目を握り締める。子供は余りにも無力で、降ってかかった不運に立ち向かえる力を持たない。逃げることも叶わず、迎え撃つ勇気も無いのなら、どうすればいいのだろうか。)  ―…主よ、ぼくをお守りください。  (祈りは力なく。我らが神が、そんな都合の良いものではないことは知っている。だから、祈るのは、どうかぼくを見守っていてください、ということ。ぼくがもっと、強くあれるように。)【判定】 [Fri 23 May 2008 00:29:10]
アトレーユ@惨劇 > (どこに――?)    (荒い呼吸を響かせて、不意に立ち止まる。肺から混みあがってくる空気が、弱弱しい咳となって吐き出された。どこに?)    (空を見上げる。淡い月の光が見えた。月そのものは、建物の影に隠れているのであろう。 ――…どこに逃げれば、のろいから逃れることが出来るというのだ?ごくりと、細い喉がうごめいた。喉の奥でざわめいているのは、今度こそ嗚咽だった。怖い、怖い怖い怖い。この町から出たところで、きっと呪いは逃がしてくれない。ならば、どうすれば?)    (背中を壁に預けた。嗚呼、泣きそうだ。) [Fri 23 May 2008 00:12:28]
アトレーユ@惨劇 > (裏通りを駆ける小柄な影一つ。月の明りも乏しい路地を、息を切らせて走り続ける。角を曲がるたびにマントの裾が踊り、小さな体躯を顕にする。急速な運動に、心拍が高ぶる。胸を締め付けられるような苦しさが込みあがる。激しい吐息は、ともすれば嗚咽にも似て。それでも走り続ける。目的も無く、ただ、ただ。)       (呪いという概念を明瞭に説明できるわけではない。だが、種族ゆえの鋭い感覚は、確かにわが身になんらかの異常が生じていることを悟っていた。 ―― だから、逃げなければ、逃げなければ。) [Thu 22 May 2008 23:50:27]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが来ました。 『( 嗚呼、逃げなければ、逃げなければ――。 )』 [Thu 22 May 2008 23:37:47]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが退室されました。 『(貸したものは、いつか、返す)』 [Sun 18 May 2008 00:14:03]
「ウワバミ」@惨劇 > (すぐに上着を破いて、ぐるぐると喉に巻き、止血する。・・・血が、血が欲しい。)・・・っ!!(悪態をつこうにも声自体が出せない。その事実がなおさら彼を腹立たせる。足早にその場を立ち去り、知り合いの闇医者の元へと急いでいった。)・・っ。(曲がり角へ消える直前、刃物のあった辺りを睨みつける。) [Sun 18 May 2008 00:11:42]
「ウワバミ」@惨劇 > っあぐぁっ!?(頭部に異常な痛みを感じて、しゃがみこむ。思わず口から出した音は声にならなかった。・・・なぜなら、喉が銀製のカミソリによってぱっくりと切り裂かれていたからだ。)・・・っ・・・っあ・・・っぐ・・・!??(何度も何度も声を出そうと思っても、そこから漏れるのはヒューヒューという空気音のみ。死ぬことはさすがになかったが、喉の傷はかなり深そうだ。) [Sun 18 May 2008 00:06:28]
「ウワバミ」@惨劇 > (樽を蹴飛ばした瞬間、その上に乗せてあった廃材までもがグラグラと揺れた。そんなに高く積み上げられてはいないので、量的にはたいしたものではなかった。・・・だが、問題はその上にのせられていたもののほうだった。それは、釘、ノコギリ、ナイフ、ハンマー、剃刀などの刃物の類。その中には、銀製の物が多々見受けられた。それが一気に落ちて、ウワバミの上に降り注ぐ)【判定】 [Sat 17 May 2008 23:53:48]
「ウワバミ」@惨劇 > どうにか、治す方法は・・・っつってもなぁ・・・。(ばつの悪そうな顔をして頭を掻く。どんなに考えてもその辺りのことは門外漢。人ではないとはいえ、呪いや魔法に関することなんて何も知らない。身体能力が上がったことと、剣のこと、この街のルール以外はほとんど何も知らない。)・・・。(情報屋にも何人かあたってみたが、そんな人物を知っている奴はなかなか見つからなかった。椅子と関係のある呪いなんて、聞いた事もないのだそうだ。)ックソ!(ガン、とそこらにあった樽を蹴飛ばした。イライラが募っているのだろう。) [Sat 17 May 2008 23:44:21]
「ウワバミ」@惨劇 > (いつもの通りに仕事をこなし、いつものようにボロ屋へ帰る道のり。金も入っていいことなのだが、いつものように浮かれた気分ではいれない。・・・その理由は、「呪い」)・・・っち。(なぜなら、のろいがいつ降りかかるか・・・どのような呪いなのか・・・全く分からない。あの幻影が誰か、調べる術も存在しない。) [Sat 17 May 2008 23:31:11]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが入室されました。 『(仕事帰りの黒づくめ)』 [Sat 17 May 2008 23:23:46]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが帰りました。 『………チッ。(呪い?ただのドジだ。クソ。)』 [Sat 17 May 2008 22:26:15]
ブロウ@惨劇 > ( しっかりと手に取った筈の包丁が、何故か手の中を滑るように落としてしまう。 )( 鋭い刃先が床の上に刺さる。 それはもう少しだけずれていれば足を貫いていた現実。 ) [Sat 17 May 2008 22:25:34]
ブロウ@惨劇 > おまけに呪いとか言われてもいまんとこ何にも起きてねーのもな。 ( それもあって同居人の悪魔にも何も言ってない。 まあ相談してもわりとどうしようも無い事のような気がするし。 無駄に心配を掛けるような事を言うのも柄じゃねーし。 ) ………どんな関係なんだか。 俺とアイツ。 ( まあいい。 難しく考えんのはもっと柄じゃない。 いいから飯でも食お。 )( 夕食を自炊するために、ベッドから起き上がると台所の方へと向かう。 )【判定】 [Sat 17 May 2008 22:16:59]
ブロウ@惨劇 > 殴れる奴ならまあ何とかしようって気もおきっけど……呪いだろ呪い? どうしたもんかなー。 ( 取りあえず腹が立ったから例の椅子はぼっこぼこに壊して燃えるゴミの日に袋詰めにして捨ててやった。 それでまあ少しはすっきりしたけれど、それでもやっぱり調子こいてるあんにゃろーへの苛立ちはおさまらない。 まったく本当に最悪だ。 繰り返すが最悪だ。 最悪だ。 あー最悪だ。 最悪だ。 ) あ。 これいわゆる俳句ってやつか? ( 松尾芭蕉に謝れ。 ) [Sat 17 May 2008 22:04:31]
ブロウ@惨劇 > というか呪いとかどうすりゃいいわけよマジで。 ( 溜息を吐いた。 そんなファンタジーやメルヘンじゃあるまいし、幽霊だとか呪いだとかバカバカしいったらありゃしない。 ) ……けどなー。 わりとそういう話ってマジバナであるみてえなんだよなー。 ( 自分がこういう類のを初経験なだけで、こういう界隈に暮らしていれば怪しい話はいくらでも聞ける。 )( まあそれが自分にはかんけいねーとか思ってたりしたのだが。 実際はそんな事は無かったのが現実で。 ) [Sat 17 May 2008 21:53:08]
ブロウ@惨劇 > ( 自宅のベッドに横になっているのは、いただけないセンスをしたピンクのジャケットを着こなした一人の男。 ) 最悪って奴以外のなにものでもねー。 ( それは傍目にも分かるぐらい不機嫌そうな表情で天井を見上げていた。 ) [Sat 17 May 2008 21:40:26]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが来ました。 『まったく最悪だ』 [Sat 17 May 2008 21:37:47]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Wed 14 May 2008 22:37:24]
黒い害虫 > ( この奴隷、何処までも、お気楽な奴隷で。そして何処までもお馬鹿な様です。 ) [Wed 14 May 2008 22:37:15]
黒い害虫 > ( 土の上に毛布を敷き、その上を ころころ…転げて、 ) やっぱり、出てきて良かったー。だって、あそこ、こんな あったかいふかふかなヤツ、くれなかったもん。 ( 無意味に手足をシパタシパタと動かしているうち、に ―― ぴた。突如、奴隷の動きが止まり )  おなか、すいたよぅー …。 ( いつもであれば、食餌が与えられている時間をとうに過ぎている。当然ながら此処には、餌を与えてくれる職員さまはいらっしゃらず。――その現実目のアタリにした奴隷は。 もそもそ。 毛布にくるまるようにして、身を縮める。そんなことをしても、空腹は一向に誤魔化せる気配もなく。 ) ごーはーんー……。 ( 先ほどまでの はしゃぎ様が嘘であったかのように。長い触覚も今や、ぐってりと萎れている。 ) [Wed 14 May 2008 22:02:31]
黒い害虫 > ( ――昨夜、ギルドを抜け出てきた害虫。さして、目的とする場所が在ったわけでもなく。あの場所に居たくなかった――だから、出てきた。 けれども。奴隷を悩ませたのは ”これから、如何しよう?” と云うコト。本来であればギルドを抜け出た時点で、色々と悩むべきものなのだけれども。 ) ――… ふっかふか〜 ! ( スラムの道傍にて。奴隷は妙にテンションハイだった。その理由は、何処ぞに打ち捨てて在った毛布。無断で拝借し、その温もりにご満悦、と云ったトコロ。 何処までも、お気楽な奴隷です。 ) [Wed 14 May 2008 21:46:25]
お知らせ > 黒い害虫さんが来ました。 [Wed 14 May 2008 21:37:16]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『(鬼は鬼でも、ただのお人好しの鬼)』 [Sun 11 May 2008 02:08:12]
シャーリー > ( 器用なもんだなあと感心。 しかしまた珍しい人形。 リッキーが興味を持つのもちょっと納得していたりして。 )( そしてありがたく自宅の前まで送ってもらうとしよう。 何だかんだで一人よりもはるかに安心できる道のり。 ) [Sun 11 May 2008 02:07:58]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『(かくして、鬼と悪魔の夜はふけていく)』 [Sun 11 May 2008 02:00:22]
レイド > では、シャーリーと。・・・この「言葉」は貴方だけ、ですよ。この言葉はね。(似たような台詞は何回も浸かったことはある、ということだろう。相当な狸、あるいは、狐だろう。)では見送らせてもらいましょう。(そういって、シャーリーの横を歩いていく。人形はいつの間にか折りたたまれて、彼の右手に持っているカバンの中にすっぽりと納まっていた。) [Sun 11 May 2008 01:59:58]
シャーリー > アハハ。 ありがと。 一応女の子ではあるからそう言われるのは嬉しいかな。 ( 褒められて悪い気はしない。 六百歳の枯れた老婆であっても、そういう風に言われるのは一応嬉しくはある。 ) ボクの事は呼びやすいので何でも構わないよ。 それじゃボクは遠慮なくレイドくんて呼ばせてもらうね。 ( 口のまわるナンパ師だか人形使いだか貴族だか。 そんな良く分からない相手の正体が本当に悪魔だなんて思いもしない。 ) それ、一体君は果たして何人の女の子にその台詞を言ってきたのかな? ( クスクスと笑いながら相手をからかって。 ) そう、それじゃちょっと悪いけどお言葉に甘えて。 ボクの家はこっちの方だよ。 ( 好意を無碍にするのは逆に失礼なこと。 送り迎えの好意をありがたく受け取ると、自宅への道を彼とともに行こうとするか。 ) [Sun 11 May 2008 01:53:06]
レイド > それをさせているのは、あなたの魅力であることをお忘れなく。(どこまでいっても舌の根は乾くようなことはないようだ。どこからこんな言葉が沸いてくるのか・・・。)ふむ・・・なれば、シャーリーと呼ばせていただければ、大変嬉しく思いますが?自分のこともレイドと呼んでいただければよろしいかと。(そんな相手の気などつゆとも知らず、と、いうより、相手が本物の吸血鬼だと思っているかも疑わしいだろう。)シャーリーとなら、責め苦もぬるま湯に浸かっているのと同様、幸福となり得るでしょう。・・・と、いうわけで見送りしますよ。(かたかたと先ほどの笑みより少し崩した様子で笑いつつ、時間の危惧はないことを告げる。もちろん、相手次第だが。) [Sun 11 May 2008 01:42:02]
シャーリー > 世辞が上手で参るなあ。 キミみたいないい男の子にそんな風に誘われたら、ボクなんかはホイホイついていっちゃいそうで実に困る。 ( くすくすと笑って茶化したように言葉を返す。 教会前でナンパとは流石悪魔。 いい度胸をしておられる。 ) 悪魔と鬼ならばもはやどちらも大差ないのではなくて? 姫なんて柄じゃないからそう呼ばれるのはやっぱり気恥ずかしい。 ( カラカラと笑いながら冗句を続ける。 あれだ、突っ込んでくれないで信じられたりするとちょぴっと困る身の上ではあるのだが。 ) 二度も見送りを続けさせてしまってよろしいのかい? ( 送ってくれるのはありがたいが、先ほど子供を送ったのも含めて、それは少々相手に時間を取らせ過ぎてしまうのではないかと危惧して。 ) [Sun 11 May 2008 01:28:01]
レイド > しかし、次にお会いした時はいかな私でも獣となってしまうかもしれませんね。貴方のその美しさはそれほどの魔性を秘めているようにも感じてしまうので。(親父ギャグを聞き流せば、お返しといわんばかりに馬鹿な口説きをダラダラと。教会関係者に見つかったらマジでおっかけられそうだ。突拍子もない自己紹介にはにやりと微笑を浮かべていよう。レイドがどう思っているかは、レイド自身にしか分かりえないのだから。)血吸いの鬼をここで名乗るとは、肝も据わったお方らしい。・・・血吸いの姫は、悪魔の見送りは必要ですか?(よければ途中まで見送ろうと、誘いをかける。体を重ねるわけでなし。これくらいは許されるだろう。と思っての発言だが・・・。) [Sun 11 May 2008 01:15:12]
シャーリー > 言葉通りの真摯で紳士な方。 そうしてくれるとボクにはホントにありがたいな。 ( 親父なギャグは聞き流すとよろし。 本職は踊り子。 それで稼げない分は体で稼ぐと言った感じの鬼。 一目で娼婦をしていると分かるのは相当難しいだろう。 )( ひらひらと別れの手を振る。 ジェントルメンの道は長く険しいぞリッキー。 私はがんばれーって応援だけしとく。 ) ( 悪魔だなんて大仰な。 そんな芝居がかった言い回しで自己紹介をする相手に合わせるかのように、女はくすりと笑って己の名を語る。 ) 御丁寧にどうも。 六世紀の年月を生きた血吸いの鬼。 神の意志を中途半端に守る私の名前はシャーリー・アーシェントと申します。 ( 冗談のような口調で芝居がかった自己紹介。 まさかこんな突拍子もない言葉を信じるわけもあるまいと。 ) [Sun 11 May 2008 01:06:33]
レイド > ふむ・・・教えを厳格に守る者相手に、教えに反した誘いを続けるのは悪魔の所業、ですね。今回は引き下がるとしましょう。(そういってあっさりと引き下がる。相手が娼婦と知っていればまだ違った行動をしたかもしれないが、あまり娼婦という感じはしなかった。)(『うん!バイバイ!姉ちゃんに兄ちゃん!おやすみ!』・・・そういって子供は孤児院の中へと戻っていった。孤児院に入る途中、なぜか居ずまいを正して入っていったような気がする。・・・レイドの影響を受けてなければいいのだが。)さて・・・教えに背く悪魔めは、教えに順ずる淑女の名を知りたいと思うのですが、よろしいですか?・・・私はレイモンド=ライチェナ=エルベルクと申します。お見知りおきを。(丁寧な物腰で自己紹介を。相手の名を聞く前にこちらの名を名乗っておいた。) [Sun 11 May 2008 00:46:32]
シャーリー > ふふ…そのお誘いは嬉しいですけれども、神に教えを守る者としてみだりにその言葉をうけるわけにはいきませんね。 ( 金を貰えるのならば体は売ろう。 だが逆に言えば金が貰えなければ体を重ねる気は起こらない。 そのお誘いをさらりと流す鬼。 リッキーが言う事を聞いて降りてくれればよしよし、と満足そうに頷いて。 ) ( ふむふむ、紳士か。 となるとやはりこの子は貴族か何か、もしくはそれに準じた家系の出なのかな? けれどそれにしては珍しい物を扱ってる―――なんて静かに観察。 ) ( ………ぷっ ) ( リカルドのそのあまりに分かり易い態度に口元を押さえて少しだけ噴き出した。 やっぱりこういうのを語る子供はとても可愛らしい。 ) それじゃあ紳士の第一歩として、ちゃんとただいまを言って歯磨きしてお祈りをしてから寝るんだよー? ( 少年に向けて手を振りつつ別れの言葉を。 ) [Sun 11 May 2008 00:35:22]
レイド > なんの・・・まだまだお美しいレディではありませんか。夜の帳に連れて行きたくなりそうですよ。(ふふふ、と教会関係者が聞いたら顔を真っ赤にしそうなことを口にする。子供のほうは意味がわからず、きょとん、とした顔を続けるのみだが。『はぁい・・・。』と、お姉さんの言葉を聞いてしぶしぶ降りることにしたリカルド。その様子を見た悪魔。)レディの言を素直に聞き入れるとは・・・なかなかに紳士の素質があるね。(『紳士?』)そうさ。紳士たるもの、女性には礼節を持って接せよ。だよ。(『紳士になったら何ができるの?』)う〜ん・・・そうだねぇ・・・とりあえず、僕がバロンを貸したりするのは「紳士のみ」ってことにはしてるけど?(『俺、紳士になる!』・・・などと、急に言い出した。このような孤児院にいる子供たちは、世間一般から見て、やはり素行は悪く捕らえられてしまう。そのような立場にある子供が「紳士」などと称したら、世間は笑ってしまうだろうか?だが、子供は確かにこの瞬間、何になりたいか、という目標を持ったようだ。・・・動機はかなり単純だが。) [Sun 11 May 2008 00:22:34]
シャーリー > おばーちゃんなのにレディだなんて恥ずかしくて照れるな。 ( 冗談染みたような言葉を言いながら鬼は微笑む。 そしてバロンと呼ばれている人形にしがみついて降りようとしない様子のリカルドに気が付いた。 ) こーら。 駄目だよリッキー、あんまり我が儘言って困らせちゃ。 バロンくんが気に入ったのは分かるけど、着いたんだったらちゃんと降りなさい! ( 優しかったりお土産を持ってくる事も多いけれど、時々口煩いお姉さん。 孤児院の子供には大抵そんな印象を抱かれている鬼は、人形の腕から降りようとしない子供を駄目だよと注意する。 ) [Sun 11 May 2008 00:08:49]
レイド > ではありがたく受け取っておきましょう。レディの言葉を受け取らないとあっては、紳士の名折れですので。(恭しく、仰々しく言っているのを見て、子供はきょとんとしている。『なんでさっきまでと態度が違うんだよ?』とか聞いてきた。)君ももう少し男になれば分かるよ♪バロンはそろそろ肩が痛くなってきたようだけど?(そういいながら、しゃがませて、バロンの腕を地上に向けるが・・・『お願いっ!あと少しっ!』・・・こういう奇抜な人形は、なぜか子供たちには好かれることが多いのだ。怪獣とかを好むのと同じようなものなのだろうか?とにかく、人形に張り付いて、子供はバロンの腕からしたに下りようとしなかった。) [Sat 10 May 2008 23:55:07]
シャーリー > ( 人形使いか芸人なのだろうか。 紐を引っ張って揺らすのを止めさせる様子に、吸血鬼はそんな感想を胸の中で抱く。 ) いえいえ、感謝の言葉ぐらい言わせて下さい。 この辺りの治安は安全とは言い難いですし、こうして手間を掛けて送ってくださったというのはボクにとってもありがたい話ですので。 ( 露出度の少ない野暮な格好に銀のロザリオ。 髪の青色だけが他人の目を引きそうな女は整った顔立ちの男に謝辞を述べる。 ) [Sat 10 May 2008 23:49:08]
レイド > (『わわっ!?ごめんバロン!もうしないから!』必死にしがみついて人形に謝る子供。非常に滑稽だが、レイド曰く「人形には意思がある」そうなので、よしとしよう。謝罪が耳に届けば、ヒモを引っ張り、揺らすのをやめる。)バロンの機嫌は治ったみたいだよ。よかったね♪(からからと笑いながら進ませれば、教会の前でとある女性に声をかけられる。)いえいえ・・・。このリカルドの知人から「送ってくれ」と頼まれたもので。礼には及びませんよ。(貴族風の男は丁寧な礼をして、女性に言葉を返した。物腰だけは教会という場所に似つかわしく丁寧に見える。) [Sat 10 May 2008 23:37:25]
シャーリー > ( おや? あれはまあ。 ) あ、リッキー。 お出迎えかい? そういう事してもらってるんだったらあんま我が儘は言っちゃいけないよ。 ( 随分と背の高い人形?だろうか。 それに肩車されているのは私の知っている子。 けれどその傍にいるのは見知らぬ人―――誰だろう? ) どうもすいません。 ひょっとしてわざわざ送ってくれたんですか? ( ここには似合わない風貌をした男。 随分と風変わりな格好。 貴族か何かだろうか? そんな彼に丁寧な礼の挨拶を述べつつその傍に近づいて行こうとする。 ) [Sat 10 May 2008 23:30:15]
レイド > (教会の近く。非常に似つかわしくない場所だ。存在も、その態度も、貞操観念すら捻じ曲がっているような存在にとっては。・・・ただ、つれている子供はここの子供だったりするので、単に送り迎えをしにきた。それだけだ。)・・・リカルド、だっけ?乗せてやるのは構わないけど、あんまり首を揺らさないでね。(『なんだよ〜。ちょっとくらい、いいじゃんかあ〜。』傍らに連れている人形、バロンの肩には子供が一人乗っている。首の部分をしっかりと握り締めているため、揺れると首ががくんと動く。・・・取れはしないが、バランスを崩すのが非常に嫌だ。)・・・そんなこと言ってると、「バロン」は機嫌をそこねちゃうよ?(言うと紐をくいっと動かした。バロンが全身を震わせてその体全体ががくがくと震えだす。『わわわっ!なにすんだよ!?』子供は悪態をつくが・・・)僕じゃないよ♪君のしたことにバロンが怒っているのさ。早く謝った方がいいんじゃない?(グラグラと危なっかしく揺れているが、肩の位置はそのまんま。結構、微妙なバランスが必要だったりするので、少し集中が必要だ。) [Sat 10 May 2008 23:15:07]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『(がしょん、がしょん、と奇妙な音を立てながら歩く人形と貴族)』 [Sat 10 May 2008 23:06:32]
シャーリー > それじゃね。 お土産はちゃんとみんなで分けること! 後で聞いて酷い分け方してたらボクもさすがに怒っちゃうから気をつけなさい。 ( ちゃんと釘を刺すと手を振り子供と別れてスラムの路地を歩く。 今日の用事は大まかだけど済ませた訳だし、この後は一体どうしたものかな。 ) [Sat 10 May 2008 22:55:01]
シャーリー > 『いじめる奴がいたら教えろよ!やっつけてやるからな!』 ( 十を過ぎたばかりの子供の元気な言葉を馬鹿にしたりはしない。 優しく笑うとその頭にぽんと優しく手を置いて。 ) だね。 じゃあ困った時にはセロンに頼んじゃおうかな。 ( そして誇らしげに頷く少年へと次はからかいの笑顔を浮かべて。 ) ただしボクが挙げたお菓子を独り占めするような子には頼れないからねー? ちゃんとリズやペシェにも平等に挙げること。 いーい? ( 食い意地が張っているのはこの年頃の男の子には仕方の無い事だけどさ。 くすくすと笑いながら教会の前で少年としばし雑談をする。 ) [Sat 10 May 2008 22:39:01]
シャーリー > ( 孤児院の役割もしている教会の付近。 え?と露出度の少ない格好をした女は、小さな男の子の発言を聞き返す。 ) 『へんなあざー。 シャーリー喧嘩よわいからなー』 ( それが手首の縄の跡を示しているのだと気づけば内心頭を抱える。 っちゃー、見えちゃったか。 ちらっと覗くのならリストバンドでもしてくりゃよかったな。 ) アッハッハッー。 年よりは総じて喧嘩に弱い物だからしゃーないって事なのさー。 ( 少年の疑問を適当にふざけた言葉ではぐらかす。 ) [Sat 10 May 2008 22:26:20]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『なんで怪我なんてしてるのー?』 [Sat 10 May 2008 22:20:46]
お知らせ > 藍音さんが帰りました。 『(其々の日常を行いに、それぞれの世界に溶けるのだ。)』 [Mon 5 May 2008 05:31:25]
お知らせ > トテさんが帰りました。 『( そして、白んできた朝の空の下で、猫又と巫女の会合は終わりを迎えるだろう )』 [Mon 5 May 2008 05:30:31]
トテ > くふ ( と笑うだけに留める猫の心中はいかに。それを推し量ることができるのは、それもまた猫のみか ) ―――・・・・ ( そして、その笑む声を最後に猫からはなんの返答も無いだろう。猫は猫。己のしたいようにする気ままな猫。――故に、眠ったと判断してもおかしくは無かろうか。 )  [Mon 5 May 2008 05:29:30]
藍音 > 雌猫を探せばいい―― それを人間に語るのは門が違おう。(ファックしてやるぜべいべー と言われているようなものではないか。ここにきてからの不機嫌はなんだか終始からかわれている気がするからだ。 相手の方が年上だが。) ・・・欲しいのは信頼できる飼い主・宿主・寄り所、といった所か。 子猫となると難しいが―― 褒章としてはなるほど、悪くない。(ツテは方々にあるし、探せば何人かは見つかるだろう。) ・・・・・・・・地元では一寸の虫にも魂と聞いた―― 猫には猫の矜持があったか。 好い。 最早風情とは付けん――― (愛無き物と罵ったことは後で詫びようと決めた。 寄りかかっていた壁から身を起すと、木箱を軽くのっく。) そして、どちらも今日明日とはいくまい――また来る。 確かに任せたぞ。 [Mon 5 May 2008 05:25:02]
トテ > くふ。今が春で僕は猫。――どうあっても本能から逃れられないのが獣であるんだろうなー? ( くふ、と笑うのは癖か。 ) 心配してくれてありがとうなんだなー。――・・・・そうなんだな。僕らは――・・・ ( 猫は視線を遠くに向ける。僕らが欲しいもの。もちろん、家はある。しかし、 ) 僕らはなんだかんだと言いながら人間が好きなんだな。でも、人間さんの中には僕らのことがだいっ嫌いな人間もいるんだな ( くぃ、と顎を上げて人間を見よう。 ) 僕らの中には人と生活したいと思ってる奴もいるんだな。でも、人間はなにをするかわからないんだな。だから、 ( と猫は視線を人間から外し、木箱の中へとするりと身を滑り込ませようとするだろう。しかし、その姿は見ようと思えば屈めば見れるだろうが ) 信用できる人間の中で、僕らを飼いたいと思ってる人を見つけて欲しいんだな。なあ、人間さん。僕らは確かに猫だけど―― ( 猫は木箱の中で丸くなる。 ) 他の子供を犠牲にして育てた子供には幸せになってほしいと思うんだな。犠牲にした子供に愛着はなくとも、哀しむ親猫はいるもんなんだな。 ( 育てられない子供に愛着を持てば、――そう、育てなくなる時に辛くなる。それが猫の事情。だから、選んだ猫だけを大切にするのではないのだろうか。 ) [Mon 5 May 2008 05:09:57]
藍音 > 案ずるな。 お前より早く私はくたばることに――何だ私をこましたいならそう言え。 先に死ねるぞ。(幻術が解除されればはふー と安堵っぽい吐息。 普通は進んで掛けさせるもんじゃあない。) 判れば良い―― (祓い手としての感覚もあるのだろうが――自分もまた相応の高圧的な態度でいることは棚に上げるのがニンゲン。その内心に気付くでもない。)先程言った筈だ。 怠ければ忽ちのうちに餓えてしまうぞ。    ・・・・で、先程から報酬に悩んでいる・・・・猫又の経済観念は目下研究中だ。 お前、金は要るのか?(寧ろ覗き返すみたいにその顔を眺めつつ。)  [Mon 5 May 2008 05:01:15]
トテ > それで済むといいと僕は思うんだけどなー。もっとも、僕がそれまで生きていられれば、の話なんだけどなー 。 なんだー。つまらないんだな ( はふ、とつまらなそうに吐息を落し、要望通り幻術解除。 ) ――・・・・くふ。やっぱり人間さんなんだなー。冗談なんだなー。すんません ( へらり、と困ったように笑い、内心は消沈。やはり『風情』と呼ばわるか。ニンゲン ) ――くふ。人間さんは働きすぎなんだな。仕事を選ぶくらいの余裕は持って欲しいんだなー ( 書き留めた紙をトランクへとしまい、猫又は再び猫へと戻り――二度目のデコピンには怯まない。じっと巫女の目を見上げる猫の無機質な瞳 ) 報酬外のお魚はもらうとして。報酬――はなにをくれるのかな? お金かなー? [Mon 5 May 2008 04:47:41]
藍音 > その前に長い長い”棲み分け”の段階があるだろう。 今のようにな? (やはり挑発的というか、此方の暴発を待ってるような態度だけは鼻持ちならない、か―― 心配撤回だ。 はふ、と溜息一つ。) 牙も爪も無いが其処だけは…… ん、大体そんな感じだ。(GOサインも出ました。) 猫風情が私を如何しようという―― よしんば発情期にあっても、お前にそれを掛けられるのは願い下げだ。(其処までは不要だし、本物を見つけてくれさえすれば必要のないものだ。 構わんな? と一言聞けば、目を開けてしまおう。) 気持悪かろうが都合が悪かろうが悪しきモノとは何とでも戦う―― 仕事を選べる立場に無いだけだ。(まるで股開いて挑みかかったみたいではないか、と。 お怒りだ。 もう一度でこぴん未遂が飛ぶぞ。) お前こそ仕事をしろ。 見事に事が済めば報酬外で本場渡来の海の幸を掛けあってやる。 [Mon 5 May 2008 04:39:56]
トテ > くふ。そして最期は『排除』かな。共存なんていうのは夢のまた夢なのかなー ・・・ それは大きなお世話なんだなー。『まともじゃない』ニンゲンさん? ( くふふ。という再び笑み ) ――ニンゲンもまた獣という側面を持っているという話なんだと思うんだなー。 ( 少女の瞼を肉球が撫でる。そして、少女の脳裏に浮かぶのは猫又のイメージ。そして、修正を加えろと言われればその修正を加える ) 触感までは再現しなくていいかなー。んで、『普通じゃない』ニンゲンさん? ( 少女には見えないだろうが、猫又は意地悪く笑む。そんな中にあって、僅かに蠢き始める肉塊の映像 ) 記憶と結合させることも出来るんだけど、どうするのかなー? ( もっとも、それは本人の了承があって初めて成立する合意術式。すなわち、触手の映像と猫のイメージした質感をもってその触手が蠢き始めるということなのだが。さて、それはからかいの範疇か ) くふ。ずいぶんと気持ち悪く、そしてそそる生き物と戦っているんだなー。巫女さんは ( くふふ、という笑む声 ) [Mon 5 May 2008 04:28:14]
藍音 > しからば永遠に臭いままだ。 伝統の”汚物は消毒”と言う手もあるが―――  お前、まともなニンゲンとは会話を控えて置けよ?(きっと修道士とか人当たりの良いオバサンとかとは絶対に食い合わせだ。 怒りを通り超えて心配になってきた。) だから私のような祟り対策が増える―― 一部の人がケダモノ並みという証か。  良い、やってくれ。(顔を少し前に出して目を閉じる。 絵的な記憶力は優れている方、例の件で最後に見た奴を想像して、脳裏に浮かぶ幻と比べよう。) ・・・もう少し・・・ああそう、汁が足らん。 湿気を好み謎の粘液を滴らせている時がある・・・・(修正とかも。) [Mon 5 May 2008 04:20:46]
トテ > それは富と力を手に入れたらの話なんだなー。 んー・・・・まあ、ここで「愛ゆえに」とか言ったら僕は笑い転げるんだけどなー。残念なんだなー ( けらけらと笑いつつ猫はペンを弄ぶ ) 祟られて負けるようならー。それもまた運命なんだなー。もっとも、個人のみの損得が獣故なんだろうとは思うんだけどなー ( トランクを踏み台にして少女の顔に向かって指を突き出し「両目を瞑って、片目だけ触れさせて欲しいんだなー」と言う。――トランクを自分で開けるのが面倒だった猫は少女から聴いた話を脳内で反復、想像。そしてその象を少女に見せるべく、術式を組む。幻術に掛かれば見えるのは猫が想像した触手だろう ) [Mon 5 May 2008 04:12:34]
藍音 > 何れ富と力を手にしたら、いの一番に備長炭を山とぶちまけてくれる―― (匂いで色々を認識してる動物にとってはある種公害かもしれない。) 間隔も長い。 希少価値だけということではないが――やはり理解させるのは難しいか。 自堕落に耽って滅ぶのを防ぐためだろうよ。(愛ゆえに―― とかどうしても口に出来ず。 最後はぶっちゃけた。) 祟り成す、と言ったぞ。 一人産み捨てて三人殺されれば4人の丸損ではないか。(漸く元の姿か、とこお安堵しつつ。 ・・・・よく考えればトランク開ける前に戻ればよかったんじゃないか――って考えるのはやはり無粋だろうか。)  ああ、絵に自信なくば術を打っても構わんぞ・・・・特徴は先程述べた通りだ。 触手の生えた肉の塊を想像してもらえればいい。  [Mon 5 May 2008 04:06:00]
トテ > くふ。この季節、どこの奥に入っても匂うんだな。 ( そして「濡れても」のくだりはくふ、と再び笑う。なんだ。どっちにしても春なんではないのか ) ・・・・うん。そうか忘れてたんだな。人間は一回につ一人だったんだな。それならば愛着も沸くというものかー。ならばこそ、やはりああいうモンスターを捕獲しないのは――倫理観からものかー? ( 不機嫌そうに眉根を寄せる少女に向かってチシャ猫のように笑う。猫が一度に孕む数と人間とでは違いもあろうか ) それが化生になるならばそれもまた『生きて』いることにも変わらないと思うんだな。もっとも、それをわずらわしいと思うのが君たちでもあると思うんだけどなー ( などと言いつつ猫は猫又へと変化する。そして、さらさらと猫手を器用に動かして紙に日付と用件などを書き込んでいく。 ) んで、特徴を教えて欲しいんだなー。 ( などと喋りながら紙に書き込むのは先ほどの情報。 ) それと、確認したいから君に幻術を掛けたいんだけど問題あるかなー? [Mon 5 May 2008 03:54:49]
藍音 > なんだ臭いのか。 鈍感に育っておけば良かった  ・・・・・ああ、構わんよ。(漏れて困ることでもないからな。 などと語りつつ。 ひっぱりだしたトランクを開けにかかるか。)どれ・・・ああ、こうか。   ・・・・どうも猫様は感傷というものを知らんと見える。 腹痛めて産んだ者を捨てれば憐憫の情も湧こう?(少し不機嫌そうに眉寄せた。 自分はどうだか知らないが、人間というものをそう機械的に見ないで欲しいものだ と。) それに捨て子は祟り成すぞ。 お前ら化生の類には、そうして生まれた奴も居ると聞く。 [Mon 5 May 2008 03:47:34]
トテ > 構わんがー。匂いにあてられても僕は知らないんだな。――っと、紙に書き留めたいんだけど問題はないかなー? ( てくてくと歩きながら猫は振り向き、 ) くふ。俗っぽくない生物は町には住まないんだな。僕はこれでもずっと人の近くで住んでるんだな。 ( 猫又は木箱の中からトランクの取っ手を咥え、引っ張り出すと「開けて」というように前足でトランクをぽんぽんと叩こう ) くふ。本当に面白いんだな、人間は。種の存続は大前提。しかし子を残すよりも自分自身が生き残っていれば子はまた生まれるんだな。つまり、 ( 猫の目は少女を見上げ、ゆっくりと細められる ) 飢える、という状況を作り出しているのは人間なんだな。たくさん子供を儲け、『気に入らない子供は育てなければいい』んだなー。もっとも、人間様には気に入らないやり方らしいんだけどなー [Mon 5 May 2008 03:38:34]
藍音 > ・・・同行して構わんならな。(逃げ出しはせんだろうかと少し心配しつつ、後に続くとしよう。 猫の歩みは歩幅が小さいが、ガラクタの影響を受けないので付いていくのにはちょっと努力が要る。) ・・・同じような物を作られた時に指針くらいにはなる。 ということだ。 ・・・・存外俗っぽいなお前も。(少し困った顔で見下ろす側になる。 この猫の何かへの感想は人間的主観が取っ払われてるせいで無遠慮だが一面の真理があり――故に聞くに足る。)そんなの我慢すれば十分だろう。 それと呪うべきかな、人は無策のまま子を産めば餓える。猫と違って大食いだ。(子に食わせて親が死に共倒れ、という事情は――話すまでも無いか。) [Mon 5 May 2008 03:29:14]
トテ > ! ( デコピンをされそうになると猫は目を瞑る。そして、恐る恐る眼を開ければデコピンがこないことにしばし苦笑 ) 残念ながら僕はその辺のコントロールは人間と同じようにできるんだなー。猫業界の仰せに興味があるならもっと奥の場所にいくだなー ( にたにたと笑いながら猫は歩き出そう。 ) 研究してどうにかなる得物でもないと思うんだがなー。もっとも、あの得物を駆除だけするにはもったいない存在だとは僕も感じてはいるんだけどな。 ( 少し、歩いたところで貴女の顔を見上げよう ) 妊娠もしない安易な擬似セックスというのは、発情を抑えるにはもっとも効果的なんだと思うんだな。もっとも、僕らからすれば子孫を残すことを危険と感じ、薬物などで抑える人間がどうかしてると思うんだけどな [Mon 5 May 2008 03:19:56]
藍音 > そうしよう。 これで相子だ。(この猫ときたら言語の端端が時として下手な人より人間めいている。 それが可笑しくて、つい微笑んだ。)猫業界も騒然か。 ――然し、春度が高いのはお前の方だ戯け。(おもむろにでこぴんを振り翳す――当てないが。 確か顔を怪我しているのだったし。) 純然たる研究用途だ。 対策を積み上げてこそ成果になる――― 他意などあるものかっ。(ちなみに半寄生されて仲間に襲い掛かった旨は斡旋所より聞いていた。 全力否定しつつ顔真っ赤だ。) [Mon 5 May 2008 03:13:10]
トテ > はははは。そんなところにしておくんだな。 ( けらけらと猫は笑う。 ) ―――・・・・あー、なるほど。そんなのがいたって話は聞いてるんだな。寄生型という話で被害にあった猫もいるという話なんだな。――しかし、「個人的な用向き」? ( にやぁ、と猫が意地悪く笑む ) 人間に発情期があるとは知らなかったんだな。春だからかなー? ( からかいを含んだ言葉。――曰く、そのモンスターを人間が狩るのと同時に保有したがっている人間がいるのも事実だということを猫は知っている。なにせ、見つけたら色町に売り飛ばそうと考えていたぐらいだからだ ) [Mon 5 May 2008 03:05:14]
藍音 > 猫も難儀だ。 どこぞ家に入って童か鬼嫁にでも追われたか?(そんな猫事情は知りもしない人間一人、無遠慮に顔を覗き込んでみる―― 見たところ重症ではなさそうか。) んむ。 ・・・外見な、紫色の肉の塊で所々に触手と大きな目を一つ備えている。 ここらでも少し前に狩りがあったろう。(こんなのだー、と両手でこお空中に絵を描くように示しつつ。) 市の回収作業は引き上げたが、個人的な用向きもある。見つけたら伝えて欲しい。 [Mon 5 May 2008 03:01:01]
トテ > ――勝手に驚いたのは君なんだがなー。顔が痛くて痛くて仕方が無いからこっちのほうが便利なんだなー ( 家で治療、ということもできたのだろうがなんとも一人で居るとつまらない。なにか面白いことはないのだろうか。そう考えればいつもの溜り場にいるしかないのが日常。――もっとも、今日は猫の悲鳴を人の悲鳴――人語よりも猫語のほうが生来のものからか――を聞き間違え、痴話喧嘩に巻き込まれるという事態には遭遇したのだが ) うーん。それはどんなやつなのかなー? ( 座った後、猫又は首を傾げる。 ) [Mon 5 May 2008 02:52:00]
藍音 > 驚いた―――私を化かすとは。(本気で掛かれば変化の対策などもあるが、必要のあるシチュでも相手でもない―― そんな言い訳を口から垂れる前に飲み込んだ。 この悪戯猫め。)それがお前の本来か。 最初からそれと判る姿で出てくればいい物を――― 探す猫はお前だが、まだ探し物の用がある。(ぐしぐしと頭掻いた後、向き直って告げよう。 今日は仕事を伝えに来た。) ――否、探し化物か。  この辺りの新参には詳しかろう? [Mon 5 May 2008 02:47:58]
トテ > ―――( しばし、巫女の台詞を聞いた後、猫又「くふ」と笑う ) 案外と感が鈍いんだなー。それじゃあすぐに騙されるんじゃないのかな? ( くぃ、と猫が首を傾げる。 ) 君のお探しの猫は僕だと思うんだな。違うのかな? ( くふふ、と猫は再び笑う。前足を口元をあてるという猫らしからぬ動作を加えて、だ ) [Mon 5 May 2008 02:42:05]
藍音 > む……奴以外にも化生の怪猫がいたのか。 成る程魔境だな。(人に怖じないその猫の尻尾に目が行けば、依頼すべき輩の姿を思い出す。 同一の存在とは直ぐには思えなかったようだが――) 立って歩く猫又に用向きを伝えたい。 この界隈に居るなら案内できるか?(猫の前に屈み込むみたいにしつつ、まずは声を掛けてみよう。) [Mon 5 May 2008 02:39:21]
トテ > ( 「なぁ」と猫が鳴く。一匹の黒猫が貴方の前に現れよう。真っ黒な猫である。唯一、他の猫と違うのは二又の尻尾。それだけでその猫が化生の存在であることは知れよう。貴方が知っている猫又の姿と人の姿。そして、貴方の知らない猫の姿を月明かりの下に顕にし――前足で顔を洗う。 ) [Mon 5 May 2008 02:31:07]
お知らせ > トテさんが入室されました。 [Mon 5 May 2008 02:29:12]
藍音 > (人間向けの設備はなにもない其処は、しかしこの界隈の猫にとっては集会場の一つとして機能しているらしい。 打ち捨てられた何かしらの粗大ゴミや道具の山が、身を休めるのに丁度いいのだろう。 人間・・・である自分の接近を感じて、少しだけ移動する小動物の気配をいくつか感じる。) ・・・猫語でも話せれば、接触が楽なのだが。(今日はちょっとした探し物を頼みにやってきた。ここの、猫に。) [Mon 5 May 2008 02:27:36]
藍音 > 空は曇るし蒸し暑い。 虫も獣も目を覚ます―――。 が、本国よりはマシだな。(暫く街を空けていた――というほどでもないのだが、色々あったのでとても長い間此処に来てなかったような気がする。 スラム街に入って10分と少し、辿り付いたのは先の仕事でも歩いた通り。 前に巡回で迷い込んだ袋小路。 流石に何度目かなので、匂いも雰囲気も慣れてきたが。) [Mon 5 May 2008 02:13:22]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『春はいい季節だ――』 [Mon 5 May 2008 02:07:38]
お知らせ > トテさんが帰りました。 『「うるさい」と、2匹同時に顔を引っ掻かれる。息合ってるんだよなぁ。』 [Sun 4 May 2008 23:34:45]
トテ > ――・・・・ ( が、しかし。 ) ――ふわぁ・・・ ( どこにでもある光景。痴話喧嘩なのか知らないが、目の前で繰り広げられている猫と猫の取っ組み合いである。――悲鳴、と判断したことは悲鳴ではあったのだろう。が、己が猫である以上、猫の声すら悲鳴に聞こえるらしい。人間からすれば「にゃ」と同じなんだろうなぁ、と。野良猫と人間の仲介者だと勝手に己を自認している猫又にとって、この光景は仲を取り持たないといけないのだろうか、などと考える。 ) まぁまぁ、落ち着いて――・・・・いや、僕にそんな怒られても―― ( 八つ当たりされても困るものだ。二匹して「なぁ!」「にゃあ!」と怒られても困る。むむむ、と鼻の頭を掻き、一言 ) 春はいい季節だと思わないかなー?  [Sun 4 May 2008 23:33:35]
トテ > ( スラムなんていうんだから化け物が一匹や二匹居てもおかしくはない。暗黒街ならば化け物しかいないと考える人も多い。――が、猫又は化け物を見たことが無い。猫と人と亜人ぐらい。吸血鬼や悪魔、その他大勢の化け物が徘徊している魔窟ではあるらしいのだが、猫又にとっては暮らしやすい雑多とした町でしかないのだから――外と内側の見方はずいぶんと違うんだなぁ、という程度の感慨しか沸かないのだが。 ) ―――ん〜 ( 角を曲がった頃、何かの悲鳴が聞こえた――気がした。いや、悲鳴だったんだろうな、と猫又は思う。ぼんやりと其方の方角に視線を向けるが、家一軒を挟んだ向こう側といった距離だろうか、と予想 ) ん〜・・・ ( 猫は暇だった。暇だったので見物をしようと足を其方へと向けた ) [Sun 4 May 2008 23:23:18]
トテ > ( 二又の黒猫が――歩かない。歩くのは一人の青年。年の頃は十代半ば。猫耳を帽子で隠し、二又の尻尾は楽しそうにゆらゆらと揺れている。 ) ――ん〜・・・暇なんだな ( スラムと色街のちょうど中間辺りの裏路地。ぶらぶらと歩けば見つかるものは少ない。少し前まではモンスター退治で賑わっていた界隈ではあったのだが、さて。そのモンスターを見つけることができれば色町に売り飛ばそうなどと考えていた猫又はしばじ宙を睨みつけ、 ) ・・・ん。見つからないんだなー・・・。つまんないんだな ( はふ、と溜息を一つ。面白いことないかな、と辺りを見渡すぐらいしかやることがないのが「平和」というのだろうか ) [Sun 4 May 2008 23:14:37]
お知らせ > トテさんが来ました。 『くぁ、と欠伸を一つ』 [Sun 4 May 2008 23:08:09]
お知らせ > 白毛の狼さんが帰りました。 [Sun 4 May 2008 06:58:10]
白毛の狼 > (でも、ごはんもらうとその怒りもどこへやら。所詮は一時的なもの――)(さてと、今日はどこいこうかな)(帰るのは何時になることやら) [Sun 4 May 2008 06:58:02]
白毛の狼 > (時折立ち止まれば、建物の角にマーキングして歩いて)(オイラの体の匂いいつもないんだもんな…)(狼的には体を洗われるのを大変いやがるわけだが、きれい好きの家主はそれはそれは時間をかけて体を洗うのだ。洗うだけではなく、毛の手入れまでしてくれるおかげで)(野性味あふれるオイラの魅力が台無しだわん)(と、憤慨しているわけで――) [Sun 4 May 2008 06:56:18]
白毛の狼 > (家の中で寝れば良いのに…?)(スタスタと路地を見ながら歩いて行けば、相手の事情は考えない。風呂も入っていないのだろう。随分とひどい垢の匂いがする……まぁ、町全体から似たような匂いはするものだが。飼い狼は、家主様のおかげで匂いとは無縁になりがちでもあって。) [Sun 4 May 2008 06:50:55]
白毛の狼 > (散歩である。これといって目的もなくぶらぶらとあるく狼。この時間はみんな寝ているのだろう。人の気配がしない。いや、「うごいている」と付け加えた方がよさそうだ。暖かくなったとはいえ、夜は冷える。路地に集まり、肩を寄せ会うように寝ている浮浪者達。その理由は、狼にはわからない。所詮狼、人間の生き方はよくわからない。) [Sun 4 May 2008 06:46:10]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 『朝もはよから』 [Sun 4 May 2008 06:40:23]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『ワンサイドゲーム・フライングスタートッ!!』 [Thu 1 May 2008 00:00:06]
アクセラレーター > (大まかな居場所が分かれば、後は簡単だ。) 要はァ… 散ったヤツらを一箇所に集めりゃ良いわけだなァ (一人ずつ追い詰めては、わざと誘導するように一人を二人に、二人を三人に纏めては行き止まりまで追い詰めれば、) ―――あははッ! 一方通行だッ! イイね! 真剣な鬼ごっこだよなァ!? 面白れェーよ!! (身を震わせ、一度に痛め付ける場面を想像するだけで笑みを歪める。楽しくて溜まらない、次はどんな嘆きを出してくれるのか――。) [Wed 30 Apr 2008 23:59:34]
アクセラレーター > ――― … ッ! (今回は殴ッたヤツだけ報復を出来りゃイイ。) 殴ったヤツぁー … 、出て来いよォ!? (何処へ逃げたのか分からない以上、無駄に走り回す訳に行かない。ましてや殴ったヤツの匂いなど覚えていないため追跡は無理になった。額の横に青筋を浮かべながらも怒号を飛ばす。) 今、出てきたらデコピンで許してやるッ!! 出てこなかッたら… いつか出会った瞬間ッ! 全裸に引ん剥いてやッからよォオオ!! (力一杯に叫んだ直後、大剣の刀身の腹を壁に叩き付けては破壊音を響き上げた。あちこちの方向から僅かな悲鳴が聞こえたの確認が出来た。) [Wed 30 Apr 2008 23:40:28]
アクセラレーター > (理由は簡単だ。人を軟派して置きながら、残虐娘だと分かり次第に一人の男がついに少女を殴ってしまった。) オラぁー!! 男の癖に、ビクビクしてンじゃねェーぞ!? (少女は理不尽な状況を受け入れられるはずもなく、怒り狂っては報復を求めるように追い掛け始めた。グループは全員で三人だが、残虐娘に適う筈も無いことを承知している。全員、骨を外された経験がある上に辱めを受けた連中でもある。片手だけでも握られれば、触れられれば、骨は砕けたり肉が抉られたりすることを知っている。) 骨一本ぐれェー折らせろよォォオ!! (ケダモノの咆哮を上げては、追い掛け続けよう。次第に連中は一人ずつばらばらに散っては逃亡してしまった。) [Wed 30 Apr 2008 23:33:26]
アクセラレーター > (息は荒げたまま、グループを追い詰めていた。) 待ちやがれよォ! (一発の借りを返してねェーぞ!?と怒号を飛ばしながら一直線に進んで、更に曲がった道に逃げ込んだグループを追い求めるように少女も曲がっては追い掛けている。苛立った表情を見せ付けながら、ノゴキリの風貌を持つ大剣を二つも抱えながら地面を切り刻むようにしていた。地鳴りのようで、グループに威圧感を与え続けていた。) [Wed 30 Apr 2008 23:26:12]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『裏路地での出来事』 [Wed 30 Apr 2008 23:20:12]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 [Tue 22 Apr 2008 10:34:36]
白毛の狼 > Grrrrr…(ギリギリと歯を食いしばりその光景をを見やる狼に気付くことのない二人(一人と一個?)は、身支度を整えた少年の腕の中でうじゅるうじゅると触手をばたつかせた淫獣と共に路地の奥へと消えて行って――『お前、もうちょっと鉄分取れ』『レ、レバーは高くって…』狼の妄想の中、卑猥な関係を気付く二人に幸多いからんことを)わおーーん!!(どこにぶつければ良いのか分からないこの怒りと嫉妬を解消するべく、獣は大きく遠吠えをして――) [Tue 22 Apr 2008 10:33:20]
白毛の狼 > (『あふっ、あ、あん…』舌を出し、よだれを垂らして快楽を味わう少年と単眼をむき出しにしてその顔を見上げる淫獣。心なしか少し大きくなったようにも見えるか。――そして、食事を終えた淫獣は、その体を少年からどけようと触手を動かせばそれを阻止しようと手を伸ばす少年。言葉を発する事は無かったが『ま、まってよ…』『ふっ、一度寝れば十分だ。』『お、お願い一人にしないで…』『……ち、俺もやきがまわっちまったな。こんなガキ相手によ』なんて会話が聞こえてきそうな、奇妙な共存関係が成立ったようで――) [Tue 22 Apr 2008 10:24:56]
白毛の狼 > (じーっと見つめる狼、一心不乱に快楽を味わう少年、そして少年の股間で蠢くタコ。もとい淫獣。襲われているはずなのに、いやがる素振りを見せない少年は、恐らく自ら淫獣の餌食になったのだろう。性欲旺盛な年頃の男の子は、時にアブノーマルな性行為に興味を示すのだろう。)(あんなの相手にするならオイラの方が…)(なんだというのか? 『んっ!…ふっ、あ、あぁぁっ!』悶々と一匹その行為を覗き見ていれば、急に声を荒げ腰を1回2回3回…9、10、11。ビクンビクンと震わせて絶頂を味わう少年に、何故か悔しさを覚えた狼であった。) [Tue 22 Apr 2008 10:14:46]
白毛の狼 > (少年は、身動き一つしていないのに息を荒げ時折びくりと体を震わせている。)(へへっ、いけないことしてるな?……!?)(こんな朝っぱらから人気の無いところで自慰に励んでいる少年を放って置く手はあるまいて!そんな無駄な気合いと共に一歩踏み出してみれば、少年の股間が非常に肥大しているのがわかった――しかし、よくみればそれはひとりでに蠢き何やらうねうねと細いものを動かしているではないか。)(う、うわ……あの子、タコと変な事してる!!)(狼の辞書に『淫獣』と言う言葉はありません。一番形の近いものはタコだったのです。) [Tue 22 Apr 2008 10:03:33]
白毛の狼 > (どこいこうかな…)(いまだ決まらずテクテク歩けば小さな路地の中より、呻き声のようなものが聞こえて来て――)『う?』(何だろう?と不思議に思えばそっと除きこむ大人一人が入れそうな路地。その奥からは、昼間だと言うのに漂う陰鬱な香り。それと同時に少年の卑猥な声が。聞こえて来る。『んっ……ふ、あぁ…!』よくよく見れば、座り込み壁にも垂れかかるようにして息を荒げる14〜15の少年。下半身は衣類を身にまとっていないようにも見える)(むほっ!何してるんだろ!?)(そんな光景に目を輝かせる狼。) [Tue 22 Apr 2008 09:53:46]
白毛の狼 > (花を見るくらいなら、団子を頬張っている方が性に合うたちの獣。色とりどり、季節ごとに移り行く花よりも旬の食材を求めたくなるというもので。)『あ、でもあそこに行けば人間がご飯くれるしな…』(今後の方針を決めるべくぶつぶつと独り言を漏らしているわけでもあり――朝ご飯なら、すでにいただいたにもかかわらず食事の事をおもうのは『食う、寝る、遊ぶ』の三点が狼の行動基準だからでもあって。尻尾を左右にゆらしつつ、当ても無くぶらぶらと家の近辺を散歩していて) [Tue 22 Apr 2008 09:42:45]
白毛の狼 > (外は快晴。春の陽気満開の青空のした、大きく伸びをする一頭の獣。こんなに天気がいいのに、家の中になんていられない。天気が悪くてもいられない。遊び盛りの白毛玉は、今日はどこへ行こうかと尻尾をふりふり路地を行く。)『今日は公園にしようかな〜、川辺もいいな…でも、どっちも人間が多いからなぁ…』(暖かくなったのはありがたいが、この時期は何故か人間たちが一か所に多く集まる。家主曰く『お花見』と言うらしい。花なんて、見ても何とも思わない。美的感覚は人間のそれとは随分違う訳で――) [Tue 22 Apr 2008 09:34:29]
お知らせ > 白毛の狼さんが来ました。 『うーーーんっ!!』 [Tue 22 Apr 2008 09:26:35]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『逃げようとしてるのかもしれない、そんな事を思っていた』 [Mon 21 Apr 2008 02:01:45]
オウル > (目的があるでなし、ゆっくりと体動かしつつ、これからの事をどうすべきかと考えていた。) …とりあえず…廃屋で休みながらかな (後回しにしつつ、歩くのを再開する。) たまには、こういう事しても、文句は言われないでしょ… (知人に知れて怒られるのは怖いが、たまにはそういうことも何も考えずに居たい日もある。) でも、ダメなんだろうね (我侭は通らないだろうとも思う。 考えれば、すこしだけ気難しい顔した。) とりあえず…早い所、休んで… (こういう気分は、休んで薄めるのが良い、すこしずつそう言う我慢は沈殿していくが、それは仕方ないとも思いつつ、歩く早さをすこし上げる。) [Mon 21 Apr 2008 02:00:51]
オウル > (体を伸ばして、じゃりじゃりと靴で地面を削る。) 体、力いっぱい動かしてはみたいけど… (誰かに見られたら、吸血鬼の疑いかけられるかもしれないので、いつも我慢、狩の時も我慢、体自体は軽い運動欲求の不満を持っているのかもしれない。) そう言えば、体を本気で動かした事なんて…あったかな… (思い出しても、一度か二度位しかないと思った。 表情にはすこしだけ苦笑い。) 仕方ないか、こればっかりは…我侭するわけにも行かないし (指の骨とか鳴らしつつすこしだけ体操してみる。 体自体は硬くも無く軟らかくも無いと言った感じである。)  [Mon 21 Apr 2008 01:47:46]
オウル > (此処に来ると、気分がすこし浮つく気がする、程よい血の匂いからだろうが、気が楽になる感じになる。) 好きでこんな所に来るのなんて、自分くらいかな…… (歩きながら見上げる夜空は曇り空、月は見えない。 それにはわずかにがっかりした模様である。) こう、もう少し月が出てもいいのに (月はきれいで好みだ、琥珀色の瞳は空見眺めて、余所見中、前方注意。) あでっ… (壁に激突した、別にどこ打ったわけでもないが、反射的に声が出る。) …なんだかな… (そんな一言ぽつりと言いながら、周りを見やる。) [Mon 21 Apr 2008 01:35:45]
オウル > (何かしたい事があるでもなく、道を歩いている長い銀髪にマフラーの少年が一人。) 何しに来たんだろ、自分 (何時ものように目的も無い、徘徊に近い事を行っている。) 此処の匂いがが落ち着くから…かな (すこしだけ感じる血の匂いが、少年には程よい匂いとなっている。 こんな時に、こんな所に来て良い訳も無いのに、ふらふらとこんな所にやってきて、何かするわけでもなく、道無き道を歩いている。) 此処は相変わらず変わらない… (人は変われど、こういう場所は大きな空気の変化も無い、ただ、あまり良い空気でもないのもなんとなくわかる。) 久しぶりにどこか、廃屋で寝るのも悪くないかな… (すこし前までは此処らの廃屋で寝ていたものだと思い出しながらあるいていた。) [Mon 21 Apr 2008 01:27:22]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『久しぶりに来た場所』 [Mon 21 Apr 2008 01:16:51]
