奴隷ギルド 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > グリゼルダさんが帰りました。 『 (主と共に奴隷ギルドを去る) 』 [Tue 4 Nov 2008 01:38:07]
お知らせ > ルフシュさんが退室されました。 『値段を知った所で、与えた服の方が彼女よりも高価だとは思えない… そんな気持ちが、もやついた』 [Tue 4 Nov 2008 01:38:05]
◆グリゼルダ > (男の人は怖いけれど、この人は怖くないかもしれない。そう年の離れていない少年に見えるからかもしれない) も、申し訳ありません…本当に、有難うございます (本当に来てくれるとは思わなかった。私を助けてくれる人。体力は可也落ちていたものの、奴隷は頬を赤らめて笑った。職員は記名を済ませた羊皮紙を受け取り「ご購入ありがとうございました」と深々と頭を下げるだろう。大口の客ではないとは言え、客は客だ) はい、ルフシュ様 (まろぶような足取りで歩き始めた奴隷は、主となった少年の後を追い) [Tue 4 Nov 2008 01:27:25]
◆ルフシュ > あの格好は流石に眼のやり場に困ったからな。 それに、まぁ… 外は夜風で冷える(そう、深く頭を下げる彼女に対して照れくさそうに言葉を返せば、頬を軽く掻く。 そう言えば、真っ当な状況で身請けをした事が無かったな…なんて、今更ながらに思えば… 近くの机に置かれた書類と、それと返される5千エン程の金。 少し驚いた様子を浮かべれば… 書類の方に近寄り―― 署名する前に、値段の欄を凝視。 それから、少し震える手で記名を済ませ―― 大きな溜息を吐き出すだろう) じゃあ、行くぞグリゼルダ… (着いてくる様に促す声は、少し辛そうに聞こえるか) [Tue 4 Nov 2008 01:19:26]
◆グリゼルダ > (豪商の娘と言えど、着替えは貴族の娘と違い一人で行っていたために手間取る事もなかった。久しぶりにまともな服を着たことに感動。鼻を啜った) …あの、お待たせして申し訳ありません。それに…有難うございます、着るものまで… (ずっと律儀に首を上にあげていた少年に、深々と頭を下げる) (流石の職員と言えども必要以上に金を毟り取ることはない。であるから、奴隷と服の購入代金を合わせても、5千エンほど貴方の懐に戻るはずだ。「十分すぎるほどでございます。此方にご記名をお願いいたします。これで手続きは終わりです」と言って購入の契約を記した羊皮紙を近くにあった机の上に置く。机上にはペンもインクも設えられている) [Tue 4 Nov 2008 01:11:55]
◆ルフシュ > (グリゼルダが服を整え、檻から出されるまでの間… 壁に寄りかかり、天井を見上げて溜息を一つ。 忍びで老執事達には内緒で来た上に、こんな風に一人身請けして…また爺に説教を喰らうか。 そろそろ首を下に下ろしたいが、まだ着替えは終わってないだろうな… 嗚呼、少し首が痛くなってきた… そんな事を思い、呻きと溜息吐き出していれば…やがて、檻から出される彼女の姿。 見遣り、どこか安堵した様に体から力を抜けば… 改めて職員へと向き直り…) それで、手続きと支払いをしたいんだが… 書類はあるか?(目の前の彼女が一万以下だと思ってもいないのか… それとも、あの代金は純粋に服の代金だと言いたいのか… 職員を促す様に声を投げ、それから彼女の元へと足を向けるだろう) [Tue 4 Nov 2008 00:59:04]
◆グリゼルダ > は、はい。有難うございます… (奴隷は少し笑った。銀?銀を扱う人だろうか。商人か、鉱山の持ち主か――それにしては年若いのに威厳のようなものもある。もしかしたら貴族や、紳士なのかもしれない) ル、ルフシュ様? (突然顔を叩き出した客に奴隷はどうしたのかとおろおろと声を掛けるばかりだ) ――あ、 (己の値段は下がったから3万エンも出す必要などないのだ。声を上げようとしたが、「かしこまりました。少々お待ちください」という職員の声に遮られ、睨みつけられては声も出なかった。暫くもすればそれほど効果ではない服と外套が一着用意され、奴隷は檻の中から出される事になる。失礼を承知でこの場で身に着けさせてもらい、何とか見れる状態にはなるだろう) [Tue 4 Nov 2008 00:50:54]
◆ルフシュ > グリゼルダで十分だ。 番号で呼ぶのは銀だけで十分だからな(その番号を口にする時の彼女の心情を知ってか知らずか、そっけなくそんな言葉を返せば… 次いで投げられた言葉に、少し照れた様な顔を浮かべ――) そうか、助かる。(と、短く残して職員の下へ。 正直、一人前になるまで性的な事を一切禁じられている身としては刺激が強すぎたのだろう―― 顔をパンパンと数度叩けば、赤くなった顔を悟られぬ様にフードを被りなおし… ) それと、彼女にこれで何か肌が隠れる、暖かい服を寄越してやれ。どんなモノかはそっちに任せる(笑顔を浮かべる職員の眼前。 ずいと3万エンを突き出し… 彼女の服を要求するだろう。 彼女の服が、この時期は寒そうだと言うのもあるが―― あの格好で隣を歩かれるのは、眼のやり場に矢張り困る。) [Tue 4 Nov 2008 00:42:42]
◆グリゼルダ > グリゼルダでも……999でも。お好きにお呼び下さい、ルフシュ様 (本当は999と言う名は好きではないのだ。だから、999の名を口にする時は言葉が詰まった) それはルフシュ様が謝られる事ではありませんから…。…はい?あ――え、っと (見れば忙しなく動く客。理由は何となく分かった。右手でスリップの端を掴んで伸ばし、左手で胸の辺りを隠す。その努力もあってないようなものだったが) …此処から?――あ、 (本当に忙しない。己も何か言うべきだったのかもしれないが、貴方の言葉を待つばかりだった奴隷は、「出すぞ」という貴方の言葉に瞳を揺らした。その言葉がずっと待っていた一言だとはすぐに理解できなかった。職員は貴方が振り返るならば再び駆けつけてくるだろう。「購入をご希望ですか?」と笑顔を浮かべながら) [Tue 4 Nov 2008 00:33:59]
◆ルフシュ > グリゼルダ=ロータス、か。(或いは銀の流通に深く関わっている父達ならば、その名に気付く事があったかもしれないが、生憎と半人前の身ではその名を知る事は無く… ただ、彼女の名前を口にして頷くのみ。 そして、頭を下げる姿を見ながら…暫し考え込む様に、口元に手を当て… ) ああいや、こっちこそこんな場所で済まない。 その、なんと言うか……… (そこまで口にした所で、『話す事』を探してまた沈黙。 視線を下に向けられず、頭の上辺りを彷徨わせれば… また、頬を掻き…溜息、吐き――) ―――― 此処から… (言いかけて、ふと思い返す光景。 言葉止めれば… 眼を瞑り、大きく吐息を吸い… 咳払い) 矢張り、此処では何を話せば良いかうまく思いつかない。それに、その服は眼のやり場に困る。 とりあえず、出すぞ(答えは聞かないからな。 言ってから、少しだけ不安気な視線を彼女に送り… 職員の方へと向き直ろうとする、だろうか) [Tue 4 Nov 2008 00:22:57]
◆グリゼルダ > (それがフェアリン国内の貴族であればどこの誰だと分かったかもしれない。残念ながら、国外の商談には関わっていなかった奴隷は貴方が貴族だとは気付けない) ……あ、いえ。あの…こちらこそ、こんな姿で申し訳ありません (以前にこの檻の前に来たのは女性だったから、気にもしなかったが。己は随分とはしたない格好で男性と話している。恥ずかしいし、それは怖い事であった) …私はグリゼルダ=ロータスと申します…。出身はフェアリンです。……よろしくお願い致します (貴方の話す名まえは耳慣れないもので、奴隷はフェアリン人ではないのだろうと思った。義理のようにちょこんと頭を下げて己の名を告げる) [Tue 4 Nov 2008 00:10:44]
◆ルフシュ > (この場から離れる職員の姿を見送れば、大きく深呼吸を一つ。 吐き出し、フードを取って顔を露にする。その、銀髪銀眼のまだ若い少年風貌は此方に声を投げ掛けてくる彼女へと改めて視線を向ければ… そこに問われる彼女の言葉。) ああ、まぁ…一応、そうなのだが…。 肝心の話の内容を考えてなかった…済まない。(その言葉に、少し申し訳無さそうな顔で返せば… 視線を下に落とし――…… 沈黙。頬、数度掻き、少し赤らめた顔を上げて、また深呼吸。 それから、暫し沈黙した後…) 俺は、母ヴァッフェと、父グラフツェッペリンの子ルフシュだ。お前は?(話があると呼んだのに、何も話さないのは悪いからな… 少し、視線を逸らしつつ、彼女の名を問うた) [Tue 4 Nov 2008 00:04:20]
◆グリゼルダ > (貴方の申し出に対して、職員は少し考えたものの「かしこまりました」と言って、離れる。話は聞き取れないが、所用あらばすぐに駆けつけられるような場所に立っている) ……あ、の―― (スリップ一枚しか着ていない女は少し恥ずかしそうに顔を俯かせながら、客である貴方を見やる) お話と言うのは…私に…でしょうか? (でなければ職員がわざわざ声を掛けたりはすまい) [Mon 3 Nov 2008 23:56:35]
◆フードを目深に被った人影 > ……… (職員の微笑混じりの言葉には、何も返さずに檻の中… 999と呼ばれた少女を見詰める。 名を叫ばれると同時に檻を叩かれれば、思わず此方もビクンと肩を震わせ―― ) はぁ… ……… (そして、呼吸を整えれば… 此方を驚いた様に見遣る彼女の顔を見詰め返し――…) … 少し、彼女と話をしたい。 席を外してくれるか?(… そう職員に声を投げれば、彼女と視線を合わそうとし… そこで、自分と彼女の背が余り違わない事に気付き… 檻の中で蹲る姿がとても小さく見えたのだろうか、少し驚いた様な様子を見せる、か) [Mon 3 Nov 2008 23:50:07]
◆グリゼルダ > (驚いた様にも職員は微笑を浮かべて対応するのみだ) こちらは雑多奴隷どもの檻です。大した奴隷はいませんけどね、どの奴隷に興味をお持ちで? (他にも等級が上の、見栄えのする奴隷はいると暗に匂わせながら、職員は檻の中に目を向ける。貴方が妙な客だと言うのには気が付かないようだ。檻から客に視線を交互にやって、客の目当てを悟った) …あの奴隷ですね? ――おい、999! (きつく呼ぶと同時に少し強めに檻を叩くとガシャンと鈍い音がした。貴方を見つめていた奴隷にも怯えが走り、999と呼ばわれた女もまた背を震わせて、ゆっくりと世界に戻ってきた。顔を上げて、職員と客がいることに酷く驚いた顔をした) [Mon 3 Nov 2008 23:40:50]
◆フードを目深に被った人影 > (暫し檻の前でぼうっとしていた所、近寄る職員に気付かなかったのか… 声を掛けられれば少し驚いた様に視線を向け――) あっ… ん、まぁ…その、少し気になってな… (そう言って、少し戸惑い気味に職員の方に視線を向ける。 この職員が果たして、目の前の人影が大分前に舌を噛み死んだ奴隷を『買って』葬儀した者だと気付くかはまだ分からない、が―― さておき。職員から視線を逸らせば、人影はフードの中の視線を漸く檻の中へと落とし… その視線が見つけるのは、他の奴隷とは違って此方に視線を向けない人影。 暫し、その姿をじっと見詰めるだろうか…) [Mon 3 Nov 2008 23:31:26]
◆グリゼルダ > (奴隷は完全に外界との接触を拒否している。耳を押さえていても貴方の足音くらいは微かに耳に届くかもしれないが、少女は顔を上げようとはしないだろう。そんな奴隷とは対照的に、他の奴隷が貴方を見つめるだろう。好奇か媚びか、さまざまな色をない交ぜにして) (檻の前で立っている貴方の姿を見やれば職員がすぐさま駆けつける。身なりが分からず、雑多奴隷の檻の前で立っていた事から上客ではないと判断したが、そこは流石に表に出すことはない。『この檻の奴隷に興味がおありですか?』と事務的に問う) [Mon 3 Nov 2008 23:25:37]
◆フードを目深に被った人影 > (嫌な思い出しかない場所。 それでも、そこに足を向けてしまうのは何かしらの未練があるからだろうか… 外套ですっぽりと身を包んだ人影は、どこか頼りない軽い足音を響かせながら檻の並ぶ通路を歩く。 時折、横目で檻の中を見遣れば、立ち止まっり、吐息を零して目を瞑り… そして再び歩き出す、その繰り返し。 っと、ふと――) ……… (とある檻の前。何か気に掛かるのか立ち止まれば… 其方に近寄り――― 暫し、そこで立ち止まる。フードの奥から窺う視線は… どこか、困った様に周囲を彷徨い… まるで、なんと声を掛ければ良いか探る様にも見える、か) [Mon 3 Nov 2008 23:20:08]
お知らせ > フードを目深に被った人影さんが入室されました。 『檻の外、立ち止まり様子を伺う人影…一つ』 [Mon 3 Nov 2008 23:12:55]
◆グリゼルダ > やめて、見ないで――やめて… (奴隷は目を瞑り、耳を塞ぎ、頭を狂わんばかりに振って周囲の同情を拒否しようとした) やめて… (耳を塞いだまま俯く。欲しかったのはもっと違うものだ。私を哀れんで『助けてあげよう』と言ってくれる人。他人を哀れむフリをして、『ああ、まだ自分はマシだ』なんて自分を慰めるような視線じゃない。欲しかったのは――) 違うの――お願い、やめて… (既に奴隷の視線は999から逸らされている。しかし、奴隷は顔をあげる勇気を持たず、目を瞑り続けていた) [Mon 3 Nov 2008 23:12:24]
◆グリゼルダ > (値段が下がったと言う事は己に対して費やされる維持費も削られると言う事だ。売れない奴隷はこのまま値段が下げられていき、それでも売れなければ殺される。奴隷への見せしめとしてか、もしくは大衆に向けたパフォーマンスとしてその死すら利用されるのだろう) ――ぁ、わ、わたし…は、 (後何回命の猶予があるのだろう?問おうとしたが、立ち去った職員の姿はもうなく、代わりに哀れむような奴隷達の視線が注がれていた) ――や、やめて、よ。何でそんな哀れんだ目で私を見るの?やめて (同情されるのは確かに心地いい。でも、こんな哀れみ方は嫌だ) [Mon 3 Nov 2008 22:58:28]
◆グリゼルダ > (――職員だった。厳つい顔をした職員が檻の中を睨んでいる。寒さでか恐怖でか、女はまた背を震わせた) ――、 (目が合ってしまった) ――あ、 (『999、お前の価格が下げられる事になった』) ――わ、たし? (職員はグリゼルダを決して名前で呼ばない。999とは誰だ。私ではない。私はグリゼルダだ。999をグリゼルダと認識することをあえて拒む。それが職員には愚鈍な娘として映るのだろう。職員はそれだけ言うと軽蔑しきった目で己と周囲の奴隷を見回して去っていった) [Mon 3 Nov 2008 22:47:07]
◆グリゼルダ > (今日も冷える。季節を肌で痛いほど感じた。奴隷はぎゅっと自分を抱きしめるように檻の隅で蹲っている。肌が他の奴隷と触れ合うのはもう慣れた。寧ろ今はこのあたたかさが女にとって救いとなっている) ――、ぅ、 (腕に鳥肌が広がり、背筋が震えた。殺しきれない声が漏れる) ――さ、む (思わず呟いた時、女は己の檻の前に影が差した事に漸く気付いた。誰かが私の、私たち雑多奴隷の檻の前に来た) ――、 (女はちらりと影を見上げた) [Mon 3 Nov 2008 22:40:13]
◆グリゼルダ > (女に与えられた着衣はスリットのみ。雪の降るような夜でもなければ、雑多奴隷など最低限の着物と温度管理しかされない。特に己の扱いが酷いのは非処女の上、性交を嫌がり、特筆すべき特技を持っていない所為だ。経営の腕をギルド職員にどうやって示せと言うのか。せめて顔立ちが美しかったならもう少しまともな扱いを受けていただろうか) [Mon 3 Nov 2008 22:33:37]
お知らせ > グリゼルダさんが来ました。 『 (――寒い) 』 [Mon 3 Nov 2008 22:28:46]
お知らせ > 紗羅さんが帰りました。 『( 両膝を抱えるようにして、懸命に耐えている …奴隷が一匹。 )』 [Thu 30 Oct 2008 23:25:03]
◆紗羅 > ( … どれほどの時を、そうして居たことだろう。 ) くしゅ ッ … ( 不意に。ちいさな、クシャミを ひとつ ――いつの間にか。首に巻いていたハズの、髪が外れてしまっていた。再度、髪を巻きつけようと …触れた指先は、首筋に穿かれた二つの痕 に。気付き、 ――ふと。 少女は、思う。 お腹、空かせてらっしゃらないと良いのだけれど … 思った、後。 くゥ… と訴え掛けるは、少女のお腹の虫。 ) ごはん …… ( 切なる呟きが、 零れて。 ) [Thu 30 Oct 2008 23:16:15]
◆紗羅 > … 言葉。 分からない、けど 聞いてくれ …る? ( 言葉が通じていないのならば、こうして問いかけたことさえ 意味の無いこと、なのだろうか。 ) 私、ね …… 待ってるの。 此処で ――職員さんが、云っていた から。 買われる為に、此処に居るんだ って …。… だから、 待ってる、の。 いつになるか、分からない けど ――ぁ。 もしかして、 待ってる、の?貴女、も …? ( 少女は 冷たい石の壁を見詰めながら、嬉しそうに笑みを浮かべた。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:38:03]
◆紗羅 > ( ―― 何処かで、声が した。それは何処か、近く。 多分、 耳の端で。 幾分、不思議そうな響きを含んで。 何、してるの。 もう一度、問いかけられた。声をたどるようにして、ゆっくりと。其方へと向けた視線、その先に居たのは 同じ檻のなかの奴隷。 更に、同じ風に。問いかけられた ……から。 ) 見てる、… の。 ( すゥ、 奴隷の指差すは、石の壁。 ) ほんとは、ね …お話。 したい、けど 言葉、分からない から 。 だから、見てる の … ( 残念そうに呟く、奴隷の少女。その答えを聞いた方はと云えば、可笑しなモノを見るかのように。一瞥していた視線もすぐに、興味失せたかのように 逸らされる。 ――少女はまた。格子の近く、石の壁へと 視線を向ける。 ) [Thu 30 Oct 2008 22:25:51]
お知らせ > 紗羅さんが来ました。 『( 何してるの? )』 [Thu 30 Oct 2008 22:17:44]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが帰りました。 『( 気付いたら、腕の中の小さな命を、思わず抱きしめていた。 )』 [Mon 27 Oct 2008 00:38:50]
◆クオ=ヴァディス > ( うじうじと思い悩んでいる間にも、時間は進む。 ) ―――ッ! ( 静かにドアが開いて、肩を跳ねさせた。 …やっぱり止めますと言って逃げ出したい。 でも、それでどうなる。 ウォーターエルフには赤ん坊一人が絶対に必要で、今命を握られているのはロックスの赤ん坊だ。 ) ( 本当に無事かどうかも分からない。 だとしても、代わりを用意しなければ話にならない。 今も無事ならすぐには殺されないかもしれないが、いずれにせよ安全は確保する必要があって。 ああ。 ) ( 思わず立ち上がって、職員が押して来たワゴンに目をやる。 ベビーカーじゃない。 ワゴン。 ) ( 『申し訳ありませんお客様―――』 どこぞのホテルマンかと錯覚するような柔らかく人当たりの良い物腰で職員が何か言っている。 購入後しばらくの確実な生存を保障するためには、健康状態に配慮してどうしてもそれなりの質にしなければならないとかなんとか。 意識の冷静な部分では、嘘だなと思う。 呆けている女に多少上等なものを引き取らせようということか… でも、もしかしたら本当かもしれないし、確かに途中で死なれたりしてしまっては元も子もないから、いい。 もういい。 いいから。 ) ( 10万? それでいい。 上の空で頷いて――― ) [Mon 27 Oct 2008 00:31:15]
◆クオ=ヴァディス > ( ―――と、思考を逸らしてみても。 ) ( 考えごとは霧散して、すぐに何もせず待っているだけの現実に引き戻された。 生贄に捧げる赤ん坊を待っている。 少し前まで考えもしなかった、実感の遠い現実に。 ) ( 村からさらわれた赤ん坊には、それを哀しむ両親がいる。 だから、どうせ食用などにされてしまうのなら、そういう子を代わりにしよう。 その考えが、大きく間違っているとは思わない。 それで被害が最小になるのなら、尊い犠牲と言い聞かせている。 でも、差し出される赤ん坊にしてみたらどうだろう。 もしかしたら食用になるのを免れて、立派に成長できるかもしれない。 奴隷の身分では辛いことの方が多いかもしれないけれど、少しくらいは楽しみもあるかもしれない。 そんな可能性を差し出すのは人としてしてはならないことで、それによってより大きな損害を被っても戦うべきだと言われたら、胸を張って反論することはできそうになかった。 ) [Mon 27 Oct 2008 00:00:31]
◆クオ=ヴァディス > ( ―――斡旋所を通して出した、水域の浄化法研究に協力を求める依頼には… まだ引き受けてくれる人は現れないものの、中央病院の薬剤師から助言があった。 言われてみればなるほど、染料と一言で表してもその中には様々な成分があるわけで、人には無害?とされている毒草の、どの部分がウォーターエルフの核を穢すことになっているのかは分からない。 また可能性の詮無い話になるけれど、それこそ、環境よりも自分達の生活を優先するというロックスの意思が核を穢す原因で、廃水はそれを媒介しているに過ぎないということも考えられる。 ) ( 何にせよ現状では、漢方による解決は難しそう。 多方面からのアプローチにはまだ期待できるものの、いずれにせよ状態を診せてくれるウォーターエルフの協力は必要不可欠だ。 水域の浄化と、毒に侵されたウォーターエルフの治療は切り離して考えられるものじゃない。 言われるまでうっかりしていたなんて恥ずかしい話だけども、依頼に加筆しておかなければ。 もし協力を得られれば、ヴェイトス市まで搬送するか、有識者に現地まで来てもらうことになるかもしれない。 前金、安いかな。 ) [Sun 26 Oct 2008 23:42:36]
◆クオ=ヴァディス > ( 『殺されてしまいそうな、人間の赤ん坊をください』 すぐに死んでしまうようでは困るけど、なるべく安く。 そう注文をつけた女は、品定めするのを断り職員に任せて、応接室で待っている。 当然だけれど、檻のような雰囲気はない、清潔できちんとした応接セットだ。 まさかここ一部屋ということもないと思うけれど、事務的な雰囲気に統一された内装は、気分をほんの少し淡々としたものにしてくれる。 自分のような利用者には、どこまでも事務的に接してくれるのが一番かもしれない。 不安に思っていたように、赤ん坊を何に使うのかとも聞かれなかったし、扱いには慣れているということなのだろう。 テーブルの上では、無難な香りのお茶が湯気を上げていた。 ) [Sun 26 Oct 2008 23:17:01]
◆クオ=ヴァディス > ( ―――やっぱり、少し気が重い。 …ううん、実はとても。 けれど直に目にしていないだけで、この施設はずっとここにある。 ギルドは日々運営されて、社会に必要な仕事をこなす。 ) ( だから、身勝手な感傷はせめて今だけでも忘れよう。 それよりも、街のこんな一面が見えない場所で幸せなことがあった時にこそ思い出すべきだ。 自分達の生活が何によって支えられているか。 …こんな制度を全面的に支持することはできないものの、無くなってしまえば今の社会は立ち行かないのだから。 ) ( …でも。 でも、こんな風に利用するということは、全面的な支持を表明するのと同じようにも思えてしまって。 胸は張れない。 視線は自然、履き慣れたブーツのつま先に落としていた。 ) [Sun 26 Oct 2008 22:57:05]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:番外3】 )』 [Sun 26 Oct 2008 22:43:36]
お知らせ > カニスさんが帰りました。 『( 奴隷は暫しの、眠りに堕ちる。 )』 [Tue 21 Oct 2008 22:33:51]
◆カニス > ( 聞こえた靴音は如何やら、角を曲がった 気配。程なく、檻のなかは静寂に覆われてゆき ―― ) [Tue 21 Oct 2008 22:33:14]
◆カニス > ( ―― 不意に。 廊下の奥から、靴音が聞こえてくるのを獣の耳が捉えた。この時間帯… お客さま、だろうか? それとも、職員さま? 奴隷は軽く、思いを馳せる ――今宵の食餌。好物の肉が混じっていたとしても、この”匂い”に気付いてしまった 今。生憎と、心から尾を振れるような心境ではない気がする。 ) [Tue 21 Oct 2008 22:22:23]
◆カニス > ( 此処最近は、夜気が幾分と冷えてくる。三級奴隷の檻が並ぶ、なかのひとつ。 石壁に凭れるようにして、座っている …獣の耳を持つその奴隷は、ふと、鼻を軽く鳴らした。 すんッ、と――僅かに漂っているのは、檻のなか。食餌の腐った匂いとはまた、違う。 ) 気付いてしまうもの、ですか。 余り、気付きたくないものほど―― ( それは恐らく… 此処で朽ち果てた奴隷のナレの果て。その匂いに気付いてしまった奴隷は軽く、首を振り。… それでも、自身はこうして、檻のなかに居ることしか出来ず…。 ) [Tue 21 Oct 2008 21:56:54]
お知らせ > カニスさんが入室されました。 『( 奴隷は今宵も、檻のなか―― )』 [Tue 21 Oct 2008 21:51:24]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『これでまた公然とサボれるな (少女に後頭部を叩かれた)』 [Wed 15 Oct 2008 00:05:32]
◆氷桜 > (分りましたと返事を返す職員にチップを握らせ) では2週間後位にまた来る。 帰るぞクズ (鉄格子越しに小さな少女となにやら会話をしていた少女に声をかけ、気だるげに壁に寄りかかるように上階への階段を昇っていき) [Wed 15 Oct 2008 00:04:49]
◆氷桜 > (雑多奴隷の檻の中には似たり寄ったりの痩せたような姿が目に付き、少々気が滅入る) ろくに喰っていないあの餓鬼共の方が血色がいいのもおかしな話だな・・・・いや、これが普通か? (ふむ、とそんなことを呟きながら時折りガタイのよい奴隷を見つけ、しげしげと眺めた後で思い出したように歩を進める) 例えばだ、別料金で知育と鍛錬を施すのは可能か? (男から少し離れた位置で黒い少女と話をしていた職員にそんな事を問う。 返ってきたのは知育は可能だが鍛錬の方は結果が出るまで時間がかかるので難しいとの答え) あー、そうなるか・・・・・ならばガタイのいい奴を適当にリストアップしてもらえんか? (初めから両方を兼ね備えた者を探すのを諦め、読み書きが出来る程度に知育させる方針に切り替えたようで) [Tue 14 Oct 2008 23:54:01]
◆氷桜 > (しかしながらリストアップされた奴隷の中で用向きに足りそうな者は少なく、力があっても体力がないなどの評価を捺された者が多かった) どうせなら知育のされたものがいいんだが・・・・ (職員にリストを返し、剣闘奴隷の購入も視野に入れつつ適当に檻の前をぶらついてみる) [Tue 14 Oct 2008 23:42:38]
◆氷桜 > ふむ、力仕事を任せられそうなのが欲しいのだが・・・・中々居ないものだな (少々ボロっちい椅子に腰掛け、パイプを咥えた口の端から紫煙を吐きだす。 愛想笑いを浮かべる職員に希望の種族等を問われ) 種族には拘らんが・・・・身長2メートルのモヒカンとか? (等と非常に曖昧な答えを返し、困らせてしまう。 ようはそれくらいガタイがいいか、それくらいの働きが出来るかということらしい。 モヒカンは関係ない) [Tue 14 Oct 2008 23:34:36]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『(気だるげにリストを眺める)』 [Tue 14 Oct 2008 23:29:41]
お知らせ > カニスさんが帰りました。 [Mon 13 Oct 2008 22:40:01]
◆カニス > ( ―― コツン …、 ) ( … おや。 このような時間にお客さま、でしょうか。 嗚呼。… 如何やら私の聞き違いだったようですね。お客さまがあのような―美味しそうな―匂いを漂わせていらっしゃるハズもありませんでした。 ……と、なれば―― 嗚呼。思わず、尾も振れてしまうと云うものです。今宵の食餌は、新鮮な肉の匂い――! ) ( … 失礼。先の失態。どうか、不可抗力とさせて下さいませ。 ) [Mon 13 Oct 2008 22:39:56]
◆カニス > 僭越ながら、申し上げます。職員さま ……、『煙草』をお探しでしたら、逆のポケットのなかにおありのようです。 ( … えぇ。先ほどから、嗅ぎ慣れぬ煙のような匂いがしておりました、ので…。 如何やら、私の思いは当たっていたようです。もうひとつのポケットのなかに、目当ての品を見つけたのでしょう。 何故分かった、とでも仰りたいような視線は ……既に、慣れておりますゆえ。軽く首を振り、私は そゥ、と瞳を伏せるのです。 職員さまの靴音が遠ざかるのを聞き送り、何をするでもなく。格子近くの壁に背を預けることと致しましょう。 ) [Mon 13 Oct 2008 21:26:43]
◆カニス > ( 夜風の冷えて来ると云われております今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。―― 私は今宵も、この檻のなか。 未だ見ぬ主人に思いを馳せる日々を送っております。 ……嗚呼、今。私の前にいらっしゃいます職員さま。何やら、探し物のご様子。 はて… ポケットを探ってらっしゃいますところから探し物は随分と小さなものとお見受け致しました。 暫し様子を拝見してはおりました、…が。 私は、口を開いてみることと致します。 ) [Mon 13 Oct 2008 21:17:39]
お知らせ > カニスさんが来ました。 [Mon 13 Oct 2008 21:15:41]
お知らせ > 紗羅さんが帰りました。 [Wed 8 Oct 2008 00:55:22]
◆紗羅 > ( 手続きが終わり ……女性に連れられてゆく奴隷を見送る職員の表情は、物凄く不安そうなものだった、とか―― 。 ) [Wed 8 Oct 2008 00:55:18]
◆紗羅 > ……… ??? ( 自身の頭上、忙しなく飛び交ってゆく言葉の数々…。 奴隷が認識出来た、職員の単語は ”差し出口・種族・ミックス”の三単語 ――何と云う連想ゲーム! そんな奴隷が現状を確実、克つ正確に把握出来る時は来るのだろうか。 …さておき。 奴隷の思考が からから と回っている頃 …お客さまの御言葉添えにより、職員から食餌を入れた皿が床に置かれた。 思考の迷路に陥り掛けていた奴隷は、気がついた途端 ――いつの間にか、目の前に置かれている皿。そして吃驚したように、職員を見遣り。 早く喰え、と… 職員に急かされながらも普段通り。――無駄に時間を費やして、皿を空にするまでに職員の血圧は可也上がっていたとか。 ) ( ―― そして、 ) [Wed 8 Oct 2008 00:53:17]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『(吸血鬼ってめんどくさいものだ。心の中でそんな事をぼやきながら手続きを済ませる)』 [Wed 8 Oct 2008 00:40:02]
◆シャーリー > ( 態度は丁寧。 顔立ちも可愛らしいし、反応から大分素直っぽい性格みたい。 そんな風に奴隷を観察しつつ、ご飯の時間を長引かせちゃってるのにちょっとゴメンね、なんて心の中で謝っておく。 ) ありがとう。 サイレントと眠り姫かあ……… ( なるほど。 こんな風に反応が遅いのはサイレントや眠り姫の血を受け継いでいるからって事だったのか。 ) ―――……うん。 それじゃこの子を一日だけのレンタルしたいな。 ちょっと手続きするからさ、その間にこの子にご飯食べさせておいてくれない? ( 職員に向ってそんな事を言い出した。 サイレントやら眠り姫の血は飲んだ事が少ないために興味を惹く。 処女というならばその味も保障出来るだろう。 一万は少々高い買い物だが、まあ必要経費なのだからそこは仕方あるまい。 ) [Wed 8 Oct 2008 00:29:26]
◆紗羅 > よろしく、お願いします。 ――お客さ、 シャーリーさま。 ( ぺこん、と …頭を下げる奴隷。 顔を挙げれば視界に入るは、念願の食餌を手にした職員の姿。奴隷の表情が、一気に輝く。 …が。 職員は何やら、お客さまとお話を始めてしまった。ご飯の時間は、先延ばしとされそう、な…。 ……不意に問われた、第二の問いかけ。 意味を汲むのに時間だけを無駄に費やしている奴隷を尻目に、 『 差し出口を、お許しください。お客さま。 …この奴隷は処女で、種族はミックス、となっております。 サイレント、眠り姫、…後は人間のミックス、となります。 』 … そう。職員が貴女に説明差し上げることでしょう。 ) [Wed 8 Oct 2008 00:22:24]
◆シャーリー > 紗羅ちゃんか。 ボクはシャーリー。 よろしくね。 ( 名前を教えてもらってちょっとホッとした。 随分とのんびりしてるような子だけれども、どうやら意志疎通とかはちゃんと出来るみたい。 ) ――――多分。 多分ね。 ( 自信無いけどなあ。 そんな風に思っていると、職員の方がご飯片手にやってきたから私は思わず一安心してしまった。 慌てたように駆け寄ってくる職員に軽く会釈をして。 ) 一万エン――――ふむ。 一万かあ。 ( その言葉に迷うように考えを巡らす。 これぐらいの年頃の血は割と美味なものが多いけれども―――血を補充するだけなら、もっと安値の雑多を選ぶっていう手もあるし。 どうしようかな。 ) ねえ。 キミは処女? ( 率直に一番聞きたい事を尋ねてみるとしよう。 それから職員さんに、この子は人間? それともまた別の何か?と知りたい幾つかの事を聞いてみるとしよう。 ) [Wed 8 Oct 2008 00:12:34]
◆紗羅 > ( … 目尻に浮かんだ涙。それを ぐしぐし、と手で拭い。 ) …… 紗羅。 シャラ、です。 お客 …さま。 ( 何とか、問われた事柄に応えることは出来た。 ) … もうすぐ、ご飯 でしょう か … ( その呟きが終えるか如何か、と云う時だった。… 貴女の仰る通り。食餌の入った皿を手に、ひとりの職員が此方に歩み寄って来。――檻の前のお客さまに気付いたのだろう。慌てた風に駆けて来ることでしょう。 ) ――えぇ、 …と…… ( 何やら …指折り数え始めた奴隷。その様を溜息混じりに見ていた職員から、 『 この奴隷のレンタルは、一万円となります。お客さま。 』 そう、説明が在るでしょう。――実は職員。この奴隷にレンタル話が持ち上がるなど、思ってもいなかったようで。先のレンタル値は即興で決めたようです。 ) [Wed 8 Oct 2008 00:03:16]
◆シャーリー > ( うわっ、とちょっと驚いたような声を漏らしてしまった。 だって眠り姫とサイレントの血を受け継いでる相手の顔立ちがとても綺麗なものだったから。 ) ねえ、キミのお名前はなんていうのかな? ( 明るい調子の微笑みのまま、そんな事を相手に尋ねてみよう。 けれど相手が泣きそうになれば少しばかし慌ててしまって。 ) あー…ご、ご飯の時間はそろそろだし、多分もうすぐ来てくれるってば。 ……そんな顔されると良心が痛むなぁ…… ( 困ったような表情で思わず頬を掻いてしまう。 うーん、と。 そうだそうだ。 ちゃんと私の目的も果たさないといけないんだった。 ) ねえ。 キミはいったい御幾ら位なんだい? 買い受ける方じゃなくて、一日のレンタル料の方を教えてほしいんだけれども。 ( 奴隷が相手でも普段と変わらぬ調子で、今自分の知りたい事を尋ねてみた。 ) [Tue 7 Oct 2008 23:49:47]
◆紗羅 > ( ―― カツン。 檻の外。その靴音はそこに止まり、奴隷の視線の先 …蒼の髪が綺麗な女性が、微笑んでいた。 ) こんばん…わ… ( 何処かぎこちなさの在る、挨拶。 …そして告げられた、貴女の御言葉耳に届けば、 ) ごはん、 ―― … まだ。 ( 期待に満ちた表情から一転、目尻には薄っすらと涙さえ滲んでしまう。――お客さまを前にして。少しはご飯から、離れたら如何か、と…。 ) [Tue 7 Oct 2008 23:40:57]
◆シャーリー > ( その檻の前に立ってみる。 中に居た子は年端もいかない少女。 見た目だけならばお互いにそれほど大差はないだろうか。 ゆっくりとした足音の主は、その檻の前に立つと柔らかな微笑みを浮かべて。 ) こんばんわ。 ( 挨拶の言葉を。 それは少しこの空間の中では変わったものなのかもしれないが。 そして相手の呟きが聞こえてきていた為に、ちょっと困惑したような表情になってしまう。 ) え? えっと…ご、ご飯? うーん……ボク別に職員さんじゃないしなあ……… ( 何かあったっけかな? いやそもそも何かを挙げる必要も無いんだけどさ。 むしろ挙げちゃいけない気がする。 動物園の動物に勝手に餌を挙げちゃいけません!みたいな感じでさ。 ) [Tue 7 Oct 2008 23:32:57]
◆紗羅 > ( 心中。――あの少女と、お友達になりたかったな、など。名残惜しそうに見送っていた奴隷は、然し … くゥ、と鳴くのはお腹の虫。 ) ――― ごはん。 まだ、かな … ( 切実な、呟き。 お腹空いた…。 そんな時、コツ …と響く靴音に気付いたようで。 ) ごは ……ん… ? ( 期待に満ちた表情で、靴音の主さまを待っていることでしょう。 ) [Tue 7 Oct 2008 23:19:54]
◆シャーリー > ( また一つ別の足音が檻の中に響いている。 この場所をわりと頻繁に利用してはいるけれど、ここ最近の浮ついたような雰囲気を察する事までは出来ない。 野暮ったい服装を着た青い髪の女は、じっとじっと先にいる客の背中を見つめている奴隷の姿に気付いた。 )( ちょっとそっちの方へと足を進めてみようか。 確かここは三級の檻だったっけか? ) [Tue 7 Oct 2008 23:14:39]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『(―――うん?)』 [Tue 7 Oct 2008 23:07:45]
◆紗羅 > ひど、……い。 ( …立ち去られたお客様。その眼差しはまるで、オツムの弱い子を哀れむような眼差しに感じられた。から…。 鎖を引き摺り、格子のなかから見送る、お客さまの背中 …、 ) やっぱ、り ―― ( その背中に張り付くようにして。先ほどの女の子が、くっついていた。 やっぱり、見間違えなんかじゃなかったんだ。 何となく、嬉しくなった奴隷にとっては ――お客さまにくっついている、その少女の身体が透けていて、お客さまの召されているお洋服の柄が少女を通して見えていることなど …問題視するほどの事では、なかった様子。何事もなかったかのように、石壁に背を預ける。 ) [Tue 7 Oct 2008 22:43:32]
◆紗羅 > ( ―― 奴隷は、思う。 ) ( オキャクサマ は、身なりの綺麗な人物だと云うのに。付いているヒトは、何て格好してるのだろう。 …乱れた髪の女の子。襤褸の衣服はまるで、奴隷のよう。 ) ( 笑みに気付いたのだろう。お客さまは、奴隷に問いかける――何だ? と…。… 奴隷は、軽く。首を横に振り、 ) お付の ……ヒト。それでは、きっと 可哀想。 もっと ……ちゃんと、した お洋服、着せて差し上げたら 宜しいのに。 ――と … ( まるで、独白のよう。それを聞いたお客様は、不審なものでも見るかのような視線を、この奴隷に向けるだろう。 何処にお付きの人物が居ると云うのか。此処に訪れたのは自分ひとりだけだと云うのに――。 口にすることもなく、可笑しな物云いをする奴隷だ。と、薄気味の悪そうな一瞥を奴隷にくれてから、そそくさと、檻の前を立ち去った…。 ) [Tue 7 Oct 2008 22:14:01]
◆紗羅 > ( 此処最近 …何やら職員さま方は大忙しなご様子。らしい。 コトの詳細を知らない奴隷は、そして、知る必要もない奴隷は …今宵もまた。格子近くの石壁にもたれるようにして、居た。 ) ( ―― 『 コツン 』 靴音が、廊下に響いた。職員さま、だろうか。 いや、如何やら商品を見定めにきたオキャクサマ、のようで。靴音は、この奴隷の収められている檻の近くまで近付いて―― 止まる。止まった靴音に奴隷は、その人物を視界の端に、捉えた。 ) ( くす、り …小さく。笑みが零れた。 ) [Tue 7 Oct 2008 22:04:55]
お知らせ > 紗羅さんが来ました。 『( うしろの正面 ――だぁ れ ? )』 [Tue 7 Oct 2008 21:58:30]
お知らせ > スコルピオさんが退室されました。 『 冬のボーナス――出るのかしら、ねぇ ( とっても重要なハナシだった。 )』 [Mon 6 Oct 2008 04:09:14]
◆スコルピオ > 調和を重んじる文化でしょ、時には調和を乱して調和を成す―――奴隷ギルドも見習う処あるんじゃないの、ってね。 良い男は、謎が多い物よ。 ( 何処で仕入れたのか、片目を瞑りはぐらかす。 ) 調和が無い様で、あるのがこの街だと思うのだけどねぇ。 美点よね。 貴女もそう言う色はあると思うわ―――。 ( 一色では無い、幾重にも重なった色。 ) 所有したいなら、すれば良いと思うわ。 但し―――責任を軽んじて良い免罪符にはならないと思う。 良い主人の元では、奴隷は輝くわよね―――結局良い関係を結べるか主人が試されているのよ。 お客には話さないわ、貴女だから話すのねこんな話。 ( 声を大に、奴隷は物だと発するニンゲンには到底理解出来ないだろうか。 しかし、所有するならば皿も犬も奴隷も、主人を映す鏡であると。 ) スッキリしたなら良かった、珈琲のお礼として受け取って頂戴な。 ―――でも? [Mon 6 Oct 2008 04:08:28]
お知らせ > 絢乃さんが退室されました。 『もうちょっと売り上げは伸ばしたいわ。(其処は譲らない。)』 [Mon 6 Oct 2008 03:49:36]
◆絢乃 > ――― そんな話、一体どこで聞いたの?よく知ってるわね。 ( くすくすと笑う。 ) ええ。風流のある、いいところよ。―――ヴェイトスの色。(呟いた。)(「包み込む器」―――その言葉に、女は僅か。目を見開いて。―――にこりと笑った。 ) いいわね、その言葉。 グレーを受け容れるっていうのは難しいことだけれど、そういう美しさもありかもしれない。( 彼の感性は、素敵だと思う。意外性にも富むけれど、とても前向きで、人を受け容れてくれるから。…何だか。明日からの仕事も、割り切ってできそうな気がしてきた。 ) ――― そうね。何でも乱暴に扱っていいわけじゃない。奴隷だからって、自分たちの所有物-もの-じゃない。 …自分が手を加えたものに、最低限の責任を、か。 ――――― ありがと、スコルピオ。 おかげでなんだかスッキリしたわ。( この仕事を、こんな同僚と出来てよかったと思った。生ぬるいのではなくて、人と人との間に必要なこと。接客をしてお客様をもてなすときにも。奴隷を厳しく管理するときにも。女は少し安堵したという微笑で、珈琲へと口付けた。 ) ( けれど、顔を上げれば ) ―――でも。 [Mon 6 Oct 2008 03:49:12]
◆スコルピオ > 美しい物は重ねた年月だけ美しさを増すか――、でも絢乃…貴女の国じゃ欠けた陶器は金で繋げるって話だけども? ( 金継ぎと言う技術、金粉で欠けた陶器を復元する技術。 其れを聞いた時、朱鷺の都に興味を持ったのだと胸の内で。 ) そうね、黒にも色がある国なのでしょうね、でも――ヴェイトスも好き、色が沢山あるこの国は好き。 全てを包み込む器があるんじゃないかってね。 ( 清も濁も全てを持つこの街、奴隷ギルドにしてもそう。 同僚の意見があっても良いと思う。 ) モラルを問われるわね――、奴隷に優しくしろとは言ってない、何をするのも自由ならば……自由と言う名の責任を、ね。 ( 奴隷は物であるなら、責任は全て所有者にある。 ) 飼い犬が隣人に噛み付いたならば、ね。 犬のせいにするヒトは居ないわ、飼い主の責任よ。 ( もう少し考えるのではないか、其の意見に己の考えを素直に述べた。 ) ワタシ達は奴隷に対して強い立場だからね、つい――声を大きくしたいのだけど。 制度の上に胡坐をかいて良いワケじゃない――、だから、大丈夫じゃない商売人だと忘れてなければ貴女の意見は無駄にならないと思うわ。 ( 伝わる、と頷いて。 正しいではなくて、最善を求め話し合うのは必要だと思うから。 また、珈琲に口に付ける。 ) [Mon 6 Oct 2008 03:39:08]
◆絢乃 > ―――知っている?陶器っていうのはね、年季の入ったものこそ重宝されるのよ。(所謂、渋いものが好きだと肯定しているようなもの) 太陽が綺麗だから、黄金の国なのかもね。綺麗なところよ。華やかではないけれど、色は鮮やか。( 穏やかな表情で微笑むいつもの顔が、今にしては珍しく其処にあった。鼻腔を擽る鈴蘭の香りは、実は嫌いではない薫り。香水を集めるのが趣味な自分だけれど、いいセンスしてると思う。あれ。体臭?香水?そういえばフレイバーだったか。嗚呼。体臭?雑念が出るっていうことは、疲れてるのね、と其処で意識を遮断させる。 ) そうね。 逃げた奴隷はまだいるはずだから、そっちをどうにかしてほしいっていうのも本音。(彼に同意するように頷いて。―――珈琲を口にするけれど、自分にしてはちょっと、濃かった気がする。悩んでしまっていた時間故か。…らしくない。 ) 高いお金を支払ってるんだから、割るのも勝手だけれど、もう少し考えるんじゃないかしら。(「レピュナート」 ――― 一気に表情が冷えて。カップの中の黒と見つめあった。少し、コップを斜めにして液体を揺らしてみる。 ) …… そうね。あれじゃあ商品じゃなくてごみ扱いだわ。平等こそ正義っていうのは、スコルピオのように違うと思うけど、平等はルールを保つものだと思う。 私も同じ気持ち。上が何を考えているかはわからないけど、私たちだっていい加減に商売やっているわけじゃないのに。 [Mon 6 Oct 2008 03:09:32]
◆スコルピオ > 謙遜は美徳だっけ、朱鷺の都のワビサビは解らないわ――渋いのが絢乃の好み? 黄金の国ってのは嘘なのねやっぱり。 ( 理解が及ばないと、額に指を添えて小さく頭を振る。 ) エルは、余り話した事は無いけど――、考え込み過ぎなトコはありそうね。 趣味でも良いわよ、個人的な趣向では無いだけって話だし。 ( 入れ込み過ぎる己、其れに掛けた調節弁のようなモノだと。 湯気の立つ、香り良い珈琲のカップへ手を伸ばす。 ) 未だ捕まってない奴隷に対して全然焦ってないのも余計に怖いわ。 床に叩き付け壊す為だけに”お皿”を買う人間が居るのは知ってるのだけどもね……、割れた皿の破片は自分で始末して欲しいし、私はお皿を買ったならお気に入りは棚に仕舞って大事に使いたいのだけどもねぇ…好みは様々ね。 ( 其処で言葉を区切り、珈琲を一口――暫し言葉を止めたのは。 珈琲の味がきっと美味しいと思えたから。 ) 正直な話、あのレピュナートだけ念入りにってのが納得いかないわ。 絢乃も平等こそ正義というワケじゃないでしょう―――まるで最初からレピュナート”だけ”が何かをしてたみたい。 其れも顧客のさる止ん事無き貴族様の御意向かしら…、其の辺知らされないで売るな話すなじゃ……――ちょっと悲しいわ、同僚として。 [Mon 6 Oct 2008 02:59:04]
◆絢乃 > だめ。朱鷺の京人はでしゃばらず、慎ましやかなのがモットーなの。( 喉を鳴らした貴方に、人差し指を唇に当てて、内緒の話。自分なりに持っている嗜みは、あまり打ち明けることのないものだけど。 ) …そうね。趣味は力が入りすぎるんだと思うわ。それでもエルなんかは趣味に見えたんだけど――― 考えすぎか。(珈琲を運び、腰をかけた。) …本当。仕事全部取られた挙句、こっちのリスクばかりな気がする。( 些か喋りすぎている自分を知っていても、止めようとはしなかった。行儀が悪いと、何時もならば自分を戒めているところなのだけど、今回のことはビジネス。 奴隷がどれだけ高いか知っているし、奴隷に対してどれだけの手をかけているかを知っている。何でもかんでも締め付けていいものでもないことも。 言う事を利かなければ―――というのは当然だが、今回の仕置きは少しやりすぎだったのではないかって。 少し思ってしまう。 ) ―――ありがとう。( 賛成の意を告げられれば、少し驚いた顔を浮かべた後に。崩した笑みを浮かべたけれど。 再び表情が深刻めいたものへ変わっていく ) そうなの。商品だから、売るに越したことはない。貴族の方で、悪そうな人ではなかったけれど…… 正直、まずいわよね。 仕置きをするなら平等にするべきだった。―――表に商品が出ている以上、売れないなんて職員は言えないしね。( 失笑して、珈琲を一口。どうしたらいいやら。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:41:48]
◆スコルピオ > 絢乃は、もっと自分を高く売りつけても罰は当たらないと思うけどね、ワタシは――。 ( 澄まし顔で、ちゃっかりと肯定の言葉を受け取り。 喉を鳴らそう。 ) 趣味だと分別が付かないわよ、手を抜くのも仕事でしょう。 趣味だと自分はダメ、手が抜けないって辛いし。 ( 想像するだけで総毛立つのか、自分を抱くように腕を回し身を震わせた。 ) でしょうね――、仕事を取られた挙句、回って来たのが後始末だけじゃ、狩人の存在意義を省みたくなるわよね。 今回は其れがギルド全体に対しても、そうであるのだけど……。 ( 同僚の意見に頷いた。顧客の意見に、笑顔で応えるのが商売人ではあるが…少しばかり顧客にも問題があったという話。 普段は隙の無い筈の同僚は今日は少しだけお喋りだった、其れを咎めるでも無く。声を大にして頷くでも無く、漂う珈琲の香りを楽しみながら出来上がりを待つ。 ) 独房に監禁するのもお金が掛かるしね。 ( 処分するのにも――、とは胸の内。 ) 自分の意思で戻って来たみたいだから、ワタシも売る方に賛成。 ( 小さく手を挙げ、同僚の意見に賛同の意を。 ) 自首したのだから情状酌量の――、って話じゃないわ。 本人が売られる事を望んで帰って来たのだからね。 見せしめは組織としての面子よね、特別扱いは良くないし。 結局――、先に捕まって戻って来た子のが売れちゃったしね。 ( 戻って来たのでは無く。捕まった逃亡奴隷が、先日売れた。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:31:21]
◆絢乃 > ごめんなさいね。職業病なの。―――貴方がいろんな意味で高いことは知ってる。( 曖昧さの中に滲ませる微笑みは魅惑的。だから、くすくす笑って否定の言葉も浮かばない。 ) 趣味で、ちゃんと仕事ができてれば申し分ないのだけどね。私にはきっと高スキル。( 笑み交じり。軽口のように。 ) ―――何それ。プレッシャーかけたいの?( 小突くように悪戯な笑顔。 淹れながら、貴方へ視線を移して。 ) …… わかってるわ。 優秀で、できる人だと思う。けどあの人だって人間だから、少しは滅入ったりするんじゃないかしらって、同僚として心配になったのも本当よ。 ( 少しだけ。遠くを見つめるよな視線。珈琲の黒にまた視線を戻して、溜息をついた。今テーブルにいたら、私はきっと頬杖をついていたと思う。あまり自ら話すほうではなく、相手にあわせるほうだったりするのだが。どうも彼の前だと、自分のことをすんなり話してしまう。不思議な安心感。というか。男性としてみているというよりは心赦せる女性の同僚という感じで見ているのかもしれないのだけど。 ) ……私は、主に売るほうだから。調教もするし、管理も勿論しないわけではないけど、商品をただ傷つけるよりも、組織の利益のほうがずっと大切だと思ったのよ。いろんな考え方があって然り。いいと思うけど、見せしめも、奴隷反対派の民衆に対してやったわけではないじゃない?( そろそろ珈琲ができたか。カップに注ぐ作業をしながら。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:16:00]
◆スコルピオ > 鏡の前に立つと自然と内側からね――溢れ出てくるの。 絢乃のは口が上手いのね、何それ口説いてるつもりかしら―――ワタシ、高いわよ。 ( 机の上で、腕を組むと本人曰く蠱惑的な笑みを珈琲を煎れる同僚の背へと。 ) ワタシもプライベートは分けてるわ、趣味でやってる子も多いみたいだけどね。 割り切れなんて言葉は容易く口に出来る程、厚かましくないしねワタシは。 ( 無干渉、と迄行かなくとも10万人も住む大都市の住人達は――距離感に安心を感じているのも確か。 自身も其の内の一人。 ) 気に障ったのなら御免なさい、なら――絢乃のお手並み拝見って受け取っても良い? 期待してるわ。 ( 普段より珈琲ではなく紅茶党。 其れは大いに自分の種族とは関係があるのだが、珈琲だって飲まないワケじゃないと。 挑戦的な言葉。 ) ギブスンは優秀よ、時々機械じゃないかって疑う程にね。 でも、様々な意見は必要じゃない――、一人の意見だと如何しても歪むし。 組織の利益に繋がるならば、どんどん意見を出して良いとは思うけど―――、そうね…、現状は逃亡奴隷を表に出すのか、処分するのか売るのか其れすら解らない有様になっちゃってるからねぇ。 他の職員も混乱してるわ。 [Mon 6 Oct 2008 02:05:42]
◆絢乃 > 貴方のその自信は一体どこから来るのよ―――。確かに女の私からしても綺麗だとは思うけどね、貴方。( 呆れた様な微苦笑が思わず浮かぶ。額に手を当てて突っ込んだ。 ) …公私混同はしない人なの。プライベートは少し違うわよ。…でも、ありがと。( 軽く受け取る程度の感謝の言葉。仕事の同僚に対しても心配はするけれど、プライベートは自分から深くは突っ込まない方。冷淡になるというわけではなく、ちょうどいい距離はあると思うから。メモ書きくらいは、接客業でもあるし、誰に対しても割と置いていくけれど。 ) … 泥水。…そんなこというと、美味しいの作らないわよ?( 笑い混じりに言いながら、手早く珈琲を淹れながら。 次に耳に入った言葉に、女は少しだけ、笑みを消す。 ) ――――話してない。 (視線は、私も向けなかった。) …ただ、意見は書置きしたわ。書類を通してね。…何だか、あんまりいい風にはとってもらえなかったみたいだけど。 ( 黒い液体を眺めながら。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:44:50]
◆スコルピオ > 仕事着で着て来て良いならね、肥やしにならないんだけども――。 アリガト、元が良いからね似合っちゃうのよね。 ( 光沢のある皮のジャケット、常人が見たなら先ず買わない趣味の悪さギリギリの服を好んで着ている。 同僚のお世辞には片目を瞑ってウィンクを一つ。 ) 貴女の服も好きよ、もうちょっと遊び心があっても良いと思うけどね。 ( 職員誰しも持つ鎧、この同僚の場合は化粧とスーツ……なのかも知れない。 休憩室の椅子、一つを先ず同僚へと勧め。 ) 苦い珈琲、其れも泥水みたいなのが飲みたいわ。 ( 普段頼まない其れを。 ) 絢乃は――ギブスンと話はしたの? ( 脚を組み、視線を同僚から外して一言。 何が、とは敢えて付け加えない。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:37:56]
◆絢乃 > ( 指で肩を叩く仕草は繊細な。中性的というのは外見だけでなくこういうところにも表れているのだと思う。未だに不思議な同僚。 我に返ったように苦笑が滲んだ。 ) ――― そうね。ごめんなさい。( 小さく呟くように。指差された事務所の方面を振り返って、カツンとヒールを鳴らしたら。貴方の言葉にくすりと笑みが浮かぶ。可笑しそうに肩を揺らして。 ) わかるわ。女だもの。でも、虫がつくわ。布を食べさせるなんて、贅沢よ。ちゃんと着てきなさい。…まあ、派手よね。似合うからいいけど。( 声を潜めながら。事務所まで辿り着いたら休憩室へ。 ) ―――何飲む?珈琲、だめだったかしら。 [Mon 6 Oct 2008 01:28:15]
◆スコルピオ > 正義だが、マサヨシだか――ワタシだって知らないわ。 少なくとも此処じゃ売ってない。 ( 頭を垂れる同僚、返す言葉は素っ気無い物。 片目を眇め、自然に檻へと顔が向く。 職員達の密やかな悩みは笑顔ばかりで笑い皺が取れない事位だろうか、其れ位皆笑顔は身に着けていた。 ) ちょっと ―― 良い。 ( 道化の靴、其の踵を鳴らし…もう一歩同僚へと近付けば肩を指で軽く叩く。 そして指差すのは事務所の方向。 此処じゃ駄目なオハナシ、そんなニュアンスだろう。 ) ワタシ、衝動買いする為に働いてるからお気遣い無く。 良いの、欲しい物を手に入れた後――クローゼットの肥やしにして憂鬱に浸る、あの感覚が衝動買いの醍醐味。 ( 奴隷達は職員の声には敏感、せめてもの微睡を邪魔せぬように檻に背を向け。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:22:30]
◆絢乃 > ( 何だろう。何ていうの?本当。笑顔は飛びっきりだけど、奴隷ギルドの職員にたいてい共通しているのは「笑顔だけど殺気が消えない」―――何これ。ジンクスかしらね。 ) ……そう。で、そのジャケット、いくらくらいしたの?相変わらず高そうだけど。 衝動買いは辛いから、どんなに腸煮えくり返りそうになっても最後はお財布の口を硬く閉めるといいと思うわ。 …特に、貴方それにもお財布の中身、かかってるんでしょう?( いつも綺麗だものね、と貴方の指をさして、溜息交じり。 そして、不意に。自分の真横の檻へと目を向ける。震えながら眠る、二級奴隷だ。少しだけ、女の顔が険しくなった。 ) ――― 正義なんていってられないのが商売。でも、商品なのよね。( 頭をたれる商品を見て、俯いた。悲観した表情ではないけれど、達観はしているかもしれなかった。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:13:17]
◆スコルピオ > ――あら、今晩和。 ( 眉間に刻まれた深い皺、其れが近付く足音へと振り向く頃にはスッカリと消え。 此方も営業スマイル、不快感を丸出しにして仕事に接するのはスコルピオの美学に反する行為だったのだろう。 軽い会釈と共に溜息が零れ。 ) いいえ、とっても機嫌は良いわよ。 明日、商業地区に服の自棄買いをしたい気分。 両手に抱えきれない程、服を買って――次の日自分のお財布の中を見て絶望したい位には。 ( 薄い唇の端を吊り上げ、にっこりと微笑む。 ある意味素直なのがこのスコルピオの特徴でもあった。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:07:11]
◆絢乃 > お疲れ様。―――今日、夜勤だったのね。( 寝不足にクマを作った顔。化粧で誤魔化したそれは、やや営業用の笑みを浮かべ。 ) ――― なんだか不機嫌そうだけど。大丈夫?( ファイリングを胸に抱えた女はハイヒールを静かに鳴らして。貴方へ近づこう。 ) 珍しい気がする。(気のせい?と。茶化すように。) [Mon 6 Oct 2008 01:00:32]
お知らせ > 絢乃さんが来ました。 『―――あら。』 [Mon 6 Oct 2008 00:58:15]
◆スコルピオ > 精神衛生上気分が悪いったら無いわ、ホント――。 扉の奥から悲鳴が聞こえるのに、扉を開けれ無い……そンな感覚に似ていると思うの。 ( 其れはギルド内では極々有り触れた光景の筈だったが。 書類を小脇に抱え、ギルドの奥にある階段へと意識を向ける。 奴隷達にとって其処への階段を下りるというのは、絞首刑に処される時に昇る階段に等しい存在。 物々しい警備と禍々しい雰囲気を出している”地下独房” 無意識の内に、爪が口元へと運ばれ噛みそうになるのを寸でのトコロで止める。 奴隷ギルドにある意味”鳴り物入り”して来たある厄介な奴隷がこの空気の源――、正確にはそれ等を取り巻く思惑やら面子の問題だと誰しも気が付いているのに。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:57:11]
