芸能横丁 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(衣装を返して帰り道。ブランド店を見かけてふと思う)……テレサに何か埋め合わせしないとな。』 [Mon 31 Aug 2009 23:51:52]
カイン > (魔法のように数秒で何枚も何枚も複写できたら良かったのだけど、そんな便利なものは無い。 自分が知らないだけだが、あったとしても、とんでもなく高価だろう。 基本的に手作業で複写する以上――しかもそれが百枚以上ともなれば――時間もかかる。 また何日かあとに来てくれと言われ、ピエロはひらひらと手を振って複写屋を後にした。急いでくれよ、とは頼んだけれど、あちらも仕事だ。 数日かかるのなら、それより早くは無理なのだろう)…………これで準備は良し。完成したら実際に行動して――あとは仕掛けをご覧あれ、ってな所か。(正面から戦ってやる、なんて事はしない。してやらない。 ――目玉泥棒め。徹底的に追い詰めて、叩き潰してやる) [Mon 31 Aug 2009 23:50:54]
カイン > (そして二人目。 【ホワイティアの男】【ツンツンと立った金髪】【嫌らしい面構え】【長い舌】【耳に大きなピアス】【髑髏をあしらったパンクファッション】 ――自分は、その男の顔しか知らない。恐らく暗黒街で、それなりに幅を利かせられる立場のものだろう、という程度しか知らない。 この男が本当に目玉泥棒を匿っているのかどうかさえわからない。 だが、知った事か。 事実であったにしろ、此方の勘違いだったにしろ、『この男が自警団殺しを匿っている』という情報が知れ渡れば、暗黒街の他の面々にとって――あまり都合が宜しくない。 それに目玉泥棒である娘に対して、更なるプレッシャーを与える事ができる、筈だ)……うん、まあ、だいたいそんな所かな。(描きあがった絵を、丸めて小脇に抱え、二枚分の代価を支払うと立ち上がった。 ――次はこれを、複写屋に持ち込む) [Mon 31 Aug 2009 23:46:10]
カイン > (まず一人目【典型的なホワイティアの少女】【二つに括った蜂蜜色の髪】【碧眼】【十代前半】【上等な衣装】【小柄で華奢】――などなど、事細かに特徴を伝え、絵師に描き起こしてもらい、随時その絵を確認して修正を加えていってもらう。 なるべく写実的に。 あの殺人鬼に似るように。 もちろん、実際に本人を目の前にして描いているわけじゃあないから、多少の違いはあるだろう。 だが……ハッキリ言うと、そこはそれほど問題じゃあない。 絵を目にしたものが殺人鬼を見て「あれ、似てる?」と思う程度で、十分なのだから) [Mon 31 Aug 2009 23:40:31]
カイン > (ついで赴くのは、無論、似顔絵屋である。 ――しばらく通りをうろついて、比較的腕の良い絵描きを探す。 単に土産としてディフォルメした絵を描く者もいるし、写実的な絵を描く者もいる。 千差万別だ。 探すのは写実的な絵を描く似顔絵屋。 人気や客足の有無などは関係ない。 絵が上手ければ、それで十分だ)…………ああ、いや、俺の絵じゃぁ無いんだ。 特徴を教えるから、二人ばかり似顔絵に起こして欲しいんだけど――頼めるかい?(問題無いよ、と絵師はそっけなく言った。 ならば、と対面に腰を下ろし、事細かに二人の――ある娘と、男の特徴を伝える事にする) [Mon 31 Aug 2009 23:36:26]
カイン > (これから自分がやろうとしている事は、まあ、ハッキリといえば、あまり性質の良い事じゃあるまい。通常ならば人格を疑われても仕方ない事だと思う。 ――だが、知ったことか。 連続殺人鬼、そしてそれを匿っている輩。 そいつらを徹底的に締め上げ、炙り出すのに、手段を迷ってなんかいられない。 奴らは――ヴェイトス市の敵なのだから)(まず訪れたのは、貸衣装の店だ。 そこで適当にピエロの装束を着込み、メイキャップを施してもらう。 これでパッと見て誰からも素顔はわかるまい。 芸能横丁の良いところは、多少なりとも奇抜な格好をすれば、それで変装が済んでしまうという辺りだ。 ――この区画にピエロが何人いると思う?) [Mon 31 Aug 2009 23:31:34]
カイン > (治療の為に訪れた病院で聞いたのは――乱暴な応急処置を見た医者からはお叱りの言葉を受けた――そんなあっさりとした事実。 鉄仮面によって運ばれてくる途中、既に死んでいたのだという。 もっと早く病院に来ても助からなかっただろう――というのは、何の慰めにもならないけれど。 これで手加減する理由は、完全に消え失せた。 何人も殺された。 ……何人も。 「お兄ちゃんが戻ってくる」とかいう理由で。全くの私欲で。 あの殺人鬼にはきっと理解できないのだろう。 殺された人々にだって、大切な者はいただろうに)(――だが、だからと言って青年は、すぐにスラムや暗黒街に飛び出したりはしなかった。 テレサという娘からの助言が無ければそうしていただろうが……病院の帰り道、彼が赴いたのは芸能横丁であった) [Mon 31 Aug 2009 23:26:26]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――彼女が亡くなった。』 [Mon 31 Aug 2009 23:19:23]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( 多少なり、受けたのか。 会場の空気・旋律と対照的に、それを知る余裕はなかった。 )』 [Sun 30 Aug 2009 23:20:14]
静馬 爛花@夏祭り > ( わあ何これ。 あれ、この間と違わない? そんな声は聞こえないが――― やがて、蠢く人影たちが同じ姿勢を取り始めた。 細くなり太くなり、その輪郭を不気味に… 見方によってはひょうきんに変えながら、緩急つけた旋回運動を開始する。 群舞だ。 )   ( 物珍しげに、でもどうせ魔術でしょ?というスタンスで立ち尽くす観衆の周りで、その影と、幻の提灯が踊りだす。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:00:08]
静馬 爛花@夏祭り > ( ―――結局。 初日・二日目と同じように、お子様と心臓弱い方への注意を促し演奏を始める。 心なしか人が集まって来たような気がしなくもないけれど、舞台上からは照明の逆光で客席がほとんど見えない。 そしてすぐトランス状態に陥れば、人の目も何もなくなってしまう。 )   ―――!   ( 鬼気迫る演奏という点では、むしろ迫力を増している。 文字通り肝心要である姉がいない状況で、暴走しがちな… むしろ暴走しなければ術として成立しない魔術を、自らの意思で制御しようとするのは難しい。 楽器の種類・サイズからすると妙に響く音が、術の媒体として空間を支配する。 浮かび上がるのは幻の提灯。 長く伸びる観衆の影が踊りだし――― けれど、提灯お化けが襲いかかることはなく、むくむくと膨らみ立ち上がった観衆の影にも、鮫のような口は現れない。 )   ( 恐れろ哀しめ怒れ怯えろ、そうすれば私は気持ち良くなれる。 害意一色に染まりそうな意識を必死で食い止めて、頭に浮かぶ食人祭りを書き換える。 まじにならないでよ。 茶化すように、すかしてかわすように。 ―――そんな余裕ありはせず、そしてこれは奏者本人も認識していないことだが、蠢きながら立ち上がった観衆の影たちは、何をしているのだと戸惑うように術の主を仰いでいる。 もっとも、目も口もなくてどこを見ているかなんて分かるものではないけれど。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:55:07]
静馬 爛花@夏祭り > ( 結局、名のある芸人の舞台なんかとはかすりもしなかった。 …いや、そういうところは前座も競争厳しいような別世界なのだろうけど。 ―――大した舞台じゃないんだし、ふけちゃおうよ。 安易な誘惑との間でゆらゆら揺れる。 )   ( もう行かなきゃ。 でも、行くの? )   ―――でも、そうね。 これが憑き物のせいだって言うんなら…   ( その克服は、課題だ。 かつて祓えないと匙を投げたアマウラの神官は、この憑き物がいつか私達に取って代わると言っていた。 喰われる、とかそんな表現だったっけ。 今まで、そんなことを自覚したことは… あまり、なかったのだけど。 そうだとすれば、負けてたまるか。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:36:14]
静馬 爛花@夏祭り > ( 肩に乗せた赤い蛇の目傘は二人で入れる大きなものだけど、それでも足元は濡れてしまう。 気持ち悪くて、下駄に足袋の小さな足をもじもじさせる。 ぼうっとしているうちに、ありがちな歌を歌っていた芸人がまばらな拍手に見送られ引っ込んだ。 ステージには興味の無い祭り客が、会場眺める少女の前を次々に素通りしていく。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:24:07]
静馬 爛花@夏祭り > ( やんなきゃね。 …でも、このままふらっといなくなったって大した問題にならないんじゃないか。 時間になっても来ない芸人が、縁日で酔っ払っていたなんてよくある話。 ―――というか、そんな選択肢が首をもたげている時点でもうダメじゃないか。 )   やなやつよ。   ( 思いっきり怖がらせてやれば良い。 そういうのが好きなのだっているだろうし、どうせ幻だ。 百鬼夜行レベルで現実に作用する術が使えるのなら、もっと他の事をしているだろう。 芸人でもトレジャーハンターでもなく… では何だって思うと、やっぱり考えたくもないのだけれど、すると思う。 )   ( いつからこうなのか。 自分と姉の中に入ったという憑き物のせいにすることは簡単だが、自分が人の負の感情を好むらしいという事実を、受け入れ難い。 )   ( どうして… 喉が渇いた時の水、お腹が空いたときの食べ物、初めて口にする甘味みたいに、罵詈雑言浴びせられているわけでもない、人の気持ちが美味しいと感じるのか。 というかトランスしていて周りが見えないはずの状態で、どうしてそこだけ、形すらないものを捉えられるのか。 それがただの思い込みだとしても気持ちの良い話ではないが、錯覚でないとも言い切れない、どこか宙ぶらりんな感覚で、首を傾げた。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:16:42]
静馬 爛花@夏祭り > ( 花火の時にはどうにか晴れた空も、すぐに再び豪雨となって、今もしとしと降り続いている。 始めの頃こそお天気を窺って様子を見ていたものの、まだノルマがあって、今更そうも言っていられない。 おひねりなんてもらえないし、横丁に立つ時と同じくらいの稼ぎにしかならないけども、一応契約しているという自覚はある。 それに、仮にも初の大舞台だ。 あまり売れていない芸人の、そのまた前座だとしても。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:02:54]
静馬 爛花@夏祭り > ( 一日、二日と大盤振る舞いで術を披露してみせたけれど、スキルアップさえすればそのまま攻撃になりかねない幻覚は、エンターテイメント性に欠けていた。 そもそも 『魔術』 なんていうカテゴリーが大道芸においては邪道とされる節もあって、受けがイマイチなのはもちろん、本人も納得できない。 けれど。 )   ( 驚き、怯え、恐怖心、そんな思いをさせられる怒り、などなど… 観衆のそんな気持ちが肌で感じられることそのものは、なぜだか心地好く、術を行使するトランス状態で楽しませるように工夫するのは難しかった。 )   ( 相容れない感覚を保留するように、三日目は演奏だけにしたけれど、それこそ何の反響もなく、誰の記憶にも留まらなかっただろう。 自分でも、やっていて居た堪れないくらいで。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:59:06]
静馬 爛花@夏祭り > ( 特設のコンサートステージを見つめる観衆を更に後ろから眺める位置に立って、楽器ケースらしい鞄を抱えたファンタジー和装の少女は思わしげな溜息をついた。 出番は次の次、そろそろ舞台袖に行かないといけないけれど、今日はどうするか、まだ決めかねている。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:51:53]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが入室されました。 『( そして四日目。 )』 [Sun 30 Aug 2009 21:48:11]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『自宅に初めて招いた友人の正体は…』 [Fri 28 Aug 2009 02:06:16]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 こういう他愛も無い時間というのも、今の私には結構大事なのかもしれない。 』 [Fri 28 Aug 2009 02:01:55]
シャジャール > ………?うん、そりゃそうだ。(何か当然の事を、改めて言いなおすような娘の様子に変なのっと軽く首を傾げたりもするが)はは、良いって。人が来てくれるのは嬉しいんだ。(実際、性的な意味ではなくて寝るときにちょっと人肌恋しいのだ。昔は一緒に寝てくれる親友がいたが、今のお手伝いさんには断られたし…旦那にはまだ何となく気恥ずかしかったりする)はいはい…えぇっと、タコヤキ回って…(などと最短ルートを脳内で検索し始め) [Fri 28 Aug 2009 01:59:30]
フラン > ―――っ。 ( その言葉に一瞬言葉に詰まる。何か意図が無いにしても、こういうのはやはり驚いてしまう。 ) そ、そうですね。土砂降りとかだと、本当に屋根の下に逃げたりしなくちゃいけないし。 ( それを隠そうとしながら、会話を続けて。 ) …そうですか?では、お言葉に甘えて―― い、いえ、特に何が心配だというわけでは、決して。 ( 自分から話のきっかけをつくっておいて何だが、こういう話題にはどうにも弱い。 ) と。それじゃあ、行きましょうか。 ( 暫くは降り出すことは無いと思うけど、外にいるときに降られたら大変だ。そう想いながら、歩き出そうか。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:50:17]
シャジャール > だよねぇ、最近のは特に酷いよ。吸血鬼じゃなくたって、屋根の下に逃げ込むっての。(そんな相手の心情を知るべくも無いが、さらりとダイレクトな例え話を挙げてしまう。勿論意図など無い。)あぁ、まぁね。(元は偽装結婚。でも、ちょっと偽装じゃなくなってきてたりする。)ん?だいじょぶだいじょぶ。旦那部屋別だし。心配だったら、アンタアタシと一緒に寝る?(旦那の性格が性格なので毎日盛るような事はない。部屋も、プライベートルーム完備なのだ。) [Fri 28 Aug 2009 01:45:13]
フラン > ( 確かに悪い遊びとか教わることになっていたかもしれない。が、悪い人ではなさそうなので何だかんだで交流があったかも――。 ) 本当、雨は困ります。中々外を出歩けませんし、降り出したらすぐに屋内へ―― ( は、とそこで気が付いて口篭る。正確には屋内で無くとも良いのだが、自分の吸血鬼の弱点に関わることだ。話題は避けるべきか…。 ) 旦那さん―― シャムさん、結婚なさっていんですね。 ( 自分と同じぐらいの年代だと思うので、少しびっくりだ。でも、この時代だと別に珍しいことでもないか。 ) ……でも、あの……。 ( 旦那、ベッド、という単語を変にくっつけてしまうと、これまた変な考えが。ほら、夜の営み的な。 ) お邪魔じゃあないですか? [Fri 28 Aug 2009 01:38:26]
シャジャール > (良く店に→来る店に) [Fri 28 Aug 2009 01:34:25]
シャジャール > あははは、まぁまぁ。(もし自分がスクールメイトだったら絶対悪い遊びとか教えてたタイプだろう。フランベルジュからすれば、関わらないほうが良いタイプ、とか言われてたかもしれない。)…あぁ、雨かぁ。最近凄いよねぇ…うちも水入りかけたよ。(最近の豪雨を考えれば雨を心配するのは極自然と思えた。)あ、勿論大歓迎。時間も時間だし泊まってってもいいよ。旦那とお手伝いがいるけどベッド空いてるから。(初めて良く店に泊まれとは中々奇抜な提案かもしれないが、自分には自宅としての認識が強いのだ) [Fri 28 Aug 2009 01:29:58]
フラン > い、いやっ、だって…うううう。 ( 背中を叩かれながら。これが男性だったら「失礼な方」って言ってつんとそっぽを向いて立ち去ることも出来るのだけど、何せ同じ女の人だからただ恥ずかしくて。…でも、あまり反応しすぎる私が変なのかも…。 ) 生理のことじゃなくて! …雨、また降りそうだなって思ったんです。 ( 雨が降り出したら、私は吸血鬼特有の奇行に走ってしまう。それならば最初から屋内に居たほうが良いかもしれないと思ったのだ。 ) あっ。 そういえば、まだシャムさんのお店にお邪魔してませんでしたよね?屋台を一通り見て回ったら、寄らせて頂いても宜しいですか? ( まるで雨宿りにでもしにいくみたいで恐縮だけど、一度行こうと思っていたのだ。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:22:25]
シャジャール > …なのかなぁ…(そんな強い奴がいたなんて話は、ベルゼルガにいた頃にも聞いたことは無かった。だから思わず目を細めてしまう。)…あはは、誰も聞いちゃいないって、そんなの。(妙にパンツに反応する様子がおかしくて、かるくぱしぱしと背中を叩きながら言って)だよね。アマウラ人じゃなけりゃ知らない人も多いだろうし。…そーだね、すーすーして案外気持いいかも。…ん?あぁ、時期的に怪しいなら履いとけば?アンタ結構重いタイプ??(あくまで月のもののことかと思ってて。あいも変わらずあっけらかんと) [Fri 28 Aug 2009 01:09:42]
フラン > もしかしたらすごく強いのかもしれませんね。 ( しかし、吸血鬼である私とはきっと敵対する関係になるのかもしれない。吸血鬼を捕らえたという話はまだ聞かないが。 ) あ、あの…あまりそんな、大きな声でぱんつのお話は…! うーん、その辺は屋台のおじさんに尋ねてみるときっと教えてくれると思いますよ。何せタコヤキを売ってるんですから、誰よりも詳しいはずです。 ( そしてぽかんとされそうな。 ) よりアマウラの空気を楽しむのなら、やはり付けない方がいいのかもしれませんが――― せっ!   …ち、違います。 ( 突然だったのでびっくりしたが、まあ同性だし…。 ) ああ、でも…。 ( ふと曇り空を見上げてみる。突然降り出したりはしないといいけど…。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:03:49]
シャジャール > あぁ、その事件結構有名だよね。まだ(マフィアとかに)捕まんない…ってある意味尊敬するよ。…ん?パンツがどうかしたの?(生憎こちらの育ちは底辺だ。まともに下着をつける習慣が出来たのも、そんな昔じゃないぐらいに)いいね。…でもタコの個数がどうやって運勢に繋がるんだろう?多分多いほうが運がよさげだけど…(では12個パックで入ってたり入ってなかったりだとどうなるんだろう?8個パックの場合は?などと混乱し始め)…あぁ、アタシ達も着てみちゃう?…ん〜、つけないほうがいいって話は聞いたことあるけど………あ、もしかして生理?(はい、こちらは完璧に良家のお嬢様的なデリカシーは欠けてます) [Fri 28 Aug 2009 00:55:53]
フラン > 確か、アイゼンリッターの姿をした男が、暗黒街やスラムで喧嘩をする事件が起きて、恐らくそれで煽りを受けたのではと聞きました。…まだ出没するらしいですよ、アイゼンリッター。 ( 自分は会ったことはないが。 ) ぱんつ…… ( 急に出てきたその単語に、恥じらう私は良家の娘。そう、良家の娘。ああ、良家の娘。 ) そ、そうですね。最初からつけてないのでしたら、無くなりようがないですからね…。 ――ああ、オミクジ。それも聞いたことがあります。屋台を見かけたら、二人でやってみましょう。 ( 多分普通にタコが一個ずつ入っていたら、普通の運勢ってことだ。 ) それとユカタと調達しないといけないですね。でも、あの、その…やっぱり下着は付けちゃいけないんでしょうか? ( ボンダンスで自警団にしょっ引かれることになるとは…!いやまだしょっぴかれてないけど。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:47:29]
シャジャール > 役者が怪我でもしたのかね?(人気あったんでしょっと)そうそう、だからパンツも履いちゃダメなんだってさ。この間の騒動でも多分アマウラ人は平気だったんだよ。(何か合ってる様な合ってない様な事を言いつつ横に並んで言い始め)あぁ、それはアレだね。オミクジ…ってやつだよ。フォーチュンテリングってあるじゃない?タコの個数で運勢を占うんだよ。…じゃあ、ボンダンスの前に爆薬用意しとかないとね?(傍から聞いてたら自警団にしょっ引かれそうな話をにこやかに語る娘二人) [Fri 28 Aug 2009 00:39:58]
フラン > そのアイゼンリッターも随分前にやらなくなってしまったみたいですけどね。 …えっ ユカタってそういう意味があったんですか!…なるほど、確かに脱がし易い服ではありますね。ふむーっ。 ( 歴史文化学科の目が光る。流石は性に奔放なアマウラ文化だ、要チェック! ) タコヤキは中にタコが入ってるのですが、稀にタコが入ってないハズレと、タコが二つ入ってる当たりがあるそうですよ。 ――なるほど、フォーウンのお祭りの時のものですね!それなら私も一度見たことがあります。 ( フォーウンとトキノミヤコは外交的にも密接な関係にあるというし、それがBON-Danceに継承されていてもおかしな話ではない。要チェック! …と、どんどん間違った方向に行くのでした。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:31:34]
シャジャール > あぁ、そうそう、それ、あいぜんりったー、あいぜんりったー(訂正されると、何か100万年前からそんなの知ってたよ風にしたり顔で返答し)へぇ…アレだね、あのアマウラの人たちが着てる服だね。何か、腰紐を引っ張って脱がしやすくしてる構造になってるんだとか…(どっかで、よいではないか、よいではないか的な資料を見た模様)食べ物はおいしそうだね。…って、ボンダンス!?…あ、あぁ、それ多分知ってる!フォーウンとかで爆弾爆発させながら大騒ぎしてるの見たことあるもん。いや、凄いよあれ、踊ってないヒトとかも爆弾放り込んだりしてボンボンボンボン煩いの。(何か、竜とか派手な装飾が爆竹の中で舞い踊る的な中華祭りを想像しています) [Fri 28 Aug 2009 00:24:40]
フラン > ろーぜん…ああ、アイゼンリッターですか?いえ、アイゼンリッターは観たことは無いです。小さな子供とか、男の人とかは結構観ていたみたいですけど…。 ( それに、アイゼンリッターは最近変な話ばかり聞くし。 ) そうなんですか?ユカタという前で合わせる服を着て、リンゴアメとか、タコヤキとか、オコノミヤキっていう食べ物を売ってるんです。確か芸能横丁でもBON-Danceっていう踊りをやっていたような――。流石にどんな踊りかは知りませんが、"BON"っていうのは多分爆発音の事だと思うんです。なので花火を利用した踊りではないかと推測しているのですが…。 ( 真面目な顔してすごい変なことを言いました。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:13:21]
シャジャール > じゃあさ、ほらアレ、有名ななんだっけ…ろーぜんりったー?とかも見たりしてるの?(そうは言いつつも、演劇と聞けば何となく知ってる単語(間違えてるが)を出してしまい問い返す。ちなみに、アイゼンリッターの劇がとっくの昔に終わってる事なども知らない。)あ、うん、いくいく。アレって、アマウラ式なんだろ?アタシ、フォーウンとかリャルオス式のは良く行くんだけど、アマウラ式のって行ったことなくって。(財布の中にはまだ小銭が結構残ってたはずだ。予想外のエンターテイメントにちょっと心躍った。) [Fri 28 Aug 2009 00:04:27]
フラン > ( そう。マニアやファンの取り扱いは注意しなくてはならない!ついつい熱く語ってしまうことを自覚しているので普段はなるべく抑えているのだが、劇を見逃したという悲しみと怒りでいつもより感情を外にむき出しにしがちなのだろう。 ) はい、まだやってますよ。8月一杯はやってますし、確か明後日は花火大会があったと思います。 宜しければシャムさんもご一緒しませんか? ( 一人で食べ歩きっていうのも何だか切ないし、それに時間も遅いから二人の方が何かと安心だろう。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:58:45]
シャジャール > …え?…そ…そぉなの??(いきなりの剣幕に、マニアとかファンにはしてはいけない質問があるなんてことを少しばかり学習した元職業暗殺者。)ふぅーん、そうなんだ。その、屋台ってお祭りの?まだやってんの??(祭りがやってるらしい地区とは関係ないほうを通ってきたのか、屋台と聞けば興味を引かれたようで、少し身を乗り出すようにして問い返し) [Thu 27 Aug 2009 23:54:51]
フラン > え、ええ。まあ…当の昔に帰ってしまっています。ええ。 お、面白いですよ!確かに大きな劇団に比べて演技のレベルは下がるかもしれませんが、それを補う荒削りながらも斬新な演出が見所の…っ。このまま引き抜きとかなく上手くいけば絶対有名な劇団になるはずです! ( と、ここでヒートアップしてしまった事に気付いて深呼吸。 ) ……失礼しました。 まあその、ここにいつまでもいても仕方ないので、そろそろ屋台でも巡って帰ろうかと思っていたところで…。 [Thu 27 Aug 2009 23:50:19]
シャジャール > …見たい劇??(何か話しかけたら急に大人しくなったようなフランベルジュの言葉を聞けば、ふと舞台らしきセットが薄闇に浮かび上がってるようで…なんか演劇を見に来て見逃したというより、誰もいない舞台に忍び込みに来たといった雰囲気で)…なんか、もう舞台裏の役者さんとかも当の昔に帰っちゃってる感じだけど…(何か、熱狂的舞台ファンの真理を理解できない褐色女は呆れるともなんとも取れないような声色でボソッと。見られないもんはいくら来たからって無駄でしょう?みたいな思考だ。)そんなに面白いもんなの?? [Thu 27 Aug 2009 23:46:00]
フラン > ( ハンケチを勢いであるってなんだ。ハンケチを食い破る勢いである、だ。…いや、それはそれで問題だが。 ) はぁ…。ちょっと泣きそう。 ( がっくりと肩を落とす。いつまでもこうして突っ立っていても仕方ない。折角の夏祭りなんだし、何か屋台でも回って美味しいものでも食べてみようか。わざわざこうして外に出てきたのだから、それを無駄にしたくないし―― なんて思いながらくるりと振り向いて歩き出そうとすると。 ) あ。 ( と、声を漏らした。 確か一度…そうだ、色街で出会った女性だ。名前は、そう―― ) シャムさん、こんばんは。 …あ、いえ、その。 ( もしかしてうーうー唸っているのを見られたのだろうか。口をもごもごさせて、恥ずかしそうに視線を逸らしつつ。 ) じ、実は観たい劇があったのですけど、時間の関係で観れなくて…。未練がましく足を運んでみて…。 [Thu 27 Aug 2009 23:36:00]
シャジャール > (いつもの買出しの帰り道、何だか世間では祭りとかそんなのをやってたみたいだけど、そんなものに行かずともこの季節は自分にとってしっくり来て嬉しいわけで…生暖かい夜風に当たりながら鼻歌交じりに闊歩すれば…なんだか、う〜う〜とか心霊現象みたいなうめき声が…)………アンタこんなとこで何してんの?(心霊現象の発生源…いや心霊ではなかったのだが…の女に少し控えめに声をかけてみる。確かずっと前に会ったフランベルジュとか言う学生だったか…) [Thu 27 Aug 2009 23:31:04]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 『ありゃ?』 [Thu 27 Aug 2009 23:27:03]
フラン > ( もしかしたら来年の夏に同じ劇をやるかもしれない。けれど劇団は水物で、劇団員が変わっていたりするものだ。今年と来年と、二度同じ劇を観た客が「やっぱりあの役はあの人じゃないと駄目だよね、去年の方が良かったね」って評価しているのを聞いたら、それこそ私は悔しさでハンケチを勢いである。そういった評価は、二度観た者にしか許されないのだ。その時点で私は評価するというラインに立てていないのだ。好きな劇団なのに! ) や、やっぱり悔しいよう! ( 誰も見ていないと思って軽く地団駄を踏んだ。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:19:33]
フラン > ( 些細な失敗や不幸ならば、まあこんなこともあるよとなるべく早く忘れるようにするのだけど。絶対に見に行こうと心に誓っていただけに、どうしても悔しさがこんこんと沸いてくるのだった。それはもう、こんこんと。 劇というのは例えば何度も同じ内容、同じキャストでやっていたとしても、その日その日で少しずつ微妙な変化や慣れが出てくるものだ。だから私のような演劇好きは何度も見に行ったりするし、演技の微妙な変化を見抜いて通ぶったりするのだ。ましてや夏祭り限定の一度限りの劇ともなれば……。 ) う。 うう。 ううううう。 うーうーうーうー。 ( 駄目よ、抑えるのよフランベルジュ。お前は良家の娘、はしたない真似はお止しなさいったらお止しなさい。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:13:32]
フラン > ( 当然、贔屓の劇団も何かしらやったりする。それを逃すフランベルジュさんでは無いというわけだが、吸血鬼の特性上雨が降れば逃さざるを得ない。がらんと空いたステージと、がらんと空いた客席の前で、私は悔しさのあまりぷるぷる震えていた。夏の湿った風に下に落ちたごみが流れ、私の足に一度ぶつかってから、また流浪の旅を続ける。 ) た………。 楽しみにしていたんですけど。 ( 愚痴っても仕方が無い。けれども愚痴を言わずにはいられない。その劇団の催しものが終わってから随分経ち、終わっている時間だろうとわかっていながらもここにきた私の執念、お分かりいただけるだろうか? ) [Thu 27 Aug 2009 23:06:09]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 夏祭りともなれば。 』 [Thu 27 Aug 2009 22:58:41]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが帰りました。 『( だから今日は、演奏だけ。 妙に響く音だけれど、聞き流されて終わる。 )』 [Thu 27 Aug 2009 02:42:20]
静馬 爛花@夏祭り > ( ―――やがてつつがなく順番が回り、しとしと雨が降り続ける中、三度目の舞台に立つ。 土砂降りというわけではないけれど、どうしたってお客は少ない。 雨音に負けぬ、それ自体魔術の一部である声を張り上げた。 お子様や心臓の弱い方への注意は省く。 そして、術を使うということも報せない。 ) [Thu 27 Aug 2009 02:41:33]
静馬 爛花 > ( がんばって練習したのだろうけど、どこかで見たような大道芸を終えて前座が引っ込む。 出番が近付く舞台を見つめながら、落ち着きなく楽器のケースを抱いた。 )   ( ふらりと立ち寄っては適当なところで入れ替わる観客達。 それを背後から眺めて、もうしばらくしたら、彼らにまたあんなものを披露するのかと思うと気が滅入る。 反面、舌なめずりしてしまう。 )   ―――イヤなやつよ? 静馬爛花。   ( 良い人になりたいなんて微塵も思わないけれど、粋じゃない卑しさのようなものが身に付いてしまうのは、ごめんだ。 言い聞かせようとするけれど、難しい。 もしかすると変態趣味の人間とかって、こんな感覚なのだろうか。 好きなものは好き、という。 どこまでもシンプルで、抗い難い――― ) [Thu 27 Aug 2009 02:01:18]
静馬 爛花 > ―――なんだろ。 ( 思い出し笑いした口をそっと押さえて、また呟いた。 この感性は何だろう。 自分がひねくれた子どもだという自覚はあるし、確かに優位に立つのは好きだ。 でも、進んで反感を買ったり、哀しませてやろうなんて思うことは滅多にない。 そんなことには興味がないというか、つまりどう思われようが構わないくらいの無神経さはあるのだけれど、結果的にそうなってしまったとしても、それは何かの副次的なものだった。 今までは。 )   ( それが、進んで求めるには至らないとしても、心地好く感じている。 もっと、欲しいと思う。 …それこそ嫌がらせして喜ぶような卑しいやつになりたくないと思っていても、キモチイイという感覚は誤魔化しようがない。 何故そう感じてしまうのかは分からないが、とにかく、感じてしまうものはどうしようもないのだ。 思えば自覚はなかったものの、その気はあった。 いつからか思い出せないが、ヴェイトス市でそこそこ落ち着いた辺りからか… 家を出てからしばらくは姉と二人きりという時間が多くて、人との感情の交流は少なかったけれど。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:52:45]
静馬 爛花 > ( 緊張するということはない。 今日で三度目。 きちんとした舞台にも一応慣れた。 それに、素人だって申請すれば出してもらえる前座は、喉自慢のようなところもある。 ―――それは良いのだけれど。 )   ( 二度に渡って歯止めが利かず、芸として披露したはずの術は娯楽性に欠けてしまった。 それを反省するものの、どうすれば良いかは分からない。 かなめがいれば、解決だ。 でもいないと、途方に暮れてしまう。 何しろ術の行使中、観客のことなどほとんど意識している余裕がないのだから。 そして何より、一番の問題は――― )   ―――っくふ。   ( 戸惑う心境に反して、口角が吊り上がる。 つい漏らしてしまったという感じの笑みが零れる。 誰より本人がよく分かっている、その本物の笑みを浮かべるわけは、観客の悲鳴、恐怖、怒りさえもが、心地好かったからだ。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:43:08]
静馬 爛花 > ( なんだかなあ。 )   ―――なんだろ。   ( 何人か前の前座が舞台で大道芸しているのを、観客よりもやや引いた位置から眺めて。 芸人らしいファンタジー和装の少女は、その衣装にも祭りにも不似合いな溜息を零した。 露店の脇に置かれている背の高い樽に腰かけて、地に付かない足をパタパタ打ち合わせている。 アンニュイ、というわけでもないけれど、乗り気がしない。 調律済みの楽器が納まっているケースは膝の上。 細かな傷とかたくさんついて貫禄がついてきたそれを、手持ち無沙汰という感じで撫でている。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:30:35]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( 三日目の出番を待ちながら。 )』 [Thu 27 Aug 2009 01:23:18]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( これは、芸能ではないと。 )』 [Wed 26 Aug 2009 05:03:30]
静馬 爛花@夏祭り > ( 賛否両論。 やはりまばらな拍手。 あまり売れていない芸人のそのまた前座という立場では、どちらにせよこんなものかもしれないが――― 奏者にも、よく分かっている。 ) [Wed 26 Aug 2009 05:02:43]
静馬 爛花@夏祭り > ( 物好きなリピーターがいたかどうかは分からない。 あるいは、偶然居合わせてしまった人があれば、この夜が前回よりも 進んでいる ことに気付いただろう。 ―――緑や紫の火の玉が、観客の影を長く長く地面に伸ばす。 するとその影が躍りだし、やがて膨らみ起き上がる。 提灯お化けか人魂かという違いはあれど、ここまでの流れはワンパターンだ。 しかし――― )   ( 前回は立ち上がるところで消えていた影達が、今夜は観客達へ腕を伸ばし圧し掛かろうとする。 ―――その腕が実際に触れることはないのだけれど… うねうねと蠢く影のずんぐりとした頭部に、真っ赤な線が一本走った。 口だ。 楕円に開いた線の中に、そこだけ妙に生々しく並んだサメのような歯でそれと分かる。 人を丸呑みできそうなサイズまでむくむくと肥大した頭部が大口を開けて――― )   ( そこで霧散。 辺りは何事もなかったかのように… けれどその影響を受けた人々を取り残して、静まり返っている。 遠い祭囃子も喧騒も聞こえてはくるが、術のためか、虫の音はなかなか戻らなかった。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:57:05]
静馬 爛花@夏祭り > ( 例えば無数の怪物を生み出すような――― そんなものを現実にする力はまだないけれど、このような幻としてでも、思い描いたものを現実に投影した場合。 その怪物達は発生したきり、誰に率いられるでも滅ぼされるでもなく、怪物として、際限なく活動し続ける。 それは悪役でもやられ役でもない、ただの暴力。 単純な力として、襲い掛かるもの。 ―――音も気配もするけれどそれ以上物理的には現実に干渉しない幻の段階だとしても、決して楽しませるものではないのが伝わってしまうというか、恐ろしいばかりになってしまう。 それでこそ楽しめるという人も、中にはいるかもしれないけども。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:42:06]
静馬 爛花@夏祭り > ( 姉がいないと、歯止めが利かない。 というか、締まりがなくなってしまう。 ―――本気で術を行使する間、認識することができるのは姉だけと言っても過言ではないだろう。 むしろその状態だけは自分の夢想にどっぷりつかっている意識の中で鮮明に再現される。 )   ( だからきっと、その気になれば、姉だけは 【乱火】 の炎の対象外に指定することができるだろうし、その能力を強化したり、身を守る鎧を纏わせることもできる。 基点に、することができる。 けれど――― ) [Wed 26 Aug 2009 04:26:06]
静馬 爛花@夏祭り > ( 芸の世界で魔術というのは、きっと邪道だ。 それはようするに、いつかずっと未来における特撮のようなもので、不思議なこと・凄いことが起きて当たり前。 そのセンスや完成度を問われることはあっても、生の曲芸目の当たりにしたような感動はないと思う。 もっとも、そういった魔術に馴染みがなければ話は別で。 子どもが泣き出し大人も驚き、反応いまひとつなのは、怖がらせようとしたならある意味でいい線いっているのかもしれないが。 )   ( 提灯お化けの変わりに、今日は人魂。 紫や緑といった火の玉が、ときに苦悶する人の顔などに形を変えながら飛び回る。 その表情だとか呻き方だとかは、心底恨めしそうで、背後で掻き鳴らされる旋律とあいまって、冗談にしては余裕のない仕上がりになっていた。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:12:47]
静馬 爛花 > ( 一日目よりも緊張はしなかったけれど、前回の受けを思うと気がかりではある。 複雑な心境で舞台に上がった双子の片割れは、お子様・心臓の弱い方への注意を促し、余計な挨拶は抜きで演奏を開始した。 ―――前回のことがあるから分からないけれど、わざわざ自分を見に来るような客はいないと思っている。 名前とか、何してるかなんてどうでも良い。 自分だってそうだ。 それを気にかけるのは、芸が気に入ったその後で。 ) [Wed 26 Aug 2009 03:50:01]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( 出番、二日目。 )』 [Wed 26 Aug 2009 03:37:09]
お知らせ > リートさんが退室されました。 『 (後はお土産話など良ければ) 』 [Wed 26 Aug 2009 01:43:22]
リート >  楽しんでないわけじゃない、と、思うんですけどねぇ… (あ、甘かった、だと?!) ああ、無理はしませんよ。大丈夫 (そうしたら暫く興行は中止――まぁ、己にはまだ歌があるけれど。指先に手が触れて、歌い手は軽く笑った) そうなんですか。…ウサギならかわいいから喜ばれるかな、なんて思ってたんですけど。猫のほうが好きでした? (それとも犬なんかのほうが良かっただろうか、ううん…) (考え事をしている時だって、目は閉じたまま) いいえ (ありがとう、と聞けばほっとしたように息をついて) あ、あれ、また盆踊りに行くんですか? (手を掴まれれば立て掛けてあった杖――奇跡的にすぐに指に引っかかってすぐに掴むことが出来た――を取り)  [Wed 26 Aug 2009 01:42:28]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( 部屋に帰ったら人形を、大切に大切に棚に飾ろう )』 [Wed 26 Aug 2009 01:32:55]
キヨ > そーですかねぇ。 一緒に楽しめばいいのにー。 ( 小さいとこのを含めたら、月に一度とか甘すぎると思う。 …。 ) ふーん… じゃぁムリにしなくても。 ( 指先割れちゃったりしたら困りますものねぇ、とか、貴方の指先を手に取ろうとしつつ ) ( だから別に拗ねてません てば。 )  …… はぇ? ( 問い返されて、きょっとん。 ) あ。 あぁいえ、周りにうさぎぽいもの贈られることが多いものだからつい―― …、 ( まっくろくろすけサンに貰ったうさみみニットだとか。 だから、 )  …。 ( 閉じたままの貴方の目を見つめ ) はい。 嬉しいですよ―― ありがとうございます。 ( 微苦笑を浮かべて。 けれど声ばかりは明るく、 )( 嬉しいのは、ほんと。 うれしいのも、 ホント。 )  ―― さてッ。 ( ウサギを箱にしまいなおし、籠バックにしまいこんで ) じゃァ、もうちょっと踊ってから帰りましょうかー! ( 今度はリートさんも一緒に、なンて手を掴んで引こうと。 ) [Wed 26 Aug 2009 01:31:40]
リート >  楽しいですよ。けど、一年を楽しむことに関しては、イエロティアの方には敵いませんよ (ヴェイトスにいればそりゃもう各国のお祭りとか楽しんじゃうんだろう。月に一度は祭りとか楽しんでるんじゃないだろうか…。…。) 多少は仕方ないですねぇ。全部の弦でそういう演奏が出来るわけじゃないですし (出る弦と出ない弦ある。し、ハープのピチカートはギターのピチカートよりも難しかったりするのだ) (だってそんな拗ねるとか思ってなかったし。し) どうですか? (声が聞こえてきたから思わず問うた) え? キヨさんはウサギなんですか? (問いにはずれた答えが返ってくるだろう) (はっきりした色の区別は出来るが、常閉じたその瞳はその色すら映さない。目を開けるとどこを見ているのか分からぬ、ほとんど色を失った瞳が見えてしまうだろうから。気味悪がられないようにと決して開けることはない。だから己は貴女をまだアルビノイアではなくイエロティアと思っている。あなたが言い出さない限りはその認識は変わらないだろう。だからその質問の意味がよく――) …あ、いいえ。喜んでもらえたみたいで、良かったです (今の問いは何だろう? 問うて良いのか、どうか)  [Wed 26 Aug 2009 01:18:33]
キヨ > うや、リートさんは楽しくないンですか? いちねん。 ( 年中行事には予定がそこココに入ってるし、トキノミヤコやアマウラなら神社仏閣とかで其々行事ごととか催されるだろうし。 異国の祭も祝っちゃうし。大人しく見えて祭り好きな ) あ、そうそう。 ( 聞いたことのある言葉に、ソレソレ、と笑って頷く ) …ん。指痛めたりとかしません? ( 単に思いついたままぽんぽン言葉を出すばかりで、あんまり深く考えてないものだから。 こてン、首を傾げて )  うー…… ( あれェなんでわたししょうがないなぁとか宥められてンでしょっか。いやそもそも貴方がたった200エン気にするから。どうせどッかで気ィ使われて奢られてしまうンだろうし、今日くらいはわたしが出したっていいじゃない。 )   …、 ( なんだろう。両手に乗るくらいの大きさだけど、ちょっと重い箱。 じッとソレを見つめて、どきどきしながらリボンを摘んで―― しゅるり。 )  … わッ、 ( 開けた箱の中から出てきたのは、ウサギの。白磁にちょンと黒目のさした、 )  … えッと、 ( …ウサギの黒と、目が合う。 あぁ白いのは、一緒なのに。 ) … わたしですか、 これ。 ( フルートを吹く様、まじまじと眺めながら。  はっきりした色の区別はできる らしい、貴方の視界では。白い色はわかっても、瞳の色まではわからなかったンだろうか。 ) ―― ぇへへ、ありがとうございます。大切に飾らせてもらいますね! ( そッとウサギを両手で胸に寄せ、嬉しそうに笑う。 けど、なぜだろう。嬉しいのに、胸につきンと陰がさす ) [Wed 26 Aug 2009 01:00:10]