お知らせ > モビィディックさんが帰りました。 [Sun 20 Apr 2008 16:50:14]
モビィディック > ( 夜は、そうして満ちようとしていた。 ) [Sun 20 Apr 2008 16:50:13]
モビィディック > ( 最近はどうにも情勢が不明瞭で、派手なことは控えていたが、吸血鬼の衝動は日に日に高まってた。 ただ日々を過ごすだけならば今のままで何の問題もない。 だがそれではいけないのだ。 ) んふふ、んふ。 確か人間はいいことを言っていたな。 如何に長生きするかではなく、如何に生きるかなのだ、だったかな。 んふふ、んふ。 充実のない日々など、まったくもってくだらない。 んふふ、んふ。 しばらくぶりに、動き回ってみるのも一興かな。  [Sun 20 Apr 2008 16:46:57]
モビィディック > ( 吸血鬼は外で捕ったヒトの血をここで吸い、死体を奴隷に食わせて生きながらえさせる。 死体の処理を全て自分でやるよりは楽で、奴隷は非常食になる。 そろそろ駄目になってきたが、もうすこしは動かせそうだ。 笑う吸血鬼にはじめこそ怯えていた奴隷も、今では無反応でそれだけが少しつまらないといえばつまらない。 それ以外に吸血鬼が奴隷に思うことは何一つない。 アレはもうヒトではない。 それならば何の価値もない。 ) [Sun 20 Apr 2008 16:41:14]
モビィディック > ( 化け物の目は集光性が高く、夜を見通す。 だがそれも光があればの話だ。 わずかばかりの光もないこの穴倉では、目を閉じていたところで大差などない―――はずなのに。 まるで吸血鬼には何かが見えているようですらあった。 まるで、闇を見ているかのように。 事実吸血鬼は、この穴倉の中のことが、手に取るようにわかるようであった。 粗末な箱に放り込まれた代えの衣装。 無造作に重ねられた、奪い取った武装の数々。 棺を見下ろすように逆さに壁に立てかけられた大十字架。 そしてすみで心を失った奴隷と、少し前までは大差ない姿をしていた死体。 ) [Sun 20 Apr 2008 16:35:16]
モビィディック > ( そしてその吸血鬼は、自らの棺に腰掛けて、ニヤニヤと笑っていた。 それはこの吸血鬼を埋葬するためのものではなく、埋葬したものでもない。 埋葬しきれなかったものだ。 主の手より離れ、朱の手に誘われた、魔物のゆりかご。 最後にして唯一の領土。 ひとでなしにまでなった悪夢のたったひとつの現世とのつながり。 ) んふふ、んふ。 ならばこの穴倉は、私の墓場か。 私の悪夢の染み出した、昼の国へと食い込む夜の領域。 んふふ、んふ。 そんな詩的なものでもないか。 ( 何も見えない闇の中、吸血鬼は確かにまぶたを開いたらしい。 ) [Sun 20 Apr 2008 16:30:12]
モビィディック >  んふふ、んふ。 いまはいったい何時だろうね。 一筋の光も差さない我が穴倉の中ではまるっきりわかりはしないが、んふふ、んふ、さてさて昼であることは確かだけれども。 んふふ、んふ。 ( 倉庫というにはいささか深すぎるその密室で、何かが笑う。 言葉の通りそこに光はなく、かたく閉ざされた扉は一重ではない。 空気すらもよどんでいそうだ。 どろどろと甘ったるく、腐るように熟成した血溜り。 そう表現しても差し支えないほどの、空気。 まともな神経ならば自ら呼吸を拒みたくなるような、そんな穴倉が吸血鬼の居住だった。 ) [Sun 20 Apr 2008 16:25:12]
お知らせ > モビィディックさんが入室されました。 [Sun 20 Apr 2008 16:20:00]
お知らせ > 藍音@淫獣討伐さんが退室されました。 『地形の向き不向きもある。 もう少し探し易い場所から始めてみるとするか。』 [Fri 18 Apr 2008 01:31:52]
藍音@淫獣討伐 > ええいおのれ・・・区画を整理しろというのだ。 (迷子に告ぐ迷子で方向とかも徐々に判らなくなって行く感。 道案内か、現地を知る輩の誘導がほしい所だ。塀の上、建物の隙間をするするとすり抜けてく野良猫の姿眺めつつ。) そういえば・・・・トテといったかあの猫は――この辺りにも通じていると良いのだが。(被害状況とか目撃談とか、より地元に密着した御話が聞けるだろうし。なんて考えながら―― 何かしらの方法で出番だ、と知らせてやれば、次に会うときまでに動いてくれるだろう。) [Fri 18 Apr 2008 01:25:45]
藍音@淫獣討伐 > ・・・・然し地図が役に経たん街だ。 我が故郷ではすれいぶどもの住処でももう少し整然としていたものだぞ。(ただ、詳細な情報はあっても現地でよく迷うようではそれほど効率は良く無いか。 此方に赴任してもう年を数えるほどだが、今だいっこうに方向音痴が治る気配は無かった。 目当ての水路→につながる通路→の目印になる建物 とかを探しての右往左往。 藍音が仕事に旅立つ時、仕事は半ば終わっている――が、半ばで躓くのは良くある事のようだ。)  [Fri 18 Apr 2008 01:20:18]
藍音@淫獣討伐 > 尤もおかげで良い小遣い稼ぎが出来るが・・・さて、この辺りで逃げ入るとすれば何所であろうな? (陰陽寮の払い巫女は偶然相手と出会わない。 準備万端、出会うべくして出会うのだ。 其の歩みも警備ではなく捜索のそれに近く、スラムの中でも小道・水路側・など湿気た一帯をメインにするは、水分を好むと知るが故。 予め、それらが在りそうな場所にも中りをつけてある。) 安井戸の周りなども無いではないな・・・ 流石に人目を引く昼のうちは出て来るまいが。 [Fri 18 Apr 2008 01:14:10]
藍音@淫獣討伐 > (陰陽師のある一派の主張であり、藍音自身の家の教えでもあるのだが―― ”理に則って行えば結末は其の様になる”という考え方がある。 この世に偶然だの運命だのの事象はなく、目に見えずとも物事には要因が必ずある、というものだ。 それを熟知すれば、あたかも魔法の如く万象を意のままに予測・操作出来るということでもある。) ・・・前回仔細に亘る報告をしておくべきだった。 迂闊よな。(というわけでぶつくさ愚痴りつつ宵闇迫るスラム街を歩いてるのも、おぼろげながらそうした予測によるものだったりする。) [Fri 18 Apr 2008 01:06:58]
お知らせ > 藍音@淫獣討伐さんが入室されました。 『藍音が仕事に旅立つ時、仕事は半ば終わっている――』 [Fri 18 Apr 2008 01:04:10]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『伝手役からの指示を見れば足早にその場を去った。』 [Thu 17 Apr 2008 23:55:08]
デュラハン > (ソレから暫く老人風貌は周囲に注意を払いつつ視線を彷徨わせていたが)む・・・?(不意に自身が使役する使い魔の気配が此方に向かってきている事を感知して。それから気配を感じる方向、広場の上空に広がる曇り空へと向ければ小さく息を吐き)このタイミングで来るという事は・・・無駄足になったということですかね。(軽く肩を竦め呟けば、使い魔をその場に迎えんと準備を始めて。)(依頼者を待つ間に来る伝手役からの新しい指示というのは大体が依頼破棄が多い。そしてそれは今回の通達にも当てはまったようであり) [Thu 17 Apr 2008 23:54:47]
デュラハン > (途中、広場の隅に転がっていた手ごろな木箱を拾い上げればソレを広場の外周にあたる建物の壁に沿うように置いて。それからその木箱に腰掛ければ、再度広場の様子を窺い始め)誰も居ないところを見ると今回も依頼者の遅刻と考えるべきでしょうかねぇ。(無描の仮面から覗き見える視界の中に人間の影や気配が見えない事を理解すれば軽く肩を竦め壁に背を預け独り言を小さく呟く。)(まぁ、元々大まかな時間しか決めていない事や個人レベルで時間を確認できる道具を持ち合わせていないこの時代において丁度良いタイミングで落ち合うと言うのは難しい事なのだが。) [Thu 17 Apr 2008 23:38:12]
デュラハン > (闇に包まれた夜のスラム。その一角にある小さな広場に一つの人影が現れて。)・・・思ったよりも早く来すぎましたかね?(灰色の外套を纏う老人風貌・・・スラムでは聞き屋と呼ばれるその男は軽く首を傾げ呟けば、ゆっくりとした動作で広場の様子を窺いながら広場の中でもあまり目立たない隅の方へと足を進める。) [Thu 17 Apr 2008 23:20:12]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『小さく鳴る靴音』 [Thu 17 Apr 2008 23:14:38]
お知らせ > アズ@淫獣さんが帰りました。 『その夜は中々眠れなかった』 [Thu 17 Apr 2008 00:38:16]
アズ@淫獣 >  っ!? ( 地面に転がった触手生物が、また動いたような気がして少年はビクッとした。が、やがて溶けていく生物に、ホッと息をついて。 ) よ、よかったー…ふう。 ( 少年は立ち上がると、粘液の中に転がる銀の短剣を回収して。 ) ……う、うわあ…。 ( 服や体は洗えば済むが、短剣は綺麗にするのにちょっと苦労しそうだ。 ) ………………。 ( それにしても ) なんか…まだドキドキしてるや…。ダメだな、もっと慣れないと……。 ( 戦闘の緊張によるドキドキではなく、別のドキドキなのだが…それを知らない少年は「はあっ」と熱い息を吐くと、汚れた短剣を抱えて家路へと着くのだった。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:36:42]
お知らせ > 淫獣さんが退室されました。 『こうして小さな危機は去って』 [Thu 17 Apr 2008 00:30:21]
淫獣 > (びくり、と動いたようにも見える、地面に転がった死体。しかしそれは動いたのではなく、熟れすぎた果実のようにはぜてとろけていって……やがてよくわからない粘液のようになってしまった……他に不穏な気配は周囲にはなく) [Thu 17 Apr 2008 00:24:09]
アズ@淫獣 > あっ…く…。 ( 刃先が、何か固い物に当たった感触がしたので、一瞬自分の装備まで到達したかと思ってビクついたが、目で確認してそうではないと気づく。もう少し力を入れてみると。 )( 「ぶぎゅっ」 ) !!! ( びちゃばちゃ ) ………。 …ひ、ひやあああああああ!! ( あまりの事に一瞬固まってしまった後、少年は叫びながらジタバタ暴れると触手生物を振り落とす。 ) う、うわあ…服が…顔にも……。 ( 粘液を被ってあちこち酷い有様だ。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:22:54]
淫獣 > (また少しめり込めば、刃先が何か固いものにあたる。眼球だ。さらに暴れる力は強くなっていくが……やがて) ぶぎゅっ。 (いやな音をたてて傷口と色んな穴から臭い粘液を吐き出し、動きを止めてしまう…… 【バトルポイント1】 残されたのは死骸と媚薬効果の液体で……)  [Thu 17 Apr 2008 00:14:24]
アズ@淫獣 > う、うえええ…! ( ちょっと予想はしてたけど、とてつもなく嫌な感触! 目をつぶりたくなるのを我慢しながら、左手も添えてグッと力をこめる。貫通すると、下手したら自分の胸まで刺しかねないが、刃渡り20cm程度の短剣だ。まだ大丈夫なはず。 ) あっ。うわ、ちょ…! ( 動くなー!身体の上で動くなー! なんだか妙にゾクゾクする気持ち悪さで、早く振り落としたくてたまらない。 ) [Thu 17 Apr 2008 00:05:11]
淫獣 > (ぬるりと腐った猫の死体にナイフを突き立てた、そんな君の悪い感触がその手に伝わるだろう。じたばたと震えながら悲鳴を上げる触手。四肢をばたつかせ、寧々木をまき散らしながらもがくが……なかなか身動きがとれずに逃げだすこともできず、動きを弱めていく……) [Wed 16 Apr 2008 23:57:49]
アズ@淫獣 > うわっ、うわっ、きもちわるぅ! ( 触手生物の感触に青ざめて。 ) う、うひぁっ!? ( 飛び乗られた!モンスター近い、顔に近い!!怖!! )( だが ) の、のけーっ!! ( 近いだけに、届かないということはまず、ないか? 胸の上の触手生物に、銀製の短剣を突き刺してやれ! ──ただ、体勢が体勢だけに力は通常より入りにくいだろう。 ) [Wed 16 Apr 2008 23:46:51]
淫獣 > (素肌を求めて、触手はうごめく、裾やら襟や羅にからみつこうとするが……衣服の上からでもそのねちっこい感覚は感じられるだろう。アズが振りかぶるのと同時に、こちらも地面に押し付けるようにたわみ、そして飛び上がりその胸の上に飛び乗ろうとする) [Wed 16 Apr 2008 23:40:37]
アズ@淫獣 > やあっ! ( 足に触れる気配に対し、少年は目をつぶったまま短剣を振り下ろすが、慣れない接近戦で更に視界を遮られた状態。あっけなく尻餅をついてしまい、突き刺す事は叶わず。 ) ったー…。あ! ( ちょうど、涙で粘液が洗い流されたらしく、瞼を開くとモンスターの姿が見えた。 ) あ、あっちいけこいつ! ( 自分から探しに来ておいてその言い草もなんだが、少年は持っている短剣を触手生物に投げつけるため振りかぶろうと。 ) [Wed 16 Apr 2008 23:31:03]
淫獣 > (答える→堪える) [Wed 16 Apr 2008 23:16:12]
淫獣 > (こすらずとも、涙と瞬きで十数秒もすればその粘液はこぼれおちるだろう……そして、伸びる魔手。相手の足に触手を引っ掛け転ばせようとするが……まださほど力はないく、仮にも男の子の力。答えることもできるだろう) [Wed 16 Apr 2008 23:16:04]
アズ@淫獣 > うわたっ!!? ( 直前に後ずさっていたこともあり、膝への攻撃はそこまで痛くなかったが、粘液のしぶきが運悪く目に入って。 ) っ…たぁー! 痛、いた…! ( 左手で目を押さえてよろめく。やばい、目が開けられるようになるまでどのくらいかかるだろう。慌てて右手で腰の短剣を抜き、どこから来ると知れぬモンスターを警戒して構えたが、見えていない分それは随分危なっかしい。粘液の効果はまだ現れない。 ) [Wed 16 Apr 2008 23:09:34]
淫獣 > しゅっ!! (反射的に防御しようと、触手の一本が大きくしなり、振り降ろされる。相手の膝小僧を叩くようにしながら、同時に粘液のしぶきがアズの顔面に飛ぶ。目などに入ればかなりしみるだろう。もちろん効果も表れるかもしれない) [Wed 16 Apr 2008 22:57:30]
アズ@淫獣 > ( 淫獣の守備範囲が気になるところだが、それはともかく…少年はまた数歩進んで、淫獣の方へ近づいた。しかし、それは見つけたからではなく、偶然だ。それだけに、以前見たものより大きい淫獣の姿を発見すると驚いて。 ) う、うわあっ!? い、いたーっ! ( 声を上げて後ずさる。即、攻撃に移れないのは、戦闘経験が少ないからだろう。 ) [Wed 16 Apr 2008 22:54:28]
淫獣 > (少し、触手は迷った。近づいてくる気配。匂いは……雄だ。しかし、まだ幼い気配もある……ほとんど高くない知能でさっさと姿をくらますか、襲うか悩んでいるうちに身動きもとれずに相手の接近を許してしまって) [Wed 16 Apr 2008 22:47:28]
小柄な人影 > ( その気配の中から、淫獣のいる方向へと歩いてくる小柄な影がある。 ) …こういう暗いとこ、とか。 ( 呟いたのは、少年。投げナイフの収まったホルスターを肩から下げ銀の短剣を腰に下げた、この少年に出来うる限るのフル装備だ。そこいらに積んである物をどかしたり、また戻したりしては何かを探しているらしい。──何かって、もちろん職種の生えた例の生物だ。先日、目の前でいとも簡単に退治されたそのモンスターを見た少年は、「俺にも退治できるかも」などと、少々勘違いをしてここまでやってきたらしい。 ) [Wed 16 Apr 2008 22:45:05]
お知らせ > 小柄な人影さんが来ました。 『足音』 [Wed 16 Apr 2008 22:38:47]
淫獣 > (地面を人の動きが震度として伝わってきて、肉塊はそれを感知する。その振動を頼りに移動していくが、やがてそちらの方向から光を感じる。肉塊はわずかに委縮し、恨めしそうに単眼を細め光と気配に満ちた表の世界を眺める。まだこの怪物には、その世界は危険すぎるように感じられた。恨めしそうに人の性器ほどもある触手をうねらせ、地面を叩いて) [Wed 16 Apr 2008 22:37:29]
淫獣 > (小動物の死体や、昆虫。時折見つけた排泄物や残飯などを吸収し、大きく育っていったモンスター。しかし、その体はもう今までのえさでは今の体を維持するのに精いっぱいで。 寄生先、または、より自分にとって都合のいい餌を求め、路地の闇の中をゆっくりと這うようにして進む) [Wed 16 Apr 2008 22:24:27]
淫獣 > (フリーズして、などと言い訳しつつ…… 閑話休題 間違っても清潔とは言えないスラムの側溝。おうつなども浮いていることも多いその汚水の中を、ずるり、と動く塊が一つ。 しかし、側溝に身をか薄には大きくなりすぎたそれ、直径50センチはある触手と肉の塊は、ゆっくりと路地の石畳に這い上がろうとしていた) [Wed 16 Apr 2008 22:15:33]
お知らせ > 淫獣さんが来ました。 『(IE7ga)』 [Wed 16 Apr 2008 22:13:38]
お知らせ > 淫獣さんが来ました。 『うぞり』 [Wed 16 Apr 2008 21:55:26]
お知らせ > アザリー@淫獣討伐さんが帰りました。 『 ―――ほら、なんともない。 』 [Wed 16 Apr 2008 01:04:48]
アザリー@淫獣討伐 > ( 脱走したモンスター。 怪人赤マント。 言葉ばかりが空回って実体の見えてこないものがあれこれと浮かび上がっている感じ。 そんなものが実在するのか、遭遇した知り合いも居なければ、被害の話もあまり聞かないという――――なんだか変な感じ。 噂に惑わされているような、誰かがそんな話を触れ回って何処かから見ているだけ、のような。 そも、暗黒街だとかスラムだとかを恐れる一般居住区の人達は常にそういう幻想に囚われている。 2年暮らして強姦された事もなければ、潜伏していた怪物に出くわした事も無い。 そういうのは極々稀な一部の話なんじゃないか、なんて。 ) [Wed 16 Apr 2008 00:55:45]
アザリー@淫獣討伐 > ( 言ってしまえば何の魅力も無い風景だが、唯一暗黒街に比べて良いなと思うのは――――いちいち細かい事を気にしなくてよさそうな開放感か。 聞けば自警団はこの辺りにもあまり来ないという。 全ては自己責任っていうんならそれはそれで―――分かり易い。 お酒の回ってきた頭でそんな事を考えながらくるくると舞うように躍り歩き、無闇に楽しくなって鼻歌を歌った。 ) [Wed 16 Apr 2008 00:44:32]
アザリー@淫獣討伐 > ( 何年か暗黒街に住んでいるけれど、この辺りに来た事は殆んど無かった。 用事が無ければ先ず来る必要が無い所だ。 通る必要も無い。 薄汚れて埃臭い乾いた空気。 煤けて色彩を失った看板と閉じたっきり何年も開いていなさそうな扉。 街灯は無い。 死んだような枯れた風景の向こう、大き目の溝川を渡った反対側に倉庫街が見える。 あの辺りから暗黒街なんだろう。 昔は賑わったのかもしれない広い石畳の大通りはそのずっと先まで続いていて、遠くの背の高い建物と街灯の明かりの方に続いている。 ) ( 無音かと思えた風景に、何処からか遠い罵声だか奇声だかが聞こえた。 ) [Wed 16 Apr 2008 00:30:18]
アザリー@淫獣討伐 > ( 暗黒街の溜まり場で交友を広げるうちに知り合った何人かは、スラムに住んでいた。 そんな中の1人の家に皆でお邪魔して、安いお酒の匂いと煙草の煙を充満させて一騒ぎして―――その帰路。 このまま教会に帰ってもよし、どこかでまた遊び相手を探してもよし、なんて思いながら一人で歩いてた。 最近は少し物騒だとか誰かが言ってたっけ。 まぁ、私は、強いから。 多分大丈夫。 ) [Wed 16 Apr 2008 00:22:13]
お知らせ > アザリー@淫獣討伐さんが入室されました。 『 埃臭い通りだ。 』 [Wed 16 Apr 2008 00:16:29]
お知らせ > トテさんが退室されました。 『今日は鯖を焼こうと、唐突に思い至るまで三秒』 [Sun 13 Apr 2008 02:24:47]
トテ > ( 薄暗いスラムの家屋はいつもどおり。暗黒街ほど饐えた匂いがしなければ、居住区のように清潔でもない。入ってくるものを拒みはしないが、出て行くものも拒みもしない。そんな場所だからこそトテという猫にとっては住みやすい場所であった。人の行き交いが多いという事はそれだけ余所者に寛容である証である。しかし、暗黒街など行こうものならばそれは一変するのだから、本当にその境界を行き来するのは疲れる。 ) ――― ( とん、と近道に塀の上を通過して家と家の狭間に身を滑り込ませて進んでいく。どこかで痴話喧嘩のような怒声が聞こえたかと思えば、薄い壁越しに女の嬌声が聞こえてくる。しかし、興味が沸かないのでそのまま素通りし、自宅までもう少し、という距離 ) [Sun 13 Apr 2008 01:33:21]
お知らせ > トテさんが入室されました。 [Sun 13 Apr 2008 01:24:44]
お知らせ > トテさんが帰りました。 [Sun 13 Apr 2008 01:24:41]
トテ > ( とん、と地面に降りると歩き出す。四本足で地面を踏みしめるのも久しぶりである。 ) ふなぁ ( 「ここ数週間はずっと二足歩行してたんだなー。物凄く疲れたんだけど便利なんだなー」と、独りごちる。家に帰り、飯の用意をするのにまた二足歩行形態に化けないといけないのか、と思うとなんだか億劫な気分になってしまう。いっそのこと誰かに飼われてしまおうか、と考えたこともあるがそれもまた億劫である。猫は決して人に憑くものではなく、家に憑くものであるからだ。人間の顔を窺うのも疲れるというものだ。 ) なぁ ( 「まあ、そんな簡単に見つかるものでもないんだなー。屋敷一軒分とはいえ、量はやっぱりそんなものじゃないんだろうなぁ」と独り呟いたトテは裏路地の角を曲がる ) [Sun 13 Apr 2008 01:21:15]
トテ > ( 今日の御仕事はこれにて終了である。ある程度のコミュニティに伝わるように今日は野良猫の間を歩き回ったのだ。 ) 疲れたんだなー・・・はふ ( ぷしゅぅ、と風船から空気が抜けたように二足歩行の猫から見た目もそのままの黒猫へと戻る。「ふなぁ」と大きく欠伸を洩らす様もやはり、猫である。唯一他の猫と違うのは二又の尻尾であるが、これもまた軽く尻尾を振ることで一本へと戻すことが可能である。・・・だが、それもまた妖力を使って疲れるので使うことをしない。二又の黒猫が疲れた顔で路地裏をぼぉと眺める。 ) ・・・・なぁ ( と、鳴く。残念ながら猫である以上、猫語でしかない。意訳すると「この情報ぐらいはハラエも知ってるだろうから伝える必要も無いと思うんだなー。でも、調べるとそれなりに報酬もらえそうなんだよなー。少しだけ歩き回って探してみようかなー?」で、ある。 ) [Sun 13 Apr 2008 01:13:14]
トテ > ( 激しく名前を間違えていたorz ) [Sun 13 Apr 2008 01:03:42]
テト > ( それは一般的な情報である。危険なモンスターが徘徊しています。気をつけてください。肉の塊で触手が生えています。液体を好みます。危険なのです ) ん〜。これは由々しき自体だと思うんだなー ( 一匹の黒猫が大きな欠伸を一つ。 ) 僕らの仲間内でも寄生されたのが一匹二匹。当然寄生されたら処分されるんだな。この間も一匹寄生された仲間が処分されたんだな ( つまり、かの触手はとある野良猫に寄生。その後、人間を襲った野良猫はそのまま人間によって処分。人間にとって命の危険が無かったとしても、野良猫であるならば猫ごと処分と言う判断も頷ける。とはいえ、処分と一口に言ってもそのまま捕獲され、転売される運びとなった野良猫もいる。それは猫にとって幸せなのかどうかはわからない。 ) 僕らも気をつけるんだな。できるだけ正体不明の肉には近づかないほうがいいんだなー、というのが人間の情報なんだな ( と、数匹の猫に伝えた猫又は一つ欠伸を挟む ) みんなに伝えて欲しいんだなー ( にゃぁ、と了解の意を示した猫たちはそれぞれ散っていく。人間の情報を猫に伝えるのもまた、猫又の仕事である ) [Sun 13 Apr 2008 01:03:15]
お知らせ > テトさんが入室されました。 『なんだか危険なモンスターが徘徊してるそうな』 [Sun 13 Apr 2008 00:56:13]
お知らせ > さんが帰りました。 『( 故に、人は傷ついたことを忘れようとするあまりに、傷を治すことを忘れるのだ )』 [Sun 30 Mar 2008 23:36:27]
> ( 消化されず堆積していく世の中にあって、絶対的な救済を時間による劣化とするならば。いいだろう。しかし、時間による劣化は雑多な物の堆積であり、その消化されない憎悪や憎しみは『見えない』だけであってそれは存在する。――そして、それは治りかけの傷を晒すようにいつまでも、不快な感触を持ってそこに存在することを忘れてはいけない。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:35:30]
> ( ――そう、人の憎悪や憎しみといった感情は消化するには負の存在が必要だ。しかし、それが必要ないと嘯く人間は知らないのだろう。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:35:18]
> ( 呼吸一つで酸素と共に流れ込んでくる念の多さは即ち、少年にとって食事の量に他ならない。少年の金色の瞳に移るのは汚泥と残骸の乱雑した道ではなく、多数の念がたゆたう食堂でもある。 ) ――さて。 ( 少年は持ち前の身の軽さを使い、軽快にステップを刻む。ゴミ箱から小さな雨屋根へ、そこから手身近な街灯を経由して屋根の上へ。そこからさらに二つ三つほど屋根の上を通り過ぎ、比較的『念の薄い』場所へと降りた。いくら食事が美味しくて量があっても、その場所に立ち続けては飽きるというものだ。慣れた食事は不味くなり、舌先を楽しませてくれない。そうなっては興を求めて何をしでかすかわかったものではない。何事も節度を守らねばならない、と少年は思う ) ――・・・今日もご馳走様でした。また明日の夜に。 ( のんびりと少年が暗黒街から離れる道を往く。 ) [Sun 30 Mar 2008 23:28:16]
> ( そんな言葉がある通り、人を呪い恨み、それを果たそうとすれば此方にも呪詛返ってくる。だというならば、人を恨まず呪わなければ安寧を手に入れることができるのか? と、問われれば No である。 どれだけ人を呪うほど恨もうと、またそれを呪うことを諦め仏の心で相手を許したところで世界は関係なく回るのだ。元々人から噴出したものであるならば、それは当人に帰ってくるのは呪いと同じく道理である。 ) そういった行き場のないエネルギーを食べるという事は人の恨みを消化してることになるのだろうか ( 夜風に冷える身をコートに包んだ少年はぼんやりとそう呟いた。目に眩しい月を眺める ) ――そういったものならば、一番恐ろしいのは食い尽くせないほどの怨嗟を吐き出し続ける人間なのかな ( 自問自答。スラムから一歩二歩と足を進めるだけで辿りつくことができる暗黒街で、少年は堆積した怨嗟と悔恨という念を喰らいながら歩む。――とはいえ、端から見ればつい最近血生臭いことがあった場所を歩いてるに過ぎないのだが ) [Sun 30 Mar 2008 23:16:12]
> ( ――――人を呪わば穴二つ―――― ) [Sun 30 Mar 2008 23:09:35]
お知らせ > さんが来ました。 『怨嗟怨恨悔恨恨み辛みは呪いとなって穴二つ』 [Sun 30 Mar 2008 23:09:05]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 [Sun 30 Mar 2008 03:26:41]
ブロウン > (どうやら外れたらしい上になんか誤解もされた感じ。頭をポリポリとかきながら女のが立ち去るのを見よう――)ん、辺は噂はかななきゃ(胃にはいるとかいったせいであるだろう。ま、なるようにしかならないだろうと。)しかたねぇ…帰るか(犬食べられなかったが、これから変わりに教会に帰り別なモノをくちにくわえようとか妄想膨らませた――) [Sun 30 Mar 2008 03:25:20]
ブロウン > さてと……俺様の胃にはいるのはどいつだ〜〜?(ぬっ、と裏路地を歩く巨躯。余裕があるのか声なんか出して――ガタガタ!!道に置かれていた木箱が揺れる。ゆっくりと近付いたわけだが、やはり気付かれてはいたようだ。内心舌うちをすれば、一気に木箱の影のほうへと一足飛び。逃がす手はない、なんて思って急激な加速してみればそこにいたのは住人らしいみすぼらしい姿の女。『き、きゃぁぁぁぁぁ!』耳をつんざくような声を出し、路地の奥へ走って逃げて行った――) [Sun 30 Mar 2008 03:14:20]
ブロウン > (そういえいば、俺様のち○こもそろそろそろそろ使ってやらねぇとな…)(冬の間は教会から出ることはなく、かと言って教会の人間にてを出せばたたき出されることうけあい。まぁ、家主は入院していたわけだしもう一人はあまりであってなかったわけだから仕方あるまい。)(くったら帰って慰めてやるか…)(最近は諸事情によりそんなことすらしていなかった。愚息も『パパー、ぼくちゃん元気出ないでちゅ〜』なんてこといってるかもしれないわけだ) [Sun 30 Mar 2008 03:04:08]
ブロウン > (カツカツ…カツカツ…。人通りのない道を巨躯は直進して行く。そんななか、通り過ぎようとした路地で何かが動く気配がした。不意に立ち止まればそちらを見やりなんだろう?と足を向ける――)犬か…?(最近食っていない犬。外を出歩かなかったため会う事すらなかった。犬肉は臭みも少なく、やや筋張ってはいるがそうまずいものではない。と、竜の味覚は訴えるのだ。)(ひさしぶりに食ってみるかな…そろそろ春だし、発情期中の犬なら動きもすばしっこくはないだろうから――) [Sun 30 Mar 2008 02:36:26]
ブロウン > (だいたいあれは不可抗力なのだ。なんだか無性に食べたくなっただけなのだ。普段は優しくなめるくらいしかしない。いや、普段とか言えるほど人間と行為はおよんでいないがね。)普通ならくわねぇしな〜(のほほんと呟けば、懐からキセルを出し、葉を詰め口にて着火。月明りのない町中が一瞬明るくなった。腕を首の後ろで組めば当てのない散歩はまだ続く――) [Sun 30 Mar 2008 02:26:35]
ブロウン > だーれもいねぇな…(キョロキョロとあたりをうかがうも、人の気配が少ない。たぶん細い路地にはいれば見つかるかもしれないだろう人間、犬、猫、悪魔に天使に化け物etc…紅い雨事件以来姿を表していなかった。まぁ、気軽にこれる立場ではないのだから仕方ないかもしれないが。)まぁ、住人に見つかって騒がれるよりはいいか…(さわがれたらしらばくれよう。『お前ら、俺達の仲間の区別できんのか?』とか言えば黙るだろう……?)(うん、完ぺき) [Sun 30 Mar 2008 02:18:16]
ブロウン > (脱皮途中の巨躯は、カツカツと鉤爪の音響かせて路地を歩いていた。――暖かくなり、外へ出られるようになった。まだ肌寒さはきえないため、ジャケット着用はいつもの事。大ざっぱな縫い目が一部に目立つソレ、決して誰かが大ざっぱを意図してやったわけではなかったはず――)取り敢えず近場のスラムには来て見たが…… [Sun 30 Mar 2008 02:09:26]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『深夜の散歩――『ひさしぶりだな、ここ歩くの…』』 [Sun 30 Mar 2008 02:01:32]
お知らせ > ジャクリーンさんが帰りました。 [Tue 18 Mar 2008 21:57:22]
ジャクリーン > ( そして、何時間とも思われるジェットコースター(Oパーツ)のような散歩は、実際には十分程度で終了し、ごろごろと猫の喉の奥から響く低周波を体全体で受け止めながら、ジャクリーンは生死の境をさまようのであった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:57:16]
ジャクリーン > ( こんにゃろう。 しがみついている襟首あたりを力を込めてつねってやるが、考えてみればこいつらここらへんの痛覚が鈍いのである。 よく母猫が子猫をくわえていることからもわかるだろう。 確かその関係でこのあたりを掴むとおとなしくなる傾向があるらしいけれどもこいつちっとも言うこと聞かない。 掴む力が弱いからだろうか。 などと冷静を装いつつも、きついものはきついというか、 ) Heeeeeelp Meeeeeee!! ( 聞くものはいなかった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:45:39]
ジャクリーン >  ―――うわきゃあああああああああああッ!!? ( そんな悲鳴も上がるわ。 というか、持久力は大してないんじゃないのか猫って。 それともなにか、ジャクリーンが振り回されているだけで、実はさり気に体力を温存しながら中程度以下の速度で走っているのか。 賢い猫だとは思っていたが、そういうところで賢さを発揮するんじゃありません! ) [Tue 18 Mar 2008 21:35:25]
ジャクリーン > ( 猫としてはその程度―――瞬間最高時速50kmに挑戦したり、1m程度なら気にせずに屋根から屋根へ飛び移ったり、不意に殆ど直角にカーブしたり、かと思えばジャクリーンにとっては全力必至だろう高さから一回転して平然と着地したり―――の運動は慣れっこなのかもしれないが、それに乗るのは貧弱なる妖精、ジャクリーンだ。 しがみついているだけで精一杯だっつうの。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:25:59]
ジャクリーン > ( この愛想の悪い猫は、小さなジャクリーンが移動する際にとても便利なので、まあ言ってみれば人間が馬を乗るのと同じように役立てているのだが、実に猫らしく、気分の乗らないときはとことん言うことを聞かないのである。 ) とま、とまりな、ッ痛! ( 舌噛んだ。 仕事もないので散歩になど出かけたのがまずかったのだろうか。 最近あまり活動していなかった飼い主(と思っているかどうかははなはだ不明だ)に思いっきりじゃれついているのか、それともいい運動不足の解消になるとでも考えているのか。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:15:54]
ジャクリーン >  と、とま、とままま、とま……っ! ( トマト、ではない。 無論気が触れたわけでも。 ただ単純に「止まれ」の一言を口にしたいだけなのだが、振動で舌を噛みそうないま、そのたった一単語ですら困難なのだ。 そんなバネ足ジャクリーンの現在位置は、屋根の上、を疾走する愛猫の背中であった。 ) [Tue 18 Mar 2008 21:05:23]
お知らせ > ジャクリーンさんが来ました。 [Tue 18 Mar 2008 21:02:33]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 [Fri 14 Mar 2008 01:53:46]
ジランダ > (しばらく後、遺品を売り払って得た小銭を服の内側に仕舞いこみ、ぶらぶらと肉を食べに暴虐の酒場へと向かう。 きっと、この小銭は酒と肉を食えば消えうせてしまうだろうが、まあ、別に構わない。 金を溜め込むという概念が、そもそも存在しないのだから) [Fri 14 Mar 2008 01:53:43]
ジランダ > (とりあえず手にしたナイフを鞘にしまい、腰に紐で結んでおく。安物だが、売るのは少し惜しかった。 衣服と財布を放り込んだ袋の口を縛り、一先ずは死体――皮と骨――から離れた場所へ移動を始めて。 自警団はあまり、この界隈まで入ってこないが……だからと言ってジッと傍にいる理由も無い)………。暴虐の酒場。……肉と酒――いや、その前に荷物を売る、か。(ぶつぶつと独り言。何にしたってまずは金だ。 どうしてこうも人間は貨幣に拘るのだろう。それが無いと食べることもできない、というのは……実に不便なのだが。 その辺り、爬虫類の頭では理解できない) [Fri 14 Mar 2008 01:43:24]
ジランダ > (暗黒街では幸い、抗争やら仕置きの種は尽きないため、暗殺者や殺し屋の類は、比較的だが安穏として暮らしていける。勿論、仕事が来る、という意味でだが。 とはいえ、肉食のみとなると食費なども馬鹿にならず――こうして誰かが殺した後の残り物から、物品を回収して売り捌くという小遣い稼ぎも行っている。 其処にプライドなどという概念は発生しない。 生き延びる事こそ最上であり、死ぬことこそが屈辱だ)………………。腹が減ったな、しかし。(とはいえ、人間を――死体であっても――喰うことは出来ない。最低限、自分で定めたルールだ。 牙を武器に殺しを行うことはあっても、食わない。 人喰いの化け物は、街の中で生きていけないのだから) [Fri 14 Mar 2008 01:36:18]
ジランダ > (別にスカベンジャーというわけではない。 第一、骨と皮を齧って満足するような類でもない。目的は残された衣服やら、財布やら、女の持っていた肉厚のナイフだ。 こういった被害者の持ち物は、良い収入源になる。)……良い食いっぷりだ。 ……羨ましい。(そう言った品々を、適当に袋に放り込み、ナイフは携帯しても良いかもしれないと掌の中で弄びながら呟く。 人を食えば、それだけで害悪を齎す怪物と認定され、狩り立てられるご時勢だ。 何者かは知らないが、こうも好きに肉を食える身分というのは、少々羨ましい) [Fri 14 Mar 2008 01:30:21]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『――死体漁り』 [Fri 14 Mar 2008 01:26:15]
お知らせ > ブスシさんが退室されました。 『そして残ったのは骨と皮だけの惨殺死体』 [Fri 14 Mar 2008 00:17:53]
ブスシ > (ずぶり、逃げ惑う女の首筋に爪がつきたち、神経を過敏にする毒が注ぎ込まれる。背筋にかぶりつき、そのままワーム本体は背中から肉の中に潜っていって。絶叫は基地ガイじみたものになり、延々と響き続け、やがてぷつと途切れる。内臓は外側と比べ、匂いもなくうまい。ワームが作った穴から蛆たちも体内に潜り込み、内部から食い荒らしていく……) [Fri 14 Mar 2008 00:17:35]
ブスシ > (断続的な悲鳴が上がる。必死に後ろにはって逃げようとする女を、どんどん人の形を崩していく蟲の塊は楽しそうに観察し、追いかける。その女の遅々とした動きでは逃げ切れるはずもなく、化け物の赤紫色の爪をした指がその首筋に伸びていく) [Thu 13 Mar 2008 23:54:04]
ブスシ > (お互いが、お互いを刈るつもりで好戦的な笑みを浮かべる。女はフード姿の正体に気づかぬまま、 いつまで付いてくるつもりだと精一杯声を低くして脅しかける。そして、ナイフでフードをひっかけ跳ね上げたその瞬間、スラムに悲鳴が響いた。腰を抜かし地べたに尻もちをついた少女の前では、人間の頭部の形をしていたものが波立ち、うねりる。ウジ虫達は肉を目の前に嬉しそうにうごめき、顎が外れ三倍程度になった口からは赤い眼をもつワームが姿を現して……) [Thu 13 Mar 2008 23:49:16]
ブスシ > (薄汚い浮浪者を、〆てやろうとでも思ったのだろうか。路地に折れてすぐのところにその女は立っていた。最近は悪魔の類も減っていき、治安が良くなっているこの地域。それだけに、こう細々と暮らしている悪魔にとっては過ごしやすい。フードの中で、粘液でねばつく口をゆっくりと笑みの形にゆがめる。) ひ……。 (女はその手に余る肉厚の大型ナイフを引き抜き、こちらに切っ先を向けながら近づいてくる) [Thu 13 Mar 2008 23:27:22]
ブスシ > (人のような形のそれは、にやにやと笑いながら目の前の獲物。生を謳歌する女を観察する。張りのある肌、若い肉は、闇夜でも本当においしそうに見えるものだ。……そろそろこちらを不審に思いだしたらしい。時折、こちらを振り返ってくる。木の枝を杖のように突きながら、浮浪者風貌は構わず一定の距離を保って追跡する。やがて……女はさらに目立たない路地へと入っていく) [Thu 13 Mar 2008 23:12:22]
ブスシ > (いや、少女と呼ぶには、たぶんにスレタ印象のある女。食う側としてはアあり好ましくない香料をたっぷりと振りかけたその女は、アウトローよろしく胸で風を切りながら細い路地を歩いていた。その十数メートル背後を歩いて行くのは、みすぼらしいフード姿の男) [Thu 13 Mar 2008 22:57:41]
お知らせ > ブスシさんが入室されました。 『少女の後を追う影』 [Thu 13 Mar 2008 22:56:08]
お知らせ > リリルさんが帰りました。 『トランクが、地面を引きずる痕が、転々と続く…』 [Sun 9 Mar 2008 08:36:22]
リリル > ( …此処から、ギルド地区まで歩くのも大変だな…。 自分の脇に置いてあった袋も手に取る…。 人の為になりたいと、入った「 白魔術ギルド 」。 でも、迷惑しか掛けてなかった。 …患者さんの血を吸って…。 おまけに怖くなって逃げ出して仕舞った…。 ) …謝らなくちゃ。 皆に…。( その為にも、「カーン」に行く必要性があった。 謝罪の場が欲しかった。 もう、自分の事はどうでも良いと…、これ以上、迷惑は掛けられない。 そんな思い。 荷物が複数あるのも大変。 全てとランクの中に押し込め、蓋を締め、それを引っ張りながら、空き家の外に…。) …今日は曇り空か…。( 久しぶりの外の景色…。 外の空気…。 そして、私は、トランクを引っ張りながら、その空き家を後にした…。 もう、此処には逃げてこない。そう誓って―…。) [Sun 9 Mar 2008 08:35:24]
リリル > ……VHG…「カーン」… ( 口をついて出た言葉…。 VHGの存在…。 彼らは、「ヴァンパイア」を捕らえる事が仕事…。 そして、吸血行為自体、それはヴァンパイアを指し示す行為…。 そして、血でしか、空腹が満ちない…現状…。 私も「ヴァンパイア」なのだと言う事…。 ヴァンパイアとも呼べない、ヴァンパイア。 本当に半端者…。 ただ…、其処に行けば、何か、楽になれるんじゃないかな…。 そう思って…。 現状、このまま此処にいても、私は死ぬ…。 でも… 私は、最後の水を一気に飲み干す…。 保存食はもう無い…。 空になったビンを、トランクの中に仕舞うと、私は久しぶりに立ち上がった…。)…トランク、こんなに重いんだね…。( 今までは、なんて事ない、トランクの重みが、筋肉の衰えてきた腕に重く圧し掛かる…。)…このまま此処に置いて行けないしな…。( 中に入ってるのは、薬草…。 香辛料にもなる物など、後は、空になったビン数本と、保存食の包んであった、包み紙…。 これすら重く感じて…。) …本当に、役立たず…。( 自分の苦笑しながら、そのトランクを床に落として仕舞う…。) [Sun 9 Mar 2008 08:22:12]
リリル > ( あれからどれ位の日にちが経っただろう…。 1ヶ月? 2ヶ月…? ずっと、ずっと、悩んでいた。 自分の事を…。 何の為に自分があるのかそれが良く解らなくなってしまった。 私の存在価値って、「 これっぽっちも無いんじゃないかな… 」って、思えてきてしまった。 生き物の生き血を「吸う」事でしか、自分は生きていけない…。 その、罪悪感…。 …両親に捨てられてしまった事が、何と無く自分で理解出来るようになった。 「 半端者 」 …ヴァンパイアの能力もない… でも、フレーバーの様に振舞う事も出来ない…。 長い考えの時間の中 色々な事を考えた… 考える事が出来た…。 でも、其れは、どれも、悲観的な事ばかり。  友達と呼べる人もなく…。 何時も一人…。 本当に疲れた…。 何を屋っても上手く行かなくて…。 ただ、生にしがみ付いて… ) ………。 ( 身体が重い…。 喉が渇いた…。 お腹が空いた…。 その度に、1月8日の事を思い出す…。)……吸血鬼は…悪しき…存在…。( 首を上げ、虚ろな瞳で、部屋に差し込んでいる光を見た…。 ) …もう、朝か…。( 何度目の朝だろう…。 トランクにそっと手を伸ばし、それを開け、保存用の飲料水を取り出し一口飲んだ…。 ) …最後の一本。( この数ヶ月、完全な吸血拒絶を続け、身体は、更に痩せてしまった…。 取っている物も「水」と「保存食」のみ。 水は全て涙で流れ、保存食は、空腹の紛らわせ出しかない…。 ) ………。( 最後の水を見つめながら、一つの考えを思い浮かべる…。) [Sun 9 Mar 2008 08:06:15]
お知らせ > リリルさんが来ました。 『…スラム街の空き家で、うずくまる影…』 [Sun 9 Mar 2008 07:49:05]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Fri 7 Mar 2008 22:14:02]
獣少女 > ( 暖かくなってきた、とは云え夜ともなれば未だ風は冷たく感じられて … )  …  、くしゅ ッ  ( 襤褸を纏っただけで道端にうずくまっていれば、風邪さんどうぞ寄って来てください …とでも云っているようなもの。ちいさなクシャミ零した獣は、ゆっくりと起き上がり。そしてまた、彷徨うのだろう。 『彼』のいらっしゃる、塒に帰り着いたのは夜も明ける頃、になったとか。 ) [Fri 7 Mar 2008 22:13:59]
獣少女 > ( 『目的』が無いなら、塒に帰れば良いじゃない …とか。何処ぞからの声は、夜風に掻き消され。 ) ( 遂には道端にうずくまってしまった。要はこの獣、『彼』の御気持ちに気付けるほどのオツムを持ち合わせておらず。かの日から、『彼』との距離を微妙に空けていたりするのだった。そして今宵も ――目的が無いなら塒に帰れば良いのだけれども。何とも、帰り辛い、と云った風で …。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:36:04]
獣少女 > ( 今宵は曇天。――雲に覆われた夜空から、月灯りが差すこともなく。 )     るゥ … 。 ( スラムの片隅、今宵の獣は屋根に上がることもなく。道端を―人目につかぬようにしながら―彷徨っている。 『目的』が在るわけでもなく、ただ、ウロチョロ、と。 ) [Fri 7 Mar 2008 21:30:20]
お知らせ > 獣少女さんが来ました。 [Fri 7 Mar 2008 21:25:01]
お知らせ > 針鼠さんが退室されました。 『数分後、猫を撒きネズミを運ぶ針鼠の姿があったとか。』 [Thu 6 Mar 2008 00:09:28]
針鼠 > (猫は恐らく腹を空かしているのだろうか?針鼠が銜えているソレを上目遣いに恨めしそうな目で睨みつけていた。)クゥー。(そんな猫に対し針鼠は先ほどの様なくぐもった声で小さく鳴くと同時、睨みあう事を早々に止めれば元来た道へと一目散に駆け出す。)「フゥー!」(猫は自身よりも針鼠が恫喝に怯えネズミを落とすと思っていたにソレが思い通りにいかなかった為かそれとも針鼠の鳴き声の内容が気に障ったのか、息を大きく吐き激昂の意を見せれば一瞬遅く針鼠の後を追いかけ始め) [Thu 6 Mar 2008 00:09:17]
針鼠 > (針鼠が足を止めてから数秒、耳先をビクリと動かせば一瞬で跳び退き身を翻せば自身が先ほどまで居た場所をじっと睨みつけ・・・ハリネズミの跳躍から刹那の間、まるでその行動に追従する様に建物の上から何かが飛来した。)「ンナォゥー・・・」(足音も無く針鼠の前に下りて来たのは一匹の猫。猫は針鼠に向かい恫喝するかのような低く抑揚の無い鳴き声を出せば、頭を低く下げたままゆっくりと針鼠の方に近づこうと足を進め始める。) [Thu 6 Mar 2008 00:01:17]
針鼠 > (スラムにある裏路地のどこか。人一人が両手を広げて通れない程の狭さのその場所にソレは居た。)クー・・・・。(その小さな口にネズミらしき物を銜えたまま空を見上げる針鼠はセカセカと動かしていた足を止め立ち止まり、くぐもった声で小さく一鳴きする。)(針鼠はまるで人間が雨でも降ってこないかどうかを探っているかの様に視線を忙しなく動かし始めて。) [Wed 5 Mar 2008 23:54:04]
お知らせ > 針鼠さんが入室されました。 『小さすぎる足音』 [Wed 5 Mar 2008 23:50:55]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『シャリッ…シャリッ…(気遣うことで、ああ、癒される。)』 [Wed 27 Feb 2008 21:37:24]
カロン > (いじけて蹲った己の心を映す、剣の形をした鏡。目を逸らすように、鞘へと収めた。)…(僅かに罅割れた指が痛む。しかし、大剣の研ぎもまた、せずには居られなかった。 自分の武具との繋がりが、自分の最期の繋がりなのだ。それを捨てれば、自分は本当に独りになってしまう。そんな気がして。) [Wed 27 Feb 2008 21:31:17]
カロン > でも悪いのはアイツ等じゃねーか…ッ。(刃を掴むと、骨の指がパキリ、一欠け飛んだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:25:42]
カロン > (誰かに心を開いて、また傷付くのが怖いんだろう。この意気地無し、と。) [Wed 27 Feb 2008 21:18:54]
カロン > (ぱしゃ、と、井戸の上澄みを何度も掬った水で刃の垢を落とす。自分の武器弄りの腕もさる事ながら、造った人間の腕も良いのだろう。鏡の如くランタンの灯りを映し込む剣。光を渡らせたとて、刃毀れ一つ無い刃。)…んー、相変わらずの美人だよなー…(苦心して手に入れた綺麗な布で、刃の雫を拭う。 …こうしていると、守り、守られてきた剣の声が聞こえるようだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:18:22]
カロン > (何か、漠然とした物から逃げる逃亡生活の中でも、武具の手入れだけは時間を見つけてマメに行っている。手入れしなければ装備は本来の力を発揮できない、という事もあるが、何より落ち着くのだ。武具を弄っている時が。人が信じられず、かといって人と敵対する者になる事もできない。そんな宙ぶらりんな骸骨男が信頼できるのは、長らく自分を守ってきた道具達だけだった。) [Wed 27 Feb 2008 21:14:45]
カロン > (刃に添えるようにした両手を固定し、体を曲げる動きで研ぎの前後運動を行う。可動箇所の多い腕より、腰のみを使ったほうが動きがブレ難いのだ。 研ぎの極意は、正確な動きを、寸分違わず何度も何度も繰り返す事。表で10回、裏で10回。もう一度、もう一度…数を間違えただけでも、切れ味は格段に落ちる。)…(せっせと剣を研ぐしゃれこうべの横顔は、表情は無くとも、真剣そのものである事が雰囲気から知れようか。) [Wed 27 Feb 2008 21:10:18]
カロン > (スラムにありふれた廃屋の窓からは、薄らと灯りが漏れている。…漏れているのは、灯りだけではない。)シャリッ…シャリッ…(鋭利な刃物を研ぐ、断続的な音色もだ。) [Wed 27 Feb 2008 21:04:25]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『シャリッ…シャリッ…』 [Wed 27 Feb 2008 21:02:26]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『心配いらないよ、とはにかんで伝えれば、案内されて嬉しそうに塒へと足を進めていった』 [Wed 27 Feb 2008 04:40:33]
ルジェ > (レイ・シェリダンがどういった想いを感じているのかルジェには判らなかったけれど。…戻ってきてくれた事が嬉しかった。ルジェはじっと、レイ・シェリダンの掌の暖かさが胸に染み入ってくるのを実感していた) 「…そんな事ないヨ、レイサン。ルジェ、大丈夫だモン」 (足取りがふらつきながらも、手を繋いでくれていて、ルジェはとても嬉しそうに微笑んだ。背負ってくれるとまで言われたなら耳まで赤くなっていたのは恐らく風邪だけのせいでは、ないだろうけれど) 「うン、え、いいノ!?…有難う、レイサン」 (何処で買おうかなーとか迷っていたルジェだったので。…下手をすれば買いに行くにもまた迷子になる可能性は高かったので照れたように笑ってみせて) 「…う、うン。元気になる、ルジェ」 (そこはかとなくやっぱりバレちゃってるのかな、とか内心焦りながらも、頼み込むように言われれば素直に頷いてみせたルジェ) 「夢…?見たいなものだったノ?」 (ルジェにはとても想像がつかなかったけれど。…どんな夢だったんだろう?とても興味深そうに、レイ・シェリダンの顔を見上げているようで。 痛覚を刺激するようなその光景に、ルジェは唇を噛み締めて見詰めていたけれど。レイ・シェリダンの声を、表情を目に止めれば瞳を丸くしながらも精一杯笑ってみせて) 「えへへ、レイサンやっぱり、寒がりなんダ」 (小さくも、そう伝えてみせた。ぽふんと頭におかれた掌が暖かくて、ルジェはそれでも照れたようにお礼を伝えたなら、同じように答えてくれるのが嬉しくて。…繋いでいた手を少しきゅっと握ってみせた) [Wed 27 Feb 2008 04:38:47]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『自分の身より、ルジェの体調を心配する様に…ともあれ塒へ案内してやって…』 [Wed 27 Feb 2008 04:31:15]
レイ・シェリダン > (異世界で一人ぼっちを体験すれば、こうして友人がいてくれるのがどれだけかけがえがないものかよく判ると言うもので…)大丈夫だぜ、今のルジェほど辛いわけじゃねぇし、な…(辛かったら背負ったりしてやるから言ってくれよ…なんて、ふらつくルジェをエスコートするかのように手を引いて)あたしの塒にも残ってるから…わけてやるから、よ(松明。カンテラも買った方がいいのかも知れないとか思いつつ)…と言うか、はやく元気な姿を見せてくれよ(そんな体でふらふら出歩かれたら不安でしかたないと…病院に行くのは強要はしないものの、むしろ頼み込むような口調で)…大丈夫。異世界とか言ってもあれは夢みたいなもんだし、な…(結局たいした土産話にもなりはしなかったぜ、なんて…。本当はルジェの目の前で付着した強酸スライムを洗い流すのは気が引けたが処置は早いほうが被害が広がらなくて済むから仕方なく。つめてーだのさみーだの言って笑って見せて・・・)ん…どういたしまして、な(ぽふと頭を撫ぜてやるようにして…その礼の言葉に少し照れたように返事を返して・・・) [Wed 27 Feb 2008 04:19:20]
ルジェ > (手を握り返してくれてたなら、ルジェは涙で濡れながらも見上げれば照れたように微笑んでみせた。 もしかしたら、もう、逢えないかもしれない、そんな不安がずっと過ぎってはそんな事ないと枕に突っ伏しては眠る日々が続いていたけれど。頭を撫でて貰ったなら、えへへと笑って) 「…え、レイサン、辛いでしょウ?」 (身体を支えてもらっているのが申し訳なくて。小さくもそう伝えてみせた。…けれど、ふらついている以上はふっと一つ息を落とせばはにかんで笑ってみせた) 「…有難う、レイサン。うン、松明とか、持ってなきゃ駄目なんだネ」 (ルジェは今日の事を心に刻むように何度も呟いては一つ頷いてみせて) 「うン!レイサンの塒に行く。…え。明日までに引かないとっテ」 (まずい、と心の中で冷や汗掻いていたりするルジェ。…ようするにここしばらく熱が引いていないどころか悪化の一途をたどっていたり、する。…が、勤めて胸を張ってみせては、身体がよろけてしまっていたけれど) 「だだ大丈夫だモン!…びょ、病院行かなくても、う、うン」 (さて、どうやって熱を引かせようかとか、無理やり額に氷つけとこうとか無茶な事を考えていたり) 「うン、…だってレイサン沢山、危険な目にあってきたばかりでしょウ?…一杯痛かったと思うもノ。 …う、うン。そうなんダ」 (結局はルジェの不注意で、巻き込んでしまった後悔がずっと過ぎっていた。 火傷のあとを流すレイ・シェリダンの様子を眉を寄せては同じように痛みが身体に走るように表情を歪ませながら、塒へと足を運ぼうと) 「レイサン、…一杯、有難う」 (沢山後悔も残っていたけれど。…でも、見上げればそう伝えたくて。ルジェは涙で濡れた頬を自分で拭いながらも、眩しそうにレイ・シェリダンを見詰めていた)  [Wed 27 Feb 2008 04:10:27]
レイ・シェリダン > (しっかりと手を握り返して…ふらつく体を支えてやるようにして、ふらつきながらも立ちあがれば軽く笑って…)ほら、泣くなよ…せっかく久しぶりに会ったんだから、よ(ぽふと片手で頭を撫ぜて…調子が悪いようだから撫ぜる事はせずに…)あたしも、な…。だから松明くらいは持参しとこうと、な(しばらくは警戒が必要だろうとそんな話…また襲いかかってこないとは言いきれないのだから)よろしい…それじゃ、あたしの塒にいくとすっか…。明日までにその熱が引いてなかったら病院につれてくかんな(無茶しないと言うならそれくらいは当然と言わんばかりに…)ん…不意、だったしな…。大丈夫…死んだりするような怪我でもねぇし…言ったろ、買えば済むもんは気にしても仕方ねぇしな…(またヘンルーダへ買物だ、なんて…。とりあえず水汲み場でその火傷を洗い流せば、ルジェから借りた包帯を巻いて塒へ歩く様に) [Wed 27 Feb 2008 03:57:11]
