暗黒街 参加者 なし ROM 2人
お知らせ > エアリー(エリス)さんが帰りました。 『( 気のせいか、寂しそうに見えた。 そんなこと知らないと、すぐにそっぽを向くけれど。 )』 [Tue 21 Oct 2008 11:52:15]
お知らせ > ロッティ@自宅さんが退室されました。 『 結局まともに口を利かず、また眠ってしまった。 』 [Tue 21 Oct 2008 11:48:23]
◆エアリー(エリス) > ―――鍵を閉めるから。 いないの分かってッあ…! ( そんな顔を見て、声を聞いていたら、ついつられてしまう。 ロッテは 『こう』 なのだと理解しているつもりでも、不快感や敵意を全く抱かないのは難しい。 冷静な部分ではそんなものをあらわにしたところで何も得しないと理解していながら、やられてばかりじゃなく文句の一つも言いたくて。 でも、髪をつかまれて、中断された。 ) ―――痛ッ! 痛いなっ! ( 手を払おうとするのと、床へ放り出されるのは同時。 膝も打った。 きっと無視されるけど、涙目で講義の声を上げて――― 壁を叩くロッテを見上げる。 こちらへ対しての苛立ちなら、目の前にいるのに壁なんか叩かないと思うけど。 …寝室へ戻るのなら、もちろん止めない、見送るだけ。 ) ………朝… ん。 ( 朝食は? 聞こうとして止めた。 とるわけがないか。 …単純に、起きたついでに食べないかと確認しようとしただけ。 なのになんだかご機嫌を取ろうとしたみたいで、嫌だ。 ) [Tue 21 Oct 2008 11:43:47]
◆ロッティ@自宅 > ( 今の自分の態度が子供の頃の母親そっくりだと思って、がん、と壁を叩いた ) [Tue 21 Oct 2008 11:29:46]
◆ロッティ@自宅 > ( 最初はもっと直球な利益になるんじゃないかとかあれこれ考えていたのだが、結局奴隷ギルドに持ってったって手間ばっかかかって現状よりお得とは思えない。 二束三文の礼金でも渡される程度だ。 タダ奴隷拾ってコキつかってるって方がマシ。 そんなこんなで2カ月弱、無計画に飼ってる感じ。 今後の事もわかんない。 ) ――――――…っせぇんだよ。 クソ腹立つ… ( 饒舌で上機嫌な時の表情や声とは全く違う、不快感でいっぱいなのを隠しもしない顔。 下らない事を言おうとする奴隷の髪でも服でもどこでもいいや。 何処かを掴んでさっさと中に放り込もうか。 下着姿でこの寒いのに扉開けて馬鹿みたいだ。 ごちゃごちゃ口を開くにも頭は回らないし喉は乾いてるし、兎に角無理やり起こされて気持ち悪い。 大人しく奴隷が中に入るなら、床にでも放り捨てるように手を離して、無言で寝室に戻っていく。 それだけだ。 ) [Tue 21 Oct 2008 11:29:08]
◆エアリー(エリス) > ( 話したら話したで、弱みになると思っている。 それを握らせられないと考える程度には… この状態で滑稽な話だけれど、警戒していた。 彼女がこちらの立場について具体的な目星もつけているとは知らない話。 気紛れと怠けたさから匿われているのだろうと思っている。 ) ( もう、諦めようかな。 そろそろ人通りもでてくるかもしれないけれど、日中だし、知らない道を走ってみるのも良いかもしれない。 …いささか寂しいような、ひもじいような、そんな心持ちに少しの腹立たしさも混ぜて諦めかけた頃、音が鳴った。 ) ―――。 ( どういう状態か、よく分かる。 すぐに証明される。 ドアの前から一歩引いて、身構えた。 逃げてもいいけどそれじゃ意味がないし、相手にするのも嫌だけど、家に入りたいのだからしょうがない。 乱暴にドアが開く。 すぐ前に立っていたらどうするつもりだ。 手が振り上げられる。 左腕で十分ガードできるタイミング。 でも――― ) ( 一度は大人しく打たれよう。 癪だけど。 最初の一回を防いだら、もっと面倒くさいことになりそうな気がする。 大丈夫、ばかにしたほどの力でもないけど、ろくに狙えもしない平手なら。 ) ―――ッ。 ( 乾いた音が響く。 思わず睨んでしまって、すぐに目を逸らす。 ) ―――ごめん。 開けておいてくれれば良かったのに。 ( ああ、余計なことを言うなと思うものの、つい言ってしまった。 いないと分かりそうなものなのに締め出したのは彼女だという意識がある。 防犯を考えていないのだから、配慮という点ではどっこいなのに。 こちらはこちらで、身勝手に苛立って。 ) [Tue 21 Oct 2008 11:18:25]
◆ロッティ@自宅 > ( なにせ奴隷本人から詳しい話を何も聞いていないのだ。 幾らかつついてみても話したがらなかったし、現状、お金を稼いだ上で家事全般をさせられる便利な召使いだ。 別にどうでもいいか、とすら思い始めているところ。 辛気臭さ具合が時々煩わしいが、邪魔って程ではない。 自分で掃除とか洗濯とかするよりは。 ) ――――― … … …。 ( 実際の時間はわからないが、数分置きくらいに意識が覚めてはまた飛んでを繰り返している気がする。 物音は断続的に繰り返し、妙な抑揚が混ざったりして嫌でも耳に入る。 寝てる時に野良犬だとか近所の餓鬼だとかが奇声を発するのと同じ不快感だ。 いつ止むとも知れない騒音攻撃。 ) ――― … ――――― …っち ( そんな事を考える頃にはとっくに何の音か気付いていた。 うるせぇアホ、と怒鳴りつけたかったが、寝起きにそんな大声が出るわけがない。 ごろごろ転がってりゃ収まるかもしれないが、まどろみがちっとも気持ち良くないこの現状に苛つく――――。 ) ( がたっ、がたっ、ごとっ、と何度か壁に重いものが衝突するような音がして、最後に乱暴に鍵が回る音、そしてバァン!と扉が開いた。 ) ―――――――…!!! ( そして扉の外に居るのが誰だか確認するやいなや、ロッティ・アレンビーの右手は勢いよく平手を振りかぶっていた。 ) [Tue 21 Oct 2008 11:00:53]
◆エアリー(エリス) > ( 実際にはそんなものかもしれない。 起こせば絶対不機嫌になると分かっているのだし、ついでに不機嫌になると面倒くさい人だというのも知っている。 それならどこかで時間を潰して来れば良い。 一応お金はあるし、夜は割ときちんと寝ているし。 鍵を開けたまま出かけたり、眠る方が非常識なのももちろん。 ) ( でも、怖いのだ。 外は不安で、早朝ランニングはともかく、夜の散歩は気の休まるものじゃない。 人目に顔をさらす時は張り詰めているのが基本で、だから、一人でお風呂に行ったり、食事したりはなるべくしたくない。 彼女にそんな風にして頼っていると思うと情けないけど、独りよりずっと頼もしいのは確かだった。 ) ( もしかしたら頭に枕かぶったりして、起きてももらえないかもしれない。 そしたらどうしようかなと考えながら、ドアを叩く。 遠慮がちに。 いくらか大きな音になっても、ひょっとしたら立ち去ったんじゃないかっていう微妙な間を空けて。 それが叩き続けるよりずっと不快にさせるかもしれないとは知らない話。 安普請だから周りにも聞こえていそうで、とにかく早く中に入りたいけれど、思い切って煩くもできないジレンマ。 きっとお隣さんが苦情に出て来たりはしない程度の、微妙な線をいったりきたり。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:46:18]
◆ロッティ@自宅 > ( 熟睡している。 丁度眠りについてから1時間半くらいのいい感じの眠りだ。 野良奴隷が居なかったけど眠かったし、鍵開けっぱなしで寝るとか考えられない。 小遣いだって持ってんだし、たまにはどっかでブラついてくりゃ良い。 もう一人でお風呂とか外食とか行けるだろうに。 ) ( 人の気持ちを考えられないロッティ・アレンビーの感覚はそんなもの。 自分が同じ事をされたら怒鳴り散らすくせに、他人には「それぐらい平気でしょ」と我慢を強要する。 想像力が足りないのか、何事も自分に都合よく捻じ曲げられてしまうのか、少なくとも、自覚のある悪意ではなかった。 ナチュラルに自分に甘く他人に厳しいのだ。 ) ―――――… … ――――… … っせぇ… ( うわごとのように呟いた。 何の音か理解できていないが、熟睡状態を強制的に覚醒させられる猛烈な不快感に顔を顰め、布団を被る。 どこの馬鹿だ、死ね、とか考えながら。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:33:32]
◆エアリー(エリス) > ―――…ぁ。 ( 失敗したな、とよく晴れた空を見上げる。 もうだいぶ明るい、少しずつ長く走れるようになって時間がずれてきているのか、それともたまたまか。 明るくなったら帰って来るよりもどこかで泊まって来るような印象があって、油断した。 引いた扉はがちゃんと鳴って、開かなかった。 ベッドにしている居間のソファーにいないのは、見れば分かるだろうに。 開けておいてくれてもいいのに。 嫌なことあって意地悪しているのかなと、少し憂鬱な気持ちで考える。 朝が濁っていく。 ) ( 少し迷ってから、遠慮がちにドアを叩いた。 汗かいているし、冷えてしまう。 他の住民も起きて来るかもしれないし、水汲みや洗濯などにも出ていて今更だけど、あまり顔を見られたくない。 こん こん こん。 ごん ごん ごん。 どん どん どん。 少しずつ、大きく。 こんなことしたらもっと不機嫌になるのは目に見えているけど、だって、仕方ない。 意地悪したのはロッテが先だ。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:24:25]
◆ロッティ@自宅 > ( *鍵がかかっている。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:13:48]
◆ロッティ@自宅 > ( 服とか食事とかに見栄を張る女だ。 自宅に人を呼ぶ事なんてほぼ無いし、ケチれるところはケチってかないととてもじゃないが上等な服なんか買えるわけがない。 そっちを我慢しろっていうんなら、さぞかし苛々して殺伐としたロッティ・アレンビーをお目にかかれるだろう。 散財でストレス発散して辛うじてこの程度に収まっているのだし。 ) ( 昨夜のロッティはどうしていただろう? 最近は羽振りも良いし、遊び歩いている事も多い。 夜中に何処かへ出かけて上機嫌で土産を買ってくる事もある。 一日ごとに何をしているかよくわからないような状態がしばし続いていた。 確か昨日は――――この発言の秒数が【偶数】なら夜の内に帰って来ていつもどおりひとしきり他人の悪口を喚き聞かせてから寝た。 【奇数】なら昨夜は帰ってこなかったし、家を出る前も居なかった。 しかし鍵はかかっている。 帰ってきた、ということだ。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:13:27]
◆エアリー(エリス) > ( お世辞にも上等とは言えないアパルトマンに帰り着いて、ゆっくりと走るのを止める。 ロッテの部屋があるのは階段を上った二階。 騒がしくならないように… むしろ音をさせないように階段を上って、ドアに手をかけた。 鍵はかかっていない。 合鍵なんてもらっていないから、出かける時は戸締りせずに出て行くのを見ている者がないか確認するだけで。 無用心だけど、もし狙われたらちゃちな鍵などあってもなくても同じなのがこの街だと思う。 ) ( ところで、ロッテが帰って来たのは日の出前だっただろうか。 ランニングに出るのは空が白んでからにしているから、それより早く帰って来ていれば今日一度は顔を合わせている。 彼女が中で寝ているのも知っていて、鍵もきっと開いている。 けれど、ランニングに出てから彼女が帰って来たとしたら… 鍵、開けておいてもらえるだろうか。 ) [Tue 21 Oct 2008 10:04:00]
◆ロッティ@自宅 > ( 働き者の漁師じゃあるまいし、こんな時間に起きてるかっての。 夜目覚める街、暗黒街に住んでる人間なんて半分強はそんなもんだ。 だから日が昇る頃人々は疲れて眠り、今ぐらいの時間にぐっすりと熟睡してるって話。 この時間の大通りはさぞかし静かで広々としていて心地良いだろう。 表通りは基本、金がかかってて洒落た店なんかも多くて、一見して商業地区と変わらないものだ。 ま、極論でなし、中には朝っぱらから起きてるようなのも居るかもしれないけど。 大学なんか通ってるどこぞのマフィアのお嬢とか、こんな街でシスターなんかやってる酔狂な女とかさ、知らないけど。 ) [Tue 21 Oct 2008 09:55:57]
お知らせ > ロッティ@自宅さんが入室されました。 『 爆睡中 』 [Tue 21 Oct 2008 09:48:45]
◆エアリー(エリス) > ( 通りを選ぶことができれば、死体に躓くようなこともない一見清々しい朝。 繁華街を離れるとどうしたって寂れ荒んだ雰囲気がある街並みも、静寂の中で柔らかい光に包まれれば、そうマイナスのイメージばかりでもない。 少なくとも自分には、枯れた空気が落ち着ける。 ) ( 緩やかなペースでも続けていけば、やがて息が上がって汗がふき出す。 そろそろ家に帰ろうと判断する頃には、もう見知った通りまで戻って来ていた。 暗黒街でも外れの、淫売窟にほど近い界隈。 自分が匿われている、ロッティ・アレンビーのアパルトマンがある区画だ。 ) [Tue 21 Oct 2008 09:30:33]
◆エアリー(エリス) > ( 他人と顔を合わせるのが、すっかり苦手になってしまった。 元々社交的でもなかったけれど、ロッテとよく外食すると落ち着かない。 だから料理のレパートリーを増やしたいとも思うのだけど、外でロッテから聞く話には得るものが多くて、悩む。 彼女が勝手に喋るような形になってしまう日常会話の中にも、知らないことがたくさんあって。 笑われたり、呆れられたり、苛立たれたりしながら、貪るように吸収しているのが現状だから、その機会が少しでも失われるのは惜しかった。 ) ( いいか。 どうせいつまでも、篭もっているわけにはいかないのだし。 ) [Tue 21 Oct 2008 08:37:44]
◆エアリー(エリス) > ( 自分達に的を絞った手配からは一月半が過ぎた。 新しい環境での生活を初めて、もう一月半。 貴族の道楽だった追跡が中断された後、奴隷ギルドの正式な追跡が始まって、まだ一月半。 一月も見つからなければ、どこかでのたれ死んだのだろうと判断されて本格的なマークは外れるらしいし、そもそも本当に正式な追跡が始まったのかどうかも分からないのだけれど、安心するにはまだ早い。 ) [Tue 21 Oct 2008 08:29:16]
◆エアリー(エリス) > ( ロッテにもらったお下がりの服はブランド物ばかりで、ブランドの体操着がないわけではないかもしれないけれど、どれもあまり運動するようにはできていない気がする。 動き易いものを選んで来ているから本人的にはあまり問題ないものの、はたから見るとその服装と足取りはアンバランスかもしれない。 まだ日も低いというのに目深に被った帽子よりは、奇異にも映らなそうだけど。 ) [Tue 21 Oct 2008 08:19:42]
◆エアリー(エリス) > ( こんなことをしていても、ヤクザの武勇伝に登場する主人公のような力が得られるのかどうかは分からない。 分からないというか、実際に垣間見た超人達の戦いからはあまりにも遠く、見当違いなのではないかとも思ってしまう。 けれど毎日走っていれば身体は軽くなったような気がするし、走り続けることができる距離も少しずつ伸びた。 他にどうすればいいのかを知らないから、明日も、明後日も、とりあえず繰り返すつもりでいる。 ) ( 生きて、いられたら。 ) [Tue 21 Oct 2008 08:04:52]
◆エアリー(エリス) > ( とはいえ、厳密には決めていない。 飽きてしまいそうだし、ただ走るのではなく、この街を見て回るのも目的のうちだから。 もっともこの時間の暗黒街を見て回って、何を得られるわけでもないかもしれないけれど。 それとなく道を覚えて… 何より気持ちが好くて… それでいい。 ) [Tue 21 Oct 2008 07:56:09]
◆エアリー(エリス) > ( 余力を残したこんな走り方が、鍛えるのに正しいのかどうかは分からない。 プロポーションを整えるための体操なんかはさせられていたものの、それらがどう作用するのか気にもせず命令に従っていただけで、トレーニングのやり方は知らなかった。 ただ、まるで別の街のような一面を見せていても、暗黒街が暗黒街であることに変わりはないから。 無闇に疲労困憊してしまうのは上手くないと、中途半端なペースを保っている。 それでも結局たいした体力はなくて、最後には疲れ切ってしまうのだけど。 ロッテに教えてもらった危険な道、安全な道、それらの見分け方から、おおまかなルートは考えてあった。 ) [Tue 21 Oct 2008 07:52:05]
◆エアリー(エリス) > ( 規則的に、伸びやかに。 急ぎ過ぎず怠け過ぎず、ほどよく疲れるくらいを目安に脚を回す。 夜闇の晴れた暗黒街の朝は静まり返り、遠く近く聞こえてくる笑い声も、悲鳴も、音楽もない。 市内のどこもがそうであるように鳥がさえずって、新聞や牛乳・パンの配達人も見当たらない無人の通りに、安物の靴が地面を蹴る音が単調に続いている。 ) [Tue 21 Oct 2008 07:43:36]
お知らせ > エアリー(エリス)さんが入室されました。 『( 駆ける。 )』 [Tue 21 Oct 2008 07:36:23]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『居候と顔を合わせたくない』 [Sun 19 Oct 2008 23:03:36]
◆ジャスティス > ……さて、かえろっかな。 (たっぷりと計良をし、というか半分は時間をつぶし、帰る。もしかしたらミサに間に合わなかった人が来るかもしれないし……はあ) [Sun 19 Oct 2008 23:03:25]
◆ジャスティス > ……うーっ、しっかりしなさい。マフィアだのチンピラだのに変に勘ぐられたらどうすんの!! (ゆすりとか。最悪のパターンを考えながら自分に活を入れようとして) ふん、今宵のメイスは血に飢えておるわ。 (なーんて馬鹿な事を言ってメイスを掲げて見せたりして。特に銘とかないからセリフも今一閉まらない) [Sun 19 Oct 2008 22:43:20]
◆ジャスティス > (季節はまだ秋。とはいえ夜の冷え込みは冬の訪れの気配を感じさせる。冬はいやだ。それはそれで楽しみもあるのだけれど、夏生まれのせいかあまり動きたくない。冬場の一人は答える……ましてや、久し振りに肌を重ね合わせた後。なおさら人はだ恋しい。比較的大きな通りをゆっくり歩きながら路地に視線を走らせる) [Sun 19 Oct 2008 22:33:53]
◆ジャスティス > (修道服は新しく大聖堂で受領した。今までも血まみれになったりして頻繁に変えをもらっていたのだから、私服で訪れても誰もかれもが皆またか、程度にしか感じてなかったようだ。が、私自身が気になって気になってばれてるんじゃないかとひやひやしていた。なんとかようやく落ち着きを取り戻した修道女。それでもどこかぼんやりと計良を続けている) [Sun 19 Oct 2008 22:28:29]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 19 Oct 2008 22:19:42]
お知らせ > リジュナさんが退室されました。 『ええ、実はですね…。 (とか何とか、適当な事を捲し立てて、儲け話の金主を確保せんとす……)』 [Wed 15 Oct 2008 23:37:49]
◆リジュナ > では──そうですね。 これの流行が過ぎた頃合いに、シェアを一気に奪えそうな画期的なクスリがあるとしたら──。 (「媚薬の類はイケる事は明らかだからな。──何かあるのか?」 よし、食いついた。) [Wed 15 Oct 2008 23:33:49]
◆リジュナ > (「襲撃やら戦乱やらで、ヒトも、カネも。流れが滞っとる。 幾らも動きが生まれるなら、それもまぁ、良いさ。」 紫煙くゆらせながら、相手は渋面浮かべてそんな言葉を口にする──) なるほど。 (肩を竦めて──「泳がせておく」旨の言葉を口にしたとなれば、少なくともこの区画で、仮に売人を締め上げた処で、カネには成らないと言う事か。) [Wed 15 Oct 2008 23:26:42]
◆リジュナ > ──麻薬ならまだしも、媚薬にまでいちいち動員できない。 そういったとこでしょうかね? (「……ふん。」) どうでしょう、私の処なら格安で、ご都合致しますが。 (「そうくると思った。油断も隙もないな。」 苦笑を浮かべる中年男に、恐れ入ります、と微笑を浮かべて) [Wed 15 Oct 2008 23:19:53]
◆リジュナ > ──ま、流してる奴が居るから、出回ってる。当たり前の話ですけどね。 ──あなたは何か心当たりは? 幹部トマーゾ? (「いや、知らんね。」と。にべも無く返される。 さもありなん。) [Wed 15 Oct 2008 23:13:20]
◆リジュナ > あっちじゃ盛んに取引されてる柿の種だっけか。 なんでこっちで流れてるやら。 (薄暗い、酒場の片隅で。 “商談”の合間の余録。) [Wed 15 Oct 2008 23:07:08]
お知らせ > リジュナさんが来ました。 『海竜? これはまた。』 [Wed 15 Oct 2008 23:03:28]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『( 見守っていた傭兵の元へと。 そして、塵は塵へ、と。 )』 [Mon 13 Oct 2008 04:46:11]
お知らせ > モビィディックさんが退室されました。 『( 白鯨 了 )』 [Mon 13 Oct 2008 04:43:50]
◆MJ > ( 結果は変わらずとも、最後は人間に討たれたかったのか――。 化け物としての矜持は、破滅への願望と紙一重の…。 傭兵の前に現れ無ければ三度目の邂逅は無かっただろう。 二回目の邂逅で互いの答えは出ていた。 ) ……ほら、生きてますか? お兄サンだか、おぢさんだか? ( 結果残った命が一つ、一度目の邂逅でも残ったのは一つの命。 両腕を砕かれているが、生きているらしい。 ピクりとも動かないが病院へと運ぶ、この命が今宵の結果。 夜風に運ばれ、吸血鬼の灰は暗黒街へと融けて消えていくのだろうか。 酒場で吟遊詩人が語り弾くような物語では無い戦いが幕を下ろした――。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:42:14]
◆モビィディック > ( そう、現れなければ―――狩人たちとの逢瀬があっただろう。 御伽噺と大真面目に戦う者たちと。 そうして遂に、化け物として討たれて終わる。 終わることに変わりはなくとも―――いや。 今となってはすべて終わり。 民衆の代替として幻想と戦う狩人。 その代替、或いはさらにその代替に討たれて。 だが、相手は三度立ちはだかった。 三度起こることは大体正しい。 脅威としてではなく狗のように死ぬ。 それが、正しかったの、だろう。 二千年間の果ての答えがそれだ。 ざらざらと灰に崩れていく吸血鬼。 もはやそれは脅威でも化け物でもなく、ただのごみだった。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:32:06]
◆MJ > 火じゃないですヨ――、艶子デス。 ( 誘われて燃え盛るならば、本望だったのか。 過ぎる言葉は数多く、だが言葉にしたのは己の主たる傭兵の名。 ) オレサマが居なければ、或いは別の誰かがやって来ましたヨ。 お姉サン、ソレでも求めるだけの―― ( 「やっぱり卑怯だ」と言葉を切り餓鬼は続けた。 ) 化け物なんて絵本か御伽噺にしか居ませんヨ。 オレサマも、唯の孤児ですけど――。 ソレでも絵空事に立派に立ち向かうヤツがいるなら、正義のミカタも悪くないと思っただけデス。 ( 祝福の言葉に、己が心を述べた。彼女が進めるよう、前に出て剣を振るう――と。 巨体は音を立て崩れ落ちた。 交わすべき言葉は交わし、言葉は尽きたか。 背を向けて。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:23:51]
◆モビィディック > まるでまるで―――――あるいは君さえ現れなければ、十全であったのかもしれないがね。 んふふ、んふ。 火に誘われる蛾を―――獣が押しつぶす。 ( 火で焼けるのならば本望。 だがその目前で砕かれるのはこうまでも惜しい。 ) ん、ふふ…………・…・まったく………………笑えない。 だがなるほど、こんなものか………。 ( 「こう」なりたくないから吸血鬼になどなったというのに。 人間に負けるならば、それこそ化け物。 脅威として散るならば、それこそ魔物。 だが化け物にあしらわれて終わるなんて―――それはなんて人間。 「それ」でいるのが耐えられなかったから吸血鬼になったというのに。 ) …………おめでとう正義の味方。 化け物は退治された。 こんな結末など、空しいものだが…………おめでとう正義の味方。 おめでとう。 よくも私の心を殺してくれた。 ( 彼の言葉に浮かんだのは、噫、絶望―――ずしん、とその身は再度斃れて、終わる。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:08:02]
◆MJ > ――勝っても殺さないなんてエゴを通すヒトに対する、正義のミカタの言葉知ってるデショ? コレがオレサマのエロです、じゃなかったエゴです。 ( ニッコリ、と愛らしいと称すれば喜ぶのは餓鬼本人だが。 そんなつもりの笑みで。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:01:26]
◆MJ > うん――解ってますヨ。 ( 心の敗北に、薄く自嘲の笑みを浮かべ口の端の吊り上げた。 夕暮れ時、砂場で遊ぶ子供の様な。 ) 言葉を返すとお姉サンも満足した? ( 吸血鬼の鏡の様な言葉と貌。 ) 度々じゃなくて三回で、狙いをつけたんじゃなくて艶子のトコに引寄せられた必然。 艶子は磁石だモンねェ。 ( 脚を止め、目指すべき怪我人を見付けたか。 吸血鬼へと目配せを一つ 「持って帰る」 と。 ) 最初に岩清水檸檬の様な宣言でいってたし――。 ( それに、と怪我人を担ぎ上げ。 吸血鬼へ首を傾げ。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:58:49]
◆モビィディック > 心、ねえ―――。 ( ずん、と吸血鬼はようやくその身を立ち上げる。 痛みはない。 疲労感も。 ただ衝撃によって揺れた脳が、視界と思考を揺らすばかり。 ) んふふ、んふ。 生憎とこの私に心の敗北などただの一度もないね。 んふふ、んふ。 ( などとぐらんぐらん揺れながらのたまう吸血鬼。 まだ、敗北していない。 まだ、この身は破壊されつくしてなどいない。 ) さあて、んふふ、んふ。 お坊ちゃん。 力に素早さに高さに―――いろいろお株を奪われたが、生憎とこの身はいまだ斃れてはいないぞ? ( タフさ、という意味でもまた相手に及ばない。 だがこの程度で終わるほどでもない。 この程度のダメージで動き回れるほどでもないが。 ) それとも満足かね、正義の味方ごっこは。 んふふ、んふ。 たびたび私をつけ狙い、思うさま手玉にとって、満足かね。 [Mon 13 Oct 2008 03:48:23]
◆MJ > ( 重く確かな手応えが鞭を通して伝わる。 巨体が羽根を毟られた鳥のように落下して行く。 ) 化け物ねェ、誉め言葉として受け取っておくとしてオレサマもありましたモン――。 ( 壁を蹴ると身体を宙へと翻し。 地面へと爪先より降り立つ。 埃に塗れた外套を払い、一度大きく剣を撓らせ背へと。 ) ――心が負けたってのが。 ( てっひ、と両の頬に指を添えニッコリと。 スッカリと放置されている怪我人は何処だろうか、結構遠慮無く攻撃したので今更ながらに安否は心配だった。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:39:13]
◆モビィディック > んふふ、んふ―――なあんだ、お察しかい。 ( 血液。 こころはともかくとしてそれは問題である。 吸血鬼に本質、本体というものがあるとすればそう、それは血液。 いまも腕から流れ続ける血液。 人間よりも血液製造能力の高いこの体はそれでもだいぶ持つが―――この調子で重要な血管でも破壊され続ければ終わる。 ) くっ―――――まったくどうにも冴えないねえ。 ( あがいた虫けらが折りたたんだ新聞紙ではたき落とされるように、頭蓋を打たれて吸血鬼は落下する。 誇れるアドバンテージであったはずの「高さ」さえもが今こうして破られ―――落ちる。 ずん、と音を立ててその身は地面に仰向けに沈み込む。 ばっくりと割れた額からの流血を一舐め、脳が一部空気にでも触れているのか、どこかすっきりとした感覚さえ味わいながら、吸血鬼はつぶやいた。 ) やれやれ、んふふ、んふ。 化け物よりも化け物じゃあないか。 んふふ、んふ。 ( 自らの重量は自らを痛めつける結果となり、体は鈍くなかなか起き上がらない。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:31:16]
◆MJ > ( 「ザンッ」 )( 壁に激突した、のでは無く壁に張り付いた餓鬼。 ブゥツより鉤爪が飛び出すと壁に食い込み壁に向かい垂直に立ち上がる。 ) 其れは嘘だよお姉サン――、肉体は不死でも心は不死じゃない。 疲れは感じなくとも、血液(ソレ)は有限。 ( 砦で、迷宮で、傭兵と共に亡霊と戦い研鑽を続けた餓鬼。 吸血鬼の本質は知らずとも、分かる事はある。 片目を眇めると薄く嗤う。 しゃがみ込む相手が飛び上がるのと同時、餓鬼も垂直の壁を”駆け昇った” 足場を作り上げ再度飛び上がるよりも早く、更に上へと。 そして飛翔せんと飛び上がる、吸血鬼の頭蓋へと孤を描き飛来する鞭の刃。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:20:10]
◆モビィディック > ( おっしゃる通り、左腕はこの戦闘でもはや腕として動かすことはできまい。 ただ吸血鬼はそのダメージを認識しない。 というよりはできない。 痛覚がない。 だから歪んで骨がはみ出ても、吸血鬼は笑ったまま、見掛け上余裕がある。 逆にいえば、たとえ限界であっても自分ではそれがわからない。 ) んふふ、んふ。 そんなところさお坊ちゃん。 いうなればこの身は人形。 痛みもなければ疲れもない。 ゼンマイが切れるか、壊れ切るかしないとね。 ( 止めをさすか、いましがたの腕のように破壊するか、そうでもしなければ止まらない。 駆け寄る相手から逃げるように、吸血鬼は―――跳んだ。 垂直跳び2メートル。 その重たい体を、その高さにまで持ち上げる跳躍力。 ヒトとつくりが違うがゆえの。 そして最高点で壁を蹴り壊して足場を造り、さらにそこから跳んでまた上へ。 重さというものを効率よく武器にするため、高みを求める。 壊れた腕からペンキのように濃い血液をこぼしながら。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:09:56]
◆MJ > ( 砂鉄の詰まった砂利袋―――、頑丈な袋ならば中身の重さにも耐えられよう。 だが、小さな穴が開けば自らの重みで穴を押し広げ砂鉄は地へとばら撒かれる。 アレは鉄の鎧を着込んだ吸血鬼では無く、自らの内に砂鉄を取り込んだ袋だ。 折れた腕、支えの無くなった腕は自らの重さに耐えれるだろうか。 万能の能力など無く、餓鬼の武器とて鞭と剣の境目――剣よりも切れ味は鈍く、鞭よりも速度は遅かろう。 そんな戦いだ。 ) お姉サンの玩具は身体? 一人マゾ……? ( 餓鬼は旋回し、壁に駆け寄る吸血鬼に肉薄せんと駆け寄る。 屈む相手に壁に激突せん勢いで地を蹴った。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:58:04]
◆モビィディック > ( これで止める、と思った矢先、腕の先で崩れる感触。 不意にバラけて、流れゆく。 ) んふふ、んふッ! これはこれは、面白いおもちゃだっ! ( 捕まえたと思えば逃げられる。 今受けたダメージなどまるでないというような顔で、関節が一つ増えたような曲がり方をした左腕を軽く振り、吸血鬼は相手―――ではなく、壁際へと駆け寄った。 壁を背にして、ぐっ、とかがむ。 力だけでなくトリッキーな技も使う相手、こちらも少々手の内を見せざるを得ない。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:51:14]
◆MJ > ( 拳と鉄塊が真っ向から激突する、火花の代わりに飛び散るは紅色の花弁か―――。 吸血鬼の腕が歪むのと同じく、刀身も悲鳴を上げた。 素手対剣という御伽噺も永命主に当て嵌めればこの様な結果にもなるだろう。 ) ……あんまンッ!! ( 脚を止めての殴り合いに一切応じる事は無い餓鬼、刹那――刀身が幾重にも節で別れた蛇の鱗のように剥離した。 剣では無く鞭、全力の一撃を受けた刀身が柳の様にスルリと抜けんと。 剣を受け止めた位では餓鬼は脚を止めないだろう。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:44:55]
◆モビィディック > ( インパクト―――吸血鬼はそれを待っていた。 鈍感にして愚鈍なる吸血鬼にとって、俊敏なる相手を止められるのはその一瞬のみ。 ) ぉおおおおおおおおッ!! ( 向かい来る大剣に差し出された左腕。 こぶしを握ったそれは真正面から大剣とぶつかり合い、人間を超える腕力で繰り出された斬撃は頑丈である腕をぐしゃりと歪めていく。 だがそれでいい。 肝心の胴体にまで届かなければそれでいい。 尋常ならざる重みを持った体はしっかりと地面に食いつき、片腕を犠牲に衝撃を殺し、残りのあり余るパワーをも、抱え込むようにしてからめとらんとする。 痛みのないこの身こそ、使い潰しのきくこの身こそ、最大の武器。 押しつぶされるか受け止めるか、その賭けである。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:36:30]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 艶子は一時二人の戦いの邪魔にならぬ位置に移動した。そして戦いの成り行きを見守る。 )』 [Mon 13 Oct 2008 02:30:41]
◆MJ > ( 奇遇にも、餓鬼の方もブン殴るである――。 特出した人間達の技術体系では無く、生まれ落ちた、朽ち果てた身体に備わった己の肉体が武器であり獲物。 背に届いた傭兵の声に小さく餓鬼の口は開く恐らく 「肉が良い」とか其の辺りのお話。 ) ――未だ、早いッッ! ( 腰溜めの相手、横合いを駆け抜けながら大剣を相手の右脇から文字通り叩きつけんと。) [Mon 13 Oct 2008 02:28:15]
◆モビィディック > ( 無論、狙いなど最初から付けていないが記述し忘れ。 故に基本的戦法は今までもこれからも、「なんかぶんなぐる」。 得物が刃物でも「ぶんなぐる」。 ) んふふ、んふ。 さて―――。 ( 岩清水某とやらは知らないが―――さておき。 速さでかなわないことは知っている。 長所である力にしてもそう。 真正面からの取っ組み合いでは勝ち目はなく―――故に真正面から受け止める。 腰だめに構え、体勢を固める。 どうせ相手の動きなどわからないのだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:21:01]
◆艶子 > 馬鹿言うな、十二割ぐらいで私の勝ちだ! ( あまり割合というものを理解して無さそうな発言。と、そうしている内に両者の戦いが始まった、私は一歩後ろに引いて、その成り行きを見守る事にする。 ) MJ!負けたら夕飯抜きだからな!! ( そして相手の喰えない態度には思わず悔しそうに唸る。確かにこれが化け物というものだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:18:30]
◆MJ > 何時でも艶子は五割だから――、後でオレサマの胸で泣くと良いヨ。 ( 相手は吸血鬼、此れで五割なのだから上々だと思うのだ。 VHの様に武装すれば違うのだろうが。 詮無き事か。 何れも自分も傭兵と同じ。 合図代わりの投擲、だが吸血鬼が射撃に関しては殺人的に狙いが下手だったとかは蛇足的だろうか (※器用1)大雑把な性格を顕しているのか、抜き打ちの短剣は餓鬼の髪を一房切り裂く程度で廃屋の壁へと突き刺さる。 威力だけは――大砲並な。 ) 岩清水檸檬の様な宣言――アリガト。 ( 避けない、此れが命中コースでも餓鬼は避けなかったろう。 体制を崩さずに、緩慢な第一歩から――、一転して地を蹴り飛び出す。 一直線に吸血鬼へと。 ) いや…、卑怯は全然オッケェ。だけども―――。 [Mon 13 Oct 2008 02:12:50]
◆モビィディック > んふふ、んふ。 卑怯結構、誰だって死ぬのは嫌だろう? そして私は強くなければならない。 んふふ、んふ。 いやまったく、その辺り君ら人間は自由でいいところだ。 んふふ、んふ、だがまあ望んで「こう」なり、望んで「こう」しているのだがね。 ( そんな、意味のわからないことを言ったかと思えば、肩をすくめる吸血鬼。 ) おやおやこれは失敬。 んふふ、んふ。 だが私もまったく正真正銘の化け物だ。 勇気をもって挑むのは構わないがね、侮られるのは我慢がならない。 んふふ、んふ。 ( それが存在意義というものだろう? 可笑しそうに化け物は笑う。 そしてぶわりと殺意が大器を犯す。 ) ―――まあいい。 んふふ、んふ。 久方ぶりだがいい肩慣らしだ。 人目も憚らず、言わせてもらおう。 君のエゴと私のエゴと、どちらが強いか勝負と行こうか。 んふふ、んふ。 勿論、君らが勝てばそこの「食事」は解放しよう。 私が勝っても君たちの命は奪うまい。 そのあたりはすっきりと爽やかに、高原の朝のような爽やかな約束をしておこう。 んふふ、んふ。 ( 笑いながら懐に手をいれ間髪入れずに銀メッキのナイフを抜き出し投げつける。 合図の代わりと言わんばかりに。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:02:57]
◆艶子 > お―― 臆病……。 な、七割、 いけるだと…。 ( 七割ってどれくらいだったか、と頭の中で思案。十個のクッキーのうち、七つをMJに取られ、のこり三つが私の取り分。これが七割だ。 私はかッ、と頭の中が熱くなっていく。顔は紅潮し、手はぶるぶる震え、歯をぎしぎしと鳴らす。 ) い…未だかつて…私の強さに対してこれほどまでに侮辱されたことがあっただろうか!?いや、無い! 怒りだッッ!これはもう怒りしかないッ!! 私は豪天寺艶子だ!化け物に”化け物!”って言われるぐらい強ェんだぞ! ( まだ言われた事は無いが。とにかく傭兵は喚いて吼えて叫んだ。 ) た、確かにお前は右手だ!今のは失言だった! ……ッ く、ぐぅぅぅうう。お、お前がそう言うのなら、仕方ない。私はお前が負けてもそれ以上あいつには手をださない。 ( 押さえきれない怒りの矛先をどこに向ければ良いのかわらかぬまま、私は唸る。だが、これで一つやる事が出来たか。生きているかどうかはわからないが、相手が連れていたあの両腕をタコの触手みたいにされた哀れな男を病院に連れて行ってやらねばなるまい。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:56:38]
◆MJ > 生きる為の最善を――厚顔不遜な臆病者。 嫌いじゃありませんヨ。 ( 茶化す様な声に肯定の言葉被せ、強がりでは無く本心より。 強者は牙など剥かなくて良いのだ。 だから、弱い者は叫ぶ。 偶に――全く違う理由で叫ぶ輩もいるが。 ) だけども、お姉サンは――。 やっぱり勝ち馬馬券が欲しいからネェ。 ( 生きる智慧? ) 違うネ、だったら最初から尻尾巻いて逃げても構いませんよォ。 お姉サンこそ卑怯だ。 卑怯を免罪符に、また生きようって勝とうって。 両方欲しいは欲張りですよォ。 ( 生きて勝つ、其れは戦う前のハナシだと。 ) ―――其れなのに人目を憚らないんだから勿体ナイ。 良いヨ、四割でも五割でもワゴンでも。 オレサマの命を上げるからコッチに来れば良いのに。 ( 餓鬼の言葉を、吸血鬼の手を引き此方に来いと引きずり出すような言葉。 ) 群れてンじゃなくて右手デショウ……。 ( 其処は不満げに頬を膨らますも。 一人でやる、艶子の言葉にやっぱりと目を細める餓鬼。 ) オッケ、俺が負けたら手を出さないでネ…――艶子。 ( 背に吊るした抜き身の剣、其の柄を掴む。 ) お姉サン、それでやる気になってくれる? [Mon 13 Oct 2008 01:50:04]
◆モビィディック > んふふ、んふ。 さあてねえ。 存外臆病ゆえの反動かもしれないよ? んふふ、んふ。 怖いから牙をむく、恐ろしいから楯突く。 ある話じゃあないか。 んふふ、んふ。 ( からかうような吸血鬼の言葉。 本能ゆえか彼の言葉の通りには感じているようだが、明らかに彼よりも格下とみて侮っているふしがある。 ) んふふ、んふ。 そうさねえ。 逃げてまわってこれにて三度目かな? まあ三度が四度でも構わないが、これ以上の因縁は面倒というものだ。 んふふ、んふ。 だがどうやらそちらのお嬢さんも御所望のようだ。 ( 演技くさくあごに手をやって吸血鬼は大仰に考えるようなそぶりをする。 ) 君とならば四割で勝てるだろう。 まあ悪くて二、三割。 んふふ、んふ。 そちらのお嬢さんはどうだろう、まあ七割は行けると思うがね。 んふふ、んふ。 だが考えてみてごらんなさい。 私はどちらに勝ったとしても、結局もう一人に狩られるわけだ。 んふふ、んふ。 これは面白くない。 いくら群れるのが仕事とはいえだ、お嬢さん? 少々卑怯とは思わないかね? ( 挑発も交えて、大きく手を広げて吸血鬼は言う。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:32:58]
◆艶子 > ……。 ( どうやら、MJとあの女は何かあったらしい。見知らぬ女と過去に何かあっただなんて、私からすると面白い話ではない。と、自分の浮気癖を棚に上げて艶子は思った。しかしラブコールという言葉は使っていても、多分そういう健全なラブでは無いのだろう。 ) ――――なっ。 ( だがその感情もすぐに消え去る。「保護者」の言葉が艶子のプライドに障ったのだ。 ) おいMJ!あいつ私のことばかにしたぞ! ( MJからのフォローは入ったが、私には我慢なら無い。一人でも恐ろしい戦闘力を持っている事を示したい。教えてやりたい。 しかし…MJの言葉通り、二人には何らかの因縁がある。 ) ………。 ( 艶子は少し考えた後。 ) 私かお前、どちらか一人で戦る。私は私を侮辱したあいつが許せないし、お前はお前で因縁がある。でもその試合前に特殊演出が入ってしまう程の因縁の方を優先させてやってもいい。どちらにせよ、二人同時にかかって「群れてないと何も出来ない」と思われるのだけはやだ! [Mon 13 Oct 2008 01:27:06]
◆MJ > うン――同じ”理由”で出逢ってネ。 二回目に熱烈ラヴコール送ったんですけど嫌われちゃいマシタ。 ( てっひ、とペ○ちゃんスマイルで傭兵を一瞥し、直ぐサマ食事から手を離したらしい吸血鬼へと。 ) 別に、ウチの艶子は卑怯な真似は正々堂々と使うのでオレサマがいるから強気になってたワケじゃアリマセンよォ。 お姉サン、趣味は良さそうだから感じてた癖にィ。 ( 傭兵と対峙したか、刃を交えてならば誰しもが抱く感覚だ。 其れが何かと答えるつもりも無いのか意味深に笑みを深めるだけの餓鬼。 ) ―――何、何。 すっごい殺る気になってくれてたんじゃあナイの? オレサマ、焦らしプレイも大好物ですけど……。 ( 肉を前にした獣の様なツラ。 長い舌先を垂らし、涎を垂らしながら必死に待てをする犬の如き浅ましさ。 ) ――艶子、先に言っておくけど。 ちょっと因縁あるんだよお姉サンとは、試合前に特殊演出が入っちゃう程に、ネェ。 [Mon 13 Oct 2008 01:20:55]
◆モビィディック > んふふ、んふ――――と、とととと。 ( 女の言葉ではなく、新たに現れた姿に、吸血鬼は「食事」から手をはなした。 ) んふふ、んふ。 参ったねえ。 んふふ、んふ。 まったく参った参った。 んふふ、んふ。 久方ぶりに素敵なお嬢さんと巡り合えたかと思えば、保護者つきだったとはねえ。 ( 珍しくにやにや笑いを苦笑いに変える吸血鬼。 ) んふふ、んふ、相も変わらず神出鬼没だねえ君も。 だが君は明らかに私より勝るからねえ。 んふふ、んふ。 この錆びついた脳みそも、いい加減覚える程度には。 んふふ、んふ。 真正面からはやっていられないというのが正直なところだよ。 ( 両手を上げてお手上げのポーズ。 ) んふふ、んふ。 やれやれだ。 なるほどお嬢さんも、保護者がいるのだそれは強気にもなるというものかね。 んふふ、んふ。 まあ群れねばならぬは人の業、結構なことだがね。 んふふ、んふ。 ( もはや女の姿は眼中になく、もうひとりを警戒するように吸血鬼は視線をぎらつかせた。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:12:48]
◆艶子 > ( 気配とか、臭いとか、なんというかそういう漠然としたもの。人間相手のアウトローを相手にした時とは明らかに違った空気。今まで相手にしてきた化け物どもが放っていたもの。…それは勘違いなのかもしれない。気のせいなのかもしれない。 ) もっともだ。だから私は従わせる。 ( 従う理由を作ってやるのだ。相手を見据えたまま、そっとランタンを足元に置く。そして刀の鞘を握る手の親指で鍔を押し、その刃が僅かに顔を覗かせた瞬間。 ) ―――。 ( びく、と体を反応させた。なんだ、この下手糞な歌は。 ) ――MJか。びっくりさせるなよ。 ………? ( いつも一緒に生活しているせいか、その人のクセとかはまあ大体わかる。だからMJの言葉が私ではなく、長身の女へと向けられているらしいこともわかった。 ) 何だ、知り合いなのか。 [Mon 13 Oct 2008 01:09:51]
◆MJ > 従う道理は無いけども、避ける理由はあるんじゃなァ―――い? メタボ気味なお姉サン? ( 親しげに、十年来の親友へと語りかけるよう。 吸血鬼に向け親しげに手を振る。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:04:02]
◆姿無き声 > 目と目だけで通じあえりゃァ――こンな事ないのにィ♪ ( 調子っ外れの旋律が聴こえてくる。 本人は至って気持ち良く大声で歌う 偶に着いて来て偶に居ない。 偶々、この場にいたのか。 出待ちとして待機していたのか知らない。 だけども声の主も、思わず謳い出したい気分だったに違い無かった。 ) あれ…ま やっちまったァ なんかひどいこと言ったァ? ( 暗がりより顕れたのは、灰を貴重した豹柄の外套を着込んだ餓鬼。 口の端を楽しげに歪め、恍惚の表情さえ浮かべて。 ) ―――気が多いのねェ。 釣れないとオレサマもオレサマでとっても悲しいんですけどネェ。 ( ゆったりとした足取り、寧ろ覚束無い其れで二人の元へ。 傭兵の肩へ手を置く。 しかし、発した言葉は傭兵に向けたモノではなく。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:02:06]
◆モビィディック > ( 目に見える距離まで近づけば、その異様さはさらに引き立つ。 場に似合わない、しかし異常な雰囲気にはよく似合った白づくめ。 ぎらつく武装。 ずん、と足音がそこで止まり、間違いなくこの重低音がこの女のものと知れる。 ) んふふ、んふ。 こんばんはお嬢さん。 んふふ、んふ、いきなり物騒な姿勢で丁寧な要求どうもありがとう。 んふふ、んふ。 だが従う理由はないね。 ( 可笑しそうに犯しそうに笑いながら、そいつは言った。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:58:54]
お知らせ > 姿無き声さんが入室されました。 『 DAN DARI DOO WA DEE ! 』 [Mon 13 Oct 2008 00:55:06]
◆艶子 > ( やがて音の主は前方にその姿を現した。そしてそいつは、両方の腕が異様な形に歪んだ人間を一人引きずっている。 アウトローの度が過ぎたリンチか、はたまたそれ以外の何かか。 ) …………。 ( 豪天寺艶子の表情が引き締まり、鞘に収められたままの刀を握る手に力が入る。 背丈の高い女が人一人を引きずっている姿は異様だ。しかもあんな風に腕を圧し折るなんて。 しかし、当然の事ながら私はそこから動こうとはしない。じっと相手を見据えたまま、乾きかけた喉を潤すために唾を飲み込むのだ。 ) こんばんは。とりあえず、その人を放しなよ。 ( 挨拶もそこそこに、突然こちらからの要求を突きつける。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:53:34]
◆重たい足音 > ( 「食事」を引きずる吸血鬼は、やがてあなたの前に姿を現すだろう。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:45:54]
◆重たい足音 > ( 暢気な歌声。 嗚呼、ある意味その足音の主もそのような気分だったのかもしれない。 鼻歌でも歌いだしそうな、そんな浮かれた気分。 死臭まみれの血塗れた鼻歌を。 ) んふふ、んふ…………いやいやいや、今日はいい日だねえ。 んふふ、んふ。 食事前というのはだれしも心躍るものだ。 んふふ、んふ。 ( 足音交じりに何かを引きずる音。 それがなんなのかはすぐに見て取れるが、それがどうしてそんな風になったか想像するのは難しかった。 それは一人の人間だった。 生きてはいる。 だが、その両腕が骨がないかのようにぐにゃぐにゃに砕かれてた。 抵抗する気力さえないその「食事」を [Mon 13 Oct 2008 00:45:35]
◆艶子 > ( いきなり手をぶつけるというアクシデントはあったが。ともあれ、傭兵はすこぶる上機嫌だった。やはり自分の身体が絶好調ってのは気分が良い。朝の静かな世界とか、お日様が出てる空とか、寒い日に入るお風呂とかと同じぐらい気分が良い。気分が良いから、暢気な歌も漏れる。…近所迷惑だが。 ) ねえ君は何が好きなんだーい♪ ぼくの事がすきなのー? ぼーくはあんまり好きじゃないから 君もどーこかに行きなヨー♪ ( 自慢では無いが、あまり歌は上手くない。でも声はデカい。 ) でも君は髪が綺麗だから ちょっとは触ってもいーかーい? でも、勇気が無いからー 僕は見てるだけでいい……… ―――――。 ( その暢気な歌声とは対照的な、重く響く何かの音。傭兵は歌うのをやめ、足を止め、辺りの様子を伺った。 ) …何の音だ…? [Mon 13 Oct 2008 00:38:48]
◆重たい足音 > ( ―――それは最初、何かの物音のように聞こえた。 重たい荷物でも扱うような、そんな音。 だがそれがやがて近づいて、反響が少なくなるにつれて、それが規則的な音を刻んでいることがわかる。 そう、まるで足音のような。 ―――ずん。 ずん。 ずん。 ひどく軽やかなテンポの、ひどく重たげな重低音。 この世の全てに敵対するような、敵性生物としての気配。 呼吸するような殺意。 まるで悪意が歩いてくるようだった。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:35:30]
お知らせ > 重たい足音さんが入室されました。 [Mon 13 Oct 2008 00:31:05]
◆艶子 > よし、今日は久しぶりに警邏のお時間だ。私が見回りをすることで、今日もヴェイトス市の平和は守られる。 ( 片手に刀、片手にランタンのいつものスタイルで道のド真ん中を歩き、見て回る。とは言っても、こうして歩き回っている最中に何らかのアクシデントに遭遇することはどちらかというと少ないのだが。 ) 遠慮せずに全部私の前で悪いことすればいいのにー。 ( 遠慮するとかしないとかそういう問題でも無いのだが。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:24:43]
◆艶子 > ( 暗黒街で突然大声と共に両手を大きく掲げる豪天寺艶子。側で寝転がっていた浮浪者がびく、と身体を反応させた。 ) 奴隷との戦いで不覚をとってついた肩の傷が漸く治ったぞ!これでいつでも全力で戦えるー! ( そう言いながらぐるんぐるんと左肩を回す。嬉しそうに回す。だが回しすぎて丁度背後にあった玄関前の段差の手すりに手をぶつける。 ガンっ、とかいう音を立てて。 ) あががが、痛ェ!ふ、復活したばっかりなのに早速怪我しちまった…! ( 赤くなった指をふーふーと吹く。傭兵の大声で起こされた浮浪者は迷惑そうな顔をこちらに向けていた。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:19:52]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『ふっかァ――つ!』 [Mon 13 Oct 2008 00:14:42]
お知らせ > レイベールさんが帰りました。 『散々弄り倒されて、フラフラのままの帰路…』 [Sat 11 Oct 2008 03:00:40]
お知らせ > デスさんが帰りました。 『イタズラを軽くしたら、表の方に出る道を案内していき・・・』 [Sat 11 Oct 2008 02:57:24]
◆デス > (余りなれていない様子の相手…あまりやりすぎる気はないのか下穿を膝上辺りまで下ろせば直に相手のものを擦って…時折速度に差をつけて軽く弄ったりしつつ暫くイタズラをしていき [Sat 11 Oct 2008 02:56:52]
◆レイベール > ( 語られる周りの様子をなぞる様に、浮遊感を持ち始めぼうとした頭を傾げ、軽く見回してみた。確かに人なんて滅多に来そうにないが、それでも外には変わり無い。羞恥で唇を噛み、睫を伏せる。乱暴にでも嫌だと突き飛ばせば良いのだろうが、辺に手足が痺れたような、それに ) …う…ん、んあ ( 口にはとても出せないが、触れられる度に生まれる刺激が気持ち良いと思い始めてしまっている。扱くように撫でられれば、近づいた体に緩く抱きついた。自分の下穿を脱がされようとしている、それを気にも出来ず、短い吐息を吐く。 ) [Sat 11 Oct 2008 02:52:53]
◆デス > (此方の手が触れると身体の方は反応しているらしい相手…弱弱しい抵抗ならば余り気にせずに行為を続けようとして)でもほら、此処は通りからちょっと見えない位置だし……大丈夫っさ。(木材とか壁とかで微妙に人も来ないし、とか言いつつ触ってると相手の反応が変わって)…此処…こう触ると気持ち良くないっさ?(布越しに相手の物を軽く握れば扱く様な仕草を試みて…前かがみ気味に相手がなれば此方体を近づけて受け止めるように抱いて、近くに居る相手に安心させるように無邪気に笑って見せて 油断しているようなら後ろからゆったりと相手の下穿を脱がせようと…) [Sat 11 Oct 2008 02:35:35]
◆レイベール > ( 魔術などの勉強ばかりで、性行為については無知に等しいまま育ってきた。故に相手にされている事全てが、疑問ばかりで埋まっていく。疑問が募り、そればかりで頭もいっぱいで、何を言われているのかも半分程上の空で弱い抵抗を繰り返す。 ) 外なのに、ん__! ( 尽く、抵抗も虚しく撫で続けられて、次第に先程とは違う刺激にピクリと息を詰めた。 ) ( 気持ち良い、とは今の事だろうか。困惑して逃げるように前屈みに上体を傾けて、近く位置した相手の顔を徐に見た。 ) [Sat 11 Oct 2008 02:27:53]
◆デス > (相手はこの手のことに全く慣れてない様子なのか、此方の行動を理解していないようで)うん、風呂にしてはちょっと物騒な場所さねー(木材の影になっているけどやはり野外だし、と頷きつつも手が相手の物に触れればそれを布越しに撫でて刺激するように指を動かしていき)気持ち良い、事さ、ね?(顔を再び近づけ少し熱くなった吐息を混ぜつつ答えて…手を重ねられれば少し抵抗するように相手を撫でていき… しかし相手の表情から…少し首をかしげた)…んー…本当に分かってない、さね…?(此処、触ったりしないのかな、と疑問を感じつつ) [Sat 11 Oct 2008 02:14:38]
◆レイベール > ( 味わった事の無い不気味な感覚に僅かに恐怖を覚え、それを与えてくる相手に関わらず縋ってしまうと、揉んでいた手も止まり、離れる素振りを見せてくれた。 ) 服を脱がせたり…って、ここは風呂じゃない。 ( 風呂でも相手の服など脱がさない。無理にはしないのならば、手を離したならもうされないだろう。 安堵したのも束の間。今度手が伸びてきたのはあろうことか股間で__ ) ふっ、あ!? ( 小さく変な悲鳴を上げてしまった。 ) 何、するんだよ!! ( 混乱と焦りと、色々感じながら悔し泣きでもしそうに顔を歪めて撫でる手を止める為、自分の手を重ねようと ) [Sat 11 Oct 2008 02:08:19]
◆デス > (臀部を揉んだところ相手の腕が自分の肩を掴んできて…細い肩に指が食い込まされると臀部を揉む手も止まり)ん、そう、イタズラ…服を脱がせたり…ま、無理にはしないさねー…。(けら、と冗談っぽく言いつつ…臀部から手を離し、手を戻そうとして…)といいつつ隙ありなのさっ(実際に隙があったかどうかはともかく…フェイントをかけつつ軽く相手の股間を布越しに、卑猥な感じで撫でてみようと試みて) [Sat 11 Oct 2008 01:55:02]
◆レイベール > ( 未だ動けずにいる視界から見得る、少年風の悪魔の体…少年、自分と性別が変わらないはずだというのに違和感を感じて我に返る。その頃には相手に背中まで腕を回されてしまっていた。 ) イタズラ?っ… ( 視界では捉えられない背後で、臀部を揉まれる。 触れられた箇所から、ゾワゾワと気味の悪いような刺激が走る。眉を潜めて、手近にある相手の肩に縋ると、指を軽く食い込ませるように力が入る。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:45:49]
◆デス > (聖職者という感じの匂いのする相手…からかうにはもってこいとか思った悪魔は楽しそうな様子で唇を軽く掠めてから笑みを浮かべ)…ん……そんなじっと見られたら…さ。(硬直している相手だけど視線はしっかり裸に…まだまだ未発達で貧相といえる体なのだけど…視線を感じれば反応したのか股の割れ目が濡れて…股間の物も反応してきて… 顔を退かされた悪魔は相手が硬直してることをいいことに体を寄せて軽く抱きついてきて)…固まったままだと…イタズラしちゃうさね?(ニヤ、と音がしそうなくらい鋭い笑い方をしつつ抱きついて相手の背に回した手を降ろし相手の臀部を揉んでみよう…いかにも、な手つきで) [Sat 11 Oct 2008 01:32:23]
◆レイベール > ( 満足に今置かれている状況が飲み込めず、整理も出来ず。異常な程大人たちがするような行為から遠い教育ばかり受けてきた自分にとって、それは全く記憶の辞書の何処を探そうが対処法なんて出てきてくれない。 見た、ほんの少しだけだが見た。 それを気持ちいいって、それも下半身を露出させているし! 布の擦れる音と、分かった、との言葉。下に何かはいたものだと勘違いしてホッと顔を上げると、目を閉じている間に寄せられた相手の唇に、自らの唇が微かに触れてしまったような、弱い感触… ) __ごめん!!! ( 若干顔を退かすと、視界にはあられもない裸体が披露されていた。思考が追いついてきてくれなくて、裸体を見つめたまま固まってしまった。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:25:34]
◆デス > (様々な危険が潜む暗黒の街…露出好きな悪魔も居れば鋲付鎧を着た鶏を連想する髪形をした悪党もいるかもしれない怖い場所で) …見られると…気持ちいいしっさ、ね…(此方を見ないようにしてる相手を観察…瞳を閉じた瞳は整っていて…着ている服装は白に紫とまるで聖職者風に見えて… 瞳を閉じた相手の前に降り立てば顔を近づけて)…目を閉じてる…此れは……うん、分かったさ。(相手の意思を(勝手に)感じ取った悪魔。コートのボタンを外せば細く僅かに胸のあるようにも見えないこともない両性の裸体を露にしつつ…相手の唇に自分の唇を近づけてこようとして…『口付けを求められている』と理解したらしい) [Sat 11 Oct 2008 01:12:53]
◆レイベール > ( まさか危険と聞いていたこの場所で、こんなに陽気で、ましてや露出魔に遭遇するとは微塵も思って居なかった。 ) さーびす、って! ( ちゃんと身だしなみは整えてから外出を、と注意もしたくなる気持ちだったが、何をした訳でも無いのに股間を少し反応させ降りてくる、その股間部分が見えないように、両手を宙に伸ばしモザイクを施した。見てしまった此方も、恥ずかしくて赤面してしまう。もう直視しないよう、顔を伏せがちにして終いには目を閉じる。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:06:35]
◆デス > (流石に鳥のように素早く飛び回ることは出来ないので相手が矢を持っていれば恐らく蜂の巣であっただろう悪魔だがその辺りは運が良かったらしく 逃げの姿勢に入った相手に魔法でも売ってみようか、と企んだ矢先の指摘をされて…丈の短めのコートの裾…ちらっと手で捲って…男の子と女の子がついてる股間が見えて…少し頬が赤くなって)…ふっふっふ、えーっと…さーびす、って奴さね?(意識してくると恥ずかしくて…それがMな気性に反応したのか気持ちよくなってきたのか少し股間が反応してそれを手で隠しつつ…ぱたぱた降りてきた) [Sat 11 Oct 2008 00:58:11]
◆レイベール > ( 矢張りそこかしこで耳にする悪魔という奴だった。 白魔法が使えて、若干弓を使えるけれど、肝心な弓は用事の邪魔だと部屋に置き去りにしてきてしまっていた。 余裕の高笑いを遥か上空から受け、逃げの姿勢に入ろうと、した その時、目を見開いてしまわなければ良かったのに…… ) ぅっわおい!!!!!!下!ズボンは!!!? ( 思わず手をパタパタさせながら叫んでしまった。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:52:23]
◆デス > (相手が唖然としていると気分が良い…目立つのが色んな意味で好きな悪魔の少年風…不敵な感じの笑みを浮かべて)ふっふ、その通りっ、この羽根…悪魔なのさねっ!(夜空に浮かんだまま自分の事を説明して…丈の短いフード付きコートの下は何は着てないので下から見上げられると色々全部見えてしまうのだけど…その辺りは気が付いてないのか余裕の高笑いのまま地上から3mくらいの位置に浮いていた) [Sat 11 Oct 2008 00:44:26]
◆レイベール > ( 上空からだろうか、聞こえた声の主を探すように目を細めて暗い空をじっくりと見上げる。) ( 人_...? ) ( 微かに見えた輪郭。確かに人だと思うのだが、背に生えている羽根は__? ) 羽根…… ( 唖然とそれだけ呟くと、危ないのに遭遇してしまったのではないかと目を泳がせた。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:41:05]
◆デス > (夜の散歩は危険の多い地上を歩くよりも少しでも飛んでいた方が安全だし、面白い物を見つけやすい。と言うわけでパタパタと背中につけた羽根を動かし、そう高くない高度で飛んでいた悪魔の少年風…下のほうで聞こえた物音…その後の呟きに気がついてその場でパタパタ留まりつつ見下ろして)…お金以外が目的の場合だって、あるっさね?(なんて呟きに応えつつ…上を見れば月を背に飛んでいるのが地上から見えるかもしれない) [Sat 11 Oct 2008 00:32:19]
◆レイベール > ( しかし、月もまた、暗すぎる空から見つけられやしなかった…。 ) ……どうしよう、か? ( 暗黒街のどの辺に今、立っていそうか。全く検討も付かない状況で、頼れる人も見当たらない。というより、こんな場所に居る人の話をまともに聞いて、危険が伴わないとは限らないのだが… ) 誰かに、聞くしか… ( 一か八か、人を探そうと決意し振り返り際、何処かで何か音がした。 羽音、だろうか? ギクリと表情が強張る。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:32:13]
お知らせ > デスさんが入室されました。 『パタパタと羽音がして…』 [Sat 11 Oct 2008 00:26:32]
◆レイベール > 俺はお金持ちじゃないから、大丈夫。 ( 最後の深呼吸に、的外れな言葉を吐いて、もう怖くないと自分へ暗示をかけるように拳を握る。 落ち着いたところで、ゆっくりと周囲を見回す。が、特別繁華街辺りまで誘導してくれるような看板とか、類の物を見つける事は叶わなかった。 悔しそうな表情で宙を睨む。と、今度は背を伸ばし、月を探して上空を見上げようとする。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:24:01]
◆レイベール > ( 多分、此方へ行けば別の場所に__ )( 直感を頼り、駆け足の勢いで角を曲がろうとすると、立て掛けてあった木材に足を引っ掛けて転がった。) ぃ、て… ( 路面に少しは体を打ちつけたが、木材が自分目掛けて倒れて来なかったのは不幸中の幸いだ。) ( 走らず、落ち着いて、ゆっくり ) (気持ち新たに壁伝いに起き上がると、裾を数回叩いて汚れを払う。大体、人気は案外無いのだ。それならば__.と.. 深く深呼吸をする。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:11:41]
◆レイベール > ( カツ、カツ__...と聞こえる自分の足音が、別の誰かに後を付けられているのではないかという錯覚までしそうだ。 何か物音を耳にする度、肩が跳ね上がる。)( 昔よく聞かされた怪談よりも、此処に居る方がずっと恐ろしい。)( さっさと抜けるつもではいても、残念な事に土地勘に自信が無かった。) 何事もありませんように…! ( 両手を組んで、祈り終えると、遠慮がちに走り出す。目的地までの道が解らなくても、足を進めていれば、緊張を解すくらいは出来るだろう。) [Fri 10 Oct 2008 23:59:35]
◆レイベール > ( 日が落ちてから随分経った。にも関わらず、用事を済ます事が出来ずに、もうこんなに辺りは真っ暗になっていた。更には自分にとって縁遠いと思わしき、寒気に襲われそうなピリピリと張り詰めたような空気すら感じそうな暗黒街に、運が悪いのか迷い込んでしまった。 歩く姿は自然と背中を丸め、頭を固定し、瞳だけでキョロキョロと周囲に気を配ってみる。) 落ち着け ( ボソリ、と呟く ) [Fri 10 Oct 2008 23:47:05]
お知らせ > レイベールさんが入室されました。 『( 迷い込んだ先 )』 [Fri 10 Oct 2008 23:39:34]
お知らせ > エアリー(エリス)さんが退室されました。 『( すっかり冷たくなった夜風に身体が冷えて、上着をねだろうと思う。 )』 [Sun 5 Oct 2008 22:19:17]
◆エアリー(エリス) > ( ロッテがいないと、実質ただの散歩になってしまう。 さっきの扉も然り、この街のことを知ろうと思っても見るだけで理解できることは少なく、百聞は一見にしかずとはいかなかった。 それでもとりあえず道を覚えて、空気を肌で感じて、そろそろ帰ろうかと向きを変える。 右も左も分からないながら、知らない道を歩いても、迷うことだけは少なくなった。 なんとなく歩いて帰りつくのではなく、現在位置と目的地の関係を、おぼろげにイメージできる。 地元のそれを記憶するのとは少し違う、探索術のようなものか。 特別なものではなく、日頃から見知らぬ街を歩き慣れている者ならば自然と身につけることなのだろうけど。 この少女は、そういった感覚的なものを発達させるのが早い。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:10:24]
◆エアリー(エリス) > ( もちろん本当のところは分からない。 自分はいわゆる 『まとも』 な人間と付き合ったことがあまりないのだという自覚はあるし、もしかしてロッテがそうなのかもしれないと考えれば、こんな風に感じている自分を臆病だと笑ってしまうこともできる。 その程度の危惧でしかないのだが。 それでなお気にかかるというのは、やはり安心したいという欲求の裏返しだろうか。 ) ( 信頼などしていない、したくてもとてもできない、そういう立場だが。 ロッテのことは嫌いじゃない。 一応、というか普通に恩があるし、楽しそうに、親しげに接してくる瞬間まで疑えるわけではないから、こんな風に埒もなく考えるのは一人になってからが殆どだ。 それに、この街を知るのに良い教師であるには違いない。 まだ利用できる。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:01:35]
