ヴェイトス地方村 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『 (しょぼーん) 』 [Mon 24 Nov 2008 22:56:41]
◆ハッシュ > (ぱっと見たところ水魔の子どもの姿はないようだった。他の水魔の姿も。確認してから息を吐き、お座りしている先導に近づいた) 案内有難う (言って、黒い使い魔の頭撫でようと右手を伸ばす。……想像通り固まってしまった。取って食おうというわけではないのに。に。) [Mon 24 Nov 2008 22:55:21]
◆ハッシュ > (暫し歩けば、己の眼前には澄んだ泉が現れる。――ああ、着いてしまった) [Mon 24 Nov 2008 22:51:30]
◆ハッシュ > (此方を向き、己が来るのを待つ使い魔の表情はよく見えない。呆れているのか、早く来いと言ってるのか。ともあれ、その様子に苦笑を浮かべて若干歩く速度を速めた。痛んだが、無視できないほどではない) ――お待たせ (先程と同じくらいの距離まで来れば獅子は使い魔に声を掛ける。それを理解したのかしてないのか――多分賢いからしたのだろう。己を見上げてから再び歩き始めた) (己もそれに付いて歩く。今度は遅れないように。今から考えても仕方がない、思考を切り替えて進んだ) [Mon 24 Nov 2008 22:50:41]
◆ハッシュ > (入院している間、水魔の子どもの事が気にかかって仕方がなかった。時折来てくれる魔女に近況を聞いても、直接会いたいという気持ちが大きくなる。よく病院を抜け出さなかったものだと自分を褒めてやりたいかどうかはさておき) (松葉杖を付いてまた一歩進んだ) (――水魔の子どもに会ったら何と言おう。子どもは助けておきながらその母親は殺してしまった。そのことが悪かったとは思っていないが、子どもにとって親は親なのだ。理由など関係なく、親を殺した人間を憎むことだろう) …、 (何を言おう? 何と声を掛ければいい? 何を言う資格ならあるだろう? 考えていれば、黒い使い魔といつの間にか随分と距離が開いていた) [Mon 24 Nov 2008 22:43:41]
◆ハッシュ > (左足を庇うようにして、獅子は目当ての場所へと急ぐ。松葉杖を使えばそこそこに歩ける。ぴょこんぴょこんと小さく跳ねている様な歩き方だ) ―― はー … (歩き難くて敵わない。己を先導してくれる犬に付いていくので結構精一杯かもしれない。案内役の使い魔を見失わないように付いていく。――見失っても道は覚えているから別に目的の場所に行くには問題ないが) (左足に少し力を込めると矢張りまだ痛んだ) [Mon 24 Nov 2008 22:34:51]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (今日退院した) 』 [Mon 24 Nov 2008 22:27:04]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが帰りました。 『( 私だけの問題だと思っていたけれど。 そうして、最後に聞いてもらえれば… )』 [Mon 24 Nov 2008 01:58:43]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『( そんな歌声が、暫し泉に響いた。 )』 [Mon 24 Nov 2008 01:51:26]
◆水魔 > ふふふ…。さあ、どうしてでしょう? ( まるでからかうような口調で。 ) ええ。まあ、私たちは宜しくやることにします。 ――クオ。あなたは優しいから、これから先もきっとこういう事があると思います。何かを助けるために何かを犠牲にしなくてはならない、そんな時が。あなたはその度に悩んで傷つくかもしれないけれど、その中で救われた人たちが居ることをどうか忘れないで。 ( その苦悩という代償は決して無駄ではないのだと。 水魔は、静かな歌を歌い始める。気持ちを慰めるような、昂ぶりを静めるような――。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:51:10]
◆クオ=ヴァディス > ―――〜ちょっ、なんで悲恋限定なんですか…! もしかしたら死ぬまで好きでいられるかもしれません。 勘違いから始まったものが、全部間違いだとは限りませんよ。 ( だからがんばって、とか。 セイレン達二人に対して言ってしまう。 自分の恋路の話だったのに、どうもそちらへシフトされてしまうみたいだ。 ) …難易度って言うか、その嗜好が変わらない限り、大きくなるまで限定の恋ですから… ああっ、でも、確かに難易度は低い、かも。 ( 比較対照として間違ってるけど、ああ、でも、うん。 前向きに考えるのは良い事だ。 コイバナで笑い合い。 そして、つい、重たい話。 ) ―――ええ。 …知っています。 完璧にはなれないから、できる範囲で頑張りました。 無理がないように。 夢を見ないように。 現実的に。 ―――十分夢見がちだったかもしれませんけど、これでも気をつけたんですよ。 …だけど、それしかないと思ったからって… 赤ん坊のことは、ちょっと、ない。 ―――とうに一線越えてるのに、改めて考えると、そこはどうしても。 ―――でも… ( 上手く、言葉にならない。 ある時の人間の感情が一種類だけなんてあり得ないのに、割り切れているべきだという幻想を持ってしまうと、その行動を肯定する部分と、どうしようもなく非難する部分が正面からぶつかった。 ―――ごめんなさい。 言葉を詰まらせたセイレンさんに首を振る。 良いんだ。 こうして辛がって、また少し夢を失って現実を知り、強くなる。 成長過程で大なり小なり誰もが経験すること。 せめてそう思っておきたい。 ) ―――うん。 ( ちょっと名残惜しそうに、手を離す。 俯いて眼鏡を上げて、目元を拭った。 こんな話したくなかったけど… そうであって欲しいと願っていたことを言われれば嬉しい。 でも、その中でとんでもないこともしているのが… ) [Mon 24 Nov 2008 01:42:46]
◆水魔 > ( ややあって、緩く抱き合っていた手をするりと離すと、水魔はとぷんと水の中に戻り、跳ね―― 近くにあった流木の上に腰掛けた。 ) ねえ、クオ。 あなたに、聞かせたい歌があるんです。お友達になった印に、聞いて頂けますか? ( こんな時、私は歌うことにしている。少しでもその心が癒されるように。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:25:43]
◆水魔 > 好きになってしまうものですよ。だから悲恋は生まれてしまう。 ( …なんて、クオの恋路が多難なような言い方になってしまうけれど。 ) 世の中には、小さな子供じゃないとダメっていう男の人が居ると聞きます。そういう人に比べたら、難易度は低いと思いませんか? ( 世間知らず、というか人間の世界の事はまだ良く知らない水魔は、とんでもない比較対象を持ってきた。 ) ふふふ、クオもはっきりと言っちゃいますね。 ( この会話をフェリクスが聞いたらさぞかし驚くことだろう。 ) 逆に考えれば良いのですよ、クオ。ほんのちょっと運が良かったから、私たちは存続する事が出来た。…完璧なものなどありません。 ( もっとも、これは言葉で言っても納得はできぬものだろう。そんな単純なものではないのだ。 ) クオ…。 ( その後に彼女が呟く言葉は、悲しいものだった。…そうだ、クオはそんな選択を迫られ、そして決意した。結果がどうであれ、代わりの生贄を差し出そうとした事には変わりない。――水魔は、言葉を掛けることが出来なかった。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:25:33]
◆クオ=ヴァディス > ( 現実的に対処しようと思い、いくらか割り切る部分があるのは仕方ないと思いながら、揺ぎ無く筋を通せているわけでもない。 ―――肩を抱く手に沿うように、緩く抱き返して答え、ありがとうと頷いた。 ) ―――そう言ってもらえると、救われます。 …でも、私は自分で、納得できません。 他にどうすれば良かったのか分からないけど… だから、仕方ないけど… 知りませんでしたよ。 私が、代わりに生贄差し出せるような人間だったなんて。 [Mon 24 Nov 2008 01:15:20]
◆クオ=ヴァディス > ―――ううん… そうですね、でも、私が言うのも変ですけど、流れ者を好きになれるのかなって… そんな風にも思うんです。 いなくなるの、簡単そうだから。 ( お互いさまなのだけど、セイレンになんと言おうとしたのかはすっかり忘れて、もしも裏切られたらと考えた時、裏切り易いには違いない人種だと思うのだと、首を振る。 真剣半分。 でも、半分は照れ隠しだろう。 そんな生活をちょっとでも夢見ることがあったから、こんな風に言う準備もあったのだから。 ) …うん、プレゼント攻勢とか凄いですものね。 もちろん無い袖は振れないわけですが、でも平気で無理してしまいそう。 段階を踏まないというか。 ( 厳密に言うとジレーナへのそれはプレゼントはプレゼントでも懐柔するための貢物的性質があったのだから、お金をかけるのも間違いではなさそうだけど。 懐具合対出費の割合が、おかしかったのではないかと疑っている。 何かそんな場面を見たかのように言っちゃうね。 いきなり修羅場でもあれだから、秘密にしておくつもりなのにうっかりぽろり。 ) ―――〜そんな、断るなんて。 お近付きになりたくないと思うくらいなら、あんな風には。 ( あんな風には動かなかった。 もっとも、それがあまり良い動き方ではなかったのだけど… 気持ちが伝わっていたのは、嬉しい。 ちょっとほろりとしてしまうくらい。 でも、気持ちだけではやっぱりダメで。 ) ―――。 そうだといいなと、思います。 …でも、気持ちだけは足りません。 結果として救われたから良いようなものの… あとちょっと運が悪ければ、皆さんには行き場がなかったかもしれない… そう思うと。 ( その背中に何かを感じる者があれば、無駄にはならない。 そう思い行動していても、振り返ればそう奇麗なものではなく、 [Mon 24 Nov 2008 01:09:27]
◆水魔 > それなら、一緒に流れてくれる人を探せばいいんです。どこかには居ますよ、そんな人。 ( だって、人間の男って凄い数が居るって聞くし。 ) ええ。今はフェリクスのその気持ちを信じてみようと思っています。…ちょっと惚れっぽいところがあるような気もしますが。 ( ジレーナの事を聞いたら、凄く複雑な思いになったことだろうが…! ) あら、そうですか?遠慮なんていらないのに。 ( そのちょっと慌てた様子を見て、尚も水魔はくすくすと笑った。 ) 良かった、ありがとうございます。断られたら、どうしようかと思っていたんです。 ( そんな風に思っていた様子は全く見られないかもしれないが…。 ) クオ。 誰かを助けるには、まず助けたいという思いが無ければ出来ません。あなたは水魔に協力してくれた人たちの中で一番その思いが強かった。それは私たちだけではなく、水魔に協力してくれた人達の心にも影響を与えてくれたと私は思っています。 ( そして水魔は知らないし、クオも知るのはもっと先になるかもしれないが、ロックスの村にも変化を齎した。何年後かに、川の水を汚さぬよう何らかの工夫をする村人たちの姿を、きっと見る事が出来る。 ) ウォーターエルフとて、最初は人間には非協力的でした。その頑なな心を開かせたのは、他でもないあなたなのではありませんか? ( 少なくとも、自分はそう思っている。 長の子供は、水魔側が歩み寄りを見せなければ助からなかっただろう。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:51:07]
◆クオ=ヴァディス > ―――〜ああ、うん、私は… どうでしょう。 難しいかなあ。 流れ者ですからね。 ( 最近はヴェイトス市に留まっているけれど、まず一緒に流れてくれる人でないとダメ。 一時の恋人と割り切るのは難しいし、だからまあしなくても良いかと諦めてしまうと、遠い話だった。 でも、改めて言われると浮いた話の一つもないのが微妙に後ろめたい。 困った風に笑いつつ。 ) …ううん、かけそうですよね。 でも、一緒に暮らそうなんてそう簡単に言えることではないと思いますし… やっぱり、一目惚れとか、そんな感じなのではないでしょうか。 ………。 ( フォローできないかと思うけど、あれ、難しいや。 てゆか、ジレーナさんへの贈り物を熱心にしたためていたのは守秘義務。 ) ―――ええ、せめてもうちょっと広いと良いのですけど、水重たいですから… って遠慮しておきます。 ちゃ、ちゃんと服とかどうにかすれば一応大丈夫だと思いますよ? 鎧なんか着ていたら溺れるのが普通で――― ( むう、どうしてバレたんだろう。 気まずそうにぱたぱた手を振る。 海の中? 興味はあるけど、四方水で囲まれるのはぞっとするな。 ―――水辺で膝を折る。 少しくらい濡れたって、肌までは届かないだろう。 ) ? へ? ( 抱かれて、お別れの挨拶かなと思ったら――― ちょっと間の抜けた声を漏らして、思わず照れてしまった。 ああ、フェリクスさんが口説いたわけがちょっと分かったかもしれない。 クールに見えてかわいい人だ。 思わず頬染めて。 ) ―――あ、あ、ええ。 それはもちろん。 でも、本当、私は何もしていませんよ? てゆか、してはいたけど空振りでしたし… 読み浅いし… 親切ぶって、なんだかあちこち結構酷いし… ( もごもご。 恥ずかしいの半分。 あとの半分は… ) [Mon 24 Nov 2008 00:39:45]
◆水魔 > ( そう。そうして勢いに任せて破滅するのもまた色恋沙汰である。 ) あなたにも素敵な人が見つかると良いですね。 …ええ、それが少し心配です。困っている女性を見ては片っ端から甘い言葉を掛けるような事は無いと信じたいですが。 ( それは他の女への親切が妬ましいというのではなく、私に向けられた想いもそんな同情程度のものだったという事が悲しいだけ。 ) ええ。その時はまた樽の中に入って移動します。もしこちらに来たら、その時までに海の中を案内できるようにしておきます。クオはカナヅチのようですから。 ( くすくすと笑う。 ) ………。 ( クオがこちらに近づけば、その両肩にそっと手を伸ばし肩を抱く。…ちょっと濡れてしまうかもしれないけれど。 ) クオ。私は、あなたに会えてよかったと思っている。私はあなたの友達になりたい。いいですか? ( そういう事を戸惑いも無く口にする。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:18:04]
◆クオ=ヴァディス > ―――ん… そうですか。 ええと、お幸せに? かな? 〜あはは、フェリクスさん、がんばらないとですね。 ( 大丈夫かなあ、フェリクスさん。 もちろん相思相愛?なのだろうけど、はたから見ると勢いに任せた感がどうしても。 とはいえ、色恋はそういうものかもしれない。 こちらから聞いておいて気恥ずかしそうに肩竦め、罰発言には楽しそうに笑っておいた。 程度の問題もあるけれど、うん、裏切り者には罰が必要だと思いますよ? ) 裏切ったなら〜なんて哀しいこと考えないでと言いたいところですけど、フェリクスさんのノリ軽いですからね。 ( 心配なのも分かる。 それが面白いのも。 でも、勢いで一緒になるのなら、また別の勢いに乗せられてしまうのも当然と言えば当然の話。 大変そうだけど、血を見るようなことにはならないと思ってる。 ) …窮屈かもしれませんけど、樽に入って馬車ですね。 地下で繋がっていたりしていなければ。 でも、来られますよ。 それに、私の方からそちらへ行くことは結構あるかもしれません。 定期ルートを持たない行商人ですから。 ( 割と神出鬼没。 当たり障りの無い話をしつつ、寄って来るのなら、こちらも立って少し水辺に近付いておく。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:10:39]
◆水魔 > ………。 ( その微笑が気になったが、言わないのならば無理に聞き出すのも良くないことだ。 ) ――そうですか。ええ、私はあの男と一緒に行くことにしました。他に行く当てもありませんでしたし、あの男の言葉がどこまで本気なのか、それを見てみるのも一興ではありませんか。…最も、裏切ったらなら罰を与えなくてはなりませんけれど。 ( 水魔は物凄く自然に笑い、自然にそう言った。さも当然のように。 ) …ですから、あなたとは会いにくくなるかもしれませんね。この泉が海とどこかで続いているようならば、こっちにもこれるのですが。…泉の水は、地下から湧き出ているものですし。 ( やはり、難しいか。 ) …………。 ( それから一つ間を置くと、水魔は岸に近づき、クオの側へとやってくる。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:56:44]
◆クオ=ヴァディス > ―――ありがとうございます。 ( 答えは短い。 気まずそうな微笑が、全てだ。 ココさんや、有識者の協力を得られたことは状況を良くしたと思うけども、自分の進めようとした通りに事が運んでいたら、今頃どうなっていたか分からない。 ハッシュさんが、ナキアさんとやってくれた。 助けになろうとはしたけど、結果として自分は大したことをしていない。 そんな想いは胸の内。 自分のことはさておき、ウォーターエルフ達が一分でも難を逃れたのだから、自分へのお礼とは思わず、気持ちだけ受け取って、一緒に今を祝っておこう。 ) …いいえ、なんでも。 そろそろ市へ戻ろうかと思って。 また折りを見て覗きに来るかもですけど… そういえば、セイレンさんはやっぱりフェリクスさんと? ( 彼のところで一緒に暮らすのだろうか? どこか話を逸らす風に。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:49:45]
◆水魔 > ( 水魔もまた柔らかく笑う。 ) クオ。あなたには感謝しています。私たちの為に尽くしてくれた。長の子が無事なのも、あなたのお陰です。 ( これは心からの言葉。私の警告にも臆す事無く、危険を承知で水魔殿へと踏み込んで。上手く行かなかった事も多かったかもしれないが、最終的に彼女は私たちを助けてくれた。 ) …どうか、したのですか? ( そして、どこか違和感のある微笑を見て、水魔は問う。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:38:16]
◆クオ=ヴァディス > ( だから、あとは私だ。 ) ( 奴隷の赤ん坊をどうするのか。 誰かに相談するのも気が引けるし、誰かの助言のせいにしていいことでもない。 答えは出ているのだから割り切らなければ。 もしかしたら無理じゃないがんばれという助言もあるかもしれないけれど、それこそ現実味がない。 養子や捨て子とは、わけが違うのだから。 ―――買って、生贄の身代わりにすることに同意していたフェリクスさんには、あなたならどうするかと聞いてみてもよかったのかもしれない。 でも気にした素振りも見られなかったし、重たい話しになるからお互い意識して話題にするのを避けたのかもしれないけれど、機会がなければそれまで。 答えは出ていることなのだから、苦しめることもない、こちらで処理すれば良い。 ) ( いや、苦しむことでもないのか。 何に使おうとしたのかを考えれば、今更。 見捨てるつもりはなかったと言っても、生贄にされる可能性も考えた上で差し出した、その時点で一線は越えている。 ―――第一。 見捨てずに、赤ん坊が助かったとして、今と同じ状態になってしまうのだ。 もしも村の子の身代わりになったという実績があれば、村に将来を託すこともできたかもしれないけれど――― それだって奴隷は奴隷かもしれない。 奴隷として扱われないのは村の中だけの話で、解放には法的な意味こそあれ、社会的な意味はあまりないと思う。 ) ―――。 ( 物語のように、奇麗にはいかない。 …そんなことを考えていたら、名を呼ばれた。 ウォーターエルフ達の個体識別は、正直ちょっと難しいけれど。 面と向かって話した二人くらいは、分かるだろう。 ) セイレンさん? …こちらでしたか。 ( こんばんは、と会釈。 口元は微笑むけれど、目はあまり笑っていない。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:33:04]
◆水魔 > ( その静けさの中に、そんな水音が一つ混じる。それは魚の跳ねる音? ) ( やがて泉の中から水魔が現われた。水魔は手には何も持たず、戦いの姿勢すら見せない。水魔―― フェリクスにセイレンという名を貰った彼女は、水魔殿で歌をザリガニに聞かせていた水魔だ。もう、気付いているかもしれないが。 ) …クオ。 ( そして、水魔は小さくあなたの名前を呼んだ。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:29:16]
お知らせ > 水魔さんが入室されました。 『―― とぷん。』 [Sun 23 Nov 2008 23:22:31]
◆クオ=ヴァディス > ( そこに移り住んでいるウォーターエルフ達は、とりあえず見当たらない。 水音や木々のそよぎ、魚が跳ねて、虫も少しはいるみたい。 静まり返ってはいないけれど、辺りは自然な静けさの中にある。 ) ( どたばたしていてきちんとお別れできなかった。 ココさんと、フェリクスさんにセイレンさんはもう村を離れてしまっただろうか。 ウォーターエルフの新しい長の状態も、もう心配はいらないそうだし、留まる理由もなければそれで当然。 自分だって、こうしてここに来ていても、ウォーターエルフ達のことはもう心配していない。 不安がないわけでもないけれど、あとはゆっくりやっていけばいいというか。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:14:03]
◆クオ=ヴァディス > ( 近くに住む村人でもなければ辿り着けない、一般には知られてもいない森の中にある泉。 その畔に、長い髪を二つに編んだ眼鏡の女が腰掛けている。 ここは冷えるから、赤ん坊は連れて来ていないけれど。 奴隷ギルドから買ったその子と一緒に、まだ村に居た。 ) ( 中央病院のウォンさんや、錬金術師?のオーゼットさん… まだお礼に行っていない人もいるけれど、協力者に対する事務処理もすっかり片付いたのに、赤ん坊の処遇については踏ん切りがつかず、だらだらと村に留まってしまっている。 それももう、限界だ。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:07:35]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( 森の中、泉にて。 )』 [Sun 23 Nov 2008 22:56:35]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『泣き声も殺さず泣いて すごい後悔したそうな』 [Fri 21 Nov 2008 01:10:05]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( 泣き声は川と風の声が消してくれるだろう )』 [Fri 21 Nov 2008 01:09:11]
◆ヴァネッサ > うん。 何でって言われたら、うまくいえないけど。 オウルのせいかって聞かれたら、違うっていえるもの ( 震えている声の貴方。 柔らかい口調で少女は言うだろう ) ――ありがと。 そういってくれると、何だか楽になる ( やんわりと微笑みかけて ) 届くと思う。 届けたいって思えば、絶対にね ( それが何で送るかはわからないけれど、ちゃんと思えば届くって信じたい ) そうかな? 優しいよ ( そして、 ) ――もちろん ( 握ろうとしてくる手を、しっかりと握り返して。 顔は見ないように、ただそこで聞いてあげて、手を握ってあげる。 男の子はそういう顔見られたくないと思ったから ) [Fri 21 Nov 2008 01:06:00]
◆オウル > 自分のせいじゃない…? (何時も手遅れ後で後悔する。 少しずつ其れが折り重なっているのかもしれない。 震えた声は止まない。) ヴァネッサさんの…せいでもないと思うよ (自分のせいだけでいいと、少年は思う、しかし其れも悪くないといわれて混乱し始める。) ずっとずっと、天まで…届く (音色しか自分は遅れない、届いている確信が無いから。) 優しくなんかない……ないよ… (迷惑じゃないといわれたら、何か外れたような気がする。) …今夜だけ…泣いても良い? (涙がこぼれている、今夜はそれだけじゃ治まらないくらい、涙も出ているし、表情も泣きつきそうな面をしていることだろう。 そしてできるならば、手でも握ろうとする) [Fri 21 Nov 2008 00:47:19]
◆ヴァネッサ > でも、気が付かなかった。 だけど、気が付かなかったのはオウルのせいじゃないと思う。 わたしは、だけど ( 夜のカーテンの色が重く貴方にのしかかっているように思えて ) あの時のこと、それはオウルのせいじゃないよ ( そう、わたし。 わたしの不安定さ。地に足が着かぬ心。それが原因だと思う ) 誰も、誰かを責めろなんて言ってないよ。 うまくいえないけど、力…抜いてみると、いいかも ( 今の彼になんて言葉をかけていいのか、迷う。 優しすぎる言葉、辛すぎる言葉、遠まわしも直球も。 全部が駄目。 そんな気がしてしまう ) ――もし、お墓がなかったら… ( 少し、考えてしまう。 ふと、少年のポケットに目が行く。 何かが入っているみたいだけど、何が入っているのかはわからない ) そうだなぁ…、どこか遠くまで届くように、どこまでも聞こえるように、何かを送ってみたらどうかな…? ( ふと、頭の中にバニラの歌姫が浮かぶ。 歌というのはとても、魔法何だな、って今思う。 だって、それは気持ちを乗せてどこまでも飛んでくれるものだと思うから ) ―――オウル。 優しい子なんだね。 でもね…、オウルは、辛そうに見えるよ ( 川に視線を落として ) 今、わたしとオウルしかいない。 わたしは別に迷惑じゃない ( だから、 ) 力を抜いて、いいんだよ? [Fri 21 Nov 2008 00:24:42]
◆オウル > 解らないけど…何もしないよりも、何もできないよりもずっと良かったと思う (何か思い返すような顔してから言った。) あの時だってそうだもの、何もできなかった、守れなかったもの、ルァだって泣いてた、自分だって泣きたかった (手遅れで嘆くのは今回だけじゃない。 あの頃から自分を許せない。) 自分以外に責める相手なんか見つからない、何かできたかもしれないのに…また同じだもの (何もできないまま後悔して、今まで来た、このまま繰り返してしまうのも嫌だった。) お墓がなかったりしたら…? (むけたのはいつのまにか針目だった。 あなたの我侭とは違うという言葉に何かあふれてくる感じがした。) 自分だって…… (ぼそりと、言葉が漏れて、声が震えていた。) ホントはもっと一緒にいたいし、泣きつきたい、けど、其れが相手を傷つけたり迷惑だったら嫌だ…… (俯いたまま、少年は針目で、指を地面に突き立てていた。) [Fri 21 Nov 2008 00:03:56]
◆ヴァネッサ > オウル。 それはちょっと違うと思う ( 自分を責めている少年。 友達を助けられない気持ちは痛いほどに分かる。 でも ) オウルが行ったら、その子助かったの? ( わたしは今酷いことを言っているんだろう。 だけど、それが必要だと思うし、 ) 遅かったのも、その子が死んじゃったのも、後悔して、嘆いて、自分を責めて…。 何が、残るんだろうね… ( 自分を責めて、責めて、責めて続けても、何も無かった。 だって、それって許されたいから責めているんだと思う ) 本当に、友達だったのなら。 行ってあげた方がいいと思う ( 今の自分がそうだもの。 もし、貴方が顔向けできないなら、わたしは近づく権利すらなくなってしまう ) ( 少年の言葉に、頷きだけで答えて ) 我が侭っていうのとは、ちょっと違うと思うなぁ… ( 苦しいことを溜め込んで、それを全部吐き出したとき、受け止めてくれる。 友人ってそういうものだと思うから。 だから、今少年が言っていることは、我が侭じゃないと思う ) [Thu 20 Nov 2008 23:39:14]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 [Thu 20 Nov 2008 23:38:26]
◆オウル > 何時も自分は遅い、気付いたら何時もおそい (何時もそこで何もできない、助けることもできないくらい遅い。 辛くても責めるのは自分。) お墓なんてわからないし、探したって顔向けできない (顔向けできるほどのことを自分はしていない、一瞬だけ見せた琥珀の瞳は紅を見た。) そうかもね (水どんな生き物にだって、死人にだって平等だとこの少年は思う。) そんな簡単に…いかないよ、もし、今ヴァネッサさんに言いたいこと全部言って、それは我侭じゃないの? (少しだけ、泣きそうなひょうじょうしてそんなことを言った。) [Thu 20 Nov 2008 23:11:26]
◆ヴァネッサ > そっか。 それは… ( 言葉が止まった。 辛いね、なんてそんな言葉を言ってもいいのだろうか。 わたしの口からはその言葉は出せない ) ――お墓参り。 してあげた? ( 視線をゆっくりと、貴方の方に向けて、少女の瞳は柔らかな紅で、露骨な貴方の表情を映すだろう ) 川はわたし達を嫌わないから。かな? ( ふと、思ったことが口に出る ) 苦しい、のかな。 もし、そうだったらね。 一度全部出しちゃいな。言葉だって、何だって。 ――ね? ( 夜に溶けてしまいそうな。そんな気持ち。 だから、言葉は自然とつむがれていく。 心と言葉が直結したみたいに ) [Thu 20 Nov 2008 23:01:19]
◆オウル > (元気そうなのにも、少年は安心した。 聞こえる言葉にはポツリと言葉を返す。) 友達がね……自分たちと同じ人なんだけど、ハンターに殺されたらしいって聞いた…そんなに遠くない場所みたい (突っ込めない、というかそういう風になる前に目の前からそういう因子が消えていく。 表情は露骨に悔しそうに、悲しそうになる。) 川は、少し気分が落ち着くから良い (お墓を探してるなんて少年は知らない。 貴方が聞いてくれば答える。) 怖いとかじゃない…、そんなこと全然無いけど、言いたい事とか、色々ありすぎるから、どう言ったらいいのかわからない (視線はちらりと貴女を見たが、表情は何時もよりか少しぼんやりしているようにも見える。) [Thu 20 Nov 2008 22:50:16]
◆ヴァネッサ > うん、一応 ( 答える。少女の言葉も小さく、空気に溶けていって ) 物騒? それは、『わたしたち』にとって? ( 人間じゃない。 普通の吸血鬼でもない。 上手に隠れて溶け込んでいる吸血鬼じゃない。 半ばアウトローな吸血鬼たち。 私は全身、貴方の場合は、つま先くらいは突っ込んでいるかなって思って ) 川、見てたの。 別になぁんでもない ( 友人の墓にまだいけず、こうして時間が過ぎ去っていく日々 ) どしたの? わたし、怖いかな? ( 視線が逃げたのが分かる。 でも、無理やり向かせても駄目。 久々に会ったのに、何だか不思議と再会を喜ぶような気持ちにも、雰囲気にもならない。 何だか自分でも不思議に思った ) [Thu 20 Nov 2008 22:40:59]
◆オウル > 元気そうで……良かった (全てのものは音を奏でる大地も空も人も、静かなものでもどこかで何かが奏でている。) うん (座るように促されれば、隣にちょこんと座る銀髪少年が一人、次の言葉には少しだけ貴方に視線を向けた。) 最近物騒だし…ね (少しだけ元気が無くなって、しょんぼりした。) ヴァネッサさんこそ…なんでこんなところに? (話を逸らして精神的に逃げようとした、視線も少し貴方から逃げた。) [Thu 20 Nov 2008 22:34:00]
◆ヴァネッサ > ( 川、虫、風。 小さい音が重なって、静かな音楽が出来ている。そんな夜だとわたしは思う ) そっか、オウルか。 よかった ( また川の方へ視線を戻し、呟くように言って ) 隣、座る? ( 視線は川の方へと向いたまま、自分の隣の地を軽く叩いて ) 何か、怖いの? ( それは唐突に。 ふと見た。少年の印象。 本当に些細なこと。声だとか瞳だとか。 挙動不審なところは見てないけど、何かそれの名残があるような。そんな気がしたから ) [Thu 20 Nov 2008 22:23:10]
◆オウル > (基本的に川の流れは嫌いではない、少年はわたれないとかそういうことも無いので特に問題もなく近づいた。 自分に向いた顔と、自分に向けられた声がひどく懐かしくて) …… (しばし無言だった。 言葉が見つからなかったから、数秒後口から発するのは、少し安心したような声だった。) オウル…だよ (忘れられていなくて良かったと思った、安心したのか、少しだけ体から要らぬ力を抜いたことだろう。) [Thu 20 Nov 2008 22:15:28]
◆ヴァネッサ > ( 川の流れの音が聞こえるところはこんなにも静かで、街の中心とは別世界。 川辺に膝を抱え込んで、止まることのない水面を見つめていて ) ――ん、? ( 声。人の声。 草を、地を踏む音が耳に届く。 反射的だった。ふっ、と音のする方を向こう。 貴方の顔が見えるだろうか。見えれば、泥の中に沈んでいるかのような記憶を引っ張り出して、ほんの少しだけ、間が空いて ) ―――オウ、ル? ( 間違えてしまったらどうしよう。そんな不安な気持ちと一緒に言葉が貴方に放たれるだろう ) [Thu 20 Nov 2008 22:07:08]
◆オウル > (動きやすさ? 何其れおいしいの的なごく普通の格好、同じ銀髪は風が吹けばそれなりにゆれる、風が向いた方を向けば、少年は貴方を見つけるが後姿なので、気になって小川の方へと近づいていく。) ……だれ? (声が届くか、届かないか、そんな距離まで歩いて近づけば言葉を発する。 警戒心があるのか無いのか、少し尖った声だったやも知れない) [Thu 20 Nov 2008 22:00:44]
◆ヴァネッサ > ( ヒトガタがいた。 川の流れを眺めて、後ろに一つ纏めにした髪を風に泳がせて、防寒具は貴方と同じようにマフラーだけで。 服装は動きやすさを重視したもの )( 辺りを見渡す貴方の視界に入るだろうか。 少女は少年に気が付かない。 姿は元のまま、髪型や服装、雰囲気は変われども背丈は変わらない。 少年の知る背丈 ) もう、寒くなっちゃったみたい… ( 村や街の人々の姿を見て、もうそんな季節なのだと実感する。 温度ではわからないけど、どこか空気がキンとしている気が ) [Thu 20 Nov 2008 21:51:34]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『近くの小川に』 [Thu 20 Nov 2008 21:47:07]
◆オウル > (森の中にはいると途端に喉が渇く気もするので、最近森の中に入るのは控え気味である。) こう…なんていうか (怖い感じがする、最近特に、帰り道が具体的にこうとはいえないが、寝床に着くまで安心できない、ついてもまともに良い夢など見ないので、一人で安心していることなどほとんど無い。 暗闇に浮かぶ琥珀の瞳は回りきょろきょろとして少し挙動不審か) [Thu 20 Nov 2008 21:43:40]
◆オウル > (村のはずれに入ろうかという村から少し外れた場所に、銀髪に琥珀の瞳の少年はいた。 マフラーで首の傷を隠し、ポケットには笛をケースに入れてしまっている、この寒い中、防寒具マフラーのみの長袖にズボンのいでたちである。) …… (村を歩くときは、家々の明かりに注意しながら来た、一応最近、何処も物騒な気がしたからだ。) 森の中に入っちゃえば関係ないけど…… (ものすごく時間を食うので却下して、道なりに進んでいる。 相変わらず表情にはどこか影がある用に見えなくも無い。) [Thu 20 Nov 2008 21:30:03]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『村はずれに続く道』 [Thu 20 Nov 2008 21:23:32]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 赤ん坊は魔女が寝かせよう。食事が必要なら婦人宅へ。それと、ライオンの入院先を伝えた )』 [Fri 14 Nov 2008 01:56:45]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが帰りました。 『( うっかりしていた世界の裏事情はさておき。 こじつけの臆病さは、ある種リアル。 )』 [Fri 14 Nov 2008 01:52:23]
◆クオ=ヴァディス > ( 赤ん坊を連れて入らなかったのは、うっかりか、遠慮か… ハッシュさんがいるかもしれないから気まずくて、なんて現実的? とりあえず連れて来たのだから寝かせておいて大丈夫な気もするけども、も少ししたら慌てて連れて来よう。 微妙にのんびりしているのが居た堪れなくなって。 ) ―――。 ( 自分のそれよりも小さな手に撫でられて、気恥ずかしそうに微笑んだ。 見た目通りの人でないことは、察することもできるだろうか。 儀式とか、それでなくても耳とかで。 もしも本当に自分よりも年下の子だったりしたら、決まり悪いなあ。 人生、長さではなく密度だけども。 ) そうですね。 うん… つい、悪い方に。 ( むにっと自分の頬を摘む。 ハッピーエンド至上主義。 不安に弱い。 ) ―――〜ん、そうですか。 どうしようかなあ… 街中で配達させるわけにもいきませんし、でも、せっかく一芸持っているのにもったいないですよね。 ( 残念だけどまあ、もしかしたらと思った程度。 懐いて?いるのにただ放すのも寂しいから考えてしまうが、それでもザリガニだからさほど深刻ではなく。 天井仰ぎながらカップを傾けた。 ちなみにザリガニは淡水だったと思う。 ロブスターとかなら良かったのに? でも、ハッシュさんのところへやったら、皆さんで美味しくいただかれてしまう気もする。 フェリクスさんも 『シー』 ナイトだし、はてさて。 友達と一緒?というのが無難かもしれないけれど。 ) ―――〜ああ…っ すみません、そのう… 実は… あの、ハッシュさんにまた嫌な思いさせてしまうんじゃないかって… ( それで結局、もっと、さらに、嫌われてしまいそうな安直な判断だったが。 泊まって行くかと聞かれて、慌てて席を立った。 ―――〜お言葉に甘えたいところなのだけども。 赤ん坊がいる。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:51:16]
◆ナキア > ――― さて、もう夜も遅いですから…、 よければ泊まっていきますかー? ( ふと、窓の外を眺めて深さを増した黒色に。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:38:53]
◆ナキア > ( 魔女は子がいるとは知らないが、知っていたら中に入れるよう言っただろう。赤ん坊はまだ、自分じゃ体温調節ができないのだし。命には責任を持たなければいけない。 ギルドに戻すつもりであれば、早い方がいいだろう。 ) ―――― ( 何か言いたかったけれど上手く言葉に出来なくて、 そのかわり、少し身を乗り出し手を伸ばして貴女の頭を軽く撫でようとした。 ) 悪くはならないですよぅ。大丈夫。今すぐに結果がでなくても、もしかしたらそのうちに。 ( 目の前の結果だけが全てじゃない。どこかで違う結末を迎えているかもしれないし、どこかで違う方向へむかっているかもしれない。 実はウォーターエルフの赤子が生きていたとか、それと同じに。 ) ――― ん? へぇ、ザリガニの使い魔さんですかー。 でも、うちではけるべろすがお手紙運んだりしてくれるですから。 ( ザリガニまで飼ったら、けるべろすが拗ねてしまうかもしれない。自分がいるのにって。なぜなら魔女の使い魔は一つだけ(*旧世界観参照)だからだ。両方使役はできない。 ハッシュさんに、と考えたけれど、彼は海暮らしだ。…ザリガニは淡水だっけ? ) [Fri 14 Nov 2008 01:35:44]
◆クオ=ヴァディス > そうですか。 …良かった。 ( これから増えるとしても、一人きりは寂しい。 そんなの人の感覚だけど、付いて来たウォーターエルフもいると聞けばほっとする。 セイレンさんは、ここには残らないのだろうか。 いや、フェリクスさんと居たいと言うのだからとやかくは言わないが… どうも、簡単になびいてしまったように見えて後が心配。 それも人生か。 ―――赤ん坊を寒空の下馬車に置いて来てるなんてあんまりな話。 パチンコしている間車内に置き去りとかそんな。 しばらく村にいるかもしれないから、その間のことは後で相談してみようか。 でも、これ以上ずるずると流されてしまう前に、奴隷ギルドへ戻すべきだとも思う。 どうせ殺されてしまうかもしれないなら、まともに育てられないかもしれないけれど世話をしてみるなんて、安直過ぎるし。 …でもぶっちゃけ、どちらが良いのか微妙なところかもしれないが。 ) ―――〜お金、ありませんものね。 私も、ちょっと蓄えができたからって調子に乗って… 全然なのに、恥ずかしいったら… ( 小さくなってクッキー齧る。 美味し。 ―――そうか、純粋な糖分以外摂取できないような人もいる。 超納得。 …。 ) ―――〜この上無碍にされた方が良いような意見を出して惑わすなんて、あんまりですね。 …悪いようにはならないと良いのですが。 ( きっと、マイナスにはならないと思うけども。 こちらにももっと余裕ができたら、また様子を見に行ってみようか。 いずれにせよ、歓迎はされなさそうだが。 ) 〜あ、そうだ。 ( ふと思い出して手を打った。 ) …あの、手紙を届けるようなお使いって、こちらでは必要ありませんか? ザリガニ、なのですが。 使い魔と言うのかな、ウォーターエルフに躾けられていたみたいで、贈り物とか届けてくれたのですけど… 帰る所がないのか、動かなかったから連れて来てしまったのですよね。 ( このまま飼育してみても、飼い殺しになってしまいそうな気がする。 せっかくの配達スキルも、ザリガニでは街の中で活かせまい。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:15:48]
◆ナキア > 後はもう、清い水のうちにあれば時間をかけて汚染は解消されるだろうと。 もちろんついてきた方もいるですよー。私では世話もしてあげられないですから。 ( 勝手がわからない。 ―― 奴隷の子も生きている。人形ではないから食べ物も必要で――まぁこの村にいる間は、子どものいる婦人に乳母のような事をしていただく事も可能。魔女は助産もしているから、聞けば誰か思い当たるだろう。 ) 机上の空論だけで大金を使ったり動いたりするのは、やっぱりこういう村では尚更に難しいのですよぅ。 ウォーターエルフがいたから今まで人に汚染がなかった、とかいうのなら笑えませんけれど。 ( でも染料って事は何度も手に触れているはずで。川とは関係ないところで接触していても平気なら平気だろう。 魔女も向かいに腰を下ろして、ミルクティーに口をつけた。 毒というか、摂取自体出来なかったり無理に摂取したら戻しちゃう種族なら貴女の身近にいるはず。時計塔とかヒント。…。 ) まぁでも村のためを思って動いている村長さんなら、貴女の意見も無碍にはしないと思うのですよう。 ( 全て終わった今ならば。 事件の最中は、余裕がないだろうけれど。村長さんだって私たちと同じ人で、なんでもできるってわけではないのだから。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:57:46]
◆クオ=ヴァディス > ( 思いは同じ。 大団円というわけにはいかない。 それでも、滅んでしまったかもしれないと思えばそれよりマシで、喜んでしまうのだけど。 ) ―――新しい長の、容体は…? 他のウォーターエルフは、一緒ではないのですか? ( 無事な者は付き従っているものと思っていたけれど、どうしているだろう。 首を傾げる。 ―――奴隷の子は… おおっと、この家に連れて入るべきだったか。 がっつり重たくなる部分だから流してしまったけれど、まだ一緒に居て、どうしようか悩むところだ。 奴隷は奴隷で、そう簡単に解放できるものでもなく、そもそも冒険商人の女が一人で育てるのは難しい。 自分を拾ってくれた養父は、育てる為にしばらく隊商に入ってくれたが。 …現状、奴隷ギルドに戻すしかないといったところ。 ) ―――〜ええ、思いがけないものが種族によっては毒になることもあると聞きました。 もしかしたらウォーターエルフ以外の何も侵さないものかもしれませんが… でも、まるで水の化身のように思ってしまうと、どうしても。 ( 不安だ。 だからがんばれなんて、言われてみれば傲慢。 ただ、そう感じても、では何もしなくて良いかと言われれば素直に頷くこともできなくて… もしかしたら欲しいのは、ウォーターエルフに対するロックスの誠意だけだったのかもしれないと思う。 人質まで取られてそれも難しい話なら、何を思うこともなかったのかもしれないと。 ) いただきます。 ( 甘味を取ろう。 ミルクティーとクッキーに、口をつけた。 これらが毒になる種族も、あったりするのだろうか。 甘いのダメとか、結構一般的か。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:43:18]
◆ナキア > … そうですか。 ( 「核を侵されてしまったウォーターエルフ」というところで、魔女は軽く目を伏せた。全員は助けられなかったからだ。とはいえハッシュさんは赤子以外は討伐するつもりであったようだし、もとより赤子にも浄化の儀式が有効だとは思わなかったから、赤子が助かったのは不幸中の幸いかもしれないけれど。 ) みたいですねぇ、匂いとか。あと、ウォーターエルフの子が気になって逢いたいと言っていましたが、治るまではいけませんと言い聞かせてたですから。 ( だから早く赤子に逢いたくて、早く怪我を治すために苦手な病院へ行ったのだろう。 魔女は乙女と獅子のみならずライオンの獣人も子ども扱いである。 子といえば、奴隷の子はどうしたろうか ) そうですねぇ、でもまずウォーターエルフ以外、何に対して毒になるかわからない事にはお金かけるのも無駄になるかもですよぅ? ( 例えば漁毒というものがある。ここでいう漁毒は魚の毒でも魚に堆積した毒でもなく、漁毒漁といって毒をつかって魚を麻痺させ捕らえる漁である。とある地域では漁毒として使われる植物は染料としても使われ、その魚を食べても人に被害はないと言われている。実際に実験したらどうなるかはわからないけれど。 そんな話を何気なく。 ) ( どうぞ、とマグに注いだミルクティーと手製のクッキーをテーブルに乗せ ) [Fri 14 Nov 2008 00:26:12]
◆クオ=ヴァディス > 液体運搬用の馬車で、えっちらおっちら。 核を侵されてしまったウォーターエルフを市に搬送できないかと思って、借りていたんです。 でも、しょせん樽ですからね… 川辺で一休みということで、私だけ先に。 ( なんかカップル成立したらしい二人の傍には居辛かったのかもしれーぬ。 何とか大丈夫と、やや気の毒そうに頷いた。 狭いところに閉じ込めて、エコノミー症候群が心配とか、そんな。 ―――犬猫とかその辺りは人並みに好きなようで、大人しくしてるなら一頻りじゃれさせてもらって。 よろしくけるべろす。 ひらがながポイント。 ) ―――〜あ、街の… そうですよね。 でもだだをこねたって… お医者様、苦手なんですか? ( 心配だけれど、ナキアさんの表情が大丈夫と言っている。 病院嫌がる姿を想像したらなんだか可愛くて、一緒に顔をほころばせた。 それとなく家の中を見回しつつ、すすめられるまま席に。 いい匂いがする。 気がする。 ) ―――〜あ、どうぞ、おかまいなく… ( ちょっと小さくなって、でも温かいもの嬉しいな。 いただきますと頷いた。 ) ―――流れていくように見える川の水、長い時間をかけて汚し続けた結果ですからね… 一朝一夕で解決というわけには、いかないみたいで。 ココさんががんばってくれましたけど、誰にでも再現可能な技術で対処しようと思ったら、相当なお金がかかることになりそうです。 村の努力に期待したいところですが、どうかな… ( ささやかながら毒布という別称を囁いて、改善を促そうとは思うものの。 末端の商人が露骨な誹謗中傷にならないよう気をつけつつ続ける働きかけでは、どれほどの影響も与えられそうにない。 それこそ時間をかけてゆっくりと、最終的には損害を与えるかもしれない毒のようなものだ。 ロックスが努力しなければ、どうにもならない。 調査内容だけは伝えてきたけれどと、視線を落とす。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:09:16]
◆ナキア > ありがとうですよう。 ( 犬はぴすぴすと鼻を揺らして、撫でる手に目を細めて一応大人しくしていただろう ) へぇ、 …その方は水から離れても平気なんですかー? ( 乾いたりしても平気なんだろうか、と。ウォーターエルフの事があったせいか、驚くよりも心配で。 ) あぁ、けるべろすですよー。 ( ねー。って使い魔に同意を求めるように。魔女も軽く背を撫でれば、使い魔も家の中について入ってくるだろう。 ぱたん、と扉が閉まる ) そうですねぇ――― あぁ、ハッシュさんは街のお医者様にお送りしたですよぅ。 大分だだをこねてたですけれど。 ( 微笑ましそうに笑って、包帯なんかを片付けながらどうぞ、とダイニングの四人がけテーブルの一席をすすめよう ) 体の傷はともかく、足のは一応ちゃんとしたお医者様に診てもらった方が良いと思ったですから…… 紅茶でいいですか? ( せっかくだから村のミルクで淹れよう。鍋を火にかけ )( 貴女にもココさんがいたし、他に助言してくれた方もいたのだろうけれど。 某薬師は世界の都合上。げふり。 ) ―― 貴女もお疲れ様でした。 水質の浄化もコアの浄化の役にたったと、ウォーターエルフの方から聞いたのですよう。 ありがとうございます。 ( この言葉は、貴女の仲間にも伝えなければならないけれど。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:52:40]
◆クオ=ヴァディス > …ナキアさんも。 ( そう、名前は大丈夫。 お互い無事で何よりと微笑んで。 ―――言葉が分かるのか、鼻を寄せてくれる利口な黒犬をそっと撫でた。 ) シャコの、ウォータリアンの方です。 手が人のようになれないみたいで、ハサミなのですけど、あまりびっくりしないであげてください。 ―――〜ありがとう、よろしくね。 …この子の名前は? ( フェリクスさん、あんまりザリガニザリガニと言い続けると怒るかもしれません、とか笑いながら伝えつつ。 一頻り撫でさせてもらったら、中に入ろう。 お邪魔します。 ) …はい、それはもちろん。 ウォーターエルフは滅ぼされました。 そうしておいた方が、ロックスにとっても、より真剣に汚染と向き合うことにつながると思います。 それに… ロックスがわざわざ追うなんていうのは考え難いことですけど、理由はどうあれ人を襲ってしまった種を、捨て置けないという人も出るかもしれませんし――― あの、ところでハッシュさんは… お加減、いかがですか? ( 負傷したと、聞いているけれど。 中にはいないか? 上がらせてもらって、やや聞き難そうに。 ) ( ココさんが言っていた。 一人で戦っていたというのは、彼のようなことを言うのではないか。 もっとも、ナキアさんがいて、一人ではなかったわけだけど。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:38:16]
◆ナキア > はい、ご無事で何よりなのですよー。 ( へろ、と表情を崩して微笑んで。 名前は、以前名乗ってなかったかもしれないが周りが名を呼んでいただろうし、こないだの水魔殿の時もライオンの獣人は魔女の名を呼んでいた。 ) ( 魔女は貴女の言葉に耳を傾け ) ――― フェリクスさん、という方は存じませんがー…… はい、どうぞ。 私が居ない時でも泉へ行く時はこの黒犬が案内してくれるですから、クオさんがこの子に頼んだら案内してくれるよう後で言っておくですね。 ( 使い魔たる黒犬はおすわりの姿勢で魔女を見上げていたが、魔女の言葉に反応したように、貴女に近づいて匂いを嗅ごうとするだろう。誰であるか覚えるかのよう )( 犬が離れてから、魔女は改めてどうぞと家の中に誘うだろう ) でも、このことは内密にお願いします。 私のことも。 ( 最後までウォーターエルフに味方した貴女たち二人と、水質浄化に協力してくださったココさん。現状知っているのはおそらくそのくらいで、そのまま広めない方が良いと思う。でなければ何のためにハッシュさんが今まで隠していたのかわからない ) [Thu 13 Nov 2008 23:22:30]
◆クオ=ヴァディス > ( けれども、そんな中でこの家には、やっぱり独特な何かがある気がした。 田舎の夜の静けさなんてどこも同じかもしれないし、畑が特別ということもなさそう、それなのに。 ―――聖域、なんて言うと大袈裟かもしれないけれど、なんだか 『お邪魔します』 という感じ。 でもそうやって、安らげる空気のはずなのに緊張するのは、単純に、ほんの少し苦手意識を持ってしまったハッシュさんと顔を会わせるつもりでいるからかもしれない。 返される声はハッシュさんのものではなく――― ああ、やっぱりだ。 ) ―――ああ…。 ( 縁に思わず声を漏らしてから、礼をした。 ) 〜あ、すみません夜分遅くに。 こんばんは。 お久し振り、でしたね… ( 名前は… ええと、ほら思い出せ、商人なんだから。 ―――すぐに泉へ? それはもちろん気になるけども、問われて少し考える。 ) 実は、私一人ではないんです。 水域の浄化に協力してくれた、私の冒険者仲間に… まだ神殿に残っていたウォーターエルフの一人と、フェリクスさん… と言って分かるでしょうか? 一緒に仕事を請けていたのですが、ウォーターエルフの移住先を探してくれていた方も一緒で。 少し遅れているのですが、すぐに来るかもしれませんから… 差し支えなければ、上がらせていただいてよろしいですか? ( 招いてくれるのなら、遠慮なくというところ。 何人もで来てしまったこと、もしかしたら不安にさせてしまうかもしれないと思うけれど、彼らはきっと大丈夫だ。 フェリクスさん辺りどこかでポロリと零す心配がないわけではないが、ウォーターエルフを連れ立って戻って来た彼を、連れて来ないわけにもいかない。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:08:59]
◆ナキア > ( 街中の居住区などとは違って、こういう村では基本的に一軒一軒が離れている。牧場や畑なんかも併設されているせいもあるんだろう。 魔女の家もそのうちの一つ。もっともあるのは庭の家庭菜園と薬草畑くらいだけれど。 ) …、 けるべろす? ( 鳴く声に気がつけば、包帯や消毒薬をテーブルの上に出したまま窓からひょいと外を見ようか。 そうしてようやく、近づく者に気がつけば魔女は玄関へと向かい ) ( 貴女が扉に立つ前か、立った頃か。 ) は ー い。 ( 応えて、魔女は中から扉を開ける。 魔女の姿を見れば使い魔は吼えるのを止めるだろう。 ) こんばん はー。 お久しぶりですよう。クオさん、ですね? よろしければ中に…、 それともすぐに泉へ? ( 行きたいだろうか、と。 中へ誘おうとした動作、止めて首を傾げ ) [Thu 13 Nov 2008 22:52:04]
◆クオ=ヴァディス > ( 一緒にロックス村を離れたフェリクスさんと、ウォーターエルフのセイレンさんはどうしているだろう。 借りていた液体運搬用の荷馬車が役に立てばいいけども、やはり長時間は辛いかもしれない。 元々独立した荷馬車なのだから、そちらはフェリクスさんに任せて川辺なりどこかでセイレンさんを休ませて、後から追いついてくれても良いし、もちろん一緒に居てもいい。 ココさんはこちらに同乗しているのが自然な気もするけれど、ナイトと言いつつフェリクスさんでは馬に乗れないなんてことも考えられるし、だとすればそちらの御者を務めてもらうことになるか。 ―――曖昧な状況ですみません。 いない人をいることにするのも大変だし、かと言って関係者をいないことにしてしまうのも後入りし難いかもしれないし。 せっかくの状況だから移動手段である馬車の持ち主が先行しましたとか、電波はさておいて。 ) ―――帰りに、エルザファームへ寄ってみましょうか。 ( 一頭立ての馬車にしては重たそうな金属質の巨大な車が、不思議と軽い音をさせながらすいすい進む。 御者台に座る長い髪を二つに編んだ眼鏡の女は、例によってキルテッドシルクとはいえスカート履きで、目立った武装もしていなければ、まるで予定通り動けず夜になってしまった行商人。 ―――村と、離れてぽつんと一つ。 一つの灯りの方へ道を逸れたら、犬の鳴き声が聞こえてきた。 ) ( 吠え立てられながら、馬車は魔女の家の前で止まる。 ランプを手に、眼鏡の女が近付いた。 ) ―――〜ごめんください。 [Thu 13 Nov 2008 22:42:41]
◆ナキア > ( ライオンの獣人や、一緒に水汲みに付き合ってくださったらしい馬車の持ち主でさえ使い魔の道案内なくば辿り着けなかった場所だ。 その客人たちはもしかしたら魔女が対応出来ない時に来るかもしれない。 出かけているとか、眠っているとか、儀式の最中だとか。 そういう時の為に、使い魔は外に居る。道案内を必要とする者たちを泉へ導くために ) ( 縁は乙女――― 豪天寺艶子から繋がっている。当時事件解決に尽力してくれたうちの一人が彼女であり、彼女の恋人であり……その彼女の恋人―― 魔女が獅子と呼ぶMJさんの所持奴隷がハッシュさんだ。 そして彼が今回の依頼を受け、浄化が必要だと言って知人である魔女をあの場所へ呼び出した。 魔女は彼に頼まれたから儀式をした、ただそれだけ。 ) ( 消毒をして包帯を取替えながら、魔女は小さな欠伸を一つ零す。 ) ( 家の中で暢気にしている魔女とは対照的に、使い魔は馬車の音と嗅ぎ慣れない匂いに気づけば立ち上がって、魔女に知らせるよう吠え立てるだろうか ) [Thu 13 Nov 2008 22:29:55]
◆クオ=ヴァディス > ( ヴェイトス市近郊の地理は概ね頭に入っているけれど、ハッシュさんからの手紙に記されていたその場所にはいくらか思い出がある。 今、馬車を引いている荷馬の大野さんは、この近くの牧場で買ったのだ。 そしてその牧場は、関係者の中に吸血鬼がいたとかどうとかで暫く話題になっていた。 ) ( 牧場主の屋敷が焼け落ちるとか、何やら不穏な空気になる前に。 牧場とは別件で吸血鬼が出没していたらしいことから、教会で仕入れた対策グッズを売りに来たことがある。 その時この村の窓口になってくれた女の子は、そういえば水魔殿でハッシュさんと一緒に居た、儀式をしていた子ではなかったか。 そうだとしたら、世間は狭い。 不思議な縁もあるものだと思いながら、その場所を目指す。 村のまばらな灯りを眺める位置に、まったりと近付く灯りがもう一つ。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:16:41]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが来ました。 『( 馬車が近付く。 )』 [Thu 13 Nov 2008 22:04:25]
◆ナキア > ( 別におしおきタイムとかではない。 大体、使い魔には天然の毛皮、もふもふした冬毛があるから外でも大丈夫だ。 ) ……。 ( そうではなくて、使い魔は道案内の為に其処にいる。 もしかしたら訪れるかもしれない客人のために。 )( ライオンの獣人が手紙にどう綴ったかしれないが、村人でもない者が道案内も無しに森の中の例の泉に辿り着く事は難しいだろう。 ) ( 数度椀を傾けて薬を飲みきり、 ) [Thu 13 Nov 2008 22:02:50]
◆ナキア > ハーブティみたいにしてあげた方が良かったですかねー? ( うーん。でも薬湯の方がしっかり成分が摂れるだろう。思いながら、魔女は椀を傾けた。 )( 使い魔は今は、魔女の傍にいない。 暖炉の前に敷かれたラグの上にも居ない。とはいえさすがにまだ暖炉に火は入っていないが――― 何処にいるかと言えば、玄関の傍に伏せている。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:57:52]
◆ナキア > ( 黒色に塗り潰された景色は空気と相俟って寒々しく映る。 それでも灯った色は暖かに。橙の点在する村の片隅。 ひっそりとたつ一軒家からも、ほわりとあかりが漏れていた ) …… んー… ( 家の中、ダイニングの椅子に座って。 魔女の目の前にあるのは、薬湯の湛えられた椀 ) …慣れればそう不味くもないと思うですけど。 ( 単に薬の味だ。薬草の味。 吐き気をもよおす程ではないと思うのだが、そこは肉食の獣人ゆえだろうか。こないだ飲ませようとしたら凄い拒否反応された。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:50:26]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 魔女の家 )』 [Thu 13 Nov 2008 21:36:07]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 様子見に、こよう )』 [Wed 12 Nov 2008 00:12:03]
◆ナキア > ―― この場に集う 全ての神々よ。 私の 内なる魂の汚れを、払いのけてください。 外面と内面の命とが ともに、一つに結びつきますように――― … ( 口に上らせた言葉は、ただ静かに 風に、流れ ) ( 視線が空の月から、 泉の水面に映る不安定に揺れる月影へと 鈍い動作で、視線が動く。 …ウォーターエルフたちはどうしているだろう。住み心地はどうであろうか )( しばらくの間はこうして、休息も兼ねて日に一度くらいは ) [Wed 12 Nov 2008 00:11:14]
◆ナキア > ( つきのひかりの しろ を、 くろ を纏う この身に、うける ) ( 繰り返す呼吸はゆっくりと。 遅く ) ―― 今、 わたしは 現在のわたし以上に ならなければ、ならない。 …外面だけでなく 内面もまた 真実を求めるように。 ( 傍らの使い魔があくびをして、また顔を伏せる。 その様を視界に入れて淡く笑みながら )( 虫の音も梟の声も、今は聞こえないこの場所で ) [Wed 12 Nov 2008 00:02:13]
◆ナキア > ( 別に怪我人を放って来ているわけじゃない。家に帰っても今宵からはいつもどおり一人。 ライオンの獣人は、全身の擦過傷はともかく射創はしっかりした医者に見せた方が良いと、渋る様子をなんとか説き伏せて朝のうちに村人に街の医者まで運んでいただいた。 なんだっけ。獅子――彼の主であるMJさんがよく利用する場所。鐘楼院。可愛らしい猫獣人の白魔術師は、残念ながらもう居ないのだろうけれど。 乙女と獅子の二人には、またそのように連絡の手紙を送っておいた。 そのうちお肉持ってお見舞いにいってあげよう。 ) … 私は 無垢であり、 純潔である 。 ( 事実そうだというのではなく、そう在るべきだという呪文の定型句。 特に今宵、満ちゆく月の女神の前では ) [Tue 11 Nov 2008 23:55:01]
◆ナキア > ( 月光浴。 本来は裸体で行うが良いとされているが、今の季節じゃとても無理。それでも消費した力を取り戻そうと満ちゆく月の無垢たる力、その光を身に受けて ) ――― わたしは、 ただ一人の私であり あらゆる自然の一部で 在る。 … 私は 私のままであり、 それこそが 自然である。 ( ぽつ、 ぽつ )( 月を謳うように紡ぐ、呪いの言葉 ) [Tue 11 Nov 2008 23:42:34]
◆ナキア > ( 森の泉、その傍らで。 近く在る樹の根元に座り幹に背を預けて。 右側には伏せの姿勢でこちらも気を抜いた様子の使い魔が。 左側には小さな焚き火の火が、ぱちりと爆ぜる。 いつもよりも少し厚着で、ケープを羽織って。それでもまだ寒くて焚いた火 ) …… ( 空から降り落つ月光を軽く見上げて、魔女は目を細めた ) [Tue 11 Nov 2008 23:37:26]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( のんびりしている。 )』 [Tue 11 Nov 2008 23:29:49]
お知らせ > リシェル@G製作さんが退室されました。 『GX 起動!』 [Tue 11 Nov 2008 23:05:58]
◆リシェル@G製作 > そうだ名前――――名前。 名前、と。 ( いかんいかん。 まだそれを決めてなかった。 普段はL字型の機械めいた翼部分をじっと眺める。 駆動する時には若干形が移動しXの形になるこの翼―――― ) ――――ゴーレムX。 うん、GX。 いいじゃないのGX。 ( 超適当にそのまんま過ぎる名前をつけちゃった。 いやコロニーレーザーなんて付けてないけどさ。 )( どっこいしょっと。 さてさて、取り敢えず動くかどうかだけでの確認でもしときましょうか。 素体とセットになって付いてきた刻印の彫られた指輪を少女の顔を模した土くれに押し当てる。 ) [Tue 11 Nov 2008 23:05:30]
◆リシェル@G製作 > ( 今ちょっとこのまま本気で寝そうだった。 急ぎで必要なのは命令パターンの組み込みだけだし、まあ夢の世界に旅立ってもいいけれど、それだったら素直にベッドで寝るわ。 ) んー……と。 取り敢えず翼部分はオッケー。 ビームオッケー。 格闘戦多分オッケー。 月の魔石の埋め込みも完了済み、と。 ( こうなると素手オンリーはちょっと寂しいし、ちょろちょろっと武器も持たせちゃって。 まあ大体性能面に関しちゃこんなもん、とー。 ) [Tue 11 Nov 2008 23:00:37]
お知らせ > リシェル@G製作さんが入室されました。 『(いかんいかん)』 [Tue 11 Nov 2008 22:57:18]
◆リシェル@G製作 > ………………アホやりすぎたわね。 間違いなく完全な色物だわコレ。 ( 他の人がどんな風な見た目だかは知らんが、ちょっと恥ずかしいって言ってしまえる類の出来になってしまった事は間違いないみたい。 出来が良い悪いとかそういうのじゃなくて、もっと別ベクトルでほんのり問題がある出来だった。 ) まあ出来あがっちゃったもんは仕方ないし………作り直してる時間は流石に無いわね。 造形を作り上げんのに必死だったからもう腕も疲れたわ眠いわ…………… ( くぁっと大きく欠伸をする。 取り敢えず性能のチェックは後に回そう。 今日はもう疲れたわ。 ) [Tue 11 Nov 2008 22:28:42]
◆リシェル@G製作 > 文句無し。 流石私ね。 急ぎで仕上げてもパーフェクトな出来栄えだったわ。 ( 見てくれの事だ。 突貫作業になったため、動きのテストなんかはまだ不十分にも程がある。 あくまでも大会に出るのがメインだからそれは拙いし、後でしっかりと性能の確認をして命令系統のパターンを組み込んで―――― ) ――――………あっるぇー? 何で気がつけばこういう系の代物になっちゃったんだろう? ( おかしいな。 当初考えていたのはもっとこうちゃんとした正統派ゴーレムのデザインのつもりだったのに、なんで完成したこれは美少女の外見を模しているのだろうか。 ) [Tue 11 Nov 2008 22:15:28]
お知らせ > リシェル@G製作さんが来ました。 『――――完成よ』 [Tue 11 Nov 2008 22:09:53]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『(―――神だ)』 [Mon 10 Nov 2008 01:28:10]
◆雷鳥 > (まあ、そんな所だ。我々の仕事などというのは、大概はこうして地味なものだし、そうあるべきだろう。 感謝されたくないと言えば嘘になるだろうけれど、感謝されたいからこうなったのでもない。 つまり何が言いたいのかといえば、私はこれで満足なのだと、そういう事だ。 私は雷鳥。或いは雷を呼ぶ鳥、ワキンヤンとも呼ばれたことのある存在。 即ち――) [Mon 10 Nov 2008 01:28:03]
◆雷鳥 > (案山子が退けるのは、鴉やら何かしらの獣だ。私の場合も、それと似たようなもので――つまり霊的な何やかやを退ける為に、ここにいる。 勿論、今の私が相手をする事ができるのは、自我すら持たない下級、低級のものだ。そういった存在だから、害を与えると言っても、せいぜいが腹痛だとか、病気を齎す程度。 ただ、それらから人を守るのは私の仕事なのだ。 故に私はこうして、案山子の上に止まっている。 収穫が終わるまでの間、しばらくはそのままだ。 だが、別に退屈だとか、詰まらないだとか、辛いと思ったことは無い。 重ねて言うが、これは私の仕事なのだから) [Mon 10 Nov 2008 01:20:50]
◆雷鳥 > (まあ、私が雨や風を運んできたのも、この金色に輝く畑を作る一因になったのだと考えれば――少しくらいは胸を張っても良いのではないだろうか。勿論、人が作り上げたものなのは間違い無いのだが。 そして、私の仕事もこれで終わったというわけではない。 こうして畑に立てられた案山子の上に降立っているのも、それなりの訳があるのだ。 ――ああ、仕事と言っても、この田畑を台無しにするような雨や風を齎すというわけじゃあない。確かに私が司っているのはそういった物だが、祟ったりするのは、私の仕事ではないのだから) [Mon 10 Nov 2008 01:08:05]
◆雷鳥 > (私は、平和なのが一番だと思う。 川の方でおきていた揉め事も一段落ついた今、ヴェイトス島は本当に穏やかな季節を迎えている。収穫期という奴だ。 今年一年かけて皆で育てた実りを、やはり皆で収穫する。 何年もこの土地で人々の暮らしを見てきたが、やはり人が喜んでいる姿を見ると、私もまた楽しくなってくるものだ) [Mon 10 Nov 2008 01:01:20]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『( まあ、正直な話。 )』 [Mon 10 Nov 2008 00:55:56]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 ――― 祝福あれ 』 [Mon 10 Nov 2008 00:43:23]
◆ナキア > ―― 其をもって 彼の者の穢れを浄めん! ( 西から南。清めの水から浄化の炎へ。 魔女はベルを持つ手を伸ばし 踊るよう、くるりと身を一回転させ ベルの先で赤子を指し示した。 ) ( 後はもう、きっと長の言葉どおり 清い水が子を回復してくれるだろう。時間はかかるのだろうけれど、それまでは魔女も、おそらくライオンの獣人も見守っていよう ) [Mon 10 Nov 2008 00:42:36]
◆ナキア > ( 住処は、とりあえず回復するまでは此処にいてもらおう。ここならば水質も外敵も問題ない。回復した後で、長の子と他のウォーターエルフたちがどうするか決めればいいと思う。彼女たちには彼女たちの意思があるのだから。こちらは選択肢を提示するだけに留めよう ) ( 魔女はチャリスの前に立ち ) ―― 対価に捧げるは、我が力 ( 包帯の巻かれた右腕で引き抜いたアサメイで左腕、すでに以前つけた傷より少し上に赤い線を、引く ) 命の雫 ( 剣を鞘に収め、ベルを右手に持ち替えよう。 )( 赤い色が、ゆっくりと腕を手首を掌を指先を伝って そのうちにぽたぽたと数滴、チャリスの内に落ちる ) [Mon 10 Nov 2008 00:34:38]
