フリースペースF4 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > マー@寄生蟲さんが帰りました。 『( 考えながらも暫く辺りを見回り、村に戻った。 )』 [Sun 30 Nov 2008 23:50:40]
◆マー@寄生蟲 > ………。 ( 正直なところ、今回の騒動を起こした化け物が何者なのか検討もつかない。故郷に居た頃は導師と協力してキョンシーなどといった連中と戦ったが、触手の生えた化け物とは。ヴェイトス島はフォーウン以上に混沌としており、長年生きた自分でも経験が通じないことがあるのだ。やはり、国が違うというのは大きい。フォーウン人も多く住んでいるということで、最初はそれほど心配しなかったのだが。 ) 一体、何者なんじゃろうな…。 ( 辺りは不気味に静まり返っており、老人はその静寂を打ち消すために一人呟いた。 ) [Sun 30 Nov 2008 23:26:29]
◆マー@寄生蟲 > ( こうも薄暗いと何だか気味が悪い。夜道は良く歩くが、草陰に化け犬が潜んでいるかと思うとやはりちょっと怖かった。 ) ちょっとだけじゃぞ、ちょっとだけ…。 ( 老人は誰かに向けてそう言った。多分、自分に対して言ったんだろう。 道は広いが右手に池が広がり、左手には草が生い茂っている。ランタンを高く掲げ一生懸命辺りを照らそうとしても、やはり死角というのは出来てしまう。マーは己の感覚を最大限研ぎ澄まし、何かの音や気配を察知できるように身構えながら歩いた。 ) [Sun 30 Nov 2008 23:14:46]
◆マー@寄生蟲 > ( 民家の周囲にある湿地帯を老人は一人で歩いていた。村の中央からは距離は離れていないが湿地か畑のみが広がっており、辺りは闇に包まれどこか見知らぬ僻地に迷い込んでしまったかのような錯覚があった。 老人は身軽な服装で、その手にはランタンの灯りが一つ。 ) …暗いからの。足を滑らせて池に落ちてしまわぬよう注意せんと。 ( 池に落ちただなんて、笑い話にしかならない。 ) …さて、マリーさんの話ではこの辺りで化け犬が出たらしいが…。 ( マーは警戒しつつ、道なりに先に進む。 ) [Sun 30 Nov 2008 23:08:36]
お知らせ > マー@寄生蟲さんが入室されました。 『湿地帯にて。』 [Sun 30 Nov 2008 23:00:32]
お知らせ > フェリクスさんが退室されました。 『(名前は、セイレン。 シャコとザリガニとウォーターエルフの組み合わせができた)』 [Mon 10 Nov 2008 23:53:47]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『こうして水魔の生き残りは、彼と共に行くことを決意した。』 [Mon 10 Nov 2008 23:52:17]
◆水魔 > 移動中ぐらいなら我慢しますよ。途中で新鮮な水に組み替えて貰いたいものですけどね。 ( 別に取り替えなくとも良いが、取り替えて貰ったほうが気分は良い。 ) ええ、ジレーナから聞きました。私にはその感覚は良くわかりませんが…別にあっても困りませんし。 ( 彼からすればあまり良いものではないのだろう。その人をその人と認識するのに、彼らは名前もあったほうが良いのだ。 ) ありません。ただ、人間や他の生き物がどうやって子を作っているのかは知っています。ですが生憎私たちには性器というものはありませんから。 ( なのに何故人の形をしているのだろう。水魔は今更ながらに疑問に思った。 ) コアは触れられると痛いです。いえ、多分現実には痛みは感じていないのでしょうが、苦痛でしかありません。 …まあ、私の事は気にせずどうか楽しんでください。 ( あまり愛のある営みが出来そうな気配ではなかった。それでも色々教え込めば、一生懸命やってくれるかも…しれない。 ) …さて、それでは少し休んだら行きましょうか。 ( クオも一緒に来ているのなら、彼女が戻るのを待って出る事になるか。 ) [Mon 10 Nov 2008 23:49:36]
◆フェリクス > (慣れって恐ろしい)ああ、さすがにそりゃ、俺だって嫌だ。 まァ、こっから俺の家までは泳ぐってわけにもいかねェし、水槽か大きな樽か何かに入ってもらうかもしんねェけど。(まあ、別に泳いでいけない距離ではないけれど。ウォーターエルフとシャコの二人ならともかく、クオやらと話してから帰るとなれば、陸路の方が良いに決まってる)名前ってのは大事だぜ? そりゃ、俺にはフェリクスって名前があるから、あんたは俺の事をフェリクスって呼べるけどさ。 俺があんたを呼ぶときは「あんた」か「ウォーターエルフ」なんだぜ? 今一こう、なんてェか……あんまし気分良く無いだろ、それ。 んー……待て待て、名前は今考えるから、っと。 ――あ。違ったのか、そうか。そりゃ悪ィな(といっても、鋏の手で何処までこう「紳士的」な手付きができるかというのは疑問だが。ふうむと考えつつ、鋏で彼女の手を握りなおした)あ、違うなら良いんだ。 ウォーターエルフってのは、そーいう……なんてェの? 文化みたいのがあんのかと思っただけだ。 もしそうならマジパネェけど、無いなら安心だァな。(しかし、感覚は無いのか。 ふむ。)コアとかだとどーなんだ? や、触んねェけどさ。 [Mon 10 Nov 2008 23:41:14]
◆水魔 > ( 流石に全身シャコだとザリガニみたいなものだと見慣れてるらしい。 ) そうですか、海に住んでいるのですか。それなら、私の住む場所も何とかなりそうですね。ずっと水槽の中とか、嫌ですから。 ( 人間は水槽の中で魚を飼うらしいということを聞いた事があった。まあ、彼は人間じゃあないが。 ) …名前ですか。それがあなたがたの暮らしに必要ならば、従いますが。その辺りは任せます。 …握手じゃありませんよ、ここは。――まあ、いいです。 ( ふす、と笑った。紳士がレディの手を取るようにやってほしかったのだが、彼らしいといえば彼らしいか。 ) 全然違います。――まあ、私は別に構いませんが。でも、仲間の亡骸が眠る場所でそういう事はしたくありません。やるのなら、どこか別の場所でお願いします。 ( 水魔は表情一つ変えずに言うた。 ) でも、人間のような感覚は無いですから、私は別に何も反応しませんよ? ( それでもやりたいというのならそれでもいいが。 ) [Mon 10 Nov 2008 23:34:45]
◆フェリクス > てか、俺の職場だからな。うん。(彼女が誘いに乗ってくれたのなら、機会どころか海辺の生活は日常茶飯事である。 ちなみに下半身が魚どころか、この男は全身がシャコなのだが、それはともかくとして)で、あんたは生きてるし、俺も生きてる。赤ん坊は無事で、ウォータエルフの子供も無事だ。 ん、まあ、良いんじゃねェかな。 少なくとも、悪かァ無いだろ。(うんと頷いて――ややあって、彼女の返答を聞き、シャコはガチンと鋏を鳴らした。)よっしゃ、決まりだ! まァ、引越しにゃァ変わりないんだし。っても、海だけどな、俺の家。じゃ、クオにも話して、連れてく方法をどーにかして――あと名前か。ウォータエルフにゃ名前が無いもんなァ。考えんの苦手なんだが……ま、ともかく宜しく頼むぜ!(そう言って、彼女の手に鋏を伸ばし、柔らかく挟んで上下に振った。 元々からして打撃用の鋏だから、それで切れるという事はないだろう。痛みがあるかどうかはわからないが。 ――で、女としての恥ということは、あれか)……押し倒せってことか?(たぶん違う) [Mon 10 Nov 2008 23:27:08]
◆水魔 > そうですか。まあ、機会があったら行ってみる事にします。案外いいところかもしれませんし。 ( あっちには下半身が魚の身体で出来ている化け物がいるんだとか、おぞましい。 ) …ええ。時間だけはどうしても戻らない。長も、水魔も、全ては終わったことですから。 ( あれはもう、過去のものなのだ。全て私の胸の中にしまっておくべきものなのだ。 ) ………。 ( 水魔はフェリクスの言葉に暫し考えた後、肩を落として頷いた。 ) いいでしょう。どうせ行く宛てもありませんし。それに、クオとも少し話したいことがありましたからね。 ――ですが、私に女としての恥をかかせたときは、命で償って貰いますよ? ( 水魔は冷たく笑いながら言った。そう言って片手を差し出す。この手を取れ、というのだ。 ) ―― よしなに。 [Mon 10 Nov 2008 23:17:50]
◆フェリクス > そォでもないぜ? や、まあ、波だとか嵐だとかはあるけどな。何が危ないかを知ってりゃ、上手くやってけるもんさ。(少なくとも親父からはそう教わったし、彼もそう思っている。 他の船乗りがどうかはわからないが。 ガチガチと鋏を鳴らして頷いた)ま、終わっちまった事をグダグダ言ったってしょうがねェしな。 敵だの味方だのーってのは、喧嘩になっちまった時に考えりゃ良いんであって、今は別に考える必要も無ェだろ? うん、ま、俺は無いと思うんで話してるわけだけどな、こーやって。 さすがに、いきなし魔法打たれたらどーしよーかと思ったけど。水の中から槍で刺されそうになった時よかマシだな! あん時はマジで死ぬかと思ったけど。(世の中何とかなるもんだなぁ、とか笑った)んー……や、俺ァ馬鹿だからな。口説いてるのかどーか自分でも良くわかんねェけど。 少なくとも、マジで言ってるぜ。 一人でどっか行くよか、二人のが良いだろうってのもあるしな。 [Mon 10 Nov 2008 23:07:59]
◆水魔 > 海には外敵も多いですが、陸に近づかなければ人間と関わることもありませんし。…どちらがいいんでしょうね。 ( こうなってしまった後では、広い海に憧れる気持ちもあるが。 ) 人間とはそういう生き物ですよ。そして私たち水魔も、その点に関しては人間と一緒でした。味方というものを強く意識するから、敵が生まれるのです。 ( そう、最初に予測していた最悪の事態に比べれば、少しはマシな結末を迎えられた。それもクオ、ハッシュ、フェリクスのお陰だろう。 ) ………。 ( 水魔は男の申し出にぱちりと眼を瞬かせ、暫くして笑った。 ) …それ、口説いているんですか? [Mon 10 Nov 2008 23:01:57]
◆フェリクス > 逆に俺ァ、河の方はあんまし詳しくないんだがね。もちっと早く、ここの事知ってりゃ何か出来たかもしんねェけど――済んだことか。(気にしても仕方が無いなと笑えば、ザリガニも応じるように鋏を振り上げた。そのまま、よじよじと腕を登って肩に乗る)おう、大事にさせてもらう。 まァ、単に俺が気に入らねェってだけだけどなー。つーか、何で皆して敵だの味方だのって別けたがるのか、って事からして良くわかんねェし。 まあ良いや。 ウォーターエルフは生きてる奴もいて、子供は助かった。村の方も赤ん坊は死ななかった。 万々歳たァいかねェけど。 良かったって事にゃ変わりねェし。(うんうんと何度も頷いた。 約束した『俺はやるぜ!』という事は、結構守れたのではなかろうか。)まァ、俺はそんなに大した事はできなかったけどなー。 ともかく、あんた行くあても無いんじゃ、どうしたもんかね。(ふぅむと鋏を組んで考える。 引越し先と言ったって、たった一人で放り出すわけにもいかんだろうし――)――俺と一緒に来てみるってなァ、どうだ? [Mon 10 Nov 2008 22:55:27]
◆水魔 > …さあ、それは知りませんが。海の事は詳しくないのです。 ( シーナイトというからには、やっぱり川にはあんまり来ないのだろう。 ) そうですか。では、大事にすることですね。 …私たちと人間は敵同士です。そこに納得は必要無いのかも知れませんよ?ただ、この出来事のけじめとしてあの戦いがあっただけで、必然ともいえます。 …立場が逆だったら、私たちは今頃村人達を巨大ザリガニが居る池の中に突き落としていたかもしれませんしね。 ( 水質の改善については、クオは努力してくれているようだ。最初にあった時はただの気弱な娘だと思っていたが。 ) 元より助かる見込みは無かった者達ですから。ですから、あなたが謝るようなことではありませんよ。それでも助けようと、あなたの仲間を襲って赤子を奪い取ろうとした者も居たようですが。 ( その彼女ももうここには居ない。 ) ……さぁて、どうしましょうか。 ( 水魔は肩を竦めて笑った。 ) [Mon 10 Nov 2008 22:46:48]
◆フェリクス > そォなのか? ――ああ、だからシーナイトってのは少ないのか(成程、となにやら納得したらしく何度も頷いた。 ザリガニもうなずいた。 シャコとザリガニ。実は両方ともエビの仲間なので、わりあいと近かったりする)ああ、や、さすがに捨てたりはしねェよ。俺じゃ使えないけど。 あと、コイツもな。きっちり面倒は見る。 ――って、そうか。赤ん坊も使わずに済んだってんなら、万々歳だな。 だからって村の連中が攻めてきたのは、ちと納得がいかねェけど。(そんな凄い魔女がいるとは知らなかったが、まあ、当面の問題はこれで解決だろう。 とはいえ毒水を延々と垂れ流していれば、回りまわって村人だって苦しむのだが、シャコに言わせれば知ったこっちゃねェや、と言うところ)あー…………そか。 遅かったかァ……。 や、まァ、ジレーナから何人もいるってのは聞いてたんだがなァ……(バリバリと鋏で頭を引っ掻いて、それから「悪ィ」と小さく呟いた。 もう少し急げれば良かったのだけれど)……アンタはどうすんだ? 行く当てとか、あんのか? [Mon 10 Nov 2008 22:39:40]
◆水魔 > ウォーターエルフに味方しようなどという酔狂者はそうは居ませんから。 ( 使い魔のザリガニも良く懐いているようだ。同じハサミ持ち同士、気が合うのだろう。多分。 ) あなた自身がお礼を受け取るに価しないと思うのなら、その剣はどこかに捨ててしまっても構いませんよ。でもザリガニは捨てないで下さいね、可哀相だから。 …ええ。ヴェイトスからやってきた魔女が、赤子の血を使わずにコアを浄化してくれたのです。長が人間たちに攻撃されて倒れる直前に、それは間に合いました。 ( 私は長と一緒に戦い運命を共にするつもりだったのだが、それは叶わなかった。きっと他の仲間達も同じ思いで居たことだろう。 ) ………引越し先、ですか。それを探していてくれていたのですね。 ( 水魔は少し視線を逸らす。 ) 長の子は既に移動してしまった後ですし、ここに残っていた水魔達もみんな出て行ってしまいました。今この水魔殿に残っているのは、私だけです。コアを穢され苦しんでいた水魔も居たのですが… ( ゆっくりと手を開き、黒く変色した水魔のコアを相手に見せる。 ) 私が楽にしておきました。もう、助かる見込みも無かったでしょうから。 [Mon 10 Nov 2008 22:33:08]
◆フェリクス > おォ、俺も有名になったもんだな!(この分じゃどんな「話」なのかはアレだが、馬鹿は素直に胸を張って鋏を鳴らした。ザリガニも付き合って鋏を鳴らしたので剣からポトリと落ちた。がんばってフェリクスの膝の上まで登る。(V)0\0(V) )やー、っても、まァ、あんまし俺ァ手伝えなかったんだがね。 ぶっちゃけ剣やらコイツやらを『お礼』って貰っても良いもんなんかどーか。 ――あ、子供は助かったのか。 そいつァ良かった! やー、ちと心配してたんだよな。 そこんところがどーなったのか、俺も良く知らなくてさ! いやぁ、良かった、良かった!(まるで我が事のように喜んで、何度も何度も頷いた。 うん、良かった。 どっちかが全滅した――だなんて後味の悪い終わり方は大嫌いだ)あァ、別にんなもんが欲しいってんじゃなくてだな。 ウォーターエルフがまだ生きてるってんなら、引越し先探してきたぜー、って言おうと思って。 …………あ、それともアレか。 もう見つけちまったとかか? [Mon 10 Nov 2008 22:25:05]
◆水魔 > ……? ( ジレーナ。あの娘の事を知っているのか。…とはいっても、その名前は本当に最近つけられたものだが。 ) では、あなたがフェリクスですか。…話は聞いています。 ( 水魔の剣や使い魔のザリガニも持っているし、どうやら間違いないようだ。水魔は構えていた手を下ろし、肩を竦めた。 ) この度はご協力有難う御座いました。残念ながら長は倒され仲間達は散り散りになってしまいましたが、既に長の子はここを出て安全なところに居ます。時間は掛かるでしょうが、ウォーターエルフは再び数を増やして繁栄することでしょう。 ( 水魔は淡々と語った。 ) …それで、何の御用でここに?既に報酬は渡したと思うのですが。言っておきますが、あの水魔の剣の他の報酬は出せませんよ。 ( まるで嫌味にも聞こえる冷たい物言いだが、意地悪で言っているわけではない。元々こういう性格なのだ。 ) [Mon 10 Nov 2008 22:20:06]
◆フェリクス > いやァ、良かった良かった! 昨日から歩き回ってたんだけど、なっかなか逢えねェからさー。クオじゃねェけど、皆いなくなっちまったんじゃないかって心配だったんだよな、俺!(ガチガチ鋏を鳴らし、とりあえず腰を下ろした。 何から話したもんかなあと背嚢を探ろうと手を伸ばした所、不意に彼女がなにやら怪しげな言葉を呟いているのに気がつく。 なんだか。たしか前にも聞いたような――)あ、そーか。ジレーナが魔法となえた時か――……ってやっぱりいきなり殺す気かよッ! マジ勘弁してくれよ、こっちゃァいたいけなシャコだぜ?! 武器も持ってない、素手だってのに!(ガチガチ鋏を鳴らしつつ、馬鹿はそんな事をのたまった。 どーにもこう、なんというか。逢う奴逢う奴、喧嘩ッ早くてよくない。本当)つーか、俺ァ喧嘩しにきたわけじゃねェんだしさー。 いきなしブッスリ刺されるとか勘弁だぜ、本当。(そんな事を言いながら、背嚢から取り出したのは、昨夜ザリガニが持ってきた青い短剣だ。 鋏で挟んで持ち上げたそれなら、身分証代わりにもなるだろうと馬鹿なりの考え。 ちなみに反対側の端にはザリガニが鋏でしがみついて、がんばってぶら下がってます。気にしちゃいけない) [Mon 10 Nov 2008 22:11:35]
◆水魔 > ( 油断していた訳ではない。全ての水魔が居なくなった事を、傭兵たちが確認しにくるかもしれない事は予想していた。――だが、こんな所で寝そべっているとは思っていなかった。 水魔殿の中を歩いていた最中、その男が急に飛び上がったのを見て、水魔は身構え一歩後ろに距離を取った。 ) ち…っ。 ( そのまま寝ていてくれれば良かったものを、ついてない。だが、まあ良い。私の役目は終わったのだ、刺し違えてでも倒してやる。 ) ( 水魔は仲間のコアを握っていない方の手を前に突き出し、スペルの詠唱を開始しはじめた。 ) [Mon 10 Nov 2008 21:58:17]
◆フェリクス > (それはもう豪快に。 神殿を探索している時、常にそうしていたように。この馬鹿は昨日から今日にかけてもやっぱり神殿で夜を明かしていた。 寝袋だとかそんな気を遣ったようなものは無く、背嚢を枕にしてそのまま寝たのだ。この時節になると、そろそろ風邪や何かの心配をしなければならないのだが――彼の場合は、そういった心配はいらないだろう。 何故って、ほら、馬鹿だから)―――う、ァー……。やっぱ石の床ってなァ硬いな。うん、其処まで考えてから寝る場所探せばよかったぜ。まァ、起きてから考えたってどーしよーもねェけど。(上体を起こし、伸びをして、ガチガチと鋏を鳴らし――と、すぐ其処を行くウォーターエルフの姿が眼に入った。 おぉっ!と嬉しそうな声を出して飛び上がる)なんでェ! やっぱ、まだ残ってた奴がいるんじゃねェか! [Mon 10 Nov 2008 21:52:49]
お知らせ > フェリクスさんが来ました。 『( 寝てた。 )』 [Mon 10 Nov 2008 21:48:40]
◆水魔 > ( 長は倒れ、ウォーターエルフ達は人間との戦いに負けた。水魔達は悔しさと悲しみの中で、次々とこの水魔殿を後にすることになった。長の子と合流しようと考えるもの、どこか別の場所でひっそりと暮らしていこうと考えるもの、途方にくれこれからどうしたら良いのかわからないもの、様々だ。もっとも、長の子供は長が倒れる前にここを出てしまったので、合流するにも一苦労になると思うが。 そんな水魔達の姿が消えた水魔殿の中で、ウォーターエルフが一人床の上を歩いていた。その手には、水魔のコアらしきものが幾つかある。 ) ……… さて、これからどうしましょうか。 ( 私の仕事は終わってしまった。 ) [Mon 10 Nov 2008 21:46:57]
お知らせ > 水魔さんが入室されました。 『水魔殿の中で。』 [Mon 10 Nov 2008 21:39:49]
お知らせ > フェリクスさんが退室されました。 『(とりあえず、今夜はここで夜を明かすつもり)』 [Mon 10 Nov 2008 00:44:05]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( まだしばらく、フェリクスさんと中を歩く。 )』 [Mon 10 Nov 2008 00:32:39]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( きっとこの件について、この冒険商人が何かを知ることができるのはここまでだ。 いつかどこかで、ハッシュさんや、小さな魔女さんから何かを聞くこともあるかもしれないけども。 ) [Mon 10 Nov 2008 00:32:06]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――。 ( 寝てる? そんなのん気な言葉に、涙ぐんでしまう。 振り向かれて、ちょっと顔を逸らした。 避けるのとはちょっと違う、つられて周囲を見渡すように。 ) ―――〜ええ、もちろん。 ( 核を汚染されたウォーターエルフを市へ搬送するためにだけれど、液体運搬用の大樽と馬車は借りてある。 それが使えればと頷くが――― 神殿に、もうウォーターエルフはいないようだ。 探してみても襲われることはもちろん、お別れを言うこともない。 ) [Mon 10 Nov 2008 00:29:01]
◆フェリクス > ――――いねぇなァ。もう寝てんのかもな。(ふぅむ、と周囲を見渡すが、何かいそうな雰囲気もない。 水からバシャァッと何か出てくる感じもせず。 ガチガチ鋏を鳴らしつつ、四方を眺めて)あ、そうだ。(不意に両手の鋏を合わせた。 何か思い出したようで、くるりとクオの方を振り向いて)もしウォーターエルフ見つけて、引越しの話が纏まったら、手伝ってくんねェかな? や、色々頑張ってくれたらしいのは俺だって知ってるけど、もちっと。 頼めないか?(なにせそーいう大掛かりな事はあまりやった事がないので。準備とか、何が必要なのかも良くわからないのだ) [Mon 10 Nov 2008 00:21:10]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――私達にとってはすぐでしたけど、村とウォーターエルフは… うん。 ( こんなことを言いながら、ウォーターエルフにも味方していた自分は何なのか。 自分なりに通している理屈もあるけれど、単純に考えれば意味不明。 ループしそうで省略しつつ、笑ってしまった。 攻撃しておきながら殺すのはためらう喧嘩とは違う。 でも、敵味方に分かれて尚、もう少しの余裕が持てたなら…。 ) ( 歩く。 歩く。 歩く。 道を選んでくれればいいのになんて甘えたことは言わない。 おいて行かない気遣いに感謝。 ) ( 歩いても、歩いても、歩いても。 時折魚の跳ねる音がするくらいだろうか。 ) [Mon 10 Nov 2008 00:17:15]
◆フェリクス > や、だからさー。(とりあえず、ついてきているかどうかを確認する気遣いはあっても、向こうが歩きやすいところを通る、という辺りまでは気が回らないらしい。速度は多少遅くしているのだけれど)なんでそうやって、すぐに敵と味方だ殺し合いだー、って何のかがわかんねェんだよな。つーかどっちかが全員死ぬまで殺しあうとか意味不明なんだが、俺としては。 ま、いいや。難しいことは俺わかんねェし。とにかくウォーターエルフだウォータエルフ。(ともかく、謝られても何だろうと、気にした様子はなく。 ウォーターエルフを探してあっちゃこっちゃを歩き回る。 終わった事は終わった事で、それ以上でも以下でもない。 馬鹿は気にしないのだ。ガチガチと鋏を鳴らした) [Mon 10 Nov 2008 00:08:08]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――ん。 ( 軽い言葉に、ふっと微苦笑。 …会えるのだろうか。 まだ存在しているのだろうか。 そんな不安は口に出さない。 まるっきり期待していなければここまで足を運ぶこともなかったかもしれないし。 だから、どこかで会えないと感じるのは、会ってどうすれば良いかも分からないという臆病さだろうか。 さっさと歩き出す背中を追って、キャスター引いているからあまり軽くなれない足取りで歩く。 重量より気分によるところが大きそうだけど。 ) ―――重要な問題だからですよ。 互いが納得できる落としどころを一緒に探すのではなく、一線を越えてしまうかどうか。 それが敵対ということだと思います。 ウォーターエルフは村の娘さん達をさらってしまった… だから敵で… 生きていたから良いとか、そういう問題ではないのは、分かるでしょう? そうなると、村が納得する、一番良い解決法は、ウォーターエルフ達がいなくなることで。 ―――罪の意識とか、そういうのを長期的に考えれば、自分の首を締めているような気もしますが。 …とにかく、そんな関係の両者の間に入ってどちらかに味方するのなら、一緒に分けられてしまっても仕方ないと思います。 …だから、そこは濁しておくべきだったのに。 どっちつかずなのを前面に押し出したら、どちらからも嫌われて当たり前ですよね。 ( 最後は愚痴っぽくなってしまって、ごめんなさいと首を振る。 考えあってのことだとしても、立ち回りは最低だった。 ) [Mon 10 Nov 2008 00:03:09]
◆フェリクス > わっかんねェけど、逢ってみて聞いてみりゃ良いじゃねェか。(あっさりと言い切った。悲観的になったってどーにもならないのだから、楽観的に。 がちがちと鋏を鳴らしながら、ひょいひょいと軽い足取りで奥へと進んでいく。 いるとすればどの辺だろうか、とか想いつつ)ぶっちゃけ、済んだ事は済んだことだろー? 悩むよかやろうぜ、やれる事を。 その方が、なんぼかマシだ。うん。多分な。(後ろに見える灯りから、彼女がついてくる事を確認しつつ、んー、と考えながら答えていこう。 難しいことはあまり考えたくないのだけど)敵対とか、そーいうのからして良くわかんねェんだよな。 敵とか味方とか、なんで二つにわけっちまうんだろ? 村とウォーターエルフとが納得できるよーに進めてきゃ済むだけじゃね? ま、終わっちまった事だけど。 [Sun 9 Nov 2008 23:50:40]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――長が、死んでしまっては… いえ、私達のような生き物から見ると、子どもができないからといって人生終わったわけではりませんけど。 でもウォーターエルフは… 助かってどうなると、そんな風に考えてしまうのではないでしょうか? 長の… 群れのために個々の死を受け入れて… そんな種族の長がなぜ、私達を信じて滅びを受け入れてしまったのか、分かりませんけど… ( 滅びを受け入れたのではなく、存続の希望を託したのだとは知らない。 それが既に安全な場所にあることも。 でも、そんなものだ。 フェリクスさんはともかく、この冒険商人は結局空回りしていただけなのだから。 キャスターバッグに吊るしたランプがあるだけの暗い中、眼鏡の奥では涙の跡も分かり難いだろう。 ざっと自分が知る経緯を話して、俯いた。 ) ただの人外ではありませんからね。 娘さんをさらわれた時点で、人間社会にはウォーターエルフを滅ぼす理由がありました。 襲われる原因を作ったのはロックスですけど、それはロックスが作る物を買うところがあったからで… 人間社会に属するのなら、守るべきです。 フェリクスさんも、仕事仲間と敵対するつもりはなかったでしょう? ―――正直にそんなこと言っちゃったら、ウォーターエルフを怒らせてしまいましたけど… [Sun 9 Nov 2008 23:44:52]
◆フェリクス > (何せシャコである。断じてエビやザリガニではない。シャコである。水中で肺活量不足とか、アイデンティティに関わってくる。ともかくとして)やァー、まあ、別に仕方ねェっちゃ無いんだけどな。 生き残ってる奴がいるんなら、助けてやりたいんだが――(さて、出てこないのなら仕方ないのだが、移住先探したのが無駄になりそう、というか。 約束を守れなかったのがシャコ的には痛かった。ガチガチと鋏を鳴らして)――ま、しかしあれだ。人外はブチ殺してもOKみてェな思考は良くわっかんねェんだよなァ、俺は(奴隷とかには事の他優しくする連中もいるというのに。バリバリと頭を掻いて、また溜息。 ともあれ、馬鹿の頭の中ではウォーターエルフの長と他の冒険者がドドンガドンとなって勝った、という程度の状況認識。大体あってるから問題ないだろうけれど。多分大丈夫) [Sun 9 Nov 2008 23:32:01]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 水中を息継ぎなしで伝って来られるアドバンテージ。 驚かされる方としてはちょっと心臓に悪いけど、世界の裏側では気にしないでと電波ゆんゆん。 ―――もしかしたら、まだ村に戻っていないのかもしれない? いや、聞こえてくる独り言はそんな感じでもないか。 ) ( 長が殺されてウォーターエルフ達がどうなるのかは分からない。 長だけは助けようとする割り切った行動から予想するしかなく、厳密には何とも言えないところ。 滅びるには違いないと思うものの、さて、連鎖的に全体が消えてしまったのかと言うと? この冒険商人も、長が殺されてしまうような状況で他のウォーターエルフが加勢しないわけはないと思っているから、ほとんど無人と踏んでいるけれど。 ) ―――フェリクスさん? …お帰りなさい。 ごめんなさい、止められませんでした。 ( キャスターバッグを引く音で、声をかけるより早く接近には気付くかもしれない。 顔を見せたら、普通に話す声が届く距離でそっと礼をした。 私達は遅かった。 …まだ終わっていないとは知らず、そう、思っている。 ) ( かくかくしかじか――― では通じないだろうか。 世界の裏側で事情が把握されているのなら、下記参照でクオの知っている現状を伝えるのは以下略で大丈夫? ) [Sun 9 Nov 2008 23:25:22]
◆フェリクス > (移住先探しに行って戻ってきたら全部終わってました、まる。 バリバリと頭を掻きつつ、神殿の中に立っている馬鹿の姿が其処にあった。 身体がぬれてるのは、やっぱり泳いで移動していたからだろう)――あーもぅ、どーすっかね。てか、ぶっちゃけ誰に話聞きゃ良いのかもわっかんねェし。 ウォーターエルフもなんかいねェ感じだし。(どーしたもんだろうね、本当。 とかぶつぶつ言っているので、貴女が声をかけようと思えば簡単に話しかけられるだろう。 勿論、別に無視したって良いのだけれど)(うん、突然なのはこれで二回目なんだ、申し訳ない。でも後悔はしていない。反省も。 ダメダメだった) [Sun 9 Nov 2008 23:14:33]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村を救った英雄の中に、ハッシュさんもいたらしいことは意外だった。 その場に居合わせて、やむなくということだと思うけど、他ならぬハッシュさんに村の赤ん坊は返すと約束した長がなぜと考えると… もう限界だったということなのか、何か、釈然としないものもある。 けれど、そこから分かることはない。 ) ( 何にせよ、もう、終わった。 まだしばらくは水域の浄化法を探してもらっている研究者との連絡などもあるけれど、無難なところではやはり相当な額がかかるということで、結論は出ていると思う。 ココさんに試してもらった方法も含めて、各所からの結果だけは村に伝え、それでお終い。 人類はその利益を守り、ウォーターエルフは…。 ) ―――…ごめんなさい。 ( 白く煙る溜息をついて、マッピングを続ける手を止めた。 ) ( ―――おおっと。 ペンとボードを胸に抱き、眼鏡を外して目元を拭う。 この人突然だ。 ) [Sun 9 Nov 2008 23:13:23]
お知らせ > フェリクスさんが入室されました。 『――で、ぶっちゃけどうしろと。』 [Sun 9 Nov 2008 23:11:32]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 知っていることと、知らないことがこんがらがってしまう。 ―――てゆか、以前内心でウォーターエルフの長と渡りをつけた仕事仲間が誰かは分からないとしてしまったけれど、それは知っていた。 ハッシュさんもウォーターエルフの治療法を探していて、その心意気に打たれた長が、村からさらった赤ん坊を無条件で解放すると決定した。 そこまでは聞いていた。 ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。 ただ、ウォーターエルフの生態だとか、その都合からハッシュさんが托されたものは知らない。 ハッシュさんに守られて、どこかで会った女の子がしていた儀式も、ウォーターエルフの治療より場の浄化をしていたのではないかと勝手に考えている。 そして、ウォーターエルフ達がただ一人助けようとした長を失って、滅びるしかないというのも自然な発想。 移住も何もなくなって、全て終わってしまったような気になっていた。 ) ( 心なしか気配が枯れてしまったような神殿に足を踏み入れる。 通い慣れた道を通って、マッピングの終点へ。 実は数日泊り込めるほどの広さがある?神殿にこれ以上通う意味も見出せないけども、感傷に浸るには丁度良い。 ) [Sun 9 Nov 2008 22:56:41]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 長の決定が最後まで覆されなかったのかどうか、そもそも本心だったのか、それは分からない。 ウォーターエルフの中には長の決定に反対していた者もあるようで、いずれにせよ戦いは避けられなかったかもしれないけれど。 村からさらわれた赤ん坊は、無事だった。 それが答えなのだと思う。 ―――その戦いを目の当たりにしていない冒険商人は、それなら何も戦わなくてもよかったのだと思ってしまう。 武人の矜持は分からないから、戦いは可能な限り避けるべきものとして捉えていて、命のやり取りをする者同士で何らかの信頼関係を築けるとは思えない。 ) ( ただ哀しくて、また水魔殿に足を運んでいた。 英雄を迎えて湧き立つ村には居辛いというのもある。 水魔は滅んだのに何をしに行くのかと訝る村人から、まだ生き残りがいるかもしれないと船だけ借りて。 本当にいるかもしれないとは知らないまま、神殿のある中州に上がる。 ) [Sun 9 Nov 2008 22:31:12]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――脅威は去ったと思って良いのかもしれない。 いや、ウォーターエルフの長が自分達がどうなろうと村の赤ん坊は返すと決定した時点で、既に去っていたと考えるべきか。 ) ( けれど昨夜、数人の仕事仲間が長と思しきウォーターエルフを殺したらしい。 村の赤ん坊も無事に帰ったということで、事件は解決。 怪我人も出て、中には重態の者もあるようだけど村人も含めて死者は無し。 これ以上は望めない、理想的な終幕だ。 ) [Sun 9 Nov 2008 22:19:49]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:8】 )』 [Sun 9 Nov 2008 22:12:01]
お知らせ > 君影@水魔さんが帰りました。 『(結局目が覚めたのは暖かいベッドの中で)』 [Sun 9 Nov 2008 04:13:40]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが退室されました。 『(彼女を暖かい部屋に寝かして、後はいつもの場所で寝よう。)』 [Sun 9 Nov 2008 04:12:44]
◆銀嶺@水魔 > (腕は痛いし、肺も痛いし、腹だって痛い。運が無かったといえば其れまでになるが。) ―――。 (抱き上げた女性に何度も呼びかけるが返事は返って来ない。窒息死と決め付けるのは早過ぎる。耳を君影の口に近付ければ、僅かながら呼吸音が聞こえた。心拍まで図るには、彼女の格好が過激し過ぎる。) …ああ、生き延びて帰って来い。 (ハッシュとバイの声に気付けば、二人の状態を眺めた。歩けるし動けるから大丈夫だろうと判断した。) …待ってくれ。 彼女の身体を冷やすのは頂けない。 (羽織りを彼女の身体に被せては肌の露出を隠した。後は、バイの後を追おう。暖かい部屋にスープ位は用意して貰わなければならないか。) [Sun 9 Nov 2008 04:11:18]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが帰りました。 [Sun 9 Nov 2008 04:07:00]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・任せる。(奥に進んでいく獅子に一言、そう付け加えようか。)・・・こちら、だ。比較的、安全な、道を、行こう。(残った銀嶺と君影に対しそう語りかける。自分は見取り図を持っている。何もないよりは幾分かマシな道を通れるはずだろう。とりあえずは二人を早く地上へ連れて行こうと、先頭をきって歩き出す。) [Sun 9 Nov 2008 04:06:57]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (長のコアも持ち帰った) 』 [Sun 9 Nov 2008 04:04:09]
◆ハッシュ@水魔 > (しかし、まだ終わってないのだ。赤子を迎えに行かなければ。それに、ヴェイトスに帰ったら行かなければならないところもあるのだ) …俺は赤子を探しに行く。お前たちは先に戻っているといい (恐らくこの回廊の奥だろうと思う。血を流しすぎた所為で頭がくらくらするが、手ぶらで帰って赤子が死んだ事にされてはたまらない。獅子は長の言葉を信じている。『今度こそ』子どもを助けたいのだ) (他の三人の英雄の帰還の後、獅子は一人ひっそりとロックス村に戻り、赤子の家を訪ねるだろう) [Sun 9 Nov 2008 04:03:17]
お知らせ > 長さんが帰りました。 『 …そして、この話にはまだ続きがあるのだ。 』 [Sun 9 Nov 2008 04:01:28]
◆長 > ( 緩やかに広がる水は、やがてその勢いを無くす。残ったのは二つに割れた長のコアだけだ。 ) ( 水魔殿の回廊は静けさを取り戻し、水が静かに流れる音だけが響いていた。他の水魔達が現われる様子は無い。恐らく後になって自分達の長が討たれた事に気付くのだろう。それに気付いた後、彼女らがどうするかはまた別の話だ。 ともあれ、あなた達は水魔の長との戦いに勝利し、生き残った。ロックスの村に帰れば、村人はあなた達を英雄として迎えてくれるだろう。 ) [Sun 9 Nov 2008 03:54:54]
◆君影@水魔 > ( 意識の落ちる寸前、自らのコアを自分の手で抉り取ったその水魔の長の姿を私は見る。 )( ―――気に入らない。 くそぅ。 何がって? あのままいけばきっとこの場はもっと悲惨な状況になったっていうのに――それなら死ぬ前に少しでも溜飲だって下がっただろうに。 こいつはそれをしなかった。 何がムカついたのかは自分でも分からない―――― 親が子を思う気持ちだなんて。 クソくらえだ ――――― )( 緩やかな波に乗り石畳に放り出された女は既に意識を失っている。 抵抗もなく銀嶺に抱きかかえられれば、ぐったりとその肢体を晒していた。 けれどちゃんと呼吸はしているし、何度も呼びかけられ続けた結果その意識も徐々に回復しようとしている。 ) [Sun 9 Nov 2008 03:50:36]
◆銀嶺@水魔 > (離脱の行動に移ろうとする他の連中が駆けつけても間に合うのか気掛かりだった。長が膨大化を繰り出しながら、別の行動を起こそうとしていた。) ――まだ何かしでかすのかッ!? (怒号の含んだ叫びを上げた。片腕を突っ込んだだけでは、君影を救出する事が難しい。なるべく両腕を動かしては、君影の身体の一部でも掴めれば――と思った。横目で長の行動を見遣れば、理解するのに2、3秒は掛かった。己の命を捨てただと!?) ――莫迦な。 (膨大化を繰り出す水の身体も、只の水が流れ込んでは、波となった。視線を向ければ、君影という女が波に攫われていこうとしていた。) ……女ッ!? 無事かッ!? (意識の有無を確認するように、何度も呼びかけた。名前は知らないが死なせたくない。それだけだ。彼女は己よりも水を浸かり過ぎている。女は冷えると体調を崩すということを知っている。だからこそ、彼女の許可もなく水から離そうと抱き上げた。姫抱っこなのだが。) [Sun 9 Nov 2008 03:44:15]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (まずい・・・胸に深刻なダメージが残っている状態で流されるのは非常にまずい。そんなことを思い振り返れば・・・小川のような水が流れてくる。)・・・?何が、起こった?(一部始終を見ていなかった男にとっては、破裂しようとした水の塊が振り返ればいきなり小川並みにさらさらと水が流れていった、というだけしか分からず・・・。それでも、まぁ、危険は回避できたといえるだろうか・・・。)・・・ここから、早々に去った、ほうが、いいかも、しれん。他の、水魔が、ただでは、おかん、だろう。(誰に言うでもなく、そう呟く。先ほどの出来事でもしっかりと落ち着いた声で周囲に響かせるだろう。) [Sun 9 Nov 2008 03:39:33]
◆ハッシュ@水魔 > (今なら水魔の長は至る場所から水を噴出させている。そちらへと向かえば女はとりあえず脱出できるだろうと高をくくっていた。だが、出口へと向かう足を止めて振り返ってみれば女はぐったりとしているし、それを助けに向かった男がいる。ちっと舌打ちし、出口へと向かっていた足を再び水魔の方へ向けた。女を引っ張り出すのを手伝おうとするが、間に合うか? ――間に合え! ) …あ? (視界の端に、水魔の長が動くのを見れば、獅子は顔を上げるだろう。何をしているのだ、と。獅子が目撃するのは水魔の長が自ら核を抜き取る場面だった) … な !? (それは、予想に反して緩やかに押し寄せてきた。荒れ狂う波ではない、清かな川そのままだ) ………な んだ? (獅子は信じられないといった表情のまま、水魔の長が名を呼ぶのに返答する) …、…わかった。 (獅子は痛みに顔を歪めながらも頷いた。長が消え去った後、その赤いコアを拾い上げる。――助けられてしまった、彼女に) [Sun 9 Nov 2008 03:33:41]
◆長 > ( …長の身体を構成する水はゆっくりと収縮し、崩れ落ちていく。そしてそれは緩やかな波となってハッシュ達の踝に押し寄せていった。君影はその波に乗ってゆっくりと外に放り出されるだろう。 ) ――― ハッシュ。 ( 長の身体がただの水に帰る直前、長はそっと彼の名前を呼ぶ。 )…私の子を 頼 む …。 ( その言葉は届くか否か。私の子が生き延びるにはきっと彼の力が必要だ。必要なのだ。 やがて全ての水分を失い、長はこの世から消え去った。二つに割れた赤いコアを残して。 ………。 ) [Sun 9 Nov 2008 03:22:27]
◆長 > ( 脳裏に過ぎるのは、我が子の事。他の水魔達の事。手を貸してくれた人間たちの事。ああ、水魔でも最後にはこういう光景を見るのだなと心の底で笑う。肥大化を止めない自分の身体は爆発し、水流でこの場に居る全員を押し流すだろう。その勢いならば、一気に片付けてしまえる可能性もある。だが――……。 ) ( 長は己の身体の中に腕を突っ込むと、君影に貫かれた自分のコアを自ら抉り出した。コアから切り離してしまえば、それは只の―― 水だ。 ) [Sun 9 Nov 2008 03:22:09]
◆君影@水魔 > ( しくじ っ たかも ) ( 止めてと言われて止めるか莫迦。 これで恐らくはこの水魔は仕留められた。 コアが弱点なのはこいつらにとっては共通の筈。 それは良いし。 仕事は果たせたんだけど。 )( 他の奴みたいに溶けるように消え去ってくれると思ってたから―――でかくなるとは思ってなくて―――もう、呼吸が 持たな い ―――― )( 何とか泳いで水魔の体の中から外に出ようとするけれど、限界に瀕しているから長が肥大化していくのも重なって外に出るのも間に合わない。 出ないと本当に拙い事になる のに―――― )( 誰かが手を伸ばしてくれたのだろうか。 何とか助かろうとその手を受け取ろうとするけれど 視界が 暗くなって いしきが もう )(ゴボッ)【水中活動限界突破】 [Sun 9 Nov 2008 03:11:41]
◆銀嶺@水魔 > (駄目だ。長の腕から逃れる方法が無い、――そう思った。だが女神でも居たのだろう、長の腕は止まった事に気付いた。) なん、だ…? (以前、水魔のコアを鷲掴みしたのと壊したの二つの現象と酷似していた。水の形状が崩れ落ちるのが普通だと思ったのだが、まるで水を圧縮させては爆破させるようなそれに思えた。 更にハッシュの叫ぶ声に驚愕の表情を浮かべた。) ――ご、ほッ! (空気を吸ってから、叫んだ。) 中にいる女を放っておけるかッ!? 取り込んでから時間が経っているのだぞッ!! (二度目の潜水を考え、水魔の体内となるイレギュラーを考えれば、其処から出て来れるのか疑問だった。他の連中に協力を求めてからでは遅い。直ぐ傍に居る長の体内に、片腕を突っ込もうと試みるだろう。出来るならば、体内に居る君影が出る為の手助けになるだろうか?爆心地にいる君影が危ない気がした。) [Sun 9 Nov 2008 03:07:18]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (突進している最中にそれは起こる。水魔の肥大化、そしてそれに伴う破裂の予感・・・。あの水に飲まれれば、実際に流されたことのある身としては・・・無事ではすまないような気がする。)・・・まずい、な。(今、中に突っ込んで、助ける余裕は全く無い。この量の水だ・・・自分が助けに入れば、自分も流されるのだ。・・・ならば、致し方あるまい。水魔とは反対方向へと即座に振り向き、全力で走り出した。) [Sun 9 Nov 2008 03:02:59]
◆ハッシュ@水魔 > (君影へとかけられる言葉は、長のコアが貫かれてからだ。流石に破壊されてもいないうちからは叫べない) [Sun 9 Nov 2008 03:00:26]
◆ハッシュ@水魔 > (一歩踏み出しかけた足は、君影の行動に気付いて止まる。コアを破壊しようとする君影を見れば、その結果を見ずに獅子は叫ぶ) だめだ…全員今すぐここから離れろ! 水に飲み込まれるぞ! お前――長に飲まれた奴! その中で自由に動けるなら出てこれるだろう! さっさとお前も離れろ! 石畳に叩きつけられる! (ここにいれば波に飲み込まれ、水路に飛び込めば錐揉みにもまれ、挙句壁に激突し、全身打撲で死ぬのが関の山だ。一番良いのは高い場所に逃げることだが、そんな場所が都合よくあるはずもない。離れて少しでも衝撃を抑えるしかあるまい。ただ今の己では素早く動く事など出来ないし、あの量の水が襲ってくれば当然踏ん張る事も出来ない。――万事休すだ。出口に向かって走り出そうにも、その歩みは遅い) [Sun 9 Nov 2008 02:55:03]
◆長 > あ。 ( 突如、コアを鷲づかみにされる感触。それは人間ならば心臓を掴まれるような感覚に近い。銀嶺とバイ・チャンフォンへと伸ばしていた両手が止まり、酸素を求めるかのように口をぱくぱくさせた。 ) や ……め……。 ( ――が、君影は止めない。その長の声が君影に届いたかどうかも危うい。結果、長はコアを貫かれ―――。 ) ………… っ ( 一瞬、沈黙した。 そして次の瞬間、長の身体が膨張し、まるで風船のように膨らんでいく。至るところから水が漏れ出し、その有様はまるで穴の空いた水風船のようだった。 ――更に、肥大を続ける! ) [Sun 9 Nov 2008 02:43:57]
◆長 > ふん。ではその水を操るしか能の無い我らの手で死ぬがいい。 ( ハッシュは足を打ちぬかれ、バイ・チャンフォンも戦闘力を削がれている。銀嶺に関しても同様だ、背後に回りこもうとしているようだが動きは鈍い。 まずは動こうとしているバイ・チャンフォンと銀嶺の動きを止めてやろう。長はその巨大な手を二人に伸ばした。そしてもう一人――― ) ……? ( その時、長はぐるりと周囲を見渡す。居ない。確かもう一匹居たはずだ。 ) ど…どこに行った!? ( 身体を肥大させ続けた結果、長は通常とは違う視点の高さから相手を見下ろす形となってしまっている。その為、体内に居る君影の姿に気付いていないのだ。そもそも、水を取り込もうとした際に君影を一緒に取り込んでしまうこと自体、想定外で――。 ) [Sun 9 Nov 2008 02:43:48]
◆君影@水魔 > ( 思わぬ事態にパニック症状に陥りかけた―――が。 抵抗が薄い? そう、ここは純粋に水の中だ。 先程までの波立つような環境でもなく、穏やか過ぎる程に静かな水の中―――― )( ――――コアが見えたっ!! それなら!! )( クナイを取り出す事も出来る。 ならば後はこれで―――終われ! 頭上に浮かぶコアを鷲掴みするように手を伸ばすと、躊躇いも無くクナイでそれを串刺しにしようと試みる。 先ほど吐き出した空気と連続の潜水となったせいで呼吸の方は早くも限界に近い。 だから起こり得るかもしれない事態にまでは頭は回らないし、何よりも今の私にはそんな余裕は塵ほども無い――――!【水中活動2T】 ) [Sun 9 Nov 2008 02:37:13]
◆銀嶺@水魔 > (三発の弾丸を喰らい、肉体の芯まで滲み出る激痛に喘いだ。頭部を揺らし、一段と大きく鈴音を鳴らした。) ――、ごほっ… (致命傷は避けたもの、重要な部分が喰らった。肺活量のバランスが崩れかけ、呼吸が乱れ始める。肘と胴体を覆う柔らかい布地が弾け飛んで、白磁の肌が変色し掛けている。動けるもの痛みが伴い、長くは動かせないだろう。) ――…はっ、 はぁ… はぁ… ( あの女は無事だろうか? 直ぐにでも動かなければ。 )(踏み止まったまま、視線を長に見上げる。汚い言葉に口許を下げながら、無事である両脚を動かしては、長の背後に回ろうと疾走し始める。先程の勢いより下がっているのも明白であった。ほんの隙を見出して君影を救い出さなければいけない。) [Sun 9 Nov 2008 02:34:53]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ハッ!水を、操る、しか、能のない、種族が、良く、いった、もの、だ。(口の血をふき取りながら、攻撃に備えよう。胸にはまだ激痛が残っている。骨が折れてはいないだろうが、かなりの衝撃であったことは確かだろう。帰れば一度、医者に見てもらったほうがいいのかもしれない。隙をうかがうべく、再び動き出そうとするが、コアの位置と、中の君影の位置に注目する。)・・・ふむ。(これは彼女がコアを破壊するのを待ったほうがいいかもしれない。と、なれば、注意を逸らすべく、自分も動いていかなければ・・・。再び突進を行うが、先ほどよりは速度が鈍いだろう。) [Sun 9 Nov 2008 02:28:40]
◆ハッシュ@水魔 > ……くそ (擦過傷は体の至る場所にある。庇った部分は直撃を避けたが、それ以外は痛手を被った。右手に込められる力も先程の半分以下になったのではないだろうか。まだ立ち上がれない) (己が会話をした長は穏やかだったが、今ではそれを見る影もない。水魔も凶悪な部分を宿していた、それだけの事だ。長の変貌に驚きはしないが、甚振られて殺されるわけにもいかない) ぐ、く… (足の激痛に苦鳴をもらす。それでも何時までも膝をついているわけにもいかなかった。獅子は足に力を込めて立ち上がる。じっとしていれば己は死ぬ。打ち抜かれた部分から血が零れ出ようが今は構わない。それに長を倒して終わりではない。赤子を助けなければならないのだ。右手に剣を構え直し) (君影の囚われた場所と、水魔の長のコアの場所を視界に捉えた。もしかしたら、と思った矢先に不安に囚われる。今コアを破壊し、長を殺してしまえば長の体を形作る水は一気に己らを飲み込む波となるのではないか、と。水となって分散されるとは言え、先程壁を破壊した質量がまともに来るとしたら非常にまずいのではないだろうか――?) [Sun 9 Nov 2008 02:19:55]
◆長 > ( 長の体内、つまりそれは水の中と同じ。意外にも、長の身体の中は水流も無く穏やかであった。泳ぎと同じ要領で動くことも出来るし、懐の武器を取り出すのも出来る。 そして君影は見るだろう、頭上に浮かぶ長のコアをッ! ) [Sun 9 Nov 2008 02:10:05]
◆長 > ははははははッ!どうだっ!ええ!?どうだ!人間ども!そうして蛆虫のように地べたを這い蹲っているのが似合っているぞッ!!ははははははははは!! ( 攻撃を受け、崩れる敵たちを見て長は高らかに笑った。今の水弾でかなり水分を失ったが、すぐに補給すれば良い。それよりも、こいつらに止めを刺すのが先だ――。 ) どうれ、私の大事な子達の仇だ。じっくりといたぶってから殺してやる。最後には貴様らは魚の餌だ。くっくっく…。 ( 長は本来の穏やかな性格を捨て、怒りと憎しみを露にした凶暴な性格へと変貌していた。その姿はもはや単なる化け物である。 長はゆっくりと三人に近づいていく。だが――…。 ) [Sun 9 Nov 2008 02:09:50]
◆君影@水魔 > ( その水流の勢いに吹き飛ばされた君影はクナイと短刀を取り落とし、水面に叩き落とされる。 糞。 また水の中に逆戻りする羽目になったなんて―――― ) ―――――― ( だがしかしそれで終わらない。 水を吸収した長は同時に自分をも体内に取り込んできた。 事態を把握するのに戸惑ってしまい、想定外の現状と今の自分の状況の拙さに激しく動揺すると、貴重な肺の中の酸素の一部を吐き出してしまった。 銀色に光る長の体の中で空気の泡が虚しく浮かぶ。 )( 動け――ないだろうか。 やっぱり。 なんとか して ―――― せめて 懐の 武器だけでもとりだせ――――― 【水中活動1T】 ) [Sun 9 Nov 2008 02:07:02]
◆銀嶺@水魔 > (何事も質量で押し潰されるケースは多いが、今回の場合は攻撃の手数で縮小させられる。) ―――くそッ! (苦味を噛み潰したように声を張り上げた。君影が長の体内に取り込まれる場面を直視すれば、握り締める鞭を放り込んでは、――長の懐に入り込もうと疾走する。) ( 人質を取られれば劣勢に強いられてしまう! ) (兎も角、長の体内にいる君影の救出が優先だ。銀色の身体をしているとはいえ、体内でも視界が利くのか分からない。だが、率直に救出の行動に移ろうとする。長に接近する中に、――銀色の弾丸が無数と飛び込んできた。) ――んぎッ、がぁ!! (頭部と心臓だけ守るように腕を担げた。左肘と右胸と胴体に命中した。肺に詰まる空気が吐き出され、打撲と裂傷で血の飛沫が細かに飛び散った。) [Sun 9 Nov 2008 02:05:08]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (取り込まれた君影の姿を見た。)間に合えば、助け、出せるやも、な。(内部で息が詰まって、人間はどれくらい生きていられるだろうか?とにかく、急いだ方がよさそうだ。)(数の力・・・自分ではあまり好きではないが、確かにそうだ。が、数ばかりでも全くダメだろう。数があっても質がなければ・・・。自分はそう思う。)量、より、質、だ。(そう呟きながら、飛んでくる弾丸を受ける体勢を取る。次の瞬間、鈍い音がして、胴に命中する。)・・・っぐぅ!(少し後ろに飛ばされ、そのまま地面を転げる。が、すぐに立ち上がり、取りこぼさなかった短刀を再び構える。・・・が、無傷では当然済んではいない。胸にかなりのダメージが残っているのと、口からも少し血が垂れているようだ。) [Sun 9 Nov 2008 01:54:49]
◆ハッシュ@水魔 > (とりあえず、獅子は水魔の体を小さくさせるためだけに動いている。コアは他の連中が何とかするだろうと言う思考。己はサポートに徹すればいい。獅子の半身はライオンである。故に獅子は数に頼み、何かを狩る事こそ強みと信じている) あ… (銀色の体色をしているとは言え、取り込まれた君影の姿は見えるだろうか? それを見れば目を見張った) ――! (何か来るのだとその言葉から察した。弾丸が飛来してくれば、身を屈め、右手で頭、左手で胴を庇い、水の弾丸に耐えようと。とは言え、それで防ぎきれるものではない。足は無防備であったし、これこそ数の暴力と言うものだろう。擦過する度に、赤いものが散り、白い服は血染めになろう) ぐあッ! (足を打ち抜かれれば、当然膝をつく。すぐさま動く事はできまい) [Sun 9 Nov 2008 01:47:12]
◆長 > ( ハッシュ、バイ・チャンフォン、銀嶺の三人に水の弾丸が襲い掛かる! ) [Sun 9 Nov 2008 01:30:14][46]
◆長 > 数こそ力―― では、その数の力を喰らうが良い! ( 膨張した長の身体から、水の弾丸が一斉に周囲に向けて放たれるッ!対象は体内に取り込んだ君影を除くハッシュ、バイ・チャンフォン、銀嶺の三人である。但し、ハッシュとバイ・チャンフォンは近い距離に居るため、攻撃を受けやすくなる。この発言の乱数の一桁の数字が 1、2、3、4ならばハッシュとバイ・チャンフォンへ。 5ならばハッシュと銀嶺へ。 6ならばバイ・チャンフォンと銀嶺へ。 7ならば幸運にも誰にも当たる事は無い。 8ならばハッシュ、バイ・チャンフォン、銀嶺の三人へ。 9ならば水の弾丸を発射する際、誤って体内に取り込んでしまった君影をあらぬ方向へ発射してしまう。 ――判定! ) [Sun 9 Nov 2008 01:29:11][48]
◆長 > ( 奴らの狙いは私のコアだ。水魔のコア以外の部分を斬りつけても中々殺せない事は、今までの戦闘経験から知っているに違いない。しかし、ならばコアだけを守りきれば良いかというとそうではない。水を失うことは力を失う事と同じなのだ。 ) っ! ( 更に三人の敵の攻撃が重なり、血のように水分を噴出す。が、銀嶺の攻撃は、長の足が銀嶺とは逆側にあるために届かない。長が前かがみの姿勢を取っているせいだ―― その代わり、胴体に当たった。 ) ふ、ふふふ。数こそ力だと…!?ははははは、良いだろうッ! ( 長の足は君影を捉え、そのまま水路へ。そこから水を吸い上げ、長の身体は再び膨張していく。――尚、その際君影の身体を長の体内に取り込んでしまう事になる。 ) [Sun 9 Nov 2008 01:28:39]
◆君影@水魔 > じゃあその蟻に殺されて無様に死ね。 ( 小賢しくもなるさ。 いかに卑怯に卑劣に楽な手を使って相手を仕留めるか考えるのが暗殺者という者の本分なのだから。 )( ――――チィ! ) ( だがその内心では舌打ちをしている。 とっとと倒れろこの化け物めが! ) ―――――!? ( 切り裂かれた脚。 だがしかし深手にはならず、その動きは止まる事が無い。 その脚の水流から避ける事は間に合わず、咄嗟にクナイと短刀を相手に突き出すような体勢で構えたまま衝撃に備える事しか出来なかった―――! よりにもよって私の方にくるんじゃないこのド畜生めが!! ) [Sun 9 Nov 2008 01:17:30]
◆銀嶺@水魔 > (連続の攻撃を命中させる事に成功したが、大したダメージを与えられない。だが、全員の攻撃が確実にダメージを蓄積させた。) 弱いからこそ、人間は協力し合うものだ。 (正面にバイと長がいる。後の全員は、長の後方に回り込んでいた。その様子を見眺めれば、微笑ましげに笑う。) ――、…数の力も絆であろう。 (鞭の舌を後方に引き飛ばし、柄を片手に持ち替える。) ( はてさて、どちらの腕が動くであろう? ) (準備の体勢に入れば、長の攻撃の前兆を見極めよう。前屈み姿勢にならず、後方や左右へ跳躍が出来るように身構えた。が、長の動作が見られない。) もっと強い戦士が構えているであろう。 (健全である長の足の方に鞭を上から一直線に振舞おう。) [Sun 9 Nov 2008 01:12:45]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (届かない・・・が、そう悲観することも無い。巨体であればあるほど、懐へ潜り込まれるのはきつい・・・と、思われる。なれば、このまま何度も浅く斬りつければ、光明は見えてくるかもしれない。水魔の後ろのほうから、一人、誰かが上がって来るのが見えたが、今はそちらに意識を向けるべきではないだろう。)高い、なら、低くする、まで、だ。(言いながら、コアの真下の部分を切りつけるだろう。何度も削れば、いずれ届くかも・・・ということだろう。が、近づく、という危険も増すだろう。果たして・・・。) [Sun 9 Nov 2008 01:07:50]
◆ハッシュ@水魔 > (とは言え、このまま足ばかり斬り付けていても終わらないのだ。小さな桶で池の水を掻き出しているくらい無駄だ。終わらない) (君影が水路から出てくるのならば、別の水魔の強襲かと舌打ちしようが、今更止められるわけもなし) (斬りつければその巨躯に潰されぬ様走り抜ける。切り落とした足が足のまま形を成しているのなら、移動は阻まれまい。ある程度の距離を――1、5mほど――保って立ち止まり振り返る) 数こそ力だ! 舐めるな! (君影に視線を寄越せば、水魔ではないと認識できるだろう。再び斬りつけに走る。兎に角水魔の体を切り裂くため、剣を振るった) [Sun 9 Nov 2008 00:50:16]
◆長 > ( ハッシュに背後を取られ、更にバイ・チャンフォンへの攻撃は失敗。二人の攻撃を同時に受け、水分を失ってしまう。ハッシュに二度斬りつけられた足は完全に身体から切り離されてしまい、バランスを大きく崩すこととなった。銀嶺の攻撃が再び自分の身体を叩き、これはそれほどのダメージにはならないが、どうやらこちらの動きを潰すことに専念するつもりらしい。 ――駄目だ、数が多すぎる! ) 小賢しい人間どもめ!蟻のようにわらわらとッッ!! ( 長は水路に自分の足を突っ込み、水を補給しようとする。 君影の姿には気付けず、結果君影の攻撃は成功し、長の足は切り裂かれるだろう。 ) 何…ッ!もう一匹居たのか…ッ! ( だが、長の脚の動きもまたすぐには止まらない。君影を巻き込んだまま水路に足を伸ばすか、それとも君影はそれを回避する事が出来るか!? ) [Sun 9 Nov 2008 00:40:20]
◆君影@水魔 > ( 狙うべき所は足。 コアに手が届かない以上、何とかして相手の体勢を崩す必要がある。 一撃で仕留めたい私としては誰かが体勢を崩してから飛び込みたくはあったのだが―――― ) ―――――― ( 下着姿に近い格好の女が一人。 短刀とクナイを携えて波の中から忽然と水魔の背後に出てきた。 狙いが自分に向かわなければ次の行動でコアを狙う事も出来るかもしれないという考え。 それともう一つは単純にそろそろ水上に居続けるのは限界が来たんだ。 )( 自分に近い場所にある足の方へと女は駆け出す。 それが何らかの行動を起こそうとしているとか、そういうのはどうでもいいしそこまで考えは及んでいない。 ただ切り裂く事を目的にその不穏な動きを始めた足に向って短刀とクナイを交差させるように斬り付けよう! ) [Sun 9 Nov 2008 00:36:12]
◆銀嶺@水魔 > (鞭の一撃を与え、長の動きを鈍らせた。水の身体を確実に与えさせ、縮小させる事に専念する必要がある。) ―――。 (言葉を発さず、叫んだハッシュを横目で見遣った。彼は足を切り裂き、コアの破壊を目論んでいるのだろう。バイは長の意識を逸らさせるなのであろう。長の背後に構えている、君影の姿を認識する事は出来ない。だが、なんとなくにいるような気がした。) ( ならば、女王の攻撃を妨げることか。 ) (バイとハッシュの位置を確認し、長の一連の動作を眺めた。意識が己に向けられなければ、長の攻撃を潰す積もりだ。軸足を床に押し付けては、鞭の舌を戻すのではなく、身体を180℃も転回をさせた。後から追いかける舌の鞭。長の振舞う片腕の肩口から頭部に目掛けて、舌の鞭が下から飛び出す。) [Sun 9 Nov 2008 00:29:26]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (コアに届くか届かないか・・・そのどちらであるか、未だ判断しかねるが、こうして攻撃を受けやすい位置にあえて動けば、相手としては無視はできなくなるだろう。そんな考えで突進していく。果たして、相手はどう動くか・・・。) [Sun 9 Nov 2008 00:24:59]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (追ってきた水の手。捕らえられるか?と思ったところで銀嶺の攻撃に助けられたようだ。礼は後で言っておくとしようか。)・・・ッハァ!(追撃してきた水を構えた短刀で気合と共に薙ぎ払う。同時、水魔の体めがけて走り出すだろう。) [Sun 9 Nov 2008 00:23:12]
◆ハッシュ@水魔 > (手応えはあった。そのまま長の体の脇を走り抜ける。踏ん張って体を止め、長を振り返った。これで長の背後は取れただろうか?少し距離は離れてしまっただろうが) やはり、コアか! (ただし、この大きさでは水の壁を破ってコアを刺突することは難しいように思えた。せめてもっと小さくしてしまえば――!) 余所見をするな! (敢えて叫んだ。此方に意識が集中すれば、バイが追撃の手を与えられるかもしれない。巨体ならば数で翻弄し、振り回してやればいいのだ。此方に追撃がこないのならば、再び剣を水平に構え、先程切り裂いた足をもう一度引き裂かんと走る。先程よりも剣を深く差し込もうと) [Sun 9 Nov 2008 00:15:03]
◆長 > ( 振り下ろした腕はまたも避けられ、バイ・チャンフォンの目の前で床板にぶつかった腕の先端が弾け、水を飛沫のように撒き散らす。 ) それで避けられたと思ったら大間違いだぞーッ! ( 叩きつけられ弾けた水が地面に落下することなく、そのまま後ろに避けるバイ・チャンフォンに追従し、その身体を捉えようと伸びる。不定形であり、骨のない体だからこそこうして自在に変化させる事が出来るのだ。 ) ――くっ!! ( その瞬間、駆けながらも足を切り裂いていったハッシュの剣にその動きが僅かにぐらりと歪んだ。肉も骨も無い足ではあるが、自重を支えているのは確かなのだ。 更に、銀嶺の攻撃がバイ・チャンフォンを捉えようと伸びる腕にあたり、その動きが一瞬鈍る。その後はすぐに再びバイ・チャンフォンへと迫るのだが。 ) ( くそっ、あまり身体の水分を消費しすぎるのは良くない。身体の一部を水路に突っ込んで、水を補給しなければ―― という、長の心の声は誰にも届かなかっただろう。 …ただ、君影が居る場所に向けられた長の足が、何か不穏な動きを見せている。 ) [Sun 9 Nov 2008 00:06:19]
◆君影@水魔 > ( 背後には回り込めた。 だがまだ動かない。 いや動けない。 )( 日和ってる連中共め。 いいから無理やりにでもさっさと攻め込め! )( 好き勝手な罵声を心の中で吐き捨てた。 水面から顔を出しそっと連中の様子を窺うも、状況に大きな変化はない。 暗殺、奇襲、騙し討ちはお手の物だが正面切っての戦闘となるとどうしても見劣りがする。 だからこそこの状況は数こそ有利を取っているものの、君影にとってはあまり嬉しくない状況であるともいえた。 故に動けず、水魔の背後で水上を漂ってはいるがそれも少しばかし辛くなってきたか。【水上活動3T】 ) [Sun 9 Nov 2008 00:01:41]
◆銀嶺@水魔 > (膨大な水流を床に叩き付けられた。撒き散らす水に、双眸を細めてしまった。) ――、これほどの破壊力とは恐れ入るものだ。 (引き攣った笑みを見せ付ければ、後方に跳躍するバイと衝突しないように左方へ移動しよう。) ――勇ましき女王よ、こんばんは。 (長に睨み付けられれば、其れに答えるように微笑んだ。…そして、長大な鞭の柄を握るのは片手ではない。両手で握り締めては、背中まで引っ込めるように構える。力を一杯に溜めて行けば、) はぁ… ッ!! (鞭の柄を握る両手を足元まで届くほど振り切った。舌の標的は、振舞おうとする拳から肩口だ。) [Sat 8 Nov 2008 23:58:36]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 遅い、な・・・ハエが、止まる。(にやり、と笑い軽口を叩く。なるべくこちらが挑発すれば、向かいにいる味方から注意を逸らすことはできるだろう。とのもくろみである。)(こちらへ向かってきた長の腕。今度はバックステップで、後ろに下がり避けようとする。銀嶺と君影にはまだ気付いていない様子である。その間も長の中をじっと凝視し、コアを仕留められる方法を模索しようとするだろう。) [Sat 8 Nov 2008 23:50:14]