ルジェ > 「あ、…うン。有難う、レイサン」 (手を差し伸べられたなら、驚いたようにレイ・シェリダンを見詰めるも、ぎゅっとその手を握っては立ち上がってみせた。まだ、身体が幾分かふらついてしまっていたけれど。掌の温もりが伝わってきて、あぁ、本当に帰ってきてくれたんだ、そう想えば涙が幾つか零れた) 「えっ!?…そうなノ?…うー、ボロボロになっちゃうト、困るナァ」 (調子悪そうに頭を掻きながら、でもいつも火元持ちあるくわけにもいかないし、とか色々と多少くしゃみをしながらも考えている様子。と、掌が額に触れたなら、どきんっと胸が高鳴ったものの。…小さくもこつんと叩かれれば両目を瞑っては肩を竦めてみせた) 「…は、はーい、もう無茶しまセン」 (眉を寄せるレイ・シェリダンの様子に、ぺこりと一つお辞儀をしては謝った) 「そう、なノ?…でもレイサン、とても痛そうだったもノ。…それに、…大事なマント溶かしちゃって御免なさイ」 (ずっとルジェの耳から離れなかった。…きっと一杯身体が辛いんだろうな、と想ったルジェは触れる事はしなかったけれど、小さくそう呟いていた) [Wed 27 Feb 2008 03:46:12]
レイ・シェリダン > ほら…ルジェ、立てるか?(そっと手を差し伸べて…無理なら抱えてでも、まずは自分の塒へ連れていこうかと…少なくともここよりは安心できるし道具もあるのだから)…あれをぶった切ろうとしたら剣もボロボロになっちまうぜ? ああ言うのは知らないとやっかいだもんな(相手が止めないならルジェの額に手を触れて…はっきりと熱があるのを感じれば、こつっと小さくげんこつをあげやう)…病院嫌いはわかってるけどよ…せめて、安静にしていてくれよ(戦えるような状態でないのがわかれば、眉を寄せて…)大丈夫…砕けた破片が当たっただけだからよ。捕らわれたわけでもねぇし…しばらくすりゃ治るし、よ(さすがに触れられるのは拒むけれども…) [Wed 27 Feb 2008 03:36:05]
ルジェ > (結局は、レイ・シェリダンが近くにいなかったなら、とても熱で浮かされたルジェにはどうする事も出来なかったのかも、しれない。そんな想いが過ぎれば頭を振った) 「うン、レイサン、…一杯心配かけちゃって御免なさイ」 (強くなるって、約束したのに。…なにも変われていなかったルジェ自身とても歯がゆかった。想わぬ出来事に、結果的に怪我を負わせてしまった事がずっと悔やまれて。俯けば膝に置いた手をぎゅっと握りしめた) 「え、…だだ大丈夫だってバッ、レイサン。…ルジェ一杯、飲んだだけだかラ」 (えへへと笑ってみせては、掌が額に触れるのを瞳を見開いて驚いているようで) 「レイサンの服、一杯、穴開いちゃっタ…」 (触れよう…として手をひっこめたルジェ。リュックから出した包帯を手にしてもらえたなら、安心したように笑ってみせた) [Wed 27 Feb 2008 03:29:30]
ルジェ > (レイ・シェリダンの足音が近づいてくるのを腰を落としてしまって。…緊張の糸が解けたのか、何度も小さく息を吐いていたルジェ。胸に手を当てればはにかんで笑ってみせた) 「…う、うン、ルジェ平気だヨ?」 (鼓動が幾分か早くて、眩暈が起こりそうになりながらも、レイ・シェリダンの話に耳を傾けている様子) 「うン、とても斬れそうにないんだもノ。…ルジェ、どうしていいか判らなかったノ」 [Wed 27 Feb 2008 03:25:12]
レイ・シェリダン > (とにもかくにも石を投げ続けていたルジェの手が止まって肩で息をしている様子に、大丈夫か?なんて近づいて・・・)ああ、スライム相手にゃとにもかくにも火を押しつけてやんのが一番だぁな…あんまり押しつけ過ぎて火ぃ消されたら駄目なんだけど、よ(座りこんでしまったルジェの前で軽く屈みこんでやって…)ま…あんなのがいるとは、あたしも思ってなかったし…よ。・・・この場にいれて良かったってとこだぁな…(体調悪いんだろ?なんて改めてルジェの額に手を乗せてやろうかと…)ん…ああ、まずは、洗い流すのが先…な(いくつか大きな穴が開いてしまった防寒着に苦笑しながら…まだじくじくと痛むし、確か水を汲めるところはどこだっけかなんて思いながら…包帯はありがたく借りる方向で) [Wed 27 Feb 2008 03:17:21]
ルジェ > (どこまで当たったか、…など熱と涙で濡れた眼差しのルジェには定かではなかったけれど。 小さな欠片に少しでも当たればと願って投げていた。 …初めて聞くその声が耳から離れずに、いて。 やがて闇に消えていくその異形のものの気配が遠くなれば、膝に手を当てれば呼吸を取り戻そうと肩で息をようやく吐いていた) 「…松明? 火なら、レイサン怪我しなくて、すんだ、…ノ?」 (心が打ち付けられる想いがして。ルジェは頭を上げればレイ・シェリダンの近くへとよろよろと足を進めてはぺたり、と腰を落としてしまったか。 表情を歪ませるその姿を見上げながら、必死にも頭を振った) 「ううん、…ルジェがいけないノ。 ルジェ、一杯、一杯迷惑かけちゃったもノ」 (ルジェは唇を噛み締めては自分の不甲斐なさを後悔していて。) 「レイサン、ルジェ、ちょっとなら持ってるヨ? …痛いでショウ?」 (自身で涙を拭いながらもそう伝えればリュックから細い布の束を出してみせた) [Wed 27 Feb 2008 03:06:42]
お知らせ > バブルスライムさんが退室されました。 『生き残った二人に戦闘経験3を進呈』 [Wed 27 Feb 2008 02:51:03]
バブルスライム > (単細胞生物の恐るべき生命力を見せ付けつつ、スライムはスラムの闇の奥へ消えていく。 二人が放った投石に命中する不運なミニスライムを尻目に、生き残ったものたちは強く生きていくだろう。) [Wed 27 Feb 2008 02:49:55]
レイ・シェリダン > (あるなら適当に投石して潰そうとするが、小さくなってしまったスライムにたまたまそれがぶち当たるなんて都合のいい事は期待しておらず…追っ払えたなら良しとするかとかそんな形で。色々な意味で被害は軽くないからその仕返し的な意味を込めて)…暫くは松明を何本も抱えて行き来しねぇとだめだぁな…つつっ…(これだから斧で対処できない不定形な相手は嫌いなんだと…大き目の破片すらどこぞにはいずっていこうとしているスライムにため息を漏らして)それは…覚悟の上だって…。ま…ありがと、な…。あと、わりぃ…怒鳴りつけちまってよ…(とりあえず、スライムが生きているにしろ死んだにしろ追っ払えたのは確かなようで…一息つけばルジェにそんな言葉を向けて) [Wed 27 Feb 2008 02:43:06]
ルジェ > (熱に犯された状態で、投げた石がまさかと思うくらいにルジェが思っている以上に粘着質の身体にダメージを与えたらしいまではよかったものの。 飛び散ってしまう光景を目の当たりにしてしまい。…先ほどみた光景で近くにいるレイ・シェリダンが危ないととっさに足を進めたものの、間に合うはずも、なく。レイ・シェリダンの嗚咽がスラムの街に響いて、ルジェは胸が刺さる程にショックを受けた) 「だ、だっテ、レイサン、…庇ってくれたじゃなイ!」 (言葉を投げかけられ、足が止まるも、頭が混乱しているルジェは必死で言葉を紡いだ。…けれど。 見やればまだその奇妙なものは蠢いている。 涙で頬を濡らしながらも少しずつ後退していくそれをぎゅっと睨み付けては、身体を屈め、幾つ当たるか判らないがそれでも。 …石を幾つか握り締めれば其れへ潤む眼差しの中投げつけてみせた様子) [Wed 27 Feb 2008 02:38:04]
バブルスライム > (驚くべき事に、質量の80%以上を失ってもスライムは死亡してはいない。 それどころか、飛散した比較的大きな粘体が蛞蝓の様に地を這って、思い思いの方向へと散っていく。) (見る影もなく小さくなってしまったスライムの本体も、それを追うように転進・撤退。 もはや元がなんだかわからなくなってしまった皮の塊をズルズルと引きずりながら二人から遠ざかろうと試みる) [Wed 27 Feb 2008 02:21:24]
レイ・シェリダン > (靴もシャム特製の鉄板張りの強化靴。それが解かされる前に手斧の刃と質量でスライムを分断してやって…つまるところ自分が前衛で足止め、その間に後方からルジェが石の質量でダメージを与える作戦だったが…まさか伸びあがって押しつぶす様に襲い掛かってくるのは想定外で…運の悪い事にそこに大き目の投石がぶち当たったものだから…)ぐうっ! あ、ぐっ…ああああああっ! ぐ…うううっっ!(降り注ぐ無数の酸の滴をよけれるはずもなく肩や腕など上半身に浴びせられマントを失った今は防寒着でしかなく、意思を持たない滴だけになっても衰えないその酸は服を腐食させその肌にも火傷を負わせるかのように苦痛を与え…押さえきれない悲鳴が漏れる)あたしは、いいから…攻撃の手を緩めんなよ…っ! 守ってて敵は倒せねぇって…っ!(どう考えても石を投げた後飛散したのを見てからではルジェは間に合わないのだろうから、そんな言葉をかけて…自分も投石行為でスライムを削り取ってやろうと下がる) [Wed 27 Feb 2008 02:13:15]
ルジェ > (自由自在に形を変える異形のもの。―突起したそのものをなぎ払うようにレイ・シェリダンの攻防は続く。) 「…う、うン。えっト、 う、ううんッ!!」 (ぴしゃりと怒鳴られ、我に返ったルジェは瞬き一つ落とした後。…熱を帯びた身体のままではあったけれど、ぎっと奥歯を噛み締めれば両手が震えそうになるも、其れを投げつければその粘着質の物にヒットした様子…だが) 「…はぁ、はぁ、…えっ、きゃーーッ!!」 (肩で息を吐きながら、ようやく其れに視線を戻していたルジェは、目の前の柔らかくも奇妙なものが一気に飛散するのが判れば、ふらつくのもいとわずレイ・シェリダンへとかけよれば、外套越しに少しでも防げるようにと、広げてみせたか) [Wed 27 Feb 2008 02:08:53]
バブルスライム > (スライム爆裂!) [Wed 27 Feb 2008 01:53:55]
バブルスライム > (伸ばした粘体に何度も叩きつけられる手斧。  それに目掛けて、今度は全身で伸び上がるように襲い掛かる。 突起状の薄い粘体で溶かせないのなら、密度を高めてやればいい。 狩猟本能に基づいた合理的な判断に基づく襲撃だ。 ) (しかし、そこに飛来する先ほど以上の質量を持った投石。 発言秒数の末尾が0・3・7であれば攻撃目標を石に変更して停止。 それ以外であれば、命中して派手に酸の滴を撒き散らすだろう) [Wed 27 Feb 2008 01:53:14]
レイ・シェリダン > あたしに…触るなよ…っ! この・・・っ!(絡みついてこようとする突起状の、言わば腕に相当する部分へ何度も何度も手斧を叩き付けて千切るように…買ったばかりの手斧はさっそく念入りに手入れしないと刃がボロボロになって使い物にならなくなってしまうだろうし…マントと言い財布にやさしくない相手だ。最悪逃げる事も考える必要もあるかなんて…塒に戻れば松明もある、それで炙りに戻るのもいいかと思いながら)買いなおせばいいモンはほっとけ…っ 今は、こいつを潰しとく必要もあるからよ…っ(マントに呆然となってる相手に声をぶつけて…そんな様子じゃ自分がマントのようになっちまうぞと言わんばかりに…) [Wed 27 Feb 2008 01:43:38]
ルジェ > (ルジェは息が切れそうになりながらも、なんとか熱をもったままの身体を立ち上がらせては身を翻してその粘着質のものを、視線に映す。潤む眼差しにもなるのは、熱のせいか、そのものを見据えて怯えているせいか) 「ああッ!、レ、レイサンのマント…」 (手を口元に当てれば、瞬きもせずにその様子をじっと目を凝らしている様子。 …とても剣で切れるとか、そういう類にも見えない。) 「え、えぇッ!? …う、うン」 (確かに火の方が利きそうな相手。…困惑したルジェは、レイ・シェリダンより声がかかればショートソードを抜くのも忘れ、周囲を見回してはルジェが両手で持てそうな石を足を踏ん張っては持ち上げて、ふらつく足をぎっと踏み込めばそのものへと投げつけてみせたか) [Wed 27 Feb 2008 01:38:05]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Wed 27 Feb 2008 01:27:44]
バブルスライム > (じゅるり、じゅるり。 無色透明の泡立つ粘体の奥で、どす黒く変色した皮のマントがボロボロに腐食していく。 スライムの持つ酸性度が相当高い事を証明する光景だ) (大きい肉が蹴り飛ばした建物の破片が風を切って飛来する。 着弾し、10分の2程度の体積が爆ぜて飛び散った。 しかし、スライムもまた大きい肉の蹴り足へと突起状の粘体を伸ばして絡めとろうと試みる。 どうやら、自分の近くの動くものに対して優先的に攻撃する習性があるようだ) [Wed 27 Feb 2008 01:26:52]
レイ・シェリダン > ・・・ああ、ちくしょう…まだこれからも使うってのに、よ…っ!(スライム相手でもっとも警戒しないといけない不意打ちはどうにかやり過ごせたが、防寒着として装備していたマントは包み込んだスライムの中で見るも無残に腐食してボロボロになっていくのが見えて…今度は鉄糸で補強したものを買ってやる、なんて。…ともあれ、こちらも手斧を腰から引き抜き構えるが寄りにもよってアシッドスライムだ。手斧程度じゃあまり意味のある攻撃にはならないか…)ルジェ…っ、ふらついてるところわりぃけど…っ、でかい石があったらぶつけてやってくれよ…本当は火で炙ってやるのが一番なんだけど…よっ!(足もとに落ちたルジェが寄りかかっていた建物の破片をスライムに蹴り飛ばしてやろうと…) [Wed 27 Feb 2008 01:15:45]
ルジェ > (スラムの街を通る冷たい風に、身体を震わせつつも。なにやら言いかけて言葉を濁すレイ・シェリダンの様子に首を傾げているようで) 「…うっ、だだだって、…ルジェ其れしか出来ないんだもン」 (頭がぼけてて思いつかなかったというより、…案外本気だったりするかもしれない。 霞むような眼差しで見詰めていたものが、普通じゃない事に気づいたルジェは熱に浮かされた身体で動く事もままならず、結果、庇われて狼狽するも。きつくレイ・シェリダンに咎められ、目を瞑っては一つ焦ったように頷いた) 「…うン、わわ判っタ」 (ふらり、膝を立てては慌てたように壁から身体を起こして、ふらつく身体を手で支えながらも前方へそのものに包まれる前に逃げようと足を進めるか。 レイ・シェリダンのマントが宙に舞い、其れを餌のように食らい尽くす姿は、壁際から逃げる事で前を見据えたままのルジェには見えなかった)  [Wed 27 Feb 2008 01:10:35]
バブルスライム > (ぶわりと音を立てて、マントごと宙に放り出される。 奇襲は失敗したようだが、スライムはとりあえずの蛋白質を手に入れた事でよしとした) (包み込む、包み込む。 腐食してどす黒く変色していく皮のマントを、海月や海星がそうするように、覆い尽くして溶かしていく。 すっぽりと皮のマントを覆いつくしてしまえば、大きな肉に向かって突起状に粘体を伸ばしファイティングポーズ)) [Wed 27 Feb 2008 01:00:31]
レイ・シェリダン > (酔ってるにしてもぼんやりしすぎだと…それに何度ルジェが酔っている所に出くわしたと思っていると言わんばかりに、その様子の違いを問い詰めてやろうとしたが…)もっとまともな方法で追っ払えよ…傭兵なんだろ(どんな喧嘩だとそんな感想だったが…それをかき消す突然の襲撃。自分だけ逃げる事はできたかも知れないが目の前の人間が動かないんじゃとっさに庇うしかなくルジェを覆うように抱きしめ…背にぶち当たったその存在がすぐにマントを腐食させる嫌な臭いと音を立てればその正体は推測できて・・・)だったら、さっとと退け…っ! 絡まれて包み込まれちまう前にっ! 早くしろっ!!(抱きとめていた腕を放しルジェに強く言えば、自分もとっとと皮マントを脱いで背中のそいつにくれてやると言わんばかりにぶち当ててやろうと) [Wed 27 Feb 2008 00:51:47]
ルジェ > (薄ぼんやりとした眼差しで、レイ・シェリダンを見詰めていたルジェ。久しぶりに会えた、その気持ちで胸が一杯だった) 「迷子だったんだってバッ!レイサン。…お、おいはぎに襲われたら、ルジェ、噛み付くもン」 (むうっと頬を膨らませては、眉を寄せるレイ・シェリダンに抗議してみせた。…多分、そんな余力も今はないだろうけれど。 不思議そうな眼差しで、まだぼうっと霞んでいる視野の中で頭上に広がるそれを見詰めていたけれど) 「…え。 な、何?レイサン、…きゃッ!?」 (鋭いレイ・シェリダンの声とともに、壁に身体を押さえつけられながらもレイ・シェリダンに抱かれてルジェはなにが起きたのか、一瞬目を白黒させては理解出来ていなかった。…ただ、その真剣な声音に普通じゃないものとは想ったようで) 「…レイサン、…ああ危ないからっ、ルジェ、…いいからッ!」 (レイ・シェリダンの皮マントに滲むような音を感じれば、ルジェは瞳を見開いてはその腕を握ってはそう伝えていて。…朽ちた壁の欠片がいくつも、落ちた) [Wed 27 Feb 2008 00:43:35]
バブルスライム > (獲物が動いた。 確認と同時に、頭上から覆いかぶさるように襲撃する。 都合よく二人一塊の位置関係、ビチャリと濡れた音を立てて大きな肉の背中へと着地する。) (スライムは、肌に優しくない強酸性。 皮のマントがジワリと腐食しているが、さすがに瞬時に溶かし切るほどの酸性度ではない。 薄く平たく広がった体で、獲物を包み込もうと動き始める。)  [Wed 27 Feb 2008 00:33:32]
レイ・シェリダン > 迷子…ってだけじゃねぇだろ? こんなにふらついて…おいはぎにあったらどーするつもりなんだってんだ…(なんともぼんやりと言うか頼りなげな相手に眉を寄せて…変なのに巻きこまれてみたいな事になりかねない相手に不安そうな顔は隠せずに…)ん…ったく。な…ルジェっ!(ルジェ声に見上げれば空から『液状のモノ』が降ってくる…それも不自然に広がってだ。そして目の前のルジェは動く気配もなければ、鋭く声を上げて…ルジェを壁に押しつけるような形で自分の胸に抱いて…その背に粘液の直撃を受けることになるか…皮マントの防御力だけが頼り) [Wed 27 Feb 2008 00:22:25]
ルジェ > (壁によりかかったままだったけれど。 …身体の緊張も幾分か和らいだようで微笑んでみせて) 「えへへ、…ルジェまた迷子になっちゃったノ」 (毎度どうすればこうも道に迷うのか、というくらいだったけれど。普段でさえ迷いやすいのに、熱でぽーっとして思考が定まらなかったら増長させる結果にもなるというもので) 「…う、うん。一杯飲んでこんなトコうろついてたら、危ないよネ?…わ、わわ、レイサン?!」 (久しぶりに会えたのに、心配かけたくなくて。 頬に触れようとする手を慌てたように遮ろうとするも。 …冷たい空気がルジェの頭上から近づいてくるのが判れば瞳をじっと凝らしているようで) 「…レイサン、あれ、何?」 (ぎゅっと目を凝らしてみれば、…なにやら粘着質のようなものが降りてくる。ルジェは首を傾げながらも、指を立てれば身体を動かす事もなく、そう尋ねているようで) [Wed 27 Feb 2008 00:16:53]
バブルスライム > (次ターン襲撃) [Wed 27 Feb 2008 00:05:34]
バブルスライム > (闇に紛れて這い寄るもの。 それはスライム。 泡立つスライム。 猛獣や魔法生物なども多く存在するコロセウムならば、眼にする機会もあるかもしれない。 獰猛にして貪欲な食欲を持つ、肉食主だ。) (もしこのスライムが人のように表情と言うものを持っていれば、きっとにやりと笑っただろう。 獲物が増えた、大きい肉だ。 そして、獲物はどちらも気がついていない。) (スライムは、自分の体を平たく薄く伸ばしながら降りていく。 2匹の獲物を包み込んで喰らう為にだ。) [Wed 27 Feb 2008 00:03:51]
レイ・シェリダン > (その声に、ああやっぱりルジェだぁな…なんて。ほんのしばらく会わなかっただけなのにずいぶん会ってない気がしたのは異世界にずいぶん長い事いたせいだとは思うが…実際のところ向こうでの日にちとこちらの日にちがシンクロしているとも思えないけども)よう…ふらふらになるまで飲んでこんなところをうろつくなってんだ…?(酔ってるにしては少し様子が変なような気がして…相手の頬に手を伸ばして触れて見ようとして…ルジェが上を向けば釣られるように少し顔を上げるが、ルジェに気を取られたままでその存在には気付かなかったようで) [Tue 26 Feb 2008 23:53:27]
ルジェ > (迷ったように、ずっと壁に身体をもたれたままのルジェ。 視界が定まらない以上、…まして熱を持ったままである以上は街をあてもなく歩いた身体を癒すように、じっとその場を動けずにいた。…ふいに足音が聞こえて、外套をぎゅっと握り締めれば場所柄緊張していた様子が見てとれるというもので。 ただ、耳慣れた声をすれば瞳を見開いてそちらへと視線を動かしてみせ) 「…え。 レ、レイサン!?」 (だって、異世界に行ってくるっていってた筈、なのに。ルジェは本物かなぁ?という風に首を傾げて見せた。 けれど、小さくも微笑んでみせて) 「…おかえりなさイ、レイサン」 (うん、沢山飲んじゃったと報告してみせて。 …壁伝いに伝わってくる冷たい気配にルジェはなんだろう?と顔を上げてみせたけれど。…それがなにか、という事には気づいていない様子) [Tue 26 Feb 2008 23:47:58]
??? > (無用心。 そう、無用心だ。 ここはスラム、市内のように安全が保障されている土地ではないのだから) (スラムに潜む危険の一つが、今ルジェに迫っている。 彼女の頭上、闇に紛れて壁にへばりつく粘塊がゆっくりと降下していく。 気がつく事ができるか? 今、殺意の滴が粘着質な尾を引いて) (落ちていく) [Tue 26 Feb 2008 23:38:35]
レイ・シェリダン > (酒場からの帰り道、壁に持たれてかかり足取りもおぼつかないような雰囲気の相手を無用心なこったと思いながら通り過ぎようとすれば…恐らく見間違いでなく見知った顔でそんな声をかけて…)…よう、ルジェ。ただいまっていった方がいいのか、な(しばらく異世界に行くと伝えていたものの、戻った報告はしてなかったし、自宅でもないのにただいまなんて奇妙なものだが…そのままのんびりと相手の傍までいくように) [Tue 26 Feb 2008 23:29:15]
お知らせ > ???さんが入室されました。 『滴(しずく)』 [Tue 26 Feb 2008 23:25:51]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『…まーた、酔っ払ってやがるのか?』 [Tue 26 Feb 2008 23:22:52]
ルジェ > (ふ、と空から視線を戻し。 周囲に目を配るものの。…今宵月が輝いていてもっと視界が良くてもいいはずなのに、ルジェは目を細めてみても辺りは白い霞に覆われて、闇に包まれた状態ではなにも伺い知る事は出来なかった。膝を抱えれば、小さく身体を震わせながら頭を掻いて) 「…ルジェに出来る事っテ、なんなんだろウ?」 (長い間スラムの入り組んだ街を歩いていたルジェは、体の不調も手伝って息があがっていた。 迷いはずっと心に秘めたまま、答えが出る事も、なく。) 「ルジェ、…もう握れないのかも、知れなイ」 (折れそうになる心で、腰元のショートソードに手が触れる。その柄をぎゅっと握りしめれば悔しそうに呟いた。…沢山人が傷ついて、危められた事も消えてしまった事も耳にした。…しかし概要は何もしらない。 この地を去った者はどんな想いだったのだろう?…火照った頬に手をあてれば、頬に僅かに爪をたてて。 もたれている壁から幾つか欠片のように、ルジェの外套越しの膝に、落ちた) [Tue 26 Feb 2008 23:14:01]
ルジェ > (足をぐーっと伸ばしてみる。ブーツ越しにその足を擦っていれば、少し哀しげな色が瞳に宿って) 「…ルジェの足、何処いったんだろウ?」 (小さくも呟けば自分の言葉に傷ついたように辛そうに眉を寄せた。…気持ちが揺らぎそうになる。 ルジェはまだ風邪が治っていないのか頬を赤く染めたままだったけれど。 朽ちた壁がもたれる際に幾つか後ろで零れる音がした。) 「…一杯、一杯。 いろんな事が起きてル」 (少しだけ、耳にした商業地区での出来事。それについても結局は詳しい事などわかるはずもなく。…ただ、この街に来て幾つも耳にしているというのに、単独で行動しているようなもののルジェは、身動きがなにも取れなかった。…というより、考えがまとまらずにいて) 「お月様、綺麗…」 (屋根に隠れ、白い景色に纏われたスラムの街からは殆どその姿すら見えていなかっただろう。…でも。ルジェは空を見上げながら、さも其れが目に映っているかのように髪を掻き揚げれば小さく笑った) [Tue 26 Feb 2008 22:47:15]
ルジェ > (足取り重く、スラムの街を歩いていたルジェは、ひとつ朽ちた壁に背をもたれかかるように一つ辛そうに息を吐けば) 「…はふ、また迷子になっちゃっタ」 (頭を掻きながらも調子悪そうに呟いて。 ずるりと背を壁にもたれたまま腰をぺたりと落とした。まだ、とても寒さがマシ…とは言えない時期。頬が火照ったままのルジェは路地から吹いてくる冷たい風に身体を震わせては膝を抱えて手を癒していた) [Tue 26 Feb 2008 22:34:45]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『屋根屋根から見え隠れする月を眺めていた』 [Tue 26 Feb 2008 22:32:38]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが帰りました。 『外を一瞥した後、何も無い闇に足を掛けた。』 [Tue 26 Feb 2008 01:35:13]
デュラハン@廃屋 > (その場で立ち上がれば靴底を床に擦りつけ地面に描かれた白墨の線を消し始める。)(その途中、ふと何か気づいた様にその動きを止めて。)それにしても・・・(足元にある消しかけの陣に視線を落とせば軽く首を傾げ)やはり質が良いと魔力が通りやすいのでしょうかね?(部下に買うように指示した白墨。今回は普段使っている物よりも格段に質の良いソレを使い陣を描き主と交信をしたのだが、普段よりも音質が良いというか主の声や気配を普段以上に強く感じれて。まぁ、だからと言って何かが変わるわけではないのだが。)(白墨で描いた円陣を消し終えれば意識を集中し始めて。それから数秒後、デュラハンがいる部屋の入り口に現れたのは彼の使い魔である黒色の孔雀鳩。)用は済みましたので戻りますよ?(此方を見つめる使い魔にそう告げればその場で向き直り、窓の方へと足を進め) [Tue 26 Feb 2008 01:34:12]
デュラハン@廃屋 > (老人風貌が言葉を告げてから数秒の間をおいて部屋に届くのは老人風貌が口にする言葉に似た音の様なもの。恐らくは先の言葉への返事と思しき強い気だるさと威圧感を感じさせるそれが部屋に響きその壁や空気を小さく震わせる。それに対して老人風貌は頭を下げたまま)「分かりました。ところで、大分前にお伝えした私の部下のあの件ですが・・・・」(何かを窺いたてるような言葉を続けて。そんな老人風貌の言葉に再度空気が揺れれば僅かに頭を上げ)「えぇ、陣の関係もありますし今すぐとはいきませんが、言葉は教えていますので。」(老人風貌の言葉に再び訪れる静寂。先のソレよりも長い間を置き返された空気の震えに)「ありがとうございます。それではまた次の報告まで。」(老人風貌はそう返し何も無い空間に向かい頭を下げて。) [Tue 26 Feb 2008 01:14:06]
デュラハン@廃屋 > (スラムのとある廃屋の一つ。空を覆う雲と夜の黒さによって完全に近い闇を飲み込んでいる建物の中に灰色の外套を纏う老人と思しき人影が一つあって。)「はい、状況は以前と変わらず。」(どこか重く淀んでいるような気配を漂わせる部屋の中心で跪く様に身を屈めている老人は人では発音する事の出来ない魔の者の言語でそう言えば、その言葉を聞いているだろう存在からの返答を待つ。) [Tue 26 Feb 2008 00:58:48]
お知らせ > デュラハン@廃屋さんが来ました。 『静まり返る闇の中』 [Tue 26 Feb 2008 00:54:51]
お知らせ > クロアスさんが退室されました。 『さてと、この人が復活しないうちに・・・』 [Sat 16 Feb 2008 22:35:11]
クロアス > 危ない・・・危なかった・・・・もう少しで出るところだった・・・(ナニガ?) 何度もいうけどゴメンナサイ売女Aさん。 (いいながらもその人をフニフニ踏みつけながら(←ちょっとむきになってる)) [Sat 16 Feb 2008 22:26:41]
クロアス > あ、あっ・・・ぅ・・・ (無理です。もう限界です。天国のおふくろさん、ちょっとだけ人の道を外れることをお許しください) ごめんなさい、売女Aさん! 必技・神の制裁! (チョップを振り下ろして、『ゴッ』とかいう音とともに売女Aノックダウン。) [Sat 16 Feb 2008 22:19:16]
クロアス > (こういうのに免疫がないんです、お願いだからヤメテ〜。) あの・・・やめて、くださ・・ぅあ・・・・。 (自分の顔が真っ赤になるのがまさにわかります。(スリスリ〜)僕の息子を撫でるのは止してください通りすがりの売女Aさん!) [Sat 16 Feb 2008 22:00:37]
クロアス > (言い寄られると首筋にかかるエッチな吐息、ハフゥン・・・。 すりすりされる・・・ヤメテー) 僕は・・・僕は・・・・。 (天国にいるおふくろさん、助けて。) [Sat 16 Feb 2008 21:39:50]
クロアス > あなたの気持ちはわかります。ごめんなさい、やっぱりわからないです。だからといって僕にはお金が無きにしも非ずで・・・・(ここはスラム。いわゆる売女。そして僕は童貞バンザイ イエー) [Sat 16 Feb 2008 21:34:40]
お知らせ > クロアスさんが来ました。 『いや・・あの。』 [Sat 16 Feb 2008 21:28:59]
お知らせ > カロンさんが退室されました。 『(塒を変えよう。)』 [Wed 13 Feb 2008 21:32:24]
カロン > 違うんだ…(右手の拳が酷く痛んだ。ヒビが入っているかもしれない。)違う。いい所を少し認め合って、ヤなと頃を少し許し合って…そんだけで…(嬉しいんだ。それだけできれば。)…でも…(できない。できそうにない。今の自分の心の狭さを、他人事のように思い知る。) [Wed 13 Feb 2008 21:32:04]
カロン > (恐らくは…否、自分は唯一の存在だ。魔法生物は数多存在するも、自分と同じ形の物はいないのだろう。だから、一人だ。生れ付き、仲間という括りには入っていない。 だから自分の苦悩も、自分の境遇も、誰も理解できるわけが無いのだ。共有できるものは無い。だから誰とも、分かり合う事なんて…)バシッ!(つまらない結論を出そうとした己を戒める。骨が力いっぱい放った拳は、石造りの壁に小さなヒビを入れた。) [Wed 13 Feb 2008 21:25:32]
カロン > (一つ疑い始めると、強く信じていた物までもが崩れ始める。まるで、論理パズルの間違いに気付いたかのように。ここを修正すると、あちらも修正しなければ。ああ、あちらもだ、と。 幾多の人が自分へと掛けてくれた善意が、全て彼等の利己的な理由からなのではないかと。自分の手渡した信頼は、彼等にとってせせら笑うだけのものではなかったかと。 疑い始めれば、切りが無かった。)…違う。違う…(頭を振るうも、思考は消えない。もっと深く俯いた。) [Wed 13 Feb 2008 21:10:53]
カロン > (商店街での騒動の後、スラムに逃げ込んだ骨は、この廃屋で一人座っていた。浅い睡眠と覚醒を繰り返しながら、夢でも、現でも、人間…人に与するものへの不信感を募らせていた。 自分を追うもの、自分を受け入れないもの…彼等にこそ否があるのだと疑わない自分を嫌悪しながらも、そう思わずにはいられなかった。) [Wed 13 Feb 2008 21:00:59]
カロン > (建物の間をすり抜ける度になる音は、笑い声のようにも聞こえた。 暗黒街とスラムの境界付近に存在する、打ち捨てられた廃屋。その一つに、壁に背を預け蹲る姿があった。)…(真っ赤なマントに真っ赤な羽付き帽子。服の袖から覗く手は手袋に覆われているものの、餓死寸前の如くやせ細っているのが分かる。その手同士をきつく繋いで、包帯で顔を隠した影は膝の間に顔を埋めた。) [Wed 13 Feb 2008 20:49:51]
お知らせ > カロンさんが入室されました。 『(ヒョオオオ。風の声がする。)』 [Wed 13 Feb 2008 20:45:34]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『そっと背中に回した手の中で、銀のナイフがめりめりと肉に減り込んでいく感触がした。』 [Wed 13 Feb 2008 01:16:34]
エリー > ( 宵闇の大通りを吸血鬼と歩く。 猫の躯を胸に抱えて持って来ようとした吸血鬼を制して、手を繋いで歩く事にした。 吸血鬼はとてもよく喋った。 ママのこと。 パパのこと。 おばあちゃんのこと。 おじいちゃんのこと。 今度通うことになるジュニアスクールのこと。 私は相槌をうちながら時折問いかけに答え、小さな歩幅にあわせて歩く。 空いている右手でポケットの中を探りながら。 ) ( 吸血鬼が言った。 ) ( “お腹が空いたから、お姉ちゃんの血がほしいな” ) ( 私は困った顔をして、吸血鬼の前に屈みこんだ。 ) [Wed 13 Feb 2008 01:11:07]
エリー > ( こんばんは、と挨拶をするとにこりと笑ってこんばんはと返ってきた。 此処で暮らしているのかと問えば、色んな所を転々としているという回答。 家には帰らないのかと問えば、あそこは怖いから嫌だと吸血鬼は俯いた。 ではここは良い所かと問えば、寒いし眠れないし寂しいし、ここは悲しい場所だと答えた。 寒くない所にいってゆっくりと眠ろうと諭すと、独りで眠るのは寂しいと、口元に赤黒くこびり付いて乾いたものを拭いながらまた、私を見上げる。 それじゃあ貴女が眠るまで私が一緒に居ようと進言すれば、幼い吸血鬼はようやく微笑んだ。 ) [Wed 13 Feb 2008 01:04:52]
エリー > ( やがて乾燥して色褪せた路地の向こうから噎せ返るような悪臭が漂い始めた頃、行き着く先の小さな裏路地で人影は無防備に足を止めた。 ) ( 行き止まりの薄汚れた場所に稚拙な作りのテント。 雨避け程度にしか機能していないだろう。 そして悪臭―――死臭の正体は、積み上げられた猫の死体。 人影――――吸血鬼は、ようやく振り返って私の顔を見上げた。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:56:37]
エリー > ( 語られる事もない、ちっぽけな事件の始末をする為にこんな所まで独りで入り込んでしまった。 本来理由も無く前線に出ることのない、バックアップ要員である私の領分では無いとも思ったけれど――――そう手間のかかる仕事でもない。 そう判断してのこと。 居住区からずっと追っている人影は視界のギリギリの所を歩いている。 此方を振り返る様子も今の所、無かった。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:34:13]
エリー > ( 死んでしまって時が止まった世界のようだ。 街灯り、生活の声、夕食の残り香―――何も無く、ただ埃臭い風が吹いては時折死んだ世界にかさかさ、ごろり、と無機質な音がした。 街の中にありながら棄てられた区画―――あとは腐敗して崩れて行くだけの景色。 スラムの中でも特に寂しい所だと思う。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:24:14]
エリー > ( 寒い寒い夜だ。 女1人白い息を吐いて歩くには寂しい、埃臭い通りを歩く。 商店街か何かだったと思われる大通りの左右には、閉じたまま何年も経過したような土埃の積もった建物がならんでいる。 街灯は無い。 新月が過ぎたばかりの空には薄い弧月が浮かぶ。 私は1人爪先立ち、足音を殺しながら闇の中を歩いた。 ) [Wed 13 Feb 2008 00:19:44]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『Conceal me, a twilight.(宵闇よ、蔽い隠せ)』 [Wed 13 Feb 2008 00:15:34]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『滴がやがて雪に変わるのは、しばらくは時が必要だったようで…』 [Thu 7 Feb 2008 23:19:47]
ルジェ > (いつもよりか、幾分も闇が濃くて、ルジェは猫を抱いたまま、肩を震わせる。) 「ルジェ、結局病院出てからモ、VHGに行ってなイ…」 (吸血鬼をしっかりと認識出来ていない以上、其れを狩る場所に足を踏み入れるには抵抗があった。…けれど、吸血鬼に対する危険意識も芽生えているようで。…その思考がまとまらず、ルジェは唇を噛んだ) 「…いつか、モビィディックさんに再び会えたなラ、ルジェ、何か変わるのかナ」 (俯いて、雨が降る音が耳に響いて静かにそう言葉を出す。 猫はルジェの外套の上で一つ身体を伸ばせばするりっと外套から降り、ルジェを振向く事なくその場を立ち去ったようで) 「あ、ねぇッ!…怪我、痛い、ヨ?」 (ルジェは立ち上がり、猫の後ろ姿を見送っていたのだけれど。…闇に紛れる事を恐れないその姿が羨ましくも瞳に映った。) 「…、ルジェ、どうしたラいいんだロウ」 (考えが纏まらない以上、答えが出るわけでもなく。ルジェは静かに、雨をすべては遮ってはくれない屋根の下で、羨ましそうに猫が立ち去った後を見詰めていた) [Thu 7 Feb 2008 23:15:45]
ルジェ > (片目に傷を負ったその姿が目に留まれば、スラムの静かな街に小さく悲鳴が木霊する) 「きゃあッ!!…君、目、怪我してる、ノ?」 (猫はその悲鳴に警戒心を抱き、手を伸ばすルジェとは距離をとろうとしているが、逃げる様子はなく。…どことなく怯えているようで) 「…怖い事、しないヨ?…ずっと濡れてるじゃなイ。おいで?ルジェ、暖めてあげるかラ」 (静かに、首をかしげそう伝えれば、訝しげに権勢をかける猫も小さく足音を忍ばせながらルジェの足元に近づいてきて。 其れをルジェはひょいと抱き上げた) 「…君、軽いんだネ」 (猫は両目を瞑って、ゴロゴロと声を鳴らしているようで。ルジェは外套を少しだけかけてあげれば、そっと猫の背中を撫でているようで) 「…痩せてル。…どうやっテ生きてきたノ?」 (猫は答えない。…ただ、雨が凌げ、温もりがある場所に今はひたるようにルジェの手の感触を味わっているようで。ルジェはその様子に笑いながらも、視線は空へと移し) 「…、やまないのかな、雨」 (冬の雨はしんしんと、ルジェの体温を奪っていき。静かに瞼を閉じそうになるのを必死で頭を振ってこらえているようで。…せめて、雪が降ってくれたらなぁ、と白い息を吐きながら願っていた) [Thu 7 Feb 2008 22:40:07]
ルジェ > (にゃあ。…と、ルジェの遠くで一声鳴く声がした。闇に紛れてはっきりと視覚に捕らえる事は出来ないが、声から察するに猫、だろうか) 「うーン?どうした、の?ルジェと同じ迷子なノ?」 (寒さの厳しい昨今は、チャームはいつもどおり宿屋に滞在しており。背中のリュックは軽くとも、少しルジェは心細かった。 しゃがみこんだ姿勢のまま、手をそのものに差し出せば、ちょいちょいと指先をこちら側に向けているようで) 「そのままいたラ、濡れちゃうヨ?怖くないかラ、雨宿りしようヨ」 (首を傾げながらも、声はとても優しくて。闇にまぎれたその猫がどんな色をしているのか楽しみに微笑んでいた) [Thu 7 Feb 2008 22:13:44]
ルジェ > (泣きそうな曇り空。ちらちらと雪が舞っていて、それを手にしながらじっと空を眺めていた) 「うー…ン、寒そう、だナ」 (小さく呟けば、自分の両手を癒すように俯けば白い息を吐いて手を癒しているようで。…やがて、その雪がみぞれに変わればあわてたように、雨宿り出来そうな場所を視線を移しながら探し) 「あ、…あった!」 (あたふたと外套を握りしめれば、屋根の朽ち落ちた、頑丈とはいえないまでも雨露は防げそうな場所にこけそうになりながらも辿りつけば、ひとつ息を吐いた。瞳は空を見上げながら) 「…どうしよう、カナ。これかラ」 (雨…というより、濡れるのが苦手なルジェはしゃがみこべば再び息で両手を癒しながら、曇り空が変わり行くのを瞳に移しているようで) [Thu 7 Feb 2008 21:57:02]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『スラムの煤けた建物で、足止めされてしまい』 [Thu 7 Feb 2008 21:52:42]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『じゃあね。バイバイねこさーん。』 [Tue 5 Feb 2008 00:35:02]
エニシ > ――――――うん。 落し物は探さなくていいや。 探したって、多分もう何処にも見つからないから。 ( ―――そうだ。 今日は姉さんがお家に居てくれたら一杯一杯うんと甘えるとしよう。 仕事で遅くなって無いといいなあ。 ) [Tue 5 Feb 2008 00:29:52]
エニシ > ( 今の環境に何の文句も無いのだったら、変わらない事もまた一つの幸せなんだろうか。 それともこうして自分自身は何もしていないというのに、幸せを実感するというのは正しいのだろうか。 ) ねえねえ猫さん。 君はどう思う? ( 前を歩く相手に話し掛けても返事は返ってこない。 それも当然だなー。 此処で猫さんが突然返事をしてきたら、脳天気なボクでも流石にビックリしちゃう。 ) ――――何かなあ、ウン。 ( 『何か』が足りない。 とても大事な物を落としてしまって、その穴がポッカリと空いてしまっている様な。 そんな違和感。 ) [Tue 5 Feb 2008 00:13:11]
エニシ > ( 『幸せになる』 そんな事を決意したのまでは良かったけれど、どうすれば幸せで、果たして何が幸福なのかと問われれば、自分にはそれがよく分かっていない。 だから今でも惰性の日々を送っていて、やる事といえばこうして毎日フラフラと何処かに出歩くぐらいの事。 ) ――――あんまり良くは無いなあ、コレ。 ( 白い息を吐きながら、ポツリとそんな事を呟いた。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:53:20]
エニシ > ( いつもどおりのただの気ままな散策。 その時に見つけた黒猫の後ろをただ着いていく。 ) ―――――♪ ( 吸血鬼は今の所からこれ以上距離を近づけようとせず、黒猫もまた吸血鬼を振り切って駆け出そうとしない。 そんな一人と一匹の組み合わせは、治安の悪い場所を自分の庭のような気楽な調子で歩いていく。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:32:50]
エニシ > ねっこさんねっこさーんどーこいーくのー?♪ ( 野良猫がスラムの道の真ん中を威風堂々と歩いていき、その後ろを片腕の無い吸血鬼がご機嫌な様子で付いていく。 )( 人に慣れているのか、それとも人間になんて少しも興味を持っていないのか。 黒い毛並みをした野良猫は自分の後ろに着いてくる子供をまるで気にも留めていない。 ) [Mon 4 Feb 2008 23:17:01]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『にゃんにゃんにゃー♪』 [Mon 4 Feb 2008 23:06:56]
お知らせ > デュラハン@自宅さんが帰りました。 『部下と顔を合わせればそれとなく事の進み具合を尋ねるか?』 [Sat 2 Feb 2008 02:19:17]
デュラハン@自宅 > となると・・・少しばかり入れ知恵をして事を早く進める様にした方が良いのでしょうかねぇ?(傾げた首を反対に動かし再び尋ねるような声色で呟き続ける。ただ、今回の部下の初めてのお使いに関しては白墨そのものが目的ではなく、彼が此方の手元を離れている状況でも望む様に動ける様にする訓練的な要素が高い事を考えると自身が助け舟を出すのはあまり好ましくなく。)(仮面の下、不可視の顔に考えるような表情を浮かべ暫く)まぁ、白墨が無くなるギリギリまで様子を見る・・・今はその方が良さそうですかね。(最終的に現状維持が一番安牌かと思えば、その考えを口に出し小さく肩を竦め) [Sat 2 Feb 2008 02:18:55]
デュラハン@自宅 > (一応、次の交信の時期に関しては未だ確定していないし、陣を数回分描けるほどの残量はあるのでとり急ぎという訳ではない為に今すぐにでも自身が赴く必要は無いのだが、部下である天邪鬼が条件をクリアする為に如何ほどの時間が掛かるかまでは予測できず。)しかし、先に私が買いに行くと黒紫は勝手に負い目を感じそうですしねぇ・・・。(白墨をじっと見たままそう呟けば、誰かに尋ねるように軽く首を傾げてみせて。実際問題やたらと自身の事を気遣う部下の事、自身が予備を買いに行った事を知ればヘマをしたと思い不要な気負いをさせる事になる可能性は高く。無論、これが芸能横丁の同業者などのどうでも良い人間ならば気に止める事もないだろうが、最も身近な手駒である部下となれば話は別であって。) [Sat 2 Feb 2008 02:11:39]
デュラハン@自宅 > (そこはスラムの片隅にある傾いた家の中。)(その部屋の主である紫色のスーツを纏う人型は手袋越しに摘み上げた白墨の欠片を眼前まで持ち上げ)そろそろ次の物を準備した方がよさそうでしょうかね?(自身が思っていたのよりもかなり磨り減っていた白墨。それの状態を観察する悪魔は小さく呟く。)(自身が魔界に棲む主と連絡を行う際に使う魔法陣を書くのに必要な白墨。部下の天邪鬼に買いに行かせる予定はあるのだが、その際に幾らか条件をつけた為にすぐできるとは思えず。その為、やはり自身で買いに行くべきだろうか?何て考えを巡らせていて。) [Sat 2 Feb 2008 01:58:13]
お知らせ > デュラハン@自宅さんが来ました。 [Sat 2 Feb 2008 01:50:30]
お知らせ > エースさんが帰りました。 『 心苦しくても、仕方の無い事だ。 』 [Sat 2 Feb 2008 00:54:23]
エース > ( やはりきちんと金は払ってもらおう。他の客はちゃんと払ってるのに、その人だけ優遇するわけには行かない。分割でも良いし、急がせない範囲で。 ) 体で払って貰おうか!っていう展開が個人的にグっと来るんだが、流石に良心が痛む。 ( じゃあウンコしてる所を拝むのは良いのかという話だが、アレはほら、罰としての意味が強く個人的な楽しみの為では…決して。それにウンコ繋がりでつい思いついてしまっただけで…イヤほんと。ところで、ウンコ繋がりっていう言い方は凄く嫌だな。 ) ハイランダー工房が貧乏になっちゃうと、材料の質を落としたりして切り詰めなくちゃならなくなる。それは義肢の質に直結する問題だ。質の悪い義肢をつけられて喜ぶ客は居ない。 ( その為にも払うものはキチっと払って貰おう。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:52:20]
エース > …いや、そうじゃなくて。今は金の事を考えてるんだってば。何だ、俺。現実逃避してる!? ( スラムで一人ウンコについて考えるなんて、クールガイのエース様のやることじゃないぜ! ) でも実際問題、義肢ってのは困ってる人の為にあるもので…。けれども俺たちもメシを食わなくちゃ生きていけない訳で…。 うーん。 ( やっぱり義肢ってのはメンテナンスやら何やらで金が掛かる。周囲の目も痛いだろうし、不便だし、良い事が無い。いや…俺は作り物の手足にもフェティシズムを感じれるぐらいに雄を高めているから問題は無いが。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:37:18]
エース > 今度払わなかったら、ウンコしてる所を拝ませて貰うぜ!とか…。 いや、いい加減ウンコから離れよう。それに俺はそっちの趣味は無い。ソフトな奴なら頑張ればいけるかも。 ( しかしウンコが好きかどうかは、幸福な少年時代を送れたかどうかが関わってくると聞く。下ネタが好きな奴はきっと幸せな子供時代を過ごしたのだろう。道端に落ちている犬の糞を棒で突付く事で好奇心を満たしたのだ。今の金持ちの子や貴族の子供はそういった遊びはするのだろうか?していないのなら、させるべきだ。教育や躾なんかよりも大事な事がある、むしろ犬のウンコを突付くことを授業に取り入れるべきだと思う。そういう体験をしてこないから、大人になってから残虐な遊びを覚えたりするのだ。心健やかに育つにはウンコが必要不可欠なのである。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:31:01]
エース > ( 今日の客は事故で足を無くし、義足をつけている女だった。ハイランダー工房お手製の木製義足を愛用してもう何年になるか。いい加減ガタが来てたんだろう、最近になってメンテナンスを依頼するようになった。しかし、こういう場所に住んでるぐらいだから当然金は持ってない。今日も「今度払うから」って言われて結局金を受け取れなかった。 ) OKOK、次来るときまでに用意しておけよ!それまで酒は節約だぜ!エース君との約束だ! …って言ってつい承諾しちまったけど、絶対払わないよなアレ。 ( けれども女にはあまり強く言えない俺である。金を回収できないとなるときっと親父に叱られるだろうが―― さて、どうしようか。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:21:29]
エース > ( 俺の兄貴は下らない喧嘩の仲裁に入って刺されて死んだ。その喧嘩でナイフを取り出した奴の心境を後になって想像してみると、本当に下らない理由だったのだと思う。きっと見得とか、面子とか、相手に馬鹿にされたくないっていう思い。それの為に兄貴は死んだ。 …それ以来、俺は見た目はともかく心の内じゃ聖マリア様もウンコしたくなる便所みたいに綺麗な心の持ち主になってしまったって訳だ。俺の中でマリア様は特上の美人だが、ウンコはする。良く美人はウンコしないって言うが、そういう奴は何にも判っちゃいないのさ。美人だけどウンコする…だから良いんじゃないか。    …話がそれた。とにかく、俺はトラブルとか犯罪とかが大嫌いで、関わりたくないし、だからこういう場所も近づかないようにしてる。けれども客の頼みとあっちゃあ仕方が無い。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:14:43]
エース > ( 最初に言っておくが、俺は普段はあまりこういう治安の悪い所には近づかない。近づかないようにしている。そりゃあ、悪ガキだったころはアウトローの匂いに憧れたもんだ。俺の昔の友達にも、年上のチンピラを”兄貴”と言って慕って、どんどんヤバい所に踏み込んで行って帰って来れなくやったヤツが居た。当時その友達は「スゲエ奴」って仲間内で評判で、俺もなんとか悪い事に手を染めて、格好よくなろうって考えてた時もあった。 …でも、それも俺の兄貴が死ぬまでだった。 ) ……寒い。 ( コートの前を合わせ、身を竦めながら道を歩く。肩に下げた革のバッグからはじゃらじゃらと工具の音が鳴る。 ) [Sat 2 Feb 2008 00:04:14]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『メンテナンスの帰り道。』 [Fri 1 Feb 2008 23:56:22]
お知らせ > 雪風さんが退室されました。 『(毒見開始である。)』 [Fri 1 Feb 2008 23:24:40]
雪風 > (…子供が去った後、静かにほくそえむ店主の様子に気づかずに。) いやァ、ほんといい人だったなァあの人。こんなにあってたったの1000エンとかありえねー… (店主とは対照的に、満足げな笑みを浮かべて帰路を目指す子供の足が…止まった。 次いで恐る恐る、腕の中の戦利品を見やる。) ……まさか。 (痛烈にイヤな予感がした。おもむろに乾パンの一つを取り、表面に付着した土をふーふー吹いて取り、齧る。) ……… (嗚呼、腐った味がする。外はさっくり、中はしっとりと 湿っていて…なんというか…) カビ生えてんじゃねーか! (こんなもんクーリング●フじゃあと怒り心頭、店のあった方へ振り返ると…) ………いねえし。 (魔法のように先程の店主どころか店の跡さえ見当たらなかった。 …さすが、早業である。暫し呆気に取られたように見つめた後、あーあ、と溜息をついて) …ちょっと欲を出すとこれだ。やっぱ新しい店は駄目だな、冒険するほど余裕ねえし。 (いつも買い付ける店よりも干し肉が旨そうに映ったから、つい足を運んでしまった結果がこれだ。まるで遊ぶ店を選び間違えたおっさんのような、そんな心境で。) …ま、でも。 (未練がましくチラリと) 当たり、あるかもしんねえし。 (腕の中の食料を見て) [Fri 1 Feb 2008 23:23:29]
雪風 > (やがて店主による乾パン攻撃は終盤を迎え―弾(パン)切れだったらしい―、訪れる静寂。) …もういいよ。 (やがて子供が折れた。腕一杯に拾った食い物を抱えながら) 1000エンでいいよおっちゃん。この地面に落っこったヤツも全部含めて。 (明らかに店主側が不利な話だったが、意外にも返事は) ……え、いいの?マジで? (オッケーだった。仏頂面のままだが、こくりと確かに頷く店主。ほころぶ子供の表情。) マジで助かる。サンキュおやっさん。 (呼び名もおっさんからおやっさんにグレードアップし。 手早く懐から小銭入れを取り出すと、紙幣一枚を支払い、もう一度礼を告げると子供は店をあとにした。)  [Fri 1 Feb 2008 23:09:03]
雪風 > (暫しして子供は驚いたという風にわざとらしく眉根を上げ、口を真一文字に引き結んだままの店主を指差し) あッ おっちゃん怪我してね?今ならおれ特性の傷用軟膏もつけちゃう(「おめえの軟膏はくせェって評判だろーがよ。ンなもんつけて女抱けっか」)……だいじょぶだいじょぶ、加齢臭だって見逃してくr…イデッ! (無言で拳ほどの大きさを持つ干し肉を顔面に投げつけられた。) ってえなおっちゃん!…え?なんで1000エンに値上がりしてんだよ元々500エンだったろーが。…え、慰謝料?女みてぇなイダダッ やめてッ よして!投げないで! (今度は乾パンを小石のように次々と投げられ、慌てて両手で顔面をかばいながらフェードアウト。…さりげなく地面に落ちた食物類を拾っておく事も忘れない。スラム住民はたくましくなくっちゃ。) [Fri 1 Feb 2008 22:58:29]
雪風 > (澄んだ柔らかい声が夜風を断つ。) マジで。500エンでいいから。(「それタダじゃねえか。まけねえよ1エンたりともまけねえよバカヤロー」) (月の無い曇り空の下、互いに一歩も譲らぬ不毛な押し問答を繰り返すのは、着物姿の子供と露店の主。丈夫な布に干し肉と乾パンがいくつか載せられているだけの店棚を間に挟み、二人は睨み合い。)  [Fri 1 Feb 2008 22:42:47]
お知らせ > 雪風さんが来ました。 『おっちゃんまけてくれ。』 [Fri 1 Feb 2008 22:32:43]
お知らせ > リーチさんが退室されました。 『ベルゼルガ…アタシにはもう関係ないけれど…』 [Thu 31 Jan 2008 00:48:01]
リーチ > (撫でられれば…慣れぬ感触にびくっと軽く震え。)えぇぇ?怖い事言わないでよぉ……ねぇねぇ、ショバ代なら、ほら…アタシの方負けたげるから…さぁ…(…底が読めない、この男…何を狙っている?まさかジャスティスの……いや、考えすぎだと思うが…。)……ちょっと…やさしくしてってば…っ!(本当に半ば足を宙に浮かせながら…そのままかつての敵の巣の中へ…) [Thu 31 Jan 2008 00:47:38]
お知らせ > サリューさんが帰りました。 『(店の名前は『PUSSY』――サリュー=サムカの溜まり場だ)』 [Thu 31 Jan 2008 00:42:35]
サリュー > (女の腕が自分の体を撫でる。 その動きに合わせて、此方も女の腰から脇までをなぞり上げた。) ――サラちゃんねぇ、聞いたことないかなぁ。 本当に 初 耳 だ 。 (この近くの女じゃない。)……弾んでやるさ、だからチョットだけ覚悟するといい。 (ふ、と唇を吊り上げて、笑うと、改めて抱き寄せんと力を込めた。) …… 退屈してるから、ねぇ。 (かくして女を半ば抱えるようにして、男の店へと二人の姿は消える。) [Thu 31 Jan 2008 00:41:51]
リーチ > (このまま、背後から刺そうかとも思ったが…やめる。ウルスとリュールが二人掛りで敵わなかった相手だ。このチンピラ然とした態度…侮れないな、と思った。)嘘言いなよ……まっ、でもお兄さんみたいなの結構好きよ?お小遣いははずんでくれるんでしょう??(そのままこちらもしなだれかかるように…すぅと相手の体を撫でよう。筋肉質な体…硬い右腕…これは義手か…??)うわぁっと……あ…サラって呼んでくれる?ねぇ、アタシお腹空いてんだ?(急に回されて本気の声が少し漏れた。ついでに本気の欲求も言っておこう。促されればそのままついていくだろう。) [Thu 31 Jan 2008 00:35:36]
サリュー > (薄汚い格好だと思ったが、実際に抱き寄せてみれば――悪くない。 耳元で囁かれる言葉に、瞳を細め。) そんなに野蛮な男に見えるぅ? やだなぁ――案外紳士なんだよぉ?俺。 (もちろん、自分がそういう男にしか見えないことは、よく知っている。 その上での言葉だ。カラカラ笑いながら、女を半回転させた。店は逆方向だ) じゃあきぃーまりぃ♪ 名前はぁ? それくらいは聞いていーでしょ?ん? (薬のにおいは――しない、か? 女の受け答えはいたって正常。 ラリッた感じも見えない。 吐息も臭くない。 ――さて、考えすぎだったか?) [Thu 31 Jan 2008 00:27:06]
リーチ > (やるしかないか…ここはサリューの好きにさしてやるしかない。経験はほとんど無いが…こんな世界で生きてりゃ、何も処女ってわけじゃあないんだ。腰に手を回されれば…特に嫌がるそぶりも見せずに、少し密着しよう。)お兄さんの店?何、お兄さんひょとして、怖い人たちをまとめ上げちゃったりしてるの?(ふふふっと、息がかかるほどの距離で相手の耳元で囁こうか。くそ…色仕掛けなど、滅多にやらない手法だけど…。ここで機嫌を損ねてボコられるよりかは遥かにマシだ) [Thu 31 Jan 2008 00:21:59]