◆ナキア > ( 水魔殿でお会いした商人さんには一言声をおかけしたかったのだけれど、ハッシュさんが彼女に手紙を送ったとの事。それを見ればおそらく彼女にも事情が伝わるだろう。彼女と彼女の協力者さんに今度お会いしたら、お礼を言いたいと思っている。水質の浄化も、長の子の浄化の助けになったという話であるから、それをお伝えしたい。 ハッシュさんは村に残らず長の子についてきた。子が心配だからというのもあるのだろうが、…おそらく英雄扱いとかイヤだったんじゃなかろうか。そういうの、彼は苦手そうだ ) ―― 聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 灼熱の赤いライオン。燃え盛るものよ。 夏の熱気。生命の火花。誘発するものよ。 女神の魂。真昼。暴くもの。浄化の炎よ。 汝が熱を彼の者によこせ! 汝が浄化を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 光を放つものよ! ( ベルの先が樽の中の赤子を指し示した。 )( 全てのマナが魔法陣を通り、淡く光を放つ ) [Mon 10 Nov 2008 00:18:27]
◆ナキア > ( ライオンの獣人が眠っている間に家を出てきたつもりだが、今頃はもう目を覚ましているかもしれない。使い魔を番に置いてきたが大丈夫だろうか。 乙女と獅子には、ハッシュさんが怪我をしているのでお預かりしていると着いてから書簡を送っておいた。 ) ―― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 水淀む淵に潜む蛇。雨降らすものよ。 灰色をまとった黄昏。夕星。繋ぐものよ。 海の子宮。流水。清めの力持つものよ。 汝が流れを彼の者によこせ! 汝が清浄を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 流れるものよ! ( 魔女の衣装も、儀式の動作も、水魔殿で行ったものと何一つ変わらない。ただ左腕の包帯は今は解かれていた ) ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 大地の力。全ての力の礎石よ。 外縁の暗闇の淑女。深夜の牡牛。北極星。渦巻く空の中心よ。 肥沃な大地。緑。調和をもたらすものよ。 汝が強さを彼の者によこせ! 汝が静寂を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 静かなるものよ! ( 静かな、森の中に響くはベルの音。魔女の身につけた銀輪の音 ) ―― 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 暁の金の鷲。星を求めるものよ。 渦巻く風。昇る太陽。清冽を齎すものよ。 女神の呼吸。明星。不浄を除くものよ。 汝が輝きを彼の者によこせ! 汝が清冽を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 輝くものよ! [Mon 10 Nov 2008 00:07:22]
◆ナキア > 水から火へ 魔法陣を通し流れよ。 西から南へ 汝らが力を流せ ( ベルがぐるりと円を描く。 )( ウォーターエルフたちを連れてきた森の泉、その傍で魔女は浄化の儀式を行っていた。 長の子と共についてきたウォーターエルフたちから長の言葉を伝え聞いた話では水質の良い場所で時間をかけていけば回復するかもしれないとのことだけれど、慣れた水域を離れてすぐは心地も落ち着かないだろうから、一応もう一度だけやっておこうと思っての事。 ) ( 四方には小さな蝋燭が灯り、イノセンスが焚かれ、ワンドたる箒は東の陣外に置かれてチャリスは魔法陣の上、西側へ、ウォーターエルフの赤子は泉の水を湛えた樽にいれて南へ。アサメイは魔女の腰に下げられ、魔法陣は塩水で描かれたものだ。 ) [Sun 9 Nov 2008 23:58:34]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 森の中 泉にて )』 [Sun 9 Nov 2008 23:48:14]
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『 (魔女が来たら苦い薬湯飲まされてオエッてなったのは別の話) 』 [Sun 9 Nov 2008 23:38:23]
◆ハッシュ > (うーダメだ、喋るのが億劫だ) 寝る おやす み (遂に使い魔に話しかけるという寂しい行為を放棄して、獅子は目を閉じる。正直痛みの所為で眠るどころの話ではなかったものの、体を休ませる事はできるだろう。正直廃船だと何か捨て身のギャグをかまさなければならない気がしてしゃーない) (己が目を閉じれば番人もしばしの休息に入るのだろうか。そっと部屋の隅で伏せるような気配がした) [Sun 9 Nov 2008 23:36:53]
◆ハッシュ > (口に含んだ水は結構冷たかった。体が熱を持っている所為かも知れない。ぞわりと背中に寒気が走った。これも多分熱の所為だ。喉を潤してしまうと、水差しをサイドテーブルに戻した。もそもそと緩慢な動作で布団の中にもぐりこむ。うー寒い。) … 他の 水魔たちは どうしてるんだろうな ぁ ? (けるべろすに聞いたところで返答が帰ってくるわけでもなし。虚しい独り言だ。何体かは子どもと一緒にここまで来たかもしれない。そういえば、魔女はここの泉に住めばどうだと言っていた。別に海岸にこだわっているわけでもなし、海岸より安全だというなら地方村の泉で暮らしてもらおうと思う) [Sun 9 Nov 2008 23:23:06]
◆ハッシュ > …けるべろす…あの…ずっとここにいなくても 良い んだ ぞ? (顔を横に向ければ、黒い使い魔の姿があった。見張り番の任に付いた使い魔は、本当に主に忠実だった。水魔の子供が気になって見に行きたいな、なんて考えると目力で引き留めて来るのだから恐れ入る。いつもは怯えて近づいてもくれないくせ に) …みず… (擦過傷とは言え、浅いものもあれば深いものもある。酷いところはごく薄くだが肉を削がれてしまっていたりもして、自分でもうわァと思ったくらいだ。サイドテーブルの水差し一つ取るのにも時間は掛かるしすごく痛い) [Sun 9 Nov 2008 23:09:36]
◆ハッシュ > (――の客間のベッドは獅子によって占領されていた。発熱+貧血+足に怪我という状態では満足に出歩く事もできない。もうなんもしたくねーと思う反面、早く起きなければ、とも思う。どちらの比重が重いかと言えばギリギリで後者だ) ―― は ァ … (獅子は一足早くヴェイトスに戻ってきていた。赤子を届け、手当てを受けて、それからある人に書簡を送って――。そんな事をしていたら出発は朝になってしまって、気が付いたらここにいた。帰ってきた理由は余り騒がれたくないのと、水魔の子の様子が気になったからだ。尤も水魔の子を見る前にここに軟禁されてしまったわけだが) [Sun 9 Nov 2008 22:59:19]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (魔女の家) 』 [Sun 9 Nov 2008 22:49:30]
お知らせ > リシェル@G製作さんが帰りました。 『(となると腕や足周りの装甲を重点的に強化して――)』 [Sat 8 Nov 2008 18:51:38]
◆リシェル@G製作 > ( 性能面での問題は何とかなった。 折角手足を使えるのならば道具を使用するのがいいとは思ってもいるのだが。 ) やっぱり格闘よね! こういうのの魅力で大事なのはそっちよそっち。 ( ぶん殴って蹴りまくって。 機動性は所詮ゴーレムだからそんな派手にはならないだろうけど、そこは性能よりもロマンという奴を重視した。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:51:11]
◆リシェル@G製作 > ( 胸の部分にそれが入る程度の窪みを作るとしよう。 自分の技術でない物を扱っての勝利はセコイって? いやいや、そんな事は無いってばさ。 ) 夜って事と月が出ている時期だけしか戦えないってのはもう諦めて、っと。 ( となると問題になってくるのは戦闘方法か。 本当は一番最初に考えなきゃいけない問題だったんだけれども。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:47:33]
◆リシェル@G製作 > ( 人型という部分を揺るがせる気はない。 ただし完全な人間のように作るのではなく、どちらかといえば機械人形のように角ばったデザインにしよう。 ) 角作って、翼も付けてー。 …………お髭はまあ、いらないわね。 ( 実際に飛んだりするのは面倒だからその機能はカット。 飾りだ飾り。 この調子で制作を進めていくと出力や性能的な面で周りと見劣りしてしまうのは避けられなくなってしまうが。 ) その点に関してはそう。 ありがとーね、お姫さん。 ( ご機嫌な調子で呟いた魔女が手に持ったのは魔力を帯びた月長石。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:40:43]
◆リシェル@G製作 > やっぱり完全な人型は安定しないわね…… ( 手足があるお陰で道具を使えるという利点は生まれるんだけど。 だぼっとした作業着に身を包んだ魔女はそう呟くと肩を竦める。 ) けれどやっぱり美しさ、ってのは大事な観点よね。 人を造った神を模倣したカバラの技術であるならば、やはり人を模してこその芸術というものよ。 ( 足なんて飾りですとか誰かが言ってたけど全くもって同意だ。 けれど飾りの部分に心血を注ぐのが芸術家というもの。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:34:36]
お知らせ > リシェル@G製作さんが来ました。 『(さて、と)』 [Sat 8 Nov 2008 18:28:38]
お知らせ > ハッシュさんが退室されました。 [Fri 31 Oct 2008 23:57:44]
◆ハッシュ > (魔女の話を聞いた今、ナキアの浄化の術に頼りきると言う危険な考えは無い。獅子は魔女の『出来ない事』の線引きを受け入れている。魔女が自身の実力を過小評価しているのなら話は別だが、ナキアの術による浄化はあくまでコアを完全に浄化するための手順の一つなのだと、そう認識した。最終的に必要なものは、生命力の源そのものなのだろう。――となれば、矢張り己の無い知恵ですら総動員して探さなければならない) (――まだ時間はある。そう呟き、獅子は泉の水を汲み始めた) [Fri 31 Oct 2008 23:57:39]
◆ハッシュ > (気を取り直して――) (荷台に積んだ小さな――赤子が中に入る程度――の樽を下ろし始める。小さな魔女でも抱えきれるほどの大きさだ。浄化の術に使うのだと聞いた。今回持ってきた樽は六荷。最初は十二荷にするか迷っていたが、後で補充もきくということで六荷になった) (御者が手伝いを申し出てくれたので、獅子は素直にその申し出を受けることにした。ありがとう、と告げる) (黒犬は伏せをしてしばしの休息をとるつもりのようだ) [Fri 31 Oct 2008 23:42:20]
◆ハッシュ > (森の中と言っても、こうして馬車が通れるような幅の道があるし、歩きにくさはなかった。先導がいるから迷う事も無い。気楽な仕事ではある) (ただ、視野が遮られるのはどうにも落ち着かなかった。一時は野生に暮らす身だったとは言え、視界を遮るものなど無い草原が獅子の住処だった。きょろきょろと周囲を見渡しても地平が見えない。微妙な場所だと思った) (考えながら歩いていると、やがて少し開けた場所に出る。黒犬が歩みを止めたから、ここで水を汲んで行け、と言うことなのだろう) 案内有難う、けるべろす (一仕事を終えた黒犬の頭を撫でようとした ら――) ……… (固まってプルプルされた) (仕方なく手を下ろし た) [Fri 31 Oct 2008 23:33:27]
◆ハッシュ > (本当なら、疾うにロックス村に戻っているはずだった獅子は今もまだヴェイトスにいた。小さな魔女に一つお使いを頼まれたからだ) (曰く――泉の水を汲んできて頂けませんか?) (魔女の黒犬を先頭にして、後ろにほろ付きの馬車がのたのたと続き、殿は己である。馬車の持ち主が現在御者だ。水を運ぶのに己一人では手が足りない。そして、何故獅子が殿なのかと言うと馬が怯えるからだったりする。先導するものの足の速さに皆があわせるため、その歩みは可也遅かった) [Fri 31 Oct 2008 23:25:41]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (――水を求めて森の中) 』 [Fri 31 Oct 2008 23:15:21]
お知らせ > リシェル@G製作さんが退室されました。 『(ご機嫌な調子でゴーレムを作り始めよう)』 [Mon 27 Oct 2008 23:03:01]
◆リシェル@G製作 > さってと。 まあちゃちゃっとパパッとやっちまいましょうかなっと。 ( ベースとなる体の構造はやはり人型だろう。 個人的には球形でADSっていうかNOFUTUREっていうかな馬鹿なノリも捨てがたかったけれどね。 ) それだとちょぴっと魔石さんが使い辛そうだし。 形としてはシンプル&オーソドックスを目指して……と。 ( こういう細かい作業をする時にはやはりイキイキし始めてしまう。 なるほど これが芸術家の性か。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:57:11]
◆リシェル@G製作 > ( なるほど。 確かにこれならばよっぽどぶきっちょな人じゃない限り出来る作業だろう。 ギルドで受けた解説と、付属されていた説明書きを読んだ魔女は小さく伸びをする。 実を言うと今回はあまり真面目にやる腹積もりは無い。 ) ――――ま。 何よりお姫さんに貰ったアレをちょっと実験的に使ってみたかったのが一番だしねー。 ( ちょっと語弊があるかもしれない。 造形とかに手を抜く気はないけれど、性能なんかはわりとはっちゃけた物を目指す予定だという事。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:48:55]
◆リシェル@G製作 > ( 結構ぱかぱか酒を飲みすぎたせいで、どうにもあのあと何してたか覚えてない。 がっつんがっつん頭にキテルし、もう完全に二日酔いだわこれ。 )( 取り敢えず気合で買い物済ませて馬車で地方村に帰って来て。 水を一口飲みながら自室にて制作キットを広げる今に至っている。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:35:26]
お知らせ > リシェル@G製作さんが入室されました。 『あったまいってー。』 [Mon 27 Oct 2008 22:31:15]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『涙も流せず、ただ歩く時折、それが真実でないことを祈りながら…だ』 [Sat 25 Oct 2008 23:05:17]
◆オウル > (誰かに泣きつければ、いくらか楽だろうがそれすら今はできない、それ以前にやっぱり迷惑なんだろうかとも思ってしまう。 誰かに相談したいが不安を知人、友人にまで広めていいのだろうかとも思う。) ほんとにどうすれば良い? (自分に問うがそれでも、答えなんか出るわけも無い、表情に出るのは落ち込んだ困った顔だ。) もう……行こう (結局、少年は狂うことも、怒り叫ぶこともできない、我慢している、そんな中で森の中を歩いていく。) [Sat 25 Oct 2008 23:04:08]
◆オウル > (手遅れになって吸血鬼になって、手遅れになって最終的にこうして一人になって、そんな繰り返しが続くのは嫌だった。) … (いっそ、逃げ出したかったが、逃げることは自分にはできない「良い事からも悪いことからも逃げてはならない」そういうものがある。 他人に言っておいて、大きな時があったら、そのときだけ逃げるのは卑怯だと思った。) 何もできない、約束も守れない…… (結局自分は、友人や知人に何もしてやれないのではなかろうかと、そんな不安に陥る。 風が自分でも少し冷たく感じるぐらいに吹いていて、髪が風になびく。) [Sat 25 Oct 2008 22:52:14]
◆オウル > (どれくらい、そうやって夜風に当たりながらたっていたか知れない、寝床にも戻れず、怒りをぶつける場所も自分以外に無い。) 何でもっと早く、気づけなかった? (自分に対する声、思った以上に何か黒いものが乗っていた気がする、責めるのも怒るのも自分、何もできない自分。) 家族も場所も友達も守れなかったら…どうすればいい? (誰も守れず、助けられず、いつも何か起こった後に痛い目にあう、それが辛い、しかも何事も手遅れになった後だ、思い出せば嫌になってくる、頭が痛い、表情に乗るのは細めた瞳。) [Sat 25 Oct 2008 22:41:37]
◆オウル > (「着物着て、片腕がなくて、男の子か女の子かわからない位の子供みたいだった」 身に覚えがあった。 友達にそれらしいのが一人いるのはずっと覚えてる。) …嘘だ… (友達がハンターに捕まった? 信じたくもない 殺された? 認めたくもない。 そのとき自分は寝ていたかもしれないなんて、思いたくもない。 足なんてとっくに止まったままで地面を見ている。 目は久しぶりに琥珀の針目になっていた。) まだ自分は約束守ってないのに、死なれたり、消えられたりしたら…困るよ…エニシさん (まだ約束の笛を聞かせてあげてない、久しぶりに出た友人に対する言葉は俯いたままで漏れた。 今までの噂が全て真実だったとしたらと思ってしまう。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:31:13]
◆オウル > (マフラー装備で銀髪に琥珀の瞳の少年は歩く、寝床になっているあの家へ向かう道、されど、森の中に入る手前という、そんな場所) …… (もうすぐ森に入る場所というところで立ち止まって、あの晩の後に村の人に簡単に話を聞かれた、なぜあんな所に一人で灯りも持たずに立っていたのか、ということ、理由はこちらも説明した。) … (「その吸血鬼なら死んだはずだよ、ハンターに殺されて」、その後、少し自分も聞き返したんだ、怖いから少し震えていたかもしれない声で 「どんな人だったんですか?」 って 森を見ている少年の表情は深く曇った。) [Sat 25 Oct 2008 22:15:23]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『あの家に帰る道』 [Sat 25 Oct 2008 22:04:56]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『そこで友人が死んだなんて、少年はいまだに気づけずに居る』 [Fri 24 Oct 2008 21:46:57]
◆オウル > (聞き込みなんか、始められたら、銀髪で目の色も目立つこの少年が噂話を聞いていた事位は解るだろうが、何処の誰かは知れないだろうと思う。) さてどうしようかな (これ以上は噂を拾えない気がする、拾っても似たような噂しか拾えないだろうとそろそろこの少年は考え始めていたから。) 一晩待って、何もなかったら帰るのでもいいかな… (結局何処の誰かまではわからない。 噂もそろそろ似たような物しか集まらない気がする。 建物を見ながら、少年はがっくりとしていた。) こんなとき、どうすれば解るんだろうね (心底困ったという顔をしながら少年は、その建物の様子を遠くから今夜は伺っている。) [Fri 24 Oct 2008 21:45:43]
◆オウル > (見えてきた、ずいぶんと頑丈そうな建物だと見て思った。) 百年たっても大丈夫そうな建物ってあんなのなのかな? (実際、木造なのでそんなに持つのか怪しいと思うが、少年的にはそう思ったらしい。) ぎりぎりかな… (誰か居て怪しまれても事なので、遠巻きにとりあえず一週をしてみようと歩く、周りから見たら、少し怪しいかもしれない、明かりも持たず、マフラー装着で歩いているのだから。) 別に中に明かりがともってるわけじゃないし… (中に人が居たら寝てるのか、あるいは誰も居ないのか、それとも外の様子を暗い中から伺っているのか、これ以上近づいたら、何かやばそうなのでもどかしそうに一周して立ち止まる。) [Fri 24 Oct 2008 21:33:43]
◆オウル > (少しだけ、この村は騒がしい、前に行った怖い村とは違う意味で騒がしい。 首につけたマフラーをしっかり着けなおして思うのはそんな事だった。) 嫌な騒がしさもあるにはあるけど (なんというか、まだ緩まりきっていない感じの騒がしさで奇妙な気がする。) とりあえず、もう少しいったら、その場所だし… (とりあえず、マフラーと笛だけは死守しなければならない、マフラー取られたら、いろんな意味で気味悪がられそうだと思ったから、もうすぐ吸血鬼が捕まって居たという場所に着く。 少しだけ、警戒心持ちつつも、結局は嘘などは言えない性格なのだから意味はないかもしれない。) [Fri 24 Oct 2008 21:20:01]
◆オウル > (村の人たちは、話してみると意外と親切な人が多かったのを思い出しながら、緊張を少しでもなくそうと努力していた。) なんか、人と話してると暖かい (胸の中にある何時もの冷たさが、誰かと僅かでも話している間は忘れられる。 それには少しだけ笑み浮かべて、道を歩く。) そういえば…… (「銃声を聞いた」なんて噂もある。 けれど所詮は噂、確証は無い。) 関係ないか…猟師さんが夜中撃ったなんて事もあるかもだし (自分が今向かっているのは、その吸血鬼が居たという場所、とりあえず遠巻きにでも見てみようと思ったから、今もこうして少しずつ、その場所に近づいている。) [Fri 24 Oct 2008 21:08:58]
◆オウル > (地方村の村々を歩き回って、最近ようやく少し人から話を聞くことができた。 けれど、「捕まった吸血鬼はもう死んだんじゃないか?」 というような話しか聞けず、結局、その吸血鬼が捕まっていたという村まで来たのがつい先ほど、銀髪に琥珀の瞳の少年は今もその村に居る。) こんなところまで来て… (怖くないといったら多分嘘だ、吸血鬼を捕まえた人がまだこの辺りに居たら? そんな恐怖もある。) でも… (自分の目で確かめなければならないし、『死』は噂だ、事実である可能性も無い可能性もあるのだから。 表情には少しだけ緊張が伺える。) [Fri 24 Oct 2008 20:59:19]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『聞いた噂は 「死」 だった』 [Fri 24 Oct 2008 20:49:01]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 私は、口を開こう。 )』 [Thu 23 Oct 2008 02:33:20]
◆シャリネ > ( 人は多分、それを「投げ出す」と言うのかもしれない。 けれど、それが、新たな道を作ることもあるのなら―――今は、目を閉じてしまおう。 ) …… 。( 私も幸せを願いたい。今、目の前にいる彼女-わたし-が、 愛を貫くのなら。 微笑んだ表情のまま。「ありがとう」と、続いた言葉には髪を撫でるまま。 ) ――― 応援してる。 ( この子と、共有できるものがあるから。だから、私はまだ、歌が歌えているんだと思う。―――それを、強く実感した今日。 言の葉は、貴女の願いを。そして、歌い手は、それをいつか歌にしよう。 ) ……あ。あとね。 ( ふと、思い出して。 ) 言ってなかったよね。 遅くなっちゃった。( それは、貴女の友人の生死の話。 辛くても、残酷でも。――― 事実は、必ず其処に在ってしまう。だから。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:33:09]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『手紙には言の葉が乗る』 [Thu 23 Oct 2008 02:25:52]
◆ヴァネッサ > ――――。 ( 紅の瞳に貴女は映る。貴女の瞳にもきっと私が映っているのだろうか ) ――ありがと ( ただ、短く柔らかに答えよう。 そして、 ) シャリネも綺麗 ( そう小さく囁いた。 まだつぼみのようにも思えてしまう。 きっと、冬が過ぎれば貴女はもっと綺麗になるのだろうって思ってしまって ) [Thu 23 Oct 2008 02:25:06]
◆ヴァネッサ > ( それは擦り落とすなんていう生々しいものじゃなくて、書かれているノートをそれごと捨てるみたいなものかもしれない )( だからって、それは本人の持ち物だから、それを怒ることも出来るものじゃないと思う。 でも、落としましたよ?って拾ってあげるのはきっとお節介って言われるだろう。 だから、私の涙は止まらないのだから。無力だから ) そうかもしれない。 でも、それもきっと優しさだと思う。 忘れるから守れるものもあるから…。 ―――忘れることを責めることなんて、出来ない ( 温かさと冷たさが重なる。そうなるとどうなる。 両方とも温かくなるんだと思う。 だから、私は言葉を続けられる。落ちる涙は掬ってもらえるから ) ――――― ( 思い出してと迫るだけが愛じゃないと思う。 ただ、そっと幸せを願いたいから。 きっと、忘れてしまった今ならあのときよりも幸せの近くにあの人はいると思ってしまうから ) [Thu 23 Oct 2008 02:20:44]
◆シャリネ > ―――カリン。 (貴女へ、向き合うように瞳重ねて。) ……綺麗だよ。( 今の貴女。 ―――囁くような。声色で。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:03:02]
◆シャリネ > ( 空白に戻す。白紙に戻る。それってきっと、一番の罪。―――だって、忘れられてしまった人たちは、どうすればいいの?それも身勝手だと、彼は言うのかな。過ぎる思考よりも、貴女の笑顔と向き合えば、更に私は笑えなくなる。心配そうな顔を浮かべることが出来たのは、その後の話。 ――― そして。「忘れられることは、ずるくないことだと思う」 その言葉に、娘は息を止めた。 目を見開いて、その数秒。 生きているから、忘れていく。それは、ひとつの魔法のように。――― だから、きっと私は忘れられなかった。抗うように、時の長い者の使命(さだめ)として、人の輪廻を受け容れるようにと。 此処までくると主観の話になってしまう。 それでも、彼女は泣いている。 だから、私は「忘れない」と。思ってしまうんだと思う。 ) …… カリン。 生きてることは、身勝手かもしれないね。 …忘れることも、できてしまういきものだから。( わかるよ。と。零れ落ちる涙を、指でなく、言葉が掬い上げようとするように。 容易くても。 ―――繋がる手のひらは優しい。小さな声が、まるで、消えてしまいそうな蛍のようで ) …… 。( 言い聞かせるような。答えを、辛さを。解くような魔法を、ほしがっていることがわかってしまうから。だから――― 悲痛の表情を隠すように、俯いて。代わりに、抱き締めて。 ) ――― うん。( 頷くのが、精一杯。 ここで、もっと良い友人なら。「そんな彼やめなよ」ってきっといえる。でも、そんな彼を好きになったことが、私にもわかるから。 だから。―――そして。 )( 次いだ言葉に、目を見開いて――― ふわり。淡い微笑。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:02:28]
◆ヴァネッサ > だから、返事 書こうと思います ( 丁寧に、小さくちゃんとした言葉で ) [Thu 23 Oct 2008 01:50:46]
◆ヴァネッサ > ( 貴女が本当はどういう風に思っているか、それはわからないけれど、血の女はそう思っていて。 勝手な解釈だけれども ) ( 何かもすっきりすっぱり綺麗に忘れてしまった。今まであったこと全部。長い時間の末にじゃない。一瞬、本当に一瞬で。 今まで出会った人の声、顔、感触、思い出、喜び、絆、友情、愛情、憎悪、悲しみ、そして決意と自分で言った言葉。 忘れてしまったということだろうか ) ――― うん。そうだね… ( 笑みは崩れない。目の前にいる笑っていない貴女の表情が何故だか、鏡に映る自分の表情のような気がしてしまう ) 忘れることは、ずるくないことだと、思うの。 私だって、毎日少しずつ削れて行くもの。 ずるいのは、その時間だと思うんだ ( 貴女の手に力が入っているのがわかる。零れ落ちるバニラの香りの水。 自分の瞳からもまた大粒の朱の香りの水が零れ落ちる ) ――― 少しずつだけ、なのにね ( 貴女と同じように自分も貴女の銀の髪に手をやろう。こうしていれば、繋がっていられるような気がしたから ) ―――シャリネ。 きっと、あの人とっては辛かったんだと思うの… ( 小さい声で。 まるで、それでいいんだよね?って聞くみたいに ) [Thu 23 Oct 2008 01:50:04]
◆シャリネ > ( 違う。――― きっと。 何処かで同じ気持ちを共有しているようなエゴがあるから。だからきっと、私は―――。 ) (ゼンブワスレチャッタンダッテ) ――― そう。 ( 空白の間が、どれだけあったのか、自分でもわからない。かつて愛したひとが。今、目の前にいる大切な友人が愛しているあのひとが。 )( ゼンブ、ワスレテシマッタ ) (その言葉だけが、ぐるぐる、廻る。―――その笑顔が、痛々しい。同時に、自分の表情は、酷かったのかもしれない。 ……ふわり。 微笑んでも。 空色は笑えなかった。 ) ―――― ずるいね。( なんでも簡単に忘れられるのなら。 人は、もっと薄っぺらい。 ) ( 悔しくて、気がついたら抱く腕に力が込められていた。 貴女ほどの力はなくとも、自分の中できっと、物凄い強い力。 ) …… 辛いね。 嫌だよね。 忘れられちゃうなんて、ずるいよ。( 嗚呼、こんなこと言ったってだめなのに。私が泣いたって、だめなのに。 気がついたら、バニラの香りが強く、強く。水が零れ落ちて。私も静かに泣いていた。 ) ―――― 忘れられないのにね。私たちは。 ( 同じ銀の髪を、撫でる指。 繋がるように、想いを半分、分け与えられるように。) [Thu 23 Oct 2008 01:34:07]
◆ヴァネッサ > ( きっと同じように脆い貴女なのに、今はとても力強く思えてしまう。 傷を持っている貴女なのに、本当に強く思えて ) ( 言葉をつむぎ出せば、もうポロリポロリと零れ落ちるように言葉が出てくる。 一つ落ちるたびに頭の中が徐々に白くなっていくような感覚がして ) ――――― ( あの手紙が届いたとき、その紙一重の想いを強風がさらっていくような感覚がした。 飛んでしまったその紙を目で追うことも出来ないくらいに急に ) ――――だからね ( 驚いているのは目に見えてわかる。いや、驚いているなんていう簡単なものではない。表すことの出来ない夢と現実が合わさったような風に思える ) 全部、忘れちゃったんだって ( 何でだろう。人前だからなのかもしれない。 何故か笑みを浮かべてしまう。瞳からは涙が零れ落ちていて、頬を伝っているのに、私は貴女に笑顔を向けてしまうことだろう ) [Thu 23 Oct 2008 01:24:11]
◆シャリネ > ――― え?( 言葉が飲み込めない。私は聞き間違えをしたの?自分がどんな表情をしていたかもわからない。ただ、今夢を見ていたのという思考感覚 ) ……… なに? それ。( ぽそりと。 ――本当に、とも問えなかった ) [Thu 23 Oct 2008 01:15:23]
◆シャリネ > ( 震える声。陶器のような脆さを、ただ。腕の中で感じて。その傷跡を私は癒せない。少し、軽くすることは出来ても。―――そして、きっと私も同じ。 )( 答えなくてもよかった。話してくれなくてもよかった。軽く出来るのなら、どちらでも。―――けれど。 ) ……手紙?( 「あのひと」 といわれて、誰か思い浮かばないわけが無い。 一度、愛したひと。 だから。 少しだけ。眉を寄せてしまったのが、自分でもわかってしまった。それでも、あやすように。 ) ――― うん。 ( 私もきっと、恐いと思う。愛しいあのひとから手紙が着たら、どうなんだろう。安心するのか。…それとも、不安になるのか。好きだからこそ紙一重。 考えが過ぎって、また、貴女へ意識が移る。重ねるような感覚。 ) ( ――― なんて、書いてあったの? そう、促す前に。 言葉が出る前に。 首を小さく傾げていた。 そうして、耳に入った言葉に。 ) [Thu 23 Oct 2008 01:13:40]
◆ヴァネッサ > ―――――――記憶喪失だって ( その言葉はとても簡単にするりと出てきた。不思議だった。 そして、同時にあぁ、またこうして頼ってしまうんだなって、心のどこかで思ってしまう ) [Thu 23 Oct 2008 01:06:53]
◆ヴァネッサ > ( 本当に消えてしまえたら楽なのだろう。もし、誘われたのなら本当に一緒に消えてしまうかもしれない。 それほどに弱っていた ) ――― シャリネ ( 同じように小さいけれど、震える声。 抱きしめられたら崩れてしまいそうな心。 貴女が創ってくれた涙を隠してくれる囲いの中で、ただ声をあげるでもなく、静かに、静かに涙を流そう ) ―――…… ( 貴女の言葉にすぐに答えることが出来なかった。言ってもいいのだろうか。 だって、それは傷を抉るような気がしてしまうから。 それは貴女だけじゃなくて、自分の傷をも。 でも、それでも優しく触れてくれるあなたの手を感じて ) 手紙がきた、んだ。 あの人から ( 静かに言葉を続けよう。せせらぎの音で二人にしか聞こえないくらいに小さい声で ) 何が書いてあるか、怖かったんだ… ( もう手紙は止めて欲しい。送った手紙がそのまま帰ってくる。 悪いことがたくさん頭の中に浮かんでいた ) そうしたら、ね。 なんて書いてあったと思う…? ( 少し、渇いた笑い。自分を笑う。 泣きたいくらいに ) [Thu 23 Oct 2008 01:06:05]
◆シャリネ > ( 見えるのは、弱弱しい貴女。嗚呼―――このまま、消えてしまえたらいいのにね。 二人なら、恐くないかな。そんな風な思考が過ぎっては消えて、自分の考えに心の中で首を振った。何を考えているの。 代わりに、頷いた。 ) ――― カリン。 ( 小さく、歌うような声色が、奏でた名前。そのまましゃがみこんで、抱き締めてしまおうか。 ) ( 無言の間、ただ只管。貴女が泣ける場所を。 ) ―――どうしたの… ? ( やんわり、髪を撫でながら ) [Thu 23 Oct 2008 00:56:47]
◆ヴァネッサ > ( 耳鳴りの中に響く一つの音。鈴の音が耳鳴りをかき消してしまったかのように耳に周りの音が帰ってくる ) ―――ぁ ( 微かに香ってくるのはバニラの香り。それが次第に強くなっていく。 鈴の音も近づいてきて、手に入っていた力が少し抜けていく。 まだ渦巻くものは真ん中よりも少し外れたところで動いているけど、それでも少しだけ、軽くなって ) シャリネ…? ( 頭に触れる優しい手。 その手の主の声は忘れるわけも無い声。 ゆっくりと貴女の方を向きながら、潤んだ瞳を向けよう ) シャリネ…っ ( そして、何かが緩んでしまったのか、すっと頬に一筋のものが伝うだろう。 でも、言葉は出てこなくて、言葉にならない声だけが口から出てしまう ) [Thu 23 Oct 2008 00:52:39]
◆シャリネ > ( 先日、かの有名な自警団の眠りの隊長と川辺で話した後、気がつけば病院にいた。今日がお仕事のお休みの日で、心底良かったと思う。歌の仕事で忙しかった自分は地方村に帰ってきて、彷徨う様にまた、川辺の上流へ足を運んでいた。手に宿るのは、今日が一番咲き盛りの花束。それを、花輪飾りにし、鈴の装飾が。その鈴が悪戯に音を立てて。足音よりも、響く。 ) ( ふらふらと彷徨って。夜に一人で出歩くのは危険です。と、幾度心配されただろう。約束を破るたびに謝っていた自分。守っていた自分が懐かしい。 ) ―――― 。( ふと、足音を止めた。 小さな子猫のように丸まった、その姿を。空色が確りと捉えた時。ぼんやりとその姿が形になって。 再び、足を動かした。 叢を踏むリズムは、アンダンテよりも遅い。 ) …… 大丈夫? ( 掬い上げるように、少し身を屈めて。 震える貴女の頭を撫でようとする手のひら。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:41:02]
お知らせ > 鈴音さんが入室されました。 『 ―――リィ ン 』 [Thu 23 Oct 2008 00:33:26]
◆ヴァネッサ > ( 川の音、風の声、秋虫の音色。 耳に届くそれが耳鳴りのように頭の中で響く。 その原因であるのは手紙。 誰だって、あんな手紙がきたら、どうかしてしまうに決まっている ) ( 記憶喪失。 簡単に言ってしまえば、手紙の内容はコレだけだと思う。もっとたくさん描かれていたと思うけど、残るのはこれのみ ) 何さ…それ…っ ( 声色は震えている。せせらぎのにかき消されてしまうんじゃないかと思うくらいに小さい声。 手紙をよこしたあの人は全てを忘れて、アングリマーラの地にいる。 そう、全てを忘れて。 今は何をすることはないと言って、あの地に残ったあの人。 覚えてくれるといってくれたあの人。 それが、全てを忘れたと手紙に書いてよこしてきた ) 何さ… ( 膝を抱え込んだ手に力が入る。 爪が食い込むくらいに自分を壊してしまうかと思うくらいに強く力をこめる。 渦巻く感情をどこに向けていいのかわからないから ) [Thu 23 Oct 2008 00:25:32]
◆ヴァネッサ > ( そんな日々がどれ程続いただろうか。 今はただ人気のない川辺に座り込んで、空を映す水の流れに目をやる ) ( 留まることの無い川の流れのように、血の女の心の中は乱れている。 心の川は清流ではない ) ――――ぅ ( 元々冒険向けの服。汚れることなんて気にはしない。座り込み膝を抱え込んだまま、小さい声を漏らす。 鼻がツンとするような感覚がする。瞳が厚く感じるけど、頬を伝うものは無かった ) ――――っぅ ( それは宿に届いた返事の手紙。 不安の中出した手紙の返事。 その内容は、今の自分では到底耐えられるものではなくて。 友人のこと、手紙のこと、最近のよくない噂。それらが頭の中でミキサーにかけられたみたいにぐちゃぐちゃになって ) [Thu 23 Oct 2008 00:10:30]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『地方村と街を往復する日々』 [Thu 23 Oct 2008 00:04:02]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『立ち聞き程度の噂を聞く位しかできないのが少しだけ悔しかった』 [Sun 19 Oct 2008 21:39:51]
◆オウル > (何処に行けば、「捕まった吸血鬼」の話は聞けるんだろうかと少し考える。) 朝動き回って聞ければいいけど…朝は寝ちゃってるしね… (それに、最近は少し、すぐに喉が渇く気がする。 少し前みたいに苦しくなったりしないのが少しだけ怖くもある。) とりあえず、そろそろ一度戻って、食事でもしようかな (野宿をするより、一度あの家に戻って休んでからの方がいろいろ都合が良いから。) …少し怖い (引き返して戻り行く時は少しだけ小走りだった。) [Sun 19 Oct 2008 21:38:20]
◆オウル > (その一軒一軒の間を歩いている間は思考の時間、家が近いようなら、少し警戒して歩かないとこの村は怖い気がした。) 物騒なのかな…今この村 (人が見当たらない、人影が見えたとしてもすぐに隠れてしまうような感じがする。) あまり…いい気はしないよね (複雑そうな表情を浮かべた、噂は拾えない人があまり見えないから聞けもしない。) 聞こうと思ったときに人がいないのは……嫌なかんじ… (歩きながらそんな事をぼやいた。) [Sun 19 Oct 2008 21:29:47]
◆オウル > (村はそれでも騒がしい、家々の明かりは消えているのに人々は起きているような、そんな気がする。) こういうのなんか、嫌だな (見られているみたいで、監視されているみたいで、好きになれない。 表情は複雑そうだが、村はまだまだ先がある。) こんな調子で村抜けるなら、森の中にでも入ってった方がましかな…? (一人は嫌だが、こうやって遠目に見られているようなのは好かない、怖がられているような気がするからだ。) 誰か知ってる人のところに行った方が良いのかな (これだけ、騒がしい感じがするなら、地方村から少し離れた方がいいのかもしれないと少しだけ思う、変なことに巻き込まれても、自分は仕方ないが、自分の知り合い・友人を巻き込むことは避けたいから、歩けど歩けど、村はまだ続いている、農場とか牧場のある場所は一軒一軒の間がすごく離れているので遠く・広く感じる。) [Sun 19 Oct 2008 21:21:17]
◆オウル > (村を歩いていれば、崩れた家が目に入る、囲いとかそういうのがされて人が入れないようになっている。) 騒がしさの原因はこれかな… (近づく気にもなれない、修繕やらは始まっているようだが、ひどい壊れようなのは見て解る。) あの時みたいに騒がしくなるのはごめんだな (此処は自分の寝床にしている、はずれの家からそう遠くない、もしハンターが山狩りなんて始めたらあの家は多分見つかる。 そんな事を少しあきらめ気味に言いながら銀髪揺らして歩く。) 自分が寝てる間にどんな騒ぎがあったのか全然わからないのに…… (胸騒ぎだけがする、だから自分はこうして、心配の芽を潰したいから噂を拾ってみようと歩いている、けれど地方村は広くて、いまだに手がかりなし、自分から聞こうとしないのだから無理もない。) [Sun 19 Oct 2008 21:07:32]
◆オウル > (今こうして村に入ってみたら騒がしかった、もう、こんな夜なら農場や牧場がある場所は眠ってしまって静かなはずなのにだ。) 立ち聞き程度じゃたいした噂も聞けないけど……これはこれで騒がしい (明かりも持たず、琥珀の目は夜闇を見通す、朝も夜も見える距離なんて対して変わらない。 相変わらずマフラー装備で首元は隠している、笛はケースに入れてズボンポケットの中、追い風で銀髪が視界に入ればしかめっ面浮かべた。) 髪が…じゃま (髪の結び方なんか知らないから伸ばし放題、おかげで最近は、少しこの長い髪が気になる。) [Sun 19 Oct 2008 20:56:18]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『騒がしい』 [Sun 19 Oct 2008 20:47:58]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『 … おやすみなさい。 ( 小さな水晶球に、唇を寄せた )』 [Thu 16 Oct 2008 01:55:58]
◆トート > ――――― ( 愛らしく笑みを浮かべ 入り込んだひかり。 触れた水晶球が、あたたかに感じられたのは きっと、気のせいなのだろう けれど。 ) ―――― ( 門だって、岐路の一つにすぎない。 まだ、道の途中。 …けれど今は。 再びうまれ出づるまで ) [Thu 16 Oct 2008 01:55:09]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『少年は――転生の道を選択する』 [Thu 16 Oct 2008 01:52:12]
◆幽鬼 > ( 気づけば謝ってばかりだった。 自覚しないけれども、何処かに負い目があったのかもしれない。 だからそう―――幸せだった記憶は、それと同時に数え切れない後悔も思い返してしまう。 ) ――――― やっぱり ゴメンなさいも言わなくちゃ。 ( やっぱり謝りたいんだ。 けれど本当に伝えたい気持ちはそれじゃなかった。 )( こうして面と向かって教えられるまで気付かなかったなんて。 やっぱり僕は馬鹿な弟だったなあ。 ) だけど それよりも 何よりも言わなくちゃいけない言葉もあったんですね。 ( 笑った。 最後は――何時もの様に笑えた気がする。 子供らしい―――年相応の純真な笑みを。 ) ありがとう ( 今度はハッキリと。 その言葉は、目の前の貴女にではなくて―――― )( 最後の終わりは後悔でも謝罪でもなく、ただ感謝の気持ちがあった。 白の色は人の優しさに染まり、拒むこともなくその死神の水晶の中へと。 ) [Thu 16 Oct 2008 01:44:01]
◆トート > ―――― 記憶、すべて ( ぽつ、と ) ( 独り言のように。 死神は言葉を、零す ) …… 後悔の色に染めてしまうことは ないと思います けれど。 ( また守れなかった。 迷子だった。 どうしようもない弟だった。 そんな言葉で、幸せだった記憶まで暗色で塗り潰す事はないだろう、と )( … けれど。 ひと の、感覚ではどうなのだろう。 そう思うから、死神の言葉は遠慮がちなもの。 ) ――― ごめんなさい より 他に、 言う言葉があるの では? ( くびをかしげ。 )( どうせなら あたたかいきもちで ゆけばいい、のに ) ――― ( 手を重ねて ) ( 告げる言葉を、そう、 …死 神にではなく。 ) … どういたしまして。 ( 淡とした声が、応え )( 貴方が拒まなければ、 アナタの朧なひかりは 死神の持つ、水晶球のなかへ ) [Thu 16 Oct 2008 01:27:04]
◆幽鬼 > ( 頭の周りは決して悪くはなかった。 魔女が為した封も解けて、全ての事柄を思い出せれば今この状況がどういう意味なのかを理解できる。 ) ―――― 本当に どうしようもない 弟で ―――――― ( 泣き虫だった癖に。 もう涙を流す事すら出来ない。 幸福に溢れていたのに、けれど幸せに満ちていた自分の選択は後悔ばかりだった。 馬鹿者だな。 それを何一つ清算出来ずにこうなった。 ) ( 約束 それは自分が破ってばかりいたもの。 差し出されたその右手をそっと手に取って。 ) ( ありがとう ) ( 迷子で居続けた魂は、それを見つけてくれた死神に小さくお礼を言った。 ) [Thu 16 Oct 2008 01:13:27]
◆トート > ( 聡い子ども。 己のちょっとした所作に自身がなんであるか気づき、そして己の言動から己が”何”であるか、察しているのだろう。 ) ――― … 。 ( なきそうなこども。 けれど死神は ただ、黙ってその子が紡ぐ言の葉を、きいているだけ。 ) … ( これでもう 迷子にはならないのか。 ) ( 向けられた問いかけに 死神は目を伏せ、 そうしてゆっくりと瞼を持ち上げ ) ――― ”約束” しましょう。 私が 貴方を、”門”までつれてゆく と。 ( 右手を、差し伸べて ) ( 迷子の道案内役を、申し出る ) [Thu 16 Oct 2008 01:02:04]
◆幽鬼 > ( さあ――ここでは答えを出す事は出来ない。 ただ一つの結果として、この場にエニシ“だった”者はいた。 ) ―――――― ( 思い出した。 全部全部。 『本当に』 全部。 )( そっか。 約束をして。 そして また それを果たせずに終わったのか。 本当に 何処までも駄目な弟だ。 ) ( 風が吹いた。 けれども自分の髪も服もたなびかない。 既にもう何もかもこの世に干渉する事は出来なくなった。 )( ハッキリとした拒否の答え。 泣きそうな顔で笑いながら、やっぱりなんて呟いてしまった。 ) また 約束を守れなかったんです。 ………これでもう。 迷子になるのは三度目なんです。 ( 一度目はお姉ちゃんに拾われた。 二度目は姉様に拾われた。 ) これでもう 僕は迷子にはならないんですか ? ( 貴女が案内してくれるのか。 僕の行かなくてはいけない場所へと。 ―――もう、ここには帰ってこれる事はないのかと。 それは良く分かった。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:49:46]
◆トート > ( 死者にタマシイはあるのだろうか。 或いは、吸い集められた者たちの生の欠片が寄り集まったモノがソレなのか。 死神であってもその問いに安易に答えは出ない。もしくは出せない ) ―――― … 。 ( 笑う子どもを視界に収めながらも、死神は何も言わず ただ、伸ばした手を引いて そっと鎌の柄に添える。 ) ( 問いかけは 縋るように、聞こえた ) ――― 申し訳ありませんが、 ( 死神は、まっすぐ貴方を見つめ ) それは、私が許しません。 ( きっぱりと、振り払う声。 )( ぽつり、 ぽつり。 思い出したように虫が鳴いては 途切れ 途切れては、 鳴く。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:33:20]
◆幽鬼 > ( 他者の命の欠片を吸っていく事により生き長らえる呪われた種族。 その魂の形に歪みが生まれるのは自明のことか。 ) ――――――― ( 道の 途中 )( 抵抗なく自らの体を突きぬける腕。 瞬きしながらそれを見つめて――――笑った。 悲しそうに。 ) ああ ―――― そっか。 ( それは分かりやすい答え。 自分の声も、感触も。 何もかもが違って感じる理由の正答。 ) ねえ――――? 此処に居続けることは 出来ないの ? ( 虫の音が止んだ静寂を打ち破る子供の声。 子供だったものの声。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:22:42]
◆トート > ( 死神は、まだその種族を看破出来ていない が、常日頃目にしているようなタマシイたちの形とは異なものである事くらいは感じられたようだ。 ) ――― ひとめ。 ( 一目。 )( 成る程、と思いながら 黒い少女はゆっくりと瞬きを した。 ) … ここは、 ( 死神は 左手を鎌から離して 手を、伸ばし ) ――― まだ、道の途中です よ。 ( … ただ伸ばされただけの 肉を纏った手は、アナタが避けなければ おそらく、アナタの体をまっすぐ突き抜けるだろう けれ、ど ) … ( さぁ、と 風がゆきすぎて いっとき、虫の音がやむ ) [Thu 16 Oct 2008 00:11:59]
◆幽鬼 > ( 既に一度吸血鬼という形でその魂は歪められてしまっている。 その印象は正しく正鵠を射ていた。 ) はい、こんばんわ。 ―― あはっ “坊や”ってひとめでいわれたの、すっごいひさしぶりかも ( 笑う。 けれどその声はやっぱりいつもと何かが違う。 )( ――――違うな。 声だけじゃないや。 いつもと違っているの。 ) ………… ねえ どこですかここは? ( 目の前の貴女にそんな事を質問しよう。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:02:18]
◆トート > … ( ベルの音は止まった。 死神の歩みも止まるだろう。 ) ――― In that lane (その小道には) ( まっすぐ視線を向けた先。 アナタの姿 視界にも、捉えられたなら、少女は目を細め ) ( ――― それは、タマシイと呼ぶには歪に思えた。 もうとうに滅んだモノの骸。欠片。意識の断片。 真実は知らねど、そんな印象を死神は受けただろう。 ) ――― こんばんは、坊や。 ( アストラルのモノが相手ならば、死神は目に映るのとは別の感覚でアナタを知るだろう。だから坊や。 ) … 単なるわらべうたですよ。 ――― どうか、しました? ( ベルをしまいながら 体ごとアナタと向き合い 両手で鎌を握り直そう ) [Wed 15 Oct 2008 23:50:42]
◆幽鬼 > ( 歌が終わる。 黒い黒い真っ黒な人。 その人に向けて微笑みかける。 ) きれいなうた ですね。 ( そう言って。 ) ――――― ……… ? ( その声が自分の物ではないような違和感が強くて。 ゆったりとした動作で喉元に手を当てながら小首を傾げた。 ) [Wed 15 Oct 2008 23:39:01]
◆トート > ......In that kingdom is a city, In that city is a towm, In that town there is a street, In that street there winds a lane ――― (その国には都市がありその都市には街がありその街には道がありその道には小道がありその小道には)( ゆっくりと。 ひどくゆっくりと、散歩でもしているかのように。 歩みながら、死神は微かな声で唄う。 ) ―――― ( 視覚よりは 感覚。 気配。 それらでもって、その存在を近く捉えられたなら、 ) ( りンッ、 ) ( 一度だけ短くベルを鳴らして、 奏でる音を止めたのだろうけれ ど ) [Wed 15 Oct 2008 23:32:19]
◆幽鬼 > ( 灯りに集る蛾のように。 その音色に魅かれた亡霊は鈴の音に近付いていく。 )( 小さな子供だった。 その幼い顔立ちは性差の判別がし辛く、体型を隠すような着物の姿がより一層それを助長させているだろう。 それともう一つ。 目を惹くのはその髪の毛が色素を失ったような白な事。 ) ―――― ――― ……… ? ( 少し 分からなかった。 どうしてこの人の傍に近づきたがったのか。 だから相手の近くに寄ったその亡霊は不思議そうに首を傾げて。 ) [Wed 15 Oct 2008 23:22:51]
◆トート > ( けれど、この 呼ぶ というのがこの死神はとても苦手だ。 強制力は余り強くないだろう。もっとも”死者”の中にはコレを嫌うようなのもいるようだから―― あんまり意味はないのかもしれない。 ) ―― This is the key of the kingdom; (これは王国の鍵) ( 気まぐれに歌を口ずさむは、気が逸れてきたのではなくむしろその逆、意識を集中させようとして ) ( チリィ ン ) ( 鈴の音の余韻の引く前に、次の音が響く ) [Wed 15 Oct 2008 23:16:00]
お知らせ > 幽鬼さんが来ました。 『――― ――』 [Wed 15 Oct 2008 23:14:02]
◆トート > ( 頬にかかる髪先のくすぐったさは気にかかったけれど、それで今、集中を途切れさせてしまうのは困る。 ) ( 鈴を持つのとは反対側の、少女の手には不似合いに大きな鎌。 幾ら実りの季節とはいえ、其を刈り取るには大きすぎる得物。 灯りは持っていない。けれどまァるい月のあかりの下、少女の歩みは澱みなく。 ) ――― … ( 郊外は広い。 とても、広い。 ) ( 既に居場所を看破しているモノはいいのだけれど、ソレ以外のものたちを一々捜してなどいられないから――― だから、呼ぶ。 ) [Wed 15 Oct 2008 22:56:33]
◆トート > ( 鈴の音が鳴る ) ( 鈴の音が、呼ぶ ) ―――― … ( リィ ン ) ( 音は、畦道を歩く少女の手元から。 虫の音に紛れて響き渡る。 )( 風がさァ っと、草原を撫でて行過ぎた。 ) ―― ( けれど少女は風で乱れた黒髪に構わずに ) [Wed 15 Oct 2008 22:46:12]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『( ――― ちり ィ ン )』 [Wed 15 Oct 2008 22:34:45]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『結局たいした噂は拾えない、そのほうが幸いなのかもしれないが,』 [Tue 14 Oct 2008 22:14:00]
◆オウル > (足を止めて曇り空を眺めて、まだここに居て少しでも調べるべきだといっている自分と、早く逃げろと騒ぐ自分がいる。) スラムにいれば鈴がうるさいけど、あそこは悪い場所じゃない (スラムは嫌いじゃない、初めて友人と出会った場所だから。) でもここは、なんだかんだで生まれて育った場所、一応家もあるし (人として生きて、育ち、死んだ場所、嫌いになれないばしょ、好きにもなれない場所) とりあえず、もう少しだけ… (噂話くらい拾えるだろうと、もう少しだけ、地方村の中を歩こうと視線を正面に移して歩いていく。) [Tue 14 Oct 2008 22:13:16]
◆オウル > (噂が本当だとして、どんな吸血鬼が捕まったんだろうか、今どうしているんだろうか、そんな疑問もあるがこの少年の友人だとはこの少年は露とも知らない、知っていたら無謀な行動に出ていたかもしれないが。) もし、捕まってるのが友達とか知り合いだったら (考えたくもない、今の自分を形作った人が一人でも欠ける、一つを失うのは幾千もの苦しみと憎しみと怒りになり得る、少年はそれを深く知らないだけ、いなくなれば辛くて苦しくなるのはだけは解る、表情に出るのは考えて複雑そうな表情、少しだけ恐怖の色が見えるそれ。) やめよ……いやな事考えるのは (一人だと何時も、いやなことを考える、捕まっているのは知り合いなんじゃないだろうかと、そんなことを考えてしまっている。 足はいつの間にか止まっていた。) [Tue 14 Oct 2008 22:02:05]
◆オウル > (地方村の中を明かりも持たずに歩く銀髪に琥珀の目の青年風貌が一人、風に銀髪が揺れる、マフラーは何時ものように首の傷を隠している。) … (「吸血鬼が捕まったらしい、それも子供の」、幸いなのは殺されたとかそういう話がこの少年に入らないことか、噂だから不確かではあるけれど、動くには遅かったかもしれない、知るのが遅すぎたかもしれない、風が騒がしく、この少年には感じられた。) もっと早く気づけばよかった、騒がしいのに (幾日も寝ていたものだから、気づけなかった、スラムにでもいって、ほとぼりが冷めるのを待つべきなんだろうか、そんなことを考えながら、夜の闇の中を一人歩く。) [Tue 14 Oct 2008 21:51:10]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『噂話を聞いた』 [Tue 14 Oct 2008 21:41:28]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 祈るのは、得体の知れない霧に包まれていた部屋から、カムラを連れ出した後。 )』 [Mon 13 Oct 2008 05:47:48]
◆セレニア > ( 『ごめんなさい』 ? ) ( 少年の身体が崩れ落ちるのを確認し、短銃と剣をベルトに納めながら、耳に残った言葉を思う。 たまに、こうして滅びるヴァンパイアがある。 それは、喰らってきた者への謝罪だろうか。 それとも宗教的な懺悔だろうか。 ) ( 分からない。 ただ、最後の一言がそれまでの命乞いとは違うことだけは、感じることができた。 ) [Mon 13 Oct 2008 05:43:09]
◆セレニア > ( カムラ、危険です。 というか、迂闊。 この少女の目には、そんな風にしか映らない。 それなりの解釈で手を止めただけ、だから――― ) ( 切れ切れになるヴァンパイアの言葉に、この期に及んで拷問にかけるほどのことはないと納得すれば、引き鉄を引く指は軽かった。 この状態から、VHGの施設まで搬送しようとしても持たないだろう。 意識にあるのはそんな判断だけで。 ) 光あれ。 ( 撃鉄が落ち、祝福された銀鍍金の銃弾がヴァンパイアの頭部を射抜く。 封じられた彼の想いは、もう二度と誰に伝えられることもなく、その身体と共に灰に帰す。 あるいは人を愛することを知っているその心が、奇跡を起こすこともあるかもしれないが… ) ( 彼が最後に口にしようとした嫌味は、言われるまでもない。 十分に自覚しているという意味ではなく、むしろそんなことは露ほどにも考えていないけれど、思い知ることになるからだ。 これから、いつか、どこかで、必ず。 当たり前になってしまったこの感触を、反芻しなければならない時がやってくる。 だから、最後をそんな、つまらない言葉で汚すことはない。 ) [Mon 13 Oct 2008 05:35:47]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『( 幸せ でした )』 [Mon 13 Oct 2008 05:09:07]
◆エニシ > ( 塵に過ぎなかった存在は 塵に還る。 Dust to Dust. ヴァンパイアの証たるものとして、少年の体は緩やかに灰へと還っていく。 ) ( けどね ぼく は ) [Mon 13 Oct 2008 05:08:44]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 言葉に出来ない痛みにただ目を閉じ、しばらくの間、少年を抱きしめ続けた。 』 [Mon 13 Oct 2008 05:08:20]
◆エニシ > ( ぎゅうっと抱き締められる。 そして告げられた言葉には終わりが宣告されていた。 ―――ああ、何故だろう。 むしろ落ち着いてくる。 その温かさは狩人も同僚の先輩も。 姉もお姉ちゃんも変わらない。 温かくなるのは体ではなく心。 )( ハッキリと思い出せないのがもどかしかった。 思い出したいと。 貴女の事を思い出したいと心の底から願ったから。 だから僕は少しだけ空いた記憶の中から一つの事だけ取り出す事に成功する。 ) ――――― ―――― ( ただ一言。 たった一つだけ言わずにはいられない言葉が存在した。 貴女には届かないけれど―――名を呼ぶ約束も、次の時にこそ歩み続ける約束も。 幸せになってという願いも。 もう一人の姉と願ったずっと傍にいるという事も。 姉と呼ばしてくれたのに、弟は何一つとして成し遂げられる事の無かったから。 ) ――――遠い 所へ 行っちゃった 人 伝えてほしいけれど たぶん……きっと それは むり ( この人の事はやっぱり思い出しきれない。 ただすっごい嫌いだった人というのはおぼろげにあった。 だから最後に貴女の種族に対する嫌味でも言ってやろうかと思ったけど。 止めた。 ) ( 貴女に言いたい言葉はただ一つ。 けれどこんな所で言っても届かないよね? ああ――本当に―――― ) ――――ごめんな さ ( パァン ) [Mon 13 Oct 2008 05:04:04]
◆セレニア > (*コピーミスでした…! すみません。) [Mon 13 Oct 2008 04:53:45]
◆セレニア > ( 瀕死のように見えるとはいえ、ヴァンパイアの口が近い。 抱きしめるなど自殺行為だ。 ―――カムラ、何をしていますか? そう問いかけるように、常と変わらず表情の欠けた瞳を一度だけ向けて。 あとはヴァンパイアから目を離さない。 ―――得意の演技で、人間性を残しているらしいこのヴァンパイアを篭絡し、情報を引き出そうとしているのだろうか? 『おねえちゃん』 ) ―――。 ( 霧が晴れていく。 カムラの腕と、ヴァンパイアの頭の位置関係を捉える。 大丈夫。 ) ( カムラには当たらないことを確認して、銃口をヴァンパイアの頭に当てた。 ) おねえちゃん、とは? 何処かの、誰かに、何か伝えることはある? ( カムラは、諦めたか? ヴァンパイアを、身を挺して捕えてくれるのは助かるが、リスクの方が大きいような――― 人間らしい感傷はなく。 仲間はどこにいる? 錯乱する様子に、最後に問いかけたら――― あとは。 ) ( 引き鉄に指をかける。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:52:53]
◆セレニア > 欠けた瞳を一度だけ向けて。 あとはヴァンパイアから目を離さない。 ―――得意の演技で、人間性を残しているらしいこのヴァンパイアを篭絡し、情報を引き出そうとしているのだろうか? 『おねえちゃん』 ) ―――。 ( 霧が晴れていく。 カムラの腕と、ヴァンパイアの頭の位置関係を捉える。 大丈夫。 ) ( カムラには当たらないことを確認して、銃口をヴァンパイアの頭に当てた。 ) おねえちゃん、とは? 何処かの、誰かに、何か伝えることはある? ( カムラは、諦めたか? ヴァンパイアを、身を挺して捕えてくれるのは助かるが、リスクの方が大きいような――― 人間らしい感傷はなく。 仲間はどこにいる? 錯乱する様子に、最後に問いかけたら――― あとは。 ) ( 引き鉄に指をかける。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:47:00]
◆エリー > ( 本当に。 ただの普通の子供のように泣きじゃくり喚き散らす声がキツい。 狡猾な打算で同情を引こうという吸血鬼の演技かもしれないし、彼自信はそんな自覚など無いのかもしれないし、今までもこれからもきっとわからない事だ。 お母さんが最後まで私の名前を呼んでいたのだってそう。 私はそれを拒んだのだから、それを貫きとおさなくちゃならない。 そうしないとお母さんの身体を動かす吸血鬼に手を差し伸べなかった事に矛盾してしまうから。 ) ―――――セレニア。 お願いします。 ( 少年の言葉を遮るように、はっきりと。 ぎゅっと抱きしめるのは吸血鬼を逃がさない為か、今まさに最期を迎えようとしている少年へ同情しているからか、ただ単に自分が苦しいからか。 ) ( わからないけれど。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:29:28]
◆エニシ > だめ…… やだ ………… !! ねむれ ない ……… いまねむったら ……… あえないの …………… おねえちゃんにもうあえないの ……………!!! ( 吸血鬼といえども完全な不死では無い。 今斬られた傷程の深手を負えば、放置しただけでも死に至る。 それを獣のように本能で理解しているから、必死に死から逃れようと何かをしようとする。 けれどもう―――何も出来ない。 )( お姉ちゃんと呼んだのはたまたまか。 それとも―――幸せになってねと言ってくれた姉の存在を今際の際に思い出したのか。 ――――それはもう決して誰にも分からない。 ) やだ…やだ……! おねがい… ころさ ないで……やだ…またしぬのは いやなの ………なんでも なんでもしますから ………… もんくも いいません なんでもいうことを……ききます だから ―― ころさないで ころさないで―――――! ( 生かしてくれるのならどんな待遇でも扱いをされても構わない。 最後の最後まで足掻き続ける。 本当は一番怖いのは死ぬ事じゃない。 世界中の何よりも大切な人の気持ちを裏切りたくなかった――――― )( おねがいします おねがいします おねがいしま ―――――― )( 痛いからか、怖いからか、悲しいからか、泣いてる理由は分からない。 )( 分かってるな、本当は。 泣いてる理由。 ) ( 血によって出来た濃霧は徐々に薄れていき、視界を確保する事はそう難しくないだろう。 嘆願の言葉を吐きながら少女の胸の中で震える化け物。 最早霧は晴れた。 その未来は決まっている。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:17:48]
◆セレニア > ( 迷ってどうなる。 躊躇ってどうなる。 人質を取られたからといって、その一人をほんの一時助けるために、これから際限無く続くかもしれない殺人を許すのか。 そのようなこと、誰より人質当人が望むまい。 ―――否、望むかもしれないが。 ヴァンパイアハンターがヴァンパイアと対峙して、その願いを叶えることはできなかった。 ) ( もっともこのヴァンパイアは、ヒトの血を必要とせず、ヒトと同じ糧で永らえることができたようなのだが… 彼がそんなことは考慮されないと判断し逃げようとしたことは、きっと間違いではないだろう。 あるいは新たなヴァンパイアの在り方をヒト社会に考えさせる切欠になったかもしれないが、特例を受け入れるには、まだ、あまりに早過ぎる。 最大公約数に、救いが無さ過ぎる。 待っているのは、せいぜい実験動物としての――― ) ―――ッ! ( ヴァンパイアを押さえようとしたカムラの手足が無事なのは、運が良かっただけだ。 剣を振り抜いた少女は、その手応えに肉迫し、更に蹴り飛ばそうとして――― ヴァンパイアに寄り添ったカムラに、強く床を蹴る形で踏み止まった。 ) カムラ? ( 霧は、晴れているだろうか? もし、晴れているのなら――― ヴァンパイアとカムラの状態を正確に把握できるなら――― 左手が、短銃を抜く。 撃鉄を留めていた木片を弾く。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:09:05]
◆エリー > ( 衝撃が走った。 霧状のものとはまた違う飛沫がぽつぽつと落ちてくる。 絞り出すような少年の苦しげな声と、力の抜ける感じ。 何度経験しても浮世離れした、酷く非現実的なシチュエーションだ。 達成感は無い。 勝利とかそういうのではなくて、ただ不快感と虚しさがあるだけ。 酷い仕事だ。 顔を顰めて目を閉じて、少年を抱き寄せるようにして横たわる。 ) ――――疲れたでしょう? もう眠ってしまいなさい。 [Mon 13 Oct 2008 03:45:24]
◆エニシ > ( 目晦ましなんてのは所詮一発ネタの誤魔化し。 これで出来る事なんてのは怯んでる隙に逃げるぐらいのもんだ。 けれど今は足を縛る鎖の存在のせいで絶対的に逃げれない。 )( そう。 とっくのとうにこの状況は詰んでいたんだ。 一人で打破出来る状況には限界がある。 )( けれど姉と慕う同族に助けを求めなかったのは―――彼女をこのゴタゴタに巻き込みたくはなかったから。 死にたくはない。 けれども大好きな人を危険に巻き込んでまで助かりたくもない。 ああ―――子供の我が儘が過ぎた。 そのツケはこうして払われる。 ) ――――― あ ( 背中を袈裟に斬られる。 その傷は深い。 ヴァンパイアはハンターを馬乗りする形になった体勢から、糸の切れた人形のように床に倒れ伏す。 ) ――――― まよえよ ……… ためらえ よ ………… ! ( 残る隻腕は悔しそうに拳を握り締める。 人質を得て脅迫をする間も無い。 体の拘束が無くなったとしても満足に動かなくなってしまった。 何もかもが終わりだ。 偽りの時間は終わり。 狂った時計は壊れて終わる。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:35:55]
◆セレニア > ―――〜ッ…! ( 少年の肩から噴き出し、次の瞬間には視界を覆い尽くす赤。 赤。 赤。 それを防ぐ術はない。 自然な現象ではありえないそんな霧が、どんな性質を持っているか知れたものではないし、あまり深く息をするのも憚られるが――― しかし、それだけか? 思わず目を瞑ってしまうけれど、どちらにせよ見えない状況には違いない。 刺激物のように痛みを伴うのでもなく、呼吸などに影響がないとなれば――― こういった敵と戦う為だけに鍛え上げられた戦士の足を止めるには、あまりにも足りない。 塞がれた視界の中で、ヴァンパイアが動くのを感じていた。 鎖を引き摺るそれがカムラにぶつかったことも容易に知れる。 それを許してしまったことさえ汚点。 未熟さというくらいに。 ) ―――了解。 ( 静かな声が、少年の後を追う。 何を優先するべきか、それ以上言わなくてもカムラには分かっているだろう。 彼女の安全を確保したいのはもちろんだ。 でも――― ) ( 迷わず、躊躇わず、ヴァンパイアがいると予測される位置に大きく剣を振った。 主に聴覚から取り入れる情報を元にした、予測だけで。 容赦ない勢いの斬撃が、倒れているカムラの身体までは切らずに済む程度の深さで――― ) [Mon 13 Oct 2008 03:14:25]
◆エリー > ( ただでさえ暗い室内で何か、視界をふさぐ霧のようなものが溢れ出した。 濃厚な血の臭い。 嗅ぎ慣れてしまった独特の鉄錆みたいな匂いが立ち込め、目を開けているのも困難な状態で誰かが衝突してきたような衝撃が走った。 歩けないような状態でよく、跳ぶ! 中腰状態から再び背中から倒れ込み、噎せ返る匂いに咳き込み、声を振り絞る。 ) セレニアッ!! 確定です! こ い つ は 吸 血 鬼 だッ!!! ( やるべき事は分かっている筈だ。 交渉もできない、調査もできない、なんの為のセレニアかって、本人が一番分かっている筈。 どこでも良い、少年を逃がすまいと、闇雲にどこかつかめそうな場所に掴みかかる―――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:48:06]
◆セレニア > ( 目の前のヴァンパイと、カムラに集中して、視界にちらつく【人影】を意識している余裕はない。 更に一体ヴァンパイアが接近すれば、出現頻度の増加や方向性のばらつきでそれを知覚できるはずなのだけど、今は気付けないだろう。 表で待機しているはずの、もう一人のハンターはまだ入って来ない… ということは、村人にでも声をかけられたか、何かで持ち場を離れているか――― ) ( 推定ヴァンパイアの少年を奪還に訪れる者があったとして、守りは手薄になっているかもしれない。 というか、何にせよ今しかないのだが。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:32:43]