◆ハッシュ@水魔 > (腰をかがめていたのは即座に回避行動に移るためだ。ただ、腰をかがめた状態では回避行動は前転に限られてしまう上、行動をとった後は即座に行動できないという欠点もある。はからずも、標的二人はそれぞれ逆の方向へと逃げ、的を絞らせる結果となった。己が標的から外れたのであれば、剣を両手で構えなおし、駆けながら足の辺りを狙って切り裂こうとするだろう。ただし、剣は深く水魔に差し込むつもりはない。剣の方が折れてしまいそうだったし、深く抉ってもそれほど損傷を与えられない気がしたためだ) [Sat 8 Nov 2008 23:44:24]
◆長 > ――新手か! ( 長は現われた銀嶺をにらみつけた。だが、君影の姿にはまだ気付いていない。 ) [Sat 8 Nov 2008 23:33:06]
◆長 > ( まるで滝のような音と共に、ハッシュとバイ・チャンフォンの横を通り抜けていく長の腕、水の塊。それが床にぶつかってどおぉん、という音を響かせる。水が拳を形作っていたが、それも衝撃と共に粉砕し水を撒き散らした。その床板にヒビが入っていることから、それなりの威力がある事はわかるだろう。 ) ちょこまかと…ッ! ( 長はその腕を振り上げ、今度はコアに近づこうとするバイ・チャンフォンに狙いを定める。 尚、巨大化した長のコアはやや高い位置にあり、そこを狙うには何らかの手段が必要である。6mまで肥大化した長ではあるが、屈むような姿勢をとっているので跳躍すれば届くだろうが――。 ) [Sat 8 Nov 2008 23:31:53]
◆君影@水魔 > ( 物凄い勢いで長が何かをおっ立てた気がしなくもなかったが。 水路から背後に回り込もうとする君影は、現在の状況を確認しようとそっと水面に顔を出し戦闘の様子を視認して―――― ) ………………ちっ ( げんなりとした嫌そうな表情をする。 でかい相手。 タフな相手という奴はとことん苦手だ。 威圧感もあるから嫌い。 こないだ戦ったザリガニもめっちゃでかかったしもう嫌。 ここまで来たけどやっぱ私帰ろうかな。 もしくは他の水魔探すとか。 だってここにあと他に三人もいるからきっと大丈夫よね。 ) ……………… ( なんて考えていたけれどやっぱちゃんと働こう。 再び潜るとやたらとでっかくなった長の背後付近へ潜水していく。 着けるのはきっと次ターン辺りか。 頼むからまだ敵の応援も誰も来るなよ。【水中活動2T】 ) [Sat 8 Nov 2008 23:28:38]
◆銀嶺@水魔 > ( 視覚から得られる情報はここまでが限界であろう。 ) (持ち構えた一対の短刀は、45センチも満たない。この戦況では邪魔になる武器だと判断すれば、身は通路に隠したまま一対の短刀を袖口に戻した。顔だけ回廊に出しては、進行し続ける戦況を眺める。) ―――、参る。 (3メートルも越える鞭を後ろ手で取り出し、一方の片手で固定具を外した。ゆるり、と解かれた鞭の舌は床に垂らしていった。準備を整えれば、回廊に飛び出そう。長との距離は二人組よりも離れているだろうが、リーチの長い鞭であれば問題はなく味方全体が動けるだろう。) [Sat 8 Nov 2008 23:25:34]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > はっ!やれる、なら、やって、みろ・・・。(相手の高らかな笑い声をはき捨てながら目をやった。楽しげな笑みを返しつつ、突き出してきた激流を自分はハッシュとは逆の左に避ける。)巨大、で、あれば、自然、動きも、鈍る・・・はずだ。(そんなことを呟きつつ、長のコアを探そうとする。むやみに突進しても水の塊の中に入るだけでは意味が無い。まずは交わしつつ、長のコアに一番近いところまで動こうとするだろう。) [Sat 8 Nov 2008 23:16:12]
◆ハッシュ@水魔 > (ならば左右への回避行動も一度は取れる。隣に誰もいない場合に限るが。少しなら余裕も生まれると言うものだ。本当ならばこの場から離れて水のない場所に誘い込むのが一番なのだろうが。今のままでは無理かもしれない。何と言っても長はでかい。逃げたところで、逃げられない気がした) …、 (巨大化すればその声も大きくなるのだろうか?高らかに笑う声に眉を顰めて) ――ちッ! (機敏ではないのなら避ける目はあるだろうか? 掠っただけでも相当痛そうだが。己は右――長から見て左にやや腰をかがめ、弧を描くように避けようとする) [Sat 8 Nov 2008 23:07:28]
◆長 > ( 道幅はそれなりに広い。武装した大人三人が横に並んでもまだ少し余裕がある程度だ。もっとも、やたら大きな獲物を使うとなると横一列に三人も並んでしまうとお互いに動きを阻害しあってしまうかもしれないが。 ) ( 肥大し続ける長の身体は、ついに6mに達する。途中で天井にばしゃんと頭をつけ、前かがみになってようやくこの通路に収まったという感じだ。但し、肥大し続けた為に本来水魔の身体にあった水をコアの周囲に固定する力は弱まり、通常の水魔と比べて柔らかくなっているようだ。 ) はーっはっはっは!どうだ、愚かな人間ども!もうお前たちに勝ち目は無いぞ、ここがお前たちの墓場になるのだ! ( 長は高らかに笑った。そして巨大な手を、ハッシュ目掛けて突き出そうとする。それは手というより強大な水の奔流。更にその動きはあまり機敏ではない。 ) ( 長の意識は完全に眼前のハッシュとバイ・チャンフォンに集中しており、あとの二人にはまだ気付いていない。 ) [Sat 8 Nov 2008 22:54:02]
◆君影@水魔 > ( リスクは高い。 水の中は水魔という化け物のフィールドだ。 故に左右の水路から長に近付き奇襲を仕掛ける手を上策と言い切る事は難しい。 )( リスクの高さだ。 襲われている味方を放置して、奇襲を仕掛けるような私の類を罠に嵌める為に、左右の水路の中に水魔が潜んでいるとも考えられる。 いやそうでなくとも応援に駆け付けた水魔に気付かれたりしたら非常に拙い状況に陥る事は自明。 ) ―――――― ( とぷん )( それら諸々のリスクを考慮した上で、君影が取った選択肢は水中に潜み相手に気取られる事なく接近を目論むという事。 )( ――――水流はキツイ。 気付かれる事のないよう水中に潜り、可能な限り水面を荒立てる事無く近付こうとしているが。【水中活動1T】 ) [Sat 8 Nov 2008 22:52:49]
◆銀嶺@水魔 > (地形を把握し道幅はどれ程なのか、見極めようと双眸を凝らしていった。 道幅と人数次第で左右や前後による回避の動作が取れなくなる。敵は水魔ながら銀色の巨人の風貌を漂わせているように見えた。) …バイと獣人か。 (長と対峙する二人組を見遣った。道幅によって、二人の行動に邪魔になるようであれば、君影の居ない方の水路に視線を向けた。) ――。 (水魔の身体が膨張し続ければ、コアへの壁が分厚くなるのと一緒であろう。だが、状況だけは把握が出来ない現況は動く事が出来ない。) [Sat 8 Nov 2008 22:43:52]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > そう、か・・・。なれば、助太刀、しよう。(銀色の水魔が膨れ上がるのを見れば、短刀を構えて相手を見据える。一人で相手にするには、かなりきつい相手だと思われる。自分も手を貸そうとする。)他の、水魔は、どうした?・・・ここへ、来るまで、ほとんど、みかけ、なかった。(ハッシュにでも、長にでもなく、答えられる方に尋ねた、というところだ。長の方を向きつつ、周りの水路にも気を回しているようだ。)(肥大化する水魔の長。飛び込むことはまだためらわれる。最初は出方を見るしかないようだ。) [Sat 8 Nov 2008 22:37:54]
◆ハッシュ@水魔 > (斬り掛かりつつ、獅子は考えていた。道幅はどのくらいだ。もし道幅が狭いのであれば、獅子の状況はかなり悪いと言える。左右は水路に囲まれ、左右への回避は絶望的。後ろに下がろうとしたら他の傭兵がいて回避行動が取れないという状況は勘弁してもらいたいところだ) (続々と他の傭兵たちが集まってきているようだが、それらに気を回す余裕は今はない。少なくとも己が剣を振り下ろすか、長の魔法を食らい、体勢を立て直すまではろくな返事は出来まい。そう思っていた) (水を斬った感触と言うものはよく分からない。刃が水を噛んだ瞬間の抵抗は人を斬るのとはまた違う。刺突とはまた違う感触だった) (獅子の一撃が当たった刹那、水柱が左右から上った。魔法を中断させる事はできなかったのかと、獅子は苦々しい表情で後ろに飛び退ろうとするだろう。せめて衝撃を少しでも抑えられるように、と左腕を胸の前に翳してみるのだが) ―― …、ハ、何だこれは。悪い冗談だ (吐き捨てるように) コイツが長だ! 今は一人だが、他の水魔がどこから来るかは分からん! (漸く会話をする瞬間が生まれた。それは獅子の隙にもなろうが) [Sat 8 Nov 2008 22:29:29]
◆長 > ( 尚、地形は基本的に一本道である。水が淡い光を放ち灯りは必要ないが、それでもその光も強いわけでは無いので、接近しすぎなければ気付かれる事は無い。もし気付かれずに接近しようと考えるのなら―― 長は水場ではなく床に立っており、左右の水路の中には今のところ他の水魔は居ないので、水路の中に潜んで進むという手がある。但し、その水路の水はしきりに波立っているが。 ) [Sat 8 Nov 2008 22:23:12]
◆長 > ( 長はハッシュが切りかかってくる直前までその僅かに開いた両手を動かさなかった。魔術の発動らしい何かが現われる事は無く、接近したハッシュの剣をその身体で受け止めることになる。直前に僅かに歩みを後ろへと引き、コアを傷つけることは避けたが―― ぱしゃんと水が跳ね、その一部が床に落ちる。何の抵抗も無く。 ) ……くッ。 ふ、ふふ。そうか、ならば全力で掛かってくるが良い。 ( 何故なら、彼は私の願いをかなえてくれたのだから。 …ハッシュの仲間であろう男が一人現れる。潜んでいる銀嶺と君影にはまだ気付かない。 ) ( 一見、魔術の発動前に攻撃しそれを中断することが出来たかのように見えたが―― 左右の水路の水が突然噴出し、弧を描いて長の身体に集まり始めた。すると長の身体はハッシュの目の前で肥大し始め、どんどん大きくなる! ) [Sat 8 Nov 2008 22:21:31]
◆君影@水魔 > ( 気配を殺し、水路の隅で身を潜めて様子を窺う。 蜷潜から教わったルートを辿り、単独で更にこの奥まで進んできた。 )( 警戒網は抜けられたか? 身を潜ませるような場所はここにはあるだろうか。 とにもかくにも依頼を受けた女が一人。 泳ぎに適した装備の少ない姿でこの場に居る。 ) [Sat 8 Nov 2008 22:18:37]
お知らせ > 君影@水魔さんが来ました。 『息を殺す』 [Sat 8 Nov 2008 22:12:05]
◆銀嶺@水魔 > (鈴の音と足の音は交差し、回廊へと響き渡ろうとも気付くものはいるか。) ―――、 (戦の場となる回廊へ通ずる、通路の入り口の付近で踏み止まった。肩口と肘を動かし、袖口から短刀の柄が飛び出す。普通に持ち構え、片方は逆手に持ち構えた。地形の特徴と長の実力を見極められない現時点では、近距離で攻防を成せる戦闘スタイルが無難だと本能に察した。) …美しさは罪になるであろう。 (小言を漏らしては小さな笑みを浮かべた。今は様子見だけであり、姿を現そうともしない。回廊へ何時でも踏み出せるように身を構えた。) [Sat 8 Nov 2008 22:07:04]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (歩を進めるに連れて見えてきた銀色の水魔。そして先日の傭兵・・・。なんとなくだが、銀色の水魔が長だ、と確信した。)・・・ふむ。(なにやら、事が起こりそうな様子。持っていた短刀を握り締めて、じりじりと歩を進めていく。)・・・そやつが、長、か?(切り結んでいる獅子に向かって問いかける。) [Sat 8 Nov 2008 22:04:59]
◆ハッシュ@水魔 > (長と対峙しても、獅子は視線を逸らしたり退いたりはしない。剣を握る手に少し力を込めた程度だ) …勿論、そのつもりだ (剣を握ってここにやって来たからには、目的はそれ以外にない。先日は笑えなかった獅子の口元に歪な笑みが浮かぶ。石畳に向けていた刃を構えた) (長の両手が動くと、一瞬遅れて獅子は石畳を蹴る。長のコアは両手に阻まれている上、距離も近いわけではなかろう。己の足の速さが早いか長の魔法の方が顕現するほうが早いのか。精神集中を阻むつもりで、長から見れば左上から右下に降り抜こうとするだろう。長の魔法の顕現の方が早いなら己の剣は振られる事なく終わろうが) [Sat 8 Nov 2008 21:58:02]
◆長 > ( その手にした剣が、彼の目的を物語る。長は表情を変えることなく静かにハッシュを見つめていた。 ) その通りだ、獅子よ。私を討つのならば今が絶好の好機というわけだ。 ( この言葉には嘘は無い。数が減ってしまった事で、水魔達の警戒網が薄くなってしまっているのだ。それ故、ここまで侵入者が迫っているのにも関わらず、誰も気付かなかった。…その結果、一人で出歩いている所に接触されてしまうという事態に陥る。時間が経過すれば誰か水魔が気付いて駆けつけてくるかもしれないが―― それより先に、ハッシュの仲間が到着する方が先になるだろう。 ) ( 長は両手を僅かに広げると、ゆっくりと精神を集中させ始めた。左右の水路が激しく揺らめき出す。 ) [Sat 8 Nov 2008 21:45:54]
◆銀嶺@水魔 > (回廊へ通ずる通路から響き渡る音。音の正体は銀製の鈴が打ち鳴らし、儚くも甲高い音を奏でている。) ――。 (金髪の獣人の情報を頼りに足を運んで行った。考えもなしに動いて体力を浪費するよりも、効率よく辿り着けるならば乗らない手はない。罠ならば乗り越えれば良い訳なのだし。) ……? (幾度も足音と鈴音を鳴らしては、確実に目的の場所まで到着するだろう。次ターンで到着する。) [Sat 8 Nov 2008 21:43:56]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (この水魔殿の中で潜入中に得た地図を頼りに、最下層まで潜り込んだ。幾たびか、迷いそうになりながらもどうにか最下層まで進めた。回廊をゆっくりと進んでいく。)・・・。(他にどのような道があるのか・・・あまり自分は知らないが、他の者もたどり着いているだろうか・・・。そんなことを考えながら回廊を進んでいく。) [Sat 8 Nov 2008 21:38:37]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 [Sat 8 Nov 2008 21:37:09]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが来ました。 [Sat 8 Nov 2008 21:36:03]
◆ハッシュ@水魔 > (銀色の体色は目立つ。それを視界に捉えた時、獅子もまた立ち止まった。抜き身の剣はまだ構えない。石畳に向けられたまま、だが油断はしない) 貴女一人か、水魔の長 (水路に水魔が潜む可能性もないわけではない。ぴりぴりとした雰囲気で獅子は問う。――他の連中はもうこの付近まで来ているのだろうか?) [Sat 8 Nov 2008 21:33:52]
◆長 > ( その時、長い回廊の奥からゆっくりと近づいてくる姿があった。銀色の姿をした水魔―― ウォーターエルフ達の長である。一本道であるため隠れられそうな場所は無いが、距離は遠い。恐らくは、お互いほぼ同時に相手の姿を視認するだろう。 他に水魔の姿は無く、どうやら一人で歩いてきていたようだ。 ) ………。 ( 長はハッシュの姿を確認すると立ち止まった。 ) [Sat 8 Nov 2008 21:27:48]
◆ハッシュ@水魔 > (獅子は一度だけ最深部に踏み入れた事がある。どの水路を通り、大体どちらの方向に行けばいいのかも何となく分かっている。本格的に討伐に赴くからには、他の傭兵たちにも居場所を教えている。獅子の言葉を信じるか否かは彼らの勝手だ。泳いで体力を消費しないよう、極力歩いてここまで来た。青く輝く光の壁は以前見たものと似ていた。恐らく長と出会った空間は近いはずだ) (幸い一本道ゆえ、今は迷う事もなかろう。水路に囲まれているため、奇襲に備えて獅子は右手に抜き身の剣を握った) [Sat 8 Nov 2008 21:20:17]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 [Sat 8 Nov 2008 21:10:48]
◆水魔殿 > ( 青く輝く光は、水に力が満ちている事を示している。水霊達の力が溢れ出ているのだ。しかしその回廊には水魔の姿は無く、水の跳ねる音だけがその場に響いていた。 ) [Sat 8 Nov 2008 21:09:37]
◆水魔殿 > ( 徒歩と泳ぎを繰り返し、ようやくそこに辿りついたのかもしれない。或いはもっと他の近道を見つけ、そこから行ったのかもしれない。 水魔殿の入り口からこの最下層まで誰かと一緒だったかもしれないし、途中で他の仲間と合流できたのかもしれない。もしくは、後から一人でやってくることも考えられる。 ) ( 青く輝く水の光が壁や天井を照らし、水面の動きにあわせてその光が揺らめいた。左右を広い水路に挟まれた長い回廊が続き、その場は灯りが必要ないほどに明るかった。 ) [Sat 8 Nov 2008 20:54:56]
お知らせ > 水魔殿さんが来ました。 『水場が青色に輝く。』 [Sat 8 Nov 2008 20:47:50]
お知らせ > 長さんが退室されました。 『 それでも、彼らに出会えた事は感謝しなければならない。 』 [Sat 8 Nov 2008 03:06:38]
◆長 > ( もう少し早く彼らに出会えていたら、村娘を人質に取ることも人間たちと争うことも無かったのかもしれない。 …だが、仕方が無い。これは仕方がない事なのだ。本当にどうしようもなく、仕方が無いことなのだ。 ) [Sat 8 Nov 2008 03:04:43]
◆長 > そんな連中から、我々の住処を奪い返す。そこに躊躇はもう要らぬ。遠慮なく水の底に沈め、魚の餌にしてしまうのだ。 ( 水魔達は頷き、その冷たい身体に滾る復讐心を燃やした。長に従って居た者も、長に反発していた者も、これでもう心置きなく人間たちと戦える。 …だが、いずれ長となる我が子を誰かに守らせるために、一人か二人―― 行かせるべきだろう。ハッシュ達が何人まで連れ出せるのかはわからないが。 ) [Sat 8 Nov 2008 03:01:47]
◆長 > ( さて、問題はそれで終わりではない。我々ウォーターエルフは人間たちの横暴に対して耐えに耐えてきた。何度も何度も交渉の席を設け、両者が納得できる妥協点を探し続けてきた。しかしそれは叶わず、結果としてこのような事態に。 その屈辱と、次々と倒れていく仲間に、水魔達は怒りを覚え統制がとれなくなってきている。…無理も無い。この私ですら怒りを覚えているのだから。 ) ( 長はその場に居る同胞たちを見渡した。…随分と数が少なくなってしまったものだ。 ) …さて、みんな。もうじきここへ人間どもがやってくるだろう。恐れを知らぬ無礼で愚かな醜いものたちだ。身体からすえた臭いを漂わせ、森を見れば焼き払い、山を見れば切り崩し、全てを自分達の都合の良いものにつくりかえようとするものたちだ。奴らは延々と肥大し続け、その肥え太った身体を維持させるために更に糧を求め続ける迷惑な連中だ。 [Sat 8 Nov 2008 02:54:59]
◆長 > ( この流域全体の汚染を消し去るまでにはいっていないが、今はそれで十分だ。――出来れば元気を取り戻したこの子と触れ合いたかったが、恐らくその余裕は無い。人間どもがいつここに攻めてくるか、わからないのだ。 ) …この子を彼らの元へ。あとは彼らに任せよう。きっと安全なところまでつれていってくれる筈。そして我々は再びその地で栄えるだろう。 ( そう言って、水魔の一人に我が子を預ける。――名残は惜しいが。 ) [Sat 8 Nov 2008 02:44:11]
◆長 > ( ――届けられた水魔の子の核は、幾分か浄化されていた。完全にという訳では無いにせよ、これなら水質の良い場所で時間をかけていけば回復するかもしれない。外の環境にもある程度までなら耐えうる事が出来るだろう。加えて、水魔殿内部の水の汚染が引いて来ている。ロックスの村の連中が染物業を中止しているせいもあるだろうが、最近神殿内の精霊の力が変動するのを感じた。恐らくは…。 ) これも彼らがやったことなのだろうな。 ( その水質の改善が、この子の回復に役立ってくれているのだろう。 …腕の中で安らかに眠る我が子の頬を撫でた。 ) [Sat 8 Nov 2008 02:36:33]
お知らせ > 長さんが来ました。 『水魔殿にて。』 [Sat 8 Nov 2008 02:28:22]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが退室されました。 『――雨が訪れた。』 [Fri 7 Nov 2008 01:12:04]
◆銀嶺@水魔 > 悠久なほど、残酷なものであろう? 人々の記憶から消え去り、何事も無くしてしまうのだから。 (肩を竦めて見せた。 絶命せぬ限りは、結んだ縁で語る機会もいずれは訪れるであろう。) 空か。 空と雷。 私とて其の姿が相応しいと思うよ。 ――何よりも似合っているのだから。 では暇を持て余した時に足を運んで見るとしよう。 (翼を広げる彼に視線を注いだ。) それまでは傍観者として中立の立場を保つのだな。 人の世は人の手で歯車を動かすべきだ。 神が動かすべきでは無かろう。 そうだな、この世はまだまだ学ぶ事が沢山あるのだから。 (気が済むまで歩き回るさ、と微笑んだ。宙に浮かぶ彼を見遣れば、後方から迫ってくる村娘にも視線を注いだ。) そうであろうな。 そうでなくてはならぬ。 …ああ、驕らぬ様にせねばならない。 (地面に立ち、人間と同じ視線なのだから対等であるべき。) ―――洗濯物? (また夜空に視線を向けた。) 時が巡れば、言を交えよう。 月の夜の加護を。 (彼は偉大なる天空へと飛び去った。見上げていれば、後ろから服が引っ張られた。) 明け方までは雨が降るそうだ。さっさと洗濯物を仕舞っておこう。それと身体を冷えぬよう、毛布をもう一枚被せて置こうではないか。 (頷く娘を見遣れば微笑ましくする。もう一度空に見上げた。) [Fri 7 Nov 2008 01:11:52]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『――神だ。』 [Fri 7 Nov 2008 00:51:58]
◆雷鳥 > さて、死すら死に絶えるほどの永い時というのもあるがね。(等と笑った。 滅んだ民族とやらの下りも少々気にはなったが、彼が話さないのであれば次の機会にでも取っておくとしよう。 私達の時間は、それこそ死ぬほど残っているのだからね)私という存在を当てはめるのに、この姿が相応しかったからだろうね。まあ、別に理由は気にならないさ。 私はこの姿が好きだ、というだけで十分だろう? ああ、暗黒街に来ればわかると思うよ。高いからね、アレは。(迷うことは無いさ、と次げて私は大きく翼を広げた)まぁ、切羽詰ったような時にだけ手を貸せば良い、というのは私の考えだ。私は関わらないし、関われない。 もっとも、君に強要する気はないから――好きなようにやってみると良い。 うん、一応はそう言っておこうと思ってね。(そして一度、二度、大きく羽ばたいてから宙に浮かぶ。)とはいえ、必要とされているなら、それに相応しい行動をしなくては。 私達は決して『偉くなどない』のだからね。 ――ふむ。では、まあ、夜だからもう無いと思うが、洗濯物を取り込むよう伝えておいた方が良い。 雨が降るからね。明け方には止むけれど。――それでは、銀嶺。またいつか(と言うと、私は空へと飛んだ。 ほどなくして、ぽつぽつと俄雨が降り出すだろう。 私は雷鳥。或いは雷を呼ぶ鳥、ワキンヤンとも呼ばれる存在。 すなわち――) [Fri 7 Nov 2008 00:51:47]
◆銀嶺@水魔 > 人の世に神は永遠に存在する事は叶わぬ。 何かしらの形を借りなければならないのだから。 ( 君の場合は ) そういうことになる。 滅んだ民族の戦士のだがな。 (話せば窮屈になるであろう、と微笑んでは付け足そう。ヴェイトス島には多くの神が集まるものだ。何故だか知る由も無い。寿命の概念に縛られない神の身体は時間ですら忘れ去るのも自然現象なのであろう。人間で言うボケといえばそれまでか。) ―――想像の力が成したものか? 暗黒街の時計塔…、実に興味が深いな。今度、案内を願えないだろうか? (方向音痴なのだ、と恥じらいも無く彼に願おう。私が差し出せる代価はあるのか、と問おう。) そうだな。 彼らの主張…、意志や覚悟を直と瞳に焼き付けたい。 (視線は夜空の方へと向けた。生まれ持った本質…、本能という其れだけは逆らえない。) ――少なくとも人の世に生きていられる。 必要とされた証であろう。 実際は裏切るものばかりだが。 (女の敵や社会の敵なんぞ、言われる始末だ。苦笑より笑みを零しては、楽しげに笑う。) ワキンヤン――? そうと呼ばせて貰おう。 (彼の名を知れば微笑ましげに頷いた。後方に視線を向ければ、村娘が駆け寄るのを見えた。連絡でもあるのだろう。) …済まぬ。そろそろ戻らないといけない。 [Fri 7 Nov 2008 00:39:32]
◆雷鳥 > 姿を借りてとは上手い事を言うね。私の力で作った姿ではないから、その通り、借り物だ。君の言葉は実に的を得ている。 では、君に倣って聞いてみようか。君の場合は人の姿を借りた、というわけかな?(先日も同胞の末裔と会話したが、互いに互いの姿を見て、となれば――さて、前にそんな機会があったのはいつだったか。まあ、覚えていなくとも問題は無いさ。時間の概念というのも、私にはあまり関係の無い事だからね)私の趣味ではないさ。借り物――つまり、人の考えた姿だよ。 人というのは関わっていて退屈する事が無くて……ああ、君、暗黒街の時計塔を知っているかね? 昔はたんなる石柱が精々だったというのに、凄いものだ。(最近また動き出した塔は、私のお気に入りの場所だ。煙と何とやらは高いところが好きだと言うそうだが、其処に私の名を付け加えても良いくらいには。我が事のように自慢してしまったが、まあ悪いことじゃない)生き様と死に様か。とすれば、今回の水魔の件もそうなのかな?(戦争を好むとなれば、それに関する神なのだろう。たとえ姿形が変化しても本質というのは変わらない。私が私のままであるように、受肉した彼もまた彼のままなのだろう)ああ、受肉しているのだものな。信じられ、必要とされているのだね、君は。(なるほど、と私は頷いた。それと共に、妙に畏まる彼に笑いながら口――嘴――を開く)ふむ、名前? 私に名前など無いさ。 必要なら、ワキンヤンとでも呼んでくれ。 [Fri 7 Nov 2008 00:14:04]
◆銀嶺@水魔 > 彼ら、人の子を見守る為に ――動物や道具の姿を借りているのだったな。 (神の世より、人の世で長く過ごし過ぎた。同胞に言われて気付けば、知ったかぶりするように頬を掻いてしまった。) なるほど。空の王者とも呼ばれる動物か、良い趣味をしているだな。 (同胞の姿を改めて認識すれば、闇に溶け込む空の王者にしても相応しい。というより羨ましすぎる。ネズミは理解出来るもの、卵はどうしても理解するのに苦しむだろう。後、何百年で理解を成せるか。) 神の世に戻れぬが、人の世で過ごしたかったのだ。 戦火の中に飛び込み、彼らの生き様と死に様を見届けたい。 (口許を緩めては、同胞に告げよう。) …うむ、神の血や肉を承った者達だな。私は彼らのお陰でこの肉体を維持し、人の世で生きていられる。 (双眸を瞑れば、頷くように頭を動かした。其の度に鈴の音が鳴る。) こうして出会えたのも何かの縁だ。自己紹介をして置こう。 真の名はシルヴィーレ・アシュトン・ガーディアンと申す。人の世では、銀嶺と申す事にしている。 其方の名を教えて頂いても構わぬか? (温まった両手を解けば、ゆらりっと滑らかに立ち上がった。同胞に対して己だけ楽な姿勢で挨拶するのは無礼だと感じたからの行為であった。) [Thu 6 Nov 2008 23:57:55]
◆雷鳥 > 別に驚くほどの事じゃないだろう? 姿形というのは、私達にはあまり関係ないからね。 もっとも、この姿は中々どうして気に入っているのだけれど。(驚く彼の姿に、私は頷いて答えた。人々の「かくあれかし」という意思で、私達の姿など如何様にでも変わってしまうものだ。逆に想いが無ければ何にもなれないという事だし、姿形に影響されてしまう面も多い。 かくいう私も卵だとかネズミだとかは好きだったりするのだが)しかし珍しいね、受肉している同胞なんて随分と長く見ていなかったのだけれど。 半神やら末裔やら、御使いの類は土地柄色々といるから、私も慣れているが。(若いというのは羨ましい事だ、と好々爺のように私は笑った。まあ、あまり間違った表現では無いと思う。無駄に年ばかり食っているからね、私も) [Thu 6 Nov 2008 23:43:17]
◆銀嶺@水魔 > (周囲に視線を注いでから、川の向こうまで視線を注いだ。そのまま白い息を吐き捨てながら、組み上げた腕を解いては両手で擦り合わせる様な仕草を取った。) ――む? (翼を動かす音より、人語に耳を傾けた。己自身に向けられた敵意というそれを感じなかったのか、身構えを取る事も無く顔だけで周辺に振り向いた。何も無い。――いや、川辺に舞い降りた鷲こそが声の正体か。) 貴様、――。 (意志を持って、人語を放っている鷲に驚愕する。) いや、…精霊よりも それ以上の存在、同胞であろうか? ( 間 ) ああ、…助平でも誇りに思うものだ。 (珍妙な返答をしては、両手を合わせたまま寒そうに擦り合わせていた。同じように頭を垂れては、笑顔を見せ付けた。) [Thu 6 Nov 2008 23:33:47]
◆雷鳥 > (――と、私は異国、或いは異界の同胞に声をかけながら、翼を動かして川辺へと降立った。 様子を見に来たのだが、どうやら結果はどうあれ人の手で解決できる方向へと向かっているようで、私としては一安心と言った所だ。もっとも、今の私ではあまり関わる事もできないのだが。 本来ならば早々に引き返して街へ戻るつもりだったのだが、ふと見かけた存在に、ついついこうして道草を食ってしまう。なに、私にだって息抜きは必要だ)もっとも、生命の営みそれ自体を否定する気は私にも無いのだけどね。だからといって、何処かの助平な雷親父と一緒にされては困るというものだ。(などと笑いながら、同胞に挨拶するように頭を動かした。 この世に受肉していようとも、同胞であれば私の声は届くはずだ。もっとも此方の姿が見えるかどうかは、私にはわからないが) [Thu 6 Nov 2008 23:21:43]
お知らせ > 雷鳥さんが入室されました。 『あまり好色なのも良くはないがね。』 [Thu 6 Nov 2008 23:15:16]
◆銀嶺@水魔 > 戦いの場が無いとなれば、――人肌が恋しくなる。 (なんか言うた。戦闘の意欲が発散されなければ、次の三大欲求の発散を試みようとするのが世界の摂理と言えよう。) …この戦が終われば、子猫たちに会いに行くとしよう。 (生き残る。生き残らなければならない。戦争の全てを見届けながら、戦いの場を我が血が欲しているのだから。だけれど、頑張ったご褒美は欲しくなるものだった。) 肌寒い季節になってきたものだ。 (また夜空に視線を向けても変わらない。腕を組み上げるようにし、露出した肩や二の腕を擦るようにしていった。) [Thu 6 Nov 2008 23:09:13]
◆銀嶺@水魔 > ――巧く事が運ぶのか。 (ココやクオの顔を思い描いた。そして視線は川の方に向けた。川は何度見ても一つしかない。ならば二つに分けるように岩の壁を作れば良いのではないか。) 向こうの水とこっち側の水を混ざらないようにするのも、…岩の壁で区切るのが良いのだが時間の問題なのだろう。 (村長の求める時間も、今となって迫って来ている。討伐の願いが来たのだ。神妙な顔付きになり、短い槍を地面に突き立てると、その隣で座り込んだ。誰かの考えや知恵を借りたい気持ちで一杯だった。) [Thu 6 Nov 2008 22:53:03]
◆銀嶺@水魔 > (今にも雨が降り出しそうな雰囲気は止まない。ロックス村や水魔の連中と関わり始めてから、曇り一つの無い夜空を見たことが無いような気がする。) 遂に決断をしたのだな。 (人質となった村娘達は救出され、残る赤子は生存の可能性が極めて低い。残る道は水魔の連中を滅ぼす。どちらかが滅ぼさなければ、この戦争に終焉の幕を引く事が出来まい。) 別の手段があればいいのだが…。 (ロックス村と水魔殿の間にある川の付近で立ち尽くしていた。灯りを必要としないが、人外だと誤解を受けないようにランタンを持ち歩いている。) [Thu 6 Nov 2008 22:47:05]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 『( 鈴の音を鳴らしては夜空を見上げた )』 [Thu 6 Nov 2008 22:39:56]
お知らせ > ルガリア・ココ@解毒調査さんが帰りました。 『 気合で居合いッ!! ( できません。 )』 [Thu 6 Nov 2008 01:11:44]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( 祭壇に着いたならば、儀式の後が見て取れた――水魔達が行ったのか他の者の手に拠るモノか、今は考えている時間も無い。 ) 取り敢えずは…、この部屋を片っ端からですかね。 ( 祭壇から近い水際、手を翳し。 意識を集中する、感覚を閉じるのでは無く開く感覚――精霊達に訴える。 ) 清らかなる水の乙女よ…。 ( 一回の魔法で精々が数リットル、休憩を挟みつつも精神力の限界までこの作業を続けるだろう。 ) [Thu 6 Nov 2008 01:11:02]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ――取り合えず手持ちの浄化石と魔法を使いますか。 ( 未だ効果があると決まったワケではないが。 自分も漠然と調べているだけではダメだ、決心を固める。 祭壇の間と呼ばれる場所があった筈だ、地図を頼りにその場所へと脚を向ける。 内部の毒が浄化されれば、効果は僅かなりとも出るだろう。 浄化石が聞かずとも、水浄化の魔法がある…穢れた水を飲み水へと変える魔法。 水魔殿全体は無理でも局地的に、水が流れ込み溜まっている場所ならば…。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:36:23]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( 偽善も何もある訳が無い、一族が滅亡に瀕しているならば――。 ) 矢張り、空洞状になっているから水が溜まり易いみたいですね。 ( 汚染された水が底に沈殿してしまっている。 開けた場所ならば、水が洗い流す染料も此処では溜まっていく一方か。 眼鏡の奥、水底を凝視する。 薄く濁った水は精霊の力を確実に奪っていってしまっている。 だが……。 ) 気のせいか、思ったよりも汚染が……――。 ( 少ない気がする。 村は現在、ヒトの出入りが激しい。 そう言えば誰かが術師を呼んだと噂に聞いたが……。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:18:45]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( 村の様子は、自分を歓迎していない―――解決に乗り出す輩に良い顔は見せていない。 言葉には出さずとも、暗い村人達の表情がそう語っていた。 ) 自分達のせいとは言え、村人が攫われたのなら……仕方が無いって言うのかな。 ( いっそ、水魔が人間と意思疎通出来なければ良かったのだろうか。 村を襲った魔物として討伐される、極々有り触れた話。 ) 声無き物には涙せず――、質の悪い冗句ですね本当に。 ( 訴える者がいたからこうして動いている、その事に是非は無い。 害を成すと討伐に加わる者にも、意見は無い。 何れにせよ、責任は関わったもの皆が取る、無論己も含め。 どんな形であれ、だ。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:04:57]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( 少し憂鬱だった商人さんと会話して数日が経つ、水魔殿の調査に乗り出したが――。 ) 期限は今日でしたっけか。 ( ランタンを掲げ、神殿内部を照らす。 神殿というよりは自然の洞窟に近い水魔殿。 滴る水音が反響し、湿度も高い――。 足元は泥濘、延々と続く洞窟に閉塞感を煽られる。 ) 思った以上に広いなぁ…、本当にこんな場所に住むゲルグ…エルフがいるんだ。 ( 商人さんより渡された地図を頼りに遺跡内部を進む。 ) [Wed 5 Nov 2008 23:54:08]
◆ミスター・エルフ@解毒調査 > ―――つまりは、ワンマントレジャーハンター。 たった一人の冒険者なのだよ。 ( 水魔殿に虚しく木霊するミスターエルフこと野良エルフの慟哭。 ) 気のせいか普段と全然変わりませんね……。 ( 対人症が進んで、其の内仮面のエルフとかどうだろうか? 新型にばっかり乗らされたり、専用カラーとか出来たりしてソレはソレで良いのかも知れないが。 ) ……仮面被る方が恥ずかしいですね。 ( 残念ながら脳内会議で却下された模様。 渾名が「恥ずかしい子」とかではついうっかり首を釣りかねない。 ) [Wed 5 Nov 2008 23:44:19]
お知らせ > ミスター・エルフ@解毒調査さんが来ました。 『 私は冒険者ギルドより独自行動の免許を与えられている。 』 [Wed 5 Nov 2008 23:40:05]
お知らせ > 藍音@水魔さんが帰りました。 『戦闘回避・・・・ってか突入?(ぁぁぁ』 [Wed 5 Nov 2008 06:12:47]
◆藍音@水魔 > いいのかそれで。(どさくさに紛れて此方淫乱で確定されたよ! もとから走り出したら止まらない生き物なのか、あるいはウオーターエルフというだけに、水鏡の如き性質なのか。 毒には邪悪を、和には和を、誘には快を返すような。 とか変な想像。) ……この仕事は刹那的な生き様が多いんだよ。 だが・・・これ・・川の上流での春画鑑賞は今日から 禁止だな―― 性的に侵略支配される―― (体に這う水が相手では避けるも止めるも儘ならないし。 もう半目でうっとりしてますよ!) 相手に聞くことでもない。 試してみてはどうだ―― 服の要らん生き物には其のふぇちっしゅな倒錯は判らんか。(ぬるぬるゆったりである為に話しながら楽しめる事もある―― 相手が満足するまで終わりがない、っていうのに気付くのはまだ先の話。) ――そうと知れば我等が心も判ろう? 楽しめ。(それは相手の存在を身に刻むことで、ホントの目的はこれで良いのだけど―― 折角だし心地良い記憶にしていきたい。とか。 スライム初めてじゃない。 けど連続被姦率はもう祝える数。 本人自覚してて後で自己嫌悪かもだが。) [Wed 5 Nov 2008 06:12:03]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『戦闘回避 ☆2 を贈呈』 [Wed 5 Nov 2008 05:51:56]
◆水魔 > ―――では、二人とも淫乱生物だな。うん。 ( それでいいらしい。後学のため、と言いつつ人間で遊ぶ気満々である。 ) ――興が乗りやすいのだな。――さて、書物によると――ここらへんか? ( 服のした、蠢くジェル状の液体が胸を撫で回し、首筋に絡みつきながら――秘所とその敏感な部分に蠢こう。 ) ――では、お前は「いい奴」なのかな? 人間は個性が強すぎてわからない。 ( ゆるり、と首を振りながら小さく首を捻ろう。 ) いっそのこと服を脱いだらよかろうに。 ( じゅるじゅると服の下へと少しずつ硬さを増していく液体。矛盾してるけどそこは不思議空間! ) 敵同士、だったな。貴様ら人間が次に攻め込んでくる日。それがどちらかの命日だ。 ( にまり、と笑いながら。徐々に少女の身体を支配していこう。新たに人間攻めてくるまで――時はあるのだから。 祝・スライム攻め! とか? ) [Wed 5 Nov 2008 05:49:07]
◆藍音@水魔 > これではどちらが淫乱生物だか判らんだろう・・・(今犯されんとしているのは此方だよ! こういう生物の親とかまったくもってなりたくない!) そんな声はあげてない。 ・・・だが中途半端に終わるのも嫌いだ。(むくれた。 頬の赤みは真似できないポイントか。) ・・・この程度の会話で人の全てを悟ったと称するのは問題だが。 遍く多いぞ、人は――私と違って触るのを嫌がる奴もいる。(拒むっていうかもうゆったり身を任せモードだけどな。 此方から弄れないし!) 母体に掛かる負担が違うと言ってる。 要らんよ。 それに万が一情が移っても困ろう――我々は元々何だ?(互いの平和的な誰かを二人して罵ってたわけで。 妙な成り行きになった邂逅だが―― 最悪次の日には敵同士なんだ。) [Wed 5 Nov 2008 05:37:03]
◆水魔 > 失礼な。人間が窮屈すぎるんだ。 例えは悪いが概ねその通りだ。害獣と言うのはこの際聞かなかったことにしてやる淫乱生物。 ( 簡単に考えれば代理出産だ。代理母になれるチャンスですよ! ――なりたくないだろうが ) ――遊んでほしいの? ( にまりと笑って顔を近づけよう。 ) なるほどなるほど。勉強熱心な人間もいるわけだな。その勉強をもっと理解に向けてほしいな。――なんだ。気持ち良さそうな声をあげていたくせに。 ( すっ、と貴方と同じ顔。貴方と同じ身体をした。だけども半透明でジェル状の人型が貴方に擦り寄ろう。 ) 概ね、貴様との会話で人間がどのような生物か理解した。つまるところ――遊びなら問題は無いのだろう? 人間は ( 再び拳ではなく、身体の半分以上を逆に取り込もうとするだろう。全身愛撫ってやつですが! 拒否られれば水なので強くはでれないが。 ) それと、我々の出産は核と水さえ出せればそれで済むのだから。哺乳類の出産よりも楽だと聞いたが? ほしくないのなら、仕方がないが [Wed 5 Nov 2008 05:24:22]
◆藍音@水魔 > 他の連中から聞いているよ。 それでも人に比しては自由すぎるぞ。 (ぶっちゃけここまで驚きの一時だったわけで。 心臓に悪い。 村長がハイジョしたがるわけだ。) 待て、それは蜂が蜘蛛に卵産むようなものだぞ。 害獣め・・・! (そりゃ形状が核以外自由なんだから擬似出産も出来るよな! 春画の読みすぎだということも含めて大分理解した。) ・・・・ん ふぁ♪(藍音さん声! 声!) ・・って何所を弄ってるんだ何所を―― ええい教えておいてやる。 人は出産時に調子を崩す。たまには死に到る。 故にそれなりの覚悟をもって出産に望む だ。 遊び程度なら兎も角―― (言いつつ地面に突っ伏した。 精神疲労だ。 床に流れる液体が体を拭ってくれて心地良いよ。 ・・・・も、物足りなそうな顔なんてしてないんだからね!)調査だといったろうが。 次に似たようなモノに会うたる時になるべく事なかれ とな。 それが何故このような事に―― どうしてくれるんだこの体。(べと液だらけの巫女服ぱたぱたしつつ、流石に殺して取り込もうとしたのは伏せとくよ。) [Wed 5 Nov 2008 05:16:30]
◆水魔 > 失礼な。このコアが一種の心臓だ。これを壊されれば形は保てないが。・・・ ( 少しだけ考える。 ) それもまたうまく他の個体着床しなくてな。いや、ぶっちゃけ相手の身体に植えつけることは可能なんだ。分裂した核を埋め込めばいいだけだからな。 ( こう、触手が卵を相手に埋めつけるような形だろうか? ) もっとも、その後に男と交わってもらわないと核も意味は無いのだが。 ――なんだ。つまらん。せっかくこの先端やらなにやらが色々と・・・・ん? ( くい、と首をかしげた。 ) 違うのか? 人間は子孫繁栄数が暴力多数決が正義な種族だと思っていたが? ( 首を傾げ、ぬるっぬるっにした身体をぼてりと床に下ろそう ) 意味がわからないな。貴様は先ほど身体が目的だと言ったではないか。どうしたいのだ貴様は ( 眉根を寄せる仕草も身体の外見もつるぺったんの同じコピー顔。 ) [Wed 5 Nov 2008 04:58:53]
◆藍音@水魔 > そうか・・・中身がないのか。 もうなんでもありだな。(非人間型がメインだなどと知ってはいません。 つまり形を崩されても痛くない、と。 其処は覚えた。) ……全員が女とさっき言ったろ。 ・・・ああ”種”か。増殖役に適した個体が特殊に居るという訳かな――いや、詮索はなしにしよう。(こんな状態でも間者としての本能は生きてるらしい。 危機以外に直面すると直ぐ死ぬが。) ……んふ こそばゆい。 って何を勘違いしている。 そりゃ遊びもするが行きずりの不思議生物と交わるほどでは――・・・・。 勝手に体型を写すなこのたわけ!(体が動くならこおべしッとやりたい所だった。 自分の体躯をコピー=スゲェ貧相なボディなんだが。)未通でないのは否定せんが絶対身篭らん。 其の上頼まれたって御免蒙る・・・・ぞ。 人は意図せぬ繁殖は嫌いなんだ。 貴様人間を生むカラクリか何かと勘違いしてないか―― (これはコレで目的が達せられるから別に不都合は無い筈なんだが何か悔しい。悔しいので睨みます。 でも真っ直ぐ顔は見れません。 殺しに来て犯られてるからか。 いつものパターンだ。) [Wed 5 Nov 2008 04:51:26]
◆水魔 > ――人間の言うところの魂のことか? それなら心配ない。私の魂は水にある。 ( つまり、身体全体が魂なので痛くないのです。だそうだ。もっとも、この姿自体が擬態だろうが ) ――残念ながら私たちの個体の中に男性が生まれる確率は少なくてな。男性という種は他種族から取り入れる事請け合いだ。――もっとも、人間と違って献身的に仕えるが。自然と他種族の知識も取り入れねば。――だとしても、貴様は女性だろう? 私に欲情は――嗚呼、なるほど。娯楽で身体を重ねる種族だったな、お主は。 ( 触手とかこう、色々な物に蹂躙されてるしね! ( ぐにゃりと拘束すると同時、少しずつその力を強くしていく。身体中を嘗め回すようにもぞもぞも拘束の強さが動き回り、体中を弄る様に圧力が蠢く。 ) なるほど、人間の身体とはこのような形なのだな。 ( そうやって勉強していくうちに、みるみると水魔の身体がはっきりと女性体へと近づいていく。研究しちゃってますが ) ――? それは嫌だな。折角の研究だ。 ――嗚呼、そうか。他種族と交わって子供を生むのが好きな人間であったな。水魔でも身ごもってみるか? ( 此方が一方的な立場に立ったのがうれしいらしく、少女の顔を間近で見ようか。 ) 初めてじゃない穢れた身体なのだろう? おぬしが身ごもれば子の水魔を研究できるのではないか? 建設的だ [Wed 5 Nov 2008 04:37:33]
◆藍音@水魔 > 然りだ。 貴様等の語る人間像は大抵が男の浅ましさであるな――。 うわ、止めろ。 脳が痛そうだぞそれ。(間近で見るとちょっと怖い水の体的行為。止めたいけど手を出すともっと嫌な感触しそうだ。) ・・・実は研究しているのではなかろうな? 男と女がコト成して子を産む以上のことは私も知らんぞ――(これでは釈迦に説法である。 妄想力で補完してるにしても自主族以外の生殖まで妄想するってどうだ。) 誰が飲むか! ・・・致命的な所でドン臭いな。 生殖行為を誘う時の有様だと言ったんだ私は。 欲情した相手にまるで食われるかのように一方的に蹂躙を・・・(頬っておくとぐにゃりと拘束された。 感触のお陰で不快でこそないがああもう御符全滅。 意外と命の危機だが危機感ないのはこいつのせいだ。)されてるのは私か。 こら放さんか――(本気で暴れれば何とかなるだろうが―― 言って聞くならそれが楽か とか思って説得もーど。) [Wed 5 Nov 2008 04:25:55]
◆水魔 > ――つまるところ、人間の男は浅ましいというわけだな。まったくもって理解しがたい。 ( あまりに理解できない。水魔は頭を痛そうに人差し指でずぶずぶと突き刺す。 ) む。ではなぜ核を新たに作り、そこに種を植えることで繁殖すると読んだぞ! それはさすがに騙されん! ( ずぶずぶとめり込ませた拳。しかし、核に触れようとおくにめり込ませようとすれば抵抗があるだろうが。 ) ―――すえぜん? そうか、人間は水を食すのだったな。つまり、水を―― ( はっ! ) 私を食べるつもりか!? 私を食べてどうする! これだから人間は水と見れば喉が渇いたと飲むのか! ( 顔を近づけられればさもありなん。このままでは食われてしまう。食われてはたまったものではない。 ) 貴様らが我々のようなウォーターエルフまで食べる偏食家だとは知らなかった! この、やめぃ! ( ぐわん、と手が一旦ジェル化すると広がり、少女を掴んで動けなくしようとするだろう。簡単に言うと――ジェルの身体拘束? 服なんて濡れるどころかぬるぬるになるね! しかも全身ほどよく圧力加えて拘束しようと魂胆だ! ) [Wed 5 Nov 2008 04:15:13]
◆藍音@水魔 > 集団でなければならぬ人の性だ。 判らねばほっとけ。 ・・・まぁ、其処は否定はしない。 悲しいが、主にオスどもがそうするよ。私はメスだが。(この無垢な変態を相手にすると、人としての浅ましさを突きつけられるようだ。 頭抱えた。) 種はオスの分担だ。 タマゴは無い―― あ、ちょ 何をする。 (手が入ると水の筈なのにつかまれてるみたいな感触があるか。 害意はなさそうだから攻撃する必要は――まだないか。) それは知らなかったが、恐らく恋愛感覚も多少違うのだろうな・・・・で、誰が性欲の権化だ誰が。(もう否定の言葉も出尽くしたか。 そのうち押し切られそうだ。) 大抵は我慢する。 我慢できないバカだけだ。 ・・・習性か? 次に似たようなモノに出合ったときになるべく事なかれと―― あと一つ言っておく。人間ではそういう反応を”据え膳”というのだ――食わぬは恥とされるぞ? (いっそ犯っちゃえたらどんなに楽だろう。 ちょっと吃驚させてやる意図を込めて擦り寄ったるか。 こお体くっ付けて顔至近距離にしてだな。 ちと服が濡れそうだが。) [Wed 5 Nov 2008 04:07:40]
◆水魔 > ――なるほど。理解できない事だな。―――つまり貴様らは人間の代用として他の種族の身体を玩ぶのだな。 ( やっぱり人間は恐ろしい生き物だな。性欲の塊ではないか! ) 種も卵もあると言うではないか。 ( ぽよんぽよんと叩かれる身体。不愉快そうに眉根を寄せた後、相手の拳を取り込んでやろうとするだろう。意地悪だ。 ) ――失礼な。後学のためだ! 貴様らのような性欲の権化のような生物と一緒にするな! 我らとて恋愛ぐらいはするのだ! ( ぐ、と拳を握って力説。恋愛など人間には存在しないかもしれないがな! ) ――つまり、人で埋めらることができなかった場合、無理やりに他の種族を犯すのだな! ――節操の無い。で、お前は身体を調べてなにを得る? ――まさか、私の身体を調べようと言うのではないな!? [Wed 5 Nov 2008 03:56:10]
◆藍音@水魔 > 知っているのではないか。 文化がなければ効能は判るまいが―― 違う。 恐らく違う。 容易に犯せぬ人間の安易な代用であるだけだ。猫耳は。(判りやすく説明してみると猫耳難儀だな。) ……末恐ろしい事をすると思っていたよ。 ・・・だが益々人とは交われまい。 核などないぞ。(頭体腰、とこおぽんぽん体を叩いてみせる。 何所も固い肉だ。)一抹の寂しさ位は人間ならあろう。 ・・・で、何所からそう思い至ったのか知らんがぜんっぜん正しくないッ! よッぽど犯られたいのかお前は―― (あ、其の核光るんだ。 とか今気付いたが意味がない。 もう完全に毒気を抜かれた感。この空気で相手を殺れるほど鬼になれない。) 本来人は人によって其の寂しさを埋めるものであってだな・・・ 私も調べに来ただけだと―― [Wed 5 Nov 2008 03:48:28]
◆水魔 > ――――あのにぎやかで迷惑などんちゃん騒ぎのことか。 ――――その通りではないのか?? ( 違うだろう。違うんだろうね。でも、水魔には理解できない。 ) 呼びづらいな。藍音か。―――なにを想像している。普通に身を混ぜ、新たな核を生成するだけだ。 ( 扇を腰にしまい、 ) ―――なるほど。ああいう行いか。よくはわからないが。寂しさ? ( ――ふむ、と顎に手をやり考え、 ) 貴様は寂しいという感情があるのか? だというならば――なるほど。 ( ゆっくりと考えるような仕草を一つ。 ) 寂しさか。して、貴様の目的である身体というのは変態ではないというのか。――つまり、 ( ぽん、と手を打った水魔は ) つまり、我々のような生き物に欲情するのは、 ( ぴっかーん、と目が光る。コアも光る。 ) 人間にとって正しいことなのだな! [Wed 5 Nov 2008 03:34:35]
◆藍音@水魔 > 否定しない――が、それが結束を強める元にもなる。 祭りなど良い例だな。(生命問題から生物の生き様へ。変化球だらけだ。)捨てろ! あと蛸と獣人は大分差があるし、其の言い方では性的に侵略支配しているようで嫌な感じだぞ。(まさに攻略対象?ううん。 異形側への欲情でなく、異形に襲われる人間側の倒錯に感情移入して楽しむものだとどう説明すれば良いか!) 私は藍音だ。 人は固有の名前を持つ。 ――貴様らの生殖に関しては確かに全く完全に想像できないが・・・ 何だか凄い事をしそうな言い様だな。(優しくしてと言っておきながらなんだ。ちょっと退いた。)女の口からそれを言わすのか。 ・・・・性交渉の果てに生まれるものだろう。(言った。) 春画見たなら知れ。 ・・・さて、色恋沙汰は人の習性だと思っていたが―― 恐らくは寂しいのではないか。 [Wed 5 Nov 2008 03:26:54]
◆水魔 > ―――――放蕩というか悦楽に浸りすぎではないか。息を吸うたびに遊ぶというのは。 ( すれ違いキャッツボール。ぐいぐいとそれでも投げつつ、水魔は首を捻る ) 失礼な。勝手に流れ着いただけだぞ。そうだ。貴様ら人間は猫耳なる獣人にも欲情するのだったな。この侵略支配民族! ( 間違った知識で正道を語る! ちょっと違うか ) ――とはいえ、貴様の名を私は知らない。変態以外になんと呼べばいい。女か? 私も生物学上女性だ。むしろ全員 ( ちゃんぷん、と胸を叩く仕草も胸に手を突っ込むという仕草になるという珍妙光景。 ) 残念ながら私たちは内向的なために外から迷い込んだ人間と恋におちるしかない。人間に限らぬが――・・・・。失礼な、貴様ら人間とはまた違った子孫繁栄を私たちはしているのだ。到底貴様らでは理解できないような事でな! ――たぶん? そもそも人間はどうやって子孫を残すのか意味不明だ。 ( つっ、と貴方へとちゃぷちゃぷと近づこうとするだろう。 ) 是非とも聞きたいな。そも、人間というのは他者をないがしろにしながらも、なぜ恋というものにおちる? [Wed 5 Nov 2008 03:14:01]
◆藍音@水魔 > 息を吸うように遊ぶという感覚は判らんか。 遊ばねば息を止めるが・・・ああ、息、要らんよな。 ――上司に恵まれぬは人も魔も不幸だろう。 同情はするが遠慮はしない。(知能は十分だが、体と社会のつくりが違うからして会話し辛いったらない。 擦れ違いながらキャッチボールが成立しかけている。) 水魔は皆煩悩の固まりか? 誰が欲情するものか! 勝手に襲われるだけだ! 態々際物の春画を手に入れてくる辺り相当だぞ!(寧ろお前が変態だ!とこお、ついには一喝した。妄想力高ェェ。) ・・・難儀だな・・・・まあ人間様々なのは確かだが・・・いい加減変態呼ばわりを止めてくれ。 ――それと嫌なら否定すればよかろう。 寧ろ否定してくれ――大体其の体でどーまぐわう心算なんだ貴様は。(吐き出すだけ吐き出したらどっと疲れるのである。 力なく説得中。 優しくしても何も体ほとんど水じゃないか。) [Wed 5 Nov 2008 03:05:01]
◆水魔 > ―――食以外の娯楽だと? 娯楽で殺されたら報われないではないか。 ――同情? する気なんてないくせ ( 止まった。しばしの沈黙 ) ――――――――っ!! やっぱりだ! やっぱりだ! この人魔物とかはいよる混沌とか蛸とかに欲情しちゃう人だ! 私が見た絵は本当だった。なんだっけ。山の絵で有名な人の! ( 頭を抱えて絶叫した。 ) なんで!? 私以外の皆が出会った人はいい人とか聞いてたけど変態に会っちゃった! しかもこの変態思いっきり理解ありそうで無いような意味不明だよ! ( がくん、とうなだれたのも束の間。じっと女を見やる。恨めしそうに ) ―――こんなことなら私だけいい人間に会えないからって強硬派気取るんじゃなかった。 ・・・・・や、優しくしてくださいね? ( なんか違う。意味違う。身体目的=水魔とかにしか欲情しない人=初めて理解ある人間=恋愛対象? という謎のシナプス理論が構築された! ) [Wed 5 Nov 2008 02:50:58]
◆藍音@水魔 > パンのみに生きるにあらず。 食う以外の娯楽が要ると言う事だ。(無論違う。 洗脳きたこれ。) 人と魔と、双方に内部分裂があるわけだ。 これは事件が解決泉のも頷ける。 同情は要らんよな?(なんせ此方も同じという話だし。 今にも飛び掛りそうな様子に反応し、祓串を軽く上げて半身に――飛び退く姿勢を見せるが。) ・・・た、たわけ! 誰が変態か! 幾ら私が魔物に犯られたり獣に犯られたり触手に犯られたり多いからとて・・・! ・・・・体が目的なのは確かだが、ええいなんと説明したらいい。 仕事の上での必要性であり学術的な話だ。 間違えるなよ。(逃走の空気、一瞬で彼岸に去る。 コアをぶっこ抜くなり刺殺した上で経過観察・生態を情報化しようとしたんだよ、という発言は語彙の不足によりツンデレ風になった。) [Wed 5 Nov 2008 02:40:23]
◆水魔 > ふん。野畑ぐらいは知ってるさ。――――ヒトハパントトモニイキル? だったか? ( ん? と首を傾げるような仕草も一瞬。ふるふると首を振って、「いけないいけない」と呟く。なんのこっちゃ ) 貴様らとは違うのだよ。我々には死活問題だ。だからこその強硬手段であったはずっ! だが、あの耄碌した長はっ! ( ぐ、と移住に同意しない健康な水魔は身を沈める。―――が、「私の興味はお前らだ」といわれた瞬間、水魔の目が点になった。 ) ――――・・・・・・はっ! まさか貴様・・・人間と恋ができない『ヘンタイ』という奴だな! 私たちのような人間とはかなーり違った生物としか恋ができない・・・という。身体が目的か! ( 絶対に違う。 ) [Wed 5 Nov 2008 02:27:28]
◆藍音@水魔 > 島の魔性は物を知らんと見えるな。 其処の村はその娯楽で食っている。喰えねば人は死ぬのよ。(武器として扇子一つか。 と安堵はするも――それが切り札とは考えない。 引き伸ばす問答の時間はここから如何すべきか考える時間。 欺瞞を宿した祓串が相手の眉間を向き、威嚇する。) やはりか。 タカ派の村長ではあるまい。 誰ゾの独断だろうな。 ・・・・主張をしないからだ。 先ず云え。 人はそうした。(その”会話”によって、水の制御技術がかなり高みにあることまでは判った――だが、流れからして・・・ここまでか?)・・・・他の連中は後者だろうが、どちらも違うな。 私の興味はお前らだ。(言いつつ、水魔の側に一歩前へ。) [Wed 5 Nov 2008 02:21:59]
お知らせ > 水魔さんが入室されました。 [Wed 5 Nov 2008 02:20:16]
◆水魔 > ―――フん。他の生物の命を奪い続けることで生きるのまでは良しとしよう。しかしその行いが染物などという娯楽で殺されては此方としてもな。 ( 其方が祓串を抜くのと同時、水魔は扇を抜く。鉄で出来た鉄扇と呼ばれるものだ。無論、稀有な一品ではあるが。 ) ――和平? ふん。その通りだよ人間。移住だ中和剤だなんだと言ってはいるが、私はここに愛着があってね。そもそも奴らは後から来たくせに先に住んでいた私たちを邪魔だから出て行けという。傲慢だね ( ごぶり、という水泡の破裂。内紛する空気や破裂するタイミング。はてはそこから漏れ出す空気を窄める事で音に変換する水魔はゆらりと笑う。 ) それで、貴様は自らを生贄となるためにやってきた稀有な人間なのかい? それともただの侵略者かい? ( 妖艶と微笑んだ ) [Wed 5 Nov 2008 02:10:10]
◆藍音@水魔 > ―――! (足がびたりと止まった。 言わン事ではない。 分岐が多い場所では、幾ら警戒してもこーして後ろを取られる場合がある。 悪態つくより命があった事を感謝すべきか。 部屋から飛び出して、声の側、三つ目の部屋の方に向き直る――) コレが水魔か。 はじめて見た ・・・質問される私はその人間だぞ? それに其方側の事情は判らん。(それこそ性質を手探ろうとしていた所。 相手の性格にまで言及はできない。 祓串の先を持ち持ち手側を相手に向けて―― ) 口振りから察するに、人側にも軟弱は多かったようだが。 和平でも持ちかけられたか。 (喋れる相手というのは感覚が人相手に近く、少しほっとする感じだ。 いきなり遭遇の吃驚を沈めつつ、相手を観察しようか。 見た目武器らしい武器はなさそうだが・・・) [Wed 5 Nov 2008 02:03:33]
◆水魔 > まったく軟弱者が多くて困る。そうは思わないか? 人間 ( それはどこぞの空間からの声。否、それは貴方が未だ見てはいない三つ目の部屋からである。 ) ――まったくても理解しがたい。毒を撒き散らす奴らを信用する奴らは耄碌したに違いない。そうは思わないかい? ( ゆらり、とその空間から現れた一体の水魔。女性の形をしてはいるが異質な存在感。ジェル状のヒトガタはゆっくりと腰に挿した扇子の柄を撫でる。 ) [Wed 5 Nov 2008 01:53:54]
お知らせ > 水魔さんが入室されました。 『ごぼり』 [Wed 5 Nov 2008 01:48:12]
◆藍音@水魔 > (矢と我? 雇われ。) [Wed 5 Nov 2008 01:40:59]
◆藍音@水魔 > 予想より少ないのだとすれば、向こう様から仕掛けてくるのを受けるばかり か――徒党組んで全面抗争をしでかしているほうがまだ安全だ。(潜んでいて余り闘わないか、仕掛ける際にはゲリラ的に少人数で奇襲だけー とかだと対処としても難しい。 やはり毒殺が一番だったのか。) ・・・・最悪、他の連中が引き抜いてきた奴を頂く手もあるが・・・癪だな。 粘ってみるとしよう。(目的は果たしても一人の矢と我として成果が上げられないのはアレだ、とか。 ぶつくさ良いつつ、次の部屋へ――今度はもう事前にちょっと覗き見ただけでかなり堂々と入ってくが大丈夫かどうか。) [Wed 5 Nov 2008 01:38:41]
◆藍音@水魔 > (反応なし。 たっぷり2秒待ってから、今度は体ごと中へ飛び込んだ――どうせ自分以外居ない場所だ。 祓串は何時でも抜けるよう逆持ちで携帯している。 ぐるっと周囲を見渡すが―― 本当に自分以外居ないとこうした警戒もどうなのか。) ・・・・・全力でやるのがアホらしくなってきたな。 肩の力抜くか。(どんづまった小さな部屋の中で、溜息一つはふ。 中々あたりは引けないものだ。)おまけにめぼしい物も無い、と。 [Wed 5 Nov 2008 01:32:32]
◆藍音@水魔 > (まずは壁沿いにつくりを確認――恐らくは扉を取り付ける意図があったんじゃないかーって感じの四角い入り口が3つ。その先は部屋か。 廊下に見えたこれがエントランス的役目を果たす部分なのかもしれない。 建設に関してはプロじゃ無いからそこまでだが―― 一本道じゃないってことは、後ろを警戒しないといけないことに繋がるとは知っている。) ……端からか。 どうせ地の利は向こうだ、虱潰しだな。(まずは右側から入ることにしよう。 ゆっくり近付いて、横から顔だけさっと出して覗き込む。) [Wed 5 Nov 2008 01:25:55]
◆藍音@水魔 > (ランタン翳してよく見てみれば――本来は作りかけの廊下、なのだろうか? 此処も崩れてるだけかもしれないが。 階段と違い意図されたらしい凹凸のある床の一部はうっすら水没。上から垂れてきたっぽい水が水滴として其処に落ちてさっきの音を作っているのか。)粗削りながら良い発想――だが仕事には邪魔か。(水魔にとっては身を隠せる塹壕だらけの地に見えるんだろうか。 住み着くのも判る。 無駄に袴を濡らさぬよう、できるだけ浸水のない所をつたって歩こう。) [Wed 5 Nov 2008 01:11:08]
◆藍音@水魔 > (水の神を称える神殿として ということなのだろうが、流水を造形の一部に取り入れて作られた建物なのだから、下に伸びるのは道理かもしれない。 川の下流に流れ出さない水流があるならば、そうした水の流れる方向は下だけだ。) ……誰が考えたのかは知らんが・・・この神殿の経緯も調べてみるか。(遺跡の類も幾つか見たが、其のどれとも異なる趣向だ。 文化的にちょっと興味も湧く。微かな水滴の音と知的欲求をしるべに下り階段を踏破すれば、奇しくも前回と同様、広めの部屋?のような地形に出た。) [Wed 5 Nov 2008 01:01:22]
◆藍音@水魔 > (石の段に荒れた岩のような壁。 音は過剰に反響し光源は少なく、捜索・警戒は手に持つランタンが頼りだ。 自然洞窟と混ざったような風景は、打ち捨てられるままに荒廃したのかあるいは元からそうなのか。) ……。 (黒と灰色の景色に、紅白の巫女装束は酷く浮いていた。其処だけ別の物語を切り張りしたような。 こういう場所は冒険者かとレジャーハンターの領分だろうに、なんて思いながら、経年劣化による凸凹だらけの道を下りていく。) [Wed 5 Nov 2008 00:44:12]
お知らせ > 藍音@水魔さんが入室されました。 『階段を下る。』 [Wed 5 Nov 2008 00:36:27]
お知らせ > 藍音@水魔さんが退室されました。 [Mon 3 Nov 2008 01:38:57]
◆藍音@水魔 > 小さな祭・・・壇? 或いは単なる広場か。(神殿という奴は往々にして役場やら集会場を兼ねる。 広い床を水路が囲うこの場所も、嘗てはそうした用途があったのかもしれない。 話し合いをしたり、祭りに集ったり。) ……ふん。(空間が持つ少々の寂しさというか、そういう感覚に影響されたっぽ。 妙な感慨を頭ふるると振って振り払う。 遺跡廻りに来た訳じゃない。 部屋を突っ切って、さらに先へと進もうか。 ”用途のある部屋”に出れたなら建物内深くにいる証拠。 潜ったりせず徒歩ででも、水魔の居座りそうな場所を探せるかもしれない――) [Mon 3 Nov 2008 01:32:55]
◆藍音@水魔 > よッ・・・・と。 くそ、無駄に体力を使うナ。(道を塞いでる何個目かの岩を攀じ登って超える―― 通路状だった今までの道から一片、少し広めの部屋に出たか。 急に天井&左右が広くなり、ちょっと心細い感。 ずりおっこちるみたいに岩から降りると、急ぎ辺りを確認―― ) ・・・漸く”内部”ということか?(相手の隠密能力と手に持つ片手のランタンの光量を鑑みれば、視覚でのチェックなどザル同然だろうが――警戒ってのはできるだけやるものだ。 祓串の持つ側を逆にして、何時でも抜けるようにしつつ。 ゆっくりと部屋の中央へ向けて。) [Mon 3 Nov 2008 01:20:37]
◆藍音@水魔 > (それに、そうした殺り方では”目的”を果たせない。 ――他の雇われ衆に聞かせれば白眼視されそうだが、藍音は実の所、人質の問題にも村の存亡にも大して興味は無いのだ。 あるのはただ一点、水魔と呼ばれた生き物、ウォーターエルフに対する知的欲求である。 今後の衝突を避けたり、衝突時の対策を得たり―― うまく事が運べば、”使う”こともできるかもしれない。)山には火ィ吹くのが、谷には石のが転がってても不思議では無いからな ・・・と。(知識があれば類似種の予測もできようってものだ。 そのためにも、実物を見てみたい―― 自然、遭遇率の高い危険な方へ。 奥へ奥へと向けて進む事になる。) [Mon 3 Nov 2008 01:05:10]
◆藍音@水魔 > (尤も、目標を前にしては流石にそうもいくまい。 限定的ながら水を操ると聞いているし、この格好では入れない水路・川・池・水溜りはそこ等中に点在して、ある意味で水魔の無敵地点を構築している。 歩き回る間に確認はしているが、ある程度奇襲されるのは覚悟の上 だ。) ・・・いっそ上流に陣取って稗奴螺の毒でも垂れ流してやるか・・・? (でも軽装でガタイもよろしく無い身としては、奇襲するのは好きだがされるのは苦手である。 人質がゼロなら毒殺も良い手だろうが、まだ赤子だかがいるのだったか。) [Mon 3 Nov 2008 00:55:49]