リート >  …イエロティアの方って本当に一年を楽しんでますよね (夏にも秋にも冬にだって祭りがある。楽しそうで何よりだが) …ピチカートですかね? それならちょっと練習しないといけないですね (ハープは琴の代わりはでいるかもしれないけれど) …。 (にこ。ふふっ。妙な間がそこにはあった) はいはい、分かりました (ちっともその言葉を信じてなさそうな声で。仕方のない人だと苦笑浮かべつつ) (貴女の手が箱を受け取る気配がすれば、己は手を離そうか) いいえ、どういたしまして (己はぎゃくに置いてあった茶を探して、口をつけようとする) どうぞ。お気に召すかどうかは分かりませんけど (その場で開けてください。貴女の喜ぶ声が聞きたいんです。――お気に召さなかったらごめんなさいだが) (開ければ中に陶器で出来たウサギの人形。青いチョッキを着て、フルートを吹いている。己は貴女がアルビノイアであることを知らないまま、黒目のウサギのソレを買った)  [Wed 26 Aug 2009 00:44:49]
キヨ > ン、秋祭りとかもどっかの神社であるかもしれないですしねー。 ( 今回に間に合わなくても来年とか、まぁ気長に。今回みたいな大々的なお祭ではなくても。 ) でもハープでも… なンでしたっけ、あの指で弾くやつ。ああいう演奏なら意外と合うかもしれませんよー? ( わたしは、フルートはともかく他楽器はよくわからないので首を傾げつつそんな。琴みたいなンをイメージして )  …。 ( へら。 にこっ。 笑ってごまか せ! )   べ、べつに機嫌損ねてるわけじゃないですよ! ( むぐー。 口をへの字にしたまンま、 こう、せめてもの抵抗のように貴方の頬をつつこうと手を伸ばし、 )  ン、 ( その手が、差し出された箱を思わず受け取った。 …。 ぱち、と瞬き )  …。 …ありがとー ござい、ます。 ( 石段の上にお茶を置き、両手で箱を持って。 何故か子どもじみて拙い、お礼のことば ) …。 …開けても? ( わたしのトコの文化なら後で開けるンですが。リートさんとこはその場で開けるンでしたっけ? ) [Wed 26 Aug 2009 00:26:41]
リート >  そうですか? それじゃ、楽しみにしてます (やっぱりこう、渋い色合いが多かったりするのだろうか。きっと男物も女物も着付けられるままに着てしまう事だろう。でも、貴女はそんなことをしないって信じていますから) そうですね、お祭りに来て気分を害されては困りますし (己もそうだが、周りもだ) じゃあ出任せ? (にこっ) (おや、今の音は…踏み潰されたような音は彼女の声だろうか) 意地悪を言ってるつもりはないんですけど。……、…、… (声の感じから、彼女が拗ねているというのをひしひしと感じる。歌い手は暫く黙っていたが終に折れた) …分かりましたよ、お茶は頂きますから。機嫌を直してください。 (後コレ、と、鞄の中で形を確かめてから差し出すのはちゃんと包装された箱だ)  [Wed 26 Aug 2009 00:16:47]
キヨ > わたしはむしろ似合うとおもいますけどもー。 ういうい、まぁうちにあるもンしか貸せませんけど。 ( 柄とか色とか選択の幅が狭そうだけどまぁ男物なら女物に比べて元々そう数や種類もないでしょっし。 むしろわたしの私物の浴衣やら甚兵衛着せたりとか… たぶんしない。おそらく、しない。 )  まぁ、不協和音になると頭痛くなりますしねッ。 ( 視覚以外の感覚に頼る貴方なら尚更でしょーか。 ) いや、嘘じゃないですよ。 ぽろっと出たのがそれだっただけで。 ( まがお で、告げて、 )  …んぐ。 ( 踏み潰されたみたいな声をもらす。 ) …。 ( ちょっと む。 としてふいっと顔を前に向け )  …。 ( お土産は じゃぁいいです、 っていえるけど。お茶飲んでもらえないのは困る。 だって慣れない雰囲気で疲れてるだろうし、 )  …。 なんでそんないじわるいうんですか。 ( むー。半眼になッて視線を向ける。 石段にひざを立てて座っている、その膝に軽く顔を埋めて。ぷー。 ) [Wed 26 Aug 2009 00:07:36]
リート >  ホワイティアが着ても、変じゃないですか? そうですか…では良いと言って下さったらその時はお願いします。柄とか違いとか良く分からないもので… (兄君のものを貸していただけるのか、それとも父君のものか。十中八九お任せになるのではなかろうか。ううん) 演奏するときはそう心がけてます。たまには聞く側も悪くないですよ。色々と勉強になりますから (もってきてないのだ、残念) お土産です (こっくり頷いた) ……もうちょっとマシな嘘をつきましょうよ (10エンって。10エンって。ため息が出た) お金を受け取っていただいたら飲みますし、お土産も差し上げますよー (どうします? ってにこにこ(にやにや?)笑ってみせた)  [Tue 25 Aug 2009 23:59:11]
キヨ > おッ、じゃぁ機会があれば是非にッ。 あはは、一着だけじゃないからだいじょーぶですよ。父者のの方がいいですかー? ( とか、気軽に。 ) そうですかー? 櫓から離れたとことかならいーンじゃぁ。ライブとかもやってるみたいですしねー。 ( うや、持ってきてないのか。残念、持ってきてたらお祭の雰囲気に流されて一緒にやりますかーとか言ったかもしれなかったけど。 ) お土産? ( ぱち、と瞬く。 旅に行ってたンは知ってましたが、まさかもらえるとは思ってなかったのででで。 ) え。 …10エン? ( にへらー。 ) まぁまぁ飲みねィ。 ( 酒をすすめるかのように。 )  ソレよりもお土産が みたーい なー? ( うふ ふー? ) [Tue 25 Aug 2009 23:37:56]
リート >  浴衣ですか。一度くらいは着てみたいですね、前から興味はあったんですけど…。…お兄さんのですか? 一寸悪い気が… (ヴェイトスに着てから浴衣とか着物を見る機会は多々あったけれど、見る機会は見る機会のままだった) ええ、盆踊りにハープの音ってなんだか妙でしょう? うーん、最近は余り。やっぱり祭りが主役ですから (余り目立たぬ所で演奏する事はあっても、祭りの雰囲気を壊さない程度だ。そして今日はハープを持ってきてはいない) すみません。 いいえ、ちゃんとお支払いします。 あはは、違いますよ。お土産です (冗句には軽く笑って。ベンチか石階段か一先ずそこに腰を下ろせば杖を立て掛けて、一旦茶も置いた。鞄の中から取り出すのはまず財布) おいくらでした? (財布の中の硬貨を、指の腹で擦りつつ)  [Tue 25 Aug 2009 23:29:13]
キヨ > そうですかー? うーん、うちに寄ってくだされば浴衣くらい着付けてあげたンですけど。ホラ兄者のとか、きっとちょうどいいくらいじゃないですか? ( 浴衣は有る程度フリーサイズなのが便利。 ) どーいたしまして。 ってか、リートさんは今回参加しなかったンですねー。 残念。そのへんで普通に演奏はしてるンですか? ( 演奏しますー? とかお茶受け取って飲みつつ、 ) ン? あぁ、ハイ。 ( 手を握りなおして、 ) こッちですよーぅ。 代金は結構ですが。 渡したい物ってなんでしょう。三行半? ( いや結婚とか以前に恋人ですらねーですが。だからこその冗句。 ともあれベンチか、そのへんの石階段あたりにでも手を引いて ) [Tue 25 Aug 2009 23:13:44]
リート >  (以前は定期的にイベントに参加していたから祭りで此処がどれほど混むかはいくらかは予想がつく。今回はイエロティアのお祭りということで見送ったが。だって音色とか明らかに浮いてしまうし。歌い手は常と余り変わらぬ格好だ。異国の装いは少し興味はあるけれど。歌い手が見れないのが本当に残念なくらいかわいいと誰かが言ってた。とまれ) あ、いえ。僕はいいです。…踊りは下手ですし (故郷の踊りならともかく、異国の踊りはかなり自信がない。少し困ったように、照れたように笑み返しながら。一応お土産を持ってきたのだけれど。今まで渡すタイミングがなかったからまだ肩から提げた鞄の中だ) ありがとうございます (渡されたソレを受け取り、歌い手は見えぬくせに、また目を閉じたままきょろきょろと周囲を見回す) どこか座れるところはあります? お茶の代金と…あとキヨさんに渡したいものがあるんですけど  [Tue 25 Aug 2009 23:02:25]
キヨ > ( 確かに晴れてたらもッと賑わってたンでしょうねー。 どっちにしても杖とかあぶなッかしいので今日はわたしが杖の代わりになりませう。 浴衣は前にマリアさんとお会いした時とおんなじもの。たった今ちょっぱやで誰かが細工したらしいので柄の適当感は目をつぶって欲しいってゆってた。浅緑の地に花が散った浴衣らしい。団扇は背中のほう、帯に挟んでいますとも ) 良かったですねー。後でリートさんも盆踊りします? ( へらり、笑いかけつつ。声に混じるのは悪戯な色。 旅から帰った貴方から連絡を貰って、ちょうどお祭やってるから一緒にどうですかってなったンだけども。わたしなりにはしゃいでいますよ、一応。いつもどおりとかいうなー ) ン、りょうかーい ( お店のおにーさんにお茶をオーダーしてお金払いつつ。 まず一つを貴方に ) [Tue 25 Aug 2009 22:47:23]
リート > (何時もより人の気配が少ないのは歌い手には少し助かっている。誰かとぶつからないか普段は結構気を使うものだ。常に己の目の代わりとして使っている杖は今は左手に収まっている。今は彼女が杖代わりになってくれているから。少女の足音は常とは違う下駄の音。浴衣を着ているのだろうが、残念ながら歌い手にはどの様な柄かはわからなかった) ええ、そうですね。今日は祭りに行くのは無理かな、と思ってたんですけど (目は見えぬくせにきょろきょろと周囲を見回す。雰囲気の変化につられてだろうか。ともあれ不意に声をかけられて、音に顔を向けて) あぁ、じゃあお茶でも… (冷えた麦湯とか売ってるんだろうか)  [Tue 25 Aug 2009 22:27:04]
お知らせ > リートさんが来ました。 『 あ、はい… (手を引かれながら) 』 [Tue 25 Aug 2009 22:14:53]
キヨ > ( 未だ豪雨が上がって一時間程の、人のまばらな横丁で ) ( 濡れた石畳をかこン、と下駄で踏みしめ ) いやー、 雨が上がって良かったですね! ( お久しぶりの挨拶もそこそこに、ほんの十数分だけ盆踊りに混じってきていた。 今はその輪から離れ、貴方の手を引いて手近な出店の前 ) えぇッとー… あ、何飲みますー? ( 手首を軽く掴んだまま、振り返る ) [Tue 25 Aug 2009 22:12:15]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 ほらッ、こっちですよー! ( 貴方の手をひいて、 ) 』 [Tue 25 Aug 2009 22:04:33]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( 下手に引っ込んで、精根尽き果てたようにダウンした。 )』 [Mon 24 Aug 2009 02:21:33]
静馬 爛花@夏祭り > ( とりあえず。 このまま突っ立ってもいられない。 すごすご引き下がろうとしたところで――― まばらな拍手。 前の漫才よりはいくらか大きい気がしないでもない拍手をもらう。 喉元過ぎれば、ということか、それともやはりただの芸でしかないと納得してもらえたか――― )   ―――〜ありがとーッ!   ( 詰まりそうになる声でようやくそれだけ言って、退場。 多少の動揺を残しながら、アナウンスがつつがなく進行し――― ) [Mon 24 Aug 2009 02:20:47]
静馬 爛花@夏祭り > ( ―――そこかしこで影が立ち上がり、それぞれ近くの観客へ向き直ったところで、唐突に、それらが霧散した。 )   ( 演奏を終えて… もしかして中断されたのかもしれないが、続けられそうにないありさまで、奏者は肩で息をしている。 )   ( 後に残るのは遠い祭囃子と、子供の泣き声。 俯いていた奏者は顔を上げ、しんと静まり返った会場を見渡す。 まばらな反応は、好意的なものではないような気がした。 ―――かなめがいないと、特に周りが見えなくなる。 締め方も、舞う姉がいれば、彼女を怪物の親玉なり正義の味方なりに仕立てられるが、今のは途中で力尽きたといった感じだ。 ) [Mon 24 Aug 2009 02:15:00]
静馬 爛花@夏祭り > ( 幻だから大丈夫、本物じゃないのよ。 泣く子をあやす声が聞こえるが、そう言う本人もどこか不安げなのは、確かに触れられないが気配もすれば音もある幻のリアルさと、その後ろで掻き鳴らされる、次第に不協和音になりつつある演奏のせいだろう。 もはや音楽とは呼べない代物だが、不思議とこの光景には合っている。 )   ( 一際大きく、悲鳴が上がった。 )   ( いつの間にかむくむく膨らみ 『立ち上がっていた』 影が子供をあやすお母さんを後ろから――― ) [Mon 24 Aug 2009 02:01:21]
静馬 爛花@夏祭り > ( 人体の関節を無視した形で、もみくちゃにされるように踊り狂う自身の影。 思わず自分の体を確認する観客達の傍らに、宙に浮いていた提灯がすぅっと降りてくる。 )   ( 長く長く伸びた影はもはや原型を留めない。 膨らみ細まり破裂して、再び現れる。 影と影がくっついて、渦を巻き、御伽噺に出て来る怪物のような姿をつくる。 )   ( 驚いた、気味悪いが、でも体はなんともないし、楽しめる。 観客がそんな余裕を取り戻したところで――― 傍らに降りて来ていた提灯が割れた。 横にぱっくりと二本の線が入り、巨大な一つ目と真っ赤な口が開く。 実体のないはずのそれらが 『ケケケケケケ』 と奇声を発し長い舌があかんべえ。 コミカルなデザインではあるが、口の中に並ぶ鋸のような歯が異様に鋭く、目玉のぎょろつき方が変に生生しいせいで、大人もひるませ幼い子供は泣き出した。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:53:07]
静馬 爛花@夏祭り > ( 提灯だ。 そこら中に糸を張り巡らせ吊るしてある 『〜商店』 とかいう名前が入っているやつ。 その無記名のものが、ポツポツと宙に浮いている。 数が、増えていく。 )   ( うっすら浮かび上がり、次第にくっきりと。 風に吹かれてゆらゆら揺れる提灯はまるで本物のようで、けれど手をかざしても触れるものは何もない。 『すごいすごい』 とは言うものの、簡単な手品を見たようなものだ。 ここまでは。 物珍しげな空気の中で 『ひゃ、下』 驚いたような声が一つ。 )   ( 宙に気を取られる観客の足元で、彼らの影が、踊っていた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:42:57]
静馬 爛花@夏祭り > ( 決してとびきり上手いわけじゃない。 ただ、不思議と空間を震わせる響きを持った音色が、祭囃子のような旋律を奏でていく。 …次第にハイテンポに。 それでもメロディーラインは安定しているが、どこか人を不安にさせるような危うさがあった。 どこかに急激な変調がありそうで、けれどもそれがなかなか訪れないような。 )   ( それでも始めはただの演奏だった。 何だ、仕掛けが動かなかったのかと、観客が首を傾げる頃――― 『あれ?』 という声がぽつぽつと聞こえてくる。 )   ( 憑かれたように弓を躍らせる少女には、そんな反応が届いているのか。 ―――徐々にテンポを上げていく中、観客を取り巻く提灯の数が増えていた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:37:17]
静馬 爛花@夏祭り > トレジャーハンターやってます、らんかです! 〜はい、ホントはゲーノージンじゃありませーん! 術に楽器を使うので、出させてもらいましたっ! これから演奏始めると、皆さんの周りで色々おかしなことが起こります! でも全部そう見えてそう聞こえるだけの嘘っぱちですから、慌てないようにお願いします! あ、坊ちゃん嬢ちゃんおじいちゃんおばあちゃん、心臓の弱い方も要注意! 目を瞑ってればすぐに終わりますので――― それでは! がんばって聞いてくださいっ! ( 色々突っ込みどころ満載な挨拶に、さざなみのような苦笑。 芸人じゃないのかよ、とか。 がんばるのはそっちだろ、とか。 ちょっとした野次に笑い返して、トンと楽器の尻に据え付けた片手棍で舞台を叩き、弦に弓を当てた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:27:46]
静馬 爛花 > ( なぜか息苦しくなるのは何だろう。 大きな舞台という、中身のないただの施設に気圧されているのだとしたら、笑ってしまう。 度胸ならそれこそ、武術をやっているかなめよりもあるつもりなのに、その姉がいないとこんなものなのか。 吸いきれない息を大きく吸って、長く深く吐き出した。 )   ( 前に出ていた前座の漫才が終わろうとしている。 まばらな笑い。 それだって義理を含むという感じの。 この程度なら、演奏だけで良いかもしれない。 消耗激しい魔術の方は、横丁でもあまりすることがないし、自前の技術だけで勝負するというのなら、元々は魔術なんてその片鱗さえ持ってはいなかった。 でも――― )   ( それでは一人でも出る意味が、なくなってしまう。 かなめとの都合も合わせずに滑り込みで申込んだのは何のためだったか。 つまらない意地だけど、自分には芸人としてどこまでできるのかという――― )   ( …まばらな拍手。 アナウンスに送られて下手へ退場する芸人を見送り、立ち上がった。 薄く化粧を乗せた、鏡の中の自分に微笑む。 いつも通りやればいい。 むしろ、おひねりなんてそれ以上に期待できないのだから、それこそ好きにやらせてもらおう。 『ランカさん!』 そう促すアナウンスの声も、年齢見てか微笑ましげだ。 )   よし、行こ。   ( そう声をかける相手はいないから、小さな声で呟いて歩き出す。 ちょっと頭の中が白いけど、緊張は遠退いた。 舞台を照らす照明のおかげで客席の方はほとんど見えないし、大丈夫。 いける。 )   ―――〜こんばんはーッ!   ( 挨拶大事。 立って演奏できるよう片手棍を据え付けた楽器振り上げて、舞台の下に広がる暗闇へ声を張り上げた。 魔術回路起動。 妙によく通る声が、空間にキンと響く。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:16:17]
静馬 爛花 > ( 特設ステージの袖で出番を待つファンタジー和装の少女は、緊張しているのか、やや心細げに調律を済ませた楽器を撫でた。 )   ( 本業はトレジャーハンターだと自称しているこの芸人は、横丁に立つ大多数の中に埋没していて、特に知られているということはない。 マーガレットだとかシャリネとかマリアとか、最近ではキリコ? とにかくそういったゲーノージンとは別世界の住人で、参加受付のミーハー女にもがっかりされた。 それでも通ならば、本来は双子の姉妹で出し物をしているのだと知っているかもしれないが、今は一人。 申し込みも、とりあえずそのようになっている。 )   ( 芸能ギルドに所属しているわけでもない素人が、前座でもいわゆるビッグネームに関われるはずがなく、この後に予定されているメインのことも、その話を聞いてから慌てて調べた。 とにかく、注目度は低いコンサート。 屋台で買ったもの食べながら歩くのもなんだし、足を止めるついでにちょっと見て行く?とか、観客のノリもそんなものだ。 普段横丁に立つ時の方が見物人の反応はダイレクトなのだし、今更緊張することもない。 そのはずなのに――― ) [Mon 24 Aug 2009 00:57:31]
お知らせ > 静馬 爛花さんが来ました。 『( やっと晴れて、一日目。 )』 [Mon 24 Aug 2009 00:35:31]
お知らせ > キヨ@花火大会さんが帰りました。 『( まったり花火を堪能したら、盆踊りの方も行ってこよう。 )』 [Sat 22 Aug 2009 23:07:31]
キヨ@花火大会 > そンなにイヤか…! ( この子ッたら…! ) むぅッ。 ( 膨れっつらで手を離す。 いいですよわたし一人で花火堪能しますから…! )( わしわし、ちょっと乱暴に頭をなでくりつつ立ち上がりましょうか ) 来週は海岸まで行きましょッかねー ( 次こそくまごろーに花火を拝ませてや る! ) ( あぁでも大人しくしててくれるかなぁ。 帯に挟んでた団扇を抜き取ってはたはた、扇ぎつつ ) [Sat 22 Aug 2009 23:06:12]
キヨ@花火大会 > ( 抱きしめるよう腕を回して持ち上げようとしたらば、 )    …んぶ。 ( ねこぱんちならぬ いぬぱんち をマトモに顔に食らった。 )   ……… 。  ( わんころがわたしの顔に手をあてたまンま、しばし時が流れる。 ) ッ、ちょ、 ( ひょいと顔を横向けて手から逃れて、 )   むぶッ、 ( またわんころの前足を顔に食らう。 まるで手招きしてるみたいな動作でこう、足は繰り出されているワケで、 いやそんなのを観察してる場合じゃなくッて ) [Sat 22 Aug 2009 22:51:49]
キヨ@花火大会 > ( ちなみに今日の浴衣は藍色です。 ) てゆっかくまごろーは見えるン? ( わたしの視界でも遠いしそのへんの屋根に遮られてたりするワケで。 目線の低いわんころなら、尚更見えないンじゃないかなァと、 ) ンー、 ( しゃがんで、頭を低くして。くまごろーとおんなじくらいの目の高さで見てみたらば、 ) あー… ( 端っこだけちょっと見える、くらい? ) 更にびみょー… ってわひゃ、 ( 顔が近くなったせいでしょう、ほっぺ舐められてそンな声。 こらーと言ってみても愛犬は尻尾を振るばかり。 あ、ちっと元気になったンかしら。 ) ッし、くまごろーにも花火を見せてあげよー。 ( うふふー。 )( にへにへ笑みを浮かべつつうちわを腰の方、帯に挟み込んで。 籠バックを腕に通し、わんころ抱き上げてやろーかと ) [Sat 22 Aug 2009 22:39:35]
キヨ@花火大会 > ( 海岸やFSでなくとも居住区など「(景観の差はあれど)見えそうかな?」と言う場所であればどこでも構いません ってどっかのエライひとがゆってたらすぃとのことなので横丁ですともよ。 閑話休題。 )   ( 大急ぎで補修されたらしい櫓の上ではドンドンと、太鼓の音が心地よく響いている。 )  ッていうか腹にくるー。 ( オトが。 足元では愛犬が鳴いている。花火やお囃子の音に驚いてるンだろか。 しぃー。と、指を立てて静かにと注意すれば くぅん、と尻尾を丸めてお座りした。 あ、なんかすごい情けないカオ。 笑って指先でわんころの眉間を軽く小突く。 ) おうちで待ってた方が良かったンじゃないかいー? ( お出かけしようとしたらつれてけとばかり吠えてごろごろしていたもンだから。散歩ついでに連れてきたけども )  [Sat 22 Aug 2009 22:24:17]
キヨ@花火大会 > かー ぎやーァ ( とか言ってみてもホントに玉屋さんと鍵屋さんが打ち上げしてンのかどうかはわかりませんけれどももも。 むしろ さおだけーとか続けたくなるこのキモチはなんだろうか。さておけー ) うーン、 やッぱこのアタリからだとちっとばか遠いなー… ( はたはた、うちわで扇ぎつつ。 目の高さに手を翳して空をみやる。 少し曇ってきたような気がするのは気のせいだと思いたい。打ち上げた時の煙が空にわだかまってンだろか。 ) [Sat 22 Aug 2009 22:13:25]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 たァまやー 』 [Sat 22 Aug 2009 22:07:30]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『本当のお兄ちゃンに早く逢いたいな…。 ( 空見上げて、呟いた。 )』 [Fri 21 Aug 2009 22:11:47]
メアリアン > ( 何人かのお友達ッぽい人と居た。…お兄ちゃンに似てる人。 ) ( 店員がケーキを持ッて来れば、ぺこンと小さく頭を下げて。一口。 ) ――…… ( 視線は彼の方に向いてしまう。大きな声で話しているから会話も聞こえる。 「あの女が――」「――今度は、」「暗黒街とか…―」「――大学で…」 途切れ途切れの会話。如何やら誰かを騙す作戦の様。 ) …… 似てる 。 ( 容姿も、中身も。お友達と遊ぶ兄も彼等と同じ様な話しをしていた から。 ) ―― ご馳走様でした。 ( あッという間に平らげれば、店員にお金を渡して、扉の先へ。 ) ( 店内の音が、全て聞こえなくなッた。 ) [Fri 21 Aug 2009 22:10:54]
メアリアン > ――― …お兄ちゃン… 。 ( 逢えるまで最低でも後4日。 ) ( 逢えたら笑ッてくれるのかな。何時も思い出すのは酷い酷い罵倒の言葉 ばかり。其れを拭えるくらい 優しく笑ッてくれるのかな。 ) ―――… お兄ちゃン…。 ( お兄ちゃンを考えている時はどンな言葉だッて聞こえない。素直に頑張ろう、ッて気持ちになれる。 ) …――ケーキ食べたら 帰ろうかな。 ( 食べ終わッたパスタの器片付けに来た店員さンにオーダーして。ぼンやりと扉を見遣ッた。 )  ( ――からン、 )  ( 開く音。こンな時でもお客さンッてやッぱり来るンだあ、なンて見ていたら。 ) ……―― ッ あ、… ( ちッちゃく声上げた。 ) ( 蜂蜜色の髪に、碧色の瞳。背が高くて色が白くて、… ――お兄ちゃンに 似てる男の人。 ) [Fri 21 Aug 2009 22:04:56]
メアリアン > ( ふう、と小さく息吐けば再び顔を上げ、鞄の中の黒い本を取り出す。前回雨の中置きッぱなしにした所為ですッかり汚れた其れは、中身も一部読めなくなッてしまッて。 ) ……―― 肝心な所が… ( 悪魔召喚方法の頁が丁度、読めない。 ) ……―― ( 店内に居る恋人同士の会話が聞こえる。言葉にするのも嫌な位、有触れた愛の言葉。馬鹿みたいだ。 ) … 死ンじゃえばいいのに…。 ( ぽつン、と呟く。――通り魔か、若しくは此の豪雨の所為で死ねば良いのに。絶望を味わッて 消えればいいのに。 ) ―――… ッ ( 考えを消す様に、一度首を横に振る。 …考えると殺したくなる。此処は駄目だ。騒ぎになるもの。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:52:10]
メアリアン > ( 情報収集は進まないし、本人に逢えても失敗するし、此の天気じゃァ復讐だッて出来ないし。家でぼうッとしているのが嫌で、傘片手にぶらぶら歩きまわるけれど。 )  ( ――結局何もしていない事に変りは無い。 )  ( 雨の日こそ人が少ないから排除を重点的に遣るべきなのか。けれど反撃されたら視界も悪いし少し怖い。 …頭ン中はごちゃごちゃ。う―ッて小さく唸りながらテーブルに突ッ伏した。 )  ( 魔術の勉強とか?でも、家で出来る事じゃァ無いし。 何かを遣りたくて、けど何も思い浮かばなくて。苛々する。――同じ店内に座る幸せそうな恋人とか、見るだけで苦しくて悔しい。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:42:36]
メアリアン > ( 芸能横丁の一角に在る喫茶店。一番後ろの隅ッこの席に座り、ぼンやりと窓から風景を眺める娘が一人。 ) ―――流石に、このお天気じゃァお祭りどころじゃないわね…。 ( 溜息交じりに呟きながら、紅茶を啜る。「BON-Dance」ッてやつ見てみたかッたのに、なンて。喫茶店も人が疎ら。こンな日に外に出る人は少ないンだろう。 ) ………―― 帰りたくない な ぁ 。 ( 雨の中外を出歩くのも嫌だけれど、最近はあまり家にも帰りたくない。はあ、と大きな溜息吐いて。食べ掛けのパスタを口に運ぶ。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:34:29]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Fri 21 Aug 2009 21:29:42]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『それから部下の服が乾くまで二つの言葉で騙りと相談を続けるだろうか?』 [Thu 20 Aug 2009 23:17:11]
デュラハン > (マフィアではない一介の奇術師にはスパゲッティを注文する程の気概は無いのですよとかいうのは誰かの呟き。)(咄嗟に付いた嘘であったが自身の様な職業の者と付き合いの多い店主はソレを信用してくれたらしく、すぐに湯気の立ったコップとタオルを持ってきてくれて。)ありがとうございます、御代の方はいくらに・・・(店主の手早い応対に感謝の言葉を告げ代金を払おうとすれば店主に制されて。それから店主はデュラハンのイベントショーの報酬から代金は差っ引いておくよなんて笑いながら口にし、部下が脱いだ濡れた服を手に店の奥に引っ込んで行き)大丈夫ですか?「そうですか。まぁ、潜入において重要なのは貴方の知識や見聞を深めることですからね。」(その姿を見送れば、同時にくしゃみをした部下を気遣う言葉と経過報告への言葉を口にするだろう。)(そして続けられた部下からの次の行動を伺う言葉を聞けば)「そうですね・・・貴方が現状で得れるものが多くあると思うなら続けた方が良いとは思いますが、あまり無いと思うならば原状を維持しつつ次のターゲットを探すのも手かもしれませんね。」(どこか曖昧な気配を含む言葉を返すだろう。実際の所今回の潜入行動に対しての大まかな判断は部下に任せてある以上、自身は活動に大きく関わる様な指示を出す気はなく。またそういった状況を判断する力を養う為の潜入でもあるのだから自身が具体的な指示を出すのはあまり良くないとも思えて。) [Thu 20 Aug 2009 23:15:21]
お知らせ > チョコさんが帰りました。 [Thu 20 Aug 2009 22:52:17]
チョコ > ( 『 きィ ―― 』 扉を開く微かな音は、雨粒の叩くそれに掻き消えてしまう… か。扉を開け、店内に居たであろう方に貴方の伝えた御言葉―― 『この子にスパでティを食べさせてやりたいのですが、構いませんか?』でなかった事に、少年は何処かホッとしていたとかいないとか…。… さておき、自身を連れて入店した『理由』を伝えて下さっている貴方を少年は見遣っており… やがて。椅子に促されるまま、腰掛け。 ) ……  ありがとうございます。 でも、 ぼく…… お洋服。お借りするワケには ―― ッ  くしゅ っ  ( 躊躇っているうち、小さなクシャミが零れてしまい。しゅん、と俯いた少年は貴方に勧められるまま、濡れた服を脱ぎ貴方が示して下さった外套を纏うことでしょう。 そして―― )  『 ご期待に沿える様な報告をご用意出来ず、申し訳在りません。 …今現在。これ、と云った変化の兆しは見受けられませんでした。 』  ( 貴方の部下として。応えるその声は、ご期待に添えなかった事に対して、気落ちした様な 声音。次いで、「こう云った現状を続ける事と、新たなターゲットを見つける事 …どちらの選択が貴方にとって有益となるでしょうか?」 と、新たな選択肢を天邪鬼なりに模索していたようで。 ヒトデナシの言で以って、貴方に、お伺いすることでしょう。 ) [Thu 20 Aug 2009 22:50:00]
デュラハン > (ライカニアの少年を騙る部下からの表向きの言葉に軽く首を傾げて見せれば)えぇ、お客さんの名前は全員ではありませんが覚えていますから。(奇術師とその客らしく振舞い返すだろう。)(自身の手を握る貴方の濡れた手により付けている手袋が僅かに湿る感触を覚えるも気にすることは無く。貴方の手を取ればすぐ後ろにあった店の戸を開け)すいません、この子に暖かい飲み物と体を拭くタオルを貸して頂けますかね?(その場で店の中にいる者にそう大きな声で伝える。つい数分前に仕事の打ち合わせを終えて出て行った筈の者が濡れ鼠のライカニアの子供を引き連れて戻ってきた事に店の人間から少しばかり不思議な目で見られたが、傍らの少年が知り合いの同業者の子供で風邪をひかないように雨宿りをさせたいのだと伝えれば店の主はソレを承諾する言葉とともに奥に引っ込んで行って。)それじゃ其処に掛けて。(雨が降っているからなのか定休日だからなのかは分からないが他の客の姿の無い店内の中、手近にあった椅子に腰掛けるように指示し)とりあえず風邪をひいてはいけませんし、とりあえずその服を脱いでコレを着ていてください。「それとアレから何か報告するような事はありましたかね?」(濡れた服を脱ぎ自身の外套を纏う様に促しつつ、同時に貴方の上司として活動の成果を尋ねるだろう。) [Thu 20 Aug 2009 22:17:39]
チョコ > ( ―― 此方に向けられた貴方の視界。そこに映ることでしょう、犬耳少年。『現時点』での自身の名を呼ばれると、茶色の犬耳が ぴくくッ と小さく揺れて。 )   ……はい。 覚えてて、 下さったンです ね。 嬉しい、です !  ( 連動するかの様に、尾の振り具合が幾分激しくなりました。 )  『 ありがとうございます。 』  ( 返される貴方の御言葉、ほッとしたように。口元を僅かに綻ばせて、 )  雨宿り。 ……した方が良かった、みたいです。 もう、 遅い気が……します、 けど… ( 随分と濡れた事を指摘され、自身の身体を見遣れば正に濡れネズミ。 思わず、しゅん、と耳と尾が萎れ掛けたところ… 差し出された貴方の御手。気付いた途端、少年の顔は嬉しさに彩られ。そゥ…と、貴方の御手に触れることでしょう。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:58:51]
デュラハン > (普段であれば雨の降っている芸能横丁に来る事は滅多にないこの男。ただ、今日はそれなりに付き合いのある同業者から手伝いを頼まれたショーイベントの打ち合わせがあった為、天気的にもあまり乗り気ではなかったのだがこの場所に来る事になって。無論、手伝いを拒否することも無理ではないのだが、人の存在を騙る上で横のつながりを無碍にする事はあまり得策ではなく。まぁ、これくらいである程度の信用が得れるならばこの悪魔にとっては安い労力だろう。)(それから暫く空を見上げていたが降り続ける雨が止む気配は無く。此処に来た時と同じように雨に打たれて帰るべきかと考えていた矢先)はい?(雨音に混じり聞こえ始めた異音、そしてソレに続けて聞こえたピエロと言う言葉に視線を其方に向ければ)おや、君は確かチョコ君だったかな?(誰に聞かれていると言うことは無いのだが、表向きの今の貴方の名前を口にした後)「必要であれば多少の遅れくらいは構いませんよ黒紫。」(続けて貴方の本当の名前と貴方の謝罪を不要な物であると伝えよう。)(それから貴方の姿をじっと見れば)ずいぶんと濡れているね?風邪をひくと行けないからこのお店で少し雨宿りしていかないかい?(そう言って握手をするように手を差し出そうか?) [Thu 20 Aug 2009 21:42:22]
チョコ >  ぁ、  何か。 じッとり、してきた。  ( ぷるぷるッ、と。しきりに頭を振り水滴を弾いている少年でしたが、雨粒の速度と量の方が優に勝っている模様。淡い茶の髪と、そこから覗く犬耳も洩れる事無く… 雨粒を被弾しており。 ) 雨宿り …… した方が良い。よね ?  ( そう云う事はもっと早くに思いつきましょう。… てくてく。 濡れネズミ少年はそのまま足を進め行き… )  ――…  ぁ  ( 進行方向。その先に有るのは小さなバー。けれど少年の注意が向いたのはバーそのものではなく、 )  ピエロ、さん … !  ( 『貴方』のお姿見つけた少年は嬉しそうに、駆け寄ろうと… そして貴方のお傍まで近づけたならば。 )  お久しぶり、です。 ピエロさん …!  ( ぱたぱた。尾を振りながら、 )  『 あれから間が空いてしまい、申し訳在りません。黒紫です。 』  ( 貴方にのみ、届くことでしょう ――ヒトデナシの言で以って。自身の素性を明かします。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:31:05]
デュラハン > (空を覆う雲から落ちて来る大量の雨粒のせいで普段よりも人通りの少なく見える芸能横丁。その場所に普段であれば些か不似合いにも思えるよれた灰色の外套を纏う人影があって。)終わる頃には止むかと思っていましたが中々に止みませんね?(外套の端から出した手にステッキを持つその人影は空を仰ぎながらそんな言葉を口にすれば小さくため息を吐く。)(人影のいる場所は濡れ鼠になっている少年から見れば丁度進行方向にある小さなバーの前。貴方が何事も無く歩を進めたのならばその存在にすぐ気づけるだろう。) [Thu 20 Aug 2009 21:19:01]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『空を仰ぐ灰色』 [Thu 20 Aug 2009 21:08:03]
チョコ > ( ―― バシャバシャ と。 叩きつけるような雨のなか、ひとりの少年が人通り疎らな横丁を歩いていた。 )  雨 ――… 濡れちゃった。 お兄さんとこ、帰るまでには 渇く かな …。 ( 渇きません、寧ろ傘もさしていない時点で濡れる一方。現在進行形です。 )( そんな少年は濡れネズミ状態なまま。あちらをキョロキョロ、こちらをキョロキョロ。雨のなか、探しものでもしているかの様な。そんな素振りを先ほどからしております。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:05:56]
お知らせ > チョコさんが来ました。 [Thu 20 Aug 2009 21:00:58]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『――――――神だ。』 [Wed 19 Aug 2009 01:54:40]
雷鳥 > (――多くの人間にとって、それは単なる雷鳴であり、稲妻しかあるまい。 或いはこの時代に、私の本来の言葉を聞き取れる者がいたならば、その意味が伝わったかもしれないけれど。 しかし、聞こえなくとも意味はある。 これは神鳴だ。 悪しきモノを退ける事のできる、今の私にできる、精一杯の感謝。 今となってはどれほどの効果があるかもわからないが、大事なのは何よりも想いである。 私は人間に感謝している。 その証明の為の、一声なのだから)(そして私は大きく翼を広げ、ゆっくりとヴェイトスの空へと飛び上がった。 私は雷鳥。雷を呼ぶ鳥。或いはワキンヤンとも呼ばれる存在。つまりは――) [Wed 19 Aug 2009 01:54:28]
雷鳥 > 我らが祖なるマニトゥよ(Oyutin Amuran Osaga Reraw) 真理の道へと導きたまえ(Eamati Kibitimo Tehitimo Nirnis) 摂理の道へと導きたまえ(Eama Tikibi Timotehi Timo Nirutes) 我がスピリットを清く保ちたまえ(Eama Titomatu Koyikowo Tiripu Sagaw) 子たる我らを教え導きたまえ(Eamati Kibitim Eisoowa Rerawu Ratok) 地の全てに平安を与えたまえ(Eama Teatao Wnaiehi Netebu Sonit) 太陽の恵みに感謝致します(Usamisa Tiaysna Kini Mugemo Nuoyiat) 今年も動物たちには豊かなる草を(Owasukura Nakatuya Hinitatu Tubuodomi Sotok) 人の子には豊かなる実りを齎したまえ(Eamati Saratomowi Ronimura Nakatuya Hinoko Notih) [Wed 19 Aug 2009 01:41:38]
雷鳥 > (――さて、私も一つばかり仕事をしておこうか。この土地に古くからいる者として――別にそんな偉そうに振舞うつもりは毛頭無いけれど――祭りを行ってくれたのなら、応えるのが当然だろう。 もはや忘れ去られて久しいこの身ではあるけれど、まだ幾許かの力は残っている。 簡素ながら、この土地に暮らす全ての人々への感謝を込めて――嘴を大きく開いた) [Wed 19 Aug 2009 01:40:01]
雷鳥 > (祭祀という事を抜きにしても、こうして人々が喜び、楽しむ姿を見るのは、私としても嬉しいものだ。 私は、近頃に街で起こっている騒ぎの事を知っている。――人が人を殺す。たったそれだけの行動だが、日常的に起こるとなれば酷く陰惨なものだ。 そして、私はそれに関わる事ができない。 なぜならば、それは人が人の手で解決できる問題なのだから。 私の手は必要ないと、そう信じているのだから。 故に――)…………今日は、本当に良い日だ。(私は、そう想う。 皆が楽しそうに、幸福なのだ。やはり人というイキモノは素晴らしい。 我々のような存在には出来ない芸当だ。 ――喜びを分かち合うという、単純だが、とても難しい事を、彼らはいとも容易くやってのける) [Wed 19 Aug 2009 01:04:26]
雷鳥 > (いつの世であり、人間たちが様々に変化しようとも、変わらないものの一つ。 もちろん、本人たちがそれを意識しているかはわからないけれど、本質は等しく同じだ。 ――神々、精霊、あらゆる万物に宿りし者どもへの感謝。 私のような存在にとって、これほど心地良い時はない。 そして何故だか、不思議と懐かしい気持ちになる。 未だ、大地に線が引かれておらず、誰のものでも無かった時代を思い出す)―――ああ、そうか。(太鼓のリズム。 笛の音や踊りこそアマウラの民が神々への感謝を表す為に生み出したものなのだろうけれど、この太鼓を叩く音は、このヴェイトスの地に古くから住まう人々のそれと、同じなのだ。 ―――――そんな事を考えながら、私は芸能横丁の建物の屋根に止まり、道行く人々を見下ろしていた) [Wed 19 Aug 2009 00:55:25]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『――――祭りだ』 [Wed 19 Aug 2009 00:49:36]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 あれ… ッ? ( この方向ってレェナさんちの? なンて首を傾げたりする ) 』 [Tue 18 Aug 2009 21:03:57]
キヨ > ――― 、 ( 呼ばれた名前に、 なンだかどきっとした。 )  はい、任せてください! ( くるッと傘を翻して。 お嬢さんの濡れないよう に。 )  ( 傍で風に揺れる柔らかな髪の動きに目を奪われたりしながら、 ) [Tue 18 Aug 2009 21:03:11]
お知らせ > マリアさんが帰りました。 [Tue 18 Aug 2009 21:00:37]
マリア >  ええ、ぜひ。 教えてください。 (盆踊り。) ――キヨさん、 (復唱して、微笑んだ。) どうもありがとう、じゃあ近くまでお願いしようかな。 (そしたら行き先は、レェナちゃんちの同じ方角。近所だから走って帰ってもいいのだけれど、もう少し、話をしていたいな、なんて。) (彼女の隣、傘に入ったのだった。) [Tue 18 Aug 2009 20:58:37]
キヨ > ( それでも可愛いとか思うあたり大分盲目かもしれないが、構わない! 控え目なお二人のラヴを草葉の陰からこそッと応援してます。 ) わぁッ、 じゃぁ晴れた日があったらぜひ! ( 盆踊りするマリアさん一目見ようと毎日横丁通いそうな自分がいる。 大歓迎とか言ったらたいへんなことになるぜ! 本気で恋人様の風魔法にやられるふらぐ。 )   あ、はい。また何か差し入れとか持って行きますッて、 お伝えください! ( にへっと笑って、 ) ン、 ( 言い淀む様にちょっときょとンとしてから、 ) あ。えっと、わたしは キヨ、 って言います。 ( 覚えてくださったら嬉しいと、ぇへら、照れまじりに笑みを浮かべ ) ぇへへ、どういたしまして。 また、踊り見にいかせてもらいます ねっ。 ( 今日は生憎の雨だから、残念だけども。 )  ―― あ、そうだ。 よかったら送って行きましょうかー? ( ひょぃ、と傘を軽く振って示し。 雨、いつ止むかわかりませんし。 前にレェナさんも雨の中送ってったことがあるような。 ) [Tue 18 Aug 2009 20:51:25]
マリア > (飛ばされたらヤバイかも! いえ、もうグーで行きます。ゴリッ みたいなヤバイ音も鳴らします。…、) このあいだ、遠くからだったけど、見かけました。 みんなでワイワイ楽しそうだったから、もう少し天気が回復したら行ってみようと思ってたんです。 (天気関係ないとか行ったくせに。) (こんな可愛いストーカーなら大歓迎だッ! ―― 幼馴染のファンに出会うのは初めてで、大ファンだなんて、なんだか暖かい気持ちになった。あ、コブシ。) ありがとう、 レェナちゃんにも伝えておきますね。 えっと、… (名前は?再び首を倒し、) ――― (大 好 き で す! なれない言葉に、踊り子も赤くなる。 そわそわ、落ち着かぬ様子で、) え、 ありがとう。 (そわそわ) 嬉しいです。 [Tue 18 Aug 2009 20:40:21]