◆スコルピオ > ( その日、奴隷ギルド職員スコルピオは箪笥からお気に入りのジャケットを引っ張り出した。 去年だったか、商業地区の店で其れに一目惚れし一週間通い詰め購入するか否か悩んだ。 悩んだ理由の大半を占めるのは値札に掛かれた6桁の数字であったのは言う迄も無いが。 ) ――空気が良くないわ。 ( 奴隷達も寝静まった深夜、檻の中の奴隷達をチェックし書類へと書き込む。 品質管理も職員の仕事の一つ。 機械的に決められた順番で檻を回り、また書類に書き込んでいく。 何時もの光景 ―――― だが、最近言い様の無い空気がギルド内に澱み溜まっていた。 誰もが気がついていながら其れが無かった”フリ”を装っている。 其れは酷く不自然で気持ちの悪い状態。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:49:13]
お知らせ > スコルピオさんが来ました。 『 寒さ暑さも彼岸迄――。 』 [Mon 6 Oct 2008 00:41:45]
お知らせ > アダ・ナギさんが退室されました。 『( 鬼に新たな飼い主が付いた。 )』 [Sun 5 Oct 2008 02:51:28]
お知らせ > 小柄な客さんが帰りました。 『無事に手続きを終えれば早速屋敷へと連れ帰るだろう…』 [Sun 5 Oct 2008 02:49:37]
◆アダ・ナギ > 申し訳、…あっ イッちゃ、んうぅう!! ( 先程の愛撫と異なり、先端だけ集中されては快楽を押し殺せない。呆気なくに客人の手に二度目の精液を放ってしまった。極度の羞恥心により赤面で一杯になりつつ、謝罪の言葉を繰り返していった。最後の絶妙な指使いに、全身を小刻みに震え上げた。 ) シェ、ル… シェル様 申し訳がありません、でし た…。 はい、宜しくお願い、します。 ( 職員に交渉を問われれば、先程の金貨を引きつつ残りの価格を告げよう。其れでさえ済めば、首輪や手錠、足枷、鎖などのオプションを取り付けるか確認をしてから、後は準備してから見送ろう。鬼は主人の後を追うだろう。 ) [Sun 5 Oct 2008 02:48:28]
◆小柄な客 > (後ろを弄るとより嬉しそうに声をあげてくる相手…ろれつがやや回ってないがそれでも応えようとしている辺りを見たりしつつ)ん?手が……ああ、後で綺麗にして貰わねば…だね…(扱いていた掌の動きを少々変えて先端を磨くようにぐるぐると回しながら擦り回したりしつつ掌から溢れる相手の精…を確認…女の子のような顔だけどやはりしっかり男の子なのか、と納得しつつも追い込んでいき)あだ・なぎ?なつ?ふむ…僕はシェルだよ。宜しく…してくれ給え?(ぐり、と後ろに入れた指を反転させつつ囁いて… 購入の意思を確認したのか一緒についていた護衛らしい者が職員に交渉を始め…) [Sun 5 Oct 2008 02:36:10]
◆アダ・ナギ > お褒め、預かり、ぃん…っ 光栄で、すぅ…! ( 差し込まれた指を曲げたまま、抉り出される感触に人一倍と締め付けていった。 ) あっ、あなたの、…てぇがよごれッ あっ、はずか、しぃ… よぉおおっ!? ( 滑りが良くなり、性器の扱くのを止めない客人に懇願する。唇の端から唾液を垂らしつつ、乙女でも泣くような表情にも見えるだろう。 ) ふあッ、ああっ! あだ・なぁ… ぎ …です。なつ、とも呼ばれぇ… てますぅ!! ( 余裕が無くなり、二度目の絶頂に近付いていった。一回り大きくさせた性器は苦しそうにしつつ、表情も恍惚と淫靡の色に染め上げていった。 ) [Sun 5 Oct 2008 02:29:54]
◆小柄な客 > ふふ、いい表情だね…?(小麦色の相手の肌も恥ずかしさを感じれば赤く染まる…見慣れない色合いはそれすら楽しいらしく…差し入れた指を包み込むように反応している後ろの孔…曲げた状態の指で軽く中を抉りつつゆっくりと引き抜いていき)む……随分と出ている…ね?(先端を中心に包み込んだ掌に体温よりも熱く感じる体液がたっぷりと放たれていけば、それによって滑りが良くなったのか掌が水音を立てて遠慮なく扱く事を継続してきて、そうしつつ済ました顔で奴隷の顔を見上げて)ふーむ、ところで君の名前はなんだった、かね?(購入してみようかね、と呟きつつも相手を追い込んでみたりしていて) [Sun 5 Oct 2008 02:20:05]
◆アダ・ナギ > ぁ、んん…ッ ( 頬を紅潮させ、全身に熱を篭らせていった。笑顔を向けられれば、恍惚そうな表情も歪みかけた。 先端を包まれた上で、扱き出されれば想像以上の刺激と快楽に悲鳴と嬌声を上げた。本能的に腰を引くもの、窄まりに二本の指で貫かれた。 ) …ッあ あ、 入っ、てぇ… るぅぅう!! ( 性器を跳ねさせ、指を咥えるように蠢いた。途中で指を折り曲げられ、異常な愛撫を注がれれば客人や職員のなんの許可も無く絶頂を迎えてしまった。熱い白濁を勢いよく放さん。 ) はっ、あ… はあ… はあっ ( 呼吸を乱し、足腰をがくがくと躍らせながらも無理に立っていた。 ) [Sun 5 Oct 2008 02:13:08]
◆小柄な客 > (一応は研究者の卵、こういう鑑定っぽい行為は真面目にやるようで…いい仕事してますね、とか言い出したら注意信号かもしれない。) 傷も問題なく?それは凄いな…… ん?ああ、一応…それも見てみようかね?(にこやかな笑顔で…必死に快感と羞恥心に耐えている相手…先走りで濡れる先端を掌で包むように握りながら扱く勢いは追い込むように動かしていき)…ふむ…こっちもいいのだね…。(蕩けそうに熱くなった瞳で訴えかけてくればそれに応えるように…後ろの窄まりを擦っていた指を2本、先端をグリッと押し込めばそのまま一気に腸の壁を擦るようにしつつ奥に侵入させて中で曲げたり弄ったりしていく) [Sun 5 Oct 2008 02:03:00]
◆アダ・ナギ > ( 客人の真剣な表情を見遣れば、余計な事を言うことも出来ず黙る事でしか出来なかった。 ) あッ…、りがとう ござい、ます ( 微笑を必死に続けながら、双眸の端に溜めた涙を拭う。 ) それも、治ってしまい… ますっ、ので …あ、そんな近くに ( 客人の手の内に弄ばれ、双眸を力一杯に瞑ろう。困惑より羞恥心が勝ってしまい、イッて仕舞わないように声を押し殺した。 ) あっ、 …い、 ( 職員が睨み付けられ、頷いた。 ) だめです…っ もうイッてしまいそ、…っ ( 窄まりを擦られ、耐えられず嬌声を張り上げよう。小さな肩を小刻みに震えつつ、性器の先端から先走りの体液が溢れ掛けている。頬を紅潮しつつ、蕩けかけた双眸を客人に向けていた。熱い吐息を撒き散らす。 ) [Sun 5 Oct 2008 01:53:51]
◆小柄な客 > (なにやら困惑した様子の職員と奴隷…そんな様子を全く気にしていない小柄な客は、相手の肌の感触を楽しんでいて)ふぅむ…細いが…一応筋肉も…柔らかさもいい物だね…。(そんな風に触りつつ…相手が反応しているのかを顔を時折観察している目つきは一応真剣…【品定め】という形態…だが)此処は…どうかしたのかね?(性器を刺激するように揉んで反応させていき…ある程度まで濡れて大きくなれば、掌にその竿の部分を載せて大きさを図るように顔を近づけて確認して)…ふーむ?この手の傷は割と長く掛かる気がするのだが?(不思議そうに…傷のある背中…ではなくてもう少し下…臀部の辺りに手を…窄まりの辺りに指先を当てつつ揉み擦って前への愛撫とあわせれば結構なもので) [Sun 5 Oct 2008 01:42:25]
◆アダ・ナギ > …!? …? ……?? ( 理解の思考が追い付けず、職員の顔を見ようとした。が、高速でそっぽ向かれた。頷きながら相打ちを打つことでしか出来なかった。一応ながらは覚えていた。 ) あッ …ん、うッ!? ――〜…ッあ、ぅああ… ( 慣れない感触に身を振るわせた。乱暴に扱われはしたが、絶妙な愛撫に熱い吐息と押し殺した嬌声を漏らしていった。触れれば触れるほど、傷の跡が残らない。肌の質は餅が完熟する手前に近いそれだろう。それなりにすべすべであることは分かるだろう。 ) そ、そこは ぁ……! ( 性器を揉まれ、双眸の端に涙を溜め始めた。足腰を僅かながら震え出していった。背中の傷を問われれば職員はこう答える。 ) 『 厳罰によるものです。一日か二日で完治すると思われます。刃物以外の傷であれば、の話ですが。 』 ( と。 ) [Sun 5 Oct 2008 01:33:23]
◆小柄な客 > うむ、花はそもそも一つ持つ物だが…個人の資質で両手に持ちきれないほどの花を持つ場合もあってね…(困ったものだよ、と悩ましげな溜息をしてみたりで、うん、間違いなく変な客だ、と職員の目も言ってるかもしれない)……ふむ、やはり肌の色は全身それなのだね…(服を脱ぐ様子を遠慮なく見ていた少年…華奢な身体を目の前にすれば遠慮なく手を伸ばして…薄い胸板や細い腰…更に臀部へと掌を絶妙な動きで、手触りを確認するように触っていき)…顔立はそうだが…ちゃんと男の子なのかね…む?(セクハラのように触っていた手が股間の中心部分を捕まえて…そこを揉み、感度とかを確認するように試していて)…背中の傷は……ん?(これは傷物なのかね?と…職員に首を傾げて) [Sun 5 Oct 2008 01:22:04]
◆アダ・ナギ > …両手に花。 ( 意味が分からず、怪訝な顔付きになり掛けた。が、職員の眼差しが仕向けられつつ表情を崩さない。 だけれど、客人の笑顔が何故だか安心が出来た。 ) う、え… ……分かりました。 ( 職員も慌てふためきながら、金貨を受け取ろう。それなりの値打ちをする金貨に、職員は丁寧にファイルに挟んで置いた。とりあえずは、客人の機嫌を損なわぬように黙り込んだ。檻の鍵を開けていき、客人の命令に顰めた。服を抜くために、邪魔な手錠だけを外そう。 ) 服、… これで良いでしょうか。 ( 自由になった両手だけで、布服を脱ぎ出そう。何から何まで小麦の色で塗り潰され、華奢な体つきをするのだろう。顔まで女性的である。腰には奴隷の刻印、背中を見遣れば薄らと浮かぶ鞭の傷跡が残る。 僅かながら羞恥心を刺激しつつ、顔を下に俯いた。 ) [Sun 5 Oct 2008 01:12:37]
◆小柄な客 > (護衛と運搬についての説明を聞いて瞳を大きく開いて)女性を二人一度に?それは凄い…両手に花となっても安心なのだねっ(楽しそうに笑っていて…奴隷から言われる例えにしては洒落ていると思ったのかもしれず)うむ、頭は悪くないようだが、やはり品は見てみねばね?(何か不良品でも掴まされれば一緒に連れてきた護衛が職員を個人的に何かするのかもしれない。貴族という客は非常に厄介だそうで…1日のレンタル料とやらの説明をし始める相手に手を軽く振って)ああ、わかったから黙りたまえ?(ピン、と投げ渡したのは大きめの金貨…一週間くらいのレンタル料の価値がありそうな重さで 檻を開けさせれば楽しそうに笑顔で)うむ、では早速脱いでくれ給え?(あっさり言った) [Sun 5 Oct 2008 01:03:27]
◆アダ・ナギ > はい、そうなります。 ( 護衛に問題は無いと躊躇せずに頷けよう。 ) 若干ながら、女性の方を二人ほど運べます。 ( 80kg前後まで問題はありません、と付け足した。例えが不思議であるもの、経験上であることから自信があるのを見て取れるだろう。客人の笑う姿に理解が出来ず、眉根を上げたまま首を傾げてみせる。 ) 品定め、ですか…。 ( 視線を注がれ、緊張へ繋がった。双眸を丸めつつ、ゆっくりと立ち上がれば客人の手が届く範囲まで、檻の柵まで近付こう。 ) 『 傷付ける範囲になれば、一日のレンタル料を支払って頂くことになりますが如何でしょう? 隅から隅まで触れる程度でしたら問題はありません。消毒用も用意しておりますので。 』 ( 職員は檻の鍵を見せ付けるようにする。中に入るか、このままか、客人の様子を疑った。 ) [Sun 5 Oct 2008 00:56:29]
◆小柄な客 > (相手の顔だけではなくその全体を眺めていると幾らか緊張している様子なのが分かり…相手の説明を聞いてふむふむ、と頷きつつ)格闘…ああ、護衛が出来るということかね?ふむ、細く見えるが…運搬の方も「少し齧った」程度…なのかね…(顔立ちが女性っぽい雰囲気の相手は怪力には見えず…首を傾げていて。最後の夜の世話、という辺りには少し楽しそうに笑っていて…同時に説明を少しとちった職員と比べて、同じように緊張していてもきちんと説明できたのを少し評価しつつ) ふむ、説明は大体分かったが…そうだね、品定めをしてみたい所だね?(じーっと檻の中、奴隷の方を見つめて) [Sun 5 Oct 2008 00:43:18]
◆アダ・ナギ > ( 足音が止んだ。会話の内容だけで、自分に注目していることに感付けた。膝の上に置かれた手のひらが、緊張しているのか拳に握り締められていた。 ) はい。 ( 投げ掛けられた言葉に、双眸を覆う目蓋が開かれた。真紅に塗れた双眸を客人の顔に向けていった。その為か、顔を上げていった。前髪の合間から刺青らしいそれが見えるであろう。 ) 恥ずかしながら…。 格闘の類を少し齧っているのと、掃除や運搬など… 夜の世話まで出来ます。 ( 唇と双眸を緩めた。職員が付け足すように『 鬼族の一人であり、再生と頑丈が長けております。類は、ほぼ全般的に扱えますが…教育の方は途中でして。 』と簡単に伝えるもの下を噛んでしまった職員。 ) [Sun 5 Oct 2008 00:35:00]
◆小柄な客 > (奴隷を求める者はそれぞれ様々な手段で選別する。例えば予算だったり能力だったり…この小柄の客はどうやら見た目のようで)ああ、いや、そんなごっついのは……ん、彼、は?(幾らか疲労したよう感じもあるが見た目の中々良い…珍しい小麦色の肌と銀髪の組み合わせに注目したのか説明を聞いていて)ほほぅ、逃亡の前科が?(少し驚く…屋敷にいる奴隷が質の良い物なのでそういう輩が見たことない)やぁ、君?君は何が出来るのかね?(礼儀正しく正座…とかいう座り方をしている辺り、どうも普通の奴隷よりはいくらかましに思える銀髪に声をかけてみよう) [Sun 5 Oct 2008 00:25:28]
◆アダ・ナギ > ( 足音が聞こえる。細めた双眸が開かれていった。 ) ……? ( 疑問を抱くもの。躾けられた通りの行動を取ろう。 唯でさえ動きにくい身体を必死に起こしては、その場で正座をして見せよう。極めて必要が無いかも知れないが、職員にも客人にも悪い印象を与えたくもない。そっと双眸を閉じながら、言葉を放さないでいよう。 ) 『―――。』 ( 職員は一人ずつ、種族と特徴、などを簡易的に説明を付け加えよう。但し『アダ・ナギという商品は要注意!逃亡の前歴があり。』と付け加えよう。後の奴隷は何事も無かったかのように説明を繰り広げよう。 ) [Sun 5 Oct 2008 00:16:17]
◆小柄な客 > (やや小柄で細い客が、それにしてややけに尊大な態度で自分の倍近い年齢の職員になにやら命令してるらしく) ふむ、つまり今はこっちの方にいる奴隷くらいしか見せられるようなのがいないのかね?…ああ、案内してくれ給え。(声質は男の物だがまだ高い響きが混ざっていて歳若いのが分かり…その割に尊大な態度で普段は奴隷に威張り散らしているであろう諸君に遠慮なく命令しているようで…カツカツと足音が近づいてきて奴隷のいる檻に近づいてくるだろう) [Sun 5 Oct 2008 00:06:11]
お知らせ > 小柄な客さんが入室されました。 『ふ む …』 [Sat 4 Oct 2008 23:59:35]
◆アダ・ナギ > ( 銀の長髪が床に散らしていった。切り落とさないのも、ご主人様の趣向により短いのがいいか長いのかいいのか選択の余地があったほうが良いからなのだろう。 ) 髪だけでも切り落としてもらえ… ( 職員は良い顔をしないだろう。我が儘は止そう。奴隷にそんな権利は無いのだから。だけれど、手放したくないものは確かにある。それは思いの心底に仕舞っておこう。口にすれば消えてしまいそうだった。 ) ナツ…か。 アキかフユにも近付いているのだろうな。 ( 無表情を崩したのは、紛れのない微笑だった。 ) [Sat 4 Oct 2008 23:58:17]
◆アダ・ナギ > ( 時間を掛けて、漸くに食事を終えた。空の食器とスプーンを綺麗に揃えては、職員の回収しやすい位置までに移動とさせた。 ) ( 四肢を自由に動かせない。自由は利かないもの、背筋を伸ばしたり丸めたり、歩く事が出来るだけでも充分に良い方だろう。階級も降格させられず、値段に変化は無し。これまでと変わらずに、商品として陣列されることになった。あくまでも盗み聞きしたに過ぎないために断言は出来ない。厳罰だけは続くのだから。 ) ……。 ( 双眸を細めていき、檻の中心部で横になった。背中の傷を床に付けないようにしていき、再生することだけに専念しだした。 ) [Sat 4 Oct 2008 23:45:43]
◆アダ・ナギ > ( レピュナートがどうなったのか、他の逃亡奴隷がどうなったのか知る由もない。だからとて自ら問い掛ける真似だけは出来ない。何かしらの関連性があると察せられれば面倒の臭い事になる。 ) 生きていれば何時か出会える。 ( 知り合った者たちは亜人ばかりだ。寿命が長い者が特に多い。錫音さんも同族だから大丈夫だろう。レピュナートは俺たちの中でも頭が回る上に、魔法という能力がある。上手くやって行けるだろう。 ) …頂きます。 ( 小さな言葉を言い放ちながら、折れ曲がった匙であるスプーンを手に取る。そして膳を持ち上げてからゆっくりと品の乱れが無いように食べ始めた。 ) [Sat 4 Oct 2008 23:27:19]
◆アダ・ナギ > ( 調教と教育は終わらない。買い手が付くまでは少なくとも。 少年は檻の中に足を運んでいった。視線を部屋の端っこまで向ければ、冷え切った食べ物が膳に入れられていた。 ) ありがとうございます。 『…食い終わったら、さっさと治せ。明日も明後日も繰り返しだ。』 ( 少年は頷いた。従順で躾けられた言葉を繰り返す。本心とは異なる言葉を吐き続けた。外の世界を知り、理不尽で不条理であることを知った。独りになれば、食器の前に座ろう。拘束具が多過ぎて動きにくい。職員たちからにすれば、一度も反抗や拳を振るわない奴隷の実力はどれほどなのか、知りようが無いのだから厳重に警戒されて当然だろう。 ) [Sat 4 Oct 2008 23:19:15]
◆アダ・ナギ > ( 足音に限らず、何重もの金属音を響いた。首輪、手械、足枷を一本の鎖で繋げられていた。他の奴隷に対する見せ付けでもある。逃亡した奴隷はそれほどの罰を与えるのか、未調教の奴隷を分からせる行為の一環でもあった。 ) ――――。 ( 少年は語らない。職員は鎖を引っ張り出し、片手で牢屋の鍵を開けた。首の顎を引き、檻の中へと促した。 ) はい。わかりました。 ( 少年は頷き、肩を震わせた。露出する背中には無数の傷跡を残していた。蚯蚓腫れや裂傷のようなものまである。 ) [Sat 4 Oct 2008 23:12:46]
お知らせ > アダ・ナギさんが来ました。 『−足音を響き渡る−』 [Sat 4 Oct 2008 23:05:42]
お知らせ > ギブスンさんが帰りました。 『さて、仕事。仕事っと。』 [Thu 2 Oct 2008 01:30:35]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『誰であれ、運命を乗り越えられなかった者の行く先を見るのは悲しいものだ。』 [Thu 2 Oct 2008 01:29:08]
◆ギブスン > ま、面倒なのは御免だよ。俺は逃亡奴隷と、連中を手助けする輩が許せんだけの、単なるギルド職員だからな(苦笑しつつ、そう締めくくる。まあ、お互い裏事情はきっと知ってるんだろうが、わざわざ藪を突いて蛇を出す必要は無い。 とまれ、話のわかる人物が相手でよかった。 ヴェイトス市は奴隷に甘い連中が多くて困る。 いや、仕事をしてる奴隷相手なら、俺だってきつく当たったりはしない。 だが、逃亡奴隷は別だ。 『かわいそうに!ぼくが開放してあげるよ!』と凶悪な犯罪者を牢屋から出してやるのか、って話だからな)ああ、お疲れさん。――そっちも、まあ、もう持ってるらしいが。奴隷が入用なら言ってくれ。都合する。 何か奴隷絡みで困った時もな。(わざわざありがとう、と俺は彼女に手を振って、職場へ戻るとしようか) [Thu 2 Oct 2008 01:26:17]
◆艶子 > ( 恐らく、男は事の真相に勘付いているだろう。そう難しい話じゃあない、用意されたパズルのピースを並べるだけで、簡単に今回の絵は見えてくる。それでも私が質問攻めにあってないのは、それがギブスンの答えなのだ。今はその答えに感謝しよう。 ) ……すまん。色々迷惑かける。でもまあ、あなたの言う管理担当の人とか、或いはレピュナート本人の状態だとか―― もしかしたら直前の私の心変わりだとか。 ( だって、今更会って何を話すんだっていう事もあるし。 ) そんな諸々の理由で対面できないかもしれないしね。あくまで会って話すような事になるかも、って感じだ。何か不都合が起きたら、その時は遠慮なく言ってくれ。 ( どうしても話す必要があるというわけではない。単にこれは私の感傷だ。しかも物凄く下らない感傷。 ) …さて。 今日はそろそろ失礼するよ、邪魔したな。 ( 艶子は歯を見せて笑う。 ) 仕事、頑張って。 [Thu 2 Oct 2008 01:19:19]
◆ギブスン > 普通「逃亡して処罰を受けてる奴隷」なんざ商品にできないし、買いたい客もいないだろうからな。それでも欲しいとなりゃ、外で接触があったんだって事だ(そう言いながら、とりあえずはレピュナートに関する話題は終わり、だろう。 俺は奴隷ギルドの職員に過ぎない。 自警団やらなにやら程の権限は持ってないし、連中が関与してないような事件に首を突っ込めるような立場じゃあない。 第一、彼女は被害を受けてないと言ってるんだ。 追求するのは俺の仕事じゃない)……レピュナートと? ん、ああ――……っと、どうだろうな。 まあ、客と関わらせるのは本当は嫌なんだが――(ふむ、と腕を組んで、天井を睨む。 それから、苦笑して言った)――まあ、まだ臨時ランナー証は変換して貰ってないし、事情も説明したしな。俺は構わんと思う。 管理担当の方がどう答えるかはわからんが。(さすがに、彼女がレピュナートを買うって事もないだろうし。や、実際問題、今は商品じゃないのだが) [Thu 2 Oct 2008 01:10:22]
◆艶子 > ………。 ( レピュナートが何故貴族の所に戻ろうと考えたのか。私はそのことを頭の中で考え、あらゆる可能性を考えては答えに行き着けず。スズネと何かあったのだろうかなんてことも考えたが、やはり判らなかった。 いや…本人がまだ生きているのなら、直接聞き出せば良い話なのかもしれないが。 ) もしかしたらやっていたかもしれないな。でも、実際にレピュナートから被害を受けた訳じゃないから――。 ( そう言いながら目をそらす艶子の様子は不自然に感じるかもしれない。だって、じゃあ誰に刺されたんだっていう話になるし。 具体的には他にも白夜の誘拐の話だとか、スズネという侍の援助を受けていたからお金を持っていたのだろうという話もある。それを口にしなかったのは多分、レピュナートが受けた処罰の内容を聞いたからだろう。 ) その辺の話は了解した。ありがとう。 ( 正直、複雑な気持ちではあった。私の手から見事逃れてみせた相手が、今は捕まり処罰を受けている。もっとも、奴隷ギルドは自分達の役割を果たしただけの話ではあるのだが。 ) ……レピュナートと――。 話は出来ないか。 ( 腕を組み、身体の向きをギブスンとは別の方向に変え、そんな言葉を口にする。 ) [Thu 2 Oct 2008 01:02:43]
◆ギブスン > さあ。だとしても連中は貴族が奴隷ギルドから手を引く直前に戻ったから、恩赦が得られたんだ。遅すぎたって事だろう、な(仮に奴隷狩りなんてゲームを貴族が考えていたとして――ゲームが終わった後まで面倒を見る気は無い、って事だろうな、きっと。まあ、想像に過ぎない。 レピュナートが何で戻ってきたかも、俺にはわからん)人を傷つけるような事はやってない、というがね。もぐりの娼婦で其処まで金が稼げるとは思えんし、盗みやらハンターを襲うくらいはやってたんじゃねぇかな、と思うんだが……そうか、違うのか。(傭兵の否定の言葉に、そうか、と頷いた。なら、これ以上問い詰める必要性は無い。事実がどうあれ、俺が調べられるのは其処までだ)あんまり広めて欲しくないってのは――ま、ギルドが必要以上に奴隷を痛めつけてるって印象を持たれたくないのが一つ。それと、レピュナートに接触する奴を絞り込みたいのが一つ。 あんたに教えるのは……まあ、怪我した分の補填、みたいなもんだ。(金で渡せりゃ良いんだけどな、と冗談めかして笑った) [Thu 2 Oct 2008 00:49:20]
◆艶子 > うん、わかった。誰にも言わない。 ( 白夜のこともあるし、奴隷ギルドとは仲良くやっておきたいものだ。傭兵としての信頼ってのもあるか――。そんなもの元から無いのかもしれないけど。 ) ウィッグ、フィアとかいう奴隷と同じだったのかな。 ( いや、しかし。レピュナートは元々の飼い主の所に戻りたがるような奴隷じゃあない。スズネと一緒だったのだし――。 ) ああ、やっぱり。身体を売ってたのか。 ( 私の読みは間違いでは無かった。私だって金に困ってあそこでモグリの娼婦をやったことがあるのだ。バイクツで情報収集しても当たりが引けなかったのは、運が悪かったか単に一人じゃ情報を集めきれなかっただけだろう。 ……続くレピュナートの処分に関しては、傭兵はどこか複雑そうな表情を見せた。 ) ……… そうか。 ( こんな事になるのなら、やはり私の手で殺してやるべきだったのかもしれない。もっとも、あの時は殺さなかったのではなく殺せなかったのだが。 ) ああ、いや………。 ( そんな時に投げかけられるギブスンの問いには、妙な間を一つ置いた後。 ) 違うよ。 ( と、短く答えた。この傷はエリスにつけられたもので、レピュナートが傷つけたのは私の相棒のMJだ。もっとも、私たちに攻撃を仕掛けてきたのは確かなので、この肩を刺したのがレピュナートじゃないなんてのは筋として通らない話なのかもしれないが。 ) [Thu 2 Oct 2008 00:43:07]
◆ギブスン > こっから先は正直、こっちとしてもあんまり表沙汰にしたくないんで、公言しないように頼むぜ。(実際、そうでないと困る理由も幾つかある。まあ、今其処まで説明する気は無いが。 あんまり口にして気分の良くなる内容でも――いや、傭兵ならそうでもないのか?)どういうわけか、貴族の家に戻ってきたらしくってな。で、こっちに引き渡されてきた。綺麗な服着てたから明白だったんだが『モグリの娼婦』をやってた事を自白して、盗みも逃亡した事も認めたんで、貴族の関与してる期間も終わってたから定例どおり処分――しても良かったんだが。片腕切断。顔に焼印。現在は最下級の雑多奴隷として独房で隔離。そんな所だ。 今のところ、わかってる奴隷の情報ってのはそんな所だ(まあ、それで俺が聞きたかったってのは――この奴隷に関しての事で。どうにも疑ってしまいたくなる事がある)一人だけ犯罪をしたと自白したんでな。アンタの肩刺したの、そいつじゃねェかと思ったんだが。違ったか? [Thu 2 Oct 2008 00:31:54]
◆艶子 > ( しかし艶子本人は自分が背伸びしていた事を相手に悟られてはいないだろう、と思い込んでる。見たいけど見ちゃいけない、でも見たい。そんな葛藤の末の小さな動作だったのだろう。遠慮する必要が無ければジャンプして覗き込むぐらいのことはやりそうであった。 ) ほほー、早速気に入られて買われていったのか。なんというか、世渡り上手な奴隷だなあ。 ( もちろん、その貴族がどんな人間かにもよるかもしれないが。 ) 商品としてもう一度扱われるのが幸運なのかどうかは私にはわからないけど、死ななかっただけマシ…なのかな。 ――主人の家に戻ったヤツも居るのか。 ( 少し驚きだった。貴族のお遊びだったという噂があった今回の事件の中でも、、あくまでその貴族を主として認識していたのだろう。そこまではっきりと自分の立場を見極めているのは、何と言うか―― おかしな話だが、潔ささえ感じる。 ) ……う、うむ。 ( さて、ここまでで私が関わった二人の奴隷の名前が出ていない。エリスと、レピュナートだ。それは私にとっても本題であり、ギブスンにとってもそうであり――私は男の言葉の続きを待った。 ) ……戻ってきた? レピュナートが? ………。 [Thu 2 Oct 2008 00:26:40]
◆ギブスン > (こう、小さく背伸びをする動作とかは結構可愛いと思うんだがね。別に背の高い女が嫌いってわけじゃないし、じゃあ背の低い女が好きってわけでもないが。身体的な特徴を生かした動作ってのは、それぞれの女性の魅力じゃなかろうか。女性ってのは素晴らしい生物だと相場が決まってる)さて、まず最初に捕まったのがグロリアって奴隷だ。逃亡期間が短かったのと、頭の出来からして犯罪はやってないだろうって事で懲罰のみ。アッと言う間に貴族に気に入られて買われてった。(ぺらぺらとページをめくりながら答えていく。別に大した事は書かれて無いと思うんだが。実際、逃亡奴隷についての情報ぐらいしか載っていないだろうし)二人目のアダ・ナギは犯罪はやってねぇと言うから、厳罰の上で商品として陳列されてる。 で、ウィッグ、フィアって二人の奴隷が、主人の家に戻ってきた。反省もしてるんで返品扱いにしたいって主張を受けて、こっちで引き取った。 ――まあ、ここまではスポンサーの意向だ。其処まで重い罰にはするなって事だったが。(ぱたり、と手帳を閉じてポケットに放り込む。裏に何か貴族と奴隷とで事情があったんじゃねえかと思うが、興味は無い)俺としては本題はこの次でね。あんたに聞きたいのもそれに関してなんだが。 ……その後、レピュナートって奴隷が戻ってきた。 [Thu 2 Oct 2008 00:14:24]
◆艶子 > うん。傭兵は身体が資本だからな。 ( まあ、傭兵に限らずなんでもそうか。しかしもし剣が持てなくなるような怪我をしてしまったら、その時はどうしようかと考える事はある。おとなしく引退するか、或いは――。 ) 遠慮は要らないっていう点ではそうかもしれないな……。 ――ん、そうか。まだ逃げ続けている連中がいるのか。 ( ギブスンが懐から取り出した手帳には、色んなことが書いてあるんだろう。男の仕事手帳には秘密が一杯だ。きっと女の連絡先とかデートの予定とか書いてあるんだ。すげー。私も手帳とかつけてみようかな。なにか、仕事が出来るヤツみたいなイメージがつくかもしれないじゃないか。 私は気持ち踵を上げて背伸び気味になってみたが、やっぱり高さが足りなくて覗き込めなかった。 ) ――えっ? あ、ああ。うん。私で答えられることなら、答えるよ。 ( 上げていた踵を戻し、そう答えた。 ) [Thu 2 Oct 2008 00:06:43]
◆ギブスン > そりゃ良かった。剣振り回すなら、腕が上がらなきゃ大変だろうに。(傭兵といや、それこそ腕っ節だけが頼りだろうからな。剣闘士と同じ――というのは少し違うかもしらんが。 ともあれ、臨時であっても同じ仕事をやってた人物の怪我が回復に向かってるんだ。素直に喜ぼうじゃあないか)まあ、な。でも、相手が何者なのかわかってる分、自警団とかより楽だぜ? あっちは殺しちゃ駄目だろうしなぁ(生け捕りにするってのは思いのほか大変だから、殺してしまう事が多い。とまれ、そんな風に雑談をしている内に――まあ、気になってたんだろう。連中がどうなったかを聞かれて、俺はポケットから手帳を引っ張り出した)ま、何人かはまだ逃げてるんだが。捕まった連中で良ければ教えられるよ。 ……ああ、そうだ。ちょいと俺も聞いておきたい事があったんだが、良いかな? [Wed 1 Oct 2008 23:58:53]
◆艶子 > ( やってきたのは、最初に私に仕事の説明をしてくれたコート姿の男だった。私はその男を見上げ、笑う。 でっかい男だ。いや、私が小さいのか――。 ) うん、そのゴウテンジツヤコだ。こんばんは。 お陰さまで、何とか良くなって来てるよ。元通りになるのはもうちょっと先かな――。 ( そう言って肩を回す。刺されてからおよそ一ヶ月、大分良くなってきた。 ) 今回は期待に応えられなくてすまなかったな。あちこち駆けずり回って怪我をした挙句に一匹も捕まえられなかったってんじゃ――。 ( 逃亡奴隷狩りってのは難しいものなんだな、なんて言う。 さて、世間話もそこそこに本題に入ろう。相手だって仕事中だ、あんまり時間を取らせるのも悪いし。 ) 臨時ランナーとしての期限が過ぎてから何日か経ったけど、逃亡奴隷たちはどうなったかなって思ってさ。差し支えなければ、聞かせて欲しいんだ。 ( 特に私は途中で抜けてしまったから、臨時ランナーの中では一番状況が把握できていない。 ) [Wed 1 Oct 2008 23:50:37]
◆ギブスン > (逃亡奴隷の追跡処刑人は――まあ、あんまし多くない。まあ、外に出て街中を走り回ってる処刑人ってのは、珍しいんだろうが。そもそも処刑人って仕事についてる奴自体、そんなにいないだろう。数年前までいた腕の良い職員は、何を思ったのか退職して、今じゃ横丁で音楽をやってるらしいし。 ともかくだ。 今日の仕事を終えて珈琲を飲みつつ報告書にペンを走らせていた俺は、受付にいた職員に呼ばれて席から離れた。 臨時ランナーの誰か、という事は聞いたが……っと、ああ。 受付にいた顔は、特徴的なものだったから、よく覚えていた)アンタだったか。ええっと、ゴウテンジツヤコ――であってたかな。 刺されたって聞いてたが、怪我の方はどうだい?(そう言って俺は笑いかけた。 わざわざ自分の奴隷の教育をギルドに頼むような人物だった事もあって、ちょいと記憶に残ってる。良い意味で、だが) [Wed 1 Oct 2008 23:43:23]
お知らせ > ギブスンさんが入室されました。 『担当者? ――俺だが』 [Wed 1 Oct 2008 23:38:56]
◆艶子 > ( 尋ねた目的はまあ、色々だ。白夜の事でお世話になってるってのもあるし、私が逃亡奴隷狩りを怪我を理由に途中脱落してからどうなったのかも知りたかった。経過はどうあれ、彼らは私の手から逃げおおせたのだから。 それに、うっかりしてランナー代行書も返すのを忘れていたし。もっとも、既に期限は切れているのでそのまま返さずに持っていたとしても意味の無いものなのかもしれないが。 ) こんばんは。 ( 私はそう言って受付の職員に話しかけた。これでも一応最近まで奴隷狩りの仕事に関わっていた身だ。私の顔を見て、私が誰だかぐらいは覚えていてくれたみたいだ。 ) ちょっとこの前受けた仕事で聞きたい事があるんだけど―― 担当者の人、いるかな? [Wed 1 Oct 2008 23:38:29]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『奴隷ギルドを訪れる。』 [Wed 1 Oct 2008 23:29:41]
お知らせ > フラヴィさんが退室されました。 『まずは、職員の意識が生温いのね。(呟いて、執務室へ戻る)』 [Sat 27 Sep 2008 02:02:23]
◆フラヴィ > ―――…売れなくてはこちらも所持する価値がないのは承知の上。(売るのが商人の仕事だ。まぁ、直接売りはしないが―――売る為に仕入れ、売る為に教育をするのだから。其の倫理から言えば、今回の処置はギルドの収益にはプラスにならないのは一目瞭然。それでも、)……けれどギルドの絶対的秩序は守る義務がある。そういうことです。(「くれぐれも今回の処罰を口外せぬよう、各自気を引き締めて頂くよう尽力願う」)(其の一文で纏めた。―――ヴェイトス一の規模を誇る大組織だ。世界のルールを、世界の秩序を、あるべきパワーバランスを壊すような事は一切容認できない。仮面の女は生温い昨今のギルドにも呆れていた。苦言が多くなるのも必然。) [Sat 27 Sep 2008 02:01:54]
◆フラヴィ > (「逃亡奴隷レピュナートに恩情必要無しと判断。見せしめはギルド内だけの事であり、コレが外に知れるのであれば、ギルド外にギルドの内情を漏らす不届き者が居ると考えられる。ギルド内の見せしめを表に知られぬが為の地下牢幽閉にて。現在のレピュナートは異臭、異形であり、逃亡という許されざる罪を犯し、のうのうと戻ってくるという教育の不十分さが拭われぬ限り、販売は不適切と思われる。再教育の後、改心が見られ、尚且つ容姿がそれなりになった時点で再度検討必要。」) [Sat 27 Sep 2008 01:57:51]
◆フラヴィ > 奴隷への見せしめでリスクを背負うような奴隷ギルドは奴隷ギルドではないわ。其れでは保育園と同じ。…いいえ、塵の集積場で塵と仲良くやっている、そんなレベルじゃないですか。くだらない。(この女には何処まで奴隷は生き物でも何でもなく、商品でしかない。商品にならないものは塵でしかない。そういうことだ。―――基本的なヴェイトスの奴隷制度は其れを根本にして成り立っているのだから、強ち間違いでないのは事実だろう。)昨今の方々は本当に奴隷に甘いです。―――…というか?(あの報告書は判断を下した自分にも当然見る権利はある。ついでに連ねられた意見と―――不本意ながらメモの内容も目に入ってしまったが。)………彼に気でもあるかしら。彼女。(くつ、と其のメモの内容に肩を揺らし、喉を震わせた)女って生き物はこれだから―――修羅にもなれないのですね。まぁ、色気づくのは自由ですし。咎めるでもないですけれど。―――兎も角。 [Sat 27 Sep 2008 01:53:33]
◆フラヴィ > ―――………、だから、(カッ、とひときわ高くヒールの踵を鳴らし、監視役のデスクに煙草の火を押し付け)……、 ……貴方ももう少し厳かに、そしてもっと恐ろしくいなさい。(くるりと振り返ると其処には、仮面の女の言葉を一部始終聞いていたらしい監視役が居る。カツカツと擦れ違い様、監視役の足を思い切りヒールの踵で踏みつけ)…いいですね。分かっていますね?これ以上世界の秩序を乱すような塵を生み出すんじゃなくってよ。(痛みに一瞬顔を引きつらせる監視役の掌にまだやや熱の残る煙草の吸殻を握らせる)―――私は何も怒ってなどいなくてよ。貴方方のような塵と直接会話や監視や教育をしてくださってる方はとても有難いのですから。私はあんな塵に触れるのも近付くのも嫌ですもの。 [Sat 27 Sep 2008 01:44:49]
◆フラヴィ > (小さな燐寸を取り出し、火を灯す。独特のチェリーの香りのする煙が広がる。檻の中で見慣れない顔が煙をふかすのを眺める奴隷の視線が不愉快だ。そして怯える視線が愉快だ。塵どもの視線に仮面の女は唇を歪め)―――…あの奴隷の存在自体を表に出す事が余程リスクであり、あの奴隷が反省も改心もしないまま売られる事がどれだけリスクなのか。考えてごらん。ねえ、馬鹿なお前達でも分かりますよね。(くつくつと喉の奥を鳴らして仮面の女は奴隷に冷たい声を投げる)(無論、奴隷が返事をする訳でも無い。ふん、と鼻で息を吐き)…ほとぼりが冷めたら、考えてやらないでもないですけれど。今は未だ駄目です。考えれば分かる事。これ以上失態を晒す訳にはいきませんからね。(其れは奴隷商人として身体に流れた血がそう叫ぶからだ。)(これは恥辱であり、侮辱であり、屈辱であり、―――見っとも無い、醜態以外の何者でもない。あの奴隷の存在自体が。)逃亡しておいて生きていられる事実に喜ぶ程度の教育を施して頂きたいものですね。其れがこの世界の秩序。其れがこの世界の絶対的ルール。 [Sat 27 Sep 2008 01:39:12]
◆フラヴィ > 全く…、天下のプロスパンダ職員が聞いて呆れます。考えれば幼子の知力でも分かる事でしょうに。(教育も販売も無関係だ。奴隷など所詮塵。生塵。生塵に教育等―――ヘドロからオムライスでも作ろうというのか。鼻で笑ってしまう。)…本当にヴェイトス市民の方々は何処までもお人好しです。浅はかにも近しい程。奴隷に見せしめを行う事の何がリスクかと。…嗚呼、奴隷が独り歩きでもして言いふらすんですね。わかります。(馬鹿にしたようにくつくつ肩を揺らす。喉を揺らす。)そうなればヴェイトスは終わりですね。くだらない街。―――其れこそ、エトワールやレイ・シェリダンなどのような奴隷が街を闊歩するなればまだしも。下級奴隷どもが外を大手を振って歩けるでも無し。万が一其れで妄言を吐こうが所詮塵。(懐から取り出すのは細い紙巻。口に咥えて、ぱたぱたとスーツのポケットを叩いて火を探す) [Sat 27 Sep 2008 01:32:07]
◆フラヴィ > (仮面の下の唇が歪む。其れはぐにゃりと意地の悪い形を描く)(ヒールがデスクの脚を蹴る。貴族でありながら、礼節は「弁えるべき時だけ」弁えればいいと教えられて来た。故に。ギルドの中、特に礼節を弁える必要の無い輩―――つまり、まあ、塵どもの前。監視役が少し其処を離れる間、代わりに腰掛けている。)…リスク?何を言うのかしら。(肩を竦めた)誰がこのことを表沙汰にすると言ったのかしら。と、いうか。何の為に地下牢にぶち込んだのかって―――誰の目にも触れない。誰にも存在を知らせない。その為に決まっているものですのに。(ひらん、と報告書を興味なさげにデスクの上に放って欠伸を一つ) [Sat 27 Sep 2008 01:26:01]
お知らせ > フラヴィさんが来ました。 『―――…笑止。』 [Sat 27 Sep 2008 01:21:36]
お知らせ > 絢乃さんが帰りました。 『お仕事御苦労様。仕事のことでまた、お話しましょう。 絢乃。(至ってシンプルな)』 [Sat 27 Sep 2008 01:01:45]
◆絢乃 > ( メモには簡単に ) [Sat 27 Sep 2008 01:01:09]
◆絢乃 > ( 「職員の一人として、これ以上の見せしめはリスクを負うことになり兼ねないと思います。よって、見せしめは終了させて、雑多としての販売を許可すればいいのでは」という意見を書き綴り―― )( 恐らくこれを書いたであろう彼のデスクへ、女は軽いメモと一緒に出しに行こう。 ) ( 女は立ち上がって、椅子をしまい、飲み終えた緑茶の湯のみを片付けた後―――彼のデスクへ、この書類をそっと置いて帰るだろう。 ) [Sat 27 Sep 2008 01:00:57]
◆絢乃 > ( もう一度、書類に目を通す。―――逃亡奴隷に”見せしめ”を行った。それならば、組織としての面子は保たれたということになる。これ以上は必要はない気がするのだけれど―――どうだろう。皆はどう思うかしら。 ) …… 書類に書き加えれば、目を通してくれるかしら。( 新しい紙と万年筆を取り出して、さらさらと。少し思案してから並べられる言葉。できるだけ、わかりやすいように。恐らく皆、そういうところは考えが回る人たちだとは思っているけれど。意見としておいて置くのも悪くはないと思う。 ) 見せしめはしたんだし、わざわざ”何もしていない私たち”がリスクを背負う必要はないもの。( ほ、と溜息をついて。私たちは仕事をまじめにこなしているだけだ。罰を行ったとか、反感を食らうようなことは一切していない。 ) [Sat 27 Sep 2008 00:57:53]
◆絢乃 > ( 考える。見せしめはするべきだと思う。逃亡奴隷を見せしめしなければ示しがつかないし、仕方のないこと。奴隷ギルドに不満はくるだろうし、逃亡奴隷を放っておくのはどちらにしてもまずいと私も思う。突っ伏した中の暗闇が心地よくて、少し、眠ってしまいそうだった頭を持ち上げて、また遠ざけた書類へ視線を向ける。 )( けれど――― ) ……利益には、ならないわね。( ヴェイトスに奴隷がいなければ、今できているいろんなことができなくなってくる。だからこそ、市民の反発を招くようなことをする必要は組織的にはないと考える。―――疲れた頭を冷やすように考えながら、女は書類に再び指を伸ばした。―――白い紙を、指が掴む。 ) [Sat 27 Sep 2008 00:55:49]
◆絢乃 > ( そして今回の件。自分の職場の逃亡奴隷の話は噂がちらほらと聞こえないこともなかった。実は裏があるのではないか。貴族の噂も耳にはしていたし、中にはお遊びだったのでは、という声も聞こえていた。大体、貴族宅からいっぺんに奴隷が抜け出すなどおかしな話。偶然だったというには、人数が多すぎる気がしなくもない。貴族の遊びでそんなことをやられては堪らないが、貴族は貴族。退屈しているのだろう。そんなことがあっても、可笑しくはない。だけれど ) ……… そうね。 ―――処分は正しいと私も思うわ。 ( 彼がいれば、真っ先にそう口にしていたであろう。ランナーである彼はきっと大変だったんだろうに。この処分、もしかしたら彼がしたのだろう。―――書き残される字の癖を見て、何となく、そうなのだろうなと息を吐く。 )( 呟いて、書類を少し、テーブルの遠くへ遠ざけた。疲れた顔が、テーブルに突っ伏するのも数分。 ) [Sat 27 Sep 2008 00:53:02]
◆絢乃 > ( 通常ならばありえない話。逃亡奴隷が自らこの檻に足を運び、痛めつけられるためにか、又は開放されるためにか、そんなことはわからないけれど戻ってくるなんて。痛い思いをしたのだから、逃げたまま帰ってこないということのほうが普通だろうに。 ) [Sat 27 Sep 2008 00:52:42]
◆絢乃 > ( 綴られた文字に目を通し、珍しくバレッタでとめていない長い髪を、耳にかけた。同時に、溜息が零れ落ちる。 ) ――― 全くどうして、自ら戻ってきたのかしら。( 自分が奴隷だったら、逃げられるなら徹底的に逃げようと思うだろう。”人”として見るのなら、それが今回の逃亡奴隷に関しての一番の疑問だった。 書類に目を通しながら、脇に置かれた緑茶で喉を潤して。 ) ……レピュナートは売るべきではない、か。( ぽつり。小さな呟きが。 ) 処分としては左肩から先を切断。右頬に焼印――― ね。 ( 考えるだけで痛々しい。頭痛がして、思わずテーブルに肘をついた。額に手を当てれば髪が流れ落ちて、また耳にかける仕草。 ) ( 書類をぺらりと捲った ) [Sat 27 Sep 2008 00:36:04]
お知らせ > 絢乃さんが入室されました。 『(報告書類に目を通す)』 [Sat 27 Sep 2008 00:30:06]
お知らせ > ギブスンさんが退室されました。 『ま、その前に、帰って寝ようか。』 [Fri 26 Sep 2008 22:35:49]
◆ギブスン > (――――なので。 あのレピュナートという奴隷は、生きていられるだけでも幸運なのだ。事実を知れば殺したい人間は山ほどいるだろうし、奴隷ギルド職員の多くは殺すべきだ、と思ってるだろう。俺もそう思っている。フラヴィだって本音はそうだろう。 では何故生きているかといえば、単なる気紛れだ)ま、無駄飯喰いを飼い続ける余裕もねェからな。 スラム街辺りの公衆性処理奴隷にするって手もあるだろうが――俺の知ったこっちゃねぇよ。どの道、当分はあの地下牢に転がしておくしな(尚、公衆性処理奴隷ってのは、ぶっちゃければ公衆便所と大差ない。 何されても文句は言えないし、雨曝しの野晒しで無い分まだ今の扱いの方がマシな感がある。 何にせよ、今言った通りだ。 俺の仕事じゃあない)……あー、糞。奴は身体売ってたとか言ってたな。淫売窟の方に詫び入れに行かんとダメか(女の機嫌を損ねると後が怖い。笑いながら煙草を咥え、立ち上がる。 これにてお仕事終了、だ) [Fri 26 Sep 2008 22:35:15]
◆ギブスン > (何度も言うが、奴隷制度というのはヴェイトス市を支える屋台骨だ。 縁の下の力持ちどころではない。奴隷制度が崩壊すれば、それはヴェイトス市そのものの崩壊を意味する。 想像してみれば良い。 街の清掃用の奴隷。下水道の整備担当の奴隷。建築から何からの重労働担当の奴隷。剣闘士というエンターテイメント用の奴隷。性処理用などの市民のストレス発散用の奴隷。 そういった物が一切合財消滅するという光景を。 それだけではない。『奴隷になるしかないような底辺の連中』が、いっせいに町中に溢れるのだ。 犯罪率は上がるし、極普通の市民も非常に危険な状態になる。 新しい秩序なんてものが簡単に作れる筈もなく、ヴェイトス市は崩壊する。確実に。 確実に、だ)…………と。そうか。レピュナートを買いたいって奴が来たら、絶対に売るな、ってのは今言った通りだが。 その名前、住所、所属、その他もろもろは記録しておけよ。 逃亡奴隷――しかも出戻ったような奴を「買いたい」なんて言うからには、外で接触して、匿ってたような奴に決まってるからな。 要注意人物。危険人物として騎士団やら自警団にも連絡した方が良い。 放っておいたら何しでかすかわからんからな(いや、ひょっとしたら逃亡奴隷を守る為に何か犯罪をやらかしてる可能性だってある) [Fri 26 Sep 2008 22:17:32]
◆ギブスン > (椅子に腰を下ろしたまま、眉間を揉む。あまり寝ていない。少々疲れた感はあるが、仕事を済ませなきゃ休めない。 社会で生きていくなら当然だが、義務を果たしてこその権利なのだ)…………と、そうか。あー、接客担当の方にも連絡しとかなきゃならんのか。『当分の間、レピュナートを売るな』って。 逃亡奴隷、見せしめ、懲罰中。つーか価格なんぞつけられんだろ、アレに。幾ら金詰まれても売るんじゃねェぞ。(書き上げた報告書を推敲しながら、机の抽斗を引っ掻き回して、連絡用の書類を取り出す。 メモ書き程度でも良いが、こういうのはきっちりと伝えておかなきゃいけない。 仮にあっさりとレピュナートを売られたとしたら、そりゃ俺の面子が無い。ついでにいえば、奴隷ギルド自体の権威がガタ落ちだ。 その辺もわかってもわらわないといけない)逃げ出して、優しいご主人様の同情をひけば、僕も明日から自由だー! とか奴隷どもに思われたら適わん。 [Fri 26 Sep 2008 22:11:12]
◆ギブスン > (逃亡奴隷は、ハッキリ言って許されざる大罪だ。 まず、奴らは奴隷である以上、そして逃亡奴隷である以上、仕事について働くことはできない。 だから基本的に『犯罪をする事でしか生きていく事ができない』のだ。 衣食住を得るには犯罪しか方法が無い。 身体を売って金を稼ぐ? まあ、一番手っ取り早い方法だろうが、ハッキリ言えば『娼婦達にとっての営業妨害』だ。 勿論、そんな奴隷を陳列しているわけもないが、下手すれば『性病蔓延の原因』にもなる。 人に迷惑をかけているのだ、その存在自体が)…………つーか、一度裏切った奴を平気でホイホイ信用するような奴がいるのか、って話だよな。だってェのに、なんで逃亡奴隷を買ったり匿ったりする事に抵抗の無い奴がいるのやら。(お客様は神様だ、とは言うが。その辺りの危機感の無さはどうにかして欲しい。 未調教の奴隷を買う輩も同様だ。躾のされていない猛獣を飼うってのは、本人だけでなく周囲にも迷惑がかかるだろうに) [Fri 26 Sep 2008 22:05:51]
◆ギブスン > (昨日――というか今朝は、本当に大変だった。別に仕事の内容について文句があるわけでもないが、どうにも。奴隷という立場を理解していない類の――逃亡奴隷という奴の相手をするのは、鬱憤が溜まる。 職員の待機室で珈琲を啜り、煙草を吹かしながら、俺はペンを走らせていた)……と。まあ、レピュナートについての対応は以上だ。左肩から先を切断。右頬に焼印。両手――じゃない、右手と両足を拘束。最下級の雑多奴隷まで降格。それ相応の扱いを求む、と。 ま、さすがにギルドの職員だったら甘やかしたりしねェだろうしな。(他にも何か懲罰の類があるかもしれないが、その辺は調教係やら教育係やらの担当だ。 俺としては、この『逃亡奴隷』という輩の危険性を皆が理解してくれている事を望むばかり。 直接関わってないからわからない、なんてェ事も無いと思うんだが、どうなのかね、実際) [Fri 26 Sep 2008 22:01:04]
お知らせ > ギブスンさんが来ました。 『(報告書作成中)』 [Fri 26 Sep 2008 21:56:22]
お知らせ > ウィグスさんが帰りました。 『 せめて、この似た心地が、眠りの中で貴方へと繋がれば。 (そう、祈る。)』 [Thu 18 Sep 2008 02:08:25]
◆ウィグス > (―――そう思えば、余りやわくはない人形の頬が、すこぅし緩む。) ……、 (嗚呼、今、己は主と同じように、同じような場所に、眠るのだと思えば。) ・・・……、 眠ろう。 届かんものを届けと祈るのは、正しくは無い。 (ふる、と人形は首を横に振るい、冷たい箱に横たわらん)(瞼を落として、静かに。何も考えぬよに。) ・・・…おやすみ、薫の君。 (瞼の裏には、愛があったのかも定かではないが、それでも確かに己を求めてくれていた、最初の時の笑顔が浮かぶ) ―――ただ、願わくば、 (石の褥に似た箱の感触を背に感じながら) [Thu 18 Sep 2008 02:07:40]
◆ウィグス > ―――……、薫の君、 貴方の眠る石もこの箱のように冷たかった。 (一度だけ、ほんのひと時だけ、逢瀬たもうた主の眠る石の褥。其れと、己が今耳を当てる箱の感触は、同じだった。) [Thu 18 Sep 2008 02:04:16]
◆ウィグス > ―――…、 …。 (漏れるのは嘆息と、如何ともしようのない無意味な呟きばかり。日永一日誰ぞ己を求めるものが訪れぬかと、有りもしない希望に夢を抱くだけの日々。否、既に其の夢すら抱かぬようになるのは、この箱に戻って、そう時間の経たぬ頃合で既に。) …、 (唇からはらはらと毀れ落ちる嘆息に、我ながら今更何を思うのかとあきれもするが。―――嗚呼、月が見たい、嗚呼、草に触れたい。嗚呼、風を感じたい。そう思うのは、箱の外を知ってしまったからだ。) ………、私は人形。 主の意を満たす為の人形だ。 (言い聞かせるよう、一度、二度――箱に戻ってから数えれば、両の手では足りぬ程。冷える指先は、赤い着物の中。人形は、人形であって、人形以外の何者でもないのだから、人になりたいなど思わないが。それでもあの月明かりは、それでもあの草の暖かさは、それでもあの風の馨りは。ただ主の為だけに生きねばならぬと。ただ主の充足に何かひとつ出来れば、と。己にとっての正しい行動を忘れさせる程に、甘美な物だった) [Thu 18 Sep 2008 02:01:43]
◆ウィグス > (其れが何の色を持つのか、其れは人形には分からねど。) [Thu 18 Sep 2008 01:56:22]
◆ウィグス > (冷たい其の氷のような箱は、外を逃げ惑っていたあの季節なれば、幾分か過ごしやすい褥になったやも知れぬ。寝返りを打てば、ひやりと芯から冷やすが如き優しさも愛も何もない箱は寝苦しさを与えない程度の。) ………、 ちりぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ …と、謡うならば、 私は既に人為らざるのだろうか。 (―――自由を謡い、自由を掲げ、自由の為に散るべきではなかったのか、外で過ごした三十の昼と夜の間で。)(そう思えば、役に立たん価値のない口から、嘆息も漏れよう。ひたり、と箱の冷たい壁に耳を当てても、何の音も聞こえん。)―――嗚呼。 外に居た時は、蝉が五月蝿くて敵わなかったと言うのに。 (其れすら既に、懐かしく、そして何処か惜しい感覚になっていた)(箱は何もしない。箱は人形を守りはしても傷付ける事は無かった。けれど、其の傷付けない箱すら疎ましく思う程、外の生活は 「 散る時を待ち、逃げ惑う 」 物だったとしても、尊いものであったと錯覚すら覚える) …つまり、は。 私は所詮散る場所を、散る時を求める刹那主義だったのだろうか。 (無い頭をひねれど、つまるところ答えは出ないのだが。)(嘆息だけが箱の中で何かの色を宿している) [Thu 18 Sep 2008 01:55:15]
◆ウィグス > (主、戻ってきましたぞ。さあ、次の命を!等と屋敷に戻ってみれば、否応無しに何故か箱の中へ戻された。望まざる逃亡だったなど、誰が信じようか。言っても無駄だ、と何となく感じれば、人形は人形然として口を開くことは少なくなった。)(そう、飯と食うのと息をするだけの為の器官と化した。二級ともなれば、其処いらの雑多奴隷達とはやや扱いも変わろうものか。) ……、 つめた。 ( 否、然したる変化もない。 )(見目が重視されよう奴隷は其れを重んじられ、腕が重視されよう奴隷は矢張り其れを重んじられ。其の程度の物。其の程度の箱の中。) [Thu 18 Sep 2008 01:40:13]
お知らせ > ウィグスさんが入室されました。 『( さ て )』 [Thu 18 Sep 2008 01:33:01]
お知らせ > 紗羅さんが帰りました。 『 奴隷は、深い眠りに堕ちてゆく―― 』 [Tue 16 Sep 2008 23:23:41]
◆紗羅 > …… ぁ 、 ( のろのろ、と …職員の靴から視線を上げてゆき、僅かに開いた唇。小さな、声が 零れた。 ) ご、はん ―― … も、 っと …… ( まだ、食べていたのに。如何して、取り上げてしまうの。 とでも言いたげな、何処か訴えるような 奴隷の視線。それを向けられた職員のなかで、何か、が切れたのだろうか。 『 食うのが遅い、お前が悪いンだろうが! 』 そう、激昂したかのように声を荒げれば。未だ己の靴の近くに在る、奴隷の顔。苛立ちに任せて、蹴りつけた。 ガツ ッ ! 硬質な音が、ひとつ。その跡には、奴隷の頬に擦り切れたかのような傷が ひとつ。 ) ―――― … 、 ( 奴隷は、口を閉ざした。僅かに上げていた視線は、石床に落ちて。 …不意に、黙りこくってしまった奴隷に職員は、何処かつまらなそうな表情浮かべ。取り上げた皿を手に、檻から出。 そのまま、檻の前を立ち去った。―― 職員の靴音が遠ざかっても尚、奴隷は俯いた まま。 ) [Tue 16 Sep 2008 22:59:22]
◆紗羅 > ( 今宵もまた、食餌を食べるのが異常なほど遅い …この奴隷。皿を持ってくる職員が次々に変わってゆくような感覚、気の所為だろうか。 ――もとより。 奴隷はそのような思考を持ち合わせてなど、いないのだろうけれど。 )( ―― 待っていた。 職員は辛抱強く、皿が空になるまで待とうとしてはいた、のだけれども。新顔のこの職員は、気が短かった。それゆえ、奴隷の啜っているその皿を、不意に取り上げた。 もう、食う必要はない。 とばかり、に…。 取り上げられてしまった皿。ぽかん、とした表情で 奴隷は職員の足元を見ている。 ) [Tue 16 Sep 2008 22:40:08]
お知らせ > 紗羅さんが来ました。 『 激昂 』 [Tue 16 Sep 2008 22:32:18]
お知らせ > フィアさんが帰りました。 [Wed 10 Sep 2008 21:49:22]
◆フィア > (ギルドに戻されて、何か刑罰があったわけでもなく逃亡奴隷となる前となんら変らない生活を送っている。例え刑罰があったとして、此処から下がる階級の無い犬は体罰か処刑しかないのだろうが……ただ檻の中に居るだけのある意味退屈とも言える生活。慣れてしまえばそれも感じなくなるのだろうが犬はまだ其処までいっていない。階級が上がればもう少し面白い生活になるのかも知れないが犬には上の階級の事など解らないから知りようもない。) [Wed 10 Sep 2008 21:47:35]
◆フィア > (別に外が良かったわけじゃない。ご飯が足りなかったわけでもない。問題も・・・・・・確か何も無かったはずだ。と、言うよりも多少そうであっても何と言うこともない。はずなのだが……自分でも、何故かは解らないが今はそうして居たかった。檻の隅といっても通路に近いそこで檻の外から漏れてくる明かりを見つめる。明かりの中でモゾモゾと動いて長く伸びた毛を弄る。) [Wed 10 Sep 2008 21:31:43]
◆フィア > (逃亡生活があけて犬はギルドの檻の中に戻された。主人から預かっていたものは主人に返されたのだと思う。その辺りがどうにも曖昧なのは逃亡生活の疲れが出たからだろう。檻の中に戻されたのは狩の期間も終わり、逃げる獲物が必要でなくなったから。無事にギルドに戻って元の檻の中に居る。決して、お世辞にも美味しいとは言えないがご飯も貰えている。それなのに、犬はその身体を丸めて檻の隅に蹲っている。) [Wed 10 Sep 2008 21:21:20]