◆エアリー(エリス) > ( 匿われている、逃げている、潜んでいる、追われている… 何でも良いがそういった意識が消えることはなく、いくらか外へ出るようになってもそれは変わらない。 そもそも出るようになったのも、世話になっているロッテに頼るしかないという現状に後がないと感じているからで、それは迷惑をかけられないというような遠慮とは少し違う。 むしろ裏切られるかもしれない、いつ敵になるか分からないという、警戒心や危機感に近いものだ。 ) ( このところ妙に機嫌が良い彼女は、よく分からないけれど羽振りも良くなっているように感じられて、悪いことではないと思うのに何故か不安にさせられる。 やけっぱち、と言うのも違う気がするけれど、何だろう。 何か隠すとか、誤魔化すとか、そのために楽しみを取り込んでいるような。 ) [Sun 5 Oct 2008 21:35:51]
◆エアリー(エリス) > ( 道端に数人の男女がたむろしている。 薄暗い通りに看板も出さず、そうは見えないけれど彼らの傍らにある扉は何かの店なのだろうか。 見た目に反して音が漏れないようになっているらしい建物の中から、何かの楽器の重低音が響いていた。 匿われているロッテの住まい周辺を散策していても、ああいった場所には入ったことがない。 気にはなるけれど変なニオイがしているし、そもそも商業地区にある店のようにふらっと入れるものなのかどうか。 第一店なのかどうか。 何も分からないから、今夜も通り過ぎる。 こちらを一瞥したきり気にも留めない彼らの脇を横切る時、手は無意識に帽子のつばを下ろしていた。 ) [Sun 5 Oct 2008 21:20:53]
◆エアリー(エリス) > ( これといって店もないから客引きはいないけれど、淫売窟目当てに出て来る人でそれなりの往来があり、そういった人を当て込んだギルドに所属していない娼婦や男娼がぽつぽつと立っている、そんな通り。 暗黒街特有の危険な活気からは遠い、爛れた輝きの影にあたるような場所で。 いささか派手めなのもこの街では大人しいチョイスとか、そんな感じの格好をした少女が何をするでもない素振りで歩いている。 そんな足取りもまた、この街ではありがちか。 ) [Sun 5 Oct 2008 21:11:11]
お知らせ > エアリー(エリス)さんが来ました。 『( 淫売窟にほど近い、けれど決定的に外れている界隈。 )』 [Sun 5 Oct 2008 20:48:13]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『少し汚いベッドの上、小さな彼女を寝かせ、自分は床で眠る… その彼女の姿に不安を感じながら』 [Wed 1 Oct 2008 02:12:36]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(死んでるんじゃないか。そう思うぐらい眠りは深く、その時間は長い)』 [Wed 1 Oct 2008 02:09:41]
◆フェン・メイフォン > (家の場所を問えば、言いかけて口ごもる相手の様子… それに対し、怪訝そうに眉を顰めれば… 訳ありか? と、暫し思案ながら、右腕の鎖を解いて荷物入れの中へと。 そして、目を閉ざした妖精を外套の中へと隠す様にすれば… 今度は生の右手で抱きなおし…) まぁ、良いわ。 ちょっと汚いけどあたしの部屋で我慢してよ…。 あぁ、あたしは…フェン… フェン・メイフォ… (名前を名乗ろうとして、外套の中… 相手の様子に気付き、言葉を区切る。 このまま眠らせて、自分は家へと急ごう。 とりあえず帰ったら、身体を拭いて傷の確認… それから、食事―― 一先ずは粥と水。 意識が戻ったら、何が良いかを改めて聞こうか…) [Wed 1 Oct 2008 02:07:54]
お知らせ > セルギウスさんが帰りました。 『 (――この街におとぎばなしなんていらないんだけどね) 』 [Wed 1 Oct 2008 01:56:55]
◆ランシャオ > ……………ヒッ! ( 助けて貰う為の見返り。 相手が何を自分に求めていたのかを知れば引き攣った声を挙げて怯えた。 )( 羽根にだけ興味を示した相手は立ち去っていく。 茶番だろうとなんだろうと、救われる立場にとっては何の見返りもない方がありがたい。 それが純粋な善意によるものだったら尚更だ。 ) ………家……知り合いの …… 知ってる人の 場所は ………… ――――― ( カインの劇団の場所を伝えようと考え。 思い止まる。 あの子は私があそこに入り浸っていた事を知っている。 戻ったらきっと遠からず気付く。 )( 多分――もう一度出会えば不幸になる。 私は会いたいと何処かで願う気持ちもあるけれど、彼女はきっとそうは思わない。 だからこそあんな事をして、そして私は逃げ出さなければいけなかった。 ) ―――― ……… ( だから何も答えずに瞳を閉じる。 相手を信じ切る事は出来なかったけれど、かといって今の自分は何も出来なかったから。 何よりももう―――眠い。 この場所は。 辛すぎる。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:56:13]
◆外套姿 > (「お人よし」 その言葉に、外套の奥で少し苦笑し、横目で視線を送り…) 知り合いには、良く言われるわ。 (そう、返してふと思う。 正直、自分は酷い部類のお人よしなんだろうな…と。 ある時は、死に掛けた吸血鬼を助け、またある時は教われてた歌姫。 はたまたある時は殺されかけてた吸血鬼で。そして今度は死に掛けの妖精―― つくづく、そう言うものを放っておけない性分らしい。 ひらひらと馬鹿にする様に振ってくる手に、ハイハイと応える様にジャラジャラと右手を振り返してやれば、持ち上げた妖精をそっと左腕で抱きかかえる様にしてから、視線を落とし――) … 家か…それか、頼れそうな知り合いの名前は?(一先ず、それを問いながら、歩き出すだろう。 先ずは行く先を決めて…それから、治療方法等を聞けば良いだろう―― 一応… 喋るのが辛いなら、無理に喋らないで良いとも言っておく、が) [Wed 1 Oct 2008 01:44:49]
◆セルギウス > (足跡が近づいてくれば、今度は視線だけではなく、体ごとそちらに向けようか。戦闘をする気はないが、流石に無防備でいるつもりも無い) ……… (恐らく女だろう。別に名を問う義務もなかったために、凶手は沈黙を持って外套姿を迎えた。向かう先が自分ではなく、妖精だったために、嗚呼、どこかのお人よしが来たのだ、と溜息を吐いた) こんな所で君のようなお人よしに出会えるとは思わなかった。別に君がどう思おうと勝手。拾っていくなら好きにするといいよ (ひらひらと右手を振って、さっさと行けと言うように。見返りを求めない親切だなんて凶手は信用していない。馬鹿な茶番だと薄笑いを浮かべて、フェンを見るだろう) よかったね、死に損ない。羽を毟り取られずに済んで (羽を毟り取られて妖精が生きられるか否かはともかく、その羽には興味があった。毟りたいとも思う。けれど、見返りを求めないと言う破格の条件で救いを差し伸べる手が現れたのだから。己の出る幕はもう無い) (フェンの隣をすり抜けるようにして歩みを進めようか。己はこれから帰るのだ) [Wed 1 Oct 2008 01:33:44]
◆ランシャオ > …………… ( 関係あるかと言われた。 当然無い。 ただ私にとって余りにも怖すぎた存在だったから、それを聞かずにはいられなかっただけ。 )( 助けを請う言葉を言い連ねるだけでも今の自分には大仕事。 喉は焼けつくように痛いし視界もぼやけてきている。 それは相手の言うとおり確かに死にかけの状態だった。 ) ―――― え …… ? え っ……と。 それ…… それ は………… ( 冗談や軽口は得意でも真剣な嘘を吐くのは苦手だった。 見返りは何? そう単刀直入に聞かれて言葉を詰まらせてしまう。 だって私は他人の為に出来るような事なんて何があったか分からない物。 それに何より、私にはこういう人が何をしてほしいのかがまるで分からない。 ) な、なんでも … なんでも ……… しますから ……―――― え ? ( 結局口にしたのはその場限りの誤魔化し。 だけどもう一人誰かが近づいてきて、その鉄の左手が私を持ち上げようとすればそれに驚きの眼差しを向けて。 ) ……………… ( 外套姿の相手を見る視線には微かな怯えが混じっている。 しかし抵抗はしない。 正確に言うならばしたくとも何も出来ないだけど。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:27:24]
◆外套姿 > (視線を向けた先にあるのは、外套に身を包んだ小柄な人影。 怪訝そうな眼差しをフードの奥から向けつつ、近寄れば… 状況を確認。 男?が、ブツブツと独り言を言っている? にしてはおかしい、声は二つするし… 助けを請う声は、明らかにソイツの顔の位置よりも低い―― 低すぎる。 その声を追う様に、視線を落とせばそこには―― 人形? いや、妖精…か。それも、死に掛けてる…―― で、人間の方は… 見た感じ、妖精を甚振ってる? どの程度かは分からないが、助ける気は無い様には思える。 そして、人間の方が此方を見る視線は―― 警戒。まぁ、この辺りでは当たり前か… と、納得) はぁ… (そして、視線が此方から外れれば… 先程とは微妙に違う音色の溜息。 その後で其方に近寄る足を速め、その妖精の直ぐ間近まで近寄り…) んっ… まったく、こんな物騒な所に何処から迷い込んだんだかね… この妖精、私が拾うわ。どうせ、言うだけ言って助ける気なんて無いんでしょ? (人間の方へとそう…そっけなく声を掛ければ、倒れている妖精へと鉄の左手を伸ばして、抱え上げようとする。 理由は… 死に掛けていたから。 敵ではないから。 そして、これでも一応は医者の端くれだから。 まさか、自分と共通の知人が居るとは…思ってもいない) [Wed 1 Oct 2008 01:19:54]
◆セルギウス > (訂正) 刺す→指す [Wed 1 Oct 2008 01:00:57]
◆セルギウス > (ここは暗黒街。どんな連中がいつ通っても可笑しくはない場所だ。だから、足音が聞こえてきたって気にしなかった。死に掛けた妖精を相手にする奴だと罵られる程度なら別に目くじらを立てるようなことでもない。だが、ジャラジャラという、明らかに異質な音を聞けば眉を寄せ、素早く音のした方へと目だけを向けようか。戦闘態勢はとらない。頭の悪い破落戸じゃあるまいし、誰彼構わず喧嘩を売るなんて真似はしない) (そして新しい誰かの気配に目を向けたまま) さぁ、そんなの数えた事もないけど。そんなの君に関係ある? (人を傷つけたと言うのが肉体的なものだけを刺すならば、数えていないし、精神的なものまで含めると覚えてすらいない。だって覚えているような事でもないのだから) 何?急に元気になったね?助けてあげてもいいけど、見返りをくれるならね (フェンへと向けていた視線を再び妖精へと戻す) [Wed 1 Oct 2008 00:59:40]
◆ランシャオ > ( 例え迷っただけでも足を踏み入れてはいけない場所。 それが暗黒街だ。 どこまでも似つかわしくなく、喰らい尽くせるところもない不要な存在。 ) けど…こわいもの……あなた……あなた何人傷つけたの? ( そういうのは気配で分かってしまう。 この人は私にとってはどこまでも恐ろしい人だ。 けどこの界隈には本当にそういう人しかいないんだろう――― ) う……… ( 人と変わらないと言われて言葉を詰まらす。 見返りを求めて救おうとするのならば、これに大した価値は無い。 人間と同じどころか、それよりも何も出来ない人間以下の存在な訳だから。 ) ―――― い …… やぁ………! いや……お願い…やだ……死にたくない…助けて……助けて下さい………… ( それでも救いの手を差し伸べろと妖精は請うた。 何の見返りもない。 けれども死にたくはないから助けろと。 それが恐らく通じはしない懇願だと知りながらも言わずにはいられない。 もう一人が近づいて来てる事に気付かないぐらいには必死であって。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:49:40]
◆外套姿 > (溜息の理由は、今日引き受けた仕事―― 『暗黒街まで届けモノをして欲しい』 届けるものはヤクザの情夫。誤字に非ず、情夫。 理由は、安くて尚且つ暗黒街に突入しても大丈夫そうだったから。 確かに、条件に当てはまるだろうし、危険ではあるが一応は真っ当な仕事。 そこまでなら文句は無いのだが――) 何で、男やねん… (届け先まで男と言うのは正直予想外でした まる 自分も性癖に関しては人の事は言えないし、普通ならそっかーで済ますが―― ) 何でガチムチやねん… (マッシヴな男二人が熱烈なキスをするシーンを間近で見せられれば、流石に引き攣りもする。 報酬を頂き、そそくさとその場を退散するも… 足取りは若干重く、尚且つ溜息は先ほどから出っぱなし。) はぁ… あん? (そんな気だるい偽少女が帰路を行く最中… ふと、耳に入るのは誰かの声? ヤメテ? 死ぬ? 如何にも物騒な上に、少女の声… 怪訝気に、其方に近寄るだろう―― 右腕に鎖、ジャラジャラと巻きつけながら) [Wed 1 Oct 2008 00:33:14]
◆セルギウス > (現実の世界に生きる妖精がどんなものかは、凶手は知らない。この妖精の本性がいかなるものであろうとも。もうおとぎばなしを信じていた子供ではない。この界隈にいる人間は皆そうだ。純真で陽気妖精はこの世界にいてはならない) 私なんかまだ優しい方だと思うけどね (肩を竦めながら言う。だってまだ妖精を殺してないもの。何だかんだ言って、興味がないわけではないと言う事だろうか) ホント、この姿以外人間と変わらないんだね (脆くて弱い。人間と一緒だ。そして、凶手には妖精を生かす理由は無くなった。何も見返りが期待できない者を相手にしているのは時間の無駄だ) 死ぬんじゃない?だって、そんなにボロボロなんだもの (そして、私は貴女に手を下さないし、救いも齎さない) [Wed 1 Oct 2008 00:23:22]
お知らせ > 外套姿さんが入室されました。 『もう一つ、足音… と、大きな溜息』 [Wed 1 Oct 2008 00:22:29]
◆ランシャオ > ( そんな弱々しい存在の癖に普段は強気で傲岸で幼稚な態度を出来るのは、自分の特性のお陰で人から逃げる事が容易だから。 けれど一度こんな状況になってしまえば、自分の脆さも良く知っている為に非常に臆病な態度になる。 ) だ…だって… …こわいんだ…もの……… ( 彼女にとってはまるで逆で面白くない事だったか。 きっとその時の気分は拾った財布の中身が空だった時のようなものか。 ) やだ…やだ……おね が… ……… ヤメテ ……… そんなこと でき ない……… ( そんな気の利いた事なんて一つも出来ない。 目立った力と言えば姿を消す事と不老というぐらい。 恩返しなんて期待出来ないだろう。 出来る事なんてそれこそお伽噺のように、眠っている間に靴の修繕を一夜にして仕上げる事ぐらい。 この妖精はどこまでも非力であり無力だ。 ) ………… え ……… ? ( 踏みつけられていた足をどけられる。 けれどそれよりも続いた言葉に呆然と目を見開いて。 ) ―――― 死ぬの ? 私。 ( そんな事なんて考えた事もなかったから。 相手を見上げながら、ただただその言葉が信じられないように。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:11:54]
◆セルギウス > (その怖い人にも普通のコドモジダイというものがあったから、妖精がどれだけ弱いものか知っている。確か存在を否定されると死んでしまったのだったか。生き返らせる方法も分かってる。試してみようか、なんて思った。試さないけど。面倒くさい) 何、泣いてるの?私が泣かしたみたいじゃない (ふぅ、と溜息を一つ。いや、実際泣かせているのか。取り出すべき内臓が無いと知れば、凶手はがっかりするだろう、きっと。プレゼント箱の中身が空だったみたいだ) 分からない?馬鹿みたい。止めて欲しければ魔法か何かで何とかしてみれば?…って、やだな。これじゃまるっきり弱いものいじめだ (凶手の仕事のスタイルにも反している。標的には無用の苦しみを与えずに死を――) まぁ、放っておけば勝手にくたばるか (右足をどけながら、無抵抗の妖精を見下ろさん。拾ってやっても良かったけど、弱りきってすぐ死にそうだし。恩返しなんか期待できそうにない) [Tue 30 Sep 2008 23:58:02]
◆ランシャオ > ( この人は『怖い人』。 それは一目で分かってしまった。 だってただでさえ悪かった私の体調が、それに輪を掛けて余計に悪化してしまったんですもの。 ) ……う…うぅ………… ( 瞳に涙を溜めながらほんの少しだけ後ずさる事が出来た。 それだけ。 今の私にはただそれだけで限界。 )( きっと解体してみると面白い事になったのだろう。 この妖精は人とは決定的に違う。 そもそもの内臓が基本的に『無い』のだから。 人とは同じに見えても人とは違うソレ。 お伽噺の世界にいる神秘の象徴は伊達では無かった。 ) わ…わかんな……… や……ヤァ……! ……め…止めて………!! ( どうしてなんてのは私が知りたい。 何でこんな事にならなきゃいけなかったの。 怖い。 怖い。 踏み付けてくるその足に対して、ただ背中を丸めるような事しか今の私には出来なくて。 ) [Tue 30 Sep 2008 23:44:19]
◆セルギウス > 妖精が何でこんなところにいるんだか。おとぎの国で大人しく暮らしてれば良かったのに (こんなの刃物を使う必要もない。踏みつけて、蹴り付けて、潰してやればいい。殺しても凶手には何の得にもならなかったが、汚らしくそこにいたのが少し癇に障った。妖精を解体したいと言う欲望はあったものの、どうせ人間と変わらないだろうと決め付けておいた。だってこんなにも人間にそっくりだもの。倒れ付した姿とか、怯えた表情だとか。それが何となく可笑しくて、にやりと笑った) 何、その顔?なぁ、死に損ないの妖精さん。何してんの、こんなトコで?早くどこかに行かないと殺しちゃうし、殺されちゃうよ? (そういうと徐に右足を上げて、妖精の身体を踏みつけんとし。ただし、足に力は込めずに) [Tue 30 Sep 2008 23:26:27]
◆ランシャオ > ( もう目を瞑って寝てしまおう。 そうすれば目が覚めた時はきっともう少し楽になってくれる。 そんな根拠の無い自信と共に瞼を閉じて、意識が闇に落ちていくのに任せようとしたけれど。 ) ………… あ ……… !……? ( その傍から独り言のような声が聞こえてきて、ようやく誰かが傍にいる事に気付いた。 )( 背中に羽根が生えている事とその大きさを除けば殆ど人と変わらない妖精。 今はその幼い顔を恐怖に怯えさせて逃げようとするけれど、体が思い通りに動かず立ち上がる事すらままならない。 ) [Tue 30 Sep 2008 23:19:48]
◆セルギウス > (特に冷え性と言うわけではないけれど、身体が急に寒くなった温度についていけない感じがした。風邪を引くほどやわじゃないが、もう今日は早く帰ってしまおうか。一瞬不規則に乱れる足音。少し急ぎ足になって――) ………? (歩く速度が落ちる。何あれ。ネズミにしては大きいし、人形にしてはなんだか変だ。何が変だとは言えないが。普段は気にせず去ったであろう凶手は自分でも分からぬまま、得体の知れぬものに近づき) 何これ? (羽の生えた小さな人) 妖精?死に損ないか? (高見から妖精を見下ろしながら、少し首を傾げた) [Tue 30 Sep 2008 23:12:57]
◆妖精 > ( ご飯を食べていないのは平気。 アレはただの精神的な意味しかないから。 ただ――ただ激しく問題なのはこの場所。 空気が悪すぎる。 濁りが澱んでいるようなここは最悪の場所。 ここに来る前の環境も合わさって、もう風邪では済まない領域にまで体調は悪化してしまっている。 )( 凍えるように冷えてきた小さな体を思わず抱き締める。 熱で呆っとしている頭はその足音に気付かない。 微かに体を震わせているその姿は、死体でも人形でも無いという事を相手に伝えるだろう。 ) [Tue 30 Sep 2008 23:04:48]
◆セルギウス > (かつ、こつ、と規則正しいリズムが徐々に妖精の方へと近づいていた。仕事に行くわけではないし、酒場に行くわけでもない。単なる散歩だ。目的もなく歩いているうちに妖精の倒れている路地に入り込んだだけの事) 寒い…な (ぶるっと体を震わせて、少し冷えた手を胸前で握る。まだ妖精には気がついていないが、それはまだ距離が遠い所為だ。妖精をきちんと視認できる距離まで今しばらく掛かろう) [Tue 30 Sep 2008 23:00:50]
お知らせ > セルギウスさんが来ました。 『 (足音) 』 [Tue 30 Sep 2008 22:55:30]
◆妖精 > ( どうしてここにいるか分からない。 ただ必死だった事だけしか。 ひょっとしたら逃げ出したのは随分前で、けれどもその直後にずっと倒れてたのかもしれない。 その辺りの記憶は酷く曖昧。 どうして今自分がここにいるかも良く分からない。 ただ迷ってしまっただけなのだろうか。 )( さっきから分かんない分かんない。 もう分かんないことだらけだ。 ) ……………… ( さむい。 こわい。 心休まる場所にずっといられなかったからか、小さな体を動かすのも羽根を羽ばたかせるのも億劫だ。 多分今は体も消せない。 それぐらいには衰弱し切っている。 ) [Tue 30 Sep 2008 22:50:50]
◆妖精 > ( どうやって逃げて来れたっけ。 あの子に良く似た、けれどあの子とは違う子に閉じ込められて―――― それからどうなったんだっけ。 どれくらいの時間が経ったんだろう。 わかんない。 ) ………… こわい ………… ( フォーウン風の衣装を着た女の子が一人。 路地裏の隅に倒れ込んでいた。 それだけなら良くある光景かもしれないが、稀有な事にその少女の大きさは人形程の大きさしかない。 ) [Tue 30 Sep 2008 22:42:13]
お知らせ > 妖精さんが来ました。 『つかれた。』 [Tue 30 Sep 2008 22:37:18]
お知らせ > ヴァルブルガさんが退室されました。 [Fri 19 Sep 2008 23:15:52]
◆ヴァルブルガ > (長居は危険だ。そう判断すれば踵を返して大通りへと戻る道を選び……) [Fri 19 Sep 2008 23:12:18]
◆ヴァルブルガ > …………人探し、は大変そうですね、危ないかどうかは別としても。 (浮浪者やゴロツキがちらほら見受けられる。いきなり襲われることはないと思いたいが……人を尋ねてはい知っていますよ、と答えてくれる可能性はかなり低そうだ。ためしゴロツキの一人に声でもかけてみようか、それとも急いで大通りに戻るべきか少し悩んで男の一人と大通りの方向を交互に眺める) [Fri 19 Sep 2008 22:51:53]
◆ヴァルブルガ > 【プロフ画像更新しました】 [Fri 19 Sep 2008 22:49:53]
◆ヴァルブルガ > (曇りの湿気のせいか、何かカビ臭い感じがした。そっとブーツで一歩踏み出す。石畳は乾いた音をたてわずかに路地の左右の壁に反響する) …………こんな場所に、ドラ息子がいるとは思いたくないですね……。 (顔をしかめながらもう少し進んでみて。このあたりなら、昼間探索すれば護衛入らないかもしれない、なんtね希望的観測をして) [Fri 19 Sep 2008 22:36:20]
◆ヴァルブルガ > ……店の経営者たちが変わってます、かね? それにしてもいい生地。 (ちょっといいな、とショーウィンドウを眺めながらも足を進める。もう少し奥に行ってみようか?いや、それはさすがに危ないだろう。そんな事を考えながら、ひょいと漆黒の闇の入口、路地を覗き込んでみようとして) [Fri 19 Sep 2008 22:27:33]
◆ヴァルブルガ > (まだ、華やかなカフェやきらびやかな装飾店が立ち並んでいる。いやむしろ逆に高級感すら出てきている。がどこかピリピリとした感覚。路地裏に続く道が丸で暗い穴のように見える。昔戦場で味わったのとはまた全く異質な緊張感で。コート姿の女は、どこか自由に上がれる高い建物などないかと探すが、自由に上れる、などという条件に見合う建物が早々あるわけもなく) [Fri 19 Sep 2008 22:15:51]
◆ヴァルブルガ > (説明しよう!ヴァルブルガは、家出息子を折ってヴェイトスにやってきた乳母である! もちろんどなたも歓迎) 淫売窟での捜索は今のところ芳しくなく、暗黒街にわずかに足を延ばすことにした乳母。護衛が必要な場所だとはわかってはいたが、まだ定期収入もない身。また洋平などに吹っかけられないように、人を雇う前に実際の現場を簡単に視察してみようと、あまり深くない場所に足を向けた。あるいはそれが致命的な油断になりうるのだろうが [Fri 19 Sep 2008 22:13:35]
お知らせ > ヴァルブルガさんが入室されました。 『淫売窟との境』 [Fri 19 Sep 2008 22:08:41]
お知らせ > セルギウスさんが帰りました。 [Fri 19 Sep 2008 21:47:05]
◆セルギウス > (さて、こんな所に長居は無用だ。雇い主に報告したら、下っ端が任務を達成したかどうか見に来るはずだ。もしかしたら今もどこからか見ているのかもしれないが。依頼主は女の骸を見て満足してくれるだろうか?やりすぎだと言われたら、その時はにっこり笑ってやろう) (女への餞別は小さなナイフだ。己は決して凶器を持ち帰ったりはしない) (凶手のその場を去る足取りは軽く) [Fri 19 Sep 2008 21:47:00]
◆セルギウス > (トン、という軽い手ごたえと共に、女の命は絶たれる。ブツッと言う音と共に小さく血の花が咲いたが、刃が刺さったままではたいした出血にもならない。女が口からごぼりと血を吐き出したのを確認すると、凶手はまるで汚いものでも触ってしまったかのように女の骸から手を離した) ( ――ああ、服に 血 が ) (黒い服を着ているので目立たないだろうが、何だかそこだけ黒光りしているのがいやだ。固まると気持ち悪いし) (どさりと言う音と共に倒れる骸。土埃が舞ったので、凶手は仕舞ったという顔で顔を逸らした。自由になった右手でパタパタと土埃を払いながら立ち上がる) [Fri 19 Sep 2008 21:39:45]
◆セルギウス > やだな、答えは聞いてないって (所持していた小型のナイフを抜き放ち、女の傍までよって跪く。左手で女の土と埃で薄汚れた金髪を掴み、改めてその面を見た) (ああ、醜い。ここまで歪んだ顔になったのならいっそ自ら死ねばいいものを。ああ、こいつは自分で死ぬ気力もないのだったか) (女の唇が何かを訴えるかのように震えたが、凶手はそんなものを見てもいない。ぐい、と髪を引張り、首筋を露にさせる。右手のナイフを地面に水平に構え、横から首を刺し貫かんと――) [Fri 19 Sep 2008 21:29:51]
◆セルギウス > (どこの誰にやられたのだろう?己はこの女が以前属していた組織のものに頼まれて女の殺害を請け負った。組織の情報を他の敵対組織に漏らしていたらしい。裏切りを激怒していた組織が己を出し抜くつもりとは思えないから、この女にいっぱい食わされた別の組織にやられたのかもしれない) そろそろ楽にしてあげようか (目は見えずとも耳は聞こえているだろう。それが女にとって救いの声となるか、絶望を与える声になるかは答えになるかは知らない。ただ、動けないはずの女の頭が拒否するように揺れたから、きっと後者なのだろう。凶手はその様を見、チェシャ猫のような笑みを浮かべた) [Fri 19 Sep 2008 21:21:05]
◆セルギウス > (裸に剥かれ、体中に痣を浮き上がらせた姿は痛々しく、涙と腫れの所為でぐしゃぐしゃになった顔は見れたものではなかった。だが、それでも女は生きている。動く気力もなく、声を漏らす体力もなく、瞼が腫れて目が開けられなくても呼吸をすることだけは忘れていないようだ) フン… (この惨状を作り出したのは己ではない。ターゲットを殺す時はできるだけ速やかに、そして出来るだけ余計な手間を掛けずと言うのが凶手のスタイルだ。暴力の限りを尽くした殺人は好きではない。それ故凶手は不快そうに鼻を鳴らした) [Fri 19 Sep 2008 21:13:07]
お知らせ > セルギウスさんが来ました。 『 (冷めた目で女を見下ろす) 』 [Fri 19 Sep 2008 21:05:52]
お知らせ > アンブローシアさんが帰りました。 『 朝起きたら腰がだるくなっている恐怖を味わえ!』 [Fri 19 Sep 2008 02:29:56]
お知らせ > ブロウさんが帰りました。 『ま、待てってーの!(出ていこうとする魔女を慌てて追いかけようか)』 [Fri 19 Sep 2008 02:29:19]
◆ブロウ > むぐっ!? ( 思いっきし踏みつけていきながら店を出ていこうとする魔女様。 ) い、いや…その……なんか…スンマセンというか……なんというか……! ( ちょっと照れ隠しの冗談のつもりだったんだ。 半分ぐらい。 残り半分ぐらいは本気だったチキン野郎だけど。 )( 愛想を尽かされずに済んだチンピラ。 けど本当に呆れられる前にいい加減ちゃんとしないとなと激しく反省したとかなんとか。 ) [Fri 19 Sep 2008 02:28:49]
◆アンブローシア > ( 殺意の波動に目覚めそうな小さな魔女は、第二ラウンドに突入すべきかどうかを一瞬考えたあと、憤慨したように地団太を踏んだ。 ) もう! もうお前の言うことなど信じぬ! ( 酒瓶持ったまま小さな魔女は下僕様を踏みつけて店を出て行ってしまおうとしている。 ) ―――お前がそのつもりならば、妾が自分でやってやるからな! ( でも愛想は尽きないようだ。 ) [Fri 19 Sep 2008 02:21:51]
◆ブロウ > ( な ぜ だ! ロリとはいったい………うごごご! ) ( きっと急に体が動いちゃうんだろう。 魔女様はね、下僕の事が大好きなんだ! ) 今度というか!何時かというか!な!! ( 視線逸らしまくりで明後日の方向を向いている。 ) ガハァ!! ( 血を吐いたぁ!?とか誰かが言ったかは定かではない。 ムエタイの帝王から受け継いだ怒りのゲージ技が華麗に決まり、ぶっ倒れる下僕。 K・O! YOU WIN! とかどっからか聞こえてきた。 )( 言われたい放題のチンピラ。 けど反論出来ないね! ) [Fri 19 Sep 2008 02:16:52]
◆アンブローシア > ( シュールというよりは、そう、人はこの空間をカオスと呼ぶ。 うちゅうの ほうそくが みだれる! ) 最初は素だったが困ったような耐えるようなお前の顔に、妾はついついやっちゃうんだ! ( 言わなかっただけでもっといろいろやっている可能性も無きにしも非ずである。 朝起きたらやけにだるかったりするかもしれないので注意。 ) 妾を! 抱くのだな!? ( わっ、と沸く店内。 しかし。 逃げ………。 ) この(自主規制)!! ( 小さな魔女様は放送できない罵詈雑言とともに、貯めていたゲージを使用してのタイガーアッパーカット。 もう店内は罵倒の嵐である。 ) 「逃げやがったなこの野郎!」「腰ぬけが!」「サムスピに帰れ!」「借金返せ!」「お兄さんいいことしなぁい?」「鳥肌野郎!」 ( もう意味がわからないが。 ) [Fri 19 Sep 2008 02:00:32]
◆ブロウ > 今度!! ( そして最悪な逃げ方しやがった。 このヘタレめ。 チキン野郎め! ロリコンの風上にも置けない男めぇ!! ) [Fri 19 Sep 2008 01:55:38]
◆ブロウ > お前がそうなら俺も決めた。 俺は!お前を抱く!! ( とうとう公衆の面前で犯罪者宣言をした。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:53:54]
◆ブロウ > 同じかー! もう同じなら仕方がねえなー! ( 何が仕方がないんだろう。 しかしなんかピンクは激しく納得した様子。 お互い一緒に居た中で色々と変わってしまったんだな! ) 理不尽だー! 司法の横暴だー!! ( そして続くワンブレス。 ) 素ボケじゃなかったの!? てか何時の間にそんな事してたおまえぇぇぇ!! ( 後ろの方とかやってたのも初めてしったらしいこのピンク。 今まで全く気付かなかったなんてこれだからピンクは馬鹿って言われるんだ。 ) ――――お……俺は……裏切ってたのか…お前を……!! ( がっくしとorzのポーズ。 半端に常識人だったのが駄目だった。 何だか激しくカオスな空間になってきた酒場の中。 誰が上手い事を言えと言った!! というかギャラリーに美形キャラとベア様が混じっておられるぅぅ!? ) ………………分かった。 ( 項垂れていた下僕は立ち上がる。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:52:54]
◆アンブローシア > わからいでか! 妾も同じだー! ( ヤバイ。 マジヤバイ。 何がヤバイってマジヤバイ。 そんな勢いで小さな魔女も酔っていた。 小さな魔女もいじめるのが好きだからSなんてえんじゃあない。 ただちょっと困らされているピンク色に惹かれていじわるするようになっただけ。 ) うるさいうるさいうるさい! お前が妾に意見するなど八百年早いわ! ( 異議は却下されました。 ) 妾が何のために裸で寝てたりすり寄ったりキスしたりお前のジャケット素肌に羽織ったり寝ている間に耳元で囁いたりしていると思っておるのだ! ( ここまでワンブレス。 ) 倫理も常識も貫いて、天まで染め上げるピンク色だと思っておったのに! ( たぶんあなたの御主人は最悪です。 しかし意外にも場には指示をする声も。 ) 「それで手を出さねえのはイ●ポだろう」「ロリコンの風上にも置けねえな!」「子供の手の届くところにもな!」「犯罪者がいまさら!」「右京さんに謝れ!」「このロリコンどもめ!」 ( もうなんか違う意味で店が荒れていた。 荒れるというか荒んでいた。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:36:51]
◆ブロウ > ( そんな世紀末はいやだぁぁぁ!! ) 何で分かった! ひょっとしてエスパー!? ( アレな発言に頭の悪そうな返事をする辺り、きっとこの下僕も酔ってきてる。 昔は後5歳進んでればなと思っていた時代もあったんです。 今ですか? 最高のタイミングで時が止まってくれた事に親指立てるだろう。 これだからロリコンは。 しかしこれだけは言わせてほしい。 ロリ好きだからロリコンになったのではない。 アンブローシアがロリだったからロリコンに目覚めたのだと! どっちみち病気でしたね。 ) は、ハイ! ( すっかり出来上がってる様子の魔女様。 思わず下僕は正座します。 酔っ払い特有の訳の分からないテンション。 ) 待てぇ!? それちょっとなんか酷くね!? ( 異議あり!と文句を申し立てる。 ) 手を出して良かったの!? いやだって常識とか倫理とかそこら辺色々あるせいで! あるせいでぇ!! ( その物足りなそうな表情にズキュンとくる。 毎度気合で踏みとどまっているけれど、いい加減一線を超えてしまいそうですご主人様。 )( けどこの場で一番不幸なのは、間近でこんな会話を聞かされてる上にどんどん自分の店が荒れていく店主だと思うんだ。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:26:27]
◆アンブローシア > ( もしそんな時代が来たら、時はまさに世紀末、のテロップが毎回流れることになるだろう。 ) お前が病気なのは当たり前だ。 アンブローシア中毒だな、わかるぞ。 ( 酔っているのかいつも以上にアレな発言。 あれだろうか。 下僕様にはこれ以上の成長はむしろ望まれないことなのだろうか。 なのだろうなあ。 ) お前は! ( 怒るところかと言われれば、びしりと指差しこくこくとグラスを空ける小さな魔女。 ) お前は妾の言うことは何でもはいはいと聞けばいいのだ! ( 本格的に酔いが回ったらしく、真っ赤な顔で少々舌足らずに、そんなことを。 ) 褒美が目の前にあるのに手を出さぬ罰あたりはそれで十分なのだ! ( と、褒美は言った。 物足りなそうな表情にきゅんときながら。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:00:23]
◆ブロウ > ( うん、そう考えると何も問題なかったな! この状況は有る意味当然であり至って自然な物だった。 というか住みやすい世の中が来る事は断固拒否したい。 色々とこう、危ないからそんな時代。 ) ―――――(何か言おうとして) ……………俺。 今本気でもう重病人だって自覚した。 ( 反射的に脳裏に浮かんだ事。 『おう!確かに立派に成熟してるな!』 あれだ。 きっと酔いが回ってきたんだ。 そうだそうに決まってる。 ) わっ!? んだよ。 そんなに怒るとこだったか今の? ( 引っ手繰られるように瓶を奪われた。 いや、うん。 そっちの方が確かに俺は楽だけどさ。 ………こう。 少し物足りなくなるというか、手持無沙汰になるっていうか。 命令される事に慣れ切ってる自分に複雑な感情を覚えてるせいで、主人の大層不満な独り言は耳に入ってこなかった。 下心があったのは相手の方だった!? きっと今日も明日も下僕のその顔を見る為に色々考えを巡らしてるんだろう。 ) [Fri 19 Sep 2008 00:54:28]
◆アンブローシア > ( 酒場で乱闘が起きるのも、二人揃うといちゃつくのも、よくある出来事。 二つの事態が同時に起こっても変わらないということだろう。 というかロリコンの住みやすい時代は、かつてもこの先もないのではないだろうか。 ) むー…………お子様ではないというに。 もう体は成熟しておるぞ、立派に。 ( 第二次性徴はすでに。 ま、もっとも悪魔になってから月経も何もなくなったが。 ) なっ………! む、むぅ! ならば自分でやるわ! ( 酔っているのか過剰に反応し、瓶を奪っておぼつかない手つきで注ぐ小さな魔女。 キスは妾からのほうが多いのに、とかぶつぶつ言いながら。 ちなみに小さな魔女は下心満載だ! Sじゃないけど、下僕の困った顔を見るとなんだかたまらなくなっちゃうんだ! ) [Fri 19 Sep 2008 00:39:37]
◆ブロウ > ( 酒場の中で乱闘中なのに何イチャイチャしてるんでしょうね。 全くロリコンの住みにくい悲しい時代になったものだ。 ロリータの方はいつの時代でも優遇されているというのに。 ) やっぱ想像もつかねー。 まあ行く機会もどうせ無いからいっかな? 事実だろーが事実。 どー見てもお子様なんだからそこは仕方ねえだろ。 ( 知らないならこれ以上聞かなくていいや。 あんま楽しそうな場所じゃなさそうだし。 そしてつい口にしてしまうのは余計な一言。 ) たっく。 人を顎で使わずにたまには自分でやれよなオイ。 ( なんか楽しそうな魔女様の様子に頭を掻いて文句を言いながらも、言われたとおりに素直にもう一杯注いでやる。 昔っから文句は言いながらも何だかんだで従ってたから、決して下心目的で優しくしてるわけじゃないよ!と全力で主張。 多分どMなんだろこのチンピラ。(何か言った) ) [Fri 19 Sep 2008 00:31:06]
◆アンブローシア > …………・…うむ。 ( なんか満足げにうなずく小さな魔女。 されど店主の冷たい視線が向かう先は下僕様オンリー。 こういうときなぜかロリータはあまり非難されない。 ) そうだのう、まあ住まうのが基本人外。 環境もまるで違う。 …………まあ、妾はほとんど寝ていたから知らん。 ―――けられるようなことを言うのが悪いのだっ。 ( 魔界の話。 寝てばかりで興味がなかったのも事実だが、元がヒトの身。 好ましく思うものでもない。 ) はふ…………………ブロウ、もう一杯寄越せ。 ( あっという間に飲み干して、お代わりを要求する小さな魔女。 こころなし頬が赤いうえに、嬉々とした命令口調。 こんな横暴な小さな魔女に対する献身。 やはり将来的に(自主規制)することを考えてだろうか。 ) [Fri 19 Sep 2008 00:16:23]
◆ブロウ > ―――――まあ確かにそれもそうだけどな。 周りからどんな目で見られようとお前が傍にいりゃいいや。 ―――――…………… ( 恥ずかしい台詞を真顔で言い切るチンピラ。 けれど相手からそんな事言われたら無言で押し黙って残った酒に口を付けた。 動揺すんのもかっこわりいし。 かといってなんかこう、頷くのもはずい。 店主のこのロリコンめ、という冷たい視線が横から突き刺さってるだろうけどそれは気にスンナ。 ) やっぱあっちの常識ってばこっちと全然違うもんなんか。 考えてみりゃそこら辺全く聞いたこと無かったっけか? あ、いて!? だから蹴るなっての! ( 待ちアンブローシア恐るべし。 しかしピンクのチンピラを頼りない足取りで尾ける幼女の図柄って想像すると何かシュールだ。 ) ( お気に召したその様子に破顔しながら、自分もまた酒をもう一杯注いで飲み始めよう。 違い……なんだろうか。 愛情……はペットにも注ぐものだろうし。 けどこんなナリしてる癖に意外と献身的に尽くしてる気がしないでもない。 やっぱり可愛いからか。 ) [Fri 19 Sep 2008 00:09:45]
お知らせ > ブロウさんが入室されました。 [Fri 19 Sep 2008 00:00:03]
◆アンブローシア > まあ世間の評判などどうでもよい。 妾に必要なのはお前が妾の伴侶であるという事実だけだ。 ( さりげなく下僕とは別の言葉を混じらせた小さな魔女。 ん。 あれ? しかしほとんど眠った様な歩行、もしかすると夢遊病っぽい感じなのかもしれない。 ) まあ人間が酒と呼べるかどうかはわからんがな…………って、お子様言うな! ( 再び蹴り。 そろそろソニックブームとか出してくるかも。 グラスを受け取れば、試すようにくぴりと一口。 ) ……………………。 ( そしてどうやらおいしかったらしい。 こくこくこくといい飲みっぷりで。 …………しかしあれだ。 今更だが、飼育されてる動物と小さな魔女と、どこに違いがあるのだろう? ) [Thu 18 Sep 2008 23:49:54]
◆ブロウ > ギリッギリの笑顔か。 アハハハハっ。 ………俺の評判……もうどうなってるんだろう。 怖くて聞けないんだが。 ( その現実に想像を絶する悲しみがブロウを襲った。 しかし魔女様凄いですね。 ) それはちっと一回飲んでみてーなー。 まあこっちの酒でも十分満足出来ちまうからいいけれど………っと。 取り敢えずこれにしてみっか? 元々お子様の口にあった飲み物じゃねえから、上手いかどうかなんざは流石に保証は出来ん。 ( 結局選んだのは甘めのフルーティな果実酒。 新しいグラスをカウンターから持ってきてそれを注ぐと主人様に渡してやろうとする。 わりとちゃんと稼いでるからお子様一人を養うぐらいは問題なかったりしている。 一日中寝まくってるし魔女様は支出そんなに掛からないし。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:43:55]
◆アンブローシア > まあ実際、妾がお前の連れだといったら、ここの店主はギリギリの笑顔で妾を入店させたからのう。 ( お前の評判も知れるものだな、とかぬかすちみっこ。 一日の大半を寝て過ごす小さな魔女。 もはや起きながらに睡眠中のごときか細き気配で歩くことなど造作もない。 ) うむ。 魔界ではえらく強い酒もあるそうだが、そういう嗜みもなかったのでな。 まあこういうものに関してはお前に一日の長があるというもの、任せるからうまいのを寄越せ。 ( さすがに金に糸目はつけないとかは言わない、というか払うのは下僕様。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:32:51]
◆ブロウ > 誰かに見られたらまたロリでコンな奴だと思われそうだな俺……… この神出鬼没の魔女っこめが。 ( ちっとも気付きませんでした。 あ、こら。 いてえから蹴んな! 小足でゲージが溜まったらそこから繋げて超必で〆るとよろし。 追撃のグランドヴァイパーで更にダメージは加速した。 )( しかしまあこういう姿が似合ってるんだか似合ってないんだか。 ちっこい癖にこういう仕草はやたらと様になってるんだよなー。 ) あれま? 一度も飲んだこと無かったんか。 だったら折角だし試しに軽めの甘い奴でも飲んでみるか? ( えーと、確かここ等辺に……と勝手知ったる様子で棚を探り始めようとする。 ちゃんと後でお金は払いますよ。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:26:28]
◆アンブローシア > ふむ、なんでと言われても、お前に(気づかれないように)ついてきただけだが何か? ( あと小さいとか言うな、と地味にしゃがみ蹴り。 ゲージ溜まります。 入店拒否されそうな幼さのくせに、グラス揺らす姿はなんとなくさまになっているかもしれない。 ) まあ飲んでも害はないであろうが、飲んだことがないのでわからんのう。 ( 実は揺らすばかりで一口も口につけていない小さな魔女。 生憎と怠惰以外の愉悦など知らない。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:17:51]
◆ブロウ > ( ばりーんとか窓ガラスが派手な音を立てて割れる。 頭を抱えてる店主をほっぽってグラスに酒を追加する。 つまみは不味いが酒の味は悪くない。 )( ―――と。 ) ……………ナンデイラッシャイマスカ? この中で一番小さいお方。 ( あまりのびっくりさに思わず片言になったよ下僕。 酒飲めたかお前?と手の中にある奴示して聞いてみた。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:13:56]
◆アンブローシア > ( などと、さも当然のようにカウンターの裏、いつの間にかグラス片手に座り込んだ小さな魔女が。 どうやら店主は承知のことらしい。 琥珀色の液体を揺らしながら、小さな魔女様つまらなそうにあくびを一つ。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:10:30]
お知らせ > アンブローシアさんが来ました。 『 まったく小さいモノどもよのう。』 [Thu 18 Sep 2008 23:09:11]
◆ブロウ > ん? 止めろって? 冗談。 そゆ事は客なんかじゃなくてそっちのバンサーに頼んでろよ。 ( 派手に店を荒らされて青い顔をした店主が抗議の声を挙げるけど知らん顔。 ちなみに今ピンクいチンピラが口にしたバンサーはとっくのとうにお早いおねむの時間を堪能している。 ) 大体アイツ等の機嫌が悪いのってば件の恥ずかしい子が幅をきかせてっからだろ? そりゃまあやっこさん方にとっちゃ面白くもなんともねえ事だろうよ。 ( 無法の法。 暗黒街にはその特色上そういった暗黙の了解が存在しやすい。 そういうのを何にもしんないだろう正義の味方様にちょっかいを出されるのは、彼らにとっても割と腹立たしい事なんだろう。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:04:18]
◆ブロウ > ( 普通の騒がしさではなく、沢山の人が入り混じっての乱闘騒ぎに発展している酒場。 それが始まった瞬間にカウンターの裏に避難してるピンクの男はグラスに残っているジンを呷る。 ) まあ随分と皆々様元気なこって。 ( 今日はただの客だし。 巻き込まれるのもあほらし。 そう判断すると目の前にある棚から酒の瓶を手に取った。 ) [Thu 18 Sep 2008 22:54:11]
お知らせ > ブロウさんが来ました。 『騒がしいの度を超している酒場』 [Thu 18 Sep 2008 22:50:29]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Wed 17 Sep 2008 09:09:26]
◆ブロウン > 誰に口聞いてんだくそがきが…(ふん、と鼻息一つ漏らせば壁にたたき付けられあっけなくのびた相手を見下ろし何ごともなかったかのように歩きだして…)ったく、無礼なやつが多すぎだぜ。(また鼻息漏らしてどこかへと歩いて行ってしまった。とか) [Wed 17 Sep 2008 09:09:20]
◆ブロウン > いやぁ、ホント見えなかったんだって。そうかっかすんなよ(ぶっ飛ばしてしまえば簡単なのだが、いちいち喧嘩の火種を大きくすることもなかろうと相手を落ち着かせようとやや必死な竜人。)(『ったく、どこのオオトカゲだかしらねぇが…人間さまのあぶっ!』――トカゲと聞いた瞬間、あまりのうざさに手が出てしまった。。密着した立ち位置により横っ面を拳で殴る形となってしまった。) [Wed 17 Sep 2008 09:05:57]
◆ブロウン > 『てめぇ、図体でかくて調子にのってんじゃねぇぞ、こら!』 いきおいよく立ち上がればやはり未だに見上げる形をとっている。身長差が1メートルもある相手にたいし憶することなく詰め寄る相手。まだまだ名前の売れ行きは家主ほどよくはなく、しばしば喧嘩を売られるとか。ほぼ密着状態の二人はお互いをにらみつけていて)(朝から運がわりぃぜ…)(詰め寄る相手にどうしたもんかと顔をゆがめて) [Wed 17 Sep 2008 08:39:48]
◆ブロウン > (早起きした竜人はふらふらと散歩をしていた。場所は狭い路地。大人二人が歩くには十分な幅だがいかんせんでかい体は大人二人分くらいある。――朝もはよから怒声が飛ぶ。朝とか夜とか関係なく、ここでは日常茶飯事な出来事。何のことはない肩が擦れ違いざまにぶつかったのだ。と、普通ならにらみ合いが始まるところだが、体躯の違いか竜人にぶつかった男は地面に倒れて見上げる形となっていた。)あぁ、わりぃ。小さくて見えなかったわ(見下ろす高さは二階の窓ほどの高さでもあり、寝ぼけた頭で正直見えなかったのだ。) [Wed 17 Sep 2008 08:22:43]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『『おぅおぅ、どこに目つけてやがる!!』』 [Wed 17 Sep 2008 08:13:54]
お知らせ > エリスさんが帰りました。 『( ひっそりと、家に戻る。 ロッティ、今日は帰って来るのだろうか。 )』 [Wed 17 Sep 2008 03:20:12]
◆エリス > ( とりあえず、金。 写本の内職は、初期のミスやその後の慣れを考えて、新米ながら真面目にやれば一日平均20Pくらいはこなせるだろう。 まだ持って行っていないからなんともいえないところだけども、一応仕事ぶりを確認するということで何枚か持って行ってもらって、注意点なんかは教えてもらっているし、順調に進めてそのままお金がもらえれば月収は6万ほどになるか。 ロッティは5万いると言っていたから月に貯められるのは1万。 少ない気がするけれど、他にできることも知らないのだから十分といえるだろう。 そういえば、20万入ったのだからスズネとレピュナートに返さなければ。 互いに逃亡奴隷、借りた金を返すために会って足がつくなんて間抜けにもほどがあるから、偶然に期待するだけだけど… そのうちいつか。 というか、彼女らはつつがなくやっているのだろうか。 ゴウテンジともう一度会いたいなんて、正気の沙汰じゃない。 もう知らないと思うものの、気になるには違いなかった。 ) [Wed 17 Sep 2008 03:17:42]
◆エリス > ( スズネは逃げろと言うし、今はそれしかないとも思う。 でも、強くなりたい。 欲を言えば街を、ヒト社会を引っくり返してしまえるくらい。 最低限、奴隷の命は自由にできるぞ、なんて勘違いしているのを殺せるくらい。 欲張らなければ、殺されたくないというのは当然だろう。 自分に対してそういう行動に出る者には、思い知らせてやりたいというのも。 でも、どうすれば良いのだろう。 ) ( 利き手を握って、開いてみる。 逃げ回った一月で多少頑丈になった自覚はない。 ただ写本のためにペンを握り続けていた痛みが引いているのを確かめて、そろそろ戻ろうと辺りを見回した。 ) ( 適当に歩いて、意識して道順を記憶しなくてもなんとなく帰り着けるというのは一種の才能か。 もっとも帰り着けずに迷ってしまうこともあるのだが、とりあえず家に戻る方向で踵を返した。 ) [Wed 17 Sep 2008 03:10:22]
◆エリス > ( 明暗の差が激しい街だと思う。 一見表通りの繁華街とさほど変わらない、危険な活気に溢れた場所もある反面、少し路地に入ると死んだように静まり返っていたりする。 ざっと見回しただけで死体と鉢合わせたりしないのは、いくら暗黒街とはいえそこで暮らしている者もあるということか。 その土地を治める組織の自治がしっかりしているのかもしれないし、もしかしたら見つけられないだけかもしれない。 ) ( 最低限教わっている、暗黙の了解として避けなくてはならない通りは避けるようにして、無目的に足を運んだ。 夜間の帽子は奇妙かもしれないけども、灯りを持たず顔を隠すように背を丸め足早に通り過ぎていく者が珍しくない土地だ。 そう簡単に自警団が呼ばれることもないそうで、それぞれが自分の身だけは自分で守り、それでもどうにか回っていくという秩序には安らげるものがあった。 そう感じているだけで、実際のところそう簡単ではないのだとしても。 表通りとは違う。 逃亡奴隷が知られてはならない身分なのは変わらないけれど、例えば奴隷ギルドの追跡者も、ここではその肩書きより一個の生き物として判断される割合が大きいように感じられれば、戦えそうな気がした。 ) [Wed 17 Sep 2008 03:00:00]
◆エリス > ( ただ、いつまでも引き篭もっているわけにもいかないだろう。 ロッティのことを決定的には信用していないぞと思ってみたところで、今あの家を離れて何ができるわけでもない。 暗黒街やスラムのルールはそれとなく吸収しているけれど、街の構造そのものについては近所でも容易に迷ってしまうくらいだし、ルールを知っていてもそのなかに混ざる術は見等がつかなかった。 奪うしかない逃亡生活に後がないのは分かっている。 あんな状況には戻りたくなくて、でも家に居続けるわけにもいかないとなれば、信用しないから別れるかもしれないと考える主に頼るのも滑稽だ。 というか、実際危険だと思う。 ) ( 帰る場所があるうちに、少しずつ。 今は歩くくらいしかできないけれど、慣れていこう。 ) [Wed 17 Sep 2008 02:45:57]
◆エリス > ( よく意味を理解できないまでも、ポルノなんか延々と写本していたらおかしくなってしまう。 知らないだけに尚更というか、息が詰まって、身体が火照って、けして窮屈というわけではない部屋に妙な閉塞感を覚え、空の下に出たくなった。 ) ( 涼やかさのある夜風に、ロッティのところで余らせていたらしい帽子を押さえる。 食事に連れて行かれるとき、外へ水を汲みに行ったり、洗濯するとき、ロッティはあまり気にしないようだから過敏になることはないのかもしれないけれど、顔を隠すものが何もないというのは落ち着かない。 ) [Wed 17 Sep 2008 02:28:58]
お知らせ > エリスさんが来ました。 『( 珍しく、一人で家を出た。 )』 [Wed 17 Sep 2008 02:17:35]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『建物の上に着けば使い魔の先導と共に塒へと戻って。』 [Tue 16 Sep 2008 00:37:48]
◆デュラハン > (己の外套の中から出てきた部下。その口から告げられる自身からの提案への答えと詫びの言葉に)部下の面倒を見るのも上司の仕事ですからね。ソレに貴方が何をできるかという事もできる限り知っておかなければいけないですし、今の様に力が使えないと言う事も知れましたから。(そう言えば己の傍らに立つ部下の前に立ち、僅かに腰を落とし)さて・・・幸いここには人は居ませんので上から行きましょう。(裸足で歩いていた部下を労わるためかは分からないが、その身体をヒョイとお姫様抱っこする様に持てば急ぎ足で空を駆け上がるだろう。) [Tue 16 Sep 2008 00:36:45]
お知らせ > 黒紫さんが退室されました。 [Tue 16 Sep 2008 00:29:15]
◆黒紫 > ( 課題、その壱 ――変化後。その姿に見合った走り方を学習する事。 )( 外套を開けて貰えた黒紫は、つィ…、と外に出た。 そんな時、上司さまから御提案が ひとつ。 ) えぇ、 ……そう、ですね。 ( 視線受けると、一瞬。 その口元は仄かな笑みをカタチドリ。 ) … ごめんなさい。 貴方の時間を、大きく割いてしまいました。 でも、有難う御座いました。 俺は 対象に化けている間、如何にも普段のチカラは遣えないので…。もし、それが可能であったなら、貴方の御手を煩わせるようなことにならなかったでしょう に ―― ( 休息の御提案。 …黒紫は頷き、上司さまが歩を進められるならば。その傍ら に―― 。 ) [Tue 16 Sep 2008 00:28:10]
◆デュラハン > (部下からの走る姿への弁解に小さく頷き返し)姿は致し方ないですし気にするものも居ないでしょうが、普段と同じ様に走れないと面倒ごとが起きた時に少し不利になりますからね。(奴隷ギルドの職員の話を聞いた限りでは足に異常は無かったらしいので目に見えて足を悪くした様な動きで無ければそれ以外が多少変だったりしても問題ないが、走る事になった場合は話が別。万一の際の時にその場から素早く逃げおおせれない可能性が増えると言うのは貴方にとってもサポート役の自身にとっても面倒ごとが増えることにしかならないだろう。)(部下からの出して欲しいと言う言葉に)おっと、もう戻っていましたか。(思ったよりも早く戻っていた事に驚きつつもすぐに外套を開けば貴方を外に出すだろう。)(貴方が外套の外に出た後、再びその顔を見れば)さて・・・それでは此処での徘徊は終わりましたし、一度戻りましょうかね?(お互いにそれなりの時間気を張って歩いていたのだ、事が終われば安全な場所で休息を取るのが良いだろうと思えば貴方にそう提案するか。) [Tue 16 Sep 2008 00:09:18]
◆黒紫 > ( 視覚的にコレと云った違和感は無かった、との御言葉。 ) それは、良かったです。 … 俺が見たのは、あの状態になってから、ですから。正直なところ、歩き方ひとつ取っても 随分と、考えさせて頂きました。 …ですが、 嗚呼… 思いの外、難しいものですね。俺は、普段通り走ろうとはしていたのですが …如何にも、身体がついて来ない、と云う感じで。 勉強、しておきます ―― …えぇ、と… あの…… そろそろ、出して頂いて も …? ( 外套のなか。 既に”戻って”いる少年は、内側から 外套の生地を僅かに引こう、としながら。自身が既に、戻ったことをお伝えしよう、と。 ) [Mon 15 Sep 2008 23:56:12]
◆デュラハン > (外套の内ゆえに姿が戻ったか確認できない悪魔は、貴方を外套の中に隠したまま)私も彼女の全てを知るわけではありませんが、見た限りでは違和感はありませんでしたね。(一応は傾いた家に連れて行くまでの過程で女奴隷が歩いている姿を見たが、目に付く特徴が無かった為にこの悪魔の記憶に残る事も無く。ただ、逆に言えば同じ様に黒紫も印象に残らない歩き方をしていた為、不都合は無いのかもしれないだろうが。)まぁ、少しばかり走る所が気になった気もしますが。(自身が感じた感想を告げた後、続けるように微妙に気になった点を告げるか。) [Mon 15 Sep 2008 23:44:58]
◆女奴隷 > ―― いえ。 ( 視線が合い、上司さまから労いの御言葉頂けたことには、軽く 首を振って。 ―― 次いで。 元の姿に、との命に 頷いて。 ) … 有難う御座います。 自分では、良し悪しが余り分かりませんでした、から そう云って頂けると ホッとします。 ( ゆっくり。 外套のなかに覆い隠されるようなカタチとなれば、 じわ、じわ… と。外套のなかで、女奴隷の容姿は変化してゆき …やがて、ひとりの少年の姿にまで 変化を遂げることでしょう。 ) [Mon 15 Sep 2008 23:35:35]
◆デュラハン > (宙を歩きながら貴女の姿を追う悪魔。やがて孔雀鳩が導いた場所で立っていた貴女が振り向き、その目と目が合えば)ご苦労様でした。(労いの言葉を告げながら階段を下りる様に徐々に高度を下げ地面に足をつけよう。)周囲に人は居ませんが・・・とりあえずは元に戻ってください。(流石に外に居る時に逃亡中の奴隷の部下と接触するのは何かと問題がある為に、まずはその姿を他人に見られても問題の無い本来の姿に戻すように指示を出して。)中々様になっていましたよ?(それから外套を開き部下を覆い隠すようにすれば、ちゃんと貴女を監視しサポートしていた事を暗に意味する言葉を告げるだろう。) [Mon 15 Sep 2008 23:26:06]
◆女奴隷 > ( ―― 普段。 在ることが当然、と思っているものほど、無くなってみてその便利さ大切さが分かる、とか。 天邪鬼な奴隷は今、痛感していた。普段何気無く履いている草履、無くなってみたら裸足に当たる土が 思いの外、痛い事とか。 ) あ、 ―― 少し、 切った かな。 …… ( 悪戦苦闘しつつ、鳩さまの後を追っていた奴隷は。 …着地為さった、鳩さまの視線の先。 ふと、振り返った先 …見慣れたお姿確認すると、軽く 安堵の息を零して。 ) [Mon 15 Sep 2008 23:17:30]
◆デュラハン > (要所要所で下手糞な着地をかます孔雀鳩の姿を主が見れば、一体誰に似たんだか何て思いながら小さく息を吐いて。それから孔雀鳩が飛び発てば、その後を追う様に奴隷が駆け出して。ただ、恐らくは自身の身体を完全に作り変え擬態したと言っても、その全てを真似できる訳ではないという事なのだろう。走るとなった途端に微妙に違和感と言うか不慣れな感のある部下の後姿を見れば、内心「今更走る様子まで確認できないな」何て事を思って。ちなみに背後何て見えないし部下の事もそんなに気にしてない孔雀鳩は、背後の足音と気配を頼りにある程度以上の距離は取らないがそれなりの速さで飛び回りながら誘導するだろう。)(やがて孔雀鳩が人目に付かないこの場所での死角、言うならば誘導先に辿り着けば今度は綺麗な着地をし・・・貴女の後ろから空を歩き向かってくるだろう主の居る方に視線を向けて。もし、貴女が空を仰ぐ孔雀鳩の視線に気付き、振り向いたのならばそこには見慣れた姿が見えるだろうか?) [Mon 15 Sep 2008 23:07:33]
◆女奴隷 > ( 幾度目に視線彷徨わせた頃、だろうか。 ―― ひょ ゥ、と 風を切るような音が耳に届き。音を辿るように巡らせた視界、すィ と横切ったように見えたのは、見慣れた孔雀鳩の姿。やはり、先ほど聞こえたように思えた声は『あの方』のものだったんだ、と確信を。 奴隷に擬態している、天邪鬼の視点からはその孔雀鳩さま。 ずざァ――、と云う擬音付きで着地。此方を一瞥するそのお姿は、「黙って俺について来い。」と仰っているような …そんな思いに駆られた奴隷は、 ) … ま、 待って ――これ、 いつもと違って走り難い ん、です ッ ( 加えて、今は女性の身。普段と身のこなしも異なってしまう。… 軽く 息を切らしながらも、後の追ってゆき。 ) [Mon 15 Sep 2008 22:54:57]
◆デュラハン > (非常階段の上に足音を立てず降りた悪魔は、状況確認をさせている自身の使い魔からの応答を待ちつつも監視続ける。やがて奴隷がその場から動かずに視線を彷徨わせているのを見れば)「そろそろ退いた方が良さそうですかね。」(そう呟くと同時、自身の外套の内からカラスの様に黒い羽を持つ孔雀鳩を一羽取り出し奴隷の方に向け飛ばして。非常階段の主の手元を離れた孔雀鳩は一度奴隷の傍で旋回しその前でいつもの様に下手糞な着地をすれば、貴女を一瞥した後にまるで追いかけて来いと言わんばかりの動きで人の居ない通りから死角となる場所に飛んでいくだろう。) [Mon 15 Sep 2008 22:42:45]
◆女奴隷 > ( 視線には気付けなかったこの奴隷 …であった、が。 ) 酷い、匂い …… ( 不服そうな、呟きが零れる。 …程なく。 頭上から、何か 呟きのようなものが聞こえた気がして。更に、それはヒトのコトバではないように聞こえた。――では何故、この奴隷がそのコトバを解せたのかと問われれば、それを発した方同様。この奴隷のなかみもまた、ヒトデナシであると云う事実。擬態している、と云うその事実 …明確にするのが遅過ぎました。 なかのひと が、全力で謝ります。 さておき。 ) 気の、 所為 … かな ( そうそう、あのコトバを発する者が居るとは思えない が。… 『奴隷』は、周囲に視線巡らせ始めることでしょう。 ) [Mon 15 Sep 2008 22:22:45]
◆デュラハン > (身を隠し息を潜める奴隷と同じ様に気配を殺す人型は貴女が「居る位置」を理解すれば)「この先の状況の確認をお願いします。」(人には聞き取れぬ言葉でボソボソと呟いた後、建物と建物の間にある「何も無い」に足を傾け、ゆっくりと貴女の傍へ向かおうとするだろう。ちなみに奴隷は未だ気付いていないだろうが、監視する視線は上空のこの人型だけではない。貴女を追う彼をこの場所まで導いた彼のこのヒトデナシの使い魔も貴女の姿をしっかりと観察している事を追記して。)(もし貴女が男の存在に気付く事無くその接近を許したのであれば、男は貴女の傍にある建物の非常階段の上、丁度二階の辺りにその足を下ろし貴女に近づく為の機を窺う事にするだろう。) [Mon 15 Sep 2008 22:11:36]
◆女奴隷 > ( 人目を避けた、とは云えまったく人目につかぬ場所など見つけられなかったのだろう。 ――その証拠に。 奴隷は気付いていなかったけれども、今現在。自身に注がれている視線が確かに 在って。 ) ( … ふと 奴隷は夜空を見上げる。 雲に隠れた月。灯りのない、曇り空を見上げ 何を思っているのか。 すぐに、その視線は地に落とされて。奴隷は、俯き気味に、吐息を ひとつ。 ) [Mon 15 Sep 2008 21:53:35]
◆デュラハン > (暗黒街の通りを歩く女から見ればその視界の遥か上空、立ち並ぶ建造物の列達の頭の上の端っこ。少なくとも普通の人間は道として使わないし使えないその場所を一体の人型が歩いていた。)・・・・・・。(夜の空に溶けそうな色の外套を纏う男は、外套の内にある無描の仮面に空いたから浅い呼気を吐き出しながら眼下の人影を静かに目で追う。) [Mon 15 Sep 2008 21:39:06]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『逃亡者を見張る視線』 [Mon 15 Sep 2008 21:33:30]
◆女奴隷 > ( ―― それは 何処にでも居そうな、ごく普通のイエロティアの女。けれど幾つか、相違点が在った。 普通のイエロティアの女性は、このような時間、このような場所には居合わせないだろう。そして、その身なりと云えば掻き集めた襤褸布を身に押し当てているだけ、と云う 何とも無防備と云えるであろう格好で。そして、普通のイエロティア女性の右手の甲に、奴隷の刻印が刻まれている、と云うことは有得ない。 )( スラムの傾いだ家から抜け出てきたこの奴隷、人目を避けに避けて、此処まで辿り着き。 こうして、息をひそめているのだった。――そしてこの奴隷は知る由も無い。自分が、奴隷ギルドに逃亡奴隷として認識されている、と言う事実。 奴隷はただ、ちいさく震えていることしか出来ず…。 ) [Mon 15 Sep 2008 21:13:44]
◆女奴隷 > ( 曇天。 ―― 季節柄、澄んだ空に月を臨めぬことを嘆く人も多い今日この頃。 然しこの奴隷にとって、今宵の天候は恵まれている、とでも感じているのだろう。 薄汚れ、所々欠けている廃屋の壁。それを背に、奴隷は地面に座り込む。 ) [Mon 15 Sep 2008 21:04:02]
お知らせ > 女奴隷さんが入室されました。 [Mon 15 Sep 2008 21:00:15]
お知らせ > 黒衣の女さんが退室されました。 [Sun 14 Sep 2008 08:34:59]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( ヒーロー求めて東へ西へ。 )』 [Sun 14 Sep 2008 01:50:39]
◆黒衣の女 > ではお気をつけて……気まぐれに襲ってくる、変なのもいます。十分お気を付けください、と頭を下げ返す。背後から十とその姿を眺めて ふうん、活劇の、ね。 [Sun 14 Sep 2008 01:47:58]