◆エニシ > ( 一瞬の間。 『血霞』の発動には傷口さえあればそれだけで事足りる点が救いとなったか。 ) ( 肉の喰い千切られた肩口から噴水のように血が噴き出したかと思えば、それは濃霧のように辺り一面に漂い周囲を真っ赤な色に染め尽くす。 )( それこそ本当の濃霧だ。 一寸先も、自分の足元すらも見えないぐらいにその血の霧は深く濃い。 )( もはや見えなくなった壁一面の馬蹄に驚異は無い。 もう一人のハンターの位置はあそこ―――とべえ!! ) ( 膝を曲げると獲物へと飛び掛かる肉食獣のように彼女へと襲い掛かる。 )( 夜目が利くといっても流石にこの状況は勝手は違う。 あくまでも分かったのは血で覆われる前の相手の場所で、出来る行動もその勢いに任せた体当たりのみ。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:32:21]
◆セレニア > ( アニー・ウィルクス… モビィディック… 自分が取り逃してしまい、後にそれを見つけたカムラが負傷するということが何度かあった。 だから、というわけではないけれど、この上目の前でまでという気持ちはいくらか余計に強くなる。 ―――頭部を外して腹に入った足を下ろし、堅く床を踏む一動作。 追撃のために体勢を整えるほんの僅かな間で、細い灯りの中やけに煌めく銀の剣を抜く。 が、そこで一度動きを止めた。 斜め後ろのカムラが、とりあえず何かあっても対処できるくらいに体勢を立て直すのを待つ。 振り返って行動を確認するほどの余裕は見せないが――― 装備を手にするような音を聞き、もう大丈夫かと少年に向けた剣を振り被ると ) ―――ッ!? ( 不自然な体勢に身をよじったヴァンパイアが、自身の肩を―――? ) [Mon 13 Oct 2008 02:22:20]
◆エリー > ( こういう状態で私は全くの役立たずだ。 毎度のことながら隙を見せ、状況への対応が遅れ、結果としてセレニアに突き飛ばされる形で尻もちをついている。ただでさえ薄暗い室内で視界は翻り、物音と声が緊急事態を報せている。 加勢しなければ。 そう思ってポーチを探り、馬蹄は効果を失っている? 聖水は駄目だった。 それなら、とサンザシの杭を手に取った。 ぼろぼろと聖水瓶が転がり落ちたが気にしている暇はない。 顔を上げて状況を確認すれば、丁度少年が理解不能の行動を起こしている所で―――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:06:17]
◆エニシ > ( カードは切った。 ブタでは無いけれども所詮勝負手はゴミ札。 コールに賭けるかブラフで下ろすか。 ベットは命だ。 )( ――――効いている。 実はものっごい効いてる。 そんな簡単に弱点とか克服出来たら世話なんてないさ。 ただの痩せ我慢のハッタリだけれども、ただ一目見ただけで起こる症状はただの眩暈。 まだ今は 我慢しきれないほどじゃない――――けど。 ) ――――――くっそぉぅ!!! ( もう一人が動いた! 逃げるチャンスは後にも先にもたったの一度っきり。 頬の傷は既に塞がってしまっているから異能の力も使えない。 当然の処置である拘束は当初の頃となんら変わってはいない。 状況はひたすらに最悪。 もうご破算はすぐそこにまで迫っている。 ) ( 体のバネだけで、エリーの方へと飛び掛かろうとする。 この状況で桃色の女と戦って勝てる訳がないが、もう一人の方を人質に取ればあるいは――――― ) ―――― ……… カハァッ ……… ! ( 前方に飛び掛かろうとしていたため、頭部をサッカーボールキックされる事は防いだ。 けれど代わりに腹部に命中してしまっては何の意味も無い。 腹部を強打された吸血鬼は勢いを失ってその場に崩れ落ち掛けて ) ――――― ッッ ! ( 自らの肩を喰い千切った。 なんとかして――傷口を――― ) [Mon 13 Oct 2008 01:57:33]
◆セレニア > ( バックアップとはいえ、カムラも素人ではない。 何も知らない子どもが 『怖いことになりそうだけどたぶん大丈夫』 と猛獣にちょっかい出してしまうのとは違う。 だからこんなのは、いっそ彼女に失礼なくらいの警戒かもしれない――― が。 結果として、正解だったということか… 否、むしろこれは… 足りない、ということなのかもしれない。 ) ( そう、きりのない話だ。 人間社会が禁を犯した同胞を裁く場合には、その尺度を定めるのに長い長い年月を必要とするだろう。 しかし――― ヴァンパイアは違う。 同胞ではありえないから、危険な獣、あるいは病魔と同等に扱われてしまう。 例え人に一切の害を及ぼさず存在し続けることのできる 『例外』 がいたとしても。 ただでさえ存在を肯定する方向には考え難い外敵の一種に対して、その特異性を突き詰めるのは難しい。 それよりも、安直に、滅ぼすことを優先してしまうから。 ) ―――ッ! ( 少年が馬蹄を見た瞬間。 少女は時間をかけ過ぎたと悔いていた。 理解も納得もできないが、このヴァンパイアには弱点を 『克服する』 特性があるということか。 ―――仲間の情報を引き出すために。 あるいは、実験動物として。 滅ぼさずに捕獲できたヴァンパイアはそれなりに貴重だけれど、そのために犯せるリスクは多くない。 だから、弱点を克服し続けるのであれば ) カムラ! ( 滅ぼすしかない。 左腕でカムラを突き飛ばし、剣を抜く間も惜しみ、拘束されている少年の頭部目掛けて蹴りを放つ。 効果は期待できないが、戦闘服と一体になっている靴を補強するのもまた、パプテスのシンボルを刻まれ、祝福された、銀鍍金のプレートだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:44:36]
◆エリー > のらりくらりと中身のない言葉を連ねるのはもう結構です。 ようするに、「身の証は立てられない」んでしょう? ここで今あなた一人を処刑して誰が文句を言うわけでもありませんし――――。 ( もういい、わからない、しらない、を繰り返すだけの会話なら意味はないし、これ以上無実を立証できないのなら、100%の証拠など無くても良いんじゃないのか。 そう思ってセレニアに向き直り、やってしまうべきだと同意を求めようと口を開いたとき、少年の声色がまた変わった。 はっとして振り返れば――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:25:08]
◆エニシ > “それ” 本当にいつまでも効くとでも思っているの? ( 冷たい赤い目でその馬蹄を“見”ながら呟くように言った。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:16:51]
◆エニシ > さあ? 生憎と名前以外何にも覚えてなかったし。 種族なんて問われても困るなあ………… ( そりゃ有り触れた命乞いだろう。 誰だってこの状況で血を吸ってますなんて言う訳がない。 事の真偽も分からない以上そりゃまあ当然の反応だ。 )( そしてそれを言われると非常に痛い―――確かに僕は血を何度も何度も吸った。 その機会が激減したのはあくまでもここ一年の話。 ) ―――――どうだったのかなあ。 多分やってないと思うけれども。 ねえ、けどそんな事言いだしちゃったら切りがないんじゃない? やっちゃいけない事をやってしまう可能性なんて、それは誰にでもあるものじゃないの? ( 舌戦なんて難しい事した経験がある筈も無い。 けれど今自由に動くのは口だけだ。 ならそれを動かそう。 何かをしなきゃいけない。 )( 馬蹄を目の前に近づけられる。 それをされる度に目を逸らし続ける動作をしてきた。 ) ――――ねえ。 [Mon 13 Oct 2008 01:15:48]
◆セレニア > ( この推定ヴァンパイアの少年が今更何をするとも、できるとも思えない、できるならとっくにしているだろうと思うものの、用心はしなければならない。 やって来たもう一人のハンターに表の見張りを任せ、小屋の中に入る。 ―――聞こえた少年の発言は、ヴァンパイアではないかという疑いを肯定するものか、あるいはこちらを皮肉ってのものか。 どちらにせよ限りなく黒に近い灰色で、慎重に慎重を重ねる者でもなければ黒と断定してしまう状況なら、遅いか早いかに意味はないのかもしれないが。 ) ( 中にも置いてある椅子にはかけず、カムラから少し引いた位置で待機する。 全身を緊張させて。 ヴァンパイアの一挙一動に、即反応できるよう――― ) [Mon 13 Oct 2008 01:01:40]
◆エリー > 皆、そう言うんですよ? 「死ぬほどは吸ってない」 「感染はしない」 「悪い事はしていない」 …そも、人間でもない、血も吸わない? 悪魔か妖怪か、妖精かなにかだと? ( 少年の声に皮肉っぽい音が含まれる。 まぁ、だいたい皆こんな具合だ。 存在定義自体が生者と生きる者の世界の秩序に反するという時点で彼らの存在は危うい。 パプテスではそう言うのだったっけ―――。 後ろに控えるセレニアにいつでも仕掛けられるように合図を送って、馬蹄の一つを少年の顔に近づける。 ) 血を吸った事は一度たりともありませんか? 人を傷つけた事は? 誑かして強請った事は? 邪な存在でないのなら、魔除けから眼を反らす必要はないでしょうに。 [Mon 13 Oct 2008 00:53:37]
◆エニシ > ( そりゃまあ流石に脳天気極まりない自分だってこんな状況になっちゃったら果てしなくヤバイというのが良く分かる。 ――――電波で女装で隻腕。 確かにすっごい濃いな。 ) ―――――へ? え…えっと………? ( その迂遠な言い回しに少し意味を図りかねたおツムの足りない少年。 ) ――――あ、ああうん。 そういう事か。 ( 一瞬そんな事言われたからじゃあお家に帰してくれるの?とか馬鹿極まりない事を言っちゃいそうになったじゃないか。 ) ―――――変な話。 血なんて全く一滴たりとも吸わなくたって構いやしないのに、それでも吸血鬼として殺されちゃうなんて。 ( 出来るだけ平静を装って不満気に言ってやろう。 ――――見張りにいるのはあの薄桃色の髪の人だったかな。 まあ取り敢えず足掻く。 死ぬ最後の時まで無駄でも足掻いといてやる。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:41:27]
◆セレニア > ( 短い答え。 それ以外の言葉はない。 中に入るカムラを見送るでもなく、薄紅色の髪と瞳が奇妙な戦闘服の少女は、篝火に照らされる小屋の前をじっと見つめている。 何が潜むとも知れない、闇の向こうを。 ) ( 通常ならば、見張りは中に一人と、外に一人。 残りの一人が休憩あるいは連絡等の雑務をこなすといったところか。 もちろんこれらの役割分担は均等なものではなく、例えばバックアップのカムラは雑務に奔走することが多くなるのだろう。 何にせよ不眠不休で働き続けることはできないが、尋問など積極的な接触がある時は、別だ。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:34:57]
◆エリー > ( 最初に現れた時に比べればまだまともそうな言動だ。 あんな夜中に陽気に笑いながら一人で「蝶を追いかけていた」なんていう薄気味の悪い子供―――子供かどうかもわからない、片腕の無い女装少年。 随分と濃いけれど。 あんなタイミングで無警戒に現れたのが運のつき、か。 ) ――――心配ありません。 本来あるべき所に帰るだけです。 貴方は居るべき場所ではない所を彷徨っているんですよ。 ( 厳しくはならないよう、できるだけ穏やかな声を出そうと思う。 憎むべきは彼の人格ではなく、種族そのものだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:30:38]
◆エニシ > ( 難しい事は今の僕には良く分からない。 ただ言えるのはこの場でさっさとか、あるいはギルドの方に連れてかれてサックリと処分される事だけは御免だという事だ。 ) ( 部屋に誰かが入ってきた事に気付くと、其方の方へと視線を向けた。 捕まえた時に立ち会った女性は僕を見下ろしている。 うっすらと片目だけを開けたまま、その人に向かってこないだと同じ質問を投げかける。 ) ねえ。 僕はこれからどうなるの? [Mon 13 Oct 2008 00:22:01]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『 異常ありません。 』 [Mon 13 Oct 2008 00:17:25]
◆エリー > ( この仕事をする上で一番の苦痛は―――連中があたかも正常で無害な生物であるかのように振る舞い、時に被害者のような顔をして、人間と同じであるかのような態度を取ることだ。 狡猾な演技なのか、本気でそういう風に考えるようになっているのか、まぁ兎に角―――それで同情を引くというのは間違いない。 物を知らない人間がそんな同情から感染させられてまた被害が広がる。 だから耳を貸してはいけない。 どんなに苦痛の悲鳴を上げても、非難の言葉を発しても、正当性を主張されても。 特に私達、ハンターは。 ) ―――変わりありませんか? ( 部屋の入口に椅子を置いて見張りをしていたハンターに様子を聞いてから扉を開ける。 今現在此処に居るハンターは私、彼、そしてセレニアの三人だけだ。 ) ( 見張りを外に待たせたまま無言で椅子を引き、少し距離を置いて横たわる少年の姿を見下ろした。 おかしな点は無いか。 変わった事は無いか。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:09:03]
◆エニシ > ( いっそ必死に尻尾を振って、貴女達の為に働きますからどうか僕の命だけは助けて下さいって頼みこむ? ――――駄目だなあ。 そんな風にしてまで味方にしたい程に僕は強くない。 それに命惜しさにそんな事を言うような奴を信じられるだろうかとか。 そんなの認められる筈も無いとか。 弱点が馬蹄しか無いせいで裏切らない為の首輪も付けられないとか。 その考えは幼い僕にも分かる程に諸々問題があり過ぎる。 論外だ。 )( この拘束さえ解ければ―――ずっと堂々巡りの思考で悩み続けている。 吸血鬼では無いと必死に主張しているものの、多分そんな事は少したりとも信じられちゃいないだろう。 ―――これはもう、死ぬのかな。 絶対に絶対にそんな事は嫌だけれども。 )( 四方に馬蹄が敷き詰められた異質な空間の中、吸血鬼はそれらを見ないようにずっと横たわり続けている。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:59:52]
◆エリー > ( アレは吸血鬼でほぼ確定だろう。 嫌がるとか反抗するとかそういうレベルではなく、存在としてあれだけ馬蹄に拒絶反応を示す段階で正常ではない。 他にもそれらしき特徴はあるし、吸血鬼を感知する能力があると言われているセレニアが何か反応を見せている。 ようするにこれは――――。 ) …拘束、という段階ではないということ。 ( VHGに連行するまで拘束する、などというリスキーで悠長な話ではないという。 それ以前に、別にギルドに連行する理由がないのだ。 発見して捕獲するたびにそんな事をしていたらきりがない。 一刻も早い処分が必要なのかもしれない。 ) ( 重い足取りでそんな事を考えながら、エリエッタ・嘉村は少年の監禁されている粗末な個室に向かっている。 陰鬱な気分だ。 もともと後方から前衛がなるべく有利に狩りを行えるように支援して御膳立てを整えるのがバックアップの仕事。 今回だって、民衆の協力を得られる土台を作るための訪問だった。 直接吸血鬼と遭遇したり処分したりという現場は相変わらず、苦手だ。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:52:13]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 結論から言うなら―――。 』 [Sun 12 Oct 2008 23:44:07]
◆エニシ > ( 出来る限りの警戒はさせないように、どこまでもしおらしく、見た目相応の無力な子供でいるようには振る舞っている。 ――――事実鎖で縛られている間は逃げ切る事は非常に難しいだろう。 用を足すときはせめて足の鎖だけでも外してくれるようにとゴネてみようか? ――――実際にこうして監禁されている間の生活は相当辛い物があるし。 まともに辺りを見回す事も出来ない日を幾日もこうして続けていれば、徐々にストレスも過大に溜まってくる。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:35:50]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 [Sun 12 Oct 2008 23:30:52]
◆エニシ > (かといって出来る事は殆ど無い。逃げるか、それても許しをこうか。――――そのどちらとも実現させるのは難しい。特に後者の方はより一層にだ。) (血を吸わなくても大丈夫だから無害。そう思ってくれるような甘優しい人達じゃなさそう。馬鹿な自分にも雰囲気でそれぐらいはなんとか分かった。) [Sun 12 Oct 2008 23:12:44]
◆エニシ > (最悪。そう評する事は確かに過言であるけれど、依然として現状が非常に思わしくないという事は間違いが無かった。) (いかにして逃げるか―――生き延びる方法があるかを必死に模索する。頭は良くないけれど、幸いにして考える時間はたっぷりとあった。けれどそう遠くない日にVHGへと僕は送られて、処断される事だろう。その前に何とかしないと全てが終わってしまう。) [Sun 12 Oct 2008 23:01:50]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『状況は拙い』 [Sun 12 Oct 2008 22:52:10]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 異常なし。 )』 [Sat 11 Oct 2008 02:37:50]
◆セレニア > ( 雲が出て、月が陰る。 強まったような篝火の光と、その周囲で深まる闇に細い腕を抱いた。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:53:03]
◆セレニア > ( もちろん情にほだされることなどあり得ないが、すぐに滅ぼさないのがより多くのヴァンパイアを滅ぼすことに繋がるのなら、我慢できる。 良い評価を得ようと躍起になって、下手な拷問で責め滅ぼすのはマイナスになると知っている。 …そのように認識していてなお抑えきれなかった衝動は、評価を得たい、認めて欲しい上司が、離れていても自分のことを気にかけてくれるだろうという安心感に包まれていた。 ) ( 『主は常に、我らのことを見ていてくださるが故に』 ) ( そんな感覚は、狭義の一貫性が確立されていない面もあるヴェイトス市において、狂信的な価値観が編み出した防衛機制。 きっと主にされてしまった上司は喜ばず、むしろ哀しむかもしれないのに、そのことには気付けない。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:43:24]
◆セレニア > ( 住民は寝静まり、夏よりも控え目になった虫の音が静かに響く地方村の夜。 今までの行動が行動で、未だにおいたをするのではないかと危惧されている… あるいは、単純に夜気が冷えるからと外番を任されがちな少女に、不満はなかった。 通気性のよろしくない戦闘服には少しの寒さが丁度良く、それでなくても暴走と言った方が相応しいような独断先攻はなりを潜めている。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:17:09]
◆セレニア > ( 推定ヴァンパイアの少年を監禁している村の中ではそれなりに頑丈な建物の前。 一つだけしかない扉の傍らに椅子を置いて、戦闘服を着た薄紅色の髪と瞳が奇妙な少女はこの夜も見張りに立っている。 ) ( 中ではもう一人のハンターが、馬蹄に囲まれた部屋の中央で蹲る少年を見張っているだろう。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:00:42]
◆セレニア > ( 照会に手間取っているのか人手不足か、それとも容易に捕獲されたことから危険度が低いと判断されて対応が後回しになっているのか、VHGからの応援は遅れていた。 ―――数日前、推定ヴァンパイアの少年が捕縛されたという話は、少しずつ周辺の村々にも広まるだろう。 この村にとっては、例え住人でなくても、ここでヴァンパイアかもしれない者が見つかったというのは不名誉な話かもしれない。 しかし行商人など人の口に戸は立てられず、この村の住人ではないだけに、ではどこから来たのかという疑問も生まれる。 VHGが周辺の捜査に本腰を入れる前から、日頃身辺に気を配るような耳聡い者なら、事情を知る事ができるだけの条件は揃っていた。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:53:27]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( その事件は、耳に入るだろうか。 )』 [Sat 11 Oct 2008 00:35:40]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『少女でなく、吸血鬼としての……。』 [Wed 8 Oct 2008 23:09:50]
◆アクセラレーター > ( 叫びすら上げられないなら、役に立たない。 大勢の人を呼び出せないのだから。 ) …二人目ェ…。 ( 息絶える姿を見届ける事もなく、二人目の居る村の方角に視線を向けた。また金属音を鳴らして、足を踏み出した。 ) エニシぃ…。 悪イ奴ラ、苛メル奴等… ブッ殺シテ上ゲル ( 頭痛。視界が揺れ、胸の奥に痛みを走らせた。気分を害し、二人目の村に向かう途中で姿を晦ました。 ) [Wed 8 Oct 2008 23:08:27]
◆アクセラレーター > ( 悲鳴は無い。悲劇が有ったのか、無かったのか。 ) ……ンァ? ( ケダモノの双眸は引ん剥いた。真っ赤な瞳に移るのは、憎むべき“悪”だった。家の一角が崩れ落ちてしまい、下敷きになった一人目の男性の姿が見えた。下半身が瓦礫で押し潰され、…いや刺さっている。 ) ア、ハ…ッ ( 笑った。下半身のすべてが突き刺さり、胸部が瓦礫で押し潰されていた。男性の口から血反吐を吐き出し、声にならない叫びを上げていた。荒げた呼吸だけが聞こえる。息絶える生命の息吹を。 ) [Wed 8 Oct 2008 23:04:06]
◆アクセラレーター > ( また刃毀れした大剣を背中に戻した。そして切り落とした巨木の根っこを、片手の刃を食い込ませよう。そして一人目の家に向かっては、引き摺り始めた。 ) … … …。 ( 足音を響かせ、葉を鳴かせた。言葉にならない感情を、行動で表す事でしか出来ない。自分でも幼稚だって自覚している。だけど、手掛かり無ければ、おかしくもなる。 ) …□□□=□□□□ェ… 返事ィ、シロ。 ( 荒げた声色。距離もそれなりあり、伝わる筈も無い。吸血鬼は伝わると信じている。返事が無いことに苛立ちを覚え、更に家の手前まで足を運んでいこう。もう片手の刃を巨木に食い込ませて、持ち上げた。大剣や刃物など生温いものでなく、狂気の塊を悪い人の居る家に叩き付けん。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:56:55]
◆アクセラレーター > そうだったな。 ( 警戒が厳重になった。大蒜や塩、馬蹄に十字架で固められた家を突破するには骨が折れる。そう察すれば、足を止めてから大剣を背中から引き抜いた。 ) 圧殺 刺殺 ( 片手で持ち構え、上段から下段へと振舞った。直ぐ傍らの木を切断するべくに、だ。一度では用意に切断できず、何度も繰り返した。揺れる葉の音は、まるで自然が嘆いているかのようだった。 ) あー… 何処に居るンだよォ… 頭がおかしくなッちまうぜェ? ( 溜め息を吐き、歪んだ笑みを滲ませた。両手で握り締めた大剣で、倒れかけた木を無残にも切り落とした。豪快な音と共に倒れる。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:41:42]
◆アクセラレーター > 手掛かりは無ぇーか。 ( 何の連絡も無い。悪い奴に捕まったなら、…村に居る悪評を持つ者から。 ) 殺しまくるか。 半殺し、拷問でも仕掛けッかァ…? ( 余裕の欠片など存在しない。腰元に下げた、歪なガントレットを両手に装着をさせん。金属音を幾つか鳴らしながら、五つの刃を煌かせた。引き攣った笑みには、怒りと悲しみの色を宿していた。 ) …□□□=□□□□、□□=□□□□□、□□□□=□□=□□□…三人から、だな。 ( 真紅の眼を見開いた。その先は、一人目の家。次に、二人目の家、三人目の家を認識する。そして足を一歩ずつ進めた。苛立ちを覚えつつ、歯を軋ませた。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:25:40]
◆アクセラレーター > ( 一本の大検を背負い、青白い戦闘服を身に包んだ少女。村に立ち入る事もなく、村全体を見渡せる場所である、丘の上で仁王立ちしていた。ランプなど持ち歩く筈もなく、生まれ持っての双眸だけですべてを見据えていた。 ) ああァー… ( 同族の気配を探るもの見つかる筈も無い。索敵できる範囲が広いわけでもなく、探り当てる精密さを持ち合わせているわけでもない。接触や対峙した時にカンとして感付けるものだ。 ) やっぱァ…、血ィ…与えて置いた方が良かったか? ( 血への渇望が薄れているエニシに必要が無いだろうと極度に与えなかったのが、仇となってしまった。失念しようとも、後悔するより探した方がいい。村人は当てにならない。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:10:05]
◆アクセラレーター > ( 家族が帰って来ない。 ) あー…、ガールフレンドでも出来た… ボーイフレンドかァ…? ( 二日もだ。素直で従順なエニシにしては珍しい。反抗の前兆も見られなかったし、菓子を貪って、一緒に寝る、が当たり前だった。なのに、今では胸がぽっかり空いてしまったような気分だった。 ) そういや、村の連中もおかしかったな…? ( 最近は子供と遊べていない。大人でも触れたがるのを恐れているようにも見える。まるで、お前の正体は知っているぞ、なんて見えた。中には変わらない者もいるが、家が馬蹄や塩に大蒜まで備え付けられている。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:01:09]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『足音を踏み鳴らしている。』 [Wed 8 Oct 2008 21:55:52]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( ローテーションで、見張りは続く。 )』 [Tue 7 Oct 2008 01:55:32]
◆セレニア > …そう。 ( つまり今までこの少女が発した同様の相槌は、同意や納得を意味しない。 苦しい言い訳にも淡々と頷くのみで… いや、ある意味では納得しているか。 やはりヴァンパイアに違いないと。 ) ( 同情などなく、クッキーとぼやくのを聞いても持って来たりはしないだろう。 しかし、伝える。 伝えるだけは。 …そういった手管は知らないが、懐柔に使えるかもしれないから。 ) ( やがて戻って来た同僚と、中の見張りを変わる。 ―――少年が感じた違和感は知る由もなく。 そして少年の言動に騙されて、必要吸血量の少なさや、対ヴァンパイア用の品々に対する耐性が何を意味するのか、この時は気付けなかった。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:54:00]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(元々頭は回らない方だし。逃げる手立てはそう簡単に思いつかない)』 [Tue 7 Oct 2008 01:38:18]
◆エニシ > ……た、ただの大蒜が嫌いで、周りにある馬の蹄が苦手なのはえんけいきょうふしょう?なだけだよ。 ( その詰問に余りにも苦し過ぎる言い訳を思わず言ってしまう。 本格的な尋問でもないのに色々と喋ってしまうあたり、口を割らせる事はそれほど難しくはないのであろう。 ) ( クッキーとかでも食べたいなあ、とか愚痴るように言ってしまった。 それはまあ、血も飲みたいけれど。 人から飲まないと不味いし、その癖に人から飲むのは色々と面倒くさいから最近は全然飲んでなかったし。 だからこそ今の僕はそれを食事でカバーしてる訳であって。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:35:43]
◆セレニア > …なぜ? お前がヴァンパイアでないのなら、そう証言する者に私達を引き合わせるのは有効。 早く解放される。 ( そんな風に思ってはいないが、客観的に証明できる範囲では限りなく黒に近い灰色。 ヴァンパイアではないかもしれない、という慎重な態度を崩せない自分達を半ば皮肉るように言う。 ここへ来てようやく抵抗を示したが… 本来、あまり口を利くのも好ましくないかもしれない。 この程度の会話は、スムーズにいくのなら予備聴取ということで、良いのかもしれないけれど。 何にせよ、本気で聞き出そうとする気はないようだ。 ) そう。 ( 『足りていない』 のは、血か? 食事そのものの分量か? 増やされるかどうかは分からないが、この少女はこの場でのやりとり全てを同僚達に伝えるだろう。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:16:37]
◆エニシ > ( 一旦捕まってしまえばやはり逃げ出す隙を見つけるチャンスは難しい。 しかし皆無では無い。 だが時間もまた無い。 VHGに移送される前に決着を着ける事は絶対だ。 出来れば容易い小物だと侮ってくれれば有り難いのだけれども。 頬に付いた切り傷はまだ塞がってはいない。 それは銀で付けられた傷ではあるものの、普通の切り傷であるために焼けただれたりもしていない。 ―――使えるか? ) ………………おしえたくない。 ( 基本的には素直に答えるから扱いやすくはあるけれど、流石に家の場所を答えるのには抵抗があるのか。 視線を逸らして返答を拒否する。 ) ……………あんまし足りてない。 ( ちょっと首を振った。 お腹の虫が鳴るとまでは言わないけれど、食べざかりの子供にはどうやら足りていなかったみたい。 )( けれど多分ご飯の量は増やしてくれないだろうなって。 ………この人たちは僕の事がだいっきらいみたいだし。 仕方の無い事だとは思っているけど。 ) ――――――― ( けどやっぱり気になっているのはこの女の人の気配。 そんな筈は無いから中々言い出せないけれど。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:05:24]
◆セレニア > ( 例えば食事の時。 もよおした時。 常に拘束されているわけではなく、ごく短時間でも開放されることはあるだろう。 もちろん見張り付きでということになるけれど、今村にいる三人のハンターが休息を取らずに働き続けられるわけではない。 今のように見張りが一人になったり、たまたまその時村人が訪ねてくるような隙はあるはずだ。 ヴァンパイアを捕えたハンターが、そう容易く気を抜いていいわけもないけれど、村にいるうちはまだ希望をもっていい。 VHGに移送される前ならば、誰かが救出することもできるかもしれないのだし。 もっとも、あまり時間はないけれど。 頬についた傷はもう塞がっただろうか? 血がなければ、本当にどうしようもないのかもしれないが。 ) ―――色々、というのは? その家は、どこにある? ( この調子で一人暮らしというのは疑わしいが、とりあえずはおいておく。 意外やヴァンパイアの血族集団、カヴンの構成員という可能性もあるのだし。 ) ( 受け答えは素直なものだ。 自分に対してもこの調子では、カムラにかかれば… なんて考えてしまうと少し口惜しいけれど、ひとたまりもないのではないか。 ) …そう。 足りている? ( ヴァンパイアであることは、やはり疑っていないが。 食事もできて、短時間のうちには吸血を要さないとなると、専門の検査を待つしかない。 とりあえず、今空腹ではないかと問いを重ねて、こんなものかと天井を仰いだ。 ) [Tue 7 Oct 2008 00:47:22]
◆エニシ > ( 拘束もなければ隠し玉で逃げれる可能性もほんのちょっとばかしあったけれど、こうして鎖で両手足を縛られている間は手詰まりかな。 血も飲んでなさ過ぎたからどうしても動きも鈍いまんまだし。 ) ………え、えっと………… ( その反応に機嫌が悪くなったのかな、なんて勘違い。 元からそういう次元の問題では無いというのに、やはり何処かがズレテいる。 ) ――――え? あ、お、お家は……そ…その………――― ( 家族同然に暮らしている人達の事を思い浮かべる。 自分に対して容赦のない人たちであるのだから、当然同族である義理の姉の存在を知ればすぐさま狩りだそうとするのだろう。 ) ひ、一人暮らし……… 記憶の無い僕を可哀想だ、って色々してくれる人もたまに来てくれたけど、基本的には一人。 ( 自分が吐ける嘘というのはこれぐらいが限界。 少しばかし言い淀んでしまったりもしていたけれど。 )( 知る必要はないという返事に瞳を伏せる。 ああ、やだなあ。 ミザリーの処刑を見た事はあるから、自分もあんな風にされてしまうのだろうかと。 言われない方がよっぽど辛い。 ) ごはん? ( くりっと小首を傾げる。 ) 普通に食べてるけど………? お菓子が好きだよ。 甘いのとか特に。 ここじゃそういうの……食べれないけど。 ( 食事は普通に人間の物を摂取している。 真祖の血が体に馴染んできた為、血の摂取を怠ったとしてもそれで体の機能が止まる事も意識の箍が外れる事も無くなった。 もっともその代わりに普通の食事は決して欠かせる事の出来ない物になったけど。 ) [Tue 7 Oct 2008 00:31:03]
◆セレニア > ( 例え銀に対して耐性があったとしても、人間の腕力で引きちぎられるほどやわなものは使わないだろう。 鎖の揺れなど気にもしない。 同じ姿勢でいるのに疲れて少し動いただけだろうとか、そんな認識で。 ) …そう。 ( 鵜呑みにするわけではないけれど、一番しっくりくる言葉にはそのまま頷いておく。 とりあえず覚えていなければ滅ぼされないなどと、狂ったことを考えるような固体ではなかったはずだ。 ) …では、家というのは? 一人で暮らしていた? ( こうして話していると、まるで普通の少女… もとい、少年だ。 しかし、無人のはずの室内で、視界の隅にはちょろちょろと 【人影】 が横切り続けている。 まったく、目障りだったら。 『どうなるの?』 ) …知る必要はない。 ―――食事は? ( 今までどうしていた? という問い。 今食べるかと問うには変な時間か。 きっと三食人間の食事が出されたと思うのだけど、その時彼はどうしただろう? ) [Tue 7 Oct 2008 00:10:10]
◆エニシ > ( 軽く手足の鎖を揺らしてその強度を確かめてみる。 ―――とても今の自分には引き千切れそうにない硬さだという事は分かった。 相手が首を傾げて疑問に思っている時、どうやってここから逃げ出そうかなんてことばかり考えている。 ) ………えっとね、そうそれ。 お母さんの事も何だけど……僕さ、ちょっと何にも覚えてなくて。 だから家族は、とか言われても分かんない。 ……えと、もしかしたら記憶失う前に会った事がある……かも……ないかも……? ちょっとよくわかんない。 ( その冷たい眼差しに気圧される。 笑ったりとか怒ったりとか、今まで出会ってきた人とはまるで異質の瞳。 それが怖い。 ) ……………ねえ。 ……どうなるの? 僕。 ( 漠然と問い掛けた。 何となく察しは付くけれども、つい聞かずにはいられなかった。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:57:15]
◆セレニア > ( 星空の下でなく、細くともランプの灯りではっきり映し出されるその顔は、やはりあの時の少年そのままの特徴は持っているのだけれど。 どうしてこうも、と考えて… 首を傾げる。 ) ( 彼に対するこちらの態度も、以前とはいささか異なるものだ。 もう忘れてしまって意味はないだろうけど、無闇に恫喝したりはしない。 ) …よく似た別のヴァンパイアである可能性は否定できない。 兄弟はいる? ( ヴァンパイアの兄弟、など忌まわしい話だが。 元人間ならあり得ない話でもない。 記憶をそっくり失うのと、どちらが無理のある話しかと考えても微妙なところだが。 ―――恐る恐るといった調子の少年を見つめる瞳は冷たく、感情が欠落している。 喜びや哀しみや楽しみももちろん、怒りもない。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:44:17]
◆エニシ > ( かつては色々な葛藤があった女装だったが、今はもう自然とそれをやってしまっている。 基本的な倫理を知らないというのは全くもって怖い物だ。 似合っている分変装としては有効な手なのだけれども。 )( 相手を見ている眼差しにあるのは、今はただ怯えと不安だけ。 それとほんの少しの違和感。 ) ………………?? ( その言葉に白髪の少年は不思議そうに首を傾げた。 曖昧な記憶を辿ったけれども、特徴的な彼女は初めて見たとしか言えなかった。 ) ……えっと… ご、ゴメンナサイ。 僕達何処かで会った事あるの? ( 怖い人とこの環境だけに、気付かない間にへりくだってしまっている様子だ。 オドオドとした調子でそんな質問を。 ) ( あ、ひょっとしたら記憶を失う前の事だろうか。 ワンテンポ遅れてその可能性に思い至った。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:33:46]
◆セレニア > ( 男装も女装も罪だと、それが常識として考えてしまうけれど、正直この少年には違和感があまりないと思う。 腕を掴み組み伏せれば男性だと分かるものの、それまでは少女と疑っていなかった。 あるいはカムラなら、見抜くのかもしれないが――― それはおいておいて。 やはり、その姿は自分が知っているものとは別人だ。 本来ならすくすく育ち消えるはずの幼ささえ以前のままに、けれどこちらへ向けられたはずの、憎しみや怒りといった表情が消えている。 ) ―――お前は、本当に私を覚えていない? ( 静まり返った地方村の夜。 締め切った屋内で、少しくらい離れていても大きな声は必要ない。 傷つけるには至らないようだけれど、最も有効と判断された馬蹄を中心に対ヴァンパイア装備で囲まれた部屋に、淡々とした声が静かに響いた。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:20:20]
◆エニシ > ( どうしようかな。 どうすれば。 そんな風に考える度に気が重くなってくる。 少しだけ分かった事は、この人達は容赦というものが一切無くて、そしてあの日――――あの人を処刑した一団だというのは分かった。 ミザリーという少女を灰に還した人達。 )( 憎いとか。 そういうのはあまりない。 それよりも自分もああいう風にされるのだろうかという恐れの方が強い。 痛いのも死ぬのも嫌だなあ。 けど嫌だと言っても許してくれそうにない。 )( 扉が開いて先程まで中に居た人物がだれかと変わる。 片目だけ開いてそれが誰なのかを確認した少年は溜め息を吐いた。 )( 怖い人だ。 ここには怖い人ばかりだけど、その中でもこの人はいっとう怖い人。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:11:13]
◆セレニア > ( 村には協力的な者が多く、個人レベルでの感情はどうあれ、村の総意として推定ヴァンパイアの少年に対する口出しはされていない。 同情を誘うタイプの容姿をしているものの、見知っているわけでもないしといったところか。 あらかじめカムラがヴァンパイアについて話していたのも大きいだろう。 ) ( 中で少年を見張っていた同僚が、もよおしたと言うので交代する。 外部からの接近と、中に捕えている者の遁走と、より警戒しなければならないのは後者。 この期に及んでその気遣いはないかもしれないが、ルール無用の隠し玉を持っている可能性があるのが、ヴァンパイアだ。 ) ( 中に入ると、銀の鎖で拘束された少年が目に入る。 とりあえず、両手足の自由はなく、移動することも困難なはずだ。 近付きはしない。 中央の彼に対して入り口を入ってすぐの椅子に腰掛ける。 窓に木の板を渡して塞いだ石造りの部屋は、ランプ一つに薄暗く照らされていた。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:01:27]
◆エニシ > …………きもちわるい。 ( 四方に馬蹄を吊るされる部屋に閉じ込められて大蒜を食べるっていうのは効いた。 能天気の極みである少女の格好をした少年といえども、こういう風に扱われれば今の状況が非常に拙いという事にも気付く。 ) ( けどだからといって何かが出来る訳じゃないけど。 無理矢理食べさせられる時でも殆ど暴れたりもしないし、拘束されているその姿は見た目相応に大人しいもんだ。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:53:01]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(その家屋の中)』 [Mon 6 Oct 2008 22:47:25]
◆セレニア > ( ただ、気になることがある。 自分があの少年の顔を思い出したように、あの少年が天敵であるはずの自分の顔を、そう簡単に忘れることはないと思うのだけど――― それ以前の問題で、ヴァンパイアと対象を限定した会話にも回避するような素振りは見せなかったし、カムラはともかく自分の装備はパプテスの戦士と分かり易いものであるにも関わらず、一息で距離を詰められるところまで接近を許し、現にこうして捕獲されている。 ) ( 一連の言動を含めて、お粗末と言えばあまりにお粗末で、本当に幼児化してしまったのではないかと疑うほどだ。 元々そんなに言葉を交わしたことがないのを差し引いても、奇妙に思う。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:45:45]
◆セレニア > ( 今はもういない、ヴェイトス市を発ってしまったシスター・ティフィスが庇ったヴァンパイア――― もっとも直接庇ったわけではなくて、ひたすら狩ろうとする自分の行動をヴァンパイアそっちのけで諌めた形なのだけど。 …とにかく、もうずいぶんと前の話で、その間どうやって存在し続けていたのかと思うと虫酸が走る。 あの時狩れていれば、それから今までの犠牲はなかったのだから。 ) ( 今回は名誉挽回できたことになるのかもしれないけれど、まだそこに存在していて、カムラも一緒で、とても満足はできなかった。 また、カムラ。 彼女とは、同じヴァンパイアに関わることが多い。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:38:53]
◆セレニア > ( 捕獲した少年は、ここの村人ではなかった。 本人が迷ったと言っていたように、どこかから流れて来たのだろうけど、その場所は分からない。 少年の知性が見たままに未発達のものであれば、一人で吸血を繰り返しそれを発覚させずにいるのも困難に思え、彼が 『お家』 と表現したそこに仲間がいるのかもしれないと思うけれど、これから明らかにしていくことだ。 ) ( 断定はできないという状況で、この少女は彼がヴァンパイアであることを確信している。 ヴァンパイアの接近を知らせて視界の隅を掠める 【人影】 は今もひっきりなしに出入りしていて、少し煩わしいし――― 何より、あの少年型ヴァンパイアには以前にも会ったことがあるのだから。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:23:06]
◆セレニア > ( 推定ヴァンパイアの監禁場所として借り受けた、村にある家屋の中では頑丈そうな建物の前。 扉の傍らに置かれた椅子に、護衛の一人が腰掛けている。 銃と剣を差したベルトは戦闘服の腰に巻いたまま、それらを緋色のケープで隠して。 足元に装備の入った鞄と盾を置いた少女は、髪と瞳が薄紅色だった。 ヴェイトス市では珍しくもないかもしれないけれど、地方村に暮らす一般人であったらどのような扱いを受けるか分からない色素も、ヴァンパイアとの戦いという実はすぐそこにある非日常をアピールする役には立っているかもしれない。 ) ( もっとも、実物を監禁している今、どちらにせよそんなのは些細な事になるのだけれど。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:11:09]
◆セレニア > ( 昨夜、VHGの啓蒙活動として地方村を巡回していたエリエッタ・嘉村とその護衛二名は、偶然遭遇した少女… の格好をした少年を、ヴァンパイアとみなして捕獲した。 少年は馬蹄に対する異常な拒否反応を示すものの、日光には陰性。 聖水と大蒜は経口摂取のみ陽性で、ロザリオや聖画、聖別浄化塩の効果は判断に迷うところと、客観的に揺るがない証拠を示して断定するのは、装備も設備も欠しいこの場所では難しいけれど、それもじきにギルドからの応援が到着すればはっきりするだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:01:32]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( あのヴァンパイアだとは思わなかった。 )』 [Mon 6 Oct 2008 21:38:43]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(殆ど前を向けずに、部屋の中では突っ伏し続けているだろう)』 [Mon 6 Oct 2008 02:59:51]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『( 少年の監禁される部屋の四方には馬蹄が、入口にはロザリオと大蒜が吊るされるだろう )』 [Mon 6 Oct 2008 02:59:09]
◆エリー > ( まだ他に回るべき村の予定もあったが、急遽一仕事入りそうだ。 …彼が少年なら、ギルドの資料にそれらしき該当例もあったような気がする。 村への説明、監禁場所と監禁方法の準備、ギルドへの応援要請―――資料も探させないと。 ) ( 眠れない夜がまた、続きそうだ。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:57:57]
◆エニシ > ( こんなタイミングって? それを尋ねたくもあったけれど、そんな事を聞く余裕は今は無い。 ) ( もしそれを試してみたら、最終的には意識を失う吸血鬼の姿が見られる事だろう。 ) うわっ!? ( 隻腕というのは辛い。 技術も無いせいも含めて、自分より膂力のある相手にこうして片腕を掴まれるともう手詰まりになりかねる。 それが戦闘に手慣れている相手ならばなおさら。 抵抗らしい抵抗も出来ないまま組み伏せられる吸血鬼。 剣が掠ったのか、その頬からは一筋の血が流れている。 )( せめて普段通りに動ければ――と思うのだけれど。 吸血鬼なのに血を飲まなかったツケはこういう結果で回ってきてしまったか。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:55:31]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 一突きに滅ぼせないのがもどかしい。 九割方黒だとしても… )』 [Mon 6 Oct 2008 02:47:53]
◆セレニア > ( 取った。 やはり見た目に反した筋力がある日傘少女の手応えに、より確信を深める。 断定はできないが、もはや捕獲するために容赦はしない。 腕を掴むことに成功したなら、そのまま締め上げようとする。 背後に回るように足払い。 腕を背の後ろで捻るあれだ。 ヴァンパイアに通用するかどうかは分からないが――― ) ―――動くなッ! ( 同時、やけにきらめく銀の剣をその身体に当てようと――― 傷つけないよう用心するものの、抵抗のし方次第では血くらい流れるだろう。 ) ―――携行している装備で対応可能と判断しますが、長期間の拘束は危険を伴います。 ( 照合のついでに応援を要請… その到着まで拘束できればほぼ詰みではないかと考えるけれど、対ヴァンパイア仕様の施設でない所に長時間留め置くのはリスキーだ。 とりあえず、もう一人のハンターを呼んでもらって、この少女を監禁しよう。 何が有効か一通り確認したら、村で一番頑丈な建物を貸してもらって… そういった手続きは、カムラが得意か。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:46:19]
◆エリー > ――――まさかこんなタイミングで自分から現れるとは。 ( ある種これは村にとっても良い事では? などと考えてしまう。 警告をしたその僅かな数日の間に本当に吸血鬼が捕獲されたとなれば、彼らの認識も劇的に変化するだろう。 ) ハンター・セレニア。 できればこのまま捕獲して、近隣の村にこの少年の素性を確認したい所です。 それからカーンのデータ照合と…彼を、村人たちへの見せしめに暫く拘束できないでしょうか。 ( 見たところほぼ捕縛に成功しているようにも見える。 少年は馬蹄を近づければ近づけただけ、磁石が反発するように顔を背ける。 …強引に捕まえて顔の前に押し付けたらどうなるだろう? ) [Mon 6 Oct 2008 02:21:57]
◆エニシ > ( 人は沢山の人と触れ合う事によって様々な常識と社会性を学んでいく。 その為に『今の』エニシはただただ子供に過ぎた。 ) あっ――― ( 飛び退ろうとしたけれど、躊躇と動揺が生んだ後退のそれよりも、迷いのない相手が掴んだ腕の方が一寸速い。 片腕を掴まれて吸血鬼はその逃げ場をなくしてしまう。 ) ……あ、う、う、うぅぅぅ……………―――― ( 剣を抜いている人。 見れない物を「見ろ」と強要してくる人。 その二人のどちらにも怯えているのか、その赤い目は恐怖の色に染まっている。 )( 見れない物は見れない。 少しだけ馬蹄の方へと視線を向けたけれど、やはりすぐに視線を逸らして。 今は剣を構えているセレニアの方を怯えたように震えながら見つめている。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:14:06]
◆セレニア > ( ―――助かった。 その瞬間、ハンターの少女が感じていたのは安堵だった。 前に立っていたはずの自分はやや警戒されてしまい、その隙をつくようにカムラがターゲットに接触した形。 もしも反撃があったら、守れたかどうかは分からない。 見捨てたというわけではないけれど、カムラがカムラの判断で動いたのだからと、万一の場合には無傷では済まないかもしれないと勝手に覚悟してしまう。 しかし、マリア様が評価していて、現在自分が護衛するべき彼女が傷つくのは不名誉なのだから。 ) ―――待てッ! ( 異常な反応に、全身の緊張を解き放つ。 警戒していた、備えていた突進。 後ろに跳ぶ日傘の少女の残された片腕を取るように左腕を伸ばし、右手は剣を抜いた。 ―――ヴァンパイアだという確信は持てない。 そのように弱体化してしまっている。 だからまだ一息で切り捨てようとはしないが、捕獲して検査するくらいしなくては。 彼女の言動もあれば、それくらいは許容されると判断して――― ) [Mon 6 Oct 2008 02:06:00]
◆エリー > ( 思考回路が狂っているわけではないようだ。 彼(間近で見て彼女ではなく彼だと判断した)の中では彼なりの理屈と経験則があって、言動はそれに沿って整然としている。 ―――そう、その「彼の一般常識」自体がズレていると考えるべきだろう。 共感を得られないにせよ言葉が通じるのは正直ありがたいが。 ) ―――――受け取れませんか? ( 視線をじっと合わせていたのは手元に眼を行かせない為。 だが、今は自由に見て良い。 飛び退くのは別に良い。 怯えるのも別に良い。 ) 疚しい事が無いのなら、こちらを向きなさい。 ( 女の声から酷く温かみが消えた。 馬蹄を突き出すように手前にかざし、強い語気を込めて命令する。 まさかこういうタイミングで、とは思ったが―――セレニアはどうだ? 彼女には幾らかでも吸血鬼の存在を感知できる能力があると聞いたが。 まだ確証できないのか? ) [Mon 6 Oct 2008 01:57:25]
◆エニシ > うぅん…けど危ない時は確かに身を守る物って必要だよね。 ( それぐらいは理解できるようである。 基本的に悪い人たちのようにはあまり見えないし。 ふらふらとあっちこっちに行ったり来たりしているから、多分その時は居なかったのだろう。 夜というのはそれだけで物騒。 そうかな? どっちも大して変わんないのに、なんて思っていて。 ) ふぇ? あぅ…けど大丈夫だよ? いっつも一人で帰れるもん。 ( 差し伸べられた相手の手を取らずにふるふると首を振る。 なんか一々送ってもらうのもちょっと悪いかなあ、なんて思っていて。 ) うん分かった。 “御守り”? ( けどそうやってじっと見られていると、なんだか自分が悪い事をしているようで居たたまれなくなる。 そして胸に何かが手渡さ―――― ) ――――――!!? ( 本能がそれを視界に入れる事を拒絶する。 “馬蹄”は克服する事の出来なかった弱点の一つ。 それから少しでも離れようと後ろに飛んだ。 しかしその馬蹄から目を逸らす為に明後日の方向を見てしまう事は、この状況では大きな隙になるのか。 )( 血の摂取を怠っている為に身体能力は激しく落ちてしまっている。 力とタフネスは3,4相当しかなく、長所である素早さも7の速度を超える事は出来ないだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:47:41]
◆セレニア > ―――申し訳ありません、危険だからこその武装です。 ( 間違っていたらごめんなさい? だけど、もしも正解で滅ぼすとしたら、そのことを申し訳なくは思わない。 理解できているのかどうかは分からないが、帯剣しているのは見れば分かる。 物騒と言われて、安心させるように… とはいかないけれど、一応謝った。 が、足を止めはしない。 ) 家はどこですか? お送りします。 ( さあ、とでも言うように左手を差し出そう。 あとじさる日傘の少女が家の場所を口にしようとして――― カムラの方でそれを引きだせそうなら、邪魔しないように一度は足を止めるけれど。 カムラが馬蹄を渡した瞬間、ケープの下で全身を緊張させる。 どのようなリアクションであれ、対処できるように。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:38:57]
◆エリー > 夜というのはそれだけで物騒なものだよ。 そう、向こうから――――。 ( 先日まで厄介になっていた、最初の村の方から来たという。 …随分と目立つ格好だが、少なくとも集会場には居なかった筈だ。 いくらなんでも思い出せる。 あの村―――早速、「吊るし上げ」が始まったと報告を受けているが…。 ) …そう、御免なさい。 でも出来るだけ早くお帰りなさい? これ―――――「御守り」をあげるから。 ( と、「視線をじっと合わせたまま」、受け取る受け取らないの判断をさせる暇を与えないようにポケットから取り出した馬蹄を、少年の胸元に「とん」、と押しつけんとする。 これ一つで判断できるものではないが、手っ取り早いやり方だ。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:23:14]
◆エニシ > ( 記憶を失って赤子同然となったあと、優しい同族に身元を預けられて奔放に日々を過ごしている少年に基本的な常識は殆ど無い。 ) ………けどなんかもう一人のお姉さんの方はちょっと物騒。 やっぱりここって…結構危ない場所だったの? ( 良く良く見てみればあそこから見えるのは剣か何か? 流石にそれを見れば少しばかり怖がろう。 だったら早く帰んないと姉様が心配するな、とか。 やっぱりこの今のこの状況で少しずれた考え。 ) そう。 あのね、けどちょっと道に迷っちゃったみたいなんだけど、この場所がどこらへんか知らない? ( そう言って相手に尋ねる場所は、先日何名かの容疑者の候補が挙がった村の近辺。 その辺りからここまで一人で来たんだという事はそれで分かるだろう。 ) ふぅん……吸血鬼が出てくるからここ等辺は危ない、って事なの? ( そんな事を確認するように。 吸血鬼というのがあまり好かれないのは、とある同族に教えてもらって知っている。 けどそんなに恐れられるものだっただろうか。 ) 「お母さん」? ( ――――それが何を意味する言葉か一瞬分からなくて瞳を瞬かせてしまう。 その意味が分かるのは少し間が空いてから。 ) お母さんはいない…けど…… ( 距離を詰めてくるケープの女。 それに何やら不穏当な気配を感じると、一歩、二歩と後ろに下がっていく。 ) えっと、お家のある場所は……… ( 視線を合わしたまま答えていいのか考えあぐねる。 口に出していいか迷っている様子が露骨に表情に出ているだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:13:07]
◆セレニア > ( 【人影】 はこの少女の視界をしきりに出入りしている。 それは指向性を失う代わりに、距離の短さを表す特徴だ。 ヴァンパイアが、近くにいる。 そこらの人家の中でないと断言はできないが――― 散歩? 蝶々? どこら辺? 日傘を手にした姿から全てがうそぶいているように見えてしまう少女?の言動は後押ししてくれる。 ) ( 良いか? 判断は任されたが、一応。 カムラから向けられた視線に目を合わせて、さきほどと変わらない足取りで更に前へ出た。 日傘の少女?との距離を詰める。 ケープの下では、剣の柄を握って。 ) ( 一息に切り捨てるような行動には出られない、が、確認しなければ。 ) ―――家は、どこですか? ( 声をかけながら――― 逃げる素振りを見せれば、駆け出して追うだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:04:37]
◆エリー > ( 子供だから、で片付けるには乱暴過ぎる。 ―――まずこの場所が何処なのか理解しているのか、この時間に徘徊している理由は、それから、私は兎も角、セレニアの姿がこの場に相応しくないという事に反応はあるのか。 最初の笑い声と場違いな挨拶からして既に、まともな思考回路を持っているとは思い難いが―――。 ) 散歩? ―――――。 ( こんな、商業地区の灯りが彼方に見えるような所まで一人でふらふらと、景色に変化に気付かず彷徨ってきた? あごの向きを少し変える程度の僅かな動作でセレニアの方に視線を送り、やはり異常であると思った。 ) ( 以前公開処刑の時に近くに居た少年だとは流石に気づけない。 重要な人物ではなかったし、手配書の吸血鬼と直結するのも難しい話。 ) ……こういう所には出てくるものなのよ? 危ないから帰らないと―――そうでなくても「お母さん」が心配するでしょう? ( もう一度同じ事を少年?少女?に尋ねた。 少し顔を近づけて視線を合わせようとしながら、暗闇の影でポーチのボタンをはずす。 中に入っているのは「馬蹄」と「聖水の小瓶」と「サンザシの杭」。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:52:41]
◆エニシ > ( 二人とも一度出会った事がある。 ただ片方の時は他の事に気を取られてばっかしだったし、もう一人とは記憶を失う前に出会った相手だ。 そもそも覚えてない。 )( 相手に気付かれなかったのなら、とりあえずは変装という意味でも女装は成功だったのだろうか。 今回は、という言葉は外せないけれど。 ) お姉さんたちもお散歩? ( 小首を傾げて問い掛けるその姿は街角で会うには違和感がないが、夜のこんな場所でやられても不気味さを増すだけかもしれない。 ワンピースと日傘以外に目立った持ち物はなく、持ってきているのはせいぜい財布ぐらい。 今はナイフ一本も持ってきていない。 ) あぅ…お買いものに行こうとしてーやっぱお散歩にしてー、そんで蝶々追っかけてたら気付けばこんなとこまで来てた………ここってばどこら辺かなあ? ( 恥ずかしそうな呻き声を出しながら、迷子である事を告白した。 距離は普通に喋れば声が届く程度の距離。 相手が足を止めるのなら、少年もまたそれ以上近づかない。 ) 吸血鬼? ( その単語にクリっと目を丸くして。 ) やだなーもう、そんなの滅多に会う者じゃないのさー。 ( あはっ、とその心配を笑い飛ばす。 だって今まで会ったのってばーえっと――――あれ? けど結構知り合いに多かったかも? ま、いっか。 最近普通の人にしか会ってないのは事実だし。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:42:36]
◆セレニア > 了解。 ( 返答は短く、カムラの前に即割って入れる位置に立つ。 威圧的でない程度には落とした歩調で、とりあえず普通に話せるくらいまでは距離を詰めようか。 ) こんばんは。 ( こちらが口にするのは挨拶だけ。 その服装で、相手が以前に遭遇しているヴァンパイアだとは気付けない。 ちなみにそのモンタージュはVHGにあるはずだ。 が、こちらはそう変わっていないだろう。 ―――戦闘服を着込んだ理由の半分はその方が恐怖心に抗えるからで、盾も鞄も部屋に置いて来てしまったのを悔いるけれど、もう遅いか。 逆に身軽と思えば悪くない。 それに、装備はケープで隠されている形だ。 剣などははみ出してしまうとしても。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:31:08]
◆エリー > う…そういうつもりは―――無いんですけど。 ( 結果的に拉致されたり頭を強打されたり鎖骨を折ったりしているわけで、強く反論はできない。 アレッサンドラ・クレメンテにも注意されたことだけど、私は無茶をしているらしい。 ) ―――探りを入れます。 正直何者であれ良い事はなさそうですけど―――いつでも仕掛けられるようお願いします。 判断も任せます。 ( 戦闘に関する事には口出ししない。 早口にセレニアに指示を出し、近づく人影を眼で捉える。 そのいでたちといい、明る過ぎる声といい、芸能横丁ででも見れば違和感はなかったかもしれないが――――あまりにもTPOを弁えて居なさ過ぎる。 ただのワンピースと日傘がこんなにもグロテスクに見える風景があるだろうか? ) ( …やがて近づく人影―――中性的な子供? があまり近付き過ぎる前にさりげなくセレニアを少しだけ自分の前に立たせる位置まで下がった。 ) …こんばんは。 こんな時間にこんな暗い所を歩いていると、お母さんが心配するよ? ―――吸血鬼に襲われるかもしれない、って。 [Mon 6 Oct 2008 00:21:51]
◆エニシ > ――――あー…逃げちゃった。 ( 視線の高さぐらいまで飛んでた蝶だけど、とうとうおっかけられないぐらいの高さにまでその高度を上げてしまう。 足を止めて悲しそうな表情になり―――どこらへんだろここ? ちょっと迷ったかなひょっとして。 )( 道とか聞けそうな場所かなと辺りをキョロキョロとせわしない様子で見回してみる。 夜だろうと昼と同じく見えるその目は、やがて離れた場所にいる二人の人間を見つける事が出来て。 ) あー!こーんばーんわー! ( 邪気の無い笑顔を浮かべてそちらの方へと片腕しかない手を振ってみる。 距離は大分、というよりもかなり離れているか。 少し大声で話さないと会話も出来ないような距離。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:13:46]
◆セレニア > …そうですか? カムラは無理をすると――― ( マリア様が言っていただろうか? それともこれは、自分の感想だろうか。 …夜、眠れない。 寝汗をかいて。 明るいところへ。 そんな彼女の状態が、自分が夜毎の悪夢に魘されるのと重なったのかもしれない。 珍しく気を遣っているのか、ややぎこちなく言葉を続けようとして――― あらぬ方向を振り返る。 今、誰かいなかったか? 【人影】 を見たような――― ) ―――カムラ。 ヴァンパイアが… いる、かもしれません。 おそらく。 この声の主がそうだと特定はできませんが。 ( 地方村という小さな社会でその異常性を考えれば、無視はできない。 一度だけカムラと視線を重ねて… 飛び出しはしなかった。 何を見ているのかしきりに周囲を気にしながら、指示を待つ姿勢だ。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:08:38]
◆エリー > うちにはありませんけど―――人が2人入ったらぎゅうぎゅうくらいの床下倉庫はありますけど。 ( 食べ物とか保存する用の。 一人になってからはあんなに沢山食べ物を保存する事は無くなって、がらんとしているけれど。 ) ちょっと寝付けなかっただけですよ。 気を配って貰えるのは嬉しいですけど――――( 声が聞こえた。 ) ( 耳を澄ますようにして言葉を止め、それが空耳ではない事を確かめる。 時間的にも場所的にも不自然な―――聞き様によっては狂気じみた声だ。 恐ろしくないわけがない。 近いだろうか? 暗がりの中、声の主を探して目を細めながらセレニアにも目配せした。 ) …どう思います? まともだとは思えませんけれど。 [Mon 6 Oct 2008 00:00:51]
◆気配 > ( あは、アハハ。 )( 子供の声が響いている。 それは真夜中という時間とこの場所には少しばかし似つかわしくなくて、状況が違えば怪談話にもなるのかもしれない。 夜な夜な子供の笑い声が響く地方村とか、ちょっと不気味な感じとかしない? しないか。 )( 蝶々を追っかけまわしているのは、片腕に日傘を提げた白髪の子供だった。 明るい色のワンピースを着ているその格好は女の子のようで、顔立ちもまた少女といっても差し支えない。 ただし良く見れば骨格は男性のものであるし、所詮は女装好きなだけの男の子だ。 分かる人には見破れる。 そしていつもどおり気配もまた隠せる事は出来ない。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:51:47]
◆セレニア > …ありませんか? ( 半々くらいの確率であると思っているのかもしれない。 だってほら、押し入る家って… さておき。 ) 体調に問題はありませんか? 毛布が厚いようなら、換えた方が良いのでは。 手配しますか? ( 宿の主を起こせば、季節に合わせたものくらい出てくるのではないか。 そこはそれが仕事なのだからと申し訳なく思わないようで、面倒なら自分がしようかと言う。 それにしても、今夜は冷えるくらいなのに。 ) ( 後について、外に出る。 その必要があることだけど、星明りがあってもやはり夜は暗く、傍に知った者がいるのは落ち着いた。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:50:21]
◆エリー > 地下ってあんまり一般家庭には―――まぁいいですけど。 ( よく価値観や論点で周囲とズレる娘だ。 こういうのはまぁ、普通の環境で生活して、普通にこうしてギルドなどで共同生活を送っていれば幾らか改善されるものだろうけど。 ) 寝汗かいて暑いんですよ。 少ししたら寝ますから。 ( どうせ一人でふらふらしても外に出て何も無くて、すぐにひっこむだけだ。 起きている人間が居るのなら丁度良い、とばかりに付き合ってもらう事にした。 まぁ、今回の仕事は語り部役の私と、もしもの時の護衛、という組み合わせだし、私の行く先についてくるのは自然だろう。 勝手に歩きだして、小さな宿舎の外に出た。 このあいだの村よりもさらに市街地の灯りが遠く、橙色の小さなラインが無効に見える程度だ。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:42:21]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 [Sun 5 Oct 2008 23:35:04]
◆セレニア > …それは地下で眠るか、遮光カーテンをすれば。 部屋のランプには、油があまりありませんでしたから。 ( 想像は当たっているけれど、いくらか言い難さを感じることなのか、続く言葉はピントがずれていた。 誤魔化そうとして適当に口を動かすのは、黙り込むよりマシかもしれないけれど。 ) ? 何か… …はい。 冷えますが。 ( 外に出る? 用があるのだろうかと問う風に表情の乏しい目を瞬いて、一拍置いたら頷こう。 立って、外へ――― 出ようとしながら、風に当たっても大丈夫なのかと振り返った。 この任務の要は彼女で、喉など悪くされても困る… ような気がする。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:28:31]
◆エリー > 普通は夜勤明けとかに「空が明るくて眠れない」っていうんじゃあ。 ( 灯りがないと眠れない子供みたいな具合だろうか? 勝手にそんな想像。 彼女―――ハンター・セレニアは少々特殊な人材で、素性から人格から、よくわからない部分が未だに多い。 対人関係の構築が上手くないのはどうも経験不足から来るようだが――――。 ) こんな所では何ですし、外に出ませんか? 声が響いちゃいます。 風に当ろうかと思ってたんですけど。 [Sun 5 Oct 2008 23:17:54]
◆セレニア > 暗かったので。 眠れなくて。 ( 暗いから眠れない、なんて変な話だけれど。 区切るように口にした二つの言葉は、少女にとって繋がるものだった。 寝床でじっと見上げる暗闇は、まだ怖い。 自分がいつも寝起きしている大聖堂の二人部屋ならそういったことは少ないのだけど、ここでは一人だから。 ただ、灯りをつけるのも遠慮する。 そういった贅沢が通用しない土地だという、偏見のような意識もあって。 ) ここなら少し、明るいから… ―――問題ありません、この装備には丁度良いくらいです。 カムラこそ、何を? ( 振り返ったまま、何か問題ですか?と腰のポーチを見て首を傾げる。 しばらくここに居たこちらは、目が慣れていた。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:10:35]
◆エリー > ( まだ少しぼんやりとしている。 寝起きの思考が定まらない時間が嫌いだ。 目元を揉み解し、首を回して上体をひねって運動しながら血の巡りを促す。 私の仕事は考える事なのだから。 ) うわっ…どうしたんですか? こんな所で――――風邪、引きますよ? ( 誰も居ないと思っていたら先にかけられる声。 薄暗くてよく見えなかったが、口調だけで誰だかはわかる。 そういえば彼女が交代要員だったか―――しばらく顔を合わせる機会が無かったが。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:59:12]
◆セレニア > ( それがれっきとしたVHGの啓蒙活動なら、彼女一人で動くこともないだろう。 きっと一人〜数人の護衛というか、オフェンス担当の同僚がついている。 その内の一人が今夜交代した報せは当然彼女にも入っているだろうし、もしかしたらもう顔を合わせて、二言三言言葉も交わしたかもしれない。 ) ( 何にせよ、外へ出ようとすればこの少女が目に入る。 不寝番を立てるほどの状況ではないだろうに、装甲は除いているものの、つま先から首までを覆う戦闘服を着て、銃と剣を差したベルトを巻いて、それらを緋色のケープで隠して。 ゆったりと編んだ薄紅色の髪を後ろに、入り口のポーチ、階段の隅に腰を下ろしていた。 膝を抱えるようにして… 街灯りが遠い開けた夜空の下に、灯りはない。 ) ? おはようございます、カムラ。 [Sun 5 Oct 2008 22:47:44]
