荒涼の大地 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > レイベールさんが退室されました。 『( 綺麗な景色を、夢に見て )』 [Wed 15 Oct 2008 00:03:48]
◆レイベール > ( 暫く進めば、丁度影になるような岩場を見つけた。 ) 今夜は此処で野宿するか。 ( カシャン、と弓類を地べたに下ろして、自分もだらんと両手両足を伸ばす。そこまで歩いた気はしないのだが、案外疲労が溜まるほどには疲れていたようだ。やはりその場では、変化というものに、どうも疎い。 ) あー…疲れた。 ( 長く深い息を吐くとついでに、両瞼の重さが増した。このまま眠ってしまっては、寝込みを襲われたら一溜まりも無いが、しかし__... ) ……… ( 眠気には絶えられなかった。危険だからと策を練る間も無く、横になった格好のまま、静かに寝息を立てている。 ) [Wed 15 Oct 2008 00:03:17]
◆レイベール > ( 楽園のように、美しい場所なのだろう。想像するだけでワクワクする。 ) 本当に妖精に会えたりしたら、どうしよう? ( 見なかった事にして、触れないか。挨拶をしてみるか。そのどちらかで迷ってしまう、なんて幸せな悩みだ。 考えながら歩いている為、小石等に躓いて転倒しそうになる場面もそこそこ見られる。その度に周囲に響く音が鳴ってしまう。気付けば、弓を押さえたりして、きょろっと周囲を見渡す素振り。モンスター達もこの時間は寝ているか、別の場所へ狩りにでも出ているのだろうか?何にせよ、戦わなくても済みそうだ。万が一が無ければ__の話 ) [Tue 14 Oct 2008 23:48:45]
◆レイベール > ( 腰を曲げて、組んだ両手を前に伸ばし、ストレッチにも似た動作の後、弓を肩にかけ歩みを進める。目的地も目安も無いものだから、自分の感覚を頼りに進む方向を決める。歩いていれば、そのうちに何処かへ辿り着くだろう。 今回は金銀財宝なんて大きい物をひたすら探そうなどと無茶はせず、草木が青々と茂り、幻想的な__...綺麗な景色を見れたらそれで満足だろう。妖精が棲む森が何処かにあると小耳に挟んだ。出来れば、その森へ行ってみたい。 ) [Tue 14 Oct 2008 23:39:03]
◆レイベール > ( 重い足取りで、街を背に足を進める。出てしまったものは仕方が無い。何かしら収穫が無いと納得出来そうも無いのだから。 どの方向へ進めばどんな場所があるか、それすら知りはしない、当然気の向くままだ。一人で太刀打ち出来そうも無いようなモンスターに遭遇しない事だけを祈ろう。 ) ( 戦えやしない一般人が歩いているも、そう変わりは無いだろうから ) でもま、悪くないな。 ( 街で見るどんな景色よりも、左右に大きく広がった開放感のある外で、ぐっと頭の後ろで腕を組んで、背筋を伸ばし寛ぎ始めた。 ) [Tue 14 Oct 2008 23:31:31]
◆レイベール > ( 街の外へと募る憧れには勝てず、遂に外へ身を投じた。街から近いとはいえ、矢張り安全とは言えないのだろうが、何が起こるか解らない緊張感も楽しいものである。曇った空に月の光は和らぎ、辺りは薄暗く照らされる。それでも、足元も暗く覚束無い。 ) 失敗、したか? ( 一人きりで夜に街の外へ出るのは、この暗さでは危険だったかも知れない。今のところ、不自然な物音等は聞こえないが、体力に自信が無いうちは、大きな夢や理想を追い求めない、それに尽きるのかもしれなかった。 ) [Tue 14 Oct 2008 23:15:31]
お知らせ > レイベールさんが入室されました。 『( 弓を手にした少年が一人 )』 [Tue 14 Oct 2008 23:08:31]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 [Tue 16 Sep 2008 22:59:20]
◆ソード > (声をかけておいた友人ももしかしたら合流するかもしれない…そうなると山のちょっと奥の方までいけるかな…と…腕っ節のたつ(はず?)の友人の顔を思い浮かべつつ…鞄の紐を掛け直して) [Tue 16 Sep 2008 22:59:17]
◆ソード > (村の方へ持っていくつもりのものが入った鞄は少し重たいので夜のうちに出て何日か歩けば到着する予定…)冬になるから肉料理用の調味料は分かるけど……綺麗な毛糸とかまで…か…(お金の変わりに付いたら村で取れた物を幾らか分けてもらうつもりだが、この重さは、と額をじっとり濡らす汗を手で拭い) [Tue 16 Sep 2008 22:50:45]
◆ソード > 秋の薬草〜…勿論山菜も……今年もあのキノコ取れるかな?(行き先の山…毎年ひっそりと集めている茸は味や香りが素晴らしく割と良い値段になるので期待が大きく…勿論それ以外の山菜も魅力的) [Tue 16 Sep 2008 22:39:23]
◆ソード > (といっても道らしい道はない。方向は星と月の位置を頼りに進む淡く緑に光る瞳を持つ獣人はまだ年が若いようで)………方向はよし、と。(呟きつつ確認して再び歩き出す、目標は秋に毎年お世話になる山奥の村で) [Tue 16 Sep 2008 22:27:56]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『ぽてぽて夜道を歩き…』 [Tue 16 Sep 2008 22:25:39]
お知らせ > ヤヴルガさんが退室されました。 『「ヤヴルガ…『廃棄竜』ヤヴルガだったな」 『ゴ ォ ォ ン!!』 竜を模した鉄の丘が、歩く』 [Wed 27 Aug 2008 15:28:12]
◆『動く丘』 > そう言えば…俺の名前は何だったかなぁ… 『――――――』 (不意に、一度動きが止まり… 考え込む様にその鎌首擡げた先―― 歪な竜を模した頭を掲げる。その目に位置する箇所にあった、ヒトの顔を模したモノは、困った様に表情を歪め… ブツブツと口の中で何かを呟く。 それに伴い、僅かに崩れ…草に彩られた竜の顎からは唸りが漏れ… ゴロゴロ と雷鳴じみた音を漏らす。 背に生える二本の木… それは良く見れば、翼を模した何かだろう―― ) ――――― 『―――――』 (それは… 竜を模した何か。全長は大よそ7メートル程。 その身を彩る草や土の下にあるのは、鉄屑が奇妙に絡み合い形成された体。 見れば、その部分部分には、人形やら何やらの面影も見られるだろう―― 尤も、間近に近付かねば分からない事なのだが) 嗚呼…そうだったな 『―――』 [Wed 27 Aug 2008 15:27:00]
◆『動く丘』 > … 嗚呼、戦は終わったのだったか? で、俺は―― うむ、一先ずヴェイトスシを目指していた気がするが… どうだったか… 『――――――』 (やがて、その鎌首を擡げる何かがゆっくりと垂れれば、ドォンと言う音共に地面へと。 進む動きを止めず、地面にソレを擦り付け、大地の表面を削りながら進めば、時折… 軽くその上を叩く様に蠢き―― また、くぁあ… と、欠伸の様な大きな音 ) まぁ… 今更ヴェイトス市とやらの位置も分からんのだし、たどり着けたらソレで良し。駄目ならば… 風任せで良いだろう(そして、また軋んだ音と共に鎌首を擡げ始める。 酷くゆっくりと… 酷く鈍間に… 間近で聞けば、ぎしぎしと耳が痛くなる様な音を立てて… やがて、再び高く上がったソレは周囲を見回す様に、ぐるりと… 矢張りゆっくりと先端を廻し―――) [Wed 27 Aug 2008 15:17:52]
◆『動く丘』 > さて… 『―――― 』 (『丘』は、歩みを止めずに大地を進む。 酷くゆったりとした―― 言い換えるならば鈍間な動きで大地を進めば、くぁっとまた欠伸する様に、その鎌首の先を開き… それを、周囲を巡らせる様にグルリ。) 確か、ヴェイトスシとやらを探していたのだったか? 魔界との戦争が起きて、うむ… そして、アレだ。気に入らないからニンゲン側に着こうとして―― 『――――――』 (そして、軋む様な音と共に首を高く… 背伸びする様に掲げる。 それがヒトだったならば、恐らくは寝起きの頭を整理する様な、そんな感じの動作。 けれど、ヒトとは違う姿形大きさのソレでは、巨大な何かが蠢いている様にしか見えないだろう) [Wed 27 Aug 2008 15:07:57]
◆『動く丘』 > (荒野を進むのは少し小さめで、何処か歪な丘。 その丘の上を彩る緑の合間に見えるのはくすみ汚れた鋼色。 丘から突き出すのは、蛇の様に鎌首を擡げる何か。 それは辺りを見回す様にグルリと周囲を見回せば… 鎌首を擡げたソレの先、ギチギチと大きく開き――) くアァ―― 随分と、居眠りした気がするなァ… 『――――… 』 (呟きめいた何かは、欠伸の様な…それでいて大きな音と、更に大きな足音で掻き消え… 暫し間を置いて、もう一度、同じ様な…奇妙な欠伸音が響いた。) [Wed 27 Aug 2008 15:01:17]
お知らせ > 『動く丘』さんが来ました。 『小高い丘が、荒涼の大地を進む』 [Wed 27 Aug 2008 14:53:18]
お知らせ > ソレディーさんが退室されました。 『( 日の出前には、無事市壁をくぐることができた。 )』 [Mon 28 Jul 2008 02:59:06]
◆ソレディー > ( ―――このくらいでは疲れないのかもしれない。 そう気付いて、座り込んだ自分の身体を伸ばしてみる。 もちろん疲労感が消えるなんてことはないのだけども、身の内には余裕が感じられた。 流れ行く風景や、地図のイメージ、それらが割増している疲労感を、気のせいだと知る。 ) ( 誰が荒らすでもなく自然に荒れた大地を、湿った生暖かい風が吹き抜けていく。 丁寧に梳いた赤い髪を揺らして、赤銅色の肌の娘はすっくと立ち上がる。 ) ―――〜よし! もう一息、がんばろう。 ( 桶を馬車に放り込み、ぽんぽんと馬を叩いたら手綱を牽こう。 ―――オリビア先生が待っている。 休暇も終わってしまう。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:58:01]
◆ソレディー > ( 紅鱗騎士団の、訓練また訓練の毎日で、同じメニューに対する疲労感が軽くなるのは感じていたものの、自分の体力について、あまり具体的な変化の程度は自覚していなかった。 今まで、身体能力を強化するためだけに運動するなんてことは無かったし、騎士団の皆は自分がちょっとくらい力を付けたってびくともしないし。 ―――けれど、かつての自分の生活圏に戻って、特有の場所で、必要な運動をしてみて気付く。 体が軽い。 ) ( ―――座学や日常会話など、頭の方に目を向けると凹んでしまうこともあるし、事実まだまだ足りないのだろうけど、それでも、きちんと進歩していた。 そう確信できるのが嬉しくて、ポジティブさに拍車をかけるような気持ちになれれば、知識や認識の足りなさだって以前と比べれば大進歩に違いないと思い直せる。 元々そうネガティブになる方ではないけれど、『きっとダメなんだ』 という頭の片隅を離れない意識が薄れるのなら、もう少し肩肘張らず、自然に取り込めるようになるのかもしれない。 久し振りの里帰りは、団長の言うとおり、良い気分転換になったのだろう。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:48:41]
◆ソレディー > ( 久し振りに森へ入ったら、柄にもなく夢中になってしまって。 お土産は色々採れたけれど、結局丸一日、出立が先延ばしになってしまった。 一度汲んだ大樽の水を捨てて、新しいのを汲み直し、生まれ育った湖畔の家を発ったのが今朝早く。 積荷のことも考えると行きのように馬車に乗りっ放しというわけにはいかず、休み休み進んでいたらとうに日は暮れてしまった。 それだけに無理はしていないのだけど、いい加減疲れてもくる頃。 一度休めた身体が本格的な休息を欲しがるのに首を振って、横になるのは我慢する。 寝ても困るし、別にそんなこと気にしないけれど、地べただし、レディーだから、一応。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:29:05]
◆ソレディー > ( 馬と自分用の小振りな革の水筒から、馬には桶に注いで、自分はそのまま口飲みして、一休み。 ―――馬は足を折りたそうにしているけれど、ヴェイトス市までもう少し、がまんしてもらう。 日が暮れて野営するかどうか悩んだが、ここまで来れば、夜明け前には着けるだろう。 ) ―――〜遅くなっちゃったねえ… ( 自分は座り込んで、ふむーと眉根を寄せながら夜空を見上げる。 馬車のランプがあるし、雲が出ているし、あまり星は見えなかったけれど、雲間からは満ちつつある月が覗いていた。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:19:03]
◆ソレディー > ―――〜ちょっと、休もうかー? ( 騎士団支給の革鎧に身を包んだ娘は、手綱を引いて歩く傍らの馬に声をかけた。 もちろん返事はないけれど、揺れると水音がする大樽を積んだ馬車はいかにも重そうで、他にも瓶詰めの保存食や袋に盛られた正体不明の果物?が乗せられている。 荷馬の疲労は容易に感じられ、街道脇の草地に寄せたら、すぐに歩みを止めた。 ) [Mon 28 Jul 2008 02:09:53]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( ふわあ… 盛大なあくびに手を当てて。 )』 [Mon 28 Jul 2008 02:03:03]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( 久し振りの、里帰り。 )』 [Fri 25 Jul 2008 02:11:59]
◆ソレディー > ( 規則的な音を響かせて、順調に馬車は進む。 騎士団の馬のような勢いはないけれど、それでも速い。 やがて街灯りは見えなくなって、勝手に進む違和感の中で伸びをした。 盛大な溜息が零れる。 ―――鎧で窮屈なはずなのに、随分久し振りに息をついたような解放感があった。 地べたに寝転がりたいような衝動に駆られて、レディーはそんなことしないと首を振る。 でも。 ) ( 街の中で、常に一定の気を張っていたのだと自覚するのは、少し寂しい。 ) ( 御者台でもじもじしつつ――― もう少し走らせたら休憩して、何事もなければ、すぐに家へ辿り着けるだろう。 徒歩では二日だった。 …何だか忙しないような気がして、つい歩きたくなるが――― 時間もあまりないし、それにどうせ、帰りは樽に水を満たす。 いくらかは歩いて牽くことになる。 ) [Fri 25 Jul 2008 00:32:32]
◆ソレディー > ( 色々考えるけれどとりあえず、ヴェイティアンが法の外側に位置するものだという認識は、もうなくなっていた。 それなら騎士になれるはずもなく、騎士になるために随員として学ぶ機会も与えられなかっただろう。 もっとも、ラットマン戦争で大聖堂のアレッサンドラと知り合わなければ、そして偶然手にした聖遺物を返却しなければ、やはりそんな機会には恵まれなかったのかもしれない。 何より父がホワイティアでなければ、お話にならなかったのかもしれない。 ―――それでも、母と一緒になった父がホワイティアとして許されなければ、両親共にヴェイティアンであるのと変わらないはず。 父と母が一緒になったことは許されることで――― ならば、純粋なヴェイティアンにも 『街』 の仲間になる可能性はあるのだと思う。 ) ( 緩やかな登り道で振り返ると、光り物を積み上げたような街灯りが遠くに見えた。 そこに感じていた隔たりは、すっかり薄くなっている。 …決定的な部分で、まだ自分と街に線を引いてしまうところはあるのだけれど、具体的には自覚していなかった。 ) ( 皆、仲間だと思っている。 父の仲間だったのだから。 ―――そしてそこで自分が受け入れられるのなら、母と一緒になって帰還しないまま死んでしまった父も、本当は帰って良かったのだと思う。 ) [Fri 25 Jul 2008 00:19:50]
◆ソレディー > ( ―――そう教えた両親は、過敏になっていたのだろうか。 辺境で、半分は被差別種族の家族だけで暮らすのなら、それは当然かもしれない。 けれど騎士団に入って、ここにも街道警備などが出ていると知れば、ここが法の外側と言えるのか、悪漢の心のたがが外れ易い環境なのか、本当のところは分からなかった。 四六時中全範囲を警備することが不可能だとしても、遠くまで見渡せる街道では何かすると目立つ。 ―――見知っているはずの風景を違う速度で、違う高さから見渡して、徒歩だった頃から身につけている、首から提げた旅人の笛を撫でた。 非常用の警笛。 漁夫の利を狙うような者も近付いて来てしまうかもしれないけれど、旅人は相身互いということで、助けようとする人が来てくれるかもしれない。 面倒に巻き込まれるのが嫌だったり、対処する能力がなければ逃げられる。 何度か使って、少なくとも危険を招いたことはない。 ) ( が、ヴェイティアンが吹いていると知ったら、やはり助けてくれる人は減るのだろうか。 ) [Fri 25 Jul 2008 00:04:07]
◆ソレディー > ( 大樽を積んだ、それにしては軽そうな馬車が、御者台に革鎧を着た娘を乗せて、速過ぎず遅過ぎないペースでランプの灯りの尾を引いている。 湿った生暖かい風に揺れるポニーテールは赤。 顔などわずかに覗く素肌は赤銅色。 一見して被差別人種のヴェイティアンでありながら、身につけている装備は騎士団の支給品だった。 ―――騎士団の任務でないなら着用すべきではないのかもしれないけれど、山人にしか見えない狩り装束よりは、無用なトラブルを招かないだろう。 実際に面倒が起きたことはあまりないけれど、人の生活圏外では特に、あまり人目につかない方が良いと教えられていた。 不特定多数の人目があれば、そして人の法で治められている場所であれば、ヴェイティアンとはいえ人間が、そう簡単に手を出されることはないかもしれない。 けれど荒野では、襲って人買いに売っても文句が出なさそうな娘に手を上げるかどうか、その判断は甘くなる。 ) [Thu 24 Jul 2008 23:49:28]
◆ソレディー > ( ヴェイトス市の西門を出てすぐに街道を外れたら、悪路に車が悲鳴を上げた。 常世の森を臨む湖畔で暮らしていた頃の癖。 徒歩で革や骨の行商に訪れていて、馬と車にとって良い道というのを考えたことは、あまりない。 馬にとっては多少の悪路など問題ではないのだろうけど、牽いている車が激しく揺れては消耗も早くなりそう。 ―――人目を避ける必要などないのだと思いなおして、街道に戻り北上していた。 ) [Thu 24 Jul 2008 23:31:49]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 空の大樽を積んだ馬車を駆り、荒野を進む。 )』 [Thu 24 Jul 2008 23:21:58]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『そんなこんなで、作業は進む。』 [Wed 2 Apr 2008 02:32:41]
◆艶子 > よし、もう一丁ッ! うぎぎぎぎぎぎ…ッッ! ( 顔を真っ赤にして力を籠めなおす。すると馬車がぐらりともう一段動いて、見事窪みを乗り越えることが出来た。 ) はっはー、やった! 例えは悪いが酷い便秘で苦しんでいる時に踏ん張って漸く出せたっていうのと似た達成感があるな! あと、多分子供産むときってこんな感じだよ! ( 周りの傭兵はそのお下品な例えに苦笑い。顔を顰めてるのはきっと騎士の人だろう。がっはっはと笑ってくれた人はいい人だ。 ) [Wed 2 Apr 2008 02:32:21]
◆艶子 > 駄目だよ!やっぱ荷物を一回下ろそうよ! …え?苦労して詰め込んだのに面倒くさいって? ばっか、こうして皆で体力使う方が面倒じゃないか! ( しかし私の叫びなど届かず、再び全員で力を籠めて押す。再び馬車がぐらっと浮いて――。 ) おい!角材!角材だ!車輪の下に突っ込めー! ( その状態を維持したまま、一緒に馬車を押していた男の一人にそう言う。男はまだ片付けていない角材を持ってくると、車輪の下に突っ込んで固定した。 ) [Wed 2 Apr 2008 02:25:45]
◆艶子 > ふー、さて。次は―― んん? ( 次の片付けに取り掛かろうとしたとき、ばたばたと数人の男が自分を追い越して走っていくのを見た。その内の一人に肩を叩かれ、手伝ってくれと頼まれる。 ) 何だ何だ―― うげ。 ( 小走りにその男たちに着いていくと、荷馬車の一台の車輪が窪みに嵌り動けなくなっていた。 ) 力仕事は得意だけど―― おい!これ、荷物を詰め込みすぎじゃないのか!? ( 馬車の後方に回り、他の者と一緒になって合図と共に荷馬車を押す。 ) せぇ…… のッ! ふ、 んんんんんんん!! ( 全員で渾身の力を籠めると、馬車がぐらっと動き車輪が窪みを乗り上げそうになる、が…僅かに届かず、元の位置に戻ってしまう。 ) [Wed 2 Apr 2008 02:21:31]
◆艶子 > くそー。片付けの授業とかは無かったもんなー。いやあったのかもしれないが、参加しなかった。 私も傭兵隊長なのだから、ここらへんをてきぱきやれるようにしないと。 ( 急いで戦地から撤退しなければならないという状況だってある筈だ。防水加工が施されたテントを畳む。骨組みをまとめ、抱え上げると荷馬車へと積み込んだ。 ) おい、放るぞ!受け止めてくれ! ( 荷馬車の中で荷物を受け取りながらそれを整理して詰めている男にテントと骨組みを放る。 ) [Wed 2 Apr 2008 02:11:43]
◆艶子 > ( もぞもぞとその潰れたテントが蠢くと、ぷはっと傭兵が顔を出す。 ) な、なんじゃちくしょー!あそこを外したら倒壊するなんて聞いて無いぞ! ( 回りで片づけをしてる連中から「何やってんだよ」という顔で見られぐぬうと唸る私。申し訳なさのような、ちゃんと片付ければ文句は無いんだろう!と言いたいような。 どうにか身体をテントの下から引っ張り出すと、潰れたテントを纏める作業に入る。 ) [Wed 2 Apr 2008 01:57:50]
◆艶子 > ( 合同演習は無事に終わった。教官としての勤めも無事に果たし、私はとても貴重な経験を積むことが出来た。傭兵隊の隊長の任務に戻ったとき、もっと精度の高い鍛錬を部下たちに積ませてやることが出来るだろう。自分の経験が誰かの役に立つというのは大変気分が良いものだ。 しかし、野営地に設置されたテントやその他の物資等をヴェイトス市に運び込むまでが演習だ!そういうわけで後片付けを手伝う私だが、その設置されたテントの一つが悲鳴と共にぺちゃんと潰れた。 ) [Wed 2 Apr 2008 01:52:03]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『っぎゃー!』 [Wed 2 Apr 2008 01:47:06]
お知らせ > トリス@教官さんが帰りました。 [Tue 1 Apr 2008 03:02:56]
◆トリス@教官 > 障害配置の鉄則は相手を真っ直ぐ此方に走らせない事! 動きを制限して勢いを削ぎ、よしんば其の間に射殺せるように――(新しい木版用意して其処に書き込みつつ、前日あった対騎馬射撃訓練の結果なんかも教材にして講義を進めよう。 自分に教えられる事を出来るだけ教え切る―― それが教官役としての務めだと認識している。 こうした戦場の外での知識供与が、いざ実戦の際、自分達より強大な相手を倒す際の一縷の希望になるのだろうから。) [Tue 1 Apr 2008 03:02:54]
◆トリス@教官 > 連携する5人はバラバラの10人に勝る! ってどこかのえらいさんが言ってたけれど――いざ工夫して事態を好転しようとしても、動きがバラバラじゃ効率が悪い。 こういう機会に、”闘う以外の戦い”の意義もしっかりと覚えていくこと!(組織力だの統率力だのというのはトップが良ければいいのでは無い。 末端の戦闘者の心にも、そうした連帯性が少しは根付いてないとダメなのだ。 兎角相手が人間以上の存在――化物であったり、騎兵(=歩兵視点では身の丈3m強の武装した巨人)であったり――するとき、地べたの民が頼れるのは其の連携による力のみなのだから。 ) ・・・と理論や心構えかり口で言っても判り辛いし、簡単な奴から実際にやってみようかしら―― [Tue 1 Apr 2008 02:59:21]
◆トリス@教官 > 例えば溝を掘って移動を制限するとか、即席の柵を作って突入そのものを困難にするとか―――行軍中で急な建築が不可能であれば、長槍を構えてオーソドックスな”棘の壁”という手もあるわ。(予め手に入れておいた資料により図解つきの解説、人類が長年寄り添ってきた動物が馬ならば、其の殺し方もまた、何世紀も研究されてきた厚みがある。)私も何度か防衛線に顔を出した事があるけれど、この街の防衛思想にはその辺りが偶に欠けてるのね。(基本的に寄せ集めの傭兵の群れで事に当たるからだろうが――力押しでダメならダメ、となりがちだ。 木版に描かれる数字が二つ。 5と、10。) [Tue 1 Apr 2008 02:50:08]
◆トリス@教官 > 歩兵の密集は前には強くても、隣とか後ろから攻められるのは弱いもの。 突破が失敗してても居座るだけで陣は崩れる・・・これはなにも対騎兵じゃなくても、少し前にあった害獣の進行とかでも似た事が起きてるわ。(対人以外が多いヴェイトスの防衛戦力においても機動戦力対策は重要だということ。 思いつく対策を言って見て? と投げれば、疎らに案が出てくる。 肉体系の講義後でお疲れの皆様にも優しい授業スタイルだ。) そうね、一番良いのは突入自体をされない事よ。 容易な事じゃないけれど、方策がないわけではない。 [Tue 1 Apr 2008 02:44:40]
お知らせ > トリス@教官さんが入室されました。 [Tue 1 Apr 2008 02:44:12]
◆トリス@教官 > [Tue 1 Apr 2008 02:44:00]
◆トリス@教官 > 一番恐ろしいのは、数をなした時の戦線の突破力ね。 一対一なら気にならないけれど、集団戦になればコレの意義が大きくなる。具体的にはー(座学といっても訓練の合間、地べたに座りつつ野外でやるのだが。 講義用の大きめの木版に線と点で描かれるのは戦場の風景。 矢印の壁を突き抜ける一筋の線。) こンな感じね。 こうなってしまえば後は反転するだけで挟み撃ちになるわ。 最初の突入で混乱も起きるし、其処を後詰に突かれて戦線が崩壊する事例も多い―― というか、私達騎士のやり口なんだけど。(延びた線をUターンさせると、矢印の壁が後ろから叩かれる形になる。) [Tue 1 Apr 2008 02:35:30]
◆トリス@教官 > (トリス・クラクハインドも騎士であるから、必要な技能の一通りは身につけている。 剣術・槍術・射撃術・集団戦法など多岐に渉る知識―― 通常のギルドの訓練などでは、そういったものをセットで学ぶ事になるわけだが。)そうね。恒常的に上をとられるとか、体格が意味をなさないとか色々と違いがあるけれど・・・ 個人規模で扱う分には、実はそれほどは脅威じゃないわ。(やはり人間向き不向きはあるわけで、訓練教官としては自らの得意分野の充実振りを他人に分け与える事が一等喜ばれることになる。 そして鳥騎士トリスの得意といえば騎兵イジメの類。 座学でも判りやすい ”対騎馬”技術である。) [Tue 1 Apr 2008 02:34:04]
お知らせ > トリス@教官さんが来ました。 『トリスさんのエキセントリック講義そのさん。』 [Tue 1 Apr 2008 02:33:09]
お知らせ > ジャスティス@教官さんが退室されました。 [Tue 1 Apr 2008 01:28:27]
◆ジャスティス@教官 > ん……? ええ、いいでしょう、相手してあげるわ。 (あぶれた、とやる気まんまんで駆け寄ってくる片手剣、片手盾もちの少年に微笑むと、棍を構えて対峙して……) [Tue 1 Apr 2008 01:28:24]
◆ジャスティス@教官 > (始まるのは、少し変わった訓練。片方はそれぞれの得意とする武器を使い、もう片方は手や足にやや大げさな防具をつけ、敵の攻撃を受けてもひるむことなく攻撃を続ける。薬を使ったもの。祖も体の仕組みが人間と違うもの。そぷいうものとの戦いのさいに、自分は傷つかず相手に攻撃を続ける、そんな練習だ) 髪一重で勝つ、なんて子と考えちゃだめよ。そんな戦いか足してたら1、2回で死ぬわ。特に剣同士、槍同士なんてね。 (そういいながら皆をゆっくりと指導して回って) [Tue 1 Apr 2008 01:19:27]
◆ジャスティス@教官 > ………最後の皆さんへのメッセージは、戦うということはどういうことか、という基本的なことですね。まぁ、簡単に言うと私はわがままを通す手段、だと思っています。 そのわがままがいい結果をもたらすか、悪い結果をもたらすかは別として、理由は何であれ対立する相手を攻撃するのですから、わがままの類、だと思うのですよ。ぜひ、皆のためになるわがままを貫いてくださいね。 (さて、それでは……乱取り芸子でも始めますか。と座学を終えて、訓練の準備に入る) [Tue 1 Apr 2008 01:14:22]
◆ジャスティス@教官 > あなた達が何をしたいか、それによって変わりますけど……たとえば、一人での冒険、もしくは暗黒外での一人歩きをのんびりした言っていうなら、一通りの対策はしておくべきね。地面から生えてくるものもいれば、今言ったように空をとんだり壁を走ったりするようなものもいるんだから……もちろん、剣も弓も投擲武器もきっちり極めろ、っていうのは難しいと思うわ。とっさに使えなかったらむしろ判断が鈍るだけで邪魔だしね。 そういう時は、どうやって逃げるか、の算段をしっかりと考えて、練習しておくべきでしょうね。生き延びれば次があるわ。 もちろん、絶対に引けないときも、あるものだけどね……ほかに何か聞きたいことがある人はいない? [Tue 1 Apr 2008 00:27:44]
◆ジャスティス@教官 > ふむ……そうね、在り来たりな話をまずするなら……騎士の方々のように、集団で戦う場合はもちろんスペシャリスト、であるべきでしょうね。お互いの長所でお互いの短所を補うことができるだろうし、そうすると長所を伸ばしたほうが効率的……というか、ジェネラリストのほうが有利、という状況は意外と少ないかもね。たとえば……基本的に個人単位での行動が多いとき。周囲のどこから敵が襲ってくるかわからないって状況が続くような場合、とかかな? たとえば……悪魔で空を飛んで上から火球を投げかけてきた相手がいたけど……私一人じゃ、中々てこずったわね。墨が使える人間がいればすぐに解決した問題よ。 (ちなみに私の教会がそれで半壊したわ。と悔しそうに歯噛みしながら左右に歩き回って) [Tue 1 Apr 2008 00:15:18]
◆ジャスティス@教官 > ほかに質問などあれば、遠慮なく挙手をお願いします。 (講義も最終日。今日は、修道女の実体験と、それに関しての質問などを交えながら、それを解説して言って……一人が手を上げ、戦いにおいてはジェネラリストたるべきか、スペシャリストたるべきか、との質問を投げかけてくる) [Tue 1 Apr 2008 00:02:45]
お知らせ > ジャスティス@教官さんが来ました。 『さて、本日でこの講義も最後となります。』 [Mon 31 Mar 2008 23:51:03]
お知らせ > アイリ@教官さんが退室されました。 『 挙手を求めたが、誰一人見本演習の相手になろうとしなかった。 』 [Mon 31 Mar 2008 14:25:53]
◆アイリ@教官 > 殴る蹴る、については皆多少なり経験はあるでしょうし、あまり多く時間を割きません。 むしろ今日学んで貰うのは「人体構造」もっと言えば「関節構造」に関する知識です。 何処をどう捻れば圧し折れるか、何処が折りやすいか、動物の関節はどういう方向に曲がらないように出来ているか、根本的な点さえ理解していれば、組み付いた時、組み付かれた時にアドバンテージを握る事ができます。 一番手っ取り早いのは相手の小指を握り締めて圧し折る事ですが――――( 関節構造は鍛えられない、骨折の痛みを我慢するのは容易ではない、生理的な不快感も勝敗に大きく左右する、指の骨を折られた人間は多くの選択肢を失う、等等、聞くだけで耳に痛々しい話が続けば、皆が皆自分の指を無闇にマッサージしだしたり指を組み合わせてもぞもぞ落ち着かない様子になる。 これはこれで面白い心理的行動例だ、などと一人一人の動向を観察した。 ) ――――まぁ、長々と言葉で説明するより実技に移りましょうか。 [Mon 31 Mar 2008 14:24:38]
◆アイリ@教官 > ( そういうシチュエーションを想定して、今日は自分を含めて皆、私服。 必ずしも動き易いわけではないものを着て参加してもらう為に「武器と鎧は不要、衣服は普段街を歩くようなもので」と宣告してある。 かく言う自分はこんな荒野の只中で浮くであろう黒のゴシックドレスだ。 講習が終わる頃にはボロボロに汚れて着られなくなってしまうだろうが、そのつもりで一着用意してきた。 受講者の中にも動き難そうな無駄な装飾のついたジャケットや、しっかり固定されていないだらしない着こなしの者も居る。 それで良い。 そういう姿をしている時にどう戦うか、の講習なのだから。 ) [Mon 31 Mar 2008 14:03:32]
◆アイリ@教官 > ( 表情筋が硬直している、などと失礼な事をからかい混じりによく団員に言われる。 笑おうと思えば笑えないわけではない。 日常的に笑っていないわけでもない。 世間一般の女性より幾らかその頻度が低いだけだと主張したい。 ) ( などと頬のマッサージをしながら考えていれば、ようやく揃って整列を始めた受講者達。 幾らか名前と顔が一致するようになってきたが、そろそろ彼らともお別れか。 まぁ、市内で顔を会わせる事もあるだろう。 ) ―――さて、では始めましょうか。 今日の講義は徒手格闘です。 武器を失った時、携帯していなかった時、持ち込むことが出来ない時―――常に手に馴染んだ武器が手元にあるわけではありません。 むしろ、日常生活において愛用の剣を抜く事が出来ない状況の方が多いでしょう。 そんな時の為の技術と考え方を学んで貰います。 [Mon 31 Mar 2008 13:53:29]
◆アイリ@教官 > ( 私にとってこの生活が普通、なのだ。 無理をするのは嫌いだし、生活サイクルを狂わせずに極力十分な睡眠をとるようにしている。 あまり飲酒を好まないのはベストな思考と体調が損なわれるのが理由であり、全く飲めないわけでもない。 趣味や娯楽が乏しいかと言えば、読書や鍛錬、思考すること自体が趣味であり、単に華やかでない、お金をかける必要が無いだけである。 観劇や食事に全く感じる事が無いかといえば、ちゃんと物語を楽しんだり美味しいものを美味しいと感じたりもしている。 ) ( 表情が薄いだけだ。 ) [Mon 31 Mar 2008 13:32:14]
◆アイリ@教官 > ( ここ数日の間に何十人という生徒を受け持ち、共に食事をしたり質問に答えたりしながら交流を持てた。 生活環境や日常の距離の所為でどうしても遠くなってしまうような人々と意見交換をしたりできたのは素直に嬉しい事だ。 教える側としての参加ではあったが、得るものも多かった。 とりあえず1つ理解したのは――――自分が兎に角、無理をしているとか休んでいないというイメージが強いらしいということ。 そんな事は、無いのだが。 ) [Mon 31 Mar 2008 13:25:32]
◆アイリ@教官 > ( こんな時間に講習というのもなんだ、が。 さておき。 期日ギリギリなのはさておき。 ) ( 昼食後のキャンプからぞろぞろと出てくる生徒達が並ぶのを待つ間、一足早く食事を済ませてグラウンドに待機する。 今日は鎧無しと事前に告げてある所為か、心なしにか皆、安堵の表情を浮かべている気がする。 別にそれは、構わないが――――そう楽な講義でもないというのは、宣告しない方が良いか。 多分一人や二人怪我をする生徒も出るだろう。 なにせ、人体破壊が目的のような技術の講習だ。 ) [Mon 31 Mar 2008 13:18:02]
お知らせ > アイリ@教官さんが入室されました。 『13:00/徒手格闘実技講習』 [Mon 31 Mar 2008 13:09:33]
お知らせ > トリス@教官さんが帰りました。 『終わる頃にはみなぐったりだが、収穫はある――といいな。』 [Sat 29 Mar 2008 05:30:39]
◆トリス@教官 > 今タコ殴りなのに頭を使われたら困るわね・・・まぁ、見せるだけ見せてみるか――(1:1だった当初の予定に反して助手的な立場に陥ってたりするが地上戦では仕方の無いことか。 疲れた→今度は訓練生にやらせてみたりしつつ―― 手探り感覚の授業も最後にはしっかりしてくるだろうか。) [Sat 29 Mar 2008 05:30:16]
お知らせ > ジャスティス@教官さんが帰りました。 『講義は日が昇るまで続いた』 [Sat 29 Mar 2008 05:28:54]
◆ジャスティス@教官 > ……そうですね。こちらはもっとけん制とフェイントを多くして、疲労を待ったり、とか頭を使ったほうが良かったかも。 まぁ捕捉としては……。 (こうして、講義は続いていって……) [Sat 29 Mar 2008 05:23:23]
◆トリス@教官 > ちょっと其処まで執拗に・・・・! (模擬戦闘なのだから、攻撃を受けた部位の使用を差し控える形になるが―――実戦でこうなれば武器を持つ腕を破壊後にトドメ、という形になるはずだ。 致命打に近い打撃を見れば、武器を放して敗北の意を伝える。) ・・・熱を入れるあまり講義の方が疎かにかってしまったけれどね―― もう少し有効な行動、無効な行動をはっきり見せるべきだったかしら・・・(其の辺りはちょっと反省であるが―― 一応の勝負を横から見せたのだ。 僅かでも何かを掴んでもらえてれば幸いか。) [Sat 29 Mar 2008 05:17:58]
◆ジャスティス@教官 > (相手を倒すことに成功すれば、少し距離をとる……それからは……必要以上に慎重に、起き上がろうとする相手の腕や足を払い、叩き、相手の動きが鈍ったところで止めを刺しにいくだろう……) [Sat 29 Mar 2008 05:11:29]
◆トリス@教官 > う、わっ・・・?!(蹴られた! と思った時には遅い。 体当たりとかに比べれば地味ではあるが、足蹴も立派な崩しの技だ。 特に姿勢を崩していたり、盾で貝殻のようになってる輩には有効な事も、ある。) と、あっ・・・! く―― 下手を打った わ ね・・・! これはっ(勢いを殺しきれず、仰向けに転倒してしまう。 相手の先程そうしたように即座に起き上がりたいところだが―― 忘れかけてた講義内容、極端な全身鎧の弱点をここで紹介しよう。 転んだら、自力で立つには良くてもじたばた数十秒を要する。悪ければそのまま立ち上がれないこともある。 どちらにせよほぼ動けないのだ。) [Sat 29 Mar 2008 05:08:21]
◆ジャスティス@教官 > りゃあっ!! (今にも押しつぶされそうになる相手。しかしこちらも決定打は打てず……盾を左に向けた相手の動き、ならばとメイスの力を緩め、思い切り前蹴りで突き飛ばそうとする) [Sat 29 Mar 2008 04:57:55]
◆トリス@教官 > せぇいッ・・!(下からの抵抗、という上体でなければ力で上回れただろうが―― パワー負けの要因は40キロ以上を背負って大立ち周りした分の疲労の蓄積からだ。 後ろに弾かれる右手の剣に引っ張られ、斜めに姿勢が崩れる。) まさか・・・ 競り勝てないとはねッ・・・(左半身を向けるような体制になるか。咄嗟に左の盾が胴体を守るが――) [Sat 29 Mar 2008 04:50:49]
◆ジャスティス@教官 > らあああっ!! (この一撃に全力を注ぐ、とでもいうかのように腹のそこから声を上げ懇親の力で振り下ろす。ぶつかるメイスと剣。全快の状態でならともかく、一気に押しつぶすことはできやしない、が、何とか体勢を崩せればとありったけの力を込める) [Sat 29 Mar 2008 04:35:56]
◆トリス@教官 > (此方は転んだら簡単には起きられないのだから、ちょっと羨ましくもあるが―― 一介のシスターが教官枠におさまっているのも、その動きを見れば納得できる。) ・・・・まずった、かしらね・・・!(実剣とは言わないまでも、いつもの二刀のほうが良かったか――とか思ったりした。 盾は間に合わない。 捧げ持つ木剣で鈍器を打ち落とそうと―― ) [Sat 29 Mar 2008 04:09:16]
◆ジャスティス@教官 > っ……とっ!! (後ろに飛んで転がれば、あわてて起き上がる。衝突で腕が痛い。相手が隙を見せる間に、何とか体勢を立て直せば今度は最上段に振りかぶる。これは講義だ。一番ポピュラーな使い方も見せておこう、と腹筋に力を込めて) [Sat 29 Mar 2008 03:57:51]
◆トリス@教官 > (所謂フルプレートという奴は軽量のものでも途轍もなく、重い。 スタミナも消費するし、一瞬の踏み込みこそ出来てもスピードの面では軽装に及ぶべくも無いだろう。 手応えは軽い。 剣を引っ掛けて捕まえる前に相手が後退を決意したなら、背中を抱え込もうとしていた右手は空を切ることになる。) ・・・っく。 は・・・!! (そして重い=運動エネルギーを豊富に蓄えることだ。 体当たりの半不発は軽くつんのめるような―― 前方へのぐらつきを生む。) [Sat 29 Mar 2008 03:50:00]
◆ジャスティス@教官 > ちっ!! (相手の盾と相殺された形で、今度はこちらが後ろに一歩下がる。そして、一気に間合いを詰めてくる相手に、顔が引きつって。やはり、この防ぎようの無い体当たりが振るプレートアーマーの真骨頂か。体を右側に傾け、少しでも県から離れようとする。相手がそのまま体当たりをかけてくるなら、逆らわずに自分からも飛んで、距離を稼ごうとするだろう) [Sat 29 Mar 2008 03:36:19]
◆トリス@教官 > っく・・・構図が真逆ね・・・!(押しまくる大鎧と下がる平服――という予想通りにはなってない。 重い武器への対処法の一つ、盾で弾いての逆襲――を狙うものの、少々相手が良く動き過ぎるか。 がつんと重い音が響いて、半端に振るわれた盾持つ左腕が逆に跳ね上げられる。) ・・・・こうすれば、振れない!(それでも直撃を避けられればいざ逆襲の時。 少々のカス当たりは鎧頼みの公算だ。 相手の懐に体当たり気味に密着して、距離を潰してしまおうと―― ) [Sat 29 Mar 2008 03:24:45]
◆ジャスティス@教官 > (手ごたえはある。やや木製のメイスは軽いが、病み上がりにはちょうどいい。メイスを引き戻さないまま、追撃をかけようと大きく一歩踏み込んで。メイスを支える腕の力を少しだけ緩めれば、ヘッドの重みでメイスは下に傾く。それを蹴り上げるようにして跳ね上げ、下から相手の右手を狙おうとするが……たてに邪魔されるかもしれない) [Sat 29 Mar 2008 03:13:05]
◆トリス@教官 > (体の前で盾を構え、その内側に剣を隠すような姿勢―― 普段は二刀だが、剣盾も不得手というわけでは、ない。 ) ―― と、流石に心得たものね・・・! (盾方面への回り込みは盾そのもので視界を奪われるため守る側には不利になる。 側面向けるを嫌って回転する相手を追いかける旋回―― ) ―― ッつ。(そして脚が揃った所を合わされた。 体をカバーする木製の盾が軋み、ぐらりと二歩ほど後方によろめく。 一瞬で耐性を直せないのも大鎧の欠点か。 無理な反撃はしない。できないのだ。 両手を交差するような姿勢のまま逆襲の機会を待つ。) [Sat 29 Mar 2008 03:05:22]
◆ジャスティス@教官 > (ジリ、と腰を動き、ゆっくりと相手かrまいて左側に回りこむように移動していく。そして、ころあいを見計らってすり足で右足を踏み込めば、腰を入れて相手の胸元めがけヘッドでの突きを放つ) [Sat 29 Mar 2008 02:55:17]
◆トリス@教官 > それと長生きしたいなら、相手の長所を発揮させないように動くのも重要よ。 兎角全身鎧相手は大振りになりやすいから、いなす、振らせない。 武器全般に言える事だけれど、尤も力が篭っている場所を当てられないように動くだけでも大分怪我の度合いは違ってくるわ・・・・・このあたりは実際に見てもらったほうがいいかもしれないわね。(どうなるのか、を知ってもらうには、模擬戦というか演武というか―― そういう形式に解説を混ぜていくスタイルが有効だろうか。 などと考えつつだ。) 要は自分と相手に何が出来て、何を狙っているのか、瞬時に見切って動く事――― 唯の鈍器vs鎧講義じゃなくて、これは闘争全般に必要な事になるわ。 覚えておいてね。 [Sat 29 Mar 2008 02:50:17]
◆ジャスティス@教官 > 鈍器、金鎧、いずれにしろ自分の長所を最大限生かすように心がけるのが基本です。メイスの場合は、防御力を頼りにした相手の突進などに極力注意しつつ、相手の隙を誘って一撃を叩き込む。まずは相手の下半身を狙ってもいいでしょうし、間接部への突きも有効です。また間接部へは打撃も時によっては有効です。とめ具がはじけたり、ゆがんで行動を阻害することが期待できます。 (そういいながら右半身を少し前に出し、ヘッドを向けるように両手で構えて) [Sat 29 Mar 2008 02:37:49]
◆トリス@教官 > では、此方ね。(ジャスティスと交互に入れ替わりながらの講義は―― ある意味一人の教官が二つの格好を使い分けてるような。) ――防具は当然体を守るものだから、重要な部位を守るために出来てる―― 一般的には体中鉄の塊と思われてるみたいだけれど、実際に固いのは主に首を含む胸・腹・そして両腕両足の関節以外、といった所。 鎧を着ているときは普段と違って、さっきの箇所以外が所謂”急所”になるわけ。( その部位を守るために巨大な肩当をつけたり、 盾を構える事になる―― と説明しつつ。実際に剣と盾を抜き放ち準備すれば、正面からはほぼ全身が金属に鎧われることになる。) ”相手が鋭く断ち切りに来る刃物であれば”、こうした場所への被害は気にせず相打ちで斬りつけ良い、のだけれど…… 一つ留意しなくてはいけない事があるわ。 相手が強力な鈍器だった場合、鎧を物ともせず中の人間を傷つける場合がある! ということ―― (こういうのよ、とばかりジャスティスの模擬武器指差しつつ。) [Sat 29 Mar 2008 02:24:47]
◆ジャスティス@教官 > (トリスの言葉にいちいちうなづきながら、トリスの挨拶に続くようによろしく、と向き直って) それでは、まずはこちらの武器の説明からはじめます。 今回使用するのは、この長柄のメイス。大規模な戦争が久しくない昨今はあまり見かけることはありませんが、片手持ちのメイスとは違い、騎乗した相手にも有効ですが、反面とり回しが難しいという一面もあります。 今回は剣相手の接近戦となるので、そのあたりの扱い方も注目していただければ。このメイスの利点は、6枚刃のヘッドで、比較的重量のバランスがよい点です。ヘッドでの殴打以外にも、尖った石突での突きも有効です。その場合は上からつきおろすような形だと武器の重量を生かすことができます。 (自分の説明を終えればトリスに譲るように半歩下がる) [Sat 29 Mar 2008 02:15:00]
◆トリス@教官 > トリス教官、って改めて言われるとなんだか緊張するけれど―― そうね。 防具・武器の選択の重要性は他の訓練でも度々聞いていると思うけど・・・実戦でどんな状態が起こるのか、実例や解説を混ぜながら伝えるわ。(補うように応対する側も少し緊張気味だったりするが―― 兜の面を上げてる以外は完全装備のプレートアーマー、練習用の剣盾という容姿は軽装な修道服姿とは好対照か。) 一般への教官役は余り経験がないのだけれど―――皆、それにジャスティス教官も、よろしくお願いするわね。 [Sat 29 Mar 2008 02:04:32]
◆ジャスティス@教官 > (合同訓練。騎士や傭兵が生徒として視線を集中させるその先には、二人の教官が立っていた。フル装備の騎士が一人。そして、修道服の女が一人。手には、1メートル40センチはあるメイスの木製の模造品が握られている) というわけで、今回は騎士様向けに重装甲での戦闘方、それに対する鈍器での戦闘方を双方の立場から解説します……ということでよろしいでしょうか?トリス教官。 (きびきびとした声で説明した後、ふと自信なさ下にトリスに声をかけて) [Sat 29 Mar 2008 01:52:24]
お知らせ > ジャスティス@教官さんが入室されました。 [Sat 29 Mar 2008 01:32:59]
お知らせ > トリス@教官さんが入室されました。 『トリスさんのエキセントリック講義そのに。』 [Sat 29 Mar 2008 01:18:33]
お知らせ > ジャスティス@教官さんが入室されました。 [Sat 29 Mar 2008 01:18:32]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが帰りました。 『寄せ集めなりに頑張りつつ…予定と現実のギャップに叩きのめされたりしながらも学んでいこう』 [Sat 29 Mar 2008 00:16:47]
お知らせ > アイリ@教官さんが帰りました。 『 しゃしゃり出て教えるのはごく僅かで良い。 成長とは自発的にするものだ。 』 [Sat 29 Mar 2008 00:13:44]
◆オリヴィア@訓練 > そうですね…(そうするとアタックのタイミングをはかるようなものがあればいいのかなとか思うし…)まずは、現状で出た結論でやってみる事にしましょう。勝っても負けても思うところがあるでしょうし、それをまた議論に乗せて被害を減らせれるように努力もできますし(いざ馬で走ってみたら予想もしないことがあるかも知れないし、頭で思っているのと実際動いてみたのとはまったく違うだろうし、地面の状態とか実際に飛んでくるモノと相対した時の心境とか、いろいろやってみないとわからないだろうしと…アイリーンお嬢様に促されれば、当初の予定通り別働2名を分散させずにツーマンセルでフラッグへのアタック、自分含め他の本隊は正面からアタックに回ることで) [Sat 29 Mar 2008 00:07:56]
◆アイリ@教官 > 単純で覚え易い合図を1つか2つ用意しておくのも良いでしょう。 3つは現状使いこなせません。 ( 言い切りで。 訓練されて十分に準備期間があれば兎も角、寄せ集めで経験の浅い一団、集団戦闘慣れしているかも怪しい傭兵なども混じっている状態では精々単純なものを1つか2つ頭の中に入れておければ良い所だ。 さて――――。 ) フィールドは実戦よりも狭く、模擬弾は緩めのクロスボウに設置された木製のボールです。 皆、初心者ですので実戦に比べてだいぶ条件は緩くしてありますから、先ずはゲーム感覚でやって御覧なさい。 3試合程度やって後半組みと交代しましょう。 [Fri 28 Mar 2008 23:59:58]
◆オリヴィア@訓練 > ……あ、なるほど(聞けば良かったんだと、今更ながらに。一人でどうにかできるなら教えてもらう必要はないのだし、うん。少し身体を前に倒して保持すると…どうにかフックにきっちりと掛かって…)ありがとうございます。そうですね…馬上戦闘の経験がある方は正面からのアタッカーに、斥候の経験がある方は迂回の方へ回っていただく形で…確かに迂回側にも戦力があれば一翼包囲陣形にはなりますけれども…(攻撃もしゃむに突っ込むだけではなく、打って引いてで相手を抑留できるのが最高だが兵も足りないし、なにぶん不慣れ、そして指揮官となる人員もまだ決めてない…そこらを話し合いながら、自分としては基本ラインは先ほど提示したとおりで、後は各々の能力、得手不得手の把握とか…己を知り敵を知れば百戦危うからずと言うものだと思うし) [Fri 28 Mar 2008 23:53:01]
◆アイリ@教官 > 脇に抱え込むようにして腕全体で保持するものです。 ランスチャージ時は面当てが馬の首につくくらい前傾姿勢で行います。 ( 何人かの生徒に問われて具体的なランスについての説明。 競技用のパレード・アーマーの覗き穴が実際の目線の位置よりも高いのは、前傾姿勢を前提に作られているからだ、とか。 ) 良い戦法です。 もっと数の多い乱戦になれば斬り込み隊の存在はさらに有効になります、が―――人数の分配が重要になるでしょうね。 俊足を活かせる者が斬り込み、それから囮を正面から向かわせるなら、其処にもエースを配置して積極的に攻勢に出てはラインを引きなおし、ひきつけ続ける事です。 ( 各々が意見を出し合い、状況を把握し、思考し、理解し、結論に至ろうとしている。 これが知略戦の基盤になるものだ。 この講義では馬上戦闘と同時に、「考える戦い」というものを理解してもらいたい。 ) [Fri 28 Mar 2008 23:43:58]
◆オリヴィア@訓練 > ・・・あれ、れ…?(木製のランスですらこの体たらく…脇に挟み込みひっそり腕で支えている形でキープするものの、これが金属製のものならとてもこんなことはできないと思う。ともあれ、重い鎧を着けて馬上で揺られるのにもどうにか慣れてきたところで足が止められて、いつの間にやら目的地についていたようで…)ん…この距離で、敵はこちらの3倍となると力押しでは難しいかも知れませんね。少し作戦を考えましょうか(一か八かで吶喊するなどしていたら命がいくらあっても足らないのだし)10人ではできる事は限られてきますが…この中で夜目に自信のある方がいらっしゃるなら2、3名別働にするのが良いかも知れませんね。その方たちはフラッグ奪取に専念し、本隊はフラッグへのアタックと同時に敵の弓兵を削りにいければ、達成の可能性は高いと思います。もっとも、それは敵も想定しているでしょうけども、相手にそれを悟らせないくらい強くアタックに出る必要はありますが(到達した後に拠点維持をする必要がなければこれがいいかなと自分では思う) [Fri 28 Mar 2008 23:32:14]
◆アイリ@教官 > そのランスは今回ほぼ使う事は無いでしょう。 より実戦的な装備を体感して貰えれば結構―――本物のランスを扱ってみたい、という方は後程。 ( どうにか足並みを揃えて散歩が出来る程度に全体が慣れてきたのを確認して、一旦止まる。 グラウンド状に用意され、周囲に灯りの灯ったスペースの一角。 広さは凡そ500m×200m、その対角の500m向こうにもう一陣のチームが待機している。 ) 今回は先程説明した、対弓兵戦略、戦術です。 向こうの人数は30、勝利条件は模擬弾に被弾せず誰かが敵フラッグに到達すること。 敗北条件は此方の全滅です。 ランスの届く距離まで接近された弓兵は自動的に死亡扱い。 私は参戦しませんが、作戦段階での助言まではしましょう。 [Fri 28 Mar 2008 23:18:25]
◆オリヴィア@訓練 > サーイエッサー。・・・常にそれを頭に入れておきます(常に思考を巡らせる…場数が足りないのは確かなのだから、少なくとも頭でしっかり考え判断を下して進んでいくしかできないのだし…)ん・・・これって…(渡されたランスの取り回しに難儀しつつ…、ランスを置く金具が付いているのは知っているけれどもそこに見ないで嵌めるのは慣れてないせいもあって手間取りつつ…それで馬からバランスを崩すことはないものの、剣を使うつもりでいたからちょっとびっくり。ともあれ、遅れないように付いけるよう努力) [Fri 28 Mar 2008 23:06:14]
◆アイリ@教官 > 万事に於いて重要なのは、認識して、思考して、理解して、その都度の結論を出す事です。 必ず通用する定石というものは存在しません。 ( 先ず自分の置かれている状況を認識すらできない部類の人間も多々居るが、大抵自滅する理由すらわからず自分以外の所為にして敗退していくものだ。 其処に成長は、無い。 ) 今回の訓練ではその、飛び道具に対する戦術を軽く学んでみましょう。 本来この騎数でこの時間帯ならば敵陣への夜襲が有効ですが、今回は趣旨がずれますのでそれはまたの機会に。 ( 従者達が各々騎乗の生徒達に木製のランスを差し出す。 訓練用の鎧にもランス置きの金具が右胸についている。 先頭に立ってランニング程度のスピードでゆっくりと周回しながら時折後方の様子を確認し、全員がついてきているかを確かめる。 一応、最初に簡単な説明はしておいたし馬も慣れているから大丈夫だとは思うが。 ) [Fri 28 Mar 2008 22:57:35]
◆オリヴィア@訓練 > (自分も普段の行軍ではハーフプレートで乗馬しているとは言え、それで馬上戦闘するほどのスキルは持ち合わせておらず、戦いになったら馬から下りて盾と剣のスタイルなのだから該当するのは攻城戦時の運用と言った所か)…何事も万能とまではいかないものなのですね(利点もあるし欠点もあるし、それを適宜状況に応じて把握して対応できるのが生き残れる人間なのだろうと思う)はい。…ん…(ゆっくりとした動きで馬に向かい…アイリーンお嬢様の動きを真似て…いっせいのーせっ!と、内心で叫びつつ、がんばって飛び乗ってみる…ドスンと馬に負担をかけないように精一杯鐙を踏ん張るようにして、どうにかなるかと思う・・・たぶん) [Fri 28 Mar 2008 22:47:25]
◆アイリ@教官 > 機動力が仇となって相対的に敵弾が速くなるというのも事実ですね。 騎馬戦闘は先ず場所を選びます。 アマウラのように機動性を見込めない山岳地や足を止めざるを得ない攻城戦では馬は運搬のみに利用して歩兵のみでの戦闘になるでしょう。 先の鼠獣人との戦いも最終的には密林に至り、私達は軽装鎧に着替えて馬を降りました。 ( 騎士といえば騎馬、というのが一般的なイメージなのは、民衆の前では多々馬に跨って行進してみせるからだろう。 市内でもそうだし、長い移動をする時も矢張り騎士は馬に乗っている。 実際はそう常々というわけにはいかないものだ。 ) さて、長話はこの辺にしておきましょうか。 先ずは軽く馬に慣れるまで乗馬してみましょう。 1人で馬上に上がれない者は従者に手伝って貰うよう。 ( さ、と手で示して数人の従者に待機させ、自分は1人で鞍に手をかけて鐙を踏み、勢いをつけて飛び乗った。 ) [Fri 28 Mar 2008 22:35:08]
◆オリヴィア@訓練 > はい。申し訳ございません(はいの言葉は名前が合っている事への同意。そしてちょっと気が急いたと言うか、自分の疑問点の解決ばかりを優先して場の事を考えられなかった事を反省し一つ頭を下げる…その中で自分の名前まで頭に入っているのだから内心恐れいるところ)・・・なるほど(確かに馬上であれば遠方から目立つ分狙いやすいかと。これだけ重い鎧でも防ぎきれないのかと、馬に乗って前線に立った経験がない身には示される言葉に深く頷くところで…盾もなく鎧頼みの中でどこから飛んでくるかわからない矢を相手せねばならないのはきっと怖いのだろうなと思いながら) [Fri 28 Mar 2008 22:19:44]
◆アイリ@教官 > ――オリヴィア・トレボーニウスですね。 発言は挙手の後指名を受けてからお願いします。 各々口を開いていては場が乱れる。 ( 比較的最近、本国から赴任してきた騎士だ。 後方支援を担当し、先の赤い雨の戦争で夫を亡くしている筈。 トレボーニウスというのだから確かだろう。 ) 惜しい所ですが着眼点は良い。 一番は槍よりももっと手っ取り早いものです。 騎乗戦闘における死傷率は――――弓>投石>槍>短剣による止め の順だと言われています。 勘違いされる事が多いですが、フルプレートは弓矢を完全には防ぎません。 勿論、着ていなければ降り注ぐ矢の中では即死ですが、「刺さる時は刺さる」し、衝撃や痛み、失血によって転倒、落馬をする事までは免れないのです。 金属鎧は切りには強いが衝撃には弱い、という事も覚えておいて下さい。 [Fri 28 Mar 2008 22:12:41]
◆オリヴィア@訓練 > (やはり、フルプレートを着こなすには髪も邪魔であるし、何よりこれをまとって動けるかと言われたら厳しいと言わざるを得ない。まだ実家の方に作らせている鎧はあるが、それを身にまとい前線に立つにはまだまだ自分の身体能力も技術も足りないのがこの半月の訓練で身にしみてわかった)(ともあれ、噂に聞くアイリーンお嬢様の講義…結局今回は自分の馬ではなく借りてきた馬で受ける事になったのだけども…その向けられた質問に軽く首を…傾げられなかったが、重い鎧の手を上げる形で…)高い機動力を逆手に取られると槍などの一撃で重大なダメージを被る事…それと、落馬が致命的になる事…でしょうか(当面思いついたのはその二つだったので、発言が許可されれば答えてみよう) [Fri 28 Mar 2008 21:59:30]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『(慣れないフルプレートに身をまとったまま…)』 [Fri 28 Mar 2008 21:51:21]
◆アイリ > ――――さて、揃えられた馬の数に限りがありますので10名ずつ、2回に分けて実際に乗馬しながら説明しましょうか。 ( 10騎揃えただけでもまぁ上等か。 そんな風に思いながら大人しく並んでいる騎馬達を見上げる。 引退したばかりの馬や騎士団員から借りている馬など併せて10、訓練に耐えられる程度のものは揃えたと聞いている。 ) 騎馬戦闘の利点はまさに此処のような広い平原における走破性と、歩兵力に対するアドバンテージですが―――では逆に弱点は何か。 何方か分かりますか? 非常に単純な話です。 ( 馬の数の関係できっかり20で募集を締め切ったとおり、20名の生徒が並んでいる。 前回同様、各々暑く、重く、自由の利かないフルプレートを全備重量60〜70kgを着込み、窮屈そうに顔を顰めている。 講義が聞こえるように、若しくは質問者の顔が分かるように、今回は面当てを上げたままにしているのがまだ、救いか。 一応、事前に用足しだけはしておくように注意したが、慣れないうちは自力で脱ぐ事のできない装備をつけたまま失禁する者も多い。 ) [Fri 28 Mar 2008 21:43:40]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 21:30/馬上戦術論 』 [Fri 28 Mar 2008 21:30:01]