お知らせ > フィアさんが来ました。 [Wed 10 Sep 2008 21:05:08]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『一人の奴隷の消息が一旦途絶える。』 [Wed 10 Sep 2008 00:36:23]
◆デュラハン > (客からの返事を聞けば職員は手にしたリストを再び捲りそこに書かれた奴隷の番号と経歴を確認し)それでは次の奴隷の所まで行きますね。(デュラハンの方にそう告げれば、向き直り檻に挟まれた道を進み始めて。それを確認すればデュラハンも職員の後を追い歩を進め)やはり下見の時とは違いますね。(誰にも聞えない小さな呟きを溢す。)(幾らかの時間が経ち、デュラハンが奴隷ギルドを出る時に連れ立ち檻から出れたのは一番最初に見ることになったイエロティアの女。購入を済ませるまで気付かなかったが、奇しくもそれは前回の下見で此方を睨みつけていた奴隷であったとか何とか。)(購入の手続きを終えた後、奴隷ギルドから出て人目につかぬ場所にまで来れば)それではそろそろ眠ってもらいますかね?(奴隷の頬にそっと手を当てると同時、感情を奪う力を使いその意識を断つだろう。それから奴隷に目隠しをした後に灰色の外套を被せ、それを抱えた状態で自身も黒い外套を纏えば限りなく人目に付かないだろう空へと足を進め) [Wed 10 Sep 2008 00:35:33]
◆デュラハン > (奴隷に対し非情な客の言葉に対し暫し職員は口を閉ざしていたが)「・・・それなら良いんですが。」(普段接客している人間とは何処かが違う客の言動にこれ以上この話しを続けるべきではない判断したのだろう、納得した様にそう返して。それから客と奴隷とに交互に視線をやり)「えっと・・・次の奴隷も見ますか?」(この客はこの奴隷が余程気に入ったのだろうか?と思った職員は一応ではあるが他の奴隷も見るかどうかを客に尋ねてみて。)そうですね、この奴隷も良いですが他の物も見てみましょうかね。(奴隷を見ている最中、職員から他の奴隷も見るかと聞かれれば少しだけ考える素振りを見せた後にその提案を受け入れる。) [Wed 10 Sep 2008 00:19:58]
◆デュラハン > (予想していなかった客からの言葉に驚いた職員は何か口篭っていたが)別に観賞するわけではありませんし、あの程度の痣があるくらいでは支障にならないでしょうから。それにいざという時は弱みがあった方が奴隷を抑えやすいですからね。買った物なら良いですが仮にレンタルしたとなれば、その奴隷を折檻するわけにもいきませんでしょう?(そんな言葉を躊躇無くさらりと告げれば、此方の様子をじっと窺う奴隷に視線を戻す。)(実際問題、奴隷を御する為には馬の手綱の様な物が多いに越した事は無く。またソレとは別に今回の犠牲者になる奴隷には目で見て分かる身体的な特徴がある事を求めていた為、痣があると言う事は少なくともこの悪魔にとってデメリットになる事はない。) [Wed 10 Sep 2008 00:08:54]
◆デュラハン > (客からの願いに対し職員は「構いませんよ」と返事を返せば、デュラハンよりも檻に近づき檻の中に居る奴隷に対し近づく様に指示を出す。ただ、奴隷が立ち上がり格子まで近づいてくる途中、デュラハンが気付いた事が職員の目にも映って。)「あ・・・」(奴隷の顔や服で隠されていない部分に見えた幾つかの痣に気付けば、一瞬の同様の後にデュラハンの方にすぐに向き直り)「すいません、俺の知らない所で何かあったみたいで・・・こいつはリストから除外しておきますね。」(自身に情報が伝わっていなかったとは言え、リストアップされた奴隷に問題があった事に対し客が怒っているのだろうと考えた職員は即座に謝罪と応対をしようとしたがいや、構いませんよ。(デュラハンは職員の手早い行動に対し手をひらりと振って見せれば、それが不要であると言う事を伝えて。) [Tue 9 Sep 2008 23:56:42]
◆デュラハン > (檻の前に立ち奴隷を見るよう促されれば、デュラハンはソレに従い足を進め)この方は・・・悪くはなさそうですね。(自身の視界の中、檻の隅っこに見えたのは奥の壁を背にし此方を窺う若いイエロティアの女。職員は客が奴隷の品定めをし始めたのを見れば、横で奴隷の年齢や種族、出身や調教の有無などの情報を告げ始めて。)・・・・・む?(職員の告げる情報を聞き頭に入れている最中、檻の中に居る奴隷の何かに気づいた悪魔は職員の方に視線を向け)もう近くで見てみたいのですが良いですかね?(奴隷を近くで見れる様に願い出るだろう。) [Tue 9 Sep 2008 23:43:24]
◆デュラハン > (客からの言葉に職員はほんの一瞬表情が固まったが)「いや、試し切りにしか使えないような奴もいますからね。勿論、今からお客さんに見てもらう奴にはそんな奴はありませんが。」(客からの詫びにすぐにフォローの言葉を返し、続けるように手にした商品リストと思しきものを捲って。)「それで・・・コレが先ほどリストアップした奴隷の一つです。」(そう言えば客が見やすいよう一歩後ろに下がり、檻の真正面の位置を空けて。)(ちなみに前回訪れた時と違い今回は老人風貌のような外套姿ではなく小奇麗なスーツを身に着け、同時に表側で見せている奇術師の印象を微塵も感じさせぬ様に黒髪のカツラと顔の火傷を隠すような形状を持つ仮面を付けている為、前回顔を会わせた職員達は男が前に来たみすぼらしい老人の客である事に気付く事は無く。) [Tue 9 Sep 2008 23:34:15]
◆デュラハン > (長々と進めていたこの悪魔の興味を満たす計画。今日はその計画に必要な犠牲者を手に入れる為に悪魔は再びこの場所に訪れていて。)(職員が足を止めればデュラハンもソレに追従し足を止め)いえ、騒がしさではなく下級の奴隷はもっと酷いのが多いと思っていたのですが・・・と、これは言葉が悪かったですね。(職員からの言葉に奴隷達が騒がしい事ではなく自身の予想よりも奴隷の質が良かった様な事を言えば、直後に失言であったと詫びの言葉を続けて。)(まぁ、実際は一度訪れてからソレほど日が経っていないのだが、初めて来たと言う印象を与える為にあえて心にも無い事を口にする。) [Tue 9 Sep 2008 23:20:03]
◆デュラハン > (静まり返った夜の奴隷ギルド。その中、雑多奴隷達が収監されている場所に幾つかの足音が響いていた。)思っていたのと印象が違いますね。(足音の主である黒いスーツを纏った男は檻に入れられた奴隷達を眺めつつ自身の先を歩く此処の職員にそう言って。後ろを歩く客からの言葉に職員は振り向き)「意外ですかい?騒がしい日もありますが、大抵は静かなもんですよ。」(もっと騒がしい場所だと思っていたのだろうと思った職員はそんな言葉を返し、一つの檻の前で足を止めて。) [Tue 9 Sep 2008 23:11:31]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『リズムの乱れる足音達』 [Tue 9 Sep 2008 23:04:35]
お知らせ > 紗羅さんが退室されました。 『 血と食餌 …どちらが美味しいのだろう、と 。 』 [Sun 31 Aug 2008 22:56:32]
◆紗羅 > ( 靴音が聞こえてきた。――職員だろうか。そう云えば今日は、食餌がまだだった気がする。 おなか、空いたな…。 ぼんやりと、思った。 ) [Sun 31 Aug 2008 22:50:48]
◆紗羅 > ( 時の止まってしまったかのごとく。微塵ともしなかった奴隷は、不意に、見入っていた ソレ をもっと近くで目にしようと。腕を動かす。 先ほどより間近となった傷口。口元により近くなった ソレ に、奴隷は そゥ、と唇を寄せる。そうして ――舌が、血を掬いとるように。口内へと運んだ。 口のなかに広がる、血の味。 それを感じ取った奴隷の口元が、ゆるゆると 『笑み』 をかたちどる。 もしも、この奴隷が味覚表現を可能としていたのならば。紛うことなく、こう、口にしていたことだろう。 )( 美味しい、―― と。奴隷の瞳はまるで、血に魅入っているかのごとく。傷口を、凝視している。 ) [Sun 31 Aug 2008 22:09:04]
◆紗羅 > ( ―― 何処かにぶつけでもしたのだろうか。 何時からか …薄っすらと滲んでいた、血。別に、痛いワケじゃない。痛みを伴わぬほどに、僅か。薄っすらとした傷口が、手首に出来ていた。 ) …… ( だが。奴隷は ソレ を眼にしたからと云って、慌てる風でもなく。鉄格子のちかく、石壁に背を預けるようにして。 ただ、血の滲んだ己の手首を見詰めている…。 ) [Sun 31 Aug 2008 21:49:19]
お知らせ > 紗羅さんが入室されました。 『 鮮血 』 [Sun 31 Aug 2008 21:43:07]
お知らせ > アダ・ナギさんが帰りました。 『−当分の間、深い眠りに陥った。目覚める時は、求められた時。−』 [Sat 30 Aug 2008 22:09:08]
◆アダ・ナギ > ( それだけが心の支えになっている。それに新しいご主人様に買われる日を心待ち…、贅沢し過ぎるかもしれない。せめてもの、お話だけでも出来れば良いか。 ) 外はどうなっているんだろう…? ( 呟きながら、肩を小さく沈めていった。廊下から響き渡る足音も聞こえないのだから、何事もなく一日を終えるのだろうか。 ) [Sat 30 Aug 2008 22:06:01]
◆アダ・ナギ > ( また身動ぎ一つですら取らなくなった。仰向けに寝る事ですら出来ないし、伏せ寝でも長い髪が背中の傷跡に触れてしまうし、どの道に楽な格好は無かった。 ) …… 会いたい、なぁ ( 瞳を瞑り、切実な願いを言葉にした。今は叶わずとも、生きていれば何とかになるし新しい優しいご主人様と巡り合えるかも知れない、これまで出会ってきた人たちの言葉を信じよう。今は彼女たちの無事を願うことでしか出来ない。 ) [Sat 30 Aug 2008 21:49:59]
◆アダ・ナギ > ( 長い廊下から檻の中に視線を向ければ、地面に広がった長い銀髪に、生々しい小麦の肌を曝け出した半裸の奴隷が見えるだろう。長髪の合間から覗かせる傷跡はもう消え去っていた。刃物の類でも無ければ、再生の力は生かせる。だが、それでも内部に染み込んだ痛みだけは簡単に消えてくれない。 ) ―― う、ん…ッ ( 少しでも動けば、銀髪が背中に触れて電流のような痛みが走り込んできた。唐突なそれに身動ぎながら僅かに喘いだ。 ) [Sat 30 Aug 2008 21:34:56]
◆アダ・ナギ > ( 悲鳴と絶叫が響き出した。抵抗や反抗をした奴隷に罰を科せられるのは当然の事だった。奴隷に こころ は要らない。完璧な 道具 になるのが奴隷だ。 ) ―― 、 … ? ( 目覚めた鬼は、虚ろ気味な瞳に入るのは小汚い地面だけだった。当たり前な悲鳴と絶叫に耳を傾ければ、首を傾げながら重たい顔を上げた。ああ、檻の中の真ん中で寝てしまったのか。…と自覚をし始めた。 ) [Sat 30 Aug 2008 21:26:42]
お知らせ > アダ・ナギさんが入室されました。 『−悲鳴と絶叫が木霊する−』 [Sat 30 Aug 2008 21:17:08]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『響くかは分からない奴隷の声を聞く前に悪魔は立ち去るだろう。』 [Fri 29 Aug 2008 22:23:06]
◆デュラハン > (受付の前に戻ればギルド員は下見を終えた客の姿に気付いたのだろう、此方にに近づき気に入った奴隷が見つかったかと聞き)えぇ、参考になりましたよ。(その言葉に其れなりに満足できるような物があったと返せば会釈をし一度帰路に着こうとして。)(ギルドから出る直前、此処から出る際にあの睨みつけてきた奴隷の事をギルド員に多少尾ひれをつけて告げ口でもしたら面白いだろうか?何て考えが頭を過ぎれば仮面の下の不可視の顔に薄っすらと笑みを浮かべギルド員の方に近づき) [Fri 29 Aug 2008 22:21:37]
◆デュラハン > (単純に反抗的だからかそれとも相手が老人だからと舐めているのだろうかは分からないが、此方をずっとと睨み続けている奴隷に対しこちらも暫し視線を返していたが、奴隷相手にいつまでも睨めっこしていても意味が無いかと考えれば視線を外し隣の檻の方に足を進める。それから雑多奴隷達の観察を一通り終えれば)やはりちゃんととした情報を聞かないと判断は難しいですね。(そんな言葉をこぼし最低限の下見ではやはりソレ相応の事しかできないか何て言葉を続ける。それから奴隷達の方を見る事も無く入り口へと続く通路へと向かうだろう。) [Fri 29 Aug 2008 22:12:29]
◆デュラハン > (先のギルド員の話を聞く限り、少なくともレンタルであれば予算を超えるような事は無く。また対象になった奴隷も購入する際の代金がソレほど高くなければ、レンタルせずにちゃんと購入するのも一考すべきか何て考えを巡らせていたが)・・・・?(ふと檻の方から視線を感じ、其方に視線をやって。)おぉ、怖い怖い。(視線の先に見えたのは未調教なのかそれともギルド員が居ないからなのか、此方を睨み付けてくる奴隷の姿。ソレを確認すれば驚いたり恐れる様な反応をするどころか嘲る様な気配を漂わせながら肩を揺らしそう呟いて。) [Fri 29 Aug 2008 21:59:58]
◆デュラハン > (スラムと芸能横丁には滅多に足を運ばないこの悪魔にとって普段であれば全く縁遠く訪れる機会の無い奴隷ギルド。ただ、今日は普段とは違い自身が画策する小さな計画に必要不可欠な存在の一つ、恐らくはその中でも最も重要になるだろう「犠牲者」に適した奴隷を探す必要があった為にこの場に訪れていて。)(その身なりと入る時に下見に来ただけと言う事を伝えた為だろう、ギルド員はこの男が此処に居る事を知ってはいるが接客をする為に付きまとおうとする事も無く)代金には問題ないとなると、やはり「目印」を持ってる方を探すべきでしょうか。(檻に居る奴隷達には聞えないだろう小さな声でそんな独り言を呟きつつ、檻の中に居るものの観察を並行して続けるだろう。) [Fri 29 Aug 2008 21:50:10]
◆デュラハン > (と言っても、事象的には初めてですがというのはどこかの孔雀鳩の言葉。)(何処かから悲鳴と怒号が遠く小さく響き聞えてきそうな夜の奴隷ギルドの建物内部、その一角。奴隷の中でも最低等級である雑多奴隷達が収監されている檻が並ぶその場所を客と思しき一人の老人と思しき男が歩いていた。)使えそうな物があれば良いんですけどね?(小汚いとまでは言えないが如何にも金を持っていなさそうな身なりのソレは深々と被ったフードでその顔を隠したまま檻の中に入っている商品達の顔やその容姿を観察する。) [Fri 29 Aug 2008 21:41:10]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『再び足音も無くふらりと』 [Fri 29 Aug 2008 21:35:04]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『足音もなくふらりと』 [Fri 29 Aug 2008 01:42:03]
お知らせ > アダ・ナギさんが帰りました。 『−迎える朝も、痛みでしかない−』 [Thu 28 Aug 2008 23:40:11]
◆アダ・ナギ > ( ――― オイ、逆らったらこうなることを良く覚えておけッ! あ、ちなみに見なかったものから痛いお仕置きが待っているぜ? )( 歪んだ笑みを浮かべた職員は、鬼の頭を鷲掴んだまま、檻の鉄格子に押し付けた。涙や汗で惨めな鬼の顔を見せ付けようと。 ) …うっ 、うう ……ッ ( 嫌だ。惨めな姿を見ないで欲しい。 )( 数時間後、拷問と調教を終えた鬼は檻の中に戻されよう。痛みで蹲ることでしか出来ず、同じ朝を迎えよう。 ) [Thu 28 Aug 2008 23:39:41]
◆アダ・ナギ > ( 職員は鬼が途中で気絶すれば、甘やかす訳でもなく冷えた水をぶっ掛けて、起こしてからの繰り返した。未調教の奴隷達に見せ付ける必要があるからだ。逆らえば、どんな痛みを与えられるのか知っていた方が従順になりやすい奴隷もいるのだろうし。 ) ――― ッ めた、い … ( 薄らと瞳を開ければ、小さく身動ぎを繰り返した。唐突に手枷を外され、後ろに回されたまま固定をされた。職員は鬼を束縛する首輪から伸びる鎖を手にして、思い切り引っ張った。首を締め付けられ、呼吸が止まりそうになるほどの強さでさ。有無を言わさず、未調教の奴隷達が入れられた檻の手前まで突き出された。 ) [Thu 28 Aug 2008 23:32:05]
◆アダ・ナギ > ( リテイク。 )( 職員は舌打ちすれば、皮手袋を装着させたまま鬼の背中に伸びていった。触れるとか撫でるというレベルではなく、傷跡を簡単に再生をさせないように引っ掻いたり磨り潰したり繰り返した。鬼が嘆きながら堪える姿を見る度に、歪な微笑みを浮かべる職員を見た未調教の奴隷達は肩を抱いたり、戦慄いているのは確かだった。 )( ほれ、どうしたよ?クソ鬼がっ!簡単に再生させると思うか? ) い… ッ! ああ…ッ !? 潰れ、るぅぅ!! ( 瞳の端に欲求的な涙を溜めながら、潰されたような声で泣き叫んだ。手足の指を内側に精一杯に折り曲げながら、いつまでも耐え続けていった。 ) [Thu 28 Aug 2008 23:19:50]
◆アダ・ナギ > ( 職員は舌打ちすれば、皮手袋を装着させたまま鬼の背中に伸びていった。触れるとか撫でるというレベルではなく、傷跡を簡単に再生をさせないように引っ掻いたり磨り潰したり繰り返した。鬼が嘆きながら堪える姿を見る度に、歪な微笑みを浮かべる職員を見た未調教の奴隷達は肩を抱いたり、戦慄いているのは確かだった。 )( ほれ、どうしたよ?クソ鬼がっ!簡単に再 い… ッ! ああ…ッ !? 潰れ、るぅぅ!! ( 瞳の端に欲求的な涙を溜めながら、潰されたような声で泣き叫んだ。手足の指を内側に精一杯に折り曲げながら、いつまでも耐え続けていった。 ) [Thu 28 Aug 2008 23:18:46]
◆アダ・ナギ > ( 反抗も抵抗も知らない。 力の出し方も分からない。 他の奴隷や普通の人と接触を知って、生まれて始めて抱いた疑問。 ) …… ( 僕は、普通じゃなかったのかな? )( と、時折に感じてしまう。必要以上に鞭や棒が飛んで来ないのを察すると、後ろに振り向こうとした。が、長い銀髪が引っ張られてしまい喘いだ。 ) うっ? いた、ぁ……ッ! ( おいッ!振り向けや動け、とでも命令はした覚えが無いんだが? )( 殺意の篭らせ、徹底的に冷血になった瞳を向けられれば凄んでしまう。眉根を歪めながら、頷いては許しを請う言葉を精一杯に放った。 ) …あッ 、もう し訳、ありませんでし、た…。 ( 頭を垂れたまま、職員の返答を待つまで余計な動きを一つも取らない。 ) [Thu 28 Aug 2008 23:04:24]
◆アダ・ナギ > ( 言葉は話せなくなったと思われたが、精神的な休養を維持しながら肉体的な拷問を繰り返した結果。最低限ながら取り戻すことに成功した。鬼が証言するには「気付けば、迷子になった。知らない女の子にお金と洋服がくれた。後は、海で釣ったものだけで過ごした」だ。どう判断をするのかは職員次第となる。 ) ―― 、 う ぐ … ぅ 。 ( 呻き声を漏らしながらも、浅い傷跡だけは僅かながら癒え始めている。だが、完全に治るには時間が必要となる。手足の自由が利かないし、背中の傷跡だけでもまともに動き回れそうにない。逃げた分だけ拷問や調教を受けるだろうし、未調教の奴隷達への見せしめとして晒されることもあった。 ) [Thu 28 Aug 2008 22:50:20]
お知らせ > アダ・ナギさんが入室されました。 『−(外伝。落雷すとーん。奴隷ふっかつ。)−』 [Thu 28 Aug 2008 22:42:59]
◆アダ・ナギ > ( と…。お前の目付き、気に入らないな。目なんざ、必要が無いだろうし…抉るのも楽しくねぇ? ) ( 職員は鬼とはまた別の奴隷に注意が逸らし、檻の中の反抗的な奴隷でも居たのだろう。僅かでも痛みが与えられないだけでも感謝するしかない。 ) … はあッ はあッ はあッ ( 乱れた呼吸を沈めようと瞳を閉じていった。少しでも良い。背中に刻まれた傷跡を癒える為に再生に集中しなくては。手足、足腰の震えを僅かずつ落ち着けながら、深呼吸を繰り返していこう。脊髄に針を突っ込んだような激痛に気絶しそうになるが、冷たい水をぶっ掛けられたりして、寝かせてくれない。 ) [Thu 28 Aug 2008 22:28:46]
◆アダ・ナギ > ( 檻の中で無く、調教や拷問に用いられる部屋だった。鬼は万歳する形に鎖で拘束をされていた。顔は壁に押し付けられる形になり、曝された背中には打撲や蚯蚓腫れのような痕跡も目立つ。 ) ―― ッ 、 あ、ぁあ ……!! ( 身動ぎを繰り返し、湧き上がる熱により喉が潰れそうなほど悲鳴を上げた。少し離れた檻の中、調教か拷問の待つ奴隷達も視線を逸らしたり、耳を塞いだりしていた。 )( お前達も逆らうんじゃねぇよッ!逆らったら、コイツと同じようにしてやるからなッ!? )(…と、鞭を振舞った職員は、未調教の奴隷達が入れられている檻に向かって叫んだ。挙句、檻の鉄格子に鞭を打ったり、酷い目に合わせてやる、と暗示を繰り広げていった。) [Thu 28 Aug 2008 22:20:00]
お知らせ > アダ・ナギさんが来ました。 『−悲鳴は響き出した−』 [Thu 28 Aug 2008 22:12:19]
お知らせ > 紗羅さんが帰りました。 『 やがて訪れる、眠りの時間 』 [Sun 24 Aug 2008 23:56:10]
◆紗羅 > ( ――― 長い。 この奴隷の食餌の時間は、異常なほど長かった。 奴隷が、器の中身をすべて啜り終えるまでには、職員の苛立ちは頂点に達していた様子。 空の器を前に。またしても… 此方を見詰めているばかりの奴隷の前から、職員は手早く器を取り上げた。 そうして、靴音も苛立たしく。奴隷の檻の前から立ち去ってゆき――。 )( 檻のなか。 奴隷は、食餌を食べ終えたままの姿勢で。床に這いつくばったままの姿勢で 其処に居る。 ) [Sun 24 Aug 2008 23:31:18]
◆紗羅 > ( 次に。 その静けさを破ったのは靴音。 コツコツ、と 硬質なそれはギルド職員のものだろうか。 靴音は、とある檻の前で 止まった。鎖の音の零れた、檻の前――。 )( 『食餌の時間だ。』 手早く、訪れた内容を口にして。扉を開き、檻のなかに食餌の入った器を置いた。そして、扉を閉める。そうして、奴隷を見遣った。 が、その奴隷は何の反応も示さぬまま。職員を見詰めている。その様に思わず溜息を吐いて、『さっさと食え。』 そう、”命令”を下した。その命令に漸く、奴隷は反応を見せる。 目の前に置かれた器。それに顔を近付け、中身を啜る。器を手で持つ、などと云う考えはもとより思い浮かばぬ様子。 ――音をたて、啜る。その様を、呆れたように職員は眺めている。 ) [Sun 24 Aug 2008 23:10:10]
◆紗羅 > ( じゃら、 り―― 。 )( 三級奴隷の檻が並ぶ、廊下にて。 ――そのなかの一つ。何処かの檻のなかで、鎖に繋がれた奴隷が、身じろぎでもしたのだろう。 微かな、鎖の音の後にはほどなく 静寂が戻る。 ) [Sun 24 Aug 2008 22:58:53]
お知らせ > 紗羅さんが来ました。 『 鎖の オト 』 [Sun 24 Aug 2008 22:55:30]
お知らせ > アダ・ナギさんが帰りました。 『−今は痛みが延々と続く−』 [Sat 23 Aug 2008 22:41:24]
◆アダ・ナギ > ( 今は、言葉がまともに話せるようになるまで拷問は続いてしまう。 それでさえ終われば、再教育で何でも出来るように努力をしていこう。 ) [Sat 23 Aug 2008 22:41:00]
◆アダ・ナギ > ( もう一度、世界の素晴らしさを感じていたい。 最初は慣れずに立ち眩みするばかりだったが、こころ も強くならなくちゃいけない。 ) …… 。 ( じゆう を掴み取りたいからって、誰かを傷つけたり何かに迷惑を掛けるなんてまっぴらだ。捕まった夜、ペセルさんを傷付けないようにする方法なら幾らでもあった。それなのに、こころ が先に折れてしまった。腕力もタフさも自身だけはあるのに、こころ だけだ脆い。だから磨き上げないと。 ) ( …でもどうやって? 胸の痛みを取り払う方法も、こころ が強くなる方法は…。職員らは教えてくれないような気がする。奴隷、だからなのだろう。 ) [Sat 23 Aug 2008 22:35:07]
◆アダ・ナギ > ( 奴隷ギルド「プロスパンダ」を壊滅させることでも、職員らや関係者らに復讐をすることでも、これまでのご主人様を尽くすことでも、――なんでもない。逃亡奴隷の肩書きが消えるかは知らない。ただ分かるのは罪を背負った奴隷ということに変わりは無い。 ) ――― 。 ( 再びと言葉を放さなくなった。強い想いを込められていない言葉なんぞ、簡単に言い表すことすら出来ない。また狭い檻の中に拘ってしまっているのだろう。ペセルさんの言葉を思い出した。 ) ( 生きていれば、いつかは巡り合える。 ) ( 信じられる根拠はどこにもない、というのに何故だか確かなものを感じた。自力で実力を磨きながら、誰もが認められるようになり、二人の言う『 じゆう 』を掴み取り、…。 ) [Sat 23 Aug 2008 22:28:31]
◆アダ・ナギ > ( 二人から教えて貰ったものはあまりにも大き過ぎて、僕が潰れてしまいそうな錯覚を何度も抱いていた。只の道なのに、人は何十人も流れ着いているのを見ると目が回ってしまう。 世界の広さを知らず、知って行きたい。今は精神も肉体も持たず、何でもない所で朽ち果てるよりは…。 ) …、謝らな 、くちゃ…。 ( 初めて言葉を言い放った。何について伝えたいのかはっきりと言えないが、成し遂げなければいけないものは確かにある。今度は新しいご主人様に気に入られ、飼われるように努力をしなくちゃいけない。知恵も力も身に付けなくちゃ、なにかケリを付けなくちゃ手に入らないようなものがここにもある。 ) [Sat 23 Aug 2008 22:14:31]
◆アダ・ナギ > ( 職員らの言葉は聞けるし、理解も出来る。命令だって聞ける。だけど、レピュナートや錫音さんの二人の名前だけは決して口にしない。必ずと迷惑を降り掛かることになるから。 ) …… 、 ―――? ( 心臓が突き刺さるような痛みは感じる。誰かが呼んでいるような気がする。 薄らと瞳を開いては、顔を上の方に見上げていった。何も感じない。また瞳を細めながら、正面にある鉄格子の向こう側にある廊下をじっと見眺めていた。 ) [Sat 23 Aug 2008 21:55:37]
◆アダ・ナギ > ( 拷問は、奴隷の自由を完全に奪い取り、肉体的か精神的あるいは両方で痛め付ける行為。水責め、火責め、鞭打ち、猫鞭、皮鞭、石抱き、猫の爪、貞操帯、簡易的な魔術による電気ショック、睡眠の妨害、食事の禁止、脅迫や恐喝、侮辱行為、性的虐待、精神的な痛み――など色んなのある。味わったわけでなく、見せ付けられた。逃亡したり犯罪を犯したものはこうなる、と…。 ) ―― 。 ( 虚ろに近い瞳はずっと閉じていた。眠りにつくようにして、檻の中の真ん中で佇んでいた。手枷を取り付けられ、足枷も取り付けられている。そして首輪を取り付けられ、全部の拘束具を頑丈な鎖で繋げられていた。 ) [Sat 23 Aug 2008 21:39:50]
◆アダ・ナギ > ( ご主人様の命令により、逃亡してから二週間後にランナー・ペセルによる捕獲済みの奴隷は檻の中に入れられた。捕獲当時は、精神的な過労による言葉を放つことが困難になっていた。 ) ―― …。 ( 頭が痛み、胸も痛んだ。自然による再生と回復では治る兆しが僕でも感じられなかった。三日近くの時間が経た今では、痛みは少なくとも和らげてきた。結果的、拷問による情報を吐き出させようとしている途中である。 ) [Sat 23 Aug 2008 21:27:18]
お知らせ > アダ・ナギさんが来ました。 『−逃亡奴隷は、檻の中−』 [Sat 23 Aug 2008 21:21:49]
お知らせ > エルさんが退室されました。 『いつまでもその平穏が続くと思うなよ』 [Wed 20 Aug 2008 04:04:06]
◆エル > …………。 ( こいつと俺は違う。違う違う違うんだ。やはりそう思いながら、ただ苛々を募らせて。自分の形を自分で決める? そうできるやつはいいよな。イイよな。勝手な妬み嫉みばかり増しつつ、後はもう何も返さず無言だった。帰り際、受付の職員に「体調不良でまだ休む」とだけ伝え。やつれた様子を見れば、恐らくその職員も納得しただろう。 )( そして、元斬り子が去るのを見る時、心の中でこう思う。 ) [Wed 20 Aug 2008 04:03:40]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 この場所に嫌悪感は無かった。ただ、時間は流れているのだと感じた。 』 [Wed 20 Aug 2008 03:55:13]
◆霧子 > 道具だと、教え込まれて自分に言い聞かせていただけ。 そんなわけはないのは分かっている筈なのに。 ( 奴隷を殺して解体する為に作られた道具だからこれで良いのだと、それ以外は無いのだと、自分で閉じこもる事で自衛できた。 それはそれでよかったのかもしれない。 閉じた世界で死ぬまで上手く役割を回せたのかもしれない。 でももう戻るのは無理だ。 世界は広がってしまった。 ) どうでも良いものだけれど。 記憶の整理には役立ったわ。 ( 黒い帽子を胸に抱いたまますぐに部屋を出て、言外に帰る意思表示。 次にまたここに来ることはないかもしれない。 この景色をもう一度だけ網膜に焼き付けていこう。 ここでの数年間も紛れもなく、記憶と経験の一部だ。 ) 自分の形は自分が決めているということ。 [Wed 20 Aug 2008 03:54:02]
◆エル > ──…そうか。じゃあお前は人だったんだな。ヨカッタな。 ( どこも良かったなんて思っていなさそうな声でそう言う。 ) ……。 ( 帽子。探し物はそれか? 特に貴重な物とも思えないし…。 ) ……そんな物を取りに来たのか。 ( 呟く。彼女の言葉には、ヘエと笑って。 ) 何の話。人だってのを押し留めているってこと? それ、誰の話だよ。 [Wed 20 Aug 2008 03:46:11]
◆霧子 > ( 正式にギルドを抜けて以来、この施設を訪れることはなかった。 用事は無かったし、マギーが嫌がるかもしれないと思ったから。 今日ひっそりと抜け出してきたのも、何事も無かったように済ませる為だ。 …客観視するようになって理解する。 陰惨で気持ちの良くない場所だ。 ) ――――血と肉と骨でできている。 最初から人よ。 ただ狭い範囲を自分の全てだと思っていただけ。 ( 室内の配置は変わっていない。 奴隷を寝かせる冷たい石のベッド。 器具の乱雑に詰まった棚。 壁から垂れ下がる鎖。 片隅にいい加減に積み上げられた荷物。 あるなら、あそこだ。 ) ( 無造作にその山をかきわけ、手を突っ込んだ先に―――――黒いビレッタ・ハットが埋まっていた。 ) ( この施設に送り込まれるとき、処刑人としての技術を自分に仕込んだ老婆が私に買い与えたものだ。 ) ( 昔のことを思い出していてふと、その帽子だけがどこに行ったかわからなかった。 ) ( ただそれだけの話。 ) ( すっきりしたかっただけかもしれない。 ) ( 気に入っていたのかもしれない。 ) ( でもすっかり忘れていた。 あの頃は帽子がなんだって別に気にも留めていなかった筈なのに。 ) ( そうではなかったのだろうか。 あの頃から既にそういう感情的なものはあったのだろうか。 ) 押し留めているだけかもしれないわ。 ( 帽子を両手で胸の前に抱え、職員に振り返った。 ) [Wed 20 Aug 2008 03:26:17]
◆エル > ( 普通だ。他のフロアより少し臭うくらいで何とも思わない。ここでいつも行われている行為についても何も思わない。 ) ……。 ( 不満? 誰が。ああ、俺か。 ) …ああ。 今は、人に戻れたヤツがいるってのが不満だ。 ( 「今は」 いつもは他の事で不満なのだ。今の不満の矛先は彼女。幸せになった彼女を今、後ろから蹴り飛ばして殴り倒してそこらにある道具でメチャクチャにしてやったらどんなにか気持ちがいいだろう。だが、「その後」の厄介さを思えば抑える気になる。彼女に続いて室内に入り。 ) [Wed 20 Aug 2008 03:10:26]
◆霧子 > ( 酷い匂いだ。 上のフロアで感じた人間臭さがもっと強くこびりついて死臭と混ざり、それを強引に清掃用の洗剤の匂いで誤魔化そうとしているような。 こんな場所で何年も仕事をしていたのか。 あの頃はここにこもっている時間が一番気楽だと思った。 ) 不満? ( 目が合った。 先に会話を途切れさせた職員の目は、奴隷が犯行の意思を見せるときの目に似ている。 敵意とか嫌悪感とか、そういう類の。 変わらない表情で短く問い、返事を期待せずに室内に踏み入れる。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:59:38]
◆エル > ( 元斬り子の言葉に、ギリッと歯を鳴らした。ああ、そうかよ。良かったな。良かったな! 心の中で、ヤケ気味に叫んだ。ギリギリ、ギリリ。 ) ……。 ( 鍵が要るにせよ要らないにせよ、鉄の重たい扉は骨翼が前に出て無言で開けようとする。その際、チラリと元斬り子を振り返ったその目に浮かんでいたのは間違いなく妬みの感情だ。幸せなヤツは誰であろうと妬ましい。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:53:12]
◆霧子 > ( 誰も居なかった殺風景な部屋に羽根の生えた楽師が転がり込んだ。 ルームシェアの相手を探していた彼女とは知り合いで、気紛れで名乗りを上げて。 商業地区の片隅、3階建ての3階の部屋。 音の無かった其処に毎日言葉と音楽があふれるようになった。 もうそこには住んでいないけれど、忘れられない場所だ。 ) ( 二人で大きなベッドで眠って、買い物に出かけて、買ってきたサイフォンで珈琲を淹れるようになった。 サボテンの横にマリーゴールドが並び、二人分の食器が増えて、衣装棚が狭くなった。 そんな日々が繰り返して、じわりじわりと、溶け出すように血が通い始めた気がした。 ) もう人を斬る為の道具ではないわ。 この手は弦を奏でる為にある。 そう望んでくれる人も居る。 ( 男の言葉に振り向かず、はっきりと答えた。 奴隷を解体する為の完璧な道具だったのはもう昔のこと。 ) ( あの、何十という奴隷を解体して一つ一つのパーツに切り分けた部屋が目の前にある。 小窓のついた、鉄の重たい扉。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:42:56]
◆エル > ( 彼女の後について歩きながら、返ってきた答えに骨翼は黙った。 ) ………………。 ( 興味ができたから。楽師の仕事に? それで本当に、純粋に楽師の仕事をしているのか。 ずっとここで血にまみれた仕事をしていた奴が、そんなことになるなんて骨翼には信じられなかった。だが…なんだろう。嘘をついているとも、思えなかった。──だって、彼女からは血の匂いがしない。 ) ……ああ…。 お前は…人に戻れたん、だな。 ( この冷えていく気持ちはなんだろう。「元斬り子」が、なんだか憎らしく思えた。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:32:08]
◆霧子 > ( 四方をギルド施設の壁に囲まれた中庭に出る。奴隷達の身体を鈍らせない為の運動スペースであり、時に公開処刑にも使われる場所。 高い壁に囲まれて、月夜の空が見えた。 天気はあまり良くない。 ) 興味ができたから。 ( 短い返答を返すだけマシになったか。 昔ならここで無視して会話がブツギリになったところ。 相変わらず説明不足も甚だしいが。 ちなみに笑顔など全く振り撒かないし、気の利いた口上も無い。 おもむろにギターを弾きながら歌って、終わったら終わり。 そんな具合だから、稼ぎはあまり良くない。 ここでずっと人体を分解していたほうが余程安定していたくらい。 ) 歌を歌って、ギターを弾いて、それだけ。 ( 暗殺者など出来るとも思っていない。 昔此処でしていたのは、自由を奪われて抵抗できない奴隷に一方的に刃物を滑らす行為だった。 自分の身の危険のリスクのないような。 勿論、そうでなくてもそんな仕事をする気はないけれど。 長らく、死と離れている。 ) ( やがてグラウンドを抜けてすぐ地下に降りる階段を下り、独特の足音を忍ばせるようなつま先歩きで長い廊下をまっすぐに進んでいく。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:22:37]
◆エル > ( 自分のコミュニケーション能力が特に低いとは思っていないが、会話を盛り上げようとかそういうことに労力を割くタイプでもない。だから彼女に対しては、「無口な奴だな」くらいで特に不愉快とは思っていない。それよりもだ。 ) …は。楽師? ………………そりゃあ、また畑違いだな…。 ( 楽師…楽師…楽器とかやるのか、こいつ。そんでもって客に笑顔を振りまいたり口上を述べたりとか、あまつさえ歌っちゃったりとか? …想像できない。 ) …それは表の顔、で。裏の世界ではアサシンだったりするんだよな? ( あの「斬り子」がすっかり足を洗って、表の世界で平穏な暮らしをしているだと? そんなことがあるものか。彼女の姿を見て悲鳴を上げた奴隷を見遣りながら、そんなことを尋ねて。 ) [Wed 20 Aug 2008 02:09:18]
◆霧子 > ( 昔よりはマシになったものの、相変わらずの対人スキルの低さだ。 円滑な会話や場を和ませる空気作りなどそもそも存在自体を理解していないし、気まずい空気、みたいなものにも気付けない。 挨拶もなかなか身に付かないし、自己紹介も同じく。 同居人の気にしている部分ではあるが、その同居人にべったりなのも一因である。 そんなもと処刑人の今の仕事といえば――――。 ) ――――楽師。 芸能ギルドで。 ( 振り向かず小さな声で短く答えた。 別に奴隷達に気を使っているわけでも恥ずかしいわけでもない。 もともとこういう囁くような小さな声なのだ。 ) ( 奴隷達の中で小さな悲鳴が一つ上がった。 檻の中をのぞきこめば、売れそうにない醜く痩せた男が身を縮めて寝たふりをしている。 ) ( 「斬り子」が通りかかると奴隷達は一様に大人しくなって、目が合わないようにしていたものだ。 ) ( そういう一人だろう。 未だに売れ残っている。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:58:00]
◆エル > ( 聞かれないなら名乗らないし、名前など解らなくても案外会話できるものだ。会話自体が少なければ尚更。鍵の束を持ち出すと彼女の後に続く。──勝手知ったると言うか、当然案内の必要など全くない。直ぐに済むと言われれば「ああ」とだけ返し。 ) ……今は、何してんの? 仕事。 [Wed 20 Aug 2008 01:51:47]
◆霧子 > ( なんという名前の職員だったか。 職務上支障がない程度に覚えるようにしていたが、彼とは接点があまり無かった。 特に誰と話があるわけでもなし、彼が付添ならそれで構わない。 こく、と小さく頷いてさっさと廊下に出る。 歩き慣れた場所だ。 奴隷たちの檻の並ぶ通路に出ると、すぐに昔に戻れそうな、戻りそうな錯覚がした。 こう、威圧するように鉄格子をからからと鳴らしながらかつかつと靴音を響かせれば。 ) …直ぐに済むから。 [Wed 20 Aug 2008 01:45:17]
◆エル > …え? ( 辞めた職員が今更何の用で地下室なんぞに、と思ったが、ロッカーを見て探し物かと納得し。 ) …ああ、誰かと一緒なら別にいいんじゃね? ( 答えながら、自分のロッカーの錠を外して中の服やら宝石のついたアクセサリーを数個取り出す。ちなみに錠は個人的に付けた物だ。 ) ──あ、なんなら、俺が行こうかな。 休暇中で仕事ないし。 ( 奴隷ギルドの斬り子を辞めた彼女が、何を探しているのかちょっとだけ興味があった。特にこれ以上用事がないのもある。 )( 誰が使っているか──新たな処刑人か、案外料理人辺りが「食材」の解体に使っているのかもしれない。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:38:14]
◆霧子 > ( 探しものはやはりどこにもない。 個人で使うたいして大きくもないロッカーだ。 全部取り出してみてもやはり見当たらないのなら此処には無いのだ。 そしてこのロッカーを誰かが整理した形跡も無い。 だとしたら―――。 ) ―――地下室。 ( こことあそこ以外に自分が荷物を置く場所はあり得ない。 ) ……地下室、入っても良い。 ( 振り返って手近な職員に聞こうと思ったが、さっきの職員は受け付けに戻ってしまったようだ。 なんとなく顔を覚えている――というより独特の骨の翼に見覚えのある職員と目が合った。 「斬り子」が地下室といえば、問題のある奴隷を放り込む部屋の幾つもある地下の中でも一番奥。 処刑と解体を行う所のこと。 誰も近づきたがらないそこ。 今は誰か使っているのだろうか? ) [Wed 20 Aug 2008 01:27:37]
◆エル > ( 詰め所の入り口で物音を立てたのは、骨翼の職員だった。母親の故郷に里帰りするという口実で長期の休暇を取っているが、何か用事でもあるのか奴隷ギルドに現れて。途中で会った職員に尋ねられると、旅行からは帰って来たと答え詰め所へと。 ) ……あれ…? なんか久しぶりなのがいるような…。 ( 彼女の姿を見ると疲労した声でそう呟く。骨翼も職員をしてそこそこ長い。顔と名前くらいは知っていた。 )( この数週間でかなりやつれた骨翼。目の下のクマも相当だし、着ている服も所々破けていたりとちょっと酷い有様。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:21:26]
◆霧子 > ( 昔の私を知る人間や奴隷は今の私を笑うかもしれない。 あれだけ殺して殺して殺し続けた斬り子が、芸能横丁でギターを持って夢や希望を唄うのだから。 ) ( 歌を歌い始めてはじめて言葉の使い方を知った。 声の出し方も。 感情というのを理解したのも、全てマギーと出会ったからだ。 ) ( 誰に笑われても構わない。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:13:58]
お知らせ > エルさんが来ました。 『( カタン )』 [Wed 20 Aug 2008 01:11:31]
◆霧子 > ( …まぁ、私にはもう関係のなことだ。 奴隷を追い詰めて無力化するまで痛めつけて引きずって帰る事も出来るかもしれないが、そんな義理は無い。 それは今の暮らし―――処刑人をやめてまでマギーと一緒に居る事を選び、芸能横丁で第二の人生を模索している今を台無しにするようなこと。 奴隷にはもう、興味がない。 ) ―――…ない。 ( 当時利用していたロッカーは詰所の奥でひっそりと放置されたままで、あの頃着ていた衣装や処刑に使った大きなナイフ、マチェット、ニードル、そんなものがそのまま残っている。 この道具で100以上の奴隷を解体、処刑してきた。 その過去は一生変わらない。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:10:27]
◆霧子 > ( 逃亡奴隷がどうこう、という会話が後ろで聞こえている。 ギルドの外から追跡者を募集して今市内を探し回っているとかそういう。 ――――マギー、マーガレット・ストーンズと出会ったのも、逃亡奴隷を追いかけていた時だったか。 暗黒街なんて所にはあれっきり行っていないが、あの出会いは偶然にしては良くできていたと思う。 本当にいろんな偶然が折り重なって、私達は出会った。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:04:55]
◆霧子 > ( 受付の職員に招かれて詰所に表れた私を見て、当時を知る職員たちの顔は一様に驚きで固まっていた。 再会を喜ぶような相手はいないし、ただ、あの、気味の悪い娘が突然帰ってきたという空気で凍りついていた。 ) ………。 ( 挨拶らしい挨拶はしようかと思っていたのに、言葉は出なかった。 昔に戻ったみたいで、私は彼らから関心なさげに目を逸らして目的のロッカーへと進む。 ) ( 忘れ物を取りに来ただけだ。 そう、ずっと、忘れていたものがあった。 当時はどうでもいいと思っていたのかもしれない。 不意に思い出して、此処に置きっぱなしだったと気付く。 私物はあまり置かない主義だったのに。 ) [Wed 20 Aug 2008 01:02:40]
◆霧子 > ( 覚えのある職員が半分、知らない職員が半分、といった所だろうか。 当時は今にもまして他人に関心が無かったし、まともに言葉を交わした相手は少ない。 地下室の一番奥、真っ暗な個室の中で只管奴隷を解体している事が殆どだったし、私はここの仕組みの一つではあったけれど、人間ではなかった。 「斬り子」と呼ばれ奴隷の畏怖の対象となるなにか人間ではないカイブツ。 奴隷たちは本当にそう信じて疑わなかったし、私はその演出が好都合で、そう振舞っていた。 ) [Wed 20 Aug 2008 00:57:36]
◆霧子 > ( もう一度来る機会があるとは考えていなかった。 ただ不意に思い出して、ひっそりと部屋を抜け出した。 行き先は伝えていない。 無用な心配をかけるかもしれないし、すぐに帰るつもりだから。 ) ( 相変わらず人臭い所だと思った。 汗と血と体臭の交る生ぬるい湿気と、それを隠そうとする消毒液のようなアルコール臭。 2年ぶり、くらいだったか。 ) [Wed 20 Aug 2008 00:54:08]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 斬り子の帰還 』 [Wed 20 Aug 2008 00:49:50]
お知らせ > グロリアさんが退室されました。 『( 数分後。 どこからか少女の大きな悲鳴が響いてくるだろう。 烙印は押されたのだ )』 [Tue 19 Aug 2008 01:25:36]
◆グロリア > グロリア 一杯食べる! 寝る! ( 久々のまともな食事。 そして、明日からご飯がもらえるという安心感。 買われた先でどんなことがあるかグロリアはまだ知らない ) じゃあ グロリア 覚える がんばる! ( 外でも遊べるようになると聞いて、尚のことやる気と元気が出てきて、はしゃぐグロリア )( 証が決まれば、一度檻から出されて、違う部屋に連れて行かれるだろう。 何をされるかまだわからないグロリアは抵抗することもなく大人しく着いていって ) [Tue 19 Aug 2008 01:23:40]
お知らせ > レイドさんが退室されました。 『(奇人の奇行は職員に奇異な眼で見られることだろう。)』 [Tue 19 Aug 2008 01:16:41]
◆レイド > ああ。今日は一杯食べて、一杯寝るといいさ。(明日から、いろいろと教えておかなくてはならない。自分のしたこと、もうしないと約束させること・・・。楽しい面倒ごとは好きだが、楽しくない面倒ごとは大嫌いだ。)ん〜・・・お外で遊ぶのは、まだちょっと先かな。その前に、いろいろと、覚えなきゃならないからね。覚えられたら、遊んでいいよ。(証には烙印を指定しておいた。少々やけどをしておけば、二度と、痛いことはされたくない、という心理が働くかもしれないと思ったからだ。烙印が押されたら、購入、という形になるだろう。) [Tue 19 Aug 2008 01:15:50]
◆グロリア > ゴハンっ ゴハンっ! ( また尻尾で床を叩きながら、期待に満ちた瞳で貴方の方を見ながら、鉄格子を両手で軽く叩いて。 合格という言葉を聴けば ) ホントっ? ゴハン くれる? グロリア ゴハン いっぱい 食べて いい? ( 喜びの余り、先ほどまで地べたに座り込んでいたのが、急に立ち上がって尻尾を大きく振って喜んで ) いい子 する!いい子 したら お外 遊んで いい? ( 何度も何度も縦に首を振りながら、グロリアの興奮は収まらない。 表情は伸ばし放題の髪の毛で少し隠れてしまっているけど、喜びは身体全体で表現していて )( 書類にサインした職員は書類を確認した後、元逃亡奴隷を示す証をどうするかを聞くだろう。 先にあげられたとおり、『烙印』、『刺青』、『拘束具』等を挙げて ) [Tue 19 Aug 2008 01:09:12]
◆レイド > 随分と、面倒なんだね・・・まぁ、いいか。(楽しそうということと、めんどくさい、ということを天秤にかけたなら、自分としてはどうしても前者が勝ってしまうのだ。故に変人扱いされてしまう。行動の指針がそもそも、ズレているような気がする。貴族だから・・・といえばそれらしいのだろうが・・・。ともかく、持って来る書類の類には同意したようだ。)そうだね・・・約束は、やぶっちゃいけないからね・・・。ご飯、どうしようかな〜・・・?(う〜んと考えるフリなどして反応を楽しんで・・・そしてパチン、と手を叩く。)合格。これから、毎日、僕がご飯、食べさせてあげるよ。・・・ただ、いい子にしてるってことだけを守ってくれたなら、ね。(どうする?と尋ねる。四つになってしまったが、これだって大切なこと。いい子にしていられるならば商談は成立するだろう。) [Tue 19 Aug 2008 00:55:48]
◆グロリア > ( グロリアは二人の会話のやり取りの内容を聞いてはいたけど、結局何の事を話しているかはよくわからないままで、少し不安そうな表情で二人を交互に見るだろうか ) うん おにーしゃん 暇そーっ ( ただ見たままに何も飾ることなく思ったことを口にする。 グロリアはその貼り付けられた笑顔を不思議そうに眺めるだろう。 本当に笑ってはいないのが感じ取っているのか、それともただ単に面白いから眺めているのか、どちらかは分からない ) 『約束』? 『約束』はねぇ やぶると 怒られるのっ やぶったら メっ! 事なのっ ( 指でバッテンを作りながら、グロリアは答える。 職員が通り過ぎれば足元にくっつけていた尻尾をまた揺らし始めて ) 三つ! 三つ グロリア 答えた! ご飯はぁ? [Tue 19 Aug 2008 00:45:05]
お知らせ > ギルド職員さんが退室されました。 『逃亡奴隷を好き好んで買う奴は物好きというよりも変人だ』 [Tue 19 Aug 2008 00:35:47]
◆ギルド職員 > 『売りたくない』そして『売れるが、お勧めはしない』って所ですよ(逃亡奴隷と聞いてまだ買う気となれば――溜息を吐いた。 自分では手に負えないような気もするが、ひとまずは規定事項だけ伝えておくとしよう。あとの判断は其方任せだ。結局のところは)彼女は重罪を犯した犯罪者であり、今後も同様の行為を繰り返す可能性があります。そうなった場合、もし貴方が購入されていた場合、ギルド側としては責任を負えませんので、飼い主のお客様ご本人が咎を負う事になります。また、先も繰り返した通り逃亡奴隷がすぐにまた何のペナルティも無く外に出る、というのは奴隷制度上の問題がありますので。元逃亡奴隷である事を示す刺青か、焼印か、或いは拘束具――これはお客様が選ぶ事になりますが――を施させて頂きます。 これらに同意して頂き、書類にサインを貰わなければ、販売は致しかねます(その書類をお持ちしますね、と職員は一礼して奥に引っ込んだ。 程なくして書類を持って戻ってくるだろう。 つまるところ何が言いたいかといえば――) [Tue 19 Aug 2008 00:35:29]
◆レイド > ・・・回りくどいのは嫌いでね。つまり、『売れるが、お勧めはしない』のか、『売れない』のか、『売りたくない』のか・・・どれなのかはっきりしてくれると嬉しいね。(そちら側の都合の内容など、知らないのだ。とでも言いたげにスパ、と答える。声にはなんの調子もなかったが、先ほどよりは硬い声だろう。手に入るのか、手に入れられないのか、手放したくないのか・・・そのどの事情なのか?と尋ねる。ややこしいこじれた話は仕事のときだけで十分だ。)なるほどなるほど・・・暇そうか・・・ふむ。(微笑は先ほどと全く変わらないようだ。そして最後の質問をする。)グロリアにとって、「約束」っていうのはなんだい?(そう尋ねてみよう。ある意味、他の二つよりもよほど重要な質問だろう。だが、この男は先ほどと変わらぬ調子で尋ねてみようか。) [Tue 19 Aug 2008 00:30:19]
◆グロリア > ( 調教という言葉が二人の間で飛び交っているのを耳にして、鞭で打たれたのを思い出し、尻尾を自分の足元にくっつけて ) ( グロリアは答えを聞いている貴方の顔をじっと見ながら、ご飯がもらえるのかどうかと考える ) おにーしゃん? んーっとね ぴかぴか おっきい! あとねっ 暇そー ( 貴族風の貴方を上から下までゆっくりと見てから、グロリアは悩みもしないでスパっと答える ) グロリア いい子 してるよぉ? ( 職員の方をちらりと見てから小さい声でそう漏らして ) [Tue 19 Aug 2008 00:21:19]
◆ギルド職員 > 本来、調教を終えてない奴隷は商品ですら無いんですが――いえ、逃亡奴隷なんですよ、コイツは(ほら来た。調教したがる人々がいるのは理解してるし、そういう需要を受け入れてこそ奴隷ギルド。 だけれど調教中、未調教の奴隷を購入した後で痛い目を見て、ギルドが悪いと言ってくるような性質の悪いのもいるのだ。 内心で溜息を吐いて)脱走してから一週間ほど街中を逃げ回りまして、今処罰の最中なんです。幸いにも一般市民の方々にご迷惑をおかけするまえに捕獲はできましたがね、そんな奴が綺麗な服を着てあっという間にまた檻の外、なんて。 他の奴隷に示しがつかんのです。 [Tue 19 Aug 2008 00:13:57]
◆レイド > (職員が聞けば、なんの顔色も変えずに告げるだろう。)おやおや・・・調教する楽しみもまた、奴隷を購入する楽しみってものじゃないのかい?・・・それとも、調教済みでなければ倍の値段が必要だ、とか?(お金の話だったりするのか、それとも他の何かの理由なのかもしれないが、はい、そうですか。と引き下がるつもりはないようだ。楽しめそうなおもちゃがあれば、手に入れたがるのは貴族と悪魔の性分なのだろう。)・・・ふむ。そういうのが、グロリアの仲間、か。(ふむ。という顔には微笑のみが貼り付けられ、どういう評価が下ったのかは分からない。ただ、悪い表情は見受けられない。)・・・じゃあ、二つ目。僕をどう思う?(自分を指差しながら聞いてみた。見た感じの印象を聞いているのだろう。自分の印象を聞いてみれば、後々、問題が起こっても対処しやすいかもしれないからだ。) [Tue 19 Aug 2008 00:10:51]
◆グロリア > みんな やってる? じゃあ グロリア する! ( グロリアは元気よく返事をする。 グロリアも楽しいことは好きだった。でも、相手を楽しませるということは今までやってきたかどうかグロリア自身はわからない。 その相手によって楽しいと感じることはそれぞれだから ) 三つ! グロリア 答える! グロリア 出来る! ( その立てられた三本の指を見て、しっかりと理解したグロリア。 自分でも指でその数字を数えながら確認して、名前を確認されれば何度も首を縦に振るだろう ) 『仲間』? ( グロリアは一度首を傾げて考え込んだ。 今までそういうことを意識したことがないし、そういう関係を知らなかった。 でも、何となくそんな言葉を色んなところで聴いたような気はする。 あのスレイブランナーの前にいたお屋敷とかそういうところとかで。 そして、それに照らし合わせて自分の中で一番近いものは何かと考えてみる。 ずっと前にグロリアが小さい頃いた集落。それがうっすらと頭の中に浮かんできた。そこには自分と同じような奴がたくさんいた。 だから ) グロリア 『仲間』 ねぇ これっ ( そういいながら、自分の尻尾を格子に少し巻きつかせて、その尻尾を指差してから ) コレっ ある グロリア 同じの 『仲間』っ ( 今度は服を巻くって、露出した太ももにある鱗を指差す。 自分と似たような格好の人たちを仲間と認識しているようで。 そういう風に集団で集まることの無かったグロリアにとってはまだそれが仲間ということ ) きゅ… ( 職員が近づいてくると尻尾を格子から放して、少しだけ職員の居る方から離れようとするだろう ) [Mon 18 Aug 2008 23:58:34]
◆ギルド職員 > (片手に帳簿を抱えて通路を歩いていた彼――奴隷ギルドの職員は、他から隔離された檻の前に、見るからに客だろう人物が立っているのを見てひそかに溜息を吐いた。 それから足早に駆け寄って、声をかけよう)お客様、此方の商品はまだ調教中で、とても危険です。 購入頂くのは、避けた方が宜しいかと――(逃亡奴隷をすぐに購入されて、檻の外に出されたんでは溜まったものではない。 それで再び事件など起これば、此方の面子が立たないのだ) [Mon 18 Aug 2008 23:56:17]
お知らせ > ギルド職員さんが入室されました。 『あの、お客様?』 [Mon 18 Aug 2008 23:54:18]
◆レイド > もちろんさ!人を楽しませれば、その分、ごほうびとして、ご飯がもらえるんだよ。みんなそうやって生きているんだ。(故に答えてくれるなら、そして楽しませてくれるなら、ご飯をきちんとあげようではないか。楽しい、というのは男にとって一つの大きな基準だ。楽しくない者を傍に置いても、何の得にもならないではないか。)全部で三つの質問をするからね。一つ一つ、きちんと答えていかないと、いけないよ?(わかったね?と三本指を立てながら確認を取った。)・・・では、一つ目の質問。君にとって・・・グロリア、でいいのかな?・・・グロリアにとって、『仲間』って何?(少々、難しいかもしれないが、気に入られようと考えるような奴隷よりは率直に価値観が見極められていいかもしれない。そう思いつつ、この質問をしてみた。) [Mon 18 Aug 2008 23:39:55]
◆グロリア > 楽しくするの? そーする グロリア ごはん くれる? ( 溢れる涎を飲み込んで、尻尾をゆっくりと振りながら、グロリアは貴方の方を見上げる。 食事さえ与えていれば、涎も垂らさないだろうけど、もう塩と水しか口にしてないと少しでも食事のことを考えるだけでとまらなくなる ) やる! グロリア やる! ( ご飯を貰える。しかも、毎日と聞けば興奮したように声を大きくしながら答える。 尻尾も床を何度も何度も強く叩きつけて、うれしいことを表している ) グロリア 何 答える? [Mon 18 Aug 2008 23:33:17]
◆レイド > それは、君次第、かな。相手を楽しませてこそ、自分の欲しいものが得られるってもんさ。(少し興味を持った様子。ポロポロと流す涙も少しそそる感じもする。よだれを垂らしている点は、自分が連れると、服が汚れてしまうかもしれないけれど・・・まぁ、許せる範囲内・・・かもしれない。)いくつか質問をしてみよう。・・・僕を楽しませる答えを聞かせてくれたら、ご飯を毎日、あげられるようになるかもしれない。・・・やってみる?(人差し指を立てながら一つ、提案をしてみようか。気に入る答えが返ってきたなら連れて行く価値はあるかもしれない。) [Mon 18 Aug 2008 23:22:37]
◆グロリア > ( ポロポロと涙を零すけど、職員に見られるとまた何か言われてしまうと思って、ぐしぐしと拭って ) ごひゃん… ( 鉄格子に尻尾の先を少しだけ巻きつけて、格子の間から手を前に出して歩く職員のズボンの裾を掴もうとするけど、払われたり、手を踏まれたりとその裾を掴むことは出来ず ) きゅっ! ( 格子の方に向かってくる人を感じて、ご飯をくれるのかと期待に胸を膨らませる。 格子にその人物がたどり着けば、足かせを引きずりながら、そっちの方へと行って、エサを目の前にした犬のように口から涎を垂らしながら、その人物の方を見つめて ) おにーしゃん グロリア ごはん くれる? [Mon 18 Aug 2008 23:12:58]