◆エリー > ( 一応、程度の装備を腰のポーチに収めておく。 狩りの仕事に来ているわけではないけれど、油断はしないに越したことはないし。 廊下は真っ暗で予想以上に寒く、目が慣れるまで何も見えない。 皆寝静まっているかもしれないし、灯りを持つのもどうか。 手探りで壁伝いに廊下を歩き、床を軋ませながら一階に向かう。 外に出て星明かりで少し景色を見ていようか。 あったかい珈琲とかを用意できれば良いけれど、そんな気の利いたものはやっぱり皆眠ってしまうと使えそうにない。 田舎はやっぱり、不便。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:37:52]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 交代要員。 )』 [Sun 5 Oct 2008 22:34:32]
◆エリー > ( 無言でベッドから上半身を起して暫く何も考えないで目を瞑る。 夢で良かった、と大きく息を吸いこんでからサイドボードの水差しに手を伸ばし、一口水を含んだ。 …悪夢を見る事自体にもう、ある程度慣れてしまっている。 見ている最中はいつも恐ろしいけど、目が覚めればいつもこんな具合に同じような安心感を得る。 ただそれだけ。 ) ( すん、と汗臭いシャツの匂いを嗅いで顔をしかめる。 ひどく中途半端な時間に目覚めてしまったけれど、もう一度寝なおすには少し時間を空けないと無理そうだ。 今し方悪夢から解放されたのに、もう一度夢を見るなんて流石に神経太過ぎるだろう。 ) ( ベッドから降りて着替えを取り出し、靴を履いた。 …外に出て何があるとも思えないけれど、この部屋に一人で居る事さえ嫌だ。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:22:13]
◆エリー > ( ひどい夢を見て目が覚めた。 行方不明の姉を殺して、今度は私が吸血鬼になって逃げる夢。 どうしようどうしようと暗闇の中を闇雲に逃げるけれど逃げる先は何処も人間の住処で、襲って血を吸えそうな弱い人間は見当たらない。 それでも逃げて逃げて、街からどんどん遠ざかって何も無い真っ暗な野原の一本道をひとりで歩く。 そんな夢。 多分こんな真っ暗で何も無い田舎に居て、毎日毎日吸血鬼の話をして回っているからだ。 二つ目になるこの村でも数時間前、たっぷりと時間をかけてそんな話をした。 ) ( ひどい寝汗でシャツがびっしょり濡れている。 暑すぎる布団を肌蹴ると、今度は濡れたシャツが冷た過ぎた。 ) ( しばし天井をぼんやりと眺めている。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:04:44]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 とある地方村/村で唯一の宿泊施設 』 [Sun 5 Oct 2008 21:49:08]
お知らせ > 村人さんが帰りました。 『…あ。男、二人か三人付いてくれないか?(情けない声で歩き出した。)』 [Fri 3 Oct 2008 23:52:30]
◆村人 > 何もしねぇーより、ちゃんと安全だって分かってた方が楽しく過ごせるだろうし? (おーい、報告書ってこんな感じで良いのか?) どれどれ… うっわぁー 汚いな。マジで。進歩してねぇーよ (笑いを飛ばしつつ、先程までの相談に不満を抱くものも居れば、気にせず日常に戻る者もいる。だが、一人で寝る夜は誰しもが訪れることに恐怖を抱くようになるだろう。多くの家の扉には馬蹄が吊るされ、大蒜が掲げられていたり、塩があちこちへとばら撒かれている。 今夜により、容疑者および条件に該当しそうな人物は四名。その内にアクセラレーターの名前も含んでいた。それらは報告されるだろう。) [Fri 3 Oct 2008 23:51:20]
◆村人 > ま、待ちなさい! そうやって、誰彼構わずに疑うのも酷いわよ?傭兵だから出来るんじゃなくって? それなら、塩と大蒜が食べられないあの青年も怪しくない? (調べてみりゃいい話だな、と呆れ顔をする人達。) 確かに、あー…あの娘もまだ幼いってのに馬鹿力だったしなぁ?親もじゃね? (あれこれと疑わしい者の名前を挙げた。その場に居る者の名前を挙げられれば、喧嘩や口喧嘩が起きたりするのも当たり前だった、) 兎も角、容疑者ってな感じでギルドに報告すりゃ良いんじゃねぇかな? 仮に間違えてたら謝れば良いだろうし (冷め切った態度と言動を繰り返す若者に、老人は頷けた。) [Fri 3 Oct 2008 23:45:48]
◆村人 > あー…この前なんか、アクセ…なんとか (アクセラレーターか?) そうそう。ソイツだ。 (怪訝な表情を浮かべる者も、複雑な心境を浮かべる者も、怒りを含めた表情をする者もいた。) 今に思えば、夜しか遊びに来ねぇし。小屋が崩れそうになったのを支えたし。 (驚愕と困惑の声を張り上げた。) ちょっ…! 待てよ、小屋ってあの小屋か? あんなの大の大人が二人や三人じゃないと無理があるだろ!? (一人の若者が机を叩きながら立ち上がった。信じられない顔をしており、冷や汗と恐怖の色が宿っていた。) [Fri 3 Oct 2008 23:41:28]
◆村人 > 人の命を奪う事でしか、生きられないなんて… 思い出すだけで鳥肌が立つわ。 (身体を抱き締める女性が恐ろしそうに言葉を震わせる。) さて、検査なんさ俺たちがやるんじゃなくて… ギルドにお願いした方が良いだろうな。 (女性の言葉を無視しては、話の流れを強引に戻した男性。扉の付近で腕を組み上げる若者だった。) 全員を検査するのも手間が掛かるんだしさ、…吸血鬼の特徴に該当しそうな人から報告すりゃ良いんじゃね? (夜しか出ない。塩や大蒜がダメ。銀が苦手。吸血痕がある。馬鹿力。治りが早い。) こんなもんか? 忙しいとかアレルギーなんかは言い逃れだろうし。 (異議は無ければ思い浮かぶ人を考えようぜ。と付け足した。) [Fri 3 Oct 2008 23:34:30]
◆村人 > 吸血鬼かぇ… (行き届いた情報をとある老人は怪訝な顔付きになった。縁に落ちぬ表情をし、言葉を紡いでいった。) 大蒜や塩をばら撒くのが良いんじゃろうなぁ… (老人は首を傾げながら、伸びた髭を撫でて行った。これに異議を唱えず、準備次第で積極的に行う者もいるだろう。次の若者が割り出しては意見を放った。) 対処するだけじゃなくて、疑わしい者に検査する方法ってのもあるんじゃないか (一人の若者は異議を唱えた) 待てよ! そんな危険なことは御免だぜ!? 吸血鬼は人間じゃねぇーんだろ、バレたら俺たちを皆殺しするんじゃねぇか? 人の血を吸う化け物なんだから! (覇気を放つもの、青褪めた表情に拳を震わせていた。) [Fri 3 Oct 2008 23:29:37]
お知らせ > 村人さんが入室されました。 『恐ろしいもんじゃのう』 [Fri 3 Oct 2008 23:27:15]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 ――幾つかの村を渡り歩く予定だ 』 [Wed 1 Oct 2008 01:34:37]
◆エリー > ( 一つでも多く、事件を解決できるだろうか。 一人でも多く、吸血鬼から守れるだろうか。 私の残りの一生は全てそれに捧げて良いような代物だ。 何事も無かったかのうな顔をして日常に戻れるものではないし、この痛みを他の誰が理解できるものか。 私が、私のような立場の人間にしかわからない痛みなら、私以外には本当にそこに迫っている危機に立ち向かう事は出来ないだろう。 ―――気づいた時には大切な人が死んでいるという悔しさ、怒り、悲しさはどんな言葉にもできそうにない。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:24:19]
◆エリー > ( 集会場に残っているのは自分を含めた3人の狩人と、施設を管理している村人一人だけ。 熱量の無くなった広い室内は伽藍としていて、ひどく薄ら寒かった。 ) ( 事務的な話を一つ二つして集会場を出ると、夜と草の匂いがする。 夏はもう終わっていて、風が少し冷たい。 小高い所にある集会場からは遠くに小さく、市街地の橙色の灯りが横ばいに並んでいるのが見える。 商業地区辺りだろう。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:11:55]
◆エリー > ( ――2時間程の集会が終わって、各々が岐路に着いた。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:07:03]
◆エリー > ( なるべく淡々と辛気臭い声で喋る。 もともと明るく話すのは得意ではないけれど。 声の抑揚や間の取り方は細かく調節して、特に聞いてほしい部分や分かり難い部分を工夫しているが、多分演技をしたことがない素人には気づけないだろう。 普通に聞いている分にはただ普通に喋っているという感想しか出ない筈。 …感想自体が思いつかないか。 そういう風にしているんだから。 私、エリエッタ・嘉村に関する印象よりも話の中身を印象付けるよう。 まぁ、外見からしてあまり「吸血鬼狩人」には見えないだろうし、「家族を吸血鬼に殺されてハンターになった不幸な娘」とでも認識して貰えれば良い。 多分その通りだし、目的の為なら自分の素性だって効果的に使わせてもらうだけ。 ) 兎に角、忘れないで下さい。 危機感を持って下さい。 彼らは潜伏し易く都会の情報網から外れた地方にこそ出没します。 [Wed 1 Oct 2008 00:52:12]
◆エリー > ( 暗闇は想像力を刺激する。 室内の照明はぼんやりと壁に灯る古びたランプ2つだけ。 この演出は良い。 暗闇は恐怖にまつわる想像力を肥大化させてくれるものだ。 ――――今夜辺り、集会の後各々建物を出て家路につき、寝床に入るまでの間に誰かが疑心暗鬼に陥って「吸血鬼を見たかもしれない」なんて言い出すかもしれない。 …真偽は兎も角、大蒜や塩、銀、馬蹄などが売れるか。 何でも良い。 危機感を持ってくれさえすれば。 吸血鬼を恐れてくれさえすれば。 間違ってもいつかの事件のように村ぐるみで吸血鬼を匿ったりするような事が無ければ。 何でも良い。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:39:31]
◆エリー > ( 多少大袈裟でかまわない。 エンターテイメント扱いでも構わない。 彼らの記憶と知識に確かに吸血鬼に対する危機感と知識が刷り込まれるならそれが一番だ。 田舎で吸血鬼が発生、潜伏し易いのはひとえに彼らの情報量不足に原因がある。 知らないのだ。 そもそも実在すら信じていない事も多い。 ) ( 3つ目の話を終えた所で1時間半が経過していた。 とある地方村の集会場。 昼の内に来訪の理由を説明して、夜に集会場を使わせてもらう事になった。 多少胡散臭かろうが、ギルドから集会場や宿を借りる為の資金が充てられ、集会は無料であると聞けば村の人達も悪い顔はしなかった。 ) ―――このようなケースに陥ってしまった段階でその村は既に惨劇を免れる事が出来ない段階に入ってしまっているという事です。 もっと早くに気づけば、サインを見逃さなければ、対処法を知っていれば。 幾らでも犠牲を食い止める方法はありました。 [Wed 1 Oct 2008 00:29:50]
◆エリー > (ようは語り部のようなものだ。 聴衆の感情―――恐怖や不安、怒りを引き出す為のシナリオを用意して、言い回しや間の取り方、声色を駆使してどれだけ吸血鬼というものが危険であるか、それが村に迷い込んできた場合、現実的にどういう事が起きるかという話を語って聞かせている。 シナリオと言っても全て実際にVHG―――ヴァンパイアハンターズギルド「カーン」で取り扱った実際の件例を順序立てて説明している。 事の始まり、最初の犠牲者、調査レポート、被害の拡大、惨劇、狩人の登場、そして大きな傷跡を残した終幕。 これだけ読むと、まるでホラー小説のような代物だ。 実際に起きた事件だと何度も釘を刺しておく。 ) ( 集会所に集まった人々は一様に黙り込んで耳を傾けている。 娯楽のない地方村だ。 こういう話は―――不謹慎ではあるが、彼らの興味を刺激するだろう。 ホラー小説というジャンルが成り立つのは、人が古来から案外そういうものに興味を持っているからだろうし。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:22:18]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 逸話 』 [Wed 1 Oct 2008 00:14:19]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『今度、会ったら教えるか案内かだなァー?(楽しそうに笑う。)』 [Sun 28 Sep 2008 22:55:46]
◆アクセラレーター > (ペセルおよびPTでの参加をするのだから、依頼を来ても受け付けられない。意識をあちこちいったり、曲がったりするのが大嫌いだし。) そうだなァ… 今日も洋菓子をエニシに持って行ってやるか。 (朝が明けるまで見張りをしていても、恩人である農民に不思議がられたりするだけは避けるべきだ。ごく人間と同じような時間帯で動いたほうが良いだろうし。そうと決まれば、重い腰を上げながら芸能横丁に立ち向かおう。) [Sun 28 Sep 2008 22:54:53]
◆アクセラレーター > (長い沈黙が耐え難く、思考を切り替えようと話題を探した。) …と ペセルが寮や施設を探しているンだっけか。 (傭兵ギルド『雷電』に寮や施設が無いのか、聞かれたのを思い出した。あるといえばあるし、ないといえばないという。傭兵ギルド『雷電』の近くに宿屋や施設でも建てて置けば、傭兵の連中も其処を利用するだろう。生産者は其処を付け狙わないハズがない。世の中の頭の良いヤツは何時だって、金になるかならないか計算を繰り広げているのだから。) はっ! 俺も他人事じゃねェーけどなァ! (依頼者の望む結果を出す為に、何すべきなのか考えてから動いている。) [Sun 28 Sep 2008 22:45:59]
◆アクセラレーター > (一度の人生で三、四度は恋愛しただろう。だが、一人を取り除けば全員は死んでしまっている。) ん、ああァー… (瞳を閉じ、柵に凭れついた。口に苦味を覚えつつ、舌打ちをする。 愛や恋なんざ、戦場では邪魔になる感情だ。殺戮や破壊の衝動を鈍らせては、弱くさせてしまうだけだ。永遠に続く愛より、短い愛や恋の方が傷も付かず、誰も弱くもならない。) ……分かり切ッてたことじゃねェか。 (片手で顔を覆う。一番親しい者を自らの手か自らの都合で殺してしまう。だったら、距離を置いた方がいい。) [Sun 28 Sep 2008 22:39:33]
◆アクセラレーター > (少女は、自身が吸血鬼であることの存在の意義や意味を追求するのを止めている。無意味だと理解した以上、ひたすらと真っ直ぐだけを見据えて走りかければいい。) シンプルなこッた。 (視線を牧場から外しては、夜空へと見上げていった。ああ、随分とご機嫌が斜めである。苦笑をしてしまった。) なんだそりゃァ… パーティーのメンバーは一人二人は来りゃ良いだろうし。 (男なんぞ、PTに加える毛頭などない。女だけで何処までもやれることを証明する為でもあるし。) 女の戦場に男は不要ッてこた。 (ポニーテールを解けば白い髪が地面に流れてしまう。) [Sun 28 Sep 2008 22:33:17]
◆アクセラレーター > ただの人間や農民だったら、擦れ違ってハイ終わりなンだろォーなァ (自虐的な笑みを唇に貼り付けさせ、肩を竦めさせた。横目で後方の牧場を疑っても、牛達は横になったまま起きる気配ですら感じない。人の気配ですら感じられない。) ま、気配が丸見えなら農民か傭兵崩れだろォー… (重い肩を落としつつ、息を零れていった。呼吸はするし、心臓だって動いている。生まれながらにして吸血鬼であるからだ。生きた吸血鬼というのも滑稽な話だけれど。) [Sun 28 Sep 2008 22:25:27]
◆アクセラレーター > (牧場の中には牛だらけだった。来年に備えてなのか、人一倍と多いような気もする。) ん、んんァ…? (牧場の柵に凭れついた吸血鬼は小さな声を上げた。お世話になり、恩人ともいえる農民達の村に訪れていた。 傭兵としてじゃない。少女、人間としての善意的なそれである。猛獣を追っ払ったり、悪党を追い返したり、もしている。) [Sun 28 Sep 2008 22:17:42]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『髪の毛を散らした。』 [Sun 28 Sep 2008 22:10:07]
お知らせ > アルジェントーロさんが退室されました。 『(とりあえず、任務開始から一ヶ月の報告をしに街に戻ろうと思うのであった)』 [Tue 23 Sep 2008 23:59:58]
◆アルジェントーロ > (そんなこんなで熊は見上げてごらん夜の星を―――)…ちいさーな…………、 なんだったか忘れたぞォ。 (夜空を見上げて溜息をつくのだ) [Tue 23 Sep 2008 23:59:38]
◆アルジェントーロ > (―――………… 仕 事 に な っ て な か っ た ) [Tue 23 Sep 2008 23:58:29]
◆アルジェントーロ > (つまりまぁ何だその) [Tue 23 Sep 2008 23:58:08]
◆アルジェントーロ > 今となっちゃ、ギルドの扉開けた瞬間に、ハンターギルド所属No.029029アルジェントーロ・オルソーだァ!って開口一番名乗ンのすら懐かしいぜぇえ。 (左手首の包帯で、涙を拭う小芝居なんぞ一つ。)(まあ、誰も見ちゃいないわけだが。ともあれ、ともあれ。―――集中力のない熊には地道な探索等向いていないのであった。森の中で何をしてたかって?一人森の熊さんごっこではない。断じてない。例えば、洞窟に入って眠っている蝙蝠を追いかけまわして、この吸血鬼どもがァ!とか、意味も無く叫んでみたり、死ね吸血鬼!とか丑の刻参りしてみたり、そんなものである) [Tue 23 Sep 2008 23:56:38]
◆アルジェントーロ > ファーマーだらけじゃねェかァ!!!!! (ふんぎぎぎぎぎぎ。)(熊は歯軋りひとつ。そう。此処地方村はそもそもそう物流があるわけでなし、飲食店も流行りゃしなけりゃ、人が多い場所でもない。なんていうか、その、全体的に農耕メインで成り立っているワケである。) ……とりあえず、どの家も鴨居に大蒜垂らせーってアレはやってるみたいだがァよォ。 そんで?だから?どうしたァ? みつかりゃしねーじゃねェかァ。 糞田舎暮らしも1ヶ月続きゃあ、 「 ウツダシノウ 」 な感じになるだろォ。 酒が飲みてェ。 酒場で暴れてェぞぉ!!(うがががー。髪をぼっさぼっさ掻き毟って熊は吼えた) [Tue 23 Sep 2008 23:50:42]
◆アルジェントーロ > 大体よォ。 農夫、って、のうふって、ノウフって、ファーマーって、Farmerって よォオオオォォ。 (右を見る→畑←左を見る) [Tue 23 Sep 2008 23:45:27]
◆アルジェントーロ > 花さっくーもーりーのーみーちー くまさーんにーでーあーあーったーぁ。 って。 (Argentoro=Orso※Orso⇒熊)(そんな吸血鬼の狩人が夜道をえっさほいさと村へ向かって。やや夜も深けた平和な地方村―――)…いや、平和ってのは間違いだなァ。 或る意味、街ン中よか、くせーぜェ? (…そんな平和な筈の地方村には迷惑になるかもしれない、何とも言えない微声である。)(ともあれ。―――熊はギルドの仕事で来ていた。一ヶ月も前になるか。あの無口で、そう、あの―――…) …顔すら浮かばねェぞォ。 エリエッタ=嘉村。 (その、ハンター・エリーから数人のハンターへ通達された、庶務。まあ、いつも通りの狩り。) [Tue 23 Sep 2008 23:43:06]
◆アルジェントーロ > あるぅー日ーィ 森のっなっかーぁ くまさんにぃー 出会ーぁったー。 (何とも自虐的な歌を口ずさんで、地方村外れの小さな森から、村外れへ。どすどすと品無く歩く掠れた声。) [Tue 23 Sep 2008 23:37:31]
お知らせ > アルジェントーロさんが入室されました。 [Tue 23 Sep 2008 23:33:51]
お知らせ > カリンさんが退室されました。 『お願い、します ( 貴女の手を握るだろう )』 [Fri 19 Sep 2008 01:31:04]
◆カリン > ( 不思議そうにする貴女。頼るのが怖くもあった。 だって、今まで頼りっぱなしだから ) ――――。 ( 貴女の声にはどこか強さがあるように聞こえる。 見つめる瞳も生気が満ち満ちているような感じさえ覚える ) ( 少しだけ間が空いて ) ――――わかった… ( 淡い微笑み。 それを見て、何か決めたように頷いて ) シャリネ――― ( 貴女の名前を力強く呼ぼう。 実を言うと嬉しかったから。 そして、感謝の気持ちで胸がいっぱいだから、それを全部込めて ) [Fri 19 Sep 2008 01:30:21]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(お願い。)手伝わせて。』 [Fri 19 Sep 2008 01:27:15]
◆シャリネ > ―――そうだったんだね。……え?(「だめだよ」 そんな強めの口調に、瞳を瞬かせた。見開いた瞳が、どうしてと眉を寄せる。きょとん、と不思議そうに。 ――けれど。)(「ほんとうはてつだってほしい」「大切な人だったから」) ( 少女は、首を横に振った。 ) 生活はある。でも ―――― 私も大切なひとに、何もできなかった。…ううん、できてないの。( 過去の話には、したくない。静かに貴女を空色がまっすぐに見つめて。 ) だから。 探させて?図書館で資料を調べるくらい、難しいことじゃないから。( 大切な人を失う辛さは、味わってほしくなかった。せめて、できることはこれくらいなのだとしたら。淡い笑みと、共に。我侭という。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:19:45]
◆カリン > ( 『ただいま』なんて、もう言える相手はごくわずかしかいないから、少し慣れなくて、恥ずかしくて ) ――だけどっ、心配してくれて…嬉しかった… ( 首を振る貴女。 心配させたのに、なんだか心配してもらえたことが嬉しくて、申し訳無さそうな笑みと一緒に )( 返される笑みをしっかりと受けとめる。 次第に笑顔は戻ってくるだろう ) そっか…。 墓地はね…行ったの。 でも、どこにも無かった… ( 貴女の質問に、力の無い言葉で返す。 空を染める黒が少し重いように感じてしまう ) ――シャリネ…ダメだよ ( 少し強めの口調で、バニラの貴女に言おう。 貴女を巻き込みたくなくて。 わがままを言っていいのなら、手伝って欲しかった。 公の場所にはあまり顔を出せる自分ではないから。 でも、そんな我が侭いってもいいのかと思うと、手伝ってとはいえなくて。 だけど、その気持ちを隠したまま喋り続けられる自信もないから ) 本当は、手伝って欲しい…。 『あの子』は大切な人だったから…。 でも、シャリネにも…生活…あるでしょう? ( 申し訳無さそうな笑みを浮かべながら、素直に言おう。 それを壊したくないから。 壊してしまったことがあった。だから、これは自分勝手なことだけど、今そう思ってしまって ) [Fri 19 Sep 2008 01:11:38]
◆シャリネ > ( ――「ただいま」の言葉には、頷きだけで。拙い笑みに、また頷いて。) ―― ううん。勝手に心配しただけだもの。( やんわり、首を振る。 ) ( やっと綻びを見せた笑みに、ふわり。微笑み返して。少し、空気が変わった気がしたのは気のせいか。 ) ――― わからない。 …… でも、きっと。手がかりはあるはず。処刑場で亡くなったのかもしれない。……墓地には行ってみた?(やんわり問い。思案する双眸が空を仰ぐ。数秒後。貴女の顔を再び見つめ。) ―――図書館にスクラップがあると思うから、私。調べてこようか――?手分けして、探してみようよ。(貴女にとって、大切なことなら。) [Fri 19 Sep 2008 00:52:37]
◆カリン > ( 確かなことはいえないけれど、貴女ならきっとそうなれると思うし、思ういたい )( せき止めていたものが無くなった。そんな気持ち。 再び視界に入る貴女の顔。 それをみて、また安堵して ) ―――ただいま ( 今度はちゃんと落ち着いた声と調子で、答えるだろう。 まだうまくちゃんとは笑えない。少し顔の筋肉が疲れちゃっているような感じで ) ごめん、心配かけて… ( 戻ってきて、最初に会ったときは泣いている貴女を抱きしめたかと思えば、今度は自分。 もう戻ってきて何度かあっているのに、とても時間が空いたように感じてしまう ) ――うん。 そうだね… ( 頭を撫でる手のひら。その触れる感じが心地よくて。 小さく、少しだけ笑って見せる。 そして、変わる貴女の表情。 風の流れが止まったような気がした ) ―――そっか。 その子…どこに寝かしてもらえたのかな…? ( 鉄錆には分かった。『何が』とは。 だから、こそ。明確な名前も、名称も出さずにただ単に『あの子』とだけ言って。 悲しげな瞳で貴女を見つめながら、聞くだろう。 力ない声色で ) [Fri 19 Sep 2008 00:43:36]
◆シャリネ > ( すべてを受け容れられる白かどうかはわからないけれど、少しでも和らげることのできる白なら、ほしいと思う ) ( ないはずの鼓動が落ち着いたような。貴女の泣き声が治まったのを聞けば、覗き込むように体を離して ) ――― おかえりなさい。 ( 拙い震えた声色に、淡い笑みを静かに浮かべて。 ) … 本当。 無事でよかった。 心配してた。( とんとん、と。未だに頭を撫でる手のひらは、とめずに。 ) ――― 一年ぶりくらいだもの。 笑ってくれなきゃやだよ?( ふわり。揶揄うように、愛しむように。 けれど、その表情も消えて。少し遠くを見るように表情が憂う。 ) … しばらく、大変なことになってたから。処刑、とか…いろいろ、あったんだよ。( 静かに語らう唇は、何が、とは言わない。貴女の同胞が ) [Fri 19 Sep 2008 00:30:01]
◆カリン > ( 受け止めてくれる貴女。全てを聞き出さないでいてくれる貴女。 ずっと甘えることはダメ。貴女に寄りかかることなんて出来ない。でも、今だけ、このときだけは貴女に身体を預けさせて欲しい。 貴女の祈り、それは直接耳には届かないけど、何かじんわりと心に滲んだような気がする ) ――――――。 ( 受け入れてくれる言葉。それがとても温かく聞こえる。 心の中の祈り、詩。それらが聞こえてきているかのように、鉄錆の鳴き声は小さく、小さくなっていって。 あやす手を遠い記憶の彼方にある母と重なるような気がする。 きっと、貴女の白はそういう白なんだと思う。全てを抱擁する白。勝手な想像だけど ) ただい、ま シャリネ。 ( まだ震える声だけど、しっかりと応える。 涙の浮かぶ瞳で貴女の顔を見つめながら ) [Fri 19 Sep 2008 00:17:52]
◆シャリネ > ( 弱いから愛しい。強すぎてしまうと思われてしまうことで、強く在ろうと、不意に思ってしまうことこそがきっと、私の弱さ。―――大きなことが、できなくてもいい。全部話してくれなくてもいい。貴女の、言いたいことだけを言ってくれれば、それでいい。だから―― 貴女が幸せになりますように。 少女は、心の中でただ祈った。優しさが何なのか。今の私にはわからないけれど。――ただ、溢れる痛みをこの体で、心で受け止めることが、私の精一杯なのだと気づいたから。 ) ―――― ん……。 辛かったね……。 ( 一言だけ。受け容れるように。それ以上、何も言えなかった。痛み傷ついた彼女を少しでも。私が願うことを叶えるのなら。貴女がいつか、心から笑えますように。貴女がいつか、幸せになれますように。そう、心の中で祈りながら、歌いながら。貴女の小さなしゃくり声を聞いていた。 とん、とん、と貴女の背中をあやせば、時折慈しむように、指先、手のひらは貴女の銀と頭を撫でる。 ) …… ―――― おかえりなさい、カリン。 ( 労わるような言葉よりも。私にできること。 貴女が泣き止むまで、私はこうしていたい。 あやすように、銀の髪に指を通しながら囁いた。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:54:05]
◆カリン > ――― っ ―― …… ―― っ … っ ……… っ ――っ っ―― っ ( 貴女の胸に顔を押し当てて、辺りに響かない。音のない号泣。 声は貴女の胸に吸い込まれていくだろうか。 声でもない音でもない。 まるで誰かへの暗号。 そんな涙の産声 ) [Thu 18 Sep 2008 23:45:46]
◆カリン > ( 貴女はバニラの香りとともに何でも包み込んでくれるような、そんな大きさ、力強さ。そういったものを感じるような気がして )( 鉄錆はそんな貴女の銀を羨ましく思うこともあった。 今も、時折思う。 私の銀は時折弱いみたいだから ) ―――そう… ( 今はこんな短い言葉しかいえない。 そんな自分が恨めしい ) ――――。 ( 止まらない貴女の手。 きっと、今、自分は貴女も辛くなってしまうようなことを言っているんじゃないかと心の隅で思った。 でも、止まらない手。 それは貴女の優しさの深さのような気がして ) っ 。 ( 貴女の言葉。 身体を貫いて、冷え切った心臓の奥の心に届いているような気がする。 優しい傷口から何かがにじみ出てくるような、そんな感覚 ) ( 抱えられる頭。 安らぎの場所にいるような安心の閉塞感。 貴女の手を拒むことなんてない。 それを求めているから。 そして、囁きは、薄い最後の壁を優しく突き崩すだろう ) [Thu 18 Sep 2008 23:43:20]
◆シャリネ > ―――泣いてもいいよ。( 囁いたのは、震えても。淡い、淡い、寄り添い。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:24:57]
◆シャリネ > ( 安堵してくれるなら、嬉しい。こんな私だけれど。大好きな人に、大切な人に。聞いてもらってばかりの私だったけれど。 )( 貴女の銀は透き通るような。貫いた愛しさが強さにも弱さにも映る美しさ。白黒とはっきり色を決められない、けれど、私とは違う、銀のいろ。それが綺麗だと、いつも感じて。 ) ――― 大丈夫。( 静かに首を振る。ふわり、笑みを滲ませたまま。 ) 。( ごめん。 その言葉が、とても胸に刺さる理由。――その言葉で、少しだけ。かけら、わかってしまうことがあったとしても。私の手は、貴女の頭を撫でている。 ) …… 違うの。 無理じゃないよ。 ( 震える声色が、鼓膜よりも心に刺さる。胸が苦しくて、切ない。ゆらゆら揺らぐ、硝子の陶器に入れた水を見ているよう。 だから。――ふわり。 貴女へ腕を伸ばす。叶うならば、抱擁を。髪を掻き抱く様に。包む様に。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:24:10]
◆カリン > ( 貴女の浮かべる笑み。 どことなく安心できるような気がする。 理由とかはわからない。ただ何となくというだけ ) ――うん。こんばんわ… ( 貴女の言葉に自分も出来るだけ落ち着いた声で答えよう。 貴女の銀はとても綺麗で曲がってない純粋な銀だから。ふと、そう思った ) ――よごれちゃうよ、ドレス ( 座り込んだ貴女に鉄錆は一言だけ、そう言って。 それから、川の水に映る夜の色を見つめて ) ――――ごめん ( 答える言葉もとても短いもの。 渦巻くものが多すぎて、自分でも言葉に出来ない。 出そうと思う言葉は未だに逃げ水のように追いつけなくて ) 私じゃ…無理だったかな…。 本当に、ごめん… ( 頭を撫でる手。 声が震えそう。 視界がぐにゃぐにゃするような気がする。 水にも入ってないのに。何でだろう。 その感触が伝わるほどに、言葉が頭の中からなくなっていて、自分勝手な寂しさがこみ上げてきて、それを押さえようとすると何だか痛くて、その痛さでまた泣きそうになって、でも、泣いたらダメだ。 泣いても何にも変わらないし、ダメなままだってわかっているけど。 貴女を困らせてしまうかもしれないのに、どうしようもなく止まらなくて ) [Thu 18 Sep 2008 23:17:40]
◆シャリネ > ( 驚いている貴女。少女はその間も笑みを浮かべたままだった。落ち着くまでの、無音。名前を呼ばれれば、その笑みを深めて、静かに頷いた。 ) …こんばんわ。カリン。(名前を、呼び返して。――自分と同じ銀の色。それさえ、違ういろに視えるのはなぜだろうって、貴女と向きあうと、いつも思うの。)( 煮詰まった頭から出るような声色に、空色は労わるように僅か、険しく。 ) ――― ……。 (ふわり。微笑って。――貴女の隣、黙って座り込もうか。体育座りをするように両足を近づけて、空を見上げて。白のドレスの淡い裾。隙間から、白が覗く。それで少し、土を撫でるように、遊ぶ仕草しながら ) …… 幸せになってほしいと、思ってたのに。(小さな溜息が。川へと、視線を落として。 ) …… ( それ以上は何も、言わなかった。言えなかった。傷口を抉る様な気がしてしまって、言葉が出てこなかった。だから代わりに、黙って貴女の頭を撫でようと、手が伸びる。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:00:55]
お知らせ > カリンさんが入室されました。 [Thu 18 Sep 2008 22:54:34]
◆カリン > ( 座り込む鉄錆はバニラの香りにも気が付かず、貴女の接近に気が着くこと無く ) ――っ! ( 驚きで身体が大きく跳ね上がったような、そんな感覚に襲われて、やっと現実に引き戻されたような気がする。 現実に待っていたのはせせらぎの音、虫の声と暗闇。そして、貴女のバニラの香りと白 ) あ――。 シャリネ… ( 目をパチパチとさせて、口から零れたのは短い声と貴女の名前。 瞳に映る白い貴女は夜闇の幕が下りた中ではとてもよく見える ) ――あ、や…その、別に ( 頭の中で渦巻いていること。 それはかつて貴女も関わった青年のことも入っている。それ以外のこともたくさんたくさんある。 だから、貴女に話してもいいのか。迷ってしまって、ついそんな言葉が口から出てしまう。 自分でもごまかすのはヘタだなと思った ) [Thu 18 Sep 2008 22:51:30]
◆シャリネ > ( 今まで自分の身に起きた事。様々なこと。貴女との出逢いも。彼と貴女のことも。死んでしまった貴女の同胞のこと私の親友のことも。――そして、今。私はここにいる。 )( ふらふらと。いつも牧場へ向かってくれる馬車を少し手前で下ろしてもらう。川辺の上流。静かな場所。牧場から少し離れた、その場所に。ゆらゆらと歩いてくる、白の菓子。 ) ――― ?( 不意に。せせらぎと虫の音に。何か音が聞こえた気がして、視線を向ける。その奥に香る匂いに、少女は足を進めた。 ) …… 。(サクリ、サクリと。小さな足音。そして少女は貴女の後ろ背に、少し体を斜めへ傾けて、覗き込まんとする仕草。 ) ――― どうしたの?( こんばんわの挨拶よりも先に。ふわり、淡い笑みを浮かべて。確信めいた、言の葉を。 ) [Thu 18 Sep 2008 22:41:22]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『忘れてしまったわけじゃない。』 [Thu 18 Sep 2008 22:34:11]
◆カリン > ( 川のせせらぎ、虫の音色、秋の香り。 今いる川辺を作っている自然の三つ。 そこに不釣合いな鉄錆の香り ) ――――。 ( 川辺に座り込んで、鏡のように空の色を映し出している水を眺めている。 頭の中は様々な感情がごちゃまぜになって、出来の悪いシチューになってしまっているような気がしてしまう。 未だに届かない手紙の返事。見つからない墓。この鉄錆の香り。これからのこと。全部、全部混ざってしまって。 どれから手をつけていいのか、どれに手をつけてはいけないのか。わからなくて、怖い ) ――ふふっ ( ふいに笑ってしまう。 何も出来ない自分に。 何もとりえも仕事も無い自分に。 空も川も虫もそんなこととは関係なく、動き続けていて ) [Thu 18 Sep 2008 22:32:13]
お知らせ > カリンさんが来ました。 『鉄錆はいる』 [Thu 18 Sep 2008 22:26:28]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『光が差すのと一緒に姿を消すだろう』 [Tue 16 Sep 2008 05:23:03]
◆ヴァネッサ > ( 気が付けば辺りが光に包まれ始めている。 もう、自分がいられる時間は終わりのようだ。 まだここは木々にさえぎられて直接は届かないけど、それでも、何故だか隠れなくてはいけないような気がしてしまう。 後ろめたいから、だろうか ) すぐに、見つけるから ( 空に、空気に、誰にでもなく。呟いた。 今は世にいない友人。 あの子に会うために ) [Tue 16 Sep 2008 05:22:43]
◆ヴァネッサ > ( 木々がざわめくたびに緑の香りに包まれて、自分の鉄錆の香りがかき消されるような気がして ) でも、消えない… ( 手のひらを自分の顔に押し当てて、鼻から思いっきり空気を吸い込めば、鼻腔をくすぐるのは鉄錆の香り。どんなに周りの緑の匂いが強くても、自分の身体が香りが変わるわけじゃないと思うと、ちょっぴり切なくて。 だけど、それはどうしようもなくて ) 嫌いなのにな… ( 鉄錆の匂い。 死の匂い。 死は嫌い。 でも、この匂いのことを自分の身体は嫌いにはなれない ) [Tue 16 Sep 2008 05:05:43]
◆ヴァネッサ > ( 鉄錆は知らない。 その青年が今。全てをなかったことにしていることを ) 元気だと、いいな ( 想う事が駄目でも、身を案じることくらいなら許されるかな、と少し勝手なことを考えてしまう ) ―――― ( また木々がざわめいて。 その葉が奏でる自然の音を耳にし、小さくため息をつき ) [Tue 16 Sep 2008 04:49:40]
◆ヴァネッサ > ( 空気がとても澄んでいるように感じた。 木々のざわめきと虫の音色が辺りを包んでいて。 街の中のような騒がしい人間の音はない ) んっ、はぁ… ( どこかで背筋を伸ばす声。 木々の上の方にその声の主がいる。 鉄錆の香りを纏って、長い銀髪を風に小さく靡かせている者 ) ――――― ( 大きめな枝のところに腰を預けながら、遠くを眺めて。 ふと色々なことを考え始める。 同属の友人の墓のこと、バニラの歌姫のこと、そして、遠くの地で別れた青年のこと ) ――手紙、来ないなぁ ( ため息が漏れる。 小さくて弱々しいため息。 長々とした返事が欲しかったわけじゃなかった。ただ、何処にいるか。 元気なのか。 ただそれだけが知りたい。 いいや、何処にいるかなんてわからなくてもいい。 元気だということだけでも知りたかった。 何故か胸が締め付けられる。 それが何でかは口には出してはいけないけがしてしまって ) [Tue 16 Sep 2008 04:28:50]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『そこは木々に囲まれた所で』 [Tue 16 Sep 2008 04:16:55]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『きっとお腹を空かせてふて腐れて待っている黒猫がいるなと苦笑しながら、帰路についた様子で』 [Tue 9 Sep 2008 23:44:09]
◆ルジェ > (膝に顔を埋めては、肩を震わせて涙が零れるままに時間が過ぎていく。 段々と夜が更けて。 やがて家の明かりがやがて眠りへと誘われるように一つ、二つ消えていくだろう。 頬が涙に濡れたままにそれを目を細めては見詰めているルジェ。 身体を起こすわけでもなく、ただ、その光景を見詰めていた。 ぐいっと片手袖口で目元を無理やり拭いたならば、より一層目はうさぎにも近かっただろうけれど。 一つ溜息をついては夜風がルジェの頬を擽った) 「…きゃっ!? あんだけ昼間あっちかったのに、もうこんなに涼しくなってきたんだ」 (そして、やがては真っ白な景色を見るのもそう遠くないだろう。 独り、佇むルジェの想いはいつか、途切れた記憶の中に悲しいものが沢山あるかもしれない恐怖。 其れを受け止める事が出来るのか自信がなく、いつも眠れない時には夜こうして散歩する事もあったけれど。今日は何時もより随分遠出してきたようだ。 足を無造作に土手によいしょっと落としてみせては、ブーツの上から義肢をなでていた。 クランク義師でもあるエースの言葉を胸の中で反芻しているようで。 ルジェの胸がとくりと、なった。 ルジェ自身はいつも言葉にしていたけれど、異性からよもや異種のような自身に言われるとは想っていなかった、言葉) 「エースさん、…ルジェ判らない事だらけだけど」 (でも、いいの、かな? そんな事を考えては少し頬が赤かっただろうか。 あまりにも、知識に疎いルジェ。 …そして。レイ・シェリダンにも言われた言葉。 傭兵以外にも生きる術があれば、と。 ルジェは俯き、立ち上がれば無造作にも草を払いながら夜空を見上げてはまだ零れる涙を片手で拭いてみせた) 「えへへ、ルジェ泣き虫から卒業したって言ったのに。まだ治ってないって言われちゃうよ。 …御免なさい」 (誰に言うでもなく、澄み切った空気の中呟いたルジェ。 一つ深呼吸をして。 まだ迷いの中ではあったけれど。 鼻を擽る緑の香りがルジェの心を穏やかにしてくれるようで。また、来ようとルジェは心から想った) [Tue 9 Sep 2008 23:43:21]
◆ルジェ > (ルジェの身体が人だった時のように元に戻る事はない。 それがルジェの一番辛い想いでも、あった。 …けれど、其れを受け止めて、時には叱られながらも其れでも。受け入れてくれる人がいるから、今ルジェはこの街で生きる事が出来る。 …時折自身の道に迷いが生じそうにも、なるけれど。ぷいーっと笛を吹きながら、そんな事を考えていれば視線が曇り空へと映った) 「お星様はどんな事があっても、きらきら光ってるもん、ネ。ルジェもあんなになりたい」 (少し髪を掻き揚げればはらりと幾つかルジェの近くに草が落ちた。 まだ迷走の中にいるルジェの思考。いつか定まる時がくるのだろうか。 悲しい姉の記憶だけれど、それでも唯一思い出したルジェの精一杯の記憶。 …幼い頃は活発だった姉になにが変化をもたらして、そして狂気に取り付かれてしまったのか、ルジェには知る由もない。 あの場でルジェが命を落としても不思議ではなかったのだ。 そう想えば表情に翳りが映る) 「ルジェ、お姉ちゃんのためにも、生きるんだ、…絶対」 (身体が元に戻らないように、ルジェの大切な人が戻ることは、ない。そして、…それ以上の家族の記憶が定かでない以上、いつものように時を過ごす家並みが、楽しげな夕餉の語らいがとても羨ましくて。 両膝に顔を埋めては少し、泣いた) [Tue 9 Sep 2008 23:02:04]
◆ルジェ > (俯けば、ふるふるっと髪を振るも、全部草が落ちるわけがなく。 ルジェはまだ眠そうな眼差しのまま両膝を抱えるようにときおり目を擦っては座りこんでいる。 自身の髪の束をちょい、と摘めば葉っぱを一つ手にとり、指先で唇に当ててみてはふーっと息を吐いてみた。 と、不思議な懐かしい音がして。 ルジェは幾つか瞬きをしては驚いている様子) 「ほえー、葉っぱさんも鳴るんだ、これ」 (遠い昔にそんな事を習ったような思い出が過ぎる。 それが誰、だったのかまではルジェには想い出せなかった。 けれど、寂しさを拭ってくれるような優しい音色。 秋の夜風がルジェの髪を揺らす。 並ぶ家々から賑やかな夕餉の声が聞こえる気がして。 ルジェは膝の上に両手を組んでみせては顔を乗せて首を傾げてみせて。 うっすらと夜空に立ち上る薄い煙に目を細めては眺めているようで) [Tue 9 Sep 2008 22:39:18]
◆ルジェ > 「…うーん、…んん。 …あ、あれ」 (眠い目を片手擦りつつ、草むらがそよそよと一面に広がっている土手にていつの間にか眠りこけていたルジェ。 まだ半分眠りの中にいたルジェは鼻をくんくん嗅がせてはすっかり夜が更けている事に気がついた。 …で、がばっと草だらけの金の束のまま、上体を起こせば暫くはぽっかーんと口を開けていて) 「いい匂いがするー。どっかで晩御飯とか作ってるのかナ」 (あまり天気はよくなかったけれど。曇り空の間からぽつりぽつりと星空が見える。 ルジェは目を細めては灯のともる家々の様子を見詰めては羨ましげに呟いた) 「いいな、家族って、…どんなんなんだろう」 (少し声音に寂しさが入り混じっていたけれど。) [Tue 9 Sep 2008 22:13:45]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『草むらの中にまどろんでいた』 [Tue 9 Sep 2008 22:09:19]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『 ( 月へ手を、伸ばした。 )』 [Mon 8 Sep 2008 20:54:26]
◆シャリネ > ( この想いから逃れられるなら、私だって、きっと――。それでもこの道を選んでいるのは、私、だけれど。 ) ――― Say,I'm home.Mo Cuishle――― . ( 最後は、頬に触れるように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:54:17]
◆シャリネ > だから 私――― ( 淋しいだなんて、本当は言っちゃいけないの。わかってる。 でもね。だから ) ―――会いたい。 ( それは、歌声にも似た、囁きが掠れる ) [Mon 8 Sep 2008 20:52:55]
◆シャリネ > ( 手を伸ばせば月に届く?手を伸ばせば、星屑は手に降りてくる?―――夢が叶えば、こんなに私は、息苦しくはならないんだろう。 ) ひとは わがままで ひとは よくばりで そんな―― それぞればらばらの愛を 叫ぶのね いとおしいと想うのは もどかしいと想うのと同じで そんなの 苦しくって 幸せだから ―― ( 普段歌う、流れる楽曲とは違う。少し、情熱的な歌の抑揚が飛んでは落ち、切なげに言葉が歌の音とともに揺れて落ちる。 抱きしめるように胸に当てた手。空色を祈るように閉じ込めたのも僅か。そっと、空を見上げてまた手を伸ばす。乞うように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:47:45]
◆シャリネ > ( 歌を紡ぐことしか取り柄のなかった自分。歌うことだけが、ずっと。何かを繋ぐ奇跡になっていたから。だから私は、歌を歌い続ける。 ―――空の星に願うように。空の月に届けてと、伝えるように。ただ、銀髪を髪へ揺らめかせて。静かな闇夜に、歌を燈す。 ) 静かな 囁きでいい 伝わるのは 鼓動だけでいい そんな矛盾を抱えた 精一杯の 想いを ( 空色が移すのは、月明かりの向こうの表情(かお) 追憶に潜む、優しいあのひと。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:47:26]
◆シャリネ > 崩れ落ちるかわからない儚さで いとおしいと抱きしめてる ( 今の私は、我侭ばかりを歌にしているから。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:41:23]
◆シャリネ > ミリオンの数よりもわたし 想ってる 勝手だと 笑ってもいいから――― ( 今の私に、あなたの歌姫だと名乗る資格はないの。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:41:13]
◆シャリネ > 笑っていて 笑っていて Mo Cuishle―――。 その音がいとしいのなら 私は祈るだけ 投げるのなら 私が手折るくらい 愛しているの わかって――― ( 羽音、虫の音。木枯らしの。鳴る中で。抱きしめるように切望を言葉にする、歌い手は。過疎のこの地で、裸足で歌を歌う。遠く、遠くへ。空へ届けるように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:38:16]
◆シャリネ > 生命(いのち)の音 まだ 聞こえる だから きっと――― その微笑み 淡く 浮かべて――― Say,I'm home. もどかしい想いを 伝えられる言葉があるなら教えて―――― Show me,your smiling―――― ( 細く高い、歌声が。切なげな音、紡いで夜の調べ。空高く、天を仰いで。暗闇の中、月明かりに近い場所で、歌を歌う。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:32:38]
◆シャリネ > ―――― 今 この瞬間に 手を 取れたら きっと 祈りを捧げて そっと 抱きしめるだろう ――♪ (地方村の山の、上の崖。響くのは、水のように些細な、歌声。 白いドレス、足元で翻り。手を、空へ伸ばして、祈りの歌。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:32:11]
◆シャリネ > ( 風が流れていく。私の前から、後ろを。木々の通りを抜けていく。 ) ―――― 。( 耳を傾けている。歌声が聞こえる。二重、三重。失ったんじゃない。重ねられる、歌声。 夜の囁き。虫の鳴き声。歌声の、鳴る丘で。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:30:29]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(空が近い)』 [Mon 8 Sep 2008 20:20:38]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( 光が満ちる前に姿を消そう )』 [Mon 8 Sep 2008 04:34:34]
◆ヴァネッサ > ( 貴女の香りに包まれながら、その囁きがやさしく耳に入る ) おやすみ…。 うん。また ( 夜のカーテンが開く前に ) [Mon 8 Sep 2008 04:34:15]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( せせらぎの、やさしい闇夜が終わる前に。 )』 [Mon 8 Sep 2008 04:30:51]
◆シャリネ > (「私もシャリネにまた会いたい」) ――― ありがとう。 ( 嬉しかった。ふわり、ふわり、微笑が深まって。 会おうと約束する手を、そっと解いて、立ち上がろう。 ) そろそろ、行かなくちゃ。( 朝になってしまう。 少しだけ膝を屈めて。貴女の銀髪へ、指を通そうと。そして、囁いた。 ) ―――おやすみなさい。またね。 ( 夜が、明ける前に。 ) [Mon 8 Sep 2008 04:30:31]
◆ヴァネッサ > ( 歌姫も罪人も無い。 このせせらぎの聞こえるこの場所では、昔のままのまっさらなバニラなのだから ) ――うん。 でも、今はこうして居られるから ( 二人とも変わったけど、変わらない昔のまま ) ―――うん…。 私も、また… ( そこまで言って、少しだけ言葉が止まってしまう。笑みを浮かべる貴女を見て。 逢うことで貴女に迷惑が掛かってしまうんじゃないかというのがまた頭の隅に現れてしまう。 けど、 ) 私もシャリネにまた会いたい ( この場所でなら。わがままを言えてしまう気がした。 自分に正直になるって決めたから ) ( 貴女の銀の髪が瞳に移る。 自分の銀髪も鉄錆の香りとともに風に揺れて ) [Mon 8 Sep 2008 04:25:34]
◆シャリネ > ( 私たちには、今がある。今、こうして生きていて。ただいまとおかえりが、言える。だから ) ―― うん。 大変、だったんだね。( 私も、理由と事情を話さない。大切な人だから。こういう形もきっとあっていい。大切だから言わないし、聞かない。けれど、お互いに変わって、変わっていないということ。 ) ( そして、少女は笑みを深めた。 ) また、会えるよね?――此処には、よく来るから。また、会おう? ( 手を繋いだまま、覗き込めば。貴女と同じ、銀髪がするり、揺れて落ちる。 ) [Mon 8 Sep 2008 04:12:36]
◆ヴァネッサ > え? ( その言葉がとても新鮮で、今まで言われたことの無かったもののような気がして、戸惑いを隠せない ) ――ただいま ( 頬の辺りが熱いような気がする。 鼓動の高まりが抑えられなくて ) 本当だ…、私も気がつかなかった。 とても遠いところ。 やることがいっぱいあったんだ… ( でも、それも終わった。 微笑を浮かべた貴女に自分も笑顔を返そう。 理由も事情も貴女には話せなかった。 貴女は友達で、そして大切な人だから ) [Mon 8 Sep 2008 04:09:12]
◆ヴァネッサ > ( 微笑む貴女を見て、少し恥ずかしい気がしてきてしまって、それを誤魔化したくて、そして、貴女の微笑みに答えたいから、自分も微笑もう ) ――シャリネにはいっぱい助けてもらったし… ( すごく恥ずかしかった。 そして、こうして貴女に何かを打ち明けてもらえることが嬉しかった。 一度死んでしまった自分があんなことを言っていいのか、ほんの少しだけためらったけど、それでもそう思ったから ) ――なに? ( 自分に向けられた視線。 この先のことは本当にわからない。 やることはある。でも、時間と偶然は時に残酷だからどうなるかなんてのはわからない。でも、今はこの時を大切にしたい。今に真摯になって進みたい。 貴女が手のひらに落とす視線を追うように自分も視線を落として、それからすぐに貴女の顔に視線を戻そう ) [Mon 8 Sep 2008 04:03:45]
◆シャリネ > ―――おかえりなさい。( 無事でよかった。貴女は、私の友達だから。 ) 言ってなかった気がしたの。 …遠くへ、行ってたんでしょう?( 微笑浮かべ、首を小さく、斜めへ傾けて。理由も事情も、私は問わないけれど―― ) [Mon 8 Sep 2008 03:52:33]
◆シャリネ > ――― ……そうだよね。( 淡く、微苦笑を。「贅沢なんだろう」と。 けれど、その後の答えが意外だったから。目を見開いた。 ) ――――。 ( 「贅沢だとは思わない。」――そして。その後に続いた言葉。 それは、とても。以前の彼女なら口にしなかったことだと思った。見つめられた瞳に、捕われたように、魅入られたように。答えを与えられたような瞳が、見開かれたままゆらゆら揺れた。 ) (「ごめんね。うまくいえなくて」)( その言葉を聴くまで、言葉がぐるぐる回っていた。私の頭の中を、ずっと。 ――そして、水が体中に浸透したように、滲んだ微笑を、淡く。深く。 ) ううん。( 首を振った。 ) ――ありがとう。 ( 嬉しかった。それなら私も、生きているって言える、と。 ) ――― カリン。 ( やっと、立ち上がれた気がした。これから、どうなるかなんてわからないけれど。でもね。貴女へ、視線を向けたまま。もう一度、その手のひらに視線、落として。また、貴女を見る。 ) [Mon 8 Sep 2008 03:51:27]
◆ヴァネッサ > ( 表情の変わる貴女には気が付かないまま、夜空見つめ続けている。その真っ暗な空の向こうを見ようとするみたいにじっと ) ―――ぁ ( 手に感触が伝わってきた。 温かい感触。それが貴女の手だということが分かって、ハッと貴女の方を見るだろう。 握られた手からはすぅっと力が抜けていく。 何て言ったらいいのかわからない。ありがとうっていう言葉が安っぽく思えてしまう。 ただ、その握られた手を握り返すだけしか出来なくて ) よかった… ( 安堵感。貴女にそれを言われて、ホッとしてしまって、つい表情もほころんでしまって、身体に入った力も抜けていく ) ――――――。 ( 手のひらを眺める貴女を柔らかく見つめながら、貴女が語りだす言葉を静かに聴いて ) ――もし、普通の人が聞いたら贅沢っていうかもしれない、ね ( 憂いの残る顔の貴女を見ながら、鉄錆の香りの自分は言葉を変えそう ) でも、わたしは贅沢だとは思わないな… ( 何で貴女がそれを聞いてきたかはわからない。 これにどんな理由があったとしても、答えることは変わらない。思ったことを答える。 気遣いに包まれた言葉は時にとても苦くなるから ) でも、シャリネにもちゃんと時間は流れているよ? 古びていくっていうと変かもしれないけど。 年季…というか、深みっていうのかな…。 そういうのはどんどん増していくと思うの… ( 貴女の顔を見つめながら ) ごめんねっ、何だかうまく言えなくて… [Mon 8 Sep 2008 03:41:44]
◆シャリネ > ( 「なんでもないよ」――その言葉に、いつもなら気づける些細なことに、気づける余裕もないなんて。 けれど。 次いだ言葉に、やっと気づくことができた。声色が揺れた気がして、そっと。貴女を振り返る。 ) ―― ……… カリン―――。( 貴女の瞳を見て、その色が不安そうな気がして、心配そうな表情へ。空色が僅か、揺れる。そして視線を落とせば、力篭る手に、気がついたから。 ――そっと、手を伸ばそうと。叶うなら、やんわり手をとり、握りたい。 ) 変わってないよ。( ゆっくり横に首を振って、しみじみと。微笑んだ。 ) ―――うん、そう。 ( 初めてだったの、と。貴女、労わるように動くてのひら。貴女のてのひら、眺めながら ) …… 私ね。 骨がないの。 血も、肌も、白いし、バニラでしょう? ―――今までは、それでいいと思ってた。―――でも時々、しわくちゃのおばあちゃんになることが羨ましいなんて、思うこともあって。…… 年をとっても、私はこのままなの。――カリンも、そうかもしれないんだけど。 ( 顔を上げて、僅か憂いを残す顔、微笑んで ) …… 年季が入る、それだけの年月が経って、ものが古びていくように。私もそうなりたいなんて、贅沢――?( どうしてかは、言わなかった。ただ、聞いてみたくて。あのひとは、私を此処に置いておきたかったのだと、知ったから。あの日私は、歌姫であることを選んだ。 ) [Mon 8 Sep 2008 03:22:16]
◆ヴァネッサ > ( 自分の香りには気が付かない。 だから、貴女の香りだけが鼻に届いて ) ――なんでもないよ ( 隣にいるバニラの貴女。そんな貴女を巻き込めなくて、全てを口に出すことをためらってしまう。街の中心に戻れば、貴方は歌姫。 良い事も悪いこともすぐに人に広まってしまう立場。 でも、きっと此処なら大丈夫。 ここなら何にも変わらない昔のままで逢っていられるのかもしれない。そう思えてくる。 だって、ここには自分たちを取り巻くものが無いから。 あるというならば、それはバニラと鉄錆の香り。そして、秋虫の声だけ ) 本当に、私…変わってない…? ( 貴女の言葉。横目で貴女を見れば、そこにあるのは貴女の横顔。 その横顔がとても綺麗に見えて。手に篭る力はゆっくりとゆっくりと和らげていこうとするけど、中々抜け切れなくて ) ――――え? ( せせらぎに混ざりながら耳に届いた貴女の声。 つい、貴女の方を見れば空を見上げるのが目に入る。 そして、自分もそれを追うように夜空を見上げよう ) ――初めてって…? ( どうしてだか、それを聞いてもいいのか不安に思いながらも、出来るだけさりげない様な風に聞いてみよう ) [Mon 8 Sep 2008 03:11:03]
◆シャリネ > ( 秋の虫が鳴いている。夏の終わり。秋の初め。静かで、ゆるりとした時間。鉄錆の香が僅か。それが不思議と、いとおしい。 ――微笑まれれば、その顔を見て、また深まる笑み。 ) ――― …ん? ( 彼女だって、いろいろあったんだろう。今思えば、どうして彼女は此処にいるのだろう。――でも、そんなこと、聞き出そうとは思わなかった。きっと。辛いときは話してくれるから。 此処で逢えて嬉しかった。きっと、ヴェイトスのほかの場所では、私たちは逢えなかっただろう。変わっていないはずなのに、何かが変わってしまった。それはきっと、私の周り。いい風にも、悪い風にも。時間が経ってしまったから。 ) ―― うん。カリンも。変わらないね。――よかった。( 変わらない場所が、あるから。安堵したように。その言葉に笑みを深めて吐息混じりに。ふと、川辺に視線を移した。いつもなら。力が入ってしまう手に気づけただろう。けれど、今は少女に余裕がなくて。 ) ――― 。( せせらぎが聞こえる。 ) …… 初めて、だったの。( 言葉がぽろりと洩れた。遠くを見つめる視線は、星空へと。 ) [Mon 8 Sep 2008 02:56:59]
◆ヴァネッサ > ( 貴女と同じように膝を抱え込んで座っていて ) 大丈夫。食べてるよ… ( 聞こえてくるせせらぎ。周りを貴女のバニラの香りに包まれているような感じがして、その香りに心が気づかぬうちに安らいでいて。 覗きこめば、嬉しさと安心感が薄くにじみ出てきているような顔で ) ねぇ、シャリネ―― ( 淡い笑みを浮かべる貴女。 その貴女の笑みに自分も同じように淡い笑みを返しながら、でも、それは少しだけ苦しいもので。 こんな風に貴女と逢っていいのだろうか、自分はこうしてここにいていいのだろうか、それが貴女とあったときから頭の中で渦巻いていて。 いざそのことを口に出そうと思うけど、中々その先が出てこなくて ) シャリネも昔にあったときのまんまだっ ( 昔を懐かしむように声をワザと明るくしながら、言うことしかできなかった。 聞くことが怖くて、それしか一歩が踏み出せない。 膝を抱え込んでいる手に少し力が入って ) [Mon 8 Sep 2008 02:46:54]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『その横で』 [Mon 8 Sep 2008 02:33:51]
◆シャリネ > ( 月明かり照らす川辺の水へ近い場所に。 )( どれくらい泣いて、どれくらい傍に居てもらったか、わからなかった。気がついたら眠りに落ちていて、気がついたら落ち着いていた。 今思うと、再会を驚いても、私はおかしくなかったのに。 ) ―― …… 元気そうで、よかったよ。 でも、相変わらずだね。ちゃんと食べてる――? ( 白いドレスで素足のまま。体育座りで川辺に佇む。足の前で交差する手の指先が少しだけ遊ぶ仕草。貴女を見遣り、伺うように。淡い笑み浮かべやや控えめに覗き込まんと ) [Mon 8 Sep 2008 02:32:32]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(せせらぎが聞こえる)』 [Mon 8 Sep 2008 02:26:40]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 [Sat 6 Sep 2008 02:27:21]
◆ルード > ま、今日はこのまま寝とくんだな。 (そんなことを告げれば夏鈴の体を綺麗にしてやってからベッドを使わせることだろう。 一緒に布団にもぐったかどうかは本人たちしか知らない) [Sat 6 Sep 2008 02:27:18]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 『意識を失う。次に気付いた時には、いつもの様に男の頬に紅葉模様をつけようとすることでしょう』 [Sat 6 Sep 2008 02:26:45]
◆夏鈴 > (体内で何度も震えて欲望を吐き出し終わるまで、突っ張ったからだはそのままで。それが終われば力が一気に抜けて、糸を切られた操り人形のようにくずおれる。その間に隠された探し物の行方を追うことなど、今の状態の猫にできるはずもなく、今日は諦めるしかなさそうである。余韻のままに、酷く艶めいた吐息をく漏らしつつ、うわ言のように気持ちよくないもんとか、可愛気のないことを口にし・・・) [Sat 6 Sep 2008 02:25:18]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Sat 6 Sep 2008 02:21:27]
◆ルード > (背中に付く引っかき傷は痛いもののそれは我慢して。 彼女が絶頂を迎えた隙に例のブツはベッドの下へ。 とはいえ、ちょっと探せばすぐ見つかる。 ただ、マタタビも一緒で) ふぅ…気持ちよかったぜ? これで夏鈴も素直に感じてないところがかわいいんだけどな? (達した様子の夏鈴をなでつつ、腰の動きは止めてゆっくりと引き抜こうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 02:16:02]
◆夏鈴 > ぁ・・ぁう、あっ・・・ はぅ・・ っぅン ンッ! ンンッ!! (何を馬鹿な事を、と常ならば口にしていただろうが、この状態ではそんな余裕があるはずもなく。ただ、高められるままに、頂へとおいあげられていく。必死で耐えているのか、無意識に強く掴んだ男の体に猫特有の硬い爪によっていくつもの引掻き傷をこしらえていて) あ、だ、だめっ、だめっ、もっ・・・! (男が、限界まで高まった欲望を、そのまま猫の中へと爆ぜさせれば、それとほぼ同時にあられもない嬌声をあげ体をつっぱらせる) [Sat 6 Sep 2008 02:11:20]
◆ルード > そりゃ、激しくしてるからな。 やさしいほうが気持ちいいならそうするぜ? (そういいつつも腰の動きは荒っぽくなっていく。 そして精の高まりを感じれば我慢することなく、夏鈴の中へと注ぎ込もうとするだろう) 夏鈴もきもちよくなっていっちまうといいぜ? [Sat 6 Sep 2008 02:05:28]
◆夏鈴 > ひんっ!あ、いやっ、いやっ・・・!そ・・な、激しっ・・・ (体をうちあわせる音の速度があがるにつれ、首を何度も、何度も振って、抗いきれぬ快楽から逃れ様とする。それでも繋がったそこでは、空気をふくんだ愛液が、淫猥な水音をたてつつ快楽の頂に伸びりつめんとうごめく。) ひあっっ! (そして、耳を嵌れればびくんっ、と体をつっぱらせる) [Sat 6 Sep 2008 02:02:36]
◆ルード > かわいいぜ? (もだえている様子の夏鈴をかわいがるように頭をさらに撫でる。 腰の動きを激しくするのと同時に尻尾を撫でていた手は腰へと回し、より奥深くを貫けるようにと抑える役割へとまわす) このまま、いってやるからな。 夏鈴。 (にやり笑みを浮かべ、そして耳を再び噛み… [Sat 6 Sep 2008 01:57:02]
◆夏鈴 > は・・・ぁぅ、ぅっ・・・ (囁きかけられればぞくっとしたものが背中をかけて、男に縋るような、それでいて拒む様に腕を伸ばして振るえる) は・・ぁ、ぁん、あ。だ、だめ・・・そな・・・っ、ぅぅン・・・ (少しずつ早くなる腰使いに眉根を寄せて何かに耐えるようにしてひくひく、と体を振るわせる)) [Sat 6 Sep 2008 01:53:13]
◆ルード > 夏鈴。 中は気持ちよさそうにしてるぞ? (夏鈴へささやくように告げながら。 より深く、大きく腰を動かしていく。 頭を撫でては尻尾も同時に愛撫して) もっと早くしていくぞ…? (刺激になれた様子を見せたなら動きを早めることだろう) [Sat 6 Sep 2008 01:50:06]
◆夏鈴 > はっ・・・ぁ、ちょ・・・。ぁっ・・・!やっ・・・ (嫌がって抵抗するが、力は入らず) はぅっ、ぅ・・・あ、あ・・・はぁぅ・・・ん (慣れた様子で体の奥まで男のもので拓かれると頤をのけぞらせてひくひくと振るえる。) っ・・ぅん・・・ (仰け反ったことで、露となった首筋には湿った感触が伝い始め、その感覚を振り払うように、或いは男の言葉を拒絶するように首を横へと振る。それでも、じりじりと高まるものがあるようで、抵抗の力は弱い) [Sat 6 Sep 2008 01:46:00]
◆ルード > (そのまま夏鈴の体を抱き寄せようにして肉棒を奥深くまで貫いてしまおうとする。 尻尾は愛撫するように撫でたまま) できるだけ気持ちよくはさせてやるつもりだからな。 (そして首筋を舐めていく) [Sat 6 Sep 2008 01:39:28]
◆夏鈴 > ふ・・はっ・・・ (漸く靴付けから解放されると、苦し気なせわしない呼吸を繰り返す。) へ・・・・・・ぁ・・・・? (相手の言葉を理解するよりも先に、熱いものがゆっくりと侵入をしはじめて) はっ、あっ・・・!? (咄嗟に挿入の衝撃に逃れ様と体を捩るが) はぅっ・・・! (尻尾を撫でられれば力が抜けてしまう。) [Sat 6 Sep 2008 01:35:53]
◆ルード > それじゃ、入れてやるよ。 実は夏鈴の裸で我慢できなくなっていたんだよな。 (そんなことを伝えつつ、秘所を十分にほぐしてから肉棒を取り出し、夏鈴をゆっくりと貫いていく。 十分にほぐしてから入れたつもりである。 そして秘所をほぐしていた手は尻尾をゆっくりと撫でることにした) ここを撫でられるのも気持ちいいんだろ? [Sat 6 Sep 2008 01:32:36]
◆夏鈴 > ッ・・・、ぅ、ぅぅー…(瞳を閉じて、舌に応じつつの敏感な部分への刺激は耐え辛い快感を伴うものでもあって、無意識に腰が揺れてしまう。くぐもった声を漏らしながら、愛撫を受け入れてからだを捩る) [Sat 6 Sep 2008 01:26:34]
◆ルード > (秘豆を指で何度か刺激してやってから、今度は秘所へと指を差し入れて中をほぐそうとしていく。 口付けは反射的に返された夏鈴の舌となめあうようにして夏鈴の興奮を高めてやろうとする。 ひとしきり胸をもてあそんだ手はそのまま背中へと手を回し、そこから頭を撫でようとするだろう) このまま、夏鈴の中にいれてやるよ…。 [Sat 6 Sep 2008 01:19:17]
◆夏鈴 > ((続き)振るえる。その口も、すぐに男の唇でふさがれ、舌を差し入れられれば反射的に自分の舌を絡め返そうとする。) [Sat 6 Sep 2008 01:15:50]
◆夏鈴 > そ、そんなこと、な、ないもんっ・・(真っ赤になって、刺激されるままに体を震わせている癖に意地をはる。それも、指先が一番敏感な所に触れるまでの間のことで) あ・・・ ン (鼻にかかった甘い声をあげて) [Sat 6 Sep 2008 01:14:48]
◆ルード > ここをこうされると夏鈴はおかしくなりそうか? (少々調子に乗りつつ、夏鈴をゆっくりと攻めていく。 秘所は細かく指を動かしつつ。秘豆に触れ、一緒に刺激をしようとしつつ。 提供が弱い胸をまたやさしく揉んで、口付けをして舌を差し入れてやろうとする) かわいがってやるからな? [Sat 6 Sep 2008 01:11:32]
◆夏鈴 > そ、それはほら、あのちょっといい間違えといいいますかぁ、だ、だからぁ〜〜… (どういっても、よい方向には転ばないようと、何となく悟っている部分と、それに反発して夢を見ていたい気分とがせめぎ合う。何か一つでも言い返せたらと思うのだが結局うまい言葉はみつからずに、強引に話を丸めこまれてしまい、困った様子で耳をへこたれさせる) うっ、くぅん・・・ いやっ、いやっ・・・。やめてよぉっ・・・ (抵抗してよいといわれるとアマノジャクの猫には逆にそれがしにくいような心情になるようで、何所か抵抗も弱弱しい様子で) ふっ、ぁ、や、そこォ・・・! [Sat 6 Sep 2008 01:07:12]
◆ルード > もう昼寝って時間じゃねぇだろ? それにこの時間にここで寝る、ってことは俺と一緒になるってことになるからな。 で、俺と一緒になるならこうなるわけだな。 (やや無茶な理論で返しつつ、夏鈴の胸をしつこく刺激していく) 抵抗はしてもいいぜ? 素直には早々なれないだろうからな。 (秘所を刺激する動きはさらにやはめていこうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 01:01:41]