お知らせ > ソレディー@訓練さんが退室されました。 『( またね、と別れる。 騎士団所属なら、本当に顔を合わせることもあるだろう )』 [Fri 28 Mar 2008 02:08:49]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが退室されました。 『時間だと言うなら貴方の行く先に幸あらんことを…と十字を切って祈りを奉げつつ…見送ろう』 [Fri 28 Mar 2008 02:08:39]
◆ソレディー@訓練 > ( そう。 ヴェイティアンと一緒になっていても、クリスティアへ戻れば裏切りにはならなかったかもしれないのだが… 戻らなかったことそのものは、問題だ。 クリスティアでは、おそらく現在も未帰還扱いになっている。 だからアイリーンからは、誰かに話す時の説明の仕方を注意されているのだけども。 オリヴィアがその対象と考えられず、正直に。 ―――親身になって説明してくれることに頷きながら、『辞めてはいけないのですね』なんて改めて呟く辺り、もっと勉強が必要だ。 国を守って戦う者が、辞めたいなら辞めればいいじゃない、というわけにはいかない ) 大丈夫です。 オリヴィアさんも、戻れるといいと言ってくれるのですから。 きっと、みなさん分かってくれます。 父さんも、母さんと一緒になっていいのなら、戻りました。 ( けれど実際に戻らなかったのだから、という話なのだけど。 ちょっと神妙にしながらも、真っ直ぐ前を向いていた。 …教えられれば、ちょっといけなかったのかもしれないと思う… でも、そんなにはいけなくなかったはずだと、何とも曖昧な感覚で ) ( 役割の説明には、所々難しいところもあるだろう。 目を白黒させながら、丁寧に教えてもらえれば彼女の所属は理解できた。 ―――で、オリヴィアがどうして騎士になったのかとか、順番に聞きたいことがあったのだけど。 そろそろ自分が申し込んでいる夜間訓練の時間で、それはまた今度――― ) [Fri 28 Mar 2008 02:05:30]
◆オリヴィア@訓練 > (これから先もきっと奇跡的幸運が必要にになるとは思う…それを思えば同情と言うか、だめでもがんばって欲しいなと言う気持ちにはなる…だから、ソレディーの反応にも軽くうなずいて見せるのだけども)…最悪、きつい処分が課せられる可能性もないわけじゃないからね(それだけは覚悟しておいてねと。どちらにしても騎士の職務を捨てヴェイティアンと一緒になったのだから証拠が目の前にいるのだから…その竜騎士である父親の名誉回復の為に頑張る相手にはつらい結末が待っているかも知れないのを説明しつつ)私達は主に後方支援で…正確にはクリスティア王国ヴェイトス駐屯騎士団と言って、正確にはクリスティアの騎士で…(そんな形で、相手の勘違いを正しつつ自分の騎士団とその役割を説明していこう) [Fri 28 Mar 2008 01:48:48]
◆ソレディー@訓練 > ( 奇跡的幸運に恵まれて、ここまでは順調だ。 騎士団というクリスティア社会ではともかく、紅鱗騎士団内では差別も無い。 弓は扱えるけど体力は足りないし、座学とかちょっと酷くてアイリーンを悩ませているかもしれないけども、その辺りは努力と根性で何とかなる。 気分屋で面倒くさがりな娘は、それでも目標を持ってがんばり始め、まだそれが正当に報われる場所に居た。 ―――これからは分からない。 ここから先に進むのもまだ先の話だけど、オリヴィアの困った顔の真意には気付けず。 『がんばれるから心配しないで』とちょっと勘違いした反応を返し、ちゃんと聞いてくれて、『戻れるといい』と言ってくれるオリヴィアに、嬉しそうに。 だってオリヴィアも騎士で、クリスティアの人で、父の仲間。 その人が受け入れてくれたのだから ) ―――〜ありがとぉ ( えへへー と笑う顔は、どうしても一言では済まない身の上話にやや気恥ずかしそう。 そういえば、と話を変えた ) 〜ね、オリヴィアさんの… ええと、んー… クリスティア騎士団! どういうところですか? クリスティアから、いらしているのでしょうか? ( 知らないのかよって話だし、どの騎士団もクリスティアから来ていると言えばそうには違いないっぽいのだが。 いつもクリスティアに居るのだろうかとか、そんな。 どんな騎士団がヴェイトス市に来ているか、教わっているはずだが、あまり覚えられていない ) [Fri 28 Mar 2008 01:34:07]
◆オリヴィア@訓練 > (ふぅん、なんて…とりあえず、炊き出しがおいしくなって悪いことはないから後でためさせてもらおうとか、相手との話題に乗りつつ)そう、竜騎士…(その道の険しさにうーんなんてちょっと困った顔をしてみたり)…なるほど、そう言う事情があったのですね…(この娘が本当の事を言っているのかちょっとわからなかったが、ヴェイティアンは嘘つかないとか言うし仮に本当だとしても…ちょっとこの娘さんを取り巻く環境は厳しいものがあると思う…なるほど、その点ではアイリーンの元で人格矯正とかするは間違ってないかも知れない、とか貴方の父上の場所へと戻れるといいですね(偏見に押しつぶされる事のない事を祈りつつ…今は屈託もなく話せているかも知れないけれどこれから先もずっとこんな調子でいれるのかわからずに) [Fri 28 Mar 2008 01:21:53]
◆ソレディー@訓練 > ( 塩漬けのは辛いとか硬いとか。 でもあれしてこうすると軟らかくなるとか、そんな話。 およそ騎士らしくないのだが、そういえば団長ことアイリーンはどんなお喋りをするんだろう。 きっと騎士らしいお喋りなのだろうけど。 なんて事をぼんやり考えながら… 『騎士になる?』と聞かれると、胸を張った ) 〜そうです! 竜騎士です! ( なれない可能性なんて微塵も考えていない顔で、真っ直ぐオリヴィアを見て ) あたしの父さんは、竜騎士でした。 森に堕ちて、竜を亡くして、母さんと一緒になって。 一緒になることが仲間を裏切ることだと思って、帰らなかったのですが。 あたしは、帰っても良かったと思うのです。 何もいけないことはしていません。 母さんも、父さんと一緒になりたくて、仲間と暮らせなくなりました。 お互いに仲間と暮らせなくなっても一緒になったのです。 それなら、父さんも母さんも、お互いの仲間の敵ではありません。 ―――だから、あたしが父さんの居た場所に帰ります。 帰ってみます。 あたしが帰ることができたなら、父さんも、母さんと一緒に帰って良かったということだから。 ( 続く意図を察してか、どこか舌足らずな調子で話す。 ―――本当は、自分が一人になって寂しいというのも大きいし、アイリーンからはもっと別の言い方をするようにと教わっている。 でも、公的な面接などではないし、オリヴィアには一番大事なところだけを正直に。 実はワンコインノベルのさわりを話すような、突飛な内容なのだけど、本人にとっては現実で、また『物語』というのがどういうものかをあまり知らなければ、至って真面目。 冗談に思われるなどと考えてもみない ) [Fri 28 Mar 2008 01:10:38]
◆オリヴィア@訓練 > (弓の整備とかってどうするのかなー、なんて…そんな興味もあって相手の作業を見ながら)うーん…騎士団としては、ないか知れない…やっぱりお肉食べないと力が出ないのかな?(なんとなくそんな雑談…本当に用事はない、と言うかソレディーと言う存在を確認するのが用事と言えば用事だから、現在進行形で用事を遂行中とも言えるけれども)そうねぇ…怪我をさせるのが目的でもないから難しいかもね。矢じりを包んでいたとして危険なのは変わらないでしょうし、乱戦に弓は危険だし・・・。ところで、ソレディーさんは騎士になるつもりとか聞いたのですけども…(こちらも何となくの雑談…。途切れたそこから先は本気でなるつもりなの?とか、何の為になるの?とかさまざまな疑問が続くのだけど、いったん言葉をとめて相手がどう騎士について考えてるのかなーなんてうかがうように) [Fri 28 Mar 2008 00:47:00]
◆ソレディー@訓練 > ( 知力で補って! さておき。 椅子にするような岩も無い荒野の地べた。 特に用は無いと言っていたけれど、オリヴィアも座ったのがちょっと新鮮で、仲良しムード?に むふー と幸せそうな笑み。 邪魔じゃない、邪魔じゃない、と首を振り ) 〜せっかくここまで出て来たのだから新鮮なお肉が食べたいのですが、狩りをするという訓練は無いのですね。 ( 自分にとっては訓練でなく生活なのだけど、とても大事なことだし、訓練になっても良いと思う。 サバイバル訓練とかあるかもしれないがそれは参加しそびれていて、勿体無いと口をへの字に。 湖畔の方が良い狩場になっているとか、ちょっとだけオリビアの反応を探るように話している。 〜用は無いと言ったけれど、本当にそうなのかな、とか ) 〜的を射る訓練はありましたが、やっぱり弓のは少ないのです。 先を布で包んで、集団戦闘なんかで使えないでしょうか。 ( ペイント弾のようには… 多分、いかないのではないか。 変に加工しても通常の矢のようには飛ばなくなるし、仕方ないのだが。 ―――そう意識しているわけではないのだけども、間を持たせるような話はちょっと飛ぶ ) [Fri 28 Mar 2008 00:38:34]
◆オリヴィア@訓練 > (うん、当初の見た目と同じ野生児とかそんな雰囲気を持つヴェイティアン…こちらはいくつかの訓練に混じっているのはすぐわかったが、向こうはこちらに気づいているはずもないと思っていたし、何せ言葉を交わしたのが今が初めてなのだから)はい、よろしくお願いいたします(座りますねと一声掛けて、軽くぱたぱたと地面を叩いて自分も座る形で、整備の腕を止めたままの相手を見て)んー? そう…邪魔しちゃったらごめんなさいね(感覚2では察しきれなかった。てっきり翌日使うための調整でもしていると思っていたからなおさら…みんなどこかへ行くの発言で、賊の警戒でもしているのかとか、ちょっと察しきれないまま) [Fri 28 Mar 2008 00:19:08]
◆ソレディー@訓練 > 〜あ、よかった! ( 何がって、初対面なのが。 どこかの訓練で見かけたかもしれないけども、思い出せなくて失礼なこともないと、笑みを深める。 厚手の運動着の下にあってもきちんと成長した体つきであるものの、表情も子どもっぽい ) うん? はじめまして、紅鱗騎士団の随員で、ソレディー・カモシレーヌといいます。 よろしくお願いします! ( 何がって、挨拶というのはそういうものだと思ってる。 とにかくよろしくお願いします、元気にご挨拶。 作業を続けて良いと言われても、その手は自然と止まっていた ) 〜ううん、いいのー… あ、いいのです! ナニカ来るかもしれないと思ったのですが、こんなに人がいたら、みんなどこかへ行ってしまうでしょうし。 ( その説明で何をしようとしていたかが伝わるか、微妙だが。 練習用の的も無い場所。 今使う当てがあるわけではないのだと、弦が外れているとちょっと間抜けな弓をぴこぴこ振った ) [Fri 28 Mar 2008 00:12:16]
◆オリヴィア@訓練 > (騎士団はいくつもあれどもヴェイティアン…それも、ハーフと言う血の濃さで騎士を務めているものは果たしているのだろうかとか、それくらいのレベルだと思う。そして騎士たちからすれば、あのアイリーン・アルベントが何を考えてヴェイティアンハーフなど受け入れたのだとそちらを勘繰るのもいるだろうし…事情を深く知っていれば懇意にしているVHGの魔女から持ちかけられた話だと言われて半分くらいは納得するかも知れず)はじめまして、クリスティア騎士団所属のオリヴィア・トレボーニウスです。んー、特に用事があって話し掛けたわけではないのでお気になさらず、弓の整備の途中でしたらそちらの方を優先していただいて構いませんから(うん、ヴェイトス市で見かけたら気にしないけれども、騎士団に随員として存在していると言うのが一際このヴェイティアンに耳目を集めさせる原因だと思う。ともあれ、作業の邪魔をしたなら謝りつつ、初めて会うことも追加しつつ、相手のスマイルに笑顔を返して名乗り返し) [Fri 28 Mar 2008 00:01:12]
◆ソレディー@訓練 > ( こういった場所に来ると、やはりそういった反応が多いだろう。 街をドレスで駆け抜けるよりも、背景事情が多少知られているだけに、尚更。 ヴェイティアンが騎士だなんて、さらりと流せば何かの冗談だ。 クリスティアにはまだ、残党討伐のための騎兵隊などもあるのかもしれない。 さておき ) ―――ッんー! 〜ぅん? あ、こんばんはー 何ー? …じゃなくて、何ですか? ええと。 えー… あー… ううん? ( 人種どころか種族が入り乱れるヴェイトス市でどれほどの意味を持つのか微妙なところかもしれないけども、知ってさえいれば一目でヴェイティアンと見なされそうな娘が、呼びかけられて顔だけそちらに向ける。 間延びした返事の後、ちょっと丁寧に言い直したそれは、子どもっぽいスタッカートだった。 それでなくても一度外した弦を全身使って張っている最中で、ちょっと落ち着き無い感じだが… もごもごと唸っているのは、相手が誰かを思い出そうとしている様子。 宙を仰ぐように視線を泳がせては、相手の顔を見つめよう。 とりあえずスマイル ) [Thu 27 Mar 2008 23:52:59]
◆オリヴィア@訓練 > (ソレディーには聞きなれた台詞と視線かも知れないけれども、やっぱりついつい興味を持ってしまって…。あのアイリーン・アルベントお嬢様が自分の騎士団で引き受けたヴェイティアンハーフの娘…きつとこれまでも色々な視線や軋轢はあっただろうけれども、今のところ特に問題になっている事もないようだけども)…(こうして見ていると本当にヴェイティアンなんだなとか思ったり。失礼だから言葉には出さないし、いつまでも遠巻きに見ているような事はせずに、弓を調整している相手の元へ足を進めて…)こんばんは、えっと…ソレディーさん、でしたよね?(今日はもう夜の訓練には参加しないのか平服の状態で、声を掛けてみようかと) [Thu 27 Mar 2008 23:42:36]
◆ソレディー@訓練 > ( 星明りの無い真っ暗闇の向こう、獣の目が光ることはない。 弓の訓練のために的が設置されているのも、別の場所。 それでも弦を張るのは、それも練習だし、ちょっとだけここでの食事に飽きてしまっているというのがあった。 参加者全員に等しく食事を提供できるよう、その材料はそれなりに保存のきくものになる。 特に肉なんかは塩漬けが多くて、それはそれで美味しいのだけど、荒野育ちの娘にはいささか味が濃い。 大規模な野営地がすぐそこに設けられていて望み薄だけど、『もしかしたら』何か来やしないか。 ―――張った弦を、矢をつがえないまま引き絞る。 ううん、ちょっと緩いかな ) [Thu 27 Mar 2008 23:40:35]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『ふぅん…あれが…(なんて、そんな言葉を呟いて、少し離れたところから姿を見やり)』 [Thu 27 Mar 2008 23:36:04]
◆ソレディー@訓練 > ( 開けた土地で草いきれもないけれど、土の匂いと言うか、遮るもののない風の感触と言うか、視界一杯の空の広さや、街とは違う空気が心地好い。 曇天で、灯りが無ければ動き回るのも難しい夜だけど、その闇も荒野ならではのものだ。 娘にとっては、そこで育った慣れ親しんだ環境。 すぐそこにたくさん仲間が居て、煌々と明かりが灯されて、それはそれで安心感があるのだけども、どこか違和感を覚えてしまう ) ( もうちょっと足を伸ばして家に帰りたい。 精霊の泉で泳ぎたいなどと考えるのは、ちょっとしたホームシックか。 そこはもはや誰も待つ人のないホームで、その昔父が属していた場所を新たなホームにしたいと願うなら、矛盾した感情かもしれないが。 懐かしい空気が、そんなことを思わせる ) ―――ッ! ( 自作の弓よりはるかに硬い。 騎士団から支給されている軍用の弓を扱うのにも、大分慣れた。 厚手の長袖長ズボン、運動着の全身を突っ張らせて弦を留める。 …野生にも硬い外皮を持つものはある。 ちょっとした鎧なら貫けるよう作られている弓は、きちんと射ることができれば狩猟にも有用だ ) [Thu 27 Mar 2008 23:28:16]
◆ソレディー@訓練 > ( そこに居るのが当たり前のようにちょこっと顔を出したきりだけど、スポットライトが当たっていないだけ。 それが騎士団主催の催しならば、紅鱗騎士団の騎士見習いは隅っこで訓練を受けていた。 一日も参加していないのに期日が迫っていて焦る世界の裏事情はさておき。 もうすぐ帰らなければならない、久し振りの荒野で羽根を伸ばしている ) ( これから夜間訓練もあるけれど、食後の休憩とかそんな時間。 かがり火が焚かれる野営地を背に、少し離れた場所で一人。 赤い髪と赤銅色の肌をした一見ヴェイティアン風の娘は、地べたに腰を下ろして弓に弦を張っていた ) [Thu 27 Mar 2008 22:57:27]
お知らせ > ソレディー@訓練さんが来ました。 『( 春の合同演習 )』 [Thu 27 Mar 2008 22:45:36]
お知らせ > 艶子@教官さんが退室されました。 [Thu 27 Mar 2008 01:39:11]
◆艶子@教官 > また、先ほど話したツヴァイハンダーのリカッソですが、なめし革を刀身に何度も巻きつける事で似たような効果が得られます。そうして剣を短く持てば、有る程度小回りが効くようになりますから。 大剣を使う時のために是非覚えておいてください。何事も工夫ですよ! ( それでも流石に扱い辛さは残るだろうが――。 ) さて、足への攻撃が外れてしまってもがっかりしないで下さい。そのまま弧を描き、今度こそ上段から相手の頭を狙いに行きます。振るときは勿論腰と肩を使って! ( …そんなこんなで、講義は続く。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:38:32]
◆艶子@教官 > 振るう際は腕だけで無く、身体全体で!多少の隙はリーチの長さが補ってくれます。 初撃の狙い目は相手の足首です。頭上で大きく振り回し、如何にも上半身を狙うと見せかけておいて足へ。フェイントとしてはポピュラーですが、何分その長さと威力で相手も自分の上体の防御に注意が行ってしまい、リーチの長さを錯覚する事が多い。足さえ潰してしまったらまあ―― ねぇ? ( と、肩を竦めて笑う。煮るなり焼くなり犯すなり。騎士も居るのでそんな下品な事を言うと、反感を買ってしまうが。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:33:19]
◆艶子@教官 > まず、適当に何回か振り回してみて下さい。ああ、周りにぶつからないように!刃は潰してありますが、当たれば骨折は確実ですからね。 ( 言われなくとも判っていると思うが。 両手剣に触れたことのあるものはともかく、初めて触る者は何て扱いにくいんだと思った事だろう。その重量に身体が振り回されてしまうのだ。 ) …はい。ご覧のとおり、非常にクセのある武器です。勢いで身体の軸が崩れ、振り終えた後も体制を立て直すのに時間が掛かります。 大剣はその長さから射程に優れますが、懐に入られると危険なのは他の長柄武器と変わりません。自分の間合いを保つ事を心がけてください。 [Thu 27 Mar 2008 01:25:26]
◆艶子@教官 > ( …と言いつつも、レイの影響を受けて実は両手斧のあの圧倒的なパワーに興味津々だったりするのだが。でもそれを言ってしまうと、長弓の名手がこっそりボウガンの練習していた!みたいな… 何というか、自意識過剰の思い上がりである事は承知しているのだが、周りにがっかりされそうで怖いのだ。 えふん。 ) では、早速扱い方を教えます。何分獲物が長いですから、皆さん十分な間隔を開けて並んでください。 ( 私がそう言うと、彼らは立ち上がりぞろぞろと散っていく。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:16:45]
◆艶子@教官 > 槍兵を蹴散らすために、なんて言いましたが。やっぱり大剣は化け物相手にこそ有効な武器だと思います。勿論、重い鎧を身に纏った人間相手にも悪くは無いですが、そういう時はメイスっていうもっと小回りの効く武器がありますからね。 ( 化け物相手で有効性を語るのなら両手斧を忘れてはいけないが、あくまで刀剣術という枠で話を進める。私の取り得はそれだけだし、斧の扱いに不慣れな者も居るだろう。両手剣と両手斧でも得手不得手の違いはあるし、破壊力を重視しなければならない局面で両手剣か両手斧か、どちらを選ぶべきか見極めるべく今日の講習に参加している者もいるかもしれない。そう言った人の判断材料になるのなら、それでいい。本望である。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:11:35]
◆艶子@教官 > その分破壊力だけなら申し分無い。こんな巨大な鉄の塊をまともに喰らったら、あの蔓の悪魔だって真ッ二つです。私のこの剣は「ツヴァイハンダー」と言って、本来は戦場で騎兵の突撃を防ぐために並べられたパイクを敵兵ごと斬り、騎兵が突撃できる環境を整える為のものです。槍兵を蹴散らした後、騎兵が突撃する訳ですね――。 ( 回りに集まった人たちの顔を見渡して。 ) また、剣身にはリカッソと呼ばれる刃のない部分があって、ここを持つ事で小回りの効いた攻撃も可能っていう優れものです。大剣選びに悩んだらオススメの一本、ですが―― まあ、この剣の利点は置いといて。 ( それは今回は関係ない。単に自分が気に入ってるから語っちゃっただけだ。 ) [Thu 27 Mar 2008 01:00:48]
◆艶子@教官 > ( 彼らは自分が手にした長さ2m〜3mにもなる剣を、いかにも慣れぬといった手つきで抱えている。恐らくだが、大剣の使い手というのはあまり多くないと思う。値段が高い上に扱い難く、相当の腕力が必要な事から扱う者を選ぶ。加えてその大きさだ。長さだけならば両手斧や槍といった武器も長いが、両手剣は長さの内殆どが刃で占められ、持ち運びに不便だ。これを存分に振るえる環境というのも限定され、自然と使い手は少なくなる。 ) ――でも。 ( …という内容の話を彼らに聞かせてから、私は更に付け加える。 野外にて、近くに設置されたキャンプの傍で私は愛用の大剣を抱えて教官としての勤めを果たしていた。 ) [Thu 27 Mar 2008 00:50:45]
お知らせ > 艶子@教官さんが入室されました。 『大剣の正しい使い方。』 [Thu 27 Mar 2008 00:38:38]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが退室されました。 『まったくそんな事に気づかずに、またねなんて小さく手を振って』 [Wed 26 Mar 2008 04:28:48]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが帰りました。 『そ、それじゃお休みなさい。(帰る際に右手と右足が同時に出ていたり。)』 [Wed 26 Mar 2008 04:27:55]
◆オリヴィア@訓練 > (私が思うことはただ一つ、誰一人欠けることなくみんな無事でいて欲しいなってこと…そんなものは戦争や騒乱がおこれば無理なことなのはわかっているのだけども)ん、でもがんばって欲しいなって気持ちも半分。もう半分は私のやさしさ(言葉でからかって遊んだりするのがやさしさらしいです、辞書の書き換えが必要です)だって…その…ねぇ…(酷いとか言われてそっと視線をそらした、その対応も酷いけど…やっぱりまだ元気なルーキーのイメージが。チョップ回避して正解と思われる)ええ、またね。無理はしちゃだめよ?(笑って水袋を返してもらえば、ブレイブ君ののみっぷりに触発されたように自分も中身をちょっと飲みながら引き上げよう) [Wed 26 Mar 2008 04:27:03]
◆ブレイブ@訓練 > ( そういう実際の世界を知らないからそういう言葉が言えるんだろう。 ―――まあ今回の合同演習で少しは現実、って奴を突き付けられる事も多かったが。 ) う…いやそんな事は―――て、あれ? 半分正解…て…………やっぱ遊んでるじゃないですかあ! ( 傷ついた素振りは変わってないから、その言葉の意味を把握するのにちょっと間が必要だった青年。 けど理解すればいじわるさんに憤慨しよう。 ) 禁則事項です。 というか…さ、さりげなく酷くないっすかオリヴィアさん!? ( 力強い断言にガーン、となる青年。 ……20代半ばも23に見えるのも対して変わらないよ!という言い訳は口に出したらきっとチョップだから、幾つに見えてたかは黙して語らずという事にしておこう。 ) は、ハイ。 それじゃどうも今日はお疲れ様でした! オリヴィアさんも頑張ってくださいね。 それじゃあ俺もそろそろ失礼します! ( 労いの叩かれる事にぎこちなく体を強張らせながら、そろそろ自分もまた戻って今日は眠ろうかと。 )( うん、意識するから変なんだな。 ただ水を貰っただけ。 それだけなんだからな。 ) [Wed 26 Mar 2008 04:20:51]
◆オリヴィア@訓練 > (しれっとそんな事を言ってみたり…うんいぢわるだ)てっきり・・・何歳だと思われてたのかなあ…。と言うか…他にも聞いてみてもらって…ぜっったい19には見えないもの(っが一個多いくらい力をいれやがりました。と言うか20代半ばとか言ったらチョップです、ちょっぷ)うん、今日もごくろうさま。また明日も頑張ってね(勢い良く水を飲むブレイブくんの様子に微笑みながらぽふぽふと肩を叩いて、そろそろ冷えてきたしマントを羽織って戻ろうかなとか) [Wed 26 Mar 2008 04:06:49]
◆オリヴィア@訓練 > (後から聞いたその惨状はとても憧れなんて言えない状態だったけども、自分は目の前の彼を止める事はできないだろうし)てっきり…面白がってブレイブ君をからかって遊んでいるとか…? うん、半分は正解なんだけど…(傷ついたそぶりのまま言葉だけは) [Wed 26 Mar 2008 04:03:47]
◆ブレイブ@訓練 > ( 戦場というのにも微かな憧れすら持っている若年騎士。 自分もあの時あの場に立ちたかった――― ) ――――え? あ…そ、そうだったんですか。 てっきりその……――――す、すいません。 ( あれ?俺の考えすぎだったか、とその傷ついた仕草が振りだというのに気づかず慌てて言い繕う。 詭弁にもすっかり騙されている。 ) 気のせいです! ……二十歳…だったんですか。 てっきり――――て、じゅ、じゅうろく!? そ、そんな子供に見られてたんですか俺!? ( 視線を全力で逸らしながら、てっきり二十代半ばかと思った―――なんて言おうとするけれど、その言葉は途中で止まる。 しかしSHOCKだ。 言い淀んだ言葉が予想出来るだけ余計にである。 )( 全部飲んで良いよ、という言葉に微かな動揺を見せつつ。 ―――うん。 この状況だと飲まない方が失礼だよな俺! ) あ、あー…それじゃその、え、遠慮なく。 ( 迷ってるからおかしなことを考えてしまうんだ! 一気に飲んでしまえ!とばかりに勢いよく水袋の中身を飲み下そう。 ) [Wed 26 Mar 2008 03:58:34]
◆オリヴィア@訓練 > (自分もその当時はクリスティアにいて、ヴェイトスへ出征した夫や他の騎士たちの為に物資などの供給する体制を整えるために奔走していたから立場は同じ。でも、まだそれは自分の中では整理がついてないから話題にもせず)あら…訓練の間だったらいくら負けてもいいんだし、あまりない機会だから色々学んでもらいたいなと思っただけなのに意地悪だなんて…(悲しいわ…なんて傷ついた振りをしつつ、詭弁を並べて…言葉を弄するのも嫌いではないらしい)確かにあいたように聞こえたんだけど…むー、四捨五入じゃなくてきちんと20歳です…って、え?ブレイブ君は19? 16じゃなくて?てっきり…(なり立ての新兵かと思ったとかそれは言わないけど、てっきり…から先は察してくれれば幸い)ええ、中は今朝汲んだ水だからまだ十分飲めると思うからね(ちゃぷんと揺れる水袋、全部飲んで大丈夫よと動きが止まった事を自分への遠慮と勘違いした言葉を投げかけて) [Wed 26 Mar 2008 03:37:59]
◆ブレイブ@訓練 > ( 1年半前の紅い雨の時期、自分はヴェイトス市に行けない事をもどかしく思っていた。 その時期に関しての話題を口に出せば、きっと二人の間には温度差が出来てしまいそう。 ) そう言われちゃうと反論出来ないのが怖いです。 ……この意地悪お姉さんめ。 ( 落とされそうな子供は不満そうな顔でそんな称号を勝手に相手に付ける。 ) な、なんでもないですよ。 間なんて少したりとも空いてませんし―――20歳? え? 1歳差? ( 視線を逸らしながら言い訳しようとするけれど、その小さな呟きを聞けば思わずパチクリとしてしまう。 四捨五入してじゃなくて?とかなんて失礼過ぎる言葉とかまで小さく零してしまったり。 ) ――――え? あ…い、良いんですか? ( 相手の有りがたい申し出に少し言葉を詰まらせながらもその水袋を受け取る。 けど、これっていわゆる間接キス?とか思ってしまえばその時点で動きが止まってしまって。 ) [Wed 26 Mar 2008 03:27:07]
◆オリヴィア@訓練 > (夫がなくなったのも1年半前の事だしそれから色々ドタバタしててそれどころではなかったとかそんな可能性もなきにしもあらずだけども)余裕だったらもっと頑張ってと応援してあげるつもりでね。ほら、獅子は子供を谷に突き落とすとか言うし(まったく関係なくても突き落とそうとしかねない娘さんが何か言いやがりました)そうそう。私も頑張るから、いっしょに…って、その間はなにかな?(むー、なんて敏感に反応しました。ふまんそーな顔で…まだ20歳なのにとか小さく呟きつつ、色々あって年上に見られるのは多いとは言えちょっと気にする)あら…私の水袋にはまだ残っているから、飲む?(あまり水を飲むとばてやすくなるとかそんなのをちょっと信じているのかあまり水分は取ってなかったらしく、ちょっと待ってねと言えば少し離れたところから水袋を取って手渡して) [Wed 26 Mar 2008 03:09:14]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『(こちらは入室の理テイク』 [Wed 26 Mar 2008 03:02:40]
◆ブレイブ@訓練 > (げふん…リテイク( そんな事を言ってるけど、そっちだって 全然若いじゃないですか。 と。 一瞬だけ間が空いてしまったのには触れてはいけない。 ) ですよねー。 ………うう、全部飲み切るんじゃ無かった……… ( 説明しましょう、という騎士子さんの分かり易い解説。 そういうのに疎い自分には有りがたいけど、飲み物が無い今の現実を突き付けられてちょっと悲しくもある。 ) [Wed 26 Mar 2008 03:02:11]
◆ブレイブ@訓練 > ( ある意味鈍くて良かったのかも。 純情青年は勝手に一人で心臓の鼓動を早くしときます。 見る目が無いなクリスティアの騎士達め!と言いたい所だけど、そりゃ未亡人には好き好んで手を出したりしませんよね。 ) ……言わなくて良かったです。 もし本気だったりしたら意地悪お姉さんの称号付けちゃいますよ? ( 無駄な所で意地を張りたいお年頃。 周りから見てみると実に面倒くさいだけである。 ) まあ、それは確かに。 それじゃ俺はしっかりと頑張った4年間になるように、これからを積み重ねてかないといけません、て事ですね。 ( そんな事を言っといて、そっちだって ) [Wed 26 Mar 2008 02:58:21]
◆オリヴィア@訓練 > (無頓着というかそこらへんの事がわからない感覚2の一般人レベル。クリスティアで騎士の中にいる分にはそれで問題なかったとかそんな話)余裕ですって言ったら頑張ってねと追い返してたところだし。それは冗談だからね(落ち着いて座ってて大丈夫と…変に意地を張るから色々災厄を招くのだと思うけど)・・・んー、でも、頑張った4年とそうでない4年は大きいと思うけどな(まだまだ若いんだから頑張りなさいなんてぽふぽふ肩を叩いて。自分も実際聞いたらびっくりすると思う)一応、戦場に出兵している想定での訓練だから、自分で水袋を持ってないとね(炊き出しとかも担当の支援部隊所属の騎士子さんの解説が入りつつ) [Wed 26 Mar 2008 02:44:48]
◆ブレイブ@訓練 > ( 平然としている女性に対して内心ではドキドキ。 許婚とかそういう次元の話題は話でしか聞いた事の無い、自分とはまるで関係の無い話――― ) ぐ、そ…それを余裕ですっ!て突っ張れない自分が哀しい。 てことで勘弁して下さい本当に。 ( 今の状態でも結構辛い者があるからさすがにそれはご勘弁。 ) でしょう? 4年なんてまだまだ大した差じゃないです。 ( 相手が同意してくれれば機嫌よく自分の言葉にうなずいた。 実際は一つしか違わないなんて思ってもいない。 ―――ん。 確かに喉とか渇きましたね。 と彼女の言葉に頷いた。 それにこの状況は少しばかり手持無沙汰でもある。 休憩所だからどこかにそういうサービスなんてないかな―――なんて辺りを見回してみる。 ) [Wed 26 Mar 2008 02:36:41]
◆オリヴィア@訓練 > (さすがにもうちょっとしたらマントを羽織るけれども、そう言う風に見られているとも思わない、好きあって結婚したとはいえ生まれた時から決まっていた許婚とだったからそこらへんの機微には疎く)それは嘘でしょ?それとももっとふらふらになるまでしごいてもらうように私から話を通しておこうかな?なんて。 4年……ん、そうかも(そんな形でいつものじゃれあうような言葉遊びをしつつ、たかが4年の言葉にちょっと過去を思ってもう2年も経つのかなんて思えば、少し納得してしまって…お互いに外見年齢がかみ合わない二人。コーヒーとかあればいいのにね、なんて隣に座った彼に言いつつ) [Wed 26 Mar 2008 02:20:06]
◆ブレイブ@訓練 > ( 自分だって健康な男の子。 未亡人だとは知らない訳だし、相手のそういう姿を見て胸が高鳴らないと言っちゃったら大嘘吐きだ。 ) 最初っから元気だったですよ! ―――たかが4年です。 そう変わりません。 ( 自分が今19で、相手は確かに4年ぐらい離れてるぐらいの年齢に見えるから、その言葉を何の疑いもなく受け入れる。 けどちょっと不満そう。 許可を貰えばどうも、とホッと一息吐きながら彼女の隣に座る。 ) [Wed 26 Mar 2008 02:10:38]
◆オリヴィア@訓練 > (こっちはもうすでに売却済みと言う考えだから、相手が異性だからとか気にする事もなく自然体で接するわけだけども、ともすればそれは無防備にも見えるかも知れないけども)そうそう、その元気。え…そう? んー、4年くらい離れていれば十分若いと思うけどな(自分を20歳として相手を16歳と見ていたらしくそんな言葉を向けつつ、どうぞどうぞと自分の隣をぽふぽふ叩いて) [Wed 26 Mar 2008 02:00:24]
◆ブレイブ@訓練 > ( 田舎の頃はともかく、丁度思春期の時期に異性とあまり接する機会が無かったせいで女性には免疫が無い。 それが薄着の綺麗な人なら尚更。 ) へ、へこたれてなんてませんとも。 そんなダサイ真似するわけないじゃないっすか。 ていうか若い、ったってそっちとそう変わらないでしょうに。 ( 弱気を指摘されればそれを取り繕ういいかっこしい。 あ、隣座ってもいいですか? と尋ねる言葉を重ねて。 ) [Wed 26 Mar 2008 01:56:10]
◆オリヴィア@訓練 > (動いた後だと、ハーフプレートとヘルムを取ってもらった後はその下のキルトだけでも十分に熱いくらいで…、しばらくすると寒くなってきてしまうからマントを羽織るのだけども今はこんな状態で休憩中)ほらほら、まだまだ若いんだからそんな風にへこたれないの(めっと注意しつつ、まぁ自分に勝った相手なんだからとか言うのは抜きにして弱音に対してちょっと叱咤激励) [Wed 26 Mar 2008 01:45:20]
◆ブレイブ@訓練 > ――――あ、ど、どうも。 ( 笑顔と共に声を掛けてくれた女性の格好に少しだけドキリ。 別に露出をしてるとかそういう訳でも無いのだが、女性の鎧下だけの格好、というのが自分にとってあまり見慣れないものだったから。 ) ―――それはもうホントに疲れましたとも。 こっち来てから大変さが五割増し、って感じです。 ( かすかに頬が赤いのは先程まで動いてたせいだろう。 相手と違って、自分には不得手の類に入る集団演習はやはりキツイ。 ) [Wed 26 Mar 2008 01:40:09]
◆オリヴィア@訓練 > (こちらも苦手な部分を克服しようとして頑張って打ちのめされての日々だったので、今回は本領とも言える集団戦の方で頑張ってみたから表情は明るめで。しばらく休憩していれば、何やら落ち込んだ様子の若い騎士が休憩所にやってくるのが見えて…)はーい…お疲れ様。頑張ってるみたいね(にっこり笑って手を軽く振って出迎えてあげよう。立つのは疲れているから座ったままでだけども) [Wed 26 Mar 2008 01:28:08]
◆ブレイブ@訓練 > ( こっちに来てからの通算戦績は語りたくないぐらいに酷い物になっている。 自分が未熟なだけではあるのだが、それを有りのままに受け止めるにはまだこの騎士は若過ぎた。 ) ( 少しばかり落ち込んだような表情で溜息を吐き、自分も一息つくためにベンチの方へと歩を進めていく。 ) [Wed 26 Mar 2008 01:22:10]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが入室されました。 『ま…また負けた。』 [Wed 26 Mar 2008 01:16:38]
◆オリヴィア@訓練 > (そう言えば、トリスさんも教官としてこちらにこられたのだったと思い出しつつ…そう思うとやっぱり一度は乗ってみたいあの鳥…馬よりもっと楽しそうな気がする)・・・普通は乗るなんてできませんしね(この講義の間でも乗れるかはわからないけども。だって自分の馬に他人を乗せるのってよっぽど信用してないとできないだろうし…とか) [Wed 26 Mar 2008 01:11:49]
◆オリヴィア@訓練 > …アイリーンお嬢様はもっと大変なんだろうなぁ(よいしょとベンチみたいなところに鎧下だけの格好で座って…自分より年下ながら、自分より上の騎士達と渡り合っている騎士の名前を口にして…。せっかくの機会なのでいくらか手ほどきを受けたが、結局直接話すほどの余裕もなく) [Wed 26 Mar 2008 01:04:49]
◆オリヴィア@訓練 > (特に伝統騎士の最強硬派である黒騎兵槍騎士団は勇猛果敢で幾多の戦場で先陣をかけ抜け、女性への優しさを兼ね備えた本来であれば言う事なしだが女性は護られてしかるべきという考えで、自分達すら対等とは見てくれないのだから…)先は長そう…(ヴェイトスは女性が強いとか言われているとは言え…こういう伝統的な部分ではまだいくらか肩身が狭いと思う) [Wed 26 Mar 2008 01:01:51]
◆オリヴィア@訓練 > (連動して敵を倒し、全体としての勝利を求めるのが広まっていけばいいなとは思うけども、伝統的な騎士達にはあまり受け入れられず、たいていそう言う騎士は有力騎士であるからなおさら他に広がるって事は難しげで)でも、それも仕方ないのよね…(伝統騎士達の考えを目先の名誉…などとは思わない。それも騎士の本分ではあるのだから) [Wed 26 Mar 2008 00:56:55]
◆オリヴィア@訓練 > (そのせいで今度から完全に無作為に集団戦のグループ分けをする事になってしまったのだけども…少しは集団における役割分担の強さとかわかってくれたら嬉しいのにな、とか)…難しいところだけど(本来自分はそういう方が向いているのだが、騎士は個人で勇気や力を誇示したがる傾向もあるし…) [Wed 26 Mar 2008 00:53:04]
◆オリヴィア@訓練 > (とは言え、騎士としての矜持もなく武器を振るい、虐殺や略奪を行うことは論外としてきつく戒めておく必要がある)とは言え…それ以外の部分では、作戦として肯定してもらわないと…(20対20の集団戦において…いくつか顔見知りのグループで役割分担を決めて各々がそれぞれの目的によって動く事によって相手をぼこぼこにしたわけだけども。確かに乱戦の中での立ち回りの訓練って決まっていたのなら文句言わせれても仕方ないけど単にグループ分けしてやりあっただけだしと) [Wed 26 Mar 2008 00:50:14]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが来ました。 『戦争と恋愛はどのような手段であっても肯定される』 [Wed 26 Mar 2008 00:43:23]
お知らせ > トリス@教官さんが帰りました。 『模擬戦開始―――といった風に訓練は続くわけだ。』 [Mon 24 Mar 2008 04:08:43]
◆トリス@教官 > あと再三だけど、頼りすぎると道化になるから気をつけなさい。(ある程度基本が強くて、初めて引っ掛けられる技であるからして。 以後の練習がカオスになったら自分の責任になりそうだし、其処だけは強調しておく。 ”悪い見本”はかっこわるくて示せないのだ。) ・・・と、そろそろ休憩も長くなったわね。 それじゃ、また二人ずつに分かれて――そう。前と違うペアの方が良いわ。(体力も戻っただろうし全員起立ー。 聞いた事は即座に試してこそ、残る記憶になるものであるし。) [Mon 24 Mar 2008 04:07:51]
◆トリス@教官 > (剣が鋭い実剣であれば、倒された拍子に腕を――下手すれば動脈を抉られているかもしれない。 運が良くても、転倒すれば殆んどは終了だ。) こんな調子ね。 勿論対策は沢山あるし、失敗すれば簡単に頭を割られてしまうから多用はできないけれど、ジリ貧になって潰されるより結果が良くなる事も在るわ。 (剣を引き抜いて、倒れた相手に手を貸しつつ。 その他、盾で相手の剣を相手の胸に押し付けて動けなくする技法とか―― 口頭でも説明しやすい殺り方は何点か紹介しよう。) ・・・・ガチガチにならないで発想を自由にすること。 あと、仕掛ける!と決めた際は躊躇わない事! 要はこの2点ね。 [Mon 24 Mar 2008 03:59:18]
◆トリス@教官 > (打撃の快音は響かず――代わりにかこん、と乾いた接触音だけが木霊した。 直後、闘う二人は静止して動かない。) ……鎧やら盾は武器にもなるけど――たまに弱点にもなる。 凹凸や突起が多い分引っかけやすいのよ。(振り上げられた相手の篭手の内側に、左手に持った剣の切っ先が引っかかっていた。 動かそうにも、剣がつっかえ棒のようになって振るも突くも叶わない状態か。)大振りの相手でないと失敗しやすいけれどね。 で、このまま持ち上げて捻ると相手を転ばせたりできるわ。(此方は鎧姿=小手先の攻撃なら弾けるわけで、鎧vs鎧が前提になったような技だが――初めて受ければ相当慌てるだろう。 左手を突き出して相手の腕を吊り上げた後、体当たり気味に地面に倒す。) [Mon 24 Mar 2008 03:48:31]
◆トリス@教官 > そしたら、行くわよ? ――本気で叩いてよし!(やがて候補者が決まれば、そんな言葉を開始の合図として実践に入ろう。 左の剣を前に出し右手は頭の横に、半身に近く構える。 スタンダードな剣盾スタイルの相手と対照的に、鎧の厚みを頼りの二刀流で盾を持たないそのスタイルは、それだけで随分な奇襲だが―― 本命は別だ。) こっちも本気で叩くけれどね。 ――てあッ!!(相手の接近に合わせ、思い切りの良い右の振り下ろしが繰り出され――呆気なく盾に弾かれた。 盾の後ろに剣を携え、相手の一撃を打ち落とすように盾を振るって即反撃。 なるほど相手は基本に忠実で、且つ熟練されている。 踏み出しての右剣を弾かれれば胴体がら空き、間合いも近く離脱の暇も無いが―― ) [Mon 24 Mar 2008 03:37:21]
◆トリス@教官 > (無論、自分の奥の手を晒してしまうわけだが―― 主に奇襲を任とし礼節や騎士道よりも実利に重きを置く騎鳥兵が教えられる事としては、一番身になる内容だろうか。 まともな騎士はあんまり教えないことだ。) 今から幾つか見せて教えるけど、これは対騎士用って側面が強いから―― 実戦では相手をよく見て、最適の戦法をその場で考えないとダメよ。 (そして体力余ってる子起立ー! の一言。 口頭で説明するのは矢張り苦手らしかった。 いつもの双剣のかわりに練習用の木剣を2振り携え、勇敢な生贄君が立候補するのを待つ。) [Mon 24 Mar 2008 03:23:37]
◆トリス@教官 > こと相手が自分より強かったり変わった奴だったりすると、基本通りの遣り方じゃ”基本に忠実な結果”しか出ないわ。 (その奇抜さは、練習→対話質問の合間にたまに捩じ込まれるこのアドバイスコーナーの内容にて発揮されることになる。 奇抜といっても現場上がりの傭兵とかには常識かもだが、見た目が鎧姿のフツーの女騎士――ってのの口からそれが漏れると、裏技伝授っぽい雰囲気がどうしても拭えない。) ズルく感じるかもしれないけれど状況によっては――奇襲じみた事も必要になる。(時にはまんま裏技伝授のときもある。) [Mon 24 Mar 2008 03:12:21]
◆トリス@教官 > この合同演習も始まって少し経つし、そもそも最初からある程度基礎が出来てる人の方が多いみたいよね。 見ている限りでも、普通の戦い方に関しては――殆んど問題ないと思うけど。 (”かかって来い形式”を自称して自信のなさをほの匂わせていたトリス・クラクハインドの教官役だが、蓋を開けてみれば行っていたのはごくごく普通ーかつ理論寄りのまともな練習であった。 現在は休憩の傍らアドバイス伝達の時間。 騎鳥兵のみょうちきりん度を測りに来た連中は開始当初は落胆しただろうが――) [Mon 24 Mar 2008 03:05:33]
お知らせ > トリス@教官さんが来ました。 『トリスさんのエキセントリック講義そのいち。』 [Mon 24 Mar 2008 03:01:46]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが帰りました。 『(結果はまた負け星が増えました。)』 [Sun 23 Mar 2008 23:23:01]
◆ブレイブ@訓練 > ( 手の中にある水筒の中身を飲み切る。 ぬるい水であろうと乾いた体にはそれが十分に心地良い。 ) ――――よしっ! さーて、もうちょい頑張ってこの不甲斐ない今日の戦績をどうにかしねえとな。 ( そういった考え事をする時間は終了。 手の痺れもそろそろ取れてきたし、またあの喧噪の渦の中に入って適当な誰かと手合せするか。 もしくは目を引く人達や有名人の戦い方を見物。 今日の訓練はそうするとしようか。 ) [Sun 23 Mar 2008 23:09:30]
◆ブレイブ@訓練 > ていうか単純に見た事ない人達が多いんだよな。 ( 元々はヴェイトスの田舎育ち。 養子に取られてからはクリスティアで生活を送っていたため、自分の周りにいる人々はその殆どがホワイティアであった。 ) けどまあやっぱ……それ以外の人たちもいっぱいいるんだよな。 うん。 ( 考えてみればそれは当然の事だったけど、何故か今の今まで気付かなかったこと。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:52:56]
◆ブレイブ@訓練 > ( 手合せをしている人たちの流れから離れ、今は水を片手に傍目で見物中。 しかし鍛錬所でも感じていた事だが、こうして色々な人が集まっている所を見ると改めて実感することが一つ。 ) ホントに色んな人たちがいるな…ここは。 ( 黒人白人黄色人種、果ては人外といった連中。 そんなに沢山の異文化が入り混じっている事には、やはり今でも驚かざるを得ない。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:38:51]
◆ブレイブ@訓練 > ( 先ほどまで剣を合わせていた相手はトキノミヤコの老剣士。 その結果は恥ずかしい事ながら手も足も出ずに惨敗だ。 ) しっかし…ホントにあっちの剣術は変わってるもんだな。 なんつうか、根から違うっつうか…そもそもの考え方がっていうか。 ( 勝負の後にちょっとだけ会話した内容によると、どうやら俺が食らったアレは篭手切りとかいう技らしい。 なんでも相手の剣を持つ腕をぶった切る技だそうだ。 相手が木刀で良かった俺。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:22:52]
◆ブレイブ@訓練 > …………一勝……七敗。 ( 分かっていた事ではあるが――― ) 世界は広いぜ……… ( 思いっ切り打たれて少しばかり痺れの残る右手を振りながら溜息を吐く。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:09:04]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが来ました。 『…………ぎゃふん』 [Sun 23 Mar 2008 22:03:15]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが退室されました。 『よしっ!と声に出して気合を入れなおせば再び剣と盾を手にして訓練へと』 [Sat 22 Mar 2008 23:58:56]
◆オリヴィア@訓練 > (んー、なんて言いながら腕を上げてのびー、胸の前でクロスさせてのびーとか、ストレッチを繰り返しつつ…もうしばらくすればまた打ち合えるんじゃないかなぁとか思いながら)…んー…(しばらくは他の人の戦い方とか見ている事に…何か自分が取り入れれるようなものもあるかも知れないし) [Sat 22 Mar 2008 23:43:57]
◆オリヴィア@訓練 > (一朝一夕に強くなれるはずはないのだから、無理したら駄目だと注意されてはぁいと応えるものの…この身のもどかしさはいかんともしがたくて、ついつい実戦訓練では強めの訓練を選択してしまって)…だって、まだまだ前線に立てるようなレベルじゃないってわかってしまったし(一旦休憩とベンチに座りながら…ため息を一つ)……幸せ逃げるとか言われてたのに(知り合いの踊り子の姿と言葉を思い出したりしてしまいながら) [Sat 22 Mar 2008 23:32:09]
◆オリヴィア@訓練 > ふう…ありがとう、ございました…(ぺこりとお辞儀をして…相手をしてくれた騎士に礼の言葉を述べて…手を握ったり開いたりで盾と剣を握る腕の感覚の鈍りと疲れをほぐそうとするようにして)……まだまだ、まだまだ未熟ね(そもそも自分の迂闊な性格は前線に立つには不向きなんじゃないかとか…) [Sat 22 Mar 2008 23:26:45]
◆オリヴィア@訓練 > (剣の間合い、手足の間合い、体当たりの間合い…ある程度動いて細かくそれを感じながら…剣を振るい続ける腕は次第に感覚も鈍くなっていくのを気合をいれて握り締めて…)たああああっ!(片手で放つ一撃は相手の盾を打ち、僅かながらにバランスを崩させたが自分の腕も痺れて…力が変に入ったのを自覚させられて) [Sat 22 Mar 2008 23:23:40]
◆オリヴィア@訓練 > (その中で脚の使い方や体当たりを混ぜる部分も必要になってくるが、今は相手に頼み込んでひたすらに剣と盾で打ち合うだけに限定して訓練を重ねていく)…まだ、です…まだまだ…っ(盾で受け止めそこねた一撃が鎧を叩く。バランスを崩すがどうにか持ち直して…相手も待ってくれたようだけどもまだ続けますと言葉を向けて…ひたすらに基本をやり直す) [Sat 22 Mar 2008 23:20:47]
◆オリヴィア@訓練 > くう…はああああっ!(打ち合いの中で戦い方を学んでいくように、攻撃と防御の基本を繰り返す…相手の攻撃を盾で受けとめ、剣で打ち返す…少しでも長く構え、少しでも長く立っていられるように打ち合う形で) [Sat 22 Mar 2008 23:18:02]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『正面からの打ち合いを重ねて…』 [Sat 22 Mar 2008 23:16:15]
お知らせ > シャナ@演習さんが退室されました。 『(後、近くにいた傭兵と一戦交える事に。)』 [Sat 22 Mar 2008 00:29:19]
◆シャナ@演習 > ( ……一回だけの演習戦では駄目。 少女は軽く周りを見渡してみる。 当然ながらイメージトレーニングをしている者だけでなく休憩を入れている物、或いは演習参加者同時で訓練している者の多数いる。 ) …。 ( 演習戦をするならばなるべく多くの人物と戦う事が必要になるだろう。 一度や二度戦ったくらいでは実戦に臨むなど難しい事。 まして自分は初心からやり直しているようなものだ、基本どころかそういった演習もかなり重要なものになる。 ) …さて。 ( そうとするなら、誰か相手を探さねばならない。尤もこの中で手が空いている人間がいるかどうかまでは判らないが。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:19:06]
◆シャナ@演習 > ( 無論実際に叩き込んだわけではない、虚空を斬るだけだ。 当然手応えがあるはずもない、だがそれならばそれで止める必要もない。 この程度では、騎士には及べない。 先程の演習の際騎士と一度手合わせした、だが当然相手も此方のバランスを崩し一気に攻め込もうとしてくるだろう。 慣れていない少女では、太刀打ち出来るはずもなかった。 ) だぁ――っ! ( 他にイメージトレーニングをしている者も何名か居る。 当然少女の掛け声など彼らの前に掻き消されているだろうし対して目立つ事もない。 さて、少女の連続した剣撃は八まで及んだがその時点で少女は剣を止める。 体力の衰えた少女にはこれくらいが限界なのだ。 ) ……ふう。 ( 限界というよりも、実際の体力にはまだ余裕がある。 但し使う体力の大きさと動きによる負担がまだ無くなっていない。 実戦になれば負担や体力は大きく関わってくるだろうし、ここで自分の今の限界というものが理解出来ていなければ後に酷い目に遭う。 それは過去の自分で実証済みだった。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:10:01]
◆シャナ@演習 > ( 呼吸を落ち着ける。 合同演習の場にて少女は両手で木刀を構える。 今は各自自習とでもといった所か、真っ直ぐに構えた木刀を強く握り何度目かの深呼吸の後――。 ) ……。 ( 何も無い空間、そこへ向けて少女は大きく一歩、足を出し構える。 それと同時に少女の目が見開かれ、 ) はっ! ( 一閃。 当然何もない空間なのだから風を切るだけだ。 だが、ここで停止はずもない。 ) ――っ! ( 二閃、いやまだ続く。 相手のバランスを崩すという意識の元の、少女のイメージトレーニング。 やや斜め下を集中的に切り込むように木刀を振るう。 相手を反撃を考えやや、少女と同じくらいの背だとするなら頭部を狙う。 そこで防がれると予想し今度は腹部、肩、膝と動きを変え連続で剣撃を叩き込む。 ) [Sat 22 Mar 2008 00:02:28]
お知らせ > シャナ@演習さんが来ました。 『(大きく、深呼吸を。)』 [Fri 21 Mar 2008 23:54:28]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが帰りました。 『大丈夫と。ちょっと泣きたくなるくらい悔しかったから翌日以降の訓練により一層打ち込む事に』 [Fri 21 Mar 2008 04:55:44]
◆オリヴィア@訓練 > (でも結局才能が必要な技能のようだし、きっと覚えるのはできないのは判っているから。単に興味を持ったのと悔しさをごまかす為の言葉なんだけど、それに対してもきちんと対応してくれるから、ようやくそこで笑みを浮かべよう) [Fri 21 Mar 2008 04:55:37]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが退室されました。 『―――あ、盾…持ちましょうか?(帰る前にそんな提案をしてみたり)』 [Fri 21 Mar 2008 04:52:09]
◆ブレイブ@訓練 > ( 教えるのはあんまり得意じゃない自分。 けれどそういう風に言われれば断れないのも自分。 ) う、うぅ…分かりましたよ。 それじゃ今度機会があったらいつか教えますね。 ( いつか、って言っておく。 予定は未定。 )( そんな感じで今日は十分動いたからそろそろ自分も終わるとしよう。 オーバーワークは体に毒なだけだし。 ) [Fri 21 Mar 2008 04:50:52]
◆オリヴィア@訓練 > (うん、八つ当たりなのはわかってるんだけど…ちょっと甘えるような意味で拗ねてみる。悔しかったのは事実なんだけどさ)え? えっと…うん、できたら便利かなとか。今度私が勝ったら、同じようにしてあげられるし…(とか、ちょっぴりちくちく言葉で反撃しながら…一瞬聞き取れなかったのはともかくとして、今日はこれで引き上げるつもりで) [Fri 21 Mar 2008 04:45:11]
◆ブレイブ@訓練 > う゛。 ( 言葉には出さなかったけど、何が拙かったのかは何となく分かったのか言葉を詰まらす。 ) え、えー!? そがぁな事をマジで言っとるんかー!? ( そんな無茶振りに動揺して方言丸出しになってしまったり。 )( そして相手が自力で立ち上がる姿に対して、それに自分から手を差し出さなかった事や、負けた相手に追い打ち掛けるような態度だった事を後悔しまくる若年騎士であった。 き…騎士として、というよりも男としてダメだった…… ) [Fri 21 Mar 2008 04:40:16]
◆オリヴィア@訓練 > 本気な事には文句言ってないつもりなんだけどな…私も本気でやったし…(負けたのが悔しかったけど、なんか火の粉まで撒き散らして格好つけられたのがすごい悔しかったらしい)…じゃあ、その火の粉を出すやり方を教えてくれたら許してあげるから(ようやく手の痺れが取れれば盾を手に立ちあがってひっそり無理難題を言ってみた…。ともあれ今日は色々な意味で課題がたっぷり見つかったわけで、あと10日ほどの間にどれだけ修正して上達できるか、先はまだまだ長いとかそんなところで) [Fri 21 Mar 2008 04:30:46]
◆ブレイブ@訓練 > ( だって火を使わないと火影って言わないじゃん! そんな無駄な努力の結果がこの火の粉。 ) ( と、そんな得意満面になってる騎士であったが、相手が怒ったような視線でで睨み付けてる事に気づけばかなり焦る。 ) あ、いやその、だって本気で手加減抜きでやれってオリヴィアさん、その、あの――― ( 悔しそうな視線にかなり慌てて、何といえばいいのだろうかと言葉を一生懸命探す。 ) [Fri 21 Mar 2008 04:25:46]
◆オリヴィア@訓練 > (体重があるわけでもなく、鎧の重量もバランスを崩している状態では逆に自分の体が振られてこうして地面に転ばされる事になってしまって。ただでさえある身長差が座りこんでしまえばより賢著になって手が思いきり盾に受けた一撃に痺れて、しばらく盾を放してグーパーして感覚を取り戻すべく鋭意努力中)…すっごい、悔しい(何か目の前で決めポーズまで取ってるし…と言うか、何か火の粉を散らしてるのは何かあるのかな?と思うけどそれよりも悔しい。子供だったら地団駄踏んでる所だけど、こー…膨れっ面で相手を睨む方向でっ) [Fri 21 Mar 2008 04:16:12]
◆ブレイブ@訓練 > ――――火影姿に 見蕩れたろ? ( 属性魔法を発動。 自分の周囲に綺麗な火の粉を散らしながら、何処かで聞いたことのあるカッコつけまくった台詞を口に出す。 どっかの小説で読んだ主人公が言ってて凄いカッコよかった台詞! 一度言って見たかったんだ! ) [Fri 21 Mar 2008 04:14:16]
◆ブレイブ@訓練 > ( ちゃんと防御の構えも取っておいてよかった…… しかし真剣勝負だったら喰らう方が悪い。 大変な事になってたら病院、もしくは此処の枕を濡らして激しく落ち込んでたよ。 怪我がその程度で済んでればな……! ) ッ喰らいやがれぇぇ! ( こうしてイケイケの時はノリが良い若い騎士。 無駄なセリフを叫ぶ元気もあります。 盾の上からだけれども、充分に威力の乗った一撃を相手に叩き込む。 ちゃんと手加減も容赦も無い一撃。 それは防御の上から相手を叩き伏せられて。 ) [Fri 21 Mar 2008 04:09:40]
◆オリヴィア@訓練 > ……参りました(むー、と唇を尖らせつつ…自ら墓穴を掘ったようなものだが、悔しいものは悔しいから) [Fri 21 Mar 2008 04:02:36]
◆オリヴィア@訓練 > (手応えも相手を捕らえたものではなく、硬い盾の表面を剣が掠めた程度のもの。相手の剣に横合いから叩かれてそれで済むくらいの勢いだったので当然体勢を立て直す隙ができて…、もしこれで相手が防御しなかったらちょっと大変な事になってたかも知れないとか後で供述する方向で)させない…っ! く…あっ!(大振りな剣だから軌道がわかりやすくて、その間に自分の盾を捻じ込むくらいは容易にできて…だが元々体勢が崩れている所に力の乗った一撃を盾に受けてしまえば地面に転ばされてしまって…) [Fri 21 Mar 2008 04:01:00]
◆ブレイブ@訓練 > ( 掌に伝わる確かな衝撃と、盾の表面を削るだけに留まる感触。 よし!決まったぁ! 必至の受けが見事に成功してくれた事に心の中で拍手喝采。 このまま一気に決着を付けようと体勢を立て直そうとしている相手に対して今度は此方から攻め込む。 ) 決ま、りだぁぁ!! ( 横薙ぎに一閃。 ただし先程の受けが上手くいきすぎたため、少し調子に乗ってしまったのかそれはかなり大振りな一撃となる。 勢いはあるが果たしてそれに乗り切れるか。 )( そして更に胸の中で精神を研ぎ澄まし、属性魔法を発動させる為に集中もしておこう。 ) [Fri 21 Mar 2008 03:48:11]
◆オリヴィア@訓練 > (ともあれ、戦い始めれば無駄に言葉を交わす余裕もなく、残念ながら彼の抗弁はスルーされてしまうのだけども)く・・・ぅんっ!(力いっぱい剣を握って、ぶつかる剣同士の衝撃にも手放さない様にして…力の方向がずれた剣筋はそのまま相手の盾の表面を削って…やはり安直に突きを出すものじゃないと体勢を立てなおすまでの時間に反省して、当然その時間は大きな隙になるわけで) [Fri 21 Mar 2008 03:35:37]