◆藍音@水魔 > (たまに横を水路が走ってたりする曲りくねった通路。 所々にある大きめな岩っぽい障害物は、きっと壁が崩れた跡なのだろう。 乗り越えて進む事が出来る。 ここに住む水魔達に補修技術が無いのか、そもそも建物自体には興味が無いのか―― 障壁としても通路としても中途半端な地形に感じる。) ・・・此処の壁は・・・流水に削られて割れたのか? 皮肉な。(推測が正しいなら、水棲の魔物を討つのに水が味方してくれている状態だ。 壁面に跳ねた水滴の跡を指でなぞりつつ、思わず笑みが漏れた。) [Mon 3 Nov 2008 00:44:54]
◆藍音@水魔 > (サムライはサムライソードを引き抜いた瞬間に精神のどっかでスイッチが入り、普段は心優しい輩も非情のファイターになるのだとか聞いたが―― 自分にとってのスイッチはこの巫女装束なのだろう。 隠密行動には少し重い装備だが、魂魄がびしッと引き締まる感じがする。 常時スイッチオン?そうだよ。) なにより安心感が違うからな・・・と。 さて―― 今宵はアタリを引けるか? (得物無しでは足手纏いと先日判ったことだし。 怪我の功名で見つけた徒歩移動可能なルートを使って、完全武装のままできるだけ奥に進んでみる魂胆だ。) [Mon 3 Nov 2008 00:33:54]
お知らせ > 藍音@水魔さんが入室されました。 『心機一転、いつもの格好で。』 [Mon 3 Nov 2008 00:23:37]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが帰りました。 『美しき夜の娘よ 、 安らぎな眠りを 。』 [Sun 2 Nov 2008 23:07:17]
◆銀嶺@水魔 > 世界の法則は絶対的だ。 善悪の線引きは何時だって理由は簡単であろう。 (己の手で滅ぼした生命の欠片を放り込んだ台を見詰める。) 勝利を掴み取る力を持つ者だけが、――想いを伝えては成し遂げられる。 (双眸を細め上げた。多くは何時も迷いながらも、前に踏み出そうと歩き続けている。そんな姿は微笑ましく、応援したくもなる。) ――。 ああ、意志と意志のぶつかり合いか。 …気難しい生き物ではある。 (濁した言葉を吐き捨てれば、身を返してはこの場を立ち去ろう。) 貴様の槍は頂いて行くぞ。 (そうと呟いては最後に言葉を漏らした。) [Sun 2 Nov 2008 23:06:08]
◆銀嶺@水魔 > 戦争は生き物に刺激を与え、頭を回転させては進化を繰り返す。 進化を繰り返した果ては、勝利を掴むための力であろう。 (言葉は紡がれてゆく) 勝利を掴み取れば、生活や国が繁栄され豊かな暮らしが出来るようになる。 だが、生き物の欲求は抑制する術を知らなさ過ぎた。 其の果てが、―――人間同士をも争うようになる。 其れゆえに共食いという言葉をも生み出してしまった。 (蒼い刺青は嘆くように、波紋を打たせるように轟いた。) ――…と、この世界では雄大なる大地の先住民・ヴェイティアンは、後に現れた多種族によって滅ぼされた。 …生き残りは居るだろうだが。 気候によって滅ぼされ、宗教によって滅ぼされ、同族によって滅ぼされ、運命という歯車に押し潰される。 (誰しもが逆らえない世界の流れは存在する。立ち止った足の向きを、先程まで立っていた台に振り向いた。) [Sun 2 Nov 2008 22:46:16]
◆銀嶺@水魔 > ――小規模の戦争だが拡大すれば犠牲が多くなるばかり。 (其の場から離れようと、一番近い出口に足を運んで行こう。) 火種の内に消して置けば良いのだが、貴様たちが犠牲となり歴史に消えて行くのだろう。 (戦争は犠牲と破壊を繰り返すだけ。戦争が在るからこそ、歴史は廻り続ける。) いや、小さな戦争であれば誰の記憶にも残らないのであろう。 意味も無く、争い続けた結果が虚無では悲し過ぎる。 (立ち止ってから、突き抜けた天井を通じて、暗い夜空を見上げていた。視界が利く分だけでも良い方か。) 戦争に勝つ為により強力な兵器を作り出そうと、知恵を捻り出しては生み出す生き物だ。 (漆黒の羽織りを肌蹴させ、腰元に巻き付けよう。露わにされる両腕の表面上に蒼い刺青を躍らせていた。左頬をも、生き物のようなそれだった。) [Sun 2 Nov 2008 22:33:02]
◆銀嶺@水魔 > (黒衣の青年は中央の台の付近に立ったまま、腰元の懐から布袋を取り出した。) …貴様の眠る場所は仲間の居る場所が良いのであろう? (布袋の中身は前日に殺害した水魔のコアである。但し、破損したコアなのだ。布袋の紐を緩めれば、手の平にコアの欠片を落としていった。台の中身を覗けば、底が見えぬほど深い水が詰まっていた。何処へ通じているのか知る由も無いが、水のある場所や仲間の居る場所に還すのが道理であろう。) 最初の娘もそうだった。 やや過激だったがな。 (溜め息を零した。) 死者に言葉を投げようとも、永久に届かないだろうな…。 (そうと呟けば、壊れたコアを台の中身に放り込んだ。 パチャンっ と小さな水柱を立てていき、コアの姿ですら見えなくなる。) [Sun 2 Nov 2008 22:21:06]
◆銀嶺@水魔 > (鳩派の連中と会話を成し、数日は持ち場から離脱した。復帰すれば驚く展開ばかりだった。) 何者であろう? (人質だった村娘達は救出されていた。衰弱はしていたが、生きていただけでも良い成果を上げた。問題なのは功績を挙げて置きながら、正体を明かさないという点が気に掛かった。) まぁ…、極度の照れ屋さんか恥ずかしがり屋さんなのだろう。 (鈴の音を立てないほど静かに立ち竦んでいた。この広間は半球体状の部屋で、天井は最初から突き抜けていた。中央にあるのは何かを置くための台が置かれていた。壁の端っこには水路が2、3メートルほどの間隔があり人間が隠れられそうだ。…そこに隠れようとする人間は居ないだろう。出口は三つもあった。小さな橋で掛けられており、三角形に配置されていた。) [Sun 2 Nov 2008 22:09:12]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 『( 祭壇らしい広間で佇んでいる )』 [Sun 2 Nov 2008 22:00:01]
お知らせ > 藍音@水魔さんが帰りました。 『運が向けば無事帰り着くさ。』 [Fri 31 Oct 2008 03:54:55]
◆藍音@水魔 > 井の中の蛙が・・・神殿の池のザリガニ?が何を思ったのか・・・・ 最早聞けんがな。(生きてても聞けないが―― 調査は後だ。環境なり何なりから推察しよう。) 別に悪いとは言っておるまい―― 何が露出か此処では誰も見ていない。 大体、似たようなものだろう?(水超えてやってくる連中は恐らく大半がそうだろう。 きてないよりきてるほうがやらしいことも、あるよ!) 出入り口が一箇所なら此処には水魔が居るはずだろう。 そう難しい事でもない―― 最悪休んでいけば良いしな。 一休みしてからにするか?(きわめて楽観的というか開き直っている藍音がいたりして。毛布無い→体寄せ合って暖めれば良い とかの冗談が死ね死ね弾の標的になるのである。) [Fri 31 Oct 2008 03:52:27]
お知らせ > 君影@水魔さんが退室されました。 『あーもう。死ね。死ね。(誰ともになく不機嫌そうに。)』 [Fri 31 Oct 2008 03:44:19]
◆君影@水魔 > 知らない。 でっかくなりたい気分だったんじゃない? ( そういうのに全然興味無い女。 まあ自然に生まれてきた奴だったら、っていう点には同意も同意。 ) そ。 だから私は悪くないわよ。 まあ確かに伝わったけど。 ( けれど彼女が来てくれなければ逃げる事すらおぼつかなかっただろう。 私だって感謝はしている。 口には出さないだけだ。 ) 露出狂ね。 ( 全裸状態だった藍音になんか言った。 助けてくれた行動のせいでそうだったというのに。 ) 我慢なさい。 …………正直もう動きたくないのに。 ( 仕事を続けられない程ではない。 けれど少し休まないと無理。 ――――ああ、うんそう。 私もその部屋。 そっから潜って来たんだけど。 ) ―――――― ( その言葉に衝撃を受ける君影。 ひょっとして、プチ遭難だろうか私達。 ―――大丈夫。 きっと帰り道ぐらいすぐに見つかるよね。 )( 疲れただの。 体痛いだの。 歩きたくないだの。 小声の愚痴を満載した賑やかな道中になる事は保障しよう。 ) [Fri 31 Oct 2008 03:37:09]
◆藍音@水魔 > 何故でかくなったかに興味があるが―― 村が垂らしてた奴か、水魔の仕業か――(自然生息だったら放棄すべきだこんな場所、とはき捨ててる。 こういう発生原因等の調査が、今回の依頼を受けた真の目的だったり。) ・・・・ふむ確かに念入りに殺せと言ったのは私か。 符やら祓串を持ってきていれば失態も無かったのだが―― 謝意が伝われば良いではないか。 お、気が効くな。 すまん。(着る物が戻ってきて漸く全裸状態から復帰。 堂々としてたが全裸だったねそういえば。 恥かしいより心細いが先に立つあたりなんか末期だ。)ちょっと血塗れだな。 ・・・・ああ、流石に体をツブされた後だ、急激な潜水は無理か。 ・・・私は・・・前にどんづまった部屋にあったろ。 池状の水溜り。 式神の力を借りてアレを超えてきたが―― あ。(もしかして同じルート? 此方は召喚獣の力に頼って最短距離を大急ぎで来たわけだが――) 先に一つ言っておく・・・別種でも連続では呼べん。(頼りなげに頭振った。 ゴメン。 べつのみちさがそう。) [Fri 31 Oct 2008 03:24:30]
◆君影@水魔 > みたいね。 でっかくなってもザリガニはザリガニか。 ( 視界を失えば目標も付けられなくなってたみたいだし。 もし視覚という概念が無い奴だったら絶対私達の方が死んでた自信がある。 ま、上手く狙った私の功績よと尊大に胸を張る。 感情に忠実な忍者――――耐え忍ぶ者としてやはり激しく間違っているような。 ) 臆病さを知らなかったんでしょ。 そういう奴から真っ先に死んでくものよ。 …………念のためにしっかり殺しといただけ。 ( ブスっと不機嫌そうに適当言った。 二匹目来たら無理。 水魔とか来ても無理ってのは同感。 もう胸の中に渦巻くなんかは過ぎ去ったし。 もうどうでもいいやコイツなんて。 ) ――――何よ。 お礼ぐらい素直に普通に言いなさいよ。 全く分かり辛い。 ( きっと普通に言ったらまた別の反応でいちゃもんつけただろうけど。 きっと何言ってもそんな風に返したんだろう女。 ザリガニの視界を覆い隠した襦袢を取り上げて、それを返そうと藍音の方へと放り投げてやる。 ) ( 平気かとか言われて。 改めて確認してみて。 ) ………絶対私がここに来たルートじゃ帰れない………! ( その事実に落胆した。 だって健康な状態でもギリギリだったもの。 相当傷ついてる今とか絶対無理。 藍音、貴女どこの方面から来た? 私と違う道?とちょっと必死そうに問い掛けた。 ) [Fri 31 Oct 2008 03:12:21]
◆藍音@水魔 > ・・・・どでッ腹は脆弱か。 まるで甲羅の虫だな。(切り刺す所を間違えなければあのような刃物でもいけるのか、と。 ちょっと感心した風に傷口と君影を交互にこお。 おお、蹴ってる殴ってる。 このニンジャは感情に忠実で、内に修羅を忍ばせているようだ。) ……痛手を受けて初めて悟ったのだろう。 獣よな。 ・・・・どうでもいいがソイツ既に死んでるぞ? (暫く見物してから、ゆるゆると止めるとするか。 二匹目来てもアレだし、今水魔とは殺りあえまい。 騒ぎは小さくいこう。) ふむ・・・其の様子なら大事はなかった か? 大分絞められたようだが。 ・・・・それは難しいな。盆を待って黄泉還る前に私はこの腹の中 だろう。 お前が居なければ、な。(相手の流儀に乗っ取って、曲りくねった謝意を返すか。 漸く近付いては、死骸を足先でつっついたりする。) [Fri 31 Oct 2008 02:58:02]
◆君影@水魔 > ( と。 少し経てば何やってんだろう私、という気分になり。 肩を落とすと藍音の方へと向き直ろう。 ) そうね。 あそこで死んでたら絶対アナタの事殺してやったわよ。 ( 感謝の言葉の代わりにそんな言葉を。 ) [Fri 31 Oct 2008 02:51:59]
◆君影@水魔 > ( 切り 裂いた。 藍音に援護して貰うまでもなく、その一閃は相手に闘争の意志を無くし、無駄と分かっていない愚かな逃走をさせる事になる。 )( くつ )( くつくつくつ ) どうしたのよ。 さっきまであんなに馬鹿みたいに狂おしくしつこく追っかけてきたっていうのに。 ねえ何勝手に逃げてるのよ。 どんだけ調子にのってるのよこのクソザリガニ。 ( 嗜虐に満ちた歪んだ笑いを浮かべると、いたく饒舌な調子でその無様な相手を見下して笑ってやる。 淡々と仕事を終わらす事もあるけれど。 殺しをした後はたまに酷く高揚した気分になる事もある情緒不安定。 )( こういう瞬間は嫌いじゃなくて。 好きで。 ほんの一瞬しかない愉悦だけれども。 )( へばりつくように倒れたその背中にクナイをざっくりと刺してやろうとする。 ―――あら固い。 通らないでやんの。 まったく何処までも生意気なんだから。 ) ほら、どうしたのよ。 無様ね。 本当に無様。 ( 代わりにその背中を足蹴にしてやって。 おかしそうに楽しそうに笑った。 ) [Fri 31 Oct 2008 02:49:43]
お知らせ > 巨大ザリガニさんが帰りました。 『………沈黙した。 ――戦いに勝利、★4をどうぞ。』 [Fri 31 Oct 2008 02:40:02]
◆巨大ザリガニ > ( 易々とまでは行かずとも、硬そうな外観からは予想もつかぬぐらいにクナイは一直線上を走る。そうして体内にある神経を、消化器官を破壊し、青紫色の血を噴出させた。 ) ―――――。 ( 致命的なダメージである。今すぐここから離れ、外敵から逃げなくてはならない。 ずりずりと後退し、先ほどの水場に逃げようとする化け物。しかし、身体はいう事を利かないのだ。何故自分の身体が動かないのか、それすらもやはりザリガニは理解出来ないわけなのだが。 ) …………。 ………。 ……。 ( 身体の構造が単純な生物であるため、死ぬまでには時間が掛かる。だが、やがて動かなくなるだろう。重いはさみをどすんと下ろし、身体のバランスを崩して地面の上にへばりつく。噴出す青紫の血も次第に勢いが無くなっていき――。 ) [Fri 31 Oct 2008 02:38:58]
◆藍音@水魔 > (短い時間で集めた数だ。短い時間で霧散してしまうのは道理か。 逆に小規模な分疲労も少ないので、そのまま動けるのだが――) ・・・命中したか。 相手が阿呆で助かったゾ。 あのまま握り締められていたら一巻の終わり――私がお前に殺されるナ。(即座に飛び込んで行ったりは流石にできないか。 思考が少しぼやけるよう。 無駄口ぽつり、一度ふるりと頭振ってから、おっとり刀で援護に向かう事になる。) ―――後は ひとりでも殺れる だろうが・・・ 念入りに殺して置けよ?(飛び出した後に続けば、格闘戦する君影より少し下がった所にて、不測の事態に備えよう。 無理に出て揉み合っても仕方ない。) [Fri 31 Oct 2008 02:34:57]
◆君影@水魔 > ( 逃走する際には水場を通らざるを得ない可能性が高い。 陸でこれなら水中は絶望的だ。 だからこそ今のうちに決着を付けたいという心理―――は、理論的な物で。 散々な目に遭わせてくれたこいつはぶっ殺さないと気が晴れないのよ! ) っと。 分かったわよ! ( 身体の反応は鈍い。 それでも囚われている今なら容易にいけると判断したけれど、すぐに解けちゃうのかこれは! まあそれに対して文句は言わないさ。 のっぴきならない状況を何とかしてくれた決定打を打ったのは藍音だ。 ) ――――― ( 射殺すようにザリガニを見つめている私には何が起こったのかすぐに悟る。 ――――まったくありがたい奴だ。 感謝してやるしかないか。 言ってはやらないけどさ。 ) ( 餌扱いしてくれたザリガニ野郎が何処見てるの?とか嘲りの言葉を勝ち誇っていってやりたかったけれど。 アホな理由でリスクはもう増やせない。 狙いも付けられていないハサミの振りおろしを避けると、そこはもう私の距離。 ここが私の殺せる間合いだ。 ) ――――し―――― ( その脆そうな位置にクナイの刃を深々と突き立てる。 ) ねぇ!!! ( そしてクナイが折れんばかりの気持ちを込めて渾身の力でその腹を切り上げよう。 これならきっと致命に成り得る一撃の筈―――――! ) [Fri 31 Oct 2008 02:27:26]
◆巨大ザリガニ > ( 不可解な攻撃を受け、ザリガニは身動きをとることが出来ない。しかし、その拘束が解けた。何故動けるようになったのか、それすらもザリガニは理解できないがとにかく身体の自由を取り戻すことが出来た。 そして、一つだけ残った瞳が見るのは、眼前に迫る敵―― 否、餌だ。しかも、さっき食い損ねた餌だ。 ザリガニは再び相手を捕らえようとハサミを持ち上げたが―― 片方残った視界もまた不意に暗くなった。 ) ……!? ( 当然、何が起こったのかザリガニは判らない。ただあらぬ場所にハサミを振り下ろすのみだった。そんな攻撃があたる確率は低く、それを掻い潜れば君影は必殺の間合いに入るだろう。比較的柔らかい殻で覆われた、ザリガニの前面部から腹に掛けてのその位置に。 ) [Fri 31 Oct 2008 02:16:14]
◆藍音@水魔 > ッははははは! かかったバカめが良いざまだ!!座利蟹らしく這うがいい!(発動後は呼び出した化物の性格に引き摺られる――なんて欠点があったりして、鳥ちっく=おしゃべりになる。 後は君影とともに敵を攻撃するか、当面の敵を其のままに逃走に移るか二択―― 択一するまでもなく攻撃する事に決まった。) ・・・・・と、バカ直ぐ動くぞきをつけろッ――!!(精神面での封印で、動物相手には聞くようだが――所詮は俄か召喚術だ。 忠告しつつ、サポートに回ることにする。 襦袢の結び目に指が向かう。 袖から腕を抜く。) ええい後の事は仕方ない か ――からまれッ!!(相手が動かない今がチャンスとばかり――残った側の目のあたり目掛けて、さっきまで着てた上着=水分を吸った襦袢を投げ付ける―― 目隠し状態ならば、弱った今の君影とて容易には討たれまい、って判断だ。) [Fri 31 Oct 2008 02:10:11]
◆君影@水魔 > ( 強く締め付けられ身動きできない状態のまま捕らえられた獲物は引き寄せられる。 そしてその口が開いたとき、こいつが何をしようとしているかを悟った。 ) ――――ヤッ……あ………!? ( 喉が引き攣ったように上擦った声で小さく悲鳴を上げた。 碌な抵抗も出来ないままその口元へと運ばれていき―――― )( 唐突に黒い物体がザリガニを覆い始める。 解放された私は地面に落ちて、その間もザリガニは必死に黒い―――鳥?か?を振り払おうとしていて。 ) ―――――― ( 骨は逝ってない。 痛むけれど体は動く。 逃げるにしても殺すにしても。 何かを出来るように藍音はしてくれた。 ) ―――――殺す。 ( 最後の一本のクナイを構えると、動きの封じられたザリガニに向かって駆け出さんとする。 このまま逃げても手負いだからいずれ追い付かれてしまうんじゃないかという打算が二割。 残りの八割はムカつくこのザリガニ野郎を殺してしまいたいという感情的な行為。 ) [Fri 31 Oct 2008 01:59:49]
◆巨大ザリガニ > ( 片腕だけで操縦出来るんですね、わかります。 ) ――――。 ( ザリガニはすぐに次の行動に移る。即ち、捕食である。このハサミは何のためについているのか?それは勿論、獲物を掴まえて喰うためだ。ザリガニは食うために生きている。 そうして無言のまま、掴まえた君影を口に運ぶのだ。グロテスクな口がにちゃりと糸を引きながら開き、頭から齧ってやろうというのだ。 ――だが。 ) ………!? ( 突如黒い何かが視界を覆った。ザリガニは特に黒い物体に対して敏感に反応する。しかし、あまりに速い。あまりに多い。 ザリガニは挟んだままの君影を手放し、いや鋏放し?ともあれ解放し、両腕を振り回したが蹴散らすことが出来ず――。やがてその黒い物体に纏わりつかれ、その動きを封じられてしまう。 ) [Fri 31 Oct 2008 01:44:01]
◆藍音@水魔 > (悠長に全行詠唱をかましている余裕は皆無。 効果を落としてでも、最速でぶっ放すことになる。 願わくば、それまで――つかまるな。そんな誓願は心の隅っこの隅っこでしか祈れない。 ざわめきに支配される。 羽音が聞こえる。 黒い黒い黒い鳥のような何かが、肩に腕に頭に留っているような。) ”夜半の森に化鳥在り。 黒羽赤眼、集うこと雲霞の如し。 声は眩まし、姿は惑わす。 心乱るれば忽ちに、黄泉の深きに誘わん――”(術式は召喚の技、対象の容姿は説明不要。 藍音の詠唱とは、形容そのものである。 目を開く。 最悪の現状が飛び込んでくる。 敵の腕に囚われた君影、相手の手はさらに一本を残すか。 だが確かに動きは止まった。自分も無事だ。) ―――急く来たりて我が威に従え、 『夜雀』!! (号令一下、群れ集い飛翔する黒い飛翔物――見ようによっては鳥の群れともとれるそれが、四方八方よりざりがにの化物に襲い掛かる―― 群れなして相手に纏わり付き、動きを封じる力を持つモノだ。 硬化時間は短いが撹乱としては上々―― 上手く決まれば其の間は、相方が千切り飛ばされるのも防げる か―― ) [Fri 31 Oct 2008 01:39:36]
◆君影@水魔 > ( ヴァルヴァロだぞぉ!! ) ( 御免なさい。 何か唐突に言いたくなっただけなんです。 )( 振り返るという事は速度を落とすこと。 速度を落とすということは、そのハサミの射程範囲内に入ってしまうという事。 ) ―――――ヵ…ハッ…… ( 掴まえられた。 その巨体に似合った力で挟み込まれた私を締め付けてくるザリガニ。 肺の中に残っていた空気が絞り取られ、体が千切れてしまいそうになる錯覚を覚える。 ―――錯覚よね? ) はや……しなさ…よ…… ( 締め付けられながら苦しそうな声を漏らす。 これでもし何とか出来なかったら殺してやるんだから。 絶対に殺すわよ。 ) [Fri 31 Oct 2008 01:21:52]
◆巨大ザリガニ > ( 標的二人は逃げ回り、中々捕まえられない。しかしばちんばちんとハサミの音を響かせながら、確実に二人の身体に迫りつつある―― ようにザリガニには思えた。そしてその内の一人が跳躍し、ザリガニの意識は一瞬君影の方に移る。ハサミを掲げ、空中に舞う君影を掴まえるのだ。そして万力のような力を篭めて、挟み込む―― その直前。 ) !? ( 突如、右目の視界が消えた。 君影が放った攻撃が見事に右目を抉り飛ばす事に成功したのだ。反射で引っ込めた左目の方は残念ながら外れてしまったが。突然のダメージに、ザリガニの足は止まる。しかし!君影を掴まえたハサミはまだそのままだ! ) ―――――。 ( 痛みの声をあげたり苦しんだりという素振りは見せないが、少なくとも怯んでいるようである。その状態のまま、ザリガニは一度静止した。藍音が何か不可解な音を立てているが、人語を解さぬザリガニにはわからない。故に何のリアクションも取らない。もしその言葉が音楽と共に奏でられたのなら、以前水魔が歌を聞かせていたときのように聞き惚れたのかもしれないが。 ) [Fri 31 Oct 2008 01:11:24]
◆藍音@水魔 > 無茶言うな! 私はごりあてじゃないんだぞ!(思わず言い返してしまったが、そんな場合じゃない。間近で見るとこの鋏、不気味なくらいデカイこの鋏!) うおっ・・・と! このままでは尻・・・もといジリ貧、か・・・!(そも、ダメだから逃げているのだな、という点を考慮すべきだったか。 此方にはまだ多少の余裕があるが――君影が捕まれば明日は我が身だ。 此方の求めに応じて君影が動くと同時、歩を止める。 急激な動きじゃない。 ふと走るのを忘れたみたいな、緩やかな減速―― その筈、俯いた姿勢の藍音は、目を閉じていた。 ) ”夜の縁に佇む獣達よ、市井に潜み山野に蔓延る者達よ―― 我は大いなる深淵に棲む汝等ら諸霊を祭り呼び醒ます者也―― ” (この状況で目を閉じて詩を口にする等、半端の作業じゃない。 それでも、君影が出来る事をしてくれる事を信じて――意識を闇に、体を無防備に落とす。 札無しで咄嗟に使える術は、知る中では影絵の化鳥のみ。) [Fri 31 Oct 2008 01:07:48]
◆君影@水魔 > ( 死ねクソザリガニめ―――やっぱり右手の方のは確実に逸れた―――― ) [Fri 31 Oct 2008 00:54:02]
◆君影@水魔 > ( 流麗な足運びで私とザリガニの間に立つ藍音。 ああなんだろう。 前まで巫女服姿だったせいで、ちょっぴしだけ救いの女神に見えるかも。 これで助かったら私、神様信じる! )( そのまま無駄のない独特の歩法で飛び退った藍音。 ) ばっか! とめ、ケホッ ちゃんと止めなさいよアンタ!! ( 残った体力を振り絞って罵声を浴びせる。 咳が漏れたり涙目になってる辺り、もうかなり本気で私は必死だ。 )( お尻の辺りに物騒極まりない音が何度も何度も聞こえている。 この速度を落としたらヤラレる。 けど正直私の体力の方が確実に保たない―――― )( 数秒注意を逸らせないか。 ) ―――― ……… なんとか……! なんとかしなさいよ、絶対に!! ( 並走している藍音に怒声を浴びせた。 出来るかどうか知らないけれど。 もう手が無くなって来てるんだよ畜生め。 )( 強く踏み込んで前に飛ぶと、その勢いのままくるりと背後のザリガニへ振り返った。 クナイ一本に棒手裏剣三本。 それを片手に二本ずつ持つと、先刻のようにザリガニへと投げつけよう! ただし今回は狙いを付けて―――― ) 当たりなさいよぉ! ( ――――目標は黒く大きな目玉、憎らしいぐらいに円らな目玉だ。 たっく。 こう表現するとまるで愛らしい目ん玉のように聞こえるじゃないか。 )(右手の二本は右目に。 左手の二本は左目に。 交差するような軌道で投げつけよう。 )( 疲労困憊なのが辛い。 狙い通りの場所に行くかどうかは【判定】次第。 秒数下一桁が0。 もしくはゾロ目ならば四本とも狙い通りに。 奇数ならば二本だけ。 偶数ならば全部外れだちきしょうめ。 )( そしてそんな事をしたため。 もしも相手が変わらぬ速度でハサミを追い続けるのならば、間違いなく掴みあげられる位置に女は居る。 ) [Fri 31 Oct 2008 00:51:21]
◆巨大ザリガニ > ( がしゃがしゃと足が地面を這いずる不快な音を鳴らしながら、ザリガニは二人を追う。触覚がしきりに二人の場所を探し、再びハサミを振り上げた。それが天井に当たり、ぱらぱらと石と砂を落とす。 ) ―――――。 ( 物言えぬザリガニは、それ故無言のまま攻撃を加えようとしてきた。はさみを低い位置に構え、そのまま直進して二人を一気に掴みあげようというのだ。ハサミは特に鋭いわけではないが、掴まえる力は強い。そのハサミが二人の尻を追って―― ぱちん!と空を切る。 ) ( ばちん! ばちん! ばちん! そんな音が何度も何度も二人の背後で鳴った。 ) [Fri 31 Oct 2008 00:30:46]
◆藍音@水魔 > ふん。 言われるまでも――(逃げ去る君影の後ろにくるりと入り込む感じか。 踊るようで無駄の無い独特の歩法。重いもの持ってないこともあり、其の動作は機敏かつ鋭利となる。 間合いと体格を計るように、ナイフを相手に向けて翳し―― ) ・・・っ。 (たたっと後ろに数歩飛び退いた。 攻撃がなければ脱兎の如しとなる。 はっきり判る。 物理的には無理だコレ!) ―――刀一本あれば兎も角ッ・・・! ・・・おい! なんとか数秒、注意を逸らせんか!?(仕込み刀も大規模術のための御符も水の向こうにおいてきた。 持ってたら沈むから。 今の所は、二人揃って退くしかない、か―― 何のために来たのだか。 ) [Fri 31 Oct 2008 00:25:21]
◆君影@水魔 > ( や、やった。 正直その外見から全く効きっこないとか考えていたけれども。 どうやら人とはまた違う弱点が存在していたのか。 すぐ背後にハサミを地面に突き立てるザリガニに背筋をゾッとさせながらも、取り敢えずの最悪の状況からは逃げれた。 )( 前から来る破廉恥な襦袢姿の人影。 ――――あれ誰だっけか。 えっと多分藍音だ。 そう藍音だ。 ) た、助けろ……藍音ー! ( 全力で逃げ去りたい所だけど、一呼吸の間も置けなかったからもう本当に体力が無い。 助けを請うには少し尊大な口調だ。 ) ( ゼハッ、ハッ。 )( 激しく呼吸は乱れ切ってしまっている。 見た目通りに余裕は欠片も無い。 ) 無事じゃない…死ぬ…… あ あれ ……… 止めて ……… ( 藍音に対して無理な注文を付ける。 ) [Fri 31 Oct 2008 00:13:26]
◆巨大ザリガニ > ( 迫るザリガニ逃げる忍者。なんともシュールな光景である。 ザリガニは振り上げたハサミで君影を掴みあげようとしたが、それより先に棒手裏剣がザリガニの口の辺りに突き刺さり、青紫色の血を噴出した。背中の殻の部分は頑丈だが、口回りはそうでも無いらしい。攻撃されたことにより一瞬怯み、ハサミの動きが一度止まる。それをすぐに突き出すも、そこには既に君影は居らず。 ドンッッ、という音を立てて陸地に突き刺さる。 ) ―――――ッ! ―――――――ッ! ( 触覚を蠢かせ、”音”を聞き分ける。複眼を一度前に倒してから畳む―― 警戒しているサインだ。もう一匹、何かがやってきた。 ) ―――――。 ( ザリガニは水面から陸地に上がる。そして、走る君影を追いはじめた。巨大な身体のせいで、水中よりはそのスピードは遅いが――。 ) [Fri 31 Oct 2008 00:01:08]
◆藍音@水魔 > くんなー て。 ・・・なにをやってるんだ・・・? (この場所で騒ぎがある=水魔と雇われの戦闘である可能性はきわめて高い。 =其処に獲物が居るという事だ。 水の音と微かに響いた声が頼り、ぷち先行してた藍音は来た道Uターン、騒ぎの現場に小走りで向かう。 ・・・・・姿格好が巫女服から濡れた襦袢だけの姿に変わってて、ひと目で気付くかはアレだが。) と、何だあれは。 話に聞いた水魔―― にはとても見えんが・・・君影? (此方視点だと見た顔の後ろに巨大な海老? 見たいなのが見える感じ。 全力遁走中? 今では唯一の武器たるナイフを引き抜いて、側に駆け寄ろう。 走り続けるなら自然併走する形になるが。) ――無事か君影!! 何事だこれは――!(先ずは状況確認 ――と思うが、そんな暇もなさそうか。) [Thu 30 Oct 2008 23:53:08]
◆君影@水魔 > ( 友達が出来ました、って魚介類だか甲殻類をお家に連れてくる。 ある種のかわいそうさで涙を誘う光景になるやもしれず。 )( 迂闊極まる失態。 だって私こんな風に狙われる立場になった事なんて本当に数えるほどしかないんだもの。 それに相手はあんな怪物だからビビって当然じゃないとか。 そんな言い訳をした所で今の状況は変わらない。 )( ザバアンと海面に浮上したでっけえザリガニ。 改めて見るとやっぱりでかい。 貴様のようなザリガニがいるか、とか言いたいんだけれども。 ) くんなー!!! ( 心の底からのお願い事を叫びます。 聞き届けられないでしょうけれど。 )( 最後に全速力で泳ぎ始めていたから、追うザリガニよりも先に何とか陸地には到着出来る。 けれど―――クソゥ! ) 止まりなさいッ!! ( 背後の巨大ザリガニに棒手裏剣を大雑把な狙いしか付けずに投擲。 せめて牽制の意味合いになれば。 しかし余計過ぎる叫びで酸素を消費した。 泳ぎ続けた体は休息を欲している。 それに鞭打ちながら更に陸地を駆け出した。 バテテいる為にその速度は全速力より相当遅くなってしまっている。 ) [Thu 30 Oct 2008 23:42:36]
お知らせ > 藍音@水魔さんが来ました。 『派手な物音のする方へ。』 [Thu 30 Oct 2008 23:37:13]
◆巨大ザリガニ > ( ザリガニなら友達になってくれるかもしれません。 ) ( ザリガニはその後も動きは見せず、ただじっとしているばかりだった。 ――その悲鳴と、全力で水面を泳ぐ何かの存在に気付くまでは。 ) ( 速いスピードで水面まで上昇し、ざぱぁんと水しぶきを上げながら巨大ザリガニは姿を現す。大きくハサミを振り上げ、水面を泳いでいた標的を探すのだ。そして―― 見つけた。 ) ( 黒く大きな目玉、憎らしいぐらいに円らな目玉で相手の姿を確認する。ばちんばちんとハサミを開閉させ、ゆっくりと後を追い始めた。そして、そのスピードは徐々に加速し始める! ) ( 陸地はもう目の前だ! ) [Thu 30 Oct 2008 23:30:01]
◆君影@水魔 > ( 友達がいないっていうなー! 今も昔も色々幸薄い娘。 けれど自業自得な部分も多々あったりするから仕方ない。 )( 静かに水を掻き分けながら、そのザリガニの一挙一動をじっと見つめ続けている。 良い子だ。 そのまま動いたりなんかするんじゃないぞ。 襲ってくるとかふざけた事しやがったら殺すわよ。 殺せる気がしないけど。 ) …………… ( 勘違いか何かと考えたのだろう。 所詮馬鹿な甲殻類の考える事。 そんな風に嘲りながらも、それと同時に内心ではホッと溜息を吐いてもいる。 …………良かった。 もうそれ程遠くも無いし。 取り敢えず陸地に上がれれば安心も出来る。 ) ………………きゃっ!? ( ――――悲鳴とか。 つい。 その。 )( 心が弛緩しきったその隙を突かれた。 いや別にそんな意図とかあった訳ないだろうけど。 けどそれがあんまり大きな音だったからついっていうか――― えっと ――――― ) ―――――― ( 一度声を出してしまった女は静かに泳ぎ続けるプレッシャーに耐えられなくなる。 もう水音も気にせずなりふり構わない様子で陸地へと全速力で泳ぎ始めて―――― ) [Thu 30 Oct 2008 23:20:13]
◆巨大ザリガニ > ( それはそれは、なんとも…えふん。 ) ( ザリガニはハサミを大きく持ち上げたままの姿勢でじっとしている。図体はでかいが頭の良い生き物ではない。まともな知性があれば辺りを見渡したり探し回ったりもするのだろうが、ザリガニはただじっとそこを動かない。 ) …………。 ( やがて、ゆっくりとザリガニはハサミを下ろし始める。敵らしい姿が見えないので、警戒を解いたのだ――。 ) …………。 ( そのハサミを下に下ろす時の音がまた大きい。ずん、と水中に重い音を響かせ、それが水面に波紋を広げる。 ) [Thu 30 Oct 2008 23:04:33]
◆君影@水魔 > ( くらーい子供時代を過ごしていたからそういう遊びはした事が無かった寂しい子供だけれども。 海老とか蟹とか魚とか。 そういう物とは違ったあの影形がザリガニだって事ぐらいは知ってるさ。 )( あんなに巨大に成長したザリガニ。 今の私の様相は泳ぎやすくするためのサラシに下着姿だ。 武器といえばクナイが二本。 それから棒手裏剣が四本。 とてもあんな奴に対抗出来るとは思えない。 )( 鋏を持ち上げるその体勢に、終わったと心の隅で感じてしまった。 水に住む者と陸地に住む者。 ならば水のテリトリーでどちらが早いかは明白に思えたから。 ) ―――――………… ( けれどザリガニの行動はそこまで。 威嚇か警戒か―――とにかくこれ以上刺激するのは拙い。 最初の時と同じように。 出来るだけ波を立てずに、より慎重に慎重に静かな泳ぎで陸地の方面へと進み始めた。 けれどあまりゆっくりしてもいられない。 私の方の体力もキツイし、いつまでも警戒だけで済んでくれるかも定かじゃないんだから。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:57:40]
◆何かを引きずるような音 > ( 暗くてはっきりとは見えないかもしれないが、シルエットは―― ザリガニだった。そう、あのザリガニだ。あなたももしかしたら、子供の頃に糸の先に蛙の足を括りつけて池に垂らし、ザリガニ釣り遊びをしたことがあるかもしれない。或いは素手で捕まえたザリガニの殻を剥いて、餌にしたかもしれない。ともあれ、そのザリガニなのだ。――とてつもなく巨大だったが。 ) ――――――! ( あなたが動揺して立てた音に、水底のザリガニは反応する。しかし、まだあなたの姿には気付いていないようだ。はさみを大きく持ち上げ、警戒の態勢をとっている。さて―― 陸地まで泳ぎきるには3ターン掛かる、としよう。急いで泳げばもっと早く到達出来るかもしれないが、今度何か物音を立てたらザリガニはあなたに気付いてしまうかもしれない。そして…奴らは陸にも上がることが出来ることを忘れてはならない。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:44:05]
◆君影@水魔 > ( 視界の先には陸地が見えてはいる。 けれど急げばすぐに着くような程に近くは無い。 空気読めない地形め、と心中で悪態を吐いた所で、その耳は明らかな異音を捉える。 )( 思わず体を強張らせて余計な水音を立てそうになった。 けれど今の音は何? 自然に聞こえるには有り得ない音。 何かか、誰かが居ないと無理な響き。 )( ―――故郷の怪談話ならば、その音の方へと引き攣った顔を向けた瞬間にジ・エンドになりそうな展開だ。 けど実際にこういう体験をしてみると、ヤバイと分かっていてもそちらの方を向かずになんていられるものか。 恐る恐ると言った感じに首だけを動かして音源である水底の方を見つめて。 ) ッッ!? ( わぁっ!?とか悲鳴を挙げるのは我慢。 せいぜい人型だろうとタカをくくってた水魔ならともかく、主のような視界に映ったソレに動揺を隠す事は出来なかった。 動揺した為に海面を跳ねさせてしまい、出来る限り静かにしようとしていた静寂は一時崩れる。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:33:45]
◆何かを引きずるような音 > ( それは前方から…というより、地の底から響いてくるような音だった。勿論、今は水に浸かっているので水の中を響いてきた音になるわけだけど。 ) ( 音に釣られて下を見てみるのならば、何か巨大な影が水底に蠢いているのが見えるだろう。そいつが身を捩ったために引きずるような音が水中に響いたのだ。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:20:00]
◆君影@水魔 > ( 静かに水を掻き分けて前へと進んでいく。 出来る限り音を殺す事はどんな時でも癖になってしまっている。 藍音の事を臆病だのビビりとか言ってたけど、その実ホントにチキンなのは私の方だってのは認めてやろう。 )( だって暗殺者なんてそれぐらいで丁度いいもんだし。 しかしここは流れがキツくてこうして泳いで進むだけでも一苦労―――― ) [Thu 30 Oct 2008 22:16:08]
お知らせ > 何かを引きずるような音さんが来ました。 『ずず…っ。』 [Thu 30 Oct 2008 22:15:02]
◆君影@水魔 > ( また間違えたとかやっちまっただとか何とか。 )( 肺が狂おしい程に酸素を求めてくるから、激しい呼吸をせざるを得ない。 目一杯まで潜って行ける道のりだったか。 行きでこれなんだから、帰りの事を考えると少し気が重くなってくる。 面倒な道のり。 別ルートで帰れればいいのだけど、そんな事したら多分迷うだけだし。 )( 少しイラつきながらも立ち泳ぎで前へと進み始めよう。 疲れたし。 陸地に上がって一息吐きたいものだ。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:01:59]
お知らせ > 君影@水魔さんが入室されました。 『あうち』 [Thu 30 Oct 2008 21:55:21]
お知らせ > 君影@水魔さんが帰りました。 [Thu 30 Oct 2008 21:55:10]
◆君影@水魔 > ( ぷはぁ )( 水面に浮かぶ小さな波紋。 そこから黒髪の女の顔が姿を出す。 )( 徒歩では行き止まりの道。 けれど潜ってみれば奥へと行けるかもしれないから、それを試してみたら案の定にその目論見は当たる。 潜って進んで。 顔を出した先には先程までとは違う光景が広がっている。 ) [Thu 30 Oct 2008 21:47:34]
お知らせ > 君影@水魔さんが入室されました。 『(とぷん)』 [Thu 30 Oct 2008 21:41:57]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが退室されました。 [Thu 30 Oct 2008 00:51:09]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが退室されました。 『(水魔の求めには応じられないと伝えていなかった。 裏切りになりはしないかと、ふと思う。)』 [Thu 30 Oct 2008 00:44:32]
◆フェリクス@水魔 > ……んじゃま、俺はもちっと泳いでみるわ。今度は下流の方をな。(ま、ともかく進展としてはこんな感じだろうか。 赤ん坊は調達することもできたし、移民場所を探すために馬鹿はあちこちを泳ぎ回る、と。 ガチガチと鋏を鳴らし、シャコは再び水中へ。 しばらくはそのまま、水中で暮らすような状態が続くだろう) [Thu 30 Oct 2008 00:42:21]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > 分かりませんよ? ロックスは自分達のことで手一杯。 余所者に構っている余裕は… でも、ええ。 娘さん達は戻って余裕もできた。 きっと大丈夫です。 ( その商人が助けたのだろうか? だとしたら、むしろ手厚く看護されていそうだけども、その辺りの話はよく分かっていなかった。 騒ぎになっているだろうと聞いて、眼鏡の奥で目を細める。 野暮ったいそれで和らげられているものの、こういう顔をすると、この女はやけに冷たい印象になる。 ) ―――治療にだけ専念してくれると良いのですけどね… いえ、それを監督するのが依頼主か。 ( ウォーターエルフが希少種であれば、体の良い実験動物になりかねない。 連れて行ったら張り付いていなければならないかと思うと、こちらの事が気掛かりだった。 役割分担で、仕方ないが。 沸騰、と聞くとジレーナさんを引き摺っているのかと思う。 詳しくは知らないし、今は聞かないけども。 ) 治療法が見つからなくても、交換はしておければと思うのですが… 万一、ということもありますし、赤ん坊が無事だったとなれば、ロックスも少しは猶予をくれるかもしれません。 ( もう、生存が絶望的な赤ん坊一人の為に侵攻を躊躇いはしないと思う。 むしろ、人質を守りきれなかった水魔の戦力を侮って――― 見誤ったばかりでそんなことを考えてもしかたないか。 軽い言葉に苦笑しながら、立ち話をしていてもしかたない、現状を確認したらもう少し中を探してみよう。 ) [Thu 30 Oct 2008 00:31:03]
◆フェリクス@水魔 > (シャコである。何処からどう見てもシャコそのものである。 具体的に表現するならば(V)0\0(V)こんな感じにシャコだった)ま、さっすがに死にそうならもっと騒ぎになってっだろ。女の子つれて帰ってこれるぐらいにゃ元気だったんだろうし。ま、わかんねェけどなー。 しかしウォーターエルフも、どんぐらいの水が必要なんだか……いきなし沸騰しちまうってェ事は無いと思うがねェ。(くしくしと複眼を鋏で拭うように擦る。 人間だったら頭を引っ掻くのに相当する動きなのだろうけれど、シャコであるが故に)ま、やってみるだけ、やってみるさ。 無理かもしんねェからやんねェなんてのは、それこそ馬鹿のやる事だもんな。 俺はやるぜ! 俺はやるぜ!(ガチガチと鋏を鳴らす。この動作だけは、人の姿であってもシャコの姿であっても変化のしようがないらしい)ま、あとは治療法が見つかるか――見つかんなきゃ、赤ん坊の交換ってとこだろ。 [Thu 30 Oct 2008 00:15:42]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――できれば… いえ、今更ですけど。 ( どうあって欲しかったなんて夢見がちなことを言っても詮無い。 …それにしてもシャコだなあ、なんて。 改めてまじまじ見つめてしまう。 ) 〜あ、そうそう。 初めて会う方なのですよね… 大事はなさそうでしたけど――― ええ、樽がありますから、それで運べないかな。 川の中みたいに、大量の水が循環していないといけないなんてことになると、ちょっと難しいかもしれませんが… ( そんな基礎的なことも知らない種族だ。 そんな風に自覚すると改めて無謀な気もするけども。 やれるだけは、やってみよう。 平和的な解決というか… 仲直りは望めない状況になってしまっても、正面衝突を避ける道はまだ残されている。 ロックスが滅ぼしたという結末も、滅ぼされたという結末も、もしかしたら、どうにか… ) アングリマーラですか… それこそ、そんなに場所を変えてしまっても大丈夫かな。 私が聞いた、場所を変えられないという言葉がブラフなら良いのですが。 ―――ウォーターエルフとしては、赤ん坊一人の命は奪わなければならない。 現状ではどう転んでも返せる性質のものではないから、娘さん達との交換には応じられないでしょうね。 娘さん達を預かっているからと言ってそれが叶うわけでもありませんけど… 帰すのには、ロックスの染物廃業も条件にしていましたから。 [Thu 30 Oct 2008 00:06:27]
◆フェリクス@水魔 > まァな。誰かが助かったってのは、喜んで良い事だろうさ。怪我した商人だとかいう奴が無事かどーかは気になるけどな(ガチガチ鋏を鳴らしつつ頷いた。まあ、今クオが言っているように街から医者も来たそうだし、生き死にに関わるほどじゃないのだろう、きっと)そっか。すぐに街へいけるってんなら良い事だ。水も用意しといてやんねェと、途中で干からびちまうかもしんねェけどな。 ――で、考えたんだが……アングリマーラの方に行ってみようかな、と。 あっちにゃ確か鍾乳洞があった筈だし、ウォーターエルフだからって即座に殺しちまえーって連中も少ねェからな(少なくとも、ヴェイトスよりは人外が暮らしやすい場所だと馬鹿は思う。勿論、苦労が無いわけじゃないだろうが)ハッシュってェと……ああ、アイツの事か。ひとまず赤ん坊預けるから、かわりに人質返してくれーって言った時に、反対した奴だろ、多分(赤ん坊の交換を止めさせようとしていた奴と言えば、あの豪雨の中に遭遇した獣人のことだろうと思い当たる。確証は無いが、馬鹿はそんな事を気にしない)そりゃ、ウォーターエルフに死ねって言ってるようなもんだ。俺だって、別に好き好んで赤ん坊を――だなんて思っちゃいねェけど、治療法がみつかんなきゃ別だぜ? [Wed 29 Oct 2008 23:47:39]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜はい。 素直に喜べない自分が嫌になります。 …でも、本当に。 間に合って良かったですね。 だいぶ、衰弱されていたようですから… ( ちょっと複雑そうに、でもホッとしたように頷いた。 村が強気になってしまいそうなのは残念だけど、娘さん達の無事も絶対条件。 危なかったのだから、救出がこれ以上遅れていたらどちらにせよ御破算だ。 ) …そうですか。 簡単なことでは、なさそうですものね。 ―――〜あ、水域の浄化については、依頼を請けてくれた… 私が加えてもらっている冒険団の団長なのですけど、その人が村に来ています。 市へ患者さんを搬送できそうな馬車も用意しました。 ( 返事待ち。 了解と頷いて、こちらも現状報告。 仕事仲間の間でスタンスが割れてしまったのもあって、情報共有などが機能しなくなったのが痛い。 ) 市の近くになると… なんだかもっと水質悪くなってしまいそうな気がします。 〜でも、海か… 渡れたとして、その先に何があるやら。 都合の良い空き地なんてそうないものでしょうから… ( 手近で見つかるなんて期待するのも安直だけども。 逃げおおせたとして、ウォーターエルフの苦難を思うと気が重い。 さらわれた娘さん達は立派に衰弱していた。 彼女達はもはや人類の敵に違いないのだが… そうさせたのが人類だという後ろめたさもあると、どうしても。 人はそんなものだと分かっているし、一線は守っているつもりだけれど、肩入れしていると思われても仕方がないか。 ) …あ、そうだ。 ハッシュさんから、赤ん坊の交換なんか止めて欲しいと言われています。 [Wed 29 Oct 2008 23:38:41]
◆フェリクス@水魔 > (さて、今まで馬鹿が何処で何をしていたのかというと、泳ぎ回っていたのである。只管に。 シャコ本来の姿であれば、むしろ水中こそが活動の領域なので陸に上がることなく、だ。 ウォーターエルフ達が暮らす場所も水中であるから、場所を探すなら此方の姿の方が適しているのだから)人質にされてた女の子達が戻ってきた――ってのは、もう知ってんのか、クオは。 で、それが例の赤ん坊、と。 ん――……とりあえず診せてもらえるよう、頼んでは見た。今は返事待ちだ。 で、移住先なんだがな。(そう、それだ。 ガチガチと鋏を鳴らし、つい、とそれを上の方へと向けた)上流の方に向かってちィと泳いでみたんだが、よくよく考えりゃ、すぐにヴェイトス市にぶつかんだよな。 んで、反対に泳げばアマウラだ。 だから、下流から海に出て、沿岸沿いに行ってみようかな、って思ってる。 連中が海に出れりゃあ良いんだがね。 [Wed 29 Oct 2008 23:22:24]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( いや、まあ、飛び出してくれば例のごとくな反応をしたのだと思うけど。 先に声をかけてもらえたなら、場違いな印象の口調もそんなものかと思う。 彼だし。 ) !? ―――〜あぁ、フェリクスさん? びっくりした。 フェリクスさんこそ、戻られていたのですね。 …市で依頼を出して、赤ん坊はここに。 もう、詰んじゃったような感じですけど。 そちらはどうですか? 移住先だけが、まだどうにかなる可能性かな… ( むしろ、禍根を残したまま表向きの平和的解決を迎えるより、水魔達は何処かへ去って行った〜という方が後腐れないかもしれない。 赤ちゃん起きてしまいますから、と唇に人差し指当てつつ。 彼がここに居るということは、何か進展あったのだろうかと。 ) [Wed 29 Oct 2008 23:18:43]
◆フェリクス@水魔 > (シャコだった。どこからどう見てもシャコだった。頭の先から脚の先までシャコだった。 虹色の外骨格と、巨大な複眼と触覚とを兼ね備えたシャコが、水路から頭を覗かせて、ガチガチと鋏を鳴らしてあなたに挨拶をしている)いよぉー、灯りが見えたから誰かと思えば、クオじゃねェか。 なんだ、もう村に戻ってたんじゃねェか。 そンならそうと言ってくれりゃ良いのになァー。(不思議と反響する、人の物とは似ても似つかない声だった。ひょっとしたら、貴女はその口調から気付くかもしれないが、このシャコこそは、相手が自分を見てどう反応するかを考えていなかった、あの馬鹿の本来の姿である) [Wed 29 Oct 2008 23:11:30]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが来ました。 『(水路からシャコが現れた)』 [Wed 29 Oct 2008 23:07:37]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( でも、事ここに至っては分からない。 いや、元々か。 ウォーターエルフ達が本当のところこちらをどの程度信用していくれているのか。 赤ん坊はまだ無事なのか。 無事だとして交換に応じてくれるのか。 交換した上で、あとしばらく時間をもらえるのか。 ) ( 特に、時間をもらうのは難しいと思う。 自分達は人間側と剣を交えてまでウォーターエルフを守ることはできない。 肝心のロックスにそう思ってもらえなくても、自覚している立場はあくまで人間側。 それは変わらないのだから。 ) ( だとすれば、ウォーターエルフ達にも力がいる。 速やかに、どうしても助けなければならない一体に赤ん坊を使うと言ってもおかしくはない。 むしろまだ使われていなければ、幸運だ。 ) [Wed 29 Oct 2008 23:04:20]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( この子は、どうなるのだろう。 ) ( 腕の中の赤ん坊を見つめて、眠る頬に皮手袋の指先でそっと触れた。 どうなるも何も、村の赤ん坊の代わりに差し出すつもりなのだけど。 …ウォーターエルフの治療法も探している。 だから期日までは、この子も殺さないで欲しいと交渉するつもりでいた。 他の方法で治療できるのなら、殺される理由もなくなる。 ウォーターエルフ達にはロックスへの恨みもありそうだけど、その辺りの価値観は違うらしいと、何となく感じていた。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:52:13]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 襲われることはないのではないかと思っていても、重装備というか大荷物で、それも赤ん坊を連れて水中を行くわけにはいかない。 道の続いているところを進むしかなく、直接乗り込んだ回数の少ない冒険商人が辿り着けるのは、既に誰かが通った後だろう。 襲われないどころか、やはり見張りなども見当たらず、朽ちた建物がどこまでも続いていた。 ) ( バッグに吊るしたランプが照らし出す神殿の名残を眺めながら、後は何ができるだろうかと考える。 ロックスが水魔殲滅を譲らないようなら、水域の浄化に意味はない。 水魔達にとっては、ここに居るということがそれだけで危険になるのだから。 ウォーターエルフの一人が言っていた、自分達は水質が変わっては生きていかれない、別の場所へは移れないというのは気になるが、それこそフェリクスさんの探している移住先にでも、期待するしかないかもしれない。 毒に侵された核の治療法は無駄にならないし、長期的に見ればどちらにしても水域の浄化は必要だから、依頼を取り下げたりはしないけど。 大慌てで何をしていたのかと、見る目の無さが情けなくなった。 ) ( 人の気持ちが、分かっていないのだと思う。 流れ者で、誰かとの深い付き合いというのを経験して来なかったからか。 自分が敵と見なされているとは考えていなかった。 そう見えて当然なのに。 契約違反を理由に破棄されるところまではいかなかったら、油断してしまったのかもしれない。 ―――それなら、報酬は出してもらえるのかなと、この期に及んでそんなことも考える。 自分はともかく、あとの二人には気の毒なような。 そうでもないような。 ウォーターエルフのお宝なんて話もあったけれど、それすらロックスが回収する可能性が高い。 滅ぼすか、あるいは出て行った後、もぬけの空になった水魔殿で。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:43:00]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( それなのに。 ) ( 何をしているのだろう。 赤ん坊を抱いて、当て所なく水魔殿を歩く。 いつも通り大きなリュックサックを背負って、キャスターバッグを引いて。 とてもじゃないけど戦える状態ではない。 そんなつもりはないから、いいと言えばいいのだけれど。 ―――人質が奪還された今もまだ、自分達が中立… あるいは味方と判断してもらえるのかどうかは、分からなかった。 無用心かもしれない。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:20:49]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――そうか。 ) ( 納得がいったら、思わず笑ってしまった。 何て勘違い。 何て、滑稽な。 ) ( 村の子は守らなければならないと非情な?行動に出てみても、利益度外視で費用をかけてみても。 村にとっては、それが自分達を助けるための行動には見えない。 ただ、異種族に肩入れする酔狂な女が、どうにかして人間をないがしろにして、水魔達を助けようとしているという――― ) ( さらわれていた娘達はあっさりと救出されて、赤ん坊についてはすっかり諦めムードだろうか。 元々助かればめっけものくらいに思っていたなら、もう十分。 一度は人間に手を上げた異種族を滅ぼさない理由などなく、平和的に解決しようとしたところで状況は詰んでいる。 死守すべき人質は奪還された。 防衛戦力がその程度でしかないのなら、滅ぼせる。 今度こそ村は確信し、止まらないだろう。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:14:10]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが来ました。 『( 【水魔の脅威:3】 )』 [Wed 29 Oct 2008 22:05:12]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが退室されました。 『ああ、あと人質の娘達には「私が雨降だというのは内緒だぞ?(キラキラキラ)」とかやっておk』 [Wed 29 Oct 2008 03:35:07]
◆蜷潜@水魔 > ( 帰ったら 「泳ぐの得意だから潜って行ってみた。 怪我したけどなんか上手く行っちゃった。 すごくない?ラッキーじゃ↑ない?」 的な大胆かつ大雑把な嘘をしれっとした顔で語ろう。 なにせ誰も戦闘を目撃していないし、ただの行商人蜷潜を名乗っているんだから。 その後ころっと昏倒して養生させてもらう所存。 十二分に働いたし、な。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:31:53]
お知らせ > 水魔殿さんが退室されました。 『ともあれ、無事帰還―― ★4をどうぞ。』 [Wed 29 Oct 2008 03:27:19]
◆水魔殿 > ( きっと水の中に入ると元気になるのかもしれない。 はじめてを奪われた娘はきっと恐らく仕事終了後に責任を取ってもらうよう云々。や、これは冗談のきつい例え話ではあるが――。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:26:49]
◆蜷潜@水魔 > ( 1。 1だ。 ものっすごい、元気があったようだ。 衰弱した娘を支えながら途中でマウストゥーマウスくらいする程度に。 なんという無駄体力&強運。 了。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:24:37]
◆蜷潜@水魔 > ( 自分も大概だが、娘達全員が泳ぎ切れるかまでは面倒を見切れないのが実情だ。 次の機会を待つよりはマシだとは、思うが。 ) ( 全員が水の中に消えたら、暫く様子を見よう。 駄目だった、と戻ってくる娘も居るかもしれない。 その時は―――そうだな、潜伏するなり、降伏するなりして上から逃げる方法を考えるか。 ) ( さて、もう一戦は耐えられない程度に負傷した蜷潜が泳いで帰れるだけの余力を残していて、運にも恵まれているか。 それだけでも判定しておこう。 乱数で「40以下」なら何とか帰還する事ができ、当面は村で休む事にする。 「41以上」なら残念ながら無理だ。 一度は試してみるが結局は戻ってきて、潜伏するか投降するか考えよう。 体力と食糧が持てば良いが。 ) (【判定】) [Wed 29 Oct 2008 03:23:24][1]
◆水魔殿 > ( 娘たちはずっとここに閉じ込められていたらしく、赤ん坊の事は知らないと話す。 娘たちはあなたの言葉に頷くと、教えられた道を目指して移動し始めた。あなたの言葉に少し不安そうな表情を向ける。そして、どうか必ず生きて村までお戻りください、と。娘たちからすれば、命の恩人以外のなにものでもないのだ。 ) ( 娘たちの歩みは決して速くは無かったが、無事にあなたが通ってきた道にたどり着き、そこを通る。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:15:54]
◆蜷潜@水魔 > 赤子が捕まっている筈だが誰も知らないか。 用途から考えれば生かしている理由は無いが。 ( 目的もの物が手に入ったのなら即座に使うべきだろう。 なにせ水魔にしても同胞の命がかかっているのだし。 期待は、しない。 さて―――止血だけでもされただけマシか。 ) あまり時間もかけたくない。 迷うな。 そこの松明でも持って行けば下の穴まではそんなに時間もかからん。 私は最後に行くが―――帰らんようだったら「藍音」か「君影」に伝えろ。 「雨降、死亡確認!」とかそんな具合で。 ( なまじ生存の可能性を残すとフットワークが鈍りそうだ。 泳ぎ切れないと判断したらこっちに引き返して別の方法を考えるつもりだが、さて――――。 ) 行け。 ( これ以上話す事は無い。 恐らくこれがベターだ。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:09:58]
◆水魔殿 > ( 残念ながら、最後に誘拐された赤ん坊の姿はここには無い。どこか別の場所に捉えられているようだ―― それとも、もう生贄として捧げられてしまったのかもしれない。 ) ( 漸くきてくれた助けに、娘たちは弱々しい笑顔を向ける。その内の比較的元気な娘が、あなたの怪我の応急手当を申し出るだろう。とはいっても、包帯で傷口を塞ぐ程度のものだが――。 ) ( あなたの言葉に人質の娘たちは不安そうな顔をしたが、怪我を見る限りどうやらそれ以外に方法は無さそうだった。頷いて、娘たちは立ち上がる。反応の無いぐったりとした娘は、二人掛かりで支えて。 ) ( そう、このフロアはここで行き止まりだ。まあ、扉は簡単に開く――。 ) [Wed 29 Oct 2008 03:00:16]
◆蜷潜@水魔 > ――――これはなかなか…面倒臭い事になったな。 ( 当たりも当たり、大当たり、といった所か。 責任重大だ。 これで全員連れて脱出できれば最高だが、そこまで余力があるかどうか。 そも、まともに歩けるのか? この娘達は。 とりあえず順番に縛めを解いてみるとしてだ。 ) 最初に言っておく。 正直私も結構ギリギリだ。 妙なルートから来たから連れて帰れるかもわからん。 泳ぎに自信がある奴は今から教えるルートで自力で戻れ。 ( 河沿いに住んでるんだから泳げろ、という願いを込めて、水深恐らく2、30はある真っ暗な横穴からの脱出ルートを教えてみるか。 今の自分にあそこを通って帰る体力があるかどうかは怪しいが。 あれ、隠し扉閉じちゃ駄目じゃないか。 こっち行き止まりっぽいし。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:54:03]
◆水魔殿 > ( 拾った鍵は案の定その部屋にあった二つの扉の鍵だった。どうも三匹の水魔達は自分たちに不利なこの場所で何かの番をしていたようだ。ご丁寧に部屋の隅には水路が通っており、そこから水を補給していたのだと思われる。――扉の中には、人間の娘が手足を縛られ捕らえられていた。一つの扉の中に二人ずつだ。娘たちは四人とも衰弱しており、その内一人はぐったりとしていて動かない。 ) ( どうやら、人間に適した環境に置いてやろうとわざわざ水魔に不利なこの場所に監禁したらしいが、それでも娘たちの体力に限度があったようだ。 ) ( 尚、隠し扉は壁の隅にある出っ張りを押せば開閉出来るようだ。反対側からも同様の仕掛けが施してある。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:47:36]
◆蜷潜@水魔 > ( いつも通りの光景が静まり返った室内に広がっている。 辺り構わず飛び散った被害者の屍(水だが)に荒らされ放題の室内。 汚い殺害現場だ。 ) ――――――む…きついな、流石に。 ( 興奮状態が収まれば、失血と打撃による痛みが今更ながらジンジン響き、体温が下がっている感じ―――寒気とか、末端部のしびれとか。 泳いで帰れるかどうかもわからないが、留まって怪我をどうにかできるか、食糧を確保できるかもわからない。 実はもしかしなくても生還は困難な状況か――――。 ずきずき痛む額を押えながら無言で拾い上げた鍵は、まぁとりあえず近場の扉から試してみるべきだろう。 ) ( それと。 ) ( さっき開いた壁に偽装された隠し扉。 そちらに進まないのなら、とりあえず閉めておこうか。 開けっ放しよりはマシだ。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:38:32]
◆水魔殿 > ―――――。 ( 水魔は、立ち止まる。水魔が見たものは己の胸から突然生えた誰かの腕と、その腕が掴む誰かのコア。水魔はゆっくりとそのコアに手を伸ばし、取り戻そうとした。 これは大事なものだから。私たち水魔の命だから。 ) か……返し――― ( ぱしゃん、と水魔の身体は水となり地面に広がった。 ――それと共に、小さな鍵がちゃりんと音を立てて落ちる。どうやら水魔が持っていたもののようだ。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:32:02]
◆蜷潜@水魔 > この距離でそれは――――― ( 獣が獲物を追いかける初動のようにとんっ、とステップを踏んで、背を向けた水魔を即座に追う。 こんな距離で相手に背中を晒すなど、まさに ) 愚の極み。 ( 背中側からでも透けて見えるその核目掛けて、腕を 突っ込む! ) [Wed 29 Oct 2008 02:24:15]
◆水魔殿 > ( ショートソードの先端が震える。それは命を懸けて人間と戦おうと仲間達と誓い合った思いと共に。 ) ( ずり、ずり、と水魔は数歩後ろに下がる。そして気付くのだ。自分は手負いで、仲間はもう誰も居ないという事を。 ) わあぁあああ―――ッ!! 長――ッ!! ( ぐるん、と背を向けると、水魔はそこから逃げ出そうと走り出す。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:17:22]
◆蜷潜@水魔 > ( 一つ、二つ、大きく呼吸をして酸素を補給。 酸素なんて言葉は勿論知らないが、そうする事で少しは暈けた頭が冴え、落ちつける事は知っている。 血は流し過ぎたが、幸いまだ闘ったり脱出したりするのに致命的な痛手は負っていない。 ) できんだろう。 お前に自分が殺される以外の未来は見えるか? ( ハッタリとか気の利いたものではなく、思ったとおりに口にしてゆっくり立ち上がった。 コロセウムのショーレスラーが試合の締めをアピールするみたいに腕をまわし、構える。 狙いどころは一か所だけ。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:12:47]
◆水魔殿 > ( 陸上での戦いに不慣れという点もあっただろう。更に水魔達はこの手の武器を、水中で突き刺すために装備している。斬りつけるのは刺すよりも難しい。 ) う………。 ( 剣を振り下ろした水魔は、相手が立ち上がろうとしているのを見て怯む。化け物ではあるが、戦闘には慣れているとは言い難いこの水魔には、それだけで恐ろしかった。しかし、こいつは二人も仲間を殺している。許すわけには、行かない。でも――。 ) う、動かないでーッ!動いたら今度こそ殺すから! ( ショートソードの先端を相手に向ける。 ) [Wed 29 Oct 2008 02:03:29]
◆蜷潜@水魔 > ( 理解した。 簡単な連中だ。 水の中に居るとか近づけないとかそういう状況でもない限り―――こいつらは人間よりも、簡単だ。 引きずり出した核をびしゃりと放り捨て、喚くような声に振りかえる。 なんだこいつら、まるで人間みたいだな、などと他人事みたいに思いながら。 ) ( ショートソードを避ける暇はないし、避けられる体勢でもない。 瞬間的になにか閃く事もない。 叩きつけられたショートソードは頭蓋にガツンと振動を与えて額を傷つけた。 血飛沫が飛ぶのは当然のこと、視界が塞がり一瞬朦朧とする。 ぱっくり割れなかったのは相手の踏み込みが弱かったのか、こんな所にあるような剣がそれほど鋭く無かったのか。 立ち上がろうとしてどす、と一度尻もちをついて頭を振り、目にかかる前髪をかき上げる。 さて、生きるか死ぬか―――不思議とこいつら、怖くはないな。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:56:42]