◆夏鈴 > や、あ、あのそのっ・・・・・!あ、そ、そうだ!あの、昼寝!そう、昼寝しに来たのよ。何か急に夜になって寒かって、それで、猫の格好できて・・でも、最近人型で寝てること多いからなんかこー落ち着かなくって・・・それでそれでー・・・(かなり、苦しい言い訳ではあるがそれなりにもっともらしくも聞こえそうな話をでっちあげて矢継ぎ早に説明する。いつもより早い口調なため、バレばれなのだろうが) ・・・・は、ひゃ・・ぁ・・、や、やだぁ・・・ (撫でられるとその手を避けるように尻尾が右へ左へと揺れる。) っ・・・ァン・・・ (少しずつ反応を示し始めていた胸の先端に指先が触れると貯まらずに声があがってしまう) [Sat 6 Sep 2008 00:52:45]
◆ルード > 俺の部屋で裸になっていた、とすれば何をしていたのか気になるじゃねぇか。 もしかしたら我慢できなかった、ってことかもしれなかったしな? (冗談交じりではあるがそう告げれば彼女の秘所を尻尾を触っていた手でなでようとする。 同時に胸は柔らかくもみ、乳首もあわせて刺激させていこうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:46:25]
◆夏鈴 > (今後の成長を温かく見守りましょう・・・閑話休題) え?ぁ・・・ひんっ・・・や、べ、別に、えと、あのぉ・・・(しどろもどろになるのは返答に窮しているからだけではなく。耳へと這わされた舌に、うなじの辺りにぞくぞくとした感覚を覚える) だ、大体、わ、私が、何所で、何してたって、別に、いいじゃないっ・・ (啖呵は切るが威勢は欠片も感じられず、寧ろ弱弱しいくらい。尻尾を刺激されると途端に力が抜けたのか抵抗の手が弱まる) [Sat 6 Sep 2008 00:43:15]
◆ルード > (大きくても小さくても食べるような鬼。 それなりに幼い姿で固定した姿ですることができればパターンが増えると喜ぶやもしれず) じっくり聞かせてほしいな? 夏鈴。 (唇を離されればそのまま舌は耳へ。 耳を刺激しようとする。 胸のては引き剥がされまいとして力を込めるが、揉む手そのものはやさしい手つきである。 お尻の方のても動かしお尻を揉むなり、尻尾があればそれを刺激するなり試すことだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:36:42]
◆夏鈴 > あぅ、だ、だから、それはっー・・・! (猫の姿できたからなのであるが、ここであえてそこについて言及し何故今人型になっているのかを問い詰められれば…疚しい部分のある猫としては痛いものがある。故に、その声は弱弱しいものにとなる。困った様子で、視線を揺らしよい返答を考えようとしているところへ、寄せられた顔。) ン!!?ンンンーッ! (気付いた時には遅く、抵抗する間もなくその唇は男のもので塞がれてしまう。それと同時に伸びてきた手は、驚きのあまり固まっている猫の胸を簡単に捕らえることができるだろう) ッ… (思わず吐息をもらすが、流されまいと必死で唇を、そして男の手を離させようとする。 集中しようとした矢先であったため、猫化は完全に妨害されており姿は元のままと変らずである。生憎、現在の猫は3タイプにしか姿が固定できないため、最中で触れた一瞬であれば小さい状態・・・というのもありえるが保つことはできない。今後の成長次第ではもしかしたら・・・。) [Sat 6 Sep 2008 00:28:33]
◆ルード > 裸で部屋に侵入しておいてそういうことを言うか。 (口調をしつつそのまま、夏鈴へと軽く口付けてやろうとする。 そのまま胸を軽く片手で揉もうとしてみて。 猫にもどる途中だと胸が小さくなったりとかあるのだろうか) [Sat 6 Sep 2008 00:21:04]
◆夏鈴 > やー・・・えっち、すけべー、変態ー・・・ (肌が暴かれれば、頼りなく眉毛をハの字に寄せて、恥かしさにうなじまで一気に顔を赤く染める。それを誤魔化すのか、男の気を殺がせるつもりか、或いはそのどちらとものつもりなのか矢継ぎ早に罵りの言葉を口にする。そうして、一時的なパニック状態から抜け出すと、姿を変えればいいということを思いつき…隙を見て猫化をはじめようと集中しようとする・・・が?) [Sat 6 Sep 2008 00:16:11]
◆ルード > (足をじたばたとさせた程度では止める気はなく。 夏鈴の布団をすっかりと剥いでしまおう) ま、そんなに嫌がるなって。 夏鈴のはだはなかなか綺麗だし見てみたいもんだからな [Sat 6 Sep 2008 00:11:22]
◆夏鈴 > えっ・・ぇっ・・・! (羞恥心が強いのは、全くもってその通りでもあり思わず認めそうになるが、此処で認めたら絶対都合よく解釈されると、大慌てで首を横にふる) あ、や、やだぁっ・・・ (両腕を使って、男の二の腕を胸に抱く様にして抱え込んで進行を妨害することに成功すれば、今度は反対の手がシーツに狙いを定めてのばされてきた模様) や、やだやだやだーっ・・・ (しっかり抑えたまま、じたじたと足をいわせて妨害しようとするが、両手も使えず、おまけに腕力もないのであれば抵抗しきるのには限界があるのは当然のこと。徐々に、布団をはぎとられていき素肌を晒すはめになるのも最早時間の問題化) [Sat 6 Sep 2008 00:08:17]
◆ルード > 夏鈴は恥ずかしがりやだしな。 そうはい、と認めるとは思ってねぇよ。 (そういって進路妨害しようとしたか手はそのまま妨害させ、その代わりにシーツを剥ぎ取って裸にしてしまおうとする。 シーツを抑えようとすれば尻の下へと手を伸ばしていくことになるだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:01:52]
◆夏鈴 > へっ!?あ、いや、それはちがっ・・・! (勿論、例のブツを回収したら猫の姿で逃走するつもりだったから服なんてもってきていなかったわけで、かといってこの状態でさっきの発言はかなりの墓穴であったのも事実で。あぅあぅ、違うのー!違うのー!と必死に頭をふって主張するが・・何所から見ていたかは知らないがある程度のことを見ていた男相手では誤魔化しのしようもないというもので) あ、きゃっ!?な、なっ、え、えっちー・・・!(例のブツは丁度、自分のお尻の下に隠してある。即ち伸ばされた手もその方向にむかっているわけで、慌てた様子で、両手をつかみとり進路妨害をしようとするが・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:58:29]
◆ルード > ほほう。 裸で遊びに来た、って事はそういうことをしてほしいって事だな? (にやり、と笑みを浮かべてかりんへと近づこう。 そのまま取り落としたブツを拾おうと近づいていく。 裸なのは先ほどの様子から分かっていることだ) [Fri 5 Sep 2008 23:55:14]
◆夏鈴 > (目的の場所にたどり着く手前でかけらえれた声) ひゃぁっ!? (あまりの驚きに、情けない悲鳴をあげると思わず手にしていた例のものが零れ落ちる。慌てた様子で、身に纏った布団でそれらを隠す様に、その上に座るようにすると) べ、別にー・・・。ちょっと遊びにきただけよー・・・ (声が裏返ってる癖に、とぼけてみせる。内心冷や汗だらだらだ。) [Fri 5 Sep 2008 23:52:15]
◆ルード > さて、夏鈴? なにしている? (布団の場所へと戻ろうとしたところで夏鈴に声をかける。 足音もせずに現れたのだからそこに立っていた、というのは明白で、よって行動も全部見ていた、ということである) ゆっくり聞かせてもらおうか? [Fri 5 Sep 2008 23:48:24]
◆夏鈴 > おっかしぃーな・・・ (ぽつり、洩れたのはそんなこと。見られてるということも気付かずに、段々苛立ちがつのってきたのか探す手も乱雑なものへと変わる。それでも、暫くすればマタタビと共にしまわれた「それら」へとたどり着くことができ・・・) あった♪なぁんだ、こんなとこに隠してたのね、アノヒトー… (必死で探した分、見つかった時の喜びはひとしおと言った感じで、口笛でも吹き鳴らしそうな勢いでそう口にするとそれらのものを手に取る。そして、もう一度だけ、部屋の周辺・・・もとい、外へ意識を・・・耳を傾け男の「足音」が聞こえないことを確認すると大急ぎで、布団がもとあった位置へと戻り猫化をはじめようとする・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:46:03]
◆ルード > (死角にベッドを置く理由もなければそのまま、ドアから覗くことはできる。 家捜しを始めたことで何を探しているかは大体察しが付いたがここで抑えてもにげらるだろうと判断。 もう少し様子を見ることにした) [Fri 5 Sep 2008 23:39:20]
◆夏鈴 > ぅぅん・・・ (耳を澄ませば、抑えたような小さな呻きが聞こえることだろう。扉から覗いた際に布団が死角にないのであれば、男の見る間で布団が徐々に盛り上がっていくのが見えることでしょう。暫くすると、ずぼっ、と布団から顔だけを出した猫がふるると顔をふるわせる) ふぅ・・・っと・・・ (そして、男の気配には気付かずに、自分の体に布団を巻きつける様にして身に纏う。そろそろ、男のお風呂の準備も終わる時刻だろう・・・と、思い至ったのか、そこからの動作は割りと早く・・・手当たり次第に部屋の引き出しや収納をあけては、例のブツを探し始める。) [Fri 5 Sep 2008 23:37:23]
◆ルード > (そして部屋の前まで来るのだが、その扉は…) …扉が開いてるな。 (ぼそ、と呟く。 出て行くときは閉めたはずなのであいている、ということは誰かが入ったと言うこと。 気が付かれない様にとそっと中を覗き込んでみる。 ここの住人で該当しそうなのは一人だが賊である可能性もある。 ピンポイントで自分の部屋に入っていると言うことでその可能性も低いが) [Fri 5 Sep 2008 23:32:41]
◆夏鈴 > (怪しい箇所、はそれなりにあるのだが、いかんせん猫の姿である以上、そう簡単に家捜しなんてうまくいくわけもなく。従って・・・) ン〜… (男の布団の中に身を滑り込ませると、そのままの状態で前足を全面に押し出すようにし、まるで伸びをする時の様に力をこめる。ふこふこの毛がざわり、と、揺らいだかと思うと少しずつ、その姿は人のモノへと変わりはじめる。男が部屋に戻ってくるのはまだ先と思っていることもあってか、人化が完全に終わるのは次回・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:29:22]
◆ルード > (例のブツはそれなりにきちんと仕舞ってある。 一緒にマタタビを添えたりしているので見つかる可能性は高い。 それを持ち出せるか、というと別の話) 力仕事は大体終わってるから後は任せて大丈夫だな。 少し本でも読むとするかな。 (足はそのまま自室へ) [Fri 5 Sep 2008 23:21:05]
◆夏鈴 > (水に入るのは苦手なんです・・・。 居ないのであれば、それは願ったりでもある。猫の姿は不自由きわまりないが、それでもなんとか部屋の扉を開けると、あえて、何も疚しいことがないと主張するかのようにゆったりとした動作で忍び込もう。そのまま、見慣れた部屋へと入ると、うろうろと部屋の中を円を描く様に回り始める。そうして、この部屋に忍び込んだ目的のブツ・・・先日のお祭で得た鬼のヌイグルミと怪しい瓶を探し始める。景品の存在をそろそろ忘れ始めた頃であれば、こっそり盗み出して隠す・・・こともできるだろうというそんな考えでの行動だ。さて、品物が見つかるのが先か、それとも主が戻ってくるのが先か・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:17:54]
◆ルード > (部屋の中には今はいない。 その代わりに風呂場で用意をしていたところ。 その準備も大体終わらせてある) 夏鈴ももっとはいりゃいいのによ。 (そんなことを呟きつつ部屋に戻ってくるところである) [Fri 5 Sep 2008 23:11:15]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『(今は風呂場から戻ってくるところ』 [Fri 5 Sep 2008 23:07:50]
◆夏鈴 > (当然、忍び足、なわけで。夕食の片付けもそこそこに、仔猫に変態した女はとある一室へとむかっていた。慎重に扉の前までやってくると、身を低くして警戒した様子で周囲の様子を伺う。) ・・・・・にゃぅ・・・ (小さな鳴き声を扉の向こうへと投げかける。・・・この部屋の主にして猫の主人である男は、この時間になるとお風呂の用意をしにいっているはずであるが・・・) [Fri 5 Sep 2008 22:59:54]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『抜き足差し足・・とくれば・・・』 [Fri 5 Sep 2008 22:54:29]
お知らせ > ブレイブさんが帰りました。 『―――よし。 (さ、がんばんねえと。)』 [Thu 4 Sep 2008 04:36:26]
◆ブレイブ > ( なんだかんだで下手に手を出すとバランス崩すだけだったな。 ヴェイティアンが何故竜騎士を目指そうとしているのだとか、少し聞いてみたかったところもあるけれど、今はそういう話題の出来る時間でもなし。 ) そう。 一応正騎士。 ( この一応の部分を言わず済むように、胸を張って正騎士となれるように努力しよう。 けれど今やらなきゃいけない事は、なによりも目の前の大変な作業であって―――― ) [Thu 4 Sep 2008 04:36:00]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( がんばろう、お互いに。 )』 [Thu 4 Sep 2008 04:28:59]
◆ソレディー > 野犬が食べていた他の動物が、畑で悪さをするかもしれません。 ( そんなものだ。 こくこく頷いて。 ブレイブの家庭の事情?なんかを聞けば興味深そうにするのだろうけども、今は作業中。 残念ながらゆっくりとはしていられない。 ) なるほど、でも正騎士なのですね。 ( なってみて分かる物足りなさと、なれなくて羨む気持ち。 騎士の中で一番下とは言っても、その下には随員なんかがいるわけで。 地位や上下関係には興味がないものの、初めて知り合った年下の正騎士には、ちょっと急かされるようなものを感じてしまう。 アイリーンだって年は近いし、それにブレイブも、実は年上。 小さい小さいと思っていたって、それは雰囲気や表情なんかの問題で、彼の身体は大きいのだが。 やっぱり貫禄とかを見てしまうのだろう。 ともあれ、今は礼儀正しいまま。 二言三言交わしながら、話している余裕もない作業に戻ろう。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:26:23]
◆ブレイブ > 確かにそれはそうか。 こっちの都合で排除されるのも、野犬にとって迷惑な話にんるだろうし。 ( ソレディーの言葉に納得。 食う為に殺すのとは違う駆除というのは、どうにも慣れない事であったし、それをするのなら柵を作った方がよっぽど効率的だったな。 ) ( ふぅ )( まあ羨んでも仕方ない。 てか俺自身騎士の家系への養子という僥倖を経てこの場にいるわけだし。 これ以上を望んだら罰が当たるってものか。 それでも胸を張られたらやっぱり羨ましくなってしまうけど。 ) 正騎士だったんです! 一応!! ………まあ、なりたてなんですけどね。 立場的には一番下です。 ( 無念そうにする様子に少し誇らしげに胸を張る。 けど増長できるような立場じゃないし、学ばなければならない事は数え切れないほどある。 小さいのに、って言われたらなっ!と言葉を詰まらしていたけれど。 そっちの方が全然小さいじゃないかと! そんな事は言われなかった訳だから、ちゃんと礼儀正しいままだけど。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:16:13]
◆ソレディー > きっと大丈夫です。 どこに村をつくるのか… 元の場所は危ないかもしれませんし、どこかへ移りそうですけど、それでも元々この辺りで暮らしていたのですから。 ( 大雨で予期せぬ災害に遭うようなことがあっても、元々この辺りにいた野犬なら、村人達にとってずっと付き合ってきたものだと思う。 できるなら駆除した方が良いのかもしれないけども、野犬を探しに出るくらいなら獣避けの柵を作る手伝いでもした方がいいのではないかって。 童顔も手伝って、心配する少年の様子は何だかとても優しげに見える。 微笑ましそうに、心配ないと頷こう。 ) ? ( 目も耳も良いけれど、羨望とか、人のそういった心持ちを感じ取る能力はいっそ鈍いくらいだ。 育った環境、人付き合いの少なさがそうさせる。 もっともどんな風に思われているか知ったとして、いいでしょーと胸を張るだけだし… それより何より。 ) あ、なんだ、そうでしたか! よかった。 って正騎士だったのですね!? ( もう教えてもらうことなんてない… と言ったら彼は反発するのだろうけども、少なくとも一人前にはなっている彼の方がよっぽど羨ましい。 まだ小さいのに。 初対面らしく、ホッとしたように笑って、次いでけっこう失礼な驚き方。 ぐぬぬ! と無念そうに拳を握り、礼には礼を。 慌てて背筋を正そう。 初めまして。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:03:09]
◆ブレイブ > 確かに。 ああ…けど復興した後の事を考えるなら野犬の駆除もしとかないと…いやけどそこまでは手が回らないのかも……―――― ( アイリ様はどうするのだろうか、なんて考える。 まあ自分が考えた所で何か変わる訳でもなく、下された命を果たすのが騎士の役目であるのだけれども。 )( スタッカートな発音に少女といった方が近いような見た目。 どうにも子供っぽく見えてしまっていたり。 ) ああ、やっぱり。 ( やっぱりこの子が―――と、相手を見る視線は少し羨望の混じったもの。 紅鱗騎士団団長のアイリ様に直々に目に掛けてもらってる、という立場は少しばかし羨ましい。 青年にヴェイティアンという種族に関しての偏見は無い。 ホワイティアではあるものの、自分も生まれは貴い身分ではないし、血筋で他人を蔑む資格は自分は最初っから持っていない。 )( 身振りで示しながら問い掛けてくる相手に、ちょっと自分の方も突然で失礼に過ぎたなと反省。 けどその大きな仕草がどこか彼女を子供っぽく見せてしまっている。 ) いいえ、俺の方も初対面です。 ――――失礼しました。 白鳳騎士団所属、ブレイブ・ベルンシュタインと言います。 ( 滑らかな発音だけれども、どことなくネイティブの名残が隠されている。 汚れた服では少ししまらないけれど、律儀に踵を合わせて丁寧な態度で初めましてと言おう。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:49:17]
◆ソレディー > 今くらいはまだいいです。 あんまりお腹も空かせていませんから。 ( 言葉遣いは丁寧なのだけど、その話し方は一音一音が跳ねるようなスタッカート。 この状況でハイテンションというのとは違うけれど、いささか子どもっぽい。 互いに外見年齢に惑わされているようだけど、もちろん無自覚で、それでも言葉遣いが崩れないのは訓練の賜物か。 気安くなってしまえば分からないが。 ) ―――お? あ、ええと。 はい。 紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌです! ( 名前を尋ねられて、微妙にしどろもどろといった調子で答えるのは、相手が知り合いかどうかを思い出そうとして。 聞かれ方を考えれば初対面なのだけど、急に名を呼ばれると混乱してしまう。 赤銅色の肌、赤い髪の娘はクリスティア騎士団内にそうそういまい。 梃子を引き上げて、手が空くまでの時間をかけたけれど、こちらは思い出せなかった。 ) …え、ええと、失礼ですが! もう、会ったことありますか…? ごめんなさい。 ( 困った風に首を傾げつつ。 大丈夫?という問いには、こんなに騎士がいるのだからと腕を広げた。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:32:59]
◆ブレイブ > 野犬か。 こういう所にいる奴らは野生化してて怖いんだよな…… ( 冗談ではなく野犬は怖い。 もっともっと小さい頃なんかは、その危なさをばっちゃにキツク教え込まれたものだ。 けれど今のこの状況では確かに大丈夫だろう。 恐らくは寄ってくる事もないだろうか。 ) ………しかし全然分からんな。 ( 自分も少し周りの物音に注意を払ってみるけれど、ちっとも分らない。 それにしても自分よりもずっと若く見える子だ―――― ) ――――えっと、ソレディーさん、でいいのかな? ソレディー・カモシレーヌ。 ( 彼女の容姿を見て、時々話題の端に上るヴェイティアンの少女の事を思い出した。 かの種族はそれ程にいないし、もしかしたらそうなのかな、って思い尋ねてみよう。 ) 来ても大丈夫、か。 それは仮に襲い掛かって来ても難なく撃退出来るからってこと? ( 軽く笑みを浮かべながらそんな事を話し掛けよう。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:21:12]
◆ソレディー > ん? あ、うん、鳴いたような、気がしました。 野犬かな。 ( 耳を澄ましてみるけれど、周りで作業する音もあってよく聞き取れない。 気にするでもなく一緒に居たけれど、年が近い… と言うか年下っぽい?男の子に、まだ遠いと微笑んだ。 それに一人旅では気になるけれど、これだけの人がいればそうそう寄っても来ないだろう。 腐肉はあっても、それ以外も多い。 ) まだ、大丈夫です。 来ても、大丈夫。 [Thu 4 Sep 2008 03:09:28]
◆ブレイブ > ( 若年の騎士もまたこの作業の一団の中に紛れていた。 小洒落た服装でも騎士団の正装でもない動きやすい格好は、周りの皆と同じように今までの作業で大分汚れてしまっている。 ) どうかしたのか? ( 梯子の引き上げを手伝ってもらったんだけれど、その人がふとどこかに視線を凝らすようにし始めたから。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:02:19]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 『――――?』 [Thu 4 Sep 2008 02:55:42]
◆ソレディー > ( 指示を待たずに自分にできる仕事を探すような、集団での動き方はまだまだ不慣れで要領が悪いけど、頭数には入れるような。 倒壊した家屋まで戻り、別の班の補助に回りながら、崩れた屋根の間から運び出される担架に目をやった。 ) ( 死んでしまっているのだし、埋まってしまったものを掘り返すこともないのではないか… なんてことは、もう言わない。 ふと考えることはあるけれど、パプテスはそうしないと知っているから。 ただ、さぞ怖かったろうなと思って目を伏せる。 ) ( 故郷の湖は、いつでもとても穏やかだった。 霊的に平穏が保たれるその場所は、自分達に合わせて自然を変える人社会が栄えられる環境ではなく。 だからもしもこんなことになったとしても、助けてはもらえなかったと思う。 けれど社会は土地に広がって、どこかで何かが起これば報せがあり、こうして見ず知らずの人達が助け合う。 どちらが良いかというと難しいし、それに役割分担だと言ってしまえばそれまで。 ただ、ああ仲間なんだなと、そんな風に感じられるのは嬉しかった。 ) ん。 ( 梃子の引き上げに手を貸しながら、ふと顔を上げる。 耳を澄まして、夜闇に目を凝らして。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:50:10]
◆ソレディー > ( ぽけーっと、呆けて。 ) ―――〜はっ!? あ、あ、あっと…! まって、まってくださいっ! ( 同じロープを引いていた仲間が次々作業に戻るのを見回し、赤い髪の娘も、慌ててすっかり重たくなった腰を上げる。 ) ( 紅鱗騎士団でみっちりしごかれている娘の体力は、他の団の騎士達と比べてそう見劣りするものではなかった。 じっくりと観察したのなら、成長速度が異常かもしれないし、どう考えても見た目に納まり切らないはずの膂力を発揮しているのだけれど、それはそういう星の下に生まれたということで、さておき。 いずれにせよ間近で変化を追わない者にとっては、最低限足手纏いにならないということだけで十分。 監督が紅鱗騎士団の団長ということもあってか、少なくとも表面的にはうまくやっている。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:32:16]
◆ソレディー > ( 周囲にもいくつか潰れた屋根が広がっているこの場所には、元々村などなかった。 いくらか上流の方にあった集落から、氾濫した川や崩れた山肌と一緒に流されて来たらしい。 家が船のように。 建築技術が素晴らしいと見るべきか、建築計画に無理があったのだと見るべきか。 どちらにせよ自然災害は予期せぬ形で起こるものだし、その土地で暮らしていれば身近な危険を意識できないのかもしれないけれど、根こそぎ押し流されたような光景にいっそシュールなものを覚えて、疲労も手伝い座り込んでしまう。 ) ( 騎士団の、災害地復興支援活動。 防具とはまた違う、キルテッドシルクの頑丈な作業着は、今更ぬかるみの中で座り込んでもさして変わらない有様だった。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:16:32]
◆ソレディー > ( およそ年頃の娘らしからぬ気合い一声。 現場監督の合図に従って、肩にかけたロープを背負うような姿勢で力一杯引く。 ぬかるんだ地面にくるぶしまで足が沈み、そのまま前のめりに倒れてしまいそうになるのを踏ん張って堪える。 底なし沼ではあるまいし、すぐにつま先は硬い感触を捉えた。 けれどロープはさほど動かないまま、いくらか疲労のたまった身体は早々と音を上げそうだ。 ) ふんぬっぎぎぎっ! ( それでもがっちり奥歯を噛み締めて耐えることしばし。 不意に軽くなったロープに支えをなくして、数歩たたらを踏みながら振り返りざまにべっちゃりと腰を下ろした。 ) ―――〜はーっ… ( 大の字になって転がるような真似は控える。 堪え切れずに漏らしてしまった溜息の先で、いくつもの篝火に照らし出された倒壊した家屋から、一際大きな柱に梃子が差し込まれ持ち上げられていく。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:06:19]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『 どぅおずえりゃああああああっ! 』 [Thu 4 Sep 2008 01:52:56]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( ただ、ぎゅっと抱きしめる力を強めることで答えて )』 [Thu 4 Sep 2008 00:25:46]
◆ヴァネッサ > ( 彼女の温もり、鼓動を全身で感じ取っているような気がした。 バニラの香りがより一層強く香る気がする。 その感触、香りに気持ちがほぐされていくような気がして ) ―――― ( 空を見上げよう。 貴女の抱きかかえている間は広い空を見上げよう。 今、みんなの理想の歌姫じゃない。ずっと昔の貴女。 それを壊さないようにそっと抱きかかえている自分。 きっと、幸せものなのだろう ) そうだね…。 でも、すぐに叶うことだったら、きっと一番じゃないと思うなぁ ( 空を見上げたまま ) だから、きっとそれはとても大切なことなんだと思う ( 独り言のように ) [Thu 4 Sep 2008 00:24:36]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『カリンがいてくれて、よかった。』 [Thu 4 Sep 2008 00:08:18]
◆シャリネ > ( そして、貴女の前で散々泣きじゃくった後。 少女は貴女を見上げてくしゃ、と微笑むだろう。 ) ―――ありがとう。 私 [Thu 4 Sep 2008 00:08:12]
◆シャリネ > ―――本当に。 ( 茶化すような言葉には、言い聞かせるような言葉そのまま返したけれど。 ) ―――- 。 ( 唇に触れられた指。謝らないでと、優しい言葉。指先は冷たいのに、そのぬくもりは温かかった。 動揺を超えて、嬉しさと戸惑いと、壊れてしまいそうな何かが、内側からこみ上げてくることが恐かった。溢れてくる何かが何なのか。 優しさが、痛い。少し会わない間に、友人は以前よりも愛らしく、美しくなったように思う。そして、もっと戸惑いが膨らんだ。嬉しさと、一緒に。 ) ( よく知っている強い力で抱き寄せられた。そのままぽふりと埋められる。耳に入る言葉が優しすぎて。 ) ――― っ。 ( ―――その手は貴女の胸元へしがみつくようにきゅ、と握りしめんと。嗚咽をかみ殺すように唇を噛んで、眉間に皺を寄せて、水を零す。 ) ( 私は幸せものだ。こんな自分、消えてしまいたいと思っていたのに。歌姫と呼ばれるようになって、皆の願う姿でいようと思うようになって。笑っていたかった。涙なんて零さないで、待っていたかった。そんな自分、要らないと思っていたのに―――それでもこんな私を、掬い上げてくれる人が、いてくれたから。 ) ――― 一番かなえたい願い事って、なかなか叶わないね――― ( ひたすら嗚咽を零した中でたったひとつだけ。落ち着いた後、零したのは、そんな。 ) [Thu 4 Sep 2008 00:07:17]
◆ヴァネッサ > ―――あのさっ ( 笑顔を作る貴女の顔を見て、どうしていいのか、もっと正確に言うのならそうしていいのか、悩んだ。 でも、自分がこうだと思ったことをやればいいんじゃないかなって思ったから。 だけど、すぐに行動に起こさない。 行動する勇気とそれを掴む時間が欲しかったから ) ――そっか ( 貴女の手の感触。柔らかくて、温かかった。 ただ、短い言葉で返す。 握られる手。綺麗な手に受け入れられることが嬉しくて、救われるような気持ちが勝ってにこみ上げてきてしまう ) 本当にぃ? ( こちらもまた茶化すように返して ) 謝んないで… ( 貴女の唇にそっと指を触れさせてみようとする。 昔の思い出、それを思えば、自分はずっと誤り続けなくてはいけないほどのことをしたと思う ) ――うん。 私も、そうしたいから ( これくらいのことでいいのなら、いくらでも、たくさん たくさん。 水の重さは貴女の涙。 貴女の軽さは純粋な心の表れだと思うから ) ( ――――だから ) こうすれば何も見えない、何からも見られない… ( ぐっと貴女の顔を自分の胸へと押し付けようとするだろう。 自分の身体で貴女を覆い隠して、誰からも見えないようにしよう、そう自分からだって見えないように。 だから、無理をしなくてもいいんだよって言いたくて。だけど、それは口には出せなくて ) [Wed 3 Sep 2008 23:55:11]
◆シャリネ > ――― でも、ドレスだからおぼれてもきっと流れないよ。( 笑ってくれるから、嘘をついてしまう。彼女はきっと、わかってくれているだろうに。だからこそ、だからこそ。 ―――笑っていたくて。 くすり。精一杯、振り絞って笑みを浮かべた。 ) ―― 時間は、経ったけど。( 知っていると。握られた手に握り返して。ためらうそれを感じ取りながらも、此方は拒むことなく受け容れた。貴女の紅を愛しい(羨ましい)と想ったことが、私にはあったから。 悩ましげな貴女の様子に気づいたから、今度は私が手を握ろう。やんわりと、骨のない手が貴女の手を。 そして、微笑んだ。 ) ――― ちゃんと食べてるよ?( くすりと茶化すような、微笑が ) (「大事な友達」) ―――――- ごめんね。( 貴女も大事な友達で、あのひとも大事な―――大事なひと。だから、ごめんなさい。手を離すのを拒んだ貴女の優しさが今は痛くて。放り投げてもいいのにと想ってしまう。昔は腕を怪我したことがあったっけ―――。そんなこと、思い返しては、小さく。懐かしむような憂うような、笑みが零れ落ちて ) ――― 抱いていて、くれるの?( 今は甘えても、いいですか?でないと、壊れてしまいそうな自分がいるから。少しまた、水が溢れてしまいそうになったけれど、さっきよりも、自分が水に抱かれて重いことがわかる。 ) [Wed 3 Sep 2008 23:32:19]
◆ヴァネッサ > ( こうして、近くにいるとどうしてだか安心感を覚えてしまう。 その内に指先だけでも触れられるからだろうか ) うん。元気、だよ。 ふふ、でもちょっとその服じゃ泳ぎには向かないなぁ ( 貴女の優しい笑顔。 こっちもそれに笑顔で返すだろう。貴女をガラス細工を持つかのようにそっと丁寧に抱きかかえたまま、貴女に安心してもらえるように、笑顔には笑顔で返す。それがどんなに弱々しくても、どんなに儚げでも ) じゃあ、知っているんだね… ( 強まるバニラの香りを感じながら、口から漏れるのは戻れない過去を思い出すような言葉。 今、貴女を抱きかかえている手は白いけど、落ちない紅で汚れてしまっている手。 やっとのことで伸びてきた貴女の手を、一瞬握るのをためらいながらも、優しく握ろうとするだろう。 こうして逢えた事は嬉しいのに、とても悪いことをしてしまっている気がする。 バニラな貴女に触れてしまっていいのか、今この瞬間も悩んでしまう ) ううん、羽みたいに軽いよ。 それに、大切な友達も心配するかもよ…? ( 岸のほうで待っているあの黄金色に一度視線を向けて。 本当に貴女は軽い。だから、壊れそうに思えてしまう。 それと、こうして支えるということでなければ、貴女に触れていられないような気がしてしまって、つい手を離すのを拒んでしまった。 自分が少し嫌な奴のように思えてしまった ) [Wed 3 Sep 2008 23:16:58]
◆シャリネ > ( こうして手が届くのに。心にまでは届かない。こんな想いを、以前もしたことがある。けれど貴女には届くから。伝わるから――触れられて、力なくも、微笑を深めた。 )( 久しぶりに、逢えた。大切な友人。 労わるような答え。優しい笑顔。―――だから ) ……相変わらず。―――元気、そうだね。 ――― うん。 夏の、終わりだから。 もう泳げなくなっちゃう。( ごめんね、嘘だってわかってても、貴女は、笑ってくれてしまうから。 だから笑う。 ふわり、微笑を浮かべようと。―――力ないそれは、ゆらゆら揺れるけど、私、ちゃんと笑えてる――? )( 力のない手が、貴女の頬へ伸ばさんと。淡く微笑んだ姿は、実に情けないのかもしれない。貴女には、元気な顔を見せたかった。 ) …… 無事で、よかった―――。( 慈しむ様に紡ぎが漏れれば、 バニラの香は水と共に強さを増して。それが鼻腔を擽り、慣れてしまっていることを心の中で少しだけ恨みながら。その白銀に、 やっと。 ) ―― ごめんね。重いでしょう。…おろして、いいよ?( そう、呟いた。 ) [Wed 3 Sep 2008 22:52:42]
◆ヴァネッサ > ( 貴女の重さ、感触、香り、温もり。すべてが懐かしく手の届かないもの ) ―――― ( 声をかけてしまった、手を触れてしまった、こうして出会ってしまった。 バニラの貴女は歌姫、自分は罪人。 今すぐにでも岸にそっと寝かせて、立ち去るべきだと自分の頭の中で響いているのに、身体が動かない。 貴女に逢えるなんて思わなかったから、ただ純粋に嬉しかった。 いけないことだとしても、その嬉しさを止める事ができなくて。 自分の香りを貴女がどう思っているかなんていうことは想像することはできなくて ) ―――久しぶり。 元気じゃ、ないかな。 ほら、顔色悪いでしょ? ( 弱弱しい返事が耳に入る。背けていた顔が貴女の方を向くだろう。 視界に入る貴女の姿は、その弱弱しい声と同じように見えて。 でも、どうしたらいいのかわからなくて、返事は少しふざけて答えて見せよう ) 泳ぎたかった? ( 長い間、接することの無かった貴女にどういう風にすればいいのかわからなくて、そして弱弱しい貴女をどうすれば昔みたいになってくれるのか、その術が分からないから、冗談っぽく話しかけるしかなくて。 そんな自分を少し情けなく思えて ) [Wed 3 Sep 2008 22:41:50]
◆シャリネ > ( 嗚呼。なんだろう。凄く冷たいのに。どうして。どうしてこんな――― 懐かしい匂いがするんだろう。 )( 抱きかかえられたまま、言葉が回らない彼女にぼんやりと見つめているまま。視界から水が溢れるのに、どうして見える景色が優しいなんて、感じるのか。 ) ――― 。( 自分のバニラの匂いより、自分にはないその匂いが愛おしかった。あのひとの良く知る香なら、私だって。ほしい―――。 そんな風に想うのも刹那。織り成す言葉耳に入れば、ぼんやりと浮かぶ、私のほうを見ない月を 見上げる空ろな眼差しは淡く、微笑んで―――) ――― 久しぶり。 ……元気?( 姿には似合わない言葉がそのまま。微笑み混じりのその声音は弱いけれど、他愛もなく、聞いたつもりだった。空っぽになりかけた心から音色を掬い上げるのは、少し。大変だったけれど。 ) [Wed 3 Sep 2008 22:23:07]
◆ヴァネッサ > ( 夏の残り香と貴女のバニラの香りが辺りを包んでいる。そんな気がした。 水を吸って重くなる服。水の抵抗で貴女までの距離がとても遠く思えて、それが自分を拒んでいるかのような風に思えてしまう。 白い貴女に自分は近づいてはいけない。 そんな気持ちが自分の中で勝手に増幅して ) ――あのっ、そのぉ… ( 抱きかかえたバニラの貴女。 その感触が手に伝わったとき、初めて現実に引き戻されたかのように意識が鮮明になって。 咄嗟に抱き上げてしまったためか、返事をしていいのかどうかわからなくて、でも抱きかかえているバニラの貴女と鉄錆の匂いしかない自分がこうして接していていいのかわからなくて。 少しだけ、でも自分ではとても長く感じた間が空いてから ) う、歌姫に白銀の月を貰ったひと… ( 正直に言えなくて、こんな遠まわしな返事を返してしまう。 顔を横を向けているバニラの貴女を見て、安堵感を覚えながらも、昔の記憶のときとは違う貴女を見て、そんな表情の貴女を見てはいけないような気がして、そのまま夜空を見上げよう。 首にはあの銀色の月の飾りが下げられて ) [Wed 3 Sep 2008 22:17:31]
◆シャリネ > ( 目を閉じる。夏の終わり。静寂が包み込む空気が心地よくて、自然に水が溢れていった。それに気づいたのは、静寂の中に聞こえた足音。 ―――引き戻される感覚が、痛みを引き戻すように。 麻酔でわからなくなっていたような痛みが一気に胸を締め付けて。 ) ――― 。( ぽたぽたと零れ落ちたそれに、小さな嗚咽を押し殺して。水につけた白い手が、その想いを閉じ込めるように強く握った。 通りかかった人が誰でも良かった。空っぽになりたくて、それでもなれない自分。逢いたくて、大丈夫だと言いたくて、そんな弱い自分。 誰かと会って、きっと。――― そのひとを見つめて歌うことが。今の私にはできないから。 だから、貴女が誰なのかさえも自分の中で突き止めようとさえしなくて、ただ――― その足音が此方に近づいてきた気配に、力なく顔を横に向けた。 零れ落ちる雨で滲んでいる。誰だかわからなくて、それでもいつものように表情を変えられない自分がいた。 ) …… だ、れ―――? ( 泣いたままの自分を、掬い上げようとなんてしないで。そんな風に思いながらも、抱きかかえられれば意図も簡単に貴女の腕の中へ収まるバニラの菓子。 貴女の傍らで、水には入らず伏せをしながら心配そうに見つめている黄金色以外は、あたり一面、何もない。村の外れの川辺と草花の景色。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:58:50]
◆ヴァネッサ > ( 確か、かつての自分の家が地方村の方だった気がした。 もう帰らないことにしていたのに、足がそっちの方に向かっていた。 そんな自分を遠くから見ているような気持ちになって。心の中で渇いた笑いが一つ。 そんなおぼろげになっている意識のまま、結局人の住まないあの廃墟へとは行かず、こうして当ても無くただ足の向くままに歩いている今。 貴女の姿が視界に入ったような気がして、もやが掛かったような意識のまま、でも身体はしっかりと動き、水面に浮かぶ貴女がしっかりと入ってきて ) ―――っ ( 自分も水に入って、水面に浮かぶ貴女を抱きかかえようとするだろうか。 どこか、貴女の姿が儚く散る水華に見えてしまって。 身体が勝手に動いてしまう ) [Wed 3 Sep 2008 21:54:12]
◆ヴァネッサ > ( 確か、かつての自分の家が地方村の方だった気がした。 もう帰らないことにしていたのに、足がそっちの方に向かっていた。 そんな自分を遠くから見ているような気持ちになって。心の中で渇いた笑いが一つ。 そんな朧家 ) [Wed 3 Sep 2008 21:48:44]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『通りかかって』 [Wed 3 Sep 2008 21:44:33]
◆シャリネ > ( 浮く体が、生きていると言う。だから私は歌えてる。―――あのひとも、こうしていて。 )( 祈るように、仰向けに。水面に浮きながら、両手を組んで目を閉じた。降り注ぐ星屑は、夢のよう。けれど、何かが足りなくて、切ない想いが心の月を欠いていく。 )( 銀髪を飾る果物の飾りも落ちて、緩く、淡く、銀色が水面に溶けていくような。―――その中で。 ) ――――――― ♪ ( いつか、紡いだ子守唄を、言葉紡がず、旋律だけを。ぼんやりした視界と、静寂の、中で。 ただ。祈るように。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:43:11]
◆シャリネ > ( あてがなくなってしまった。遠くへ仕事へ出かけたのかもしれない。私は、そう思ってる。だから、もう少ししたら帰ってくるだろうって。大丈夫。大丈夫。私は歌を歌うだけ。あのひとのことを想って、幸せを願う歌を。歌を。紡ぐだけで――― )( ランタンを傍において、そのまま。――そっと、夏の水辺に手を差し伸べた。 嗚呼――― ) ―――冷たい。 ( その瞳-水面-の先に、見つけ出せる気がしてしまうなんて、なんて愚かなんだろうって、ちゃんとわかってるよ。だから。淡い微笑が代わりに浮かんで。 ) ( ―――水が、零れ落ちる前に。 )( 沈んでしまおう。 ―――水に手を差し伸べたまま、体重をそっと。前のめりのまま、水へ預けた。沈んでいく重みが、愛しいだなんて ) [Wed 3 Sep 2008 21:38:48]
◆シャリネ > ( 私は、きっと 幸せよ。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:37:48]
◆シャリネ > ( 生きているだけでいい。其処に在ってくれるだけでいい。笑っていて。幸せでいて。何が幸せかわからないなんて、そんな風に言うのなら。一緒に探させて。そばにいられなくてもいいの。近くにいられなくてもいいの。わがままを言うなら一緒にいたいけれど、貴方の意思が其処になければ、それは空っぽの器のようだから。―――そして。 )( 私が、とても。 困らせるようなことをしたのなら。 歌姫で、在れる様に。 貴方のために歌わせてもらえるのなら――― ) [Wed 3 Sep 2008 21:36:55]
◆シャリネ > ( 私に、大きな光なんて、きっと要らなかった。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:30:06]
◆シャリネ > ( 見上げた空は、涙を零しそうな煌き。宝石を詰めたような明かりが、それでも私を真っ暗なままにしてくれる。――優しい、淡い光。 ) ―――綺麗ね。 ( やっと、一言発しては、淡く微笑んで息を吐く。擦り寄る子犬の頭を撫で抱き寄せて。白いドレスのまま、川辺に座り込んだ。―――夏も、終わる。終わってしまう。 私がほしかったのは、素朴で、尊いもの。 けれどそれは、もしかしたら ほしがってはいけなかったものかもしれなかった。 ―――でもね。 ) ( ランタンの明かりを川辺に照らす。映された水鏡は、想い出をゆらゆら揺らす。 ―――此処に、清めを行っていた、あのひとのことを。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:29:46]
◆シャリネ > ( ―――少し涼しくなり始めの、それでもまだ暑さが残る夏の終わり。時が無情に過ぎていったとしても、其処に、春は残ること。ちゃんと、私は知っている。―――でもね。 ) ―――ねえ、シフォン。( 連れた犬は、あっという間に大きくなった。黄金色の毛並みと、あどけない瞳は変わらない。性格だって、いたずらっこのまま。それでも、何かが変わっていっているのは、わかる。――でも、ね。 )( ―――歌を紡いで、芸能横丁から此処まで馬車で。馬車で降りて、預けた愛犬と再会して、エルザファームの外を歩いている。未だに私は覚えてる。この川辺で、とても。とても。―――遠い昔のことのような出来事を。まだ、昨日のことのように。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:27:47]
◆シャリネ > ( こんな夜を、私は幾度見てきただろう。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:23:24]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『 星屑が降り注ぐ 』 [Wed 3 Sep 2008 21:15:12]
お知らせ > アイリさんが退室されました。 『 引っ張るぞ! 3…2…1…!! 』 [Wed 3 Sep 2008 00:17:31]
◆アイリ > ( 華々しく着飾って馬に跨り市街地をパレードする騎士団の姿には似つかわしくない仕事だが、長らく戦乱のない平和な時だからこそ身を持て余すべきではない。 心身を引き締める為、この手の復興作業に騎士団を定期的に派遣させている。 幸いというべきか、いく先には事欠かない。 ) [Wed 3 Sep 2008 00:13:55]
◆アイリ > A班、3時間休憩! 食事と仮眠を済ませておきなさい! 交替で休憩の終ったB班が作業を引き継ぎです。 ( 皆疲労している。 それでも手を止めないのは、ずっと見守っている村人達が泣いているからだろう。 ―――…皆気づいているだろう。 わずかに混ざる腐臭は恐らくそう深くない場所に誰かの遺体があることを告げている。 実戦経験がある騎士ならなんとなく察している筈だ。 ) ( 作業は続けなければならない。 ) [Wed 3 Sep 2008 00:06:04]
◆アイリ > ( まぁ、そう言いながらも指示の難しい時は直接一団の中に加わって実践して見せたり、人数が必要そうな時は頭数の足しになったりもして作業用のシャツはずいぶんと汚れている。 現場責任者として目立つように、いつの間にかトレードマークになっていた赤の作業ズボンと腕章を身につけていたが、それも随分と色がくすんでしまった。 最近また伸びてきた髪の毛は束ねて後ろでまとめている。 ) [Tue 2 Sep 2008 23:54:47]
◆アイリ > ( 松明の熱が蒸し暑い夜をさらに過ごし難くしている。 しかし点々と立ち並ぶ大きな松明を消すわけにもいかず、皆が泥と汗の不快感を我慢していた。 水量の減った川に土嚢を積んで決壊した所を補修している一団はまだ良い。 水浸しで足腰の疲労は多くとも脱水症状と熱中症は免れるだろう。 一番きついのは倒壊した家屋や土砂に巻き込まれた家屋から行方不明者を探している一団だ。 ―――まず誰も生き残っては居ないと皆思っているが、手を止めるわけにはいかない。 万が一、億が一にでも誰かまだ生存しているなら、1秒でも早く見つけなければならないからだ。 皆汗だくであちこち汚れ、言葉少なに黙々と倒壊物を運んでいた。 ) ( 勿論誰一人として騎士鎧など身につけていない。 あまりの暑さに上半身を曝け出す者も居たが、黙認した。 ) 梃子、待て! 先に隣の土砂を退かさないと雪崩れる! ( …監督役は楽なものだ。 中に混ざって一緒に作業をしたいというのも山々だが、誰かがこうして全体を遠くから把握していなければ滞ってしまう事もある。 客観視と全体視をする人間は必ず必要だ。 ) [Tue 2 Sep 2008 23:28:02]
お知らせ > アイリさんが入室されました。 『 災害地復興支援活動 』 [Tue 2 Sep 2008 23:17:37]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( 安息。私に一番必要なもの。 )』 [Sat 23 Aug 2008 00:46:44]
◆艶子 > わ、私がお嫁さん、か! え、えへへ。何だか照れるな。 ( でもMJが嫉妬しそうだ、とか。 ) それじゃあ、朝の馬車に乗って…そうすればお昼には向こうに着くかな。 ――うん、判った。私、彼らを追う。そして終わらせる。 …ありがとう、ナッキー。私、そういう風には考えられなかった。 ( これで一つ、私はこの仕事に対する意欲を持つことになった。もちろん、その先は彼らの運次第だけど―― それは今だって変わらない。 ) ( 無い頭で考えた、もっとも頭の悪い、けれどもこれ以上に無いぐらい真っ当な意見。誰もがそれを願い力を求め、そして儚く散っていった。だけど、私は散らない。何故なら豪天寺艶子だから。 ) え? う? ……。 ( 頭を撫でる手に、一度目をぱちりとさせた。そして―― もう一度抱擁を受け、キスを。 ) わ――。 ( 少し驚いたけれど、こういう文化があるということは知っていたから。顔をちょっと赤らめつつ、擽ったそうに笑った。 ) うん、じゃあ私はそれをいっぱい食べるよ! ( そう言って歯を見せて笑った。 ) [Sat 23 Aug 2008 00:45:12]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『あぁほら、見えてきたですよぅ。 ( 箒の先の示すのは、ペッターさんの牧場。 )』 [Sat 23 Aug 2008 00:43:28]
◆ナキア > …。 ( 光をともす瞳に、 魔女は手を下ろしてじっと見入り ) ―――― は い。 ( 柔らかに微笑みかけ、一度軽く抱きしめて頬にキスをしようと。トキノミヤコ出の貴女にはあまり馴染みがないかもしれない、けれど ) ( かなってもかなわなくとも、魔女は再び絡めるよう、手を繋ごうと ) じゃぁ、乙女の好きなものいっぱい作りますねー? ( お船とか、獅子とかがいると乙女は中々食べられなかったりするし。 )( わんこはしっぽぱたぱたさせてきっと凄く喜ぶだろう ) [Sat 23 Aug 2008 00:41:20]
◆ナキア > あれ、旦那さんは私の方じゃないんですかー? ( あぁ、でもお嫁さんが自分より強いのは誇らしいけれどやっぱり守ってあげたくなってしまうかな。 それは、娘と思っている今も同じだけれど。 とりあえず魔女に男の影は皆無だから安心していい。 ) はい、乙女がいいなら。 ( 微笑んだままに頷いて。 お掃除も一緒にしましょう、なんて言うだろう。これから帰って一緒にご飯を作るみたいに。 ) ―― ええ。それは追いかける者だからこそ出来ることなのですよぅ。 ( 捕まえて、終わりにしてあげること。 捕獲、に留まるなら、それは新たな始まりでもある。 ) …、 ( ぐるぐる、何か考えているようだったから。 立ち止まって、一度手を離した。 そうしてその手で貴女の頭を撫でようとする。 もう片方の手は、箒とヤドリギで埋まってしまっているから。円石は、ポケットの中だ ) [Sat 23 Aug 2008 00:35:55]
◆艶子 > …じゃあ…。 ( 伏せた目にもう一度強い光が宿る。 ) じゃあ、ナッキーがそんな目に合わないように、今。ナッキーを護る。その為に強くなる。 ( それならば、それならば問題は無い。 ) うん!私、お腹一杯食べるよ! ( けるべろすにも、ちょっと太り気味なのを気にしていつもよりかは少ないけど、ちょっとぐらいなら…あげちゃおうか。 ) [Sat 23 Aug 2008 00:24:44]
◆艶子 > 私が男だったらきっとナッキーのことお嫁さんにしてたな! ( 優しくて料理も上手な良い奥さんになりそうだ。でも、私はもしナッキーが他の男と色恋沙汰になったら、きっと嫉妬丸出しでその男に噛み付くんだろう…。 ) えっ、本当!? 良いの!? ( ぱぁ、と顔が明るくなる。 ) ちょ、ちょっと家が汚いけど―― でも、急いで掃除するから! ( バッキーが家に来てくれるんだ。しかも明日!こんなに嬉しい事は無い。 ) ……そうか。私が終わりにしてやれるんだね。 ( 私以外も彼らを永遠に追い続けるのだ。もし私が追跡をやめたとしても、それは続く。それなら…。 ) ………。 ( ナッキーの顔をじっとみて、少し悲しそうに俯いた。彼女の言っていることは正しい。吸血鬼に対してだって、そういう厳しい態度をとり続けなければならない。しかし奴隷の場合はもっと理不尽だ。人一人を奴隷の身分に落とすような――人攫いのような事は犯罪として定められているのに、一度奴隷に落ちたものを助けることは犯罪になる。 …それは、私がレビュナートに対して付きつけた脅迫と同じだった。『周りに迷惑を掛けたくなければ』と、私は脅したんだ。ナッキーは私に迷惑は掛けたくない、って思うだろう。そして私はそんなナッキーを助けたいと強く願う。…犯罪者になろうとも。 …これじゃ、レビュナートを脅迫する資格なんて無い。 ) [Sat 23 Aug 2008 00:24:37]
◆ナキア > ふふ、それは嬉しいですよぅ。 ( 両想いですね、なんて冗談を言って。繋いだ手を軽く、ぷらぷらと振ろう。 ) そうですねぇ、近いうちに出産予定のある妊婦さんもいませんしー… 明日、乙女が帰るのについって行ってしまいましょうかねー? ( なんて、少し冗談めいた口調で。 でもなんだか今は、傍にいてあげたい気がして。 ) でも、乙女が彼らを捕らえられたら そこで終れるのですよう。 もう逃げなくていいんです。 ( 逃げ続けるには精神力がいる。ずっとずっと怯えているのでは、普通の人ならば疲れてしまうだろう。 ) …だから、例えば私がそういう立場になっちゃったなら 乙女は私を捕まえてくれたら、いいのですよう。 ( そう言って、魔女は微笑む。 味方になってくれるのは嬉しいけれど、味方になるばかりが優しさだろうか?本当に? ) はい。 じゃぁ、頑張れるよう たくさんご飯食べてくださいなー。 ( 食べている間、使い魔もおこぼれを貰おうと貴女に付き纏うだろう。 獅子やハッシュさんにはしないけれど、その分乙女には良く懐いている。 ) [Sat 23 Aug 2008 00:11:20]
◆艶子 > そうか、じゃあ私もナッキーの事が大好きだからかっ! ( 朝起きたときに、私はその朝ごはんの匂いに釣られて台所に行く。朝をしっかり食べれば、その日一日は調子よく過ごせる。 ) うんっ、いつでも来てくれよ。そしたら私、沢山野菜料理振舞うからさっ! ……ん、んん。うん。判った、じゃあMJやハッシュにも沢山食べさせる。 ( こんな風に情けない事を言っているから私は中々前に進めないんだろう。でも、それでも、私はやっぱり甘えたい。迷ったとき、不安になった時、ここに来たい。 ) 私は、そんな彼らを追いかける。追いかけ続ける。不安と恐怖を与え続ける。 …でも、もしナッキーがそういう立場になっちゃったら、私はナッキーの味方になるんだ。 ( それは不公平で、理不尽で、我侭。自分が親しくない相手が奴隷の時は追い掛け回し、そうでない場合は護ると言い張る。 ――でも、それで良いんだ。私にはそれが許される。だって私は強いから。 ) うん、がんばる! ( 自分の心に喝を入れるようにはっきりと答えた。 彼らは…逃亡奴隷はここに逃げてくるかもしれないんだ。掴まえることはみんなの暮らし、生活を護ることにも繋がる。それなら、迷いなんて無くて良い。 ) [Fri 22 Aug 2008 23:58:47]
◆ナキア > たぶん、乙女のことが大好きだからですよーぅ。 ( へら、と。笑みを浮かべて臆面もなく。 朝はほら、乙女が起きてくるまでにご飯の用意、していてあげたいから。 ) ふふー。またお船にも遊びに行きたいですねー ( むしろ、本当に行ってしまおうか。 次の大儀式――秋分、オータム・エクイノックスまでには、まだ一ヶ月くらいある。 ) でしょう? ほら、心配せずご飯に出しちゃえばいいのですよぅ――― ( 照れる隣で、くすくすと小さな笑い声。 あぁ、私の子たちは今日もいとおしい。 ) いいえ、いいのですよう。 ( 貴女はとても優しいのだと知っている。 そういうことを思い、尋ねるあたりが。 ) 逃げてにげて、ずっと逃げ続けるのってたいへんなのですよぅ。 平穏無事な日常を勝ち取っても、やっぱり何処かで影に怯えなければならない。いつか捕まるんじゃないかと――― きっと何処かで不安なんです。 ( もちろんそうではなく、もう自由なんだと思ってしまう逃亡奴隷もいるのかもしれないけれど。 それは本当に自由なんだろうか。結局奴隷のレッテルは付き纏う。 ) だから、お仕事頑張ってください な? ( ――― これは貴女を元気づけるための、方便でしかないかもしれないけれど。 けれど事実でもある。 ) [Fri 22 Aug 2008 23:45:18]
◆艶子 > あ、ナッキーもなんだ。えへへ、なんでだろうね? ( 朝はというと、すっかり熟睡しきってナッキーよりずっと後に目が覚めてしまう。いつも隣にナッキーが居ない事に気付いて起き出すんだ。 ) うん、腕ェ振るっちゃうよ私! ( ぐ、と握りこぶし。そして豪快を通り越して危なっかしさすらある包丁さばきをナキアの家の台所で披露することになるのだ! ) ……う、うん。あいつ、私が作ったものは全部残さず食べてるよ。 ( ぽりぽりと照れくさそうに頬を掻く。 ) ( 奴隷のリストを見た時から思っていたんだ。人間は同じ人間ですら奴隷にしてしまうから、自分たちとはちょっとでも違う種族の者はもっと奴隷にしてしまう。ナッキーは、その事をどう思っているのかと。同じエルフやハーフエルフが売られて行くのをどう見ているのか。そしてそれは同時に、不安でもあった。 ) ……… うん。 ( ナッキーの言葉に、小さく頷いた。 ) …… ありがとう。 ( そしてもう一つ、頷く。 ) …ごめんね、こんな話をいきなり。でも私、ナッキーに聞いてほしかったんだ。 ( こんな話をしても、彼女は優しいからきっと受け止めてくれる。それを期待して、甘えにきたようなものだ。 ) [Fri 22 Aug 2008 23:30:09]
◆ナキア > 私も乙女と一緒に寝るときはよく眠れますし、朝起きるのも辛くないですよぅ。 ( 一緒ですね、なんて。 自分の傍らで熟睡してくれているという事実に、魔女は嬉しそうに笑うのだ ) あぁ、そうですねー。じゃぁそうしましょう。乙女のご飯も美味しいですからねー ( 以前お船に滞在させてもらってた時、堪能させてもらった。特に食材の切り方が見目良く見えるのは気のせいではないはず。 ) ふふ、お嫁さんは大変ですねー? 大丈夫ですよう、獅子は乙女の作ったものは全部食べてくれるですから。 ( 船での食卓を思い、微笑ましそうに軽く頷いて ) ―――― … ( あちらこちらで虫の音の響く森の中、歩みを進めながら。 魔女は乙女の口が再び開かれ言葉を紡ぐのを耳をそばだてて待つ。 ) ( お仕事で、逃亡奴隷を。 ) …はい。 ( その間に何かあったのだろうかと、心配していれば、 ) …、 ( 心配されているのは、己の方だったよう。 )( 此方を見つめる黒玉に、魔女は ぱち、と瞬いて ) … ( 私に謝る必要など、ないのに。 )( それともこれは、私に謝っているというより、 ) …私は 大好きですよ。 乙女のこと。 ( 繋いだ手に僅か、力を込めて。 )( 時折使い魔が不安げに、ちらちらと二人を振り返る ) でも、たとえそのお仕事しなきゃいけないのが乙女じゃなくても、私には謝られるような事はないのですよう。 [Fri 22 Aug 2008 23:21:37]
◆艶子 > うん、一緒に寝よう。私、ナッキーが隣に居てくれるときはいつも熟睡できるんだ。なんでだろうなー? ( 普段から寝付けない、なんてことは滅多に無いのだけど。やっぱり安心するんだろう。 ) えー。一緒に入ろうよ、ご飯食べた後とかに。あ、そうだ!私もご飯作るの手伝うよ! ( そうすれば一緒に入れるよ!と、そんな提案。 ) うん、白夜は人参大好きだ。他の野菜も結構好きだけど、人参は一番かなあ。MJ達にも肉ばっかりじゃなくて野菜も食べなさいって言ってるんだけど…。 ( まあそれでも残す事は無いか。出されたものはとりあえず全部食べる主義だ。 ) ……。 ( 言おうか言うまいか迷う。でも、聞いて欲しくて私はここに来たんだ。それに…ぐねぐねとあれこれ考えるのは、私らしくない。 ) 私ね、今逃亡奴隷を追いかけてるんだ。 …お仕事で。 ( 褒められるようなお仕事じゃあないのは確かだけど、自分で選んだのだから、私は俯いた表情を見せない。…ように、努力した。 ) それで、その奴隷の中に…ナッキーと同じ、エルフの子が二人居るんだ。だから… 謝らなきゃ、って思って。 ( そう言って、ナッキーの方を見る。 ) [Fri 22 Aug 2008 23:05:59]
◆ナキア > ( はい、気をつけてくださいね、なんて。へんにょり顔に、ちょっと2、3度頭を撫でようと。 …お船に遊びに行った時、こっそり瓶の中身を確認してしまうかも? ) はい、どうぞですよー。 ふふ、今夜は一緒に寝ましょうね。 ( 乙女がベッドに飛び込む様を想像して、微笑ましげに目を細め。 ) ありがとうですよぅ。あ、ご飯を作るまでの間、先にお風呂に入ってしまってくださいねー。 お肉は燻製とかのが日持ちがいいですかね? 白夜さんは―― やっぱり人参とかお好きなんでしょうか。 ( ウサギさんだから。 )( ケーキはもちろん、明日の朝に何か焼いておこう。この辺りで採れるハーブの茶葉も一緒に。気分の落ち着く効果のあるモノ。 ) ――― …… ( 沈黙が落ちても、魔女は口を開かずに。 先をゆく使い魔の咥えたカンテラが、ゆらゆら揺れているのを見ていた ) … はい、 なんですかー? ( きゅ、と。 )( 握り方を、指を絡めるようなものに変えようか。先ほどよりもしかり、触れ合うような ) [Fri 22 Aug 2008 22:54:07]
◆艶子 > ふふ、ありがとうな。でもなるべく使わないように頑張る、よ…! ( 幾ら最近は怪我してないと言っても、やっぱり傍から見ると危なっかしいんだろう。それは心配してくれているって事だし、ちょっと申し訳無さそうに眉をへにょんとさせつつ、やっぱり嬉しかった。 ) おおーっ、干したてかぁ。私、家に居るときもつい物臭でシーツをとっかえなかったりするから、楽しみだ。 久しぶりにあれやろう、えーいって言ってベッドに飛び込むの! ( そしてベッドの淵に身体をぶつける、とか。早速傷薬のお世話になりそうでした。 ) うん、わかった!私が荷物持つよ! お土産かあ、やっぱりお肉が良いんじゃないかな。あ、白夜には新鮮な野菜とか―― あと、ナッキーが焼いてくれたケーキとか…。 ( 指折りしながら贅沢なことばかり。 ) ( ナッキーの手をそっと握り返す。小さいけれど、暖かい手だ。私の刀ばかり握って硬くなった手とは違って――。 ) ………。 ( そのまま暫く、沈黙が続いた後。 ) …ねえ、ナッキー。 私さ…。 ( ぽつん、と言葉を漏らす。 ) [Fri 22 Aug 2008 22:38:34]
◆ナキア > ( その間使い魔は乙女の足に擦り寄るかのように体を寄せて行ったり来たり。 ) はい、じゃぁ用意しておくですよう。 ( 微笑で了承しながら、魔女はそっと貴女から離れる。 それを見計らって、使い魔は再びカンテラを口に咥えるだろう。 家に帰るためだ ) はい、ちょうど今日はシーツを洗ったばかりなんですよー。 ( 他にもシーツのストックはあるけれど、干したてのシーツはまた別。 ) ふふ、ありがとうございます。じゃぁペッターさんのところに寄って帰りましょう。 ( 魔女は菜食主義者なので、普段家にはお肉や卵がない。乙女たちの来るときだけ、近くの牧場で分けてもらう――買ってくるのだ ) お土産は何がいいですかねー? ( 傷薬と、あとお菓子とか食べ物を。バスケットに詰めて、持って帰ってもらおう。 船にいる子たちにも、と ) ( 何気なく、当たり前のように乙女の手を握ろうと手を伸ばして ) [Fri 22 Aug 2008 22:33:03]
◆艶子 > ( けるべろすが自分から頭をこすり付けてきた、可愛いやつだ。でも、今はちょっとだけ撫でるてをお休みさせてもらって、ナッキーに抱きつくのに使わせてもらおう。 ) ナッキーが作ってくれた傷薬か!良く効きそうだ。 うん!持って帰る! ( 白夜が転んだときにつけてあげるのもいいけれど、やっぱり何だかんだで自分が殆ど使っちゃいそうだ。…そそっかしいので、良く転んで膝小僧をすりむいたりするし。 ) うん、勿論泊まっていくよ! ( 傭兵の方も最初からそのつもりだったようで、返事には迷いが無かった。 ) へへへ。私、ナッキーの所に来るときは夕飯は何も食べない事にしてるんだ。そっちの方が、ナッキーの手料理沢山食べれるし。 ( ぽん、と自分のお腹を叩く。家に居るMJや白夜やハッシュの分は昨日の分がまだあるし、大丈夫だ。 ) [Fri 22 Aug 2008 22:20:37]
◆ナキア > ( その時ももちろん、魔女は変わらぬ態度で貴女を迎えるだろう ) ( わんこはくぅん、と鼻を鳴らしながらお座りの姿勢で大人しく撫でられていただろう。むしろ自分から頭をこすり付けるかのように ) はい、それなら良かったですよぅ。 ( 魔女は乙女の頬を撫でようと手を伸ばしながら。返答に、嬉しそうに頷いて ) 乙女の無茶と私の無茶は、基準が違うですよー? 傷薬一瓶、持って帰るですか? ( 薬草で作った軟膏の。とはいえまぁ、小さな切り傷擦り傷や手あれなんかに効く程度だけれども。白夜さんが転んだ時につけてあげたり? ) 今夜は、泊まっていくですよね? ( 何時から貴女が来ていたのかわからないけれど。半ば確定気味に問いを向けた。 此処に来るなんて、きっと、 …疲れているンじゃないかって。 ) 夜ご飯とかは食べたですかー? [Fri 22 Aug 2008 22:13:22]
◆艶子 > ( この人は、例え私がどんな所でどんな身分になろうとも、私の事を実の子どものように見てくれる。そんな安心と信頼があった。だから、もし私が本当に王様になれた時も、私はナッキーのところに甘えに行こう。 ) ふふふふ、気をつけるんだな。 ( 犬の頭の毛がちょっとくしゃくしゃになっちゃうぐらいに撫でてやった。 ) ( そしてナッキーに抱きしめられ、私もナッキーを抱きしめ返す。身長は私の方がちょっと高いけど、そんな事関係なく抱きしめられる。そこで私はとても久しぶりに―― 安堵できたような気がした。 ) うん、元気だったよ! …あはは、酷いなあ。幾ら私でもそこまで無茶な生活してないって。 ( この通り、何も変わりないよ。と元気に笑ってみせた。 ) [Fri 22 Aug 2008 22:03:40]
◆ナキア > ( 乙女―― 恐れ多くも英雄と呼ばれる彼女も、魔女が子どものように思っているひと。 乙女、も獅子も、魔女が勝手につけた愛称だ ) ( けるべろすは律儀にカンテラを置いてから、わふんと乙女に飛びかかるだろう。 けれど主と同じ事を言われたものだから、きゃうんと情けなく鳴いて尻尾を丸めた。耳が垂れているのも、撫でられているからだけでは無いんだろう ) …、 ( 姿が見えたなら、魔女は笑みを深め ) こんばんは、乙女! ( 勢いを殺すよう気をつけてから、使い魔を撫でる貴女を抱きしめようか。 ああ、久しぶりだ。 ) お元気だったですか? また怪我増えました?? ( なんて、確かめるよう顔を覗き込もうとしながら ) [Fri 22 Aug 2008 21:56:36]
◆艶子 > ( 魔女のお仕事というのは余り良く知らないけど、探し物したりだとか、お薬作ったりだとか―― こういうところに入っていくのも、それの関係なんだろう。家でまってようかとも思ったんだけど。 ) お、っと。やぁ、けるべろす。久しぶりだな、元気だったか? ――ん、でもちょっと太ったかな?あんまり太ると、MJとかハッシュに食べられちゃうぞ? ( と、ナッキーと同じことを言いながら頭を撫でてやった。 ) こんばんは、ナッキー! …ん、ちょっと。 ――顔が見たくなってさ。 ( にひ、と笑って私もナッキーの側に。 この言葉に嘘は無い。勤めを終えてギルドから帰る途中、不意に会いたくなったのだ。そしてそのまま馬車に飛び乗って…。 ) [Fri 22 Aug 2008 21:47:58]
◆ナキア > ( それを魔女が拾い上げれば、ずっと続いていた大地のオドの光も消える。 )( 魔女は、悪魔信仰の徒ではなく月の女神を拝する自然信仰――ウィッカンに属する魔女だ。サバトの意味も何もかも、悪魔信仰の魔女たちとは異なってくる―― が、魔女とは本来は、そういうモノだ。 お産婆さんの代わりをしたり。お薬作ったり。節目に儀式――パプテスで言えばクリスマスなど、行事ごとだ――をしたり。 そういう。 ) …これですか? ( ふんふんと、興味深げに鼻を鳴らして魔女の手元を覗き込んでくるわんこに、見えるよう少し手を下げて ) これは、アミュレットにで――― ( でも、と。 紡ごうとした言葉が途切れる。 )( 使い魔が己の背後の方へと振り返ったからだ。 ) ? どうし――― … わ、 ( どうしたのかと尋ねるより早く、カンテラを咥えたまま使い魔は魔女の背後――貴女のいる方へと駆け出して、 ) あ? ( 聞こえてきた声に 遅れて気づいた魔女は、少しぽかんとしてから嬉しそうに笑みを浮かべた ) ――― ああ、乙女じゃないですか! どうしました?? ( 使い魔の後を追い、魔女も駆け出した。早く貴女の姿をみたくて ) [Fri 22 Aug 2008 21:43:17]
◆艶子 > ( 地方村行きの馬車にふらりと乗り、揺られる事暫く。久しぶりにここへ来た私の目的は当然一つ。 村人に彼女が今どこにいるかを尋ね、やってきた。 ) ……ナッキー。そこに居る? ( 前方に誰かの話し声が聞こえた気がして、そう声を掛けた。片手に持ったランタンを揺らしながら、前へ。 ――けるべろすは私の気配を早く察知するかもしれない。 ) [Fri 22 Aug 2008 21:37:17]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『( 魔女の背後で、草を踏む音。 )』 [Fri 22 Aug 2008 21:33:40]
◆ナキア > ( めー。 と。窘めればわんこの耳がへんにょりと下がった。 )( ハッシュさん、とはライオンの獣人だ。 魔女が子どものように思っている、獅子――という愛称で呼んでいる、MJさんの所持している奴隷。と、ちょっとややこしいハナシ。 まぁ、実際のところは魔女の使い魔が一方的に百獣の王に恐れをなしているだけで、当の本人は彼なりに黒犬を好いてくれているのだけれど。なんとも空回りな ) ――― あぁ ほら。 あったですよぅ ( 草むらの中、 光の途切れている先。 あるのは石ころたった一つ ) [Fri 22 Aug 2008 21:27:22]
◆ナキア > ( オドが見えるようになったから、もう棒倒しの必要はなくなった。 カンテラと箒を咥えて近寄ってきた使い魔に、礼を言って箒を手にする。カンテラはそのまま、咥えていてもらおう。 ) じゃぁ、いきましょうかー ( オドの見えぬ使い魔に、あっちですよぅ、と光の先を指差して。 )( ふと。 ) … けるべろす、ちょっと 太ったですかー? ( 歩きながらかくりと首を傾げて隣に侍るわんこを見つめれば、黒犬はきゅぅんと情けない声。 ) …。 ( 多分ふらふらと一匹で散歩に出かける際に、村人たちから言伝――手紙だけでなく食べ物もいただいてきているのだろう。 ) だめですよぅ、気をつけないとけるべろすの方がハッシュさんに食べられちゃうかもしれませんよー? [Fri 22 Aug 2008 21:16:24]
◆ナキア > 石よ ( とん ) 森よ ( とん。 )( 魔女は魔法陣の上 東 南 西 そして北―― と、順にヤドリギで突いていく ) 肥沃な大地よ 連なるものたちよ――― … 来たれ! ( ぶわ、 と光が広がって 形無く揺らめいた ) ―― 我願う 汝が加護により、我の進むべき道を示せ! ( 光は不定に漂い 揺らめき、 ) ( やがて一本の線となって、道なき道を示す。 ) ( なんの事は無い、探しモノ尋ねモノの儀式だ。 常行うまじないやサバトはもっと綿密に準備して、長い時間かけて東と南と西と北と月の女神に加護を請うものだけれど。 これは北の守護者にのみ加護を請う、簡易のもの。 探していたのは円石。自然の中に合って、自然のうちに真ん中に穴の開いた丸い石。呪物だ ) [Fri 22 Aug 2008 21:05:29]