◆ブレイブ@訓練 > ( そう言われたらアイリ様やあの傭兵に負けた時と同じ。 ぐぅの音も出ずにそれで話は終わり。 )( だーかーらー!とムキになりたくなる心を頑張って押し殺して。 ) まあ、だってホントにそーですからね。 ( まだまだ子供臭さは抜けないか。 )( 自分の戦い方のスタイルは一般的な騎士剣術+我流。 それゆえに騎士らしからぬ応戦の仕方をしてしまう事もある。 ) くぅ…せぇいっ!! ( 相手の方に向きかけている主導権を奪い返そうと、真っ直ぐ向かってくる突きを剣を横薙ぎに振るってそれを弾こうと試みる。 言葉にすると簡単だが、実際にやってみるのは難易度が高い行動。 それが失敗したときの保険として、逆の腕で盾を胸に構えて、それが失敗しても相手の突きの直撃だけは避けようという魂胆。 ) [Fri 21 Mar 2008 03:27:41]
◆オリヴィア@訓練 > (どうして?の問いには、にっこり笑って「秘密」と。後はどれだけ問われてもすべてその返答で済ませてしまうだろうけども)はいはい…そうしといてあげる(なんか聞き分けのない子供に対しての対応っぽい言葉を返して)(典型的と言うか基本的な盾と片手剣を操る騎士剣術。鎧は体力に合わせてハーフプレートだけども教本に載っているかのような構えから先手を繰り出して…)はい…やあああああっ!(一歩相手が引いたなら主導権を渡さずに更に攻撃を重ねようと、剣を突き出すような格好で…もっとも相手は初手を防御できているからさほどこちらが有利と言うわけでもないが) [Fri 21 Mar 2008 03:13:53]
◆ブレイブ@訓練 > ( 必要が無い、というよりはどうして?という疑問が浮かぶだろうが―――ああ、どっちでもその意味は似たような物か。 どうして?というのは、どうしてそんな意味の無い事を?というのと大差ない言葉だから。 ) 気のせいったら気のせーです。 ( 無意味な所で意地を張ってしまうというか何というか。 )( 装備も戦い方も恐らくは似た者同士。 ―――負けたら言い訳聞かねえぜ、俺! そんなカッコわりいとこできっかよ。 ) ―――― ( 先に動いたのは相手。 殴りかかる行動を綺麗に受け流せるほど上手くはない。 その衝撃が盾を伝わって腕へと届く。 ) ――――ツゥッ! ( 激しくバランスを崩すまでもなく、防御としては成功か。 押されるように一歩足を引く。 ) [Fri 21 Mar 2008 03:02:50]
◆オリヴィア@訓練 > (前線に立てるくらいになりたいと言う願望はまだ誰にも言ってない。そもそもそんな事する必要がないと言われてそれでおしまいだし、だから言わない。でもその代わり前線騎士と同じ訓練に頑張って付いていく事で実力をつけていこうと頑張るように)…思いっきり気にしてると思うけどな(多分自分が言われても涙目になるような言葉だったし。だって意地を張られるとつい…。ともあれ、受けてくれれば嬉しそうに微笑んで、それもすぐに消えるけども)…ええ、私も本気でいきます(こちらはハーフプレートと呼ばれる上半身を守る鎧に丸盾、剣だけは刃をつぶした訓練用の中で自分が何時も持っている剣と似たようなバランスのを持って…身長差から相手を見上げる形でも、相手を強く見つめ返す真剣なものに表情を変えて)…いきますっ!(間合いを詰めて、まずは思いっきりその盾を殴りつけてやるようにして…相手の盾を持つ腕にダメージがいけばよし、バランスが崩れてくれれば最上と言ったところで) [Fri 21 Mar 2008 02:48:10]
◆ブレイブ@訓練 > ( 前線に立ちたい、という事をもし聞いたのなら少し驚くのだろう。 …あんまりそういう風な事を言う人には見えなかったから。 ) 全ッ然!気にしてないですからどうぞご心配なく! ( 実は涙目だったのだなんて口にしない。 折角のレディの誘いを断るなんて―――といった洒落た考え方ではなく、自分もまだまだ体を動かしたかったから、というのが受ける理由。 それに彼女の言うとおり、せっかくだからな。 ) りょうかい。 それじゃ―――本気で行くぜ。 ( 全部手合せした試合は本気だったというのは禁句。 視線を鋭く表情を真剣な物にする。 バックラーにレザーアーマー、それから刃を潰した訓練用の剣を握りしめて相対する。 ) ―――試合開始。 ( コンセントレーションを高める儀式のような一言を呟き、自分もまた相手と大差の無い構えを取って準備万端をアピール。 ) [Fri 21 Mar 2008 02:36:15]
◆オリヴィア@訓練 > (自分は元々後方部隊所属で本来は集団戦の中でその力量を発揮できるタイプだが、今回はそれは置いといて個人としての実力を上げる為にただただ訓練を繰り返して…いつか自分も前線にも立てるくらいの騎士になりたいと思う)ん、酷い冗談でごめんね。そう、私と…せっかくだから(前はギルドで、今回は訓練場で出会ったのも何かの縁と言うわけで…)私もまだ大丈夫だし。でも、手加減なんてしたら怒るからね?(女だからって気遣い無用だからねとそう言えばきゅっと表情を引き締めて、盾を軽く前に出して構え少し腰を落とし剣を握って…相手の準備ができるまでは待って) [Fri 21 Mar 2008 02:19:45]
◆ブレイブ@訓練 > ( 考えてみれば自分には西洋騎士程の力強さも無いし、当然だが東洋剣士程の技巧も無い。 魔法剣という手もあるが、あれは大道芸と言った方が正しい技。 まだまだ実践で使いこなすには遠い。 ) コノ俺ガ、ソンナコト有ル訳ナイジャナイデスカ。 ( 痛い所をぐっさり突かれて視線を逸らしながら返事をする。 ) オリヴィアさんと、ですか? ( 一目で印象に残った相手だ、忘れる訳もない。 訓練の申し出に体の調子を再確認。 ……うん。 悔しい話だがさっきが一方的だったお陰でまだまだ動けそう。 ) それはもう喜んでオーケイですよ。 まだまだいけますからね。 [Fri 21 Mar 2008 02:11:48]
◆オリヴィア@訓練 > (こちらは体格や体力の差から押し倒されて敗北するパターンが多く…体力や力をつけなければ前線で生き残れないと切実に理解させらたわけで…頑張らないと)…ん、つまり疲れる間もなくやられちゃったと言うわけね? ごめん、それは冗談だけど…(相変わらず、余裕だと言う態度をからかうに…でもそれにしては酷い事を言った自覚があるからすぐに謝るけど)よろしかったら、私と訓練どうかなって…(こちらもその声と態度でわかった、背も高いし間違いなくブレイブ君だと) [Fri 21 Mar 2008 02:00:37]
◆ブレイブ@訓練 > ( 物の見事に手元から弾かれた武器を拾うために地面に手を伸ばす。 アイリ様との戦いの時もそうだったが、こうも綺麗に完敗してしまうとグゥの音も出ない。 ちくしょう。 ) ―――それはもう、全然平気ですとも。 この程度の事で、俺が疲れるわけないじゃないですか。 ( 声を掛けられれば余裕綽々といった態度の負け惜しみをする―――と、オリヴィアさんじゃないか。 ) [Fri 21 Mar 2008 01:55:07]
◆オリヴィア@訓練 > あちらも、終わったみたい…(どうやら決着がついたようで…やっぱり自分で負けを認める時ってすごく悔しいものよねとうんうんと内心頷いて。負け続けてへこたれそうになる自分を奮い立たせるものがないとどんどん落ち込んでしまいそうだし)ん…大丈夫?(相手の傭兵とおぼしき人が去っていったのならば、残った方に声をかけてみて…まだできるなら負けたもの同士で訓練できればなぁとか…あまりにも実力が違いすぎると訓練になる前に負けてしまうし) [Fri 21 Mar 2008 01:49:47]
◆ブレイブ@訓練 > ……参りました。 ( 先日の合同訓練にていい感じに実力の差を思い知らされた物の、それに落ち込む事もなく鍛錬を続ける若年騎士。 壮年の傭兵と手合せをした結果、実力及ばずに敗北宣言を口にする事に。 ) 二勝五敗。 ……だっせぇの。 ( 仕合をしてもらった事に感謝の礼を述べて相手が去った後に独り言を呟く。 何人もの人たちと手合せしたお陰で息があがってきていた。 )( まったく、実力差、ってのは案外大きいものだったなこりゃ。 ) [Fri 21 Mar 2008 01:43:18]
◆オリヴィア@訓練 > (皆それぞれに戦いを続け手が開いていないようならば暫く休憩と一息ついて…)ん…結構、自信あったんだけどな(一通りは基本は学んでいたつもりだったのだけど、やはりそれだけで太刀打ちできるほど甘くはなかったようで…それが悔しくもあり、頑張らないとと自分を奮い起こす部分でもある) [Fri 21 Mar 2008 01:36:08]
お知らせ > ブレイブさんが入室されました。 『一息吐いた青年』 [Fri 21 Mar 2008 01:35:06]
◆オリヴィア@訓練 > (実戦訓練に参加すればするほど自分の実力の足りなさも痛感するが…それでへこたれてられないし、例え今から習うにしては少しトウが立ってたとしても努力すれば少しでも進歩できるはずと信じて)さて…他に、開いてる人は…(手合わせも数をこなしてわかる事もあるし…きょろきょろと周りを見渡して) [Fri 21 Mar 2008 01:26:09]
◆オリヴィア@訓練 > …よっこいしょ…っ(本当はそんな掛け声をかけちゃいけないのだけど、疲れてくるとついそんな言葉と共に起き上がって…ハーフプレートだから起き上がるのもまだどうにか体を起すような形でできるのだけども)…フルプレートだと髪の毛切らないと駄目よね(アイリーンお嬢様の乱戦で体に合わないながらもフルプレートを着たらかなり厳しいものがあった。まだまだ力も体力も足りないと痛感したもので) [Fri 21 Mar 2008 01:22:24]
◆オリヴィア@訓練 > (今は支援部隊だからとか遠慮する必要もないし、周りもそれを揶揄する事もない…と言うか今打ち合っている相手も誰だかわからないし、単純に自分の実力を上げる為だけに努力できる機会…無駄にはできない)はああっ! く…っ!(振るった剣は相手の盾に阻まれ、相手の剣は自分の盾を掻い潜り腹部の装甲に当たり息が詰る。その動きが止まったところで相手に間合いを詰められ押し倒されるかのようにされれば)…参りました(こうしてもう何度目になるか判らない敗北を重ね、悔しげに唇を噛む…前線の騎士との剣術の腕前の差を改めて認識させられる) [Fri 21 Mar 2008 01:18:59]
◆オリヴィア@訓練 > (自分の所属する騎士団の縛りもなく、市井の名の知れた武芸者も招いての合同訓練の中、ただ一人の騎士として全力を振るう。このような機会はそうそう用意できるものでもないし、それならばできる限りの事を学ぼうと自分から実践訓練に参加して)はぁ…は…、ん、まだまだ…っ(まだ盾も構えれる剣も持てる、自分の武具を身に纏ったまま相手との打ち合いを続けて) [Fri 21 Mar 2008 01:11:57]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『ただひたすらに訓練に打ち込んで…』 [Fri 21 Mar 2008 01:08:01]
お知らせ > 艶子@教官さんが退室されました。 『はい、次!! ( 鍛錬は続く。 )』 [Thu 20 Mar 2008 20:27:32]
◆艶子@教官 > ( 鍔迫り合いの最中に突然一歩身体を引くと、バランスを崩した相手は一歩前によろける。その肩に竹刀の一閃。 ) 相手の力が上、或いは互角の時。今のように押し切ることが出来ないと悟った時には、すぐに身を引いて相手の姿勢を崩して下さい。 判断は早いほうが良い。無駄な体力を使いますし、先に相手に引かれバランスを崩す恐れもあります。身体を密着させた状態では、相手が懐に隠し持っていた短刀で一突きにされる事もあります。 ( 逆に言えば、こちらから短刀で攻撃してやるのもありだ。 ) 最初から鍔迫り合いに持ち込まないのも有りです。自分の不利な姿勢で戦ってやる必要はありませんよ! [Thu 20 Mar 2008 20:27:04]
◆艶子@教官 > ( その中から英雄は必ず生まれる。そしてこの街の為とか、正しい事の為に戦ってくれるはずだ。そういう風にして私たちの歴史ってのは受け継がれてきた。 ) でやアァァ――ッ!! ( 正面から打ちかかって来た相手と武器を交差させ、ぎりぎりと渾身の力を籠める。 私ももっともっと上に行ってやる。こうして英雄の種を蒔くのは現時点での私の義務、私をここまで育ててくれた色んな人たちへの感謝。でも、まだまだ上に行くんだ。そして必ず―― 王様になって、私の銅像をこの街の中央におったててやるっ! ) [Thu 20 Mar 2008 20:21:12]
◆艶子@教官 > ( 一見すると技量が優れている私が生徒たちをあしらっているかのようにも見えるが、実はそうではなく、既に私も何本か取られてしまっている。教官としてはやや情けないかもしれないが、彼らとの力量の差はそこまでかけ離れている訳ではないのだ。 ただこの立ち稽古の中で私の経験と技術を少しでも彼らに伝えられる事が出来れば良いと思うし、そこそこ名が売れ始めた私だが、必ずしも技量の差がかけ離れている訳ではない――自分たちの腕でも今まで街を騒がせた強敵と渡り合えるという事に気づいて欲しかった。 私が特別に凄かった訳じゃあなく、誰でも望めばその手に届く高さなのだと。 ) [Thu 20 Mar 2008 20:10:42]
◆艶子@教官 > ( 剣先を真っ直ぐ構え突っ込んできた相手に対し、一歩右に移動して両腕を打つ。相手はぽろりと手にした武器を地面に落として両膝をついた。 ) 刺突は素早く強力な反面、剣の起動が単純で読まれやすいですよ! 成るべく直前にフェイントを設けるか、相手に避けられた時にフォロー出来る様に動いてください。 はい、次ッ! ( 今日は教官として、生徒達に立ち稽古をつけている。 手にしているのは竹刀だ。これならばお互いに簡素ながらも防具をつけているし、思い切り打ち込んでも大怪我をさせてしまう危険は少ない。とはいっても、当たれば痛いのだが。 ) [Thu 20 Mar 2008 20:01:47]
お知らせ > 艶子@教官さんが来ました。 『ぱァん と高い音が響く。』 [Thu 20 Mar 2008 19:50:38]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『武器を狙い打つように稽古を続ける』 [Thu 20 Mar 2008 02:09:05]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 『――行きます。(了承されたなら少女は木刀を構え、駆けるだろう。)』 [Thu 20 Mar 2008 02:06:00]
◆シャナ > ハッタリ……は、苦手ですね。 三人くらいなら一点突破でもなんとか行けると思います。 囲まれそうになったら、恐らくその判断が良いのでしょうね…今後参考にします。 ( 以前無茶をして正面突破を図ろうとして怪我を負ったのも記憶の内。 ならば足並みをいかに崩し、相手の冷静さを削げるか。 ) 一番偉そうな…なるほど、リーダー格相手を倒せずとも押し返す事が出来れば確かに威圧にはなりますね。 ( 酔っ払いのたわごと、というがそれも確かに正しい戦法でもある。 尤も、それは相手のリーダー格の不意を突く必要もありそうだが――、ふと、木刀を投げ渡され少女は右手でそれを受け取る。 ……え? しばし思考が止り、相手を唖然と見上げる事になる。 ) ……私は構いませんが…相手にもならないと思いますよ。 ( 完全ではない相手だとしても、教官に立候補するくらいの人間なら実力もあろう。 下っ端程度の自分で、何が出来るというのか…。 そんな問いを持つが、断る義理も無い、それでもいいというなら受けるつもりで、少女は木刀の刃を斜め下へと降ろす。 ) [Thu 20 Mar 2008 01:58:44]
◆ジャスティス > ……………張ったりかますのと……一点突破くらい、かしらね……。 むしろ囲まれそうになった時に堂相手の足並みを崩すか、とかの方が重要、かな? (相手の言葉には腕組みして首をひねって) これは……酔っ払いの自称喧嘩自慢のたわごとだけど、一番偉そうなやつの方に突っ込めって言ってたわね。あれ?強そう、だったっけ?まぁとにかく逆に他の人間が驚いて動きが止まるから、だって……。 (そういいながら木刀を投げわたし、棍を手に取る) ねぇ、よかったら、寝る前に付き合ってくれない?寸止めでっ。 [Thu 20 Mar 2008 01:50:20]
◆シャナ > 成る程…、それだと感覚を取り戻すのが大変でしょうね。 なんとなく、その気持ちは判ります。 ( というよりつい最近までの自分がそうであった故、あまり人の事も言えない。 だがそれと共にしっかりと動くべきだというのも納得できるので少女は頷いた。 ) 集団相手にはどんなに腕があってもかなりのハンデになります。 人数が多いか少ないか、その差は思ったより埋められないでしょうし。 それを考えると不意打ち対策と…後は集団に囲まれた際にどうやって対応するか。 焦った途端に良い的になってしまうでしょうしね。 ( 何度か頷きつつそんな言葉を向けながら少女は経験があるかのように溜め息を漏らし。 ) [Thu 20 Mar 2008 01:36:35]
◆ジャスティス > むぅ、傷開くのは怖いけど、おおむねふさがってるんだから。むしろ一月以上ベッドですごしていたってことの方が問題だわ。すっかり筋肉がなまっちゃってるんだもん。しっかり動かさなきゃ。 (なんて、周囲の心配をよそに好き勝手言って) そうね……本当は、一人で警邏しないほうがいいんだけど、どうしても人手が足りないことって多いものね [Thu 20 Mar 2008 01:31:48]
◆シャナ > 気張りすぎても駄目、とも聞きますが…戦闘の際にはそうも言っていられませんからね。 確かに強そうに見えますけど…、って教官はまだ万全ではないのでは。 機会は兎も角として、無理をすると後に響きますよ。 ( 強い相手と戦ってみたい、そういう気持ちは判らないでもない。 しかし体調が万全でない時に戦っても身体が付いて行かず怪我をする事もある。 経験者故だが、教官相手によくこんな口が言えたものだと内心苦笑しつつ、嬉しそうに木刀を振り回す姿を見れば口元に笑みを浮かべた。 ) 私も何度か変な輩に絡まれた事はあります、二人がかりだったりとか三人がかりだったりとか……確かに疲れますね。 近距離での不意打ちの捌き方、ですか…それは是非教えてもらいたいですね。 不意打ちというのは下手をすれば命を落とす確立も高くなりますし。 ( 確かに全員敵という気張り方をしていると疲れてしまうのは事実。 どんなに慣れようとしても慣れるものでもないだろう。 不意打ちの捌き方と聞けば少女は一瞬目を輝かせた。 確かにそういうものは命を守る為にも重要なものとなるだろうし、悪くないと思い。 ) [Thu 20 Mar 2008 01:21:47]
◆ジャスティス > そう。騎士団の人たちも。それを目指してるんじゃないかな? けど、ほんっと強そうよね。あの鎧姿見てると……ああ、傷開かない程度に稽古つけてもらおうかな?戦ってみたいわねー、一度。こんな機会めったにないし。 (なぜかやたらうれしそうに木刀を振り回して) 私も警邏は日課みたいなものね……変なの紛れ込んでるから、全員敵、って気持ちで出会う人で会う人対応してるんだけど、疲れるわよね。とっさに行動しないと命がないから仕方がないけど……ああ、今度は近距離での不意打ちの裁き方、とかもいいかもね、どう? [Thu 20 Mar 2008 01:14:53]
◆シャナ > 慎重さと、冷静さ。 命のやり取りには欠かせないものですね。 確かに、慎重過ぎるくらいが良いかもしれません。 ( あまり引き腰になるのもそれはそれで問題だが、などと思いつつ。 因みに少女は背の低さ故に教官を見上げるような体勢で見据えている。 ) そうなんですか。 ……自警団の活動内容…? 実際私も詳しくは知りません、人によって任務の違いもあるかもしれませんし…私が知ってるのは街の巡回、というよりこれが主流だと思います。 後は一部の、荒事担当で名の挙がっている人と言いますか。 そういった方は犯罪組織に対して駆り立てられるという事もあるのかもしれませんね。 ( 少女が行うのは主に巡回だ。 それゆえに荒事に巻き込まれる事もしばしば在るのだが…本部に顔を出すのは巡回任務に行く際と戻る際のみ。 後は会議で呼び出されるとか、そんなものが無い限り滅多に行く事もない。 その為詳しい内情までは知らないで居る、ある意味それも問題だが。 ) [Thu 20 Mar 2008 01:01:23]
◆ジャスティス > そそ、いきなり致命傷を与えにかかるのは難しいからね。命は一つしかないし、慎重にやってやり杉ってことはないと思うわ。 (愛店顔を覗き込むような体制でしゃべって) ふぅん……たまに挨拶には行くんだけど、そう言えばあんまり自警団の人の活動内容って知らないわね。迷惑じゃなければ聞かせてくれないかしら? (立ち上がり、左手で木刀を持ちゆっくりと素振りを始めながら、シャナに尋ねて) [Thu 20 Mar 2008 00:51:55]
◆シャナ > 商業地区…でしたね。 結局まだ犯人は捕まってないとか。 ( 此処へ来たのは自主的だが他の自警団も、もしかすると居るかもしれない。 実際は判らないが、あの事件以来全体的に街の緊張が高まった気がする。 ) 確かに騎士団の人達も慣れてますしね。 ……バランス崩し、ですか。 ( 確かにそういった基礎などを身につけている騎士団の人間に教わる事も確実と言えば確実だろう。 そしてアドバイスと言ってバランス崩しゲームという言葉に首を傾げ、 ) ……成る程、確かに一対一ならば先にバランスを崩した方が負けるのも事実、いかに相手の体勢を崩すかという点ではバランス崩しゲームというのは確かにそうですね。 ( 説明とバランス崩しゲームという言葉が一致する。 つまりはそういう事、一対一の対人戦ならば先に崩された方が負ける。 ――過去、一度戦ったリコという人物に手も足も及ばなかったのはそのれがしっかりと出来ていなかったというのもあるかもしれない。 ) はい、よろしく御願いします。 …ええ、荒事担当と言えば、そうかもしれませんね。 ( 次回もメンタル面をメインに、という言葉には頷き一礼をする。 荒事担当かどうか、と問われれば恐らくそうなのだろう。 どちらかというとその方が得意である、というのも理由だしそれほど頭がいいわけではないのだから書記よりは向いているかもしれない。 まだ実力もほとんどないのだが。 ) [Thu 20 Mar 2008 00:39:32]
◆ジャスティス > 以下に相手の中心に武器を向けるか、逆に相手の武器をそらすか。どうやって相手を転ばせるか。そんなことを考えながら動いたほうが意外と上手くいくわよ。 (なんて説明しながら自分で頷いて) そうね……次回もメンタル面メイン、一緒にコツも踏まえてみましょうか……それなりに人間相手の捕り物とかもやってるしね。 (シャナさんは、ここに来るという事は荒事担当なの?と尋ねて) [Thu 20 Mar 2008 00:30:36]
◆ジャスティス > ああ……成る程。最近はスラムや暗黒街以外でも凶悪事件が起きましたし、気をつけないといけないですよね。 (そのための強化研修か何かだろう、と納得して小さく頷いて) ふむ、そうね……基礎は騎士団の人に習って実際に訓練したほうがいいでしょうね。 簡単にアドバイスすると、1対1なら基本はバランス崩しゲームよ。 [Thu 20 Mar 2008 00:28:19]
◆シャナ > いえ、私は自警団の人間です。 …そうなのですか、その割には教えなれてるような気もしましたが。 ( とはいえ、寂しそうな顔になる教官相手に少女はあまり深く聞いたり言うつもりもなく。 そんな中での問い掛けに一瞬首を傾げつつ、すぐに視点を戻し。 ) 私が……? ( 参考の範囲、ではあるだろうが。 そんな問い掛けに少し戸惑った。 答え自体は既にあるのだが…。 ) 知りたい事や経験なんて、言い出せば山のようにあります。 強いて言うなら、戦い方の基礎や応用の知識…それと、犯罪者にも対応出来るように対人の戦い方も、でしょうか。 ( 尤も戦いの基礎という部分や応用の部分にそれが含まれていそうなものだが、特に今は知りたいものでもあると、そう思っている。 とはいえ、やはり全体的に教えるとするなら恐らく基礎や応用、或いは危機の回避手段を見つけ出すコツというか、そういう知識を教えるのが良いのではとも思ったが思いついたのは言った後の話。 ) [Thu 20 Mar 2008 00:20:36]
◆ジャスティス > 傭兵、さんかな? いやいや……参考になれば何より。人に教えることなんて今まで中々なかったから……。 (ちょっとさびしそうな顔をした後ふと気がついたようにシャナさんをみて) ねぇ、参考にさせてもらいたいんだけど、あなたが知りたいことや、経験したいことって、どういう事があるかしら? [Thu 20 Mar 2008 00:13:08]
◆シャナ > ええ、確かに…。 今晩は。 ……シャナ・スバルです。 ( 名前を聞かれれば少し間を空けつつ名乗り。 スープについては有難う御座いますと答え、貰おうか。 少女は背に白い布を被せ紐で胴に結んである片刃のロングソードを一本と、後は裾の破れたロングコートを身に纏っている程度の軽装で居た。 ) 先程の講義、参考になりました。 ( 答えた後に、少女は講義についてそう言う。 何分、鉄砲弾のような事をやっていた自分にとっては非常に参考になるものだったため正直にそう答える。 ) [Thu 20 Mar 2008 00:07:40]
◆ジャスティス > さっき、講義を聴いてくれていた人よね?今晩は。 (えっと、名前はなんていったっけ?なんて尋ねながら、スープはいかが?と木製の器を掲げて呼ぶ。こちらはメイス以外は振る武装のままの格好で) [Thu 20 Mar 2008 00:02:00]
◆シャナ > ( やはり実戦のようなものになるのだろうか、話を聞く限りだとそうとも取れる。 ――でも確かに、他の教官を使うというのは妥当かもしれない。 回復していない体で無理して病院送りなどなったら格好も着かないだろうし尚且つ、病院関係やその他諸々で大変になるだろうし。 そんな思考を浮かべつつ、ふと教官の女性と目が合った。 ) ……、…。 ( あら、という声に反応しそうになったが間違いかもしれない。 そう思えばしばらく視線を向けていて、対象が変わらないようならば、 ) ――、どうかしましたか? ( 問い掛けよう。 ) [Wed 19 Mar 2008 23:57:43]
◆ジャスティス > ……軽い棒切れか何かを使わせる?んー……むしろ艶子さんあたりに重武装して戦ってもらうか。 (他の教官使う気満々の計画立てているところ、ふと視線を感じ、そちらに顔を向ける) あら? (遮那に気付いたようで) [Wed 19 Mar 2008 23:52:19]
◆シャナ > ( 結局基礎からやり直すにしても何らかの講義を受ける方が良いのでは。 そんな考えの下に少女はひっそりと講義に参加していた。 ) …。 ( この少女、ひっそりと先程の講義も聞いておりそれについてメモなどもある程度取っていた。 実戦の中での経験、出来事。 またはミスか、それらの話を中心とした講義。 事実納得の行くものばかりだった。 自身も、恐らく今までのままで居たならばそのミスを己がやる事になっていただろう。 それ故かこの少女、表情に変化はないが先程よりも少し緊張というものを覚えたらしく手を強く握ったまま教官の発言に耳を向け、行動の一つ一つを見逃さぬように視線を向けていた。 ) [Wed 19 Mar 2008 23:45:10]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『(あまり口数もなく、講義を聞く少女一名。)』 [Wed 19 Mar 2008 23:32:08]
◆ジャスティス > ふむ…………そうね。 (支給される木刀の一本を手に取り、クッション代わりに使っていた軍隊毛布を捲きつけてみる。振り回して自分の腿を叩いてみるが……正直余り痛くない変わりに取り回しが難しい。はっきり言ってまったく別の武器みたいな振り心地だ) [Wed 19 Mar 2008 23:13:01]
◆ジャスティス > (バケモノ相手の戦いの訓練。まさか本物を持ってくるわけにも行かないし……ああ、ブロウンさんでも連れてくればよかった) ……まだ稽古つけるって程には私も回復してないしね。 さて…… (どうしようか。バケモノとの戦い方。片方が与えるダメージを少なくして戦わせればいいのか?なんて考えながら薄いスープをすする) [Wed 19 Mar 2008 23:00:25]
◆ジャスティス > …………ふぅ。 (実戦の際にあった出来事や経験、ミス等の経験談を中心にした講義も終わり、そろそろ体を動かしてもらおうか、などと次回の講義のことについて考えているのは一人の修道女。騎士団のテント群の一角で、天を見上げながら修道女は支給された武器を眺めて首をひねる) [Wed 19 Mar 2008 22:53:18]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『空箱にすわり息を吐く』 [Wed 19 Mar 2008 22:46:59]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『〜あーッ!? ごめんなさいー ( 離れたところで剣戟を聞きながら、悲鳴 )』 [Wed 19 Mar 2008 05:01:52]
◆ソレディー > ン? ゴーテンジーツヤコ〜… ツヤコ! ゴーテンジ! ( あれ?と明後日の方に首を傾げるのは、何かを思い出そうとする仕草。 そして、一度聞いただけではきちんと姓名を把握できなかったらしい彼女の名を、高らかに復唱した。 おお!? と手を打って。 戦闘職にある者ならば、その名を聞いたことがあってもおかしくないだろう。 蔓断ちのツヤコ。 地獄帰りのツヤコ。 何が凄いのかよく知らないけども、凄いらしいことは知っている ) 失礼しました! 凄い方だったのですね! ( だから何が凄いのかはよく知らないのだけど――― きっと目上の人だから、口調を改める。 丁寧にしてみても、何やらスタッカートに、一音一音をはっきり発音する話し方から子どもっぽさは抜けないのだが、気持ちは伝わるだろうか。 彼女が、自分とこちらの事を比べているなんて夢にも思わない。 会ったことがない人の名前を知っているというのは、アイリーンの名前を出した時に、色々な人が見せてくれた反応だ。 だから自分が知っている、色々な人に知られているツヤコも、そういった高い立場にあるのだろうと思って ) ―――どういたしまして〜 ( そんな人の助けになれるのが嬉しくて、こってこっての笑顔を見せていたら――― ここで、バランスが崩れた。 どうしようもなかった。 きっと彼女は筋力で耐えてくれる。 こんな事で怪我なんかしないと重いたいが――― べっしょり下敷きにして ) [Wed 19 Mar 2008 04:59:22]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『ぎゃっ! ( 傭兵は、ソレディーの下敷きになった! )』 [Wed 19 Mar 2008 04:48:14]
◆艶子 > 紅鱗騎士団のソレディー・カモシレーヌさんですね。私は豪天寺艶子って言います。傭兵ギルド雷電に所属しています。 ( しかも竜騎士と来たか。その間延びした口調からは一見して冗談のようにも聞こえるが、紅鱗騎士団所属という事実から彼女は真剣だという事が判る。伊達や冗談で騎士団に入れるものではない。 ヴェイティアンが騎士団で上手くやっていけるものかと笑う者も居るだろうが、アイリ様は生まれや育ちで差別をする性格ではない。実力、或いは上昇志向が大切だ。 ) ………。 ( 豪天寺艶子の黒い瞳がまじまじと相手を見つめる。私は考えるのだ、果たして私と彼女は同じゼロの状態からどれだけ歩き、どこまで辿りついているのかと。そこに差は無いのか、積み重ねた努力は彼女と比べて劣るものでは無いかと。無論、出会ったばかりでそんなことは判るはずも無いのだが。 ) ――あ、ありがとうございます。 ( などと考えている内に、鎧の大半を外してもらった。私が全部外せたら、次はソレディーのを外してやろう…と思ったとき。屈んだままの姿勢とはいえ80kg近くある甲冑に本人の体重を加算した超圧力が、目の前に迫ってきた! ) ―――あ”。 ( 避けようとすることも出来なかった。否、避けようとしてもまだ一部鎧はつけたままだ。きっと避けられなかっただろう、ともあれ――。 ) [Wed 19 Mar 2008 04:46:34]
◆ソレディー > 〜うん! 紅鱗騎士団の、ソレディー・カモシレーヌ。 竜騎士になるのー あ、まだ見習いなんだけど〜 ( 訪ねられて、名乗る。 えへーと笑う年齢不相応に子どもっぽい表情は冗談を言っているようにも見えるが、本人は至って本気だ ) あなたはー? ( 相手の鎧に手をかけながらのアバウトな問いは、所属と名前と。 イエロティアだから騎士ではないかな、と思いつつ、自分のことがあるからその辺も分からない ) ん、そう、そうそう。 このまま外しちゃうねー ( サーコートを解いて、完全に脱がせるのは無理だけど、胴を外してしまう。 次いで篭手、腕と片側が澄んだら… 反対側? あとは、自分でできるだろうか――― と、そこまでしたところで ) 〜ぅ、あ…っ! ( 明らかに、『あ、マズイ』という声が漏れた。 中途半端に脱がせた甲冑の上。 自分のを自分で脱ぐことはできないから、着たまま身を乗り出して作業していた娘は、バランスを崩したらしい。 立て直す体力は無く、ぐらーり、揺れたフルプレートが、落ちてきた…! ) [Wed 19 Mar 2008 04:30:37]
◆艶子 > ( きっと必死に頑張ってくれているその姿勢が、逆に甲冑四足生物の怖さを際立たせてしまっているのだろう…!人の好意にそんな事を思ってると罰が当たりそうだが。 ) あははは。まあね! ――ところでもしかして、貴女はアイリ様の騎士団の方ですか? ( アイリ様の事を知っているような口ぶりから、そう訪ねてみた。 そんな彼女がフェイスガードを上げて顔を出し、兜を脱いで見せた顔は――。 ) ( ヴェイティアンだ。 ) ( と、心の中でそう呟く。 別に彼らに対して強い差別意識がある訳では無い。ホワイティアから見れば私も彼女も違う肌の色を持つ異国人なのだし、私から見てもホワイティアとヴェイティアンは同じ異国人だ。しかし、彼らがこの島で辿った苦難の道の事はしっている。そんなヴェイティアンが甲冑を着てこの鍛錬に参加している事が少し驚きだった。 ) あ、ああ。はい。 これでいいですか? ( 手伝われながら言われた通りに身体を横にして。 ) [Wed 19 Mar 2008 04:16:07]
◆ソレディー > ううん、いいのーっ! ( もはや助けさせろ的なイントネーションで。 地獄耳っぽく答えながら。 二足歩行になって倒れてしまうのを危惧しての四つ這い。 助けるには屈まねばならないしこれで十分と考える娘に、見た目を気にするような感性はあまり無い。 余裕は、もっと無い ) ―――〜うん、でも、抜け出し方は、教えてくれるよー 厳しいけど、できないこと、言わないものー ( 最初からは教えず、自分で考えさせる可能性は大いにあるが。 そう言う口振りは、何だかちょっと知った風だ。 はーっ はーっ と懸命に全身へ酸素を送りながら、一歩、一歩、手足を交互に出して女性の元に ) ―――ええとねー まず身体を… あ。 ( 顔を覗き込める位置まで来て、ぬう! とフェイスガードの顔を出して。 そこでようやく、自分も全部身につけたままであったことを自覚したらしい。 座り込んで、兜を脱ぐ。 さっきの彼女のようにぷは!と息継ぎするような呼吸。 赤銅色の顔を振ったら、むりやり押し込まれていた大きな赤いポニーテールがばさばさ揺れた ) 〜っふう。 ン、えっとねー 腕引っ張るから、身体横にしてね〜 ( 腕と言うか肩を持って、仰向けをうつ伏せにするお手伝いのような。 実際に動作があるから分かるだろうけども、大雑把な言葉で説明が下手だった。 それよりも… あるいは人によってはこれっぽっちも重要ではないかもしれないが、娘は一見ヴェイティアンだった ) ( 相手が寝転んでいるから勝手は違うが、鎧を脱がしていく手際そのものは悪くない。 何と言うか、慣れている ) [Wed 19 Mar 2008 04:02:32]
◆艶子 > な、何だか悪い気がするなあ。 ( しかし相手の好意は無駄には出来ない。確かに豪天寺艶子はフルプレートを着たのはこれが初めてだし、着方は勿論脱ぎ方も判らない。ここは大人しく彼女に任せたほうが良さそうか。 ) ――そうですね。汗掻いたままずうっと寝転がってたんじゃ風邪引いちゃうし、何よりアイリ様の事だから「自分で抜け出しなさい」とか言いそうだし!あの人凄い厳しいからね! ( 流石にそれは無いだろうが、何となくそんなイメージ。…近くにアイリ様が居たら、私は気絶したフリをするところだ。 ) ひッ! ( 四つん這いの姿勢でにじり寄ってくる様は結構怖かった。自分の方が殆ど身動きできないという状況もその恐怖を加速させる! ) [Wed 19 Mar 2008 03:46:56]
◆ソレディー > 〜うん、ちょっと、待ってねー! 今、行くっ… っからぁ〜ッ! ( 困った時はお互い様って感じに言ってみるものの、目下困っている状況もお互い様。 でも、この娘は一度だけ… まだ一度だけなんだけど… フルプレートを着たことがあって、だからちょっと『あたし経験者!』的な自負があった ) 〜ううん、いいのー! 窮屈、だし! 重たい、し! 早く、脱ぎたいよねー… ずっと入ってると! なんだか、このまま出られないんじゃ、ない、かっ! てっ…! ( 習ったことを誰かに披露したい子どものような感覚で、どうも起きたいらしい女性を助けようと思う。 無理しなくてもと言う彼女に遠慮しないでと口を動かしながら――― 体力的に難があると言うか、参加そのものがちょっと無茶なレベルで、早々とダウンした身体は未だ回復しておらずなかなか起きられないのだけれど。 それでもコツと言うかやり方を知っているから、どうにかこうにか ) ( 四つ這いにまで持ち込んで、げちょんがちょんとにじり寄る! ) [Wed 19 Mar 2008 03:40:26]
◆艶子 > ( でも、この訓練に参加してよかった。私は今まで自分に対して「これ以上の発展は望めないだろう」と思っていた要素が幾つかあったが、経験、技術、知識でその壁を越えられる事を知ったのだ。これは大きい―― 可能性があれば私だって素直に挑戦するのだから。 ) …な、習ってばっかりじゃなくて私も教官頑張らなきゃ!滅多にないチャンスだからつい! ( 私だって負けてられない。アイリ様やジャスティス様程じゃないにしても、私だって凄い所があるんだ! ――と、一人決意を新たにしていた所に。 ) あっ、す、すいません!お手数お掛けします、脱がしてくださ――… ( 親切な人だと思って、首を持ち上げて女性の声の方を見れば私と同じ状況の鎧姿が。 ) む、無理しなくても…。 ( 否、ここは私も頑張って成るべく自力で脱げるところは脱ぐべきだろう。一緒になってがしょんがしょんと手を動かす。傍から見たら変な生き物が二つ並んでるみたいに見えるかもしれない…。 ) [Wed 19 Mar 2008 03:24:32]
◆ソレディー > ( ばたばたさせているところに、間延びした、くぐもった、若い女の声がかけられる。 きっとあなたが倒れる前からその辺に転がっていた鎧の一つが、がちゃんがしょんと手足を動かし始めた。 一緒になってばたばたしているようで、その動作には目的があり、よく見ると中心になって動かしている部分は限られている。 疲労からなかなか目的を達成できず、悪戦苦闘して他の部分も一緒に動くから、分かり難いのだが ) ―――〜ぅえぃっ…! やっ…! ぃよぃっ…! 〜っしょお! ( 腕を振ったり体の下に押し込んだり、脚を交差させて、少しずつ少しずつ、体勢を入れ替えていく ) [Wed 19 Mar 2008 03:20:30]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『 あ、脱ぐー? 』 [Wed 19 Mar 2008 03:09:43]
◆艶子 > ( 自分の剣術が乱戦ではあまり効果を発揮しないということは知識として知っていたが、それを実際に認識させられると悔しさと共に、やはり自分はまだまだ未熟なのだと感じる。今までに1対1か少数の相手と戦う機会が多かったが、乱戦だとこうも勝手が違うものか。前後左右から襲い掛かってくる敵に、これが実際の戦場だったら弓矢が頭上から降ってくるのだろう。 ) …くっそう。最後の方まで参加していたかったなあ。くっそう、くっそう。 ( まるで子供の駄々のように手足を軽くばたばたさせる。とはいっても、倒れてしまったらもう自力じゃあ起き上がれそうにもないのだが。 ) [Wed 19 Mar 2008 03:02:40]
◆艶子 > ( アイリ様指導の模擬戦に参加し、今まで身につけた事の無いような重い鎧を纏って私はとにかく剣を振りまくった。ここまで大規模な乱戦は初めての経験で、何人切ったのかも判らない状況だった。少なくとも2、3人ぐらいは倒せたと思いたいのだがそれも判らない。戦いの最中に正面から突っ込んできた敵軍の剣を受けてやられたのは確かだ。――模擬戦はまだ続いているのか、少し離れた場所で剣戟の音と怒号が響き渡る。 ) それにしても、こんな重いのつけて戦ってるのかクリスティアの騎士達は。 ( 多分朱鷺の都の甲冑より重いのではなかろうか。アイリ様の話を聞けばその理由も納得できるが、改めて凄いって事を認識させられた。 ) [Wed 19 Mar 2008 02:55:57]
◆艶子 > ( 地面にひっくり返った状態のままフェイスガードを持ち上げて、胸部に思いっきり叩き込まれた剣の衝撃の痛みを堪えながら私は夜空に向かって吐息を一つ。周りにも似たような格好で赤や白のサーコートを見に纏った者達が転がっていた。 ) くっそあんにゃろ、思いっきりやりやがって。 ( とはいっても、相手の顔は見えなかったので誰だか判らなかったのだが。 ) [Wed 19 Mar 2008 02:47:18]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『―― ぷは。』 [Wed 19 Mar 2008 02:42:36]
お知らせ > ブレイブさんが帰りました。 『(格の違い、って奴を身を持って思い知った。)』 [Wed 19 Mar 2008 01:57:42]
◆ブレイブ > ………やっぱ筋トレの数増やすか。 ( 小声でぼやいた。 騎士、ってあんまり見えない見かけ。 嫌いじゃないけれど、目くらましとかそういうセコイ技を磨くよりも先に、その下地をしっかりと身に付けてなくてはいけない。 ) 夢を叶えんのに…努力を惜しむのはアホのすることさ。 ( 俺は――ヒーローになる。 なってやるんだ。 )( 弾丸の音が鳴り響き、四十人の盛大な足音が夜の大地に響き渡る。 ) [Wed 19 Mar 2008 01:57:02]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『 全軍、突撃!! 』 [Wed 19 Mar 2008 01:47:30]
◆アイリ > 良いですか、小手先技と精神論は後回し―――戦場で先ず生き残りたいなら、一度でも多く剣を振るえる筋力を、盾を支え続ける握力を、立ち続ける事の出来る脚力を鍛えなさい。 基礎基盤の無い批評家の空論など役に立ちはしない。 ( 味方陣営に並んだ側に赤のサーコート、敵側に白のサーコート、目印程度の無地のものを着用させ、二手に分かれた。 ベルンシュタインの騎士は自発的に向こう側についたようだ。 その意図を汲み取るなら、「狙いにいく」か。 自発的に発言できる人間というの、少なくとも思考回路が回っている分だけ成長が早いものだ。 ) ―――――では、従者の発砲と共に戦闘を開始します! 全軍、抜刀!! ( 戦場から離れた位置に立つ従者の一人がマスケット銃に弾を込め、号令―――3―――2―――1――― ) [Wed 19 Mar 2008 01:40:46]
◆ブレイブ > ( エリートコース。 そんな凡百の言葉で語れるほど平坦な道のりでは無かった彼女の人生。 ピーターパンが魔法で養子になれて、そのお陰でこの場所に居られるようになった俺とはまるで違いすぎる。 ……ん? シンデレラの方がしっくりくるか。 それとも白雪姫………て、こんな例えはどうでもいい。 )( ただ一つ断言できるのは、アイリーン=アルベルトは間違いなく異常であるという事か。 ) ――――キッついんだよな。 あれ。 ( そりゃ自分が持ってるしょぼっちいレザーアーマーなんかは、実際の戦争の時なんかでは論外だけれども、目の前に運ばれてきたアレは自力では着ける事すら出来ない物たち。 こうしたフル装備の訓練なんかは、騎士の中では非力に入る自分にはかなり苦手な方だ。 ) ――――― ( こういう大掛かりな訓練の時間は貴重だ。 従者の人たちが手際よく付けていくのに身を任せながら、百人長の明示したルールを頭に叩き込んでおく。 夜戦というのもキツイ。 それに20対20が入り乱れれば、下手すれば同士討ちの可能性も。 味方にやられる、もしくはやってしまうなんてへまはおかさないようにしないと、と考えながら準備を進めて……というか進めてもらっていき。 )( 出来る限り彼女とは敵対するチームに入るようにする。 実際今の自分とどれ程の隔たりがあるかを自分の身で実感したい。 ―――もっとも、その前にやられてしまう可能性もかなりの確率であるが。 ) [Wed 19 Mar 2008 01:29:08]
◆アイリ > ( 蝶よ花よと愛でられるべき時期から既にアルベントの娘として騎士を目指し、騎士になった娘だ。 幾多戦場に赴き、多く死を抱えたたったの2年間で、100人を従える程にもなったが―――それが異常であると多くの人間が感ているだろう。 多く偉大な騎士を輩出してきたアルベント家という家とその娘の異常性。 ) 装備は此方で用意した全身鎧を全員に配ります。 サイズの都合はある程度お互いで換装しあって下さい。 練習用のフリーサイズですからある程度融通は利くと思いますが。 ( がらがらと運び込まれるのは使い古された全身鎧。 キルト・アーマー、チェインメイル、フルプレートの三重構造は70sを超える。 それに矢張り練習用のやや軽い刃の潰れた剣と、中型盾の一式で80kg弱といった所か。 自力で装備できないそれらを数人の従者達が1人1人について装着させるというもの。 ) ――――20対20、夜戦、勝利条件は敵の全滅、全降伏。 立てなくなった者、降伏を宣言した者、急所に剣を突き立てられた者は死亡扱い。 両軍此処から50mずつ離れた地点に整列し、私の号令と共に戦闘を開始します。 ( 勿論、自分もそれに参加するつもりで練習用の剣を受け取る。 鎧はあえて自分のものを使おうか。 目立って目印になった方が、良い。 ) [Wed 19 Mar 2008 01:09:20]
◆ブレイブ > ……それはその…つまり―――― ( 確か彼女は自分よりもずっと若い。 それなのに百人長という地位を任されて、そして今この場でも教えるために教鞭を取っている。 それだけに、その言葉が重かった。 ―――なんだか自分の子供染みた考え方が見透かされた気もしてしまって。 ) はっ、ハイ! ( 続けたくなった言葉を飲み込んで、他の周りの皆と同様に起立の言葉に倣って姿勢良く立ち上がる。 ) [Wed 19 Mar 2008 00:53:18]
◆アイリ > 若い騎士や兵士の多くが理想や正義の為に剣を取ります。 それは良いでしょう。 ただし、私達1人1人は全てを守る事などできないようなちっぽけな個人であり、そして軍隊、騎士というものは1つの目的の為に突き立てられる一振りの剣です。 己に出来る事を見極めなさい。 ( さて――――1人との会話が長くなっている。 此処には軍人以外の人間も居るのだ。 宣告している講義内容からして軍隊学に興味の無い人間は居ないとは、思うが。 ) では折角の広いグラウンドです。 模擬戦を通して戦場での立ち回りや実戦的な戦場装備の扱いを学びましょうか。 全員起立! [Wed 19 Mar 2008 00:44:06]
◆ブレイブ > ( なるほど、と彼女の言葉の内容に内心で何度か頷いた。 空想の中の話なんかでは、騎士同士が一対一で決着を付けて―――なんてのを良く見かけるが、あれはあくまでも同じ人種での決着の付け方。 戦争何かと比べてしまうのは畑違いと言っていいだろう。 )( 元はクリスティアではなくヴェイトス島の田舎育ち。 こんな発言をしてしまうのは、まだまだ考え方がクリスティアの物に染まりきっていないという事だろう。 ) ――――はい。 ( 侵略、という言葉にやや顔を固くするが、それはまた当然の事である。 戦争の目的は領土拡大。 そしてそれを実行するのは自分たちで無ければいけないのもまた自明。 ) ハッ! 了解致しました。 その言葉、忘れずに胸に刻み込んでおきます! ( ―――これが騎士、か。 まだまだ自分は何も分かっていないという事か。 ) [Wed 19 Mar 2008 00:33:35]
◆アイリ > ――――多対多である、という事自体がクリスティア文化における「戦争」のルールです。 ヴェイトス島内での国家間戦争が収まって久しいですが―――過去ホワイティア文化圏での戦争では、「戦場と日時を取り決め」「書状を送り」「合意の下」行われるのが一応のルールとして存在していました。 勿論、攻め入られる側が合意しない場合は一方的に攻め込む事になりますが。 ( 涼しい顔で言い切る。 彼の考え方は少々クリスティア的ではないというか、多様性の高いヴェイトス市的、というか。 ) ベルンシュタイン、現状クリスティア王国及びヴェイトス島諸国は侵略戦争を行っていませんが―――万一、その時が来たら。 「敵」は「敵」だと認識なさい。 善悪ではなく国家の正当性と国益の為だけに私達は戦っています。 ( 貴方が騎士ならば、だ。 傭兵ならば自分の主義や好みで戦えばよい。 ) [Wed 19 Mar 2008 00:17:45]
◆ブレイブ > ( 自分の名前が相手の記憶の端に留まっていた事に秘かに喜びを覚えて。 ―――コホン。 いやいや、喜んでる場合じゃない。 今はれっきとした講義中だ。 ) 既に倒れた相手に止めを刺す事や多対多という場面といい―――つまり私たちの“正々堂々”や“騎士道”などといった精神的な物は、戦場という場所では忘れ去ってしまった方が宜しいという事なのでしょうか? ( その事を非難するようでもなく、ただ疑問に思った事を問いかけるような口振り。 ) [Wed 19 Mar 2008 00:08:16]
◆アイリ > 戦場や武器に幻想を抱けばその勘違いが元でいずれ大きな失敗をするでしょう。 此処ではそういった精神論を排除したシステマティックなものを学んで頂きます。 ( 丁度の区切り目に上がる声。 受講者の中から上がる挙手に視線を移して記憶を辿った。 ) 宜しい、ブレイブ・ベルンシュタインの発言を許可します。 ( ベルシュタイン家の養子だったか。 確かまだ配属間もない新人だ。 ) [Tue 18 Mar 2008 23:59:21]
◆ブレイブ > ( プロパガンダの影響をがっつり受けている年若い騎士は、納得したように心の中で何度か頷いた。 アマウラとクリスティアでは、その剣術の内容の違いがあまりにも大きいというのだけは分かっていた。 けれどそれが何故?と聞かれれば答えられなかった自分。 しかしそれをこうして分かり易く説明してくれればなるほど、と納得できる。 )( 非常に個人的な見解だが、そういう点ではクリスティアよりもアマウラの剣術の方がカッコいいから好きではある。 ) アイリ様。 質問を一つよろしいでしょうか? ( あいての講義を遮る形になってしまうだろうか? 生徒の中に混じった駆け出し騎士はスッと手を挙げて目の前の有名人に質問をしようとする。 ) [Tue 18 Mar 2008 23:49:54]
◆アイリ > 言ってしまえば、上半身の何処かに命中すれば何処であれ戦闘続行に支障は出るものであり、いくら切り裂く事が出来なくてもいずれ疲労して、必ず剣を持つ腕が上がらなくなり、盾を保持する腕が上がらなくなり、立っている事が出来なくなる。 それがクリスティアでの戦場における決定的な敗北の瞬間です。 ( 「盾」というもの、昨今では非常に侮られがちだが、まともに扱う事ができれば先ずそう簡単に致命打を受ける事は無くなる物だ。 これを保持できなくなった瞬間、頭を叩き割られるという話。 ) あとは転倒した相手の鎧の隙間に短剣を突き入れれば終わり、です。 [Tue 18 Mar 2008 23:41:50]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 『講義を聞き入る一人』 [Tue 18 Mar 2008 23:41:10]
◆アイリ > クリスティアの剣術にはアマウラ人のような精神性や細々とした技術はありません。 「構え」は「構え」であり、「振り下ろせ」ば「振り下ろされ」、「突け」ば「突き刺さる」。 其処に流派だとか技名だとかは必要ありませんし、そういう事実があれば十分でしょう。 どちらの良し悪しではありません。 国土的な理由で馬上戦術が発達したホワイティア諸国では強固な鎧を纏う事で四方から飛来する矢や歩兵の槍から身を護る必要性が生まれ、その結果剣のような刃物が肉を切り裂く事が難しくなり、また全身鎧と盾を駆使して防ぐというのが当たり前になりました。 命中させる、回避する、という概念がアマウラ剣術に比べて大雑把なのはその為です。 [Tue 18 Mar 2008 23:36:25]
◆アイリ > 先ず根本的な話――――兵士というものは死にたくないものです。 国家は勿論兵を失いたくも無い。 奇麗事を並べようと、武具と戦術の発展はこれを根幹に進化してきました。 即死を免れる為に防具を纏い、より安全な距離を保つ為に長槍と弓が開発され、陣形の概念が生まれました。 何処かの国が馬に跨り馬上から歩兵を蹴散らすようになれば、隣国も同じように馬に乗るようになる。 双方が馬に跨ればランスが誕生し、重く強力な加速から命を守る為に防具は厚く重くなってゆく。 厚い鎧を長剣が切り裂けぬとなれば、鈍器に立ち戻り―――今現在がその辺りです。 恐らくこれからは「鎧」のあり方が変わり、戦場の常識もまた大きく変化していくでしょう。 ( 一息――― 一同を見渡し。 ) 戦術の教科書を鵜呑みにするな、という事です。 これから私が話す内容もそういった複雑な構造のごく一部であると理解してください。 [Tue 18 Mar 2008 23:27:50]
◆アイリ > 今回の講義は「戦場剣術論」です。 ようするに一対一ではなく戦場の乱戦の中での実戦術の話になります。 正規の訓練を受けていない傭兵や、日頃そういった場に縁の無い方はいざと言うときに思い出して頂きたい。 それから、戦術、戦略というものは文化様式や発展の仕方によって多様に変化していくものです。 今回は私達の祖国クリスティアの基準で話を進めさせて頂きます。 ( 一定のトーンとペースで淡々とした口調。 背筋を伸ばして発する声は少女にしては大きく、はきはきと発音されている。 ) [Tue 18 Mar 2008 23:18:31]
◆アイリ > ( 夜間の部、荒野に仮設されたテント陣の外に一団が列を成して座っている。 講師はクリスティア派遣ヴェイトス市駐留騎士団のアイリーン・アルベント。 14歳でヴェイトス市に赴任し、異例の出世を重ねて現在は百人を束ねる位にある女騎士である。 紅龍との戦いで得た真紅の鱗から仕立てられた紅龍の鎧と相俟って、騎士団のプロパガンダとして分かり易い偶像の役目も担っている。 当人の好む好まざるは抜きにして。 ) ―――では、講義を始めます。 ( 極短くあまり愛想の良いとは言えない挨拶を済ませた後、やはり短くそう発した。 ) [Tue 18 Mar 2008 23:11:40]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 23:00 講義/戦場剣術論 』 [Tue 18 Mar 2008 23:01:15]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが帰りました。 『その中でも、ナットーの存在は断固として認めないけれども』 [Sun 16 Mar 2008 22:21:34]
◆オリヴィア@訓練 > そう言えば、色々あって忘れてましたね…(ヴェイトス市の多様な食生活の中で軍用食として持ち運びに便利で保存が利いて美味しいものを探求しようとしてたんだった…。食事は人間の根幹だし、食事が不味い軍隊が強いはずはないと言う信念も(声を大にはしないものの)あるし。これは後で知り合いと話し合いを重ねてみよう) [Sun 16 Mar 2008 22:13:24]
◆オリヴィア@訓練 > (拠点に戻れば馬から下り預けて…)…今日も、塩漬け肉のスープと黒パンと、塩漬けレモンキャベツ…かな?(何はともあれしっかり体を動かした後の食事はどんなものでも美味しいからいいのだけど) [Sun 16 Mar 2008 22:09:30]
◆オリヴィア@訓練 > (多分納得してくれたと思うので、のんびり戻る事にしよう。これだけ広ければ敵の姿も良く見えるし…特に何か危険が迫っている様にも思えないし)…今度、あの鳥さんに乗ってみたいかも(ぽそとそんな事を呟きつつ…、馬が不機嫌そうに鼻を鳴らすのをなだめつつ…。どうも自分の感情は馬には伝わりやすいっぽく) [Sun 16 Mar 2008 21:59:52]
◆オリヴィア@訓練 > …終わったらたっぷりブラシをかけて、休ませてあげますからね?(一応譲歩もしてみた。もっとも、休ませるつもりではあったから当初の予定通りではあるのだけども、一応馬にも口に出して説明してみるところで…。人間の感情はわからないけど馬のは少しわかるような気がするし(気のせいです)) [Sun 16 Mar 2008 21:55:54]
◆オリヴィア@訓練 > と言うわけで…、ちょっと大変になるけども、付き合ってくださいね?(馬の首を軽く撫ぜながら、自分の愛馬ミディアにお願いする様に囁いて…。アイリーンお嬢様の訓練に参加して大変な目に会うのは何も自分ばかりではないのだから、まず馬にも頑張ってもらう事になるのを説明するように) [Sun 16 Mar 2008 21:52:28]
◆オリヴィア@訓練 > そうね…この際みっちりと経験してみるのもいいかも知れない(聞けば、アイリーンお嬢様が開講予定だとか…この際にたっぷりと学ぶのはいいと思う。本来自分がそう言うのに長けてるとは言いがたいし、何より実際に戦場を駆け抜けた彼女の言う事ならば得る事も多いだろうと) [Sun 16 Mar 2008 21:49:11]
◆オリヴィア@訓練 > (馬術戦闘の心得はないものの、トラブルがなければ馬を乗るくらいはできるくらいは騎士としての嗜みと言ったところ…)うーん…、いざとなったら…馬上でも戦えないと駄目…よね(普段は片手で盾もう片手で剣だから、片方手綱で片方剣はまたやっぱり違うんだろうな、とか…) [Sun 16 Mar 2008 21:45:53]
◆オリヴィア@訓練 > (当然騎士団の訓練場にも馬を走らせるところはあるが、これだけ広々とした大地を走ったのは久しぶりで…行けども行けども荒涼とした大地が広がるままで…)久しぶりに長距離を走ったものの…風景を楽しむと言うのはイマイチだったかも知れませんね(困った事にここらへんは馬が食べるような牧草も殆どなく…馬を養うには不向きだと思う。大地も長時間戦闘など駆け続ければ馬の脚に大きな負担が掛かると思う) [Sun 16 Mar 2008 21:42:58]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『遠くまで馬を走らせて…』 [Sun 16 Mar 2008 21:39:47]
お知らせ > バイ・チャンフォン@訓練さんが帰りました。 『独り言を耳に入れつつ、嬉しいとはにかむ男だった。』 [Sat 15 Mar 2008 03:55:25]
お知らせ > アクセラレーター@訓練さんが退室されました。 『独り言は終わることは無かった。』 [Sat 15 Mar 2008 03:52:28]
◆アクセラレーター@訓練 > (彼の言葉を聞くと、瞳を薄らと輝かせていた。) …………食事だと? ……へっ? ちょっ、待っ…… (突然だったせいで、呆気なくに姫様抱っこされる。暴れれば暴れるで危ないと感じたのもあるし、何より暴れて目立つのも避けたい。何よりこうされるのは久しぶりだった。彼の顔を見るなんなり紅潮をさせては顔を俯いてしまった。暫くの間だけ黙り込んでしまった、というより独り言を繰り返していた。寝るまで繰り返していた。) [Sat 15 Mar 2008 03:51:52]
◆アクセラレーター@訓練 > 人間を相手にするなら切れ味が良いヤツ、人外を相手にするなら切れ味が並か悪いヤツが適任って意味なんだが。 (こればかりは説明にくい。) じゃあ、木の枝を鋏で切ったヤツのと、手で千切り取ったヤツのを… どっちが繋げやすい? (綺麗な切断面同士はくっつけるだけで簡単に戻せる。滅茶苦茶な切断面同士だとくっつけるのに手間が掛かる。これをモンスターに置き換えれば、切れ味が良いほど、治りやすくなる。切れ味が悪ければ、傷口がメチャクチャで治りくくなる。普通の骨折と、複雑骨折ぐらいの違いがあることを説明するが伝わるだろうか。少女は少女なりに必死だった。) [Sat 15 Mar 2008 03:51:33]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > いいや・・・まだ、勝て、なかった。まだ、まだ、だ。(ぐい、と引っ張って立ち上げさせた。)切れ味、いいものほど、か・・・。先ほど、呟いて、いた、刀なんか・・・最適、いう、わけ、だな。(切れ味の良い武器といえば他にもいろいろと連想できた。・・・いくつかは使い方を知っているので、今度、武器屋や鍛冶屋にでも足を運んでみようかと考えた。)・・・一つで、いい。・・・今度、食事でも、と、思っていた。それには、絶対、来い。・・・あと、一つは・・・そうだ、な。(相手の腕をぐい、と掴むと、ひょい、と持ち上げて、お姫様抱っこの状態にしようとする。抵抗されれば、すぐに落ちてしまうだろうが、抵抗のない状態だったら、持ち上げることは可能だ。)これで、いい。 [Sat 15 Mar 2008 03:38:30]