キヨ > ( むしろ風で飛ばされるのかな! こらッ!とかって恋人様を殴るマリアさんとかなにそれいっそ萌える。微笑ましい。 )  ンっと、トキノミヤコとかアマウラ系独特の踊りで――、 あっちの櫓の方でやってるンですけど。 ( たぶん兄者ならもッと流暢な説明ができるンでしょうけど。 わたしじゃぁなんて説明したらいいかわからず、百聞は一見にしかずと櫓の方さししめし。 ) あはは、そうですね。あ、太鼓とかも叩きたいなぁ! ( ビール撒き散らすとかなにそれ楽しそう。誰か優勝でもしたみたいな。目に入ったらたいへんでしょうけど。 ) 簡単なモノですからマリアさんも今度、気が向けばぜひ。 ( とか。 とか。 首を傾げてえへへって。 照れ混じりに告げる ) へぇ、そうなんですか! ( わぁいあたっちゃった! でもけしてストーカーとかじゃないよ。ないよ。 ) 次の公演が楽しみだなぁッ…。  えぇッ、 レェナさんの大ファンなんです! ( 劇は全部みてます! と、こぉ、軽くコブシを握り締めつつ。 前にチラシ配布のお手伝いとかも、させてもらったことある。 同居人さんには色々お世話になっております、なンて? ) あッ、もちろんその、 マリアさんも! ( 緊張にぐッと手を握って、興奮に赤く染まった顔で意気込ンで、 ) だいすき ですッ… ! [Tue 18 Aug 2009 20:23:20]
マリア > (彼の場合力は3だから大丈…ゲフゲフ。そんなことがあろうなら、わたしが彼を殴りますが何か?) ボンオドリ? ああ、 (こないだ見かけたやつだ。) 思いっきり踊りまくったら、雨も関係ないですよ。 (汗とか、ノリでビールを撒き散らしたりとか…。?) (ぎこちなく紡がれる自分の自分は、なんだか違うものみたいに優しい響き。 続く彼女の言葉を聞いて、面白そうに、笑みを浮かべる。) よくご存知ですね、 (その通りだったのだ。) ――最近ずーっと基礎ばっかりやっててみんな退屈してるけど、順調に上達してますよ。 …、あ、レェナちゃんちの劇見たことは? (首傾げ。) [Tue 18 Aug 2009 20:09:12]
キヨ > ( なにその反応ッ。 ほれてまうやろおおおぉぉ…ッ! ) ( ひッくり返った高音さえ愛らしい。 恋人様に殴られる覚悟は始めから完了済み だ! かのドラゴンキラァに殴られるならいっそ本望である。 )  あ、 あ ぁ。 ええッ! ( 両手で傘を持ったまンま、そろそろと近づく。 右手には巾着を下げて、 ) 盆踊りやってるッてハナシを聞いたンで、もう、思いっきり踊りまくるつもりだった ンでー すー… がー  … ( へふ。 微苦笑してひょぃと上を見、雨空を示しましょうか。 夜になれば止むかと思ったけど、まだまだ降り続いたまンまだ ) あ、あの、 マリアさん は? ( ちょっと呼び方に迷ってから、ぎこちなく ) レェナさんとこの練習見た帰りとか、 ですか? ( 確か振り付け指導してるとか。 かくり、首傾げて窺うような ) [Tue 18 Aug 2009 19:52:56]
マリア > (そういってもらえると、日々の女の子努力も報われるのだ。 なんだか緊張気味の様子の彼女に、踊り子も驚いたように眼を開いた。) こ、 ( ぱちぱち。 ) こんばんはァ ッ。 (緊張は感染する。なんか、ちょっと語尾が跳ねた。) (落ち着け、落ち着け。踊り子は息を吸い込んで自分に言い聞かせつつ、屋根の下、同じく彼女のほうへ足をすすめ。) ――素敵な浴衣ですね。お祭りですか? (和装は彼女の白い肌が良く映える。) [Tue 18 Aug 2009 19:41:58]
キヨ > ( あ、 目があった。 )  …、 ( わたしを見返す不思議な色の瞳に、思わずちょっと赤くなッて、目をまンまるに見開く。 ) ( うわ、手足ほッそい。顔ちっちゃい。睫毛長い。 …レェナさんも可愛いけど、レェナさんとはまた違う雰囲気の美人さん だ。 耳に髪をかける仕草が、こう、ぐっとくる。 )  …、 あ、 ( ぱくぱく。 )( 出店の金魚みたいに赤くなッて口を動かして、 ) こッ… こんばん は! ( カタイ声で、ご挨拶。 ) …、 ( 許されるならこう、遠慮がちにちょこちょこ近づこうか。 浴衣は浅緑の地に花が散ったもので、薄墨色がちょっとしたアクセントになっている。 ) [Tue 18 Aug 2009 19:31:51]
マリア > (ひとまず大きな屋根の下に入れば足を止める。服についた雨粒はすぐに沁みてしまうけれど、それでも両手で軽くはたき落として、) ふう、 (横髪を耳に掛けた。 瞬間、視界の中に自分に向けられた視線に気付いて、浴衣の彼女と目が合うか。) …、 (お祭りに合わせて浴衣かな、なんて思い。笑みを作ってはっきりと瞬きと、踊り子はほんとうに小さく、頭を下げた。 挨拶をするように、または、自分の名前に答えるように。) [Tue 18 Aug 2009 19:22:15]
キヨ > ( 駆け出したその姿を、思わず目で追った。 ) ( 浴衣を着て、和傘を手に。 止まない雨にうんざりとして、傘をくるくる回しながらあてもなく通りをぶらぶらと歩いているところだったワケですけども。  思わず立ち止まって )   … 踊り子、 マリア? ( 目をまァるくして、ぱちン。瞬く。 )  ( えッ、ホンモノ? ) [Tue 18 Aug 2009 19:11:07]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『     あ。 』 [Tue 18 Aug 2009 19:05:21]
マリア > (そう決めたら、だらだらと食事をしていた手を早めた。たいした量ではないと思ったけれど、ゆっくりとチップスを食べていたら思ったよりお腹が膨れた。 店の入口のウェイトレスに、食事代をずいぶん居座ってしまったから、多めに手渡し、)  ありがとう、 (屋根のある場所まで、雨の中を小さく駆け出した。) [Tue 18 Aug 2009 19:04:28]
マリア > (そんなふうに遠い記憶を思い起こすなんて、きっと止まない雨のせいだと思う。 右手のフォークでレタスを突きながら、それでも雨の中忙しなく歩く人たちを眺めた。きっと夏祭り運営部のスタッフだと、書類なんかを持って歩く人を見ながら思った。) わたしも参加すればよかったな。 (気が付いたら受付が終了してショックを受けたのだ。 こんな天気が続いているせいで、何かないと外に出る気にもならないから。 ライブ会場はこの近所、もう少し賑やかなほうだったし、食べ終わったら見にいってみよう。) [Tue 18 Aug 2009 18:58:27]
マリア > (とは言っても、花火大会に行く、と具体的に予定を立てたわけでもなく。いつも忙しそうな幼馴染は、一緒に住んでいてもなかなかゆっくりと時間が取れない。) 手伝ってあげたいのは山々だけど、わたし台本とか書けないしな。 (演技をしたのだって小さい頃に学芸会でやったくらい。何の役だったか?魚B とか?) …、(こりゃだめだ。伏せた両目が情けなそうに笑む。)  あのときの劇、レェナちゃんは何役だったっけかな。 (思い出せないくらいだから、たぶん主役じゃなかったんだろう。そんな彼女も今では一劇団の団長だ。) [Tue 18 Aug 2009 18:45:57]
マリア >  よく降るなァ…、 (喫茶店の外席、テーブルに肘を着いて、通りをぼんやりと眺めながら、踊り子は軽い夕食にサラダとチップスをつまんでいるところだった。 テーブルのしたで退屈そうに組み替えられる足は、時々吹く風と共に入ってくる雨に濡れた。) せっかく今年はお祭りなのに、 …、週末の花火までには良くなると良いけど。 (チップスを指でつまんで口に入れ、) [Tue 18 Aug 2009 18:38:05]
お知らせ > マリアさんが来ました。 『(雨…、)』 [Tue 18 Aug 2009 18:32:10]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( ソコで踊るお父様を発見しました。 )   …。 ( 微妙なキモチ。 )』 [Sun 16 Aug 2009 22:27:02]
イェルク > ―――  ( ヒトの波に流れ流され、いつのまにか櫓のトコまで来ちゃって、 ) [Sun 16 Aug 2009 22:26:48]
イェルク > こ、 こー えんー … っ  ( こうえん。 公園。 はぐれたらソコに集合しようねって、お父様言ってたけど、 )  どこー  っ、 ( ヒトが多すぎて、方向がわかんない。 方向感覚、麻痺してしまった感。 おンなじとこでぐるぐるぐるぐる、回ってそうな。 )  う、 ( こーえんみつけるのと、おとーさまみつけるのと。 どっちが早いだろ。 )( 泣きそうだ。 でも、堪えなきゃ。 ) [Sun 16 Aug 2009 22:23:31]
イェルク > ( でも、ヒトが多いから転ぶこともなくって、 )  ふ ぁ? ( 数歩たたらを踏む。 おでこが前のヒトの背中にぶつかって、 ごめんなさい、 って咄嗟に口にした。 恥ずかしい。 誤魔化すみたく周囲にきょろっと視線を向けようか。 前のヒトは良くあるコトだと熟知してるのか、あんまり気にしてないみたいだけど。 恥ずかしさにココから逃げてしまいたい。けど、逃げていく隙もない。 ううぅ。 )  [Sun 16 Aug 2009 22:07:10]
イェルク > ( 設置された櫓が、人波の上 目印みたいに、立っている。 ドンドン、響いてくるアレはなんだろう? 櫓の上に何かあるみたいだけど、そこまではよく見えない。 )  …、 ( お父様はおっとりに見えて アレで中々ユカイなことがお好きなヒトだから、 ) BON-Dance   とかー…… っ、 ( しに行ってる、 のかなーっ? ) ( そういえば 興味ありそうだった、し。 )  …。 ( でもなんだろう、すごい 違和感 が、 )  ―― あ、 ( なンて考えてる間に、私もまた波に流されてしまう。 ) …ひゃ っ、 ( ヒトの波に足がついていけないでいたら、後ろから来た誰かにぶつかってしまったみたい。 ごめんなさいって言う間もなく、 ) ( あ、転びそう。 ) [Sun 16 Aug 2009 21:56:29]
イェルク > … ( 動きにくいし、 転ぶンじゃないかって不安で、 )  お、 おとー さまー…… っ  ( どこ? )  …、 ( どこにいっちゃったんだろ、 ) … っ、 ( 人の波に飲み込まれたまンま、 )  …、 あ、 ( 見上げたおそらからは、 雨まで降ってきちゃったし ) ( 人がいっぱいで、どこに何があるのか見えない。 )   ぅ。 ( 口も眉も、へにょんと情けなくたれる ) [Sun 16 Aug 2009 21:40:27]
イェルク > ( 見知ってる筈の横丁が、まるで全然違うトコみたい だ。 )  … う、 ( 見慣れない服装に、 聞き慣れない音楽。 知らない言葉。 そンなものばかりが目についた。 ―― もうちょっと周りを良く見たら、見知ったモノも聞き知ったオトも認識できたんだろうけど、 )  …、 ( おろおろと見回す視界に映るのは、目立つものばかり。 ) ( 慣れない履物のせいで、足が痛い。 せっかくだから、って、お父様にユカタっていうのを着せさせられてるんだけど ) [Sun 16 Aug 2009 21:32:41]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( ここ、 ド コ? )』 [Sun 16 Aug 2009 21:22:50]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『――――〜〜〜ッッ!!? ( 激辛ハッカ味に、声にならない悲鳴を上げた。 )』 [Thu 13 Aug 2009 23:29:45]
メアリアン > ( すう、と息を吸ッて吐く。最近はお兄ちゃンを考えても不安になッたり苦しくなッたりしない。 もッと頑張ろうッて気持ちに、なる。良い傾向だ、と自分では思うけれど。 ) ――――… ( 顔をあげて、残ッていたケーキとサンドイッチを平らげれば、最後に紅茶を飲ンで。もう一度窓の外を見遣る。 雨は止む兆しを見せない。仕方無い、もう帰ろう。 鞄を肩に掛けて立ち上がる。 ) ――― ご馳走様でした。 ( 店員に声を掛け、金を払う。 店の外、真ッ赤な傘を広げて歩き出せば、 ふと昨日貰ッた飴に気付いて、 ) ――― あァ、忘れてたわ…。 ( ぱくン、と口の中に入れる。 ) [Thu 13 Aug 2009 23:26:17]
メアリアン > ( そう云えば、今日は何日だッたかしら。確か―― 13日。悪魔と約束した期日は1ヶ月後。 この怪我が治る頃には一度お兄ちゃンに逢えるンだ。 ) ―――― 逢いたい、逢いたい… お兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃン……。 ( お兄ちゃンを解ッてあげられるのは私だけ。守れるのだッて私だけ。 戻ッてきたら、今度は逃がしたりなンか、絶対しない。 ――近くに居なければ聞こえない様な、其れ位小さな声で、呟く。 ) ――――頑張ッて   殺すわ。 ( 大好きなお兄ちゃンの為に。 …汚い女は殺して、其れでも足りなければ子供の殺して、其れでも駄目なら強くなッて男も殺そう。情報だッて もッと頑張ッて沢山得なくちゃ。 ) ( クスクス、クスクス。嗤う。 ) [Thu 13 Aug 2009 23:11:04]
メアリアン > ( 記した情報見遣り、再び溜息。報告する程多くも無い情報―― と云うか、 ) …如何やッて復讐、するのかしら。 ( あの悪魔の彼は。其れによッて必要だと思われる情報も変わッてくるンじゃ無いかしら、なンて。 こくン、と紅茶を一口啜れば、ノートは閉じる。 )  ( ――正体を暴いてしまえば簡単な様な気がする。鉄の仮面を付けて犯罪者を倒して回る、なンて 生身には自信が無いからじゃないか、とか。 ――ぐるぐる、ぐるぐる、回る思考。収集が付かなくて、其の場に突ッ伏した。 ) ―――…… ( 協力者、と云うのも中々集まるものでは無いし。 此のままだと、お兄ちゃンと一緒に暮らせる日が何時になるのか解らない。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:58:58]
メアリアン > ―― なンだか、あの時が一番うまく進ンでた気がする わ。 ( 窓の外見遣りながら、ぽつンと呟いて。 ――視線を元に戻せば、ケーキを一口。うン、甘い。 重い物を持つと腕に痛みが走るから料理なンて出来無くて。結局外食、 しかも甘い物ばかり食べている。 ) ――― あ、そうだ。 ( 思い付いた様に、鞄の中からノートとペンを取り出して。昨日聞いた鉄仮面の情報を忘れない内に記す。 ) ……え―ッと、 … ( つらつらと覚えている情報を小さなノートへと。 ペンに力が入る度、腕に鈍痛が走り、若干顔顰めるけども。 )   …こンな感じ かしら。 ( 今迄聞いた情報は覚えて居る限り全て記している、メモ帳。 喫茶店の一番奥の席だからか、見られないと云う安心感も有り、大ッぴらに広げて。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:47:22]
メアリアン > ( お気に入りの場所になりつつ有る、芸能横丁の一角に在る喫茶店。 テーブルにはケーキが数種類と、紅茶と、サンドイッチが並ンでいて。 ) ――― … 雨、ねぇ…。 ( 窓の外見遣りながら、小さく呟く。 さッきまで歌ッたり、踊ッたりしていた人達の姿は何時の間にか見えなくて。なンだか、閑散としてしまッた。 ) ……―― 雨、 ( そう云えば、此処で唯一殺害を起こした日も、雨だッたなァ、なンて 思い出す。思えばあれが原因で一般にも知られちゃッたのよね、眼球泥棒。 はあ、と一つ溜息を。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:34:11]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( 或る一角の、喫茶店 )』 [Thu 13 Aug 2009 22:29:42]
お知らせ > マリーさんが帰りました。 『ありがとうございます。 売れた〜。挨拶だけ、丁寧に(マニュアル対応)』 [Sun 9 Aug 2009 23:53:47]
マリー > (キッツい視線が一瞬目に突きささる。そして一瞬で和らぐプレッシャー。お客さんの視線が届く前に、つんと澄ました顔になる。さすがプロ私じゃ真似できない) ごめんなさい、今のは冗談です……うう、というか、時期も時期で、もともと一点ものみたいなものですから、ほとんど同じ型ってもう在庫ほとんどないんですよね。あんまりヒール高いと、似合わなくなっちゃうし、これ、お勧めですけどねぇ、いいものだから二シーズン三シーズン余裕ですし。 [Sun 9 Aug 2009 23:46:53]
マリー > こう、一点だけ、こう冒険しちゃってる!!って感じでワクワクしません? (かーなり主観的な同意を求められお客さんは苦笑い。ちょっと押しが強いかなと自分でも少し気になったけどもういけるとこまで行くまでだ) お値段、お勉強……していいのかなぁ? (調子に乗っていってしまう前に何とか踏みとドまり、先輩店員の方を振り返って) [Sun 9 Aug 2009 23:29:26]
マリー > 幾何学模様にも見える繊細な織りこみの焦げ茶の牛皮。内張りも外張もとびっきりの牛側を使っているため、本当に足は痛くない。それはしばらくはこすれる部位が多いからしんどいかもしれないけど。とにかくこの人は足が指先まできれいだから、ほんとに会う。) ね、足袋穿いてないのが始めは気になるかもしれないけど、ほんときれいな指してるんだし、こっちの方がいいですよー。え?恥ずかしい? もーまたまたー。 (アマウラ人にしては長身の女性は頬を赤らめて口元を袖で隠して苦笑い) [Sun 9 Aug 2009 23:25:32]
マリー > どうです? 似合うでしょー?意外と。あんまり溶け込み過ぎてないところが、逆にポイント。牛皮で、布の緒と比べても全然こすれないし痛くない。ねー、どうですか?その深い藍色に会うと思うんですよ〜。 (なーんて、店先にいたアマウラの女性を呼び止め、サンダルを見せるのは露出度の高い店員) [Sun 9 Aug 2009 23:20:22]
お知らせ > マリーさんが入室されました。 『TOZZI芸能横丁店』 [Sun 9 Aug 2009 23:10:01]
お知らせ > ルビエさんが帰りました。 『(だけど恐怖は拭いきれなくて。その日の歌声は、少し震えた、)』 [Sun 9 Aug 2009 01:31:32]
ルビエ > (前奏曲が始まる。ゆるやかな竪琴と胡弓のスロー。奏でられる長調に合わせて涼しげに銀の鈴が鳴る。どこか懐かしく旧い民楽は、朱鷺の都の小さな村に伝えられた心優しいあやかしの豪族を讃える唄。豪族はよその国からいくさに敗れて、流浪のはてに東国の村に落ちつくのだけど、彼のおもざしはとてもみにくくて最初はどの家も門を閉ざしてしまう。だけどその優しく無欲な心根を知ッて、やがて彼は受け入れられる。豪族はお礼に村にはがねと金と真珠を与えて作り方を教えるのだ。村人たちが欲に眩ンで、宝を奪い取ッてみにくい彼を追い出してしまうまで、豪族はひとびとを信じていたのだと。)(おのれの容貌さえおそろしくなくば、ずッと仲良く暮らしていられたかも知れぬのに。そう涙を流した豪族の気持ちのなかの、どこに恨みや怒りがあッたろう。彼はただ悲しくて。良くしてくれたひとびとのたくさんの望みにこたえられなかったことが、ひたすら悔やまれて。感謝ばかりが伝えきれないままで。)(だからこそ、この唄がふさわしい。はてしない哀しみの残像から与えられためぐみへの感謝だけを抜き取ッて。この街の、このステージで、このうす曇りの夜のなか、唄を聞いてくださるかたがたへの感激を思えば何もむずかしいことはない。) ―――…Ah……、(胡弓の音階に重ねて小さく喉のチュゥニング。息をひゅぅと吸い込んで、) [Sun 9 Aug 2009 01:29:05]
ルビエ > (湿気た熱気と臭いも籠もる。饐えた空気。まばたきをした拍子に地面に落ちる黄色い膿。べチャリ、) ―――…ッ、(背けるように顔を捻れば、頭上に当たる床下の向こうからさわさわと大きくなる人の気配。動揺がそォッと沈下する。髪の中からこわばッた指を引き抜く。板一枚隔てて存在する生命力の匂いを嗅いで、仔鬼は少し安堵を取り戻す。)(いいえ。わたくしはなんて愚かなのだろう。むごい空想をひとりでえがいては怯えてばかり。ディルはいま、生きてここにいるのに。いま、こうして確かに輝いているのに。)(板間から降り注ぐあわいひかりはディルノルトの金髪に魔術灯が反射しているから。こンなにも美しい。途方もない恐怖を塗り替えられる。それはひとえに、ディルとディル達を讃えてくれるお客様がたのおかげに他ならない。不穏なうわさにおののき、怖ろしい思いをしていらッしゃるのは、この街に住まうかたがただッて同じはず。だけどこのように、不安なきもちのなかのささやかな娯楽としてディルの唄を聞いて下さる。ほんのわずかの安息を、わたくしどもの音楽に求めて下さる。なンて光栄なことだろう。ほら、もう。わたくしは充分なおちつきと幸福感に満たされる。この醜怪なすがたを晒せずとも、せめて感謝を唄で伝えなくては。) [Sun 9 Aug 2009 01:21:23]
ルビエ > (「殺す」)(身震いが止まらない。ひととはとても美しく賢いかたがたなのに、なぜこのような言葉を作り出してしまうのだろう。彼らの繊細な心にふさわしいのは、親愛や友情や育みの喜びであり、彼らのきらめく瞳が映すものは、ツバキの花びらや蒼い切り子の硝子細工や眩い春の日差しなどのやさしいものたちこそが、このうえなく似合うのに。)(なのに。――目玉を取り殺す、金属の面を被ッて殺す、刃物を操ッて裂き殺す、蜘蛛の怪人が襲い殺す、内臓を抉り殺す――、殺す、殺される、ころす なンて、ことば さえ、) ――…っ。あァっ…、(い や。気が、狂いそうになる。垢まみれの赤毛を爪で掻き毟る。裂けた唇から漏れる戦慄の声音。おぞましい単語が自分の内側に充満していく恐怖。わたくしはこのけがらわしい外見ばかりか、今にこころのなかまで真ッ黒なもので埋まッてしまう。)(この街はこンなにも華やかで麗しいのに。なぜ「死」や「血」や「殺す」などと言う、たくさんのものを脅かすような非現実な言葉と隣合わせでいなくてはならないのだろう。なぜ忌まわしい言葉を添えねばならない出来事が起こらなくてはいけないのか。) [Sun 9 Aug 2009 01:10:12]
ルビエ > (ディルと言う至宝を失ッたときの世界のことを考える。黄金色の天使のように輝く彼をなくしてしまッた瞬間のことに思いをはせる。彼が無残にあやめられて打ち捨てられてしまうことを思うだけで、怖くて怖くて堪らない。瞼をねばりと伏せる。涙ぐんで痩せた肩を抱き締める。) ……ッ、わ、わたくし。ハ……、(ギュゥと爪が肩に食い込む。わたくしはなンて不遜なことを考えるのだろう。明日がかなたへ消え、太陽のひかりがなくなッてしまうような計りしれない嘆きと、わたくしごときの哀しみを比べたりして。あァ。だけど、思うことそのものがどれほど不敬なことと分かッていても。たかが想像のなかで「もしも」などと考えてしまう残酷な出来事ひとつひとつのそれが、あまりにも怖ろしくて夜も眠れない。時間差で耳に入る忌まわしい事件の何もかもが頭のうちで明瞭な映像を結ンで、無力な仔鬼を怯えさせる。陶器人形のように美しいディルが壊されてしまう。あの女性も壊されてしまッた。どうして?どなたが? なぜ、このようなむごたらしい仕打ちを?)(考えたくない。このようなおぞましい話など耳にしたくない。このような身の毛もよだつ想像などしたくないのに――、) [Sun 9 Aug 2009 01:01:30]
ルビエ > (仔鬼はいつものようにステージの下でディルノルトの出番を待ちながら、大きすぎる深紅の瞳に涙を溜めて固く閉じ、両手で尖ッた耳を強く塞ぐ。光の届かない板張りの床の中はとてもとても暗くッて、ただでさえ小さな仔鬼の体躯は、仔鬼自身の萎縮によッてもッとちッぽけなかたちにしぼんでしまう。) あ…ぁぁ…、イや…ダ…、ソレは。イや……、やメテ……、(怯えが滲むメゾアルト。鼠色のローブも黒いウロコみたいな皮膚で覆われた手も指も、とめどなく震えて止まらない。痩せた膝を折りたたんで背中を丸めて必死に自分を守ッていても、怖ろしいイメージは想像力のむこうから勝手に顔を覗かせる。)(ここでも、おひとり亡くなられたのだと。ディルが、もしもディルまであやめられてしまッたらどうしよう。哀しみのあまり明日は来ないのではないか。打ちひしがれるあまり太陽は昇らなくなッてしまうのではないか。星と月はきらめきを失い、空は地上へ落ちて来てしまうだろう。喪失感は止まるまい。) [Sun 9 Aug 2009 00:53:37]
お知らせ > ルビエさんが入室されました。 『(わたくしは、たまらなく怖ろしい――、)』 [Sun 9 Aug 2009 00:42:33]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『( 他人とは違う事。ッてどンなだろう?――会話の向こうで、そンな思考。 )』 [Fri 7 Aug 2009 02:24:32]
お知らせ > ロッティさんが帰りました。 『(調子よく喋り、良い店を紹介し 特技/話術 趣味/買い物 が発揮される一日だった)』 [Fri 7 Aug 2009 02:22:54]
メアリアン > ―― 優しいのね、 ( あァ云う場所、何となく其れには納得した。普通に居住区で、そう云う訳有の子がいたとしても世話を焼く人間なンて殆ど居ないだろうし。 )   …。 ( 暗黒街の怖さは忘れそうになるけれど。そう云えば一度浮浪者の様な男に襲われそうになッた な。なンて。 時間ッて怖い。恐怖も忘れてしまうもの。 ) ―― アイゼンリッターの情報を集めるには、どうしても暗黒街とかスラムに行かなきゃいけなくて、… ( 治安が悪い場所に来る正義の味方だから、当然と云えば当然かもしれないけど、 なンて苦笑浮かべ。 ) ―――でも、… ( 本当にお礼を良いのかしら? ――大人ッてそういうもの? …少し考えるけれど、疑うのは、いけない事だし。 ) ―― ありがとう。 … ――あッ、そう、ね。 ( 随分長居してしまッた。 ――鞄を持ッて立ちあがり。 ) ほんとう?――私お店とか知らないから嬉しいわッ。  [Fri 7 Aug 2009 02:19:11]
ロッティ > まぁ偶然でも出会って、話して、関わっちゃったからねェ…まぁああいう場所だし、助け合いも必要ってことよ。 ( 綺麗に纏めてみた。 そういや最初家に泊めた時はお互い警戒心剥きだしだったか。 馴れたもんだ。 ) ほっといたらそこら辺で妙なのに捕まって酷い事になるんじゃないかってェ暗黒街の外まで送ったんだから。 ( あたし以外の妙なのにさ。 マジであの辺こんな子供が一人で歩いてたら奴隷にされるか強姦されるか殆ど二択だろうに。 ) お礼? そういや前もそんな話になってたっけね。 いーのよそんなの。 あたしゃ大人なんだからさぁ、たまに元気な顔見せてくれりゃ。 ( ここで「お礼」なんかされちゃいったん「貸し」がリセットされっちまうっての。 長い目で見て―――ロッティ・アレンビーには世話になりっぱなし、ってくらいにならなきゃ。 ああ、「いい人」も維持してかなきゃね。 ) ( タダより高い物は無いってもんさ。 ) 少し長話になってるわね。 そろそろ出ましょ? 帰り道にお勧めのお店とか教えてあげるわ。 [Fri 7 Aug 2009 02:09:27]
メアリアン > ―― 何か事情は有るのかもしれないもの、ね。 ( けれど。エルフの子が犯罪者だッたら如何するンだろう? 凄く親切だけれど、少し心配だ。 なンて。 )  …そ、そうかしら?あァ でも、怖い場所、だものね。 ( 今迄普通に行ッていたから気付けないが。本当はすごく怖い場所 なンだと思う。一般市民にとッては。 )  ――隠してるつもりだッたのに、最初からおかしいッて思われてたなンて。 ( かッくり肩を落とし。 ――何時もそうだ。何故だか上手く隠せない。 ) … 私、解り易いのかしら。 ( なンて呟く。も。 言い回らない、ッて言葉に安心した様な表情を浮かべて。 ) ありがとうッ。 信じてるわ。 ( メリット。確かに メリットは無い。 ) ――そうだ、ねえ、私ロッティさンにお礼がしたいわ。 前にアイゼンリッターの事教えてくれたお礼もしていないし… ( 小首傾げて。 )  [Fri 7 Aug 2009 01:53:16]
ロッティ > ―――言いたくなったらそのうち言うと思うから待ってるわ。 ( これは少し嘘だ。 アレは多分奴隷かなんかで、しかも追われている身。 人目につくのを嫌がったり、自衛する為に無暗に体を鍛え出したりするし。 懐きもしなきゃ笑いもしない、辛気臭い餓鬼だ。 利害関係が無きゃあんなの家に置いておくかっての。 ) フツー、あんたみたいな子が暗黒街まで一人で来てアイゼンリッター探してるなんて時点であり得ないって。 最初っからよ。 ( じゃなきゃ二度も三度も関わる理由が無い。 臭うからわざわざこっちから近付いたんだし。 ) OKOK、あっちこっちで言い回って良い話じゃないわ。 大丈夫よ、あたしはただのカフェのねぇちゃん。 パプテス信者でもなきゃ自警団員でもないし―――メリットが無いでしょ? あっちこっち言い回るような。 ( あたしが「いい人」なら。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:44:01]
メアリアン > ――何処かから逃げ出して来た子、なのかしら…? ( 服もボロボロで、知り合いも行き先も無い、なンて。 ) ――ロッティさンはやッぱり良い人、なのね。 ( 部屋を貸して、きちンと管理もさせて。――エルフの子の事は知らないけれど、きッと感謝してるンだろうなァ、とか。ぼんやり考える。 )   …おかしかッた?――じゃあ、結構前から嘘吐いてるッて気付いていたの? ( 娘なりに頑張ッて吐いていた嘘、だが。頭に手が乗れば、なンだか隠し事が無くなッて、楽になッた気分。…否、隠し事はまだあるンだけれど。其れは此処には必要ない もの。 ) …―― え、えッと… ( この間の、――其れで通じる相手なンて一人しか思い浮かばない。此れは言ッて良いもの、なンだろうか。違う、と云えばいいのだけれど。 では誰、ッて云われたら何も言えないし。 )  ( そンな事、考えている間が空いて。 ) ――― うン。 ( 頷いた。 ――もし、不都合があッたら。殺せば良いッて 彼も言っていた し。 ) でも、本当に 内緒ね?喋ッた事がばれたら お兄ちゃンを戻して貰えないかもしれないわ ( 焦ッた様に、そう付け加えた。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:35:17]
ロッティ > だって服はボロボロだし知り合いは居ないっていうし行き先も無いっていうしさ。 まぁ最初は一晩二晩のつもりだったけど、良く働くもんだからついね――――自立できる位になったらその後は本人次第ね。 ずっと置いとくってのも変だし、内職代から幾らか貯金させてるわ。 ( これも嘘じゃない。 飴と鞭をやらないと誰だってそのうち不満を並べ出す。 あたしは家事全部やらせて家賃まで払わせて万万歳だし、あいつ―――エアリーにとっても悪い環境じゃない筈。 利害関係だけで成立している共存だ。 ) 話した方が楽ンなるわ。 辻褄合わせ大変だったでしょ。 ( あっちこっちおかしかったもの、と付け足して笑う。 そっから先の話は―――― 一つ一つ断片的に見えていた情報が纏まった感じ。 お兄ちゃん、死者の蘇生、アイゼンリッター、が線で繋がった。 復讐、ってのはやっぱ嘘。 ) こっちもすっきりしたわ。 ( と、少し身を乗り出してメアリアンの頭をぽんと軽く撫でようと手を伸ばす。 で、だ。 ) 悪魔ってのはあいつ? なんだっけ。 この間の。 ( 悪魔、ねぇ。 神様と同じくらい胡散臭いわ。 ちょっとクレイジーな人間にしか見えなかったし。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:23:27]
メアリアン > ―――ふふ、そうね。 ( 大きな話。確かに ――小さく笑ッて同意する。 )    ―― え? ( 嘘、嘘?――柔らかい口調に一言零した後、ツィと視線を外す。 …彼女の言葉を聞きながら、 喋り過ぎた、とか、如何しよう、とかそンな事ばかり巡ッていたけれど。 ――彼女を信頼して、全て話して、協力を仰ぐ?なンだか、もうそれしかない様な気がする。 彼女はお友達、だし、きッと大丈夫。 )   ――行く場所が無い、 知らない子を? ( やッぱり彼女は優しいンだ。 ――少し考える様な、そンな間が在ッて。 ) ――嘘、吐いても きッともう駄目だと思うから。お話するわ。 …でも、 ( 内緒にしておいてね?なンて 付け加え。 ) … お兄ちゃンはね、もう居ないの。最近、死んじゃッて ―― それでね、その時にお兄ちゃンを生き返らせてくれる ッて云う人とあッたの。 交換条件は、アイゼンリッターの情報、で 。 ( だから彼の情報と、協力者を探してるの。 と。 )  ( 肝心な部分なンて云ッてない けども、此れで通じるだろうか。 外していた視線を、彼女へ向けて。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:11:57]
ロッティ > ――――ふぅ。 何だか随分と大きな話になってきたわね。 ( 大きく息を吸い、肩を竦めながら呆れたような声で。 相手を緊張させないための間ってヤツだ。 …さて。 ) メア。 お兄ちゃんが叔母さんの所に居るって嘘でしょう。 ( 硬くならないように、責めるようにならないように、そのままの柔らかい口調で苦笑して。 はは、演技の天才かも? 餓鬼相手の子供騙しか。 ) 今までの話総合してきゃちょっと想像できるわよ。 責めないわよ? 前からいつも言ってるけど――――ちょっとそっと会って話した程度の相手に何でもかんでも話さないのは正しいわ? ( 珈琲を一口。 こうして間を空けるのは次を考えながらアドリブで喋ってるからだ。 どうする? 突っ込んだ話始めちゃったわ。 でもタイミングだと思ったんだもの。 そんな事を考えながらだ。 ああ、丁度いいや。 あのエルフの餓鬼の話も混ぜてクッションにするか。 ) ちょっと無口だから自分の事言いたがらないんだけどね―――行く場所が無いみたいだからうちで預かってんのよ。 タダ飯食わせる程余裕は無いから家事と内職くらいやって貰ってるけどさ。 ( そのうち会わせるわ、などと次につなぐ為の約束。 「見知らぬエルフを保護するような人」なのよ私は。 ほら信用しちゃいなさい。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:00:17]
メアリアン > ――― そう ね。有名になりたい訳じゃないけど …――けど、 ( お兄ちゃンの為の行動が他の人と一緒なンて、そンなのは嫌。―けど、案外他の人が遣ッていない事ッて云うのは難しいもの。ふう、とひとつ息を吐く。 もう少し頭が良かッたら、何か思い浮かぶかもしれないのに。 ) ―――― そうよねッ!悪魔なら其の力が在る筈よね! ( ぱあッと表情輝かせ。 ――少しでも疑ッた自分が恥ずかしい。悪魔、なンだもの。 誰かに、肯定して貰えれば其れだけで今迄の疑問なンて消えてしまう。 娘の思考は単純。 )  ――月の御姫様。何だか御伽噺みたいね? … 不思議だわ。 ( お姫様の為にみんなが協力して― ッて考えるとなンだか素敵だけれど。 …其の時期は何をしていたッけ。 記憶辿れば、 あァ監禁したお兄ちゃンの御世話ばッかだッたなンて思いだす。 ) ――― エルフ? …人間じゃないのね。 ( 人で無い事には少し、気後れするけれど。 彼女が2人で出掛ける位の相手だもの。きッと 良い人な 筈。 ) ―― 是非お逢いしてみたいわ。 …私もお友達になりたい。 ( なンて。笑みを浮かべて 彼女へと。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:48:29]
ロッテイ > そうそう、有名人なんて皆そうじゃない。 どっかなんか凄いのよ。 ( 煽る煽る。 折角メアリアンの周りに居る他の誰もが彼女の無茶を諌めたり自粛させたりしているのに、この女だけは全く逆の方向に誘導しようとしている。 このまま大人しくなられちゃ話にならないという無責任な野次馬の感覚で。 火事場泥棒の方が近いか。 目的はそこから自分の利益を生み出す事だけだ。 ) 悪魔? まぁそりゃぁ――――神様が奇跡で蘇るなら、悪魔が魔法で蘇らせるんでしょうね。 実在するんなら。 ( 単純なイメージだ。 残念ながらオカルトや魔術にまったく知識のないロッティにはいつもみたいないかにもっぽい蘊蓄を言う事が出来ない。 神様の反対は悪魔、奇跡の反対は魔術だろうって程度のホワイティア的な考え。 さっきの本はそういうのか、と少し考えを巡らせるが。 ) 月のお姫様が作らせたとか、よくわからない噂だったけど―――結局誰も何だかわかんないままなのよね。 ( あの事件に真相を誰も理解できなかった。 月に帰りたいという娘が現れて、皆がその話に乗せられて、街中巻き込んでお祭り騒ぎになって、っていう。 ) ちょっとした縁でねぇ―――仲は良いわよ? この間も二人で出掛けたし。 ( 嘘じゃぁ無い。 ) 妹分みたいなものかしらねぇ。 なんかエルフとかみたいだわ。 ちょっと喋りが固いけどそういうものなのかも。 [Fri 7 Aug 2009 00:37:04]
メアリアン > ―――… 同じ程度…。 う―ン、じゃあ、他の人よりもッと凄い事を起こせばいいのかしら ? ( 考える様に小首傾げて。思案顔。 ) ええ、生き返らせる事ッて 出来るのかしら。 ( 彼女の真剣な様子を演技と見抜ける筈も無く、 真剣に考えてくれる様子が素直に嬉しい。 ) 聞いた事、無いけれど。何処かに 人知れず居るンじゃないかしらッて 思ッて…。 例えば、 例えば、ね。 悪魔とかにお願いしたとして、 完璧に蘇る事ッてあるのかしら? ( パプテスの聖人様。――居るのならば、生き返ッた経緯とか、方法とか聞きたいけれど。 )   ――見たかッたわ。その船… ――なンだか、楽しそうね。 ( ぽン、ッて両手を叩いて。 ) 居候さンが居たのねッ。 ――年が近いの?逢ッてみたいわ! ( お友達に、なれるかしら? ) ―― その子は ロッティさンのお友達? ( 居候させる位の、仲なンだろうけど。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:24:45]
ロッテイ > 他人と同じことしてる内は他人とおんなじ程度って事よ。 ( 口では何とでも言えるもんだ。 特別な何様でも無い暗黒街のアバズレ女でもこれくらい景気のいい事は。 それに自分を大きく見せるのは―――何だか優越感があって気持ちがいい。 メアリアンの中で自分が幾らかでも頼れる大人に見えているだろうと勝手に想像していい気になっているのだ。 ) 死者を …蘇らせる? 生き返らせ、る? ( …きた。 ) 大きな話だわね。 ( 少し真剣な顔(をする演技)をして背筋を伸ばし椅子に凭れかかる。 ) そういうのって魔法とか奇跡とかそういう類よね。 少なくともそんな事が実際に出来るって話を信じてる人間はそう居ないと思うけど――――聞いたこと無いじゃない。 生き返った人の事なんてさ、ああ、一人だけ居るか。 パプテスの聖人サマ? ( 作り話だ。 あんなのは。 生き返ったジーザスは何処行ってどうしたのさ。 ) 飛んでったのは見たわよ? それで月まで行ったかは知らないけど。 結構な馬鹿騒ぎだったわ。 ( ※一般イベント板No.8170参照のこと。 ) 16ったらそろそろもっといろんな事知っても良い年だしねぇ…うちの居候…変な子だけど、まぁあんたと歳近い子が居てさ。 アレとも会わせてみたいわ。  [Fri 7 Aug 2009 00:14:24]
メアリアン > ――待ッてるだけじゃ、駄目…。 うン、そうね…ッ。一人でお家に居ると、色々考えちゃうから …―― そう、何でもやらなきゃ駄目、よね。 ( 自分が出来る事。考える方が先だけれど。―― 兄の為に、頑張らないと。なンだか、悩ンでいた色々な物が抜けたみたい。 彼女の内心なンて、解らないから。 ) ―― あの、 ねぇ、 ロッティさンは、死者を蘇らせる事ッて 出来ると思う? ( 物知りな彼女なら、何か知ッている事があるかもしれない、 なンて。 ) ――― 月に船を飛ばす …成功、したの? ( そンな事出来るンだろうか。 ――すッかり冷めた紅茶、飲み干して。 ) …えぇ。――色々、知る事も大事よね。外に出ないと。 ( 何が起きているか、とかは知る必要があるかもしれない。 ) ―― ほン とう?ロッティさンさえ良ければ 一緒にどこかへ行きたいわ。 ( お友達と遊びに行くのが楽しい ッて、つい先日解ッたばかり。 誘いに行こうかしら、ッて言葉に嬉しそうにそう告げて。 )     … 16歳 なの。小さいかしら…? ( 驚いた様子の彼女に、 ちょッと肩を落として。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:01:04]
ロッテイ > なんか危なっかしいのよね―――そうね、でも待ってるだけじゃダメよ? 出来る事は何でもやってみなさいよ。 じっとしてるより気分も晴れるでしょう? ( 自分じゃ絶対やらないような耳触りの良い事をしゃあしゃあと言ってのける。 けしかけているのだ。 勝手に暴走して勝手に自滅して馬脚をあらわしてみろ、と。 そしたら恩を売っても良いし、自警団かどっかに突き出してやっても良いし。 ) そりゃ、去年だって何だか月に船を飛ばすとか言って海辺でお祭りしてたし―――駄目よ本当、家が大変でももっと外出なきゃさぁ。 機会があったらどっか誘いに行こうかしら。 ( 氷の溶けたアイスコーヒーをかき混ぜてひと啜り。 最近は餓鬼の子守りばっかりか、なんて自分に突っ込みつつ。 ) え、なに、16!? 13くらいかと思ってたわ。 ちっさいわねぇ…。 ( 素でちょっと驚いた。 自分が16の時ったらとっくにお酒に煙草にセックスまで覚えてスラムのボロ家のクソババァの所を出てた頃だ。 何処居たっけ、どっか男の家だ。 背も今くらいあった。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:51:13]
メアリアン > ―― 心配してくれてありがとう。お兄ちゃン… 早く良くなッて戻ッて来てくれると良いンだけど ―― ( 彼女の言葉に 一つ息を吐いて。 ――如何にか信用して貰えた様子。叔母が居るのは嘘では無い。 嘘では無いが、娘は叔母をとことン嫌ッている。生活費を払ッてくれているのは叔母だが、ここ数年は逢ッてもいない。 ) ―― 激辛祭り … アマウラのお祭り―― お祭りッて、行ッた事無いわ。 ねえ、ロッティさンはある? ( お祭り、ッて云う位なンだから賑やかで楽しいンでしょう。 人も沢山、集まるンでしょうね。 )  ―――飲み屋… お酒、ね。 お酒ッて美味しいのかしら? ――子供、だけど、…私、もう16だわ。お兄ちゃンはそれ位から飲ンでたもの… 。 ( 親にも誰にも秘密で、だけれど。こッそり兄の後を付けていッたから知ッている。 ――彼女の知り合いの店は、酒以外にも有そう、だが。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:38:53]
ロッテイ > ( 少し逃げ場を塞ぎ過ぎているか。 細かい事実は分からないが、メアリアンが人には言い難い事情を抱えているって言うのは十分過ぎる程分かった。 なんせ初対面からして「アイゼンリッターに復讐」なんて言って一人で暗黒街ウロウロしてたんだもの。 これくらいは予想出来る範囲内。 …急ぎ過ぎるな。 自分から助けを求めさせるのが理想だ。 その方が恩を着せ易い。 ) ああ、そっか。 この間泊まった時ちょっと訊きづらかったのよね。 お兄さん大丈夫かって。 それなら安心だわ。 ( 親戚、か。 半々だ。 嘘だと言い切る根拠もないし、急に降って湧いた感が無いでもないし。 …今度また調べてみるか。 ) 激辛祭りだのアマウラの祭りだのってあっちこっちで宣伝してるわよ? アマウラってあんまり詳しくないしイエロティアで勝手に盛り上がるだけかもしれないけど。( ロッティ・アレンビーは差別家だ。 ホワイティア以外はロクなもんじゃないと思っているし、少し前に会った浪人騒ぎのお陰で最近はイエロティアも信用していない。 少し偏見が入ると「イエロティアは野蛮で無知」と全体で括るような女。 少し付き合いが長くなるとロッティのそういう露骨な部分に気付いて離れていく人間も多い。 ) あぶく銭でも入ったのかしらね――――ああ、飲み屋よ飲み屋。 オコサマにはまだ早い早い。 ( 少しからかうような口調。 まぁ実際淫売窟よりの暗黒街の知り合いが出すような店だ。 いかがわしさは否めない。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:28:55]
メアリアン >  お祭り? ―― あ、えぇ。一緒に帰りましょう。 ( お祭りッてなンだろう。情報に疎い娘は、何も解らず。 こてン、ッて小首傾げるだけ。 ) ―― そうだッたの。 お店を開くなンて凄いのね…ッ。 どンなお店なの? ――ッあ、 聞いても大丈夫かしら? [Thu 6 Aug 2009 23:19:06]