◆リコ > …………そうですね。 正義の味方は、みんなの憧れでなければいけないですから。 ( だからこそ会ってみたいと、そう思ったのだが。 ) まあ幸いにもここらを警邏している知人がいますですので、そちらに協力を頼むとしますですよ。 ( まあツヤコさんも暇ではないだろうし、できればだけれども。 ) はい、そうさせていただきますですよ。 それでは私は、警邏を続けますですので。 ( これにて、と小さく頭を下げて、来た時と同じように歩き始めて。 ) [Sun 14 Sep 2008 01:40:57]
◆黒衣の女 > ……なるべく、変なhなしにならないうちにおさまるといいですね。 ヒーローっていうのは、子供にとってネガティブなイメージが付きまとっちゃけません。 …………うん、団として、というのはやっぱり難しいでしょうし……かといっていきなり相手に会えるでもなし。 (是非、入りあいで詳しい方がいたら頼んでみれば?と勧めて) ………h事件の顛末、落ち着いたらぜひ教えてください [Sun 14 Sep 2008 01:36:03]
◆リコ > まあ精々が過剰防衛というか、目的が救助だったようなので逮捕まではいきませんですが、最低でも任意同行はしていただきたいのですよ。 ( 現状では逮捕はできない。 被害者も今のところ悪党だけ。 その悪党の被害者も擁護するような発言をするだろう。 ) …………あー…………………なるほど。 ここは暗黒街ですものね。 まあそれに関しては………一応団内で掛け合ってみるですけれど。 ( リコ自身はマフィアと接点もなく、そもそも彼らを前にして我慢できないたちだ。 それに………多分、団はそこまではしない。 いなくなってしまってそのまま忘れ去られるのがベストだろうから。 ) [Sun 14 Sep 2008 01:31:12]
◆黒衣の女 > (それでしたら、マフィアの方にもお話をしておいた方がいいんじゃないか、と切り出す) もし捕まえるこができた場合、おそらくそ捕まえた人間はチンピラの類。生きて確保したいのなら、その胸伝えておかないと最悪そのまま海にお森付きで…… [Sun 14 Sep 2008 01:27:20]
◆黒衣の女 > あぁ……そういえば確かにけが人まででいるんでしたっけ…………わかりませんねぇ。どうしてこんな目立つことを…………正義のヒーローになってみちのか、そもそも何かのカモフラージュなのか…………なるほど、そのあたりもはっきり察せるための逮捕なんですね? [Sun 14 Sep 2008 01:24:52]
◆リコ > 劇の中だけでしたらヒーローも結構なんですけれど、そういうのを実際にやられると困るのですよ。 ( 半分は自警団のメンツとして。 もう半分は、危険性の問題。 ) 強いらしいということは分かっているですけど、かなりのやんちゃさんみたいですからね。 そういうので怪我して死んでしまうこともありうるですし、………なにより、本人は正義と思っていても、実際には悪党相手の暴漢ということに変わりはないですから。 [Sun 14 Sep 2008 01:21:24]
◆黒衣の女 > あーっ! はいあはい、子供たちで見歌ことがある、という人も多かったですし……なかなか面白そうな話ですよね [Sun 14 Sep 2008 01:17:27]
◆黒衣の女 > ……そう、そう。まさに、下っ端は……ね。 まぁもともとそんなに肉を食べる方でもないし……月に一度点検してくれれb結構。 つまりは京がそれにあたる日だった [Sun 14 Sep 2008 01:16:43]
お知らせ > 黒衣の女さんが来ました。 [Sun 14 Sep 2008 01:15:10]
◆リコ > ( リコも割と肉食なので気が合うかもしれない。 まあ、般若湯はやらないが。 アマウラでは偉い僧侶ほど赤豆腐だのなんだのとおいしいものを食べているらしいけれど、どうなのだろう。 ) ふふふ、それはシスターも同じです、と暗黒街のシスターに言うのは少々失礼かもしれませんですね。 ( くつくつと笑って、リコは答える。 よそ者のリコと、名の知れた相手とでは雲泥の差だ。 ) 事件、というほどのものかどうかは微妙なのですが………そうですね、シスターはご存じではないですか? 最近、ヒーローを気取った方が出没しているそうなのですが。 ( そしてそれは現在公演中の連続活劇、アイゼンリッターによく似ているのだそうだ。 ) [Sun 14 Sep 2008 00:32:31]
◆黒衣の女 > (ばっちり肉食の日々を送るシスター。 アマウラのほうの僧侶は食べチャラだめらしいのだけど……だから太った人がすくないのかな?) それもそうですね……けど、一人ですと危ないですよ? えぇと…… (少しだけ性別を決めあぐねているようだが、一つうなづき) ほら、女性の場合は特にね。 (何か事件があったんですか? と興味を示してたずねる) [Sun 14 Sep 2008 00:26:24]
◆リコ > ええまあ、下っ端ではありますですが。 シスターも暗黒街では大変でしょう? ( シスター。 暗黒街。 口にしてようやく思い出す。 暗黒街に存在する教会の話を。 この人か、と改めてまじまじと。 ………シスターって生臭アリだったっけ。 意外と敬虔な信徒ではないらしいリコ。 ) まあ暗黒街まで同行してくれる同僚はあまりいないもので、ご覧のとおり一人ですよ。 ( 頼りないかもしれませんが、と苦笑い。 制服を着てはいるがコートでそれは見えず、洋装のなかにひとつ、腰の刀が浮いているかもしれない。 ) [Sun 14 Sep 2008 00:19:56]
◆黒衣の女 > ……っ。 (何か、観察、というか少し何か違う見地が混じったような視線にわずかにたじろいで) あらまぁ、自警団の方!? (ちょっと驚いたように、口元に手を当てて。ちなみにつつみからは、焼いた肉の匂いがする) それは御苦労さまですね……ひとりで? (そういいながら、ふと女の眼が周囲を舐めるようになり、リコの服装や……武器を探すように動く) [Sun 14 Sep 2008 00:14:14]
◆リコ > ( シスターとはいえ女性は女性。 リコアイは容姿体型その他をチェック。 スレンダーでお美しい。 指をなめる姿もセクシー。 そんな姿をなめるように見るリコは変態的かもしれない。 ) え、あ、はい、こんばんはです。 ( リコもまたごまかすように微笑んで―――それでも女性用のとっておきの笑顔だが―――ご挨拶。 ) ええ、まあ、 ( そんなところです、と答えようとして、いやいやシスターに嘘をつくのもどうだろうと妙な思考に至り。 ) いえ、自警団のものです。 現在は警邏中なのですよ。 [Sun 14 Sep 2008 00:10:07]
◆黒衣の女 > (女は、何やら包みの中に指を差し入れ、何かつまみ食いているようだ。指を少しだけくわえて何かをなめとれば、ハンカチーフを取り出し吹いて……そこまでしたところで、ようやくリコに気づき、ごまかすように笑顔を浮かべて) ……今晩は。 (女も、ん? というような顔をしながらリコを眺め、こんな風に切り出した) ご散歩、ですか? (とても散歩をする場所ではない) [Sun 14 Sep 2008 00:06:39]
◆リコ > ( 歩いて行く先に、場違いな姿。 こんな場所で修道服など見るとは思わなかった。 またそれ以上に、ずいぶんと鮮やかな髪色に、リコは思わず、目を見開いてまじまじと眺めてしまった。 ) いえいえ、失礼ですね、これは。 仮にも神に仕えるシスター…………ん? ( 暗黒街。 シスター。 この組み合わせはなんだか聞いたことがあるような気がする。 誰だったか、とあごに手を当てて思わず立ち止まって考えて。 ) [Sun 14 Sep 2008 00:00:06]
◆黒衣の女 > リコの前、どこか店の勝手口から出てきた女も、その場にそぐわない類の恰好だった。何か食べ物を包んでいるらしい包みを抱えた女は、パプテスの修道服のような恰好をしており、そのくせ派手に髪を染め上げていた。もしかしたらバンクルの類なのかもしれないが。そしてその人影はリコの方に近づいていって) [Sat 13 Sep 2008 23:55:16]
お知らせ > 黒衣の女さんが来ました。 [Sat 13 Sep 2008 23:48:57]
◆リコ > 純粋に、罪なき人を思っての行動であるならば良し………しかしヒーローの皮をかぶった悪党である可能性も、無きにしも非ずですよ。 ( 人気取りのための目立つ格好。 知名度のある英雄像。 そうしながら裏では、なんていうのは一番許せないタイプだ。 どちらであるにせよ、自警団員として接触しなければなるまい。 そう思い立っての本日の警邏。 今のところ収穫は、ない。 目立っても出てこないだろうと制服の上にコートを着込んで、自警団であることは隠しているが………。 ) ……………もしかして、私自体が場にそぐわないのですかね。 ( なんて呟きながら路地を歩いて行く。 ) [Sat 13 Sep 2008 23:44:10]
◆リコ > 大きな口では言えないですが、正直なところ目的が同じであれば、って思っちゃうですよね。 ( もちろん、自警団という名ではあるが公の権力のモノ、それが民間人に先を越されるというのはよくないのだろうが。 ) まあ、最近流行りのアイゼンリッターに感化された民間人、という程度でしたら補導して厳重注意、ってところですが………。 ( 気になるのはその「正義の味方」に捕縛されたチンピラたちの発言だ。 証言によればかなりの手だれで、というよりは人間と思えなかったそうだ。 ) [Sat 13 Sep 2008 23:34:17]
◆リコ > ( しかし今回ばかりは、ツヤコさんに頼るわけにもいかなかった。 個人的な事情であるならば頼ることもできるが―――これは自警団の問題だ。 ) 鉄仮面のヒーロー……………馬鹿げた話ではあるですが、都市伝説ならばともかく、被害者、容疑者ともに証言として口頭に上るならば………実在、ということなのですよ、多分。 ( 既に団内でも問題として取り上げる者もいる。 無辜の民のピンチに颯爽と現れて、瞬く間に悪党を蹴散らす正義の味方。 それは自警団の存在価値、メンツにもかかわる。 まあリコとしては純粋に、その正義の味方というものに興味をひかれただけなのだが。 ) [Sat 13 Sep 2008 23:24:12]
◆リコ > ( 大学と暗黒街。 前者は治外の法権、後者は治外の無法故に、自警団は介入が困難である。 だが不可能というわけではない。 固有の法にあわせるならば、大学に踏み入ることもできる。 暗黒街も同様だ。 固有の無法に合わせるならば、暗黒街にも踏み入れられる。 すなわち、暴力というものに対する覚悟があることが、踏み入れる最低条件。 ) ふぅ……………ツヤコさんに同行を頼んだほうがよかったかもですね……。 ( リコにも覚悟はあったが、しかし、やはり実際の空気というものは違う。 何度来ても、リコには慣れない空気だ。 ) [Sat 13 Sep 2008 23:14:08]
◆リコ > ( ヴェイトス市暗黒街。 清濁のうち濁の集ったところ。 法からはみ出ながらも、ある意味において市の懐の最も深いところにある地帯。 無法でありながら秩序を持ち、秩序がありながら流動する複雑さゆえに混沌へと陥る魔境。 地味なコートに一振りの刀を帯びた、一見少年ともとれる姿が一人、その街を歩いて行く。 少年のような少女の名前は、リカルド・アンブロッシオ。 隠してはいるが自警団員リカルド・アンブロッシオ、といった。 ) [Sat 13 Sep 2008 23:04:30]
お知らせ > リコさんが入室されました。 『( 「鉄仮面の男」に関する調査。 )』 [Sat 13 Sep 2008 22:58:35]
お知らせ > フレッタさんが退室されました。 [Sat 13 Sep 2008 02:47:09]
◆フレッタ > まぁいいさ――― 今まで分みんなには楽させてあげないとね。 すぐ行ってくるよ。(紆余曲折がどれだけあっても、此方に戻ってからは店長代行。 歪んでる部分はとっとと直して、売り上げを上げる事を考えてなければならないのだ。 前任者に文句言っても始まらない。) おし、がんばるぞっ。 ―――あ、コレ荷物だから奥の倉庫に一度入れといて? お店、ヨロシクたのむよっ♪(私物を倉庫に放り込んだら仕事着スタイル。 元来た道を上って、街に歩き出すことになるか。 挨拶回りついでに、街の現状も把握しておこう。) [Sat 13 Sep 2008 02:46:20]
◆フレッタ > やぁ、みんな♪ ・・・留守中ご苦労様。 問題なかった? ・・・ありそうな顔だね。(久々に見た――はじめてみる顔もある が――店員の表情は一様に明るく、嬉しげなもの。 店長代行として、出勤を喜ばれるのは冥利に尽きるというものだが―― 挨拶もそこそこにメモとか鍵束とかを一斉に取り出し始めるという挙動はまた別の波乱を予感してやまない。) ・・・・・ガンビエの旦那の所から僕が抜けた分の補充要員が来てた筈だったよねぇ。(経営と実務は違うのです、と解説されつつ、目の前に報告の束を置かれてしまった。) ――たまんないなぁ。 初日からニクタイロウドウだなんて。(描いてあるのは顔出してくるべき場所のリストと不在時の推移らしく。 がっくりきた。 旅の疲れ取りもそこそこに、でかけねばならない様子だ。) [Sat 13 Sep 2008 02:37:25]
◆フレッタ > (階段を早足に下りると、扉の前で深呼吸。 もう咽たりしない。 髪型を整え、服装をチェック。 ついでにポケットに手を突っ込んで、なくすと不味いからカバンにしまっていた事を思い出し、カバンに手を突っ込んで一本のカギを引っ張り出した。 元の部分に小さく黒い宝石をあしらった、此処のマスターキーだ。) こんばんわ―― そして、お久しぶり! ”瑪瑙の鍵”♪(主の帰還を証明すべく、鍵穴に滑り込ませて、くるりと回転させた。 ――抵抗感は無い。) ・・・・折角だから演出があってもいいのに。 わざと鍵かけといてくれるとかさ。(開店中だから仕方ないのだが。 無茶な注文を虚空に投げ終わったら、扉を押し開けて店内にGO、だ。) [Sat 13 Sep 2008 02:24:38]
◆フレッタ > この橋もいつも通ってたっけな―― (清流でなく何が流れてるかわからないドブ川だったりするが、石のアーチを踊るような足取りで通り抜ける。 奇異の眼?気にしない。 記憶が確かなら、此処はアホなり尿なり垂れ流しでも怒られない場所だ―― 後者はやらないし、変わっていなければ だが。 街の変化の概要も、追って色々知る事になるだろう。) そしてこの先に――小さな下り階段♪ うん、変わらないっ。(歩みつつ、びし と指差した其の先に、言うとおりのものがある。場所も形も忘れるものか。 遠くへの輸出事業に長い事駆りだされていたが、此処こそ我が城。 我が塒。 我が店舗だ。) [Sat 13 Sep 2008 02:17:43]
◆フレッタ > んっ・・・・・・ ぇふ、けふっ…! はゃ―― やっぱり臭いや。 これじゃ毎日お風呂に入りたくもなるさ。(久々を体感するには深呼吸だ! ってことで夜の空気をめいいっぱい吸い込んで、初めて煙を咥えたガキの如く咽た。 別に有毒ガスで曇ってたりとかそういうレベルではないが、大きな取引に同行 ってことで色々市外を旅させられてた自分にとっては此処の――なんていうか、人間とそれ以下の匂いが、少々鼻につく。) ま、実感湧くからいいか。 帰ってきたー って。(名所に到った観光客みたいに、周囲見回して現状&変化を確認したりしつつ。) [Sat 13 Sep 2008 02:08:51]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『フレッタ=ビーチェのせわしない日々リターンズ。』 [Sat 13 Sep 2008 02:07:06]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(こいつら縛って、自警団詰所前にでも放り出すか)』 [Sat 13 Sep 2008 01:41:48]
◆アイゼンリッター > はぁ……ハァ……は、ァ……はぁ………(息を切らして、着地する。 結果だけみれば2対1で勝ったようなものだが、実際は違う。 奇襲で1人。全力で1人。それも幅を利かせるようなゴロツキではなく、下っ端のチンピラ相手に、だ。 糞。 まだまだ力が足りない。 仮面の下が暑い。 ヘルメットを脱ぎたい。 糞)……もう、大丈――(おまけに。 僕が声をかけると、女の子は慌てて立ち上がり、横をすり抜けて走り去ってしまった。 ……やれやれ、だ。 溜息を吐いて、苦笑い。 ただの変人にしか見えないのだろう、きっと。 褒められたいわけじゃあ、ないから。良いのだけど、さ)……………さて。(折角ロープもある事だし、気を取り直して――) [Sat 13 Sep 2008 01:41:13]
◆アイゼンリッター > (あ、でも――前回よりは落ち着いていられる。まだ刺されていないのと、ちょっと慣れたからか。 深呼吸を一回。 前回は受けに回って、刺された。 だったら、今度は――攻める)…………………ッ!(路面を蹴って、飛び出した。 相手がナイフを構える。 わかってる。 でも、単にパンチを打ち込むような、生易しい事はしない。 ヒーローなら、「決め技」があるもんだ)オ、アァアァアァアァァアァァッ!!(……まあ、力を貯めて放電する余裕も、技名を叫ぶ余裕も無いのは、僕がまだ未熟だからだけど。 全身防具で固めているとは思えない程度の跳躍を、果たして相手がどう感じたかはわからない。 が――次の瞬間には、その胸にチェーン付のキックを叩き込む。 骨の折れるような鈍い感触。 僕は、鉄仮面の下で顔を顰めた) [Sat 13 Sep 2008 01:32:35]
◆アイゼンリッター > (――さて。 アイゼンリッターの戦術としては簡単なものだ。 『強そうに見せる』 只管に、それだけ。 突然上から現れるという登場。奇抜な格好。鋭く重いパンチ。何発殴られても倒れない肉体。 それが単にフック付ロープでよじ登っただけであり、ヒーローショーの舞台衣装を着てるだけで、砂鉄入りのグラブをつけているからパンチは重く、頑丈なのはバンクルだからであっても、バレなければ超人だ。 ようはそれだけの話)(さすがに防具をつけてないチンピラとあっては、さっきのパンチで戦闘不能にまで追い込むことができた。 幸先の良い出足。 2対1じゃあ、何処まで戦えるかもわからないし。 油断無く構え――奥にいる、怯えた目をした女性へと頷いた。服装からすると水商売か、娼婦か、まあ関係はない)……もう、大丈夫だ。(とはいえ、こっちは大丈夫じゃあない。 いきなり仲間を倒されて動転しているとはいえ、もう一人の男は手にナイフを持っていた。 革製の鎧でも、角度次第では簡単に貫く事ができる。 コアさえ無事なら何とかなるとはいえ――さて、どうしたもんか) [Sat 13 Sep 2008 01:23:21]
◆アイゼンリッター > (ダンッ!と着地すると同時に、脇腹の傷がズキリと痛んだ。 ああ、念のため言っておくと――高いところから飛び降りて出てくる事に、特に意味は無い。 うん。 でも――相手は『驚く』 それが重要。 「なんだテメェッ!」 振り向いたチンピラの一人が声をあげる。 無視。 喋っている時間さえ惜しいのだ、此方は。地を蹴って走り、拳を捻りながらのパンチを打ち込む。 ――さすがに砂鉄入りとあって、重く、鈍い。 見た目だけは速く鋭いそれは、奇襲という事もあって――ズンッという音を立てて、ゴロツキの腹にめり込んだ)そ――(違う。声を作れ)そこ……までだ……ッ(地の底から響くような、威圧的な声。 そう、スイッチを入れろ。お前はカインじゃあない。アイゼンリッター。犯罪者を怯えさせるに足る演技をしてみせろ。 それ以外に、こうやって戦って生きていく術はないんだ) [Sat 13 Sep 2008 01:16:55]
◆アイゼンリッター > (まず、音を立てないように気をつけて移動し、路地の入り口へ。 こんなところまで入り込んでくる自警団はいないだろうから、奴らはあまり見張りに気を配らないらしい。少なくとも、下っ端は。――これも先日学んだ事だけれど。 今回も、同様)…………よし。次だ。(買って以来、シーバッグに放り込んだままだったフック付ロープを取り出し、先端を振り回し、3mほど上に引っ掛ける。 ガチリ、と音。 数度引っ張ってから、ロープを使ってよじ登る。 ――気付かれて無いと良い、というか目撃者がいないと良いけど。 あんまりにも馬鹿っぽいから。 上から路地の様子を伺って――)…………的は、二人。(好都合にも、二人して女性の方に夢中だ。 強姦か、強盗か。多分両方。まあ、女にしたってこんな場所を一人でうろついているくらいだから、真っ当な素性じゃないだろうけど)(息を大きく吸い込み、吐いて、そして――跳ぶ) [Sat 13 Sep 2008 01:08:00]
◆アイゼンリッター > (僕の標的――というと、まるで自分の方が犯罪者みたいだ。まあ、間違ってはいないか。結局、やってることは犯罪者相手の通り魔みたいなものだし――は、さっきも言った通り『私利私欲の為に他人を犠牲にする』連中だ。 マフィアやギャング、ヤクザの組織的犯罪と戦えるとは思えないし、戦う気もしない。 そりゃあ、彼らが暴利で金を貸していたり、薬を販売したりすることが、結果的に治安の低下に繋がるんだとは思うが――それよりもまずは、目の前で行われている強盗、窃盗、強姦、そういった行為を止めることが先決だ。 まあ、そういう事。 結局、まだ自分が臆病なだけかもしれないが)……………………。さて(路地裏へと駆けていく女性。その後を追う男が二人。 出来すぎたシュチュエーション。 でも、見たからにはどうにかしなきゃいけない) [Sat 13 Sep 2008 01:01:02]
◆カイン > (だから今日、僕は、再びここにいる。 馬鹿げた行為と言われようが、死にに行くようなもんだと言われようが、少なくともそれで一人くらい助けられるなら、安いもんだと思う。 まあ、多分に自己陶酔的な思考かもしれないけど)……やらないよりは、やるべきだ、よなぁ。(コートを脱げば、その下はボディスーツだ。シーバッグから装備を取り出し、支度を始める。 まずは昨日購入したグローブを嵌め、目出し帽を被り、それから全身にアーマーを装着。 ブーツには革のベルトでしっかりとチェーンを固定。 首の繋ぎ目を隠し、守る為にマフラーを巻きつけ、最後には鉄仮面。 これで、準備は万端だ。 路地裏に隠れたままで準備を終えた僕は、大きく深呼吸をした。 さあ、行こう) [Sat 13 Sep 2008 00:48:57]
◆カイン > (そりゃまあ、この世界には色々と正義だとか悪だとか――それこそ天使や悪魔だって存在するわけだけれど、僕にはどれが正しいのかなんて、良くはわからない。 でも、一つ言えるのは、自分の私利私欲の為だけに誰かを傷つける事は悪だ、という事。 そして、それを阻止するのが正義、なのだと思う。 まあ、実際のところはそれだって『正しい』のかどうかはわからない。 お腹を空かした子供の為に食べ物を盗む母親は悪なのかどうか、わからない。 だけど――この前、女の子を助けた時の事を思い出すと、行動するべきなのだという思考は揺らがない。 僕じゃなくても救えたとは思う。僕じゃなきゃダメだとも思わない。 でも、あそこで救える位置にいたのは、僕だけだった。 そういう事だ。 だから――僕が信じる正義は、こういう事で。 せめて僕は、その味方でありたい。 正義の味方でありたい) [Sat 13 Sep 2008 00:44:10]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(正義というのは多分、そんなに難しい話じゃあない、と思う)』 [Sat 13 Sep 2008 00:36:02]
お知らせ > ヨハンさんが退室されました。 [Mon 8 Sep 2008 23:06:28]
◆ヨハン > ………………ふん。 印が見えていては私も迷惑だから、それを作ってやっただけだ。 ( 相変わらず顔をそむけたままだから、それは随分と説得力のないせりふだった。 結局、うろちょろするなと怒りながらも、ここを肩にあててここを巻いてここを結んでと、一から十まで教えるヨハンなのでした。 ) [Mon 8 Sep 2008 23:06:27]
お知らせ > オブシディアンさんが帰りました。 [Mon 8 Sep 2008 23:04:00]
◆オブシディアン > ( ふィ、と …そっぽを向かれてしまわれたヨハンさま。そのご様子に黒の触覚がほんの僅か、しゅん、と萎れ掛けた …ものの。付け足された御言葉。そして、手のなかに ぽすん、と放られ落ちた 『なぞのぶったい・えっくす』 を大事に持ち直し。 ) ありがとー。 …たぶん、だけど、さー。 もしかしたら、ボクも ヨハンと同じ、かもー。 ヨハンが、ボクにって これ、作ってくれたのと ボクが ざくッ、ってやったの。同じ、なんだと思う なー。 ( ぽつり、ぽつり …考えを整理しながら。口にし終えて、ヨハンさまの御言葉待つかのように …その表情見遣っていたのも束の間。じっ、としていられないのでしょう。 「なぞのぶったい・えっくす」の装着方法を早く教えて頂きたくて、ヨハンさまの周囲をうろちょろとし始めるのでした――。 ) [Mon 8 Sep 2008 23:02:58]
◆ヨハン > ( 世にいうツンとデレの片割れだ。 手に持ったままの命名「なぞのぶったい・えっくす」を、ぽい、と放ってやって。 ) [Mon 8 Sep 2008 22:47:26]
◆ヨハン > ( なんだそれは、もっと理路整然と話せんのか、とヨハンは思ったそうだが、この子供と付き合うようになってからいくらか神経質も軟化したようで、思うだけで口にはしなかった。 だが、 ) ………意味がわからん。 私がお前に心配されるようなことなどない。 子供のお前ができることなど対してないのだ。 ( ふん、と冷たくあしらって、ヨハンはそっぽを向いた。 ) だから…………別にそこまでせんでもいいのだ。 ( もごもごとそう付け足すのは、まあなんだ、世にいうツン [Mon 8 Sep 2008 22:46:55]
◆オブシディアン > ( 何故だ。 印を、自身を傷つけた …その動機。何処か困っているかのような、貴方に尋ねられると ) んー …。 ボク、 むずかしーこと、わかんないけど。いっこだけ、わかるよー。 ボク 別に、ヨハンのかおいろうかがってる、とかじゃなくって …かおいろ、うかがうのだったら、ボク、どっか行くもん。檻から出たときみたいに、さー …だから。 んー …っとォー ……ぁ、 何か。ばくはつ、しそう。頭、ちゅどーん、て …。 ( 子どもなりに、思考回路フル活用しているのでしょう。臨界点が近いようです。 ) ボク、 ヨハンが困ってるの、しんぱい、だから、かなー。 ……うん。たぶん、そう。 だから、ボクが出来ることで ヨハン、いっこでも 困ること、なくなればいーな、って。 ( 考え考え、……漸く。答えめいたものに辿り着いたようです。 ) [Mon 8 Sep 2008 22:40:39]
◆ヨハン > ( 教養という言葉を教えるお勉強から始めなければいけないようだ。 ヨハン自身もさほど頭がいいとはいいかねるが……しっかりしつけてやろうと決意したとか。 ) そ、れはそうだが……………何故だ? 私は、ただお前を拾って、使ってやっているだけだ。 そんな私の顔色をうかがって、自分に苦痛を与える必要なんてないだろう? ( ただの、ただの家主で、雇い主で、そんなものだろう。 気にすることは、ないだろう。 今までも気にせず、自由にやってきただろうに。 困惑気味にヨハンは尋ねた。 ) [Mon 8 Sep 2008 22:26:39]
◆オブシディアン > … きょーよー ……? ( それって食べたら美味しいのだろうか。などと条件反射で考えてしまった子どもには確かに、教養を身につけることが必要不可欠なようです。 お勉強しましょうね、と仰られるならば 「えー。」 とか物凄く嫌そうな顔をすること間違い無しです。 … さて。 印を凝視為さっているヨハンさま。そのご様子を不思議そうに見遣っていた子どもは、 ) うん。 ボクが、やったの。 …… いたいのは、ねー 好きじゃない、し どっちかってゆーと 嫌い、だけど。 そんなこと、ゆってたら 出来ないじゃん? ざくッ、って ―― ( 痛いことは嫌、だけど。それよりも、この印が読めてしまっていたことの方がもっと、嫌、だったのでしょう。 痛いの、ガマンしたよー、と。 ) [Mon 8 Sep 2008 22:20:52]
◆ヨハン > そうだな、今のお前には無理だな。 怖くて教えられん。 …………そうだな。 お前には針仕事だの何だの以前に、教養というものが必要かも知れん。 ( お勉強しましょうね、ということである。 かといってこの無垢な目で、流暢にケチとかつけられたら泣くかもしれない。 ) ……………………………………。 ( 嬉しそうに告げる子供に、言葉を失い、思わずまじまじと凝視してしまう。 ) お前、自分でやったのか? 痛いのは嫌いだろう? [Mon 8 Sep 2008 22:10:59]
◆オブシディアン > ( ――手を出さなくてよかった。 針でぶすりとヤられたら、堪ったものではありません。 さておき。 危険なかおり纏った命名方法、貴方の御感想耳にした子どもは、 ) …じゃあ、 ボクにぴったんこ! ヨハン、すごいなー。 ボク、 そんなの、ぜったい できないもん。 ……… せんす? ボク、 そんなの いっこも、 もってないよ。だから、ボクのせんす、わからなくなるってこと、ないんじゃないかな。 ( 何やら、思案していた子ども。 肩の印を問われれば、 ) これ? このまえ、ナイフでやったんだー。 そしたら、よめなくなったでしょ。 だって、ヨハン …これのこと、気にしてたみたいだった から。 ボク、 これ …よめなくしたの。だから、ヨハンが気にしてるもの、なくなったよー。 ( それはもう、得意気に。嬉しそうに告げることでしょう。 ) [Mon 8 Sep 2008 22:05:38]
◆ヨハン > ( 手を出さなくてよかった。 この完璧主義者はもしかしたら針でブスリとやったかもしれない。 最後のフリルをつけ終えて、満足したように糸を切って。 ) ああ、サイズもお前に合わせてある。 ……………時々、お前のセンスがわからなくなるな。 ( そんな言葉どこで覚えてくるのやら。 なんだか地球外からやってきた危険物みたいではないか。 ちょいちょいとその命名「なぞのぶったい・えっくす」を引っ張って強度を確かめて。 ) む、今度はまともな報告だろうな………………む? ( さらけ出された肩。 隠してやろうかと考えていたその印に、何やら一本、訂正のような線が増えている。 ) ………なんだこれは。 [Mon 8 Sep 2008 21:53:25]
◆オブシディアン > ( … ぴく。 )( 傍らまで駆け寄った子どもは、間近で目にするその見知らぬ物体に、興味深々と云った様子。思わず、その物体に伸ばしそうになった手は、貴方のひそめられた眉に引っ込みます。 ) ボクに !? …ほんとッ? それ、ほんとにボクがもらっていーの? 名前、無くってもいーよ。 なぞのぶったい・えっくす ってよぶからっ ! ( それを目にしている視線は、やがて、自分に与えられるもの、と云う認識に摩り替わり。汚さぬように、との思いから。 …手を出すような真似はしないでしょう。その代わり、と云うのか如何か。 ) ありがとー。 じゃあさ、 ボクからも ヨハンに ほーこくがあるんだ。 えっとねー、 ( 云いながら。ごそごそ …襤褸布を軽くたくし上げ、右肩を曝け出そうと。 貴方がご覧になるなら、肩に刻まれた印に一筋、紅色の線が引かれているのが映るでしょうか。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:47:32]
◆ヨハン > ( 駆け寄る姿にカサカサという効果音をつけたくなったのはおそらく、正体ゆえだろう。 興奮した子供がひっかきまわしやしないかと神経質に眉をひそめながら、再度手を止めるヨハン。 ) そうだな…………………特に何という名前があるわけではないが、これはお前に作ってやっているものだ。 ( 形状としては、帯状、まあ腕章のような感じで付けることになるだろう。 まあ腕というよりは肩を覆うよう丸みをつけているが。 ちくちくと、少年でも許容できるだろうレベルの、可愛らしさというより気品を与えるようにフリルをつけていく。 さらには刺繍まで入れてやろうかと考えていたりする徹底主義者。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:35:57]
◆オブシディアン > ( どうぞ。 …その御言葉に応えるように。かちゃり、と扉を開け顔を覗かせた子ども。 貴方の姿探して、視線が彷徨ったのも数秒 …貴方の姿を捉え、更にはその御手にしている 『謎の物体』 が視界に入れば、 ) 何、何っ ? …… ヨハン。 それ、何? ボク、 見たことないけど 何、それ っ ?? ( 未知の物体を前にしている子どもは、ひどく興奮しているようで。足早に貴方の傍らまで駆け寄ります。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:30:28]
◆ヨハン > ( ( ちくちくとやっていたのは衣類などではなく、装飾品めいた、帯状のものであった。 丈夫さを前提としているらしく、革を芯に生地を巻き、革の武骨さが出ないように丁寧に縫い付けてある。 ) ふむ………成人男性ならばともかく、あのくらいの子供ならばこの程度の遊びもいいかもしれんな。 ( どうやら拾った子供のものであるらしいそれに、この完璧主義者にして徹底主義者の几帳面男は、勢いに乗せてフリルまでつけようと目論んでいるらしい。 というかなぜ男やもめの家にフリルが常備してあるのか。 ともあれ、ノックの音に気づいたらしく手は止まり、ヨハンは顔をあげた。 無論、相手は一人しかいない。 ) ―――どうぞ。 ( まあ、拒む理由もない。 こまやかなフリルを付ける作業に戻りながら。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:25:11]
◆オブシディアン > ( ―― ノックの音がした。 )( もし、『貴方』が扉のむこうに居る気配に入室を許可されるなら。黒くてウゾウゾした触角をもつ子どもがひとり、入ってくることでしょう。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:22:35]
◆ヨハン > ( テーブルの上に並べられているのは数種類の生地に、数色の糸、それに裁縫セット。 しかもそれらはすべて、買いそろえてきたというより、明らかに昔からあるという風格を感じさせる、ヨハンの所有物である。 そのうえ使い込んだ形跡も見られる。 挙句の果てには几帳面な性格がよく出ているのか、使用した糸や生地をきっちりと補填するように買い足し続けているようだ。 かつて使っていた、ではなく、今現在も現役のアイテムなのだろう。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:22:25]
お知らせ > オブシディアンさんが入室されました。 『( ノックの音が 、 )』 [Mon 8 Sep 2008 21:19:59]
◆ヨハン > ( 器用さというものは何事にも適用されるものではない。 ピアノを弾く器用さと、ヴィオラを弾く器用さは、全然別の能力ということ。 どれだけ一つのことで器用といわれても、自分の専門でないことには不器用なこともある、そういうものだ。 ………そしてその線で行くならば、このさりげなく器用な指さばきを見る限り、ヨハンは間違いなく、現在行っている作業に対して一家言あるはずである。 ) ………うむ。 縫い目の数から糸の余りまで、完璧だ。 ( そう、針仕事という作業に対しては。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:11:54]
◆ヨハン > ( 暗黒街眼抜き通り耳削ぎ横丁口無し番外地。 嘘か本当かそう呼ばれる胡散臭い土地の片隅にかろうじてまだ建っている、胡散臭い広告のべたべたと張られた安普請の胡散臭い貸事務所。 そんな、胡散臭いを三度重ねたような手狭な事務所。 その安普請の事務所の、安普請の応接室の、安普請のテーブルには、普段見慣れぬものが並んでいた。 同じく安普請のソファに腰かけた安普請の―――いやいや、さすがにそこまでは言葉を重ね過ぎた―――主であるヨハンは、それらを手に、細々と器用に指先を動かしていた。 ) [Mon 8 Sep 2008 21:01:03]
お知らせ > ヨハンさんが来ました。 [Mon 8 Sep 2008 20:52:01]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 商売につながる話でもあれば良いんですけどね――――。 』 [Mon 8 Sep 2008 01:33:15]
◆クリスティーナ > まぁ、うちのシマで馬鹿やってくれなきゃ何でも良いんじゃないです? むしろ面白いエンターテイメントっていうか。 ( よそ様で勝手にやる分にはいい見世物だ。 というかプライベートでならどっかで遭遇してみたいものだ。 うちの商売を「アイゼンリッター」がどう見るかなんて知らないけれど。 ) ここしばらくの話はそんなもんですか? 面倒が無いのは良いことですけど。 [Mon 8 Sep 2008 01:08:30]
◆クリスティーナ > あっはは、正義の味方? 春ですねー。 ( 秋ですよ。 と即座に突っ込みが入る。 わかってるけれど最近どうも春度の高い子が暗黒街付近をうろついている気がする。 違法媚薬の売人だの、貴族の道楽で逃がされた奴隷だの、正義の味方だの。 一般にはあまり耳に入ってないかもしれないが、仮にもマフィアの跡取り娘。 そういう話題はイの一番に届けられるようになっている。 まぁ、今度のはどうでもよさそうな話ではあるけれど。 トチ狂ったコスプレマニアがやらかした、っていう程度の―――。 ) ま…横丁か一般区画から来た勘違いさんじゃないです? 大きいお友達系の。 [Mon 8 Sep 2008 00:46:08]
◆クリスティーナ > なんです? アイゼンリッター? あ、伯父さーん、牡蠣のオリーブマリネとラタトゥユお願いしますねー。 ( こんな時間に食べるんですか、と呆れた声を出したのがジノ。 イカツイ体格の40手前男にしては口煩くていちいち細かい。 いちおうボディーガード達のリーダーで、親父の腹心でもある。 静かに珈琲を啜って話を続けているのがダート。 本名不明。 投擲武器が得意だからダート。 格好つけてるけど飲んでるのは甘い甘いアインシュペンナーだ。 甘くない珈琲が飲めないらしい。 ) ( 学校帰りに大人しくボディーガードにつかまり、たまには普通に帰ろうかなんていう日もある。 最近隠れ家にこもりっぱなしだったし、実家の猫の世話をジノに任せっきりだった。 もらいものの猫だけど、まぁだいたい猫なんて勝手にさせておくのが一番だし。 ) [Mon 8 Sep 2008 00:23:23]
◆クリスティーナ > ( 暗黒街東区、“薔薇の血族”ことバルトロッツィのファミリーが仕切るあたり。 ちょっと洒落た雰囲気のオープンカフェの一角に陣取る一段は、裕福そうな若い娘が一人、いかにもな黒服のいかつい男が一人、20代後半くらいの細身の女――やはり黒服がもう一人。 店主らしき男が恭しく頭を垂れるのを若い娘がひらひらと手を振ってやめさせ、デミダスのカップをくゆらせている。 周囲の席に人は居ない。 この辺りではそれが暗黙の了解だ。 ) [Mon 8 Sep 2008 00:14:51]
お知らせ > クリスティーナさんが入室されました。 『 とあるオープンカフェの一角で 』 [Mon 8 Sep 2008 00:08:00]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 7 Sep 2008 23:55:36]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 7 Sep 2008 23:51:26]
◆ブロウン > とりあえず右…だったよな…(方角的にはスラムの方。噂でば牛肉゙と言って、スラムの孤児や奴隷の肉を出すとか言われているが…)ま、くえりゃいっか(と、道を思い出すようにゆっくりとした足取りで向かうのでした。) [Sun 7 Sep 2008 23:51:23]
◆ブロウン > (そだ、肉も食べよう)(うん、そうしよう。肉料理を安く出してくれる店があったはずだ。どこだったかな、と腕組んで首をひねってちょうど十字路になった場所で右か左か前か後ろかと記憶を辿る。怪しい飲み屋の数ならかなり多いこの町、そして道も入り組んで迷路のようになっていれば。マッピングも間違えたりするわけで…) [Sun 7 Sep 2008 23:47:19]
◆ブロウン > (奴隷が逃げ出した、なんて噂はちらほら聞いたが、所詮奴隷の逃亡なんぞすぐにかたがつくだろうと感心ももたず、事件を事件と認識していない竜人。そんなだから、艶子やMJが怪我をおった事も、白夜が誘拐された事も未だに知らないわけだ。)さぁて、今日はどこに飲みにいくかな(と、狭い路地をカツカツと鉤爪ならして歩いて。)(あ、そうだあんまし金ないんだった…)(仕事探そうと思い立って一体何か月たつことやら。)(手っ取り早く、艶子に頼んで雷電いれてもらうかな。)(他力本願) [Sun 7 Sep 2008 23:39:04]
◆ブロウン > (喧嘩や殺し、密売なんぞが主流の暗黒街。個人間や酒場ならともかく、あんなに人が集まるなんて珍しい。)おおっぴらにヤバイもん売れるようになったのか?(そうでなくても結構隠れずに売る輩は多い。たまたま被ったんだろう。もしくはマフィヤのシマ取りとかそんなやつかもしれない。頭で詮索はするけど、実際に調べたりはしない。いろんな意味で面倒だし。)そういえば、最近はマフィヤの大きな抗争とかきかねぇな…てか、でかい事件もきかねぇし。(なんか、平和だな。なんて思っている) [Sun 7 Sep 2008 23:31:41]
◆ブロウン > (まぁ、たまには覗いてみんのもいいかな…)(距離にして100メートルもないその区画、向こう側に出るだけなら裏路地を通ればすむのだが、たまにはこういうのもいいかな、と。ゆっくり動く人込みに任せるように進んで行くがいかんせん体の大きさからか人にぶつかりまくるわけであって。)だめだ、我慢できね(無理矢理人込みを文字通り掻き分けて横道に入ればまったく別の空間と思われるほど人がいない。それどころが月明りも届かぬような暗くてじめっとした感じさえする)ふぅ、こんなに人間いたんだな…(後ろをちらりと振り向き人の流れをみやればあきれたように一声もらし、人気のない路地を歩きだそう。) [Sun 7 Sep 2008 23:21:30]
◆ブロウン > (とまぁ、そんな理由で巨躯は大通りをスタスタと歩いていて。天候が良く見晴らしがいい通り、しばらく先まで人の波がうねるのが見て取れる。今この瞬間に何人スリにあっているのか、なんて思いながら徐々に進みにくくなる通り)今日は出店多いな…(出店といえども、屋台のようなものもあれば風呂敷を広げただけのような場所もある。祭りと言うわけではないだろう、たまたま今日いろんな店がかぶっただけだと思う。売っているものは武器から服、瓶詰の白い粉やら鍋やらと多種多様。) [Sun 7 Sep 2008 23:12:38]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『最近このへん歩いてないな…』 [Sun 7 Sep 2008 23:04:32]
お知らせ > ペセル@ランナーさんが帰りました。 『結果が分かりそうなのはしばらく先。』 [Sun 7 Sep 2008 22:11:26]
◆ペセル@ランナー > せっかく思いついたことですし、実行してみましょうか。 (そして奴隷を逃がした噂のある住宅街を目立つようにふらつくことにする。 具体的な場所までは知らないので噂に聞いた、というレベルのことでうろつくことになる。 そういう場所に奴隷が来れば目立つだろう。 さて、この最後の思いつきの結果はどうなるか) [Sun 7 Sep 2008 22:11:04]
◆ペセル@ランナー > (レビュナートと錫音に出会ったときはどうするか…。 この二人には基本的に関わる気は少なく、艶子が何らかの形で決着をつけるべき、と思っている。 途中で邪魔も入っていたし、改めて当人たちでの決着の形があるのではないか、と思っている) それにしても…、逃げた後、ソレを指示した人物が居る、ということなんですからその人の家で張っていれば良いのでは…? (ふと呟いて思いついた案。 下手に近づけばこちらが不審者と思われる気もするけれど) …まさかそんなお間抜けなことをするとは思いませんけれど…。 (一応それなりに情報は集めてあるのでソレらしい人物…、と大雑把なところは探ってある。 おそらく自分が姿を見せれば逃がした側で何か動くだろうが自分がうろついているのを見れば迂闊には近づくまい。 いくら期限が過ぎた、とはいえ逃亡奴隷の立場には違いは無いだろうし) それとも、もうすでにランナーではないと高をくくりますかね? [Sun 7 Sep 2008 21:48:19]
◆ペセル@ランナー > (何か書類が必要なのかとも思うが、行って聞いておけば良いだろう) できればすむところもほしいですけれど…。 (斡旋などしているのだろうか) [Sun 7 Sep 2008 21:28:01]
◆ペセル@ランナー > 運も実力のうち、ですか…。 (ヴェイトス市内を駆けずり回って知り合いも増えたし、そんなには悪くなかったとも思う) …傭兵ギルドに誘われているのでしたわね…。 (明日辺りにでもゆっくりと登録しに出かけてみよう [Sun 7 Sep 2008 21:27:17]
◆ペセル@ランナー > 今日一日はふらふらすることにしましょうか。 お祭りの最終日。 奴隷が逃げているのにのんびりしているランナーをみてどう思うのかしら。 (ぽつり、とこぼした言葉。 逃がした奴隷の方が大分多いが、仕方がなさそうだとも思いつつ) そういえば、結局私しか捕まえた報告を聞きませんわね。 (自分よりも強そうに思ったのだが、それも運が作用しているのだろうか) [Sun 7 Sep 2008 21:10:37]
◆ペセル@ランナー > (こうしてのんきに歩いている人物がランナーとは思わないかもしれない。 周囲への警戒は一応しているが。 どちらかと言えばものめずらしそうに周囲の様子を観察している、と言う様子。 闇市へも通りがかり、品物を覗いてみたりも。 いまさらなのでお金を払って奴隷の情報を集めよう、とは思っていないが) [Sun 7 Sep 2008 20:55:28]
◆ペセル@ランナー > まぁ、そのときに考えましょうか。 (たくさん走り回り、頭を使って、と疲れていたこともあり、深く考えるのはやめることにする。 どちらかと言えば…) 逃げ切った、と安心している奴隷に会った時にどう出るか、ですね。 (報酬は当然出ないだろう。 だが、犯罪者相手、ということで回りに迷惑をかけない範囲では対処できるかもしれない) 楽しみにしましょうか。 [Sun 7 Sep 2008 20:28:23]
◆ペセル@ランナー > (銀の髪の少女は普段着に戻り暗黒街を歩いていた。 今日捕まえることができれば、ぎりぎり間に合う、というところだが、少女はそれほど張り切っては居ない。 そろそろあきらめただろうと油断している奴隷でも見つかれば良い、程度の考えでふらりと暗黒街まで足を運ぶ) …とはいえ、こちらは小娘…。 帽子はかぶった方がよかったかしら? (外見で判断できない人物が多い町とはいえ、無防備に見えるのは少々まずかっただろうか) [Sun 7 Sep 2008 20:11:08]
お知らせ > ペセル@ランナーさんが入室されました。 『(最終日』 [Sun 7 Sep 2008 20:07:08]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『……とりあえず帰ったらスーツの修理だ(締まらない話である)』 [Sun 7 Sep 2008 03:42:35]
お知らせ > ストレッツさんが退室されました。 『 これが果たして悪魔とヒーローの因縁の始まりになるのか否か。 』 [Sun 7 Sep 2008 03:41:56]
◆ストレッツ > ( 娘は拘束と恐怖から解放されれば泣きながらヒーローに抱きつき、感謝を述べるだろう。そして居住区までたどり着けば、彼女は無事に父親の元へ帰る。 ) ( その日、依頼主に失敗の経緯を説明したストレッツの口から、鉄仮面を被ったヒーロー気取りの存在が明かされる事になる。現時点ではそれを重く見るような反応は無いが、その奇抜な見た目だけは一部の間で話題になるかもしれない。 ) [Sun 7 Sep 2008 03:40:55]
◆アイゼンリッター > (まあ、頭がイカれていると言われれば事実なのだけれど。しっかりと男達が夜闇の中へと走り出していくのを見て、僕はようやく身体から力を抜いた)………………。(――――やれやれ、だ。 とんだ初舞台だったな。しっかりと抑えた脇腹からの出血は、直接的に生死には関わらないものの、早く何とかしないと意識が飛びそうだ。――とはいえ、それよりも優先することがある)……もう、大丈夫。 家に帰れるからな。(怖かったろう。辱められ――る直前に、間に合ったけれど。それでも辛かったに違いない。 出来る限り穏やかな声で話しかけ、その拘束を解いてやろう。 あとは女の子を連れて居住区の辺りまで逃げるのみ、だ)(自分の仕事はここまで。 あとは男達か、或いは彼女が――どういう風に自分の存在を伝えるか、か) [Sun 7 Sep 2008 03:34:31]
◆ストレッツ > 正義の… 味方だとぅ? ( ストレッツは一瞬耳を疑う。それを振りかざしに来るやつはこの暗黒街に居るが、どいつもこいつも最後にはクズのように朽ち果てて行く奴ばかりだった。生き残るのは本当に実力のある一握りだけで、多くのヒーロー気取りが死んでいったのだ。 だがこいつは、それを言葉で、身体で表現している。頭がイカれているのか、それとも本気でそう考えているのか。 ) ……… くっ くっくっくっく。 ふはははは… なるほど、正義の味方か。 ははははははは。 ( 倉庫の中に男の笑い声が響き渡る。 ) ――面白い。貴様のその正義とやら、この俺が握りつぶしてくれる。いずれまた会おうぜ―― あばよ。 ( ストレッツはそのまま駆け出し、扉を開けて出て行った。もう一人の傭兵も同様に窓から飛び出し、暗黒街の闇に消えていく。 …後に残ったのは捉えられていた娘と、傷つきながらも勝利したヒーローのみだ。 ) [Sun 7 Sep 2008 03:30:40]
◆アイゼンリッター > (何者か、と問われて――僕は痛みも忘れて、一瞬笑った。 喜び、とは違う。興奮はある。快哉を叫びたい気持ちも。ただ正確に表現するのなら――ある種の勝利宣言だったのかもしれない)――――正義の味方、だ。(胸を張って、威風堂々と……と言うには返り血に汚れているし、脇腹は酷く痛いのだけど。 それでも、ハッキリと言い放つ。 覚えておけ? それは此方の台詞だ)お前らのような奴が、好き勝手できる時間も長くは無いぞ。(だから)――覚えておいてやろう(そう言い放った。 ――まあ、見た目ほどに余裕は無い。 早く行けと、一心に祈る) [Sun 7 Sep 2008 03:21:23]
◆ストレッツ > ( 漸く相手は手を離した。流石に二度も頭を打たれては、ふらつきながら後退すると距離を取る。息を切らし、じっとりと汗を浮かべ、血を流したまま…敵を睨みつけた。 ) ――――……。 ( ぎしり、と歯を鳴らす。 ) 貴様は一体何者だ。雇われたのか。それともその娘と親しいのかッ。 ( 雇われただけにしては、何故ここまでやるのかが理解できない。そもそもこいつのこの格好はなんなのだ!? ) ………。 ( ストレッツはちらりと先ほど殴られた傭兵の方を見る。既にダメージからは復帰しているようだったが、このまま続けるのは御免だ、という表情をちらりと見せている。それはストレッツも同感だった。舌打ちを一つ零す。 ) 良いだろう、ここは引いてやる。だが覚えておけ。貴様のようなヤツはこの街では長くは生きていけないことをな。いずれこの借りは返してやる…。 ( じり、と後退する。 ) [Sun 7 Sep 2008 03:17:07]
◆アイゼンリッター > (訂正:思わず右手を〜 → 思わず両手を〜) [Sun 7 Sep 2008 03:09:53]
◆アイゼンリッター > がッ……!?(さすがに腹を蹴られては堪らない。衝撃というのもあるし、直撃してはいないけど、コアを守りたいという反射的な防御反応もある。 思わず右手を手放した。 元より左手は引き抜く動きだった為に無問題。抵抗なく、先端の突き刺さっていた爪も抜けて、距離を取る事ができるだろう)(僕はと言えば――仮面を返り血で赤く濡らし、脇腹から毀れ出る血液を抑えながら、それでも退かない。 恐怖と痛みで顔は強張っているし、叫びたいけれど、それだけは出来ないと心に決めているから。 これが単に裏路地でゴロツキに襲われたなんて状況だったら、とっくに逃げていたに違いない)ま――(違う、そうじゃない。声を作れ)まだ、続けるのなら――此方は退かないぞ(低い、威圧感を持った、良く通る声。普段アイゼンリッターの演技をする際に出している声だ。 痛みに少し震えてはいるものの、精一杯の気力を集めて――まあ顔は隠れてるんだけど――相手を睨みつける。 目前の男だけじゃあない、先ほど殴り倒した敵の方もだ。 怖がるか、或いは戦っても利益が無いと思ってくれれば良いのだけど) [Sun 7 Sep 2008 03:07:24]
◆ストレッツ > うっ!! ( 相手はまるで狂ったように頭を振い、攻撃してくる。体制を傾け一度はかわしたが、二度目は男の鼻を打った。ぶッ、と鼻血が飛び出し、舌を切ったのか口からも同様に血を零す。 何なんだ、こいつは。腹に刺されてもまだ手を離そうとしない。痛みは感じている筈なのに、手を離さない。 ) がああぁぁああッ! この…糞餓鬼が――ッ!!離れろォ――ッ!! ( 左腕の爪を引き抜こうとする動きに合わせ、身体を最大限後ろに引くと相手の腹を思い切り足で蹴り出す。その反動を利用して、もう一度離れようと試みる。 ) [Sun 7 Sep 2008 03:01:18]
◆アイゼンリッター > ――――ぐ、あ、ぁぁあっ!!(痛み。痛みは凄い。バンクル種だから一見致命傷にみえて、実はたいしたダメージでもないのだけど、それでも痛い。痛い。痛い。わかってる。死なないとわかってるから受けた。でも、くそ、痛い! 右手は相手の腕を掴んだまま、左手でわき腹の刃物を抜こうとする。だけど――)あ、ぁあああぁあぁあぁあぁぁぁあぁっ!!(――痛いから、遮二無二に頭を前に振るう。 当たるか、当たらないかなんて関係ない。 ともかくこの距離で両手がふさがっていて、踏ん張らなきゃならない状況で、使える武器といったら頭しかないと思った) [Sun 7 Sep 2008 02:50:29]
◆ストレッツ > ( ストレッツが爪を突き出すのと、アイゼンリッターが頭突きを繰り出すのはほぼ同時。ストレッツの爪はアイゼンリッターの脇腹を捕らえ、そのまま内蔵を深く貫き腸を抉り出す―― 筈だった。もっとも、バンクルにとってそれが深刻なダメージになるかどうかは判らないが。少なくとも相手をバンクル種だと見抜けないストレッツにとっては、相手を殺すつもりで放った一撃だった。 しかし、爪は深く突き刺さる前に頭突きによってその動きを止め、額を打たれた男はぐらりと上体を仰け反らせる。額からは血を滲ませ、崩れ落ちそうになる足が一歩後ろに引いた。 ) ぐ…… オォォ …… オ……ッ!! ( 力を振り絞り、己の右腕を掴む手を振り解いて離れようとする。だが、頭部への衝撃によってふらつくストレッツは、果たして相手の手を振り解くことが出来るだろうか。 ) [Sun 7 Sep 2008 02:47:31]
◆アイゼンリッター > (――よし。本職の人間が繰り出す程じゃないにしろ、今の攻撃は効果があった。 互いに体勢を崩し、僕は相手の右腕を握っているから距離をとる事もできない。 だったら――体力的に、僕の方に分がある)(距離をとられる心配が無いのなら、僕はぐんと頭を後方へと逸らして、思い切り相手へと頭突きをぶつけようとする。 曲りなりにも鉄製のヘルメットだ。素人の頭突きでもそれなりの威力がある。 相手が左手に刃物らしき武器を取り出したのはわかったが、対処するという選択肢は放棄している。 皮のスーツを貫く威力があるのなら、あっさりと突き刺す事ができるだろう) [Sun 7 Sep 2008 02:34:50]
◆ストレッツ > ( 体当たりは成功し、ストレッツは相手の懐に飛び込む。しかし、相手は倒れない。思いのほか馬力のあるヤツだった。 ) ちッ!! ( 馬乗りになってしまえば優位だったのだが、堪えられてしまっては仕方ない。右腕を掴まれ、互いの身体は密着したまますぐには離れられない体制になる。ストレッツは左腕を一度後ろに引き―― その時、膝を蹴られ、ストレッツの身体が少しぐらついた。 ) う、ぉッ! ( これでバランスはお互いに崩れた。何とか持ちこたえられたが、もう一度同じ箇所を攻撃されたら不味い。 ――引いたストレッツの左腕の先端から、鋭い爪が飛び出す。それはアイゼンリッターの視界にも入るであろう。密着したまま装甲の繋ぎ目に刺してやろうというのだ。ぎらりと爪が黒光りする。しかし、実際にその爪を突き立てようとすることが出来るまで、一瞬の間がある。 ) [Sun 7 Sep 2008 02:29:20]
◆アイゼンリッター > ぐ、ぅ………ッ!!(思わず声が漏れる。予想外の行動。 力は強い――けど、スピードはそれ程でもない。 衝撃はあったけれど、何とか受け止める事ができた。 ずっしりと鈍い痛み。だけど、耐久力はそれなり以上にあるし、こんな場所に伊達や酔狂で飛び込むんなら、覚悟もしている、んだ……ッ)な、めるなァ……!!(密着していても効果はあると踏んだ僕は、相手の右袖――無ければ腕――を掴もうと右手を伸ばす。 と、同時に、相手の体重がかかっている方の膝を思い切り蹴飛ばそうとする。 先ほどまでの演出重視の技と打って変わって実戦的な技だ。 騎士団に所属している女性から教わった――これだけは『本物』の、格闘術。相手の動きを止められるだけの痛みが、果たして目前の相手にも通用するかどうかはわからない。体勢も多少崩れているのもあるし。 それでも退かないのは、たった一つ。 後ろに女の子がいるという、その一点だけだ) [Sun 7 Sep 2008 02:13:35]
◆ストレッツ > ( 殴り倒された男は怒りの表情でアイゼンリッターを睨んでいたが、流石にダメージはあったのか少しふらつき気味だった。そのせいもあって、ストレッツの言葉にはとりあえず従う必要があったようだ。手を出す気配は今のところ無い。 ) ( 不敵な笑みを浮かべたまま突進してくるストレッツの両手が動く。右か、それとも左か。 ) はあぁぁッ!! ( そのどちらでもない!ストレッツがアイゼンリッターに仕掛けたのはタックルだった。身を屈めたまま相手の身体の重心目掛け体当たりし、そのまま押し倒そうとする。 ) [Sun 7 Sep 2008 02:06:56]
◆アイゼンリッター > (――やっぱり、一撃で一人倒すのは難しかったか。 向こうから廃材を押し退けて立ち上がる傭兵の姿を、横目で確認。 でも動けない。少なくとも、また女の子を人質に取られたら――文字通りチェックメイト。 落ち着け、焦るな、慌てるな。 相手の言葉を劇のパターンに当てはめて考えろ。 少なくとも強がりじゃあない、と思う。2対1なら余裕。でも「面白くない」と言って1対1を挑むなら……多分、互角くらいだと思う。 多分。 自分はその可能性に賭けるしかない。 落ち着け。何度も繰り返して思考する。 「手を出すな」という言葉がブラフでなければ、1対1だ。 大丈夫)(……距離をつめてくる相手。しっかりと身構えて迎え撃つ。 見る限り徒手空拳。だったら――左右どちらの腕から攻撃をしかけてくるのか。それを見極める。すぐに両手を動かせるよう準備して、其処だけに意識を集中する。 まあ、蹴られたら防御するしかないのだけど) [Sun 7 Sep 2008 01:55:58]
◆ストレッツ > ( ストレッツは―― 己の能力を使う。その視界に捉えた相手の実力を測定する。ストレッツの瞳孔が大きく拡大し、その黒い瞳の中にアイゼンリッターを収めた。視界の中に、こちらの世界では使われていない文字が浮かび――。 ) ほほぉ、なるほど。勇ましく飛び出してくるだけのことはあるようだ。だが、二人相手には少し無謀かもしれないぞ?真っ先に人質を救出しようとした判断は正しいと思うがな。 ( まるで、そちらの実力を悟ったかのような口ぶりだった。相手の実力と自分の実力には差があるが、決定的というほど離れては居ない。十分覆すことが出来る範囲だ。 ) くっくっく… ”もう大丈夫だ”か。 ( がらん、と廃材を押しのけて先ほど殴られた男が立ち上がる。が、ストレッツはそいつを手で制すと更に歩みを進めた。 ) 貴様は手を出すな。俺がやってやる。 ( 二人で行けば確実だが、それでは―― 面白くない。 ) ( ストレッツは地面を蹴り、駆け出し、アイゼンリッターとの距離を詰めて行った。 ) [Sun 7 Sep 2008 01:48:09]
◆アイゼンリッター > (馬鹿げているんだ、こんな事は。 騎士や自警団や、或いは暗黒街のシスターや何かに任せておけば良いんだ。そう何度も思った。 でも――実際に行動して、わかる事もある。 驚いたような顔をして此方を見上げる少女の姿を見て、はっきりわかった。 自分じゃなきゃダメだ、なんて思い上がった事は言わないし、言えない。 でも――この子を助けられるのは、僕しかいないんだ。 だから、胸に秘めていた言葉を言おう。――『アイゼンリッターがいるから』)………もう、大丈夫だ。(静かな声で、しかしはっきりと。 そして、もう一人の男の方へと向き直る。 長引いては不利だ。どうする? 相手の実力がわからない。武器は――つけてないと思う。格闘家なのだろうか。あるいは隠し武器かもしれないけど。 落ち着け。慌てるな。焦るな。後ろに女の子が一人いる事を忘れるな。彼女が頼りにできるのは自分しかいない事を忘れるな。 深呼吸を、もう一度。 相手の出方を見よう。 自信を持て。お前はカインじゃなくてアイゼンリッターだ。伊達に三十回も『怪人』と戦ってきたわけじゃないだろう?)(す、と脚を踏み出し、見栄を切るようにして男の方へと身構える。 きっちりと格闘技をやっていれば、其処に実戦的な要素は見出せないかもしれないが――「強そうに」は見えるだろう。恐らく。 少なくとも、僕の狙いは、それだ) [Sun 7 Sep 2008 01:36:58]
◆ストレッツ > ( 影は名乗る事無く、相棒に向かって突進していく。そして影が……甲冑姿が放った拳が顔面に命中し、廃材が積み重なっていた場所に突っ込んで派手な音を鳴らす。それは倉庫内に響いて、やけに大きく感じられた。娘は何がおきたのか、っていう顔で甲冑姿の方を見た。 ) ………。 ( ストレッツもまた、表情を変えずにその様子を見る。何なんだ、こいつは。何だこの格好は。一体何のつもりなんだ。 ) おかしな形しやがって…まあ、いい。 ( ストレッツはゆっくりと一歩前に進む。 ) 邪魔をしようっていうんなら、死んでもらうだけだ。 [Sun 7 Sep 2008 01:32:00]
◆アイゼンリッター > (誰何の声に高らかに名乗りをあげて、なんて余裕は、精神的にも無かった。 着地すると同時――本当、舞台の経験が活きるってのはこういう時に実感する。高いところから飛び降りたりしておいて良かったよ――素早く、女の子に手を出している傭兵へと駆け出した。ギュルンと拳を捻り、風を巻き込んで轟と唸るようなパンチを傭兵の顔めがけて放つ。 しっかり確認はできなかったけれど、市街地で活動するような類の連中は、兜なんてつけてない筈だ)(はっきり言おう。僕は弱い。 格闘技は身につけているけれど、バンクルの身体能力という限界がある。それでも鍛えているから、素人よりは強いけれど、決して本当のヒーロー……つまり皆が想像しているような超人とは程遠い。 であるならば、どうするか。 いつも通りの事をやるだけだ。 本物のヒーロー「に見えるように」戦う。 このパンチだって見た目ほどの威力は無い。ただ――威力のあるパンチのように見えるだけ。当たれば勿論ダメージはあるけど、それはヒーローの齎すそれ程ではない筈だ。でも、恐れられる――と、思う。 勿論、最初はこんな格好だ。驚かれて、笑われるだけだろう。 だけど――それだって、普通の格好をして戦うより、大きなアドバンテージだ) [Sun 7 Sep 2008 01:21:51]
◆ストレッツ > ―――!? ( その時、突如窓を破り中に飛び込んでくる姿があった。ストレッツと傭兵、そして娘は同時に飛び込んできた影の方を向く。娘の悲鳴が一瞬止み、そしてストレッツは組んでいた腕を解いて影のほうに向き直った。 ) ―――何者だ!! ( 倉庫の中に男の声が響く。どこぞの酔っ払いが寝ぼけて突っ込んできたのか、それともまさか――この娘の親父が娘を助け出すために雇った誰かか。 ) [Sun 7 Sep 2008 01:16:02]
◆アイゼンリッター > (はっきりと言って、時間が無い。この場から更に彼女が連れ出されたりすれば、土地勘の無い自分には追跡できない。或いは仮に首尾良くあの子を助け出せたとしても、連れて逃げるとなれば追手もかかる。やはり地元のアウトローかマフィアかヤクザかチンピラか、だろう。この辺りの地理に関して言えば、確実に連中の方が上だ。 増援を呼ばれれば戦って勝てるかどうかも怪しい。 でも、二人なら、或いは――いけるかも、しれない。 わからないが。 試してみるだけの価値は、ある。そして、女の子の甲高い悲鳴。 糞。慌てるな。 気持ちを落ち着けるべく仮面の下で深呼吸。仮面をつけていて良かった。焦っていても慌てていても、表情に出ない)(冷静になって、考えるんだ。 まず――女の子に手を出しているとなれば、他への警戒がおろそかになっているかもしれない。先ほど盗み見た倉庫と、連中の位置を脳裏に描きながら、俺はそっと移動を始める。戸口――は見張ってるし、誰か来る可能性を考えているだろう。意表をつくという考えなら、むしろ窓が良いはずだ。だが、急がなくてはいけない。 僕は決意を固めると、大きく深呼吸をもう一度。そして、窓枠の上の方に手をかけて、振り子の要領で大きく脚を振り――)(バシャァンッ!)(――派手に窓を蹴り破って中へと飛び込んだ。 位置的には、女の子と、それに手を出している傭兵の真横の辺りだ) [Sun 7 Sep 2008 01:11:46]
◆ストレッツ > ( もう一人の傭兵は、熱意の篭った目で娘を見てこういうのだ。「安心しな、奴隷堕ちになる前に俺が可愛がってやるからよ」と。 ) …だ、そうだ。良かったなァ? ( もっとも、この傭兵に辱められるのと見ず知らずの誰かに買われてから辱められるのはどっちがマシなのか、わからないが。 ) ――と、おいおい。 ( ストレッツは相棒が娘に近づき、しゃがみこみ、吐息を荒げるのを見る。 ) 手を出すなって言われている筈だろう?まぁ…… わかるわけ無いがなぁ。 ( 例えこいつの親父が要求を飲んで娘を解放することになったとしても、辱められた事を自分の口から言う事は無いだろう。相棒は俺の言葉ににやりと笑うと、娘の身体を弄り出した。倉庫内に、女の悲痛な声が響く――。悪魔はそれを笑って見ているだけだ。 ) ( そして。すぐ近くに誰かが近づいてきていることにはまだ気付いていない。 ) [Sun 7 Sep 2008 01:05:07]
◆アイゼンリッター > (最近芸能横丁でも話題になっている連続活劇の主役アイゼンリッターなのだから!) [Sun 7 Sep 2008 00:57:39]
◆カイン > (装備、と言っても――まあ、あれだ。其処まで仰々しいものじゃあない、実際のところは。発注している特別な道具もまだ手に入れていないし、武装に関しても大半はまだ手に入れていない。正直、準備不足だと思う。何もできないのではないか、と思う。 ただ――行動はしなければならない。ここで『準備ができていないから』で動かなかったら、結局僕は、彼女を見捨てて逃げたのと変わらないじゃないか。一度は逃げてしまった。だけど、二度は無い。絶対に)(それらしい倉庫があったので窓から外を覗き込めば――ビンゴ、だ。 どうするか考えながら、一先ずは此方の状態を整える。 既に衣服は着替えており、革製のスーツだ。担いできたシーバッグを下ろし、中から取り出した眼出し帽を被る。続けて胸や肩、腰と脚に装甲を装着。首の繋ぎ目を隠し、守る為にマフラーを巻きつけた。そして最後に――頭に鉄仮面。 誰かが見たら驚くか大笑いするか。ひょっとしたら両方かもしれない。 何せここにいるのは――) [Sun 7 Sep 2008 00:56:35]