サリュー > (乗ってきた。――受け答えは、すれた女のソレだ。 娼婦の類だろうか?――肩を並べた女の腰に無遠慮気味に手を回す) …あぁら?じゃあ「ここ以外のどこか」ならお話してくれるわけぇ? だったら誘っちゃおうかなぁー♪…… 暇だしね。 そうだな、じゃあ、んー……俺の店がこの近くなんだよぉ♪よかったらどうかなー?( 嫌がる素振りを見せるなら、この場で押し倒してスーツケースの中身を暴いてしまおう。) [Thu 31 Jan 2008 00:14:40]
リーチ > (くそっ…付きまとうな!心の中で叫ぶが…ここはキープクールだ。)…そぉ?でもアタシがどんな仕事してるかなんてここで聞くのは野暮ってもんじゃない?(ふふふっと笑みを笑みを声にし、隣に来るならば少し上目遣いで見てやろう。)…奢ってくれるって?…アタシ、誘われてんのかなぁ?(そのままケースを後ろ手に…ゆっくり肩を並べるように歩くだろうか) [Thu 31 Jan 2008 00:10:26]
サリュー > 帰るところ。ふぅん――…(三白眼が、にやけた。)……どこまでー?チョットお話しなぁい? よかったらぁー♪一杯おごるから。まじでぇ。(―― いうと、隣を緩く歩き出そうと)……どんなお仕事してるのぉ?お店?お店? [Thu 31 Jan 2008 00:06:39]
リーチ > (声をかけられた。…無視するわけにもいくまい。)…ん…今帰るとこ、お兄さんこそお勤めご苦労様。(ケースを引きずりながら…首だけを肩越しに振り返り、笑みを浮かべる。どくどくどくっと心臓が早鐘のように打つのが精神力で平静を装う) [Thu 31 Jan 2008 00:03:28]
サリュー > (サリュー=サムカがこの場に現れたのは偶然でしかない。 自分の縄張りを歩き、定時連絡を受けて、自分の店から店へ移動している最中。 ) ……ん。 (ふと、視線を感じた気がして、顔を上げる。 歩く先には女がいた。 エプロンドレスに黒いスーツケース――…見ない顔だ。 連れ合いもいなさそうだ、とさり気無く女の後ろを眺め。 ) ……… はぁい。 お仕事中ぅ? それともこれからお仕事かなぁ? (興味を引いたのは、そのスーツケース。最近妙なクスリも出回っている。 ココイラで売ろうとしているのならば、他所に追い払うつもりで) [Wed 30 Jan 2008 23:58:41]
リーチ > (可能性その1。実際に組織が動いていて…レイドが好意で自分を援助しに来た。可能性その2…すべてブラフ…レイドも自分を捕獲しに着ていたハンターの一人。可能性その3…レイドは全くの部外者。噂話のみで、いつもの性格上、単に意味も無く接触してきた……)……3…だよねぇ…(レイドだし…っと思考をまとめかけたその時、ふと顔を上げればこちらに来る男が目に入った。見た事の無い男だ………だがそのあまりに特徴的な風体…どくんっと心臓が跳ね上がった。)………(まさか…サリューか…?…予想だにしないタイミングでの出会い…いや、今現時点でアイツは関係ない。やり過ごせば良い…。そのまま目をあわさぬように、すれ違おうとするか…) [Wed 30 Jan 2008 23:48:48]
サリュー > (ソイツは今のところ「路地の通行人その1」だ。 スラムのどこにでもいそうな「そいつ」の顔を、貴方は覚えているだろうか。 かつてベルゼルガと呼ばれる組織のターゲットだった男。 ――ジャケットに両手を突っ込んで、貴方の進行方向から、歩いてくる。) [Wed 30 Jan 2008 23:43:44]
リーチ > (つまりはこのまま黙っていれば、自分が特定される可能性は皆無に等しい。ただ一つの事項を除いて……)………(それがもう一つの重要な事項。レイドの話だと、どうやらベルゼルガは自分がジャスティス傷害の下手人だと推論付けているらしい。つまりは…予想しないではなかったが…ベルゼルガが粛清の名目で自分を始末しに来る…いや、捕獲しにくる可能性があるということ……。さて、レイドはどういう目論見で自分に接触してきたのだろうか?) [Wed 30 Jan 2008 23:42:24]
お知らせ > サリューさんが来ました。 『(わかりやすい邂逅)』 [Wed 30 Jan 2008 23:41:26]
リーチ > (まず一つ…公共の組織…VHG、大聖堂、騎士団、ついでに自警団…そのいずれも、未だ私という犯人を特定できないでいるようだ。それは街を少し歩いてみれば分かる。“暗黒街の名物シスター傷害事件”の事は今、ヴェイトス市において知らぬものはほとんど居ないまでになっている。当然、犯人の指名手配も出ているようだが、そのほとんどが…“チャドリを纏った女性”というものだけ。人種すら晒されていない。) [Wed 30 Jan 2008 23:38:47]
リーチ > (薄汚れたエプロンドレスを身にまとい、黒いスーツケースを引きずるようにして路地を歩く。当初、宿に戻るつもりだったが気が変わった。)………(先日のかつての同僚、レイドとの出会い。彼から得た情報で、自分が置かれている状況を多面的に推論だてられるようになった気がした。) [Wed 30 Jan 2008 23:34:10]
お知らせ > リーチさんが来ました。 『エプロンドレス姿で…』 [Wed 30 Jan 2008 23:30:52]
お知らせ > 獣少女さんが帰りました。 [Tue 29 Jan 2008 22:20:02]
獣少女 > ( そうして ―――獣が意を決して、屋根を降りたのは夜も明けはじめた頃、だったとか。 ) [Tue 29 Jan 2008 22:20:00]
獣少女 > ( 普段のように …『彼』のそばで丸くなっていた獣であったのだけれども、何故か今宵に限って目が覚めた。なので塒のそばを彷徨っていたところ、一匹の鼠を発見。その途端、こぉ …何とも抑え難い ムズムズ、とした衝動に駆られた獣は我を忘れて鼠目掛けて飛びつき …そして追跡が、始まった。それは、こうして廃屋の屋根の上にまで続き 結果 ――屋根の上で鼠は獣によって仕留められらたわけ、なのだけれども。 ) ―――― 。 ( 意味もなく、 ふぁさふぁさ、と尾を揺らせてみる。当然のことながら現状に何の変化が現れることも、なく。 獣は未だ、夢中で登った屋根から降りられず。其処に、居る。 ) [Tue 29 Jan 2008 21:34:32]
獣少女 > ( ―― ひょぉ ォ、 未だ底冷えのする夜風が吹き抜けて。 さわさわ、 灰色の毛並みを撫でてゆく。 )    るゥ ―― … ( 獣のいるのは、風がよく当たりそうな場所。――廃屋の屋根の、上。 何故にそこに獣が居、そして屋根の縁でソワソワとしているかと云えば )    うぅ ……  ( 屋根の縁に前足を掛け、そしてすぐにまた引っ込める。そんな動作を先ほどから幾度となく繰り返していた。 ) [Tue 29 Jan 2008 21:24:51]
お知らせ > 獣少女さんが入室されました。 [Tue 29 Jan 2008 21:19:34]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『(彼女を戻す算段はめぐらされる)』 [Mon 28 Jan 2008 01:09:12]
レイド > (平静な顔の下の思考は止まないだろう。そう、彼が美人を引っ掛けているその間にも・・・) [Mon 28 Jan 2008 01:08:47]
お知らせ > 視線さんが退室されました。 『(――宿は突き止めた。 仕掛けは第二段階へ)』 [Mon 28 Jan 2008 01:08:44]
レイド > しんみりしたのは苦手でね。・・・「またね。」リーチ。(今生の別れ、二度と会えない別れ、というのはどうにも苦手だ。いくら味わっても気持ちのいいものではないだろう。だからこういった。・・・もしかしたら、また、共に戦う日々も来るかもしれないから、だ。)・・・さて、行こうかね。・・・そういえば、君の名前もまだ決めていなかったね。(頭の上の猫にいつもの調子で言えばみゃ、と不機嫌そうに鳴いたのだ。・・・いつもの調子、いつもの口調、いつもの表情で彼は去る。)・・・どうにもならないかもしれない。でもそれだけじゃつまらない。・・・それもまた、心理。(どうにもならないから何もしないのも嫌なものだ。・・・どうにかしたいと願うだろう。) [Mon 28 Jan 2008 01:08:05]
お知らせ > リーチさんが帰りました。 『“軍曹…”と…再度呟いた。』 [Mon 28 Jan 2008 01:01:57]
リーチ > (それはただ不安から出た言葉。本当に監視が始まっている事には気付かないまま…) [Mon 28 Jan 2008 01:01:28]
リーチ > じゃあね、レイド…。もう会わない事を…願うよ。(皆良い友人だった。こんな形で別れを告げたくなど無かったが…浮かぶ涙を見られぬようにさっさと踵を返すだろう。)(古着を片手にリーチが向かう先は、現時点での潜伏ばしょである安宿……。蜘蛛の存在に気付くほどの鋭敏さは持ち合わせていない。そのまま宿に向かうだろう…だが……誰に言うでもなく…小さく呟いた。)………見てるの………アンタが…来るの??(もし本当にベルゼルガが…自分を粛清しに来るとしたら…。レイドがその事を知らされていないのだとしたら………間違いなく彼が自ら来る。自分が一番慕っていて…大好きだった………) [Mon 28 Jan 2008 01:00:16]
視線 > (よし、と視線の主――蜘蛛は頷いた。 足の長い、そして異様なまでの大きさの、蜘蛛。 器用に八本の足を折りたたんで、小さな隙間に隠れている様は、恐怖小説の一場面のようでもあったが――なに、見た目なぞどうでも良いのだ)(……リーチはレイドの誘いを蹴った。 ここまでも想定通り――だが、少し驚いたといえば嘘になる。 カチカチと牙を動かし――人の姿ならば顎に手をやった所か――思考。 結論。 現状を維持)(リーチがゆっくりと離れていくならば、視線もまたそれに伴って移動していく。 現在の目標は彼女なのだから。 ひとまずは、寝床を突き止める) [Mon 28 Jan 2008 00:50:57]
レイド > (猫は「ミャッ!」という声を出して主人の下へと駆けていき、服を引っ掻きながら上って頭の上に収まった。ふぅ、とため息をついた。)もう少し実力があれば、ねぇ・・・。ま、今言っても仕方ない、か。(悪魔、という単語を出さなかったのは唯一まともにできた合理的判断だろう。ことここに至っては仕方ない、と感じた。分水嶺はとっくに過ぎたあとなのだろう。)あ〜あ・・・これで『傭兵団美女コンプリート』の野望は潰えることになる、のか〜・・・やりたいことが一つ、壊れたね。(いつ始まったのか分からない野望を呟けば乾いた笑いを上げる。笑みを消せば静かに一歩退くだろう。・・・仲間同士になることは二度とない、とようやく実感できてきた。) [Mon 28 Jan 2008 00:44:52]
リーチ > (視線には気付かない。一箇所で立ち話をするといった迂闊さに焦りを感じ始め、そのまま妨害が無ければレイドから離れてゆこうとするだろう。) [Mon 28 Jan 2008 00:36:10]
リーチ > (ひょっとしたらレイドは組織の方からは本当に何も聞かされていないのではなかろうか…不明瞭に得た情報を確信するために自分に接触したのか?自分の言葉に反応するレイドの様子にそんな疑念を持ってしまう。だがいずれにせよ…)やめときな、レイド。あたしが言うのもなんだけど、ここは気分より、合理的な判断をした方が良い。アンタがさっきの情報を知ってるって事は……アタシは組織に切り捨てられるだろう。(…どう贔屓目に見てもそれは必然だ。粛清に来るだろうか?所詮、寄せ集めの組織だ…実害が無ければ除名にとどまるだろう。実害があったら?…そう、例えばVHGあたりから圧力をかけられるなどの……アレックスがベルゼルガに接触するなどとはあり得ないと思っていたいが…)そんなアタシに会うときがあるとすれば………殺しに来る時さ…(ぴんっとネコの鼻先を弾けば嫌がって主人の下に帰るだろうか…。安穏と暮らすなどという選択肢があれば、こんな道は選ばないのだ。) [Mon 28 Jan 2008 00:34:11]
視線 > (――無様の極みだ。 リーチとの不用意な接触。べらべらと往来で情報を漏らす口の軽さ。或いは彼女を救おうという心算なのだとすれば――否、だとしたら尚更だ。 ベルゼルガが疑われていると何故考えない。接触すれば彼女にも類が及ぶと何故考えない。サリューなる人物がスラム、暗黒街に情報網を所持していると想定できる以上、何故そうも簡単に喋るのか。 まったくもってして唾棄すべき事態である。 重ねて言おう、無様の極みだ。 これでも本職だといえるのか。 糸を張り巡らせ、暗がりに潜み、複眼でじっと二人の様子を観察するモノは、以上のような思考のもと、再び溜息を吐いた。 だが良い。 まあ良い。 別段、計画それ自体に変更箇所は無い。 今はまだ、糸を吐き、巣をつむぐ時間だ。 まだ、狩らない) [Mon 28 Jan 2008 00:21:41]
レイド > (初めて聞く情報にぴくり、と体が動いた。)・・・ふ〜ん・・・なるほど、ねぇ・・・。・・・利用するのは常套手段ってわけだ。うまいこと立ち回ってくれるねぇ。シスターも、サリューも。(自分のような者がいることが知られればシスターはベルゼルガにとってはこれ以上なく厄介な敵となる。・・・皆に知らせておいた方がいいかもしれない。)なるほど、ね。・・・ありがとう。それはとっても有益な情報ではあるよ。(語気を強めた相手をなだめるように言った。・・・誰が周りで聞いているとも限らないからだ。)・・・美女が去る、ってのは・・・なんとも悲しいものだね。(相手がどこかへ去るのなら、自分が止めてもムダだろう。・・・何をしたかは先ほどの様子でだいたい分かってしまった。)ただ、俺は誘うことはできるよ。・・・このまま、どこかへ行って、静かに、ひっそりと暮らして、ほとぼりが冷めたらまた来るっていう、ね。(野良猫がスタスタと彼女の元へ歩いていった。首輪には何かの紙があるだろう。中身はおそらく、街を出てからの手順、といったものかもしれない。・・・受け取るかどうかも彼女の自由だ。) [Mon 28 Jan 2008 00:19:44]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『そして嘆息』 [Mon 28 Jan 2008 00:16:50]
リーチ > (こうして自分と接してしまえば、あらぬ疑いをかけられてしまうのは当然…) [Mon 28 Jan 2008 00:04:26]
リーチ > …いないいない、特にスラムなんかには(思わず手をパタパタ振りながらツッコミを入れてしまう。)………あいつは…サリューとも通じてる。アンタに仕事を持ってきておきながら…どう考えても、組織には害悪しかもたらさない!(暢気とも取れるレイドの言葉に、少しだけ語気を強めて言ってしまう。自分がジャスティスを傷害した犯人だと白状しているかのように…。そういえば、レイドは暗殺未遂って言った。くそっ、やっぱり死んでなかったか。)どこか小金を稼げるとこを見つけるよ。………レイド……アタシとはこんな風に会わない方が良い。(だが、組織の一員としては自分は極めて常識はずれな行動を取った。アレックスがどう動くかは知らないが、少なくともレイドは情報を知っていた。ならば…ベルゼルガが自分をこれ以上置いておく事はしないと考えるのが自然だ。) [Mon 28 Jan 2008 00:03:26]
レイド > そう?割とどこにでもいそうな格好だと思うけどね。(聞きようによっては嫌味とも取れる発言だが、そんなことを気にするような性格ではなかった。)確かに俺だよ。・・・少し興味もあったからね。淑女殺しのシスターっていうのがどんな人なんだろう?ってね。・・・結局、もう、あまり会いたくはなくなったんだけど。(本能的な身の危険でも感じたのだろう。彼女の前では今の自分は蛇に飲まれるカエルどころかワニのいる池にはまって身動きできないシマウマのようなものだ。・・・本気で仕留めてくるようならば逃げることすら叶わないだろう。)・・・それで、リーチはこれからどうするの? [Sun 27 Jan 2008 23:52:23]
リーチ > どうみてもボンボンだけど…(ちょっと半眼で呟く。目で見えぬところの苦労は分からぬものだ。)そう…それは良かった。(少し目を閉じて…本心からそう思った。不覚頷く。)……………(続くレイドの言葉…何だ全部知ってるんじゃんか…。)そういえばさ…ハンターハントの仕事持ってきたのってレイドだったよね…?(唐突に思い出したように言う。レイドなら自分の愚考を許してくれる。ひょっとしたら他の仲間も……こうして話しているとつい、そんな願望が生まれてしまった。) [Sun 27 Jan 2008 23:44:25]
レイド > こう見えてもボンボンだし、お金に困ったことはないからね。(実を言うと人形のせいで結構切り詰め切り詰めで店で働いていたり(主に清掃)することは秘密だ。貴族のイメージというものがあるのだ。)あいも変わらず、さ。ジャバウォックとかは顔が良く見えないから評価のしようもないけどね。(仲間の小人を評してケラケラと笑った。特に大怪我している、という話も聞かないし、賞金首な二人も見事に生還し続けている。)・・・君が潜伏したまま帰ってこないで、挙句君にシスター暗殺未遂の疑いがかかってるって辺りまでは、ね。もちろん、俺はどっちでも構わないけど。(小声でそう呟いた。表情は変わらず、雰囲気も変わりなし、だ。仕事は終わったが、帰ってこない仲間を心配していたんだぞ、ということは伝えた。もちろん、自分達が大聖堂に疑われているであろうことも予測はできるが、目の前の相手には告げないで置こうと思った。それを考えられないほどバカではないと評価しているというのもあるし、無用な心配もいらないからだ。) [Sun 27 Jan 2008 23:37:03]
リーチ > ………まぁ、アンタいっつもお金持ちそうな格好だしね…(むしろアタシの方からたかりに行くぐらいか。…少なくともレイドに敵意は無さそうだった。ならば…)別に…ちょっと着替える場所を探してただけ。それにしてもレイド…久しぶりだね…。皆元気?(少し近づいていこう。別の仲間が潜んでる…なんてことも無さそうだ。)…何かその…話聞いてる??(おずおずと問いかけよう) [Sun 27 Jan 2008 23:26:32]
レイド > 奢って貰った試しはないし、奢ってってねだった試しもなかったね。そういえば。(ふむ、と思い出すようにつらつらと言葉を吐き出すだろう。なんら警戒した様子はなく、ましてや戦うなんて仕草は微塵も感じられない。それはそうだ。仲間と戦う意味はない。少なくともこいつはそう思っているだろう。)無理やり、っていうのも中々に燃えるけれど、品がないし、趣味じゃない。仲間に嫌われるのもゴメンだしね。あと、君を無理やりどうのこうのしようと思っていても、僕と君とじゃあ、実力が違うよ。・・・だから、僕は君が嫌がるのなら、縄張り争いに負けた野良猫よろしく、すごすごと引き下がるしかないわけだ。(傍らを歩いていた彼の三毛猫が呼応したように「ニャン」と鳴いた。・・・そう、それはいつもと変わらない彼の口調だ。特に疑いなど見せてはいない。疑う必要もない。これまた先ほどと同様、仲間だから、の一点につきるのだろう。) [Sun 27 Jan 2008 23:20:18]
リーチ > …おだてたってアンタに奢ってやった試しが無いのは知ってんでしょ?(数歩分の距離をとりながら…以前同様の仲間との会話…。レイドは人形使いだ。仕留めるなら距離をとるより、むしろ近づいた方が……って私は何を考えてる?仲間を仕留めるって…)…え…?去るって言った??……アタシがどっか行けって言ったらどっか行くの?(…レイドの…あまりに以前と代わりの無い態度に…ひょっとしたら彼は何も知らないんじゃないのか?といった疑念が生まれた。) [Sun 27 Jan 2008 23:12:13]
レイド > (歩み寄ろうとはしなかった。変わりにくすくすといつもの笑みだけを浮かべている。)露天を歩いていてナンパでもしようかな?って考えてたらたまたま極上の美人を発見して、声をかけただけだよ?何か問題でも?(相手の驚愕にも我関せずと言う感じでペラペラと話す。口が達者なのと、薄ら笑いはいつもの通りだろう。何か隠しているか否かはそちらがどう見るかにゆだねるようだ。)美人に声をかけるのが犯罪っていうのなら・・・もしくはフラレちゃったなら・・・すごすごと去っていくしかないのだろうけど、ね。(どうする?と問いかけを投げる。) [Sun 27 Jan 2008 23:08:04]
リーチ > レイドっっ!?(驚愕に目を見開き、ざっと一歩後ずさりする。)………ちょっと、そこで止まんなさい。(向き直れば、近づいてくるレイドを制するように言うだろう。)…な…何の用??(本当ならば…久しく出合った仲間に抱きつきたいくらい。しかし…今は悪い方向にばかり想像が働くのだ。) [Sun 27 Jan 2008 22:59:47]
レイド > 何かお探しものでも?(物陰を探す姿の背中に投げかける声。そちらを見やれば終始微笑の貴族風な男が目に付くだろう。高貴さというものが見られないのはいつもの通りだ。)何か捜し物があるなら一緒に探してあげてもいいけれど?(くすくすと笑いながらカバンを持って後ろに近づくだろう。・・・からかうような笑みを浮かべている辺りとっくに気付いているようだ。) [Sun 27 Jan 2008 22:55:58]
リーチ > くそ…なんで着替え一つするのにこんな事する羽目に…(シスターを刺したから…と即答できるほどの理由はあるのだが…。何かとホームレスの不便さを身にしみて感じる今日この頃…)……えっ…(と、不意に聞き覚えのある声に呼び止められ振り返る。) [Sun 27 Jan 2008 22:54:23]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『そこ行く綺麗なお姉さん♪』 [Sun 27 Jan 2008 22:52:03]
リーチ > じゃあ5000ね、はい、ありがと。(ようやく折れた主人に、当初提示した分の金額だけ渡す。改めて見てみればなんだか5000でも高すぎるような気がしなくも無いが…)…さてと…とりあえずさっさと着替えちゃうか。(別に変装といった程の物ではない。だがチャドリを着れない以上、自分の衣服は派手な民族衣装しかない。純粋に必要にかられての話…折りたたまれた衣服を片手に物陰を捜し歩き…) [Sun 27 Jan 2008 22:46:20]
リーチ > “8000”…駄目、5,000!“…7500”…5000だってばっ“7000!”……しつこい、4000!“…ろくせ…っておい、余計下がってんじゃないかっ!”(等と、まぁ良く見られる風景を繰り広げる。とりあえず、先日、羊一匹分の血液を摂取するとかなり精神的に落ち着く事ができた。空腹感も無くなった。人間が一番良いが、自分の場合、生き血であればかなり何でもいけそうな気がする。) [Sun 27 Jan 2008 22:38:53]
リーチ > (スラムの路地の一角、着古しの衣装を道に並べていた露天商に立ち止まり…適当な安服を物色する。手ごろなエプロンドレスを見つければ、店主に呼びかける。)……いくら?(問えば“一万”と無愛想に返される。)ちょっ…!?これ相当埃被ってるし、穴だって開いてるじゃない!半額っ…5000にしてよ!(スラムの露店など値段があって無いようなものだ。値段交渉は必須である。) [Sun 27 Jan 2008 22:34:30]
お知らせ > リーチさんが来ました。 『それ…下さい…』 [Sun 27 Jan 2008 22:28:31]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『訪れた依頼にすぐにその場を発つ。』 [Sun 27 Jan 2008 00:43:24]
デュラハン > (同族を探す為に彼是2年近く飛ばしていたこの孔雀鳩。ただ、余りにも成果が出ない事と飛ばした時とは其れなりに状況が変わった為に少し遅くはあったが同族探査の任を解く事にして。)分かりましたね?(デュラハンは続けるようにそう言えば孔雀鳩を止める腕とは反対の手に持つシルクハットの被り口をその足元に置き、その中に入るように促す。そんな主からの新たな指示に対し使い魔は分かってるのか分かってないのか数度首を傾げる様に動かした後、用意されたシルクハットの中にその身を投じて。)(孔雀鳩がシルクハットの中に納められたのを確認すると同時)おや?(回収に気を取られて気付かなかったが、もう一羽の使い魔が自身の方に向かい近づいている事に気付いて。一寸、仲間の帰還を祝いに来たのかとも思ったが)次の仕事でしょうかね?(ありえないことか何て仮面の下で哂い、一番ありえそうな可能性を考えるだろう。) [Sun 27 Jan 2008 00:43:03]
デュラハン > (孔雀鳩の着地失敗に対しデュラハンは軽く肩を竦めれば、纏った外套の裾をその進路上に広げ(孔雀鳩の動きを止めるクッション代わりにして。広げられた外套に孔雀鳩がぶつかり緩い音が聞こえれば)相変らず騒がしい着地の仕方ですね。(自身の使い魔に呆れる様な視線を送れば、外套の端からその姿には不釣合いな手を伸ばしその腕に使い魔を止まらせるだろう。)(それから孔雀鳩の顔をじっと見つめ)今まで探索を行ってもらっていましたが、明日からは私の手元に戻ってください。(腕に掴まる孔雀鳩は主からの命令を待つべくじっとしていた使い魔に対しそう告げれば、細い足に付けられていた書簡を外しスーツのポケットに入れて。) [Sun 27 Jan 2008 00:28:25]
デュラハン > (デュラハンの呟きが闇に飲まれてから僅かの間を置きその視界の中心に現れるのはカラスと身違う様な黒い羽を広げて飛ぶ一羽の孔雀鳩。デュラハンがソレを視認するとほぼ同時、飛来するソレも目指すべき対象であるデュラハンを視認すれば一度その脇を抜けその後ろへと飛んでいって。それから旋回によって一度勢いを殺しつつデュラハンの足元に降り立とうと高度を下げるが・・・この男の使い魔のお約束と言うべきなのかその勢いをしっかりと抑える前に地面に足が付き、そのままつんのめる様にデュラハンの傍らを跳んでいく事になって。) [Sun 27 Jan 2008 00:17:14]
デュラハン > (闇夜をも覆う雲の下。スラムの一角、比較的暗黒街に近い場所にある廃屋の屋上に一人佇む灰色は静かに空を見上げていて。)そろそろでしょうかね?(灰色の外套を纏う老人風貌、この場所では聞き屋という胡散臭い肩書きを持つその男は人の目には付き難いその場所である者を待っていた。) [Sun 27 Jan 2008 00:07:05]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『廃屋の上に佇む人影』 [Sun 27 Jan 2008 00:01:08]
お知らせ > エトワールさんが退室されました。 『 あ、はーい!(技師の老人に呼ばれて、一旦手を止めた。) 』 [Sat 26 Jan 2008 00:17:47]
・ィ・ネ・ゥ`・ > !エヘネクメェ饑。「饑イサヤレエミ。シエメサスzヨョホ「メ猴羞テ饑。「ノwミトメサ饑シエ饑メモ。」イサ饑ユ゚。「ヘネmイネウ゚決。「イサ饑ネヤネサイサ饑。」ハヌムァユ゚シ墟トイホヨョ。ュ」。。。」ィ。。ネォノ、ヒ処、ムイ、鬢オ、、ソトァミgサリツキ(・ィゥ`・ニ・・・「・ッ・ソゥ`)、ャク゚ヒル、ヌムュュh、キハシ、皃、ネ。「チxヨォ、ムイ、ウ爨、・鬣、・、ャメサH所、ッンx、ュ。「侃ホテォ、ホテォシ圖゙、ヌ、篁筅キナ、ト。」。。ヘォ、ホヨミ、ヒンx、ッチ」ラモ、ャチ、、ニ、、、ッ、ホ、筅ス、ホチモ、ホヒ樣。」。。ハァ、テ、ソヘ、ネスナ、ホエ、、熙ヒモ、ィ、鬢、ソ、ウ、ホスノォ、ホチxヨォ、マ。「ネォノ、ホトァチヲ、ネユウ」オト、ヒマコト、キセA、ア、ハツ、ヌモ、、、ニ、、、。」。。エヴ、マ。「ハタ馮メサー羞ト、ハ。クトァキィ。ケ、ホイナトワ、ホソン彷、ネ。「ホ蟶ミ、ホ稟ト・。」。。ヘチヲ、荳鶚シシミg、ャ、ノ、、タ、アノ、ヒ、ト、、、ニ、筍「。ク壥ナ荀イ、ケ、。ケ、ネ、ォ。クノォイハ、メ換ヨ、ア、。ケ、ネ、ォ。クシ圖ォ、ハホカクカ、ア、ヒ壥クカ、ッ。ケ、ネ、ォ、マス~ヘオト。」。。、ス、ヲ、、、ヲノフ螟タ。」。。」ゥ。。ノw!ナ拳^ハヌニ葭ィスYエヒフ写ヌヘネナ爾ビ。」ムナノヤヘマツスオスオヨチエヒ。「ヘネクウナ饑ナラヤAムヨミメェミ鬘「メサミ鯔ママツスヤ贈ュ、「。「、マゥ`、、」。。。」ィ。。シシ次ィDィDィD、ウ、ホハヨラ网ホ・皈・ニ・ハ・・ケ、ネホ、サ、ニ、、、タマ、、、ソ僂玉ソ、ヒコ、ミ、、ニメサオゥハヨ、ヨケ、皃ソ。」。。」ゥ [Sat 26 Jan 2008 00:16:46]
エトワール > 打拳何嘗不用氣、不用氣則全體何由運動、但本其至大至剛之氣以直養無害焉巳耳――――ふんッ。 ( 流れる動作から自然に、それが連続した当然の動きのように右掌が突き出される。 十分に捻った腰から撓る肩の動作へ、肘の回転、手首の回転、左手は逆方向に引いて反動を増し、右手を打ち出す瞬間、強く地を踏みしめる。 そしてインパクトの瞬間から次の動作は始まっている。 常に足を止める事無く、打撃すらもその一部だ。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:59:36]
エトワール > 蓋人得陰陽之氣以生是吾之身即太極之身也。以無形之太極宰有形之太極人皆知之…( 大氣と内氣の流動に同調することだ。 演舞の為の動作をしてはいけない。 形が先にあるのではなくて、原理が先に存在するのだから、構えというものは常に違ったものになるもの。 例えば足物と小石。 例えば乾いた冷たい空気。 例えば夜空に掠める蝙蝠の影。 例えば師父の所で鎚を打つ技師のハンマーの音。 常に同じであるわけが無い。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:50:45]
エトワール > 而要莫非即引即纏、即進即纏、不能各是各着、若各是各着非陰陽互爲其根也―――――( 重い金属の塊で出来た金色の脚が滑らかに地を滑る。 その都度赤い光の帯が弧を引いて残像を残し、それを眼で追えば、全身の動作が個々のポーズではなく一連の運動として成立している事が窺える。 一つ一つが単体で運行される構えなのではなくて、総じて12種類の纏法というものが一斉に発動するものだということ。 師父に教わった基本的な動作である。 ) ふゥッ―ー―――。 ( スラムの一角、錆び付いた機械部品が堆く積み上げられた行き止まり―――ジャンクヤードと呼ばれる其処は、古巣であり、丁度良いトレーニング場であり、師父と呼ぶカラクリの老人の住処。 今も奥のテントの中で、師父はじっと様子を見守っている。 ) [Fri 25 Jan 2008 23:42:03]
お知らせ > エトワールさんが来ました。 『進纏、退纏、左右纏、上下纏、裏外纏、大小纏、順逆纏』 [Fri 25 Jan 2008 23:32:50]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『―――そうだな。メリー・ウィドウを一つ。』 [Thu 17 Jan 2008 05:48:15]
シャーリー > ( それと同時に安堵の気持ちもある。 体を重ねるのは好きではないのだから。 ) 私はシャーリー。 シャーリー・アーシェント。 ( その我が侭な注文の内容がおかしくて。 ) 可憐で麗しい美貌の西園寺様。 今日はお付き合いいたします。 ( おかしそうに笑いながら注文どおりに。 私もまたこの夜を素直に楽しむとしよう。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:47:07]
シャーリー > ( 最近は踊りの方にばかりかまけていて、こちらにはあまり来ていなかった。 顔見知りとか居たら、この人を紹介されろとか言われそうだなーなんて微かに思いつつ。 ) 実に羨ましいなあ。 ボクもそういう風にポジティブな物の考え方をしたいんだけど、中々上手くいかなくて困ってるよ。 ( 正直本当に羨ましいと思う。 私はどうにも自虐に走ってしまいがちだから。 ) 出来れば辛辣な評価じゃなくてオブラートなお世辞の方がボクは嬉しいかも。 出来る限り全力で頑張らしてもらいます。 ( 失望させない程度には頑張るとしよう。 ―――少し踊りの勉強に本腰を入れてみようかな? ) ( まるで恋人か情婦のように腕を絡めるとしよう。 ) キミのような男前に誘われちゃったら断る方が失礼サ。 ――――と。 ( 杖に示された店は小さなバー。 ―――貴族風味の彼がそんな店を選ぶとは思わなくて、少し予想外でもあり。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:44:00]
お知らせ > ミカドさんが帰りました。 『(猫と呼ばれた男は、チェシャ猫のように笑った)』 [Thu 17 Jan 2008 05:35:22]
黒外套 > ――ともあれ、夜は長い。その辺りの話を含めて? お相手願おうじゃないか、踊り子君。  ――― 改めまして、ごきげんよう。(今更の台詞をはきながら、店の扉を開ける。 開幕ベルを鳴らすかわりに、店のドアベルが鳴った) 猫と呼ばれるのも嫌いじゃないが、本物の猫がやきもちをやくかもしらん。 ――だから、店に入ったら僕の名前をきちんと呼ぶように。 (ごーいんぐまいうぇーに、注文つけた) ……薔薇の花のように美しく可憐な西園寺様だ。  [Thu 17 Jan 2008 05:32:31]
黒外套 > (そろそろ淫売窟付近か――派手な看板や、人の姿が疎らに・・・だが、見え始めた)何事も前向きに考えるべきだと思うね! 友人君の戯れも、スラムで迷いそうになったことも、木箱にダイブしたことも――前向きに考えれば、友人君とのコミュニケーションの形であったり、君に会うための切欠だったり、君を楽しませるための出来事だったりと――…無駄がなくなる。 (目当ての店は、小さなBARだ。 カウンター席しかないような店。 そろそろその店の看板が見えてくる頃)  安心したまへ。僕は正直者だ。からかいながらも、正しい評価を述べてさしあげるよ。だから、僕が見に来たとわかったら、踊り子君の最高の踊りを見せるように―――……。(混じる視線に、瞳を細める。) いいや、僕自身の癖の話さ。 (近寄る体温に、自然と脇を開ける。 腕を絡めやすいように) ……少し「隙」のあるシスターも素敵だと思うけどね。 こうして僕の誘いに乗ってくれるシスターなんて最高じゃないか。  (ここだ、と、杖先が店の入り口を叩く) [Thu 17 Jan 2008 05:28:59]
シャーリー > 何だか随分と甘酸っぱい青春で夕陽が似合いそうだ。 それを前向きな考えって思うべきなのかとっても悩んじゃうんだけど。 ( 乾いた笑いで応えるけど――――あ、やっぱちょっとだけその気持ち分からないでもないかも! 亡き旦那が居た頃を少し思い出してしまった。 ) ……えっと、慣れてるってストーキング被害にでもあってたのかな? まあキミは確かに顔は良いからなあ。 ―――確かにそれはちょっと偉いな。 お陰でボクもちっとも退屈しないで済んでるサ。 猫さんは実に良い子だなあ。 ( 相手のその子供っぽい仕草がおかしくて、ついつい笑ってしまう。 ) むう、見てくれる人が少ないのをダシにして苛めないでよ? 少し気にしてるんだから。 ――――まあキミみたいなカッコいい子が応援してくれたら少しはボクの注目も増えるかな? キミは遊べる色んなお店とかも知ってそうだし、今度そういうとこに紹介してもらえると嬉しいなあ。 お仕事が無くならなくて済む。 ( 覗き込まれる真紅の瞳に、黒と赤の混じった視線で見つめ返す。 ) それは例のご友人さんの事? ――――ボクもこうして、良い男にホイホイ付いていっちゃう時があるのを止められないなんだよなー。 けどシスターってのは慎み深くなきゃいけないんだよ? ( クスクスと笑いながら相手の傍に寄ろう。 デートならば楽しまないと、ね。 ) [Thu 17 Jan 2008 05:12:41]
黒外套 > (ツンデレだからだよ!って言い切ってがんばる!)  ほら。よくあるじゃないか。友人との死闘のあとに芽生える友情って奴が。 僕の友人は、きっとあれと同じような育み方を希望しているんだと思うんだよね。 ――少し痛いけど、慣れれば何――生き残る事は出来るよ!(にこ) (マゾフルスロットルにしか聞こえぬ台詞を言いながら、本人明るく笑った。) 格好悪いとは聞き捨てならないね。 人につけられるのは慣れているけど(←)、つけていくのは初体験レベルなのだから仕方あるまい。 ――むしろ、機転を利かせて、あそこで遊び相手を捕まえようと奮闘し、見事遊び相手(踊り子さんを眺め)獲得した僕を褒めるべきだ。(踊り子さんの笑みに、子供っぽく口をへの字に曲げて) 今度芸能横丁にからかいにいってさしあげるので、覚悟するが良い。―― 一番君が目立つ声援を送ってあげよう。 まぁ、これから良く店で歌ってもらうのも面白いか――……(ふ、と変わった踊り子さんの口調に、男の言葉が止まる。 改めて覗き込む)  ――……習慣。 止められない習慣。 許されない習慣。  ふむ? ――理解は出来るよ。 僕にもあるからねぇ。止められないものが。――指輪をそろえる事。 寝顔を覗く事。髪を弄る事―― ……人をからかう事とか。  [Thu 17 Jan 2008 04:51:19]
シャーリー > ( 傍目にはツンしか見えないやり取り。 けれどAIは止まらない。 頑張れ、ちょう頑張れ! )( しかし手慣れている仕草だ。 伊達男という言葉が実によく似合いそう。 ) 臨死体験のしすぎは体に毒だと思うんだけどなあ…… そーいう事自分で言わなかったら見蕩れそうになるんだけどなあ。 ( その歩く先に何があるのかを理解すれば、意味ありげな微笑みを浮かべてそのお誘いに付き合って指示された通りの道を歩き出そう。 こういう縁もたまにはあり。 求められれば拒みはしない女。 ) つまりわーっとやろうとしたら見失っちゃってあっれー? みたいな感じか。 カッコ悪いなーもう。 まあそのお陰でボクもこんな色男さんに会えたりはしたんだけどね。 ( からかうような笑い方をしながら、降りられなくなった理由を聞いて面白そうにしている。 ) そゆこと。 人気者には程遠いけどねー。 あんまり地味だと目を引けないからさー。 白だとおばあちゃんぽいしねー。 まー実際若くはないんだけどさ。 ちょっぴり見栄も張りたいお年頃なわけ。 ( 赤とか試してみようかなんて考え中。 まーめんどくさいから暫くはまだこの色かな。 ) そうかもしれません。 けれどどうしても止められない習慣ってたまにないですか? それが主に許されてないことなら、それをしている間は私は神に仕えてはいけないと思うのですよね。 ( あくまで私の考え方ですけれど、とその答えに対して澱みなく丁寧な口調で返答を。 ) [Thu 17 Jan 2008 04:30:58]
黒外套 > (永遠に届かない愛は何時だって健在です。パートナー:片思い は伊達じゃありません) (くるりと杖を一回転。折れたり曲がったりしていないのを確かめてから、杖頭に掌を重ねた。 ) ――…今際の窮みを見たことは、一度や二度じゃないからね! 見掛けによらずタフネス(2)な僕にうっとりする事を許そう。 (からんからん上機嫌に笑いながら、歩くように促した。 デートの誘いは本当らしい。 淫売窟方面へ歩けと、杖先が指示をする。) いやね。夜の散歩をしていたら、知人の姿を見た気がしてね。ここは一つ驚かしてやろうと、そろそろ着いていったんだが、気がついたら友人の姿を見失うわ、降りられな―――いやいや(ごほんごほん)ともあれ、そんなこんなで、友人を追いかけるのを諦めて、誰か他の人を捕まえんと、あそこで!待っていたわけだよ。 (杖先が屋根の上をふらふら指し示し)( 踊り子) ほう。踊り子。芸能横丁らへんの芸人さんだったのか。 成る程? 目立たないために選んだ色が「青」とは、成る程踊り古参らしいね。(クスリと笑い) ―― 不敬。 そうかな?やりたかったらドンドントライしてみるといいと思うよ?僕は。 シスターになる資格なんて、あってないようなものだしねぇ。 (貴女の正体を、「確かめよう」としていないから、さらりとこんな答えを返した) [Thu 17 Jan 2008 04:10:26]
シャーリー > ( 気付けば深い命題が掲げられてしまった。 予想GUY! )( 貴族様が一生懸命毛づくろいもとい身繕いを整えている間、ちょっと前まで私古い知人と話してたんだよなー、とか現実逃避してたよ。 見つめeye。 もしくは見つめ愛。 いや、相手の愛はチョコレートの方だけのものだったか。 ) キミが百八式を食らっても生存確認できるくらいに頑丈な事はよく分かったヨ! ( なんというかぶっ飛んだ人だな。 私の周りにはあまりいないタイプ――――いや、こういう人が知人に一杯だったりしたら世の中はもっとカオスになっちゃうか!! ) ………あー、確かにリングの外にまで吹っ飛ぶようなソレと比べられたらこれぐらい楽チンかもね………うん。 てかなんであんな場所に居たわけ? ちょっと気になるよ。 ――――ん? あ、違うよー。 地毛が白髪だから目立っちゃうんで染めてるだけ。 ただのしがない場末の踊り子さ。 ( ―――よく勘違いされやすいし、別の色に変えよっかな?なんて少し思ったり。 ) それにボクなんかがシスターやっちゃったら不敬にも程があるさ。  [Thu 17 Jan 2008 03:53:05]
黒外套 > (幸せってなんだっけ?そんな命題をここに掲げようと思う。 いや掲げるな)(「びゅーてぃふる」という感想は残念な事に、必死だった貴族様には聞こえなかった…! 猫が気まずさを誤魔化すように、せかせかと身繕いを終えた。 ……無言の空間に、こちらもつられた。暫く見つめ合い――見つめeye) 何を言ってるんだね君は! 大丈夫だといっているじゃないか! 馬鹿だから痛みを感じないとか、そういうわけではないよ?  何せ、僕と友人君の会話は、九割……いや、八……七割程度は、僕が外に斜め上に吹っ飛ばされるか、締め落とされるか、斜め上に投げ飛ばされるかどれかだからね! (にこ!言い切った。)それに比べれば、あの屋根から落下した程度の痛みなど……鼠に指先を齧られた程度さ☆ …まぁ、流石に何度も落ちると、塵も積もればなんとやらで、泣いてしまうかも知れないけれど――… 時に、あれかい。君は暗黒街のシスターのご家族かなにかかな?(十字架に青い髪。 =暗黒街のシスタージャスティスを思い浮かべた) [Thu 17 Jan 2008 03:38:02]
シャーリー > ( げぇっ! 孔明!? 齢百歳を超えてる方のウィンク―――プレミア物だ。 きっとそれを拝めた私は幸せ者なんだろう。 そういうことにしとこう! ) ―――――………ビューティフル。 ( シュールだ。 ただ逆しまになっただけだというのに、それだけで違和感がとんでもないことになっている。 ――――あ、倒れそうになった。 )( 気合を入れた。 コケタ。 )  ――――――  ( 身繕いを整えている間に触れてあげないのが優しさなのだろうか。 吸血鬼二匹の間に流れる無言の空間。 ) それは容赦なくぶっ飛ばした友人さんにツッコムべきなのか、それともそれを笑い話として話せるキミに異議を唱えるべきなのか激しく悩むね! それとも我慢できずに突っ込んでしまったボクの負けなのか!? キミやっぱり馬鹿な子だろ!! ( その端整な顔に合った微笑みに向けて断言した。 ) [Thu 17 Jan 2008 03:27:06]
黒外套 > (めり込んでないらしい。木箱の上で顔に着地。 そう、文字通り着地だ。 足の代わりに顔で立っている。 そんな時間が一秒――二秒――三秒――)(ぐらりと体が揺らいで) とぉぅ――! (格好よく木箱から降りようとして、やっぱり着地失敗するベタベタ具合を披露。 暫く無言で凹んだ帽子の形を治したり、服についた土を払ったりしながら、身繕いをして)   ………。(何事も無かったように) 大丈夫だとも! 何。 友人に殴られて二階の窓を突き破って庭に落下するのに比べたら、どうと言う話ではないさ。 (にこ!) [Thu 17 Jan 2008 03:16:56]
黒外套 > (ジャーンジャーン …そんな効果音でお送りいたします。いい年どころか、今年で150を余裕で超える吸血鬼です。 いい年したお兄さんのウィンクが貴重なら、きっと150歳の吸血鬼のウィンくはプレミアに違いない――どんな理屈とか聞こえない。 無事かどうかは…→木箱に頭がめり込んだかどうかチェック→偶数めりこんだ 奇数めり込んでない) [Thu 17 Jan 2008 03:13:31]
シャーリー > むう…何時の間にか気付かない間にキミの魅力にボクはメロメロ? この猫の皮を被った諸葛亮め! ( 納得いかなーい、とでも言いたげな視線で頬を膨らましながら色男を見つめる。 いい年したお兄さんの恥ずかしげのないウインクってのは貴重だなあ。 拝めても嬉しくは無いが。 ) 降りれなくなった猫さんは嘘を付いているッ!! ( マンネリ? いいえ、お約束です。 ここまでナルシストだと人生幸せなんだろうなーとか思う。 ) ――――て、おい? ( あれ? わたしのせいですか――――? そんなことを思ってる間に、イケメンのお馬鹿さんは顔面からのダイブを無事成功させてしまう。 ……無事か? これ。 ) ―――――あ、アハハハハー。 どうやら綺麗な猫さんはちょっと着地が苦手だったみたいだねー。 アハ、アハハハ―――― ( 乾いた笑い声を響かせたのは束の間。 やがて我に返ると慌てて顔面と木箱の熱烈なキスを交わしてしまった男に駆け寄っていく。 ) だだだ、大丈夫ー!? ちょっ、ちょっとキミ!? [Thu 17 Jan 2008 03:08:03]
黒外套 > 僕のトークがユーモア溢れるものだと感じたならば、それは君が僕のアプローチ大作戦にはまっている証拠さ☆(ぱっちり☆ウィンクを、恥ずかしげもなく飛ばす馬鹿猫一匹。 ともあれ、木箱を動かしてくれるのを見て、ほっとした。 四つんばいで、木箱が動くのを見下ろしつつ)事実を言い切るのは気持ちの良い事だよ。  なぁに、ここから僕が降りたら、間近で見る僕の美しさに感嘆の溜息を漏らすと ――…(響く「嘘だっ」の声。 確かにお約束でした。 ナタをもった女子高生が背後に浮かんだ錯覚さえ!  そんな迫力ある一言に――)  ――よい  …(屋根が破滅的な音をたてた。一瞬びくりと肩を竦ませた拍子に、屋根の耐久度に限界が来たらしい) よぉぉぉぉ?! (べきばきべきき)( 四つんばいで覗き込んでた男の、右手の部分が諸に崩れた。結果――)     (屋根 から 落ちた 猫 は 木箱の上 に 顔から 着地 した) [Thu 17 Jan 2008 02:53:49]
シャーリー > いやいや。 ボクが思ったのはお笑い芸人さんか何かかとって事なんだけどな。 ―――――……いや、確かにイケてるメンだけどね。 略してイケメンだけどさ。 うん、カッコよく言い切るとは思わなかった。 ( その断言の内容に釣り合った仕草に面食らった様子の吸血鬼。 ―――確かに綺麗な男性だ。 ) 嘘だッッッッ!! ( とりあえずお約束の台詞。 ) ボクもちょっと首が疲れるからこのままはやだな………あっ、分かったー。 オーライオーラーイ。 ( 相手の頼みに頷いて、その指示通りに木箱をよいしょっと押し始める。 ) けどこの時期にずっとそんな所に居ると風邪を引いちゃう…………あ、けどやっぱキミなら大丈夫かもなー。 [Thu 17 Jan 2008 02:40:55]
黒外套 > AHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA僕の完成された容姿を見て、すわ吟遊詩人か、俳優かと見間違えるのは仕方ない事だね。しかぁし、残念ながら―――……僕はタダの通りすがりの青年だ。  (芝居がかった仕草で、帽子を胸にあて、頭を下げる。 )――…… (が、その仕草も、次のもっともな指摘に、ぎくしゃくと崩れ) ば、馬鹿とは何だね! 失敬な! …お、お、降りれなくなったわけじゃないと言っているじゃないか!人の話はよく聞いたほうがいいね! (今度は、悪い意味で芝居がかった仕草でごほん、ごほんと咳払い) まぁ、何故屋根の上に登ったのかを問われれば―………。 ……………。  そうだな、それは降りてから話したいね。僕もいいかげんこの景色から離れたいところだ。 寒いし。 (つまりは、手伝ってくれと。 屋根の端っこにこわごわと近づいて)… ほら、そこに木箱があるだろう。うん。それをちょっとココまで押してくれると嬉しいかな!  [Thu 17 Jan 2008 02:29:55]
シャーリー > ( 本当に上にいた。 この辺りには似合わない雰囲気をもった伊達男にパチクリと瞳を瞬かせて。 ) 偶然の出会いってのはボクも大切にする主義だけどなー。 えっと、ひょっとして新手の芸人さん? それとも何とかと煙の類の高い所が好きな人? ( 暗にキミは馬鹿ですか?と問い掛けている。 ) キミひょっとして馬鹿な子でしょ!? というか降りれないなら登るな! ちっちゃくて可愛らしい猫さんか!? ( なんだか一般人の反応をしてしまう。 こういう奇人変人(失礼)の類との付き合いは私はあまり無かったんだ! ) ―――そうだな……そのデートのお誘いにはのりたいところだけど……… ( 頭上の貴方を見上げながら、胸に銀のロザリオを下げた吸血鬼は首を傾げる。 ) それにお付き合いする前に、降りるのを手伝ったほうがよろし? 麗しの猫さん。 [Thu 17 Jan 2008 02:19:50]
黒外套 > 僕も偶然――そう、偶然だ!とっても偶然時間が開いてね! 良かったら一緒に夜空の散歩を楽しまないか?(スラムの粗末な屋根の上に、直立している声の主は、自分のいる位置を知らせんと、右手に持った杖でこつぅんと屋根を突付いた。)―――ああ、誤解して欲しくないんだが。 けっして。 けっっして!降りれなくなったから、降りるのを手伝ってもらう為の人を探していたわけじゃないし、四時間ココで人が通りかかるのを待ってたわけでもないぞ!あくまで――これは、夜道を一人で歩く女性へのアプローチの一環であり、作戦なのだよ! ……と、本人を目の前にして言うのも作戦の一つなんだけどね!たぶん! (黒のインバネスを羽織り、トップハットを被った男が、ぺらぺらぺらぺら一頻り喋って――帽子のツバを持ち上げ、視線を合わせる。)    で、どうだい?暇だったら僕の誘いに乗ってみないか [Thu 17 Jan 2008 02:08:23]
シャーリー > そうだなー誰かと遊んだりするっていうのもいいかもー………ん? あれ? おろ? ( 声が聞こえたとき、目の前には誰も居ないから反射的に後ろを向いた。 けど誰もいない。 前を見直してみたけどやっぱり誰もいなくて。 ――――というかこの声―――上から聞こえてきてる? )( つい、と視線を上げてみた。 ) [Thu 17 Jan 2008 02:04:41]
黒外套 > (奇妙な事に、貴女の頭上から降ってくる声) [Thu 17 Jan 2008 02:01:04]
お知らせ > 黒外套さんが来ました。 『じゃあ、僕と遊ばないか』 [Thu 17 Jan 2008 02:00:23]
シャーリー > ( ベレー帽の位置を直し、大きく伸びをしながら冷たい空気を肺の中に吸い込む。 太陽の光は私にとっては害悪とはならないけれど、それでもこの微かな月の明かりの方が落ち着くあたり、私も夜の眷族の一人なのであろう。 ) ――――んんっ…と。 さて、これからどうしようか。 暫くの間は予定がなくなっちゃったな。 ( 顔に傷があるうちは踊り子の仕事も体を売る事も出来ないだろうし。 ) [Thu 17 Jan 2008 01:52:36]
シャーリー > それじゃ帰るけど、体には気をつけるんだよ? この時期に体調を崩しちゃうと大変な事になる可能性もあるし……昔からキミは無理しやすい子なんだから。 何か大変な事があったら出来る限り手を貸すから、そういう時にはちゃんと――― ( 口うるさくなってきた少女の言葉を老婆は苦笑いしながら聞いている。 むう、私はマジメに心配しているというのに。 ) それじゃおやすみ。 皆にもよろしく言っておいて。 あ、ちゃんと寝る前には体を冷やさないように気をつけるんだよ? あとそれから―――― ( 更に小言が続きそうな吸血鬼の背中を押す。 まだもうちょっと言いたい事があったけれど、まあそれは今度でいいか。 教会の扉を開けてスラムの路地に出る。 この時期に相応しく、頬を撫でる風は寒くて冷え込んでいた。 ) [Thu 17 Jan 2008 01:39:11]
シャーリー > ( 余計なお世話だと彼女は笑う。 けれど実際は笑い事では済まないのだ。 行き場を失った子供たちを幾人か抱えて、それでもこの教会を運営していく苦労を、私が安易に測り知ることは出来ない。 ) ――――と、気付けばこんな時間か。 悪戯盛りの子達の遊びの相手してた上に、随分と話し込んじゃったからな……遅くまでゴメンね。 けど年寄りにはあの元気に付いて行くのやっぱ疲れるわー。 ( おどけたような事を言うと、相手もその言葉に同意してくれる。 ) それで、みんなを連れて行く日はこの日でいいわけね。 了解しました。 [Thu 17 Jan 2008 01:27:41]
シャーリー > ………ん。 そりゃまああの騒ぎはショックだったけどね。 だからって、ボクがいつまでもうだうだ落ち込んでたって何も変わるわけでも無し。 それならお日様の下で楽しく滑って遊んでた方がいくらか健康的さ。 じめじめしてたら吸血鬼だって病気になっちゃうもの。 ( 相手は古い友人―――自分がどんな存在なのかを知っている。 私は五十年前と何も変わらず、彼女は五十年分の年を取った。 ) ――――あ、釣堀なんてのもあるんだー。 じゃあ期待しといて。 暫くご飯に困らない分だけ釣ってあげて、その分火の車な家計を楽させてあげるから。  [Thu 17 Jan 2008 01:12:40]
シャーリー > スケート場? 何時の間にかそんな所が出てきたんだ。 ( 頬に軽い治療の後の残る吸血鬼は、お世辞にも綺麗とは言いがたい教会の中で老シスターと会話を交わしている。 ) それでその子供たちが行きたがってるから、そのお守りを、ってお願いごとな訳か。 ボクの方は構わないよ。 暫くは忙しくないし。 [Thu 17 Jan 2008 01:00:32]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『小さな教会にて』 [Thu 17 Jan 2008 00:54:14]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 [Tue 15 Jan 2008 02:19:55]
アンブローシア > ( たっぷりと考えるがいい。 小さな魔女は、ただそう思った。 時間だけはお互い、腐るほどあるのだ。 ただ、あまりに時間が経ってしまったとき、返ってくる反動がどれだけのものかは分からない。 かえってくるかも分からない。 ) なんにせよ、全てはそなたの自由だ。 そなたが決めねばならぬことだ。 いずれ、どうにかしなければならない。 …………ああ、目覚めろエニシ。 妾を忘れるも忘れぬも、そなたの勝手だ。 妾は悪魔だ。 二度までもただで願いをかなえてやるほど、お人よしではないのだからな。 ( 背中を見送って、小さな魔女もまた、去ろう。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:19:52]
お知らせ > エニシさんが帰りました。 『―――えにし…エニシかあ。(呟いたそれも、また昔と変わらぬ言葉)』 [Tue 15 Jan 2008 02:17:36]
エニシ > …………そうだなあ。 もし本当に魂と引き換えにその幸せが手に入るのなら頷いてたかもしれないけど、そういう手に入れ方をする幸せは、ちょっと違う気がするんだよなあ………―――しあわせってなんだろうね。 難しいなあ。 ( その答えを見つけるのは自分自身で無くてはいけない。 ずっと姉と共に居るのが幸せだった。 けれどそれは叶わないもの。 それなら――今のボクには、何が幸せになるんだろう? ) 知りたいのかな? 知りたくないのかな? ちゃんと忘れ物もしないで、自分で選んだ道で、その道に迷わないで。 ………そういう風に出来る自信、ちょっぴりかなり無いのかもね。 ( 無知は罪であるが、同時に無知のままで終わる事は紛れも無い幸福でもある。 ―――その間違った幸福を受け取るか、それとも過去を受け入れ、別れを受け入れ、それでも前に歩もうとする道を選ぶか。 ――――それもまた、この白髪の吸血鬼が決めなくてはいけない事である。 ) ――――そろそろ、起きないとなあ。 ねえエニシ様。 また夢の中で出会えるのかな? それともこれすらもボクは忘れてしまうのかな? ( 笑いながら問い掛けて、相手の答えを聞かずに魔女から背を向けて走り出す。 ) [Tue 15 Jan 2008 02:13:01]
アンブローシア >  幸せ、か。 ………………だがそれは、妾には叶えられない。 あの日とは違う。 そなたがたとえ、魂を代償としても、妾には叶えられぬ。 ( 「幸せな気持ち」を与えることはできる。 幸福感情を溢れさせることは、簡単だ。 でもそれは、「幸せ」では、ないと思う。 それに、彼の望むしあわせは、彼だけのものだ。 ) ひどくても、仕方がない。 優しくとも、意味はない。 分からないままで、いつか我慢できなくなって、知りたくなったとしても………。 旅の荷物は、自分で用意せねばならぬ。 自分で背負わねばならぬ。 自分で、持ち上げるしかないのだ。 ( 小さな魔女は思う。 自分は、彼に思い出して欲しいのか、思い出さないで欲しいのか。 わからない。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:52:10]
エニシ > ( 何も無い。 この吸血鬼にはもう何も無いんだ。 過去を背負わない事は楽だから、逃げた。 ) あのね。 やりたい事が一個だけあったの。 それを思い出したの。 ボクはね、幸せになりたかったんだ。 ただただ幸せで居たかったんだ。 それでね、今もただそれだけが欲しいの。 ( 微笑みながら言った。 幸せかと問われた。 それは最愛の人の願いでもあった。 ここならきっと、見つかるから。 ―――あの日の最後のやり取りも覚えてはいない。 具体的な事は覚えていないけど、それでもボクはそうしたいんだな、と思っていた。  今振り返れば間に合うものもある。 けれどそれは、しなかった。 ) ――――教えてくれないんだ。 そっか。 ………ひどいなあ。 ( その笑いと告げられた言葉に――何故か同属に蔑まれた日を思い出した。 生きる屍ですらないと言われたあの時を。 ) ――――それとも、やさしいのかなあ。 分かんないや……分かんなくて………今はいいや。 ( 名前だけ思い出す事に意味は無い。 大切なのは――その縁という言葉に付けられた思い。 けれどそれが、今は重くて、持てそうに無くて、探そうとすらしない吸血鬼。 ) [Tue 15 Jan 2008 01:44:25]