メアリアン > ――――… え え。料理は好きだもの。 ( 若干顔色が悪くなる、が。 ) ――今は、お兄ちゃンはお家に居ないの。 怪我が酷いから、今は叔母の所で看病をして貰ッていて…―― ( 苦笑を浮かべてそう返せば、紅茶を啜る。…嘘を吐けば吐く程 身動きが取れなくなッていくような気がする。――いッそ全て話して協力を仰ぐか、黙ッて距離を置くか 、ッて彼は云ッていた けど。彼女はお友達、だし 黙ッて距離を置くのは―― …なンて、思考が頭を巡る。 ) ――― [Thu 6 Aug 2009 23:15:05]
ロッテイ > 自炊してる? お兄さんの世話とかもあるじゃない。 ああ、責めてんじゃないわよ? あんたくらいの歳じゃ人一人世話するのなんて荷が重いとは思うし適当な息抜きは必要だわ。 ( …というか。 私はその「お兄ちゃん」の実在をかなり疑っている。 この間泊まった時もそうだ。 病気とか怪我とかで顔を出せないのは良い。 人に見せられない酷い有様っていういのもあり得る。 でもそういう身内が居るんだったらもう少し――――ちょくちょく様子見に行ったり、楽しく雑談なんかしてないであたしを帰らせたり、ねぇ? ) 本当にキツかったら言いなさいね? ( 少なくとも身内に兄が存在した事だけは事実だ。 近所の人間に聞いている。 メアリアンの妄想じゃぁない。 だとすると――――。 ) ま、あっちこっちで祭りとかの準備もしてるし。 辛気臭い話ばっかじゃやんなるわ。 別に用事とかなかったら途中まで一緒に帰りましょう? ( 「死者蘇生」ね。 少し、読めたわ。 コイツとその家から感じるどこか薄っ気味悪いのの正体。 ) ( 利用するにしても情報売るにしても、使えるネタだわ。 ) ん、ああ? 用事はもう終わったわ。 知り合いがこっちにお店開くっていうから顔出してきただけで―――お酒少し入ってるけど大丈夫よー。 ( おっと。 あんまり考え事ばっかしてると不審がられる。 「お友達」だったっけね。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:07:08]
メアリアン > ――ええ、大丈夫。ちゃンと食事もしてます。 ( 有難う、と彼女へ返し。―独り言、聞かれていなかッた様。小さく息を吐いた。 だッて、彼女は、何時も通りだもの。 ) ―― そうね、最近は 聞かない、わね。 ( 妙な事件の話は。――鉄仮面の話も、内臓泥棒の話も、蜘蛛の話も、あまり耳にしない。情報に疎いだけ、なのかもしれないけど。 ) ――― え? ( 目玉の。 ――少しだけ視線をテーブルへ移した後、彼女へとまた戻し。 ) ――でも、その 事件も最近は聞かないから 。 ( きッと大丈夫、なンて付け足して。自分が目玉泥棒に狙われる事なンて在る筈が無いと 思う。―― 完全に無い、ッて云い切れないのは模倣犯が居るッて話を聞いたからだけれど。 ) … そういえば、ロッティさンは待ち合わせ とかですか? ( 話を変えよう。 少し小首傾げて。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:53:53]
ロッテイ > ( ロッティ・アレンビーはずっと見ていた。 メアリアンを見つけて店内に入り、ウェイトレスを追い払ってから直ぐにメアリアンの後ろ側から近付き――――声をかけるでもなく、何をするでもなく、とぎれとぎれに聞こえる言葉の断片に聞き耳を立てて。 見つかったら見つかったで悪びれるでもなく「見つかっちゃったわね」などと言って笑って、何も聞いてないような態度で誤魔化しただろう。 先に声をかけたのは、店員や他の客が不審に思う前に切り上げたに過ぎない。 ) ちゃんとした食事も摂ってる? その辺心配だわ。 ( 心にもないこと―――客商売で覚えたリップサービスだ。 先ずは相手に関心ありげに外堀から会話を始める。 直球は駄目だ。 自分の話とかも駄目だ。 相手を中心に話を組み立てること。 自分から喋らせるんだ。 ) 独りってのもね――――最近は少し妙な事件も減ったけど、ほら、この辺もあったって知らない? 例の、目玉の。 ( 向かいの席に座って珈琲を一杯頼み、喋り出す。 相手がその「目玉の」犯人だとは全く頭にはなく、少し脅かす程度のつもりで自分の目を指さしながらそんな話。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:46:09]
メアリアン > ――――… ( 眼球採集は割合上手くいッていたのに。――なンだか最近は上手く事が進まない。情報は集まらないし、叔母は煩いし、良いアイデアは浮かばないし―― 何度目かの溜息、吐いた所で ) ――――きゃあッ ( 後ろから掛ッた声に小さく声を上げる。…背後も気配もなンにも気にしていなかッた。気にしていた所で、殆ど気付かなかッただろうが。―― くる、と顔を向ければ、見知ッた女性の姿。 ) ロッティさン…――今晩和。 待ち合わせ、とかじゃ無いの。何となく、甘い物が食べたくて。 ( 黒い本を鞄の中へ仕舞い込めば、 ) ええ、どうぞ。 ( 此処いい?の言葉に、そう返す。 ) ―― そう かしら? ( 良く食べるのかな、解らない。まだ少し残ッた紅茶と、空になッたケーキの皿。 少しだけ、気持ちが落ち着かないのは、聞かれていたかもしれないッて云う 不安から。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:35:12]
ロッテイ > ( 偶然だった。 別に大した用事も無いが、腐れ縁の男がここらで店を開くっていうから顔出して、顔見知りと少しだけ飲んで雑談して、興が乗らなくて先に帰ろうと抜け出した所――――覗きこむ気も無く、ただ眼がそこを通過しようとしただけ。 そこに見知った姿が映らなかったら。 ) ( それが10分か少し前のこと。 すぐに喫茶店の中に入り、席へ案内しようとするウェイトレスを追っ払った。 ツレが其処に居る、と。 ) ( そして ) ――――メア? こんな所で誰かと待ち合わせ? ( いつもどおりの猫なで声で後ろから話しかける。 待ち合わせるような相手なんかこいつに居るのか? なんて心の中でせせら笑いながら。 ああ、あの胡散臭い男―――ネッビェとかいうのはそうかもしれないが。 ) 邪魔じゃなかったらここ、いい? あんたよく食べるわねー。 ( それで ) ( さっきの ) ( 「死者蘇生」ってなぁに? ) ( 後ろで聞いてたけど。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:27:53]
メアリアン > ( そもそも彼にそンな力が無かッたら如何しよう。――こてン、少し小首傾げた後、首を横に振ッて。 ) ――疑ッちゃ駄目よね…。 ( 親切で、お兄ちゃンを蘇らせてくれるッて、云ッてくれるンだから。 ) ―――…私も情報収集、頑張らなきゃ。 ( 紅茶を飲ンで、呟く。最近の活躍の話はあンまり聞かない。中身の、未だに良い情報は得られないし。 ) ―― 難しい わね…。 ( 情報収集も、何もかも。 )  ( 最後のケーキを食べ終えれば、口を拭い。本を閉じた。 ) ――――… ( お兄ちゃンを蘇らせるのに、沢山犠牲が必要だと云われたら … )  手ッ取り早い方法ッて、火を付ける事よね。 ( 元々小さく呟いていた声を、更に潜め。 ) ( ――けれど、家の近くじゃないと難しい。魔法が使えない以上、遠くで行うなら火を持ッて歩かないといけないし ―― ) [Thu 6 Aug 2009 22:20:26]
お知らせ > ロッテイさんが入室されました。 『 忍び寄るもの 』 [Thu 6 Aug 2009 22:20:14]
メアリアン > ( むくッ、と身体起こせば紅茶を啜り。ケーキを一口、運ぶ。 ) ――――… ( 砂糖の甘みが口の中で広がり溶ける。こくン、と飲み干せば、 ) ―― 犠牲が必要なら云ッてくれれば、 ( 頑張るのに、と。…やッぱり彼に、怖い、ッて云ッてしまッたのは間違えだッたかしら。 ) ( ――あの時は、人殺しを好き好ンで遣ッている様で自分が怖かッた、けれど。でも、全てはお兄ちゃンの為ッて考えたら、そンな恐怖も消えてしまッた。悪い事じゃない、大好きな人の為に遣る事。 ) ――― … ( ぱくッ、ともう一口。 ) ( 犠牲が必要だ、と云われたら如何しよう?―― 一人一人殺してたンじゃ捕まるリスクも高い、し。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:09:58]
メアリアン > ( 真ッ黒な表紙の本は、鉄仮面の情報を探して暗黒街をふらふらしている時に見掛けたもの。魔術だとか、悪魔だとかそンな言葉に惹かれ、突発的に購入してしまッた、が。 ) ―――…ッ、 難しい…ッ ( ぺたンッてテーブルに突ッ伏して。細かい文字を読むのは苦手だ。――学校には依然通ッてはいたけれど、成績は良くなかッたし。 ) …死者蘇生 ――の事なンて殆ど載ッて無いし…。悪魔は邪悪なもの、としか書いてないし。 ( はあ、と大きな溜息を吐いて。なンだか色々な人から色々な話を聞いて。何を信じるべきなのかが段々解らなくなッてきた。 ) ……―― ( 頼らず自分で遣るべきなのかもしれない。けど、魔術なンて今迄見た事も無かッたし。 ) ―――ネッビェさンは、本当に叶えてくれるの、かしら。 ( 1ヶ月後の約束。――叶えられるならば直ぐに出来る筈。何故、1ヶ月と云う期間が必要なのかしら? ) …力が、足りない? ( とか?なンて。 其れは、犠牲が足りないッて事なのだろうか。 ) [Thu 6 Aug 2009 21:58:27]
メアリアン > ( 芸能横丁の一角に在る喫茶店。外からは歌い手や踊り子が見れる、そンな場所に在る。 …其の喫茶店の奥、隅ッこで外には目も向けず一冊の本に目を通す娘が一人。 ) ――――…  うー…ン。 ( 僅かに眉顰めて。文字だらけの本と睨めッこ。席は2人掛け用であり、テーブルの上には紅茶と小さなケーキが数種類置いてある。 ) [Thu 6 Aug 2009 21:48:51]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――一角にある喫茶店 )』 [Thu 6 Aug 2009 21:45:30]
お知らせ > チョコさんが退室されました。 『( 淡々と、これまでの『経緯』を上司様にお伝えする事でしょう。 )』 [Wed 5 Aug 2009 23:53:54]
チョコ > ( 貴方も …、と告げられた少年は きょとん、とした表情で。犬の耳が生えてるからかな、それとも、尻尾かな? そんな思考巡らせていた処。 ) ぇ …?…… あれ?  何で ? ( 貴方のステッキが、自身の手にしたシルクハットを突付いた 途端。被り口から顔を覗かせた孔雀鳩。間も無く飛び上がり、ピエロさんの肩に乗り此方を見遣って来。 ……そんな様子に少年は、 ) わァ …!  おにぃさん、 あの人たちより 凄いですね! だって、おにぃさんが渡してくれたこのお帽子、鳩さんが出て来るお帽子、なんて …! ( 緩やかであった尾の振りは、孔雀鳩を目にした途端。高速に振り始められ。 ステッキで示されたお店に向かう際にも、ピエロさんに向ける眼差しは興味深そうなもので。 端から見ればそれは、興味津々にピエロさんに懐いている風に見受けられることでしょう。 ) ( やがて、お店に着く… と。ライカニアの少年は先ほどまでの言葉遣いとは、一転。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:52:56]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『奇術師らしい立ち振る舞いで周囲の人間に騙るだろう。』 [Wed 5 Aug 2009 23:46:57]
デュラハン > (微妙にズレている感がある言葉にこの上司が突っ込むこともなく。)私が不思議な人・・・確かにそうかもしれませんね。けど、私からすれば貴方も不思議な人だと思いますよ?帽子から鳩を出せるんですから。(そう言えば貴方が手にしたシルクハットをステッキで軽く突付き、一羽の孔雀鳩を呼び出すだろう。シルクハットの被り口から頭を出した孔雀鳩は外の様子をキョリョキョロと伺えば、間を置くことなく飛び上がりすぐに主の肩に乗り・・・ソレからライカニアの少年に視線を向ければ、その正体を知ってか知らずカどこか不思議そうな感じで眺めるだろうか?)とりあえずあのお店に行きましょうかね?(先ほど指示した店にステッキで向かうような素振りを見せれば貴方の手を引き) [Wed 5 Aug 2009 23:35:19]
チョコ >  ――…それでは。  紫色の服のピエロさんに貰いました、ッて云います。  ( 微妙にズレている風にも聞こえる、その返答。… けれども、 ) そう、ですか。 … でも、ぼく。 ピエロさん見たの初めて、なので。 ピエロさんて、何だか… 不思議な感じがしますね。  ( 未知のお人への遭遇。その事に少年の犬耳は、忙しなく ぴこぴこ、動いており。… 不意に、貴方のステッキがシルク法度を持ち上げ。それが此方へと差し出され。一瞬、戸惑うような素振り見せるも… そゥ、とシルクハットに指先を伸ばし。触れてみよう、と… ) 『 ……  はい。 』 ( 短く、了承の意を伝え。… 期待に尾を振り振り、ライカニアの少年はピエロさんに付いてゆきます。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:23:23]
デュラハン > (二つの顔を持つ自身の言葉に部下はその意図を理解したのだろう、先ほどの言葉とはかけ離れた少年の言葉を聞けば)良い両親なんですねぇ。まぁ、紫色の服にピエロの仮面を付けた人から貰ったと言えばきっと許してもらえますよ。(他人の子供を甘やかしている様な素振りそう返すだろう。)(それから自身が伸ばした手に貴方の手が触れたのを確認すれば)えぇ、あの人達のようなすごい事は出来ませんが、私もここでお客さんを楽しませるのが仕事でしてね。(反対の手に持ったステッキで頭上のシルクハットをヒョイと持ち上げ貴方が手に取れる位置に差し出すだろう。)「それではすぐ其処の店にでも入りましょうかね。」(それから自身の指示を素直に受け笑みを返した部下にすぐ傍にあったカフェのような場所に入る指示をだそうか?) [Wed 5 Aug 2009 23:01:13]
チョコ > ( 先ほどまでの気配とは異なり。今の、貴方のそれは和らいでいるようにお見受け… 出来た、から。 )( お詫びに、何か買ってあげますよ。… 貴方の、表向きの装いに天邪鬼は漸くと、安堵して。 ライカニアの少年は、 )  …… わァ !  ぁ、 でも。 ぼく、 『知らないひとから、物を貰っちゃいけません。』 ッて… 云われてる、ので。  ( 貴方の御好意に対し、何か云いました。――御好意は、素直に受けましょうよ?  そんな風に戸惑い見せていた少年もやがて、貴方に頭を撫でて頂けると尻尾を ぱたぱた、 軽く左右に振り始め。差し出された御手に、 そゥ、と触れて。 ) でも、ぼく ……お話。聞いてみたい、です。 おにぃさんも、あの人たちみたいな事。出来ますか? ( あの人、と視線向けるは先の大道芸人。 )  『 分かりました。お供します、どちらへでも …。 』  ( 次いで口にするは、ヒトデナシとしての 返答。… そうして、少年は貴方に向かい。懐こい笑み向けることでしょう。 ) [Wed 5 Aug 2009 22:47:11]
デュラハン > (部下からの謝罪の言葉を聞けば僅かに肩を揺らし)いやはや、怖がらせてすいませんでしたね。お詫びと言っては何ですが、何か買ってあげますよ。(歓声の為に自身とライカニアの少年が何を話しているのを誰かに聞かれる事はないだろうが、ずっとヒトデナシの言葉で会話していれば流石に誰かがその不自然さに気づかないとは言い切れず。その為に表向きは子供のお客さんを驚かせた事を謝る奇術師として、本質は部下を許す意味を持つ言葉を口にすれば、貴方をあやす様にその頭に手を伸ばすだろうか?)(それから貴方の方に手を軽く差し出せば)それで機嫌を直して貰えます?「とりあえず報告を聞きたいので、出来る限り仲良さげに一緒に来てもらえますかね?」(続けて人の言葉とヒトデナシの言葉で貴方にこの場から動く言葉を告げるだろう。) [Wed 5 Aug 2009 22:31:33]
チョコ > ( 貴方から返されたのは、数秒の沈黙。 染み付いた癖が出てしまったにしても、流石にマズかったのかな。少年のなかで、困惑気味な思考が回り掛けた処。 貴方から発された、御言葉 ――それを受けた少年は、 )  『 脅かし、だなんて…… そんなつもりは、まったく。でも ……その… ごめんなさい。 』  ( 酷く慌てた様子。それでも何とか、貴方と同様―― ヒトデナシの言語で以って、返し。 ため息、ひとつ。貴方の気配から、何とも… 呆れのオーラのようなものを感じた気が、して。 少年は、しゅん、と俯いてしまう。貴方のお姿に、ぴょこ、と跳ねていた犬耳も今は。申し訳無さそうに、 ぺたり、と伏せられており。 ) [Wed 5 Aug 2009 22:14:48]
デュラハン > (自身の突飛な言葉に薄っすらと涙を目に浮かべるライカニアの少年。一瞬、子供相手なので不味い応対をしたかとも思ったが)・・・・・。(ライカニアの少年から返された言葉に対し考えを廻らせること数秒。一度だけ見たその顔と眼前の貴方の顔が合致すれば)「報告の為に上司を脅かしに来るとは貴方らしいですね?」(ため息を一つ吐いた後に一応ではあるが本当に貴方であるかを確認する為にヒトデナシの言葉でそう口にして。その顔に浮ぶ表情は仮面に遮られ見えないが、言葉の抑揚で苦笑いや呆れている様な気配をj感じさせるだろうか?) [Wed 5 Aug 2009 22:06:00]
チョコ > ( ―― わァ …! と沸き起こった歓声。何事か、と其方を見遣れば空を舞う焔の筋が、幾筋か …それを目にした途端。本能的なもの、か如何かは定かではないけれど。少年の纏ったワンピースから生えた、犬の尻尾が びくッ、と竦んだようで。 そんな時、 『何処かでお会いしましたか?』 との、貴方の問いかけ。 先の、焔への怯えも重なり。ライカニアの少年の双眸は、じわッ、と涙で潤んでゆき。 ) …  お忘れ、ですか? ぼくの、こと。  ぼく、 貴方の『部下』の……  黒紫、です。  ( 口元に、ぐーの手を宛がって。潤んだ瞳で貴方を上目遣いに見詰める… そんな『芸当』は、この姿になってからいつしか。素の状態でも、染みつきつつあるようです。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:50:42]
デュラハン > (「戻った方が良いか」とは言ったものの、別に天候が悪い訳でもなければこの後に何か用が在るわけではなく。)(ふと歓声が聞こえた方に視線をやれば、恐らくは大道芸人が投げたのだろう火の付いた棍棒の様な物がいくつかお手玉の様に空を舞っていて。)ん・・・?(職業柄かそれともそれが知った声だからか。歓声とはどうにも違う質の驚く声が僅かに聞こえれば、その視線をすっと下に落とし)・・・・・・。(其処に居るのはどこかで見た様な記憶があるライカニアと思しき少年。ただ、その姿を一度しか見たことの無いこの悪魔はすぐに貴方と気づくことはなく。)どこかでお会いしましたかね・・・?(僅かに身を屈め道化を模した仮面を付けたその顔を貴方の眼前にまで近づければそう告げるだろう。)(スラムならばもう少し距離を置いて観察していたのだろうが、貴方に対して不思議と警戒感が湧かなかった事と場所が場所だからか悪魔はいつになく大胆なアプローチをしてみて。) [Wed 5 Aug 2009 21:38:48]
チョコ > ( 夜尚賑わいの衰えぬ、 横丁。その人だかりに流されてしまわぬ様、気を払いながら歩いていたのだろうか。 淡い茶色の髪をした少年は、幾分覚束ない足取りで道を歩いており … )  ……  そろそろ、戻った方が良い  よね …  ( 思わず、と口から零れる 呟き。―― 『彼』の指令により、とある少年の下に身を寄せている天邪鬼ではあったけれども。随分と、『彼』への現状報告に間が空いてしまっていることが酷く気に掛かっている。そんな風で。 そんな折、茶色の髪間から覗く同色の犬耳が ぴくッ、と反応するかのように。跳ねて。 少年は歩みを止めた。 )( それは、壁に背を預けた『貴方』からすれば… 距離的に極近い位置。恐らくは前方、に当たるでしょうか。 )  ……  ぁ、  ( 見知った、どころか忘れるハズのないそのお姿に思わず。少年は、小さく声を零しており。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:26:50]
お知らせ > チョコさんが来ました。 『( ふらり、 と … )』 [Wed 5 Aug 2009 21:13:40]
デュラハン > (ココ最近はこれと言った大きな事件もない為か変わらぬ賑わいを見せる芸能横丁。その道の所々に出来ている人だかりから少しばかり離れた場所に目を引く色が一つあって。)そろそろ戻った方が良さそうですかねぇ?(この場所にしか似つかわしくない色の服を着たソレは間近の建物の壁に背を預けた状態でそんな言葉を呟けば、手にしたステッキの柄で頭上のシルクハットの鍔を軽く上げて空を仰ぐ。) [Wed 5 Aug 2009 21:07:02]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『雑踏と歓声の隙間』 [Wed 5 Aug 2009 21:01:37]
お知らせ > 静馬 爛花さんが退室されました。 『( まあ、良いか。 また来てみよう。 )』 [Wed 5 Aug 2009 03:22:21]
静馬 爛花 > ―――〜ん、馬鹿に…? ぁー… ( そう言えば、馬鹿にするなって怒っていたような。 …下には下がいる、というのは、座長の質のことなのだけど。 だって、取り上げられるお金を持たせるなんて、本来必要ないことだろうに。 奴隷、と勘違いしているからこその意識。 ) [Wed 5 Aug 2009 03:21:15]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( ふと、気付く――― )』 [Wed 5 Aug 2009 03:18:37]
お知らせ > 静馬 爛花さんが帰りました。 『(それにしても無駄な出費。 ごめんねかなめ。 一緒に来れば… いや、面白くなかったけど。)』 [Wed 5 Aug 2009 03:12:29]
静馬 爛花 > ( …あろうことか、その出し物をこそ、ちらりと見ただけで通り過ぎようとした。 けれども自分を意識してそうしたのは何となく分かるし、後ろ歩きで戻って来て言うことにゃ。 ) ―――〜やめなさいよそれこそ気持ち悪い! それよりほらほら、片目で受け取れる? いっくわよ――― ( 1000エン硬貨二枚をヒラヒラ振って、性交スルーで一つ目娘に放り投げた。 キャッチできなかったら返して欲しいが、好みじゃないけどがんばってくれたようだし、良しとしよう。 …まさか、そこまで読んだ嫌がらせじゃあるまい。 そう考える程度には趣味じゃない。 ) [Wed 5 Aug 2009 03:06:53]
静馬 爛花 > 〜でも、するしかないのよね? ( では? …もちろん普通に、仕方なくやっていてもいい。 何かするより、そこに居るだけの方が楽だから。 でもそれが不満なら。 ) …そうよね。 見ずにはいられなかった。 もしかして何かあるんじゃないかって… 何をしてもこうなのよ。 ( もう、どんよりと空を睨んではいない。 困ったもんだねという軽い調子で肩竦め、首を振る。 ) …そう。 我慢しちゃうんでしょうけど――― それでいいの? 他にしようがないのかもしれないけど、ほんとに何もない? 選択肢ってどんな状況でもあるものよ。 色々考えるまでもなく、するかしないか自動的に決まっちゃってるだけ。 …例えばこんな小屋一思いに燃やしちゃうとか。 例えばさっきのおじさんにもうちょっと好かれて待遇良くしてもらうとか。 ―――ワンポイントアドバイス、取り返しのつかないことは後回しね。 経験者談。 ( でも、客に声を張り上げられるなら、まだ好みだ。 相手の反応、捉えていないわけもないけれど、その上で意に介した風も無く――― ) [Wed 5 Aug 2009 02:54:58]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 今晩の出し物は、達磨女と一つ目娘の性交だ。 』 [Wed 5 Aug 2009 02:45:58]
だいだら > ―― それなら、私は芸人じゃなくていい。 ( 少なくとも私のこの一つ目を見て驚かなかったのだから、既に芸人ではなくなっている。芸が受けなかった芸人は、もう芸人じゃない。 納得していないのは自分の扱かわれ方だ。望んでも居ない芸をさせられて、つまらないと言われて終わり。…そんなの、あんまりだ。 ) あなたの言っていることはよくわからない。 私になんて声を掛けず、目を合わせずに通り過ぎれば良かったんだ。或いは私になんて声を掛けず、小屋の中を除いて「わあ、気持ち悪い」って思って、2000エンを置いてそのまま帰ればよかったんだ。 ――我慢、出来るよ。いつものことだもの。そうなるようにしつらえてあるんでしょ? ( 幾ら叫んでも、座長にお金を取り上げられるのと同じように、私の声は届いているんだか居ないんだか。こうやって叫ぶこと自体がもう意味の無いことなのだ。座長のように愛想笑いを浮かべていればよかったのだ。 ) …とてもじゃないけど、選択肢の総当りなんて私には無理。 ( それをやるには足りないものがある。目玉だ。 ) ――― 。 ( ぎり、と歯を食いしばる。笑うな。笑うな。…だが、叫んでも無駄ならば、私にも考えがある。客は私たちを見て、その内心で自分たちの幸せを密かに噛み締めているんだ。内心でああはならなくて良かったって思っているんだ。2000エンはその値段、絶対に払わせてやる。 ) 一度見ておけば、孫の代までの語り草。お代は見てからで結構です。 ( 静かにそういうと、爛花の横を通り過ぎて先に小屋の中に入っていった。 ) [Wed 5 Aug 2009 02:43:38]
静馬 爛花 > 〜うん、何が違うのかしら? …だいだらも、私とその、達磨女に違いはないって思うのね? じゃあ、見たって面白くないのも分かるわね? でも、代金を払えと言うの? ( くくくと肩を震わせて、楽しそうに笑う。 分かってるくせに、という意地悪か。 あるいは本当に、何も感じてやしないのか。 ) 〜まあ、せっかくだからどれほどの芸か見せてもらいましょ。 体張ってるって意味ではこれ以上ないくらいだし。 [Wed 5 Aug 2009 02:25:20]
静馬 爛花 > 〜どうかしら? お金とれるかっていうと分からないけど。 普通の芸人なら何かもってるわね。 でなきゃ芸人じゃないもの。 あなたは芸人なんじゃないの? 見せられるものがあるから芸はいらないの? ( 望んでしているわけではないとしても、他に道がないのなら芸人だ。 では、都合なんてお構いなしでそのように見る。 座長じゃない、だいだらが提供できる芸は見た目だけと。 でも、まあ普通のうちに入るとは思っていた。 つまらない芸人なんてごまんといるわけで、その中で一つ目の姿という芸がどの程度のランクかというと、そんなに低くないかもしれない。 不気味だけど、キャラクターとしてまとまっているというか、案外かわいいし。 肩を竦めて、それはそれでと頷いた。 ただ、それでは納得していないようだから、聞いたんだ。 ) 〜あっははは。 入る前から払わないなんて言わないわよ、見てもないのに決められないでしょ? ( だが、意地悪でなく心から、大したことないと思ってしまうのだ。 あなたと私にたいした違いはない。 きっと、達磨女や逆足男も。 だから芸がなければ。 この娘の感性では、例え感銘を受けたとしても直後に打ち消されてしまうのだけど。 ) …そうなのよね。 身体ばっかりじゃなくて、立場なんかも。 全部、そうなるようにしつらえられてるとしか思えないのよ。 成功も失敗もあらかじめ全部決まってて、私はそんなことを何度も何度も繰り返したのを覚えてる。 や、見るまで忘れてるから後出しなんだけど――― 何か起こるでしょ? 今日あなたに会ったのもそう。 今、こんな事が前にもあったような気がしてる――― つまんなくて、つまんなくて。 …こんな話、分かってもらえるとは思わないけど、あなたはどう? 全部そうなるように決められているとしたら、我慢できる? この後私がお金を払わないで帰って、あなたがあのおじさんからお金を取られて… きっとそうなるけど、それでいい? ( 言葉遣いは気にしていなかった。 けれど、声を荒げるのに対してものれんに腕押し、糠に釘といった調子で、かぶいた恰好の少女は、どんよりと暗い瞳で空を見上げて、わけのわからないことを口走る。 ) …一念発起して行動起こしてみても、それさえ、前にもそうしたって思い出すだけなんだけど。 選択肢の総当りをしてれば、いつか、新しいところにいきつけるんじゃないかと思うのね。 [Wed 5 Aug 2009 02:17:31]
だいだら > …うん、無理だよ。だって私、本当は普通の女の子だもの。それ以外に芸が無いのが普通でしょ? ( どうやら相手は興味をなくしたようだ。 ) 払わないって言ったら、本来ならただ小屋に入れないだけ。でもあなたは私という芸人を観ていったわ。だから、座長はお金を貰っとけと言ったんだ。回収できなければ、それは私のせいになるってだけ。 ( だが、下には下がいるというその言葉に私は頭の中がかっとなった。 ) ばかにするな! あなたなんて、偶々手足がちゃんと付いていて、偶々目玉が二つちゃんと付いてただけのくせに! ( けど、その声には迫力が無い。本人は一生懸命声を張り上げているつもりだけど。 ) 私とあなたの一体何が違うと言うのっ。 どうしてこんなに私は蔑まれなくちゃならないのっ?慣れっこなわけ、無いじゃないか! ( 嗚咽を混ぜながら、しかし大声にはならない。とめどなく溢れる感情をそのまま言葉にしているのだ。 ) 見ていきなよ。達磨女は最高だよ。元々はあなたと同じ、普通の女の人だったんだ。それがさらわれて、乱暴されて、戯れに手足をちょん切られて、気がおかしくなっちゃっただけの人だ。 偶々そうなっちゃっただけの人だ。 [Wed 5 Aug 2009 01:49:12]
静馬 爛花 > ―――。 ( 取り消されて、そこでようやく興味以外の表情を見せた。 失望とか、そんな感じの。 ぱっちり開かれて目がすっと細くなり、もう微笑んでいない口元から溜息一つ。 ) 〜まあね、普通無理だもんね。 でもその一つ目は、ただの奇形って感じじゃないと思うんだけどな。 人間として見るとおかしいけど、一つ目としてはすっきり纏まってるって言うか――― なのに無理って言うのね。 じゃあ、無理ね。 ( 拒まれれば、羽織もあっさり引っ込める。 どうやら気は済んで、すっかり興味をなくしたようだ。 そういった意味では、満足したのだろうけども。 ) 〜へぇ、それじゃあ払わないって言ったらどうなるのかしら。 払えって迫るわけじゃなくて、あなた達から取るの? 〜で、それを 「それで良い」 と言うの? …しょうがないのかな。 奴隷じゃ逆らったって誰も味方してくれないものね。 …ん、あれ、けどお駄賃くれるんだ? やっぱり多少は良いおじさんじゃない。 下には下がいるって意味で。 ( 初対面で縛られていただいだらの気持ちがいつもと比べてどうかというのは分からない。 でも、話しているうちに気になる部分を見つけたようだ。 また、見つめてる。 もっとも、もう足は何歩か小屋へ向けて歩き出しているけれど。 ) [Wed 5 Aug 2009 01:29:34]
だいだら > …うん。じゃあ、もう少し大人になるまで飲まないようにする。 ( お酒を飲むと喉がうえっ、ていう感じになるから嫌いだから、大人になってももしかしたら飲まないかもしれないけど。 ) ……… ごめんなさい、山を動かすのはやっぱり無理だと思う。 ( 相手が期待しているらしいのを見ると、急に自信が無くなったのか直前の自分の言葉を取り消してしまった。私はただ目が一つというだけで、あとは普通の女の子なんだ。山を動かせる女の子は普通じゃない。 ) だから、一つ目で満足できないのなら…私の芸はここまで、だよ。 ( ぐし、と目をこする。それを喜んでいいのかどうかはわからない。普通で居たい、普通に扱われたいと願うけれど、それじゃあ芸人としては出来損ないになる。 ) お代は見てからのお楽しみっていうのは座長の嘘っぱちだよ。入場の時にお金取られるもの。嫌なら払わなくても良いよ、私が代わりに出すから。そうしないと、また裸で外に放置されるから。 ( どうせたったの2000エンだ。 ) …要らない。 ( 肩に掛けられようとする羽織をそっと両手で拒んだ。 何だろう、変な感じ。気持ちがなんだか酷い。 ) [Wed 5 Aug 2009 01:08:26]
静馬 爛花 > ( お酒は気持ち良くなるもの? ) 〜知らないけど、圧倒的な美味しくなさだったから、あれを美味しいって言うには飲んだ後で酔う気持ち良さを知らないと難しいんじゃないかと思うのよ。 ついでに二日酔いなんかのデメリットも抱えるわけでしょ? あとけっこう高いし。 よっぽどなんだと思うんだけど、子どもがあんまり飲むと死ぬらしいから、もうちょっとお預けね。 ( うーんと考え込む風にして話すが、どこまでも主観的な感覚だ。 大人になると味覚が変わるということを知らない、小利口な。 山動かせるかも? ) 〜あ、じゃあそれ予約。 正直一つ目なくらいじゃあんまりだけど、山が動くのは見てみたいわ。 ( そっちには見物料を払っても良いと思う。 つまり、こっちには…? 壮大な絵を想像して楽しげにするものの、さらりと失礼かもしれない。 ) 〜ああ、行っちゃった? …ま、そんなに面白い人ではないわね。 てゆか、お代は見てからじゃないの? もちろん見せてもらうけど、満足できるのかなあ? ( 正直無理だと思う。 そして満足しなかったら、言葉通りに受け止めて払わない気満々だ。 …だったのだが。 ) …っておおっとちょっとちょっと? 泣くことないでしょ慣れっこなんじゃないの? あー… ( そこまでは考え及ばず泣いたと思ってしまう。 裸だし、楽屋?にでもなんでも引っ込んでくれて良いのだが、とりあえず、グラデーションになるよう重ねて着ている… というか肩からは落として腕に引っ掛けている、薄い生地の羽織を脱いでだいだらの肩にかけよう。 私が泣かせたみたいじゃない。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:49:36]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 [Wed 5 Aug 2009 00:47:34]
だいだら > ………。 ( だいだらは肌に残る縄の痕をさすりながら立ち上がると、自分の身体を手で隠しながら。 ) 全然、良いおじさんなんかじゃない。 ( 呟くようにそう言った。じわりと涙が滲むけれど、これは目玉が大きいからちょっと涙ぐんだだけで大げさに涙が出てしまうのだ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:29:07]
だいだら > ( いっそ燃えて―― 燃やしてしまえば良いのだろうか。ふとそんな考えが頭を過ぎったが、小屋が燃えても私や他の皆が困ってしまうのだ。 大きな瞳は肯定でもなく否定でもなく、あやふやに揺れ動いた。 ) うん。パンっていうこっちの食べ物は歯にくっつくから好きじゃないかも。 そうなんだ、気持ちよくなるものなんだ。 ( 確かに、座長が気持ちよさそうに酔っ払っているのを見る。でもその翌日は酷く具合が悪そうに見えるけど。 ) …ううん、お腹は壊す。 ( そこら辺は普通の人間と同じらしい。 いつの間にかだいだらの言葉が敬語ではなくなっているが、多分目の前の少女との会話に慣れてきたのだろう。 ) やっぱり、神社とか苦手なのが普通なのかな? …今はまだ山は動かせないけど、いつか動かせるようになるかも。 ( それを聞いて座長ははっ、と笑ったが、もしそれが出来るようになったら、誰も私のことを馬鹿にしなくなるに違いない。この前スラムで出会った蜘蛛のように、私を敬うに違いない。 爛花の問いかけに対しては、そいつに大した芸はありませんよとぶっきらぼうに返すのみ。そうして「おい、だいだら。きちんと金は貰っておけよ」とだけ言い残すと、そのまま何も言わず小屋の中に引っ込んでしまった。答えにくい質問から逃げたのだ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:29:01]
静馬 爛花 > 〜ん、ごめんね。 答えられないわよねえ。 ( おじさんいるし。 でも、どうなんだろう。 燃えてしまえば良かったか、それほどでもないか――― そこから何か読もうとするように、大きな目をじーっと。 ) 〜へぇ、和食なんだ。 私も好き。 …そうそう私も、何が美味しいんだかね。 〜でも一度しこたま酔ってみたいなあ。 どんな感じなのか。 たぶんあれは、美味しいものじゃなくて気持ち良くなるものなのよ。 ( 何だか世間話ムードだが、質問攻めはお客の特権か。 ) 〜傷んでても普通に食べられるなら、お腹壊さない限りは得してると言えなくもないけど… 熱いお風呂の温度が分からなくて火傷するようなものだもんね。 ( 良い物食べてないくらい、この小屋だしなんとなく想像出来る。 ただ、その中身が気になった。 もしかしたら、面白いもの食べてるかもしれないと。 ここは、拘る様子は見せない。 ) 〜ふぅん、妖怪だったら、ああいうところは苦手なんじゃないのかしら? ああ、そういえば平気だけど。 …あ、同じものなの? へぇ、知らなかった。 だいだらか。 それにしてはずいぶんと可愛らしいけど、じゃあ将来が楽しみね? 山を動かせるんでしょ? 今はそういう芸はないの? ―――それとも隠してるのかなあ? ( どうかしら? ここは座長に聞くところではないのだけれど、くるりとそちらを向くのは反応見るためだ。 とんでもない隠し芸があるかもなんて、考えたことある?って。 けれども、やはり他意はない様子。 どうであれば良い・悪いなどという判断はどこにもなく、ただどうするのか見ているという。 ―――だから、縄を外すのには意外そうにした。 ) 〜あれ、罰はおしまい? 恥ずかしいって言ったから止めるの? 恥ずかしがってる、とは思ってなかったのかしら? ―――同い年だしね、ちょっと目のやり場に困っちゃってたのはそうだけど。 ( いやん、なんてわざとらしく身もだえして頬に手を当てる。 それらしい素振りを見せたことはなかったが。 ) 〜私に遠慮したならありがとう。 良いおじさんね? ( くるりとだいだらに向き直って、同意を求めるような話し方だけれど、イントネーションはこのおじさんをどう思ってる?と聞いている。 実は、飼育員のようなものかな、という程度の感覚だ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:15:24]
だいだら > ( 一つ目娘は問いかけに対し、また座長の方をちらりと見る。座長は「そう!そうなんです、炊事当番だったんですよ」と言うが―― 直後の言葉に驚いたような表情を見せ、顔を引きつらせながら愛想笑いを。 ) ん、と。お味噌汁とかお芋は美味しいと思います。でも、お酒は美味しいと思いません。 ――辛いっていう感じは無いんです。ただ、偶に食べ物が痛んでることに気づかないで食べてしまうことがあるので、損はしているかもしれません。 ( あくまで味覚が弱いだけで、美味い不味いの判断はつくらしい。何を食わせているのか座長はまた愛想笑いを浮かべて言わなかったが、今のだいだらの言葉に答えはある。しかし、食べているものがそれほど良くないのは仕方が無いかもしれない。 ) ――う? ううん…別に、苦手じゃあないと思う。思います。 ( サイクロプス。こっちでは一つ目巨人のことをそう言うんだって知っている。 ) ――だいだらぼっちです。だから私の名前もだいだらって言います。いや、もしかしたらだいだらぼっちなんかじゃ無いかもしれないけど―― 13歳です。 ( 少女に問いかけられた座長はむ、とした表情を作ると。渋々だいだらの縄を解いた。このままだと色々突っ込まれそうだと判断したのだろう。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:51:05]
静馬 爛花 > 〜あらら、やっちゃったわね。 寝タバコはないでしょ、炊事当番だったとか? …火事にならなくて良かった? それとも――― いっそ燃えちゃえばすっきりしたかなあ? ( くくっと肩を震わせて、拳を口元に当てて笑う姿はなんとも無邪気だ。 でも、何か。 ) 〜ふぅん、美味しいとか不味いっていうのはあるの? 〜で、味覚の方はどうなのかしら? 鈍くて幸い? 損してる? ( 後半の問いは、くるりと座長の方へ顔を向けてだ。 どんな物食べてるのかと。 ) 〜何よ、はっきりしないのね。 神社仏閣は苦手? ほら、一つ目っていうと妖怪もあるけど、サイクロプスとかいるじゃない? 今いくつ? これからどーんと大きくなったりして。 …って、そっか。 売りが見た目だけにしては… いや珍しいけど、裸でも見せないとお客来ないってことなのかしら。 〜でも、そうよねえ。 恥ずかしいって。 ( 言ってるけど?と、また座長の方を向く。 どうするの? 罰だからそのまま? …どちらに対しても、ただ、問うだけだ。 あなたを知りたいと言いたげに、好奇の目を向けて。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:38:22]
だいだら > ( 座長はいまだ愛想笑いを浮かべているが、内心では僅かに「何だこの客は」と思っている。何しろ自分の痛いところを突いてくるのだから。 そして、なあにたいしたことじゃありません。ちょっとへまをやらかしまして―― そう、小屋でボヤ騒ぎを起こしたんです! と、適当な嘘を。 ) ………。 ( どう答えて良い物かちらりと座長の方を見たが、すぐに目の前のお客に視線を戻して。 ) はい、わかりません。臭いが感じられないから、味覚も他の人より鈍いみたいです。 ( これも自分では良くわからない。他人にそう言われたから、そうなのかなと思っているだけで。 ) 妖怪です。…妖怪だと思います。でも、もしかしたら人間かもしれません…。 芸は、出来ません。 ……。 恥ずかしい、です。 ( 続く質問に一つずつ答えたが、最後の質問には俯きつつ小声で言った。勿論、恥ずかしさの為だ。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:19:58]
静馬 爛花 > ( 強い口調に、ここは苦笑しても一つ肩を竦めた。 ) 見世物が挨拶しないのと、どっちがお客を引かせるかしら。 てゆか、話せるんだ。 〜で、何したの? これが芸とは言わないでしょ? おじさんの趣味? ( スルーされていることに気付かないわけはないのだが。 ごく普通に話すようなトーンで苦情に近い感想挟みつつ。 けろっとした顔で首を傾げる。 どうなのかと。 ) 〜でも残念ながら、あなたにその恩恵がどれほどのものかは分からないのね。 ( だって臭いという概念がないだろう。 きっと空気中に存在する刺激物を、角膜で捉えるくらいで。 よく言えました、でもお約束の口上か。 ) 〜人間なの? 芸はできる? …身体は普通なのね。 恥ずかしい? ( 声が震えているのは、怒りか恥辱か。 今自分が暑いせいで、寒い、とは思ってもみなかった。 何にせよ、ストレートに聞いてくる。 が、なぶるような調子も特にない。 ただ、好奇の色があるだけで。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:11:32]
だいだら > ( 少女の問いかけには「勿論ですとも!」と大げさに言ってみせるだろう。そうしてやっと捕まえたお客を嬉しそうに小屋の中に案内しようとするのだが、その前に少女がだいだらに話しかけたのを見て立ち止まる。男はお客様に挨拶しろ、と強い口調で一つ目の娘に言うだろう。 一つ目娘が何をしたか、という点は笑ってごまかすだけだった。淫売窟でぼったくられた話なんて、とてもじゃないが他人には言えない。 ) い、いらっしゃいませぇ。 ( 私はまだ少し咳き込みながら、大きな瞳でその相手を見上げた。 ) ――はい、鼻はありません。臭いもわかりません。便利なのは肥溜めの臭いも感じずに済むので、汲み取りのお仕事に向いてるということで御座いましょうか。 ( これはいわゆる客に対する語りである。寒いせいか、声が震えているが。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:00:03]
静馬 爛花 > ( 愛想笑いににっこりと微笑み返す。 それだけ見れば愛想の良い娘だけれど、座長がバツ悪そうなのに対しては、いささか違和感があるか。 続く口上には、男から小屋へ、そして一つ目の女の子に視線を移す。 困ったな、ということか、あるいは悪趣味というニュアンスか。 ひょいと肩を竦めて、首を傾げて――― )   〜本当に? おじさんは孫の代まで語り草にする? まいっか。 見てみないことにはね。   ( 期待しないけど、とでも言うようなさっぱりとした態度だ。 でも、そう言いながら二人の方へ足を進める。 どうやら入ることにしたらしい。 通行人から、おいおい的な視線が注がれるかもしれないが、何を気にする風も無く――― ) 〜で、一つ目娘は何したの? それとも、趣味なのかな? へぇ、鼻はないんだ。 臭いとかって分からない? ( 一つ目の女の子の大きな目を覗き込みながら、同年代の裸体がさらされて、縛られ濡れ鼠なことに対する言葉がそんな。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:48:42]