◆ストレッツ > お前の親父の考え一つで、下手すりゃお前は奴隷堕ちだ。まさか自分がそんな危険に晒されるだなんて思ってもいなかっただろう?この街の人間は大抵そうさ―― どいつもこいつも、自分だけはそうはならないって信じている。 ( 根拠も無しに、だ。もっとも、それはストレッツ自身も同じことだが。娘の瞳に怯えと不安が宿る。自分に突きつけられている運命が如何なるものか、今になって自覚できたのであろう。 ) でも悲観することは無い。知ってるだろう、最近この街を逃げ回っている逃亡奴隷の話を。あいつらはゴミ虫さ、いずれは捕まり処分される。けれどもひょっとしたら物凄い幸運があんたに舞い降りて、奴隷堕ちの後に見事逃げおおせる事が出来るかもしれないぜ。 くっくっく。 ( ストレッツともう一人の傭兵、そして娘は建物の中に居る。廃屋というわけではないが、荒れた建物で広い空間ががらんと広がっている他はゴミが転がっているだけだ。今は使われていない倉庫と言った所か――…。その建物は特に侵入を阻むようなつくりはしていない。窓から中を覗けるし、ストレッツ達の正面にある扉には鍵も掛かっていない。自分から不用意に首を突っ込むヤツはこの暗黒街には滅多に居ない、故にそこまで警戒する必要は無いと考えているのである。…もっとも、それはあくまでこの暗黒街の住民に限った話ではあるのだが。 ) [Sun 7 Sep 2008 00:51:47]
◆カイン > (本当に、ひょんな偶然だった。 僕は――僕は、ある目的の為に最近、暗黒街やスラム街を歩き回る必要があると感じていたんだ。地理や情勢なんかを頭に叩き込みたかった。普段人がよりつかないような薄暗い場所や、倉庫や何か。 ……そして、初っ端からコレだった。 縛られた女の子――だと思う。遠目から見た限り――を何処かへと連れて行く連中の姿を目にしたのは。 情けない話だけど、その時に僕は逃げ出した。怖かった。決意を固めていても、本当の犯罪に遭遇するのは怖かった。 怖かったけど――家に着いたときには、情けなくて。 今度は自分の装備を引っつかんで、暗黒街へと取って返した)……………確か、この辺だったと思う――んだけど……(物陰に隠れて、周囲を見渡す。 さて、あの傭兵めいた連中はどんな場所に女の子を監禁しているのだろうか?) [Sun 7 Sep 2008 00:45:37]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(いてもたってもいられなかった)』 [Sun 7 Sep 2008 00:41:26]
◆ストレッツ > ( 依頼主からは要求が飲まれなければこの娘を好きにしていいといわれている。もう一人の傭兵は是非ともこの身形の良い娘を好きにしたいと思っているのだろう。さっきからしきりに娘の方をちらちらと見ている。まだガキだが、なるほど上物ではある。 ) …しかし、お前もついてないな。馬鹿な親父を持ったせいでこの様だァ。 こういう時は誰を恨むんだ?俺達か、それとも俺達の依頼主か。親父か…まさか、神様ってわけでも無いだろう? ( 縛り付けられている娘に話し掛ければ、娘は反抗的は目付きで睨み返してきた。それを見て、ストレッツはにやにやと笑う。 ) [Sun 7 Sep 2008 00:35:50]
◆ストレッツ > ( 男の突然のくしゃみに、隣にいた傭兵は怪訝そうな顔を向ける。外見に似合わぬくしゃみの仕方が変だったのだろう。 ) …何見てやがる。お前はこの俺を見張れっていう依頼でも請けているのか? ( ストレッツが睨み返すと、傭兵は肩を竦めて視線を外す。ストレッツは舌打ちすると、鼻を啜り腕を組んで壁に寄りかかった。誰か俺の事を噂していやがるのか? ) ( 目の前には柱に縛り付けられた良い身形の娘がいる。何でもどこぞの金持ちの娘らしいが、娘の親父がアウトローどもの取引にちょっかい出して恨みを買ったらしい。で、こいつを誘拐して「娘を返して欲しければ云々」みたいな要求を突きつけているんだろう。俺ともう一人の傭兵は、この誘拐された娘のお守りをしている。もっとも、そのいざこざに関しては殆ど知らないし、今日の相棒だって会ったばかりで良く知りもしない。 ) [Sun 7 Sep 2008 00:29:12]
お知らせ > ストレッツさんが入室されました。 『… くしっ』 [Sun 7 Sep 2008 00:17:14]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Sat 6 Sep 2008 23:40:06]
◆ジャスティス > ……うっし。 (おいしいものを食べに行こう。とりあえずひたすら脂っこいものを食べて、度数の高い酒を飲むのだ。 そうだ、服も買おう。起こられそうだがそんな高いのでなければいいだろう。まぁ、適当につれも見つけて付き合わせよう。久しぶりに遊ぶぞと決めれば、なんだかやる気満々。遊ぶのに気合を入れるのもどうかな、とは思うけど。0) [Sat 6 Sep 2008 23:25:47]
◆ジャスティス > よっしっ!! (シスター。教会。一瞬そういえばうちの教会誰の土地なんだろう、とか一瞬スごく不安になるようなことを考えてしまったがそんな迷いを振り切り、感情を済ませて店外へ……ちょっと遊んでいこう) ええいどきなさい猿ども、年中盛ってからに。 (なんかぬるぬるするものを踏んでなきそうになりながら、いまだ続く陵辱の脇をすり抜けて) [Sat 6 Sep 2008 23:14:20]
◆ジャスティス > …………遊び歩いちゃおうかなぁ。 (別に変な遊びじゃないけれど。 居候でもつれて何か。こう、私服で。 なーん手考えるものの、やっぱりだめなんだ。自分はもともとあんまり上等な人間ではないので、こう、公私の区別が出来ない。その辺あざリーは偉いと思う) ま、シスターに公私もない、か。 [Sat 6 Sep 2008 23:00:47]
◆ジャスティス > ……いいわねぇ。 (ちょっと微笑を浮かべながら、しんみりとつぶやいて。なんとなく思い出すのは艶子やMJの姿。なんというか、家庭、という感じがしてきて、遊びに行くたびにちょっといいなぁ、なんて思って。) ……ま、私もだんな様いるけど。 (なんて十字架にキスしてから、天井見上げて、唇を尖らせる) [Sat 6 Sep 2008 22:38:19]
◆ジャスティス > …………ふぅん。 (カウンター越しに禿頭の渋いマスターに、最近の奴隷の逃亡劇の話を聞いて。けっこうこっちでもうわさになっていたようだが収束に向かいつつあるようだ) ……あたし?捕まえるけど。 (奴隷制度は容認、他にもそれなりに積極はではある。とはいえ、ヴェイトスの基準では、だが) …………。 (祖ちょっと殺伐とした話題から半紙をそらそうとするかのように視線をよそに向けると、いちゃつくカップルの厚い口付けが見られて。何もこんな場所で過ごさなくても、とか重いながらも、思わずため息) [Sat 6 Sep 2008 22:25:35]
◆ジャスティス > ……。 (何の変哲もない酒場。雑多奴隷を輪姦している男たちが決めている薬。その煙の吐きそうなにおいに辟易して迷惑そうな視線を送りながら、修道女は運ばれてきたポテトと焼いた肉だけの簡単な食事を進める。暗黒街とはいえもっとしゃれた店は有るのだが、そういう場所に行くと何かと面倒くさい人物にあうことが多い。まぁつまりはこの酒瓶やわけのわからない薬が転がるいかれた場所のほうが居心地がよい) [Sat 6 Sep 2008 22:09:32]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 6 Sep 2008 22:02:33]
お知らせ > エリス@スレイブさんが退室されました。 『( 彼女の本意では、ないのだとしても。 それに気付いていないから。 )』 [Fri 5 Sep 2008 01:48:45]
◆エリス@スレイブ > うん。 ( 普通に世話を焼かれていることに、今更違和感は覚えなかった。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:48:18]
◆エリス@スレイブ > ( もしかしてエルフ語なんかになると、読み書きできるのは特技のレベルだろうか? 使う機会は少なかったし、むしろもうないし、それほど流暢ではないだろうけども。 さておき。 人間との間にできた子を良くは思っていなかったらしい母も、それだけは最低限必要と考えたらしい。 あるいは、飼い殺しの退屈な時間を凌ぐ術だったのか、この時代にしては複雑な計算も、それなりにこなせる。 ただ、社会常識なんかについては抜けていて、やはり接客などでは活かせないのだけど。 何にせよ追われる身では、関係ないか。 ) できる? ( ロッティの言葉に、どこかホッとしたような薄笑いを浮かべた。 ともすれば皮肉っているようにさえ見えそうな、弛緩した笑み。 普段の目付きがあまり好意的なものではないために、一層頭が弱そうに見えてしまう。 ) ( そういえば、指定された逃亡の期日まであと数日だ。 もっともそれ以降も、永遠に逃げ続けることになるのだけれど、三名の追跡者はそれで下りるのだろうか? ゴウテンジは追い続けると言ったけれど、あれが脅しでなく本心なのかどうかは分からない。 三人が降りたところで奴隷ギルドが動くことになるのだから、一人や二人増えたところで変わらないかもしれないけども、奴隷ギルドも暇ではないから一月前の逃亡者なんて軽視するかもしれないと思うと、その一人や二人が急に大きくなってくる。 ) ( 当てにはしていないが。 もしも、今この瞬間でさえ主催者には監視されているのなら、お金も届くのだろうか。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:46:15]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 ほら、さっさと食べちゃいな。 』 [Fri 5 Sep 2008 01:28:20]
◆ロッティ > 読み、書き、計算できればやっぱなんか内職出来るんじゃ――――( むしろ学の無いロッティはどれも苦手である。 生活に支障がない程度で、読書なんかまずしない。 足し算引き算はまぁ何とか。 掛け算の理屈は知っているが九九とか覚えてない。 ―――ともあれ、そこら辺からなんか突っついてみるのが良いか。 ) っし、それじゃ帰ったら揃って仕事探しか。 ( なんか普通に餓鬼の世話してんじゃん、とか内心自分に突っ込みつつ。 この逃亡奴隷を匿う事がどれくらい危険かなど理解していないのか甘く見ているのか――――日常的に会話をする相手がいる事で案外最近、精神的に安定しているという自覚もなく。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:27:54]
◆エリス@スレイブ > 字は読める。 書けるし。 あの、エルフのも。 あとは。 あと。 数を数えるの、早くできる。 計算? あれ。 ( 当たり前かもしれないと思いながら、五体満足とか、見た目から分からないことを並べてみよう。 第六感に片足突っ込んでいる感覚の鋭さは、本人にも自覚のないものだし、まだまだ感情や知恵に引っ張られてしまう不安定なものだ。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:17:21]
◆エリス@スレイブ > うん? ( 分かっていない風に首を傾げるばかりだ。 話上手ではないと思うけど、これでも別にいいじゃない、みたいな。 ロッティの言う通り、殺すのが大変なのは知っている。 でも、ただ、自分の命を自由にできると勘違いしている者のことが、我慢ならなくて。 そういう風に、いつの間にか染め上げられていて。 もっとも、それで見境をなくしてもいない。 ) うん。 でも、ずっと逃げないといけないのは大変だし。 許せないし。 ( それだけ呟いて、おいておこう。 同じニオイがするものの、ロッティに言わせれば、ロッティと自分は違う。 今はそれでいい。 得意なこと? ) 分からない。 ええと。 ええと。 ( それこそ、それだけを売りに二級でいられるようなもの。 実は読み書きや計算もできるのだから、それが大きいのかもしれないが。 容姿だけでどうにかなる仕事は多くなく、何より、売りにするにはその特徴を追われている身だ。 食事の手も止めて、宙を仰ぐ。 得意? 周りと比べて自分には何ができるのかを考えるには、比較対照を知らない。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:13:15]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 [Fri 5 Sep 2008 01:04:36]
◆ロッティ > あんたまず喋りからして―――まぁいいけどさぁ。 ( もっと馬鹿みたいなしゃべりをする奴は居るっちゃ居るし。 で、なんだっけ?どうでもいい? ) あんなのは笑って済ませられる範囲だし。 みんなあたしが今あんま金持ってないの知ってるし―――前にも言ったけどさー、人間一人殺してテメーは無事で済ますのって大変じゃない? 逃げて済むなら逃げたほうがマシだと思うけど。 ( 爺一人殺して1か月食いつなぐ程度のはした金を貰ったばかりだが、楽だとは言い難かった。 何度もやれって言われたら流石にどうかっていう―――なにより精神的な安心感からほど遠い。 やんなくて済むならそれが一番だ。 ) とりあえず…部屋でできる内職からでもいいけどさぁ。 あんた自分の得意なこととか自分の長所とか並べてみ。 そっからなんか考えるしかないでしょ。 ( 見てくれは―――風呂入らせてそれなりの服を着せたらだいぶ見れるようになった、か。 ) [Fri 5 Sep 2008 01:01:18]
◆エリス@スレイブ > ロッテは、どうでもいい? 窓から出て来て、逃げたくらい、なんでもないんだっけ。 ( 自分のように捕まれば殺されるという立場になったら、彼女はどうするだろう。 やはり逃げようと言うのだろうか。 追う者を根絶やしにしてやりたいとは思わないのだろうか。 思ったところで実現性が欠しいというのもあるけれど。 ふとそんなことを考えて、どうでもいい?という問いに乗せる。 ただ、やっぱり説明不足。 自分が殺す殺さないをしていても、彼女にとってはどうでもいいかという問いにも取れるかもしれない。 ) したいことは、それだけ。 ううん、他にもあるけど。 それができれば、あとはついで。 何ができるかは、分からない。 ( ラーメンに落とした視線に、束の間暗いものを宿して。 けれど淡々と話す。 ただ、恩返しと言われると… 確かに足りないような気もして。 どこか困った風に視線を彷徨わせた。 ) 助かってる。 うん。 でも、何を覚えられる? ( 芸って、以前の所有者に連れられて大ホールの催しなんかはよく見たけれど、そう簡単にできるとは。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:49:37]
◆ロッティ > ( まぁだいたい―――特別裕福でもない一般人が奴隷だのメイドだのを抱えたがる時点でどうかしていると思う。 自活なんて今までだってできたし、何の用事があってって―――ああ、男なら「家族」とか称して言葉巧みに信用させて自分用の性玩具にするんだろうけど。 高尚な趣味だこと。 ) ―――はァ、マジ使えないわ―――殺す殺さないをやってたわけね、ようするにこないだも。 売春はあたしも嫌。 アレはなんかヤケクソだか不幸だか丸出しで辛気臭いっていうか――――野郎の妄想と欲望丸出しで反吐が出るわ。 ( つまんない所で同意。 性病うつされたり変な男にストーキングされたり腹大きくした奴隷が帰ってくるなんて冗談じゃない。 ) ……あんたさぁ、うちに居て助かるって思ったらなんか恩返ししなさいよー。 今からでも一芸覚えるとかさぁ。 ( その気が無いなら売っ払うだけだ。 大した金にならなさそうだけど。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:39:28]
◆エリス@スレイブ > うん。 ( 食器の扱いで苦戦していて、まだ半分以上残ってる。 麺ものびてしまいそうなものだけど、そういう風に変わっていくことも知らずにのろのろ箸を運んでいた。 切り出されて、何を肯定したのか分からない一言の後、しばらく黙って。 ) 別に。 殺されたくないし、殺そうとするのを殺したいけど。 何ができる? 売春がいいって言われたけど、難しそう。 あと、嫌。 ( 今一つ説明不足なままで問い返す。 身体に気をつかったものを食べていて、けれど夜伽のような能力もない。 愛玩奴隷とか、そんなところ。 野良で拾っても、使えないことこの上ない部類かもしれない。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:24:25]
◆ロッティ > でさー。 ( 不味い不味いと言っていたラーメンを完食して水を飲み、ふと切り出した。 ) あんたこれからどうしたいわけ? うちに長居するならもうひと押し欲しいのよねー、一芸っていうか、一仕事。 ( それも一つの選択肢だ。 意外な儲け口をこいつが持っているなら手元に留めるのも。 期待はしていないが―――副収入程度にでもなればラッキーか。 …食費が多少増えて流石に自分もなにか収入を得なければそろそろ本気で不味いし。 給料の安いバイト程度でもなんかやんないと。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:16:45]
◆エリス@スレイブ > ( その晩のことは、だんまりを決め込んでいる。 気付いたら汚れてた、人とぶつかった、転んだ、なんてはぐらかそうともしてみたものの、自分で無理があるって分かるし。 ロッティも踏み込んで来ないなら、それっきりだ。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:11:13]
◆エリス@スレイブ > ( もちろん何かを盗るとすれば、それはロッティの部屋から出て行く時だ。 大したものがないのもあって、今に至っている。 他にすることがなければさして忙しくもない家事をして、暇になれば床でも椅子でも、適当な場所で眠ってる、そんな生活。 だから無自覚に、少しずつだらけてきていた。 こうして外に出るのはいい刺激。 人の出入りがあると警戒するような目を向けるのも、この街では自然なことかもしれないけれど。 ) ん? 色々。 どうでも良かったし、よく分からないけど、身体に良いって。 これは知らない。 ( ラーメンは知らない。 こんなに変な味もしなかったけど、それは言っても仕方ないと知っている。 エルフの母とも、周りの人間とも、感覚そのものが違うようだから。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:09:23]
◆ロッティ > ( …エアリアルを拾った翌日、さっそくこいつは帰ってこなかった。 明らかに血痕のついた汚れたシャツを着て戻ってきたし、件のスラムの「目的地」では何かあの晩ごたごたがあったとも聞く。 具体的には知らないが、声と物音は周囲の民家にも届いていたようだ。 ) ( ま、7割8割がた、コイツは最近囁かれている逃亡奴隷の一人だ。 ) ( …うまく利用できないものか。 ) [Fri 5 Sep 2008 00:00:36]
◆ロッティ > ( 自分が会話の主導権を握っている時の方が機嫌が良い女だけに奴隷の言葉少なさは気にならない。 大人しいもんだ、と侮っているくらいで―――住まわせる時に決めたとおり、大事なものは身につけて歩くか鍵をかけて閉まってある。 今のところ露骨な被害は無い筈―――まぁ、何か無くなっていて機嫌を損ねれば放り出されるくらいの自覚はあるだろう、という認識。 家事は予想以下のダメっぷりだったが、まぁ教えれば最低レベルでは出来るようで―――自分で家事をやる時間とか面倒が減るのは精神衛生上良い。 メリットは今のところその程度だが、コイツでもっと稼げないととても元が取れない。 どうしたものか。 ) あんた野良になる前何食ってたわけ? 犬の餌? ( 本当にそんなイメージ。 ロクなもの食べてないからこんな具合なのだと。 ) [Thu 4 Sep 2008 23:58:26]
◆エリス@スレイブ > ( 自分が話せないことを少し居心地悪く思ってしまう、そんな賑やかさの裏に何かしら不穏なものを感じているものの、親しげに接せられる限りそれほどの危機感は抱けない。 人格を評するほど他人と接したこともないし、ある意味では奴隷らしく見えそうな従順さで、付き従っていた。 もちろん留守を任されれば当たり前のように家捜しするし、今だって、ナイフは隠し持っている。 それをロッティに向ける可能性を排除することもないのだが。 ) ( 慣れていくのは、否めない。 ) もっと、ええと。 簡単でいいのに。 ( 身体が必要とする栄養素からして根本的に違うのか、野菜や果物をそのまま食べれば良いのにとも思う。 新鮮なそれらは、加工して誤魔化せるこういった食事よりよほど高価なのかもしれないけれど。 伸ばされる箸には当たり前のように、これといった反応もしない。 肉は苦手って、いくらか一緒にいれば話したこともあっただろう。 ) [Thu 4 Sep 2008 23:51:35]
◆ロッティ > ( とにかくあれこれ話題を提供し続けられる人間は少なくとも空気にはならないし、場の中心人物として居座り易い。 ロッティ・アレンビーは短絡で強欲で悪いことは全部他人のせいにするような女だが、そこそこの容姿とよく回る口でいつもそういう場所に陣取るようなタイプだ。 もっともその軽薄で口先ばかりの人格に気づいた人間から離れていき、結局居場所はないのだが。 なにせ、他人の為に自分の労力を割くのを嫌う女だ。 対面に座る、あからさま怪しい餓鬼を拾ったのも結局はなにかの利益につながらないかという損得勘定で――――。 ) 食わなきゃ死ぬでしょ。 安いのだけが取り柄なんだから。 ( 1杯390エンのリーズナブルさと家からの近さが決め手。 エアリアルと名乗る娘が避けたチャーシューを目ざとく捉え、断りなしに箸をのばした。 ) [Thu 4 Sep 2008 23:42:06]
◆エリス@スレイブ > ( 外出そのものを渋るけど、いつまでも引き篭もっているわけにはいかないし、となれば街のことを知らなければならない。 料理のレパートリーもほとんどないということで、連れて来られたラーメン屋。 ロッティと同じテーブルで、彼女に借りた服を着て、慣れない 『ハシ』 に苦戦しながら、長い耳の少女はそれとなく周囲を気にしている。 ) でも、食べてる。 ( 幸いロッティは街のことに詳しい?ようで、色々な話を聞かせてくれるが、正直スープの話はどうでもよかった。 人間社会の食事には慣れているものの、基本美容食だったし、エルフのハーフという味覚の事情もあって、自分にとってもこの食事はあまり美味しくない。 塩ラーメンにちょっぴり入った肉を脇によけながら、美味しくないと分かっているなら止めればいいのにと、それだけ呟いた。 ) [Thu 4 Sep 2008 23:34:23]
お知らせ > エリス@スレイブさんが来ました。 『( 【スレイブ×ランナー:16】逃亡28日〜29日目。 )』 [Thu 4 Sep 2008 23:25:06]
◆ロッティ > ( 醤油、味噌、塩、とんこつ、何でも揃ってる店ってのは安くて拘りのない不味いスープを全部揃えてとりあえず広い客層なんか狙ってる店だ。 だいたい真面目にスープ作ってたらそんな何種類もまともな材料を揃えるお金も時間もあるわけがねーっていう小さい店かチェーン店に限ってそうなんだから。 そんな話をしながらいわゆるそういう流行ってないラーメン屋で安くて大して美味しくもない豚骨ラーメンを啜る女。 店主はもちろん向こうで嫌な顔をしているが、文句があるならなんか言えばいい。 麺まで安っぽい味がする無愛想な店なのは事実なんだから。 ) [Thu 4 Sep 2008 23:23:07]
お知らせ > ロッティさんが入室されました。 『 スープが何種類もあるラーメン屋は美味くないのが世界の法則 』 [Thu 4 Sep 2008 23:18:14]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『困惑の夜を過ごすことに。』 [Tue 2 Sep 2008 22:32:37]
◆アクセラレーター > ……くそ。 (荒げた声でなく、酷く澄んだ声だった。こっちが少女としての本来の声なのだから、それにしても悪い口調だけは変わらない。) ……ッ (心臓を圧迫する痛みに呻き掛けそうになったが、強引に抑え付けていった。それでも不快感だけは止まずに続いていった。血が必要なのか、或いは何を欲しているのか。もっと人を殺さなければいけないのか。そこまでは分からない。その場で跪いてしまい、気分が回復するまでその場で落ち着けよう。) [Tue 2 Sep 2008 22:31:22]
◆アクセラレーター > (喪失した感覚を埋め尽くすのが、…何も無い。殺人衝動など元より持ち合わせており、理性の有無に関わらず引き起こしている。この空白を埋めるものが何も無ければ、感情にも行動にも表情にも示せるはずもない。) ……ッ あ (一瞬だけ大きく瞬いた。身体の内部に寄生する悪魔が暴れ回るような感覚。不快感を齎すそれに怒りを抱きながら、身体を小さく抱き締めては喘ぎ掛けた。) [Tue 2 Sep 2008 22:13:46]
◆アクセラレーター > (身体が血を欲しがっている。それは吸血鬼にとっては生理的現象と同様なそれである。しかし、新鮮な血液でなく粗悪な血液でも生き長らえてきた。) …もッと、… ? (咽喉が枯渇した感覚は無い。血液に欲求を向けるのでなくて、逆に血液に依存し続ける本能か何かが薄れてきている感覚。血液を啜っても美味くない。) ……? なンだッけなァー…? (別に気にせずにいたが、それ以上に大切な何かが忘れ去ったかのような感覚に陥った。手元の空っぽの血液パックを屋外へ適当に放り込んだ。何かから逃れるように。) [Tue 2 Sep 2008 22:01:55]
◆アクセラレーター > (依頼は達成した。残るものは何も無い。少女は屋上の中央で佇みながら、夜空へと顔を向いていた。) ―― … 、 …あー? (首が擡げた。手元は空っぽになった粗悪な血液パックを握り締められていた。歪な形をしたガントレットを装着しているのは一目瞭然なのだろう。) …血ィ、不味いッてワケじゃなァ…いンだが… (例えようのない感覚に怪訝な顔付きになりつつ、疑問を言葉にしていった。) [Tue 2 Sep 2008 21:53:45]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『廃墟の屋上。』 [Tue 2 Sep 2008 21:47:37]
お知らせ > イオナ@生贄さんが帰りました。 『( やがて、主宅へとたどり着いた107は深々とお辞儀をし、「107帰還しました」と報告した』 [Wed 27 Aug 2008 02:52:57]
◆イオナ@生贄 > ( やがて、知っている道にでれば安堵の吐息を零す。此処からは否が応でも全力で主人宅へと帰還して土下座三拍子で謝罪の洪水を主に投げつけねばなるまい。 ) 107は目標の50lの成功を確認。これより帰還をしたいと思います ( つん、と薄い胸を逸らして誇らしげである。107は自分ひとりでもお家に帰れるんだもん、的な顔で歩き出すがはやいか、その二の腕を掴もうとする浮浪者やらごろつきの手から慌てて逃げ出す。 ) ―――・・・ ( こういった場合、逃げ出してしまうが吉であることを107は知った。ヘタに所有権やらなんやらを述べるよりも逃げ出してしまうのだ。とててと慌てて逃げ出しながら、道に迷わないように慎重に覚えのある道を選んでいく ) [Wed 27 Aug 2008 02:46:14]
◆イオナ@生贄 > ( 何日も食事をしないこともある。107はそういった時、逃亡奴隷を探す。逃亡奴隷を殺害し、僅かな金品を奪う。そしてそれを使って食料と交換してもらう。相手は浮浪者だったりごろつきだったりする。また、目的のために身体を売ることも覚えてしまった。効率化と非効率化の違いはあったが、歩き回る労力を考えれば情報を得るのに使えるものはなんでも使うべきではないだろうか。 ) ―― ( もっとも、それを主は喜ばないだろうから聞かれるまで応えないでおこうと107は考える。身体を売ることを覚えた107は早々とその行動を決行し、道順を聞いて行動する。――後はこの路地をまっすぐに歩いていけば目的の見知った色町にであるはずである。もっとも、そういった事情などお構いなしに腹は鳴るのだが。 ) ――107は空腹を解消する手段を発見できないと判断します。 ( 身体を使うのは最終手段と認識します ) ――空腹の度合い、食事の回数から判断して一食二食抜くのは問題なしと判断。このまま目的地までの最短ルートを維持します ( 言うが早いか。107はお腹をぐぅぐぅ鳴らしながら歩き出した ) [Wed 27 Aug 2008 02:34:08]
◆イオナ@生贄 > ( 主の傍をこれだけ長い間離れていたのは初めてのことだった。107はぼんやりと暗黒街の裏路地を歩きながら、空を見上げた。夜空というものにこれといった感慨が浮かぶわけではないが、何日、何十日歩き回っていたのだろうと思う。殺害した逃亡奴隷の数を数えるのも忘れた。何十人の人間に抱かれたのかも数えるのも忘れた。 ) ――― ( ぐぅ、と腹が鳴る。どんな状況であっても腹は減るものだ。107はぼろ布の上からお腹を撫で、あたりを見回して食料がないか探す。そんなものが落ちているわけないのだが ) [Wed 27 Aug 2008 02:24:47]
お知らせ > イオナ@生贄さんが入室されました。 [Wed 27 Aug 2008 02:20:06]
お知らせ > オブシディアンさんが帰りました。 [Tue 26 Aug 2008 23:32:57]
◆オブシディアン > ( ……。 ) 喜んでくれるか、なァ ( 脳裏をよぎるは、あのヒト。何故か、普段から何か困っているような …そんな雰囲気のあのヒトを、更に困らせたくはなかった。だから、こうした――。 ) 喜んでくれるよ、ね――。 …だって、もォ 見えなくなったンだからっ ( ――だから。 きっと、喜んでくれるに違いない。 そうと思えば、はやく見せたくて。立ち上がり。勢い良く、少年は駆け出すのだった―― 。 ) [Tue 26 Aug 2008 23:32:54]
◆オブシディアン > ッ、 ――にしてもォ そーてーのはんいがい、だよね。 かんがえてなかったもん、こんな痛い、なンて さー。 ( 誤魔化すかのように。軽い口調で言葉にするも、襤褸布を巻きつけただけの右肩からは、ズキズキと …痺れるような痛みが断続的に襲ってくる。痛みを押さえ込もうとするかのように。ぎぅ、と 力を込めて右肩を掴んでみる。――けれども。そのような事で、痛みが紛らわせることもなく。 ) [Tue 26 Aug 2008 22:40:02]
◆オブシディアン > ( 夜。 ――暗黒街にて。薄汚れた道なき道を、ひとりの少年は歩いていた。けれども、その足取りは何処か覚束ないもので。 ) …ちょっと きゅーけー ( 休憩。そう云って、先ほどから幾度道端に座り込んだことか。後少し歩けば、彼の居る事務所が見えてくる、と云うのに…。 ) [Tue 26 Aug 2008 22:34:07]
お知らせ > オブシディアンさんが来ました。 [Tue 26 Aug 2008 22:30:41]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『数時間後、一人目を殺害する。悲鳴を上げさせ、依頼主を満足させよう。後の始末は任せた。』 [Mon 25 Aug 2008 22:10:44]
◆アクセラレーター > (酒場の裏側に降り立ち、大剣を引き摺るように走り去った。千鳥の様な音を響かせながら、一方的な殺戮遊戯もといワン・サイド・ゲームが始まった。) [Mon 25 Aug 2008 22:08:50]
◆アクセラレーター > 問題はァ… 二人目の捕獲かァ 捕獲ねェ…。 手足を切り落としても、ぶッ潰しても良いけどォ… 最低でも生かしておけ、だッたか。 (場所の特定は出来ない。そっちで探して捕まえてくれ、とのこと。げんなり、と肩を落としながら重い溜め息を吐き捨てた。二人目の捕獲期間は一週間。通常の期間に比べたら短すぎるが、報酬にそれなり根が張るものだった。) ああァ…、 隠れん坊よりィ 追い掛けたり、探す側の方がゾクゾクすんなァ…。 (逃げ回るのは嫌いだ。探したり追い掛けるのが大好きだ。女の勘と運の強さと鼻の敏感さ、殺戮の本能に従えば簡単に見付けられる。嬉しそうに身を振るわせながら立ち上がった。) [Mon 25 Aug 2008 22:06:26]
◆アクセラレーター > (仕事を頂いたもの、特定人物の二名の殺害と捕獲。) 一人目ェー…、殺す際に依頼主を目の前にして殺すッてェー まァ当然だわなァ? (貧困街や暗黒街で殺したって証拠も根拠も何も無いのだ。依頼主の前に突き出してやり、後は依頼主の望む「死」を簡単に与えれば終わり。目玉を抉り取るか、爪を剥がしてから鉄針で貫いたり、拷問染みたそれを要望されることは少なくない。残酷な殺し方でも躊躇なんてしない。) はいッ、大まかな場所は教えて貰ったしなァ… 簡単か。 (もう既に場所は割り出しているもの、訳が有りなのか依頼主だけでは手の届かない所にいるかもしれない。) [Mon 25 Aug 2008 21:59:35]
◆アクセラレーター > (酒場の屋根で獲物・大剣の一本を置いていた。青白い大胆な戦闘服を身に纏った少女は、そこで惰眠を貪るように寝転がっていた。) ―― …お? なんだァ…、あっけねェ…な。 (横目で酒場の外側を眺めた。単なる喧嘩か賭け試合のどちらか、あるいはリンチかケジメのいずれか。どれにいたって、どれでもいい。助ける気ですら起きる以前に助ける気なんか無いのだ。) …… やることなンざ、無ェーし。 (カロンは死んじまったし、ヒルダはヒルダで大変なのだろう。シャーリーの耳に入れば、どう思うのかですら分からないのだ。エニシのことだってある。問題が無くて、暇そうに見えるが山だらけだった。) [Mon 25 Aug 2008 21:49:36]
◆アクセラレーター > (広場を正面に構えた酒場は日常的に賑わっていた。酒を飲みまくって、拳を振るいまわって、金を奪いあって、なんて――法の無い街では当たり前なこと。) んァ… 、 変わんねェーな。 (非常にシンプルなルールだ。強いだけじゃ生き延びるはずもなく、協力し合ったり、騙し合ったり、互いの腕を比べ合って、奪い合っている。これが悪と悪の潰しあい。生き延びた悪は、マフィアのボスや酒場を仕切る凄腕に行き着いたりするもんだ。) [Mon 25 Aug 2008 21:43:09]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『呻く声。嘆く声。怯む声。』 [Mon 25 Aug 2008 21:37:31]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 『そういえば、服を買いに行くのも良いか』 [Sun 24 Aug 2008 01:32:23]
◆ジランダ > (これで終わりだ)(頭骸骨を砕かれた男は、体を痙攣させながら地面の上に転がっており、着地した蜥蜴は小さく息を吐いて手に付いた血を壁に擦り付ける。 やはり、あまり好きにはなれない殺し方だ。それが適切だと思えば躊躇わずに用いるし、其処に個人的な感情を挟む余地は無いが、やはり爪と牙を使ってこそ狩りという気分にはなる。 のそのそと言った足取りで獲物に歩み寄り、その懐から財布を抜き取って、蜥蜴はその場を後にした。 依頼人に報告に行って金銭を得たら、肉を買おう。 腹が減って仕方が無い) [Sun 24 Aug 2008 01:32:09]
◆ジランダ > (駆け出してから今ここに至るまでに蓄積した速度を、そのまま威力に変える方法。結局のところ、それはたった一つしか存在しない。 即ち――その勢いのまま激突するのだ)(ダンッ! と力強く地面を蹴り、蜥蜴は宙へと飛んだ。 壁や天井に爪を引っ掛ける為にも蜥蜴は良く跳躍するが、今回のそれは単純明快に攻撃の意思を備えたものだった。 まさしく獲物に踊りかかったのだ)(右腕を伸ばし、鋭く尖った爪を使って、振り返った男の頭を鷲掴む。 爪先が肉に食い込み、獲物が悲鳴をあげたがそれだって長く続かない。 跳躍した際の勢いをそのままに着地する際、蜥蜴は男の頭を地面へと叩き付けた。 ぐしゃり、と何か果物の割れるような音が響き渡る) [Sun 24 Aug 2008 01:29:36]
◆ジランダ > ―――シャァアッ!!(次の瞬間には、地面を蹴って飛び出していた。 弾丸のように、と形容しても遜色無いだろう。蜥蜴の身体能力は、鍛え上げた人の子にも劣る程度のものだ。だが速度に関して言えば、並みの人の子を遥かに凌駕するものを備えている。 勿論、極めて短距離しかその速度は持続しない。とはいえ――今この場に置いては、たいした問題でもない。一撃で決める。最初からそのつもりだ)(顎先が地面に触れるのではないかというほどの極端な前傾姿勢。しかし、それでも尚、体勢を保って走り続けていられるのは――後ろに長く伸ばした尻尾によるものだ。しっかり真っ直ぐに伸ばし、時折左右に揺らしてバランスを取りながら一直線に標的へと迫る)(「――――ん?」)(背後からせまる足音に気付いたのだろう。 獲物が後ろを向こうと体を捻り始める。 だが、もう遅い) [Sun 24 Aug 2008 01:25:17]
◆ジランダ > (獲物はスーツを着た、身なりの良い男だった。 体格はやや太い。鈍重だが力強い。そんな印象を抱く。――――実際のところ、蜥蜴はこの男が何故死ななければならないのかを知らない。興味も無い。自分にとっては全く関係のない事だ。 目的は糧を得ること。 別にその獲物が何であれ、自分には不都合が無いのだから。 まあ、殺される理由があるという事は、殺されるような生き方をしていたのであって、つまり殺されるべくして殺されるのだろう。 そういう事だ。 悩むこともない)(近づいてきた足音が蜥蜴の前を通り過ぎ、また遠ざかっていく。 良し。地面を這うようにして路地を出た蜥蜴は、そのままの姿勢で力を溜めて行く。 相手はまだ気付いていない。――まあ、気付かれたとしてもこの距離ならば。大して問題にもならないだろう) [Sun 24 Aug 2008 01:20:42]
◆ジランダ > (あくまでも『狩り』、『狩猟』である。『戦闘』ではない。 自分が殺せる相手を探し、選び、状況を作り出し、一撃で屠る。 互角の闘争であれば、蜥蜴など文字通り歯も立たない相手は大量に存在する。獣染みた一種の本能で、その辺りを蜥蜴は理解していたし、師父からの教えにもあった。糧を得るという目的がある以上、勝てぬ相手に挑むべきではない、と。 そう言った意味で、自分に至るまで脈々と子孫を繋げて来た祖先達には畏敬の念を抱く。 彼らは賢かった。恐らくは自分や人の子達が考えている以上に、だ)(さて、今夜の目的もまた同様に『狩り』である。 あいつを殺せと言われたので、殺しに行く。虎視眈々とその機会を狙う。 そして殺したら金を貰いに行き、それで肉を得る。 若干面倒くさい規則が幾つかあるものの、やっている事自体は数万年前の昔から変化していない)(かつ、こつ、と暗黒街の路地に足音が響く。 蜥蜴の耳でも聞き取れるほど近づいてきたそれに、紅い瞳を細めた。――来た) [Sun 24 Aug 2008 01:16:06]
◆ジランダ > (蜥蜴にはあまり関係のない話だが。 何処かの群れから、逸れ者が何匹か逃げ出したらしい。 それで暗黒街の群れが皆警戒しているのだ。自分たちの縄張りを荒らされたら溜まったものではない、と。 ――勿論、蜥蜴は蜥蜴であり、正確な意味でヴェイトス市の市民といった存在ではない。であるから奴隷制度というものに対して思うこともなければ、特に悩む事も無かった。ただ、ある種の動物は、群れの中の弱者を甚振ることで全体の意思を統一することもあるから、そういった必要な存在なのだろうとは理解している。 まあ、重ねて言うが蜥蜴には関係のない話だ)(薄曇の空を見上げながら、建物と建物との隙間に潜む。暗がりに蹲り、黒い外套を体に巻きつけ、紅い瞳が目立たぬように伏せていれば――見咎められる事も無い。 他の獣相手の狩りならば、自身の体温や呼吸にも気を使わねばならないが、人の子はそれほど敏感ではない。 殺した後、それを金に変えるという過程が面倒ではあったが、ヴェイトス市での狩りは蜥蜴にとっては楽なものだった) [Sun 24 Aug 2008 01:09:01]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『皆がピリピリしていた』 [Sun 24 Aug 2008 01:03:11]
お知らせ > セルギウスさんが退室されました。 『 (次の日、漏れなく二日酔いになった) 』 [Fri 22 Aug 2008 22:52:03]
◆セルギウス > まぁ、まだ呑むけどね。一度吐くまで呑んでみようかな。嗚呼、それとチーズちょうだい (吐くまで、と言う言葉に店主に嫌な顔をされた。冗談だったのに、と口にはせずに思うが。軽くなった頭でものを考えるとどうも楽観的になっていけない) (嗚呼、多分明日は仕事なんて無理だなってそう思った) [Fri 22 Aug 2008 22:51:35]
◆セルギウス > (酒を呑めば呑むほど女の頬の赤みは増していく。別に弱くはないが、強くもない。もう酩酊のレベルまで来ていると思う。そんなで帰れるのかと言う店主の言葉に、凶手は酩酊して機嫌のよさそうな笑みを漏らし) いいよ、今日はここに泊まって行くから (一階は酒場、二階は宿というスタイルの酒場だ。寝心地は悪くない。泊り客も酔いが回っているから下でどれだけ騒いでも深く眠れるし。どうせ凶手の住処――ボロい集合住宅――には帰りを待っている人がいるわけではないのだ。無理に帰ることも無いだろう) [Fri 22 Aug 2008 22:41:31]
◆セルギウス > (時折店主から話しかけられたが、それにはお座成りな返事しかしてない。「最近涼しくなったねぇ」「そうだね」「仕事はどうだい」「どうかな」「エールのおかわりは?」「うん」そんな感じ。ただ、凶手も話を聞いていないわけではないのだ。言葉が足り無すぎるだけで) (お座成りな返事だったにも拘らず、また店主はジョッキにエールを注ぎ始めた。これで何杯目だったろう。二杯目?三杯目?多分そんなものだ。新しいジョッキがカウンターに置かれて、女は飲んでいたエールを一気に喉に流し込む。ぶはっと酒臭い息を吐いてジョッキを置いた) ありがと (これまた短い礼を告げて、新しいジョッキに手をかけた) [Fri 22 Aug 2008 22:29:22]
◆セルギウス > (顔を赤くした女はカウンターに肘をつき、ジョッキのエールを飲んでいた。二つばかり席を空けた隣では酔った男が唾を撒き散らしながら猥談をしている。そちらには頼まれても顔を向ける気にはならず、カウンターの中の店主やその奥に設えられた棚を見ていた。ただ、今のところエール以外を頼む気がない凶手であるから、棚に仕舞われた葡萄酒や火酒はただの飾りでしかない) [Fri 22 Aug 2008 22:20:33]
お知らせ > セルギウスさんが来ました。 『 (場末の酒場) 』 [Fri 22 Aug 2008 22:11:42]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 路地裏に残る汚い殺害現場 』 [Fri 22 Aug 2008 03:18:23]
◆蜷潜 > ( 何とも空気の悪い界隈だ。 高い所に登っても風に乗ってどこかから悪臭が漂ってくる。 水を吸った路地裏の生塵の山が放つ腐臭と、なにか焦げ臭い肉の匂いと、煙草とドラッグの匂い。 そんなのの混ざり合って空気に溶けたような悪臭。 ここらに住んでる連中は気付いているかどうか。 暗黒街といってももっと小奇麗な区画はあるのだろうが。 規律の緩い辺りはだいたいこんなものだ。 ) ( 民家の屋根の上をのんびりと一人歩き、海に向かう方向を探る。 帰って適当に洗って帰ろう。 遅い時間だし報告は明日で良い。 ) [Fri 22 Aug 2008 02:42:40]
◆蜷潜 > ( あとはこの場を離れて依頼主に報告をするだけだ。 道をひとつ出るだけで大通りだが、流石に少々汚れ過ぎた。 靴はどこかで捨ててしまうか。 裸足で歩くのは海辺で慣れている。 まぁとりあえず――――あえて薄暗い裏路地を抜けてまた屋根に上がるか。 一番見晴らしがよくて人目を避けられるルート。 稀に似たような事を考えている連中に出くわすこともあるが。 ) [Fri 22 Aug 2008 02:36:25]
◆蜷潜 > ( 逃げようとするか、交戦を試みるか。 会話を使用などと思っていたら一番楽だが―――どれでもいいか。 今の今まで浴びるように飯を食って酒を飲んで遊び笑っていた人間がどの選択肢を選んでも大差ない。 深呼吸をひとつしてつま先で軽く跳んでリズムをとり、逃げの準備に入った男を追いかける。 背中を向けるなら楽なものだ。 余程足に自信がなければ逃げられる状態ではない。 背後から男の頭髪を鷲掴みにして力いっぱい引き寄せ、地面目掛けて叩きつける。 びたん、と音がして男が僅かにバウンドした。 そしてやはり、汚物を吐き散らす。 ) 食後の運動、及びお別れの時間だ。 ( 男を蹴っ飛ばして仰向けにして、つま先を口に捩じ込んで全体重を片足にかけた。 ぐりぐりと抉ると、顎が外れながら男は血と汚物をがぼがぼと吐きながら、死んだ。 ) ――――楽な仕事。 ( 無傷、無抵抗で終わる程度の楽な仕事だった。 羽目を外し過ぎたチンピラ4人の始末なんてこんなもの。 小遣い稼ぎだ。 ) [Fri 22 Aug 2008 02:27:39]
◆蜷潜 > ( 減速しきらず姿勢が崩れた状態で一瞬でも早く先制する為、地面を真横に蹴って隣の男に肩からぶつかりに行く。 あまり多対一というシチュエーションは好ましくないが、こちらが完全な不意打ちに成功していて相手集団が無警戒であれば4人くらいは可能だ。 こちらは4人の様子をしっかり伺っていたし、襲撃場所も選んだ。 非武装で酒を飲んで大量に食事をした直後、裏路地、そして相手は私の素性を全く知らない。 これだけ条件を揃えれば素人4人くらい殺せる。 ) ( 肥った男がなにか喚いたが、血飛沫と消化できていない汚物をまき散らして地面にのた打った。 ) 3つ。 まぁ給料相応。 ( 汚れた右手を壁で無造作に拭い一休み。 残り、1。 ) [Fri 22 Aug 2008 02:12:26]
◆蜷潜 > ( 二階建ての屋根の上から飛び降りる加速と重量で一人目の脳天目掛けて肘を叩き落とす。 普通にはあり得ないような破砕音がして男の頭蓋は首に減り込み、言葉もなくもたりと倒れた。 3秒。 3秒程度は状況を理解するまでに時間がかかる。 状況を表す適当な言葉を見つける事が出来ない残りの3人が形容しがたい表情で「何が起きたか」「今の音は何か」「今しがた死んだ男の状態把握」「襲撃者がなにものか」「どう対応すべきか」という思考をいっぺんにか順番にか処理しようとしている間に走り幅跳びの要領で一歩、二歩、三歩と間合いを詰めて無造作に左手の人差し指と中指で一人の喉を突いて爪を立て、親指を加えて思いきり掴み抉った。 残り2。 思考を放棄して自衛行動に移るだろう。 ) [Fri 22 Aug 2008 02:04:30]
お知らせ > 蜷潜さんが入室されました。 『 飛び降りた 』 [Fri 22 Aug 2008 01:55:41]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『帰る前に川辺にでも行って匂いを落とそう。』 [Sun 17 Aug 2008 23:34:23]
◆君影 > ……しけてるし。 もう何なの本当。 死ねばいいのに。 ( ……あ、もう死んでたか。 薄っぺらい財布の中身に不満を漏らすと、それを懐に入れて後は適当に死体を路地裏に放置する。 これで私の仕事は終わり。 後は上役に報告するだけだ。 ) ………さいっあく。 ( うんざりした様子で溜息を吐く。 一応は正式なギルドからの依頼である暗殺の仕事であるのだが、傍目から見ればその手際は強盗か何かにしか見えない。 )( けれどそんな事を気にするような性格でもなく。 匂いに顔をしかめて、中々落ちない汚れを擦りながらクナイをしまってその場から立ち去り始める。 ) [Sun 17 Aug 2008 23:25:42]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 [Sun 17 Aug 2008 23:21:04]
◆君影 > ( 取り敢えず物盗りに殺された風な形を装っておこう。 暗殺者に殺されましたなんて痕跡を残したりしてると、後々で面倒な事になってくる。 検死か何かをして死因を追求すればプロの仕事だと一目瞭然ではあるけれど、こんな女に一々そんな事をする理由もないだろう。 そんな風な事を考えながらぞんざいに返り血を拭いつつ、適当に身包み剥いで死体漁りを始めた。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:53:30]
◆君影 > ( 予想よりも面倒な仕事だった。 対象の女を観察してみれば随分と他者に対する警戒心が強く、そう簡単に近づく事が出来そうになかった。 だからこそこんな手間の掛かる方法にしたのだけれど、このやり方はやっぱりあまりしたくない。 殺すのは楽でも後始末が大変。 中々落ちないし、リャンも嫌がるし。 ) 最悪………! ( ああ苛立ってきた。 物言わぬ死体となった女を八つ当たりの如くに蹴る。 元よりコイツが楽に殺させてくれればこんな手間の掛かる事をしなくて済んだのだ。 本当に最悪。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:43:52]
◆君影 > ――――終わり。 ( 襤褸切れのような外套の下には若いイエロティアの女の姿があった。 黒ずくめの格好に闇夜に映える紅一点のスカーフ。 綺麗に頸動脈をかっさばいたかそこからは噴水のように血が吹き上げて、少女の頬を返り血で赤く染めていく。 ) …………汚い。 ( 頬を拭いながら不満を零す。 返り血もそうだが、浮浪者と誤魔化す為に執拗に擦り付けた生ゴミの匂いもそう。 生物が腐ったような匂いはこの夏場にはやはり辛いものがある。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:32:32]
◆襤褸 > ( その女は取りとめもない事を考えていた。 今日の客は最悪だったとか、今月稼ぎが悪いからどうしたもんかとか。 そんな普通の事。 )( だからこう――― ) ( ―――だからこうその行き倒れの真横を通り掛かった時、そいつが突然に跳ね起きて外套を被せて来た時、え?とかそんな反応も出来なかった。 ただそんな汚い物を被せるなんて服が汚れるとか、そんな事を考えていると首筋が熱くなる。 )( 視界が暗くなって、足に力が入らなくなるまで大した時間は掛からなかった。 何が起こっているのかも分からず、ただ唐突に激しく眠くなったように瞼が落ちていく。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:26:44]
◆襤褸 > ( そんな死体一歩手前だなんて、この場所ではさして珍しくない。 身包みを剥がされていないのが珍しいと言えるのかもしれないが、襤褸切れの方がまだ立派と言えそうな外套を羽織って倒れているその姿はとても金目の物を持っているとは思えない。 道を行く人は今の所一瞥をしただけで、後は見向きもせずに立ち去っていく。 よくある日常の光景の一つ。 一々気に留めてもいられない。 )( この道を通りかかったティアン系の女もその一人。 嫌そうな顔をして、行き倒れは私の見えない所で死んでろとか罵声を吐いて、後は先人に倣うように見向きもしないで通り過ぎていこうとする。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:17:18]
◆襤褸 > ( 行き倒れか。 それとも浮浪者や奴隷の類か何かなのか。 襤褸切れを纏った人間が一人、腐臭を漂わせて路地の片隅に倒れ伏している。 生きているのか死んでいるのか、先程から寸毫たりとも動かぬ外見からは計り様が無い。 ) [Sun 17 Aug 2008 22:08:30]
お知らせ > 襤褸さんが入室されました。 『有り触れた光景』 [Sun 17 Aug 2008 22:04:51]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 どうしようもない女のどうしようもない夢想が実行されるかはまだ、わからない 』 [Sat 16 Aug 2008 01:30:17]
◆ロッティ > ( ながーい目で見て、金持ってるバカな男でもひっかけて散々貢がせるってのもどう? 自分で言うのもなんだけど、あたしの取り柄なんて見た目くらいのもんだ。 それを武器にして最大限努力するのの何が悪いって言うのか。 馬鹿正直に身体売って金稼いでは店に半分持ってかれるより、才能活かしてもっと大きいのを釣って独り占めできりゃ最高じゃない。 ) ( 考えだしたら足取りが妙に軽くなってきた。 ゲームみたいで楽しいじゃない、それ。 ) [Sat 16 Aug 2008 01:27:22]
◆ロッティ > ( 数日分稼ぐだけなら他人からダイレクトに掏るだけでも良い。 酔っ払いとか狙い目だ。 あとは暗黒街じゃなくて、もっと危機意識の低い連中がウロついてるような―――バイクツか。 バイクツで素人ひっかけて金だけ貰って逃げるとか、イカツイの一人二人連れてって美人局っての? アレやってみるとか。 ) ――――なぁんだ、その気になれば。 [Sat 16 Aug 2008 01:23:24]
◆ロッティ > ( 当面の資金だけでもいい。 手っ取り早くなにかで稼げないものか。 場繋ぎだけしてても駄目なのなんか言われなくても分かってるが、手元に当面使えるお金が無いのが不安で不安で仕方がない。 何か方法は無いか。 そっか、簡単だ。 そりゃ多少のリスクは伴うだろうけど。 ) ( 金がある所から貰っちまえば良いじゃない。 そんな何度も何度もやってりゃそのうち捕まってひどい目にあうかもしれないけどさ、一回だけ。 一回だけ慎重に慎重にやれば上手くいくかもしれない。 何所に入る? マフィアがらみはできれば避けたいが、連中金は持ってる。 貧乏人の家程簡単に入れるが、そんなところじゃ意味がない。 店舗はどうだ。 どこに金しまってるのかわかれば簡単そうじゃない。 ) [Sat 16 Aug 2008 01:18:10]
◆ロッティ > ( ―――…浮浪者に混じるのと身体売って稼ぐのだったら後者の方がマシか。 水商売ったって今までは飲み屋でスケベ親父や友達居ないしょっぱい男達相手に酒注いで愚痴聞いてから騒ぎして遊んであげてた類で―――身体売って稼ぐ連中なんて必死過ぎ? なんて思ってたものだが―――稼ぎは良いんだろうか、やっぱり。 金が無くて買いたい服も買えない、食事の値段ひとつにちまちま節約を考える、そんな生活が耐えられない。 いよいよとなったら―――。 ) …冗談じゃない、あんなの奴隷の一歩手前だっての…! [Sat 16 Aug 2008 01:10:44]
◆ロッティ > ( 表通りを一人歩いている。 この時間の暗黒街となるとそれなりに賑わって、季節がら浮かれた声がそこかしこで上がっている。 あたしはッていうと、シケた顔してりゃ人も遠のくってのか、それとも金の切れ目がなんとやらか、こんな時に限って金づるの男共に上手いこと逃げられている。 最悪部屋を追い出されたら何処かに転がり込むつもりだが、連中、最近ひどく付き合いが悪くていけない――――。 ) [Sat 16 Aug 2008 00:56:06]
◆ロッティ > ( 前の仕事がクビになってからいい加減笑えないくらい時間が過ぎていて、家賃払う金すら危うい。 そりゃこのままいったらどうなるかなんて分かってるし、仕事だって最初のうちは探してた。 ただどいつもこいつも煙たそうな顔して首を横に振るばっかりで、こっちがやる気出してるってのにあんなじゃ削がれるに決まってる。 馬鹿にして、ハナっから人を使えなさそうな奴みたいに扱って。 それじゃいったいあたしはどうすれば良いんだっての。 ) ……死ね、って言われてんじゃん。 くそッ…お前らが死ね…! [Sat 16 Aug 2008 00:51:58]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 ずるずると自堕落な時間だけが経過している 』 [Sat 16 Aug 2008 00:46:06]
お知らせ > バイ・チャンフォン@ランナーさんが帰りました。 『(道すがら、裏路地を覗いたりしつつ、その場所へ向かっていく)』 [Thu 14 Aug 2008 00:51:08]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (「・・・ああ。○○の闇医者のところでみたかもしれねぇな。」)・・・ありがとう。(それだけいって、その場を立ち去る。この情報が真実である可能性も、捕縛につながる可能性も、おそらく相当低いだろう。だが、男には他に頼るべき情報もない。また、地道な聞き込み以外の術も知らないし、有効なコネもない。選択の余地は全く無い。ならば、ひたすら聞き込みと歩きで探すしかないだろう。) [Thu 14 Aug 2008 00:50:45]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (地道な聞き込みが必要とはいえ、もう少し効率的に探せないものか・・・。誰も捕まえられていない、とあれば今後の仕事にも響くかもしれないし・・・。)うかうかは、してはいられない、な。(とりあえず誰かに話しでも聞いてみようかと、そこらへんの刃物屋に尋ねてみる。)・・・と、いう、容姿の、やつらを、見なかった、か?(寝ているのか、寝ているフリなのか・・・何も答えない。この手の輩は一筋縄ではいきはしない。硬貨を少しだけ手に握らせる。こんな場所の情報でも、今はひとつでも多くほしいのだ。) [Thu 14 Aug 2008 00:31:27]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (力が統べるこの通りにて、男は力も権利も、守る法すらも存在していないような者達を探していた。)いや、見てない、なら、いい。邪魔を、した。(いつもひいきにしている雑貨屋の店主にそういうとひらひらと手を振る。注意しなければ盗品・不良品などのめんどくさい物を押し付けられてしまうが、それでも周りのにわか露店よりはずっとこの街にある、信用のおける露店だ。店主の笑顔に会釈して、再び歩き出す。)手がかり、言えば、淫売窟の、宿屋、だけ・・・か。(あれも時間の問題だろう。客が捕まったら即引き払うだろうし、宿が庇う可能性もある。・・・あの時点で捕らえられれば良かったのだが、失敗した今となっては、有利とも言えなくなってしまった。) [Thu 14 Aug 2008 00:05:46]
お知らせ > バイ・チャンフォン@ランナーさんが入室されました。 『(下卑た笑いの溢れる通り)』 [Wed 13 Aug 2008 23:57:09]
お知らせ > フィア@スレイブさんが退室されました。 [Mon 11 Aug 2008 01:23:10]
◆フィア@スレイブ > (やがて、そうしている事にも疲れてきたのならその瞳は閉じられて、眠りにつくことだろう。寝ている間に狩人に見つからない事を祈りながら、何かの気配がするまではその精神も休めてよう。薄れていく意識の中で、どんな狩でも狩られる方の立場はどうにも分が悪いようだと思った。) [Mon 11 Aug 2008 01:23:03]
◆フィア@スレイブ > (普通ならば追う立場にはあっても追われる立場には回る事がない。だからだろうか?必要以上に警戒してしまっているのかもしれない。闇の中で身を潜めながらも人の気配を探して視線を巡らせる。勿論、すぐに逃げ出せるようにだ。) [Mon 11 Aug 2008 01:12:19]
◆フィア@スレイブ > (食事を終えても動き出す事はしない。下手に動いて狩人と鉢合わせてしまう事もあるかもしれない。それなら、こうして闇の中で隠れている方がまだ身体は休まる。やはり狩人以外の危険もある以上は精神的には休まらないのだが、身体が休まるだけまだマシだと思えた。) [Mon 11 Aug 2008 01:01:37]
◆フィア@スレイブ > (暗黒街の奥の奥。めったに人が立ち入らないような路地に身を隠す。だが袋小路にだけは入ることはない。もしもの時に逃げられなくては逃げる意味がない。これは鬼に見つかって逃げられなくてはただのかくれんぼになってしまう。) [Mon 11 Aug 2008 00:47:23]
◆フィア@スレイブ > (闇にまぎれるように隠れてみても、金の毛は闇に溶け込みきる事はできずに少し目立つかもしれない。この毛を染めない事には闇の中で生きる事は難しいだろうか?だからと言って光があると姿を隠す事はできない。一応の主から与えられた食料に手をつけながら暗黒街の路地の奥で姿を隠す。) [Mon 11 Aug 2008 00:34:57]
お知らせ > フィア@スレイブさんが入室されました。 [Mon 11 Aug 2008 00:21:18]
お知らせ > 獣少女@生贄さんが退室されました。 『( 闇 からの 視線 。 )』 [Sat 9 Aug 2008 23:25:44]
◆獣少女@生贄 > ( ぴく ッ ――不意に。灰色の獣耳が、動いた。傷痕を舐めていた顔を挙げ、ゆっくり、視線を彷徨わせる ――また、だ。先日から感じ始めている、『視線』。理由の分からぬ獣はただ、こうして辺りを窺うことしか出来ず。 彷徨わせる視界に、何が映るのだろう …? ) [Sat 9 Aug 2008 22:46:44]
◆獣少女@生贄 > ( やはりあれから、ロクな食料にありつけていない獣。今宵はそれがアダになったか、漸くと追い詰めた食餌の反撃を右前足に喰らってしまった。――予想以上に牙が刺さっていたのだろうか。噛み痕からは今も血が滲み出ている…。 ) [Sat 9 Aug 2008 22:31:26]
◆獣少女@生贄 > ( ―― ぴちゃ、 ぴちゃ 。 )( それは一見、動物が水を飲んでいるかのような 音。…けれども、 ) う ……、… ゥ … ( 先日に増して覇気の無い獣は今、暗黒街と呼ばれる場の道にうずくまっている。 ――ぴちゃ ッ。 獣のたてているその音は、右足に作った切り傷を舌で舐めている。その音、だった。 ) [Sat 9 Aug 2008 22:27:46]
お知らせ > 獣少女@生贄さんが入室されました。 『( 水音 。 )』 [Sat 9 Aug 2008 22:23:28]
お知らせ > バイ・チャンフォン@ランナーさんが退室されました。 『(呑まれた先には何があるのだろう?)』 [Sat 9 Aug 2008 00:11:58]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (快楽・快感を得続けていると、ただの快楽では物足りなくなってしまう・・・。自分も、そうなっていくのだろうか?・・・いや、ひょっとするともう既にそうなっているのかもしれない。)・・・。(戦いを求めるあまり、勝利に酔うあまり、別の形での生き方ができなくなる・・・。今更ながら、ちょっと、怖くなってしまう・・・。だが、今はとりあえずそんな考えを振り払い、仕事の完遂に専念するとしよう。) [Sat 9 Aug 2008 00:09:08]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (今回の依頼・・・ただの逃亡奴隷を捕獲する、というわけではなく、貴族が意図的に放った・・・という噂も耳にする。)なんとも、悪趣味、だな。(ぼそ、と本音が漏れた。奴隷は道具だし、同情なんて毛ほども感じていない。だが、物や道具にも愛情を感じてしかるべきでは?とは思ったが・・・)まぁ、貴族とは、そういう、もの、か。(普通の贅沢では満足してしまい、もう快感を感じられなくなってしまった。故に少々おかしなことを楽しむようになってしまう・・・。)快感の、いきつく先は・・・それ、なのか?(ふと疑問に思う。) [Fri 8 Aug 2008 23:46:49]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > ・・・。(裏路地を順番に覗いていったりするが、公共の性処理奴隷がつながれていたり、文無しの男がねていたり、喧嘩に負けたのか、ボロボロの男がのびていたりするだけだ。教えて貰った容姿に合う奴隷の姿は見つからない。)・・・やはり、どこか、当たり、つけて、行くしか、ない、な。(さしあたり、潜伏していそうなのは淫売窟、スラムあたりか・・・。表通りを逃亡奴隷が歩いていたならさすがに目に付くだろうし、この仕事は斡旋所で眼にした人も多いはずなのだから。そんなことを考えつつ、裏路地を一つ一つ洗っていく。) [Fri 8 Aug 2008 23:16:44]
◆バイ・チャンフォン@ランナー > (依頼を受けてとりあえず探し始めたはいいものの・・・見当なんて全くつかない。だってヴェイトスってかなり広いし。)むぅ・・・どこ、聞いても、知らない、ばっかり、だな。(そりゃそうだ。どこにほいほいと自分の腹探られるようなバカがいる?逃亡奴隷だなんて誰も係わり合いになりたくないはずだし、かくまってたとしたらそもそも言うわけがない。そんなわけでどこかにいないか?と裏路地をブラブラするしか方法がない。) [Fri 8 Aug 2008 22:59:42]
お知らせ > バイ・チャンフォン@ランナーさんが入室されました。 『(さて・・・探し始めたわけだが・・・)』 [Fri 8 Aug 2008 22:57:07]
お知らせ > ヨハンさんが帰りました。 [Fri 8 Aug 2008 00:22:33]
◆ヨハン > ( 喜び、幾度となく、しつこいくらいに与えてやった名前を口にするちびっこに、ヨハンは何だろう、なんというか………認めたくはないが、嬉しかった、のだと思う。 それを認めたくなくて、ヨハンはあえて淡白に振舞って、あしらうのだった。 ) [Fri 8 Aug 2008 00:22:32]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Fri 8 Aug 2008 00:14:28]
◆黒い害虫 > ( 自己紹介し終えると、ヨハンさまに頭を撫でて頂けたものだから ) ヨハン! …ボク、 何、かなァ …うまく云えないンだけど。 すっごく、嬉しいンだ。 ヨハンに なまえ、つけてもらえたこと。いちばん最初に、リンゴ、もらえた時も嬉しかった けど …なまえ、もらえたことのほーが ずっと、ずーっと 嬉しいよ。だから、ね ェ ……誰かになまえ、きかれたら いっぱい、じまん、してくるんだ っ。 ( 黒の触覚が忙しなく、ぴこぴこ、と …それはもぅ、心底嬉しそうに動き。オブシディアンの表情もまた、興奮未だ冷めやらぬ、と云った様子。 恐らく、名前を自慢する御相手さま。その第一名さまは、ヨハンさまのようで …今宵、幾度となくヨハンさまに 自身の名を嬉々として口にすることでしょう―― 。 ) [Fri 8 Aug 2008 00:13:11]
◆ヨハン > ( ものすごく安易な名前だったが、どうやら子供―――改めオブシディアンは喜んだようだ。 ヨハンも満足げに頭をなでてやる。 まあ、やっぱりぐりぐりと押し付けるようなのだけれど。 ) ああ、そうだ。 オブシディアンだ。 誰かに名前を聞かれたら、自慢してくるといい。 ( 妙なところで見栄を張る男である。 事務所はその夜、少しばかり賑やかで―――そのため、逃亡奴隷捕獲があるらしくうちも無関係ではないよ、という話をするのを、ヨハンはすっかり忘れているのであった。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:59:49]
◆黒い害虫 > ( ぢ――― 。 と見つめられた後、ヨハンさまから与えられた 『名』 は、 ) え、……と… お、 … 『 オブシディアン 』? ( その名を反芻し、刻み込むかのように。口にして、 ) ボクの なまえ、 … オブシディアン! ありがと、ヨハン ! えっとぉ ―― ( 小さく、笑みを見せられたヨハンさま。その笑みに応えるかのように子どもは、 ) ヨハン。 ボクのなまえ、 オブシディアン だよっ。 ( 至極嬉しそうな微笑を浮かべて。名を与えて下さったヨハンさまに、自己紹介、するのでした。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:56:10]
◆ヨハン > はいはい、わかったわかった。 その調子で頑張ってもらいたいものだ。 ( あんまり信用していない響きだった。 そもそもヨハンは子供というものをあまり賢いものと思っていない。 子供のころの自分がそうだったからだ。 ) ………………………ふむ。 ( 抱き上げた子供の顔をじいっと見つめて、それからヨハンは満足げに、小さく笑った。 ) よし、そうだな。 お前は黒くて輝いている。 だから黒曜石と名づけてやろう。 [Thu 7 Aug 2008 23:47:45]