◆レイド > (案内する、とも言われたのだけれど、一人で見て回りたいのもまた心理。そういうわけで、ブラブラとギルド内を見回している様子。)元気のありそうなのって・・・なかなかいないねぇ。まぁ、当然かもしれないけれど。(一人でアマウラくんだりまで手に入れた物件を見に行くのも寂しい。旅のお供に、できるなら、今後も寂しくないように、愛玩兼雑用の奴隷など探している。基本的に寂しがりなのだ。この男は。)できるなら、とも思ったけれど・・・やっぱり難しいのかな。・・・ん?(元気のある奴隷、というのはなかなか見つからないものだ。だって奴隷なのだから。そんなことを思っていると、どこからか元気のいい声が。そちらの方へ歩いていき、格子の隙間から中を覗いてみた。) [Mon 18 Aug 2008 23:06:36]
お知らせ > レイドさんが入室されました。 『(一人で自由にギルド内を歩いている貴族)』 [Mon 18 Aug 2008 22:59:19]
◆グロリア > ( いくら格子を齧っても鉄の味しかしなくて、お腹は一向に膨れない。 水と塩だけの日が一体何日続いたのかグロリアはもう覚えてはいない。ただ、他の奴隷と同じ食事が出されなくなったのはここに戻されてすぐ事というのだけは覚えている。 グロリアはぐずぐずと泣きだそう。 動くたびに鞭で打たれた身体は痛む。ご飯も出てこない ) おねーしゃん… 嘘付きぃ ごはん 出ない グロリア いたぁい… [Mon 18 Aug 2008 22:56:31]
◆グロリア > ( 他の奴隷への食事を運ぶ職員を見かけるたびに ) グロリア ごはん 忘れてるっ ( ずるずると這い蹲りながら鉄格子のところまで行き、通りかかる職員一人一人に訴えかける。 両手で鉄格子を叩いたり、尻尾を格子の外に出して、アピールしてみたりと必死 ) グロリア おなか すいたのぉ…っ! ( 仕舞いには格子を齧り始めたりもして ) [Mon 18 Aug 2008 22:53:12]
◆グロリア > ( 檻の中に居た。逃亡防止びために足に足かせをはめられている。 そして、グロリアの身体には鞭で打たれた無数の痕があった ) グロリア 言う通り したぁ ( 少し前まではずっとそう喚いたいたけど、散々鞭で打たれた後は大人しくなり、小さな声で漏らすだけになっている。 そして、グロリアにとって辛い罰がもう一つ ) おなか すいたぁ ( グロリアの目の前に置かれているのは水の入った器と小さい器に入った少量の塩。 グロリアはうつ伏せになって、その二つの器を見つめている。 時折、その器に顔を近づけて水を舐めたりするけど、お腹は全然満たされなくて ) ごはん… ( グロリアは通路を歩く職員に向けて、小さい声で呟いた ) [Mon 18 Aug 2008 22:38:52]
お知らせ > グロリアさんが入室されました。 『捕まった奴隷は』 [Mon 18 Aug 2008 22:31:21]
お知らせ > ユアさんが帰りました。 『( 僕も、見えなくなったらいいのに。 ――そしたら、逃げられる。 )』 [Sun 17 Aug 2008 00:28:37]
◆ユア > ( 僕が此処から逃げられたら、どんなことができるだろう。 今よりもっとおいしいものが食べられて、今よりもっといい生活ができる?少なくとも、あの紐で叩かれることなんて、もうないんだ。――もし、そうだとしたら? ) ――― 。 ( 口にはしない。 見られる目よりも、見ないでいてくれる、自分のことで手一杯な見えないものたちのほうがよっぽど楽だ。僕はなんでこんなところにいるんだろう。 )( 諦めの滲む瞳が、職員とは目を合わせない。伏せがちに差し出したまま、少年は壁に寄りかかった。 ―――おとなしく、体育座り。 ) [Sun 17 Aug 2008 00:16:15]
◆ユア > ( 最近、周りにいる奴隷のおともだちが、恐いお兄さんたちがいない間に話してくれる話題で気になることがあった。 ) ( 『逃亡奴隷』 ) … 。 ( 黙々と細い喉にものを通す。おいしいなんていえなくて、まるで僕は犬みたいだと思うなんて、もう何度目だろう。 ) ごちそうさま、でした。 ( 拙く挨拶して、犬に差し出されるような器をす、と差し出した。今、恐いお兄さんの後ろに僕と同じくらいの女の子が通ったけど、きっと見えてないんだ。だってもしもいたら、長い痛い紐が出てくるもの。「なんで外を歩くんだ!」って。 だからきっと、僕だけ。 ) [Sun 17 Aug 2008 00:09:08]
◆ユア > ( 出される食事。聞き分けが悪ければ与えられる処罰。 視える正体。 少年は入ってきて随分落ち着くようになった。それでもわからないものを目にすると露骨に困惑を示し、視えるものには素直に反応するから、やはり厄介な奴隷かもしれない。 ) ( でも、僕は言わない。 今日、おおきなお兄ちゃんが通ったよ、とか、猫がいたよ、とか。 言うとまた怒られてしまいそうだから、僕は黙ったまま。 ) ……いただきます。( ご飯を目の前に、僕はそう言った。 ) [Sun 17 Aug 2008 00:04:47]
お知らせ > ユアさんが来ました。 『( 此処での生活にもずいぶん慣れた。 )』 [Sun 17 Aug 2008 00:01:29]
お知らせ > ギブスンさんが帰りました。 『まったく、良い同僚だ。(その気遣いに、笑った)』 [Sat 16 Aug 2008 04:14:29]
お知らせ > 絢乃さんが退室されました。 『体の具合には気をつけてね。(良い夜を。)』 [Sat 16 Aug 2008 04:13:27]
◆絢乃 > ( 緑茶に慣れている私に、控えめな紅茶を差し出してくれた彼。そして更に送ってくれるというのだから、本当に気の利く同僚だといつも感じるけれど。 ) ――― ええ。 じゃあ、今日はお言葉に甘えるわ。 あなたも、無理しないで。( おやすみなさい、と。微笑みかけて。やんわり手を振って夜の別れ。 ) [Sat 16 Aug 2008 04:12:53]
◆ギブスン > ま、それはお互いに、だな。仕事に意味がある――少なくとも、あると思えるのは、大事な事だ。(頷いて応じ、手にした珈琲を啜った。当然、ブラックで、濃い目だ。まだもうしばらく、眠るわけにはいかない。 彼女の言う『心強い』ってのも嬉しい言葉だ。 奴隷ギルドは善良な一般市民という方々からはいろいろ言われる事もある仕事だ。特に俺の場合、彼らにしてみれば人殺しって事になるらしい。 そう思ってたら追跡処刑人なんてできないが、だからと言って喜ばしい呼び名でもない。 一言のお疲れ様、ありがとう、ってのは、下手すると珈琲よりも身に染みて来るものがある)……そうだな。まだ起きてるつもりではあるが――ま、どうせ今は休憩時間だ。 良かったら送っていこう。 [Sat 16 Aug 2008 04:09:10]
◆絢乃 > ――そういってもらえると救われる気がするわね。 私も管理側ではないけれど、そういう管理の人がいなかったらこんな風に自信を持って奴隷なんて売れなかったと思うわ。 ( 彼の後姿を時折一瞥しては疲れた顔を自分の目の前へ戻す。 置かれたそれと気配に顔を上げ、 微笑んだ。 ) ―――ありがとう。貴方もね、ギブスン。お疲れ様。( 頂きます、と紅茶の入ったカップに手を伸ばし、口をつける。 ―――香りが心地よく、夏には暑いけれど夏バテには効きそうな。 ) ……まだ残るの? 私はもうそろそろしたら帰るけど。 ( 不意にそんな問い。 ) [Sat 16 Aug 2008 04:04:08]
◆ギブスン > お誘いとあらば、喜んで?(小さく肩を竦めて応じながら、立ち上がった俺はそのまま休憩室備え付けの、給湯区画へ向かう。 勿論、俺にしたって珈琲や紅茶を淹れるのが上手いわけじゃあない。こう言った粉末式の珈琲やら何やらの良いところってのは、素人でもそれなりの味にできるって事だ。 そして、こういうのを使う限りに置いては俺だって慣れた手付きで用意ができる)数が多いし、個体差も大きいからな。帳簿つけて管理してる連中は凄いと思うよ、正直。 俺の仕事も、そういった奴らの仕事あってこそだ。前情報抜きで追いかけるなんて、正直ゾッとしないね(何処ぞの錬金術師が作ったという紙製のコップに珈琲と紅茶。それと砂糖入りの小壷を持って、彼女の元へ。向かい合った椅子と椅子の間にある小卓へと置こう)どうぞ、と――お疲れさん、だな。 [Sat 16 Aug 2008 03:56:57]
◆絢乃 > ――― そうね。私にサービス残業でも?――クスクス、なんてね。( 軽口には軽口で笑い返した。お互いに余裕を持とうという心がけは、好きだから。 ) そうね。だからこそ奴隷の特性を全部覚えておきたいところだけど、数が多すぎるとそれも難しいのよ。 警備だけじゃなく販売員も、本当は覚えておくべきなんだけれどね。きっと。 ……ええ、とりあえずノルマは達成したからまずまずってところ。 ( 首を傾げる貴方に微笑んで頷いた。立ち上がろうとした矢先、首を横に振る彼を見て、その心遣いに心擽られる。おとなしく腰を下ろして貴方を見上げよう ) ありがとう。( にこりと微笑んで。 ) そうね、紅茶。お願いしてもいい? [Sat 16 Aug 2008 03:45:10]
◆ギブスン > (実際、確りと分担されて運営されてる組織は少ないんじゃないか――とまで言うのは自信過剰か。まあ、我が職場が確りと機能しているのは疑いの余地も無い。良い事だ。本当に。 戻ってこれる場所がいくつかあるというのは、俺にとっちゃ本当に助かる。 勿論、信頼に足る同僚もいるしな)嫌いじゃあないんだろうがね。 好き好んでサービス残業する程でも無し、と。 ――ああ、でも。気楽に話せる時間ができるって意味じゃ、悪くないか?(冗談。半分は本気でもあるが。ま、軽口を叩ける状況なのは良い事だ。 お互いに仕事が重なってりゃ、そんな余裕も無いだろう。どんな業務にだって、修羅場ってものはあるわけだし)フーディーなんかは夜に変身する連中もいるしな。別にここの警備をくさしてるわけじゃあないが。――――そうかい?(心強いと言われれば、此方が首を傾げる番か。頼られて悪い気はしない。まったく)……可も無く不可も無く、か。ま、良いことだな。いつも通りってのは、そう悪いことじゃあない。 ああ、っと――(コーヒーを頼めれば、有難いが。絢乃の顔を見て、俺は微笑を浮かべて首を横に振った。 逆に此方が立ち上がろう)――俺が淹れて来よう。紅茶が良いか? [Sat 16 Aug 2008 03:34:37]
◆絢乃 > ( 自分にできないものをできるから、チームワークや役割分担というものが生まれるんだと思う。そういう点、うまくギルド内はまわっているのかもしれない。私は彼のように勇敢に戦えないから。 ) ―― そうね。調教係とかくらいなんじゃないかしら。 お互い、仕事好きって誤解されそうね。( くす、と笑って茶化すように。丁寧に座りなおしてくれる相手に、此方もしっかり姿勢を伸ばして椅子にかける。 ) そうね… 夜中は抜け出しやすいから、鍵の管理もきちんとしているつもりだけどそれだけじゃ不安なのも確かだし、貴方がいてくれるのは心強いわ。―――こっち? ( 僅か首を傾げ ) ―――そうね。今日はまあまあ。売り上げも悪くはないけど予算達成ぎりぎりな感じで、快挙とは行かないわね。やっぱり。( 高い買い物だから…と呟きながら ) あ。 …何か飲む?お茶とか、どう?( 珈琲がいい?と、立ち上がろうとして問いかける ) [Sat 16 Aug 2008 03:26:58]
◆ギブスン > (逆に俺は商品価値などさっぱりわからない。等級の高い逃亡奴隷――まあ等級が高いって事は教育されてるって事で、逃亡のリスクもわかってるから滅多にいないだろうが――は傷つけたり殺したりしないように気をつける、って程度。 実際、こうやって捕まってきた奴隷の処罰となると難しい話だ。 以前、接客に当たった時も思ったが、こういう仕事をしてる連中は俺の想像以上に凄い奴なんじゃなかろうか。 ま、そう言ったわけで――俺は今向かいに座った同僚を始めとする、所謂デスクワークメインの連中に一種の尊敬を抱いてる。 と言ってもそう堅苦しいものじゃない。 誰だって、自分にできない事をやれる奴は、尊ぶもんだろう?)ああ。俺も他の連中は帰ってるかと思ったよ。……幾ら24時間やってるって言っても、自警団と違って夜はお客も来ないからな(そう言いながら俺は体を起こして椅子に座り直す。気を許せる相手だが、だからこそ疲れてても見栄を張りたいもんだ)と言っても走り回ってるわけじゃあないがね。いつでも走り回れるように、って所だ。逃亡奴隷騒ぎに浮かされて、ギルド内から逃げ出す輩がいるとも限らんし――捕まった奴の処遇もある、と。 其方は? [Sat 16 Aug 2008 03:15:54]
◆絢乃 > ( 逃亡奴隷は逃亡奴隷。そういう考えがあればきっと楽。けれど、犯罪を犯すか否かは商品価値がそのままになるか質が落ちるかのどちらかに決まるようなもので、実は判断は重要なのだということを接客販売員のこの女はわかっている。だが、逃亡奴隷を捕まえる大変さは身に染みて実感などしたことがない。最近話題になっていることも、同僚のギブスンが大変なんだろうなということくらいで、詳しいことの共感をなかなかしてはあげられないのだ。 最も、この女は「逃亡奴隷は扱い難い難しいもの」と決め込んでしまっている節があるから。 ) ――― あら。 お疲れ様。 ( 休憩室の入り口に足を踏み入れればヒールの音が止まった。反射的に微笑を浮かべるけれど、挨拶をした同僚の顔もすっかり疲れきっている。その様子を見て、小さく肩でため息を落とせば再びヒールを鳴らして貴方のところへ近づこうと。 )( 向かい側の椅子を静かに引いた ) まだ残ってたのね。 もう帰ってると思ってたのに。 ( 大丈夫?と伺うように頬杖をついて笑み混じりに控えめに覗き込む仕草 ) [Sat 16 Aug 2008 03:10:09]
◆ギブスン > (自分の立場を正確に理解していない以上、どうしたって厳罰に処しても無意味にしかならない。特に犯罪に手も染めてない以上、処刑すればギルドの損失になる。 まったく嫌になる。こういう書類上での慎重な判断なんて、俺には向いてないんだ)……………まったく。これなら表に出てた方がマシだな。(たとえ逃亡奴隷に殺されるかもしれなくとも、だ。糞。 休憩室の椅子へ腰を下ろし、背もたれに完全に体を預け、俺は目を腕で覆った。奇妙な倦怠感と疲労感が全身を包む。 事態が解決するまで、碌に家へは戻れないだろう。元々外回りが多いから着替えをギルドに持ち込んでおいて良かった、という所だな。相変わらずの背広と外套だが。 ――と、近づくヒールの音は、耳に馴染んだ彼女のものだ)よお、お疲れさん。(ひら、と片手を振って挨拶。遅くまで頑張るもんだ、お互いに) [Sat 16 Aug 2008 03:00:37]
お知らせ > ギブスンさんが入室されました。 『(捕獲した奴隷に対しての処理について)』 [Sat 16 Aug 2008 02:56:24]
◆絢乃 > ―――ふぅ。( 先ほど交渉した貴族様が、奴隷をお買い上げなさった。白いブラウスにタイトスカートの女はj一息つくように息を吐き。 受付でとん、と書類をまとめ席を立った。 やらなければならないことをリストアップにいていたけれど、あともう少しで残業が終わるところ。しかし、明日に回していい仕事もあるから、少し休憩室で休んでもいいか――。 ) …… 今日は、まあまあかしら。( 少し、気を緩ませるようにバレッタへ指が伸びる。カツン、とハイヒールを鳴らして椅子をしまう。 こんなに夜遅くまでおきてしまうから肌が荒れるとか、知っているのだけど、せめて。丁寧に施したメイクの下に隠れるクマだけは見抜かれたくないもの。 額を少し指先で押さえて。休憩室へと足を進めんと ) [Sat 16 Aug 2008 02:54:40]
お知らせ > 絢乃さんが来ました。 『(書類手続きの印を押した。)』 [Sat 16 Aug 2008 02:48:13]
お知らせ > ギブスンさんが退室されました。 『暇なんだか仕事が多いんだか』 [Sat 16 Aug 2008 00:08:01]
◆ギブスン > (ダイムノベルってのは、粗雑な紙に乱雑な手書きで写本された、あんまり高級とは言えない小説本の事だ。大概、コイン一枚から数枚で買えるから、あまり給料の良くない俺にとっては割合と助かってる代物だ。 いい加減、そろそろ新しい暇つぶしの品でも用意しておかないと)独り言が多くなって仕方ねぇもんな、これじゃあ。……ああ、そういや、一匹捕獲されたんだっけ?(バリバリと頭を引っかいて立ち上がる。そもそも『逃げ出した』という事の意味すら理解していなかったような存在だ。 どうしたものか、と俺は溜息を吐いた) [Sat 16 Aug 2008 00:07:54]
◆ギブスン > (ああ、バイクツで体売る連中も同罪な。 ま、奴隷ギルドの商品である内はそんな心配もいらないが。誰彼構わず抱いて抱かれてりゃ、病気を貰って来る可能性も、ついでに病気を伝染させてまわる可能性も、無いってわけじゃない。 個人のタチンボは、きっちりギルドに所属して働いてる娼婦連中の稼ぎを奪ってる事になる。モグリの淫売宿で娼婦として働くような輩は――そういった店の売り上げに貢献してるわけで、結局はマフィアだのヤクザだの、暗黒街を肥太らせる事になる。 ま、そう言った暗黒外の連中も、官憲の手が入るような『隙』は用意しときたくないだろうし。 誰にしたって歓迎できない存在なのだ。 ぶち殺してやった方が世の中の為になる)…………で。そいつらを野放しにしたまま、俺はこうやってギルドで待機、と。 つくづく嫌になってくるね、まったく。(ダイムノベルかなんか買ってくるかね。大浴場行く時間帯でも、まだやってる本屋は何軒かあったような気もするし。――ああ、そういえば煙草ももうあまり残ってないんだったか) [Sat 16 Aug 2008 00:02:22]
◆ギブスン > (犯罪者。それも金儲けの為とかじゃなく生き延びる為で、捕まったら命も危ないって連中だ。形振り構わない類の、最低最悪の輩。 目撃証言を残して追われるくらいなら、後腐れなく相手を殺して金を奪うような思考をするだろう。 ま、捕まった後の事を考えず、ただ逃げ続けるだけなら、その方がリスク少ないわな) だが――そんな犯罪情報も、今のところは無し、か。 (となると。ハッキリと断言するならば。そんな状況で逃亡奴隷が一週間以上生き延びているってのは――誰か裏についてる以外に考えられない) …………糞ったれめ。(逃亡奴隷に好き好んで手助けする奴らは死んでしまえ、というのが俺の持論だ。 犬猫に餌付けすんのとは訳が違うんだぞ。 今その場限りの優しさとやらで金やら餌やらやったって、いずれは無くなる。そしてら犯罪に手を染めるか餓死するっきゃ無いだろうが。 そんなことにならないよう、最後まで面倒を見てやる?) ………だったら購入しろってんだ馬鹿野郎。(ぐしぐしと紙巻を灰皿に押し付けた) [Fri 15 Aug 2008 23:55:51]
◆ギブスン > (奴隷ってのは社会の機構だ。ヴェイトス市をありとあらゆる面から支えてる舞台骨のひとつ。 そいつがすっぽ抜けたら――少なくとも今存在するヴェイトス市は完全にぶっ壊れるだろう。 建築。下水関係の整備。服や道具の製造。野菜や牛馬の生産。娯楽関係に至るまで。 この街で奴隷無しで生きていくのは、誰であっても不可能に近い。 だからこそ逃亡奴隷なんぞの存在を許せば――或いは逃亡奴隷を甘やかせば――ヴェイトス市自体の消滅に繋がる)……つってもま、そんなのは偉い人が考えりゃ良いこと、か。 (とまあ、そんなのは難しい話で、下っ端の俺たちには直接関係は無い。重要だけどな。 俺はコートのポケットから紙巻を取り出し、火打ち石を使って着火。たっぷりと煙を肺に吸い込んだ) 俺たちに関係あるのは、連中が危険だ、って事につきるわな。(はあ、と溜息混じりに煙を吐く。あ、糞。輪にしようと思ったのに失敗したじゃねえか) [Fri 15 Aug 2008 23:48:55]
◆ギブスン > (所謂『待機状態』って奴だ、糞。 ペットを逃がした飼い主様のご意向から、逃亡奴隷が街に出て好き勝手していても、俺は何もできない。 まったく、反吐が出るような状況。 何処かの誰かから盗んだ金でもって、今頃贅沢に飯でも食ってニコニコしてるんだろうさ。 奴らが好き勝手にして良いなんざ、どこの法律にも書かれてないってのに)…………泣けてくるぜ(ま、俺のところの猟犬に関して言えば、飯も用意してあるし、こうした待機状態になることも珍しくないから大丈夫だろう。 問題は俺の方のストレス。フラストレーション。欲求不満。そういった代物が随分と堪ってるって事だ。 こうやってギルドの職員室でデスクに座ってても、やる事ないしな) [Fri 15 Aug 2008 23:42:56]
お知らせ > ギブスンさんが来ました。 『ここ数日、帰っていない』 [Fri 15 Aug 2008 23:39:14]
お知らせ > フードを被った客さんが帰りました。 『その帰り道、ずっと考えていた…』 [Wed 30 Jul 2008 01:23:14]
◆フードを被った客 > ( …やはり、ある程度の妥協も必要か…。 自分の欲しい注文ばかりでは、中々話が進まないのも事実…。 贅沢ばかり並び立てて、目的が果たせないのでは意味が無い…。 一通り案内される中で目に付くものも居た…。)「…如何だったでしょうか?」( その問いにうーんと唸りながら……)…少し、考えさせてくれないか? 必ず、また来る…。 今日は考えさせてくれ…。 「……分かりました。 それでは、結果が出ればまた、おいで下さい。売れてしまった時はご了承を…。」( 職員の言葉に頷き、「―また来る。」の言葉を残し、プロスパンダを後にする…。) [Wed 30 Jul 2008 01:22:58]
◆フードを被った客 > ( …やはり、その此方を見る視線が痛い…。 奴隷に視線…「助けて…」そんな声を掛けながら見つめてくる視線…。 俺を防ぐ為にフードを被っている…。 その視線を合わせてしまえば、如何しても可哀想になる…。 この奴隷も、元々は自由の身奈者達だったはずだからだ。 そして売れなければ「処分」されてしまうと言う、恐怖…。 それだけに訴える方も必死だ…。その様子を職員は不思議そうに見ているが、この気持ちに分かるはずもない…。)「 では、次の者ですが、此方はどうでしょうか?」 ―種族は? 「 サイレントです。 ただ、言葉は分かりまして、従順です。」 ……喋れないのか…。( その瞳を覗き込むと、何処か虚空を見つめているような目で…。)……すまない、次の者を頼む―。( そんな応酬が何度となく続いていく……) [Wed 30 Jul 2008 00:59:08]
◆フードを被った客 > (『…流石、商売が上手いな…。』売ろうとする執念と言うか…意気込みと言うか…そういうものを感じる。 探し始めた職員には「―45万が限度で頼むぞ。」と言葉を掛け、金額の頭を告知。 其れに職員は頭を何度も下げながらそのリストを食い入る様に見ている…。 さて、どんな奴隷が紹介されるのやら…。 楽しみである―。)「―お待ち動作まです。 リストが出揃いました。 其れでは案内致します。どうぞ此方に…。」( そう促されるまま…職員の後を追い、薄暗い牢屋の続く部屋へと入っていく…。)「…まずは…此方の…」 …種族は。( 職員が言い切る前に言葉を掛ける。)「 種族ですか? …キッシャーです。」……悪い、次の頼む。( キッシャー… もしその奴隷にキスされ続けてみろ…俺が先に倒れそうだ…。―流石に其れは危険な橋…。 家事云々、容姿云々よりも重要な部分だった―)……スマン、キャッシャーは全部省いてくれないか…。「…畏まりました。 では、次の奴隷を…」( と、職員は切り替えも早く、次の奴隷を紹介すると先を歩きだす…。) [Wed 30 Jul 2008 00:44:00]
◆フードを被った客 > 「―お待たせしました。」( 通路の奥を見入っていれば掛かる言葉にフードを押さえながら顔を上げる…。)……どうだ、居たか? 「 はい、手ごろな者が数名…。 ちなみにお客様のご予算は…。」( あぁ、やっぱり其処から来るか…。 流石に、世の中は「金」…と、言った所か…。 まぁ、最もな意見に頷く…。 金の算段が出来なければ商談すらままならないだろう…。 ギルドも売るのが仕事だ。 買う気の無い客にいちいち説明するの時間も惜しいのだろう…。)……一応、40万位と考えている。( その言葉に職員の目付きが変わる…。 あぁ、嫌な目付きだ…。 ギルドとすれば、より良い奴隷を売りさばき…金を得るのが妥当。この金額を聞いて…安い数万の奴隷を態々紹介するとも思えない…。)「―左様で御座いますか。 では早速、二級奴隷から案内致しましょう。 …もし良ければ一級奴隷でもお探ししますが?」 ……まぁ、もし居るのであれば、な。 「畏まりました。―今しばらく、お待ち下さい。」( と、再び職員はリストを洗い始める―) [Wed 30 Jul 2008 00:30:06]
◆フードを被った客 > ( …そんな職員がリストを洗っている傍で、自らの財布の中身を最終的に確認する…。 生活費や余計な出費を考えれば40万までが妥当か…。ただもう少し色を出せば、一級奴隷…と言う事も可能か…。 一級奴隷は、その内容もかなり良いと聞く。 ある程度の知識…そして、その容姿の美しい者も多いのが一級奴隷…。 まぁ、ただ、何も出来ないのでは…。 やはり、家のことを任せられる器が有る者でなければ…。 と考えると三級から二級が妥当かと考えた…。 高貴な者が多い、一級奴隷では、「家事」と言うノルマがこなせそうに無いからだ…。 職員はリストから何枚かのリスト評を抜き始めた…。 恐らくは、其れ相応のものがリストに居たのだろうと推測…。 話が掛かるまで今しばらく待つ事に…。) [Wed 30 Jul 2008 00:18:39]
◆フードを被った客 > 【文字修正:上移りする>情移り 】 [Wed 30 Jul 2008 00:10:54]
◆フードを被った客 > 「いらっしゃいませ。」( 入り口に入れば、掛かってくる声に耳を傾け、鼻を押さえていた手を退ける…。)……早速だけど、奴隷を見に来た…。 多少高くても構わない。三級から二級の奴隷…家事が出来る娘を探したい。―欲を言えば、他の事も出来ればなお良し。( まずはダラダラ探しても意味が無い。 上移りするのも考えられる…。だとすれば、今必要と感じているその奴隷に欲しい事を職員に告げるのみ…。)「…分かりました。 少々お待ちくださいませ…。」( 職員の声に「コクッ」と頭を頷かせ、リストを開き始めた職員の方をただ、何も喋らず黙って見ている…。) [Wed 30 Jul 2008 00:09:14]
◆フードを被った客 > ( ……長い間、家を空けると大変な事になる…。 其れを身をもって知った―。 雑草は生えるし、保存していた食料はダメになるし…。 …と言って、メイドを雇えるほど裕福な暮らしではない…。 となれば…、値段的に一度払ってしまえば、永久的に使っていく事が出来る「奴隷」が最も効率が良い…。 ただ、「飼う」上で其れこそ役に立たない奴隷を買っても意味が無い…。 ……まぁ、物はまず「品定め」…。 そう思い足を向けた「プロスパンダ」。 相変わらず、建物の外の空気は鼻を押さえたくなるものがある…。 手で鼻を押さえながら、その匂いがまだましな建物の中に入っていく…。) [Wed 30 Jul 2008 00:03:42]
お知らせ > フードを被った客さんが来ました。 『…家の惨状を考えると…』 [Tue 29 Jul 2008 23:55:12]
お知らせ > デルタさんが帰りました。 『(男の生活する環境が少し変わった日の事。)』 [Tue 29 Jul 2008 01:40:08]
お知らせ > パキラさんが帰りました。 『今日から貴方がご主人様』 [Tue 29 Jul 2008 01:38:53]
◆デルタ > (別に礼を言われるような事をした覚えはないのだが、嬉しそうな少女の様子に何故か此方まで少し暖かい気持ちになるような気がした。そして差し出される眼鏡を受け取って、)解った。(それだけ言うと眼鏡をポケットにしまう。少女が連いてきている事を足音から確認して、ギルドを後にする。屋敷に帰ったら一通りの屋敷の説明をする事だろう。) [Tue 29 Jul 2008 01:16:12]
◆パキラ > ありがとうございます、ご主人様 (顔には笑みが広がり、葉と花も僅かに揺れて嬉しげな様を表す) はい、解りましたご主人様。ではこれはご主人様にお渡ししておきます。 (少女は眼鏡を外せば貴方に差しだす。自分が必要になることはないだろうからご主人様の必要な時にとそういう意図が含まれている)(少女は職員様に頭を下げてお辞儀をすれば貴方の後を追うだろう) [Tue 29 Jul 2008 01:09:38]
◆デルタ > あぁ。(呼び方については短く肯定の意思を示す。そして檻から出てきた少女が示す刺繍に一度目を向けて、)好きにしなさい。(屋敷に来て、それほど仕事がある訳でもないので暇な時間の方が多いかもしれない。それならばやることがあった方が退屈はしないで済むだろう。それに、刺繍の一つ、止める事もない。そう思っての言葉。この男なりのしても構わないという事。そして、貴方に暫し視線を向けたままで。)持っているのは構わないが、必要でない時は眼鏡は外していなさい。視力を落とす事になる。(それだけ言うと貴方に背を向けて、職員に一言告げてから出口へと歩みを向ける。) [Tue 29 Jul 2008 01:03:35]
◆パキラ > はい、ご主人様。 (少女は笑みの侭応えた。それから自らの手元を見つめ少し悩むように) …デルタ様。それでは、ご主人様とお呼びさせてくださいませ。 (呼びやすい呼び方というのならば少女にはそれが一番呼びなれている) … (扉の開けられた檻から出ながら少女は窺うように貴方を見上げる) あの、申し訳ありませんご主人様。これだけ、お屋敷で完成させてギルドに送っても宜しいでしょうか? (これと言って少女が示すのはやりかけの刺繍。このまま放置するのも忍びないようだ。貴方の言葉を待つ少女の耳元の葉が僅かに下に垂れている) [Tue 29 Jul 2008 00:47:55]
◆デルタ > ならば、今日から君は私の奴隷だ。(そう言って職員に代金の入った袋を渡そう。そして必要であるならば書類にサインをして、購入の手続きを薦めながら。)私の名はデルタだ。呼びやすい呼び方で構わない。(そう告げて、必要な手続きを済ませて貴方が檻から出されるのを待とう。) [Tue 29 Jul 2008 00:41:28]
◆パキラ > (買う。いともあっさりと告げられ取り出される重たげな袋に少女は数度瞬きをした。続く言葉には尚更目が丸くなる) …あ、はい。読み書きは可能です。本も難しい専門書等でなければ読めます。 (刺繍を落とさないように気を配り乍も淡く微笑みスカートの両端を持ち上げて頭を垂れ) 私は奴隷です。どうぞ貴方様のご随意に [Tue 29 Jul 2008 00:35:18]
◆デルタ > そうか。(職員からの言葉を聞けば静かに頷いて、)ならば買おう。(そう言って小振りな袋の中から数枚の硬貨を抜いて、この時点で袋の中には丁度20万が入っている。そして、それを職員に渡す前に貴方の方に視線だけを向ける。)パキラ。屋敷の中では自由にしてくれて構わない。出かける際も、一言言ってくれればそれでいい。字が書けるならそれでも構わない。それで、君に異存がなければ君を購入するつもりだが……。(そう奴隷相手にこんな事を言う者は少ないかも知れないがこうして先に此方の条件も示して確認を取る方が言いと踏んだ為の行動。) [Tue 29 Jul 2008 00:28:50]
◆パキラ > (少女は貴方の言葉に数度瞬いてからはいと頷いた。少女には貴方の事はお客様という事以外何一つ解らない。其れで構わないがお客様の意図を汲み切れない時は少し困る。失礼は無いだろうかと不安になるから。しかし身なりの良さは其の姿から見てとれるだろうか) … (静かで短い言葉に気分を害されたかと少し不安げに耳元の葉が揺れる。しかし続く言葉を聞けば揺れもおさまるだろう)(職員は「家事用途でのレンタルなら1日3千エン、其れ以外にお使いになるなら別途料金を戴きます。ご購入であれば20万エンになります」と貴方に告げる) [Tue 29 Jul 2008 00:08:38]
◆デルタ > そうか。(貴方の言葉を聞きながらプロには劣るという事を告げられれば数度首を振って、)いや。其処まででなくともいい。(家にはメイドは居る。そのメイドの手の届かぬ所、否、立ち入る事が出来ない所というべきだろう。其処が少なからず人が生活するのに支障をきたさない程度に片付けばそれでいいのだ。)そうか……。(静かにそれだけを告げて、職員に向き直る。)幾らだ?(それは購入の意思があるという事を示そう。) [Mon 28 Jul 2008 23:59:39]
◆パキラ > はい、料理洗濯掃除、買物…… それから (スカートを押さえながらしゃがみ込み、先程の刺繍を手にして立ち上がる) このように裁縫や刺繍も出来ます。 (広げて見せる布には月と縫いかけの兎の図柄) ただしパキラはあくまで奴隷です。プロのメイド様方の技能には及びません。其の点はどうか、ご了承くださいませ (緊張気味に告げて少女は頭を垂れた) キリバナですから水と日光、それから地面に触れられる場所と出来ればほんの少し養分をいただければ維持出来ます。レンタルなら食事の代わりに水だけで平気です。 [Mon 28 Jul 2008 23:48:32]
◆デルタ > ほう。(こうして滞りなく会話が出来ているのなら知能については条件を満たしていることになる。自分で自分の事を説明する事ができるという事もそれが知識として備わっているという事。それは職員が教えた物であったりするのかも知れないが、それを記憶することが出来ているという事には変わりは無い。おまけにキリバナであるのなら普通の人間の奴隷を買うよりも色々と使い道はありそうに思える。)家事奴隷という事だが、具体的には何が出来る?何を得意とする?(そう続けて質問を投げる。) [Mon 28 Jul 2008 23:40:59]
◆パキラ > (少女は微笑んだままお客様の視線を受け止める)(お客様からの質問。職員様はお客様が少女に興味を持った様子を見てとれば自分で説明するようにと無言で視線を投げかける。其れに少女は応え) …はい。触れられれば触覚は伝わります。ですが、花が散っても痛くはありません。 (其れは自然な事だから。無理矢理に摘まれるのは多少痛みを伴う) 私は名前の通りパキラという名の観葉植物です、お客様。熱帯の方の植物になります [Mon 28 Jul 2008 23:28:42]
◆客 > (職員の説明を聞きながらも男の視線は目の前の貴方に向いている。確かに、従順ではあるようだと、先程の少女の行動から認識する。)なるほど。(女で、従順であるという所であとは知能にもよるのだが、キリバナの生態というのは詳しくは知らない。その為か知能云々よりも気になったのは生えている葉。今は花も咲いているらしいそれに手を伸ばしてはみるが間に檻がある為に触れる事はない。)それには神経が通っているのか?(そんな問いを思わず。) [Mon 28 Jul 2008 23:18:13]
お知らせ > 客さんが入室されました。 [Mon 28 Jul 2008 23:07:54]
◆パキラ > (視線が合ったのならば少女は小首を傾げて貴方に微笑み、座り込んだままスカートの端を少し持ち上げて挨拶の仕草をしたことだろう) …あ、 (掛けられた言葉に反射的にやりかけの刺繍を隣に置いた。既に廊の格子近くに寄っていたので、少々戸惑い乍も立ち上がり) は、はい。 (もう一歩前に踏み出す。あと半歩距離を詰めれば格子に顔の触れる距離) ――― こんばんは、お客様。お目にかかれて光栄です (少女は微笑んでスカートの両端を軽く摘み上げ改めて貴方に挨拶を)(「此方は商品番号p-DOLL890、商品名パキラです。用途は家事奴隷。種族はキリバナで従順、レンタルの経験も有ります。視力が悪い訳では無く眼鏡と服はオプションになっております」貴方の近くある職員はそんな説明をするだろう) [Mon 28 Jul 2008 23:06:50]
◆客 > (近づいていく足音はやはり時折止まって、どうやら一つ一つの檻の中を確認しているようだ。そして暫くしてはまた足音は貴方の居る檻へと近付いていく。その音が何度か繰り返されていたがやがて足音は貴方の居る檻の前で止められるだろう。一つ一つの個体を品定めでもするかのように視線を巡らせて、檻の中の奴隷の反応を窺う。そんな男に職員が資料を持っえ条件に合う個体の説明をしている。そんな中で目にとまった貴方の姿に興味深そうに目を細めて、)アレは?(そう職員に問う。)其処の奴隷、会話が出来るのであれば少しこちらに来なさい。(そう、貴方に言葉を投げる。) [Mon 28 Jul 2008 22:56:43]
◆パキラ > (其のどちらにしても、或いは他に理由があったとしても奴隷の少女には関係のない事。星船のお祭り騒ぎの最中に以前出会った親切な方がいる事も少女は知らない。ただレンタルで外に出る事も多い少女にはそんな噂も耳に入ってきたものだから如何なのだろうと気になった。ただ其れだけ) 本当に… (舟は月へと向かうのだろうか。そう考えてまた背後へと向きかけたが、聞えてきた音と声に動きは止まるだろう) …、 (髪と同じ深緑の睫が上下して耳元の葉と花が微かに揺れる。どうやらお客様と職員様のよう。廊に響き聞く会話からもしや以前もいらしたという方かと推測するけれど、己の檻に立ち止まるでないならまだ少女は座り込んだままだ。出しゃばりはしない) [Mon 28 Jul 2008 22:34:38]
◆客 > (ギルドの廊下に響くは2つの足音。一つは職員の物である。時折止まりながらその音は貴方の居る檻の方へと近づいていっている事でしょう。そして、近づくに連れてその会話の内容も聞き取れるかもしれない。)前にも言ったが、女である程度の知識があればそれでいい。(そう男の声が言う。) [Mon 28 Jul 2008 22:27:22]
お知らせ > 客さんが来ました。 [Mon 28 Jul 2008 22:18:01]
◆パキラ > (音の正体は少女の紡ぐ刺繍の音)(手を動かす度に微かに頭も動いてしまって耳元の葉が小さく揺れていた。普段は花開く事の無い白い線状の花が今宵は咲いて葉と共に揺れ動く) …月と、兎。 (刺繍の手を止め布を目の前に広げた。月と兎。其れが今少女が縫っている物) … (少女は背後を振り返る。其処には矢張り闇の蟠る許で格子窓の向こうに少女の望んだものの姿は無かった)(少女は手元に視線を落とし小首を傾げる。これは数ヵ月後の秋に合わせたものか、其れとも今賑わっている月の舟の噂故か) [Mon 28 Jul 2008 22:06:17]
◆パキラ > (生温く夜気の寄り来る小さな格子窓には今宵も月のライトを望めない。遮る曇は月恋しい故か、或いは単なる意地悪だろうか)(暗く陰の落ちた檻の奥を背に廊下の近く、檻の格子の前に其の少女はしゃがみこんでいた。長いスカートの裾が今はふわりと床に広がっている。少女が廊下の近くに居るのはお客様に自らを売り込む事を考えてではない。灯らない月明かりの代わりにお客様や職員様の通る廊下に灯りを求めての事) …… (広がるスカートの上、少女の手元からは衣擦れに似た微かな音が) [Mon 28 Jul 2008 21:52:52]
お知らせ > パキラさんが来ました。 [Mon 28 Jul 2008 21:38:26]
お知らせ > グリゼルダさんが帰りました。 [Tue 8 Jul 2008 22:53:36]
◆グリゼルダ > (あの人はならないと言っていた。それが嘘だったとしても、私はパプテスの信者だ。――だから、神様がきっと救ってくださる。神様は弱い者の味方だ。だから――)(――その思考こそが狂気だと、奴隷はまだ気付けない) [Tue 8 Jul 2008 22:53:34]
◆グリゼルダ > (でもあの人は吸血鬼にはならないと言ってくれた。多分嘘は言ってないはずだ。『多分』、『〜のはず』。そんな不確かな言葉を用いて他者を信じるだなんて狂気の思考の方程式だが、今は信じるしかない)…大丈夫(何が)…大丈夫(――何が?)(私は吸血鬼になんかならない)(だから大丈夫――その根拠だってないわけじゃない) [Tue 8 Jul 2008 22:50:52]
◆グリゼルダ > (傷に対する治療は申し訳程度のものだった。水で傷を洗浄して終わり。傷薬など論外、包帯も巻かれていないから、何をされたかは一目で分かるだろう。傷が塞がるまでは檻内外の奇異の視線に耐えなければならない)…、(指が傷に触れて、少し痛んだ。手を引き、再び膝の上に投げ出した。早く治らないだろうか。――自分が吸血鬼になったような気分がして吐き気がしそうだ) [Tue 8 Jul 2008 22:40:27]
◆グリゼルダ > (首がとても気になる。これで首に手を這わせるのは何度目だろう。首に穿たれた二つの穴を隠すほど長い髪はもうない。それ故、すぐに職員に見咎められた。しかし、だからと言って私が何を言われただけではない。勿論、私が何を言ったでもない。職員は鼻を鳴らすと何もなかったかのように檻の中にまた奴隷を閉じ込めた。…多分、暗黙の了解と言う奴なのだろう) [Tue 8 Jul 2008 22:32:50]
お知らせ > グリゼルダさんが入室されました。 『 (――首が)』 [Tue 8 Jul 2008 22:28:27]
お知らせ > グリゼルダさんが退室されました。 『 (拭い去れない不安とともに) 』 [Thu 3 Jul 2008 02:07:54]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『(まあ―――どうせ一日だけの縁の子だ。)』 [Thu 3 Jul 2008 02:06:42]
◆グリゼルダ > (言葉は不穏なのに、時折こうやって害のない部分を見せる。そういえばここに来た時も笑っていたっけ。どっちが本当の彼女なのだろう。笑顔を見つめてみてもやはり分からなかった)(貴女から千エンを受け取れば契約は成立。鍵を開けて檻から奴隷を出す)…、…よろしく、おねがいします(檻から出された奴隷は貴女に頭を下げる。職員が粗相のないようにな、と言うのを聞きながら、貴女の後に付き従う体) [Thu 3 Jul 2008 02:05:37]
◆シャーリー > うん。 それなら良かった。 すっごい助かるよ。 ( 約束をしてくれれば、邪気の無い笑顔で嬉しそうに頷いた。 もし破られても確認する術は無いし、それをした相手に折檻をするという事も無いのだが。 )( 商売人の顔をする職員に対して了承の頷きをする。 指定されたとおり千エンを払い、彼女を一日レンタルする契約を交わそう。 ) そう。 それなら良かった。 ホワイティア……かぁ。 ( 安心したような笑みを浮かべた後、視線を移しながら小さく呟いた。 そして恐らくはパプテス教徒。 ――――あそこは吸血鬼を嫌う文化があるからな。 そこが少し不安といえば不安だけれども。 ―――まあいいか。 血を飲めれば何でも。 ) [Thu 3 Jul 2008 01:57:46]
◆グリゼルダ > (真剣な声音で告げられて、奴隷は眉を顰めた。困惑はますます深い。何をするつもりだろう。何をされるのだろう?)……分かりました、ミス。約束は必ず守ります (けれど、ここでゴネれば客は別の奴隷をつれて帰るだろうし、職員による何らかの懲罰が待っているだけだ。頷いて、彼女との約を了承する)(レンタルでしたら、その奴隷は1000エンですという職員の声。やはり笑顔を貼り付けたまま貴女に告げるのだろう)え?ああ、はい。人間です。ホワイティア、です(こくりと頷く。人間以外の種族を嫌っているのだろうか。あなたの質問にはその程度の思考しか浮かばない。ガチャガチャと音がするのは鍵束が揺れる音。職員は檻を開ける鍵を探している) [Thu 3 Jul 2008 01:47:22]
◆シャーリー > 私が貴女を借りて何をしたかという事を、決して他人に話してはいけないという事。 ( 真剣な声色で奴隷へとそれを伝える。 ) もし貴女がそれを破ってしまったりしたら、私は困り果ててしまう。 ( 吸血鬼だという事を他人に知られて良い事などまず無い。 私はこれから貴女の血を吸う訳であるが、それは他言無用でお願いしたい。 ―――最も職員の中には、この女が何の用途で奴隷を一日だけ借り受けているのか察している者もいるのだろう。 ジャンルは毎回バラバラだし、その癖定期的に借りに来るし、何よりも噛んだ時の吸血痕を私は消せない。 ) ――――あ、そーだ。 そういえばキミは人間――で良いんだよね? ( 最初に挨拶をしたときのような柔らかい雰囲気で大事な事を質問する。 これで実はキリバナでした!とかならレンタルする意味がない。 悪魔や吸血鬼も…少し遠慮したいな。 ) [Thu 3 Jul 2008 01:31:48]
◆グリゼルダ > (そうですか、と頭を下げ、職員は一歩下がる。貴女の奴隷選びを邪魔する事はないという意思表示の様に)…はぁ。(困惑したように、曖昧な相槌を打つ。実際困惑していた。よろしくとはどういう意味だろう?答えはすぐに出た。レンタルの話のようだ) …約束、ですか。……何でしょうか?その、お聞かせください (さっきまで自殺がどうとか考えるくらいに暗く沈んでいたというのに、今のこの状況は一体。下がり気味の目がさらに頼りなく下がった) [Thu 3 Jul 2008 01:19:11]
◆シャーリー > ( ―――ん。 あ、実はちょっと体調不良で。 けどそんな大したもんじゃないから気にしなくていいよ、と明るい笑顔を苦笑に変えながらその心遣いを受け取った。 全く良い人たちだ。 お客様には。 ) グリゼルダちゃんか。 ボクはシャーリー。 よろしく。 ( やっぱりこの場所にはどうにも不似合いな女のあっけらかんとした態度。 ) ( す、と女は人差し指を立てる。 ) ねえグリゼルダちゃん。 キミが一つだけ絶対に約束を破らないのなら、ボクはキミを一日レンタルしたいかなと考えているんだけどさ。 守れる? ( それは何の前触れもない突然の申し出。 目が合った奴隷なんて他にも居ただろうに、何故か女は彼女を指名する事を選んだ。 ) [Thu 3 Jul 2008 01:09:26]
◆グリゼルダ > (貴女の顔色が優れない事を察知した職員は笑みを苦笑に変えて、すぐさま休むか、別室で休憩を取るかを提案してくる。親切にしておけば後々の成果になるのではないかという打算もそこには含まれている)……(不躾に見つめた無礼を咎められるならまだしも、名を問われるとは思わなかった。呆けたように貴女を凝視し、職員に一瞬視線を送ってから、再び貴女を見て)ご……ごきげんよう、――ミス。…私は、グリゼルダ、と申します(ちょこんと頭を下げておく。職員が鼻白んだような表情を浮かべたが、敢えて無視した) [Thu 3 Jul 2008 00:59:18]
◆客 > ( 女の表情はこの場所に入った時から朗らかな笑顔である。 時折職員の説明に相槌を打っていたり。 ただし顔色は少しばかり優れない。 嫌いだ。 こういう場所は。 )( 希望に縋り付かれてもどうしようもない。 恐怖に怯えられても仕方がない。 ――――本当に。 ここは気分が悪くなりそう。 ひょっとしたら職員もプロだから、そういう葛藤を見破っているのかもしれないけれど。 ) ( 彼女の視線が一度胸のロザリオで止まった事に気付いた。 そして再び私の事を仰ぎ見ようとする奴隷。 ) ――――こんばんわ。 キミ、名前は? ( 視線の位置を合わせるように膝を曲げると、女は柔らかな微笑みを浮かべつつそんな事を問いかけた。 )( 別に誰でもいいんだ。 血が飲めれば。 出来れば安ければ。 求めているのはそれだけなんだな。 ) [Thu 3 Jul 2008 00:50:11]
◆グリゼルダ > (貴女に気づいた奴隷が向けてくる反応もさまざまだ。そこに希望を見出すもの、興味などなさそうに顔を背けるもの、怯えるもの。職員は気付いて敢えて無視しているのか、奴隷を見ずに貴女の顔色を窺っているようだ)……、(…目が合ってしまった。だからと言って逸らすのもわざとらしい。迷いながらも下げた視線にロザリオを見つけて、奴隷はそれを思わず見つめた。…パプテス教を信仰する人なのだろうか。もう一度、貴女の顔を仰ぎ見ようとして) [Thu 3 Jul 2008 00:41:32]
◆客 > ( 全く忌々しいのは血の業か。 どれほど人間のふりをしていても喉は渇く。 そしてこの街で安全に血液を摂取できる所と言えば、『ここ』だ。 ) へぇー。 なるほど…ね。 ( 様々な奴隷を紹介されて、女の声の調子が少しだけ低くなる。 どれもこれも―――彼らの顔を見ると悲しくなってくる。 ……奴隷ギルドの中でも特に、この階級の檻はそれが顕著だ。 けれど私はこれのお陰で命を繋いでいられるのも抗えない真実だ。 ) ―――――― ( 今現在紹介しているキリバナの奴隷から目を離し、別の檻へと視線を巡らした時―――ちょうど檻の中のグリゼルダと視線が交錯するだろうか。 こんな場所には不釣り合いな銀のロザリオがどうにも場違いだ。 ) [Thu 3 Jul 2008 00:32:38]
◆グリゼルダ > (職員は笑顔を貼り付けて貴女の前を歩き案内する。あれはどういう奴隷でいくらだ、これはどういう奴隷で特技は、と説明するのも忘れない。いかがですか、とさらに笑みを濃くして購入を促し)…ふ、(奴隷は笑みを引っ込める。場違いに明るい声が聞こえた所為だ。顔を上げてしまったのはその客の顔が見たかったためだ。客にとっては決して良い意味ではなく) [Thu 3 Jul 2008 00:24:16]
◆客 > レンタルじゃなくて購入? アハッ。 そうだなー。 そういう気分だった時なんかには買っちゃおうかな? もしくはその子をとっても気に入った時とか。 ( 軽く茶化したような女性の声が、雑多の商品が並ぶ檻の中に響き渡るか。 青い髪に夏場にしては少し暑そうな格好。 そしてその首からは銀色のロザリオがぶら下げられていて。 )( その女の声は檻の中の少女に近づいていく。 職員の足音も一緒だ。 ) [Thu 3 Jul 2008 00:17:02]
お知らせ > 客さんが入室されました。 『―――うん。そう。今日は安い子で。』 [Thu 3 Jul 2008 00:10:24]
◆グリゼルダ > ( ふ ) ふ ふ ふふ (パプテス教は決して自殺を許さない。ならば他殺を願おう。どうせ処分の枠組みに入る事はそう遠い事ではないのだし) [Thu 3 Jul 2008 00:08:41]
◆グリゼルダ > (しかしそれも徐々に鈍磨していって、職員の足音に身を硬くしていた奴隷は今はもうどこにもいない。忘れる事や鈍磨する事が人間の証と言うのなら、奴隷はそれを歓迎する。全ての事柄に鈍感になれたならば死すら怖くはないかもしれない。売れ残り、これからも売れる可能性がない奴隷は処分するのだろう。――その中に入れたら) [Thu 3 Jul 2008 00:04:28]
◆グリゼルダ > (――そんなもので私たちの命の価値は決まって仕舞うのか。今、自分の命の価値は一万エンしかない。「キズモノだった」という理由だけで)……(ここに来る以前の事は今も時々悪夢として夢に見る。それでももう涙が出ないのは人が痛みを忘れていく生き物だという証拠なのだろうか。それなら全部忘れさせてくれればいいのに、時折目の合う職員の顔はあの男たちと同じで、嫌でも過去を思い出してしまう) [Wed 2 Jul 2008 23:53:56]
◆グリゼルダ > (聞くところによると、新しく入った奴隷が雑多から格上げになったらしい。どの程度格上げになったのかは分からないが、雑多の檻にいるよりはずっとマシな扱いだろうと羨む声が隅で小さくなっていた奴隷にも届いた)……、格上げ…(ぽつり、と言葉を反芻するように呟く。その奴隷はどこを、何を評価されて格上げされたのだろう。容姿だろうか、それとも特技だろうか。性交渉の上手下手?それとももっと別のものなのか) [Wed 2 Jul 2008 23:45:33]
お知らせ > グリゼルダさんが来ました。 『 (隣の檻の誰かの噂) 』 [Wed 2 Jul 2008 23:39:21]
お知らせ > パキラさんが退室されました。 『職員様がお戻りになれば、立ち上がって礼の仕草』 [Mon 30 Jun 2008 22:06:18]
◆パキラ > (中庭に居るからといって、少女の扱いが変わるわけではない。檻にいるかこの場所にいるかの違いくらいしかない。皆様渡り廊下はご利用なさるし、お客様の希望に沿った奴隷にこの少女も入るならば職員は少女を檻に呼び戻すか此処までお客様をお連れするのだろう)(ただ少女にとっては檻に居るのと中庭に居るのとは全然違った。やはり土に触れているのといないのとで栄養面にしろメンタル面にしろ違ってくる。心なしか耳の葉の色艶も良いようだ) …。 (与えられた食事――水を、少女は間を置いてゆっくりと一口ずつ摂取していく。早く飲んでしまうのは勿体無いし、一度に全部は吸収し切れないからだ)(一口飲んではぼんやりとして思い出したようにまた一口、口を付ける。まるで縁側で和むトキノミヤコの老夫婦のような有様) [Mon 30 Jun 2008 22:03:01]
◆パキラ > (今日はレンタルの予定は入っていない。内職の刺繍も夕方に全て終わらせたばかりで何もなかった。奴隷に休暇というのは可笑しいが、商品維持の為―――商品のケアの為にと、そういう事なのだろう。職員様が今夜は此処でのんびりと食事を摂っていいとお許しくださった。其の計らいに少女は甚く喜んで何度もお礼を言いながら、職員様に連れられて此処まで来たのだ。職員様は何事か用事を済ませたら、また檻に戻しに足を運んでくださるのだそう) 気持ちいい…… (うっとりとした調子で少女は呟く。耳元の葉が心持ち垂れ下がっている様子なのは、少女の気の緩みの現れなのだろうか。座り込んだ足に感じる土の感触が冷たく体に馴染む。そっとコップに唇を寄せて、ゆっくりと一口飲み込もう)(渡り廊下に職員様やお客様の姿が見えれば、頭を垂れる事も忘れない) (昼中だったらもっと良いのにという気持ちと昼中でなくて良かったという気持ちが同時に少女の心に浮かんだ。昼中であればその心地良さにもっと気が緩んで、眠ってしまっていたかもしれないから) [Mon 30 Jun 2008 21:39:08]
◆パキラ > (ギルドの中庭)(昼間であれば奴隷たちが集められて運動を行う事もある其の場所。何もないただ広いだけの其処に、今は少女が一人、雲が引いて晴れた夜空を見上げながら座り込んでいた。少女の両手には木製の杯。中身は単なる水。水面に星屑を映したそれは、少女が僅か体を動かす度に不安定に揺れた) (少女の耳元には緑色の葉が幾枚か。それから今宵は滅多に開かない花も開き、白い線状の花がさやかな風にふわふわと揺れ動く) ―――― 、 (心地よさげに、少女は息をついた) [Mon 30 Jun 2008 21:18:01]
お知らせ > パキラさんが来ました。 [Mon 30 Jun 2008 21:01:39]
お知らせ > パキラさんが退室されました。 『よろしくお願いしますご主人様と、少女は頭を垂れて見送る』 [Fri 20 Jun 2008 01:42:45]
お知らせ > 如月 杏さんが退室されました。 『(―――そういえば足もとにあったのは何だったのか。聞きそびれてしまったな。)』 [Fri 20 Jun 2008 01:40:32]
◆如月 杏 > ( へぇ、と興味深そうな響きの声を出す。 それを少しばかり見てみたいとも思ったのだが、稀にとの言葉を思い出して、運が良くなければ見る事は叶わないのだろうと。 些か残念な事ではある。 ) ご丁寧にどうも。 こちらこそよろしく。 ( 少し考えるような表情に何かと思ったが、その後に続いたお辞儀と照れたみたいな笑顔に意味を悟った。 その礼儀正しさと可愛らしさに、思わず相好が崩れてしまった。 ) そうですね。 少しばかり 散らかっていますので、掃除がメインになるかと。 もし時間に余裕が出来るようでしたら、日持ちのする料理の作り置きを―――……と、大体そんな所で、細かい点はまた当日に説明します。 ( あの散らかり様を少々と言っていいかどうかは分からないが。 とにかくレンタルの予約を済ませると、今日の所はこの場を去ろうとするだろう。 ) [Fri 20 Jun 2008 01:20:09]
◆パキラ > (「白く細い線が何本も集まって円状に開いた花になります」花びらはないと職員は言うが、実際のところはその糸状のものの下、緑色の萼のようなところが花にあたるのだろう。良い香りがするのだという) はい、ありがとうございます―― ご主人様。 (少し迷ってから、既にレンタル購入の意思表示を戴いた後なのでそう呼ばせて戴く事にした)(「はい、此方の予定の方は大丈夫です」職員はリストを捲って確かめながら貴女の言葉に頷いて答えるだろう) はい、ご期待に添えられるよう頑張ります。よろしくお願いします (微笑んでから少し考えるような顔をして、トキノミヤコ風の深々としたお辞儀をする。確か、こうだったんだけど、みたいな少し途惑ったようなはにかんだ様な表情だ。合っていたかな、と貴女の反応を窺うよう視線を) 家事について、何かご要望がありましたら遠慮なく仰ってくださいね。 (何の仕事をすれば良いのかとか、料理なら料理で何を作るか、使っていけない食材はあるのか等) [Fri 20 Jun 2008 01:03:14]
◆如月 杏 > ( その説明に納得したように何度か頷いた。 熱帯の方に生息する類のものだったか。 道理で耳にした事がないはずだ。 ) 稀に夜に開く、ですか。 いったいこの子はどんな花を咲かせるので? ( ああ成る程。 ただの趣味か、と意を得たりとばかりにぽんと手を叩く。 まあ私としては眼鏡に愛着も無いので、外そうが付けていようが正直どうでもいい話だが。 ) 私の方は構いませんよ。 どうぞパキラの呼びやすいように。 ( 何度か奴隷をここで借り受けているため、そう呼ばれる事には慣れている。 許可を求める奴隷に是と返事をした。 )( 早々に決断を下す。 値段にも不満はないし、家事奴隷であるならばしっかりやってくれるだろう。 ) そうですね。 彼女の身が空いているのならば、明日かもしくは明後日―――ええ。 短い間ですけれども、よろしくね。 期待していますよ。 ( 和やかに売買成立。 こうして礼儀を知っている方のほうが色々とやりやすい。 いい買い物をさせてもらった。 ) [Fri 20 Jun 2008 00:46:28]
◆パキラ > (「熱帯の方の植物になります。花は咲き難いですが、此方の商品の花は稀に夜に開いている事があります。熱帯植物にしては寒さに強い種で、種は食用にもなります」)(その辺りの商品説明は商品である奴隷より職員様の方が心得ているので、お客様の疑問に説明を添える)(「えぇ、メイド服も同様にオプションです。維持費は値段に含まれています。不用でしたら眼鏡は取らせますし、髪型もどうぞお客様のお好きに」)(ようするに、昨今は家事奴隷に愛玩要素を求めるお客様もいるという事。不要ならば其の都度対応する) は、はい。申し訳ありませんでした。その、もし御使いいただけるのでしたら其の時は「ご主人様」と呼ばせていただいてよろしいでしょうか? (少々恥じ入り乍、奴隷は首を傾げて許可を求める) (貴女の言葉に少女は少し目を丸くして、職員様はにっこりと笑みを深め「はい、一日3千エンになります。レンタルの日のご要望はございますか?」) ――ご指名いただき、ありがとうございます。私の出来うる限り、精一杯務めさせていただきます (少女は貴女に微笑みかけながら、スカートを手にご挨拶) [Fri 20 Jun 2008 00:25:49]