だいだら > ( 座長は一言二言私を罵倒する声を浴びせると、空になった桶を乱暴に放った。そして、丁度通りかかったイエロティアの少女が見ていることに気づくと、少しばつの悪そうな愛想笑いを浮かべる。それから、あなたに対してこう言うだろう。 「いかがですお嬢さん」 「世にも奇妙な生き物たちの芸を見ていきませんか」 「一度見ておけば、孫の代までの語り草!」 「達磨女に、逆足男に、一つ目娘、いろんなのがいるよ!」 ――と。 ) けほっ   う、  ………。 ( ぎゅ、と目を瞑ってからぱちりとまぶたを開ける。視界が水で滲んでよく見えないが、どうやら客を一人呼び止めているらしい。小さく咳き込みながら、私は足を止めたイエロティアの少女を見た。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:33:16]
静馬 爛花 > ( それはもう、ガン見している。 タイミングとしては水の音にそちらを向いたら二人がいたような。 そそくさと通り過ぎたり目を逸らしたりするものだろうに、かぶいたファンタジー和装の少女は足を止めて、楽器のケースらしい、そのくせ片手棍も吊るされていたりする鞄を手に顔をそちらへ向けている。 顔を顰めるでも、嘲笑うでもなく、街角の寸劇に興味を引かれたような顔で、次どうするの?という感じで。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:25:47]
お知らせ > 静馬 爛花さんが来ました。 『( 見てる。 )』 [Tue 4 Aug 2009 22:20:13]
だいだら > ( と、その時だ。入り口から座長がぬっと顔を出し、私を睨み付けた。もう解放してもらえるのだろうかと思ったが、その怒りに満ちた表情と手に持った水の入った桶を見れば、どうやらそうではないことがわかる。 ) …っ。 ( 次の瞬間、座長は新たに冷水を私の頭に浴びせた。夏の外気と自分の体温で温くなりつつあった水が、また冷たいものにかわり、更に体温が奪われる。 その直前に感じていた憎しみは、冷水と一緒にどこかに流れていってしまった。 ) ぷはッ げほっ…  う、  ぅ。 ( 水が目に入って思わず目を瞑り、咳き込んだ。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:18:52]
だいだら > ( …私は、ほんの少し。ほんの少しだけど、その時――…。 私を変な目で見ている連中を、憎く思った。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:15:12]
だいだら > ( 目玉が一つしかないこと以外は普通の女の子なのに。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:14:31]
だいだら > ( 時々通りすがる人の視線が痛い。見世物になるのはもう慣れてるけど、やっぱりこういうのは嫌だし恥ずかしい。私は―― 私は、目玉が一つしかないこと以外は普通の女の子なんだ。 ) ………。 ( ちらりと濡れて張り付いた前髪の隙間から、こちらを見る通行人の方を覗いてみる。視線が合った相手は一瞬ぎょっとしたような顔をして、そそくさと立ち去ってしまった。 …やっぱり、小屋の外に居る私は見世物としては成り立たない。小屋の中ではお客は気味悪そうにしていても、逃げ出すようなことは無い。それが小屋の外に出れば、一転してただの異物、ただの異形だ。関わり合いになるのもためらってしまうような。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:14:05]
だいだら > ( 座長がこんな風に怒り狂った時、一座のほかの人間は庇ったりしない。中には古株で座長との付き合いの長い芸人は、文句を言ったり否定したりするけれど、そういう発言力のある人も庇ってはくれない。彼らが不満を口にするのは、自分に対して不利益があった時のみだ。 そういう私も、他の連中が苛められている時に庇ったりはしない。だから少なくとも一座の中では、私のこの待遇は公平と言えるのかもしれない。私が普段から勇気を出して皆を庇っていれば、どうして今みたいな状況で誰も助けてくれないのかと文句を言うこともできるのだけれど。 ) ………。 ( ぶる、と身体を震えさせた。こういう時、普通の人間ならくしゃみの一つでも出すのだろうが、あいにく私には鼻が無い。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:01:31]
だいだら > ……お腹空いたな。 ( そういえば晩御飯がまだだ。夕方前に病院から帰ってきた座長にずっと苛められていたから、ご飯を食べる時間なんてなかった。そもそも私が食事を用意する係りなので、他の連中もきっと空きっ腹だろう。座長だけは多分どこかで済ませてきたのだろうけど。 ) ( 幻想一座の小屋はそれほど人通りの多くない場所にあるが、それでも私の姿を見た通行人は何事かと一瞬足を止める。確かに客の注意を引くには効果はありそうだが、果たしてその後に客が中に入ろうと思うかどうか。家族連れとか、恋人同士とか、逆に気まずくて入りづらいだろうに。 …もっとも、座長はそこまで考えてはいないのだろうけど。 ) [Tue 4 Aug 2009 21:53:18]
だいだら > ( 私は裸のまま縄で縛り上げられ、更に冷水を浴びせられた状態のまま入り口に放置されていた。やはり、先日の淫売窟の一件がよほど気に入らなかったのだろう。私はいつも以上に座長に痛めつけられ、こうして一風変わった客寄せのお仕事をやらされている。私は項垂れた状態のまま、店じまいの時間が早く来ることを願っていた。 真夏とはいえ裸で水を浴びせられたまま放置されれば、身体の熱を容赦なく奪っていく。凍死するようなことは無いだろうが、それでもとても寒かった。 ) [Tue 4 Aug 2009 21:47:09]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 幻想一座の小屋の前で。 』 [Tue 4 Aug 2009 21:39:46]
お知らせ > キリルさんが帰りました。 『( 拾い上げたカァドは、フランドール嬢に宛てたものだ )』 [Mon 3 Aug 2009 20:27:26]
キリル > ――― 、 ( あぁ、そうか。 )( カァドを拾い上げようと、手を伸ばしながら思い出す )  … ( 帰りに出していこうと思ってたヤツだ。 適当にカバンにつっこンでたら折れるかもと思って、本に挟んだンだったか。 )  ( なンかもう、いい加減相手には忘れられてそうだけど――― ) ( 帰り支度を済ませて、暑いだろう店の外を思いながら。まだアイス珈琲と呼ぶことの出来るソレを、飲み込んだ ) [Mon 3 Aug 2009 20:25:53]
キリル > ( 本当はノートやレポート用紙やメモ用紙も持ち込んでテェブルに所狭しと広げて進めたいところだが、ここでそれは少々憚られた。サイ○リヤならやるンだろうけど。西の方にもあるので安心してほしい。 …さておく )  …ン ? ( ペェジを開いたところで ひらり、 ) ッ、と、 ( 本の間から何か落ちた。 しおりのような細長いものじゃない、何か―― カァド? ) [Mon 3 Aug 2009 20:15:17]
キリル > ( 本には随所に、紙を細く切った簡易のしおりが挟まっていて、上の方に簡単なメモ書きがされている。 論文集のしおりはまばらなものだったが、物語の方は 全ペェジに挟んであるンじゃねーの、と友人に揶揄られた事がある。 だがそうでもないと、青年としては思っているのだ。 ただ、項目ごとに印をつけてしおりを挟んでいるから、同じペェジに何枚も挟んでいたりするけど。 )( 挟んである、といえば―― )   …、 ( もうおわり、と思ったくせにまた本を手にとり、ぱらぱらとペェジを捲る。 いい加減帰らないとと思ったのだが、今日新たにしおりを追加した箇所で気になるところがあったから ) [Mon 3 Aug 2009 20:10:19]
キリル > ンー、 ( 軽く伸びをして、首を左右に倒せばゴキッと嫌な音をたてた。 ちっと疲れた、と内心でごちながら小さく息をつく。 )  ( 読んでいた本は卒論のテーマに関わる物語と論文集だ。 自宅だとどうにも進まずに、こういう それしかできない、ッて場所に自分を追い込んでみた。 セィナには一応どこに行くかは伝えてあるし、もし晩御飯作ってくれてるなら入る余裕は十分あるから安心して欲しい。 ) [Mon 3 Aug 2009 19:58:05]
キリル > …、 ( このへんでキリにするかと、青年は紐を本に挟み閉じた。二人がけのテェブル席には青年が手にしているのとは別に厚く装丁のしっかりした本が二冊積まれている。その上に手にしていた本を積んで、ぬるくなったパンプキンスープを飲み干した。 オヤツ代わりにつついたラザニアの皿は、少し前に店員が下げてくれたようだ。 テーブルの上には本の他に今しがた飲み終えたスープカップと、まだ半分ほど残っているアイスコーヒーのグラスがある ) [Mon 3 Aug 2009 19:53:16]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『( La Bellezza Rossa )』 [Mon 3 Aug 2009 19:40:09]
お知らせ > リートさんが帰りました。 [Mon 3 Aug 2009 00:58:33]
リート >  ……聞くだけ聞いてみよう (それだけなら多分迷惑にはならないはずだ。多分)  [Mon 3 Aug 2009 00:58:30]
リート >  (足を止めたのは比較的静かな区画だ。余り賑わっていないような、人気のある歌い手なら絶対歌わないであろう場所。己はこういった場所でよく歌っている) ――今日はここで歌おうか (ヴェイトスで歌うのは本当に久しぶりだ。最後に歌ったのは―― ) ……あ、 (そうだ、キヨさんに連絡を取ろうと思っていたんだった。クリスティアの土産も買ってきたというのにすっかり忘れていた) 連絡…取れるかな (今はどうしているだろう。もう既に働いていていたら、雇い主の家に住み込んでいるだろうし、仕事をしているのなら忙しい中わざわざ来てもらうのは気がひける。歌い手は少し考え込むような仕草)  [Mon 3 Aug 2009 00:56:15]
リート >  (噂話で分かる変化は他にもあった。知り合いだった幾人かがいつもの場所から消え、顔も名も知らない歌い手が当然のような顔で歌っているらしい。旅芸人の一座は別の街へと興行へ行き、別の見世物がごく自然に業を披露しているのだという) (そして、今の己には居場所らしい居場所はない) (まぁ、其れは当然だ) (興行しなければ芸人など忘れられていくものだ) (分かっていてもクリスティアに行ったのは吟遊詩人だったころ――目が見えていたころ――の放浪癖が出てきたせいだろうか) (そんなことを考えながら歩いていれば、以前聞くことのなかったような曲が流れ込んできた。ああ、これも変化だ。杖が石畳に引っかかったように、止まった)  [Mon 3 Aug 2009 00:41:28]
リート >  (噂話も歌い手の耳に入る。良いものも悪いものも、時に憶測や悪意や揶揄を含んだものも。人の口から齎される情報なので、主観が混じるのは仕方がない) 色々あったんだなぁ… (此処最近のヴェイトスの事情はクリスティアにいた己の耳にはまだ入っていなかった。情報の伝達は遅いから仕方のないことだろう。とりあえず、最近は随分と血腥い事件が多かったようだ。他は――どこかの飲食店がイベントを開催している、とかそんな)  [Mon 3 Aug 2009 00:25:22]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 (様々な音と共に) 』 [Mon 3 Aug 2009 00:15:47]
お知らせ > セルマさんが退室されました。 『 ――――ぴぎゃッ!? ( 頭っから後ろにすっころんだ。 ) 』 [Thu 30 Jul 2009 00:54:25]
セルマ > (ざわざわと、人の心をざわつかせるような―――そんな、感情の乱れ。意識を集中すれば感じる、精神的な意味を含めての、自身の糧の匂い。) ………とは、言っても。 (小さく呟きながら、油で光っていた手、見直し。) やっぱ実際、食べてるってカンジするヤツの方が、好きなんだケドね。 (肩竦めながら、また天見上げ。) ―――んで、絶対つきって、やわこくて、もちもちしてそぉ。 (こっちの世界に落ちてきて、初めて体験した、食べるという事。中々どうして、面倒くさいながらも、楽しいそれは―――何度も、というわけにはいかないが、結構クセになってるわけで。) ――――ン。 (ぐ、と思わず片手、月へと伸ばし。) [Thu 30 Jul 2009 00:54:05]
セルマ > (ばり、ぼり、と骨を砕く音、民族音楽に紛れながら響かせ―――見事噛み砕けるのは、腐っても悪魔の端くれの証か否か。ごくんと喉を鳴らせば、見事噛み砕かれ、細かくなった骨が胃袋へと収まって。やる気の無さそうな半目ではふりと吐息零せば、自由になった両手、ぱたぱたと振り。) やっぱココは商売する以外は、裏通りの方がいいネ。おいし。 (呟きが指すものは、先程まで食べていたチキンに対するものではない。気の無い瞳が、一瞬何か狙うような、獣に近い色を帯び。) ココは、ニンゲンの嫉妬とか、そういうのがいっぱい溜まってる。 (すん、と鼻を鳴らせば―――そうする事で感じるわけではないが、人間のマイナス感情に、気を向けて。) [Thu 30 Jul 2009 00:27:08]
セルマ > (口端から、涎が垂れた気がして。ぐいと手の甲で口元を拭うと―――涎とは違う、油のべたついた感触。うへ、と表情歪めながら拭った手の甲見下ろせば、その先に見える、薄っぺらい黒服が、妙な艶を帯びて見える。横じまに見えるのは、浮いた肋骨か。一応性別的には、女である筈なのに、その証の一部であるはずの、柔らかな胸の膨らみ等は、一切見当たらない、薄っぺらい身体。見ごたえも何もない、見慣れた身体に小さく息吐くと、ごしごしと服に油で汚れた手、擦りつけ。) もっちりしてそーよネ。 いっぺん齧ってみたいわぁ。 (呟きながら、傍らに畳んでおいてある、真っ黒なマントに手伸ばし。) …―――あ、そっか。 (今日は"おうち"に商売道具を置いてきてたんだ。) どっかそこらに、ちょーどイイの落ちてるっちゃ無いだろし…いっか、メンドクセ。 (ナイフはあれど、切るモノが無いんじゃどうしようもない。居直るように、あぐりと殆ど骨だけになったチキンに、噛り付き。) [Thu 30 Jul 2009 00:13:10]
セルマ > (芸能横丁の隅っこ。どっかの民族音楽を、篝火の中心でどんちゃん賑やかに流している所から、少し離れた、楽屋裏に近い所。幾つか並べられた木箱の上、あまりお行儀が良いとはいえない体勢で座り込んでいる悪魔が一匹。片手には骨付きチキン―――だったものが、握られて。口の周りは、薄闇の中でも、気持ち悪い具合に油でてかり。開いてる片手に付いた油汚れ、ぺろりと舌先で舐め上げながら、天を見上げた。) ……――――つきって、うまいのかな。 (ぽつりと呟く、一言。) [Thu 30 Jul 2009 00:00:46]
お知らせ > セルマさんが入室されました。 『 ( ある晴れた夜の出来事。 賑やかな芸能横丁で。 ) 』 [Wed 29 Jul 2009 23:59:45]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( 納品先の人にぷって笑われてしまった。 あわぁ…。 )』 [Wed 29 Jul 2009 23:20:41]
イェルク > ( ―― でも、上手に縛れてなかったのか 歩いてるうちに乱れてしまったのか。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:20:11]
イェルク > うー…… 、 ( あぁ、ヘンなコトでヘンに時間くっちゃった。 おつかい、間に合うかなぁ? )  … いそがば まわれー、 …だっけー っ? ( 焦っちゃダメって、センセイも良く言ってるっけ。 誰かに笑われてるンじゃないかって不安になるのはおかしいだろうか。 気恥ずかしくて周りが見れない。 )  …、 ( シュシュを拾い上げて右手首にはめようか。 そうして今度こそ髪をしばろう。少しは首元が涼しくなるかもしれない。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:18:37]
イェルク > ( 純度の低い硝子窓が鏡のかわり。 ) んー …、 ( 覗き込んで、手櫛で髪を整えて )  ―――― ( 片手で髪を持ちながら、右手でシュシュを掴もうと )   あ。 ( した、ンだけど。 失敗して、指の間を白いシュシュが滑り落ちていく。 ) ッと、 あ、 ( ソレを追いかけて慌てて屈んだモノだから。 せっかく纏めた髪も乱れてしまって、 )  ああ ぁ … っ、 ( また、やりなおし。 ) … ( どころか、中途半端に手を離したせいで髪ぼさぼさだ。 ううぅ。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:05:50]
イェルク > 私のほーが 防腐必要そうー… っ、 ( でろでろしてしまう。 帰りに服を見て帰りたかったンだけど、この暑さじゃぁ挫折してしまいそう。  )  もー… っ、 ( いやー。 って、叫び出したいきもちがいっぱいいっぱい。 ずりずり、道の隅ッこに避けて一旦バスケットを石畳の上に下ろした。 ) ひゃー、 ( 思ってたより重かったンだろうか。持ち手掴んでた両手のひらが真っ赤。 …でも大丈夫、コレも多分訓練? きっとくんれん。 持っていけない重さじゃないし、 )  …、 ( 荷物下ろしたのは、髪をくくりたかったンだ。 ちょうど首筋にあたる髪の毛が鬱陶しくて、 ) んー、 ( ポッケから出したシュシュを口で咥えながら、両手で髪を纏めよう ) [Wed 29 Jul 2009 22:50:08]
イェルク > うー… 、 ( あぁもう胸の間とかきもちわるい。 ぐっと服を手で押さえた )  …、 ( 昼間じゃないだけ、まだいーんだろうけど。 こういう混雑したトコだと、日傘とかもさしてらんないし、 ) ――― かぶとむし さん、見に行きたい なーっ… ( お父様のお邸に。 いつか依頼で貰った硝子のカブトムシさん。 見ているとなんだか涼しげなんだもん。 …工房で飼わないのはうっかり目を離すと師匠(センセイ)になんかされてしまいそうだから。解剖とか、 )  へ ぅー… っ、 ( 息を零して、重たそうに両手で持ったバスケットをよぃせ、と持ち直す。 一時期に比べれば減ったみたいだけど、まだまだ雨が多いから。防腐石とか、良く売れるんだ。 今日も、センセイのおつかいで納品に行くトコロ。 ) [Wed 29 Jul 2009 22:35:03]
イェルク > ふぉ あー…… ( 足元がフラついてる気がするのは気のせいなンだろうか ) …指先から とけ るー…… っ、 ( 気が、する。 お風呂上りみたいにぼんやりとした頭を軽く振って、息をついた ) …、 ( ズレた眼鏡を掛け直すついでに、目元を指先でくしくしと拭う )( 目がぐるぐる回りそうって、思うのは水分足りてないからだろうか。 ちゃんと水分ほきゅーしないとダメって、センセイが言ってた ) [Wed 29 Jul 2009 22:24:11]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( … あっちゅぃ。 )』 [Wed 29 Jul 2009 22:15:07]
お知らせ > ノエルさんが退室されました。 [Wed 29 Jul 2009 02:57:30]
ノエル > (社会見学の誰にも知らせぬ理由その三。 この世界を目に焼き付けて、強烈なモチベーションとすること。 今までの自分には動機とか信念なんてなくて、ただ生きながらえたかっただけだったが―― それだけじゃダメな時代がきてるんだよ。) ……来るんだ。(それは望みであり、剣姫としての正しいロールプレイでもある。)・・・・いつか、こっちに。(今まで十余年平気だったわけだし。時間はかかっても良いから、語世間一般様と同じ道に両足でガンとたってやろーじゃないか。 なんて大それた野望、どーかしら。) [Wed 29 Jul 2009 02:57:14]
ノエル > (勿論衆人姦視の闘技場で着飾ろうとは夢にもおもっちゃないが――寧ろ合理的な新装備を望んではいるが――こうした場外での活動に限って服くらい自由にならないもんだろーか。 プロモーターに進言してみようか。) …通ンないよね。(奴隷ってのはそういうものだと。 無体な扱いこそ受けてない? ・・・受けてないにしても、寧ろ一般より持てはやされる立場でも、やはり自由人と自分の間には壁がある。 よしんば通ったとして、服一つ、散歩一つでも、”許可が要る人間”なんてここらを歩く連中には居ないンだろう。  道端も道端、人気の少ない小さな人形劇に暫し見入る。 無双の勇者は繰り人形、枠から出た途端、糸の支えを失いぱたりと死亡した。) [Wed 29 Jul 2009 02:50:03]
ノエル > (普段なら時間は有限! とかほざいで面白いモノ以外は無視する所だが、街行く人も見逃せない事情があるのだ。 世間を見に出た第二の理由が服装とか装飾を見たいって事。 流行とか忘れたし。 思い出すは奴隷時代。 今の方が体は寧ろ楽だけど―― ) あの頃は着飾れたもンなぁ。 (勝手に着飾らされた挙句最後は黄ばんだ白に染め上げられるのだがさておき。  でも闘奴と化してからは、そういう子女めいた”趣味”を見せることは禁じられた。 何時でも野心と勇猛の剣姫であれと。) ほぁ ・・・・かぁいっ。(演劇用のひらひらドレス少女に憧れちゃうのが、最早名前も忘れた本来の自分である。) [Wed 29 Jul 2009 02:41:05]
ノエル > (無論金銭的にはそれほどの自由はない・・・ 気に入った技芸に軽いチップを出すのが精々って程度。 でも対等以上の目線から物を見て聴いて、時には野次を飛ばし気まぐれに賞賛する立場に立てるのは、普段が職業戦闘芸人なだけに新鮮といえた。)コイツが食費持ってると思うと、って―― お殿様だよなぁ。(コロセウムが繁盛する理由もわかろーってもんだ。 まぁそんな心理を試合演技に応用できるほど芸の道に達者ではないが―― 気分良く大通りを散策する間、目線が追うのは道端のパフォーマーと、それに集る群衆。 一つの出し物があるたびに寄る、寄らないは兎も角一旦足を止める感じでこぉ。) [Wed 29 Jul 2009 02:32:07]
ノエル > (晴れた日は試合があるのだが、それが終わってしまえば時間的な拘束はゆるい。 加えて怪我をしている自分は訓練や輪姦の強制を受けない分、普段より行動の自由があった。下された「良い機会だからお前ちょっと世間を見て来い」の言葉は正に天恵か何かだったに違いない。 使い古しの尻でよければ差し出しても良い程度の感謝を胸に、行き先のプランを告げて放置して此処にきた。) 華やかだな――やっぱり。 (病院のロル参照の野暮ったい怪我装束は仕方がないが、試合着で観客に食いつかれながら、ってのより遥かに気を使わなくて済んでいる。 今日は一般人を満喫しようと思うのだ。) [Wed 29 Jul 2009 02:23:41]
お知らせ > ノエルさんが入室されました。 『社会見学。』 [Wed 29 Jul 2009 02:15:45]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 愛しています。だから愛して下さい―― …小さく祈ッた。 )』 [Sun 26 Jul 2009 21:36:42]
メアリアン > ――― けほ…ッ ( 吸い過ぎて身体が変になりそうだ。咳が零れて、漸く落ち着いた。 ) ―― しばらく、 は… ( あまり外に出ないようにしよう。嫌な事ばかり考えてしまう。 …久し振りに料理でも作ろうか。お菓子を作るのでも良い。 何か、していよう。 ) ( ゆッくりと立ち上がれば再び大通りへと、戻ッて行く。 ) [Sun 26 Jul 2009 21:34:56]
メアリアン > …お兄ちゃン。お兄ちゃン。…お兄ちゃン…ッ ( 呟いて、其の場にしゃがみ込ンだ。また笑ッてくれるだろうか。また優しい声で名前を呼ンでくれるだろうか。 …脳裏に浮かぶお兄ちゃン。非難と苦悶の表情。冷たい声。悲鳴。 頭を抱えて、何度も何度も 首を振ッた。 ) …ッ、 お 兄ちゃンが 私に冷たくする筈、無いわ…。お兄ちゃンを守ッてきたのは私…ッ。此れからだッて ―――…ッ ( 嗚呼、息が苦しい。 ぜ、ぜッと不規則になる呼吸。視界が白に染まり、歪み、眩暈がする。 ) 悪いのは ッ… 悪いのは… ( 神様なンだから。 ――其の言葉は、声にならず。 息を吸ッて、吸ッて、吸ッて。其れでも足りない気がして、更に呼吸は乱れる。 ) [Sun 26 Jul 2009 21:24:25]
メアリアン > ――― ( 人を避けて、避けて辿り着くのは薄暗い路地。大通りから少しだけ離れた場所。 ) ――― ( 壁に寄り掛かッて、空を見上げる。厚い雲に覆われて、星一つ見えない空。 ) ―― 神様の示す道を歩いていくのは大変なのに、 …堕ちるのはこンなにも簡単、なのね。 ( 神様を信じて来た訳じゃないけど。――嗚呼 自業自得だと言われれば、それまでなンだけど。 ) でも、一ヶ月後には… お兄ちゃンに逢える、のね。 ( 兄に逢えばきッとまた何も考える事無く、兄の為に何でも出来る筈。此の変な恐怖も全部全部 其れまでの辛抱―― ) [Sun 26 Jul 2009 21:15:59]
メアリアン > ( くる、と足先別の方向へ向けて再び歩き出す。―賑いを見せる大通り。こういう場所は得意じゃ無い。 ) ―――… ( 煌びやかな衣装を纏ッて踊る女も。清楚な服に身を包んで歌う少女も。――殺さなきゃ。そう思う。お兄ちゃンの為に、殺さなきゃッて。 ) ―――…ッ ( 先日悪魔の彼に云ッた事は嘘じゃ無い。今はどうしようも無く怖い。 …捕まる事が?化け物を見る瞳が?…違う。誰かを見ると 殺さなきゃ、其の思考に辿り着く自分が怖い。 ) …… ( 地面を見て歩く。どくどくと早鐘の様に鳴る鼓動。巡る思考。 一回頭を振ッて、ぺちンッて頬叩いた。しッかりしなきゃ、お兄ちゃンの為 ―― ) [Sun 26 Jul 2009 21:01:56]
メアリアン > ( 暇を潰すのは苦手だ。 ) ( 降り続いていた雨が漸く止ンで此処まで出て来たのは良いものの、特に何にも眼を止める事無く、歩き続ける。―― かれこれ、数時間程。 ) ………はあ。 ( 小さく溜息を吐いた。―今日は、歌い手の歌声を聞いたり、楽師の演奏を聞いたり、踊りの子ショーを見たり。そして今は、道化師の遊戯を見ている訳だが。如何にも興味が湧かない。 ) ( 暫くは何も行動しない。情報収集も、眼球採集も、なにも。 そう、決めては居たけれど。なンだか落ち着かない。今迄自分に時間を使ッた事なンて殆ど無いからか。 ―お兄ちゃン、お兄ちゃン、ッて追い掛けて過ごして来た。 ) [Sun 26 Jul 2009 20:51:09]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Sun 26 Jul 2009 20:44:13]
お知らせ > ルィエさんが退室されました。 『 (詳しい場所は彼に聞いたり人に聞いたり) 』 [Sat 25 Jul 2009 02:53:17]
ルィエ >  (すこしだけ腕の中の重みが軽くなる。はたと気づいて下に目を向けると、自分の力で立とうとしているのが見て取れた。けれど、それだけだ。先ほど己を突き飛ばした体力は残っていないらしく、己が抱えていても微かな抵抗さえ見せない) (微かに届いた声に天使の眉根が寄った) …貧民窟… (出来れば行きたくないと思っていた場所のひとつだ。暗黒街と呼ばれる場所よりもましだと言う話だが、天使にとって心地よい場所ではない。かと言って、このまま捨て置くわけにも行くまい。酷く鈍い歩みで天使は貧民窟へと歩き出した)  [Sat 25 Jul 2009 02:52:56]
お知らせ > ティスさんが帰りました。 『―――貧民窟近くの、 (か細く問いに答える)』 [Sat 25 Jul 2009 02:45:05]
ティス > (駄目だ。そう自覚した時には既に体は推定天使の手の内に在った) (―――――最悪だ)  … (浅く息を吐き乍胸中で一人ごち) (其れでも弱っている時に出会ってしまったからだろうか。体は笑える程思い通りに動いてくれ無い。嗚呼まるで己自身の体では無い様だと男は自嘲し乍)   (抱えられる己が此の上無く無様だ)  …、 (けれども目の前の御優しいコレがこんな状態の己を放っておくとも男には思えずに)(嗚呼諦めるより他は無いのだろうと毀れる諦観の息)  ―――― (横丁の賑やかしい音声も景色も未だ滲んで歪んだ侭) (残った矜持が、せめて自ら地に足を着けンとし) [Sat 25 Jul 2009 02:43:50]
ルィエ >  (其れを語る言葉を今は持たない) …聞こえてる? (先ほどからこちらの問いかけに答えが一切ない。答えるのも嫌なほど嫌われたか、答える体力さえないのか。今度は距離を縮めるようなことはしなかった。また拒否される気がして) 君――だいじょ…  あッ (青銀の髪が踊る。こちらに向かって倒れてくる。開いたままだった距離を縮めんと足を踏み出し。崩れる体を支えんと両手を伸ばす。ずいぶんと軽い体だ。己よりもずっと軽いのではないだろうか。背丈は変わらぬように見えるのに。とにかく取り落とすことのない様、脇の下に腕を差し込んで回そうとし) やっぱり家まで送ろうか? えっと、住所って言うの? 言える? (言われたところで天使には分からないが。人に聞きながら行くしかない)  [Sat 25 Jul 2009 02:29:25]
ティス > (此れ以上醜態が誰かの目に曝される等真っ平だ)   ――― 、 (水も飲む気が起き無い) (―――けれど其れを伝える術の無い侭)   ッ、… (駄目だと思った時には既に遅い)(かくン、膝が笑って体が眩しい白色の方へと傾ぐ) [Sat 25 Jul 2009 02:11:05]
ティス > (もしも其の背中の純白がフェイクで無いとする為らば―――)   … (こんなモノが如何してこんな処に居るのだ)(真に男を気遣う言葉も今の男の耳には茫洋と声音が届くのみ。視界だけで無く聴覚もぼやけた侭)  (ズキズキと目の奥が――頭が痛むのは恐らく酒の所為許りでは無い)  ――― 、 (肩に手が触れる)(無意識に出した手にすみませんと謝罪する余裕もない侭) [Sat 25 Jul 2009 02:08:00]
ルィエ >  (少しの間があって) ――私に触られるのが嫌なら他の人を呼んでこようか。それとも水を貰ってこようか (私がいないほうが回復するのか。眉を下げながら問う)  [Sat 25 Jul 2009 01:57:35]
ルィエ >  (深く眉間に寄せられた皺。ああ、相当辛いのだろう、と察した。その原因は己であるとはまだ分からずに。知った所で――彼の種族が分かったところで見過ごすような真似はしないが。――其れが更に彼を苦しめるのだろうけど) 歩けそう? 歩けないならどこか店にでも―― (己が近付く度に歪んでいく顔。一瞬見えなくなったそれに大丈夫? と声をかけようとして) …ッ ! (肩に軽い衝撃。二、三歩後ろに下がって止まり、呆けた様な表情で貴方を見る。この強い拒否は何処から来ているのだろう。一つだけ、思い当たる事はあったけれど、確信を得るまでには至らない)  [Sat 25 Jul 2009 01:57:06]
ティス > (こんな酔っ払い等放って置けば良いのに)  ……ッ、 (御人好しめ)(心中で毒吐いてキツく眉を寄せた)  ――― (ざり)(近付いて来るイロに足が半歩退がる―――嗚呼でも背後は壁なのだ)   … (気持ち悪い。気持ち悪い――― 酒じゃ無い、酔ったのは多分もっと悪いモノだ)(白い色が近付く度男は辛そうに瞬いて目を顰め)  (口を掌で覆った侭俯いて)        ッ、 (―――近付いてきた其の肩を押そうと、無意識に右手を伸ばした)  (―――きもちわるい。) [Sat 25 Jul 2009 01:42:48]
ルィエ >  (貴方が視線を逸らしたのがまるで合図のよう。貴方のほうに向かっていた足が止まる) そう? でもこんなところで休むより、ちゃんとしたところで休んだほうが… (言葉の続きは、ずるりと崩れかけた貴方の姿を見て飲み込んでしまった。やはりちゃんとした所で休ませたほうがいいか。どこか良さそうな店は――その前に彼の体を支えたほうが良いか、それとも、寝かせてあげればいいか。再度足は貴方のほうへと向く) (――其れ) え、何? (近付く、近付く。今はまだ白い羽を背負って。いずれ黒く染まる運命にあることを翼は知っているはずなのに、それはまだ聖くあれと言う) …よく聞こえなかった。気持ちが悪いならもう喋らないほうが良い (近付く、近付く。貴方にこの手が触れられるようになる距離まで近付こうと)  [Sat 25 Jul 2009 01:30:32]
ティス > ――― 、 (近付けば近付く程、男は眩しそうに辛そうに目を細め)  …(ふぃと視線を横に投げる)  …平気、です。 暫く休んでいれば――― 、 (常ならば歩いて自宅に帰る位何の事は―――、)   ッ、 (――なのに何故だか膝に力が入ら無い。ずるり、背中が壁を擦る)(滲んだ視界の中に在っても、桃と白は其の存在感を失わずに)  ―――其れ (チラリ、)(羽根を散らす羽に視線を向け)   …作りモノ で、 (ですか、と尋ねる言葉は吐息に紛れ)(嗚呼其れにしては白色が艶やかで活き活きとしている――― フェイクには無い輝きだ)   (けれど、フェイクであって欲しい) …、 (気分の悪さに、口元を手で覆った) [Sat 25 Jul 2009 01:18:48]
ルィエ >  (青銀の髪がとっても綺麗だ。しばらく髪の色を見つめていれば、その人はこちらに視線を向けてきた。――赤い目。まるで血のようだと思う。不吉、とまでは言わないものの、胸の奥の方が少しざわついた。無意識に天使の眉間にも皺が寄る) あ、 (喋った。気遣うなと突き放した声音は疲れたような音を漏らしていて、なんとなくほうっておけなかった。また数歩、貴方に近付こうと) でも、辛そうだ。歩ける? (一応、その声に敵意などは含んでいないつもりだ)  [Sat 25 Jul 2009 01:08:21]
ティス > (道と壁許りの無機物な景色に、ひょこりと有機物が顔を覗かせた)  ――― (一音しか無い声に反応したのか、視界の端に入った桃色に反応したのか――どちらが先であったか解らぬ侭、男は覗いた顔に視線を遣す)  … (軽く眉が顰められ眉間に浅く皺を刻んだ)(視線の向かう先は白い白い翼。平和を司ると云う鳩の様な、)   (――――芸人、だろうか。それとも…、)   …、 (  くるり くら り)(視界が廻る)  (眉間の皺が深く為った―――先程よりも気分が悪くなった気がするのは気のせいか?)  ――――お気遣い無く。 (疲れたよな吐息混じり)(嗚呼、其れにしても随分と愉快な色をしている。桃が食べたくなった) [Sat 25 Jul 2009 00:52:23]
ルィエ >  (歩いている最中、耳を澄ませてみたけれど、先ほどの悪態の声以外は何も聞こえなかった。尤も、大通りから離れているとはいえ、此処はにぎやかな地区だ。もしかしたら己が聞き逃したのかもしれない。曲がり角の前まで来れば立ち止まり、そっと顔だけ覗かせてそちらを窺ってみる) ―― あ (人がいる。壁に背をもたれて空を見ていた。それに吊られるように天使はちらりと空を見上げるが、きっと見えたものは彼の人と同じだろう) …大丈夫? (貴方から向かって右、顔だけ覗かせていた天使はひょっこりと姿を現す。何かあったのか、と問うような視線を向けて)  [Sat 25 Jul 2009 00:39:49]
ティス > (掌に感じる煉瓦の冷たさが心地良い。折角の晴れ模様というのに男は無様にも下を向いた侭、天上の音楽を感じる余裕も無い)  ッ、 (嗚呼、死ねば好いのに。)(なンて子供じみた毒言。馬鹿馬鹿しいと思い乍も如何にも幼い文言しか出て来ない。視界が滲んで、手を突いていた壁に背を預けた。紅い色から目を逸らす為に掛けているモノクルが今は煩わしく感じられて外す。其れをズボンのポケットに収め、少し許り顎を上げて空を睨み乍復小さく息をついた)  … (星の光が朧にしか見え無い)(近づく聖の気配に気づかぬ侭男はぼんやりと月の無い星空を眺めていた。もう暫しすれば、視界の中に其真白い翼を認める事と為るのだろうか) [Sat 25 Jul 2009 00:29:29]
ルィエ >  (まだ目立つ翼を背負ったままだ。出来るだけ人の少ない路地を選んで歩いていたつもりだったが、そのせいだろうか。何処をどう歩いてきたのかがいまいち分からない。喫茶店を曲がって、その前に雑貨屋を通り過ぎて――記憶を遡っても、途中で途切れてしまう。それならいっそ大通りに出てしまったほうがいいのだろうか。きょろきょろと周囲を見回すのは不審者のそれと変わらない) …? (そんな折に聞こえてきたのは小さな悪態の声。角を曲がってすぐ辺りから聞こえてきた気がする。――多分。…誰かいるのだろうか。一瞬躊躇ったが、そちらへと足を向けて)  [Sat 25 Jul 2009 00:21:13]
お知らせ > ルィエさんが入室されました。 『 (此処に足を踏み入れるのは二度目) 』 [Sat 25 Jul 2009 00:13:41]
ティス > (喫茶店だか洋品店だか楽器店だか――、何の店かはわからぬ侭、煉瓦作りの壁に手を突いて体を支える)  ――― 、 (気分が良いのだか悪いのだか)(判別のつかない奇妙な感覚。―――嗚呼、酔っているなと内心で自嘲した。けほッ、と空咳が咽喉を打つ)   ――ッ、 (舌打ちが毀れて、その音を聴覚で捉えてからそうしたのだと自覚した)  あの馬鹿棺屋 がッ、 (舌打ち交じりに口に出るのは男には珍しいストレートな悪態)(良く仕事を持ち込んでくる棺屋に、無理矢理酒に付き合わされてこのザマだ。嗚呼、今度会ったらどうしてくれようか) [Sat 25 Jul 2009 00:06:01]
ティス >    ――――― ッ、 (ぐるり)(視界が霞み、廻る)   … 、 (口元を押さえた指の合間から、はッ、と息を吐き出した) [Fri 24 Jul 2009 23:53:03]
お知らせ > ティスさんが来ました。 [Fri 24 Jul 2009 23:48:29]
お知らせ > 真護さんが帰りました。 『(横丁の喧噪に、口元を綻ばせて。)』 [Fri 24 Jul 2009 23:14:11]
真護 > (どうやら暑い時と空腹時は、いつもより凶暴な態度と言葉遣いになるようだ。勘定を済ませるのももどかしく、いちご味の赤い蜜をたっぷり掛けられた砕き氷を木製の匙に乗せ、慌ただしく何度も口に運ぶ。無言で。) ……………ふう。 (カップの中身が半分になった頃、やっと人心地ついたようで、満足げな溜息を一つ零した。匙を咥えたまま、周囲を見渡して。) 折角横丁に来たんやから、暫く見物してこうかな。 (のんびりとした歩調で歩きだす。)  [Fri 24 Jul 2009 23:07:23]
真護 > うぐッ!あっついなホンマ…。 (美容院の扉を抜けると、そこは夏の気温と娯楽を求めて集う人々から生み出される熱気の世界でした。一般のフレイバーより暑さに弱い事を鑑みて、最近はずっとキャミソールにホットパンツ、サンダルと露出の高い格好をしているけれど、それでも容赦なく体にまとわりつく熱気に、露骨に顔を顰めた。) あ、暑い…と、溶けてまう…。 (より涼しい場所を求めて、ゾンビの如くよろよろと歩きだし。) なんでこないな暑い日に火ィ吹かなあかんねん…頭おかしいんかあのピエロ…。 …あ、かき氷あるやん。納涼納涼。 (多数のギャラリーに囲まれた通りがかりの芸人に、恨めしげに文句を呟きつつ、露店でかき氷を買って。) [Fri 24 Jul 2009 22:53:06]
真護 > (美容師さんは魔法使いに違いない。どんな針金みたいに固く方々に撥ねて言う事なんて全く聞いてくれない髪も、彼らに触れられた途端、羽毛のように柔らかく赤子のように素直になってしまうんだから。店員さんが掲げてくれた鏡越しに綺麗にブローされて滑らかな指通りになった髪を見ると、まるで女の子みたいだ、と思う。…女の子だけど。) おおきにー。また来ますさかい。 (勘定を済ませ、玄関先まで見送ってくれた店員さんに頭を下げつつ、行きつけの美容室の扉を開けて外へ出た。) [Fri 24 Jul 2009 22:36:58]
お知らせ > 真護さんが入室されました。 『(髪切った。)』 [Fri 24 Jul 2009 22:24:58]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( 帰り道。迷わず近道を通ったのは昔取った絹塚か、と苦笑を浮かべた )』 [Fri 24 Jul 2009 00:30:31]
ヴァリス > ―――? そうですね。まあ、色々な事件と比べると確かに規模は小さいですからね――っと ( と、気まずそうに手をわきわきとさせる。所在なさげな手をズボンに突っ込み、去っていく青年の姿に首を僅かに傾げる ) ――? 鉄仮面のアイゼンリッターって化け物とは違う、のかな? ( ん? と思うけれど、それは些細なことだ。鉄仮面という容姿だけを言えば怪物とは判断つかないだろうし、先ほどまで話に上がっていたのが鉄仮面だったのだから、分けて言ったのかも知れない。殊更気にすることではない、か。と思いつつ―― ) あ! やべ! ――用事終わったらさっさと逃げねば! ( シャリネとかエンジェルさんに鉢合わせしたらどんな顔をしたらいいかまったくわからない。「やべぇやべぇ」と言いながらそそくさと人混みに紛れて芸能横丁を後にしよう。次からはスラムや暗黒街で聞き込みだ! ) [Fri 24 Jul 2009 00:29:32]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(そして今夜も、自警活動へと身を投じる)』 [Fri 24 Jul 2009 00:24:27]
カイン > ふむ……。まあ、物騒な事には変わり無いですから(蜘蛛か。実際に遭遇したことはないが、これで『いる』という事は把握できた。 そして、どうやら件の友人とやらにも裏があるらしい、という事まで。十分だろう。 そう判断し、看板を担ぐ)物騒なところですから。自警団も、組織としてはあまり介入もしてないみたいですし――だから怪物も出てくるし、アイゼンリッターも出てくる。(それだけの話だ、という結論。 そう、それだけの話だ。 だから誰かが何かをしなければならない。 ――そう思っている)じゃあ、自分はこれで。仕事がありますんで。 ――それじゃあ(そして、男の手は握らなかった。 ヴァリス・ラングレー。便利屋。恐らくは前科者。調べてみる価値がある。 なに、これだけわかっていれば十分だ。 ――そのことで、頭が一杯で) [Fri 24 Jul 2009 00:22:41]
ヴァリス > 蜘蛛っぽいなんか? ――それで、調べて欲しいのがアイゼンリッターっぽい鉄仮面っていうんだから、よくわからないですよね。 ( と、にへら、と困ったように笑う。つい先ほど、「なんでだろう?」と首を傾げたぐらいだ。まあ、依頼と報酬という形式をとることで、スラムより安全な家にいてほしい、と思ったからこそ依頼を持ちかけたのだけど。まったくの別件なのかもしれないし ) ですかねー。まあ、今日で芸能横丁に久しぶりに来たし、蛇が出る前にお暇しちゃうのが吉かもしれませんねー。スラムや暗黒街、行ってもいいんだけど、蜘蛛とか目玉とか仮面とかに出くわすならいいけど、変に絡まれるとめんどくさいからあんまり用事ないと行きたくないんですけど。 ( 「でも、行かないと調べられないみたいですし」と、付け加えて先ほど買ったキャンディを口に放り込んで、にまっと笑おう ) ありがとうございます。これでアイゼンリッターについて幾らか知ることができました。今度はスラムやら暗黒街で情報集めてみます ( と、言って手を差し出そうか。 ) ヴァリス・ファングレーって言います。郊外に家があるんで、何か困りごとあったら言ってください。一応、なんでも屋とか便利屋とか代筆屋みたいな事してるんで! あ! でも、演技とか苦手なんで勘弁してくださいね! 端役とかで依頼されてもゴーレムダンスになっちゃいそうなんで! ( と、冗談を混ぜて破顔しよう ) [Fri 24 Jul 2009 00:15:05]
カイン > まあ、それがヴェイトス市ですから――襲われた? 誰に?(アイゼンリッターか、眼球泥棒か、蜘蛛の怪人か、それ以外の何かか。 まあアイゼンリッターだとすれば、他に模倣犯が出たという噂は聞かない以上、犯人は自分だ。 基本的に現行犯以外では襲い掛かってもいないのだが……ふむ)(そして自警団と告げた途端、露骨になる挙動不審な仕草。 前科者かと結論を出す。恐らく、襲われたという友人も犯罪者か何かなのだろう。少なくともスラムや暗黒街にいる住人だ。 なるほど、と小さく頷いた)まあ、だとしても調べるなら芸能横丁か自警団くらいだと思いますけど。 それこそスラムや暗黒街なんて、ほいほい脚を踏み入れられる場所でもないですからね。(まあ、明確な区分なんてないし、ファッションの店なんかは暗黒街にもある。 先達てオイルマッチを調達したブランドは、確かあちらの方に本店があった筈だが) [Fri 24 Jul 2009 00:06:33]