◆黒い害虫 > ( ……ぷちッ。 )( 子どものなかで、ほんのちょっぴり何かが切れたようです。 ) … ひ、ひどいよー! たしかに、ボク … すぐ、よーりょーいっぱいになっちゃうかも、だけど ッ! 増やすもん、これから …色んなこと、おぼえられるよーに 頭のよーりょー 増やすもん ッ !! ( 意地悪気に仰るヨハンさまに子どもは、ムキになっております。 …と。 考え込まれたヨハンさまの周囲。 てってけ、てってけ。 子どもは歩き始めました。――その行動に意味は在りませんが。 何周かした辺りで御声が掛かり、 ) ………なに? ヨハ ――― わァ ッ !!? ( 手招かれるまま近付いてゆくと、ひょい、と抱き上げられて。顔を覗かれるヨハンさまに、子どもの周囲に多数の 『?』 が飛び交っております。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:41:53]
◆ヨハン > そうか…………そうだな。 お前はそれほど頭がよさそうでもないからな。 まあ仕事に必要なことは覚えてもらうからな。 ( 意地悪げにそういうくせに、まだ与える仕事なんて考えていないヨハン。 ) そうか、ならばまあ、適当につけてやる。 ( 期待に満ちたまなざしにそう答えて、ふむりと手を顎に考える。 そうだな、ハンスでは少し弱い。 ヴィルヘルムは強すぎだ。 リヒャルトはどうだろう。 賢すぎるか。 カール、オットー、ブルーノもいい。 ギュンターはいまいち。 などと、適当などといった割に考え込む完ぺき主義者。 ジャーマン系にありがちな。 ) …………そうだな……うん? …………おい、ちょっと来い。 ( なにやら思いついたように手招き。 近寄ったなら抱き上げて顔を覗き込もうとするだろう。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:31:06]
◆黒い害虫 > ( 延期、との御言葉について。理由を考えようか如何しようか考えていた、けれども… ) ん。 わかった、… そのほーが、ボクもいい、かも。 あんまりいっぱい、おしえてもらっても …ボク。 あたまが 『どかーん!』 ってなっちゃいそう、だしー … ( 容量を超えてしまうと、爆発するようです。 …名前をつけてやる。と仰るヨハンさまに子どもは、 ) ほんとっ …!? …ボク。 それでいいよ。 だって、いいなまえ、とか、わるいなまえ、とか ……よく分かンない し…。 ( そう云って。期待に満ちた眼差しで、ヨハンさまを見つめます。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:25:06]
◆ヨハン > ……………私はお前にしっかりと言葉を教えてやるつもりだったが、しばらく延期しようと思う。 ( またまた思わず頭を抑えながら、そんなふうに。 言葉の意味を教えてやるのは少々酷なのではないかと思ったり。 奴隷ギルドであるから、奴隷であるから、仕方がないといえば仕方がないのかもしれないが。 ) あー………まあ、それらは呼び名としてはあまりふさわしくないな。 いいだろう、私がお前に名前をつけてやる。 ただ、私はあまり感性がよくないという自覚がある。 必ずしもいい名前をつけてやれるとは思わないが、それでいいか? [Thu 7 Aug 2008 23:15:30]
◆黒い害虫 > ( なんでもない、と …話を遮られてしまった子どもは、と云えば。ちいさく、首を傾げたまま ヨハンさまを見遣っております。… が、 ) なまえが無い、のかなァ ……うーん…? 他のひと? しょくいんさんからは、 ゴキブリ ってよばれてた。 あ、あと … かてーないがいちゅー って云う しょくいんさんもいたよ? ( 如何やら。 ヨハンさまの御気遣いが申し訳無いほどに。この子ども、『そう云った呼び名』で呼ばれることに慣れ切っているようです。 ) [Thu 7 Aug 2008 23:11:45]
◆ヨハン > ………くっ、拙いしゃべり方の癖に、饒舌などという言葉を覚えおって…………とにかくなんでもない。 ( ぶっきらぼうに話を切るが、子供のためでもあるのだ。 正面切ってこの家庭内害虫がなどといえるわけがないだろう。 今度からゴキブリを見つけても即座に殺す真似だけはしないようにしようと、さり気に考えて。 ) 名前? 確かにお前の名前は聞いていないが……………お前は、名前がないのか? その年まで生きてきたんだろう、他のものにはなんと呼ばれていたんだ? [Thu 7 Aug 2008 23:02:13]
◆黒い害虫 > ( ……? )( ふィ…、と 触覚から逸らされた視線。何処か、苦悶為さっているご様子のヨハンさま。――その様子を不思議そうに見遣っていた子どもは、 ) ? …… ヨハン。 どーよー、してないぞ。 って云ってる、けど いつもより じょーぜつ、 になってる、よ ? ( その原因は子ども自身に在ると云うのに…。 ) えー …。 せっかく、おともだちになってもらおうと思ったのにー … でも、まァ しょーがない、か。 ( しゅん、と萎れ掛けた触角。けれどそれも束の間、 ) じゃーさ ……ヨハン。 ボクに なまえ、つけてよ? ( 唐突に、そんな提案を。 ) だって、ボク ……ヨハンには、なまえ、おしえてもらったけど。ボクのなまえ、まだ、云ってない。 ( だから…、と。ヨハンさまを、見遣ります。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:58:25]
◆ヨハン > ( 友達のサイズ。 そして小さくなれるという子供。 思わず、触角から目をそらした上、頭を抱えてしまった。 ) そうか。 お前はアレか。 ゴキブリのインセクティアか。 そうか。 よくわかった。 別に動揺などしていないぞ。 別にな。 ( 動揺していないという割にいつもより無駄にしゃべるヨハン。 そんな彼の脳裏には、週一回の掃除を、これからは毎日行おうという決意が生まれているのだった。 ) ま、まあいい。 お前の友達と思しきものは、先ほど来たようだがどこかへいってしまったようだ。 [Thu 7 Aug 2008 22:46:42]
◆黒い害虫 > ん、……っと―― …誰も、って云うかー ボクのおともだち、 そんなおっきくないし。大きさ、 これくらいしかない、しー … ( これくらい、と…。子どもが示したのは、… そう。黒くて素早くて家庭内害虫のアレ なサイズにぴったりです。 自身を じ――、と見られている間。子どもの頭頂に生えた触角は不安気に、蠢いておりました。…が、 ) んー …? よく分かンない、けどー ……ボク、小さくなれるよ。おともだちとおんなじくらいの大きさ。 ( 小さくなれる、とは ……所謂、虫型になる、と云うワケで。 子どもは、何処か嬉しそうです。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:43:08]
◆ヨハン > ( 懸念材料もとい逃亡奴隷の子供。 相変わらずあの頭のアレは何なんだろうなと思っているのだから、やっぱり鈍いのだろうかヨハン。 ) なに、友達? 誰も来てはいないが………………黒くて、そんなのが生えている、だと? ( 適当にあしらおうと聞き流していたが、気になる言葉。 まじまじと子供の姿を頭から下まで見やる。 ) …………………おい。 お前はアレか。 もしかするとインセクティアか。 しかも、黒くて素早くて家庭内害虫のアレの。 ( いまさら思い当たるヨハン。 やはり鈍かったようだ。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:33:40]
◆黒い害虫 > ( ――どうぞ、との御言葉に ゆっくりと扉が開かれてゆき。 にょ、と扉の影から覗く 黒い触角。 次いで顔を覗かせた子どもは、きょろきょろ、としていたけれども ) …ね ェ、 ヨハン? さっき、こっちに ボクの おともだち、こなかった ? 黒くって、ボクみたいなのが生えてる ンだけ、ど …… ( 知らない? と、貴方を見遣り小首を傾げます。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:29:50]
◆ヨハン > ( 先日斡旋所にあらわれた逃亡奴隷捕獲の依頼。 うちも無関係ではないなと考えていたところ、視界に飛び込む黒い影。 反射的に書類を丸めて応戦しかけたものの、すばやい動きで走っていってしまう。 ) むう…………あのちょこまかとしたところがあの子供のようで生意気な。 ( 理不尽な怒りながらも割と鋭いところ突いている発言かもしれない。 ノックの音に、書類を適当にまとめて、どうぞ、と短く答えて。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:23:26]
◆黒い害虫 > ( かさ ッ ! ―― それは、不穏な音。音に次いで、テーブルにまとめられた領収書や請求書の類 …その間を縫うようにして 何か黒くて触角がうぞうぞしている生物が ササッと テーブルを飛び降り部屋の隅に走ってゆくのが映るでしょうか。 ) ( それが何処かへ消えて、から ――応接室の扉が数回、ノックされます。如何やらかの子ども、ノック、と云う行動を覚えたようで。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:20:14]
◆ヨハン > ……………まあ、使えないのは最初からわかっていたことだ。 これから仕込んでいくしかあるまい。 ( まあいくら教え込んでも、こういった小難しい仕事をやらせるほどの勇気はないが。 テーブルの上を片付けながら、そんなことを考える。 ) ……………む、これはなんだったか…………ああ、そうか。 ( それらの紙束とは別に何かのメモを見つけて、ヨハンは懸念材料をひとつ、思い出した。 それはちょうど今考えていたあの子供についてのことだった。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:14:31]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Thu 7 Aug 2008 22:13:52]
◆ヨハン > ( 密輸入密輸出、それらを世間的に裏と何のつながりもない運送業に運ばせるのだ。 時に荷物を偽り、時に裏で話を通して。 またさらに積荷のチェックに対しても、贈賄やその他の手段で働きかける。 大掛かりな仕事はそうした形で行われるのだ。 そうした際に使用する名前だけの商社、書類、証書、そうしたものもつくっている。 ) ………こういう仕事も私の仕事。 ということは運び屋であの子供が出来る仕事はやはり特にないな。 ( わかりきったことを再確認するむなしさをかみ締めながら、ヨハンはぬるいコーヒーをすすった。 ) [Thu 7 Aug 2008 22:07:33]
◆ヨハン > ( その安普請の事務室の、安普請の応接室の、安普請のソファーに腰掛けて、ヨハンはなにやら書き物をしていた。 テーブルに几帳面なくらい綺麗にまとめられているのは領収書や請求書の類。 家計簿をつけようというのではない。 それはすでに終えて、一人分増えるということの重みをじっくりとかみ締めたところだから。 ) ………むう、何度か試してみたが、やはり音巣対運送よりも、速さ安さともにルガール運送鰍セな。 話も通しやすい……。 ( 運びや、といえどヨハンは一人だ。 運べる量に限界がある。 そこで活用するのが運送業である。 ) [Thu 7 Aug 2008 21:57:55]
◆ヨハン > ( 暗黒街眼抜き通り耳削ぎ横丁口無し番外地。 嘘か本当かそう呼ばれる胡散臭い土地の片隅にかろうじてまだ建っている、胡散臭い広告のべたべたと張られた安普請の胡散臭い貸事務所。 そんな、胡散臭いを三度重ねたような手狭な事務所、そこが運び屋ヨハンの根城だった。 一応二階建てだが、ただでさえ狭いのに一階をまるまる応接室に取らている上、ベッドの置いてある二階も(強制的に)拾った子供に与えている。 ) [Thu 7 Aug 2008 21:47:53]
お知らせ > ヨハンさんが来ました。 [Thu 7 Aug 2008 21:42:28]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 [Thu 7 Aug 2008 20:03:00]
◆ルード > …(人の気配はあるようだが気がついていないようだ。 仕方がないともう少し中に入ることにしよう) [Thu 7 Aug 2008 20:02:53]
◆ルード > (預けていた牛も元気にしているだろうか、と少々気になる。ところ。 教会の門を覗き込み、中の様子を伺うことにしようか) ジャスティス居るか? (中へ声をかけてみるが反応はあるだろうか) [Thu 7 Aug 2008 19:47:51]
◆ルード > (暗黒街の教会近く。 しばらくなんやかんやと忙しく足を運ぶ機会が減っていた。 割と久しぶりになる気がする牛乳やらチーズやらの配達。 一人で馬にのりやってきていたのだった) さて、ジャスティスたちはいるかな? (教会の前まで来たところで一度馬を下りようか) [Thu 7 Aug 2008 19:36:13]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『さて、と』 [Thu 7 Aug 2008 19:33:26]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( そう思っていたら急に戻ってきて、びっくりした。 …お金は、払った。 )』 [Thu 7 Aug 2008 03:18:20]
◆艶子 > ( そして饒舌じゃないからな、では無い。口がうまくないからな、だ――。 ) [Thu 7 Aug 2008 03:18:16]
◆艶子 > おう、任せておけ! ( でもあんまりに自分が手に負えないような吸血鬼だったら、自分からVHGに頼みに行くかもしれない。…正直、あそこに出入りするのは気が引けるのだけど。 ) ………うん。 ( やっぱり男嫌いの理由は私が想像している通りのようだ。だから、それ以上は突っ込まない。 ) わ、弁えてる… か。まあ、確かに弁えてはいるけど、もうちょっと広い範囲で弁えられるとあれだ、うん。良いんじゃないかなー。 ( 流石に気に入らない男をあんなに簡単に殺そうと思ってしまうのでは…。殺す相手を良く見ないと、あらぬところで報復をうける事になる。いや、それは建前で本当の所はもう少し命に対する考えを深めて欲しいってだけだ。人を殺める職についているからこそ。 ) …………。 ( 返事は無い。これは嫌われちゃったかな、と思い私はまた頭を掻いた。説教なんてする柄じゃないのは判ってるが、私だって人斬りに関して思うところがあるんだ。誰を斬って、誰を斬らないのか。その境界がいつも曖昧な私だから。 ) む…。 ( 返ってきたのは冷たい言葉。やっぱり嫌われてしまったみたいだ。腰に手をあてて肩を落とし、その後姿を見送るしか無かった。 ) あんまり饒舌じゃないからな、私。アイリ様とかだったらどんな言い方をするんだろう――。 [Thu 7 Aug 2008 03:15:42]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 『お金。 (掌を相手に差し出して。小銭を貸してた事を今思い出した。)』 [Thu 7 Aug 2008 02:57:45]
◆君影 > ――――― ( けれど数歩だけ足を進めた後、ピタリと止まった少女は踵を返して艶子の元へと戻ってくる。 ) [Thu 7 Aug 2008 02:56:29]
◆君影 > そうする。 ………面倒だった時は艶子にお願いするかも。 ( 人の死と向き合う職業柄なせいか、それともあの偽善的な空気が苦手なのか。 私はどうにもパプテス教とかいうのと、それを信奉する教会というのに苦手意識を持っている。 )( 今年の夏は去年よりも暑い気がする。 ―――それはいつもこの季節にトキノミヤコ育ちの人間が考えてしまう事だろう。 それでも布面積が少ない服を着ると無遠慮な視線の的になるから私は嫌だ。 )( 男が嫌いだ。 だいっっっ嫌いだ。 買い物だって女性店員のいる時間に必ず済ませるようにしている。 人通りの多い場所には男と会いやすいからリャンがねだらない限り行かないし、とにかく生活の中から男を消そうという姿勢だけは努力を欠かさない。 )( その原因は察しの通り。 ) もし聞いてたとしても答えない。 ( 本当は嫌いではなく怖い。 幼い頃からの強迫神経症だ。 怖いから、何かをされるんじゃないかと心の中で怯えているから。 それなら何かをされるまえに何かをしてやろうと。 私に何も出来ないように――― ) ………だから何。 私だって場所は弁えてる。 艶子の言ってる通りじゃない。 ( 彼女が今言ってる事に対する否定は無い。 けどひょっとして説教でもしてくれるつもりなの? わらかしてくれる。 傭兵なんて私達と大差無い人を斬ってなんぼという商売だというのに。 ) ――――――― ( 即答はしなかった。 ただ傭兵は少女に向かって問い掛けただけ。 ) ―――煩い。 関係ない。 そんなの。 ( 短くは無い沈黙の後に、君影は無表情を装い冷淡な声で返答をする。 ) ――――艶子のせいで遠回りになった。 いい迷惑。 ( そしてそれだけ言うと彼女に背を向けて、回り込んだ道順で先程の通りから離れるように自宅へと向かおうとするだろう。 ) [Thu 7 Aug 2008 02:51:33]
◆艶子 > まあ、関わってしまったら迷わず教会かVHGに行くんだな。あそこが専門だから――。 ( 私の所でも良いぞ、と一応言っておいた。 額に掻いた汗を拭い、衣服を指で摘んでぱたぱたさせて、服の中に外気を送り込む。でも暑い。 ) ………。 ( その動きをぴたりと止めて、それでもきっぱりと言い切ってみせる君影の顔を見た。――私の周りには一癖も二癖もある連中が集まるなあ、とか思うと皆に失礼だろうか。 ふす、ともう一つ息を吐く。しかし、別に文句を言おうとか咎めようとか、そういった顔はしていない。 ) 余程男が嫌いみたいだな。でもどうしてそんなに男が嫌―― ああ、いや。やっぱ答えなくて良いや。 ( 女が男嫌いになる理由。そんなもの、限られてるじゃないか。 ) 確かに、雄ってのは基本的に自分勝手で酷い奴ばっかりだ。そしてこの暗黒街って所は、君影が「殺したい」って考えてそれを実行に移せる力があれば、OKが出る場所だ。でも――…… そうだな。私も人斬りなんで、うまくは言えないんだけど。 ( 頭をがしがしと掻いた。 ) もしかしたら、さっきのブラティリア。私たちの前じゃあんなだったが、家に帰ったら君影と一緒で猫を可愛がるような奴かもしれないぞ。そんなヤツでも、死ねば良いって思うかい? [Thu 7 Aug 2008 02:31:58]
◆君影 > ( 強くなる事が素晴らしいというのが理解出来ない。 私にとってそれはただの生活の糧なだけであって、別に強くなんてなりたくもない。 ―――それはすげー!と驚くよりもこえー!とビビりそう。 あくまでも私が戦えるのは刺したらちゃんと倒れてくれるような相手だけです。 ) 私は食べれる物なら何でも良いや。 銀製――ね。 なんだかめんどくさそう。 あんまり関わりたくないな。 ( その手の専門を揃えるのに掛かる手間を想像して溜息を吐く。 敢えて対等、いやむしろ不利な条件で戦いたいと望む艶子。 私? 私なら闇討ちならず朝討ちをするかな。 勿論銀の短剣で。 ) ぐ―――う。 ( 確かに無用なトラブルを起こすのは自分のような立場の人間にとって拙い行動ではある。 ………相手が一人なら良かったけど、二人もいると仕損じる可能性だってある。 ) ――――何それ。 別に良いじゃん。 あんなの死んだって。 ( 正論を言う艶子に君影は暴論で返す。 男がどんな風な人間かなんて私は知った事じゃない。 私はちゃんと警告した。 近づくなと。 それを無視して距離を詰めて、野卑な言葉を向けてきたのはあの連中の方じゃないか。 ) ――――………ふぅ。 ( 息を切らしたような艶子と同じように、君影もまた呼吸を整えるように一つ大きく息を吸って吐いた。 ) 殺す気だったの。 だから何? ( そして何を考えているのかと言われたからそれに答えてやる。 女だとタカを括っていて楽に殺せそうな連中だった。 だから殺ろうとした。 それだけ。 言葉は拒絶の意思を示すように固くて冷たい。 ) [Thu 7 Aug 2008 02:20:36]
◆艶子 > ( つまり強さの素晴らしさを知って貰うには、君影に後ろから刺された後にまるで蚊にでもさされたかのように、ぼりぼりと掻くぐらいの事をしなければならない。…とてもじゃないが無理です。 ) 私は野菜もお肉も大好きだけどな…でもまあ、大体そんな感じ。 ――まあ、対吸血鬼専門用ってところだな。銀製の武器は。 ( もっとも、吸血鬼相手には聖水や銀の武器は使わず、あえて鉄の刀一つで挑んでみたいとも考えているが。 ) こんな所でそんなトラブル巻き起こしてたら命が幾つあっても足りないぞ!そ、それに―― 男だってそれなりに必死に生きてるんだから、殺すことは無いだろうー!?クナイなんて何を考えてるのさ! ( 私もそれなりに場数を踏んできているから判ったことなのだが、君影は殺すつもりだった。脅しとか威嚇ではなく…多分だけど。 妙な展開と妙なテンションに呆気に取られた二人は、それ以上追ってこようとはしなかった。 ――暫く走ったら、息を切らしつつ立ち止まろう。ああ、この暑い季節に走っちゃったよ。あぢー。 ) はぁっ はぁっ… ふー…。 ( 君影を掴んでいた手を離し、やれやれと一息つく。 ) [Thu 7 Aug 2008 02:01:43]
◆君影 > ( うぐうと唸っている傭兵。 後ろから刺す事が常識の暗殺者にとって、強いという事の素晴らしさっていう価値観は共感しにくいものがあるだろう。 ) そういう事なの。 同じ人間でも野菜は好きだけど肉が駄目な人がいたりとか……そんな感じ? 銀製……普通そんなの使わないな。 ( 銀や金は鉄よりも脆くて武器事態に向かなかったような気がしたなんてうろ覚えの知識を思い出す。 ) 当たり前! そんなの! こんなのに穏便にする必要なんて何処にもないの! ( こんなの呼ばわりされている男たちはもう怒り頂点で火だるまになっている事だろう。 けどそれは私も似たようなものだ。 男と話すなんて苦痛でしかないというのに――――あ、か、抱えられた!? HA☆NA☆SE!! ) なんでお相子なんかにしなきゃいけないのさあ!! もう! もぉう!! ( 逃げ出すように走り去っていく艶子。 それに対して男たちに憎々しげな視線を向けたまま、小脇に抱えられた私も艶子に倣うように走ってその場を逃げる。 邪魔だったのあいつらの方なのに! なんで私が! )( あと艶子! やっぱ有名じゃないじゃん! 知らなかったっぽいよあの二人! ) [Thu 7 Aug 2008 01:50:57]
◆艶子 > ぐぐぐぐぐ…。だ、だってその… ううう。 ( 私の最も大きな価値基準の一つとして強いかどうかがあり、それを元に今まで生きてきた。それが興味ない、とか言われてしまうとぐうの音も出ない。 まず君影には強さの素晴らしさを知ってもらうところから始めないと、私の凄さはわかってもらえなさそうだった。 ) 固体によって弱点が違うんだ。日光は大丈夫だけど大蒜が駄目だったり、その逆だったり。一番は銀製の武器で攻撃するのが大よそ聞くので良いと思う。…でも高いのよね、銀製の武器って。 ( ナイフぐらいなら何とか。 ) お、お前―― もしかして男嫌いなのか?そッ、その気持ちは判らんでも無いが、もう少し穏便にな!な! ( だが、相手は正にポリタンク一杯分ぐらいの油を注がれて燃える火状態になってしまう。 君影を押さえた私は君影を小脇に抱えようと試みる。力の差はあっても身長差もあるのでスマートにとはいかないかもしれないが。 ) 君影の方も言ったんだからこれでお相子にしよう、な!な! ――そうだぞお前たち!私の名前を聞いただろう!艶子だ!竜殺しの艶子だ!ここは大人しく身を引いた方が良いぞ! ( 大声で自分の凄さをアピールする。二人は「誰?」みたいな顔で私を見てるのがちょっと切ないが、とにかくその隙に逃げ出そうと走り出す! ) [Thu 7 Aug 2008 01:34:17]
◆君影 > ………えー……興味ないし。 ( つーんとした様子で冷たい台詞をさらりと言う。 社交辞令ってどこの国の言葉だろうか。 トキノミヤコ生まれのトキノミヤコ育ちの私には分からないな。 ) ………それお化け? ああ、けど普通に動き回ってるって事は少し違うみたいなんだ。 ……………? それ全部が必要なの? それともどれか一つだけでも? ( 疑問符を重ねていく。 全部必要ならば随分大変な事だし、一つだけでもいいのなら逆にずっと楽なように思えたから。 暇な時にはVHGとかいうのに行ってみようかな。 ) 年がら年中汚くて汚らわしくて薄汚い男なんか死んじゃえばいいのにって言ったの。 息しないでくれる。 空気勿体ないから。 ( 視線を合わせることすらおぞましいといったように横を向いた少女は、この場で火に油をポリタンク一杯分注ぐような言葉を言ってしまう。 同性と話す時にはただのものぐさであるが、異性と話すと途端に相手に対する態度が悪くなる少女。 ) ( あと6歩前に出て来い。 そうしたら左の張り手を間抜けなその目にも追えるゆーっくりとした速さでお見舞いしてやる。 そしてそれに反応したら右手のクナイでその喉でも口がきけるようにかっさばいて―――― ) ―――――ななっ!? な、なにする艶子ー!? ( 目の前の男達に気を取られてたからあっさりと後ろから確保される。 そうなったら女の細腕程度の腕力しか無い私はかなりキツイ。 ) あんな事言ってる! あんな事言ってるよ!! ( じたばたじたばた。 実はもうキレてたりするから艶子の束縛から逃れようともがいてる。 けれど腕力の差から抜け出すのは少し無理かもしれない。 ) [Thu 7 Aug 2008 01:21:50]
◆艶子 > むぐ。し、しっとけよう! ( この街には私の事を知っている人間と知らない人間との二種類に分かれる。が、ここまできっぱりと「知らない」と切って捨てられたのは初めてだった。ちょっと、ショックだった。 ) はは、それがさ。もう死んでるらしいんだ。不死者っていうのか―― 死んでるのに動き回るんだ。そいつをもう一度殺すには、太陽と、銀と、パプテス教会の聖水とえーと。あとなんだっけ…ああそうだ、大蒜と馬蹄が必要なんだ。 ( 他にも色々あるが、詳しく知りたかったらVHGに行くと良い、なんてアドバイス。 ) ( 「チビでお頭の弱いイエロティアめ!今さっき俺たちの事なんて言いやがった!?」 ――と、ブラティリアの二人組みは言った。そしてそんな二人に対し、少しも臆する事無く一歩前に出る君影。会うのはまだ二度目だが、実はこの娘何かの切欠にがらりと言動が変わる事に気付いた。そして第一印象でイメージしてたよりよりずぅっと血の気が多いことも。…後ろ手に隠しているクナイを見て、傭兵はあわわわと情けない声を漏らした。 ) ちょ、ストーップ!待てって! ( そう言って、君影を後ろから押さえようとしている。 目の前に居る二人は、「イエロティアの穴は狭くて具合が良いらしい。ファックしてやるぜ!」みたいな事を言ってる。 ) [Thu 7 Aug 2008 01:02:58]
◆君影 > そんな噂知らない。 けど忘れられないような事してくれるなら覚えやすくていい。 ( 情報収集のプロでありながら人並み以上に噂に疎い少女はにべも無い事を言う。 人の顔を忘れてるような人間がお金の事なんて覚えてる訳も無い。 買い物をした拍子にふと思い出す事があるかもしれないレベルだ。 ) スラムの方でも危なくないとは言えないけどね………何それ。 ……気持ち悪い。 そんな物騒な化け物なんて死ねばいいのに。 ( 生き血を吸う化け物と聞いた第一印象はそんなにべもないもの。 とりあえずもしリャンがその吸血鬼とかいう奴のせいで危険な目に遭ったら殺してしまおう。 物騒な事を口にする少女は物騒な考えをしている。 )( 普段の生活圏では完全に男を遠ざけるようにしている為、こうして避けざるを得ない状況になると露骨に不機嫌になりはじめる。 ) ――――何近づいてきてる訳? ( ブラティリアの連中がこっちの方を向いて近づいてくれば、少女もまた一歩前に出よう。 実は目標が酒場に入り浸ってたせいで今日は仕事の結果が散々で苛々もしていたのだ。 それに加えて男と絡まなければいけないとなると、少女の短いというよりも無さそうな堪忍袋の緒はもう限界。 )( 艶子の前に出た君影の後ろ手には、男たちの視線から隠すようにしてクナイが握られている。 殺って逃げる気満々だ。 隣に居る傭兵の迷惑など知った事じゃない。 ) [Thu 7 Aug 2008 00:51:01]
◆艶子 > ふふん。だが私と何度か会う内に忘れられないような印象を受けることになるさ。何せ私は一流の剣士としてこの街に名を馳せ―― ( それよりもこの前飲み物を奢った相手、とかだと覚え易いかもしれない。ちなみに艶子はその時のお金をまだ君影に返して無いし、今じゃすっかり忘れてしまっている。 ) そっか。ま、それもそうだな。ここでリャンが迷子にでもなっちゃうと大変だし―― 吸血鬼の中には動物の生き血で何とか生きながらえているのも居る。勿論危ないのは動物に限らず人もだけどな。 知ってるか?吸血鬼。人の生き血を吸う化け物さ。 ( アマウラや朱鷺の都には居なかった妖怪だ。生き血を好む奴はいたけれど。 ) ( 傭兵の方はああいう喧嘩は見慣れているのか、別段気にする様子も無かった。それだけに突然声を荒げる君影にびっくりして、目を丸くしてしまった。 …そしてゆっくり振り返ると、あら、ブラティリアの方々とお目目がコンタクト。 ) ―― わぉ。 ( 二人は喧嘩を止め、こっちを睨んでいる。ああやっぱり、人間は共通の敵を見つけると協力しあうんだなあ、なんて。 二人はその表情のまま、こちらに近づいてくる。 ) [Thu 7 Aug 2008 00:33:41]
◆君影 > 私も顔と名前覚えるの苦手。 ( 正確には面倒。 依頼主とか標的とかそういうのは一目で脳裏に刻み込む事が出来るようにとなるべく訓練されている。 けど関係ないとこで覚えるのとか手間が掛かるだけだし。 ) 連れてきてない。 ここは危ないもの。 ( 淡々としたような受け答えの中に、名前が挙がった子を心配するような感情が混ざる。 仕事の時は必ずあの子を連れていく事はしない。 それでもたまに主の事を心配して勝手に付いてくる事があるけれど。 ) そう。 ( 簡潔な受け答え。 今日はただの調査。 殺すべき相手がどんな風な行動パターンなのかとか、それをしやすいであろう場所はどこなのかとか。 そういうのの観察だ。 )( ああもううざったい。 だから死ね。 男は死んでくれればいいってのに。 それから周りにいる煩い奴らもついでに死んじゃえ。 ) 帰り道。 あいつらほんっっっ!きでウザイんだけど。 死んでくれないかな本当。 ( 嫌悪の感情を露わにした様子の言い方をしながら喧嘩をしている迷惑極まりない連中を指でさす。 その声は決して小さいとは言えず、ひょっとしたら向こうの方にまで届いてしまうのかもしれない。 ) [Thu 7 Aug 2008 00:25:19]
◆艶子 > なぁんだ、忘れちゃったのか?まあ、人の名前って中々覚えられないけどな。 ( 私は頭は良くないが、人の名前は大体覚えられる。もっとも、それは短い名前だけで長ったらしい名前はちょっと難しいが。 ) そうそう、艶子だ。豪天寺艶子。今日はリャンは一緒じゃないのか? ( 思い出して貰えれば、またにっこりと笑おう。 ) ――ふぅん、仕事帰りか。 ( こんな街でこんな黒い服を着て、一体何の仕事をしているのだろうと思ったが、尋ねるのは止めておいた。ここに集う人たちは、皆訳ありの人ばかりだから。 ) …? ( 以前あった時も最初は仏頂面というか、愛想がなかったが、今日は特にだ。 更に背後ではビンの割れる音、周りのプラティリアがはやしたてる声と、聖マリア様のケツがどうのこうの。 ) ……ああ。 ( と、そこで私は漸く喧嘩している彼らの方を振り返る。 ) 通り道なのか? [Thu 7 Aug 2008 00:08:44]
◆君影 > ( 名前を呼ばれた。 やっぱし知り合いらしい。 ――――そうだ思い出した。 確かこないだ海岸で会ったリャンを褒めてくれた人で―――― ) あ。 えと……………――――― ( 少女は思い悩むように額に指を当てて考え込み始める。 少しという時間には長い間がそこには空いて。 ) ――――……艶子。 …………こんばんわ。 ( 人の顔を覚えるのが苦手というよりもやる気が無いのか、もし彼女が黒猫を褒めていなかったりしてなかったら思い出せてもいなかっただろう。 ) 別に。 私ただの仕事帰りだし。 ( 笑顔を見せる彼女に対して、少女は素っ気ないようないつもの態度で味気ない返事をする。 )( 後ろから聞こえてくる男の声に苛々しているのか、むしろその様子は不機嫌と言っても過言ではない。 ) [Wed 6 Aug 2008 23:59:43]
◆艶子 > …止めておこう。 ( 本人たちの問題だ。本人たちだけで解決すれば良い。見れば素手同士によるクリーンなファイトに見えるし、男同士の喧嘩に口を挟むものじゃない。 ) あれのどちらか一方が実は悪魔とかヴァンパイアだって言うんなら、話は別だけど。 ( ふす、と吐息をつくと、私は視線を別の方へと向ける。――その時、別の誰かの声を聞いて私は後ろを振り返った。 黒ずくめの服は夜の闇に溶けてしまいそうだったけど、その姿には見覚えがあった。 ) あ。 やあ、君影じゃないか。こんな所で会うなんて、奇遇だな。 ( 腰に手をあて、にっかりと歯を見せて笑う。その背後では殴られたプラティリアが道端の木箱の上に倒れこみ、派手な音を鳴らす。続いて、ケツがどうのこうのと下品な罵倒。 ) [Wed 6 Aug 2008 23:51:17]
◆君影 > ( 黒い髪に黒い眼の色。 それから夜に紛れるような黒ずくめの格好をした少女は嫌悪の視線でその男達の争いを視界に入れている。 困った事にここは通り道なのだ。 だからあのうざったい黒い肌の連中の近くを通らないといけないのだが、細い路地の為にそれをするととばっちりを食らいそうで激しく嫌である。 ) …………ん。 ………誰。 ( 彼女の後ろからやってきた少女は、どこかで見た覚えのある風体を見つけて独り言のように口に出す。 どこだったっけか。 わりと最近見た覚えがある人物だ。 ) [Wed 6 Aug 2008 23:47:09]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『(嫌そうに顔をしかめた少女が一人)』 [Wed 6 Aug 2008 23:40:04]
◆艶子 > ( あいつらは不思議だ。「俺たちプラティリアは真の兄弟だ」と言いながらも、同じ人種同士で一番良く喧嘩する。ホワイティアから蔑まれ、奴隷としての扱いを受けることの多いあいつらだが、彼らの中ににはホワイティアにうまく取り入り、逆に財を成すものも居る。 本当に不思議だ。 ) よわたりじょーずってヤツだろうか。 ( でも、当然そこに争いは生まれる。当然だ。私がもしプラティリアだったら、ホワイティアにへつらうようなヤツは大嫌いになるはずだ。――レイもプラティリアだけど、レイはそこのところどう思っているのだろう。レイのは人種というより、奴隷という階級に対しての気概のようにも感じられるが。 ) おおっと、不思議に思ってる場合じゃないぞ。止めた方がいいのかなあ、アレ。 ( でもプラティリアは身体が大きくて筋肉も凄くて手足も長いから、はっきり言って真正面から組み合って勝てる自信が無いのだ。 ) [Wed 6 Aug 2008 23:30:44]
◆艶子 > ( しかし、最近はこれといって目立った動きは起きていない。吸血鬼や、悪魔、得たいの知れない化け物が大きな被害を齎したという話は聞かない。あくまで暗黒街的にはだが、平和な日々が続いているようであった。…そういう期間があまり長く続くと、今度は人間同士の悪さのし合いが始まるのだが――。 ) 化け物どもが暴れてくれていた方が、暗黒街の連中も協力し合う。皮肉な話だな。 ( そういう共通の外敵を見出せないと、人は力を合わせない。だから化け物が居ると、それはそれで奇妙な平和が保たれるのだ。 ――果たして、どちらが良いのだろう。私には判らない。ただ、人間を相手にするよりかは化け物を相手にした方が、私自身の気は楽であった。 ) ( 入り組んだ細い路地を歩いていると、どこからか争う声と物音が響いてきた。ひょいと路地を覗き込めば、ブラティリア同士が喧嘩しているのが見える。 ) [Wed 6 Aug 2008 23:16:49]
◆艶子 > ( 凄く冷静になって考えてみると、ここの住民の為に警邏してやる理由なんて無い。ここに住まう者達は、化け物を除けば自ら暗黒街の外のルールからはずれ、自分達のルールを作り上げているのだから。自分たちがそれで良いと考えているのだから、それで良いのだ。だから彼らは自警団や騎士団、或いは私のような存在の介入を良く思わない。彼らからすれば、私はいわば街の外からやってきた外敵なのだ。 ) ( …そう。外敵なのだ。しかし、私にとっては暗黒街の人間は別に外敵ではない。彼らもまた、暗黒街の外には出ようとしないから。私自身は、この暗黒街という街が人間だけのものだったら別に何も言わなかっただろう。だが、ここには人間でない者達が息を潜めている。彼らは時折、ルールを乱す。そしてその被害は私たちが住んでいる場所にまで及ぶことがあるのだ。だからそうなる前に、刈り取ってしまいたい。 ) 明日は晴れると良いな…。洗濯物の渇きが悪いし、何よりお日様に当たらないと具合が悪くなってしまいそうだ。 ( もっとも、夏場は曇ってくれた方が良い、と皆口を揃えていうのだが。空を見上げるのをやめると、私は歩き出す。 ) [Wed 6 Aug 2008 22:59:47]
◆艶子 > ( 何故久しぶりになってしまったかといえば、色々あったからだ。本当に色々あった。けれども暗黒街は私が留守の間もいつもと何事も変わりなく暗黒街であり続ける。まるで私の存在なんぞ気にも留めていないかのように。 ) …今日も曇りだなぁ。お月様が見えないや。 ( 月明かりの無い夜の路地はとても暗く、片手にもったランタンだけでは心細かった。 今日は腰に刀を一本と、ガントレットだけという軽装。昔は鉄の胸当てを着込んでいたが、今の季節流石に暑いので、止めた。それは余裕か、はたまた自惚れか。 ) [Wed 6 Aug 2008 22:53:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『久しくやってなかった”警邏”を行う。』 [Wed 6 Aug 2008 22:46:25]
お知らせ > イオナ@生贄さんが退室されました。 [Wed 6 Aug 2008 21:45:08]
◆イオナ@生贄 > ( ふらり、ふらりと歩いているのは何故なのだろう。ずっと痺れとも痛みともつかない感覚が股間にある。酷使し続けただろうか。わからない。わからないから考える必要はない。ぐい、と二の腕が引っ張られる。 ) ますたぁ? ( くぃ首を傾げて振り返れば――誰だろう。ニヤついた笑みを浮かべた男が107を爛々とした瞳で眺めてる。――嗚呼、と107は小さく呟く。この火ともドラッグ服用者だ。後の流れは決まっていた。個人か多数なのかは知らないけれど。また知らないところに連れ込まれて遊ばれる。――道がわからなくなる。どうやって帰ろう。どうしよう。 ) 107の所有権は―― ( 決まりきった文句。言うだけ無駄だととは思わないけれど、後の判断は107ではなく、男に委ねられるのだ。――などと考えていれば知らない道を右に左へと折れ、ごわごわした毛布の敷かれた路地に放り込まれ、覆いかぶされて―――107は思考を外に放り出した。 ) [Wed 6 Aug 2008 21:41:07]
◆イオナ@生贄 > ( 人としての『個』を完璧に欠いた奴隷。そも、奴隷とは人ではないので『個』は必要ではない。とするならば――今、107は、 ) ――107は、107自身が完璧な奴隷へと踏み出していると仮定するならば、――今、107は喜びを感じているはずです。 ( と、言うのは喜びを感じないからか。――否、喜怒哀楽というものが欠如した。べっとりよ汚れた身体を気にしなくなったのはいつからだろう。ブリティアの少年への怒りを忘れたのは何時頃だろう。長い髪が木箱を背に座りっぱなしの107を中心に扇状に地面に広がっている。髪を指先で絡め、玩び、どうしよう、と考える。 ) ますたぁ? ( 何度主の事を呼んだのだろう。107はふらりと立ち上がると暗黒街の裏路地を歩き出す。知らない道だった。ふらふらと歩き出せばそのうち知っている道に出るかもしれない。――もしかしたら「また」ご奉仕を求められるかもしれないが――それは107には喜ぶべきなのかもしれない。きっとそうだ。 ) [Wed 6 Aug 2008 21:26:35]
◆イオナ@生贄 > ( 木箱を背に両手両足を投げ出し、白濁に塗れ、その姿は没我。己の『個』を損失した奴隷はひどく従順な存在へとなる。――とするならば、なるほど。今回のようなプロセスは完璧な奴隷という存在を形作るのに必要な事ではなかったのだろうか。――半ば今の現状を受け入れ――受け入れざるを得なかった――107は意味にならない声を洩らし、手を空に伸ばす。――乾いた白濁が手にこびりついていたが不快ではなかった。――今、107の思考は外へと流れ出している。もしかしたら人の心は中にあると言うけれど、それは嘘で外にあるんじゃないんだろうか。だから幽体離脱とかあるのだ。だから――こうも自分に無関心でいられるのではないだろうか。他者、ないし主が喜べばそれでいい。それだけでいいのだと、107は考え始めていた。 ) [Wed 6 Aug 2008 21:19:02]
◆イオナ@生贄 > ( いったい何人の男に組み敷かれ、なんど大切な場所を貫かれ、なんど苦味を口に感じたか。びりびりに破り捨てられた衣服もそのままに――ブリティアの少年が立ち去った後、服は元に戻ったが破かれたものは戻っていなかった。――107は暗黒街へと連れ込まれ、性の捌け口として扱われていた。――曰く、少女である107は暗黒街の人間にとっては恰好の獲物であり、ドラッグを決めた逃亡奴隷には復讐の的であり――殺されていないのが不思議なぐらいだった。――そして、夏の夜に少女奴隷は暗黒街の裏路地に連れ込まれて、複数の男に嬲られ、慰み物にされ、放置されていた ) [Wed 6 Aug 2008 21:16:25]
◆イオナ@生贄 > ( そんなことは107が決めることではない。他者――ないし職員が決めることに過ぎない。――もっとも、甘いものが好きであったり、急いで食事をしてしまうようなクセを許容するかどうかは買い手が決めることである。――が、これは同時に『個』としての存在があることを指し、奴隷に『個』という認識は必要ない。とするならば―― ) ――――んぁ ( 今、107はより完璧に奴隷として完成していっているのではないのだろうか、という結論に達する。 ) [Wed 6 Aug 2008 21:14:34]
お知らせ > イオナさんが来ました。 『107という奴隷は商品として完成していたか否か』 [Wed 6 Aug 2008 21:07:48]
お知らせ > ロッティさんが帰りました。 『 男が立ち去るまでの間、数え切れない程の呪詛を頭の中で繰り返した 』 [Sat 2 Aug 2008 03:37:41]
お知らせ > ギブスンさんが帰りました。 『(近いうち、また彼女を抱くかもしれない)』 [Sat 2 Aug 2008 03:35:35]
◆ギブスン > 悪いが、こいつが俺の仕事なんでね。(言い訳か? 多分、そうだ。 実際、俺はここまで彼女を虐げて満足している。その事実を内心認め――表面では取り繕った。 こうして裸に剥いた女を見て、昂ぶる何かもある、が……やれやれ、そうだとも。 "仕事"だと言うのなら、これ以上はするべきじゃないんだ。当然の話だ。 糞。 矛盾した自分の行動と感情。 俺は小さく毒づいた)恨むなら、俺の上司を恨むんだな(最後に冗談めいた台詞を一つ残し、俺はゆっくりと後退して――暗黒街の路地の中へと立ち去っていく。 糞、今夜は収まりそうにも無いが、ああ――) [Sat 2 Aug 2008 03:35:18]
◆ロッティ > ( 暫し呆然と胸元を隠し、男の行動の意味を漠然と理解しつつも素性まではわからず―――マフィアの用心棒か、傭兵か、やっぱり頭のおかしなヤツかと考えながら俯く。 さっき何度も蹴られた脇腹が赤黒く変色していてずきずき痛む。 多分今はそれでも麻痺していて、今晩辺りヤバい痛みに変わるだろう。 なんで自分が? なんで自分だけがこんな目にあっているんだろう。 そんな理不尽さを吐き出せば今度こそこの男に殺されるかもしれない。 押し黙って台風が去るのを待つのみだ。 ) ――――もういいでしょ。 痛い目にあわせて恥かかせて満足したら行ってよ…。 ( お願いだから、行ってくれ、という願いだ。 選ぶ権利は今現在自分にはまったく、無い。 ) [Sat 2 Aug 2008 03:31:26]
◆ギブスン > (びりびりと背中側から服を破いて其方に特段印も無い事を確認したら、爪先で蹴るようにして転がし、今度は表側を確かめる。 まあ、途中から何となく察しはついてたんだが――予想通りの白だ。 仮にも檻から逃げ出せた奴隷が、単にぶつかった程度で喧嘩を売るほど浅墓だとも思えない。 まあ、勢いだけで逃げたような手合いは別だが、と)――おっと。まあ、何考えてるかぐらいはわかるがね。生憎と、そういう事をされるほど、此方も気は抜いてないんだ(皮肉げに笑って、女の眼前にダートガンを突きつける。余程女の視野が広くない限り、視界はコイツで埋まるだろう。 この無骨で大きな得物は、目隠し代わりにもなる――まあ普通にその手の道具を持ち歩いた方が軽いのは認めるが。 まあ、特異な武器だから、覚えようと思えば覚えられるだろうが……顔よりはマシだ)……さて、まあ、こんなモンかね。 その格好で無事に家まで帰れりゃ良いんだが――大声も上げてた事だし。(ま、ここから先は知ったこっちゃ無いんだが) [Sat 2 Aug 2008 03:23:57]
◆ロッティ > ( 男が何者か知らないロッティ・アレンビーはぐったりと抵抗をやめ、肩で息をしながら投げやりな顔をしてそっぽを向いている。 ああ、犯されるんだ、とか他人事みたいな具合で―――殺されるよりはマシだが、三つの選択肢の中じゃまだマシかもしれない。 商売で赤の他人と寝た事だって何度もあるし、ドS野郎の変態プレイだと思って我慢してればじき終わる筈。 ) ( 今度夜道でコイツを見つけたら絶対男手集めて囲ってやる。 そんな事を口には出さず考えながら、男の顔をしっかり覚えることにした。 ) [Sat 2 Aug 2008 03:17:19]
◆ギブスン > ――やれやれ、やっと静かになったか。(あっさりとしたもんだ。実際、この女が奴隷かどうかはともかくとして――奴隷相手も、一度此方のペースになってしまえば簡単な物で。 ああ、まあ、其処まで行くのに手間隙がかかる事も実に多いんだが。 ともかくだ、僅かにうめき声が聞こえるぐらいまでに蹴り付けたら、俺はゆっくりと女に歩み寄る)さて、と。それじゃあ、さっさと終わらせるとするかね(懐からダートガンを取り出しながら、片手で女の襟首を掴み、そのまま服を引き裂こうとする。とりあえずは背中側から確認だ。 ――大概、目立つところにその手の印はあるものだし) [Sat 2 Aug 2008 03:11:05]
◆ロッティ > ( 生々しい話だが、勝ち負けという意味ではこれで終了である。 女相手に男が全く躊躇しなければ、大抵はこんなもの。 女は意味のある言葉を発する余裕も無く、ただ身体を丸めて蹲り、男の気が済んで暴力が少しでも早く終わるのを待つばかり。 二発、三発と脇腹を蹴られる度に固く結んだ口から意味の無い声が洩れた。 ) ( 冴えないただの一日が、一瞬の些細な出来事で最低最悪の一日に塗り替えられる。 …これで終わりならまだ、マシか。 犯されるか殺されるか金を巻き上げられるか。 ) [Sat 2 Aug 2008 03:05:01]
◆ギブスン > まったく喧しい。――糞、だからだな。連中だけ隔離されてるのは(入荷仕立て、調教を始めたばかりの奴隷はピーピーギャーギャーと本当に良く泣き喚く。檻に入ってる連中はあれでも一応、商品として成り立つ程度に静かになった部類だ。 この女の叫び声は、その五月蝿い奴隷達の事を思い出させて苛々してくる。 自分の立場を理解していない連中。――糞)あのな、ここは暗黒街だぞ? 助けなんぞ来るわけもないじゃないか。(溜息を一つ。 ああいや、気が狂っているといわれても仕方ないかもな、実際。 こういう行為に対し、俺は一切の罪悪感を感じていない。まあ、相手が何だ。 あまり俺が好きじゃない人間だからという可能性もあるが。 とりあえずはもう2、3発は同じ箇所に爪先で蹴りを放つ。 あまり大声で騒がれると頭に響くんだ、まったく) [Sat 2 Aug 2008 02:57:22]
◆ロッティ > 誰かッ! 誰か居ないの!! コイツやばいって…誰か――――ッ!!! ( 躊躇無く声を張り上げる。 相手は平気で女を殴るヤツで、テメーは悪く無いとか思ってる。 会話になんかなるわけがないし、こういう場合女は男に比べて通りすがりに助けて絵もらえる確率が格段に高いものだ。 時間帯的に誰か出てくる可能性は低めだが、アピールはしておかないと。 ) こっち来んなこのキ○ガイッ…!! 嫌だ、やめっ…あぐぇ…!! ( 立ち上がって走れば良いと野次馬が居たら思うかもしれないが、この1秒を争う緊急時に足が震えるっていうのは不自由なもので―――みっともなく四つん這いで逃げようとすれば、固い靴の先端が脇腹目掛けてぶぅんと突き刺さった。 あまりの痛みに嗚咽のような声を上げて蹲り、脇腹を押さえる。 痛い。 痛すぎる。 這いまわる余裕すらない。 ) [Sat 2 Aug 2008 02:50:15]
◆ギブスン > 逆切れも糞も無いだろうが。 ぶつかった程度で撲殺されちゃ堪らんよ、俺も(グダグダと言い募る女に構う事無くビンタ――というかもう裏拳かもな。握ってはいないが。 思いのほか勢いが強かったのか、女はそのまままた転び、今度は此方が上から見下ろす立場。 まあ、俺にとっちゃいつもの事なんだが、ダートガン使わなかった分だけ穏便に事は進んでる。 もっとも、女にとってどうかは知らんし、興味も無いが)……ったく、ぶつかったのは俺かアンタかはともかくとして、そっちから手ェ出したんだ。 喧嘩売られたって判断しても良いんだよな、俺は。――奴隷だったら遠慮なく殺せるんだが(小さく舌打ちを一つ。とりあえずはそのまま、爪先で女の腹を蹴ろうと足を振る。 奴隷ギルド職員なら誰でも知ってる事だが、きゃんきゃんと良く吼える奴には痛みが有効だ) [Sat 2 Aug 2008 02:39:58]
◆ロッティ > はァ!? 逆ギレしてんじゃねーよクソッ男が――――ちょっ…!! ( テメーからぶつかっておいて「何しやがる」とかありえないから、と立ち上がって声を荒げれば間髪いれずに振るわれる腕。 信じられない、とか思ってるうちに頬を叩かれてまた転んだ。 マジでジャンキー? 露骨にヤバそうなヤツを見上げて内心怯え、逃げる隙を窺う。 男と殴り合いの喧嘩なんて冗談じゃない。 ) [Sat 2 Aug 2008 02:32:44]
◆ギブスン > ッ―――!(びしり、と額に鈍い痛みが走った。 ああ、糞。これだから暗黒街は嫌なんだ。 ぶつかった程度で石を投げる。 思わず一歩よろめいたのは、女の投石によるダメージよりも、衝撃の方が大きかったからだ。 目にでも当たったらどうしてくれるんだ、この女は。――ああいや、この過剰反応、ひょっとして逃亡奴隷か? まさかな)この……ッ 何しやがる……ッ!(反射的に外套の内側に納めたダートガンを取り出そうとし――考え直して、懐に伸ばした手の勢いをそのままに、甲で相手の頬を叩こうと横薙ぎに振るった。 ようはビンタなわけだが、ついカッとなって――という理由でもない。 ある種の被害妄想かもしれんが、攻撃を受けたらまずは相手が奴隷じゃないかと考えるのが、追跡処刑人の流儀だ。少なくとも、俺にとっては、だが。 まあ、生きて退職したいなら、守っておいて損は無いと思っている) [Sat 2 Aug 2008 02:23:38]
◆ロッティ > ( そんなにぼうっとしてたワケでもないけど、思ったより男の歩幅は大きくて、気がついたら思いっきりぶつかる直前だった。 既に足を踏み出していて、反射的に上半身を逸らすものの、よろけて壁にぶつかる程度には弾かれた。 男には分からないかもしれないが、歩幅の事といい、ぶつかった時の体重といい、普段そんなに差があるように感じられないが、男の方が気を使わなくなった途端こんなものである。 ) ッた―――……ッ!! ( 死ね、と心の中で叫びながら、手近にあったなにか石の欠片…壁材の剥がれたの? を拾い上げて男の顔の辺り目掛けて投げつける。 すぐにオロオロしながら助け起こすとか謝るとかすりゃいいのに、何だってのコイツ気持ち悪い。 ) [Sat 2 Aug 2008 02:15:14]
◆ギブスン > (先に言っておこうか。俺は別に女嫌いじゃないし、女性差別主義者でもない。ま、女性優位主義者ってわけでもないが。 だからまあ、普段なら避けたろう。 ある程度ゆとりがあって、そして何より"暗黒街じゃなければ"だ。 暗黒街をうろついてる女に、碌な奴はいない、と。勝手な思い込みかね? そうでもないと思うが)―――――っと(どん、と肩が当たる。さっきも言ったが別にわざと当たりに行ったわけじゃあないし、当たったからと言って突き飛ばすような事もしない。 不可抗力みたいなもんだ。 ただ――即座に謝ろうって気も起きないが。結果、じろりと女を見るような形になる。 一応、言い訳はしておこうか。 暑いし、仕事の成果は上がらないし、疲れて苛々してたから、だ) [Sat 2 Aug 2008 02:08:48]
◆ロッティ > ( もう面倒臭い。 こんな時間に面白い話なんか転がってやしないだろうし、おとなしく帰って寝るか、行きつけのバーにでも行ってみて誰か知り合いにでも奢らせてそのままそいつの家に雪崩れ込むか―――そんな風に考えると気が楽になった。 少なくとも今、仕事を探さなくて良くなったってわけだ。 「今日はもう十分歩き回って頑張った」とかそんな実りの無い充実感で。 ) ( 反対側から男が歩いてくる。 だからどって話でもない。 ぶつかりそうになったら避けるだろう、なんて思いながら特に気にもしなかった。 まぁよっぽどのサディストかジャンキーかキ○ガイでもない限り、男ってのは女に道を譲るもんだ。 ほら、ぶつかったら壊れちゃう壊れ物みたいに大切に。 ) [Sat 2 Aug 2008 02:02:42]
◆ギブスン > (暗黒街なんざ頼まれたって来たくないような場所だが、生憎とこれも仕事なんだから仕方あるまい。 其処らで座り込んでいる、脳味噌の代わりに藁でも詰まってるんじゃないかってガキの合間を縫って歩きながら、俺は小さく毒づいた。 逃亡奴隷が暗黒街に逃げ込む可能性ってのは、まあ無いわけじゃあない。 剣闘奴隷なら腕っ節だけで食ってけるような界隈だし、身体を売るのだって淫売窟みたく縄張りは無い――傍目には、だが。 そう、厄介なのはその辺だ。 一度マフィアやらヤクザやらに目をつけられてシステムに組み込まれりゃ、そいつを探し出して始末するのは随分と骨が折れる。 まあそんなケースは滅多に無いとは言え、其処らの悪ガキ共が真面目に働いてる奴隷を攫って、好き勝手遊んでるなんて可能性だってあるわけで。 どうしたってこの界隈をうろつかなきゃならんわけだが)……苛々してくるな、まったく。(調度向かいからは女が歩いてくる。 本来ならどちらかが避けるべきなんだろうが、生憎と俺は其処までお人好しな気分じゃない。 あえてぶつかりに行くわけでもないが、そのまま真っ直ぐに歩き続けようか) [Sat 2 Aug 2008 01:54:47]
◆ギブスン > (暗黒街なんざ頼まれたって来たくないような場所だが、生憎とこれも仕事なんだから仕方あるまい。 其処らで座り込んでいる、脳味噌の代わりに藁でも詰まってるんじゃないかってガキの合間を縫って歩きながら、俺は小さく毒づいた。 逃亡奴隷が暗黒街に逃げ込む可能性ってのは、まあ無いわけじゃあない。 剣闘奴隷なら腕っ節だけで食ってけるような界隈だし、身体を売るのだって淫売窟みたく縄張りは無い――傍目には、だが。 そう、厄介なのはその辺だ。 一度マフィアやらヤクザやらに目をつけられてシステム%C [Sat 2 Aug 2008 01:54:47]
お知らせ > ギブスンさんが入室されました。 『……ったく、どいつもこいつも』 [Sat 2 Aug 2008 01:49:31]
◆ロッティ > ( 道端に座り込んで駄弁ってるガキが疎ましい。 こいつら、自分で金稼いでンのか? 夏だからって調子乗ってんじゃねーの? そんな事を思いながら何も言わずに目を逸らして忌々しげに横を通り過ぎるのは、1つ、別に腕っ節が強いわけでもなんでもないロッティ・アレンビーは今、1人だから。 2つ、若いヤツが調子付いてるのを見て苛つく自分がババァみたいだから。 3つ、ここいらの界隈で下手に知らないガキともめてその親が誰だか分かった門じゃないから。 ) ( 惨めな気分だ。 ) [Sat 2 Aug 2008 01:48:27]
◆ロッティ > ( 珍しくてカッコいい仕事がしたい。 でも金にならないのは嫌だ。 疲れるのと腹立つのも嫌。 新入りだってガキにナメられるのも嫌だし、爺臭い婆臭いのもずっと続けたらフケそうで考え物。 薬の売人なんてリスクの割りに儲かる副業だとは思えないし――――ああ、選択肢なんてあったもんじゃない。 ) ( みるみるうちに仕事を探す気は萎え、誰か顔見知りでも見つけて今日はもう遊び歩きたいと思い始めている。 ) ( 遊ぶ金なんかとっくに使ってしまってあるわけもないのに。 ) [Sat 2 Aug 2008 01:36:51]
◆ロッティ > ( 基本、水商売だ。 身体売るのがメインの方じゃなくて、いかがわしい飲み屋のホステスみたいなの。 ガキの頃はもっと他のバイトもしていたが、ここ数年は殆んどお水。 だいたい何処も同じような仕事だし、比較的収入はマシ。 慣れてるし(※と本人は思っているが、素行が悪くやる気が無いので使えない人材である)、馬鹿な男相手に適当に愛想よく頷いてりゃいいだけだし。 ) …でもちょっと飽きてんのよねェ――――。 ( 1ヶ月仕事を見つけられなかった言い訳がそれ。 今度は何か、水商売以外の仕事もやってみたいとか。 いい加減この歳で手に職つけてない女がそれは厳しい話。 ) [Sat 2 Aug 2008 01:27:48]
◆ロッティ > ( 何か美味い話は転がってないだろうか? 楽で高額な仕事だとか、上手くやれば他人の倍稼げる方法とか、楽に騙せそうなカモがこの辺を歩いてるとか。 ブルーローズは駄目だった。 あそこ最悪だ。 糞ッ忌々しい羽根つき女と喧嘩をして出入り禁止になったが、二度とあんな所に行くもんか。 願い下げだ。 ) …ったく、嫌な事思い出すし。 ( そんな事ばかり考えているから、当然仕事は見つからない。 ロクに働かない、楽ばかりしようとする人間に相応の仕事すら。 それで苛々しているのだから酷い悪循環だ。 ) [Sat 2 Aug 2008 00:57:36]
◆ロッティ > ( ヤバいバイトで稼いだ結構な額の金も、結局無職のまま1ヶ月自堕落に過ごせば泡の様に消えていくもので。 家賃と毎日のいい加減な食費と無駄遣いでもう殆んど残っていない。 なけなしの貯金だって2ヵ月持てば良い方だし、まったくもって面倒臭くて嫌になるが――――。 ) …なんか仕事、探さないとマジでヤバイわ、ね。 ( 乗り気ではないのが丸分かりの声で呟いて、ロッティ・アレンビーは漠然と大通りを歩いている。 世間じゃなにか浮かれたムードが漂っていたが、そんなものとは無関係に堕落した日々を送っていた。 ) [Sat 2 Aug 2008 00:51:41]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 そろそろヤバいかも―――。 』 [Sat 2 Aug 2008 00:45:00]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Thu 31 Jul 2008 23:21:49]
◆黒い害虫 > ( ――幾分 頭がぼゥ――、となり掛けてきた辺り。 綺麗な小川の向こうから声が聞こえます、『 頭が挟まって抜けない? それは無理矢理引き抜こうとするからだよ。逆に考えるんだ、「抜けなくってもいいさ」と考えるんだ …! 』 その声は少年の思考の大半を占め… ) 良くない――― ッ !! ( …否、占める前に少年は全力で否定。その拍子に 『すぽ ッ』 …、と 何事も無かったかのように頭は抜け ) 抜け ……た…… ( …ぽつり。少年が呟く。そんな、一光景。 ) [Thu 31 Jul 2008 23:21:45]
◆黒い害虫 > ( 最初のうちは、視線を彷徨わせたり手近な木に登ってキョロキョロする、と云う フツウ の探し方をしていた少年。然しやがて、道の端に打ち捨てられた崩壊寸前のゴミ箱のなかに頭をつっこんでみたり。二軒の廃屋の壁と壁の間に頭をつっこんでみたりし始めた。――一体、何をしているのやら。 )( そして少年は気付いていない。たった今頭をつっこんだ壁と壁の間。その、壁の間隔に頭をつっこむのには余りに無理の在る間隔だった、と云うことに… ) ? …… あれ ッ? え、 … あれ ッ ?? ( 気付いた頃には既に遅く、――少年はもがき始めるも、時既に遅く。こぉ …頭がすっぽり挟まっている図。学習能力とは無縁のイキモノのようで…。 ) [Thu 31 Jul 2008 22:45:30]
◆黒い害虫 > ( 『暗黒街』 ――そのなかに在る、 安普請の貸事務所。そこからほんの少し離れた道端に、 ) んー ……? いない、 なー ( 褐色の肌を持つ少年は、居た。 あちらを見たり此方を見たり… 視線を忙しなく行き来させている。 ) [Thu 31 Jul 2008 22:31:24]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Thu 31 Jul 2008 22:27:36]
お知らせ > ストレッツさんが退室されました。 『 悪魔であるストレッツには、どうでも良いことだった。 』 [Wed 30 Jul 2008 22:45:33]
◆ストレッツ > ( その馬車の扉を開くと、娘を中に放り込んで逃げないように隣に乗り込む。 御者はちらりと自分の方を見ると、何も言わずに馬車を走り出させた。 ) ( ヴェイトス市の奴隷の需要と供給は、不思議と一定に保たれている。奴隷を買う人間は、檻の中に入れられている奴隷が一体どこから来たものなのかをあまり考えない。本当は知っているのに、考えない。 考えても仕方の無い事だから考えないのか、或いは自分が過ごしているこの生活が、誰かの不幸の上に成り立っているものだという事を認めたくないから考えないのか、それは判らない。だが、ともあれ――。 ) [Wed 30 Jul 2008 22:45:12]
◆ストレッツ > ( 咽び泣く男を背中に、ストレッツは歩き出した。肩に抱えた娘もやがて諦めたのか抵抗せず、項垂れて静かに泣き声を零すだけだった。 ) 漸く大人しくなったか。諦めちまえばどんな場所でも慣れるものさ―― 人間ってのは、そういう風に出来ているんだろう? ( 自身が置かれた環境を受け入れ、それに適応してしまう能力。魔界にいた頃は、それがヒューマンの強さなのだと語る奴も居た。それが本当かどうかは判らないが。 …家を出て、路地に出る。そこには馬車が一台待っていた。 ) [Wed 30 Jul 2008 22:29:03]
◆ストレッツ > ( この街の人間は、どいつもこいつも自分や家族が奴隷に堕ちるかもっていう可能性はちっとも考えない。「自分はそうはならないだろう」という漠然とした思いで日々を過ごしているから、奴隷制度を無くそうとは思わないし、奴隷を虐げることもする。 だからどうだって訳じゃあないが、何とも滑稽な話だ。巡り巡ってババ抜きのジョーカーが回ってきたのだ。 ) 安心しろ。お前の娘は上玉だ、きっと可愛がってくれるだろうぜ。 くっくっく…。 ( 女の奴隷の使い道なんざ大よそ決まりきってる。2〜3年どっかの主人に使い潰された後に飽きられて、公衆性処理所行きってところだろう。 ) [Wed 30 Jul 2008 22:08:08]
◆ストレッツ > ( それに後ろから追いすがる中年の男を殴り倒し、肩に抱えたままの娘を担ぎなおした。娘は殴り倒された父親を案じてじたばたと身を捩る。 ) 往生際が悪いぜ。貴様がこさえた借金を返せなかった時は、この娘を売り飛ばすっていう契約だった筈だろう? ( 自分は金貸しに雇われただけの身なので、詳しい事は判らないが。 借りた金が返せなくて自分の家族を売り飛ばすなんて話はこの街にごろごろしている。借りるときはそれで良いと言っておきながら、いざ返せなくなった時にじたばたと暴れ出す奴も同じぐらいごろごろ居る。 ) [Wed 30 Jul 2008 21:53:38]
お知らせ > ストレッツさんが入室されました。 『古い建物の扉が中から蹴破られ、娘を抱えた男が現われる。』 [Wed 30 Jul 2008 21:46:25]
お知らせ > ヨハンさんが帰りました。 『結局争い自体無駄だったと気づくのは後日』 [Mon 28 Jul 2008 02:13:47]
お知らせ > ジランダさんが帰りました。 『――うむ、これで今日も肉が喰える。』 [Mon 28 Jul 2008 02:12:19]
◆ジランダ > 愚かなことだ。 死ねば縄張りも何も無いだろうに(自分が死んだ後の事まで考えられるとは、人の子というのは余程の暇人なのだろうと蜥蜴は思考する。 少なくとも運び屋や、この目前の男の命が、群の存亡に直結するような大事だとも思えない。 嘲り声すら嘲りと受け取らず、運び屋が立ち去るのを待ってから――ようやっと蜥蜴は息を吐いた。 これで『狩猟』に取り掛かれると)……うむ。殺せといわれたのだから『殺される』のは困る。実に困る。(そして蜥蜴は、命拾いをしたと喜んでいる男の喉笛へと爪を突きたてた)(細かい事情や何やかやを蜥蜴は知らない。 単に殺せといわれた男を殺しに来た。それだけの話だ) [Mon 28 Jul 2008 02:11:45]
◆ヨハン > 貴様がもう少し賢ければ私も楽だったんだがな。 ( 仕事は選ぶことを勧めるがね、と爪のあたっていた部分をさすりながら答えるヨハン。 ネズミでも沈みそうな船には乗らん、と。 ) ふむ? そいつは聞き捨てならないな。 大事でもないことだと? 制裁は我々マフィアにとって絶対だ。 ―――まあ蜥蜴風情に理解しろと言うのは酷な話かも知れんがね。 ( 一瞬、激昂したように眉を吊り上げるが、すぐにそれを嘲りにすりかえて感情を抑えるヨハン。 数日中に死を迎えるであろう男をいつまでこの蜥蜴は護衛するのかと少々の疑問を持ちながら、また来ると言い残してきびすを返して。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:07:56]
◆ジランダ > 賢明な選択だ。人の子が愚かでなく、此方としても助かる(頷き、運び屋がしっかりと腕を解き、男が其処から逃れた時点で爪を退ける。 男を路地の壁際へと逃がし、蜥蜴はゆっくりと運び屋から離れ、男を庇うような立ち位置へと移った――手を出すな、という意思表示でもあるが)人の子は常に損得で動くが、それ故に不可解な事もある。 然程、己にとって大事でもない事で命を天秤にかけぬ事だ(黒い蜥蜴は、そう呟いて手を振った。早く行け、とでも言うように) [Mon 28 Jul 2008 02:00:34]
◆ヨハン > そうだな―――すくなくとも、この男に対する制裁はけじめになる。 ( けじめ―――それがいままでに提示された全ての損得勘定の上位にあるような言い方であった。 喉に食い込む爪に、顔をしかめながら、ヨハンはため息をついた。 ) やれやれ…………仕方がない。 後日、貴様がお役御免となったところで伺うとするか。 ( その前に組織に殺されるかもしれないが。 なにせ、組にとっては直接的な被害となっているのだから。 ゆっくりと腕を解いて、人質を解放して。 ) [Mon 28 Jul 2008 01:56:13]
◆ジランダ > 損得で言うならば、其方は何か得るのか?(死んでまで得られる物があるとは思えないが。 慌てる必要も、焦る必要も無く、ぐいとさらに鉤爪を喉に埋め込ませる。 鋭い爪はアッサリと血管を切り裂くほどの鋭さを持っているし、実際に幾人かの喉笛を掻き切ったことのある凶器だ。 このまま運び屋が腕を解かないならば、あっさりと切り裂くだろう。 特段、其処に躊躇するほどの良心や何かなど持ち合わせてはいない) [Mon 28 Jul 2008 01:50:41]
◆ヨハン > ふむ、そうだな。 …………だが貴様には何の得もあるまい。 お前の爪が私の喉を裂いたとして、その弾みでこいつの首は確実にへし折れる。 ( 割合落ち着いた声を出せたのは、別段あわてるようなことでもないと、そう経験と立場が言ったからだった。 これでだめならば諦めて腕をはずし、後日殺しに行けばいい。 どうせ組に見捨てられたこの男には帰る場所などないのだから。 ) [Mon 28 Jul 2008 01:46:26]
◆ジランダ > ((転んだ運び屋がナイフを使わず、即座に殺せない手段で人質を殺そうとしてくれたのは有難いことだった。 倒れこんだ運び屋へと歩み寄り、その鋭い爪を喉元へと食い込ませるようにしようと)―――――――……其方よりも、此方の方が早いぞ?(静かな一言。 これで此方の要求は明らかだろうし、呑まなければどうなるかも明白な話だ。 実に単純。 金だの地位だのよりも、よほどわかりやすい交渉材料) [Mon 28 Jul 2008 01:41:23]