アンブローシア > ( 寂しさもなく、辛さもなく、悲しみもなく、痛みもなく、悔やむことさえもない、記憶の忘却。 小さな魔女は、それをいいとも悪いとも思わない。 どちらにせよ、返ってくるのは本人なのだ。 ) ああ、恐らくはな。 妾はそやつを知らぬゆえ、はっきりとはわからぬがな。 だが………そなたを責められは、しないだろうさ。 ( たいせつなもの。 それは、良くも悪くも、大きすぎる影響を持つ。 かつて小さな魔女がそうであったように、彼もまた、そうなのだ。 罰はいつか必ず返ってくる。 それも、いつもいつも取り返しのつかないほどになってから。 ) そう、そうだ。 妾はエニシ。 ( 首を振る彼に、小さな魔女はひどくつまらなそうに笑った。 ) ならば、教えてやらぬ。 そなたには教えてやらぬ。 妾は悪魔だからな。 …………それに、「これ」はそなたが望んだことなのだからのう。 [Tue 15 Jan 2008 01:20:03]
エニシ > ――――そっか。 ホントに忘れちゃってたら、その寂しさすらも知らないんだね。 ………けれどそれだったら…いいのかな? ( その忘却に他人はどう思うのだろうか。 しかし――それで自分の心は痛まないのだ。 だってそんな事は知らないのだから。 なんて傲慢で独り善がりな考え方だこと。 ) そっか。 ボクが幸せで、誰か喜んでくれる人がいたのか。 ―――そっかそっか。 ( そう言ってくれて、何故か白髪の少年は嬉しそうだった。 世界で一番何よりも大切な物だと言い切った存在。 ―――そんな大切な事も、自分の意思で忘れてしまえたのだ。 因果応報。 思い出さない、というその罪は消せず、いつか罰は返ってくるだろう。 それがどんな形かは分からないが。 ) エニシ―――ボクと一緒の名前なの? ( 驚いたように目を開いた。 ) ――――― ( 首を振る。 知らないと。 それもまた、大切な事だったのに――― ) [Tue 15 Jan 2008 01:12:09]
アンブローシア >  そうだな。 そうだのう。 だが、その寂しささえ感じることなどできない。 ( 確かにあったものなのに。 小さな魔女はその言葉を、胸の中だけで呟いた。 自分でやったにもかかわらず、非難めいた響きだったから。 ) そう、か。 その方がいいのだろう。 そなたが幸せであることを、きっと喜んでおるであろう。 ( 無知は罪。 ならば罰はなんだろう。 それもまた………知らないということなのだろうか。 思い出せないことが、罰なのだろうか。 否。 彼は思い出せないのでなく、思い出さないのだ。 小さな魔女は、ただ、頷いた。 ) ……………妾の名前か。 ………そうだな。 そう、だな。 妾の名は………そう、エニシだ。 そなたと同じ、エニシだ。 エニシの意味を、知っておるか? [Tue 15 Jan 2008 00:54:35]
エニシ > ( 実に無責任の極みだね。 ) ――――忘れてしまえば、って言い方、ちょっと寂しいね。 思い出したくない夢も、ただ純粋に楽しかった夢も、どっちだったとしても忘れちゃったらその人にとっては無かった事になっちゃうんだ。 ( 今のこの吸血鬼のように。 青猫で暮らしていた時間なんて“無かった” ) ――――……? んー、そーだね。 ボクもとっても忘れんぼうだからさ、色んなことを忘れちゃったんだ。 その忘れちゃった夢が悪夢だったのかどうかは分からないけど――― ( それを忘れたいと願ったのは自分。 そしてそれを叶えてくれたのは目の前の魔女。 ) ―――けどね、今は優しい人たちに出会って、とっても楽しい時間を過ごせてるよ。 だからきっと、ボクは幸せ者なんだと思うな。 ( 知らない事は罪であるのかもしれない。 けれどその罪に本人が気付くことは無いのだろう。 罪悪感を他人に押し付けて―――どこまでも卑怯者だ。 )( 笑っているように――この子の目からもそう見えた。 そのかなしそうな微笑みに大して、吸血鬼は裏表の無い純粋な笑顔を返した。 ) ありがとう。 夢の中のおねーちゃん。 ―――ねぇ…貴女に名前って、あるの? [Tue 15 Jan 2008 00:43:12]
アンブローシア > ( がんばれ。 という言葉は日本語特有だと聞いたことがある。 その目的語のない素敵な言葉は。 ) まあ、どちらでも大差なかろう。 ………どんなに辛いことも、忘れてしまえばただの夢でしかない。 どんなに楽しい夢も、覚えていないなら、忘れてしまった悪夢と何の違いがあろう。 ( 答えを聞いて、小さな魔女は俯いて、それから空を仰いで、それからため息をついた。 なんだか、複雑な気持ちのようで。 ) ……………そう、か。 幸せならば、それはきっと、いいことなのだろう。 妾はいまだに、正しかったのかどうかはわからぬ。 だが、幸せなら………いいのだと思う。 辛いことも楽しいことも、忘れてしまったとしても――、いまが幸せなら……そんなのは、忘れてしまった夢と一緒だ。 妾は、なんだか………いや、よかったな、エニシ。 ( 小さな魔女は、微笑んでそう言った。 多分、笑えたと思う。 小さな魔女には、断言できなかった。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:23:27]
エニシ > マンネリは行き止まりなの? うーん…よく分からんけど頑張れって言っとく! ( 無責任な応援の言葉。 ……本当に深刻な問題だ。 ) 悪夢って意味だったの!? うーん…じゃーこれはナイトメアーじゃなくてドリームの方だったね。 ―――なんか変な感じ。 ( 気付かない間に寝てるなんて、ちょっとおかしいや、と笑った。 )( ―――しあわせか? なんでそんなに苛々してる顔をするんだろう。 それを聞かれて、僕はうーんと悩んだ。 ) ………最近とっても哀しい事があったから、わんわん泣いちゃった。 けど……普段は幸せ…なのかなあ? ( のんびりとした平穏な時間。 優しい人が傍にも居てくれる。 ) ―――うん、たぶん、しあわせ。 ( 笑いながら答える。 ―――今の状況がそうであっておかしくない筈なのに、何故か断言する事は出来なかった。 ) [Tue 15 Jan 2008 00:14:51]
アンブローシア >  それは、そなたが気にしなくてよいことだ。 強いて言うなればまあ、袋小路のようなものだな。 ( 最近本当に、色んな方面でマンネリ化が進んでいる小さな魔女だけに、深刻な問題である。 ) ナイトメアって悪夢ではないか阿呆。 いやまあ、妾は喜ぶべき立場かも知れぬが。 ………ともかく、そう、これは夢だ。 ( いつの間にか眠っているのだそなたは、などと。 それから不意に、一際不機嫌そうな表情を作って、小さな魔女は尋ねた。 ) …………そなたはいま、しあわせか? [Tue 15 Jan 2008 00:00:30]
エニシ > ( おばちゃんてなんだ? ―――躊躇わないことさ。 おばちゃんパワーの真実に恐怖せざるを得ない。 見た目は子供。 頭脳はおばちゃん。 その名h(ry  ―――その井戸端会議がやってる場所は地図に記されていなかったりするんだろう。 いきたくないです。 ) マンネリって何のこと? どうしたのかな? かな?  ( あっるぇー?と空気を読めないことに定評のある吸血鬼は首を傾げていた。 ) ――――― ( ちんもく ) ―――おーこれ夢だったのか!? ないとめあか!? うーん、そーいえば確かにあの時夢だっ、ってちゃんと言ってたもんねー。 ( そっかー、夢かー、となんかうなずいている。 その設定にしっかり納得しかけてるよ。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:53:38]
アンブローシア > ( おばちゃんはこの世の全てを知っている。 そしてその知識をばら撒くのに躊躇しない、むしろそれを喜びとしている。 恐るべしおばちゃん。 更に恐るべし、おばちゃんと感性が似てる小さな魔女。 決して振り向いてはいけない小道でやっているとか、振り向くと「連れて行かれる」とか、そんな噂が絶えない、たのしいいどばたかいぎ。 ) ……………………いかんいかん、同じ反応は、マンネリ化を呼ぶからのう、クールになれ、妾……。 ( なにやらこらえたらしい小さな魔女。 しつこい、といえるような常態ならばまだよかったものを。 ) だいたいだな、妾は夢だ。 夢。 ゆーめー。 ドリームだ。 そなたの夢に過ぎん。 そう言ったであろうが。 ( 無理があるその設定を押し通すつもりらしい。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:41:54]
エニシ > ( 犯罪だよォッッ!! と某格闘(?)漫画のヒロイン(?)の勢いで叫ばせていただこうっていうかちょっと待て。 こんな小さなようぢょが参加してるのに夜の会話ってそれでいいのか井戸端会議!? )( 記憶を失くした直後のような舌っ足らずな子供のような口調は少しは改善されて、今の喋り口調は見た目相応のものといったところとなるだろうか。 渋い顔とは対照的に、こちらは楽しそうな笑顔だ。 ) ―――えー、だってボクよりちっちゃいじゃん。 ボクより小さい子なんて、おねーちゃんぐらいしか見たことが無いよ? ( それは何処かで聞いた事のあるような言葉。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:33:32]
アンブローシア > ( その代わりにロリコン疑惑がロリコン確定にシフトしたチンピラと同棲、あまつさえ相思相愛な関係を築き上げてしまった小さな魔女。 最近の井戸端会議の専らの話題は夜の生活について。 大胆に色んなものを飛び越えてしまったアドヴァンス小さな魔女。 ) ……………? ( なにやら元気そうな掛け声。 だがなんだちっちゃい子って。 周りが無駄に大きいだけだ。 そんなことを考えながら振り向いて、小さな魔女は姿を確認するなり驚愕、後渋い顔になった。 かなり渋い。 久方ぶりの不機嫌フェイスである。  ) ……………ちっちゃい言うでない。 ( とりあえずそこは突っ込んだ。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:23:46]
エニシ > ( 家に閉じこもりっきりだったあの子があんなに外に出て―――と当時を知る者なら涙なしには見れなそうである。 気付けば良好なご近所付き合いを築いている魔女様。 果たしてその井戸端会議の中身はどんなものなのだろうか。 ちょっとマジメに気になった。 ) ―――――……? ―――あ、ちっちゃい子だー! やっほーひさしぶりー! そっちは元気してたー? ( ぼけーっとしている相手の姿をどこかで見たような気がして、記憶を遡るために少しの時間その場で立ち尽くす。 そして誰かを思い出せば、笑顔で手を振ってそっちの方に駆け寄っていこうとするだろう。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:15:11]
アンブローシア > ( 魔界では百年単位のヒキコモリだった小さな魔女。 今でも下僕の家でぬくぬくとしている時間が長いとはいえ、随分と外出も多くなったものである。 障子紙程度の耐久力しかないくせに。 まだ魔力も戻らないくせに。 ふらふらと出歩くのが好きなお子様である。 その徘徊のおかげでいまや井戸端会議にすら参加するようになった地域密着型悪魔である。 てほてほとあてどもなく、考え事でもするかのようにぼけーっと徘徊して。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:06:07]
エニシ > ( 出会ったのは一度だけど、この世界が何でボクがどういうものなのかを優しく教えてくれた最初の人が死んでしまって、ボクはとても哀しい気分になった。 けれどこう、それと同時にこの感覚に微かな既視感があるような事に違和感を感じる。 ) なんでだろーなー。 ……ホントになんでだろ? ( あー、あー、と調子が悪そうに何度か喉を鳴らす。 体の動きもかなり鈍くなってる。 そういえば最近は全然血を飲んでなかったな。 ) [Mon 14 Jan 2008 23:04:54]
お知らせ > アンブローシアさんが入室されました。 [Mon 14 Jan 2008 23:01:06]
エニシ > ( 勿論こんな小さな子供がそんな場所を歩いていたりすれば、人攫いや柄の悪い連中なんかの目に付けられて危険な目に遭う事も多い。 そんな時は決まって、子供とは思えない逃げ足の速さを発揮して難を逃れていた。 運悪くその腕を掴まれても、その手を無理矢理引き剥がして結局逃げ出す事に成功している。 ) ( ―――女装した少年の日常は大体これ。 最近は特に大きな変化が無い。 )  …………ハァ。 なんかやな気分。 ( あるとすればその脳天気な表情から溜め息が増えたぐらいか。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:52:23]
エニシ > ( 一歩目から何か間違えましたよげふんごふん。 まあそんなことは置いといて。 ) ( パンクとゴスロリを合わせたような格好をした吸血鬼の毎日の行動は、特に何も決まっていない。 気が向いたところに足を運んで、気が向いた時間に淫売窟とスラムの間あたりにある姉さんと慕う吸血鬼の自宅に帰る。 ただそんな感じの弛緩した日常。 )( 太陽が照りつける昼間に外に出ることもあれば、草木も眠る時間帯に遊び歩く事もある。 出歩く場所もスラムや暗黒街などといった危険な場所だけでなく、公園や川辺なんかにも気紛れに出かけたりしていた。 ) [Mon 14 Jan 2008 22:38:30]
エニシ > ( [Mon 14 Jan 2008 22:31:46]
お知らせ > エニシさんが来ました。 『(吸血鬼の日常)』 [Mon 14 Jan 2008 22:29:00]
お知らせ > トテさんが退室されました。 『さらばなんだーなー ( ゆらり、と手を振る代わりに尻尾が揺れる)』 [Mon 14 Jan 2008 20:29:11]
トテ > うーに ( トテは尻尾をゆらゆらと揺らしながら大あくびを一つ。他はなんでもない雑談のようなものである。猫のコミュニティというのは雑談と情報交換。そして集団でいることで得られる体温の暖が目的でしかない。ゆらり、と尻尾を揺らしながら空を見上げているトテを輪に加えた一団が最近の煮干事情に口論を飛ばしている。――品質漁の類ではなく、どこの人間がくれる煮干が美味しいかという口論である。 ) んなー。僕は色町のお姉さんがくれる煮干がうまーだと思うんだなー ( 色街のお姉さんである。くれる煮干が結構美味いと思う。レストランなどで煮干をもらおうならばダシの取り付くした煮干が出されるだけである。ならばこそ、『気まぐれ』でもらえる煮干の美味しいこと。思い出したらお腹が減ってきてしまった ) さーて。僕はそろそろ帰るんだなー。それらしいことを見つけたらよろしくなんだなー ( よっせ、とステッキを突いて立ち上がったトテを幾つかの猫目が見上げる。「んなー」と鳴く。 ) [Mon 14 Jan 2008 20:23:53]
トテ > ( 別に誰がどうのっていう話ではない。この群のボスというわけではないし、そもそもちらほらとトテよりも高位な存在でありそうな猫又化け猫の類は存在する。――トテの役割はおよそ人間と猫の交渉役といったところか。トテのもたらす人間からの依頼を完遂して得た報酬で飯を皆で食す。ギブ・アンド・テイク。持ちつ持たれつつがモットーである。 ) それじゃあ僕からの報告は以上だなー。何か見かけたら4649! ( ひょい、と木箱から身軽に飛び降りればステッキを楽しそうに振り回しながら自分の席へと戻る。席と言っても崩れた木箱の上であるが。 ) んー。でも今は結構平和なんだなー。いい情報なんて暗黒街までいかないと集まらないんだなー ( 故に「まあ、あったらいいな」程度である。各々はやはり一日を生き残ることを目標とするだろう。その過程において情報があれば御の字。――つまりはそういうことだ。あくまで猫達にとっては『ついで』だろう ) [Mon 14 Jan 2008 20:12:40]
トテ > ( くるりんと回したステッキの先が地面を叩き、黒猫又は大きく胸を反らせる。ジェントルメン風体を模した姿に帽子をくいっと爪先で押し上げた ) 僕らの任務今日一日を生き残ることにあーり! ( くるりんくるりんトンテン ) 僕らに新しい仕事が入ったのだ! そ れ は ! なんかこう危なさそうな生き物見つけたら報告すること! なーんでもハラエの――・・・・ ( くるりん、と回していたステッキで肩を叩き、「あれ?」と首を傾げる。えーと、なんだっけか ) あ、そうそう。藍音だったかにゃー。まあ、噂程度でいいので『人語を解せる』者はそれとなーく耳を傾けておいて欲しいな! それ以外の者は何か見たら教えて欲しいんだな! ( しゅぴっ、と突き出した親指の向こうで舌をだして猫又は笑みを浮かべる ) そして皆で寒ブリを食べるんだな! ( 「にゃー」という声が響く。別に総会とか集会とかそういう規模ではないのだけれど、スラムの一角に集まった猫、化け猫、猫又に類する者たちの間で情報交換を行なっていたところであった。今はトテという猫又が得た注文をここで述べておくことだけ。 ) [Mon 14 Jan 2008 20:07:16]
お知らせ > トテさんが入室されました。 『わがーはいはねーこである!』 [Mon 14 Jan 2008 19:59:29]
お知らせ > カミーユさんが退室されました。 『       エィメン―…。    (何を望んで祈ったのかは、自分でもわからない。)』 [Fri 11 Jan 2008 23:31:29]
カミーユ > (粘着質な液体が、口の中を占領している。それを吐き出すことすらも出来そうに無い。額に手を乗せて、視界のぼやけた瞳を覆い、仰向けになった。自分が吐く白い息が良く見える。それなのに、その向こうの建物の合間から見上げる曇天はぼやけて、存在を危ぶませる。)  ……。  (首を伸ばして、喉元を冷たい風に晒す。この疾病の元となったはずの冷えた大気が、皮肉にも心地よい。男は、人間の自然治癒力を信じているほうが。 否、それを信じなければならない環境で生きてきた。思い返せば、スラムの住民に成り果ててから、体調が万全だったという時のほうが稀だ。  そして、たとえばこれが――生命の危機だろうと、それ程衝撃的な感慨は抱かない。生き延びようともがくことも、多分無い。自棄であるとかではなく、その類の積極的な行動に出る気力がもう無いのだ。) [Fri 11 Jan 2008 23:26:09]
カミーユ > (そういえば――…今年は配給イベントが無かった。恒例だと思っていたのだが。余念なく昨年のものを取っておいてよかったのかもしれない。)    (――此処の空気は、剣呑にして、なんとも怠惰だ。教会や人からの施しだけでの生活も手伝って、人間としての思考力を鈍らせる。    嗚呼、果たして俺は、まだ人間に見えるのだろうか。 そんな疑問を浮かばせたのは、熱の効果か。動きたくないというのに、四肢や首は止むことなくうごめく。目的も無く、何度も寝返りを打っては、コートの外へともれ出てしまった四肢を縮ませる。原因は知れている。男の肉体は、本能的にこの苦しみから逃れんとしているのだ。 ――叶うはずも無いというのに、無益な本能で。ぼやけた思考をなんとか其処まで紡ぎ、途切れた。  痛みが襲ってくるたびに、脳裏の取り留めない考えはリセットされてしまう。) [Fri 11 Jan 2008 23:08:25]
カミーユ > (今年の冬は、殊更に寒さが厳しい。昨年の配給でもらったコートが無ければ、既に死んでいたのかもしれない。日常的に屋根の無いところで寝泊りしていれば、いくら頑強な体躯とて耐えられるわけが無い。ましてや数年にも渡るホームレス生活で、男の抵抗力は著しく弱っているようだ。)  …はっ。  (吐息はさも自嘲の気配によく似る。口から立ち上る白い靄は、いまだに自分の体に熱が残っている証拠。頭痛の苛みは途切れる様子も無く、じわじわと体力を奪う。目の前の薄汚れた壁にぼんやり据えられた鉛蒼の瞳は、半ば閉じられて、まなじりに微かに潤いを帯びていた。) げっ ほ。 (喉から込み上がった衝動はどうやら咳きだった模様。それを吐き出すだけでも、今は酷く難儀な作業。) [Fri 11 Jan 2008 22:54:42]
カミーユ > (その単語がもやは口癖となったのは、いつからだろうか。夜半のスラム、小便の饐えた臭いが漂う狭い路地裏、ボロボロのコートらしきものを纏いうずくまる影。然程珍しい景色ではなかろう。毒付いたつもりの唇は、かさかさに乾いて、声を出してはくれなかった。敷くものも無く地面に擦り付けられた蓬髪には、土くれに似た塵がいくつもしがみついている。)        (鈍い痛みは全身に走っていた。喉の奥は膿んだように熱く、呼吸の度にひりひりと震える。まるで未だ乾かぬ傷口を、汚れた指で擦っているようだ。 ――…多分、発熱しているだろうと、思う。既に自分の感覚に自信が持てないで居た。) [Fri 11 Jan 2008 22:43:23]
お知らせ > カミーユさんが入室されました。 『( ―――…畜生。 )』 [Fri 11 Jan 2008 22:37:23]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが退室されました。 [Thu 10 Jan 2008 22:38:28]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ………餌付けでもされたような気分だが………ふん。 悪くない。 ( 小さな魔女はそう笑って、服をきるなり表へと出て行った。 下僕を探して、我が侭でも突きつけてやろうかと。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:38:26]
アンブローシア@ブロウ宅 >  いまの妾では、たとえ契約者を選んだとしても……魔力の供給を受けられぬ。 否、そもそも契約に必要な魔力さえ、行使できん。 ( 最近忘れてしまいがちだったのだけれども。 契約―――それが目的だったのに。 それさえ済めば、魔界に帰れたかもしれないのに。 ) ……………帰ろうという気が、なくなってしまったのかも知れぬな……。 ( 冷たい石造りの城で、深い夢の中でたゆたい続ける魔界の生活と、あれだけ忌々しく、憎々しく、呪わしく思っていた人間の世界。 どうやら、飼いならされてしまったようだな、小さな魔女は小さく笑った。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:33:32]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( それからぺたん、と腰かけて、柔軟運動。 小さな魔女は決して体が柔らかいほうだとはいえなかったが、こうして血行をよくし、筋肉をほぐしたほうが、魔力の通りもいいのだ。 機械でいうメンテナンスのようなものである。 意識的に魔力を操れればこういうことをする必要もないのだが、万一のためにどうすればよいか位は、小さな魔女も学んでおいたのである。 最低限の備えがあるからこそ思う存分怠けられるのだ、というのが小さな魔女のささやかな矜持である。 ―――いらん矜持ではあるが。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:28:27]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( なにせ、一切の魔力を行使できない状態が、長く続いている。 魔力の供給も食事と睡眠によるそれしかない(下僕のおかげでかなり安定しているが)。 そのため、体に不調が出ていないかは、常から気にしているのだ。 人間と悪魔。 小さな魔女の中にあるふたつのカルマ。 人間に片寄りすぎバランスが崩壊した当初は、熱まで出して倒れたのだ。 あのような醜態を今後さらすのは気に食わない話だ。 それに、と小さな魔女は頬を染めた。 ) ………贅沢は言わぬが………素面であれば、もっとこう、ムードというか……。 ( ごにょごにょとなにやら言いながら、小さな魔女はぐりぐりと肩を回した。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:23:20]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( そんな素直ではない小さな魔女は今日、裸だった。 )( そんな登場でまったく申し訳ないが、ずばりその通りの格好で小さな魔女は佇んでいたのである。 一応下着はつけているが、それ以外は何もきていない。 無論、下僕はいま外出中だ。 でなければこんな姿さらしていない。 ) ……………うむ。 特に問題も出ていないようだのう。 ( 小さな魔女がこうして裸でいるのは、自分の体を調べているのであった。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:18:19]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 人様の家であるにもかかわらず、小さな魔女は我が物のように居座っている、下僕の家。 下僕のものは妾のもの。 妾のものは妾のもの。 そんなジャイアニズムを平然とぬかす小さな魔女であったが、そもそも下僕の家に居候する「自称」主人というのも貧相なものである。 衣食住、全てが全て下僕頼りであることだし。 だが小さな魔女はそんなことは気にしない。 下僕が―――ブロウが拒めば終わってしまう生活だとわかっていても、それを嫌だと縋りつくなど――少なくとも素面では――断じてできない。 ) [Thu 10 Jan 2008 22:13:53]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが来ました。 [Thu 10 Jan 2008 22:09:38]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( さぁ、今宵もまた――猫の夜、だ。 )』 [Wed 9 Jan 2008 23:11:02]
ナイト > (猫を縛り付ける桎梏は、きっとヒトのそれに比べれば少ない。猫の抱えている悩みと呼べる類のものは、その多くが自業自得と言わざるを得ない。四足には許されない領域に踏み出したが故の神罰。 …それを確かと言葉で整理して知ることが出来ないのは、幸か不幸か。)    (振り返れば黒い尻尾がひらり舞う。今しがた自分が飛び出した屋根の縁を眺めて、その高さを知る。五メートルは跳んでいるだろう。だのに、あの心踊るような浮遊感を味わえるのはほんの一瞬だ。 ―― 猫に翼は無い。それに、跳ぶと飛ぶは多分違うものだから。猫を魅せて止まないのは、落下するという感覚。)      (また、進行方向へと頭を向けた。数歩あゆんで、また駆け出す。) [Wed 9 Jan 2008 23:05:39]
ナイト > (正面から吹き付ける風は刹那強く、色違いの瞳に痛いほどの刺激をもたらす。それでも目を閉じずに居られるのは、猫がこの類の事態を考慮して作られた生き物であるが故に。空中に飛び出した勢いは瞬き一つの間にみるみる速度を減らし、細い体躯は重力の導きに従い、目標とした屋根の上へと落下していく。 ―― この感覚が、近頃は癖になる。自由落下するという無防備な行為が。耳元を吹きすぎる風や、掴む所の無い四肢の浮遊感。何より、――落ちるとき、猫の意識は覚醒していた。眼下の景色が、高速で自分の中に飛び込んでくるような感覚。思考からも、本能からも解き放たれるような、正体不明の開放感。)    (スタン、と軽い音がして、猫はようやく自分が着地していることに気づく。無意識のうちにも、肉体は的確に動いてくれたようだ。便利な動物。) [Wed 9 Jan 2008 22:52:23]
ナイト > (そういえば、先日、猫の集会に一つ欠席してしまった模様。だからといって、どうということもないが。そも、猫犬の集会に招待状も知らせの使者も無い。今まで自分は、風や空の気配、通りの雑踏などからなんとなくそれが催される時刻を悟り取っていた。そしてそれに出席せねばならぬという奇妙な緊迫概念にとらわれていた。 ――…それらが、不思議と感じられなくなった。何故かは知らない。いよいよ自分は、猫とかけ離れた生き物になりつつあるのやもしれない。)    (そんなことをぼんやりと考えながら――何気なく思考ということをやってのけながら――疾走は一際離れた二つの屋根の間から飛び出す。速度を落とさずに、猫は宙へと飛び出した。射だされた矢のように、鋭く。) [Wed 9 Jan 2008 22:43:05]
ナイト > (新月間もなき折、光乏しい夜は濃厚な闇。その中を、すっかり背景に同化した影が一筋駆ける。いくつもの屋根から屋根へ、貧民窟の粗末な家屋を踏み台に、徐々に速度を上げていく。 ―― 目的地など無い。疾走はただの移動手段。四足の獣である猫にとって、移動手段の欄に歩くという表示は無い。常に可能な限りのスピードで走り続けることが、つまりは生きることを意味していた。冷たい風が毛皮に染みる。小さな体躯から発される微々たる熱など、容易く奪っていく冬の大気。) [Wed 9 Jan 2008 22:37:41]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 夜を駆ける。 )』 [Wed 9 Jan 2008 22:33:23]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『貴方からの返事を聞けば帰路に着くだろう。』 [Tue 8 Jan 2008 00:43:22]
デュラハン > (白墨を知らぬと言う部下の言葉を聞けば、予想外といった様な気配を見せる事も無く)まぁ、貴方にとっては余りなじみの無いものでしょうからね。(住処に戻ったら実物を見せましょう何て言えば、そろそろ戻りましょうか?何て続けて。)(確かにこの天邪鬼の様な子供が居たら飛んできそうだなぁなんてのは先ほどから周囲をウロウロしている孔雀鳩の頭に流れた言葉。)(それから二つ目の命令の説明を始め)まぁ、今言った白墨を普段それを買いに行っている場所に今回は貴方に行って貰いたいのです。ただし・・・・(そこまで言った後、どこかもったいぶる様に黒紫の耳元まで顔を近づければ)「魔女の格好をして、ちゃんとした丁寧な口調でね?」(そんな貴方にとっては迷惑極まりない命令を告げるだろう。)(先よりも難易度が上げられた命令。それには単純に部下を苛めている部分もあるのだが、もし伝手役が使えなくなった時に彼に任せていた事を部下の黒紫にいつでも任せれるようにする。言うならば一種の職業訓練の様な意味があって。ちなみに魔女服を指定したのは、変化の練習の一環・・・と言うよりもデュラハンの単なる思い付きだったりするのだが。)勿論、貴方の体調が戻ってからで構いませんので。(やるべき事を伝え終えれば、ら思い出した様に「余った代金はお年玉として貴方の好きにしなさい」なんて付け足し) [Tue 8 Jan 2008 00:42:45]
お知らせ > 黒紫さんが帰りました。 [Tue 8 Jan 2008 00:33:05]
黒紫 > ( 購入 …それ自体に問題はなくとも、場所が少しばかり風変わり、との言葉。そして継げられる二つ目の命令――。 ) 『白墨』 …――すみません、今すぐに思い浮かぶほど。俺は、それを知らないようです。 近日中に、調べておきます。 ( 白墨――この天邪鬼は寧ろ、使う機会より『使われる』機会の方が多そうです。こぅ …場所が場所なら。すこーん! と頭目掛けて白墨直撃させられてそうです、とか。 何処ぞの影の独白もほどなく、夜風に掻き消されて――。 ) [Tue 8 Jan 2008 00:30:25]
デュラハン > (貴方からの別件という言葉。ソレに対し視線を其方に向け)買うのは問題ないのですが、少しばかり変わった場所でしてね。(そう言えば視線を落とし再度考えるような素振りを見せる。ただ、ソレから間もなく何かを思いついたのだろう貴方の見えぬ仮面の下の不可視の表情が僅かに歪ませれば)そうですね、二つ目の命令は、最初の命令の条件から少しばかり難易度を上げましょうか。(怠惰を司る眷属である為か加虐心が強い方ではないのだが、行動に問題の無い言うならば「遊び」の様なところで貴方が頭を悩ませる様子に少しばかり愉しさを感じただろう、その言葉はどこか愉しそうな気配が含まれていた。)二つ目の命令で買うものは「白墨」・・・余り黒紫には馴染みがなさそうですが分かりますかね?(自身はよく使うが貴方が使う機会は無さそうなそれの名を言った後、貴方が知っているかどうか確認を取ろうとするだろう。) [Tue 8 Jan 2008 00:13:10]
黒紫 > ( 目上の者から目下の者へ、との言葉には成程、と …上司さまと自身の関係を顧みれば自ずと納得出来た様子。 自身の、確認の言葉。上司さまより正解、との答えを頂けると安堵して。 続く、今回とは別件で …との言葉には )  別件、とは ……何を見繕えば良いのでしょう? 条件、でも …? ( 上司さまの言葉を待つかのように。 …余計な発言は、控えて。 ) [Tue 8 Jan 2008 00:02:34]
デュラハン > (黒紫から返された知っているという言葉とソレに続く理由が分からないという言葉。ソレに対し命令の内容を告げた後)表の仕事の同業者からは目上の者が目下の者に与えるという風習があると聞きましたし、物のついでですよ。(納得するかは分からないがそんな言葉を付け足して。)(詳細に話すまでも無く自身の意を察したのだろう。部下の口から頼もしげな言葉を聞けば不可視の顔が僅かに笑い)そう言うことです。(悪魔は買いに行かせる物の事をまだ考えていなかったが、後に告げるだろう対象の品は運良く貴方がターゲットにしようとしている人物が扱っているだろう物になるだろう。)それと・・・今回の命令とは別件で、買ってきて欲しいものがあります。(そう言えば貴方の返答を待つが、その様子には何か付け足したそうなどこか考えている様な素振りがあるのが見えるだろうか?) [Mon 7 Jan 2008 23:52:47]
黒紫 >  確かに …――何かしら、意味はあるのでしょうね。意味無ければ、あれほどの賑わいは生じません し …。 ( 考えてみれば、上司さま曰く『何らかの意味』 …それが、上司さまや自身の不調に関係在るのではないか。などと、内心。 『お年玉』 …そう告げられた少年は )  ……知っています。でも、俺が貴方から頂く理由が―― ( 云いかけた言葉を呑んだのは、続く『命令』を聞いたから。 ) 普段の俺とは、違う? ……、 分かりました。 俺も少しずつ、ですが …変われる姿を増やしてます。そのうちのひとつ、で 貴方から告げられたものを買ってくれば良いのです、ね 。 ( 確認の言葉には、確りと頷いた …天邪鬼の脳裏にはこれまでに見知った方々が浮かんでは消え。そのうちのひとりにターゲットを絞ろうと云う考えのようで。 ) [Mon 7 Jan 2008 23:37:24]
デュラハン > (一見矛盾しているようなその独特な思考だが、天邪鬼というイキモノは無知な非常識を装い実は常識を知った上で非常識をかましていると考えれば本人思う矛盾にも辻褄が合うというところか。)まぁ、そう言った祭事には何かしら意味がありますからね。(黒紫の不調もトキノミヤコでいう「クリスマス」の様な物の影響なのかもしれないですね?何て告げて。飴と鞭ではないが、悪魔だからといって部下を褒めずに貶し続けている訳ではなく。時には大きな飴を与えるくらいはあって。)(手渡された物に対して天邪鬼の頭に過ぎった「仮定」それは恐らく当たっているだろう。不思議そうな表情を浮かべたまま自身の名を呼ぶ貴方の顔を見れば)まぁ、私よりもトキノミヤコの文化を知っている黒紫なら、言わずとも分かるとは思いますが「お年玉」という奴です。(そう言えば中に1万エン入っていると告げ)ただし、先にも言った様に命令があります。(続けるようにそう口にすれば、一拍だけ間を置き)まず普段のその格好ではなく、何か普段の貴方とは違う姿になった状態で後で言う物を買ってきてください。(そう言えば問題ないかどうか確認の言葉を投げ掛けるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 23:21:34]
黒紫 > ( 世間一般なんて関係無い、とか思いながらもちゃっかりと …妙な情報は何処ぞから仕入れている辺り、思考と行動がまったく矛盾したものだったり。 ) えぇ。 … 俺は、精々が 「そんなイベントもあるんだな。」 程度にしか考えていませんでした、から。 ( …上司さまより告げられる舞台裏話に、軽く驚きを感じながらも。続けるように告げられた、自身の存在意義とも取れる言葉には。嬉々とした色が、その変化の乏しい表情にも露となることでしょう。 外套のなかで何やら遣っている上司さま、不思議に思っていた天邪鬼は ――上司さまより手渡された小さな袋、それを確りと受け取って。鈍く鳴った、金属めいた音に内心首を傾げながらも。ひとつの仮定が脳裏に浮かぶ、けれどそれは飽くまでも『仮定』に過ぎないもの、で …。 ) デュラハン ――…? ( 天邪鬼は思わず、上司さまに伺いを立ててみようと。…手渡された小さな袋を、不思議そうに見遣りながら。 ) [Mon 7 Jan 2008 23:05:24]
デュラハン > (パプテス教が広まりある程度浸透しているとは言え、この街の全ての物が知るわけではない「クリスマス」それを部下が知っていた事に少しだけ驚きつつ)えぇ、アレがある時節は私の苦手な物が街中に広まりますからね。まぁ、元の種族の黒紫にはあまり関係が無かった様ですが。(さすがに他者の眼前で無様な姿は見せないないが見えない所では其れなりに大変だったなんて告げれば、続けるように黒紫が居たから居る前よりも楽に過ごせたなんて事も付け足すだろうか。)(命令という自身の言葉に安堵と落ち着きを見せた黒紫に対し)そんなに畏まる事の無い簡単な命令ですよ。(そう言えば軽く笑うように肩を揺らしながら返して。それから外套の中で何かやっているのだろうか?そのシルエットが僅かに蠢けば)まずはこれを。(外套の隙間から伸ばされた手が差し出すのは小さな袋。手渡す際に鈍い金属音が鳴った事から、その中に入っている物は何となく予測できるだろうか?) [Mon 7 Jan 2008 22:50:42]
黒紫 > ( 上司さまが聖夜を厭うのと同様、自身は年明けからの数日が辛く感じられる …体質的には何か通じるところでもあるのだろうか。そんな思いが脳裏を過ぎる、が。 ) 『くりすます』 ……とか云うの、でしたか。 明るい場所では、皆、浮かれてました。 でも、貴方は俺みたく無様な姿は晒さない …そこが貴方と俺の、相違点、ですよ。 ( 謝罪の必要はない …と、口にしかけた上司さまの言葉が途切れたのには。そして続けられる、命令、との単語には。 ) 埋め合わせの利く範囲の失態であった事に、少し ……ホッとしました。何なりと。 貴方からの『命令』であるなら俺は何にでも従います。 ( 漸く、先ほどよりは落ち着いてきたのだろう。上司さまに応える声音も確りとしてきて。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:37:18]
デュラハン > (黒紫から告げられるこの時節になると調子を崩すと言う言葉。ソレに対し少しばかり驚いたのか僅かではあるがそんな気配を見せ)私が聖夜に調子を崩すように、この時節は貴方に何か影響を与える力があるのかもしれませんね。(自身とは違うだろうが、部下も同じ様な体質(?)である事に意外そうに声を漏らして。)(鳩が巡回行動に入ったのを確認した後、デュラハンは貴方からの詫びの言葉に何か思うことがあったのだろうか不意に身を屈めれば貴方の方をじっと見つめ)謝る必要はない・・・と言いたいところですが(謝罪を不要と告げる言葉を告げた直後、僅かな間を置けばそれを否定する言葉を足し)今回の失態を埋め合わせる為に少しばかり命令を与えましょうかね?(そう言えば、貴方からの反応を待とうとするだろう。)(灰色外套のフードの隙間から見える悪魔の顔は相変らずの無描の仮面。軽く傾げられたそれに空いた二つの穴はじぃっと貴方の顔を見ている様に感じるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 22:26:08]
黒紫 > ――― はい。 ( 確りとしたら、との言葉に頷いて。普段と変わらぬ、上司さまの声音に幾分安堵したかのような。 …シルクハットより呼び出された孔雀鳩を、何処か不思議そうに見ていた …けれども ) この季節は、いつもこう、なんです。 何でこの季節なのか、俺にも分かりません …けど…… この時期はいつも、調子悪くなってしまいます。 ごめんなさい。 手間を、取らせてしまって …。 ( 警邏する孔雀鳩を視界の端に。 …少年は上司さまへと。 ) [Mon 7 Jan 2008 22:12:11]
デュラハン > (困りはしているが自身が部下の様子を深く考えずに許可を出した結果である為に、黒紫を責める様な事はせず。自身の問いに少し休んでいればと言う言葉を聞けば)では、しっかりと動けるようになったら言ってください。(普段と変わらぬ口調でそう返して。)(それから念のために辺りを警戒しておいた方が良いかと思えば、外套の内に隠したシルクハットから孔雀鳩を呼び出し)少しばかり周りの様子を見ていてください。(外套の端から外に顔を出し、自身と黒紫とを交互に見やる使い魔に指示を与えて。孔雀鳩は指示を受ければ外套の外に体を出し、並ぶ悪魔と天邪鬼の周りを首を前後に振りながらうろつき始めるだろう。) [Mon 7 Jan 2008 22:04:14]
黒紫 > ( 困惑気味な、上司さまの言葉に少年は漸く、自身の浅はかさに気付くも …時既に遅過ぎて。 )( 調子を確認するかのような、上司さまの問いかけに ) いえ。 全く、と云うほどでは。 …少し、休んでいれば…… ( 歯切れの悪い言葉しか、口に出来ず。 …こんな状態に陥る状況を作った、己の身を呪ったところで遅すぎる。 ここはもう、気が落ち着くまで休んでいた方が良いのだろう、と。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:51:37]
デュラハン > (ここ数日調子を崩し傾いた家に閉じこもっていた部下の様子を見て、少しは外の空気を吸わせた方が良いかと思い散歩に誘ってから十数分。部下からの提案で屋根上を歩く事にしたのだが、言い出しっぺである部下の方がどうやら登り切ったところで調子をさらに崩してしまった様であって。)困りましたね・・・。(部下からの言葉に小さくそう返せば、外套の下で腕を組み軽く首を傾げて。部下がそう言った状況に陥る事そのものは予想できていたのだが、まさか散歩中にここまで体調を崩すとは思っていなくて。)(貴方の傍に立ち視線をその目に向ければ)全く動けないですか?(貴方の調子がどれくらい悪いか確認しようとするだろう。) [Mon 7 Jan 2008 21:42:37]
黒紫 > ( だったら ――好い加減参っている身体に鞭打ってまで屋根にのぼる必要が在るのか。否、在りません普通なら。ですがこの少年に世間一般論を求めても無駄なのです、何故ならこの少年に在る思考はたったひとつ。実にシンプルな思考 ――やりたいから、やる。それだけ、なのです。最期の力振り絞って屋根にのぼり、そこで力尽きる …とか。全く以って理解し難い行動を平然と行う、この少年は そういった少年なのでした。 …。 ) デュラハン …。 ( 自身の背後より聞こえた声に、 ) すみません、 ……俺。 少し、時間掛かりそうです。こうなったら…… ( 振り返り。告げる言葉は、経験から出るもので。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:29:31]
デュラハン > (腰掛け座る少年の後ろ)やはり体調は優れませんかね?(そう声を掛けるのは、この場に似つかわしいのか似つかわしくないのかよく分からない灰色の外套を纏う老人風貌の男。老人風貌は貴方に普段道を歩く時と同じゆっくりとした動きで近づき)外の空気でも吸えば少しは良くなるかと思ったのですがねぇ・・・。(そう呟き腰掛けた貴方の横に並び立てる場所まで近づこうとするだろう。) [Mon 7 Jan 2008 21:22:08]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『そんな少年の後ろ』 [Mon 7 Jan 2008 21:13:22]
黒紫 > ( 年があけて幾日かが経った、そんな 夜――スラムの廃屋。その屋根の縁に腰掛けている、少年ひとり。 ) ―――やっぱり、駄目 …か ( ふぅ、と 軽く溜息を吐いた。 ) 気分、悪 ……何だって 云うん、だ… ( 悪態をつく様も、滅入っている様子。 …この少年。その身体に流れる血の所為か、年明けのその日から気分の優れぬ日が今日まで続き …好い加減参っている、そんなところなのでした。 ) [Mon 7 Jan 2008 21:06:29]
お知らせ > 黒紫さんが来ました。 [Mon 7 Jan 2008 21:00:46]
お知らせ > 針鼠さんが帰りました。 『そんな獣の日常。』 [Sat 5 Jan 2008 02:45:52]
針鼠 > (疾駆によって乱れた息がある程度整えば、ハリネズミは獲物を手で抑えつけたまま首を上に伸ばし周辺の様子を窺うようにその視界を大きく振り動かし)キュゥ・・・(恐らくは周囲に自分が狩った獲物を横取りするような奴が居ない事を確認し終えたのだろうか?安堵か何かからか口からか細い鳴き声を一つ溢せばその場で鼠を銜えゆっくりと歩き始めて。)(その足が向かうのは通りの方ではなく建物と建物の間、人ならば通れないような隙間。その場所に姿を潜めれば捕らえた物を地面に置き、落ち着かない食事を始めた。) [Sat 5 Jan 2008 02:45:36]
針鼠 > (鼠は自身を押さえ込む捕食者の手と身体に食い込むその歯牙から逃れる為に全身をバタつかせ抵抗の様子をみせるが、その動きは時間が経つにつれ少しずつ小さくなり・・・やがて痙攣する様に全身を小さく震わせた後、完全に動きを止めて。ハリネズミは鼠が完全に抵抗できなくなった事を確認すれば食い込ませていた牙を抜き、口元を濡らす血を軽く舐めながらもその小さな身体を揺らし、乱れた息を整えようとその場で小さく身を縮める。) [Sat 5 Jan 2008 02:37:13]
針鼠 > (スラムの片隅、人気の無い裏路地に人の耳には入る事は無いだろう小さな足音が二つ響いていて。)(足音の主の片割れ、先を走る鼠は背後から追いかけてくるもう一つの足音に対し振り返る事も無く、ただ聞き耳だけを立てながら逃げ走っていたのだが)「チュッ!」(偶々進路上に落ちていた爪楊枝か何かと思われる物に足を取られ体勢を崩し、そこからつんのめる様に地面に倒れ転がって。)(追っていた側の生き物、猫よりも一回りほど小さな体躯を持つハリネズミの様なイキモノは、倒れた鼠が起き上がるよりも早くその身に飛び掛かり鋭い爪のついた手で押さえ込めば、その首筋に噛み付き鼠の息の根を止めんと力を込め始める。) [Sat 5 Jan 2008 02:31:08]
お知らせ > 針鼠さんが入室されました。 『スラムを駆ける影二つ』 [Sat 5 Jan 2008 02:20:00]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 『 ――奇妙な性行為。 成程、面白い。 』 [Thu 3 Jan 2008 04:03:32]
お知らせ > ジョゼ@安宿さんが退室されました。 『 押し殺した悲鳴―― 苦痛に震えながら、口元だけが淫靡に嗤う 』 [Thu 3 Jan 2008 04:02:40]
ジランダ > 成程。 服は、鱗の代わり、か。(頷きを一つ。 だとすれば、あれほどまでに着込む理由もわかる気がする。 そういえば人間には鶏冠も、色鮮やかな鱗も、羽もない。 そうった品々の代用品でもあるのかもしれない、とぼんやり思う。 ともあれ、彼女が身体の上に這うようにしてまたがれば、蜥蜴の手が、娘の脇の下を通って背中に回された。 肉を破かない程度に、爪が食い込む。 同様に蜥蜴の両足とジョゼの両足を絡ませ、さらに尻尾が彼女の尻を押さえるようにして回された)……それから、雌が逃げないようにする。 或いは、していた、だな。 ……知恵を得てからは、あまり。(ボソボソと低い声で告げる。 普段は埋没している性器ではあるが、触れ合っている間に勃起してきたのだろう。 棘の生えた、人とは完全に異なるそれが、彼女の――先刻破かれた下着の隙間へと、押し当てられた)……だが、面白いのだろう?(金色の瞳が、まっすぐに娘を見返した。 口付けに対する蜥蜴の返答は、肩口への甘噛み。 そうしてそのまま、一息に娘を貫いて――) [Thu 3 Jan 2008 03:56:02]
ジョゼ@安宿 > 鱗が生えたことはないからよくわからないけれど―― だから、うん 『面倒な服』を着るの。( とん、と爪先が腹の上を叩く。ちくりとした衝撃に僅か表情を歪め うっすらと笑う。こんな場面で強い弱いが思考に浮かぶあたり、らしいと言えばらしい。 ぞろり、と大きさも長さも人間とは比較にならない舌が頬を這い、もはや蹂躙という表現が的確な程に舐めていく感触に肩をすくめ、けらけらと笑う。 怖いもの見たさとか、それに近い。 ) ふぅん、跨るの?( 跨ると言うよりは、這うのか 横にズレて彼が横になるスペースを空け、ごろりと反転して腹の上に跨り 内股に伝わるひんやりとした感触を味わいながら、微妙に腰をすり付け―― 大抵、爬虫類の生起は体の中に仕舞われてるものだったような気がしたけれど ) ねえ、なんだかおかしいね ( 何とも滑稽で、馬鹿馬鹿しい。 髪の間から覗く目を細め、くすくすと笑い 体を屈めてまだ口付けし ) [Thu 3 Jan 2008 03:47:49]
ジランダ > だが、ジョゼの身体ほどではない。……人は、不安ではないのか? 毛も無く、鱗も無い身体で(間近で見れば、良くわかる。 軽く爪で擦っただけで反応するほど敏感で、柔らかな肌。 体毛といえば産毛がある程度だが、とても防御という意味では役に立ちそうもない。 それこそ己の力でも、この娘の内臓を引き摺りだすことは可能だろうに。 ピアノの鍵盤でも弾くかのように、爪が軽く、娘の肌を叩いた。)うむ。俺も、如何なる意味があるか良くはわからなかったが………。(蜥蜴からすれば随分と小さく、可愛らしい舌で舐められ、唇が重なる。 戯れに此方も舌を出して、その頬を舐めるように。 驚くか、気味悪がるか、或いは面白がるのか)我々の場合は、大概――雄が下になり、雌が上になる。 ……少し待て。(言うなり、蜥蜴はまだ纏ったままだったローブを脱いだ。黒い鱗に覆われた、人の形に至った爬虫類の姿があらわになる。 腹の部分は柔らかい感触を彼女の掌、指先に返していく。 犬や猫がなでられ、心地よくなる気分は蜥蜴にはわからないが、こうして撫でられていると想像することはできる気もする。 ぎしぎしとベッドを軋ませながら、仰向けに横になろうか) [Thu 3 Jan 2008 03:25:19]
ジョゼ > それに、ジラ君のおなかはお気に入りなの。柔らかくて――( もろくて、その気になれば突き破れてしまいそうな気がする。そのまま内蔵をかき回して、引きずり出したら―― あれ?これって私の思考じゃない。どっかのサドマゾのが伝染ったか、と視線を外して、薄汚い天井に視線をやれば ずい、と割り込んで、近寄ってくるトカゲ顔。 流石にぎょっとする。 ) 正直、途方にくれたの。 どうしよう、って―― でも、なんてことないの。( いっそ、口の中に潜り込んでしまうのも面白いかもしれない。蛇はネズミを丸呑みにするというし、私くらい呑み込めないだろうか。 そんな事を考えながら、寄せられた顔に顔を寄せ、べろり、と舐め まっすぐに裂けた唇に唇を重ねる。 黒のブラウスを退けるように爪の先が引っかけば、すーっと線が残るだろう。 ) んぁ・・・・・・ っ どう、するの?( ちりちりと焦らす様な刺激にもどかしげに、うぅん、と喉を鳴らし 極め細やかな鱗で覆われた内側の部分に指を這わせ、撫で回し ) [Thu 3 Jan 2008 03:17:08]
ジランダ > ……ああ。そういえば、以前にも考えていたな、ジョゼは。(そも、口蓋の構造からして違うのだから、唇同士を触れ合わせるという前提からして無理がある。 不思議に思いながら、その時の蜥蜴は、彼女の試みに付き合っていたのだが。 ふむ、ならばたまには気紛れを起こしてみるのも良いかもしれない)ならば、試してみるか。俺も少し、興味――好奇心が、ある。(彼自身の体格も相俟って、下手すれば彼女の頭を丸呑みできるかもしれぬ大きさの顎。それをジョゼの間近に寄せてやる)(細い身体は華奢、というよりも痩せぎす、と呼んだ方が相応しい気がした。 戯れに、膣を弄っているのとは逆の手を伸ばし、皮膚の上に爪を滑らせた。 まだ軽く引っ掻くだけに留めて)ふむ。 なら、今夜は此方の方法でやってみようか。 ……其処まで奇異でも無いとは思うが。(言いつつ、つぷ、と爪を彼女の内側から引き抜いた。 先端で壁をなぞるようにしながら、切り裂かないギリギリを保つ。 際どいほうが、彼女も興奮するらしいのだから) [Thu 3 Jan 2008 02:58:31]
ジョゼ > キスするのにもいちいち考えなきゃいけないの。( それがイイ、と。慣れた行為ながら、想像し、創造する猶予が其処にある。レプチリアンとのセックスをどう成功させるかなど無為も大分極まった行為だと思う。苦労して苦しい思いをしながら自分の内臓を覗き込んで、その生々しい肉の色に苦笑するようなそんなバカばかしさだけど―― ニンゲンの視点からしても、大分奇異だろう 豊かさとは程遠い、無駄という無駄をそぎ落としたような肢体、肌の色は濃いクリーム色で、だれぞの悪戯の後が瑕や装飾という形で生々しく残る。 ) ジラ君の好きなようにしていいのよ? 人の流儀に合わせなくても、いいのに。( 果たして愛撫という行為がレプチリアンでは一般的なのか、そんな事まで考える。向き合ってするのか、それとも重なってするのか 冷たい指を胎内に収め、目を閉じて吐息を絞る。 鋭い爪先が引っかくのを感じる 力の入れようでは容易く傷付き、裂けるに違いない 油断できないのがイイ ) [Thu 3 Jan 2008 02:49:13]
ジランダ > ふむ。そのようなものか。(まあ、人からすれば奇異に映るだろう身体と、顔だ。 それを言えば彼女の姿だとて、蜥蜴からすれば奇妙なのだが。 鱗の無い肌。桃色の髪。柔らかい身体。 好んで抱きたがるような身体ではあるまい。 が、それを気にも留めずに抱いている自分はと言えば――成程)確かに、面白いかもしれん。(頷きを一つ。 無遠慮に、というわけではないが、器用さからは縁遠い指先と爪である。 軽く埋めて動かすだけでも、やや乱暴な刺激になってしまうのだろうけれど)興味が無い、というわけでは――無い。 だが、あまり考えた事が無かった。 ただ……ジョゼを抱くのは、面白い(こくり、と一度頷きながらも、爪は彼女の膣内、浅い部分を軽く掻き混ぜるようにし続けていた。 第三者から見れば、蜥蜴の指が少女の其処に埋まっている光景は、さぞやグロテクスなのだろう。 ややあって、蜥蜴は首肯した)……無駄な行為、ジョゼが面白いといった行為、だ。 やってみよう。 [Thu 3 Jan 2008 02:34:52]
ジョゼ > 面白いの。フツーと違うだけでも、価値はあるのよ?触ってるだけで、面白い。( ゴツゴツとした鱗の感触だとか、逆に滑らかですべすべとして柔らかい腹の感触、ぶっちゃけ顔を見てるだけでも面白い。 トカゲをまじまじとみる機会にそうそう恵まれている訳でもないし、それが自分の顔を飲み込んでしまいそうに大きいとなれば、自分の腹の上でがんばってるのがそれだと思うと最中でも笑いがこみ上げてきそうになる。 まあ、そこまでいったらアレな話だけど。 ) 娯楽の基本はナンセンス、無駄でなければ意味がないの。 ジラ君って―― ん・・・ は・・・   そう、言うのあまり興味がなさそう?( 表情が読めないから、楽しいのかどうかも良く判らないのも面白い。 ぐ、と押し込まれれば、押し返す肉感とともに、布地が僅かに埋もれ―― 布地が突っ張った所で爪先が貫通し、裂いてゆく。 )・・・・・・ そこから、入れる?( そういや、そんな下着はかせられた事もあったっけ、と 穴のあけられたショーツを思い浮かべ ) [Thu 3 Jan 2008 02:24:24]
ジランダ > 理屈は、わからないでもない。 が、面白いか、俺は?(投槍に明後日を向く娘。 別に説教を垂れるような人柄ではないのだし、彼女の行為を咎めるはずもない。 ただ、そういうのは退屈、と言い切る娘にとって、自分は娯楽の対象なのだろうか? そう見られているのだとすれば、少し嬉しいような、そんな気もする。 つん、と爪の先で、布地を突いた)成程。 まあ、俺はあまり考えん。 必要なときにだけ、頭を使うようにしている。 ……ふむ、嬉しいか。(それは良かった、と頷きを一つ。 しかしわからないのは、どうして人間はここまで複雑な衣装を纏うのか、という事だ。 或いはこうやって焦らすようにするのが目的なのだろうか、と服を脱いでいく娘の姿を金色の瞳で眺めながら、そう思った。)濡れていた、か。 ……動くと、刺さるかもしれん。(一応の警告。その後、僅かに指先へ篭める力を強めた。 ぷつり、と布が裂ける音がして、硬質の爪が沈む。 あとはゆっくりと、それを下へと滑らせていくのみ) [Thu 3 Jan 2008 02:13:49]
ジョゼ > そういうのは、退屈なの。いっそ、どうにかなっちゃえばいいのに( 身を投げ出したまま何処か投げやりに、他所を向いた。不特定多数と肉体関係を結んでいる身 それこそ、顔見知りから行きずりまで、指の数では足りないぐらいに。 孕むのなら、もうとっくに孕んでいるだろう けれど、兆しが見えた事は一度も無い。 それを思えば虚しい行為で、それを思う事すらもばかばかしい。 靴紐が引っ張られる感じに視線を戻せば、鋭い爪先にか弱い抵抗を見せながらもぶつぶつと切れて行く。 なかなか、見られない場面にじっと、その行為を見詰め。 ) 私はよく考えるの 案外冷静なのね。 たまには、演技もするけど―― でも、一生懸命になってるのは、うれしいな。( 少し肩をすくめながら、真っ赤なタイを緩め、ぷつぷつと黒いブラウスのボタンをもったいぶるように下から外していく ) ―― んっ ( 尖った爪先が布地の上からなぞれば、布が張り付いていく様が見えるだろう 既に潤って、冷めた後―― ごとん、とブーツが床に落ちる。 包帯の巻かれた脚がもどかしそうに中途半端に腕を挟む ) [Thu 3 Jan 2008 02:06:16]