◆如月 杏 > パキラ。 その名前通りのものでしたか。 初めて聞く花の名前ですね。 ( 元々草花にそれほど深い知識がある訳ではない。 ただ水と日光だけで維持費が収まる、という言葉には少なからず魅力を感じてしまった。 ) ………眼鏡がオプション、ですか? ( 実直な女には今いちその意味が理解できなかった。 目が悪くないのなら眼鏡なんて掛ける意味ないだろうに、なんて。 ) いえ、どういたしまして。 ふふ、少し呼びにくかったですか? ( 奴隷のその笑みに親しみやすさを覚える女。 相手が焦りを見せれば、その様子に苦笑をして。 そういえばトキノミヤコの名前は、異国の方には呼び辛い物が多いな、と思っていたりする。 ) ――――― ( 黙って彼女のアピールを耳にする侍。 その内容と、簡単な彼女の人となりを理解した女は小さく頷いた。 ) その点は了承いたしました。 ―――職員さん。 パキラを一日レンタルしたいのですけれども、一体御幾らになるでしょうか? ( 一日のレンタルならば、それほど決める事に迷いはない。 二級の家事用途で借りる訳であるし、値段もそう張ることはないだろうと思って。 ) [Fri 20 Jun 2008 00:08:42]
◆パキラ > (「商品名の通り、パキラと言う名の観葉植物になります。ちなみに眼鏡はオプションで、目が悪いわけではありません。キリバナですので水と日光を与えておけば維持費もさほどかからないかと」)(お客様の質問に、職員様はにこやかに答えます) はい、ご好意感謝します。 (少女は人懐こい笑みを深め) きょ、…失礼いたしました。キョウ、さま。 (申し訳なさそうな顔で、焦って軽く頭を下げる。どうやらトキノミヤコ系の発音は不得手のようだ。もしレンタルいただけるなら、其の時は「ご主人様」と呼ばせていただくことになるだろうが今は折角名乗っていただいたので) …、 (職員様はお客様が少女に興味を持ったらしいと思ったのか自分で説明しろ、と無言で視線を投げかける。それに少女は小さく頷いて背を正しお客様に微笑みかける。改めて拝見したお客様のお顔は美しく整っていて、失礼ながら男性か女性か判別がつかない。ただ柔らかな態度が、少女の緊張を解してくれていた) はい、家事は一通りこなせます。お使いなども、御用がありましたら遠慮なく命じてください。ただし、パキラはあくまで奴隷です。プロのメイド様方の技能には及びません。其の点はどうか、前もってご了承くださいませ。 (上手く、言えただろうか。考えながら頭を下げる) [Thu 19 Jun 2008 23:50:51]
◆如月 杏 > ( 職員の後をついて現れたのは、男装をしたトキノミヤコの女性。 ) ―――キリバナ。 いったい何のお花なので? ( 端正な顔で質問を投げかけつつ、そういえばかの種族に出会ったのは初めてだったな、なんて事を考えている。 ) 初めまして、パキラ。 如月杏です。 如月でも杏でも、どうぞ呼びやすい方でご自由に。 ( いつもの如くお決まりの挨拶の言葉を並べながら、行儀の良い彼女の態度に好感触を覚える。 ) 家事奴隷という事は、掃除、洗濯、料理などはつつがなく出来ると考えて良いのですか? ( 男性にしては高いその声で、侍は微笑みながら質問の言葉を投げかける。 ) [Thu 19 Jun 2008 23:34:45]
◆パキラ > (【訂正】何週→何周)(失礼しました) [Thu 19 Jun 2008 23:24:49]
◆パキラ > (思考と絵柄が頭の中でぐるぐると何週かした後、) …、 (廊に響く声と足音とに、少女は耳を済ませて手を止めた。ぴくり、人の耳辺りについた緑色の葉が揺れる。刺繍は再びスカートの上に落ちる事になる) (職員様は幾つかの商品を紹介し、説明した後少女のいる檻にもお客様と共にやってきたようだ。「後は、此方の商品は如何でしょう。」) ―――、 (そう告げながら少女の檻の前に足を留めた職員様に、少女は刺繍を床に置くと立ち上がり)(「商品番号p-DOLL890、商品名パキラです。用途は家事奴隷。種族はキリバナで従順、レンタルの経験も有ります」) ―― こんばんは、お客様。お目にかかれて光栄です (少女は微笑み、スカートの端を両手で軽く摘み上げてお辞儀の仕草) [Thu 19 Jun 2008 23:16:30]
◆足音 > はい、いつも通りに一日のレンタルで。 家事が得意な方、特に掃除などがしっかりと出来る方だと助かります。 ( 彼女の居る檻の傍に近づいてくる足音。 職員と客の話し声が聞こえてくるだろうか。 客は簡素な希望を述べて、それに見合う商品がある場所へと案内されていく。 その商品の候補の中に、貴女もまた入っているだろう。 ) [Thu 19 Jun 2008 23:05:05]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『職員のものと、それ以外にもう一つ。』 [Thu 19 Jun 2008 22:58:32]
◆パキラ > (スカートの上にはやりかけの刺繍。其処には仔猫が一匹。早く、お母さん猫も縫ってあげよう。そう思って少女は再び糸の通った針と布とを手にした。針を布に通す前にじっと刺繍を見つめ、広げて少し遠くから全体像をみやる。目の前には未完成品。少女の頭の中には完成図。) … (このままだと少し、右に比べて左側のスペースのバランスが悪いかもしれない。考えながら、少女は首を傾げた) …ちょうちょ。おはな。もくもく、くも。 (左側に何か付け足すとしたら、何が良いだろう。頭の中の完成図の中、色々なものを当てはめてはうーん、と悩み声) [Thu 19 Jun 2008 22:51:48]
◆パキラ > (データを渡そうとしたら直接商品を見たいと断られたと、職員様は肩を竦める。生まれた時から奴隷で、長くギルドに有る商品――少女に対する職員様の態度は気楽なものだ。或いは事前に告げておいた方が商品の状態が良い――主にメンタル面で――だろうと、お考えなのかもしれない。真意は図れないがこういったお喋りが少女は嫌いではなかった。最もお喋りといっても少女は主に聞き役だが。職員様にしてみれば、飼い犬相手に愚痴を零すようなものなのかもしれない)(他に買い手が付くかもしれないし、レンタルの申し込みがあるかもしれない。もしくは目に留まらないこともあるだろう。其の辺りは訪れるお客様のお好み次第。ただし職員の手腕もあるだろうが、等と冗談のように言って笑いながら其の職員様は少女の檻から離れていく。他に世話する商品があるか、或いはデスクワークに戻られるのか。何れかは判らないが少女は軽く頭を下げて足音が遠退きゆくのを送った) [Thu 19 Jun 2008 22:33:47]
◆パキラ > お客様、が? (職員様の言葉に手を止めて少女は小首を傾げた。ぱちり、髪の色と同じ深緑の睫が上下する。檻の格子近く、スカートを広げて座り込み刺繍をしていた処だった。今縫っているのは猫の親子の刺繍)(職員様曰く、少女がレンタルで檻から出ている間に足を運んでくださったお客様の要望に少女も一致するのだそう。お客様はその日奴隷を買わずにお帰りになったそうで、もしまた足を運んで戴くことがあれば少女も紹介するかもしれないと。ただ、お客様の言う「ある程度の知能」がどの程度を差すかわからないので除外される可能性もある、とも) ――― はい、了解致しました。 (スカートの右端を少し摘み上げて頭を垂れる) [Thu 19 Jun 2008 22:17:48]
お知らせ > パキラさんが入室されました。 [Thu 19 Jun 2008 22:01:31]
お知らせ > デルタさんが退室されました。 『「ありがとうございました。」そんな職員の言葉を背に受けながら。)』 [Tue 17 Jun 2008 23:11:36]
◆デルタ > (そして、最後の檻の中にもいいと思える奴隷は居なかったようで、)悪いが、今回はあまりいいと思えるのがいなかった。大人しくとも何の反応も返さないようなものは却下だ。(職員にその事を告げてからもと来た道を通ってギルドを後にする。) [Tue 17 Jun 2008 23:10:52]
◆デルタ > (そうして説明を受けながら階級は雑多、三級、二級と上がって行くのだが、やはり従順なものともなればこうして檻を覗いた時の反応もなくなってしまうのだろうか。それともこうして覗いている檻、薦められている奴隷がそういったものばかりなのか。そんな疑問は奴隷にしか解らない事でしかなくいくら考えても無駄というもので、このままいい奴隷が見つからなければ今日はもう諦めようか。) [Tue 17 Jun 2008 22:59:38]
◆客 > (「失礼ですが、ご予算の方はいかほどで?」そう問いかける職員にはさほど高い奴隷を買う気がないことを告げて、)そうだな……。2、30万といったところで、それ以下で先程言ったものに該当するものであれば構わない。(言うと職員はファイルを捲って「では、此方などはいかがでしょう?」と奴隷のデータが書かれた紙を此方に差し出してくる。)いや。直接その奴隷が見たい。(その言葉に職員は暫し沈黙して「解りました。」そう、短く答えて「どうぞ此方へ。」とギルドの中を進んでいく。そして、奴隷のもとまで行ってからその個体についての説明がされる。) [Tue 17 Jun 2008 22:48:42]
◆客 > (何度目か檻の中を覗いていると側に人の影が差した。「何をお求めですか?」と顔面に気味が悪いほどの笑顔を貼り付けた男が立っていた。笑顔でいるのに目は全く笑っていない相手にほんの少し、視線を向けると再び檻の中へと視線を戻した。)性別は女、大人しくてある程度知能が備わっているものを探している。(それだけを職員に告げると、職員は手にしていたファイルを開いて何かを探し始める。) [Tue 17 Jun 2008 22:36:21]
◆客 > (そうして、階級を上がっていって入るものの流石にそこまで高い奴隷を買うつもりもなく、限度としては二級までだろう。) [Tue 17 Jun 2008 22:25:12]
◆客 > (気になる固体があれば時折足を止めて檻の中を覗いては見るのだが、どの固体もあまりいい反応を返す事はなくなんとも面白みにかける。反抗的であるよりは従順である方がいいだろう。知能は、会話が出来て人の言葉を理解できる程度であればそれでいい。性別は……やはり見た目の問題などから女か、中性辺りがいい。そんな事を考えながら檻の中を眺めながら歩みを進める。) [Tue 17 Jun 2008 22:21:41]
◆客 > (両手には少し大きめの紙袋を抱えた男がギルドの中に足を踏み入れる。そのまま職員が出て来るのも待たずに廊下を進んで、視線は檻の中へと向けられている。こうして見にきたはいいもののどんな物を買うかなんてとくに決めていない所為か本当に檻の中を見ているだけで何かを探す訳でもなく。とくに目にとまるようなものがなければ雑多から三級、二級と檻の中を眺めながら廊下を歩いていくだろう。) [Tue 17 Jun 2008 22:14:18]
お知らせ > 客さんが来ました。 [Tue 17 Jun 2008 22:07:11]
お知らせ > パキラさんが帰りました。 [Mon 16 Jun 2008 23:46:31]
◆パキラ > (両手を拘束していた赤い糸を解いて貰ったのは結局同じ檻の少女が戻ってきてから。口で糸を外せば良かったのだと云う事も、其の時に教わる事になる) [Mon 16 Jun 2008 23:46:29]
◆パキラ > (ところで無限に繰り返す事の可能な一人綾取りの一連の動作には、最後に船から山へと戻る時に其れこそ両手を束縛する程両手間の糸の幅が短くなる時がある) …あれっ? (其の時、糸に余裕が無いと両手首に掛かった糸を自身の指で外すことが出来無く為ってしまう) … (少女の現状が正にそう。この先どうして良いかわからなくなって、焦った様子で周囲を見回す。無意味と知りながらいつも共に檻に居るイエロティアの少女を探しているのか、職員様に見つかったら怒られると思っているのかは定かでは無い) [Mon 16 Jun 2008 23:41:47]
◆パキラ > (指を、時には手を動かして赤い糸を両手の間で繰る。山、川、……これはなんだったっけ。教えてくれたイエロティアの少女のようにピンと張った綺麗な形ではなくこの少女の作り出すのは糸がだらりと垂れた形であるので尚更に判別をつけにくい。糸を繰る動作も鈍くともすれば自身の両手を赤い糸で束縛しかてしまう) …(本人は真剣なのだろうがイエロティアの者からは一見して綾取りをしているようには見えないだろう) [Mon 16 Jun 2008 23:29:57]
◆パキラ > (檻の中を見回せば、紅い刺繍の糸が輪になって床に落ちているのを目に留めて指先でそっと掬い上げた。以前同じ檻に居る者が、綾取りをしようと言い出した其の時の紐)(少女は拾い上げたそれを左手の上に乗せる。この糸で一人遊びをして居ようか。それともやりかけの刺繍をやってしまおうか。刺繍の方は告げられた期日まで未だ日が有るから今急いでしてしまう必要は無い) ―――― (いっそこのままぼんやりと時を過ごすのも偶には良いのかも知れない)(少女は灯り近く、廊下近くの格子前に座り込めば両手に赤い糸を掛け) [Mon 16 Jun 2008 23:06:48]
◆パキラ > (檻も廊も今宵は静謐に。雑多辺りの集まる階に為ればもっと賑わしさもあるだろうが、少女の居る此の階では何処かから歌唱力を売りにした奴隷の歌声が涼やかに響いてくる程度)(今夜、檻には少女一人きり。同じ檻に居るはずの者は貸し出されているようだ。或いはお勉強中か、何れにしろ少女が檻に戻って来た時には既に姿は無かったのでその行方は知れない。職員様に訊けば解るのかもしれなかったが、其の為だけに廊下に響く靴音を止めて戴く気には少女にはなれなかった) …… (何をしたものか。)(廊に灯る蝋燭の炎が揺れる様子を見つめながら、少女は考える) [Mon 16 Jun 2008 22:48:17]
お知らせ > パキラさんが入室されました。 [Mon 16 Jun 2008 22:35:19]
お知らせ > パキラさんが帰りました。 『何をやっているのかと職員が顔を覗かせるまで綾取り指導は続いた』 [Wed 11 Jun 2008 23:59:25]
◆パキラ > (あみ、うまのめ、つづみ)(イエロティアの少女と比べ、教えられながらのそれはとても鈍いペース。「慣れてきたらすいすいできる」とイエロティアの少女は笑って告げるけれど、果たしてそれが叶うものかキリバナの少女には疑問であった。イエロティアの少女が「簡単」だという指の動きは、キリバナの少女にはとても複雑に感じられる。しかし指の運動には良いのかもしれないと、用途柄手を使う事の多い奴隷はぼんやりと思考した) …痛、キツイ、わ。本当にここに指をいれるの…? (この糸とこの糸の間に、と指示された場所に指を入れるには少々間隔が狭い)(イエロティアの少女は「大丈夫、はいるはいる」と簡単に言う) [Wed 11 Jun 2008 23:55:36]
◆パキラ > それ、本当に 糸の輪一つから作ってるの…? (複雑に組まれた形を目にすれば、感心しながらそんな言葉が漏れるのもキリバナの少女には当然のこと。イエロティアの少女はその言葉に誇らしげに頷いて、「当然でしょ。見てたじゃない」と笑う) …。(確かにこの目で見ていたが、キリバナの少女には信じ難い思いがどうしても胸に浮かんで消えてはくれない)(やってご覧、とただのわっかに戻った糸を差し出されキリバナの少女はきょとりとして糸を見つめる) …私が?できる、でしょうか (格子窓から差し込む月明かりに照らされた紅い、糸。しばらく見つめてからそろりと受け取って) こ、こう…? (イエロティアの少女を真似て指に掛け、しばしもたもたと教授を願う。始めは、やま。次に、かわ。ゆっくり、段々と) [Wed 11 Jun 2008 23:31:38]
◆パキラ > (両手にその輪を引っ掛けたイエロティアの少女の説明では、この何の変哲もない糸の輪で様々なものが作れるという。キリバナの少女は、イエロティアの少女が話してくれる説明を聞いて相槌を打ちながらも、不思議そうにイエロティアの少女の手が、指が動く様を見つめていた) …、(シュル、シュ。)(イエロティアの少女の指が紅い糸を素早く繰る様に、見惚れる)(山、箒、亀、塔。様々な形が出来上がっては崩れ、崩してはまた違った形を作ってみせてくれた) [Wed 11 Jun 2008 23:12:19]
◆パキラ > (同じ檻の子が「アヤトリをしよう」と少女に言った) …アャ トリィ? (その子が告げた発音とは全く異なる発音で単語を繰り返し、少女は首を傾げる)(イエロティアらしい少女は、「あ や と り」と一音ずつ切って単語を繰り返し、キリバナの少女の発音を正した) … あ、 ャ と リィ……、…ごめんなさい、 (上手く発音出来ないと、恥ずかしそうに下を向くキリバナの少女にイエロティアの少女は大丈夫だと笑いながら糸を結んでわっか状にする) [Wed 11 Jun 2008 22:57:38]
お知らせ > パキラさんが入室されました。 『刺繍の糸が余ったと言ったら』 [Wed 11 Jun 2008 22:43:15]
お知らせ > lznjjrtzfbmさんが来ました。 『FyDEYVrJ』 [Tue 10 Jun 2008 09:18:39]
お知らせ > フォルニカラスさんが帰りました。 『…せっかちさん?(素直な感想を小言で終えた。外の光景を楽しもう。)』 [Mon 9 Jun 2008 00:40:43]
お知らせ > エルさんが退室されました。 『…馬車にしよう。(そうして、スラムの自宅へと向かったのだった)』 [Mon 9 Jun 2008 00:39:55]
◆フォルニカラス > (用心が深いわね、と内心で囁いた。自分の値段を思い出してみれば、生きた大金と代わりが無いのだろう。自力で歩くことは出来るが子供が歩く程度のスピードでしか出せない。癇が障るのであれば馬車をオススメすると新たなご主人様に告げよう。) ……そうかしら? ……、 (職員と職員が商売の遣り取りをする姿を目にすれば、余りにも珍しい光景で違和感を感じていた。) ええ、…お休みなさいませ。 (別の職員に頭を下げてから、エル様の後を追うように付いて行く。) [Mon 9 Jun 2008 00:38:03]
◆エル > ああ…そうか。まあ、用心するにこしたことはない。 ( もし自力で歩けないのならば、エルが馬車でも呼ぶだろう。 ) ──…っと。 ( 呼びかけられてハッと気づく。 ) いや、なんでも…ない。 ( 奇妙な感覚を振り払うように首を振ると、振り向き後輩職員に声をかけ。財布を取り出し代金23万エンを支払う。──…受け取る側でなく、払う側は初めてで妙な気分だ。 ) よし、じゃあ帰るぞ。 お疲れー。 ( 最後の挨拶は、販売をしてくれた職員に向けて。今日の仕事は終えてから来たので、後は自分の物となった奴隷を連れてスラムの自宅に帰ろうか。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:26:13]
◆フォルニカラス > あら、足も翼も傷付けられたから逃げる手段は無いわ。 (今では手足の代わりでしかないけれど、と呟きながら四枚の翼をそれぞれ違う動きを見せる。) 分かってくれれば、それで嬉しいわ。 (未だに微弱な明かりですら眩しそうに時折に細めてしまいそうになる。そして周囲を見渡れば、骨翼の職員とその他の職員を確認するなりに微笑みかけよう。) ――、……エル様? (凝視する彼の姿に怪訝そうな顔を浮かべる。その瞳を凝視すればするほど、心の殻を突っつきかけるような、秘めた何かを引っ張られるような感触だろう。敏感なものや精神の壁が薄いものにはそう感じられる。悪魔も封印が長かったために、自身の能力を忘れてしまっている。) [Mon 9 Jun 2008 00:16:10]
◆エル > ( 首輪を取り付け終わり。 ) 大金はたいて買うのに、万が一逃げられでもしたら困るからな。 …あ、空は飛べないんだったか? ( 羽はあるが、そういえばどうだったかな…と。 ) ああ、悪い …… ……。 ( 一応謝ったところで、言葉を失った。 ) ──…。 ( …妙な色、をした瞳…だ。宝石が割と好きなので、虹色からなんとなくブラックオパールを連想する。 書類には確か目の色についても書いてあったが…実際に見るとまた不思議な感覚があった。つい、相手の瞳をジッと見つめてしまい。 ) [Mon 9 Jun 2008 00:05:35]
◆フォルニカラス > 光栄だわ。エル様。 (ふふ、と微笑を浮かべた。翼がご機嫌そうにそわそわと柔らかく動いていた。) ――あらら、珍しいわね。 (首輪の冷えた感触を首に伝わり、擽ったそうに肩を震わせる。予告もなく、目隠しを取り外された。瞳に入るのは眩しいものばかりで、焼き尽くされそうな感覚が襲い掛かった。) ……んっ、 いきなりは困るわ。 (薄らと瞳を細めながら、怪訝そうな表情をしつつ。瞳の色は全部の感情を表した、虹色に煌いていた。) [Sun 8 Jun 2008 23:56:14]
◆エル > そう、エル。 ( 答えて、こちらもニヤリと笑い。…とはいえ、今の彼女には見えないか。 ) ──よし、じゃあ問題なし、と。 ( 奴隷に…というよりは後輩職員に聞かせるように言って、フォルニカラスの首に鎖の繋がった首輪を取り付けようとする。それが済めば目隠しを外してやろう。彼女の能力は、短時間で誰かをどうこうできるものではないはずだし大丈夫だろうと思って。 ) [Sun 8 Jun 2008 23:48:48]
◆フォルニカラス > (寿命に縛られず、食料は困らない。後は何を遣るのか何も決まってなどいない。暗転、覚醒。) あら…、その声は…。 (耳に入る声は懐かしい。唇を緩やかに緩め上げ、骨翼の職員に仕向けての笑みを浮かべ付けよう。) 夜…、 あら? (俺だけどね。その言葉を聞き受け、一瞬と押し黙ったもの必要以上に言わない。) いいえ、とても嬉しいわ。外の空気が吸えるんだもの。 (肩を竦めては、微笑を当然のように浮かべた。金属音を聞こえれば、ゆっくりと立ち上がろう。抱き寄せる一枚の翼を手放し、羽のように床に落ちよう。) [Sun 8 Jun 2008 23:36:43]
◆エル > ( 目的の奴隷は、今起きた所のようだ。檻越しに声をかける。 ) よう、悪魔。元気? ( 相変わらず、色気たっぷりの容姿してるなあ、と…骨翼の職員は憎憎しげにそう思った。 ) 今は夜だよ。早速本題に入るけど…お前に買い手がついた。と言っても、俺だけどね。買うのは。 まさか嫌だとかは言わないよね? ( そう言うとクスッと笑った。既に書類に必要事項は記入してある。後は金を払い、連れて帰るだけでいい。後輩職員が檻の鍵を開けてくれたので、骨翼の職員は檻の中に入る。 ) [Sun 8 Jun 2008 23:30:02]
◆フォルニカラス > (檻の中から音はしない。耳が痛くなるほど、静粛な雰囲気ばかりが漂わせている。隣の檻の奴隷は居るが、夜が夜で嘆くこともせず眠り付いていた。) ――、…んん。 (微かな声を唇の間から漏れ出ると、虹色の輝きを持つ四枚の翼をふわりと蠢きだした。翼に囲まれた中央には薄汚いワンピースを着通した、黒髪の女だ。手枷も足枷もなく、目隠しのみ施されていた。) ……、もう 朝かしら? (時間の感覚を狂ってしまい、関わる職員は極端に少ない。飯の運びと片付け、客への紹介だけ。一匹の悪魔は一枚の翼を抱き寄せながら、ダルそうに欠伸を控えめにする。) [Sun 8 Jun 2008 23:17:56]
お知らせ > フォルニカラスさんが入室されました。 『( 惰眠の殻が砕け、目が覚めた悪魔 )』 [Sun 8 Jun 2008 23:10:37]
◆エル > ( カツコツと足音を響かせて、二級奴隷の檻が並ぶ中を歩いていく骨翼の職員。その後ろから、不安げな面持ちの後輩職員が付いてきていて。そいつが『あの〜…ホントーに、買うんですか? エルさんが?』と、念を押すように尋ねた。 ) しつっこいなー。買うったら買うんだよ。いいじゃん、職員が奴隷買ったってさ。 ( 後輩は一旦黙ったが。またも口を開き言う。『あのーでも…何のために買うんですか?』 ) …………商品にはできない色々ーなSMプレイを試すんだって言ったら、どうする? それとも、何。お前が代わりしてくれんの? ( 後輩の肩に手を回してニッコリ笑ってやると、後輩は『勘弁してくださいよ…』とだけ言って後は黙った。さて、そんなこんなしている内に、目的の檻まで来たようだ。 ) [Sun 8 Jun 2008 23:09:54]
お知らせ > エルさんが来ました。 『( 目的の檻へと向かう職員 )』 [Sun 8 Jun 2008 22:59:50]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Fri 30 May 2008 00:32:11]
◆ブロウン > よし、だいたいわかった。(もうだめだ、この状況から逃げ出したい!そんな思いが強く心を打てば、近付きたくないが男の元へと戻り)邪魔したな。出来れば俺みてぇなのがよかったんだが、いねぇみてぇだわ(やややせ我慢ぎみに声を出せば、たまたまいない種が自分と同じだったのをいい事にそうもらし――「30万ほどもご予算をみていただければ…」無理です。本当にありがとうございました。お金って大事なんですね。)あ、あぁ……この次な……(視線を合わす事なくそうつげれば、男と共に檻の並ぶ空間から出て――)(ここ、こえぇ…)(後ろ振り向かずに入口の扉を開けてでていったとか――) [Fri 30 May 2008 00:31:51]
◆ブロウン > (中の奴隷をゆっくりと見てまわる。子供とかみつけると助け出したいなんておもいつつ値段を見て)(ガキって、以外と安いんだな…マジで買おうかな…)(人の一生を数千エン〜数万エンで売買しているところを見るとよほど数が多いのか、その程度しか価値がないのか)(価値観が全然わかんねぇぜ…)(カツカツと鉤爪の音を響かせてゆっくりと見て回る姿は補色者や狩人などに似ていて――しかし、いかんせん会話も出来そうにないその雰囲気と後方からくるギルド員の視線に絶えれないものがここに一人――) [Fri 30 May 2008 00:20:54]
◆ブロウン > (ようやく落ち着いたのか、檻の中を覗き見る余裕が出て来て――)(結構いろんなのがいるな…)(人間が多いように見えるが、ライカニア、インセクティア、フェザリアン、etc…様々な種族が集まるここ。老若男女も様々であって――いつもくる客とはあまりにかけ離れた姿に「新たな調教師」「処分係り」なをぞという想像が頭をよぎっているのだろう。檻にしがみつき購入を願う姿は見当たらない。) [Fri 30 May 2008 00:11:04]
◆ブロウン > (この男と一緒にいるとまるで「連れてこられた奴隷」の気分を味わえる。さくさくと進む男は檻の並ぶ通路に止まり『主にこちらがそうなっております。私はこちらでお待ちしておりますので……どうぞ』手を通路へと向ければ一礼し――決して笑みを見せぬのは人身を扱う商売上のポーカーフェースと思いたい。)お、おぅ…ありがとよ…(ドキドキと動悸の音が聞こえる。これ、なんかの罠じゃないだろうかて疑心があふれるも、あの男から離れられるのならと手前の檻をスルーして奥の方へと歩んで行けば、こちらの姿を見て檻の奥へと退避する奴隷達が後を絶たない――) [Fri 30 May 2008 00:05:26]
◆ブロウン > (売り買いの世界とはいえ、扱うものは人身。きがるなショッピングとは訳が違う。とりあえず中へと入れば受け付け担当の男性が出て来て。『はい………どのようなご用件で?』――こちらを上からしたまで眺めるその男性はまるで品物を見定めるかのような目付きで竜人をみている。そういえば差別対象だったかな…?)ちと奴隷を見にきたんだが…雑多とかでいいんだ。(人間でも無く高級品を買う訳でもない竜人を訝しげに見つめるも、客であると判断してくれたのか『どうぞ』と一声もらすように告げれば決して重々しくないドアを開け、中へと誘導してくれて――)(なんだろう…こいつ、こえぇ…)(1メートル近く身長さのある相手の雰囲気におどおどしながらその後を付いて行く――雑多、三級奴隷の檻が並ぶ場所へ) [Thu 29 May 2008 23:56:26]
◆ブロウン > (しかし、扉を開ければ奴隷が泣きわめき、それを調教する飼育係が鞭をふるう。人種問わず多種な生き物がひしめき合う殺伐とした雰囲気が中に広がR…)あれ?おれ様場所まちがえましたか?(待ち構えていたのは少し広めの待合室のような空間。壁は清潔感あふれる白。ちょっと奥には受け付け窓口のようなものが見て取れて――体半分入った辺りで顔を押さえて動きの止まる巨躯は、決して故意に営業妨害をしているわけではない。)あ、すいません。ここは奴隷ギルドですか?(普段使わない敬語を誰もいないロビー越しに窓口へと向けて――不安よぎる想像との違い。ちょっとは勉強してくるべきだった。) [Thu 29 May 2008 23:38:18]
◆ブロウン > (昨夜暗黒街でふと思い立ち、本当にきてしまった奴隷ギルド。入口の前で建物を見上げるトカゲ風な巨躯はおもわずつぶやいていた)赤レンガに蔦が生い茂り、空にはコウモリとカラスが飛び交い、ドクロに蝋燭をともした街灯がお出迎え…とか想像してたんだがなぁ(変な本の読みすぎとも思える想像とは裏腹にどこにでもありそうな普通の建物が目の前にあるわけで。扉も極普通…決して悪魔の顔にわっかが付いているようなものでは無く――強いて言うなれば窓が高いように思える。脱走されないようにだろうか?小さめに見えなくも無い。)まぁ、入ってみればわかるか〜(と、扉をくぐろうと背をかがめればいざ未開の地へ) [Thu 29 May 2008 23:26:51]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『以外と普通の建物だな…』 [Thu 29 May 2008 23:17:10]
お知らせ > vviufppvlさんが来ました。 『MZtafovOeYFp』 [Thu 29 May 2008 19:23:28]
お知らせ > トテさんが帰りました。 『( そして、奴隷ギルドを後にする猫又は振り返り、飼い猫と奴隷の違いに思いを馳せる )』 [Thu 29 May 2008 00:14:57]
◆トテ > ( 震えている商品がいた。ほぉと溜息を零す商品がいた。喘ぐ商品がいた。自慰に耽る商品がいた。様々な商品がいた。そして、そのモンスターは・・・ゆっくりと絞りつくした商品から離れていくまでトテは待つ。そして―― ) はい、確保 ( 猫が喋ったと驚く商品がいた。が、無視してトテは触手モンスターに『幻術』を掛ける。ビクビクと震える様は未だに「食事に夢中になっている」のだろう。――さて、とトテは触手モンスターを口に咥えて檻を出る。商品からの奇異の視線が背中に突き刺さるが無視する。所詮この先関わりの無い生物たちだ ) [Thu 29 May 2008 00:12:49]
◆トテ > ( 中には職員によって教育されている奴隷がいるかもしれない。そう、考えたが答は否である。ならば『教育部屋』から声が漏れるはずだからだ。檻からということは――? くぐもった嬌声は女性のものであった。年若いだろう。生きもよかろう。そう想像するに足る奴隷の声の張りに期待は高まった。トテは足早にその檻の中に侵入。そして――そのモンスターを見つけた ) ( 触手を蠢かすモンスターはグロテスクではあった。女に組み入り、蠢く姿はある種扇情的でさえあったが、猫にはあまりにどうでもいいことであった。――そう、その触手は組み『入って』いたのだ。 ) んー・・・小さいんだな ( どこに、とはわざわざ言う必要はあるまい。一つの檻の中、複数の奴隷が補完されているその場所でトテは依頼の対象を見つける。それはあまりに――小さかった ) [Thu 29 May 2008 00:07:36]
◆トテ > ( 取り扱う商品はだんだんと粗悪になっていく。中には梅毒の回った娼婦が売られてきたのだろう奴隷もいたし、亜人種の奴隷もいた。もし、己も一歩間違えればこういった場所で商品と並んだのかもしれない、と考えたがトテにはどうでもいいことであった。それはあくまで可能性であり、さらには未来への可能性ではなく過去への可能性であったからだ。それは今更考えたところでどうしようもないからだ ) ―――・・・・ ( やがて、『査定待ち』の階層にたどり着いた。時間も遅く、職員たちのやる気も低下中である。そんな中、一つの檻から漏れる嬌声を猫は耳にした。 ) [Thu 29 May 2008 00:02:52]
◆トテ > ( トテがこの奴隷ギルドに侵入したことは何度かあった。それは食事が目的であったり、暇つぶしであったり様々だ。そんなトテは奴隷と言うものが理解できない。時たま此方を恨めしそうに、もしくは興味深そうに見つめる視線に気づいても猫は気にせず歩いていく。猫又ではないのでただの猫であるのだから、中には食べようと思っている奴もいるかもしれない。――そんな中、寂しさからか「ちちち」と呼び寄せようとする奴隷がいても猫は一瞥しただけで近寄りはしなかった。もしかしたら奴隷の中のどれかに寄生してるのかもしれない。ならば余計に管理が杜撰であろう下級奴隷を見て回るのが一番の手っ取り早さであった。 ) [Wed 28 May 2008 23:56:18]
◆トテ > ( あのモンスターの特徴は生物の体液を主食とすることである。それと軟体動物に近く、狭い場所にも入り込みやすい。そう考えれば配管などにも忍び込めるだろう。――だとするならば、公衆浴場を怪しいと踏んだがトテはそれを「無い」と考える。なぜならば公衆浴場は定期的に整備しているからだ。そこに定期的に訪れる可能性はあっても、潜んでいる可能性は低い。そして次に居そうだと踏んだ場所は――奴隷ギルドである。 それも下級奴隷を扱う場所である。上級ともなれば扱いも丁寧になり、設備も行き届いているだろう。しかし、下級奴隷の保存されている場所であるならば整備も行き届かず、例え食事の対象にされていたとしても職員はしらんぷりだろうと推測した。いや、もしかしたら職員すら気づいていない可能性もある。そう結論付けた結果、トテは奴隷ギルドの下級奴隷を扱う階層へと猫の姿で潜入。そして捜索を開始した ) [Wed 28 May 2008 23:51:23]
◆トテ > ( 一匹の黒猫が奴隷ギルドの中を歩く。以前、巫女殿から頼まれた仕事を遂行するために方々を探し回った結果、一つの可能性を考慮する。――曰く、触手モンスターはすでに野生では存在しないのではないのだろうか。という点である。そこを踏まえて考えた結果、商品価値として見出した場合、それを売買する存在が必要だ。その場合、もっとも出回っているだろう場所は色町である。が、そこにあるのは「すでに売買が終った」モンスターであることを考えると、人の家に寄生している可能性のある場所を探すことにした ) [Wed 28 May 2008 23:47:32]
お知らせ > トテさんが入室されました。 『商品価値があるという見立ては間違っていないと思う。』 [Wed 28 May 2008 23:42:55]
お知らせ > txeafxさんが入室されました。 『KixkPStxDl』 [Sun 25 May 2008 00:50:05]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『( 始めから霊体で来るべきだったか。 )( …嗚呼、めんどくさいなぁ。 )』 [Mon 19 May 2008 22:30:36]
◆トート > ( それならば、と。 死神は早々に踵を返す。 )( この場であんな視線に晒されながら、戻る確証もない相手を待つのはあまり愉快ではない。 ) ―――― ( ―― それよりも、少々気になる魂を見かけたから一度ここを出て、何処か人気のない場所で受肉を解いて戻ってこようか。 こういう、どこにでも人目のある場所では受肉したまま仕事はできない。 ) [Mon 19 May 2008 22:29:30]
◆トート > ( かつん――― ) ( 足を留めた先。 檻の前。 ) …。 ( 籠の中の鳥は、今宵も外出中のようだ。 代わりに、彼女と”同室”の小鳥たちの視線が死神に向けられた。 ――やれやれ、と、小さく息を零す。 ) ( 移動になったりはしていないだろうかと、檻に掲げられた”商品説明”に目を向けようか。 ) ――― … ( 商品名『阿鬼』 は、どうやら別段等級が変わったというわけでもないようだ。 ) [Mon 19 May 2008 22:21:44]
◆トート > ( 幾許か足音を響かせた後、目的の檻はようやくみえてきたようだ。 ) …、 ( 茫洋としていた視線が、このフロアに到達してからはじめて意思を持って動く。 ブーツの刻むオトは僅かばかり、無意識に早くなり、覗うような視線がその檻へと向けられていた、 けれど ) ―――― … ( 今宵も居ないのではないか、と。 檻の全貌を眺める前に諦めが浮かんで、息をつく。 足音は、はじめよりもゆっくりになった。 ) ( ――― さて、 ) [Mon 19 May 2008 22:09:52]
◆トート > ( その場所に、いようがいまいが構わない。仕事の合間に様子を見に来ただけだ。 残念ながら、今まで顔を合わせた試しがないし期待はしていない。思ったより、わりと自由にさせてもらっているようだ。 ) ( それに ) …、 ( こういう場所には、漂うモノも少なくはない。それらの様子も、合わせて見に来ているといったところ。 損はしていない。 )( 階段を一つ上った先、視界に広がる新たなフロアを軽く一瞥し。 足はまっすぐ、彼女の居る檻へと ) [Mon 19 May 2008 21:54:34]
◆トート > ( ―― けれど、少女には どこか、目的地があるようだった。 ) [Mon 19 May 2008 21:42:40]
◆トート > ( 珍妙な客人だった。 )( 最も、それ以上の珍妙さが集まるのがこの場所、でもあるけれど。 ) ……… ( 嘆き懇願狂声と嬌声、或いは声無き声 )( それら全てに 興味がありません、という顔で 黒を纏った少女は、檻の林をただただ、規則正しく歩いている。 商品を選びに来た客人、としてはどこかおかしい。勝手知ったる場所、というわけではないことは、時折足を留めて場所を確認する様子から知れるだろう。 ) [Mon 19 May 2008 21:41:30]
お知らせ > トートさんが来ました。 『( ――― それは )』 [Mon 19 May 2008 21:28:32]
お知らせ > ベリーさんが帰りました。 『(そんな事考えながら事務所の方へ)』 [Thu 15 May 2008 03:16:39]
◆ベリー > (つまらない。そう思えばすぐに興味は逸れてしまって)あ〜ぁあ。(先程までとはうって変わって何処か気だるそうな声を発して。のっそりとした仕草で檻の前から離れる。こんな事があって、奴隷たちが「逃げても大丈夫。」なんて思ったらことだと思う。)提案……出してみようかな。(お願いの内容は「こっちに生きた餌まわして下さい。」ってな物なんだけど、ヘタクソがバラしたらきっと痛いと思うんだ。お肉はミンチにしちゃえばズタズタでも問題無い訳だしね。) [Thu 15 May 2008 03:16:19]
◆ベリー > (あぁ、イライラする。本当になんでこんなにイライラしないといけないんだ。それもこれも……そう考えると益々イライラしてくる。)やっぱりこういった場合は見せしめとかしたほうが良いんじゃないの?(盛大に溜息を吐き出して先程蹴り飛ばした檻の中を覗き込み、目が合った奴隷ににっこりと笑いかける。)ね?君もそう思うでしょう?(やや高い声色でそんな問いかけをしても奴隷は答えない。) [Thu 15 May 2008 03:01:23]
◆ベリー > まったく……(どうやら雑多の檻に入れられていた奴隷の一匹が逃げ出したらしい。別に自分の担当では無いのだから放っておけばいい。だが、それは出来そうもない。あの黒い悪魔がのうのうと生きている。それを思うだけで気分が悪い。)まったく、まったく、まったく、まったくぅ!!!!(思わず近くにあった檻の格子を蹴り飛ばす。) [Thu 15 May 2008 02:46:13]
◆ベリー > (害虫は嫌いだ。役に立たないくせに無駄な仕事ばかりを増やす。特にあの黒い悪魔どもは最大の敵と言える。自分の仕事場には絶対に持ち込まないし持ち込ませない。発見しようものなら部下を総動員してでも駆除しなければ気が済まないほどに俺は奴らが嫌いだ。) [Thu 15 May 2008 02:32:53]
◆ベリー > (ピンストライプのスーツの上に白衣を羽織った小柄な姿。白衣の裾を靡かせながら足早に奴隷の入った檻の並ぶ通路を歩いていく。) [Thu 15 May 2008 02:20:19]
お知らせ > ベリーさんが入室されました。 [Thu 15 May 2008 02:15:59]
お知らせ > グリゼルダさんが退室されました。 『(そんな感情も全て恐怖が殺していく)』 [Wed 14 May 2008 23:55:09]
◆グリゼルダ > (だから靴音が聞こえるたび、前とはまた別の意味でびくびくしなければいけない。例え巡回するのが女性の職員だって、何を言ったりしたりするか分からない。恐怖は思考を狭めるというけれど、今はまさにそれだ。なんとなく頭に手をやって、少しべとっとした髪が手に触れるのを不快に感じた) (ああ、そうだ、不快だ。不快だ、こんな場所。こんな生活。人間なんて) [Wed 14 May 2008 23:54:40]
◆グリゼルダ > (逃げ出した奴隷は勿論連れ戻されて何らかの処罰が与えられるだろうけど、その間私たちは何かされたりしないだろうか?職員に痛めつけられるかもしれない。食事を抜かれるかもしれない。もしかしたら何もないかもしれないけれど、何時だって悪い予想ばかりが思い浮かぶ。良い想像なんてずっとここに閉じ込められていれば思い浮かべるだけ無駄と思える。実際無駄なんだろう) [Wed 14 May 2008 23:48:01]
◆グリゼルダ > (訂正:最も→尤も) (そういえば、昨日逃亡奴隷が出たとかでちょっとした騒ぎになった。知っている奴隷ではなかったし、どうやって抜け出たのかは知らない。けれど、その逃亡奴隷の所為で見せしめに他の奴隷が――自分が殴られたりしないかそれが心配だった) [Wed 14 May 2008 23:42:57]
◆グリゼルダ > (能無しとかそういう訳ではない。髪がちょっと伸びたのに、また切られたというだけのこと。髪が短いおかげかどうかはしらないが、余り入浴をさせてもらえないのに虱がわいていない――気がする) ……でも、たまには、 (お風呂に入りたい。前は香水で体臭を隠せたりしたけれど、今はそんな小手先の技は使えない。最も使う必要のないところに今は押し込められているわけだが) [Wed 14 May 2008 23:35:43]
お知らせ > グリゼルダさんが来ました。 『 (頭が軽い) 』 [Wed 14 May 2008 23:31:48]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Tue 13 May 2008 22:44:02]
◆黒い害虫 > ( ――その夜。 一匹の害虫が奴隷ギルドを出て行った。 ) [Tue 13 May 2008 22:43:57]
◆黒い害虫 > ( 此処に居たくない。だから――『外』に出よう。 同じ檻の奴隷、数人に声を掛けた。奴隷の思考は至極単純。自分は虫型になれば格子を易々と抜けられる。自分が出来るんだから、みんなも出来るに違いない。――けれども。 )( 『… ”そんなコト”して見つかったら、いっぱい、叱られるよ?』 ) だーかーらッ …見つからないよーに、どっか、隠れるんだよ。 ( 奴隷にしては妙に熱く、自論を展開してみたけれども。他の奴隷の賛同を得ることは無かったようで。 ) ――んー…。 だったら、ボクが教えてあげる。 ボクが、こっから出て 『外』は怖くないってコト みんなに教えてあげるから…。 ( 云い終えると、奴隷の体は見る間に縮んでゆき …数cmの黒い害虫に変貌を遂げる。長い触覚を蠢かし、鉄格子に近づけばその格子の隙間に体を入り込ませる。――人型の時とは異なり、すんなりと格子を抜け出ることが出来。害虫は、廊下を這い出して…。 ) [Tue 13 May 2008 21:55:23]
◆黒い害虫 > ( 『提案』したら、止められた―― ) …えー。 何でだよぅ… ( 雑多奴隷の檻のひとつ。不服気に、石床に座り込んでいるのは褐色の肌をもつ少年奴隷。彼の発した提案は、他の奴隷たちの思考を微妙に揺らしはした……が…。 ) だって、 『此処』 居たくないンだもの。 …だってだって… ちょっと顔入れて遊んでただけなのに、ご飯の回数減らされるしさ。 おーぼー、だと思うんだよね。ボク… ( 自分の失態を棚に上げて。…ぷちぷち。文句を呟いた。 ) [Tue 13 May 2008 21:41:57]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Tue 13 May 2008 21:35:38]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『じゃ、話してェからまた来るわ』 [Sun 11 May 2008 23:27:27]
◆アクセラレーター > コイツも候補に入れとくか (一人でに頷きながら納得をして見せた。そう決まればプレートに刻んだ番号を復唱しては暗記しよう。) そういや、鬼の子や悪魔、…妖魔がやたらといるのはこッちだったかァ? (闇の眷属、魔物、怪物を中心にした箇所が何処かにある、と勝手に決め付けては臭覚とカンを頼りにしながら歩き出そう。暫くしてから多くの奴隷を目に通してから、長寿種族…妖魔、悪魔、鬼とか、若い女であればいい、後衛を得意とする能力、人格や性格は問わない、それらの希望を職員に告げてから立ち去ろう。) [Sun 11 May 2008 23:25:43]
◆アクセラレーター > ――、…? (一本角を生やした奴隷を見遣れば、思わずに視線を留まった。ようく凝視すれば一本角の奴隷は寝ていることが明白であった。) ……寝てンのは良いけどよォ (プレートに目を通せば、フォーウンから来た麒麟に似た妖魔だそうだ。得意系統は雷属性、だが臆病者で直ぐに逃げる可能性が多い。現在、調教中。値段は×××××円。) 調教中かよォ? …反抗的なヤツも反抗的なヤツで良いよなァ (プレートから天井へ視線を変えると考え込んでいた。旅の途中でも暇潰しにはなる、と口元に歪んだ笑みを張り付いた。) [Sun 11 May 2008 23:09:34]
◆アクセラレーター > ( 訂正 ×寿命 → ○長寿 でお願いします。 ) [Sun 11 May 2008 22:59:02]
◆アクセラレーター > 後はァ… 人外で、手先が器用なヤツぅー… (出来るならば、後衛で発揮できる人柄や能力があった方がいい。希望を確認する度に指を一本ずつ折り畳んだ。) ―――、もう少しラインを下げた方が良いよなァ? (小言を呟けば、瞳を細めていった。俺自身の希望よりも欲望の大きさに苦笑してしまった。) そりゃー…、 容姿は問わねェーし。子供っぽくても大人っぽくても、寿命で人外なら言うことは無ェーんだが (足は一度止めてから、近くの檻を一瞥しよう。目の前の奴隷と視線が噛み合うが気にせずに、別の奴隷へ視線を変えよう。) [Sun 11 May 2008 22:57:31]
◆アクセラレーター > (雑多奴隷、三級奴隷、二級奴隷、一級奴隷。更に戦闘スキルを求めれば、剣双奴隷もある。危険地区に赴くなら後者が良いはず。) 難しいもンだよなァ (上から下まで真っ白な戦闘の装束をまとう少女は怪訝そうな表情を浮かべよう。奴隷を押し入れられた檻の中に一瞥をすれば、更に詳細の刻むプレートを見遣る。どれもこれも希望範囲外だった。) どちらかと言いや、女の子の方が良いよな (理由はシンプル。癒されたい、その一言に尽きる。そして檻から視線を外せば、長い廊下の奥に進むように足を運んだ。) [Sun 11 May 2008 22:47:18]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『ああァ…、面倒臭ェ…!!』 [Sun 11 May 2008 22:39:45]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 (さして興味を引く品も無く、退屈な時間だった) 』 [Fri 9 May 2008 02:43:57]
◆クリスティーナ > ( だいたい、買ったもののほったらかしにされた暇そうな奴隷とか、性欲処理だか恋愛ごっこの為に買われて家から一歩も出ないような奴隷があっちこっち散乱しててとても買う気が起きないのだ。 飼い殺しにされた奴隷なんて気持ちが悪いだけだし、かといって何かさせるような事があるでもなし―――。 ) ま、よっぽど面白そうなのでもあれば別、ですけど。 ( ボディーガードと恋人は願い下げだ。 どっちも合意ではない人身売買で無理矢理繋ぎ止めるのは信用できないし、現状事足りている。 その他の便利な道具か面白い見世物ならなんか仕事をやっても良い、けれど。 ) [Fri 9 May 2008 02:27:42]
◆クリスティーナ > さて、と――――。 ( 一仕事終える頃には幾らか呼吸も楽になっていたが、それはここの奴隷の息でいっぱいの空気で肺にいっぱいって事なのかと思うとあんまり気持ちの良い感じはしなかった。 足早に通り過ぎれば、いっぺんに奴隷の数が減っていく――――ああ、2級の区画に入るのか。 数も少なくなるし、物によっては2級辺りから個室に移るらしい。 これくらいなら観賞には耐えるか。 それなりに評価されている品でもあるし、個性派揃いかもしれない。 ようやく散歩気分になりそうだ。 ) 個人的な購入? うーん、私ペットの管理って苦手なんですよね。 彩のエサ、あげてくれてます? ( ボディーガードに猫の餌当番をさせる程度にはいい加減だ。 なにせ本宅にあんまり帰らないもんだから、貰い物の猫はあんまり懐いていない。 ) [Fri 9 May 2008 02:08:02]
◆クリスティーナ > ( その外、多岐に亘る部門を持つファミリーの各所に配置する奴隷を3級からピックアップして、まぁだいたいの補充を完了、と…イカツイボディーガード―――腹心のジノが職員に「お嬢様に恥をかかせるような品物が混ざっていたら…」と囁きながら職員の名前を確認しているのがおかしい。 なんせ私らにはどの奴隷が真面目か不真面目かなんて分からないし、職員としては無能な奴はさっさと売りつけたいだろう。 その辺、おかしなものを紛れ込ませないように釘を刺しているんだろう。 ) [Fri 9 May 2008 01:41:12]
◆クリスティーナ > ジノ、鉱山夫は足りている? あと港の方。 頭数減ってるようなら補充ね。 一体一体の中身まで細かくは見ないけれど―――3級、男、ガタイがいいの。 堪え性が無いのはできるだけリストから外すように。 エサを多めに上げれば喜んで働くのが良いわ。 ( 愚図とサボリ魔は嫌いだ。 理解力が無いの、ボーっとしてるのも集団生活の場には置けない。 そういう特性がありそうなのは買わない方向で、3級を20程度見繕う。 雑多は基本的に欠陥品かワケアリだから、眼中に無し。 貧乏人が性欲の捌け口にでも買うものだ。 二級は労力として纏め買いするには割高過ぎる。 ) それから――――3級でそこそこ器量が良いの、落ち着いていて気性が荒くないのが良いわ。 醜いのと反抗的なのは駄目。 バイクツのお店の雑用ね。 [Fri 9 May 2008 01:32:07]
◆クリスティーナ > ( 曰く、世間知らずはボスにはなれない。 曰く、部下の仕事を知らない人間に上司は務まらない。 曰く、奴隷制度から目を背ける奴は役に立たない。 まぁ、どれも確かな話だ。 現頭首であるオヤジのありがたーいお言葉と、日頃の放蕩(のつもりはないんですけど)に対するゆるゆるとした罰を兼ねた本日の視察である。 ついでだから各部門で扱う労働力を纏めて発注してこいとか、抜き打ちテストかっての。 私だって私なりに経営の勉強くらいはしているつもり、だ、がー。 ) …それと匂いとはまた別問題でしょうに。 ( 鞄から取り出した香水を振り撒きながらなんとか、足を進める事にした。 ) [Fri 9 May 2008 01:19:36]
◆クリスティーナ > ( 生き物が沢山要る所特有のなんというか、息と体臭の密閉されたみたいな匂い。 思わず顔を顰めてハンカチで口元を覆った。 機嫌取りの職員は毎日ちゃんと洗浄しているというし、安っぽい石鹸の匂いもするから嘘ではないのだろう。 嘘では。 多分そういう問題以前に、換気が悪いのだ。 人臭いったらありゃぁしない。 ) ――――だから嫌だったんですよ、私ゃ。 ( ボディーガードのイカツイ髭男に悪態を吐き、立ち止まる。 まだ奴隷の檻の並ぶ廊下に差し掛かったばかりだというのにこの具合だ。 ここを通り抜けるなんて何の拷問なんだろう。 ) ( だいたい、奴隷買いなんて私がいちいち出向くような仕事じゃあ無いのだ。 本来。 ) [Fri 9 May 2008 01:04:17]
お知らせ > クリスティーナさんが入室されました。 『 人間臭い所―――。 』 [Fri 9 May 2008 00:59:04]
お知らせ > リリィさんが帰りました。 [Sat 3 May 2008 03:41:31]
◆リリィ > (殆どの奴隷たちが寝静まるこの時間、少女も例に漏れる事無く眠りについているらしい。横になることもなくただそこにひざを抱えるようにして座り俯いている為に本当に眠っているのかの判断は付き難いかもしれない。それでも、目を閉じて微かに漏れる寝息からすると眠っているらしい。まだ、手首と足首にはまだ赤く擦れたような痕が残っているがそれも時間がたてばじきに消えるだろう。) [Sat 3 May 2008 03:41:25]
◆リリィ > (とにかく少女は檻を移されていた。査定が済んだのか、それとも一応回復したようだということでこちらに移されたのか、少女は詳細を知ることは無いが今は雑多の檻に入れられている。少女の置かれている場所は格子の側の檻の隅。檻いっぱいに詰められている奴隷の中で奥に引っ込む事も出来ずに少女はただそこに居る。時折、後ろに居る奴隷に上に乗られたりもするが一応は潰れる事無くそこにじっとしているようだ。) [Sat 3 May 2008 03:26:52]
◆リリィ > (移された檻。今はお客様の目にもとまる場所にいる。長く伸びすぎた髪はお客様のご要望にお応え出来るようにと商人が伸ばしていたもので、後から伸ばすよりも好みの長さに切ってしまう方が楽だからなのだと思われる。その分、管理する側は面倒臭いと思われるので、管理が嫌なら切ってしまえばそれで済む。一応は質の良い髪ではあるようなので切った髪を売り飛ばせば少しはお金になるかも知れない。その場合、奴隷の髪である事は価値として微妙な所だと思うけれど。) [Sat 3 May 2008 03:13:19]
お知らせ > リリィさんが来ました。 [Sat 3 May 2008 02:59:00]
お知らせ > 黒い害虫さんが帰りました。 [Mon 28 Apr 2008 23:25:31]
◆黒い害虫 > ( ――そうして、暫し。 ぷちぷち、何かしら呟いていた声が途切れたところを見ると、如何やら漸く この奴隷も寝付いたようです―― 。 ) [Mon 28 Apr 2008 23:25:27]
◆黒い害虫 > ( 臨戦態勢な奴隷に瞬間、何かを云い掛けた職員さんでしたが口にすることなく踵を返します。 )( ――職員さんが立ち去った後、残された奴隷は、と云えば。 ) おなかすいたよぅ―― 。 ( 無駄に騒いだ為、体力消耗した模様。ずるずるー、ぺたん …石床に座り込んでしまいました。 ) [Mon 28 Apr 2008 23:18:21]
◆黒い害虫 > ( 職員さん、曰く 『 お前、ほんッとうに心当たり、無いのか? 』 ) 心当たり? ……んー? 何だろー… ( きょとん、とした表情で首を傾げる奴隷。…職員さんはため息ひとつ。先日、格子の隙間に顔を挟んで騒いだことへの、仕置きとして食餌が減らされたことを語る。――が、 ) …た、確かに騒いだ…けどっ…。 だからって―― ( 継ぐべき言葉を見つけられずにいる奴隷。職員さんは勝った、とばかりに。得意気に。 『 …ま、そういうコトだ。精々反省するんだな。 』 と、その場を立ち去ろうと――した、ところ。 ) だからって ……ごはん、1かいにすることないだろー。 もぅ ……しょくいんさんの、ケチー! 意地悪ー!! ハゲ―― !!! ( 立ち直った奴隷は、職員さんに一斉攻撃を浴びせます。…既に子どもの喧嘩レベルです。 職員さん、口元が僅かに引きつってます。 ) [Mon 28 Apr 2008 22:15:11]
◆黒い害虫 > ( 何故か、―― 今宵もこの奴隷は目を覚まして、居て。 丁度、見回りにきていたらしき、職員さんのひとりに ) ねー …何で…? 何で、みんなは 2かいなのに、ボクだけ 1かい、なのー? ( 訴え掛けていた。 ) おかしいよ、ぜったいー! どーしてみんなのは、2かいなのにボクだけ1かいなのー? ( 格子を挟んで。奴隷が切に訴えているのは ) 1かいしかもらってないから。ほらー …ボク、おなかすいて眠れないよー。 ( 如何やら餌の回数、らしく。そんな奴隷に職員さんは、困惑を通り越して呆れ顔。 ) [Mon 28 Apr 2008 21:59:04]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Mon 28 Apr 2008 21:52:40]
お知らせ > リリィさんが退室されました。 [Sun 20 Apr 2008 23:28:28]
◆リリィ > (だが、少女はそこまで考えない。それを決めるのは少女ではなく職員なのだから、考えても無駄だということを少女は知っている。あの家で学んだ事は、言われた事を言われたとおりにする事と不必要な事や無駄な事はしない事。数年に渡ってただそれだけをずっと言われて育ってきた気がする。だが、そんな記憶も今となってはどうでもいい事。どう足掻いても、今の少女には査定を待っている事しか出来ないのだから。) [Sun 20 Apr 2008 23:28:23]
◆リリィ > (まだ値段も階級も決まっていない身の上。今、このままの状況で何の調教も施さぬままに売りに出される事はないだろう。値段が決まり、ある程度の奴隷としての調教を受けてから。考えてみるとどうにも不安になってくる。それというのも、「調教してみたとはいえ使いものにならないから」と殺処分にされないとも言いきれないからだ。) [Sun 20 Apr 2008 23:18:49]
◆リリィ > ふぅ……(此処に来てから数日。少しずつ声も出るようになってきた。食事も流動食のようなものなら食べられるようになった。ギルドに保護されてから幾分か回復してきた身体。保護という表現も何かが違う気がするが、あの場でのたれ死ぬくらいならギルドで管理されている方がマシだろう。幸いにも一般人が奴隷となったのではないのだから奴隷としての扱いには慣れている。) [Sun 20 Apr 2008 23:07:30]
お知らせ > リリィさんが来ました。 [Sun 20 Apr 2008 22:55:29]
お知らせ > リリィさんが退室されました。 『(今はまだ、回復が優先。)』 [Sat 19 Apr 2008 03:01:23]
◆リリィ > (鎖で擦れて赤く痛む手首や足首も今の所は化膿していないらしい。四肢を折り曲げて丸まった状態でただ静かにしている。むしろ、今は静かにしていることしか出来ないといってもいい。少しは落ち着いてきたとはいえまだ喋るには辛い。もともと口数が少なかった所為かまだうまく声が出てくれないのだ。時々は煩くならないようにと気をつけながら声を出そうと足掻いているおかげで少しは音が出るようにはなってきた。だが、やはりまだ喋るまでには至らない。) [Sat 19 Apr 2008 03:00:44]
◆リリィ > (少女は檻の中でただ大人しく床に転がっている。今はまだ胃が物を受け付けてくれそうにない。だが、幸い食事として出されるものは固形物などではなく薄く味のついた湯のようなスープで……それが調理を担当している職員の計らいによるものなのか、それともまた違った理由なのかは解らないがそれが今は有難く感じられる。) [Sat 19 Apr 2008 02:51:02]