◆水魔殿 > なっ――。 ( 何だこいつ…! 笑ってる、こんな時に!一体何が楽しいんだ、こんなことして! ) ( 水魔は相手の感情が理解できず、恐怖に駆られた。そして、自分のコアに手が伸びて―― その握力に、手にしたショートソードを落とす。 ) ひ、 ぎ!! ( という、潰れた蛙みたいな声を漏らす。 ) や、やめて!そんな事されたらあたし死 ( 水魔の願い虚しく、コアを引きずり出され、只の水と化して地面に広がった。 ) や…やめ…… やめてェェー!! ( それを見ていた背後の手負いは、悲痛な叫びを上げながら蜷潜の背中にショートソードを斬りつけようとする。しかし、手負い故に全力というわけには行かず、落ち着いて狙える状態に無かった為に踏み込みは甘く。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:47:29]
◆蜷潜@水魔 > ( 相当無理をしている自覚はあるが―――なにせ、今一番充実している瞬間なのだ。 殺す為に生まれ、殺す為に仕込まれた生まれついての殺戮者だ。 今この瞬間充実していなくてどうする。 ある種性的興奮のような悦びに頬を染め、口元を歪めた。 水魔の言葉に耳を貸さずそのまま馬乗りになって、目に着いた真っ赤な核目掛けて右手を突っ込まんとする。 捻じ込んで、握り潰して、引き摺り出してしまえと。 手負いのもう一体の事は頭に無いし、この後どうするかもまだ考えてない。 限りなく詰みに近い状況だが。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:34:02]
◆水魔殿 > ( 顔の半分を持っていかれた水魔はよろめきこそしたが、やはり最初の敵に比べてダメージは少ないようだった。ショートソードを握りなおし、怒りに燃える目で―― 勿論、瞳も水で出来ているのだが、それでも怒りに燃える目で蜷潜を睨みつける。 ) ( ダメージを負ってない方の水魔は、武器を構えるだけの余裕があった。しかしそのまま突進してくるのは想定外だったのか、体当たりを受けて後ろに転倒する。 ) こ、この野郎――ッ!失礼、このアマーッ!! あたしたちに舐めた真似しくさりやがって!覚悟は出来てるんだろうね!! ( 転倒した水魔は吼えた。そして、蜷潜にゆっくりと手負いの水魔が迫る。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:27:31]
◆蜷潜@水魔 > ―――多いな。 ( 蜷潜にコアを狙う事を考えるだけの判断力があればもっと力づくで事を運べただろうが、生憎力任せに暴力を振るう以外の選択肢を持たない人間だ。 今の攻撃にしたって、相手が人間なら鼻でも耳でも削ぎ落として居たかもしれないが、一撃必殺にはならなかった。 そういう相手が武器を持って同時に2体―――此方は手負い。 ) ( 選択は二つ。 このまま突き抜けて脱出口なり好機なりを探すか、この二体がさらに敵を呼ぶのを阻止するために此処で無理を通してみるか。 前者は運だめし、後者はかなり無茶、だ。 ) だが後者は嫌いじゃない。 ( わけのわからない事を言って、ダメージの無い方のもう一体に向かって真っ向から突き進む。 左手に一体目の核を持ったまま、おもむろに肩からぶつかりに行った。 胸元を切られてからそう時間は経っていないが、少し血の気が引いてきたのを感じる。 急ごう。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:19:23]
◆水魔殿 > いつまでもこんな所でぐずぐずしてないで、早く長に――……。 ( 何の音だろう、ちょっと変な音だった。そう思いながらも恐る恐るひょい、と顔を出す水魔が一人。最初に攻撃を仕掛けた水魔同様、こんな所にまで人間が入り込んでいるとは想像もしていなかった。不意打ちは―― 半分、成功する。突進してくる相手を見て、咄嗟に半歩身体を引いてしまったのだ。結果、吹き飛んだのは顔の半分。しかもその水魔のすぐ後ろに、もう一匹水魔が居るのが見えるだろう。二匹ともショートソードを装備しているが、丁度位置が直線状になり、すぐには同時に襲い掛かってくるような事は無い。 ) ( 尚、その走る勢いに任せてそのまま部屋の中に入るのならば、右と左の壁にそれぞれ一つずつ施錠された扉があるのが見える。 ) [Wed 29 Oct 2008 01:09:20]
◆蜷潜@水魔 > ( 人間を殺すのとはまた違った奇妙な感触。 抹殺できたのかよくわからない、といった感じ。 何か赤いものが転がり落ちたのを拾い上げ、声のした方に向けて即座に走り出した。 さっきと同じ奴が目に入り次第同様の手口で仕掛けるつもりで。 この侵入ルートは何度も使えないし、ずっと立っていても良い事は無い。 できる限りの数減らしと敵陣視察をしてどこかから逃げ出るべきか。 胸の傷も放っておけるほど浅くないし、動けば動くだけ裂け広がるだろう。 ) ( 人質なりなんなり見つかれば儲けものだが―――まぁ、はっきり言って。 ) ( 運だな。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:59:36]
◆水魔殿 > ―― ねえ? どうしたの?何の音? ( ばらばらにされてしまった水魔がやってきた方向には、短い通路があり、そこが広い部屋に通じていた。その部屋から女の声が一つ。足音は二つ―― とはいっても、ぺたぺたという水が跳ねるような音だが。その音が、近づきつつある。それほど距離は離れていないのか、次のターンには姿を見せるだろう。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:50:21]
◆水魔殿 > ( 漸く不完全ながらも頭部の再生に成功し、水魔は後方に向かって声を発しようとした。 ) 敵が――― ( しかし、その再生したばかりの頭部もすぐに抉り取られた。その後、肩も、胸も、首も。まるで水が固形物であるかのように、ぱぁんと弾けては血飛沫の代わりに水飛沫を散らす。その一つがコアに命中したのか、水の塊の中から赤いコアがからん、と音を立てて抜け落ちる。すると、それまで形作っていた水魔の身体は水袋の袋が破裂した中身のように、ばしゃんと床に落ちて只の染みになった。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:49:55]
◆蜷潜@水魔 > ( 目の前の一体を殺すことだけを考えている蜷潜は、近くに敵がまだ居る事も、水魔がそれを呼ぼうとしている事も気づかない。 察しの悪い、忍者というよりはやはり破壊魔だ。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:42:56]
◆蜷潜@水魔 > ( 選択肢は限りなく少ない。 むしろ削ぎ落とし削ぎ落とし、単純化された機能は、潰す、抉る、削ぐ、刺す、折る、の5つだけ。 それら全てが無効なら何もできない、というシンプルさ。 奇抜な道具を持っているわけでなし、交渉や口八丁ができるわけでなし、だから―――――。 ) 死ね。 ( 力一杯、右手を叩きつけるだけだ。 ゆるく指を揃えた右手を右斜め上から袈裟斬りに思い切り振り抜く。 達人ならば氷柱や瓶を切断するようなやり方で。 狙いは大雑把に「頭部を含める上半身」。 未知の生物相手に何処を狙うべきかなど考える程の頭脳は、生憎持ち合わせていなかった。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:40:31]
◆水魔殿 > ( 土や砂場でなければ足場に水分を吸収されることは無いが、それでも身体の水は失い続ける。故に、水魔は陸に上がるとその戦闘力が落ちてしまう。今の出会い頭に叩き込まれた一撃から、水魔は相手がとても場数を踏んだ手ごわい相手だという事を悟り、思うように力を発揮できないこの場所に内心で舌打ちを一つ。 ) く…ッ、おま、え ど、どうして、ここに …。 ( ダメージはあるのか、掠れそうな声でそう呟く。地上の入り口からここまでそれなりの距離がある。途中の仲間達は一体どうしたのだ? ) ……! ( 仲間を呼ばなければ。すぐ近くにあと二人居るんだ。ちらり、と自分が来た背後の方を見遣る。勿論、すぐに視線は蜷潜の方に戻すが。 しかし、駄目だ。頭が潰れてしまって空気中ではすぐに大声が出せない。早く頭部を形作らないと。 ) ( ぐにゃ、と水が歪んで頭を作り出そうとする。ナイフを構え、無意識に胸にあるコアを空いた手で庇いながら。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:29:01]
◆蜷潜@水魔 > ( このリアクションが唐突だとか異常だとか思う人間も居るだろう。 だが蜷潜は殺し屋だ。 最初から殺すことしか予定していないし、目に映ったのが人質や人間でないなら全て最初からこうするつもりで動いている。 不意の遭遇なら先に仕掛けた方が絶対的に有利だということ、最初の一撃が肝心だという事を経験則から理解していた。 それで、いきなり頭部陥没だ。 ) ――――――。 ( 言葉は発しない。 舌を噛むだろう。 水袋を叩いたような、もっと柔らかいか? 違和感。 頭蓋骨が無いのなら当然か―――効いたかどうかも分からず、薄闇の中で何かが閃くのにも反応が遅れた。 胸元から鎖骨の下にかけて斜めに皮と肉がぱっくり裂けた。 ぷっ、と血が散って、じくじくと痛み始める―――死んでない、のか。 徒手のまま改めて構え―――左手を指を開いたまま肘をのばして眼前へ、右手も指は開いたまま、いつでも振る事ができるように力を抜いて右脇近くでぶらぶらさせておく。 蹴り脚を使う予定はない。 いつでも駆けだせるように爪先立ちで間合いを計る。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:19:08]
◆水魔殿 > ――――ッ!? ( 水魔はあなたの姿を視認すると、驚きの表情を浮かべる。そして声を発するより早く左手に持っていたバスケットの中に手を突っ込み、中にあるナイフを取り出そうとした。ちなみに、このバスケットはつい先日ハッシュという名の男が、人質への差し入れにと中に入っていた食料ごと水魔に渡したものだ。 ) ( 挨拶も確認も無く、むしろこれが挨拶代わりとでも言わんかのように、あなたの拳は水魔の頭にヒットする。ぐしゃッ、という音はしなかったが、水魔の顔は半分以上が潰れてしまう。骨も肉も中身も無い水だけの体の強度なんぞこの程度。しかし、それだけではまだ死なぬのか、ぐらりと一歩後ろによろけながらもバスケットの中からナイフを取り出し、狙いも無く突き出した。 ) [Wed 29 Oct 2008 00:06:41]
◆蜷潜@水魔 > ( そう激しい驚きは無かった。 まぁあるとしたらこれが一番妥当なアンサー。 此処に何か無ければこんな通路は要らないし、床が抜けるとか上に通路があるとかいうのでなければ壁に何かあるだろう、し。 ) おっと。 ( 声と表情は兎も角、それなりに結構驚いた。 さて中は、などと考える間もなく目の前に人影。 人、影で良いのか? まぁこんな場所で遭遇するのが人質でなければ即ち――――― ) うンッ―――― ( 交わす挨拶も確認もなく、息を吸って止めるような一呼吸と共に躊躇無く右手を振り上げ、相手の頭部目掛けて拳を振り下ろした。 拳の側面を振り下ろす――いわゆる拳骨。 拳を痛めなくて良いし、そんなもの痛くないだろうと思う奴は―――試しに自分の拳骨を思いっきり振りぬいてみると良い。 鼻くらい圧し折れる。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:59:34]
◆水魔殿 > ( 横に動いた石壁のすぐ向こう、目の前に。水魔が立っていたことだ。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:50:11]
◆水魔殿 > ( 天井の高さは、どちらかといえば低い。2mほどだろうか。上に異常は無い。強いて言えば、床にも残る何かを引きずったような痕が天井と壁の境目にもあるぐらいだろうか。 あなたが内心で面倒くさがりながらも、壁に触れてみたり押したりしていた、その時。特に何かに触れた様子は無いのに、ズズ…ッと石を引きずるような音を立てて石壁が横に移動し始めた。これは、かつて水魔殿を建造した人間がつくった隠し扉。何故こんな場所があったのかは謎だが、やはり邪な神を崇めていたのかもしれない。しかし、そんなどうでも良い不確かな逸話よりも、あなたにとって重要な事は――。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:49:44]
◆蜷潜@水魔 > ―――謎かけは嫌いだ。 ( 面倒くさい、と溜息を吐いてその場で腕を組んで立ち、再度周囲を見渡してみる。 天井の高さは?上に異常は? 通路の間隔とか、灯りに特別なことはないだろうか。 ――――馬鹿みたいではあるが、水が染み出す壁を色々触ったり軽く力を込めて押したりしてみようか。 全く無意味な通路であると決めるよりはマシな気はするし。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:43:30]
◆蜷潜@水魔 > (Miss!) [Tue 28 Oct 2008 23:39:24]
◆蜷潜@水魔 > ――――謎かけは切りあ [Tue 28 Oct 2008 23:39:18]
◆灯り > ( 幸運にも、石壁を崩す音を誰かに聞かれたり、崩している最中に誰かが通りかかるといったことも無く、その作業は終わる。そしてあなたは通路に下りて、右側の行き止まりの石壁を調べ始めた。 ――床の上に残る水を引きずったような痕がその石壁の丁度境でばったりと途切れている。まるで見た目その石壁の下から水が染み出ているかのようにも見えるかもしれない。そして、石壁と床の隙間になにか引きずったような痕が残っていた。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:37:02]
◆蜷潜@水魔 > ( どの程度の数が近くに居るかもわからないし、また誰がここを通るとも知れない。 できれば静かに忍びたいものだが―――行き止まりで黙っていても仕方がないか。 なら、いっそさっさとやってしまった方が良い。 時間帯的には十分遅い夜中だし、悪くは無い筈だ。 ぎりぎり人一人通れそうな通路を作れたら、まずは右側の行き止まりを探ってみよう。 勘が良い方でもなければ、難しい事が分かるわけでもないが。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:30:57]
◆灯り > ( 松明と、右の行き止まりと、左の角。本当にそれ以外に何も無い場所だった。どうしてこの場所にどうして水が引きずったような痕があるのか。 ) ( さて、他に中に入れそうな入り口は無さそうだ。あなたが思った通り、今までの道はこの水魔にとってもイレギュラーなもので、石壁の向こうにこんな道が続いていた事に気付いては居ない。一つだけ外れたブロックを見ても、古い建物だから仕方が無い―― 程度の感想しか抱いていない。同じような壁はこの水魔殿にも沢山あるのだ。そしてイレギュラーであるが故に、その壁を崩すしか方法は無さそうだった。 ) ( 石のブロックはちょっと力を篭めれば簡単に外れる。石と石が擦れあうずずっ、という音を立てて。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:23:40]
◆蜷潜@水魔 > ( 近所の海岸の岩壁を命綱無しで何となく登るような人間だ。 指を引っ掛けるところと脚の親指程度置けるスペースがあれば壁に貼りつくくらいは出来る。 覗きこんだ先は個室ではなく、通路のような所。 ―――今まで進んで来た穴は利用されている通路ではなくイレギュラーか。 どおりで水魔に遭遇する事が無かったわけだ。 ) ( 風景を見渡して最初に気付くのは床を引きずるような水跡。 水魔とかがそこを通った痕か、なにかを運んだ痕跡か―――少なくとも松明もあるし、近くに誰かが居るのは間違い無いだろう。 そんな事よりも、もっと不自然で注目すべき点がある。 ) ( 左は何処かに続く通路。 右は行き止まり。 ) ( では、この通路はなんなのだ? 行き止まり付近に灯りがあり、誰かが通ったような跡がある。 何の用事があって? 右は本当にただの行き止まりなのだろうか。 ) ―――仕方ないか。 ( 今居る場所からどこか静かに通路側に向かう道は無いだろうか? 周囲を見渡してみてそれらしい回り道が無いようなら、この壁を人が通れる程度に崩すしか無い。 静かに―――できる自信は、無いが。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:13:11]
◆灯り > ( ブロックが外れた箇所に手を掛けて石壁に張り付く。或いは何か足場を探してきてその上に乗る。どちらにせよ、あなたの身体能力ならば容易い事だ。 ) ( その穴の中から様子を伺うのならば、まず灯明台の上で燃える松明が目に入るだろう。そして人工の壁、床、天井。比較的損傷は少なく、現在も誰かが使っている形跡がある。 どうやらそこは通路の途中のようで、左右に道が伸びている。但し、右方向はすぐに行き止まりになっており、左側の道もすぐに右に折れてしまい、その奥は見えない。 ただ、その通路には何か―― 真新しい、水を引きずったような痕が残っていた。 ) [Tue 28 Oct 2008 23:04:54]
◆蜷潜@水魔 > (動いている、わけではないのか。 明滅を繰り返しているのか、揺らいでいるのか。 ある程度の距離まで近づいてようやく理解する。 ―――誰かが灯りを持っているにしては物音がしないと思ったが。 水魔の連中にしたって、自分達の本拠地で気配を忍ばせたりはしないだろう。 既に此方に気づいていない限りは。 ) ( 想像通りすぐに人工のブロックに辿り着いた。 壁一枚挟んだ無効に灯りがある。 色と揺らぎからして火だろうか? まずはどうにかしてその穴から中の様子を窺えないだろうか。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:53:37]
◆灯り > ( 消えかかったり、揺らいだりしているせいで最初のうちは判別し辛いその光。だが、どうやらその光は全くそこから動いていないようであることは近づくにつれてわかるか。僅かに浮かぶ輪郭に沿って、あなたはゆっくりとその光を目指して進み続けた。 ) ( ――やがてあなたはその光のすぐ近くまでたどり着き―― 正面の壁に突き当たるだろう。今までの自然の洞窟の壁とは違い、レンガサイズの石のブロックを積み上げて作られた人工物だ。その壁の一部、あなたが背伸びをして手を伸ばせば丁度届く高さの石のブロックの一つがはずれ、そこから灯りが漏れていた。やや暖色の光は、松明か何かのものだ。 そしてどうやら、他のブロックも幾つかは外せそうだ。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:47:38]
◆蜷潜@水魔 > ( ―――水魔というの、ヒトガタをしている事もあり言語での意思疎通ができると聞いた。 だがその他の特性を聞く限り人間種とはかけ離れたバケモノであることは間違いない。 灯りは必要なのだろうか? 無明状態で問題なく活動できる生物だとしたら少々迂闊だったかもしれない。 ) ――――…。 ( そんな事を考えながら進み、その灯りに遭遇した。 極々僅かな灯りでも、一切の光が閉ざした状態とは全く違う。 全てのものに輪郭が現れる。 さて―――そう急ぐ必要はない。 あても無いし、あれを無視する理由が全くない。 静かに足音を忍ばせながら、後を追ってみようか。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:39:39]
◆灯り > ( ――やがて前方にぽつんと光が見えてくる。性格には真ん前というより、やや斜め上か。 それ程強い光ではなく、見えたと思ったら弱くなり、今にも消えてしまいそうなぐらいになったと思ったら、再び明るくなり。ともあれ、前方の暗闇に光が見える。 但し、その光の方向に進むのなら足場はどんどん悪くなる。基本的に足場はごつごつした岩が続いており、やや極端な起伏もある。しかし注意してすすめば、踏破は難しくは無いだろう。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:33:09]
◆蜷潜@水魔 > ( 村では何人かが難しい顔をしてなにやら問題を難しくしているようだが、興味がない。 交流を図ろうと情報交換をしていた連中もいるようだが、まったく目を通しても居ない。 それは自分の請けた依頼とは関係の無い話だし、彼らが勝手にやっていることだ。 村は人質が助かって水魔が全部死ねばそれで良いのだし、それが一番シンプルな解決方法だ。 それが無理なら染物産業を廃業するか、人間側が移り住むしかないだろう。 あまり現実的な話ではないし、やはり水魔を殺すのが一番楽だ。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:28:11]
お知らせ > 灯りさんが来ました。 『その暗闇に浮かぶ一つの灯り。』 [Tue 28 Oct 2008 22:27:23]
◆蜷潜@水魔 > ( 馬鹿でもできる迷宮の歩き方。 右手を壁に着いたままそろそろと歩くだけ。 指先の感触はごつごつした岩の感触だけになっている。 藻や貝の感触がしなくなってきたという事は、この辺りは長らく浸水していないという事だ。 空気はそれほど淀んでいないし、微かに流れも感じられる。 それなりの広さがあって、少なくともどこか水上に続いているということ。 遠くで幾つかの音が聞こえているが、それが何の音かはわからない。 無音の方が不自然だし、今は気にしても仕方がないだろう。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:23:59]
◆蜷潜@水魔 > ( 先日見つけた水魔殿直下からの侵入坑。 自然の洞穴がそのまま神殿地下に繋がったような形で、人工の建造物らしき部分は今の所見つかっていない。 灯りも無し、歩き易い床石もなし、均一な通路のような十分な広さも、なし。 分かる事は、真上に神殿があるということ、他の連中は上から探索をしているということ、下からとはいえ、潜水できる距離から考えて地下2、30m程度よりは上であること。 ) うん、何も見えん。 ( 当然だ。 僅かな星明かりすら遮断され、人口の灯りも無い。 水中にある空洞だろうし、明かり窓も無いのは当然のこと。 視界0の闇の中、手探りだけで時間をかけて歩いている。 広さ、方向、なにもかもが分からない状態だ。 灯り―――何か無理にでも持ってくるべきだったか。 ) [Tue 28 Oct 2008 22:09:56]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが来ました。 『 act.2/深部探索 』 [Tue 28 Oct 2008 21:54:44]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが退室されました。 『(後日、見取り図は情報交換の場にて差し出されるだろう)』 [Tue 28 Oct 2008 02:37:26]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (やがて、見えてくる地面に足をつける。水浸しな体だが、首飾り、短刀、見取り図のうちのどれも流されていないことを知ると、ふぅ、と安堵の吐息を漏らした。) [Tue 28 Oct 2008 02:36:53]
お知らせ > 通路さんが退室されました。 『 ――あなたは無事に生還した。★4をどうぞ。 』 [Tue 28 Oct 2008 02:34:09]
◆通路 > ( 女神とはいつだって気紛れで人騒がせなものである。それでも、確かにこの女神があなたにほんの少しの幸運を分け与えたのかもしれない。気紛れな女神は、気紛れに誰かに幸運を授けるものなのだから。 ) [Tue 28 Oct 2008 02:33:59]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 部はぁ・・・っはぁ・・・はぁ・・・。(呼吸のできる場所を見つけると同時、顔を出して切れ掛かっていた空気を胸いっぱいに吸い込む・・・生きていることを実感するというのはきっとこのような感覚に違いない。とそう思った。足元にある女神像をふと、眺めた。)人騒がせな、女神、だな。・・・ひょっと、すると、貴方は、運命の、女神、なのかも、しれない、な。(どうにか生き残れた・・・それは自分の記憶力が良かったこと、身体能力が良かったことに加えて、運命の女神が微笑んでくれたに違いない、と・・・普段、神などと言うものは意識して生活などしないが、この時ばかりは底に転がっている女神像に向かって感謝するしかなかったようだ。空気を胸に入れたならば、顔を出したまま前へ前へと泳いでいく。) [Tue 28 Oct 2008 02:30:26]
◆通路 > ( …やがて、少しずつ上り坂になり、水位が低くなっていく。もう息が続かない、限界だ―― そう思うのと同時に、あなたは水面と天井の間が開けている事に気づくだろう。その水面から顔を出せば、そこには空気が―― 呼吸が出来る場所があった。 ) ( そんなあなたの足元に、何かがぶつかる。見下ろせば、水の底に燭台を手にした女神像が転がっているだろう。どうやら、水流の勢いで壁から外れ、ここまで流れ着いてしまったようだった。 ) [Tue 28 Oct 2008 02:24:44]
◆通路 > ( そしてあなたは道を左に曲がった―――……。 ) [Tue 28 Oct 2008 02:23:35]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 「・・・最後、だ。」(ようやく最初のT字路のところまで戻ってこれた。・・・しかし、ここが最初と同じ場所なのか、そうでないのか・・・どちらの保証も全くない。正直、怖い。ここで曲がって行き止まりであったならば、自分は・・・。)「落ち着け・・・落ち着け・・・。」(何度も何度も反復してそう言い聞かせながら、左へと曲がる。・・・息苦しさを感じてきた今、もはや後戻りなどできはしない。死なない・・・死ねない・・・神がどのような運命を自分に運んでこようとも、思った道を進むしか自分にはできないのだ。) [Tue 28 Oct 2008 02:20:30]
◆通路 > ( 女神像が無いのか。或いは、あなたが女神像があった場所とは別のところにやってきてしまったのか。 焦りと、緊張と、不安と、恐怖。そして酸欠状態はあなたを徐々に極限状態に追いやろうとする。あなたは必死に道順を思い出し、ここまでやってきた。人の判断はいつもそうである。これで良い筈だと本人が幾ら強く思っても、神はそれを保障してはくれない。結局のところ、そこでより所になるのは―― こうした思いなのかもしれない。祈り。自分の運を信じる力。そして――。 ) ( あなたが通路を右に曲がると、今度は左に伸びる通路と直進の通路が伸びていた。 ) ( ――残り2ターン ) [Tue 28 Oct 2008 02:12:08]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 「女神像が・・・ない!?」(まずい。非常にまずい・・・ここで曲がっていいものかどうか少し迷う。結構当てにしていた部分はあったのだから。)(が、どの道、女神像ナシでもありでも進んできた道をよく思い返せば進むべき道は変わらないのだ。・・・迷っていても死ぬときは死ぬし、死なない時は死なない。できるのは己が死すべきときではないことを祈って進むのみ、だ。)(息苦しさを感じてきたため、また少し速度を上げながら右へと曲がる。) [Tue 28 Oct 2008 02:05:01]
◆通路 > ( ――残り3ターン ) [Tue 28 Oct 2008 02:00:07]
◆通路 > ( 丁度その時だ。水位はついに天井まで達し、あなたは完全に水没してしまう。ごうごうと鳴り響く水の音も、水中では不気味なほどに静かなもの。ここから無事に脱出するまで、もう息継ぎをすることすらままならない。ほんの少し零れ出てしまった空気が、後々致命的になるか否か――っ。 ) ( 十字路を突き進むと、再びT字路が見えてくる。道は左右に伸びていたが―― あなたがそこにあるだろうと考えていたあるものが無い。壁に何も無い。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:55:38]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・あぐっ・・・。(小さく、うめき声を出してしまうが、それでもどうにか持ちこたえられた。だが、少しばかり口の中の空気がもれ出てしまったようだ。)「・・・まずい。」(そう思えば自然、自分の泳ぎは若干速くなる。精神力的に少々、焦りが見えてきたか・・・。)(十字路にくれば迷わず真っ直ぐに突き進む。このような事態を想定して、真っ直ぐ進んだのだ。間違えるはずが無い。) [Tue 28 Oct 2008 01:51:58]
◆通路 > ( あなたは右の水流に乗る。――が、水の勢いは思いのほか激しく、あなたは右の角を曲がる直前、正面の壁の方へと流されてしまう!その壁に強く叩きつけられるか、それとも何らかの方法でダメージを回避できるか――。 ) ( どちらにせよ、そのまま水流に流されるようにやってくるのは、そう、十字路だ。左右と正面に道が伸びている。あなたはどちらに進む? ――残り4ターン! ) [Tue 28 Oct 2008 01:47:21]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 右、だな。(崩壊した壁は先ほども見たが、先ほど来たときはほぼ一方通行のようなものだった。そのまま右に流れる水流に乗っていくだろう。)(このような場所で襲われれば自分はひとたまりもない。水魔のテリトリーである水中で戦うことは死を意味する。こんな時に出会わないことを祈りつつ、右への水流に身を任せるだろう。・・・自分の記憶が間違っていなければ、次は十字路のはずだ。と思い返しながら先へ先へと行くだろう。) [Tue 28 Oct 2008 01:42:09]
◆通路 > ( 右に曲がるのは幾分か楽だろう。後ろから勢い良く流れる水のお陰で、素早く先に進むことが出来た。 そのまま先に進むと、右に折れる通路と、左側の壁が崩壊しそこに勢い良く水が流れているのが見えてくる。水流は左右に分かれており、通路左側の水流は崩壊した壁の穴へ。通路右側の水流は右に折れる曲がり角へと流れ込んでいる。あなたは、どちらの水流に乗る? ――あと残り5ターン! ) [Tue 28 Oct 2008 01:35:32]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 「ここ、だった、か・・・。」(決壊した天井を見ると、この大量の水のこともなんとなくだが、想像はついた。元々から崩壊寸前だった天井だ。上の水圧に耐え切れなかったのだろう。と。)(さて、選択だが迷わず右を選んで通路を曲がり泳ぎ続ける。頭の中でこの後のルートを反復しながら水をかき分けていく。この先、迷う余裕はない。だが、そんな時でもどうにかパニックにだけはならずに済んでいる。) [Tue 28 Oct 2008 01:29:58]
◆通路 > ( あなたは押し寄せる水圧に逆らいながら進むと、T字路に突き当たる。左の通路から水が大量に流れこみ、右の通路へと流れ込んでいた。そしてその左の通路の天井は、崩壊したような痕跡が見られる。 ) ( 水かさは目に見えて増し、手を伸ばせば天井に触れる事が出来るぐらいだった。あなたが通ってきた道順の長さを考えると、あまり余裕は無さそうだ。というより、一度の間違いが致命的になりかねない。さあ、残り6ターン! どっちに行く? ) [Tue 28 Oct 2008 01:23:24]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 見取り図、と、首飾り・・・ある、な。(しっかりとその二つを確認すると再び深呼吸する。そして水の中に潜った。部屋から出たところの通路は迷うことなく真っ直ぐな道を選ぶ。水圧はキツイが、進めないわけではない。流されないように注意しつつ、なるべく早く正面の道を移動する。) [Tue 28 Oct 2008 01:17:23]
◆通路 > ( 流れ込んできた水はすぐに室内を満たし、ざぱぁんと波しぶきのように水を跳ねさせる。流れ込む水の勢いは凄まじかったが、小さい部屋だったためそれが収まるのも早かった。まだ水流は渦巻いているが、今なら外に出る事が出来そうだ!なお、流れ込んできた水が天井にたっするまで、あと4ターンッ!それを過ぎればこのフロアは水没してしまう。そしてあなたの水中活動限界は3ターンだ。合計7ターンで、あなたは窒息死してしまう!それまでに、この通路から脱出しなければならない! ) ( ――もしあなたが部屋から出るのならば、道は左右と正面に伸びているのが見えるだろう。尚、水は正面と左から流れてきている。水圧は凄まじいが、全く移動できないというほどでも無さそうだ。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:13:34]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・まずい、な。(扉からばっと離れて隅の方へ移動する。冷静さはどうにか保っていられるが、流れる水に対してどう行動すれば良いのか・・・。とりあえずは部屋の隅の方へと移動し、空気の残っているところまで移動する。扉からの水圧が収まるのを待たなければ部屋から出ることもままならない。と考えたためだ。水位の上がっていく部屋の中で、冷静さだけは失わぬよう、深呼吸をする。空気を使ってしまうことになるが、パニック状態に陥って何も行動できないよりはよほどマシだ。水が大量に入ってきて部屋の中が水に満たされれば、いくらか水圧も減る・・・そうなれば、まだ脱出の目処も立つだろう。と考えているようだ。) [Tue 28 Oct 2008 01:06:21]
◆通路 > ド ゴ オ オ ォ オ ン ( という地鳴りのような音が鳴り響く。そして何か大勢の人間が一気に走りこんでくるような音が―― あなたのところに迫る。 迫る。 迫る。 ) ドド ドドド ドドドド ドドドドド ドドドドドド ドドドドドドド……ッッ!! ( 次の瞬間、半壊した扉をブチ破って大量の水が流れ込んできた!! ) [Tue 28 Oct 2008 00:57:06]
◆通路 > ( 首飾りは売れば一万エン程度になる。思わぬ報酬となっただろう。 ) ( さて、あなたが部屋を後にしようとした時……。 ) [Tue 28 Oct 2008 00:56:55]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 前の、持ち主の、もの、か・・・。(首飾りを手に取れば、それを自分の服のポケットの中へと仕舞い込む。持ち主が存在しないなら、今いるやつが有効活用してやろう。ということだろう。次に見取り図を手に取り眺めてみる。)なる、ほど。地下の、空間は、とても、広い、ようだ、な・・・。隠すと、すれば、ここ、か・・・。(地下の広い空間ならば、空気の残っているところもあるはずだ。そこへ人質を隠す、というのは、容易に想像のつくことだ。部屋を見て、他に目に付くものがなければそのまま部屋から出ようとするだろう。) [Tue 28 Oct 2008 00:54:28]
◆通路 > ( そこは手狭ながらも人一人が寝泊りできる個室だった。壊れたベッド、何も入っていない棚。今にも崩れ落ちそうなの机。 ――その机の上に、部屋の持ち主が置き忘れてしまったのか、金で出来た首飾りがあった。そしてその隣にはもうボロボロになってしまって殆ど読み取れないが、どうやらこの水魔殿の見取り図らしきものが置いてある。見取り図を目を凝らしてみるのならば、詳しい道順まではわからないが、どうやら下層に幾つもの部屋や広い空間があるようだった。 ) [Tue 28 Oct 2008 00:47:43]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 扉、か・・・。(扉が目の前に現れる。左右の道も確認できた。さて、どうしようか、と迷う事もなくぐい、と扉を開けるだろう。半壊していた扉をあけるのは水圧も無いためか特に難しいこともなかったようだ。扉を開ければ中へと一歩入ってみる。水位的に考えれば敵に遭遇したことを考えてそろそろ引き返すべきなのかもしれないが・・・。) [Tue 28 Oct 2008 00:40:24]
◆通路 > ( 水位が上がれば上がるほど、ウォーターエルフたちにとって有利な場所となる。…しかし、今のところ水魔の気配らしきものは一切無い。 ) ( あなたが左に曲がりそのまま真っ直ぐ進むと、やがて正面の壁に大きな扉が目に入るだろう。その扉の左右にも通路が伸びている。 扉は半壊してしまっている。もしその扉を開けるのなら、水圧に苦労しながら踏ん張って扉を開けなくてはならない―― という目には合わずに済みそうだ。 ) [Tue 28 Oct 2008 00:33:16]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (水音が聞こえなくなった。それもそうだろう。自分の膝のところまで水かさが増していれば、歩くだけではほとんど水音は鳴らない。気付かれもしないが、逆に言えば敵に出会ったときの危険度がより増すということに他ならないのだ。)・・・行く、か。(とりあえず先に進んでみることにした。いざとなれば、どうにか逃げる気ではいるようだ。膝まである水をかきわけながら左に曲がり、先へ先へと進んでいく。) [Tue 28 Oct 2008 00:30:34]
◆通路 > ( そのまま道なり左にに進むと、今度は道が正面と左に伸びていた。が、正面の通路は天井が崩壊し、通れそうにも無い。その崩壊した瓦礫の山からは少しずつ水が流れ込んできているようだ。目印になるといえば、それぐらいか。 ) ( ざぶざぶと音を鳴らして先に進む。その時、あなたはさっきまで脛までだった水位がそろそろ膝に届きつつある事に気づくだろう。微妙な下り坂なのか、それとも水かさが増しているのか――。 実質、またしても左に曲がる道しか無い通路だが、どうする? ) [Tue 28 Oct 2008 00:24:10]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・奥まで、確かめてから、戻ると、しよう。(曲がる道があればまたもや迷うことなく進むだろう。壁の崩壊はあまり気にはならなかった・・・といえば嘘になる。何かの拍子に崩れ去ることもあるからだ。だが、怯えていては何も解決はしない、と思ったので、そのまま素通りした。左に折れて、歩き出す。自分の水音がザブザブと耳に響く。抑えていても、消し去ることはなかなか難しいようだ。) [Tue 28 Oct 2008 00:20:54]
◆通路 > ( 何の目印の無い十字路をあなたは真っ直ぐ進む。暫しそのまま真っ直ぐ進むと、今度は分かれ道ではなく左に折れる道があった。その場所の壁が一部崩壊しているようだが、強度には問題無さそうだ。 ) ( あなたが選べる道と言えば、そのまま道なりに左に曲がるか、それとも引き返すかだが―― さて、どうする? ) [Tue 28 Oct 2008 00:15:15]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > むぅ・・・目印が、見当たらない、か・・・真っ直ぐ、行くのが、良さそう、だ。(最初はどちらへ曲がったのかを記憶することもなく戻れる道を選ぶことにした。目印がないのはキツイが、少なくとも真っ直ぐに行けばここに戻ってくることは可能だからだ。水位が上がっていることに注意を払いつつその先へと足を進める。) [Tue 28 Oct 2008 00:11:04]
◆通路 > ( あと数十年ぐらい早くくれば、その絵画にも美術的な価値が残っていたのかもしれないが―― さておき。 ) ( あなたが右へと伸びる道を進むと、やがて十字路に突き当たった。あなたはその場所に来て、水が流れ込む静かな音が少し近くなったことを感じるだろう。心なしかほんのちょっと水位も上がったように感じる。 尚、この十字路には特に目印になりそうなものは無い。さあ、あなたはどの道を行く? ) [Tue 28 Oct 2008 00:08:25]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (絵画のようなものが描かれていた壁があり、そこより先は何もなく、扉のようなものも見当たらなかった。絵画には少し興味を惹かれたが残念ながらそんな時間は一秒とてないのだ。仕方なく先ほどのところまで戻ってから今度は右に伸びる道へと入っていく。)・・・戻る、時は、右の道、だな。(一回だけ振り返り、位置を確認しておいた。逃げるときに行き止まりに当たってはどうしようもないからだ。きちんと記憶すれば前を向き、歩いていく。) [Tue 28 Oct 2008 00:04:35]
◆通路 > ( あなたはそろそろ、自分が歩いている道が思った以上に複雑に入り組んでいる事に気づくかもしれない。人が住んでいる頃は誰もそんな風には思わなかったのかもしれないが、このように荒れ果ててしまった後では仕方の無いことだ。そして―― そう、女神像は目印として役に立つだろう。 ) ( あなたはそのまま直進する。が、残念な事に行き止まりだった。行き止まりの壁になにやら絵画のようなものが掛けられていたが、黒くくすんでしまい元が何の絵だったのかはわからない。 さて、その行き止まりから引き返すのならば今度は向きが逆になるので左手に女神像、道は正面と右に伸びているように見える。 ) [Tue 28 Oct 2008 00:00:21]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (女神像があった。小さな彫像だが、何か仕掛けがあるのかもしれない。・・・が、迂闊に触るのも嫌だ。罠だとしたら重傷を負うかもしれないし、それこそ時間の浪費だろう。素通りしていくとまた分かれ道だ。)・・・覚えて、おいたほうが、いい、な。(と言いつつ先ほどは右の道へ曲がったことを思い出して真っ直ぐに突き進んでいく。ここでも考える時間は皆無だった。) [Mon 27 Oct 2008 23:55:16]
◆通路 > ( ――あなたは右の道を選んだ。特に代わり映えのしない石壁が続くが、途中水の女神を模った小さな彫像があなたから見て右の壁にあった。小さな女神像は燭台をその両手に抱えており、どうやら単なる蝋燭立てのオブジェであるようだ。あなたはもしかしたら何かあるのでは無いかとその女神像を詳しく調べるかもしれないが、残念ながら何も無い。何も無いのだ。気にせず先に進むがいい! ) ( さて、その女神像より少し先を行くとまた分かれ道だ。今度は通路は左と真っ直ぐに伸びている。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:49:16]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (しばらくして、前方に右と左に別れている道を見つけた。散乱している壷、陶器などには目もくれず、迷うこともなく、右の道へと進んでいく。特に考えることもなくそちらを選んだ。迷っては時間の浪費だ。という考えが無意識にそう行動させたのか、あるいは全く考えていないのか・・・それのどちらかは分からないが、何者にも遭遇していない中で迷っていても仕方がないのだ。例え罠だとしても立ち止まり、時間を浪費するくらいなら、罠を確かめてから戻って左にいく方がよっぽど有意義である。)(ともかく、右の道へと進む。足取りは先ほどと同じものだが、さて、何が待っているのだろうか・・・。) [Mon 27 Oct 2008 23:42:40]
◆通路 > ( 視界はさほど良くないが、それでも前方で何かが動けばわかるだろう。そして、今のところあなた以外に誰かが居そうな気配は無い。ただ静かに水の流れる音が響いているだけだ。 ) ( そのまま奥へと歩みを続けると、あなたはT字路に差し掛かった。足元には更に壷や陶器の残骸が散らばっているが、特にこれといっためぼしいものは無い。そして、道は右と左に伸びている。 ――さあ、あなたはどちらへ? ) [Mon 27 Oct 2008 23:37:55]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (歩いていけば、こつん、と何かがつま先に当たった。)・・・?(足元をみやり、その何かを拾い上げてみる。それは、大した彫刻も入っていない、どこの家にもあるような小さな壷だった。)人の、住んでいた、形跡が、ある、か・・・どこかに、骸骨でも、落ちていそう、だな。(少し洒落になっていないようなことを呟きつつ歩いていき、通路をひたすら奥へ奥へと突き進んでいく。無論、その速度はゆっくりしたものだが。) [Mon 27 Oct 2008 23:27:35]
◆通路 > ( 脛の高さの辺りまで浸水した狭い通路が続いていた。石造りの壁、床、天井は人の手が入ったものだということはすぐ判るだろうが、どうも―― 元々は水の通り道ではなかったようだ。何故なら、足元に割れた壷やらガラクタが散乱しているからだ。恐らくは、ここに住んでいた人間が通路として使っていたエリアに水が浸水してしまっているのだろう。耳を澄ませば、どこからか水が静かに流れ込む音が通路内に響いている。 ) ( ――さて、通路はそのまま真っ直ぐ続いている。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:23:14]
お知らせ > 通路さんが入室されました。 『道は続く。』 [Mon 27 Oct 2008 23:18:05]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (こそこそと潜入するのは苦手だが、見つかれば人質が殺されるやも・・・と考えれば自然、足はゆっくりになる。神殿入り口から中へと入るが、先日のようにバシャバシャと水音を鳴らすのではなく、ゆっくりと水音を立てぬように極力気を遣って先へと進んでいく。・・・が、それでも水音を立ててしまうのは、今の自分の限界なのだろうか?)まぁ、仕方ない、か・・・。(静かな歩き方も身につけたほうがいいだろうか?とか思いつつ、静かに通路の先へと進んでいく。) [Mon 27 Oct 2008 23:14:38]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (先日、村長から告げられた事を道すがら、少し考えてみる。自分としては、元々強攻策に出ようと思っていたので、村長の言葉には特に思いを抱くことも無かった。むしろ、それを口に出して言うことが愚問のようだった。)・・・。(自分は傭兵で、依頼者の言がすべて。金を貰い依頼が成立すれば、どんな無力な相手でも、どんなに強くとも戦わなければなるまい。村長が自分たちを雇ったのも元々からそのつもりだったからに違いないだろう。村に話し合いの意思はない。また、人質が増えた時点で、いや、それよりも前に人質を取られたことに関して傭兵を雇った時点で、宣戦布告も同義だろう。和平の道を探すべくもない、と自分は考えた。・・・と、考えているうちに神殿の傍までたどり着く。何か考え事をしているとすぐに時間が過ぎるのは自分のくせなのだろうかとどうでもいいことを考えた。) [Mon 27 Oct 2008 22:52:07]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (神殿のある小島に送って貰い、島に足を着ける。先日と同じ服装で、装備もこれといって大した物は持っていない。腰の短刀だけだ。先日のように何日も粘るつもりはない様子で・・・。)あり、がとう。(送って貰った村人にそう告げて神殿に向かい、歩き出した。) [Mon 27 Oct 2008 22:40:03]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが来ました。 『(神殿に続く道の途中)』 [Mon 27 Oct 2008 22:35:10]
お知らせ > 藍音@水魔さんが帰りました。 『・・・・何時の間にか使われてr』 [Mon 27 Oct 2008 04:38:26]
◆藍音@水魔 > 無言でとぼとぼあるくの好きか。 ・・・まぁ今回は――必要なかったかもだが。(たどり着いたのか壁と泉の空間。 水が流れてるせいかそれほど汚くもなっていない。 天然の清掃なのだろう。) 無理をさせるから良いんじゃないか。 ……死なない程度にナ。(殴るにしても急所とかは怖いし。 酷い奴だった。) …闘うにしても場所を選べば大丈夫だろう。 陸の上かあるいは水の中から延び上がった所。 そんなあたりか?水面擦れ擦れくらいなら効きそうではあるが。 ・・・人の敵まで生まれかねないのか。 動向に注意せねばな・・・・(一度戻ればそこら辺も含めて話を聞いて、次は色々万全を期して望もう とする。) [Mon 27 Oct 2008 04:37:58]
お知らせ > 君影@水魔さんが退室されました。 『――― 一旦戻るか。 藍音、先歩け。 (色々と駄目な忍)』 [Mon 27 Oct 2008 04:22:43]
◆君影@水魔 > 無理矢理に繋げてまで話を続けなくていい。 違う? ( 会話のキャッチボールにならなくっても別に、って感じぐらいにどうでもいい。 藍音の指摘は確かに的を射ているだろう。 他人はかなりどうでもいい。 ) なんかもうめんど……それ多分無理。 ―――― まあ確かにそうか。 何か出る場所ではあるし。 藍音ビビりだし。 刺すのは 止めとく。 ( まあ女性が相手なら本気でキレる事は多分、多分あんまりきっと無い。 抱きつかれてもものっすごく不機嫌になる程度で済むかもしれない。 男なら本気で殺す心意気だが。 ) 好きに苦労するのなんて莫迦のする事。 かもね。 ただ水中ではどちらも使い辛い。 陸に上がってきたのも雨が降っていたからだろうし。 一概にはどれが良い手かは私は言えない。 ( ―――あるいは素手か。 水で出来たあの体は人体よりも軟い。 コアを抜き取るのは―――私じゃちょっと難しそうな芸当? ついでに今の所、和平派なんてのも出来てて少しばかし面倒な状況になっている事も伝えとこう。 まあ私には一番関係ない所だけどな。 依頼主の意向とは何の関係も無い部分だ。 ) じゃあそうしよう。 ( 彼女と違って訓練を受けている自分は泳ぐ事は人並み以上に得手。 けどまあ面倒だし。 ダルイし。 今日はやらん。 )( そうこうしている間にアマウラ女二人の行軍はひとまずの終着駅に到着して―――― ) [Mon 27 Oct 2008 04:19:19]
◆藍音@水魔 > 蜷潜といい君影といい、どうも他人への興味に乏しい気がするんだがな――。 「そうか」で終了したりすると話が持たん。(心配? というより単なる趣味だろう。無駄口。 主に単調な洞窟探索時とかに使われるのだとか。) 欲を言うならもう少し抑揚というか感情を込めることからだな―― っと、流石に刺すのは無しだぞ? 私が別の何かにでもマジビビリしてやらかしたら如何するんだ。(可能性がないわけじゃないだけに、容易にはからかえないなー―と悟った感じ。止めた。諭した。 顔がマジなんだもの。) 無駄に苦労していざという時に動けないではダメだしな―― 成る程。 そしたら長い刃物や火やらが在ると良いかな。(必要な情報をストレートに語ってくれる君影の開設は、飾り気は無いが情報を整理して入手するにはとても良い。 現状やら他の戦果やら、色々の質問を交えつつ――) 水が多くなる手前くらいまでは、このまま行ってみるか。(獲物を求める君影引きつれ、奥に進んでゆくか。 泳いだり潜ったりは若干苦手故、水没した部屋があれば其処が藍音的行軍の終点となるが。) [Mon 27 Oct 2008 04:00:27]
◆君影@水魔 > 知るかアホ。 知るか莫迦。 そんなの興味無いっていうの。 ( そう言っておきながら後々に蜷潜に聞いたりするのがこの女なのだが。 知る機会があったら指差してその記録笑ってやる。 ) ………………えと。 そう。 ( 駄目だしっていうか指導っていうか。 そんな反応されるとは思ってもいなかったらしく、押し黙って対応に困っている様子の君影。 ) そうなったらうわーい、って笑顔で思いっきし殴っちゃうけど良い? 良いわよね。 よしそうする。 抱きついたらブッ刺そう。 ( ひっつかれるのとか他人との触れ合いを毛嫌いする女は無表情に断言した。 そして刺すって殴るのより質が悪くなっている。 ) ――――そうね。 楽は良い事。 ( 無駄な苦労なんてする意味は無い。 何よりこいつが働ければその分私が働く分が少なくて済むという事じゃないか。 ) 水の化け物なんだし区分的には近いんじゃないの。 そうね、人だと思って殺そうとするとそれはもう面倒な羽目に。 ( それは体験交じりの感想だ。 実際に出会ったのは先日だけである為に、そこまで言い切る事は出来ない。 まあ処理も任務の対象だ。 要は殺せばいいのさ。 )( そのまま巫女の先導にならって水魔殿の奥へと移動していこう。 ) [Mon 27 Oct 2008 03:45:11]
◆藍音@水魔 > ノリが悪いな――まあいい。私の秘密は守られた。(主に不名誉な連続被暴行記録とかね。 不満そうでもあり、ちょっと安心?もあり。) ・・・おお、前より大分よくなったぞ。 具体的な部分に言及したのが大きいな―― (出会って早数分、早くも貴方色の君影に仕上げよう的な弄りに走るあたり性格の悪さが透けているか。 微妙に満足そう。) 良いな・・・そうしたら悲鳴を上げて抱きついてやろう。役得ー♪ とか嬉しがると良いぞ。(寧ろ確認取るあたりビビリは此方か。二人して警戒に当たりつつ、道は此方が先導する。 神殿内を移動したことは無いが、恐らく水っぽい所、そして奥に行けば行くほど会えるのではないか。) まぁそう言うな――楽が出来るかも知れん。(サボりの為には手段を選ばない、という面倒さ回避もあるわけで。) ふむ・・・・まるでスライムか海月だな。 先ずは 殴るより刺す、人と思わない、というあたりか。(有益そうな部分は片端から覚えんとしつつ、其の生態を想像する。感想はなんだか低級動物ッぽい感じ――? [Mon 27 Oct 2008 03:27:02]
◆君影@水魔 > …………絶対調べない。 ( その笑い方にはん、と不機嫌そうな顔で言い切った。 といっても不機嫌そうなのは何時もの事なんだけども。 ) ( まさかのリテイク。 いやそう来るとは思わなかったんだけれども。 ) …………巫女服が超カッコいー。 きゃー、あいねさまー。 ( 律儀にやったよリテイク。 やっぱり棒読みだけど、及第点ギリギリだったらやらなくて良かったんじゃない?とか言った後に気付いてたり。 ) 後ろからわっ!とか驚かされるのがお好み? ( ビビリじゃない! 働きたくないだけだ!! けれど実際に何かが出てきたらしっかりと前に出る腹積もりではある。 今も口調は巫山戯けてはいるものの、周りへの警戒は真剣そのもの。 ) …………めんどくさ。 ( 何か余計な一言が出て来たけど。 ) 先日襲ってきた時は集団だった。 見た目は女に近い。 体は水のような物で出来ているようで、急所の位置などが普通とはまた違うよう。 少なくとも私がやった奴は首は急所じゃなかった。 短い槍や短刀みたいに人間に近い武装を使っていたけれど、その他の手管に付いては良く知らない。 胸辺りにやたら目立つ核みたいなのがあって、それを突けばあっさりと弾けて消えていった。 そういう意味では脆いのかもしれない。 ( 教えろと言われればちゃんと答えた。 無駄にひねくれたりせずにちゃんとありのままに先日経験した事を伝える。 ) [Mon 27 Oct 2008 03:14:02]
◆藍音@水魔 > 気に障るなら私の事を調べても構わんぞ?(それこそ蜷潜にでもきいてみればユルい生態の一端が明らかになるかもしれない。 悪戯めいた笑み、くくく。) 及第点ギリギリだな――褒めるならもっとこお心の篭った言葉で褒めるといい。 (掟破りのリテイク要求――!! 惜しみない賞賛を浴びせてくれ。 とかこお、張り合ってるー ) ――あれだ。 肝試しの種明かしのような立ち居地だな?(巫女の背後に忍者。 暗にこのびびりくんめ! とか言ってるのに近い。 研ぎ澄まされた感覚だけはニンジャ並を自称するし、強ち間違いの隊列では無いが・・・・術使いとしてはちょっとこお正面が寂しいか。) 徒党まで組むのか? 俄然興味が出てきた――見た目やら手口やらがわかったら教えてもらえると助かるが。(この行軍で出会えなければナ、と。) [Mon 27 Oct 2008 02:56:18]
◆君影@水魔 > 何よ。 何で知ってんのよこっちの事。 ( じろりとか不機嫌そうに睨み付けている。 相手は私の事を知ってるのに、私は向こうの事を何も知らないとかなんか嫌な感じ。 ) そうね。 楽ね二人の方が。 …………わたしよりあなたのほうがたよりになりそうだものー。 ( 全くもっての相手のが正論だけれど、スカーフで隠した無表情のまま棒読みでおだてた。 本人的には持ち上げてるつもりでも、明らかに適当なそれは結構ムカつく言葉かもしれず。 ) ああ。 蜷から聞いた訳ね私の事。 ――――― それは当然。 そういう時には動くわよ。 ( 返答に少し間が空いた気がするけどきっと気のせい。 冗談でもなくマジに巫女の後ろに着いていこう。 ) 別に良いけど。 会ったわよ。 村を集団で襲ってきたから、その時に取り敢えず2、3匹は処理しといた。 [Mon 27 Oct 2008 02:47:23]
◆藍音@水魔 > やれば出来るではないか―― 君影な。 やはりそうだったか。(満足だ、とかこお頷いて。 事前に知った名前との照合も出来たし。) ……一人よりは二人のh―― 見るからに巫女姿を先に行かせるてか。(普通は閉所潜入慣れして戦闘力も普通程度ある飛燕の忍びが前に出るところだろ――とか思ったが。)成る程、蜷潜の奴が言うのも判る―― いざ事が起きたら動いてくれよ?(お近付きにと思ったが―― まあ危なっかしいポジションでも同行は同行か。その条件は飲もう。 祓串10フィート棒代わりに、情報収集など掛けつつ入り口を先行する。) ・・・・君影とよぶぞ君影。 そういえば―― 件の水魔・・・其方は出会った事はあるか? [Mon 27 Oct 2008 02:35:52]
◆君影@水魔 > ……………こんばんわ。 これで満足かしら。 ( 挨拶はするもの。 そんな事を言われた君影は渋面を浮かべて不承不承と言った感じで一応ちゃんと挨拶をする。 ) 君影。 ………………まあ、別にいい。 確かに言うとおり丁度仕事。 ( 赤いスカーフで口元を覆いながら、二人の方が楽になる可能性もあると打算を働かせる。 単独行動の利点もままあるが、手を抜き辛いという欠点もまたある。 ) それじゃ藍音。 先行しなさい。 ( 何よりもリスク減らせるもん私の。 という事で誘ったんだからお前が先に行けとか。 ) [Mon 27 Oct 2008 02:25:48]
◆藍音@水魔 > 此方から名乗らぬ無礼をさて置いても――凄い言われ様だな。 人は出会えば挨拶の一つも交すものだぞ?(最初から不機嫌だったか、或いは何らか儀式でも邪魔しただろうか? とか深読みもしてしまう。 蜷潜から聞いていた件の人物だとしても、なるほど、これは凄い。) 陰陽寮の藍音だ。 これから仕事ならば同行するか? とでも誘おうとしたのだが――(それでもつい話しかけてしまうのはまぁ癖のようなものだろう。 余計なお世話だったかな。 等と言いつつも。 頭かりり。) [Mon 27 Oct 2008 02:17:23]
◆君影@水魔 > ( こういう空間は別に悪くない。 まあ悪くない程度だが。 取り立てて感傷に浸るような程でもない。 )( さてどのようにしてパパッと終わらせてしまうかとか考えつつ。 一度受けた任務は放棄したいけど放棄する訳にもいけないから、この後の指針をどうするかは真剣に考えてはいる。 頭悪いからあんまり意味のない行為かもしんないけど。 ) 誰よあんた。 気安く話し掛けてきて、馴れ馴れしい。 そうだけど。 ( 軽く挨拶してきただけだというのに、何故か機嫌が悪そうだった。 水魔が案外面倒っぽい相手だったと知ったせいで虫の居所が少し悪いのだ。 決して相手は何も悪くない。 ) [Mon 27 Oct 2008 02:10:48]
◆藍音@水魔 > 南蛮とはまた違う異文化の神社か―― センスが違うが、雅な物なのだろうな。(おそらく廃墟と化す前は。 周囲の川で鼻が慣れたか、匂いこそ感じないが―― 周辺の適度な湿度と微かな水の音。 きっと華やかで優美な外観を保っていたに違いない。 とかこお回顧想像――― 入り口周囲をくるくる移動してた視点は、程なく其処に立つ君影に移動する。 見た感じ人間、忍び働きに適した格好からしてもしかしたら――)”噂をすれば影”とは言うが、文字通りだとまた驚きだな ―― ――もし。 此処に居るという事は、同業の者 か?(警戒してる風の相手にも自重も遠慮もしないのが藍音クオリティ。 こお手ひらり上げて軽く挨拶など。) [Mon 27 Oct 2008 01:59:59]
◆君影@水魔 > ( どれぐらい凄くないかっていうと―――まあ普通に凄くないから詳しく説明するのも置いておこう。 兎に角夜に紛れる忍び装束に赤いスカーフの女が水魔殿の入口の前に立っていた。 ) ( さてこれからどうやって侵入したものか。 求められるのは人質の解放と水魔の殲滅。 正確には撃退なんだろうけど、村側にとっちゃそっちの方が希望なんじゃないかと考えている。 まあそれも踏まえて私が取るべき行動という奴は―――― ) ―――― めんどくさい ……… ( なんかもう色々とめんどくさくなってきた気がする。 帰ろうかなもう。 けどはした金だと思ってた報酬増える可能性もあるし。 ) ――――― ( と。 地面を何かが擦る音と杖のような叩く音。 誰かが近づいてくるか。 陸地側からという事は水魔ではないのだろう。 けれどもそちらの方面を見る視線には強い警戒の色がある。 ) [Mon 27 Oct 2008 01:51:06]
お知らせ > 君影@水魔さんが来ました。 『凄くない忍者』 [Mon 27 Oct 2008 01:44:06]
◆藍音@水魔 > (人質を取り、武器を用い、人間並みの知性を備え、此処――自分達に有利なテリトリーを拠点に敵対行動を行う水魔は、はっきり申し上げれば非常に危険である。 なればこそ打倒するのみならず、其の姿と性質を知り、”次”があった時に備える必要がある。 どんな対策をとるべきか事前に判っていれば、そうそう大被害など出ない、っていう寸法だ。) 一匹か二匹持ち帰れれば――。 一人では難しいかな。 あれだ。 先行していた凄くない輩の―― (地面を擦る祓串の先端がつんかつんと音をたてる。 大して大きい土地ではなく、順調に歩けば、程なく神殿?の入り口が目の前に姿を現すことになる。) [Mon 27 Oct 2008 01:38:07]
◆藍音@水魔 > (依頼の内容は水魔の駆逐と人質の奪還。 村的に想定外の人質もあるようだし、事が全て上手く運べば報酬と感謝の割り増しくらいは期待できるだろう。 ・・・・ただ、依頼完遂と同じくらいのモチベーションをもって、やっておきたい事が一つあるのだ。) ・・・・水魔、か。 一般的に水中の魔物とされる種とは随分と姿が違うようだが――(そのためには敢えてリスクを取ってでも、一度件の”水魔”と接触しなくてはならない。 ――いつもの祓串片手に、小島を神殿めがけてゆっくりと歩く。 元は水でも流していたのか、足場の石畳は所々凸凹で少し歩き辛いところだ。) [Mon 27 Oct 2008 01:23:23]
◆藍音@水魔 > (真っ向勝負、正面突破――あるいは馬鹿。言い様は色々あるものだ。 いずれの表現を用いるにせよ、藍音が先ずやる事ったら、依頼にある通りの仕事場に出向いて、其処に踏み入ってみること。 この一点である。) あどばんていじが云々と言われるか―― あるいは「そうか」の一言で済まされるかな。(そっけなく合理的な相方とは村前で分かれているし、この小島まで連れてきてくれた船もとばっちりを避けて一時撤退中。 独り言は静寂の雑音に解けて消える。) [Mon 27 Oct 2008 01:12:01]
お知らせ > 藍音@水魔さんが来ました。 『正攻法。』 [Mon 27 Oct 2008 01:03:52]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが退室されました。 『 神殿深部への抜け道を一つ、見つけた 』 [Sun 26 Oct 2008 23:28:23]
◆蜷潜@水魔 > ( ―――運が良いのか、この辺りを水魔が通る事が無いのか、そんな事を何度か繰り返すうちに壁沿いにどんどん内側へと向かっていく窪みを見つけた。 自然な風化でできた穴のようだが、広さ的には人間が3人くらいは同時に通れる広さがある。 試しに幾らか進んでみるとやはり先まで穴が続いているようだ。 方向的にも神殿の方向へと向かっている筈。 窒息に気をつけて行ける所まで進んでみよう。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:55:51]
◆蜷潜@水魔 > ( 岩壁につま先を引っ掛けて、さかさまの姿勢で底に沈んでいく。 思った以上に水深があるようだ。 怪しげな横穴の一つでも見つけられれば儲けものだが――――ひと潜りでそう長々と全部見て回るのは無理だろう。 何度かに分けて潜水を繰り返し、神殿周辺の川底を探索しようか。 遭遇もあるかもしれない。 腰の錆びたダガーは抜いておく。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:37:12]
◆蜷潜@水魔 > ( 傭兵達と村人と水魔、先日の多雨の日に何かごたごたがあったとは聞きかじっている。 まるで興味は無い。 請け負った仕事は「水魔を排除する事」と「人質を救出する事」だけ。 目的がはっきりしているのだから、それを成功させる為だけに動けば良い。 余計な事を考えないで。 正直―――人質、とかもあんまり興味がないのだが、それも仕事の内に含まれているのだから仕方がないか。 ) ( 敵を殺す。 それだけ出来れば良いのに。 ) ( ごつごつとした岩陰が目と鼻の先に現れる。 掌でぺたぺたと様子を確かめながら視界を巡らし、様子を見てみる。 ここに水魔が住んでいるというのなら、なにも神殿の中のプールにだけ生簀みたいに住んでるわけじゃないだろう。 川の中に通じる穴とかがある筈だ。 神殿内は自然の洞窟になっている部分もあるというし、そういう場所に連中が住んでいる筈。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:30:56]
◆蜷潜@水魔 > ( [Sun 26 Oct 2008 22:25:54]
◆蜷潜@水魔 > ( だま? まだ。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:24:01]
◆蜷潜@水魔 > ( こぽこぽと水泡が音を立て、水が畝っている。 深く深く潜水していけばいくほど星明かりは遠退き、一応自分の輪郭が見える程度の明るさまで沈み込んでいる。 水魔殿が遠くに見える頃潜り始めて、そろそろ神殿の下の壁に当たる筈だ。 こんな所まで村人は小舟で案内するというのだから、外はそこまで危険ではないのだろうか? ―――村人にすら気取られず暗躍する為、単身泳いでここまで来た。 村を訪れた女は雇われ人だとは名乗らず、ヴェイトス市の産物を持って転売しに来た旅人だと名乗って宿をとった。 村長だとかの前にも顔を出していない。 「雨降」という名前の暗殺者が既に村内に居るという事を、おそらくだま誰も知らない。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:22:39]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが来ました。 『 潜水 』 [Sun 26 Oct 2008 22:17:11]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが帰りました。 『(魂は海の底に沈んでいった。)』 [Sat 25 Oct 2008 23:45:28]
◆銀嶺@水魔 > …彼らは彼らなりの信念があるのだろう。 (互いの意見が擦れ違うならば、無理に手を組む必要性は何処にも存在しない。) だが、残り時間は少ないのだぞ? (間を置き、息を吸って、息を吐いた。) 本当にあるのならば、…聞かせて欲しいものだな。 納得するだけの事を。 (冷たい視線を天井に仰いだ。) 戦争に幕を閉ざせるのは、―――暴力と虐殺ばかりだ。 (独り言を漏らし、指先で床を撫でる。視線を床全体に注ぎだしてから、ゆっくりと立ち上がろう。) 少し疲れたから、眠る事にするよ。 (娘を一瞥すれば、村長宅から出て行こう。雨具を借りてから、何時も寝る場所へ足を運んで行こう。) [Sat 25 Oct 2008 23:44:36]