◆アクセラレーター@訓練 > まさか、ここまで強いとは想定外だったなァ…… (苦笑を零しているもの、口元は誇らしげに嬉しそうだった。此方に近づいてくる相手に見上げた。) 引っ張ってくれりゃ良い。 (手は借りるが、肩まで借りない。手を伸ばして重ねると立ち上がった。) 初めてにしちゃ良い線行ってたなァ、化け物だったら待ってくれねェーし こんな傷なんかあっという間に治っちまうから時間を与えちゃダメだ。切れ味が良いほど、化けモンには都合良いからな。 (今回で分かったアドバイスを相手に贈ろう。そして、照れ臭い反応を見せる相手の顔を見眺めながら。) まァ…… ぎりぎり合格点をやるってことで賭けじゃなくても、ご褒美として一つ二つぐれェーは聞いてやっから。 (少女なりの感謝とご褒美として言葉をあらわした。) [Sat 15 Mar 2008 03:29:32]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > ・・・ああ。そう、しよう。(自分の落とした刀を拾いに行く。一見なんともなさそうに歩くのだが、実を言うと大分我慢していた。だが、そんな中でも刀を鞘へと納めれば、相手に近づき・・・)・・・肩、貸すぞ。(と呟き、手を差し出す。・・・自らも痛むのは同じだが、相手の方が心配だ。誰にでもこうであるわけではないので、少し、照れくさそうだ。) [Sat 15 Mar 2008 03:20:02]
◆アクセラレーター@訓練 > (視界が揺れだし、平衡感覚を取り戻すまで長い時間が流れたような気がする。理性を取り戻してから、最初に思ったのは何故に止めが来ないのか、だった。) ……? (頭の側面を軽く抑え付けながら、跪いたまま顔だけを上げては相手の姿を見据える。同じようなダメージを背負ったいたのだ、と感付いた。) ……は、そろそろ終わりにするか。 (迎え撃つ姿勢を整えるだけで、自ら動く気の無い相手を見遣ると息を吐いた。互いに限界が来たのか、何となくに感じ取った。そう告げると、覚束ない足取りながらも立ち上がる。) [Sat 15 Mar 2008 03:15:15]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (ここで、引けば、勝ちは決まらない。・・・ならば、だ。最後、最後に一撃入れれば・・・勝つ、勝てる!そう思い足を上げたが、足へのダメージが思いのほか強かったことを今になって実感してしまう。)・・・っぐ。(痛みに耐える声を上げながら、地に足を着ける。・・・立っているだけでも、足へとダメージが行くまでになってしまったのだろう。あれほどの蹴りをカウンターのダメージの残る足で行ったのだ。こちらへのダメージも相当なものだった、と見ていいだろう。)・・・ぐ、ここまで、か?(数歩離れた位置からファイティングポーズを崩さずに相手を見据える。・・・正直、そろそろ辛くなってきた。) [Sat 15 Mar 2008 03:08:21]
◆アクセラレーター@訓練 > (相手の力を振り絞った攻撃が効いた。両腕に与えた衝撃は受け流すことなど出来ずに、未だに麻痺したように重くて動かすのにガントレットが邪魔だった。すぐに外すことですら出来ずに、相手の追撃を許すことになってしまう。) ――う、が ァ ああ……っ!? (頭だけでも避けようとしても体力が身体が付いていけない。相手からの拳は顎に命中してしまい、視界が大きく揺れ出した。焦点が定まらずに、平衡感覚が狂いだしてはその場に跪いた。) [Sat 15 Mar 2008 03:01:09]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (相手を吹き飛ばせば、追撃しようと走り出す。・・・まだだ。まだ、終わってはいないはず。徹底的にやらねばなるまい。)ッハァ!!(何を思ったか、刀を捨てた。そして拳を構えて相手に突撃していく。自分の間合いに入ると同時、拳を突き出した。狙いは、相手の顎。入れば相当なダメージを頭に与えることができる部分だ。) [Sat 15 Mar 2008 02:53:00]
◆アクセラレーター@訓練 > (一瞬の間だけ、戦法、作戦、心理を殺す方法でなく倒す方法として計算した。その僅かな隙間を先手取られた。) ―――ッ!? (最初から間合いに入っていれば、引っ掴むなんなり阻止の望みはあった。微妙な具合で離れていては、力技だけになってしまう。そうなってしまうのは相手がバイチャンなら難しい。) うぐ、ッ ……! (重量、力量、速度を大まかに計算しても、少女の重量と力量だけでは受け止め切れない。増してや避けようとすれば、中途半端な姿勢で一撃を喰らうのは避けたい。正面きって、両手のガントレットを胸の前で交差をさせて防ごう。そして後方へ数メートルと吹き飛ばされる。) [Sat 15 Mar 2008 02:44:10]
お知らせ > アクセラレーター@訓練さんが来ました。 『刹那』 [Sat 15 Mar 2008 02:36:07]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (ブレーキをかけて留まれば、相手を見据えて静かに息を吐く。そしてしっかりと相手を見据えると、猪突猛進。突っ込んだ。)はあぁっ!!!(相手の間合いに入るかはいらないかの微妙な距離で飛び、空中で蹴りを繰り出した。全力を乗せて、全速度を乗せて繰り出した。徹底的にするとあらば、応じよう。・・・自分が相手にしなければならないのは、自分が目標としているのは、人外。ならば、それに打ち勝たねばならない。こすい手はもはや、使うまい。一直線に、自分のスピードと力量を全身全霊で相手にぶつけることにしたようだ。) [Sat 15 Mar 2008 02:29:10]
◆アクセラレーター@訓練 > (人間と人外。それで雌雄を決するならば、徹底的にする必要がある。勝ち負けじゃない、生を掴む者こそ勝者であり、死を掴んでしまった者こそが敗者。実際は殺さないが、出来る限り実践に近い形を繰り返していった。素早さ10となれば、犬や猫なみの速さを誇ることか。一瞬でしか出せなくても開いた距離を縮むには、充分しすぎるだろう。) ……ッ!! (相手が刀を構える素振りを見せれば、肘まで覆った左手のガントレットを楯にしようとする。)(彼は退いたのを見ると、直線的に突っ込むのを止めた。刀の間合いに入らないように。時間が経る度に、衣服の右肩から肘まで赤く染め始めていた。) [Sat 15 Mar 2008 02:21:51]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > なっ!?(完璧な油断だった。・・・いつもの鍛錬ならば、そう、人が相手の鍛錬ならばあそこで雌雄は決していたはず。・・・しかし、相手は押し留まることはなかった。)・・・。(どうする?このまま刀で切るか?・・・いろいろな手段が考えられたが・・・とりあえずは距離を取ろうと、後ろへ下がる。だが、相手の機動力に勝てるかどうか・・・。) [Sat 15 Mar 2008 02:12:51]
◆アクセラレーター@訓練 > (肩を斬り付けられれば、純白の衣服の肩辺りが真っ赤な色に染め始める。) ――――ッ (相手が剣を蹴り、話し掛けるていた。少女は反応も返事もすることもなく、身を低く屈めたまま相手へ一直線に駆け出した。僅かな隙でも十秒でも一秒でもあれば、多くのことが出来る。増してや相手が人間でなく、本当の化け物、言葉の通じないモンスターだったら何も待ってくれないことを思い知らせるために出た行動。) ッ、 はああああ!! (両手に嵌められたガントレット。爪先は牙のように鋭い刃を誇っている。両手の指は開いたまま、相手の膝を目掛けて伸ばそうとする。それはフェイントで二度とカウンターを喰らわせる積りであることを気付くだろうか。) [Sat 15 Mar 2008 02:02:57]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (するり、と抜けた大剣。そのまま、刀を振りぬけば、相手の肩が僅かに切れる。さすがに重傷とはいかないまでも、浅くパックリと開いた傷口からは血が流れ出すだろう。)・・・ハンデ、でも、つけた、のか?(落とした剣を足で蹴り、あいての手の届かない位置にまで押しやると、相手に刀を向けて尋ねる。・・・まだ足はジンジンと痛むが、そんなことはどうでもよかった。) [Sat 15 Mar 2008 01:44:47]
◆アクセラレーター@訓練 > (彼、人間であるバイチャンは人間以外の人外と相手にした経験は非常に少ないだろう。少女が知るだけでもラットマンと目の前の吸血鬼だけだ。) ――アハっ (顔を顰めた相手を見遣り、瞳は見開いた。見つめるものはバイチャンだけだ。痛みを精神で耐え抜きながら、押し潰そうとする相手の気迫に歓喜する。) ……っは!! (少しずつ抑え付けられるのを察すると、受け続けるのをあえて止めた。受け止めている大剣を手放した、そのままバイチャンが迷いもなくに振舞おうとすれば右側の肩や腕に斬りつけるだろうか。) [Sat 15 Mar 2008 01:33:42]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (やはり、力は強い。・・・これが、人間と、そうでないものの違いか。・・・果たして、自分はこれを越える事ができるのだろうか?・・・否。越えなければ意味がないだろう。目の前の少女の強さに、むしろ高揚感を覚え始めた。自分はどこまでいけるのか、試してみたくなった。)っく・・・。(思わず顔をしかめる。相手のカウンターが、自分の足首にヒットしたからだ。・・・だが、ここで引いてしまってはこの状況にした意味がない。足首を踏み込みなおし、さらにぐい、と押し込んだ。・・・痛みは半端ないが、精神で耐えている状態だ。このまま押し込み、機動力を生かせぬまま、押しつぶす気らしい。抑え込む力が強まった。) [Sat 15 Mar 2008 01:24:13]
◆アクセラレーター@訓練 > (鍔競り合いはアクセラレーターの好みじゃない。何も受けずに一方的にダメージを与え続けること美学であり趣向なのだ。) おッ!? (想像以上の力だ。同格か、近い力だと想定してはいた。が人間の限界に当たる領域まで鍛え抜かれた肉体だと直感した。益々の嬉しさから口元の歪みが深まる。) ――――!! (機動力を殺ぎに来たか。少女はローキックに対して、ローキックを放そうとする足の足首を狙うように、片足を蹴り繰り出そう。所謂、カウンターというものを狙った。向かい合う力ならそれほど威力も上乗せするから。鍔競り合いの無理やり避けるならば鍔競り合いという状況を捨てなければ難しいだろう。少女も離れすぎないように距離を維持し続けようとしている。) [Sat 15 Mar 2008 01:15:08]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > (さて、なんとか鍔迫り合いには持ち込めた。機動力は断てた、とは言えないまでも、力押しの展開になるにはもう少し、だ。)ッハァ!(その体勢のまま、ローッキックを相手の足へめがけて放つ。足の内側にダメージを与えて機動力を封じ込めてしまおうという作戦。相手が機動力を主体としているのならば、それを封じ込めばいい、という単純な発想だろう。) [Sat 15 Mar 2008 01:02:06]
お知らせ > アクセラレーター@訓練さんが来ました。 [Sat 15 Mar 2008 00:58:48]
◆アクセラレーター@訓練 > ……そうかよ。 (表情に浮かべる笑みはにやけたままだった。これ以上、追い討ちをするのも何だかーと相打ちを打っては止めることにした。) 外し方も知っていりゃ、戻し方も知っているもんだぜ。大丈夫、大丈夫、数メートルから落ちるぐれェーの痛みだから。 (毎回怪我している彼のことだ、痛みには慣れているだろうし、上手いフォローをしてみた。なっているのかは微妙だけれど。) ――掛かってきやがれッ! (少女は移動する訳でもなく、真正面から受け取る構えを取ろう。大剣のノコギリのような刀身を、相手の刀に当て付けては受け止めよう。そのまま鍔迫りあいに持ち込むことは成功するだろう。) [Sat 15 Mar 2008 00:56:43]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > ・・・少し、あこがれる。(ぽつり、とそれだけ呟いた。笑われた気もするが、図星なのと、否定しようがないのとで、それくらいしか反応できなかった。自重しよう・・・。)骨の、関節・・・復帰、早そう、だが、とてつもなく、痛そう、だ。(ぞくり、と背筋を何かが通るような気がした。そんなことをされたのでは、泣き叫ぶ、とまではいかないまでも、ナミダは浮かべてしまうだろう。・・・それは、恥ずかしい。賭けを相手が了承すれば、刀を構えて対峙した。)ならば・・・行くぞっ!(まずはダッシュ。そして中段に構えた刀を突き出す、というスタンダードな突きを繰り出す。相手の機動力は十分に叩き込んでいるので、鍔迫り合いに持ち込むことを目的としているようだ。) [Sat 15 Mar 2008 00:49:38]
◆アクセラレーター@訓練 > それはテメェーが未熟でなけりゃだがな。どの道、欲しいのかよ……バイチャン。 (照れ臭い反応をしながら面白い可愛い反応をする彼を見ては、鼻で笑ってしまった。しかも微笑ましい口元を浮かべる。) その辺は考えてあるから安心しとけ、骨の関節をずらすだけにしとくから。 (ふと思い出せば、彼は人間だということを忘れていた。多人数を相手に出来るのだから、同属とでしか見てないなかった。その辺はうっかり忘れていたが黙っていることにする。) 賭けか? (動きを止めた。彼が賭けを?どんなの出すのか気になる。考えて宝、賭けに持ち込んだのは間違いないのだろう。乗るべきか。) ……良いぜ。勝ったらの話だがな。 (歪めた口元には笑みを浮かびあがり、一本の大剣を後方に投げ飛ばした。様子を疑うという形で、攻撃よりも機動のほうに選んだ結果である。残る一本の大剣は両手で中段突きの構えを取ろう。) [Sat 15 Mar 2008 00:37:43]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > 使えなければ、無用の、長物、だぞ?・・・もちろん、欲しい、とは、思う、が。(一度は手にしてみたいものだ。・・・そこだけはどうしても否定しようがなかった。微笑みかけられれば、少し、照れくさそうに顔を伏せる。)いや、そちらが、問題、ないのなら、いい。・・・我は、マズイ、から、そういうのは、勘弁、してくれ。(そんなことをされれば、自分の場合は命に関わる。やはり吸血鬼、というアドバンテージは高いのだろうな。と、口には決して出さずに頭の中で思っておく。)・・・負けた方、一つ、言うこと、聞く、というのは、どう、だ?(相手と対峙するように立つと、刀を抜いた。そして賭けを持ちかける。) [Sat 15 Mar 2008 00:27:08]
◆アクセラレーター@訓練 > ……そうだなぁ 金が溜まったら一番安いヤツでも買ってみるか? (語り合うだけで興奮気味に近い彼を見るなんなり微笑ましそうに表情を浮かべていた。) 相手が多人数だったら、奇襲の方が有効的だな。 ……と、木刀にしてぇのか? (質問を質問で答えた。手元を見れば、二つの大剣を握り構えている時点で真剣だと分かる。) 腕一本切り落とされたり、腹ァ…貫かれても問題ねぇーぞ?後で叩き倒すがな。 (歯を見せるほど笑ってやる。) [Sat 15 Mar 2008 00:15:16]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > 硬すぎても、柔らかすぎ、ても、崩れて、しまう、そう、だ。・・・ちょうど、いい、から、壊れにくい、ようだ、ぞ。(切磋琢磨した技術があのカタナの中に詰まっていると思うと、少し、ワクワクしてしまうのだった。)宣言して、からでは、奇襲の、意味、ない、のでは?・・・まぁ、一対一、の、試合、なら、そうでも、ない、か。(本気の勝負。本気で相手と雌雄を決する。・・・そんな真剣勝負。胸が躍るなぁ。と思った後、微笑を返すだろう。)武器、木刀に、する、か?それとも、本物の、武器、でも、いい、か?(どちらにするかは選ばせる。後ろをスタスタとついていきながら、希望を聞いてみた。) [Sat 15 Mar 2008 00:04:46]
◆アクセラレーター@訓練 > そうなのか? (あれだけ薄い刀だと、切れ味は最高級を誇りそうだが耐久性が頼りなさそうに見えてしまう。やや疑問を抱きながら首を傾げてしまう。攻撃に特化したなら剣豪であり、防御に特化したなら騎士であり、中間に間するなら傭兵や兵士と考えるのが妥当なのだろうか。) そこまでやれ、とは言わねェーけど…… 『今からテメェーを攻撃すっから油断なんかすんじゃねぇ!油断してた、なんで言い訳されかねェーから』と言い切っちまえよ。そうすりゃ、相手も自分も本気になれるはずさ。 (彼の内心を察するわけでもなく、見上げたまま微笑んでやる。そしてパンを丸ごと口に放り込んでから飲み込む。) ん、ああ……?そういや、そうだっけな。一度やってみるか。 (思い返せば一方的に彼の戦い方は知っているもの、彼に俺の戦い方を見せていない気がした。少し考え込んでから、頷いた。空っぽの食器を適当に置いてから、大剣に巻きついた包帯を爪で引き裂いた。両手から肘まで覆うガントレットを嵌めてから、二本の大剣を片手ずつ引き摺るように持ち構えた。彼より先に訓練場に歩き出す。) [Fri 14 Mar 2008 23:54:10]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > 硬すぎず、柔らか、すぎない・・・。切れ味が、もっとも、いい、バランスを、狙って、作られる、そう、だ。(武器の扱いに関して教えを受けた時、親友がちょっと口にした言葉。トキノミヤコの鍛冶職人の水準は、世界でも優秀すぎる部類に入る、と。そんな武器の扱い方を熟知している彼らは相対すればとてつもないプレッシャーを感じるのだろうな。とか思った。少女の隣に立ったまま、パンをほうばる。)ふむ・・・徹底的に、うちのめす、方が、いい、のか?・・・気持ち、分からなく、ない、か・・・。(なぜだか悔しい気はする。言い訳できる隙を作っている自分もそうだし、言い訳する相手にも腹が立つだろう。)・・・そういえば、まだ、アクセラの、実力、我、知らない、な。・・・少なくとも、実感、することは、なかった。(出会ってからまだ一度も勝負したことはない。腹ごなしにどうだ?と試合を持ちかけた。) [Fri 14 Mar 2008 23:42:59]
◆アクセラレーター@訓練 > (包帯に巻かれた武器は適当に地面に置いてから、適当に見つけた木に凭れ掛かるようにして座り込んだ。) トキノミヤコで作られる刀は高いんだが、切れ味は抜群ってヤツかぁ? (折れず、曲がらず、斬り込む、剣に置いて重要な要素として捉えている場合が多い。しかし和刀の場合となると、折れ曲がらないようにすることを斬り捨てては切れ味だけ特化した場合のがある。鍛治屋によってはすべての要素を備えた最高級の刀もありえる、と。それだけでなくて、それに相応しい実力者と合わさってこそ最高の刀とサムライが生まれる、か――。そんな印象を与えてくれるサムライ同士の試合を見眺めながらパンをゆっくりに味わっていた。) 手強そうだけどよォ…、俺にとっては都合いいかもなァ。それでも良いけどよ、テメェーの実力じゃなくて不意打ちされたから負けた、と言い訳されるのがオチだ。 (隣に立つ青年を横目で見上げながら答えていった。青年に続いて小声で続ける。) [Fri 14 Mar 2008 23:31:54]
◆バイ・チャンフォン@訓練 > 身の、こなし、気の配り方、さばき、方・・・どれを、とっても、非常に、合理的、だな。(うむうむ。と納得して、手に炊き出しの食料とスプーンを持ちながら少女の隣に立つ。)相手、すると、したら、かなり、手ごわそう、だな。・・・不意打ち、か、もしくは、徹底的に、不利な、状況に、おいやっての、勝負、か・・・確実に、勝つなら、それくらいは、しないと、ダメ、だろう、な。(さりげに騎士道精神に反したことを言う。・・・一応、騎士主体の訓練場なので、声は小さくしておいたが。) [Fri 14 Mar 2008 23:28:38]
お知らせ > バイ・チャンフォン@訓練さんが入室されました。 『なるほど、と納得しながら戦闘を見届ける』 [Fri 14 Mar 2008 23:21:38]
お知らせ > アクセラレーター@訓練さんが来ました。 『一口ずつ噛み千切った』 [Fri 14 Mar 2008 23:20:02]
◆アクセラレーター@訓練 > (休憩所スペースと思える範囲内で、二本の大剣とガントレットを一つの包帯で包み出したまま引き摺っていた。両手にはパンとスープの入った食器を手にしているから。) トキノミヤコから来たサムライってのはァー…… (最初の一撃に賭けた剣術。或いは鞘に入れて、適した間合いで抜刀する同時に相手に斬りかかる。普通に振舞うのと、抜刀する際の加速をして振舞うのスピードは違っていた。戦況を見極める冷静さと、間合いを読み取る距離感覚、そして斬り込むのに最適な角度、太刀を振舞える身体能力。それらを揃えていなければ困難ではないだろうか。) 見ただけじゃ、なんとも言えないようなァ? (以前、サムライと勝負した経験はあるが正直にいって覚えていない。我を失っていたし。) [Fri 14 Mar 2008 23:06:30]
◆アクセラレーター@訓練 > (刀剣の構え方、上段、中段、下段と区別をするらしい。見る限り、人の個性的な性格や体格で好む傾向があるのだろうか。アクセラレーターは訓練場と呼ぶ場所よりも、炊き出しとしてのスープとパンが支給される休憩所の方に居た。そこから離れた訓練場に視線を向けながら見学をしては、観察や考察を繰り返していた。) おお! すっげぇーのな! (人間の編み出した剣術、戦法、技術、を直に見ながら様々な種類を見るのはこれが始めてだった。これまで相手にして来たのは、モンスターと戦闘の技術をまともに得ていない犯罪者だけだったからだ。技術を持った人間を剣を交えた経験の方がはるかに少ないのだから感動を抱いてしまう。) [Fri 14 Mar 2008 22:53:15]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『無邪気そうに関心をし続けていた。』 [Fri 14 Mar 2008 22:45:00]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが退室されました。 『折角だから今日は様々な人たちと関わってみる事にして』 [Wed 12 Mar 2008 23:11:26]
◆ブレイブ@訓練 > ハッ。 まあ既に決まってた事を嘆いていてもどうしようもねえ。 それよりちゃんとならねえとな。 ( 子供の頃に憧れていた夢。 今もまだ胸の中に持っている。 俺はヒーローになる、ってね。 ) 馬もちゃんと特訓しねえとな……… ( 乗れない訳ではないが、自在に扱えるという訳でもない。 そんなこれからのプランを考えつつ、皆が訓練している中に若い騎士も入っていこう。 折角の合同演習の機会だし、今日は自由度の高い訓練。 各々が自分で何が足りないかを知り、そしてそれを埋めるための特訓をしろ!と隊長から訓示を受けた。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:55:26]
◆ブレイブ@訓練 > ( 油断すると方言がまだまだ混じってしまう時がある。 知らぬは本人ばかりなり。 ) ――――そういえば、紅鱗騎士団の方達も来ていらっしゃるんだっけ? アイリ様達と合同訓練か……… ( キツイと噂の紅鱗騎士団。 自分も憧れていたためにそこに入りたかったが、生憎と所属が決まったのは別の所。 少し。 じゃなくてかなり残念だったな。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:35:19]
◆ブレイブ@訓練 > ( それにしても――― )( 体をほぐす柔軟体操を満足するまで行えば、騎士団では普段見かけない様々な人たちを見回す。 ) ホントに色々な人がいんだな……ばりすげぇ。 ( なんでも教官役として手広く腕に覚えのある人たちを募集しているらしい。 この人の群れの中には、田舎上がりの自分でも知っている顔をちらほら見かける事があるぐらいだ。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:22:45]
◆ブレイブ@訓練 > やれやれ、まったく面倒だぜ。 そうは思わねえかジョゼフ―――? ( 後ろで同じく柔軟をしていた友人にそんな事を話しかけるけれど、いつの間にかそこには誰も居なかった。 どうやら準備運動は早々と切り上げていってしまったらしい。 ) ―――まったくやる気満々だね。 ( そんな斜に構えたような態度を若き騎士は取る。 実際の所は隊の中では自分が一番この訓練を楽しみにしていたのだが、そんな事は表に出さない。 だってはしゃいでるみたいじゃねえか。 かっこわりい。 ) [Wed 12 Mar 2008 22:10:30]
◆ブレイブ@訓練 > ( 男の割には長い部類に入る髪の毛をカチューシャで留めた一人の騎士は、訓練に入る前に入念な準備体操を行なっていた。 ) 合同、訓練、ね。 [Wed 12 Mar 2008 22:00:20]
お知らせ > ブレイブ@訓練さんが入室されました。 『しっかりとした柔軟体操』 [Wed 12 Mar 2008 21:54:51]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが帰りました。 『(これから半月程度の外での訓練に実りが多いことを願って…)』 [Wed 12 Mar 2008 19:51:41]
◆オリヴィア@訓練 > (そこはそれ、普段は専用の鍛練場で汗を流す騎士達の訓練が間近で行われるし、これだけ広ければチームを組んで動く事もできるし、馬での戦闘も大丈夫…さすがに、実際のように軍を動かすような戦術的な部分ではできない事も多々あるけれども)……絶対に、挑んで来たりする人とか出てくるでしょうね(この機会にと手合わせも当然申し込まれるだろうし)あくまで怪我をしないように、そして…騎士としての振る舞いを忘れずに、ね(事は全てエレガントに運べとまで言うわけではないけども…憎しみあう為にこの場を設けたわけでもないし) [Wed 12 Mar 2008 19:50:57]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが来ました。 [Wed 12 Mar 2008 19:46:57]
◆オリヴィア@訓練 > (それは、どのような場面でどのように闘うのかまでこちらでコントロールできれば最上と言う事だけど…料理で例えられてもと言う意見が大多数だった)とりあえず、これだけ広ければ…色々できますね…(広い土地がただあるだけ何もない空間…実際に訓練に参加する人間に取っては、市内の鍛錬場が市外に移った程度でしかないだろうが) [Wed 12 Mar 2008 19:46:34]
◆オリヴィア@訓練 > 我々の仕事は戦端が開かれるまでが重要だし、それまで状態をいかに整えられるかに掛かっているのだから…こう言うのもいい訓練になるし(それを料理の下ごしらえに例えた時は周りにその例えはどうかと突っ込まれたのだけども…)間違ってないと思うのだけどな…(下ごしらえの良し悪しは味を大きく左右するものだし…。あとできれば素材と提供する場所もこちらで選べればいいとも) [Wed 12 Mar 2008 19:44:24]
◆オリヴィア@訓練 > 天幕の設営も終わり…テントも大丈夫、炊き出しの準備も大丈夫っと(まぁこの距離ならば、ヴェイトス市に戻るのも苦ではないのだが、それじゃ今回の演習の意味がない。あくまで長期遠征を想定しての訓練なのだから、事前に事態を想定し恙無く進められるようにする…関係する人員への連絡や物資の運搬など、少なくともオリヴィア達の後方部隊にとってはそれこそ山の様に仕事がある) [Wed 12 Mar 2008 19:36:04]
◆オリヴィア@訓練 > (ヴェイトス市の西方を少し行った所にそれはある。ここからずっと西に進めばアングリマーラへ到達できるだろうが、さすがに無闇に西方に進み余計な警戒などを招く事はしたくない) [Wed 12 Mar 2008 19:34:04]
お知らせ > オリヴィア@訓練さんが入室されました。 『見渡す限りのその名の通り荒涼とした大地…』 [Wed 12 Mar 2008 19:29:52]
お知らせ > マドゥーさんが帰りました。 『懐かしさに高まる心は抑えられなかった…』 [Sun 27 Jan 2008 01:00:37]
◆マドゥー > (また暗黒街に泊まる訳にはいくまい。最早、ガンビエに上納金は払っていない。何、使わずに溜めた金はある。利用した事は無いが“月の雫”に泊まってみるも良いだろう。またコロセウムも覗いてみたい…今はどのような闘士がいるのだろうか?)(いや…本来の目的は無論アブジャル・パウロの手の先を掴む事なのだが…) [Sun 27 Jan 2008 00:59:33]
◆マドゥー > (その節はヴェイトス中を騒がせた事件であったが、最後にヴェイトスを訪れた際には既にその記憶は薄れてきていた。一年も経てば、ほとんどその事実の痕跡を見つけることもできぬであろう。目的はあるが、とりあえずヴェイトスに着けば近日の出来事を調べる事から始めてみるか。現在は、砂漠の民の良く着る衣装を身にまとい、いつもの防具は装備していない。武装は衣装の下だ。) [Sun 27 Jan 2008 00:17:59]
◆マドゥー > (アングリマーラとヴェイトス市に存在する荒涼の大地。その名が示すとおり、草木もあまり育たぬ恵み少なき土地ではあったが、ほとんどが平地であるという特性上行軍はさほど辛くは無い。)…思えば、前にここを通ったのは一年以上前か…(最後にヴェイトスを訪れたのは、ステアとの任務の帰り…。帰途にステアの姿は無かったのだが…) [Sat 26 Jan 2008 23:34:57]
お知らせ > マドゥーさんが入室されました。 『久しい旅路…』 [Sat 26 Jan 2008 23:25:51]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「まっ、気にしすぎも良くないかー」 小さく吐き出せば、再び足を進め出す、か。』 [Mon 12 Nov 2007 22:51:39]
◆フェン・メイフォン > (けど、この広い荒野… もし、誰か尾行しているなら、朝になれば分かるだろうし、気にし過ぎるのもいけないかな? その一解しの中であっさり思って、あっさりと思考から外せば、ふっと…何かを思い出した様に、一度立ち止まり――) あぁ、そんな事よりも… アレ、どこで捨てるかな? (また、夜空見上げて思うのは… 大分前に、色々とあってやっちゃった狩人の持ち物。 最初から街の外で捨てる予定だったし、捨てたものを偶然に誰かが拾って、それから自分に結びつけるなんてありえないとは思いたいが…) 野宿の時にでも、適当に埋めるかな。 (… 万一を考えたにしては、ややオソマツな発想。 浮べて、それで行こうかーと、またあっさりと心に決めて…) [Mon 12 Nov 2007 22:46:45]
◆フェン・メイフォン > ふーむ… 気にしすぎ、かしらね。(そして、暫し見やってから小さく吐き出すのは… そんな言葉。 吐き出してから、視線を前に向け直せば… 首、ぐるりと解す様に一回し、して) ふーん…… まっ、そこまで暇な組織じゃないわよねー。連中も…(連中=ヴァンパイアハンター達。 今から会いに行く相手が相手な上に、過去に一度色々とあった身分。 少し警戒してしまうのは仕方ないかー、とか… 軽く思ってもう一度首をぐるりと一解し、して) [Mon 12 Nov 2007 22:39:37]
◆フェン・メイフォン > しっかし、出発にはあんまり良くない天気よね… (足を進める最中、ふっと見上げる夜空は薄曇り。 けど、天気の良い日をずるずると待ってたりするのも悪い気がするし… と、口に出さずに思って聞かせれば、上げていた視線を前へと向け直し… それから、ふっと――) さて、と… (ちらり、と、前に進みながら肩越しに後ろを見遣り… 暫し凝視。 曇り空の中では見通せるとは思えないが… まるで、何かを探る様に…?) [Mon 12 Nov 2007 22:34:32]
◆フェン・メイフォン > ふー… しっかし、漸くよねー。 別の街に行くのなんてー。(後ろには、少し遠くにヴェイトスの街灯。 少し振り返って見送れば、荷物と届け物入ったリュックを背負い直して視線を前へ。 頭の中、大体の方向は大丈夫か? とか、少し遠回りだから2日強か3日弱程度かな?とか、軽く思案 後に――) んー、多分大丈夫かな?(と、やや根拠の無い頷き一つ。 すれば、二つ揃った足を前へと進め――) [Mon 12 Nov 2007 22:24:33]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが入室されました。 『懐かしの、街の外。 生と鉄の足でしっかりと踏みしめて』 [Mon 12 Nov 2007 22:19:08]
お知らせ > 藍音さんが退室されました。 『地図を逆さに読んでる時点で、期待はできなそうだ。』 [Fri 9 Nov 2007 05:33:46]
◆藍音 > 何よりも・・・・たどり着かなくては話にならん。(収納性のやたら高い服から次に滑り出てきたのは、地図の簡単な写しだ。 方向と要所だけわかるような簡易なものであるが。) そう何度も道にまよって居られん。 先駆者も居るようだし・・・・湖畔は此方か。(夜の視界では紺屋広がるばかり、先は見えないが――一応の確認を終えたら歩き出す。 趣味兼、金稼ぎ兼、仕事といったやりがいのある行為だが――) [Fri 9 Nov 2007 05:33:32]
◆藍音 > 古戦場火にくべる訳にもいかんし、手段は臨機応変か。 それよりも何夜も [Fri 9 Nov 2007 05:30:29]
◆藍音 > (依頼内容は魔物の体組織……血液の採取。 この薬は変質を避けるためのモノだという。液体同士で危なく無いかとも思うが、使ってみなければ効果は判るまい。) ……悠長に血を抜く手間もあるまい。 どこぞを切り取ってくるのが関の山か。(そんなプランを確認しつつ、確認するだけしたら容器をひっこめて。 ) [Fri 9 Nov 2007 05:30:00]
◆藍音 > ふふ、白い。 故郷の冬もこの程度には――もう少し厳しかったかな?(高い星空に吸い込まれていく息の跡を眺めて―― それから再び視線を手に落とす。 袖から取り出す小さめの瓶には、なにやら初めてみる液体が封入されていた。) [Fri 9 Nov 2007 05:24:15]
◆藍音 > (それだけ担いで、仕事先に行き先と意義を告げ、ついでに貴重品の幾許かを預けたら―― 他に困る事は無い、って寸法だ。 いつでも消滅できる身の回り、長期的な趣味や付き合いを行わないのは、明日消えても面倒たらぬ鉄砲玉の―― ) ・・・・とはいえまだ少し寒いか。 せめて朝の飯くらいは腹に詰めていくべきだったな。(冷えた両手に は、と小さく息を吐きつつ。) [Fri 9 Nov 2007 05:20:55]
◆藍音 > (思い立ったら的な感覚で依頼を受け、ギルド以外の知人に挨拶も無くふらりと出てしまう―― ある意味はった迷惑なその習慣は、人と交わって暮らす事の少ない幼少期が培ったものだ。 親代わりの者達より教わったのは移動と闘争の術、そしていくつかの暗い喜び。それらを詰め込んだ”藍音の全て”は、肩に背負える程度に軽い荷包みとなる。) [Fri 9 Nov 2007 05:16:04]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『”藍音”の旅支度は早い。』 [Fri 9 Nov 2007 05:11:28]
お知らせ > アカガネさんが帰りました。 『一つの生が終わりを迎え、一つの死が生まれた。』 [Sat 13 Oct 2007 02:59:42]
◆アカガネ > 『―――小僧』 ( 滞空しながら両足で掴んだ死鼠に語りかける ) 『汝の死は我が血肉となって『意味』を持つこととなる。汝の生は我を生かすために培われ、そして今、その貯蓄は我に払われた』 ( 月夜。暗闇の中で光る赤色の光点二つが地上を見下ろした ) 『――汝の死は無意味ではなく、今この瞬間意味あるものとなった。――が、しかし。意味のない死を創造するのが人である。――汝の幸福は人として生を享けなかった事にある』 ( 飛翔。今夜の狩りに終わりを。 ) [Sat 13 Oct 2007 02:59:01]
◆アカガネ > ( 生き続けていた。行き続けることを自らに強要した。一匹の魔竜としてこの地に生を受け、時に『聖なる竜』と称えられ、時に『原罪の竜』と蔑まされる。――そういう風に人間が自分の都合で正義だとか悪だとか決め付け他種族を絶滅にまで追いやった光景をよく知っている。だからこそ――この一匹の、かつて魔竜と呼称された竜は昔を懐かしむことはしない。――なぜか。簡単な理由だ。それに意味が無いからである ) ――――・・・・・・・・ ( 滑空。首をやや下げ、細められた眼はすでに過去から現在へと回帰し、地を駆け巡る大小の動物へと向けられていた。――そして、 ) ―――・・・・ ( 無言。無言のまま翼をたたみ、まるで地上に惹(引)かれる様に落下する。空を切る音と落ちるという不安極まりない感覚に眉根を寄せた ) 『―――小僧』 ( それは一匹の小さなねずみであった。巣から抜け出してきたのだろう、子鼠。その鼠を―― ) 『恨むならば、己の不覚と運を恨むことだ。そして――』 ( ぎぃ、と悲鳴をあげる子鼠を両足の鍵爪で突き刺し、宙に飛び上がりながら、 ) 『己の実力のなさを恨むが良い。力とは――』 ( 宙を舞い上がった飛竜は血を吐き、垂れ流す子鼠へと語りかける。 ) 『可能性であり原罪を背負うことである。――輪廻永劫来世の彼方まで記憶し、同じ過ちを犯さぬことを我は願う。』 ( 鼠の断末魔 ) [Sat 13 Oct 2007 02:54:50]
◆アカガネ > ( ――数日前、懐かしい光景を見た気がした。むろん、それは『気』がしただけであって事実であるかどうかは確認する術はない。――いや、確認しなかったのだ。――それは、あれは『異端』であると、危険であると一頭の竜が危険視したからであった。無論、危険なものには近づかない。己の矮小さと非力さは知っているので数百数千年という記憶を所持しているだけの小さな生物でしかないことも自認していた。しかし、それを表立って口にすることは無い。それは隠しようも無いほどに、己の自尊心が妨げていることもまた、茜色の飛竜は歯痒い思いを感じながらもこれもまた自認しているからだ ) ―――・・・・・・ ( 月夜の下、そんなことがあったな、と回想に目を細めた。全身で受ける風の心地よさと開放感に身を任せながら、その目は遥か彼方の過去へと向かい・・・・ ) ―――笑止。我が昔を懐かしむことなどありはせん ( 滑空。僅かに傾けた翼で荒涼の大地を飛ぶ。 ) [Sat 13 Oct 2007 02:44:16]
◆アカガネ > ( 不変的であることが美しく、またそれらを体現する我ら竜族は至極当然の結果として『美しい者』と称される。『猛る暴君』『支配する翼』『一頭一角の悪魔』。呼称はその存在を想像させることに等しく、また畏怖の表れでもある。――つまるところ、元々住む世界の違う天の使いや天からの追放者。または人間から変じることで強大な力を手に入れる異端者であるカインの末裔などという者が『地上の支配者』であることは決してなく、それは空を舞う我ら竜族が得るはずの呼び名である。――まして、地を這い蹲りながらも私利私欲に生きる人間がどうして『地上の支配者』と呼ばれるのだろうか。数は暴力? そんなもので支配者だと言うならば非常に不愉快である ) ―――ふん ( 宵闇の中を飛翔する一頭の『猛る暴君』は不快毛に鼻を鳴らして眼科に広がる荒涼とした荒地を見下ろした ) [Sat 13 Oct 2007 02:36:43]
お知らせ > アカガネさんが来ました。 『『不変であるべきことが美しいと言うならば』』 [Sat 13 Oct 2007 02:30:22]
お知らせ > 幻の森さんが帰りました。 『(終幕)』 [Mon 1 Oct 2007 02:20:34]
◆幻の森 > (それらの疑問は解決せぬまま―― 朝日の中へと消える物語。) [Mon 1 Oct 2007 02:20:27]
◆幻の森 > (訂正: しかし――― そこで、疑問がでてくる。 では、「商人」が「石版の欠片」を持っていたのは、何故か…という事。 そして、森の中心部に近寄らせまいと「守り人」を再現していたのは、誰かという事。) [Mon 1 Oct 2007 02:19:52]
◆幻の森 > (しかし――― そこで、疑問がでてくる。 では、「商人」が「石版の欠片」を渡したのは誰かという事。 そして、森の中心部に近寄らせまいと「守り人」を再現していたのは、誰かという事) [Mon 1 Oct 2007 02:19:02]
◆幻の森 > (この石版は「何か」の記憶に作用して、それを再現するマジックアイテムだということ。――件の鼠事件の際に、鼠が大地を掘り荒らした時に、偶然出土されたものだということ。 そして、以上の事より推測される「森」の正体とは――― 簡潔に言えば、「荒涼の大地の記憶」だったのではないかという事。 今は荒れた大地が横たわるこの場所には木々が生い茂っていたのかもしれない。 だから、大地に樹がはえていた記憶はあっても、動物の気配がなかったのではないかと。 不自然な点はいくつかあるが、「ある一定上森が再現されたなかった」事を見るに、再現するにも限界があったのだろう) [Mon 1 Oct 2007 02:15:43]
◆幻の森 > (夜が明ける頃には、全てが全て、幻だったのだと、誰しもが気が付くだろう。 後に残るのは、行方不明リストに載っていた残りの商人と、森の中心部跡地に残る爆ぜ割れた、一抱えもある石版のみ。 その石版は、探索隊に志願した傭兵と巫女二人が持ってきた「欠片」に酷似している。 半分ほど大地に埋まっているその石版を見つける、調査隊に引き渡すのならば、次のことが判明するだろう) [Mon 1 Oct 2007 02:09:55]
◆幻の森 > (霧が風に吹き消されるように。 氷が溶けて水になるように。 乾いた砂が水を吸い込むように。 木々は形を失い、砂塵の大地があらわになる) [Mon 1 Oct 2007 01:54:35]
◆幻の森 > (その変化は、今宵――月が昇った時から始まった。 緑の触手をうごめかせていた森が、静かに端から消え始めたのだ。) [Mon 1 Oct 2007 01:49:59]
お知らせ > 幻の森さんが来ました。 『(始まりも終わりも静寂とともに)』 [Mon 1 Oct 2007 01:48:52]
お知らせ > 鬼京@森さんが帰りました。 [Sat 29 Sep 2007 03:57:25]
◆鬼京@森 > あぁ。気をつけるよ。(影が消えた事で漸く刀を仕舞う。そして影の消えた後に残された砂鉄。)ふむ。一応、集めておくか……。(砂鉄があれば刀を鍛えるのにも使える。集めた砂鉄を袋に詰めて腰に提げる。)さて、と。こいつを連れて……次の夜までに戻れるかな。(商人を肩に担いで森の出口へと向おう。) [Sat 29 Sep 2007 03:56:29]
お知らせ > 『 影 』さんが帰りました。 『 あの『影』も、かつては人であった者だったのかも知れない。 』 [Sat 29 Sep 2007 03:44:13]
◆『 影 』 > その見えない”モン”に潰されないようにな―――。 ( 最後に呪いの言葉を吐き出し影は消えた。 影が消えた後、そこには黒色の砂鉄が残るのみ。 上質の鉄で武器の加工に使える為集めて売れば5万エン程になるだろう、量的には短剣が作れる程度の量。 そして幻の誘惑を断ち切った鬼には戦闘経験値2P送呈。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:42:20]
◆鬼京@森 > 確かに目に見えるものしか信じることが出来ないものには一生かかっても無理だろうな。(肩を竦める影に小さく そうだな。 と返した。)あぁ。(影の横を通り商人の元に行こうとした時に言われた言葉。それにはしばし沈黙して考える。)あぁ。解っている。(仕事でないと言えば嘘になる。だが、仕事でなくとも鬼はきっと同じ事をするだろう。もし、鬼が影の誘いに頷いていたなら鬼もこの商人と同じく森に囚われていたのだろうか。) [Sat 29 Sep 2007 03:37:09]
◆『 影 』 > だから、信頼なんて目に見えやしないモノ――― ”どーやって信じるんだよ ” ヒトの話聞いてねぇだろお前さん。( 呆れたような影の言葉。 もうボンヤリとしか見えぬ影が肩を竦めた。 ) ダメだって言っても運ぶつもりだろ。 ( 好きにしてくれ、と告げる ) でも、ソイツが喜ぶかどうかは知らないぜェ? 先回りして一つご忠告だ 「 仕事だから 」 とか言うつもりなら。 殺人だって強盗だって仕事だからって言えるだろうよ。 ( 幾人もの行方不明者を出した森。 ならば―――”行方不明になった人間達は一体どうなったのか?”と言う疑問。 もし、影の誘惑に頷いていたら鬼はどうなっていただろうか。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:24:55]
◆鬼京@森 > あぁ、本気だ。確かに楽しいと思うことの方が少なかったのは事実だ。だが、己が信じるものの為に、俺を信じてくれる者の為に俺は生きる。幼い頃に死ぬはずだった俺を生かしてくれた者達の為にも。(喚く影に更に言葉を返し。薄くなっていく影の言葉には自嘲にも似た笑みが漏れた。)あぁ。だが、そこに転がっている奴にも待っている者が居る。それも返してもらうぞ。 [Sat 29 Sep 2007 03:14:02]
◆『 影 』 > ちッ―――。 ( やがて、手を下ろした影 ) お前みたいなヤツはとっとと現実とやらに……帰れ。 苦しいだけだってのに、物好きな野郎だ。 ( 輪郭が薄れて行く『影』。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:05:13]
◆『 影 』 > 認めたな……――楽しくねぇって。 別に誰だってそうだ、恥かしい話じゃあねぇよ。 ( 言葉の無い鬼。 それを肯定と受け取ったのか影は更に手を伸ばし。 ) テメェ…、本気か!? ( しかし結果は拒絶の意思を以て突き付けられた刀の切っ先。 ) 責任なんて言葉だけでそれこそ実体がネェだろ。 示しとか信頼なんぞこの森にだって ”見たことねぇ” のに。 ( 触れられず喚き立てる”影” 信じられないモノを見たような気分だと。 ) [Sat 29 Sep 2007 03:02:06]
◆鬼京@森 > ……。(影の言葉に言い返す言葉はない。現実の辛さ、思い起こされるのは幼少の頃の思い出と言えば聞こえはいいがその殆どがトラウマだ。だが、それでも)それでも、俺には現実に生きる責任がある。俺でなくとも出来る仕事なのだろうが、それでも俺を信じて任せてくれた者に示しがつかん。(影が近付いてくるならばそれを拒否するかのように刀を抜き影の鼻先へと突きつけるだろう。)頼む。大人しく消えてはくれまいか。 [Sat 29 Sep 2007 02:52:49]
◆『 影 』 > じゃ、お言葉を返すんだが現実の何処が楽しいんだ? ( 木の幹から身体を離した影は、鬼の方へと一歩踏み出す。 痛烈な皮肉。 ) 解る、すげぇ解るんだが…――。 楽しくない事のが何倍もあるだろ? コイツだってそうだ最初は嫌がってたみたいだけどもよ。 今じゃ起こすなって喚き立てる位だ。 そりゃあそうだろう……生きてたって苦しいなら、幻のがまだ”マシ”ってモンだろ。 お前さんもさァ、固い頭で考えず楽に利口に生きてみないか……。 ( 影が手を伸ばす、鬼の顔に触れんと其の距離を縮めて来る。 何もしなければ『影』は刀の有効射程距離内へと悠然と入ってくる。 ) [Sat 29 Sep 2007 02:42:45]
◆鬼京@森 > 確かにそうだが、貴様からは今までの幻とは違うものを感じる。(今までは殆どが己の知り合い、果ては己自身だった。そうでなくとも目の前の影のような幻を見た事は未だない。己の知り合いにもこんな容姿の者は居ない。となれば、目の前に居るものは森の守り人というものだろうか。そう考えていた矢先の男であるらしい影の言葉、聞く度に目の前の影が何者であるか判断がつかなくなる。)悪いが女も酒もそれ程興味はないんでな。金だって、仕事に見合う分だけで結構だ。幻になって何が楽しいというのだ。(もしも相手が仕掛けてくる気ならば迷わず斬る気で相手から視線を離さずに言葉を返す。) [Sat 29 Sep 2007 02:31:39]
◆『 影 』 > ( 影は文字通り闇一色。 首から足まで全てが黒色だが口元だけは血を連想させる赫色。 ) 誰!? 随分と哲学的な問いかけだなお前さんは。 ( ケタケタと真っ赤な口元が揺れる。 ) 自分の見た物が信じられない此の森で「誰だ?」とは傑作だと思わないか。 ( 影の性別は解らないが、ガッシリとした骨格と声色から男らしき存在ではないかと感じるだろう。 ) 実際の所、自分でも解らねぇのよこれがまた……―――。 気が付いたら森の中を歩いてたんだけどな、けど案外慣れれば幻ってのも良いぜぇ。 ココにゃ、女の金も酒も幾らだって沸いて出る、それこそ思うが儘にってヤツだ。 [Sat 29 Sep 2007 02:16:30]
◆鬼京@森 > (その木もだんだんと少なくなって、急に視界が晴れたそんな時。急に声を掛けられて思わず身構える。刀に手をかけて声の下方向、開けた空間に生えた一本の木に視線を向ける。木に凭れている影と木に捉えられているのは行方不明の商人なのだろう。)貴様は何者だ。(今までの幻とはどこか違うように感じる影。いつでも刀を抜けるようにと構えながら問う。) [Sat 29 Sep 2007 02:09:40]
◆『 影 』 > ( 鬼の視界が晴れた。 其処は樹海の中ぽっかりと空いた広間。 ) ――いよゥ。 迷子の子猫ちゃんがまた来たな。 ( その広間の真ん中に一本だけ生えた樹木。 樹齢を感じさせる幹は人の胴体より太く、そして樹に捕らわれたる商人と、其の幹に背を預けている『 影 』があった。 どうやら、此の影が言葉を発しているらしい。 ) [Sat 29 Sep 2007 01:59:38]
お知らせ > 『 影 』さんが入室されました。 『 樹木の根本に浮かび上がる黒い実景。 』 [Sat 29 Sep 2007 01:51:33]
◆鬼京@森 > このままここで何時までも居るわけにもいかんな。(とりあえずその辺の適当な木の間を潜って先へ進む。進んでいくうちにだんだんと木の数が減ってきているように感じる。と言っても先ほどまでの絡み合うように密集していたのがなくなっただけなのだが。) [Sat 29 Sep 2007 01:43:14][84]
◆鬼京@森 > (親子で命懸けの鬼ごっこをしたのはつい最近のこと。父から命辛々逃げ延びたはいいのだが……。)ここは何所だ。(闇雲に逃げた所為か現在の所在が全く解らなくなっていた。元々所在を確認しながら進んでいたわけでもないのだがこうも木が入り組んでいるとどちらに進んでいいのかも解らない。) [Sat 29 Sep 2007 01:29:10]
お知らせ > 鬼京@森さんが来ました。 [Sat 29 Sep 2007 01:13:49]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『方向音痴にY字路は死への誘いである。 現在迷走中――』 [Fri 28 Sep 2007 03:58:38]
◆藍音@森 > ええいままよッ――元は一直線があった道だ。 進める所が我が道!(暫く迷っていたがコレでは埒も明かぬ―― 取り敢えずは動けるだけ動いてみる事にするか。→こうしてまた本コースから外れていくのであるが。) [Fri 28 Sep 2007 03:57:31]
◆藍音@森 > くそ、私は迷路は苦手だというのに――やはり陰謀臭がするぞ。 豚小屋並みの臭いだ!(そこ等中が分岐と二者択一って状態になってれば、流石に幻とは気がつくが――明確な形を取らないものだけにいくら覚悟しても対策の仕様はないのだった。) [Fri 28 Sep 2007 03:55:08]
◆藍音@森 > これはチェックして進まないと事だな。・・・・少し戻るか。 (くるりと後ろを振り向くと―― 帰り道が二つになってる。) ・・・・おい。(目印代わりに斬りつけた木が二つあったりする!) [Fri 28 Sep 2007 03:52:46]
◆藍音@森 > さて、鬼が出るか蛇が出るか―― あの石の化物や幻そのものを”解く”術があればいいのだが。(道なき道の歩けそうな所を、ひたすら前に移動中―― ふと、前方に分岐点が。)厄介な。 ・・・む?(当て感で右に進むと、また分岐。) [Fri 28 Sep 2007 03:51:31][45]
◆藍音@森 > ・・・私は自重するべきだったな。(下のほうのログを大いに恥じた。 幻の出展が自分の記憶や願望等なら、さぞかし変態だ。) まあいい。出来得る限り歯向かってみる、というのはよい選択だろうよ。 其れで厳しくなるようなら、意思の存在だ。(罠がある場所ほどお宝の法則、みたいな推理か。 思えばみつけた商人も化物に守られていたし。【判定】) [Fri 28 Sep 2007 03:43:51][31]
◆藍音@森 > (毎夜の幻や守護する獣に阻まれて停止・迷走・迂回するせいだ。 全ては足止めのトラップ。それも徹底していて、なんだか森の中枢や重要な地点に近付けばそれだけ厳しくなるイメージがある。) ・・・幻に関して言えば、個人の資質も大きく影響しているのだろうが・・・ふむ。 [Fri 28 Sep 2007 03:40:09]
◆藍音@森 > (其処から情報を選別し、前に進むのが人類だ。 そのために背筋を伸ばした―― なんて熱血論破はこの時代には無いのだが。) こうも毎日続くと実験もしたくなるものだからな――― 今までのアプローチはことごとく失敗しているが・・・・(今日もある程度の前進のみに留まった森捜索、広いと思うのは実際に中が広いだけじゃなくて―― ) [Fri 28 Sep 2007 03:38:06]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『反省だけなら猿でもできる。』 [Fri 28 Sep 2007 03:35:39]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『(疲労困憊で夕まで寝る→幻の夢幻ループ中―― それでも少しは、前に進んでいる、のか?)』 [Wed 26 Sep 2007 03:56:46]
◆藍音@森 > 止めッ・・あっ♪ それ 以上 突き刺すな ぁ・・・ ぅ ン ――♪ 〜〜♪ ふ ぁ・・・ は 二人掛かり も、卑きょ―― あむ・・・ン―― (増援が本格的に動き出した段階で口撃も不可能に。 何か抗議するたびに、口を塞がれ舌を弄ばれて溶ける。) 判った、判ったから ァ―― あ ・・・・ン あ、ダメ、 止せ 今果てたらァ・・・♪ (幻の効果は一晩きり。 それだけでも並みの人一人気絶させる――或いはぶっ壊すには十分だろう。 他がどんな夢を見てるかはしらないが、成る程調査が進まない訳だ――なんて心の隅で思ったり。 それも其の内、忘我の白濁に飲まれる。) ひぅ! んんん〜〜ッ♪ あッ ああぁ ・・・ァ ―― [Wed 26 Sep 2007 03:52:10]
◆藍音@森 > こんな、こと ぉ ・・・殺し てや あァっ・・・♪ ぅ あ ん―― くぅ ッ!!(ただ、全てが同じじゃない。 違う結末を選択した自分が当時と変わった事といえば、多少の投薬やらでは折れない程度の意思というか、意地というかそういうもの。 思い切り伸ばした手が剣に振れ て――) ・・・とった―― あっ?! (かつん、と乾いた音を立てて、手から剣が抜けて転がった。 目の前に移るのは柄を蹴り飛ばした爪先、2人居るのを失念してる程度には脳髄が蕩けていたか――) そんな―― んッ?! ひあっ♪ 深ァ・・・♪(そして目の前で希望を取り上げられるほど堪える事は無く―― 地面に付して尻だけ高く上げたような姿勢のまま、今度は抵抗の気力を失った。) [Wed 26 Sep 2007 03:39:09]
◆藍音@森 > ――っ?! ンぁぁあァァ・・・♪(悲鳴と共に剣を取り落として突っ伏した。 感覚にあるのは暴力的な愉悦の渦のみ、剣を拾おうとした四つん這いを後ろから貫かれた、とか気付く暇もなく。) あッ んっ――♪ く、やめ、 ひっ 動かすな止めるな ァ ッ・・!(「一体どちらなのか」なんて茶化されながら。 それでも僅かに残った意地というか何かが、剣に向かって手を伸ばさせるが―― ギリギリの所で届かない。 前に進もうとして引き戻されるの繰り返しは、まるで自分が手伝ってるような気にさせられて余計に屈辱的なもの――) [Wed 26 Sep 2007 03:18:14]
◆藍音@森 > (支えを失って体が地面に倒れる――あの時と違うのはコレが幻であることと、其処まで再現するほど神経質じゃなかったのだろう、先程の気絶の際に落としたらしい装備――抜き身の剣が床に転がってる事だ。)今度は私が、 挿して くれる ッ・・・(両手が繋がってて動き辛い&拾い辛いが、何とかその位置まで手を伸ばし て――) [Wed 26 Sep 2007 03:07:44]
◆藍音@森 > (身長差があるのでそのまま腕を上に引っ張られれば、両手挙げて爪先立ちするみたいな無防備状態だ。 間を置かず、滑るような質感の指が脇腹のあたりから肌を蹂躙し始める。 何か薬を塗っているンだったか。)んっ・・・く これは卑怯だと、 前に あっ!! 前にも ぉ・・・(カラダとコトバに犯され、手前勝手にココロに火をつけられる。 屈辱にして愉悦、奔放ではあるが被虐を愉しむほどではなかった自分を壊したのは―― きっと、この二人だ。) お前らの、 せい ――だというのに ・・・!(――言葉限りの抵抗の果てを知っているから、今度は違う結論を目指さねば。 震える体に残る意思を振り絞って、掴まれていた手を振り解いた。) [Wed 26 Sep 2007 02:59:15]
◆藍音@森 > む・・・ んぅ。(唐突に世界が黒くなった後、再び瞼を開けた所に飛び込んできた光景は―― ) ・・・出来過ぎだ。 何所まで――乗ってやれば いい?(石の床に石の壁、両手を繋がれ自由を奪われた自分の体と、二人の悪魔。 「どこまでも」と答える二人の禍々しい誘惑は、なるほどあの時の―― )喧嘩の修練はサボっていたし・・・判っていたとはいえ―― うぁ 止めろ一度ならず二度までもッ・・・!!(逃げようとしたのを、腕を掴まれ引き戻される。) [Wed 26 Sep 2007 02:41:13]
◆藍音@森 > ( ごッ ) [Wed 26 Sep 2007 02:30:31]
◆藍音@森 > (相手が其れを受けるでも払うでもなく、流麗な動作で避ける のも知っている。 ――相手は反撃に転じ、此方は其処を狙って、刃と拳が交差して――) [Wed 26 Sep 2007 02:28:50]
◆藍音@森 > (今日もまた、何時”幻”に捉えられたか気が付かなかったが―― 恐らくは心に強く残った光景を再現しようとしているのだ。 細部まで似通った幻は、行動パターンまで同じ―― 背景も、気合を入れていないと雨のアマウラに錯覚してしまいそう。) な ぁ グ ド ル フ――!!(=これからの”展開”に想像が付く。 既に知ってる相手の名前を吼えざまに、剣を構えるのと逆の手で、数枚の黒い札を投げつける――) [Wed 26 Sep 2007 02:27:42]
◆藍音@森 > (ぴたりと、静止した。) まだ見ぬものを見れば、それは現。 嘗て魅し物は、恐らくは幻―― カラクリも読めてきたが・・・成る程。(前方の木々が作り出す陰の中、男が一人立っている。 自分は其れを知っている=”幻”だ。 彼は――もういない筈なのだから。) 粋な演出をしてくれるな。 雪辱しろてか―― (一人、を訂正しよう。 彼らは男女で二人。 そして、人じゃない。 方輪車から刃を引き抜く。 相手はこのカラクリを知っている者なのだから。) [Wed 26 Sep 2007 02:16:17]
◆藍音@森 > 前はもう少し冷静な判断も出来ていたが・・・或いは期待をしているのかな―― (何にって刺激にだ。 物の怪に長く関わりすぎた自分は、少しの異常には既に無感であるほどにある意味”鈍い”。 其の点この森は此方の常識を色々と飛び越えてくれて、島にはじめてきた時のように新鮮さを感じるものだ。 当てにならぬ自作地図片手に、まだ見ぬ場所へと進路を向けて―― 【判定】) [Wed 26 Sep 2007 02:07:45][59]
◆藍音@森 > あんな目に遇い続けながらさして報酬高くも無い相性の悪い仕事にまた首を突っ込むとは な。(一介の陰陽巫女として受けた怪異はきっちりと払いたいものだし、 魔術効果としての価値もある――なんてのは名目で、実の所はやりたいからやってるだけだ。 探索部隊が引き上げるギリギリくらいまで、継続して情報だけは収集することにして、そのために此処に居る――) [Wed 26 Sep 2007 01:59:59]
お知らせ > 藍音@森さんが来ました。 『「私も酔狂だ。」 』 [Wed 26 Sep 2007 01:58:20]
お知らせ > 鬼京@森さんが退室されました。 『(折角の中秋の名月も父との鬼ごっこで見る事はなく)』 [Tue 25 Sep 2007 22:48:18]
◆鬼京@森 > (あぁ、そういえば母を人質にして壊滅させられた村があった。 母を盾に襲撃に来た物も、殆どが殺されていたか。 そんな母の思いで思い出しながら鬼は父親が通りにくそうな道を選んで走る。と言っても森の木々を薙倒しながら追いかけてくる大鬼にはあまり関係ないのだろうが少しは効果があるようだ。戦う力のない母を斬り殺しておいたことも父の片腕を封じるという意味では正解だったのだろう。)このまま……朝まで逃げ切れるのか?(明らかに無謀であるようなこの鬼ごっこ。果たして、逃げ切れるのだろうか?) [Tue 25 Sep 2007 22:44:09]