ジランダ > うむ。実際、その指示は的確かもしれん。(うっそりとした動作で、爬虫類は頷いた。 例えるならば猿と蜥蜴が交わるようなものだ。 孕むとも思えないが、いざ孕んだとなれば如何なることやら。 或いは単に気色悪いと思っている者もいるだろう。 むしろ、其方の方が多いかもしれないが)まあ、そのようなものではないか? 交わっている時、他の事を考えられるようでは、それは……詰まらないという事だろう。(言いつつ、指――爪をブーツの紐に引っ掛けると、ぶちぶちと音を立てて切れていく。 肉を引き裂くのとは、また違った感触。 あっという間に、ブーツは用意に引っこ抜けるような状態に成り果てた。)ふむ。……そうだな。 解いたり、脱がすよりは、余程……早い、か。(ついで爪を伸ばすのは、彼女が露にした小さな布切れ。 まだ斬らない。 先端で、其処をなぞるように)  [Thu 3 Jan 2008 01:48:06]
ジョゼ > ( 的確なようで、的外れなような、そんな返答をする彼を見上げながら思い浮かべるのは岩肌にちょろりと蠢くヤモリ。 それがむくむく大きくなって立ち上がって目の前のトカゲ人になるイメージ。 なんともシュールだ。 ) やめとけ、って言われる。 色々考えるけど、覚えてない。 ( あまりに無節操ゆえにお説教される事もしばしば。まあ、あまりべらべら喋る方ではないから知られていない事の方が多いが、レプチリアンと寝てると言えば小言の一つも貰うかもしらん。 黙って色々考えている事が多い性質だが、その殆どは思考の浪費に他ならず、過ぎてしまえば覚えていないようなことばかりだ。 ) いいよ。脱げれば―― ううん、脱がなくても、いいし。( 靴を脱ぐ意味は、ないと言えば無い。 するだけなら裸になる必要もないし―― 切るなら、こっちにする?と足を広げ、素肌を覆う布着れを恥ずかしげもなく見せ 首をかしげ。 ) すきにして、いいよ。 [Thu 3 Jan 2008 01:40:48]
ジランダ > 先祖は……狭い巣穴で寝ていたと聞く。(言葉と頷きは、ジョゼの心配に対する肯定。 些か尻尾を納めるのには苦労しそうだが、別に尻尾だけ出していても風邪を引いたりはしないのだし。 だが、その問いには些か考えるような素振りを見せた)…………。考え事をできるほど、冷静ではいられない。 が、同胞からすると俺の趣味は“変”……だそうだ。 ジョゼは、どうだ?(逆に問いながら、ベッドに腰を下ろす。 ぎしりと軋む音。 安物のようだが、とりあえずは大丈夫のようだ。――と、投げ出されたブーツ。 こつこつ。 つま先を長い鉤爪で叩いた)……人と言うのはわからない。どうして、複雑な履物を好むのだ? ……紐、切っても良いか? [Thu 3 Jan 2008 01:31:51]
ジョゼ > ( ぎしぎしと階段がきしみ、安っぽさを主張している。扉を開いた先には、体格の良い蜥蜴には厳しそうな寝具。 大丈夫?と見上げれば、フードが取られ ぎょろりと蜥蜴の目が見下ろす。 ) どういう事、考えるの? ( ヒトを抱くとき、どんな感想を抱くのか、と。 どちらにしたって、お互い異物だ。 刺激には発情しても、そのものに発情するかと言えば微妙な所。 気温は、大して外と変わらない気がするが、まあ外気よりはマシだろうか。 ベッドの縁に腰掛け、やたら男前な膝下までの編み上げブーツの紐を解くのに難儀する。 )・・・・・・ 解いて。( やがて、面倒になったのか 足を投げ出して、長身を見上げた ) [Thu 3 Jan 2008 01:22:04]
ジランダ > (逆に蜥蜴の側は、ジワジワと温まっていく。 まるで抱いている彼女から熱を奪っていく様相。 無論、それでも人の体に比べれば冷たいのだが。 宿に入ってカウンターに金貨を一枚。長く尖った爪で滑らせて、後は二階の一室へ。狭い部屋に、硬そうなベッドが押し込まれている。それだけの部屋)俺が変わっている。 かもしれない。 顔は蜥蜴だ。 人間を抱く蜥蜴は、あまり普通ではないだろう。(頷きを一つ。 部屋に入ったら、ばさりと外套のフードを剥いだ。 黒い鱗に覆われた、蜥蜴の顔が露になる。 金色の眼が、桃色の髪を見下ろした) [Thu 3 Jan 2008 01:08:33]
ジョゼ > ( 息切れが収まり、ひやりとした空気に火照りが冷まされていく 凶暴な気分の上から被さり、じわじわと染み込んでゆく倦怠感。暴れた後は何時もこうだ 頭痛は鈍く、周期の長いものへと変わっていく。 宿の選択には、何処でも良いと口にした通り 頓着しない。 此処らへんで何処を選ぼうと大して違いは無いし、違いがあったところで、というものだ。 ) どうコメントしたらいいか、わからないの。 ジラ君は、変わっているわ。( 蜥蜴の顔を見上げて、曖昧に首をかしげる。 蜥蜴の彼を良く知っている訳ではないけれど、見るからに蜥蜴だもの。 どうみたって変わっている。 色々と感じる事もあるが、口に出すのは億劫で その程度に留めた ) [Thu 3 Jan 2008 01:01:58]
ジランダ > ……ふむ。(なら、何処ぞの安宿だろうか。無認可の淫売宿もゴロゴロとあるのだし。 まあ、亜人も非常に多い町だ。 目立つ組み合わせではあるものの、奇妙ということはあるまい。)……まあ、俺も。少しは持っている。 なら、其処の宿で良いか。(以前にも寄ったことがあるような、ないような。あやふやな宿。 まあ、この近辺の宿ならば、何処にしたって内装に大差は無い。 鱗の無い肌を持つ娘を見下ろしつつ、彼女が拒まないのなら宿へと向かおう)……スリル。 金を出してスリルを買う、か。 成程。 それなら、理解できる(スリルは半分日常になってしまっている蜥蜴ではあるものの、普通に平穏な日々を過ごしているものならば危機感を金で買う、というのは良くあること、らしい。 成程、と二三度頷いて)訂正しよう。ジョゼは変わっていない。 [Thu 3 Jan 2008 00:46:48]
ジョゼ > ( 暴力行為の直後であったり、見るからに蜥蜴とパンクスである事に目を瞑れば中睦まじく寄り添い、路地から歩き出す。 ) 場所、何処でもいいよ。お金なら、少しある。 はず。( 財布の中身なんて、いちいち確かめてない。お小遣い、と寄越される分をそのまま突っ込んで、適当に出して寄越された釣りをそのまま突っ込むようなぞんざいさ。 でもまあ、一晩泊まる位にはあると思う。 色々と問題のある行為だけど、理由は近くに居たから、で足りてしまう。 上から降りかかるボソボソとした声に蜥蜴の顔を見上げ ) その方が、面白い事になりそう? ちょっと、スリルがあるの。( 何の因縁もなく蹂躙され、その上施しまでされる気分はどうだろう。 殺意くらい抱かないか。それとも、それで泣き寝入るのか、そんな余地がたまらない。 まあ、多くの者には理解はされないが、自分的にお金の使い道としては間違っては居ない。満足を買うという意味で ) [Thu 3 Jan 2008 00:36:51]
ジランダ > (まあ其れこそ野良犬に噛まれたようなもの、だ。 一先ずは命も取られず、財布の中身も無事。スラムに転がってる類似の被害者と比べれば、むしろ運の良い方かもしれない。 まあ、目覚める時まで、その幸運が持続しているかどうかは、わからないが)(蜥蜴にしてみれば、暖かい娘の体温は割合と好ましい。抱き枕、湯たんぽ、何にせよ冷たい体には心地良い。 寄り添ったままの彼女の体に、自然、鱗に覆われた腕が抱き寄せるように絡む。 そのまま歩き出そう)うむ。 寒いのは嫌だ。 ……少し、急ごう。(奇妙に低い声。 まあ我ながら実に酔狂な娘だと思うし、それを受け入れる自分もどうなのか、とは考える。 知り合いの爬虫人類は「鱗の無い女と寝るなんて気色悪い」だの「あいつらは卵を産まないんだぜ?」だのと好き勝手言っていたが。 慣れれば割合に心地よいものだ)ん。……殴って金を貰うなら、わかる。 殴った相手に、金を渡す。 ……ジョゼは変わっているな。 [Thu 3 Jan 2008 00:20:32]
ジョゼ > ( 用済み、とばかりに地面に這い蹲った被害者には目もくれない。運が悪い事この上ないが、ただ暴力を振るう為だけの相手だ。 衝動が過ぎ去ってしまえば最早用済み。 居ないも同じだ。 べったりと寄り添って、ひんやりとして、硬い感触に指先を這わす。 直に触れればぞくりとするほどに冷たいだろう。 火照りを感じながらその瞬間を思い浮かべ、唇を舌で潤す。 ) じゃあ、ちょっと、我慢する。 ちょっとだけ。 ( 構造上奇妙な声を聞きながら不承不承頷く。出来れば今すぐに、だったけれど 変温動物相手じゃ仕方が無い。 その変温動物相手にナニしようってんだから、酔狂も良い所。 冷たいのも、悪くない。 あの遣る瀬無いような、居た堪れないような、そんな気持ちも好きだ。 )―― ああ、そう。 ええと、ご馳走様?( 懐を探り、取り出した金貨一枚 ぴん、と哀れな被害者へと弾いて、腕の中 にたり笑う。 ) [Thu 3 Jan 2008 00:09:09]
ジランダ > ……。(まあ実際、スラムでもなければ即座に自警団を呼ばれて終い、といった状況か。 証拠――凶器が無いというのはアドバンテージかもしれない。 まあ、それは魔術的な殺人の類には全部言えることなのだけれど。 倒れこんだままの男。その横をノソノソと通り、娘の横まで歩み寄ろう。 別に何か用事があって声をかけたわけでもないが、だからと言ってそそくさと立ち去るというのも何だった)(体に感じる暖かさ。 女の香り。 甘い声。 自分が彼女に与えるのとは真逆の其れだ。 鱗の冷たさ。 血の匂い  蜥蜴の低い声。 頷きを一つ)……俺は構わない。 ただ、ここは――少し、寒い。 ……部屋に行ってから。 それで良いか?(その誘いに動じるほど短い付き合いでもない。 とはいえ、己の面相は“人間的でない”ことを把握していたから、彼女と初めての時は、蜥蜴なりに驚いたものだか。 とはいえ実際、爬虫類の男一人よりも、奇妙であってもカップルの方が追っ手を誤魔化しやすい。 時折、頼んで“匿って”もらうようになったのは、実に助かっているのだが) [Wed 2 Jan 2008 23:50:38]
ジョゼ > ( 瞳から漏れる気味の悪い光も薄れ、逆立った髪も重力に従って顔を隠す。 トゲトゲしく放たれて居た攻撃的な雰囲気も吹き消えたように無くなり、薄汚れた路地には荒い呼吸と、かすかな呻き声が聞こえるばかり。 ) ン――・・・ ( 気分は天国から地獄へ真っ逆さま、キリキリと締め付けるような頭痛と、重くのしかかる倦怠感 じくり、と湧き上がる別の衝動―― 干上がった口の中、粘つく唾液を無理矢理に飲み込んで、肩越しに頷く。 威力は、被害者を見る限り、屈強な男に思い切りブン殴られた位と推測できるか。射程で言えばそう長くはなく、10歩の距離以上は離れていない。 が、「見えない」「飛び道具」というのは強大なアドバンテージ。 ゆらゆらと、覚束無い足取りで二足歩行の蜥蜴、という表現が的確な彼に近づき、しな垂れかかる。 ) ねえ、しよ? ( 今まで念入りになぶっていた被害者に興味を失ったように、表情の伺えない蜥蜴顔を見上げ、甘ったるい声。 ) [Wed 2 Jan 2008 23:42:32]
ジランダ > ……ふむ。優しいかどうかはわからないが。(気遣いという行為を“優しい”と判断するならば、そうなのかもしれない。 ぼんやりとした思考。 寒いと出来の悪い頭の回転率は、更に落ちていく。 爬虫類というだけではなく、元々からして暖かいほうの出だから、というのもある。 冬場の怠惰っぷりは、あまり人の事をいえたものでもない。 言う気もないが。)しかし――飛び道具は便利だな。 俺は不器用で、魔術の才も無いからわからんが。(威力の程はどうなのだろう。 体感する気もないが、しかし――彼女が力を使った後、消耗するのは知っている。 まあ、殺した後逃げなければならない自分にとっては、身につけても意味はないかもしれない。 小さく頷いて)……満足したか?(厭味でも何でもない、単なる確認) [Wed 2 Jan 2008 23:25:34]
ジョゼ > ( この娘のやること全部が、気分次第。 普段は殆ど寝てるのか起きてるのかパッとみて良く判らない風で、口数も少なく、何を考えてるか良く判らない。 ちょっと話せば、実際、ロクな事は考えちゃ居ないが直ぐわかる。 今日寝る場所も、明日食べる手段も考えちゃ居ないのだ。 そんな奴が時折スイッチが入ったかと思えばこんな風で。 ) うふふ?謝らなくてもいいよ ジラ君は、優しいよね。 心配してくれてるんだ? ( 「手応え」にぞくぞくと背筋に走る物を感じながら、手を開く。 男は涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、折れた足を抱えて転がりまわってる。 ) でも、もう飽きてきちゃった。 ( 少し、息が荒くなっている。 全ッ開にすると最高に気分が良いんだけれど、燃費が悪いのが弱点だ。 名残惜しいけれど、そろそろ終らせなきゃこっちが終る。 少し気取った素振りで半身になれば、再度、ピストルを構えるように指差して――― 1発、2発、3発、4発、5発。 発射も着弾も目に見えないまま、伏せた男が滑稽に這ったまま踊る。 やがて、打ち止めらしく ぐらり、とふらついて、何とか踏みとどまって肩で息をする。 )  [Wed 2 Jan 2008 23:20:06]
ジランダ > …………。(彼女の“病気”――と言うとまた違うが、時折そういう気分になるのだという事は知っている。 あまり殺しに時間をかけるのも如何なものだろうか、という思考が過ぎるも、元より頭の出来は良くない。 別にどうでも良いかと、早々に思考を放棄し、蜥蜴は音も無く路面に降りた。 男の逃げ道を塞ぐように、だ。 あまり長く張り付いているのも疲れる)うむ。……いや、別に自警団はどうでも良い。 ……私的な報復が来ないか、と思ったのだ。 余計な思考なら、謝ろう。(別に這いずる男がどうなろうと興味は無い。 鈍い音、絶叫、ぼんやりとした瞳で眺めていようか) [Wed 2 Jan 2008 23:03:34]
ジョゼ > ――― あはは、あははは( 鼻血を出した顔を押さえて、這って逃げようとする男の滑稽な仕草を見て笑いながら、大股で離された距離を埋める。 さあ、次は何処にしようか。 何をしようか。 嬲り殺しのセオリーならまず足を殺すのがイイ。 けど、追いかけっこというのも捨てがたい。 ) どうしようかな?ねえ、どうしてほしい?どうされたくない?どうしたい?( 虚空へ手を伸ばし、何もない空間を『掴む』 その直線上には彼がいて、這っても這っても「引っ張られて」進まない体に豚のような悲鳴を上げている。 ぐ、と握った拳を引けば ずりっ、ずりっ、と彼も下がる。 ) そんなに嫌がらないで、遊びましょう? もうちょっとで、おわるから。( どうせ、こんな開けっ放しじゃあ長くは持たない。 だから、もうちょっとだけ。 降りかかる声に上空を見上げて、気味の悪い色の瞳を細めてニヤリ笑う。 )なぁに?ビビってんの? だぁれも来やしないって。 どうせ、人前では立小便をしない そんな奴らばっかりなんだから――( 管轄外と公言され、聖域、と称された事すらあったか。 握った掌を、ぐりっっと捻れば、ごきり 鈍い音がして、絶叫があがる。 ) [Wed 2 Jan 2008 22:57:36]
ジランダ > (気分じゃ人を殺せない。気分で人を傷つけられない。 誰かの生き死にだって、ここではそれなりの価値を持つ。 商売抜きで命を奪うなぞ愚の骨頂。 だけど逆に、金さえ貰えば誰でも殺す。 誰でも傷つける。 そういうものだ)……………。(故に、じっと上からその惨状を眺める蜥蜴は、少しばかり羨ましそうに、その桃色の髪の娘を見ていた。 ――壁に張り付いて、である)……。ジョゼ、あまり目立つと、拙くは無いか?(気安い言葉、だが――口調はそれほど軽くは無い。 無意味に低い声でボソボソと、しかし明瞭さを保ったまま娘へと投じられた) [Wed 2 Jan 2008 22:51:11]
お知らせ > イjランダさんが来ました。 『 暗殺稼業 』 [Wed 2 Jan 2008 22:42:45]
ジョゼ > ( 時折、凶暴な気持ちになる。 目に映るもの全てをぶっバラして(・・・・・・)やりたくなるような、そんな気分。 そんな時には『敵』を探してうろつくのが良い。 悪役は私。被害者は見知らぬ誰か。 ヒーローはだれだ。 ) ばん。 ( ピストルを真似た指先から、不可視の何かが放たれ、瞬時に着弾。 『訳が判らない』 そんな顔をした男がまるで壁にブチ当たったようにひっくり返る。 さっきから何かわめいてるけど、言葉になっちゃいない。 そりゃあ、そうか。 ガキとはいえ、ピンク色の髪を逆立てて、文字通り目を光らせた奴がいきなりあらわれて、ニタリと笑ったとおもえば 触れもしないで自分を蹂躙してるんだから。 ) [Wed 2 Jan 2008 22:38:38]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 『 破壊衝動 』 [Wed 2 Jan 2008 22:27:53]
お知らせ > 藍音さんが退室されました。 『トテだな。ブリの件も含め覚えておこう。 此方は―― 藍音と呼ぶといい。』 [Mon 31 Dec 2007 04:16:19]
お知らせ > トテさんが帰りました。 『トテ(短く告げる)』 [Mon 31 Dec 2007 04:09:18]
トテ > ――じゃあ今度は僕が触るばんかなー? なんて冗談なー? ――猫一匹のお腹を満足にしていられる維持費があるなら大丈夫なー。 ( 一息。そろそろ満足しただろうと思ったら手を引こうか。 ) なはははー。僕らは猫だなー? 当分生活に困らなければいいもんだしなー。 ( にまにまと笑いつつ、交渉成立 ) ありがとなー。でもお金でも自分で買えるから問題ないなー。でもトキノミヤコの魚は久しぶりだなー。この季節はブリが食べたいなー ( 同じ目線になれば歩き出そう。途中、緩やかに人に化けるだろう。猫目と猫髭は隠せないので目は細めたままだが、ライカニアに見えるかもしれないがその程度。 ) そうそう、僕の名前は―― ( にんまりと笑った少年の顔が振り返ろう。きっと年の頃は貴方にあわせたのかもしれない ) [Mon 31 Dec 2007 04:08:23]
藍音 > タダなんだから贅沢言うな。   んむ、良質だぞ。(掌の内側擽られてるようなものだからそれはそうか。 適当に切り上げる理性があるが。) 自慢ではないがな。 まあある程度蓄えはある。 法外にぼったくらない限り平気だよ。(もっとも猫又が一日多く寝られるくらいの金払いはハラエにもあるか。)  そんなところか――此方が実績を上げて受け取る褒章が増えれば、よりこき使ってやれる。 ただ・・・立身出世を志すなら私はやめて置け?(何時”居なくなる”とも知れず世に出る事も無い立場のイキモノだから。 と、苦笑した。) 判った。 ツテでトキノミヤコからの飯、魚も手に入る身分だ――― 期待してくれ。(握手も体格差のせいで妙な感じだが、しゃがみこんでできるだけ同じ目線でこなしたら、早速出発しようか。 そろそろスラムを出ないと、此処で年越しとか洒落にならない・・・!) [Mon 31 Dec 2007 03:58:30]
トテ > できれば質のいい生ゴミを出して欲しいなー。食中毒はこわいなー? ――・・・。うにゃ。肉球気持ちいいかー? ( 肉球もふもふ。これがなんと猫にはくすぐったいのだ。ぞわぞわと、全身の産毛というより『毛』が逆立つ ) ――うにゃ。別料金なー? 道案内も情報だからなー? もしかして巫女は金ないかー? ( どこまでも商人な猫又である。金はあればあるだけ財産になるというが、この猫又の場合は楽をしていられる時期が増えるぐらいの意味合いしかない ) ――うーにゅ。つまり実績で示せーってことだなー? 僕が情報を売るー ( 肉球もふもふされているのでもう片方の手で自分を指差す。にょっきり伸びた爪が自分の鼻先に。 ) で、巫女は情報を得て出世して僕を雇ってくれるー。取らぬ狸の皮算用ー。でも面白そうなのなー ( にんまりと猫又は笑う ) 代金はお金でもいいなー。魚とかマタタビとか物々交換でもいいなー。そこらへんはファジーなー。不安なら「これでいいか?」と聞けばいいなー ( ちょうど肉球をもふもふしてるところである。そのまま握手、と手を上下に揺らそうか ) [Mon 31 Dec 2007 03:48:11]
藍音 > 生ゴミが出ないで助かっている。 食い散らかさないならだがな。(ああっと釘をさされた!)  危ないのはだめか・・・ならば私は肉球をもふもふするほうを選ぶぞ。(かくして藍音の危ない対猫知識は発表の機会なく闇へと封じられたぽ。) ああ、人を化かすというのもそういえば聞いたな・・・・では、迷子は人に化けた猫又に道案内させて活路を見出すことにしよう。(ついでに腕を見てみるのも悪くはない、ということか―― 送ってくれと頼みだした。深刻なようだ。迷子かっこ悪い。) 前例はある・・・が、余りいい顔はされん。 寛容なのも一握りだと知れ。 それに―――あれだ。 先程言ったろう。(私は下っ端なのでな、ということらしい。 ”ハラエ”の情報屋ともなると質も求められよう。其の辺りは上の判断を仰がねばならないが・・・ ) その代わり、”私は” 否定せんぞ? この辺りで人の手に余る怪異物の怪の跋扈があれば、規模に応じて噂を買い取ろう。  どうだ。 [Mon 31 Dec 2007 03:38:52]
トテ > 人間が残した残飯とかそれを目的にした鼠とか僕らにはうまーっだからなー。 ――・・・にくきゅー触るかー? ( ずい、と突き出す右手。人間が肉球好きだということは知っている。無論、全員が全員好きだとは思わないが ) ――うにゃー。僕に試すって危なくないのならいいぞー? でも痛くないので簡便なー? 金は変化できるから問題ないなー。大抵が魚とマタタビで消えるがなー。見てみたいかー? ( 反対方向に首を傾げる巫女に合わせるように反対側に首を傾げる猫又 ) じゃあ今も迷子なんだなー。迷子はどうやって帰るなー? ( 幾ら掛かるか、と言われても困る。猫又は気分気分で代金を買えるし、どこのマフィアにーという情報を魚10尾で請け負ったことがあるように ) ハラエはー ( しばし悩んだ後、猫又は口を開く ) 妖怪厳禁かー? ( この一言で何が言いたいかはわかるだろう。一過性の儲けよりも持続する儲けを。つまりは、ハラエとのパイプがある情報屋になれれば暮らしの安定に繋がる。無論、妖怪はダメっていうなら仕方が無いことなのだけれど ) [Mon 31 Dec 2007 03:26:49]
藍音 > 猫又と猫の平均をとってもニンゲンの方が生きるし増えるということなのか。 ・・・まあソレが作った街の中でも暮らせるんだ、双方に益があろう。(ニンゲンは猫をもふもふするメリットがある。 とのことだ。) 生憎と私の子供の頃は殺し方、呪い方、侵し方ばかりを倣っていたよ。 ・・・・試すか?(流石に猫相手では何するのも冗談だろうが。 何よりも先ず見た目的にナ。) 代金か――そもそも、金は使えるのか?(逆に心配になって反対方向に首傾げた。) ・・・・私はこの辺りが苦手だ。 方向が迷子なんだ。 頼める学なら定期的に何度か頼ませてもらうぞ?(言外に、いくらかかるの?って質問を  まあモノによって値段は変わるのかもしれないが――) [Mon 31 Dec 2007 03:17:58]
トテ > 猫の中でも何十年と生きて、さらに妖力に恵まれた猫が化け猫にー。化け猫から猫又にー。必然的に猫又の数が少ないのは仕方が無いことだなー? ( 論争というほどではないだろう。猫又はにんまりと笑ったままの顔を崩さない。営業スマイルってわけではないがこれが案外近所の子供(人間)に可愛いと評判がいいだけの話 ) 視線を合わせるのが礼儀だって子供の頃に習わなかったかー? ちなみに僕は猫だからなんでもいけるでー? ( 知っていますか。猫ってオス同士で――いや、なんでもありません。さておき、 ) むかー。僕がタダで情報を渡してしまうとはー。代金払えー。ハラエ? ――もっと情報が欲しいなら調べるぞー? でも代金もらうなー。 あ、僕は情報を売る仕事をしてるなー。巫女も情報を求めてきてるなら依頼していくかー? ( かくん、と貴方を見上げたままの姿勢で猫又は首を傾げる ) [Mon 31 Dec 2007 03:07:52]
藍音 > 人間が一杯なのは死なんからだ。 猫の倍は生き・・・ あれ、おかしいな。(猫又って何十年だっけか。 前提大崩壊、論争で猫に負けた。) 失礼ながら超楽しいぞ普段と逆なのでな・・・・それに視線を会わせるには四つん這いにならねばならん。 そういう趣味でもあるまい?(身長差だけはいかんともなのでここは勘弁してもらおう。 でも素直に謝れない。) 確かにこんな場所で見るとは思わなかったが・・・何、その一言が十分貴重な情報だよ。 血を啜る鬼か。此方では鬼といえばソレらしいな――(ふむ、なんてこお考えるポーズ。 この猫又がしってるならこのあたりでも噂という事、意外と無駄ではなかったか。) 大手は居心地が良くない事も多いぞ。 気ままな暮らしも羨ましいもの ……そういえば仕事といったな。 この辺りで何ぞ商っているのか? [Mon 31 Dec 2007 03:00:10]
トテ > ――うーみゅ。子供作りは生物の生存目的だなー。人間も多いと思うなー? 現に世界は人間で一杯なー ( 故のヴェイトスであるし、人種差別も増える。 とはいっても猫には関係の無い話。見上げる動作はなれたもの。 ) 失礼な巫女さんだなー。そんなに見下ろすのが楽しいかー? ――残念ながら僕は珍しいのかどうかわからないなー。猫又事態が珍しいって聞いてるけどなー? ( 溜息とはさらに失礼な。でも、そこで不機嫌な顔をする猫又ではない。猫又は猫らしく、のんびりと ) ハラエー。大手に就職おめでとうなー? ( 大手とかそういう意味ではないだろうが。でかい組織であることには違いないだろうか。猫又はにんまりと笑い、 ) 最近は噂の人殺し吸血鬼ぐらいしか情報ないなー? 他に珍しいものーって言ってもそこはお仕事なので調べてないなー? ごめんなー。 [Mon 31 Dec 2007 02:49:50]
藍音 > は。 猫こそ恐るべき速度で餓鬼作るではないか――そのうち人は猫海に飲まれるに相違ないぞ。(焼くと猫の大群が、的ないめーじでどうぞ。  同世代ではちっこいほうの藍音だがあいてはさらにちっこい。 見下ろすとなんだかいい気分である。 自然、表情も少し緩むか。) なんだ輸出モノか―― 珍しいヤツなら話を聞いておきたかった訳だが。(はふ、とかちょっと溜息の失礼巫女だった。) 無益な殺生も好まんしな……一応はハラエの、と言っておこうか。 見習いも見習いよ。(そんなに偉いものでもない、と手ェひらひら。  仕事でここいら近辺の化物話を蒐集している所だ。とまで説明してしまおう。) [Mon 31 Dec 2007 02:43:03]
トテ > ――猫にとったら人間は怪物だー。短い時間で街作るんだからなー ( がっかり、という風な巫女ににこにこと笑いながら猫又は木箱から飛び降りるだろう。貴方が警戒しないようであるなら、顔を見上げるぐらいの位置まで近寄ろうとするだろう ) にゃはははー。残念だなー。僕はトキノミヤコ生まれなんだなー? ( こっちでどう妖怪化するのかはわからないが。さてはて、 ) わーい。命拾いなんだなー。巫女さんありがとうなのだなー。 ――うにゅ? この辺りは比較的とって食う人間がいないから猫も安心安全のたまり場なのだー。 ( 一息、猫又は首を傾げ、 ) 巫女さんは歩き巫女ー? それともハラエの巫女ー? [Mon 31 Dec 2007 02:32:34]
藍音 > 怪獣のように言われたようでいい気はせんが、まあ其の通りか・・・(急に寂しくなってく路地裏に少しがっかり。 暗いところでは、動物だろうが人だろうが居たほうが安心するよな。) しかし驚いた、言葉を喋るのか――― 100年生きれば尾が割れ人を化かすというが、洋の東西を問わんわけだ。(これで一応化物の専門家、必要以上に驚いたりはしないのだが――― 誰に評判なんだろう、なんて疑問も噴出する。元からなのか、表情筋豊富な筈の此方のほーが難しい顔のままだ。) 安心しろ、取って喰うなら立場が逆だし、猫はもふもふするもので、虐待の趣味もない。 その服も可愛・・・おっと。 これか。(なんだか憎めないタイプだー、と確認すれば、構えてた棒状のもの――払い串を引っ込めた。) 仕舞うから恐れるな。 私はこの辺りの状況を知りたくて来ただけだしな。(地利を知り、起き得る事象を知り、それがきけんならぶっとばす。 最後のは口に出さないが―― ) [Mon 31 Dec 2007 02:26:08]
トテ > そりゃあ自分よりも何倍もでかい生物がきたら逃げるなー? ( それこそクモの子を散らすように逃げていった子猫猫猫大人猫。そんな中に黒猫一匹尾が二つに分かれた猫又はニコニコと笑う。表情筋のない猫が笑ってるのも少し不気味かもしれないが ) うーみゅ。猫は猫でもやっぱり郷に入っては郷に従えってやつだなー。案外可愛いと評判いいんだけどなー? 着物がいいなら着替えるぞー? ( 反射的に身構える巫女に慌てて両手をあげる猫又。その動きはオーバーアクションであるため、少々滑稽さを誘うかもしれない。 ) あーっ! 僕を殺さないで! 僕は人を食べるのも嫌いだし人と生活するのが好きなんだなー! なんでもするから殺さないで欲しいなー! ( 一合も交える前にすでに降伏のポーズである。平和万歳平穏万歳なんて歌い出しかねない。――口元が「あわわわわ」となってるあたり、それもまた滑稽である ) [Mon 31 Dec 2007 02:10:53]
藍音 > む、なんだ猫ども何故逃げる。(付近からばばーっと動く気配が流れれば、 脅かしてしまったかな? ――なんて反省する。 闇の中で周囲を良く見れば散らかった様々の食い物に木箱等々。 寝床か何かだったか。) 路地裏の情景など何所も変わらんか。 ・・・ ヴェイトスは出るぞ出るぞと聞かされてはいたが、やはり街中は聞くほどの魔窟では―――   ?(そうして視線を上げ――そこで足も愚痴も思考も ぴたりと止まった。木箱の上、何か座ってる。) ・・・・・猫・・・・・が西洋風の格好を?(反射的に身構えつつも、何だコイツ ッて疑問のほうが先にたって困惑顔。愛想よさそうだし、 トキノミヤコ本国では見たことのないタイプだが――)  [Mon 31 Dec 2007 02:05:45]
トテ > ――うみゃ? ( それは同時に気がついた。猫の集団と猫又が一匹。言葉を交わす必要も無く。人を恐れる猫は我もが先に逃げ出す。しかし、猫又は逃げ出さない。――というよりこの場所は袋小路になっているので逃げようがない。それこそ猫ならば隙間なりに入り込んで逃げるのだが、猫又であるがゆえ、身体の大きさは他の猫よりも大きく、また大事なトランクケースを置いて逃げるようなことはしたくなかった。故、巫女がその場に足を踏み入れたら最初に目に付くだろうはジェントルスーツを着た猫又であり、地面にぶちまけられたマタタビや魚の類であったり。壊れた木箱であったり。――まあ、そんなところだろう。猫又は慌てても仕方が無いのでゆらりゆらりと二つの尾を揺らしながら木箱に座り、来訪者を待つだろう。細めた目は狐のようである。猫の目が人間にとって怖いと思われることを知っている。愛玩動物、というような体をしているのは自然と敵を作らないように実につけた姿勢である )  [Mon 31 Dec 2007 01:45:26]
藍音 > (そんなのんびりネコミュニティに迷い込んだのは、二足歩行の足音と棒状の何かを引き摺る音――夜目の聞く猫どもなら人より先に接近に気付けよう。  スラムじゃ夜の徘徊も珍しくなかろうが―― それが清楚そうな白の巫女服姿となるとイヤでも目を引く存在になるわけだし。) 微妙に臭い・・・・――来島時に一度見回ったが、何時来ても変わらんな、このあたりは。(尤も、来訪者はこの猫に用がある! 的な雰囲気を漂わせている訳ではなく――― 来襲の動機は新任の従業員が店舗周辺の地形を見回るみたいな偵察なのだが。) [Mon 31 Dec 2007 01:39:07]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『ねこだまりぶれいかー』 [Mon 31 Dec 2007 01:31:03]
トテ > 訂正 壊そうな → 怖そうな [Mon 31 Dec 2007 01:25:03]
トテ > ( トテ。という名前の猫又である彼は近くの木箱に腰掛けてゆらりゆらりと尻尾を揺らす。手にしたステッキをくるりと回しながらの大欠伸 ) んで最近、何か面白いことはあったかー? ( むぐむぐと皿に盛られた魚やマタタビに夢中な猫の中で一匹。「なぁ」と鳴く。 ) 重そうな箱を持った人間が四人で壊そうな人間が数人ー? んー。僕の判断じゃわからないなー ( その話は実のところ強盗事件だったりするのだが猫ではそういう判断もない。それは断片的な情報となって野良猫からトテに伝わるのでトテはその情報を場所とその風景を紙にまとめて保管しておき、必要ならば引き出して使う。――主に人間の詳細な風体がわかれば人探しには役に立つだろうがそれもまた猫視点なので怪しいところ。 ) まあ、僕らはのんびりと暮らせればそれでいいしなー。 ( ふにゃあ、と欠伸を漏らす。スラムの裏路地の中でぽっかりと空いたような空間。雑多に詰まれた木箱に中身はなく、木箱の中身は野良猫の寝床となっている。そんな猫臭さの強い場所 ) [Mon 31 Dec 2007 01:22:48]
トテ > ( ジェントルマンスーツのような服を見に纏った二足歩行猫が一匹周りの猫と一緒になって魚を食べている。別に飼い主が猫に着せたような趣味の入った服ではなく、まるで人間が正装してるような服である。 ) そんなこと僕に聞かれても困るなー。この服は僕のお仕事中を意味してるだけだしなー ( やけに間延びした言葉遣いをする。その返答はすべて人間の言葉ではなく、「んなー」という猫の言葉であるが二足歩行猫は猫語で返すわけでもなく、人間の言葉で返す。どちらでも意味は通じるのだという。 ) まあ、そんなわけで皆で食べるのだー。僕の分はもう取ってあるのだー ( 尾が二つに分かれた猫はこの二足歩行猫ただ一匹である。世に猫又と呼称される妖怪である ) [Mon 31 Dec 2007 01:16:48]
お知らせ > トテさんが来ました。 『――僕の仕事の報酬はマタタビとか魚とかだったりするのだ』 [Mon 31 Dec 2007 01:12:47]
お知らせ > さんが退室されました。 『一時中断』 [Sat 29 Dec 2007 22:56:37]
> ――住民、というには少々事情は違いますが。いえ、手前とてこのような物騒な物を腰にさげていれば疑われるのも然り。気にはしておりません。 ( 一息。謝罪を少女が口をすれば小さく会釈を返す ) 見ればトキノミヤコ系のお姿。トキノミヤコもアマウラも元を辿れば同郷も同じ。という言葉は少々本国の方の中には気分を害する方もいらっしゃると思いますが――。 ( お気を悪くしたら申し訳ありません、と一礼する。例えばの話、この地で生まれたアマウラ人であるならば『同郷』ではないだろうが血縁者がということになる。それはそれで――話の種にもなるだろうと思っての言。西洋人と東洋人とでは顔形も違い、肌の色も違う。まして、東洋人であるならばその顔などの微妙な差異でティアン系かアマウラ系か見抜くことも正確ではないにしろ可能なこと。話の種程度であるならばそこを間違えたとしても大きな問題にはなるまい ) スバル様。失礼しました。手前の名は雪村と申します。――しがない浪人などをしております故、明日の飯種にも困る始末。この場の方々には多く助けられています ( にっこりと男は笑う ) [Sat 29 Dec 2007 22:56:31]
お知らせ > さんが来ました。 [Sat 29 Dec 2007 22:47:28]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『(  ――さて、どうするか…どうもしようがないが。  ) ――一時中断――』 [Sat 29 Dec 2007 22:46:47]
シャナ > ( 名を聞けば、少女は一つ頷き、身を相手へと向きなおすだろう。 )  ――そうか、…ここの住民だったか。失礼した。  ( 言う事は正しい、ならば素直に詫びよう。だから少女は謝罪を口にするが、 )  ……私か?私は自警団員のスバルと言う。巡回中だったからな、気分を悪くしたなら謝る。  ( などと言いつつも、無表情を維持していてはその言葉に裏があるようにも思えるかもしれないが。尤も、不審な人間ではないのならそんな警戒も必要ないかと少し表情が柔らかくなるだろうか。尤も、少女から考えての話なので実際柔らかいかどうかなど判りはしない。 )  ――同郷?何故それを…。  ( 名乗りはしたが、そんな事まで言った覚えは無い。…何か察する切っ掛けのようなものが存在したのだろうかと不審に思うも、答えなければ追求はするまい。 )  いや、気にするな。私こそ疑ってすまなかったよ。  ( 相手には、雪村というこの人物には悪気もないだろうし罪もない、謝られるような事ではないだろうなと、そう思った故の返答。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:42:32]
> ( 無表情に見つめ返す少女の無遠慮な態度にも、冷たい視線にも動じず雪村馳という名の侍は口を開く。 ) それは手前とて人の子でありますから。金も無ければ生活に困りスラムにでも住み着きましょう。 ( 静。という体の構え。不信感を露に言葉を叩きつけられてもさらりと流す。堪えないわけではないが、それを表に出さないだけの話。 ) ではその問い、逆にお聞きしても? ( 首をやや傾げて雪村は問う。別に正義だとか振りかざすつもりもないし、妖魔魑魅魍魎悪鬼の類と判明したとしても別に剣を振りかざすわけでもない。雪村という男は武士の規格に当てはめたような男ではあるが、女性を子を残すための道具と考えるような偏った武士でもない。故に――年端もいかぬ女子がスラムを歩き、身体が不調そうならば声をかける。必ずしも不調が身体ではないかもしれぬが ) この通り、手前はアマウラ生まれの人でありますから。このような異邦の地で同郷の者と出会えばうれしいものだったのでつい声を――・・・。差し出がましい事をしましたでしょうか? [Sat 29 Dec 2007 22:34:44]
シャナ > ( 戻した、とはいえ一応は剣に持ち歩き用の為の紐を右肩から掛け、片方の紐は左肩を通して垂らす…そんな背負い方なのだが。 ) (  …でもこれ、戦う時邪魔よね。  ) ( そう思ったからこそその紐は強く引けば勝手に外れるという紐を購入し、取り付けてもらったのだが。 )  ――どれだけ、便利になったって。  ( 使い手がこれでは駄目だな、と苦笑した。その後、自分ではない続く言葉。 )  ……。  ( 表情を、いつもの無表情へと戻す。背は向けつつ、黙ってその声を聞いている。武芸者、という言葉に続き片手では危険だと言う、誰か。 )  そう言うという事はお前もそういう関係の人間か。  ( 首だけを少し後ろに向かせ、視線だけをその存在へ。――一瞬女性かと少女は思う、だが性別はどうでもいい。 )  そして、そんな危険な場所だというなら何故お前は踏み入る?  ( これは不信感故。スラムに住む住民を狩りの対象にしている人間もいると聞く――可能性がある限りは、聞かねばなるまいと。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:24:08]
> ( その声は貴方の後方から。貴方が振り向けばアマウラ装束である着物に身を包んだ一人の女性――否、男が立っている。その男を女と間違えるかはさておき、女のような銀髪は月夜に栄え、ゆったりときた着物は冬物であるがその中に隠された身体が男と呼ぶには少々線が細いことがわかるだろう。腰には刀を差しているのでサムライかそれに順ずる人間であることは一見するだけでわかろうか ) 背の得物を見れば――武芸者とお見受けします。しかし――幾ら武芸者でも片手で振るわれていれば危険でございますよ? ( 紫を基調とした着物。不用意に近づかず、適当な距離で男は紫黒の瞳を細めて笑みを浮かべる。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:14:15]
お知らせ > さんが入室されました。 『年若い女子が歩いては危険な場所でございますよ?』 [Sat 29 Dec 2007 22:08:36]
シャナ > ……にしても、この調子だと…。  ( 右腕を背へと向け、白い布で包まれた片刃剣のシルエットを掴み前方へ大きく、振るう。 )  …っ。  ( 片手では、やはり重い。振り切ろうとすれば地面へ叩き付けそうになってしまう。 ) (  駄目だ…やっぱり鈍ってる。  ) ( 日々、片手でも素振りはしている。それでも、剣を扱うには両手が慣れてしまっているのだろう…動きが鈍い。振れなくとも、遅い。 ) (  ――怪我が治ったら訓練を欠かすわけにはいかなくなったな…、尤も。  ) ( 変な無茶をすればルジェに何を言われるか判ったものではないか、と苦笑して剣を背へと戻した。 ) [Sat 29 Dec 2007 22:04:06]
シャナ > ( 不可抗力といってもそれは少女の寒いという感覚が引き起こしているものである為不可抗力と言って良いのかどうかは疑問であるが。 ) (  いいのよ、どうせ私の心の中の思考なんだし。  ) ( 当然隊長や自分より階級の上の人間に聞かれたら何を言われるか判った物ではない。…とはいえ、自警団の制服とコートだけでは、冷えてしまうのは間違いはなく。 ) (  …鍛錬でも長時間する事が出来ればそれなりに身体を温める事が出来ると思うんだけど…。  ) ( 腕が治るまで余計な暴れ方はするなと忠告されている身だ、派手な真似は出来ない。となれば安静にして傷を治す事を優先するべきだが…。 )  私の自分勝手の結果だし…、今更そんな事言うつもりない。  ( 自分の心と討論するかのように、しかしまぁ小さな愚痴ではあるのだが。それに続いて溜め息を漏らせば軽く肩を竦めようか。 ) [Sat 29 Dec 2007 21:56:24]
シャナ > 暗い上に、雨まで降ってくれたし…面白くない日だ、全く。  ( 何を基準に面白くないと言うのだろうか。それは少女自身の感情だ、それだけしかない。だからこそ、鬱陶しい湿気と思う。 ) (  …こんな日の見回りも久しいかな。  ) ( とはいえ…今回は冷える、雨が降ったお陰で気温は低下する一方、少女は一部切れ痕のあるコートを少しでも寒さを紛らわそうと深く着込むがあまり意味はない。ならばこそ、歩を進めて行く速度も上がってしまう――不可抗力だ。 ) [Sat 29 Dec 2007 21:51:19]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『――今日は暗い。  (それは、呟き。)  』 [Sat 29 Dec 2007 21:46:18]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 ドンッ、めきめきめき、と音がして埃が舞い上がった。 』 [Thu 27 Dec 2007 23:31:22]
エリー > ( 2人があれこれと作業をしている間に此処までの経過と地図の訂正をしている事にした。 薄汚れた作業台の埃を払い、カンテラを置いて立ったままインク瓶を開ける。 結構な時間がかかった。 もう一度此処まで立ち入るなら半分の時間で来る事は出来そうだが、何往復もする暇があるだろうか? そういう想定もしてきたし、雨風だけは最悪防げる環境ではある。 ―――――此処で一泊、もあり得るか。 年末年始くらいは何日か休めると良い、けれど。 ) [Thu 27 Dec 2007 23:24:59]
エリー > ――――此処、破れませんか? 駄目ならまた何処かから屋根に上がるしか。 ( 道が途切れた。 I/9区画まであと3ブロックという所で。 南側は石壁に阻まれてとても進めそうに無い。 東側が木造で、ノックしてみると割と薄そうな音がした。 何か登りようがあれば屋根にも登れそうではある。 いつ破れてもおかしくないような造りと古さではあるが。 ) [Thu 27 Dec 2007 23:14:42]
エリー > ( 一つ一つの建物が必ずしも正確に同じ向きに建っているわけでもなく、コンパスで南北を常に把握しながら地図を埋めていく。 この区画の正確な地図なんかがあるわけがなく、出鱈目に繋がった建物と細い路地、時には登り階段や屋根の上までを歩いて走り書きのような地図を記す。 屋根の上に出られたときはラッキーだ。 上から見て情報を幾らか正す事が出来るし、今現在の位置確認にもなる。 多分今描いている地図は歪んでいるし、帰ってから他の部隊のものと照らし合わせて整合性を検証するのが良いだろう。 今の所、他の部隊からの合図は無く、何かを発見したという報告は届かない。 此方もそうだし、先を急ごうか。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:59:07]
エリー > ( 何体かの吸血鬼がこの区画を潜伏先として利用している、という情報―――実際踏み込んでみれば、成る程いちいち理由が無ければ入りたい場所では無いし、無人かと思えばそうでもない。 此処に来るまで既に2回、浮浪者の寝床に遭遇して尋問に時間を割いていた。 2人のハンター(あわせて☆2程度)が銀剣と十字架を手に歩き、私がカンテラと地図を持って道を示す。 そうして南東の1ポイントを目指して進んでいる。 ヴェイトス市を流れる大きな川の下流、生活汚水まみれの溝川と切り立った断崖に阻まれた一番隅の部分だ。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:48:50]
エリー > ( それは巨大な迷宮のようなものだった。 背の低い木造の家屋や倉庫、工場。 無計画に乱立、拡張されて無尽蔵に拡がり続けたものの、ずっと前に廃れてしまって住まう者も無く放置された区画。 穴の開いた屋根から見上げれば曇り空は見えるが、何処まで行っても拓けた場所には辿り着かない。 建物の隙間の細い細い道を通るのと、薄く破れた壁越しに隣の家屋へ抜けるのと果たしてどちらが確実か、意見の分かれる所だ。 ) だいぶ奥まで入ってきたと思います。 間違いが無ければ (東西軸)F/(南北軸)6 ブロック…南下すれば9ブロックで溝川にぶつかって進めなくなる筈。 ( 丁寧にマッピングを続けながら同行するハンター2人に指示を出す。 年の瀬にこんな所で何を、といえば――――件のハンター襲撃組織「ハンターハント」の線から辿って芋蔓式に検挙が続けば、こんな地区に大型の潜伏先があるという情報が入ったという話。 私達3人以外にもこの広大なスラム迷宮の中を別のハンター達が動いている。 とても1チームで捜索しきれる範囲ではなかった。 ) [Thu 27 Dec 2007 22:36:53]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 “乱造地区迷宮” 』 [Thu 27 Dec 2007 22:27:03]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『子供達の寝息を、遠く聞きながら安堵したような表情をしつつも…』 [Thu 27 Dec 2007 03:26:09]
ルジェ > (どんっと何者かに背後からぶつかられ、驚きで瞳は見開いたまま…) 「きゃあッ!…な、なに!?」 (簡単に背後を取られた事に内心後悔しつつも、…ローブを握り締める背後の者の様子にきょとんとしつつ、恐々と振り返ってみれば、先ほどの二人の子供がいて。) 「お姉ちゃん、有難ウ…。 ボク達、寒かったから…」 (体を固くしたまま、その様子を見下ろしていて。…ルジェは困ったなあというように、頭を掻いてみせた) 「い、いいヨ、…というか、こんな奥まで着いてきちゃ駄目だってバ。…なにが出てくるか判らないんだシ」 (ルジェはとりあえずローブを放してくれると有難いな、と子供達に伝えて解放されればその視線を合わせようと、膝を落としそう伝えるも。 …涙で濡れた頬を見せられれば口を紡ぐしかなく…) 「…夜遅いかラ。ルジェで守りきれるかどうか判らないけれド、…こっちへオイデ?」 (苦笑い気味に子供達二人を屋根のある場所へと連れていき…。 少なくとも雪は凌げるだろうと考えた風で。 自分の外套を子供二人にすっぽりと被せてあげて、寒さに耐えられるように…) 「ずっと、は。無理だけド。 …朝までなラ、守ってあげるカラ」 (ずっと守ってあげるから、とはいえない自分に歯がゆさを持ちつつ、二人の子供の体温を感じながら、…それでも深い眠りに落ちることはなく、うっすらと瞳を細めて日が昇るまでは、屋根の下で体を屈めていただろう) [Thu 27 Dec 2007 03:25:19]
ルジェ > 目を細めながら、足は迷う事無く進んでいく…) [Thu 27 Dec 2007 02:11:11]
ルジェ > (それほど重装備をしてきたわけではなく。…どちらかといえば軽装にあたり。ショートソードのみ皮ベルト越しに持ってきていたのみ。 …尚且つ先ほど寒さ対策の為のストールを渡したとなれば、寒さがこたえてくる事に眉をひそめて) 「…宿に戻ったなラ、寒くないノニ」 (暴れるチャームに抱きついてでも、暖を取るつもりだったルジェ。…何故、自分が寒さに強いのか、故郷の記憶が定かでない以上は理解出来ないではいたけれど。 …それでも雪が降るほどの寒さともなれば、体が震えてくるのが判り…) 「明かりガ少ないカラ、はっきりと判らないヨ…」 (不満をぶつぶつと呟きながらも、幾つかそれらしい道へと足を向ける。 今、スラムの奥なのか、出口に向かっているのかさえ、定かではなかったけれど。) 「…チャーム、心配してるよ、ネ」 (また沢山心配かけちゃってるよ、という後悔は消せぬまま、闇に怯えるようにローブを握り締めて [Thu 27 Dec 2007 02:10:48]
ルジェ > (ルジェは空を見上げようとするも、屋根屋根がそれを阻んでいる。 …ルジェはため息をついていて) 「…此処でも、ないみたいダ」 (宿屋へと戻る道。…ただそれだけを探しているにも関わらず、灯火が僅かしか目に映らない場所へと足を踏み込んでいくのが判り。 …ルジェはローブを握り締める。) 「こうやっテ、何時も迷子になっテ…。 怪我増やしてばかりだったかラ」 (無理はしないと約束したのに、ルジェはクリスマスくらいはスラムの街でさえ賑やかであると思っていた。 …が、現実はルジェが思っていたように甘くはなかったようで。俯いて悔しそうに、唸る) 「…サンタさん、意地悪ダ」 (小さくそう呟いて。 …自分じゃどうしようも出来ない事に歯がゆさをかんじつつ、少なくとも待ってくれている者がいる以上は、この街から帰らなければならないと考えていたようで。目を細めて暗い道ではあったけれど、どうにか認識しようと必死の様子) 「…この道が正しかったなラ、外に出れるハズ…」 (そう思いながら、幾度となく歩いていくも。 行き止まりだったり、同じ場所に戻ったりの繰り返しの中で息が上がってしまっている。) 「はぁ、はぁ、…はぁ」 (呼吸が乱れてくるのを、ローブを掴んでなんとか元に戻そうと必死になっていて。ルジェは唇をかんだ。 僅かに降る雪。積もるほどではなかったけれど、寒さを実感するには充分だったようで。ルジェは機械化した部分を擦りながら歩いていく。…手で癒しているとはいえ、決して温もってくるわけではなかったけれど。そうせずにはいられなかった。 …じっと目を見据えて、暗い道を睨みつける。不思議なのは、この場所でお化けがどーのと叫ばないことだ) 「…お化けは病院でしかでないモノ。 もっと、人のほうが怖イ」 (小さくそう呟きつつ、夜の闇に怯えるようにローブを硬く握ったまま、周囲を見回している) [Thu 27 Dec 2007 01:22:51]
ルジェ > (…どれくらい歩いただろうか。 ルジェは白い息を吐きながら手を癒していて…。 暗い夜道を一人歩くのはかなり心細かったけれど。頬から伝う涙を拭いながら、道を探索していた) 「…何処に繋がっているんだろウ?」 (ルジェは幾つかの路地を曲がりながらも、同じ場所に戻ってしまい、頭を掻いた。 …自身の地図も当てにならず、尚且つ夜はどんどんと更けていき。ルジェの表情からは余裕がなくなっていく。 ローブを握り締めるその手に汗を感じつつも、目はしっかりと前を見据えていて) 「怯えてちゃ、駄目ダ。前、見てなくチャ…」 (自分の身くらい、自分で守らなきゃいつまでも、ルジェは子供だ。…その気持ちの焦りが、より思考を混乱させてどんどんと足はスラムの街の奥へと進んでいくのを気づかないまま…) [Thu 27 Dec 2007 00:47:56]
ルジェ > (白い息を吐きつつ、困惑の表情は消えないまでも、足元はしっかりとしており。…周囲を気にしながらではあったけれど、足を進める。迷いこんだことは初めてではないのだから、多少気持ちはいつもより落ち着いたものだったけれど。 夜目が利くわけではないルジェは、不安な思いを拭う事が出来ずに、歩いていた) 「…ひゃ、ひゃあッ!」 (ふるっと体を震わせる。 …雪か?と思っていたら、頭上から脆い外壁が幾つか足元に転がっており。それがローブに触れたようだった。ルジェは胸を押さえて、どきどきと鼓動を打つ事を抑えようとしていて…) 「帰る場所がある分ダケ、ルジェは恵まれているのかもしれナイ」 (先ほどの子供達の事を思い浮かべて、…少し涙目になりながらもその落ちてきた脆い外壁の欠片を膝を落として眺めながら、ぎゅっと握りしめて。 …簡単にぽろぽろと崩れ去るその様子を悲しげな眼差しで見ていた。) 「…ルジェ、まだこんなもんなんダ。一杯、一杯鍛錬つまなきゃならないノニ」 (…それでも、鍛錬所へ通うほどには体力が戻ってきていないのは判っているのか。 柄を握る事は出来ても、それを振るうまでには回復していない、自身の肩に手を添えてぎゅっと握り締める。 その瞳には焦りの影が映っており) 「…誰の力にモ、ルジェ、なれないヨ、このままジャ」 (ルジェは脆いその外壁の欠片を見つめて、ぽろぽろと涙を石畳の道に零した) [Thu 27 Dec 2007 00:14:45]
ルジェ > (…一通り、咳を切ったように走っていて。 いつかと同じように、迷っている事に気づくルジェ) 「またダ。…何時モ、ルジェ迷っちゃウ」 (リュックから白い息を吐きながら、以前書いた自身の地図を見るながらあたりを見回すも…。 今、自分がどの位置にいるのかさえつかめない。 ルジェは眉を寄せながらではあったけれど。その自身で書いた地図を掌でぎゅっと握り締める。涙で濡れた頬を拭いながら、俯いてなにかを考えているようで…) 「此処にはサンタさん、来なかったのカナ…」 (小さく呟いて。 …肩の傷が寒さで疼いてくるのか、少し手を添えながらではあったけれど、唇をかみ締めながら辺りを伺うようにゆっくりと足を進める) 「…何時も、助けてもらってばかりジャ、駄目…なんだモノ」 (そう呟きながらではあったけれど。 霞む先の暗い道を一人歩くには少し心細いのか、体を震わせていて。ぎゅっと唇を噛んだ。一度瞑った瞳を開いて。…まだ、涙の跡は残っていたけれど) 「…一度は自力で出れたんだモノ。 何処かには繋がってるはずなんダ、道ハ」 (顔を上げて、不安は拭えないまでもいくつか道を見つけてはきょろきょろと辺りを伺いつつ足を進めている) [Wed 26 Dec 2007 23:52:03]
ルジェ > (小さく震える兄弟…なのだろうか。 僅かに…とはいえ、今宵は随分と冷え込んでいた。ルジェはその二人に視線を移して、怖がらないように、足を進めると。…二人はよりそうように、ルジェを見上げていて) 「…怖がらなくテ、いいヨ?寒いんでショウ?」 (ルジェは膝をついて、子供達に目線を合わせるようにして、微笑む。 …二人の子供達は支えあうようにして、上目遣いにルジェを睨んでおり。 …ルジェは肩を竦めた) 「この子達には、サンタさん来なかったノカナ?」 (そう思えば、…胸が痛んだ。ルジェは着ていたローブの下から、ストールを脱いで、二人にかけてやる) 「…ずっと此処にいちゃ寒いヨ?お家帰んないノ?」 (びくんっと体を震わせる二人に苦笑いをしながらも、雪が頭にかからないように、しっかりとかけてあげて、小首を傾げている。…しばらくして、二人は首を小さく振った) 「…そう、なんダ」 (…出来ることなら、二人を宿に連れて帰りたいと思ったけれど。 端を見れば幾人もの子供達が同じように身を寄せ合って雪を凌いでいるのが判り、…二人だけ助けても、結局は自己満足に過ぎないのだと思えば、涙が零れた) 「ごめんネ、今のルジェにハ、これが誠意一杯ナノ…」 (ルジェのストールを不思議そうに握り締める二人に泣き笑いを浮かべて、ルジェは立ち上がり逃げるようにその場から去った。 …自分の過去とだぶってみえたのか、見ていられなかったのか、頬に涙を流したままで) [Wed 26 Dec 2007 23:35:06]
ルジェ > (ルジェはしんしんと降る雪の中を、歩いていた。 …公園でも沢山の灯火が見えて。ルジェは胸をどきどきさせていたのだが。 スラムの街は強い風が石畳の道をそよいで、静かに雪を降らせているのみ) 「…あいからわらズ、寂しい、ナ」 (ルジェは胸が痛む思いで、この街を歩いていた。 …さすがに道中で眠る姿は見えなかったけれど、それでも僅かな屋根に寄り添うようにして眠っている人達の姿が目に留まれば、ずきんっと心に刻まれる) 「ルジェになにカ出来る事なんテ、限られてル…。ケド」 (唇をかみ締めて、見えない月を目で追うように空を仰ぐ。…まだ、肩の傷が完治しておらず寒さに少し痛みを感じたのか、眉を寄せたまま空に視線を移していた) [Wed 26 Dec 2007 23:14:47]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『僅かに降る雪を見上げながら…』 [Wed 26 Dec 2007 23:10:06]
お知らせ > セラさんが退室されました。 『(全てを奪い取られても、少女は其処から起き上がれなかった。)』 [Sun 23 Dec 2007 23:52:22]
セラ > ( とーちゃんとかーちゃんがいなくなったときに、感じたものに似ていた。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:51:46]
セラ > ねえ、今日――クリスマスなんだよ。  おいしい、もの、食べようよ。  ( 笑い声が聞こえる。「バカじゃないの」とか「ふざけんな」とか。 ) ―――-いたっ! ( 頭に硬い石が当たった。 血が、落ちる。痛みよりも先に、赤に気づいた。 ) ……… ひおー、クリスマス嫌いだけど、おいしいものはたくさん食べさせてくれるんだ。だから―――   ( そこで、言葉がとまる。……いえるわけ、ないじゃないか。   思わず、泣きそうな顔が俯いた。 )  ―――-ッ    ( 自分から捨てた。自分から逃げた。だって怖かった。怖かったんだ。だから、逃げた。 )  ( 帰れるわけがない。 )           死な、ないで。   今日はしあわせな日、なんだって。   しあわせな日、なんだって。  だから―――( 抱きしめたまま。もう一度石が投げられた。 ) ―――――。( ガツン、とあたる。不思議と痛みはなかった。――聞こえるのは笑い声と、罵声の声。寒い、痛み。だんだんと神経が霞んでいくような、感覚がなくなっていくような―――それは。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:51:12]