◆銀嶺@水魔 > ――、水魔は重大な秘密を漏らした。 それを利用するだけの話なのだ。 (娘は困った顔をした。苦笑して話題を止めにした。) …そうだな。 貴様の心を考えずに喋ってしまった。 (破損した床全体の簡素な修理を施せば、後は窓だけなのだが問題は無いのだろう。窓より扉で侵入したほうが効率的なのだし。) 後は私の考えに賛同してくれれば良いのだが…。 (赤毛と金髪の獣人は正直に言って、味方としては足手纏いになる。 会話する暇があれば、攻撃の手数を増やして撃退すべきだった。そうなれば、赤ん坊の居る家に侵入する水魔まで倒して、未然に防げた筈なのでは、と考えてしまう。バイは未然に防ごうと先回りし、足止めしてくれた。) [Sat 25 Oct 2008 23:26:58]
◆銀嶺@水魔 > (娘の反応を確かめもせず、薄っぺらな笑みを貼り付けるだけだった。) それはそうと…、 (前日の出来事の直後。村長から告げられた。) 強引にでも奪取であろうか。 (思い詰めた表情で小言を漏らせば、娘は心配そうに首を傾げていった。気にするでない、と微笑んで答えた。) 村長に伝えて置いてくれないか。 染料の素材と擂り鉢が欲しい。後、薄い紙か布を用意してくれると助かるのだが…。 (娘は最初に頷き掛けたもの、途中でややこしくなったのか首を傾げた。) …仕方があるまい。後で手紙を書くから村長に渡して欲しい。 (今度は微笑んで頷いてくれた。) [Sat 25 Oct 2008 23:10:11]
◆銀嶺@水魔 > (手探りで釘を引き抜けば、踏み壊した箇所の上に頑丈な板を乗せる。釘を四隅に当てたまま、金槌を的確に打ち出した。金槌は武器の類と扱われ、扱えるもの其れ以外は素人当然出あった。) 不恰好であるもの、…また練習をして直す積もりなのだ。 安心するが良い。 (黙する村娘の口を開き出した。言葉は聞き取れないが、少なくとも嫌われては居ないだろう。) 将来は良い嫁になるであろうな。 (銀色の双眸を細めつつ、口許を柔和に崩した。娘の手際の良さに寛大さがアピールポイントになる。) [Sat 25 Oct 2008 22:58:31]
◆銀嶺@水魔 > (其処に悲劇が存在した。) …済まぬ。 (跪きながら、謝罪を吐いていった。後から冷静に落ち着けば、村長の首根っこを猫みたいに掴んで放り投げるのも宜しくなかった。怪我は奇跡的に無かったもの、民族衣装はまたもや襤褸切れになっており村娘が喘ぎながら治していた。) ――。 元通りにする事は叶わぬが無いよりは良いだろう。 (床を踏み壊したり、机や壁まで傷んでしまっていた。飛び出す際に窓の一部を壊してしまった。眼前の村娘は言葉を放さず、端っこで座り込んだまま衣装を縫うだけだった。) [Sat 25 Oct 2008 22:48:53]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 『(村長宅の広間。)』 [Sat 25 Oct 2008 22:43:02]
お知らせ > 君影@水魔さんが退室されました。 『( 闇夜に駆ける )』 [Fri 24 Oct 2008 23:48:10]
◆君影@水魔 > ( まあどうでもいいこと。 同じ轍は二度踏まないように注意を払いつつ続けるとしよう。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:47:53]
◆君影@水魔 > ( コアを貫かれた女の形をした化け物は弾けて消える。 安堵の吐息を吐きたくなるがまだ気は緩めるな。 )( 視線だけで先ほどの家の様子を窺う。 ――――てっきり荒らし回っている物だと思っていたが、どうやら中の人間に手を出してはいないらしい。 恐る恐る扉を開けて外の様子を窺っている男がその証拠というやつか。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:44:46]
◆君影@水魔 > ( 幸いにして相手の動きは自分から見れば遅い。 脅威となるレベルじゃない楽な相手。 ) 首を切られたら―――死んどくのが礼儀ってものでしょうに……! ( もう弱点っぽい部分って言えば露骨に目立ってる赤いコアぐらい。 効いてくれる事を願いつつ、水魔に肉薄するとその胸にクナイを突き刺した。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:38:13]
◆君影@水魔 > ( さ、次の奴をさっさと片づけよっと。 報酬渡す奴が死んだとかいう展開が一番最低だ。 )( と、視界の端で何かが揺らめいた気がした。 集中が切れていなかったのが幸運か。 突き出される何かから咄嗟に身をかわす事が何とかして出来る。 ) ――――ッッ!? ( 突き出されたのはショートスピアで、それをしてきた奴はさっき喉を綺麗にかっさばいた筈の水の化け物―――― )( ――――莫迦だ私は! 何いつもの癖で人間相手の殺し方をしているのか。 こないだまで温い仕事をこなし過ぎてたせいで頭が呆けてきたか。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:17:08]
◆君影@水魔 > ( 容易い。 襲う側というのはえてして襲われる立場を忘却するから油断のし過ぎなのだ。 だからこうして簡単に背後を取れる。 )( 必殺の間合いにまで近付けば、ぬかるんだ足場を蹴飛ばして水魔へと駆けていく。 ようやっと気付いた水の化け物が振り向くけれど、もう遅過ぎる。 )( 鈍い光を見せるクナイは寸分違わず狙い通りにその素っ首を掻っ切って。 間違いなく致死に至る一撃を与えてやった。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:56:34]
◆君影@水魔 > ( だから他よりも一層騒々しさを見せている村長宅は無視。 それよりもそう。 私が狙うべき間は別の瞬間。 家に押し入ったという事は何か目当てがあるという事? もしくは村々を壊滅させる事が狙いとかそこら辺は知らんけど。 とにかくとして目的を達成した後の心は緩む。 もしくは必要以上に緊張して固くなり過ぎてしまう。 それは心のメカニズムだ。 どうしようもないこと。 )( だからそう―――私が狙うべき時は今で。 家を荒らし終えたけれども、目的の物を見つける事の出来なかった水魔が次の目標を見つける瞬間が私の狙いどころ。 )( 今丁度目前の家の扉を開けて出てきたやつみたいにね。 スッと闇夜に隠れる黒装束はその水魔の背後に回らんと目論んで。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:41:49]
◆君影@水魔 > ( 豪雨が絶好のコンディションになるのは何も水魔に限った事ではない。 足音も掻き消されて闇夜に紛れるのも容易いこの状況は、忍びという名の暗殺者にとっても最高の状況。 )( 全く着いて早々ややこしく腹立たしく面倒くさい展開。 狩る立場にいるのは私だ。 決してお前たちじゃない。 )( 水魔達は村の家に押し入っている。 それを息を殺して観察していよう。 守るとか、まあそんな事は馬鹿馬鹿しい。 つまりはあの化け物連中を殺せばいいという事なんでしょう。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:29:34]
お知らせ > 君影@水魔さんが来ました。 『狩リノ時間ダ』 [Fri 24 Oct 2008 22:22:02]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが帰りました。 『俺は、やるぜ!(吠えた)』 [Thu 23 Oct 2008 01:02:53]
◆フェリクス@水魔 > ――――――あ、(ころり、と岩場の上に転がった真っ赤なコア。それだけ残して、彼女は消えてしまった。 ジレーナという名前しか、結局持っていかなかったのだ。このウォーターエルフは)……ちっくしょう。なんだよソレ。 ヒトが折角――折角ッ!(ガツリ、と岩を鋏でぶん殴った。 理由はわからない。 毒か。 それ以外の何かなのか。 ガツリ、ともう一度岩を殴る。 鋏の手は頑丈で。痛みなんか感じなかったけれど)―――OK,わかった。 糞。 俺はやるぞ。 俺はやるぜ。 絶対にだ! なァにが、報いだ。 どいつもこいつも誰も彼も絶対に助けてやる。 絶対に!(ガツリ、もう一度。 それから、赤いコアを手にとって、少し悩んだ後――それを背嚢の中にしまった。浄化石と、香水も)――ったく。……他の子にやれだァ? お前に渡したってのに……。 [Thu 23 Oct 2008 01:01:54]
お知らせ > ジレーナさんが帰りました。 『後に残ったのは、真っ赤な水魔のコアが一つだけ。』 [Thu 23 Oct 2008 00:55:00]
◆ジレーナ > 贈り物、ありがとう。悪い気はしなかったわ。でも勿体無いから―― ほかの娘にあげて頂戴。 ( やがて水魔の身体はみるみる縮んでいく。そして蒸発して消えてしまう直前、ジレーナは微笑んだ。 ) ほんと―― まじぱねぇわね。 ( その微笑みも、蒸気の中に消えていく。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:54:42]
◆ジレーナ > さあ。やっぱり、毒は蓄積するものだからじゃないかしら。…本当は、全員を助けられるだけの幼子を捧げさせようかと思ったんだけど、それじゃあまりにかわいそうだから、一人分だけ。 今までこのことを隠していたのは、簡単な事よ。ロックスの村の連中がこのことを知ったら、彼らは待つでしょうからね。 ( その毒に冒された水魔が滅びるのを。 ――コアが穢された水魔は多数存在する。けれども要求したのはたった一人の幼子のみ。つまりその一体だけは、ウォーターエルフという全体の存続に関わる存在なのだ。 ) いいの。私が喋った事は、仲間に対する裏切りだから。これは報いなの。 ( 芽生えてしまった恋の炎は消すことが出来ない。そしてその思いを伝えることも出来なかった。ならばせめて、彼が求める真実を与えてやろうと思ったのだ。もしかしたらそうする事で開けるかもしれない、彼の道の為に。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:54:16]
◆フェリクス@水魔 > ―――――なァるほどなァ……。(さすがに、齎された情報は重かった。 生きる為には――仲間を助けるため、或いは自分が助かるためには――子供の血が必要なのだと言われれば。 むゥと馬鹿であっても難しい顔をしてしまう。 他に方法は――多分無いのだろう。 なるほど、そりゃ焦るわけだ、と頷いて)むっずかしいなァ、そりゃァ。助かる方法が無いってんならともかく、一つだけでもあるんだもんなァー……。 でも、今まで大丈夫だったのになんでまた急に――てか、おいおい。ジレーナ大丈夫か? なんかすっげェ熱くなってんだけど!? 水ン中入ったほうが良か無いか?(慌てて、ぱしゃぱしゃと鋏で水をすくってかけてはみるが。事ここに至って、ようやく馬鹿にも彼女が「沸騰」している事に気付いたようだ) [Thu 23 Oct 2008 00:41:47]
◆ジレーナ > その水魔のコアを浄化する唯一の手段が、あらゆる外界の穢れにまだ晒されていない幼子の命の水なのよ。 ( ――つまり、人の生き血なのだ。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:36:23]
◆ジレーナ > ( 凄く喜ぶ姿を見て、胸が痛まないといえば嘘になる。私がここで突きつける私たちの事情は、問題を解決しようと奔走するこの男を突き放す事になるのだ。その情報も断片的で、もしかしたら希望を繋げて尚も私たちとロックスの村の連中を助けようとするかもしれない。 握手をする。もしあなたのその鋏が熱を感じることが出来るのならば、ジレーナの手が熱湯のように熱くなっていることに気付くだろう。やがてジレーナの身体は煮え立ち、湯気を立ち上らせる。 ) ――水魔はね。その水質がコアに大きく影響するの。毒が混じった水に長く晒されたウォーターエルフはそのコアまでもが穢れてしまう。一度このコアが穢されてしまったら、幾ら綺麗な水の中に身を置いても助からない。…この先にコアが穢されてしまった水魔が沢山集められているわ。私や他の仲間は比較的穢れが少なかったから、こうして普通に振舞っていられるけれど。 コアが穢れてしまった水魔は哀れの一言よ。腐臭を放ち、身体はどろどろに溶け、まともな思考すら奪われて。 [Thu 23 Oct 2008 00:35:55]
◆フェリクス@水魔 > なァる。 つまり、わりとマジでイケニエが必要なんだな。なんで隠してんだかはわかんねェけど。(ジレーナの変化には気付かずに、馬鹿は暢気になるほどなー、と頷いた。 うん、良いぞ良いぞ。目的が一個に定まってきたから、これで随分と動きやすくなる。 小難しいことを考えるのは彼の性質ではない。 つまり「イケニエを捧げなければならない理由」を何とかすれば、事態は大分良くなる筈なのだ。 ガチガチと鋏を鳴らす。上機嫌の証だ)―――――。(教えてあげる)―――マジか!? よっしゃ! やった! これで一歩前進だァな! ひゃっほぅ! 行けるぜェ、俺はやるぜ! あんがとなァ、ジレーナ! ああ、全部じゃなくても良いさ! いやァー、やっぱ逢えてラッキーだったわ!(そりゃもう飛び上がらんばかりに喜んだ。 彼女が許してくれるなら、その水の手を鋏で挟んでブンブン上下に動かして握手するだろう。 本来の目的が叩く為の鋏だから、それで切断されといった恐れはない。握る力は少し強いかもしれないが) [Thu 23 Oct 2008 00:23:25]
◆ジレーナ > ( 見つめあう。人をじっと見つめる癖のある水魔は、何度かこの男と見つめあった。それは相手の意図を読み取ろうとしていたからであり、今だってそれは変わらない。だが――… 何故かジレーナは目を俯かせてしまった。胸部にあるコアが小さく反応する不思議な感覚。なんだろう、今のは? ――ううん、私はこの感覚を知っている。人に恋した事がある仲間に聞いた事がある。それを自覚した瞬間―― ジレーナの身体は熱くなっていった。 ) …脅し、というのは嘘よ。言っちゃいけないことになってたから。 ( ぐつ、ぐつ、と身体が煮立ち始める。嗚呼。 でも、私は言葉を続けた。 ) ――良いわ。教えてあげる。とはいっても、全てじゃない。私は意地悪だから。 [Thu 23 Oct 2008 00:18:08]
◆フェリクス@水魔 > (見つめられる限り、じっと其方を見つめ返す。彼女が岩場に腰を下ろすなら、此方は隣の位置で背中を預けて。水中からジレーナの方を見上げる感)おおよそってもなァ。 わっかんねェことばっかだぜ? イケニエは絶対に必要だーってジレーナみたいに言う奴もいれば、単なる脅しだけだって奴もいるし。 つか、あと一ヶ月でジレーナ達が死ぬって感じにゃ見えねェーんだよなァ。なんでいきなしヒトサライなんてやったのか、俺にはサーッパリだ(ばりばりと頭を掻きつつ、そんな事を言う。 ちなみに浄化石に関して言えば、気遣いというよりも、ウォーターエルフが喜びそうなものを選んできたというのが強い。気に入らなかったか?と首を傾げてみつつ)あ、こんにゃろ。馬鹿つったほうが馬鹿なんだぞ――やってみなけりゃわかんねェじゃねェか。 やる前からグダグダグダグダ言う前にやろうぜ。つーか、俺はやるぜ。絶対にな。 でも、一人じゃ無理だ。そりゃァな。(うん、と頷いて)だからジレーナ。手伝ってくんねェかな。 教えてくれよ。なんでウォーターエルフはんなに焦ってんだ? [Thu 23 Oct 2008 00:09:42]
◆ジレーナ > ……。 ( 水魔はじぃ、と相手を見る。やがて視線を外すと、岩場に上り腰掛けた。そして槍を傍らに置く。 ) けれど、大よその事は知ってるんじゃないの?あなたの仲間も他のウォーターエルフとお話していたみたいだし。 ( 掌で香水と浄化石を転がす。浄化石…私たちの身体が毒に冒されている事を知っての気遣いか? ) ――――。 馬鹿な人。 ( 鋏をガチガチと鳴らす様子を見て、水魔は少し寂しそうに話した。 ) あちらを立てればこちらが立たず、という言葉は確か人間が考えたものだったと思うけど。この状況で、お互いが助かる方法があるとは思えない。村の連中が私たちの要求に素直に応じてくれれば、犠牲は幼子一人で済むけどね。 [Thu 23 Oct 2008 00:03:42]
◆フェリクス@水魔 > おう、其処だ。(うん、と頷くのは「こちらの交渉に応じるつもりも無い」というくだりだった。 彼女が贈り物を受け取ってくれたのなら、一先ずはオッシッ!とガッツポーズをし、ガチンと鋏を鳴らした。気になってた娘と約束を取り付けることができた少年のような、と言えば大体の雰囲気は伝わるだろうか。 単にそれだけでも随分と喜んで、舞い上がっているらしい。 馬鹿だから単純に、というわけでもないけれど)俺ァ、人間の方が毒を流してるってェ話は聞いたけど、まだジレーナたちの方の話をこれっぽっちも聞いてねェんだ。 聞いてみなけりゃ、なーんにもわかんねェからな。 だから聞きに来た(胸を張って堂々と、大真面目に。 ウォーターエルフに見つめられたら、真正面から見返そう)俺はな。 人間だろーが、ウォーターエルフだろーが、全部纏めて助けたいんだ。 つーか、俺はやるぜ! 俺はやるぜ!(ガチガチと鋏が鳴った) [Wed 22 Oct 2008 23:55:18]
◆ジレーナ > 今はあなたを殺したい気分なのよ。 ( しかし、向けられた背中にその槍は伸びない。それがどうしてなのかは、ジレーナ自身わからなかった。 ) 一体何を用意してきたというの。 …私たちを倒すつもりは無いけれど、こちらの交渉に応じるつもりも無いのでしょう?あなたのしていることは、無駄よ。どちらの得にもならない。 ( そして男は包みを取り出し、中から小瓶と何かの石を出した。そして、それを私に差し出すのだ。 ) …………………。 ( ジレーナは暫くの間、その差し出されたものを見つめていた。やがてゆっくりと槍を下ろすと、ジレーナはフェリクスに近づく。そしてその贈り物を受け取るのだ。 ) …どうして…。 どうしてこんなことをするの?あなたは一体どうしたいの? ( そう言って、水魔は男を見る。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:48:07]
◆フェリクス@水魔 > そん時の気分次第とか言ってなかったっけ? まァ良いや、ちと待て待て。 えーっと、一応は油紙に包んどいたから大丈夫だとは思うんだが――っと(言うなり、彼女に背中を向けてゴソゴソと背嚢を探り、取り出した油紙の包みをがさがさと剥がして行く。 両手が鋏なので、器用と言うわけにはいかないが。 背中を刺そうと思えばアッサリ刺せるだろうけれど、少なくとも馬鹿の方はジレーナを信頼しているらしい。 其方がどうでるか、という事だ)は? 俺、ウォーターエルフ倒すー、とか、やっつけるー、とか、んな事言った覚えないぜ? お、あったあった――あー、でもラッキーだったってのはマジかもしんねェな。 二つしか持ってきてねェんだわ。 それに何せ、ジレーナの好きなモンとかも聞いてなかったからさァ。喜んでくれっかどーかもわかんねェけど。(言いつつ包みの中から取り出したのは、ローズマリーの香水が入った小瓶と、ジョーカセキなる代物だ)女の子の好きなモンって俺ァ良く知らねェけど、香水とか好きなんじゃねェかなァと思って。 で、こっちはジョーカセキつって、水を綺麗にする石なんだと。(言うと、鋏ではさんで彼女の方に二つを差し出した。贈り物だ、ということらしい) [Wed 22 Oct 2008 23:38:45]
◆ジレーナ > 助けた覚えは無いわ、今仲間達に言った言葉は本当よ。この場は私がやる。 ( こちらを向いた男に対し、ジレーナは槍の先端を向けた。 ) 忠告した筈。あなたがまたここに来たら、私はあなたを攻撃するって。――何をしにきたの。 ( 水魔の声は淡々としているが、その中に僅かな怒りが感じられるだろうか。 ) それとも、私がこうして人払いをするのを見てラッキーだと思ってるの?一対一なら負けはしないって。 ( つまり、私たちを倒しにきたのかと言いたいらしい。 それなら、それで――……。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:32:02]
◆フェリクス@水魔 > ふぃー……。さすがの俺も寿命が縮んだぜ、ざっと5年くらい(ようやっと岩場にたどり着くのと同時、背後から聞えてきたのはジレーナが他のウォーターエルフを止めてくれる声だった。 いや全く、感謝である。 馬鹿が毎晩神殿で寝泊りしたり、探索しながら他の傭兵と大騒ぎしたり、さらには今までこうして生きてこれたのも色々な皆さんのお陰である。あと運が良かっただけという。 ジレーナがいなければまず間違いなくあっさりと殺されていただろう。或いは重傷か。 ともかく、ウォーターエルフが撤退してくれたのならば、岩場に上がることはせずにぐるりと手足を使って反転し、彼女の方を向こうか)いやァ、マジで助かったぜ、ジレーナ。 さっすがに槍はダメだ、槍は。 いたいけなシャコになんてェモノを持ち出しやがる。(ガチガチと鋏を鳴らしつつ笑って挨拶。 心臓がバクバク言っているし、先ほどは大慌てだったが、とりあえず切り替えが早いのは馬鹿の取り得である) [Wed 22 Oct 2008 23:25:33]
◆ジレーナ > ( ピラニアの居る池に生餌を放り込む。恐らくは、そんな光景のようにウォーターエルフ達は侵入者を殺すつもりなのだろう。岩場へと向かう相手を追い――その水魔の内の一人がぺろりと舌を舐める。 …が。 ) ――――!? ( 相手の声に最後尾のウォーターエルフ…ジレーナが反応した。 ) 待って!攻撃しないで!! ( 仲間の突然の声に、他のウォーターエルフ達は急減速し、ジレーナの方を振り返る。 ) ――― そいつとは私とちょっと因縁がある男。悪いけど、この場は私にやらせて。みんなは他の侵入者を探して。 ( 仲間同士の絆は厚く、互いに信頼しあい、互いに命を掛け合う間柄であるウォーターエルフ。ジレーナという名前を与えられた仲間を信用すると同時に、心配もした。だが…”男との因縁”という言葉に、水魔はとてつもなく弱かった。 ……水魔達は頷くと、水の中に姿を消してどこかに泳いで行ってしまった。ジレーナはそれを見届けると、ゆっくりとフェリクスの方に向き直る。 ) ( そして、あなたは岩場にたどり着く事が出来るだろう。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:20:02]
◆フェリクス@水魔 > うわ、ヤッベェッ! マジやべェッ! 武器かよ、マジか!(背後に飛び出した姿をちらりと確認すれば、思い切り手に持っているのは武器であった。下手にのんびりしていたら貫通である。串刺しである。さすがの馬鹿も驚いた。そーいやなんか使ってるとか言ってる奴がいたなぁ、と今更ながらに思い出す、が――声に聞き覚えはある。)ってか、ジレーナーッ! 俺だーッ! 刺すのはやめろ、刺すのはッ! 洒落になんねェぞ! つーかアレか! マジか! マジだったろ、今ッ!(ともかく、一先ずは島を目指す。どうせ水中に潜ったら声が聞えるかどうかもわからないのだし。とにもかくにも一度陸地に上がってみなければ。 まあ、このターンでたどり着くことは出来るだろう、と思うのだが) [Wed 22 Oct 2008 23:11:41]
◆ジレーナ > ( 水中に居る何かは更に加速し、下方からあなたに襲い掛かる。が―― あなたが急に泳ぐ速度を上げたせいか、その第一撃は外れてしまう。そして勢い余って水面から飛び出したのは―― ショートスピアを装備したウォーターエルフだった。 ) 外したッ! ( ――あなたはその声に聞き覚えがあるだろう。それはあなたがジレーナと名付けたウォーターエルフの声だったのだから。しかし、相手はまだ気付いていないようである。 ) ( 残りのウォーターエルフ達も次々と水面に顔を出し、島を目指して泳ぎ出すあなたの後を追う。ジレーナもまた、着水するとその中に加わってあなたを追う。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:06:02]
◆フェリクス@水魔 > (ザッパザッパザッパザッパ。水音を立てて泳ぐから、水中に何者かが潜んでいれば、すぐに彼の存在に気付いたに違いない。 さて、此方がそれに気づけるか否かといえば――)………んあ?(――気付いた。 本来の姿をとっていない今、水中を見通せるような眼は持っていないけれど、それでも感覚は鋭い。 勿論、すぐに敵対行動を取るような事はしない。しない、が――……恐らく、今から急いで泳いでも、真ん中の岩へたどり着くギリギリぐらい、だろうか。距離的には)つーか……悩む必要もねェんだよな!(開き直った馬鹿は、決めた)俺ァ退かねェ! 俺はやるぜ! 俺はやるぜ!(ガチンと一度鋏を鳴らしたなら、そのまま一気に島を目指して泳ぎ始める。 この姿であっても、速さに関しては、それなりだ。 まあ馬鹿なりの楽観的思考も多分にあるのだが) [Wed 22 Oct 2008 23:01:12]
◆水魔殿 > ( 神殿を増築する予定の場所だったのか、または天然の洞窟に辿りついてしまいそのままになったのか――。それはわからないけれど。 ) ( さて、あなたが水の中に飛び込んで暫くすると―― 水の中で何かが蠢く。その数はひとつ―― 否、二つ?三つ?それ以上?とにかく、水底からあなた目掛けて上昇する。果たしてあなたはその気配を察することが出来るか、否か。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:53:31]
◆フェリクス@水魔 > ありゃ……っと、なんでェ。道が途切れてんのか。どうすっかね。(不意に出てきた開けた場所。神殿という区画から、なんかいきなり洞窟にでも迷い込んだような錯覚を覚える。 この程度の距離ならば気にせずにザバザバ泳いで渡るのが常なのだが、何しろここら辺にいるのはウォーターエルフばっかりである。最初に出会ったジレーナの時もそうだったが、いきなり水の中から出てこられると困る。 というか、驚く)つーか普通に寿命が縮むってェーの。三年ぐらい。 どーしたもんかなァー、っても、行くっきゃねェよな、やっぱ。 ダンジョンってなァ、やっぱスゲェなあ!(まあ、最初から退くなんて考えはないし、何よりも泳ぐのは好きだ。一先ずは間に存在する岩場まで行こうと、特に悩む素振りも見せずに水の中へ飛び込んだ。)……あ。後で潜ってみんのも面白ェかもしんねェな!(緊張感は欠片も無い) [Wed 22 Oct 2008 22:47:56]
◆水魔殿 > ( 尚、簡単な絵で説明するとこんな感じである。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:44:39]
◆水魔殿 > ( 奥へ奥へと進むうち、不意にあなたは広い場所に出る。とはいっても視界は悪く、殆どが暗がりに包まれてしまっているが、それでも目を凝らせばぼんやりと壁などの輪郭が見えてくるだろう。 そこは人の手が入っていない場所で、土の壁が露出しており、更に下は水没していた。向こう岸には陸地があり、そこから更に奥の道へと続いているようである。向こう岸までの距離はおよそ30m程。3ターンもあれば渡れる距離だ。向こう岸までとの間の丁度中間点には岩場がある。水の深さは―― わからない。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:40:59]
お知らせ > 水魔殿さんが来ました。 『不意に開ける空間。』 [Wed 22 Oct 2008 22:31:44]
◆フェリクス@水魔 > (昨日もバイとかいう傭兵と出会い、此方の主張をまくしたてたばかりだったが、やはり方針に変化は無い。 俺はやるぜ! 俺はやるぜ! ガチガチと鋏を鳴らしながら、のんびりとした足取りで神殿内を歩いていく。 少なくとも緊張感は欠片ほども無い。 時と場合が違えば、単なる散歩やら物見遊山の観光にしか見えないだろう。 もっとも、神殿それ自体に興味を抱けるほど学があるわけでもなく、色々と周囲を珍しげに見回しながらの移動である)ウォーターエルフってなァ、こーいう建物が好きなんかねェ。 俺にゃァちっとも良さがわからねェんだが。 やっぱどんな場所でも「スメバミヤコ」って奴なんかね。 まあ変な像とか色々ありゃ、見てても飽きねえか。(とかまあ、好き勝手な事を言っているわけでもあるが) [Wed 22 Oct 2008 22:27:07]
◆フェリクス@水魔 > (ここ数日、朝起きて、村へ戻り、食事をし、神殿へ向かい、探索し、野営する――というのが習慣になってきている。それでも尚、未だに無傷なのは幸運以外の何者でもない。 昨日などは神殿中に響くような大声で騒いでいたのだし、一発で村から送り込まれた人間だという事はわかってしまうだろう。 まあ、彼は馬鹿だからそんなことは気にしないのだが)入り口のあたりで逢えねぇっつ事は、ちと奥の方に行って見ないとダメかねェ。 どの辺が奥なんだかさっぱりわかりゃしねェけど(ともあれ、目標、目的自体は変わらない。 今日も今日とて、神殿内を散策――というか散歩――である。ガチガチと鋏を鳴らしながら) [Wed 22 Oct 2008 22:08:04]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが来ました。 『俺はやるぜ!』 [Wed 22 Oct 2008 22:03:59]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが帰りました。 『犠牲は何時の時代でも消えなんだ。』 [Tue 21 Oct 2008 23:33:42]
◆銀嶺@水魔 > 貴様は涙をするのか、存外に知りたくなった。 (噴水の外から片腕を伸ばした。伸ばす先は石像の頬に触れては、優しくするように指先で滑らしていった。) 待っていろ。 (指先は石像から離れて行き、人差し指で突き付けるようにした。) 人間を侮るではない。 不利であろうとも、知恵を繰り返され乗り越える生き物だ。 (言葉は続く。) 貴様達、水魔は水魔の生き方があるのであろう。 私は邪険する積もりなんぞ、毛頭もない。 平和を築き上げる為の戦いならば、喜んで飛び込んでやろう。 (そう言い残せば、この場から立ち去った。銀の鈴が木霊しては消え伏せる。) [Tue 21 Oct 2008 23:29:56]
◆銀嶺@水魔 > … … 長年の時が経て 超越を成し遂げた 水魔であろうか? (精霊の力を借りずとも、重低音を抑えた声色は甲高くもなく、無機質でリズム感は小波のよう。) … それか 人間の住まう 世界に恋焦がれ … (銀色の双眸を細め、両手を握り締めては祈る形へと導いた。) … 身分を剥ぎ捨てた 夜の女神か? 月の女神か? … それとも―― … (何者でもない存在へと、語り掛けるように紡いでいった。最後は描いた答えを口にする事も無く、胸の中に仕舞って置いた。そっと双眸を見開かれ、女神の石像を眺めた。) [Tue 21 Oct 2008 23:14:22]
◆銀嶺@水魔 > (中央の噴水で構える女神の石像に近付こう。フェリクスが残した情報を当てにするもの、見つかる気配などない。) また間違えたか。 (女神の背後を見ようと回るもの、不自然な箇所など見当たらない。草臥れたように、肩を落としては銀色の双眸を細めた。伸び切った銀髪は結い上げられているもの、お構いなく片手で掻き揚げる。) 気になるものがありすぎて、…目が回ってしまうぞ? (銀髪を掻き揚げてから、親指で米神をぐりぐりとマッサージしていった。) だが、確かに気になるものはあった。 (女神の石像の正面に立ち回り、答える筈が無いと分かり切っていても問い掛けた。) 銀色の水魔とはなんであろう? (単刀直入に言い放つ。) [Tue 21 Oct 2008 22:56:57]
◆銀嶺@水魔 > (ハッシュという人物が情報の交換という場を設けた。) 頭が切れる上に、賢明な人物であろうな。 (足を前に踏み出す度に、鈴の音を打ち鳴らした。) 連中の使う染料は、水魔にとっての劇薬になりえる、と…。 (足音を踏み鳴らし、長い廊下も突き抜けよう。 広間の四隅に配置された小さな噴水。中央には巨大な噴水があった。女神が壺を肩に持ち構える姿勢で、壺から水が溢れ出ていた。寂れた風景であるもの、部屋の窓から差し込む月の明かりが、…美しさを引き立ててくれる。) …時が失われ、美しさが凍り付く、であろうな。 (微笑を口許に滲ませよう。美女や美少女が居れば、美しさを更に引き上げてくれるのであろう、なんて内心で呟いた。) [Tue 21 Oct 2008 22:42:12]
◆銀嶺@水魔 > (銀の鈴が長い廊下に響き渡っていた。後方に伸びる廊下の果ては、何処かの広間だった。先の方は、どんな場所なのか知る由もない。) 活発に動くものだな。 (関心と感嘆の声を漏らしていた。) ロックスの連中も隠していたとは…。 (民族の衣装に無数の切れ目が入っており、切れ目から覗かせる生々しい傷跡を残していた。両腕の肌を曝け出し、蒼い刺青を躍らせる。鞭で締め付けられた痕跡は残るもの、後遺症は残らない。単に痛みだけが残っている。) [Tue 21 Oct 2008 22:28:04]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 『( チリーン… チリーン… )』 [Tue 21 Oct 2008 22:21:13]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが退室されました。 『 武神は水魔の脅威を知った。 』 [Mon 20 Oct 2008 02:31:00]
◆銀嶺@水魔 > (壁際まで寄り掛かり、指を壁の隙間に食い込ませよう。水魔と対峙すれば、水魔の声に耳を傾ける。) 幾らでも覚えて置いてやる。 (皮肉を込めた笑みを浮かべよう。覇気を無くし、体力の限界に到達するまで消費し切っていた。さて、水中に魔物や水魔が居ないか警戒をしてから、壁際を伝って橋まで上り詰めよう。後は鞭を回収してから、ロックス村まで帰還しよう。) [Mon 20 Oct 2008 02:29:44]
お知らせ > ウォーターエルフさんが退室されました。 『 水魔達との戦いは続く。 』 [Mon 20 Oct 2008 02:21:51]
お知らせ > ウォーターエルフさんが入室されました。 [Mon 20 Oct 2008 02:18:21]
お知らせ > ウォーターエルフさんが退室されました。 『 ☆3をどうぞ。 』 [Mon 20 Oct 2008 02:17:23]
◆ウォーターエルフ > ( 水魔は息を切らさない。疲労を感じる事も無い。ただただ力が抜けていく―― 精神的な不快感があるだけ。男はその隙に壁際に泳ぎ出した。もう一度纏わりつけばおぼれさせる事ができる可能性はゼロではないが―― ) くっそ…ッ 覚えてろ!あたいらは、絶対に負けないから! ( 張り上げた声のなんと力の無いこと。水魔は反転すると、水底に落ちた槍を回収し、そのままどこかへを泳いで行ってしまった。 ) [Mon 20 Oct 2008 02:16:44]
◆銀嶺@水魔 > 水の中だけであろう…ッ? そんなの決まっておらぬ、決めるのは世界と運命だ…、…ッ (歯が軋む。両脚のみで浮上をし続けるのも限界がある。肉体が圧搾され、苦痛を表情に張り付かせる。脳や心臓が慟哭する。このままでは死ぬ、と本能的に告げられた。) 無尽、蔵…ッ では無いのだな…、ッ (鞭の舌で橋を絡み付けられれば、手放さないように両脚の負荷を軽くしようとするもの無理だ。彼女の様子を見遣れば、同様に消耗していることに驚きはした。) …ごほっ、…っ、ほっ… (不愉快な触手を引っ込められ、身体が離れてゆく様子を見遣っていた。掴んでいた鞭を手放しては、彼女から離れるように壁まで泳ぎだそうともする。)(水上での活動は1ターン。) [Mon 20 Oct 2008 02:12:34]
◆ウォーターエルフ > なーにが神だ!あたいらは精霊だよ!ここじゃ神様より精霊の方が偉いんだ! ( 相手を沈ませようと、動きを止めようと更に絡みつく。絡みつく。絡みつく。 ――だが、不意に自身の力が緩んだのを自覚した。橋上での戦い。水中に潜っての力比べ。更に潰されはしなかったにせよ、コアに掛けられた負荷。水霊の体力は思いのほか消耗していたのだ。人間と同じように疲労という形では現われないそれは、力が入らないのを自覚して初めて気付く。 そして触手の一つに突き立てられる刃物に、びくッとそれを引っ込めて。 ) く…… ううううッ ( 痛みというより、悔しさの混じる声。男の暴れる力に抗えなくなったとき、水魔の身体がするりと離れた。 ) [Mon 20 Oct 2008 01:59:13]
◆銀嶺@水魔 > ( ※リテイク。不自然でしたので、描写の修正をします。 )(鞭を絡めた腕を暴れさせ、鞭の舌を橋に絡み付こうと繰り返していった。) …う ぐっ、はぁ……。 (余計な抵抗を繰り返す分だけ、水も飲み込んでしまい咽てしまった。もう一度だけ、彼女を水面より出さなければ話にならない。)(神といえ、窒息で死ぬ事は有り得る。脳や心臓の活動が止まれば、其処で生命を終えるのは当たり前だった。) 貴様…ッ! 神を舐めるではないッ!! (途切れ掛けた呼吸。手にした短刀の刃を、彼女の身体ともいえる触手に突き立ててみよう。有効であるかどうかは試す事から。)(水上での活動は2ターン。) [Mon 20 Oct 2008 01:50:07]
◆銀嶺@水魔 > (鞭を絡めた腕を暴れさせ、短刀を握り締めた片手は水面をがむしゃらに突き立てよう!) ―― ひっ、は ははッ! (鞭に絡みついた腕を暴れさせたのも、彼女が手放したショートスピアを引き寄せていた。同時に、羽交い絞めをされようとも、腕力のみで抵抗を繰り返さん。) (窒息で死ぬ事は有り得ない。彼女と同じように頭部か心臓とも呼ぶ核を直接的に破壊をしなければ、絶命には及ばず気絶までが止まりだろう。) 貴様ッ!! 神を舐めるではないッッ!!!! (ショートスピアを握り締め、矛先を自身の胸板に当てよう。自身の心臓に当たらぬようにし、背後にある彼女の核をショートスピアの矛先で貫こう!余りにも危険すぎる捨て身ではあるが、人間ではない。)(水上での活動は2ターン。) [Mon 20 Oct 2008 01:15:33]
◆ウォーターエルフ > ( 離れた!核から手が離れれば、水魔は更に身体を移動させる。不定形の体を最大限駆使して、コアがある箇所を男の背中側に移動させ、後ろから羽交い絞めになるような姿勢に持ち込もうと。途中で男は暴れるも、水の抵抗でそう思うようには動けまい。幾分かこっちの動きを阻害させられることになり、結果まだ水の中には引きずり込めない。 ) ( こいつはどれぐらい息が持つ?しかし、いずれ溺れる筈だ!それまで張り付いてやる! ) アハハ、言っただろう!水場ではあたいらのドクダンジョーだって! じたばたせずに大人しく沈めーッ!! ( 相手が短刀を取り出すのを見る。刃物でコアを攻撃するつもりか!? ) [Mon 20 Oct 2008 01:01:42]
◆銀嶺@水魔 > (最早、意志の疎通など困難だ。彼女の意志は並ではなく、憎悪か矜持に似たようなものだった。) ――― (言葉を遮った。彼女の姿は何処にも無い。代わりに触手が身体に絡み付かせ、例えようのない気味悪さに舌打ちをする。口腔と鼻腔を目指すのであれば、武神の迷いは微震たりとも消え伏せた。握り壊せなければ、彼女の核を手放さんと力強く握り締めてから、水中に叩き付けたり、水上に引き上げたり、兎も角あれ強引に腕を回して暴れさせた。鞭で痛みを感じたのだから、これも利くだろうと本能で察した。これで彼女の核と水を切り離せなければ、鞭に絡まった片手で短刀を取り出した。)(水上での活動は3ターン。) [Mon 20 Oct 2008 00:48:48]
◆ウォーターエルフ > ( 畜生、負けて溜まるか。負けて溜まるか。 あたいが、水魔が水の中で負けるはず無いんだ。コアに篭められる力―― しかし、そう簡単に握りつぶせるものではないっ!武器で破壊されるか、引きずり出されるかしない限りはッ! ) ッ!! ( 水面へとあがろうとする相手を、水中に引きずり込もうと引っ張る。もう一度力比べだッ!水中で水魔の身体は人型から不定形に移り、触手のように男の身体に絡み付こうと伸びていく。更に相手の口と鼻に触手の一つを伸ばし、掴むことが成功したのなら水を流し込もうとするだろう。 ) [Mon 20 Oct 2008 00:37:32]
◆銀嶺@水魔 > (猛獣の牙は、彼女の核を確かに捉えた。) はッ―― (彼女の喘ぎ声に口許を歪めた。彼女の核を鷲掴んだまま、水の中に落ちていった。大きな水柱を立てつつ、激しい鈴の音を響き立てた。) っ、ぷ… ッ は (水に身体を叩き付けられる衝撃と共に、息を吐き出してしまった。それでも彼女の核を掴む力は一方的に強まっていこう。視界に広がるのは、歪んだ景色に核でしか見えなかった。だが、すべき事は分かっている。――このまま、核を壊したり、取り出して、殺して良いのか迷った。) ――― 、ッ…。 (水中から逃れようと、足を動かしていった。顔だけでも水面より突き出して、息を大きく吸いだそう。そして、彼女の核を握り締めたまま、彼女の顔も水面より突き出さん。抵抗をさせないように、親指で核を押し当てたり擦ろうと試した。)(水上での活動は4ターン。) [Mon 20 Oct 2008 00:29:54]
◆ウォーターエルフ > ( 水の中に引きずり込んでしまえさえすればもうあたいの勝ちだ。ウォーターエルフが水の中で負けるなんてこと、あたいには考えられない! そう思い、水魔は勝ちを意識し口元を歪める。が―――。 ) ひッ ぐ ( 胸を貫かれ、コアを鷲づかみにされた。―― その状態のまま、水の中におちていく。 ) …………ッ! ッ! あ、 ぁ、がっ は、はな ひ っ て――……。 ( 水の中に落ちてしまえば水魔の姿は見えないが、コアだけはしっかりとそこにある。つまり、水魔は間違いなくあなたの目の前に居る。 手にしていたスピアを離したのか、槍はそのまま水底へと落下して行き、水魔は必死にその手を解こうと男の腕を掴んだ。透明な水魔の腕は見えにくく、ぐっと掴まれる感覚だけが伝わるのかもしれないが。 ) [Mon 20 Oct 2008 00:16:07]
◆銀嶺@水魔 > (余裕が見える彼女の様子を見遣れば、苦笑を取りこぼしてしまった。引き上げたり、踏ん張るだけでも体力が持って行かれる。) 少なくとも、私より重くなくて助かったぞ。女。 (苦し紛れに笑った。笑みは残忍な笑みに変わり果てる。) 何もせず、手放させると思うかっ!? (彼女と対峙するように空中ぶらんこになれば、空いた片手の指は開かれた。猛獣の牙が開くように、指もまた開いた。彼女の核があるであろうの、胸を引っ掻いてやろうとせん。核を傷付けるか、鷲掴むのが目的なのだから。) ―――、あ。 うぁああ… あああぁあぁあああ――!!! (鞭を手放せば、そのまま水場より深く沈んでしまうだろう。其の前に、負い目を負わさなければならなかった。) [Mon 20 Oct 2008 00:06:31]
◆ウォーターエルフ > 上等だー!あたいらとおまえらのどっちが勝つか、勝負だっ! ( 川の水を汚す人間!あたいらの話を聞かない人間!自分勝手な人間!こいつはもう、戦争なんだ! ) もう、少し…ッ! ( 鞭を通して相手がバランスを崩しかけている事がわかる。更に力を篭めて泳ぎ回ろうとした、瞬間…。 ) い”ッ!? ( もっともっと強い力で引き上げられ、ウォーターエルフは水面からその身体を出した。一瞬何が起こったのか理解できなかったが――。 ) た、体重をかけて!滑車みてーに! ( じたばたと足をばたつかせるが、流石のあたいも宙ぶらりんじゃ身動きは出来ない。しかし…。 ) あっ!これってあたいが手ェ離したら相手も水の中に落ちるんじゃないか!? ( 二人とも橋からぶら下がって居る状態であるのならばっ!水魔はずるっ、と鞭を掴んでいた力を緩め、そのまま水面に落下する。相手が落ちてきたら、水中で襲い掛かってやる! ) [Sun 19 Oct 2008 23:56:16]
◆銀嶺@水魔 > いっ…! (縦横無尽の如くに暴れ回る彼女の力で、鞭が腕全体に締め付けられる。それでも鞭を握る拳は決して離さない。) 馬鹿力だな…ッ!? (歯を軋ませつつ、足元を踏ん張りながらバランスを取ろうとするが無理だった。引っ張り回されれば、肩に痛みを走らせた。激痛に顔を顰めつつ、前方に引っ張られそうになれば、わざわざ後方から水場に飛び降りた。鞭は橋の上にある。つまり、自らの体重をも利用して彼女を水場から引き上げようと試みよう。) [Sun 19 Oct 2008 23:41:04]
◆銀嶺@水魔 > ―――貴様? 只の水であれば、意思を持って動く筈も無かろう? (最早、言葉は届かぬか。) …おい。 (拒絶と憤怒を叫ぶ彼女を見下ろしつつ、怪訝な顔付きになった。思わず声を漏らしつつ、様子見しようとも許してはくれない。) 人間の破滅を望むならば、私は全力で止めてくれるぞ…! (引き裂こうとも出来ず、逆に引っ張られよう。だが、もう片方の足で踏みとどまりつつ、首を擡げてしまった。絶対に離すものか、と躍起になり鞭を自らの腕に絡めては固定せん。) [Sun 19 Oct 2008 23:40:59]
◆ウォーターエルフ > ウオオオオオオオオオオおおおおおおおおあぁぁぁああぁぁあああこなくそォォオオオオ―――――ッ!! ( 水中に響く水魔の声が届くだろう。 その光景は、まるで大きな魚を釣り上げようとしている漁師にも見えるかもしれない。相手が足腰を踏ん張りにくいポイントを探し、右へ左へ、橋の下へ。 それは完全な力比べ。地上なら敵わないが、水中ならあたいにだって…!この身体の中に捉えた鞭、絶対に離すもんか! ) [Sun 19 Oct 2008 23:25:59]
◆ウォーターエルフ > なーに言ってるんだ!最初っから最後まで、頭のてっぺんから足のつま先まで嘘で出来てるじゃないか!あたいらがてっ辺からつま先まで水で出来てるみたいにさ! ( だから人間は嫌いだ。この世からいなくなってしまえばいい! ) あたいら数増やすのに子種なんて要らないから、そんなの関係ないよ! ――他の姐御達はどうだか知らないけど、あたいは違う!お前たちは殺してやらないと目が覚めないんだ!それだけばかなんだ!だからあたいは話し合いなんてしない!あったら全員倒してやる! ( ばしゃん、と着水し、水の中に潜れば改めて鞭をしっかりと掴む。そして――縦横無尽に水の中を力いっぱい泳ぎまわり始めた! ) [Sun 19 Oct 2008 23:25:50]
◆銀嶺@水魔 > そうだな。 人間の言葉は当てにならぬ。 最初は真実であろうとも、最後は虚像に成り果てる生き物だ。 (表情から笑みが消え去り、やがて悲しみを滲ませた。) 何を言う。 変態が居るからこそ、繁栄されるのだぞ? (距離を維持したまま、相手の意思を聞ければ――なんて思ったが甘くは無かった。) 嗚呼、悲しい事を言ってくれるものだな。 (苦笑を口許に滲ませては、困り果てた表情になり首をかしげた。) ほう? 楽しみだ。 諦めが悪いのは好きだ。 (笑む彼女を見遣り、下の水場に飛び降りた。) 面白い。 (鞭を手放さず、片足を全力で橋に踏み付けた。石畳を割り、足場を確保してから鞭を全力で引っ張ろう。彼女の身体にある鞭で強引に引き裂かん、と。 [Sun 19 Oct 2008 23:15:13]
◆ウォーターエルフ > ??? な、なんだかよくわかんないや!人間のいう事は信用するなって言われてるから、気にしない! ( 相手が人間じゃあないことなんてわからないけれど。 ) ぐぎぎ、このヘンタイめ!あたいはヘンタイは大嫌いだ! ( 水の中に鞭を取り込み、しっかりと押さえつける。相手は手放す気は無いらしく、距離を保っていた。 ) ふふん、良く知ってるじゃないか。 ――ああ、憎いよ!凄く嫌いだ!話し合うことなんてもうないよ! ( 両手を広げる仕草。あたいをばかにしてるのか。その余裕の態度にあたいのスピアをくれてやろうかと思ったが…。 ) ふふん。もっと良い攻撃方法を思いついたよ! ( にっ、と笑うと―― 水魔は鞭を掴んだまま、橋から下の水場に飛び降りた。鞭ごと相手を引きずり下ろそうというのだ。 ) [Sun 19 Oct 2008 23:05:07]
◆銀嶺@水魔 > どうだが。 後に分かる事だ。 (掠り傷から血を垂れ流し、衣装が血を吸い上げていった。鞭の舌は彼女に叩き付けられ、歪んだ微笑を見せ付けよう。) 良い声で鳴くものだな。 (悲鳴を聞き入れ、僅か肩を震わせた。彼女の身体を見遣れば、先程 端整な身体が歪んでいた。鞭を押さえ付けようとすれば、強引に引き摺ろうともしない。が、手放す気も無かった。距離を縮める事も、離れる事もなく、保ち続けようとする。) 其れは、私の台詞だ。 其方の身体など、水を補充するだけで治るであろう? (歪んだ笑みを保ちつつウィンクをして見せた。) …人間が憎いのか? ならば、気が済むまで話すが良い。 (鞭の柄を握り締めつつ、空いた腕を広げよう。歓迎するとも言わんばかりに。) [Sun 19 Oct 2008 22:57:42]
◆ウォーターエルフ > えー。 あれ?今あたい口説かれた? ( 突きは相手の肌を掠めるだけに留まる。だが、このまま攻め続ければいずれは…!と思っていた瞬間の言葉に、ぴたりと槍が止まる。が―― その一瞬に鞭が身体に叩きつけられ、ばしゃんと水が舞った。 ) ぎゃッッッ! ( その一撃はコアにこそ達しなかったが、水魔は自身の身体を構成する水分を少し失う事になった。 ――瞬間、水魔の身体がぐにゃりと歪み、そのたたきつけられた鞭を自分の身体の中に取り込んで押さえつけようとする。更に、空いた片手で鞭に手を伸ばし。 ) や、やりやがったなこの…!これだから人間ってのは信用ならないんだよー! [Sun 19 Oct 2008 22:47:06]
◆銀嶺@水魔 > 傷付かないか、そういう気丈な女性は好みだ。 (槍の嵐が止まず、接近が繰り返される。武神は反撃の手を加えず、脇腹を掠らせ、頬を掠らせるもの致命傷だけは避けていった。この状態で後退を繰り返せば、先程の通路まで追い込まれるか。どちらかが有利なのかといえば、彼女の方だろう。) 気の毒ではないぞ。 (肩を竦めさせ、鞭の舌は空中に踊らせ続ける。) 有利であろうとも、構わない。 教えてくれる、優しき女と出会えた事が、最大の喜びである。 (鞭の舌を後方へ引かせ、片腕ごと撓らせよう。鞭の舌は、彼女へ一直線に振り下ろされる。) 面白い! 腕の中で鳴いて貰うぞッ! [Sun 19 Oct 2008 22:40:09]
◆ウォーターエルフ > あっははぁー。まあ本気で持ち込んだら別の意味で感心しちゃうけどねあたい。そしてあたいのハートは絶対に傷つかないのさ! ( 突き出した槍は回避される。それでも尚攻撃の手を続けようと、軽いステップと共に接近していく。 ) あたいから話すことは何も無いッ! ふふふ…そしてもし気付いていないようなら気の毒だから教えてあげるけど、この場所は完全にあたいの方が有利だよ!おまえが水の中に落ちたらもう完全にあたいのドクダンジョー!窒息させてやるんだから! ……ん? ( 相手は鞭を取り出した。 ) おまえがあたいに調教と教育だって? ふふん、出来るモンならやってみなよ! [Sun 19 Oct 2008 22:28:30]
◆銀嶺@水魔 > 大砲を持ち込むのは自殺行為だし、蜂の巣なら貴様の心だけにしてくれまいか。 (銀色の双眸を細めた。) おいおい…ッ! ( 『侵入者は容赦なく屠れというお言いつけを頂いているんだからー!』 …だと? ) …聞きたい事が山ほどあるのだがな。 (苦笑を零すが、微笑が勝っていた。突進する彼女に対して、武神は槍の矛先を避けつつ後退をせん。同時に短刀を引っ込めては、後ろ手で鞭を取り出した。) 調教と教育をしてくれようか。 (固定具を強引に千切り、舌は空中に踊らせる。) [Sun 19 Oct 2008 22:22:49]
◆ウォーターエルフ > じゃかましィィ――ッ!手ぶらだろうが大砲担いでようがあたいの槍は容赦なくおまえの身体を蜂の巣にするのよッ! 死にたくなかったらここから立ち去れ、なんていう警告はしてやれないよ!ここは既に水魔殿の中ッ!侵入者は容赦なく屠れというお言いつけを頂いているんだからー! ( 水の精霊の割にはやけに喧しい水魔であった。 ) そらそら、行くよー!! ( ぱしゃんッ!と足場を蹴ると一気に突進し、手にした槍を突き出す。 ) [Sun 19 Oct 2008 22:13:50]
◆銀嶺@水魔 > (叫ぶ声に即座と反応しては、率直に起き上がった。得体の知れぬ正体が着地すると同時に、構えを取ろうとするもの獣染みた前屈み姿勢で留まった。) 貴様か。 (ショートスピアの矛先を眼前に突きつけられ、無駄な動作と抵抗を取らない。代わりに、直ぐに回避行動に移れるように構えていた。) 手ぶらの若者に、物騒なものを突きつけるとは躾けになってないな? (武神は笑う。腰元に長い鞭を吊るされ、漆黒の民族衣装の袖口からは短刀を覗かせる。) [Sun 19 Oct 2008 22:07:55]
◆ウォーターエルフ > ( その場に響く女の声。ばしゃん、と橋の下の水面が跳ね、水の中からウォーターエルフが姿を現した。そのままウォーターエルフは橋の上に着地し、目の前で仰向けになる侵入者の前に立つ。手にした長さ1m弱のショートスピアを相手へと突きつけ、勝ち誇ったように笑う。 ) 飛んで火に―― いや、水にいるなんとやら!こっちに逃げたのは実はお前をこの水場へと誘い出す巧妙なトラップだったのよー! ( どうやら、あなたが追いかけていた水魔のようである。 ) [Sun 19 Oct 2008 21:57:04]
お知らせ > ウォーターエルフさんが来ました。 『アーッハッハッハッハ!!』 [Sun 19 Oct 2008 21:52:10]
◆銀鈴@水魔 > (武神は橋の中心で胡坐で座り込んだ。) 人智が築き上げ、此れほどの文明を成すのは素晴らしい。 (表情に憂いを滲ませつつ、視線は橋の下にある水辺に降ろした。飛び込んでも登り上がれるし、水の底にぶつかる危険性は高くない。だが、水の精霊と水魔の適した環境である事に変わりは無かった。) 難儀なものだな。村娘が腹を空かしていなければ良いのだが…。 (その場で仰向けになった。銀の鈴が響きだし、ぶつける音をも響いた。視線に移り込むのは、満月が雲に隠れてしまっていた。) [Sun 19 Oct 2008 21:49:56]
◆銀鈴@水魔 > ( チリーン… チリーン… ) 見つからぬ。 (銀色の武神は溜め息を吐いた。広間の天井が崩れ落ち、室内から夜空まで見上げる事が出来る。また月の光が差し込んでくる場所でもあった。十字の形をした橋があり、それぞれの通路ごとの入り口があった。) …何処に逃げたのやら。 (水魔らしき気配を掴んで、追い掛けたものは良いが見失った。更に、この雰囲気を気に入ってしまい、うっかり寛いで見れば、来た道ですら忘れている始末だった。) [Sun 19 Oct 2008 21:39:32]
お知らせ > 銀鈴@水魔さんが入室されました。 『ややこしいものだ。』 [Sun 19 Oct 2008 21:32:15]
お知らせ > 藍音@怪物屋敷さんが退室されました。 『此方も振り向かず、扉の先に吸い込まれる。 話などあまりなくても、互いにやる事ぁ判るモノだ。』 [Wed 24 Sep 2008 04:33:53]
お知らせ > 蜷潜さんが退室されました。 『 顔を合わせる事も挨拶もなく、気配は廊下の闇に消えた 』 [Wed 24 Sep 2008 04:28:41]
◆藍音@怪物屋敷 > はは。 ハラエも仕事事情は似たり寄ったり故にな。 どうせ事もなし、ならばコレが起きた時の対策が欲しい、ということだ。(本来が殺す壊すだが、本来の仕事以外の比重も最近は多くなっている―― 平和の証なのか如何なのか。) それはまたスゴイ輩が来たな。 人手不足にしても人を選ぶだろうしー― まあ記憶はした。その名を聞いたら呼んでみるとしよう。 (君影君影)と何度か詠唱するように呟いて、その名前を記憶する。 直接面識は無いが、いい機会かもしれない。) それでは、私は此処を真っ直ぐ進むとしよう。 (背中側にある扉に改めて手を掛けて。) [Wed 24 Sep 2008 04:25:12]
◆蜷潜 > 勝手に狩って勝手に帰るからあんまり気にするな。 必要があれば顔も出す。 仕事らしい仕事が無くて退屈だ、が。 ( 口調と態度でだいたいバレていそうなもの。 隠れるとか演技するとかそういうのは専門外。 殺すとか壊すとか潜るとかが本来の仕事だ。 ) いちいち細々となんかやってるから見飽きた。 別に異常がないようだし、そろそろ行く。 君影に会ったら何処ぞで会ったと言伝よろしく。 獣にしか心を開かない対人関係がかわいそうな娘さんだ。 ( 端的な紹介を終え、腰を上げる。 藍音、異常なし。 他の連中の様子でも見てみるか、殺害対象を探して歩き回ってみるか。 ) [Wed 24 Sep 2008 04:11:19]
◆藍音@怪物屋敷 > 少し前に会った。遺跡漁りだそうだが――其方は”違う”ようだな。(ふむ、とこお一応納得。) 雨降(あめふらし)・・・・知らん名だ。 見たは偶然、中々の穏行だが―― 飽きっぽいと難儀するぞ?(何処かで聞いた声であるのに小さく笑いつつ。 此処に来るというからには多少使えるのか、或いは欄花同様偵察重視なのか―― いずれにせよ。) 目立つのが好ましくないなら合わせよう―― 私はこれでも口が堅い。 無闇と吹聴することもないからな。(本来なら引っ張り出していぢめるか――といったところだが、こうして話してるのも見られちゃ不味いのだろうか。 再びくるんと回転物陰に背を向けて―― ) されば”此処には何も居なかった”――としておくか。 こうした所では良く警戒過剰になるもの故にナ。 [Wed 24 Sep 2008 04:01:44]
◆蜷潜 > ( んん゛ー、だる…、とか小さくつぶやいた辺りで声をかけられた。 極力最後まで誰の目にも留まらない方が良いのだが―――此方に近づいてくるのなら、仕方がない。 ) ランカ? 知らん。 超時空水面アイドルか。 立場上他の参加者と顔を合わせない方が好ましい―――ええと、なんだっけ。 飛燕のうみうs…雨降、だ。 [Wed 24 Sep 2008 03:46:20]
◆藍音@怪物屋敷 > (ぱっと見誰も居ないようには見えたのだが―― 一瞬聞こえた自分以外のブレス&微妙にはみ出してそうな潜伏とか、目ざとさには定評がある身だ。 誰だか名乗りは聞いていないが―― ) 前のランカの手の者――という感じでも無いな。 ――誰だ。何時から居た?(一応祓串に手を掛けて警戒の素振りはしつつも、危害を加えるチャンスなら今までもあったのだろうし。 意を決してこちら側から話しかけてみるか。 恐らくは相手の居そうな物陰に向けて、数歩歩み寄りつつ。 ) [Wed 24 Sep 2008 03:36:02]
◆追跡者 > ( 一応チームとして付き合う予定だった君影とは行動を別にしている。 基本的に各々勝手にやっているし、協調性というのはあまりない。 まぁ適当に歩いていればどこかで合流するだろう、程度のいい加減さのまま、勝手に動いていた。 別枠で募集して各々報酬を受け取っても良かったんじゃなかろうかとか、今更な話。 まぁ、半分は実戦訓練のつもりで来ているし、金銭報酬はそこそこあれば良いか。 ) ( さっさと終って次へ進め、とか室内に向けて勝手な事を考えながら壁にもたれかかり、くぁ、とあくびをして伸びをした瞬間室内の人間―――藍音が振り向いた。 が、いい加減集中力の途切れていた蜷潜は気付かなかった。 物陰で目を擦りながら鼻をすすっている。 ) [Wed 24 Sep 2008 03:19:13]
◆藍音@怪物屋敷 > (行動が一貫してればまだやり易いかもだが、知らない理論に乗っ取って動く魔術師とかだとさらに面倒かもしれない。 偶に不意に移動方向を変えるし。) ・・・・どこぞから見られている気がするのは――否、私にミスがあるはずもない。(”所謂気配を的確に察知する”程度の能力を持ってはいるので背後の行動が変わると稀に気にしたりもするのだが。 部屋の中にまだ何か隠れてる可能性 は否定するも、最初から尾けられてるのは考慮の外だ。) 然し―――此処も外れ、か? ことの中心に近付かんと獲物も少ないのかも知れんが・・・・(果たして近付いているのか遠ざかっているのか――? はふ。 と再び溜息吐いて壁の前。 扉に手を掛けて―― 其処で一旦停止。) ・・・・・・!!(止まってから振り向くまでのタイムラグこそ多くあるものの―― 扉にかけた手を反動にくるんと回転、背中に壁を背負って部屋を見渡した。) [Wed 24 Sep 2008 03:10:49]
◆追跡者 > ( 全然余談だが、なんで「あめふらし」かって、「になかずき」と語呂が似てたから。 別に「うみうし」とか「海鼠」とかでも良かったのだが。 連想し易い名前の方がとっさのときに名乗り易いかなぁ、程度。 余談終わり。 ) ( なんかブツブツ言ってる。 特別危険なものに遭遇する事もなく、話し相手が居るわけでもなく、暇を持て余して肩をこきこき腕をぐるぐる回して物陰でストレッチしだす余裕が出てきた。 残念ながら独り言が聞こえる距離ではないが、単純にこの距離をキープしているのが一番便利な気がするというだけで、そこまで聞く必要はない。 ) ( 正直隠れ疲れた。 物陰に隠れて暗殺タイミングを見計らうことはあるが、こう何時間も特に何も無くうろうろし続けるだけというのは結構、苦痛かもしれない。 ) [Wed 24 Sep 2008 02:51:20]
◆藍音@怪物屋敷 > (依頼の内容から外れた変異に興味津々なのは此方の都合―― 本質が飛燕よりハラエ拠りだ、って事もある。 同じようなことが起きた時の判例とするために――後ろの追跡者に比べて無駄な行動も多く取るわけだ。 後ろから見てれば気まぐれ少女の悪戯を色々と観察できるだろう。 一個置きに椅子を蹴ったりとか、ベッドの足蹴ってずらしたりとか。 それで何か起こる風でもないが。) ・・・・然し、手が足らんぞこれでは。 ランカの奴に大見得を切ったは良いが―― (そのうちに部屋の隅が見えてくる。 採光窓があるその壁には取っ手つきのドア。 何所に繋がってるんだか判らなきゃ溜息も漏れるさ。) ・・・とても全て調べてられん。 いっそアイツ等も誘っておくべきだったナ。(今まさに尾行してる者の姿なんかを脳裏に思い浮かべつつ。) [Wed 24 Sep 2008 02:40:35]
◆追跡者 > ( 追跡者―――「雨降」と依頼人に名乗った人物はこの異常な状況にさしたる興味も示さない。 元々世間への関心が薄く、ものを考えるのも好まないし、なにより「魔法」という便利な言葉が存在する昨今だ。 自分の知らない都合など世の中の大半だと思っている。 だったら、目で見てそうならそうなのだろう。 わからない理屈を理解しようとするより、みたまんまの世界にさっさと順応した方が手っ取り早そうだ。 そう思っている。 ) ( 前を歩く同業者―――知り合い、だが。 同業者との接触もよほど必要な状況でもない限りしようとは思わない。 わざわざ偽名を名乗って素性を隠している身の上だ。 自分が何者か知る人間が少なければ少ない程良いだろう。 最後まで誰にも遭遇しないくらいでも問題ない。 ) ( 隠れ忍ぶのは面倒くさいが、まぁ本当に「忍者」と呼ばれるソレではあるのだし。 ) [Wed 24 Sep 2008 02:23:02]
◆藍音@怪物屋敷 > (寝具やら椅子やらが整然と並んだ部屋は、障害物&死角だらけではあるものの、その単調さから部屋ってより廊下じみた奇妙な感じを受ける。 左片手は灯り、右手は祓串に塞がれてるものの、たまに器用に串を取っ手に引っ掛けて 箪笥開けたりシーツひっくり返したり。) 生活観は無い・・・が。 ――気のせい か? 見逃しもあるまいし。(仕事柄尾行等には敏感なものの、意識が捜索の方に向かってる現状ならば追跡は多少容易か。 不意に一度立ち止まったりするも―― 今の所は見抜けてない様子。) [Wed 24 Sep 2008 02:16:05]
◆闇に潜むもの > ( 一定の距離を置いて一部始終を監視する人影がある。 闇の中灯りを持たず、前を行く人物と一定の距離を保ちながら足音を忍ばせる。 硬質な音を立てるような靴は履いていない。 特別暗視が得意というわけではないが、なに、音を立てながら時折なにか探索作業をして灯りを持つ人物を追うのだから。 足元にだけ気をつけていれば道は普通に見えている。 声をかけるでもなく当面、このまま追従しよう。 ) ( 今の所何事もないが、仕事は屋敷を調べる事でも原因を究明する事でもない。 「出くわしたら殺す」事のみ。 細事には興味がない。 ) [Wed 24 Sep 2008 02:04:51]
お知らせ > 闇に潜むものさんが入室されました。 『追跡者』 [Wed 24 Sep 2008 01:57:47]
◆藍音@怪物屋敷 > (巨大な槍でも持って来て、屋敷を貫通してみたらどうなるだろう とか、興味は尽きないが――この非物理的なカオス化は中を探索する人間にとっては厄介な現象だ。 怪物の駆除はよいとしても、何かしらの法則の解明やら案内やらができないと、建物内の調査という依頼の意味自体が薄れかねない。) 取り敢えずは・・・か。 (串の先端に手を掛けながら、部屋内部に歩み出す――あまりにだだッ広いので、奥の方になると部屋前からの観察も正確じゃない。 =いってみるしかない。 警戒しつつの微速前進、木質の床を踏みしめるブーツの音はとことこと、部屋に吸い込まれては消えていく。) [Wed 24 Sep 2008 01:56:24]
◆藍音@怪物屋敷 > (この屋敷ときたら外見以上に広大かつ道が奇抜であり、上がったり下がったり曲がったり落ちたりの間に、用意した探索道具のいくつかは消耗してしまっている。 野宿用にもってたロープ、緊急時に持久戦するための筆と追加の白い符 等・・・・中でも目印の糸が一番早かったか。) 挙句戦果もなければ法則性もつかめんときた。 お陰で――(洞穴や無人館の探索などハジメテではないが、すっかり翻弄される形だ。 確認が済んで、廊下から部屋に踏み込むと―― 今度はなんだか寝室めいた空間に出た。) ――すっかり迷ったゾ。 (ただしその大きさは巨人が寝るには広い程度。 風景の一部を切り取り→張り付け って繰り返したみたいに、見渡す限り普通サイズのベッド並んでる。 隣部屋は六帖一間程度の奥行きだった筈だったりして、暫し呆然となる。) [Wed 24 Sep 2008 01:40:54]
◆藍音@怪物屋敷 > (この屋敷に来てから何度となく繰り返してはいるが――それは恐らく、この手の仕事(宝探し、密偵、暗殺 etc)に携わる連中の誰もが最大の緊張を感じる瞬間だろう。 慣れるってことは無いし、雑にできる度胸も無い。 色々大見得を切っちゃいるが、そもそも真っ向ド正面から何かをするタイプでは無いのだ。) ……・・・此処も―― 大丈夫、か?(廊下を数歩後退し祓串で突付いておーぷん、たっぷり2秒待ってから顔出して中を確認――とか、傍から見ればニンジャ・・・・ってより臆病者っぽい仕草。 館の探索はいまだ続いている。) [Wed 24 Sep 2008 01:23:23]
お知らせ > 藍音@怪物屋敷さんが入室されました。 『鍵掛かってないのを確認して―― そっと扉を押し開ける。』 [Wed 24 Sep 2008 01:15:12]
お知らせ > 静馬 爛花@怪物屋敷さんが帰りました。 『( 彼女のこと、かなめにも伝えておこう。 )』 [Mon 22 Sep 2008 03:02:56]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > どうしてトレジャーハンターならグロいの大丈夫って思うのかしら? ( 拝み屋のお仕事も身近ではないからお互いさま。 グロいの大丈夫そうなアイネは、どちらかと言うとサムライのようだとも思う。 眉根を寄せるさまに、同じような表情を返した。 ) 〜あ、当たり前でしょ、トレジャーハンターよ? ( ほとんど実践経験のないハンターだが。 どうにかうろたえずに胸を張った。 『だけ』 とか言われたことに反応している余裕は、ない。 ) その上で目的地には辿り着くわ! そっちこそ、殺しに夢中で忘れたりしないでよね。 ( 巫女のくせに野蛮なんだから、とか。 彼女の自信に気圧されしてしまいながら、変な競争心拡大。 首? ) ちょっと止めてよ。 そういうのはちゃんと隠してもらえる? ( サムライのイメージ抱いてしまうと、髪を掴んで生首そのまま持って来るのではなかろうか、なんて。 ) [Mon 22 Sep 2008 03:02:28]
お知らせ > 藍音@怪物屋敷さんが帰りました。 [Mon 22 Sep 2008 02:40:32]