◆ヨハン > ―――ぬっ!? ( 足払い。 思わぬ攻撃に足元が崩れ、人質ごと倒れこむ。 それほどデリケートな扱いはしてくれないようだ。 これをチャンスと逃げ出そうとする男を押さえつけて思う。 これならばさっさと始末して荷物を放り出したほうが楽だ、と。 逃げ出そうとする男の首を両腕で極め、絞め殺そうと―――いや、首の骨を折りにかかった。 ) [Mon 28 Jul 2008 01:34:35]
◆ジランダ > (だが、躊躇う事はしない。 蜥蜴に課せられた拘束は『殺されてはならない』であるからして、多少の打撃ならば何ら問題は無いと判断する。 命さえ助かれば、何をされても文句は無いだろう、とも。 最も、其処まで熟慮はしていなかったから、ほぼ反射的な行動だったかもしれないが)―――シィッ!(低い体勢のまま、振り返り様に今度は人質となっている男ごと、その脚を尻尾で払おうとするが) [Mon 28 Jul 2008 01:31:21]
◆ヨハン > ふむ―――まあ無理な話か。 ( そもそも最初から会話の通じる相手には見えなかったし。 さしたる動揺もなく、相手のアクションの瞬間に、反射的に自身の背を壁に押し付ける。 考えれば壁はすぐ近くなわけで、相手がターゲットを攻撃できない以上、こうして盾にした上で壁を背にしてしまえばいいのである。 たとえ相手の動き自体に反応できなくとも、いちいち盛大に声を上げてくれるのだ。 対処が出来ないわけではない。 ) [Mon 28 Jul 2008 01:24:22]
◆ジランダ > (蜥蜴は蜥蜴であり、恐るべき竜の子であり、そして狩猟者である。多少なりとも規則によって縛られ、直立する事によって一定以上の脳を持っているとはいえ、その本質は天より火石が降り注いだ頃より何ら変化していない。 蜥蜴は蜥蜴であるからして、容易に信頼されるわけもなく、また汚れ仕事を任されることも少ない――普通ならば)シャァ――ッ!!(蜥蜴は思い切り壁を蹴り、再度跳躍する。目指す場所は、運び屋の背後だ。 降り立つと同時に、思い切りその背を打ち据えようと大きく振るう)(――つまり結局、蜥蜴は蜥蜴なのだ。狩猟の最中、狩り以外のことは思考の範囲に存在しない。襲い掛かる獣に説得が通じないのと同様に、この蜥蜴は買収されることが無い。 それこそが、彼が暗殺者として街で行動できる理由だった) [Mon 28 Jul 2008 01:19:52]
◆ヨハン > ( ターゲットが余計なことを言わぬように首を締め上げるように拘束しながら、ヨハンはいつもの不機嫌そうな面をよりしかめて、頭上の相手を見据える。 ) いくらで雇われた。 言ってみろ。 場合によってはそれ以上の金額で雇ってやる。 何なら運び屋に迎え入れてやってもいいぞ。 ちょうど人手が足りていないところだ。 ( 敵対する相手に―――ヨハンはそんな勧誘をした。 いかれているといえばいかれているのだろう。 堅実なヨハンにとってこれは大きな賭けだ。 だがこの先、ファミリー再建のための吉兆を占ういい賭けなのではないかとも考えるのだ。 ) [Mon 28 Jul 2008 01:13:16]
◆ジランダ > (最初の瞬発力を、こういう形で消費せざるを得なかったのは痛手だった。 元よりスピードを生かした形での狩猟を得意とする種族である。真正面から向かいあう事は苦手だった)――――――ふむ。(となれば、どうするか。 幸いにも季節は夏であるから寒くは無く、己の肉体は存分に酷使できる。蜥蜴は蜥蜴なりに思考する)シュゥ――(生臭い呼気が口から洩れる。 或いはそれは、運び屋の言葉に考え込んでいるようにも見えるだろうか) [Mon 28 Jul 2008 01:08:15]
◆ヨハン > ( 一瞬目が追いつかない。 急に立体的な動きに移行し、壁に張り付く異形。 それにやっと視線が追いついて、そこでようやく相手の姿がはっきりと見て取れた。 ) レプチリアン、か……厄介だな。 ( だが男を盾にしたところ、攻撃はしてこなかった。 いまも機会をうかがっているようだ。 ) …………ふむ、用心棒を雇っていたか……来るのは遅かったがな。 ( さて、そうとわかれば話は簡単だ。 いま自分が盾代わりにして拘束しているこの男を、手早く処理してしまえばそれで終わりだ。 ただ不安要素がないではない。 相手がターゲットと親しければその線で攻撃してくる可能性もあるし、任務失敗をヨハンの命で償おうとするかもしれない。 かといってここでターゲットを逃がすわけにもいかない。 至極わかりやすいがめんどうな状況に、ヨハンは盛大に顔をしかめた。 ) …………おい、レプチリアン。 貴様どうやらこの男を守ろうとしているようだが、いくらで雇われた。 [Mon 28 Jul 2008 01:03:05]
◆ジランダ > ――――む。(その蜥蜴は、間に男が挟まったのを見て小さく舌打ちをした。 あまり好ましい状況には思えない。 本来の狩猟ならばこのまま飛び掛っても構わないのだが――全く。人間の決まりだとか何だとか。ややこしいにも程がある)……………ッ!(走ってきた勢いをそのままに、蜥蜴は脚を踏み切り、さらに尻尾を路面を叩きつけて跳躍する。 目指すのは運び屋の上方側面――路地の壁である。 片手の爪を、本来の用途通りに煉瓦の取っ掛かりへと引っ掛け、そのまま壁に張り付き、運び屋を見下ろした)……シュゥ――(赤い瞳で、ジッと見下ろし――次の機会を伺おう) [Mon 28 Jul 2008 00:56:20]
◆ヨハン > ( 足音に気づき振り向いたときには、異様な姿がかなりの速度で接近してきていた。 ナイフで応戦するにはいささか心もとない細身であったし、避けるにも相手が早すぎた。 そこでヨハンはとっさに、拘束していた男の足を払い、飛び掛る異形と自分の間に引っ張った。 まあはっきり言えば盾にしたのである。 どの道殺す予定なのだから、デリケートな扱いなどする気はない。 ) [Mon 28 Jul 2008 00:49:37]
◆ジランダ > (狩猟は――蜥蜴の、或いは恐るべき竜の子らの本懐という奴だ。 大きく息を吸い込み、吐き出し、その鉤爪を構える。――さあ、狩りの時間だ)――――シャァ……ッ!!(ドン、と地を蹴って駆け出す。 極端なほどの前傾姿勢だが、長い尻尾がバランスを保ち――結果、地面を這うような体勢で走る事が可能なのだ。 先祖代々、古代より受け継がれてきた狩猟のスタイル。 この路地裏でならば、一直線に運び屋へと迫り、そして飛び掛ることができるだろう) [Mon 28 Jul 2008 00:45:55]
◆ヨハン > ふむ、まあ安心したまえ。 この期に及んで君が頼りにしている組のことだが―――すでに話はついている。 ( 絶望に染まる男の顔を眺めながら、ヨハンはナイフの刃先をちらつかせた。 さて、ただ殺すだけでは見せしめにはならない。 どういうかたちが効果的か。 考えながら再度男の顔を見て―――違和感を覚える。 この男、どこかまだ諦めていないところがある。 男への拘束を緩めることはないが、少し、思考に意識を持っていかれて。 ) [Mon 28 Jul 2008 00:40:26]
◆ジランダ > (尚、蜥蜴が潜んでいるのは、二人の男の後方20mほどの位置だ。路地の入り口付近と言い換えても良い) [Mon 28 Jul 2008 00:37:33]
◆ジランダ > (黒い蜥蜴は暗がりから様子を伺いながら、そんな事をぼんやりと考えた。 詳細は知らない。色々な目論見が混じり合っているのは認識しているし、そしてそれを知る事が自分を死に至らしめるだろう可能性も理解している。 問題は――自分が受けた依頼は、運び屋らしい人物に殴られている男を守る事である。 ここであの運び屋に殺されるのは不味い。 仕事が達成できないという事は金がもらえないという事であり、金がもらえなければ肉は喰えない。飢えるのは勘弁して欲しいものだ)…………うむ(頷きを一つ。外套の内側に持ち歩いているナイフの感触、爪の具合を確かめた後、駆け出すために脚に力を込め始める) [Mon 28 Jul 2008 00:34:58]
お知らせ > ジランダさんが来ました。 『――それは、困る。』 [Mon 28 Jul 2008 00:29:35]
◆ヨハン > うらまない、うやまう、うそをつかない、友好関係を続ける大切な三つのUだ。 君はこいつを正面から破ったのだ、言い訳は出来まい。 私も運び屋だ、たとえ盗品でも運ぶさ、だが知っていればだ! ( がつん、とナイフの代わりに拳が男の頭を激しく打った。 ) 偽りは、重大な裏切りだ。 危険にさらすと言うことだ。 君は立派な裏切り者だよって―――いわゆる見せしめ、と言うやつをするのがルールだ。 [Mon 28 Jul 2008 00:25:10]
◆ヨハン > くだらない話だ。 危険があったのなかったの、結果論ではない。 価値観の違い―――いや、根本的な勘違いがあるようだな君には。 ( ず、とナイフを壁から引き抜き、ヨハンはため息をついた。 ) 君たちの商品だと言う薬の山を運んでみれば、なんと君の組の敵対組織が規定量を超えて隠し持っていたものじゃあないか。 協定違反した彼らも悪いとは思うが、それを知らせずに運ばせた君は、許しがたい。 [Mon 28 Jul 2008 00:15:08]
◆ヨハン > ふむ、わかっているのならば結構だ。 それならば、自分がなぜこんな目にあっているのかということもわかっているだろう―――先日君から引き受けた仕事に関して、だ。 ( ゆらりと刃先を揺らすナイフ。 それに一層身を縮まらせながら、男は弁解するように言った。 「べ、別にあんたに危険は及ばなかったろう! 作戦通り、失敗もなかった!」 男の言葉をうるさいと言わんばかりに遮って、ナイフが男の頬を掠めて壁に突き刺さる。 ) [Mon 28 Jul 2008 00:05:33]
◆ヨハン > ( 少なくとも友好的な態度ではないのは、男が怯えたように顔をゆがめ、ヨハンがそれに対し淡々とナイフを突きつけていることからも容易に想像できた。 ) 勘違いはして欲しくないのだが…………私は小遣い稼ぎのちゃちなチンピラでも、君の組に敵対するものでもない。 怨恨が理由のくだらない復讐というわけでももちろんない。 ( 男は震えるようにうなずいた。 わかっている。 わかっているから、怯えているのだ。 ) [Sun 27 Jul 2008 23:55:18]
お知らせ > ヨハンさんが来ました。 [Sun 27 Jul 2008 23:52:23]
◆ヨハン > ( とある薄暗い路地裏。 いつとも知れない日。 時刻はすっかり宵を回って、出歩く人の姿は見えない。 そんな中、二人の男がそこにいた。 正確には、壁際に追いやられるようにして身をすくめた男と、それを追い詰めている男の二人。 その後者が、スタボーンと呼ばれる運び屋、ヨハンだった。 ) [Sun 27 Jul 2008 23:39:40]
お知らせ > ヨハンさんが入室されました。 [Sun 27 Jul 2008 23:34:25]
お知らせ > セルギウスさんが退室されました。 『 (殺しても金にならない。なら、敢えて生かしておくのも面白い) 』 [Sun 27 Jul 2008 01:17:20]
◆セルギウス > (飢えた野犬は血のにおいに誘われたか瓦礫の影からこっそりと顔を出す) いい子だね、そら、ご褒美だ。ちょっと臭いけどね (手に持ったそれを野犬のいるほうへと投げてやる。それを犬がどうしようと知ったことじゃない。食っても良し、どこかに埋めるも良し、齧って遊ぶでも勿論構わない。肉片の行方は凶手の興味の範疇外だ) まだ変な感じだ… (蹴られた腹を軽く撫でて凶手は再び歩き出す。男が凶手の名を上げることはないだろう。男としての機能を失くしたと周囲に知られても構わないというのなら話は別だが) [Sun 27 Jul 2008 01:16:31]
◆セルギウス > (――ふと) ――みーつけた (まるで子供のような声を出し、凶手は一切の躊躇もなく男の肉片を拾い上げる。先端はホワイティアらしい形をして、臭いがちょっときつい。不快そうに肉片を少し遠ざけて持ち、もう一つの目当てを探し始めた) 出ておいで (ちっちっち、と舌を鳴らしながら目当てのものを呼び寄せようとする。――出てくるだろうか、飢えた野犬は) [Sun 27 Jul 2008 01:09:39]
◆セルギウス > (生理的に出てきた涙を手の甲で拭い、鼻を啜った) 最悪 だ ! (まだ胃液臭い息に辟易しながら吐き捨てる。もとより暑さで機嫌は悪かった。立ち上がり、無様に転がる男に近づく。死んではいないようだが失神しているようだ。時々痙攣する足が何故か癇に障って、もう一度、今度は男の顔に唾棄する。こんなもので気が済むはずもない) (男の股間にぶら下がっていたものの一部を探してきょろきょろと周囲を見渡す。それほど遠くに飛んではいないはず) [Sun 27 Jul 2008 01:05:25]
◆セルギウス > (セックスはするけれど、無理やりは好きじゃない。金が手に入るわけでもなし) …が、げふ… (吐瀉物と血が散り、男が倒れる異様な空間で、女は蹲っていた。血は男のものだが吐瀉物は自分のものだ。腹に強烈な一発を食らって無様にも胃液を吐き出した。男の汚いものを何とか切り落として、後はこの場を立ち去ればよかった。だが身体は苦痛を訴えて遂に膝をついてしまった) (胃液の臭いに眉を顰めて唾棄した。胃液がまだ混じっている) [Sun 27 Jul 2008 00:57:21]
お知らせ > セルギウスさんが入室されました。 『 (金にならないことは嫌いだ) 』 [Sun 27 Jul 2008 00:51:22]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Tue 22 Jul 2008 04:42:30]
◆ブロウン > (帰って……寝込み襲うか?無理だけど!)(不埒な事思いつつ180度方向転換すれば、聖性の乏しき教会へと足を向けまた石畳を鳴した。) [Tue 22 Jul 2008 04:42:22]
◆ブロウン > (しばらく歩けばもうまわりが見渡せるほど明るくなる。それと同時に人気も少なくなる。夜の住人が多いためだろう、ほんの少しの時間だけ静けさが訪れる。)あらら…だぁれもいねぇでやんの…(通りを歩く足を止め、バイクツまで見えそうな光景にしばらく見入ってしまった。ごろつきもマフィアも、さすがに寝る時間は必要のようだ。)……帰るか。(これ以上歩いたところで知り合いに会う事もないとすれば、空しさが込み上げ興が冷めた――) [Tue 22 Jul 2008 04:39:53]
◆ブロウン > (大通りの壊れた石畳をかつかつと音を立てながら歩いて行く。暗黒街も朝はやや清々しさがあるが、やはり禍々しさが消えることはなく死んだ魚の様な目で歩く通行人は何人もいる。最近この辺りを歩く事がなかったせいか、非常に心地好い。)夜ほどじゃねぇけどな…(夜ともなればどこから湧いたのかといわんばかりのごろつきやマフィヤ。中には知り合いもいるが、あまり深い付き合いをしているものはいない――)(酒場で会うくらいの仲か…)(そんなことを思いながらあてもなく歩いて) [Tue 22 Jul 2008 04:26:56]
◆ブロウン > (さすがの暗黒街も、この時間は人通りが少ない。何気に朝早く目覚めてしまったがために、さんぽがてら近所を歩いているわけで――)朝から酒なんてきぶんじゃねぇしな――(家にいて、掃除やら朝食やら家事をしていてもよかったのだがいかんせん同居人達が起きてしまっても悪いと思い、こうして外を出歩いているのだ。) [Tue 22 Jul 2008 04:11:56]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『(空が白け始めた――)』 [Tue 22 Jul 2008 04:06:13]
お知らせ > グスタフ@売人さんが退室されました。 『まいど』 [Sun 20 Jul 2008 00:00:26]
お知らせ > デスさんが帰りました。 [Sat 19 Jul 2008 23:58:59]
◆デス > ふぅ…ん……(時折見かける誰かに飼われてる、一回幾らで使える奴隷の事を思い出す…も奴らは元々頭がイってる感じもあるし、と唸って…)ま、何か試してみるさね。(液体の入った瓶…ポケットに仕舞い込みながら頷いて…)それじゃ、またさー(早速、生贄でも探すつもりなのか…バサァと背中の羽を露にして…そのまあ蝙蝠じみた動きでパタパタと宙に浮かんでいって) [Sat 19 Jul 2008 23:58:49]
◆グスタフ@売人 > んん、そうだなぁ……ああ、そうだ。 自分で試吸ってのが怖いなら……そこら辺の肉便器どもにでも使ってみたらどうだ? (しばし足で拍子をとりながら考えていたが、明暗が思いついたとばかりに人差し指をたてて。そこら辺につながれている性処理用の奴隷どもなら何かあっても問題あるまい) なるべく反抗的なやつにつかってみな。その方がわかりやすい [Sat 19 Jul 2008 23:55:55]
◆デス > フフ、中々楽しいこと言うさね…。(くすくす、と低く笑っていて… まとめ買い、と言われるがいまいちピンと来てない様子で…)実際のところ、どのくらい効果があるのか…とか分からないさね…相手に悪戯するにしても、効果の具合とか、さ?(自分で飲んで誰かに何かする前に、とりあえず効果を見ておかないと…と割と堅実なことを考えていて…服装とかは全然まともではないが) [Sat 19 Jul 2008 23:44:59]
◆グスタフ@売人 > あー……性純ってどういう意味だったっけか。 (せいの字が違う) おうおう、まいど。どうだ?どうせならまとめ買いしておかねぇか、邪魔になるもんじゃねぇし。 (薬でぬれるっつうか、お前の脳みそがピンク色に染まるんだ、と若tるようなわからないような説明をして) [Sat 19 Jul 2008 23:41:11]
◆デス > いやさねー 僕は清純派で通っているのさ?(股を露にすると生ぬるい風が軽く当たって…羞恥心とあわせて心地よい快感が来ているのか一段と溢れる液体が増えた感じがして… 小銭の入った財布からとりあえず噂で聞いた金額を出して…)さらに…って、そんなに凄いの、さ…?(実際噂でしかまだ聞いたことが無い…大きな事件になってない辺り案外皆身内で楽しんでるだけなのかもしれないそのお薬の効果…に首傾げて) [Sat 19 Jul 2008 23:31:50]
◆グスタフ@売人 > ああ、両性ってやつか。スケベなやつが多いって話は聞くな。まぁ噂か。 よぉし……じゃ、金だしな、ほれ、ぐちょぐちょの股間がさらにひどいことになるぜ。 (液体タイプの入った陶器の瓶を揺らしながら、左手を突き出す。ほう、じょうだまじゃないか) [Sat 19 Jul 2008 23:26:52]
◆デス > ちょっと違うさー…(軽く発情気味なのか抓られた頬はやや熱を持っていて…。ツツ、と少しだけコートの前を捲れば男のそれが起立しているのと、濡れて内腿をべっとりと濡らした女のそれが露になって…)当たり前さ。…んー…使う方、さ。…でも本物なのか、少し試してみたい、な?(フードを外して薄く笑った顔…暗い街では結構目立つ金髪と整ったそれを見せて) [Sat 19 Jul 2008 23:14:49]
◆グスタフ@売人 > …………痴女か。 (始めてみたぜ、夢じゃなかろうか、とデスのほほをつねろうとして……) 金はもってんのか?ほいで……飲むのか?飲ませるのか? (相手のほほを解放しながらにやりと笑いながら適当な感じで尋ねて) [Sat 19 Jul 2008 23:10:03]
◆デス > (暗殺者などという物騒なものではなく、何処にでもいる魔界出身の悪魔は、相手の言葉に小さく笑う)ハハッ、この暑い中で風邪を引くときついさねー…って、坊主って僕の事さっ?(一通り笑ったところで顔をバッと上げて…多分睨んでるのだけど目が大きいし迫力皆無。良く見ると雨合羽っぽいコートの下は何も着てなくて、上から見れば襟元から僅かに膨らんだ胸とか見えて) [Sat 19 Jul 2008 22:58:16]
◆グスタフ@売人 > あー、風邪薬じゃねぇぞ。咳は止まらん。坊主にゃ五年は早そうな薬だ。 (あくびを噛み殺そうともせずに息を吐きながら小柄な人影を見下ろす。しかし小さい。もしやヒットマンか何かかと邪推するが命を狙われるほど高級な人間じゃないかと思いなおして) [Sat 19 Jul 2008 22:53:19]
◆デス > (フードを深めに被っているせいか相手の方が身長が高いと顔がいまいち見えない…むー、っと唸りつつ近づいていると声をかけられてしまった。近くまで歩いていき)うー…ん、それって噂の…薬さね?(少し高めの声で、いかにも売人な雰囲気を持つ男に首傾げて…偽者を売りつけようとしたりする奴が結構いるらしく…一番酷いのはカラーひよこを売りつけようとした奴で(色んな意味でマテ)) [Sat 19 Jul 2008 22:44:59]
◆グスタフ@売人 > (…………まぁんなことを考えても仕方ない。今のところ自分は使う予定はないのだから、体の心配なんてどうでもいいことだ。そう考えなおせば、薬をポケットにしまい) ……ん? (そこでですの姿を認めれば) 坊主、かってくか? [Sat 19 Jul 2008 22:41:08]
◆デス > (治安が余り宜しくない区画の通路を、フード付きの合羽のような物を羽織った細身の少年風が少し周りを見渡しながら歩いてきて)…んー、アレさね…?(視線をグスタフに固定すると、おーるばっくのちゅうねんばいやー? などと何か確認するように呟き…噂の薬の売り子さんを探してるのだが…噂なので誰が本物の売人か分からないらしく) [Sat 19 Jul 2008 22:34:25]
お知らせ > デスさんが入室されました。 『ローブ姿のが歩いてきて』 [Sat 19 Jul 2008 22:24:18]
◆グスタフ@売人 > しかし……まだ大した事件は起きてねぇし、結構皆安全に使ってるんだな。(なんてことをいいながら薬を取り出し空にかざす。シルエットが浮き彫りになりそれを眺めながら聞かされた効果を思い出して) 薬自体に魔力でも宿ってやがるのか……それとも無理やり人間の能力でも引き出すのか……後者だったら体にやばそうだな。 [Sat 19 Jul 2008 22:07:42]
◆グスタフ@売人 > (露地は湿気がこもっているのか蒸し暑く、溜まらず胸元をはだけさせながらため息をつくように肺の焼けたような空気を吐き捨てて) にしても……。 (客が女だったらそのまんまいただいて、なんてまた都合のいい話を考えていたのだが、今のところ男性が圧倒的で) やっぱり、男のエロさは偉大だね。 (生きる原動力だ) [Sat 19 Jul 2008 21:47:53]
◆グスタフ@売人 > (売り切らねば赤字なので頑張らねばならないのだが……歩合制じゃないとなんかやる気が起きない) 流行りの薬だからそれなりにさばけるんだけどな……。 (贅沢な愚痴を考えながらパイプからたばこの葉を吹き出して) [Sat 19 Jul 2008 21:44:34]
◆グスタフ@売人 > (余りやる気のなさそうな表情で、塗装の禿げたパイプをくゆらせているのは一人のチンピラ。壁に体重を預けめんどくさそうに空を見上げている。ちなみにただのたばこだ。売り物に手を出しはしない) 久々にいい仕事にありつけると思えば……(給料制で、安く、しかも売れ残りはこちらが買い取らねばならないというまぁ最低の条件で) [Sat 19 Jul 2008 21:40:10]
お知らせ > グスタフ@売人さんが来ました。 『紫煙が上がる』 [Sat 19 Jul 2008 21:33:55]
お知らせ > ヨハンさんが退室されました。 [Thu 17 Jul 2008 00:10:09]
◆ヨハン > そんな悪人のような笑い方などするか。 ( 律儀にそんな訂正など入れたりするヨハン。 カップを片付けるのにちょうど邪魔な加減でうろつく子供の宣言に、ヨハンはただ、黙ってぐりぐりと頭をなでてやった。 撫でるというより押し付けるに近かったけれど。 ) だが黴の生えたパンは止めておけ………生えてないパンならくれてやる。 ( そんな風なことを言って。 それからまったく蛇足だが、宣言どおりヨハンは、寝付いた子供を強制的にベッドに放り込んだそうな。 ) [Thu 17 Jul 2008 00:10:06]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Thu 17 Jul 2008 00:09:15]
◆黒い害虫 > ( 死人に口なし。 此処―暗黒街―での暗黙の了解的認識。それを耳にした子どもは、と云えば… ) …で、でもッ ヨハン、さっき …せけんいっぱん では、べっどでねるのはじょーしきてきじゃない ッて。だから、きょーせいしてやる。かくごしろ、わははは――! って、ゆった。 ( 子どものなかで、一部捏造されているようですが。 ) だったら、 もらっていい? て訊いた時、 いいよ。 ってゆってないのに持ってくるの、は …ぬすんだってコト、だよね。だったらボク …こんどっから、ちゃんと「いいよ。」ってゆってもらえてから、もらってくる ! ( 盗んだりしない、 …そう告げる子どもは。ヨハンさまの後を追うように奥へと駆けてゆき …その傍らをウロチョロとしながら。先の宣言めいた言葉、発することでしょう。 )( ――蛇足。 今宵の子ども、如何やら二階の床で丸くなっていた、とか…。 ) [Thu 17 Jul 2008 00:06:46]
◆ヨハン > そうだったとするならば、お前はそうだな、勝手にもっていったのだから盗んだといってもいいかも知れないな。 ( かげりを見せる子供の表情を眺めて、呆れたようなため息ひとつ、ぬるくなったコーヒーを飲み干した。 ) だが、死人に口なし。 死ねば物。 落ちていたものを拾ったようなものだ。 この暗黒街ではな。 だから誰もお前を責めはしないだろうな。 私も説教はしないだろう。 罪を感じるか感じないかは、お前の勝手だ。 罪を感じるのも、罪を作るのも、お前自身だ。 塞ぎ込もうが開き直ろうが、お前の自由だ、好きにしろ。 ( いちいちそんな感傷までは教えてはやれないな。 そんなふうに淡白に言い残して、空のカップを片手にパーティションの奥の勝手へと姿を消して。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:49:13]
◆黒い害虫 > ( 死んでいたのでは…、との御言葉に漸く、子どものなかでもその答えに辿り着いたかのよう、で。 ) ………そぅ、なの…かな……? ( 質問を質問で返すな、とか …そんな御言葉が聞こえてきそうです。が、 ) …じゃあ ッ もし …そーだとしたら、ボク、そのヒトから ぬすんだってコトになる、の… ? ( 子どもの表情に幾分、翳りが差し始めます。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:42:12]
◆ヨハン > ……………………それは、死んでいたのではないのか? ( イマジネーションを最大限に活かして、子供の言葉から情報を補完してみた結果、そういう結論が思い至った。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:36:51]
◆黒い害虫 > うんッ ! ( ――こくこくッ。頷く、ものの …他に何か云ったか、との問いかけが為される、と… ふるる。軽く、首を横に振って ) なーんにも、喋ンないんだもん、そのヒト。 寝てなかった、よ …あ、でも。 ちょっと ボクがさわったら よこになって、ねちゃったんだ。 ( 思い出しながら、言葉を慎重に選んでゆき…。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:33:59]
◆ヨハン > 盗んでいない、ね。 ( まあかびたパンにことさら執着するくらいなら乞われる前に自分で食べてしまうだろうし…………と努めて冷静に思考して、思い至る。 ) ヤダ、とは言わなかったんだな。 それでは他に何か言ったか、そいつは。 寝てる間に訪ねて勝手に持ってきたとかでは話にならんぞ。 ( 問い詰めるような口調になるのは仕方がない。 優しいたずね方など知るものか。 どうせ疎まれるのには慣れている。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:27:34]
◆黒い害虫 > ………… うぅ …、 ( 如何やらこの子ども、強気で反撃されると弱いようです。矯正宣言に返す言葉見つけられぬうち、 ) …… ねー、ねー。 どーしたのっ? なんでだまっ…… ( 黙ってるの、と云い掛けたところ。 …何処から盗んできたものだ。との問いかけに、 ) ぬすんでない、よー っ! ……ボク、 ちゃんと 訊いたもん。 もらっていい、って ちゃんと訊いたもん! でも、「ヤダ」ってゆわなかったもん、そのヒト …! ( だから盗んだワケではない、と懸命に少年なりに弁解を試みているようで…。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:23:41]
◆ヨハン > ……………世間一般ではベッドがあるのに床で寝るのはあまり常識的ではない。 矯正してやるから覚悟しろ。 ( 得意げな顔にさらりと返す矯正宣言。 寝入ったときは床だったのに、朝起きたらちゃんとベッドに放り込まれている、そんな怪奇を味わうがいい! ) ……………………。 ( 黴の生えたパン。 かびた、パン。 かびたパン、か。 それを見て、脳内にいくつかの選択肢を用意するヨハン。 すぐにキレないように、思考にじっくりと時間をかけるのがヨハンなりの自制だった。 落ち着け。 焦るんじゃない。 この子供は一般常識を知らないだけだ。 そうして数秒、眉間に深くしわを刻んでから、ヨハンは口を開いた。 ) ……………いろいろと言いたいことはあるが、それはどこから盗んできたものだ? [Wed 16 Jul 2008 23:14:33]
◆黒い害虫 > うん。 ……駄目? ( ことン、と小さく首を横に倒しながら。 ) …… 駄目 ( 駄目だ、二階で寝ろ。との御言葉には一瞬、しょぼん、としていたものの ) ん、分かった。 じゃ、二階の床で、 ねる …! ( 名案思いついた、とばかりに。得意気な顔で宣言します。 …己の発した単語。それを耳にしたヨハンさま。此方に向けられる 疑心暗鬼百パーセンツな視線に気付いているのかいないのか――。 ) ……えっと、ねー っ。 これ、おいしーよ。 だから、ボク …ヨハンに ぷれぜんとっ! ( にこにこ。限りなく爽やかな笑みで以って、ヨハンさまに差し出すは ――黴の生えたパン。さながら、禍々しいオーラでも纏っているかのような黴の生え具合です。 ) [Wed 16 Jul 2008 23:09:20]
◆ヨハン > なに、床で寝たいだと? ( ジャストヒア、ここか。 少し考えてみれば、あまりいい待遇を受けていたとは思えない逃亡奴隷だ。 ベッドなどなかっただろう。 それで床のほうが慣れているということか。 ) だが子供の頃から固い床で寝ていると成長に影響するぞ。 どうしてもというにしても、ここは応接室だから、駄目だ。 二階で寝ろ。 ( 一応止めはするが、結局妥協するのは相手が子供だからだろう。 どの程度厳しくしていいものか判断に困る。 ) …………………………ほほう、限りなく悪い予感がするが、なんだ、そのプレゼントとやらは。 ( 誕生日でもなければ何かの記念日でもない。 受け取る義理もないわ! などということは言わないが、非常に疑わしげな視線であった。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:58:48]
◆黒い害虫 > ――― あ。 起きてた。 ( 返答がかえってきたコトに対し、嬉しそうに笑みをみせて。 とことこ…、 ヨハンさまの近くまで歩み寄ることでしょう。そうして、 ) ……んっとぉー…… ヨハンに よーい、してもらった べっど 、ふかふか してる…けど…… その… こんどっから、やっぱ ヨハンがつかってよ。 ボク、ここでねたいなー、ッて。 ( 此処、と。指差すのは、応接間の、… 床。 ) なんか、さー ……おちつかないって、ゆーのかな。 よーい、してもらって わるい、けど ……あとは、ねッ ボク、ヨハンに ぷれぜんと、よーいしてるんだ。 ( わくわく、とした表情で 告げるでしょう。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:53:19]
◆ヨハン > ( 考えてみれば、働くということを教えてやるなどと大言を吐いてみたものの、まだ実際に何かの労働をさせてはいない。 まあ、だが仕方があるまい。 本業に関することは手伝わせるわけにはいくまいし、事務所内のこまごまとしたことも、その、なんだ、任せるのが怖かったのだ。 器用とは思えないし。 ) …………む。 起きているぞ。 どうした。 ( そんなところに顔を出したのは、件の子供。 ―――ああ、結局名前も聞いていないのだった。 普通に対応しているつもりだが、相変わらず目つきが悪いので、子供受けはしないかもしれない。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:45:09]
◆黒い害虫 > ( ウワサをすれば何とやら――、とはよく云ったものなのでしょうか。 )( 応接室の扉がゆっくりと開き、そこから ひょこ、と覗くは黒い触角。続いて…… ) ヨハン、 ……起きて、る…? ( クダンの子どもが顔を覗かせることでしょう。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:42:34]
◆ヨハン > ( 理解しているならば、それなりの対処はできるだろう、と思うかもしれない。 だがそれは、相手の気持ちになることができる、つまりそういう子供だった時代があるものだからいえるのだ。 ヨハンという人間は、なにせ幼少から堅物だ。 規範に厳しく生真面目、そんな目つきの悪い。 どちらが社会にとっていいかはともかく、どちらが子供として正しいのかは一目瞭然だ。 ) ………………ふむ。 ( どうしたものか、と対処を考えるのは、放り出す気はないということではあるが、いささか力ないのはいたし方あるまい。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:39:03]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Wed 16 Jul 2008 22:38:37]
◆ヨハン > ( 世間知らずな逃亡奴隷を雇った(というよりやはり匿った、なのだろうか)こと自体は後悔していない。 だがもう少しよく考えなかったことを反省はしている。 ) まさか、世間知らずどころか常識知らずとはな………。 ( 詳しくあげつらねることはしないが、件の子供はいささか常識知らずに過ぎた。 そもそもの社会規範というものからして備わっていないのだ。 おまけに性格が性格である。 意地が悪いとかそういうことではなく、言ってみれば子供なのである。 純真で我侭で、世界が自分を中心に回っているようにすら思える、そんな年頃なのだ。 まともな子供時代を送っていないヨハンには理解しかねるが。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:32:20]
◆ヨハン > ( 先ほどまで仮眠を取っていたためか、いささかくたびれた風でもない。 二階のベッドを雇った(というべきか否か)子供に貸してしまったので、応接室奥の勝手に急遽置くことになった長椅子での仮眠だから、いささか体が痛い気もする。 だがため息の理由はそんなことではない。 そんな副次的なものではなく、その子供自体に関する問題だった。 ) ……………参ったな。 ( 濃い目のコーヒーをすすって、つぶやくヨハン。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:21:06]
◆ヨハン > ( 暗黒街眼抜き通り耳削ぎ横丁口無し番外地。 嘘か本当かそう呼ばれる胡散臭い土地の片隅にかろうじてまだ建っている、胡散臭い広告のべたべたと張られた安普請の胡散臭い貸事務所。 そんな、胡散臭いを三度重ねたような手狭な事務所。 その安普請の事務所の、安普請の応接室の、安普請のソファに深く腰掛けて、普段よりもずっと深く眉根のしわを刻んだヨハンは、一人重たくため息をついた。 ) [Wed 16 Jul 2008 22:11:54]
お知らせ > ヨハンさんが来ました。 [Wed 16 Jul 2008 22:06:27]
お知らせ > 黒い害虫さんが帰りました。 [Tue 15 Jul 2008 22:29:32]
◆黒い害虫 > ( どれほどの時間、そうして居たコトだろう――。 )( やはり何の反応も返さぬ男に痺れを切らしたのだろう、少年は徐に立ち上がり。興味の失せた男に背を向ける。 そうして、……男から”貰った”、黴の生えたパン”を大事そうに持ち直し、男の傍らを離れてゆくのだった―― 。 ) [Tue 15 Jul 2008 22:29:29]
◆黒い害虫 > ( それに気付いておらぬ様子な少年は尚も、 ) 何も喋ンないってコト はー ボクがもらってもイイってコト だよねッ。 ヤだったら、「ダメ」ってゆーハズだもん。 えへへ …ありがとッ! アンタ、いーひと、だね ( つィ…、礼を述べた少年が男の肩に手を触れた 途端。ぐら、と …男の身体が揺らめき、 ドサ …ッ ! 地に、倒れた。それを目にした少年、は―― ) そんなトコで寝たら、風邪…は引かないか、あったかいしー。 でも、 ほら……もぉ、こんな 冷えちゃってるよー ちゃんと、家のなかで寝な ッて―― ( 声を掛ける”以前”から。男の身体が既に冷え、硬直していたとしたら…と云う可能性に辿り着くことなく。 少年は 二度と目を開くことのない男の身体を、幾度も ゆさゆさと、揺さぶり続けている。 ) [Tue 15 Jul 2008 21:40:37]
◆黒い害虫 > ( 『フツウ』の感覚を持つものであったなら、このような時間帯、このような場所を彷徨うことなどするハズもないのだろうけれど―― ) ――― あ。 いーモン、見ッ けた ( 妙に能天気な声が、暗黒の街に ひとつ。 ) ねー、ねー …… これ、もらって良い? ( 廃墟の壁に背を凭れるようにして、ひとりの男が座っていて。その傍ら、しゃがみ込んでいる褐色の少年は、その男に声を掛けている。……が、 ) 良いよね? 答えは聞かない、しー ……どっちにしたって、何も喋ってくンないんだもん! ( 不服そうに口を尖らせる、も …見た限りでもその男、言葉を返すなど出来ようもないほど 衰弱している様子。 ) [Tue 15 Jul 2008 21:29:22]
お知らせ > 黒い害虫さんが来ました。 [Tue 15 Jul 2008 21:20:29]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『怖かった……怖かったよ………――――』 [Wed 9 Jul 2008 01:59:48]
◆君影 > ( 別に私は戦いたくなんてない。 血で汚れるのが嫌いだし。 良い事なんて一つも無い。 ―――― 一方的な殺戮ぐらいだろうか。 そこまで嫌いじゃないのは。 ) ………… ( 相手が去っていく。 その事実に心の底から安堵し、壁に背中を預けて息を吐く。 ―――ふと気付いた。 先程あの男が去った方向から、黒猫が歩いてきている事に。 ) …………リャン。 いつも言ってるでしょ。 お仕事の時は危ないから来ちゃだめだ、って。 ( 帰りが遅い主の事を心配してきてくれた黒猫をワレモノを扱うように優しく大事に抱きしめて。 ) [Wed 9 Jul 2008 01:59:20]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 [Wed 9 Jul 2008 01:48:52]
◆バイ・チャンフォン > ・・・なら、いい。あと、もう一度、我、狙ってきたら・・・さっきの、言葉、はったりでは、なくなる。(敵を見る目と声でそう宣言しておいた。二度、同じ相手と戦うのもまた楽しいものではあるが、一方的な展開は嫌だ。・・・楽しいけど、なぜか心に残るので、これだけ言って脅しておいた。)・・・では、な。(本当にそれだけを言いたかったのだろう。踵を返して表通りの方へ歩いていく。おせっかいな傭兵はまたフラフラと徘徊するのだろう。) [Wed 9 Jul 2008 01:48:30]
◆君影 > ( 目の前の投げ置かれたクナイを引っ手繰るように受け取ると、お守りを握り締める行為を思い起こさせるようにそれを胸の中で抱く。 もし目の前の男の気が変って襲ってきたら、頼れるのはこれだけだ。 ) …………ウザイ。 …………分かったわよ。 ( 男が私に対して何かを語るな、とか思って口の動きだけでそれを表に出したけれど、相手の機嫌を損ねてまたあんな怖い目にあうのは絶対に御免だから苦々しく頷いた。 本当は物盗りじゃない、とかの訂正をする気は最初からないらしい。 ) [Wed 9 Jul 2008 01:40:48]
◆バイ・チャンフォン > ・・・なら、返そう。(ひゅん、と投げたクナイは相手の目の前にコン、と音を立てて落ちるだろう。ふぅ、と溜息をつく。あれだけ暴れられたのはかなり驚いたが、どうにか落ち着きを取り戻してくれたようだ。)まぁ、あれだ。・・・物盗りも、いいが、相手、選ばないと、死ぬ、ぞ。・・・それ、いいたかった、だけ、だ。(とにかくそれだけを伝えようとする。わかったか?と反芻してみよう。聞いてくれるかどうかは相手次第だ。クナイを投げてきたとしても別段、不思議ではない状況だし・・・。) [Wed 9 Jul 2008 01:27:12]
◆君影 > ( 出来る事なら今すぐ立ち上がって反転180度。 この場から全力で逃げ出したいが、したたかに背中を打ちつけてしまったため、今すぐは動く事が出来ない。 ) ………ほ、本当に本当? ( 子供のような繰り返し方。 口でいくら言われても信用する事が出来ないようだ。 けれど相手のそんな態度から徐々に落ち着きは出てきて、相手の話を聞く程度の判断は出来るようになってきた。 ) ……………わかった。 しない。 ( 相手に視線を合わせる事無く、限界まで距離を離すように壁に背中を預けながら相手の言葉に頷いた。 こいつ、今は殺せない。 男と話なんてしたくないけど……クナイは返して欲しいのは事実だ。 ) [Wed 9 Jul 2008 01:20:47]
◆バイ・チャンフォン > ああ。何も、しない。絶対、だ。(渡したところをグサリ、と行かれても嫌なので、とりあえずは約束を取り付けてからクナイを返すことにしたようだ。)・・・我に、何も、しない、言うなら、これも、返す。(自分に危害を加えないことを条件に、クナイを返すことを提案してみる。・・・まずは落ち着いて、こちらが何もしないことを態度で示さなければ話の一つもできない、と判断したらしい。とにかく、落ち着かせよう、落ち着かせようとしているみたいだ。) [Wed 9 Jul 2008 01:13:50]
◆君影 > ( 駄々っ子のように振り回しているも、それも結局取り上げられてしまう。 抵抗する術の無くなった少女は、ただ震えながら相手を見つめる事しか出来なくなって。 ) ……………ほ…本当に……何もしないでくれる……の……? ( 擦れたような声で縋り付くようにもう一度聞く。 もう武器も何もない。 相手が襲ってきたらどうしようもない。 涙で濡れた黒い瞳は恐怖の色に満ちている。 頬や腿の辺りからは、先程自分で傷つけてしまった浅い切り傷が出来てしまっていて。 ) [Wed 9 Jul 2008 01:07:24]
◆バイ・チャンフォン > っ!?(驚いた。これほどまでに聞いてしまうとは・・・。冷静にさせるつもりが、むしろ過去の傷を開いてしまったようだった。左手でぶんぶんと振り回すクナイ。その軌道を見極めて、顔と右手から手を離し左手を止めて、クナイを引き剥がそうとする。)・・・落ち着けっ。わかった・・・もう、しないし、触れる、ことも、しない。・・・わかった。(クナイを取り上げれば、体と顔を放し、じりじりと引き下がっていく。強い素振りも何も見せようとはせずに、何の脅しもかけずに、なるべく穏便に後ろへと下がっていく。) [Wed 9 Jul 2008 00:56:07]
◆君影 > ( 弱い者が相手ならいい。 強く振る舞えるから。 けれど相手が自分より強かったら、力で抑え込まれればただの十代半ばの少女でしか無い。 )( 右手と顔を掴まれる。 おぞましい。 まるでそこから得体の知れない物に感染して腐り落ちていってしまうような。 ) 触ら、ないで……! ( 何とかして相手の拘束から逃れようと懸命にもがく。 けれど膂力の差からうんともすんとも言わず、それは無駄な抵抗に終わるであろう。 そして続いた言葉に―――目を見開いて恐怖に顔を歪ませた。 ) ―――――やっ、イヤァァァァァァァ!! やだ!やだ!! もう痛いのは嫌だから! そんなの本当に気持ち良くもないんだから! 止めてぇ!! やだぁぁぁ!! ( その言葉は効きめがすぎた。 性交渉に強いトラウマを持っている女は、相手の言葉の理由を全く考えもせずに犯すという言葉にだけ反応する。 涙を浮かべて髪を振り乱しながら全力で逃げ出そうとする。 )( 終いには空いている左腕で腰からクナイを取り出し、それをただ滅茶苦茶に振り回す。 その軌跡は殆ど相手に当たる事無く、むしろ自分の体を傷つける事の方が多いだろう。 ) [Wed 9 Jul 2008 00:48:13]
◆バイ・チャンフォン > (どうしようか?自分に攻撃を加えた者なわけだからまだ、敵ではあるのだ。・・・ただ、ここまで少女らしく振舞われても困るわけだが。)聞け。聞かない、なら、このまま、犯る。(戦闘時の調子で冷徹に相手を見据えて言う。殺す、よりもこちらの方が聞く、と判断した。手で相手の顔を抑えて、パニックを起こさせないようにしているようだ。・・・もっとも、相手が意識をこちらに向けていなければ無意味なわけだが・・・。)相手を、見据えて、やる、べき、だ。・・・場合に、よっては、殺される、ぞ。・・・いや、むしろ、ここで、我に、殺されても、なんの、文句も、言えない。それが、この、場所、だ。(おせっかいなのはわかっているが、放っておくのも寝覚めが悪い。物盗りの類だと思っている男は年端のいかない少女に説教する。一方の手は顔を掴み、一方では右手を掴み、暴れないようにしているようだ。) [Wed 9 Jul 2008 00:32:43]
◆君影 > ( 男性の話なんてまともに聞いた覚えが無い。 それは里に居た時も同様で、女性の師以外に実技を教わる事はなかった。 ) ヶホッ…! コホッ! ゴホッ!! ( 壁に背中を叩き付けた反動と蹴りの威力で苦しそうに咳込む少女。 忠告して貰ったばかりだが、青年の意見はやはり聞いていない模様だ。 ) ――――………ヒィッ!? ( ようやく目の前に視線を向ける事が出来た時、すぐ目の前に今しがた蹴りを叩き込んだ男の姿があった。 引き攣った悲鳴を挙げて、怯えたように懸命に後ずさりをしようとする。 ) …………ゃ……やぁ…! こな……来ないで……!! ( 先程までの冷たい調子とは打って変わって、年相応の少女らしい声を洩らしながら男から距離を取ろうとする。 しかし背中は壁で、男との距離は一向に離れる事は無い。 ) [Wed 9 Jul 2008 00:20:52]
◆バイ・チャンフォン > 大丈夫、か?(意識が飛んでいたらそれはそれで放っておくだろうし、意識があればどうにかコンタクトを試みるだろう。) [Wed 9 Jul 2008 00:09:38]
◆バイ・チャンフォン > ・・・人の、話、聞くもの、だ。(飛ばした相手にそう呟くと、柳葉刀を鞘へと戻す。・・・正直、自分でもあっさりとやれてしまったことに驚いている。吸血鬼と一緒にいるうちに何か感覚がおかしくなっていたのだろうか?と思ってしまう。)・・・ふむ。(叩きつけた相手の傍に近寄り、相手の顔を覗き込む。怪我をしていないかどうかの確認らしい。) [Wed 9 Jul 2008 00:08:32]
◆君影 > ( チッ ) ………死ねばよかったのに……… ( 冷静に対処されればダルそうに舌打ちをする。 半分反射の行動であったため、大してやる気の無い女の追撃の手は無い。 )( だから男が向かってくるとは思ってなくて。 ) ―――――うそ……!? ( 迷わず反撃してくるという手を打った男も。 そして何よりもその速さが。 )( 油断をしていた女は呆気なく間合いを詰められる。 避け―――と頭で思考する事が出来たぐらい。 相手の蹴りをマトモに喰らってしまい、壁に叩き付けられるように吹っ飛ぶ少女。 ) [Wed 9 Jul 2008 00:01:18]
◆バイ・チャンフォン > (いきなり攻撃を仕掛けられれば、冷静に柳刃刀を抜き、クナイに向けて振るう。)まぁ、ここは、そういう、街、だな。(いきなり殺されることもいっぱいある街。最近、そう割り切れるようになってきたのは、長くここに居すぎたからだろう。廃墟とボロ宿を寝床としていくうちにそんな感覚が芽生えてしまった。)(容赦をすれば死んでしまうかもしれない・・・。そんな不安から、弾き飛ばした後、即座に相手に向かって体が動く。接近し範囲に入れば、その蹴りを相手の腹に向かって放つだろう。) [Tue 8 Jul 2008 23:51:45]
◆君影 > …………汚い。 ( そんな下らない行為が楽しめるのは少しの時間だけ。 急所に刺さったクナイを首から引き抜き、凶器を握っている赤く汚れた右手を見ながら気持ち悪そうに呟いた。 血は嫌い。 ) ……………触りたくない。 やだな。 ( 一応は物盗りの仕業に見せた方がいいのだろう。 けれど男なんかの体を探るのなんて吐き気がする。 そんな逡巡をしていると、声を掛けられた。 男の声。 ) ――――――! ( イエロティア風の男。 それを視界に入れた瞬間、先程まで男の首に刺さっていたクナイを、容赦も遠慮も無く短いモーションで額を狙い投げつける。 )( 見られたから証拠隠滅とか、そういう難しい話じゃない。 ただ死ねばいいのにと思ったから。 ) [Tue 8 Jul 2008 23:40:14]
◆バイ・チャンフォン > (その通り。日常の風景だ。この界隈で人が殺されることなど、不思議なことではない。)・・・ふむ。(いかに動こうかと考える。手助けしようとしてもその被害者は息を引き取っているわけだし・・・そこまでの義理はない。どうしようかと思っていた矢先の出来事、屍を踏みにじった様子。)・・・。(別段気にすることもないのだろうが・・・さて、自分の知り合いたちならどうしただろう?己の師なら、優しく諭すだろうことは分かるし、アクセラだとしたら・・・向かっていくのだろう、とは思う。目標の一人、シスターやブロウンなら・・・スルーかもしれない。)・・・足を、どけては、どうだ?そこまで、しても、無意味、だろう。(結局は話しかけることにしたようだ。いきなり向かっていくほどのことではないが、スルーすることもできなかったらしい・・・なぜだかはまだわからない。) [Tue 8 Jul 2008 23:36:19]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 『(偶然目撃した日常・・・)』 [Tue 8 Jul 2008 23:27:45]
◆君影 > ( 命を狙われるぐらい危険な行動をしていて、その癖にこうして無防備に出歩く。 そんな馬鹿で無能で間抜けな男を殺すのなんて、実に楽な仕事だった。 )( その屍を踏みにじって、少女は歪な笑みを浮かべていた。 ) ( ざまあない。 こうなっちゃえば、死んじゃえば男だって皆おんなじ。 薄汚く騒がしい男なんて皆死んでしまえばいいんだ。 ) ( そんな無能な男相手でなければ仕事を成功せず、またそんな簡単な仕事しか回されない女にも大した価値は無かった。 けれど今は自分よりも下の人間が確実に足もとに居てくれる。 そんな歪んだ優越感を持ちながら死体の顔面を踏みつけている。 ) [Tue 8 Jul 2008 23:23:59]
◆君影 > ( 迷路のようだと表現される暗黒街やスラムの街並み。 それは事実その形であるのか、それともその独特の空気故にそんな幻想を抱いてしまうのか。 その答えは分からないし、掌を赤く染めた女にもまた興味は無かった。 ) 馬鹿な奴。 無能で間抜け。 ( そのどこかの路地裏で、首をクナイで一突きにされた男が物言わぬ死体となって倒れ伏している。 そしてその傍に佇むのは、東方の忍者のような格好をした褐色の肌の少女。 その黒い出で立ちの中で、首元の赤いスカーフだけがよく映えていた。 ) [Tue 8 Jul 2008 23:14:00]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『(路地裏)』 [Tue 8 Jul 2008 23:08:05]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 簀巻きにされた爺の屍が伸び放題の草の中に放り込まれ――ゆっくりと沈んで見えなくなった 』 [Fri 4 Jul 2008 02:16:44]
◆ロッティ > ( 7/4、深夜 暗黒街とスラムの堺にて老人の失踪 残る血痕と深夜に響いた叫び声、物音 トラブルの可能性大 老人は店舗の立ち退き契約の話で以前からティアン系の貿易商会と揉めていた ) ( そんな話がしばらく広まるだろう。 しばらくこのあたりで見かけられた見ない顔の男女の話とともに。 ) [Fri 4 Jul 2008 02:15:43]
◆ロッティ > ( 薄暗く蒸し暑い闇の中を早足に歩く。 後ろからついてくる男達の息遣いが荒くて暑苦しい。 3人がかりで死体運んだくらいですぐ息が上がるなんて、やっぱり見た目だけの連中だ。 そりゃ、毎日ゴロゴロして酒飲んでりゃ図体だけはデカくなるだろうさ。 体力は無くなってさ。 ) こんな所そうそう人なんて通らないとは思うけどさ…ちょっと急いでよ。 ( 川沿いの細い道を進めば、徐々に道は荒れ果てていき、こんな所になんの用事があるんだっていう何もない土くれの道に変わっていく。 そのうちどこかで途切れるだろう。 草は伸び放題で、このあたりで既に川面は見えない。 水音が聞こえるだけだ。 あと、やぶ蚊の飛ぶ音。 イライラする。 ) [Fri 4 Jul 2008 02:00:56]
◆ロッティ > ( もう仕方がない。 爺は今夜誰かに襲われて行方不明、という情報は最早隠しようがないだろう。 だったらさっさと逃げて自分達の姿を見られないことだ。 証拠が無ければあたしらもリーフェイも何言われたって涼しい顔して無視したり逆ギレしてみせたりすれば良いんだし。 証拠あんのかよ、って。 ) ほら、落とさないでよ…! こっち! ( 店舗の裏口から爺の屍を運び出してあたしが先頭を早歩きに進む。 暗黒街はずれのたいして灯りのない場所だからできることだ。 向かう先は溝川の上流、誰も手入れしていない雑草が水面を覆い隠す程伸び放題になったあたり。 そこに爺を沈めてしまえば溝攫いしようったってそうそう見つかるもんじゃない。 出てくるころには白骨化してるさね。 …服も脱がせて焼いちまわないと。 ) [Fri 4 Jul 2008 01:44:00]
◆ロッティ > ( 決行の日。 正当な契約書のある立ち退きに抵抗する爺さんを「追い出す」のがあたしたち―――あたしとその腐れ縁のゴロツキ男達3人、計4人が暴虐の酒場でリャン・リーフェイから請け負った仕事だった。 仲間? まさか。 こんなイカツイ顔と暴力くらいしか能のない馬鹿な連中と仲間だなんて。 うまい話と餌をちらつかせれば便利に働くあたしの兵隊みたいなもんだ。 信用もしてない。 金の切れ目がなんとやら、だ。 予想以上に馬鹿だったし、この仕事終わったらしばらく無視して縁を切ろうか。 ) ( 話を戻そう。 場所は暗黒街とスラムの堺、溝川をはさんで暗黒街側の片隅。 こんな場所にどんな魅力があるのかって―――寂れているからむしろ良い、なぁんて胡散臭い物件も世の中にはあるって事だろう。 あのリーフェイって男、身なりはしっかりしていたが、カタギがあんな店に足を運ぶ時点で胡散臭い。 ) [Fri 4 Jul 2008 01:32:03]
◆ロッティ > ( 爺の交友関係は知らない。 息子は健在だがすでにこの店を離れて新しい店舗に住んでいるという。 しっかりした契約書のある取引(とリャン・リーフェイは言っていた)の後も爺は最後まで居座って、再三の警告の後――――これがそのつまんない末路だ。 馬鹿な爺さん。 こうなるのなんて分り切ってるのに。 ) 場所は決めてあるからッ…あんたたちが担ぐのよ、あたしが誘導! ったく…馬鹿! ( これで爺はただの行方不明ではなく何かトラブルに巻き込まれたという事がはっきりしてしまう。 掃除して血痕を隠ぺいする暇はないだろうか? 誰かが駆け付けるリスクが怖い。 真っ暗だし、室内がどうなっているかなんてこんな深夜に隅々まで確認してられない。 畜生…早く逃げないと。 ) [Fri 4 Jul 2008 01:18:46]
◆ロッティ > ( 馬鹿がッ! 馬鹿がッ。 だから頭の悪い奴とつるむのは嫌なんだ。 こんな枯れ枝みたいな爺、首でも絞めてやれば声なんか出なかったし楽に殺せたのに。 大袈裟な金属棒を振り下ろして肩を弾ませる男に悪態を吐きながらあたしは急いで御座と荒縄を用意した。 ) ( 爺は死んでいる。 後頭部を鉄棒で3発、血飛沫があちこちに飛んでいるだろうが、暗くてよく見えない。 汚い殺し方だ。 ) はやくッ!! 木偶の坊みたいに突っ立ってんじゃないよ! こんな場所だって爺の知り合いが駆け付ける事くらいあるんだからっ…!! ( 焦るあたしの声にはじかれて、ようやく男達が爺の屍を抱えて御座に乗せた。 片づけている暇はない。 早くこの場を離れてこいつを処分しないと。 ) [Fri 4 Jul 2008 01:13:03]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 派手な転倒音と叫び声がした 』 [Fri 4 Jul 2008 00:59:16]
お知らせ > ヨハンさんが帰りました。 『( 結局、終日暇をつぶす羽目に。 )』 [Sat 28 Jun 2008 00:46:31]
◆ヨハン > ( 依頼人が来るかもしれない、と考えると用事もないのに出歩くのは気が引ける。 以前、その為に小僧を一人雇ったことがあったのだが、雇って三日で金を持ち出そうとしたので、それ以来そういったものは雇っていない。 まったくあれは嘆かわしい話だった。 思い出してなんともいえずいやな気分に浸りながら、ヨハンは立ち上がった。 ) ふ、む………ずっと座っていたらすっかり肩がこってしまったな。 ( ぐりぐりと肩を回しながら、応接室の奥のパーティションへ向かう。 その裏は勝手だ。 とりあえず濃い目のコーヒーでも入れてから考えようというのだ。 ) [Sat 28 Jun 2008 00:46:23]
◆ヨハン > ( 副業で稼ぐというのもひとつの手だが、あまりいろいろ手を出していると本職の信用度が落ちる。 カタギの仕事もあまりお勧めではない。 カタギに被害が出るのを恐れるべきだ。 ) ……………む、いかんな。 これも終わってしまったか。 ( すべてのマスが埋まったことを確認して、ヨハンはぎしりとソファにもたれた。 これで暇つぶしの手段もなくなった。 さてどうしたものかと天井を眺めて、ヨハンはため息をついた。 今日は一日仕事もないし、買い物に出る用事も、金もない。 眠気もないし、さてどうしたものか。 ) [Sat 28 Jun 2008 00:36:22]
◆ヨハン > ( その安普請の事務所の、安普請の応接室の、安普請のソファに腰掛けて、ヨハンはクロスワードパズルを前にして、しかめっ面でそれに挑戦していた。 普段から悪い目つきが、いっそう悪く見える。 ) ………プライドの高い動物………Peacock、か。 ( 辞書を片手にかりかり。 几帳面なことである。 仕事が入らないときは、こうやって時間をつぶす以外やることがなくなる。 足を棒のようにして歩いて回って探しても依頼がないのが運び屋というものだ。 この手の職業は需要がないときはとんとない。 同業者同士でナワバリもある。 ) [Sat 28 Jun 2008 00:26:20]
◆ヨハン > ( 暗黒街眼抜き通り耳削ぎ横丁口無し番外地。 嘘か本当かそう呼ばれる胡散臭い土地の片隅にかろうじてまだ建っている、胡散臭い広告のべたべたと張られた安普請の胡散臭い貸事務所。 そんな、胡散臭いを三度重ねたような手狭な事務所が、ヨハンの城だった。 一応二階建てだが、ただでさえ狭いのに一階をまるまる応接室に取らている。 まあ尤も、ここでゆっくりと応接する機会はあまりない。 こんなちっぽけな運び屋のところまで足を運ぶような客は少ない。 だから大抵は仲介屋から仕事を請けている。 ―――とまあ、運び屋頑固者()の事務所というのはそんなものだった。 ) [Sat 28 Jun 2008 00:16:34]
お知らせ > ヨハンさんが来ました。 [Sat 28 Jun 2008 00:08:43]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 24、25日夜 普段この辺りで見ないような印象的なホワイティアの女が目撃される 』 [Wed 25 Jun 2008 01:48:14]
◆ロッティ > ( 件の店舗からスラム境の溝川までの距離もそう遠くない。 だったら余計に丁度良いんじゃない? 運ぶ手間とか目撃される可能性とか少なくて済むし、近所で死んでるならまぁ、爺さんだったから――で済むかもしれない。 よし、人に見られ難くて距離も問題なさそうなルートをちょっと調べておくか…。 ) ( それから―――そうだな、爺1人黙らせる程度なら大の男が3人居れば十分か。 死体を隠す袋みたいなのが要る? なんかに偽装して運べればベストなんだけど――――。 ) [Wed 25 Jun 2008 01:38:52]
◆ロッティ > ( 爺はほとんど家から出てこない。 留守にしている間に押し入られるとでも思っているのか―――そんな手緩い段階はもう一昨日の段階で終わってるってのに。 既に、そう、 ) 何処に沈めるか埋めるか、っていう? ( 小さく囁き声で独りごち、口元を歪めた。 戻ってこないように追い出せ、というのをわざわざ他所様に頼むってのはソウイウコトでしょ? 生憎この辺りは人を埋めるのに良い山なんて無いし、どうせ爺1人死んだくらいで大した問題にはならないだろう。 一番楽なのは溝川に沈めちまう事だ。 水は汚いし塵でいっぱい。 草は生え放題伸び放題で川の水面が見えないようなところもある。 錘つけて沈めちまえば「行方不明」で済ませられるかもしれない。 よしんば見つかったからってどうだっての。 爺は爺だから死ぬんじゃないか。 ) [Wed 25 Jun 2008 01:24:35]
◆ロッティ > ( 先日“暴虐の酒場”で出会ったスカしたイエロティアの男―――リャン・リーフェイが持って来た儲け話。立ち退きが決まって既に金を払った店に爺さんが1人残って居座っているという。 そいつを「どうにか」してくれという―――あたしの他に強面顔と腕っ節ぐらいしか無いごろつきが3人、計4人で分けても十分魅力的な額を提示され、あたしらは引き受けたってわけだ。 で、わざわざ初対面のあたしらにそんなのを頼むっていうのは――――。 ) 「どうにでも」して構わないって事でしょ。 ( やり方は任せるが、商会で尻拭いはしない、と。 だから額はオマケしてやるっていう。 まぁ構わない。 実際やらかすのは3人の男達だ。 あたしは荒事なんてできないし、でも分け前は欲しい。 だからこうして現場を先に下見したり、必要な道具を揃えたり、爺について調べたりって足を使っているわけ。 あと、「あたしが居なかったらあの場で商談成立しなかったって事、忘れないでよね」と釘も刺してある。 連中は馬鹿だから余計な欲をかいてあたしを裏切るかもしれない。 ちゃんと手綱握ってないと。 ) [Wed 25 Jun 2008 01:16:05]
◆ロッティ > ( スラム寄りの立地の悪い区画だ。 リャン・リーフェイが欲しがったのは店舗そのものか、それとも土地のほうか、こんな目立たない場所でなんの商売をする気なんだか。 まぁなんにせよ―――爺1人を住まわせて腐らせておくには勿体無いことには違いない。 ロッティ・アレンビーはそんな事を考えながら周辺を歩き回って景色を覚え、都合の良さそうな道を頭に叩き込んでいた。 暗黒街とスラムの境に近い少し薄暗い辺り。 この先に行くと廃工場やら空き地やらが増えてきていっきに廃れていき、溝川を境にして向こう側がスラムと呼ばれる地区になる。 ひと気の少ない、灯かりも少ない道だ。 ) ( 派手な容貌の女1人がウロウロしていて浮かないわけもない場所だが、この女にはそういう自覚が足りない。 あれこれ頭を働かせようとする癖がある割に、面倒臭がりで知恵も足りないのだ。 その自覚が足りないのは―――「他人も自分と同じようにやっている」と思っているから。 特別自分が不真面目でだらけた人間だという自覚が無いのだ。 性悪説支持者、というか。 ) [Wed 25 Jun 2008 01:04:04]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 対象観察及び現地下見 』 [Wed 25 Jun 2008 00:46:54]
◆ジャスティス > (すぐに又しこうが絡まりあい一つのものになっていく……やがてしばし呆然とした後いつも道理の生活を始めて) [Tue 17 Jun 2008 23:55:21]
◆ジャスティス > (死んだ少年は何を残していったのだろうか。なくしたものが少なければ、自分のときのように風化への予感による恐怖は無くなるかもしれないが……いや、そも今になって考えることと、少女の感じる喪失感では、余り比較にならないだろう。そこまでようやく思いついたところで足を止めてしばしぼんやりた立ち尽くす) [Tue 17 Jun 2008 23:30:21]
◆ジャスティス > (幼い自分は、まだ形があるが風化は免れない、そんな状況に酷い不快感を覚えたのだろう。夢のように全て消え去ってくれたほうが、きっと悲しみも長続きしないのではないだろうか……。) って、そうじゃなくて。 (踏みつけてしまった汚い皮袋を拾い上げ中身を確かめながら独り言を言う) 初めは何を考えていたっけ。そうだ、幼いうちに親友をなくしてしまった少女について、だ [Tue 17 Jun 2008 23:07:21]
◆ジャスティス > (何が灰って異端かわからない匂いのする割れた瓶をよけ、ろくなものではないだろう薬の包み紙を蹴散らしながら湿っぽい路地裏を意味も無く散策して) [Tue 17 Jun 2008 22:57:30]
◆ジャスティス > (四つの時に叔父が死んだ。が、年に一度か二度顔を合わせているだけの叔父の死は、彼との分かれの愛に交わした言葉、いずれ又、の機会を永遠に延ばしただけのようにしか感じられなかった。 本当に大事に思っていた人の死は、五つの時の祖母の死だろう。すでに夫を亡くしていた彼女が住んでいた小さな白い屋敷は、葬式が終わり、たった一人の家政婦が去っても祖母が生きていた時と変わらずに立っていた。だが、それが五日廃屋になってしまうのだと感じたとき、胸をかきむしり地団太を踏みたくなるような不快感を覚えた) [Tue 17 Jun 2008 22:56:03]
◆ジャスティス > (首筋を覆う布地がうっとうしい。指を差し入れ空気を僅か入れながら、唇を開きため息もう一つ。壁に背中を預けながら、馬車に轢かれて死んだ少年のこと。 というよりは、その少年の友人だった少女のことを考えて。まだ幼いうちに友達をなくしてしまった少女に、周りの人間が出来ることはなんだろうか) 私は、どうだったっけ? (自分が始めて身近ナシを経験したのはいつのことだろう? 背負ったメイスを壁に立てかけ、ふらふらと何かに誘われるように薄暗い路地に向かい歩き出す) [Tue 17 Jun 2008 22:46:41]
◆ジャスティス > (薄く灰色の雲が覆う夜空。蒸し暑さに短く息を吐きながら時計塔を見上げる。こんな天気の中、石造りの物言わぬ塔はまるでのしかかってくるように圧迫感が感じられて。慣れ親しんだ教会の前で、しばし時計塔を見上げながらぼんやりと立ち尽くす。考えているのは、名も知らぬ一人の死んだ少年のこと) [Tue 17 Jun 2008 22:37:19]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Tue 17 Jun 2008 22:32:39]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『曇天』 [Tue 17 Jun 2008 22:30:00]
お知らせ > セルギウスさんが帰りました。 [Fri 13 Jun 2008 23:20:41]
◆セルギウス > (胸に押し付けた手を離してやり、トドメに笑顔の一つでも浮かべる) オンナなんだよね、実は (半分だけと教えてやる気はサラサラない。女は愛想笑いを浮かべて謝罪になっていない謝罪を口にするとさっさとその場から退散してしまった。見世物としては良かっただろうけど、主役が己というのでは華がないし面白くもなかった) サヨナラ、お嬢さん (その後姿に向かって己が真っ赤な舌を覗かせたのを気にするような人間は、どうやらいなかったようだ) [Fri 13 Jun 2008 23:20:39]