セラ > ( 触るその腕が、体が、酷く冷たいと感じた。 なんだか人でないものを触っている気さえして、違和感さえ覚える。――自分に人を暖める力があればいいのにとこれほど思ったことはなくて。妙な焦燥が湧き上がった。――だって、  動かなくなっていく。 )   ねえ、起きてる? ―――  起きてる?? ( 思わず体を揺らす。 暖めるように、暖めるように、 揺らす。 自分にはハンドパワーなんてないから。自分には周りの空気を暖かくする能力なんてないから。 だって自分だって寒い。周りはそれを笑ってみてる。 なんで?なんで助けない。少女にとってこれは当たり前ではないから。 ) ……ねえ、  ねえ。  ( 呼び声は、強く。   ) ――――-っ、ね、ぇっ!! ( ぎゅ、と――抱きつかん勢いで抱きしめた。このままじゃ、死んじゃう。死んじゃう。 )  ( 奴隷ギルドなんかより、怖い。  ) やだ、 やだ。 ( 怖い ) [Sun 23 Dec 2007 23:45:52]
セラ > ほら、着ないと。 死んじゃう。 寒い。 ( そんな単語しか出てこないけど、さ、と被せればその風さえ寒くて。冷たくて。ワンピースの裾から入る冷気がこれほどまでに憎いと思ったことはなく、 眉を寄せた。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:37:13]
セラ > ( 今にも死んでしまいそうなくらい震える痩せたその子は自分よりも小さな。 ) …… ………。 (   反応のないその子に、少女は羽織っていたコートにボタンをかけた。だが ) ………  。 (  脱ごうとすると、冷気が一気に襲ってぶるっと身震いする。 ――寒い。 ) ………   ちょっと…! ( ずるりと落ちる頭を支えようと少女の小さな手が伸びる。そして支えた頭は小さくても重かった )  ――― ………。       ( 黙った末、その手を抜いて。    自分のコートに手をかけようと。自分に何もないわけじゃない。まだお金だってあるし、袋に入った泥だらけのワンピースだって、洗えば何とかなるんだ。これは、ひおーからもらったものだから、あげるわけにはいかないけど。 ) [Sun 23 Dec 2007 23:35:03]
セラ >  ( 自分だって寒いのに。かたかたと震える体を抱くように細い腕が交差する )  ( 走り回る子の中にはコートを着ていない子も居た。 自分と同い年、自分よりも小さな子。…此方を見て、なんだか睨む様な、そんな視線を感じるが、少女はその乏しい瞳を見つめ返すように移して。 )    ――    。( そんな、中。気まずくて――その視線をするりと右に流した。 )    ……  ? ( 訝しげに眉を寄せる。――思わずその瞳は細く。少女が見たのは、座り込んで蹲る、自分よりも小さな―― )     大丈夫か?? (  すた、っと近寄って、座り込み。顔を覗き込もうと。 )  [Sun 23 Dec 2007 23:34:35]
セラ > ( 少女は商業地区を避けるように、あれから逃げるように歩き回った。三泊ほど宿は2万。洋服買って合計5万。なんだかんだで金はなくなっていく。スリ、というものにあわないようにできるだけ荷物をがっしーと持ちながら歩いている。 ) ( この少女が宿に一人で泊まったのも初めてだったし、一ヶ月泊まったりなんかしたら見つかって探し出されると思ったか。変装する技術もなく、ただでさえさまざまな社会的知識がない子どもは、スラムを歩いて数時間が経つ。――奴隷ギルドに居たときを思い出すような、そんな景色が広がる。金がない。食べ物がない。取り合い、けんか。――怖くて。それよりも、あの場所に戻ってきた気がして。   唇を噛んだ。 ) ――――-     靴、 ないのか。 ( 足元走り回る子どもを見て、ぽつりと呟いた。 硝子球はそのはだしに魅入られる。 ) ……寒そう。 [Sun 23 Dec 2007 23:24:11]
お知らせ > セラさんが来ました。 『(ひおーとまわらなかったところ。)』 [Sun 23 Dec 2007 23:18:34]
お知らせ > さんが退室されました。 『聖夜まで後三日。目前にした死体はどんな顔をしてるのだろう――』 [Sat 22 Dec 2007 02:03:43]
> ( ぱちぱちと爆ぜる火に視線を向ける三対の瞳は無言。少年もまた続ける言葉を探しあぐねてしばし無言。それから、 ) でも、今年は平和にクリスマスを迎えられそうですね。 ( にっこりと笑って続ける。 ) あ、でもまだクリスマスだから安心できないんでしょうか。僕、この街にきたばかりでわからないことばかりで。去年はどうだったんですか? ( しかし、返ってくるのは無言。意味もなさないような言葉の羅列。そうだ。ここはスラムであり排他的なのだ。信用されるのは本音と本当のスラム住人――無言に居た堪れなくなるが、肩を竦めて暖めた身体を冷やさないようにコートを羽織って歩き出す。今日は――どんな死体に逢えるかな? ) [Sat 22 Dec 2007 01:57:18]
> ―― ( 足を洗った人間が再び裏の世界に戻ってくることは多々ある。この少年もそのうち一人。やがてゆっくりと火にあたる人の群に向かう。同じような年頃の少年少女の集団だ。――少しだけ年上がいて、少しだけ年下がいる。来る者は拒まず去るものは拒まない。廃頽した空気が他人への無関心へと広がり、害ある行動を取らなければ排斥されることも無い。 ) 寒いですね ( いつもの仮面。にっこりと笑みを浮かべて少年は言葉を並べる。灰色で苦い言葉で味がしないのに、受け取る側はいつも楽しそうに受ける言葉の色 ) 今年も冷えると嫌ですよね。――あー、でも、教会とかなにか配ってくれるんでしょうか ( にこにこと笑う少年は貼り付けた仮面のようで。そしてそれを見抜ける人間はよほどの観察眼の持ち主か、――長い時間この少年のことを知っている人か。 ) [Sat 22 Dec 2007 01:41:42]
> ( とはいえ今夜はゆっくりとスラムを歩く。――死体も血も求めずにのんびりゆっくりと、である。 ) ――、・・・ ( 多くの人間が寒さに震え、身を寄せ合い火に集まり虎視眈々と得物を狙う。――そんな中にあって、少年と呼ばれてもおかしくない彼が襲われないのは染み付いた匂いだろうか。死臭とでも言うべきその香りは裏の世界に身を浸した者なら知っている香り。――たとえ、それを漏れ流れてきたものを嗅いだことのあるスラムの人間は遠巻きに襲おうとは思わないだろう。――とはいえ、そこから足を洗った自分が此処を歩いていること事態、一番自分が滑稽だと思っている。 ) [Sat 22 Dec 2007 01:29:53]
お知らせ > さんが入室されました。 『――この間は危なかったと思ってる。反省はしてない』 [Sat 22 Dec 2007 01:25:37]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『そのまま商業地区に向かって。』 [Fri 21 Dec 2007 01:40:52]
デュラハン > (目立たない外套と目立ち過ぎる服とで表と裏の素性を気取られない様にしている(まぁ、それ以外の事も多くしているが)自身だが流石に多くの人の目に触れるだろう場所・・・しかも悪魔崇拝者である事を自己宣言する様な場所に仕事着にもなっているド紫色のスーツで突っ込むわけにはいかないだろう。それに普通の人間でも「サバト」に赴くとなれば普段の姿や素性を気取られない格好で行くだろう事を考えれば、自身はそれ以上に念を入れても損は無い様に思えて。)やはり一時的にでも今とは違う服を用意すべきでしょうかね。(まぁ、今着ている紫の服は自身の魔力で作った物なので時間さえ掛ければ全く違う物を準備できるだろうし、新しく服を新調する必要はないだろう。ただ、外套の方は買った物の為にそうもいかず)外套の予備もあっても損は無いですかねぇ。(ついでにカツラも一時的ではあるが、弄ってみようか?何て思えば灰色は表通りの方へと足を進め) [Fri 21 Dec 2007 01:40:20]
デュラハン > (自身が立つと同時、伝手役は珍しい事もあるもんだなんて告げてきたので)私にも仕事以外のプライベートがあるのですよ?(冗談を言うように軽く笑い肩を揺らせば、伝手役に向け軽い会釈をした後に伝手役に背を向けて歩き出して。)(それから幾らかの時間の後、広場から路地に入り幾らか離れた場所まで来れば)出入りの際は気をつけるとして・・・・やはりこの格好で入るのはまずいでしょうかね?(自身の姿を隠すぼろっちぃ灰色の外套に視線を彷徨わせれば、続ける様に外套の隙間から不釣合いな白手袋を嵌めた手を出して。) [Fri 21 Dec 2007 01:24:07]
デュラハン > (自身の言葉に対し伝手役が頷き返す様子を暫し見つめれば)まぁ、ここに住む私達には余り関係の無さそうな事ですね。(そう言い軽く首を振れば、他に何か気になるような話はないですか?何て続けて。)(ただ、口では関係ないと言ったが、この悪魔にとってあまり可能性が高くなくとも合法的に同族と接触できる機会が得れるとなれば見逃す筈も無く。続けられる自身に関係が無さそうな噂を話半分に聞きつつ、そのサバトに行く際に問題になりそうな事を考え始めて。)(それから暫くし伝手役の話が一区切り付いた事に気付けば)さて、そろそろ私は動きましょうかね。(考えを纏めながら曖昧な相槌を打つのが面倒になった為、伝手役にそう告げると同時立ち上がるだろう。) [Fri 21 Dec 2007 01:14:14]
デュラハン > (スラムのどこかにある広場の隅。聞き屋と呼ばれる男とその伝手役を務める男は現在ある依頼の状況や代金の確認を終え、情報交換を名目にした世間話をしていた。)(悪魔は頷きから少し間を置けば軽く首を傾げ)しかし、こんな時期にサバトをやる方なんてのも居るんですね?(伝手役から告げられた噂話であるどこかの「大ホール」を貸しきった大規模な「サバト」があるという言葉に対しそんな事を口にして。実際、クリスマスから年越に向け人々が喜びを表にし盛り上がるこの時期に対しあえてサバトをやるのは中々根性があるように思えるのだから、悪魔からそんな言葉が出ても不思議ではなく。) [Fri 21 Dec 2007 01:00:57]
デュラハン > (焚き火を前に並ぶ人影が二つ。その片割れ、灰色の外套を纏う老人らしき者は隣に座る男の方に目を向け)鯖と・・・鯖と何をするんですか?(クリスマスムードに盛り上がる表の仕事場に漂う不快な空気に当てられた為だろうか、調子を幾らか崩していた悪魔は唐突に耳に入ったどう考えても聞き間違いとしか思えない怪しげな言葉を復唱するように男に返して。そんなデュラハンの言葉に対し対面に座る男は幾らか訝しげな表情を浮かべれば、すぐに否定する言葉を返し)・・・・あぁ、「サバト」ですか。(悪魔は正された言葉に納得したように頷く。) [Fri 21 Dec 2007 00:48:10]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『壁に映るシルエット二つ』 [Fri 21 Dec 2007 00:39:12]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『(―――この 魔女め。)』 [Thu 20 Dec 2007 01:55:08]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが退室されました。 『( ちゅっ。 )』 [Thu 20 Dec 2007 01:54:30]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 可愛い奴め。 口には出さないけれど、くつりと笑った声には、漏れ出たかもしれない。 ) ああ、それじゃあ、おやすみ、だ。 ( そうして小さな魔女は眠りへと沈んでいって………。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:54:16]
ブロウ > ああ、なるほど。 お互い初めて同士ってわけ、ね。 ハハッ。 なるほどなるほど。 ( 軽く笑った。 何処かぎこちない二人の時間。 いつかそれはきっと自然なものになる。 いつか―――きっと。 そう信じたい。 ) そんじゃ…お休み。 嫌だ、っつっても今日は無理矢理おんなじベッドで寝てやるぞこの野郎。 そうじゃなきゃ寒いんだよちくしょー。 ( 照れ隠しの言葉を口にして。 こういう幸せもあったのかということを知る。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:52:16]
アンブローシア@ブロウ宅 >  ふふ……………年は食っていても………妾も初めてなのだ。 ( 小さな魔女が過ごした八百年は、まどろみたゆたう夢の中。 穏やかに過ごす術は知っている。 けれど、現実にそれに触れることは、初めてで。 ) …………うむ。 寝るとしよう。 寝ている間もそなたを感じられれば………きっと、それがしあわせなのだということだろう。 [Thu 20 Dec 2007 01:44:05]
ブロウ > ………初めてなんだから、しゃあねえだろ。 知らねえんだよ。 こういうの。 ( 暴力に手を染めすぎた。 小さい頃からそうだった。 それを否定する気は無いが、こういう穏やかな時間にどうして過ごしていいのかを自分は知らない。 ) ………そだな。 別に焦ることなんてねえよな。 もう少し…このまんまでいいや。 なあ人生の大先輩。 八百歳のお婆ちゃん。 ( まったく、自分が臆病だとは知らなかった。 小さな腕に抱き締められて覚える感情は安心感。 ――――だからこうして、また何かの変化がおきるという事に二の足を踏む。 ) ――――寝るか? もう。 [Thu 20 Dec 2007 01:39:57]
アンブローシア@ブロウ宅 >  そう、か…………そなたも、か。 ( ひとでなしとして、人でなくなって幾星霜。 何もかもが停止してしまった自分だけが、物事を知らないのだと思っていたが。 小さな魔女はそっと腕を回して、抱きしめた。 どうやらそれは慈しむという気持ちらしく、理解はしてもよくわからない。 ) ……………ならば、保留だ。 わからないことは、保留だ。 わかるまで………保留だ。 変に手を出して壊してしまっては、嫌だ。 ゆっくり、まどろむように、考えよう。 ( ぎゅう。 彼の胸に頭を預けて、小さな魔女はただ、穏やかに呼吸した。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:24:57]
ブロウ > なんつーかな。 正直良くわかんねえんだよ。 ( 小さな少女を腕の中で抱きながら呟いた。 自分の命も他人の命も路傍の石と変わらない価値だった。 大切な物なんて持ってなかったから、失う事が怖いだなんて考えもしたことが無かった。 )( 誰かが好きとか嫌いとか。 そういうのを考えた事も無かったし、気にも留めていなかった。 それが何か最近は、そうはとても思えなくなってしまっていて。 ) ………ん。 俺も分からん。 てか自分がどうしたいかもちっとも分からん。 ( 嫌な事はあるけれど、今何をしたいかは――― ) [Thu 20 Dec 2007 01:18:47]
アンブローシア@ブロウ宅 >  …………う、うむ……。 ( まるで、精密で脆弱な、硝子細工でも扱うかのようだ。 小さな魔女は抱きしめられながら思った。 なんだか大事にされすぎているようで、うまく行き過ぎているようで、不安になるくらいに。 抱きしめられたまま、小さな魔女は、困ったように言った。 ) す、すまぬが…………妾は、こういうとき……どうしたらよいのか、わからぬ……。 ( ああ、いや、と小さな魔女は心の中で、先ほどの考えを改めた。 硝子細工のように扱っているのは、むしろ……。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:04:51]
ブロウ > ( 二人で居れば自然と暖房効果が期待出来るとか。 はいはいお熱いことですねー、とか囃し立てるでっかいお世話を焼くような人もこの場には居ない。 )( ――――さて、此処まで来たのはいいけれどどうしたものか。 考えてみれば素直な恋愛経験とかそういうのは無いんだよな。 だから自分がこうしたくても、彼女はそれをされたくないのではないか、とかそういう類の余計な気遣いめいた考えをする事がよくある。 ) スマン。 抱き締めるぞ。 ( 彼女のベッドの隣に腰掛けた男は、それだけ言うと小さな主人を胸の中で抱き締めようとする。 ) [Thu 20 Dec 2007 01:00:05]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 室温がなんだか、非常に高くなっているような気がするのは、小さな魔女だけだろうか。 恥ずかしい言葉の応酬をしている気がする。 恥ずかしい台詞禁止、みたいな。 ) な………なん、だ……? ( かけられる声に、小さな魔女はかすれたような声で答えた。 なんだか視線が熱いような気がして、小さな魔女はあえて、そっぽを向くように顔をそらした。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:49:02]
ブロウ > ( ふ、そうさ。 コイツだってお年頃(800歳)なんだ。 あーんな事やこーんな事をしたがってもおかしくないさ。 …………なんだろう、あーんな事やこーんな事って。 自分で言ってて良く分からない。 )( ごめん。 やっぱりただの馬鹿だね……! ) とってつけてねーっつの。 本音だっつの。 ったく。 ( 乱暴に自分の頭を掻きながらそんな事を言い放つ。 何だか自分が物凄く恥ずかしい事を言っているような気がする。 しかしそんなどうでもいい葛藤は割愛する。 それよりも注目すべきは今目の前に居る幼女だ。 露出度というのは確かに重要な要素である。 だがしかし断じてそれが全てというわけではない! あくまでもそれは一要素にしか過ぎず、そしてこの目の前にちょこんと腰掛ける幼女の姿には感嘆を評することしか出来ない! それは最初に出会った頃の横暴で唯我独尊でけれど可愛かった頃とはまた違った場所に位置する魅力だ! ――――長いな。 次からは自重しよう。 ) ――――アンブローシア。 ( 膝を抱える彼女の傍にそっと近寄って声を掛けた。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:42:38]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 誤魔化されてくれたようだ。 ああ、よかった―――馬鹿でよかった……。 小さな魔女は密かに胸をなでおろした。 しかしなんだ、大好きって。 ) 別に言い直さなくてもいいのだぞ、そんな、とってつけたように。 …………そんなこと、言われぬでもわかっておる……。 ( ぼそぼそと小さな魔女は真っ赤な顔で言うのだが、それは演技ではない―――デレ、だ。 演技によって発生する、あくまで手段としてのデレでなく―――あくまでも、自然的発生による、結果としての、デレ。 小さな魔女はなんだか急に恥ずかしくなって、体育座りのように、膝を抱き寄せるようにして、ピンクのジャケットで足を隠してしまった。 露出度は著しく減った。 しかし、想像してみて欲しい、その姿を。 普段不機嫌に寄せられる眉は、いままなじりとともに下がっていて、白い頬は上気している。 そしてもぢもぢと……。 ) [Thu 20 Dec 2007 00:25:45]
ブロウ > ( 新世界の魔女とチンピラ。 その戦力差は圧倒的だ。 例えるならシル○ーチャ○オッツVSキン○クリムゾン。 松田VSジェバンニ。 もしくは開戦当初のジオンと連邦ぐらい。 ちょっと戦車の例えが不当かもしれないが。 ) ――――えー…うー…あー……その、俺も、言い直す。 好きじゃなくて、大好きだな。 ( なんというか、この魔女と会話をしているとどうにも普段のリズムを狂わされる。 こんな風に歯の浮きそうな台詞を顔を真っ赤にしながら口にするだなんて、俺は普通はそんな事は言わない――― )( ―――待てよ。 俺は普通はそんな事言わない。 けれどこの御主人様も普段こういう台詞を言う奴だったろうか――――なんてちょっとした疑問。 だが―――見事だ…アンブローシア……… )( その小さな疑問は黒いワンピースと白い足という対象的な色合いが生み出す絶対領域によって儚く消え去る。 愛しいと思う感情の前には疑問に浮かぶ感情など露と消える。 いいか。 そもそもこのツンデレ幼女が生み出す絶対領域がどれ程貴重なものか! それを語るにはつまり(以下省略)) ――――そういうことか。 ( その笑顔に全てを許すような穏やかな表情を浮かべて納得する。 あーんなことやこーんなことを勝手に想像中。 いいのか!?何も解決してないけどホントにこんな事でいいのか!? ) [Thu 20 Dec 2007 00:18:11]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 質問は全て無視する。 それがコツだ。 質問文に質問文で答えるとテストで0点になるって知ってたか? などというカウンターを喰らう危険性もあったが、しかしどうやら、効果は出ているらしい。 小さな魔女は、計画通り、にやりと心中笑った。 ) ………………その……………わ、妾は、好きではない。 ………だいすきだ。 ( 微妙に俯いて、つっかえつっかえ言うのがポイント。 まあ、多分に本音が混じるので、頬の紅潮は演技ではないが。 ここで小さな魔女が演技したのは唯一つ、さりげなく足をずらして、白い足と黒いワンピース、そこに絶対領域を作り出すことだけだ。 ) つまりこれは――――そういうことなのだ。 ( 何の説明にもなっていないことを、さも自然の摂理のようにはにかんだような笑顔で言う小さな魔女。 細かいところは説明せず、ご想像にお任せします、という方向で押し切るつもりらしい。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:58:01]
ブロウ > ( 俺なら1000秒で―――うん、そろそろ発症しそうだから止めておこう。 あ、アンブローシアの兄貴ぃぃ! ) ――――ん、あ、ああ何だそうだったのか。 それで何でまたこんなに部屋がやたらめったらに散らかってんだ? てかそれ俺の服? ( 誰もが思いつくであろう普通の質問を口にする。 ベッドの上に体重を感じさせずに腰掛けた小さな御主人様が年相応に小首を傾げているその仕草は、こう――なんというか、小悪魔的というか、可愛いというか、その、なんだ。 えっとまあ――そんな感じだ。 うん。 計算尽くとかは気付かずに、無事な姿を見たという安堵も重なって効果は抜群だ! ) ―――――あ、そりゃ、まあ…その……あー ――― 好き……だけどよ。 ( 視線をせわしなく動かしたり口をどもらせた後、視線を逸らしながら頬を掻いてイエスと答える。 究極生物と同じ結論を出した魔女様。 過程や…方法なぞ! どうでもよいのだー!! ) [Wed 19 Dec 2007 23:51:24]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 落ち着け、アンブローシア。 冷静になるんだ。 そうすれば1500秒で―――いや、なんだかそれはまずいな。 そもそも言い訳しようとか、誤魔化そうとか、考え込んじゃいけない。 誤魔化したなら使っていい。 ) うむ、寝入っている間にベッドから落ちてしまったようでな。 ( 平然と嘘をついてベッドの上にちょこん、と腰かける小さな魔女。 よほど心配してくれたのだと思うとなんだか、くすぐったいような妙な気分になりもする小さな魔女だったが、それはともかく。 ピンクの下僕の問いかけに、相手から見て最も映える、可愛らしく見える角度でかくん、と小首をかしげて、作りえる最良の(まあ、心配されたことによる嬉しさで本音も混じるが)笑顔で微笑んで、可能な限りの甘えるような声で、答える代わりに言う。 ) ブロウ…………そなたは、妾のこと――すき、なのであろう……? ( 自分で言っていて羞恥がこみ上げるほどの台詞だったが、しかし小さな魔女はこらえる。 正面から好いた惚れただの言うのは恥ずかしいだとか、媚びるような態度は好かんだとか、そんな細かいことはどうでもいいのだ。 小さな魔女の頭にあるのは誤魔化す。 誤魔化せればよかろうなのだーッ! ) [Wed 19 Dec 2007 23:37:12]
ブロウ > ( 落ち着け…! いつもこういう時『運命』は俺に味方をしてきた! そう、『命』を『運んでくる』と書いて『運命』!! て今はそんな事なんの関係もねぇよ!! ) KOOLだ…KOOLになれブロウ………! ( スペルの間違いは仕様です。 とにかく慌てふためく心をひとまず抑えようとする。 家が荒らされてるのはまあいい。 寛容な仏の如き心で許してやろう。 だがしかし! もしもうちのアレに手を出してとしたらコイツはめちゃ許せんよなー!! ) うおおー! どこだーアンブローシアァァァー!! ( ゴミ箱の中とかを覗いてみる。 いない! てかこんな所に居るわけねえだろアホか俺はぁ!? ) ――――!? ―――……な、なんだ居たのかよ。 まったくちょっぴり慌てさせやがってこの野郎。 ( 卿の言葉に従ってベッドの陰から出てきた相手の声を聞いてその姿を見つけると、あからさまに安心したようにホッと一息ついた。 ) そんでこんな状況だけど…一体何があったんだ? ( 見つけた瞬間安心のあまり抱きつこうとしたけれど、なんとかそれはなけなしの理性で押さえ込む。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:29:37]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( ドジこいたーッ! 小さな魔女はベッドの陰で元々小さいのに小さくなって、焦っていた。 つい至福の時+憤激の時に夢中で片付け忘れていた。 ) 落ち着け……落ち着くのだアンブローシア………2……3…5………7………。 ( ふう。 素数を数えて少し落ち着いた小さな魔女。 このまま出ないわけには行かない。 しかし、この、ピンクに包まれて悦んでいるという状況、そのことに関してはジャケットを脱げば済む話だが、問題は、ここまで散らかっていることへのいいわけである。 下手な言い訳は疑いを持たれる。 どうすれば―――いや。 言い訳が思いつかない? そういうときは、逆に考えるんだ。 バレちゃってもいいさと考えるんだ。 ) グラッツェ、某貴族………………お、おおう! 帰ったのか、ブロウ。 ( 平静を装って、さもそれが当然ですというような顔をして、ピンクジャケットをまとった小さな魔女はひょっこりとベッドの影から立ち上がった。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:15:40]
ピンク > ( 自宅の扉を開けるロリkもとい下僕。 着ている服は相変わらずの目に痛くて環境に悪い影響を与えそうなピンク色。 スゴク…趣味が悪いです。 ) て、うお!? なんだ空き巣でも来たのか!? 家に金はねえのに!? ( 部屋がとても散らかっていることに驚く家主。 散らかったピンクやドピンクや桃色の服の束は、もう本当に目に悪い光景になっているだろう。 ) アイツは大丈夫なのか!? アンブローシア!? ( 真っ先に主人の事を心配する下僕。 ドイツ将校ばりの速さでベッドの陰に隠れた魔女様にはまだ気付いてない。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:08:51]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 再びピンク武装にひたり、ベッドに横たわり小さな魔女。 長きに渡り怠惰を愛し、怠惰に生きてきた、死んだ魚というほどではないがまあ打ち上げられたイルカのような生温い脱力を愛する小さな魔女は、数十分立っているだけで貧血を起こすほどの貧弱。 下手したら十分くらい。 最愛の居場所は寝床である。 ぎゅう、と再び自分を抱き、くんかくんか(がちゃり) ) 嗅いどる場合かーっ! ( ぎゃふーん。 ジャストで登場する下僕。 恐らく今年最速にして最後の俊敏さで、転げ落ちるようにベッドの陰に隠れる小さな魔女。 ) [Wed 19 Dec 2007 23:00:15]
お知らせ > ピンクさんが来ました。 『たでーまー(ガチャリ)』 [Wed 19 Dec 2007 22:58:18]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 鼻っ面を押さえながら立ち上がると、小さな魔女はおもむろにピンクジャケットを脱ぎ去り、床にたたきつけると、普段地団太を踏む要領でげしげしとけりつける。 多分、八つ当たりだろう。 ジャケットには何の罪もないのだろうが、しかしそこはそこ、小さな魔女、懐の浅さを見せ付ける。 ) んんん(↑)んんんん(↓)んんんんんんん(↑)ッ!! ( ただの「ん」ではなく、きちんと上下があるのがポイントだ。 感情的になればなるほど波が細かく大きくなるので、そこのところをうまく見極めて舵を取ろう。 しばし蹴り付けて疲れたと見え、小さな魔女は浅く肩で息をする。 それからじっとジャケットを見つめて―――がばちょと抱きしめるように持ち上げた。 ちょっと八つ当たりしてしまったが、やはり下僕のにおいつきのそれに愛着があるらしい。 フェチめ。 ) やかましいッ!! ( 地の文につっこまないよーに。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:48:38]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( ごろごろごろ、ぴたり。 すうううう、はあああ。 くんかくんか。 ごろごろごろ、ぴたり。 以下エンドレスである。 極めて非生産的な行動でしかない、不毛な描写を逐一ここで書き連ねるのは読者の皆々様に大変申し訳ないので、世界は少々加速し、変化が現れたあたりで続けることにする。 ) すううう…………はあ。 ( そんなフェティッシュな、私服な至福に浸りながら、小さな魔女はごろごろと転がり―――落ちた。 べしゃり。 ) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!! ( よりにも寄って顔面からダイブ、先ほどまでとは違った意味でごろごろと転がる小さな魔女。 もしそういう技術にしろ魔術にしろあるのならば、映像としてとっておくと、後世までからかえそうな古典的アクションである。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:38:20]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 非力に定評のある小さな魔女は、それを着ただけで少しばかり、行動が阻害されるくらいではあった。 ) ぬう……………無駄に大きいのだ、あやつは。 ピンクの癖に。 ( 本人がいないのをいいことに―――いや、まあ本人がいてもだろうが、そんな勝手なことを抜かしながら、小さな魔女はとてとてと、ベッドに向かい、ポスンと寝転がる。 それから肩口に鼻をやって、すううう、と大きく息を吸う。 ) ……………………はあっ。 ( そして吐く。 それを何度か繰り返してから、ピンクに包まれた小さな腕で、自分を抱くようにして、小さな魔女はごろごろ寝転がった。 普段不機嫌そうな小さな魔女はそのとき、二字熟語一つで表せるような表情であったとか。 曰く、至福。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:28:16]
アンブローシア@ブロウ宅 >  むう……………あやつ、本当にピンクが好きなのだのう。 ( 色としては、華やかであるとは思う。 多少主張が激しいとは思うが、自己主張の殆どない、喪服のような(事実喪服のイメージなのかもしれない)白黒しかない小さな魔女にファッションセンスをとやかく言われるいわれはなかろう。 さて、とにもかくにもそのピンクの衣類。 意味もなくあさっていたのかと問われれば、そうだとしか答えようがないのだが、ともあれ、小さな魔女はそこから上着を取り出して、広げてみる。 ………大きい。 比べるべくもなく、小さな魔女と、長身の下僕、二人の差がそこにはあった。 そこに少々思うところがないでもない小さな魔女だったが、気を取り直して、それに片腕を通してみる。 ) …………ふん。 ( 指先さえ、出ない。 そのままもう片方の腕も通してみるが、服を着ているというより、服の形をした布をかぶったようになってしまった。 ピンクの下僕にとってはジャケットなのかもしれないが、小さな魔女には長めのコートのようにすらなってしまう。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:18:18]
アンブローシア@ブロウ宅 > ( 小さな魔女は、一着しか服を持っていない。 それも、自分の魔力で織り上げた、地味極まりない黒一色のワンピースだ。 人間とは違って、もはや成長することすらない、ある意味止まってしまった肉体は、老廃物で服を汚すこともないが、それでも、その一着しかないというのは単に小さな魔女が不精だからだ。 多少形は変えられるが、それもしない。 小さな魔女は、ファッションにもまた興味がないのだ。 ) …………………。 ( その小さな魔女がある日のこと、下僕の留守の隙に、ちょこんと座って衣服をあさっていた。 無論、一着しかもっていない小さな魔女のものではなく、この家の主でも在る下僕の衣服である。 かなり、ピンク。 どがつく、ピンク。 ピンクばかり。 原色ばかり。 ) [Wed 19 Dec 2007 22:08:17]
お知らせ > アンブローシア@ブロウ宅さんが入室されました。 [Wed 19 Dec 2007 22:03:47]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 今はただ、戦うことしかできなくても。 少しずつ、選択肢を増やせるように )』 [Wed 19 Dec 2007 04:16:05]
セレニア > ( 『選択肢ができました』 リシェを真似ていた時の、カムラの言葉を思い出す。 当たり前の事だと思うけど、人はその時々で、何かを選択できるのだ。 …と言うか、常に何かしら選択し続けていなければならないと言うか… )   ( 『他のこと』 というのをあまり考えず、条件反射的に物事を判断する自身を思うと、馬鹿正直でもどかしい。 そんな風に自覚することすら、初めての経験だった。 十代半ばに見える体をしていても、人生経験や記憶といったものは、ここ数年分しかなく。 それらがクリアーな状態で保存されるようになったのは、16課が無くなって、ヴェイトス市に来てからだ )   ( こうした思考をしてしまうことを、煩わしくも思う。 こんなものはいらない、もっとひたすら迅速に行動できるよう、たった一つの規範を持つことができればと思う。 かつては、それが出来ていたはずだから。 でもそれは、きっと今とそう変わらない状態で… その滑稽さを気付いていないだけなんだ… )   ( そんな風に考える今でさえ、行動の選択肢はマリア様を基準にしなければ組み立てられない。 他の規範などいらないとも思うが… それでは足りない。 何か、規範の作り方といった部分が間違っているのかもしれないとは、感じている ) [Wed 19 Dec 2007 04:11:47]
セレニア > ( ここしばらく続いている掃討戦でも、これと言った戦果は挙げられていない。 失敗も… 特にはしていないつもりだけれど、守るべきリシェをむざむざ殺されて、ミザリーもカリンもこの手で捕えられなかった失敗をそそげるような働きもできていない。 それを渇望して暴走したりもしないものの、『安直な行動に走らない』 という程度の低い満足感では、失敗に失敗を重ね続けるよりはマシと言っても、今に見限られてしまうのではないかという不安が拭えなかった。 ―――カムラは今回もお手柄。 マリア様は彼女を評価している。 アニー・ウィルクスの時も、今回も、私が一度取り逃がしたヴァンパイアと接触し負傷した彼女。 前回はともかくとして、今回は、紛れも無く名誉の負傷だ )   ( 羨ましい… 妬ましい… でも、彼女は信用出来る。 身を削って戦うマクドゥガルなども、それは同様。 ただ――― )   ( 何事か話し合っている同僚達へ目を向けて… 彼らの中に裏切り者はいないだろうかと考える。 それは、どこか新鮮な意識だった )   ( ロッテニーナには奇妙なところもあったし、頷けなくもない。 だが… もっと芝居の上手い、例えばカムラのような人間が、紛れ込んでいるとしたら…? ) [Wed 19 Dec 2007 03:49:32]
セレニア > ( 捕獲されたヴァンパイア… 『ミザリー』 は、じきに滅ぼされるだろう。 アレの事を考えると、どうしても気持ちがざわつく。 何故だか、そうなることが決まっているのに、一刻も早く滅ぼさなければならないという焦燥感が生まれる。 目の前で対峙した時、アレが口にしたノイズは記憶の中でさえ耳障りで、どこまでもどこまでも神経を苛立たせた。 そして… アレと言葉を交わした者が、皆一様にそのノイズを発するようになるという錯覚。 『静かにさせなければ』 と思い、気付くと微かに震える手が武器を握っている )   ( さすがにマリア様に対してそのような衝動を抱くことは無かったから、彼女がミザリーを尋問して以来、諦めに似た感覚で他の者に対しての衝動も封じられるようになったけど。 わけのわからない胸をざわつかせる感覚までが完全に消えることは無く、気持ちが悪い )   ( もっとも、それも滅ぼされるのだから、もう暫くの辛抱と思える。 ―――ハンターハントの活動を助けた元斡旋所職員の人間 『アーディン』 については、社会的に抹殺されるとしても、実際に命までは奪われないだろう。 ハンターハントからカーンに送り込まれた内通者 『ロッテニーナ』 こと 『マヤウィ』 についても同様だ。 こちらはキリバナ。 人外であるにも関わらず、やはりヴェイトス市で極刑は望めないらしい。 ―――では私が殺そうと考える。 考えて、止める。 マリア様の部下であることが、安直な行動を許さなかった ) [Wed 19 Dec 2007 02:53:00]
セレニア > ( ヴァンパイアが相手であればただでさえ妥協はしない、カーンそういう組織だが、『ハンターハント』 はそれに加えてその名の通り、ハンター殺しを組織立って行った。 威信にかけて、滅ぼし尽くさなければならない )   ( 同僚達の弔い合戦だという思いもあってか、士気は高かった。 何事か話し合う同僚達を一歩引いた場所から眺めるように、薄紅色の髪をゆるく一房に編んだ少女は、いくつかのランタンの灯りで照らされた暗い屋内に視線を走らせる )   ( 今更、罠も無いだろう。 屋内に閉じ込めるような仕掛けは無かったし、油の臭いも、火が放たれる気配も無い )   ( 半ば警戒を解いて… 話し合いに加わらず一人でいるのはいつものことだ。 誰も気にしない ) [Wed 19 Dec 2007 02:39:58]
セレニア > ( とりあえず、戦士だ。 ランタンの灯りを眩く映す銀の装備というデザインの統一感はあるものの、重装・軽装・装備の内容も様々で、傭兵の集まりなどではない一つの組織として見ると奇妙に映るかもしれないけれど、事前に鳴らしていたベルの音でヴァンパイアハンターギルドだと知れる。 ヴァンパイアの拠点に突入するにしては人数が少ないのが、この場所の重要度の表れだろう。 個体が特定されているヴァンパイア 『ヴァネッサ』 もとい 『カリン』 は未だ捕捉されておらず、そればかりにかまけていられるわけでもないけれど、人員は最大限に動員されていた。 『ハンターハント』 を名乗る組織そのものへの追跡も、空振りが多くなろうとまだ続く ) [Wed 19 Dec 2007 02:26:19]
セレニア > ( 捕えた一人と一体からもたらされた情報と、それを元に辿り着いた場所で得る新たな情報。 存在そのものを秘匿することで活動を可能にしていた組織は、一点の綻びから連鎖的に崩壊し、さして規模も大きくなければ、既に概ね壊滅状態にあると言っても良いだろう。 ―――それでも、重箱の隅をつつくような捜査は続いていた )   ( 突入するよりも早く、おそらくこの場所がただの廃屋であることは感じていたけれど、案の定。 最近何者かの出入りがあった形跡こそあるものの、生活のにおいはしない、無人の家屋で。 そこを包囲し聖性を帯びたベルを鳴らして、ドアと窓を破り飛び込んだ数人の戦士は、家具も無い家中を回った後、リビングとして使われていたであろう部屋に集まっている ) [Wed 19 Dec 2007 01:38:45]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 事態は収束に向かう )』 [Wed 19 Dec 2007 01:26:07]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『―――本当に今日は寒いな。』 [Mon 17 Dec 2007 00:46:38]
シャーリー > ( 相手の事を自分一人で考えて全てを理解できるわけがない。 ましてやもうあの人は灰に帰ってしまった。 もう言葉を交わすことが出来ず、何を考えていたなんていう事はただ想像を巡らすしか出来ない。 ) ………シャーリー…お前は本当に…何一つ成長してない…… ( サングラスの奥の瞳を伏せる。 十年生きようが六百年生きようが、小娘だった私と吸血鬼だった私も何も違いは無い。 ) [Mon 17 Dec 2007 00:34:33]
シャーリー > ( あの人が居た時は、私がこうして自虐的にしていると酷く苛立ってしまい、その度に手酷く殴られたっけ。 ) ――――なーんで私を生かしてたのかなあ、あの人。 ( 人間一人を挽肉に簡単に出来る化け物だった。 人と大差ない能力しか持たない私が、その彼の暴力を浴びて今もこうして生きているということは、それはつまりあの人は手加減をしてくれていたということ。 ) 最後まであの人の考えだけは分かんなかったや。 それともボクがあの人と同じ境地に辿り着けば、ちょっとは考えが理解出来るのかな。 ( 溜め息を吐いた。 今日は酷く寒く、吐く息も自然と白い。 ) そんなわきゃ無いってーの。 [Mon 17 Dec 2007 00:18:03]
シャーリー > ( 歩きなれたスラムの道を進んでいく。 より治安の悪い方向に歩いていくことになるが、まあこれもお仕事。 生活費を得るためだから仕方が無い。 ) やれやれ。 自分で自分を蔑む悪癖は治ったつもりだったんですけどね。 ( ―――昨日の行為を思い出せば、それが偽善以外の何物でもないということを実感する。 自分には余裕があるから、だからあんな真似を出来る。 他人の幸せを祈って出来る。 )( だったら私の目の前に、彼女よりもっと切実な不幸が迫り、それを私が少しお金を払えれば助けそうだった時――私はまたその子にお金を渡すの? ) [Mon 17 Dec 2007 00:04:46]
シャーリー@自宅 > ( あっちの方の仕事は金の羽振りがいい。 横丁で丸一日踊り続けるよりも、あそこの方で二、三時間踊り、そのあと客に気に入られれば―――まあこれで簡単にお金ゲットだ。 ありがたやありがたや。 ) ………主を信じる言葉を口にしながら、主を裏切る行為を重ねますか。 全く持って度し難い偽善者。 ( 自らの行為には呆れるほか無い。 野暮ったい服を着込み、ロザリオを首から下げてベレー帽とサングラスを身に着ける。 あとは荷物の入った鞄を肩から提げて準備は万端。 家の扉を開けると冷たい風が頬を叩いた。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:51:59]
シャーリー@自宅 > …………棺が欲しい。 ( 出来るのならその中で今日一日はゆっくりと眠りたい。 生まれた地の土を敷き詰めて、あの暗く静かな空間の中で瞳を閉じたい。 ) ……………ハァ。 ばーか。 ( 溜め息を吐いた。 そんな事は出来ない。 自分の家はごく普通の家具しかないし、そもそも故郷はここからずっと遠くに離れた場所だ。 そこの土を持ってこれる事が出来るはずも無い。 ) ――――んっと。 さっさと起きよ。 今日はこれから…何処だったっけ? あ、そうだ。 暗黒街の方で一つ頼まれたんだっけか。 ( 布団を剥いで体を起こし、寝巻きからいつもの普段着へと着替えをする。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:41:16]
シャーリー@自宅 > ………………… ( 私は吸血鬼の中でも少し変り種だというのは自覚している。 平気な顔をして大聖堂に行って祈りを捧げたり、スラムの教会で子供達の世話をしながら神父様と仲良く喋ったり―――そんな事をしたりしている。 だからこの聖歌が街を賑わす時期でも何の苦労もなく、今までとまるで変わらぬ生活を続けていた。 ) …………ん…けど……やっぱちょっとはダルイか……… ( けれどたまに、精神的にクル時がある。 今感じている体のだるさの理由もそれ。 ) [Sun 16 Dec 2007 23:32:49]
お知らせ > シャーリー@自宅さんが来ました。 『(静かにベッドに横になる)』 [Sun 16 Dec 2007 23:27:35]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『――どうせ、世の中は平等なんかじゃない。 (帰り際、少女はそんな言葉を呟いていた。)』 [Sun 16 Dec 2007 01:32:18]
シャナ > 貧乏人など関係ないな、お前らにはまだ活力がある、ない人間と比べている辺り、小物だ。 (なんとしても生き残ろうという意思、それについて理解出来ないわけではない。だが、それでも許せるものと許せないものが彼女にもあった。経験者、故に。) 努力せずして、金なんて入らない。活力がない人間ならまだしも、な。 (仕事と略奪は、別物である。少女の中ではそう区別されている、そして――尤も憎む存在でもある、やり方でもある。) 私には――認められない事だ。 (小さく呟く。ならば、どうしろというのだ――自分自身へ問いかけても、答えは来ない。結局矛盾している自分が、そこにはいるのだ、だけど、それだけれども――認められないものが、あったのだ。) …、ってナイフ忘れて行ってるな…。これも売れば少しはお金になるんじゃないの? (もはやチンピラ達の姿はない。一応証拠品として拾っておくべきだろう。) [Sun 16 Dec 2007 01:31:25]
お知らせ > チンピラ×2さんが帰りました。 『( ★2つと共に。 )』 [Sun 16 Dec 2007 01:22:27]
チンピラ×2 > その台詞をここの連中に言ってみろよ!寒さと飢えでくたばりかけてる浮浪者に言ってみろよ!誰が好き好んで貧乏人なんかやるかよォォ! ( ブラティリアの男に肩を担がれながら、二人はその場を離れようとする。それでも最後まで、男は怒鳴り続けた。 何故盗みをするのか。何故人のものを奪うのか。――少なくともチンピラは、ゴミ捨て場に転がるゴミのように朝起きたら冷たくなっていた浮浪者になるよりは、他人の物を奪ってでも生きようとする道を選んだらしい。或いは、仕事は仕事でも汚い仕事をする道を選んだらしい。 ) クソガキが―――ッ!! ( どこか哀愁すら帯びた男の悲鳴が響き渡る。 ) [Sun 16 Dec 2007 01:22:05]
シャナ > (一撃で、終わる。勢いから少女の真横に男が倒れるが、気には留めない。追撃する必要がないからだ。) …。 (引き攣るような声を漏らし、悲鳴のような声を漏らす男に感情の篭っていない目で見据える。) まともに仕事をしても金がない? ――まともに仕事をしてない時に言っても説得力がない、失せろ。 (その手の台詞は聞き飽きたと言わんばかりに、最後は吐き捨てるように言う。追いはしない、あれだけの痛手を被っている状態ならしばらくは大人しくしているのではないかと思ったからであるが。) [Sun 16 Dec 2007 01:13:26]
チンピラ×2 > ( 男は駆ける。次の瞬間に自分は相手の腹を刺し、胸を刺し、とにかく刺して刺して、ナイフが折れるまで刺している―― 筈だった。 剣は男の胴体の横側にめり込み、そのまま勢いあまってシャナの横側に倒れこむ。手から滑り落ちたナイフが金属音を響かせて転がり、殴られた部分を押さえて男は悶絶する――。) ひっ! ひっ! ( 上手く呼吸が出来ないようだ。引き攣るような声を零し、うつ伏せのまま尻を突き出して。 ) ひっ!  …ひっ! ひ、 っ! い、痛…! いて、いてえええ!い、いてえよ…! う、おおっ! ( 男は少女を下から睨む。歯を食いしばり、睨む。 ) な、に、が、仕事だ…ッ! ボケがッ!  まともに仕事しても金がねえから貧民街なんだろうが…ッ! くそ…くそぉッ! ぐ、 オオオ…! ( 胃液を吐いていたブラティリアの男がよろけながら立ち上がり、恨み言を零す男に肩を貸して逃げ出そうとする。もし貴女がそれを捕まえようとするのならば、簡単だろう。 ) [Sun 16 Dec 2007 01:04:31]
シャナ > ――、 (ナイフを構え、真っ直ぐに突進してくる男。その叫びは既に、少女の耳へ通っても認識に至る事はない、だから、一言。) ――そりゃ良かったな。 (右足を大きく、叩きつける。片刃の剣を両手持ちに構え、男がある程度接近してきた所で、胴体目掛け横に剣撃を放とうとする。布に包まれているため切れ味もなければ刃のない方を向けている為、当たっても死にはしないだろう。) 仕事してちゃんと給料もらって普通に生きろ、チンピラ。 (大きく剣を、振り払った。) [Sun 16 Dec 2007 00:54:13]
チンピラ×2 > ふざけやがってこのクソ小便臭いガキが――ッ!!てめえのケツ穴をガバガバになるまで犯してよォォ――ッ!穴の締りゆるゆるにしてよォォォ――ッ!クソを垂れ流させてヤルルォォォアアアア―――ッッ!! ( 男はナイフを腰溜めに構え、真っ直ぐ突進してきた。腹部に受けた痛みとダメージで涙を零し、涎を零し、鼻水まで垂れている。そんな男を突き動かすのは只の怒りだ。子供に舐められたという怒り――。 相手が剣を構えても、それは消えない。頭が悪いのもあるし、臆して情けない所を見せたくないという変なプライドもあるし。剣なんて扱えない、こけおどしだろうと思い込んでいる部分もある。 ともあれ、男はナイフを構え突っ込んできた! ) [Sun 16 Dec 2007 00:42:01]
シャナ > ――。 (ブラティリアの男の胃から何かが漏れたようだ、恐らく重力的な問題と拳の速度の合わさったものが直撃したせいだろう。異臭が立ち込めるかもしれないが――今はそれどころではなかった。) …全く、どのチンピラもやる事は同じか。 (立ち上がった男が敵意に満ちた目で少女を睨んでくれたお陰か、気付く事が出来た。――布に包まれた片刃の剣のシルエットを右手で掴み、一歩一歩迫ってくる男へと構える。) [Sun 16 Dec 2007 00:33:36]
チンピラ×2 > おふ……ッ!! ( ブラティリアの男は、自分の胃がひっくり返るんじゃないかってぐらいの衝撃を叩き込まれた。それもその筈、自分の体重までもを乗せた拳だったのだ。ずる、と滑り落ちるように壁の方に男は倒れ、げえげえと吐瀉物でスラムの地面と自分の口元と買ったばかりのおニューのコートを汚す。因みにリバースした胃液の内容はなんと!アングリマーラに伝わるカレーという食べ物だ。しかも、ココナッツカレー。ココナッツと胃液がブレンドした何ともいえぬ香りが辺りに漂う。 …立ち上がろうとしている男は、懐から小さなナイフを取り出すと敵意の篭った目で相手を睨みつけた。よろりと立ち上がると、一歩、一歩と前に歩き出す。 ) [Sun 16 Dec 2007 00:22:57]
シャナ > は――ッ! (バランスを崩し、自分目掛けて倒れてくる男の腹部へ、いつの間にか引っ込めた右拳を上へと突き出そうとする。それで倒れてくる勢いを相殺しようというのだろう――成功したならそのままブラティリアの男を壁の方へと倒れさせ体制を立て直そうとするだろう。まだ立ち上がろうとしている男には気付いていない様子。) [Sun 16 Dec 2007 00:13:55]
チンピラ×2 > うおっ! ( ブラティリアの男が繰り出した拳は掴まれ、更に後ろに引っ張られる。自分の体の勢いもあるが、その腕の力に男は驚愕した。 ――足がもつれ、バランスを崩す。男が意図した行動では無いが、身体はそのままシャナの方へと倒れこもうと。 …その背後に居るホワイティアの男はまだ腹に受けたダメージを回復しきれていないようだ。腹を抱えて蹲ったまま苦しそうに呻いている。だが、何とか立ち上がろうとしているのが見えるだろうか。 ) [Sun 16 Dec 2007 00:08:33]
シャナ > ―――。 (もはや男達の言葉は耳に入ってこない。容赦なく拳を突き出し、男の腹へとボディブローを叩きつければ、拳を受けた男は下がる姿を目視、) いきなり…? 十分攻撃する理由はあったと思うけど…財布出せとか言っていた奴の台詞じゃないな――、 (ふと、怒鳴りながら拳を振り上げ殴りかかってくる男の姿が目に映る、今の体勢で完全な回避はできない――しかし、その速度なら。) 止まる。 (左手を開き、男の拳を掴み、後ろへと一気に引っ張りバランスを崩させようとする。身長さがある為、避けるか、あるいは踏ん張らないと場合によっては地面に転ぶかもしれないが。) [Sun 16 Dec 2007 00:03:31]
チンピラ×2 > イヒヒヒ。僕達家が貧しくて、仕方なくこんなことやってるんですゥー。家に病気の母が居て、お医者に見せるお金がほしいんですゥー。あと、青猫に行くお金もほしいんですゥー。もう3日も童貞ではぐッ!? ( へらへらと軽口を叩く男の腹に、思いっきりめり込むボディブロー。男の口が”O”の字に開いて、身体を折りながらずりずりと後ろに下がり。 ) て…て、てめっ い、イキナリ な、 何…。 ( がくりと膝をついた。 …それを見た後ろのブラティリアの男の顔から笑みが消え、貴女と蹲る仲間を交互に見た後「てめえ!」と怒鳴りながら――拳を振り上げてなぐりかかってきた! ) [Sat 15 Dec 2007 23:54:47]
シャナ > …。 (笑い声を響かせ、近付いてくる男達にも微動だにしない。――もはや、これは慣れきった事なのだから。) こんなので仕事、か――舐められてるな。 (一歩一歩、近付いてくる男達へ反論、というよりもただ単に言いたかった事を投げかけた。) ――。 (それと同時に、左足を一歩前へと叩きつけ、近くへと迫った男の腹部目掛けて右正拳を突き出そうとする。歩を止めなければ反動で直撃を浴びるだろうか。) [Sat 15 Dec 2007 23:48:11]
チンピラ×2 > おほッ。 おほほ、おほほほっ 聞いたかよ相棒?見たかよ相棒! この嬢ちゃん、俺達にガンつけて仕事しろと来たぜ!? ( げらげらと下品な笑い声を響かた。一人はホワイティア、もう一人はブラティリアの男で、貧民街の住民にしては身形はまあ普通だ。もっとも、強盗だとか麻薬の売人だとか、そこら辺の汚い方法で金を得ているだけだが。 ) こいつが僕ちゃん達の仕事、でェーすッ!痛い目見ないうちにさっさとサイフ出せよ。ヒヒヒ! ああ、でも…俺らにナマイキな口を利いた罰として、服も貰っちゃおうカナー。今なら下着ぐらいは残しておいてやるよ。 ( ホワイティアの方が歩み寄ってきて、貴女の目の前に立とうとする。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:39:23]
シャナ > うー…寒い寒い…っ。 (いい加減に嫌になってきたのか、足を進ませる速度は早まっていて――いないだろうと思っていたのに、何者かがいた事に気付いた。) (うわまた判りやすいのが出てきたわね…。) (歩を止める、このまま無視してもよかったが――生憎仕事中にそれは出来まい、と。) …、こんな寒い中ご苦労な事で。 (少女の表情は無表情へ、目には殺意を宿し現れたチンピラ二人へと向き直る。) お前ら仕事しろ。 [Sat 15 Dec 2007 23:32:29]
チンピラ×2 > ( そんな悪い環境の中、寒さや暗さや狭さと健気に戦いながら獲物を待ち受ける姿が二つあった。どーみても「これからお前に迷惑かけるぜッ!」みたいな面したチンピラの男二人組みだ。 ) すいませェェェ――ン。もしィィィ 差し支えェェェ 無ければァァァ――ッ。お財布の中ァァ―― 拝見させて貰えますかアァァ―― ? ( ニタニタと笑いながら語尾を無駄に延ばす喋り方で、二人組みの内の一人が言った。 ) もし差し支えあってもォォ―― 教えてくださぁぁぁい。 ( …詰まるところ、物取りらしい。 ) [Sat 15 Dec 2007 23:24:33]
お知らせ > チンピラ×2さんが入室されました。 『こぉぉんばんわァァ――。』 [Sat 15 Dec 2007 23:19:05]
シャナ > …仮にこんな所に人がいるとしたって…。 (どうせろくな人間ではない、そう思った。獲物を待ち伏せる、狙うには明らかに環境が悪すぎるだろうという考えが出た故。) (だって暗いし寒いし狭いし…そもそも人通りないじゃない。) (隠れるような場所もあまりないとすればそんな場所としては不都合が重なる場所だろうと、思考したのだ。) 雪は好きだけど…単純に寒いのは本当苦手…。 (はぁ、と溜め息を着くと白い息が舞った。) [Sat 15 Dec 2007 23:03:20]
シャナ > (隙間風寒いわよ、寒いっ!) (足を踏み入れた途端、路地の中を冷気が駆け抜けていった。…これはひどい。) ほんとにこれはひどいわ…コートが意味成してないわよっ! (無意味に騒ぎ始めた。そして意味もなく路地に木霊した。――近所迷惑である。) (うー…さっさと抜けないと本当に風邪悪化しちゃうわよこれ…。) (寒さのせいでゆっくりとなった足を進め、路地の中へと入り込んでいく。) [Sat 15 Dec 2007 22:35:39]
シャナ > 特にこれといって異常はないわね…。 (異常があったらあったでそれは大変な事ではあるが…無いならそれに越した事はない。尤も影から彼女が居なくなるのを狙っているのか、はたまた彼女自身が油断するのを待ってるのかまでは判らない。いるかどうかも判らないというのもあるけれど。) (こんな寒い所でなんかやろうって気にもなれないのかしらね?) (そんな事を思考したら寒い事をまたしても思い出し、身震いしたが。) 次は路地よね…。 (さっさと済ませようと、広場を少し進んでいけば長く、暗そうな路地へと足を踏み入れていこうとする。) [Sat 15 Dec 2007 22:26:27]