◆リリィ > (連れてこられてすぐに洗われて、今は檻の中に入れられている。檻の中といってもまだ客の前に出ているわけではない。そこまでの回復を見せていないばかりかまだ調教すらも受けては居ないのだ。そんな雑多とさえ認めることの出来そうにない出来損ないの奴隷を客の前に出すほど甘い所ではないと思っている。それに、烙印は押されているもののまだ査定さえも済んでいない。そんなものを商品として並べることはしないだろう。) [Sat 19 Apr 2008 02:40:31]
お知らせ > リリィさんが入室されました。 『(檻の中)』 [Sat 19 Apr 2008 02:29:06]
お知らせ > 黒い害虫さんが退室されました。 [Mon 14 Apr 2008 23:01:28]
◆黒い害虫 > ( 職員が食器を集めに来る頃には、木製の皿ひとつが無くなっていることでしょう―― 。 ) [Mon 14 Apr 2008 23:01:23]
◆黒い害虫 > ( ――ゆっくりと啜っていた中身もやがて、無くなってしまい。 ) ごちそうさま、でした。―――… ( 名残惜しそうに。皿を置いた奴隷は、 ) もっと、食べたいよぅ―― でも、 あれはみんなの、だし … ( 悩み始める。… 先ほど置いた皿を手にし、 ) みんなの、ボクが食べちゃったら かわいそう、だし…。 ( カリカリ…、齧り始めた。 ) [Mon 14 Apr 2008 22:44:21]
◆黒い害虫 > ( 添えられた木製のスプーンを遣うこともなく。否、使い方を知らぬ奴隷は手にした皿をそのまま口元に持ってゆき。 ) おいしー♪ 今日のごはん、お肉がいっぱいで とってもおいしーよ? …みんな、食べないの? こんな、おいしーのに? ( 一向に皿を手にしようとしない奴隷たちへ、不思議そうに尋ねるも。ふい、と目を逸らされてしまったりで疑問は解決されず。 …それでも、 まァ、良いや。 と云う思考の下疑問はさて置いて。再度、奴隷は皿の中身を啜り始め…。 ) [Mon 14 Apr 2008 22:18:14]
◆黒い害虫 > ( 『 ――… がしゃ ん 。 』 )( 硬質な音をたてて閉められた、檻の扉。檻の中、 …その音に身を竦ませる数人の奴隷たちとは異なり、 ) いただきまーす 。 ( 職員が置いて行った木製の皿を前にし、両手を合わせて挨拶を済ませる奴隷 一匹。 …嬉しそうに。黒い触覚が、蠢いて。中身を確認することもなく、皿を手に取り早速食しよう、と…。 ) [Mon 14 Apr 2008 22:07:45]
お知らせ > 黒い害虫さんが入室されました。 [Mon 14 Apr 2008 22:02:55]
お知らせ > フード付きの黒コートの男さんが帰りました。 『流石売る方も必死…。 此れは一杯食わされたな…。』 [Thu 10 Apr 2008 01:13:38]
◆フード付きの黒コートの男 > (…懐から時計を取り出し見る…。『…もう、一時になるのか…早いな。 …流石に今日は決められないか…。 まぁ、焦っても仕方が無い。 確りと教育の済んだ者を買わなければな…。』前の経験も有る…。)…時間が掛かりそうだろう? リスト洗うの。 今日選ぶつもりも無いさ。 また、後日日を改めてくる…。 其れまでにまたリストを出して置いてくれれば良い…。 その方が探せるだろう?( そんな話に職員は苦笑い。)「まぁ、お客様がそうおっしゃるならば其れでも良いんですが…どうですか? 一目だけでも…」( 職員の話を聞きながら席を立てば入り口の方に歩き始める。)…また来る。 その時までにリスト任せた。 楽しみにして居るぞ。( 片手を上げて振り向かずに外に出て行く…その背中に職員からの声が聞こえる。)「またのお越し、リストを整えてお待ちしています。 有難う御座いました。」 [Thu 10 Apr 2008 01:12:54]
◆フード付きの黒コートの男 > (…見て回る事、数十分。 色々な質問を繰り返しながら10人近い奴隷を見せられた。 確かに、どの者も程度は良さそうなものが多かった。 流石、二級と言った所か…。 後はめぼしい奴隷に直接個室に呼び、個人的に話をして、話が合う様であればそこで決めたい所だが…。)「どうだったでしょうか? お客様。 お客様の提示された金額ですと二級奴隷の中から上と言った者が殆どですので、状態的に良い物が多いです。 勿論、各種色々な事にお使え頂ける様な調教もして有りますので…。 ですが、40万迄出せるのであれば…更に程度の良い一級の奴隷も御座います。 あぁ、無理にとは言いませんが、一級ともなれば全ての点において優秀な奴隷が多いです。 …まぁ、中には希少な種族も居たりしますので…此方もお勧めしたい所ですが…。」( …一旦、牢から入り口に戻り、そんな説明を受けながら一息を付く。 …流石に話が上手い。 出来るだけ高い物をと進めるのは何処の店でも同じだ。 ただ、高い物は其れだけ良い物が多いのは確かである。)…まぁ、出せなくも無いがな…40万なら…。( そんな事を言えば、職員は満面の笑みで、此方の言葉よりも先に喋りだす。)「おぉ!そうですか! 其れでは早速、お客様のご都合にあった奴隷で40万ですから、一級の奴隷ですね!お探ししますのでお待ちくださいませ!」( 金額が上がった途端、更にやる気を見せる職員…。 まぁ、其れが彼らの給料にもなるのであろう…。リストを更に広げていく職員をフードを更に深く被りながら遠巻きに眺めている…。) [Thu 10 Apr 2008 00:39:27]
◆フード付きの黒コートの男 > ( 同じ二級奴隷の牢の前の一つで職員は足を止めて振り返る。)「…此方はどうでしょうか? 」( 話し声に牢の中に目を向けて、同じ様に目を凝らして見て…。)…この者の種族は?( と、相変わらず種族の事を聞き始める。)「この者は、「竜人」です。 どちらかと言えば中間に位置する者ですが、言う事はちゃんと聞きますし…」( 闇の中で慣れてきた目がその姿を捕らえれば、顔にも緑の鱗の生えた姿を目にする事が出来る…。 確かに竜人を思わせる姿だ。)…他の者も居るのであろう? 一通り見せてくれ。 兎に角、全部見なければ解らない。 いきなり選ぶ事も無いからな。( そう話をすれば、頷き文句を言う事も無く…。)「そうですね。 ごもっともな意見です。 ではまずは案内しながら、一通りご用件に有った奴隷をご覧頂きましょう。」( そう、言われれば頷きあちこちの奴隷を見て回る事になる…。) [Thu 10 Apr 2008 00:19:11]
◆フード付きの黒コートの男 > (…薄暗いせいか…良く中が見えない…。 その奴隷も喋って来ないので良く解らない。)―この者の種族は? 「この奴隷は「サイレント」です。 価格は35万なのですが…。 いかがでしょう? この娘は良く仕込まれてますので…」( と話をする中で、その声を絶つ様に…)いや、流石に「パス」させてくれ。 会話等は必要最低限必要と言う事で頼む。( そう答えれば、職員は頷きメモを書き足し始める。)「解りました。 会話等のコミュニケーションは必要と言う事ですね…。 では、此方に―。」( メモを書き取れば、早速、別の者を入れられた牢に案内され始める…。) [Wed 9 Apr 2008 23:56:39]
◆フード付きの黒コートの男 > 「…ふむふむ、そうですか。」(職員は相槌を打ちながら、リストにチェックを加えた上でメモも書き取り出す。 …恐らくは今回其れで決まらない時に引継ぎが出来る様にだろう。 …流石、商売が上手い。)「 種族は特に指定無しで、年齢は10代の女の奴隷で…家事がこなせる者と言う事ですね…。 では、今日お客様のご希望にそれる奴隷を案内致します。 此方にどうぞ。」( 職員の言う言葉に無言で頷きその後を追う。 行き付いた先は二級奴隷の入れられた牢。 三級ほどに奴隷がたくさん詰められた牢では無い。 意外とゆったりした牢が続く。 …やはり者も程度が良い物が多く見られる。 流石は二級と言った所か…。)「…まずは此方の奴隷です。」(そう指を挿される方向を顔を向け薄暗い牢の中を見据える…。) [Wed 9 Apr 2008 23:44:27]
◆フード付きの黒コートの男 > (必要な事意外に余り口数多く喋らない上に、全身を纏う黒いローブ…流石に案内の職員はそんな様子に余り口数は多くなく、事務的な会話が多い。素性が解らないというと流石に話を振る方も振りにくいのかもしれない…。)「…あ、そう言えば…ご希望の種族など御座いますか?」(と、足を止め振り返る職員。)いや、特に考えてない。 大人しく言う事を聞く者ならば其れで良い。(と…、愛嬌の無い台詞。)「…な、なるほど。其れでは年齢は? 後、性別はどちらが宜しいでしょうか?」( 案内する方も手間を省く為か、絞り込むように質問をしてくる。 …まぁ、其れはそれで有難い。 長い時間うろついていれば奴隷が、可愛そうに見えてくるし…中には助けを求めるような目で見てくるものも居るわけだ…。 そう言うのも出来るだけ少なくなれば有難い。)…そうだな。 若さで言えば10代なら問題ないだろう。 性別は…ふむ…。 やはり、女が良いだろう。( 職員は頷きながらリストにチェックを入れ始める…。) [Wed 9 Apr 2008 23:29:05]
◆フード付きの黒コートの男 > (…待っている時間も意外と短くても長く感じるものだ。 …まぁ、どんな奴隷が出てくるのか…此処では想像も付かない。 その奴隷の種族は人だけでは無く…多種様々。 男も居れば女も居る、ただ、年齢的な事で見れば若い者が多い様だ。 恐らくは奴隷として使う年齢的に肉体的にもっとも効率の良い世代と言う事もあるだろう…。 30万と言えば、二級クラスの奴隷になるだろうか…。 二級の中の上…そんなクラスか…? 確か、一級の価格は40万からと聞いた事がある…。 流石に一級は…。 そんな事を考えていれば再び現れる受付の職員。)「お待たせ致しました。 お客様のご希望する奴隷は数名おります。 一度ご覧になりますか?」(…流石に確認もしないまま買う事は出来ないだろう。 首を立てに振ればソファーから立ち上がり、その職員の案内の元で奴隷が入れられた牢の前に向かう…。) [Wed 9 Apr 2008 23:10:03]
◆フード付きの黒コートの男 > 受付「いらっしゃいませ。 …はい、30万程の奴隷で家事が出来るものですね? 今、リストを調べますのでお待ち下さい…。」(一通り言葉を告げれば、事務的な受け答えを述べた後リストを広げ調べ始める受付。「30万」と言った以上、恐らくはその水準での奴隷を上げてくるだろう。 此処も奴隷を売る事が仕事であれば…損をするような事はしてこないはずだ。「スン」と鼻を鳴らし、嗅ぎなれてないこの匂いに鼻を手で擦る…。『マスクでももって来れば良かったかな…。』)「…えーと、少々お待ち下さい。」( そう言葉を残し、姿を消す職員。 何らかの話を職員間でしに行ったのだろうか…。 暫くその場で待機し職員が戻るのを待つ…。) [Wed 9 Apr 2008 22:59:17]
◆フード付きの黒コートの男 > ( …中に入れば早速受け付けに、今回の自分の注文を手っ取り早く告げていく。)…奴隷を見に来た。 まぁ、色々出来るにこした事は無いが…家事が出来る奴隷は居ないか? それなりの金は用意している。 …そうだな。 30万ぐらいでは考えて居るが…。良さそうな奴隷は居ないか? (と。 始めに金額を言って置けば、それ以上の者を進められる事もないだろう。 まぁ、多少値が上の者を進められても其処は交渉次第だろうし、者次第だ。 その事を告げれば一旦、ソファーに腰を掛け話が掛かるまで待つ事にする…。) [Wed 9 Apr 2008 22:51:46]
◆フード付きの黒コートの男 > (…相変わらず此処は外の綺麗な場所と掛け離れた場所…と、言う事が解る…。 お世辞にも「綺麗」と言う言葉が出ない路上…。 …其れもまた仕方が無い事か。 足を止め見上げる建物は「プロスパンダ」…そう奴隷ギルド。 以前此処に買いに来たが、奴隷からの自らの願いも聞き、此処に戻し其れから一人で家を切り盛りしているが…流石に、兵士としての仕事を忙しくこなす中で家の事が疎かになりがち。 そんな家の事を任せられる様な奴隷が居ればと、此処に足を運んだ。)…さて、まずは見学でもして良さそう者を選んで見るか…。 …居ればの話だが。( と、声を漏らしその影は建物の中に入って行く。) [Wed 9 Apr 2008 22:45:24]
お知らせ > フード付きの黒コートの男さんが来ました。 『桜の花びらが舞う、綺麗な夜に世と掛け離れた場所に現れる影―』 [Wed 9 Apr 2008 22:35:23]
お知らせ > 九遠さんが退室されました。 『(…さぁ、私のお値段は? 幾らになるのでしょうか…?)』 [Wed 9 Apr 2008 16:12:02]
◆九遠 > (…そして、雑多の奴隷はもっと凄まじい処遇が待っている事にこの狐っ子は知らない…。 まさか…まさか、自分が食べている「物」に混ぜられていると言う事には気が付く事も無い…。 中には其れに気が付き「食べれない」と言う人も居るかもしれない…。 ただ、其れがここでのルール…。 売れなければ「処分」されてしまうのだ…。 余程、売れると言う確定的要素が無いと…。 ただ、其れは狐っ子が知る事は無い事…。知る事も無い事。 全てはギルドの職員の判断なのだろう事なのだから…。)…ふぁ…なんだか眠くなっちゃったな…。(狭い檻の中…自分の何時もの居る場所で小さく丸くなれば春の心地良い日差しが入り込む光の下で寝息を立て始める…。) [Wed 9 Apr 2008 16:07:47]
◆九遠 > (それと、奴隷になって「お客様」に買われて…そのお客様から逃げる事は一番注意された…。 もし逃げてしまった場合…「逃亡奴隷」と言う者になって、その奴隷は捕まえられ「痛いお仕置き」をされるみたい…。 其れで殺されてしまう奴隷も居たと言う話しも聞かされれば、自分から「逃げよう」と思う気持ちはなくなってしまう…。 もっとも、奴隷としての生活に付いては経験が無い訳でどんなものなのかも想像は出来ない。 ギルドの職員によれば、買ってくれる「お客様次第」と言う事…。そして、其れは職員、奴隷も選ぶ事はないと言う事。 職員は「お客様」の求める「奴隷」を売る事が仕事。 其れに奴隷は従わなければならないと言う事。「拒否する」と言う事は認められないみたいで…「物」として認識されるみたい…。)…きゅう。 私は「物」なのか…。 [Wed 9 Apr 2008 15:54:19]
◆九遠 > …早く外に出たいけど…「お客様」が来てくれて、「買って」くれなくちゃダメなんだよね…。(奴隷としての知識も教え込まれたので、「お客様に失礼な事をするな」とかその他、色々…知識としては身に付けている。 兎に角、粗相はしないようにと言う事でキツク注意はされている…。「お客様は神様です。」との事…。)…お客様って…何時来るんだろう?( まだ、三級の奴隷の檻の中で暮らす狐っ子の元に、お客様が見えた経験は無い―。) [Wed 9 Apr 2008 15:40:07]
◆九遠 > (―外壁に在る格子から差し込む光を利用しながら読み書きの勉強を続ける狐の妖怪。 妖狐と呼ばれるこの妖怪は誕生して8年…。 まだまだ、世間的な知識は無くまだまだ、勉強は足りない所。 もっとも、着の身着のままな生活を送っていた者にとっては其れを教わる場は、人型で入り込んだ集落でぐらいの知識しかなく都会の暮らしは、したこともなければ、見た事も無い。 ここにある外の格子も高い位置にある為、外を見る事が出来ない。 気を失ってる時につれて来られた為、ここが慣れ親しんだ場所ではない事も知る事は無かった―。)…うーん! 出来るようになったぞ〜!(大きく背伸びをし、読み書きの本を閉じれば文字を一杯書き込んだ皮紙を覗き込んでは満足げ。 当初はナメクジが歩った様な文字で、汚らしい文字だったが、今では綺麗な文字が皮紙に書き込まれている。)読み書きは此れで大丈夫だね…。うん。大丈夫!(…時折格子から流れてくる風に目を細めながら鼻を「クンクン」と動かす。 感じるのは春の風―。 季節は巡り、春が訪れていた。) もうポカポカだよね…。 ―あぁ、早くお外に出たいよ…。( と言っても、まだ値段が決まってないこの狐っ子はまだ少し先がありそうで…。) [Wed 9 Apr 2008 15:21:10]
お知らせ > 九遠さんが来ました。 『読み書きが在る程度出来るようになった妖怪―』 [Wed 9 Apr 2008 14:57:28]
お知らせ > フォルニカラスさんが帰りました。 『……夜は何回目だったのかしらね』 [Tue 8 Apr 2008 23:10:22]
◆フォルニカラス > (小さな欠伸が不意に漏れてしまった。) ――… ああ夜なのね。 (騒々しかったのは、調教に嘆いている奴隷のせいだったのだろう。嘆かわしい。惚けたような口ぶりをするもの、興味を示す以前に寝たい気分だった。いつもと同じように部屋の隅っこまで歩くと、毛布と翼に包まれながら静かな寝息を立て始めた。) [Tue 8 Apr 2008 23:09:57]
◆フォルニカラス > (現時点では何も問題はない。魔界から人間界に召喚をされた瞬間に、大幅の魔力を失った同時に成長のすることが出来ない身体になってしまった。) 今は大丈夫みたいね。 (感覚が僅かばかり敏感になったような気がするけれど気のせいにして置いた。それでも強くなれそうな感触だけは確かに手の内にあった。じっくりと時間を掛ければ、自由を手にする日もそう遠くはない。今はまだ焦る必要もないし、エル様に出して貰えるかもしれない。あくまでも、かもしれない、と曖昧だった。期待は過剰にしない、した分だけ裏切られたときのショックが大きいことを知っている。) [Tue 8 Apr 2008 22:51:39]
◆フォルニカラス > (悪魔は何も見えないし、瞳には何色を映ることもない。手足に拘束具は装着されておらずに、自由の利きそうな身柄だがそうもいかない。真名による呪縛は未だに縛られ続けて、大人しくしていなければならない。どれだけの暴力を振るわれようとも抵抗することですら許されない。) …誰か、上書きしてくれると助かるのだけれど。 (檻の中央に座り込んだ悪魔は、頬に手を当てると小さな息を零れていった。非力だから逃げ足が得意というわけにもいかなかった。) ――まあ、困るほどでも無いかしら。 (よく考えたら、職員に対する抵抗や反抗の言葉を吐かなければ手荒に扱われない。中には職員とて何かを理由に付けて暴力を振舞うの好きな場合もあるのだ。) [Tue 8 Apr 2008 22:30:03]
◆フォルニカラス > (この悪魔は愛玩、性処理、観賞用、演技、教師などに向いている。更に、食事などは人間よりも負のエネルギー…、欲望の方だけでお腹一杯になる。淫らな場所や荒れた場所に連れ込まなければならないのだけれど。性処理は性格上で向かないが、どれだけ暴漢や強姦をしようとも微弱な再生力で着実に治る上に、寿命が未知のためにある程度は高い値段に位置付けられたのだろう。) 私の紹介文ってこんな感じだったかしら? (悪魔を職員は客人らにどう説明するのか気になる。『調教中』や『教育中』であれば何も言えないのだけれど。) [Tue 8 Apr 2008 22:19:55]
◆フォルニカラス > (間違えやすいのは『旧:世界観』にある奴隷価格と、『新:ルール』にある奴隷価格の二つである。値段については『新:ルール』の方が優先する形になる。さておき。) 特級とか一級の子は、希少な種族だけでは難しいのよねぇ… (愛玩奴隷。労働奴隷。性奴隷。人形奴隷。家具奴隷。鑑賞奴隷。音響奴隷。乗用奴隷。医学奴隷。花奴隷。演技奴隷。水魔奴隷。家庭教師奴隷。種馬奴隷。などの使い道があり、職員による教育の賜物や奴隷の性格により向いている奴隷もいれば、向かない奴隷も存在をする。出来るならば、どれもこれも多く出来る奴隷は通常の値段より高めに上げられるケースもあるらしい。) だったのかしらね? (4枚の翼を後方に伸ばしては、廊下のほうへ背に向けていた。悪魔は思い出すように呟いていった。) [Tue 8 Apr 2008 22:13:24]
◆フォルニカラス > (奴隷は二種類がある。最初に戦闘の力を持つならば『剣双奴隷』に配属される。力の持たなければ『奴隷』に配属する。) そうねぇー… (奴隷の『特級』は『75万以上』。『一級』が『40万〜75万』。『二級』が『15万〜40万』。『三級』が『5万〜15万』。『雑多』が『5万以下』。) 普通の奴隷の子はこれ位ね (独り言のように呟いた悪魔は何も無い壁の方に視線を向ける。)(剣双奴隷の『特級』は『300万以上』。『一級』は『100万〜300万』。『二級』は『40万〜100万』。『三級』は『15万〜40万』。『雑多』は『15万以下』。) こんな感じだったかしらね (悪魔の階級は『奴隷:二級』で『23万』だ。) [Tue 8 Apr 2008 22:04:26]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『――――。』 [Tue 8 Apr 2008 21:49:34]
お知らせ > 職員Fさんが帰りました。 『少々ぼった分は当然自分の懐へ…』 [Sun 6 Apr 2008 23:23:00]
◆職員F > 『ありがとうございます。』(丁寧に受け取ったお金を仕舞えば、先ほどの大男が奴隷の売買契約が成立した証である書類を封筒に入れて)『はい、またご希望の品がありましたら何時でも、お待ちしております』(と丁寧にお辞儀をして…天使の奴隷…あっさりと売れたので少し驚きつつも飼い主の女性の後を着いていき)『またのお越しをおまちしております』(んふふーと良い笑顔で馬車を見送る店員でありました) [Sun 6 Apr 2008 23:18:36]
お知らせ > ロジオンさんが退室されました。 [Sun 6 Apr 2008 23:16:36]
◆ロジオン > ( ぽんっと、お財布から出てきたきっちり9万エン。 にっこりと、 ) ふふ。有難うございます。 良い買い物だと思えると良いですわ。 ( ソファから立ち上がって職員に向かって ) それでは、御機嫌よう。 ( これから、また夜のパーティーに参加しなくてはいけない。 そのため一回家に帰って ドレスを取り替えて化粧をしなおして、奴隷を綺麗に消毒しなくっちゃ ) またご縁がありましたら。 ( くるりと、出口に。 奴隷は勝手についてくればいいと思ってる。 不本意ながら同じ馬車に乗せてもらえるでしょう。 こうして、無事におもちゃを 令嬢はてに入れました。 ) [Sun 6 Apr 2008 23:15:10]
◆職員F > (連れてこられた天使…そこそこの教育を受けているのか大人しく… さてどのように売り込もうか、と職員が言いかけたところ)『この奴隷の売りはやはr・・・・・・ え?』(あっさり即決されました。ベテラン職員さんも吃驚です、とか思いつつ)『毎度ありがとうございます〜』(へこへこと頭をさげて…スッと差し出したのは奴隷の値段が書かれた紙…9万と書かれていて… 因みに一級なので扱いはそこそこ、なので汚れも少なめでございます) [Sun 6 Apr 2008 23:08:55]
◆ロジオン > ( 存在が希薄な天使、それなりの値段もはるだろうか。 立ち上がり連れてきた相手を視線で確かめた ) ――― うん。 ( 容姿、身長、種族、そこまで悪いものではないと思った。 人間、高望みをして良いことはあまりない。 ) それ、いただけるかしら。 ( 近づくことはしない。 まず、連れて帰って風呂に入れることからはじめよう。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:59:41]
◆職員F > (少しばかり時間が経った後、足音がして……ガチャとドアが開く)『おまたせ、いたしました〜』(先ほどの職員が戻ってきて…ドアの外に入ってくるように促すと… 身長およそ2メートルはあろう…筋骨逞しく、体毛を殆ど剃っているのか、異様な外見をした男が入ってきて)『此方、でございまーす。』(と職員が紹介したのはその大男に連れられた羽の付いた少年…青みのかかった銀髪が腰の辺りまで伸びていて…それを紐で軽く括り、細身の身体に腰布を巻きつけただけの姿の…がどうやら先ほどの条件に合う奴隷のようであった) [Sun 6 Apr 2008 22:57:00]
◆職員F > (少々お待ちを…と職員は席を離れて素早く奥の方へいき…) [Sun 6 Apr 2008 22:50:51]
◆ロジオン > ええ。 連れてきて下さるかしら。 ( ふぅ と一息ついた。 長時間もなれない場所にいて、喋りすぎたかもしれない。 ちょっとだらしないかもしれないが、腰をかけているソファの背もたれに少しだけよしかかる。 ) ふふふ。 ( どんな子が、来るのか楽しみになってきている。 ここに来る前の自分とは思えないような態度になっている。 ちょっと不思議な感じ ) [Sun 6 Apr 2008 22:48:51]
◆職員F > そ、それは失礼しましたっ。(ぺこりん、と慌てて謝り)天使、でしたら此方でございます。(んふ、と笑みながら見せるファイルは読みやすいモノで)お褒めに預かり光栄でございます〜…んっふふ(天使で条件に該当するファイル…羽の形や簡単な特徴が書かれていて)此方のモノが条件に合うかと…?(宜しければ連れてきますが、と笑みながら差し出すファイルには背や年は客と同じ程度だろうか…この職員が頑張って書いたらしい似顔絵付きの天使についてのデータが載せられていて) [Sun 6 Apr 2008 22:45:23]
◆ロジオン > 悪魔は ―――お家にそう言った不正のものを入れるのは父に怒られてしまいますわ!( 熱心、と言うわけではないが、仮にもパプテス教の信者である。入れることなんて出来ないから ――― ) 天使 いいわ ――― ( とても、気に入ったようにファイルを覗いた。 ) 貴方、なかなか良いモノを扱ってるのね。 [Sun 6 Apr 2008 22:38:42]
◆職員F > (色々駄目だしを受けてちょっと汗がたらり……く、手ごわい相手…しかしワシの売りテクニックは108まであるぞ…と思いつつ)な、なぁるほど…そ、それでは…天使や悪魔…そちらの血を引いてるものなどはいかがでしょう?(所謂神仙の類…を乗せたファイルを取り出して見せてみる) [Sun 6 Apr 2008 22:35:21]
◆ロジオン > 種族・・・・人間はダメ( 自分と同じ種族を遊んでも楽しくない ) 獣人もイヤ。 ( 畜生はあまり好きじゃない。 ) 人外過ぎてもちょっと・・・・ ( 言葉が通じなくちゃ意味がないもの。 ) ―――気位が高くて、自分の種族に誇りを持っているっていったらぁ ――― ( 職員に向けて首をかしげてみせた。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:31:08]
◆職員F > (にこやかな揉み手の職員…相手の要望を相槌しながら聞いて)同じくらいのお年頃…なるほど〜可愛い……ああ、性格は大丈夫でございます、当ギルドのモノはしっかり教育を受けてますので。(ある程度の階級以上の商品は、と心の中で付け加えつつ)…余り子供っぽいのは駄目、ということですな…分かりましたっ。(自分の持っていたフォルダから該当する奴隷のデータを素早く取り出していく。その動きは正確かつ俊敏でやり手を思わせて…)該当するモノはこの辺りで…そういえばオプションといいますか、種族はどうしましょう?(普通の人間は勿論、耳と尻尾が更に可愛い獣人、少々希少な人外もおりますが、と首をかしげて) [Sun 6 Apr 2008 22:28:12]
◆ロジオン > ( 口元に当てていたハンカチを、そっとしまうと手のひらを合わせて右頬まで持って行った。 目を細めて笑うと、 ) 私と同じ年頃の男の子 ―――髪の毛は長くても短くても良いの。 可愛らしい男の子が一人欲しいですわ。 性格はある程度は大人しい子がイイかしら・・・あ、背の高さもあまり気にしません。でも、低すぎたり、子供すぎるのはやめて下さる? ( お人形を選ぶような口調は、とてもとても楽しそうなものになっていた。 ) [Sun 6 Apr 2008 22:22:03]
◆職員F > (独特の感じ…本能的な恐怖を感じるものも居るので何度か改装されたりの場合もあり… あ、いえ、お客様をおもてなしする部屋は何時も綺麗に御掃除・・・ほら、花を飾ったりもしておりますよ?とか言い訳しつつも) 『もぉ〜ちろん…お嬢様のご希望に添えますように…全力を尽くさせていただきますので…』(んふー、と此れはやる気のある笑顔なのだろうか。貴族の客などは我侭さんばかり…何時ものことだ、頑張れ!と自分を鼓舞しつつ) 『やはり見た目は若く、良い方が・・・でしょうか?』(とりあえず大雑把に売れそうなのを分けていこう、と考えつつ上げてみて) [Sun 6 Apr 2008 22:17:28]
◆ロジオン > ( 一人で入るにはつらいものがあったぐらいの建物だ。 が、ここは古くなってるけども、それなりに綺麗。だけど、そろそろ自分には耐え難いものとなってきている。 ) ―――あら。私の希望通りなんて子、いるか分からないけど ――― ( 欲しくない、別段欲しいわけでもない存在。だったら、自分がソレをお人形にして遊んでやろう と思ったんだ。 ) ちょっと我侭を言っても大丈夫かしら ――― [Sun 6 Apr 2008 22:12:33]
◆職員F > (凄い上客が来ている、美しく気品ある様子は間違いなく上流階級の人間…此処は売り込まねば、と言うわけでカタログを見ていたドレスの女性(?)に近づいてきたのはいい笑顔の職員でした)『んふーわかります、わかりますー』(少しボロで衛生的にもいまいちな建物…しかし商品の品質には自信がありますよ。とうまい事を言いつつ)『此方からよろしければ紹介しましょうか?お客様の用途に応じた子をご紹介させていただきますのーで?』(んふふ、といい笑顔にいい揉み手・・・でご機嫌伺い) [Sun 6 Apr 2008 22:08:52]
◆ロジオン > ( 自分みたいな、意思のないお人形は、おままごとに使われて 意思なんて尊重されない。 綺麗な洋服を着させられて、美味しいものを食べさせてもらえて、かわいがってもらえる。 ) ( 口元をハンカチで押さえた )―――私、こういう場所は慣れなくって ――― ( 伏せ目がちに、微笑えもう ) [Sun 6 Apr 2008 22:04:27]
お知らせ > 職員Fさんが入室されました。 『『お気に入りのモノは見つかりましたか?』』 [Sun 6 Apr 2008 22:01:42]
◆ロジオン > ( 誰かについてきて貰えば良かった と、正直心から思った。 ) そうですね―――私はこう、・・・下級層の方々とあまり交流がないし、携わったこともないのです。 どう接すればいいか分からないし、どういった方と向き合っていけば良いのかもわかりません。 ( 目の前にいる、ギルト職員へ。 自分は書面に目を通しながら小さな声で伝えよう。 職員は、笑ってこういった。 ” ただのモノなんです。お好きに―――” 殺すも生かすも貴女次第。 それの人生を決めるのは ) ( 鳥肌が立つ。キモチワルイ。 自分の意思のない存在を側に置かなくてはいけない義務がどうしようもなく、気持ち悪く思った。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:54:18]
◆ロジオン > ( そもそも美味しいお茶を楽しむ会なのに、奴隷の話で花を咲かせることはないじゃないか と正直思った。あそこの具合がいいなんて、そんな話聞きたくないけど――― 興味ナイなんて思われるほうが、不自然にとれる気がして。貴族らしく、女性らしく、いなきゃいけない。 ) あっ ( そうだ。カタログをめくろう。不自然に思われる。 )( 白く綺麗で豪奢な手袋はめたまま テーブルに置かれた紙を取る。 奴隷の説明がざっと書いてある。 ) [Sun 6 Apr 2008 21:44:30]
◆ロジオン > ( で、先日の話。 貴族の貴婦人やご令嬢達が集まるお茶会にて、奴隷を連れていないのに意外な顔をされたのだ。 貴族のたしなみ?奴隷を連れて何をするんだろ―――美しい顔の奴隷や、優秀な奴隷、はては性欲処理に使う 等等。 父が、そうゆう類を嫌っていたゆえに縁のない存在であった。 ) ・・・・・はぁ・・・。 ( そして、今。 父に相談すると、嫌な顔をされたが 購入しても良いとのこと。 欲しくていったわけじゃないけども なんでも買い与えようとする癖があるみたいだ。 ) 別に――― (ほしくないのに。 続く言葉を飲み込んで、居心地の悪い場所でため息と欠伸をかみ殺す ) [Sun 6 Apr 2008 21:38:59]
◆ロジオン > ( 先日のお茶会の話。 招待されたお茶会は、それはそれは煌びやかで楽しそうなものであった。 自分にとっては、恋のお話や香りの話、なんてそのそのよくわからない ―――けど、合わせることはできるから、にこやかに頷いて話をあわせた。 ) ( で、今は待合室?応接室?多分後者。そこにいる。 顔は、うつむいてはダメなのでまっすぐ正面を向く ) [Sun 6 Apr 2008 21:33:26]
お知らせ > ロジオンさんが入室されました。 『 ――― 先日にさかのぼる話から、』 [Sun 6 Apr 2008 21:30:51]
お知らせ > フォルニカラスさんが退室されました。 『――今日も変わることのない一日』 [Sat 5 Apr 2008 00:14:11]
◆フォルニカラス > (誰もが納得のすることの出来ないほど、不条理な環境であればあるほど負のエネルギーは生み出す。負のエネルギーは魔族の餌となり、力の糧となるもの。それ以上に同じ感情が集まり過ぎれば、それを司る悪魔として生まれるのは当たり前。怒りから生まれた負のエネルギーが集まれば、憤怒を司る悪魔が生み出され。感情は七つの大罪と同様の数は存在する。) そうねぇ……。 (腕を組み上げると部屋の隅っこに歩き出した。布切れを掴むと身に包むようにしては壁に凭れ掛かった。) [Sat 5 Apr 2008 00:13:34]
◆フォルニカラス > (誰もが納得のすることの出来ないほど、不条理な環境であればあるほど負のエネルギーは生み出す。負のエネルギーは魔族の餌となり、力の糧となるもの。それ以上に同じ感情が集まり過ぎれば、それを司る悪魔として生まれるのは当たり前。怒りから生まれた負のエネルギーが集まれば、憤怒を司る悪魔が生み出され。感情は七つの大罪と同様の数は存在する。) そうねぇ……。 (腕を組み上げると部屋の隅っこに歩き出した。布切れを掴むと身に包むようにしては壁に凭れ掛かった。) [Sat 5 Apr 2008 00:13:33]
◆フォルニカラス > (食事をまともに取らなくても、奴隷達の悲しみ、苦しみ、悔しさ、怒り、妬み、不満、憎悪などを。職員達は、支配感、加虐心、恍惚感、知識欲などを与えてくれる。余りにも多過ぎるエネルギーの中で悪魔の一匹が居座り続ければ、十分なエネルギー…栄養を摂取し続ける。呼吸と翼による欲望、瘴気、魔力を微力ながら吸収を行う。) 後、何百年は生きるのかしら? (一年なんて余りにも短すぎる。人間がセミの命の儚さに共感するように、悪魔もまた人間の命の儚さに共感するのと同じ。時間の流れを感じるのはあまりにも離れていた。) [Sat 5 Apr 2008 00:07:11]
◆フォルニカラス > 静かだわね (足音も無ければ、調教される奴隷の悲鳴ですら少なすぎる。) ……夜ね。 きっとそうだわ。 (静か=全員が大人しい=寝ている=夜。といった具合での公式で一人勝手に納得をしていた。) ……寝すぎたのもあるけれど、… (干されていないかしら?と呟いた。危険があると言えばあるが、真名を要すれば幾らでも防げる可能性はある。それを知っていても教えようと思わないし。こちらばかりがデメリットになるようなことはしない。) [Fri 4 Apr 2008 23:58:30]
◆フォルニカラス > (一級になれば食事の内容は変わるんだろうか。素朴な疑問を浮かび上がった。最も悪魔には人間に適した栄養など必要としないけれど、与えてくれる以上食べた方が良い。と言うよりも残すと職員に睨まれるのではと考えている。) それもエル様に聞いて見ようかしら。 (廊下に通り過ぎようとする客人に話し掛けるわけにもいかない。骨翼以外の職員に話し掛けても素っ気無い態度で終わってしまう。今の所、聞ける相手はそれぐらいだけ。話の相手は隣の部屋に入れられている奴隷だけだ。) [Fri 4 Apr 2008 23:45:49]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 [Fri 4 Apr 2008 23:41:45]
◆フォルニカラス > (食べ終わるのが遅過ぎるもの、空っぽになった容器を職員が回収し易いように場所を変えては置いた。) ――、……。 (今日の食事の感想を巡らせていた。双眸は目隠しで感情が読みにくいもの、口の形が露骨なほど複雑そうに曲げていた。檻を背にするように立ったまま、首を傾げている。) …よくわからないわ。 (雑多奴隷や三級奴隷の時は人間の味がした。食べ慣れている訳じゃないけれど、何となくに分かってしまった。そして二級になってからは微妙に良く分からない。) [Fri 4 Apr 2008 23:29:07]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『――空っぽになった容器を檻の前に寄せた』 [Fri 4 Apr 2008 23:20:21]
お知らせ > 九遠さんが退室されました。 『中には、泣きながら食事をする人も居るのだけど…私はただ、呆然とそれを見ていた…』 [Tue 1 Apr 2008 20:51:11]
◆九遠 > ( 暫く待って居れば、「夕食」の時間になる。 もって来るのは何時も同じ「スープ」のような物…。 中には大きなお肉などが入っているが…それが何なのか、知る事は出来ない。 ただ、これを好き好んで食べる人は少なく…それは自分には理解出来ない。 ただ、その「材料」を聞いても、雑食な狐っ子には何も問題はなかったりする。)…ご飯〜! ご飯!( お腹を空かせた子供…全く持ってそのまんまな喋り口調で渡された皿を嬉しそうに受け取り、食事にありつく…。)…あれ? みんなは食べないの?( そんな不思議そうな質問をすれば、周りの人も食事を始める…。「死にたくない」そんな思いから動くのだろうけど、狐っこはそんな重い事だとは夢にも思って居ない。)…美味しいね〜。( そんな能天気な台詞には「静寂」を返され、その後黙り込んでしまうのは言うまでもない―) [Tue 1 Apr 2008 20:50:08]
◆九遠 > …だって、つまんないんだもん…。( 怒られると、泣きべそになりながら「むぎゅっ!」っと、自分の尻尾を抱いて、小さくなってしまう…。)…早くお外に出たいよー…。 まだ出られないの?( そんな質問を投げかければ「お前が、確り勉強出来て「欲しい」って、お客さんが居れば出られるかもな?」…その言葉を残し、職員は立ち去ってしまう…。)お客さんって何処から来るの? ねーっ! ねーったらー! …行っちゃった。( 格子に駆け寄るも、職員は立ち去って振り向きもしない…。「ふぅ…。」と、溜息を付き元の場所に戻る…。)…早く出られるようにしなくっちゃ…。( そう自分に言い聞かせながら「お腹空いたな〜」と、小さな独り言を呟く―。) [Tue 1 Apr 2008 20:39:56]
◆九遠 > ( …でも、良く考えると…周りで妖術を使ってる人を見かけないし…そんな気配も感じないし…。 此処って使っちゃダメなのかな…? と、狐っ子でも何となく感じる事は出来る。 怒られるのは嫌だし… )…暗いとこじゃ、勉強出来ないや…。 人も一杯居るし、鬼火が一杯出てきたら大変だもんね…。( 仕方なく、勉強の時間はおしまいに。 箱と筆と、インクを箱の中に片付けそれに寄りかかる様に座り尻尾を抱き抱えながら、牢屋の中を見回す…。 一杯に詰められた牢屋の中… 遠くから聞こえる足音…。 それにみんな「ビクビク」していて…まだそれが私には「何で怖いのかな?」と考えるぐらい。 ただただ、流れる時間に退屈でしょうがない。 )…はぁ、お外で遊びたいー!!( そんな大声を出せば、職員がやって来て「静かにしろ。」と怒られてしまう―。) [Tue 1 Apr 2008 20:25:45]
◆九遠 > ( 周りに居る奴隷にも目を向けるが…興味ない様な…その瞳に光はなく、ただ、呆然としている人が多い。 それを不思議そうに首を傾げて見るものの反応はないし、話し声も殆ど無し。 それを寂しそうに私は眺めるだけで、どう声を掛けて良いものかと、悩んでいたり。 ただ、8歳児程度の知能しかない狐っ子には難しい事で…。 ただ、「気まずい」と言う事だけは理解している…。)…あ、あの? だいじょうぶ?( 気になって声を掛けても無反応…もしくは煙たがれるだけで……再び箱に向かい、筆を取る…。)…ちょっと、暗いな…。 鬼火って使っても、怒られないかな…。 此処のお兄ちゃん達、怖い人ばっかりだし…。( 「うーん」と考えながら、格子に近付き、誰か来ないか、外の様子を「じー」っと見て伺う…。) [Tue 1 Apr 2008 20:13:13]
◆九遠 > ( 私は此処数ヶ月、高く売れる様にと、様々な事を教えられ今も尚、勉強を続けている…。 話す事には不自由ではないのだけど…、読み書きが出来ないのは…と言う事みたいなのだけど…。) …ふん? えーと…「おかね」…は、「お金」で…、「ほん」が「本」っと…。( 薄暗い中での勉強…。 本をまじかに見ながら箱の上に置かれた「皮紙」に書き取りをしている…。 文字はかろうじて読める形で書かれているだけで、お世辞にも「上手」とは言えない―。)…早くここから出られる様に、いっぱい勉強しなきゃ!( 何にも解ってない妖怪っ子は、ただただ、此処から出たい! その一心で勉強を続ける―。) [Tue 1 Apr 2008 20:00:37]
お知らせ > 九遠さんが入室されました。 『読み書きの本を渡され、必死に勉強中…。』 [Tue 1 Apr 2008 19:50:57]
お知らせ > フォルニカラスさんが退室されました。 『静かな寝息を立てると意識を落ちた。』 [Sat 29 Mar 2008 22:24:42]
◆フォルニカラス > (最後の手入れが終わると、満足げに唇を緩めながら翼の四枚とも羽ばたくように動かしていった。) …さて。 (一度、頷いてから檻の隅に移動をする。) [Sat 29 Mar 2008 22:23:54]
◆フォルニカラス > (今に思えば、担当が付かないのが不思議に思える。) そういえば…、そうね (人間との会話があったとしても、廊下に行き戻りする客人や気障な貴族の方だけ。元々、悪魔に気軽に話し掛けようとする物好きな人間は居まい。或いは危険性の含まれる能力を所有しているからだろうか精神汚染、欲望膨張、媚薬精製など。その反面に、真名を使いこなせば危険性は幾らでも減らせる可能性はある。) ……。長生きすれば能力が強まったり、新しいの手にするものよ。 (当たり前なことを告げては、最後の翼の手入れに取り掛かった。) [Sat 29 Mar 2008 22:17:02]
◆フォルニカラス > (焦らず→焦らす)(翼の手入れをしている内に、気になる予想やこれは無いだろうの予想を繰り返していった。その度に手の動きは止まり、僅かばかり唸っていた。) …難しいわ。 (言葉と声色、口調だけで彼の心を知るには困難だ。本来、欲望を拡大させる双眸があってこそ、精神の解析と操作の術が生まれて初めて生かせる。普段からの感情や些細な感情は読み取れない、そこで欲望もとい感情を増幅させることで反応がより鮮明になる。何に怒り、何に悲しみ、何に苦しみ、何に惹かれたのか。知った上で甘美な言葉で誘わせる。) 良いわ。今回のことより、……少しでも自由でも得られれば良いわね。 (小さな溜め息を吐くと首を傾げていった。一枚の翼に手入れが終わると、後方に戻しては別の翼を引き寄せては手入れ始めていった。手入れをする他に出来ることは、食事、就寝、排泄、それぐらいか。) [Sat 29 Mar 2008 22:12:27]
◆フォルニカラス > エル様に聞いて置くべきだったわ。 (檻の中央に佇む悪魔は、四枚の翼を後方に広げては床に垂れていた。他者からにすれば、落ち込んでいそうな奴隷もとい悪魔に見えるのだろう。) …彼は力を望んでいるとしたら、どんな欲を抱いては望むのかしらね? (小さな微笑を浮かべながら、後方に伸ばした四枚の内の一枚の翼を手元に引き寄せた。) …………。 (彼自身の素性、欲望、性格、…枯渇。それらから、生まれ変わる瞬間に手にする悪魔の力よりも、興味があったの彼自身の言葉だった。) ――考えておく、ね。焦らずのを上手だわ。 (手馴れているのかしら、と小言で呟いては膝に乗せた翼の手入れを始めた。) [Sat 29 Mar 2008 21:45:19]
◆フォルニカラス > (骨翼の職員と会話を交えてから、一週間も経た感覚を味わっている。実際に何日後なのかまで、確認することは出来ない。朝の「温かみ」と夜の「冷たさ」を感じた回数で大まかな日数の計算を割り当てるけれど、当てにならなかった。何せ、朝から悪天候であれば、「温かみ」が認識の出来ないまま「夜」が続いていると錯覚してしまう。「朝」よりも「夜」…「冷たさ」の方が多過ぎる気がする。) …本当にどれぐらいなのかしらね。 (職員に聞いて置けば良かった。目隠しを外したのは、身の毛が立つほどのサバトの時だけ。) [Sat 29 Mar 2008 21:30:33]
お知らせ > フォルニカラスさんが入室されました。 『うーん…?どうかしら?』 [Sat 29 Mar 2008 21:24:20]
お知らせ > フォルニカラスさんが退室されました。 『悶絶しながらも、脳裏に焼き付いた言葉から離れられなかった。』 [Fri 28 Mar 2008 01:36:00]
◆フォルニカラス > ……え、 (考えておく) …はい? それは、どういう意味なの? あ、らら…… 意地悪ね。 (返事は無くなった。動揺を抱きながら、呆れ果てたように溜め息を付いてしまった。凍り付いていた、変わることのない心の奥に小さな期待と不安を芽生えるのを感じた。) ……。 …。 ………。 (部屋の隅っこで、毛布を纏うと丸くなった。) [Fri 28 Mar 2008 01:33:11]
お知らせ > エルさんが帰りました。 『休憩中どこに行っていたか尋ねられれば、「846と悪魔について語り合ってた」と軽く答えた』 [Fri 28 Mar 2008 01:25:45]
◆エル > ふうん── そっか。 じゃあ 『 考えておく 』 よ。 ( その意味を全く告げずに、ニヤリと笑い。骨翼の職員は去って行った。半分、口止め目的で、もう半分は…まだ秘密。 ) [Fri 28 Mar 2008 01:25:06]
◆フォルニカラス > …ええ。 (彼は長所と短所の天秤を見比べているとは、悪魔はそこまで察していない。ただ笑みを返すだけだった。) 両方よ。 (キッパリと言い捨てた。) 何百年も生きていれば、人間と悪魔の境界線なんで如何でも良くなるものよ。 (要する。貴方たちに興味を抱いているところね。と呟いては、人差し指を唇に当てる。) ……? (何か聞き忘れたのだろうか、再びと首を傾げる。) ……えっ? (意外な質問に面食らったように、口をぽかんと開けた。すぐ我に帰り、苦笑を零しながら答えた。) 出来るならば、…出たいわ。 (僅かだけ同様をしては、服の裾を握り締めてしまった。) [Fri 28 Mar 2008 01:23:55]
◆エル > …………そうか。 ( 魅力的だ。代償を差し引いても…。 ) 両方かよ。 …可能性、ねえ。 ( 悪魔が人間の可能性を見たいなんて。悪魔って、そんなものなのか? ) ああ。 ( 挨拶に簡単に返事をして。そして、檻の前から去ろうとするが…最後に思い出したかのように。 ) ──あ、そうだ。 ねえ、悪魔お前…ここを出たい? ( 振り返って、尋ねる。 ) [Fri 28 Mar 2008 01:10:50]
◆フォルニカラス > そうかしら?これらの能力があるのも、貴方たち人間の欲望から生まれたものよ。 (人間の数だけ、能力の数も存在する。と嬉しそうに付け足そう。) 私の挙げた能力だけではないわ。その人間に適合する能力や、望んだ力を手にすることも可能よ。 (純粋悪魔は選べない。逆に、人間は悪魔になり能力を選択することが出来る。そういう意味合いで伝えよう。しなやかな翼は揺れるように動かしていった。まるで歓喜するように。) あら、どちらともよ。それに人間の可能性を見たいから。 (妖艶な微笑みを浮かべ、声が遠くなるのを察した。) 残念だわ。またお話が出来たら、ねぇ? おやすみなさいませ、…エル様。 (感謝の言葉を受け取れば、肩を僅かに揺らしては微笑みあげた。そして彼のいる方向に片手を振ってあげよう。) [Fri 28 Mar 2008 01:04:15]
◆エル > ……。 ( 孤立、か。姿形がそう変わらないのであれば、隠す事は容易いような気がする。異種族が入り乱れる街だ。少々の角や翼は許容範囲に思えた。──が。自分が「どうなるか」は、解らない。 ) ──…魅力的だな。例えば、そんな能力のどれかが…ということか。 ( 悪魔が今挙げた能力全てが手に入る訳ではないというのは、目の前の悪魔を見ていれば解る。それでも…人間とは明らかに違う。骨翼は、少し笑い。 ) ……悪魔っていうのは、意外と気前がいいんだな。それとも、人間のその苦痛がエサなのか? ( そして、ふと鉄柵から身体を離して。 ) ──そろそろ時間かな…。どうも、色々参考になったよ。 ( 骨翼はそう言って笑んだが、彼女には見えないか。気になっていた事を聞けて、少し気が楽になった気がする。「どうする」かは置いておいて。 ) [Fri 28 Mar 2008 00:53:31]
◆フォルニカラス > (彼にとっては、第三者に聞かれては拙い話になっているとは思えない。声色も平常そのものなのだし、その辺は判断が難しいために何も出来ない。) ……出たら、貴方に問われるのでしょうし。 (微笑を浮かべては、首を傾げるなど可愛らしい仕草を取った。) そうよ。でも、悪魔だと知れたら人間の中では孤立するわ。 (必然的な事を伝えよう。誰でも分かり切っていることを。) 力、ね。 生体装甲による絶対防御、…物質分解による通過の能力とか、異空間を創造に、無数の触手とか、青白い炎による精神汚染… 挙げれば幾らでも、ね。 (魔界戦争「赤の暴走」が起きる前から続けていたことよ。と付け足そう。) 代価は何も要らないわ。 敢えて言うなら、生きる辛さ、死ぬ苦しみ、精神と肉体が滅ぶほどを味わうことになる…。それも七日から一ヶ月間ぐらいね。 (にこり、と上品な笑みを浮かべ付けた。彼の意図はなんなのか、悪魔は薄々感付き始めていた。悪魔との縁の切れない関係、事情、待遇にあるのだ、と。) [Fri 28 Mar 2008 00:37:30]
◆エル > ( 休憩時間中に個人的な話をしに行った事に付いては、元々言うつもりではある。最初に述べたように、事後承諾になるが。それにまだ、他の職員に知られてマズイような話にはなっていない。 ) …………。 死者が、ね。 ( それだけの力を持っている、と言いたいわけか。 ) ──なるほど。そう言う意味で、か。 ( 鉄柵を握ったまま少し俯くと、しばらく沈黙して。 ) ……最後に、これだけ。 お前の力によって悪魔になった者たちは──具体的に、どんな、力を得たんだ? そして…それを得るための代償は、一体何なんだ? ( 真剣な声音で。悪魔の見えない瞳を見つめて尋ねた。──それは、職員が商品について知りたいという雰囲気では決してない。ただでさえ、血の半分が悪魔である骨翼。何故そんなにも知りたがるのか、悪魔はもう解ってしまっただろうか。 ) [Fri 28 Mar 2008 00:17:54]
◆フォルニカラス > (彼はあらゆる覚悟を背負っている。何が起ころうとも、だ。悪魔は彼が内密で接触したことを、他の職員に伝えるなどいった脅迫も出来る。そういう可能性があることも考えなかったのだろう。) ……、無いわ。直接、捕獲して問い掛けるのも不可能ね。 出来たとしても、……死者が何人も出るわよ? (間が空くほど考え込んでから、静かな口調で答えていった。最後を言い切る前に一瞬だけ歪みきった微笑を見せ付けよう。) そうよ。悪魔は人間の知恵と欲望に打ち勝てない。その人間が悪魔という力を得たら、…限りない強さを手にするのだから。 (鉄柵を撫でるように触れていたもの、飽きると手の動きを止めてしまう。いつまでも翼の動きは止まなかった。) [Fri 28 Mar 2008 00:01:26]
◆エル > ( どのような疑惑を抱かれようと仕方のない行為。看破されるかもしれないことは覚悟の上で──とはいえ、相手が奴隷だから知られてもそこまで支障ないだろうという、甘い考えもあるのだが。 ) …そうか。 ( 一瞬、背筋がゾワッとした。「久しぶり」──自分と同じように、「悪魔」に興味を持って話しかけた奴が前にもいたということ、か。そして恐らくは、それが奴隷の昔の主人達だろうか。 ) …お前が変えた者が、本物の悪魔であるとの証拠は? ( 自分で言いながら、結構無茶を言っていると思う。悪魔の証拠とか。昔の主人を見つけ出して、エクソシストでもけしかけるか? ) ……進化した、悪魔。 ( 疑いながらも、その言葉に惹かれる自分がいる。奴の翼の色が綺麗で、それがかえって恐ろしい。 ) [Thu 27 Mar 2008 23:47:21]
◆フォルニカラス > (その理由は個人的な理由であれば、何かしらの疑惑を彼に仕向けられる可能性は絶大。感化能力を有する悪魔はどれほど危険と捉える者は少なくないはず。) ……ふふ、久しぶりね。 (こんな近くで、こんな話を、するのわ。と丁寧に区切りながら呟いた。) ――、…面白い質問ね。 ええ、本物の悪魔と考えるわ。私からにすれば、進化した悪魔よ。 (微笑を唇に滲ませては、片手は鉄柵を撫でるような仕草をする。後方に広がった四枚の翼の彩色はより濃厚になる。) [Thu 27 Mar 2008 23:35:57]
◆エル > ( 担当の許可なしに調教室など連れて行けば、後で必ず理由を問われるだろう。許可を取るにしても同様だ。理由。何故か。 ) ……。 ( 骨翼も、鉄柵を握り距離を近づける。 ) ──お前は、人を悪魔に変えられると言った。だが、それは…本当に「そう」なのか? お前は、人から変わったそれも本物の悪魔だと考えるのか? ( 生まれについては、まだ、話せない。この悪魔の力が真実なのか──その力によって生まれた悪魔は本物なのか。それが、気になる。 ) [Thu 27 Mar 2008 23:24:34]
◆フォルニカラス > (想像通りに、骨翼の職員エルだと知れば薄らと楽しそうな笑みを唇に浮かべよう。) 時間を削ってまで来てくれるのは光栄だわ。 (深々と頭を下げるなり、ご機嫌を損ねないように行動から示していった。そして声を潜めるのを察しすると、ゆっくりに立ち上がると檻の鉄柵に触れるまで歩き出そう。距離を縮めれば、更に小さな声での会話が可能になると考えてのことだ。) ……、考えを聞きたいのね。どのような考えを求めたの? (何故、悪魔に興味を持つのか彼の経緯を気になるもの。今は問い掛けることを堪えては、答えた。) [Thu 27 Mar 2008 23:16:34]
◆エル > ( あの時は途中で聞くのを止めてしまったものの、後になってやはりもっと詳しく聞いておくんだったと思い始め。上手く時間が空いた今日、こうして悪魔奴隷の檻を訪ねている。 ) ああ。そのとおり、エル様。 ( しれっと言った。そして次に少し声をひそめて。 ) ──悪魔について。お前の考えを聞きたい。 ( 檻の前、というこの場所──他の奴隷に聞かれるだろうか? 話の流れ次第では、聞かれたくない話になるかもしれないと思い、言ってから周りを見回す。 ) [Thu 27 Mar 2008 23:08:15]
◆フォルニカラス > (身体が引き寄せられる感覚を襲い掛かるもの一瞬にして掻き消された。) ………? (更に愚痴を続けようとしたが、接近する足音で言葉を遮る。足音は身近で止まると、言葉を出すことは無くなり黙りこんでいた。) 久しぶり? ああ…、その声は懐かしいわ。 (声を聞けば、重たい頭を上げては唇をやんわりと微笑み上げよう。相手の聞きたいことに、疑問を抱いたように首を小さく傾げた。) あら? 良いわ、答えられる範囲で良いなら…… エル、様よね? (担当が居ないことですら悪魔は知らない。遠慮の無い声色に、誘うように甘ったるい声色で名前を呼び掛ける。) [Thu 27 Mar 2008 23:00:33]
◆エル > ( 残念ながら、客ではない。それは、迷うことなくフォルニカラスのいる方に向かってきて──…やがて檻の前で止まった。 ) …………久しぶりだね、悪魔。 ( 声だけで解るだろうか? 檻の前にやってきたのは、以前フォルニカラスに処罰を与えて以来、自らの希望でその担当を外れていた骨翼の職員だ。 ) ちょっと、個人的に聞きたい事があるんだよね。俺の休憩時間中、付き合いなよ。 ( 担当を外れている手前、調教のついでというわけにもいかない。フォルニカラスの担当が見あたらなかったので事後承諾になるが、まあ話すくらいいいだろう。多分。 ) [Thu 27 Mar 2008 22:51:36]
お知らせ > エルさんが来ました。 『( 近づいてくる足音ひとつ )』 [Thu 27 Mar 2008 22:43:23]
◆フォルニカラス > (相手様の質問に偽ってはならない。大人しくしなければならない。この二つの命令はいまだに生き続けている。) ………… (不思議と翼から淡い虹色を発光する。誘惑を誘うような妖しげな光、それは欲望の光とも表すに相応しいだろう。悪魔には如何でも良かった、何も見えない世界、色ですら見えない世界には色など価値がゴミのと同じ。) 次のお客様が優しい方だったら助かるのだけれど。 (暴力的な遊戯は好まない。被虐的な趣味など持ち合わせていない。小さな愚痴を零しながら、顔は上の方に仰いだ。何かが来るような錯覚に対するように。) [Thu 27 Mar 2008 22:28:49]
◆フォルニカラス > (客人や職員に対しての反抗的な態度と行動を取らない限り、乱暴な扱いは少なくとも避けられることを学び始めた。最もレンタルによる激しい遊戯だけは避けようが無い、こればかりは客人の性趣向で決まってしまう。) …うッ (眩暈と頭痛は軽く引き起こしていた。檻の中央で閉じ込められた悪魔は、四枚の翼を後方に広げていた。その内の一枚の翼はクッションのように丸めては抱きかかえるようにして、身体の安定を補っていた。ぐったりとしながらも大人しくしている。) [Thu 27 Mar 2008 22:18:30]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『静かに佇んでいる』 [Thu 27 Mar 2008 22:13:12]
お知らせ > エルさんが退室されました。 『(とりあえず、「泣く」演技でも教えようか…)』 [Mon 24 Mar 2008 00:09:18]
◆エル > じゃあ、そういうことで。 …あ、運ぶの手伝ってもらえる?うん。 ( サイレントの子ども奴隷を一体抱えると、同じく奴隷を抱えた飼育担当の職員と一緒に、調教前の奴隷用の檻まで運んで行った。 ) [Mon 24 Mar 2008 00:08:22]
◆エル > ( もう片方の、白い髪に青い目という少し珍しい組み合わせの少年奴隷同じく6歳をチェックしながら、骨翼の職員は思う。≪ ああ、つまんねー ≫ …と。 だって、こいつら全然抵抗しないんだもんよ。せめて涙流してみるとか、なんかないのか全く。──いやまあ、『そう』作られてるんだから当然なんだが…。それでも、自分にとってつまらないのは仕方がない。 ) あー、確かに…骨格から細いなコレ。でも血色は悪くないし…健康状態については、見た目より丈夫だってフォローが要るかな…。 ──え? うん、うん…視力がかなり悪い? ああ…。でも、奴隷に視力いるか? どうせ性奴か鑑賞用だろうし、問題ないと思うけどね。俺は。 …わかった報告しとく。 ( 健康状態には問題ないものの、一つだけ欠陥があるらしいこの奴隷。使う側の都合のいいように、恐らく色々ヤバイ事もしながら造っているのだろう。その辺にはタッチしていないので想像だが…とにかく、たまには欠陥のあるモノも出るわけで。 ) [Mon 24 Mar 2008 00:04:10]