◆ナキア > ( 言葉を口にしたと同時、 キン と、空気が張り詰めた気がした。 周りの音が朧になり、先ほどヤドリギの枝で描いた目の前の魔方陣は淡く光を放ち始める―――― 否、本当は音が消えたように感じたのは魔女の集中ゆえで、以前はこの魔女にも見えなかったオドの伝わり――淡い光も誰にでも見えるわけではないのかもしれないけれど ) ―― 北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして 全ての力の礎石よ。 ( 北の方を向きながら、魔女はヤドリギの枝を手に言葉を紡ぐ。 簡易の儀式台に見立てた岩の上では、儀式香がその香をくゆらせていた ) 我は汝に祈り 汝を呼ぶ。 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 渦巻く空の中心よ ( 森の中、以前葬儀式前の清めに訪れた泉の近くに魔女は居た。 少し離れたところでは、使い魔たる黒犬が伏せている ) [Fri 22 Aug 2008 20:46:43]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『 ――― 聞け 』 [Fri 22 Aug 2008 20:32:04]
お知らせ > 太夫さんが帰りました。 [Fri 18 Jul 2008 21:54:43]
◆太夫 > 賽の 河原で 石な子拾い … ひとつ、 積んでは またひとつ。 父母 恋しと 漬ち泣く ( ―― コトバを紡ぐことを封じた口元。そこから 僅かに零れる、細い 息。 ) …… わっち は、こなたのようなものしか存じ上げんせんゆえ、 に。 頂いたコト も 十分に こなせてはおりん せん。 ( つぃ…、と 伏せる瞳。 ずる ぅ …り、… アテもなく、軽く身じろいだ際 床を擦るオトが ひとつ。そしてまた、静寂が訪れる。 ) [Fri 18 Jul 2008 21:32:40]
◆太夫 > ( 『ソト』には煌々とした月が蒼い光を地に落としている、そんな刻限―― ) 四十由旬の 向こう 岸 ……渡るに 渡れぬ 童部が ――― ( 地方村に在る、お侍さまの 御家。そこに居る面妖な奴隷が、ひとり。 唄、を 口ずさんでいる。 ) [Fri 18 Jul 2008 21:19:49]
お知らせ > 太夫さんが入室されました。 [Fri 18 Jul 2008 21:14:37]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『そして、快楽に動けなくなった夏鈴を抱いて鬼は家に帰ったとか』 [Sat 12 Jul 2008 04:09:26]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Sat 12 Jul 2008 04:07:32]
◆夏鈴 > ひぁっ・・・! (深く突き上げられれば、たまらずのけぞる。常とは異なりいつもより深く貫かれる感覚にびくびくと震えて。) あ・・・はぁ、ぁ、ぁ、ぁ、あぅ、ぁーっ… (口をついて飛び出すのは、あられもない嬌声ばかり。快楽を貪るように淫らに腰をよじらせ続け……・ 猫が理性を取り戻したのは翌日の夜くらいだったとか…) [Sat 12 Jul 2008 04:07:24]
◆ルード > (夏鈴の行動から、まだまだ夏鈴が満足していないと判断する。 夏鈴の痴態をずっと見ていたので肉棒はすでに硬くなっている。 そのまま夏鈴がおろした腰を突き上げるようにして大きく夏鈴を攻め立てて行こう) もっとしたいんだな? [Sat 12 Jul 2008 03:56:22]
◆夏鈴 > んっ、んっんっ…(積極的に舌を絡めあわせて離れるも、常とは異なりぼーっとしたような何所か焦点のあってない瞳のまま男をみつめ) ・・・(再び唇を塞ぐように、体を寄せその勢いで押し倒そうと試みて。そのまま、可能であれば男のものを露出させ数度緩やかに手で愛撫した後…自らそれに腰を落としていこうとする。) [Sat 12 Jul 2008 03:51:10]
◆ルード > (愛撫を返すように唇をすい、舌を入れ直すようにする。 頭をゆっくりとなでつつしばらく愛撫を続けてしまおうと) 夏鈴。 気持ちよかったか? それとも、もっと欲しいのか? [Sat 12 Jul 2008 03:47:47]
◆夏鈴 > ぅ・・・ぁ、ぁ・・・、はっ、はひっ・・・ぁ、ぁ・・ぁー… (あげつづけたせいで声は少しかすれ始めていて) ぁ、んくぅ・・・・ぅ、ぅ・・・ (次第に緩やかになっていく動きに両方の膝をこすりあわせるようにして) ぁ・・っぅン・・・ (唇を塞がれれば、逆にこちらから快楽を求める様に男の口内へと舌を差し入れようとする) [Sat 12 Jul 2008 03:43:45]
◆ルード > (さすがにそろそろ魔力が切れてきたのか珠の動きも鈍くなっていく。 夏鈴への刺激も落ち着いていくだろう) 夏鈴。 そろそろ終わりになるぞ。 このまま身体を楽にしておくと良いぜ? (再び口付けをしようか [Sat 12 Jul 2008 03:40:12]
◆夏鈴 > ・・・・・・っ・・・ぅ・・(上り詰め軽く意識を失ったところで、珠の動きがとまるわけでもなく否応無しに快楽で目をさまさせあれて) あっ、ぅくぅ・・・んっ、んんっ… (終わらない快楽に淫らに愛液を垂れ流しつづけ、伸ばされた男の指をすぐにどろどろに濡らす) あ、ひゃあ、ら、らめぇ… (そのまま、指先が身体に触れれば、力の入らない足でつっぱって逃れ様とするがすぐに折れて思うままに弄られてしまう) [Sat 12 Jul 2008 03:33:47]
◆ルード > おかしくなっても構わないぜ? その時はちゃんと面倒みてやるからな。 (そのまま夏鈴の手が触れてくれば身を任せて。 何度も上り詰めている夏鈴を更に上り詰めさせてしまおうとする。 胸だけでなく、現在進行中で振動をしている秘部にも手を伸ばして) [Sat 12 Jul 2008 03:25:47]
◆夏鈴 > ぁ・・・ぅ、くぅぅん、あ、くるっちゃ・・・、ぁ、あぁぁん、ハぁ・・・ (度重なる強制的にイかされ続けているうちのどこかで理性がふっとんでしまったようで、内腿をぶるぶるふるわせながら、艶めかしく自分から腰を揺らす。) は、ぁ、ぁ、・・・んくぅん・・・ (度重なる快楽の中、更なる快楽を求めて自らの唇を舌で舐り、熱にうるんだ瞳で誘う様に男をみつめ…、それだけで何か感じるものがあったのっか背中をつっぱってひく、ひくっと震える。それも長くは続かなくて) あ、あっ、ぁん、ぁ・・・すごぉ、あ・・・ぁぁん、ぁ・・・あぁぁ、だめぇ、こんなのぉ・・・(瞳を伏せ男の服の中へと手をしのばせると、そのまま、快楽のままに手で扱き始めようとする。その間も、指先が胸の先端に触れる度に、軽く上り詰めてしまう) [Sat 12 Jul 2008 03:20:36]
◆ルード > 何度でも逝って構わないんだぞ。 夏鈴。 それに何回も逝って可愛いぜ? (にやりと笑みを浮かべて何度も行く姿を見つめ) そのうち、魔力が切れて止まると思うがな。 どうせ今回かぎりだ。 目一杯逝くと良いぜ。 (手は胸を攻め続ける。 浴衣が肌蹴てからだの一部が見え隠れしていることだろう) [Sat 12 Jul 2008 03:13:18]
◆夏鈴 > あっ、いやっ。やだぁぁ… (哀願するような声も空しく、男に耳をはまれればそれだけで体は電撃がはしったかのように快楽が全身を駆け巡る。それと同時に、きゅっ、と珠をしめつけてしまい・・・その瞬間) あああああぁぁぁぁぁぁぁっっー…! (押し殺す事等できずに、一瞬にして上り詰めて潮を噴出す。次の瞬間には、男の腕の中で力なく体をあずけていて) は、は、はっ… (犬のように下をのぞかせて口で呼吸をして、なんとか体を落ち着かせようとするのだが、機械の規則正しさで断続的に与えられる刺激は強すぎて) あ ひィ、 あ、ぁぁん、やぁ、ゃ、い、いっちゃ… ぁ、いやぁ、ィきたくなっ…あ、ぁぁん (男の質問に答える余裕などなくて、かといって涙に濡れた瞳は決して艶やかさは失っていなくって) ぁ、ぁ、ぁ、い、ィィ、ぁ・・はひぃン… (時折、うわ言の様に快楽に正直な言葉もらす) [Sat 12 Jul 2008 03:06:19]
◆ルード > これはどんな気分だ? 気持ち良いか? (耳をゆっくりと噛み、そして弄る手は止めずにそのまま様子を見る。 むしろそのまま自分でかき回すようにさせようと) 乳首も尖って、感じているみたいだな。 良く分かるぜ? 夏鈴が気持ちよくなっているって。 たまにはこういうのも良いだろう? [Sat 12 Jul 2008 02:56:38]
◆夏鈴 > はひっ 。 ぁ、 いやぁ。これぇぇっ、 っぁ、ぁ、 ふぅン (口を塞がれれば鼻にかかったような甘ったるい吐息が漏れてしまう。自分の体なのに自分で制御ができないもどかしさに気がくるいそうで、一度も自分の指を入れたことのないそこへと指先をのばしひっぱりだそうとするだろうか。ほとんど力の入っていない手なので止めようと思えば簡単にとめることはできるだろう) アァン、 はっっ、ゃぁぁっ ぅっ、くぅん・・・ (声を押し殺す様に唇を噛むもうまくいかず、与えられる刺激が増えれば、更に乱れた様子で、小さくびくん、びくんっと体がはねて少し弛緩する) はっ、はっ、は・・ァ、ぁ、ぁぁぁん…やぁぁ…これぇ・・・ (小さく上り詰めたにも関わらず続く規則正しい振動に、すぐにまた体は火照り艶めかしく体は揺らぐ) [Sat 12 Jul 2008 02:53:16]
◆ルード > (振動を与えられている様子に笑みを浮かべ、ゆっくりと口付けを行おう。 そのまま、振動は止まることは無く。 止めようともがいている身体を支えたまま、服の脇から手を差し入れてゆっくりと揉み上げていく。 胸の先をつまみ、こね回そうともして) 楽にして感じたほうが良いぞ。 [Sat 12 Jul 2008 02:45:56]
◆夏鈴 > ぁ・・だ、ってぇ・・ (無常にも、体の中へと二つの珠がうずめられてしまう。得たいのしれないものへの恐怖から僅かに目尻を涙をため、いやいやと駄々をこねるように体を揺らしていたが) …っ!? (不意に、体内でかすかに感じた振動に、びくんっ、と背中がのけぞらせる) …ぁ、っ!ぁっ、あっ、ぁっ…、な、にィ・・・!?いやっ、いやっ…いやぁぁぁっ! (そして、やむことなく、その突然始った微かな振動は次第に速度をましていく。驚きに目を見開き悲鳴をあげて、振動の元である玩具をどうにかしようと自分の股間を両手で覆う様にするが、力は入らなくて) あ、ひぁぁぁっ…! (開始後数分もたたないうちに、口元を唾液がつたいはじめ、男の膝の上には泡になった女の愛液が付着しはじめる) [Sat 12 Jul 2008 02:40:28]
◆ルード > そんなに危ないもんじゃないだろうから、心配するな。 とりあえずこれで振動するはずなんだが…。 (二つでワンセットの珠をくっつかせて夏鈴の中へと滑り込ませた。 程なくして魔力が共鳴して彼女の中で震え始めるだろう) どんな感じかおしえてくれよな? (そして夏鈴の耳を軽く噛み) [Sat 12 Jul 2008 02:25:06]
◆夏鈴 > はっ、ふ・・、んっ、・・・ん!? んっ ッ、 ンン… (口付けだけのうちは柔らかく抵抗するだけでもなく受けていたがその指が敏感な部分に触れれば驚いた様に目を見開いて逃れ様と腰を捩る。姿勢が姿勢なだけにもじもじっとした動きにしかならないのだけれど) っ、は・・・ァ… (漸く、口付けから解放されれば、熱味を帯びた切ない呼吸を繰り返して。その忙しい呼吸の最中に言われた言葉の意味に理解が及ぶ前に) !?や、な、なにぃ・・・?! (いつもとは異なった形状の異物を押し当てられ、ひっ、とおびえた様な表情を浮かべる) あ、やっ、やだぁ…へんなの・・・いれ・・ちゃぁ… (嫌がって暴れるのだけれども、ほぐされた所に押し込められるその動きはとめられなくて) は、やぁ… (抵抗空しく体内へと沈められてしまう) [Sat 12 Jul 2008 02:21:18]
◆ルード > (さらに口付けを繰り返しつつ。 夏鈴の秘所をゆっくりと指でなぞり始める。 反対の手は夏鈴の背中をささえ、口付けをゆっくりとしたままで) どんな風に乱れてくれるかみてみたい、って言ったんだよ。 (そして秘所がほぐれてきたところで珠を差し入れようとするだろう) [Sat 12 Jul 2008 02:15:34]
◆夏鈴 > へ・・・ぁ・・? (久しぶりのキスの余韻にぽぉっとなっていたから男の言葉はよく聞き取れていなくて) 今、なんて・・・・・ぅ・・ン・・・ (問い返すその口を再び塞がれれば、瞳を閉じてひめやかな吐息を漏らす) っ、ふ・・・・・ (不意に、太腿を探るような手付きに驚いた様に目を見開き抵抗するように弱弱しく体を捩るが膝の上ではそれもうまくいかず。結果、拒みきれぬ男の手の侵入を許すことになる) [Sat 12 Jul 2008 02:09:59]
◆ルード > どうせ一夜の祭りだしな。 瓶のほうはいろいろと面倒みたいだから、先にこっちだな。 (使っても服が着れなくなる、ということはなさそうな珠の方を梱包から出す。 二つの珠をつっくけると備蓄してある魔力分震える、というものらしい、夏鈴の唇を奪い、ゆっくりと吸い上げて舐りつつ、片手を股へと伸ばしていく) [Sat 12 Jul 2008 02:06:05]
◆夏鈴 > あっ… (失敗した!まずい、と思った瞬間にはもう手遅れのようで) なっ、ばっ、そんなことあるわけっ・・・・・・・・っン!? (真っ赤になって大慌てで否定しようとしたところを抱きすくめられれば、パニックをおこした様子で。そのままなす術もなく男と唇をあわせる。 …久しぶりの感触に、ちょっとぞくりとしたものを感じる。流されたらオシマイだ、と思うのに、どうしてだか抵抗できない。) [Sat 12 Jul 2008 02:01:03]
◆ルード > (小瓶がこてん、と倒れたのをみて、何を考えていたのかは大体分かったが…) なんだ。 夏鈴、使ってみたくなったのか? (にやりとした笑みを浮かべながら抱き寄せて軽く口付けをしてしまおうと。 ただ、まだ遊ぶつもりならいろいろとするのはまずいのだが) [Sat 12 Jul 2008 01:58:15]
◆夏鈴 > ぅ、ぅ・・・。それじゃぁ、うーん・・・(おねだりされて気を緩めているであろう今の内に、男から奪ってこっそり捨ててしまおうか。そう思ったのであろう猫は、慎重にそれら二つへと手を伸ばす…慎重に慎重に・・・、緊張のあまり指先が届いた瞬間に音をたてて小瓶が倒れてしまったりするわけで) [Sat 12 Jul 2008 01:55:33]
◆ルード > もったいないからな。 捨てるつもりは無いぞ。 もしくはどっか怪しい店で売るか、だな。 屋台の景品だしそんなに高くはうれないだろうがな。 (おねだりをしている夏鈴をみて頭をなでてやるが。 それまで。 捨てる気はなさそうである) [Sat 12 Jul 2008 01:53:12]
◆夏鈴 > え、あっ、や、やだっ、そんなのぉ。い、いらないから、捨てちゃってよぉ… (用途を知った途端顔色を青くして、おたおたとする。高確率で、他でもなく自分に使われそうな予感がしたから。) あぅー… (眉をハの字に曲げて困ったように、耳へへたーっとされて見上げてうるうるしてみよう。おねだりおねだり。) [Sat 12 Jul 2008 01:49:47]
◆ルード > ああ、あれな。 あそこは人がたくさん居たから大きな声じゃいえなかったが、どうやら、女性を気持ちよくさせるグッズだとよ。 あの変な瓶はスライムとかいう魔法生物で、俺が取ったのは振動する宝石らしいぞ。 (こういう話を人ごみでするのはさすがにまずい、と考えていたらしい。 楽しそうな様子を夏鈴は笑みを浮かべて、髪をなでている) [Sat 12 Jul 2008 01:47:38]
◆夏鈴 > うん、すっごく楽しいー・・・ (満面の笑みで、素直に言うのは珍しいのだが本人ですらそのことに気付いてない。それだけ、楽しかったということなのだが。) それでさ、さっきさ、教えてくれなかったけど、あれってなぁに?丸いヤツと、あげた変な瓶ー・・・ (明らかに怪しい物体。面白がるようにしていた様子があまりにも、楽しそうだったので気になったよう) [Sat 12 Jul 2008 01:44:10]
◆ルード > (多少は歩きつかれたのはあるだろうが、来る時のはしゃぎようからまた歩くことにはなるのだろう) 楽しんでるか? (自分が持っているのは食べ物と、なにやら怪しい品二つ。 屋台において良いかどうかはさておき面白そうではたしかにあった) [Sat 12 Jul 2008 01:39:01]
◆夏鈴 > うん、そーする (浴衣が汚れるのは嫌だから、極自然に男の膝の上に座る。軽くではあるが浴衣が乱れぬように太腿のあたりを押さえ、腰を下ろす直前で膝の後ろから浴衣を折るようにしてから座る。ぬいぐるみを3つももっているので、自分の分のあんず飴だけを手にして他は男にあずけている) [Sat 12 Jul 2008 01:34:32]
◆ルード > (甘いもの、という事で一緒に付き合って購入することになった。 その購入が終われば、人気のまばらな草むらまで移動しよう) さて、休むなら子の辺りだな。 (敷物は持っていなかったが気にせずに裂きに座る) 夏鈴は俺の上にでも座るか? (買った品は夏鈴が希望しなければルードが持っていることだろう) [Sat 12 Jul 2008 01:31:56]
◆夏鈴 > うーん、そしたら杏飴と、林檎飴とー・・綿菓子とー・・・・・(甘いモノ尽くしであげていく。主食を食べるほどにはお腹はすいていないらしい。 そう言いつつ、連れ立つ形で食品系の屋台へと足を運び、はじめにたこ焼きを買う。それから、数ある甘いモノの中から今回はあんず飴だけを買うことにした模様) [Sat 12 Jul 2008 01:28:01]
◆ルード > んじゃ、なにか食い物買ってからが良いだろうな。 何を食べる? (夏鈴へと尋ねて。 一先ずたこやき辺りを買おうと考える。 あれならまとめて買って分けて食べられる) [Sat 12 Jul 2008 01:25:32]
◆夏鈴 > なぁにそれ・・・? (ただの綺麗な玉のように見える、それ。用途なんてまるでわかるはずもなく、ただ目を丸くするばかり) え、え、えー・・・ (はぐらされたことに内心もやっとしたものを感じつつも、問われれば少し考えて) ちょっとゆっくりしたいなぁ。 (普段から歩きなれているとはいえ、下駄で歩くのは少々疲れるもので。甘えたように、腕にまた自分のそれを絡める) [Sat 12 Jul 2008 01:23:22]
◆ルード > いや、ぬいぐるみはいれものだったらしくてな。 本命はこれらしい。 (見た目はガラス球のそれを見せる。 といえ、用途は後でゆっくりと説明しよう。 最も、使ってしまえばそれで終わり、というもののようだが) ま、いいか。 夏鈴、次にいくつもりだが、他に行きたいところはあるか? (中のものはしまい、鬼のぬいぐるみは渡してしまおうとする) [Sat 12 Jul 2008 01:18:19]
◆夏鈴 > あ、あったね。 (狙い通りにあった、それに、両手をあわせて思わず歓声をあげる。商品を受け取り、何か訝しがる様子の相手に) どうかしたの・・・? (その手をのぞきこむようにみつめて。中からでてきたものに不思議そうな顔をうかべる) [Sat 12 Jul 2008 01:12:55]
◆ルード > (ぺちん、と軽い音をたてて落ちたのは鬼の人形。 それ以外は外れたようで) やれやれ、 やっぱりうまくいかないもんだな。 (店員から鬼のぬいぐるみを受け取る…、がなにか妙に重い。 気になって背中のチャックを開けてみる。 中からは「震え鬼」と書かれた小さな珠が二つ。 取り扱いの説明書をみると短時間のみ振動する道具らしい) …紛らわしい入れ物にいれるなよ、こんなの…。 [Sat 12 Jul 2008 01:09:24]
◆夏鈴 > あんまり上達したら、お店の人の商売があがったりなっちゃうよぉ・・・ (さすがにそんなに商品はいらないし。) 自分を狙うの・・? でも貰っても嬉しくないかもー(なんてくすくす笑うと横から、楽しそうに的の商品へと視線をむける) 別にいいけどぉ・・・ (使用方法はよくわからないがなんか気持ち悪そうな物体に興味を示す男に不思議そうにしつつも手渡す。) あったるっといいね・・・ (両手にぬいぐるみを抱きしめて) [Sat 12 Jul 2008 01:00:45]
◆ルード > 暇な時に練習したら案外モノになったりしてな。 (とはいえ、止まっているものを狙ってのこと。 動いているものを狙っている場合はまた話が違ってくるだろう) じゃあ、俺は鬼のぬいぐるみでも狙ってみるかな。 ん…これはスライム…ねぇ。 (おそらく錬金術師のお遊びで大量に出来た品が流れてきたのだろう) いらなきゃ俺が貰っとくぜ? なんか面白そうだからな。 さて、今度は俺の晩か (そして気を取り直して的へ向かい、いろいろと狙って…)【判定】 [Sat 12 Jul 2008 00:56:13]
◆夏鈴 > え、っと、うーん、そぉ・・・・・かなぁ? (未だにうまくいった・・・というよりいきすぎたことに、おかしいなぁとばかりに首を傾げるばかりではあるが) うん、このぬいぐるみはねぇ。ぬいぐるみとか可愛いの好きだから嬉しいわ・・・。あ、でも犬より鬼のぬいぐるみなんてののがよかったかしら・・?(自分達みたいで、なんて、頭を撫でられればくすぐったそうに笑う。) あ、うーん・・・。 あんまいらないんだけど・・・ (渋々といった感じで、小瓶を差し出す。瓶のラベルには各国の言葉で「うねうねくんのたまご」と書かれており、中には育て方と共に、スライムの卵が数個はいっている。いずれも、粗悪品なので基本寿命は短いが・・・そこは育て方次第といったシロモノ。) どっかに捨てちゃおっかな・・・ [Sat 12 Jul 2008 00:50:29]
◆ルード > あんまり運は絡まないと思うんだがな。 ま、取れたことには違いないんだ。 良かったじゃないか。 (笑みを浮かべて頭をなでてやろう。 ぬいぐるみをほめてやりつつ) あれ、三つじゃなかったか? (見せてくれているのはぬいぐるみ二つ) [Sat 12 Jul 2008 00:41:18]
◆夏鈴 > (ふわふわな毛の子猫がはじめにはじかれ、次に倒れた凛々しい顔立ちの犬のぬいぐるみがとともに怪しげな小瓶が一つ倒れた) うーん、ほら、あれよ、きっと。ビギナーズラック? (当ったことに、自身が一番驚きつつも、そんなことをいって。店員からわたされるアイテムにここにこいい笑顔で受け取っていたが) え、あ、これぇ・・・・いらないんだけど・・・ (怪しげな小瓶を片手に心底嫌そうな顔をするがにべもなく断られてしまう。渋々といった感じで、男の方へもどってくるも、見せるのはぬいぐるみのみ、で) [Sat 12 Jul 2008 00:38:32]
◆ルード > (夏鈴の撃った弾は狙い違わず命中したようで。 ころころと命中した品が転がっているようだ) はぁー。 なかなかやるじゃないか。 案外射撃の才能あったりするのかもな。 (そういいつつ、今度は自分の番。 一先ず夏鈴が当てたものを受け取るのを待とう) [Sat 12 Jul 2008 00:25:01]
◆夏鈴 > (男の年齢を考えれば確かにそういう考えにいたるのも無理はないということだろうか。想像の域をではしないが) え、ぁー・・・・、も、もぅっ!ルードにはかんけーないんだから、どっちだっていいでしょっ(羞恥にかられ、からかう相手に怒ったように文句をなげかける) んと、やったことないから、そっちからっと思ったんだけれど・・・・ (なんだか先を譲ってくれそうな雰囲気を感じて、構ええる) 景品は、えーと、そだね・・・。怪しい感じの多いけど・・・ぬいぐるみがあたるといいんだけれど・・・・ (浴衣の袖に気をつけながら目一杯腕を伸ばして、打ち出す引き金をひく【判定】) [Sat 12 Jul 2008 00:20:46]
◆ルード > (無い、と思っていたほうがいろいろと世の中都合が良いこともある) 心当たりあるんじゃないか? 俺はあんまり大きさは気にしないけどな (軽くからかうように告げて) 俺もやるのか。 どっちからやる? (銃を受け取るが、まだ構えずに。 夏鈴がやりたがっていたのだから、夏鈴から…と考えているのだが) 景品、たくさんあるな。 (大人の玩具を子供の目の着くところにおくとは如何なものか、という疑問は置いておこう) [Fri 11 Jul 2008 23:45:00]
◆夏鈴 > (訂正:弾は2発→3発) [Fri 11 Jul 2008 23:36:01]
◆夏鈴 > うーん、そんなこと… (無いと思うと口にしかけてやめる。なんとなく、素直にそうやって言うのは恥かしいし。) まぁ、それじゃぁ、仕方ないわよね (呆れたように大仰に言うけれど、実際思うのは間逆。あべこべ、アマノジャクのこと。不器用にも程がある) なっ・・・、そ、そんなこと… (あるのかな?ないのかな?真っ赤になって口ごもろう。何かしら思うところはあるようです、ご主人様) うん、そう。去年みつけて面白そうだなぁと思って・・・。あ、おじさん、2人分お願いね? (財布から小銭を2人分だして、火縄銃に似たそれを一丁男へと差し出そう。弾は2発。分の1の位、秒の10の位、1の位がそれぞれの弾に対応。偶数があたりで奇数がハズレ。撃つ時に【判定】を忘れずに。 商品は子供のおもちゃから、大人のおもちゃまで色々あるようです。) [Fri 11 Jul 2008 23:31:16]
◆ルード > 無いもんは無いからな。 仕方が無いだろ。 それにしても、最近また、胸が大きくなったんじゃないか? (鼻の下を伸ばしている理由をそれとなく告げよう。 にやりとした笑みも返し) 射的か。 ま。何とかなるだろ。 (多分火縄銃を改造したとかそんなものがつかわれている射的なのだろう。 意外な才能が見るかもしてないと期待しつつ、まずはそこへ向かおうか) [Fri 11 Jul 2008 23:25:07]
◆夏鈴 > 一つくらい他に何かあってもいいだろうに・・・(あまりの潔さに、ほんの少しだけ哀れんだように言う。奴隷になる前の友人が、哀れむっていうのは好きと同義だ、といっていたが、それが正しいかは知らない。) うーん、射的やりたいー・・・ (長い銃身に去年は憧れたものだ。一度もやったことはないから、腕はからっきしなんだろうけれど。) んー?なんかルード鼻の下伸びてない? (胸を堪能してるご様子の主に半眼をむける。もっとも、何が原因でそういう表情になってるかは本人わかっていないのだけれど。) [Fri 11 Jul 2008 23:16:07]
◆ルード > 無いな。 (きっぱりという男。 間違いなく開き直っていると言える。 気分良さそうに尻尾を揺らしている夏鈴をみて笑みを浮かべつつ) 俺は別にどこでもいいぞ。 夏鈴が行きたいところに合わせるつもりだからな (抱きついた夏鈴の胸をゆっくりと楽しみつつ祭の中へ。 ずいぶんとにぎやかで声が聞こえるのは子供の声が多い) [Fri 11 Jul 2008 23:10:55]
◆夏鈴 > 体力以外に自信があるとこってー? (可愛げのない猫は嫌味ったらしくそんなことをのたまう。撫うでられるのには、気分をよくしたようで尻尾がはたはたと振って) ふぅん?それならいつもしてることだから、改めて請求することないよね? (あれ?都合よくとっております、この猫。 祭りの音が近づけば、当然会場も近づいていて) さすがに、この日ばかりは込んでるわねぇ。いつもはそんなに人の姿見かけないっていうのに・・・ (人の多さに少し気後れしつつ) ルードはどこいきたい? (男の腕に自らのそれを絡める、と胸が腕にあたってしまうのだけれどそれはまぁ、よいとして。しっかりくっついて離ればなれにならないようにと対策しよう) [Fri 11 Jul 2008 23:04:03]
◆ルード > 体力には自信があるからな。 安心して構わないぞ? ちゃんと家につれて帰るからな。 (そう言って彼女の頭をゆっくりとなでていく) そりゃがんばって働く、にきまってるだろ? 肉体労働。 まさに身体で返すって事じゃないか。 (祭の音はもう聞こえてきてる) [Fri 11 Jul 2008 22:57:11]
◆夏鈴 > まぁ、具合悪くなったら手厚く看病してよね? (すっかり、喧嘩のことなど忘れ去ったようです。単純といえば単純。) なっ、じゃ、じゃぁ、体ではらうって・・・他にどんな方法があるのよっ・・・?! (かっと、うなじまで真っ赤に染めて、ムキになったようにくってかかる。) 誰がそんなっ。そんなことあるわけないじゃない? (つん、と顎をしゃくってみせるが、虚勢もいいところだ。ちなみに本日は浴衣をまとっております) [Fri 11 Jul 2008 22:51:19]
◆ルード > それなら一安心だな。 (祭自体は以前も来ているが、アレルギーは良く覚えてなかった男である) 別に俺はやらしいことをさせる、なんていっていないけどな? 身体で払ってもらう、とは言ったが。 (にやりと笑みを浮かべる) そうか、夏鈴はやらしい事の方が良いか。 (普段の素行は棚に上げてこれである) [Fri 11 Jul 2008 22:46:54]
◆夏鈴 > うーん、たぶんないと思うよー?グングニクスの所在ならだけどー (首を傾げて) ルードは何かやりたいのある? (漸く少し歩む速度をおとし) なっ、う、ばっ・・、こっ・・ (何を、馬鹿な、こんなとこで) ルードってほんっとそればっかりねっ・・・。まったくやらしーんだからっ・・ (ぷりぷりと怒った様子で唇を尖らせる。その割りに、嫌がっている様子がないよう) [Fri 11 Jul 2008 22:42:57]
◆ルード > アレルギーとか無いんだったか? (夏鈴へと問いかけつつやや早足で祭へと向かう。。 たしか金魚は身はあまり無いと聞いているが…あまり気にしない) ま、食べたい分だけ食べればいいさ。 その分の例は身体ではらってもらうがな(にやり、笑み浮かべた) [Fri 11 Jul 2008 22:39:45]
◆夏鈴 > (デートをしている意識がないあたりどうにも…) うんうん、いろいろやる。 (金魚すくい屋をみつけたら間違うことなく突入ことでしょう。取る事が目的?買うことが目的?否。食べるために・・・・とか、えぇ、まぁ猫ですから、魚は大好きなんです) 食べるの、はうーん、たこ焼きとイカ焼きと、あとはえーと… (手当たり次第魚介類はいってそうなのあげはじめます) [Fri 11 Jul 2008 22:35:15]
◆ルード > (こういうデートもそんなに悪くないか、と思いつつ) ま、いろいろやらせてやるよ。 金魚すくいは…飼うのは難しいだろうからやらせる気はないが) 食べるのは何がたべたいんだ? いろいろあるだろ? (祭に向かう足を少しだけ速めよう) [Fri 11 Jul 2008 22:32:50]
◆夏鈴 > お祭は逃げないけど、でも、ほら、景品とか、いいのなくなったりとかさ、おいしい食べ物とかも、売り切れちゃったりとかさ・・・ (売り切れてる店ばかりの祭りなど聞いたことなどないのだけれど、祭りの雰囲気に高揚している猫はそんなことおかまいなし) ね、ね、あのさ、射的とかさ、色々やりたいっ・・・ (早く早く。そういう様にまた強く腕をひこう) [Fri 11 Jul 2008 22:28:04]
◆ルード > (手を引かれつつゆっくり歩くのは鬼の男。 のんびりとした歩調からは急いでいる様子はあまり見えない。 男としては夏鈴が元気なことは良いこと、喧嘩のこともあまり気にしていないように見える) 別に祭が逃げるわけじゃないだろ? まぁ、イベントがあればそれが終わっている可能性はあるけどな…。 [Fri 11 Jul 2008 22:24:28]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『ゆっくりさせてくれや…』 [Fri 11 Jul 2008 22:19:05]
◆夏鈴 > (生憎の曇天だがそれはそれ。近所のおじさま、おばさま、おじいさま、おばあさまがたから、お祭が今夜開催されると聞いてからずっと心待ちにしていた猫。 だから、舞いあがりに舞いあがって、つい先日喧嘩して気まずかったなんてこともすっかり忘れて、お祭行こう!なんて、強引に男をつれだしたのだった) はやくはやくっ!ルードったら遅いよぉ・・・? (主の腕をひき、別に祭りも屋台も逃げるわけでもないのに急かす) [Fri 11 Jul 2008 22:18:05]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(祭りの日。)』 [Fri 11 Jul 2008 22:15:20]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが帰りました。 [Sat 5 Jul 2008 00:57:16]
◆一峰@エルザファーム > ( 値段については、牛乳1リットルにつき400エン。バターひと塊が200gくらいを言っているのなら、500エンと答える。 ) おお、またなぁ〜。 ( 馬車の所まで送ると、軽く手を振って。馬車の姿が見えなくなると、事務所と化している診療所の方へと戻って行った。 ) [Sat 5 Jul 2008 00:55:49]
お知らせ > 紅梅さんが退室されました。 『( 後日、牧場に菓子折りが届く だろォ )』 [Sat 5 Jul 2008 00:48:39]
◆紅梅 > うン、 ( 素直に、頷く。 )( 卵売りの少女は、 何度か街に足を運んでいるよォだった、から 其のついでにでも、と 頼んだが。 此処はそォでは無いよォだ し、コチラも配達して貰う程 量が欲しいワケじゃ、ない。 だから、人を送ると。 提案が浮かぶくらい、には。 一応、其の辺りは 弁えている、よう。 畜産の心得はなくとも ) ――― そゥ。 ありがとォ。 ( 何事か。 )( 考えながら 頷い、て――― ) …。 ( 肩を叩かれれ ば。 己の肩 見つめ、軽く 眉を、寄せる )( 不快に思ったのでは、なく。 対応に困っているよォな 顔。 )( 気軽い遣り取り に、余り慣れていない から ) …今夜は どォも 有難う。 また、機会があれ ば。 ( 訪ねることもあろゥ、 と ) ( 馬車にゆく 道すがら、一回分の 値段を、尋ね ) [Sat 5 Jul 2008 00:45:48]
◆一峰@エルザファーム > ほう…。 ( 一峰としては、その卸売り商人の方で売り上げが上がれば、卸す牛乳の量を増やすことになるだろうから結果的に牧場の利益になると考えたのだが。直接売る方が利益が増えるのは確かにそうだし、彼もより新鮮で確かな質の物を仕入れたいという思いがあるのだろうと。彼がひと月に欲しいと思っている量について聞くと少し考えて。 ) そうだのう…。ここから市内まで、割と距離があるだろう? 毎回卸しに行くのがそれなりに手間なのだ。だから、その量だとお前さんの家まで配達するのはちょっと厳しいのう…。ここだけの話、色々あったから経済状態がギリギリでの? ( ぶっちゃけ、割に合わないというやつだ。彼の家が市内のどこにあるか、にもよるだろうが。 )( ちなみに色々というのは、吸血鬼ステア事件やそれに伴う屋敷炎上などのこと。一方で騎士団に馬を卸したりもしているから、エルザファームはきっと良くも悪くも有名だろうと思う。 ) ──そのくらいの量の牛乳とバターならいつでもあるから…好きな時に買いにこさせるといい。新鮮で良い物を用意しておくぞ。 ( そう言うと、柔和な笑みを見せた。牛から離れると彼の肩辺りをポンポンと叩いて、小屋の外へと促しつつ自分も出ようか。これで話は終わりかなあと思っているから、馬車の所まで送るつもりで。 ) [Sat 5 Jul 2008 00:32:59]
◆紅梅 > ( 貴方の説明に へぇ、と。 興味深そォに 時折、相槌を 打ち、 牛を 見 ) …… ンー… ( 唇に 指、這わせ )( 悩む、仕草 ) … いや 余ってる、ン でしょォ…… ? ( バターにして 保存、と いう、コトは。 卸す以上に 余剰がある、ハズ ) なら、 卸した分を買う より、 此処で余ってる分を 幾らか、俺に 売って欲しい、なァ… ? ( 其の方が、無駄にならぬ し。 其方の利益も、増えよォ ) バターにして売ってくれる、なら 尚更、加工の手間も省ける しィ… ? 配達、とか 大変なら コチラから 人を送る、けど ( 分量としては 一度に 牛乳1L、バター一塊を 月に三回、くらいだろォ か ) 難しいよゥ、なら 業者を紹介してくれたら嬉しい なァ… ? ( 無理を言うつもりは無い、 から ) [Sat 5 Jul 2008 00:16:53]
◆一峰@エルザファーム > …うむ…。世話とか管理とか、色々大変だぞうー? ( 彼の場合使用人がやってくれるのだろうが。もし使用人に専門知識の無い者ばかりだと、やはり大変だろう。 ) おや、お前さんがお菓子作りをしたいわけじゃないのか。 ( 世間知らずどころか、もしかして箱入りなのかもしれないと思い始める。 ) ああ…なるほどのう。「おもてなし」に洋菓子を出したいのか。 ( そこから乳牛まで飛ぶとは、珍しい思考回路を持った人なのだなあと。いや、金持ちゆえの行動だろうか。 ) うむ。だから大抵の牧場では何頭も雌牛を飼って、子牛を産んでもらう時期が重ならないようにしとるのだ。そうすれば、代わりばんこで一年中牛乳を出してもらえるからのう。 ( 彼のお坊ちゃんぶりからして、失念していたのも仕方ないと思う。市内なら、近郊の牧場から届けられた牛乳が普通に売られているし。どのように生産しているか思い至らない人も当然いるだろうと。 ) 毎日規則正しく搾らないと、10ヶ月より前に乳を出さんくなってしまうし…。 置いておいたらすぐに腐ってしまうからのう。牛乳は。 うちでは余った牛乳はバターにして保存しとるが…最近それでも余り気味でのう。だから、お前さんに乳牛を売っても良いと思っとったんだが。 ( 眉尻を下げて苦笑し。 ) うちの牧場で作った牛乳を販売しとる、卸売り業者を紹介しようか? [Fri 4 Jul 2008 23:59:05]
◆紅梅 > うン、単に いたら 便利かなァ って。 ( 思って 買いに来た。 ただ 其れだけ。 世間知らずな上、大雑把な様 ) …ン? いや 俺が作るワケじゃない けどォ… ? ( こ て。 )( 首を傾げ ) ( 嗚呼、でも そういうのも 一度くらい、は、 オモシロイ、かなァ? ) … 此処は イエロティアばかりじゃァ ない、から。 邸に来るホワイティアの、客人のコに 出したり… 後、知人の子らの来る時にどォか と、 ね。 ( 邸に在る、は ふずく だの、 あまづらに だの、故郷のくだもの(*菓子のこと)ばかりだか ら。 偶には 西洋の菓子を出すも、 良いか、と。 )( 卵の購入量を増やした 時、 ふと、 思いつき で。 ) ( たった それだけの、コト ) … え? とつき だけ? あァ そォ、か。 ( コドモが産まれない と、乳が、 出ない )( そンな、基本さえ。 失念していたかのよォな 反応。 畜農業のコトなンて さっぱり、だ もの。 ) … 使いきらなィと 駄目、なンだ ねェ…? ( 言葉から図る、に。 そゥらしい、と ) … ( 困ったよォ、眉を 寄せ ) [Fri 4 Jul 2008 23:41:07]
◆一峰@エルザファーム > ああ、なるほどのう…。 ( 要らないから食肉にしよう、とかでなくて良かった。うんうんと頷きつつ納得。 )( お菓子作りがしたい ) …………。 菓子、屋でも開くの…でもないんだのう。 ( 毎日使うわけじゃないとなると菓子屋も違うか。どうも、世間知らずな坊ちゃんが色々勘違いして来たらしいと男も気づき。ふう、と溜息をつくと、おかしそうに小さく笑い出す。 ) ふ… ははっ。いやあ、お前さん…中々の行動力だと思うぞ。趣味のお菓子作りのために…。 ( 声に出して笑うのは止めたが、顔はまだ笑いを耐えてる風に歪んでいる。 ) まあ、知らなかったんだろうから仕方がないが……そもそも、一頭だけでは10ヶ月しか乳が取れんぞ? 本来は、母牛が子牛のために出しとるもんだからのう。それに…… 1日に10リットルくらい出るんだが。使いきれそうかのう? [Fri 4 Jul 2008 23:27:01]
◆紅梅 > …ン、 此処へ来た時 用意してくれた ケド。 ホラ、此方じゃ余り 一般的じゃない、でしょォ…? ( だから 殆ど、使用人たちの愛玩と、化している と。 そう、告げよォ か。 )( 移動は専ら、 今宵のよゥ 馬に、頼って いる ) … ( だって 一度に、 こンな 沢山。 牛、どころか 動物の集まってるの 見るのも、 ハジメテ かも。 ) … え? ( 問いかけに 牛から、視線 外し。 ゆゥるり 首、傾げ ) ン、 と。 … とりあえず お菓子が作れた ら? ( バターを作る分、と 其のバターと ミルクで、お菓子が作れる なら。 そのくらい、で 十分。 ) …毎日使うわけじゃァ ない、ねェ ( 其れで、 乳牛を買おう なンて、 思う、辺り。 完全なる、 道楽、だ )( 流石に、 牛を買う程では無いのか と、気付き始めたよォ だ、けど ) ふゥ ン... ( 牛を撫でる貴方と 心地よさげな 牛、を 見つめ乍 ) ( 成程、と 言いたげに、 頷き、を ) [Fri 4 Jul 2008 23:13:22]
◆一峰@エルザファーム > ( ぎっ、しゃー!? ぎっしゃって、牛車か。アマウラならいざしらず、ヴェイトス市内では中々お目にかかれない代物だ。どうもこれは本物のお坊ちゃんらしい。 ) 牛車とは…この辺りでは珍しいのを持っとるんだのう。 ( ちょっと感心した風に言った。そして、乳牛を見る少年は…? ) …………。 ( なんというスローペース。彼のその雰囲気自体は微笑ましく思うが、これ全部乳牛なのかと問われるとガクッと力が抜けて肩が下がった。 ) ──…ううむ。なんとなく分かったような気がする…ぞ。 お前さん…実際に牛乳は1日にどのくらい必要なのだ? ( 少年を残して小屋の中に入ると、近くの牛の背を撫でてやりつつ尋ねる。 ) もちろん、全部乳牛だ。メスなら乳牛、と思っていいのう。 [Fri 4 Jul 2008 23:00:10]
◆紅梅 > … あァ、 牛車用のが、 ね。 ( 疑問を含んだ 声、に。 ようよォ 言葉足らずに気がつけ、ば。 言い添え ) 乳牛はいない、よゥ? ( だから、買いにきた の、だ ) …、 ( 示された、其の場所 )( 少年は 立ち止まり、 じ と、 小屋を 見つめ、 ) ……、 ( 灯りに照らされる 戸の、先。 )( 暫し 呆けて見つめて、から、 ) …。 嗚、 呼。 ( 瞬きを すること、思い出したかの よォ。 ぱち、と ) … ごめん ねェ … ? ( ...起こしてしまった 事。 牛たちに、詫びた ) えェ と。 … コレ ゼンブ、 乳牛… ? ( 未だ 戸の辺り、足を留めた 侭。 )( 貴方と 牛たちを、見比べ る。 ) ( だって、ねェ。 見分けなンて 全然。 つくワケ、ない ) [Fri 4 Jul 2008 22:46:33]
◆一峰@エルザファーム > ( 邸に牛は居る。と言うので、一瞬どこかの牧場の跡継ぎの坊ちゃんが初めての商談にでも来たのかと思った。 ) おお、そうか… ( “一頭居た方がいいかなと” ) …んん? ( あれー。なんか違う感じ。首を傾げている内に厩舎に着いた。 ) …まあ、とりあえずここが牛小屋なんだが…。 ( 小屋の戸を開くと、そこは板で一頭一頭の乳牛が仕切られた厩舎となっている。二人の気配に目を覚ましていたらしい牛が数匹ブモ〜と鳴いた。乳牛を前にして少年がどうするか、ちょっと様子を見る事にしたらしい男。 ) [Fri 4 Jul 2008 22:36:51]
◆紅梅 > ( 商談、という程の 気負いは、無く。 ほんに ただ、”買いに来た” という、其れだけの 意識 ) ( 物珍しげ、に。 辺りを見回す所作から も。 己がこういう場に不慣れな様で在る事、が 窺えよゥ。 ) ―― ぅン 邸に牛は 居る、けれ ど。 ( 其れは 先の馬の、よォ。 車を引くための、モノ ) ただ ミルクが欲しく、て。 だったら 一頭いたほォが いいかなァ... と。 ( 思って、 と )( 答える辺りが 其の、思考が 牧場のみならず、動物とは 縁遠そォな印象を 貴方は、抱くだろォ か。 狩猟や動物の世話に長けた、 貴方とは 逆、の ) [Fri 4 Jul 2008 22:23:44]
◆一峰@エルザファーム > うむ。よろしくのうー。 ( 此方もどちらかと言えばのんびりタイプなので、何だか商談という雰囲気があまり無いような。でも、それはそれで牧場らしいか。厩舎へと案内する道すがら話を続ける。 ) ──ほう。 ミルクが、のう…。今年はちょっと乳牛が多めになっとったから、売るのは構わんのだが… お前さん、牧場を経営しとるわけではないんだよなあ? ( 少なくともこの辺りでは聞かない名。田舎だからそういうのはすぐ解る。少年と実際に会ってみて、やはり牧場関係という感じではなさそうに思えて。 ) [Fri 4 Jul 2008 22:11:08]
◆紅梅 > ――― えぇ。 書簡に応えてくれて、ありがとォございまし た。 今宵は どォぞ、よろしく... ? ( 小首を傾げ 問うよう、に ) ( 話調子は、全体的に のんびり、と。 応対してくれている 貴方のコトバも、柔らかい調子で 耳に、入る。 ) …、 ( カンテラの灯りに 目を、細め )( 灯りの照らされる 先。 牧場の中へと 視線を、馳せた ) …ぅン ( コトバに、 視線を 貴方へと、戻し ) 一寸 ミルクが、 入り用 で。 ( 答えながら 先を行く背に つき、ゆこォ ) [Fri 4 Jul 2008 21:58:44]
◆一峰@エルザファーム > ( 牧場の入り口には、カンテラを掲げた男が立っていた。馬車から客が降りてくると軽く片手を上げて挨拶し。 ) 今晩は。 紅梅…さんだの? 手紙をどうもなあ。 ( 垂れ目を細めて笑った。そして、カンテラを牧場内のある方向に向ける。 ) 乳牛を一頭欲しいということだったのう? とりあえず見たければ牛の厩舎はこっちだ。 ( そう言って、客がすぐに牛を見たいようなら案内しようと歩き出す。 ) [Fri 4 Jul 2008 21:49:33]
◆紅梅 > ( 車輪は回る ) ( カラカラカラカラ )( 道を行く ) ――――― ( 御者の引いた手綱に 小さく、嘶き ) ( 馬車の車輪が止まるの、は。 とあるファームの 入口、で ) ――― こんばん は。 ( 御者の備えた、足場を 降り。 待ち人へと 微笑みかけて、礼の 仕草。 )( 今宵は 場所柄を思い いつもの和服では無く、 洋装、にて。 貴族の少年が 狩りへゆく時のような、 いでたち。 髪も、首の後ろで一纏め。 似合わぬは心得ている、が、 ) [Fri 4 Jul 2008 21:34:00]
お知らせ > 一峰@エルザファームさんが来ました。 [Fri 4 Jul 2008 21:28:25]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 『( カラカラカラ カ ラ... )』 [Fri 4 Jul 2008 21:22:49]
お知らせ > フィリーネ@ロバ小屋さんが帰りました。 『(もう一度ロバの様子を見てから家に戻って)』 [Tue 1 Jul 2008 00:45:36]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > まだお会いしたばかりですもの。 今度はもう少しゆっくりと出来るときにでも… ( そのままの意味で捉えたのか、少女はまたクス、と笑って ) はい、出来るだけ気をつけます ( 少しだけ言葉にはっきりとした強さを持たせられなかった。仕事の関係上どうしても、夜が遅くなってしまうときがあるから。でも、そのことは心のうちにしまって、言葉には出さずに ) 今度近くに寄った時はお茶でもご用意しておきますねっ ( 軍人さんだって肉体労働だろうから喉も渇くと思って ) [Tue 1 Jul 2008 00:45:04]
お知らせ > ラサートさんが退室されました。 『夜警も悪くない…そんな事を思いながら…』 [Tue 1 Jul 2008 00:32:46]
◆ラサート > はは、自分を良く分かっておられないようだ。今度は是非日の光の下でお会いしましょう。(すっと、制帽を被ると松明を掲げ直し、笑みを返す。)了解です。とりあえず、行ってみますね?フィリーネさんも家の周りだからといって、余り遅くまで出歩かぬよう…(踵を返しながらしゅたっと軽く海軍式の敬礼。今度会うときは、お茶でも…と思ったが、それを口に出来ないほど初心な海兵だった。) [Tue 1 Jul 2008 00:32:10]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > 私なんて、毒にもなりませんよっ ( 笑みを浮かべながら少女は冗談っぽく言って見せよう。 軍人さんも話してみると、他の男の人と変わらないような印象を受ける。決して悪い意味ではなく、親しみが持てるという意味で ) はい、そうですっ。あのアレですねっ ( 隣に来ていることなんて気にする素振りも見せず、自分が指差している方向と軍人さんが向いている方向が大体同じだということに何となく確認して。 肉体労働が主な少女にとって、汗の臭いがしても、お仕事の後だからということでほとんど気にしていなくて。 距離を離した軍人さんを不思議そうに見て ) はい、わかりましたっ ( 元気よく返事をして、またにっこりと笑みを浮かべて ) それでは、帰りの道…気をつけてくださいね…? ( まだ、少しだけ頬が赤いけど、きっとそれはさっきまで緊張していたせいだと思いながら、軍人さんを見送ろう ) [Tue 1 Jul 2008 00:26:32]
◆ラサート > むしろ下手だとなじられる方ですが…いやいや、毎日の男所帯で貴女のような方と近づきすぎるのは少々体に毒かも知れない。(海軍などはいわずと知れた男所帯。思ってみれば年の近い女性と会話するのだって、妙に気が高ぶってしまうものだ)えぇ、それで良しとしておきましょう。えぇっと…赤いって…アレですか?(何だか暗いので良く分からない。目をしかめながら隣に並ぶようにして聞き返し…。と、近づきすぎて汗臭い自分を悟られるのではと、ずずっと慌てて距離をとろうとし)では、自分もフィリーネさんと呼ばせていただきましょう。(返すように軽く敬礼。照れているのはこちらも同じだった) [Tue 1 Jul 2008 00:10:39]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ご冗談がお上手なんですねっ ( つい、癖でクスリと小さく笑ってしまう。 軍人の方とこうして話すだけでも、ドキドキするもので。こんな農村だと軍人とは程遠くて、見る機会もない ) 呼び捨てはちょっと、なんと言いますか…気が引けちゃいますので…。 ラサートさん、でよろしいですか? ( よく見えるようになった軍人さんの笑みに少女もにっこりと笑って。 軍人の服装をしっかりと見える範囲で見てみれば、思っていたよりも煌びやかなものでなくて、むしろ親近感が沸いて ) そうですか? では、もし迷ってしまったら、あの少し向こうに見える赤い屋根のお家を目指してみてください。 大分わかりやすい道に出ると思います ( 断られれば、辺りを見渡してから目的の赤い屋根を見つけて、それを指差しながら ) あ、私の自己紹介がまだでしたね…。 すいません、お名前を伺ったときにするべきでした…。 私、フィリーネ・アルヴェーンっていいます ( 相手が軍人というのが頭の中入っているせいか、片手が塞がっていながらも、空いている方の手で安物のスカートの端を軽く摘み上げながら、小さくお辞儀をして見せよう。 やってから、自分でも少し恥ずかしくなって、頬が少しだけ赤くなっていて ) [Tue 1 Jul 2008 00:00:39]
◆ラサート > 十分魅力的な貴女が何をおっしゃる。自分等こそ公僕ですから。(もう少し、自分がフェリアン軍人として粋に振舞えていれば手を取ってキスの一つもしたろうに。生憎今は両手塞がりだ。)光栄で在ります、ラサートとどうぞお呼び捨てに…(相手の緊張もほぐれてきたろうか…完全に相手が見える2〜3歩の距離まで近づけばにっと笑みを浮かべて見せ。質素な海軍の下士官の制服も露になるだろう。)あぁ〜いやいや!送ってもらったんじゃあ貴女の帰りが心配だ!自分で何とかしますよ!(流石にこのくらい夜道を一人で歩かせるのは気がひける。基本的には平和だといっても、この村で猟奇殺人が起きた事だってあるのだ。) [Mon 30 Jun 2008 23:40:39]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > あ、あのっ。 軍人さんが私なんかにレディだなんて… ( 少女はとても申し訳ないような表情になりながら、どうしようかと少し考えて ) あのっ!軍人さんが怪しい方でないのはわかりましたから、どうか落ち着いてください…。 ――あ、お名前でお呼びした方がいいでしょうか…? ( 少女の中で軍人というとちょっと御偉いくらいに考えてしまっていて、口調も少し硬くなってしまい ) 私でよろしければ、わかりやすい通りまでご案内致しましょうか…? 私、この辺りは慣れてますので ( うなだれてしまっている軍人さんの顔を覗き込むような形で見ながら少女は言葉の端々に気を使いながら聞いてみよう ) [Mon 30 Jun 2008 23:33:34]
◆ラサート > 本職は…ね?(実際この街で軍人としての仕事は滅多に無いので、自警団手伝いをしているのだが…一応制帽を取り松明片手に胸元に抱いて)………いやいやレディっ!自分だって別に狙って貴女のような方の家の側を歩こうとか思ったわけじゃなくってっ!(本当にそうではないのだが、テンパッってかえって怪しさを招くような発言を重ね。)…沿岸警備の帰りです。良く迷うんです、この道…ハイ…(がくっとうなだれ…なんだか妙にしゅんとしてしまった) [Mon 30 Jun 2008 23:25:46]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > 海軍…? 軍人さん、ですか…? ( ようやく、見た目の全体が見えてきて、あまり見慣れない服装に失礼と思いながらもじっと見てしまって ) あ、あの…。夜は暗いですし、誰にだって間違うことはありますから、ね…? ( ちょっと可愛そうに思えてきてしまって、少女は一歩男の方に歩みよって ) あの、警邏の方、なんですよね…? ( 一応不安だったからもう一度聞いてみようとする。 でも、先ほどよりも警戒はしていないようで ) [Mon 30 Jun 2008 23:21:28]
◆ラサート > (フェリアン紳士らしく、格好良く声をかけて一人歩きのレディに注意を促したつもりだった。が…何だか思いっきり警戒されている。)あぁ、失礼。ヴェイトス駐屯フェリアン海軍のラサート・カルディスでありま……って…家っ!?(思い切り間抜けな声を上げてしまう。家が側、というかむしろ単に家の裏手であったという事実…一人歩きどころか、むしろこの状態じゃあ思いっきり自分が不審者だ。どうやら暗闇の中、道を外れて民家の裏手に入り込んでいたようだ。物凄く格好悪い。)………あぁぁっっ、失礼!どうやら道に迷ったのは自分なようですなっ!あはは……!(などと乾いた笑いを上げつつ、ばつが悪そうに後退して行こう) [Mon 30 Jun 2008 22:59:26]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > どちら様、でしょうか…? ( 声が聞こえてからようやくそれが松明の明かりだということに気が付いて。 ただ、相手の人が男の方という事がわかっただけで、まだわからないことだらけなせいか、少し警戒をしているようで。 口調は少し不安気な感じで ) ええ、確かに夜は危ないですけど、私の家はすぐそこですし、この小屋も私の家のものなので… ( 最初にすぐ傍にある自分の家を、それから先ほど出てきた小屋を指差して。 表情には警戒と不安などが入り混じっていて ) あの、自警団などの方…ですか…? ( 恐る恐る聞いてみようとするだろうか。 夜の警邏だろか、でも、この辺りではあまり見ないような気もする。 自分が見ていないだけだろうか。 いろんな不安や憶測が頭の中を飛び交って ) [Mon 30 Jun 2008 22:52:59]
◆ラサート > (ざりざりざり……砂利を踏みしめる音は次第に近づいてくれば、その黒っぽい人影が次第に輪郭を帯びてくる。)…こんばんは、レディ?(数歩先の距離まで明かりが来ると、人影も一旦脚を止める。松明をずいっと少女のほうに向ければぼうっと明かりが増して……聞こえてくるのは若い男の声)…こんな暗いところを一人で歩くのは危ないですよ? [Mon 30 Jun 2008 22:45:12]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > お砂はどう?お砂っ。貴方、好きでしょう? ( はっと思い出して、少女はロバの耳元で優しく言った。 昔、砂で遊んでいるロバを見たことがあったからだ ) 囲いを作ってー、それからそこにお砂を撒いてあげるねっ ( そうとなったら、今度仕事の帰り辺りに少し探してみようかなと思いながら、明日の出荷のことを頭の中に浮かべているとき、一つの足音が耳に入ってきた。 普段音といえば虫の声かたまにロバかヤギの鳴き声くらいだが、今聞こえるのは明らかに人の足音だった ) なに、かしら…? ( 少女は少し不安そうな表情を浮かべながら、壁にかけてあったランタンを手に取り、ロバに一言「ちょっと、行ってくるね」とだけ声をかけてから、そっと小屋の外に出て辺りを見渡そう。この周辺じゃ余り無いだろけど、鶏泥棒ということもありえる。 すると目に入ってくるのは一つの明かり。 それがまだ人の光かどうかわからない少女は、背筋に少しゾクリと来るものを感じながらも、じっとその場でその明かりを見つめて ) [Mon 30 Jun 2008 22:31:23]
◆足音 > (ざりざりざり………静かな田舎道に響く足音。人通り自体が滅多に無い場所でのそれは、実際よりもはるかに目立って少女の耳に入るかもしれない。見れば、ぼうぅっと火の玉のようなものも近づいてきていて…それが明らかに松明の明かりだと分かるにはもう少し距離を詰めなければなるまいか…) [Mon 30 Jun 2008 22:24:22]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『ぼぅっと闇に浮かぶ火の玉』 [Mon 30 Jun 2008 22:20:15]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( 眠たげな瞳のロバは暫く考えているような間を空けてから、 ) うひゃっ!? ( 少女の頬を思いっきり舐める。 つい、変な声を出してしまって、少し頬を紅く染めながら、べったりとロバの涎がついた頬を服の袖で拭いながら ) いいの? ありがとうっ! ( 少女は満面の笑みを浮かべて、心の底から素直に喜んで。 頬舐めは小さいときから、このロバが何かしら承諾してくれたという意味らしく。 機嫌が悪いと鼻息をかけられたりする。 少女はまだ鼻息はかけられたことは無い ) じゃあ、何か手伝ってくれるお礼がしたいなぁ… ( ロバの首を撫でながら、何か無いかと真剣に考えは始めて ) [Mon 30 Jun 2008 22:14:48]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( ロバを優しくゆっくりと撫でながら少女は少しだけ興奮したように ) 明日ねっ、卵を届けに行くんだよっ。 それも30個もっ! ( 眠たげな瞳のロバを前にはしゃぐ少女。 貧乏な自分の家だと毎月決まったところに出荷できるとなると大助かりで ) でもね、私一人だとさすがに持っていけないから、明日は貴方にも手伝って欲しいの…? ( ロバの瞳をじっと見つめながら、少女は申し訳無さそうに言って。 少女はあまりロバに手伝ってもらうことは今まで少なかった。でも、たまに手伝ってもらうときはいつもこういう風にしてロバに聞いていて ) [Mon 30 Jun 2008 21:51:20]
◆フィリーネ@ロバ小屋 > ( 遠慮するような小さい声で、ロバの居る小屋の中に入ってきた金髪蒼目の少女。手にランタンを持って、暗い小屋の中を照らして ) 寝ちゃってたかな…? ( ランタンを小屋の壁にあるランプ類を引っ掛けるための金具に吊るして ) 調子はどう…? ( ロバの近くまで歩み寄って、その首をそっと撫でながら少女は子供に話しかけるかの様な柔らかさで囁きかける。 ロバの大きさは少女の胸辺りまである。この子はいつも眠たげな瞳をしている。 ロバは少女が小さいときからこの家に居た。小さいときは背中に乗せてもらったこともあった。 だから、このロバはただの家畜ではなく、友達、むしろ兄妹のように少女は思っている ) [Mon 30 Jun 2008 21:29:20]
お知らせ > フィリーネ@ロバ小屋さんが入室されました。 『こんばんわー』 [Mon 30 Jun 2008 21:14:43]
お知らせ > フィリーネ@鶏小屋さんが退室されました。 『おやすみなさいっ ( 元気に溢れる笑顔で鶏たちに )』 [Sat 14 Jun 2008 00:35:30]
◆フィリーネ@鶏小屋 > でも、それのおかげで私、今生きてるんだよ ( 眠っている鶏たちにそう囁きかけた。気のせいか身体が少し火照ってきたような気がしてきた。自分がこうして、生きているっていうことをもう一度自分自身が再認識したような、そんな合図のように感じて ) だから、皆さんの卵は一個たりとも無駄にはしませんっ ( その声は小さいけど、力強く。少女は全身にぐっと力を入れて立ち上がった。 いつもよりも、身体が軽くて、もっと声が出せるような気がする ) [Sat 14 Jun 2008 00:31:55]
◆フィリーネ@鶏小屋 > ( それから、もう一度小屋の中を見渡して、ふと鶏たちの方へと歩み寄っていく ) ――ごめんね… ( 寝ている鶏たちに向かって小さい、小さい声で話しかけた ) あなた達が一生懸命生んだ卵、毎日食べて、毎日売ってるんだ、わたし… ( 眉を八の字にして、申し訳無さそうに少女は苦笑した。 ちょっぴりだけの罪悪感が少女の中にはあった。昔母に言ったことを思い出した。「鶏さんの卵食べるなんて可哀相だ」って。そうしたら、母は「お前が食べているこのお米もその野菜も、全部その野菜、お米の命を貰って食べているの、それは鶏の卵を食べるのと同じなの。それが生きていくって事なのよ」って私の事を叱った。 今でも少し可哀相だとは思う。現に私はこうして小屋に来るたびにこの鶏たちを見て、心の中で謝っている ) [Sat 14 Jun 2008 00:07:23]
◆フィリーネ@鶏小屋 > い〜ち、に〜ぃ、さ〜ん…… ( 一羽ずつ指を指しながら数えて ) く〜、じゅ〜ぅ…っと ( ぴったり十羽居ることを確認すると、ほっと一安心して ) うんうん、皆いるねっ ( 満足げな表情の卵売りの少女。小屋の中を見渡しても、どこか野生動物が入りそうな場所は今のところ無いように見えた ) [Fri 13 Jun 2008 23:28:37]
◆フィリーネ@鶏小屋 > ( 卵売りの少女の家にある小さい鶏小屋 ) お休み中にごめんねぇ… ( ランプを片手に持った金髪蒼目の少女が一人暗い鶏小屋に入ってきた。この暗さにももう慣れたもので、その表情に怖さというものは無い。 ただ、鶏たちを起こさないようにと、普段よりも大分声は小さくしている ) 皆いるかなぁ? ( ランプの明かりで、鶏たちの方を照らしながら、子供に対して喋るかのような口調で話しかけながら、その数を一羽ずつ確認していく。たまに野良猫などの野生動物が鶏を獲っていってしまうことがある故の見回りだ ) [Fri 13 Jun 2008 23:12:29]
お知らせ > フィリーネ@鶏小屋さんが入室されました。 『ランプの明かりを頼りに』 [Fri 13 Jun 2008 23:00:44]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『(しばらくは本を読み過ごしていく…)』 [Thu 12 Jun 2008 23:02:22]
◆ディシュク > (翠碧はいろいろがんばっているようだが…、彼女の葉をお茶に入れるのは控えていただけると助かる。 一度それで軽くしびれたことがある。 たいした量を飲まなかったので大事は無かったが。 その時にはあいまいにごまかしてしまったし) …まぁ、次やったらお仕置き、ということでいいでしょうね。 [Thu 12 Jun 2008 22:42:51]
◆ディシュク > (現在は店の中。 日々の忙しさを忘れて読書に没頭する時間。 最も、そろそろ幽霊が活発になる時期でもあるのでその収集に出かけようか、とも考えているが) …まぁ、時期を見ながら、でしょうね。 (口元に笑みを浮かべた) [Thu 12 Jun 2008 22:28:50]
◆ディシュク > (雨は降らなくても湿度は上がっている季節。 人やそれに近い種族にとってはあまり気分の良くない季節ではあるが…。 キリバナは違うのかもしれない。 ちなみに湿気取りの成分不明の石とか案外売れて居る) [Thu 12 Jun 2008 22:22:38]
お知らせ > ディシュクさんが入室されました。 『そろそろ梅雨の季節のはずですね…。』 [Thu 12 Jun 2008 22:20:59]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 …再び愛されますように。 』 [Sat 7 Jun 2008 16:47:35]
◆ナキア > ―――― 春と 全ての新しく生まれしものの貴婦人、 満ちゆく月のペルセポネとも呼ばれし者よ。 ( そっと口を開いて零す言葉は、この墓を作った時、簡易の葬儀式で魔女が紡いだ言葉の一部。呪文の一部 ) 汝に我らが兄弟―― ( 本来なら名を紡ぐのだが、魔女は名を知らぬので ) ――を 委ねん。 彼を受けとめ、守り、導き、 彼を新しき誕生と新しき生命へと時が満ちるところへ 連れて行きたまえ。 そして 賜りし新しき生にて、 彼をかつて愛した者たちに―――― ( 魔女は墓から手を離せば、ふと微笑み ) [Sat 7 Jun 2008 16:46:48]
◆ナキア > … ( 彼に肉親は、縁者はいたのだろうか。それが気がかりだ。 彼の名前も知らない魔女には、探しようもなくて歯痒くおもう。魔女が彼について知っていることといえば、彼が呪いを受けていたらしいこと、それに誰かを巻き込まないために誰もいない場所へ行こうとしていたこと、それから視覚から得た情報だけ。 ) ……。 ( 風が吹いて、魔女の黒髪を揺らす。 背後で黒犬が起き上がったらしいことを、魔女はあくびの気配で知った ) [Sat 7 Jun 2008 16:40:51]
◆ナキア > ( ローブを埋めた。ズボンを埋めた。靴を埋めた。手袋を埋めた。皮袋に入った聖書は、埋めるのが躊躇われた。聖書によって彼の信仰が知れたから、服のあちこちに隠されていた彼のお金は教会に寄付した。 皮の鞘に包まれていたナイフは、何か彼の形見を持っていたかったから埋めなかった。埋めるのを躊躇われた聖書は、以前夕星に戴いた木箱に収めておいた。 ) ……… ( 魔女の家に墓を作られる等、いやだったろうか、と。彼の信仰を想って、少し眉が寄った。今更に軽く、罪悪感めいた後悔の念。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:31:47]
◆ナキア > ( ――― それは、小さな墓だった。 魔女の家の庭、その最奥に墓はひっそりと在る。 まだ新しい、日の光を受けた墓石に刻まれた名は無い。日付だけが ”1 Jun 1605” そう、記されている ) … ( 墓の中に遺体は無い。 墓石の下に眠るのは、この墓の主の所持品だったモノたち。 ) ( 魔女は墓の前にしゃがみこみ、指先でそっと墓石を撫でる ) [Sat 7 Jun 2008 16:20:51]
◆ナキア > ( 周囲を蝶が舞い踊り、ぴくりと犬の耳が持ち上がる。 その様に魔女は小さく笑って、立ち上がれば軽く屈伸を。まだ作業は途中だけれど、同じ姿勢で疲れてしまった。首も、ずっと下を向いていたせいで痛むから。後ろにゆっくりと倒して、 ) ――――、 ( 視界に映ったモノに、魔女は軽く眉を寄せた。 ) ( 首を戻せば体ごと其方に向き直り、それへと近付いていく。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:08:21]
◆ナキア > ( まだ明るい日の光の下、魔女は額の汗を拭う。 ) ( 庭には濃い緑色をした草木や、様々な花が涼やかな風に揺れていた。魔女はそのただ中にしゃがみこみ、小さな雑草を摘んでは引っこ抜いている。マントと帽子と手袋は、今はつけていなかった。 ) ――― ( 手を止めて、ふと息をつく。眇めた視線の先、庭の入口には黒い犬が伏せの姿勢でのんびりと寝そべっていた。 ) [Sat 7 Jun 2008 16:03:39]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 魔女の家、裏庭。 )』 [Sat 7 Jun 2008 15:56:40]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 ――― おやすみなさい。 ( ぎこちなく、笑んだ ) 』 [Sun 1 Jun 2008 02:08:16]
◆ナキア > ――――― … ( 使い魔は吠えるのを止め ) … ( くぅん、と鼻を鳴らし、ベッドに身を乗り出して、貴方のいた辺りへ、貴方の纏っていた衣服へ、鼻を近づけてはひくひくと動かし、匂いを辿ろうとしていた。 ) … ( その様を、魔女はぼんやりと見つめて ) [Sun 1 Jun 2008 02:06:09]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが退室されました。 『(その指の記憶を持っていこう。再びのめぐり合いまで。)』 [Sun 1 Jun 2008 02:03:52]
◆ナキア > ( 魔女の信仰においては、輪廻が信じられている。 死とは、新たなる始まりである。 良き出会い、良き別れ、良き出会いをふたたび。 ――― だからといって、別れが辛くないわけはない。 ) ―――― 、 ( 何か言いたいのに、大きく口を開いても言葉が出てこない。声にならない声は、ただ喉から空気の漏れる音となって発せられるのみ。 この光を留めるすべを、魔女は知らないし、真っ白になった頭には、何も思い浮かびはしなかった。 ) … ( 貴方を見つめて、魔女は唇を噛み締めて緩く首を振り、掴めないモノをぎゅっと握り締める。 ) ( それから、ゆっくりと手のひらを広げて、顔を上げ。貴方を見つめ、微笑んだ。 …雫が一筋、頬を伝い落ちる ) …… ( せめて最期の瞬間まで。 形なきカタチ、なぞるよう、指先がそっと貴方の顔を撫ぜるだろう ) ( 犬は、とうとうベッドに前足をかけようとしながら。 消え行く光、見上げるように吠え立てて、 ) …… ( 魔女はじっと、唇の動きに視線を注ぎ――― ) ( ぱさ、と。 酷く軽く、魔女の手に服が落ちた ) [Sun 1 Jun 2008 02:02:04]
◆アトレーユ@惨劇 > (もともと、此処に属していなかっただけのこと。あるべき場所へと帰る、それだけのこと。だから、恐れることなどこれっぽちもない。だから――…、) (だから、) ……、 (―――そのために、解脱のために、この世界で結んだ全ての絆を手放さなければ成らない。芽生えたばかりの出会いも、自分に与えられたありったけの愛も。全て、全て。神の国には何一つ持って行けない。その現実は、唐突に目前に突きつけられた。 ――… 嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!自分の何処に、こんな激しさが残っていたのだろうと、不思議に思う程の熱い衝動。こんな残酷、今際のきわになって、こんな。) (駄目だ。笑わなきゃ。彼女が見てる。悲しみを、無念を、この優しい人に伝染させては成らない。 ――笑わなきゃ。笑わなきゃ。 笑え てる? それとも、違う顔してる かな? 例えば、人間に似た、悔しさに歪んだ、顔。) (黒い犬の声が、耳元に届く。ああ、君もまた、優しい存在だったね。どうか―――この命をかけた、最後の祈りを聞き届けてください。全ての優しき人々に、不幸が訪れることのないように。) (彼女の指先をかすれていく光は、霧の如く実体を失ったもの。それは徐々に小さな体を包んで――、) (さ よ う な ら) (そう、唇が動いた――…だろうか。わからない。一際眩く輝いて、全てが消える。寝台に残るのは、空の衣服。) [Sun 1 Jun 2008 01:37:17]