ヴァリス > ( いや、どっちも知り合いなんですけどね! ――とりあえず、心の封印札をペタリぺタリと心の中で貼りつつ、 ) ああ、それそれ! なんか目玉を盗まれる! とか。 蜘蛛の怪人が現れた! とか。吸血鬼が現れた! とか。 ―――相変わらず賑やかな国ですな、ここ。 でも、ここだけの話なんですけど――、 ( と、耳打ちするように手のひらを口の横に当てて言おうか。 ) 僕の友達、襲われちゃったんですよ。それで、ちょっと色々調べてるんです。ほら、やっぱりこう友達が襲われたと聞けば重い腰もあげたくなるじゃないですか ( と、なぜかひそひそ声で言う。僅かな間には気づかず、青年は気軽なほど )  ――じ、自警団ですか ( と、今度は砂糖と塩を間違えた手作りケーキを無理やり食べて「美味しいです」と言わされてそうな顔で視線を泳がす。だらだらだらと、嫌な汗が後頭部当たりで大量出勤中 ) ほ、ほら! 一般市民とかがそんな事件に首を突っ込もうとか、調べようとかわかったら教えてくれないし! それ以前に行ったら厳重注意とかされちゃうじゃないですか! そういうの嫌なんで地道に足で調べてみたりしたりしてますだったりするんですよ!! ( ――あ、あれ? 自警団× VHG× って、なんか・・・・僕。めっさ社会の敵になってませんか? あれ? 気のせいだよね!? と、心の中で虚空に問いかけてから、「うはははは!」と軽い笑い声が洩れた ) [Thu 23 Jul 2009 23:59:46]
カイン > (――ふむ。シャリネ……か、或いはエンジェルか。どちらかに関係のある人物か? いやいや、単にあまり好きな歌や演奏ではないのかもしれない。記憶にとどめておく価値はある)ああ。まあ、噂は聞きますけどね。目玉泥棒、蜘蛛の怪人、いろいろ。最近はあんまり騒ぎになってませんけど、吸血鬼とかみたいなバケモノも街にはまだいるんですし。 そういった与太話の一つなんじゃないですか? 心当たりとか言われても(あるわけがない、というのが普通の市民の反応だろう――とは思う。 流石にこういう時にどんな受け答えをすれば良いか、なんて考えてはいないとはいえ、わざわざ『俺がアイゼンリッターだ!』みたいな挙動不審な仕草を取る意味も無い。 まあ、考えてから答えているから、その間はあるが……不審なほどではない、筈だ)いや、仕事中ですし、遠慮しときます。 まあ、それなら芸能横丁より自警団にでも聞きに行った方が良いんじゃないですかね? [Thu 23 Jul 2009 23:52:40]
ヴァリス > あ、ああ、うん。シャリネにエンジェルさん、ね。まあ・・・・いい歌だとは思うけど。エンジェルさんの楽器演奏は聴いたこと無いけど。 ( と、やや視線を逸らして苦く言う。まるで不味いカレーを食べさせられて「美味しい」と言わされてるような顔だ。「大人でファンに」という下りではすでに青年の表情は平時に戻し、ふむ、と頷いて顎に手をやって少しだけ考える。 ) ―――そうですか。でも、最近は色々物騒なところにアイゼンリッターの名前があがったりもしますよねー。熱狂的なファンなだけかもしれないですけど。そういう大人とか心当たりありません? ( まさか、今まさに目の前にいる青年がそうだとは知らず、青年は問いかける。別段、やましい事を探っているわけでもない。 ) あ、さっきそのキャンディ買ったんですよ。食べます? ( と、先ほど子供達と会話しながら買ったキャンディを差し出しそうか。 ) [Thu 23 Jul 2009 23:44:57]
カイン > (依頼。アイゼンリッターへの調査。そんな物へ金を出す輩――好事家か、暗黒街か。其処まで組織的アウトローに脅威として見られている気はしていないが。独自に動いてみる価値はある)ああ、アイゼンリッターね。 まあ、有名は有名だったなぁ……あの頃、他に話題になった演劇も無かったし。 ここもほら、歌ならシャリネさんとか、演奏ならエンジェルさんとかいるけれど。(青年の言葉を脳裏に刻みながら、勤めて平静を装って受け答えを続けていく。 演劇自体、下火だった時期に出てきたのもあって、劇としてのアイゼンリッターは結構な認知度を得られた。 もっとも、だからこそ「本当に現れた」アイゼンリッターの煽りを受けてしまったわけだけれど)大人でファンになった人もいたとは思うけど、やっぱり子供だろうね。 まだキャンディーとか、ベルトとか、御面とか、売ってるみたいだし。(一先ずは様子見だ。 この人物が、果たして“どちらの”アイゼンリッターを調べているのか。それがわからない限り、当たり障りの無い情報を提供するのに留めておくべきだろう) [Thu 23 Jul 2009 23:38:37]
ヴァリス > ―――あつー・・・。おお、いてぇ。あ、らいじょうぶ(大丈夫)です ( と、手をひらひら振りながら起き上がった青年は鼻を擦っていた。かろうじて鼻血は出てないみたいなので安心だ。あと1ガロンパワー上だったら鼻血が出てたな。意味がわからない。ちょっとふらふらしつつ、 ) ああ、すんまへん。いやぁ、仕事道具っていうか、もうそれが無いと依頼も何もあったもんじゃなくなるところでした ( いやあ、申し訳ない、と、片手で拝むポーズを作れば、そのまま手帳を受け取ろうか。公演自体に行った事はないし、つい先日まで「あいぜんりったー?」という状況だった青年は、まさか目の前にいる青年が件のアイゼンリッターの俳優だとは知らない。知ってる人もどれだけいるかも知らないが。 ) あ、そうだ。お兄さん。(年齢あんま変わらないが)アイゼンリッターって知ってます? なんか結構有名な劇目だったらしくて――あ、そんな事きいたら仕事の邪魔ですよね。ごめんなさい! ( と、ぱん! と両手を合わせて謝る青年について貴方が知っているかどうかはわからない。事件やら前科者について調べたことがあるならば、知っていてもおかしくはないだろう。 ) 今ちょっと調べてて。詳しい人って言ったら子供になっちゃうんですかね? ( と、恐る恐るといった風に片目を開けて貴方を見やろうか。それでも、聞くらしい ) [Thu 23 Jul 2009 23:24:46]
カイン > あーあーあー……。(前方不注意をすると、これだからいけない。此方は看板掲げて大声を張り上げてるんだから、何か気を取られでもしない限りはぶつからないだろうし、転ばないだろうに。 芸能横丁にはインスピレーションを得られるとかいって麻薬に手を出す芸人もいるし、あるいは周囲の宣伝やら曲芸やらに気を取られてる客もいるから、仕方ないといえば仕方ないのだが)……まったく、大丈夫ですか? ――うん?(――とはいえ、そこで落ちた荷物を拾ってやるくらいは、義理というものだ。 そう思って手を伸ばした手帳に書かれていたのは、見知った単語。 アイゼンリッターについて。 こんな大人が、いまさらあの劇を調べているのか? 『大きなお友達』というのも、ありえなくもないが……大人は目立つ。自分が舞台に立っている間、こんな人物が来た記憶はない。 新しいファン? それこそまさか、だ。アイゼンリッターは既に公演終了している)落としましたよ。気をつけないと。(とはいえ、だからと言って慌てるのは得策ではない。何気ない振りを装って、そのまま手帳を拾い上げる。あとは彼が起きたら手渡すだけだ) [Thu 23 Jul 2009 23:17:28]
ヴァリス > ――ああ、それはよがっだばっ!? ( 肩がとん、とぶつかったのはいい。その拍子に足を絡めてしまったのはどうしたって自分の不覚だ。これでも傭兵。これでも強いんだぞ。と、見栄を切った自分が恥ずかしい。つとつと、と踊るように足が地面を刻んだあと、 ) うべっ ( 地面に顔面から激突した。大丈夫ですか? って言ったほうの形じゃない。転んだ拍子に手から落ちたメモ帳がアイゼンリッターについて、と書かれた部分を上にしたまま放り出され、貴方の足元にぱさりと落ちよう。 ) [Thu 23 Jul 2009 23:08:15]
カイン > 『博士の愛した時計塔』! まだ席あるよー! ダフ屋を使うよりも劇場行ったほうが安上がり!(まあ、適当な宣伝口上だ。自分も劇の内容自体、そう知るわけでもないし、仕事という以上のものでもない。 コメディもあんまり見ないからなぁ。やっぱり舞台の醍醐味は殺陣とか活劇なんじゃなかろうか。アマウラのとか結構良いと思うんだけどな。見栄切ったり、と――)(――トン、と肩が通行人とぶつかった。まあ、女の子じゃあるまいし、その程度で倒れるほど柔な鍛え方もしていない。衝撃もそんなに強くなかったし)ああ、いえ、大丈夫ですよ。 人が多いですからね、気をつけてください。(看板がぶつからなくて良かった。 薄い木板の代物とはいえ、結構な大きさだ) [Thu 23 Jul 2009 23:03:53]
ヴァリス > ま、いっか。なるようにしかならんし。後で聞いてみてもいいし ( うん、とその場で頷いた。路地の真ん中でメモ帳と睨めっこしつつ、独り言呟いていたので盛大に引かれまくっていたことに青年は気づいた。「あ」、と小さく声を出して驚いた後、 ) あ、なんもしませんよー? ほんとですよー? ( と、そそくさと人混みに紛れる。不味い不味い。なにかこう、芸をしなくちゃいけない雰囲気と言うか。期待っていうか。されそうで怖かった。ふぅ、あぶない、と心の中で呟いて汗を拭く。さて、これでやることは決まった――わけじゃないけど、一応スラムと暗黒街、それに図書館には行かないといけないか、などと考え事をしていたのが不味かったのだろう。看板を担いで歩く青年にぶつかりそうになろうか。もしかしたらぶつかってしまうかもしれない ) わわわ! ごめんなさい! 大丈夫ですか!? ( 素っ頓狂な声が洩れた ) [Thu 23 Jul 2009 22:59:09]
カイン > (懐かしい話だ。 自分のせいで舞台は終了に追い込まれたわけだが、あの頃は楽しかった。仮面を被っていたし、ようするにスーツアクターなわけで、顔も名前も表には出ていなかったが、“シン”だったのだし。 あんな機会はもう二度と無いだろう。 今じゃもうツァラトゥストラ劇団も辞めて、色んな劇団を端役や斬られ役で転々としている日々。或いは、こうして看板を担いで演劇の宣伝をして、日銭を稼いでいる。 ――後悔はしていない。 けれど、ああしてアイゼンリッターの真似をして遊んでいる子供を見ると、懐かしさを感じてしまう)えー……新進気鋭のノルマンディ一座による新喜劇『博士の愛した時計塔』! 次の回は1時間後、まだ席あるよー! 急がないとなくなるよー!(と声を上げながら、看板を担いで歩いている青年がいる。芸能横丁にしては少し地味な服装だが、まあ何処にでもいるような、平凡な人間だ)(ちなみに、アイゼンリッターはそもそも演劇として出発したので、小説自体が存在しない。 まあ「アイゼンリッターの パンチは コロセウム20こ ぶんの つよさだぞ!」とか書いてあるような、児童向けの読本の類はあるかもしれないが……それが図書館にあるかどうか、怪しいものだ) [Thu 23 Jul 2009 22:54:04]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(――アイゼンリッター、か)』 [Thu 23 Jul 2009 22:46:15]
ヴァリス > ――まあ、蜘蛛と目玉は蛇足か。とりあえず、鉄仮面について調べるってのが依頼だしね。――――、・・・・、 ( なんで、鉄仮面のこと知りたいんだろう、あの子。と、ふと疑問が沸いた。蜘蛛を倒して欲しい、目玉事件について調べて欲しい、ならまだわかる。ラサートっていう人を探し出してお礼をしてほしい、とかだったらわかる。――あれ? 鉄仮面? なんで鉄仮面調べるんだっけ? ) [Thu 23 Jul 2009 22:45:47]
ヴァリス > これで模倣とかが始まるとこういうのって厄介になりそうなんだよなぁ。ルァが言ってた鉄仮面。アイゼンリッターの大ファンとして――同じような格闘家とか戦士とかが全員同じ格好して歩き出したら軽くホラーだな、ホラー――――・・・・・・いや、なんか先に笑っちゃいそう ( まあ、これで表向き、商業的に展開されているアイゼンリッターの情報は大体わかった。とりあえず、アイゼンリッターがなんたるかを知らなければ、暗黒街なり、スラムなりで出くわすような事があった場合、「あ、仮装した人がいる。夏になると沸くんだよなぁ」なんて感じで無視しちゃうことは無い、かな。 ) しかし、調べてみるとは言ったけれど、どこまで調べればいいのやら。その鉄仮面の身長体重誕生日性別とかまで仔細なプロフィールは必要ないだろうし・・・。うーん。まあ、適当に「ホウレンソウ」ってことで。後、気になるのは目玉となんか襲ってきたっていう蜘蛛みたいのと――。ラサートっていう海軍の人。―――ん? ラサート。 ( 沈黙。つまり、ルァが襲われたという現場に居たというならば―― ) この、ラサートって人に尋ねたほうがはやそうな気がしなくもなかったり。 ( とりあえず、それで蜘蛛とかの外見ぐらいも詳しくわかりそう。 ) [Thu 23 Jul 2009 22:38:32]
ヴァリス > ――ああいうのに熱中した記憶なんか無かったなぁ。あの頃には旅してたし ( 子供っていうのはいい。未来があって可能性がある。と、人は言う。それは違うと、青年は思う。子供に未来があるんじゃない。未来ある子供がそこにいるだけだ。幼いときに未来を閉ざされてしまった子供だっている。なんて、センチメンタルな気分に浸りながら首を振って霧消させる。さて、件の鉄仮面だが――――熱狂的なアイゼンリッターのファンというのが濃厚なのだろうか ) うーん ( と、メモ用紙に子供に聞いた言葉を書き連ねながら思う。熱狂的なファンの格闘家か何かがコスプレして歩き回っている。―――そう、今のところ思うのが自然な気がした。などと、推測を立てながらふと視線を外すと、アイゼンリッターの劇目とあらすじを書いたメモが目にとまる。公演記録という奴だ。その全51話の題名を眺めながら、 ) これ、C神話を基にしてるとは思うんだけどなぁ。――うわぁ、懐かしい。 ( 一応、元三流幻想小説家。このテの知識は齧った程度にはある。本当に齧った程度だが ) 今度図書館で調べてみるかぁ。アイゼンリッターの小説か何かってあるのかな ( ガシガシと頭を掻きながら、呟いた ) [Thu 23 Jul 2009 22:30:57]
ヴァリス > ( 「うん。すげーんだよ! こう、えいや、とぅ! って怪物たちをやつけるんだ!」 ) おお、それは強そうだね。お兄ちゃんでも負けそうだ。――お菓子いる? ( 「うん! いる! おじさ――お兄さんは見るからに弱そうだから無理だね! 悪いことしたらアイゼンリッターにぶっ飛ばされるどころか指一本で倒されちゃうよ!」 ) うわー、それは怖いな。悪いことしないように気をつけて――お、レア ( 「マジデー!!!」 と、芸能横丁の一角で青年は子供達と駄菓子を食べながら、アイゼンリッターについて聞いていた。ひらひらと手にしたレア――らしい、カードを手のひらで弄びながら、物欲しそうにしてた子供あげる。もう、カードを集めるとかそういう年でもない。キャンディをもごもご舐めながら、 ) ありがとう。また今度話聞かせてね ( 「うん! 兄ちゃんまたね!」と走り去っていった子供は近くに子供の集団に突撃し、件のカードを自慢している。ほら見て! すごいだろ! おー! という歓声に苦笑いを浮かべつつ、木箱から腰をあげた ) [Thu 23 Jul 2009 22:23:30]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『―――じゃあ、アイゼンリッターってのは、ヒーローモノなんだ?』 [Thu 23 Jul 2009 22:17:12]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( お休みなさい、 小さく呟いた。 )』 [Thu 23 Jul 2009 02:07:20]
メアリアン > ( 未だ誰も気づいていない様子。悲鳴だとかも聞こえない。安堵の溜息、一つ零し。 其の場所を去ろうか。 )  [Thu 23 Jul 2009 02:05:25]
メアリアン > 最近変ね、なンか ―― (くるりと踵を返し、其の歌姫からも離れる。 こンな時間だ。居住区を見回ッているという自警団にばれても厄介だから、早く帰ろう。)  ( 其の路地の方、ちらりと視線送ッて――― … ) [Thu 23 Jul 2009 02:04:28]
メアリアン > ( 其の歌は恋の歌。切ない恋愛の歌。 叶わぬ恋の歌。 )  ( 疎らに居る人見遣れば、彼女はそこまで有名では無いンだろうけど。歌詞や、歌い方が好きだッた。 )  愛しい人が死ンじゃうなンて 嫌な、はなし。 ( お兄ちゃンみたいだ。あァ、でも お兄ちゃンッてどンな顔をしてたッけ。 )  ( 思い出せるのは罵倒してきた時の声とか、悲鳴とか、 息絶えた時の、背中とか。 )  ( 拍手の音が聞こえて、ハッと我に返る。 彼女の歌が終わッたらしい。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:59:37]
メアリアン > ( 置かれた眼球一瞥し、来た時より早い速度で其の場を去る。頭の中に浮かぶ彼女の顔、思い出さぬ様小さく首を振ッて。 )  ( 何人も殺して来たのに、今更何かに怯えるなンて変な感じ。 ) ――― ( 早足で歩いて、漸く賑やかな表の場所へ出る。深夜なのに、相変わらず此処は賑やかだ。夜と昼では多少芸が変わッてくるけれど。 )  ―――― ( 耳に届いた綺麗な歌声。其の方へ顔を向ける。 あァ素敵な歌姫。なンて、素敵。少しだけ離れた場所で、彼女を眺め――。 )  [Thu 23 Jul 2009 01:55:38]
メアリアン > (一度人の姿が傍に無い事確認する様に、左右見渡して。…――誰も居ない。足音もしない。ふう、と小さく息を吐く。 ) ――― 神様の所へ行けたかしら。 ( 他の女と違ッて彼女には悪いと思ッている。勘違い、だッたンだもの。 ) ( 白い鞄から小さな瓶を1つ取り出す。保存液に満たされた其の瓶の中には、赤紫色の眼球が1つ。 )   ――― 返しに、 来たわ。 ( たッた片方だけの瞳。其れを彼女が座ッていた、あの場所へ置いて。 ) ( 夢を見る。彼女が闇に続く様な眼窩で己を睨む、夢を見る。だから返しに来たのは罪悪感では無い。恐怖。―― これで、悪夢を見ない様になるかしら、ッて願う。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:49:36]
メアリアン > ( 星が見えない闇色の空を見上げる。夕刻は酷い豪雨だッた。外へ一歩も出れない位。――だから、来るのが遅れてしまッた。 )  …えッと、 此処を、曲ッて―― ( 演者や楽師、歌姫なンかには目も向けず、ゆッくりと歩みを進める先は、一歩細い路地を通ッた暗い場所。 )  ( 乱雑に積み重ねられる箱の在る場所。―小さな小さな踊り子さンを勘違いで殺した場所。 ) …着いた ァ。 ( なンだか迷ッてしまッた。ゆッくりと其の現場へ近付く。 もう人なンて全然居ない。事件なンて流れるンだ。何もしなければ其の内、人は忘れていく。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:42:27]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Thu 23 Jul 2009 01:35:50]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 私のものに。 』 [Tue 21 Jul 2009 23:15:25]
フラン > ( 気分は少し沈み気味だ。それを発散する手段が少ないから。でも、きちんと発散していかないと、それは人間らしい生活とは呼べなくなる。私が彼女らの血を啜るのは、私が人らしくある為に必要なものなのだ。 だから、迷う。他の人に手をつけるべきか。 ) でもその前に、あの二人を――……。 [Tue 21 Jul 2009 23:15:16]
フラン > ( もう少し、他の手段も用意するべきかもしれない。例えばエレフだけとか、ミーシャだけとかじゃあなく。もっと他の人から。そうする事で二人の負荷は少なくなる。けれど、関係を広めれば広めるほど私が吸血鬼であることがばれやすくなり、それは私自身の首を絞める結果につながるし、それに可笑しな話だが―― 浮気はあまりしたくない、なんてのもある。本当におかしな話だけど。私はエレフもミーシャも愛してる。 それはお気に入りの劇団が無くなってしまったからと言って、じゃあ他の劇を見てみようかなっていう気分になれないのと似ているかもしれない。 ) 変なの。浮気はしたくないなんて思ったって、いざ目の前にチャンスがあれば簡単に手を出してしまう癖に。 [Tue 21 Jul 2009 23:08:14]
フラン > ( 何となく気分が乗らない。最近雨が覆いのも理由の一つだし、お気に入りの劇団が無くなってしまったことも残念に思うし。あとは、もう渇きは収まったけれど今月はまだ血を啜ってないからだと思う。最近ここで酷い殺人事件があったとも聞くし、そういうのが重なって今の私の何となく沈んだ気分に繋がる。 私は、なるべく物事を楽観的に考えるようにしている人間だ。何か嫌な事があったら、他の何かでそれを発散させようとする。――今日、劇を見に来たのも嫌な気分を発散させる為だったのだけれど、逆にもっと気分が沈んでしまった。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:58:03]
フラン > ( そういう劇団が解散理由は様々だ。他のところに引き抜かれたり、活動資金が底をついたり、メンバーが病気や怪我になったり、はたまた親の稼業を継ぐことになって止めざるを得なかったり。一人で出来ないものだから、劇団というのは本当に絶妙なバランスで成り立っているものだなと思うのだ。大きな劇団ともなれば代わりは立てられるのかもしれないけれど、小さな劇団はそうも行かない。どこか一つのピースが足りなくなると、もうその時点で上手く回らなくなるのだ。 ) まるで私みたい。 ( 呟きながら、私はその小劇場を後にした。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:49:00]
フラン > ( ある人にとっては本を読む時間だったり、絵を描く時間だったり、歌を聞く時間だったり、詩を書いてみる時間だったり。風景を楽しんだり、小鳥のさえずりに耳を傾けたり、柔らかな陽光に包まれたり、花の匂いを嗅いだり。買い物をしたり、恋をしたり、ふざけあったり。 例えその人がどんな人だろうと、そういう時間は決して外せないものだと思う。それは、人が人らしくあるべき時間。そういう時間が欠如するという事は、人らしくなくなるという事だと思う。 ) ああ、無くなってしまったのね。残念なこと。 ( 椅子とステージだけの、屋根のない木造の小劇場の今後の開演予定を眺めていた私は、そう呟いた。私が贔屓にしていた最近出来たばかりの劇団の名前が無い。芸能横丁の小さな劇団は出来たり無くなったりが激しい。それだけチャンスがあるって事なのかもしれないけど。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:44:11]
お知らせ > フランさんが来ました。 『久しぶりに演劇を見て回ったり。』 [Tue 21 Jul 2009 22:37:17]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『そんなこと考えつつ帰宅をしよう』 [Mon 20 Jul 2009 22:48:18]
ディーフィール > (数日はこうして探偵ごっこをして暇をつぶしてみよう。 眼球収集の少女の事に関しても被害者が増えたりとか少女が捕まったという話は特に利くことは無い) たよりが無いのは元気な時だよね [Mon 20 Jul 2009 22:43:42]
ディーフィール > (十分に集中できていないままに歩いているので、鉄仮面さがしもナンパもなかなか見つけられそうにはない) うまくいかないときはとことんうまくいかないものだよねぇ。 (場所を変えてのナンパでもいいかな、なんて考えてみる。 それで駄目ならお風呂にでも入って売窟でご飯、とすることにしようと考える)  [Mon 20 Jul 2009 22:20:10]
ディーフィール > (声をかけるにしても、明らかにカップルだったり友達と一緒に来ているような子に話しかけるのはしない。 そういう相手にとっては自分はお邪魔になるだろうし。 そう考えて見てみると声をかけやすそうな人を見つけるのは結構難しい。 視線はぼんやりお目当ての子を探すように動かしつつ勝手な推測が紛れ込む) ん〜…。 (一番気になるのは行動の動機。 自分の場合は暇つぶしだったりご飯目的のナンパだったりと目的はぼんやりとある。 一方で鉄仮面の彼の場合。 彼にどんな利益があるかを考える。 自己の強さの主張、偽善行動での自己満足。 あるいは過去の罪からの逃避。 こんな風に考えてしまうのは本質的には魔であるからだろうか) なかなか居ない…かなぁ。 (誰かの笑顔を見たいからとかそういう可能性もあるが、これもある意味自己満足。 そこまで考えてから軽く頭をふった) なんか余計なことばっかり考えちゃうなぁ。 (真実は本人の心の中にしかないというのに) [Mon 20 Jul 2009 21:56:56]
ディーフィール > (そして、鉄仮面の彼を見つけた所でどうするつもりかといえば、やっぱり話を聞いてみたいと考えている訳で) …いろいろと気になるんだよねぇ。 (本当に正しいと考え胸を張れることをしているなら、どうどうと顔を見せていれば良さそうなのに隠している事。 自分のしている事がどこか間違っている事を自覚しているのではないかと考える) …… (単純にあちこちから恨みを買っているから、周りに迷惑がかからないように、という理由ならただ顔を隠せば良いというのは甘い考えと思う。 自分のような存在も居るのだし、と) …まぁ、可愛い子いるかな〜? (シリアスチックな思考を置いてマイペースに見世物を見て回ることにしようか) [Mon 20 Jul 2009 21:42:48]
ディーフィール > (今日は髪の毛を三つ編みにして普段とは印象を変えてある。 例の鉄仮面の彼を自分なりに考察をしてこっちに出てきていた) ん〜、とはいえ、こう人が多いとねぇ。 (人探しをしてみているような居ないような。 鉄仮面で顔を隠さないといけないような人なら逆にこういうところで顔をだして目立っているんじゃなかろうかという推測からの行動。 鉄仮面の彼が見つからなくても可愛い子をナンパできればいいかなとも不純な思考) [Mon 20 Jul 2009 21:30:24]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『(私服の淫魔はふらりと現れる)』 [Mon 20 Jul 2009 21:25:30]
お知らせ > サジットさんが帰りました。 [Mon 20 Jul 2009 00:31:52]
サジット > ( 男は来た道へと帰って行くのでした。 執事に怒られるゥ ) [Mon 20 Jul 2009 00:31:50]
サジット > さて、小腹も空いた。帰るとしよう ( 何事もなかったように [Mon 20 Jul 2009 00:31:29]
サジット > ( ガバっと視線をそらし下を向く。苦しそうにコブシを作り胸に手を当て ) いけない―――私は、まだ半人前であって貴女のような素晴らしい演奏をする方を養う 男ではない―――( 顔を上げて少女の顔を見つめ )すまない、諦めてくれ。 ・・・・おや? ( するが、すでに立ち去った跡でした。 すっとんきょうなことを抜かしてる隙にどこかへ旅立ってしまったようです。 ) ―――ヴェイトスの女子とは照れ屋なのだな。 ( 拳をといたその手で、ふわふわの頭を軽く掻いた。 ) 男とは、愛を謳ってこそなのに。 ( ふんっとふんぞり返って腕を組もう。 ) ヴェイトスの男共が亭主関白気質で、女性を尻に引いてるのだな。 ( よくないなぁと思った。勘違い――― ) [Mon 20 Jul 2009 00:25:15]
サジット > ( ヴァイオリンを奏でてる少女の前で足を止めた。 あまり聞きなれない音に心を奪われたのだ。 ) ( 優しいその旋律に、聞き入ってしまったわけさ。 ) ――― ・・・ 嗚呼、終わりなのか――― ( ニコニコしている少女。 男は腕を組んで見詰め合った )( 男は生まれてこのかた一人で外に出たことがなく―――勿論、ここで何をどうしてあげればいいのかもわからないので、ふんぞりかえって見詰め合っている ) 貴様の演奏はなかなか良かったぞ。ご苦労だったな。 ( 偉そうにふんぞりかえって――― でも女は見つめていた――― も、もしやこいつ・・・! ) 私にほれたのか・・・! ( 盛大なる勘違いパーティーの始まりです。 ) [Mon 20 Jul 2009 00:15:15]
サジット > ―――母上にも見せてあげたかったものだな。 ( 今は亡き母を思い、男は呟いた。 父の元から離れることのなかった母は、このように自由に芸をする人間を見たことがあったのだろうか。 少しだけ胸が痛んだが ) いけない。私は今日 ここに楽しみにきたのだ。 ( 我を取り戻したかのように、動き出す――― 自由とはなんだ?男はいつも考えていた。 ) 歌か、 ( いつも誰かに見張られて。 ) む。ここは踊り ( 周りは敵だらけ、 ) ほぅ、楽器を奏でるときたか ( いつも死は近づいていた ) ふぅ――― ( 自由とは、こういうことなのだろうか。 気は楽だし、肩の力は抜けきった。 ) [Mon 20 Jul 2009 00:01:19]
サジット >  ほぅ―――ここは、芸人が自分の芸を切磋琢磨するところなのだな。ふむふむ。 ヴェイトスにはこのような場所があるのだな。 ( ガンディアにもあったのだろう。でも、自分が知ることはなかった。いいや知る必要がなかったのだ――― くるくる くるくる 世界が回る ) おお!あそこのやつは華を出した!・・・!あそこのやつは白い鳩・・・・と、思えばあそこは歌を歌ってる! ハハハハ!ここは元気だな ( 夜中に外を歩く って、すごい危険なことだから 今までできなかった。けども、ここではできる 自分は自由なんだ! ) [Sun 19 Jul 2009 23:50:43]
サジット > ( 自分が今まで生きてきた世界は、とても狭く とても小さなものだと 最近知ったんだ。 ) ふん。馬鹿目―――この私が本気を出せばあんな防御壁、すいすい抜けてこれるのさ。 ( ひょろっとした、身なりのよい男は田舎から出てきたよろしくがごとく。辺りを見渡しながら すごい見ていた。 全てが新鮮に見えるんだ ) [Sun 19 Jul 2009 23:46:15]
お知らせ > サジットさんが来ました。 『少しだけ、興味があったんだ。』 [Sun 19 Jul 2009 23:42:13]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 [Tue 14 Jul 2009 22:16:23]
メアリアン > ……―― (ふう、と小さく小さく溜息を零して、くるッと踵を返す。) (情報収集はまた明日にしましょう。――凄く、眠い。)  (ゆッたりした速度で、其の場所を去り、娘は帰路へ付く――。) [Tue 14 Jul 2009 22:16:17]
メアリアン > ――… (ふあ、とひとつ欠伸が零れた。最近夜更かしばかりしていただろうか、凄く眠い。) ……ン…ッ…。 (眠気取り払う様に、ゴシゴシと目を擦ッて。座ッていたら眠ッてしまいそう。とン、と空き箱から降りて歩を進める。――そう云えば、此処は前も来た事がある。あの、赤と紫の瞳の踊り子さンが居た裏道の近くだ。落とした傘、未だ何処かに在るかしら?) ―――…。 (其の方へと歩く。此の道を通ッて、此処をまがッて、嗚呼 此処だ。)  (木箱の並ンだ場所。連日降り続いた雨のお陰か、誰かが掃除でもしたか、血は随分と薄くなッた。傘も、亡骸も此処には無かッた。)  …―――神様の御許へ行ッてくれたかしら。 (其の木箱に触れ、呟く。 …神様への復讐なのだから、行ッて貰わないと 困る。) [Tue 14 Jul 2009 22:08:37]
メアリアン > (視線を周囲へ巡らす。踊り子、歌姫、道化師、絵描き――…此処にはたくさンの人が居る。乱雑に椅子の様に置かれた空き箱の上に、ひょいッと腰を下ろし小休憩。元々運動は嫌いなンだ。) ―――…綺麗。 (丁度正面に居る少女を見て思う。少し離れた場所に居ても解る存在感と、其の観客の数から解る知名度。) ―――…素敵、ね。とッても。 (笑みを絶やさぬまま歌いあげる少女。―色々な人から愛されて、優しくされて、幸せかしら。…彼女の心の底なンか解らないから、何も言えない、けど。)  [Tue 14 Jul 2009 21:54:05]
メアリアン > (考えていても仕方無い。取り敢えず其れッぽい人に話し掛けましょう。全く検討がつかないけれど、) ――あ、あの。少しお尋ねしたいンですが… (ぼうッと前を歩いていた男性に声を掛ける。此処で仕事してる人ッて云うよりは観客、みたいな人。急いでいたのか、苛立ッていたのか 其の男性は 「五月蠅い!」と一言云えば、足早に通り過ぎる。) ―――… (元来あンまり怒鳴られた事の無い娘はぽかン、とした後、鞄の紐握り締めた。)  (――あァ云うタイプは大嫌い。…けど、)  (暫くは大人しくすると約束したし、恐らく今の自分は男性の力には敵わない。から、彼が行ッた方向とは反対へ足を進めた。) ――はあ、 (溜息ひとつ。良い情報ッてなかなか手に入らないもの?) [Tue 14 Jul 2009 21:37:01]
メアリアン > (一瞬気が遠くなッたのは気の所為。きッとそう。) ――アイゼンリッターッて云う舞台劇、知ッてます?ええ、最近聞いて…―少し興味があるの。 (彼女は準備の手を止め、暫く考えた後首を横に振ッた。最近来たばかりの子の様。) ――そう、有難う。お仕事、頑張ッてくださいね。 (彼女に軽く礼をしてから、ゆるり離れる。――なかなかに情報収集ッて難しい。話し掛ける人のタイプが悪いのかしら?) [Tue 14 Jul 2009 21:22:46]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――退室、してませン )』 [Tue 14 Jul 2009 21:20:19]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 [Tue 14 Jul 2009 21:19:52]
メアリアン > ―――あら、 (真ッ赤な傘広げていた娘は、不意に空を見上げた。) (何時の間にか雲が切れ、濃紺の空に星が幾つが浮かンでいる。)  ――良かッた。止ンだみたい。 (ぱたン、と傘を閉じ、雨粒を落とす。 ―雨が降ッていては人も止まッてくれないし、情報は集めにくい。止ンでくれて良かッた。) ――さて、 (視界を巡らせ、一人芸の準備をする少女に話し掛ける。) あの、少しお尋ねしたいンですけど 宜しいですか? (にッこりと笑みを浮かべて。) [Tue 14 Jul 2009 21:06:02]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Tue 14 Jul 2009 21:01:33]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『知らなかったよ。』 [Mon 13 Jul 2009 23:52:49]
シャリネ > (やっぱり、伝えたいからなんだって。逢いたいからなんだって。淋しいからなんだって。そんな自分――――) [Mon 13 Jul 2009 23:52:44]
シャリネ > (歌をこうして歌ってしまうのは。)―――――   ありがとう。(微笑んだ先、心の中で淡い苦笑をにじませた。) [Mon 13 Jul 2009 23:52:03]
シャリネ > 愛してた  (伝わらなくてもいい。 そう思っていたけれど。)(最後の音は、静かに響いて。ギタラも暫く、口を開かない。) [Mon 13 Jul 2009 23:51:06]
シャリネ > ごめんなさい、なんて言わないで(貴方は悪くないわ)謝って、跪いたりなんてしないで(出逢わせてくれただけで、神様は優しいから。)此処に在っただけで よかったの(貴方に触れることができたから)好きだった あなたのこと(それは多分、愛しいという類の。)(手を伸ばす。届かない貴方の幻想を知っているから。私は淡く微笑わらった。)(抱きしめられないならずっと。この腕で抱きかかえるしかないの。私だけの想い。) (ギタラの音が激しい音を鳴らして、鳴らして、歌を重ねて――――そっと、無音になった。) [Mon 13 Jul 2009 23:49:48]
シャリネ > 笑顔見なくなってどれくらい歌を歌い続けたかなんて もう数えきれなくて(私がいないところで、どんな表情をしているんだろうなんて。私が考えることじゃないのに。)わたしはだんだん愛しい人が夢だったんじゃないかと 想うようになって(私の役目は、貴方を看取って、鎮魂歌を歌うことだから。)(でも、苦しいのよ。そんな顔、されてしまうと。―――私の中に、残った顔は、笑顔よりもずっと。困った顔のほうが多い。) [Mon 13 Jul 2009 23:46:02]
シャリネ > (リテイク)逢えなくなってどれくらい 歳月を過ごしたかなんて もう数えなくなって(時間は過ぎて行くから)わたしはだんだんあの出来事が 夢だったんじゃないかと  思うようになって(確かにそこに、在ったのに。)ただ想いを馳せて毎晩泣く夜も(忘れられない)川辺で抱き寄せてくれた優しい腕も(刻まれた私の罪)図書館での約束も(死に行こうとする人を、愛した私の罪)私は惹き寄せられて そして貴方は また謝るのね(そんなに困った顔、させたいわけじゃなかったのに)(ギタラの音が、哀しいフラットに、私の言葉に綺麗すぎる音を並べて。そしてそれに、私は歌を重ねた。懐かしさ、抱きしめる様な懺悔の歌を。) [Mon 13 Jul 2009 23:42:39]
シャリネ > 逢えなくなってどれくらい 歳月を過ごしたかなんて もう数えなくなって(時間は過ぎて行くから)わたしはだんだんあの出来事が 夢だったんじゃないかと  思うようになって(確かにそこに、在ったのに。)ただ想いを馳せて毎晩泣く夜も(忘れられない)川辺で抱き寄せてくれた優しい腕も,/i>(刻まれた私の罪)図書館での約束も(死に行こうとする人を、愛した私の罪)私は惹き寄せられて そして貴方は また謝るのね(そんなに困った顔、させたいわけじゃなかったのに)(ギタラの音が、哀しいフラットに、私の言葉に綺麗すぎる音を並べて。そしてそれに、私は歌を重ねた。懐かしさ、抱きしめる様な懺悔の歌を。) [Mon 13 Jul 2009 23:41:52]
シャリネ > 聞きたいことが聞けなくて 云いたい事が云えなかったあの日  見えることが見えなくて わかりたくないことがわかってしまったあの日(目を逸らす 貴方の姿)(それも全部)そんなあの日が ひどく 懐かしいよ(高い音。細い音。芯ある音は、響き渡って――――   後ろのギタラが、バラードに重なって鳴った。) [Mon 13 Jul 2009 23:37:56]
シャリネ > 後ろ姿の困った顔を 知らないふりして 悩んだ顔 見ないふりをした (ごめんね ずるかったね)  そして私は 貴方が少しでも傍にいてくれることが嬉しくて 時間を引き延ばして(明日はいないんじゃないか、なんて不安は。恐くて口に出せなかったから)  そして貴方に我儘を重ねたね(一秒でも、一緒にいたかった)(横丁に響き渡る、ロマンスバラード) [Mon 13 Jul 2009 23:34:50]
シャリネ > ( [Mon 13 Jul 2009 23:32:32]
シャリネ > 小さな村の明かり ヴェイトスの街の明かりを見て 貴方は遠い目をしてた 一緒に歩いて 手を引いてくれる貴方の手は 切ないほど優しくて  私はいつも貴方を見上げて わざと手から離れて走り回る(悪戯をして ごめんね)(好きだった)(そっと、握った指先は、何も掴まない。)(メッセージバラードが、アカペラで。ただ流れる川辺の音のように響き渡るだけ。) [Mon 13 Jul 2009 23:32:11]
シャリネ > (無音の中。息をそっと、吸った。吐き出したのは――流水のような、細いせせらぎのような音。) [Mon 13 Jul 2009 23:30:25]
シャリネ > (タイトルを呟けば。楽師は音を鳴らさない。) [Mon 13 Jul 2009 23:27:41]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『ふたりぼっち。』 [Mon 13 Jul 2009 23:22:47]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――アイゼンリッターの、時間だ。』 [Mon 13 Jul 2009 22:23:29]
カイン > (眼が覚めた。 そんな気さえする。 ぐっちゃぐっちゃ言い訳なんぞ考える必要も無い。 それで良いんだ。 自分が正しいと思ったからやってるのに、理屈をこねくり回す必要は欠片も無い。 上等じゃないか)……よし、行くかッ!(パァンと自分の頬を叩いて、昨日とは真逆のベクトルで同じ言葉を呟いた。 まずは看板を劇団まで行って戻す。 その後は――) [Mon 13 Jul 2009 22:23:20]
カイン > ――――――ああ、もう、クソ。(結局、何が腹が立つって、自分が覚悟を固めた『気になっていた』事だ。 評価なんて関係ないと思うのなら、あの程度の罵声の一つや二つ、気にせずにやりゃぁ良い。 これじゃあヒーローごっこ呼ばわりされたって仕方ない。 当たり前だ。今どこかで誰かが殺されてるかもしれないという思いで始めたのに、ここでウジウジしてるのはまた罵られるのが怖いからじゃないか。 ――ああもう、止めだ止めだ。へこんでたってしょうがない。 やると決めた。間違った事だとは思っていない。 正義の押し付け? そう思うなら、それで良い。 犯罪が行われているのを黙って見ているのが『正義』だってのなら……)――俺の正義を叩きつけてやるまで、だ。 [Mon 13 Jul 2009 22:19:13]
カイン > (――結局のところ自分の評価がその程度なら、其処にやる価値はあるのだろうか? いや、評価が問題じゃない事はわかっている。誰かしら一人でもあの区画を守る人間が増えれば、助かる人が一人増えるのも事実。 頭ではわかっている。やり続けなければならない事だ、というのは。 だが……)…………悩んでたって、しょうがないんだけど、なぁ……(がしがしと頭を掻いた。 悩んだ所で解決するような事じゃない。悩んでいる暇だって無いのだ、本来ならば。 それでもどうしてか、身体が動かない) [Mon 13 Jul 2009 21:59:08]
カイン > (最近始まった舞台の宣伝要員。看板を掲げて、大声を張り上げながら、横丁を練り歩いて……今は、やはりベンチに座って空を見上げていた。 ――――この仕事が終わったら、自分はまたスラム、暗黒街の警邏に向かう。 それはもう習慣になってしまっているからで、やらなければならない事だと思うからで、しかし……)……………………はぁ(……やった所で、という思いも、強く残っていた) [Mon 13 Jul 2009 21:43:51]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――今日も、横丁にいる』 [Mon 13 Jul 2009 21:41:22]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――行く、か。』 [Sun 12 Jul 2009 23:20:16]
カイン > (――じきに、日付が変わる。まだ自分がここにいるという事は、今夜のスラム、暗黒街で何かあっても、止められる者が一人減る、という事に直結する。 いや、既に何か取り返しのつかない事が起きているかもしれない。 いくらキツくても、やらなければならない事は、ある)――まったく、情けない。……俺、メンタル弱すぎだな。(溜息混じりに、そんな言葉が口から出た。 何がヴィジランテだ。 まったく、カイン・グレイホークという奴は……どうしようもない。 アイゼンリッターなら……戦うだろう。こんな時も。 そして、カイン・グレイホークは、アイゼンリッターなのだ。 ……だから、自分はベンチから立ち上がった)(……犯罪者や怪物、目玉泥棒どもには、此方の都合など関係ないのだから) [Sun 12 Jul 2009 23:16:28]
カイン > (――自分のやってきた事が無駄だった、とは思わない。 自分がいた為、助ける事ができた人は何人もいる。 だけど……結局『そう』見られていたのだろうか。 いや、見られていたのだろう。 変な格好をして、犯罪者を殴りまわっている、異常者。 正しい評価だ。 ――――わかっている。認められたくてやっているんじゃない。やらなければならないと思うから、やっているのだ。 だけど――)……………き、っついなぁ……(思わず、そんな言葉が漏れた) [Sun 12 Jul 2009 22:57:51]