◆セルギウス > (悪いけど気分じゃない。そう断ると女は科のある態度を一変させて、甲斐性なしだの童貞だの捲くし立てる。顔は余り見てなかった。今改めてみるとそんなに美人じゃない。ヒステリックにわめいている所為かも知れないが) うん、残念ダケド (失礼、と断ってから女の手をとり、己の胸に当てさせてみた。乏しいとはいえ、そこには確かに膨らみはあり、己の女性としての性を証明していた。女はうげっ。とかいやな声を出したが聞かなかった事にしてあげよう。なんて寛大なんだろう、ワタシは) [Fri 13 Jun 2008 23:15:51]
◆セルギウス > (己はどこかの組織に所属しているわけではないから縄張り云々など気にせず歩く。逆に言えばどの組織にも属していないから何の恩恵も受けられないという事だが、自由に歩いていても組織間の要らぬトラブルを巻き込まないというメリットの前では些末事に過ぎない) (ただ、何事にも例外はあるもので) (「お兄さん、一晩どぉ?」と何時の間に接近していたのか、女が露出の多いドレスを最大限に利用して豊満な胸の谷間を見せ付けてくれた。――ちょっと羨ましいなー、あれ) (男物の服の下にはひんぬーしかない。後もっと下の方に余計なものもついてる。) [Fri 13 Jun 2008 23:11:39]
◆セルギウス > (そちらを見ないようにして――敢えて見たいというなら吐瀉物に頭でも突っ込んで頬ずりでもすればいい。そんな愛の形だってあるさ――酒場の前を行き過ぎる。飲酒は趣味だが毎日飲んでいるわけではない。それに飲む前にあんなものを見せられては飲む気も萎える) (見た目だけ綺麗にしたところで、暗黒外の腐敗は変わらないし、どうせすぐに汚れていく。だが、病気になる可能性が低くなるというのならばその一時的な清潔さというのも歓迎すべきだろうか。――それにしても暑苦しいッたらない。束ねていても首の後ろに引っ付く髪の毛をばさばさと払って更に進む。目的などない。単なる散歩だ) [Fri 13 Jun 2008 23:00:00]
◆セルギウス > (街をただ歩いているだけで感じる。けれど決して深いではない違和感。いつもと雰囲気が違う、風景が違う、臭いが違う。そしてそこで一つの事柄に思い至った) そうだ、清掃してたっけ (今更このような事をほざくのだから、凶手の不参加は容易に知れるというもの。右見て左見てもう一度右見て渡りましょう。何の事だか) (まぁそれも、暫くの事だろう。耳腐りそうな音がすぐ近くから聞こえた。廃墟のような飲み屋の前、飲みすぎで嘔吐している親爺の姿があった。営業妨害もいいところだ) [Fri 13 Jun 2008 22:49:44]
お知らせ > セルギウスさんが入室されました。 『 (違和感――?) 』 [Fri 13 Jun 2008 22:42:47]
お知らせ > ソレディー@掃除さんが帰りました。 『( ―――助け出しつつ、ふと思う。 これ、片付けても良いのかな。 )』 [Tue 10 Jun 2008 00:22:56]
◆ソレディー@掃除 > ( 『くそ』 『ちくしょう』 『このやろう』 悪態つきながらもがく声の中で、一つが悲鳴に変わった。 中で切りでもしたか… あんなゴミの何かに傷つけられるなんて考えたくも無い。 仲間達はそのまま、駆けて行き、後には悲鳴を上げた男だけが残された。 そこでようやく、痛そうな顔しつつ、取り残された感じで成り行きを見守っていた娘と目が合って――― ) 〜あ、うん。 お困りですね! お助けします! ( これは分かり易い。 彼は悪者かもしれないけども、今は間違いなく――― ) [Tue 10 Jun 2008 00:22:14]
◆ソレディー@掃除 > ( ―――もしかしたら、ゴミ出ししても持って行ってくれる人がないのかもしれない。 ずっと人里離れた湖畔で父母と暮らしていて、その時は庭先… と言うか庭という概念も無い、その辺の土に適当に埋めていた。 騎士団に入ってからは、ゴミはまとめて出しておけば持って行ってもらえる。 どこかに街用の巨大な穴でも掘っているのかと思うけど、そういえばよく知らなかった。 街中をぽこぽこ掘り返すわけにはいかないのかもしれない。 では、持って行ってもらえなかったら、どうすれば――― ) ( さておき。 もう、スコップなんかが欲しいところだ。 トングでちまちま摘んでいたのでは埒が明かず、かと言ってずぼっと手を突っ込んでしまったら、手袋やトレーニングウェアでは素肌を守れない何かがあるかもしれない。 二つの籠を下ろしてから、ちょっと躊躇って両手で一掴みずつ、大丈夫そうなところから山を崩していく。 ―――背後から、駆けて来る足音が近付いた。 やる気に溢れる仲間かと振り返ったら、必死の形相の少年一人――― ) ? どうs―――… あれ? ( 暫く考えて、首を傾げて、どうしたの? 声をかけようとするのだけど、近付いてきた少年は何も無いように脇を駆け抜けて、ゴミの斜面を駆け上がり本来あるはずだった袋小路の壁を飛び越えた。 その姿が完全に消えるのを待たずに、また背後から駆けて来る足音。 今度は複数、何やら怒声付きだ。 『このガキ』 『待ちやがれ』 ) ―――〜え、ええとー… あ、あなたt―――… っひゃぁ!? ( 逃げている少年は追われて困っている? 追っている男達は逃げられて困っている? 騎士見習い的には、困っている人に味方しないといけないような気がするのだけど、悪者はどっちだろう? 少年の方が弱そうか。 『あなたたち、悪者ですか!?』 ビシ! と尋ねようとしたものの、またタイミングを逸したらしい。 少年同様、何も無いかのように脇を駆け抜けた男達もゴミの斜面を登り始める――― が。 ゴミの斜面の中にはスペースがあって、重たい物が上に乗ると所によってはまるらしい。 ―――ずぼ! どす! そんな音を立てて数人が足を取られていた。 ちょっとゴミが飛んで来て、顔を庇う。 ) [Tue 10 Jun 2008 00:12:16]
◆ソレディー@掃除 > ( 生地の色さえ分からない雑巾にもできなそうな布のきれっぱしとか、破れたずだぶくろ、割れたガラス、腐った木切れ、錆に覆われて穴の開いた金属管、何かの部品、最近の雨も手伝ってゲル状になりつつある生ゴミ、大きいものから小さいものまで。 それらが混ざり合って放つ異臭は、口と鼻どちらで息をするのか悩ませて、心なしか目にしみるような気さえする。 ―――鼻で息をするのは臭いけど、口でしても臭いし、何よりニオイというのが物質の微粒子なら舌に乗せるというのが気持ち悪い。 奥で通じているのだし、どちらでも同じなのだけど――― そういったことを一々意識しないまま、『なんとなく』 息をするなんて当たり前の事も躊躇われる環境だった。 ) ―――〜ゴミは、溜めちゃいけません…! ( 虫や鼠も来てしまうし、特にこれからの季節は少なくてもちゃんとゴミ出ししよう。 涙目で呟いて、回収にとりかかる。 ) [Mon 9 Jun 2008 23:49:02]
◆ソレディー@掃除 > ( 青年もちょっと掌を振っただけで、去って行った。 どうやっているのかロールパンのような髪を一角獣のように前で固めている珍しいヘアスタイル。 夜でランタンを持っているのに鼻には黒い眼鏡を乗せて、花柄の奇麗なシャツとぱっつんぱっつんの白いパンツ、先の尖ったブーツでキメているお洒落さんだ。 どこか悪いのかゴミが重いのか、歩く姿勢は前に傾いていて、それでも前を向くように首は反り返り、しきりに肩を揺すりながら腰に手を当てている。 膝は常に曲がったまま、つま先は過剰に外側を向き、踵を下ろす角度も急だ。 ―――とても分かり易いチンピラなのだけど、娘にはその状態を一言で表すことができない。 弱っているのとはまた違う、過剰な努力を必要とする歩き方が独特だとか、そういった異常を認識することはできるのだけど、それが意味するところは知らなかった。 ) ( せっかくの花柄も籠に邪魔されて見えない背中を見送って、自分も袋小路の奥へと進む。 壁があるはずのところにできあがっている斜面は、積もり積もった周辺住民の廃棄物らしい。 ) [Mon 9 Jun 2008 23:22:16]
◆ソレディー@掃除 > ( スラムへ行った時には自分で探すしかなかったけれど、ここでは 『どこそこにゴミが溜まっている』 という報せが入ってくるらしい。 スラムでもゴミが放置されていることを望む人は少なそうだけど、行った時期が早く住民に活動が周知されていなかったためか、主導になる現地固有の組織がなかったためか、あらかじめゴミのある場所を指定されるようなことはなかった。 ) ―――〜うー… ( 既に何往復かしている袋小路に辿り着く。 自分と同じような格好で、ただし籠にはゴミを満載して戻るところだった青年に、くぐもった声で呻き片腕を挙げご挨拶。 元気な言葉はない。 あんまり息をしたくないからだ。 ) [Mon 9 Jun 2008 23:08:17]
◆ソレディー@掃除 > ( 奉仕活動であって義務ではないけども、円滑に行動するためのシフトなどを組む都合か、とにかく目安としては仕事納めの三日目。 ある意味荒野より危険かもしれないと脅かされているその場所で。 清潔そうな白いトレーニングウェアを着て、長い赤毛をポニーテールにした赤銅色の肌の娘は、目から下を布巾で覆って今日もゴミ拾い… もとい、ゴミ回収に勤しんでいた。 今、見える範囲に仕事仲間はいないけど、土地柄、そして予想される仕事柄、単独で来ているわけじゃない。 近場に活動拠点も設けられているということで、重たいリヤカーは待機。 代わりに身体の前と後ろに一つずつ、中でゴミ袋を広げた籠を背負っている。 肩紐に一応トングがひっかけられているものの、触れて大丈夫そうなものならごっそり抱えて袋に詰める方が早かった。 ) [Mon 9 Jun 2008 22:56:38]
お知らせ > ソレディー@掃除さんが入室されました。 『( 三日目 )』 [Mon 9 Jun 2008 22:40:10]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが退室されました。 『( 背後を振り向くとそこに。 )』 [Mon 9 Jun 2008 21:55:39]
◆ヨハン@掃除 > ………それにしても、何でこんなに死体があるんだか。 ( ちなみに、今現在の居場所は、ゴミ捨て場。 死体遺棄のメッカであった。 なお、ヨハンはこの後、教会に行って何やかやとしてもらいましたが、基本的に供養などはしておりませんのでなにかあったとしても責任は取りかねます、と何かが囁いたとか。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:55:24]
◆ヨハン@掃除 > ( 生憎と、とろけた肉やら、のぞく骨、或いはこれからそうなる方々とは親しくお付き合いする気はない。 尻の端が当たるのも遠慮して、きちんとスペースは作らせていただいた。 ) …………死体は、時間がたつともう死体ですらないな、これは。 エンバーミングのしようもなかろう、これでは。 ( 死化粧ののりが悪いというレベルではない。 いっそ違う死体を本人に似せたほうがまだできがいいだろうという崩れっぷりのものもあるのだ。 詳しく説明すると気分が悪くなるであろうから、ここでは控えさせていただく。 映像でお見せできないことが大変喜ばしい。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:45:43]
◆ヨハン@掃除 > ( そうやって見かけた死体をリヤカーに積み込んで行くのと並行して、きっちり律儀にゴミも背中のかごに放り込んで行く。 余裕があるのではない。 余裕を持った精神を作るために、そういう普通のことをしていないと、ちょっともたないのだ。 慣れるとそれほど苦ではない。 どうせ適応と麻痺に大きな違いはありはしない。 変化するかしないかの違いだけだ。 ) ………などと、減らず口が叩けるうちはまだ大丈夫だろう、私も。 ( げんなりしてリヤカーに腰掛けながら、そんなことを呟いた。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:35:22]
◆ヨハン@掃除 > 死体だからといって意識するからいけないのだ。 生ゴミとか……そう、ちょっと人型をしたモノと考えていればいいんだ。 光の加減とか見る角度でそう見えるだけだ。 ( 意識を正常に保つために、あえて正常な判断を捨てる。 それはよくある対処法だ。 現実逃避ではない。 むしろ死体拾いという非現実から、普段の現実に逃げるのである。 しかし、そう決意して早速、爽やかに見えない人に挨拶をかますのはちょっとまずいかもしれない。 気づいているうちはまだ狂っていないというが、果たしてヨハンはどちらなのか。 虚ろな視線はどこを見ているのだろうか。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:25:24]
◆ヨハン@掃除 > ( 初日こそいろいろ突っかかられたりしたが、もはや今では遠巻きに見られるばかりだ。 ×近寄り難い、○近寄りたくない、という意味で。 なにせ死臭が常に漂っている。 ついでに常に死体を運んでいる。 ) ………………何か……違う仕事をしている気が、するんだが……。 ( 律儀に死体をリヤカーに積んでから、思わず頭を抱えた。 これはゴミ拾いのボランティアだった気がするのだが、畜生、なんだこれ。 ) ………いや、いやいやいや。 気にしたら負けだな。 作業さえすればいいんだ。 ( ぶつぶつと呟くヨハンの顔は、深いくまにこけた頬と、いろいろ危ない。 まあほら、現代人はいろいろと闇とか病みとか抱えてるんだ。 ちょっとディープなだけさ。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:15:10]
◆ヨハン@掃除 > ………………かた、おもい。 ( 片思い、ではない。 肩、重い、だ。 ゴミ拾いだけならばそうでもなかったろうが、死体拾いは随分と体力をつかったようだ。 それだけでなく、なんとなく、こう、何か憑いてるんじゃないかと振り向いてしまったり。 ) …………………そんな非常識なものは信用していない、が……うぅむ。 ( 有り得ない、と言い切れないのは、今朝方鏡の向こうに見たげっそりとした自分の顔のせいだろうか。 死体拾いという作業によるストレスが原因だろう。 だがそれが疲れているせいなのか憑かれているせいなのか、ちょっと判断しかねる。 ) [Mon 9 Jun 2008 21:05:59]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが来ました。 [Mon 9 Jun 2008 20:59:23]
お知らせ > クリスティーナ@掃除さんが帰りました。 『 È delizioso 』 [Mon 9 Jun 2008 03:11:49]
お知らせ > ジョゼさんが帰りました。 『 Comme vous l'aimez 』 [Mon 9 Jun 2008 03:07:45]
◆クリスティーナ@掃除 > ( 暫しそんな風にのんびりとイチャついて、ゆるゆると時間が過ぎた。 一応場を仕切る立場だが、帰りたい人間は帰っても良いし、最低限うちのスタッフが残っていれば現場の撤収作業も問題ないだろう。 皿も鍋もあらかた空になって残りをおばちゃん達が摘むくらいの余裕ができた頃、なんとなくジョゼを伴ったまま広場の真ん中へンで声を張り上げる。 普段から特別人目を憚るでもなし、ピンク髪の娘がバルトロッツィの次期当主のお気に入りだというのは割りと知られている。 ) はーい、それじゃ皆、そろそろ撤収作業始めてくださいねー! 期間中のご奉仕活動御苦労様です――――たまにゃ世間の役に立つッていうのも悪く無いネタになったんじゃないです? 新しい出会いとか発見とかあったら尚好し――――それじゃ、お疲れ様!! ( 恐らく各々の「お疲れ様でーす!!」が輪唱してなんだかわけのわからない唸りになった声が広場に響いた。 続く拍手の中周囲に手を振って、端っこに引っ込む事にする。 あとはジノに任せてしまっても良いだろう。 ) ふぅ―――ま、こんなとこです。 今日はもう面倒なことは御免ですし、さっさと横丁にシケこみますか。 明日の昼までのんびりしたい気分です。 ( 人波を抜けるたびに方々からかかる挨拶にいちいち掌をひらひらさせながらジョゼに囁き、会場から離れていく。 隠れ家についたらそのまま寝てしまうか、とろとろと愛し合う、か。 ) [Mon 9 Jun 2008 02:49:48]
◆ジョゼ > ん。 教えてもらおうと思って、待ってた。( 背中に負ぶさられたまま、伸びてきた手に習いながら危なっかしく皿を洗いだす。やる気はまるで無いが、戯れ事めいた二人羽織がちょっと面白くて、肩越しに覗き込むすぐ真横にある顔にこう?と首をかしげて見せたり、可笑しくってくすくすと笑ってみたり、そりゃもう傍目にみたらもういちゃいちゃと。 お嬢は今日はずっと張り切ってあちこち指示を出したり、様子を見て回ったり、自ら炊き出しの料理を用意したりとめまぐるしく動き回っていたんだから、休憩したほうが良い。 独り言のように呟くお嬢に、よくわからない、と首をかしげ、ヘチマの皮をはぎ、干したらしきものを使って皿に付いたソースを拭いながら、どうしたら効率よく洗えるのかをぼんやりと考える。 弾き出したのは、「張った水に念動で運動を加えて纏め洗い」とかな当たり、ものぐさである。 しかも、思いついたは良いが疲れるからやらない、とか。 ) うん。( 泊まっていけ、と言われて言われるままにこく、と頷く。 意地っ張りお嬢がプライドと本音のハザマで揺らぎながら甘えてくるのが好きだ。 ) [Mon 9 Jun 2008 02:30:28]
◆クリスティーナ@掃除 > ( まぁここ数日普段の仕事と学校と並列で掃除の指揮執ったりあっちこっちに顔出して挨拶して回ったり、自分を褒めてあげたいくらい働いた筈だ。 やっぱ挨拶してお茶飲んでお互いの話をする20分30分は貴重。 幾つか面識も増えて良い経験になった。 今日はもう、休むか――――。 ) …っていうか全然洗えてないし。 ほら、これ、コレ使ってですね。 ( 二人羽織りみたいな具合で後ろから手を回してスポンジを手に取り、洗剤をつけて―――と1から教える。 ここまで労働経験が無い、とはー。 本当、色んな所で餌付けされてそれだけで生きてるんだろう。 羨ましいような全然羨ましくないような。 まぁ、なんかこの二人羽織りちょっと楽しいから良いか。 ) いーんですよ、あんたはシンプルで。 その方がバランスとり易いですし。 ( 私が見栄っ張り過ぎるんだし、いちいち全部に答えを求めていない。 他の連中なら必死になって上手い事ご機嫌とろうとか、理解してるぜー、みたいなペラい言葉を並べだしたりするけれど、ジョゼはその辺完全スルーする事すらある。 最初は驚いたもんだが、もう笑うしかないってもんだ。 あれこれ無礼を働いてもコイツは特別扱いしても良いって気になってしまうのは――――ああ、多分他の連中もそうなんだろうなぁ。 ) 今日泊まってきなさいな。 暫らくだったし。 ( 生意気にも私の頭を撫でる手をさせたいようにさせておく。 泊めてあげますよ、みたいな言い方をしているけれどどっちかっていうと「泊まっていっても良いんだからね!」みたいなニュアンスだ。 ) [Mon 9 Jun 2008 01:53:02]
◆ジョゼ > ( そもそもが住所不定無職である。働く働かない以前に、誰か援助してくれる者が居なければ明日の朝食も知れない身分。それでも襤褸を身にまとっても居ないし、明日食べる物の心配も特にしていない。 明日の事は明日どころかその瞬間に考えれば良いとか思ってる楽観っぷりだ。 ) 判った。 ( のろのろと不手際に一枚づつ水の中に皿を沈め終えれば、さて如何したものか、と考えあぐね、如何様にして皿を洗えばよいのか、とお嬢に聞こうと口を開きかければ悪態が聞こえ、早口で述べられる失態と、フォローにまわるおばちゃんのやり取りに呑まれて質問の機会を失った。 )―― 。( 八つ当たりのようにかるぅく睨まれ、一思案。お嬢は頭の回転を誇示するよな早口、私はいちいち言葉が出てくるまでに間がある独特の間隔で会話は進む。 ) クリスは、複雑。・・・ わたしは、とても追いつかないもの。( 回転が追いつかないのはなにもお嬢だけではないのだが、つらつら思い浮かべた挙句、まとめのように呟いて、背中に掛かる重みに寄りかかるようにして軽く体重を預け、肩の上に載るよなお嬢の頭に手を沿え、髪に口付けてよしよし、と撫で摩る。 ご苦労様ー、的な。 ) [Mon 9 Jun 2008 01:34:45]
◆クリスティーナ@掃除 > ( なんという―――――まぁ、こういうイキモノだから何となく安心して傍に置くのだけれど。 賢しすぎるのは疲れるし、よく喋る馬鹿は論外。 必要以上に媚びるヤツ、オレサマ全開のヤツ、どれも癒し空間たる隠れ家には招きたくない。 そういう点でジョゼは良い。 必要以上に期待するのも馬鹿げているし、本当に猫みたいなもんだ。 最近妙なおイタを覚え始めて悩みの種ではある、が。 ) そうそう、まぁどうせすぐ次の盛りますから馬鹿丁寧じゃなくて良いですけど。 ………Vaffanculo! トマト切り忘れたッ。 ( 一番最初に放り込むべきだったトマトを忘れていた事に今更気付いて周りを見れば、そもそもトマト自体が材料に並べられていない始末。 思わず口汚い言葉を吐いて額に手を当てていれば、手際の良いおばちゃんが飛んで来て「はいはいこういうときはねー」みたいな具合で鍋をかっさらって台無し気味の料理を修復し始める。 手持ち無沙汰に棒立ちせざるを得ない。 ) ――――なに哀れんでるんですか? だいたい皆、私が大袈裟に振舞ってる所ばっかり見て、根底のこぅ、なんです? 繊細な人格面を理解してくれないような鈍感ばっかなんですよ。 ああ疲れた。 ( あー、とか唸りながらジョゼの背中側に抱きついて項垂れる。 見渡せば、自分なんか働かなくっても上手い事サイクルしてたりして余計に空回りしてた感――――まぁ、それに越した事は無いんだろうけれど。 イベント的には。 ) [Mon 9 Jun 2008 01:21:35]
◆ジョゼ > ( 何してる、と言われ、何って、来いというから来て、着ろというからエプロンなんぞ着てる訳だけど、それが何か?みたいな風に首を傾げつつお嬢の顔を見る。 やる気以前の問題だった。 ) 皿洗い ( 鸚鵡返しに口にして、トマトの色も鮮やかな使用済みの食器の山を見る。 正直、やった事がないが、要するにこれを綺麗にしろ、という事らしい。 もう一度お嬢の顔を見る。 ) ・・・ クリスも大変ね。( 何事かあったらしい意気込みっぷりに、しみじみと呟いて、のろのろと袖を捲る。 せっかく手間隙かけて整えて、色をつけた爪が傷みそうだが、仕方ない。 お嬢にやってもらえばいい。 とりあえず、山済みになっている皿を水の張ってある桶の中にざぶざぶと移し始める ) [Mon 9 Jun 2008 01:04:26]
◆クリスティーナ@掃除 > ( ピンからキリまで暗黒街で暇そうにしてる連中を駆り出しただけあって、低レベルな喧嘩を始めるようなのもそりゃぁ出てくる。 空気が読めるか言葉が通じるのならまぁよし、そうじゃないのは黒服たちが路地裏に連れて行く感。 ご苦労さま、と。 ) ほら、ジョゼ? なにしてんですか。 あんたも掃除手伝わなかったんだからせめて皿洗いくらい――――も期待しちゃ駄目です? ( 野良猫の如く気紛れに隠れ家に連れ込んではちょっと贔屓目に構っている娘。 まぁ最近は特に懐いているし愛人なんて呼んでも良いか。 正直戦力的に全く期待していなかったし、その期待を裏切らない働かなさ具合である。 しかも「出来ない」とか「分からない」以上に―――「やる気が無い」が勝っているのがありありと見て取れる。 そりゃ、タダメシくらいしか魅力の無い話だけれど。 私の連れじゃなかったらこの場から追い出されているだろう。 ) ここらで私もいっぱしの女だって事をアピールしとかないと、どんどん変な目で見られそうなんですから。 ( 怖がられるのは半分自業自得ではあるが。 そう狙って振舞っている部分もあるし。 だが専属の御者にまで「コロセウムとか血生臭い話が好きそう」と思われている現状、ちょっといいとこ見せとかないと危うい気がする。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:49:42]
◆ジョゼ > ( もはや立食会場はある種のお祭り騒ぎ、土地柄か和気藹々というよりも自己顕示欲や縄張り意識が先に立って小競り合いの火種もちらほら。それも、サングェ直属の黒服に睨まれて舌打ちとともに発火までには至らない。そんな喧騒の中、まるでそんな場所が似合わないピンク頭も、エプロン引っ掛けてのおさんどん。 手伝えといわれてつれて来られたが、家事の一切やった事も無く、ぼーっと突っ立ってる訳で。 )―― 。( といっても、これはこれで面白い。 並べられた調味料や、調理器具を見ているのは面白い。 なんだか多少テンパり気味のお嬢の横、独り言を聞きながらペッパーグラインダーをつまみ上げて機構を観察していたりする訳で。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:38:01]
◆クリスティーナ@掃除 > ( 当初予定していたメニューより幾らか豪華になったのは、此方で用意した物以外に各々が持ち寄った食材やらお酒やらが提供されたからだ。 その分炊き出し班の仕事は随分と増えたが、まぁお祭ごとと労働の後に皆で飲み食いするのはやっぱり楽しく豪勢でなけりゃ。 仕切ってるウチの面子もあるし、楽しかったって印象が残るに越した事は無い。 ) あー、なんだっけ…水2ℓに対して塩が…だから20ℓだと―――ええっと。 ( 10倍? とか首を捻りつつ手が止まった。 料理なんてそんな滅多に作らないが此処は見栄の張りどころ―――― 一夜漬けで予習してきたんですけど。 ) …2人前以上は想定外だった、わ―――。 ( 「彼氏がよろこぶガッリア料理」には二人前以上のレシピが載っていなかったという、罠。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:32:02]
お知らせ > ジョゼさんが入室されました。 『 La Fete 』 [Mon 9 Jun 2008 00:29:02]
◆クリスティーナ@掃除 > ( とりあえず――――“薔薇の血族”がノルマとして請け負った分はほぼ消化したか。 軽く一般市街地まで足を伸ばしてみたり、普段顔をあわせないような連中を一堂に会してみたり、それなりに有意義だったんじゃなかろうか。 やっぱ人間、引き篭もってないで色んな人と口を利いてみるべきだ。 思わぬところで繋がり、拡がり、発展していくのだから。 たかだか大掃除程度の事でもきっかけになれば良し。 ) 水全然足りてないですよー! あとお塩! パスタ無くしてどうすんですー!? ( ガッリア人のソウルフードである。 ピッツァと並んで。 広場に設けられた特設炊き出し会場、主婦達に混ざって大鍋でパスタを茹でながら額の汗を拭う娘は今度のボランティア活動に暗黒街を巻き込んだ張本人、クリスティーナ・バルトロッツィお嬢である。 炊き出しといってもどちらかというと立食とかバイキングとかそんな様相で、テーブルに並べられたパスタ、リゾット、ピッツァ、サラダ、大鍋からはズッパ・ディ・ペシェ(魚のごった煮スープ)とミネストローネ(野菜と豆のごった煮スープ)の匂いが漂っている。 誰かが勝手にワインなんかも持ち込んだようで、随分と賑やかになってきている。 ) …まったく、最後の最後でここゴミだらけにしたら意味無いんですけど。 [Mon 9 Jun 2008 00:25:44]
お知らせ > クリスティーナ@掃除さんが来ました。 『 暗黒街クリーン大作戦/3日目 』 [Mon 9 Jun 2008 00:17:20]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが退室されました。 [Fri 6 Jun 2008 23:37:16]
◆ヨハン@掃除 > ( 掃除をしている「運び屋」の姿はそこそこ広がり、「死体を集める謎の不健康そうな面の男」の噂は尾ひれをつけながら一気に広まった。 ある意味都市伝説。 そんなヨハンの明日は―――どっちだ!? ) [Fri 6 Jun 2008 23:37:09]
◆ヨハン@掃除 > なんというか……………ノイローゼとかになりそうだな。 発狂しそうだ。 富山はあれか、あんなにハイテンションなのはすでに発狂しているのか……? ( だいぶお疲れらしい。 目の下のくまをさすりながら、ぎいぎい歩いて行く。 そんな状態でも事前に決めたルートは守るのだから律儀である。 ) こんなのに慣れるやつというのは、どんな精神をしているんだろうな…………決めた。 今後、死体には慣れているなどとは口が裂けても言うまい。 ( 一人なにやら誓う男であった。 ) [Fri 6 Jun 2008 23:27:18]
◆ヨハン@掃除 > いっそ白骨化してくれていればいいものを………おかげで今日一日で死後の推移をあらかた知ってしまったような気分だ。 ( 死体が即白骨になるわけではない。 その間には腐敗したり動物に食われたり蛆がわいたり発生したガスで内側から膨らんで二倍にも三倍にも膨らんだり、説明するだけで嫌になるような過程があるわけだ。 ) そうでない死体というのは、意外とこの街でも早々に片付けられているようだな。 ( まあいつまでも放置していることはなかろう。 ………だからといって、ゴミ捨て場で大量に見つけたのはげんなりしたが。 ) [Fri 6 Jun 2008 23:17:15]
◆ヨハン@掃除 > ( とげとげの髪質も、いまやぐったりとしていそうな気すらする。 もちろんそれは気のせいで、頭に手をやればちくちくしているが。 ) まったく…………ゴミ拾いはともかく、死体拾いは給料でも貰わんとやっていられんな、正直。 早くもげんなりしてきた……。 ( 住所柄、死体は見慣れていると思っていた。 多くの暗黒外住まいは根拠もなくそんな風に思っているだろう。 だがお前たちが見ているのは死にたてほやほやであろう。 だがこちらはそんな生前の名残を残した親しみやすい死体ではない。 ) …………もはや、顔すらわからんだろうこれ……。 ( 死にたての死体は元・人だが、これは元がなんだったのかそろそろわからなくなってきている。 ) [Fri 6 Jun 2008 23:07:28]
◆ヨハン@掃除 > ( 掃除で汚れることを考慮してつけていたはずのエプロンは、むしろどす黒い血の汚れのほうが多くなってしまった。 ) …………どう見ても、清掃のボランティアという格好ではあるまい……。 ( ぼやきながら、火箸で拾ったごみを背中のかごに放り込む。 もはやごみ拾いの合間に死体を回収しているのか、死体拾いの合間にごみを回収しているのか、わかったものではない。 悪臭には気づかないふりをして、ぎいぎいぎいぎい、リヤカーを引いていくのだ畜生め。 ) [Fri 6 Jun 2008 22:57:30]
◆ヨハン@掃除 > やれやれ………どうにかこうにかリヤカーは手に入れたわけだが……。 ( 額の汗を拭いて、ぎいぎいと重いリヤカーを引いていく。 これが予想外にきつい。 いや、予想内、か。 ) ……………掃除をしているんだか、死体の処理をしているんだか……。 ( リヤカーには6人ほど仲悪く横たわる身元不明遺体通称「ジョン・ドゥ」が。 ) [Fri 6 Jun 2008 22:47:37]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが入室されました。 『二日目』 [Fri 6 Jun 2008 22:45:13]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが退室されました。 『…………何故あれで責任者なんだ…。』 [Tue 3 Jun 2008 22:47:37]
◆ヨハン@掃除 > ―――――――ッ! ( いろいろ―――いろいろ、突っ込むべきところがあったのだが、どこから突っ込めばいいのかわからず、思わず頭を抱えるヨハンだった。 少しは考えて行動しろとか、誰が友達だだとか、本当にいろいろ考えたが、ため息ひとつはいて、代わりにこう呟いた。 ) [Tue 3 Jun 2008 22:47:33]
お知らせ > 富山さんが帰りました。 『(でも途中でこけてカゴの中身ぶちまけました)』 [Tue 3 Jun 2008 22:45:11]
◆富山 > 全然考えてなかったよ〜さっすがおにーさん!(はーい!と両手を挙げて素直にお返事。)おにーさんもそっちの方覗いてきてみればー?結構愉快な光景ですよ!いやぁ富山感激したね!(富山も時々こっそり混じって、「お疲れ様ですお嬢様ー!!」と野太い声と一緒に言ってるかもしれません特設場からこっそり。)死体は死体で別に集めてくれたら、ゴミとは別にちゃんと後処理するよー空き地に穴とか掘って。共同墓地的なーあっこれ無縁仏ってやつ?(実際、富山のカゴの中は死体オンリーだよ!ちょっと覗きこむといやんな感じ。)えーいいじゃん友達でしょおにーさん(ぶーと口を尖らせちゃうよ富山。いつからだ。)う、ううぅ・・・あ、ありがとうおにーさん・・・富山がんばるよ!(涙を腕で拭きながら顔をあげるけど、「いやお前は頑張らなくていい」と言われる気がちょびっとしたよ!)あっ、ごめーん。えーっと、じゃぁお掃除がんばってね!富山もがんばる!ありがとー!(ぶんぶん手を振って、富山はそろそろ特設場の方戻ります。これでも一応責任者) [Tue 3 Jun 2008 22:43:39]
◆ヨハン@掃除 > 最初からその程度は考えておくべきだろう………。 ( ちゃんと洗濯するんだぞ、それ、となにやら親みたいなことを。 ) 砂漠で茹でたら死ぬだけだ! ………くっ、立派に炊き出しに入っているとは………ッ! ( まあいい、パスタは好きだからな。 実はイタリアン料理が大好物。 観光も。 ) あまり想像したくない光景だな、それは。 極めて縁起が悪い。 襲われることに関しては今のところ心配はしていないが―――って、自分の身は自分で守れッ! ( お前は危険区域にパスタでも食いに来たのか!? と白旗量産案却下。 ) い、いや、仕方あるまい。 別にお前の責任ではない。 ( 急激な感情変化についていけない堅物ジャーマン。 とりあえず戸惑う。 ) ああ、助かる。 だから肉片を散らすなッ! ( リアクションに関してはあきらめたらしい。 ) [Tue 3 Jun 2008 22:28:35]
◆富山 > そっかあいいよーエプロン似合ってるよ〜服汚れたら困るもんね!(富山の服も大分汚れてきました。そっかエプロンって手があったかあ。次から富山も装備するよ☆)暗黒街でだって砂漠でだってパスタ茹でたらいいと富山思うよ!バルトロッツィのお嬢さんの案を見た限りでは実際パスタも炊き出しに入ってました!やったね!(ちゃんと聞いてるよーと答えながら富山は素直にトングは下ろします。トングは。左手は意味無くうのうの動いたりしてるけどね!富山手足縛るとしんでしまうんだよきっと!トキノミヤコ人はイタリアン料理がおすき。)それこそリヤカーにどんどん乗せて運んでもらってもいいですよ!特設場の方には富山から言っておきます。何回か暗黒街あたりで死体拾いとかお掃除依頼とかあったって話だから多分大丈夫!化け物や変な人に襲われるかどうかは場所柄保障できないけどっね〜あ、なんか出たら守ってくださいね富山弱いんで☆(白旗量産しちゃうよ富山)お給料出せたら良かったんですけどねー中々予算がおりなくて・・・ごっ、ごめんなさい・・・(がっくり項垂れてどんよりした。いぇすざっつらいとー。)おーけーおーけー、この近くの特設場に用意させておきますですよー富山にお任せあれ!(両手を上に広げてオーバーリアクション。もちろん右手にもった肉片つきトングも一緒だよ☆)他になんかあったら遠慮なく富山までいっちゃってね〜 [Tue 3 Jun 2008 22:15:25]
◆ヨハン@掃除 > む、そうか? この程度は当たり前だと思うが……。 ( 言われてなんとなくたじろぐヨハン。 「普通」の認識の差である。 ) その情報は極一部の人間だけを捉えたものだと思うのだが………。 ええい、戦場でパスタを求めるなッ! ………じゃない、とにかく、水が大量に必要なパスタなど出るかッ! ( あと振り回すな、肉片を飛ばすな、人の話を聞け! と連続でツッコミをいれて息の切れるヨハンだった。 ) 何故振りたがる!? ( ジェスチャー大好きイタリア人か!? と。 ) む、了解した。 …………まあ、大丈夫だろう、死体くらい。 ( 持っていっても犯罪組織に狙われたりとかはないだろう、みたいな。 ないと言い切れないが。 ) ボランティアなのだろう、なかなか積極的なものは少ないだろう。 給料も出ないしな。 ( 出たのならば、もっと増えただろうが、そうすると効率と賃金のバランスで、市の経営は破綻する。 ) そうだな、先程言ったリヤカーと…………まあ、そんなところだな、今のところは。 [Tue 3 Jun 2008 21:58:22]
◆富山 > うんうんっ、そこまで気合入れて清掃活動に参加してくれるなんて富山感激!(お兄さんの姿を上から下まで眺め回してから、場所にそぐわない笑顔でにこぱー。富山は押してる気はないけど常にごーいんぐまいうぇいだよ!)確か暗黒街の東区あたりですねーいやもう暗黒街の人たちはおにーさん含め情に厚くて富山嬉しいよ。なんかね、炊き出しもやってるとか美味しい話ですよね色んな意味で!パスタあるかなパスタ!(きゃっほい!とボロか肉片か微妙なものが付着したトングを振り回す)え?あぁすみませんついー。じゃぁ手だけにしとこ!やっほい!(トング持ってない左手をお空に向かってぐー)あ、死体もじゃんじゃか拾ってあげてくださいねっ。ゴミ扱いはバチあたりかもだけど衛生的に困るからねっ。(お兄さんの視線がカゴに向かっている事に気付いてそう告げよう)ゴミがなくなって綺麗になった通りに死体だけ転がってるっていうのもシュールだしね!人員は、富山も欲しいですよーもっと増えないかっなー?でもでも、おにーさん参加してくれてサンクス☆(目元辺りでピース。いぇい!ヴルスト食べる余裕があるくらい人手増えたらいいな!)何か困ってることとかはないっかな〜? [Tue 3 Jun 2008 21:49:07]
◆ヨハン@掃除 > む、富山………ああ。 こんばんは。 ( 明るい挨拶に対して、ヨハンのむさくるしい挨拶。 愛想というものがないのである。 でも押しに弱かったり。 ) む、そうなのか。 それは知らなかったな。 バルトロッツィとやらは知らんが、ありがたい話だ。 −−−って、ええい、振り回すな! 危ないだろうが! ( はしゃぐのは構わんが、と。 思わず反射的にツッコミ。 相手のかごからでろりと飛び出た手に、あああれはやっぱりゴミでいいのか、と妙に感心したり。 ) む、そうか。 では次回からは頼む。 ついでに人員もほしいが………まあ無理だろうな、ここでは。 ( せめて美味いヴルストでも食いたいものだ。 などとぬかすヨハンは、熱心ではあったが、報われないタイプであるようだ。 ) [Tue 3 Jun 2008 21:34:54]
◆富山 > いやぁっ。やってるねおにーさん似合ってるね!こんばんは、富山です!(おでこあたりでピースしながら、ちゃお☆とご挨拶)おにーさんおにーさん、暗黒街にも特設場ができたんですよ!バルトロッツィのお嬢さんのおかげでねーいやあありがたいことです!(いやっほぉう!とはしゃぎながらトング持った手振り回して富山はあなたのもとへ。ちなみに富山も背中にカゴを背負っています。中からでろっと腐りかけの手がこんにちわしてるよ!)あっ、でもリヤカーもいってくれればどこぞから調達してきますので!遠慮なく言ってくんろ☆(熱心なお兄さんと対照的になんだか不真面目なノリの責任者でした。) [Tue 3 Jun 2008 21:26:15]
◆ヨハン@掃除 > これは、思ったよりも面倒だな………このゴミを更に他所まで運ばねばならんし……まあ、いい。 一度請け負ったからには最後までやり遂げるほかなかろう。 ( 実際に考えていたよりも、かさばるものが多い。 重さ自体は普通にどうにかなる程度だが、うまく考えてかごに入れないとすぐにいっぱいになりそうだ。 ) かといって、ゴミを見逃すわけにもいかんからな。 仕方がない。 次回はリヤカーか何かを持参して、積載量を増やしてみるべきだな。 ( 給料も出ないのに仕事熱心な計画を立てる男であった。 ) [Tue 3 Jun 2008 21:20:25]
お知らせ > 富山さんが来ました。 『ユー拾っちゃいなよ!』 [Tue 3 Jun 2008 21:19:23]
◆ヨハン@掃除 > む、意外と拾ってみれば多いものだな。 紙屑や木片、がらくた………これは、酒瓶か。 まだ中身が残っているというのに。 飲む気はせんが。 ( さすがにひとりで黙々とゴミを拾い続けていては虚しいし、なによりも見ている側(?)も退屈だ。 ぶつぶつと呟きながら、その男、ヨハンはゴミを拾い続ける。 もともと律儀な性格のためか、一度はじめるとどこかで手抜きをしようとは思わないらしく、容赦のないゴミ扱い。 幸いにも今のところそういうのには遭遇していないが、死体かどうか微妙な人間を発見したときの対応は気になるところである。 ) [Tue 3 Jun 2008 21:18:32]
◆ヨハン@掃除 > ( だが本人はいたってまじめだ。 受けを狙う気もない。 まじめに、掃除をしようとしているのである。 ) これだけ広いとさすがに面倒ではあるが……まあいい。 ゴミ拾いと簡単な掃除くらいならば、やってやれないこともあるまい。 ( では、往くか。 ざっ、と踏み出し、男は事前に計画したルートを脳内に思い出し、それを正確にたどるように歩いていく。 そして執拗なまでにその目つきの悪い視線でゴミの有無を確認し、拾っていく。 死体などはさすがにアウトだが、手首だけとか、一部だけのものはどうしたものか、ちょっと微妙である。 そしてこの街は割と、そういう微妙なものがいっぱいだ。 ) [Tue 3 Jun 2008 21:08:21]
◆ヨハン@掃除 > さて………結局、仕事が長引いてすっかり遅れてしまったが………これより掃除を開始するとしよう。 ( 明らかに堅気ではない雰囲気をまとった、はっきり言えばヤーさん系とかアングラ系な雰囲気をかもし出した男が一人、暗黒街でそう呟いた。 決して格好は悪くない。 顔がいいとは言わないが、悪くはない。 悪くはないが………うん。 なんだ。 ソレ系な黒服の上にエプロン、三角巾、さらに背中にかごを背負って火バサミなんかもってる姿は、どうも、なあ。 ) [Tue 3 Jun 2008 20:58:29]
お知らせ > ヨハン@掃除さんが来ました。 [Tue 3 Jun 2008 20:54:04]
お知らせ > セルギウスさんが帰りました。 『 (その廃屋だけ湯気の立ち上るような熱気に包まれた) 』 [Sun 1 Jun 2008 00:50:47]
◆セルギウス > (今回の仕事を引き受けたのは他でもない。見せしめを必要とするものであった。出来るだけ非道に、出来るだけに残虐に、骸を辱め、切り刻めという) は、ァ (まだ熱の篭る女の骸を優しく撫でて、凶手は血濡れのナイフを力強く握った) [Sun 1 Jun 2008 00:50:20]
◆セルギウス > (無事な方の眼球がぐるりと気味の悪い動きをした。刺したナイフを掻き回してやれば女は直ぐに死に至るだろう。奇妙に濡れた音を響かせて刺したナイフを抜き取る) (そして自らの失態を振り返った。まず一つ。女に誘われて交わったこと。二つ目、今回に限っては口を塞ぐのではなく、首を絞めるべきだったということ。三つ目、堂々と姿を見せての暗殺はやはり向いていないということ) (ここまで考えて思考は止めた) [Sun 1 Jun 2008 00:47:44]
◆セルギウス > (けれど) 鬱陶しい (顔は己が押さえつけているから固定されたままだ。むちゃくちゃに振り回す腕をナイフを持つ手で弾いて、己は女の目を刺し貫けばいい) (白刃が迫るのに気づいて目を閉じようともう遅い) (眼球が潰れる鈍い音。神経が切れる音。そして――白刃は脳まで侵蝕する。刃渡り=傷の深さではない。十分に力をこめてやれば、ずっと深く身体を抉ってやる事はできる) [Sun 1 Jun 2008 00:39:42]
◆セルギウス > (女は右手だけで綺麗に隠し刃を抜いて、白刃を晒した。女が悲鳴を上げるので、更に左手に力をこめる。美しく、金の扱い方が多少巧いというだけの女だ。捻じ伏せるのはたやすい) さようなら、フィオー… (女の名前を呼ぶ声が途切れた。女が危険を察知しめちゃくちゃに振り上げた腕が刃を掠った。顔を押さえる手に女の爪が突き刺さる。――抵抗されると思わなかった。震えて許しを請うだけだと思ってたのに) [Sun 1 Jun 2008 00:34:51]
◆セルギウス > (廃屋の一室、どこか甘く濡れた空気が一瞬にして凍りつく) (凶手は全裸であった。己の下にいるのは怯えた顔をした女。とはいえ、顔の下半分は己が左手で隠してしまっているから窺えるのは目くらいしかないけど。女はどこかの組織の裏金洗浄役の情婦だと聞いた。余所者の男に入れ込んで組織の金を使い込み、逃げ出して今に至るというわけ。悪い事はできないという話だ) そろそろ仕事、させてもらう (少し熱を含んだ吐息を吐き出すと、すぐ脇に脱ぎ散かした衣服に手を伸ばした。正確には衣服の上に置かれた十字架に) [Sun 1 Jun 2008 00:22:02]
お知らせ > セルギウスさんが入室されました。 『 (跨る) 』 [Sun 1 Jun 2008 00:15:08]
お知らせ > ブスシさんが帰りました。 『そしてやがて暗黒街の闇に消えて』 [Sat 31 May 2008 23:25:11]
◆ブスシ > (ぶらり、暗黒街、さらに怪しげな区画目指して移動を始める。襲われても、襲い返せるそんな場所を探して。商売のまねごとなどしようとしていたのが間違いだったのかもしれない。溜息つきつつも、まだあきらめてはいないようで、さっきの類だけは極力避け、道行く人に声をかけながら暗黒街の真っただ中に移動していこうとして) [Sat 31 May 2008 22:54:24]
◆ブスシ > (…………着飾った娼婦たちの中には足を止める者もいるが、顔を顰めながらこちらを見るものが大半。もしや人を呼ばれるか、などと不安を要約覚え始める……どうやら、この服装でも違和感がない地域から始めるしかないようで……くぅぅ。来る用心棒が一人だけなら逆にいい餌になるかもしれないが……いや、下手な噂を広めるわけにもいかない) [Sat 31 May 2008 22:22:06]
◆ブスシ > (その手の中には、その爪を模すように手の五指の先にすみついている赤い甲虫と同じ種類のものが握られている。長いこと立ったまま、自分の風体が人間からどう見えるか、ということと、自分が何をしているか不明なことに気づき、時折道を行く人々……主に女性に声をかけ手招きする……まっこと不気味である) [Sat 31 May 2008 21:49:34]
◆ブスシ > (もし、あなたが足を止め、周りの人間にあの男は何を扱っているのか、もしくは何をしているのか尋ねても誰もが知らないと答えるだろう。それもそのはず、この化け物がここにたたずむのは、今日が初めてなのだから……) [Sat 31 May 2008 21:42:04]
◆ブスシ > …… (何かの売人だろうか。淫売窟よりは暗黒街の色が濃い地域、華やかな通りから一本外れた陰気な路地裏で一人のローブ姿の人影がうなだれたたずんでいる) (貨幣……などというものはただの金属の塊でしかない。好きなように奪い、くらい、はいずり回る魔界の化け物である自分には全く無用なものだと、そう考えていたが……最近そうもいかなくなってきた。 なぜなら、この姿のままでは移動範囲が何せせまい。このままスラムで狩りを続けていれば、狩人に嗅ぎつけられる可能性がある。 しかし、人の世は不便なもの。血のついていない、敗れてもいない衣類などを見つけるのは金というもので解決するのが一番だと考えた) [Sat 31 May 2008 21:37:31]
お知らせ > ブスシさんが入室されました。 [Sat 31 May 2008 21:25:53]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『何はともあれ、朝日が昇るまでつき合わされたとか』 [Sat 31 May 2008 04:14:41]
◆ブロウン > うん、でもよぉ、結構よさそうな奴隷とか結構おいてあんのな(ホロリとした次の瞬間にはモギュモギュとベーコンを口に含みつつまた別の感想を漏らし始める。立ち直りは早い。少人数の店内とはいえ、がやがやとうるさい部分はあるが、周りのことなどお構いなしにマスターを独り占めすれば、ほかの客の注文に対応するのも一苦労なマスター。他人の迷惑より己が話と客の注文を運ぶマスターを首が追っていて)教会でも使えそうな、頭よさそうなのが2万円で売ってたんだが、未調教ってどういういみだろうな?(奴隷ギルドの実情を知らぬ竜人、中で行われていることがどのようなことか詳しくはしっておらず。「あぁ、言うこと聞かない可能性がある、ってことだろ?」客へ料理を運び終えれば律儀に返答してくれるマスター。客商売上のことなのか、こんな場所に店を出しているにもかかわらず人がいいのか──) [Sat 31 May 2008 04:14:05]
◆ブロウン > (そして、檻の中の奴隷はことごとくこちらの姿に驚愕し、品定めどころか警戒心を解くところからはじめなければならないという始末。買い物どころの話ではなかった。「そりゃ、お前さんの見た目が見た目だからな」なんの躊躇も無く言い放つマスターにガクリとうなだれた巨躯。)そうなんだよなぁ・・・ここ、人間の町だもんなぁ・・・(あのまま檻の中に入っていてもなんの弊害も無く客は身にきていただろう。それどころか、すべての空気が落ち着いたかもしれないほどでもあった。「ま、自棄酒飲むほどのものじゃぁないさ・・・ちょっとでかくて緑なだけだ。気にすることはねぇよ」そういうとベーコンの山盛りをテーブルへと差出し、おごりだ。)マスター・・・(心憎いかどうかは別として、やさしくされたその瞬間ちょっとほれそうになったとか) [Sat 31 May 2008 04:01:30]
◆ブロウン > 奴隷ギルド超こえぇって(カウンターに座りウィスキーを飲む竜人。店内の客数はずいぶんと少なく、知った顔もいないためマスターに愚痴をこぼしているようで──先日訪れた奴隷ギルドでの一件を話している。並べられた檻、きれいで質素な建物。そしてギルド員。)この男がどうにも変な空気もっててよぉ・・・(ジロジロと見つめられ、案内されれば一応客とみなしたかのような態度。しかし、視線は生易しいものではなく射抜かれるような──たとえるなら猛獣に狙われたウサギのような気分だった。) [Sat 31 May 2008 03:52:17]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『とある酒場──「いや、ホントまじだって」』 [Sat 31 May 2008 03:47:40]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが退室されました。 『(九死に一生。けれどそれに気付く事はまたない)』 [Fri 30 May 2008 19:41:39]
◆ブロウ@惨劇 > ( 出る筈が無いと思っていた数字が出そうだった時。 人間てのはやっぱり動揺するものなんだねという事をしみじみと実感。 ) ―――――うぉあ!? ( 突然目の前にボロイ家の壁を突き破って誰かが飛んできた。 そしてそれを銀の軌跡が後を追う。 )( どうやら揉め事か何かか。 まったくあぶねえあぶねえ。 どうにもゲンがわりいみてえだし、今日のとこは係わり合いにならねえで回り道しよっと。 )( あ、刃物が額にぐっさり刺さって壁をぶち破って出てきた男死んでる。 南無南無。 ) [Fri 30 May 2008 19:41:05]
◆ブロウ@惨劇 > ( そりゃまあただのしがないチンピラですとも。 毎日適当に暮らしてるし、空気読んで分を弁える時もたまにあるし、肝心なとこで駄目なへたれだし、なんだかんだでだらだらした関係がずっと続きっぱなしで進展しないし―――― ) ………あれ? 俺様…意外とやっぱり小市民? ( 自分って奴を冷静に見つめなおすものじゃないと思った。 こういうのは考えちゃいけない。 感じるんだ。って偉い人が言ってた。 )【判定】 [Fri 30 May 2008 19:25:59]
◆ブロウ@惨劇 > 地味な嫌がらせと洒落にならんレベルの嫌がらせの両天秤……マジでうぜー。 ( 目を引くピンクの服を来たチンピラの頭には白い包帯が巻かれている。 幸いな事に傷の程度としては浅い方であり、それほど大したケガではなかったようだ。 だがそれでもやっぱりムカつくものはムカつく。 ) それに器が小さいとか抜かされたし。 あー腹立つ。 死んでるけどもっぺん死ねあんにゃろう。 ( 初日に言われたことを今更ながらに思い出してしまえばやっぱりムカっときてしまった。 ) [Fri 30 May 2008 19:15:07]
◆ブロウ@惨劇 > ( 最近はわりとナチュラルに不機嫌な様子ばかりのチンピラ。 全く癒されるのは喧嘩してる時と同居人と同じ空気を吸ってる時ぐらいってもんだ。 ) あーあー。 なんかこうぎゃふん!とか言わせられねえかなアイツ。 あのムカつく幽霊野郎。 ( 今朝も黒猫が目の前を通った。 クツ紐が切れた。 茶碗が欠けた。 それとあと(ry ) [Fri 30 May 2008 19:04:03]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが入室されました。 『ぶすっ』 [Fri 30 May 2008 18:57:53]
お知らせ > クリスティーナ@掃除さんが帰りました。 『 ぐるんぐるんと箒を振り回しながら道々、作業中の連中を鼓舞して周った。 』 [Fri 30 May 2008 01:37:48]
◆クリスティーナ@掃除 > ( なにせ大局的には治安の良い街だ。 ダーティーな仕事だけを売りにしていくにはちょっとニーズの狭い―――それよりももっと、欲望に正直な連中…特に若いのから搾り出せるような、それでいて裏稼業だから出来る事業を展開していくべきだ。 まぁ、密売とか風俗とか、流行をでっちあげては売り捌くという自作自演とか。 私が芸能横丁やファッション業界にまで手を出す事を提案してその分野を仕切ってるのはまぁ、そんな理由。 好きってのもあるけれど。 ) 今時頭使えないヤーさんなんて流行りませんからねぇ。 ( 誰に言うでもなく、小さな声で呟いて肩を竦めた。 さて、サボってる子はいねがー。 ) [Fri 30 May 2008 01:36:51]
◆クリスティーナ@掃除 > ( ちなみに当人は箒を担いでいるものの殆んど掃除には参加していない。 棒状の物が手元にあると武器みたく担ぎたくなる感。 山道で拾ったカッコいい枝とか。 さておき。 ボスの仕事はこうして労働力をかきあつめて指揮する事であり、たまーに一緒に参加してみせるのは士気を上げるためのパフォーマンスである。 「オマエも働きやがれ」とか腹のうちで思われる事くらい想定できること。 まぁ、あとは一応? うら若き乙女の1人として炊き出しの方でも手伝うつもりだ。 近所のおばちゃん連中と駄弁りながら。 ジョゼのやつもそこいらへンで拾って手伝わせるか。 どうせほっといたら我関せずって顔して寝てるだろうし。 ) [Fri 30 May 2008 01:21:23]
◆クリスティーナ@掃除 > ( 市が興したイベントに軽く乗っかってみた。 暗黒街は掃除の対象外みたいなのは気に喰わなかったし、ロクに働いてないニンゲンも多いこの街、餌吊るしてせっついてやるのもなにかのきっかけになるかもしれない。 そんなロクデナシを使役して街が綺麗になって悪い事はないし、メリットは山ほどある。 マフィアだやくざだと世間様の心象の悪い私らだが、こうしてボランティア活動なんかしてみせればちょっとは同じニンゲンとして世間の理解を得られる。 なんせうちなんかは得にビジネス業界にも首突っ込んでるし、お客の信用あっての事だ。 あとは―――暗黒街在住だ、裏稼業の人間だ、って連中に割とありがちな―――「どうせ俺はロクな人間じゃないし」っていう妙にナイーブでネガティブな感覚。 そういうの、なんかこんな下らない事でも「世間の為にちょっと良い事した」感で幾らか和らぐもんだ。 定期的にやらせても良いくらい。 ) [Fri 30 May 2008 01:07:10]
◆クリスティーナ@掃除 > はいはーい、あんた達真面目にやってますかーっ? ロクな仕事してない人見つけたら報告してくださいねー。 炊き出し会場には入れてやりませんからそのつもりで―――…あ、ケンカとかくだらないことして足引っ張るのも同罪ですからね。 ( 東区大通り。 箒を肩に担いで悠々と道の真ん中を歩き、声を張り上げて手を振る娘の姿。 10代そこらの娘の声に、なにやら黒服を着た大の男たちが仕事の手を止めて背筋を伸ばし、「「「お疲れ様ですお嬢様ー!!」」」とか野太い声を出す様は一種異様。 清掃作業中の人々の中にはスラムから炊き出し目当てで来たようなの、わざわざ外から来た勤勉な一般人、普段引き篭もっているようなジャンキーだかニートだか、様々。 お祭みたいでちょっと面白い、と「お嬢様」ことクリスティーナ・バルトロッツィは満足げに笑った。 ) あんたたちバカですか。 掃除するのに何ダークスーツ粋にきめちゃってるんだか。 ( そして黒服の1人の尻を行儀悪く蹴っ飛ばした。 上機嫌な証拠である。 ) [Fri 30 May 2008 00:58:25]
お知らせ > クリスティーナ@掃除さんが入室されました。 『 暗黒街クリーン大作戦/1日目 』 [Fri 30 May 2008 00:44:27]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Thu 29 May 2008 00:10:40]
◆ブロウン > ヴェイトスにいんだし、覗くくらいいいかな(どんな場所なのか、どんなのがいるのか。今度行ってみよう――) [Thu 29 May 2008 00:10:10]
◆ブロウン > (「はぁ…奴隷でも買って手伝わせるかぁ…」「ま、掃除しつつ夜の相手も出来る奴がいいな」下品な笑いを浮かべる彼らをがっかりしたような目でみれば、がんばれよ、と一声かけてその場を後にする。)奴隷って、そんなに便利なもんかねぇ…?(奴隷の知り合い自体少ない竜人、たまに路上で変なプレイに使われている奴隷を何度かみた事はあるがあまり興味を引くものでは無かった。つまるところ印象がうすくあまり価値が見出だせていない。)(……確か奴隷ギルドとかあったよな…?)(みちすがらそんな事を思い出せば「…家事手伝わして、夜も手伝わせれば…」――同じ穴のなんとか――) [Thu 29 May 2008 00:07:10]
◆ブロウン > (「ブロウンも手伝えよ」と手に持つ箒をぐいっと差し出し。決して一般的に身長が低いわけでもないモヒカン(仮)は頭の上まで腕を持ち上げて竜人へそう要求した)俺、教会の掃除で十分たりてるからパス。(両の腕で×印をつくれば、あっさりと断った。何が悲しくて24時間掃除しなければならないのか。やりたいやつがやればいい。そんな風に思うが、彼らはやりたくてやっているわけでは無いことに気付き、満面の笑みで肩を叩いてやろう。ついでに親指も立ててやろうか。) [Wed 28 May 2008 23:50:21]
◆ブロウン > まぁ、きれいにすんのは賛成だが…(ちらりと通りを見渡せば決して少なくない人の数。そして、何年清掃の手が入っていないのか想像も出来ない荒れた石畳と汚れた建物の壁。)どんだけがんばるつもりだ?(「知らねぇよ!やりたかねぇが上〜〜〜の方からのお達しなんだとよ」構成員の末端に位置する彼ら、彼らの「上」とは限り無くない幅が広いのだが力を込めているあたり相当上の方々を指しているのだろう。この辺に住んでいる割に組の上下関係を知らない竜人は「ふーん…」と相槌をうつだけ――) [Wed 28 May 2008 23:35:38]
◆ブロウン > (夜の散歩――にしては随分と住居の近く。今日は遠出するつもりになれなかったのか、近所をぶらぶらとほっつき歩いている。大通りはいつものようにどこかギスギスした雰囲気と異臭とも呼べる体臭や香水、煙草や薬の入り交じった空気が広がり独特の活気に満ちていて――)そこでなにしてんだ…箒なんてもって?(そんな通りを何食わぬ顔で歩き視界の端にとまったチンピラに声を掛けたところ。「あぁ…兄貴が、掃除してこいってな」片手で竹ぼうきをちらつかせるモヒカン姿は非常にミスマッチであって) [Wed 28 May 2008 23:26:15]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『「おい、てめぇら…」――顔見知りの若者達に声を掛けた竜人』 [Wed 28 May 2008 23:16:56]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが退室されました。 『(頭を打ったすぐ隣。露出した釘があった事に気づいた時は流石にゾッとした)』 [Mon 26 May 2008 15:03:01]
◆ブロウ@惨劇 > ( ツルッ )( 扉を開けて外に出た瞬間。 一歩目で妙な物を踏んづけてバランスを崩した。 )( 流石にそれでコケルほど柔な鍛え方はしていない。 崩れそうになる体勢を戻すためにもう一歩の足で踏ん張ろうとした時。 )( ツルッ ) ―――そんなバナナ!? ( 何か寒い悲鳴をあげつつ、そのまますってんころりんと後頭部を強打するピンクの男。 ) [Mon 26 May 2008 14:58:22]
◆ブロウ@惨劇 > …………っ…! 全くわらえねえ。 ( オープンした相手と自分のカードを比べてみてもそう。 奔走しているせいで同居している魔女とのキャッキャウフフの時間を削られるのもそう。 理不尽に死ぬかもしれないなんてのもそう。 笑えない。 実に笑えなすぎる。 ) ………ツキが悪過ぎるわ。 ちょっくら外の空気吸ってくる。 ( こうしてギャンブルに負けるのはツキではなく腕が悪いからなのだが。 どのみち客も少ないせいもあって静かな事だし、一服してきたくらいでバチはあたんねえだろ。 マスターに軽く視線で外に出ることを伝えると、扉を開けて酒場を出る。 )【判定】 [Mon 26 May 2008 14:52:21]
◆ブロウ@惨劇 > ( この時間帯はまだ少しぐらいは平和だ。 潰れるほどに飲み散らかす奴もいないし、そもそも昼間の酒場なんて客自体も少ない。 場末の寂れた酒場の用心棒としては非常に楽な時間帯極まりない。 ) しっかし例の困ったちゃんな「椅子」のお話……ありゃホントにマジもんだってのはガセじゃねえよな? ( 「コール」 )( なんでもどっかの広場だかで一斉処分したりとか、それから実害に遭ってる連中まで何人もいるだとか。 除霊か解呪かよう分からんが、とにかくそんなのをしてもらおうと裏の筋で名の知れた奴らを試しに当たってみたけれど、そんな有名どころは既に他の被害者で手が埋まってて駄目。 全く困ったもんだ。 ) [Mon 26 May 2008 14:42:03]
◆ブロウ@惨劇 > ( 馴染みの酒場で寛いでるのはドギツイ派手なピンク色のジャケットをきた一人の男。 別に仕事をサボってこうして真昼間から酒をかっ喰らっている訳ではない。 むしろこれが俺の仕事であるのだ。 ) まあいざって時の力はいざって時以外には総じて役立たずな者ばかりであって…… ( 馴染みの客とポーカーなんてものをしながらそんなことを呟いた。 ) [Mon 26 May 2008 14:30:39]
お知らせ > ブロウ@惨劇さんが入室されました。 『だらー』 [Mon 26 May 2008 14:24:08]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが退室されました。 『(包帯巻いた、黒尽くめ。今日もどこかで人を斬る)』 [Mon 26 May 2008 00:22:16]
◆「ウワバミ」@惨劇 > (強度が高いのは、やはり、自分が一度死んでいるからなのだろうか?自分が死体であるから、なのだろうか?・・・だとすれば、確かに人間ではないな。自分は・・・動く死体だ。)・・・。(ああ。そうか。俺は、俺自身が、まだ生きていると思っていたんだな。まだ、人間だと思い込んで、安心していたんだな。死んでいない、また、日の下を歩けるはずだ、と。だから、人間と思っている節があると知ると、悲しくなっちまうんだな。)・・・。(いいだろう。自分は動く死体だ。肉塊だ。だが、肉の塊が意思を持ち、目的を持ったとて、何が悪い?名を持ったとして何が悪い?)・・・。(名は「ウワバミ」。その名を背負った限り、組の再興はどうあっても果たさなければならない。)・・・。(かつて、いた、ハンターハントの首魁。そして、今もどこかで動いているだろう、暗黒街のシスターを狙った暗殺者。・・・二人とも、やり方は違えど、何かを背負い、何かを果たそうとした。二人とも「動く死体」であるにも関わらず、だ。)・・・。(立ち上がり、ゆっくりと階段を下りる。動く死体が何を思っているかは、本人のみぞ知るところ。) [Mon 26 May 2008 00:14:38]
◆「ウワバミ」@惨劇 > (ギシ、と古い階段が鳴る。・・・しばらく立っていたが、何事も起こらないようだ。正直、ほっとした。どうにかこうにか立っていた様子で、少し、足の力が抜けて、座り込む。)・・・ふぅ。(本来なら、この間の首を斬られた時点で、人間ならば死んでいてもおかしくはないはずだ。だが、自分は生きている。それは、自分が人間ではないからに他ならないはず。)・・・。(そう考えると急に侘しくなってくる。吸血鬼化したと言っても、夜に出歩けないことと、食べ物が若干変わった、くらいにしか変化がないと思っていた。・・・ただ、あのような目に合っても死なないというのは・・・どう考えても人間ではない。)・・・。(吸血鬼になって、一年近く。まだ、自分は自分のことを人間だ、と思っている節があったんだな。と思うと、悲しくなってくる。なぜだろう?前よりも死ににくく、前よりも強度が増した体を手に入れたというのに・・・。) [Sun 25 May 2008 23:45:15]
◆「ウワバミ」@惨劇 > 【訂正】(治る見込み→完治の見込み) [Sun 25 May 2008 23:33:54]
◆「ウワバミ」@惨劇 > (また、治っても元の声のまま、というわけにはいかないそうだ。・・・さすがに銀の金属で吸血鬼である自分が負傷しては、治る見込みなどほとんどない、といったところだろう。・・・ああ、忌々しい。全く持って忌々しい。あの幽霊、今度会ったらドスの錆にしてくれよう。)・・・。(売られた喧嘩、一時的に逃げたことがあっても、喧嘩そのものを放棄したことはほとんどない。呪いよ。来るなら来い。どんな呪いでも耐え切れれば自分の勝ちだ。そう考えながら歩き、廃屋の屋上を後にしようと、下へ続く階段を降りようとする。)・・・。(鞘でコンコン、と階段を叩いてみた。・・・用心に用心を重ねておくこともまた、喧嘩で勝つには必要なこと。・・・これで、崩れぬ保障はないが、しないよりもマシだろう。そう思って、一歩、階段を踏み出した。)【判定】 [Sun 25 May 2008 23:31:05]
◆「ウワバミ」@惨劇 > (暗い暗黒街の片隅で、今日も男は仕事を終える。とある組織の失敗の尻拭い。とても小さな組織だったので、大事にもならずひっそりと片をつける。足元の死体は右腕一本だけが足りない死体。先ほどまで生きていたようだが、今はぴくりとも動かない。)・・・。(人間なら、腕一本落とせばだいたい30秒ほどで失血死に及ぶ。・・・首ならば、一瞬で。だが、自分は・・・。)・・・ッチ。(口から漏れるのはしたうちばかり。他の音は、残念ながらまったく出せない。男の忌むべき金属、銀の刃で喉が斬られたのだ。・・・闇医者の判断では、3ヶ月は声を出せないらしい。) [Sun 25 May 2008 23:16:51]
お知らせ > 「ウワバミ」@惨劇さんが入室されました。 『(首に包帯を巻いた男)』 [Sun 25 May 2008 23:12:03]
お知らせ > ダヤン@惨劇さんが帰りました。 [Sun 25 May 2008 21:53:24]
◆ダヤン@惨劇 > (町の明かりに向かって歩く男はこうして何事も無かったように生きている。腕の傷と手首の傷はまだ消える事はないが命を賭けたゲームに勝った事を男はまだ知らない。ただ、今はこの状況の中で何事も無かった事に安堵している。これから帰って、後日改めて少年を迎えに行った際に待っているであろうお説教に漸く生きている事を実感する事だろう。) [Sun 25 May 2008 21:53:20]
◆ダヤン@惨劇 > (月が空にあっても何処か暗く闇が支配しているようなこの場所はどうにも慣れない。やはりランタンか何か持って出るべきだったのかも知れないと思ってももう遅い。少しでも明るい表通りに近づくように路地を進む。まるで迷路のように感じるそこで幾度と無く角を曲がり道を進んで、やっと目の前に微かな灯りが見えて思わず歩みが止まる。どうやら、此処を抜けることが出来たようで安堵の息が漏れた。そして、男はその光の方へと向かって歩き出す。)【判定】 [Sun 25 May 2008 21:40:03]