◆鬼京@森 > (「みーかーげーまーるー!!母を斬るとは何事か!!主はそれでも男か!!」そう叫んで追いかけてくる父親の左手には確りと母の屍が握り締められている。)……。(鬼は父の幻の言葉に大して何も言い返せない。言い返している余裕がない。己と比べて数倍も強い父親だ。身体も男と比べると人と大鬼ほどの差がある。今の状況でまともに戦って勝てるとは思えない。ならば逃げるだけという事だったのだが母親を斬ったのはどうやら間違いだったらしい。と、逃げながらも昔の事を思い出していた。) [Tue 25 Sep 2007 22:34:58]
◆鬼京@森 > (刀を持つ手がガタガタと震える。武者震いなどという勇ましいものではない。これは相手に対する絶対的な恐怖感。侍としての誇りも何もかも捨てて逃げ出したいという思いからくるものだ。)……母上、申し訳ありません。(そう言って目の前の母の幻を切り捨てると鬼は脱兎の如く逃げ出した。母の屍を飛び越え出来るだけ木々が密集している道を選んで走る。だが、直に背後から大地が震えるのではないかと思うほどの音が響いてくる。聞き間違えるはずもない父親の足音だ。) [Tue 25 Sep 2007 22:24:52]
◆鬼京@森 > (母の幻は刀を突きつけられても動じず少し悲しそうな表情をする。「そのような事を母に向って言うものではありませんよ。ねぇ?あなた。」母の幻が鬼の後ろに視線を向けて微笑む。振り返る事は出来ない後ろに居るであろう父の姿見てしまえばこの後確実に動けなくなる。「深陰丸。お父様にご挨拶はどうしたの?昔は一番にお出迎えしていたのに。」母のそんな言葉ももうこの鬼には聞こえていない。) [Tue 25 Sep 2007 22:15:16]
◆鬼京@森 > (更に奥に進もうとすると少し木の少ない場所に出た。その中心に黒い長い髪を靡かせて佇む着物姿の女性。)ん?(不思議に思い近づいてみるとその女性は此方にゆっくりと振り返る。)……。(振り返ってこちらに微笑みを向けて、「深陰丸」懐かしい優しい声が掛けられた。雪のように白い肌も黒い髪も何もかの母の容貌そのものだ。)母……上……。(思わず目を見開いた。目の前で殺された筈の母親が無傷で目の前に立っているのだ。「深陰丸、大きくなりましたねぇ。見違えましたよ。」そう此方に近づいてくる母の姿に幻だと頭の中で警報がなる。)母上は、昔のままでお変わりなく。 だが!貴方は、俺の母上ではない。(そう、近づいてくる母の姿に刃を向ける。) [Tue 25 Sep 2007 22:06:09]
◆鬼京@森 > (このままただ森の奥を目指しているだけでこの森の事が解るとは思えないが、ここまで来てそれ以外の方法など考えているだけでも時間の無駄だ。それならば進めるだけでも進んだほうがまだ収穫はありそうだ。何か手がかりになりそうな物はないかと辺りの様子を確かめながら奥へ奥へと進んでいく。) [Tue 25 Sep 2007 21:36:52][45]
◆鬼京@森 > (森の中。大分奥に入って来たようにも感じるが、果たして今どの辺りなのか全く検討もつかない。そして、相変わらずこの森のことも行方不明者のことも何一つとして収穫がないこの状況はどうなのだろう?そして殆どの者が既に仕事を終えてしまっている。) [Tue 25 Sep 2007 21:28:44]
お知らせ > 鬼京@森さんが入室されました。 [Tue 25 Sep 2007 21:12:23]
お知らせ > 藍音@森さんが退室されました。 [Tue 25 Sep 2007 03:38:59]
◆藍音@森 > (踏み込めば、半径で10m程度だったその場所が無限に拡張されるような幻想。 地元住民からすると多分にありえないものやらみせやらが犇く夢の中を、少しの間旅してくるとしよう。 目標の半分ほどは既に果たしているわけだし―― )本物の街に帰ったら似たような店を探してみるのも良いだろう―― ま、先程の理論が正しければ類似物発見の確立も薄そうだがな。(なんてうかれつつ、初めての楽しい幻覚に溺れてくるか。) [Tue 25 Sep 2007 03:38:58]
◆藍音@森 > (無視してこの広場を突っ切ればよかったのだ。 )ゆっくり、か――しからば少しくらい遊んでいってもバレはしないかな。 どうせ幻だらけの夜には、まともな捜索も行えまいし。(年中晴れの日の芸能横丁っぽいのとか、酒屋とかいかがわしいお店を横目に見続けると――流石に耐久性はなかったようだ。 [Tue 25 Sep 2007 03:29:15]
◆藍音@森 > そういえば例の商人もまるで使っているかのように砂の化物を構築していたか・・・(人の存在が何かとキーになりそうではあるな。(などと呟きつつ。 )まぁ何れにせよ、今日は幻のタイミングがつかめた――比較考量もできるというものだ。 これなら危害はあるまいし、後はゆっくりー―― [Tue 25 Sep 2007 03:21:40]
◆藍音@森 > (全ては藍音の嗜好が特定のモノではなく外の世界、とりわけ本国では知る由もなかったエキゾチックなモノばかりに向けられる事から来るトラブルだ―― 其処にあったのは”街”そのもの。 丁度ヴェイトスを拡大解釈したような、支離滅裂で和洋折衷で正体不明な建物やら物品やらが、其処彼処の地面や木々の合間から生えているような。) 訳は判らんが――私の趣味等にも影響しているのか・・・?(今までが今までだっただけに、小首をかしげる事になる。) [Tue 25 Sep 2007 03:14:28]
◆藍音@森 > (森に真っ直ぐ入ってきたので、反転して一定の方向に進み続ければ森を抜けるかもと来た道に出る――だろう。 なんていう単純思考での探索行。 背の高い草の中を抜けて、木々が少しその密集を疎かにする広場めいた場所へ――) なんだ、これは。(出た場所は、大凡想像だに出来なかった混沌だった。) [Tue 25 Sep 2007 03:05:36][40]
◆藍音@森 > (森に関する知識や体験――尋常の生物が居ないとか――は積まれていくため、余計な緊張がなくて探索の効率だけは上がるのだが。) ・・・せめて足跡か、誰ぞ動くものを見つけられれば其方の方向に進めばいい・・・・が、 コレだけ嗅ぎ回っても要因が上手く掴めないとは難儀な森だナ――(判定 [Tue 25 Sep 2007 02:56:06][14]
◆藍音@森 > 私だ―― いっそ死んでしまえ私。 初日の幻か何かでナ。(装備があっても野外知識が酷いもので、ストレスのあまり木を切りつけて、それで一定ごとに目印を残せばいいと気がついたのがつい数分前という体たらく。 どの変に何が、という報告は聞いていても、今何所にいる川から無いのだから意味はなく――― またあてずっぽうな散策の旅、初日程度の仕事効率に堕ちていた。) [Tue 25 Sep 2007 02:51:28]
◆藍音@森 > (一度帰還+休憩が済んでいるので装備も健康状態もばっちりだが、精神状態だけはそうもいかない。 陰陽寮の藍音は地図を持っても街で迷う女。 森で迷わぬ筈が無いとばかりに――)そもそもが私に此処の調査をさせるほうが間違いだ。 適材適所のての字も知らん奴は誰だ。(迷走中である。) [Tue 25 Sep 2007 02:47:34]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『またまよった。』 [Tue 25 Sep 2007 02:42:43]
お知らせ > 鬼京@森さんが帰りました。 『(子供の姿が消えた頃。輝く石を見つけるだろう。)』 [Sun 23 Sep 2007 00:42:27]
◆鬼京@森 > (その光景はどこか怖いものがあるかもしれない。鬼が逃げる間も子供達はその数を増やしながら鬼の後を追いかける。いつの間にか子供は鬼の周囲を囲むように数を増やして少しずつ、少しずつ鬼に近づいてくる。じわじわと、ゆっくりとした速度であるはずなのにその速さは異様に早く感じる。それでも、刀の間合いに入らぬようにしているのは森の幻が作り出したものだからか。この鬼ごっこは一体何時まで続くのだろう?朝まで幻が消えないのであれば相手をするよりもこのまま逃げ切る事を選ぶ。) [Sun 23 Sep 2007 00:39:43]
◆鬼京@森 > (視線を巡らせて、目に止まったものに一瞬足を止める。其処には一人の子供。)お前、こんなところで何をして―――(いる。 そう続く筈だった言葉は後から後から数を増やす子供の姿に遮られた。明らかに迷い込んだのとは違う子供の姿に先日の出来事から警戒心が生まれる。後から後から現れる子供の数に鬼は直に目を背けて歩き出す。それでもソレは数を増やしながら鬼の後を連いてくる。) [Sun 23 Sep 2007 00:23:15]
◆鬼京@森 > (懐には自分を殺した証ともいえる宝石が紙にくるまれて入っている。まるで血を凝結させたような深い紅の色をした小振りの石。色硝子にも似たその石が本当はなんと呼ばれるものなのかも金一万程の価値があることもこの鬼は知らない。)さて、今宵は何が起こるのか……。(気配を探るように意識を集中させて辺りに視線を巡らせる。)【判定】 [Sat 22 Sep 2007 23:56:57][34]
◆鬼京@森 > (森の調査、行方不明者の捜索。その上夜には幻が侵入者を惑わせる。解ってはいたが実際に体験してしまうとこの森の中を進むのは難しいようだ。先日、己と同じ姿をした幻を切り殺したばかりだ。未だにあの己の咽を裂く感触は消える事無く己が左手に残っている。己を殺すというのはあれ程迄に気分の悪いものなのかと……。微かに震えだした左手を握り締める。) [Sat 22 Sep 2007 23:42:15]
お知らせ > 鬼京@森さんが入室されました。 [Sat 22 Sep 2007 23:26:28]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 [Sat 22 Sep 2007 21:58:39]
◆ジーグ@森 > ( ―――がさり。 ) ―――ッ!!? ( それは、まだ森の幻想が残っていたのか。 それとも、本当にジーグの心が生んだ狂気なのか。 ジーグが全速力で逃げていくいま、それを知るのは天のみで。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:58:34]
◆ジーグ@森 > ( ジーグが走り出せば、足音もまた走り出す。 ジーグが急に向きを変えても、足音は構わずついてくる。 急に止まればすぐ後ろで足音が止まり、息遣いが耳元で感じられる。 ) な、に………なんやの、これ……ッ!? ( 振り向いて、振り払って、暴れまわって、けれど足音は離れてくれない。 ジーグは走る。 足音も走る。 森の外へ向けて走って走って走って―――木々が、途切れる。 踏み出した足は、森の土と違う感触を覚える。 )( ―――外だ! 森の外だ! これでもう……。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:48:17]
◆ジーグ@森 > ( 右を見ても左を見ても、背後を振り返っても誰もいない何もない。 それなのに、足音だけが響いてくる。 ) ひっ………ひぁ……! ( 幻だとわかっている。 だが、しかし―――恐怖は、そんな認識を無視して訪れる。 恐ろしくなって駆け出すと、足音もついてくる。 すぐ後ろを、足音がついてくる。 だというのになんの姿も見えない。 なぜ!? どうして!? こんなにちかくにいるのに……! やがて足音だけでなくその息遣いが感じられ、そのあざけりが感じられ、その存在を感じる。 典型的な幻覚の症状であったが、あまりにも鮮明な幻を見せるこの森では、逆に珍しいものかもしれない。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:38:14]
◆ジーグ@森 > ( かさりかさりざわりぺたりかさりこつんかつんざわざわかさりこそりがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさがさ。 ) ――――――ッ!? ( 思わず左手でバルディッシュを構えるが、その体は震えていた。 それを嘲笑うかのように、足音は増えていく。 取り囲むように増えていく。 なのに、姿はない。 葉一枚揺れもしない。 気配がするのに姿がなく、においもない。 ただ足音だけが、響いている。 その不条理こそ―――ジーグにとって最も恐ろしいものだった。 「姿の見えないもの」。 それは極めて原始的な恐怖だった。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:28:15]
◆ジーグ@森 > ( ため息をつきながら、ジーグは森を進んでいく。 この森はなるほど、地獄である。 自分を殺し、かつてのトラウマを再現され、わけのわからない怪物に襲われ、やれやれだ。 ) ……………………はあ。 結局、調査も進まず、商人は見つからず……。 ( ウドの大木のようだ。 そう呟いて立ち止まり―――かさ。 ) ………………? ( 足音が、一つ、多く聞こえたような。 振り向くが無論そこには何もない。 だがまた背後で、かさり。 振り向けばまた背後から―――やがてかさりかさりと、足音が周囲から響いてくる。 だが姿がない。 姿がないのに足音が―――かさりかさりかさりかさりかさりかさりかさり。 )( ぞわ、と全身総毛だった。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:18:19]
◆ジーグ@森 > ( 青菜に塩というより、ナメクジに塩をかけたかのようにげっそりしたジーグ。 幻風情と侮ったのが悪かったか。 精神的な被害は、肉体的なそれよりも、ジーグを手ひどく痛めつけていた。 かろうじて無事だった肉体のほうもついに故障する羽目に相成り、なかなかに前途多難だった。 ) ………………なんにせよ………調査は、進まない、な……。 ( 他の四組の成果に期待したほうがいいかもしれない。 そんな悲観的なことを呟いて。 ) [Sat 22 Sep 2007 21:08:58][42]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 [Sat 22 Sep 2007 21:05:20]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(この森は何なのか、という問いの答えは自分には結局は出せなかった。)』 [Fri 21 Sep 2007 04:38:46]
◆バイ・チャンフォン@森 > (何かうわごとを言っているようだが、声が小さすぎて聞き取れはしなかった。)・・・あまり、声、出さない、いい。・・・行く、ぞ。(商人の耳元でそれだけボソボソと呟けばそのまま歩き出し、キャンプへと戻っていく。) [Fri 21 Sep 2007 04:36:23]
◆バイ・チャンフォン@森 > (その時、近くの樹上から、バサバサ、と音がして何かが落ちてきた。)幻、か!?(飛びのき、警戒心を丸出しにしながら短刀を構えた。・・・が、しばらく立っても襲ってこようとはしなかった。)・・・?(おそるおそるその物体に近づいてみれば、それが生きた人間であることに気づいた。)・・・大丈夫、か?(おそらく商人だろう。との当たりをつければ絡みついているツタを薙ぎ払い、商人を抱え上げる。) [Fri 21 Sep 2007 04:33:16]
◆バイ・チャンフォン@森 > (少しばかり歩いていくと、ツタの生い茂った場所に出た。そこは木の根から樹上まで、全てがツタで覆われているような場所だった。)・・・むぅ。とおり、にくい・・・。(ここでもし襲われでもすれば、自分の得意とする足が封じられるため非常に不利になる。・・・短刀を構えて、ツタを切り開きながら注意して先へと進んでいく。) [Fri 21 Sep 2007 04:27:18]
◆バイ・チャンフォン@森 > (先日の光景が頭をよぎる。・・・おそらく幻影の原因はあの商人ではないだろうか?しかしあの商人はいくつもの実体を持った化け物を生み出してもいた・・・。)やはり、わからない・・・。(とりあえず考えても無駄、という結論に達したので、再び探索に出向くこととした。) [Fri 21 Sep 2007 04:23:53][17]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(静かに森の中を進んでいく男)』 [Fri 21 Sep 2007 04:19:01]
お知らせ > 五郎丸@森さんが退室されました。 『( 三人で森を抜けると皆が待つ野営地へと )』 [Fri 21 Sep 2007 01:12:39]
◆五郎丸@森 > ―――今は商人殿が助かる事を祈りましょう。 ( その為には先ず、自分達が動かねばならない。 森に立ち込める気配が少しだけ晴れたかのような気分。 ) [Fri 21 Sep 2007 01:12:20]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(帰り道を辿る足は、存外に軽かった。)』 [Fri 21 Sep 2007 01:09:05]
◆アクタ@森 > (明確な成果を上げられた。初日に討った森の守人の呪かと思うほど、以降はずっと惑わされてきたが、…やっと。) …、本当に、良かったです。 (じんわりと胸に染みるのは安堵か。 否、未だ安心しきる訳にはいかないのだが。商人を救出せねば。) (彼が担いで行く、と云うので頷いたが、) ……。 (ふ、と頬が緩んだ。) はい! (力仕事を彼ばかりに押し付けられない。それに、頼りにされたのが嬉しかった。) [Fri 21 Sep 2007 01:08:31]
◆五郎丸@森 > ( 生きていると告げられて安堵の溜息を漏らす。 ) 良かった―――。 ( 幻惑に翻弄され続けた二人にとって、何よりの朗報だっただろう。 ) 某が背負って運びましょう、アクタ殿には先行をお願いしても宜しいでしょうか。 ( 体格的にも自分だろう。 其れから商人を背負いながらふと口を開いて。 ) いや……―――道中は交代で背負って参りましょうか矢張り。 ( 片肘を張るのを止めた侍、照れ臭そうに。 ) [Fri 21 Sep 2007 01:03:00]
◆アクタ@森 > は。 (短く返事し、商人の脈を確かめる。じっと指先に神経を集中すると――弱弱しい脈を感じた。) !! 生きてます! しかし衰弱しきっておりますゆえ、一刻を争います。 (まるで森に精気を吸われてしまったかのようだ。急ぎ、連れ帰る準備をする。) [Fri 21 Sep 2007 00:56:19]
◆五郎丸@森 > しっかりして下され―――。 ( 商人の肩を掴み揺さ振るも、死んだように何も反応が無い。 蔦に捕らわれた商人の姿は磔台の囚人を連想される。 侍も腰の刀を抜き蔦を切り払う。 幾重にも拘束された身体は、ややあって開放されるだろう。 ) ―――アクタ殿、生きているかどうか確かめて下さい。 ( 商人を地へと横たえ、自分は持ち込んできた縄を取り出す。 何れにせよ、野営地まで持ち帰らねば。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:52:26]
◆アクタ@森 > …。 (こく、と頷く。そろそろ と肩から手を離し、共に蔦の方へと近付こう。) (手はぐったりしているように見える。いつからああして捕らわれているのか。もし、最初に居なくなっていた人だったとしたら…?) どうか生きていてください…ッ! (雁字搦めどころか繭のように絡み付いている蔦を引きちぎって行く。手当たり次第に。) [Fri 21 Sep 2007 00:43:44]
◆五郎丸@森 > 幻……―――しかし、我等は商人には知り合いがおりませぬ。 森が心を映すならば、幻は我等と縁が無ければオカシイ。 ( 震える声で告げる。 肩を掴む少年では無く、己に言い聞かせるように。 ) ……もしや、行方知れずとなった者かも。 確かめねばなりますまい。 ( 意を決し、蔦に絡まれた商人へと向かい一歩を踏み出す。 此の距離では幻か否か判断は付き難い。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:40:05]
◆アクタ@森 > (彼も同じ気持ちであるのか。それを知ると、安堵と申し訳の無さが同時に胸に湧いた。) (尖った耳の先が ひく と跳ねる。前に立つ彼の肩口に、ぐ、と掴り、耳を塞いでしまいたいのを堪えた。) 虫の気配。こ、これはッ、また“始まった”のでしょうかッ?! (声が上ずる。) では、アレは…? あの手は、蔦に絡め取られている誰かは、ッ、…まさか、商人では?! (それとも、アレごと幻なのか。) [Fri 21 Sep 2007 00:31:07]
◆五郎丸@森 > ……―――。 ( 今の己も虚勢だ。 心の中では少年と同じように弱音を吐きたかった。 今直ぐにでも逃げ出したい…、だが辛うじて踏み止まったのは正気を失う事の危機を目の当たりしたから。 ) 何も自殺と限った事では有りませぬ。 真逆の事も起こりうるのが此の森の恐ろしき所かと。 ( 初日の探索で、朝方まで子犬と米の中で恍惚とした表情を浮かべていた二人。 苦虫を噛み潰したかのような顔。 ) 某も正直……恐ろしいと――――。 ( 聞こえて来る地を這う足音。 少年を庇うよう前に出る。 ) [Fri 21 Sep 2007 00:25:31]
◆アクタ@森 > 森が恐ろしく思えたのは初めてです、…この間より虚勢を張ってきましたが、 (拳銃で自らを打ち抜いた姿のフラッシュバック。) 私も ああ なってしまうのではないかと、…けれども自分は銃も刃物も持ちません。どうやって死のうかと、極々自然に考えてしまうのが、恐ろしい。 (肩に手を置かれ、その優しい重みに ビク! とした。この言葉は、傍らの笑みは、信じても良いのだ、と自己に言い聞かせようとした時、) ――…!! 五郎丸殿ッ! (目を丸くした。) あれはッ?! (指差す。蔦が密集しているところに見えるのは、手ではないか?!) (同時に、いつか聞いた足音が聞こえてきた。大きな、虫の…。) [Fri 21 Sep 2007 00:18:26]
◆五郎丸@森 > アクタ殿……―――。 ( 其処まで少年が追いつめられていたとは。 侍は眉を顰める、この前は錬金術師の幻を前に堂々とした立ち振る舞いをした少年だったが。 気弱になるのも無理からぬ話だった。 ) 未だ目的も解らず、ただ鏡の如く立ち入った者へと幻を見せる。 いっそ、人的な事件の方が未だ理解と及ぶと言う物……深く考えなさるな。 ( 少年の肩に、そっと手を置き。 気休めだろうが、口元に笑みを浮かべ ) [Fri 21 Sep 2007 00:10:10]
◆アクタ@森 > 入り込んでしまった商人達が惑うのも解ります。或いはそれすら、森が作り出して流布した噂なのではないかと思えてくるくらいに。 (ふ、と顔を上げた。気が付くと下を見ていたので。) ………早く帰りたい。 (ぽつ、と呟く。) 森の外に出て深呼吸をしたい。…などと弱気な事まで浮かぶ始末。 (ふー…、と長く息を吐いた。それが白く細く伸びて霧のようになるのを少年は気付いて居ない。) [Fri 21 Sep 2007 00:02:56][32]
◆五郎丸@森 > 此の森に永く居ると身体よりも心を病むとは真ですな。 今見ている風景は全て幻で、本当の自分は今も森の入り口で幻に囚われている―――正直、その様な妄執にかられる事もあります。 ( 夢現の境目は何処なのか、重い溜息を一つ。 足を止め、延びたる影絵のような木の枝に手を伸ばした。 指に触れた此の感触は果たして本物なのか答えられる人物は居ない。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:57:25]
◆アクタ@森 > ――は。 (ざくざくと歩む足の動きが鈍る。) すいません、どうも、焦っているのか。 (振り返らずに云った。) …今宵は未だ幻を見ておりませんが、 (ざす、ざす。おそくなったかわり、一歩一歩は踏みしめるように。) 否、…。今は確かに、現実なのでしょうか。 [Thu 20 Sep 2007 23:53:02]
◆五郎丸@森 > 其の様に急いで居ては――いざという時に疲労が出ます。 ( 柄にも無く慎重論を唱えるのは、丁寧に梳いた黒髪を若衆髷に結い上げた年若い侍。 今夜は不毛の大地に肌寒い風が舞っている、乱れる髪を抑え必死に少年の後について行っている状況である。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:47:44]
お知らせ > 五郎丸@森さんが来ました。 『 ――アクタ殿。 ( 後方より聞こえる声。 )』 [Thu 20 Sep 2007 23:44:46]
◆アクタ@森 > (風が吹いて木々が騒ぐ。それだけでも随分喧しく感じた。 普段が静か過ぎるせいか。) (少年は黙々と歩いていた。) [Thu 20 Sep 2007 23:42:42]
お知らせ > アクタ@森さんが来ました。 『( ざわ… )』 [Thu 20 Sep 2007 23:41:00]
お知らせ > 森の守人さんが退室されました。 『逃走成功。 戦闘経験点3をどうぞ』 [Thu 20 Sep 2007 23:02:30]
お知らせ > ジーグ@森さんが帰りました。 『( 不様に転げて、逃げおおせて。 )』 [Thu 20 Sep 2007 23:01:58]
◆森の守人 > ( 鉱石の正体はゴーレムの核、そのカケラである。 価値はその筋の人間の見立て次第になろう、だが傭兵は傭兵らしく愛用の武器を選んだ。 守人による追跡はなく、一陣の風が吹いて木々の枝が揺れ。 もし背後を振り返っても既に守人の姿はないだろう。 ) [Thu 20 Sep 2007 23:01:14]
◆ジーグ@森 > ( 膝が折れる木人。 どうやら天は、見逃してくれるようだ。 何とか身をよじって抜け出せば、迷わず己の得物を拾い上げ、体を引きずるように木人から逃げ出し始める。 激痛は足を鈍らせ、恐怖は体を凍らせる、その中で。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:57:44]
◆森の守人 > ( 守人の両腕は容赦なく侵入者を締め上げる。 さもあろう、それが守人の守人たる由縁であり存在理由である。 嗜虐的な態度を見せることも勝者の余韻に浸ることもなく、義務的に使命をまっとうせんと更に締め上げ――その時、左足の辺りで皹入るような音がした。 足甲を貫いたバルディッシュが入れた亀裂が踝から脛へと這い上がり、やがて膝が折れる。 その膝の中からごろりと何か鉱石のような物がまろび出た。 ――逃げ出すなら今がチャンスだ。 守人の体勢が崩れた今なら逃走も可能だろう。 但し、鉱石か転がったままのバルディッシュか、持ち出せるのは片方のみ。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:53:48]
◆ジーグ@森 > ( 捕らえ、られた。 チェックメイト、である。 ) ―――ッぎィ!!? ( 思わず悲鳴が上がるほどの激痛は、恐らく、やはり、右肩が骨折していたせいだろう。 捕らえられた際に、骨は肉の中でひどく自分を傷つけた。 痛みのあまり力がはいらない=打つ手なし。 つまるところ結局のところこのままでは―――死ぬ。 死にたくない、死にたくない、死にたくない。 がちがちと震える左手でナタを引き抜くも、痛みに耐えるこの状況では、その刃を相手に突き立てることもできやしない。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:44:45]
◆森の守人 > AAAaaAaa――!? ( 地形の不利を跳ね除け、受けた殴打をものともせず、早過ぎるといっていい速度で侵入者が飛び込む。 ズン! 標的を失い、むなしく空を切った右足が大地を踏みしめ。 守人が挙げた叫びは果たしてそのどちらに対する驚きであったか。 ) GAAAAAAAAA! ( 片足を貫かれた上に虚を突かれ、守人の反応が遅れた。 自ら突っ込んで来た侵入者に対するのは原始的な攻撃、即ち両腕を素早く回しての抱擁。 ベア・ハッグの要領でその体を捕まえん。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:38:08]
◆ジーグ@森 > ( この地形は完璧に相手のフィールドだった。 うまく衝撃を吸収してくれない。 さいわいにも割れ物は持ち合わせていなかったが………。 痛みに顔をしかめながら起き上がろうとすれば、足。 いま正に自分を踏み潰そうとしている足である。 もはやなりふり構っていられない。 ようやくここで得物を手放すが、すでに遅い。 避けられる状態ではない。 ならばむしろ―――攻める。 足を持ち上げた木人。 木ゆえに必ずしもそうだとは言えないが、人ならば不安定な姿勢である。 勢いよく起き上がり、その勢いのままに木人へと突進して。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:28:25]
◆ジーグ@森 > ( 森。 この地形は [Thu 20 Sep 2007 22:24:56]
◆森の守人 > ( 森の中を転げたならば張り出した木の根や幹に体を打ちつけるかもしれない。 もしも瓶の類を持ち歩いていたならば割れているかもしれない。 が、それは守人のあずかり知らぬこと。 武器を引き抜く途中で横薙ぎに殴られ、その柄を離さないというなら守人の足元に倒れているのだろうか? ならば――左足を縫い止められた以上、自由に動かせるの右足を持ち上げると侵入者を踏み潰さんとする。 もし吹っ飛んで距離が開いているならば右足による蹴りが放たれるだろう。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:23:16]
◆ジーグ@森 > ( ―――やはり、生木。 これだけ太ければ断ち切ることも容易ではない。 引き抜こうと力を込めたところに、襲い来る腕。 体を自ら固定してしまったいま、避けることはできず―――ずん、と右肩に重たく衝撃が走る。 骨の軋む音を聞きながらも得物から手を離すことはなく、不様に転げて。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:15:47]
◆森の守人 > ( 右足が大地から離れ、踏み躙られた木ノ葉が青い香気を放つ。 続いて左足の甲が――今まさに解き放たれようとした瞬間バルディッシュの刃が食い込んだ。 ) GAAAAAAAAaa!! ( バケモノとて痛みは痛み。 苦悶の声に夜の森を震わせながら、それでも反撃にと先ほど蔓を巻きつかせた腕を横に薙ぐ。 遠隔操作を打ち切った分蔓の鞭より大分早い動きで傭兵の右半身、肩から胸の辺りを目がけ! ) [Thu 20 Sep 2007 22:11:59]
◆ジーグ@森 > こっ…………怖ァ……っ! ( 正真正銘のバケモノか。 そういうのはあまり経験がない。 だが、ないからといって逃げていては傭兵などやってはいられない。 職業意識で心を支える。 荒い息を無理矢理押さえ、激しい鼓動を無視し、ジーグは得物を構える。 ) う……ぅ、るぅううおおおおおおおッ!! ( 根付いていた足を引き剥がそうとする木人。 その瞬間こそ、最大の隙! まずはその機動力を削ろうと、構えたその無骨な刃を、引き剥がされる足へと振り下ろさんとして。 ) [Thu 20 Sep 2007 22:03:35]
◆森の守人 > Gooooo oo――!! ( 直後、傭兵がいた地点を蔓が打ち据えた。 柔らかい土が飛び、打たれた木の幹が裂ける。 全長3メートルほどのゴーレムには顔がなく、しかしイビツな木のウロが丁度目鼻のように空いているのが見えるだろうか? 口に当たるウロを震わせて吼えると、するすると蔓が縮んでゴーレム本体の腕に巻きついた。 ) Gi Gi Guuu…… ( ビキビキ、メシ。 守人は侵入者を排除せんと、根付いていた足を大地より引き剥がし。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:59:26]
◆ジーグ@森 > ………………ほん、まに………なんやね、これ……。 ( 人間ばかり相手にしていると、自分より大きな相手になど滅多に会わないのだが………自分よりはるかにでかい相手、となるとこれが初である。 どう贔屓目に見たところで味方にはなり得ないだろうその木人は、ジーグに驚愕を与え、同時にそれによって狂気に気をもませる暇をなくした。 ) ひぇええええッ!!? ( 鞭のような蔓。 恥も外聞もなく、ジーグは転げるように横に避けた。 あんなもの直撃したら、昏倒はもちろん、最悪死にかねない。 木であっても、容易に殺人は可能である。 なんとか、なんとかして対処しなければ。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:49:46]
◆森の守人 > ( ボゴン! 傭兵を狙った蔓を起点にして導火線のごとく徐々に地面を掘り返して蔓が地表に姿を現す。 そしてその終点では一際高く大きく土が盛り上がり、やがて巨躯の傭兵よりさらに1メートルほど大きい木製のゴーレムが起き上がる。 守人は蔓を鞭のようにしならせ、傭兵の脳天を打ち据えようとした! ) [Thu 20 Sep 2007 21:44:34]
◆ジーグ@森 > ( 乱数チェック解除し忘れ ) [Thu 20 Sep 2007 21:42:10]
◆ジーグ@森 > …………………う、うぉおおおおッ!? ( 数秒遅れて、ジーグはようやく異常に気づいて、後方へ跳んだ。 着地と同時にバルディッシュを構え、そのなにかを待ち構えた。 ―――いったい、なんだこれは。 なにがおこっているのだ。 眠っているところを急に起こされたかのような曖昧とした思考を振り払うように、ジーグは強く頭を振った。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:38:20][72]
◆森の守人 > ( 蔓は緩慢に蠢いて傭兵の足首に絡みつかんとするだろう。 と同時に、地面を複雑に覆う森の木々の根の間を縫ってボコリボコリと何かが地面から浮き上がる。 モグラが土を掘った跡のようなそれは、蔓が巻きついている木の根へと繋がっている。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:35:12]
◆ジーグ@森 > ( 介抱しようとは思わない。 無駄だ。 少なくともジーグのもつ常識の範囲内において、喉から剣をはやした人間が生きているわけもないのである。 大方、幻覚に耐え切れず、というところか。 自分はそうはなりたくない。 その心の弱さが故に、逆に心を支えていた。 ) ……………せめて、森の外まで運んでやりたいけど……。 ( それ以前に、今日、自分はちゃんと戻れるのか、それも不安である。 今宵は如何なる幻覚と踊るのか。 ) ……………………あれ? ( げんなりと俯けば、なにやら、蔓。 ところで蔓って動くものだったろうか。 よほど長いスパンをかけて動くものだと思っていたがなんだこれは。 現実認識力がいささか落ちていたジーグは、危機感乏しくぼんやりとそれを眺めた。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:30:57][71]
◆森の守人 > ( ジーグが手をかけた木が蠕動した。 木の根元には太い蔓が巻きついていて、視界が利くのならばその蔓が蠢いているのが見える。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:29:08]
お知らせ > 森の守人さんが入室されました。 『( もぞり )』 [Thu 20 Sep 2007 21:27:02]
◆ジーグ@森 > ( げんなりを通り越して、げっそりを過ぎ去り、まるで死にそうな面で、ジーグは機械的に足を進めた。 あの日の幻覚を見て以来、食事は喉を通らなかった。 諸君は発狂しかけた人間というものを見たことがあるだろうか。 或いはジーグの姿は、正にそのような有様だったかもしれない。 だがその狂気が、かろうじてジーグの正気を保っていた。 いっそ完璧に狂ってしまえば楽なのかもしれないが、殺人行為と言う一種の異常事態に割と慣れてしまっている傭兵の身、いわばその手の狂気は抱えた凶器と同じほど慣れてしまっている。 ゆえに、狂いきることはできなかった。 ) ………………………うちだけやなさそう、っちゅうのが救い、なんかなあ……? ( 憔悴しきった視線で、休もうと手をかけた木の根元で倒れたお仲間を見下ろす。 ) [Thu 20 Sep 2007 21:21:39]
お知らせ > ジーグ@森さんが来ました。 [Thu 20 Sep 2007 21:16:02]
お知らせ > 五郎丸@森さんが帰りました。 『( 其の言葉に顔を上げ、黙って頷く侍。 何だか少し照れ臭い。 )』 [Tue 18 Sep 2007 01:39:50]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(痛みと引き換えに得た宝石を持って、埋葬に戻ろうか。)』 [Tue 18 Sep 2007 01:38:25]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿には、先日、虫より救っていただきました。あの声、あの手が無かったら、私は今頃…、 (今頃。どうしていたろう。頭を打ちぬく拳銃を持っていなかっただけで、或いは錬金術師と同じ末路だったかもしれない。) 貴方のお手伝いが出来てうれしい。 ……ただ、 (困ったように笑った。) 私も未熟者です。 あれだけ威勢良く云っておきながら、まったく、 …あはは、 (ぶるぶると震える手は、木刀を手放せないでいる。) 何だか、涙が出そうです。 (く、と歯を食い縛る。) [Tue 18 Sep 2007 01:37:57]
◆五郎丸@森 > ( 強い心だと―――侍は己を庇うように立つ少年の背を見ながら、頭の片隅でぼんやりと思った。 裂帛の気合いと共に繰り出された一閃。 引き金を引くよりも早く、木刀は幻影の脳天へと叩き落とされ。 錬金術師は両断され地に伏した。 ) 申し訳ありませぬアクタ殿……己の未熟さを恥じるばかりで。 ですが、某にはもう一度彼の御仁を殺す事が……。 ( 顔を伏せた侍、知らずの内に肩が震えた。 錬金術師は血は塵芥となり消えるも、身体だけは朝まで残り続けるだろう。 そして血溜まりが消えると其処に残る宝石。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:32:26]
◆アクタ@森 > 幻に惑わされ、“思い込む”とまるで本当の事であるかのように感じてしまう。 ならば、それを払拭する程に此方も“思い込”めば良いこと! 銃はまやかし!撃たれても死ぬものかッ! (キンキンとカン高い声で己に喝を入れる。五郎丸の盾になるように彼の前に立ち、そして彼の言葉を聞いて、) ――はいッ! (頷いた。 震える膝に力を込めて踏み出す、一歩。抜いた木刀を、錬金術師の頭へ振り下ろす。 幻を一刀両断!…出来るか――?) [Tue 18 Sep 2007 01:23:55]
◆五郎丸@森 > ( 目の前の錬金術師は己が心の奧底に溜まった澱なのか? 其れとも本物の錬金術師なのか? 今の侍には判別が付かない。 侍の膝が崩れ落ちんとした時、少年の声が響く。 ) アクタ殿……―――。 ( 銃口を少年に向け、何か喚いている錬金術師の声が遠ざかる。 ) 未練があったのは某の方だったやも知れませぬ―――。 ( 侍の呻くような声。 少年の気迫に押されたのか錬金術師が一歩後ろに下がった。 だが、未だ拳銃は下ろしていない。 何事か怒鳴りながら引き金へと指を掛ける幻。 ) しかし、アクタ殿……―――某には幻と言えども斬れませぬ。 ( 断ち切って下され、と侍は叫んだ。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:17:43]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿ッ! (少年は声を張る。) 「意味が無い」と仰るならば、前へと進みましょうッ! 構わねば良いのです!錬金術師殿はすでに亡くなられておりますッ、となればコレは幻ですッ! (彷徨える魂が、あるいは己が死んだ事を知らずに彷徨っているのか?) 我等は彼に殺される事はありませんッ! “自殺”ではありませんものッ! (否。否。…現れた姿を胸の内で念仏のように否定しながら、滲む冷や汗を拭って踏み出した。 錬金術師を押しのけて行かんばかりの気迫で。) [Tue 18 Sep 2007 01:07:32]
◆五郎丸@森 > ( 『 古今東西を問わず、二重身の存在は広く目撃されている…。 東洋でも「離魂病」と言う名で文献に記されているよ。 』)( 饒舌に語る錬金術師は、此方の様子などちっとも気にしていない素振りで話を続けている。 ) アクタ殿…――此に意味などは、ただ某かアクタ殿が先程遺体を見たので心に残っただけの……――。 ( だけの、何だと言うのか。 其の先の言葉が告げられぬ。 立っているだけなのに息が苦しい、直視が出来ない。 )( 『 そして其れを見た人間達は死を迎える事も多いんだ。 何故だろうかね、幻か生き霊か、悪魔の仕業か――自殺してしまう者の少なくは無い 』 )( 拳銃を握る腕がゆっくりと上がる。 其の銃口は少年の胸元へと向けられ。 ) [Tue 18 Sep 2007 01:01:04]
◆アクタ@森 > ――!! (瞬間、目を背けたくなった。死をもう一度目の当たりにしてしまうかと思ったのだ。) (恐る恐る、姿を確かめる。 やはり、どう見ても、先ほどの、) ……。う、う、…まさか、 (神経質そうな声、専門用語交じりの語り口調。そのままだ。) コレが、“我々の無意識”にあるものだとしたら、一体、何を意味する ので、しょうか。 (身構えた。 ヒトは、不気味だ。と思う。) [Tue 18 Sep 2007 00:52:14]
◆五郎丸@森 > ( 『 二重身だな―――。 』 )( 少年の言葉に反応したのは、侍では無く眼前の気配だった。 緊張から知らずの内に腰へと手の伸びる。 やがて、二人の前に顕れたのは先程死んだ筈の錬金術師だった。 ) な……。 ( 生気の無い双眸がギロリと二人へと向けられる、だらりと下がった手には自殺に使った拳銃が握られており、未だ銃口からは硝煙を上げている。 )( 『 私が思うに、だ! この森の幻はイドの発現ではないかと思うのだよ。 知っているだろう深淵に住む怪物の話を。 』 ) [Tue 18 Sep 2007 00:45:29]
◆アクタ@森 > 無意識。……そう云えば、とある物語に出てくる生霊がまさにそんな感じでした。 (恋多き男に焦がれてしまったひとりの女が、眠っている間に自分を抜け出して他の女を害したとか云うもの。) …。この森は、自分でも知らない自分と対峙する場所なのでしょうか、否が応でも、夜になれば。まったく、何の試練かと。 …昼間は何の変哲もない事を考えると、五郎丸殿の想像はとても有力に思えますな。 (口を噤んだ。) ――…。 (何者?!) [Tue 18 Sep 2007 00:36:32]
◆五郎丸@森 > 此は先程の錬金術師からの受け売りなのですがね……。 ( 先刻の幹の根本で自殺したホワイティアの男性の言葉。 ) 人の心の奥底…、自覚出来ぬ意識があるとかで。 正直な所、某には良く解らぬ話でしたが”無意識”なる心から浮かび上がった影だとか。 ( 深層意識、侍には今一つ実感出来ないが。 草を掻き分け、枝を手にした脇差しで切り進む。 ) つまり、森も何かに映し出された影では無いかと……。 森が陽光の下では活動出来ないのも―――光に依って影が消えたからやも知れませぬな。 ( 其処まで口にした時だった、足を止めた二人の前に何かの気配がする。 【判定】 ) [Tue 18 Sep 2007 00:28:45][96]
◆アクタ@森 > はい。 (頷いて、後に続く。) (相変わらず、他所から入ってきた自分たちの他に生きた気配がしない。僅かな足音、衣擦れの音以外があるならきっとすぐに気付けるだろうというくらいだ。) ――それは、 (まるで心の鏡のような森とは、) 大いにありえますね。人死にが出る程に的確に心を読んだ幻など、なかなか出来ませんもの。 (ふ、と短い溜息を付く。) しかし、己の心を斬っても森が消える訳では無いのですよね…。 (通りすがりに、木の幹へ そ と触れて行った。) [Tue 18 Sep 2007 00:18:35]
◆五郎丸@森 > 一先ずは調査を終えて後、調査員殿を野営地に運ぶと致しましょう。 ( せめて故郷の土地へと還って欲しいとの願い。 少年に続いて立ち上がる。 ) 聞いた話では我等と変わらぬ様子、自分の幻を斬ったやら……死んだ恋人に逢ったとか―――。 ( 有力な手掛かりは今の所無いらしい。 小さく首を振る。 ) 思うに森は心を映し出した影なのやも知れませぬよアクタ殿。 ( 森の中枢へと向け歩き出しながら、ふとそんな言葉を口に。 ) [Tue 18 Sep 2007 00:12:40]
◆アクタ@森 > (「慣れたいとも思いませんがね」 こみあげるものを飲み込むのに苦労する、腹の底に溜まっている色々を。) 幻の中、いっそ目を瞑って手探りにでも行かねば手がかりの一つも掴めないでしょうね。我等以外の調査員達はどうされているのか…。 (しかし具体的な報告が無いと云う事は、皆、幻影に阻まれて進展していないと云うことだろうか。) ………。今日はどのような幻になるのやら。 (眉根を寄せて呟く。すっく、と立ち上がった。) [Tue 18 Sep 2007 00:06:15]
◆五郎丸@森 > ( ※ 訂正 越えて → 越えなくては ) [Tue 18 Sep 2007 00:03:54]
◆五郎丸@森 > ( 念仏の一つでもと思えど、彼に祈る言葉を侍は知らぬ。 手を離し、ぽつりと ) 矢張り人死には―――。 ( 「 慣れませぬなァ 」 誰に言うワケでも無く言葉が漏れた。 傍らの少年へを首を向け。 ) では、この森がこれ以上広がる事は無いと言う事――。 ( 其れは喜ばしい事ではあるのだが、今も真相は霧の中。 自然と溜息が漏れる。 ) しかし、内部を調査しようにも――。 厄介な幻を越えて為らぬとは。 ( 状況は未だ変わらずといった所だろう。 ) [Tue 18 Sep 2007 00:01:08]
◆アクタ@森 > (五郎丸の傍らで、同じく、手を合わす。小銭を持たせてやりたかったが、それは止めた。) ――…。 (死神は此処へも来てくれるだろうか。迷わずに、導いてくれるだろうか。) …。外側の調査員によりますと、ある日を境に森の成長が止まったとの事。 (死体のにおいが当たり前のように空気に溶け込んでいる。涙が出そうだ。 が、死者の為に祈った後に少年は云った。) 外側の変化が見られなくなったなら、これから変化するのは内側でございましょうか。 (仕事を、しなければ。) [Mon 17 Sep 2007 23:52:49]
お知らせ > アクタ@森さんが入室されました。 『(ぐ、と息を飲み込んだ。)』 [Mon 17 Sep 2007 23:47:56]
◆五郎丸@森 > ( 此の調査員の顔には見覚えがあった。 確か、錬金術師のギルドから派遣されたとかいうホワイティアの男性。 自分より一回り上の年齢で、神経質そうな顔立ちと鋭い視線が印象的だった。 ) せめて残念亡く、黄泉へと往かれますよう。 ( ある者は故郷を、ある者は財宝を、そしてある者は自分を視たと言う。 此の死んだ男が何を視たのか侍には解らないが、恐怖に見開かれた双眸を閉じさせてやると両の掌を合わせ。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:47:01]
◆五郎丸@森 > ( 一向に進展しない調査、日を追う事に増える犠牲者。 当初、害は無いと考えていた冒険者達にも焦りが見え始めてきた。 コレまでの調査で解った事は少ない、精々「 夜になると森が幻覚を見せる 」のと「 魔物が出現する 」といった程度の情報。 そして今日もまた…―― ) 惨い。 ( ――…昨晩より野営地から姿を消した調査員の一人が森の中で物言わぬ骸で発見された。 木の幹を背に、銃を口に銜え引き金を引いた耐性で事切れている…恐らくは自殺なのだろう。 凄惨な光景に自然と表情は険しいものへと。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:44:29]
お知らせ > 五郎丸@森さんが来ました。 『 影絵の森 』 [Mon 17 Sep 2007 23:42:24]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 『( ―――ざんっ。 )』 [Mon 17 Sep 2007 23:36:32]
◆ジーグ@森 > ( そして、そこで見つけた。 そこは、兄が白人に殺されたすぐ傍で、すなわち、あの日自分が白人に斬られた場所で。 ) …………せや、あたしが残っとった。 ( 振り上げられた刃は、倒れ付す長身の女に―――。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:36:17]
◆ジーグ@森 > ( そして既に左腕さえ失った姪を背中から―――。 ) ―――――――――ぅあ。 ( そこで、正気に戻る。 さあ、と血が引いていく感触の中、見えるのは左右に綺麗に分かれた姪の姿。 あら、ステキな人体標本。 うどん玉のように脳が零れ落ちる。 ) ………………。 ( 獣化がとけたのに、瞳孔は開いたまま。 バルディッシュを握った手は、緩んでくれない。 ただ、がちがちと奥歯がなる。 先日は、殺せば消えた。 だが、目の前の綺麗に左右に半分になった姪の姿は消えない。 綺麗に左右に半分になって生きているものがないのだから、この綺麗に左右に半分になった姪は死んだはずなのに。 幻覚が、消えない。 なぜだ。 なぜだ。 なぜだ。 勢いよく振り向いて辺りを見回しても、そこにあるのは左右に、上下に、或いは斜めに、半分になってしまったものだけだ。 ならばなぜ。 なぜ。 なぜ。 消えろ。 消えてくれ。 恐ろしくなって駆け出して、自分のテントのあった場所へと逃げていく。 [Mon 17 Sep 2007 23:31:38]
◆ジーグ@森 > ( 人間、同胞に始まり、部族の使役する狼、鶏、小鳥に至るまでその全てを、届く範囲全てを、執拗なまでに虐殺していく。 半分にしていく。 その過程で斬られ、裂かれても、怯えたものの腰の引けた攻撃など、決して深手にはなりはしなかった。 とはいえ、それでも普通ならば消耗し、行動を止めるだろう。 だがジーグはそうしない。 動ける限り―――止まらない。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:26:06]
◆ジーグ@森 > ( 殺せ。 殺せ。 殺せ。 獣が言う。 ) うがあああぁああああッ!! ( まとめて二人の白人を、上下にふたつに分けてやる。 殺せ。 殺せ。 殺せ。 獣が言う。 それは同胞たちも? 殺せ。 殺せ。 殺せ。 ぶっ殺せ! ) るぉおおおおおおンッ!! ( 『助けてくれ!』 響いたのは白人の声か、同胞の声か。 もはやそれさえわからない。 目に入ったものは片っ端、白かろうと赤かろうと、抵抗しようとしまいと殺す。 逃げれば追って殺す。 剣が腕に食い込もうと、矢が肩に刺さろうと、保身もなくひたすらに殺す。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:16:24]
◆ジーグ@森 > ( がしりと掴んだバルディッシュ。 構えも何もあったものではない。 まず真っ先に目に入った白人にその長大なる刃を振るい―――兄の骸ごと上下にふたつに割る。 ) 『バケモノだ! 殺せ! 殺せ!』 ( 声が聞こえる。 敵か味方か、誰何することはない。 耳に聞こえるもの、目に映るもの、それらは全て敵だ。 武装した白人たちが集まってくる。 弓に剣に網に鞭。 だがいま思えば随分と軽装だ。 防具などないに等しい。 それになんて小さいのだ。 こんなのが、こんなものが100にも満たない数集まっただけで、自分たちは滅ぼされたのか。 ―――そんなことを、考えるだけの理性があったわけではない。 ただ無性に腹が立って腹が立って―――嵐のような暴力が振るわれた。 ) [Mon 17 Sep 2007 23:06:26]
◆ジーグ@森 > あんたやったな――――あたしの背中斬ったんはッ!! ( みしり。 全身の筋肉が膨張し、ざわざわと脳内麻薬が分泌される。 それは特殊な神経パルスを全身へと送り込み、その細胞を普段使わない状態へと移行させる。 体毛が全身を多い、その体は歪にゆがみ、おぞましい怪物へとつくりかえる。 その野生は精神を凌駕し、その身を獣へと堕した。 ) ―――るるるるううおおおおおおおおおおおンンンッ!! [Mon 17 Sep 2007 22:56:26]
◆ジーグ@森 > ( 先ほどまですぐ近くにあった木々は離れ、集落のあった広場となっていた。 簡素なつくりのテントは殆どが倒され、燃えていた。 火事ではない。 突き立った矢、倒れる同胞たちが、その光景が間違いなく、襲撃のあった日であることを教えていた。 呆然と立ちすくむ中、視界に見知った姿を見る。 ―――あれは母だ。 自分の弟か妹を身ごもっていた母だ。 その「中身」は無残にも撒き散らされていた。 その傍で陽物を切り落とされているのは父だ。 しかるとき、いつも自分より大きなジーグを座らせ、自分は立ってしかっていた父だ。 嗚呼、嗚呼、嗚呼、覚えている。 森へ逃げていく小さな子供は、兄の子供だ。 ジーグにあやかった名前を付けてあげた、小さな。 兄はなにをしている。 あの子を護ることもなく―――否。 否、そうか。 ) 嗚呼…………リチェルカーレ、そうだ、あんたは……ここで。 ( 振り向いたそこに、いた。 いるだろう、記憶どおりなのだ。 ちょうど、白人の剣に脳天を勝ち割られているところだ。 その兄の姿に、さあっと頭に血が上るのを感じた。 恨みは忘れたと思っていた。 怒りはもう消えたと思っていた。 だが―――どこかには、確かに残っているのだ。 ジーグは、自分の意思でスイッチを入れた。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:46:38]
◆ジーグ@森 > ( ※乱数チェック解除し忘れ ) [Mon 17 Sep 2007 22:27:27]
◆ジーグ@森 > ( ―――そこには燃えていくかつての故郷があった。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:26:52][42]
◆ジーグ@森 > ( 思わず先日の、自分のモツを思い出して、ジーグは目元を押さえた。 正直、あれはショックである。 自分で斬ったんだけど。 まあ、幻覚ということは自分の脳内で作られた映像ということで、自分はあれほど精密な幻覚を見るほどモツを見たことがあるのだなあ、と思うと、それはそれで、そちらのほうがショックである。 はあ、とため息をついて頭を振るい―――何かの爆ぜる音を聞く。 ) ………なん、だろう……? ( ぱちぱちと爆ぜる音。 耳を澄ます。 めらめらと燃える音。 耳を澄ます。 どたばたと暴れる音。 耳を澄ます。 高らかに上がる嘲りの声。 耳を澄ます。 嗚呼、覚えのある悲鳴が。 ) ―――ッ!? [Mon 17 Sep 2007 22:26:22][70]
◆ジーグ@森 > ( もしこの手が、人を切る感触を知っていなければ、もしこの目が、もっとおぞましい死に様を知っていなければ、或いはそのまま寝込んでいたかもしれないが………さいわいにも、二日三日で、立ち直れた。 とはいえ、できればあまりデンジャーな幻覚は見たくないものである。 ) …………とはいっても、夜になれば、と。 ( 日は沈み、森は暗闇。 頼りはランタンの乏しい灯りのみ。 幻覚は、もうそこに。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:16:13][19]
◆ジーグ@森 > ( 気分は最悪―――であった。 自分を斬り殺す、などという行為に、例えそれが幻であれ、なんとも思わない人間はどうかと思う。 精神が強いにしても―――それは少し、想像しかねる。 ジーグは多少げんなりとした表情で、森の植物を少しずつ回収していた。 無論、あの幻覚の結果がこの程度の反応だということはなく、なんとか立ち直って、この反応なのである。 ) [Mon 17 Sep 2007 22:06:34]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 [Mon 17 Sep 2007 22:04:13]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『緒戦幻、朝になれば元に戻るが――探索また停滞である。』 [Mon 17 Sep 2007 04:34:39]
◆藍音@森 > (確かに、其処に半分があった。ただの煌きに見えた強靭な得物での一撃は、既に自分を両断していたのだ。)なん、だこ、れ――は―― (咄嗟に拾おうとしてしまうが、片手片足片頭では上手く行く筈も無くその場に転倒する。 自分の友誼やら家族やらってのはやたらと強いのが多く――幻の中でもぶつかればいとも簡単にこうなるのだ。 訳も判らぬまま、せめて一矢、あるいは一手だけでもと手を突いて立ち上がらんとすがるその手の下に―― 完全に正規の抜け落ちた自らの顔の半分があるのに気がついたあたりで。) (意識を失っていた。) [Mon 17 Sep 2007 04:34:22]
◆藍音@森 > ああそうだ。 世界は広いからな。 ・・・・・今はアマウラか錫音。(ただ、”幻に突入した”ことすら気が付いていない藍音は余計な一言に対するブレーキが無かったのだ。 ) 欧州隊はどうし・・・・何?(「なんだそれは」の言葉でボロが出た。 跡で伝え聞いた話まで幻は再現できなかったし、此方はそれにて相手を疑問を持って知覚してしまったのである。幻のままでいれば、ステキな夜だっただろうに。(「流石藍音、半分になっても鋭いのぅ」などと、友人の顔をした何かは笑った。) ・・・半分だと? 意味がわからんが・・・・(此方の疑問に、相手は横の草原を示して無言。 おそるおそる其方に向き直れば―― [Mon 17 Sep 2007 04:20:46]
◆藍音@森 > (「この大事にどうもこうもあるか。それにしても久しい」と、独特の訛りで伝えてくる。 その貫禄に比してそれほどガタイは良くは無く――それでいて此方には無いものを上下2箇所も持ってるのをくっきりと覚えていた。服のしたまでばっちりだ。) 全くだな。 このところ後始末も頻発で、気苦労が絶えまい。(そして、腹を割って話し合える仲である事も。 軽く近況を伝えて、向こうが先着ならば譲りつつの協力を依頼するところだ。) 陰陽寮は人手不足だし、侍どもも似たようなものだろう―― 人も剣も数打ちでは力にならんからな。 [Mon 17 Sep 2007 04:12:17]
◆藍音@森 > あるいは行方不明の輩ではなく、原因に近しいのか。 だとすれば退く訳にはいかんな。(そしてもっともらしい台詞で道忘れたの肯定する事にした。 ”背後に見える景色と今まで歩んできた道が全く違う事”に気付きもしない。 人が居るなら足跡移動後跡あろう、と周囲を注視しつつ再度前進―― 胴ほどもある木の根を飛び越えて、草むらを切り分け大樹の横を過ぎ―― ) ・・・?(ふと、真横にヒトの気配と、そしてきらりと光る何かが通り過ぎたのを見て――)・・・・お前、どうして。(一時停止&振り返る。 懐かしい顔が、其処に居た。) [Mon 17 Sep 2007 04:06:47]
◆藍音@森 > 捜索隊だ。 お前らを探しに――― 待て、何故逃げる!?(群生する木々のため、人影は視界の端に捉えれば、直ぐに消えてしまう。 向こうは徒歩、此方はダッシュでも中々追いつけず―― ついには、後一歩という所で姿を見失ってしまった。) くそ・・・・・・大分奥に迷い込まされたな。 西の国でいう所の沼鬼火とやらのような振る舞いだ。(肩で息しながら追跡を断念した時には、元居た場所と大分様相も違ってしまっている。 道を覚えているうちに引き返すか? とか思案中―― ) [Mon 17 Sep 2007 03:53:15]
◆藍音@森 > (森の中は相変わらず獣や蟲の気配すらなく、故にそれらが作り出す擬似的な道も無い。 時には道なき道を切り開くようにして進まねばならず、時間の浪費は著しいものだ。 そして日が落ちる前に進まなければ―― あの厄介な幻が邪魔立てする、か。) 何を探したら良いかも判らんというのに。 我が半生を過ごせしド田舎でも、立て札の一つはあるものだぞ。(相変わらずヒトの生活する痕跡も無く、 行方不明捜索はある意味運任せになっているが―― 森の木々の合間、ふと。) 生き物―― いや、ヒト? か?(動くものを見かけた気がした。 逃すまいと足を速める。) [Mon 17 Sep 2007 03:42:25]
◆藍音@森 > (起きた時に体の横に転がってたもので、澄んだ緑色〜青色の輝きを持つ妙な石だ。 自国ではあまりお目にかかった事が無いタイプで、珍しいもの好きにとっては嬉しいものだが―― ) 白拍子扱いはどうにも慣れん。 次来て見ろ。 片端から焼いてやるぞ。(いまだに体がだるい&いろんなところに何か突き刺さってる感が残留中→つとめて思い出さぬように捜索に集中することとする。 忘れそうだが、原因究明と人命救助に来てるのだ。 【判定】) [Mon 17 Sep 2007 03:29:00][40]
◆藍音@森 > (結局一晩続く饗宴の後、朝起きずに昼起きて―― 夕方近くまで徐行運転で半日終えてしまっていた。 最早体にダメージは残ってないが、疲労だけは別だ。 自らの声と、汗と、のたうつ肢体が生んだものだから。) ……収穫が無かったではないが、割には合わんな。(散歩程度の速度で森を移動しつつ、握った掌の中にある”小石”を確認する。) [Mon 17 Sep 2007 03:24:04]
お知らせ > 藍音@森さんが来ました。 『調査再開。』 [Mon 17 Sep 2007 03:19:13]
お知らせ > 幻の森さんが帰りました。 『(行方不明者リストに新しい名前が追加された)』 [Sun 16 Sep 2007 19:03:42]
◆幻の森 > (そんな調査団の疲労をあざ笑うが如く、今日も森は、侵入者達に幻を見せ続けるだろう。――― そして、調査団に、行方不明者が増えた事が、ひっそりと伝えられる) [Sun 16 Sep 2007 19:03:23]
◆幻の森 > (全ては朝になれば消える幻。だが、何かを見た記憶が消えるわけじゃない。) [Sun 16 Sep 2007 18:57:59]