◆藍音@怪物屋敷 > グロいのダメか。・・・オマエ本当にトレジャーハンターなのか。(ホンモノのお仕事を見たことが無い都合、トレジャーハンターを勇者の類と誤解しているようではあるが。 眉寄せてうなった。) ……良い。なら遠慮なく横合いから殴らせてもらおう。 内部漁りのほうは任せて良いようだからな。 漁る方だけは。(だけって憑いた。 意外と根に持つタイプらしい。)ー―― んむ、それは逃げ回っていれば合流地点がずれることもあるだろう。(お互いに脚を引っ張り合うほどでなくても競争心拡大――これが適度な緊張なのか?(いじめだ。)) 強いというのだから強いのだろうし、二人揃ったら、此方を出し抜ける程度に頑張ってみるといい―――では、其方は任せるぞ? (自分の側の扉を祓い串の先でつっつきながら―― ふと思い出したように。 ) ・・・二〜三個も首をひっ下げて合流するので、相応の頑張りという物を期待しておこうかな?( くく、と笑いながら無茶条件吐いてった。原則協力するが―― 個性が強い人物だらけ、トラブルの種は屋敷以外にも転がってそうだ。) [Mon 22 Sep 2008 02:37:44]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > 〜え? 何。 ちょっと嫌ね。 血は穢れじゃないの? ぐろいわ。 そういうの、私嫌いよ。 怪物は全部あげる、その代わり戦うところから責任持ってくれると嬉しいな。 ( 任せた、と言って調子よく笑おう。 スタンスの違い。 こちらは職業柄と言うか能力の都合と言うか、基本的に戦闘は回避する方針だ。 今は一人? ) うん、ちょっと外で話してる。 かなめは強いんだけど。 でも万一ってことがあるじゃない。 避けられるなら避ける。 トレジャーハンターって戦士ではないもの。 雇い主は了解済みよ? ( 弱いわけじゃないのよ、と何か意地を張りながら。 神職? ) 〜神様が怖くって遺跡荒らしなんかできないわ。 それに暴言一つで目くじら立てるほど暇なら、当たる罰もたかが知れてるって言うか――― そうね、気になる所があったら報告しましょう。 裏より手前で会う事になっても、気にしなくていいのよ? ( 左右対称とも限らないのだが。 彼女個人に対してではなく、その職業に対して。 反感を抱きがちになると、つい話は競うような方向に向いてしまう。 反りが合わなかろうが何だろうが、原則協力するには違いないが。 ) [Mon 22 Sep 2008 02:08:32]
◆藍音@怪物屋敷 > モノでなく獲物だったら私は心臓オマエは頭、とかやるわけだな。 それもまた、よし。(怖い想像になってしまっている辺りまっとうな拝み屋では無いようだ。 ) といっても今は一人ではないか―― 腕が立つ相方であればそうだな・・・・(なるほどPT単位の突撃もありか。 とかちょっと仕事の条件を思い出したりしながら。 此方も誰か誘うべきだったかー? ) 腕が って・・・・は! 言ってくれたな潜り屋め。 神職相手に濫りに暴言吐かば神罰忽ちに中るぞ?(憑き物の類は寧ろ専門家だが――同朋と知り意識して其処までを確認しなかった、わけだ。 妙にプライドの高い性分、真っ向から張り合うの大好きだ。) ・・・仕事があれば何所にでも行くからな。 任された。 反対側を回って建物の裏で会うというのはどうだ?(そちら側の扉から・・・・このように迂回してナ、とか用意してた木板に絵を書くが、頭に入ってるのは事件発生以前の間取り。 恐らくは予定通りには進めまい。) [Mon 22 Sep 2008 01:48:33]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > 〜ええ、見つけた物は早い者勝ちってことにしましょう。 その時居合わせた人で分配の方がいいかしら…? …ま、話が分かって助かるわ。 ていうか、あなたが助かったのかもよ。 こっちは二人だから。 ( きゅうっと悪戯っぽく笑う少女に、能力差を計ることはできないらしい。 むしろ一人で来られる、というのがどういうことかという話。 次いで、相手の自己紹介にはやや眉根を寄せた。 ) ―――〜何だ。 拝み屋? ふぅん。 腕は立つの? 実はあんまりでしょ。 ( 歳が近いとは言え、初対面で随分な物言いだが良い思い出がないらしい。 半眼で、自分のことを目にした上での態度が普通であることを能力の低さと見なしたらしい。 様々なタイプがあることも考えず、短絡的に。 もっとも、気にされたらされたで嫌がるのだから、むしろそうしてくれていてホッとするくらいなのだが。 ) なのに遠路はるばるものの怪退治? ん、とりあえずよろしく。 ―――〜それじゃ、あなたそっちね。 私は… どうしようかな。 ( もう調べているところはあなたに任せて… というか、他に扉はあるだろうか。 エントランスならいくらでもという気もするけれど。 ) [Mon 22 Sep 2008 01:27:25]
◆藍音@怪物屋敷 > 適度な競争は緊張感を生んで良いが―― まぁ今回は確かに非生産的ではあるな。(ふむ、とこお考えつつ。 効率では確かに複数の方が上か。 後は身軽に動けるかどうかだけの問題――) ああ手製だ。 此方の本業は清め祓いの類なのでな。 見れば判るとは思うが。(変形巫女服の上に祓い串は元でなく先端部分を持ってるし、何かしら間違いが隠れていなくもない。 相手の想像を図らずもやんわり訂正することになるか。) 其方は潜る方のプロか・・・・ならば確かに無駄は省けそうだな ―――陰陽寮の藍音だ。 よろしく頼む。 ・・・・此方はトキノミヤコ本国の出故、この辺りでは珍しかろう。(自己紹介が済めば祓い串(仕込み)を通常通り(擬態時の柄)に持ち替えて、ある程度警戒を解くか。) [Mon 22 Sep 2008 01:10:45]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > 〜ライバルって。 競争じゃないでしょ? まあ、何か持ち帰ればお駄賃くれるとは言ってたけどさ。 どっちかって言うと協力したくない? 私、無駄は省きたいわ。 ―――あらお手製? ( 装束?の彼女が使っている道具は、トレジャーハンターギルドのそれとは違うだろうか? 同じならこの少女の見間違い。 けれど違うなら、ダンジョンシーカーしている彼女を自分達と同業ではないかと考えた上で、道具がオリジナルらしいことに注目してしまう。 仲良くしない? と首を傾げたままの姿勢で問いを重ねよう。 普通に話す声が届く距離になったら、そこで立ち止まる。 ) あ、私はトレジャーハンターギルドのDランク。 ランカよ。 同郷かしら、よろしくね。 [Mon 22 Sep 2008 01:02:25]
◆藍音@怪物屋敷 > (内部状態が以前と変化している可能性がある、という事前情報もあるため、方向音痴の自分としては色々と転ばぬ先の杖が必要になる。 事前に準備した小さな木の板に、→表記だけでも移動方向を記録するのとー ) ・・・・最初の扉に結び付けて置けばいいナ。 後は伸ばすか点々と置くか・・・・(ちょっと長めの赤い糸束持って来た。 目印代わり感。 気分はダンジョンシーカーである。) よいせ・・・と。 ――ん。 ・・・・もしや、この仕事はライヴァルが多いのか?(声をかけられればくるりと振り向いた。 此方もアレンジの効いたアマウラ風、胡散臭さは似たようなものか。) いかにも同業だが――此方も入った所。 先の情報なら語れんぞ。(多少の警戒心はあるのか、10詰めれば1下がる、くらいで微妙に後退しつつ確認確認。 ) [Mon 22 Sep 2008 00:51:41]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > ( 霊的な素質を見極める術に長けていて、用心するのなら、この少女の中にはよからぬものが入り込んでいる… と言うか、もはや混ざってしまっているのが分かるかもしれないが。 ) [Mon 22 Sep 2008 00:44:34]
◆静馬 爛花@怪物屋敷 > ( 長い髪、ファンタジー和装。 芸能横丁が似合いそうな装いは仕事仲間として見てもらえるか心配になってしまうものだけど、一応鞄は無骨な冒険者仕様。 それとは別に楽器の箱らしきものも提げているのはさておき、そこに片手根も吊るしてあれば一応関係者に見えなくもないか。 アマウラ風に足拵えした草鞋で石畳を踏んで、そちらへ。 ランプを提げた手を振りながら声をかけた。 ) こんばんはー? 探索の人? 私も、今入ったところなんだけど。 ( まだ歳若い、と言うか自分と同じくらいの女の子と見て、口調は気安い。 すぐそこを調べている辺り、あなたも今かと問いながら… 当然、ぐんぐん距離を縮める。 おかしなところはない、人間だ。 ) [Mon 22 Sep 2008 00:42:58]
お知らせ > 静馬 爛花@怪物屋敷さんが入室されました。 『( 後から(フリースペースF1から)入り、何事か検めている背中を見つけた。 )』 [Mon 22 Sep 2008 00:36:05]
◆藍音@怪物屋敷 > (此処ン所はたこ娘に犯られたりとか制御不能の式に犯られたりとかハプニング塗れだったが、遊び惚けるのみならずちゃんと仕事もしているという話―― 此度の依頼を受けたのは報酬目当てだけでなく、この街で頻発する超常事件の傾向、そして街の人々のそれに対する反応などを調査し、ギルドに報告するためだ。 事例を記録して対策を予想するのは自らの所属組織の特技であり、尤も人間的な危険に対する防衛術である。) ―――此処か。 入り口はまぁまぁのものだが、少々”匂う”かな?(格好は普段どおりの巫女服祓い串。 扉開けて外からも確認した入り口付近の作りを確認したりしつつ。) [Mon 22 Sep 2008 00:28:52]
お知らせ > 藍音@怪物屋敷さんが入室されました。 『えんとらんすのなかにいる。 』 [Mon 22 Sep 2008 00:16:04]
お知らせ > ジャスティス@怪物屋敷さんが帰りました。 『結局、その日も接触はなかった』 [Sun 21 Sep 2008 22:51:09]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > (日が照るす中庭に出た。緑が生い茂りむせかえるような土のにおいがする。何かが潜むにはもってこいの場所だろうが…………腸なども飛んでおり、つい牧歌的な雰囲気に気を緩ませそうになる) [Sun 21 Sep 2008 22:18:03]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > (窓の外には青空が見える。が近づいてみると、外は暗闇だった) どこよここは。 (とりあえず地下じゃないことは確かだろう) ……ごくり。 (棚の上に置かれた西洋人形。挟みでも持って襲いかかられたらいやだ、と冷や汗流して) それならまだ変態マッチョと殴りあう方が気が楽よ。 (そう呟き部屋から出ようとして) [Sun 21 Sep 2008 21:57:37]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > ……あらあら、今度は昨日とは逆ね。 (降りるごとに狭くなっていく階段。幸い松明のおかげで視界は確保できるが…………やがて、ようやく一人通れる程度の幅になったところで、小さな木のドア。両開きのそれが見つかった。そっと押しあけると……) あれ? (クローゼットから出てきた自分がいた。室内は八畳ほど……子供の寝室のような雰囲気だ) [Sun 21 Sep 2008 21:33:49]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > …………? (何とも言えない圧迫感を感じながら、不思議そうにあたりを見渡す。不必要に広いエントランスのは上り怪談はなく、真正面に大きな地下への階段があるのみだ。調度品の類は後手後手と陳列されているが、扉の類は一件見当たらない) [Sun 21 Sep 2008 21:08:03]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > 二日目。 (今日もかぶり物をつけた修道女。少しわくわくしているのは、今日はどんな部屋になっているか興味があるから。ゆっくりと玄関まで歩いてけば、ドアノブに手をかけ、そっとあける) [Sun 21 Sep 2008 20:58:03]
お知らせ > ジャスティス@怪物屋敷さんが入室されました。 [Sun 21 Sep 2008 20:42:02]
お知らせ > ジャスティス@怪物屋敷さんが帰りました。 [Sat 20 Sep 2008 23:40:12]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > っ…………。 (目をあけると、そこは、普通の廊下が広がっていた……首をかしげながらも、ちょっと辺りを見回し、その日は帰途に就いた) [Sat 20 Sep 2008 23:40:10]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > っと、窓窓。 (何か曇って見通すことのできない窓。なんだかさびたように重いそれを無理やり押し開けば……強い風が吹いて、思わず目を閉じる) [Sat 20 Sep 2008 23:19:45]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > あつ……。 (しかし、まるで熱帯のように蒸してきた。はぁ、と息を吐きながらかぶりをふって。こんな時にかぶり物してくるんじゃなかったなぁ、と反省する) けどこう、悪霊払いって雰囲気を出してみたかったのよね。 (自分にしか聞こえないようなこえで呟けば、さらに前に進むが……広くなるにつれ心細くなってくる。壁に沿うように移動しようとして) [Sat 20 Sep 2008 22:54:07]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > 見上げれば、アーチ状の天井が見え、紫色のよくわからないツタの実がぶら下がっている。そして……建物としてはおかしいのだろうが、だんだんと廊下の幅が広くなっていき、……視界が開けてきた。足元を見れば、小さな川の源みたいな水の流れが、床のくぼんだ部分を流れていっている) 傾斜までついて……急に崩れやしないわよね [Sat 20 Sep 2008 22:34:55]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > はは、これは何とも。 (構わず進めば、両脇にあるドアはごくごく一般的なもので。そのミスマッチさに苦笑する。しかもよく見れば足元は古びた絨毯のままじゃないか) 魔法、の類なんでしょうけど……やっぱり凄いわねぇ。 (なってみたいなぁ、魔法使い。そんな事を考えながらもまだ狭い通路、胸のナイフを引き抜き右手に持ちながら慎重に進んでいき、当たりの気配を疑う) [Sat 20 Sep 2008 22:14:34]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > それにしても本当にこんな住宅街に……何かあったら大事ね。 (原因も何とかして突きとめることができればいいのだが……建物の中は石ときの素朴なつくり。小さなエントランスを抜け、ドアを開き脇の廊下に入る……入ってすぐの突き当たりを右に回り、修道女はぽかんと目の前の風景を眺めた……敦賀絡みついた迷宮、いや遺跡のような場所。壁の石材も一体いつのものか分からないほど古びており、水の気配すらする) ……冗談。 (そっと壁に触れると石の冷たい感触が返ってくる) [Sat 20 Sep 2008 21:59:37]
◆ジャスティス@怪物屋敷 > …………ふむ、ここ、かぁ…… (珍しくしっかりとかぶり物をした修道女。前髪が見えないだけであんだかまともな修道女のようである。ナイフとスモールソード、そして胸に抱いた長柄のメイスという物々しい格好で、建物の入り口に近づいていき、見張りに通行証を見せながら挨拶して) こんばんは。 (外観はごく普通の建物のように思えるが……) [Sat 20 Sep 2008 21:46:22]
お知らせ > ジャスティス@怪物屋敷さんが来ました。 [Sat 20 Sep 2008 21:34:59]
お知らせ > アクセラレーター@絶対悪さんが帰りました。 『闇に溶け込む魔の子』 [Wed 23 Jul 2008 00:10:40]
◆アクセラレーター@絶対悪 > ( 何か守るなら、何か捨てなければならない。 どれだけ強かろうが、すべてを守りきれない。 ) 一人だけで救える世界なンざ、糞ッ食らえだッ! ( それ以外の人たちがどれだけ努力をしようとも、無慈悲に打ちひしがれてしまう。 一人だけでは遣り遂げられない。 一人が一握りの人たちを守り、その一握りの人たちが、他の人を守る…。 それを繰り返してゆけば、何れは大きな力になる。 ) 俺が一握りを救ッてやるから、誰か ――。 ( 言葉が切れたのではなく、故郷の言葉で願いを込めた。 空中に吊るされた十字架に祈るようにし、肉体が焼けるような感覚を覚えながらも言葉が言い終えるまで続けた。 ) [Wed 23 Jul 2008 00:09:44]
◆アクセラレーター@絶対悪 > ( 感じる。 もっと、力を手に入れろ、と。 皮膚を剥ぎ取り、骨格を砕け散り、神経を引き摺った。 その先は生存本能と呼べる。 それは□□だけだ。 ) 力は手に入れてやる。 だが、関わった大切な奴等だけは殺さねェーよ! 関わったすべては、人生を終えるその時まで関わり抜く、と… ( 胸を上下させ、息を大きく吸いだしてから吐き出した。 ) 決めてンだ……ッ!! ( 全身から汗が湧き出すのを感じた。久しぶりの緊張感を抱きながら、黙り込んだ。 ) [Tue 22 Jul 2008 23:59:02]
◆アクセラレーター@絶対悪 > ( 砂礫の大地。 少女は其処に居た。 背後は死者が群れ、少女を捕らえようとする。 少女は振り返りせず、只管と前に突き進んでいった。 一人が少女を捕らえ、後から続く死者が少女の身体を貫いた。 少女は咆哮と絶叫を撒き散らし、死者を引きずり、踏み壊していった。 何百人に対して、その行為を繰り返す。 その度に、鼓動が激しく打ち鳴らし、ケダモノになる。 進めば進むほど、思い出と感情を削ぎ落とされる。 その終着点は、最強と呼べるバケモノ。 最終的は、皆殺しとなるバケモノ。 忌み嫌われるバケモノ。 それが少女の見た夢。 ) [Tue 22 Jul 2008 23:50:29]
◆アクセラレーター@絶対悪 > ( 何かが足りない。何かを望んでいる。何かに狂いだしそう。 ) 朽ち果てろ。 ( 酷く澄んだ声で吐き捨てる。自身に対してか、悪魔に対してか、それとも――別の存在なのかだろう。 ) ――、…化け物ねェ ( 教壇をベッド代わりにしていた少女は、上半身を起こして辺りを見遣った。光の差さない場所で、闇の世界とも言える。吸血鬼にも、悪魔にとっても、最高の環境であった。瞳は虚ろな形にまどろんでゆく。 ) [Tue 22 Jul 2008 23:40:29]
◆アクセラレーター@絶対悪 > ( 小さな欠伸を繰り返した。 口を大きく開け、腕を力一杯に伸ばし、手を開き閉じの繰り返し、全身の骨を鳴らし、瞼をゆっくりと開いていった。 ) ンぁ…… ( どれだけ眠っていたのだろう。最低限に必要な血液を最後に摂取してから、飢えの具合から一ヶ月の半分程度は過ぎ去っただろう。 ) …………。 ( 晴れない表情を浮かべつつあった。最近、良くない夢を見る。 ) [Tue 22 Jul 2008 23:33:23]
お知らせ > アクセラレーター@絶対悪さんが入室されました。 『呼応』 [Tue 22 Jul 2008 23:25:26]
お知らせ > ミストル@コロンジャ川さんが退室されました。 『なにせ雪山からくだってきたばかりだからして』 [Wed 16 Jul 2008 21:03:38]
◆ミストル@コロンジャ川 > 寒いのは平気なんですが暑いのはちょっと自信ないなー (アングリマーラに近付くにつれて空気が熱気をはらんでいるように感じるのは気のせいか。舟からちょっとだけ手をのばして船底に撒きあげられた雫に触れる。涼を求めて) 耐えられなかったら早めにヴェイトス市の方いきますか [Wed 16 Jul 2008 21:02:27]
◆ミストル@コロンジャ川 > (今ヴェイトス市で起こっている事を耳にしていたならきっと男は笑っただろう、夢物語だと。それでも真剣に夢物語に取り組む姿勢は悪くない) あーしかし寒い時期にクリスティアとツェカンに行って暑い時期にアングリマーラに行くというのは (我ながらどうかしている) [Wed 16 Jul 2008 20:57:49]
◆ミストル@コロンジャ川 > (川に映った星も月も川の流れに瞬いてゆらゆらと揺れている) こうしてると掴めるんじゃないかって思うんですが (手を伸ばしてみる。そうしてようやく「ああやっぱり遠いんだ」と認識させられた) [Wed 16 Jul 2008 20:51:56]
◆ミストル@コロンジャ川 > あー涼しいー・・・・・・ (川下り。コロンジャ川を下ってカラ川へ、そしてアングリマーラへ)(上がる水しぶきが心地よくて男は目を細めた。ヴェイトス市の上空あたりは少々曇がでているようだがこのあたりは晴れだ。仰げば、視界いっぱいの星空。収まらないくらいの) [Wed 16 Jul 2008 20:46:21]
お知らせ > ミストル@コロンジャ川さんが入室されました。 [Wed 16 Jul 2008 20:35:56]
お知らせ > ソレディー@紅鱗騎士団さんが帰りました。 『( メリークリスマス! & ハッピーバレンタイン! インサマー! )』 [Tue 6 May 2008 15:43:09]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( ―――半年遅れのクリスマスプレゼント。 水着のサンタがサーフボードに乗って届けに来そうなそれらは、416.000エンになった。 何故かマーブルチョコレートの袋がリボンに結び付けてあるのは、これまた過ぎてしまったバレンタインデーの分。 ) ―――。 …あれ? ( そんな桁の大きな計算したことなかったけれど、数学… と言うか算数は両親から教わっている。 ちょっと気になって数えてみて、やっぱり高くないだろうかと首を傾げるが、感謝の気持ちなのだと思えばそうでもない気も。 残金と照らし合わせて、プレゼントって大変なんだと青くなりながら――― 使う予定があるわけでなし、掃除に戻る頃には忘れている。 ) [Tue 6 May 2008 15:42:09]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 100.000エン!? また来ちゃった。 本当にちょっとは傷に良さそうな値段だけれど、そう思わせるための値段でしかないだろう。 勉強料にしてもいささか高いが、それもまた知らないこと。 傷が良くなりますように、という気持ちの値段。 ―――そういえばお財布軽くなっちゃったけど、いいのかな? なんて、考えなくもない。 20万、30万というのはちょっと前までの自分にとってはとんでもない大金だ。 でも、街での暮らしは何もかもが違うから。 ) ( 団長には、いつ渡そう。 同僚達のはお店から届いたのだから、すぐに持って行っても良いのだけれど、服だから着てみてほしかったりするし、ちょっとゆっくりできる時間となるとよく分からない。 とりあえず、様子を見ようか。 ―――着てみてもらうための時間ではなく、Seizaで社会勉強のお時間になるとは夢にも思わない。 肌の色が透けるくらい薄い生地を使い、紐一本引くだけで手品のように脱げるその服は、いかがわしいお店で買った高級品。 店員にそのいかがわしさを 『文化!』 と吹き込まれた生娘は、軽くて気持ち良くて便利な服としか思っていないが、団長はきっと試しに着たりもしないのではないか。 お値段は 【8万エン+乱数値×千エン、00は0。】 ) [Tue 6 May 2008 15:29:25][63]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 142.000エン! 来ちゃった。 凄い上等なのを気合い入れて買ってしまったらしい。 正直ありえない!と思う値段なのだけど、衣はともかく食住を面倒見てもらった上で月に8万もらえるという自分の現状も十分ありえないもので、その辺りは自分の感覚に自信が持てずにいる。 ―――今度のお休みにでも渡しに行こうと思いながら、もう一つ。 アレッサンドラの分も、大聖堂まで届けないといけない。 顔まで包帯を巻いているアレッサンドラには、お湯に混ぜて使う『どんな傷でも治してしまう』という薬を用意した。 実際にはそんなファンタジーな薬でなく、ただの湯の花。 お湯に色がついてちょっと良い香りがする毒にも薬にもならないものなのだけど、そんなことは知らない。 勇者の魔王討伐を助けたという薬師の子孫が10名様限りにお届けするその秘薬、気になるお値段は 【1万エン+乱数値×千エン、00は0。】 ) [Tue 6 May 2008 15:05:28][90]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 二月前、既に買ってあった個別の『クリスマスプレゼント』は、今も部屋の隅に鎮座している。 同僚達にも何か贈らなければと気付き、渡すのにあまり時間差があってはいけないと考えたため、しばらくそのままになっていた。 リヒャルトにはリクルートスーツ。 紅鱗騎士団で真っ先に教えられたことが整容の大切さなら、同じようにフィールドで暮らしていた彼が街で仕事を探すに当たって、真っ先に必要になるのが服だと思う。 彼が着ているのは軍服で?実は綺麗にさえすればフォーマルにも対応できるのではないかとか、そんなことは知らない。 自分は団長からもらえたけども、リヒャルトにそんな人はいないだろうと靴を除く一揃えを用意していた。 白熊のマスコットキャラクターが可愛らしい、ちょっと上等な店で買ったそのお値段は 【5万エン+乱数値×千エン、00は0。】 ) [Tue 6 May 2008 14:50:02][92]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 31.000エン。 特に値段は気にしなかったのだけれど、運良く?そう高い物には当たらなかったらしい。 『差出人:ソレディー・カモシレーヌ』のそれらが、ラウンジの隅に設けられた郵便物などを置いておくテーブルの傍に運ばれている。 たまたま掃除当番で真っ先にそれを見つけた張本人は、はにかんだような、嬉しそうな笑みを浮かべて掃除を中断。 自室に向かった。 ) [Tue 6 May 2008 14:36:16]
◆ソレディー@紅鱗騎士団 > ( 乱数を使いたかったのでこちらに失礼します、なんて世界の裏事情はさておき。 合同訓練もつつがなく終了して元の生活に戻ったある日。 紅鱗騎士団寮に、季節外れのクリスマスギフトが届けられた。 プレゼントと言うよりアマウラのお歳暮に近いそれは、菓子や茶葉などの詰め合わせ。 子供のいる家庭を狙っていそうな賑やかに飾り付けられた籠に入っている。 それが五つ。 ―――団長のクリスマスプレゼントは別に用意したけれど、同僚達にだって当然お世話になっている。 やはり何か贈らなければと 『同僚・先輩』 といったカテゴリーを対象に見繕った結果、こんなのに落ち着いた。 お値段はしめて 【3万エン+乱数値×千エン、00は0。】 ) [Tue 6 May 2008 14:26:41][1]
お知らせ > ソレディー@紅鱗騎士団さんが入室されました。 『( フィールド? もとい、紅鱗騎士団寮 )』 [Tue 6 May 2008 14:09:45]
お知らせ > アクセラレーター@絶対悪さんが退室されました。 『神よ!俺の生き様に網膜を焼き付けろッ!!』 [Thu 17 Apr 2008 00:22:40]
◆アクセラレーター@絶対悪 > 何時だって、不公平な世の中だッて分かっている…ッ! けどなッ 生まれ付きのヴァンパイヤが死人扱いだなンてあんまりじゃねェーか…!? (十字架に対して怒号を飛ばし始めた。神に対する言葉はすべて文句にのみだった。) 偶然にもなってしまったヴァンパイヤがハンターに追いまわされるなンて残酷じゃねェーか…!! (広げた腕を真下に下ろしては、十字架を睨みつけるように怪訝な顔付きになった。) 俺は運命を逆らう! そして人間になッてやる! 皆と一緒に追いながら死にてェンだよッ 永遠を約束された命なンざ、闇の世界に閉じ込められるンじゃ… (言葉は続かずに、理性の方が飛びそうになり跪いた。そして暫くしてから、いつもの場所に帰ろう。) [Thu 17 Apr 2008 00:22:01]
◆アクセラレーター@絶対悪 > (何度と教会に訪れても、嫌な気配など感じやしない。祝福された場所など消え伏せてしまっている。) …… 、 そうだなァ (そう感じた。俺もメタルイーターもこの場所は悪しきものではない。寧ろ最適な環境であった。月夜の光でさえ差し込まない教会の中は暗闇に等しい。夜の眷属でも無い限り、足元を注意せずに歩くことは不可能に等しい。) もう少しだ。光が見られる。 (薄々に感付いていた。更に化け物になってしまう感覚だけで分かった。同時に少女は人間に近づくことを意味していた。礼拝堂の中心まで歩きながら、十字架へと見上げては微笑みかけよう。) 俺は大勢の命を犠牲にして来た 過去は変えらねェーし、これからもずっとそのままだ! (息を吸って吐いてから。) 神の存在を信じるし感謝をしてはいるが、テメェーらなンざに救われるなンて期待しちゃいねェーよッ!! (受け入れるように両手を広げながら叫んだ。) [Thu 17 Apr 2008 00:11:01]
◆アクセラレーター@絶対悪 > (大扉を掻い潜った先は、礼拝堂。迷える子羊のために容易された空間であり、神に伝えるために計算し尽くされた空間とも思える。長方形に伸びた椅子は、二つの列を作りながら後方まで伸びていた。更に奥にある何とか台は偉い人でも立つのだろう。その後ろには半裸の男が十字架に磔をされている。手足に釘を打ち込んでは動けないようになっていた。人間の背丈を軽く凌駕するほどの巨大な十字架を空中に吊るされていた。) ジャスティスんトコもあッたっけなァー? (以前は一度でしか訪れていない。その為に構造や名前、使い方など全部は知らない。) [Wed 16 Apr 2008 23:57:26]
◆アクセラレーター@絶対悪 > (握り締めた拳を内側に潜めるようにしてから、大振りするように外側へと振舞った。腕力と遠心力と重力を利用した打撃を大扉の片側に叩き付けた。) 職人でもいりゃ、良いんだがなァー… (叩き付けられた大扉の片側は一杯まで開きだしていた。同士に稼動部分から悲鳴を上げるのを聞こえてしまい、苦笑を零しながら片目だけ瞑っていた。居場所が居場所なだけで誰も仲間しか知らない筈の場所だ。拠点にするには絶好な場所だったが、環境や建築の条件だけは最悪だった。都会であるヴェイトス市から2、3キロは離れている上に通り道は足場が悪いし、道という道らしきものは見つからない。方角と目印を当てにするしかないのが苦痛の種である。) [Wed 16 Apr 2008 23:49:19]
◆アクセラレーター@絶対悪 > (ヴェイトス市から隔離された教会の大扉に少女は立ち尽くしていた。只の少女ではなく、二つの大剣とガントレット、凶器の如きブーツも何から何まで武器になるように武装をしていた。衣装は白色で統一されているが、教会に訪れる際に小奇麗な外套を着用することを決めている。) ――ああァ? また立て付けが悪くなッてンのなァ… (片手で大扉の片側に置いては軽く押し開けようとした。僅かばかり動くだけで容易に開く気配は無かった。決まり悪そうに舌打ちをしながら拳を作った。) [Wed 16 Apr 2008 23:42:56]
お知らせ > アクセラレーター@絶対悪さんが入室されました。 『大扉を面前にする少女はいた』 [Wed 16 Apr 2008 23:37:24]
お知らせ > リュールさんが退室されました。 『パンテラ…(そして彼女を連れて帰る』 [Sun 10 Feb 2008 04:05:58]
お知らせ > ウルスさんが帰りました。 『目が覚める時は――・・。』 [Sun 10 Feb 2008 04:01:59]
◆ウルス > あ…、リュール…。 (頷いてからリュールからの口付けを応えるように口付けをする。何かを満たしていき、気が抜けた瞬間――・・気が失った。) [Sun 10 Feb 2008 03:58:17]
◆リュール > それでは。 帰りましょうか? パンテラ。 お仕置きが足りないようであれば、また、改めてお仕置きしてあげますから (パンテラへと口付けを行い、気を失うようであれば服を調えて、 意識があるのであれば服を調えた後、歩いて家にゆっくりと帰る予定) パンテラ。 [Sun 10 Feb 2008 03:54:56]
◆ウルス > あっ 、分かったから… 止めないでぇ…、…。 (後少しでイキそうな所で中断されては堪らない。何度も頼りなくに顔を頷いていった。膣内に突き入れた肉棒を奥まで届くように腰を動かしながら、熱い精液を子宮に満たして行った。同時に言いようのない快感が襲われてイッた。恍惚そうな表情を浮かべながら項垂れるように力が抜けていった。) [Sun 10 Feb 2008 03:45:03]
◆リュール > そういうことです。 わかってもらえたのでしたら。 このまま、派手に一度行ってもらいます。 分からないのであればこのまま行為をやめて逝けないようにしてあげます (何度も達するようにさせた後で体を今度は逆に逝けない様に責める、お言うことを告げ。そして犯し続けている肉棒もそろそろ限界。 思い切り中に注ごうとしていく) [Sun 10 Feb 2008 03:39:37]
◆ウルス > (リュールはリュールなりに自分のことを考えてくれたことは確かなことだと改めて知った。自分一人のことばかりで、守りたいリュールを考えていなかった。置いていく辛さもあれば、置いていかれる辛さが無いわけじゃない。) ……ッ ! だ、だいじょうぶじゃ …ない (申し訳無さそうに顔を俯いたまま答える。柄を掻き回され、膣内の肉棒と柄の間にある肉壁が擦れ合うようにし、急所を当たればがくがくっと足腰を震えながらイキ続けた。) い、あッ らめぇぇええぇ―――・・・ッ!! (歯を軋ませて悲鳴より甘美な声を上げていった。先ほどよりも溢れる愛液は凄い。) [Sun 10 Feb 2008 03:31:54]
◆リュール > はい。 パンテラはパンテラで考えて答えを出して、と行動していると思うのですが、おいていかれるほうは置いてけぼりを食らうことになりますからね。 そういう気持ちを考えてほしいです。 それとも、私がいきなり行方不明になってもパンテラは平気と言えますか? (問いかけを向け、そのまま菊穴へ入り込んだ柄を動かしてなかをかき回し始める) [Sun 10 Feb 2008 03:23:06]
◆ウルス > 壊れ、ちゃ…… う。 (再び始まる行為にびくりッと大きく震えた。言葉を詰らせるもの、リュールの本音らしき言葉を聞いた。) ……、リュー …ルの …本、音? (力を失った双眸でも僅かに見開きながら問い出した。行為は止まずに、菊穴の抵抗する力が弱々しくなり柄の根元までスムーズに飲み込んでしまう。小さく悶えながらも、口付けしようとするリュールにどうすれば良いのか分からずに赤面した顔でやっとリュールの顔を見る。) ……んッ ううう…っ!! (終わりを告げてくれない。身体は熱くなるばかり。) [Sun 10 Feb 2008 03:08:24]
◆リュール > んっ。 嫌ですか? パンテラ。 私にとっては、パンテラが居なくなる方がよほど嫌ですよ。 (肉棒をゆっくりと出入りさせ、感じさせて菊穴を緩めようとさせつつ。 行為そのものは続ける様子である。 鞭の柄を入れることが出来ても動かさず、 そのまあmパンテラへと口付けを行おうとしていくだろう) お仕置きはまだまだ終わりませんよ? [Sun 10 Feb 2008 03:01:43]
◆ウルス > ッあ …、ふ ん …… 、? (双眸を虚ろにし、最初は何を言っているのか理解が出来なかった。それほど意識が薄れ掛けてきている証拠でもあるだろう。小さな呼吸でも荒々しいことが分かるほどに。) … ? ――――あ、ぁあ…、 だ、だめぇ……!!! (リュールに凭れ掛かったまま、横目で様子を疑っていた。僅かばかり意識がはっきりした途端、何をしようとしているのか理解をして小さな悲鳴を上げる。懇願するようにリュールの巫女服の裾を掴んだ。菊穴に宛てがれば唸りだし、強引に差し込もうとすれば背中を反るように繰り返して悲鳴を上げていく。) あっ あっ、 あふッ … 入れないでぇー …! (嫌だ、と言葉を繰り返す。捻じ込まれた肉棒は根元から亀頭まで味わうように蠢き続ける。) [Sun 10 Feb 2008 02:51:13]
◆リュール > 許しては上げませんよ。 パンテラ。 誓えない理由もちゃんとおしえてくれませんしね。 (盛大に達したパンテラを見ても、軽く目を細めただけで。 アジサイは責めの手をやめることはせず。 ) そういえばお尻の穴が寂しくはありませんか? (何度も達して疲労が見える彼女へ容赦なく次の攻めとして、自分の持っていた鞭の柄をパンテラの菊穴にゆっくりほぐしながら入れてやろうとする。 肉棒は抜かず。片手は胸から体を抑えて) 約束したことを守ってくれなくなったんですから、罰は必要ですよね。 (責めの激しさの分だけ、アジサイのゆがんだ独占欲とも言える) [Sun 10 Feb 2008 02:43:14]
◆ウルス > い、ふぅ…ッ 。 (意思。直ぐにリュールの元に戻ろうと思う気にはなれない。誓う事が出来ずに、リュールの顔を見ないようにしてから黙り込んでしまう。) あっ、 ああっ い、やぁあ ――・・・!! (秘豆を撫でられ、足を突っ撥ねるようにし爪先を力一杯に閉じながら唸り出した。撫でる度にゆっくりずつ締め付ける。) おねが、いぃ… もう、ゆる ――――――――!!!んッ、ふあっ はぁぁぁあぁああっぁあ―――――――!!!! (秘豆が潰れるほど摘られ、膣内を抉られれば身体を一番大きく跳ね反った。接続部から盛大に愛液を噴出してイッた。双眸を引ん剥き上げて、口を力一杯に開きながら悲鳴を上げていった。零れる涙の量を増える。痙攣したかのように動かなくなり双眸を細める。) [Sun 10 Feb 2008 02:34:26]
◆リュール > 自信とかそういうのは気にしません。 パンテラの意思では勝手に居なくならない、問い誓っていただければ十分ですから。 それとも、それもできないですか? (指をパンテラの秘豆へと宛て、今から摘む宣言をするようにゆっくり撫でていく。 それから、パンテラの答えを聞きながら、不意に強く摘み上げ、同時に中を突き上げてえぐってしまおうとする) [Sun 10 Feb 2008 02:24:50]
◆ウルス > (絶頂を何度も迎えさせられるもの、激しい行為は止まったもの。下から突き上げられる形の上に子宮口に接吻している感触を覚える。益々、身体が熱くなってしまい更に締め付けていった。) ――――――あああぁぁぁ……っ!! はっ、あっ、ふあっ …はぁ、……。 (行為が止まったのは助かると思えば、余計に身悶えするほど苦しい。ぶるっと肌を一瞬震えてから接続部から愛液が卑猥な水音を響いて溢れ出た。かあっと赤面をしつつ、乳首を弄られ下唇を噛み締めていた。) あひッ 、うううう…!! (背中を反るようにし、リュールに身体を預けるように凭れる。そして精一杯に声を振り絞った。約束…守れる自信が無い。と。告げた。) [Sun 10 Feb 2008 02:20:21]
◆リュール > 約束はしてくれないんですか…。 理由を聞いても良いですか? (肉棒は大きく固いまま。 パンテラの奥を付いたままの状態で一度動きを止め、パンテラの体を自分の上に抱き上げるようにしておくまで貫いてしまう体制になる。 抵抗しようとしての締め付けが心地よく感じつつ) きちんと理由を聞かせてもらえないと、このままどこかに閉じ込めてしまいたくなりそうですから。 (どこか口調の中に狂気じみた者をにじませつつ、胸の先を強く摘み、ねじり上げた) お仕置きですからね。 何度だっていかせてあげますから [Sun 10 Feb 2008 02:11:18]
◆ウルス > (接続部から溢れ出るのは愛液ばかりで巫女服を塗らしてしまう。イッてから酷い脱力感が感じながら、全身をぐったりと休ませてくれない。先ず先ず主の腰使いが激しくなり、卑猥な悲鳴が湧きあがると同時に背中を跳ね反るようにしてイッてしまう。) ひっ、うぁ あっあああああああー!!ああああっ!? (短い間に何度もイカされれば、敏感になってゆくばかりで抵抗をしようと肉棒の根元から亀頭まで押し返すように締めつける。乳首を弄くりまわされ、甘美な荒い息遣いを漏らして一滴の涙を頬に伝う。) う、ぁ… …!!奥に突付かないでぇぇええぇ―――!? (約束が出来ない、と首を振った。口の端から涎を垂らしながら、腰をびくんと跳ねるように動かしてイクの繰り返し。) [Sun 10 Feb 2008 02:04:44]
◆リュール > それに、大分体は冷えていたみたいですし。 たくさん動いて暖かくしないといけませんからね。 (パンテラの声を聞きながら、表情はどこか楽しげにゆがむ。 パンテラが達するのを感じながらも、腰の動きは激しく。 逝っている最中にさらに生かせようとすらしていて。 胸の攻め手は秘所とは裏腹にやさしく、緩やかに続けていく) パンテラ。 約束してくれますか? もう、勝手にどこか行ったりしない、と。 首筋を甘く噛み、刺激をさらに与えていく。 肉棒はパンテラの奥までえぐり、壊そうとすらしているようにかき回していく) [Sun 10 Feb 2008 01:55:18]
◆ウルス > (リテイク)ふぁ、…あっ やだ、こんなかっ… あふッ!! (強引に足を開かれたまま貫かれてしまう。双眸を引ん剥きながら、呼吸を苦しげに乱していった。全身をびくびくっと小刻みに繰り返しながら、口を開けっ放しになっていった。イッたとはいえ、慣らさずに奥まで貫かれれば酷い痛感と快感が襲われる。無理矢理に押し広げられる感触に涙を零しながら悲鳴を上げて、イッた。) …あ、むね ぇ… あっ 、ああ…っ イッ あ、ああああああああぁ――――――!!! (獣みたいな体勢になれば逃れようがなく、顔に隠していた両手も地面に付きながらバランスを取るように爪を立てていた。) [Sun 10 Feb 2008 01:48:15]
◆ウルス > ふぁ、…あっ やだ、こんなかっ… あふッ!! (強引に足を開かれたまま貫かれてしまう。双眸を引ん剥きながら、呼吸を苦しげに乱していった。全身をびくびくっと小刻みに繰り返しながら、口を開けっ放しになっていった。イッたとはいえ、慣らさずに奥まで貫かれれば酷い痛感と快感が襲われる。無理矢理に押し広げられる感触に涙を零しながら悲鳴を上げて、イッた。) …あ、むね ぇ… あっ 、ああ…っ イッ あ、ああああああああぁ――――――!!! (獣みたいな体勢になれば逃れようがなく、顔に隠していた両手も地面に付きながらふぁ、…あっ やだ、こんなかっ… あふッ!! (強引に足を開かれたまま貫かれてしまう。双眸を引ん剥きながら、呼吸を苦しげに乱していった。全身をびくびくっと小刻みに繰り返しながら、口を開けっ放しになっていった。イッたとはいえ、慣らさずに奥まで貫かれれば酷い痛感と快感が襲われる。無理矢理に押し広げられる感触に涙を零しながら悲鳴を上げて、イッた。) …あ、むね ぇ… あっ 、ああ…っ イッ あ、ああああああああぁ――――――!!! (獣みたいな体勢になれば逃れようがなく、顔に隠していた両手も地面に付きながらバランスを取るように爪を立てていた。)バランスを取るように爪を立てていた。) [Sun 10 Feb 2008 01:47:56]
◆リュール > ふふ、パンテラはやっぱり敏感ですね。 でも、やすませてなんてあげませんからね? (口調はどこかやさしさと、どこか喜びのようなものが含まれる。 焚き火は消えないように時々様子を見つつ、達した彼女の足を大きく開くように背後から抱き上げて。 アジサイの肉棒でパンテラの秘所を貫いていこうとする。 体勢を変えることが出来たのなら、そのまま手は胸の先を摘み。転がしていくことに集中していくだろう) パンテラ。 貴方は私だけの物です。 [Sun 10 Feb 2008 01:40:30]
◆ウルス > ――んッ 、うぅ … (相手の表情は見れないもの声質から残念がっているのを分かる。口から漏れ出る喘ぎ声を押し殺そうと、小刻みに震え上がらせる身体。秘所へ這わせられ、膣内に差し入れられた指で掻き回された。双眸を見開いたまま、声を大きく喘ぎながら身体を一瞬跳ね反るように震え上がった。久しぶりの行為か、呆気なくにイッてしまった。全身を痙攣したかのように震え続ける。声も酷く怯えたように変わってしまう。) ……あ、ぅ そんな、ん…じゃないっ!! (僅か指を締め付けるように力が入ってしまう。顔を片手で隠したまま俯いてしまう。力が抜けるばかり抵抗したくても出来ない。何より気持がいいの否定できなかった。) [Sun 10 Feb 2008 01:31:36]
◆リュール > 長い髪、好みだったんですが切ってしまったんですね。 (残念そうに告げながら、ナイフは懐に仕舞おう。 そして、そのまま、左手を押さえていた手は、パンテラの秘所へと這わせてしまう。 彼女の中を指を差し入れてかき回していくつもり。 小さくなった後の感じる場所も把握はしている) 本当は確かめたかったんじゃないですか? パンテラ。 逃げて、本当に必要で追いかけてきてくれるか、って。 その後のお仕置きされることの期待もあったわけじゃないですよね? (表情は良く見えなくなった分。 思い切り恥ずかしがらせようと囁きかける。 ただ、口調はまだ怒っているようでもある) [Sun 10 Feb 2008 01:23:31]
◆ウルス > …… んっ、そんなの! (眉間を寄せ上げながら言い返そうとしたもの。口篭ってしまう。忌々しそうな表情を浮かべることか。身体から降りてくれたのを安堵した瞬間に、小型ナイフを呆気なくに取り上げられてしまうだろう。殺す積もりは無い、とは聞いたのだ。大丈夫だろうと小さな信頼を抱いた。) い、… いや…ッ!! ん、んんぁ……? (否定したいのに、拒否することですら出来ない。リュールを大事にしたいからこそ手出せずにいる。ずるい。自由の片手を口に多い被るようにしながら、顔を相手に見られないように逸らした。) [Sun 10 Feb 2008 01:16:42]
◆リュール > …それが本音ですか。 私は捨てるきはありません。 といっておいたはずですけれど。ね。 (パンテラの体からすっかり力が抜けたことを確認して、パンテラの体から降りる。 そしてそのまま、ナイフを取り上げてしまおうとするだろう) お仕置きする、といいましたよね。 このまま、パンテラを狂うくらい気持ちよくしてあげるつもりですよ。 (胸の愛撫はやさしいまま、胸の先を軽く噛んだ) [Sun 10 Feb 2008 01:07:47]
◆ウルス > …っ 、嫌だ。捨てられるの、が…怖くて新しい居場所が欲しい…。 (必要。不要。独占欲。主の言葉を聞けば聞くほど、心底から切ない感覚が湧き上がる。何時もは乱暴で強引な愛撫だったのに、優しい愛撫に対して喘ぎ声を次第に漏らしながら身動ぎをする。) ん、うう……ッ!? (背筋や肩を僅かに震えながら歯を軋ませた。自由の片手を相手の愛撫する手首に伸ばして掴んだもの力が入らない。不意打ちを行おうとした尻尾ですら項垂れてしまい、耳すら垂れそうになる。堪えるように双眸を細めていった。) [Sun 10 Feb 2008 00:58:36]
◆リュール > 貴方を必要か、不要か。 それを決めるのは私、もしくはそばに居るものではないですか? …少なくても私はパンテラを必要としていますのでこうして追いかけています。 もっとも、ほとんどは独占欲から、ですけれど。 (そのまま、彼女の胸をやさしい手つきで興奮をさせるようにとなで上げていく。 反対側の胸は体の位置をずらし胸を撫でようとしていく。 片手は自由にさせたままなので拒否をしようとおもえばかのうではある [Sun 10 Feb 2008 00:51:33]
◆ウルス > …ごほっ、 …リュール。 (喉から引き離されれば、一斉に吸い込む酸素に対して咽てしまった。何時まで主に縋り続け、迷惑を掛け続ければ寄生虫のと変わらない。何より弱くなっていく自分が絶えられないから。それを口にするはずも無く、否定するように首を振った。尻尾の先端を貴女の背後から喉を巻き付けるように伸ばそうとした。が、優しい感触に強張ってしまう。) ……。 止してくれ。 (困惑の表情を浮かべながら、貴女の顔を見上げるようにする。自由の左手の爪を地面に食い込ませる。) [Sun 10 Feb 2008 00:39:38]
◆リュール > そうですか…。 それなら。 黙っていなくなる理由にはなりませんよ? 改めて、私のものにしてあげる必要があるみたいですね。 (背後にはまだ気が付いていないが。喉にかけていた手は避けられ。 そのまま、彼女の胸元を張っていく。 表情こそいつも以上の無表情だが、手つきはやさしげな愛撫のもので) 別に殺そうとか思っているわけじゃないですから。 その辺りは安心して欲しいです。 [Sun 10 Feb 2008 00:33:06]
◆ウルス > (打っても表情の変えない貴女を見上げるけれど、首元を手に掛けられれば緊迫感が湧き上がり呼吸を少しずつ乱していった。) …っは 、…探すためだ。 (リーチ。居場所。自分自身。どれもこれも当て嵌まり明確に答えられない。ナイフの持った右手を取り押さえられた上で、馬乗りになればお腹を圧迫する苦しみに表情を歪めていった。) ……。 (問われれば何も答えられなくなる。双眸を細め上げる。尻尾の先端をゆらりと動かしながら、貴女の死角だと思える背後から忍んできた。後ろから不意打ちをするために。) [Sun 10 Feb 2008 00:25:35]
◆リュール > (強く打たれた左の頬。 特に反応こそせずにまっすぐにパンテラを見据える。 強く推した首元はそのまま手をかけて) …どうして何も言わずに居なくなりましたか? パンテラ。 私のものになった、と言うのは嘘でした? (静かに相手を見据えたまま。 問いかけを向けていく。 ナイフを持った手は左手で押さえ。 彼女へと馬乗りの体勢で動きを封じ込めてしまおうとする) [Sun 10 Feb 2008 00:17:25]
◆ウルス > (何故、此処に居る?そればかり脳裏に過らせては動きを鈍らせた。) ―ッ、…あ。 (お仕置き?始末されるのだろうか?粛清のためか?)(主だったリュールの言葉に対する畏怖と恐怖を沸き上がらせる。喉下に伸ばされては、強く押されてしまう。その際にナイフの持っていない左手の甲をリュールの左頬にぶつけようと振舞った。) ―――!! (すべては本能と猜疑心から来る行動だった。苦しげよりも睨み返すような表情を浮かべる。) [Sun 10 Feb 2008 00:07:18]
◆人影 > (彼女の力は現在弱っていることを知っている。 そのため、かなり大胆に行動することができた) 迎えに来ましたよ。 ちょっとお仕置きも兼ねまして。 (しずかに宣言するのは、彼女に主人と認めてもらっていたリュール。 硬直している間に彼女の胸から喉元にかけてにてをのばし、強く押してしまおうとするだろう) [Sun 10 Feb 2008 00:01:41]
◆ウルス > (豹だった頃と、魔獣となった現在を比べると滑稽だった。獣は火を恐れるのが生理現象なのだけれど今はもう慣れてしまった。火を見詰めれば見つめるほど過去を思い出させてくれる。途中、意識が途切れてしまった。気付いた時は、足に痛みが走ったからだ。危険を察しては逃れようと、鞘の付いたままの小型ナイフを手にして立ち上がろうとする。) ―――お前っ …!! (鞭の飛んで来た方向に振り返ろうとする。あなたの正体を焚き火で少なくとも確認をしてしまう。正体を知るなり、ほんの僅かに硬直をしてしまう。) [Sat 9 Feb 2008 23:53:12]
◆人影 > (焚き火に当たっている彼女を見つけることが出来れば、髪こそ短くなっているが一先ず元気そうであることに安堵する。 そのまま、彼女との距離を慎重に見ながら、懐から、鞭を取り出そう。 大きな音を立てないように気をつけながら彼女の足を鞭で絡め、一瞬でも動きを阻害させようとする。 狙いは、彼女を押し倒すこと) …… [Sat 9 Feb 2008 23:45:47]
◆ウルス > (焚き火から発せられる熱気に当たりながら、冷え切った身体を温めていった。指先は僅かに震えてしまうけれど、気にする範囲では無かった。) …、 ……。 (話し掛ける相手も居なければ呟こうともしない。ただ焚き火の中心を見詰めながら、双眸を僅かに緩め上げていた。近付こうとする人物が気配と呼吸を意識しながら抑えられれば、獣の娘とはいえ気付くのは困難に等しかった。静かに発見することが出来れば、焚き火と向かい合うように身体を丸めている獣娘が見えることか。短くなった髪の毛に、布袋…足元に小型ナイフが置いてあるの確認が出来るだろう。) [Sat 9 Feb 2008 23:39:10]
◆人影 > (匂いを頼りにしての追跡は何とかできている。 相手が探している獣の少女であることを祈りつつ。 ただ、相手も獣の一人には違いないことを心に留め、気配は出来る限り抑えている。 呼吸を抑えながら少しずつ近づいていき、焚き火の明かりが認識できる距離まで近づくことが出来た) …当たっていて欲しいですね… [Sat 9 Feb 2008 23:31:50]
◆ウルス > (髪の毛は焚き火の中で燃え尽きては真っ黒になり消えてゆく。まるで自分の死後を見ているような気分を味わってしまった。表情を歪めながらも、焚き火から視線を逸らさない。何時か死ぬのは当たり前な現象であること。) ……卑怯だ (二度目の命を拾った。それだけでも幸福だと思うべき。完全に燃え尽きると、興味を伏せたかのように焚き火からそらした。焚き火を正面にするように外套の上に座り込んだ。小型ナイフを鞘に納めていくと、身体を丸めていった。意識を別の方向に向けているせいか、互いが確認できる距離までは気付かないかもしれない。) [Sat 9 Feb 2008 23:24:06]
◆人影 > (同居していたものが姿を消してから、その姿を探して歩いていた。 巫女服、というやや目立つ姿ではあるが。 獣たちにとってはあまり関係の無いことだろう。 気にするとすれば知識を持って探すような者) …こっちへ向かったと聞きましたが。 (静かに歩いている。 途中。 焚き火とその匂いに気が付くことが出来れば、 足を匂いのするほうへと向けていく) [Sat 9 Feb 2008 23:18:28]
◆ウルス > (誰にも言ってはいないが、髪を伸ばしていたのも回りに、そしてリュールに褒められたから。後は平和を手にすることが出来るように願掛けをしていた。今となってもう叶えることは出来るのか危ういし、願掛けする価値はない。其処までは分からないし、頼るものから離れた時点で平和とも平穏とも言えない。) む……? (長い金髪を切り落してから、首筋や背中が裸になったような気分を覚える。僅か怪訝そうに瞳を細め上げていた。前髪は切り落さないもの、後ろ髪はアンバランスな具合になってしまった。) ………、はぁ。 (小さな溜息を吐き捨てると、切り落したのを集めてから焚き火に投げ捨てた。焦げるような匂いがし、鼻につくと嫌悪らしき顔つきを浮かべる。) [Sat 9 Feb 2008 23:17:01]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『誰かを探すように歩く影』 [Sat 9 Feb 2008 23:13:54]
◆ウルス > (猫科、豹という動物は狩人が危険視する五大動物に入るとされる。豹の恐るべきなのは、隠密の性質が極めて高い。トップスピードに達する加速速度も尋常ではない。更に小柄なサイズなほど、草叢に隠れてしまう。黒い柄を持つ豹なら夜に溶け込んでしまう。そういった特性を豹は備えており、狩人は常に不意打ちに合ってから豹を認識をするのが多い。) ……ふう、何処に居るんだろう。 (小さな溜息を吐き捨てながら、長い金髪を目の前に寄せていった。そして刀身を金髪に優しく撫でるようにしながら、力を込めていった。膝に長い髪の毛が溜めていく。余裕は何処にもない、頼るものがない。髪の毛ですら邪魔なだけ、切り落していった。) [Sat 9 Feb 2008 23:00:56]
◆ウルス > (鞘から小型ナイフを抜いた。小奇麗な刀身を保つもの、少量の血液が付いているのを気付いた。尻に敷いてある外套に擦り付けるようにして汚れを拭い取った。) ……。 (元通りとは言えないが、ある程度は綺麗になった刀身を見詰めると寡黙になる。耳を澄ましても、聞こえるのは葉同士が擦れ合う音や小動物の寝息や行動など聞こえてくる。人間らしい足音は聞こえない。夜の森は人間にとって最も危険な場所なのだから。森には危険な動物を潜めており、夜行性には夜の眼を持って狩人の隙を疑う。狩人はランタンだけでは周囲に対する注意は完璧に行えない。気配を察知するものでもなければ、前触れの音は風が引き起こす葉同士の擦れ合う音で掻き消されるのだから。) [Sat 9 Feb 2008 22:54:32]
◆ウルス > (貧困街、暗黒街にて巫女服の着た獣娘は褐色を持ちながら翡翠の瞳を持っている。など正確な目撃証言は残さないもの、巫女服の着た獣娘とぐらいは残ってしまう。考えてみれば印象の強い衣類だったのかも知れない。もっと普通の衣類を用意して置けば良かったのかも知れない。無機質な表情は崩さずに、探しものを見つけられずにもどかしい感覚を抱くばかり。) …髪が邪魔だな (長い金髪を薄汚れた手で梳くようにするもの。途中で絡まってしまい、解くための作業に入ってしまう。これも苛立ちに思うと獣の耳尻尾を僅かに動かした。布袋を尻尾で引き寄せてから、小型ナイフは尻尾で絡みつくようにしてから手元に置いた。) [Sat 9 Feb 2008 22:44:06]
◆ウルス > (見上げると無数の葉々が月の光を喰らいながら、最後には弱々しい光が差し込んでくる。僅かばかり眩しそうに双眸を細め上げていった。) …と××地区には目撃証言が無いか (小さく呟きながら、本日の成果を口にしていった。誰にも聞かれる心配などない。ここは妖精の森の近辺にある別の森の中だ。多数の獣はいるもの、危険なケダモノは寄って来ない。目先にある焚き火のお陰なのか、それともケダモノを喰らった後の濃厚な血が血液に残っているのを警戒に覚えるのか、或いは…ケダモノじゃない。正真正銘の魔物だと本能的に悟ったのだろうか。そうかも知れない、同じ獣人であるフェイロンが察したのだから。) [Sat 9 Feb 2008 22:38:20]
お知らせ > ウルスさんが来ました。 『眠りの森』 [Sat 9 Feb 2008 22:30:06]
お知らせ > ミストル@ヴィジャランジャ河さんが退室されました。 [Wed 30 Jan 2008 22:19:12]
◆ミストル@ヴィジャランジャ河 > (明日にはクリスティアにつくだろう。あまり興味を引くものはなさそうだが。男はフェアリン出身だからして) ま、精油の補充とー・・・ 聖教会の見学、くらいですかね [Wed 30 Jan 2008 22:19:00]
◆ミストル@ヴィジャランジャ河 > んー・・・・・・ (黙って周囲に向けられている渡し守の顔。それを見ていると、大人しく昼に渡ればよかったかと男はいまさらながらに思った) ・・・ (はいた息は白く、夜の河の水は黒い) [Wed 30 Jan 2008 22:06:06]
◆ミストル@ヴィジャランジャ河 > (渡し守さんは頷くだけ。むっつりと口を引き結んで、まったく喋ってはくれない。溜息をつくものの自業自得だろう。無理を言っているのは男の方なのだからして) ―――・・・・・・ (ひょっとしたら集中しているのだろうか。暗い冬の夜に、舟をこぐことに) [Wed 30 Jan 2008 21:59:09]
◆ミストル@ヴィジャランジャ河 > (こんな時間にと渋る渡し守さんに、そこをなんとかと頼み込んでようやく舟に乗せていただいている。小さな舟だ。それでも揺れの少なさを感じるのは渡し守さんの腕のおかげだろうか) 舟を降りて、北西に進めばいいんですよねー? [Wed 30 Jan 2008 21:51:23]
◆ミストル@ヴィジャランジャ河 > (どのくらいの強さの敵がいるかわからない場所だからして。警戒は怠らないようにと思うものの) やー、すみません。 (渡し守のおじさんに、男はぺこぺこと頭をさげていた) [Wed 30 Jan 2008 21:40:02]
お知らせ > ミストル@ヴィジャランジャ河さんが来ました。 『ヴィジャランジャ河』 [Wed 30 Jan 2008 21:33:36]
お知らせ > ヴァリス@第十層さんが退室されました。 『( そして――青年がそこで見たものは。それは青年自身しか知らないことだ )』 [Sat 13 Oct 2007 23:15:22]
◆ヴァリス@第十層 > ( 大扉を開けた先――青年は一歩前へと踏み出す。隙間から身を滑り込ませ、中へと入った途端、背後で大扉が重い音を鳴らして閉じる ) ―――・・・・・・・・ ( かつん、かつん、と大扉の向こうへと歩んでいく青年の足音だけが静かに響く ) [Sat 13 Oct 2007 23:07:04]
◆ヴァリス@第十層 > ( ぎぃ・・・・・ ) [Sat 13 Oct 2007 23:01:53]
◆ヴァリス@第十層 > ( ―――青年は歩く。最下層であるその奥に存在する『何か』を知りたいがために。それだけの好奇心を埋めたいだけのために。 ) ( そして、青年は一つの大扉の前に立った ) [Sat 13 Oct 2007 22:59:19]
◆ヴァリス@第十層 > ――――ッ ( ―――――――――― ) ・・・・・・・ ( 止め―――っ ) ( られなかった ) ・・・・・・・・・・・・・・ ( 止められなかった。それこそが彼の未熟な腕前の証明 ) ――――――痛い ( 腕が? 手が? 心が? それとも―― ) ごめん・・・・ ( 殺してしまった。殺してしまったことを悔いることはしない。けれど――・・・・ ) ――――これだけは、もらっておくね ( 二本の鋏をリュックに括りつけ、紐結びなおして青年は歩き出そう。 ) 痛い ( 全てが ) 最下層へと進もう。それこそが――・・・・ここまで来て、一人を殺した意味なのだから ) [Sat 13 Oct 2007 22:43:12]
お知らせ > ハサミ男さんが退室されました。 『(ヴァリスは戦闘経験値5を獲得。)』 [Sat 13 Oct 2007 22:37:44]
◆ハサミ男 > (そんな事は、できないのにだ。 男はぐにゃりと膝を折り、崩れ落ちる。 鋏は、鍛冶屋が驚くほどに良い鉄でできている。持ち込めば、5万ほどの値が付こう。) [Sat 13 Oct 2007 22:37:04]
◆ハサミ男 > ガランッ。ガラガランッ。 (鋏だった二本の刃が、男の手から落ちた。その時にはもう、ヴァリスのロングソードは男の頭に深く食い込んでいた。) … (鼻まで裂かれた男は、ロングソードを頭に食い込ませたまま、じっとヴァリスの眼を見詰めた。ヴァリスの魂を、泥沼のような眼に吸い込んで道連れにせんが如く。) [Sat 13 Oct 2007 22:35:56]
◆ヴァリス@第十層 > ( どうなるかは鋏の持ち手にゆだねられるだろう。むろん、両腕をまとめて切断することは難しいだろう。振り下ろされるロングソードを防ぐことは難しいかもしれない。―――逆に鋏と剣をぶつけ合うならば、そこは必然的に剛と剛のぶつかりあいになるだろう。はては――また違う行動を取るのかは青年にはわからない ) [Sat 13 Oct 2007 22:33:06]
◆ハサミ男 > バキィッ… (ハサミの交差した部位とロングソードの刃が、再び激突し、火花を散らした。 鬩ぎ合い…) ギリッ、ギリギリギリ。 パキンッ。 (何かが光の線を描いて飛んだ。それは、ハサミをハサミたらしめる、交差部の軸…) ギャリッ。 (男は手を交差した。ヴァリスの切り下ろしに耐え切れず。) [Sat 13 Oct 2007 22:32:24]
◆ヴァリス@第十層 > ( 鋏を閉じる動作と振り下ろすだけで構わない動作。振り下ろす一撃に対して首を狙えば必然的に両腕が邪魔になるだろうか―――だが、それは本当に? もしかしたらそれ以前に広げた鋏とロングソードが再び噛みあうだろうか全力でのぶつかりあいで。 ) [Sat 13 Oct 2007 22:28:32]
◆ハサミ男 > (ヴァリスの首を挟み切らんと。) ショキン! (閉じた。) [Sat 13 Oct 2007 22:20:58]
◆ハサミ男 > (一撃に全てを篭めるのは、こちらとて同じ事。機動力を絶たれた今、捨て身の攻撃を繰り出すしか無いのだ。) ひたひたひた! (真っ直ぐ、只真っ直ぐ。それ故に、力は一方向に集約される。 一杯に開いた大ハサミを、構え。) [Sat 13 Oct 2007 22:20:18]
◆ヴァリス@第十層 > ・・・・怖いんですけど ( 駆け出す鋏男。それに呼応するように青年もまた駆け出そう。―――だが、 ) ―――。これに全身全霊を ( 剣術は未だに卓越した技術に達していない。何合も打ち合えるわけでもない。――――だから、 ) この一撃で―― ( 剣を振り上げよう。振り下ろすために。叩き伏せるために。相手の力を打ち据えるためにっ ) [Sat 13 Oct 2007 22:16:49]
◆ハサミ男 > … (聞いているのかいないのか。男はゆっくりと首を回した。 穴のように光の無い眼で、ヴァリスを暫し、見…) ひたひたひた! (鋏を開き、駆け出した。足の指が折れ、先程までの速度は無い。) [Sat 13 Oct 2007 22:10:25]
◆ヴァリス@第十層 > ・・・・・・・・・・・・・・もう嫌だ・・・・・・・・・・・・・・ ( やっと距離がとれる。とれたと言うべきか、取らせてくれたというべきか。 ) ―――・・・・・・、 ( ロングソードを左手に持ち直す。右手が少しだけ痛い。 ) ――― ( 錆びたロングソードも使うか? ・・・・・いや、丈夫ではあるが斬り味に不安がある。だというならば、ちゃんと街で整備しないとなぁ ) ――もう、終わりにしません? ( 構えたロングソード。一呼吸で闘気を練り上げよう。意識を変えて、集中しよう ) [Sat 13 Oct 2007 22:08:12]
◆ハサミ男 > (否、鋏で押さえ込んでいた剣を放し、か。) [Sat 13 Oct 2007 22:03:54]
◆ハサミ男 > メキボキリ。 (静寂に浮き彫りになったのは、男の足の指がヘシ折れる音。折れた骨が肉を突き破り、男の足から血が垂れる。黒ずんだ体液は、異臭を放った。) たっ… (鋏を放し、一旦間合いを取った。) [Sat 13 Oct 2007 22:02:05]
◆ヴァリス@第十層 > ――だぁ! またピンポイント! 殺したいだけなら上の階層のもっと弱い魔物でも虐めてろっての! ( ざっくざっくと紐を切断したナイフをそのまま地面に落とした青年は執拗な攻撃に―――もう泣きたくなってきた ) ――――っ ( 両手で構えている鋏であるならば片足になればバランスも崩れるだろうか。そこを押せば―――とも考えたが思い直す。それよりも―― ) 俺だって―――蹴れる・・・かなぁ ( 前蹴りに併せて此方も前蹴りを。蹴りと蹴りとでぶつかり合うことができるだろうか。―――ここに、裸足と爪先に鉄を仕込んだブーツの違いがどれだけあるかどうか ) [Sat 13 Oct 2007 21:57:14]
◆ハサミ男 > (ヴァリスの身軽になるを見るも、それをさして気にする風ではなかった。視線は、ヴァリスの剣持つ右手に落ちる。僅かに屈み。) ヒュバ! (剣を抑えたまま、裸足で前蹴り!ヴァリスの右手のいずれかの指でも折れれば御の字!) [Sat 13 Oct 2007 21:50:10]
◆ヴァリス@第十層 > ( どれだけの膂力と脚力を保持しているのかは知らない。だが――その人の胴体すら切断することすら可能な大型鋏を持ちながらの脚力と、人の手首を決められるだけの膂力があるのだろうか。―――無論、いくら人間の限界を超えたところで相手が『人でなし』ならば意味も無く、片手では限界もあるだろう。だから――・・・・・ ) 少しは―――っ! ( 捻られはするがそれは我慢できない程度ではないフランベルジュなどのように剣を手首の動きで絡め取るような武器でないことが幸いしたか。 ) ――――― ( 拮抗。その中にあって、青年は左手に持つ銀ナイフを握り締め―――ざくっ、と自らのリュックを背負う紐を切らんとするだろう。余分な重みはいらない。――この敵は、荷物を持ったまま戦える相手ではないのだから ) [Sat 13 Oct 2007 21:46:25]
◆ハサミ男 > ガヂィン! (刃の交差する場所へ噛ませられた、ヴァリスのロングソード。) ギチギチ… (鋏は閉じない。だが、ロングソードも拘束される。) … (ぐりっ、鋏を捻り、ロングソードを捻る。手の甲の方向、手首を捻り難い方向へ。ヴァリスの右手の間接を極め、左腕での攻撃も制限せん。) [Sat 13 Oct 2007 21:14:25]