◆エル > ( サイレント。足は遅いしバカだし力も無い。労働にはトコトン向かないタイプの奴隷だが──容姿と頑丈さだけは折紙付きだ。だから、チェックする部分も必然的にその辺りになる。目の前の奴隷二体、右は碧眼金髪ストレートの6歳女で、クリクリした瞳が可愛いと受けそうな感じだ。 ) 金髪碧眼か…定番だけどやっぱ多いんだよな、こういうの好きな客。 ( 飼育担当職員と話しながら、全裸のその奴隷をひっくり返して身体のどこにも異常がないか調べる。もちろん性器もだ。まだ調教は施されていないし、幼い奴隷は処女性もウリだから触られる事にはそこまで慣れてはいないはず。だが、奴隷は暴れる事もなく、黙って※もちろんサイレントだから喋ることはないのだが※大人しく従っている。 ) ……まあ、いいんじゃない? 肌も髪も綺麗だし。下手に成長させるより、今の内に売ってしまった方がいいかな? ──ああ、価格はそれで提案しとくよ。 [Sun 23 Mar 2008 23:49:03]
◆エル > ( まあ、結果的には助けた事になるようだし、普通に受け取っておけばいいか。そう自己完結すると、手紙や革袋を机にしまってから立ち上がり。 ) さあて、お仕事お仕事っとー…。 ( 鞭を手に持ち職員詰め所を出る。向かうのはいつもの檻ではなく── ) よお、お疲れー。どれ「出す」の? ( 顔を出した場所は、サイレントの奴隷の飼育棟。商品として使える年齢になったモノを取りに来たのだ。 ) コレとコレ? ちょっとこっち痩せすぎじゃね? 健康状態は… 元々そんな体型? あ、そう。 ( 飼育担当の職員と言葉を交わしながら、サイレントの子どもの身体を触りチェックする。 ) [Sun 23 Mar 2008 23:34:36]
◆エル > ( 詰め所で自分の席に座ると、菓子を一つ口に入れて手紙を読む。内容は、感謝の言葉がつづられた短いもの。しかしキスマークも付いているし、何だか結構感謝されてるように思えた。 ) …………。 ( そんなつもりはなかったので少し複雑な。しかし、革袋に入った金額を確かめると。 ) …あ、もうけた。 ( 得したなあと良い気分。ニンマリと笑う。 ) しかし律儀だよなあ、彼女。普通こんなもんなの? ( 誰にともなく呟く。自分ならきっと、礼は言ってもここまではしないだろう。──礼をされるような事をまずしてこなかっただけに、こういう場合の基準が解らない。 ) [Sun 23 Mar 2008 23:12:43]
◆エル > ( ここで「べ、別に助けようと思ったわけじゃないんだからねっ!」と赤面しながら言えば所謂ツンデレだが、生憎こいつの場合は本気である。尋ねた職員もそれは理解しているようでそれ以上突っ込まず。「あ、これ皆で食べてくださいって、お菓子も頂きました」と、大分中身が減った感じのお菓子の包みも渡される。 ) ああ、どうもね。 ( それも受け取り、職員詰め所へと。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:59:47]
◆エル > ( 遅番で出勤すると、受付の職員から手紙と革袋を渡されて骨翼の職員は首を傾げた。が、「黒髪で顔に包帯を巻いた女性で、暗黒街で助けられたと言っていた」と聞いて理解する。 ) ああ、そうかこの前のアレね。 ( 封筒の端をビリビリ破って中身を取り出していると、受付の職員が妙な視線で見てきて。 ) …何? ( 尋ねると、「エルさんが人助けって…何かあったんですか?」ときた。骨翼は苦い顔をして。 ) ちげーよ。人助けの名を借りたストレス発散だよ。 ( 何か言った。 ) [Sun 23 Mar 2008 22:50:07]
お知らせ > エルさんが来ました。 『へえ、手紙?』 [Sun 23 Mar 2008 22:40:07]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 [Sun 23 Mar 2008 02:33:09]
◆ヒルダ > それじゃ、お願いね。 ( ひらりと手を振ってその場を後にした。命の恩人に対してはあまり誠意が無いかもしれないが、あんまり堅苦しいのは好きじゃないし、きっと相手もそうだろう。それでも感謝の気持ちは本物だ。 ) [Sun 23 Mar 2008 02:32:38]
◆ヒルダ > ( それと…本来ならこういうのは手渡しでするべきかもしれないし、相手にしてみたら失礼かもしれないのだが、一応金一封ってヤツも持ってきた。 ) これをエルさんに渡して欲しいの。 ( そう言って職員に渡すのは小さな革袋と手紙だ。じゃらりと響く音で、中身がお金だと判る。額は悩んだのだが5万エン。自分の命の値段としては安すぎるとも思ったのだが、残念ながらあまり裕福な方では無いのだ。 ――手紙の内容は「あの時は助けてくれて本当に有難う。お金という形でお返しするのも失礼だと思ったのだけど、感謝してるわ。」っていう、短い文章。そんでもってキスマーク。 …そういうのに喜びそうな相手では無かったけど。 ) [Sun 23 Mar 2008 02:28:34]
◆ヒルダ > ( まあ突然の訪問だったし時間が時間だ。会えなかったらこの手土産を置いて帰ろう。 ) 感謝してるのよ。襲われた時に沢山殴られてこんなんなっちゃったけど。 彼に「ありがとう」って伝えて欲しいの。それから…まあ、こっちは皆さんで食べて? ( そう言ってお菓子の包みを渡す。エルが食べる前に全部食べられちゃったとかになったら、ちょっと笑っちゃうが! ) [Sun 23 Mar 2008 02:15:22]
◆ヒルダ > ( そう言うと受付はぱちりと目を瞬かせた。そんなこと初耳だったのか、暗黒街という場所柄助けた人間が礼に来るとは思ってなかったのか、或いはエルという男がとても人助けをするような人間じゃなくて、彼から話は聞いたが信じてなかったとか。 …まあ、エルが人助けをした事を仕事仲間に話したかどうかは判らないのだが。 ) …彼、居る? ( 囁くように訪ねる。その口ぶりが意味ありげでセクシーなのは、私が意味ありげでセクシーな女だからであり、故意ではない。これで顔に包帯なんて巻いてなけりゃ、「黒髪の美女が訪ねに来た」ってエルに浮いた噂が一つ立つところなのだけど。 …と、魔女はこっそり思った。しかも本気で。 ) [Sun 23 Mar 2008 02:01:56]
◆ヒルダ > ( そう言って気さくに受付に声を掛けるのは、顔を包帯でぐるぐる巻きにした黒髪の女。その手には何かの包みがあって。 ) 失礼、今はこんばんはだったわね。ま… どっちでも良いわ。 ( 遅れて「いらっしゃいませ」と頭を垂れる職員。今日はどういったご用件ですか―― という言葉をひらりと掌で制して。 ) ごめんなさい、今日はお客として来たんじゃないの。 …エルさんにね。暗黒街で襲われている所を助けてもらって。 そのお礼に来たの。 [Sun 23 Mar 2008 01:53:59]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『ハロー。』 [Sun 23 Mar 2008 01:47:28]
お知らせ > 阿鬼さんが帰りました。 『 お茶の話題に出来そうもアリマセン――。 』 [Sat 22 Mar 2008 04:55:18]
◆阿鬼 > この人住んでいるのは異界じゃ何かじゃないかって疑いたくなります……。 ( 其れでも読み進めて何とか半分。 或いはとっくに目敏い職員達は己の行動に気付いているんじゃないかと思う。 其れでも見逃して貰っているウチは、読み解こうと腐心して数週間。 内面を描いていると漸く悟れたのは我ながらの進歩ではないかと死神は思うのだった。 ) [Sat 22 Mar 2008 04:52:47]
◆阿鬼 > 全然難しいですよぅ……。 ( 内容事態は、この時代吟遊詩人達が好んで謳う英雄譚であったり心踊る冒険譚であるのだが。 其れら全ては俯瞰では無く筆者の主観。 強いては書き手の内包する精神世界での出来事にも通じており。 精々井戸端会議に花を咲かすのが関の山である死神には全く以って小難しい話であった。 ) [Sat 22 Mar 2008 04:47:08]
◆阿鬼 > ( 墓場にいた同属に薦められ、読み始めたのは「抒情詩」に分類される文学書。 未だ文盲たる非識字者が多いこの御時世において、この散文詩は難解というより――。 ) 呪文書…みたいです。 ( 文字を読まぬ死神にとっては魔導書や、専門書に近い感覚を覚えた。 うつ伏せの姿勢で、鉄柵の嵌った格子より注がれる月明かりを頼りに読み進めて行く物語。 未だに馴染めない。 ) [Sat 22 Mar 2008 04:43:30]
◆阿鬼 > ( 遠ざかる足音。 巡回のギルド員が遠ざかるのを十分に確認してから身を起こす。 24時間人の出入りがある奴隷ギルドだが、人目を忍ぶ客も落ち着いて。この時間だけが繋がれた奴隷達にとっての安息の時間。 寝ろ、と鞭をチラつかせている訳では無いが目立った行動は避ける方が無難である。 其れがこの死神が学んだ教訓であった。 ) ―――呪文じゃ、ないですよね? ( 綿の潰れた粗末な毛布から取り出した書物。 羊皮紙で閉じられた其れは随分と格調高く、その雰囲気が返って気軽に読めぬ敷居を作ってしまっている、と死神は感じて仕様が無い。 ) [Sat 22 Mar 2008 04:35:58]
お知らせ > 阿鬼さんが入室されました。 『牢獄の窓より差し込む銀光。』 [Sat 22 Mar 2008 04:28:42]
お知らせ > エンプティーさんが帰りました。 『(バ行の初めの音とア行の二番目の音を二度、繰り返しまたような気がします)』 [Fri 21 Mar 2008 01:13:06]
お知らせ > ボマーUさんが帰りました。 『( 最後に、満面の笑顔を「それ」に向けて )』 [Fri 21 Mar 2008 01:11:20]
◆ボマーU > 「ほら、さっさと行くぞ!」( やっと大人しくなった子供を見て、職員は再び歩き始めました。とにかく此処から離れるために。一方で子供はまだ、じぃ〜っと檻の中の「それ」を見ていました。今度は踊らず、鎖の音に合わせて首を揺らすのみです。そして、「それ」が首を傾げる動きを見せると ) !〜 ( ピョンと飛び跳ね、全身を使って手を振りました。どうやらお別れの挨拶のつもりのようです。着地に失敗しコロンと水槽の中心まで転がるも、その目は最後まで檻の中の「それ」を見ていました。 ) [Fri 21 Mar 2008 01:06:40]
◆エンプティー > ・・・・・。 (風に吹かれるようにゆっくりと揺れ、じゃらり、じゃらりと床を摩る鎖は繋がれた皮袋が振られた手に釣られるように少し揺れ幅が大きくなると甲高い音を上げました。 生首は職員の手の中の水槽の、その中にいる小さな少年をじっと眺め、何かを考えるように――実際何も考えていない反射的な行動ですが、首を傾げ音を形作らずただ小さくパクパクと動きます) [Fri 21 Mar 2008 00:59:03]
◆ボマーU > ( しばらく茫然自失といった表情であった子供は、大人しくなる音と、代わりに聞こえてくる笑い声の様な音に気づいて再び立ち上がり、再び壁面に手をつきました。なんとなくバカにされている様な動きに小さく頬を膨らませるも、すぐに気を取り直して、 ) ♪〜 ( 檻の中に向かってブンブンと手を振る。どうやら楽しかったよ、という表現のようです。子供にとっては狂気を撒き散らす狂った存在も、遊び相手にしか見えていないようです。それどころか、どうやら「それ」を気に入ってしまった模様。純粋さと無知故ではありますが、それがこの子の取り柄でもありました。 ) [Fri 21 Mar 2008 00:52:26]
◆エンプティー > (鎖が千切れんばかりに揺れ狂う皮袋は、職員の怒鳴り声に触発されるようにいっそう激しく揺れだしましたが、ポテンと尻餅をついた水槽の中の小さな子供を見ると徐々に動きが鈍くなり、元のようにじゃらり、じゃらりと断続的な鎖の音へ) ・・・。 (先程までの狂態が欠片も伺えぬ笑み浮かべ、気味悪いほどに整った口はア行の終りとワ行の始まり、ラ行の二番目の音の形をつくりながら、くすくすと空気の漏れるような笑い声・・・・音?、を出す) [Fri 21 Mar 2008 00:41:32]
◆ボマーU > ( 一層激しくなる音と口の動きに、子供もノリノリで踊り続けます。もし「それ」が撒き散らすのが狂気と異常であるならば、この純粋な子供はその狂気を「踊る」という形で現しているのかも知れません。事実、その動きはドンドン激しさを増していき・・・ ) 「いい加減にしろ!!」 ( とうとう職員に怒られてしまいました。その声に驚き、ポテンと尻餅をついて子供は止まります。その顔はキョトンとして、何が何やら分かっていない様子。どうやら、最後の方は何故踊っていたのかも分からなくなっていた様です。 ) [Fri 21 Mar 2008 00:31:37]
◆エンプティー > (突然踊りだした小さな子供に、袋詰めの狂人は大きな・・・・声は一切出ていませんが、哄笑を上げいっそう激しく体を揺らします。 今度はダ行の初めとラ行の四番目のほかにナ行の一番目と二番目の音を模りながら、数世代に渡る交配の末につくられた作り物の美貌に狂った笑顔を見せます。 そこに悪意は微塵も無く、ただ感覚に従い狂った精神は興味を抱き、その副産物として狂気を振りまくのです) [Fri 21 Mar 2008 00:26:58]
◆ボマーU > ( 子供はパクパクと動く口元をしばらく見つめると、ポンと手を打ちました。ジャラジャラと響く鎖の音。パクパクと動く動く唇。その二つから、子供が導き出した答えは。 ) ♪〜♪〜♪〜 ( 子供は水槽の中で踊り始めました。どうやら鎖の音は演奏、口の動きは歌を歌っているものだと勘違いしたようです。更に激しく揺れる水槽に、職員も焦りっぱなし。バランスを保つのに必死です。 ) [Fri 21 Mar 2008 00:18:01]
◆エンプティー > (じゃらり、じゃらりと耳障りな鎖の音を響かせゆらゆらと揺れ続ける狂人は、音を出さずくすくすと笑いながらゆっくりと口を動かします その形はダ行の一番目と、ラ行の四番目。 狂いっぱなしの精神はその水槽の中身の興味を持ったようで) ・・・・・。 (じゃらり、じゃらりと石の床と鎖の摩れる音に乗せ、ひたすらダ行の初めの音とラ行の四番目の音の形を繰り返しつくり、ただただその狂態を繰り返すだけ。 今日も狂人は狂人でした) [Fri 21 Mar 2008 00:11:17]
◆ボマーU > !? ( 子供はその音に反応するし、水槽が揺れるほど激しく壁面に手をついて「それ」を見つめました。あまりの事に驚いて、職員も足を止めます。 ) ?? ( 子供は小首を傾げます。目の前には皮袋と、そこから出た頭だけの人・・・多分、人が見えます。今まで子供は「お客様」として様々な人を見てきましたが、こんな人は初めてです。子供は大変興味を持ったようで、バンバンと壁面と叩いています。それには職員も困り顔。職員も檻の中に居るのが何か分かっているだけに早く移動したいのですが、このまま動いてバランスを崩し、二級の「商品」を傷物にすると大変なので下手に動けないようです。 ) [Fri 21 Mar 2008 00:02:26]
◆エンプティー > ・・・・・・・? (壁と天井から伸びた鎖に吊るされた皮袋 そこから覗いた生首がぐるりと檻の外へ向く。 どうやら職員の足音へ反応したようで) ・・・・・・。 (じゃらり、じゃらりと、彼・彼女にとっては心地よく、他の者にとっては耳障りな音を立てながら袋の中に窮屈に折り畳まれた体を揺する。 その音は廊下まで聞きえるでしょうか?) [Thu 20 Mar 2008 23:52:44]
お知らせ > エンプティーさんが来ました。 『(じゃらり)』 [Thu 20 Mar 2008 23:48:55]
◆ボマーU > ( ギルドの職員がガラスで出来た水槽を抱えて運んでいます。その中には魚も入っていなければ、水も入っていません。代わりに、小さな小さな子供が入っていました。少年は久々に見る何時もと違う風景に目を輝かせています。 子供は奴隷という身分でありますが、奴隷としては少しだけ高級な二級奴隷。それなりの檻の中に入れられていましたが、他の奴隷が入って場所が必要になった事、どうせ行動範囲は水槽の中に限られるし構わないだろうと言う事から、別の少し狭い檻に移動させられている最中でした。そうとは知らず、子供は右に左に小さな身体をいっぱいに動かし、他の奴隷達の姿を見ています。普段他の奴隷の姿を見る機会は殆ど無いため、その姿に興味津々の様です。 ) [Thu 20 Mar 2008 23:46:40]
お知らせ > ボマーUさんが来ました。 『( いどう )』 [Thu 20 Mar 2008 23:45:41]
お知らせ > フォルニカラスさんが退室されました。 『わたしはじゆうがほしいな』 [Thu 13 Mar 2008 23:32:31]
◆フォルニカラス > (捻くれてから数十分後、指で床に「の」の文字を書くように動かし始めた。) …………外に出たいなぁ (のめり込んでしまい、暫くの間だけ呪詛のような言葉を繰り返し続けた。職員に叩かれるまでは、決して気付かなかったのだ。翌日は小さなたんこぶ、あるいは更に捻くれた態度が出ていることだろう。) [Thu 13 Mar 2008 23:32:13]
◆フォルニカラス > (翼の四枚を折りたたむと、背中に埋もれるように引っ込めた。) ……全員、殺してしまえたら良いわね (感化能力を有する特殊型の悪魔でなければ、それなりの力を振舞えたことか。檻を突き破れたかもしれない、いくら嘆いても力を得られるわけでもない。最大の強みは同属を増やすこと、手駒を作ることができる、といってもいい。だが、すべての同属は私に協力をしてくれるとは限らない。むしろ非力なのを良いことに踏みにじるだろう。使い勝手の難しい能力だと痛感をする。使いこなすにしても、こんな中に囚われても意味がない。) …………。 (黙り込んでしまった。少し捻くれたように唇を尖らせる。) [Thu 13 Mar 2008 23:24:16]
◆フォルニカラス > (時間の感覚は狂い始めた。幾度の朝を迎えたのかですら分からない。雨や曇りの昼間でも夜としてカウントを進めてしまった可能性もあるのだし、大騒ぎが起きただけでも一年の終わりを迎えたのか、と錯覚を覚えてしまう時もある。) んー? ややこしいわねぇ (後は通り過ぎる職員同士の会話に耳を立てながら判断するしかない。または隣の檻の奴隷に話し掛けて、また隣の檻の奴隷に伝言を伝えながら日時を知る手がかりもあるのだろうけど。途中で空白の檻に行き当たれば終わりだ。それどころか何かしら疑われてお仕置きを受けるのもごめんである。) [Thu 13 Mar 2008 23:18:49]
◆フォルニカラス > (四枚の翼は小さな窓のほうに伸ばしていった。暫くしてから呟いた。) あら……、もう夜だったのかしら (窓から檻に侵入してくる光を確認していた。正確には光から生み出す熱量を確認していただけなのだ。光が強いか弱いかは、暖かければ昼間辺りか、冷たければ夜から朝くらいしか判断することが出来ない。彼是、毎日に確認し続けてから日数は最低でも一年半以上は流れたのだろう。いや、もっとか?) 今度、職員さんに聞いて見ようかしら。 (教えてくれるのかは、私の態度と職員の性格次第でしかない。) [Thu 13 Mar 2008 23:09:31]
◆フォルニカラス > (何時、目が覚めても世界は何も変わらない。視界に移るのは真っ暗な暗闇だけだった。原因は傍から見ても分かる、目隠しをさせられていることを。) ふ、あ…… (檻の奥で丸まっていた身体を伸ばすようにしながら起き上がる。最初にすることは、床や壁を手探りで触れながら確認をする。ここはどこなのかを。) ……檻の中ね。 (黒髪は床に広がり、顔を上のほうに見上げていた。一つ一つの檻に与えられた小さな窓。全部の部屋にあるのかは知らないけれど。背中に曝け出したままの四枚の翼を動かし始める。) [Thu 13 Mar 2008 23:00:14]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『おきたあくまはさいしょにすることは』 [Thu 13 Mar 2008 22:53:54]
お知らせ > 絢乃さんが退室されました。 『(何時もの風景。私の役割は、売り上げを出来る限り伸ばすこと。)』 [Thu 13 Mar 2008 01:48:41]
◆絢乃 > ( 黒い大きな双眸は、きつさ一点も見せない柔和な笑顔を浮かべている。けれど、それは商売道具。女を安売りしているわけではなくて、自分が持っているものは使ったほうがいいという利点を利用するという行為。 だから女は絶やさずに笑んでいる。目が合えば柔和に微笑もう。「ごゆっくりごらんください」と言わんばかりに。 ) ――― 。 ( そんな微笑を浮かべながら、開くファイルは連絡ノートのような。 職員が必ず目を通す、事務連絡書類。はらり、と捲る指先と穏やかそうな黒い瞳は見落とさないように情報を追っていく。 ) ――― …… あら? ( 目に留まるのは、教育依頼がありました、という報告。 ) ―――嗚呼。( 小さく、理解したと言うような吐息。 そういえば、なんだか有名な傭兵の奴隷さんで、凄いのを教育してくれって来たとか。雑多奴隷でうさ耳の…… ちらほら耳にはしたのだけれど、どうにも大変なのだとか。 ) ――― 。 ( ふぅん。 と小さく心の中で思う一瞬、目を細める瞬間。 ――指先がその文字をなぞる。 ) …… 教育係も大変ね。 ( 呟いた小さな声は、檻が僅か揺れる音にかき消される程度の。 ) [Thu 13 Mar 2008 01:44:07]
◆絢乃 > ( そのお遊びはそんな中途半端なところで終える。答えを求めていたわけではない、それにたいして遊んでいる感覚。一人遊びのような。反応を見て満足するような。仕事の習慣。変な性癖。性癖と言うよりは癖。カツン、と高いハイヒールを鳴らすことで合図のように自分の中で切り替えが出来る。 そうして受付へ戻ればいつも接客する際の柔和で凛とした、さらりと浮かべる笑顔を何事も無かったように浮かべるのが、習慣になった。 演じているわけではなくて、切り替え。 体が勝手に反応する、そんなもの。 )( ――― 今日は……まあまあ、か。 ) ( 受付で背筋を伸ばした女はフローラルの香をほのかに纏った姿で纏めた黒髪の後れ毛を僅か揺らす。首だけが少しだけ動いて、客の様子を見守るように眺めている。どちらかというと、それは「何かあればどうぞ」という微笑だが、時折奴隷を監視するように干渉する姿がちらほら覗いては消える。何事も無かったかのように。 ) [Thu 13 Mar 2008 01:25:46]
◆絢乃 > …… 安心なさいな。 また来てもあなたを買いはしないでしょうし。 ( クスクス、愉しそうな口調。 手に抱えたファイリングを持ち直すように、指先が動いて”それ”から視線を逸らす。 ) それとも―― 買われたい? 飼われたい? ( 勝手な言葉遊びは自己満足の。 にこりと口元浮かべる微笑は、仕事上の笑み。 時々、女は意図的にこれを愉しむ。自分としては嗜みのつもりで、からかいのつもりで、気晴らしのつもりで、かわいがっているつもりで。プライベートでそんな趣味があるわけではないのだけれど。 ) [Thu 13 Mar 2008 01:17:56]
◆絢乃 > ( 足音は余裕のある余韻を残して、消えてはまた重ねられ。 先程まで浮かべていた笑顔は邪気の無い笑顔に見せかけた冷笑 ) よかったわね。あの人に買われなくて。 ( そう囁いて、ちらりと流し目が”それ”を見る。 ) ―― 脅えた顔をしてる。 でも、大丈夫よ。 アナタは三級で安かったとしても、注文を聞いていると当てはまらなかったからね。 ( クスクス、と小さな笑い声が零れ落ちて、指先が桜色よりも朱色の唇へ。窘めるように見つめる瞳は悪戯そうな、少しだけ揶揄するような愉しみ方の、それ。 ) [Thu 13 Mar 2008 01:17:43]
お知らせ > 絢乃さんが来ました。 『 カツン。 カツン。カツン。 』 [Thu 13 Mar 2008 01:09:28]
お知らせ > フォルニカラスさんが帰りました。 『きょうもせんねんのいっしゅんのうちである』 [Tue 11 Mar 2008 23:14:04]
◆フォルニカラス > (説明が不思議に捩れている。簡略すれば存在そのものを悪魔にする能力。戦闘力も無ければ、人間にも悪魔にも天使にも勝てない脆弱な存在。) …うふふ、それでも構わないわ。 (同属を生み出す能力があるだけでもありがたいもの。と小言に呟いていった。そしてゆっくりと立ち上がった。鉄柵を背に向けると、檻の奥の方に歩き出す。腕を伸ばしたまま、壁際に触れるのを感じると立ち止っては座り込んだ。尻下に敷かれている毛布を手に取ると、身体中に包まった。赤子のように身体を丸めては眠りに落ちていった。) [Tue 11 Mar 2008 23:13:04]
◆フォルニカラス > (少し眠たそうに目蓋を閉じたり開けたり繰り返した。他の人は瞬いているのかですら分からないだろう。首を傾げたり、うとうと、と縦に揺れる仕草を見るだけで眠そうだと見て取れる。そして唐突に言い放った。) 息子たちは元気にしているのかしら? (自らの能力による感化で、人間から、亜人から、ハーフから、ミックスから、悪魔に生まれ変わらせた。それだけとのこと、肉体を死ぬわけでなくて、肉体の細胞を破壊しては、破壊された細胞の部分に瘴気を擦り込む。全身一変にやるのでは激痛のあまりに死亡してしまう。そのために時間を掛ける必要があった。) [Tue 11 Mar 2008 23:08:28]
お知らせ > フォルニカラスさんが入室されました。 『首を傾げてみた』 [Tue 11 Mar 2008 23:02:30]
◆フォルニカラス > ……あら、またひとつの命が無くなったわね。 (この感じは、誰かが死ぬ瞬間にこの世に力強い恨みや憎しみを残して逝った。死ぬ間際にこれまで無いほど最高の力を放つのが人間の特徴と言われている。だからこそ悪魔は滅びる日は永遠に来ない。) ……ふふ、どんな悪魔が生まれるのか一目で見てみたいわ。 (唇を薄らと開いたまま、上品に振舞うように微笑を浮かべる。そして小さな欠伸を零してしまった。) [Tue 11 Mar 2008 23:01:23]
◆フォルニカラス > (傍から見れば、何かを待っているのか、悪魔の癖に祈りを捧げているようにも見える。) ……退屈だわ。 (大人しくすれば、言うことを聞けば、媚薬の効力を持つ液体を貢献すれば、それだけ酷いことはされないということを覚えた。最初は怒りを感じていたが、浅はかな寿命の持つ人間に対してむきになるのも滑稽に思えた。) 奴隷になってしまった私が言うことじゃないのだけれど、ね? (天井から檻としての役割を果たす鉄柵に向けた。見えはしないが慣れた場所なら視覚に頼らなくても大丈夫。そして息を吐き捨てる。) [Tue 11 Mar 2008 22:52:40]
◆フォルニカラス > (悪魔としての人格に異変を引き起こしたのは、職員の調教と常連客の行為によるもの。特に酷かったのは、キメラ『鵺』に辱められたこと。身体の内側から激痛が齎しては、回復している筈なのに人間を思う度に恐れてしまう。) どうしてなのかしら……? (二度とされたくない。そんなことを言う権利は悪魔にはない。どうしようもない待遇なのだ。視界が真っ暗で何も見えないのは、施錠付きの目隠しを装着されている。下手に動けば転ぶ危険もあるから、部屋の中心で正座を崩した格好で天井を見つめるようにしていた。) [Tue 11 Mar 2008 22:45:41]
◆フォルニカラス > (二級の檻の中にいる悪魔は歌声のように囁いた。職員が悪魔の居る檻を通り過ぎたのを見計らってからだ。) ――――、……。 (何が変わったのか。) [Tue 11 Mar 2008 22:41:27]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『またひとつのいのちがきえた』 [Tue 11 Mar 2008 22:38:45]
お知らせ > 九遠さんが帰りました。 『夢の中では、野原を駆け回る…そんな懐かしい夢を見ていました…』 [Mon 10 Mar 2008 02:01:07]
◆九遠 > …私は、これから、どうなっちゃうのかな…。 殺されちゃうのかな…。 誰かの餌になっちゃうのかな…? 私は美味しくない…、美味しくない…。 美味しくない…。 ( ブツブツと、小声で、何かを唱える様に、どうなってしまうのか見えない事に「恐怖」する…。 まだ、然程、「奴隷」が、なんであるか…いまいち理解出来ないで居る…。 其れもそのはず…まだ、知識からして、8歳の子供と変わらないお頭なのだから…。 ) …美味しく…ない…、 おい…しく…… ( その後に聞こえてくるのは、小さな寝息…。 疲れきった体は、漸くの眠りに…。 其れは、職員に起こされるまでの時間まで… ) [Mon 10 Mar 2008 01:59:43]
◆九遠 > …ふぅ。 何だか、眠れないな…。 ( 周囲を見回せば、同じ様な奴隷の子が、皆纏まってくっ付くように寝てる…。 『 …きっと、寒いのかな…。』 …眉を顰めながら、見んな女時奴隷なんだ… そう思いながら、服の袖で、目じりに沸き出た、涙を拭い、今度は、牢屋の中央の通りに座り直した…。 ) …松明だろう、揺れる火の影が薄暗い通路に不気味に浮かんで… 其れに尻尾の毛が、ザワザワと沸き立ち、ズルズルと滑りながら、壁際まで後退…。 直ぐに壁に当たり止ってしまうが…。 ) ここ、怖いよ…。グスン…。 ( 尻尾を握りながら、小さく丸まり、じっとして動かない…。 動物の感性で、「 動くものは、狙われる… 」そう、思って… ) [Mon 10 Mar 2008 01:48:52]
◆九遠 > …外で、遊びたいな…。 美味しいお肉も食べたいな…。 暖かい野原で、お昼寝もしたいな…。 ( 見た目とは裏腹で、精神年齢はとても低い…。 それだけに考える事も子供の考えそのもので…。 ) どうして、私はここに居るのかな? ―…解らないや。 ( 両膝を抱きかかえながら、身体を小さく丸め、自由にならない身を悲しんで、ポツリ、ポツリと涙を零し…、 其れは、葉っぱで作った服に、染み込む事無く…、雨露の様に、さっと流れ落ちた…。 ) コン…、コン…。( バフッ! と白い煙と共に、九本の尾っぽと、鋭く尖った耳…、そして顔には髭が…。 ) …あれれ、妖術が解けちゃった…。 おかしいな…。 まぁ、いっか…。 ( 尻尾を、何本か手に取りクッション代わりに抱きながら、変わる事の無い闇の空を見上げ続ける… ) [Mon 10 Mar 2008 01:25:34]
◆九遠 > …ガチャン!( 閉まる、牢の音に 「 ビクン 」 としながら、ボロボロの毛布を片手に、引きずりながら、部屋の中に進み入る…。 この3ヶ月の間、私は、言葉の勉強やら、読み書きを、強要され、泣きながら勉強した…。 最低限の知識が無いと、売り物にならないとか…。 色々な事を教わり、ひらがなは、書ける様になって、お金の使い方とかも教わった。 此処に来てからは、本当に覚える事が多くて…。 最後の一ヶ月は、「奴隷」ガ、何たるか― と、奴隷について教わり…。 私は、もう逃げられない事も、感じさせられて…。 ) はぁ…。 早く、外に出たいよ…。 ( 鉄格子の窓から、外の様子を見あげながら… その鉄格子の下に、ちょこんと、体育座りをして、外を恋しそうに見上げて… ) [Mon 10 Mar 2008 01:14:38]
お知らせ > 九遠さんが来ました。 『2ヶ月間の教育期間と約1ヶ月の調教を終え…』 [Mon 10 Mar 2008 01:05:20]
お知らせ > エルさんが帰りました。 [Sun 9 Mar 2008 01:27:44]
◆エル > ( やはり、机に向かってジッと集中は長時間はできないようだ。普通にギルドにいる奴隷ではなく、主人付きの奴隷の教育を有料で請け負っているわけだから、次回はもっとやり方を工夫しないとな…と。次も自分が担当なのかはともかくも、主人が迎えに来た奴隷を帰してから、骨翼の職員は頭をひねるのだった。 ) [Sun 9 Mar 2008 01:27:38]
お知らせ > 白夜さんが退室されました。 [Sun 9 Mar 2008 01:22:42]
◆白夜 > ( 数字を見たことがあるだけ、にも関わらずこの兎ッ子。以前、艶子さまのご本を読んだこともあったとか。矛盾溢れるこの現象、その真相。 実際のご本に書いてもない事柄を―良く云えば『想像』、悪く云えば『捏造』―していたそうです。 ) ( 取り出された、学習用カード。不思議そうに、それを見詰めていた白夜は。 ) ほぇ? ――ん、っとぉ …。 『えー。』 ( 「A(エー)」のカード。職員さまに教わりながら、一文字ずつ、ひとつずつ …時折、頭から湯気が出そうになるものの。 ピシリ、鳴らされる鞭の音に びくッ、と。そしてまた、お勉強に集中しようとするも長続き出来ず―― 。 ) [Sun 9 Mar 2008 01:20:40]
◆エル > ( うさみみがしゅんとする様子を、ニヤニヤしながら眺め。あんまり言葉遣いなどに口出しして、「あれが可愛かったのに!」なんて文句が来てもいけないからこのくらいにしておこう。 ) そうか…なるほど。 ( 察するに、値札などで見た事がある程度なのだろう。本当に0からか…。 ) じゃあまず、読めるようにならないとな。 ( 教科書は閉じて、何やら大きめのカードを取り出した。表にアルファベット一文字、裏にそのアルファベットが頭文字の単語とその絵が描いてある、学習用カード。 ) アルファベットには、「名前」と「読み方」がある。まずはアルファベットの名前を覚えてもらう。これは「A(エー)」 ( そんな風に一文字ずつ、基本の基本から始めるのだった。たまに集中させるため、鞭を音だけ鳴らしてみたりしつつ。 ) [Sun 9 Mar 2008 01:04:31]
◆白夜 > ……あぅ。 それじゃ、びゃくや …いけないこと、しちゃってたの。 びゃくや、……わるいこ… ( 思い返せば。今まで御逢いした方、ほぼすべての方に初見にも関わらず『ちゃん』付けで呼び掛けてた記憶。 しゅん、と うさみみが再度萎れて。 … 広げられたページ。ずらッ、と並ぶは―― ) ちょぴっと、しってるの。 みたことあるの、あるの。―― これ。 ( これ、と指差すのは数字。 アルファベットは余り見覚えが無いようです。 ) [Sun 9 Mar 2008 00:45:29]
◆エル > まあ、それはその通りだけど…。目上の者に対して初めから「ちゃん」づけは馴れ馴れしいと思うんだよね、俺は。 ( 相手がいいよと言うならばおい兄ちゃんでもお姉ちゃんでもいいだろうが…まあ、キャラで大分許される感じではある。さて。 ) うさみみちゃんは、読み書きはどこまでできるのかな? 全く?全然? ( 言いながら、広げたページを奴隷の方に向かって見せる。数字やアルファベットがずらりと並んだ一覧表だ。「どれか知ってるものはあるかな?」と尋ねて。まずはどの程度のレベルか知ろうと。 ) [Sun 9 Mar 2008 00:36:47]
◆白夜 > ( 愛玩奴隷としては…、との言葉には こてン、と小さく首を傾げて。続く、呼び方に関しては。 ) ――ん。 わかったの。 びゃくや、 …えと… える、せんせぇ、なの…? ( これでいい? とばかりに、職員さまに教わった呼び方をしてみる。 ) じょーしき? ……れーぎ…? ふぇぇ … で、 でもでもぅ。 びゃくや、 きかないと、わかんない。 ( お客さまによって呼び方を変える、との教えには お客さま御本人に好みを伺わないと分からない、と。… 相手を見て使い分ける、は何時出来るようになるのでしょう。 ) [Sun 9 Mar 2008 00:24:18]
◆エル > ( 中々いい感じに怯えてくれる。…もっとこう、奴隷として色々──な方向に調教したくなるのをぐっと堪えつつ座り※本業はそっちだし ) …お兄ちゃん呼びというのも、愛玩奴隷としては悪くないけどね? 一応俺は君の教育を任された人だから、こういう場合は「先生」と呼ぶように。 ( ニヤニヤ笑いながらそんな事を言う。別に好みの問題ではなくて。 ) 読み書きと計算ができれば…ということだけど、二級三級を目指すなら常識程度の礼儀は知っておいてもらわないとね? 客によっては「お兄ちゃんお姉ちゃん」よりも、「なになに様」とか「ご主人様」とか「旦那様」とか、そういう呼び方が好きな客もいるんだ。大事なのは相手を見て使い分けること。わかる? ( あれ、これって礼儀の話かな。微妙に違うような、まあいいか。教科書のページを繰りながらそんな事を喋って。 ) [Sun 9 Mar 2008 00:13:50]
◆白夜 > ふぇ ッ … !? ( 『―― バタン 。』 艶子さまの後ろ姿が見えなくなる前に、扉は職員さまによって閉められて。 …此方に向けられた職員さまの表情は、先ほどまでと異なっていて。 ) える おにぃちゃ、……ん…? ( 表情同様。言葉遣いにも、違いが在って。 不思議そうに小首を傾げていたけれども …促されるまま、椅子に座り。教科書を伴い席についた職員さまに。 ) はい、なの …。 ( 僅か、 うさみみを震わせながらも、頷いて。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:57:48]
◆エル > はい、お任せください。 ( あの豪天寺艶子がクレーマーに…確かに凄く大変そうだ。勉強部屋の様子を確認して安心したのか、奴隷に声をかけると部屋を出て行く傭兵に頭を下げて見送って。 ) ──……。 ( 彼女の姿が見えなくなる前に、容赦なく部屋の扉をバタンと閉めた。主人の後ろ姿を見つめていた奴隷に顔を向けると、今まで堪えていたのを止めてニヤリ…と笑い。 ) さああ、ご主人様のためにもお勉強がんばろうか。うさみみちゃん。 ( 職員は何かとても楽しそうだ。「まずは座って」と奴隷に促し、自分もいくつか教材を取ってきてから向かいの席に座ろう。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:50:06]
◆白夜 > ( 艶子さまとともに。 職員さまに、勉強部屋へと案内されて …壁の本棚にギッシリと詰められた教科書を目にした途端。 へにゃ、と …うさみみが、萎れる。如何やら、自信の半分は消失してしまったようで。それでも。 …両肩に置かれた、艶子さまの手。掛けられる言葉。更には、頭を撫でて貰えると …幾分、回復してきた模様。 ) ――はい、なの。 びゃくや、がんばるの。 おべんきょー、がんばる……の…。 ( 微妙に歯切れが悪いですが。 艶子さまの後ろ姿を、じ――、と見詰めて… 。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:41:29]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 白夜の勉強が終わった頃、迎えに来るためにもう一度ここに来よう。 』 [Sat 8 Mar 2008 23:35:20]
◆艶子 > ( 白夜の手を握ったままエルの後に続く。奴隷ギルドを訪れるのは何度目かになるが、こういう場所を見るのは初めてだ。教育と言ってもその幅は広く、知識を教える場所もあればその性格を矯正する意味での”教育”を施す場所もあるのだろう。見せられた部屋は、前者のように見えた。勿論それがこちらの希望通りであるのだが、とりあえずは物騒なものが見当たらずに安堵する。ああ…職員の腰にはついているが。 ) 白夜。ここがお前が勉強する所だ。 ( 白夜の両肩に手を置いて、僅かに身を屈めながら言う。 心配事はある。しかし、ギルド側の心得てくれているだろう。何かあればこの私がこの世で最も厄介なクレーマーに変貌する事を。 ) それではどうかお願いします。 頑張るんだぞ、白夜。 ( そう言ってもう一度白夜の頭を撫でると、一先ずはその場を後にしよう。私がじっと見ていてもやりにくいだろうし…。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:31:58]
◆エル > ( 案内した先の勉強部屋は──中央に机があり、職員と奴隷が向かい合わせに座るようになっている。椅子は、普通だ。奴隷を縛り付けるためのベルトなど一切付いていない。もちろんそう言う椅子も存在する事はするが、大人しい奴隷ということだし今日は片付けておいた。壁には本棚が備え付けられてあり、様々な教科書が詰め込まれている。鞭は備え付けられていないが……教育する側である骨翼の職員の腰にはしっかり付いていたりして。案内するため職員が先を歩けばよく見えることだろう。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:18:06]
◆白夜 > ( ――その調子。 艶子さまの言葉。そして 握り返して貰えた手が、とても頼もしく思えて。 ――ふッ、と。 ) びゃくや。 おべんきょー? …ふぇ…。 こころのじゅんびちゅー、なのぅ 。 ( 準備完了しても、然程違いはありません、などと 何処ぞからの声は靴音に掻き消されて …。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:17:48]
◆エル > ( お兄ちゃん呼び…か。「職に就けるよう」「査定されれば二〜三級程度になるよう」という要望も考えると、場によっては改めるべきと教えた方がいいか…? まあ、もう少し様子を見よう。 ) ありがとうございます。きちんとやらせて頂きますので。──では、こちらへどうぞ。 ( 奴隷の教育用の部屋へと、主人と奴隷を案内しよう。──実はちょっと口元辺りとか堪えるのが大変なのだが、今の所はなんとか保っている。いつまで持つか。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:11:07]
◆艶子 > ( …今の私の顔の緩み、気づかれただろうか?いや気づかれていない、筈だ。筈… エルの反応にさっきから変化が無いので、そこら辺が判断できずにいた…。 ) ――そうですね。少し、見学させて頂こうと思います。 ( 確かにどのように教育しているのかは気になる所だ。それも奴隷によって内容は違ってくるのだろうけれど、見て置いて損は無い。折角の申し出なわけだし。 ) ええ、構いません。お願いします。 ( 獣耳マニアだと知れば、その気持ちは痛いほど良く判る…良く判る、と理解を示しつつ「チェンジお願いします」とか微妙に場違いな台詞を吐いていたことだろう。だって心配だもの! ) はは、白夜。練習どおりにちゃんと出来たな。その調子だぞー。 白夜は真面目だから、お勉強だってすぐに片付いちゃうさ。 ( 服を握る手を優しく握り返して。 ) [Sat 8 Mar 2008 23:01:47]
◆白夜 > ( 服の裾を握っていたところ、艶子さまに そゥ、と頭を撫でて貰えると 漸く耳の震えも治まって。 …それでも、服の裾を掴んだ手はそのままに。 ) …ん、っと…。 える、おにぃちゃん …びゃくやのほぅこそ、よろしくおねがいします、なの。 ( この日の為に、頑張って『ごあいさつと、そのたもろもろ』を勉強したそうです。…とは云え、この兎ッ子のことなのでタカが知れてますが。 艶子さまと職員さまの会話を、ぢ――、と聞いていて …。 ) [Sat 8 Mar 2008 22:57:22]
◆エル > ( 「白夜のお名前、白夜なの」 ……うーん、頭悪そうだ。計算なら話は別だが。 ) そっかー白夜ちゃんかー。俺はエルって言うんだ。よろしくね。 ( 愛玩用としてはとてもいいんだが、主人がもしもの時にこの奴隷が職に就けるかを考えると…… ……愛玩奴隷が天職じゃないか? ああ、いやいや。それではいずれ困るから彼女らはここに来ている訳で。 )( そして視界の端で、一瞬思いっきり緩んだ傭兵の表情が見えて。その後の言動も含め、溺愛してるなあ……という感想。もちろん顔には愛想笑いを貼り付けたままだが。 ) かしこまりました。──本日はどうされますか? 初日ですし、見学されたいということでしたらもちろん構いませんけれども。 ( この可愛がりようだ。教育係がどんな風に勉強させるのか気になるのではないかと思い。 ) 後、それから…大変申し訳ないのですが、教育担当の職員の都合が少々悪く…本日は私が担当させて頂こうと考えているのですが、宜しいでしょうか? 専門的な面では劣りますが、初級レベルの勉学でしたら私でも十分見れると思いますので。 ( 何気に獣耳マニアのこの職員。うさみみを教育してみたくて教育担当の職員に頼んだとか、そんな事実は…ない。多分。 ) [Sat 8 Mar 2008 22:46:34]
◆艶子 > ( 人間観察が得意な方では無いが、恐らくこのエルという男は優しい人間では無いだろうなと思う。とは言ってもそれは単なるこの男を見かけだけの部分…奴隷ギルドの職員であるという一つの事実だけを見て判断しているに過ぎない。 しかし、それ以上に仕事に関してはプロであると感じている。それだけに、私は安心して任せられると考えた。が… ) ( 「白夜のお名前、白夜なの」そのフレーズを聴いた瞬間私の脳内桃色領域が活性化して、ありえないぐらいに表情が緩んでしまった。しかし職員の目の前だという事を思い出し、瞬時に元の表情に戻る。きりりッ ) ――ん。よしよし、偉いぞ白夜。良い子だな。 ( そっと掴む服の裾と、まだ僅かに震える兎の耳。安心させるようにもう一度白夜の頭を優しく撫でて。 ) ご覧のとおり、少し怖がりなので…宜しくお願いします。あと、こちらに預けるという形ではなく、私が送り迎えをしますので。 ( 前に来たときにされたエルの質問に答えよう。白夜は家から通わせる。 ) [Sat 8 Mar 2008 22:27:13]
◆白夜 > ( ぴるぴる …艶子さまの後ろに見え隠れしていたうさみみは、微かに震えていた。そんな時、 ) ふぇ ッ … !? ( すィ、 右にずれた艶子さまの後ろに居たはずの自分は、骨翼の職員さまの前に居た。 ご挨拶を、と仰られると ) … は、 はじめまして、なの。 えと、 びゃくやのおなまえ、びゃくや、なの。 ( ぺこり。 職員さまに向かい、頭を下げる。 …けれども。 顔を上げたと同時、職員さまの『笑顔』を目にした 途端。 ) できたの。 びゃくや、 ごあいさつ、できたの。 ( そう、 艶子さまを見遣りながら告げるでしょう。叶うなら、艶子さまの 服の裾を掴もうとしながら。その、うさみみは やはり震えていて …。 ) [Sat 8 Mar 2008 22:17:59]
◆エル > ( 聞いていた奴隷の性格からして、怯えてでもいるのか…傭兵の後ろに隠れているライカニアの耳が見えた。 ) …………。 ( 目を細めてジッとその耳を睨んで、職員はちょっと思った。 こいつ…天然か?計算か? ) こんばんは、白夜…ちゃん? ご主人様の言うとおり、主人付きの奴隷に酷い事はしないよ。 ( しかも主人が主人だ。酷い事はしない。…多分ね、と心の中で付け加えながら笑顔を見せてみた。感覚の鋭い者になら、心から笑っているわけではないことが感じ取れるかもしれない。 ) [Sat 8 Mar 2008 22:06:52]
◆艶子 > ( 傭兵は相手ににこりと笑みを返して、無情にも何も言わずに右に一歩ずれて真後ろに隠れている白夜を職員―― エルの前に見せる。 ) ほら、白夜…大丈夫だ。怖くないぞ。 …この子が白夜です。白夜、ご挨拶なさい。 ( 優しく白夜の頭を撫でながら。 この子も緊張で胸が一杯だろう。何せここはかつで自分を鎖に繋ぎ檻の中に閉じ込め管理していた建物なのだから。それを思うと今更ながら少し心苦しいが、大丈夫。 今は”あの豪天寺艶子の白夜”という、凄い肩書きがついているのだ。 ) [Sat 8 Mar 2008 21:57:55]
◆白夜 > ( ――艶子さまの後ろに隠れるようにして …いるつもりなのだろうけれども。 ひょこ、 うさみみが時折見え隠れしている辺り効果は皆無、と云ったところでしょうか。 ) [Sat 8 Mar 2008 21:50:41]
お知らせ > 白夜さんが入室されました。 [Sat 8 Mar 2008 21:47:58]
◆エル > ( 身なりを整えた傭兵を出迎えるたのは、以前も応対した骨翼の職員。愛想笑いを浮かべると軽く頭を下げて。 ) こんばんは。いらっしゃいませ豪天寺様。 ( お待たせしましたという彼女に対し、いえいえと首を振る。 ) [Sat 8 Mar 2008 21:47:29]
◆艶子 > ( 今日は私の白夜を教育して貰うために、白夜をつれて…いつものような動き易い服ではなく、きちんとした身形でここ奴隷ギルドへとやってきた。 自分の所有している奴隷を教育して欲しいっていう客はどれぐらい居るのだろう?酔狂な金持ちならば自分で家庭教師をつけてみたりするのかもしれない。素行に問題があるのなら再教育という形で奴隷を持ってくる者も居るだろう。しかし今の私は、白夜の後の事を考えてこうしてギルドを訪れている。私のような客は滅多に居ないのでは―― そんな事を考えながら。 ) こんばんは。お待たせしました、豪天寺艶子です。 ( 私はそうギルドの職員に話しかける。 ) [Sat 8 Mar 2008 21:39:42]
お知らせ > エルさんが来ました。 [Sat 8 Mar 2008 21:39:24]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『そして再び訪れる。』 [Sat 8 Mar 2008 21:33:30]
お知らせ > 若い奴隷さんが帰りました。 『瞳を閉じたまま…そのうち寝息を立てはじめ・・』 [Fri 7 Mar 2008 23:56:42]
◆若い奴隷 > (良い主人にめぐり合えればいいものが食べれたりするんだろうか…と少し潤んだ瞳をゆっくり閉じながら考えていて… 今までと余りに違う環境…長く居たくないこの場所…どうしたらいいか考え付かず) [Fri 7 Mar 2008 23:45:57]
◆若い奴隷 > (先程から時折”客”らしい人影が目の前の通路を歩いていて…しかし最近の傾向なのか…やはりある程度の調教が済んだ、仕事が出来る者を求めるようで…新品だがまだ未調整品の少年のようなものは余り相手にされないらしく)……お腹…へった……(育ち盛りには酷な量の食事…背中をより丸め腹を圧迫し、飢えを凌ごうとしていた) [Fri 7 Mar 2008 23:38:09]
◆若い奴隷 > (入ったばかりなせいか何度か鞭に打たれ、体力も精神的にも消耗している少年……なぜこうなったのだろう、と考える気力もなく…ただボゥ…と檻の外…暗いギルドの通路を眺めていた) [Fri 7 Mar 2008 23:32:26]
◆若い奴隷 > (奴隷ギルドの寒い檻の中、最近奴隷となったその少年は膝を丸め、少しでも暖を逃さないように…と座っていた) [Fri 7 Mar 2008 23:24:50]
お知らせ > 若い奴隷さんが入室されました。 『ボゥ……として』 [Fri 7 Mar 2008 23:23:53]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 『高かったな。ビックリ。(買ったのは二級の子。値が張ってしまった。)』 [Fri 29 Feb 2008 01:20:46]
◆シャーリー > ( 世界は愛と平和で満ち満ちていると私は声を挙げて口にする。 現実を無視したような頭の可哀想な発言、もしくは何も知らない子供の微笑ましくなるような言葉か。 )( ―――それじゃさ、聞くよ? ここにいる皆に向けて、私は胸を張ってその台詞を言えるのかい? ) ………言えるさ。 多分ね。 ( 似つかわしくない暗く俯いた表情をした吸血鬼は、自問自答に答える。 )( とある檻の前に立つ。 ―――ああ、もう今日はこの子で良い。 値段も何も見ていないし聞いていない。 けど…もういいや。 ) [Fri 29 Feb 2008 01:10:15]
◆シャーリー > ( 多分薄々感づいているのだろう。 何故私が毎回必ず安物を一日だけ借りているのかという事を。 ……家に連れて帰るのが億劫で、たまーにこっちの部屋を借りて食事を済ませた時もあるからな。 主人に頼まれてのお使いですー、なんて言い訳をするわけにもいかない。 ) ―――そうだなあ。 それじゃどの子を選ぶことにするか、今日はいつもより手広い範囲で色々と見て回らせてもらう事にしようかな? ( ―――まあ相手が自分の正体を知ったとしても、それを流言するわけでもない。 相手だって客のプライベートなんてどうでもいいだろう。 ただまあ。 それなら出来る限り上物を買ってくれよということなだけである。 )( 様々な商品が敷き詰められている檻の前を見て回っていく。 級が低いほど悲惨であり、私がいつも買っている雑多の檻なんて、ホントの所は正視をしたくないような光景だ。 ) [Fri 29 Feb 2008 00:56:53]
◆シャーリー > え? だからボクはあまり値段が張らない子だったら、別に誰でも構わないけれども――― ( そんな女性の呟きに対して、職員は笑顔を貼り付けたセールストークを繰り広げる。 ) ( ―――あまり安物ですと品質がよろしくないですから、お客様の体の方が心配ですからね―――」―――なんてそんな優しい言葉を私に言ってくれる。 ああ、泣けるねえ。 本当に。 ) [Fri 29 Feb 2008 00:42:17]
◆シャーリー > ( 奴隷ギルドを訪れた青い髪の女性。 サングラスを掛けていて、その首にはこの場所では何とも皮肉な意味を持つ銀のロザリオが掛けられている。 安物を一日だけレンタルしていくという微妙な常連客は、職員と今日の商品は何をするかという会話をしている。 ) [Fri 29 Feb 2008 00:33:42]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『そうだね。欲しい子はいつも通りかな?』 [Fri 29 Feb 2008 00:25:24]
お知らせ > 如月 杏さんが退室されました。 『そして今日も安物を一日だけ借り受けて』 [Mon 18 Feb 2008 01:27:21]
◆如月 杏 > ( 雑多なんて質の悪いのを買った自分のせいなのに、軽いクレームまでわざわざ下さって大変ご迷惑だったなあ。 お客様は、そういう事をしないでくださいよね? ) ( 客に対して少々失礼な言動ではあるが、それはこの職員と自分は何度か顔を見合わせているからしている冗談。 ただし相手の心のうちでは、安物のレンタルしかしない地味な常連だと文句を言いたいのかもしれない。 ) そうですか。 それでは仕方ありませんね。 別の方を探すとしましょう。 ( そうして商品が詰められた檻へ向かって歩き出す。 ) [Mon 18 Feb 2008 01:07:29]
◆如月 杏 > そうですね。 前回の時に借り受けたレイチェルという雑多の女性がいい。 彼女の手際はあまり褒められたものではありませんでしたが、几帳面にしてくれたので、しばらくはとても過ごしやすかった。 ( そう言うと、職員は思い出したように手を打った。 そしてそいつなら先週処分されたらしいぜ。 なんでもお偉いさんの所に買われて、そっちで高価な壺を割っちまうとかいう粗相をやらかしちまったらしい。 )( こともなげに物が壊れた事を客に伝える。 ) [Mon 18 Feb 2008 00:53:49]
◆如月 杏 > ( 奴隷ギルドに訪れた男装をしたイエロティアの女は、受付の前で奴隷ギルドの職員と会話を交わしている。 )はい。 いつものように家事が得意で、出来れば従順な方を一人探しています。 ―――ええ、一日、もしくは二日のレンタルで構いません。 ( 手慣れた調子でいつものように自分の望む奴隷が誰かを相手に伝える。 ) [Mon 18 Feb 2008 00:32:00]
お知らせ > 如月 杏さんが来ました。 『さて』 [Mon 18 Feb 2008 00:23:59]
お知らせ > グリゼルダさんが退室されました。 [Wed 6 Feb 2008 23:47:37]
◆グリゼルダ > (両手を重ねて握り締め、はーっと息を吹きかける。――あたたかい。この冷えも眠れない原因の一つ。そういえばまた肌が荒れた気がする。今は手が冷えたままだから、頬には触らないけど。鏡も持っていないから確認することは出来ないが、きっとひどい顔をしていると思う。――これが元豪商の娘の末路だ) [Wed 6 Feb 2008 23:47:30]
◆グリゼルダ > (結局何も考えずに眠っているのが一番賢い。生憎人間はそう長い睡眠を必要とする種族ではないし、体力の消耗も少ないから眠れない夜も多い。こういう時、眠り姫と言う種族が心底うらやましいと思う。きっと夢の中は現実よりは優しかろう。だが、一生夢から覚めなければ捨てられる。――それは嫌。きゅっと自分の手を握り締めたら、随分と冷えていたことに今更気づいた) [Wed 6 Feb 2008 23:32:34]
◆グリゼルダ > (視界から女の子の姿が消えてから、そっと右手で腹を押さえた。おなかがすいたなと思った。そもそも一日中檻の中にいるのにそれほど空腹感はないが、甘いお菓子を胃の中に入れたいと思った。ここの食事には『慣らされた』とはいえ、過去の食事が懐かしくないわけではない)……、(だめ。考えると余計お腹が減ってきた。軽く頭を振ってあまぁいキャンディやクッキーを頭から追い出した) [Wed 6 Feb 2008 23:23:11]
◆グリゼルダ > (己が出されたのではない。目の前の檻から一人の奴隷が職員に呼ばれて檻から出された。自分よりも小さな女の子だった。自分が見ている限り何の粗相も無かったはずだ。時々職員が奴隷に体質や技能について質問をしているらしいというのは聞いていたから、自分は彼女もそうなんだろうなと思った。二人の職員に両脇を固められて出て行く後姿を視線だけで見送った。そもそも会話を交わすほどの友達がここにいるわけでもなく、奴隷にそんな自由があるはずも無い) [Wed 6 Feb 2008 23:14:55]
お知らせ > グリゼルダさんが入室されました。 『(――檻から出された)』 [Wed 6 Feb 2008 23:10:41]
お知らせ > グリゼルダさんが帰りました。 『(これはゆめだ。でもげんじつだ)』 [Sat 19 Jan 2008 23:21:21]
◆グリゼルダ > (再び職員が歩き出す音がした。其れはこちらに向かってまっすぐに近づいてくる。視線をあわてて下に戻して、職員が立ち去ってくれるのをただ待った――そして、足音が通り過ぎた)――、は(――良かった、何も無かった。肩から力を抜いて息を吐く。いつの間にか呼吸を止めていたらしい。――こんな自分は嫌だ。そう叫んだところで前の自分には戻れ無いと分かっている。分かっているからより一層虚しくなって項垂れた) [Sat 19 Jan 2008 23:21:07]
◆グリゼルダ > (投げ出した手を軽く握って、大丈夫、と自分に言い聞かせる。何も職員の咎めるようなことはしていない。逃げてない、逆らってない、口答えだって、してない。怒られる要素は何も無い。罰が降りかかるはずも無い。けれど、鼓動がじわりと激しくなっていくのは、己の身体に刻み付けられた恐怖)……、(ごくりと唾を飲み込んで、視線を下に。靴音だけでこれほど怯えなければならない。――仕込んだのはここの職員ではなかったけれど。男が見回っていることを知ったときから、この『病気』は常に奴隷を襲っている) [Sat 19 Jan 2008 23:05:47]
◆グリゼルダ > (雑多と言う階級のためか、この檻にいるのは栄養状態の良くないものが多い。反乱の意志があっても決行する気力のある者はいまい。商品価値も低いためにか、見回りもぞんざいである様な気がする。――他の階級の奴隷がどのように管理されているのかは余り知らないが、おそらくここよりは恵まれているし、管理は行き届いているだろうと思う。そして監視の目も)……(管理者の足音が途切れたのを聞けばそちらに視線だけ向ける。見えないと分かっていてもついつい見てしまうのだ。隠し切れないのは微かな怯えの表情。この檻の前で止まらないでと内心ではそう思っている) [Sat 19 Jan 2008 22:51:16]