カイン > (――昨日も、そうだった。 青年はコスチュームを身につけ、警邏に出て、少女が強姦されそうになっている現場に遭遇。強姦魔が女性であるというのが気になったが、躊躇せずに介入した。 連日街を賑わせている眼球泥棒の件もあるし、看過できるような状況ではなかったからだ。 警告の後、強姦魔が少女を解放する意志を見せず、何らかの魔術らしいものを行使しようとした為、戦闘を開始。 勝てるかどうかはわからなかったが、いつも通りの状況。しかし――問題はその後だった)―――――――(次々に、介入者が増えた。 一度病院で顔を合わせた事のある女性と、怪物アクセラレーター。 少女を強姦魔から逃す事には成功し、女性に彼女を任せ、自分は撤退しようとした瞬間だった)(『何言ってるのさ、そこの覆面強姦魔!!』)(――何だ、それは)(自分は少女を助けた。護れたのだ。だから何を言われても、胸を張っていれば良い。だけど……)―――――(……心が、今まで受けたどんな傷よりも――泣きたくなるほど、痛かった) [Sun 12 Jul 2009 22:37:35]
カイン > ―――――(ぼんやりと、その青年は空を見上げていた。 一見すると疲れ果てているようにも思えたが、青年の体力を鑑みれば、身体的にという事はなかなか無い。 だが、疲れ果ててはいたのだ。身体ではなく、精神、心が。とても、疲れていた)――――――(彼がアイゼンリッターを名乗り、非合法の自警活動へ身を投じてから、それなりに長い月日が経った。 人を助けた事はあるが、戦って怪我をした事も何度もある。 浪人騒動の際には手酷い傷を受けたし、焼け落ちる橋の上で生死の境ぎりぎりで助かった事もあった。 暗黒街やスラムの警邏中には、魔術を行使する怪人や、理不尽な力を持つ怪物を前にして、生き延びる事こそできたが、勝つ事はできなかった。 だが――そう言った事例は、青年に悩ませることはあっても、挫けさせるようなものではなかった。 正義とか、善とか、そういった事を気取るつもりは毛頭無いが、それでも誰かの為に戦うこと、ヴェイトス市を――生まれ故郷を自分の手で守ろうとするのは『間違っていない』と信じていたからだ) [Sun 12 Jul 2009 22:31:23]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――――ベンチに腰を下ろして』 [Sun 12 Jul 2009 22:23:12]
お知らせ > マリーさんが帰りました。 [Sun 12 Jul 2009 02:35:47]
マリー > (ようやく客がひけた、ちょっと遅くなってしまったが、まぁ客商売なんてこんなもんだと軽く溜息。暗黒街の本店の方は、時間が近くなると、すぐに人がいなくなるというのは本当だろうか。特に急がせるでもなく、あからさまに気を使うでもなく絶妙な間合いで客が引いて行くらしい) なんか色々あるんだろうなぁ。 (マリーはそんなことを呟きながら箒をもつのであった) [Sun 12 Jul 2009 02:35:11]
マリー > 【全く描写しておりませんでしたっ!!ここは「TOZZI」芸能横丁店ですっ!!!】 [Sun 12 Jul 2009 02:07:18]
マリー > じゃあ、ちょっと待って下さいね、こっそり会計済ませちゃいましょう。 (ほんのちょっぴりだけ悪いことをしている。そんな演出をしながら、にっと白い歯を見せて笑い、代金を受け取り、明日の分の伝票につけておくことにする。まぁ実際のところそう怒られるようなことじゃないと思うし(勝手な判断)ごっこだ、ごっこ。お客様もわかっているのか、ちょっと楽しそうにしていて) [Sun 12 Jul 2009 01:47:33]
マリー > jyaa [Sun 12 Jul 2009 01:46:00]
お知らせ > マリーさんが入室されました。 [Sun 12 Jul 2009 01:43:28]
マリー > ……とっておきの見せちゃいましょうか? 明日並べるはずなんですけどね。 (と新作のアクセサリーを取り出しながらいたずらっぽく舌を出して) どうです?結構人気がありますから、明日だと早く来ないと売り切れちゃうかも。 (とっとく、ってのがちょっと難しいんですよね、ごめんなさい、なんて謝りながら、どうです?と残った客に近づいて行く) [Sun 12 Jul 2009 01:15:24]
マリー > …………。 (窓から漏れ伝わってくる喧騒と明かりも、随分少なくなってきた。だんだんと客足も遠のき、ゆっくりと店じまいが始まっていく。看板の類が何気なく仕舞われ、いくつかのランプの灯が落とされる。店内にいるお客様には、他にお客様はもう来ない。あなたたちが最後のお客様ですのでごゆっくり、そんな印象を与えるように和やかに話し、普段よりものんびりした印象を与えるようにゆっくりあるき、ゆっくり片付けをして) [Sun 12 Jul 2009 00:51:42]
お知らせ > マリーさんが来ました。 『片付け』 [Sun 12 Jul 2009 00:38:55]
お知らせ > オーガストさんが退室されました。 『……有難うございました!(―― 一寸、気合が入った。)』 [Sat 11 Jul 2009 23:19:45]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが退室されました。 『そのスーツ、格好良いですね(なんて)』 [Sat 11 Jul 2009 23:17:53]
カイン@Vinotique > (その通りだ。 どうにかして早く、犯人を捕まえなければいけない。 店員の言葉に、真剣そのものといった表情で頷いた。 早く捕まえなければならない。――本当に)まあ、噂ですからね。…………それじゃあ、自分はこれで。 どうもありがとう。(そう言って、梱包されたオイルマッチを脇に抱えて、店を後にしようとし――外に出る前、一歩立ち止まって、こういった) [Sat 11 Jul 2009 23:17:45]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 『そうですね。』 [Sat 11 Jul 2009 23:14:27]
オーガスト > (身近な所で起こったとは言え、意識としては矢張り対岸の火事に近い物が無くも無い。誰しも、心の奥底では"自分は大丈夫だろう""自分がそんな事になるわけない"なんて意識を抱えている――それは良い事なのか、悪い事なのかは判らないけれど。)……早く捕まってくれると、良いですね。(不安はある。恐怖もある。けれど――やっぱり何処かで、自分は大丈夫だろうと思っているのかも知れない。自覚は無くとも。)……女の子、ですか。それは聞いたこと無いですね。(そう言えばうちのオーナーも女性だっけ。――流石に女の子と形容するのは違う気がしなくも無いけど。) [Sat 11 Jul 2009 23:13:28]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 [Sat 11 Jul 2009 23:03:52]
カイン@Vinotique > …………そうか。まあ、そうだな。(暗黒街の連中が関わっているなら、もう少し、何か――騒ぎになっている筈だ。 まあ、彼が新人だという事もあるのだろうけれど。 普通に暮らしている一般人には、やはりあまり関係の無い話題か。 物騒になったな、で済む程度の)芸能横丁でも殺人があったからなぁ。……気をつけた方が良い、お互いに。 犯人も、まだ逃げているようだし。(彼の苦笑いに、此方も自然と肩をすくめて見せて。 ――その為にも、この店で買った装備を活用しなければならないのだが)噂じゃ、女の子だって聞いたけどもね。どうなのやら。 [Sat 11 Jul 2009 23:02:03]
オーガスト > ……はい?(包装作業は、極めて速やかに終えられた。そもそも手先が器用な故に、この手の作業は比較的あっさり慣れる事が出来た。出来る事が増えると言うのは、良い事だ。) (そう言えば最近、殺人事件の話を聞いた事がある。確か目玉を抜き取る猟奇殺人の類だったか。帰宅の際は十分注意するよう言われたっけ。)そうですね。僕も入って日が浅いですので、あまり詳しい事は判らないのですが……これまでと然程変わりないと言う話は聞いた事がありますよ。(元より暗黒街は、あまり治安の良くない場所――少なくとも、一般的な観点から見ればだが――ではあるし。少なくとも、此方側の一般人よりは対応に困らないんじゃないかと思う。)……怖いですよね、殺人なんて。(一寸だけ、苦笑いが混じる。父と母は、元気にしているだろうか。) [Sat 11 Jul 2009 22:58:02]
カイン@Vinotique > ……………そういえば。(店員が慣れた手つきで商品を梱包していくのを――改めて彼の姿を観察してみると、服装が似合っていないし、若いから新人だろうか? それにしては手際が良い。慣れてきた頃合、か――見つつ、ふと思い出したように呟いた。Vinotiqueの本店が何処にあるのかは有名な話だし、先達ての事件はこの地区で起きた。 ……少し、話てみるか)暗黒街の本店は、最近どうなんだい? 色々と物騒だが……ああ、芸能横丁もそれは変わらないか。(殺人事件なんて、こんな場所ではそう滅多にあるものじゃないだろうし) [Sat 11 Jul 2009 22:41:09]
オーガスト > 有難うございます。今後もどうぞ、当店を宜しくお願い致します。(一礼し、包装に掛かるべく一度店の奥へ引っ込む。) (ちょっと無愛想なお客様かも知れないが、何。どんな客が来ようが、何かを買って行かれる限り客は客だ。多少そっけなかろうと、それは良い。が――何か引っかかる気は、した。今は置いておくけれど。) (手際良く包装紙――とは言っても、然程目立つ色合いでは無いが――で包み、シックな色合いのリボンで結ぶ。焦らず、急がず、但し早く。細心の注意を以て手際よく、要領よく。何、靴を作ったり直したりするのよりは簡単な作業だ。) [Sat 11 Jul 2009 22:36:00]
カイン@Vinotique > ああ、それで良い。 4万4千か。(装甲の修理費用と大差ない額だ。が、まあ、後は使いこなせるか否かだ。  頷き、再度一点ずつ商品を確かめてから、頷いた。 ジャケットから財布を取り出し、現金を引き抜いて店員へと手渡して。 包装については――先も言った通り。正直言って偽装以上の意味は無い。 多少そっけない返事になってしまったが、致し方あるまい) [Sat 11 Jul 2009 22:29:52]
オーガスト > (確認を取りに向かおうとした所で、再び声を掛けられる。――多少不可解ではあったが、取り合えず足を止める。)畏まりました。それではお会計の方ですが……オイルマッチ8,000Yenが4点、オイルアンプル2,000Yenが4点、代え芯1,000Yenが4点。計12点、44,000Yenになります。包装の方ですが、マッチとアンプル、代え芯それぞれ三種一セットずつお包みさせて頂いて宜しかったでしょうか。(つらつらと諳んじる。練習した通りに。精神の動きは可能な限り押し殺して、営業スマイルに徹さん。) (小物類だけなら、値段まで諳で言えるようになったけれど――父さん、母さん。まだまだ完璧に全部覚えるには時間がかかりそうです。) [Sat 11 Jul 2009 22:25:47]
カイン@Vinotique > ……ああ、いや、良いんです。忘れてください(店員が慌てて確認を取ろうとするのを見て、自分は首を横に振って否定した。 ここのブーツが悪いモノだとは思わないが、実際に戦闘において武器として扱うなら、そういった専門の店を当たるべきだ。 困らせるのは本位ではない。 なので、そう告げて)……とりあえず、先に会計の方だけお願いできますかね? [Sat 11 Jul 2009 22:12:20]
オーガスト > (客が何を求めているのかを、見ただけで判別できるようになれば一流と言うけれど。――父さん、母さん。一流への道って、険しそうです。) (そんな事を考えた瞬間、声が掛かる。)は、はい! ……頑丈なブーツ、ですか。(鉄板とか入ってるような。――さて、そもそも取り扱って居たか否か、記憶には自信が無い。そもそも作りが頑丈な物なら、ちょっと見ただけですぐ見付かるだろうが、鉄板入りとなると流石に扱って居ない可能性が高かろう――が。取り合えず店にある在庫を当たってから言うべきであろう。)……少々お待ち下さい。すぐに確認を取って参りますので。(手近なカウンターに預かった品を置いて――勿論、可能な限り丁寧にだ――在庫品のリストを持つ先輩店員に、確認を取らんと。) [Sat 11 Jul 2009 22:09:44]
カイン@Vinotique > (攻撃力の向上、というのが当面の目標だ。 何せ敵は『目玉泥棒』だけじゃあない。暗黒街で発見された異常な死体――前に遭遇した怪人どもも、倒された、なんて話は聞いていない。 いずれ戦わなければならず、戦う以上は勝つ必要がある。 頑丈さ以外に大して取り得のない自分なのだから、補えるところは補わなければ)……ああ、それじゃあ店員さん。 こう……頑丈なブーツとかって、ないですよね、流石に。鉄板とか入ってるようなの。(まあ、無いだろうなぁ、とは思うのだが。 少なくともファッション系の店で売っているような代物ではないと思うし) [Sat 11 Jul 2009 21:52:35]
オーガスト > 畏まりました。有難うございます。(一礼し、オイルマッチの包装に掛からんと下がる――心算であったのだが、お客様の視線が靴の方に向いている事にも気付く。多少逡巡した物の――)何か御座いましたら、御遠慮無くお申し付け下さいませ。(――取り合えず様子を見る事にして、一度下がる。何は無くとも、取り敢えずは一つ一つ落ち着いてこなす事からだ。優先すべき物を間違えないようにしないと。) [Sat 11 Jul 2009 21:48:42]
カイン@Vinotique > ええ、構いません。お願いします。(頷いて、あとは店員に任せる事にした。 プレゼント用の包装とはいえ、それ自体は別にどうでも良いのだ。 問題になるのは、携帯方法。そして実戦で使いこなせるか否か。 着火性能に関しては大丈夫だろうが、素早く、的確に操れるようにならなければ。 もたもたしていては命に関わる)…………鞄――は、今のままで良いが。 ……ブーツか。(多少なりとももっと頑丈なモノを使った方が良いかもしれないとは思うが。 一応、其方のほうにも眼を向けてみる) [Sat 11 Jul 2009 21:40:03]
店員 > プレゼント用の包装、ですね。少々お時間を頂きますが、宜しいでしょうか。(ダークスーツに身を包んだ――未だ青年と呼ぶには聊か若く見える店員が、受け応える。) (――誕生日のプレゼントにしては、ちょっと珍しいチョイスに見えなくもないが。余計な詮索をする物じゃあないだろう。努めて冷静に。) [Sat 11 Jul 2009 21:32:51]
お知らせ > 店員さんが入室されました。 『畏まりました。』 [Sat 11 Jul 2009 21:28:35]
カイン@Vinotique > …………よし。(頷いた。 魔術の類に頼らないなら、発明家や機構師でもない自分に手に入る方法は、他には無いだろう。 これ以上悩んだところで回答が出るとも思わない。 なら……これ以外に無い、だろう)すいません、このオイルマッチと、換え芯、アンプルを……そうだな、四個ずつお願いします。(四個? 店員がそう言って、一瞬驚くような顔をした。 ……まあ、当然か。こんなものを一人で幾つも買っていく客はいないだろう。 だから、付け加える。下手な誤魔化しかもしれないが)3個の方は簡単で良いんで、プレゼント用の包装をお願いします。 [Sat 11 Jul 2009 21:23:27]
カイン@Vinotique > (金属の箱――酒を持ち運ぶフラスコのようにも見えるそれは、オイルマッチという。 煙草を吸う時などに、ちょっと格好を付けたいときに使うものだが…………まったく。 下手な考えを巡らせるより、文明の利器に頼った方が早いのだから、笑えてしまう)…………ああ、換え芯とか、オイルもあるんですね。成程。 さすがに永久に使えるような代物ではない、と。(まあ、それは当然だ。しかし、実に良い。 携帯できる着火具。 しかも確実に素早く火をつけることができるのなら、これ以上の装備は無い) [Sat 11 Jul 2009 21:09:41]
カイン@Vinotique > (店員からの挨拶を軽く受け流し、陳列されている商品をざっと見回す。 ――基本的に衣服はオーダーメイド。 問題ない。 欲しいのは服なんかではないのだから)……こっちの小物の方、見せて貰いますね(そう言って、衣服ではなく、紳士用品。 財布やシガーケース、鞄といったものが並んでいる一角へと脚を進めて行く。 ………やはり、あったか。 そうだ。 自分は、これを探していたのだ)手にとって見ても?(良いですよ、というにこやかな店員の言葉に頷き、自分は“ソレ”へと手を伸ばした) [Sat 11 Jul 2009 20:58:26]
カイン@Vinotique > (ファッションにも似合う、似合わないというものはある。 カイン・グレイホークは平凡な男で、間違っても伊達男などと呼ばれる類の顔つきじゃあない。 Vinotiqueで売っているような服を着たところで、酷くアンバランスになってしまうだろう。 Vinotiqueや、そこの職人の責任ではない。 ファッションにも似合う、似合わないというものがある。 それだけの、単純な話だ)――――――(だけど、今日の自分は……意を決して、新しくオープンした芸能横丁店へと脚を踏み入れていた。 傍から見れば、初めてファッションに手を出そうとする野暮ったい青年のようにも思われるかもしれないが――自分の目的は、そうではなかった) [Sat 11 Jul 2009 20:47:59]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 『――――場違いだというのは理解している。』 [Sat 11 Jul 2009 20:43:08]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 私の名前はだいだらだよ。 』 [Sat 11 Jul 2009 03:59:07]
だいだら > ん、と。芸能横丁の外れにある、幻想一座っていう見世物小屋。私はそこで働いているんだ。 …うん。どうしても耐えられなくなったら、その時は。 ( 駆け込む…と聞いて、この店の店員さんにしてくれるのかとちょっとだけ勘違い。ちょっと考えればそれは無いってわかるんだけど、先にきびきびと他の店員さんやお客さんに対応する自分の姿を想像してしまったので、ある。 でも、多分違うだろうなと思いなおす。 正直に言えば酷い扱いを受けているが、まだ客寄せが出来る分他の一座の人間よりかはましだ。シャジャールさんも誘ってくれたし、何だかんだで皆優しいな。 ) はーい。 ――あ、う、うん。座長には絶対見せないよ。 ( これを取り上げられたら、流石の私も烈火のごとく怒ると思う。 ) うん。色々有難う。 お金溜めたら、またくるね。 ( そして手に取るのは、シンプルなデザインのシルバーの指輪だ。値段は二万エン。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:58:36]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『 ああ、名前くらい聞いときましょうかね。 』 [Sat 11 Jul 2009 03:52:26]
クリスティーナ > ―――何処の劇団? サーカス? あんまり酷いようならうちに駆け込んでも良いですよ? ( 座長、という名前がたびたび出てくるが、どうも胡散臭い人物のようだ。 そう軽がると「うちで引き取る」なんて言えたもんじゃないが、虐待されるくらいならマフィア家業の方がマシかもしれない。 能力が無ければいい目は見れない仕事だが。 ) あとは自分の感性で選んで御覧なさいな。 ああ、「座長」には見せちゃ駄目ですよ。 多分ロクなことありません。 ( 気分で虐められるか取り上げられる未来しか見えてこない。 何だか幸薄げな娘だ。 ) …と、少し遅くなっちゃいましたし、私はそろそろ時間です。 またいつでもお越し下さいませ? ( すっかり話し込んでしまった。 学校は休みだけどやる事は多い。 最後に少女の買い物が済むのを見送ってから行こうか。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:49:07]
だいだら > うん。じゃあ、私も自分の話ばかりしないようにする。 ( 今までそういうの意識したことなかった。結構自分の事ばかり話すことが多いような気がしたけど、それは色々尋ねられる事が多いからかもしれない。 ) う、うーん。貯金かあ。あんまり沢山溜め込むと、座長が持って行っちゃうから…。実はこの五万も私の隠し財産なんだ。 ( 財産というか、まあへそくりである。一応給料を貰っている身ではあるが、時折酒代が足りなくなったりすると座長がふらりと現れて、私の財布の中身を持っていこうとするのだ。 ) リングから。 ( 指輪のことだ。 …と、お姉さんは私の左手を取った。水仕事もしてるので、ちょっとぼろぼろの手だ。 ) じゃあ、最初はリングにするね。それでまたお金を溜めて、次のを買う。 ( こうして何度もここに通って買えば、私は立派なとっつぃ娘になれる。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:38:12]
クリスティーナ > あら、いい事言う人ですね。 あと自分の話ばっかりする奴は物事を自分基準で考えてるから気をつけなさいな。 ( 俺なら何とも思わない、私は別に平気、みたいな感じで他人に嫌な事を強要するタイプのはなし。 実際同じ事やらせようとすると大抵怒り出すおまけつきだ。 ) 貯金もしなきゃ駄目ですよー? うーん、そう、です、ね。 ( 5万がただの手持ちなのか、生活費を含めるのか、全財産だったりするのかでだいぶ意味合いも変わってくるが。 正直この子にとってうちの店はかなり敷居が高い。 それでも何か欲しいって思うのは―――正直まぁ、欲しいと思わせちゃううちらの演出の所為だろうけど。 上手い店ってのはディスプレイだけで購買意欲をそそるもんだ。 ) アクセサリの基本。 先ずはリングから買って、次にチョーカーなりバングルなり二つ目のリングなりを選んでくのがベストですね。 リングならもう少し安いのありますし。 ( と、少女の左手を取ってみる。 小さい手だ。 これから指が太くなるかもって考えるとピンキーリングは使えなくなってしまうかもしれない。 人差指用なら大きくなっても小指に移せるし、サイズも3号か4号くらいならだいぶ安く上がるだろう。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:28:17]
だいだら > ( フジキなる男の人は追い払われてしまった。確かに、隣に居ると変わりそうである。絵柄。 ) 座長…私の事を面倒見てくれる人が、こう言ってたんだ。自分の事を良く言わない人は、大抵良い人だって。 ( だから騙し易い…という風に言葉は続くのだが、そこは言わなかった。それに騙し易いと言ってる割には、他人を騙そうとして失敗してる事が多いし、あんまりあてにならないのかもしれない。でも、この人の第一印象は「いい人」だった。 一緒にお店の中を歩く。時々立ち止まって振り返るのは、こっちに進んでいいか確認しているらしい。 ) 五万エンあります。だから大丈夫。 ( ちょっと自信ありげに言いながら、明らかに小銭沢山って感じのがまぐちを見せた。 ) …あ。もし、お姉さんのオススメとかあったら、教えて欲しい。私に似合いそうなの。 ( 身形からしてかなり難しそうな注文だが、大きな目玉をちょっときらきらさせて見上げてみた。とっつぃの店長さん(厳密には違うが)がオススメしてくれれば、安心だ。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:14:40]
クリスティーナ > あら当たった。 あ、引っ込んでていいですよ? ( アマウラ系とティアン系の区別なんて正直無理。 フジキにしたって恰好はホワイティア式だし、自分の国の事とか話さないし。 とりあえず横に居ると絵柄変わりそう(?)だからしっしっ、と追っ払った。 箪笥と壁の隙間にでも挟まってればいい。 ) どうでしょ? 言葉はただの言葉ですよ。 あんま信じちゃいけません。 私みたいなのが実は裏社会の影のボスとかかもしれませんし。 ( それじゃお店の中案内しますかね、と先に歩かせつつ斜め後ろを着いて行く感じ。 見れば見るほど妙な生き物だ。 ああ、だから芸能横丁なのか、なんてようやく納得。 ) ご予算の方は大丈夫? 無茶買いしちゃ駄目ですよ? ( 3万前後するチョーカー。 アクセ系の中じゃ正直安い部類だが、相対的な話だ。 うちの「安いアクセ」は露店の名も無いシルバーの3〜5倍くらい値が張る。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:58:20]
だいだら > うん、アマウラ系。 ……。 ( どうやら私と同じ国の人が居たらしい。アマウラか、それとも朱鷺の都の人かまではワから無いけれど。何か屈辱を感じたら鼻血だしそうな人だなあ、と意味不明の第一印象が心に浮かんだ。 ) あ、ありがと…。お姉さん、良い人だね。 ( 私のような者に寛容な人とそうでない人との二通りいるけれど、普通の人間で寛容な人というのは中々居ない。世の中の全ての人がそうなら苦労はしないが、そうなってしまうと逆に見世物小屋は見世物として成り立たなくなってしまう。困ったものだ。 ほぅ、と安堵の吐息を一つ。 ) うん、あのね。えっと… あ、あれがいい。 ( そう言って指差すのは、シルバーのチョーカーだ。値札とお財布の中身の額の差がかなりぎりぎりな感じの。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:49:33]
クリスティーナ > ( 私は特別特定の何かの差別家じゃないが、かと言って未知の生物を無警戒に受け入れるほど世間知らずでもない。 目の前のソレをしっかりと自分の目で観察して自分で判断するだけだ。 ) ヨーカイ? えっと…格好からしてアマウラ系? フジキー? ( 「ふぁんたすま、の意に御座居ます」と控え目に囁いたのは今日のボディーガード担当「フジキ」。 うちじゃ珍しいアマウラ人で黒服に帯刀、まぁ普段は空気みたいに大人しく風景と同化してるけど呼べばいきなり現れる。 ニンジャじゃぁないらしいけどあんまりしゃべらないからよくわからない。 ) ふぅん…まぁ、いーですよ。 お客さんはお客さん。 小難しい事はいいなさんな。 トラの子は売ってませんけど。 どんなものをお探しで? ( よし、と両手でもにもにしていた頬を離してフツーに接客してみる。 珍しいものは嫌いじゃないし。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:32:07]
だいだら > ( 驚かれたり、気味悪がられたりするのは慣れている。何せ自分は見世物だ。 …だが、私ははじめて知った。こういう他の人のテリトリーでそういう扱いを受けるのは悲しいとか辛いとかじゃあなくて、心細いんだと。これが自分が働いている小屋とか、そこら辺の道端だったらそんな風には思わないのに。 ) 種族…… よ、妖怪。 ( 妖怪、って言って通じるのだろうか。こっちでは妖怪って何て言うんだろう。害のある種族の一つだし、言ったら警戒されて追い出されるかもしれないけれど、こんな大きな目玉を抱えて「人間です」なんていう嘘は、流石に出来なかった。 ) …うん。多分、驚かれるだろうって思ってた。で、でも、そんな事を怖がってたら、いつまで経っても私は欲しいものが買えないから。 虎穴に入らずんば虎子を得ずって言うし。 ( Tozzi=虎穴という例えは果たしてどうなのかというのはさておき。 頬を触られて目をぱちくり。程よく伸びる。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:19:16]
クリスティーナ > ( ちょっと理解不能なカタチした人外も稀に居るような街だ。 正直カナカンとかキッシャーとかフレイバーとかキリバナとかまでいくと意味分からないが、居ない事も無いっていう程度に。 だからいちいち容姿とかで驚いたりするのはイカンと思うんだけれど。 ) うわ、なんじゃこりゃ。 ( 悪いけど驚いた。 覚悟してたなりに。 私の声に何人か近くに居たお客やらスタッフやらが小さな声でひそひそと呟きながら異物を見る目を少女に向けている。 あー、可哀想だけどしょうがないわなぁ、なんて肩を竦める。 別に私は悪い事してない筈だ。 驚かれる顔に生まれた娘が自分の意思で此処に居るっていうだけで。 ) OKOK、正直驚きましたけど。 念のために種族とか聞いて良いです? 初めて見ましたし、何せこの街の基準は人間ベースで出来てますから。 ( どうなってんだこれ、とか考えながらしげしげ少女の顔を見下ろし、無遠慮に両手で頬を触ってみようと手を伸ばす。 あ、喋りは可愛い。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:07:42]
だいだら > ( 似たような経験がある。他の店で、今と同じように品物を選んでいたら万引きと間違われたって。だから逆に堂々とするべきなのだ、するべきなのだけど…わかっているの、だが。やはり顔をあげるのには不安があった。 ) そうです。その、カッコカワイイです。 ( また新しい言葉だ。今までの情報を統合するとくーる=カッコカワイイ=カッコイイになる。カッコカワイイとカッコイイは結構音が似てるし、多分間違いじゃないだろう。 ……ああ、でも、やっぱり私の顔に何か違和感というか、疑いを持ったようだ。もうこうなったらこそこそしていても仕方ない。勇気を振り絞れ、だいだらッ!! ) あ、あの。私こんな顔しるけど全然怪しい人じゃないよ。 ふ、普通に買い物しにきただけだよ。お、お金も持ってるよ。 ( そう言いながら、顔をあげた。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:58:23]
クリスティーナ > ( 普通に万引きとかしてもおかしくない雰囲気だ。 分かり易いアクセの一つでも盗んでどっかで売りさばけば貧しい人間が2週間くらい食べてけるくらいの額にはなるし。 ま、声かけといて悪い事はないだろう。 店員がウロウロするのも声かけるのも半分は防犯みたいなもんだ。 ) Cool? カッコカワイイ的な? ( 何だか微笑ましい反応ではある。 そりゃぁこんだけ疑ってはいても、こんな小さな子が悪い子じゃない方が良いに決まっている。 別に売り物に触らせるのも嫌なくらい薄汚れてるわけでなし、自由に触らせて構わないだろう。 ) ―――――んん? ( 今なんかみえた。 ) お嬢さーん? ( ちょっと声かけてみる。 首を急角度に上げないといけないような斜め上から。 何今の。 でっかいアクセサリ? ) [Sat 11 Jul 2009 01:52:15]
だいだら > ( しかし少し冷静になって品を選べ、だいだら。大金持ちならどんどん買っても良いが、私は大金持ちでは無い。…まだ今一自分が持っている「5万エン」の金銭価値が良く判らないけど。 ) こ、これぐらいなら買える。 ( 値札を見ると、桁は5つだ。そして数字は5万より下だ。 ) あ。 ( と、思っていたら店の人に指示を出していた若い女の人が近づいてきた。思わず顔をあげて、フードの端からちらりと大きな目玉を覗かせるけど、すぐに顔を伏せた。 …今顔をあげて気付いたけど、回りのお客は私と身形が全然違うし、歳も上だ。やっぱり私は目立ってしまっただろうか。 …いや、もともと浮くのは覚悟のうえで来たんだ、臆するなだいだら! ) あ、あのー。はい。 と、とってもくーるですね! ( 言いながら、春物の服を手に取ろうと。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:40:23]
クリスティーナ > ( お客の入りはそこそこ―――まあこんなもんだろう。 はっきり言ってうちは単価が高いし、一日の売れ方の上下が激しいのだ。 ヴィノティーク然り。 ベレッツァ・ロッサは安定してるけど。 ) はぁぃいらっしゃいませー。 ( 過剰な呼び込みトークはしない。 八百屋じゃあるまいし。 少々高慢な言い方をさせてもらえば、うちは来たいお客が自分から来るような店だ。 最初から来る客は来る。 半端に安売りはするべきじゃない。 さっきと言ってる事が矛盾しているようだが、さっきのは店内の効率化のおはなし。 ) ふむ…横丁のファッションセンス向上も進んできたわね―――――っと、と? ( 若い子達も垢抜けて洗練されてきている。 良いこと良いこと。 いまどき女の子は自分磨きも出来なきゃ大損するんだから。 と、其処に。 言っては悪いけれど場違いな雰囲気の小さな娘が一人。 別にお客を区別するわけじゃないが、背恰好といい、着ているものといい、浮いている事自体は間違いなく浮いている。 さりげなく近付いてみようか。 ) こんばんはー? その辺はちょっと季節外しちゃってるから2割引ですよ? ( 春物の棚、だ。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:33:03]
だいだら > ( 店内を覗くと、女の人がてきぱきとお店の人に指示を出している。このお店の店主だろうか。あんなに若いのに、店を切り盛りするなんて凄いなあと思う。 ) ……よ、よし。 ( 勇気を出して、私は店内に足を踏み入れた。私はお客だ!お金だって、5万エンも持ってるんだ!だから入っても大丈夫なはずだ! …と、そう自分に言い聞かせて。 ) ………。 ( しかし、顔をあげる勇気もフードを外す勇気も無い。結果、俯いたまま入るわけで。お客のフリをして、というか実際にお客なんだけど、棚に並べられている商品を見る。香水がメインみたいだけど、残念ながら私は鼻が無いので匂いがわからない。その代わり、他の商品に興味津々。うん、「くーる」だ。私は異国の文化には慣れてないけど、私のセンスに訴えかけるものがある。 ) に…20…… オフ。 ( パーセントが読めなかった。多分、値引きしてるんだろう。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:21:00]
クリスティーナ > ( さて、と――――折角来たんだし少し売り場を見て回るか。 新しいバイト二人は上手くやっているだろうか? 特に話は聞かないし、無難にこなしてるんだとは思うけど。 ) あ、これエンドに移しません? 折角カッコイイのにもっと目立つ所に飾らなきゃでしょう? あとそこ―――そう、そっちの棚半分使って夏物のシャツとハーフパンツディスプレイしましょ。 お客ってのは基本、「置いてあれば見て意図を理解してくれる」なんてもんじゃないですよ。 目を惹かせて意識をそっちにはっきり向けさせないと目の前に置いてあったって気づかないんですから。 あ、POPもですよ? これ小さいし、こまごま説明書きうるさいです。 これだったら「20%OFF !!」だけ大きく書いた方がお客は即座に理解するでしょう? 細かい文字なんて興味がない限りいちいち読みませんよ? ( 片っ端から指示を出してスタッフを動かす。 お客はだらけに来るのだ。 売りたければ店側が努力するもんだっていう前提で。 企画の意図を理解する義務はないし、POPの文字を一字一句いちいち読む義務も無い。 興味を引き、理解させ、読ませるのだ。 )  [Sat 11 Jul 2009 01:12:38]
だいだら > ( ある人は「くーる」と良い、またある人は「いけてる」と言う。その言葉の意味はよく判らないけれど、多分格好良いっていう意味なのだろう。最近…とはいっても私はここに来てまだ日が浅いが、私は横丁で「いけてる」アクセサリー類を目にすることが多くなった。そういうのを身につけている人たちの話をこっそり聞いてみると、どうやら特定のお店で売っているものらしい。そしてそのお店は”とっつぃ”と言うらしい。 ――私はその人達の話を元にこの通りへとやってきて、入り組んだ建物の中から苦労してそのお店を見つけることに成功したのだ。 ) ………。 ( しかし、私はこんな形である。フードを目深に被ってはいるが、それでさっと入ってお店の人に怪しまれないかどうかが心配だ。いや確実に怪しまれるだろう。それでも来たのは、やっぱりどうにか買えないかと思っていたからで…そう思いながら、店の入り口をそっと覗いてみた。 ちなみに、売っている品物の相場とか全然知らない。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:02:10]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『こういうのを、何と言うか私は知っている。』 [Sat 11 Jul 2009 00:55:25]
クリスティーナ > ( ま、そもそも逃げ隠れするってのが気に食わないのだ。 帰りたくなったら帰るし、ボディーガード連れて自分も帯剣するなり普段あんまり持ち歩かない銃を持つなりすればいい。 ジョゼだってこういう時役に立つし。 ) あ、そういえば最近あの子来てます? 支払は全部私にツケといて良いですからね。 ( 暗黒街店から移動してきたそれなりに長いスタッフに確認しておく。 新規スタッフも居るし、話は通しておいてくださいねと。 ジョゼは自分でそういうの説明しないだろうし、ヘタすると勝手に持っていこうとしそうだ。 「これ貰うね」とか言って。 ※何故かニヤケ顔。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:48:43]
クリスティーナ > ( もう、ねー。 帰ってくるなって言うんですよ親爺の奴――――たまに顔見せるとちゃんと帰ってこい帰ってこい五月蠅いくせに。 まぁそんなわけですからちょくちょくこっちに顔出しますね。 ( 寝泊まりしてる所、近いですから。 と続けて試作品の香水のテスターを小さく嗅いでみる。 悪かないですね、なんて気の無い言葉を吐いて椅子を軋ませた。 まぁ今暗黒街は若い娘が危ないってんでしばらく横丁のセーフハウスに引っ込んでろっていうんだろうけど、ついに凶悪犯はこっちにも来ちゃったようで。 今度はどうする? 大学の友達に頼んで寮にでも籠ろうか? ) [Sat 11 Jul 2009 00:31:44]
クリスティーナ@Tozzi > ( と、いう長い説明終わり。 主観は店主ではなくこの店のオーナーを務める10代の娘、クリスティーナ・バルトロッツィに移る。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:19:51]
クリスティーナ@Tozzi > ( キャットストリート、という名前もいつの間にかついたのか――――この辺りを好んで歩く若い娘らが「猫多くね?」と言いだしたのが由来だとか。 猫通り。 キャットストリート。 まぁ実際、猫の通り道みたいに細くて狭くて雑然としているし、イメージとして間違っても居ない。 ) ( Tozzi――――「トッツィ」もそんなキャットストリートに最近できた店だ。 店主はバッティステッラ・トッツィという30代の女性。 オリジナルの香水とアクセサリをメインに売る、若い娘らに人気の店。 一号店は暗黒街に含まれる場所にあってなかなか品物が手に入りにくかったが、この新店が出来て以来、急速に広まりつつある。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:18:09]
クリスティーナ@Tozzi > ( 芸能横丁メインストリートから一つ裏に入った辺り。 綺麗な直線で区切られた整然とした区画ではなくて、新しいが小さな建物がごちゃごちゃと並んだ入り組んだ辺りで――――詳しくない人間はまず簡単に目的の店を見つけられないような所だ。 キャットストリート、と呼ばれるその細く入り組んだ路地は、近年若者の間で知られるようになった最新鋭のファッションストリートである。 芸能横丁が好きな若いアーティストやファッションデザイナーが、土地が安くて小さな店を所狭しと並べだした事から発祥したといわれている。 アトリエ風の小奇麗な店、ジャンクみたいに山積みにされた卸店、馴染みのない珍しい料理を振る舞う屋台、キャットストリートから口コミで人気ブランドにまでのし上がった有名店。 そんなものがひしめき合っている。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:11:03]
お知らせ > クリスティーナ@Tozziさんが来ました。 『 "トッツィ"芸能横丁キャットストリート新店 』 [Sat 11 Jul 2009 00:04:40]
お知らせ > キティさんが退室されました。 [Thu 9 Jul 2009 21:43:26]
キティ > ―――………ッ……ッ―― … ? ( 少し息が落ちついてきた頃、死の気配に気がついた。 ) こ ッ ンどこそ お仕事 を ッ ( 途切れ途切れに呟いて、ゆッくり歩き出す。 ―さッきの道は通りませン。だって 怖いン だもン。 )  ( ふらふらッ、 と千鳥足。 酔っ払いの様な妖精は、 其の気配の方へと 消えてッた。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:43:25]
キティ > ( 走ッて、走ッて、走ッて。――漸く追い掛ける声が聞こえなくなッて、其の場に崩れ落ちた。 ) ――――――……ッッ ( ぜーぜーッと吐き出す息は荒く。足は速くとも体力の無い妖精は死ンだ様に其の場に倒れこむ。 ) ……ッ―― ッ――… ( 声も出せない、程。 ) ―――ッ… …… ( 倒れこンだ地面は服越しからもひンやりしているのが解る。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:36:04]
キティ > (恐怖のあまり指が勝手にエンターを、なンて背後の事情は置いといて。) ―― わ、わたしは ッ あの… ( 通りすがりですう、ッて軽く云ッてしまえば良いのに。妖精はおどおどびくびくと身を震わせ、さながら小動物の様に自警団の彼を見遣る。 )  …わわわわッ 何も 知り ま せんーッ  ( 恐怖の余り孟ダッシュ。―怪し過ぎるとか そンなのお構いなし。だって怖いんだもン。 )  ( 「おい!?」――と追い掛けてくる自警団員。 ) いッ いやああああ ッッ ( 悲鳴上げながら、走る。逃げる。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:20:31]
キティ > ふえッ あッ はははは、はいッ ( びくッと身体震わせて硬直。 恐る恐る振り返れば、 ) ――…あ、あう…あうう…、 ( 怖い顔した自警団のお兄さン。 頭上に疑問符いッぱい浮かべて、妖精は彼を見遣る。 ) (  [Thu 9 Jul 2009 21:17:24]
キティ > ( 「死亡時刻は、――」 「第一発見者は――」 「白い傘の――」 声が響く。手遅れ、確定。 かくン、項垂れた。 ) ――― 死んでほしいわけじゃ、ない け どッ ( お仕事なんだもン。存在意義。存在理由。 ) …どうしよ う? ( 辺り見まわして。―死ンだッて云う踊り子さンの魂は見えない。消えたのかな…? )  ―― わたし もッ ( お仕事がないのなら、此処にいても仕方ない。帰らなきゃ。 くるッ、と踵を返した瞬間、 )  ( 「―― そこの君ッ」 )  ( 声を、掛けられた。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:05:40]
キティ > ( 素ッ頓狂な声をあげる。――芸能横丁の裏道。普段は余り人の居ない場所、の筈。 ) ――……? ( 何故自警団の人が此処に居るのだろう? ) ( きょとン、と間抜け面。死に近い気配が何となくして、今度こそお仕事出来るかなッて思ッたのに。…手遅、れ? 自警団の方がテキパキと指示をする少し離れた場所で、マフラーを巻いた妖精はぽけッと口を半開きにして、其の様を見遣ッていた。 ) [Thu 9 Jul 2009 20:59:54]
お知らせ > キティさんが来ました。 『 あれ…ッ? 』 [Thu 9 Jul 2009 20:56:19]
お知らせ > さんが帰りました。 『 出会いは大切に。気にせずとも、気にせずとも。』 [Wed 8 Jul 2009 03:25:30]
お知らせ > ビービィさんが退室されました。 『 ここで遠慮しないでゴチになるのがこの女である。 』 [Wed 8 Jul 2009 03:24:21]
>  なぁに、ギルト長なんかより もっと自由で大きくなるでしょう。そんな、瞳をしてますぜ。 ( 最後の珈琲飲み干してから、上がった雨を見上げた ) ええ。皆がそう呼ぶもので、気づけばそう呼ばれるようになりました。───確かに、長い。どっちの名前でも覚えておきますが、ビービィと呼ばせていただきます。( 晴れた、言葉思い出し。自分も立ち上がろう ) 中々スリリングな生活をなさってるようで───まぁ、何か困ったことがありましたら、一宿ぐらい貸しますよ。 布団部屋でェ良ければ。 まぁ、あっしの隣はいつでも空いてるので、お気軽にドウゾ。 ( お会計、今日は出会いの記念だよ、ってェなわけでご馳走させてくださいね。 ) [Wed 8 Jul 2009 03:21:32]