◆ヴァリス@第九層 > ―――ちょ、ピンポイント ( 両手持ちであり、その人物が鋏にこだわっているのかどうかはわからない。だが――・・・・、手首を狙った一撃ならば僅かに姿勢を落とせば刃を噛ませる事が可能だろうか。腰を落とすことで衝撃に耐えることがよりできるように。―――だから、鋏と言うのは一番もろいのが結合部分。片方の刃ともう片方刃が交差する一点。そこにより近いところに噛ませる事ができるならば、鋏は大きく閉じられることは無いだろう―――と青年は判断する ) [Sat 13 Oct 2007 21:09:07]
◆ハサミ男 > ひたひたひたひた! (瞬きは許されない。その間に、男は間合いを詰める。 ロングソードを重ね合わせたかのような大鋏は、否が応にも両手持ち。) ショキショキ。 ひた。 (立ち止まるのは、踏み込み。) ショキン! (ヴァリスのロングソード持つ右手首、チョン切らんと鋏を閉じた。) [Sat 13 Oct 2007 21:01:39]
◆ヴァリス@第九層 > いいいいいいいいいいいいいいいいいいやぁあああああああああ ( 絶叫。 ) 来るな! なんか怖い非常に怖いどれくらい怖いかと言うとなんかもう筆舌に尽くしがたいほどに怖い! ていうかめちゃスルーですやん ( その人の胴体すら切断しそうなほど大きい鋏を持ちながら発揮される速力。スピード型と判断。思考の高速化。集中しろ――集中 ) だぁあああ―――もういやじゃ! もっとこうのんびりと話し合いとかできなものなのかな! ( 叫び、抜刀するだろう青年の一刀。その鋏が両手なのか、片手なのかは分からぬが、とりあえず青年は右手にロングソードを、左手に銀ナイフを握り、ロングソードで迫り来る鋏を迎え撃とうとするだろう ) [Sat 13 Oct 2007 20:57:31]
◆ハサミ男 > ひたひたひたひた! (裸足が石の床を叩き、足音を立てた。男はヴァリスへと一直線に馳せる。 ハサミと粗末な服以外の持ち物が無い男の足は速い。今後ろを向ければ、背後を襲われるだろう。) [Sat 13 Oct 2007 20:48:18]
◆ハサミ男 > (その眼は焦点という物が無く、死んだ魚のそれのよう。) [Sat 13 Oct 2007 20:45:23]
◆ヴァリス@第九層 > ―――――・・・・・・・・・・・・・・・ ( なんかもっと想像では神秘的な場所だったらいいなぁ、とかなんかまあ色々考えてたわけで。―――と、そんなことを考えてみればなんともいえなグロテスクな生き物がいーるじゃありませんか。 ) ――――さて、 ( 一息 ) 帰りましょうかっ ( なんか見た目非常に怖いのでこのまま第九層へと引き返そうとするチキンがここに一人居たりする。 ) [Sat 13 Oct 2007 20:45:00]
◆ハサミ男 > (避けられぬ道の先に佇む影が振り返ると、男が手にした大きな鋏が煌いた。) ショキショキショキ… (開閉すれば鳴る、人の胴を両断せんばかりの巨大な鋏。 第十層にて、それはヴァリスを待っていた。) [Sat 13 Oct 2007 20:40:28]
◆ヴァリス@第九層 > ( 焦燥感でもなければ恐怖感でもない。走り抜ける先に何があるのだろうか、という純粋なまでの疑問だけだ己を突き動かす。 ) ――― ( 見えた。頭の中に打ち込んだ第十層への階段。その入り口。 ) ―――っ ( とん、と身軽に躊躇無く、第十層への階段に身を投げ込んだ。数段飛ばしに階段を駆け下りていく。頬にあたる空気。風とは言えない沈殿して腐ったような空気に眉根を寄せた。 ) ―――・・・・ ( そして、 トン と、 ) ・・・・・第十層到着ですよ、と ( たん、と着地した青年は腰の剣を指先でとんとん、と叩く。 ) ―――どこまで続くのかな ( 二桁になった階層。他に変わりがあるだろうか、今までと違うのだろうか、それともここが終点なのか、それともここはまだ通過点でしかないのか ) [Sat 13 Oct 2007 20:38:42]
お知らせ > ハサミ男さんが来ました。 『(ヴァリスの行く手。背中を曲げた影。)』 [Sat 13 Oct 2007 20:38:16]
◆ヴァリス@第九層 > ( 駆け抜ける。細かく刻むように走るのではなく、一歩一歩を大きく跳ぶ様に第九層を走り抜ける。追ってくる敵はいない。――襲ってくれる敵もいなければ命の危険を感じることも無い。――戦場であるとは思えないほどに。 ―――だのに、背中に汗を掻き、緊張を張り詰める。 ) ――― ( 呑まれているのだ、と青年は思う。近く、遠く、だが確実に。――何かが潜んでいる。この先に――この階下に。 ) ―――なんだろうな ( 苦笑。何が存在しているのかはわからないが、わからないからこそ楽しみであり、また好奇心であるのだ ) [Sat 13 Oct 2007 20:28:16]
◆ヴァリス@第九層 > ( 第九層に進入。少しずつ書き足していったマップはすでに頭の中に収めてある。背中傷の具合も悪くは無いがよくも無い。 ) ――――・・・・・・っ ( 柄を握った手が汗ばんでいる。その事に気づき、苦笑を漏らす。朝なのか昼なのか夜なのか定かではないが、起きてすぐは気分が沈んでいた。だが、その身が戦場にあることを思い出せば全てが瑣末な出来事として頭が処理してくれる。戦場に置いて大切なのは生きることか、意味ある戦いをするかである。 ) [Sat 13 Oct 2007 20:09:25]
お知らせ > ヴァリス@第九層さんが来ました。 『―――走り抜ける』 [Sat 13 Oct 2007 20:06:31]
お知らせ > ヴァリス@8Fさんが帰りました。 『背を押されるまま、第九層へと青年は足を進める』 [Sun 7 Oct 2007 22:01:24]
◆ヴァリス@8F > ( マッピングをする時は安全を確認した部屋で行なう。細かく丁寧に一つ確認したらその確認した部屋で。歩きながらでは注意力が散漫になるからだ ) ――――・・・・・・ ( 鉛筆がすらすらと壁を背にした紙のうえを滑る。丁寧と言っても『大体』であったりする。その匙加減は気分次第であった。 ) ――さて ( 何度目かになる同じ呟きを落とし、青年は部屋から抜け出す。長い廊下の先、その先だけが地図に書き足していない地域である。――つまり、次の階段があるだろう区画 ) ・・・・・・引き返すなら今。と誰かが囁いていそう ( かつん、と言葉に反して靴音が鳴る。 ) ―――が、ここまで大きな建造物。その最下層に安置されている物(者)がなんのか。確かめたい ( それは好奇心であった。探究心と言い換えてもいい。――その、人間が昨今の繁栄を形作る素となった悪癖が今、青年の背を押していた ) [Sun 7 Oct 2007 21:54:09]
◆ヴァリス@8F > ( 埋まっていない地域が近づくと同時に神経を集中させる。全身系を過敏なレーダーのように研ぎ澄まし、僅かな音すら聞き漏らさないように耳をすませる ) ―――・・・・・ ( ばちばちと松明が燃える音と、靴音だけが静寂と闇の中を響く中、いつでも剣を抜けられるように右手を空かせる。左手は鞘の上に置き、支えられるようにしておく。――自然体に見えるが細かなところでいつでも臨戦体勢に切り替えられるようにしておくこの形を『無体』という。 ) ―――――・・・・・・ ( 行き止まり。そして無駄に広い部屋。狭い部屋。拷問部屋。留置場。それら今でも使えそうな部屋からすでに朽ちている部屋まで。――それらを一つ一つ確認するのは骨が折れるし、なにより集中している精神を維持しているのに少しながら疲れを感じるのだが、命と引き換えにはできない ) [Sun 7 Oct 2007 21:42:33]
◆ヴァリス@8F > ( ――・・・・さて ) [Sun 7 Oct 2007 21:34:45]
◆ヴァリス@8F > ――――この先の階層が気になるのも事実だし。『誰かのため』の誰かというのも気になるな ( 好奇心は猫をも殺す。そんな言葉が脳裏をかすめたが気にしないことにした。なるようになる ) ―――・・・・さて、 ( 腰掛けていた倒れた石柱から腰をあげ、歩き出す。階段の場所を予想しつつ、その予想が外れているかどうか確認する。その繰り返しもそろそろ手馴れてきたが、同時に飽きもきていた ) ―――元々魔物が少ないのかもしれない。 ( 襲ってくる数などを吟味すると、そもそもこの遺跡に魔物が存在している数自体が少ないように感じる。そんなことを考えながら、埋まってない部分を目指して歩く ) [Sun 7 Oct 2007 21:32:46]
◆ヴァリス@8F > ( 第八層。ヴェイトス島に存在する地下迷宮であるならば、すでに人の手では抗えぬ魔物が存在していてもおかしくない階層である。 ) ――――・・・・・・うーん ( 半分ほどだろうか。大まかな第七層などの全体図や今までの階層のマップと比較してみて、そう思えるほど埋まったマップを手に、青年は一人呟いた ) ―――引き返そうか。それとも――・・・・ ( このまま進むか、である。正直なところ、すでに錆びているとはいえロングソードを一本手に入れた現在。十分すぎる利益は得たのである。 ) ―――・・・・・ ( 埋まっていない地域を手に持った鉛筆でトントンと叩きながら、しばらく悩む。 ) [Sun 7 Oct 2007 21:25:23]
お知らせ > ヴァリス@8Fさんが来ました。 『――・・・・・・そろそろ引き返そうか。そんな事を思った』 [Sun 7 Oct 2007 21:21:13]
お知らせ > ヴァリス@7Fさんが退室されました。 『浅く溜息を落とし、階段が無事であることを祈ろう』 [Sun 7 Oct 2007 00:13:58]
◆ヴァリス@7F > ( そうやって探索するのも七度目になる。同じ建造物の中を歩き回っていると、そのうち建築者の癖というものが見えてくる。その人物が好んだ建築様式や階段の置き場所とか柱のデザインなどである。――そうなってくると自ずと『どっちのほうが階段に近い』という第六感的感が働き始めるのであーる。なんて偉そうなことを言うが『前の階では〜構造であったし、前に似たような構造ならきっとこっちに階段を置いてるかも』程度の根拠でしかない。それを理由に右へ左へとくねくねと曲がりながら階段を探す。どうしても見つからなかったら落盤の岩や空気が腐ってる場所まで調べないといけない。それだけは――嫌だ。数は少ないが、これ以上そういう場所は増えないで欲しい ) [Sun 7 Oct 2007 00:09:49]
◆ヴァリス@7F > ( ――が、作為的ってなんだろうか。まさか遺跡最深部にいる親玉が御腹すいてるから向こうから来てもらおうとか? まさか。それだったらなんか部下っぽい魔物にそれこそ積極的に狩りを任せていればいい。縄張りに侵入した得物を逃がすわけが無い。――では、 ) ――ん〜? ん〜・・・・ ( かっくん、と首を傾げる。ダメだ。思いつかない。――都合よく考えるならば、『誰かの手に渡りたいアイテム』なんてものがあるのかもしれない。――が、獲らぬ狸のなんとやら。無駄な期待はしておかないでおこうと思う。 ) ―――さて、後は――っと、 ( ひょい、と倒れた石柱を踏み越えながらマップを眺める。後行ってなくて怪しそうな場所は―――・・・・ ) [Sat 6 Oct 2007 23:57:42]
◆ヴァリス@7F > ( 七階ともなればそうとう深い階層であり、同時にあまり人が立ち入らない階層でもある。――つまるところ、所々落盤があったり道が塞がってたり空気が腐ってて通れなかったりする。――手作りマップにいくつも書き込まれていく×を確認しながら、青年は「ん〜」と天井を仰いだ ) ―――・・・・ここ最近、襲撃がぱったりとやんだなぁ ( それこそスケルトンやゴーレムに会う前のように。なんだかわけがわからない。いきなり襲撃される回数が増えたり、減ったり。これはもしかして――・・・・なにか作為的なものがあるんじゃないんだろうか。そんなことを疑ってしまう ) [Sat 6 Oct 2007 23:53:05]
お知らせ > ヴァリス@7Fさんが来ました。 『てくてくと歩く』 [Sat 6 Oct 2007 23:40:53]
お知らせ > ヴァリス@6Fさんが退室されました。 『そしてほどなくして下への階段を見つけたのであった』 [Sat 6 Oct 2007 00:18:04]
◆ヴァリス@6F > ( ゆらゆらと揺れる松明の明かりだけが頼りである。 松明の火が走ったぐらいで消えるとは思わない。だが、後ろからの足音が――足音が・・・・足音は? ) ―――・・・・・・れ? ( 聞こえない。あれ? と青年は首を傾げる。もしかして巻いたのだろうか。うぉー、知らずに俺って足早くない? とかなんとか素早さ10を実感する。――いや、青年自身はそこまで自分が速いなんて自覚は無いんですけどね。比べる人もいないので ) ――大体埋まってるから、後は――・・・・こっちかあっちか。階段はそう遠くないと見た。ふふーん。もしかして俺って一位? 誰よりも早く最下層到着しちゃったりしてー・・・・・。そしてなんか本来の俺の目的忘れかけてる気がするけど気にしなーいっ ( うっし、と気合を入れなおして歩き出す。てくてくと。いやぁ、敵が遅くて助かったわーなんて。自覚してない分だけ性質が悪い自称傭兵が6Fの闇を逝くっ ) [Sat 6 Oct 2007 00:11:37]
◆ヴァリス@6F > 色々と訂正 足音を→足音が 複製→複数 [Sat 6 Oct 2007 00:06:55]
◆ヴァリス@6F > ( 一対一? 冗談ではない。『怪我したらどうするんだ!』。そんな傭兵としてどうよって思う思考をぐるぐると回転させながら走る。下の階段はどこか、と。――聞くが怪我してみろよ。痛いから ) ―――っ、ここはさっき通ったっ! ――てことは――・・・・ ( どたばたどたばたごごごごごごごどってんごろりんぴぎゃー ) こっち! こっちは行ってないからこっちに階段があると見た! ( ずびっ、と指差した先へと身体ごと突っ込んで侵入する。 ) [Sat 6 Oct 2007 00:02:26]
◆ヴァリス@6F > ( 階下へと侵入して数日。――青年はひたすら走っていた。というか今走っていた。とりあえず走っていた。一心不乱に走っていた。爆走暴走一激突撃ばりに走りまくっていた ) ――――っ ( 柱を影にして走り回る。青年がバタバタと走り抜けていった後に続いてバタバタと人間の足音を鳴り響く。複製なのか違うのかはもう自分の足音と違うので判別できない。 ) ―――ぅ〜 ( 叫びたかった。心の底から叫んで「助けてください!」とか「くるなぁ!」とか言いたい。けど無理だった。だってそれで仲間を呼ばれたら大変なんだもの ) [Fri 5 Oct 2007 23:49:54]
お知らせ > ヴァリス@6Fさんが入室されました。 [Fri 5 Oct 2007 23:46:45]
お知らせ > クレイミノタウロスさんが退室されました。 [Wed 3 Oct 2007 23:18:08]
お知らせ > クレイミノタウロスさんが入室されました。 『階下の侵入者に☆3を残して。』 [Wed 3 Oct 2007 23:18:00]
お知らせ > クレイミノタウロスさんが退室されました。 『暫しの間を置き土くれのミノタウロスはその場から離れる。』 [Wed 3 Oct 2007 23:16:23]
◆クレイミノタウロス > (自身の攻撃を避け階下へと逃亡した侵入者に対し土くれのミノタウロスは階段の前で追撃を止めて。)・・・・・・。(侵入者が戻って来るのを期待したのか、それともその場に新たな侵入者が訪れるのを待っていたのかは分からないが、土くれのミノタウロスは下のフロアに続く階段とその先の闇を暫し見つめ) [Wed 3 Oct 2007 23:15:18]
お知らせ > ヴァリス@5Fさんが帰りました。 『・・・・・・そして青年は更なる常闇へと降りていく』 [Wed 3 Oct 2007 23:12:18]
◆ヴァリス@5F > ( 無論、打ち合えば戦闘も出来たであろう。――が、それには怪我をしてしまう可能性があった。――それは本意ではない。 そう、結論付けた青年は足早に六階への階段を駆け抜けていくだろう。――はたして、ミノタウロスの目的はなんだったのか。「はやく六階に下りろよっ!」とかそんなことだったりしたら少しだけ申し訳ないと思う。思う必要はないのだけど ) ――・・・・ ( たんたん、と軽快な音だけが闇に吸い込まれていく。――そして青年は六階へと侵入する ) [Wed 3 Oct 2007 23:10:38]
◆クレイミノタウロス > (大振りで振るわれた槌が貴方を捉える事無く空を切れば、バランスを保つ為に足を踏ん張り次の攻撃に備える為に構えなおし、再び突進と槌による攻撃を行おうとして。)(打ち合えば互角に等しかった互いの力であるが、足の速さでは土くれの牛人形に分は無く。貴方が本気で逃げようとするならば追撃の木槌は尽く空振り、まるで貴方を階下へと押し遣っている様な状態になるだろうか?)(ちなみに土くれの牛人形は階段の手前まで追いかけてくるが、それ以上先にまでは追いかけてくる気配を見せる事は無い。それはこのゴーレムがこのフロアに訪れた侵入者を排除する様に命令を与えられた為の結果。無論、貴方がこのゴーレムがこの場にいる間に戻って来なければ知る由もない事なのだが。) [Wed 3 Oct 2007 23:04:36]
◆ヴァリス@5F > ―――・・・・・・ ( 意味が通じたのか。それともただ震えた頭を正すために行なった動作なのかはわからない。だが―― ) ―――っ ( 一歩後ろどころではない。大きくジャンプして避けようとするだろう。無論、その攻撃に配慮が無いのなら此方も配慮なんてない。全力で向かい打つ、そして―― ) この戦い。俺が勝たせてもらうよ ( 言うが早いか。彼の脳内では一つの道筋をあげていく。――ずばり、背後からやってきたミノタウロスにたいし、此方は階段へと向かっている最中であったのだから、このまま六階に降りてしまえばいい。――目的は魔物の駆除ではない。『調査』であり、無用な戦いなら避けるべきでありぶっちゃけますと六階に降りられればなんでもよかったりする。最初から降りる気満々だったし )( と、いうわけで。無事更なる追撃もなく避け切れたのならば、彼は真っ先に逃げ出すこと請け合いである ) [Wed 3 Oct 2007 22:54:52]
◆クレイミノタウロス > (槌を弾かれ仰け反った土くれのミノタウロスは数歩下がり足を踏み止めれば、まるで何事も無かったかのように槌を握り直しその構えを先に見せた振り下ろす為の物から横に薙ぐ際に使う物に変えてゆっくりと歩き始めたが、貴方からの言葉を聞けばそれに反応する様にその動きを止めて。)・・・・・。(貴方からの言葉に返すのは暫しの沈黙。その様子はまるで何かを考えているかのようにも見えるだろうか?)・・・・・。(それから数秒の間をおき見せたのは、まるで小さく首を振る様な仕草。それは一瞬の物だが、貴方に対して声なきゴーレムが自身のできる限りで意志を見せた動作なのかもしれない。)(それから一拍の間を置けば、ゴーレムは再度攻撃を仕掛ける為に貴方の元へと駆け出して。次に行うのは先の攻撃とは違い貴方の胴を打つ様な横なぎによる攻撃。その攻撃には貴方に対する配慮の感情など微塵も感じさせないだろう。) [Wed 3 Oct 2007 22:49:16]
◆ヴァリス@5F > ( ぶつかり合う『剛』と『剛』。正面切っての一撃を見合い、引き合う。青年自身、想定内の背中の痛みに眉根を寄せるものの、呻き声すら洩らさない。 ) ――――・・・・・・ ( 功を制したのは卓越した動きで攻めてくるようなタイプではなく、パワータイプであったことか。押し返したところで青年は一歩下がり、剣を正眼に構える。 ) 俺が必ず勝つとは言いません。――言葉がわかるのなら、退いてはくれませんか。お互い無駄な戦いはしたくないはずです ( 青年の顔は真剣である。土くれだろうとなんだろうと。殺しあわないで済むならそれが一番いいに違いないのだから ) [Wed 3 Oct 2007 22:31:07]
◆クレイミノタウロス > (侵入者が居れば叩き潰す・・・ソレが俺のジャスティス!とかそんな理念を持っているかは分からないが、少なくともこの魔法生物が貴方と交渉したりするような素振りを見せる事は全く無いだろう。)(己が振り下ろす木槌に対して返されるのは、正面を切って返される鉄剣による切り上げ。その二つが互いの間でぶつかり合えば)「ガキッ!」(硬い金属音がその場に響き、木槌はまるで振り下ろした際に通った軌道を戻るかのように宙に弾かれて。当然それを持っていた土で出来たミノタウロスも持ち手に引っ張られるように後ろに仰け反り、数歩後ろによろけ後ろに下がっていく。) [Wed 3 Oct 2007 22:24:57]
◆ヴァリス@5F > ――――っ ( ちょっと待ってください。話し合おう。世界は愛で満ちて・・・ないよなぁ。いや、とりあえずいきなり攻撃するのはちょっ―― ) ゴーレムだからって喋れないならジェスチャーとかしてみよ――あ、そうか。ゴーレムだから声も聞こえないのか・・・な? ( となると此方の言葉を理解することもないのだろう。 )( ――さて、こうなってしまえば後は遣り合うのみか。振り上げられる木槌。流石は伝説の存在であるミノタウロスか。威圧感ばっちしである。 ) ―――だが、 ( 一歩、踏み込む。抜かれる鉄剣、鞘走りから直接木槌と打ち合わせようと振り上げよう。相手の得物は一本であるならば、全身全霊を持って応えよう。 ) [Wed 3 Oct 2007 22:08:22]
◆クレイミノタウロス > PL訂正:「頭上から」→「頭上目掛けて」に訂正を。 [Wed 3 Oct 2007 22:03:03]
◆クレイミノタウロス > (牛の獣人を模したソレは貴方の出方を窺っているのかソレとも何かを判別しているのだろうか?足を止めた位置から動く事無く暫しの間静止していたが・・・・)「ドッ・ドッドドド!」(貴方の疑問を投げ掛ける言葉、それを紡いだ声から牛の土人形はどうやら貴方を「敵」とみなしたのだろう、貴方からの質問にこの行動が回答と言わんばかりに一気に走り始める。その巨躯ゆえに貴方より速い動きとは言えないが、槌を構え迫ってくる姿はかなりの威圧感があるだろうか?)(貴方に近づく事が出来れば、貴方の頭上から木槌を振り下ろそうとするだろう。) [Wed 3 Oct 2007 22:01:15]
◆ヴァリス@5F > ―――――ゴレーム。じゃなかった。ゴーレム? ( ―――土で出来ているだろうその身体に武器は木槌。恐らくは――・・・・・ ) なるほど。この建造物を立てる際に使われた古代の建築用存在! 古代の遺物―――ですよね? ( かくん、と首を傾げて目前のゴーレムに問いかけてみる。これで言葉が通じればいいなぁ、とか思ってます。ほら。世界は話し合いが出来れば平和になるのですから。 ) [Wed 3 Oct 2007 21:53:18]
◆気配 > (背後からの来訪者に身構えた貴方の様子に気付いているのか気付いていないのか、足音の主は歩調を変える事も無いまま貴方のいるその場所へと足を踏み入れ)「ドッ・・・」(貴方と向き合う形になればその場で足を止める。)(貴方の前に姿を見せたのは貴方が望んでいたようなかわいいモンスターではなく、人の身体に牛の頭と下半身を持ち合わせた俗に言うミノタウロスと呼ばれるどう見てもごつい怪物。ただ、厳密に言えばそれはミノタウロスその物ではなく、体が土で出来ているミノタウロスを模した魔法生物か何かなのだが。)(ちなみに獣人を模したソレの手には工事現場で杭を打ち付けるのに使うような木槌が握られている事を追記して。) [Wed 3 Oct 2007 21:50:02]
◆ヴァリス@5F > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・門番とかそういうわけじゃないよね? ( そんな馬鹿な話があるわけあるかいのーぅ。こちとらスケルトン(骨)と戦って勝ったんだから通してくれるんだよねぇ。なにこの「誰か」とか気になるんですけど。その存在に入れ知恵かなにかですかっ ) ――――・・・・・・・ ( すぅはぁ、と深呼吸を一つ。腰にあるのはロングソード二本。 ――大丈夫。今度は油断しない。 眼が背後の空間から忍び寄ってくる存在を視界に納めようと細められる。自然と伸びる手は片刃のロングソード一本。いつでも抜けれるようにし、その存在を迎え撃とう。――――と、思えばこのまま六階まで逃げることも可能じゃなくなくない? ) [Wed 3 Oct 2007 21:39:42]
◆気配 > (その場から貴方が幾歩か歩いた頃だろうか?それはまるで貴方が下のフロアへ向かおうとする事を阻害するかのように貴方の後ろの方からその足音を響かせる。)「ドッ・・・・ドッ・・・・」(靴音にしては鈍く、裸足にしては大きすぎる・・・まるで大型の草食動物が地を踏みしめるかの様な音を鳴らしながらソレはゆっくりと貴方のいる場所へと向かってくるだろう。) [Wed 3 Oct 2007 21:34:54]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『鈍い音』 [Wed 3 Oct 2007 21:27:43]
◆ヴァリス@5F > ( ―――さて ) ―――、一日待つか。それとも今から6階に下りるか。 ( むぅ、と唸る。 ) 後になって「あー、やっぱ無理でした=死亡」とか嫌だしなぁ ( 背中傷だから薬を塗るのも一苦労。また背中に傷とか欲しくない。というか傷全般ほしくない。クーリングオフは利かないんでしょうか ) ―――ともあれ。行ってみないことにはなーにも変わらないしなぁ。「誰か」ってのも気になるし ( よっこいせ、と立ち上がる。野営地をどうするか少しだけ悩む。結果として、嵩張らない程度に持っていき、とりあえず拠点としてテントなどは置いていくことにする。まあ、ベースキャンプの大量消耗品のひとつである。さて、 ) ――ぁ〜、怖い人が出てきませんように。できれば可愛いモンスターにしてください。スライムとかタッヒーとかチョコホとかモグーリとか ( んなことを呟きながら六階階段まで向かう ) [Wed 3 Oct 2007 21:22:45]
◆ヴァリス@5F > ( 背中の傷が疼くのを感じながらも剣を振ってみる。傷を負った次の日はほとんど休み、その次の日は少しだけ探索をし、なんて感じに徐々に調子を取り戻そうと『ダンジョン内で』動いていた。そして現在、行なっているのは背中の傷の痛みに『馴れる』ことであり、その痛みで集中が途切れないようにするためである。――とはいえ ) ・・・・背中ってのは痛いよなぁ ( ぐりぐりと肩を動かしてから、二、三度再び剣を振りながら調子を見てみる。場所は六階への階段から二つほど部屋が離れた場所に野営地を置いていた ) [Wed 3 Oct 2007 21:04:34]
お知らせ > ヴァリス@5Fさんが来ました。 『剣を振ってみる』 [Wed 3 Oct 2007 21:01:52]
お知らせ > 大猿さんが帰りました。 [Tue 2 Oct 2007 23:30:25]
お知らせ > 艶子@3Fさんが帰りました。 『( 大剣を拾い、一先ずMJの元へ戻ろう。 )』 [Tue 2 Oct 2007 23:30:23]
◆大猿 > (戦いを終えた猿は、どこか満足げな顔を浮かべたようで。当分、目を覚ましてもここに近づくことはないのだろう。新しいなわばりの所有者を認めたようで、艶子が譲ろうがにおいが消えるまでは、貴女の場所だ) 【残されたのは牙と、バトルポイント3】 [Tue 2 Oct 2007 23:29:01]
◆艶子@3F > …。 ( 足元に転がる牙を拾い上げる。指先で弄び、ふんと鼻息を一つ吐いて笑った。そういえば、屍竜の時もこうして牙を持ち帰ったか。 ) おい。聞いているかエテ公。 …お前、凄いヤツだよ。この私の剣を受け止めるなんてさ。 ( 頭は痛いし、最後の斬りの衝撃で腕が痛い。特に右肩がギシギシいってやがる。 それでも艶子は満足そうな面を相手に向けていた。別に命を大事に、なんていう事が言いたい訳じゃない。奴は所詮猿だが、強かった。だからそれなりに敬意を払ってやるべきだ。 ) 縄張り争いはお前の勝ちだ。ただ、ここは通して貰うぞ。 ( しゃがみこむと、エテ公のおでこに軽くキスしてやろう。何でそんな事するかって?単なる酔狂さ。単なるな。 ) …さて、MJに言ってコイツの目が醒める前に通り過ぎてしまわないとな。 ( 怪我の治療もしなくてはならないし。 ) [Tue 2 Oct 2007 23:21:19]
◆大猿 > …………。 (どすん、筋肉の量だけ重いけだものはその場に崩れ落ち、小さく呼吸をするのみで一向に起きる気配はない。白目をむいて瞼をひくつかせながらけいれんしていて……。衝撃で折れたのだろうか、その牙が根元で砕け、足元に転がっている。ネックレスの素材にでも使えそうだが、漢方の店に持っていけば2万エンはするであろうしろもので……) [Tue 2 Oct 2007 23:17:53]
◆艶子@3F > ( ばッ、と顔に血化粧が飛び散り、傭兵の身体は再び後ろに跳ね飛ばされ、背を強く打った。ヤツの頭部を両断する事が出来なかった――勢いが相殺されてしまったのだ。 私は起き上がるより先に、慌てて自分が握ったままの刀を見遣る。…大丈夫だ、折れてない。 ありがとう父上、アレックス、助かった。 ) ………殺ったか…いや。 ( よろよろと立ち上がり、近づく。刀の刃は深くは入らなかった。気絶しているだけか。こいつは野生だ、暫くすれば目が覚めるだろう。 …止めを刺して行こうかどうか迷ったが、止めた。刀に付いた血を拭い、収刀する。 ) …私の目的は殺す事じゃない、戦いに勝つ事だからな。 ( ふう、とため息を吐く。こっちも手酷くやられた。探索は続けられるけど、MJにまた叱られてしまう。 …気絶した大猿の顔を覗き込む。 ) [Tue 2 Oct 2007 23:06:08]
◆大猿 > (艶子の手に伝わるのは十分すぎる衝撃。当たった刃は鍔先三寸の一であったが、双方の勢いは大猿の脳を揺さぶるのには十二分で。お互い鼻先が触れるような距離で顔を突き合わせた大猿の瞳は驚きに見開かれる。次の瞬間額から血が吹き出しその場に昏倒する) っ! (当分起きる気配はなく、とどめをさすことも容易だろう) [Tue 2 Oct 2007 22:56:12]
お知らせ > 大猿さんが来ました。 [Tue 2 Oct 2007 22:53:29]
◆艶子@3F > ( 刀とは。…刀とは、対人用の武器である。いくら相手が人型とはいえ、この戦いにはあまり向いていない。だが、やるしかないだろう。 傭兵は腰から静かに刀を抜き放った。そして剣先を上に向け、軽く掲げるように刀を顔の横へ。トンボの構えと言われる、己の剣術の基本の形である。というより、この剣術にはこれ以外に無い。 ――猿が迫る。私は呼吸を止め、一歩を前に踏み込んだ。 ) チェストオオオオォォォ―――ッッッ!!! ( 今一度相手が繰り出す頭突き目掛け、剣を振り下ろす!!相手の勢いは強い。刃筋が狂えば刀は容易く折れてしまうであろう。 ) [Tue 2 Oct 2007 22:51:49]
◆大猿 > (敵の動物の牙はとれた。乾いた金属音を聞きながら満足感を覚えるが、もう拳は限界、これ以上酷使すれば厳しい野生で生きていくのが不可能なダメージを負うことになる。しかし、ここで泊ることもできない。そのやや黒ずんだ顔に皺をよせ、歯を食いしばり目をむけば、そのまま追撃しようとする。連続攻撃と腕の痛みで動きは遅いが、最後の力を振り絞り少しのけぞるような動作の後、最後の武器、頭突きを相手の額にたたきつけんとする) [Tue 2 Oct 2007 22:45:24]
◆艶子@3F > ( 衝撃と轟音。雄叫び。より早く、より強い者が勝ち残れるこの状況で、豪天寺艶子は勝利を確信していた。が――。 ) な……。 ( 振り落とした渾身の一撃は、猿の丸太のように太い両腕に捕らえられていた。 まさか―― まさか止められるとは。考えて居なかった、想像すらしたこと無かった。何故なら、この私の最高の一撃だったからだっ!やはり獣の瞬発力、侮れんッ。棍棒のような両腕の特性を利用したこの一手も見事としか言えない! ) うあッ! し、しまッ―― ( 攻撃を受け止められたショックのせいだ。大剣の柄が両手から離れてしまった。 艶子は地面を蹴り、後ろに飛んで距離を離そうとする。 ) [Tue 2 Oct 2007 22:35:59]
◆大猿 > ごおおおおおおおおおおおおっ!!! (嵐のような雄叫びがものすごい勢いで艶子に突っ込んでくる。相手もその場に腰を落ちつけ、決戦の決意を確かめれば、もはや逃げるという選択肢はなく、正面からぶつかるしかない) っご!! (その発達した胸筋を見せつけるかのように胸をそらし、両腕を肘を負けて背後に引く。筋肉がきしみ、力が蓄えられて。それが解放されるのは相手の一撃が放たれた時。無謀にも降りおろされる剣を左右からの交錯するように放つ拳で受け止めその腕からもぎ取らんと。失敗すれば頭骸骨をたたき割られるだろう) [Tue 2 Oct 2007 22:28:37]
◆艶子@3F > ひぃッ! ( どすん、と両足が自分の顔のすぐ横を踏み抜いたとき、私は目を瞑っていた。――くそったれ、「ひぃ」なんて声を上げちまった。MJが居なくてよかった、本当に良かった。こんな情けない悲鳴、誰にも聞かれたくない。 ) うぐ… へ、へへッ。仕切りなおしだ、エテ公。 ( 相手が距離を取り、怒りの声を上げる。ゆらりと立ち上がり、私は構えなおした。 ――来たッ!突進だ!その質量とパワーに任せた、シンプルかつ効果的な攻撃! 避けるか!?否、臆したり避けたりすれば、私の剣は死ぬッ!!ここは立ち向かうべきだッ!それ以外に考えられないッ!それ以外の方法を選ばないッ! ) うおおおおお――ッ! 一刀ォォォオッ! ( 腰を捻りながら、剣を大きく後ろに振りかぶる。 ) 入魂ンンンン―――ッ!! ( 後は力に任せ、思い切り振り落とすだけだッ!! ) [Tue 2 Oct 2007 22:17:35]
◆大猿 > っ!? (もう少しで目の前の動物の頭を踏み砕ける、というその瞬間にわき腹に何か固いものが叩き込まれる。バランスを崩し、両足は艶子の顔のすぐ横を踏み抜き、そのまま勢いに逆らわず転がるようにして距離をとり起き上がる) る? (急激に感じた熱に手を伸ばせば手の白い体毛を汚すのは自分の血) RUOOOOOO! (怒りに叫びながら、四足で突進を仕掛けようとする。立ち上がり構える時間は十分にあるだろう) [Tue 2 Oct 2007 22:09:30]
◆艶子@3F > ( 殴られた部分が熱い。どうやら出血しているようだ。 …頭への攻撃ってのは、どうしてこう―― 気が遠くなるんだろう。凄い、吐き気までする。気を失わなかったのは不幸中の幸いか。 ) ぐ……ッ。 ( 轟く咆哮も耳鳴りのせいで遠く感じる。不味い、早く―― 早く立たねば。ダメだ、すぐには動けない。 くそッ、跳躍しやがった。踏み潰す気か、この私を。 ) う、が―――ッ! ( 寝転んだ状態のまま、跳躍した相手目掛け横薙ぎに大剣を振るうッ!!しかしこんな不安定な姿勢から繰り出す攻撃の為、100%の威力は発揮できないッ! ) [Tue 2 Oct 2007 22:06:40]
◆大猿 > (再び拳に当たる固い人工物の感触。手がしびれるような感触に襲われるが、その痛みすら相手を打ち据える快感にまぎれてしまい、天を衝くごとく咆哮をあげ、反動をつけて飛び上がる。そのまま転がる艶子を両足で踏みつぶさんとして) [Tue 2 Oct 2007 22:01:24]
◆艶子@3F > ( その様子ににやりと笑う。痛いか?痛いのか?すぐにその痛みも判らないぐらいにブッた斬ってやるッ! ) ――緩んだッ! ( 勝機!!押し返して押さえつけてしまえば、多少の力の差は覆せる。そのチャンスを逃すまいと、柄を押し出す力を強める。…が、傭兵は気づいた。相手が腰を捻ったのを。傭兵の視界の右半分は暗闇に閉ざされている。故に、迫る左の拳の存在は見えない。だが、腰の捻りを見て、次の攻撃が左側から来る事を寸前で知ったのだ。 押し込んだ剣の柄をずらし、自分の右側―― 相手が繰り出す攻撃の方へと傾け、防御!それは間に合ったッ! ) が……ッ! ( 否―― 間に合わなかったと言う方が正しい。視界が狭いせいで、気づくのが遅れたのだ。猿が放った拳は傭兵が差し出した柄と、傭兵の頭部とその両方に当たる。柄によって幾分か衝撃を和らげたとはいえ、豪天寺艶子の身体は大きく跳ね飛ばされるように横に転がった。 ) [Tue 2 Oct 2007 21:54:39]
◆大猿 > (びくりとひじから先が震える。痛みに思わず全力で吠える。相手を抑え込むことには成功したが当分右手が言うことを聞きそうにない。腰をひねり左拳を相手の速答部にたたきこもうと。その瞬間右ひじの圧迫がゆるむが……) [Tue 2 Oct 2007 21:45:24]
◆艶子@3F > ( またしても大きな音が鳴り響いた。目を見開いたのは傭兵も一緒だ。あの咄嗟の瞬間に肘打ちに切り替えやがった。流石獣だ、瞬発力が並じゃない。 ) ぐ、ぅッ!! ( まず相手の動きを止め、接近した状態で一発ブン殴って隙を作ってやろうと思ったが、その前に衝撃でこちらの膝が思わず折れかける。――質量の差だ。傭兵は必死に足を踏ん張り、下から相手を睨み上げる。 ) [Tue 2 Oct 2007 21:38:56]
◆大猿 > っ! (獣の瞳が一瞬大きく見開かれる。相手の動きに困惑したようだ。が、動きは止まらない。懐い飛び込まれれば腕ではなく、肘で迎撃せんとその右ひじを勢いをつけて振り下ろす。タイミングが良ければ柄とぶつかるような形になるだろうか?) [Tue 2 Oct 2007 21:31:30]
◆艶子@3F > っはっはーッ!あたしとてめえの縄張り争いだーッ!! ( 戦いに対しクールになった猿とは対照的に、傭兵の剣はやや熱い。剣は猿を捕らえられず、ガンッッ、という鈍い音と共に大剣が床に当たり、火花が散った。両手が痺れるが、こんなのはいつもの事だ構っていられるかッ。 猿が反動を付けながら右手を振りかぶるのを見れば、私は剣の柄の方を持ち上げながら前へッ!そして柄を前に突き出し、相手の右肩に当てようと試みる。振りかぶった後の動きを制限し、相手の攻撃を中止させるためだッ! ) [Tue 2 Oct 2007 21:26:48]
◆大猿 > (まるで、この一帯の縄張りを主張するかのように吠え、歯茎と牙を見せつけ、大きな音を立てる。しかし相手が大きな声を出してくれば逆に落ち着いたように鼻息を鳴らすのみで、無駄な動きを止める。) ごっ!! (何か鼻と喉に詰まっているようなくぐもった雄たけびがその口から洩れる。相手が踏み込むのに合わせて、大きく一歩下がり相手の剣撃をかわそうとする。同時に左手を下ろし反動で右手を大きく振りかぶって) [Tue 2 Oct 2007 21:19:44]
◆艶子@3F > ――む。 ( 猿は己の胸を両手で叩き、私を威嚇してきた。ははあ、なるほど。 相手は獣だ。獣との戦いにおいては”気概”ってのが結構重要になってくる。舐められたら終わりっていう厳しい世界に住んでいる奴らだからだ。 ) 掛かって来い、エテ公ッ! ( それに応えるように大きな声を出し、自分を大きく見せるかのように大剣を頭上に構えた。 猿野郎はその見た目に似合わず、軽いステップと共に近づいてきた。こちらも前進を止めない。 ) おおおおおおおッ!! ( 右足を強く踏み込むと、相手の頭上目掛け大剣を振り下ろすッ!! ) [Tue 2 Oct 2007 21:07:29]
◆気配 > (あるいは迷宮に迷い込みそのまま巣にしたものなのかもしれない。顔つきはあまり凶暴そうではないが、眼には敵意がこもっている。厚い胸を両手でたたき威嚇をした後、両手を肘が外側に張るような恰好で掲げ、腰を丸めるようにして近づいていく。フットワークは軽く、リズムをとるように小さく跳ねる音が響く) [Tue 2 Oct 2007 21:01:18]
◆艶子@3F > ――はン。 ( 現れたのは白い体毛に覆われた大猿であった。こういう種類の猿がこっちに生息しているのか、或いはこの迷宮の中だけに現れる化け物なのかは判らない。が――その太く、長い棍棒のような手を見る限り、友好的にとは行かないようだ。 ぽい、と左手に持っていた松明を床に投げ捨てる。松明はランタンと違ってこういう粗雑な扱いが出来るから便利だ。そして空いた左手と右手でしっかりとツヴァイハンダーを握り締めると、床に付けていた剣の切っ先を浮かせ、相手へと向ける。 そのままじり…じり…と、少しずつ距離を詰めていこう。 ) [Tue 2 Oct 2007 20:56:41]
◆気配 > (視界の片隅をかすめる影がある。柱の間を隠れるように移動しながら動いているのは、白い体毛をもった人型の怪物。完全に姿を現し艶子の前に対峙したその獣は白い体毛をもった大猿だった。艶子より頭半分大きいそれは、手が地面に着くほど長く、肘から先が胴のように太く、棍棒のようになっている。太い指先がその肉塊の先で開閉している) [Tue 2 Oct 2007 20:50:36]
◆艶子@3F > こんな場所で自分の死に方なんて考えるものじゃないか。洒落にならな――。 ( と、そこまで言って言葉を切る。何か聞こえる。何か向かってくる。しかも目的を持った走り方だ。その目的とは―― 私か。 ) ………。 ( 松明を高く掲げたまま、右手の大剣の切っ先を前の床に付ける。ゆっくりと腰を落とし、まずはその気配が姿を見せるのを待とう。 傭兵は、ぺろりと唇を舐めた。 ) [Tue 2 Oct 2007 20:42:33]
◆気配 > (聞こえるだろうか、感じるだろうか。獣が石畳をかける音と振動が。静かに、肩遺筆が石畳とこすれあい、石畳を震えさせる。縄張りを荒すものの匂いを嗅ぎつけた獣は艶子のもとへと近づいていく) 【次ターン遭遇】 [Tue 2 Oct 2007 20:38:50]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 [Tue 2 Oct 2007 20:27:10]
◆艶子@3F > ( この迷宮は一体何なのだろう。誰が作ったのだろう。 こんなに巨大なものを、こんなに深く――。どれだけの金と人と時間が費やされたのか、いやそもそも人が作ったものなのか。自らの権威を示す為に多くの奴隷を率いて巨大な墓を建造する支配者は居るが、これもそんな墓の一つなのだろうか。MJは「魔物を封印した祠」なのではないかと言っていたが。 ) 私も死んだ時の為にでっかい墓作りたいなぁ。 …いや、それよりも。死ぬときに好きな人が隣に居てくれた方が良いや。一人ぼっちで死ぬの、寂しいもの。 ( 果たして私はそんな死に方が出来るだろうか。 大剣を担ぎなおし、松明を掲げたまま空間の中央に立つ。 ) [Tue 2 Oct 2007 20:20:43]
◆艶子@3F > ( MJはここからそれほど離れていない場所で野営の準備を進めている。いや、こういう場所で寝床を確保するのも”野営”というのだろうか?それは判らないが。それに野営といったって、火を起こして保存食を食べるだけだ。MJはとにかく沢山食べるので、そこの所をしっかり注意しないと気づいたら保存食がすっからかんなんて事もあり得る。帰ったら旨いものを作ってやるからっていう事で、何とか我慢して貰おう。 ――私は周囲の安全を確認するために、一人で先の様子を見る事にした。広い部屋は静かな空気に包まれている。 ) [Tue 2 Oct 2007 20:03:02]
お知らせ > 艶子@3Fさんが入室されました。 『 立ち止まり、天井を見上げた。 』 [Tue 2 Oct 2007 19:56:51]
お知らせ > ヴァリス@5Fさんが帰りました。 『ロングソードと銀色の指貫GET・・・でいいのかな?』 [Sun 30 Sep 2007 22:57:32]
◆ヴァリス@5F > ――どっちにしても、背中の傷の手当てはしないと、なぁ ( この場で野営、というのもできるのだが少しだけ怖い。一つ二つ離れた場所で野営することにしよう。ロングソードと指貫。それと松明を拾ってから青年は歩き出す。 ) [Sun 30 Sep 2007 22:57:16]
◆ヴァリス@5F > ( さらに深い階層へと飛び込んでいった化け物。――なのかどうかは知らないけれど ) とりあえず、骨なんてもらってもしょうがないし。ロングソードを・・・? ( と、後は落ちた銀色の指貫か。――、一応拾っておこうか。ロングソードは今からでも使えるとして、この指貫は――骨を操るには使えるぐらいの能力はありそうだ。とはいえ青年が持っていてもそれこそ『宝の持ち腐れ』ってやつだが ) ―――っ、いってー・・・・ ( 膝を折る。戦場において背中の傷とは。しばらくは動かないほうがいいかもしれない。――言うなら、この先にはさらに多くの『今の魔物よりも強い』魔物がいるわけで。ぶっちゃけますと今の魔物を操っていた存在には傷一つ負わせていない。それはつまりこれは小競り合いであり、その小競り合いで傷を負った己との実力さというのを考えると少々――いやかなり、辛い戦いになると想像できた ) [Sun 30 Sep 2007 22:52:52]
◆ヴァリス@5F > ―――それはそれで怖いなぁ。一度拉致されてる身として ( むむむむ、と難しい顔で唸る。ちなみに死んだ後は別に操られようが食われようが別に構わない。どうせ意識ないし ) ――いやいや、真実は一つであり、「なにもわかりませんでした」は事実の一つだよ。そ、れ、と。お宝は人の目に触れるからこそ価値というものがあるからね。こんな暗いところで永遠に安置されていたら存在しないのも同じ。とはいえ俺にとっていらない物ならお宝でもなんでもないんだけど ( 背中から血が流れる。その苦痛に眉根を寄せながら、 ) まーさーかー。俺には遺言を聞かせたい人がまだいないって話だよ。 ( へにゃり、と困ったような顔に脂汗。背中の傷が痛む ) どうぞどうぞ。人に聞いてわからなかったら自分で探すよ。ていうかうっとおしい ( カタカタと笑い出すしゃれこうべに再び手にした剣で一撃を叩き込もう。そう決めた瞬間、 ) ( ―――崩れ落ちる骨の部品 ) ん〜・・・・魔術的なのかどうか。操られてただけ、ってこと、かな? 幽霊の正体見たり ( 天井付近の声。――ああ、そうですか。これはスケルトンではなく『ただの骨』ですか ) [Sun 30 Sep 2007 22:47:45]
お知らせ > 人形遣いさんが退室されました。 『(ヴァリスは戦闘経験値3を獲得。)』 [Sun 30 Sep 2007 22:47:04]
◆人形遣い > またのご来場ヲ。 (天井付近でした、声。 ヒュバッ、それを口にしたらしき黒い影は、素早く地下へと続く道へと飛び込んだ。) …キィンッ… (糸を引く際に使われたと思われる、銀色の指貫が落ちて回った。) [Sun 30 Sep 2007 22:46:30]
◆人形遣い > それは、脅しのつもりカナ?だが、ボクは何も喋りはしナイ。何故なら、これにて人形劇は一巻のおしまいなのダカラ。 (カタカタッ。しゃれこうべが、ヴァリスの耳元で囁いて。) ガシャン!ガラガラ! (バラバラになって崩れ落ちた。散乱する、骨。) [Sun 30 Sep 2007 22:43:31]
◆人形遣い > ヤンデレ…! (そういう娘はよく好きな人を食うという。カマキリ婦人?) 何も分かりませんでした、もまた、真実。真実は一つなんて、デタラメトンチンカンなのだヨ、バーロー。お宝?あるカナー?スケルトンになって探したまえヨ。 …ぐ! (バキッ、強く叩かれた剣から糸が離れ、ロングソードは床に転がる。) ツイッ… (青白い糸が、天井へと引っ込んだ。) [Sun 30 Sep 2007 22:40:23]
◆ヴァリス@5F > ツアーなんてのはたまーに行くから楽しいわけで、住んで都になった場所なんかつまらないものだよ。―――・・・・・ちなみに墓前には白百合なんて添えてもらえるとうれしいけど実は散骨してもらいたいけどできれば奥さんに灰を食ってもらいたいなぁ ( どんな属性なのやら。耳から目まで突き破るのか。それとも間違えて目だけを刺すのかは秘密だ ) ――ぇ〜、俺が欲しいのは真実と、これだけ不思議一杯の建造物のお宝なんだけどなぁ。 ( 振り上げられた剣 ) ――いやいや、君に聞いてもらってもねぇ。家で待ってる人に聞いてもらうのが遺言だから ( やや宙に浮くスケルトン。待ってました、とばかりにヴァリスは地面を蹴り、手にした剣でスケルトンの手首を狙おうとするだろう。無論、狙う手首から先にあるのはロングソードである ) とはいえ、『遺言が聞ける』ってのは俺の目的に反してるんだけど。 [Sun 30 Sep 2007 22:34:26]
◆人形遣い > ご心配ナク。人魂の灯りは永遠なのサ。 なーに言ってんのサ。遺言聞かせる相手はちゃーんと目の前に…!? (鞘が投げ付けられ、糸が張られた。) キュイッ、ギギギ。 (肘と首根っこを持ち上げられたかのようなポーズで、スケルトンがやや宙に浮くっ。) [Sun 30 Sep 2007 22:28:44]
◆人形遣い > 借金地獄にアリ地獄、この世は地獄に満ちてイル。ホトケを思うより、いっそ地獄を楽しんでみちゃイカガ?いつかカイカンに変わる日が…! お、奥さんドジッコ属性過ぎるヨ…! (耳掃除してて、目!?二つの意味で戦慄した!) そーゆー事だネ。ピラミッドなんて石の塊じゃあない。もっと実用性のある物って訳サ。足りなかったら、自分で適当に脚色してチョーダイ。 キュイッ… (剣を振り上げる。) [Sun 30 Sep 2007 22:25:45]
◆ヴァリス@5F > 訂正 網膜 → 鼓膜 [Sun 30 Sep 2007 22:17:41]
◆ヴァリス@5F > ―――ぇ? 違うの? ( それは本気で間違えたらしい青年はきょとん、と首を傾げた ) ――いやいや、この世は地獄に仏で仏がいなくなったらただの地獄なんだよ。よよよよ・・・・。ちなみに俺の死ぬ場所はそれなりに可愛い奥さんに膝枕してもらいながら耳かきが間違えて網膜を突き破る予定となっていますのであしからず。 ( しっかしテンション高いなぁ、この骨野朗 ) ―――ん? ( やっと気づくその糸の正体。あれは――あの世からこの世へと繋がる糸? いやいや・・・・・それよりも動かないはずの死体を操るという面で言えば霊現象とか魔術とかそういうのよりもしっくりくる説明が――・・・ ) ―――ふむ。ということは、この建造物は宗教的な崇拝意識からくる建築物ではなく、現存する生神や族長を称えるために作られた、か。もしくはそのお墓か――ってこの程度じゃあの世のお母さんに話す土産話にはならないよっ! ( げ、と呻く。壁が背にあたる。剣を構えつつ、近寄ってくるスケルトンをあわわと見つめながら腰の鞘に手を伸ばし、 ) ―――えーと、そうだなぁ。お約束、って言葉知ってるよね? よくあるのは勝者が敗者に嬉しそうに色々教えてくれたりするシーン。よく読んだなぁ。――っと、こんな暗い場所にしかいなかったら本なんて読めないよね。ごめんごめん ( ひらり、と手を振り、 ) 遺言というならば、そうだなぁ。―――聞いてくれる人がいないかなぁ ( と言いつつ、腰の鞘を思いっきり左手でスケルトンに伸びている糸に向けて投擲しようとするだろう ) [Sun 30 Sep 2007 22:17:07]
◆人形遣い > 冥土の土産と言われれば、教えてやるのが世のナサケ。死亡フラグと言われるが、フラグってるのは一部のマヌケだけなのサ。教えたげよう… (間合いを詰めつつ。) とは言っても、ボクもそこまで詳しくナイ。ションボリだよネ。ただ言えるのは…この迷宮は、誰かの為に作られたって事…カナ?さ、お土産オッシマイ! (ヴァリスの背中に、壁が当たろうか。) 君もオシマイ。言い残す事とか、あるカナ? [Sun 30 Sep 2007 22:10:14]
◆人形遣い > そうそう、前例が無く新しい事…そうじゃないヨ。ってネ。 (ピシッ、裏拳。) ウーン、どうだロゥ。自殺すると、死後評価されるって言うからネ。ドラマチックに死んでみてはイカガ?ま、もう遅いケド?後悔先に立たずって言葉は、後悔しないと思い出さないものサ。皮肉なモンだヨ!ハハ! (チャキ、剣を構えつつ、間合いを詰める。キラキラ、糸が暗闇に光った。) [Sun 30 Sep 2007 22:05:11]
◆ヴァリス@5F > ―――ぇ〜、戻ってるし。俺の苦労はどこまでいけば報われるわけ? 倒したと思ったら再生なんてズルくないかー。あー、斬新。結構あれだよね。物書きにも求められる物だし。―――とかなんとか。 ( しっかしよく喋るなぁ、このスケルトン。骨のくせに。いや骨だからか。肺が無いんだから肺活量無視で喋り捲れるわけか ) ――早口言葉はあまり好きじゃない。――ぁ〜、ということはとうとう俺も楽になれるというわけだね。いやぁ、ダンジョンで死んだら自殺よりも世間体がマシなんじゃないかなんて半ば半分思ってたよ――、さて ( カタカタと顎を鳴らして笑うしゃれこうべ。あー、実は嫌い無いんですホラーって。 ) えーと、その前に。冥土の土産に教えてくれるとうれしいんだけど。どうやって此処が出来たのかーとか。ほら気になるじゃない? 他に搬入口があるんだろうか、とか。何のためにこんな建物があるんだろうなぁ、とかさ。ね? 死んだ後になって色々聞かれるのも疲れるでしょ? ( あは、あは、あはははは。なんて乾いた笑いを洩らしながら一歩二歩、と下がるだろう。松明の明かりがゆらめく光景の中。――なーんか生き残るためにできることないかなぁ、なんて思いながらスケルトンを観察するだろう ) [Sun 30 Sep 2007 22:00:57]
◆人形遣い > 喋れるどころかお喋りサ。早口言葉は如何カナ?それとも、楽に死にたいカイ? (カッシャカッシャ、剣を右手に歩み寄る。カタカタ顎を動かしながら。) 君も、ボクの仲間にしてあげようネェ… [Sun 30 Sep 2007 21:55:44]
◆人形遣い > (ヴァリスの足元に散らばる骨がフワリと飛んで、スケルトンの下半身を再構築した。) ザンシン、って知ってるカナ?倒した相手の不意打ちに気を付けるって事サ。とはいえ、バラバラになった相手には普通気を付けないよネ!そこが人間の限界だヨ!ハハ! (コミカルな高音でまくしたてるスケルトン。) [Sun 30 Sep 2007 21:53:18]
◆ヴァリス@5F > ( 魔物における渾身の一撃。青年にとって不幸なことは『このスケルトンがただのスケルトンではないこと』であり、青年にとって幸運なことは『剣を振るわれるより先に気づけたこと』であった。 ) ――ッ!! ( 確かな手ごたえ。青年の背中の肉を削り、本来ならば骨にすら到達するやもしれぬ一撃は、青年が振り返ろうとした事で僅かに逸れるだろう。――が、それは確実に青年の背中の肉を削り、白色の血が松明に照らされるだろうか ) ・・・・・・・・・・・・・・知らなかった。 ッ スケルトンが合体機構を備えたうえにちゃんと喋れるなんて ( 二歩三歩、距離を取ろうとしながら青年は苦笑する。背中の傷にまで手が伸びず、血を抑えることが出来ないのが辛かった。 ) ――――喋れる、んだね ( 抜かれながらも振るわれなかった剣を右手に、青年は目の前のスケルトンの虚ろな二つの穴を見つめる ) [Sun 30 Sep 2007 21:49:17]
◆人形遣い > (上半身だけで浮遊するスケルトンが、カタカタと顎を鳴らした。) ハハ、バカだネ。人間相手じゃないんだヨ、ボク… (ボボッ、剣風に松明が揺れ、スケルトンを操る青白い糸がヴァリスの眼に照らし出す。) [Sun 30 Sep 2007 21:46:06]
◆人形遣い > キュイッ! (四本の腕が、20本の指が糸を引く。) ヒュバッ! (振り返ったヴァリスを切り伏せんとする、待ってましたとばかりの、袈裟斬り。) [Sun 30 Sep 2007 21:43:50]
◆ヴァリス@5F > ―――あっれぇ? おかしいな。少なくともどっかにロングソードが転がってるはずなんだけど・・・・ ( あれ? と腕組みをして首を傾げる。おかしいなぁ、ロングソードぐらいあってもおかしくないのに ) ―――っ ( ぴくり、と背中が震える。微かな音。この静寂に包まれた世界で松明の燃える音と自らの息遣い。それ以外になんの音があるというのだろうか ) ―――まさかっ ( 右手を剣を抜こうと柄へと伸ばしつつ、振り返ろうとするだろう。無論、すでに背中を取っているスケルトンのほうが動作は速いだろう。――この時、青年は背後を確認するよりも先に移動するべきであった。――そう行動ができなかったのは、青年の魔物と戦うという経験不足と緊張感の低さであり、総じて戦闘技術の低さを物語っていた ) [Sun 30 Sep 2007 21:41:33]
◆人形遣い > コロン… (しゃれこうべが独りでに転がり、ヴァリスの背中を見た。ふうわり、しゃれこうべはロングソードを連れて浮き上がる。) カシャン、カシャカシャン… キュイッ。 (ヴァリスの背後で、幽かな、乾いた、音。) [Sun 30 Sep 2007 21:37:28]
◆ヴァリス@5F > ( 一拍遅れて、 ) ――スケルトンのロングソードとなんかあるかもしれないほかの戦利品! ( きらきらと目を輝かせながら青年は松明の明かりを頼りにスケルトンのパーツを見回すだろう。――その姿に戦闘時の集中というものはない。――すでに青年は剣を鞘に収めているのだから ) [Sun 30 Sep 2007 21:34:35]
◆ヴァリス@5F > ―――・・・・・・・・ ( ごくり、と生唾を飲み込む。 ) ―――ぉぉ ( 剣を振りぬいた姿勢のまま、しばしスケルトンのパーツを眺める。勝った? 勝ちました? おお、僕勝ちましたよ? ) おおっ ( やった、と小さく呟いてガッツポーズをとる。 これで部品が大集合して復活! なんて事にならないといいなぁ、と思いつつ――第六層への階段へと視線を向ける ) ・・・・ ( ここにきて、魔物とまともに戦った。そして、この先にはさらに深い第六層 ) ――だが、その前にやらなければならないことがある ( 彼は剣を納めつつ小さく呟く ) ―――さて、どこかな [Sun 30 Sep 2007 21:34:22]
◆人形遣い > (天井で四本の腕を構える人形遣いは、もっと確かな隙を待ち、息を潜めていた。) [Sun 30 Sep 2007 21:32:45]
◆人形遣い > (スケルトンの屍の向こう、遠くには、六層への道が口を空けている…) [Sun 30 Sep 2007 21:31:32]
◆人形遣い > (コォンッ、そんな乾いた音を立て、スケルトンの首はヴァリスの一撃によって切断された。) コン、コロコロコ… (横たわったしゃれこうべは、まるでヴァリスを恨めしげに睨んでいるかのよう。一拍遅れて、スケルトンの体が崩壊した。) ガシャンッ! (床に散らばる、スケルトンのパーツ。) [Sun 30 Sep 2007 21:29:27]
◆ヴァリス@5F > ――ッ ( スケルトンという魔物の恐ろしさはそのアンデットと分類される不死身さと、戦士のような力強さって言うか筋肉ないのに剣とか槍とかまあ色々震える理解不能の霊現象にあると青年は思う。だからこそ――初めてスケルトンの剣と剣をぶつけ合わせた時の衝撃は大きかった ) ―――そこっ! ( だんっ、と青年が一歩踏み込む。ロングソードを弾いたからこそ生まれる『隙』。そこを狙ってスケルトンの首を落とそうと剣を振るおうとするだろう。――が、この青年が知らないことがある。このスケルトンはただのスケルトンということではないことだ。――だが、青年はこのスケルトンをただのスケルトンだと認識している。――故に、スケルトン以外の魔物がこの部屋に存在しているとは考えておらず、天井に張り付いているクモ人間には隙だらけの背中が見えるだろう。――それほどに、青年はこのできた大きな隙というのに全身全霊を打ち込むようにまた、大振りで隙がでかい一撃を叩き込もうとしているのである ) [Sun 30 Sep 2007 21:26:12]
◆人形遣い > (剣を凪ぐ力は、その限界まで細い腕からは想像も付かないほどのもの。だが、体重と言うアドバンテージがヴァリスにはある。) カキンッ! (火花を散らし、スケルトンのロングソードが弾かれる。) ギギッ。 (糸が伸び切った。スケルトンは、剣を弾かれ暫したじろぎ…) [Sun 30 Sep 2007 21:17:40]
◆ヴァリス@5F > ―――・・・・・ ( 青年は目を細める。『スケルトン』。その名前を脳内の知識に検索をかけ、その特性と弱点を知る限りであげていく。 ) ―――四肢を断絶することが出来れば・・・ ( 構えた西洋剣。ぎり、と握りなおすことで気合を入れなおす。倒すとは言わない。行動不能にできればいい。―――逃げる、という手段だって無いわけではない。だが――その『スケルトン』が守る場所が6Fへの階段と繋がる道ともなれば――逃げるわけには行かない ) ――― ( ばちばちと燃える松明。これが時間制限。松明の明かりが無くなればこの部屋は暗闇に閉ざされ、撤退を余儀なくされ――っ ) ――ッ ( だが、そんなことを考えていられるほどの時間も無いようだ。膝に向けての一撃。それに―― ) ( 自らの剣を合わせようとするだろう。スケルトンを操る糸の力強さは知らぬけれど、青年は弾き飛ばすか、拮抗できればいいと思う ) [Sun 30 Sep 2007 21:12:03]
◆人形遣い > キュン! (スケルトンは、ヴァリスのヒザへと薙ぎを繰り出すっ。) [Sun 30 Sep 2007 21:09:29]
◆人形遣い > キュイッ、キュキュ… (ちらちらっ、闇の中に、天井とスケルトンを繋ぐ青白い糸が閃く。) [Sun 30 Sep 2007 21:08:11]
お知らせ > 人形遣いさんが入室されました。 [Sun 30 Sep 2007 21:07:21]
◆ヴァリス@5F > ( そこは一つの部屋だった。小部屋と小部屋が連なるような場所ではない。大広間、と言えるほど大きな場所であった。 ) ―――っ ( 動き回る。床を蹴り飛ばし、石柱を盾にして暗闇を移動する。部屋のちょうど中央に放りされることになった松明がじりじりと悲鳴をあげる ) ――― ( タン、と。 床を一蹴りする音が鳴る。 闇の中、黒色の瞳が松明の明かりに浮き彫りにされた標的を捉え――――抜刀 ) はぁぁああああああ ( 遠吠えにもにた声。 腹の底から吐き出された空気は声となり、意識を凌駕し、躊躇というものを塗りつぶす ) ―――っ ( 一閃。脇の甘い一撃はしかし、それを補う筋力とばねが『そこそこの使い手』という評価に跳ね上げさせてくれる。 ) ―――っ ( 反転。標的からは目を離さない。――ぐらり、と茜色に染まった白骨がゆらぐ。肩骨を粉砕し、そのまま肋骨を削った一撃は『スケルトン』と呼ばれる魔物を行動不能に―― )( かちゃ )( するには足りない ) [Sun 30 Sep 2007 21:01:10]
お知らせ > ヴァリス@5Fさんが入室されました。 『―――・・・・・・・侵入』 [Sun 30 Sep 2007 20:53:55]
お知らせ > ヴァリス@5Fさんが退室されました。 『そうしてまた一人で野宿。いいもん、一人には慣れてるんだい』 [Sun 30 Sep 2007 00:18:15]
◆ヴァリス@5F > ―――・・・・とーちゃく ( はふ、と溜息を落とす。ここまでくるのにそりゃあ魔物に襲われたり罠に引っかかりそうになったりはした。けれど――・・・・まあ、怪我らしい怪我もないのは幸運だった。このまま調査を終えることが出来ればそれはそれでいい。――問題は ) ん〜・・・・ここまで降りてきてモンスターに教われないのが不思議なんだよなぁ。本当に ( ぽりぽり ) それともあれかー。広すぎて『手に負えない』って思って。魔物がいるから『手に負えない』とか〜? ・・・まさかー ( ひらり、と虚空に手を振る。しかし、そうしたところで返事は無い。そんな言葉は文字通り闇と風の向こうへと消えていった ) ・・・・・ぅぅ、さびしーんだい。誰かパーティとか募集しておけばよかった ( う、うう、と涙ぐみながら青年は歩き出した。一人でずっと暗闇の中にいるのは本当に辛い ) [Sun 30 Sep 2007 00:16:09]
◆ヴァリス@4F > ( 一日中といえるのかどうか。すくなくとも一日起きてやることと言えば探索しかない。しかし――・・・こうも魔物が現れないと探索するほうも少し気が滅入る。暇というと不謹慎なのだが、ここまで素通りだと逆に怖い。 ) ――ん〜 ( さて、と5Fへの階段の前までやってくる。このままもしかしたらノーエンカウントで奥のお宝GETだぜ。・・・あれば、の話だけど ) ( かつん、かつん、かつん、と闇の中の階段を下りていく。左手にランプを右手を剣の柄に置きながら。 ) [Sun 30 Sep 2007 00:10:33]
◆ヴァリス@4F > ( ここ数日はいつもこんな感じ。遺跡内部で野営して、遺跡を探索する。 ) ―――さーて、と ( ぼりぼりと頭を掻きつつお手製地図を照らす。下の階段への道のりは――なんて確認する ) とうとう5Fかぁ。食料もまだまだ――というかぶっちゃけ水で生活できるんで――量もあるし。もう少し探索できるか ( お手製の地図を頼りに、5Fへの階段へ向けて足を向ける。かつんかつん、と無機質な音が暗闇の中に響く ) [Sun 30 Sep 2007 00:02:36]
お知らせ > ヴァリス@4Fさんが来ました。 [Sat 29 Sep 2007 23:57:38]
◆ヴァリス@4F > ―――・・・・・ ( のそのそとしばらくそんなことをやっても反応が何もないことを確かめてから、青年は毛布の上のさらに毛布から抜け出す。ごそごそと毛布やらテントやらを片付けた後、松明にランプの光を灯す ) ・・・つまんない。というか、なんもなさすぎ ( むぅ、と一つ唸りながら置いていく火種を丁寧に踏み潰す ) もっと・・・こう、執拗に迫り来る罠! 血に植えた魔物! 妨害してくるハンター! ・・・とかさ。どきどきわくわく冒険活劇真っ青かと思ったんだけど・・・・。まさかこんな幻影の島っていう素敵ワードをトレハン総出で見逃してるんじゃないだろうなぁ。・・・・いや、調査なんだからトレハンが来るのはおかしいんだけど。・・・・いや、依頼受けないで勝手にくるもんか。ああいうのは ( はふ、と溜息を落として擦り踏み潰した火種から足をあげる ) [Sat 29 Sep 2007 23:34:19]
◆ヴァリス@4F > もっと。・・・・・光が欲しい ( と、思わず叫びたくなるのをぐっとこらえて呟くのにとめておく。 生物上植物に近いのでかなり息が苦しい。もっと光を〜と手をうろうろ彷徨わせてからぱたり、と床を掻いた ) ・・・・・ぅぅ、一度に探索しようとしないでベースキャンプに戻ればよかった・・・・がくっ ( かくん、と自分で設置した野宿場に広げた毛布の上で額を地面にこすりつけた ) [Sat 29 Sep 2007 23:12:28]
お知らせ > ヴァリス@4Fさんが来ました。 『―――・・・・・・・そろそろ息が詰まりそう』 [Sat 29 Sep 2007 23:09:22]
お知らせ > ヴァリス@4Fさんが退室されました。 『とりあえず今日の探索終り・・・かな?』 [Thu 27 Sep 2007 22:01:59]
◆ヴァリス@4F > ( 結局のところ。4Fまでほぼ怪我らしい怪我もせずに入ってしまった。「おー、楽勝デスネー」とか思うのではなく「怖い。怖いですよ。なんかこう、嫌な予感がするのですけどっ」と思うあたり小心者である。そんな青年は恐る恐るという形で4Fへと侵入し、最初の部屋をそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと覗き窺う ) ・・・・・・・・ ( 右へと視線を向け ) ・・・・・・ ( 左へと視線を向け ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( 念のため上にも視線を向け ) ――――・・・・・・・・・ ( 安全確認OK。今日の寝床候補は此処にしよう。一つの部屋。後は近場の部屋の安全を確認したら卿の探索は終わりである。ふぅ、と思わず安堵の溜息が落ちた ) [Thu 27 Sep 2007 21:54:34]
◆ヴァリス@3F > ――・・・・ ( 一つ目の部屋を通り過ぎ、やがてたどり着く二つ目の部屋をさらに通り過ぎ、青年は階段の前までやってくる。ぼりぼりと頭を掻きながら松明で見えるだけ階段の奥へと視線を飛ばす。が、そんな事をしたところで更に下の階がどうなっているかもわからない ) ・・・ん〜 ( 唸ってから一歩一歩慎重に階段を下りていってみる。松明に徐々に照らし出されていく階段と罅割れた壁。ここまでくるといよいよ緊張が高まっていき、ここまでそれほど強い魔物に襲われなかったのが奇跡に思えた。 ) ―――と、 ( やがて辿りつく4F。あいも変わらず四方八方石造り。永遠と続くかと思われる石柱と小部屋の数々。 ) ・・・もっとこう、壁画とかないのかなぁ。飽きてくるぞー ( いう反面、特徴が無いから迷いやすいんだよなぁと思う。それを意図しているのかどうかはわからぬが ) [Thu 27 Sep 2007 21:36:15]