◆幻の森 > (そして、幻は無害だと伝えられていたが、実際のところ――そうでもないらしい。 なぜなら、両親を切り殺したものは、自分のしでかした事を嘆き、己の死に姿を見たものは、鏡を見て怯えるようになった。 友人に切りかかられたものは、その友人の姿を見て怯え、調査団の体ではなく、心に疲労が溜まり始めていた。) [Sun 16 Sep 2007 18:42:51]
◆幻の森 > (森の成長は止まった。 緑の触手は、最早外へ広がる事はない。 ――否、正しくは、外へ伸びようとしても、煙に吐息を吹きかけるが如く、霞んで消えてしまうのだ。 昼間のうちは、ただの「森」としての姿を見せ、夜になると成長し始める森は、日の沈んだ今、『外へ伸びようとして消えることを繰り返している』) [Sun 16 Sep 2007 18:36:43]
お知らせ > 幻の森さんが入室されました。 『(発生から一週間)』 [Sun 16 Sep 2007 18:31:18]
お知らせ > 鬼京@森さんが退室されました。 『夜明けまで、あとすこしといったところか……。』 [Sun 16 Sep 2007 04:20:26]
◆鬼京@森 > (相手の後ろに抜けると同時に傷口から鮮血が噴出す。それは相手の呼吸に合わせて、後から後から何度も吹いて相手の衣を朱に染め上げていく。完全に血に付した己の屍を見ることなく懐から懐紙を取り出して刀に付いた血を拭う。いくら幻とはいえこのまま鞘に収める気にはなれない。ましてや己の血だ。)やはり弱点は足か……。(この弱点を知らぬままであればこれが己の未来ともなったのだろうか。それを思えば、今こうして己が生きているのもそのお蔭なのだろうが……因果なものだ。)はぁ……。(思わず溜息が漏れた。その後、屍のあった場所に宝石が落ちているのを見つけて拾う。) [Sun 16 Sep 2007 04:19:30]
◆鬼京@森 > (「なっ!!」やはり足払いは予想していなかったらしい。そのまま足を払われて倒れてくれればよかったのだが相手はそのまま後ろに跳んだ。咄嗟の事に少し体勢は崩したようだがそれでも隙としては十分とは言えない。だが、小さな隙でも重ねれば少しは大きな隙になる。)はっ!(体勢を崩した相手に向って扇子を投げる。「ちぃっ」そんな声と共に投げられた扇子を払おうと相手も扇子を振るが崩れた体勢では上手くいかないようだ。)貰った。(その隙を逃すことなく刀を鞘に納めることなく居合いの型に構える。そしてそのまま相手に向って駆け出せば怯んだ相手の咽に刃を押し当てた。)これで俺の勝ちだ。(そのままもう片方の手を添えて力を乗せながら刀を滑らせる。) [Sun 16 Sep 2007 04:06:44]
◆鬼京@森 > (振り下ろされる刀を受け止める。そして刀を払い此方の刀を出せば、さっきの二の舞だ。「どうした、斬らんのか。ならば斬る!」そう相手が刀を退く。その瞬間に身を低くして、相手の足を払おうと蹴りを入れるが……。果たして効果はあるのか。自分で戦闘中に足元を掬われた経験はない。ならば、相手にも無い筈だ。) [Sun 16 Sep 2007 03:24:05]
◆鬼京@森 > (だが、それはあっけなく払われる。)っく。(お互いに後ろに飛んで距離をとる。)一筋縄ではいかないか。(己と互角。それならば、正当法でやっていても埒が明かない。)……。(相手を睨みつけたまま何か策はないかと考えを巡らせる。)ふむ……。(何か打開策を考えなければなどと考えさせてくれる気は相手にはないようだ。「はぁっ!」その声が聞こえたと同時に相手が駆けてくるのが見えた。) [Sun 16 Sep 2007 03:09:21]
◆鬼京@森 > (言うが早いかお互いに駆け出す。先に相手の刀が降りるのを見れば扇子でそれを受ける。戦い方が同じならば、先に斬るのは難しい。ならば、先に斬らせればいいのだ。先程斬りかかって来たことから相手は自分を殺す事に急いていると見た。)はぁっ!(受けた刀を払うと同時に刀を相手の脇腹目掛けて突き出す。) [Sun 16 Sep 2007 02:57:18]
◆鬼京@森 > (鞘を捨てる事はせずに腰に戻す。力は互角。もし相手が自分と同じ力の持ち主ならば鞘を捨てる事は危険だ。)……。(刀と扇子。二つを構えて対峙する。)やはり構えも同じか。(「当たり前だ。俺はお前なのだからな。」思わず笑みが零れた。己と同じ貌をし同じ技を操るならばどちらが強いのか。)ならば……お前を倒せば俺は己を越えた事になるのか。面白い、受けてやる! [Sun 16 Sep 2007 02:46:11]
◆鬼京@森 > (その刀を咄嗟に鞘ごと刀を外して受け止める。どうやら力は互角のようだ。)……ならば礼を尽くすものではないのか?(己と同じ形ではあるが中身は少し違うのか。それとも己もこのような事をするというのだろうか。 ―不愉快だ― その思考を遮ったのは幻の言葉だった。「ならば、抜け。」幻は刀を退く。)……。(相手が刀を退いた事で此方も刀を抜く。) [Sun 16 Sep 2007 02:28:19]
◆鬼京@森 > ……ん?(振り返らなければ良かった。振り返って目にしたのは己の姿。)……これが幻か。(己と同じ貌をした幻。何とも心地の良いものではない。)不愉快だな……。(それに完全に向き直ればそれは刀を抜く。「恨みは無いがその命頂戴致す。」)―――っ!!(そう言うが早いか自分と同じ貌をした幻は斬りかかって来る。) [Sun 16 Sep 2007 02:07:19]
◆鬼京@森 > (一応の為に左手は刀に添えて中心部を目指して歩みを進める。このまま進んで、出るのは鬼かそれとも蛇か。行き着く先は果たして何があるのか。どれも考えても解るはずもない事だ。解らないならばやはり進むしかないだろう。 そうして更に森の奥を目指して進んでゆく。その時、背後に違和感を感じた。)【判定】 [Sun 16 Sep 2007 01:50:59][58]
◆鬼京@森 > さて、どうしたものか……。(やはり何かあるならば中心部が怪しいだろうか。そう、取敢えずは中心部を目指すのだが、そう簡単には行かないだろう。そして今は幻を見せるという“夜”だ。)……幻か……。(考えていなかったわけではない。だが、改めて考えてみると何が出るか解らない辺り少しは警戒していた方がいいだろう。) [Sun 16 Sep 2007 01:37:25]
◆鬼京@森 > (夜になると幻を見せるという森の調査として今、その森の中に居るわけなのだが……。)ここまで静かだと逆に気味が悪いものだな……。(入る前はそれ程広く感じなかった森は中に入ると何所まで広がっているのか計り知れない程に広い。その上、この広さだというのに虫や動物の声が一切しないとなるとやはり不気味だ。) [Sun 16 Sep 2007 01:23:33]
お知らせ > 鬼京@森さんが来ました。 [Sun 16 Sep 2007 01:10:35]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(途中、宝石を拾うも、楽しむ余裕などなく・・・)』 [Sat 15 Sep 2007 23:53:10]
◆バイ・チャンフォン@森 > (幻影が血を噴出しながら口をパクパクと動かしている。・・・正直直視はしたくない。自分が死ぬところなんて誰も見たがらないからだ。)せめて、苦しむな、悲鳴を、上げるな・・・。自分の、悲鳴、聞きたく、ない。(なんとか踏みとどまってはいるが、今は楽しむ余裕はない。さっさと武器を拾い、その場を離れようとしたのだが・・・自分の耳に飛び込んできたのは自分自身の幻の悲鳴。・・・目に飛び込んできたのは自分自身が暴れ回り、必死に生きようとしている光景。そして苦悶にゆがんだ表情。)・・・っくそ。(不愉快だ。・・・楽しんで戦っていたはずなのに・・・自分の悲鳴を聞くのは負けた気がする。)・・・っくそ。(もう一度ぼやけば、叫び続けながら消える幻を跡に残しその場を立ち去る。) [Sat 15 Sep 2007 23:50:17]
◆バイ・チャンフォン@森 > (横に転がっている丸太を飛び越したところで、ふいに振り向き・・・そして短刀を投げ出した。)うおおおあああああ!!!(掛け声と共に相手の顔面を殴打する。幻は一瞬驚いた表情を浮かべ・・・そして丸太の上にたたきつけられた。)・・・めんど、くさ、かったが・・・ようやく、しとめられた、な。(肩に食い込んでいる短刀を引き抜き、幻を見た。・・・幻は丸太の枝に突き刺さり、胸をえぐられていた。)・・・っぐ!(幻影とはいえ、相当リアルな痛みが肩を襲ってきた。思わずうずくまる。) [Sat 15 Sep 2007 23:40:16]
◆バイ・チャンフォン@森 > (何回か打ち合った後、鍔迫り合いに持ち込んだ。・・・もっとも相手も同じ考えだったようだが・・・。)なんて、めんど、くさい・・・。(全く同じ動きをする相手。・・・まるで次に攻めるところが分かっているかのように行動する。)・・・ふむ。(少し考えたが、何かをひらめいたように相手を弾き飛ばす。そして後ろを振り向いてダッシュで逃げる。・・・案の定、追いかけてきた。) [Sat 15 Sep 2007 23:17:49]
◆バイ・チャンフォン@森 > (交錯した瞬間に同じタイミングで同じ場所を同じ威力で蹴り、同じ軌道で吹き飛び、同じ動作で起き上がる。・・・絶対に他人には見えないが、もし他人が見れたならばどちらが本物か分からないくらいにそっくりだった。)『・・・さて、どうしたものだろうか。』(故郷の言葉も全く同じ。話す内容も同じだった。)『俺に双子はいないはずだが・・・。』(狐に化かされているような気分だった。・・・こいつを斬ればどうなるものでもなかったが、少しだけ不快に思い始める。)・・・。(再び相手へ走り出し・・・また同じ攻撃を繰り出す。連続して15回ほど、自分の最速の速度であちこちの急所を狙って振るうも、同じ場所を狙ってくるので、その全ては弾き返された。) [Sat 15 Sep 2007 23:00:11]
◆バイ・チャンフォン@森 > この、森、やはり、あまり、縁起、は、よく、ない、な。(自分。服装も容姿も動きすらも何一つ違わぬ自分。視界に入ったのは、そんな異常な光景。)・・・で、なんだ?お前、も、我、殺す、のか?(幻の方の自分はにやりと微笑を浮かべ、「そう、だ。」とだけ答え・・・そして全く同じ武器を持って飛び掛ってきた。)たの、しめる、な。・・・自分、と、戦う、という、のも。(そういうと全く同じ軌道で、同じ場所を狙い、同じ速度で、同じ威力で・・・全ての動きが瓜二つとなり、刀が交錯した。) [Sat 15 Sep 2007 22:43:54][6]
◆バイ・チャンフォン@森 > さて、いく、か・・・。(そう呟き、立ち上がった時、また何かの気配を感じた。)やれ、やれ、だ。・・・この森、休ませる、つもり、ない、な。(言いながら短刀を取り出し、次は何が出てくるのかに期待を膨らませる。同時に警戒もする。) [Sat 15 Sep 2007 22:30:34][38]
◆バイ・チャンフォン@森 > (先日のことを思い出していた。)・・・幻、とはいえ、父母、斬る・・・気持ち、良く、ない。(腕に残ったあの感触は忘れがたいものだろう。木の根に腰を下ろして休憩しながら手のひらをぐ、と握る。)・・・さっさと、森の、原因、確かめる。(・・・でなくてはまた幻想を見てしまう。おもしろい森ではあるが、永い間存在してはいけないような・・・そんな気がする。) [Sat 15 Sep 2007 22:19:38]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(宵闇の森の中)』 [Sat 15 Sep 2007 22:13:51]
お知らせ > 五郎丸@森さんが退室されました。 『 敵に背を向ける勇気も……。 』 [Sat 15 Sep 2007 19:56:22]
お知らせ > アクタ@森さんが帰りました。 『(時には逃げるのも戦略です。と後に言い訳した。)』 [Sat 15 Sep 2007 19:54:23]
◆五郎丸@森 > ( 必死の形相で弓に捕まる少年、一本釣りの要領で虫の大群から救い出す。 武士の気概も矜持も、生理的嫌悪感の前では無力であった。 ) ……森め卑劣な真似を。 ( 蒼白な少年が必死に念じたのが効いたのか、幻覚も否定されると形を維持出来ないのか? 一瞬だが虫達の動きが止まったように感じられた。 ) 三十六計で御座るなッ!! ( 心に僅かこびり付いていた勇気で少年の手を引くと、敵前大逆走を開始。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:52:08]
◆アクタ@森 > (必死の思いで弓に掴まる。自分で自分を引きずるように足を動かし、わさわさと追いかけてくる群れより少しでも遠くへ離れようとッ。――実際はちまちまとした動きであるが。) 幻めッ! 消えろッ、消えろおおおッ!! (ぎゅ、と目を瞑った。意識を、掴んだ弓の感触の方に集中させる。) (わさわさと足に群がっていた感触が遠のいた気がして、) 五郎丸殿ッ、は、走れま すッ!! (この場から逃げよう!と。) [Sat 15 Sep 2007 19:45:58]
◆五郎丸@森 > は、早く此方に……―――。 ( 弭槍と呼ばれる弓を少年へと差し出して、此方に掴まれと言う事らしい侍。 獣耳は正直な物で後方へと垂れてたそうな。 幻とは思えぬ程に精巧な作りのカマドウマが、ワサワサと音を立てて少年に集っている図はちょっとしたホラァだ。 ある意味モンスターよりも恐ろしい。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:42:50]
◆アクタ@森 > ひッ、ヒィイイッ!!! (カマドウマ(普通サイズ)の1匹や2匹は大丈夫だ。別にそれは故郷でも見慣れていた。――が。群れは駄目だ群れは。しかもでっかいのなんて問題外だ。 無害な昆虫らしいが生理的に受け付けない。) ひいいいいあああああああッ!! ごッ、ろッ、ま、 どのおおおおッ!! (ガタガタと震える足が動かない。這い登ってくる虫を払い除けようとするけれども上手くいかない。腰が抜けても尻餅なんて絶対つけない。) (HELP!!と目で訴えた。) [Sat 15 Sep 2007 19:37:16]
◆五郎丸@森 > 此の五郎丸、幻術如きに二度も遅れを取ると思うた―――。 ( 威勢の良い啖呵は甲高い悲鳴に依って遮られた。 ) ア、アクタ殿ォ? ( 前を見れば少年の回りにもっさり沸いている掌大の昆虫達。 森育ちと言えども其の光景には思わず尻尾も恐怖で逆立った。 ) 惑わされては為りませぬッ! 所詮其れは幻、森の見せる幻影にて御座いますッ!! ( と叫んでも腰が引けてる侍。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:31:13]
◆アクタ@森 > (霧は足元に纏わり付くようにやって来た。仄明るいそれにふと注意を向ける。) ――ッ、 キャアアアアアアアアアアアッ!!!! (カン高い悲鳴が上がる!) (少年には カマドウマ(巨大) が見えていた。) [Sat 15 Sep 2007 19:22:48]
◆五郎丸@森 > 守護者達が森の中枢に行かせぬと言うので有れば―――其処に幻惑の森の原因があると見て間違いないでしょうな。 ( 鬼が出るか邪が出るか、何れにせよ森の中心部へと至らなければ解決は無いだろう。 元々頭を使うタイプで無い侍はそう考えていた。 ) 次こそは、不覚を取らぬように……。 ( 辺りを漂う霧が一段と密度を高める。 背負った武器へと手を伸ばす、ワンコの次は何が出るのか。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:17:25]
◆アクタ@森 > 嗚呼、成る程。 ――どちらにせよ このように調査されるのは、森にとって都合の悪い事でしょうけれどもね。 (原因解明する為の手がかりが全く掴めていないから、想像ばかり逞しくなる。) 幻の無い間、ただ普通に歩いている分には何の変哲も無い森。調査らしき調査が出来ないのが歯がゆく思えます。 (と、) ――…? (すぅ、と奥から ひたひた と薄い霧が這ってくる。) [Sat 15 Sep 2007 19:11:08][82]
◆五郎丸@森 > 某は――矛盾を感じまする。 我等のように侵入者に対して攻撃を加えたかと思えば、一方で侵入者に対して望む幻覚を見せる。 ( 幻覚が食虫植物にも似た獲物を招き入れる撒き餌だとしても、出て行けと言うのは筋が通らない。 ) 其の気になれば我等の目を欺く程の幻覚を張れるのでは無いでしょうか。 立ち入られたく無ければ、初めから見付からなければ良い……。 某にはそう思えまする。 ( 相変わらず距離感の掴めぬ森、一度脚を踏み入れれば樹海と思える程の森が続く。 ) [Sat 15 Sep 2007 19:05:09]
◆アクタ@森 > 守る と云えば、初日に我等が倒したあの獣――森の守護者のひとりであったなら、 (少し、俯く。) 倒してしまって良かったのだろうか、と、今更ながら思います。 「踏み込まずそっとしておいたら無害」の森だったとしたら、と考えてしまって。…荒涼の大地に緑を増やしたい何者かの仕業ではないかとまで妄想いたしました。 (ざ、と草履が柔らかい地面を踏む。此処は本当に荒野だったのかと思うくらい、肥えた感じのする地面だ。) ――…、 (は、と息を吐いた。) すっかり暗くなりましたね。また幻が惑わしに来る時間ですか、 (ひゅう、とぬるい風が吹いた。) [Sat 15 Sep 2007 18:54:40]
◆五郎丸@森 > ( 朝日が昇る迄、ダラしない薄ら笑いを浮かべていた若干二名。 ) いかにも…某等の心に慢心があったとは認めざるを得ませぬ。 ( 正気に戻った後の気まずさと言ったら筆舌に尽くしがたい程。 ワザとらしい咳払いで難しい表情。 ) 矢張り、幻覚と言うのは此の森を外敵から守る物なのでしょうか――。 ( 調査2日目の開始。 ) [Sat 15 Sep 2007 18:47:53]
お知らせ > 五郎丸さんが来ました。 『( バツの悪い笑み。 )』 [Sat 15 Sep 2007 18:41:55]
◆アクタ@森 > (とぼとぼと歩く。) 先日はすっかり幻にやられてしまって…。 (しょんぼりと肩を落とす。) 私、少々この森を侮っておりました。 (可愛らしいわんこや飯や、素敵な夢は朝になって覚めてしまった、あの時の落胆を未だ引きずっている。) 今日は引っ掛からぬようにせねば…! (「ね!」と振り返る。) [Sat 15 Sep 2007 18:38:26]
お知らせ > アクタ@森さんが入室されました。 『(――夜。)』 [Sat 15 Sep 2007 18:35:07]
お知らせ > 藍音@森さんが退室されました。 『少なくとも今夜の間は、「じごくをみた」 だ。 ・・・たまにてんごくもみるかもしれない。』 [Sat 15 Sep 2007 03:59:38]
◆藍音@森 > やめ、動くなぁ ひっ! ・・・んッ♪ あ、あむ ・・・んぐ―― (拘束に加え殆ど目隠し状態のため何をされるかもされてるかも判らず、抵抗の術も無い。そして、数的に終わりも無い―― 髪に体にその中に、蹂躙の証を注がれればまた直ぐに次 という感じで―― 後は心中に飼う夜雀の如く、朝が来るまで鳴き続けるだけとなる―― 幻が晴れれば、外傷その他も元に戻るし幻という要素の一部を”覚える”わけではあるが。) [Sat 15 Sep 2007 03:55:52]
◆藍音@森 > (ただ、それら矛盾点以外の感触だけはどうしようもないほど――それこそ半霊的な妖怪どもの相手をするよりもよっぽど――リアルだ。 何も見通せぬ闇の中、獣欲をあらわにした呼吸と、今にも喰らい付かれそうな存在感に囲まれているだけで、正気の何所かが崩れそうになる。)日が昇るまで 耐えさえすれば・・・・ ん ン 消える筈、だが・・・・(そのうち、囲むだけでは済まなくなわけだし。 柔らかい地面に押し付けられたまま、大勢に全身を舐められ戯れに噛みつかれる、ような。 蛇や蔦のような長い何かが、さらに四肢を絡めていくような―― ) ・・耐えられる、 か な―― あ あううッ…!(痛みと強引な官能に朦朧とする程度に漬けられた後、下腹部に熱い何かが突き刺さる触感を覚えれば――其処で分析用の独り言も途絶えた。) [Sat 15 Sep 2007 03:44:00]
◆藍音@森 > お、おのれ―― うあッ。(カタナでなく切れ味の悪い”剣”であるため、こうなると斬って脱出、というのも難しい。 もがく間に、足を払われて転倒する。 さらに強い力で上から地面に押し付けられ、立ち上がる事が叶わなくなった。 一息に食らわぬということは、と ある種の覚悟を決める。) うぬ・・・控えろ化物め―― ひッ?!(ねとりとした何かで”袴に覆われている筈の”太ももを舐め上げられる感触と、上着のあるはずの背に乗る化け物の獣めいた肌触り。思わず上擦った声を上げるが、有り得ない刺激による違和感から、悲鳴の直後には恐怖の端に疑問が浮かぶ事になる―― )く、件の幻というやつか・・・? ならば日が昇りさえすれば消える筈、だが・・・・ [Sat 15 Sep 2007 03:28:51]
◆藍音@森 > 我が身の不幸を呪 ―― 否、囲みを許した不手際か ・・・むう。(無論、藍音本人にはそんな幻の知識も、そもコレが幻であると知覚する余裕も無いわけだ。 寧ろ失態を恥じる始末である。) ――嬲るか外道。 巫女は神職、濫りに食らえば神罰忽ち下り、天に召されるぞッ―― !!(そしてそんな包囲状態のまま長く睨み合えるほどタフでもなかったりする。 通じるかも考えぬ売り言葉と同時、手近な一体に突き掛かる―― 鋭い仕込み剣の切っ先は、黒塗りの大男のような化物の胸板を豆腐に箸を通すように貫通した。) まず1つ・・・ ―――ッ? こいつ等、火を?!(ほぼ同時、突如として視界が黒に染まった。 振り返る隙に、鞭のような何かが首と二の腕に絡みつく。) [Sat 15 Sep 2007 03:13:40]
◆藍音@森 > (ちょっと話がずれるが。 ――陰陽巫女にして化物使いである藍音のあらゆる仕事の目的は、怪異の調査とその蒐集である。 所属機関への報告はもちろん、知るか、殺すか、その身を汚された悪鬼化生の模造品を式として組み上げる能力を持っているからだ。 昨今では初の海外渡航による好奇心刺激も手伝って、専ら地元の化物話を蒐集して回っている。) ・・・「じごくをみた」か。 強ち―― 誇張とも思えんな ―― (そういったわけで、「思ったとおりの世界」という森からの些細なプレゼントは、 ある種最悪の現象として顕現することとなる。 焚き火と仕込み剣を抜いた少女を取り囲む幾重もの瞳の輪。 そのどれもが、ヒトには持ち得ぬ邪欲を秘めて―― ) [Sat 15 Sep 2007 03:01:18]
◆藍音@森 > ……っと おのれ。 いい事ばかりとは限らん。(木の根に躓きそうになった時点で灯りが必と気がついた。=移動に適さない時間である事も。 荷物を降ろし、持参のものに加えて枝を折ったりして適当な材料を採集する。 この辺りでは流血もあるまいし、ほくち箱で必死で火をつける必要がある。) 精々が数里と聞いていたが、こうも深いとはな。 さて―― む? ・・・なんだ?! (おかくずに火打石とかの数分の努力の結果は小さな火を呼び覚まし、焚き火は徐々に火を強めてあたりの闇を―― 照らした。 先程まで其処に居なかった、闇以外のものも。) [Sat 15 Sep 2007 02:48:12]
◆藍音@森 > おお・・・コレは良い息抜きになる。(外周部は兎も角、中に入っていけば徐々に草木が視界を、そして日差しを阻害し始める。 影は多いし、根や下草で構成された足元も、外に比べて大分ひんやりとしていて心地良い。 今までが酷かっただけに、ささやかな救いでも感嘆の声に足りた。 暫くは、そのまま前進を続行する。 生き物の気配は矢張り無く、警戒する必要もあまり感じられない道程だが―― 日が落ちるにつれ、徐々に暗さのほうが目立ってくる。) [Sat 15 Sep 2007 02:31:13]
◆藍音@森 > (もっとも、緑溢れるからといって命溢れるとは限らない。 動物の姿は見当たらないし、第六感の報じる警報も滅茶苦茶で不穏当だ。 今は夕方、日が落ちれば黒の森、といった所だろう。) ・・・・そういえば、あの街には植物の物の怪が湧いていたな。もっと詳しく話を聞いておくべきだったぞ。(丁度同じような繁茂を見せたというが果たしてどうなのか。 想像の域にある事態の本質を見極めるため、区切り目を踏み越えた。 念のため荷物を片輪車の鞘から解きつつ、森の中へと進入する。 ―― 【判定】) [Sat 15 Sep 2007 02:27:25][77]
◆藍音@森 > (今は目的地の入り口付近。ある程度だが補給の聞く前線基地もあるらしく(素通りした。)、砂漠といってもそれほど深刻な部分を歩んだわけではないが、それでも島国育ちにとって砂浜以上の砂地は初めての体験だ。 延々続く不毛の道は容易に死を想起させるし、不安定な地形を歩いたお陰で両足も痛い。) そしてこれか。(地面に目を落とし、それから振り返る。 区切り目があるのだ。自分が立つ部分から先は、唐突に緑溢れる森になっている。) [Sat 15 Sep 2007 02:24:07]
◆藍音@森 > (一面灰色の曇り空は、夏も過ぎようというのになおじっとりとした凄し辛さを残す。 白が基調の服は日差しこそ跳ね返すが、気温そのものに対する遮蔽効果は薄かったようだ。) やれ、途轍もない広さだったなこの砂丘は。 コレ自体が一個の怪現象として通用するぞ。(前回の教訓から、食料に水、地図、寝具。 加えて激烈な方向音痴を補正するため、盗掘屋じみた方向特定用の器具まで持参していたわけだが――多少装備が甘かっただろうかなどと反省しつつ、歩いてきた道を振り返る。) [Sat 15 Sep 2007 02:20:39]
お知らせ > 藍音@森さんが入室されました。 『旅路は暑かった。』 [Sat 15 Sep 2007 02:17:25]
お知らせ > ジーグ@森さんが退室されました。 『( そして調査に戻って。 )』 [Fri 14 Sep 2007 23:23:07]
◆ジーグ@森 > ……………うわあ。 ( 多分、自分のモツと対面するという経験は、生涯でさほど多くはないだろう。 というか普通に暮らしていて見るわけもない。 それを直視してしまったジーグは、かなりげんなりした。 すぐにゆらあと消えていってしまったのだが、物凄く後味が悪い。 しばらく呆けたように佇んで………。 ) ………あれ。 何か落ちてる。 ( ふと見下ろせば、小さな宝石。 拾い上げてみるが、価値の程はわからない。 とりあえず懐に入れてしまおう。 後で鑑定、換金するとして、荷物を拾い集めながら、ようやく安堵に緊張を解くのだった。 [Fri 14 Sep 2007 23:22:43]
◆ジーグ@森 > ( これを機と得物を振り上げる偽ジーグ。 このままでは非常に格好悪いままで真っ二つである。 すぐさま幹に足をかけ、引き抜こうと渾身の力をこめ―――偽ジーグの刃が煌いた瞬間、刃が走った。 ) ―――――ッ!? ( 幹から引き抜いた刃は、ジーグ自身も思いもよらぬ速さで走った。 視界に赤い前垂れが咲いた。 ) [Fri 14 Sep 2007 23:19:51]
◆ジーグ@森 > ( だがその土木作業中、双方無傷であったというわけではない。 やはり自分と同じ顔ということで手が鈍るジーグは、それがない分思い切りのいい偽ジーグにより、かすり傷ではあるもののいくつも当てられていた。 スタミナの問題から、やがてその傷は大きくなっていき、最終的には致命傷を貰うことになろう。 それはごめんだ。 ごめんではあるが―――やはり手は鈍る。 ) ―――しまったッ! ( その迷いが出たのか、がっ、と鈍い音を立てて、バルディッシュが木に半ば食い込んで止まった。 勢いをつければ切断できるが、一度固定されれば力ははいりにくい。 ) [Fri 14 Sep 2007 23:05:43]
◆ジーグ@森 > ( なかなか怖い話、本気のバルディッシュの一撃は、細い木立程度は平然と破壊した。 勿論、大分破壊力・スピードが減衰し、避けることをたやすくするのだが。 結果的に、開始数分以内に、二人のジーグの周囲は森の一部から「元・森の一部」と成り果てていた。 どちらかというと戦闘行為というより大掛かりな土木作業である。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:55:27]
◆ジーグ@森 > ( 自分と全く同じ顔でそんなことを言われると、本当に、どちらが偽者かわからなくなってくる。 だが少なくともジーグは、自分と同じ姿のものに躊躇なく切りかかることなんて出来そうにないから、その点で言えば本物は間違いなくジーグだろう。 ) ああ、混乱してきた。 ……………なにはともあれ………私が、勝たなければならない、ということで。 ( ジーグは反撃に出る。 そして偽ジーグも先のジーグのように、受けはせず避ける。 お互いが自分であるならば、その太刀筋など誰よりも知っている。 ひたすら振り上げて振り下ろすだけの技ならばなおさら。 斬りかかっては避けられ、避けては斬りかかられて、豪快ではあるものの進展のない争いが、森の木々を破壊しながら続く。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:50:47]
◆ジーグ@森 > ( ジーグ(偽)はジーグよりよほど思い切りがよかった。 その剥き出しな巨大な刃を大きく振り上げ、襲い来る。 受けることはできない、ジーグは咄嗟に飛びのいた。 バルディッシュは元々打ち合うための武器でなく、バルディッシュ同士ならばなおさらだ。 まともに受け止めれば命ごと切り裂かれる。 ) くっ…………………これはやはり……倒さなければ、まずい、かな? ( ぎゅ、と得物を握ったところで、空振りして体勢を立て直していたジーグ(偽)は睨みながら言った。 「この偽者」と。 ―――全く、何たる悪趣味。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:45:31]
◆ジーグ@森 > ( 夜になると幻を見るという。 それも、一般的に言うところの幻覚のように、望むものばかり見えるというわけではないらしい。 ジーグは今まで幻というものを見たことがなかったのだが、さて、どんなものか。 ゆっくりと振り向いて、 ) ―――あれ。 …………………………あれ? ( そこにはジーグがいた。 だが自分もジーグ。 鏡ではなく、ちゃんと自分とは違う動きをする。 どうやらこれが幻のようだ。 ゆっくりとバルディッシュを構えるジーグ(偽)に嫌な予感を感じつつ、ジーグは荷物を下ろし、すぐさまバルディッシュを構えた。 ………この幻をつくったものがいるというなら、非難しよう。 悪趣味だ。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:35:35]
◆ジーグ@森 > ( 任務は1 森の生態調査、2 商人の救出、3 原因の解明。 3に関してはお手上げだ。 3に関してはどうしたらよいのかもわからない。 調査するのみだろう。 2に関しても同様だ。 となれば1。 見かけた植物を観察し、一種類につき一定量を資料として収集する。 植物について詳しくないため、これが普通なのか以上なのかも判断できないが、それは持ち帰った後調べてもらえばいい。 そうして朝から森の中をうろつき、そして現在。 ) ……………嗚呼……日が、沈む。 ( 光が、遠くからかすかに伸びていた橙は、ふ、と消えた。 ―――夜だ。 【判定】 ) [Fri 14 Sep 2007 22:25:34][17]
◆ジーグ@森 > ( 荒野に森ができていた。 聞いた話によれば拡大しているという噂の森。 遠めに見ても違和感のある森であったが、内部に侵入してからその違和感はより強くなった。 ) ……………広い……。 ( 外から見たときよりも広く感じられる。 情報どおりだ。 これも幻なのだろうか。 だとすれば恐ろしく精巧な幻だ。 だが虫も鳥も獣も気配さえ見せないというのは、この「作品」にいささかの無粋さを与えている気もする。 ) [Fri 14 Sep 2007 22:15:58]
お知らせ > ジーグ@森さんが入室されました。 『( なるほど確かに森である。 )』 [Fri 14 Sep 2007 22:12:13]
お知らせ > 幻の森さんが退室されました。 『(数分後、幸せそうな顔で眠りこける一般人が引き摺られてくる)』 [Fri 14 Sep 2007 02:28:01]
◆幻の森 > (その声を聞いて、いままで、あーだこーだと話し合っていた調査員達が、何が起こったかを察して、一斉に溜息をついた。 …今日もまた、幻に惹かれて森を覗く馬鹿が出たのだろう。…あれらの保護も、自分達の仕事の一つだ。) [Fri 14 Sep 2007 02:27:02]
◆幻の森 > (問題は山積みだ。 だが、一つ一つ解決していくしかない。ループし始めた話を打ち切った調査員の一人は、溜息をつく。 ――今までの会話をレポートとして書き連ね) ( 遠くから声が聞こえる) [Fri 14 Sep 2007 02:23:12]
◆幻の森 > (「成長する為の栄養はどこから吸っている」「この森は、今どこまで広がっているのか」「なんの目的があって此処に出現したのか」――などなど、調査に同行した学者達の話題は尽きぬ事だろう。 だが、そのどの疑問にも、今のところ答えは出ないのだろう。 ――調査はまだ始まったばかり。 手掛かりも少なく、中がどのような植物で構成されているのかすら分からないのだ。 …その上、中心部に近づこうとすると、幻が現れたり、囚われたり――あるいは、明らかに敵意をもって向かってくるモンスターまでいる始末。 ) [Fri 14 Sep 2007 02:17:21]
◆幻の森 > (月光が静かに照らす砂の大地を、黒い触手が這い回り、雨霧がたちこめるように、物音一つたてずに、葉を伸ばし、根を伸ばし、するすると成長していく森。 ――それらは、ベースキャンプにいる調査隊にも分かろう。 昨日は半里先に在った森が、一回り二周り成長して、其処にあるのだから。) [Fri 14 Sep 2007 02:11:55]
◆幻の森 > (砂漠の真ん中に突如出現した黒い森は、静かにその触手を広げ始めていた。) [Fri 14 Sep 2007 02:03:26]
お知らせ > 幻の森さんが入室されました。 『森』 [Fri 14 Sep 2007 02:01:40]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『(その足はさらに森の奥深くへ伸びる。)』 [Thu 13 Sep 2007 23:45:29]
◆バイ・チャンフォン@森 > さて、探索、続ける、か・・・。(完全に消え去ったと見ると礼の体勢から体を起こし、歩き始めようとする。すると足に何やら当たった感触がした。・・・見ると小さな宝石が落ちていて・・・。)・・・まぁ、もらっておいて、損、ない、な。(うん。と頷けば荷物の中に放り込んで・・・。) [Thu 13 Sep 2007 23:44:30]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「愚かな・・・その為に傷つくのは・・・おまえ自身だぞ。」)『後のことなんてどうでもいいですよ。・・・あなた方があまりにも退屈すぎたので、今度は享楽に生きることにしたのです。・・・故におもしろそうと思うこと以外はしません。』(言うと父親の幻の首を落とす。「この・・・快楽主義者めが・・・。」苦しみなどではなく、むしろ微笑を浮かべた表情で父親の幻は消えた。)『そう育てたのは、あなた方です。』(そして母親の幻の首も落とした。「・・・いずれ、泣きを見るでしょう、ね。」そんな捨て台詞を吐いて、母親も消えていく。)『ろくな死に方をしないのは分かってはいますが、やめることなどできませんよ。・・・またお会いしましょう。今度は本物と、ね。』(そういって短刀をしまうと消え行く幻へと拳を合わせて礼を向ける。)『再見。』(幻が消え行くまでの間、しばしそのままでいたとか・・・。) [Thu 13 Sep 2007 23:39:40]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『それでもいいですよ。』(唐突に呟くと二人の前へと姿を現す。短刀をしっかりと握り締めて。「相手が自分のことをどう思ってるのかもわからないのに、か?」「例え、どんなにいつか切れてしまいそうな糸でも、ですか?」両親が言い終える頃にはすでに駆け出していた。)『はっきり、いいましょう。私はそのような糸の存在など、微塵も信じてはいません。』(父親の繰り出してくる槍を避けると同時、その腕へと短刀を振るう。容赦など微塵もない。それを自分の出せる限りの速度で繰り出した。)『私が彼らとの関わりの中に身を置いているのは、単に「おもしろそうだから」ですよ。』(父親の槍を手首ごと切り落とし、振り向きざまに動揺している母親の腕にも短刀を振るった。)『存在を信じていないから、消えることもなく、私が共にいておもしろいから関わりを持つ。・・・単純な理由でしょう?』 [Thu 13 Sep 2007 23:25:05]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「お前の見ているものが、これまでの友人が、恋人が、家族が、・・・全てまやかしに過ぎないということも有り得るという事だ。」)『つまり、私と関わりを持っている幾人もの人のかかわり自体がまやかしである・・・と?』(なぜかはわからないがイライラしてくる。木の影に身を隠しながらす、と立ち上がった。「そう。例えばあの竜人、例えばあのサムライ、例えばあの女傭兵・・・貴方との関わり自体全てがまやかしで・・・いつの日か、急に関わりがなかったかのように振舞われ、そして全くの他人として振舞われてしまう。・・・最初から何もなかったかのように。」いらいらしながら聞いている。が、そろそろ我慢の限界が近くなるだろうか。) [Thu 13 Sep 2007 23:14:47]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『昔のことを今更思い出させてどうするおつもりですか?心の傷にでもなっているとでも?』(「いや、そうではない。・・・傷にならないほどに、お前は昔から変化に乏しい子だったな。とな。」「そうねぇ。この子は昔から、あまり笑わない子だったものねぇ・・・。」昔を懐かしむように呟きながら隠れている木の影へと近づいてくる。)『あれはただ、退屈なことが多かっただけですよ。・・・毎日媚を売っているあなた方を見ていてつまらない。と感じただけです。』(ち、と舌打ちをしながらどうしようかを考える。)「結局目で見たものを信じてお前は判断した。故に見た目で判断され、迫害を受けた。・・・そして我らの元を離れた。」)『何がいいたいのです?』(時間稼ぎにもなりはしない言葉を紡ぎながらそうたずねた。) [Thu 13 Sep 2007 23:00:59]
◆バイ・チャンフォン@森 > 『もちろんですよ母上。』(振り向きざまに母親の双刀を持っている短刀で弾く。)『あなた方が、権力に媚び、権力を求め、権力を持つものに破滅させられたからでしょう?・・・故に目に見える物を信じるな。と教えた。』(「よくできた、と言いたいが・・・まだ完全に分かってはいない。」そう聞こえたときには槍は足をかすめ、かすり傷を負わせた。「目に見える物を信じる。・・・それは虚言を信じると同じように危険なことだ。・・・現にお前はその目の色のおかげで人外と呼ばれることもあったではないか。」)・・・っあぐ!(痛みがあることに僅かながらの動揺を覚えつつ、木の影に隠れた。) [Thu 13 Sep 2007 22:46:13]
◆バイ・チャンフォン@森 > (「チャンフォン。なぜ、我々が幻と言い切れる?」最初に動いたのは父親だった。走り出し、槍の間合いへと入ればチャンに向かって槍を突き出す。)『あの二人は、とんでもない怠け者で不自由人です。あなたのような動きなど、できるはずはありません。』(槍の一閃を見切り、横へ回避しながら呟く。「しかし、貴方にはこうも教えました。(目に見える物を信じるな)と。」今度は母親が双刀で斬りかかってきた。「そう教えた理由は・・・わかりますね?」) [Thu 13 Sep 2007 22:33:00]
◆バイ・チャンフォン@森 > (そちらへ体を向け、そしてその目に入ってきたのは・・・)・・・『父上・・・?それに・・・母上?』(驚きのあまり口にしたのは故郷の言葉。視線の先には優しく微笑む両親の姿がある。父親は下級役人の服を纏い、母親は貴族風の服を身に纏っている。)『・・・なぜ、ここにいるか、それはまた後ほど考えることにしましょう。・・・お久しぶりです。』(丁寧な言葉で話し、短刀を納め、拳を合わせて二人に礼を向ける。「久しぶりだな。」「ええ。久しぶりね。」そういった両親は微笑みながらそれに応じ、そしてそれぞれの武具を取り出した。父親は槍、母親は双刀を取り出した。・・・少しだけ驚くが、それもまた、冷静な表情の中に消されていく。)『・・・と、いうことはやはりお二人とも幻、ということですか。・・・しばしの無礼をお許しください。』(言うや否や、短刀を相手に向けて構える。・・・少しの間、三人の間に沈黙が流れた。) [Thu 13 Sep 2007 22:18:09][17]
◆バイ・チャンフォン@森 > いずれ、に、せよ・・・商人、を、連れ戻す。・・・あと、原因、調べる。それで、終わり・・・。(急に森ができた原因を調べ、商人を連れ戻して仕事は終わりだ。・・・だが、前者の方には幾分興味があった。)どのような、原因、で、こんな、森が、できたのか・・・おも、しろそう、だ。(少しだけ楽しみにしながら森の中をさらに進んでいく。・・・その時、何かの気配を林の奥から感じ、そちらへと短刀を向ける。) [Thu 13 Sep 2007 22:02:46][65]
◆バイ・チャンフォン@森 > ふぅん・・・これ、が、森、か・・・。(辺りを警戒しながら進んでいく。・・・が、その警戒も幾分揺らいでいる。なぜなら何の敵意も感じられないからだ。)・・・死んでいる、みたい、だな。(森自体が死んでいるのでは?と思わせるほどに静かな様子である。・・・それが逆に恐怖を感じさせる。) [Thu 13 Sep 2007 21:56:43]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(静かな森を進んでいく軽装の人影)』 [Thu 13 Sep 2007 21:49:55]
お知らせ > アクタ@森さんが退室されました。 『(朝になったら酷く落胆する二人の姿があるのだろう。)』 [Wed 12 Sep 2007 23:56:43]
お知らせ > 五郎丸@森さんが帰りました。 『 ワンコにもっこもこにされる幻を視た。 ( きっと朝まで、このまんま。 )』 [Wed 12 Sep 2007 23:52:14]
◆五郎丸@森 > ( あの愛くるしいナマモノをどうして無視出来ようか、短い尾を千切れん程に振り乱すワンコ共。 侍の方も、つられて尾が揺れる。 ) そ、そうですかアクタ殿―――。 では今晩のご飯には困りませぬな。 ( 視線はずっとワンコ共に固定である。米が落ちてるなんて世迷い言も深く考えずに頷いているに違いない。。 ) どれ、某は…――ご飯を炊く薪でも探して参りましょう。 ( 最もらしい大嘘をつきながら。 ふらふらと木陰へと吸い込まれるように。 侍共は結構幸せそう。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:51:02]
◆アクタ@森 > 五郎丸殿ッ、これッ、砂ではありませんよッ。全部米ですッ! (目がキラキラしてしまう。飯だ。飯に出来るぞー! ざく、と掴む、真っ白い米。実際は砂。嗚呼。) (相手の声も何やら楽しそうである。二人揃ってだらしない笑みを浮かべる、森の中。) [Wed 12 Sep 2007 23:45:47]
◆五郎丸@森 > ……いや、これしきの傷。 大事ありま…――せぬ。 ( ずっきん、ずっきんと痛むのだが。 生返事で視線は一点に釘付けになってしまった。 木陰から、ちんまい尾と耳を持つ縫いぐるみのように愛らしい何かが此方を覗いている。 しかも、一匹では無くわっさりと。 ) アクタ殿ッ、未だ何かいるようで―――ハウァァァ。 ( どうしても頬が緩む、大鹿との戦いの後油断は出来ぬと表情を引き締めるも、円らな瞳に見つめられると速攻で表情がにやけてしまう。 侍には仔犬の軍団が見えているようだった―――。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:42:22]
◆アクタ@森 > 米がいっぱい…。 (幻を見始めた。) [Wed 12 Sep 2007 23:36:46]
◆アクタ@森 > (這いずるようにして、砂の中に落ちた木刀を拾う。近くに色合いの違う砂が見えて、掬ってみた。…砂金?) (ぐったりとした五郎丸を見る。) 無理はいけません。休みましょう。 見張りは私が、 (言葉が止まった。) ……………。 [Wed 12 Sep 2007 23:32:00]
◆五郎丸@森 > 拒絶されているようでもあり警告のような。 矢張り此の森は『異界』やも知れませ……―――。 ( 吹き飛ばされた弓を拾わんと、手を伸ばした先。 ふと、何かを感じ横を見ると其処には……… 【 判定 】 ) [Wed 12 Sep 2007 23:27:56][34]
◆五郎丸@森 > ご心配には及ばす―――ですが、少しばかり横になりたいよう……な。 ( 木の幹に寄り掛かるようにして立ち上がる。 戦いの昂揚感はすっかりと冷め、今は痛みばかりを感じてしまう身体。 ) アクタ殿も矢張り侍でしたな、某も安心して背を預けられまする。 ( 冗談めかして笑う、トドメの突きは迷いの無い真っ直ぐな一撃だったと。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:26:54]
◆アクタ@森 > !! (突き立つ感触に鳥肌が立った。) うあああッ!! (獣が見せた最期の力の凄まじい事。小柄な体躯は吹っ飛ばされる。――地面に落っこちて暫く身動きが取れなかった。) (砂となって崩れる獣の姿を視界の隅に見る。) …。 (どっと汗が出た。) …形ばかりは、鹿の、ような、…しかし、 (はああ。ゆっくりと息を吐いて上体を起こした。) 門番のような、風でした、ね…。私たちは余程 この森に歓迎されていないと、みえ ――…嗚呼、それよりも五郎丸殿。ご無事です か。 [Wed 12 Sep 2007 23:19:43]
◆五郎丸@森 > ( 地面に打ち据えられ、今正に脳天を穿たれんとした大鹿―――。 ) なッ!? ( 鬼の如き力で大鹿の角が振られる。 風に舞う木っ端の如き勢いで吹き飛ばされ木の幹へと叩きつけられる侍。 受け身を取り損ね、藻掻きながらも立ち上がった時、大鹿の声なき最後の咆哮が聞こえた。 夜風と共に崩れ去る雄々しき身体。 ) ――……や、矢張り鹿では無かったのでしょうかアレは。 ( 安堵と痛みに、地面にへたり込む。 今更ながらに背筋に冷たい物が浮かぶ始末で。 ) [Wed 12 Sep 2007 23:14:01]
お知らせ > 森の守り人/☆3さんが帰りました。 『 ――砂金は金一万程度。 戦闘経験、三。 』 [Wed 12 Sep 2007 23:08:21]
◆森の守り人/☆3 > (ひとつかみの砂になった獣の骸には、ひとつまみの砂金と、それに支えを失った木刀がひとつ。 音も無く転がり―――) [Wed 12 Sep 2007 23:07:50]
◆森の守り人/☆3 > (先とは逆、首根を抑え付けられた獣はじわりじわりと頭を垂れ、そこへ穿つような一撃―― ずん、と鈍い手応えを残し、頭蓋を貫通する尖端。 ――ばん、と群る二人を跳ね除けるように巨人の如き力で首を振り回すと、周囲を角で薙ぎ―――砕けた前足を張り、高く天を衝くように頭を振り上げ …――びくん。 ひとたび身を跳ねさせると、ざらりと砂になって砕け落ちた。) [Wed 12 Sep 2007 23:06:38]
◆アクタ@森 > (息を吸う。) ――…、 (止める。) (五郎丸が押さえつける頭部目掛け、楔を打ち込むように木刀を振り下ろそうとッ。) [Wed 12 Sep 2007 23:01:17]
◆五郎丸@森 > ( ずきん―――、腕が悲鳴を上げる。 此の儘押し込まれんとした刹那、抑え付けた角から力が削げる。 ) お見事ですッ。 ( 一人なら、負けて居たのは間違いないだろう。 此を勝機を見て大鹿の頭部を地面に押し付けんと痛む腕に無理矢理力を込めた。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:57:09]
◆森の守り人/☆3 > (がきん、と硬い音が響き天狗の細腕に突撃の勢いが叩きつけられる。 獣の突撃に於いて、殺傷力は速度と等価だ。ひとたび受け止められてしまえば、あとは純粋な力勝負――その細腕より僅かにだけ勝る膂力がじわりじわりと押し込みつつあるその一瞬、張り詰めた力にたわむ前足の付け根へと尖端が突き刺さる。 ――声なき悲鳴をあげ、その場にがくり、と前足を付く。) [Wed 12 Sep 2007 22:51:35]
◆アクタ@森 > (少年が手にしているのは木刀だ。刃が無い、五郎丸の矢のように、傷を付けることは叶わないかもしれない。が。) ――はッ。 (頷く。 迫る獣の動きを鈍らせてくれた彼の脇から、) (狙う。獣の前足の付け根付近。 木刀の切っ先を付きたてようとッ。) [Wed 12 Sep 2007 22:48:13]
◆五郎丸@森 > ( 「―――弾かれたッ!? 」 )( 動物が矢を弾いて防ぐとは驚愕に目を見開くが、先の戦争も鼠が武器を持ち襲ってきた。 此方へと襲い掛かる鹿に、此方も深く息を吸い覚悟を決めた。 ) アクタ殿――攻撃は任せましたッ! ( 言うが早いが、獣へと侍も掛け出し。 襲い来る角を弓に手を添え押さえ込まんと――、次の瞬間体重の乗った衝撃が侍を襲う。 ) ぐぅぅ――。 ( 腕に伝わった衝撃は骨まで伝わらん力だ。 完全に勢いを殺す事が出来ず後ろへと押され、角を抑えんと必死に藻掻く。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:44:52]
◆森の守り人/☆3 > (さしたる狙いもなく、それ以上に殺意の篭らぬ射矢など――かん、と高い音を立てて角で振り払う。鏃が掠めたか、額に小さな裂け目を作り――しかし、そこから溢れるのは赤き血潮ではなく、ざらりとした砂だ。 ―――引かぬか。 ならば、蹴散らそう。 引き返す気配など毛頭とない二人の姿に、その場でざ、と地を踏み鳴らし…―――駆けた。 実在の獣らしからぬ姿だとて、性能が現実離れているわけでもない。初速は鈍く――しかし、獣は加速する。 間を置かず、二人の侵入者を撥ねんとその角が迫るだろう。) [Wed 12 Sep 2007 22:33:08]
◆アクタ@森 > (これは依頼だ。森を調査しなければならない。 逃げ出すと云う方法だけは選べない。) (木刀を抜いておく。放たれた矢を目で追った。) [Wed 12 Sep 2007 22:28:23]
◆五郎丸@森 > ( 口に溜まった固い唾を飲み込む。 ) もしも、あの鹿が迷い込んだ動物であれば――。 ( 弓に矢を番え弦を引き絞る。 野生の動物なら狙われているといれば逃げ出すであろう。 だが、あれが……。 ) 此の一矢にて見極めん。 ( あの鹿より感じられる意思。 明らかに此方を拒絶している、しかし此方も背を向けるワケにかいかぬと威嚇の意味も含め鹿へと矢を放つ。 ) [Wed 12 Sep 2007 22:26:18]
◆森の守り人/☆3 > (唐突な出現に反し、不意打つ積もりも無いようで、二人がその足を止めるのならその影も何をしようともしない。ただそこにあるだけだ。ただその獣の瞳は、”来るな”、”帰れ”、そう告げているようにも見える。) [Wed 12 Sep 2007 22:16:18]
◆アクタ@森 > ッ! (息を飲む。) あれは、…。 (戸惑う瞳が傍らの彼を見た。) 此処から先へは通さぬとばかりの風ですが、…五郎丸殿、如何いたしましょう。 (緊張に顔が強張る。) 突っ込んで倒せる程、単純な相手には到底見えません。 [Wed 12 Sep 2007 22:14:09]
◆五郎丸@森 > ( 夜の森は、人が思う程静かでも無く虫や動物の声でもっと賑やかな筈。 生き物の声無き森は不気味だと感じられた。 ) 荒野の動物達も近寄らぬのでしょうか。 ( 其処に現れた影、気配も音も全く感じられなかった。 脚を止め、反射的に背の弓へと手が伸びて居た。 ) なッ……、何時の間に…――。 ( 行く手を遮るかのように悠然と立ち塞がるのは鹿だろうか? ) [Wed 12 Sep 2007 22:09:08]
◆森の守り人/☆3 > (――森へと立ち入る二人組の前に、ひとつ、影が浮かんだ。 獣の気配はない。それどころか、生き物の気配すらしない。 樹影に紛れたそのシルエットは、馬――だった。 暗がりに浮かび上がる、砂色の馬。 その頭部には、鹿と思しき角が隆々と反り返る。 ――大きさは、馬にしては小さく、しかし鹿にしては大きい。 …二人の行く手を阻むように、10mほど離れた先に立ち塞がり、近づこうものならその角で突き刺さんばかりの眼光で眼前の二人を見据えている。) [Wed 12 Sep 2007 22:02:29]
お知らせ > 森の守り人/☆3さんが入室されました。 『 ――立ちふさがる影 』 [Wed 12 Sep 2007 21:59:20]
◆アクタ@森 > そうですね。…この森、入ってみると結構深いらしい との事ですが、…。 (中心部を目指す足音が二人分。 少し柔らかい足元、森の肥えた土の匂い。懐かしいとさえ思うけれども、) ――…。獣の気配が、…それに、虫の声すらしないとは。 (静か過ぎる森の不気味なこと。) …。 (振り返ってみたが、まだ少し歩いただけなのに、来た道が濃い緑で塗りつぶされている。) [Wed 12 Sep 2007 21:58:41]
◆五郎丸@森 > ( 装備は動きやすさを重視し、肩当てに篭手と必要最低限の物。 背には七尺程の弓を背負い油断無く森へと脚を踏み入れる。 ) 確かに此の感触は本物としか思えませぬな――。 ( 慣れ親しんだ木々の匂いが鼻をつく。 だが、幻で無かったとしても違和感は拭えない。 ) 取り敢えずは、森の中心部を目指すといたしましょうか。 [Wed 12 Sep 2007 21:52:13]
◆アクタ@森 > (想像以上だった。目が点。 大きなアフロのカツラが落ちているみたいな風景だ。) …しかし、森そのものはすごく“それっぽい”のですけれど。 コレが幻だとしたら大したものですよね。 (とりあえず踏み込んでみますか、と一歩。) [Wed 12 Sep 2007 21:38:25]
お知らせ > アクタ@森さんが来ました。 『あからさまに不自然ですね。』 [Wed 12 Sep 2007 21:36:19]
◆五郎丸@森 > ( 其れは始めは―――黒い点であった。 ) 此が……、何と面妖な……。 ( だが、近付くと黒い点は塊へと変わり。 そして今、目の前には黒くうっそりと茂る木々が広がっていた。 荒野の真ん中に突如出現した森。 剥き出しの痩せた土地に其れは酷く不釣り合いな光景、思わず口に出た言葉。 ) [Wed 12 Sep 2007 21:34:05]
お知らせ > 五郎丸@森さんが入室されました。 『 寂寞の荒野を進む旅人が二人。 』 [Wed 12 Sep 2007 21:28:23]
お知らせ > カールさんが帰りました。 『(疑心暗鬼な臆病者は夜を行く。)』 [Sun 9 Sep 2007 04:29:48]
◆カール > (しかし逆に、ほんの少し、例えばヒトが一人隠れる事の出来るものがあったら。或いは或る地点からは死角になる場所があったら?) …。 (弓や銃にはもってこいか。標的には隠れる場所が無いのに、あちらからは狙い放題。) (時折 ぽつん と生えている木が、途端に恐ろしく見える。) [Sun 9 Sep 2007 04:18:08]
◆カール > 道を行っても同じ事だ。 (荒涼の大地は獣が多いと聞く。騎鳥を連れる帰りは通れないかもな、と思いながら、硬い地面を踏んだ。 平坦で見晴らしが良くて、森の中よりは余程歩き易いなどと思ってしまう。) (かつ、かつ。こつ。杖代わりの戟の柄の先が地面をノック ノック ノック。) [Sun 9 Sep 2007 04:07:24]
◆カール > (精霊の泉で仮眠を取ってから、また街を目指して歩き出している。朝を待とうかとも思ったが、一人旅はさっさと終わらせたいと思った。 少年の足はすでに荒涼の大地を踏んでいる。道を逸れてはいるが、それなりのショートカットだ。) (ヴェイトスの街の明かりが点々と見える。…が、どれくらいの距離があるのか。 周りに比べるものが無いから、良く解らない。) …。 (さっきから、近付いているのかどうかも、怪しい。) [Sun 9 Sep 2007 03:40:50]
お知らせ > カールさんが来ました。 『(遮蔽物が無い。)』 [Sun 9 Sep 2007 03:26:02]
お知らせ > 霜月梨音さんが帰りました。 『( 走る為にランプの火は消し、仕舞うには大きすぎるので持ったまま街へと走り去った )』 [Mon 3 Sep 2007 23:19:59]
◆霜月梨音 > みっしょんこんぷりーとっ! ( 一瞬無邪気な表情で笑いながら、そんな事を口走り子供のように飛び跳ねた。 そもそも依頼をあまり受けない為か、受けた依頼を達成できるとなぜか嬉しくなる ) 明日報告しに行こう、時間も遅いし…っていうか依頼主の住所考えるとあそこはこの時間じゃ危ないし… ( 依頼主の住所は暗黒街付近の為である。 犯罪の多いあの地点にこの時間から、しかも未熟な腕しかない自分が向かったりしたら殺される可能性だってあるのだから ) とりあえず街に戻ろ、暗黒街ほどじゃなくてもここも一応魔物は出るわけだし [Mon 3 Sep 2007 23:18:22]
◆霜月梨音 > ( 無言で近づき、その光を反射する小さい円形の物体を手に取る――それは銀色の龍の模様が描かれた、依頼された品だった ) あ、あった…でもなんで、ここは昨日もしっかりと…、あ。 ( 確かにこんな砂埃のある大地に落ちていれば砂埃にまみれて見えなくなってしまう事はある、だがしかしその逆で砂埃がどけられその物体が現れるなど今に始まった事ではないのだ ) 間違い、ないよね… ( こんな場所に落ちていながらも汚れがほとんどないそのメダルをしばし見つめ、ほんの時間が経つと右腰の鞄へと入れる。 勿論の事ながら昨日拾ったぼろぼろのメダルとは一緒にはしない ) [Mon 3 Sep 2007 23:10:27]
◆霜月梨音 > うーん、ないなぁ…もう少し先も探してみようかな ( 歩を進めながらも辺りを見渡すがやはりそれらしいものは見つからない ) …まさか落とした場所間違ってる、なんてことないよね… ( 老人相手だったために強く否定できないのが悲しい所だった。 しかし自分から引き受けると言った以上何らかの成果は出したい ) って考えたら見つかったー…なんて小説みたいな展開あるわけないよ、真面目に探さないと…ん? ( 一瞬、ランプの光が通り過ぎた場所が光った ) …えっと、まさかほんとにあったり…? ( 恐る恐る左手をゆっくりと逆方向へ動かし始め…光を反射する小さい円形のものが視界へと映ったのだ ) [Mon 3 Sep 2007 23:04:22]
◆霜月梨音 > すっかり遅くなったな〜……、もう今日こそは見つけたいよね ( 独り言を呟きながら辺りを照らしつつ地面を見渡す ) 一日経ってるから土とかに埋まってなければいいけど…運かなぁ ( メダルほど小さなものならば風に煽られた砂埃で地面に隠れてしまう可能性は否定できない。 そうなると探すのは少々面倒で、下手をすれば見つからないかもしれないという状況になってしまったのだ ) …昨日無理してでも探しておくべきだったかも…とにかく、探そ ( 今回は光があるため魔物に不意打ちもされにくいだろうし、と独り言に付け足しながら足元や少し離れた位置へランプを光を向けるように左手を動かし続け ) [Mon 3 Sep 2007 22:56:07]
お知らせ > 霜月梨音さんが入室されました。 『( 再び少女は大地を踏む、暗闇だが左手にはライトが握られ一定周囲までは視界があるようだ )』 [Mon 3 Sep 2007 22:49:40]
お知らせ > 霜月梨音さんが退室されました。 『( 深夜、まだ辺りは暗い闇に包まれたまま、梨音は立ち去った )』 [Sun 2 Sep 2007 02:39:04]
◆霜月梨音 > さて…今日は帰ろう、これ以上はきっともう収穫ないよ〜… ( はぁ。 落胆するというよりも失敗したなという後悔の溜息。 物探しの依頼で小さいものはある意味討伐依頼よりも難しい――判っていながら引き受けてしまった、そんな後悔 ) まぁ…仕方ないよね、とりあえず今日は一旦諦めよ… ( 立ち上がり、岩から離れて既に静まり返った街へと歩を進める。 つまり帰路に着いたのだ ) [Sun 2 Sep 2007 02:37:55]
◆霜月梨音 > ( そして――触れた。 感触は硬い、石とは違う…まさしくメダルのような感触 ) あった…?! ( 拾い上げ、そのメダルを見た。 確かにメダルだ、依頼された物と同じ銀色だ。 だが模様が、違う ) これ…虎? ( 描かれているのは龍でなく虎、依頼されていたものとは全く別物なのだ ) しかもボロボロ…相当酷い扱いされてたのかな ( 虎の模様とは言ったが、正直な所辛うじて判る程度で原型を留めているかどうかと聞かれたら答えるのはNOだろう ) これじゃあ価値もないだろうし…うーん、でもまた来たとき間違えてまた拾った〜…なんてのは嫌だし、しょうがないか ( ぶつぶつと呟きながら虎のメダルを拾い上げ、右腰に着用している小型の革鞄を開き、空いているポケットへメダルを入れ閉じる ) …あーぁ、当たりだと思ったのになー ( 今更になって大きな溜息が漏れた、…我ながら期待して情けないと思いつつ、漏れた ) [Sun 2 Sep 2007 02:31:54]
◆霜月梨音 > だが、歩を止める気はなかった ) せめてこっちもしっかりと調べてからにしないとね… ( 辿り着いたのは岩の影、首を乗り出してそこを覗き込むが…何分暗いが為に目を凝らして何かがある程度にしか見えない ) でも…何かあるよね… ( 周りへの注意よりも、そこにある何かが気になった。 故にしゃがみこみ、それに手を伸ばす ) [Sun 2 Sep 2007 02:20:41]