◆ダヤン@惨劇 > (何処と無く澱んだ暗い空気が充満しているように感じるこの場所で、この惨劇の終焉はどのようにして幕を閉じる事となるのか。男はまだ知らない。勝利の女神がどちらに微笑みかけるのかは今はまだ誰も知らない。もしかしたら、既に結果は出ているのかも知れないが、少なくとも、この男は知らないで居る。暗い路地を歩きながら自分の位置を確認しつつも、出きるだけ早くこの場を脱け出したいと気ばかりが焦る。) [Sun 25 May 2008 21:19:10]
◆ダヤン@惨劇 > (先日手首に傷を負ったことで中々仕事が進まない。傷を負ったのが利き手でなかったのが幸いではあるのだが、やはりずっと店の中に篭っているわけにもいかなくて外に出た。そのまま歩いて、きていた所は暗黒街。別に来ようと思って来たわけではない。自然と足が此処に向いていて、気が付いたら此処に居た。そんななんともある意味危ない状況だったりする。) [Sun 25 May 2008 21:02:49]
お知らせ > ダヤンさんが来ました。 [Sun 25 May 2008 20:49:57]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 25 May 2008 02:19:40]
◆ブロウン > ま、ゆっくり飲むのもたまにはいいか…(カランカランとドアに付いたベルがなれば、「いらっしゃらい」の言葉もない。随分と無愛想な店員だが、回りが人間だらけともなればし勝たない事――)マスター、ウィスキー(カウンターへと腰を下ろせばどこへ行っても頼む酒は同じだったとか――) [Sun 25 May 2008 02:19:35]
◆ブロウン > (暗黒街の大通りへと足を運べば、むかしから物騒なこの場所で誰が死んだの生きただのはどうでもいい話ではある。実際知り合いでもなければ、たまに酒場で見る程度のやつら。気にするほどの事ではなく、むしろ酒のつまみにはなりそうな話である。)たまにはカンザスもいいけど…(とある小さな酒場の前で足を止めれば――)ここでいっか(どうせ酒なんぞほろ酔いになれればなんでもいいのだ。あとは知ったかおがいるかどうか――) [Sun 25 May 2008 02:14:16]
◆ブロウン > そろそろおわりだ!今日はダメ!!(結局5000エンの負けを被り、その場を後にする竜人。「お前らも気をつけろよ」と一言残せば、まさか暗殺者が動いているとは露ほども思っておらず、どうせ喧嘩か恨みを買ったかそのへんだろうなんて思っているわけで――)よえぇなら喧嘩しなきゃいいんだ…(ふん、と鼻息一つすればブラックジャックの負けなどすぐに忘れて――)のみにでも行くかな… [Sun 25 May 2008 02:05:09]
◆ブロウン > (そして、ゲームがすすめば世間話も少しは飛び出すもので)(「なぁ、最近殺しが増えてないか?」配られたカードをしかめつらで見つめている人間A)あぁ、このまえテルが殺されたな…頭刺されたんだっけ?ま、死んでもいいけど…19(「随分前のはなしだな、今日はライスが顔グチャグチャにされて殺されたらしいぞ…ち、18」手札をオープンして勝ち組の獣人が舌打ちをする。ちょっといらっとした。――「へぇ〜……ま、顔くらいは知ってるが話した事は…20です」)まーじでー? [Sun 25 May 2008 01:56:28]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Sun 25 May 2008 01:41:34]
◆ブロウン > (「いつも負けてるからな、たまには勝ちたいもんさ」さくさくとカードを配れば、今日一人勝ちの獣人に対していかさましてるんじゃないだろうかと疑問をもつ三人であって――)(……ちっ、またAも絵札もねぇ)((配られたカードは3と7。無論HITなのだ、高確率で20止まりなそれを何度もかわされている今日は、これで満足は出来ないわけで)HIT…(Jがきて)……HIT!(5が来てバースト、本当にありがとうございました。こんな時に限って獣人は17とか中途半端でもあり、釈然としない竜人――人間二人はちゃんと20で止めている。) [Sun 25 May 2008 01:24:41]
◆ブロウン > (大通りから離れた小さな路地。そこで座り込む四人の男達)……20(「20」「ちっ19だ」「21だ…」)『まーたーかーよっ!!』(路地の交通の邪魔になるように座り込む四人の男達…竜人、獣人(犬)、イエロティア二人。カードを見せ会い獣人の男にブーイングを漏らす他三人。競技名はブラックジャック、勝った獣人がカードを集めさっさと次のゲームを開始しようとしていて――)今日はずいぶん強ぇんじゃねぇの? [Sun 25 May 2008 01:14:37]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『路地裏でたむろ――』 [Sun 25 May 2008 01:03:36]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが帰りました。 [Sat 24 May 2008 22:40:12]
◆モビィディック@惨劇 > ( あと少しずれていれば、頭が肩と同じ高さになっていたことを考えれば、これは呪いに打ち勝ったことになる。 と言い訳をするまでまだしばらくのときがあるのだが、今このときの吸血鬼には、恥も外聞もなく、体を引きずるようにねぐらへと戻ることしかできなかった。 ) [Sat 24 May 2008 22:40:09]
◆モビィディック@惨劇 > ―――――死んだらどうするッ!? ( 無論、吸血鬼の脳内に数秒前までの発言のことなど残っていない。 大事なのは今だと、偉い人も言っている。 痛みを感じない身でありながら、それは実感できるレベルでの被害であった。 触覚がありえない感覚を伝えている。 吸血鬼は強引に左肩を引っつかんで押し上げ、形だけでもなんとか体裁を保って、立ち上がった。 だがそれは誰がどう見ても異様な状態だった。 ねじくれているようにしか見えない。 ) [Sat 24 May 2008 22:34:26]
◆モビィディック@惨劇 > ( むしろ出血は少なかった。 だがその有様は誰がどう見ても、血の海以上に惨劇を思わせた。 頑強なる吸血鬼の左肩は本来あった位置よりも十センチは下へと移動する羽目になり、それによって強引に歪まされた肋骨が胸にいびつな模様を描いていた。 左腕が意思とは無関係にはねるのは、痙攣の類だろう。 ぼたぼたぼたっ、と零れ落ちるような出血とともに、鉄塊がごとんと地面に落ちた。 次いで、吸血鬼の膝も落ちる。 ) し……………し、しし………っ ( 吸血鬼は薄ら笑いのこびりついた顔で空を仰いだ。 ) [Sat 24 May 2008 22:29:09]
◆モビィディック@惨劇 > ( その曇り空に、点がひとつ。 それは段々と大きくなっていき―――「それ」と認識するまでに、致命的に距離をつめていた。 そう、吸血鬼が「それ」に気づいたとき、すでに「それ」は不可避のものとなっていた。 「それ」は――――鉄床、或いは金敷と呼ばれる鉄塊だった。 ) う――――うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?() ( 瞠目し、叫び、全身をひねる。 それらは全て遅すぎた。 瓦礫とは違うのだ。 その破壊力は段違い。 遠慮なしに左の肩口に吸い込まれるように――――ぐちゃり。 ) [Sat 24 May 2008 22:24:43]
◆モビィディック@惨劇 > ( 呪いの期限が、ゲームの終わりが、近いことをどこか悟っているのかもしれない。 その終わりが常人にとって最悪の、吸血鬼にとって最高のエンディングではないであろうことも。 ) んふふ、んふ―――無論、私が死んでしまっては私が楽しむことなどできようはずもないが……いやいやミスターデッドマン、君のこと思えばそうでないのかもしれないが、しかし所詮吸血鬼は塵に返るだけだ、残る魂などあるまい、んふふ、んふ。 しかしだ、しかしこの程度では―――叩き潰し甲斐が、ない。 んふふ、んふ。 まるで暖簾に腕押し、糠に釘。 実際にお目にかかったことはまだない東洋のアイテムだがね。 かかってこい、と言ってみるがどうだろうか。 ( ようやく目を開いて、吸血鬼は曇り空を仰いだ。 )【判定】 [Sat 24 May 2008 22:18:26]
◆モビィディック@惨劇 > ( 呪われたことを嘆いているのではなく、呪いがその身を傷つけることなく過ごした数日を―――嘆いていた。 心底、残念がっていた。 ) んふふ、んふ、これがゲームだというのならば、ミスターデッドマン、残念だよ。 んふふ、んふ。 いややはり運が悪かったということかな。 これほどのゲームに参加しながら、サイコロが1しか指し示さないような―――んふふ、んふ。 まるで喜劇だ。 ( 誰に言うでもない、独り言。 ) [Sat 24 May 2008 22:13:06]
◆モビィディック@惨劇 > ( 呪われた吸血鬼は、はじめ歓喜し、次に狂喜し、そしていま、若干の嘆きを覚えていた。 ) んふふ、んふ…………やれやれ。 運がいいというべきか、否、逆であるというべきか。 んふふ、んふ。 ぬか喜び、というのだったかなあ、こういう感覚は。 んふふ、んふ―――この程度、なのかな、ミスターデッドマン? ( 薄暗い路地裏。 湿った闇。 変わらぬ薄ら笑いを浮かべた吸血鬼は壁に背を預けて、目を閉じたまま佇んでいた。 ) [Sat 24 May 2008 22:07:34]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが入室されました。 [Sat 24 May 2008 22:02:29]
お知らせ > 夕さんが退室されました。 『( 少女の言葉を残す路地。すっ、と金色の瞳は屋根の向こうへと消える )』 [Sat 24 May 2008 04:14:59]
お知らせ > 蜷潜さんが退室されました。 『「ん、じゃぁな」、と知り合いと分かれるみたいなフツーの挨拶を残して長細い道を歩いていった』 [Sat 24 May 2008 04:13:10]
◆夕 > ( 表情は読みづらく、口調は辛く。その奥に垣間見えるだろう感情を推し量り間違えた少年は気にせずに、 ) それでも、そういう場に持ち込んだのは貴方の手腕。――なるほど、騎士道というようなものとは無縁なわけか ( くす、と笑うのは実に合理的な戦い方だからだ。その合理主義を求める戦い方の中に――、一種のポリシーのようなものを組み合わせる者をなんというか。――もっとも、それを知ったからと言ってなにをするでもないし、少女のポリシーなど知る由も無い ) メリット――・・・・うん。そうだね。美味しい食事にありつけるぐらいかな? ――もっとも、僕だって命は惜しいからこそハイエナのようなことをしているのだけど。 ( 少女には理解し辛いだろう言葉の羅列。しかし、それが少年の目的 ) 次は死体を創る時はもっとがんばってね。この場の空気はとても美味しかった=@( 少女が細い道を往くのを金色の瞳が見送る。刹那の会合、その意味が持つものとは――、一体なんなのだろうか。 ) [Sat 24 May 2008 04:06:15]
◆蜷潜 > ( 驚いては居るのだ。 困った、面倒だ、とも思っている。 ただ只管ぶっきらぼうな口調で表情が薄いだけで。 実力に関しても―――はっきり言ってこの異形の流派に於いて自分の技は最低ランクにあると思う。 一撃で確実に首を刎ねろ、と言いたい。 ) 場所と時間を選んだだけ。 あとは、コイツが運動不足なオヤジだったから。 ( 昼間、決闘の場を設けて予定を組んで、男が準備万端で対面したら十回に三回くらいは負けたかもしれない。 そんな、程度だ。 ) そんな偉そうなのじゃない。 殺さざるを得なくなる、だ。 できるかワカランし、面倒臭いし、オマエにメリットが無いなら心底意味が無い。 ( 殺し合いのリスクを背負ってまで顔を見たいわけでもないなら、という話。 お互い面倒だ。 喋りながら、長細い道を普通に歩き始めた。 ) [Sat 24 May 2008 03:57:06]
◆夕 > ―――・・・ ( 驚かないところ見れば、なるほど。自らの腕に絶対的な自信があるのだろう事が垣間見える。 ) いえ、貴方の正体に興味はないです。ただ、死体の破損状況から――よほどの腕前とお見受けしました ( 曇月下。しかし、その姿を細部まで視認できないのは暗黒街という場所が作り出す陰影のせいか。声を聞くに――少女か女性か。 ) つまり、これ以上関わらなければ見逃してやる、と言っているんですね。 ( それはそれで好都合でさえある。死ぬ逝く者の感情を喰らうことができるのならば問題はない。下手に身を危険に晒してけれど――嗚呼、と今更ながらに気づき、小さく笑みが零れた。 なるほど、多くの死体を見てきた身であるからこそ感じるのだ。 「この死体を創った奴はどんな奴なんだろう」という好奇心を。 ) [Sat 24 May 2008 03:47:11]
◆蜷潜 > ( 近場で手を洗って、着替えが置いてある所に戻って、いや逆でも良いが―――それから、適当に晩御飯だ。 そんな事を考えていれば、突然頭上から注ぐ声。 曇天に僅かに人影が動くのを確認するが、容姿の細部までは分からない。 声は、若そうな男の声だ。 一応、マフラーは上げておく。 ) ん。 生憎の天気だ。 必要以上に関わると殺さざるを得なくなるから気をつけろ。 ( よくよく殺害現場を見られる。 このあいだも似たような事があったがこの辺り、深夜の徘徊者が多いのだろうか。 不審者め。 ) [Sat 24 May 2008 03:36:02]
◆夕 > ( 少年が見たのは死体をただ殴打する女性の姿でしかない。 それの前後など理解の仕様が無いし、幸か不幸か女性が暗殺者であることなど理解ができるはずはない。――が、しかしそれでも男の死体の損傷状況からある程度の実力を推察することはできるし、男の奇声と駆けつけるまでの時間を加味すれば――なるほど、『仕事』と口にしている女性から「触れてはいけないような空気」というのを感じてしまうのは仕方がないとも言えた。 だというのに ) こんばんわ ( なぜ、自分は声を掛けてしまったのだろうか。犬や猫でも感じるはずの先刻からの学習と言うものをしないのか。このような場所を見て、生きて返さない、と言われてもおかしくは無い状況だろうに ) その死体は貴方が創ったんですか? ( 男が絶命まで猶予があったせいか。その場に満ちる男の残滓は濃厚で精気に変換するには効率がよかった。故に――絶好調。暗黒街の饐えた夜空を背景に、一対の金色が貴方を見下ろそう ) [Sat 24 May 2008 03:28:55]
◆蜷潜 > ( 男は裂けた口で正常な言葉を発する事が出来ずなにか不明瞭な声を上げて僅かながら抵抗したが、十回も殴る頃には耳から血を流して動かなくなった。 我ながら――――矢張り、スマートではない。 本来の使い手ならば、最初の一撃で葬っている筈だ。 極めた者は、上顎に手をかけて頭蓋ごともぎ取るくらいの事をやってのける。 握力、腕力、スピード、どれも全く足りていないのだろう。 ) …まぁいいや。 仕事おわり。 ( ふぅ、と一息吐いて酷く汚れた左手を壁にずりずり擦り付け、その場から歩き出そうとする。 多少腕力が強い程度の能力の持ち主である蜷潜には、暗闇の屋根の上にヒトが居るという発想も、それに気付く感覚器官もない。 ) [Sat 24 May 2008 03:21:00]
◆夕 > ( まるで碁盤か阿弥陀の様に入り組んだ暗黒街の路地も、屋根に上ってしまえば意味が無い。重要なのはどこをどう曲がるかではなく、どこの路地を飛び越えるかである。しかし、その移動法を持っていたとしても、別になんてことは無い。男の奇声など無視するのが常であるし、好き好んで近づこうなど考える者もいない。――が、少年は接近することを選ぶ。 それは男の奇声に感じる物があるわけでもなし、正義に燃えているわけでもなかった。ただ、この少年は人の感情を喰らうというだけの話であった。魂とか大仰なものではない。その場に満ちる殺気や嫉妬といった負の感情を喰らうのがこの少年の食事であり、それ以上でもそれ以下でもない。 ) ―――っ ( トん、と少年は屋根の上で気配を殺す。食事のためとはいえ、殺人者に見つかってとばっちりなどあいたくはない。故に――その暗殺者が気づくかどうかはわからぬが、少年はその路地を窺う事ができるだろう屋根からこっそりと頭を出そうとするだろう ) [Sat 24 May 2008 03:11:12]
◆蜷潜 > ううゥん――――――ッ!! ( 咽喉から自然に毀れる唸り声を吐き出して、ボールを放り投げるように上段に振りかぶった腕を振り抜く。 肉と皮が強い抵抗を見せるが、構わない。 全身の軸を順次回転させるのだ。 大地を踏みしめ、膝を立て、腰を捻り、肩を捻り、肘を捻り、手首を捻り、巻き込むようにして左手の指を――――(ブヅッ)――――振り抜いた。 ) 今日の仕事は易いな。 見掛け倒し。 ( 声は届いていないと思われる。 男は大きく裂けた頬から音にならない悲鳴をひゅーひゅーと鳴らし、嗚咽のような声で咽喉を鳴らしている。 ) ( その1分間を耐えて逃げなければならなかったのに。 ) 二週間分の稼ぎだ。 ありがとう。 ( そう礼を言って男の頭を掴み、側頭部―――耳の辺りを二回、三回、四回と力任せに殴った。 ) [Sat 24 May 2008 03:06:15]
お知らせ > 夕さんが入室されました。 『(奇声を聞いた)』 [Sat 24 May 2008 03:04:42]
◆蜷潜 > 伍…四…参…弐…壱―――――( 駆け出した。 顔の下半分を覆うマフラーを指で軽く上げ、爪先立ちで獲物を狩る肉食動物の如く追い縋る。 足音を殺してもこの静寂の中、全く音と振動を響かせない事は不可能だが――――ターゲットが余程の俊足ではない限り、状況に気付き、理解して、逃げるという選択肢を選んで、全力で駆け出したとて――――。 ) 間に合う訳がッ――――無しッ!! ( 残り5m近付いてようやくその背中を確認する。 男は多少鍛えている程度に筋肉のついた中年だが、残念な事に腹が出過ぎている。 息を切らして此方を振り向くその――――顔なら何処でも良い。 適当に伸ばした指をその顔目掛けて伸ばし、力いっぱい掴まえる。 ) ( 奇声と共に指先にぬめる感触。 人差し指と中指が男の下顎を掴まえたようだ。 丁度良い、と親指をしっかり握りこんで――――腕力と握力の限り引き摺り寄せた。 ) [Sat 24 May 2008 02:57:10]
◆蜷潜 > ( 薄暗く、細長く、この道を作った人間に悪意でもあるのかと問いたくなるような。 1つ道を逸れれば隣は大通りだが、灯りは無く、良くも悪くも逃げ場の無い一本道―――好んで通る人間はよっぽどかと思えば、どうも此処を通らないと異常な遠回りをさせられるという歪な区画らしい。 ――――益々、人為を感じざるを得ないが。 ) ( だが今日に限っては悪くない。 ターゲットがこんな無用心な道を多用していると知った一昨昨日から、此処でやると決めていた。 ) ( 男はすでにこの通りの3割程の辺りに差し掛かっている頃だ。 暗過ぎて見えないが、それは向こうも同じ事――――あと10数えたら、仕掛けよう。 ) [Sat 24 May 2008 02:45:31]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 長い長い路地だ。 』 [Sat 24 May 2008 02:39:08]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが退室されました。 『そして三日目が過ぎる』 [Thu 22 May 2008 22:04:57]
◆モビィディック@惨劇 > ( そうして風が収まったときには、吸血鬼の姿はもう夜に消えていた。 ) [Thu 22 May 2008 22:04:43]
◆モビィディック@惨劇 > ( やがて月は傾き、吸血鬼は立ち上がる。 このまま日が出るのを待てば、呪いかどうかの判別もつかないほどに、完膚なきまでに吸血鬼は消滅する。 そういう結末は面白くない。 そんなのでは、笑えない。 ) んふふ、んふ。 あくまでこれはゲームだ。 勝負だ。 ゲーム外からの干渉で、盤をひっくり返されるのが一番つまらない。 んふふ、んふ。 だから、楽しみにしているよミスターデッドマン。 変わらぬ盤に変化を見せてくれたまえ。 ( びゅおう、と強い風が吹いて、吸血鬼の髪がぶわりと広がった。 ) [Thu 22 May 2008 22:00:32]
◆モビィディック@惨劇 > ( しかし呪いがその身を傷つけることなく、ただ時間は過ぎていく。 無為に。 無意味に。 例えそれが呪いに対して勝利を勝ち得たのだとしても、酷く空しい勝利である。 それはただ時間が過ぎ去っただけで、吸血鬼自身は気まぐれに呪いから省かれたようなものなのかもしれない。 だが吸血鬼はそんなことは露とも思わない。 どんな結果であれ、それは吸血鬼の力によるものだ。 吸血鬼は強いものだったから。 そう、化物だったから。 弱い化物など化物ではない。 その、概念のもとに、吸血鬼は夢想する。 ) [Thu 22 May 2008 21:54:26]
◆モビィディック@惨劇 > ( 吸血鬼の脳裏には、確証もないのに呪いに打ち勝つ自分が夢想できた。 それもたやすく。 呼吸をするが如く自然に。 なぜならばそれは吸血鬼の中ですでに決定していることだったから。 子供のように無邪気に、悪夢のように凶悪に、吸血鬼は自身に確固たる自信を持っていた。 何度葬られかけ、何度手痛い目にあっても、それはしばらくすれば吸血鬼の元に戻ってきた。 「弱さ」は吸血鬼には要らないものだったから。 捨ててしまったものだから。 そうなるためにこうなったのだから。 月を仰いで、吸血鬼は呪いを待ち受ける。 )【判定】 [Thu 22 May 2008 21:49:15]
◆モビィディック@惨劇 > ( 月は高く、星は広く、空は澄み、闇は深い。 流れる風に髪を預けて、足を組み深く腰掛け、リラックスした様子で吸血鬼は待っていた。 なにを? ―――呪いがその身を蝕むのを。 ) んふふ、んふ。 結局、この私に害を及ぼせたのは最初のただ一度だけ。 それ以降は音沙汰なしだ。 んふふ、んふ。 悲しいねえ。 残念だねえ。 この程度ではつまらないよミスターデッドマン。 ( 死を、望んでいるわけではない。 苦痛を、望んでいるわけではない。 ただその呪いを、真正面から完膚なきまでに叩き潰すことを、吸血鬼は望んでいる。 その瞬間を夢想して、喜悦に浸る。 それはどれだけ楽しいことだろう。 ) [Thu 22 May 2008 21:43:17]
◆モビィディック@惨劇 > 人を呪わば穴二つ―――などと言うらしいね。 んふふ、んふ。 はたして死者に呪いが返るかどうか、はなはだ疑問だがね。 ( ただ椅子に座る。 それだけのことで降りかかる致死の呪い。 恐れるものの多いその中で、吸血鬼は一人、ひたすらに愉快そうに笑っていた。 ) すでに死んでいるにもかかわらず、人を呪い殺さんとする執念―――或いは悦楽。 んふふ、んふ。 まったく人間というものは面白い。 んふふ、んふ。 まあ私も人のことなど言えんがね。 ( びょおう。 風の強い屋根の上、吸血鬼はどこを見るでもなく、笑っていた。 ) [Thu 22 May 2008 21:37:10]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが入室されました。 [Thu 22 May 2008 21:32:38]
お知らせ > ジランダさんが退室されました。 [Sun 18 May 2008 01:14:17]
お知らせ > セルギウスさんが退室されました。 『 (まだまだ夜は続く) 』 [Sun 18 May 2008 01:13:58]
◆ジランダ > ふむ、そんなモノか。――別に構わないが、撫でて楽しいのか?(この分では、自分の其れに棘が生えている事も、黙っていた方が面白いかもしれない。或いは、ひょっとしたら知っている上で彼女はそんな事を言っているのかもしれないが)この面相を見た上で、良い男と呼ぶか。 此方としても――良い暇潰しの相手が見つかって、良かった(笑み――と言っても人のそれとはだいぶ異質な表情だが――を浮かべて頷きながら、運ばれてきた酒を、それぞれの杯に注いでやる。 あとは此方は肉にかじりつくのみ、だ。 どうせ後でもう少し身体を動かす事になるのだし、腹ごしらえをしておいて損は無い) [Sun 18 May 2008 01:13:13]
◆セルギウス > 入れ心地さえ悪くなければ別に良いよ。最初はびっくりしたけど。後で頭撫でていい? (趣味の解体作業でトカゲも解体したことがある。物珍しさはあっても嫌悪は無い。とはいえ、萎えない限りは続けるしかないだろう、男も己も) 運良く良い男に拾ってもらったからだよ (当然、あのままでも逃げ延びる事は出来たと思うが、男と酒場にいることで更に疑惑の目は外れる事だろう。くるくると、自分の髪を指で弄りながら答え) ん、さすがに冷たいのはちょっとね (真正直な答えに笑い声をもらしてから、髪に絡めた指をそっと抜く。そろそろ注文の酒も運ばれてくる頃だろう) [Sun 18 May 2008 01:09:51]
◆ジランダ > ――という事だ。構わないのか?(相手の性別については未だに見当がつかないが、口調から女性だと判断する事にする。 男であった場合は――さて、どうしたものか。 きっとその場になって判断するだろう。まさか両方だとは思いも寄らない)ふむ。……褒める、というならば仕事をしっかりと終えた方が、評価に値するだろう。 少なくとも現状、追っ手はいないのだから(殺すのは勿論、最低条件だとはいえ――きちんと逃げる事に成功している。賞賛されるべきは目前の相手だが……その人物は、驚いたようで、椅子を軋ませていた。)……成程。確かにこれは面白い。(そう呟き、楽しさからか目を細めた。 滅多に無い機会だ、こうやって相手の反応を楽しめるのは)……答えられる事ならば答えよう。――と、ふむ。(あまりと言えばあまりの問い。予想外の質問に、虚をつかれたように眼を見開き――)……今日は身体が暖まっている。普通の人間に比べれば、という程度だろう。(真正直に答えた) [Sun 18 May 2008 00:52:49]
◆セルギウス > ナニまで体温低いとか無いよね? (それは随分と失礼な物言いだった) [Sun 18 May 2008 00:50:19]
◆セルギウス > じゃあ、そういうことで (男と女が同居する身体だ。若干女寄りとは言え、思考回路は男のように性欲で動くところもある。男について席に付き、注文をする男を眺めていた。別に口出しをする気はない) せっかく褒めたんだから素直に受け取ればいいのに (苦笑を浮かべつつ、相手がフードを脱ぐのを見つめる。男の顔には興味だってあった) う、わ (がた、と椅子が嫌な音を立てる。爬虫類の顔が目の前にある。レプリチアンという種族に思い当たるまで幾らか掛かった) あー…んー…えー…と。ジランダ、一つ聞きたいことがある (右手で目の辺りを押さえ、テーブルに肘を付く。意を決したように息を吐き) [Sun 18 May 2008 00:45:30]
◆ジランダ > 理解した上で、だとも。其方が構わなければ、此方も構わない。(――成程、と少し思う。以前に知り合いが言っていたが、常日頃と少し変わったことをするのは、確かに『面白い』。 店に入り、ランプの灯りに目を細めながら適当な二人がけのテーブルに腰を据える事にする。 注文するのは肉と酒を二人分。メニューは極めて少ないが、だからなのか、その代わり質は良いというのが、特徴の店だ)観察眼というわけではない――恐らく、と言った程度だ。 直感ほど曖昧ではないにしろ。(物取りではないし、怨恨による殺人でもなさそうだ、という程度。 椅子に座ったら、相手を見上げながら――少し勿体ぶって、フードを脱いだ)店は気に入っている。……と、名前か。 ジランダ。ジラと呼ぶ者もいる。 好きに呼ぶと良い――セルギウス(そして、相手の反応を楽しむことにしよう) [Sun 18 May 2008 00:33:34]
◆セルギウス > こっちは勿論喜んで。……鈍いな。直接聞こうか。セックスしない? (ただし、下に余計なものもぶら下がってるから萎えるかもしれない。そんな事を真顔で言い添える。無論、男が普通の人間の顔をしていると思い込んでいるからだ) …そう、いい観察眼をお持ちだね (向こうも正体を明かしたのなら此方も隠す必要はない。嫌味ではなくそう告げて) へぇ…ゆっくりお酒が飲めそう。…ねぇ、そういえば名前は? 私はセルギウス (店内を簡単に見渡した後、ふと思いついて男に問う。名前を知らずに酒を酌み交わすは味気ない) [Sun 18 May 2008 00:24:20]
◆ジランダ > …………。其方が構わないなら、此方も構わないが(良い所、との言葉に首を傾げるようにしながら答え、それからまだ気付いていない事を理解した。 そう言った奇特な趣味の持ち主は知り合いに一人いる程度なのだし、然程多くはないのだろう筈だから。 のんびりと歩きながらも、後を追いかけてくる女の様子を横目で見やる。――少なくとも敵意は無い、と思う。 良い事だ。 感情で仕事をする類の人物は、あまり関わりたいと思わない。 冷静な人物は好きだ)特段、恩を売る気はなかった。暇潰しをしたかっただけであるし、声をかけたのは――……同業らしかった、というのもある(女一人、或いは男一人というよりは、男女一組の方が怪しまれないという、経験上の判断。 疑われたくないのは此方も同じだ)……ああ、ここだ。(辿り付いたのは半地下になった戸口。その先には、テーブルが幾つかとカウンターのある平凡な酒場が広がっていた。規模としてはやや小さめ。疎らに客が座っている) [Sun 18 May 2008 00:09:25]
◆セルギウス > (申し出を受ける男に、少し意外そうに瞬き、そして口の端を引き上げる。どうやら笑ったのだろうと感じられるような表情) 本当に奢ってくれるなんて思わなかった。ありがとう。…でも、少し悪いから後でいい所に行かない? (いきなり攻撃する理由もない。暗殺者は無駄な殺生を好まない。個人の趣味の範囲でならそれもありえるかもしれないが。ともあれ、背を向けた男の後を追い) (「余り時間が無いのだろう?」) (少し眉を顰めた。どういう意味だ、と問うことは出来ず、少し苦労しながら眉の形を戻す) まぁ、ね。助かった、よ [Sat 17 May 2008 23:57:07]
◆ジランダ > (振り返った顔は――やはり男か女か、判別がつかなかった。中性的とでも呼ぶべきか。 稀にこういった人間がいるからややこしい。 女――と仮にしておこう――の言葉に頷きを返す。 今日、明日分くらいの食費は持っている筈だし、無くなれば稼げば良いだけの事だ。金を使うことに抵抗はない)構わない。……良い退屈凌ぎになると思ったから、声をかけた。付き合ってもらうならば、代価を払うべきなのだろう。(ともあれ、いきなり攻撃を受けるという事はなかったらしい。外套のお陰か、此方の面相にも気付かれてはいないようで、それも幸運だったか。 ともかく、女に背を見せる形で先導する。 最も簡単な『敵意がない』ことを示す動作)此方だ。――あまり時間も無いだろう? [Sat 17 May 2008 23:47:36]
◆セルギウス > (声を、掛けられた。肩が少し揺れただけだとはいえ、少し動揺した。足を止めて振り返る。黒尽くめの男――顔がよく見えないが声でそう見当がついた) ……教えてくれて、ありがと。でも、行きつけのトコがあるから。 ……奢ってくれるなら別だけど (ニコリともせずに礼を告げて、男が誘いを断れば己はさっさと別の酒場へと行くし、男が誘いに乗るならそれもよし。ナイフは手放したが、いざという時は下げている十字架をナイフに変えればいいだけのこと。ちらりと上目遣いに男の反応を窺ってみる) [Sat 17 May 2008 23:38:52]
◆ジランダ > (こうして女の後について歩いているわけだが――特段、何かしらの目的があるわけではない。 官憲に通報するわけも無く、何かしらの組織に知らせる気も無く、また女を如何こうしようというつもりも無い。 ではどういうつもりかと問われれば、単なる暇潰し、というだけだ。 極普通のチンピラや不良などであれば小遣い稼ぎでもしようと、何か企むのだろうが……生憎と蜥蜴には、貨幣経済というものに関して、然程の興味は無い。 必要な分だけあれば良いのである。 どうして人の子というのは、こうも世の中を複雑にしたがるのだろうか。 そんな曖昧な事を考えながら、少し歩調を速めた。前述の通り、襲う気は無い――勿論、相手が警戒する可能性はあるだろうけど)……もう少し向こうに、良い酒場があるが?(目的は、こうして女――だろうか?近づくと、少し判別が難しい――に声をかける事だった) [Sat 17 May 2008 23:22:53]
◆セルギウス > (訂正:申したい⇒もう死体) [Sat 17 May 2008 23:21:06]
◆セルギウス > (今は申したいとなってしまった男の目的地だった酒場にはいけない。距離が近すぎる。少し遠くなるがもう一軒ある酒場に行ったほうが得策だろう。そんな事を思いながら歩いていた、そんな時) ―― … (感覚は特別鋭いわけではないが鈍いわけでもない。ただ、人の気配が増えたように感じた。それが男の死体に気付いて騒いでくれればいい、と思った。こんな時にいきなり早足になるのは自分が犯人だと告げているようなものだ。堂々と歩いていればいい) [Sat 17 May 2008 23:16:48]
◆ジランダ > (もぞり、と暗黒街の路地裏に転がっていた――襤褸切れのようにも見える黒い布の塊が動いた。 ヌッと突き出た鼻面は正しく蜥蜴のそれだ。 特定の寝床を持たぬ彼が、この路地裏で今晩を過ごそうと決めた矢先、不意に空気に血の臭いが混じったのに気付いた。 無論、それ程に感覚が高いわけではない。感じ取れたのは、その発生源が酷く間近だったからだろう。 路地裏から顔を出せば、それほど遠くない距離に男――の死体が転がっていた)…………………。眠れなくなった。(このまま同じ場所で寝ようとすれば、遠からず厄介ごとに巻き込まれるのは明白である。ふむ、と周囲を見回して――歩き去ろうとする女の姿と――呟きが聞き取れた。 のそりと路地から這い出て、その後に続くように歩き出す)――……肉が食いたいな。 [Sat 17 May 2008 23:10:32]
◆セルギウス > (ナイフから右手を離し、何事も無かったかのように歩き出す。米神からナイフを生やした男は少し状態を逸らした体勢からゆっくりと後ろに倒れていくのを、己は見ない。それよりも重要なのは速やかにここから立ち去る事だ。男の死体が発見されるまで、恐らくいくらも掛かるまい) ――あ、お酒飲みたいかも (暢気にそんな事を言った) [Sat 17 May 2008 23:02:46]
お知らせ > ジランダさんが入室されました。 『(――血の匂いだ)』 [Sat 17 May 2008 23:02:27]
◆セルギウス > (大きな歩幅で男に更に近づく。男に左手を伸ばすと同時に右手のナイフを肩の高さまで掲げた。握りは逆手だ) (男の耳を掠めて男の口を塞ぐと同時に此方に引き寄せる。この時に手加減は無用だ。思い切り力をこめて引き寄せなければ悲鳴や呻き声を殺せない) (掲げていたナイフを思い切り男の米神に突き入れた) (くぐもった悲鳴と呼吸が左手に感じられた。――気持ち悪い) [Sat 17 May 2008 22:57:34]
◆セルギウス > (標的は男、己より少し年上で身長は己と同じくらい。どこのファミリーにも属さない掃き溜めの小男だが狡猾。標的が小物なら依頼者も小物だ。自分で復讐も果たせないような弱腰。そのおかげで此方にも仕事が舞い込んで来る) (行きつけの酒場に向かう男の後を徐々に距離をつめながら追う。足音を出来るだけ殺しながら、人通りの少ない路地に入った。――チャンスだ。だが焦ってはならない。興奮を抑え込まなければならない。そして何より標的に殺気を気付かれてはならない) [Sat 17 May 2008 22:49:29]
お知らせ > セルギウスさんが来ました。 『 (右手にナイフ) 』 [Sat 17 May 2008 22:37:05]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが帰りました。 [Wed 14 May 2008 22:59:47]
◆モビィディック@惨劇 > ………………んふふ、んふ。 では、期待しておくとしようか。 ( にい、と吸血鬼は牙もむき出しに大いに笑った。 びゅおう、風が吹く。 そしてやんだときには、もう化物の姿は夜に消えていた。 ) [Wed 14 May 2008 22:59:46]
お知らせ > 元死刑囚さんが退室されました。 『(残ったのは、闇)』 [Wed 14 May 2008 22:56:48]
◆元死刑囚 > ああ、そう言う相手こそ屈服させるのが愉しいというもの。どうやらお互いに負ける気はないらしいね。本当にキミは面白いよ、素晴らしい (そうでなければ面白くない、と幽霊は目の前の吸血鬼と同種の笑みを浮かべる。より悪意の強いほうが勝ちという事だろうか) 自分の趣味を褒められるのは気分がいいね。 そうかね? 人は誰しも心のうちに悪魔を飼っているものだと思っているよ。それを御しきれなければ罪人なり、取り込んでしまえば私のような人間になるのサ (そう、そうなのだ。それだけが残念でならない。恍惚の表情は男の暗い部分に鳴りを潜める) いや全く。次はもっと恐ろしい体験をさせてあげよう。 精々途中で死んだりしないようにね (それでは、と腰を折り、幽霊の姿は闇に解け消える) [Wed 14 May 2008 22:56:37]
◆モビィディック@惨劇 > んふふ、んふ。 それはまったく可愛そうな話だが、私以外の挫折ならばきっちり楽しんでくれたまえ。 私も君の歯噛みする姿を思い浮かべると実に楽しい。 んふふ、んふ。 ( 無論のこと吸血鬼の脳裏には、呪いが打ち負かされ歯噛みする幽霊の姿がありありと浮かんでいるのだ。 にやにやと悪質な笑みが唇をゆがめた。 ) んふふ、んふ。 君もつくづくいい趣味をしている。 化物の私と人間の君と、おなじおぞましさに立っているというのは、いやまったく恐ろしい話だ。 んふふ、んふ。 まったく感服するよ君の情熱には。 ( だが生憎と、と吸血鬼は舌なめずり。 その願望が叶う前に君は原形を失っているがね、と。 ) んふふ、んふ。 まったくだ。 それもこれも君の呪いが力及ばなかったせいだが、んふふ、んふ、次は期待していいのかなミスターデッドマン。 この程度じゃいささかスパイスが足りないな。 んふふ、んふ。 [Wed 14 May 2008 22:42:24]
◆元死刑囚 > 当然私も愉しくない。きっちり遊んで挫折してくれなくてはね。あはははは、楽しみだ、楽しみだなぁ (幽霊の脳裏には呪いに負けて倒れ付す貴方の姿がよぎっているのだろう。恍惚とした表情で、再び顔が空を向く) ユーモアがなくては人は生きていけないものだよ。クック…私もだ。キミの身体を椅子に作り変えたいよ。そして私がそれに座るのだ。……ああ、良い… (両腕が一瞬痙攣し、それを留めるかのように右手を左手で包む。生前であれば股間の布が屹立してもおかしくない、その衝動) おお、それはそれは。整った顔が台無しだな。それならいっそ、左右対称に傷つけばよかったものを (ニヤニヤといやらしい笑みが止まらない。ああ、愉しい――) [Wed 14 May 2008 22:34:42]
◆モビィディック@惨劇 > んふふ、んふ。 確かにショック死じゃあまわりはともかく私は楽しくもなんともない。 せめて君の呪いと決着がつくまで、他の死因では死なないようにしなくてはな。 んふふ、んふ。 ( 不評、とそれはそうだろう。 まともな人間ならば―――呪いなど。 しかも不条理にして理不尽な、理由なき呪い。 いったい何名、巻き込んだのやら。 ) んふふ、んふ。 なるほど結構、お互い「まともでなさ()」は持ち合わせているようだ。 んふふ、んふ。 君が生きていたならば、じかにこの手で縊り殺したい……んふふ。 ( ユーモアというよりは、ナンセンスか。 ナンセンスというよりははっきりと、狂気か。 ) んふふ、んふ。 なんということはない。 先日君の呪いに左目を持っていかれたところでね。 今日当たり右目を持っていかれるかとも思ったのだが、代わりに訪れたのが君というわけだ。 [Wed 14 May 2008 22:21:50]
◆元死刑囚 > (驚愕の表情を浮かべる貴方の顔を見れば少し笑みが深くなる。) おやおや、死因が驚いた事による心停止とはよくないな。どうせなら呪いに蝕まれた事による突然死の方がいい。 気に入っていただけたのなら良かったよ。どうやら何名かには不評のようだから。 (参ったね、と肩を竦めて) ふふふ、どちらが不吉でもいいじゃないか? きっとどちらも素敵に不吉なのだよ。素晴らしい! (ばっと両腕を広げて空を仰ぐ。生憎の曇り空。不吉の象徴ある月の姿は見えぬ) (両腕は掲げたまま、顔だけを戻して貴方の顔を注視し) ――どうしたね? 怪我でもしているのかな? [Wed 14 May 2008 22:15:28]
◆モビィディック@惨劇 > ( 人間としては問題なく異常であり、化物としても問題がある程度に異常と言われるこの吸血鬼は、目前に現れた姿に、極常識的な反応をした。 ) ……………………。 ( すなわち、停止したのである。 突然の出来事に驚愕し、咄嗟に取るべき行動が思いつかず、停止、したのである。 唇には笑みが浮かんだままでありながら、目はいくらか見開いた、滑稽というべきであろう表情を浮かべて。 ) ……………………んふ、ふ。 いやいや驚いた。 この吸血鬼()の心臓が止まるかと思ったほどだ。 んふふ、んふ。 いやいやこんばんは、楽しいゲームをどうもありがとう。 ( どうにか思考する程度に回復し、吸血鬼は舞い上がる髪を無造作に束ねて、鼻を鳴らした。 ) んふふ、んふ、まったくだ。 私と君と、どちらに対する不吉かは知らないがね。 [Wed 14 May 2008 22:04:39]
◆元死刑囚 > (それは地上に立っているのと変わらない様子で貴方に対してにこやかに笑みを送るだろう) やあ、こんばんは。ゲームは楽しんでいただいているかな? (空気を踏みしめて貴方に一歩近づき、貴方との距離は2m程度) ふむ、今日は風が強いようだね。不吉で良い日だ…そう思わないかね? (そう言う男の髪は一糸も乱れはしないが、まるでそうするのが当然というかのように前髪を整えた) [Wed 14 May 2008 22:01:32]
お知らせ > 元死刑囚さんが来ました。 『 (貴方の目前に) 』 [Wed 14 May 2008 21:56:19]
◆モビィディック@惨劇 > ( びゅおう、とまた風が吹いた。 今度はざらざらと風に任せて髪を流して、吸血鬼はにやにやと笑った。 今宵は曇りで月も見えないけれど、きっとまあるく見開いて見下ろしていることだろう。 そんなことを考えながら、吸血鬼はふらりと立ち上がった。 ) んふふ、んふ、んふふ、んふ。 ミスターデッドマン。 果たして君の呪いは如何なるものか。 この程度とがっかりさせないでくれたまえよ。 んふふ、んふ。 左目を削ったくらいでは、この身を殺しきるにはまるで足りない。 んふふ、んふ。 さあ今度は私からのお誘いだ。 殺して見せてくれたまえ。 この身を、この朽ち果てたちっぽけな化物を。 んふふ、んふ、んふふ、んふ。 ( びゅおう、と。 また風が吹いた。 ふわりと髪が舞い上がり、束ねた紐が千切れてしまう。 開放された白髪は、荒れる風に任せてぶわりと広がり、視界をさえぎった。 ) [Wed 14 May 2008 21:53:16]
◆モビィディック@惨劇 > ( びゅおう、と風が吹いて、吸血鬼は髪を押さえた。 拍子に左目のあたりを強く抑えたが、数秒の間そのことに気づけないでいた。 気づいたのは、圧迫されて再び血が滲んでからだ。 ) んふふ、んふ………やれやれ、痛みのない体というのも、時と場合によっては不便極まりない。 んふふ、んふ。 ( 垂れてきた紅を、以上に長い舌でれろりと舐めとり、吸血鬼は笑う。 さあ、呪いよ、ミスターデッドマン、今宵も呪いはこの身を蝕むか―――? )【判定】 [Wed 14 May 2008 21:47:01]
◆モビィディック@惨劇 > 食事を増やすためには力が要る。 力を手に入れるためには食事を増やしたい。 んふふ、んふ、あちらを立てればこちらが立たず、というやつだな。 んふふ、んふ。 しばしは地道にやる他ないということかなぁ、気が向かないなあ。 ( ドラスティックに―――動きたいものだ。 快楽主義者は退屈を嫌う。 だがいままでなんとか耐えてきたのだ。 これからも耐えられる道理だ。 以前酷い目にあってから、吸血鬼はすこし、自重するということを憶えた。 そして忘れた。 忘れたがしかし、力を蓄えることを優先することは自然に判断していた。 打算的考えはない。 賭けでもそうであるように、貯めてから一度に賭けるというのが一番すっきりするという―――ただそれだけ。 ) [Wed 14 May 2008 21:42:49]
◆モビィディック@惨劇 > んふふ、んふ…………なるほどご自慢の椅子というだけはある。 片目がなくなることがこれほど不便だとはあまり考えていなかったよ。 んふふ、んふ。 ( 不便といいながらもそれを楽しむような、歪んだ笑み。 いくらか落ち着いたらしい狂喜は、それでも十分に狂気を孕んだ笑みとして唇に浮かび続けていた。 ) かといって今以上に食事量を増やすと嗅ぎ付けられかねない。 んふふ、んふ。 それほど力も取り戻していないいま、前ほどやんちゃばかりもしていられない。 たっぷりと血を吸わなければ。 ………んふふ、んふ。 ( 二律背反に気づいたらしく、吸血鬼は可笑しそうに笑う。 ) [Wed 14 May 2008 21:36:15]
◆モビィディック@惨劇 > ( 人は生まれ、育ち、老い、そして死ぬ。 変化していく、ということ。 だが吸血鬼は変化しない。 人と同じ姿をしながら、人ではない。 生まれるというよりは発生し、育つというよりは膨張し、老いるというよりは擦り切れて、死ぬというよりは塵に還る。 それは変化というには、あまりに変わらない。 狼にも壊せやしない、頑丈なレンガの家の屋根の上、下界を見下ろしながら腰掛けた吸血鬼も同じこと。 精々違いがあるとするならば、唇を歪ませる深い愉悦と、そして左目を乱暴に覆った布きれ。 血で汚れたそれは、呪いによって削られた身を覆うもの。 すでに血は止まって久しいが、眼球はいまだ戻らない。 ) [Wed 14 May 2008 21:30:23]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが来ました。 [Wed 14 May 2008 21:24:53]
お知らせ > セルギウスさんが帰りました。 『 ( にゃぁ ぁ ) (その声はまだこの背中を負っている。――まだ)』 [Tue 13 May 2008 22:33:06]
◆セルギウス > ( にゃぁん ) (背後から引き止めるような声が聞こえたが構わずに歩を進めた。狭い路地裏を抜け、表通りに出れば喧騒と複数の足音に子猫の声などたやすく殺される) ( にゃ ぉ ) (声がついてこようと絶えようと振り向く気はない。けれど、行き付く先までついてきたその時は優しくその身体を拾い上げて、慈しむ様に撫でて、喉を潰し、ふわふわした腹を引き裂いてやってもいい。男の代わりに子猫を抱いて、お休み、と口付ける) (想像するだけで背中に微かな震えが走った) [Tue 13 May 2008 22:30:56]
◆セルギウス > (いつの間に左手のミルクは猫に全て持っていかれたらしい。それでも掌を舐め続ける猫を見れば貪欲さに苦笑する) 無駄な事はやめなって、もうないよ。もうないの (右手でひょいと猫の首を掴み、左手から話す。宙吊りの猫はじたじたと四肢をめちゃくちゃに振り回したが、すぐに抵抗を諦めたらしい。大人しくなったのを見れば地面に下ろしてやる。ここからだと少し遠いし、更に治安も悪いが別の酒場に行って飲み直そうか。ミルク臭い左手をなんとなく払って立ち上がる) [Tue 13 May 2008 22:17:31]
◆セルギウス > …予定、狂った (酒を飲んでほろ酔い程度酔っ払ったら男を引っ掛けて――女でも別にいいけど――夜更けには少しだけ厚くなった財布を抱いて、ケダルクテキモチヨイネムリについてる筈だったのに。釣られたのは己の方で、しかも相手は猫と来た。ああ、でもこの黒と白の境界を綺麗に剥げたら愉しそうだ。ピンク色の臓物を引きずり出して、目玉を刳り貫いて) …物足りない (もう少し大きな猫なら解体のし甲斐もあるが、小さすぎて手ごたえもなさそうだ。飼う事は初めから念頭にない。今は同居人を増やす予定はない。そんな余裕もない。) …… (なら餌を与えるなという話だ。今更己の短慮に溜息をつく) [Tue 13 May 2008 22:05:47]
◆セルギウス > (腕の中には一匹の子猫。親猫とはぐれて彷徨っていたようだから拾った。黒と白の獣臭い猫。人に対して呆れるくらい威嚇するくせに腹が減ったと自己主張するから、哀れみが沸いて酒場でミルクを奢ってやった。当然、他の客から揶揄と罵声を吹っかけられて酒場からは叩き出された。今は路地裏でミルクを飲ませてやっている。受け皿は左手だ。時々指に触る猫の舌はちょっと痛い) …… (一心不乱に猫がミルクを舐める様を冷めた目で見つめた) [Tue 13 May 2008 21:57:05]
お知らせ > セルギウスさんが来ました。 『 (にゃぉう) 』 [Tue 13 May 2008 21:50:54]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『ナンダロウ?』 [Tue 13 May 2008 02:26:53]
◆ジャスティス > (さて、と。人気のないところl、)そしてにぎやかなところ。もしかしたあそこに共通点もあるのかもしれない、なんだろう……なんだろう…… [Mon 12 May 2008 23:41:42]
◆ジャスティス > うーん、わからん。 (しばらく考えて、頭をひねりながらうめく。噂が絶えないのは、皆がそれをどこかで欲しがってるからなのだろうけれど……) [Mon 12 May 2008 22:46:59]
◆ジャスティス > …………アザリー、かぁ。 (どのあたりで過ごしているんだろう。やっぱりあの服装からすると淫売窟に近い華やかな方向だろうか。そんな事を考えながら賑やかながらも精彩を欠く屋台通りから一本外れた路地を歩く。そういえば人が多い場所にも怪談はある。どうしてどこにもあるんだろう) [Mon 12 May 2008 22:38:27]
◆ジャスティス > (亜の館には近づいてはいけない。深夜にあの路地を通ると、家まで連れ帰ってしまう。 よく聞く怪談は、この手の出る場所、にまつわる話が多い。それに並んで多いのが……何かをすると出る、というまじない型だ。こちらは比較的子供が好む傾向がある……いわゆるエンゼル様、とか交霊術みたいなものだけど……) イス、かぁ。 (ちょっと後者とも違うなぁ……。 実際に起きている事件とは思っていない修道女は、なんでこんな話が流行ってるんだろうかと首をかしげて) ま、アザリーはともかくブロウンさんならそんな縁起の悪い椅子侍従で押しつぶしちゃったりして。 [Mon 12 May 2008 22:30:52]
◆ジャスティス > ま、そんな話気にしないのが一番体にいいわよ。 (豪快に笑いながら箱から飛び降り、お尻をはたく。が、ふと気づく。本当だったら、うちの連中は大丈夫だろうか。最近驚くほどに夜遊びが増えた少女や、でっかいトカゲ。 そのいずれもがもしかしたらうっかり座ってしまうかもしれない) ふむ……。 (つまり、一でもだれにでも起こりえる、という噂の部分が不気味な感じを出しているのだろう。いわゆる”出る場所”とは違い、近づかなければいいというものではないのだ) [Mon 12 May 2008 22:20:28]
◆ジャスティス > 神様を信じて、毎日真面目に生きればそんな不幸なことには出会わないのよ? (清く正しく美しく、と人差し指を突き立てて) 隣人を愛せよ、この言葉を教えてあげましょう。 そうそう、逝って分んないやつにはぶん殴っても教えてあげるのよ。 (本末転倒なことをのたまいながら、自分もパンをかじる) [Mon 12 May 2008 22:15:46]
◆ジャスティス > 呪い? (スラム近くの路地裏。子供たちにほんのわずかばかりのかびつつあるパンを配りながら、お行儀よく空き箱の上に座っている修道女は目を瞬かせた) [Mon 12 May 2008 22:12:31]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 12 May 2008 22:05:50]
お知らせ > モビィディック@惨劇さんが帰りました。 [Sun 11 May 2008 22:42:24]
◆モビィディック@惨劇 > は、ははははははッ、ははははははははははははははははッ! げあはははははははははははははははははははははははははははははッ!! なるほどこれは愉快だ! 思っていたよりもよほど素敵な挑戦状だ。 んふふははははははははッ! ミスターデッドマン、君に感謝しよう! 楽しみに待っていよう、君の呪いを! オードブルでこれならば、メインディッシュがただただ待ち遠しい! ( 吸血鬼は笑っていた。 愉快そうに愉快そうに、腹の底から笑っていた。 これが呪いというのならば、受けて立つに相応しいと。 そうして吸血鬼は夜の闇に去っていく。 ) [Sun 11 May 2008 22:42:09]
◆モビィディック@惨劇 > ( 顔の一部をそぎ落とされるという衝撃。 化物でなければ、致命的であったかもしれない衝撃。 もう一歩進んでいれば顔ごと、いや首ごと持っていかれただろう。 もしも角度が違っていれば、首の骨をへし折られていたような、そんな。 忘我のような心地で数秒、吸血鬼は足元に落ちた瓦礫を、残った目で眺めていた。 ぼたぼたと落ちていく血液は徐々に少なくなっていく。 傷口が閉じていこうとしているのだ。 ) …………っ……っ………っ………っ………… ( 吸血鬼はぐわしとその傷口を手で押さえつけ、全身を振るわせる。 そのダメージは脳を揺らしただろうに、二つの足はしっかと体を支えていた。 そして唇は―――つりあがっていた。 ) [Sun 11 May 2008 22:36:27]
◆モビィディック@惨劇 > ( しかしその笑いも、すぐに収まる。 否、収めさせられる。 哄笑する吸血鬼の口を閉ざしたのは、果たして呪いだったのか、それともそんなことは一切関係なかったのか。 それは何者かによる襲撃でもなければ、超常極まる現象でもなかった。 だがしかし、事故と呼ぶにはあからさまに―――悪質。 ) ぐっ――――ッ!? ( 轟音。 それは致命的なまでに鈍い音。 それは、落下してきたレンガであった。 しかもそれはひとつのレンガではない。 瓦礫と呼ぶに相応しい、老朽化した建物の一角そのものが、落下してきたのである。 目の奥で火花が散るのを感じることはなかった。 感じるべき感覚器官の一端、左目をそれに持っていかれた。 ) [Sun 11 May 2008 22:31:20]
◆モビィディック@惨劇 > んふふ、んふ。 無差別というのがいささか気に食わないが、私を私として殺そうというのではないというのが何気に気に食わないが、しかし、嗚呼、愉快だ。 んふふ、んふ。 よろしく頼むよミスターデッドマン。 彼岸か此岸か君の居所は知れないが、そこで楽しく見ているがいい。 君の呪いが、君のご自慢の椅子が、この私に死の運命などと言う鎖をかけられず敗北していく様をね。 んふふ、んふ。 ( 例えばそう、呪いがその身を蝕んで、死が目前となったなら、果たして吸血鬼はどうなるのだろうか。 暴れるのか。 狂うのか。 諦めるのか。 それとも―――笑うのか。 自らの死の妄想。 ) ―――んふふ、んふ、それはそれで一興……というものだ。 【判定】 [Sun 11 May 2008 22:25:10]
◆モビィディック > ( 化物は死を厭う。 死の淵を歩きながら、決定的な死を、拒む。 だが、吸血鬼はそれでも、死の傍らを歩き続ける。 死を拒みながら、自らを死に至らしめるものを心待ちにしている。 矛盾を内包する、永劫の屍。 ) んふふ、んふ。 死してなお、人としてその呪いを残すか。 んふふ、んふ。 詩的に素敵な挑戦状をどうもありがとう。 んふふ、んふ。 結構結構、実に結構なことだ。 お誘い頂きありがとう。 君の呪いと私のエゴと、どちらが強いかちょいと試してみようじゃないか! ( とうとう我慢もできず、吸血鬼はばっと両手を広げてげらげらと大笑い。 実に、実に愉快そうなそれは、オアシスを見つけた乾いた旅人のようであった。 ) [Sun 11 May 2008 22:17:14]
◆モビィディック > ( がつん。 がつん。 がつん。 がつん。 酷く暴力的で重たげな足音を、しかし軽快な足取りで打ち鳴らして、化物は夜の闇を歩いていく。 いつもにやにやとつりあがった唇は、今宵いつも以上に深々と歪んでいた。 ) んふふ、んふ。 んふふ、んふ。 なるほど結構、実に愉快だ。 愉快痛快奇々怪々。 んふふ、んふ。 この身を、呪い殺そうというのか。 んふふ、んふ。 愉快だ。 まったく愉快な話だ。 ( がしり、と化物は口元を手で覆った。 そうでもしなければ化物は今にも大声で笑い出していたかもしれない。 化物は、そう、このいかれた吸血鬼は、自らを蝕む致死の呪いを楽しんでいた。 ) [Sun 11 May 2008 22:11:23]
お知らせ > モビィディックさんが入室されました。 [Sun 11 May 2008 22:05:26]
お知らせ > モビィディックさんが来ました。 [Sun 11 May 2008 22:03:36]
お知らせ > 「ウワバミ」@死刑囚椅子さんが帰りました。 『(また一つ舌打ちをして、その場から去っていく)』 [Sat 10 May 2008 00:41:50]
◆「ウワバミ」@死刑囚椅子 > ・・・。(不愉快の種がどこへなりと消え去るのを見届けてからこれからどうするかを考える。・・・言っていた呪いが本当だとするならば、しばらく仕事はできないだろうが、そうもいかない。自分のようなものが縄張りを構えるにはまずは信用が第一だ。・・・とりあえず仕事は休まないようにしたが、呪いに関しては全くの門外漢。なので、そういうこと専門の奴がヴェイトスにいないかどうか、探すことにした。とりあえずはその情報を得るために探索を続ける。) [Sat 10 May 2008 00:40:57]
◆「ウワバミ」@死刑囚椅子 > (「ぐぁ!?」バシン、と肉を打った音が辺りに響いた。男はナイフを取り落とし、持っていた手を押さえながら倒れこむ。即座に相手の胴を踏んで、地面に押さえつけた。そして相手の首にドスを突きつける。)体は矯正が必要、喧嘩の仕方もなってねぇ、あげくにゃ無様に地面に突っ伏す。・・・アンタ、この街から足洗っちゃいかがです?面だきゃ、いいんだ。ヒモにでもなりゃ相当いい暮らしができやすぜ。自信がねぇんなら・・・(足をどかして、鞘からドスを抜き、刃を相手の頬へと当てる。)あっし流の整形術でも施してさしあげやしょうか?(直後、男は地面をはいつくばって離れると同時、遠くの方へ走って逃げていく。それを見届けると、静かにドスを鞘へと収める。) [Sat 10 May 2008 00:32:57]
◆「ウワバミ」 > いや・・・すまなかったな、兄さん。怪我はねぇかい?(「肩が折れちまったよ・・・いてぇなぁ・・・いてぇ。こりゃあ!全治半年はいくなぁ、おい!」・・・周りに仲間はいないようだが、その辺にいるゴロツキに呼びかけるようにしておおげさに身振り手振りで痛いことをアピールしようとしている。・・・典型的な当たり屋だ。)・・・兄さん。大仰な歌舞伎は好きですが、役者が下手だと、興も殺がれるってもんでさ。・・・ムダな芝居はおやめなせぇ。結局、何がいいてぇんだ?(サングラスをずらして、直に相手の目を見ながら凄みを利かせて睨みつける。「今すぐ、有り金出してどこへなりと消えやがれ・・・ってなところだな。俺の肩折ったんだ〜・・・当然だよなぁ?」)肩に当たっただけで折れちまうような体なら、いっそ、矯正してさしあげしょうか?(「!っ・・・いいからさっさと有り金だせってんだよ!このウスラバカが!」隠し持っていたナイフをこちらへ振り下ろそうとしてくる。刃は抜かず、鞘に入った状態で相手のナイフを落とそうと、ドスを振るう。)【判定】 [Sat 10 May 2008 00:22:17]
◆「ウワバミ」 > ・・・。(しかし、アレは一体なんだったのだろう?椅子の形はどうでもいいし、覚えがない。目の前に出てきた男は、ただ者ではない、というよりは、一般人なのだが、その思考が読みづらいような・・・そんな気がする。・・・そんな中、すれ違ったチンピラの一人と肩をぶつけてしまった。「おう、おっさん。ぶつかっといてワビもナシか?ああ?」・・・実に不愉快だが、こんなところで騒動を起こしても仕方が無い。とっとと終わらせて、思考にふけたほうがよほど有意義だろう。) [Sat 10 May 2008 00:08:49]
◆「ウワバミ」 > なんだってぇんだ・・・いってぇよぉ・・・。(不機嫌そうに考えつつも道を歩く一人の男。機嫌の悪い原因は、先日の「椅子」が原因である。座った瞬間に喧嘩を売られた。たたっ斬ったら殺してやると言われた。)・・・っち。(舌打ちをしながら、歩く。椅子は斬れたが、本体は見えない。・・・実に歯がゆい。あれが人間でないことは分かっていたが、どのような手段で襲ってくるのか、あるいは、どのタイミングでのろいとやらが降りかかるのか、分からないのが非常に歯がゆい。) [Sat 10 May 2008 00:01:09]
お知らせ > 「ウワバミ」さんが来ました。 『胸糞悪い・・・』 [Fri 9 May 2008 23:56:23]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『 さて…他所より先に市場を買占めなきゃです、ね。 』 [Mon 5 May 2008 03:03:52]
◆クリスティーナ > ( 黒い連中との交渉は消極的。 なにせ連中の多くはあの糞ッ忌々しいアララマ野郎共だ。 先ずはその辺から交渉相手を選ぶ。 正直言えばパプテス以外の野蛮な土着信仰とは相容れないが、譲歩して譲歩して、アララマ以外とは付き合いがある感じ。 まぁ、贔屓にしているピンク髪の娘だって人種的にはブラティリアだし、意思の疎通が出来ないわけではない事くらいわかる。 200年、300年前じゃあるまいし。 ) ( アマウラ人。 あの、なんだか知らないけれど閉じ篭って出てこない変な格好の連中。 アレに関しては正直全く意味が分からない。 理解できない部分が多すぎるし、連中、酷く不細工な標準語を喋るのだ(まぁティアン人も酷いもんだが)。 好き、嫌い、以前に「理解し難い」としか。 ) [Mon 5 May 2008 02:50:15]
◆クリスティーナ > ( 負かされている× 任されている○ ) [Mon 5 May 2008 02:35:43]
◆クリスティーナ > ( 負かされている部門の売り上げは悪くない。 なにせすぐに平和ボケするヴェイトス市民だ。 ガッリア系ホワイティア文化の持つ、食、ワイン、美術、音楽、ファッション、あらゆる娯楽は際限なく彼らの財布の紐を緩める。 こういう時代が稼ぎ時っていうヤツで。 ) 当面はじゃんじゃん仕入れちゃって良いですよ。 大きな戦争の気配も無いし―――まぁ精々、ぷくぷく肥えて貰いましょう? 田舎者のグングスニク人も、海賊上がりのフェアリン蛮族も、目先の欲に直ぐ釣られるフォーウン人も。 [Mon 5 May 2008 02:34:17]
◆クリスティーナ > ( 先月この辺りを幾らか騒がせた奇妙な魔法生物の話。 なんだかよくわからないまま収束したような雰囲気で特に経過を聞く事も無く――――なんだったんだ、と。 こちとら屈辱的な被害に遭ってる身の上(秘密だが)、責任者出てこーいってなもんです。 ) あの子も暴れ足りないんじゃないかしらん――――まったく、壱文の得にもならない話でしたね。 忘れましょ。 商売は見切りと決断が大事ですよ? [Mon 5 May 2008 02:23:46]
◆クリスティーナ > ( 暗黒街は東区、薔薇の血族バルトロッツィファミリーの牛耳る辺り。 次期党首として期待される娘、クリスティーナ・バルトロッツィはそんな呆れたようなぼやきを溢して行儀悪くテーブルに肘を着いた。 ファミリーの息のかかった洒落たカフェ・バーでアスティ・スプマンテのワインを含みながら地元の若い衆を見渡す。 皆が皆、肩を竦めて「さぁ」みたいな顔をした。 ) 出元がハッキリしてるなら、被害届け出して幾らふんだくれるでしょうね――――脅しつけたほうが後々もっと有効活用できるかもですけど。 [Mon 5 May 2008 02:15:51]
お知らせ > クリスティーナさんが入室されました。 『 で、結局なんだったんです? 』 [Mon 5 May 2008 02:09:45]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Sun 4 May 2008 02:18:49]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(帰る途中も思案は止まらず・・・)』 [Sun 4 May 2008 02:17:49]
◆バイ・チャンフォン > いや、いい。・・・また、何か、聞きたいこと、あったら、来る。では。(見送り程度なら、と思い、見送りを断ると、暗黒街の中へとまた戻っていく。) [Sun 4 May 2008 02:17:37]
◆ジャスティス > さぁ、送りましょうか? (この地域の外まで、と尋ねながらとりあえず玄関までは突いていって) [Sun 4 May 2008 02:13:33]
◆バイ・チャンフォン > とっさの、判断・・・思い込み、排除・・・息が、止まるまで、油断、するな、いうこと、か。(いや、参考になった、と言葉を返して立ち上がった。)関節、砕く、か。戦いの、パターンに、入れて、おく。・・・ありがとう。いろいろと、ために、なった。(吸血鬼の情報が少しでも入ってきた。それだけでも収穫は十分にあったといえるだろう。立ったまま、相手に礼を言おう。) [Sun 4 May 2008 02:07:18]
◆ジャスティス > そうね……まあ吸血鬼の中でも耐性を持っているやつもいるから……結局一番大事なのは、とっさの判断と思い込みを排除すること、かなぁ。(何の答えにもなってないか、と苦笑してあやまって) そうそう、関節を砕くことができれば無理やり動かそうとしても難しいし、ね。 (口で離せる範囲ではこんなところかな)?と [Sun 4 May 2008 02:00:38]
◆バイ・チャンフォン > 聖、なる、もの、か。・・・つまり、ある意味、古今東西、の、闇の、者達に、効く、いうこと、だな。(洋の東西、地域に関わらず、効く可能性があるということだろう。と解釈してみた。)毒に、反応する、か・・・。銀の、塊、だけでも、持っていれば、違う、のかも、しれない、な。(少し驚いた様子で胸を張る相手を見た。それだけで毒殺が防げるなら、それくらいは持っておいても損はないかもしれない。)銀メッキ、か・・・。ふむ。考えて、みよう。・・・動けなく、する、とは、腕や、足を、狙って、いくのも、有効、という、こと、か?(動けなくさせる、すなわち行動できない状態にすればいい、という方程式から導き出した自分なりの答え。) [Sun 4 May 2008 01:52:19]
◆ジャスティス > だから、銀は他の魔物だとかアンデッドにも結構効果がある場合が多いみたいよ。ご信用の武器は銀メッキにしておくだけでも違うんじゃないかしら? ……あー、そうね、どうせなら倒すというより動けなくするのを考えて戦っていけばいいと思うわ。相打ちなんて仕方がないしね [Sun 4 May 2008 01:43:36]
◆ジャスティス > 銀は聖なるものだからね、神に弓ひく身としては耐えられないんでしょう。 (との見解を示して) 毒に反応して毒殺を防いだりもするのよ_ (凄いんだから、となぜか胸を張る) [Sun 4 May 2008 01:42:22]
◆バイ・チャンフォン > ・・・精神的に、か。まぁ、なんとか、頑張れ。(仕打ちに負けるんじゃないぞ。とか励ましを送っておいた。)銀・・・銀、か。・・・わかった。金、貯めて、みよう。なぜ、吸血鬼、は、銀に、弱い?(それとも銀は魔性のもの全てに効果でもあるのか?と質問を投げかけてみる。)一撃、必殺は、逆に、こっちが、やられる、か。・・・そう、考えると、人の、常識は、本当に、通用、しない、のだな。(前にアクセラと訓練したとおりだな。と思い、納得する。そして、頭の中に刻んでおいた。) [Sun 4 May 2008 01:29:02]
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