◆ヴァリス@3F > ( 実を言えば4Fへの階段の近くまでやってきていた。後一つ二つ部屋を通り抜ければ4Fへの階段へと入れる ) ――もう少し探索したい気分でもあり。先にとっとと進みたい感じでもあり ( ん〜、と悩む。一人でいるとどうしても独り言が増えてしまう。寂しい人間だなぁ、と思いつつ苦笑し ) 降りてしまおうかなぁ。まだ3Fだから。4Fまで降りてしまえばそれはそれで探索のしようがあるし ( と、うん、と頷きながら一つ目の部屋を通り過ぎようと踏み入っていく。闇を侵食する松明の明かりが徐々に部屋を照らしていく ) [Thu 27 Sep 2007 21:19:44]
◆ヴァリス@3F > ( 光も差さない暗闇に何時間何日も放置されれば人は来るってしまう。であるならば、松明の明かりを無くしてしまってはいずれは狂ってしまうのだろうか。――だが、青年にとって真に恐ろしいのは暗闇の中にある静寂と静謐である。 余計なことを考えたくない、と思えば思うほどそれは思考の泥沼へと引きずり込まれていく。 ) ――・・・・ ( 怖くて、青年は松明の明かりを使って煙草に火を点ける。明かりがもう一つ増えるだけで安心度も上がり、さらには煙草の匂いがさらに『日常』というイメージを想起させてくれる。これらに頼らないといけないのか、と思うと一人での探索という心細さを感じてしまう ) ―――さて、 ( 色々と書き足されていくマップ。その中に一つだけ存在するバツ印とその下に書いてある『F4へ』という文字は階段を見つけてある証拠であった ) もう少し探索するか、それとも4Fへと降りてしまうか ( 悩むところである ) [Thu 27 Sep 2007 21:11:59]
お知らせ > ヴァリス@3Fさんが入室されました。 『――暗闇というのは恐ろしい』 [Thu 27 Sep 2007 21:06:49]
お知らせ > ヴァリス@3Fさんが帰りました。 『本日の探索は終了』 [Wed 26 Sep 2007 22:03:44]
◆ヴァリス@3F > ( 歩く。三階を。四階に続く階段を求めて ) ――適当なところで切り上げて、キャンプできる場所を見つけないと ( かつん、かつんと足音が空洞の世界に響く。 ) [Wed 26 Sep 2007 22:03:20]
◆ヴァリス@3F > ( ―――とはいえ傭兵である。冒険者ではない。地下迷宮やらダンジョンやら入ってみたところでちゃんとした探索の仕方を知っているわけではない。――例えば、右側の壁に右手をついて、永遠と歩けばそのうち出口に着くとかそのぐらい。――違ったっけ? ) ―――・・・・、 ( かつ、かつ、かつ、と靴が地面を叩く音だけが地下迷宮に木霊する。――なんて静かな場所なのだろう、と青年は思う。―――それは遥か昔から放置されてきた遺跡である以上当然のことではあったのだが、 ) 魔物の気配が・・・・いや、その前になぜ襲ってこないのだろう。 ( 『まだ』二階と三階であるという考え。『もう』一階降りたのだという考え。 ) ―――手がつけられない、という話で依頼された仕事なのだから――・・・襲ってきてもおかしくないと思うのだけど・・・・ ( 歩き続けながら、青年は考える。暗闇の中、静寂に包まれた中でひどく松明の燃える音が大きく感じた ) ―――・・・・襲ってこないのではなく『襲わない?』 ・・・・まさか。 ( ここはただの遺跡のはずだ。――つまり、何らかの意思が介在していることは無く、ただの物言わぬ打ち捨てられた場所であるはずだ ) 嫌な想像。 ( ゆるり、と首を振る。そんな事を考えたところでなにかが始まるわけではないのだ ) [Wed 26 Sep 2007 21:48:38]
◆ヴァリス@2F > ( とはいえまだ初級の二階。ここから三階へと降りていっても他の人間がここまで到達することは容易いだろう。――さて、 ) んじゃ、行きますか ( ブーツの爪先で階段を突いた後、三階へと青年は降りていく。松明の火がゆらゆらと頼もしいんだか頼りないんだがよくわからない明かりで闇の奥を照らし出してくれる。 ) ――――・・・・・ ( かつん、と降りてみれば別段大きく変わったような場所ではない。同じような部屋、同じような石柱、空っぽの空間とガランドウの闇が広がっているだけであった。 ) ―――似てる ( ――と、ふと青年には感じる物があった。まるで――そう、この小部屋やら大部屋を繋ぎ合わせたような地下迷宮が『心』という漠然とした存在に似ていると思ったのだ。――が、そんな思いも数瞬で振り払い、首を振った ) 意味の無い感傷だ。今は――、一つだけのことを考えよう。 ( そして、青年は3階の探索を開始する ) [Wed 26 Sep 2007 21:39:10]
◆ヴァリス@2F > ( 比較的構造を考える上で階段の位置が決まる。同じように続かなければ入った人間が迷ってしまうからだ。――が、それはこれが過去に使用されたいた『神殿』などであり、かつ一般人が拝殿していたら、という話だ。これが仮に宗教的に大切なお宝を隠した遺跡の類であるならば、階段が同じ場所にあるかは不安だ。――いや、確実に無いだろうし階段に近づけば罠というものが存在してる可能性も高い。 ) ―――・・・・・ ( 危険が大きい、と一言に言えば終ったしまう話ではある。だが―― ) せっかく来たんだから行けるところまで行きたいよ、ね ( またも呟きながら頭を掻く。ぱらぱらと頭に積もった埃が落ちていく。――と、 ) ――・・・・ ( 階段を見つけた。――無論『このほかの階段が存在しているかもしれない』という可能性もあるのだが、ここで降りてしまうかもう少しこの階を探索するべきか悩むところではある。 ) ・・・・まだモンスターとかに襲われているわけじゃないしなぁ ( となれば、さらに下の階へと進むのも一つだ。なぜなら――、一つ下の階へと進めば進むほど、他の人間が来る可能性が低いからだ。 ) [Wed 26 Sep 2007 21:32:43]
◆ヴァリス@2F > ( ともあれ、 ) 俺の目的にはうってつけぇ〜って思ったんだけどな ( がりがりと頭を掻きながら嘆息を一つ。閉鎖された孤島であることと、これまた閉鎖的建造物であることが頂けない。 ) うまく他の人たちを出し抜いて・・・・、後は他の出入り口があるかどうか、だよなぁ ( 全てが石造りであり、一つ一つ部屋全てに石柱が存在している。此方が侵入した入り口以外に建築時に資材の搬入が行なわれていると考えるべきだ。とはいえ――・・・その搬入口が今も残っているかは不明である ) 今回に定めないで、次に定めてもいいしね。さて・・・・ ( がっ、とブーツの踵が石畳を叩く。手に持った松明で自家製マップを照らしながらバツ印や部屋の道順を書いていく。今自分がいる場所を見失ったらタイヘンだ ) [Wed 26 Sep 2007 21:24:50]
◆ヴァリス@2F > ( この石造りの地下迷宮はとても広大で、どこまでも空洞が続いているという事。さて――世の中には多くの幻の島を題材にした伝説が存在する。聖剣伝説に登場する英雄の眠る島『アヴァロン』、トキノミヤコ文化に混ざる稀有な島民伝説に登場する海の果ての楽園『ニライカナイ』、最古の英雄王伝説に登場する『バビロン』――あー、バビロンはどっちだったか。 ) ―――こういう突然現れた島で、かつ建造物があるってことは――・・・・。何か隠されているのか。それとも宗教的に重要な場所として昔から扱われていたかのどちらか、だよなぁ。 ( ん〜、と唸る。宗教学などは詳しくない。どれも均等に『障り』程度の知識である。さて、 ) っと、ベースキャンプに戻らなくてもいい場所を確保しないと ( ベースキャンプで補充させてもらった大量の食料満載のリュックが肩に食い込むのが痛い。とりあえず適当な場所で落ち着いて、下の階へと続く階段を探さなければ ) [Wed 26 Sep 2007 21:18:54]
お知らせ > ヴァリス@DEさんが入室されました。 『まずはじめに気づいたこと』 [Wed 26 Sep 2007 21:10:32]
お知らせ > 藍音@森さんが帰りました。 『―――ところで、お前帰り道は判るのか――?』 [Wed 19 Sep 2007 03:10:25]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが退室されました。 『跡に残るのは乾いた土と大木のみ。』 [Wed 19 Sep 2007 03:07:35]
◆バイ・チャンフォン@森 > 生きてれば、次、あるから、な。・・・さっさと、戻ろう。(少し足早にその場を立ち去っていった。) [Wed 19 Sep 2007 03:07:18]
◆藍音@森 > ふん。 この調子では何時になるか知らんぞ?(ぐんにょり状態の男眺めつつ、石の回収確認―― 怪我人に任せて悪いが、それでもこっちよりは力が出るだろう。) 承知した。 次の”幻”までには帰らないとな――(後について歩き出すか。) [Wed 19 Sep 2007 03:02:22]
◆バイ・チャンフォン@森 > 会えない、だろう、な。・・・次、の、家族、持った方、が、この男、にとっては、いい・・・。(元の生活に戻れるかは別だが。)・・・ああ。おそらく、そう、だ。・・・我、男、もって、いく。藍音、石、頼む。(言えば男を抱えて歩き出すだろう。) [Wed 19 Sep 2007 02:58:36]
◆藍音@森 > 然様か。 なんだか拍子抜けだな・・・・(上からのかれればゆっくりと立ち上がるか。)・・・・・家族の幻を、見ていたのか。 恐らくは・・・いや、また何所かで会えよう。(歩く気力も無いなら、最悪引き摺る事になるだろうが―― 一応、確保成功と見ていいのか。)全部確保だ。 砂も石も男も持っていこう。 此処にも石だ。 ・・・恐らくは、何かこの森と関係のあるモノなのか――(砂の中から見つけ出した石&石版の欠片を今までのと見比べたりしつつ。) [Wed 19 Sep 2007 02:51:14]
お知らせ > 泣き声さんが帰りました。 『(男へ声をかけても無反応。 無理やりつれて帰るのならば抵抗はしないだろう)』 [Wed 19 Sep 2007 02:49:19]
◆泣き声 > (男がマトモに話せるようになるには暫くかかることだろう。 …この場に残されたのは、男が持っていた石版の欠片と、行方不明だった商人、そして、四体の土くれの中に埋もれた宝石の原石(1万相当)四つ。) [Wed 19 Sep 2007 02:43:21]
◆バイ・チャンフォン@森 > いや、やる前に終わった。(やれやれ、と安堵しつつ、その場から立ち退く。)戦場では、ある、かも、しれんが、この場、戦場では、なくなった。・・・確保、する必要、ある、か?(男を指し示しながら尋ねた。今度は男のほうへ近寄る。)・・・かえ、ろう。・・・二人、ここ、いない。別の、場所、いる。(こう言ってなんとかキャンプの場所へ連れて行こうとする。) [Wed 19 Sep 2007 02:43:15]
◆泣き声 > どこへ いったんだ えりしあ?ぱぱ は かえってきたよ――たんじょうび いけなくて すまなかった こんど は にんぎょう を ・・・・にんぎょうを かって ―――みりあ ただいま と いっておくれ おれ を むかえてくれ ふたり とも どこへ ――――・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ (二人の声が聞こえている様子はない。 涙を流しながら、ぶつぶつと枯れ木に向かって話しかけるのみ。 ただ、先ほどと違うのは、其処に笑い声がないことと、男がもう幻を見ていないという事。 血塗れた右手を、枯れ木に擦り付けて、縋っているだけ) [Wed 19 Sep 2007 02:40:30]
◆藍音@森 > (周囲に血液を散布する様にくるくると――回ってるものだから、取り押さえようとすればすっころがって押し倒した風になるのは簡単だ。 不可抗力? しらない。)おお? ・・・・なんだ。 事態が見えんぞ。式を打つ前に殺ってしまったのか。 (血は何所だ――なんて匂いかいでるのが副作用なら、先程より攻撃的な何かをしようとしたと想像はつくだろう。しかも、詠唱中の事を何も見て無いらしい。)戦の愉悦のままに私を犯るのは構わんが、男は確保したのか? それとも殺ったのか―― ああ、居るな。(首だけ震える商人のほう向いて状況確認したり。) 新しいほうの男――今度は此方の声が聞こえるか? [Wed 19 Sep 2007 02:33:43]
◆泣き声 > アァアアアァ…………アァアァ …… エリシア――― ミリア――… …エリシア、ミリア、エリシア、ミリア、えりしあみりあえりしあみりあえりしあみりあ(体を震わせながら、枯れ木に近づいていく。 男は、枯れ木に手を這わせ、そして、泣き崩れた。 その拍子に、右手に握られていたんだろう石の欠片が、コロコロと転がった。 先ほど爆ぜ割れたのは、この石が割れた音らしい。 べったりと付着した血は、商人のものだろう)(男は、二人の様子に気がつく事無く、背中を丸めて泣いている) [Wed 19 Sep 2007 02:31:46]
◆バイ・チャンフォン@森 > (どういうことかは分からないが、相手の力が尽きた・・・とでも言うべきなのだろうか・・・。とりあえずは安堵だ。)・・・終わり、だ。怯える、必要、ない。藍音。術を止める、いい。(中心部でうずくまる男に言って聞かせた後、藍音にそう呼びかける。だが術は留まる事はないだろう。まだ継続中の術を見ながら少し焦る。)聞こえて、いない、か?・・・藍音。術、止めろ。(それでも反応しない相手を見れば力づくでも止めるしかないと判断。藍音に飛び掛り、押さえつけようとする。) [Wed 19 Sep 2007 02:24:51]
◆商人 > (土と砂の混ぜものになった四体は、最早ピクリとも動かない。 中心部で蹲る男は、右手を押さえて唸っている。巫女の変化に気がつく余裕もないだろう。 それどころか、辺りを見回し、震え始めた) [Wed 19 Sep 2007 02:22:35]
◆藍音@森 > ”万骨かれし枯野には、燐火とて火の燃ゆる事あり。 是は血の毀れたる跡より燃え出る――”(本来なら逃げろと叫ぶべき場面だった。そして事態は推移して何とかなったと安堵すべき場面なのだが―― 問題が一つある。 ”これ”は始まってしまったら止まらないのだ。) ”無念と苦痛と憤怒を孕む、土に篭りし怨嗟の――”(ぎちりと黒符を握り潰し――其れに留まらず、握り拳から血がたれるほどに―― 硝子の外どころでなく、外界にほぼ無反応にすらなる。 気付かせるなら、殴るなりしたほうがいいかもしれない。) [Wed 19 Sep 2007 02:16:31]
◆商人 > うるさい!信じないぞ! お前等も同じだ!他のやつらと同じだ! 消えろ!―――さもなくばっ――( 男の右手が一際赤く輝いた瞬間 ”ぱきり”と、小さな破裂音が響いた ) ――― ガ っ!!! (男が右手を押さえて蹲る。 飛び掛った土人形も――攻撃が届く前に形を失い、ドサドさと地面の上に転がった。 ) ―――― っ ぁ、 ああぁああ ぁ [Wed 19 Sep 2007 02:10:57]
◆バイ・チャンフォン@森 > むぅ!!(この状況は本気でヤバイ・・・。もしかしたら自分も、この巫女もやられるかもしれない。・・・が、目の前に原因が存在しているなら、手はないことも、ない。)これしき、で、逃げる。・・・つまらん、な。(覚悟を決めれば飛び掛ってきた四体のうち、二体の攻撃は避ける。一体の攻撃は受け流し・・・だがもう一体の攻撃は受け止めきれず、衝撃が胸に響く。)・・・っがふ・・・。(どうやら原因はあの男。あの商人。まずはあの男をなんとかせねば・・・少なくともこの四体の原因は彼なのだから。)・・・待て!我ら、お前の、幸せ、壊すつもり、毛頭、ない!お前の、家族、手出し、しない!だから、収めろ!(なんとか叫んでみる。だがそれも次の攻撃が来るまで。言い終えれば再び四体の守り人の方へと向くだろう。) [Wed 19 Sep 2007 02:04:35]
◆笑い声 > 消えろ!消えろ!消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ! 消えろ!! (男の言葉が響くたびに、振り上げた右手が強く光った。 そして、男の前にも、後ろにも、左にも右にも、先程の守り人が、土と砂の衣を纏い、形成されていく。 バイに切られた土の守り人は、あっさりと首の部分を切り落とされる事だろう。 だが、”それだけ” だ。 他の部分の形成はとまらない。 あっさりと四体の守り人が男を守るように現れた。 ) ――邪魔をしないでくれ!! 俺の家族が居るんだ!邪魔をしないでくれ!! 俺の幸せを壊すなぁあああぁああぁあ!!! (絶叫と共に、四体の守り人が、そちらへと飛び掛る!) [Wed 19 Sep 2007 01:56:28]
◆藍音@森 > 言わんこっちゃあ無いッ――― 同じ手は恐らく使えん!気をつけろ!(砂人形の召喚にはタイムラグ――詠唱だの集中だの祈念だのという手間が無い=足止めでなく破壊しなければ――しかも迅速でないとダメだ。 手は二つ、人形を焼き殺すか、或いは――) ええいままよッ――『夜の縁に佇む獣達よ、市井に潜み山野に蔓延る者達よ!』(再びの詠唱開始――連戦の疲れと、補ってくれる札の数もある。 まともに撃てるのはあと1度か、2度か。) [Wed 19 Sep 2007 01:54:06]
◆バイ・チャンフォン@森 > 多分、行方不明、の、商人、だ。(近づきながら呟くが、ふと藍音の言葉で立ち止まる。同時、男の右腕が上がり、守り人が形成されはじめた。)もう、一度、援護、頼む。・・・二度目、厳しい、が・・・。(まだ左腕は痛む。利き腕ではないが、体運びのバランスには大いに支障をきたすだろう。・・・だがやらねば。そう考えると盛り上がり始めた土の首部分を切り落とそうとする。即効で片をつけるつもりなのだろう。) [Wed 19 Sep 2007 01:44:33]
◆笑い声 > エリシアは喜んでくれるだろうか。 何時も寂しがらせている、それで機嫌を直してくれると思う。きっと―――あの時のやり直しが出来ると思う。 (微笑む男が、ふと、振り向く。 何日もここに居るのだろう。土に塗れた男の顔が、月光に晒される。 行方不明者一覧をチェックしていたのなら、男の似顔絵を見たことがあるかもしれない。 その、生気のない瞳が、近づいてくる傭兵達に向けられた。 暫く、亡…と、二人を眺めていたが、 途端、瞳に殺意を過らせて) ああ、”また”だ 。”また”邪魔しに来た奴が居る。――少し待っているんだよ。直ぐ終わると思う。 だから、終わったら「ただいま」と言っておくれミリア―――――(枯れ木の表面を、そっと、愛しげに撫でて立ち上がる。 商人らしきイエロティアの男は、傭兵達に向かって右手を振り上げた。 ――途端、乾いた大地が盛り上がり、先程と同じ「守り人」を形成し始めた!) [Wed 19 Sep 2007 01:37:50]
◆藍音@森 > 無欲な奴だ。 私は例え今此処で押したお・・・されては仕事に障るか。 (阿呆な会話も二言三言で中断される事になる。 森に入ってから恐らくははじめての、空白? そして、其処には求めていた人物。) ・・・・・? ちょっと、まて。(明日が誕生日で今度行商じゃ間に合う訳無いだろう――そんなツッコミは心の闇に封印した。 なんせ洒落や冗談の光景にしてはあまりにも奇怪というか―― 魔に携わる人間故か、明らかな環境の差をみると深読みする。) なんだここは。 明らかに何かあるぞ―― ?! おい男! いやバイ! 入って大丈夫なのか?! [Wed 19 Sep 2007 01:34:41]
◆バイ・チャンフォン@森 > ふはは、悪くは、なさそう、だが・・・気の向いた、時に、気の向いた、ことで、いい。あまり、そういうの、気に、しない。(否定はしないが、肯定もしない。実にアバウトな男である。)バイ、が、姓、にあたる。(開けたところに出て、男の姿を見た。・・・木に話しかけているようだ。)・・・その、よう、だな。・・・妙、なところ、見受けられ、ない。(言うと男に静かに近づいていく。何もないようであればとっとと引きずっていくのが吉だろう。) [Wed 19 Sep 2007 01:30:06]
◆笑い声 > (貴方等が先に進むなら、風の誘いに従い、声の方へまっすぐ進むといいだろう。 暫く歩くと、木々が”声の主”を避けるよう、丸く開けた土地に出る。 直径は大人三人が両手を広げた程度。その中心部には”声の主”が居た。 踏めば水音がするような森の中の黒土とは違い、乾いた大地――むしろ、本来此処に在るべき土の上に、乾いた古木が突き刺さり、その古木に一心に話しかける中年の男が居る。 ) ――明日は、いよいよ娘の誕生日だな。 何がいいだろう。 (古木は当然物言わぬ、声もださぬ。 だが、男には返答が聞こえたようだ。 ) そうか。じゃあ、ぬいぐるみを用意しよう。 何がいいだろう。 うさぎかな。クマかな。 ―― 今度ティアンの方に行商に行くから、あの辺で探してみようかな [Wed 19 Sep 2007 01:20:02]
◆藍音@森 > 体で払うのも悪くは無い。(しかも乗ってきた。)それは何所で区切るんだ。 バイかチャンかフォンか。 ・・・・私は藍音だ。 では安全な範囲でいってみるか。(行くべきと決まれば今度先行するは此方だ。 少しだけ早足にして、前に立とう。声は消えかけるが、方向は掴んだ。 )然し妙だなこの声―― まさか、幻――? 例のアレに捉えられている人間か?(丁度二日目の自分のように――なんて想像しつつ、進もうか。) [Wed 19 Sep 2007 01:13:41]
◆バイ・チャンフォン@森 > ふむ・・・。なら、デートの、相手、とか、でも?・・・なんて、な。(貸しだの借りだのを気にする性格ではないため、ふざけたことを口走った。)バイ・チャンフォン。傭兵、だ。お前、は?(笑い声の方向をにらみながら言う。)偵察、我らの、仕事。・・・なら、戸惑う、こと、ない。・・・行って、みよう。危ない、なら、逃げる。・・・それで、いい。(呟くとジリジリと笑い声のする方向へと近づいていく。) [Wed 19 Sep 2007 01:09:09]
◆笑い声 > ―― n学者 g っとおり d aははあh―――おれm … だ…! mいい! あhさぁ――― !!! ( 声の主は、喜びの声を上げ、何かに向かって一心に話しかけているようだ。 ―― その相手と笑いあい、語り合う。その繰り返し。 ―― だが、風が運んでいるにすぎない声は、風が弱まってくると、声も聞こえなくなって行く) [Wed 19 Sep 2007 01:06:30]
◆藍音@森 > いずれ何かで払おう。 言い値だ。(それでも、借りを作るのは嫌いなのだ。) 学者連中が喜んで調べるてか・・・手柄は分けよう。 男、名前は何だったか?(そういえば正式に名乗っても居なかった―― いつまでもフォーウン男じゃ呼び辛い。) ・・・新手の砂の化物か、あるいは件の行方不明かも知れんな・・・ どうする。 いずれにせよ手がかりでは、あるぞ?(偵察程度に近付いてみるのはどうか、との提案だ。怪我の程が判らぬゆえの質問形式、無理強いはせぬし、是とするなら今度は此方が前を務めると言い出すが。) [Wed 19 Sep 2007 01:01:30]
◆笑い声 > (風の方角からいって、この先に声の主が居ることは間違いないだろう。 月明かりさえ遮り、夜を緑の腕に抱き込んだ森の中―――そこより聞こえる声は、やや箍の外れた笑い声。だが、幸せそうな笑い声には間違いない。 ―-―貴方達は、恐れる事無く、声の主を探すだろうか。それともなくば、先程の戦闘で疲れた体を癒す為にも、一時撤退を選ぶだろうか。 ――― 声は響き続ける) [Wed 19 Sep 2007 00:57:13]
◆バイ・チャンフォン@森 > 気に、するな。傭兵、傷つく、いつものこと、だ。(自分の怪我などさしたる問題ではない。あと、別に相手が気負う必要もない。そういうわけで気にするな、と。)その、石、何か、に、使えるかも、な。とって、おいて、損、ない。(見てもらわなければどういったものかは理解できないが、とりあえずはとっておいて損はないだろう。)難しい、こと、は、学者、の、仕事、だろう。・・・我ら、探索、し、手がかり、見つける、こと、仕事。(そして聞こえた笑い声。戦闘の後のことなので敏感になっていた男は自然とそちらに意識を働きかけ、同時に刀も構えるだろう。) [Wed 19 Sep 2007 00:53:02]
◆笑い声 > ――― hi ひ はl hi あ a あはははははは はははははははははは あは ははは ははははははは (声は、砂の守り人が出てきた方向から) [Wed 19 Sep 2007 00:48:52]
お知らせ > 笑い声さんが来ました。 『(男の笑い声が風に乗って聞こえてくる)』 [Wed 19 Sep 2007 00:47:21]
◆藍音@森 > 上手い謝罪も吐けん。 この国の言葉は苦手なんだ。(ついでに、治癒や麻酔になるような術法もないときた。 悔しいが、耐えてもらうしかない か。) 捕虜に取っても話せまい。・・・・そういえばやけに堂々としていたな。 獣はまず襲い、それから鳴く。(ありえないとは言い切れぬ、と。 集中していた間の事情は知らぬが、出現とこの最後、そして――) ・・・・・なんだこれは。 石か。 また、石?(弄ったのが功を奏して、砂の中から赤い石を引っ張り出した。 色々角度変えて眺めたり――) 幻の後に頻繁に見つける石といい、この森そのものと関連付けるのは良い思考かもしれん。 現状で証明の手段はなさそうだが。 [Wed 19 Sep 2007 00:44:28]
◆バイ・チャンフォン@森 > しばらく、は、痛む、だろう、な。(腕の痛みが再来してきた。踏まれた部分を押さえながら砂に近づいていく。)もう、少し、何かを、引き出せれば、とも、思った、が、そんな、余裕も、なかった、か。(砂の中に残った刀をゆっくりと引き上げて、砂を落とすと鞘へと戻した。)この「森」、そのもの、と、考える、べき、か?(砂をじっと眺めながらそんなことをたずねる。) [Wed 19 Sep 2007 00:35:25]
◆藍音@森 > 「「知ルか。 藍音にイえ」(言葉が行動と全く同期しないのは妖術使用の副作用――射出中は会話は侭ならない。 此方も剣を拾ってトドメを入れようとするが――必要もなかったか。)「ギリギリでハ 」 あったが。 ・・・・どうにかなるものだな。 やるな、男。傷は平気か? (対象が消滅すれば、黒い雀も消えていく。 労いの言葉らしいものを吐いて、砂とバイ・チャンフォンの方に近付こう。) ――実体だ。 こんなものまでいるのか。(剣の先でぐしぐしと砂弄りつつ。) [Wed 19 Sep 2007 00:31:12]
お知らせ > 森の守り人☆4さんが帰りました。 『 ――獣が残したものは、そのふたつきりであった。 』 [Wed 19 Sep 2007 00:28:44]
◆森の守り人☆4 > (―――崩れた砂を少し退ければ、親指の先ほどの真っ赤に濡れたように光る石が見つかるだろう。売れば4万程になろうか―― それと、戦闘の経験を4程。) [Wed 19 Sep 2007 00:28:33]
◆森の守り人☆4 > (駆け出した獣に追い縋るは難しい。飛び掛ったところで地面に身を投げ出すのが関の山だろう。――何も無ければ。) ―――――オォォォォ、ウ (異質の力が、金色の獣に絡みつく。――それは獣の動きを縫い止めるほどの威力は無かった。逆に言えば、獣の膂力が術の呪縛を上回っていた、ということだ。…ただ、ぎちぎちと黒い渦を引きちぎらんとする獣の動きが、極端に鈍くなったのは確かな事実である。) ――――― ッ (ぞぶり、と男の刃が甲冑の合間に滑り込み、声のない断末魔の叫びを上げ―――― ざらり、と金色の獣は砂となって崩れ落ちた。) [Wed 19 Sep 2007 00:26:06]
◆バイ・チャンフォン@森 > 腕、死ぬ、思った、ぞ・・・。(味方の術が成功したと見ると、腕の痛みをなんとか抑えつつ、立ち上がる。そして相手の背後へと近づいていく。)さっさと、仕留め、よう。(徐々にその足を速めていく。全力ダッシュにまで到達した瞬間、飛び上がり、狼の上の甲冑の首を狙う。) [Wed 19 Sep 2007 00:15:57]
◆藍音@森 > 『我が元に来たれ、 怪異『夜雀』!!』(そして、命令の元一斉に宙に舞う―― 黒い鳥の渦は小さいながらも、群れと言うより雨の如き密度。 金色の化物を見詰める無数の赤が乗り移ったように―― 渦の中心に居る藍音の瞳もまた、赤く。)「「「待たセた、フォーウン男」」」「「そして手遅れナ金いロ」」 「「「アレを抑えて止めル」」」(声は多重のエコーが掛かり、まるで歌う様―― そして、自分の認識が”夜雀”と混じった様。 言葉も響きもぶれているが、狙いだけは正確だ。 指差した得物を目掛け、黒い渦が一斉に絡み付いていく。 山野に現れ迷い人を縛る怪異の再現は、対照に纏わり憑いて動きを縛り、その場に縫い止めんとする現象となる――) [Wed 19 Sep 2007 00:08:32]
◆森の守り人☆4 > (ずしり、と重量級の巨体が男を踏み潰す。――が、ぐいと踏み抜こうとした足が、その巨躯ごとばっと飛び退る。 …苦し紛れに振るった刀を避けたのだろう、確実に仕留めんとその手に生えた刃を男へと向けて――) ――――ルゥゥ、ルォォォ。(ぎろり、と視線が女へと向いた。集約しつつある、何がしかの力を感じとったのだろう、うなり声をあげた獣がその刃を女へと向け、後足で地面を蹴り―――駆けた。) [Wed 19 Sep 2007 00:05:07]
◆バイ・チャンフォン@森 > (目の前の足、いや、巨体が消えた。)・・・上、か。(呟くと同時、避けようと体を跳躍させる・・・が、)あぐぁっ・・・がっ・・・!!(ちょうど相手の足が自分の左腕の上に降り立った。相当の激痛が腕に走る。)っはやく・・・しろ・・・。(そう呟きながら右腕に持った短刀をもう一度足に振るいつつ、左腕を抜こうとする。) [Wed 19 Sep 2007 00:00:40]
◆藍音@森 > 『強く、禍き、力を!与えよ!! ――さすれば我は汝らに、恐るるに足る形を与えん!! 我が形容を得んと欲するならば、今此処に出でて威を示せ!』(心を覗く間、周囲は見えてはいない。硝子のケースの向こうのように、幽かな音が聞こえるのみだ。 祈りは続く。 手から毀れた黒い呪符が、蠢き、不定形の何かに変じていく。)”森深きには化鳥在り。 黒羽赤眼、集うこと雲霞の如し。 声は眩まし、姿は惑わす。 心乱るれば忽ちに、黄泉の深きに誘わん――”(目を開くと同時、口から出たのは御伽話の一節のような。 不定形を認識で固められ、符が変じた黒い”何か”は、平たく地面に広がると――其処から無数の影の如き鳥の姿を生み出し始める――。 【詠唱2、次ターン開放】) [Tue 18 Sep 2007 23:47:44]
◆森の守り人☆4 > (目標は、目の前の男。それよりも無効で何事かを構える女には見向きもせず、男目掛けて刃を振るう。――ぶん、と空を切る音が鈍く響く間際を抜けた男が、後足へと振るう刃に… ふ、とその場で高く跳躍し、真上から踏み潰さんと覆いかぶさる―――。) [Tue 18 Sep 2007 23:42:22]
◆バイ・チャンフォン@森 > そう、する。(藍音の声にそう返した。殲滅、とまではいかないまでも、せめて撤退させることくらいはできるだろう。できなければ・・・どうなるのかはわからない。幻が現実にまで影響を与えるのならば死ぬのだろう。)・・・怖い、な。(刃が迫る。が、それを正面から受け止めようとはしない。横へと飛び、間一髪のところで避けるだろう。)なぜ、警告、を?(害しない以上、警告はするのかもしれない。だが、この森自体が人間に敵意を持っているならば、黙って襲い掛かってくることも十分に考えられる。むしろ自分ならそうする。)・・・人、に、敵意、が、ない?(ぼそぼそと呟くその言葉は守り人になら伝わるかもしれない。・・・が、そんなことは今はどうでもいいだろう。次に飛ぶのは狼の後ろの半身。将を射んとするならばまずは馬からということで跳躍のとき力の入る後ろ足を狙って短刀を振るった。) [Tue 18 Sep 2007 23:35:28]
◆藍音@森 > 私はトキノミヤコ人だ。(此処の言葉は喋るのが難しい!と。) ……逃げ回っていてもいいぞ!(一声叫んで、準備に入る――悠長な術は打てまい。 食い止めてくれている間に、最速の技で打倒するしかない。)『夜の縁に佇む獣達よ、市井に潜み山野に蔓延る者達よ! 我が心中の毒蟲よ!!我は大いなる深淵に棲む汝等ら諸霊を力強く呼び醒ます者也。 我に仕え、我を助け、我が言霊に力を与えよ!!』(目の前の暴力の応酬を意識から締め出して―――目を閉じ、言葉を紡ぎ、森よりも尚暗い自らの心を凝視する――― 其の中に僅かに聞こえる羽音を捉えるために。) [Tue 18 Sep 2007 23:30:53]
◆森の守り人☆4 > (獣が、二人の侵入者を害する積もりであれば、警告などせず其のまま襲い掛かっていただろう。しかし、獣はわざわざとゆっくり歩き、その全身を晒してより、もう一声吼えた。―――それでも、回れ右をせず得物を構える侵入者へと、漸くとその獣は半身が構えた刃を向けた。) ――――――ルゥゥ、オオオオオオオオオ。(だ、と駆ける。勢いづく巨体が迫り、先ず狙うは目前に立ちふさがる男。両腕を開くように構えた刃を、力任せに叩きつけんと狙う。) [Tue 18 Sep 2007 23:22:43]
◆バイ・チャンフォン@森 > 高圧的、な、言葉遣い、も、話しづらい、ぞ。・・・これ、だ。お前、は・・・聞く、に、及ばず、か。(相手の姿を見て、少し考える。選択肢一、一人でさっさと逃げる・・・無理。禍根を残して良かった試しはない。選択肢二、逃げる。・・・これもダメ。相手の足は獣並み。自分の脚力はまだそこまではない。・・・そもそもあの巫女とやらも逃げ切れないだろう。選択肢三、ここで戦う。・・・多分、これしかないのだろうなぁ。と。)やって、できない、こと、ないだろう。・・・急げ。我、も、自信、ない。(冷や汗が流れるがやらない理由には到底及びはしない。・・・と、いうわけで短刀を構えてじりじりと近寄るだろう。) [Tue 18 Sep 2007 23:19:31]
◆藍音@森 > ふん。 話辛くて叶わん。 勉強しろ――― フォーウン男。得意は何だ。(共闘しろ、というからには情報を聞いておいて悪い事は無いし ――信用を測る度合いにもなる。 響く叫びに気圧されるみたいに、数歩下がりつつ。) ・・・・でかいな。 暫く足止めできるか? できるなら私が殺る。 ダメなら退くぞ。(見上げる姿は威圧されるには十分だ。言葉が判ったら、今すぐに回れ右しそうなくらいに。 流石に前で遣り合う自信は無し―― 回答を聞く前に、数枚の漆黒の呪符を準備して。) [Tue 18 Sep 2007 23:13:22]
◆森の守り人☆4 > (ずしり、と重い音が響いた。 …吼え声は警告である。 この森より立ち去れ――獣や民間人であれば、迷わず回れ右をしそうな威圧力を持ったおそろしげな叫び声。 ――森の奥、薄暗がりより姿を現すのは、馬ほどもある巨躯の、金色の狼。 その背よりは、甲冑を纏ったような人の上半身が、手首から先が剣のような刃となった両腕を構え目前の侵入者を睥睨している。) ――――オォォオオォォォ。 (また、吼えた。まるで此処から今すぐに立ち去れ――そう、言っているようである。) [Tue 18 Sep 2007 23:05:00]
◆バイ・チャンフォン@森 > 喋り、下手、我、フォーウン人だから、だ。・・・体目当て?(なんのことだろう?と考えるが・・・そこへ響いた吼え声。そちらへと警戒を向け、短刀を抜こう。)話、は、後、だな。・・・とりあえず、共闘、と、行こう。(今は身近に迫った共通の敵を殲滅するのが先。徐々に緊張感と集中力を高めていく。) [Tue 18 Sep 2007 23:01:37]
◆藍音@森 > 焼くか? 止めるか? 嫌ならば片輪車を見た報いを―― ・・・・なんだ。 下手だが喋るな。 初日の如く体目当てか、あるいは迷い込んだ奴を当てたのか?(困惑したように剣を下ろした。 警戒は解かないが、話が通じるなら、という感じか。) 此方はいかにも人だぞ。 探査の依頼で着た―― む・・・・新手か?!(其方は?と聞くのはキャンセルだ。 咆哮と足音が響けば、声の方とバイ・チャンフォン、どちらも視界に入る位置を取るべく微妙に位置をずらそうと試みる。) [Tue 18 Sep 2007 22:56:44]
◆森の守り人☆4 > (――睨み合う二人の探索者へ、どこか森の奥より吼え声が響いた。 びりびりと樹々を震わせる吼え声の主は、未だその姿を見せぬまでも暗がりに沈んだ道の行く先からゆっくりとその足音を響かせる。――ばきり、と枝を踏み砕くような音が、微速ながら確実に、近づいてくるのが判るだろう。) [Tue 18 Sep 2007 22:52:01]
◆バイ・チャンフォン@森 > (転がり出たのはトキノミヤコの魔術師?のような格好をした女性だった。随分と警戒しているようだ。おそらく酷い幻でも見たのだろうなぁ。と。)待て。我、幻、違う。あと、質問、答えろ。話、それから、だ。(警戒を解き、相手を見据えればはっきりと言葉を発する。相手が襲ってくるなら別だが、今は誤解を解くことが先決だろう。)我が、幻、なら、すでに、襲い掛かる。・・・戦い、まだ、なってない。それ、我、幻ではない、証拠。(自分が幻ではないことを分かってもらわなければ話をすることはできないだろう。) [Tue 18 Sep 2007 22:49:30]
お知らせ > 森の守り人☆4さんが来ました。 『 ルゥゥォォォ――――― 』 [Tue 18 Sep 2007 22:49:20]
◆藍音@森 > ?! ――其方に居たかッ!! (声を掛けられると同時、転がるように飛び退いた。 東方風の祓い串らしきものの中から、真っ直ぐな刀身を持つ刃物を引き抜いている。) ……見た事も想像した事も無い奴が出るのは初めてだな。 奇襲も数も無いならば、此方にも手が有るぞ?(刃先を真っ直ぐに向ける特異な構えを取る。 相手を確認するより先に、少し焦り気味の威嚇を吐いて。) [Tue 18 Sep 2007 22:39:43]
◆バイ・チャンフォン@森 > (気づいた。・・・だが襲ってくる気はしない。つまりは人、ということか。)・・・人、か?(確認するかのようにその人影へと言葉を投げかけた。まだ味方とは決まってはいないので警戒は解けないが、抜刀はしない。こちらも姿を現した。) [Tue 18 Sep 2007 22:32:17]
◆藍音@森 > あるいは、根の深い事件になるかも知れんな……森だけに。(人が中に居る以上森林火災にする訳にもいかず、とりあえず破壊行為は木片を削って以って帰るくらいに留めることにした。 後で専門家に分析してもらうも良しだ。 帰れればだが。) ・・・方向も見失ってしまった。 そろそろ一度外に出たい所だが―― ・・・気のせいか?(仕事柄、第六感とも取れる分野は非常に鋭敏である。周囲に動く物が居る、というのはこの森では明らかな違和感、ふと立ち止まって辺りを見回すが―― 視界の都合で今の所は発見出来そうに無い。 ほんの1分もそうして気が済めば、移動の準備に取り掛かるだろう。) [Tue 18 Sep 2007 22:24:22]
◆バイ・チャンフォン@森 > ふぅ・・・。(ため息が出た。自分としてはおもしろそうだ。というだけの感覚でここまできたのだが・・・誤算だった。森の幻影は思ったよりリアルで、着実に精神に負担を与えてくる。)悪、趣味、だ・・・。とても・・・。(冗談ではすまされないほどに。・・・そんなことを考えながら進んでいけば、正面の木の傍に人の気配を感じた。)・・・。(また幻影か・・・それとも乗り込んできた人のうちの誰か、か・・・。その判断ができかねるため、近くの茂みより様子を伺ってみることにする。) [Tue 18 Sep 2007 22:17:58]
お知らせ > バイ・チャンフォン@森さんが来ました。 『(この森には嫌な事が多すぎる・・・)』 [Tue 18 Sep 2007 22:14:53]
◆藍音@森 > (大見得を切って参戦したはいいが、基本的に藍音とは陰陽寮の術者であり間者である。 数日前のように白兵戦に特化した幻や、数に襲われれば抵抗の仕様が無い。 昼間のうちにできるだけを進み、夜は覚悟を決めるのみだ。) ・・・あの幻さえ何とかできればヒトだろうがモノだろうが直ぐにでも探してやるが・・・ いっそ焼いてやるか?(歩くついで、無秩序な群生を見せる木を仕込みの鞘で小突いてみたりもする。 叩いた感じは、特になんともない普通の木なのだが。) [Tue 18 Sep 2007 22:04:43]
◆藍音@森 > ( ――そんな気がする。 夜間の間体に刻まれる幻の傷跡は、朝日と共に消えて行くものだ。 ただ、消えたからといって全く無視できる訳じゃない。 痛みや喪失感は”起きている”間も尾を引くし、毎夜の死の幻視は心を磨り減らす。 魔性の蹂躙に慣れた体にも、正直、キツイ。) くそ。 おのれ。 対処法が無いだけに腹が立つ・・・!(口から吐く言葉と裏腹に、足取りは少し力無く―― それでも、調査を諦めてはいなかった。 木の根に躓きそうになりながら、歩く。) [Tue 18 Sep 2007 21:54:51]
お知らせ > 藍音@森さんが来ました。 『(だらだらとちがながれている。) 』 [Tue 18 Sep 2007 21:48:12]
お知らせ > フォウルさんが帰りました。 『( 分からない事が多すぎる。 されど今は顛末を待つだけ。 )』 [Mon 6 Aug 2007 04:10:27]
◆フォウル > ( 疾風のように去って行く女傭兵を見送る。 魔女を運び出す天狗の少年、建物の中を探し出す金髪の同僚。 残された自分はと言うと――およそ建設的と思えそうな事は何もできなかった。 やがてカイネが連れてきた医療士が、オケアノスが発見した設備を確かめ、五郎丸が安置したクーンを診察するのだろう。 その間死体の側に座り込んだまま何も出来なかった。 ) [Mon 6 Aug 2007 04:09:47]
お知らせ > イザベラさんが退室されました。 『 やがて医療部隊はやってくるだろう。一人でも犠牲者を減らすために。 』 [Mon 6 Aug 2007 04:08:51]
◆イザベラ > ( 施設の中にはペストを警戒して、特効薬とは行かなくとも消毒薬やその他治療に使える道具がある。それを探し当てるのは容易だろう。 ) ( …こうして、一連の騒動は決着がついた。未だヴェイトス市にはラットマンの残党が残っているが、それが狩られるのも時間の問題であろう。 残ったのはイザベラの死体と、カミュの死体と、灰となった研究資料。一体誰の差し金でこんな研究をしていたのか、カミュはその秘密を墓の中にまで持ち去っていってしまった。 ) [Mon 6 Aug 2007 04:07:16]
お知らせ > 五郎丸さんが帰りました。 『 此も勝利だと言える―――のだろうか。 今侍に出来ることは傭兵の言葉に頷くだけであった。』 [Mon 6 Aug 2007 04:06:06]
お知らせ > オケアノスさんが帰りました。 『(自分が感染しているかどうかは、二の次だ)』 [Mon 6 Aug 2007 04:06:02]
◆オケアノス > (力尽きたか…!!! 忌々しげに舌打をする。) ―― カイネさんよろしくお願いします。 私はこの施設に薬か、対処法を記した何かがないか探ります。(松明がなくとも、己の瞳ならば暗い場所でも見えるから、建物内をあさるには丁度よかろうと。 ) …フォウルさん、五郎丸申し訳ないのですが、そこの馬鹿男と糞鼠をお願いします。馬鹿男はともかく、糞鼠は縛り上げるなりして、動けないようにしておいてください。――では、いってきます。(言うなり男は、魔女を廊下に横たえると、建物内を奔走し始める。――何か見つかる事を信じて。) [Mon 6 Aug 2007 04:05:31]
◆五郎丸 > ( 漸く戦いが終わったと言うのに。 侍の心は晴れない。 ) ―――カイネ殿。 頼みました。 ( だが、患者の血が満ちた此の部屋はどうなのだろうか。 不安は募るも侍には知識はない。 せめて、血の無い廊下に魔女を運び出す位しか出来ないだろう。 ) [Mon 6 Aug 2007 04:04:10]
お知らせ > カイネさんが退室されました。 『( 連絡は届き、医療班が突入するのに時間はそう掛からない…と思いたい。 )』 [Mon 6 Aug 2007 03:59:49]
◆カイネ > ( 疫病に関する知識は余り無いのだけれど ――― あの魔女は、あの小さい体で頑張ったんだ。熱に耐えて、体の不調に悩まされながら、戦ったんだ。だったら ――― ) ……健康な奴が、努力しないわけには行かないよな、クソ! アタシがキャンプに戻って確認を取る! 如何すりゃ良いかも聞いてくるから其処を動くな! 動かしたらヤバいかも知れないし、若しかしたらアタシらだって感染してるかも知れないんだ! ( それだけ叫ぶと、走り出す。目的地はキャンプ ――― 中でもパプテスの医療班。連中なら、こういうのには詳しいはずだ! ) 良いか! 医療班の奴らが来るまで絶対動くなよ! ( それが正しい対処法なのかは判らない、けれど ――― 伝染病の被害を最小限にとどめる方法は、此れくらいしか思いつかなかったから。だから、今は走る。少なくとも、今の自分には黒斑も身体の変調も無い ――― 取り合えず一番安全と言えば安全なはず、だ…ッ! ) [Mon 6 Aug 2007 03:58:57]
◆フォウル > ( 後ろから引き止めた手は間に合った。 ――そのように、見えた。 ならば、何故?! ここからでは魔女に浮いた黒斑は見えなかったが、取り乱す二人の様子からかなり拙いのだとそれだけは痛い程に。 ) ――ま、待て! チクショ、待て勝手にくたばるなっ…! ( 急速に力を失った男を引き起こそうとするが――もし既に息がないのならば、カミュはここに捨て置くしかないのだろう。 彼よりも魔女の方が気がかりだった ) キャンプの医師に連絡っ、調査はあっちに任せよう…! ( 同意を求めるよう、女傭兵を見上げ ) [Mon 6 Aug 2007 03:56:20]
◆イザベラ > ( …柄で突かれたイザベラは、その衝撃で―― 喉が潰れた。こふ、と僅かに血を吐き出し―― 鎖が解かれると同時、膝を折って崩れ落ちる。 ぐる、と目が反転させて。それを見たカミュは絶望と悲しみの入り混じった絶叫を上げようとしたが、代わりに出たのは血交じりの咳だけだった。…肺ペストは、発症から死亡までの時間が短い。発病後5時間で死亡する例も稀にあるとされる。 まるで後を追うかのように、カミュもまたフォウルの下でがくがくと身体を震わせ…。 ) あ ぐっ…… さ、まら… い、いざべ ら 。 ぁ。 ( がくりと、カミュの首が折れる。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:52:19]
◆オケアノス > (自分が甘いのかもしれない。だが、無茶な行動をする相手を止める事が、間違っているとは思わない。 だから、気を失った魔女の体を抱きとめ――…フードの中を見て目を見開く。)―――― これ は。 ( 肌に浮いた黒斑。熱を持った体。 一目で病に掛かっていると分かる、魔女の姿がある) ……っ …… 。――薬はないのですか!!(女鼠の事など、この瞬間だけ忘れて、男へ怒鳴りちらす。その男も、最早―― 命の炎が消えそうになっているように見えた)( 魔女の細い体を改めて抱えると、立ち上がる。 まだ、死んではいないのだから。まだキャンプに戻って、医者やパプテスの術師に見せればたすかるやもしれん。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:48:30]
◆五郎丸 > ( イザベラの喉元に突き刺さった鉄鞘の鐺―――。 人間と相容れぬ存在の母、何故兵器たるイザベラをカミュと名乗る男は愛したのか侍には解らない。 二人の間には何があるのか。 ) 赦されよ……。 ( ただ、其れだけを呟いて。 決着はついたやも知れぬが、目の前で――崩れ落ちる魔女。 その身体に見えた黒い痣。 ) ク、クーン殿ッ!? ( 一目で拙いと解る。 何故か黒死病に掛かっていた魔女。 突きを繰り出した姿勢の儘、侍は固まって。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:42:43]
お知らせ > クーンさんが帰りました。 『―――意識が濁る』 [Mon 6 Aug 2007 03:36:12]
◆クーン > ―――あぁ。(こんなところにも居たか、”合理的な判断”が嫌いなやつが。 襟首をつかまれ、箒から滑り落ちる。外套がずれ、その下から…黒斑に塗れた顔が覗く。――とうに病に煩っていれば、そりゃあ病毒なんぞ効かなかろう。) …―――残念。 格好がつきませんでした。(どうやら最初から、目測も誤っていたらしい。狙いを外れた小さな爆発が虚空に消えて、鼠を戒めた鎖も掻き消え―――ついでに、意識も、落ちた。 …その生命も、程なくその後を追うだろうが。) ―――やれやれ。(魔女ギルドの長が代々、こんな終わり方をするというのが…妙なジンクスにならなければよいが。) [Mon 6 Aug 2007 03:35:21]
◆カイネ > 嗚呼、もう……自分の命なんだから如何しようと勝手だろ。勝手って事は当然リスクも負わなきゃならない。今まさにそれを無視してるアンタは傭兵以下の蛆虫だよ。鼠と獣姦してるのが御似合いだ。 ( つらつらと述べるのは、情けも容赦も無い言葉。殺すけど殺されるのは嫌だなんて身勝手は、戦場じゃあ全く通用しない物。あの鼠が産んだ子供が、何人、何十人、何百人と言う犠牲を生んだ。更に今も尚犠牲者は増え続けている。正義の味方を気取るわけじゃあないが、ペストに感染したのが自業自得なら、今此処でこの鼠が殺されるのだって自業自得だ。 ) ( それはきっと、傭兵を見下した彼には屈辱以外の何者でもなかろう。 ) ( 倒れた男には一瞥すらせず、跡は只鼠の動向を見遣るのみ ――― ) [Mon 6 Aug 2007 03:32:14]
◆フォウル > ( 呆気なくカミュの体が転がった。 そのままうつ伏せに、後ろ手になるよう押さえ込もうとする。 咳と共に散る血から目を背け ) ( 研究の為に死ぬ覚悟 ではなくて ) 殺すクセに殺される覚悟がないヤツに四の五の言われたくないっ! 大人しくお縄につきやがれ――ってちょ、魔女っ子?! ( 飛び散る毒の血を進んで浴びるが如き前進に対し、名前を呼べもしなければ制止の手も伸ばせなかった。 ただ、「イザベラ」の頭が爆ぜたか、喉に凶器が食い込んだか――行く末を見守るのみ ) [Mon 6 Aug 2007 03:22:23]
◆イザベラ > ( 魔女の小さな指がイザベラの口に。イザベラはその手に噛み付き、爪をクーンの身体にめり込ませようとする。そして次の瞬間にはネズミ女の頭部は玉のように爆ぜるであろう。だが、オケアノスが魔女の身体を引きとめる事に成功したのならばこれは起こらない。 ――どちらにせよ、それより前に「どッ」という音と衝撃が走り、イザベラの喉に鞘の先端がめり込むことになる。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:15:17]
◆イザベラ > ( フォウルに引き倒され、体の弱っていた男はイザベラへと辿り着く前に取り押さえられる。 ) 傭兵なんぞ使い捨てだろうがッ!金で命のやり取りをする奴らがこの私に説教を垂れるなッ! ――う、 ぐふっ がはッ ( フォウルとカミュでは力の差が大きく、抵抗を試みるも振りほどけない。そしてまた血の混じった咳を吐き出し、悶え苦しんだ。 ) や、やめろぉぉっ!止めてくれッ!お願いだその子は殺さないで…っ! ( 男は魔女に向かって必死に叫ぶ。 この男のエゴの為に今までヴェイトス軍は大きな犠牲を支払ってきた。この戦で死んだ仲間達だって居るだろう。ラットマンはこうしている間にもヴェイトス市のどこかで無関係な市民を襲い、喰らっている。 しかし、それでも尚男は自分の罪を振り返り償おうとはしない。今まで命を失ってきた人たちの事など、何とも思って居ないのだ。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:14:58]
◆オケアノス > (魔女の術が発動し、鼠女の動きを捉えたらしい。 そして、傷をつけずに捕獲せよとは難しい注文だ。 バスタードソードを鞘に収め、すっぽ抜けぬように、きっちりと紐で封をする。鞘をつけた剣の長さは150cm程度。鼠女の腕よりは長いのは間違いない。もがく鼠女に慎重に近づくと――同じ事を考えたらしい五郎丸と、動きが被る。 そして、五郎丸が気がついたように、不用意に近づく魔女に男も気がついた。咄嗟に取った行動は――魔女の体を引き止める事。) [Mon 6 Aug 2007 03:10:47]
◆五郎丸 > ( 侍には理屈は解らぬが、血を浴びると感染してしまうらしい事だけは理解した。 弓を捨て、引き抜いたのは鉄鞘に収めた儘の太刀。 漸く、距離を詰めた侍。 ) ―――カイネ殿の案頂きましたッ! ( 動かなければ見た目は14歳程の少女。 攻撃範囲も、素手の少女と同じに違いない。 平均的な太刀の刃渡りは70センチ程、柄迄含めればそれ以上。 其のリーチを持って、イザベラの喉元へと鉄鞘の鐺で突きを繰り出さんとした時。 ) なッ? クーン殿ッ!? ( ギルド長も、此方へと歩み寄ってくる。 どちらが早いか解らないが、満身創痍のギルド長に無理をさせてはと思い繰り出した突きは止めない。 もし魔法が効かなかった時、真っ先に爪の餌食になるのはギルド長だと判断。 ) [Mon 6 Aug 2007 03:05:01]
◆クーン > ――捕らえたところで、始末しなければ病毒を撒き散らす、歩く害悪だ。 …なら、ここで楽にしてやるのが一番、いい。(――その小さな指先が、鼠女の顔へと伸びる。目でも、鼻でも、なんだったら口の中でもいい。ほんの僅かでもその中に食い込めれば――芸のない技で、少々気が引けるが。) ―――【Bomb】。(成功しようがしまいが、それで恐らく己の魔力は打ち止めだ。) [Mon 6 Aug 2007 02:48:07]
◆クーン > …誰も、行かないんですか? じゃあ、私が行きましょう。(足を止めては見たが…接近職が近づき難いのは、当然と言えば当然だろう。何せ、今あの鼠女は病毒を撒き散らす己の血を、自ら振りまいているところなのだから。) ―――残念ですよ、Dr.カミュ。 折角の策ですが…―――私に、 その毒は、 利かない。 (この鎖を維持しているあいだも、着実に精神は磨り減り、尽きていく。もう、いくらも残ってはいない――限界が近い。熱で茫洋とする意識を繋ぎ、鼠へと肉薄する。 …接近を察知した鼠がその腕で裂こうが、殴ろうが、おかまいなしだ。狙うは、たったひとつ。) ――これを捕らえるのは、もう、無理です。 捕らえたところで [Mon 6 Aug 2007 02:46:17]
◆カイネ > ( 追撃の機会を失ったのは痛かった。その間にこの鼠女は最悪の武器を手に入れてしまったのだ。如何する? こうなると、もう近寄る事さえ危険極まりない。けど ――― 逆に考える。なら、血を浴びなけりゃあ良いんじゃ無いか? それはとても単純な、思考。 ) 血ぃ浴びなきゃいいんならさ、返り血の届かない範囲からあいつを射殺すってのはどうかな…ッ!? 折角足は止まってんだから、さぁ…! ( 空気感染する可能性とか、そんな物は一切考えず。兎に角思いついた事を適当に羅列し、吐き出した。 ) [Mon 6 Aug 2007 02:36:25]
◆フォウル > ( EM様へ:どうかお気になさらずですー。 ) ( もし万策叶わず「イザベラ」を殺す結末になるとしても、縊るか殴るか――味方に被害が出ないよう手段は選ばなければならないのだろう。 いずれにせよ後味の悪い話。 ) ( 漸く立ち上がった。 幸い転げた拍子にどこかを傷めたでもなく、思う通りに体は動く。 ) ( カミュによる再びの攻撃命令 ) ――ッ。 手前ェ、あんだけ人死に出しといてまだ殺す気なのかッ?! カビ臭い建物に引き篭もってねェで、その目で外の惨状よく見やがれっ…! ( 近寄るなと言われた。 つまり男に引っかかれてもヤバイって事だろう――カミュを背後から引き倒さんと、大股で歩み寄り ) [Mon 6 Aug 2007 02:32:26]
◆イザベラ > イザベラーッ!お前の爪で自分の肌を傷つけなさいッ! その爪で攻撃するんだッ!! ( 男はそう叫んだ。イザベラは目が眩んだ状態のまま、命令の通りに自分の肌を引っかきその両手の爪を血の赤で穢す。しかし、視力が回復しないままでは迫る魔女の術を回避する術は無い。 足の自由が利かない状態で、そこから逃れようと身を必死に捩じらせるが、やはり逃げ出す事は出来ない。何かがこちらに向かう気配だけを察知し、穢れた爪を我武者羅に振り回した。 男はそれを見て、ペストに侵された身体を引き摺るようにしてイザベラの方へと近づいていく。 ) [Mon 6 Aug 2007 02:25:55]
◆オケアノス > (視界が奪われたのも一瞬の事。鼠女に蹴られた体は、男自身が後ろへ飛ぼうとしていた為に、殆ど吹っ飛ぶのと同じで部屋の入り口方面へと体を転がす事になる。 そして、油断した代償はきちりと支払う事になる。 鼠の爪先が男の金髪を一束切り落とし、首の右側に浅い切り傷が走った。つぅ、と傭兵の首筋を紅が伝う) ――――っ! (首筋に手を当てたいが、今は怪我の状態を確認する余裕もなかった。 剣を投げ捨てなかった自分をほめつつ、立ち上がり――…体勢を整える) [Mon 6 Aug 2007 02:22:06]
◆五郎丸 > ( 下駄の歯に肉がめり込む感触。 翼を羽ばたかせ中空で身体を制御し床に着地する。 更に追撃―――と顔を上げるが、もうイザベラは体勢を立て直し距離を置いていた。 天狗顔負けの身のこなしに敵ながら舌を巻く。 ) ―――逃しませぬ。 ( だが、ギルド長の魔法で目が眩んでいる今が好機なのは間違いない。 弓を捨て侍はイザベラへと地を蹴り駆け出す。 ) 血を流さぬようと言うのは解っておりまする―――。 ( だが、天狗の速度ではイザベラを攻撃出来る距離までは未だ辿り着けないだろう。 ) [Mon 6 Aug 2007 02:16:00]
◆クーン > ―――斬り棄てるのではなく、捕縛しますか。 そうですね、それが十全でしょうか。(視界を遮られ、一瞬の隙ができる。しかしその周囲に、すぐさま対応できる者もまた、無いようだ――そうそうは通じるまい手段だ。この機会を逃すと、また面倒なことになる。) ―――【Bind】!(命令文と共に、鼠女の足元を狙い、鈍く黒ずんだ、鎖状の力場が絡み付かんと襲い掛かる――足を封じられれば、この鼠女を生かすも殺すも自在だろう。) …―――ご高説頂いたところで、残念ですが。 …その腐れた醜い種子、ひとかけたりとも此の世に残してやるものか。(冷やかに吐き棄て、鎖のコントロールに意識を努める。) [Mon 6 Aug 2007 02:07:59]
◆カイネ > ( 殺った、と思った。が ――― 鼠女の身体能力は、如何やら自分の想像を遙かに上回る物だったらしい。 ) ――― チ、ィ! ( 本来手応えが在るべき所に手応えが無い。其れは詰り、「避けられた」と言う証左。だとするなら、この足の先にある物は何か ――― ! ) ( 兎角同士討ちは避けた物の、体制は崩れ ――― ) とと、ッ…… ( ドン、と地面を強引に両の平手で叩き、其の衝撃を利用して強引に体制を立て直す。が、矢張り即座に追撃 ――― と言うわけには行くまい。 ) ( 体制と視界の都合から、イザベラがどういう状況にあるのか判らない。どうなってるんだ、今。そんな事を思いつつ、体の向きをイザベラの居たと思しき方向に向け ――― ) [Mon 6 Aug 2007 01:58:30]
◆イザベラ > ( 申し訳ありません。フォウル様が放ったのは蹴りでは無く体当たりでした…orz ) [Mon 6 Aug 2007 01:56:09]
◆フォウル > ( 横合いより肩口からの体当たりを試みたが、目標を失い踏鞴を踏む。 ――イザベラと名付けられた鼠女が跳躍を目論み、それが成功しかけていた事に小僧は気付かなかった。 下駄による強烈な殴打音の正体ですら目を覆う彼女の姿を見た後漸く判明する体たらく。 魔女の光も含め同士討ちだけは避けたものの、勢いを殺しきれず床に転がり込んでしまった為体勢を立て直すのに手間取り ) ――斬っちゃ拙い! そいつは、取り押さえ――…! ( 返り血すら凶器になりうるらしい、噛み砕かれた説明でそれだけは理解した。 ) [Mon 6 Aug 2007 01:54:05]
◆イザベラ > いやいや。例え実験が失敗しても、被害はこの島だけで済むでしょう?島国だからこそ都合が良かったのですよ―― まあ、交易船のせいで感染した例もありますし、絶対大丈夫とも言い難いのですが。――ふふ、私にこれを命令した人物はヴェイトス島には居ませんからね。 ( 自分まで感染してしまってはお話にならない。 ) ――ライカニア、という種族が居ますね。あれは動物と人間が交配して生まれたものではないかという説があるんです。それが本当かどうかは判りませんが、常世の森に生息していた大ネズミと人間の交配は上手く行きました。 ――貴方達が戦ってきたのは、全部私の子供なのですよ。ふふ、ふふふふ、ふふふふふ。たとえ私が死んでも、私の血肉は生き続けるのです。中には突然変異種も居ましたが。 …貴方達が全部狩ってくれたのは良いのですが、それでは私の子供は生き残らない。ですから先ほど新たに種付けを、を思いまして…。 ( もう一度血混じりの痰を吐く。 ) イザベラは私のいう事を聞き、ラットマン達はイザベラの事を聞く。 ――ですが、私が一度ヴェイトスに戻った時に… ふふ、恋しくなってしまったのでしょうね。イザベラは!この私をっ! だから私の言い付けを破りラットマン達をヴェイトス市に向かわせたのでは無いかと考えているのです。しかし、まだまだ獣としての特性が強く、勝手に繁殖を繰り返し勝手に人間と戦争を始めてしまっ…… イザベラッ! ( 蹴りを喰らい、閃光に目を眩ませるネズミ女を見て、その名を呼んだ。 ) [Mon 6 Aug 2007 01:44:28]
◆イザベラ > ( 間近に居たオケアノスは見るだろうか。ぐりんッ、とイザベラの右目と左目が逆側に回って、左右のフォウルとカイネの蹴りを見た。 オケアノスの身体にしがみ付いたのは一瞬だ。フォウルとカイネの蹴りをかわそうと、オケアノスの身体を蹴り更に跳躍する。あわよくば両者の蹴りがオケアノスにめり込めば…。その際、可能ならば僅かでも爪の傷をオケアノスの頭部にでの残そうと――。 だが、跳躍した直後、斜め上から迫る五郎丸の蹴りは避けようが無かった。 ) ッ! ( 無表情のままごす、と小さな体が折れ、地面に叩きつけられる。ごろんと一回転した後受身を取り立ち上がり、彼らから逃れようと距離を離す。そして更に―― ) !? ! …! ! ( 眩い閃光が走り、イザベラは目が眩んだ。 無表情のまま両目を抑える。 ) [Mon 6 Aug 2007 01:43:35]
◆オケアノス > (鼠の身軽さを甘く見た傭兵は、その動きに面食らった。 蹴られた剣先は、鼠の重さで下へと弾かれる。 そして――覆いかぶさるように(みえた)飛び掛ってくる鼠女の姿が目の前に広がる。 両手は剣を握っている為に、自分から避ける事は出来ないだろう。苦し紛れに後ろに体を倒そうと試みるくらいか。その足掻きも、体重移動に伴い、一瞬無防備になるのは避けられない。上手くいかなければ、鼠女の小柄な体が自分の上半身に絡み付く事になるのだろう。) [Mon 6 Aug 2007 01:35:30]
◆五郎丸 > ( 空間には十分な余裕があった。ならば、と床を蹴り飛翔する。 向こうは地面だけだが、此方は宙に浮いている―――真上からの射撃ならばと思ったのだが、カミュの吐血混じりの言葉に既の所で踏み止まる。 ) 馬鹿な、先ずは治療薬を作らずして兵器などと……。 ( 此処まで研究を進めたならば治療薬も期待出来た所だが、其れが絶望的なのはカミュを見れば一目瞭然。 そして己の使う矢は使えない、仲間に感染の恐れがあるのだから。 しかし、手を拱いてるワケにも其処で侍の取った行動は―――。 ) ならば此で! ( 宙に飛び上がり、そのままオケアノスへと飛びかからんとするイザベラの顔へ体重を掛けた一本歯の下駄での飛び蹴り。 ギルド長の魔法だろう眩い光を背にして、イザベラの正面斜め上から急降下。 ) [Mon 6 Aug 2007 01:34:16]
◆クーン > (まったく、舌打ちしてやりたい気分だ。――このイザベラなる鼠、小柄のくせに、疾い。狙いがずらされたシェイドが天井に撥ね当り、消える。) ――ペスト。 通称、黒死病。 全身に病毒が回り、吐血・下血などを繰り返し、体中に黒い斑が浮いて死に至る病です。 致死率は――8割超。 体液などから接触感染、及び空気感染をします。 …その男の言う通り、返り血には触れないほうが無難です。(返り血を浴びぬように鼠を屠れ、というのも酷な話だが―― …す、ともう一歩ぶんだけ引き、弓穿つ青年の、さらに背後へと。――鼠へと体当たりに、蹴りとで左右から迫る傭兵。確かにその只中に魔法をぶちこむのは躊躇われる。しかし。) …確かに、効率のいい生物兵器とはなりえますがね。 よりにもよって、この島で実験なんてしてくれたのが運の尽き、ですよ。(――二人の傭兵が、ちょうどこちらに背を向ける、そのタイミングを狙って――) ――――【Bright】!(眩きばかりの、一瞬の閃光…!) [Mon 6 Aug 2007 01:25:55]
お知らせ > カイネさんが来ました。 『( ――― )』 [Mon 6 Aug 2007 01:18:12]
◆カイネ > ( ――― 流石に最後のラットマン。知恵も他の連中よりあるらしい。だが ――― こっちは背後からそれを強襲できる。 ) ( 相手が、この女には「斧しか頼れる武器が無い」と考えているのなら、それこそ丁度良い ――― 別にこっちは、斧でぶった切るだけが芸じゃあないのだから。 ) 背中がお留守なんだよ、ケダモノがぁッ! ( 背後から、怒声を浴びせつつ ――― 思いっきり鼠女の横っ腹を蹴っ飛ばさんと ――― 補足すれば、その靴には金属が仕込んである ――― ! 幸か不幸か、フォウルの体当たりとは逆方向からの蹴撃だ! ) ( 何か、今、物凄く聞き捨てならない言葉が聞こえた気がする。きっと何かの嫌がらせって奴だろう ――― つくづく嫌な奴だ。まぁ、今更自分の行動なんて変えようがないんだが! ) [Mon 6 Aug 2007 01:13:37]
◆フォウル > ( ブレイン担当――だぶだぶの服を着た魔女をそのように位置づけた――が「そう」言うのなら離れるべき、なんだろう。 「ぺすと」とやらと鼠はともかく、それが今回の騒ぎとどう絡むのかが気になるが、どっちみち自分では理解できそうにない。 分かったのはただ、傭兵騎士団云々の辺り。 ) 俺らの飯の種がなくなるじゃねーのッ。 ( 見当外れも甚だしい言葉を投げつけ、残された危機たるイザベラの体を目で追う。 大剣の傭兵へと踊りかかる姿を認めたなら、横からの体当たりを試みる! ) [Mon 6 Aug 2007 01:12:23]
◆イザベラ > ( カミュは耐えられず、ついに地面に座り込んだ。そう、もう長くは無い。 ) そのペストですが―― もし人間の手でコントロールさせる事が出来たら、どうなりますかね?例えばそう、ネズミを統制して期間や範囲を限定出来たら?自分は安全な所に居たまま敵の国を容易く滅ぼす事が出来ます。行動範囲や繁殖数を制御して、不要になれば自殺させる事だって。それにより、逆にペストの脅威から逃れる事も出来ます。 ――もう傭兵や騎士団を抱える必要も無くなるかもしれません。戦争ってのはお金が掛かりますからね。最も、全部滅ぼしてしまっては賠償金も奴隷も獲得できないので、加減は必要ですが。 ( 全く。そのペストを利用しようとしていた自分がペストに感染するなんて。何の因果か――。 ) そうそう。そのイザベラですが、どうもペストを持っているようです。前はそんな事は無かったのですが…。 傷口にイザベラの返り血を浴びないよう、十分ご注意を。 ( と、今更のように教える。きっと自分が感染したのもイザベラのせいだろう。 ) [Mon 6 Aug 2007 01:06:56]
◆イザベラ > ( 前方にオケアノス。後方にカイネ。 ――魔女からは闇の精霊が放たれ、五郎丸は天井からの狙撃を試みる。この部屋は広く作ってあり、頭上からの狙撃も十分可能だろう。 ) ………。 ( イザベラは考える。まず、やり過ごすべきは地面すれすれから迫るシェイドと傭兵の大剣だ。そして大剣と斧の間合いは広いが、逆に密集し辛い。魔法や矢もこうして固まっていると狙い難くなるだろう、という結論に至った。 だんッ、と地面を蹴り跳躍すると、オケアノスの振り回す剣を蹴り、更にオケアノスの顔にしがみ付くかのように飛び掛るッ! ) [Mon 6 Aug 2007 01:06:01]
◆オケアノス > ぺスト………? (生憎、病気関係には詳しくない。カミュの話を聞いて、それがとても危険な病である事――そして、その病に男が犯されているのだろうという事を知った。組み伏された男の様子から、男は既に生を諦めているのだろう…そう、漠然と感じた。そうでなければ、自分に刃を向ける敵五人を前に、恐怖する事もなく、怯える事もなく、此処まで堂々としていられないだろうから。)鼠女――イザベラが、五郎丸やクーンに刃を向けようというのなら、無理やりにでも間に剣を差し込むつもりだ。――バットを振り回すように剣を扱い、球たる鼠女を刃で打ち返そうとするだろう。) [Mon 6 Aug 2007 00:59:51]
Reload : off Line : 1000