◆グリゼルダ > もうそろそろ、ね(腕の傷痕を見て小さく呟く。栄養状態が良くない所為か、傷の治りはあまりよくなかった。少し痩せた腕の傷を撫でて、ホッと息をつく。どうやら目立つ痕にはならなさそうだ。――心の傷はともかくとして。檻にもたれて座った体勢のまま両腕を投げ出した。冷たい床に冷たい指先が触れる。暫くぼんやりしていれば聞こえてくるのは足音。こんな時間までご苦労なことだと思う――無論そんな皮肉を口に出したりはしない) [Sat 19 Jan 2008 22:37:52]
お知らせ > グリゼルダさんが入室されました。 『――ああ』 [Sat 19 Jan 2008 22:29:56]
お知らせ > カトリさんが退室されました。 『( けれど、今の身の上は。 ――歌声は聖堂の厚い扉に阻まれ、奴隷の耳には届かない。 )』 [Tue 15 Jan 2008 14:31:14]
◆カトリ > ( 働くのは嫌いじゃないんだ。 辛いとも思わない。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:29:47]
◆カトリ > ( 女の子より高い声で歌える男の子ってどんなだろう。 今日は風が強いから、少しくらい風に乗って声が聞こえてこないだろうか。 ――働くのは嫌いじゃないんだ。 寒いのも体が辛いのも、結構我慢できるつもりだ。 家の手伝いでそういうのは慣れている、つもり。 ) 準備できました、行って参ります――。 ( 手枷の鎖を握る職員の後について檻から、そしてギルドの建物から外に出る。 よく晴れた冬の太陽が眩しくて立ち止まり、鎖を引かれ慌てて歩き出す。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:29:05]
◆カトリ > ( わたしが言い渡されたのは市内を走る水路の掃除。 そこに行くには大聖堂の前を通るんだって聞かされている。 運がよければ聖歌隊の歌も聞こえるだろうか、もしちょっとでも聞けたならそれはどんなに幸せだろう。 )セント・セシリア少年聖歌隊――って、言ってたっけ。 [Tue 15 Jan 2008 14:23:12]
◆カトリ > ( ――つまり木靴を寄越されるということは、労役に出る準備をしろという合図。 奴隷達は粗末な服に身を包み靴擦れができた踵を擦り、寒さに震えながら今日も街の中で働く。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:18:15]
◆カトリ > ( そして今、奴隷の前にはいつものようにサイズが合わない粗末な木靴が転がっている。 履いているだけで爪先と踵が真っ赤になる固い固い木靴は、確かに足を守るためのもの。 けれどそれは足を大事にするものでは決してなくて、砕けたガラスや腐った木の棘から奴隷を病気にさせないためだけのものだった。 奴隷は普通の人なら絶対口にしない、できないものを食べるよう強要されて生きているが、それにだって金はかかる。 商品を維持する側からすれば、食わせた分を回収しないうちに簡単に死なれるわけにはいかないんだろう。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:14:08]
◆カトリ > ( よく晴れた冬の日。 冷たい冷たい石壁の中。 父の姿も母の姿もなく、手を温めてくれたポケットのかわりに重い重い手枷が嵌められ、その冷たさが体温を奪う。 それが今。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:05:55]
◆カトリ > ( それは風が強い日でもある。 村で暮らしていた頃はこんな日には草を干し、毛布を干した。 よく干した毛布はとても温かくてお日様の匂いがした。 風の冷たさに手が真っ赤になって、父さんを呼び止めては上着のポケットに両手を入れて温めたっけ。 ) [Tue 15 Jan 2008 14:02:49]
お知らせ > カトリさんが来ました。 『( よく晴れた冬の日 )』 [Tue 15 Jan 2008 13:57:18]
お知らせ > マキナさんが退室されました。 『( 違うと思ってしまうのは何故、なのか。目を閉じても答えは見えない。 )』 [Mon 14 Jan 2008 02:01:01]
◆マキナ > ( 闇は馴染んだもので、慕わしいもの。暗闇の中で情報を遮断される事で狂わせる拷問も存在はするが、むしろこの目は、この手は、その暗澹の中から一滴の歪を掬い上げる為のものなのだから。 ) ……見えないけど、やっぱり…違う。 ( 区切られた世界、出る事の無い檻。格子で区切られた内と外。 その区切りは、少しだけ安堵させてくれるけれど―― ) [Mon 14 Jan 2008 01:57:37]
◆マキナ > ( 閉鎖と閉塞、密閉と密室。 干渉不能の場所であるが故に、全てに繋がる閉鎖の箱から深淵に繋ぐ魔の法則。 それを体現した一つの閉塞が、今この手の中に無い。 手放す、という事は考えた事も無かったし、取り上げられるとも――正直思っていなかったものだから、軽過ぎる腕が感じるのは違和感。 内の洞を覗く事を今は止めた瞳は、茫洋としながらも外の世界を見ている。 暗く闇の蟠る檻の中から、ぼんやりと格子の方へと視線が揺れる。 ) [Mon 14 Jan 2008 01:38:40]
◆マキナ > ( 掌を合わせてみる。指をどれだけ張り付けても、掌をどんなにきつく合わせても、此処からは水も漏れる、音も漏れる。 密閉は、出来ない。 ) ……これじゃ、閉じた場所にはならないの。 ( てのひらで作り出す暗闇を、色の無い瞳がそっと覗き込む。 其処には小さな暗闇が広がるだけ。手の中、限定された小さなうつろ。 でも、深遠を覗くにはまだ遠い。 緩々と手を下ろしていくと、いつも聞き慣れていた鎖の音が響かずに、少しの違和感すら覚えた。 ) [Mon 14 Jan 2008 01:16:26]
◆マキナ > ( 両腕で抱えられる程度の正方形。歪みの無い真四角の空間を囲った、閉じた空間の輪郭。 てのひらで作れるものは、この腕が手が覚えているものより、大分小さいが。 ) ……手だけじゃ、閉じられない…… ( 簡素な寝台の上に腰掛けて、色違いの瞳が茫洋と手の中、なにもない虚空を見下ろしている。 ) [Mon 14 Jan 2008 01:06:31]
お知らせ > マキナさんが来ました。 『( てのひらでかたどるかたち。 )』 [Mon 14 Jan 2008 01:04:58]
お知らせ > マキナさんが帰りました。 『( 今は、その 見る先が、遠い。 )』 [Sun 13 Jan 2008 00:39:45]
◆マキナ > ( どう、しようか。 あれがないと、出来ることは酷く少ない。 この檻に入れられる前から、そういうモノだったのだから。 掲げていた腕が痛くなって、すとん。投げ出すように寝台の上に落とした。 ――動かないでいる事は得意だ。閉じた世界の内側を探りながら、ずっとずっとそうしていたのだから。 ) ( ―― ああ、でも。 ) [Sun 13 Jan 2008 00:39:37]
◆マキナ > ( 手が、腕が酷く軽い。ぼんやりと目の前に掲げてみれば、袖がするりと肘まで落ちて、日に当たる事を忘れた生白い腕が露になる。手首と肌に薄く痣のような痕が残っているのは、長い時間枷を嵌められ続けていた所為だ。 ) …… たりない。 ( 手を揺らしても、枷の重みが無い。鎖は鳴らない。そして、何より。 ) …… ない。 ( ずっとずっと、抱えていた鉄の箱が、今はない。 ) [Sat 12 Jan 2008 23:51:38]
◆マキナ > ( 緩慢に身体を起こす。寝具に腕を着く、頭を擡げる。これらの動きを“しよう”という意思を伝えれば、身体は動いた。 なるほど、これは己の身で間違いないらしい。ずるずると髪を引きずり、簡素な寝台の上にぺたんと座り込む。冷え切った檻の中、身につけているものは白いワンピースが一枚。肌身を撫でる空気は冷たく、身震いに全身を覆う髪がはらはら零れ落ちた。 ) ……たりない。 ( ぽつり、呟く。 まるで見下ろす指の数を数えるように、茫洋と。 ) [Sat 12 Jan 2008 23:24:53]
◆マキナ > ( 目を覚まして最初に思ったのは、そんな事だった。 ) …みえる……? ( ざらざらと寝具に流れる紫銀色。永く伸びて流れて、床まで落ちる冷たい色。 それが何なのかを思い出すまでに、少し時間がかかって。 嗚呼、と掠れた息が漏れる頃、己の髪だと思い出した。 目でモノを確りと見るは、手入れの合間くらいの事。 自分の輪郭など、随分長い間見ていない。 ) [Sat 12 Jan 2008 22:55:54]
お知らせ > マキナさんが来ました。 『( いつもの音が、少し足りない。 )』 [Sat 12 Jan 2008 22:53:04]
お知らせ > フリュィレさんが退室されました。 『( 此処からじゃ見えない空の下が恋しくはあるんだ。 )』 [Fri 11 Jan 2008 22:19:57]
◆フリュィレ > ( 此処は狭くて冷たいけど、寒い風に飛ばされたりはしない。言う事を聞いてれば、まだご飯は貰えるし、そんな生活にはとっくに慣れた。それでも―― ) ( 見上げた壁には窓は無い。見上げた空には仕切りがある。石の壁に包まれた此処からは、何も見えない。何処にも飛べない。だから、だから。 ) ( ――目を閉じる。 ) [Fri 11 Jan 2008 22:17:41]
◆フリュィレ > ……魚取るのは得意ー。 ( 特技って言うより本能かもしれないけど。お魚なんて口に出したらお腹がきゅうっとへこむ。こんなことをまじめに考えるのは、お腹が空いてるからなのかもしれない。買われたら、ちゃんとご主人様に尽くしてる間はご飯にも寝る所にも困らないから、一生懸命品質を磨いて、役に立つモノになれって言われてるんだ。 何処まで本当かなんて知らないけど、そのお話が魅力的なのは確か。 ) 三食お魚…… ( 凄い真面目な顔で重々しく呟いた。俯いてたら自然と涎が出そうだったから、口元を手で押さえる。危ない危ない。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:38:54]
◆フリュィレ > あ゛ー。やっぱり出してる方が背中はあったかいーいー。 ( でもこの侭転がって寝ると翼傷めるんだ…。 くしゃくしゃ毛布の上で膝抱えて背中丸める。翼を出してる時はこの姿勢が落ち着く。檻の中、部屋の中、いつものねっとりとした暗闇の中でぼんやりと浮かんで見えるのであろう翼。自分からは良く見えない。 ) 何かが出来るって、自信持って言えればいいのかもしれないね。 ( そんなモノがあったら、とっくに等級だって上がってるんだ、きっと。抱えた膝にほっぺたくっつけて溜息。翼を緩く動かしてみると、冷えた空気に生まれる対流がひやりと頬を撫でて行く。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:23:56]
◆フリュィレ > 直線短距離ギュインッ!て方がホントは得意かもなー。 ( 長距離もそれなりに飛べるけど。ヒット・アンド・アウェイな飛び方は狩りの本能。胡坐をかいた姿勢はそのまま、軽く俯いて背中を丸める。元々背が大きく開いた貫頭衣だから、この姿勢になると背中に外気が直接当たって、ぶるっと身体が大きく震えたけど、もう少し意識を集中。ほんの少し、箍を緩める感覚。手足がぐんと伸びるのに似た感覚をつれて、背中から一対の翼が突き出した。 ) んっ、んー……っ ( 極端な言い方をすれば羽化に似ている。ぶるっと身震いすると、青翠掛かった光沢の翼が震えて、綿毛のように軽く羽毛が床に落ちた。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:14:39]
◆フリュィレ > いだいだいだい…… ( ジンジン熱持つ首筋を涙目でさする。世間の風は冷たいけどフリュー負けない。陰鬱な顔でべそべそ呟きながらも、今度はちょっと気をつけて首を回してみる。いだいだ。 ) ( 身に着けているのは、この季節でも基本的に簡素な装束一枚。等級が上になったら分からないけど、三級、雑多クラスの商品なら、ちょっとした気候の変化で体調を崩すような弱いモノはいらないって選別も兼ねてるのかもしれない。体調を崩して檻から引っ張られてった同じ境遇の子が戻ってきたのを見たことが無いもの。もしかしたら、あったかいご飯食べて寝てる間に買い手がついたなんて事も一回や二回はあったのかもしれないけど、自分で試す程ギャンブラーにはなれないっぽい。 雑念はほっぽって、肩から背に続くライン、陰影帯びて浮き出る肩甲骨を見下ろした。今は極普通になんてことの無い背中だけど。 ) 飛べるって特技になるのかなあ? ( 結構速いよ! 聞かれたら胸張って答えはするけど。 ) [Fri 11 Jan 2008 21:04:56]
◆フリュィレ > 出来る事、得意な事。 ( ぬーん。唸り声を上げて顔の前に手を広げてみる。同じ年頃の女子に比べれば、少し力はある方。あくまでそれだけで、これが売り!と言い切れる程じゃない。スタミナ面も右に同じく。器用さも似たようなもの。 ) ちょうちょ結びとか、紙を折り畳む時に端っこの目をずらさないとかは結構得意? ( 前者はともかく、後者は単純作業の手伝いでたまにやらされるから慣れも混ざってる。多分きっと恐らく。 広げた手をぐーぱー。二級とか一級の品の中には、そっちを専門にしてるのも在るってちらりと聞いた事がある。 ) 特技と言い張るには、びみょーかー。 ( …と、なると。やっぱりあれか。 肩越しに背を振り返ってみる。ぐぐぐ、と首の関節を目一杯捻って見れば。 ) いたーっ!? ( 筋違えそうになって、その場でごろごろ悶絶。 ) [Fri 11 Jan 2008 20:57:15]
◆フリュイレ > ( 当たり前の事だと思ってはいる。他の『部屋』なんて良く知らないから。別の部屋に移された事はあるけれど、ずっと三級等級の奴隷にとっては、何処も大して変わらないものだ。 もっと下があるのは知っている。だから、其処に落ちないようにと言われる。もっと上があるのは知っている。だから、己を磨けと言われる。 ) 特技、特技ー? ( 床でくしゃくしゃになった毛布の上に腰掛けて、むつかしい顔で胡坐をかく。この中で羽出してると、狭くてぶつけて傷むから、今は何の変哲も無い小娘の格好。セールスポイントになるものは良く磨けって、たまに此処の職員が言って来る。どういう意味だろう。 ) 意味は分かるんだけどー。 [Fri 11 Jan 2008 20:51:54]
お知らせ > フリュイレさんが来ました。 『( この檻には窓が無い。 )』 [Fri 11 Jan 2008 20:47:38]
お知らせ > ゆのかさんが帰りました。 『 目を開けたら違う景色を夢見るように 』 [Tue 8 Jan 2008 02:20:17]
◆ゆのか > 前は、そんなにきらいじゃなかった気がする、さむいの。 ( 今は、どうだろう? 寝そべる身体にしんしんと冷気が沁みて、結局もう一度毛布に包まり、丸くなった。 頭から被って目を閉じてしまえば、どこでも、どこでも同じ景色 ) [Tue 8 Jan 2008 01:58:17]
◆ゆのか > ( 冷たい床でも、冷たい石でも、ずっとくっついてれば体温が移ってあったかくはなる、けど ) その前に凍えるーぅー……! ( ごろん。寝返り打って、広がる毛布の上に顔を伏せた。 所詮、薄っぺらい毛布一枚。 ずっと身を包んでたぬくもりを足しても、おつりなんか出やしない ) ……冷える、なあ。 ( 天井見上げて呟けば、ぽかりと白い息がうっすら見えた ) [Tue 8 Jan 2008 01:34:55]
◆ゆのか > ( 蓑虫状態の毛布から、顔を出す。 …まっくら。 格子の側に行けばまだ、通路の灯りが零れて差し込んだりもするけど、檻の片隅は真っ暗で ) 寒っ!! ( 顔を撫でる空気の手は、どこまでも冷たい。 べしゃっと顔を伏せたら、石造りの床と額がぶつかって。じんわり痛い、あと冷たい ) [Tue 8 Jan 2008 01:08:46]
◆ゆのか > ( もぞり。 身じろぎすると、身体の上で薄い毛布がごわごわと揺れる。 目の前に広がるくらい色が、毛布の内側だって、それで気付いた ) ……んしょ。 ( もそもそ、ごそ。 芋虫みたいに身体を動かすと、額と鼻先が少しざらつく感触に触れた。 そのまま、ぐいっと顔を突き出すと、不意に目の前が開ける感覚 ) ……ぷは。 [Tue 8 Jan 2008 00:56:39]
◆ゆのか > ( ぐすぐす。鼻の頭を擦る ) うぅ、冷え込む、冷え込む。 ( 目をあけたら、ごわごわした闇が広がっていた。 少し、息苦しい ) [Tue 8 Jan 2008 00:42:46]
お知らせ > ゆのかさんが来ました。 『 くしっ! 』 [Tue 8 Jan 2008 00:41:51]
お知らせ > グリゼルダさんが帰りました。 『(気づけばじわりと手のひらに汗が滲んでいた。――やっぱり男の人は怖い)』 [Mon 7 Jan 2008 00:26:34]
◆グリゼルダ > (靴の裏に鉄板でも仕込んでいるんじゃないかと疑うような足音だ。威嚇も含んでいるんじゃないだろうか、と思いたくなる。足音が近づいた時、ほんの少しだけ目を開けて檻の隙間から職員の容姿を確認する。ちょび髭の神経質そうな男だ。――この男は知っている。他の奴隷たちが気をつけろと噂していたから。目を付けられないように、そっと目を閉じて寝たフリを続けた) [Mon 7 Jan 2008 00:24:50]
◆グリゼルダ > (ぎぃ、と檻へ通じる扉が開く音がした。内緒話はそこでおしまい。――来たのは客か、職員か。)――(足音は一人分。きっと職員だ。元より会話に加わっておらず、寝の体勢にあった己はさほどではなかったが、内緒話に興じていた奴隷は肝が冷えたであろう。息を呑む気配が己にも分かった) [Mon 7 Jan 2008 00:19:06]
◆グリゼルダ > (どこぞの檻の奴隷が売れただの、この職員は気をつけろだの、どこかのお大尽が奴隷ギルドに来たらしいだの――最後の噂は余り雑多奴隷の檻までは届かない。そして奴隷ではなく職員が情報源だ)――、(役に立ちそうに無い話ばかりだ。けれど、どの職員が奴隷に厳しく、甘いのか、というのは覚えても損は無いかもしれない。辛く当たられるのは嫌だし怖い。――特に男の人は怖い。ぶる、と肩が震えたのは果たして寒さだけの所為だろうか) [Mon 7 Jan 2008 00:11:37]
◆グリゼルダ > (だからと言って娯楽の無いここでは何もすることはないが。聞こえてくる話し声を耳に入れるくらいが精一杯の娯楽だろう。職員の気配が無い内に内緒話は交わされる。外界と隔絶されたここでは奴隷ギルド内の噂しか流れないがそれでも気は紛れた。見つかればきつい仕置きが待っていたけれど)――、(またひとつ、小さな声が冷たい床を這う。女は目を閉じたままそれを聞いた) [Mon 7 Jan 2008 00:00:55]
お知らせ > グリゼルダさんが入室されました。 『(目は冴えていた)』 [Sun 6 Jan 2008 23:55:18]
お知らせ > マキナさんが退室されました。 『( 繰り返しの漣は、まだ続いている。 )』 [Sat 5 Jan 2008 01:49:08]
◆マキナ > ……わたしも、あなたも。 まだ、出られない…… ( 愛し子に語るように、細い声が緩々と殷々と、深淵へと向けて語りかける。 繰り返し繰り返せば、其処に届くと信じているかの、ように。 ) [Sat 5 Jan 2008 01:39:39]
◆マキナ > ( まだ、無理だ。暫し耳を澄まして、密やかな溜息に身を覆う紫銀が揺れた。 ) ――…散…… ( キィ――…箱の中で軋む音、散る散る何かの気配、遠くなる音。 その全てが途切れて千切れて消えるまで、蓋に耳を伏せて、目を閉じて。 ) [Sat 5 Jan 2008 01:21:24]
◆マキナ > …弐ィ…… ( かりり、かり。爪弾く音に、何かが交じる。爪を立て、剥がれる寸前まで、絞り。剥がれる前に、弓のように、パチンと引いて。 ) ……中々、動いては、くれない…… ( それは未熟が所以なのか。別の何かが理由なのか。 ――…この場所にいるから、か。かりかり、かさ。異質な何かが蠢く音を箱の中に聞きながら、それを開ける手ばかりは、此処に無い。 ) [Sat 5 Jan 2008 00:47:11]
◆マキナ > ( 耳を澄ませば、鎖の音に交じる漣のように、ふつふつと、何かが聞こえるかもしれない。 ) 壱……… ( それは数え歌にもならぬ、音の連ね。数の連ね。 かり――…爪先が複雑な紋様の描かれた匣の表面を淡く引っ掻く、爪弾く音。 ) [Sat 5 Jan 2008 00:16:43]
◆マキナ > ( どちらも、閉じている事に変わりは無い。 どちらも、最初の出入り口がある事に変わりは無い。 ) ( じゃらり――…僅かな身じろぎに引きずる鎖の音だけが、やけに鮮明に響く二級奴隷の檻。 流れる紫銀から僅かに覗く腕は、膝上の鉄匣を抱えて動かない。 ) [Sat 5 Jan 2008 00:00:42]
お知らせ > マキナさんが入室されました。 『( 箱の中、檻の中。 )』 [Fri 4 Jan 2008 23:59:07]
お知らせ > グリゼルダさんが退室されました。 『(まだきっと生きていられる)』 [Thu 3 Jan 2008 22:52:23]
◆グリゼルダ > (せめて綺麗に切り揃えられていれば良かったのだけれども、本当に虱がわかないようにという理由で切られたために、不揃いにもほどがあるという有様。――容貌の保持などは念頭にも置かれなかったようだ。以前は美しい髪だと言われて己も髪を気に入っていたというのに)…………いいけど、別に(その異変に気づいたときは思わず泣いてしまったものだが、髪はまた伸びるのだ。――大丈夫。………大丈夫) [Thu 3 Jan 2008 22:52:12]
◆グリゼルダ > (そこまで考えて、頭を振って考えることを放棄した。あれこれ想像することは容易いが、もう無事を確認する術は無い。グリゼルダ・ロータスという人間は死んだのだから)――は、(溜息。考えに沈むのには、雑多奴隷という身分は良いのかもしれない。客がいないせいで職員の目も少し甘いから。――それに、このみっともない姿を見られずに済む。可也短くなった髪を右手の先でそっと触れた) [Thu 3 Jan 2008 22:39:20]
◆グリゼルダ > (己の愛猫は今どうしているだろう。父は亡くなった。己も、きっと亡くなったものとされているだろう。当然家財は没収――。…猫はどうなっただろう。野良として気ままに生活しているのだろうか。それとも――)――、(嫌な想像になった。己が今ギルドの管理が無ければ生きていけないように、あの子だって庇護が無ければ生きられない) [Thu 3 Jan 2008 22:31:24]
◆グリゼルダ > (少しでも体温を逃がさないために身体を丸めていた。膝の擦り傷とか、小さな傷はそろそろ目立たなくなってきたみたいだった。残る大きな傷も少しずつ癒えているような気がする。奴隷を人として扱わない奴隷ギルドでも傷口を水で洗浄するくらいのことはさせてもらえるらしい。己のためと言うよりは衛生上の都合なのだろうが)……、(それでも垢まみれになるよりはずっとましなのかもしれないと思うことにした。寒さの所為で更に色を失くした手を見ながら思う) [Thu 3 Jan 2008 22:21:45]
お知らせ > グリゼルダさんが入室されました。 『(四肢は冷え切っていた)』 [Thu 3 Jan 2008 22:16:45]
お知らせ > ゆのかさんが帰りました。 『 だから、目を閉じれば眠れるって自分に言い聞かせるんだ 』 [Wed 2 Jan 2008 23:46:33]
◆ゆのか > ( あんまり、“よくない”ものだ。 自分も、ふらふらとそっち寄りに居ることもあるけど、それでもあんまり好きじゃない。だって ) ……おいしくないからっ! ( 小声で少し強くそう言うと、毛布を被った侭、その場に横になる。 石の床は冷たくて、うひゃっと声が漏れてしまうけど、うすぐらいものと睨めっこをしているよりは、寒くない。寒くないって今決めた ) [Wed 2 Jan 2008 23:39:59]
◆ゆのか > ( ぐー。 余計に訴えが激しくなるばかり。 ごはんの時間はあしたの朝。まだまだ、夜明けは遠い ) ……屋根があるのだけは、いいんだけど。 ( 見上げる天井。染みの見える石造り。 建物は結構立派だから、これは雨漏りの染みとかじゃなくて、ええっと ) うえ。 ( 暗がりの中、黒っぽく見える染みは、何処か赤黒く見えて、毛布の中に潜り込む ) [Wed 2 Jan 2008 23:15:23]
◆ゆのか > ( 頭まで全部包まって転がっていれば、寒いなりにはあったかい。 あくまで、寒いなりには。 でも、そうやってると、格子の外をカツカツ歩く職員の何人かは、みっともないって言って毛布を剥いでいってしまう。 だから、頭だけは出すことにしている。 …たまには ) …外に出られれば、採れるんだろうけど、はちみつ。 自力でとったらはちじゃないから、ただのみつ。 ( 想像してたら、おなかの虫が、くぅと鳴いた。 ぎゅっとお腹を押さえてみる ) [Wed 2 Jan 2008 22:57:50]
◆ゆのか > ( もぞもぞ、もぞ ) ぷはー。 ( かっこんとーかっこんとー。呪文のように繰り返していた声の主が、蟠る黒の中からぴょこんと頭を飛び出させた。 その頭もやっぱり黒い ) とはいえ、もうどれくらい飲んでないんだろ。蜂蜜入れたのがいいなー。 ( 高いし、そんな高級品は殆ど口にした事も無い。 黒く蟠って見えるのは、殆どみのむし状態で全身包んだ毛布。 この場所で寒さに耐える唯一の友だ ) [Wed 2 Jan 2008 22:39:34]
◆ゆのか > ( 囲炉裏だって置いてないし、暖炉なんて代物も存在しない。石造りの箱の中は、今日も寒々と冷えきって、壁の中にいるのに呼気は口の周りでぽわぽわと白い ) 今日も冷えるのです。かっこんとう飲みたい、かっこんとー。 ( 三級奴隷を詰め込んだ檻の片隅に、黒っぽいものが蟠っている。 正確には、蹲っているというのかもしれない ) [Wed 2 Jan 2008 22:31:01]
お知らせ > ゆのかさんが入室されました。 『 檻の中は今日も寒い 』 [Wed 2 Jan 2008 22:28:11]
お知らせ > グリゼルダさんが退室されました。 『(――ああ、あかい)』 [Tue 1 Jan 2008 21:46:45]
◆グリゼルダ > (足音は近づいてくる。――来ないで、という心の叫びもむなしかった。見せしめだと言うのだから、女の前を通らないはずが無いのだ。せめて俯いているうちに行って欲しいと願う)――…(通り過ぎる、そう思っていたら「おまえ」と言う声がかかって、肩が大きく震えた。見せしめだからお前も見ろと職員は言う)……は、(はい、という声は震えて正確な発音ではなかったと思う。早く顔を上げろという怒声に促されて女はゆっくりと顔を上げた) [Tue 1 Jan 2008 21:45:27]
◆グリゼルダ > (バン、という大きな音がして、入り口辺りから困惑したような声が聞こえてきた。ざわめきの合間に反乱だとか見せしめだとか言う単語が聞こえてきたから、女も連れて行かれた奴隷が帰ってきたのだと悟った。帰ってきた奴隷の姿を見たいとは思わなかったから小さくしていた身体をさらに縮めて顔も伏せた)…、(靴音と、素足で床を歩く音がする。その度に緊張が足音を立てずに忍び寄っているようだった。膝を更に力をこめて抱く) [Tue 1 Jan 2008 21:35:32]
◆グリゼルダ > (他の奴隷に話しかける勇気は無かった。まだ奴隷だと認めたくなかったのと、職員に罰されるのが怖かったから。職員がいないのだと油断して話をしていた奴隷が「反乱を企てている」とあらぬ疑いを掛けられた挙句別室に連れて行かれるのを見た。その奴隷たちはまだ戻っていない)う、(寒さで唇が震えた。もしかしたら怖いのかもしれない。奴隷がどういう扱いを受けるのかは知っている。女は今まで奴隷を使う側の立場だったからだ)……、(自分もそうなる。背中を震わせてから、冷えた足先を重ねて擦って紛らわせた) [Tue 1 Jan 2008 21:24:53]
◆グリゼルダ > (世間では年明けと浮かれているようだがここはそうではない。少し動けるようになってきたと思ったら檻の中に押し込まれた。どうやら己と同じく、まだ値段の決まらない奴隷を収容する檻らしかった。女は膝を抱いて小さくなって座っている)…寒、(服は職員からもらったが、腕がむき出しで寒くて仕方がない。他の人間と身を寄せ合って暖まれということだろうか。女の視界には暖房器具の類は見えない) [Tue 1 Jan 2008 21:17:25]
お知らせ > グリゼルダさんが来ました。 『(おりのなか)』 [Tue 1 Jan 2008 21:12:07]
お知らせ > フォルニカラスさんが退室されました。 『悪魔は当たりまえに眠る。』 [Mon 31 Dec 2007 22:49:08]
◆フォルニカラス > (天井を見上げ続けたまま、時間を過ぎるのを待った。身体には痛みが残らずに消えてしまった。) …後は、時間の問題かしら? (夜の宴だけで、大勢の人間を悪魔化する実験は終わった。魔女、錬金術師、召喚士たちは悪魔になった彼らと契約を行い、ネットワークを繰り広げて行く事だろう。) 子供の玩具を作る感覚で、…新しい悪魔、合成獣、人造人間を造り出すんでしょうね。 (奴隷は何とも思わないし感じる事もない。壁に凭れ掛かろうと、移動しながら瞳を瞑る。) [Mon 31 Dec 2007 22:48:46]
◆フォルニカラス > (首輪や手枷は以前のまま外して貰えるだろうが、奴隷に権限など有りえず職員次第ということになる。) ……。 (夜の宴、評価は悪魔の感染に関する能力は伏せられた為に良い面は少ないだろう。最初は反抗心があったもの、少しずつ従順になる。といった感じだろう。プラスとマイナスの割合を考えれば、…何とも言えない絶妙な結果だろう。) はぁ…、当分 長くなりそう…。 (小さな溜息を零しながら、顔をそっと天井に見上げていた。これからどうなってしまうか、考え始める。) [Mon 31 Dec 2007 22:32:04]
◆フォルニカラス > (最後の夜。合成獣の鵺に貪られ、外部より内部のすべてに行き渡るほど傷付けられた。思い出すだけで表情を険しくなり、鳥肌を立ててしまう。若しかしたら、あの様な趣味を抱いた貴族に飼われる可能性が無くも無い気がする。) …… ! はい、分かりました。 (檻に閉じ込められ、鍵の掛かる音をする。何もする事が無い。檻の中の真ん中辺りだと思う場所まで歩くと、その場で座り込んでしまう。ドレスが汚れるなど知ったことではない。自分のものじゃないから。) [Mon 31 Dec 2007 22:19:46]
◆フォルニカラス > (二級の奴隷、悪魔は今夜に限り返還された。直ぐに返還されなかった理由は幾つかあるもの、傷付いた身体を自己修復し終えることだっただろう。それも自己修復を終えて、身体の検査が終わると目隠し装着をさせられる。鎖付きの首輪や手首は解除されず、小奇麗な純白の色をするドレスを身に包んでいる。どうせ直ぐに脱がされて取り上げられるのが妥当だろう。) …はい、ただいま。またお世話になります。 (何も見えずとも、職員方に頭を下げる。ぐいっと首輪の鎖を引っ張られたまま、自分の檻に戻ろうと歩き出す。) [Mon 31 Dec 2007 22:13:39]
お知らせ > フォルニカラスさんが来ました。 『一匹の悪魔は返還された。』 [Mon 31 Dec 2007 22:03:27]
お知らせ > リアンさんが退室されました。 『 檻に戻されても、今日の眩みは消えなかった 』 [Sat 29 Dec 2007 23:13:59]
◆リアン > ( だから、こそ ――― ) …… わたし、ここにいるのかな …… ( そっと肩越しに振り返れば、歩いてきた通路が無味乾燥な顔を見せている。 これだって、見慣れない、見る事の出来ない、景色。 …幻を扱うものが、幻惑に囚われている。 ―― 眩暈がする ) [Sat 29 Dec 2007 23:08:26]
◆リアン > ( ふらつきながら立ち上がれば、職員は既に背を向けていた。安否を気遣うような事は無い。 … 当たり前。当たり前の事。 外で生きる人ならば、時に非情であれど、見慣れ馴染んだ感覚としてあるものが、此処には無い。存在してはいけない場所だから ) …… だから、なの かな……? ( 呟きは小さく、それでも聞こえないという程では無かったろう。鎖を引く手が振り返らないのは、単純に興味が無いからだ。恐らく ) [Sat 29 Dec 2007 22:57:19]
◆リアン > ( 背中ばかりを見せていた職員が舌打ちするのが聞こえた気がした。『躾』や『教育』の手法については外道は罷り通る施設とはいえ、悪戯に『商品』を傷めるような真似は好まないのだろう。 その意味で彼らは非常に常識人だ。非情な程に。 … つらつら、流れる考えは頭上から降って来る声に潰される。 恫喝を含めた、早く起きろという声。 奴隷が倒れて、手を差し伸べる酔狂は存在しない。 このギルドの中では、殆ど ) ( 打ち付けた身体が鈍く痛む。枷が重たい手を冷えた通路に着けて、ゆっくりと身体を起こしていくと、急かすように鎖音が響いて、心がざわめく。 嫌な不安、嫌な響き ) [Sat 29 Dec 2007 22:35:46]
◆リアン > ( それでも…中々見る事の出来ない『檻の外』、ではあった。 久しぶりだったかな…? そう思ってしまう程度には、時間の感覚が磨耗している。 そんな風に考え事をしながら歩いていたからだろうか、知らず落ちていた歩調を咎めるように、鎖の音が高く響いて、両手が強く引っ張られた ) あ……っ ( 踏み止まろうとする意識と、身体の反射が追いつかず。 冷たい通路に倒れ込んだ ) [Sat 29 Dec 2007 22:29:35]
◆リアン > ( 歩むには問題の無い光量の灯火が照らす通路。 先を歩く職員の後ろについて、歩みを進める。 乾いた足音とは別に時折響く鎖の音は、手械から職員の手へと続いている。 少しでも遅れると、この鎖の音が高く鳴るのを知っていた。 今日知った訳では無いけれど ) ( 別に特別な事は何も無い。『売り物』として、商品を並べて観覧したいという客のニーズに応えて、ギルドが広い檻を用意していたという話。 客は満足して、気に入った品を買って帰った。 残りの商品は、元の場所に戻される。それだけ ) [Sat 29 Dec 2007 22:21:46]
お知らせ > リアンさんが来ました。 『 通路を歩く 』 [Sat 29 Dec 2007 22:17:07]
お知らせ > マキナさんが退室されました。 『( 耳を澄ませば、遠くからこの世ならずの唸声が聞こえて、来る気が、した。 )』 [Fri 28 Dec 2007 22:42:21]
◆マキナ > ……まだ、届く――……。 ( 恐らくそれは安堵のように、緩やかに緩やかに闇へと溶けて。 親鳥が を 抱くような姿で、鎖も少女も沈黙す。 ) [Fri 28 Dec 2007 22:42:09]
◆マキナ > ………… ( ぴたり。発条の切れた螺子巻き人形の如く動きが止まる。爪弾きの指先はゆっくりとゆっくりと、柔らかなものを抱くように冷たい鉄匣の表面を包み、床に紫銀を流し侍らせ、そっと耳を蓋へと押し当てる。 ) ( キィ、ィ ) ( 奥底、届かない届かない遠く遠くで、錆びた壁を引っ掻くような音と一緒に聞こえた『声』に、目隠しに閉ざされていても明確な程に少女の唇が綻んだ。 空気を食むように動いて、何かを紡ぐ。音は無く、声は無く。さざめきだけが髪を揺らす。 ) [Fri 28 Dec 2007 22:30:43]
◆マキナ > ……壱…… ( 鉄匣を取り巻く鎖を爪弾く。 ビィ――…ン… 小さな小さなビブラートが、蟠る闇を掻き散らす。 ) 弐ィ…… ( 指は震える闇を爪弾く。手首彩る鈍鋼が、長く長く引きずる鎖が所作を地に引きずり落とさんとするが如く、じゃらりじゃらりと響きを鳴らす。 ――…殷々と語られるのは、数え歌ですら無い重ねの謡。 ) ( ――抱える匣の奥底で、何かが小さく鳴くような音が、した。 ) [Fri 28 Dec 2007 22:17:44]
◆マキナ > ( 通り往くだけならば静寂として捉えられる筈の沈黙は、その実余りにも雑多な色彩を孕んでいる。 ――…じゃら。膝上に乗せ、背筋を緩く折り曲げて、己が身にて囲うように抱き締めた箱を閉ざした鎖を指先が緩々手繰る。解けないパズルを弄ぶように、じゃら、じゃり、悪戯に金属音だけを重ねていく。 ともすれば一つの韻律、奏楽たらんと錯覚せしめる程に規則正しく、檻の隅から音響く。) [Fri 28 Dec 2007 22:07:58]
◆マキナ > ( 二級の檻はそれなりに広さはあるが、壁や隅に宵闇蟠り、まるで見知らぬ何かが潜んでいるかの如き錯視を覚えさせられる。紫銀の合間から覗く目隠しで視覚を封印された少女には、凝る闇すら見る事は許されていなかったが。 だから代わりに耳を澄ます。空気の揺らめき、澱む空気に僅か存在する流れ。時にそれは鍵を鳴らし靴音高く廊下を歩く職員の気配であり、新たな奴隷が牢に投げ込まれる悲鳴であり、何かモノを必要とした買い手の声であったりする。 ) [Fri 28 Dec 2007 21:59:57]
◆マキナ > ( じゃらり、じゃらり。僅かな身動きにも着いて回る耳障りな金属音。両の手首を冷たく彩る鈍鋼の色が謳う音。紫銀の頭は、その響きの中に何か、遠い物語歌でも見出そうとするかの如く伏せられて。 ――…時折に響く鎖音が無ければ、螺子を巻き忘れたヒトガタ細工の如く、檻の中。 ) [Fri 28 Dec 2007 21:48:25]
お知らせ > マキナさんが来ました。 『( じゃらり、鎖が音引きずる。 )』 [Fri 28 Dec 2007 21:46:16]
お知らせ > リアンさんが帰りました。 『 … 殷々と、細々と 声は止まずに続いている。 』 [Fri 28 Dec 2007 00:16:48]
◆リアン > ( 吐息で染めることも忘れて、指先がすっかり冷え切った頃 そっと、耳を塞いだ。 … 慰めが必要な声を、慰みにしては、いけない から ) ごめん ね。 ( … 謝ることにだって、何の意味も無い。 囁き声に等しい声音が、闇の奥底に溶けて行く。 言葉を封じるように唇に手を当てれば、冷えた痛みがジンと沁みた ) [Fri 28 Dec 2007 00:01:46]
◆リアン > ( それでも、手と手を重ねれば、温もりはまだ存在した。 … 触れられないゆめまぼろしを時に疑うのは 自身の使う魔術が齎した性、なのかもしれない ) … 振り回されては、半人前。 進歩は… 案外無い、もの。 ( … 今日も冷え込みは厳しい。 かじかむ指先に吹きかける嘆息が、淡く 白く闇に溶けて行く。 … 密やかに届く泣き声の主は どうして泣いているのだろう。 寒さが辛いのか 鞭で打たれたのか それとも、それとも ) ( 思索はまるで夢幻 歯止めが無ければくるくる巡る 終わりを忘れた回転木馬のように ) [Thu 27 Dec 2007 23:32:43]
◆リアン > ( 届かないと分かっているのに紡ぐ言葉等、無為に違い無い。 … 自己満足でしか無いと、分かっていても ) …… せめて 手が、届けば… いいのに。 ( 臥した視線が、簡素なワンピースの袖口から覗く指を見下ろす。通路を照らす灯火も届かない檻の奥、青白く見える手。 … 陽光の下に在る事を忘れそうだと、思う ) [Thu 27 Dec 2007 23:22:10]
◆リアン > ( 壁際に座して頭を垂れ、灯りの届かない闇の中で耳を澄ます。 シィ ン … 耳の痛くなるような静寂の底を這い、密やかに、密やかに響く ちいさな啜り泣き。 何処から、と限定出来ないのは、音源がひとつじゃないから だろうか ) …… なかない で 。 ( 霧のように零れた白髪の陰から、ぽつり 零す声も … きっと、届きはしない ) [Thu 27 Dec 2007 23:16:25]
お知らせ > リアンさんが来ました。 『 とある二級奴隷の、檻の中 』 [Thu 27 Dec 2007 23:10:51]
お知らせ > エルさんが帰りました。 『(後で、事の詳細を書いた伝言メモを華遊さんの机に貼っておく)』 [Tue 25 Dec 2007 02:35:09]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 敬語って疲れる、とか舌をもごもごさせつつ建物を後にした――。 )』 [Tue 25 Dec 2007 02:35:08]
◆エル > ( ここが一番。と言われると「ありがとうございます」と返して。書類を受け取れば、お客様をお見送りしようか。 ) [Tue 25 Dec 2007 02:33:54]
◆艶子 > ははは、親バカみたいなものですよ。うちの子は出来るんだって思えると嬉しいものですから。 ( そういう意味じゃやっぱりエゴ丸出しなのかもしれない。背中に骨だけの翼を生やした職員―― 恐らく人間では無いのだろうが、その彼に笑いかける。 ) 兎は基本的に寂しがりやですからね。 まあ、安心してお任せします。奴隷の扱いは、やはりここが一番でしょうし。 ( 普通の家庭教師を雇うことも考えたが、奴隷に関してはこっちの方がプロだ。 ) 判りました。宜しくお願い致します。 ( 書類に傭兵ギルド雷電の名前を書く。自宅は人里から少し離れているので、ギルドの連絡先の方が良いだろうと思い。 ) [Tue 25 Dec 2007 02:28:00]
◆エル > そうですか。 ( 覇気がない…。兎の獣人だから余計にそうなのかもしれないな…と何となく思う。 ) なるほど…後の事を考えられてですか。お優しいのですね。 ( 雑多奴隷など、放って置けばよいのに。本音は笑顔の下に隠して。…とりあえず、体罰は無しの方向で…と伝えておくか。華遊さんがどういった方法で教育してるのかは知らないけど。 ) 兎のライカニアらしいですね…。 ( 寂しがりやという部分にクッと笑うと。「かしこまりました」と。 ) では、申し訳ありませんがまた後日ご足労頂けますでしょうか。必要金額などもその時に。 ( そして、お客様の連絡先も聞いておこう。書類を取り出し、羽ペンを差し出す。 ) [Tue 25 Dec 2007 02:12:56]
◆艶子 > ええ。…私としてはもう少し覇気があると良いかなとも思うのですが。 ( 愛玩用としてずっと手元に置いておくのならば今のままで良いし、出来ればずっと愛玩用として置いておきたい。だが、もし私の手から離れる時が来たら…。あの子が一人で考え、一人で行動出来た方が良いと思うのだ。…まあ、それは言っても仕方ない。性格というものは簡単には変えられないものだ。 ) こういうご時世で、こんな職に就いてますからね…。 ( 職員にちょっとだけ困ったような顔を見せる。平和な日が続いているけど、決して平和な時代では無いのだ。一般人ですらどこかでとっ捕まって奴隷にされる事もあるくらいだし。…それに、もしアズの奴が本当に私との約束を守って白夜を迎えにきた時、白夜の方も確りさせておかなくちゃならない。 ) お願いします。…預けた方が効率は良いのでしょうけど…本人の希望を聞いておきます。寂しがりやなんで、預けっぱなしにしても教育がはかどらないかもしれないし。 ( 或いは迎えに行くか。 ) [Tue 25 Dec 2007 02:01:29]
◆エル > ( 書類に視線を落とし。 ) そのようですね。大人しい奴隷でしたら、こちらとしても楽で助かるでしょう。 ( 働き口…。能力的に、恐らく愛玩用に買われていったのだろうと思うが、働かせて家計の足しにしようということなのか。骨翼の職員はそう解釈したが。 ) ……こちらに戻された場合、ですか。 ( 少々思い違いをしていたようだ。手放そうとしている奴隷に情けをかけている…いや、それも違うか。傭兵という、危険な職業に就いているがゆえか。 ) かしこまりました。今、教育担当の者はちょっと席を外しておりまして…そのように伝えておきます。 あ、あと教育の際はどうなさいますか。何週間かこちらにお預けになられますか? ( 通いだと、行き帰りに何かあったら面倒だな…とこっそり思い。 ) [Tue 25 Dec 2007 01:50:58]
◆艶子 > いえいえ、私なんぞまだまだ若輩者です。 ( そう口では言いつつもハラの中じゃ胸を張る私。えっへん。 白夜に関する質問に答えよう。一年前の夏ごろという事、雑多奴隷であるという事、などなど。 ) 素行に関しては今のところ問題はありません。本人の性格が大人しいのもありますが。 勿論代金はお支払いします。――ええ、そうですね。読み書きと計算が出来れば働き口はあると思うので。 ( 私は今、手放す事を前提にしているかのように話している。もし私が命を落としたら、という時の事を考えてしてやれる事はしておきたい。 ) それと、注文がやや複雑で申し訳ないのですが。もしこちらに戻されるような事があった時に、査定の判断材料にして貰える程度…。せめて二級、いえ三級奴隷ぐらいの教育をしていただければ。 ( 試し切りのような使い方をされる事は無いのではなかろうか、という言葉は続けなかった。 ) [Tue 25 Dec 2007 01:37:39]
◆エル > ( 平和な年末年始というのも良い物です。ええ。 ) 豪天寺…ああ。お噂はかねがね。お会いできて光栄です。 ( 愛想笑いを浮かべて軽くそんなことを。有名な傭兵の方は解ったが、奴隷の方は記憶になく。奴隷の階級やいつ頃購入したかを尋ね、受付に雑多のリストを借りると探し出す。ページをめくりながら。 ) 教育…ああ、調教でなく、勉学の方ですね。失礼しました。 ( 苦痛の及ばない範囲で…。体罰は与えないでという意味か、本当にできないので頭がパンクするほど勉強させないでやってくれと言う意味か。ようやく見つけた「白夜」の書類を読むと、後者の可能性が高い気がした。 ) そうですね。そう言うことでしたら、うちには教育専門の者がいますので…。詳しいことは彼女に聞かなければ解りませんが、恐らく有料でお受けできるのではないか、と思います。レベルとしては──生活に困らない程度の読み書きと計算ができればよい、ということでしょうか。 [Tue 25 Dec 2007 01:24:47]
◆艶子 > ( 今年のヴェイトスの冬は何事も無く終わりそうで何よりだ。明日はちゃんとした料理をMJと白夜にたべさせよう、ケーキも買って…。なんて、ちょっと所帯じみた事を考えて居た時に。 ) ああ、すいません。 ( 視線を受付の方へと戻し、笑顔を一つ。実はこういう作り笑顔というか、苦手なのだけど。 ) 私、豪天寺艶子と言います。以前白夜という奴隷をこちらで購入した者なのですが。 ( 簡潔に自己紹介を。とはいっても、大勢居る雑多奴隷の内の一人だ。名前を出されてもすぐにはピンと来ないかもしれないが。 ) …実は、その白夜をきちんと教育して頂けないかと思いまして。 ああ、調教――は…。 ( どうしよう。エロ奴隷にするのもそれはそれで愉しそうだけどそれはさておこう。頑張れ私の理性。 ) 読み書きや簡単な計算とか――。本人に苦痛の及ばない範囲で。 [Tue 25 Dec 2007 01:11:09]
◆エル > ( 教育係というか調教係だけど、奴隷相手だと同じようなものだろうか? 本当に勉学的なことだとしたら専門外かもしれないが。クリスマスなんてくそくらえな半分悪魔の職員が、受付の職員に呼ばれて出てきた。 ) 教育係といいますか調教師ですけれども、僕でわかることでしたら。 [Tue 25 Dec 2007 01:04:34]
お知らせ > エルさんが入室されました。 『はい、なんでしょうか。』 [Tue 25 Dec 2007 01:01:54]
◆艶子 > ( 今日は用事があってここに来た。奴隷を新しく購入しようというのではなく、白夜の事で。 ) いえ、購入やレンタルでは無くて――。奴隷の教育係の方とお話がしたいのですが。 …ええ。そうです。 ( 職員に要件を伝える。とはいえ、クリスマスともなれば担当の職員もお休みを取っているかもしれない。時間も遅いし、もう帰ってしまったかもしれない。そういう場合は後日出直そうと思う。 ) [Tue 25 Dec 2007 00:45:14]
◆艶子 > ( こういう日としてはどうなんだろう。客は多いんだろうか?少ないんだろうか?ともあれ、雷電での仕事…といっても半ば雑用だが…を終えて、私は久しぶりにこの建物の扉を開いた。 ここで白夜を買ったのはどれくらい前になるか。私はその時、刀の試し切りをする為に白夜を買ったんだった。今でも良く覚えている。土壇場で人を切り殺す度胸が備わってなければ、その躊躇いが一緒に戦っている仲間の危機に繋がるのではないかと考え、奴隷を一人切り殺そうと思っていたんだ。でも、私は白夜を斬れなかった。 ) ――こんばんは。 ( コートを脱ぎ、それを脇に抱えて受付の職員に挨拶を一つ。 ) [Tue 25 Dec 2007 00:40:16]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『お仕事の帰りに立ち寄る場所。』 [Tue 25 Dec 2007 00:35:35]
お知らせ > 灰色子猫さんが退室されました。 『にぃ。(じたばたごろんごろん。ごーはーん)』 [Mon 24 Dec 2007 02:21:13]
◆灰色子猫 > ( ――― ぷるぷる。 ) ―― に? ( こてん。首を傾げ――眠そうに欠伸をもう一つ ) に、ぃ。 ( その手で小さな後頭部を撫でた。痒さがじわじわ来て気持ち悪い。 ) ――――――。( ごろんっ。 ) ―――――。( ごろ、ごろ。 細い尻尾がした、っと持ち上がった ) にぃあ。 ( 食後のお遊び ) [Mon 24 Dec 2007 02:20:39]
◆灰色子猫 > (訂正:すみません。黒い瞳でなく、茶色でした。反省している。死んでくる。) [Mon 24 Dec 2007 02:13:40]
◆灰色子猫 > (かり、かり。) ――― にぃぅ……。 ( 小さな鳴き声は、か細く。灰色の毛は顔をちょろりと出した。 ) にぃ……。 に、ぅ。 ―――。( 眠そうな眼はうとうとと、ぽて。と閉じられて―――ぽんやり。 )( 猫はクリスマスなんて知りません。――ご飯貰って幸せです。でも、やっぱり寒くて身を縮め。ぷるぷる小さなその体が震えている。 ) に、ぃ。 ( ちらり。見張り人のほうを見た。此方を見ている。 ) に、ぃ?( 小さく、鳴いてみる。ごはん、ちょーだい? ) [Mon 24 Dec 2007 02:07:57]
◆灰色子猫 > (訂正:黒→黒い眼) [Mon 24 Dec 2007 01:59:28]
◆灰色子猫 > ( 黒い瞳がちょこんと覗く。 ――人の指2本文の手が、小さく小さく床を掻く。 ) ――――― 。( その手に子どもの拳分くらいの頭を垂れて、額から顎まで滑らせる仕草。一枚布は衣服だ。130cmサイズの。その中に埋もれる黒は毛繕いを始め、座り込む。 ) に―――ぁ……っ。 ( 欠伸をしては、またごろごろと布に包まるように黒を擦りつけ、高い天井から視線を背ける様にべた、と顎を床にくっつけた ) [Mon 24 Dec 2007 01:56:39]
お知らせ > 灰色子猫さんが入室されました。 『(かり。かり。)』 [Mon 24 Dec 2007 01:44:00]
お知らせ > イニフィさんが退室されました。 『【今日も、一人一人、怯えた表情をしていた―――)』 [Sun 23 Dec 2007 21:31:19]
◆イニフィ > ・・・まー、連絡がないのは元気にしてる証拠とも言うわね・・・(だから多分大丈夫だろうと、自分の中で結論付けた。根拠はないけど、別に心配してどうなるというものでもないし、心配するつもりもなかったから。さて―――)ちょっと、様子でも見に行きましょうかね・・・(真っ赤な上着を羽織、暖かい事務所から一歩外に出て―――向かうは、奴隷のいる檻) [Sun 23 Dec 2007 21:02:42]
◆イニフィ > (いや、5人では聞かないようだ。最近どうもつれてこられる奴隷の数が多いような気がする。もちろん、自分はそれでまったくかまわないわけだが。何しろ仕事をしないと食べていけないから―――である)・・・・あ、そういえばイルちゃん、ちゃんとご飯食べてるかしら・・・(ここのところ顔を見ない同居人。いつも家に帰ってもいないし、仕事が忙しいのだろうか) [Sun 23 Dec 2007 20:34:47]
◆イニフィ > (未調教の女奴隷―――、どういう調教が有効なのか。種族などなど―――それを頭に叩き込んでいた。相手の素性、そして心のもろさ、それをフルに活用して奈落の谷底へと突き落としていく。楽しくて―――やりがいのある仕事。とても、満たされている気分だった―――)・・・・ふう、さすがに数が多いわね・・・。最近つれてこられたのもあわせると・・・ざっと5人ぐらいかしら?(顎に手を当てて、うなった。さて、誰から突き落としてやろうか―――。いや、あくまで商品としてだが) [Sun 23 Dec 2007 20:06:45]
お知らせ > イニフィさんが入室されました。 『(奴隷メモに、目を通していた―――)』 [Sun 23 Dec 2007 20:00:04]
お知らせ > 折鬼さんが帰りました。 『 ( 意識は、次第に暗い海の底へと沈むかのよう、深く、深く。 ) 』 [Sun 23 Dec 2007 00:14:43]
◆折鬼 > ( 息をする度、冷たい床が僅かに湿り気を帯びる。その漏らす吐息すら、まるで熱を持っているように思えて――――風邪でも患っているかのような症状だ。 薄い毛布に包まるよう、ぐ、と身を丸くし、金の双眸をゆっくりと閉じていく。 背にした格子の方から――――足音が聞こえてくる気がするが、きっとそれも、気のせいという事にして。 ) [Sun 23 Dec 2007 00:09:46]
◆折鬼 > ( ぱたりと、その手を落として。 ―――こんな生活を続けているのだから、たとえこの封が解かれたとしても、嘗て暴れていた程の力は既に失われてしまってそうだ。職員の目に留まらぬ程度に、檻の中でも基礎的な運動はしているものの―――野山を、感情の赴くがままに駆け、力を奮いたい。 ……時々、そんな発作に近い衝動が身を焦がす。ぶるりと背筋が震えるのはその衝動を体の内に抑えているからか。 休むかのよう、体を横に倒し冷たい床へと頬を押し当てる。 チリチリと、痺れを帯びた熱を持っていたように感じていた刺青が次第に冷やされていく感覚は、とても心地よく。 ) [Sun 23 Dec 2007 00:03:58]
◆折鬼 > ( 只でさえ寿命の長い鬼は、檻の中に入れられた当時と変わらない姿で、停滞した時を生きている。時折奴隷が反逆し―――あっという間に其れを収められるのを目にし、時折職員と買い手が商談を纏めるのを聞き、時折訪れる健康診断という名の調教紛いの行為を受け。 ――――はじめは、自分も奴隷の反逆に乗じて抜け出そうと思った事もある。 冷たい床に座り込んだまま、頭部に巻かれている布に手を当てる。 ……やりかけた所で、感づかれてこれを付けられたのだ。 特別な呪符でも縫い付けられているのか、触れた指先がちりちりと痺れるような感覚をもたらし、力が抜ける。 ) [Sat 22 Dec 2007 23:55:49]
◆折鬼 > ( それは、本当に変化というものなのかは分からないが。先日、怪しげな服を纏った人間が、一気に大量の奴隷を購入、レンタルしていったという事。 幸か不幸かは分からないが、その中に含まれなかった自分は、格子の向こう側で纏められていく商談を只ぼんやりと聞いていたに過ぎない。 ―――この檻の中にいた、別の奴隷もレンタル、もしくは購入されていき、少し一人当たりのスペースが広くなった。 クリスマスなど知らぬ鬼は、それに纏わる一部の行事に使われる事も当然知らずに、ただ、「あぁ、何か大きな入用かイベントかがあるのか」と思うのみ。 ) [Sat 22 Dec 2007 23:46:30]
お知らせ > 折鬼さんが来ました。 『 ( 何時もと変わらない日常に、ちょっとした変化が訪れていた。 ) 』 [Sat 22 Dec 2007 23:42:37]
お知らせ > 灰色子猫さんが退室されました。 『(ただの奴隷(モノ)なのだ)』 [Fri 21 Dec 2007 05:18:56]
◆灰色子猫 > にぃ―――……… ( 震えはとまらなかった )( 鳴き声だけが、泣く様に響いて。 )( それでもこの猫はただの子猫で ) [Fri 21 Dec 2007 05:18:40]
◆灰色子猫 > ( おうち、どこにもないんだ。――― ま、ま。 ) ――― に ……… っ にぃ…… ( 暴れるでもない、力ない小さな命は、暖かさ求めるように微力な震えで寒いと訴える。 でも、そんな小さな声に見張りが気づくわけなかった。眠っているのだから。 ) ――― に、 に、ぃ …… ( 円らな柔らかい茶色が、潤んで、潤んで―――手繰り寄せたのは、遊戯でなく―――懇願の。 ) ( さむい。 おなかすいた。 ―――――― 。 慣れてしまったはずの想い。でも、さむい。さむい。 ) …… にぃ――――。 ( 少しだけ、高い声が悲しそうに響いた。でも、矢張りその声も絞り出すような。声を大きく出す気力と体力さえ、なくて。 悲しげに鳴いている顔は、泣いていた。小さな身体を丸め。 )( ―――もぞ。 )( 暖めるように。 ) [Fri 21 Dec 2007 05:12:45]
◆灰色子猫 > ( か弱い小さな手が、床を這うように動いた。小さく、小さく。 ) ―――-にぃ…… ( 緩く、磨ぐ様なそれは、何か求めるような。何か埋めようとするような。子猫だからこそ大きく見える檻の中で、寂しげに、夜鳴き。 ) ――― にぃ。 ……に、ぃ。 ……にぅ…… ( これが人型になっていたら、ぽろぽろと猫は泣いていたんだろう。 横になる猫は、鳴きながらぼろぼろの布に爪を引っ掛けた ) ……に、ぃ。 ( かたかたと震える身体を、必死に暖めようとするように無意識にも、手繰りよせんとする、小さないのち ) [Fri 21 Dec 2007 05:05:59]
◆灰色子猫 > ( 寝静まっている早朝。 ) ―――。( もぞ、もぞ。 ) …………。 ( 灰色のぼろぼろ毛が顔を出す。猫のそれは小さな。小さな景色のなかの、小粒。 ) ( 毛繕いをしながら、かたかたと震えるような体は弱弱しい微動を。 ) ………… 。 ( もぞ、もぞ。 )( か弱い力で震える体は、赤子の、それ。 ) ―――-にぃ。 ( 小さく、か細い鳴き声が高く掠れた。 ) ( 寂しい。―――おうちにかえりたい。 )( だれも気づいてくれない。だれも来てくれない。 おなか、すいたの ) ………にぃ。 ( 小さな声は、か弱くて。空腹で動けないのか、小さな身体がぷるぷる震えている。 ) [Fri 21 Dec 2007 05:01:39]
お知らせ > 灰色子猫さんが来ました。 『(もぞ―――。)』 [Fri 21 Dec 2007 04:52:49]
お知らせ > 若い客さんが退室されました。 [Fri 21 Dec 2007 02:02:39]
お知らせ > 若い客さんが来ました。 『屋敷へレムを連れて帰っていく…に訂正。』 [Fri 21 Dec 2007 02:02:23]
お知らせ > レムさんが退室されました。 『シェル…様。(その名前をしみじみと呟いた。)』 [Fri 21 Dec 2007 02:02:22]
お知らせ > 若い客さんが帰りました。 『手続きが無事に終われば屋敷へと帰っていき…』 [Fri 21 Dec 2007 02:01:57]
◆若い客 > レム…君だね。(おそらく家名もあるのだろう、と思いつつも別に今は聞く事ではないな、と。 自分の胸元に手を当てて…)僕はシェルだ。(会釈するようにしながら名乗り… 手続きが終わるまで幾らかの雑談をして…) [Fri 21 Dec 2007 02:01:00]
Reload : off Line : 1000