◆ナキア > ( 魔女にしてみればその言葉を、紡ぐよりも生きて欲しいと思った。 感謝の言葉は嬉しい。けれど、ソレを発することに体力を削られるよりは、どうかどうか。 ―― 願ったところで運命はとうに決まっているのに、そんなコト、知らぬ魔女はただ願う。 …けれど願うたび、願うだけ。どこかで、覚悟も出来てしまっているのだろうか ) ―――― … ( 静か過ぎる部屋の中。遠く、森から響いてくる虫の音さえ今日は何故か聞こえない。いつの間にか立ち上がった傍らの使い魔が、情けなく鼻を鳴らすオトがやけに耳についた。 まるで、固まってしまったかのように。頭の後ろの方が、重く、鈍く、 思考を緩慢にさせる。 )( 嗚呼、目の奥が、痛い ) ―――― っ、 ( 目を見開いているのに、淡い光は魔女の視界に歪んで見えた。 …嗚呼、嗚呼。 )( 見えない何かを掴もうとするかのように、霞んでゆく子の体に手を伸ばすけれど、 指は空を掻くだけ ) ( 光に驚いたのか、使い魔は始めは小さく、徐々に声を張って、吠え立てる。 声を漏らせぬ魔女の代わり、貴方を呼び止めるように ) [Sun 1 Jun 2008 01:25:25]
◆アトレーユ@惨劇 > (生まれた時から、異端を約束された瞳の色。髪の色。脆い体。それでも良い生だったと言えるのは、彼女のような優しい人々に、包まれて来たからだろう。 ―― 嗚呼、この瀬戸際で気づくなんて。幸運はずっとぼくと供にあったではないか。) (その発見は、子供を少し元気つけた。 ―― どうか 貴女に 幸福を。 そう、心に祈りを、紡げるほど。 告げることが出来た。喉に引っかかっていた、言葉を。主よ、感謝します。この生に、この出会いに、この終焉に、この心穏やかな瞬間を。) (霞む視界の中で、確かに彼女が微笑んだのを、見た。それに答えるように微笑を浮かべた、時。 子供の四肢の先から、淡い光が溢れた。実体としてある子供の体が、足元から、擦れる。 その存在は――消えれば、骸すら残さない。) [Sun 1 Jun 2008 01:07:06]
◆ナキア > ―――― ( か細い声を、耳にした ) ( 目を丸くして、貴方の表情を見つめる。 ) …、 ( 潤み、揺れそうになった視界を、魔女は瞬きで留め ) … どう、いたしまして。 ( … 微笑もう。 ) ( …… 微笑めただろうか ) [Sun 1 Jun 2008 00:59:49]
◆ナキア > ( 月の光と、燭台の灯りの中。 初めて目にした蒼は――初めて逢った夜は、貴方の持つ色は闇に塗り重ねられて。肌の色は兎も角、ランタンの灯りだけでは瞳の色まで良く見えなかったので――、本来ならば日の下、もっと鮮やかであったろうに。 それでも、綺麗だと、思った。 …けれど、哀しい、色だった ) …ぁ? ( なんだろう、気になって。首を傾げながら、同じオトを発す。 けれど魔女は緩く首を振り、 ) …無理しないでください、な。 ( 心配そうな顔で頬を撫でながら。喋ろうとしなくてもいいと、再びそう告げかけたところで、 ) [Sun 1 Jun 2008 00:55:56]
◆アトレーユ@惨劇 > ァ リ ガトウ …。 (そう、言えただろうか。そして、笑えた、だろうか?) [Sun 1 Jun 2008 00:45:27]
◆アトレーユ@惨劇 > (そういえば、この名前はまだ、この町の誰にも告げたことがない。彼女から降り注ぐ無条件な優しさが、ついに子供の砕けた意識の一片を取り戻した。薄く開く目蓋の奥で、清ら蒼の瞳が、澱む。) …… ァ (混沌とした脳裏で、やっと形になった言葉の一つすらも、告げることは許されないのか。主よ。 ―― この魂を、穢れ知らぬうちにと欲するのならば、どうぞ御心のままに。だけど、地上の矮小なイキモノに、一欠けらでも哀れみを下さるのならば、どうか。) (この言葉だけを、彼女に。頬に触れるこの指先がくれるぬくもりに、一言だけでいいから。) [Sun 1 Jun 2008 00:44:36]
◆ナキア > ( 名を、呼ぼうと ) …、 ( 唇を開けど、音は出ない。 思えば、魔女は彼の名前さえ知らないのだ。 ) …… ( 名を呼ぶ事さえできない己への悔しさに、きゅ、と唇を引き結ぶ。 ) …、 ( それでも、僅かな声が漏れれば魔女は安堵の笑みをもらし ) …どう、しました? 無理に、喋ろうとしなくてもいいのですよぅ。 ( 告げながら、彼の手をそっと握って。逆の手で頬を、撫でようと。 ) ( 窓からは、か細い月の光が。優しく、残酷に、 ――― 嗚呼、欠けゆく月の女神よ。貴女は、彼を連れて行ってしまうのです か、 ) [Sun 1 Jun 2008 00:37:17]
◆アトレーユ@惨劇 > (外的刺激がもたらされるたびに、人よりも幾分か低い体温が、まだその生を主張する。 …する、が。) (子供の目蓋は未だ閉ざされたまま。半分は人ならざる身。そして――この世界の異端。迷い込んだ人間の町は、はじめより子供の生きるのに相応しい場所ではないのかもしれない。) … ゥ。 (繰り返される優しい看護の手が、ついに奈落を臨む魂を僅か呼び戻す。小さな呻きと共に、衰弱した子供の顔が揺れる。薄い唇がうごめいて、言葉にならない呻き一つ、吐き出した。ついて、ピクピクと目蓋が痙攣する。開こうとしているが、中々そうも行かない。) (嗚呼、神よ。【判定】) [Sun 1 Jun 2008 00:26:56]
◆ナキア > ( 情けない顔をした魔女が、椅子に座って居た。 その足元に、伏せの姿勢で黒い犬もまた侍りおり。くぅんと鼻を鳴らし、時々頭をもたげては、貴方の様子を見守っている。 ) ( 落下事故に遭ったとはいえ、怪我自体はここまで弱るほど酷いものではなかったはずだ。 ヒトとは違う衰弱の仕方に、魔女は貴方がヒトとは違うイキモノだという事を改めて思い知っていた。同時に、どう手を尽くしたら良いのかわからなくて。 ヒトの医者に診せたところで、その者も困惑気味に首を振るだけだった。 ) ――― ( 胸の上下を確かめるたび、ほっと息を漏らし。 桶の水に浸した布を絞っては、貴方の顔を拭いてやる。気休めだ。 ) [Sun 1 Jun 2008 00:21:50]
◆アトレーユ@惨劇 > (微かな動きすらもなく、傍から見ればそれは、既に死んでいるように見えるかもしれない。それでも、弱弱しい呼吸は、ある。) [Sun 1 Jun 2008 00:18:27]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――― 傍らに )』 [Sun 1 Jun 2008 00:10:38]
◆アトレーユ@惨劇 > (呼吸のために上下する胸の動きすらも小さく、どこまでも存在が薄いイキモノ。 ――終焉が近いことは、なんとなくわかっていたような気がしていた。だが、これが終わりならば、怖くない、とも思えた。 痛みは軽く、つい昨日まで精神を苛んでいた畏怖もまた、なぜか影を潜めている。あるのは、諦念にも似た安らぎ。混沌とした思考は、言葉になることもなく。堅く閉ざされた目蓋もまた、開く気配もない。) (必死ですがりつくほど、長く豊かな生ではなかった、と思い知る。逃れようと走り続けていたのは、ただの本能。だってホラ、終わりが目の前に迫ったはずなのに、今の子供には一欠けらも緊張もない。) [Sun 1 Jun 2008 00:09:46]
◆アトレーユ@惨劇 > (自意識は朧で、掻き消えつつある。子供は寝台の上に音もなく横たわるままに。元より人より遠いイキモノ、死に至る過程も異なる。もとより虚弱を運命付けられた体では、小さな傷も淡い熱も、簡単にその存在を奪う原因となりえる。ちりちりと焦がれるような感覚だけが、時折信号となり巡るだけ。) [Sun 1 Jun 2008 00:01:48]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが来ました。 『( まどろみは深く、痛みを伴って。 【判定】)』 [Sat 31 May 2008 23:53:46]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが帰りました。 『( 熱を帯びた子供の体が、すっかり弛緩した。 目覚めるのは、彼女の住処。 )』 [Wed 28 May 2008 03:13:06]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( このまま意識を失くすのなら、次に貴方が目覚めるのは魔女の家のベッドの上。 )』 [Wed 28 May 2008 03:12:19]
◆ナキア > ……… あ、 ( 魔女は、その体を抱きしめる事で受け止めようとし ) ( 犬は、他の村人を呼びに駆け出した。 儀式で疲労した魔女と使い魔だけでは、貴方を運ぶのも心もとない。 ) [Wed 28 May 2008 03:11:02]
◆アトレーユ@惨劇 > ――…貴女は、優しい方なの ですね。 (そう呟いて、なんとか笑みを見せた、その時。拒絶も肯定も、意思表示する前に、もともと乏しい体力が、ついに限界を向かえた。) ……ァ ゥ。 (立ち上がりかけた子供の体は、ぐらついたかと思うと、そのまま地面へと倒れこむ軌道。意識が、途切れる。) [Wed 28 May 2008 03:05:21]
◆アトレーユ@惨劇 > (迫害されるべき命として、神の庭に保護されてきた子供は、外の世界に――さらに言えば、人との接触が酷く苦手だった。純粋な善意を向けられることにもまた、慣れていない。) は ィ…ゥ! (再び頬を掠める、暖かな舌。痛みがいくばくか和らいだ気がした。) あなたも、ありがとう。ぼくを 見つけてくれて。 (ようやく、苦痛の中に微かな安らぎを見出す。笑みを作って、黒犬にも礼の言葉を。異質である己に、反応したのかもしれない。) …わかりません。ただ、ぼくにはわかるのです。 なんとなく。 (この身に纏う忌まわしい気配が。) 数日前に、ぼくは宿屋である椅子に座りました――、 (簡単に、痛みに時折途切れながらも、事の経緯を説明しただろう。周りに影響を及ぼすかどうか、との問いには、小さく首を振った。) わかりません。ですが…、もしも、ぼくのために傷つく人がいれば、ぼくはきっと …自分を、許せません。 (吐露は苦しげに、罪深い懺悔のように。自分の主は、きっとそれを望まない。) はい、なんとか…、 (そうして、何とか立ち上がろうと――【判定】) [Wed 28 May 2008 03:02:26]
◆ナキア > ――― とりあえず… 中途半端なのもなんですから、治療くらいはちゃんとさせて欲しいのですよぅ。 ( 家に帰れば薬草がある。怪我した場所にあてて処置をし直して、飲み薬を煎じて。 薬を飲むにはお腹に何か入っている方がいいから、簡単な食事も ) ( 此処で断るかどうかは貴方次第だし、 その後そのまま家にいてもいいという魔女の言葉にどうするのかも貴方次第だ。 拉致も監禁も、魔女はしたいと思わない。 ) ( 貴方の傍らで黒い犬がくぅんと、鼻を鳴らして貴方を覗き込むように見つめていた ) [Wed 28 May 2008 03:01:59]
◆ナキア > ( 人間という種族ではない。魔女のわかるのはそこまで。それ以上の判断をするより先に、処置を、と思ってしまったのだから仕方ない。 単に「人間でない」だけなら魔女も同じ。先が少し尖った耳を、髪で隠しているからなんとかして姿を隠そうとする気持ちも判る、…それでも全面的に信じたわけではない。この村は、吸血鬼の被害にあったことがあるから ) ……すみません、じっとしていてください。 ( 伝い落ちる涙、傍らの黒犬が舐め取ろうとするだろう ) … ( 魔女は言葉を促さず、ただ黙ってその先を待とう。 …呪い? ) 呪い、ですか? ( 突飛な発言だとは思ったけれど、頭から信じない様子であるのはそういうものに近いところに生きているせいだろう。 ) それは、周囲にも影響のあるモノなのですか? ( 首を傾げて、問おう。 波及するというよりは、むしろ間接的な被害に合うかもしれない、ということなのだろうか? ) それで、何処に行かれるつもりです、かー? ( 正直、他の村人に被害が及ぶようでは困る。それならば、いっそ目の届くところに置いておいた方がいいのだけれど。正体もわからないし ) …歩けます? [Wed 28 May 2008 02:53:44]
◆アトレーユ@惨劇 > (嗚呼、暴かれてしまった。この外見は、明瞭に子供を、人以外のモノに貶める。) はい、ぼくは…、 (カンテラの明りが眩しい。灯りの元の世界は、自分に似合わないのかもしれないのかとさえ、思う。激しい拒絶に合わなかったことに、安堵を覚えた。実を言えば、彼女が自分の正体を悟った途端に、自分を捨て置くのではないのかと、恐れていた。) ぅっ っ…! (痛み。力なき腕が、固定される。歯を食いしばって悲鳴を飲み込むと、涙だけが音も無く頬を伝わった。) ―…誰も無いところに、です。 ぼ、ぼくは…、 (打ち明けるべきか、再びの躊躇。献身の美徳と、エゴが攻め合う。) ぼくは…、ぼくは!ぼくは呪いを受けているんです。近くにいると、そのぅ… あ、 貴女を、巻き込んでしまう …かも、です。 (泣き声が舌に絡むような声。どもり癖も伴って、酷く端的に、状況を伝えようとした。視線を受けないことは、正直嬉しい。醜いと信じているこの外見を、人の目に晒したくは無い。) ご親切には 感謝 、します。 だけど…、 (だからこそ、巻き込みたくない。優しい魂を。言葉は続かず、どうか捨て置いて欲しいと、暗示を。) [Wed 28 May 2008 02:39:41]
◆ナキア > ( 夜闇は全てを覆い隠す。 …けれど光は暴いてしまう ) …貴方、 ( 人間じゃない。 )( 近づいてしゃがみこみ、間近にみれば流石にその様は知れるだろう。 足元に置いたカンテラが、貴方を照らし出していた。 ) …、 ( 跳ねた腕、拒否の仕草。 それに、魔女の手も一瞬止まりかけるけれども ) …ごめんなさい、ですよぅ。 ( もう一度、告げながらそっと、指で触れる。先ほどからの様子からしても、どうやら折れているようだ。 とりあえず固定しなければとマントを脱いで帯状に裂きながら、棒を探して視線を地面に彷徨わせたところで 犬は、棒を幾つか銜えて戻ってくるだろう。 ) ( ありがとうですよ、と使い魔を労いながら、魔女は貴方の腕を固定しようと。 ) 何処かへ、行こうとしてたですか? ( 貴方の所作を、見ないフリをしながら ) [Wed 28 May 2008 02:31:47]
◆アトレーユ@惨劇 > ぇゥ!? (屈託の無い黒犬の仕草に、子供はすっとんだ声を上げてしまった。ぺろり、頬を伝う刺激。そしてその舌にめくり落とされるフード。途端、白い髪が風に踊る。緑を帯びた肌色もまた、晒される。条件反射的に顔を隠そうとして片腕を振り上げて――、) くっ ぁあ! (痛みに小さな悲鳴を上げた。ぶらりと、力なく垂れ下がる左腕。他の傷は、足にあるいくつかの外傷。そのうちもっとも深い一つからは、人間のそれより些か色素の淡い血が、溢れていた。) ……すべり おちたのです あそこ から。 (酷く途切れがちな不自然な会話。子供は視線を伏せたまま。触れられる腕が、びくんと跳ねる。 ―― 直ぐにその無礼に気づいて、されるがままに。) (そうしている間も、右手は落ち着きなく髪を撫ぜ、自分の顔を隠そうとするかのように、頬に当てられる。) [Wed 28 May 2008 02:20:57]
◆ナキア > ( 黒犬ははっはっは、と舌を出して息をしながら貴方に近づけば、その柔らかそうな頬を舐めようとするだろう ) けるべろすー? ( 犬の名を呼んで魔女が姿を現す、けれど、それより先にカンテラの灯りの眩しさが貴方を照らし出すだろうか ) …、 ( 目を見開いて、一、二拍の停止。 …こんなところにこども。 いや、それよりも、 ) だ、大丈夫ですかー!? ( 怪我に驚いて、慌てて近づいた。 入れ替わり、黒犬は貴方の傍から退いて、再び茂みの向こうに姿を消す。 ) どうしてこんなところに? あ、えぇとー… 喋れる、ですか? ( 傍にカンテラを置き、ごめんなさいですよ、と告げながら怪我をした腕に触れようと魔女はそっと手を伸ばし。 まずは怪我の具合を確認しなければ。血は、出ているだろうか。他に怪我は? ) [Wed 28 May 2008 02:14:43]
◆アトレーユ@惨劇 > (不意に、子供は嗚咽を打ちとめた。近づきくるのは、希望と畏怖を連れた足音と、確かな気配。フードを被った小柄な人影は、さらに深き翳りのうちに。軋む痛みに苛まれながら、懸命に首を上げて、その音の主を見ようと――) ふ わァ?! (一瞬絶句した。黒い獣の姿が、突如として茂みから現れる。噛み付かれる、という恐れが脳裏を駆けて、負傷した腕を庇うように、右手でさらに深く押し付けた。最悪の覚悟をした、その時。) ァ…。 (人の姿が、現れた。 ――助けてと、言うべきだろうか。だけど、声が出なかった。子供は片腕を抑えたまま、怯えと期待の眼差しで、彼女を見上げる。闇に紛れて、緑の肌色が伝わらないと、良いが。感覚が鋭いものならば、子供は少しばかり異質な存在であることも、知れるだろうが。) [Wed 28 May 2008 02:02:19]
◆ナキア > ( 近づく犬の声 人が草を掻き分けて歩くオト ) ( わん、 と一声鳴いて 黒い犬が、貴方の目の前 茂みから、躍り出るように飛び出すだろう ) ――― ( しばらく遅れて、魔女も姿を現すだろうが ) [Wed 28 May 2008 01:57:28]
◆ナキア > ( 段々と、大きなものになって 貴方の元に、近づく ) ちょ、…待って、 くださ、 ( へふ、と息をつきながら。 後を追う魔女を急かすように、使い魔たる黒犬は一際激しく吠え立て、 ) ――― 、 ( 息をつけば、魔女は再び止まっていた足を使い魔の方へと動かした。 儀式の後、近くの民家でしばらく休ませてもらった魔女は、森を横切って家に帰る道すがら、何かが落ちるオトを聞き、鳥の飛び立つのを見た。反応したのは魔女より使い魔が先で、魔女は儀式での疲労を引き摺りながら緩い歩みでその後を追う。 ) ( 魔女にはまだ、咳は聞えず。 虫の音と、己を呼ぶように吠える使い魔声が辺りに響くばかり ) [Wed 28 May 2008 01:55:07]
◆アトレーユ@惨劇 > (ごほ、と喉から混みあがったのは、泣き声によく似た咳。) [Wed 28 May 2008 01:45:47]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ――― 犬の鳴き声、が )』 [Wed 28 May 2008 01:44:58]
◆アトレーユ@惨劇 > ィャ…、 痛い…。 (嗚咽を押さえ込んで、なんとか上半身を起こして見る。幸い、足は数箇所擦り傷を作っているだけで、歩けないわけではなさそうだ。痛みに痙攣する左腕を必死に押さえて、脳裏に散らばる数ある知識から、対処する方法を探す。) 助けてェ…。 (呻き声が喉から押し出される。すっかり暗い場所へと転がり込んでしまった。おまけにこんな時間、誰かが通りすぎる確立は低い。何より、迷いがまたあった。誰かとともにあれば、この災難の輪は、広がるのかもしれない。) [Wed 28 May 2008 01:30:53]
◆アトレーユ@惨劇 > (ふわ、と足元に確かにあった地面の感覚が――消えた。) …ェ? (一瞬、時が静止する。自分がみちべの切り立った崖のような地形からすべり落ちたことに気づいたのは、音も無く数メートル落下して、地面にたたきつけられてからだった。) ァァ…、 (遅れてくる痛み、否――激痛。) うわあああああああッ……! ァァ…! (左腕を抱え込んで、体を丸めた。涙が一気に溢れてくる。――子供の左腕は、奇妙な方向へと曲がっていた。嗚呼、折れてる。パニックに陥る肉体と裏腹に、精神はどこか冷めていた。) [Wed 28 May 2008 01:23:52]
◆アトレーユ@惨劇 > (ぐらり、と体が揺れた。小さな体躯の体力は、既に限界近いようだ。ぐんにゃと視界が歪んで、空を射抜く幾千万の星の光が、眩く輝いた――ような気がした。【判定】) [Wed 28 May 2008 01:18:54]
◆アトレーユ@惨劇 > (結局、答えは出なかった。だから、せめて――人気の無い場所を探し続けて、ぼくは此処にいる。叶うなら、誰も巻き込まずに、朽ちるとしても一人で。一歩ずつ、疲れた足を前へと運ぶ。 ―― さぁ、何処へ行こう。) (フードの下の清蒼の瞳は、疲弊と困惑に満ちて、空を見上げた。何処まで逃げても、この呪いはきっと、付きまとう。年に似合わぬ憂いが、眉を歪ませる。) [Wed 28 May 2008 01:15:47]
お知らせ > アトレーユ@惨劇さんが入室されました。 『( そしてぼくは、此処にいる。 )』 [Wed 28 May 2008 01:08:39]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 糸が切れたように、ずるり、とその場にへたりこむ )』 [Tue 27 May 2008 23:09:44]
◆ナキア > ( 徐々に汗ばむ体、弾む息。 ) …… ( 集中力に、体力がついてこない。 ) ( それでもまだ、儀式は続く。 この場に正式に魔法円を設定し、女神に感謝し、力を大地に戻し、円を解く――しかし、加護は続く―― その儀式の行程が、まだ残っている ) ( だから儀式の終わった時には、以前、獅子と初めて会った時のように ) … ( 全てのろうそくを吹き消して 儀式の終了するのと同時、 ) [Tue 27 May 2008 23:05:38]
◆ナキア > ( 汗が、頬を伝い落ちる。 ) ――― …… ( それに構わず、魔女は集中を続けた )( 一周し終わればベルと箒のかわりに、聖剣と香を持ち。 今度は時計回りに、一周していこうか。 ) ( 出入り口となるはずの場所に、聖剣と塩水とで召喚のペンタクルを描き、封印を施すのだ。 くゆる香は、エネルギーを流し込み、正の力を招き寄せる役目。 ) …塩と海 悪しきは解き放たれ 火と空気 良きものを招き寄せよ 幾重も 幾重も 円は 封ぜられた ――― [Tue 27 May 2008 22:53:19]
◆ナキア > 聞け、南の物見の塔の守護者よ、火の力よ 我らの胸に来て、暖めてくれ 長い眠りから、孤独から脱出したいんだ 互いに出会うために。 情熱を我らの生得の権利に輝かせてくれ 我らが不正と戦うときに。 我らの感情を誘い出してくれ すべての隠れ場所より …祝福あれ ――― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ 雨を降らせ、我らの渇きを癒せ。 思い出したいのだ 我らが生まれた海の子宮を。 さぁ、我らを繋いでくれ 我らの気持ちを揺さぶってくれ すべてがひとつになるまで。 離れ離れの渇きを終わらせてくれ …祝福あれ。 ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ 我らの決心を補強せよ、我らを中心に保て。 ここにいたいのだ 我らの肉体を強くしてくれ 互いに愛し合うために。 目が回るような忙しさを去らしめ 我ら全員に知らしめてほしい みなひとつの地の上にいることを。 我らの魔術と闘争により さらに大きな輪が拡がらんことを願う 愛と世界の調和の輪が。 …祝福あれ。 ( 呪文は、歌うように。 ) ( リンリン、カランカラン と、ベルを鳴らしながら。 四方すべての守護者に、祝福をこう。 ) [Tue 27 May 2008 22:43:56]
◆ナキア > ( カラン―― ) ( 魔女の手にした、ベルが鳴る。 ) … ( 魔女は、ゆっくりと一歩、踏み出して。 家が建つはずの場所を、その周りを、太陽の運行方向と逆に廻ってゆこう。 ) 聞け、東の物見の塔の守護者よ 空気の力よ。 不浄を除いて、我らの肺を満たせ。 清冽をもたらしたいのだ、我らの生命に。 清い空を 清い心を存在させてくれ 我らに道を示すために 我らの言葉に呼応し この地に安全な空間をつくらせてくれ …祝福あれ。 ( ―― カラン カラン、 響く鐘の音は負のエネルギーを追い払うため。 地を払う箒は、望ましくない力を掃き出すため。 出入り口――に、なる予定の場所――に塩水をまくのは、浄化のため。 ) [Tue 27 May 2008 22:35:31]
◆ナキア > ( 簡易に設えた祭壇の、蝋燭の炎がゆれていた。 ) ( なにもない、まっさらな場所。 ここに、新しく家を建てるのだという。だから、この場所を清めて欲しいと。請われて、魔女は此処にいる。 少し離れたところでこの土地主とその家族と、近隣の村人が数名、灯りを掲げて儀式を見守っていた ) ―――― ( 足をしっかりと地につけ、まっすぐに立とう。 目を閉じ心を落ち着かせ、深呼吸をしながら 大地からエネルギーが己の体へとのぼり、満たしていくことをイメージする。 グラウンディングとセンターリング。魔女の信仰するウィッチクラフトにおける、基本。 ) [Tue 27 May 2008 22:20:45]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――つきがでていたらよかったのに。 )』 [Tue 27 May 2008 22:06:46]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 残りを、近くの川に流しにゆこう )』 [Mon 26 May 2008 21:46:21]
◆ナキア > ( それが感じられるようになったなら、魔女は聖杯を両手で持ち上げようと。 )( そうして、今度は北の物見の塔の守護者、大地の力を、聖杯へと注ぎ込もう。 外縁の暗闇の淑女、深夜の牡牛 北極星、渦巻く空の中心にして、全ての力の礎石。 そのちからを。 ) …。 ( 最後に、塩水を一口、飲み込んで ) [Mon 26 May 2008 21:46:06]
◆ナキア > ( そして、それらが ) …、 ( 息を吐き出すたび、濁流となって己の身から流れ出し 聖杯の中へ、そこに満ちた水の中へ 溶け込んでゆく様を 思い描こうか。 ) ( 繰り返しくりかえし、 この身が洗い流され、清められたと感じられるまで。 ) [Mon 26 May 2008 21:41:52]
◆ナキア > ( 死と再生の儀式、という意味ではこれもその見立ての一つといえるのかもしれない。 魔女は聖剣で、聖杯に満ちた水を ゆっくりと、反時計回りにかき回した ) ( そうして聖杯を、脚の間に置いて椅子に座ろうか。 ) ――――― …… ( 一度聖杯を見つめ、目を、閉じて。 不安なこと、心配なこと。気になっていること。落ち込んだこと。 様々な負の感情を、魔女は、思い浮かべる。 ) [Mon 26 May 2008 21:33:48]
◆ナキア > ( 祭壇の前、魔女の立っているのよりも少し後ろには一脚の椅子。 ) ( 魔女は聖剣を手に持ち、水の満ちた聖杯へと塩を三回、聖剣で掬い、入れる。 聖剣は男性の象徴、聖杯は女性の象徴。この魔女は特定のカブンに属していない、ソロウィッチであるため、サバトの開儀式では主に聖剣を聖杯に突き立てて性交の代わりとみなす。他のカブンでは、実際に性交を行うこともあるようだ。 それは、魔女の信仰する自然崇拝的なウィッカンにおいて、聖婚であり豊穣の象徴であり、死と再生の儀式である。 ) ( 今のこの瞑想には、その象徴儀礼は必要ないけれど。 ) [Mon 26 May 2008 21:25:07]
◆ナキア > ( だから今夜はそのために、簡単な精神統一をしよう。 できれば外に出て月光浴をしたかったのだけれど、あいにくの曇り空だから )( 儀式用の祭壇の上、蝋燭がふたつ、揺らめく ) ………。 ( 祭壇の上には水の満ちた聖杯と、聖剣。 それから、小皿の上に盛った塩。塩に聖性を見出すという考え方は、様々な信仰でみられる。魔女の信仰でもこうして清めの儀式に使う。 消毒作用のあるせいだろうか ) [Mon 26 May 2008 20:57:27]
◆ナキア > ――― … ( 明日は、大掛かりな儀式を一つ、しなければならない。 ) [Mon 26 May 2008 20:46:42]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 自宅内、儀式用の部屋。 )』 [Mon 26 May 2008 20:45:11]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『 さ、いきましょうか。 ( 枝の倒れた方へ ) 』 [Sun 25 May 2008 23:23:36]
◆ナキア > ( 魔女は使い魔から離れれば、受け取った小枝で、地面に召喚の方向でペンタクルを描き。その周りに円を描き、オガム文字を円形に沿って幾つか描いて、それもまた円で覆った。 ) … ( とん、と。ペンタクルの中心に、小枝を突く ) ――― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして全ての力の礎石よ 我は汝に祈り汝を呼ぶ 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 北極星、渦巻く空の中心よ 石よ 山よ 肥沃な大地よ ―― そしてそれに連なるものよ。 来たれ 我願う、汝が加護により我の進むべき道を示せ! ( …唱えた呪文は物々しいが、なんてことはない。 小枝から手を離し、小枝の倒れた方向に向かうというだけ。 ) [Sun 25 May 2008 23:22:27]
◆ナキア > ( ――― それにしても、もうそろそろ辿り着いてもいい頃なのに。 行き過ぎてしまったか、道を間違えてしまった か――… ) … さがしもののおまじない、しないとですかねー… ( 呟けば、使い魔は一声わん、と吠えて手近な小木に飛び掛る。 )( ぱき、と小さなオトがして、着地したわんこの口に咥えられていたのは細い木の枝。 ) あぁ、ありがとうですよぅ。 ( しゃがみこんで枝を受け取りながら、用意がいいですねぇ、と使い魔を撫でて褒めてやろう。 ) [Sun 25 May 2008 23:09:53]
◆ナキア > ( 今日は、解熱に効く薬草を摘みに来た。 この間それがかたまって生えている場所をみつけたのだけれど、あいにく日が悪くその日は摘むことができなかったから。 ) …、 ( ばさばさ、と。 不意に近くの木から飛び立ち足元に影を作った鳥の羽音に、少し驚いて足を留めた。 そんな魔女を使い魔も立ち止まって振り返り、 ) … ( あぁ、単なる鳥だったのか、と。思えば、魔女は使い魔に大丈夫だと笑みを見せてまた歩き始める。 ) [Sun 25 May 2008 22:59:49]
◆ナキア > …もう少し先、だったですかねー? ( あれぇ、とちょっと困った顔で使い魔を見ながら、首を傾げる。 使い魔ははっはっは、と舌を出して呼吸をしていたが、魔女に問いかけられれば顔を上げてくぅん、と小さく鳴いた。 ) ( 月明かりの下、森の中。 魔女は、薬草の採取に来ていた。 薬草は時間、曜日や日にち、月齢、天候によって摘む日の決められていることが少なくない。 もっとも、それは魔女の信仰における中での決まりごとであって、他の薬師や医師がどうしているのかは知らないけれど。 ) [Sun 25 May 2008 22:42:21]
◆ナキア > ( 籠を手に、使い魔とつれたって 訪れたのは、家から少し離れた森の中。 ) ( 虫の音は足元から。梟の囁きは頭の上から。 清かに響き、けして騒がしすぎることはない。 ) …… ( 手にしたカンテラの周りを小さな虫が舞い踊り、吹く風に煽られては離れ、また近づく ) …、 ( ゆっくりと深呼吸を一つ、して。 魔女は周囲を見回した ) [Sun 25 May 2008 22:31:41]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( つきあかりのもと。 )』 [Sun 25 May 2008 22:14:41]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 思いっきり使い魔のご機嫌をとることにした。 )』 [Sat 24 May 2008 19:17:28]
◆ナキア > ……。 ( 使い魔の哀れっぽい声を、聴覚にとらえた。 ) ( ―― そうだ、今日はまだ使い魔にも夕ご飯をあげていない。 ) …っ、 ( そう考えいたったところで、勢いよく布団をひっぺがし、 ) [Sat 24 May 2008 19:16:19]
◆ナキア > ( 家の中にオトはなく、外のオトばかりが耳に届く。 この家は、魔女一人には大きすぎるような気がした。 もぞもぞと、手だけ伸ばして不精に、手に触れたカーテンの端を引っ張ってひく。 )( 柔らかなベッドの上、真っ白なシーツに埋もれて。 枕に、軽く頬ずりをした。 ) …… ( おなかがすいた、感覚はない。 もう、今日はこのまま寝てしまおう。 そう思い、布団に包まろうとして、 ) [Sat 24 May 2008 19:13:50]
◆ナキア > ( それは、遠い昔のことであったような気もするし、つい最近の事件であったような気もする。 彼女が出てきたような気もするし、家族が出てきたような気もする。 あるいは、その両方かもしれない。 ) ―――― ( 思い出そうとすればするほど、それはどんどん掴みどころのない、曖昧なものになっていってしまう。 ) ( 思い出すのを諦めて、魔女は布団を抱きしめ丸くなった。 ) [Sat 24 May 2008 18:54:35]
◆ナキア > ( 眺めているうちに、瞬きのたびに。段々と、その濃さを増しゆく空の様は美しい。 ) …、 ( それでも感じた肌寒さにぶるりと身を震わせて、魔女は空から視線を外すと再びベッドにもぐりこんだ。 )( 何か、夢をみていたような気がするけれどなんだったか。 それとも、ソレは夢ではなく、寝掛けに、もしくは今のようなまどろみのうちに魔女自身が思考したことだったろうか? どっちなのかわからない。 ) [Sat 24 May 2008 18:45:07]
◆ナキア > ( ――― かといって留守でもなく。家の主である魔女は ) ………、 …ん、 ( 寝台の上でもぞり、と。寝返りを打つ。 ) …、 ( 覚醒してゆく意識。まだ、半分まどろみのあるソレは茫洋としてはっきりとせず、ゆっくりと瞬いた視界に映る部屋の様子も同様だ。 )( 風邪を引いてしまったわけじゃない。他に、どこか具合が悪いわけでもない。 単に眠たくって、…こんな頃まで眠ってしまっていたようだ。 寝転がった姿勢のまま。カーテンを閉め忘れた窓から、ぼんやり、夕刻の空を覗く ) [Sat 24 May 2008 18:38:27]
◆ナキア > ( とある地方村の片隅、緩やかな丘の上。 近くの森を背に、その家はあった。 )( 魔女の家、といってもその佇まいは、この村の他の家と大差ない。 牧場も農地もない代わり、広い庭には何種類ものハーブが育てられている事が特徴といえば特徴だろうか。 禍々しさはない。単なる田舎の一軒家だ ) ―――― ( 薄闇のヴェールのひかれ、月がほんのりと光を灯し始めた時分。 村の家々の煙突から立ち上る白い煙、漂う夕飯の香り。 けれど、魔女の家の煙突に火の気はなく、窓から漏れる灯りもない ) [Sat 24 May 2008 18:17:28]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( まじょ の いえ )』 [Sat 24 May 2008 17:58:23]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 [Sat 24 May 2008 00:55:36]
◆ルード > ん? 疲れてたのか? しゃあねぇな。 (眠ってしまった彼女の体を抱き上げて、そのままベッドへと連れて行くことにして…) [Sat 24 May 2008 00:55:33]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Sat 24 May 2008 00:53:46]
◆夏鈴 > だめー・・・ (そういいつつも眠気から、ゆっくりと瞳を閉じて、そのままうとうとと・・力をぬいて。問題がないのであれば、そのまま寝てしまうことでしょう) [Sat 24 May 2008 00:52:15]
◆ルード > む、それは困るな。 じゃあ、夏鈴が紅茶を入れている時に勝手にお邪魔することにするかな? (勝手なことを言いつつ夏鈴の頭をのんびりとなでていくことにする) 夏鈴をこうしてなでるのはやっぱりおちつくもんだな(猫をなでると落ち着くのと同じような理由らしい) [Sat 24 May 2008 00:36:41]
◆夏鈴 > ぁ・・ (引き寄せ洗えればそのまま抵抗もなくすっぽりと男の腕の中におさまる。はじめこそわずかに緊張したように身体を強張らせるも見知っった温もり、香りに次第に気が落ち着いていった様で身身体から力が抜ける) えっと、だから・・・ルードには淹れたげない・・・ (上達しても。いじわるを言いつつすりすりと漸く甘え始める) [Sat 24 May 2008 00:27:13]
◆ルード > (そのまま夏鈴が寄りかかってくれば腕の中に彼女の体を収めてしまおうとするだろう) じゃ、自分のためで良いぞ。 結果的に旨い紅茶が飲めりゃ良いんだからな [Sat 24 May 2008 00:23:48]
◆夏鈴 > ばーか・・・ (何言っているの、とばかりに今度こそ本気で呆れたような溜息。それが、この男らしさなのだろうとは思うのだけれど。それでも、それならもう少しだけ触れられてもいいか、と思ってしまう自分が居て…だからそのままぽふん、と男の方に寄りかかろうとする) んー…。仮にそうだったとしても、ルードのために頑張りたくないわぁ?何も得ないし (ふふん) [Sat 24 May 2008 00:19:28]
◆ルード > そりゃ、なでたいな。 夏鈴をなでるのは気持ちがいいのは分かっているしな? (この辺り欲望には素直な男である。 夏鈴が近づいてくればそのままこちらからも少し近づけて頭をなでるだろう) そういうもんだぜ? だから、夏鈴ももっとおいしく入れられるようにがんばってくれると嬉しいぜ? (勝手に言う) [Sat 24 May 2008 00:16:34]
◆夏鈴 > (呆れたような溜息を一つ漏らし) どーしても撫でたいの…? (答えが半分位わかっている癖にそう聞いて、YESであればそのままほんの少しだけ男の方へと席を移動しようとするだろう。NOなら興味を失ったように適当な相槌を返すことでしょう) そういうものかなぁ… [Sat 24 May 2008 00:11:21]
◆ルード > ん〜、腕はちょっと疲れるけどな。 でも夏鈴をなでたいからこうしているわけだし、気にはならないぜ? (笑みを浮かべようか。 そのまま夏鈴の頭をなで続けつつ) そうでもないぜ? 自分が飲みたいのは自分でもなかなか入れられないしな? [Sat 24 May 2008 00:07:06]
◆夏鈴 > なら… (毒をくらったところで死ななさそうだとは思ったがさすがに口に出しては言わなかった。腕を伸ばさないと届かない距離で、頭を撫でる相手に視線を向け) 疲れない?腕… (伸ばしているのはタイヘンそうだ、と軽く腕をとんとんっと叩く) いいとは思うけれど、別にルードが飲む分には私が淹れなくったって… (自分が美味しいと思えるのは淹れられるんじゃないだろうか。セスティアもいる事だし) [Sat 24 May 2008 00:04:04]
◆ルード > くっくっく、そりゃ前々からじゃないか? 今更だな。 (変わらぬ調子で笑みを浮かべれば夏鈴の頭をまたゆくりとなでていく) む、これでもちょっとは自信があったんだがな…。 じゃ、夏鈴に入れてもらうのが一番良いのかね? 夏鈴の好みのものも入るわけだしな? (にやりと笑みを浮かべようか) [Sat 24 May 2008 00:00:08]
◆夏鈴 > (微妙に意図が間違って伝わったようで少し戸惑ったような表情を浮かべつつ) 悪食っぽい・・ (見た目が。ぽつりぽつりとではあるが少しずつ、元の調子に戻り始めているよう・・?) あ、うん…。ちょっと驚いただけだから… (あの日から距離をおいてたから、ちょっと驚いたのだ。別に触れられて嫌だったわけではない) そりゃぁー、当然でしょ?一番は私が淹れたものに決まってるし… (専門店とかで出されるのを除外した場合、自分の好みに合致するように淹れられるのは自分自身以外にそうはいないと思っているよう。) [Fri 23 May 2008 23:50:14]
◆ルード > そんなに食べそうか? (にやりと笑みを浮かべ、そしてびくりと震えた夏鈴に少し眉をひそめる) ん? 大丈夫か? (尋ねつつ) ん? それじゃ、思ったよりもおいしくなかったか? 残念だったな(ぽりぽりと頬を掻く) [Fri 23 May 2008 23:45:03]
◆夏鈴 > なんか、根拠はないけど…。何食べても平気そうな顔してるような気がするから・・・ (ほんの少しだけ、嫌味。) ! (撫でられるのには、露骨に身体がびくっとふるえる。その後、自分でもそんな動きに驚いて、困った様な戸惑ったような、或いは申し訳なさそうな顔へと表情をころころとかえ、視線を揺らす) 美味しいのを期待した…のよ・・? (ちょっとむっとさせてしまったかと思って、心配そうな視線を相手にむける) [Fri 23 May 2008 23:36:51]
◆ルード > 丈夫だって、毒にはあんまり関係ないと思うんだがな? (苦笑を浮かべつつ、普通の紅茶だという夏鈴に苦笑を浮かべてそのまま軽く頭をなでようとするだろう) そんなにまずいお茶でも期待したのか? 残念だったな? [Fri 23 May 2008 23:32:40]
◆夏鈴 > …るぅ… (…) 「アナタ」は頑丈だから… (やはり何所かよそよそしく言い直して) 味… (恐々といった様子で、紅茶を見つめた後、意を決して) イタダキマス… (ぎゅぅっと瞳を瞑って、一気に飲み干す。冷めているから火傷はしないけれど) はふっ…。ん、思ったより、は普通…かな・・・ (なーんだ、とでも言いたいようなそんな口調。) [Fri 23 May 2008 23:27:34]
◆ルード > 一応、同じものはのんでるけどな? (笑みを浮かべ同じポットから紅茶を自分のカップに移して飲んで見せよう) それより、味はどうだ? 旨いか? (男としてはそちらのほうが気になるようだ) [Fri 23 May 2008 23:22:15]
◆夏鈴 > … (紅茶をしげしげと眺めた後) 変なの入れてない? (普段料理しない人が料理しようとして砂糖と塩を間違えるみたいな。また、男なら一服盛る位しそうだと思って) そうだっけ?覚えてない・・・ (そういえば、そんなことがあったような気がしないでもないけれど) [Fri 23 May 2008 23:18:39]
◆ルード > そら、これくらいなら俺もできるからな? (紅茶を自分で入れたのか、と聞いてくる夏鈴に笑みを浮かべて応えよう。 一応奴隷を買う前は自分で全部やっていたのだ。 普段はやらないだけでやろうと思えばやる、というレベル) 飯だって自分で作ることあるだろ? [Fri 23 May 2008 23:12:58]
◆夏鈴 > そぉ… (以前ならここで可愛気のない嫌味を返すのだが、返したのは生返事だけ。言われて気分の悪いものじゃないいし、そういうものなのかなと思うのだが…どうにも素直に同意したりできないよう。猫が腕を伸ばせばようやく男に触れられるかどうかという微妙な距離を保って腰を下ろす) ん、ありがと… (カップを手に、ぎこちないながらも弱く笑みをむける。 今日は、男のために紅茶を入れた覚えはない・・・) 淹れたの? (自分で?) [Fri 23 May 2008 23:08:31]
◆ルード > (ちょっとギクシャクとしているのは自分にも責任があるので仕方が無いことでは在るのだが) 別になにか期待しているわけじゃないけどな。 似合っているものは似合っている、って言った方がいいだろ? (そして近づいてきた夏鈴用にと覚ました紅茶を用意しようか) [Fri 23 May 2008 23:01:28]
◆夏鈴 > (かけられた声に、眠い気な視線をおくるとすぐに視線を離す。この前のこと、があってからは何かにつけて男に対して素っ気無い態度になってしまう猫。単純に気まずさからくるものであるのだけれど、アマノジャクで素直じゃない性格の猫は、自分ではどうしようもなくてついつい動きがぎこちなくなってしまう。今日だって、お昼を作った癖に一緒に食べずに少し時間をずらしていた位だ) 褒めても何もでないけれど? (褒められたのは素直に嬉しかった…のだけれど、ついついこういう口調になってしまう。のんびりという誘いには、逡巡した後ゆったりとして歩みをそちらへ進めることで答えとした。) [Fri 23 May 2008 22:56:48]
◆ルード > お、似合ってるじゃないか、夏鈴。 団扇でもあればもっと良かったか? (にやりと笑みを浮かべてやり、夏鈴を手招きする。 暑いので肌を重ねるのは嫌がる可能性もあるのだが) こっちにきてのんびりしないか? [Fri 23 May 2008 22:46:50]
◆夏鈴 > (大あくびを一つ。辛うじて、口を手で覆ったが欠伸をかみ殺すという慎み深さなどどこかに捨てやった猫は、瞳の端にわずかに雫がたまっていた。 にわかに暑くなってきたこともあり、時期は少々前倒しすぎな気もするが昨年もらった浴衣を身につけていた。) [Fri 23 May 2008 22:42:27]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(ふぁ…)』 [Fri 23 May 2008 22:39:11]
◆ルード > (大分外も暖かく…というよりは暑くなってきた今日この頃。 月は見えないが曇り空でそれなりに涼しい。 牧場の敷地内の東屋にカンテラを照らしていた) [Fri 23 May 2008 22:36:38]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『(今日も外』 [Fri 23 May 2008 22:32:57]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 今は月が出ているから、 もうしばしこのままで )』 [Sat 17 May 2008 22:37:38]
◆ナキア > ( いうなればこれは精神統一の一種で、傭兵さんとかにとっては日々の鍛錬のようなもの。 その基礎の基礎、基本の基本。 信仰としては、身のうちに月の女神の力をとりこむ、と、そういう事になるけれども。 ) ( 月光浴、という ただそれだけの、行為だけれど。 こういうのもやはり、積み重ねが大切。 …晴れた日ばかりではないから、毎日はできないのだけれど。 ) [Sat 17 May 2008 22:36:31]
◆ナキア > ( 呪文の言葉は、己ではなく先達が考案したものであるからして、実際に己が無垢だとか純潔だとか思っているのではなく、ただの形式だ。 一説には、月光を浴びることで満ちゆく月の女神の無垢さを身のうちに取り込んだことになるとか、同一の存在と見たてることで力を得ることが出来るとかなんとか。 そのへんの解釈も人それぞれである。 ) ―― 今、わたしは 現在のわたし以上にならなければ、ならない。 外面だけでなく 内面もまた 真実を求めるように。 ―― この場に集う 全ての神々よ。 私の 内なる魂の汚れを、払いのけてください。 外面と内面の命とが ともに、一つに結びつきますように――― … ( 詠ずる言葉は、うたうように ) [Sat 17 May 2008 22:27:53]
◆ナキア > ( …すぅ、と 息を、吸い込んで ) ――― わたしは、ただ一人の 私であり あらゆる自然の一部で在る。 … 私は 私のままであり、 それこそが 自然である。 … 私は 無垢であり、 純潔である 。 ( 口に上らせる言葉は、本来は儀式中の文句の一部。 けれどソロウィッチたるこの魔女は、この言葉を好んで月光浴の際の集中に用いていた。 ) ( …瞼が、 ゆっくりと上下し。 一呼吸 ) [Sat 17 May 2008 22:08:47]
◆ナキア > ( 草木を揺する風の、運んでくるのは初夏の草の香。 まだ、青く未熟な 満ちゆく月と、同じ。育ちきる前の ) …… 。 ( その香をいっぱいに吸い込んで、ゆっくりと吐き出そうか。 魔女の腹がふくらんで、次第にしぼんでいく ) ( 丘の上、佇んで。 なにをしているわけではない、なにを待っているわけでもない、 ただ、魔女は 月の光を、浴びていた。 ゆっくりゆっくり、そのチカラを身に染み込ませるように。 自然と一体化していくように。 ) ( …雨粒でも受けるかのように。 ほろ、ほろ こぼれおつる、月光に向かって 両手を、少しだけ伸ばし ) [Sat 17 May 2008 21:58:19]
◆ナキア > ( その無垢な白き光の下 )( 魔女は天を見上げていた。 なだらかな坂の、小さな丘の上。魔女の足元には、使い魔たる黒い犬が伏せっている ) ―――― … ( 目を伏せ ゆっくりと開き また、伏せて ひらく )( 呼吸と同じ速度で刻まれる、ゆったりとしたリズム ) ( 虫の音が、 響く ) [Sat 17 May 2008 21:44:52]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( みちゆく、つき )』 [Sat 17 May 2008 21:30:42]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(いたくて こわくて そしてとてもさびしいよる)』 [Wed 14 May 2008 02:51:38]
お知らせ > 印南蛍さんが帰りました。 『 その日私はまた居もしない敵と戦って、また1つ孤独になった 』 [Wed 14 May 2008 02:49:38]
◆ランシャオ > ( 相手と違って妖精は酷く大雑把にしか他人を判別出来ない。 悪意の「ある」か「ない」かだ。 だから例えばこう――自分を騙して売り払おうだとか、そういう類の思考には酷く敏感だけれども、今の彼女のように“恐れてる”なんて感情は露ほども察する事が出来ない。 )( それはきっと彼女の本心なんだろうか。 迫害され続けて彼女が望んだものは平穏。 印南蛍は静かに暮らしたいのだろう。 激しい幸福と深い悲しみを得てしまうよりも。 多分。 ) ………ほ…ほんとに…もう追っかけたりしなければ…何もしない……? 痛いのも…怖いのもない…? ( それを自分に言われたものだと思って怯えながら尋ねる。 死ぬのは嫌。 痛いのは嫌。 怖いのは嫌。 それだったらなんだって我慢するから、どうか許して下さい。 ) ――――………? ( 利用されてたとか、そういうのにはやっぱり意味がよく分からなかったけれど。 ) ………(こくり) ( 頷いた。 確かに自分のしている事が相手にどう思われてるかとかの意味ならよく理解していなかったし、何よりも相手の指が少し緩んでくれたから、それを否定するとかそういうのは怖くてできなかった。 ) ……うん…したい……ね… ( 同意したけど少しだけ視線を逸らした。 悪意が無くてもこういう事をされる時があるのだというのを知ってしまって、前々からしこりとして残っていた怯えがより刻み込まれてしまったから。 )( 怪我は静かな所で寝ていればいつかは治る。 出来ればそこは自然に囲まれた場所が良い。 室内でも適当な草花を手折ってそれを布団や枕にすればいいだろう。 もし妖精の手当てをしようとするのならその事を伝えようとするだろう。 ) [Wed 14 May 2008 02:46:06]
◆印南蛍 > ( 先天的にか後天的にか、印南蛍は他人を注意深く細部まで観察する癖がある。 同時に自分に向けられる視線を酷く嫌う―――という点において、妖精の存在は「一方的に見られていて」「此方の目から逃れてしまう」という厄介で不明瞭なものだった。 単純にそれだけでも、怖いのだ。 ) 私達はただ普通に静かに暮らしたいだけなんだよう―――――誰も追いかけてこなければ、誰も余計な事をしなければ、なにもしないのに。 ( 妖精が泣いている。 謝っている。 嫌だ、こういうのを見たいわけじゃない。 何でいつもこうなってしまうんだろう。 お父さんの血が呪われているんだろうか? 私が私だから、また殺さざるを得ないんだろうか? 嫌だ。 ) ――――…よくわからなかったんだよね? 自分がしてること。 ランシャオはちゃんと分からないまま利用されてたんだ。 そうだよね? ( 捉まえた指を少し緩め、妖精の荷物を纏める。 手当てしたいけど、人間と同じじゃないみたいだ。 病院で治せるだろうか? うちに連れて行ったほうが良いだろうか? とにかく、街に戻ろう。 ) …また楽しくお話ししたいよ。 [Wed 14 May 2008 02:24:57]
◆ランシャオ > ( 生きるとか死ぬとか。 そういう境界線が酷く曖昧である。 今はもう殆ど動けなくて、そして痛くて苦しくて気持ち悪くて怖くて。 )( けれどそれでも死ぬ。 出血多量とかそういうのは無いけれど、傷が深かったりすれば動けなくなって普通に死ぬ。 今もそれなりには危ないけれど、それを自分自身が自覚していないから行動にも表れない。 ) あくっ…… ( 鷲掴みにされた拍子に羽ペンが胸から取れて落ちていく。 悪意がたちこめる雰囲気は駄目だ。 そしてそれが私自身に向けられたりしてたりしたらもっと駄目。 涙のせいだけではなく視界が少しずつぼやけていく。 ) ( それはそんなに変な事何だろうか。 こうして怖い思いをするぐらいにいけない事何だろうか。 )( きっとそうなんだ。 私がいけないんだ。 私がいけないから蛍は怒ったんだ。 悪戯ばっかりして、わがままばっかり言って、おおよそ好かれるような事なんて何にもしてない勝手なことばっかりで。 ) ―――――(あ)――ごめん…なさい…… ( そう。 あのときだって結局何もしてなかった。 ただ見るだけ。 助けなかった私が悪い子。 悪いのは私。 ) ごめんなさい…ごめんなさい…… ( いつものような雰囲気ではない。 ただこれ以上怒られるのを怖がる子供のように、折檻を恐れる幼子のように手の中で震えながら言葉を繰り返す。 ) ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…――― ( 私が悪かったんだ。 彼女の言っている意味が今もまだ分からない私が悪いんだ。 私が駄目なんだ。 ) [Wed 14 May 2008 02:12:41]
◆印南蛍 > ( 伸ばした手が妖精を鷲掴みにする。 羽ペンは致命傷じゃないのか、思ったよりは元気だ。 でも―――もう後戻りはできないかな、とも思う。 ) 私ね、変だと思ってたんだよ? 何処にでも―――こんな所にでも現れるし、本当に直ぐ其処まで近付かれても気がつけないし、普段なにしてるのかわからないし。 ( 妖精が居なくなったらどうなる? 「敵」がもっと積極的に動き出すだろうか? どちらにしてもリスクばかりだけど、このまま帰すのとどっちがマシだろうか? 家を捨てて逃げる? 何処へ。 逃げ場なんてもう無い。 ) ―――自警団にさ、居たでしょ? なんで? どうして助けてくれなかったのかな。 …あいつらの仲間だからだ。 最初ッから。 [Wed 14 May 2008 01:57:19]
◆ランシャオ > ( 怖い ) ( 竦んだ。 痛くて怖くて痛い。 それに怖い。 彼女の声が荒々しくなっていくたびに、私にとって本当にダメな物がその台詞の中に混ざり始めてくる。 けれど痛くて痛くて動けないから、ただその台詞を怯えながら耳にしている。 ) ――――― ( え? ) え? ( それを聞いた私は多分、本当に間抜けな顔をしているんだと思う。 )( 監視してたんでしょ? ) え? ( その意味がまるで分からなかった。 どうしてそんな事をするのかとか。 なんでそんな風な事を蛍が考えたのか。 確かに私は姿を消せて、彼女には見えなくなることができるけれど。 )( そもそも 監視されたら困るような事を彼女はしていたんだろうか とか。 ) ( 痛くて動けない。 痛みと悪意は私にとって何よりの天敵。 だから彼女の微笑みを震えながら見つめていて、手が伸びた時に逃げようと体を捩じらせたけどただそれだけしか出来なかった。 ) [Wed 14 May 2008 01:47:34]
◆印南蛍 > 私は悪くない。 私達は悪くない。 皆で私達を追い詰めるから、誰も助けてくれないから、やらなきゃこっちがやられるからッ。 ( 弱気な声にじわじわと敵意と殺意が混じりはじめ、声は大きくなっていく。 勝手に押しかけた叔父も叔母も、昔の話を掘り起こそうとした男も、ある日いきなり謂れの無いお金の催促をしに来た女も、いつも助けてくれない自警団も、皆敵だ。 ) ずっと私のこと視てたんでしょう? 姿を消されたら私、気付けないもの。 ずっとずっと、私が何してるか監視しながら近付いてきたんだ。 人畜無害みたいな顔をして。 ( 再び顔を上げて微笑みかけると、妖精に手を伸ばす。 そう。 コイツは。 ずっと。 私を監視してた! 何も知らない顔をして、今した話なんて皆知っててとぼけてるに違いない。 ) [Wed 14 May 2008 01:36:58]
◆ランシャオ > ―――――――― ( 首を 傾げた。 ) 何を言ってるの? ( それぐらいしか 言えなかった。 )( 蛍のお父さんは人殺しで怖い人が沢山家に行ってお母さんは消えてしまってとっても頑張ってけど人殺しの子供はやっぱり人殺しなのかもしれなくて、それはつまり蛍は人殺しなのかもしれないという事なので。 ) ヒトゴロシなの? けい? ( 痛みすらも忘れて問い掛けた。 それはただの早とちり。 けれど正解を言ってしまってる早とちり。 )( あの向こうには行ったことが無い。 なんだか怖かったから。 駄目だと本能が命令したから。 ) [Wed 14 May 2008 01:20:25]
◆印南蛍 > 最初はね、怖い人達が沢山うちに来たの。 お父さんは頭のイカレたヒトゴロシで、私はその血を受け継いだヒトゴロシの一族なんだって。 誰も居なくなるまで隠れて、誰も来ないところに逃げて、お母さんはもう疲れたってどこかに行ってしまって。 でも私達はまだやりたい事が沢山あったから、頑張ったんだよ。 できる限りの努力をしたの。 最善の手を尽したの。 ( この状況で口を割らない妖精の脇に座って、此方から口を開いた。 悪いのは私じゃない、私達は考えられる最善を尽したって話。 ) ヒトゴロシの子供はヒトゴロシの子供だからまた人を殺すかもしれないんだって。 うん、本当、そう、違うのに、そんなに言われたらそうなっちゃうじゃない。 やりたくなくったって。 ( 立膝の上に額を乗せて項垂れる。 見晴らしの良い丘の向こうには草原が続いていて、其処には死体が埋っていた。 去年、私が埋めた女の人の。 ) [Wed 14 May 2008 01:12:49]
◆ランシャオ > …………蛍……? ( 何で彼女は笑っているんだろう。 私は胸に羽根ペンが突き刺さっていて。 それで痛くて苦しんでいて。 けどこの状況を見て何でそんな風に振る舞えるのか。 )( 少しだけ考えを巡らせれば答えは簡単で。 けどそれを認めたくないから嘘と呟いた。 ) そ、それは違うよ……最初は居ると思ったもの! けど実際に来てみたら居なくて……(ケホッ)……それで…えっと…… ( 勝手に秘密の隠れ家に入ろうとしたこと。 蛍はそれに怒ってるのか。 だからこんなに冷たいのか。 羽根ペンが突き刺さっても血は出ていない不可思議の胸を押さえながら、精一杯に足りない頭を巡らしていこうと努力する。 ) え…えっと……勝手に入ろうとした事…とか……? ( 痛いという部分に考えの殆どを奪われてそんな事しか考えられない。 彼女が恐れているとは気付く由もない。 人間が、自分みたいなちっぽけな存在を恐れるなんて考えた事すらも無い。 ) ―――蛍が…これ…したの? 違う!………よ…ね……? ( 違うと彼女に言って欲しかった。 もしくは偶然だとかたまたまだとか何かの間違いだとか。 だって私―――蛍にこんな事される理由なんて思いつかない物。 ) [Wed 14 May 2008 01:00:42]
◆印南蛍 > ―――あ、これ美味しそう。 ( 手に取ったお菓子をゆっくりと集め、私は薄く笑った。 あれこれと並べたお菓子と水筒のお茶でささやかな夜のピクニック。 芸能横丁の話とか、学校の話とか、他愛ない話をしながら夜更かしをするのだ。 …きっと楽しかっただろうな。 ) ( でも嘘だ。 そんなの全部嘘。 嘘。 嘘。 ) それとも、私が「居ないから」来たのかな? ( 妖精の胸には羽ペンが刺さっている。 お手製の罠、案外上手くできるものだ。 妖精くらいの小さな身体ならこれくらい酷い事になるのは十分、予想できていた。 ) どうして? 私が、 何に。 怒るのかな? ( 怒りなんかじゃない。 私が今必死で抑えているのは、「恐怖」だ。 誰が敵だか味方だかわからない恐怖。 姿を消す事が出来る妖精がいつでも自分を見張っている恐怖。 隠した物がとっくに見られているかもしれないという恐怖。 安穏とした暮らしがまた崩れ始めた恐怖。 ) [Wed 14 May 2008 00:47:50]
◆ランシャオ > ( なんでそんなのがあるんだろ。 さっきまでは無かった。 私が持って来てそれを落としたって訳も無い。 だってそんな物を私は使わないから。 ) ( 再び苦しそうに咳き込んだ。 ああ駄目だ。 痛い。 痛いから何も考えたくない。 ただそれが過ぎてくのをじっと待っていたい。 ) ―――――! け……… ( 痛くて痛くて、待ち人がやってきたのに声をかけられるまで気付かなかった。 誰かが来てくれるのを待っていたから私は思わず嬉しそうな声を上げそうになったけど )( けど、待って。 そもそもなんで羽根ペンなんかが飛んでくるような事になっているの? ) ――――……う……… ( 繰り返された彼女の質問に言葉を失う。 うん、まあそれは、そうだけど。 ひょっとして ) ……………おこって……る……? ( いつもの悪戯がバレタ時のようなしおらしさではなく、小さく震えながら彼女にたどたどしく尋ねた。 ) [Wed 14 May 2008 00:37:54]
◆人影 > ( 無言。 人影はゆっくりとそのガラクタ馬車しかない丘を登る。 雲間から覗く薄い月明かりがその人影の背中側から照らし、表情は見ることができない。 とっくにその妖精の悲痛な声は聞こえていそうな距離なのに、まるで聞こえていないみたいなゆっくりした足取り。 やがて人影は丘の上に辿り着き、暫し無言で妖精の姿を見下ろした後、散らばったお菓子をがさがさと集め始めた。 ) ( ) ( ) なにしてたのかな? ( ) 私が居ないの、わかってたよね? ( ) わかってたよね。 [Wed 14 May 2008 00:19:38]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『 ゆら、人影 薄曇りに月を背負って 』 [Wed 14 May 2008 00:13:08]
◆ランシャオ > ( 何かが飛んできたのは分かった。 それが胸にぶつかったのは分かった。 ただそれでも何が起こったのか分からない。 ただひたすらに痛みを訴えている胸の痛みを少しでも和らげるように蹲りながら子供のように泣きじゃくっている。 ) やだよ……痛いのはだめ…やだ…やだ………! ( 痛いのだけは私は本当にダメなんだ。 それはあまりに苦しくて、辛くて、トラウマで。 何にもできなくなっちゃう。 ) 蛍…誰か……―――― ( 助けを請う言葉を呟いた時、目の前に私が持ってきたお菓子以外の何かが落ちている事に気づいた。 ぽろぽろ零れる涙のせいで視界がぼやけるけどあれは―――羽根ペン? ) [Wed 14 May 2008 00:11:36]
◆ランシャオ > ( 手提げ袋がするりと落ちて中身が四方八方に飛んでいく。 そして空を飛んでいた妖精も力無く落ちていく。 ) ケホッコホッ――― ( 骨が折れたりとか血を吐いたりとか内臓が傷ついたりとかは無い。 そもそも自分自身でも自分の体の構造がよく分かってない。 けどそれでも苦しい。 普通に呼吸をするというなんでもない事が困難になる。 それになにより。 ) いたい……こほっ…! ………いたぃよぅ……… ( クロスボウによって発射された羽根ペンが命中した胸を苦しそうに押さえてすすり泣く。 )( 痛い痛い凄く痛い。 ) [Tue 13 May 2008 23:58:23]
◆ランシャオ > ( そしてドアが半分ぐらい開いた時。 ) え? ( 風切り音と一緒に何かが飛んできてそれが胸に当たって。 一体何が起こってるのかまるで分からなかった。 ) [Tue 13 May 2008 23:47:14]
◆ランシャオ > ( ―――――― ) ( はぁ ) なんでそんなのにびびるんだってーの。 アホか、私。 ( 自分の頭をぽこっと殴る。 そんなバールだなんて珍しいものじゃないわよ。 それにこういう不便な所なんだし、何かあった時のためにーって事でそういうのを持ち込んでいてもなんも不思議じゃない。 ) まったく自分でもたまに臆病っぷりに呆れちゃうわね―――と。 ( そういえばもう一冊の本。 なんだろうあれ。 一冊は月明かりが頼りなくてよく見えないけど、もう一冊の方はなんにも書かれていない。 ……日記か何か? ) みっちゃおっかなー。 それにいい加減これ持ってるの重いし、今日の所はちょっと勝手にお邪魔をしちゃおっかな。 ( 半分冗談を口にしつつ、今日は風が寒いのもあって中で待っとこうというのを決意。 まあ鍵とかなかったらの話だけどね。 ドアノブに小さな手を掛けてそれをゆっくり回そうとする。 ) [Tue 13 May 2008 23:40:17]
◆ランシャオ > ( 馬車の中に灯りは見えない。 その事にあーあ、と溜め息を吐きながらも私にとってちょっぴり重い物を持ってきた未練もあってその馬車に近づいて行く。 どうしよっかな。 蛍が来るのを期待して一人で待ってよっか。 けどもう遅い時間だしなあ――― ) ――――……ん? ( 中の様子をちょっと見てみよっかなって窓を覗いたとき、そこにある何かを見つけた。 月明かりが頼りなくて良く分からないけど……あれは本……と……――― ) ( どきり ) ( バール? なんでそんなのがあるんだろ? ) [Tue 13 May 2008 23:20:14]
◆妖精 > まったくもう…ホントにあそこまだ秘密基地として使ってんのかしら? 折角行ったのにまた居なかったりしたらもーのすごい無駄足なんだから。 今日は自前でお菓子もちゃんと用意したのに! ( 小さな妖精が持つには大きな手提げ袋。 その中には飴とかクッキーやらのお菓子が一杯に詰まっている。 )( なんだかちょっとぎこちなかった時もあったような気がするけど、きっとそれはなんかの気のせい。 ああいう事があった後だし、少しはそうなっても仕方がないのかも。 けどほらアレだ、こうして食べて笑って過ごせばそういうのもすぐに無くなるに決まってる。 ) いるかなー蛍? ( そろそろ傾いた馬車が見えてくる頃合い。 そこに灯りが点いてたりしたら蛍がいること確定! ) [Tue 13 May 2008 23:09:26]
◆妖精 > ( 地方村へ続く道の外れ/小高い丘の向こう/打ち捨てられた馬車の残骸 ) ―――― ( 小さな小さな体をした妖精は、今日はそれに見合った程度の声で歌を歌う。 それは芸能横丁でも聞いた事の無い歌。 だけど何故かよく知っている懐かしい歌。 )( 果たしてこれはいつ知った歌なのだろう? まあどうでもいっかそんな事。 そんな結論を出すと私は例の秘密基地の方向へと足を、じゃなくて羽根を進めていく? むう、そういえば飛んでる時は何て言えばいいか良く分からないな。 まあどうでもいっかそんなことー。 ) [Tue 13 May 2008 22:54:22]
お知らせ > 妖精さんが入室されました。 『らん らん ららららら―――』 [Tue 13 May 2008 22:49:37]
お知らせ > ジューダスさんが帰りました。 『( 宿にたどり着いたのは、小一時間後。 )』 [Sat 10 May 2008 01:51:44]
◆ジューダス > (時折、草むらからざわめきが聞こえる。羽虫か、それとも他の何かか。夜明けまでは残り四時間といったところか。いよいよ帰るべきか微妙な線になってきた。土地勘の無い場所で、迷子になっても困る。なによりこの暗さでは。或いは、民家に一夜、宿を請うというのも手ではあるが…。男は自分の口下手を自覚していた。ついでに人相の悪さも。上半身をまげて、靴紐を少し緩める。これで大分足は楽になった。また歩けそうだ。――やはり今夜は、帰ることとしよう。) [Sat 10 May 2008 01:42:45]
◆ジューダス > (空は今宵も曇りだ。嫌われているのではないかと思うほどに。歩き続けてきた足が少し痛む。立ち止まり、足首を回して、また歩き始める。夜目は利くほうだと思う。闇に閉ざされた道を、慎重に歩き続ける。随分遠くまで来てしまった。今日中に宿にもどられなかったら、道端で一夜を明かすより他無い。それは男にとって別段苦にはならない、せいぜい怪訝な視線をいつもよりも多く浴びるだけだ。) [Sat 10 May 2008 01:19:34]
◆ジューダス > (そう告げて、扉を閉める。都心で仕事が見つからないのならば、農業の手伝いでも募集されていないのかと此処まで来ては見たが、季節柄、畑は暇らしい。農家を離れ、夜の小道を一人歩く。随分と草が伸びてきた。春は既に終わり、初夏の季節がやってくる。一年のうち、もっとも太陽に祝福させた季節が。ぼぅと歩いていたら、小石につまずいて転びかけた。数歩よろめく。しばらく町にいたせいか、悪路に不慣れだ。) [Sat 10 May 2008 01:06:38]
お知らせ > ジューダスさんが入室されました。 『 …失礼した。 』 [Sat 10 May 2008 00:59:22]
お知らせ > 印南蛍さんが退室されました。 『時々様子を見にこよう…私が居なくても此処に来ているのか。』 [Mon 5 May 2008 01:26:42]
◆印南蛍 > ( 上手い事管にセットした「羽ペン」を固定して頷く。 「矢」は使わない。このトラップで妖精を殺したいわけじゃない。 ただ、私の事を嗅ぎ回っているのなら尻尾を掴みたいだけ。 気付いているのに黙って怯えていられるほど、私の精神力は強くないから。 ――――羽ペンでも、十分な勢いで発射されればあの小さな生き物には十分な怪我を負わせられると思う。 ) ( 扉を閉める前に座席の上にあれこれと置いておく。 「バール」と「意味深なノート」と…私達家族の運命を弄んだあの本。 表紙になにも描かれていない奇妙な本。 「咎人の血」と題された不愉快な本。 窓から見える位置にそれらを放り込んで、扉をゆっくりと閉める。 きりきりと弦が引き絞られる音がした。 ) [Mon 5 May 2008 01:22:42]
◆印南蛍 > ( ぎりぎり、ぎりぎり、ぎりぎり。 耳障りな音を立てて弦が軋む。 フックを通して天井から扉のノブへ繋がった、クロスボウの弦。 ある程度の反動を期待できるようにしつつ、天井のフックの耐久力を気にしつつ、私はそれを引っ張りながら高さを調節する。 ドアノブを引いて扉が半分くらい開いた所で斜め横から発射、だ。 高さはノブの辺り。 あの大きさならこの扉を開けるとき、其処に絶対居る。 ) ――――私は悪くない。 私は悪くない。 私は悪くない。 [Mon 5 May 2008 01:13:21]
◆印南蛍 > ( 打ち捨てられて放置された馬車の荷台は元は立派だったと思われる硝子窓のついた黒塗りにソファつき室内。 東側には南北を貫く道があって、北に行くと何処かの地方村の農場に続いている。南側は小さな林道を挟んでヴェイトス市街。 西側は背の高い草の生えた大きな草原がずっと続いていて、ヒトが分け入るのを拒んでいる。 その向こうに何があるか、私も知らない。 ) ( 此処は私の秘密の隠れ家。 隠れ家、だった。 偶然か必然か、妖精が私の周りを飛び回るようになるまでは。 最初は楽しくやっていたのだ。 悪戯好きだけどどこか憎めない子だと思った。 此処の事は内緒だよ、って約束したり、街でも時々見かけたり。 ) ―――――。 ( でも嘘だ。 嘘だったんだ。 アレはきっと私の事を見張っている連中の手先か、利用されているのか、兎に角――――「姿を消す事が出来る妖精」が「たまたま私のところに来て」「秘密の隠れ家で出会う」なんて。 都合の。 良い。 話。 私はあの妖精の姿が全く見えないのだ。 一方的に監視されているかもしれない。 致命的なところをもう見られているかもしれない。 場合によっては■さなくちゃいけないかもしれない。 …もうそんな事したくないのに。 もう終わった事なのに。 私達はただ普通に、平和に、暮らしたいだけなのに。 ) [Mon 5 May 2008 01:02:48]