シャナ > (ちなみに光というのは街の通りにある柱に吊るされたランタンのようなもの。微弱な光しか放っていないのは寒いからかもしれない…。) …寒い。 (一応、制服を着込んだ上からさらにコートを着用しているがやはり普段にるヴェイトス市の街道とは違い冷える、長く居ては治まっている風邪が再発するかもしれない。) (早く巡回を済ませよう…。) (とりあえずは一通りこの広場を見て回ってからにしようと。) [Sat 15 Dec 2007 22:15:22]
シャナ > (光と呼べるものは、これといってない。あるにはあるがその光の範囲は狭く、そのある場所から少しの地点しか照らす事が出来ていない。闇の方が大きいとでも言うか。) 成る程、そういう問題が多いっていうのは…こういう暗い場所が多いからか。 (そういう意味では暗黒街も似たようなもので、スラムに住んでいる民をターゲットにして生活している集団が流れてくるという所だろう。そして、この街で事件が発生してしまう。) (悪循環よね…。) (権力でもどうにもならない事があるというが、これはそれを物語っている気がしない事もない。) [Sat 15 Dec 2007 22:08:07]
シャナ > ――。 (思考を一旦停止させる、今は――仕事中なのだ。何も生き甲斐がないというなら今は仕事や鍛錬を集中してやっていればいい。何かしていれば、それが生きる意味になる…。言い聞かせるように思考を切り離し、スラムの広場らしき場所へと出る。) (…さすがにこんな時間じゃ普通の人が歩いてるわけないか。) (夜にこの街を出歩くのは危険極まりない、それが一般住民なら尚の事。だからこうして巡回し、絡まれている人がいないかどうかを見て回っているのだが…少なくとも広場ではそんな喧騒はないようだ。) [Sat 15 Dec 2007 21:59:08]
シャナ > (結局、先日話を聞くだけ聞いてもらったがそれで何がしたかったのだろうと、今更疑問に思う彼女。) (私は…何がしたかった?) (答えが導き出せないわけではない、復讐を遂げたいと、今だってそう思ってる。ただその術がないから…何も考えに至らない。) 本当…とことんまで生き甲斐がそれしかなかったって事かぁ。 (夜空を見上げ、呟きを漏らす。ならば――、) 今の私は…死んでるのか。 (苦笑いをした。) [Sat 15 Dec 2007 21:52:36]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『(スラムを巡回中の事。)』 [Sat 15 Dec 2007 21:49:05]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(先立って案内しようとする)』 [Sat 15 Dec 2007 02:05:24]
お知らせ > マーさんが帰りました。 『この街に来たばかりで詳しくなくての、是非案内して貰おうか。 (ゆったりとその後に続く。)』 [Sat 15 Dec 2007 02:05:18]
バイ・チャンフォン > 恩に、着る・・・。(頭を下げて、感謝の意思を。・・・やる気が無い、とみなされなくて良かったと内心思ったりした。)・・・そう、だな。・・・行こう、か。・・・美味しい、店、知っている。(先に立って歩き出す。この辺りは結構ぶらついていたりもするし、ヴェイトス内の店は知っている方だ。美味しい店が幾つか浮かび上がったが、その中で一番近い場所を創造しながら歩く。) [Sat 15 Dec 2007 02:02:48]
マー > うむ。…と、まあ。余り褒めちぎって調子に乗られてしまうと困るからの。これぐらいにしておくとするか。 ( ほっほっほ、と冗談を言いながら笑った。 ) ほほ、腐っても天真拳の師範じゃ。そこのところは安心せい。 ――勿論、お主の仕事の方を優先するが良い。慌てずとも天真拳の極意は逃げたりはせん。 ( 相手を立ち上がらせると、顔を見上げて――。 ) さて、どうじゃ?これからメシでも食いにいかんか。運動の後は喰うに限る、じゃろ? [Sat 15 Dec 2007 01:58:44]
バイ・チャンフォン > そう、か・・・強く、なれる、か。(本来、強くなる云々はどうでもいいはずの性格だが・・・少し、嬉しく思えた。)弟子入り、して、すぐ、終了、なんて、嫌、だぞ。(くすくすと笑いながら師の手を握るだろう。そして支えて貰いながら立ち上がる。)・・・とはいえ、仕事も、あるし、ほかに、やることも、ある。・・・故に、そう、何度も、教え、受けられない、かも、しれない・・・。(それだけ、伝えておいた。まだまだ自分にはやるべきことがある。修行ばかりに傾いて入られないようだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:52:29]
マー > …………ッ! ( 老人の肝は、本当に―― 本当に久しぶりに”冷えた”。一瞬でもこちらの判断が遅かったら、相手の蹴りが先か良くても相打ちになっていただろう。そうなった場合体格や筋肉は相手のほうが上である以上、打ち負けるのは必須だった。 蹴り終えてから体中に冷や汗が滲む。 ) …………。 ( 静かに足を下ろし、小さく肩を落とした。 ) やれやれ。一瞬あの世が見えたぞい。 …安心せい。お主はもっともっと強くなれる。それだけはわしが保障しよう。 ( これは素直な感想だ。センスも良い、素質がある、それに体格も申し分ない。 …これは、早めに自分も戦いのカンを取り戻さないと危なそうだ、と内心で笑いながら。そして相手に手を差し出そうか。 ) [Sat 15 Dec 2007 01:45:47]
バイ・チャンフォン > (男の回し蹴りはあと一歩届かず終い、だった。偶然か必然か・・・青年の頭に蹴りが綺麗に入る。)・・・っ。(そのままバランスを崩して、地面へと倒れこんだ。・・・少しして、ゴロン、と仰向けになる。入ったところはジンジンと痛み、しばらくは残るだろうが、とりあえず、今は大丈夫のようで・・・。)師父・・・我、強く、なれる、か?あなたの、感想、聞きたい。(棒は取りこぼしていて・・・普通に見れば負けの様相だ。ゴロン、と体を起こして尋ねる。本人事態はまだまだいけそうだが、これ以上は、また今度、としておきたいようだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:37:08]
マー > ( 危ない。渾身の一撃はまともに喰らえばそこでこの戦いは終るだろう。それぐらいの威力を持って振るわれている。 ) ―――! ( 素早く腰を低く屈めつつ身体を捻り、なぎ払われる棒をやりすごす。身体を捻ったのは、考えている事が相手と同じだったからだ。屈んだ姿勢から相手とは逆の方向に回転を加え、立ち上がりつつの回し蹴りッ!!同じく、相手の頭へと伸びる足ッ!丁度、回し蹴りと回し蹴りとでお互いが交差するような形になるだろうか。 ) ムムッ!! ( その最中だ、相手の攻撃が二段重ねだと気付いたのは。しかし、ここからでは防御も回避も難しい…ッ!このまま、行くッ!! ) [Sat 15 Dec 2007 01:26:23]
バイ・チャンフォン > (がん、と周囲に音が響く。老人の体を捕らえることは間一髪の所で避けられたようだ。・・・掠りはしたようだが。)足、土台・・・なるほど。(足の上に上半身を乗せている・・・今まで聞いたことのない理論に納得する。武器の扱い方くらいしか習っていなかったから、こういう新しい発見ができるのなら、喜んで弟子になろう。)(かすったのを見やれば再び相手へ飛び掛る。今度は棒を横なぎに振り回した。が、本命はその後に続く回し蹴り。相手の頭に打ち込もうと思いっきり速度を乗せたけりだ。) [Sat 15 Dec 2007 01:16:11]
マー > ( だんッ、と音を立てて老人の左足が踏み込まれるが、その下に相手の足は無い。これで相手の動きを止められていたら、右手の拳を突き出していたところだが。 ) ほっほ!良き反応じゃッ! 上半身の動きは足の動きによって左右する。足という土台の上に上半身が乗っていると考えるのじゃ! ( …などと、少し気の早いレッスン。老人も嬉しいのだ、有望な武術の使い手が現れた事が。 ――相手は一度身を引き、踏み込む―― かと思われたが。 ) ぬ…っ。 ( 跳躍と同時に渾身の振り下ろしを。速いッ!! これは払ったり防いだりする事は不可能だ。老人は小さく地面を蹴ると、後ろに身を引いて攻撃の射程外に逃れようとする。 ) [Sat 15 Dec 2007 01:07:21]
バイ・チャンフォン > (払いながらの攻撃。これくらいの攻撃は予想はつく。一旦、下がろうと足を動かそうとした。が・・・)なっ・・・(自分の足に相手の足が迫っていることに気付く。左足を交わそうと動いた時、一瞬の隙が生まれた。)っぐ・・・!(とっさの動きで踏みつけられることはなかったが、平手は見事に命中した。頭に少しばかり衝撃が走る。・・・が、やられっぱなしでいるはずもなく、すぐさま突きを引いて一定の距離を開けた。)・・・っふ!(再び踏み込みを。が、これはフェイク。間合いギリギリの場所で急ブレーキをかけた直後、飛び上がって一回転しながら相手の肩めがけて棒を振り下ろした。勢いの増した棒が相手へと向かう。) [Sat 15 Dec 2007 00:59:28]
マー > ( 一直線に放たれる突き。威力こそ軽めに放ったようだが、その軸のぶれない攻撃にはそれを制御する為の腕力と経験が必要だ。喧嘩ばかりの日々を送っているせいか、武術家としてのセンスはかなり磨かれているものと見る。 ) ――ほっ! ( 前に出した左手が動く。相手の突きを、横から払うように左手で平手を放つ! それと同時、老人の左足がバイ・チャンフォンの足を思い切り踏みつけようと迫る。地味な攻撃で威力なぞ期待できないものだが、相手の足の動きを一瞬でも封じるには悪くない攻撃だ。 ) [Sat 15 Dec 2007 00:50:37]
バイ・チャンフォン > (真っ直ぐに向かってくる様子の相手。・・・ならばそれに答えるのが儀礼的には筋、だ。・・・だが、まだ相手の実力は見れてはいない。)・・・。(とりあえずは、様子見の一撃を放つことにした。右手に持った棒で相手の胴めがけて一直線に突きを放つ。真っ直ぐに、微塵もぶれることはなく、向かっていった。だが、その力は軽い。そのことから、決して仕留めるために放たれたものでない、ということが分かるだろう。) [Sat 15 Dec 2007 00:42:38]
マー > ( 理解するのはいつでも良い、或いは理解しなくとも良い。要は、そうでありさえすればいいのだ。それに気付かなくとも、問題は無い。 ) うむ。或いは、お主のそう言った気性も方法によっては持ち味になるかもしれぬしな。 ――こちらこそ、宜しく頼もうかの。 ( 灯りの蝋燭を足元に置いて、同じく手を合わせ一礼を。身体を横にし、左手の方を前に。ゆったりと両手を下ろすスタンス。 ) 構わぬぞ。武器を使った戦いも立派な武術じゃて。 では―― ( 老人は地面を蹴り、真っ直ぐ相手へと近づいていく。それは早くも無く、遅くも無く。 ――右手の拳を握り、目はぎらりと光る。 ) [Sat 15 Dec 2007 00:39:01]
バイ・チャンフォン > ・・・かも、な。・・・でも、いつか、理解、できる、かも、しれない。(目的が達成されたときか・・・あるいは死ぬ間際か・・・それとも自分が剣を置いたときか・・・それは分からないけれども、将来的にはわかったりかんじたりするかもしれない。)・・・いい。本人、にも、どうしようも、ないこと、ある、から・・・。・・・よろしく、お願い、する。・・・師父。(パン、と手を合わせて礼を向けた。)・・・拳で、戦う、術、もって、ない。・・・この、棒で、いい、か?(武器を扱うときに棒術も多少はできる。と、いうより自分の得物の要領で扱うことのできるくらいの短さなので、支障はないだろう。棒を一回転して構えてじ、と相手を見据える。) [Sat 15 Dec 2007 00:32:02]
マー > ほほほ。こればかりはの、言葉だけでは理解できぬものかもしれん。 ――それはお主が戦いの中に身を置いているからじゃ。農民も、商人も、職人も。皆それぞれの方法で自分の大事な人を守っている。――ま、そうは言ってもお主にはお主なりの性格というものもあるからの。 ( 彼自身の性とも言おうか。傭兵ならば、それは尚の事理解は出来ないかもしれない。 ) ――良いじゃろう。わしもお主に流派の極意を授けるか否か、修行の中で見極める必要があるからの。そこの所はお互い様じゃて。 …じゃが、わしも武術から一度身を引いて長くての。おまけにこの歳じゃ、そこのところは許せ。 ( とは言ったものの、やはり天真拳そのものの強さがどれほどなのか、興味もあるだろう。…老人は一度頷くと、後ろに組んでいた手を解き曲がった腰を立たせ、姿勢を正す。 ) どうかの。少し、手合わせをしてみぬか? [Sat 15 Dec 2007 00:24:26]
バイ・チャンフォン > ・・・よく、分からない。が、試して、みる、価値、あり、かも・・・。(可能性を見出せれば何かできるようになるのだろうか?何かが見えるようになるのだろうか?・・・いろいろな疑問が沸き、疑問は興味へ変わっていく。)・・・だが、我と、我の大切な、人物の、目的、力でしか、解決、できない、こと、だ。それに、我は、金を、貰って、人を、殺す、ことも、ある。・・・もしかしたら、その辺り、は、理解、できない、かも、しれない。(掲げる目的が目的だ。・・・こればかりは、自分ではどうしようもできないだろう。殺して金を得るのが自分の職業であることも含めてそう思う。)ふむ・・・。多少、分からない、ところも、ある。・・・が、今は、力、欲しい。・・・それ故に、入るのも、いい、か?(それで弟子失格というのなら、自分は入らない。ならば他の力を求めるまでだ。相手の返答次第で、この男がどうするかは変わってくるだろう。) [Sat 15 Dec 2007 00:13:44]
マー > 強くなる事も出来るが、それだけでは無い。お主の中に潜む可能性を見出す切欠になる。さすれば、自分がこれからどうすれば良いか?その道も自然と開けよう。 そうなれば、楽しくなるのも力を得るのもお主の自由じゃて。――但し、それに溺れぬ精神力も必要になるがの。 ( 老人の目が相手を見つめる。静かに、深く。 ) そういう時の最終手段として力があるのじゃ。じゃから、安易に力での解決はしてはならぬ。今のお主にも、落ち着いて考えてみれば力以外の手段もある筈じゃ。 …どうしても、人は力を持っているとそれを使いたがるが、あくまで力は手段の一つに過ぎぬ。 ( しかも、最後に使うべき手段だ。 ) ほほ。まあ、色街に限らず仲良くなる方法は山ほどあるがの。 ( 老人は目を細め、改めて男に向き合う。 ) どうかの、バイ・チャンフォン。わしは己の流派、天真拳の継承者を求めてこの街にやってきた。お主が求めるものが見つかるかどうかわからぬが、わしの元で腕を磨いて見る気はないかの? [Fri 14 Dec 2007 23:58:17]
バイ・チャンフォン > 己、見つめなおす、か・・・。それ、すれば、強くなれる、か?楽しく、なれる、か?・・・力、得られる、か?(つまるところ、自分が今欲しいのは「力」だ。見つめなおすことで何か「力」が得られるのであれば、それも有益なこと、と若造は考えるだろう。)他の、手段で、解決しようが、ない、ことなら・・・どうすれば、いい?(力でしか解決できない。少なくとも自分にはああいうことをきちんと収める術はない。)・・・悪く、ない、かもな。色街は・・・繰り出せば、怒る・・・いや、落ち込む、やつ、いるから、無理、だ。(どちらかの反応を示すことは明らかなので、そう返しておいた。・・・ただ、飲みにいきたいと思うかは別だが。) [Fri 14 Dec 2007 23:45:28]
マー > 暫し、己を見つめなおすのじゃ。人は自分の姿こそ良く見ようとはせぬ。己の事を良く知る事は大事じゃぞ? …などと、今日出会ったじじいに言われても首を傾げてしまうじゃろうがの。 ( そうして老人はまた笑う。説教臭いのは年寄りの特徴であり、また特権であり、義務でもある。 ――礼を弁えた若者のようだ。粗雑な振る舞いをしたからと言って、それで怒るような事はしないが、感心したようにふぅむと唸る。 ) まぁ、わしも若い頃は似たようなものじゃったがの。じゃが、物事を力ばかりで解決していると、他の手段が見えなくなる恐れがあるぞよ。 ――では、どうかね。酒を振舞ってみたり、共に色街へ繰り出してみたりしては?案外、相手も話せば判るヤツかも知れぬぞよ。 ( そうしてまた笑う。ジョークのつもりだが、間違いでは無いと思う。 ) [Fri 14 Dec 2007 23:33:13]
バイ・チャンフォン > ・・・かも、な。・・・もちろん、我、分からない、が。(分かったところでどうするつもりもなさそうだ。・・・たいした問題ではない。とでも考えているのだろうか。)『バイ・チャンフォン、という名前だ。・・・よろしく、同郷の老人。』(ただの粗雑な輩、というわけでもなく、年齢などの序列は守るようできちんとした礼を相手に向けた。)臆病、見られれば、また、くる。・・・それも、厄介、だから、だ。・・・あとは、単純、に、気に食わない・・・の、かもしれない。(一度やれば実力差を感じてもう二度とはこないかもしれない。・・・ここまでは理性が言わせた言葉。本音はおそらく後半の言葉だろう。ただ単純に気に食わない・・・それは多分、若さ故の言葉だろう。) [Fri 14 Dec 2007 23:23:40]
マー > そうじゃの。しかし、お前さんが周りから突っ掛かられるのは、お前さん自身にも原因があるのではないかの…? ( もっとも、そういうのは無自覚である事が多いのだが。 ) 『こんばんは、同じ国の人。わしはマー・ツィ・ウェンという者じゃ。良ければ、お前さんの名前を聞かせてはくれないかの?』 ( にやりと笑いながら、同じ国の言葉で喋る。 ) ならばいっそ逃げてみてはどうかね。争ったって一銭の得にもならぬ、そうじゃろう? …それとも、臆病だと見られるのは嫌かの? ( 実際にどうであるかは兎も角として、敵対した相手はそう判断するだろう。 ( [Fri 14 Dec 2007 23:14:59]
バイ・チャンフォン > 我、放っても、向こう、放って、おかない。・・・どうやら、相当、甘く、見られる、らしい。・・・そういう、輩、話し合い、無理、だろう?(自分は別にむやみに振るっている自覚はない。が、身を守るためとあらば・・・と、そういうスタンスでいるようだ。)・・・『この言葉、分かるなら、同郷だ。』(試しに故郷の言葉で話してみた。・・・もしかしたら、訛りが酷すぎて聞き取りにくいかもしれない。同じ国でも端と端では大分言葉が違うのが自分の国だ。)逃げ足、か・・・。我、も、速さ、なら、自信、ある、ぞ。(理由は傭兵だから、と答えるだろう。自分は力よりも足と手数で相手を圧倒するタイプだから。) [Fri 14 Dec 2007 23:07:42]
マー > ほほほ、そうやって傷だらけになるのが日常かね。大変じゃのう。 じゃが、無闇に暴力を振るうのは関心せんぞ。力とは仕方なく――必要に迫られて振るうものじゃ。 ( ふむ、と顎の髭を撫でながら相手の姿を見る。 ) ――同じ国の人かの。 ( 共通語の微妙なクセや見た目からそう判断し、尋ねてみた。 ) なぁに、心配はご無用じゃ。こう見えても逃げ足の速さだけは自信があっての。 [Fri 14 Dec 2007 23:02:16]
バイ・チャンフォン > 気に、するな・・・。我、これ、日常。(体中に傷を負っている様子が日常茶飯事なのだ。その顔つきや雰囲気から、よく絡まれる。故に毎日喧嘩騒ぎに明け暮れてなければならない。)・・・あなた、こそ、こんなとこ、いて、大丈夫、か?(むしろこっちが心配になる。夜遅くにこんな危険な地に足を運んでいる老人を見ればそういった感想が自然と出てくる。) [Fri 14 Dec 2007 22:55:14]
マー > ( 自分の一番弟子だった男は力を手に入れ、慢心した。自分の全てを注ぎ心身共に鍛えた筈だったが、結果には繋がらなかった。どうして満たされると人は奢ってしまうのか。どうして獣になってしまうのか。それとも、間違っていたのは自分の教えだったのか。 ) 馬鹿弟子が…。 ( 稽古をつけてやった日々は、自分にとっても充実したものだった。日毎に上達する弟子の技、それはまるで我が子を見守るかのような。 …その弟子も既にこの世には居ない。 ) …。 ( そんな時だ。誰かが争う音が聞こえてきたのは。二人では無い、三人か…それ以上か。やがて、目の前には恐らくその喧嘩に参加していたであろう人物が現れた。 ) ――お若いの。怪我をされているようじゃが、大丈夫かね。 [Fri 14 Dec 2007 22:51:25]
バイ・チャンフォン > (ぼぐ、ぼぐ、と鈍い音が鳴り響くのは裏路地の方だろう。・・・うん。いつもと変わらぬ喧嘩だ。)・・・っはぁ!!(最後の一人の顎を思いっきり蹴飛ばした。ぐりん、と白目を向いて崩れ落ちる。・・・これで終わりのようだが、こちらも無傷ではなく、腕とか足とか、体の至る所に傷ができていた。)・・・はぁ。からまれる、飽きて、きた。(日常とはいえこう毎日毎日同じパターンでは・・・。ため息をつきながら路地裏から出て行く。その位置はちょうど老人の目の前だろう。) [Fri 14 Dec 2007 22:47:37]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『人の怒鳴り声と何かを殴る音が聞こえてきた』 [Fri 14 Dec 2007 22:42:12]
マー > ( こんな場所でも子供は住んでいるものだ。もっと明るい時間に来れば、そんな子供たちが無邪気に駆け回る光景を見られたかもしれないが、既に日は落ちて世界は暗闇に覆われ、冬の冷たい空気が寒さと静寂を呼ぶ。そんな中、外をうろつくのは邪な人間か物の怪か、或いは帰る家など無い浮浪者ぐらいのものか。 ) 世知辛いのお、世界の街のどこを覗いても貧しい者は居る。貧しさは人の心を獣にしてしまう、豊かさもまた然り。 ( 果たしてどちらが人として幸せなのか。 ) [Fri 14 Dec 2007 22:30:21]
マー > ( スラムの道は老人には優しくない。危険が多い、という意味でも勿論なのだが、道がでこぼこしているから歩きにくいのだ。そういった足場でも戦える訓練はきちんとしてきているが、この歳になると流石に足腰に来る。 ) ――むぅ、ここはイカンの。 ( 老人は片手に灯した蝋燭の覚束ない明かりで辺りを照らしていたが、その灯りの届かない暗がりからこちらの様子を伺う空気が感じ取れる。…それもそうか、自分のような老人は無法者にとっては格好の餌食。道を覚えようと思いあちこちを歩き回っていたが、どうも良くない場所に踏み込んでしまったようだ。 ) [Fri 14 Dec 2007 22:20:44]
お知らせ > マーさんが来ました。 『ゆっくりとした足取りで。』 [Fri 14 Dec 2007 22:12:46]
お知らせ > ギブスンさんが退室されました。 『――じゃあ風呂入って、手当てして、飯食って、帰って、寝よう。』 [Fri 14 Dec 2007 00:44:29]
お知らせ > イオナさんが帰りました。 『ノルマ達成。御疲れ様でした。』 [Fri 14 Dec 2007 00:43:48]
イオナ > マスターが望まれるままに――・・・。洗浄を優先した場合、食事処の利用幅が広がると107は思います ( 頭を撫でられる感触。食事処における客が汚れていれば入店拒否される場所もあるだろう。湯船に浸かった方がいいだろうか。 ) ――了解しました。マスター。 ( 呟くような言葉。そして107は主の後ろをついていきます。一抹の不安を抱えながら―― ) [Fri 14 Dec 2007 00:43:30]
ギブスン > 小さな怪我ならある、と。 ……ま、病院にゃ行かなくても良いか。 途中、何処かで包帯でも調達――いや、それよりも先に風呂に入った方が良いのか?(さて参った。こういった軽い傷の時は、どうすりゃ良いんだったか。 ――いずれ自分もお世話になるだろうし、そういった医療知識を身につけても悪くない。 というか、今まで無しで無理やりやってきたツケが回ってきたか。 まったく。)……まあ、初めての単独行動だ。 こういう事もある。――生きてるんだから良し、だ。 俺だってまあ、始めの頃は――酷いもんだった(苦笑い。逃亡奴隷に良いように振り回されて、街を走り回らされたこともあったのだから。  俺はのんびりと――というか疲れているからなのだが――腕を伸ばし、ぽん、とイオナの頭に掌を乗せた。 そのままわしわし、と撫でようとする)……さて、それじゃあ引き上げるぞ。 やれやれ、本当に。……今日は疲れた。 風呂入って、帰って、寝よう。――ああ、その前に何処かで飯を食うかね。 [Fri 14 Dec 2007 00:39:24]
イオナ > ―――大きな怪我は、ありません ( ぎゅ、と自らの身体を抱くように右腕で左腕を掴む。血が滴り、僅かに落ちるも――かすり傷程度。病院にいくまでもないだろう。 ) 申し訳ありません。――奇襲をうけ、ました ( 怒られるかもしれない。闇夜に紛れた戦いにおいて相手が上手であった証拠である。107が少女であることと、接近戦に持ち込めば勝てると判断したこと。更には追われたさい、走り続けることでどちらかの体力が無くなり、一人が先行した時だけ相手をする。定石とも言えるものだが、気づかなかったのはそういった事を学ぶはずの無い奴隷であったからか。 ) ――マスター・・・ ( 違うんだ、と言いたかった。だが、107には言えない。気づかないわけではない。主が――107に対しての対応がやわらかくなっていってるのを。甘いものが好きだとバレ、そして数日後には甘いものを買い与え、頭を撫でられることが嬉しいことだとわかると事あるごとに頭を撫でる。――それがいつか、主の首を絞めるのではないだろうか。それが心配だ ) ――ありがとうございます。マスター。 ( ぺこり、とお辞儀をするだろう。今日のノルマは達成した ) [Fri 14 Dec 2007 00:30:36]
ギブスン > (…………ったく、嫌な仕事だった。 最後の最後まで、本当に、嫌な仕事だ。 俺は小さく舌打ちをうると、無言で男の死骸へと歩み寄る。 ――ダートガンの射矢を引き抜き、こいつを死体袋に放り込む為、だ。 それに――ゆっくりと立ち上がった、イオナの事も気になった)……負傷は無いな? まったく、交戦は避けろといったろうに。 …………うん?(ずぶり、と射矢を抜き、ハンカチで拭ってポケットに突っんだ俺は、しゃがみ込むと頭陀袋を取り出す。 イオナが奇妙なことを言ったのは、ちょうど死体に被せようとしたところだった。 俺は“猟犬”の顔を下から見上げる形になった。 やれやれ)……ま、そういう状況になったら、その時考えるさ。 それに――お前にだって元手がかかってるんだぞ? 貴重な財産だ。 ……あっさり捨てる気は無いさ。 にしても――まったく、酷い顔だな、お前(泥、それに――きっと血も混ざっているに違いない。 俺は笑いながら告げて……内心で舌打ちをする。 懸念していたことだ。 奴隷に対する感情移入の度合いが、少し上昇している。 ……参った、と溜息を一つ。 だが、冷徹な機械のように振舞うのは――性に合わないのも、事実だった)……帰りに、浴場に寄って行こう。 俺も少し――疲れた。 [Fri 14 Dec 2007 00:22:55]
イオナ > マスタ――・・・ ( 107が呟くと同時に、男の奴隷は雄叫びを――そしてそれが断末魔へと変わる。ダートガンの弾丸を頭部へと埋め込んだ男はゆっくりと背中から地面に落ちる。そして、自由になった107はしばしその場で横になったまま呆然としているように動かない。――しかし、動き出した107は立ち上がり、ゆっくりと主を見つめるだろう。 ) ありがとうございますマスター。しかし107は奴隷である以上換えの効く商品です。マスターの言葉は107には嬉しいことではありますが―― ( 逡巡、とでも言うべきだろうか。俯き、言葉を選ぶような間があった後、107は再び口を開くだろう。 ) マスター。真に尊重されるべきはマスターの生命でありマスターの仕事の成功です。――いざ、そういった事態に陥った場合、迷わず107を破棄してください。 ( それが奴隷というものである。まして奴隷に愛着を持ってしまってはやりづらい仕事だろう。107は一礼して顔をあげる。夜の帳が落ち始めた路地裏。107の頬や身体は泥で汚れ、髪は好き勝手に暴れまわったようにくしゃくしゃであった。 ) [Fri 14 Dec 2007 00:14:12]
ギブスン > …………やれやれ。動かなくたって、どうせ殺すだろうに。(溜息を一つ。 さて、これで奴は生存権を失い、俺が無条件で処理できる権利を獲得した。 馬鹿な奴だ。 大人しくしていれば――少なくともまだ、生きてはいられたろうに。 ダートガンの引金に指を乗せたまま、俺は唇の端を歪めて笑った。)ああ、イオナ。 何度も言わせないで欲しいな。 消耗品かどうかは知らないが――(さて、躊躇は無い。 そんな理由が見当たらない。 錯乱しているという意味においては、俺もアイツも同じかもしれないが。 ……まあ、別に良い。 気にすることじゃない)(引金を弾く。 ――飛び出したダートは、寸分違わず、男の奴隷の頭部に埋まるだろう。 この距離で、しかも然して動いていない相手ならば――暗闇でも、当てる自信はあった。)……俺は使い捨てる気は無いぞ? [Fri 14 Dec 2007 00:06:42]
イオナ > ( そして事態は停滞する。怒りの瞳を向けた男の奴隷は狩り人を睨みつける。それから――その手に握られたダートガンを見やり、それから鼻で笑った。どうせ連れてかえられたら処分だろう。男の奴隷はなりふり構っていない。「ハん! ずいぶんと余裕じゃねぇか! 動くんじゃないぞ、こいつがどうなってもいいのか!?」 それはつまり、殺すという意味である。男の奴隷を見ていればわかるし、殺すつもりであることは一目瞭然である。107にナイフを突きつけた男の奴隷は貴方を睨みつけるだろう。そして、 ) マスター。 ( 男の奴隷に組み敷かれた107は ) 107は消耗品です。 ( 一言だけ、告げる。その意味を取るならば――『107に構わないでください』という意味になる。――とはいえ錯乱している男の奴隷だけを狙うことも可能だろう。前述貴方があげたとおり、上にいる男だけを狙えばいいだけの話なのだから ) [Thu 13 Dec 2007 23:59:05]
ギブスン > (さて、至極単純な話をしよう。 立ったまま揉み合っている二人。 このどちらか一方だけを狙って射撃する、となれば――これは随分と難しい。 ああ、それこそ伝説やらに登場するような射手でもなけりゃ、無理だ。 無理だが――)……さすがに、こういう状況なら、まあ。……上の奴だけ狙って撃つ、のはどうにかできるわけだ。(ぐ、とダートガンを両手で構え、油断無く――いや、むしろ殺意をこめて、か? 俺は逃亡奴隷をにらみつけた。 ふむ。俺らしくないな。 怒っているんだろうか。 客観的な一部分が、冷静に俺の状態を観察する。 まったく。 そんなのは、知ったこっちゃ無い)……さて、参考までに――俺の“猟犬”を、どうするつもりだったのかは。 一応、聞いておこうか? [Thu 13 Dec 2007 23:53:52]
イオナ > ( きぃん、と澄んだ音が何度か落ちる。まるでその音はどこか遠くで繰り広げられていそうであり、そして再び近くで起こっているようでもある。――やがて、貴方が目にするだろう光景。――107が男の奴隷に組み敷かれた姿である。ナイフを握っていた107の手首を地面に何度も叩きつけ、今まさにナイフを振りかざさんとする奴隷の男は唾が飛ぶのも気にせず狂った瞳で少女を見据えたまま叫ぶ。「女の奴隷のくせに闘いにでてくるんじぇねぇ! 男に敵うとでも思ってんのか!」。至極当然の結果である。女性――それも少女である107が接近戦に持ち込まれれば男である奴隷に腕力で劣る。その結果が今――進もうとしている。さて、貴方はどう動くだろうか。 ) [Thu 13 Dec 2007 23:49:37]
ギブスン > ……ドンピシャかッ(――その物音。叫び。 まったく、休憩終了間際ってのはタイミングが良いのか悪いのか悩むところだ。 俺は半ばまで燃え尽きた紙巻を路上へと放り、それを踏み潰すようにして走り出した。 ――ポイ捨ては世間体が悪い、が――ま、今晩は多めに見て欲しい)……よし、良くやったぞ、イオナッ! 今、そっちへ行く!(とはいえ――彼女と俺の脚の速さは、些か以上に差がある。 さて、今すぐにたどり着くことはできないだろう。 きっと、イオナから一度リアクションがあってから、だ。 これでも割と必死に足を動かしているんだが、ね) [Thu 13 Dec 2007 23:44:33]
イオナ > ( ――やがて、ガタン!という音共に木箱や樽を潰した時のような独特な音が路地裏から漏れるだろう。静寂を突き破るその一音はちょうど貴方が定めだ休憩時間の終わり頃。 ) ――スターっ ( 路地裏の奥から少女の叫び声にも似た声が漏れる。 ) ――象を・・・見――まし―― ( ぎぃん、という硬質な何かがぶつかり合う音が路地裏に響く。 ) [Thu 13 Dec 2007 23:40:47]
ギブスン > まあ良い。俺がどう評価してるか、だ。 ――とまれ、とりあえずは、その方針で行くか。(待機して体力回復を図る、となれば――此方が狙われる可能性だってある。 勿論、好戦的な奴隷であれば、の話だが。 俺はコートの内側からダートガンを引き抜き、その撃鉄を起こして発条を縮めた。 いつでも撃てるようにしておいて、損は無い)まあ、色々仕事も滞るだろうしなぁ。 ……イオナが怪我すりゃ、こっちの今後の仕事に支障が出るんだ。 そっちも気をつけろよ?(皮肉混じりに笑って告げて、俺は彼女が路地の奥へと駆け込んでいくのを視線で追い、俺はようやく一息つく事が出来た。 ――やれやれ。 “猟犬”の前で、狩りの最中に主人がだらしなく振舞うわけにもいかないだろう?)……さて、だからって長々と休憩するわけにもいかんな。 ……紙巻半分、ってとこか。(休憩にだって――いや、休憩だからこそ、リミットは必要、と。 俺はコートのポケットから紙巻を取り出して咥えると、着火具を使って火を灯す。 指先で摘んで吸う、いつものスタイル。 じりじりと燃え尽きていく煙草を見ながら――) [Thu 13 Dec 2007 23:37:00]
イオナ > ――いえ、107が対象の足を負傷させることができたのはマスターの適切な判断と指示のおかげです。 ( 107はくしゃくしゃになった髪を今更ながら整えながら、暗闇向こうの世界を覗きみる。頭を撫で回された後、107は「ありがとうございます」と呟いた後しばらく俯いて無言であったがそれは嬉しさを顔に出さないために俯いていたに過ぎない。さておき、 ) ――マスター。ご自愛を。マスターが負傷されれば多くの方が心配すると107は思います ( それは奴隷ギルドの面々を指した言葉である。107は大破しても換えは聞くが主の換えは効かない。そう、107は思います ) 了解しました。これより107はスラム路地裏に単身突入。対象を発見次第マスターへ報告。 ( 確認するように107は言葉を紡いだ後、懐からナイフを一本取り出します。 ) 107命令を遂行します。 ( とん、と軽い足音を残して107は路地裏へと飛び込んでいきます。その姿はやがて闇の中に消えるだろう。さて――しばしの静寂がスラムに落ちる ) [Thu 13 Dec 2007 23:28:54]
ギブスン > ……やれやれ。 まあ、俺もそれはわかってるんがね。 足に怪我させたのはイオナのお手柄だが――ったく、こうも暗くっちゃ仕事にならんな。 今度、予算でカンテラでも買うかね。(呟きながら、俺は壁に寄りかかって息を整える。 まったく、せっかく相手の行動を追跡できるってのに。 待ち伏せでもしない限り、いつだって暗闇は逃亡者の味方だ。 俺は、さてどうしたもんかと考える。 ――ちなみに、イオナが相手の足をナイフで切り裂いた後、俺はこいつの頭をしこたま撫でてやった、と追記しておく)……あー。まあ、仕事が忙しいのは、悪いことじゃァ無い。 ……無いんだが、イオナの言う通りだな、クソ。 ……やれやれ。(このまま追いかけて――さて、戦闘になった際、果たしてまともにやりあえるのか、と。 俺のコンディションを考えるに、あまり期待はしない方が良さそうだ。 が、かといってイオナ一人というのも――少し不安が残る。 となれば……)折衷案だ、イオナ。 先行してくれ、俺は少し休んだら追いかける。 ――それと、見かけても手は出すなよ。 俺を呼べ。 [Thu 13 Dec 2007 23:22:22]
イオナ > ――残念ながらマスター。107には対象を追尾する能力は備わっていません。しらみつぶしに探すしか――ないと判断します。 ( 107はナイフに付着した血をマントでふき取りながらそう発言します。対象の足に傷を負わせたのは確認しています。後は血の跡を辿れば――というのが追尾の定石なのですが夜は目が見えにくくて困ります。 ) ――マスター。 ( くい、107は顎をあげる。主を見上げる。見れば主は息を切らせている様子です。 ) 107は猟犬です。対象を発見できましたら報告しますのでマスターはお休みください。今夜の業務は平均を上回っています。 ( 血をふき取ったナイフを107は懐にしまいます。――ここから先はどこに逃げ込んだかわからないので注意しなくてはいけないのだけれど。 ) マスター。許可を [Thu 13 Dec 2007 23:14:34]
ギブスン > (ま、この間、同僚と休暇を取っていた奴のいう台詞ではないが――だからこそ、今日の俺は忙しい。 休んでいた間のツケ、という奴だ。別に休日を取ったことを後悔してるわけじゃあない。あれは俺にとっても、絢乃にとっても必要な休みだった。 だが――)ったく……ノルマが溜まっちまったのは頂けない、か。 イオナ、あと一体だ。この辺に逃げ込んだと思うんだが――(今夜のノルマは三匹。 まあ、運の悪いことに、同時にそれだけ逃げ出した、って事なんだが。 とりあえず間抜けにも乞食の真似事をしていた奴と、立ちんぼの娼婦をしていた奴はアッサリ片付いたんだが――あと一体。上手いこと逃げ回るもんで、追いかけてる俺も息が切れてきた。 そろそろ歳かね。 ……いやいや) [Thu 13 Dec 2007 23:08:37]
お知らせ > イオナさんが入室されました。 『――・・・』 [Thu 13 Dec 2007 23:05:35]
お知らせ > ギブスンさんが入室されました。 『――俺たちに休日は無い』 [Thu 13 Dec 2007 23:05:20]
お知らせ > 白毛の狼さんが退室されました。 [Mon 10 Dec 2007 04:13:14]
白毛の狼 > (怒られながらも、しばらく撫でられていて――まだ日が上らないし寒いし。少しの間、少女に寄り添うように身を寄せた――いたずらは、たぶんまたするだろう。本人(本狼?)にとっては『悪戯』ではなく『遊び』なのだから) [Mon 10 Dec 2007 04:11:50]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『この子、ルジェと同じで迷子なのかな?と、不思議そうに思いながら(飼われてるとは思えなかった』 [Mon 10 Dec 2007 04:11:21]
ルジェ > (狼の顔がふいに、ルジェの近くに寄ってきて。ルジェは思わず目を瞑った。・・・今度こそ食べられる!?そう思ったものの) 「キャ・・、くすぐったイ」 (優しく涙を舐められて、・・・ルジェはこの狼が人馴れしていることに気づく。ルジェは、ほっと息をつきながらもたれてくるその狼の背中を撫でていて) 「悪戯しチャ、駄目、でショ」 (そう言って一刺し指で示して見せて。。狼のぬくもりを感じて。・・・背中の毛皮のふわふわした感触を嬉しそうに微笑みながら背中を撫でてあげていただろう) [Mon 10 Dec 2007 04:04:53]
白毛の狼 > ハッハッハッ…(荒い息遣い、激しく揺れる肩。達してしまった少女を見下ろせば、涙が流れた後がある。)(『泣くほど嫌だったのかな…?』)(涙の意味は知っている。そこで始めてほんの少し罪悪感を感じた。今までとは違う舌使いで、やんわりと頬を、涙をぬぐい取るように舐めて――)『???』(何やら言われた。まったく意味はわからないが、背中を撫でられれば気持ち良さそうにその場に伏せてしまって――)(『おじちゃんのとこはまた今度でいいかな…』)(なんておもってしまって―) [Mon 10 Dec 2007 03:52:33]
ルジェ > (思わぬ狼の行動で、達してしまって呼吸が戻らないルジェ。・・・惚けたその瞳で狼を見てみれば、・・・いつのまにやら服から身を出して、ルジェの真上よりその表情を伺っている様子。・・・なんだか急にルジェは恥ずかしくて、頬が染まっていくのが判った。) 「見、見ちゃヤダ・・・」 (か細くそう答えるも、・・・言語の隔たりは確固たるもので、狼に通じるはずもない。・・・肩で息をしながら、ルジェは石畳の道を背中に冷たく感じながらこれからどうなるんだろう?・・・そればかりが気がかりだった。・・・ぱっと見て、尻尾をふるその表情は楽しげに見えるけれど・・・。狼だしー。ルジェには判断つかなかったけれど。・・・どうも懐こそうなその表情にうろたえていた分、ぷうっと頬を膨らませて) 「モォ、ルジェ死んじゃうかト思っタ」 (狼の背中を撫でながら、小さく反抗してみせた。(恐々ではあったけれど)) [Mon 10 Dec 2007 03:40:20]
白毛の狼 > (狼の動きはなかなか収まらない。無駄に体力があるぶん長続きだ。こんなところを人に見られたら明らかに襲ってるかのような勘違いをされてしまいかねない。あくまでも遊んでいるつもりなのだが……こちらが動く度にぴくんぴくんと反応する少女の体が面白い、それが狼が絡む最大の理由)(『へへ…そろそろいいかな?』)(顔を引き抜けば、なんだか今までとは違う感じの声が漏れたようだ。少女の体からほんのり甘い香りが感じられた。が、お子様童貞狼は教育なんて受けていないため、少女の体に起こった現象など知るよしもなく――楽しそうに尻尾をふって、少女を見下ろしていた。)(『あ、屋台のおじちゃんまだいるかな…?』)(ふと、現実に帰った瞬間) [Mon 10 Dec 2007 03:32:21]
ルジェ > (何だか狼の呼吸が荒く感じられて、・・・ルジェはすでに涙目であった。・・・その青い瞳がルジェにはとても鋭く感じられて体が緊張していくのが判る) 「や、・・・やメ、・・ンッ」 (ルジェが抱きしめれば、一瞬だけ動きがとまり。・・・ルジェは「なんで?」と思ったものの、結局はほんの僅かな時間であった。まさぐるように舐めまわされて、敏感なルジェの体は狼の舌の動きに従うようにしなり) 「あ、あァッ・・・、や、・・やダ・、た、食べちゃヤダァッ・・・ッ!」 (人の言葉が通じるはずもないのに、混乱しているルジェは声でしか抗う事が出来なかった。まさか、服の下に入ってくるとは思わなかったルジェは、「ほ、本気で食べる気だっ!!」その焦りから震える手で服を引っ張ろうとするも、・・・中でもがかれて胸に触れられて・・・) 「ひぃうッ・・、きゃ、あ、あァアッ・・・ッ!」 (軽く達したかのように、口から滴を零しながら、服を抑えていたはずの手が緩んでしまう) [Mon 10 Dec 2007 03:15:16]
白毛の狼 > (随分とおびえさせてしまったようだ。が、遊ぶ気満々の狼にはそんなことは微塵も罪悪感を感じていない様子。食べる気のない狼と食べられると思っている少女の感情の差は果てしない。)ハッハッハッ!!(犬科独特の呼吸、(※興奮しているわけではない)体温を下げるために息遣いが荒くなる。制するように抱き締められれば、一瞬止まる物のやはり体をまさぐるような動きは止まらない。ちなみに寝床は、ここから十分もかからない場所であり、飼い狼でもある。そんなわけだから、人は食べない。)うぅぅ…(服がひっぱられ、入口が狭くなれば苦しそうにもがいて頭をひっぱりだそうともがくだろう。その際に少女の胸やら素肌に体毛を擦りつけることになるかもしれないが、不可抗力である(ぁ)) [Mon 10 Dec 2007 03:05:10]
ルジェ > (ぱたぱたと、尻尾を振っている状態が、足の間からその風とともに伝わってきて。・・・もしかして、食べる気満々なのでは(汗)と思えばルジェは冷や汗が出てきた。・・・いつか襲われた時よりも体制的には反撃など到底出来るものではなく。・・・その表情には怯えだけが残っていたのだけれど) 「ひゃ、・・きゃあァッ・・・ンッ!」 (狼の毛皮につつまれたその体を摺り寄せられ、尚且つ胸の上にその狼の顔があったなら、、ルジェは手を握り締める。・・・味見でもされている気分だった。街中にまさか狼が出るとも思わなかった上、しかも自身が不覚をとってしまったことが歯がゆく感じられるものの、時すでに遅し) 「ヤ、ア・・・、あ、・・・え、えェッ!?・・ひゃあァッ・・んンッ・・・!」 (頬から首筋にかけて舐められて、ルジェの体がしなり、小さな声を上げる。ルジェの声に気にする風でもなく、狼は体を舐め回してそのたびに小さく声を上げた) 「や、やメ・・・、きゃあンッ・・・ッ」 (声もかすれ気味にその毛皮を抱きしめるようにして、狼を制そうとするも、舐めることはやめようとしない模様。・・・ルジェは自分がこの狼の御馳走にでもなったのだろうか、と思い、瞳の端から涙を零した) 「エッ、ちょ、ちょッ・・・だ、駄目だってバッ・・・、・・・きゃ、ヤァアァッ・・・ッ!」 (まさか服の下に狼の顔が入りこんでくるとは思わず、ルジェは体をしならせながら、服を手繰りよせようとする。・・・舐めまわされている事に、体は反応を示してぴくんっとしならせながらではあったけれど) [Mon 10 Dec 2007 02:46:18]
白毛の狼 > (『さっきから、うるさい子だな…』)(もう悲鳴にはなれたのか、驚く事もせず既に遊び相手感覚である。その証拠に尻尾が揺れている。――自分の体を這う手。抵抗はしなかった、触られるのはすきだから。もっと触って欲しいとでも言うように体をこすりつけてみれば)『!?』(先ほどよりも余計に襲いやすく舐めやすい体制に――もう、こうなると遠慮なく舐め回そうと胸の上に足を乗せようとさらに迫るだろう。『大丈夫痛くしないから』(何)舐めれるのなら、頬、首筋、あわよくば服の中まで顔を突っ込もうとして――) [Mon 10 Dec 2007 02:32:49]
ルジェ > 「チョ、ア、・・キ、きゃアァッ・・・ッ!」 (狼が顔をぺろぺろと嘗め回し、ルジェは片目を瞑ってくすぐったく感じていたが、やっぱり怖いものは怖いもので。・・・懐こい子、なのかな?と思いつつも犬とは違う風貌にちょっと体制がおぼつかなくなっていた) 「キャ、チョッ、・・・オ、狼なのニ随分人懐こいんダネ?」 (嘗め回されているので、声がわずかしか出ておらず。・・・震える手でその白い狼の毛皮に触れてみれば、ふわふわとあったたかかった。・・・ただでさえ、隙間風が吹くこの場所にいて、しかも石畳にしりもちついた状態のルジェにはその毛皮がとても心地よかった。) 「あったかイー☆」 (警戒心はどこへやら。その暖かい毛皮の感触に触れて少し笑みがこぼれつつあったのだけれど) (片手をその毛皮に回したことがそもそも間違いで・・・) 「あ、キャ、きゃあァーーーッ!」 (狼のその体重を片腕だけでは支えきることが出来なかった。真後ろに倒れてしまう格好になってしまい、大きい狼の姿が目の前にあって。・・・あまりの狼の体の大きさに再び怖さが体中を駆け巡り、体をこわばらせた) [Mon 10 Dec 2007 02:20:15]
白毛の狼 > (わたわたと手を振る少女。声も若干引きつるような感じを受ける。どうやら相手は本気でおどろいているようだ。)クゥ〜ン?(『大丈夫?』なんて言いながら、悲鳴には一瞬たじろぐが抵抗がなければ調子に乗って顔を舐め回すだろう。どうやら『ただの女の子』と言う認識になったようだ。そうなれば、特に警戒をするようでもなく人懐こい犬のようにもなって――決して、『へへ…泣いても助けなんてこねぇぜ』なんては思っていない!) [Mon 10 Dec 2007 02:08:19]
ルジェ > (狼のほうも、ルジェの突然の声に驚いた風で、一瞬動きを止めるも、やがて足を再び動かしてルジェに近づいてくる。・・・で、ルジェはといえば、・・いや、あの、まさか・・・といった表情で、驚きが隠せない状態。・・・犬に噛まれただけでも結構トラウマだったりするのに、以前の狼にはその牙で体(しかも生身)に傷をつけられてしまった。・・・その思いがルジェにはあり、怖さで逃げ出せずにいた) 「チョ、・・チョ、ア、アノ・・・」 (まさか狼に言葉が通じるとは思っていなかったけれど。しりもちついた状態では剣の柄さえ握れない。もっとも、怪我している利き手で握ったところでどうにか出来る術はなかったのだけれど。・・・ルジェは困惑した表情で、何時の間にやらかなり近づいてきた狼に手を振りながらそれを制そうとするも、遅かったようで) 「キ、キャアッ・・ッ!」 (顔を舐められて、体をぴくんっと動かす。・・・片目を伏せて表情は怯えていて。・・・さきほどまで気を引き締めていた分緩んでしまったのか、噛まれるーーっと思い込んでいるのか、体が震えていて、石畳におかれた手をぎゅっと握りしめていた) [Mon 10 Dec 2007 01:47:03]
白毛の狼 > (距離は着々と縮まる。くんくんと鼻を鳴らしながら、『人』か『物』か判断がつかない。声から察するに『人』のような気もするが、どうにも生物の動きとは若干違和感を感じる関節。ただ分かる事と言えば『食べ物ではない』と言うくらいか。ちかづいてみれば、猫のにおいまでする。まぁ、それは服からだが――)っ!?う、ウォフッ!!(『な、何?!』急に大きな声を出されれば、こちらも一瞬竦んでしまう。お互いがお互いを警戒しあう状況。そこで少女が尻餅をつけば、動けなそうな少女の間近まで迫ろうとするだろう。尻餅=腹見せ=服従のポーズ、そんな計算が頭の中で勝手になされている。やや優位なったか、と勘違い。あわよくば顔でも舐めてようか) [Mon 10 Dec 2007 01:37:46]
ルジェ > (僅かな明かりだけを頼りにして、犬が近づいてくるのを見ていた。・・・噛まれたら、叫ぼうとか考えてたりしてはいたけれど。膝はついたままで犬が近づいてくるのを待っていた) 「ネー。 駄目だヨ、夜遅いヨ?」 (ルジェは外をぽてぽて歩くのはともかくとして、宿で夜を過ごす事は少し不安があった。・・・目を伏せても眠れないから。だからといって酒場へ足を運ぼうと思ってはいたけれど懐も寒い状態で。・・・体を動かす事しか考えが及ばずにいた) 「・・・ワアッ!」 (・・・膝をついて近づいてくる犬の外見をはた、と見据えれば思わぬ体格が良く。あまりの大きさに思わず大きい声を上げてしまった。・・・それ自体、ルジェには見覚えがあった) 「オ、狼!?」 (何故、なんで街中で出会うんだっ・・・という焦りの表情も手伝って、思わずしりもちをついてしまう。逃げようと思っても逃げ出せず・・・。ただそのいつか襲われた時の狼とは違う風貌に目を奪われていた。白い毛皮、青い瞳。・・・ルジェは戸惑いの表情が隠せずにいて) [Mon 10 Dec 2007 01:20:57]
白毛の狼 > (近付けば近付くほど犬との違いが見て取れるだろう。冬毛になりモワモワ感じのある体毛。尻尾を垂らし、耳を立て青い瞳はしっかりと少女を見ている。)(『なんだろう、この人…このへんにはない匂いだけど…』)(恐怖心が徐々に好奇心へと変わって行くあたり、まだお子様。随分と育ってるとかいう話は受け流します。本来なら見知らぬ生物と対峙したなら逃げるのがセオリー。街暮らしで、随分と本能は麻痺しているようでもあって。――しゃがみ込む相手には、やや警戒しながらも距離を詰めて行こう。もちろん狼には人間の言葉は通じない、何を言われているのかなんて知るよしもない。そして、何か餌がもらえるかもしれない、なんて淡い期待があったりもする) [Mon 10 Dec 2007 01:09:57]
ルジェ > (ぴたりとその足音が止まって。・・・犬の方もルジェの存在に気がついたようでどうしようか迷っている風であった) 「・・・エーット」 (ルジェは噛まれた事があるので自分からは近づけないでいて。・・・でも、身を翻して逃げ切れる程に足に自信があるわけではなく(そりゃそうだ)、困ったように頭を掻いた。・・・そういえば、海岸沿いで会った犬は人懐こかったっけ。とか思いながら、ルジェは膝をついて、頭をかしげながらではあったけれど、手を振って小さく声をかけてみる) 「ネ、ネ、ネ。・・・こんナ夜ニ歩いてチャ危ないヨ?他の犬ニ襲われちゃうかモ、しんないヨ?」 (・・・自分の事はさておいている状態(おい) [Mon 10 Dec 2007 01:01:56]
白毛の狼 > 『!?』(白い塊はちょうど街灯のしたあたりで足を止めた。人の声がしたから――。距離にすれば10メートルといったところだろうか。道の先には、『人』の匂いがする。それと同時に『金属臭』も漂って来る。)(『人?違う?』)(はてさて一体なんだろう?不思議な匂いのする少女の存在に、首をかしげる狼。この道を真っ直ぐ行けば、屋台が出ているかもしれない公園への近道。迂回する手もあるけれど、それはそれで面倒臭い――結局恐る恐るではあるが、距離を詰めて行くことに) [Mon 10 Dec 2007 00:53:23]
ルジェ > (実際の話、・・・毎度迷子になるとはいえ薄暗い道にはいつまでも慣れることが出来なかった。・・・ルジェは頭を掻きながらあっちかな、こっちかなといった表情であたりを見回していて。いくら視力が良いからといってもさすがにルジェにはどの道が正しいのか判別出来ずに頭をぶつぶつなにやら呟きながら歩いていた) 「ムーン。・・・こっちじゃないナラ、・・・こっちかナ?」 (残念。はずれですーっといったことを繰り返す事数回。・・・さすがに疲れてきた。膝に手をおいて、肩で息をしている。) (と、小さな足音が遠くから聞えてきて。・・・ルジェは顔を上げる。ただ、方向がどちらか僅かな灯火からは判らず周囲を見回した。・・・目を細めてそれに視線を集中させる。) 「・・・犬?」 (野犬かな?・・と思いつつも、以前噛まれた事もあって多少表情が引きつっていた) [Mon 10 Dec 2007 00:42:33]
白毛の狼 > (トットットッ…小さな足音が路地の向こうから近付いてきるのがわかるだろうか。薄暗い街灯の下を白い塊がゆっくりと歩いている。遠めに見ればタダの犬だろうが、近付いて来れば大きさやら人相(犬相?)からちょっと違う事に気付くかもしれない)(『さむくなってきたなぁ…屋台のおじちゃん、おでんやってるかな?』)(どうやらどこかにたかりに行く気らしい。狼には、少女の姿がまだうつらなっていないようだ) [Mon 10 Dec 2007 00:34:48]
お知らせ > 白毛の狼さんが入室されました。 『夜の散歩――』 [Mon 10 Dec 2007 00:23:52]
ルジェ > 「自分の事くらイ、自分で守れるようにっテ・・・、思ったんだもノ」 (呟きながら、薄暗い灯火を頼りにして道を探していく。・・・途中、何度か石畳の道に足をとられてすっ転ぶこと多々あったけれど。・・・痛む頬を手で拭いながら、涙が出そうになるのを堪えて立ち上がりおぼつかない足取りではあったけれど、ぽてぽてと周囲を見回しながら歩いていて) 「いつモ誰かニ守っテ貰っテばかりジャ、駄目なんだモノ」 (暗い道を歩くのは心細く、それを打ち消そうとするかのようにそう呟きながら歩いていく。・・・暗い道に馴れた訳ではなかった。どちらかといえば、まだ不慣れなルジェ。本心は泣きそうになっていたのだけれど、怯えていたら迷いこんだこの場所からは出られないだろうと、そう思った。唇を噛めば、その端の切れた部分から痛みが走って顔をしかめながらではあったけれど。・・・泣きたくなる衝動を抑えながら、ゆっくりと確かめるように街に足を進めていた) [Mon 10 Dec 2007 00:13:11]
ルジェ > (・・・と、石畳の道を触っているうちに、ルジェは自分が迷ってしまった事に今更ながらに気づいた) 「・・・アッ!あの道の角、逆だっタッ」 (ルジェは振り返ってその道を探そうとするも、街の灯火は薄暗くて元来た道がわからなくなってしまっており。・・・ルジェはあまりの事に呆然とした表情になってしまっていた。) 「・・・いきなリ本戦なんテ、ム、無理だっテ」 (ルジェは頭を掻きながら冷や汗を流す。・・・少なくとも、まだ昨日の鍛錬の疲れもとれておらず、・・・手には自分でまいた布切れを指先まで巻いてしまっていて。・・・柄を握れるかどうかさえ定かでなかった。ルジェは震えながらも、唇をかみ締めていつものようにすぐに泣く事はなかった) 「・・・迷ったなラ、道を探せばイイ」 (ルジェは怯えを表情から隠すように、薄暗い街並みを歩いていく) [Sun 9 Dec 2007 23:57:17]
ルジェ > ( 普段ならそれほど気にならない軽装の装備であっても、今のルジェにはとても重く感じられて。・・・それでも外を歩くとなれば無装備というわけにもいかずに宿屋に脱ぎ散らかした物をおっくうに拾って。・・・チャームに行ってくるねーと手を振って出てきた。・・・ので、多少よろついた足取りではあったのだけれども) (すすけた街並みに、見覚えがある?・・そう思いながら歩いていたのだけれど。朽ち落ちてきている建物の外壁にそっと手を触れ、ルジェは呟いた) 「いつかルジェモ、こんなニなっちゃうのか、ナ」 (触れれば零れるその外壁のかけらを手にとって膝をついて眺めていた。・・・実際、クランクである以上は人とは隔たりがあって。・・・ルジェは胸が痛んだ)  [Sun 9 Dec 2007 23:43:06]
ルジェ > (頭をぽりぽりと掻きながら、ふて腐れ気味の表情で歩くルジェ。・・・最近夜眠れないからといって丸一日寝ていたとは気づかず落胆気味に、肩を落とす) 「・・・ウウ。何やってんだロ、ルジェ」 (しかも口の中が切れていてまともに食事も取れなかった。・・・夜は不安で、眠れない怖さがあって。まだ外を歩いているほうが気がまぎれるし、・・・どうせなら鍛錬したほうがいいよね、とばかりに鍛錬所へ向かう最中ではあったのだけれど) 「あと、もう少シ?」 (辺りが薄暗く、灯火が少ない事が多少気がかりではあった。・・・ので、ルジェは周囲を気にしながら歩いている。) [Sun 9 Dec 2007 23:35:18]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『むーん、と体を伸ばして、鍛錬所に向かう最中』 [Sun 9 Dec 2007 23:28:56]
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