◆霜月梨音 > ( 不意に、右足の爪先に硬いものが当たる感触――まさか、あった?! …当然違うのは言うまでもなく、それは確かにメダル程度のサイズではあるがどう見ても、ただの石 ) そりゃ…そう簡単に見つかるわけないよね〜 ( 少しでも期待した自分が恥ずかしい [Sun 2 Sep 2007 02:18:20]
◆霜月梨音 > …ってこんな暗い状況じゃ光るものも光らないんじゃ… ( 自分で言いながら納得せざる得なかった、さらにメダルとなれば尚の事。 銀色と言われたがこの光のほとんどない暗い空の下では石と見分けがつかないのではないだろうか ) とりあえず…あの岩の陰くらいまで調べてからさっさと退散したほうがいいよね… ( 発見の可能性が低い事はそもそも判っていたが、この状況下では何分辛すぎる。 日数制限がないならばないで次の日が昇った頃に来ればいいのではないか…それが無難なのだ ) まぁ…暗いなら暗いでランプくらい持ってくるべきだったよね… ( 溜息を吐きながらも歩を、少し先の、前方の岩へと進めていく。 当然ながら足元へは注意を配り続けている ) [Sun 2 Sep 2007 02:13:43]
◆霜月梨音 > ( 周囲を大雑把に見渡す――当然ながらそんな事で見つかればあの老人だろうととっくに見つけているだろうが ) 魔物とか、いないよね…? ( 深夜とはいえ、外なのだ。 場所が場所だからそこまで凶悪なのは出てこないだろう、と本人は思っているものの正直あまり時間を掛けるのは得策とはとても思えない ) 第一暗いし…不意打ちとかされたら不味いよね… ( そんな状況になる事を想像し、辺りを見渡しながらも歩を進め始める。 正直我武者羅に捜しても見つかるとも思えないので光るものを優先的に捜す事にしよう――探索を始めた ) [Sun 2 Sep 2007 02:05:58]
◆霜月梨音 > …でも、何を捜すんだっけ ( そもそも依頼主は…? 依頼主、それは一人の男性老人、捜してほしいものは龍の絵が刻まれたメダルだという ) 考え直してみればこんな所で落としたんじゃ誰かに拾われてるんじゃないかな…うーん ( 実際の所そういう結論に至るのは目に見えていた事だ。 だがしかし現状で仕事があまりない身分としてはお金の稼ぎ元としても無理をしてでもやっておきたかったのである。 値段…?確か2万エンくらいじゃなかったかな、捜すのに苦戦しそうな考えばっかりで忘れたよ… ) とりあえず、色は確か銀だっけ? ( 空を見上げる ) …光でもあれば光が反射して見つけられそうなものだけど… ( 今は深夜、よりによってこんな時間に仕事をする事になるとは…。 しかもどうやら天気は曇り、最悪だった ) …特に日数制限はないし、どうしても見つからないようなら断ってもいいって言われてるしなぁ…傭兵として情けないけど、探せるだけ探してそれからやめるかどうか決めよ… [Sun 2 Sep 2007 02:00:10]
お知らせ > 霜月梨音さんが来ました。 『…物探し ) ( 戻り間違いです… )』 [Sun 2 Sep 2007 01:50:47]
お知らせ > 霜月梨音さんが来ました。 『( 目的は単純』 [Sun 2 Sep 2007 01:49:59]
お知らせ > フォウルさんが帰りました。 『( 凱旋からは程遠い、帰還の道が続く。 )』 [Tue 7 Aug 2007 02:53:48]
◆フォウル > …。 ( あの後――医療班が駆けつけてからは嵐に見舞われたみたいに慌しくて、結局他の4人が無事だったかどうかも分からずじまい。 「雷電」のふたりとは後日顔を合わせる機会に恵まれるだろうか。 天狗の兄さんは、魔女っ子の検査結果はどうだったんだろう。 ) ――…やっぱり、 ( 鼠に似た――否。 鼠達「が」似た、ホワイティアの男の顔を思い出し ) 一発殴っときゃよかったかもしんないや。 ( 彼には彼なりの事情があったのかもしれなくとも。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:49:28]
◆フォウル > ( もし「研究施設」の調査がもし行われるのなら、市の方で研究者チームを組むんだろう。 少なくとも「カミュ」と「イザベラ」は確実にペストに感染していたらしいから、興味本位で足を踏み入れる誰かがいるとも思えない。 ――以上全部俺の感想、見当外れもいい所かもしれない。 むしろソッチの可能性が高いか ) 終わった、って言っちゃっていいんかねー… ( 勿論馬は何も言わない ) どっちみち真相はカブの中、だし――… ( 部屋に踏み込んだ時、証拠となりそうなものは既に燃やされた後だった。 本当は更にその黒幕がいたらしいけど―― ) …それこそ調査隊が調べる話だな。 ( 足で馬の胴を締めると、仰向けにごろりと転がった ) [Tue 7 Aug 2007 02:37:20]
◆フォウル > ( ひと晩明けて、今の所腕にも顔にもシャツを捲って腹を見ても発症の証である黒班は見られない。 あの後、駆けつけた医療士によって一度。 キャンプに戻って再検査を受けたが、中央病院でもう一度検査を受けた方がいいだろうと勧められた。 ――要するに現段階では何も言えないっぽい。 感染者かもしれないので一応馬に乗せてもらっている、そういう状態。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:24:16]
◆フォウル > ( 馬を前に長く歩兵の列が続く。 「戦争」は終わり生き残った者は粛々と、収めた勝利に比例しない悄然とした面持ちでヴェイトスへと戻る。 撤収作業はこの一度で終わらず、明日も明後日も続くのかもしれない。 ) [Tue 7 Aug 2007 02:13:25]
お知らせ > フォウルさんが入室されました。 『( 馬上 )』 [Tue 7 Aug 2007 02:05:00]
お知らせ > 男の姿さんが帰りました。 『……。 ( 男は馬の腹を軽く蹴り、その場から立ち去った。 )』 [Sat 21 Jul 2007 01:16:45]
◆男の姿 > ――やってもらうしかあるまいよ。騎士団、傭兵団、自警団、魔女隊、民兵…。何人の犠牲が払われようと、やってもらうしかあるまいよ。全員で全軍で、ヴェイトス史始まって以来の最大の尻拭いを。 ( くく、と男は引きつった笑みを浮かべる。それは半ば諦め交じりの皮肉めいた笑み。 悪魔の軍勢が攻めてきた!ヴェイトス市は多大な犠牲を払い、それを打ち破った!…これは美談になる。だが、今度のこれはどうだ。戦争なんて実際は綺麗なものじゃないが、今度のこれはどうだ。忍び寄るペストの影。鼠が垂れたクソの中に頭を突っ込んで死ぬ傭兵。それを引きずり出し燃やす仲間たち。 ここまで犠牲を払った先にある真相を知ったら、彼ら全ては報われるのだろうか? ) [Sat 21 Jul 2007 01:14:04]
◆男の姿 > ( 鼠算式という言葉がある。雌と雄の2匹の鼠が12匹の子を産み、次の月に親子を含めた七つがいのネズミがまた12匹の子を産み、次の月もそのまた次の月も同じように産み――。一年経つ頃には276億ものネズミが産まれるのだという。正しく、今の状況を表していると言えよう。 こうなってしまってはもう自分には手がつけられない。こうしている間にもラットマン達はその数を増やしているのだ。 ) ……。 ( 男は険しい顔を荒野の向こうに向けている。果たして、ヴェイトス市軍が殺したラットマンの数は、この間に生まれ続けるラットマンの数を上回っているのだろうか。 ) [Sat 21 Jul 2007 01:06:43]
◆男の姿 > ( きっとこの闇が晴れる頃には、荒涼の大地とはこんなにも広いものだったのかと誰もが驚く事だろう。この地は冒険者の夢を運ぶ場所だ。薄汚いクソ鼠が幅を利かせて良い場所ではない。と、傭兵の一人が言っていた。 ) …… まさか、まさかまさか。こんな事になろうとは。ああ、ああ。 ( 男は口元に手を当て、僅かに狼狽する素振りを見せる。 ) だから私は止めたのだ。それを聞き入れないからこうなる――…。一体どうせよと言うのだ。この私にどうせよというのだ。 [Sat 21 Jul 2007 01:00:49]
◆男の姿 > ( 戦争が始まってから5日?6日経ったか?陣形も作戦も無い鼠の軍勢は数に任せてヴェイトス軍と激突し、激しい戦いを繰り広げた。結果、ヴェイトス市はラットマンの侵入を防ぎ、今は見渡す限り広い荒涼の大地が広がっている。…とは言っても、この暗さでは遠くまで見えないが。少なくとも遠方に黒い影が蠢いていたり、奴らの瞳が闇夜に浮かんでいたりする事は無い。居るのは警戒に当たる兵士たちと、死体を片付ける者と、移動の準備に追われるもの達だけ。 そんな中、黒いローブを纏いフードを目深に被った男が馬に跨り一人荒野を見つめていた。 ) [Sat 21 Jul 2007 00:56:51]
お知らせ > 男の姿さんが入室されました。 『…一先ずは、勝ったか…。』 [Sat 21 Jul 2007 00:50:30]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが退室されました。 『【 与13+B1+火計2 / 耐2 】』 [Fri 20 Jul 2007 23:25:31]
◆五郎丸@民兵 > 【 与7 / 耐4→3 】 ( 彼方此方で上がる絶叫と咆哮。 ただ、目の前の敵を薙ぎ払い突き刺し、蹂躙する―――。 此処に来て侍は一つの武器だった、良心も呵責も感じない唯の鏃の一つで良いと。 ) ……五郎丸、此処より死地に入ります。 ( 希望は無くとも戦い抜く其れだけ。 目の前の鼠共を打ち払えば、更なる敵を求め駆け出して。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:20:27][26]
◆五郎丸@民兵 > 【 与3 / 耐5→4 】 ( 炎の舌が鼠達を蹂躙する。 忽ち戦場の一角が炎に包まれた―――だが、目に見えた効果は見えず鼠達は文字通り死に物狂いで此方の陣へと駆け上って来た。 ) 『 全機抜刀ッ! 』 ( 上官の鋭い号令が響く、弭槍の鞘を抜き放つ。 ) 奴等は獣だ――にらみ返せ、吠えろ、威嚇しろォ。 ( 新兵だった侍に、最早衒いは無かった。 此処で死ぬなら其れまでだと。 戦いは白兵戦へと移り。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:13:27][84]
◆五郎丸@民兵 > 【 耐久5 】 ( 鼠達の数は目に見えて落ちている。 鼠達の死体焼却や、数々の作戦が功を奏したのか―――。 新しく配属された軍は皆、泥と血にまみれ疲労の極地にあっても士気は高かった。 地平より鼠達の群が一斉に此方へと殺到してくる。 ) 引き付けてから……―――。 ( 火のついた矢を引き絞り、一斉に放たれる劫火。 ) [Fri 20 Jul 2007 23:05:00][93]
◆五郎丸@民兵 > 【部隊耐久力5】( 腹を切るべきだと先ず思った。 ) ハァ―――。 ( 部隊が全滅の憂き目にあっても生き残った侍。 己を怒鳴りつけた上官も、励まし合った戦友も皆死んだ。 ) 『 総員構え 』 ( だが、今の胸の内は……妙に晴れ渡っている、最早開き直りとも言える心境だった。 未だ自分は戦場にあって、こうして戦っている。 其れがごく自然であるといった風に、弓を構えた。 【カタパルトと火炎瓶に依る火計使用】 ) [Fri 20 Jul 2007 22:59:07]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが来ました。 『 戦争からそう簡単に足抜けなど赦される筈も無く―――。 』 [Fri 20 Jul 2007 22:57:25]
お知らせ > 炎涼@傭兵隊さんが帰りました。 『部隊耐久力…【2】 敵側ダメージ…【17】補正【+4】』 [Fri 20 Jul 2007 20:43:04]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【2】 敵側ダメージ…【17】] (時には、頭部を焼き尽くして、片腕を焼き尽くして、片足を焼き尽くして、片目を焼き尽くして、時には命を焼き尽くす。死の臭い――、血肉が焼き焦がれる臭いを戦場に満たされる。) ―――私の野望の為に、逝け。 (負傷を負わせたとはいえ、まだ死んでいないラットマンは他人数だ。けど、火傷を背負う事になったラットマンは一夜にして死と苦痛を齎す。火傷は治療をしない限り、皮膚が爛れて、膨らんで破裂をしたり、中身まで染み込んで掻き乱す。死にそうで死なない、詠唱通り苦しみ続ける煉獄の炎を舐めるな。) もう頑張らなくて良いんだ。―――オヤスミ。 (顔半分が焼かれた息の荒いラットマンと対峙した。この魔術師は見過ごして置けない、そう感じたか知らない。けど、容赦の無い無慈悲な一撃を与える。サーベルの矛先をラットマンの額に撫でるように触れて、貫いた。感情の無い、言葉を吐き捨てる。皮が切れ、骨が砕け、脳が貫き、血が流す。嗚呼、――・・後少しだ。今夜で次の戦場へ駒を進められる、また生き延びた。約束を守れた。) [Fri 20 Jul 2007 20:41:02]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【3】 敵側ダメージ…【12】] (動きを止めたラットマンは最後の力を振り絞ろうとしたが、其れでさえ許さずにサーベルの刀身を一斉に押し込む。また引き抜いてから、戦場へと走り掛ける。見通しの良い場所を確保してから、一斉に殲滅を狙おう。) 炎神の火精を召喚せよ! 我の化身よ 槍の火蜥蜴よ 無限たる自然の数だけ 終わり無き戦慄ける世界を! (術式は完成された。闇に覆い尽くした天空は薄らと赤い色で染め上げて、紅蓮の雨は降り注ごうと体勢を構える。最後の一唱だ。さあ、魔術師が魔導師となる為の踏み台となれ。ラットマンよ。) 麗しき天照大神の息吹を静かに感じたまえ! ―――我が名に置いて、最強である事を証明せよ! (紅蓮の雨は発動され、戦場に降らせる。百以上の数だ顕現化された火蜥蜴の意志とシンクロをしろ、敵味方を区別せよ、味方に当たるのであれば消滅せよ、敵ならば爆破を引き起こせよ、一人の魔術師が百人以上の意志へ切り分けられた。) [Fri 20 Jul 2007 20:30:29][25]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【4】 敵側ダメージ…【5】] (時間を経過する度に、天空に固定され続けた炎の槍は次第に完成の形へ近付いている。)(まだまだ。魔力を開放しろ。) 牙を剥いた者達よ 血を、肉を、骨を、魂をも滅ぼしてしまえ 安らぎを与えん 永久の殺戮なる世界を。 (傭兵へ襲おうとしたラットマンを妨害する事を成功し、心臓でも貫こうとサーベルを持ち構えた。が、他の傭兵に横取りされる。別に構わない、と眼中ですら入れずに背後から襲いかかろうとしたラットマンに感付く。) ――― 。 (黒衣の裾から、三匹の火蜥蜴が飛び出す。三匹は無くした右腕の様な形状を作られ、六本の槍を持たせている。骨格など存在せず、後ろ向きのままラットマンの顔面に焼き尽くすように襲い掛からん。続いて、脇下にサーベルを滑らせて背後のラットマンの心臓へと貫いた。) [Fri 20 Jul 2007 20:20:31][7]
◆炎涼@傭兵隊 > [部隊耐久力…【5】 敵側ダメージ…【0】] (呪文回路解除。魔力封印解除。次々、鍵を外す。金に煌いた宝石を露わにされ、周辺は金色の魔力で半透明ながら満たしていく。) 我、契約に従い 絆の契約に従え 偉大なる炎の覇王よ 来たれ 破滅の炎 破壊し尽くせる火精よ。 (傭兵隊の勢力に紛れ込み、確実に時間を掛けて完成のパズルを嵌め続ける。ラットマンの背後から喉元をサーベルで貫いて、乱暴に引き抜いた。前のめりに倒れ掛けるラットマンを、別の仲間を襲おうとするラットマンへ足蹴りして妨害をせん。女性らしい甲高い声で詠唱を紡いで、天空には四十八の数を超えた小さな炎の槍を顕現化させ続けた。) [Fri 20 Jul 2007 20:12:53][65]
お知らせ > 炎涼@傭兵隊さんが入室されました。 『紅蓮の雨。詠唱を高らかに唱える。』 [Fri 20 Jul 2007 20:05:16]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが帰りました。 『部隊耐久力2/合計与ダメージ24+1=25』 [Fri 20 Jul 2007 19:35:15]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力2/合計与ダメージ24】 ( 日の消えた大地に、剣戟の音が響き渡る。 ―――夜はまだ始まったばかりだ。) [Fri 20 Jul 2007 19:34:58]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力3/合計与ダメージ18】(皆殺しだ!皆殺しだ!皆殺しだ! 傭兵達が、同じ言葉を叫びながら血肉を浴びる姿は、狂気に満ちている。 ――― 昨日、死体を燃やす白装束を不気味だと言ったが、傍から見れば、傭兵ドモのこの姿も変わりはあるまい――― ) [Fri 20 Jul 2007 19:31:41][56]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力4/合計与ダメージ9】(疲弊した部隊が下がる。それに釣られて追いかけてくる鼠どもの姿が見える。――― 逃げる獲物を追いかける獣の瞳は、喜んでいるように見えた。 だが、その獣は、入れ替わる傭兵部隊の得物となろう。 突撃を指示した傭兵部隊長の一際大きな声が響きわたる。 『殲滅せよ!』 単純な命令は、各々刃を振りあげる傭兵達に復唱を促した ) 『『『 KILL THEM ALL!!!! 』』』 (傭兵達が声は既に言葉ではなく、咆哮。 同時に剣戟と共に鼠どもの悲鳴が重なる事だろう) [Fri 20 Jul 2007 19:18:30][49]
◆オケアノス@傭兵隊 > 後少し、頑張れば――……(傭兵部隊長の言う事では、鼠どもを撤退に追い込めるかもしれない、との事。 本当かどうかは分からないが、向こうだって疲弊しているのは間違いない。 「終わり」は何時か、必ず来るのだから――そういう見通しを、上が出してくれた事がありがたい。 両手で柄を握り締める。この数日で磨耗したバスタードソードは、鉄屑の一歩手前の状態だ。 ――キャンプにいる鍛冶屋に頼んだりもしたが、自分の使いの荒さの所為で、顔をしかめられた。 )―――― 終わったら、きちんと打ち直ししてもらいましょうね。 相棒。 (―― 一呼吸) (二呼吸) (顔を上げ、戦塵立ち込める前線をにらむ。 傭兵部隊長の号令が掛かった――――) [Fri 20 Jul 2007 18:56:03][79]
◆オケアノス@傭兵隊 > (今日は曇り。 肌をじりじりと焼く日の光はなかったが、その代わり――粘っこい空気が体中に纏わりついている。 体を動かすたびに、体温と変わらぬ外気が、肌を撫でて気持ちが悪い。同時に――大地にしみこんだ血が乾いて、「見えない血」が肌の上を撫でているのだと想像すると、なおさら気持ち悪かった。 荒い息をつくたび、肺腑に入り込む空気にも、その乾いた血が混じっているのかと思うと、このまま呼吸を止められないだろうか―――なんて、どうしようもない事を考えたりもする。 ) ―――――でも。 (前線は確実に押し上げている。 局地的な撤退はあろうとも、決して全軍撤退――なんて事はない。 初日から参加している傭兵にとっては、其れが救いだ。 顎先から落ちる汗を手の甲で拭う。) [Fri 20 Jul 2007 18:42:44]
◆オケアノス@傭兵隊 > (日が沈み始めた大地の上を、傭兵は駆けていた) [Fri 20 Jul 2007 18:32:07]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが来ました。 『部隊耐久力【5】』 [Fri 20 Jul 2007 18:31:26]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが退室されました。 『スキル補正合計与ダメージ【20】 部隊耐久力…【2】』 [Fri 20 Jul 2007 13:57:32]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【4】 部隊耐久力【2】 / ズブ、ズド、グチ… (動かなくなるまで鼠を刺した少年は、頬の返り血を袖で拭いながら、薄く笑った。 それを見た傭兵は、不快感に眉を顰めたようだった。 少年は次の獲物を求め、駆け出した。いい気分になってきた所だからだ。) [Fri 20 Jul 2007 13:56:04]
◆ラリー@傭兵隊 > おい。 (交戦中で背中を向けている鼠に声を掛け、振り向かせた。 おい、と制止する交戦中だった傭兵の声をよそに、少年は鼠に肉薄する。 武器を持つ鼠の手を押さえ込み、曲刀を鼠の腹へ。) ズブリ… (鼠の悲鳴が響いた。) [Fri 20 Jul 2007 13:47:46][4]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【8】 部隊耐久力【3】 / (首から血を噴出しながらも繰り出された攻撃を寸でのところでかわし、少年はまた駆け出した。 同僚の、あの拳法使いの少年にはまだ敵わない。攻撃したあとすぐに飛び退けば、もっと安全に殺せたはず。あの少年ならできたはず。自分にはできなかった。) … (軽い劣等感。殺しの酔いの、回りが悪い。) [Fri 20 Jul 2007 13:33:07]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【7】 部隊耐久力【4】 / (昼の鼠は寡兵で、且つ動きが鈍い。本来眠っているべき時間に動けば、当然そうなろう。人間が夜でも比較的動けるのは、睡眠時間を調節するという知恵があるからだ。鼠に恐らく、その知恵は無い。 だからこちらも少ない兵で、2対1の構図を作れる訳であるが。) 死ね! (他の傭兵と相対し背中を向ける鼠の首筋に、背後から切り込みを入れた。) [Fri 20 Jul 2007 13:22:20][98]
◆ラリー@傭兵隊 > (鼠の槍を、逸らす。逸らす。逸らす。 腕だけで突き出す穂先は軽く、鈍く、少年の腕でも容易く捌ける。しかし、攻撃に移ろうとはしなかった。 鼠の背後、メイスを振り上げる姿を少年は見ているからだ。) ドグチア! (鼠の頭から砕けた頭蓋が飛び出した。 少年とメイスの傭兵は目配せし、各々次の標的に走る。) [Fri 20 Jul 2007 13:15:49][27]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが入室されました。 『部隊耐久力 【5】』 [Fri 20 Jul 2007 13:11:11]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが退室されました。 『与ダメージ【21】+補正値【3】=24 /部隊耐久力【1】』 [Fri 20 Jul 2007 02:44:38]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『訂正』 [Fri 20 Jul 2007 02:44:27]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【21】+補正値【3】= /部隊耐久力【1】』 [Fri 20 Jul 2007 02:42:51]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 幸い足元に転がっていた得物を拾い、素早く立ち上がる。 ここを落とせと、局地的な勝利を叫んでいるのは傭兵隊。 奴等を一匹たりとも市街に入れさせるなと、鉄壁の防御を見せているのは多分騎士団。 ) ――どっちもだ!! ( ひとりの力は微々なれど、血も泥も拭わず再び群れの中へ ) [Fri 20 Jul 2007 02:40:58]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【6】> 部隊耐久力【1】 ( その体が、宙に飛んだ ) ( 柄の中ほどまで血塗れになった槍が鼠の左脇腹を貫き、そのまま右へ抜けていた。 「広くて」命拾いしたな、そんな声がかけられそこで漸く理解する。 敵の数が減った分確実に身動きは取り易くなった。 そうでなければこんな援護、到底間に合わなかったろう――きっと、たぶん、そういう事だ。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:31:07]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 敵味方入り乱れての怒号の中、ふいに無音の世界に落ち込んだ。 ごく間近――具体的には頭のすぐ上で風切り音が鳴る。 何かが 頭に 振り下ろされている ) …………っ!! ( 異物感で涙が止まらない目を開けた。 ――開けた眼前。 ぼやけた視界の中で、血濡れた剣を手にした鼠の赤目が火の粉の照り返しを受けて輝き―――― ) [Fri 20 Jul 2007 02:25:01][46]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【6】> 部隊耐久力【2】 ――わわっ?! ちっくしょ、前 見えね…ッ! ( 噴出した血が顔にかかり、おまけに目に入って思わず踏鞴を踏んだ。 よろけ、敵か味方も分からない「何か」に突き飛ばされて血と腐汁をたっぷり吸った大地に転がる。 ――乱戦模様の中、やけにはっきり聞こえた罵声は距離的にもタイミング的にも俺に対するものだろう。 駆け抜ける(多分)味方に蹴られ、本能的に身を庇いながら必死で目を擦る。 ――「いつ敵の武器が落ちかかるか」じゃない。 「味方に背骨を踏み砕かれるか」でもない。 言葉になる前の原始的な恐怖で頭の中が真っ白になる。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:18:49]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【9】> 部隊耐久力【4】 ( 気力は兎も角? ――否。 休養している間に戦況は大きく動いたらしい。 曰く、大物と思われるラットマンを見事討ち取ったのだとか――際限のない消耗戦かと思われた所に勝利したと言い切れる戦果が上がったのは大きい。 心なしか初日と比べ、出て来る敵の数も減ってきたような気がする。 ) (「爪や牙にこそ注意せよ」――降りかかる刃に対し、更に踏み込む。 姿勢を低くして胴の辺りに組み付き――倒すと同時に味方の槍がその首を飛ばした ) [Fri 20 Jul 2007 02:09:08][66]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ――…5匹、めッ!! ( 短槍を構えた鼠人に対し、至近距離はこちらの間合い。 水平に振り抜いた得物が「狙い通り」首の骨を砕く。 ――俗に言う一撃必殺、結局の所これが一番効率的な仕留め方のようだった。 その勢いのまま、飛来した矢を受け仰け反った別の一匹を蹴り飛ばして間合いを詰める ) 6つ――7つッ! ( やはり、狙いは首。 倒れた鼠の首を遠慮なく踏み潰し、頭上を飛んで来た後続を見上げつカチ上げるように喉元へ一撃。 休養を挟んだ分、気力は兎も角体は軽い。 ) [Fri 20 Jul 2007 02:00:06][89]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】 ( 実際はそんな幻想的なモンじゃない。 後方支援部隊が射掛ける火矢や、遠くベースキャンプで「処理されているもの」が生んだ火の粉が風に乗って舞い散るだけの。 それでも、夜間の戦闘に火種――視界を確保してくれるもの――が増えたのはありがたかった。 ) [Fri 20 Jul 2007 01:48:36]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが入室されました。 『( 火色の雪 )』 [Fri 20 Jul 2007 01:43:07]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが帰りました。 『白雪は汝らの白き屍衣―踏み躙る草地は汝らの墳墓の地――』 [Fri 20 Jul 2007 01:14:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > (吹き抜ける夜風が腐臭を運ぶ。同時に、遠い前線からの剣戟や怒号も乗せて――) ……明日は我が身。 (昨日の一戦で疲弊した所属傭兵部隊は、戦闘不能レベルの損害を受けた。 無傷のものよりも、怪我をしたものの方が多いのだ。 補充が来るのは明日――) ……ああ。 (鎮魂歌が聞こえる) [Fri 20 Jul 2007 01:13:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > 騎乗の兵白刃を抜く、一騎また一騎。怒れる軍馬また嘶き 流血の狂宴に馳せ参ぜんとす ――ッ! (人の形をした皮の中からコロリと落ちる「それ」は、鼠だった。小さな鼠。 普段見慣れている鼠。 慌てて駆け出す鼠の姿を、思わず見送ってしまった。 …昨日相手をした鼠と違いすぎて、一瞬ぽかんとしてしまったのも事実で) …… あれも、大きくなったら、こんな(スコップの先で、鼠男の頭をつつく)になるんでしょうかね。 ――踏み潰しておけばよかった なんて、思いたくないものです。 [Fri 20 Jul 2007 01:04:45]
◆オケアノス@傭兵隊 > ――――私も、焼かれるんでしょうかね。( この荒らされた大地に横たわる自分を想像する。 血と臓腑に塗れ、どす黒く変色していく肉の合間を蛆が這い回り、仲間に踏みつけにされて、顔も、手も、足も、指もつぶされ――そこを土ごとスコップでかき集められて、憎き鼠の肉と溶け合い、ああ――最後は、火の中にくべられる) ――――……そこまでいくと、塵と人、どう違うのか問うても、答えはないでしょうね。 (スコップの柄を握りなおして) 整然たる炬火と――喇叭に応じ―… (人の形をした皮をスコップで掬う。 ――と) ……。 (皮の中がもぞりと動いた。) ―――! [Fri 20 Jul 2007 00:59:04]
◆オケアノス@傭兵隊 > (死体を火で焼く宗教があるのは、知っている。 だが、自分は其れを受け入れられない。 たとえ其れが「死体」の形をしていない「肉の塊」であったとしても。―――だが、鼠が運んでくる病や、ダニ、蚤のことを言われては、反対する声も少なかろう。 ……しかも率先しているのは、ホーリーシンボルを背負った白装束だという。 …パプテスからの反対もないのだろう。 だが、その淡々と「処理」をしていく様子は、鼠を相手にするよりも、恐ろしいものを見ているかのような気がして。 ――赤い炎に照らされた白外套の、なんと禍々しい事よ) [Fri 20 Jul 2007 00:50:37]
◆オケアノス@傭兵隊 > (そして、今宵の闇を照らすのは――人の肉だ。 此処より少し離れた場所では、魔術の力を借りてか、火薬の力を借りてか、死体を『料理』しているらしい。 ) ――――……。 (深い墓穴の中で、ぶすぶすと焼ける肉の匂いは、たまらなかった。 ――「嗅いだ事のある匂い」だったから() [Fri 20 Jul 2007 00:42:10]
◆オケアノス@傭兵隊 > 日西に傾き、リンデンの野に白雪霏霏(ひひ)ために人跡消え、血痕消ゆ。イーゼルの大河、冬のごとく暗澹として滾りて流る―――……(雪のちらつく戦場を歌った詩だ。 この大地に雪はないが――今なら、この詩の情景が分かる。 想像力に乏しい男でも、目の前に「それ」があれば、嫌でも分かってしまう。 台地に着きたてたスコップの上に両腕を乗せて、肩を落とした)深夜となるに及び戦鼓轟き、 リンデンの情景忽ち一変。 (昨日の鼠の断末魔がよみがえる) 戦鼓は、必殺の砲火を発して暗黒の夜景に照明を命ず。 (鼠達の赤い双眸が、一斉に此方を見た瞬間を思い出す。闇夜に灯る赤い光は、生命の灯火。 ―― 続く人の叫び声に、命の食い合いを見た) ――…… [Fri 20 Jul 2007 00:36:46]
◆オケアノス@傭兵隊 > (前線の移動した戦場は、羽虫の音と、腐臭に満ちていた。 土は鼠と人の血を吸って、掘り返しても掘り返しても、黒く汚れた土が見える。 ――今日一日で、この大地はどれだけの血を吸ったのだろう? ―――蛆虫と共に肉を荷台の上に載せる男は、終わりのみえない作業を前に、やや途方にくれていた) [Fri 20 Jul 2007 00:23:46]
◆オケアノス@傭兵隊 > (日が暮れて) [Fri 20 Jul 2007 00:20:41]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが来ました。 『(回復フェイズ―死体拾い)』 [Fri 20 Jul 2007 00:14:48]
お知らせ > リコ@自警団さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【13】【+特技1】)』 [Thu 19 Jul 2007 23:08:18]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)( いっそこのまま、果て無き闘争でも繰り広げて、狂ってしまえれば楽なのかもしれない。 だが場が狂っている以上、逆に人間は正気を捨てられない。 一体俺たちは何をしているんだろうか、そんな一種奇妙な気だるさが流れる頃、退却のラッパが鳴り響く。 歩けるものは自力で、そうでないものは運ばれて、駄目なものは放置されて。 潮の引くように、退いて。 ) [Thu 19 Jul 2007 23:07:03]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)( 忘れろ。 今は忘れろ。 理想が現実に打ち砕かれるこの戦場では、もはやリコの正義など子供の戯言でしかないのだから。 ネズミ達を切り殺し、仲間たちとぶつかり合いながら、自身の無力さを嘆き、少女は無念の嗚咽を漏らした。 子供のように泣きじゃくりながら―――剣を振るい続けた。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:57:03]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【5】)( 不意に目前まで迫り来る鼠。 こちらは剣を振りぬいた態勢だ―――避けきれない。 瞬間、ばあんと剣先から魔力を放出し、強引に剣閃を作り出し、鼠の首を跳ね飛ばす。 すこし遅かったか、つう、と首筋から流れ出る血液にひやりと冷や汗を流す。 そう、これは訓練ではないのだ。 本当に、本当の、殺し合いなのだ。 その事実の再認識に緊張が高まると同時、頭がぐらぐらしそうな気分に陥る。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:47:03][48]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【1】)( 戦況はやや劣勢か。 多対多の戦闘において、大剣の使い道は専ら大雑把な攻撃に限られていく。 そこに細かな技と言うものはない。 叩き切り、薙ぎ払う。 向こうの数に押されて、それもうまくいかない。 気づけばリコも、一歩、また一歩と後退を強いられていた。 だがそれも、大きな戦局から言えばごくごく微々たる変化に過ぎない。 相手が何を思い、何を祈り、何を願い、何をして生きてきたのか。 いまはそれを全て忘れて。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:37:09][14]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( リコが掲げる正義は、護ること。 だから、掲げるためには何を護るのかを明確にしなければならなかった。 悪魔に言われ人に言われ、悩み、誤魔化し、気が晴れ、また悩み、そして少女は悩み続けていた。 ずべてを護れるのならばそれが最高だった。 だがそれは不可能。 どちらかを殺さなければどちらも死ぬ。 ならばどちらを選ぶのか。 ) くそ……ッ!! くそったれええええええええッ!!!! ( 少女は決めることもできず、ただいま自分が属する側の存在を護るために剣を振るう。 仲間と視線を合わせ、怒号を掛け合い、最前列のネズミから順番に殺害していく。 冷徹な機械とならなければ、少女の心は壊れてしまっていただろう。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:27:02][31]
◆リコ@自警団 > ( 結論としては―――なんとも言えない、だった。 陣形をくみ、騎兵の後を追い剣を振るう歩兵。 リコは大剣を持ってその波に乗る。 ネズミ達を殺すために。 必要悪だという気はない。 この戦場に正義はない。 そして同時に悪もない。 悪意のないふたつの集団が、ただ助かりたい一心でお互いを削りあう。 ) でええええいッ!! ( ざぐんっ、と重たく骨を断ち、ネズミの屍を増やしていく。 悪夢よりおぞましいリアル。 ) [Thu 19 Jul 2007 22:17:27]
お知らせ > リコ@自警団さんが入室されました。 [Thu 19 Jul 2007 22:09:58]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが退室されました。 『(部隊耐久力【1】:与ダメージ【15】+【特技1】+【カタパルト2】)』 [Wed 18 Jul 2007 22:36:29]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【1】:与ダメージ【15】) ―――ちょっと、撤退だよー!? ( 戦争を知らない娘は、しんがりも知らない。 何をしているのかと… その声ははっきりと聞えなかったが、意図を察して飛び立つ人影に叫んだ ) ( 戻れば殺されると思う。 接近戦の心得の無い自分では、乱戦など無理だ。 引かれるままに駆けて、その笑顔に複雑そうに笑い返して ) ( 掴んで来た矢筒から、矢を抜いて弓につがえた ) ( ―――ラットマン・エースが目の前に立った時。 殺されるかもしれない… いや、殺されるだろうという、野生の勘と言っても良い部分での予感があった。 一対一であったなら。 ―――死の予感に恐怖したけれど、恐怖を感じない命の遣り取りと、果たしてどちらが恐ろしい事であるか ) ( 蠢く群れに打ち込む矢には、やはり手応えが無い ) [Wed 18 Jul 2007 22:33:28]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『(傭兵もまた、踵を返して鼠の群れの中へと消えていく。―――逃げる友軍を援護するも―…)』 [Wed 18 Jul 2007 22:29:53]
◆オケアノス@傭兵隊 > (合図と共に、負傷した傭兵を抱えるもの。共に支えあって逃げるもの。――その傭兵や、市兵達を狙って襲い掛かってくる鼠。それぞれの鳴き声が響き渡る) ―――。 (空に消える友軍の一人に視線で頷き走り出す。 ――助けた女性の種族なんて、考える余裕がなかった。ただ、危なかったから助けた。その程度だ。 ―――ある程度引いたところで、彼女の手を離し) (「ありがとう!」) (傭兵は、無言で口元を吊上げ「笑う」事で返事とした。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:28:53]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが帰りました。 『 部隊の半数以上は撤退出来ぬ儘に―――潰滅した。 』 [Wed 18 Jul 2007 22:26:35]
◆五郎丸@民兵 > 【 与ダメ計4 / 耐0(全滅) 】( 槍を伝う血、深々と内臓を穿つ。 ラッドマンの命が目の前で消えて行く……。 肩で大きく息を吐き、呼吸を整える。 ) はい、ならば此方の部隊が援護を……。 ( 傭兵の提案に頷くも、自分の部隊は既に限界だった。 ラッドマン達に大した打撃も与えられぬ儘。 地を揺らす―――黒い波に覆われ、散って往く兵士達。 一人の少女が発した礼の言葉は侍の耳に届いただろうか、自分の部隊を逃がす為に弓を構え侍は再び空へと。 ) お二人はお逃げ下さい。 某は―――戻ります故に。 ( 二人とは反対方向へと飛び出し、黒い波の中へと消えて行く。 ) [Wed 18 Jul 2007 22:25:29]
お知らせ > ラットマン・エースさんが帰りました。 『――ラットマン・エースは★4を残し、戦場の露となった。』 [Wed 18 Jul 2007 22:22:50]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( それが味方なら、今は驚くまい。 傍らに降り立ち、また飛んだ人影を見送りながら。 矢を通して伝わる切り裂かれた感触に、ラットマン・エースがもう脅威ではないと判断した――― やった。 折れんばかりに力を込めていた矢から力を抜いて――― 予想だにしなかった咆哮に、思わずビクリと身体を凍らせた。 それは獣の断末魔か、それとも知性を持つ者の意地か ) ―――な…! ( 後衛だったはずの場所がにわかに騒がしくなり、すぐに最前線の様相を呈する。 弾き飛ばされた矢筒を持って来た兵士はどうなったろうか。 彼の運んで来た矢筒に手を伸ばし、弓に矢をつがえようとして、その手を捕まれた ) ( ホワイティアなのに助けてくれたと、夜目なのもあって咄嗟に考えるのはそんな事。 『撤退』 の声に、一度周囲を見回して――― 見回す間にも数歩分引き摺られて、すぐに、自分で立って走り出した。 カタパルトを運び出す余裕はなく、その戦線から人間が撤退すれば、一機落ちる事になるかもしれない ) ( 手を引かれ、走りながら。 …ラットマンの向こう側から助けてくれた彼も、上空から助けてくれた誰かも… その位置から、危険な状態にあるのがヴェイティアンだとは知らなかったのではないかと、ふと考える ) ( まだ戦場。 体勢を立て直して、すぐに戻る事になるのだろう。 話をしている暇も無いが、一言だけ ) ―――ありがとう! ( 戦争の中で掻き消されぬよう、声を張りあげた ) [Wed 18 Jul 2007 22:15:58]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:0 合計ダメージ:16】(鼓膜を裂くが如く響き渡る悲鳴は、近くの鼠達への合図だったらしい。 ――――鼠達の悲鳴よりも、人間達の悲鳴の方が多くなる。 そして、エースを倒した傭兵たるオケアノス等にも、鼠達の敵意の視線が突き刺さり) ――――ッ!!! 撤退を!!! (男が「撤退」の二文字を叫ぶと同時。 撤退の合図を知らせる傭兵部隊長の喇叭が鳴った。――倒れた娘に手を差し伸べ、半ば引き摺るようにして、走り始める) [Wed 18 Jul 2007 21:59:58][39]
◆ラットマン・エース > ギイィィイィアアアァァアアア―――― スッッッ!! ( だが、最後にエースは吼えた。自分の声が届く範囲に居る全てのラットマンに向けて、目の前に居る人間を殺せ喰らえ蹂躙しろと。ラットマンはその声を聞き、一斉に襲い掛かる! ラットマン軍団は全ての部隊に対して攻撃し、部隊耐久力に1のダメージを与える。この発言の乱数がゾロ目だった場合は強烈な攻撃となり、ダメージは2になる。 ――果たして、窮鼠は猫を噛むか―――……ッ!? ) [Wed 18 Jul 2007 21:50:29][65]
◆ラットマン・エース > ( 攻撃の瞬間、エースの体が僅かによろめいた。足元のヴェイティアンの娘が突き刺した矢に力を篭めたせいだ。それによりラットマンの攻撃は僅かにぶれ、威力が更に削がれる。 ガギイイィイ ンッ!! 棍棒が振り下ろされた瞬間、金属音が鳴り響く。ラットマン・エースは気付いた、これは肉が潰れる音と感触では無い。よろめいた姿勢からの攻撃はその強烈な切り上げに対抗する事が出来ず、振り下ろしたラットマン・エースの右腕ごと切り刻まれた。棍棒を握ったままの拳が遠くでどさりと落ちる。エースは夜目が効くにも関わらず、目の前は暗くなり始めていた。 ) ギ…… ア、 ッ!!? ( そしてそれが止めとなった。五郎丸の放った槍の一撃は深くラットマン・エースの腹を貫き、オケアノスが切り開いた腹の傷を更に抉る。ごふ、と血を吐き、ぐらりと倒れていくラットマン・エース――………。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:50:04]
◆五郎丸@民兵 > ( 肉を抉る嫌な手越えが槍を通して伝わって来た、傍目からでも致命傷と解るそれ……だが、其れでも尚両の脚で大地に踏み止まるラッドマンに、侍の心に戦慄が走った。 割り切らねば死ぬと言われた戦場、だがラッドマンとはいえ生き物。それが目の前で苦悶の声を上げている。 ) ―――お許しを。 ( 爪先より着地すれば、腰溜めに膝を折りその場より再び跳躍。 ラッドマンエースの横腹目掛け槍を繰り出さん。 三人に依る一斉攻撃。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:43:51][70]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 身を起こして動き回るような余力は無く、ラットマン・エースの注意が逸らされなければ勝ち目は無かった。 それでも僅かに動く身体を防御でなく攻撃に使ったのは… それが父を殺した獣だからか、あるいはこれだけの仲間がいる状態でも、やはり 『ヴェイティアン』 は一人だからか ) ( 胸の内はともかく、その行動は良い方向へ繋がった。 ラットマン・エースは身を捻り、その腹を裂いて銀色の光が奔る。 父が持っているはずのないそれを手に息絶えた、剣の輝き。 おびただしい量の鮮血がまともに全身を濡らし、不慣れな状況を理解するのに一拍の時間を空けた後、我に返ってラットマン・エースの足に矢を突き刺した。 見上げれば、いつのまにか左手も矢に貫かれたラットマン・エースが剣の主に向けてだろうか、棍棒を振り上げていて――― ) ―――っこのぉおおおおおおっ! ( 刺したままの矢でその身体を引き摺り倒すように、力を込める。 細い腕、さして重くもない身体ではたかが知れているけれど ) [Wed 18 Jul 2007 21:33:42]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:2 合計ダメージ:12】(鼠達はどうやら、弓兵達を殲滅する為に選ばれた者らしく、今まで切り伏せた鼠と同じだろうと、油断していた傭兵の一部が不意を突かれる形で、地面の上に転がった。)( 上がる悲鳴と怒号に混じって、オケアノスは鼠の血を浴びた。 生暖かく新しい血の匂いが、男の白い面を汚す。 更に、鼠への頭上からの一撃に気がついたのは、更に血を浴びてから。不快な悲鳴が間近で響き) ――――ウオオオォオオォオオォォオオォ!!! (真正面に鼠を見据え、振り下ろされる棍棒を剣の刃で迎えるように、こちらは鼠の左下から、右上へと、力任せに刃を走らせた!) [Wed 18 Jul 2007 21:21:56][34]
◆ラットマン・エース > ( 二人分の体重を弾き飛ばす事は敵わず、ソレディーへのダメージは幾分か分散された。 ) ――!! ( エースはオケアノスとソレディーの間に立っている。尻尾の一撃の重みを感じた時、ラットマン・エースは身体を捻った時に背後から接近していたオケアノスと、彼が突き出す刃の存在に気付いた。捻らせた体をよろけるように僅かに横に逸らし、その突きを避けようと試みる。が、やはり突然の攻撃だったせいで避けきることは出来ず、大剣はラットマン・エースの腹を大きく切り裂き、大量の血をばしゃりと零した。 ) ―― ヒギ イィッ! アアギギギギッ!! ( 次いで、顔面に迫る風を切る音に気付き、避ける事は出来ず咄嗟に棍棒を持っていない左手を掲げ、受け止めた。当然左手は貫かれてしまうが。 オケアノスと遠くの五郎丸に注意が逸れ、足元を突く攻撃には気付かなかった。気付いたのは、矢が足を貫いてからだ。 ) ギイィイイィイィイイッ!! ( 最早ラットマン・エースはくたばる寸前だった。それでも逃げようとせず棍棒を振り上げるのは、獣しての意地なのだろうか。 目の前に対峙するオケアノス目掛け、振り上げた棍棒を振り下ろす!しかし振り下ろす腕の肩には矢が突き刺さり、三人の攻撃によりその振り下ろす速度は決して早いものでは無い。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:13:02]
◆五郎丸@民兵 > 【 与0 / 耐久力5→3 】( 援護射撃も、狙いもろくに定めずに放ったのでは威嚇射撃程度の効果しか上げられず。 そしてラットマンの雄叫びに呼応するかのよう、他の鼠達が此方の部隊へと殺到して来た。 直ぐさま、絶叫と血飛沫が彼方此方から聞こえる。 ラットマン達の指揮は高く、正面より押し込まれてしまう部隊、必死の防戦を強いられて。 ) ―――義により助太刀致しますッ。 ( 上空より、ラッドマンエース目掛けて弓――弭槍を横合いからエースの脳天目掛けて振るわんと。 ) [Wed 18 Jul 2007 21:01:31][14]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【15】) ( 射手の何人かはラットマン・エースへと狙いを定める。 けれど義勇兵の錬度は戦闘を生業にする者のそれには及ばず、狩りなどの腕はどうあれ戦場で十分に発揮されるものではないだろう。 ある者はただならぬ威嚇にひるみ、ある者は呼応したラットマン軍団に気を取られた ) ( 義勇兵の連携は… 特に危機に晒されているのが 『ヴェイティアン』 であればあって無いようなもの。 ラットマン・エースの攻撃が止められる事はなく、その尻尾の一振りは転んだ二人を直撃した。 正確には、一人とその後ろにいたもう一人を。 完全に倒れ込んでいた娘は、隣で膝を折っていた矢筒を運んで来た兵士に助けられる形になった。 弾き飛ばされた兵士の身体に潰されるような衝撃を受けながら、兵士の身体が自分の身体の上を転がって行った後も、そこにいる。 骨折などには至っていない。 ―――誰かが駆けて来る音を聞きながら、射るのを諦めた矢を握った ) ( 射る事ができなくても、それは刺さるようにできている武器だ。 ラットマン・エースの足に、突き刺そうとする。 尻尾の攻撃で、まだ距離が足りなければ、近付くのを待つしかないが ) [Wed 18 Jul 2007 20:56:11]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力:4 合計ダメージ:4】(弓兵達が集まっている所を狙われた所為か、迎撃体勢が整っているとは言い難いように見えた。 傭兵部隊長も其れを見越しての援軍指示だったのだろう。―――駆けつけた傭兵達の姿がちらほらと弓兵の傍に混じる頃。 チャリオット=オケアノスもその場に到着した。 ――まずは、目の前―― 倒れこんだ弓兵――ソレディーの傍へと、駆け寄ろう。 もしソレディーとオケアノスの間にラットマンエースが立ちふさがっているのならば、大剣の刃を地面と水平に構え、背後から串刺しにしようと突撃する。――居なかった場合は、弓兵の傍で体勢を整え、辺りの様子を伺う。――リーダーらしき鼠は確認できるだろうか?) [Wed 18 Jul 2007 20:47:35][88]
◆ラットマン・エース > ( ※訂正。乱数の数値が → 乱数の数値の一桁目が ) [Wed 18 Jul 2007 20:36:06]
◆ラットマン・エース > ( どうにか致命傷を免れたとは言え、周囲を敵に囲まれた状態で全ての攻撃を避けきる事はラットマン・エースとて出来ない。エースは近づくオケアノスや助太刀に入ろうとする五郎丸自身の姿にはまだ気付かないが、目立つ自分の姿を見て周囲の部隊が反応した事は判る。 ) ギイイィィィイゴエエェェェ―――ッ!! ( 片言ながらも人間の言葉を喋ったかと思えば、次はケダモノ染みた奇声を走りながら叫んだ。すると周囲のラットマン軍団がそれに呼応するかのような声を上げ、周囲の人間に果敢に襲い掛かるッ!! 乱数の数値が1、2、3だった場合、ソレディーの部隊にラットマンが襲い掛かり耐久力に1のダメージ。4、5、6ならばオケアノスの部隊、7、8、9ならば五郎丸の部隊に攻撃。0だった場合はラットマン軍団の攻撃は失敗し、ダメージ無し。 ) ギャアァァスッ! ( ソレディーの目の前にやってきたエースは不意に身体を捻り、矢筒を運んできた兵士ごと長い尻尾で弾き飛ばそうと! ) [Wed 18 Jul 2007 20:34:30][89]
◆五郎丸@民兵 > 【 部隊耐久力5 】( 襲われている娘と同じく後方よりの射撃にて参戦していた侍。 火矢を放つ手をはたと止め――。 ) アレは………拙いッ。 ( 視線の先には、同じ砲兵達が前線を突破した鼠に襲われている場面。 躊躇する事無く背の羽根を広げ大地を蹴る。 ) 助太刀に入りまする。 ( 他の兵が制止するも飛び出した侍。 指揮を執る傭兵は忌々しそうに叫んだ 「 傭兵隊の援護に入れッ」 と。 傭兵達に他の敵が接近せぬように――援護射撃を開始。 ) [Wed 18 Jul 2007 20:31:08][10]
お知らせ > 五郎丸@民兵さんが来ました。 『 放たれる火矢。 』 [Wed 18 Jul 2007 20:29:31]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【15】) ( 娘の声に反応した者もいれば、聞えていない者もいる。 攻撃は続き、カタパルトも人も機械的にその役割を果たし続けた。 無数に蹴散らされながら、ただ同数が湧いてくる事こそが脅威となる鼠達。 少なくとも後衛の位置からはそう見えてしまう 『たかが鼠の一匹』 など、取るに足らない存在だから ) ―――。 ( 周囲へと警戒を促した声の中で、矢はおばけ鼠の肩を射抜いた。 四足の獣なら上々と言えるかもしれないけれど、二足歩行ではあまり足しにならないと考える狩人は喜べない。 おまけに、身体能力が高いばかりでなく――― ) ぇ? ( そう、こいつには、知性がある。 獣相手にするような行動予測が、どこか外されるような危機感。 それを確認するような 『死ね』 の言葉 ) ( 驚いている暇も無い。 割って入った兵士はその一撃にあっけなく倒れ、接近を許せばただでは済まない。 弦に矢をつがえるものの十分に引く余裕は無く、踵を返して駆け出そうとしたところで、換えの矢筒を運んで来た兵士とぶつかった。 ―――森とは違う。 躓いて、勢い余って倒れ込む。 顔だけはどうにかラットマン・エースの方に向けながら ) [Wed 18 Jul 2007 20:25:54]
◆オケアノス@傭兵隊 > 【部隊耐久力5】(とある傭兵部隊長は、一部野鼠どもが前衛歩兵・騎馬隊の合間を縫って、突撃してくる鼠を捕捉していた。 傭兵部指揮官は、ヴェイトス市軍に援軍を送るべく、すばやく合図を送る。)(それに呼応したのは「チャリオット=オケアノス」を含む傭兵部隊だった。 彼らが到着するのは1T後―― だが、援軍に戻る間も、すれ違いざまの手土産に、ラットマン・エースに追従しているだろう鼠どもを、背後から切り倒そうではないか――判定開始) [Wed 18 Jul 2007 20:16:48][4]
◆ラットマン・エース > ( 放たれた矢は弓にもよるが時速にして200kmにもなり、棒立ちの状態から知覚してから回避するのは非常に困難である。だがしかし、「撃ってくる」と予め予測していた場合ならどうか。矢が放たれる瞬間ラットマン・エースは地面を蹴り横へと身体を泳がせる。それはラットマンの右肩に突き刺さり、しかし怯むこと無く尚も前進を続けようとした。ケダモノの反射神経を持ってしても避けきる事は出来なかったが、明らかに他のラットマンとは一線を画す存在であった。 しかも―― しかも、それだけではなかった。 ) D I E ! ! ( 多少発音が悪く聞き取り難かったかもしれないが、ラットマン・エースは確かに「死ねッ!」と叫んだのだ。そして棍棒を振り下ろし、眼前に居た哀れな兵士の頭を南瓜のように叩き潰した。そして尚もソレディーの方へと近づこうとする。エースの目的はソレディーでは無いが、受けた矢の傷みをお返ししたいようだ。このまま接近を許せば、次のターンにはソレディーの前へと立ちふさがるだろう。 ) [Wed 18 Jul 2007 20:09:55]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『【参戦】【部隊耐久力5】』 [Wed 18 Jul 2007 20:08:56]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【9】) ( 父を殺した鼠達だ。 娘はそれを殺す事に、『なぜ?』 と疑問は抱かない。 喰うための狩りではないとしても、もう死んでしまった父は守らなければならない人だったのだから。 死んでしまったからと言って、害したものを殺さない理由にはならない。 地の果てまで追い詰めるとは言わないし、どこへ行ったのか分からなければわざわざ探しもしないだろう。 だけど、鼠達が目の届く範囲にいる以上、それは当然の事だった ) ( ただ、その規模と、そこに霞んでしまうかのような命の軽さ、手応えの無さに戸惑う。 当然の事をしていながら 『何をしているのだろう』 という漠然とした疑問が湧いては消えた ) ( 狩りの最中… 命の遣り取りの最中に、考え事に気を取られて戦いをおろそかにする事もありえない ) ( 眼は戦場を見回して、蠢く鼠達を追っている。 最前線とは距離を置いている後衛のポジション、突出してくる鼠――― それも大柄の鼠を見つける事は、難しくないだろう。 よく見える敵。 獲物と認めて狩る事のできる相手に、少しだけほっとしながら矢を射った ) ( エースとすぐに認められなかったのは、突出して来るまでの戦い振りを目にしていなかったからか。 今までは一直線に後衛を狙いに来る賢しい鼠も、簡単に射る事ができた。 それと同じ感覚で放たれた矢は、正確であるものの鋭さを欠いている ) ―――来てるッ! ( それは矢を放つのと同時に、仲間へ向けて発せられた緊張をはらんだ言葉。 その瞬間、睨む赤い目と、目が合った気がしたのだ。 今の矢では仕留められまいと、どこかで覚って。 すぐに次の矢へと指を絡めるが、慣れない乱射で疲れた腕は少し鈍い ) [Wed 18 Jul 2007 20:00:07][6]
◆ラットマン・エース > ( 奴はエース! ラットマン・エース!手にした棍棒を握りしめ、ぎらりと睨みつけるッ! ) [Wed 18 Jul 2007 19:51:59]
◆跳躍する影 > ( そいつは矢の嵐を避けるように。そいつはカタパルトから発射された油瓶を避けるように。仲間の鼠を盾にしながら、自分達に多大な被害を与えつつあるカタパルトを無力化させる為に地面を蹴る。 人の頭上を大きく飛び越えた鼠は、他のラットマンより体格が一回り大きい。 ) ッシャアァァ――ッ!! ( 人間達を威嚇するような奇声を上げ、再びカタパルトの――… ソレディーの方へと向かってくる! ※これは部隊の中枢を狙ったダイレクトアタックだ!周囲の戦闘は続きダメージ判定も引き続き行う事が出来るが、ソレディーとその周囲に居る兵士達はそれとは別にこの敵と戦わねばならない。 ) [Wed 18 Jul 2007 19:50:18]
お知らせ > 跳躍する影さんが来ました。 『炎の明かりに照らされながら、大きな影が躍り出た。』 [Wed 18 Jul 2007 19:42:35]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】) ( 入り乱れる戦場から少し外れた位置で油壺が砕け、火矢を受けて明るく燃え上がった。 合図の笛が吹かれる中、夜の帳が落ちた戦場ではにわかに戦闘が激しさを増してくる。 すぐに ぎちぎちぎち と、台車の上の大匙が軋みながら引かれて。 あらん限りの声で張り上げられる指示に従って、方角しか考えずに矢を放つ。 味方の損害を危惧するという意識があるのか怪しい鼠達のがむしゃらな移動を、それで逸らせるのも難しいのだけど。 それでも多少は効果があるのか、矢の雨を避けて固まった鼠の一団を、今度は大岩が襲った。 ―――その中に一人、戦場で敵しか見えず、方位を見失って流れていった仲間がいたことなどお構いなしだ。 どちらにせよ囲まれて殺された、だから、いいのか ) [Wed 18 Jul 2007 19:37:14][47]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】) ( 防疫にも気をつかうようになっている。 薬草の煎じてある水で手を洗い、顔や鎧を簡単に拭いて。 まだ転がったままの、主におばけ鼠の死骸を一度振り返ってから、大きな車の方へと足を進める ) ( 一見大雑把な造りのそれは、台車の上に巨大なさじを乗せたような形の、物を投げる機械。 カタパルト。 油壺や大岩を鼠達の中に放り込む、その狙いをつけやすいように火矢で照らし導いたり、鼠達を追い込むのがここに集められた射手の役割だ ) ( 昨日からいくらか前に進んでいる… という事は、市軍が鼠達を押し返しているのか。 この場に限った事で戦況全体の事はやはり分からないのだけれど、そんな事からしか、戦況を感じられない ) ( ガタタンッ! と大きな音を立てて、油壺を放り投げた台車の上の大匙が揺れた。 配置に戻った者から、もう矢を放ち始めている。 ―――この機械がまた見事に、狩りの… 殺しの、手応えを感じさせない ) [Wed 18 Jul 2007 19:24:31][62]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 娘の配属された部隊は、弓を扱える者を中心に編成されているという都合、その人員が種族的な問題で多少雑に扱われてしまうかもしれない者で構成されていても、最前線で戦わされる事は無い。 正規軍人や専門の戦闘集団がまだまだ元気な今、主な役割は小間使い的なものが多かった。 もっとも、それも鼠達の攻勢が弱まる日中の話。 日が沈んでしまえば… もうじき、そんな余裕は無くなる ) ( 『ヴェイティアン』 隊内で定着してしまった呼び名で呼ばれ、引き摺ってきた死体を台車に載せるまでの間無視してから、そちらへ顔を向けた。 急な開戦から数日、物資も充実してきて、後衛の義勇兵にも武具がまわってきた。 呼んでいる彼と、自分の着ている革鎧は同じ形。 同じ市軍の模様が描かれている。 『これでどさくさに紛れて殺されることはないだろう』 タイチョウは冗談めかしてそう言ったけれど、殺されはしないまでも、呼び名にも現れる垣根をそう簡単に取り払ってくれることもないようだった ) ( そろそろ、悠長に死体を片付けている余裕は無くなるのだろう ) [Wed 18 Jul 2007 19:11:12]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 一義勇兵に分かる必要などないのかもしれないけれど、娘にとっては何もかも、スケールの違い過ぎる世界だった ) ( 一日一匹獲物を狩れれば、それで飢えて死んでしまう心配は無い。 狩りのできない日もあるだろうし、保存する分などを考えると多少余分に獲っておいてもいいかもしれないが、それにしたって数匹狩れれば事足りる。 狩り過ぎても無駄にしかならないし、それは森ではルール違反だ ) ( 一体何匹いるというのか。 群れを見てぱっと数を把握する能力は、狩人としてそれなりのものを持っているはずなのに。 押し寄せてくる鼠達の数と、そこらに転がる鼠達の数がどうも一致しない気がする。 累々と連なり大地を埋めて、日々焼かれる死骸死骸死骸… ―――自分が属しているはずの側からも死者は出ているし、数は減っているはずなのに、それすら実感できないから 『終わらないのでは』 などという錯覚まで抱いてしまう ) [Wed 18 Jul 2007 18:48:36]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが入室されました。 『( 『戦況』 というのが分からない )』 [Wed 18 Jul 2007 18:37:21]