◆印南蛍 > ( 先ずは掃除をした。 このあいだ―――もう何ヶ月も前になるけど、このあいだ来た時は不味かった。 取り乱して暴れて、あちこち内装に傷がついている。 割ってしまったカンテラの替えも持ってきて、破片を片付けて、一応の体裁を整える。 元々左斜め後ろに傾いていた車体は前よりもまた僅かに、傾いている気がした。 ) ――――――。 ( 人の気配は無い。 耳を済ませて目を閉じても、羽音は聞こえない。 妖精が嘲り笑うような気配も。 何度か「居るの?■■■■■。」「居るんでしょ?出てきてよ。」とさも気付いているような顔をして声をかけてみたが、反応は無かった。 ) ( …確証は無い。 確かめる術も無い。 私はもうそのことは考えないようにして、天井に小さな金具のフックを打ち付け続けた。 コッ、コッ、コッ、コッ、コッ、と金槌を叩く音が嫌に響いて、大きく息を吸い込んで止めた。 ) [Mon 5 May 2008 00:52:12]
お知らせ > 印南蛍さんが入室されました。 『 地方村へ続く道の外れ/小高い丘の向こう/打ち捨てられた馬車の残骸 』 [Mon 5 May 2008 00:45:39]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『仕方が無いだろう? (鬼は説教を聴きながらもどこか楽しげだったとか』 [Tue 29 Apr 2008 19:48:26]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Tue 29 Apr 2008 19:47:18]
◆夏鈴 > ドスケベ…。だからそーいうのをねぇー… (やめなさいといいたいのです、とむーむーとお説教を家につくまで続けた猫でありました…?) [Tue 29 Apr 2008 19:47:10]
◆ルード > む。 触らせてくれないか。 それなら仕方が無いな。 腕の中のこの夏鈴の感覚を楽しみながら帰るかな? (楽しげに言いながら牧場への道を進むことにしよう) [Tue 29 Apr 2008 19:43:56]
◆夏鈴 > む、むー… (何か素っ気無く言い返したいのだけれど、何所かまんざらでもない気がして) わ、ひゃっ!? (不意に宙に浮くからだ。驚いたまま、咄嗟にバランスをとろうと男の首に腕を回す) えーやだ。触られたくないから、ダメー… (言いつつ、猫耳を引っ込める。本気で嫌がっているわけではないのだけれど、ちょっとだけいじわるをする。) [Tue 29 Apr 2008 19:38:55]
◆ルード > そうか? でも、夏鈴がいつもの調子になってよかったぜ? (そういえば夏鈴の体を抱き上げて立ち上がろう) ん、いや、なんとなくさわり心地がよさそうだったからな。 嫌なら触らないけどな? (そういいつつ、夏鈴の体を抱き上げ、牧場に帰るつもりらしい。 当然、お姫様だっこである) [Tue 29 Apr 2008 19:33:47]
◆夏鈴 > あ、あれは…な、何かの間違い、嘘だもん… (指摘されれば慌てた様に否定するも今更手遅れすぎというもの。揚げ足をとられた上に、なんだかうまいことまとめられたようで少しだけむぅとする。) えっ、あ、ぅ、うん… (今回はいじわるなことをされたのが切欠…の一つであるから、そうするな、と言ったのだけれども、どうやら意地悪しなければ悪戯していいよと行った事になっている模様。間違ってはいないけれど、間違っている解釈に思わず口元が引きつる。それも今更の事なのだけれど。何だか気が抜けてしまう。ペースを乱される、というか) 全く… っ!? (疲れた、というように大きく溜息をついたら、耳を撫でられて酷く驚いて。) な、なに? [Tue 29 Apr 2008 19:29:00]
◆ルード > そうか? んじゃ、夏鈴も俺も悪くないって言ってるぞ。 (さっきの言葉とあわせてどっちも悪くない。 どちらも悪いの裏返しで結果はあんまり変わらない) 了解、夏鈴をやさしく変なことをしてやれば良いんだな? (少しばかり調子が戻ってきたようで安心をしつつ、了解というようににやりと笑みを浮かべよう。 そのまま、軽く抱きしめる力を緩め、耳元を軽く撫でてやろう) [Tue 29 Apr 2008 19:22:58]
◆夏鈴 > (ひっぱたいたつもりが、勢いが足らず抓る形に。こんな時であるのに、不謹慎にも「変な顔…」とか思ってしまう猫はどうかと思います。) ルードは嫌いだよっ… (いいと言ったのに謝ってくる男にかけたのはそんな言葉。 そもそもの原因のルーツを今の猫が考えたとすれば、ルードに変われたこと、自分が奴隷になったこと、…・遡り捲くれば自分が生まれてきたことにまで到達する勢い。ビバ・ネガティブ。それでも少し調子を取り戻してきたのか) 嫌よ、私は悪くないもん… (相手からの提案にはつんと顎を逸らして見せた。…さっきまでの殊勝さは何所へいったのやら。欠片でも相手の非を見つけたらちょっと強気になる。素直じゃない…というより可愛げというものが欠落しているような気もする。) ま、でも、ルードが、どうしても…2人とも悪かったって言うなら… (相手の提案を呑む代わりに何かしろ、とでも言いたげな顔。豪華な食事?お買い物?) 変な事する時、あんまり酷い事しないで (小さく言ったのはそんな他人からすればどうでもいいこと。) [Tue 29 Apr 2008 19:17:33]
◆ルード > (ぐにりと頬を引っ張られつつ、そのままやられるがまま) んにゃ、俺も謝らないとな。 夏鈴をなかせる原因を作ったのは俺だしな。 一先ず夏鈴に落ち着いてもらおうと思ったわけだ。 (頭をゆっくりと撫でつつ。 か細い声で言う夏鈴に言う) それで、だ。 二人とも悪かった、って事にしたいんだがどうだ? 俺もそもそも選択肢に夏鈴が恥ずかしがるようなことを入れなければ良かったわけだしな。 (この辺りは男が悪ふざけをする時にどうしても含めてしまうことだったりもするが) [Tue 29 Apr 2008 18:59:57]
◆夏鈴 > …!い、言われなくてもそ、そうする…もん… (言われた内容にたじろぎつつ、口だけは威勢よく言ったつもりでも、言葉が全部震えてたら、迫力も何もあったもんじゃぁない。第一、今逃げたくても疲れすぎてて満足に首を絞めることだってかなわないだろう。…それでも言った手前、やるフリくらいはしようとその手を男のものへと伸ばし首を締め…ずに頬を張ろうとする。首を絞めなかったのは、言われてやるのが癪だったからとか名無花が悲しむからやめた、というのはただの言い訳でしかないのだけれども。) どうせ、私が悪かったって言いたいんでしょ?もういいよ… (断ってました。でもやりました。やったのは?私。じゃあ、相手を責める理由はない。じゃあ、最初から私が悪かったということ。それなら) もういいよ、放っておいてよ (消え入りそうになりながらいったのはそんなこと。責めるべきは彼でなく自分だった、というのならば謝ってもらっても意味はない。だって、私が悪いのだから。だから) ルードは悪くない、よ… (か細い声で言う。) [Tue 29 Apr 2008 18:53:31]
◆ルード > 取り合えず、俺から離す気はないから、本気で逃げたいなら首でも絞めて逃げて暮れや。 (夏鈴の表情を厳しくしたのをみて) ただ、俺は夏鈴に言うことを聞いてもらえて嬉しかったけどな。 (だからこそ、夏鈴がどうしようも無くなった時、手伝おうともしたわけだし) だが、今日はちゃんと断ってただろうが。 今日は昼寝をしたいってな。 (髪の毛を撫でながらゆっくりと話しかける) 調子に乗りすぎた分、俺が悪かった分が大きいだろうけどな。 [Tue 29 Apr 2008 18:36:39]
◆夏鈴 > も、聞きたくない。いーから、この手、離して… (ぐったりとしたまま自分の力で立つのも厳しいかもしれないくせにそう口にする。) ルードなんか、も、もう、し、知らないし、かんけーないもん。 (声が怒りと、それと主に反抗することに対する怯えに振るえる。それでも、それを誤魔化すかのように、興味ないもん、とばかりに顔をそっぽ向ける。そして続いた言葉には、表情を険しいものにし) 言う事、きくんじゃなかった… (聞かなくてもいい、のにきいていた自分がなんだかばかばかしく思えて、笑えてくる。泣きたい。でももう泣くのも疲れた) [Tue 29 Apr 2008 18:30:39]
◆ルード > (ぐったりとして大人しくなった頃を見計らって体を抱きしめる。 こちらも引っかかれてあちこち痛いが我慢) だから、悪かった。 調子に乗ってたな。 (そのままあやすように頭をゆっくりと撫でていく。 最もそれで機嫌が直ればありがたいというレベル) 本当は夏鈴とゆっくり昼寝をしたかったんだがな。 夏鈴が言うことを聞いてくれるもんだから調子に乗りすぎたな。 悪ぃ。 [Tue 29 Apr 2008 18:22:47]
◆夏鈴 > や!しらなっ、離してぇっ…! (男の家に連れられてきて直ぐのころ。それ以来ぶりかの本気での大暴れ。それでも、スピードも力でも男に劣る猫では適うはずもなく) いや、痛っ!やだっ…ったら、離して!離してったらっ… (男が思い切り腕に力をこめれば、僅かに身体が軋む様な音がする。締め付けられる力の強さと、苦しさに顔を苦痛に歪める。そして、近づいてくる顔におびえた様に身を竦ませ) ゃ、ゃだぁ、しないったら… (いやいや、と本気の嫌がりで、口付けを拒もうと何度も顔をよけさせる。それでも、最後は、体力がものをいったということだろうか?) いやっ…・ッッ!! (抵抗も空しく唇を重ねられてしまう。何度も首を横に振って、逃れ様とすることもできず。そして、息苦しさから最後の頃はぐったりとしはじめる) はっ、はっ、はっ… (漸く口付けから解放されても、瞳からはぽろぽろと、とめどなく涙を溢れ) も、ゃだ。ルードなんか、知らないもん・・・(子供のようにぐずりつつも疲れからか、男に身を預けるようにして) [Tue 29 Apr 2008 18:18:17]
◆ルード > ああ、もう、わるかったよ。 少しやりすぎたな。 (本気で泣き出した夏鈴に焦ったらしく。 そのまま逃げようとする夏鈴を思い切りだきしめてやり、今度は思いっきり口付けをしてやろうとする。 じたばたしても大人しくなるまではたっぷりと口付けてやるつもりで) 夏鈴が可愛くて調子に乗りすぎちまったようだな…? [Tue 29 Apr 2008 17:42:24]
◆夏鈴 > はぅ… (指の動きがやめば、項垂れるような感じで力をぬいて。それに伴って、開いていた足も女の子座りになって) ぁ、こ…なの、ひどっ… ふぇぇっ… (慣れないことをオーバーヒートになりながら頑張ってでもできず。その後、悪戯されたと思ったら中途半端で解放されて。できないこと、無理なこと、いっぱい。いっぱいいっぱいいっぱいすぎて、言葉にうまくまとめられないものが堰をきったように涙となって溢れる) も、やらぁ、るー嫌いー… (抱きしめられ頭をなでられつつも、駄々をこねる子供のようにぐずり) も、離して…、ルードなんか、も、知らないも・・・(うまく整理できない気持ちはそんな言葉になって口をつく。そのまま、乱れた格好のまま、猫にしては珍しい「逃亡」をはかろうと腕を抜け出そうと試みる) [Tue 29 Apr 2008 17:39:15]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Tue 29 Apr 2008 17:21:34]
◆ルード > それじゃ、よくないなら此処までだな。 (夏鈴へそう告げれば指を動かすのをやめて、軽く抱きしめ、頭を撫で続けることにする。 どうやら快楽を送る分には受け入れてほしいようだ) [Tue 29 Apr 2008 17:19:38]
◆夏鈴 > ぁ、そ…ンなぁ…(涙でくしゃくしゃになった顔で、嘆きの声をあげるが) ぁ、ぃや…ゃ、ゆ・・び、動かし…ちゃ… (次第に眉根を寄せ指の動きに耐え) はっ、ぅぅん…、よ、よく、なんか… (は、は、と短い呼吸を繰り返しながらも、次第に身体から強張った様子は薄らぎはじめていて。それと同時か。口をついてもれる声を押し殺そうと、いつものように自分の指を横から食むようにしはじめる) [Tue 29 Apr 2008 17:13:46]
◆ルード > 此処がこんなになっているのに弄らないで放って置くほうがかわいそうだと思ってな? (にやりと笑みを浮かべれば、そのまま夏鈴の頭を撫でて。 安心させるようにとしながら、ゆっくりとそこを弄り続けていく) 夏鈴。 気持ちよくないか? どうだ? [Tue 29 Apr 2008 17:06:11]
◆夏鈴 > ふぇっ… (身体をかたかたとふるわせながら、子供の様に泣く。その身体を引き寄せられると咄嗟に身体を酷く硬直させ) っふぅ… (眉根を寄せ、口付けを受ける。そのまま) !?!? あ、や、だめっ… (いきなり指先が思いも寄らないところに伸ばされると、びくり、と腰が跳ねて) ぁ、るぅ・・・ (慌てた様に制止の声をあげるが、強張ったままの身体は思う様に動かなくて、結局は男の思うままに身体を弄られ、切ない吐息があがってしまうだけになる) [Tue 29 Apr 2008 17:01:59]
◆ルード > それじゃ、今度は俺から夏鈴にしてやるかな? (ようやく体を起こせば夏鈴の体を抱き寄せて。 そのまま軽く口付けてやる。 しっとりとぬれている部分へ指を差し入れ、軽く撫で始めながら、反対の手で胸をはだけていこうとする) [Tue 29 Apr 2008 16:57:14]
◆夏鈴 > ぁ、ぅ… (頼りなく耳を垂れさせて、今にも毀れそうな量の涙を両目の端にためて。自分でするにしろ、相手にお願いするにしろ、…どちらを選ぶにしても強い羞恥心を駆られるというもの。どちらも選べなくて、でも、要求にはこたえたくて) ぅっ、うぅ…、ぅっ… (顔を俯けた拍子にたまった涙が零れ落ちて男の腹を濡らす。恥かしさのあまりしゃくりつつ、ゆっくりと足を自らの身体へ引き寄せるゆにして、丁度男から見てM字になるような格好になるまで開く。下着の大事な部分は恥かしさのためか、しっとりと濡れているのが見ただけでも分かるほど) ゃぁ、もぉ…るぅ、こ…なの…できないよぉ… (代わらず男の腕はつかんだまま恥かしい格好のまま完全に固まってしまう) [Tue 29 Apr 2008 16:54:15]
◆ルード > 夏鈴。俺にしてほしいか? (夏鈴の様子を伺いつつ、涙を浮かべる彼女に片手を彼女の胸元へと導かれたまま。 反対の手では頭を撫でてゆっくりと彼女の様子を見ていく) ちゃんと見てるぜ? 夏鈴の恥ずかしい姿をな? [Tue 29 Apr 2008 16:41:26]
◆夏鈴 > (ただ下着の上から胸を弄るだけでも死にそうなほどの羞恥心にかられるのに、相手からの要求一段階エスカレートしていて。) は、は・・ふぅ… (胸元に手を入れたまま、いたたまれなさに何度も横に首を振る) は、ゃ、見ちゃ… (あまりの恥かしさと、自分で与える刺激に瞳の端に涙を貯めつつ、振るえる手で男の手をとりそっと胸元へと導いて) ゃ… (うつむいたまま、男の手を使って釦を外していく。…が、それ以上服を乱すことはさすがに自分ではできないようで男の手に腕を添えたまま固まってしまう。それでも、もう一方の手は男の要求するままに、自らを刺激するのをやめずにいて) [Tue 29 Apr 2008 16:37:03]
◆ルード > (できるかできないか、ぎりぎりのところをできてしまう夏鈴に甘えている部分は大きいのだろう。 しかし、じっくりと頭を撫でながら様子を見ていこう) そうか? 俺はなかなか楽しいけどな? できれば胸がどうなっているか、見れりゃ良いんだが、それだと夏鈴は恥ずかしさでしんじゃいそうだよな… (ぽりぽりとほほをかく) [Tue 29 Apr 2008 16:30:00]
◆夏鈴 > あ、悪趣味… (本日二度目の言葉を繰り返し、うるうるしながら振るえる声で訴える。訴えたところで性格?は代わらないのだけれども) ぅぅ、そ、だけど…、こ、こんなの見て、も、楽しくなんて…なぃ、から… (往生際悪くごねつつ、おずっ、と恥かしそうに男の腹部に腰を下ろす様に体を起こす。そして、恥かしさに耐えかねて顔をうつむけ、一方の手を男の胸をつかむようにしながら、また柔らかく胸元を刺激する様を見せる。) [Tue 29 Apr 2008 16:19:02]
◆ルード > なんだかんだで無理してがんばっちゃう夏鈴をみたいわけでもあるんだけどな? (にやりと笑みを浮かべつつ。 ゆっくりと頭を撫でていく。 そして見ては嫌、という夏鈴の姿をみようとして) みちゃ嫌、っていうが俺は見せてほしい、ってお願いなんだがな? [Tue 29 Apr 2008 16:12:47]
◆夏鈴 > だって、フェアじゃないじゃない…? (何かしてもらう一方というのは、相手に甘えて生きているようで。だから、返せることなら、一つにつき一つは返したいとは思う。それは猫なりのコダワリ、なのだけれども) だって、ルードが、そゆ無理しなくちゃできないことばっかり要求するからじゃない… (身体を重ね合わせることだって、無理しなくてできるかというと答えはNOなわけで。 せめて、もっと別なことを頼んでくれれば…とも思うが、相手への「満足いくお礼」が自分に都合よいことに変えさせたのでは意味がないというもの。だから、) うーうー、ルードなんて、嫌いだもんー (半泣き気味になりつつも、結局いつも男の希望に沿えるように最大限に努力するのだ。 今回も、ルードの胸に顔をうずめて身体を隠すように密着しながらぎこちない手付きで胸元を少しだけはだけ) み、ちゃ、ャ… (小さくそう口にしながら、僅かに開いた隙間から手を服の中へと忍ばせて、男の手付きを再現するように自分で柔らかく胸元を刺激をはじめる。それだけでたまらない羞恥を覚えてふるえる) [Tue 29 Apr 2008 16:05:58]
◆ルード > (悪趣味だということを認め合うのは最近はよくある事なのであまり気にすることもなく) だから、わからないことを無理にやろうとしているからだろ。 別に普通に眠らせてくれりゃそれでいいんだけどな? (そういいつつも頭を撫でて) もしもするならまずは服をはだけて胸と秘所を自分でいじってみたらどうだ? (にやりとした表情だが体はしっかりと支えているようで) [Tue 29 Apr 2008 15:51:47]
◆夏鈴 > そ、それはそ・・だけど…(本人を目の前にきっぱりと肯定するのもどうかとは思うが) うっ、うぅ… (口元を押さえたまま、頼りなく眉をハの字に寄せて。三度、いや四度重ねて言われた言葉に俯いて) だ、だって、やったこと、ないから…。ど、したらいいのか… (もにょもにょと聞こえるかどうかという声で言うのはそんなことで、それでも…) ルード… (頼りない顔をしたまま、男へと顔を寄せ口付けをしようとする。分からないから手探りに、男にいつもされることを一つ一つ再現することにしたよう。 初めてのことなので、体の動きはぎこちなく、震えていたりもするが、一生懸命さだけは本物のよう) [Tue 29 Apr 2008 15:47:10]
◆ルード > 俺は元々悪趣味だろ? (自分で言うのもいろいろと問題がある気がするが、にやりと笑って告げよう) さっきも言ったろ?夏鈴が自分から乱れる姿がみてぇってな。 (そして軽く重ねた唇はすぐに離し、そして頭を撫でていく) [Tue 29 Apr 2008 15:40:02]
◆夏鈴 > ね、寝言なんていってないもんっ…!あ、悪趣味なんだからっ… (眠っている間のことなんて分かる筈もないのに、羞恥心で真っ赤になった顔を勢いよくそっぽを向けよう。可愛いといわれるのはまんざらでもなかったけれど、それでも恥かしいものは恥かしいのだ) う、ぐぅ…。乱れるって、ぅ、ぅぅ、こ、此処で…? (人の気配は感じられないけれど、それでも此処は外である。おまけに、ルード宅の敷地外でもある。) そ、そんなの…できるわけ…ンッ… (完全に油断していた。目を真ん丸く開け、近くにある男の顔をみつめたまま、受けるでもなくただ、重ねられるまま唇を塞がれていて) [Tue 29 Apr 2008 15:37:05]
◆ルード > そうでもないぞ? 夏鈴。 結構かわいいし。 それに寝言とかたまに言ってるからな。 それを聞くのも面白い。 (眠っている猫の頭や耳を撫でながら見ていると和むとか、そんなのと似たような感覚) そりゃ、さっき言った自分から乱れる姿とかだな。 (唇に触れてくる夏鈴の指をくすぐったそうにしつつもお返しというように軽く夏鈴に口付けを返そう) [Tue 29 Apr 2008 15:31:42]
◆夏鈴 > 寝てるとこみてたってつまんないだけだと思うけど…? (ルードのシュミは良く分からない、というように首をかしげる。くすぐるついでに、指先は男の唇を軽く撫でて) 他は、可愛い姿??私このままで十分可愛いじゃない?(ふふん、なんて偉そうに言いつつ、少し頬を赤く染めて) ルードの言う可愛いは、ルードにしか分からないから…見たいならルードに任せるしかないと思うんだけど… (そのまま、男の唇に触れていた指で自分の唇に触れる。そして、先程くすぐっていたほうとは反対側の頬に自分のそれをすりよせて甘える) [Tue 29 Apr 2008 15:26:45]
◆ルード > ん〜? それじゃ、やっぱり夏鈴が寝ているところをじっくりと見たほうが面白そうだよな。 (寝ちゃだめ、という彼女ににやりと笑う。 刺激はちょうどいい感じでもある) いや、とりあえず夏鈴の寝顔やかわいい姿をみられりゃ、それで良いな [Tue 29 Apr 2008 15:19:39]
◆夏鈴 > 別にどうもしない・・・けど…(自分が寝ている間、相手も寝ていたら転がり落とされそうだから寝させなかったのは秘密。) 何かして欲しいのあるなら、ちょっと位なら聞いたげるけど…? (色々我侭を言っているのだから、少し位はと口にする。 そして、相変わらず眠そうな相手に、寝ちゃダメ、と、くすくす笑いながら頬を指先でつついて邪魔する。悪戯は大好きだ。) [Tue 29 Apr 2008 15:16:39]
◆ルード > そうか? んじゃ、夏鈴はどうしたいわけだ? (体の上に載っている彼女を甘えさせるように頭を撫でながら摺り寄せてくる体を支えて。眠そうにしながらも彼女の顔へと視線を合わせている) [Tue 29 Apr 2008 15:13:12]
◆夏鈴 > ((訂正)汚さないように男の身体の上にのった状態で) [Tue 29 Apr 2008 15:11:28]
◆夏鈴 > それも、ダメ… (男が横になるのにあわせて身体を横たえる。勿論、服は汚さないように男の顔) それに、その姿勢じゃ見に行くだけでしょ…? (丁度男の顔の横に手がつく位置までのぼると、頬を摺り寄せて甘える。) [Tue 29 Apr 2008 15:10:30]
◆ルード > 俺は寝ちゃだめ、か。 それなら夏鈴の寝顔でもじっくりと見ることにするかな? (クス、と笑みを浮かべて彼女の頭を撫でていく。 そのまま、横になったまま彼女の顔でもじっくりと見つめよう) [Tue 29 Apr 2008 15:05:16]
◆夏鈴 > う、うーん…。べ、別に無理じゃ… (ないもん、と力強く言うには自信はなく。かと言って、無理だと認めることも、性格がらできなくってほとほと困った様子で) じゃ、じゃぁ、のんびり…することにするけど… (眠そうな相手の頬を手で撫でてから、正面から抱き着く様にして) ルードは寝ちゃ、ダメ… (理不尽なことを言い出してみたりもする) [Tue 29 Apr 2008 15:02:45]
◆ルード > ま、それが正解だな。 焦ろうが準備をしようが、苦労するときは苦労するしな。 (にやりと笑みを浮かべる。 そして夏鈴の必死な様子にゆっくりと頭を撫でていき) 夏鈴がまじめに考えたのは良いんだがな。 せっかくのんびりしに来たんだ。 無理をするくらいならだまってのんびりしとけばいいんじゃねぇか? (軽い口調で告げればふぁ、と小さくあくびをする) [Tue 29 Apr 2008 14:56:31]
◆夏鈴 > そ、そういう時になったら…諦めるぅ… (今はまだきっとその時ではないだろうから。杞憂になる位なら、今はしない。備えあれば憂いなしとも言うので…これが正しいとは思わないけれども) あっ、ぅー。もっ、もぉ…! (楽しそうな相手に真っ赤になったまま怒った表情を向け、ぷるぷると振るえる。) ひ、人が折角、真剣に… (真剣に何を考えたんでしょうね?どんどん真っ赤になっていきますが。 大方、折角こんな絶景を連れて行ってもらったのにこれまで通り何かしらしなきゃと思っていた「お礼」の代わりに頑張ろうかどうか羞恥心と戦っていたんだと思います。相変わらず、意地っ張りの割りにはどこか律儀なようです。) [Tue 29 Apr 2008 14:51:48]
◆ルード > 苦労するときはどうしたって苦労するしな。 あきらめといたほうが良いと思うぜ? (そしてあわてた様子の夏鈴へ笑みを浮かべれば、ほぼ自分でやった経験がないだろう彼女がどういう反応をみせるか知りたかったわけで) ま、だったら黙って昼寝しとけ。 自分からするっていうなら止めないけどな? (頭をゆっくりと撫でようか [Tue 29 Apr 2008 14:46:07]
◆夏鈴 > ((続き)割と他力本願っぽいことを考えつつ) えっ!?なっ!?ば、ばかっ…、そ、そんなの、できるわけっ…! (今まで一度だってそんなことは見せたこともなければ、自分でやったことすらない猫。驚きのあまり、尻尾がびんっとまっすぐにたって…眠気がちょっとどこかにいってしまった。あぅあぅ、と困った様子で逃げ場を求める様に左右に視線を揺らした後に男の表情を、こぉ、上目遣いで見上げる。) [Tue 29 Apr 2008 14:40:48]
◆夏鈴 > そ、それも嫌なんだけどなぁー…? (口元を引きつらせながら笑顔をむけよう。それでも結局望まれたら最後は聞いてしまうのだろうけれど) それもそうね…。難しいとは思うけれど…いつか試してみるわ? (タイミングよく遊びにきてくれたりすれば誘いやすいんだろうが) [Tue 29 Apr 2008 14:38:31]
◆ルード > そうか? それなら、俺の相手で苦労してもらおうか? (にやりと笑みを浮かべ、彼女の頭を撫でていく) 晴れている日に気まぐれに誘いに行くのも良いとは思うぜ? なかなか難しいかもしれないけどな? ちなみに、昼寝をしなかったら夏鈴が自分から恥ずかしいことをしているところを観察する、っていう感じかな? (あまり自分から動きはなさそうだ) [Tue 29 Apr 2008 14:33:40]
◆夏鈴 > (キャラじゃない人から、自分にだけ聞かせてもらえるというのが…猫的には嬉しかったりするのだが、あえてそこまで踏み込んで聞くつもりはない。猫はいつだって気まぐれなイキモノだから。) えー。これ以上、苦労なんてしたくないわぁ?ルードの相手で手一杯なのにぃ… (ヤダヤダ、と大袈裟に身震いしてみせるも、撫でられればまた瞳を細める) また、いい日取りがあれば、ね… (気持ちがないわけではないのだけれど、やはり天候やら色々諸事情というもの加味すると、ちょっと踏み切りにくいものがあるわけで。) 昼寝しなかったらどうなるの…? (YES or NOの選択肢ならあえて後者の選択肢を選んだ結果も知りたいというもの。) [Tue 29 Apr 2008 14:27:20]
◆ルード > (話しても面白そうなものはそんなに多くない。 つまらない苦労話も多いが、そういうのは自分のキャラではないきがする) そうだろ? だから、夏鈴にもそのうち苦労をしてもらうつもりだぜ? (お返し、というように頭を撫でられつつ、変わりに撫で返す) ま、その気があるなら、代わりに置手紙を書くくらいはできるしな。 (そして真っ赤になった様子をみてにやりと笑みを浮かべつつ頭を撫でてやり) このまま昼寝するか〜? (空が青ければもっとよかったのだが) [Tue 29 Apr 2008 14:22:14]
◆夏鈴 > (羊を追う牧羊犬ならぬ、牛を追う鬼・・・。何か酷く滑稽な気がする。) ふふっ。ルードっぽい苦労なのね…? (想像していた苦労はもっと泥臭い話だったから、余計そう思えた。) よく頑張ったわねー? (なんて、子供をあやす様な猫なで声で頭を撫でようとするだろう。) そうねぇ…。でもまだ字とかあんまり書けないから誘うのもなかなか難しいのよね… (直接会うのもタイミングがなかなか難しそうであるし、置手紙をするにも公用文字は描けないし) なっ!ば、ばかっ。べ、別に気持ちよくなんか… (大真面目に言われた言葉に思わずうなじまで真っ赤になって、必死で否定の言葉を口にする。あぅあぅ、と慌てた後でこほんと咳払いをし) でも、ま、昼寝は好き…。 (身体から力を抜いて、素直に男の胸に甘えるようにくっつこうとする。) [Tue 29 Apr 2008 14:17:09]
◆ルード > そうだなぁ。 柵が壊れて逃げ出した牛を連れ戻すのに丸一日駆けずり回っていたとか、干草が切れそうになってあわてて探しにいったとか、いろいろだ。 (元々、体力がある鬼だからこそ、なんとかなってきたところが大きいと思う) 気になるなら、誘ってみるのがいいと思うぜ? (そして信じられない、という彼女に) 夏鈴がいう抱くの方も確かに気持ちはいいんだけどな。 こうやって昼寝も悪くはないだろ。 (頭をゆっくりと撫でていくと眠くなるようで、またあくびがでる) [Tue 29 Apr 2008 14:10:05]
◆夏鈴 > 例えば・・・? (苦笑に口ごもりそうになるも、好奇心が勝ったようで。ほんの少しだけ、男の苦労を理解して受け止めてみたいと気まぐれで思ったのも理由かもしれない) ふふ。確かに、…そうかもしれないわね? (感情表現が豊かな「彼女」なら、もしかしたらそういう風にいう可能性もあるかもしれない。 そういえば久しくあっていないが元気にしているだろうか?ふとそんな思いが胸を過ぎるが、声にはださない) 腕に収める、ねぇ…?ルードが言うとイマイチ信じられないのよねぇ?普段が普段だから…? (皮肉を言いつつも口元には笑みが浮かんでいるあたり、相変わらずのよう。 抱きしめられるように回された腕を感じつつ、男の温もりと、春の風の心地よさに瞳を細める) [Tue 29 Apr 2008 14:02:20]
◆ルード > まぁ、そりゃな。 いろいろとしんどかったぜ? (夏鈴の頭を撫でつつも喜ぶ顔といえばさらに苦笑) さあ、わからねぇぞ? 確かに喜ぶ顔も見られるだろうが、どうして教えてくれなかったって文句をいう顔が出てくるかも知れねぇ。 (笑みが浮かびつつも) いや、このままでかまわねぇぞ。 それに抱き心地、っていうのはこうして腕の中に収めるのがなかなか良い感じっていう意味なんだけどな。 (さらに体をかるく抑えるようにしつつ頭を撫でよう) [Tue 29 Apr 2008 13:55:10]
◆夏鈴 > やっぱり、最初は1人だったんだ…? (昔のことは知らない。初めて男の家に訪れ…否、買われて連れこまれた時には、名無花とセスティアが既にいて、彼の身の回りのフォローをしていた。あまり昔のこと、男のことについての関心は薄かったのだけれど、ここにきて興味をもったよう) 呼んだら、悔しがる顔じゃなくて喜ばれる顔しか見れないんじゃないかな? (それでは目的を達成することはできない気がする。なんとなくおかしくて、笑みをもらせば引き寄せられる身体) そりゃ、体系維持には気を使ってるもの。それでも重いなら…猫になるけれど? (男の胸に背中を預ける様にしながらそんなことを言う) それと、その、抱き心地が良いとか悪いとか、その。い、今は関係なくない…? (頬をわずかに赤らめながら、必要以上にぶっきらぼうに言うのは恥かしかったからか) [Tue 29 Apr 2008 13:51:10]
◆ルード > 一人じゃないから割と今は楽しているけどな? (一人の時は大変だった。と呟きつつ) 知り合いを呼ぶのがいいんじゃねぇか? 特に教会の連中とかな? (苦笑を浮かべつつ。 そして自分の上に座ろうかと思う夏鈴に) いいんじゃねぇか? 夏鈴はそれほど重くもねぇし抱き心地もいいからな。 (そういって彼女を引き寄せてひざの上に乗せようと) [Tue 29 Apr 2008 13:44:10]
◆夏鈴 > どぉぶつと一緒に暮らすのも大変よねぇ… (嗅覚の強さからその世話をすることはまずないが、その大変さは見ていれば分かるというもの。あんな大変なことをよくやるというような、呆れとも尊敬ともつかぬものを抱きつつ小さく溜息を漏らす。) 私としては、是非ともその、悔しがっているところを見てみたいものなんだけどね… (どうせなら、と。見てどうにかなるものでもないのだけれど、気持ち的な問題で。) そっかぁ。それじゃぁ、座るのやめよっかなぁ…。服汚すの嫌だし…。あ、でも、敷く物取りに行くのも持ってくるのも、持って帰るのも面倒だし…・・・あ、そこを借りればよいのかも…? (名案が浮かんだとばかりに、顔の高さで両の手をうちあわせていい笑顔。そして、男の膝を指差した。) [Tue 29 Apr 2008 13:39:50]
◆ルード > そりゃ、やるべきことはやっとかないといろいろ後が大変だからな (苦笑を浮かべたまま、髪を撫でられる) ま、そういうことだ。 勿体無くて良いんじゃないか? それだけほかのやつには悔しい思いをしてもらえる、ってことで(にや、と笑う。 そのまま、地面を確かめるようにして) ん〜、そうだな。 ちょっと湿っぽいが、俺は気になるほどでもないんだがな。 何か敷くものを持ってくりゃよかったか [Tue 29 Apr 2008 13:32:00]
◆夏鈴 > いっつも、さぼったらオシオキだって、言ってる癖にぃ…? (全く、と両手を腰にあて呆れた様に唇を尖らせたのも一瞬のこと。腰掛けたとこのすぐ傍で足を止める) 確かにここはいいとこよねぇ。これだけ綺麗なところなのにあんまり人が来ているようにも見えないし… (地方村だからなのかもしれないが、これだけの素晴らしい景観を知る人が少ないのは勿体無いことのように思う。もっとも、静かな昼寝時間を邪魔されないという意味ではこれ以上の条件はないようにも感じるが) 地面、濡れてるんじゃない…? (風に揺れる男の髪を戯れに指先で触れ) [Tue 29 Apr 2008 13:28:16]
◆ルード > そりゃ、俺だって眠くもなりゃさぼりたくもなるわ。 こんだけいい天気で仕事も終わってるからな。 昼寝するには絶好の条件だろ。 ついでに寝心地のよさそうな草むらもある、ときたもんだ。 (そして草原に腰掛ける。 服が草の露で多少ぬれるかもしれないが、あまり気にしない) [Tue 29 Apr 2008 13:20:02]
◆夏鈴 > (眦にたまった雫を指先で払いのけ) あら、珍しい。ルードと意見が100%合致するなんて…? (曇り空から時折除かせる春の日差しを受けて、青々と育った草花が目に鮮やかだ。眩し気に瞳を細めた後、季節を問わずに昼寝好きの猫は大きく伸びをしてまた一つ欠伸を漏らす。) [Tue 29 Apr 2008 13:16:42]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(つられて、あくび)』 [Tue 29 Apr 2008 13:12:08]
◆ルード > (曇り空で天気が良いとはあまりいえないが十分に暖かい。 そのままふぁ、とあくびをする。 この時期は眠くなって仕方がない。 時々日光も顔を出すので眠ってもかぜは引きそうにないが) こんな日こそ外で昼寝をするべきだよなぁ… [Tue 29 Apr 2008 13:11:21]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『牧場から少し離れた草原』 [Tue 29 Apr 2008 13:09:12]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(今度、街に買い物に行こうか)』 [Sun 16 Mar 2008 21:22:47]
◆間空宗政 > (……が、そう思う一方で、仕事を終えた後なのだし、しばらくは家でゆっくりしたい、という思いもある。 あるにはある、のだが――)……それでは身体が鈍ってしまうしなあ。難しい問題だ。 ……ただ単に刀を振っているだけでは、腕も錆びてしまうだろうし(月に数度、ヴェイトス市へと出稽古に向かってはいるが、それだけだ。 真剣勝負という類の戦いをしなくなってから、随分とたつ。 未だ人を斬ったことこそ無いが、そんな状態でいざという時戦えるのか、と――)……ふうむ。 ああ、あとは何かしら――……少し物を増やすのも良いかもしれん。(青年の住む家に家具というか、そういった装飾物を買ってくるのも良いかもしれない。 色々と悩みつつ買い物をするというのも、やはり何年も行っていない行為だ。 それほど調度品には拘らない性質であったから、なのだが) [Sun 16 Mar 2008 20:14:06]
◆間空宗政 > (茶を啜りながらぼんやりと思考するのは、先日に街で見かけたお触書。 まあ、自分はといえば村のみんなに剣術を教えているとはいえ、其処までの実力者ではない。 訓練と言っても、教わる側になるだろうが)やはり正式な……それも西洋風の訓練というのは見ておきたいしなぁ。 ……機会があれば、是非とも行ってみたいところだが。(ズズ、と音を立てて湯呑みから緑茶を啜る。 暖かくなってきたとはいえ、風はまだ冷たく、一日外で作業をしてきた身体には、実に心地よかった) [Sun 16 Mar 2008 20:00:59]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――軍事訓練』 [Sun 16 Mar 2008 19:56:45]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(その後も、つい、うとうとと』 [Sat 8 Mar 2008 22:08:53]
◆間空宗政 > ……いかん、少し意識が飛んでいた。 [Sat 8 Mar 2008 21:48:21]
◆間空宗政 > (ひとしきり木刀を振るい続け、一日の日課を終えた青年は手拭で軽く汗を拭ってから室内へと戻った。 だいぶ暖かくなってきた――というか、もう三月に入ったのか。 正月が終わってから、あっという間だったなどと考えながら、一先ずは台所に向かい、薬缶の中身を湯飲みに注いだ。 鍛錬を始める前に用意しておいた白湯は、すっかり冷めて水になってしまっている。 それをゆっくりと飲み干して)そいえば……今年は雛祭なぞもやらなかったなぁ……。(姉がいたというのもあり、雛人形を飾るのは幼い頃の恒例であったが――さて、ヴェイトス市には、そんな行事は無かったのですっかり失念していた。 我が家にいる二人の娘も、さして頓着している様子は無いから問題は無いのだが) [Sat 8 Mar 2008 20:28:08]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――鍛錬を終えて』 [Sat 8 Mar 2008 20:23:30]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 [Thu 28 Feb 2008 23:21:47]
◆間空宗政 > (――ひとまずは、そんな休日) [Thu 28 Feb 2008 23:21:46]
◆間空宗政 > (……とはいえ、当面の目標が無いのが寂しい。 いや、目標はあるといえば、ある。 あるのだ。 道場を建てるという目標が。だが――)……そのために金を調達するのが目標、というのも。侘しいものがあるなぁ……。(ズズーとと茶を啜って、溜息。 天下一の剣豪になるのだ、なんて夢見たいな事を言い出しても良いのだが――いやいや、この年齢になって何を言うのかと、苦笑い。 名を上げようにも、そういった機会も、今のヴェイトスには存在しない。 しいて言えば、この地方村が出来るきっかけとなったラットマン事件くらいか、最近では) [Thu 28 Feb 2008 23:01:55]
◆間空宗政 > (炭鉱の仕事が片付き、ようやっと人心地。 地方村の自宅へと戻ってきた青年は、久々にノンビリする事にしたらしい。 薬缶で湯を沸かし、茶を淹れて、湯飲みでズズッと啜る。 冬は随分と寒かったが、二月も終わりになり、少しずつだが暖かくなってきていた。 この分では春も直ぐだろう。 そうなれば――また畑を耕し、武術を教え、といった日々が戻ってくる。 晴耕雨読というわけではないが似たような生活……実に悠々自適だ。 それで良いのか、とも思うが――少なくとも、悪くはあるまい) [Thu 28 Feb 2008 22:47:52]
お知らせ > 間空宗政さんが入室されました。 『――やれやれ』 [Thu 28 Feb 2008 22:41:24]
お知らせ > ディシュクさんが帰りました。 『そう決めれば、立ち上がり』 [Sun 24 Feb 2008 20:53:49]
◆ディシュク > そういえばひな祭り用のお菓子がありましたね。 これは少し彼女にとって起きましょうか。 (甘いものが好きそうだ、というイメージから、彼女へひなあられを残しておくことに決める。 どんな反応が見られるかは少し楽しみだ) [Sun 24 Feb 2008 20:53:17]
◆ディシュク > (店は開けているが客は無く。 のんびりとしてすごす時間となっている。 日が出ている昼間ならともかく、道に迷って凍死する可能性がある夜に足を運ぶ人は少ない、と言うこと。 ヴェイトス市そのものからは少し離れている) …ふむ。 [Sun 24 Feb 2008 20:40:06]
◆ディシュク > (一応、翠碧も女の子ではあるし、ひな祭りには少しだけサービスをしても良いですね。 と考える。 三月になれば暖かくもなってくるだろうし、外へ出る機会も増えそうだ) 一緒に居てあげることが一番よさそうですけれど。 [Sun 24 Feb 2008 20:27:49]
◆ディシュク > (仕入れた品物を確認しつつ、店内にはあまり売れそうにはない、ひな壇が飾ってある。 出入り口から目立つところにおいてあるのはそれらしい雰囲気を出す為で) この時期はイベントが多くてやりやすいですね。 (イベントに沿ってある程度の品物を準備していればそれなりには商売になる。 のんびりやる分にはちょうど良い) [Sun 24 Feb 2008 20:16:15]
お知らせ > ディシュクさんが来ました。 『バレンタインの次はひな祭りですね…』 [Sun 24 Feb 2008 20:13:52]
お知らせ > ランシャオさんが退室されました。 『(次の遊びの皮算用をしながらその場を去っていき)』 [Wed 6 Feb 2008 23:58:57]
◆ランシャオ > ――――待ってるのも寒いし、今日はやめとこ。 ( 無駄足だったけど、まあ別にいいや。 劇団のお仕事を手伝う以外はいっつも遊び呆けてるだけだし。 ) 次来た時は居るといいなあ。 ―――あ、それとも今度は折鶴に行こうかな? [Wed 6 Feb 2008 23:55:10]
◆ランシャオ > むう…折角色々と準備してきたのに。 ( まあ勝手に着たのだから、相手が居なかったとしても仕方が無い。 彼女が毎回ここにいるなんて限らない訳だし、ここで遊びたかったのなら折鶴にでも行って事前に約束をちゃんと取り付けておけばよかったのだし。 )( どうしようかな。 今日はもう諦めて帰ろうか。 それとも勝手に中に入って暫く待っているか――― ) [Wed 6 Feb 2008 23:40:46]
◆ランシャオ > ( 遠くから見る馬車に明かりは付いていなかった。 例え誰かがこの場所を見つけたとしても、殆どの人は気にも留めないだろうし、そもそもこんな所まで足を運んでくるのも私みたいな物好きぐらい。 そんなところもまた、秘密基地、って感じがして結構好きだった。 ) ( ――――いないのかな? 明かりの類が見えないからそんな事を思いつつ、その馬車の入り口の前にそっと近付く。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:28:38]
◆ランシャオ > ( いっつも貰ってばっかりってのもちょっとは悪いから、今日はちゃんとお店で蛍と食べるお菓子を買ってきた。 今日は盗んだりとかしてないもの。 むしろ最近はそういう悪い事は悪戯以外何にもしてない。 ) むう…私の進化っぷりがスゴイわね。 これちょっと偉い子すぎない? ( そんな自画自賛の冗談を言いつつ、そろそろ馬車が見えてくる辺りにまできたか。 )( シャリネさんの一件以来会ってないから、ちょっぴりそれを不安に思わないでもない。 あの時の蛍、少しだけ、怖かったし。 ) [Wed 6 Feb 2008 23:11:25]
◆ランシャオ > お給料、お給料♪ おーかーしー、おーかーしー♪ ( 以前の司会のお姉さんをやった分のお金は、気付けばその殆どが食費に消えていた。 自重しないで好きなだけ食べ始めるとやっぱ大変な事になるんだな、なんて実感した一週間。 それでも太ったりなんてしないよ。 妖精だもの。 ) てことで! 折角だから蛍のお家に久々に言って遊ぶ事にしよー! けってーい! ランシャオちゃんが今決めちゃいましたー! ( アッハッハー、と明るい笑い声を挙げながら、例の秘密の隠れ家へと向かって進んでいく。 ―――最近会ってなかったし、久々に遊びたいな、とスゴク思ったから。 ) [Wed 6 Feb 2008 22:58:10]
◆ランシャオ > 鉄の仮面に 血のマフラー 誓いの証は黒と赤――――♪ ( 意外と綺麗な歌声を見せながら背中の羽根を羽ばたかせている妖精。 いつもの手ぶらとは違って、今日は色々な所で買ってきたお菓子を鞄の中に詰めて、小高い丘の向こうを目指して道の外れを進んでいる。 ) ――――怒りの雷撃 身に纏い アイゼンリッター 今日も往く♪ [Wed 6 Feb 2008 22:44:57]
お知らせ > ランシャオさんが来ました。 『(歌いながら空を飛ぶ妖精)』 [Wed 6 Feb 2008 22:38:00]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( きっとまた、出会えるだろう )』 [Mon 4 Feb 2008 03:27:57]
◆ナキア > ( 寝付けないから、といって外に散歩に出かけなかったのは、寒さや月の有無以上に先日のインモルグの儀式での疲労がまだ体に残っているせいだ。 パプテスではキャンドルマスが行われただろう、トキノミヤコなどでは同じ時期にセツブンという行事があるそうだ。 春の大掃除。大地母神の子宮の中で春の胎児が最初に蠢く時。それぞれの信仰によってカタチは異なれど、この時期に何かを感じ取るのはどこも同じらしい。 ) … 死にゆくものにはさらばと告げ、 全ての生けるものに挨拶をかわす ―― かくして我らは冬を消し去り かくして我ら、春を迎え入れん… ( 呟いたのは、インモルグの儀式の最中に唱える言の葉。 人々は過去に決別し未来へと向かわなければならない。 良き出会い 良き別れ 良き出会いをふたたび。 …時間は、かかるかもしれないが ) [Mon 4 Feb 2008 03:27:03]
◆ナキア > ( 始めは飲みなれなくて眉が寄ったものだけれど。今はそんなこともない。慣れればこの味もいいものだ。製法からいけばどちらかといえば紅茶に近いのかもしれないが、このフォーウン茶の味は紅茶よりも以前乙女たちと行ったアマウラで飲んだトキノミヤコ茶に近いような気がする。 ) … ( ふと、目を向けた窓の向こうはようやく厚い雲が去っていったよう。けれど元よりか細い月は、まだ見えぬようであるけれど。あと数日もすれば、闇夜になろう。 ) [Mon 4 Feb 2008 03:16:33]
◆ナキア > ( ”彼女”にもらった茶葉はすでに飲みきってしまって、コレは以前この茶器を購入した店で新たに買ったものだ。店主に教えてもらった、その荘園の茶葉。 幾ら飲んでも魔女には産地の違いなどわからないけれど、それでもその味から”彼女”のものと茶葉の種類が同じだろうとは思えた。 思うどころか、店主が用意してくれたのだから実際そうなのだが。 ) ――― ( ”彼女”とその荘園の関係性の有無は不明のままだ。 それでも、まるでそれを忘れないようにするかのように、紅茶葉をしまっている棚にはフォーウン茶葉の包みが置かれるようになって。 こうして時折、淹れている ) [Mon 4 Feb 2008 03:06:00]
◆ナキア > ( ああ、明日… もう今日か。今日の朝は、近所の牧場でミルクをいただくことになっている。早く寝なければ寝過ごしてしまいそうだと思いながらも、中々寝付けない。 かといって眠くない、というわけではないから徹夜の覚悟も決められずに。 ) …、 ( フォーウン式の茶器を軽く揺すれば、中のお茶がくるりと杯の中で時計回りに円を描いた ) [Mon 4 Feb 2008 02:47:59]
◆ナキア > ( 何となく、眠れない日というのはある。例えば、今日のような。 ) …… ( いつもの黒い衣装ではなく、既に夜着に着替えている魔女は、己の寝室で杯を傾けていた。 とはいえ、中身は酒ではなく先ほどキッチンで淹れてきたフォーウン茶なのだが。 ) [Mon 4 Feb 2008 02:40:40]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ぺっふり。 )』 [Mon 4 Feb 2008 02:33:02]
お知らせ > 銀さんが帰りました。 『―――眠らせてあげるから。』 [Thu 31 Jan 2008 02:26:10]
◆銀 > ( 彼女の血を暫く堪能させてもらいながら、体の芯が心地よくなる感覚。視覚から、聴覚から。朽ちてしまった体がその一瞬でも蘇るような熱さが。―――後ろに回した手がす、と背筋をなぞりながら、肩に爪をかけてぼんやりとする彼女の上気する頬に一度だけ口付けて――― ) ―――もう少しだけ、我慢して。 そうしたら、君を――― ( 囁きも途中で、その白い喉元にまた牙を入れる、紅い唇。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:25:12]
◆銀 > …… ご褒美だよ。 ( 囁いた直後、つぷ――と、彼女へ入り込む、牙。 嬌声と甘い味が体に心地よかった。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:20:27]
◆銀 > ( 嬌声にも似た吐息が”早く”と強請るような。――その証拠に、この娘は自分の肩にしがみ付いている。まるで懇願でもするかのように。彼女を食べたのは初めてではない故に、どうすれば欲しがるのかは尚更わかっていた。 ――だから ) ―――もう、欲しいの? ( 試す様に問う。甘い声色がわざと耳の奥に届くように囁かれ。髪を梳いていた指先は、彼女の背筋をゆるりと撫ぜている ) ――― ……わかった。 よく、我慢したね―――。( 小さな笑みを口元に。それでも薄らとした表情は、惹かれるようにその白い首筋に甘えるように紅い舌を這わせ――― ) [Thu 31 Jan 2008 02:19:15]
◆銀 > 嗚呼、そうだね。 …ごめん。―――わざとなんだ。( この子が食事をさせに来てくれたことを知っていて囁いた台詞は戯れの様な。甘い囁き声に、その首筋―――言葉終わる直後に口付けを。 ) ―――痛くはしないから、身を任せておいで。 ( 後ろ手に、従者と呼ばれるであろう食料の彼女の美しい髪を梳きながら、あやす様な言葉がけのあと、愛撫のように。 すとん、と抜けそうに鳴る彼女の体を支えんと、もう片方の手が自分の体へ抱き寄せて。腰を擦る手は煽る為か、あやす為か。 歯を立てるまでの、焦らす時間。嗚呼。 啼くような声が漏れるたびに、早く”紅”が欲しいと思うけれど――― ) ―――― 。 そう、いい子だね―――。( 気を抜いたような隙だらけの態度。髪で遊びながら腰を確り抱く手と裏腹に、赤い唇と舌は容赦なく彼女の精力を求めて、まだ齧らない。 ) [Thu 31 Jan 2008 02:09:34]
◆銀 > ( 美しい月明かりの晩。 見上げれば、月光が近い感覚。 ) …… 綺麗だね。 ―――で。 何の用だい?夜分遅く。 (僅か振り返り横目で遠くの扉を一瞥すれば、鍵の仕舞っていない扉はきぃ、と開いて。 ) ――――嗚呼。 ……食事を持ってきてくれたの? それは嬉しいね。 感謝するよ。けれど …… ( 指が、厚いその布から離れれば、それは重そうに地面に惹かれ月明かりを邪魔するように揺れる。 歩いた先、その美しい白に手を伸ばせば、冷たい指は紅い色をなぞる様に触れ、物静かな表情に小さく口元に滲む微笑 ) 夜分遅くに、こんなところへ、なんて。 ―――それともそんなに君は馬鹿なの――? ( 呆ける顔に甘く微笑む声音が囁くのは、腕が背中に回り抱き寄せたあと、その首筋を狙うかの如く顔を俯かせ耳元へ ) ―――それじゃあまるで……僕を誘っているみたいだ。 ( 白い首筋が月明かりに映えて雪のよう。赤い瞳はその白を一点、見つめ――今にも歯を落とさんとしている。 ) [Thu 31 Jan 2008 01:59:23]
◆銀 > ( 屋敷の内装を覆う厚いカーテンが部屋の明かりの進入を許さない。―――けれどそんなこの屋敷も、このときだけは許される。――細い指がその厚布を掴み、シュル―――と音を立て、バルコニーの扉を片手で開く。 ) [Thu 31 Jan 2008 01:54:20]
お知らせ > 銀さんが来ました。 『(声がした。)』 [Thu 31 Jan 2008 01:42:48]
お知らせ > リーチ@村外れさんが退室されました。 『からからに干からびた羊の死骸のみが残された…』 [Fri 25 Jan 2008 13:32:04]
◆リーチ@村外れ > (剥き出しの気管の奥…覗く食道がごくんごくんと嚥下すれば次第に羊の動きは緩慢となり…対して、首がぶら下げる胃は風船の如く膨張して行き……) [Fri 25 Jan 2008 13:31:36]
◆リーチ@村外れ > ゴメンね…でも…アタシも餓死は勘弁なの…(ぼそり…と呟けば…次の瞬間、脱ぎ捨てた“体”が操り人形の如く、短刀を羊の首に振り下ろす!)……がぁっ!(もがく羊を“体”が押さえつけていれば…内臓をぶら下げた首が羊に襲い掛かるように飛びつき…) [Fri 25 Jan 2008 13:28:18]
◆リーチ@村外れ > ………久しぶり……んっ…(羊を見下ろす女の顔がにぃっと笑みを浮かべる。直後、めり…と、女の首の付け根にT字の切れ目が入ったかと思えば…)めりめり………(横の切れ目は首を横断し、縦の切れ目はそのまま乳房の間を降り、臍を通り、下腹部まではいり……)んんっっ……(小さく、官能的ともいえるうめき声を上げれば、首がずるぅっと伸びる。否…首の切れ目から下はピンク色の管を幾本も引き連れている。それは体の裂け目から次々に引きずり出され……首から下の全ての内臓器、及び血管、神経といったものをぶら下げているのだと知れるようになる。“頭”はそうして完全に体を“脱ぎ捨てる”とそのおぞましい奇怪な姿のまま宙に浮かび羊を見下ろしていた。) [Fri 25 Jan 2008 13:25:18]
◆リーチ@村外れ > (羊を見ていると、物凄く原始的な欲求が湧き上がってきた…そのまま懐の短剣に手を伸ばす…)でも…オマエは…おいしそうだよね……(言えば、短剣片手にすっと立ち上がり……開いた方の手で衣装の帯をするっと解いた。布を簡易に巻きつける方式の衣装はそれだけではらりとはだけ…そのまま後ろに脱ぎ捨てれば、下着もつけていないようで一糸纏わぬ姿となる。) [Fri 25 Jan 2008 13:17:44]
◆リーチ@村外れ > (それはともかく……)………草…おいしい?(羊の顔を覗きこむようにしながら問うてみる。無論答えが帰ってくるわけは無いが……せめて、メェーっとぐらい返して欲しかった。)(そう、とりあえずの問題は…空腹…。ジャスティスを刺して以来…まともな食事をしていない…。) [Fri 25 Jan 2008 13:14:51]
◆リーチ@村外れ > (その絶対有利条件が崩れる方法が一つだけあった。それは当然、危惧していたが…考えたくは無かった。)………あの人間至上主義者が…あるわけないよね…(それは…アレックスがベルゼルガに情報を持ち込むと言う事…そして、ベルゼルガがそれに答えると言う事…。追っ手として一番怖いのは、大聖堂でもなく、VHでもなく………ベルゼルガだった。) [Fri 25 Jan 2008 13:12:12]
◆リーチ@村外れ > (自分で危惧していたほど、現在行動に支障はきたしていなかった。時が経てば、アレッサンドラ・クレメンテが“リーチ”と言う名にたどり着くだろうとは思っていた。だが、それがどうした…あちらの情報は名と、おそらくはアララマ教徒の女、といった類のもののみ。絶対条件である人相を見られは居ないのだ。少なくとも人相入りの手配書が出回っている様子も無い。) [Fri 25 Jan 2008 13:09:47]
◆リーチ@村外れ > (村の外れも外れ…ほとんど外縁といって良い場所に、群れからはぐれたのか一匹の羊が小川のほとりで草を食んでいた。)………お前も、一人なんだねぇ…(その横で、薄汚れた民族衣装に身を包んだ褐色肌の女がしゃがみこむ。羊に同情の視線を向けるその女にはVHG、大聖堂の双方から指名手配を受けているテロリストといった顔があった。) [Fri 25 Jan 2008 13:06:44]
お知らせ > リーチ@村外れさんが来ました。 『羊が一匹…』 [Fri 25 Jan 2008 13:03:02]
お知らせ > チカ=イ@間空宅さんが帰りました。 『もきゃー!(暖炉の前で、一人悶えた夜)』 [Fri 25 Jan 2008 03:23:20]
◆チカ=イ@間空宅 > (そして、取り残される部屋の中。 膝の間に顔を押し付けて蹲る。 ―― 兄様からのクリスマスプレゼントは、今日受け渡された。) ………本当は、聞かれてたのかな。 (と、思うと―――なんだか急に居た堪れなくて) [Fri 25 Jan 2008 03:20:45]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の言葉、ひとつひとつに頷いて) 大丈夫ー…ありがとう。 (こくこくこくこく、何度も何度も頷く) ……。 (そっと自分の背中に投げかけられる挨拶) …… おやすみ、兄様。 [Fri 25 Jan 2008 03:11:48]
お知らせ > 間空宗政さんが退室されました。 『(そして再び、ぱたりと閉じる寝室の扉)』 [Fri 25 Jan 2008 03:05:15]
◆間空宗政 > ……ん、そうか? ――ああ、そうだ。寒かったら暖炉の火は、いれても構わんからな?(言いつつ、そっと彼女から離れよう。 ――何だか随分と照れくさいのもあるのだし、チカが膝から降りたのなら、こちらも――少し慌てた様子で、居間から寝室へと向かおうとして……おっと、と立ち止まった。 振り返る)……お休み、チカ。 [Fri 25 Jan 2008 03:05:02]
◆チカ=イ@間空宅 > (今頃になって、心臓がバクバク踊りだす。 学者の反応とは違う、兄の反応に此方まで釣られてしまったらしい。 撫でられる感触に乗じて、兄の胸元に顔を押し付けた。赤い頬をみられるのは、流石に気まずいし) (「寝るか」)――――えとー…… んー……。 も、もうちょっと、おきて、るー。 いいよ、先に寝てて。兄様明日から大変なんだし。 (と、膝の上をそそくさと滑り降りて) [Fri 25 Jan 2008 02:58:17]
◆間空宗政 > 別に構わんさ。……郷に入れば郷に従えという言葉もあるし――……。(それに此方だとて嫌ならばする筈もない。 無理やりに贈る品で、相手が喜ぶわけが無いだろうに。 此方を見上げた彼女の頭を撫でてやり、首を左右に振った)まぁ、うむ……。これで良いならば、良かった。 ――と……それがしは、そろそろ眠るつもりだが。 チカは――どうする、まだ起きているか? [Fri 25 Jan 2008 02:53:19]
◆チカ=イ@間空宅 > (忘れていた理由のひとつに、兄のあの時の反応もあっただけに、意外の一言だ。 兄の顔を見たり、自分の額を押さえたり、自分の手元を見たり――と、視線がふらふら彷徨って) …… 。 (は、と弾かれたように顔を上げ)ごめん、なさい。 や、無理やり強請っちゃって、ごめんなさい。 兄様のお国で、どんな意味のことだって、しらなかったから――ごめんなさい。 (膝の上で、かくかくと頭を下げる) …… ぅん?うん。もちろん、十分、だよ? うん。 してくれるなんておもってなかったし――されると思ってなかったし、なんていうか――……。 ……変な感じ。(それが、感想だった) [Fri 25 Jan 2008 02:49:57]
◆間空宗政 > む……。 まあ、何だ。――別に文化の違いに驚いていただけであって、だな。(したくないとか、違うものにしようとか、そういう事を考えていたわけではないのだが、まあ、ともかく。――彼女は少なくとも、不快……ではない、らしい。 うむ、と一つ頷く。 もう一度頷く。 ……ならば良いじゃないか、と。 そういう結論で、自分を納得させて)……ともかく、そういうわけ、だ。 ――というか、こういうので、良いのか? あまり自信は無いのだが――……。 [Fri 25 Jan 2008 02:42:59]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の仕事の話も、自分の仕事の話も吹っ飛んでしまった。 兄の言葉を待つ間、じぃと見上げていたら、兄の視線が自分から逸れる。 それをみてから、自分も顔を下げて) ………ぁ。 (自分が強請った物―― いつかのあの話か! 兄やたゆーさんへ贈る事ばかり考えていて、自分が貰う事をすっかり忘れていた。 膝の上で体を半回転させ) じょー…冗談じゃないけどさ! わ、忘れてはいたかもしれなくて、…えーと。 意味解ったんだ? っていうか……や、あれ?この場合は、ありがとう?かな? (額を押さえながら、わたわたとした様子で、言葉を連ね) [Fri 25 Jan 2008 02:40:16]
◆間空宗政 > ……なら良いがな。(笑って、娘の言葉に頷いた。 彼女がそう言うのならば、本当なのだろうし……実際に倒れそうに見えたら、自分から止めれば良いのだし、と頷いて)……まあ、その辺りも、な。 安心しろ。うむ……あまり心配はかけぬように、なるべく早く帰ってこよう。(――と、告げたのは良いのだが。 どうにも妹はポカンと――呆けたような顔をしている。 これは良くない。 実によくない。 かえって照れくさくなってくる。 むぅ、と小さく唸って、視線を逸らした)……何が欲しいと聞いて、それが欲しいと言ったのはチカではないか。 ……忘れた、とか。冗談だった、とかでは――(あるまいな? なんて、逆に問いかけてみようか) [Fri 25 Jan 2008 02:34:00]
◆チカ=イ@間空宅 > (目を閉じたまま、兄の心配の言葉に) 大丈夫ー。丈夫なのは、とりえだから。ふふー………(「大丈夫だろうさ」) ………。 ( が 一瞬過って、表情が暗くなる。 唇がきゅ、と硬くなる。 ) …… 怪我しない? ――――……ちゃんと、帰ってきてね? 僕、看病下手だし。 包帯巻くのも嫌いだし――怪我してる兄様みるの、凄く嫌だ。 (俯きそうになる顔。それを止めたのは) 。(額に降る口付け。 柔らかな感触を確かめるように、ポカントした表情で、額をなでて) ……。 (蒼い瞳が、きょときょとと兄の顔を無言で見つめた) [Fri 25 Jan 2008 02:27:10]
◆間空宗政 > (こうしてみると、まるで猫のような少女だ。 膝の上で頭を撫でていたりするから、もう本当に。 ……思わず笑ってしまいながらも、彼女がどてらの中に入るのなら、そのまま抱っこするような形になるか)まあ、あまり無茶はせぬように……と言っておくぞ。 疲れて倒れてしまっては、元も子も無いのだから(と、一応は釘を刺しておく。――頑張ってくれるのは、本当にありがたいことなのだが)ふむ。 危なくない、と言ってしまえば嘘になるが――落盤自体は収まっているそうだし、道案内に他の作業員も付き添うそうだから、大丈夫だろうさ。(聞けば二次災害などの恐れがなくなってから潜るそうだし。 ……とまれ、彼女が此方を見上げているのなら調度良い。 眼を閉じたのなら、彼女の赤毛を少しかき上げて額を露にし――)……………。(改めて考えると、恥ずかしいのだが、躊躇わずに。 その額に口付けを) [Fri 25 Jan 2008 02:18:37]
◆チカ=イ@間空宅 > (受け入れられる膝の上。 特等席だと自慢デモするように、背中を兄の胸に預けた。 兄のドテラを手繰って、間にうずまる。 ) …… 後二日頑張れば終わるからね。それからお家のこと頑張るよ。 (へら、と頬を緩め) ―で。 ( 落盤事故・ 閉じ込められている・ 救助――兄の言葉に、見る見る間に眉が寄っていく) …それ、兄様は、危なくないの? (落盤だなんて。 一度、学者が遺跡に潜った時、天上が崩れて大変だった―と、話していたことを思い出した。 天井を仰ぐようにして兄の顔を見上げる。 ) ……… ? (数回目を瞬かせた後、素直に閉じる) [Fri 25 Jan 2008 02:12:10]
◆間空宗政 > ……む。(彼女が近寄るのを察知し、その意思を汲み取れば、膝を動かして座りやすいようにしてやろう。 チカはどうにも、こうした触れ合いが好きらしい、と最近になって漸くわかってきた。 ならば別に、此方としては拒むような事はしない。 むしろ膝に座った彼女の頭を撫でてやるくらいのもので)ああ、魔女組合かー。……まあ、魔女と呼ばれるぐらいなのだし、怪しげな代物があって然るべき、なのだろうがなぁ。 ともかく、ご苦労様、だ。(なんて労いの言葉をかけてやる。 愚痴をこぼすのも珍しいことだし、本当に疲れたのだろう)うむ。何でも落盤事故があったとかで、まだなかに何人か閉じ込められているらしくてな。 それを助けに行く、というものだ。(ああ、そういえば労いといえば――……ふむ、と少し考えてから、口を開く)チカ、眼を閉じてはくれぬか? [Fri 25 Jan 2008 02:06:50]
◆チカ=イ@間空宅 > (兄の掌の感触に頬を緩めた。 暖かな掌の温度を求めて、四つん這いで近づいて、兄の膝の上に腰掛けようと試みる。 駄目なら、背中にペッタリ抱きつくつもり) ―――……。(よし、聞かれてない。聞かれて無いぞ。 兄様は自分の独り言を聞いてない。と、思う。兄の様子を窺いながら) …疲れたよー。魔女ギルド、凄いところなんだ。 兄様――……この家の『汚れた状態』とか比べられないくらいにー…。 ヘンなもの握るしーさー。 (うだうだ疲れた声でぼやき) ……明日から? (きょと、と) ………鉱山? 手伝い? (初耳だ。もっと詳しく話して、と視線で訴え) [Fri 25 Jan 2008 02:02:09]
◆間空宗政 > ………?(何やら物騒な単語が聞こえた気がするが、きっと気のせいに違いない。 燃やすとか何とかなんて、きっと聞き違いだ聞き違い)うむ、お帰り、だな。……二度も言うとは(なんて苦笑い。 疲れているのだろうとは思うから、手を伸ばして、妹の頭を撫でてやろうとする。 これくらいの労いはあって良いだろうし。)……ああ、そうだ。明日からそれがしも、少々昼間、家を空ける事になる。 夜には戻るつもりではあるが――ちゃんと伝えておかねばな。 鉱山の方で、仕事――……というより、手伝いだな――があって、な。 [Fri 25 Jan 2008 01:55:44]
◆チカ=イ@間空宅 > (商業地区で、似合いそうな色とマフラーは見つけたんだ。だけどお値段が…2万と、値が張るのなんのって。此方の足元を見られているのかもしれないが――。 それがだゆーさんの分とそろえるとなると4万。 残金一万…流石に悩んだ。 でも妥協もしたくなくて、結局あの日は何も送らずじまい――…それが一ヶ月前。 だけど今回のお仕事のお金が入れば、それも叶う。 灯の消えた暖炉にむかってニヤケた。 )―――そのためにも 燃やさなきゃ (ぶつぶつぶつ) ……。(ひょ) ……お、ぁ。 (兄が隣にきたのに気がついていなかった。 思い切り目を見開いて) あ、えと、ただいま! (声が上擦って、口を一度噤み) …んと、ただいまー……(二度) [Fri 25 Jan 2008 01:49:56]
◆間空宗政 > (寝室のほうから戸をあけて、ひょいと顔を出したのは寝巻き――浴衣の上にどてらを羽織った、彼女の義兄だった。 寒い寒いと手を擦りながら、一先ずは台所へ。 湯飲みに冷めたお茶を注いで一煽りした後、彼女の隣――暖炉の傍へと近寄ろう。随分と冷え込んできたものだ)……先日言っていた仕事、という奴か? こう遅くまででは、大変だったろうに(なんて、ちょっと心配めいた言葉を告げる。 心配めいた、であって心配じゃない。 心配じゃないぞ、と心中で繰り返す。 妹のことが心配で溜まらないとか言えない義兄である) [Fri 25 Jan 2008 01:45:56]
お知らせ > 間空宗政さんが来ました。 『――お、帰ってきてたか』 [Fri 25 Jan 2008 01:42:04]
◆チカ=イ@間空宅 > 明日は、地下倉庫かー……(地下倉庫ー…魔女ギルドの地下倉庫。 昨日の魔女の部屋と、今日の密林並みの裏庭。 と、くれば…自ずと地下倉庫の惨状も想像できよう。 …先に同じ仕事についている人が片付けているらしいが、それでも手が足りないらしい。 ああ、明日はどんな状況でも驚かないでいられると思う。 ) ……… でも。 (これが、終われば) ………シャーリーさんにお金返せる。 (そして) ……一ヶ月おくれのプレゼント、もー……はー…。 [Fri 25 Jan 2008 01:40:20]
◆チカ=イ@間空宅 > (色々忘れてた尻尾を、今頃追加してみたり) それで、こぅ、お庭を一気に燃やして…! 雑草抜きなんて手間を省く! …完璧ですよねー…? (疲れ+昼間の出来事の所為で、ちょっぴり脳味噌がフライアウェイ中。 虚ろな声で呟きながら、ぼんぼん燃える庭先を思い描いた。 ほんと、魔女ギルドのお庭は、いっそ焼畑も真っ青な状況に燃やしてしまえばいいよ! と、何度思ったことか) [Fri 25 Jan 2008 01:33:33]
◆チカ=イ > 雑草抜いてー…(昼間の作業を思い出す。――生々しい青臭さが鼻の奥に予備が得る) ……枯葉を纏めてー……(昼間の白昼夢――というか、魔女ギルドの草花の毒気にあてたれたらしい――を思い出した。 ううう、と小さく呻く) ………焚き火で、一気に片付けようかな… …。 (握ったあの球根の感触を思い出す。 右手をにぎにぎ蠢かしながら、暖炉の前へ。 ああ、やっぱり火は消えている。 だけど、両手をかざせば、まだ暖かい。 ) ……どうせ燃やすなら、お芋よういしたいなー… [Fri 25 Jan 2008 01:29:05]
◆チカ=イ > ……やっぱり、ヴェイトス往復を毎日って、つらいなぁ………。 でも、宿取るお金なんてないしー……うー。 (コートのボタンを外しながら、先ずは暖炉のある部屋へ。 火は落としてあるだろうが、まだ暖かいかもしれない。 冷えた両手を擦り合わせながら、そっと物音をたてぬように、居間へ続く扉に手をかける) アルバイト終わったら、暫くお家のお掃除頑張らないとね。 (ふと、先程目にした庭先を見て、そんな事を思う) [Fri 25 Jan 2008 01:23:41]
◆チカ=イ > ただいまかえりまーしーたー……(帰還の挨拶は、最後の方は呟き声程度の大きさに。 ―― 部屋の中の明かりが落とされているから、きっと皆寝てるんだろう) [Fri 25 Jan 2008 01:19:26]
お知らせ > チカ=イさんが入室されました。 『(今頃のご帰還)』 [Fri 25 Jan 2008 01:17:22]
お知らせ > 間空宗政さんが帰りました。 [Thu 24 Jan 2008 18:01:10]
◆間空宗政 > (というわけで、昨日ヴェイトス市に行った折、落盤によって閉じ込められた鉱夫たちの救出依頼に志願をしてきた。 まあ、返答はまだ来ていないが、急を要する依頼であるのは間違いない。そう遠くなく、返答も来るだろう。 それを街、受け取れば――ヴェイトス市へ向かおう) [Thu 24 Jan 2008 18:00:49]
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