お知らせ > アレックス@騎士修道会さんが退室されました。 『部隊耐久力:【2】 与ダメージ:4+1+8【13】 ボーナス:部隊+2 火炎瓶・カタパルト』 [Wed 18 Jul 2007 02:44:34]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力3】:与ダメージ【1】:累積ダメージ【5】 ( 部隊の運用その物が守りに入っているとは言え、負傷した味方を庇い矢面に立つのだから前衛の損耗も激しく、また負傷者を回収し、応急処置を施して後退を促し、さらに遺体を回収する後衛も過酷な労働。 基本的に戦線を繋ぐ役目を担う部隊運用であるため負傷者の回収と、後続の到着がするまでが勝負―― 押し切れず、また押し切られもしないじりじりとしたこう着状態に陥った折、後方から回収が終わり、後続が到着した合図である角笛が吹き鳴らされる。 死骸に足を取られバランスを崩した兵へと襲い掛かるラットマンを横合いから串刺しにした剣を引き抜き、血塗れた剣を振り上げる ) 撤収するッ!放て――ッ! ( 檄と共に剣を振り下ろせば、回収を終えた異形の後衛が次々に配られた火炎瓶を投げ前衛の脱出をサポートし、さらに角笛に呼応し、後方よりのカタパルトによる投擲が開始され ラットマンの頭が押さえられている間に部隊は撤収する。 ) [Wed 18 Jul 2007 02:32:23][78]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力4】:与ダメージ【4】:累積ダメージ【4】ッ・・・・・・っく !( ゴシャッ、と鈍い手応え―― ガントレット越しに楔剣が頭蓋を貫く感触に引き攣った顔を一瞬顰め、蹴り倒し様に臓物と共に剣を引き抜く。 感傷に浸る暇が惜しい。 思考に余力を裂けば処理能力が落ちる。 その寸陰が惜しい。 盾である自分達の戦いは自分達の処理能力との戦いだ。 敵味方入り乱れる乱戦の中、負傷者をフォローしきれなければ戦死者は増え、貴重な戦力を失うばかりか共に戦った同胞が疫病の元凶と化し、眼に見える脅威として襲い掛かる鼠の群れよりも大きな脅威を生んでしまう。 言ってしまえば自分達の戦いは眼に見える敵を打ち倒す事が目的ではなく、眼に見えぬ疫病という敵と戦う事。 敵を打ち倒す事は騎士団、傭兵団、其々の専門家達に任せておけば良い。 剣を引き抜く暇に襲い掛かるラットマンを盾で打ち払い、モーニングスターを叩き付けた同胞と一瞬視線を交差させ、またお互い別の目標へと狙いを定め、武器を振るう。 ) 相手は獣です。連携を密に!もっと火をッ! [Wed 18 Jul 2007 01:56:57][61]
◆アレックス@騎士修道会 > 【部隊耐久力5】( 前衛である聖堂騎士達が矢面に立ち、戦線を維持している間に後衛であるペスト医達 ―― 覆面や皮の衣装は感染症への対処であって、実際に医者であるとは限らないが―― が負傷者・戦死者の回収作業を行う。 攻める為の矛ではなく、守る為の盾として機能する部隊として、彼らは戦場に立っていた。 ) 我々は味方だ――! 我々が食い止める間に負傷した者は後方へッ ( が、この暗がりの中、頼りない火矢の灯りを頼りにする乱戦の最中では十分に機能できているとは言いがたい。 既にペスト医をラットマンと見間違え、抵抗した負傷者達により、回収班に負傷者が出ている。 一番最初の負傷者が同士討ちという現実は苦々しい。 思う様に回収作業が進まない苛立ちをぶつけるように、白い外套に身を包んだアレッサンドラ・クレメンテは躍りかかるラットマンの腹に細剣を付き立て、逆手に握り替えたスティレットを苦痛にもがく脳天に叩き込んだ。 ) [Wed 18 Jul 2007 01:30:20][4]
◆アレックス@騎士修道会 > ( 約半数の戦力を削り落としたラットマンの群れへ市軍と共に立ち向かい、手にしたモーニングスターや十字剣を振るって敵の戦線を切り裂いていく騎士達の後ろに控えるのは全身を皮の衣服で覆い、嘴のような突起を持つ鳥の顔を模したような奇怪なマスクを身につけた異形―― 彼らはペスト医と呼ばれる医師達である。 彼らの身に着けた覆面の鳥の嘴のような物は鼻であり、中には香の強いハーブが詰められている。 要するにガスマスクのようなものだと思ってもらえば想像しやすいだろう。 彼らは前衛である聖堂騎士の後方に位置し、彼らが武力により前線を推し進めるに従い、脱落した負傷者や戦死者を回収し、担ぎ出してゆく―― その部隊はそのように機能していた。 ) [Wed 18 Jul 2007 01:02:55]
◆アレックス@騎士修道会 > ( その集団は様々な種族や文化圏の者が集うヴェイトス市混成軍の中で一際異様であった。 まず、白い外套や盾に赤くパプテスのホーリーシンボルを施した戦士達。 彼らは大聖堂より派遣された聖堂騎士―― 神と教会に仕える修道士でありながら、聖地と巡礼者達の守護に当たる戦士達。 後方より放たれ、何か工夫でもあるのかゆっくりと降りてくる火矢の灯りに照らされる同じ白外套を纏った武装集団はそれだけで異様だが、なお異様なのは 彼らの後ろに付き従う者達。 ) [Wed 18 Jul 2007 00:46:27]
お知らせ > アレックス@騎士修道会さんが入室されました。 『異様な集団が戦場を行く。』 [Wed 18 Jul 2007 00:45:42]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが帰りました。 『与ダメージ【16】+補正値【3】→19/部隊耐久力【2】』 [Tue 17 Jul 2007 13:54:59]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【5】>部隊耐久力【2】 ( 入り乱れる戦列を肌で感じ取りながら、足に止めた得物を抜き放つ。 ――駆け寄って来る味方を助ける、そんなカッコイイもんじゃない。 ただ死にたくないから――自分が生き残る、それだけの為に ) あああああああッ!! ( 崩壊する戦線の中に、他の傭兵達と同じように飛び込んだ。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:53:17]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【3】>部隊耐久力【3】 ( 大きく前線が揺らぐと同時に殺到する悪臭。 昨晩から爆雷を矢を射かけられ、斬りつけられ――餌にありつけずにいた鼠人間達の、旺盛な食欲を微塵も隠さぬ双眸が爛々と輝いている。 言葉がなくとも、何より雄弁にオマエをクワセロと語っている。 荒波に押し流される樹木のように人が倒れる。 その頭を踏み砕く音が切り取られた世界の中で鮮明に聞こえた。 浮き足立ち、こちら側へと逃げてくる「味方」の顔が恐怖に歪んでいるのが、見える ) [Tue 17 Jul 2007 13:49:06][15]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 荷車の上に亡骸が積み重ねられるのと同時に、どっと人垣が崩れた ) [Tue 17 Jul 2007 13:40:20][3]
◆フォウル@傭兵隊 > 与ダメージ【8】>部隊耐久力【4】 ……。 ( ――こんなもの放っておけ。 こんなものを運ぶ暇があるなら一匹でも多くあいつらを******** ) …。 ( 一匹でも多くあいつらを**** そうしないと 俺達の方が ) ………。 ( ***** )( 夕べのキャンプでの話が不意に頭に浮かぶ。 「能力の向上」――こんな処で強くなった自分なんか、実感する余裕なんかあるものか! ) ――っ!! ( 台車の上に「同志」を、半ば投げ落とすようにして放り出す。 今の俺は昨日の彼が言うキタナイもの、に違いない ) [Tue 17 Jul 2007 13:36:23]
◆フォウル@傭兵隊 > 部隊耐久力【5】( ひと際高く人のものではない絶叫が聞こえた。 ――距離的にはそう遠くないはずなのに、別の世界の出来事のようにそれは現実味がない。 世界から切り離されたかのようにスコップで零れたものを掬い、時に崩れかけの人体をそのまま担ぎ上げては積み上げる。 ――伝わる亡骸の感触や悪臭の生々しさが目を、鼻を逸らさせてはくれなくて、「淡々と」とは到底言えない。 肩を貸す形で背負っていた命の抜け殻がずり落ちかけて慌てて担ぎ直し、全身総毛立って取り落としそうになる。 さっきからそんな事の繰り返しだ。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:25:57][48]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 無造作に転がった骸の山々をかき集める間にも、少し離れた所では命のやりとりが行われている。 ――彼らの当座の任務は時間稼ぎだ。 つまり、こっちの「掃除組」が味方と敵と、どっちのだか分からなくなったモツやらパーツやらを積めるだけ積んで撤収するまでの壁役。 ) ( 血――泥――臓物――千切れた腕。 機械的にそれらを集める間、強く強く奥歯を噛み締める。 そうしないと、こんなもの放っておけと今にも叫び出してしまいそうだった ) [Tue 17 Jul 2007 13:13:59]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ラットマンの目的は、食料。 そして奴等は人の屍肉すら喰らうというのだから、ましてやソレが昨日までの同志とあれば尚の事。 ――わざわざ敵に無償で「飯」まで提供してやる理由などどこにも無い。 ) ううっ……っ………っっ ( 夏の事だ。 一日放置されたタンパク質の臭いは酷く、マスク代わりに支給された布で口と鼻を覆っても何の役にも立ってない。 ) [Tue 17 Jul 2007 13:05:43]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 傭兵隊から提案されたというその意見は、至極もっともなものだった ) [Tue 17 Jul 2007 12:59:00]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが入室されました。 『( 7/17 日中 )』 [Tue 17 Jul 2007 12:57:37]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『初実戦・・・何度か無事に終わった。(部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】)』 [Tue 17 Jul 2007 00:48:10]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『 部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】+【各種ボーナス計6】=23 』 [Tue 17 Jul 2007 00:44:44]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【13】) そ、そう。それでいいですから・・・。 (馬を撫でてやりながら落ち着きを取り戻させる。 戦場での落馬はそれだけで死に繋がると言っていい、それだけに馬の扱いは最重要。落ち着きを取り戻したを馬を感じれば、溜め息。 それとほぼ同時に撤収の合図と叫び声。) て、撤収・・・。お、終わりましたのね・・・。 ―――ぁっ!? (まさのその一瞬の油断。気付くのが遅れた・・・一匹の鼠。 迫ってくる鼠の頭が横から現れた紅い拳に叩き潰される。) ア、アイリ様!? ――た、助かりました・・・ありがとうございますわ。・・・だ、大丈夫です、て・・・撤収ですわねッ? (若干声を震わせながらも聞きながら、手綱を引き馬を二本足で立たせ反転。 アイリの馬と同じ方向に馬を向かせ・・・撤退準備。) [Tue 17 Jul 2007 00:44:04][9]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【17】)( だいぶ蹴散らしたと見て良いだろう。 この人数の騎士が片端から叩けば相応の結果は出る。 まだ余力を感じるくらいで良い。 先の長い戦いになるし、自分が「まだ余裕がある」と感じる段階でも随員達や年齢的な問題でスタミナの無い騎士団監督などにとっては十分苦しいかもしれない。 馬の腹を蹴って手綱を引き、方向転換する。 ) よし、総員撤収!! 撤収!!! ( 長剣を高く掲げて合図を送り、声を張り上げる。 こういう時、自分の高い声は低い唸り声や鈍い打音の中でも聞き取りやすくて良い。 騎士達が気付いて向きを変える中、マリエベリーを視界に入れて馬を走らせ、彼女に近付く鼠の頭を叩き砕いた。 ) ――――よくやりました。 走れますね? [Tue 17 Jul 2007 00:17:32]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【6】)(奇しくも放った矢は向かってきた鼠を射抜き絶命させる。 はぁぁ、と肩を上下させ自分が射抜いた鼠を見下ろす。 何だろう・・・まだこの位では平気な筈なのに・・・息が上がる。 その時、前方からの怒号に無理矢理、戦闘へ意識を集中させられる。) はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・は、はいっ!! (少しずつ、馬を後退させながら、乗り手に感化されたのか、愛馬も急に落ち着きが無くなった。そう、この子も戦闘は初めてだ。) お、落ち着いてッ ゆ、ゆっくりでいいですから!! (馬を必死に宥めながら引き絞った弓をリリースする。先程よりも軌道が低く前衛達のすれすれを飛び抜けていくのは・・・やはり動揺しているのだろう。) [Tue 17 Jul 2007 00:10:40][47]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【11】) 後衛、ラインを下げなさい!! 無理に手を出そうとしなくて良いッ!! ( 敵を全滅させる事など不可能なのだ。 それに攻撃は今日いっぱいではない。 動ける限り繰り返し繰り返し、何日も戦うことになるだろう。 致命傷を負わないこともプロの仕事だ。 ) 各騎、戦闘継続しつつ撤退準備!! 長丁場を覚悟しなさい! ( こう乱戦では手を休める暇も無い。 一匹一匹は取るに足らない雑兵だが、連中は人間の常識とは無縁ようだ。 馬に噛み付いたりよじ登ってこようとしたりするヤツを蹴り落とし、囲まれないように駆け抜け、また方向転換して突撃を繰り返す。 馬や騎士達のスタミナも心配だ。 特に体力の無い上に初の実戦になるマリエベリーが無茶しないうちに撤退命令を出して離脱しよう。 ) はぁぁッ!!! ( 正面からよじ登ってきた鼠獣人に兜の全面で頭突きを食らわした。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:43:57][76]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【3】) ――ッ!? (次の矢筒の2射目を引き絞った時だ。 数匹、戦闘網を掻い潜り、前衛達の斬撃を潜り抜けて来た鼠の兵。 そのうちの一匹と、目があった。) ――ヒッ!? (いや、本当に目があったかは定かではないが見られた気がした。 その瞬間、戦慄した。全身の毛が逆立つ感触。命と命のやり取り、実戦を感じ。) ッ・・・ッッ!!! (向かってくる鼠に狙いを定めようとする手が震える。それを必死に抑え・・・。) 落ち着いて。落ち着いて。落ち着いて・・・!! (ドシュ!! 矢を放つ! [Mon 16 Jul 2007 23:35:23][83]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】)( 怒号、奇声、馬の駆ける蹄の音。 振り下ろす剣が固いものを叩き砕く感触、視界の向こうで後方からの矢に貫かれて倒れる鼠獣人の姿。 鎧兜の重み、一定のリズムで兜の中に響く自分の息遣い。 無茶苦茶に思考を分断しそうになる要素の一切を頭から切り離し、ただ目の前に立ちはだかる敵を片端から斬りつける。 乱戦というのはいつもこうだ。 始まってしまえばあれこれと余計な事を考える時間などない。 ただ鍛錬した身体と心を機能させ、終わるまで続けるだけだ。 もっとも、指揮官という立場上、全体を常に見て撤退の準備もしなければならないが――――。 ) ATTACK!!! ( 斜め下から掬い上げるようにして、長剣を振り抜いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 23:10:47][9]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) (アイリ達が敵陣に切り込んでしまえば、更に狙うのはその先。 集団戦の弓の役目と言うのは、前衛より更にその先を狙い数を減らし前衛にかかる負担を極力減らす。 地味なものだが、重要な部分だ。) 皆さん、次の矢筒です!! (自分の矢筒を空にすれば次の矢筒を用意する、と同時に共に後衛の他の三人にも矢筒を配って回るり・・・再び矢を引き絞る。その繰り返しだ。 敵が眼前に迫ってくるまでは、只管矢を射り続ける。) ―――ええぃッ! (キュンッ!、と弦の風切り音が耳の傍で響いた。 [Mon 16 Jul 2007 23:02:43][3]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) ( 敵の数をいちいち数えるのが馬鹿馬鹿しい。 暗闇の向こう、騎馬で風を切って疾走しながら兜越しに聞こえてくるのは声だか音だか分からない、くぐもった唸り。 一匹一匹の鼠顔が見えるか見えないかのタイミングで、速度を落とさず敵陣に網を放り込んだ。 身動きが取れなくなったものは無視、若しくは馬で踏み拉いてしまえば良い。 投擲したバトルネットの効果を確かめずにもう1つのネットに手をかけた。 方々で騎士達もときの声を上げて戦闘を開始している。 ) 全軍抜刀!全軍突撃! 紅鱗騎士団の猛きを見よッ!! ( 2つ目のバトルネットを放り、長剣を鞘から引き抜いた。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:39:47][62]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (アイリの声に合わせ、矢とあてがった弓を構える。) 了解!! マリエベリー、射撃開始します!! (アイリが号令と共に敵に突っ込んでいく。それと同時に引き絞った弓から矢を放つ! 描くのは放物線、突撃したアイリ達の頭上を飛越え、鼠の大群に消える。) 第2射!! (すぐさま、腰につけた矢筒から次矢を抜き、弓を引き絞る。胸元まで引き絞ったならすぐさま矢をリリース。狙う必要は無い、あれだけの群れなら狙わずともどれかに当たる・・・気を付けるのは味方に当てないよう放物線を描く距離を調節しながら数を射ることだけ!) 射ッ!!! [Mon 16 Jul 2007 22:29:41]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) 前衛、戦闘網用意!! 後衛は各個射撃援護準備、弓構えーッ!! 全軍突撃!!! ( 兜の面当て半分だけ下ろしてロックする。 敵の主な武装は手持ち武器だというし、馬上まで届く飛び道具の存在はまだ聞かない。 2足歩行のようだが、特に馬などに騎乗する様子もなく、はっきり言って数以外の面では此方が有利。蹴散らすのみだ。 事前に用意した戦闘用の投網は自分と騎士二人が各々2つづつ、合計6組馬に積んでいる。 どれだけの数を絡めとれるかは分からないが、手数減らしとしては有効な手段だろう。 相手は群がるばかりの烏合の衆だ。 右手で手綱を、左手にネットを掴んで馬の腹を蹴る。 ) ドラグレッド、貴方の初陣です。 共に駆け抜けましょう!! ( 赤毛の騎馬が嘶き、先陣を切って駆け出した。 ) [Mon 16 Jul 2007 22:12:53]
◆マリベル@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】) (並ぶ騎馬の内の一つ。 白馬に跨る軽装の少女。 横に並ぶのは騎士監督と紋章長、随員A。後方支援を負かされている面子だ。 今回、前線に出るのは許されなかったが・・・それも自分の実力を鑑みれば納得できる。自分の実力不足・・・唯それだけのこと。 故に今回は、弓での支援。背負った弓が今回の自分の・・・武器。) ――解りましたわ。全員に御武運を。 (大量の鼠の化物を前にして、落ち着きの無い愛馬をなだめながら・・・アイリの号令に頷く。 この作戦が上手くいけばそれなりの戦果を挙げれると思うのだが・・・果たして、どうなるか。) [Mon 16 Jul 2007 22:03:13]
お知らせ > マリベル@紅鱗騎士団さんが来ました。 『これが・・・戦争、ですのね。』 [Mon 16 Jul 2007 21:48:08]
◆アイリ@紅鱗騎士団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( 並ぶ騎馬の数は7。 団長、アイリーン・アルベントと大柄な正騎士が二人、壮年の騎士団監督と紋章長も現役時代からのフルプレートに身を包んでいる。 随員の二人は見習い騎士だが、今回に限っては騎馬の使用を許可している。 もっとも彼らには長剣や騎士鎧の着用は許可していないし、後方からの弓による射撃援護に留まらせる。 キャンプの維持が二人の主な仕事ではあるが、実戦経験を今から少しでも積んでおいて悪い事などない。 覚悟や危機感というものはそうして身に着けていくものだ。 ) では5分後、敵陣に突入します。 作戦通りいきましょう。 ( 暗闇の向こう、地平から蠢く姿が肉眼でもようやく見えてきた。あれが全ておぞましい鼠の怪物だというのだから事態の急はリアリティを帯びてくる。 全てを食い止めるなど現実的な話ではない。 だがこの地道な戦いも必ず意味のあるものだ。 ) [Mon 16 Jul 2007 21:38:17]
お知らせ > アイリ@紅鱗騎士団さんが入室されました。 『 馬上、遠方に敵勢力を確認―――。 』 [Mon 16 Jul 2007 21:26:55]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが退室されました。 『【部隊耐久力/1】【ダメージ3+ボーナス1=4】』 [Mon 16 Jul 2007 20:54:44]
◆オケアノス@傭兵隊 > ――なん、だ、脅かさないでくださ…(ほっとした所為で、力が抜けたらしい、あっさりと足をとられ) いっ…………?! (派手に転がる男)( この瞬間、だけ! 死体回収を言い出した部隊長に感謝した。 もし、今日の作業がなかったら、腐った死体の中に顔を突っ込む事になっただろうから。) [Mon 16 Jul 2007 20:53:46]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『(慌てて駆け寄ってきた未熟な傭兵の面を見て、笑う同僚の顔を見たら)』 [Mon 16 Jul 2007 20:50:08]
◆オケアノス@傭兵隊 > (あらん限りの声をあげて、同僚に注意を促す。 背中に背負った大剣に手をかけ、全力で駆けるも――間に合わない!) ――っ!! (あわや、と。思ったその瞬間―― ) ――――…あ。 (同僚はしっかりと気がついていたらしい。 自分よりも手練の傭兵は、あっさりと腰から刃を抜き放つと、振り向きざまに一閃。 ――死体の匂いにつられてきた、はぐれ鼠はその瞬間に彼の掘った墓穴の中に叩き落された) [Mon 16 Jul 2007 20:46:32]
◆オケアノス@傭兵隊 > (腐った肉は、既に「死体」として持ち上げるよりも、こうしてスコップで掬うほうがはやい。 筋と骨がプチプチとちぎれる手応えに顔をしかめたのも最初だけ。 ざくざくと1.5体分の死体を荷台に積み上げた。 0.5はどっかに混じってしまったか、或いは既に『食われたか』 …ふす、と溜息をつく。) …せめて――… 餌を片付けられた鼠が、ヴェイトス侵攻をあきらめてくれるよう祈りましょうか。( ――と、 この肉を埋める為の墓穴も掘り終わったらしい。 遠くでひらひらと手をふる同僚が見えた。揺れる松明の火が――) …… ? (その火の向こう。 宵闇を見渡す己の双眸が、昨日よく見た「色」を見つけた。 …ぽつんぽつん、と二つ。 松明の火が照らす外に) ――― 後ろー!!! (荷台を放って、慌てて駆け出す。同僚の背後から、静かに近寄る赤い光――鼠の目) [Mon 16 Jul 2007 20:38:08]
◆オケアノス@傭兵隊 > (部隊耐久力【1】 与ダメ【3】 )(ops―…チェックが入っていたので、判定扱いにします) ……食べていただいた方が、いっその事―…(色々な意味で楽だと思った。 額の汗を拭って、スコップを地面に突きたて、肩を落とす)(最初こそ死体に対する追悼の念もあって、丁寧に葬っていたが、移動した前線の後を辿るにつれ、その気持ちも薄くなる。 …更に鼠の死体も混じっているのだ。 徐々に「死体」ではなく「肉屑」として見るようになった。 それに、死んでいるのは傭兵だけではない。フリーの用心棒から、騎士まで参加している今回の討伐騒ぎ。 ――自然と顔を知らぬ『誰か』の死体を扱う事が多くなる。 その割合が増えるに従い、「追悼」ではなく「作業」になる死体回収――…) ……うらむべきは鼠か (スコップを持ち上げ、地面の上に広がる肉屑の下へ差し入れ) 給料に目がくらんだ、部隊長殿かっ!!!( 荷台の上に放った) [Mon 16 Jul 2007 20:25:21]
◆オケアノス@傭兵隊 > (前日の戦闘で疲弊した自分の部隊は、後方支援へまわされた。 ――減った傭兵の補充は明日になるそうだ。 自分のような比較的無傷な傭兵は――…) ……… うっぷ。 (腐肉に塗れての回収作業に回されていた。 季節柄、腐るのも早い。―― 一日天日に晒され死体は、既に形を失い始めていた。 ) [Mon 16 Jul 2007 20:11:12][3]
お知らせ > オケアノス@傭兵隊さんが入室されました。 『(部隊耐久力【2】)』 [Mon 16 Jul 2007 20:03:58]
お知らせ > リコ@自警団さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【9】【+特技1】)』 [Mon 16 Jul 2007 17:17:50]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【9】)( 正しいとも間違っているともいえない、困った問題。 だが事態はいつだって、問題を解決する前に始まっていて、その最中に答えが出ることは稀で、終わったあとにも出てこないことはいつもで、今回もまたそれだ。 )( 撤退の声高らかに、態勢を立て直すために部隊は退いていく。 戦場に何か残してきたような気分ながらも、撤退のほかに道はなくて。 ) [Mon 16 Jul 2007 17:17:08]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【2】:与ダメージ【9】)( 鼠人間たちを街まで進ませてしまえば、街は滅んでしまうかもしれない。 それを護ることは正しいはずだ。 だが、鼠人間たちの視点からすれば生きるために攻め入ることは正しいことだ。 ―――どちらが正しいのだろうか。 リコはわからない。 わからないまま、たぎった熱に突き動かされて、区別の付かない鼠の群を、すこしずつけずりとっていく。 命を、削り取っていく。 ) [Mon 16 Jul 2007 17:07:08]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【3】:与ダメージ【8】)( 護りたい、だが正義だろうか。 各々の立場の正義があるだろう。 だが、自分はこれを正義と呼んでいいのだろうか。 切り捨てた鼠を、倒れた仲間を、数えるのをやめた頃、リコは小さく考えた。 困っている人を助け、誰もが幸せでいられる世界を望んだ。 それを成し遂げることが正義だと思った。 ―――これは、正義だろうか? ぱっ、と眼前に散る紅い飛沫を浴びながら、一歩進み、一歩退き、獣臭い剣を振るう。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:57:19][51]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【4】:与ダメージ【2】)( 化物は悪で人間は正義。 勿論そんなことを言う気はない。 敵か味方かですらない。 誇り高く剣を振るったのは最初の数分。 今ではもはや、何もかもが混沌だ。 鼠人間の首を切り落とし、頭をふたつに分け、そうしている内に、いつの間にか隣にいた仲間が足元の紳士たちの仲間入りをする。 頬に感じる流れが、返り血なのか自分の血なのか、それすらもわからない。 それでも、確かに後ろにあるはずの街を護りたいと、その思いが真っ直ぐに体を突き動かした。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:47:04][96]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( 悪魔め、いつかお前は言ったな。 その正義は、誰かを護るために誰かを殺すものだと。 その正義は誰を受け入れ、誰を拒むのだと。 血は何リットルまで飲んでいい、と。 リコにはわからない。 これが正義なのかわからない。 だが、心の中の天秤は答えを出してしまったのだ。 化物よりも人間をと。 )( 剣を振るう。 屍を蹴り付ける。 策もなく、技もない。 ただ力と力だけがぶつかり合う。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:37:07][12]
◆リコ@自警団 > (部隊耐久力【5】:与ダメージ【0】)( ラットマンの群と、人間の群。 壁と壁。 ぶつかり合う肉と肉、たたきあう骨と骨、混ざり合う血と血。 屍山血河を築きながら、戦場は脈動する。 そう、これは戦争だった。 極めて本能的で、衝動的で、ただ各々の生命の保持のためだけにぶつかり合う、原始的な闘争だった。 その中で、リコはただひたすらに剣を振るっていた。 ) [Mon 16 Jul 2007 16:27:09]
お知らせ > リコ@自警団さんが入室されました。 [Mon 16 Jul 2007 16:22:18]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市軍さんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】:合計ダメージ【14】【+特技1】)』 [Mon 16 Jul 2007 07:27:42]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【2】:ダメージ【14】) ( 最前線がよく耐えてくれたおかげで、娘の配属された弓兵部隊に大きな被害は出なかった。 数体、飛び抜けて来たおばけ鼠に襲われはしたものの、完全に間合いを詰められる前に射抜いている。 見える、しっかりとそこにある手応えに救われたと言ったら、おかしいだろうか ) [Mon 16 Jul 2007 07:22:36]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【3】:ダメージ【13】) ( そういうものだと言い聞かせて… 赤い眼のひしめく闇に向かって、殺すために、けれど狙わず、次々と火矢を放つ。 怖くて、哀しくて… そんな撃ち方をしたこともなかったから、自分でも意外なほどあっさりと疲れてしまった。 父を殺した獣を狩っているはずなのに、胸には虚しさばかりが広がっていく ) ( 何体かのおばけ鼠が炎に包まれて息絶える。 が、そのまま転がるものばかりではなく、中には人に向かって最後の特攻をかけるものもいる。 捨て身の体当たり… それも火達磨の、となると戦士もひるみ、その隙をつかれてまた一人殺されたようだった ) ( 確かに灯りにもなる。 なるが… 特に燃やせるもののない荒涼の大地では仕方のない事だとしても、中途半端な感は否めない ) [Mon 16 Jul 2007 07:15:43][51]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【4】:ダメージ【7】) ( 狙って射ないというのは初めての経験だった。 おかしな話で、狙わなくて良いと言われてもすぐにはつがえた矢を放せない。 十分に狙えないのに射るのも同様に戸惑う事だけど、仕方なく遠くで蠢く赤い瞳の一対に狙いをつけて、火のついた矢を放つ。 当然外れ。 けれど別のおばけねずみに当たったようで、小さな火は暫くの間踊るように動き回り、やがて消えた ) ( まるで手応えがない。 火矢の当たったおばけ鼠がどうなったのかは分からないというのもあるけれど… 当たったようだとは分かるのに、命の重みを感じない。 食べるためでなくとも、それが敵であっても、生き物を殺しているというのに ) ( 必要なものを狩ることに何ら抵抗は覚えないが、そのあっけない感覚には、自分で自分が信じられず戸惑った。 怖かった。 ―――それでも、射なければならない。 父を殺したおばけ鼠の大群と、自分を同胞とはみなしてくれない向きのある人間達。 どちらが敵で、どちらが味方か、考えるまでもないことだ。 最前線で戦う彼らを少しでも助けなければ。 がむしゃらに、矢を放った ) [Mon 16 Jul 2007 06:50:08][46]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】:ダメージ【0】) ( ―――ようするに約束なのだとは分かるけど、この状況で何故戦うより先にそれが必要になるのかよく分からない 『契約』 を交わして… その人に従うように指示された 『タイチョウ』 と他数名の仲間について前線に戻った時には、もう本格的な戦闘が始まっていた ) ( 闇の中、赤い眼を不気味に光らせた無数の影が大地を埋めて蠢いていた。 押し寄せる波のようなおばけ鼠の群れを、鎧兜で武装した戦士達が押し返している。 飛び交う鳴き声と、怒声と、剣戟の音。 それらは二本のラインを描いているものの、その触れ合うところでは両者が入り乱れていて ) ―――どれを狙えばいいのッ!? ( どうすればいいのか分からず、そう悲鳴を上げた。 狩りをするのとは訳が違う。 味方も敵も次の動きに予測がつかず、迂闊に矢を打ち込めば味方を射かねない。 何をしろと言うのか。 それとも、この中でも味方を援護できて当然なのか。 混乱の中信じられない思いで立ち尽くしていたら 『とにかく撃て』 と、大量の矢が突っ込んである壺と篝火がいくつも並ぶ場所に引っ張って行かれた。 『敵の先頭より後ろに向けてだ。当たりゃもうけもの。当たらなくても灯りにはなる』 ) [Mon 16 Jul 2007 06:35:09][47]
◆ソレディー@ヴェイトス市軍 > ( 鼠達に喰い荒らされた道を追ってヴェイトス市へと南下し、市軍の先遣隊とおばけ鼠の一団が交戦しているところに出くわしたのが昨日の夕暮れも近付いた頃。 逃げるおばけ鼠の一体を射抜いて、目的が同じなら共に狩ろうと市軍の中に加わろうとしたら、とても驚かれてしまった ) ( 真っ先にかけられたのは、質問と言うより罵声に近い 『ヴェイティアンか』 という言葉。 説明している暇もなく、聞く耳も持ってもらえず、一時は妙な雰囲気になりかけたけれど、相手もそんな事を気にしている場合ではないと思い直してくれたらしい。 『戦うのなら義勇兵として受付を済ませろ』 そう教えられ、ギユウヘイとは何ぞと質問して、答えられる代わりに怒られて。 よく分からないまま、ただ一人で戦うのは無理だから、仲間に加えてもらおうと言われるままにしてここにいる ) ( 狩りも戦いではあるけれど、戦争はそれと違う。 そう思い知らされるばかりの夜だった――― ) [Mon 16 Jul 2007 06:09:44]
◆ソレディー > ( 夜が明けて、娘の立つ戦場ではラットマンの攻勢が一時弱まった。 けれど市軍にも追撃する余力は無く、睨み合うように戦線は膠着している。 累々と連なる、人とおばけ鼠の死体・死体・死体… ) ( そのままにしておくわけにもゆかず、まだ最前線には出されていない余力の有る民兵隊… 義勇兵部隊のいくつかが、味方の遺体を運び出していた ) ( 父の死からこちら、悪い夢の中にでもいるようだと… そんな逃避は、担ぎ上げた戦士の重みが許さない。 苦悶の表情で息絶えている彼。 名も知らず話したこともないホワイティアが、似てもいないのに父と重なった ) [Mon 16 Jul 2007 05:57:33]
お知らせ > ソレディーさんが入室されました。 『( 現状では、若干市軍が劣勢か。 初めて戦場に立った娘には、そんな事も分からない )』 [Mon 16 Jul 2007 05:37:51]
お知らせ > レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍さんが帰りました。 『ヴェイトス市軍義勇兵部隊の一つが壊滅 与ダメージ15+6で[21]』 [Mon 16 Jul 2007 00:24:36]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[0]/ダメージ[15])(当たるを幸いに突き進みながら、どこまで進んでも闇と血と光るネズミ達の瞳…絶望的な戦力差の中、不意に後方から撤退の銅鑼が鳴る)撤退って早すぎや・・・っ?! が・・・ぐうっっっっ!(集団戦闘の心得のない寄せ集めの市軍ば逆にネズミの物量に押し潰されたか、その銅鑼に振り向いた時に不意に突き出された槍にその腹を貫かれ…)ち・・・くしょう…。撤退、か・・・わかったよ、撤退・・・するっきゃ、ねぇか…っ!(手斧でその槍を持つネズミの頭をかち割れば、片手で腹を押さえながら竿斧片手にきた道を戻ろう) [Mon 16 Jul 2007 00:23:24]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[2]/ダメージ[8])(ぐじゅっと嫌な感触を足下に感じながら…それがネズミか殺された人間かはわからずただ足下を空けるために蹴り飛ばし…寄ってくるネズミたちへ竿斧を振るうが・・・なかなか間合いに入ってこない、じりじりと闇を挟んでのにらみ合いが続き…)はぁ…やりずれぇな…、こうまでやっかいだとは…なっ!(息をする度に絡みつくような血の臭い…それはネズミのモノか自分のモノかわからず…闇の中で汗とも血ともつかないものに肌を濡らし…)・・・まだまだあたしも未熟ってか。乱戦の参考に…させてもらうぜ、ネズミども…っ! そう・・・らああああああああっっっ!!(竿斧の風切り音を響かせて…闇の中突き進み…っ) [Mon 16 Jul 2007 00:16:53][77]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[3]/ダメージ[5])ちぃ・・・っ! すばしっこい…っ(竿斧への手応えは薄く…数匹当たったもののそこにいたはずの集団はすぐに散り、闇にまぎれて武器を突き出してくる。他のものも同じく闇になれた相手にてこずるように人間の悲鳴の方が多いか)まだだ、まだまだだ・・・っ! 相手はただのネズミ、有象無象なんだからよっ!(当たればひしゃげる、そう信じて…再び周りへ当たるを幸いに竿斧を振り回す) [Mon 16 Jul 2007 00:11:11][93]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力[5])さぁて…観客はいねぇが、ぶっ殺せって命令でな…っ! くたばれ、ネズミ人間どもっ うおおおおおおおおおおおおっっっ!(体勢を低くして、雄たけびをあげ、かがり火に反射し光る目の集団の中へ飛びこみその竿斧を振るう) [Mon 16 Jul 2007 00:01:52][55]
◆レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍 > (部隊耐久力【5】)(言うなれば正規にギルドなどに所属しない民兵や義勇軍に相当するようなそんな部隊に組みこまれ城門を越え、荒涼の大地へと到達すれば)…ひでぇモン、だぁな(暗がりを見通す目は持ってない為、かがり火に照らされた範囲でしかないがそれでもこの岩肌はむせ返るような血の臭い、死の臭いに満ちて)さぁて…、あたしの近くにゃ、寄らねぇでくれよ…。この暗がりじゃネズミか味方かわかりゃしねぇ。あたしの周りに入ったなら…この両手斧(トゥーハンド)は容赦しねぇ(ぶんっと一振りポールアックスを振れば周りにそう言って…) [Sun 15 Jul 2007 23:59:16]
お知らせ > レイ・シェリダン@ヴェイトス市軍さんが来ました。 『この暑い中、長袖のキルトに皮鎧に手甲、革靴と肌は晒さずに』 [Sun 15 Jul 2007 23:52:41]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『(部隊耐久力【2】/合計与ダメージ【16+3=19】』 [Sun 15 Jul 2007 23:40:22]
◆オケアノス > (部隊耐久力【2】/与ダメージ【4】) (仲間の死体を投げつけられた鼠は、死体諸共仰向けに転がる。 ――その隙に、倒れた鼠の頭を、踵で踏み潰して) ―――― ヴェイトスに帰れたらの、話、ですけど、ね―――…! (自分の得物に飛びつき走り出す。仲間の背中を追いかけ――) [Sun 15 Jul 2007 23:39:02][8]
◆オケアノス > (部隊耐久力【3】/与ダメージ【4】) (不意を突かれた形で叩き込まれた両刃剣は、鼠の頭と、事切れた仲間の肉を潰して大地に叩きつけられる。えぐれる土と跳ね返った血が、鉄の刃を更に汚した) ――ハァッ―――はぁっ――!! (だが。) ―――――ッ !!! (振り返ると) ―――― ッ!!! (背中に衝撃。)( 派手にバランスを崩して、たった今切り伏せた鼠の死体の上に倒れこむ。 目を閉じなかったのは、傭兵のしての意地だったか――本能だったか。 棍棒を振り上げる鼠を視界の端に捕らえた。痛む背中を堪えて転がり、追撃をかわす。 ――拍子に剣を手放してしまった。) っ こ――ッのッ!!!!( 苦し紛れに土を投げつけ、もう一回転。何とか体勢を立て直し、顔を上げると―――――) …暫く、アルビノの女を買うのは遠慮しましょうか。 ( 赤 い 赤 い 双 眸 が背後にひしめいていた。 どうやら我が隊は鼠の軍団に飲み込まれようとしているらしい。 遠くから「撤退」の合図――舌打ち一つこぼして、鼠の死体を強引に棍棒を振り上げる鼠へと投げつけた) ッフ!!! [Sun 15 Jul 2007 23:36:29][74]
◆オケアノス > (部隊耐久力【4】/与ダメージ【8】)(普段相手にしている人間よりも軽い手応えが両手に伝わる。骨が折れる――否、砕ける音も。 急所も何も関係ない。一番当たる場所に、力いっぱい叩き込めばいいのだ。――固く鋭い鉄板を胴体半ばまでめり込まされて立ち上がれる人は、そうそう居るまい。 無意味な一撃必殺。 其れが男の剣術だった。 ―― 横薙ぎにされた右のラットマンは左へと飛ばされる。血の泡と、腹圧でこぼれた腸に、押し出された汚物――それらが、左のラットマンの目の前に晒される。 顔を上げる左の鼠は、半ば剣の重さに振り回されるようにして、一回転する男を見るだろう。土煙を上げる男の双眸と、鼠の双眸が交差した時には) ――――ッラァアァァアアアァア!!!!!! (今度は左上から右下へ叩き伏せるように、重力と筋力とともに刃が流れる) [Sun 15 Jul 2007 23:16:21][54]
◆オケアノス > (部隊耐久力【5】) ―――はっ…ハッ …… 鼠、なら ―― チーズでも持ってくるんでしたね ハッ―― (普通の人間だったら――この匂いの正体を見ずに済むのだろう。踏みつける事に抵抗だって感じないかもしれない。全ては夜闇がフィルターをかけてくれる。 だけど、自分は「匂いの元」が見えるから、未熟な傭兵はイヤでも「それ」を意識してしまう。 ) ―――――ハッ ハッ ハッ ( そして、この戦場がどのようなものなのかも。 ―今まで見た中で一番酷い戦場だと思う。斬っても斬っても終わらない。丘の向こうから、倒れた死体の向こうから赤い瞳が飛び出してくる。 体力が自慢とはいえ、初日という事もあり、手探りの部分もある。――流石に… )――――疲れます、ね っ――!!( ――右前方――倒れた仲間に近寄ろうとするラットマンへ切っ先を向けた。 闇夜に赤く光る双眸が四対―――前方に。 そのうち一匹は左前方で倒れている仲間に近寄ろうとしているのも分かった。 ズダン、と勢いよく地面を蹴って右へ飛ぶ。) ――フッ !!! (右から左へと大きくなぎ払う!) [Sun 15 Jul 2007 23:01:37][58]
◆オケアノス > (自分が到着した時には、大地は既に血と肉にまみれ腐臭を漂わせていた。 雨の恵みを受けて数日前までは青い葉を広げていただろう草花も、今は鉄錆びの水を浴びて、黒い肉に押しつぶされている。) ―――ハッ ハァッ――ハッ ( 傭兵部隊として志願した男も、その草木と同じ。 少し前までは初夏の風に金髪を揺らしていたが、今は見る影もない。 両手の先には「斬る」よりも「叩き潰す」事に特化した両刃の剣が握られていた。 ) ――― 。 (息が上がっている。 激しく動いた体は、酸素を求めてせわしく胸を上下させる。 そのたびに大地の熱気――いや、命の熱を吸った、獣臭と汚物の匂いに吐きそうになるも、「吸わない」わけにもいかない。 …あと少ししたら、鼻が馬鹿になるだろう。 ) [Sun 15 Jul 2007 22:38:26]
◆オケアノス > (そして同時に、後悔もした。 ) [Sun 15 Jul 2007 22:28:51]
お知らせ > オケアノスさんが入室されました。 『(今日ばかりは夜目の効く自分の瞳を嬉しく思う)』 [Sun 15 Jul 2007 22:25:41]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが帰りました。 『(スキル補正合計与ダメージ【10】 部隊耐久力2/5)』 [Sun 15 Jul 2007 22:15:15]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【0】 部隊耐久力>【2】 / (自分の疲労度に気付くのは、十歩も行かぬ内。) [Sun 15 Jul 2007 22:11:52]
◆ラリー@傭兵隊 > (キャンプへと辿り付けば、傷付いた傭兵の礼に返事もせずに駆け出した。また、あの戦場へ戻るため。) ハァッ、ハァッ、 (爛々と、目を輝かせながら。血塗れの剣を片手に。 命を奪う美酒を、また一煽り…そのために。) [Sun 15 Jul 2007 22:09:25][0]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【7】 部隊耐久力>【3】 [Sun 15 Jul 2007 22:05:23]
◆ラリー@傭兵隊 > (背中側から脇を擦るように伸びた槍が突き刺さり、ラットマンが身を捩る。 驚いたような眼でそれを見、歯軋り一つ、ラットマンの喉笛を横薙ぎに切り裂いた。) … (未熟者。とでも言いたげな護衛対象の笑みに、唾を吐き捨て。また駆け出す。) [Sun 15 Jul 2007 22:04:05]
◆ラリー@傭兵隊 > (血飛沫を掻い潜りながら、荒野を走る。後ろの護衛対象は見ない。逃げられる内に撤退する事ができる男だ。機動力までは削がれていまいと。) …ッ。 (突然行く手を阻むかのように飛び出したラットマンに、一瞬身を竦めた。) クソ、先回り…! [Sun 15 Jul 2007 22:01:13][27]
◆ラリー@傭兵隊 > 与ダメージ【2】 部隊耐久力>【4】 / (耳障りな声で悲鳴を上げたラットマンは、その隙を突かれ、相対していた傭兵の槍に貫かれ、絶命した。 腕の傷を庇いながら、撤退する、との彼の言葉に無言で頷く。護衛しながら、怒号の響く戦場を離脱せんと駆け出した。) [Sun 15 Jul 2007 21:56:25]
◆ラリー@傭兵隊 > (騎士のよう、隊列を組んで槍衾を作り突撃…なんて事はできない。武装を買う金を与えられちゃいないからだ。 敵味方が入り乱れる乱戦の中に、少年は居た。頭に揺れる不細工なガチョウの白い羽は、同士討ちをしない為の重要なアイテム。) 死ねッ! (一対一の切り合いに、横槍!ラットマンの背中に切り付けた。) [Sun 15 Jul 2007 21:47:19][72]
◆ラリー@傭兵隊 > (夜行性。つまり、奴等は今、今こそが本領を発揮できる時間なのだ。) …ちぃっ。 (だからこそ、この襲撃は抑えなくてはならないものだ。 ラットマンの死骸から曲刀を引き抜き、血を払う少年は舌打ちを一つ。) [Sun 15 Jul 2007 21:44:17]
お知らせ > ラリー@傭兵隊さんが入室されました。 『(ラリー所属・雷電傭兵部隊>【5】)』 [Sun 15 Jul 2007 21:39:05]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが退室されました。 『( 初日与ダメージ/21。 所属部隊は3/5の被害を負った )』 [Sun 15 Jul 2007 19:02:52]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【7】>【2】/ ( 解釈全然間違ってたらEM様ごめんなさいとどっかの誰かが土下座した。 ――さておき、日が暮れてきたせいか、敵軍の動きが鈍くなってきた。 この後も断続的な戦闘は起こるにせよ、「今」は退いて立て直しを計るつもりなのか。 ――追撃の絶好の機会だが、こちらも似たようなものだった ) ( 両部隊は互いに最後のひと当てとばかり、荒涼の大地を轟かす怒号を上げ――やがて、撤収。 ) [Sun 15 Jul 2007 19:00:12]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【5】>【3】/ ( 誰かが何か、意味のある事を叫んでいる。 ――多分傭兵隊の偉い人だ。 「ここを落とされたら」――「防衛ライン」「正門まで」―― ) ( …ああ、俺ゃ頭はよくないんだ、ハッパをかけるにしてももーちょっと分かり易く言ってくれ。 つまりナンダ、この「戦争」は――これがタイマンのガチじゃないってのは今日一日でいやって程分かった、つもりだ――陣取り合戦でもあるって事か。 ――相手ゴールは「常世の森」。 こっちのゴールは「ヴェイトス市正門」で、俺たちは途中にあるココ「荒涼の大地」と「精霊の泉」を抜けてタッチダウンをかませって事、か。 間違ってたら自分で自分を大笑いするトコ、だが――補給線の限界って事なのか、それぞれのエリアを突破するのに一週間って制限時間もある。 戦争なのにそうやって考えると、どっかのスポーツのようだった。 ) [Sun 15 Jul 2007 18:52:26][37]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ――なんだってこんなに敵も味方も密集してるんだろう。 あんまり狭い所に固まっているモンだから、ほら。 豆が詰まった瓶をさかさまにしたみたいじゃないか。 つまり――殺到する味方に押し出されて出て来るヤツがいる。 充分な体勢が取れずにいるところを、殴れッ! ) [Sun 15 Jul 2007 18:40:53][15]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマンへの与ダメージ【9】>【4】/ ( 使い慣れたフォーウンの鈍器がラットマンの頭を砕くのと、そいつの腹に同じ傭兵隊の誰かが手にしたショートソードがめり込んだのはほぼ同時。 ――戦端のあちこちで同じ事が起きているんだろう、ラットマンの断末魔に他の誰か――敵味方の両方の――悲鳴が重なり、それもすぐに武器と防具とその他諸々がぶつかり合う音に掻き消された ) …っっ ( 二人目を殺した ) は、 は… はーッ …! ( 生温くて不味い空気を取り込んでは吐き出す。 引っ攣れた呼吸音は、なんだか笑い出す直前のような間抜けな音だった。 ――頭じゃそんな事ばかり考えているのに、体だけが他の何かに支配されたように次の「敵」を求めて動く。 ) [Sun 15 Jul 2007 18:34:34]
◆フォウル@傭兵隊 > ( ラットマンがライカニアなのか、トンデモな進化を成し遂げちまった獣なのかなんか知らない。 だが、人間と同じような武装をして、人間と同じように二足歩行する生き物のように思えたから、俺にとってはそれはまるで人間のようで。 言い換えれば、人間を殺しているのと変わりない気がした。 ――だから「初めての殺人」を――この手応えだけは生涯忘れないと思った。 ) ………!!!! ( 初戦に当たるこの日、何を喚いていたんだか自分でもよく分からない。 ただ、巻き上がった砂塵のじゃりじゃりとした味だけが鮮明だった。 ――目の前でこちら側の煉瓦がひとつ、崩れる。 空いた人間ひとり分の穴に殺到してきたラットマンの頭目がけて武器を振り下ろした ) [Sun 15 Jul 2007 18:19:45][9]
◆フォウル@傭兵隊 > ( 咆哮を上げて壁と壁がぶち当たる。 壁を形作るちっぽけな煉瓦のひとつの中に、今自分は混じっている。 ――互いの壁が、煉瓦のひとつひとつが、ただ相手をぶっ壊す為にぶつかり合っている ) ( 立った今、かく言う自分も「ラットマン軍の中の一匹」という名の煉瓦を叩き割ったばかりだ ) [Sun 15 Jul 2007 18:11:26]
◆フォウル@傭兵隊 > ラットマン>【5】/ ( それがいつ、どこでの事だったかは忘れてしまっても、この「手応え」だけは生涯忘れないと思った ) [Sun 15 Jul 2007 18:04:58]
お知らせ > フォウル@傭兵隊さんが来ました。 『( 7月15日、夕刻。 天候曇り )』 [Sun 15 Jul 2007 18:02:59]
お知らせ > ラットマンの群れさんが帰りました。 『 地平線を覆うかのように、土埃を立ち上らせながら――。 』 [Sat 14 Jul 2007 18:29:05]
◆ラットマンの群れ > ( 茶色の体毛に包まれた鼠男達は、南方から漂う餌の匂いに貪欲に目を光らせる。この先には御馳走がある。楽園がある。豊富な餌の匂いがする。綺麗な水の匂いがする――……。 多くの冒険者達が夢を抱きこの大地を歩いて行った。そして今、多くのラットマン達が夢を抱き、この大地を進む。彼らは留まる事を知らず、ただ只管に。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:27:13]
◆ラットマンの群れ > ( 彼らには理念など無い。ヴェイトス市を征服し支配しようという気も無い。そこを足がかりに他の街にも手を伸ばそうなどとは微塵も考えて居ない。 ただ、そう。喰らう為だけに。ラットマンが通った後には、無残に殺され食い散らかされた村の残骸や、不運にもラットマンの軍団と出くわしてしまった行商人の屍が転がっているだけだった。農作物も一本残らず食い漁り、家屋ですら齧られ無事では済まない。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:20:33]
◆ラットマンの群れ > ( どこまでも広がるかのような荒涼の大地の地平線に、黒い何かの群れが集まっていた。それは見渡す限り左から右の端まで、びっしりと。日も落ちかけ、世界は夕闇に包まれようとしている。…奴らは、その時間が近づくと共に移動を再開する。あらゆる物を貪り、あらゆるものを踏み躙るラットマンの大群は、ただその腹を満たし子を産む為だけにヴェイトス市へと南下していた。 ) [Sat 14 Jul 2007 18:15:50]
お知らせ > ラットマンの群れさんが入室されました。 『地鳴りと共に。』 [Sat 14 Jul 2007 18:10:58]
お知らせ > フォウルさんが帰りました。 『( 火の元へと戻る足も自然早まる。 )』 [Tue 22 May 2007 00:46:20]
◆フォウル > ( ぐー。 ) ( 唸り声でも何でもない、腹の虫が騒いだ ) ………………… ( 臆病だとかカネナインジャーとか、もう少し高尚に(←あくまでも本人主観)梅雨に入ると狩りがやりにくくなるな、とか。 悩みは尽きねども、一日三度かそれ以上のハラヘリにゃ勝てない訳で。 ) [Tue 22 May 2007 00:44:33]
◆フォウル > ( 水に落ちた後の犬のようにぶんぶん頭を振る。 ――焚き火の所まで戻れば、野生動物は来ない――と思いたい――それに水を火にかけてきた。 そろそろ湯が沸いている、はず。 薄い塩で味を付けただけの侘しーいスープが無性に恋しくなった。 これまでにいくつかの依頼を運良く無事にこなせようが、悔しい事に本質的に俺は臆病だ。 ) ( ぷらんこ、ぶら下げたウサギを目の高さに掲げ――ウサギの毛皮で小遣い程度は稼げるのかもしれないが、腑分けはあんまり得意じゃない。 ここで捌くのは諦めて、宿屋の女将か肉屋に持ち込もうか。 ) 待て待てマテ待てちょっと待て。 それだと晩飯はあの塩水だけかー…? ( そりゃない。 思わず虚空に空手ならぬウサギ手でツッコミ入れた。 ) ――むう。 ( 幾ら唸っても両手は塞がっている。 腕は組めない。 ) [Tue 22 May 2007 00:38:08]
◆フォウル > ……………。 ( 右を見る。 左を見る。 ――見えにくいけど確かにあれが西門だ。 改めて振り返る。 このまま西へ進めばアングリマーラに着くはずだ ) ま、今から馬車だとー…アングリマーラに着くのは朝になんのか、多分。 ( ここから出発する全ての馬車の行き先がかの魔都とは限らないけど、夜っぴて馬を走らせるリスクに見合うかってったら疑問か。 徒歩なら尚の事こんな時間から出かけようとは思わないだろう、自分だって朝を待つ。 あっさり「人が通りかからない理由」に納得して、耳を掴んだウサギをくるりと一回転させた ) ――野犬の接近にゃ用心しなきゃ。 ウサと山鳩だけで済めばいいけどー…? ( あいつら多分、人間だって食う。 いやな想像をして背筋が寒くなった。 ) [Tue 22 May 2007 00:21:19]
◆フォウル > ( 遠くで野犬か狼か、それ以外の何かの遠吠えが聞こえる。 遮蔽物のない開けた荒野では遠くの音がよく響いた。 水墨画みたいな濃淡がついた灰色の雲が人を不安にさせるのか、ヴェイトス市西門からさほど離れていないはずなのにさっきからキャラバンも旅人の一人も通りかからない。 ) ――むう。 ( ぷらーん。 獲物をぶら下げたまま口をへの字に曲げた。 街中にはない開放感と共に何とも言えない侘しさが押し寄せて来る。 静寂。 ) [Tue 22 May 2007 00:08:06]
◆フォウル > ( どっかのお笑い芸人ぽく高らかに宣言した。 ) 獲ったどー。 okokok、久々の狩りも絶好調じゃーん? これで暫く食うモンは問題なしー、と。 ( 両手に肉(最早肉。)をぶら下げて、上機嫌で歩き出した。 少し離れた所にあらかじめ準備しておいた焚き火が見える。 腰に下げたカンテラの灯りが炎に魅かれる蛍のように、夜空の下をのんびりと揺れた ) [Mon 21 May 2007 23:58:55]
◆フォウル > ( 右手にウサギ。 左手には、 ) 山鳩ー。 [Mon 21 May 2007 23:49:39]
お知らせ > フォウルさんが入室されました。 『野ウサギとー、』 [Mon 21 May 2007 23:48:32]
Reload : off Line : 1000