ビービィ > 未来の書籍ギルド長? ああそれもなんか狭ッ苦しいな。 まぁBigになったら何か奢るから、記事ネタあったら宜しくね? 知り合い広けりゃ広いほどいいわ。 ( 同じジャンルにそんなにたくさん要らないけど、あっちこっちに知り合い居るのは助かる話。 例えば彼がバイクツの外じゃあんまり情報拾えなくても、バイクツの中じゃあたしの何倍も情報通かもしれないわけで。 名詞もガンガン人に渡すわけである。 ) ゲンジナみたいなの? ああ、あたしもフルネームはもっと長いんだけど。 ベアトリーチェアールラブロック略してビービィラヴ、みたいな。 ( そっちのが覚え易いでしょ、と名刺を指し。 サインも全部それ。 今まで載っけてもらった記事にも必ず同じサインがしてある。 ) さて――――晴れたわ。 ( 気がつけば雨が上がっている。 5杯目の珈琲を飲み干して、勢いよく立ちあがった。 ) 今の内に移動するわね。 そろそろ長居し過ぎだし。 流石に此処で寝るのもなんだし。 ( ギルドに戻るか公衆浴場で3時間4時間寝てくか―――家? ない! ) またね、お休み? [Wed 8 Jul 2009 03:14:08]
> 成る程成る程、そこがお嬢さんの視点の広さが見えるワケか───きっと、売れる記者になるでしょう。今度、記事が載ったら教えてくださいナ。買いに走ります。( 広い、広い目で世界を見てるンだなぁって思ったら、その瞳になりたい、と一寸だけ思った。貴女の瞳で見る世界はどんなものだろうか。 溶けた氷のせいで、薄くなった冷たい珈琲、半分くらい一気に飲み干して、 ) 鶯は愛称でェございますが、気に入っているのでこう名乗らせていただいております。( 本名は、是非とも探ってみてくださいナ。ちょっとしたお遊び程度でかまいやせん。 ) 表通りを真直ぐ行くと、アマウラ風の家屋が並ぶ道があるでしょう?その手前から3軒目が、料亭熊倉でェございます。 ・・・まぁ、機会がなくとも、小腹が空いたり雨宿りしたり、そんなとき寄っていただければ 嬉しい限りで。 [Wed 8 Jul 2009 03:01:57]
ビービィ > 偏見持ちの書いた文章なんか読みたか無いでしょ。 そりゃ同族の耳には心地好いかもしれないけどさ。 物書きはいつも箱庭の外から物を見てなきゃイカンのよ。 ( 旅の傭兵団とかトレジャーハンターのPTについて行く事もある。 そりゃあ一緒に食事を作ったり眠ったり、時には後ろから戦闘の援護をしたりもする、が。 基本的にはあたしはその風景の外側から物事を観察しなければならない。 肩入れして書いた記事はきっと一方的で独善的になってしまうから。 ) "ウグイス"? 難しい名前ね。 何処らへん? 機会があったら――――あるかなぁ。 あったら寄らせて貰うわ。 [Wed 8 Jul 2009 02:50:15]
>  お嬢さんは若いのに達観してるねェ。種族差別がないことは良いこったァ。 ヴェイトス市民というより、現代人だねェ。 これからは色んな種族が助け合って生きていかなきゃいけない時代さ───まぁ、まだこれからだろうけどねェ。 でも、人間ってのは、自分とちょっと違う所を見つけると攻撃してくるもんさ。あっしもよく、昔は瞳の色でいじめられたもんで───(何故か食らった減点。目を丸くさせたけど、こりゃぁ一本とられたなァ。 ) 大変失礼致しました─── あっしは、鶯と申します。 淫売窟の中にある 料亭熊倉で女衒もどきをやっております。鶯でェございます。 ( 名刺なんてェもってないから、口頭で失礼しますヨ。申し訳なさそうに頭を掻いた。 ) [Wed 8 Jul 2009 02:42:26]
ビービィ > 最近はヌボーっとでっかいイエロティアも増えてるけどね―――ま、移住始ってもう何代目だかって頃だし。 あたしだって知らないだけで先祖にイエロティア居てもおかしくないし。 「クリスティア人」じゃぁないわ。 「ヴェイトス市人」? ( 生まれた時から街は多民族多宗教だ。 排他的な単一民族国家とは根本的に価値観も違うってもんで。 お陰様で人種差別なんてよくわからない感覚も、ない。 ) んん――――――…オニイさん減点30―――自己紹介には自己紹介でっしょ? ( 相手がどこの誰だか分からない会話なんて拡がるわけがない。 ただでさえこっちは素性の知れない男に声かけられた方で、ホントはもっと警戒しても良いくらいなんだし。 話のネタ拾い程度に相席OKしてるけど。 ) ま、そんなわけで書くこと無いわけよ。 「変態野郎の仕業かなんか」でおしまいじゃない。 それ以上広がる話でもなし。 [Wed 8 Jul 2009 02:34:32]
>  そうそう。ただのイエロティアだったらここまで、大きく成長もできません。 ───そのキリコ嬢も混血じゃぁないでしょうか。 イエロティア人は皆茶色か、黒い瞳ですなァ。 ( 自分の母を思い出しても、働いてる女中や、男衆を思い出しても、やっぱ似たり寄ったりだ。 最近、混血児が増えてるんじゃないでしょうかネ )( 話の途中、受け取った名刺をまじまじ眺める。 ) 若きながらのライターでございましたか。これはこれは、悪いことはできませんねェ。ゴシップされてしまう。 ( 両手で受け取り、有難うといいながら袖にそっと入れておく。帰ったら棚にこっそりしまっておきましょう。今日の思い出の品 ) ん?あっしですかい?あっしは───知らぬ女性の下着なんざァもらっても意味はございませんねェ。 これが、恋する女性のモノであれば使い道はあるでしょうが───(こほん。下品すぎました、失礼。) [Wed 8 Jul 2009 02:23:56]
ビービィ > ああ、ハーフなのね。 キリコみたいな眼だわ。 ( この辺で少し前に顔を出し始めた知る人ぞ知る新人シンガーの名前。 キリコってのはアマウラ系の名前らしいけど、蒼い目をしたイエロティアだ。 ) あたしは冒険したいんじゃなくて、冒険してるヒトのさまを見たいっていう―――――ああ、このまま話進めるとあたし変なヒトだわ。 はいこれ。 美味しい話があったらギルドへ連絡よろしく? ( と、話を中断して鞄の中から取り出す名刺。 「書籍ギルド所属ライター、Bebe R.V」と手書き文字に走り書きのジョリー・ロジャーラビットの絵。 本人サインの一部みたいな。 ) あー…も、そのネタはウンザリよ。 一日に何回パンツって単語聞かされるのかって――――男性代表としてはどうなの? 女のパンツ欲しい? 布キレよ? 穿いてなきゃ本当、ただの布。 [Wed 8 Jul 2009 02:15:13]
> ( 雨というのは、人のやる気も共に流すのでしょう───って、なんかの本で見たことがございました。なんの本か忘れたけども、 ) 遠慮も大事ですが、たまには自分から入ってゆくのも人間ってもんでさァ? それに、あっしの半分はホワイティア。だから、半分はお嬢サンと一緒でェございます。 ( 着てるものは純アマウラ。どこから見ても、アマウラ人でしょう?そこがポイント。でも、にやけた顔や背の高さ、どことなく混じりっ気がある感じがぁしませんか? ) はて。お嬢サンはどんな冒険がお好みで? ( 示された席に、どうもどうもと腰を下ろす。 給仕には冷たい珈琲を。ムシムシしてたまらない。 ) 冒険ではございませんがァ、最近は女性の下着がばら撒かれたそうで。 ( 自分の知り合いも、被害にあいましてぇっと、冗談めかして笑いました。 ) [Wed 8 Jul 2009 02:03:44]
ビービィ > ( 雨の日はあんま好きじゃない。 子供の頃は気にしなかったけど、どうも寝て起きて雨降ってるとやる気が激減する。 ああ、雨降ってるしいいや今日は、なんて思うようになるといよいよ若くないか。 ) …んう? 新手のナンパ? アマウラ人は遠慮が美徳じゃなかったっけ。 ( 窓の外を眺めながらアンニュイを堪能していれば、不意にかかる声。 人間追っかける物書きなんかしてると、フォーウン人とアマウラ人の区別がつくようになるもんだ。 大抵のホワイティアは分からないだろうけど、標準語のアクセントとか着てるものとか。 ) 冒険の種類にもよるわねー。 まぁいいけど大したお持て成しできないわよ? ( ソトヅラだけで人を判断するつもりも無いけどまぁ、そんな露骨に怪しい男でもない。 場所も場所だし、ヤバいヤツなら店員呼べば良いし。 時間潰しにはなるかもしれない。 ドーゾと向かいの席を手で示す。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:55:17]
> ( どこだか、なんだか、元気のナイ感じの女性を見つけた。 美しいものに目がないのは男じゃァないよ。 ってなわけで、ハンカチで肩の雨をぬぐったら 男はそっと、テーブルに近づいた ) 冒険は、森や山だけで起こるわけじゃァございません───よろしければ、ソチラのお席座っても良いでしょうか?お嬢サン。 ( 目の保養。目の保養。 女の子を見るのは心が洗われる───なんざァ言いますが、毎日見てる女性共。たまには違うカンジの女性とお話してみたいというのが本音でございます。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:44:35]
ビービィ > ( ネタが無いわけじゃない。 ただし下ネタかグロネタの二択だ。 もっと正確に言うなら早速風化してるパンツネタか、一日一回かってハイペースで抉られまくる眼球抉り子事件ネタ。 どっちも趣味じゃないし正直ねェ。 モチベーションなんか上がるわけがない。 不貞腐れてどっちもオコトワリしてきたってわけで――――。 ) 冒険ネタも枯渇して久しく、と。 ( 昨今のフィールド不人気は今に始まったこっちゃぁ無い、が。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:34:09]
> ( ここ数日の鬱屈とした雨に、嫌気をさした男は散歩に出かけた。 最近、何かと活気のよい芸能横丁───誰か良い子はいないかな?って顔を出した帰りってェわけさ。 ) ふぅ。雨は嫌だねェ ( 静かな店内に、珈琲のお代わりの声が聞こえた。 嗚呼、珍しくこの時間帯 人が居るのか。 男は声のほうに顔を向けた ) [Wed 8 Jul 2009 01:28:53]
お知らせ > さんが来ました。 『( 散歩帰りに。一休みに寄らせていただこうかしら。 ) よっとぉ───』 [Wed 8 Jul 2009 01:25:59]
ビービィ > ( まぁ欠点があるとしたら周囲に居場所を把握されにくいこと? そん時は書籍ギルドにでも伝言してくんな! と。 ) ん…が、ふが。 んん…寝た。 おねーさん珈琲御代わり頂戴―。 ( 暫らく意識が飛んだ。 景色は足しいて変わってないけど通りの人が少し減った。 周りの席からも。 1時間弱くらい落ちてたんだろう。 程よく眠気も取れた気がするし。 ソファに沈み込んでいた体を起こし、顔を覆っていたジョリー・ロジャーラビットの帽子を脇に避けた鞄の上に置く。 雨は止んでない。 相変わらず。 いくら雨期とはいえそろそろ飽きたわ。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:21:10]
ビービィ > ( 親無しの宿無しの名も無いライターは今日もこうして屋根の下を転々としてヴェイトス市を巡っているのである。 ある時は図書館。 ある時は書籍ギルド。 ある時は公衆浴場。 ある時は喫茶店。 ある時は友達の家、と。 鞄一つにまとまる荷物なら案外それでやってけるし、まぁ無くなっててもそんなにショックじゃない程度の大荷物はギルドにほったらかし。 気楽なもんだ。 物書きなんてフットワークが軽い方が良いに決まってる。 あたしなんて、今日明日、いや今目の前で誘われたって魅力的な話ならヴェイトス島を出てピラミダでもトキノミヤコにでも飛んでける。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:14:27]
ビービィ > ( 退屈で穴が開きそうだ。 何処に? 物の例えよ。 べこべこへっこんでってへっ込むところが無くなったら穴が開きそうじゃない。 ) ( そんなどうでもいい事を考えながらカフェーの端っこの奥の座り心地の良いソファ席。 背凭れに首を乗っけて一人ぼんやりと過ごしている。 長い時間居座っても文句を言われないのが長所みたいな安くて大して美味しくない珈琲を出す店だ。 最初の1時間2時間くらいは御代わりを持ってきていたウェイトレスもしばらくあたしの所に来る様子はない。 まぁ、今お休み中だから来なくて良いけど。 空気読んでる? だったら優良店だ。 ☆もう一つオマケしても良い。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:04:45]
お知らせ > ビービィさんが入室されました。 『 Rainy season in Veytos  』 [Wed 8 Jul 2009 01:00:05]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『 …精々私も、目玉をくり抜かれぬよう注意しなくては。 』 [Tue 7 Jul 2009 23:31:08]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『そして今夜もまた、コスチュームを着て自警活動に身を投じる。』 [Tue 7 Jul 2009 23:29:33]
カイン > (人を殺し、目玉を抉り。それが独占欲の産物だとしたら――なんともおぞましいものだ。吐き気がする。 ……正に怪物だ。 理解不能な、異端者)……そうですね。 次の被害者が出る前に――なんとしても。(既に何人も殺されている。また殺すだろう。捕まらなければ、更にまた。 ――方法は選んでいられない。 コンスタンツェなる、この自警団員が本当に暗黒街にまで踏み込むのであれば……その時、また接触してみよう。 今この場の会話だけでは判断できないし、判断できるまでは一人でやるしかない。 だから、彼女の言葉に、自分は頷いた)ええ。自分も、出来る事はしますよ。(――出来る事は。 そういい残して、青年は現場を後にした) [Tue 7 Jul 2009 23:29:26]
コンスタンツェ > わかりません。が、そういうこともあるのかも。 ( そもそも人を殺してしまう心理というのは、あまり理解できないものだ。 「ありますよ」とすんなり頷いたが、実際にはこの調査は困難が予想されるだろう。暗黒街に調査に出て、はたして何かをつかめるか。…今から心配しても仕方ない。自警団員は足が命だ。他の団員にも協力を求めよう。 ) …次の犠牲者が出る前に何とか解決させたいものです。 ( 大々的に捜査して回って、一時的にでも犯人が身を潜めれば、捕まえられる可能性は低くなるが、新たな犠牲者が出る恐れも少なくなる。…勿論、それは一時的なものに過ぎないが。だが、もし自警団が捜査して回っているにも関わらず、犯行を続けるようならば。…それは恐ろしい犯罪者だ。品の無い言い方をすれば、イカれている。目玉をくりぬく時点でかなりイカれているが。 ) ………。 ( 内心では、私は怖い。一般市民の前だから取り繕っているが、本音を言えば有給休暇をフルに使って、一足早い夏のバカンスにでも行きたい気分だ。だが、そういう訳にもいかないだろう。 ) では、何かありましたら自警団本部までご足労願う事になるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします。 ( 私はもう少しこの辺りの調べて回ろう。何か、何でもいい、犯人の痕跡でも見つけることが出来れば。 ) [Tue 7 Jul 2009 23:24:35]
カイン > 有名になる前に殺す、ってのも独占欲なんですかね?(まあ目玉を抉るほどなのだから、そういう可能性も無くはないのかもしれないが。 だとしたら死体ごと持って行ったりするんじゃ無いのか? どうなのだろう。そこまで熱狂的に夢中になる、という事が今まで無かったから、その心理は良くわからないのだが)(違和感を抱かれている事に、青年は気がついていない――というより、余裕が無い。 集中すべきは、どのようにして犯人を追い詰めるか、という一点のみだからだ。 それ故に、彼はコンスタンツェがあっさりと頷いた事に、少しばかり驚きをみせた。 暗黒街やスラムにまで踏み込んでくる自警団が、皆無ではないにしろ、そう多くない事は知っていたからだ)……そうですか。 それを聞いて、安心しました。(ならば、と自分は考える。 後は実際に、それを『確かめて』からだ。 今までは場当たり的に、強姦や強盗の現場に偶然遭遇して叩く、という戦い方しかできなかった。 ――この犯人、怪物を追うには、そのやり方では……多分駄目だろう。なにせ今まで証拠らしいものを――自分が見落としている可能性はあるが――残さず、芸能横丁の殺人現場からも逃げおおせるような人物だ。 もしも仮に、誰かと協力する事ができれば――これも甘い考えなのだろうか。 アイゼンリッターではなく、カイン・グレイホークの)今まで何人も殺されてますし、これが最後でも無いでしょうから。 このままじゃ、誰が殺されてもおかしくは無い。……誰が殺されても。(だけど、だからこそ、止めなくては) [Tue 7 Jul 2009 23:14:42]
コンスタンツェ > まあ、有名で無い頃からのファンというのも居るようですけれど。 ( 殺された娘がどうだったかは知らないが。そうやって有名になってから一方的な憎悪を募らせ、まるで昔から連れ添っていたかのような錯覚を覚え凶行に走るものも居る。暗黒街で起きている同様の事件と同じ犯人ならその線は消えるが、模倣しているということも一応考えて、可能性は捨てないでおこう。 ) ( それにしてもこの男性、やけに暗黒街の事件に詳しい。自分の意思で情報収集でもしない限りは、ただの横丁の一芸人がそこまで詳しくなるものだろうか。まあ、交流も多いだろうからそうやって話を伝え聞いたのかもしれないが…。なんだろう、妙な違和感。 ) はい、ありますよ。 ( と、カインの問いかけに対してはすんなりと首を縦に振った。何故彼が私にこんなことを聞いたのか、その理由はまあ何となく想像は出来る。だから不機嫌な表情は作らなかった。 ) 事件は私たち自警団の管轄で起きました。暗黒街で起きる事件に干渉していくのは限界がありますが、これは暗黒街の事件ではないですからね。 ( 私の眼鏡に映る場所で起きた事件だ。 ) [Tue 7 Jul 2009 23:04:04]
カイン > 其処までは自分も知りません。 熱狂的なファン、とかの可能性も自分は考えましたが――まあ、キリコやらシャリネやらと自分達じゃ、雲泥の差なもんで。(そういう可能性もなさそうだ、という話。 ストーカーや狂信者のようなファンができるほど、自分も彼女も有名ではなかった。 ……とは、思う。 暗黒街で起きている殺人事件のことも考えると、その路線も無い、か。 犯人像は想像もつかない)……自信がついたんでしょうね。あっちじゃ、特に失敗もしなかったみたいですし。 人ごみの方が狙いやすい……と。(反吐の出る考え方だ。 好き勝手に暴れやがって。捕まる可能性なんて、まるで考えていないに違いない。 ――愉快犯? いや、其処まで考えるには早急すぎる。 推理なんて、今までにしたことないが……考えなければ)…………その、犯人捕まえる気、ありますかね? スラムや、暗黒街にまで踏み込んで。 失礼な言い方だとは、思うんですが。(自警団に、ではない。 貴女に、だ) [Tue 7 Jul 2009 22:54:41]
コンスタンツェ > ( …やはり、今は目玉を持っていく理由は謎のままだ。一度この疑問は保留し、現実的な部分から犯人を追うべきだろう。追っていく中で、その疑問も解消されるに違いない。 ) ふむ。では、例えば恨みを買うような人物ではありませんでしたか? ( 恨み、というと実は曖昧な話しになってくる。自分の知らないところで恨みを買っているかもしれないし、目玉を抉るような恨みともなれば、それは特殊なケースになってくる。だが、一応聞いておいた。 …話をしながら、少女が殺された場所から少し先にある曲がり角を覗き込む。行き止まりか、だが木箱を積み上げれば塀は乗り越えられそうだ。 ) …そういう事になりますね。暗黒街からこちら側へ、踏み込んできた。 ( その行き止まりをざっと調べたが、特に何も発見できず。 ) ――はい、なんでしょう? ( と、地面に落としていた視線をカインへと向けた。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:47:19]
カイン > (まあ、本人もお尋ね者だという自覚はしている。同時に、間違った事をしているわけではない、という気持ちも。 本人は気がついていないが、単独で行動している限り、その独善的な性質は強まっていくだろう。 それこそ――『怪物』の様になりかねない)まあ、両目ともに持っていく事でカモフラージュしているのかも、って可能性はありますけどね。 あの子はバンクルじゃないから、無意味な仮定、と。――ああ、コンスタンンツェさんですね、よろしく。(自警団員、か。 横目で彼女の様子を伺いながら、考える。 ――果たして本腰を入れて、事件を追うのだろうか。 いや、自警団全体でなくとも良い。彼女は追うのだろうか? ……僅かばかりの、疑念)暗黒街じゃ、もう2,3人は殺されて目を刳り貫かれてるそうです。 つまり連続殺人鬼、と――どうしたわけか、此方にまで出張ってくるようになったみたいですが。(……さあ、どうするか。 再び黙り、僅かな思考。 つい先ほど抱いたばかりの疑念も混じる。 だが……やはり聞いておくべきだろう。一応は)……失礼な事かもしれませんが、一つ、聞いても良いですか? [Tue 7 Jul 2009 22:38:01]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 [Tue 7 Jul 2009 22:30:35]
コンスタンツェ > ( 目の前に居る男がまさかのアイゼンリッターだと知れば、詰め所にご同行願うところだったが。 ) そうですか。バンクルでは、無い。 ( こういう”良く判らない異常なもの”を、異常者の仕業として片付けてしまうのは簡単だ。しかし、例え異常者の仕業だったとしても、そこには必ず何かしらの理由があるはずなのだ。そしてそれは重要な手掛かりになりうる。 …もし少女の瞳がバンクルのコアだったならば、抉ってまで奪う理由が出来て、私の疑問はすっきりと解消されたのに。 ) ああ失礼、自己紹介がまだでしたね。私はコンスタンツェ・ヴィーゼンタールと言います。………そして生憎、暗黒街やスラム方面の事件には疎い部分があるんです。 ( と、言うからには全く知らないという訳ではないようだ。私も、よほどの事が無い限りはあそこまで出向かない。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:29:00]
カイン > (甘い考えだった。 認められようが、認められまいが、ヴェイトス市で怪物どもが好き勝手に暴れているのならば、それは止めなきゃならない。 ――カイン・グレイホークにとって精神的重圧が大きくても、アイゼンリッターはやらなきゃならないのだ。 迷ったり、落ち込んだり、そんな余裕は無い。 ――そう再確認する。記憶に焼きついた、虚ろな眼窩の少女の姿に)……いや、そういう話は聞いた事が無いですね。 眼がコアになってるバンクルもいますけど、コアは一つだ。仮に彼女がそうだったとしても、わざわざ両目とも持っていく意味が無い。(――と、彼女、この女性自警団員の言葉で、自分はある事実を改めて再確認する。 やっぱり知られていなかったのか、あの事件は。 少し黙り、考え、結論を出す。 なら、伝えておくべきだろう)……団員さん、『目玉泥棒』って――知ってますか? [Tue 7 Jul 2009 22:22:40]
コンスタンツェ > ( そして、何故目玉を抉ったのかという大きな疑問がある。それを見る限りでは、物取りや強姦魔の仕業では無いことは確かだが。 ――と、掛けられた声に私は視線をそちらへと向けた。彼はラサート准尉と共にこの事件に遭遇し、自警団へ通報した人物である。確か彼もこの辺りで仕事をする芸人だった。 ) …そうですか。 ( こうして見ているだけで、彼が心の底から怒りを感じているのがわかる。顔見知り程度だと言っているが、もしかしたらそれ以上の感情を抱いて……いやいや、事件には関係ないし、そんな好き勝手な憶測をするものではない。 ) では、あの白い傘は重要な手掛かりになりそうです。 ………。 ( しかし、あの傘は女物だぞ。仮に犯人の持ち物だとしたら、女がやったというのか? ) ――カインさん。一つお伺いしたいのですが、殺された彼女は―― 目がバンクルのコアだったりということはありませんでしたか。 ( 目玉が宝石で出来ている、なんていうバンクルが居るのかどうかは判らないが。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:15:38]
カイン > (自警団員の言葉に、そう口を挟んだのは――少しばかり目付きの悪い事を除けば、何処にだっているような風貌の青年だった。 雨の降る中、傘も差さずに現場を眺めている――むしろ睨んでいる――彼は、フェアリン海軍人と同じく、この殺人事件の第一発見者だということが自警団には知られている。 職業は役者。と言っても仕事は脇役ばかりで、メインは雑用が多いらしい。 様々な劇団に臨時で雇われている事も、調べればわかるだろう)――いや、別にその子と仲が良かったわけじゃないんですけど、顔見知りだったもんで。 傘を使うような踊りはしてなかったと思うし、休憩中に傘を差してるほど良い身分でも無い筈ですから。(――と、自分は淡々と口にした。口にせざるを得なかった。機を緩めると、怒りが表に出てしまいそうで。 そう、顔見知り程度だが、自分は知っている。 彼女はこんな殺され方をするような子ではなかった筈だ。 何処にでもいる、平凡な、普通の、ヴェイトス市民だ。 ――糞、どんな奴かは知らないが、『目玉泥棒』とかいう殺人鬼、怪物め。こんな所でも好き勝手に暴れやがって) [Tue 7 Jul 2009 22:07:12]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――違いますよ。』 [Tue 7 Jul 2009 22:00:19]
コンスタンツェ > ( 雨が降っている。この季節のヴェイトス市の天候は不安定で、良く雨が降る。雨は人通りを少なくし、目撃者を減らす。もとよりこのような場所では多くの目撃者は期待できないが…。それと同時に、現場に残されているかもしれない手掛かりを洗い流してしまう。 ) …………。 ( 私、自警団員コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは下着が降り注ぐなんていうふざけた事件からこっちの殺人事件の方に回され、他の自警団員と共に現場に到着した。足元には殺された少女のものであろう、黒ずんだ血の痕が残されているが、それも雨で流されかかっている。 ) 現場に落ちていた血の付いた傘は、殺された踊り子のものかしら。 ( 真っ白な傘だなんて、随分と洒落ている。それにこんな所で踊り子をやっている娘が持つには少々上質の傘のようにも見えたが、しかしそういうところに拘ったりするものだから、どちらとも言えない。だが、もしこの傘が踊り子のものでないとしたら、重要な手掛かりになる。 ) [Tue 7 Jul 2009 21:59:03]
コンスタンツェ > ( いつだったか、前に芸能横丁で同じような酷い事件があった気がする。それと淫売窟でも。 どうにも、そういう華やかな場所というのはこの手の事件が起きやすいのかもしれない。このどこか享楽的な空気に中てられれば、眼球の一つや二つ抉ってみたくなるのかもしれない。 ) ( 事件が起きた場所は、大通りからわき道を通って人気の無い場所。いわゆる裏道という感じの。 この辺りで踊り子として仕事をしていた少女が、首を真一文字に切り裂かれ、両の目玉を抉られて殺された。首を切り裂かれてから目玉を抉られたのか、目玉を抉られてから首を切り裂かれたのか、それはわからないが。現場を通りかかったヴェイトス市駐留フェリアン海軍の―― 名をなんといったか。そう、ラサート=カルディス准尉の報告によれば、現場に黒尽くめの男が居たらしいが、関係は不明。ただの芸人かもしれない。 そして同時に、現場には血のついた白い傘が残されていた。 ) [Tue 7 Jul 2009 21:46:12]
お知らせ > コンスタンツェさんが来ました。 『雨だ。』 [Tue 7 Jul 2009 21:33:54]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『うふふふッ アハハハッ (笑う。嗤う。) 』 [Tue 7 Jul 2009 00:13:13]
お知らせ > 黒尽くめさんが退室されました。 『男は闇の中へと消えた。』 [Tue 7 Jul 2009 00:12:19]
黒尽くめ >  ぁいよ。 (手を黒のローブ…というか、己の体の一部…に入れれば、やってくる自警団に表情が引きつる。やっぱり連中は苦手だ。群れて連携をとった人間ほど厄介なモノは無い。とっとと退散しようと、顔を回した刹那、眼の端に何かが止まる。) … ぁ 。 (見えた。女が、塀をよじ登り、向こう側へ飛び降りる瞬間が。一瞬で顔を背けて歩き出せば、男を目で追いかける野次馬共をすり抜け、現場から離れていく。) …あの姿…どっかで見た気が? (首を傾げながら、男はその場から居なくなった。)(自警団の報告書に、黒尽くめの男の事が記載されるかもしれないが、それは男の知ったことではない。) [Tue 7 Jul 2009 00:11:13]
メアリアン > (木箱に慎重に登り終えれば、現場から聞こえる声。怪しい者を虱潰しに探す気だろうか?其の声から新たに自警団か 其れに近い者が来た事がわかる。長居は禁物。) ―――… (塀によじ登り、勢い良く飛び降りた。着地は―― 失敗。思いッきり足を挫き、尻餅をついた。) ―――ッッ… 痛ぁ…ッ (幸か不幸か、海兵が此方に来る事は無く。――足摩りながら 思う。眼球無駄な事しちゃった。片方しか残らなかった赤紫色の眼球。まァ良いか。) (雨に打たれて多少血の色も落ちて来た。鞄を前に抱き締め、何事の無かったかのように 歩き出す。遠回り、遠回り。)  (そう云えば犯人扱いされてた人には少し可哀想な事をした。注目の的、でしょう。―― ) [Tue 7 Jul 2009 00:06:17]
お知らせ > ラサートさんが退室されました。 『ただ一つ…犯人の手がかりを除いて…』 [Tue 7 Jul 2009 00:02:58]
ラサート > (その後、被害者の発見状況等、事件の詳細は細かく自警団に記録される。) [Tue 7 Jul 2009 00:02:34]
ラサート > (狂気の少女の運気は未だ尽きておらず…そのまま海兵は真犯人とは関係の無い方向へと散策を続けた) [Tue 7 Jul 2009 00:00:47]
ラサート > ………(意外にも素直に突き出される黒ずくめの両手。真っ白だ。流石にこれでは拘束する理由も無い。)ちっ…行ってよしっ!(軽く舌打ちすれば周囲に不自然な動きをしている者がいないかを出来る限り念入りに観察するが…真犯人の少女はそもそも、死角…自分は現場を離れられない。事態が好転する要素は何も無かった。やがて、3人ほど正規の自警団員が現場に到着するだろう。)お疲れ様ですっ!(直立姿勢で敬礼を送れば、自分の素性と事件の経緯を簡単に話すだろう。そして自警団に現場を任せれば、自分は周囲にまだいるかもしれない犯人を探さんと適当な方向を散策使用とするだろう。)(発言秒数二桁がゾロ目なら偶然にもメアリアンの隠れている路地へと向かうだろう) [Mon 6 Jul 2009 23:59:46]
黒尽くめ > (芸人風貌は自警団へと走って行った。自警団に顔を見られるのは、正直喜ばしくない。もう少し成り行きを見たら、とっととおさらばするか。そう思っていた矢先。) …あぁ? (此方へと突きつけられた指。一斉に男の周りから野次馬が離れ、一人になった男は、右向いて左向いて後ろ向いて、そして正面を向き直り。) …俺だよなぁ、どぅ考えても。 (うんざりした顔で呟いて。一寸ばかり用心が足りなかったか。かと言って此処で逃げりゃあ、確実に顔を覚えられる。其れは拙い。良くない。其れに、犯人でも何でもないのだし、堂々としていれば良いのだ。) へぇへぇ。幾らでも見てくれょ。 (陰鬱な口調でそう言えば、骨と皮だけの両手を突き出して。死人の様な其れ、返り血どころか、本当に血が流れているのか疑いたくなるような色合い。) [Mon 6 Jul 2009 23:48:24]
メアリアン > (木箱の後ろに座り込みながら音を聴く。―現場調査?雨音と野次馬の声で聞き取りづらいが仕切ッているのは一人の様。けど此処から動く事が出来ない。) ―― (お兄ちゃン、神様ッて本当に意地悪、なのよ。) (もういッそあの野次馬を切り付けて走ッて逃げてしまおうか。――否、逃げ切れる自信は無い。仮定は次々と頭の中却下される。)  ―――。 (やッぱり塀を登るしか方法は無いのかしら。)  (其処まで高い訳でもない。木箱を使えば登れるだろう。塀の先は 此処も裏通りの筈 だ。)  (足を挫く―、なンて言ッてられない。群衆や、仕切ッている男の目が此方に向かぬ内に行動しなければ。) [Mon 6 Jul 2009 23:43:06]
ラサート > (くそっ、一人ってのは本当に拙い。近場の自警団員が数人来てくれればいいのだ。これじゃあ現場を動くわけにも行かない。と…群衆…と言ってもそこまで多いわけではないだろうが…の先頭にいつの間にか立っている黒尽くめ。)そこのオマエっ!(びしっと目が合えば指さし、少し少女の遺体から離れつつ近づいていくだろう。とりあえず疑わしきは罰せよだ。)そのまま動くな!…両手を出してこっちに見せろっ。(この時間差なら綺麗に手を洗い流しきれていない可能性も高い) [Mon 6 Jul 2009 23:38:11]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(――自警団の詰所へと、向かった)』 [Mon 6 Jul 2009 23:32:52]
カイン > (甘いことを考えていた。 だけど――……糞、無理だ)(……芸人風情、と思われているだろう青年は、一目散に自警団へとかけて行った。 今、カイン・グレイホークにできることはそれだけだからだ。 アイゼンリッターならば違う。絶対に違う。何かができた筈だ、と彼は考えているが――口惜しいのは、二人が同一人物であろうという単純な事実。 矛盾を抱えたまま、青年は芸能横丁を駆け抜けて) [Mon 6 Jul 2009 23:32:03]
黒尽くめ >  さてさてさてさて。どうなってる? (此処まで近付けば、雨の臭いに交じり血の匂いが感じ取れる。嫌らしいニヤニヤ笑いを顔に張り付けて、霧の様にするりするりと人混みを抜ける。自警団へと向かうであろう芸人風情を通すため、人込みが二つに分かれ、小さな道が出来るだろう。そちらをちらりと一瞥すれば、「現場」へと視線を向けようか。) へぇ… (目をくりぬかれた死体に、海軍のカルディスとやら。辺りに、躯のモノと思しい無念の感情が残っているあたり、いましがた殺されたばかりらしいが。) …目をくり抜く、ねぇ… (悪魔の脳内に、件のぶっ飛びブラコン譲ちゃんが頭に浮かんだが、奴さんがいかに狂ってようが、こんな人通りの多い場所で事を起こすとは、男は思わなった。)(野次馬の最前列に居る、黒尽くめ風貌。傘も差さず、それでいて雨を苦にするでもなく、青白い顔に眼だけをぎょろつかせて。ぱっと見、酷く怪しい姿をしていると述べておこう。) [Mon 6 Jul 2009 23:29:07]
メアリアン > (雑音が酷くなッた。幾つも声が聞こえる。騒ぎを聞きつけた野次馬が集まッてきたのか。――此れに乗じて逃げ出せれば簡単なのだけれど、でも、)  (紺色の服にべッたりくッ付いた血。雨に打たれて薄まッてはいるけれど 気付かれたら色々大変。) ――。 (やッぱり楽な所なンて無いのね。なンて呑気に考えていた。木箱の後ろで座り込みながら。)  (――仲間を呼んでいる様。大変。如何しよう。) (考えても纏まらぬ思考。いッそやっぱり木箱に上ッて塀を超える?無理だ。運動神経そンなに無いもの。犯人は逃げたもの、と考えてくれると楽。) ――― (取り敢えず、手に入れた赤と紫の眼球、如何しようか。惜しいけれど、ばれた時の証拠になッても困る。悩んだ挙句―― 口の中に放りこンで噛み砕き、) ――ンッ… (嫌な味。けれど吐き出す訳にはいかない、から― 飲み込ンだ。) [Mon 6 Jul 2009 23:24:09]
ラサート > (フェリアン駐留海軍→ヴェイトス市駐留フェリアン海軍) [Mon 6 Jul 2009 23:17:47]
メアリアン > ( [Mon 6 Jul 2009 23:16:07]
ラサート > くそっ…なんてこった……まだ…暖かい…(芸人の声を背後に聞けば、そっと少女の体に触れ…まだ体温が抜けていないのを感じる。それどころか見れば周囲を染める血の海ですら固まりきっていない。)自分はフェリアン駐留海軍ラサート=カルディス准尉だ!ヴェイトス自警団に現場を委譲するまでこの場を預かる!(周囲に群がってきた野次馬達に向かって大きく声を張り上げる。無駄な混乱を避けるためだ。しかし…)……っく…(犯人はこの周囲にいるはずなのだ。しかもこの血…返り血を浴びていると考えたほうが良い。声を上げたは良いが…どうすれば良い?自分ひとりではこれ以上事態が好転しないのは目に見えている。こうしているまにも犯人は…) [Mon 6 Jul 2009 23:15:27]
カイン > (バシャリと傘と荷物が手から落ちる音を、どこか遠くで聞いていた。 駆け出していった軍人さん。その脇から、見えた。 地面に転がされている、虚ろな眼窩の、女の子の姿が)(――顔見知りの子だった。小さいながらも踊り子として頑張っている子だった。殺される理由なんて無い筈だった。なのに殺された。芸能横丁で。俺達の街で。殺されて、目玉を抉られた。自分はこの街にいたのに。此処にいたのに。防げなかった。防げた筈なのに。 ――糞。糞。糞。糞。糞、糞……! あの『怪物』だ。何者かは知らないが、目玉を抉って回る殺人鬼。 スラムや暗黒街だけじゃ飽き足らず、こんなところにまで出てきやがった。 なにが「認められたいわけじゃないけど、認められないのは辛い」だ。 そんな暢気な事を考えるなんて――)…………え、あ、ああ。わかった……すぐに、自警団を呼んでくる。(怒りと憎悪で真っ赤になっていた視界が、軍人の声で水をかけられたように冷えていく。 ――そう、今の自分はカイン・グレイホークだ。アイゼンリッターじゃない。 すぐ近くの自警団詰め所まで、走らなければ) [Mon 6 Jul 2009 23:06:02]
黒尽くめ > (其れは、悪魔だけが感じ取れるであろう、絶望の気配。死にゆく魂から発せられる、無念の感情。黒尽くめは、砂糖に群がる蟻の如く、甘美な其れに引き寄せられ近付いてきた。) …さて、死んだのは何だ?男?女? (軍人の声にざわつき始めた芸人、そして集まり始めた野次馬。その中に、この界隈に不釣り合いな黒尽くめが混じる。青白い顔に興味を浮かべながら、人込みを縫って其方に近付いていく。軍人風情と、芸人風情の姿が見える。) [Mon 6 Jul 2009 23:03:07]
メアリアン > (声がした。今までより大きな声。男の人の声。) ―――…ッ (大丈夫。あの踊り子さンは傘を持ッて無かッたもの。だからあれは、踊り子さンの傘。)  (息が居ように詰まる。雨の音が煩い。声が煩い。――何時もそう。雨の日は悪い事が起こるの。)  ――― (どうやッて逃げよう?此の声に気付いた野次馬の中に潜り込む?傘を差してない事を変に思われそう。ぐるぐる、ぐるぐる―頭の中で考えが纏まらない。)  [Mon 6 Jul 2009 23:00:39]
お知らせ > 黒尽くめさんが来ました。 『気配。』 [Mon 6 Jul 2009 22:58:36]
ラサート > 来ちゃダメだ!どこか自警団を呼んで貰ってくれっ!(そして芸人を普通の市民と思っている軍人。血の匂いに異常に敏感であった時点で、彼に何かを感じるべきだったのかもしれないが…カインが駆け寄ってくる前に、そう声を張り上げた) [Mon 6 Jul 2009 22:57:26]
ラサート > 不安なんですよ皆。だからこそ、自分みたいなのが必要なんです。(軍人は国民を守るためにいるのだ。全員誰しもが戦えるのなら、守ってやる必要など無い。)…なんだ!?おい、大丈夫かっ!!?(カインが白い傘を指差せば反射的に彼を追い抜き、その隣…ピクリとも動かない小さな体に駆け寄った)うぅっっ!!?(そして見た。眼窩に穿たれた赤黒い穴を…) [Mon 6 Jul 2009 22:55:43]
カイン > 有難い事ですよ、本当。……実際、もっと他の人もそう考えてくれると良いんですが――(我関せずなんて顔をして、街を行く住人達。そんな想いも脳裏を掠めてしまって、思わず苦笑いを浮かべた。 犯罪なんて、起こらないに越したことは無いのだ。 その方が良い。 加害者も被害者もいないのが、一番だ。 だからこそ、こうして軍人が歩き回ってくれるのは嬉しい)――ッ!! 軍人さん、あそこ!(そして、白い傘――血に染まったそれを見て、思わず声を上げた。 ――何があった? こんな……芸能横丁のど真ん中で、誰が、何を?) [Mon 6 Jul 2009 22:50:44]
メアリアン > (早くどッか行けばいいのに。――バクバクと五月蠅い程鳴る心臓。胸元抑えながら何度か深呼吸。落ち着けば大丈夫― きッと。) お兄ちゃン……。 (小さく小さく呟いた。ふと雨粒が直接当たる事に気がついた。傘が 無い。) ―――ッ (ナイフで刺して、あァ眼球を刳り抜く時に手を離していたンだ。 お兄ちゃン、神様が私の邪魔をします― )  (子供の亡骸の傍に血の斑点の付いた真ッ白な傘がひとつ、転がッているだろう。)  (木箱の後ろ 息を顰めながら考える。――如何 逃げだせば良いだろう。一人でも危ういのに、謎の足音は二つ。) [Mon 6 Jul 2009 22:45:15]
ラサート > あぁ、なるほど芸人さんでしたか。(役者とかいろんなの含めての芸人の意だ。)いやいや、本来なら管轄じゃなんですがね。自警団に世話になった事もあるし…公僕として、少しは市民にご安心頂かないとね?(笑みを向けられ、共に歩き出しながら照れくさそうに返した。こうやって軍人が回るだけで犯罪の抑止力になるのなら何よりじゃないか。と…、不意に様子の変わった相手をいぶかしげに見て…)…どうかしましたか?(生憎とこちらはそこまで実践慣れしていないし、感覚も研ぎ澄まされているとは言いがたい。男の挙動にただならぬ物を感じつつ、周囲を見回す) [Mon 6 Jul 2009 22:39:25]
カイン > ああ、いや、ここらで働いてる者です。街を守ろうって思って貰えてるんだなぁ、って――何か、ちょっと嬉しくなってしまって、つい。ご迷惑でしたらすみません(自然と笑みが浮かんだ。――きっと、彼は仕事でやっているだけなのだろうけれど。 ここの所、悩むことが多かった自分にとっては、本当に嬉しい。 認められたくて自警活動をやっているわけじゃないけど、認められる事はなくて。成果もあがらないし、達成感も無い。 だけど――こうして、街を見回っている人を見ると、嬉しく思う。 同業者みたいなものがいる、ってのは……結構心強いものだ。 まあ、こっちは勝手にやってるだけだけど)(敬礼してくる相手に、傘と荷物とで両手がふさがっている自分は軽く会釈をして――ふと、雨に混じった奇妙な臭いに気がついた。 ……錆びた鉄のような、幾度もスラムや暗黒街でかいだ、これは――)……………血の臭い? [Mon 6 Jul 2009 22:33:41]
メアリアン > (別の足音がひとつ、聞こえた。― さて如何しようか。曲がり角に来たものの抜け道では無い。在るのは壊れかけた木箱ばかり。) ――――。 (大声が聞こえないから未だばれてはいない様だけど、時間の問題。積み重なった木箱と立ちはだかる塀を見上げ、)  (上ッて塀を超えるか 若しくは此処で身を隠したまま待つか。色々頭の中を駆け巡ッて混乱状態。取り敢えず木箱の後ろ 身を隠す様、座る。)  (足音と僅かばかりの話し声。会話までは聞こえないから、注意していかないと。) [Mon 6 Jul 2009 22:30:34]
ラサート > 流石に、この辺は大分片付けられてきてるな…(何をって、先日降った下着のことだ。スラムと比べればいくら裏通りと言えども小綺麗な物だ。と、そこで何か入って駆けて行く様な足音が耳に入る。誰かいたのか?少し気になりその音のした方の曲がり角にさしかかろうと…)…あなたは?(不意に声をかけられ立ち止まれば、一般市民に対するつもりで形ばかりの敬礼を送り…横に並ぶ相手を見やる。そのおかげで、哀れな被害者の子供の死体には済んでのところで背を向けてしまった) [Mon 6 Jul 2009 22:24:24]
カイン > 警邏ですか。ご苦労さんです。(なんて、劇団の仕事で荷物を抱えて歩いていた自分は、そんな風に道行く海兵さんに声をかけた。 ――何度か警邏しているところは見かけているし、違う国の軍人とはいえ……こうしてヴェイトス市を守ろうとしている人には、勝手ながら親近感を抱いてしまう。 だって、本当に嬉しい事じゃないか。 自分達の住む街を進んで守ろうと思ってくれているのだから)最近、物騒ですしね。ありがとうございます。(調度、行く道も同じなので並んで歩くような形で。 ――――自警活動中、わざと足音を立てて移動する事が多い。近づく足音が一つ増えたことは、きっと隠れている彼女にもわかるだろう) [Mon 6 Jul 2009 22:21:24]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――おや、軍人さん』 [Mon 6 Jul 2009 22:16:48]
メアリアン > ――間違えちゃッたわ。 (此の前見掛けた蒼の眼球を持つ踊り子さンかと思ッたのに刳り抜いた眼球は赤と紫の混ざッた不思議な色。小さく溜息吐いた、けれど―― まァ此の瞳も綺麗だから取り敢えず持ッておこう。透明の袋にひとつずつ、其の眼球を詰めて。間違いで殺された子供は真ッ黒な空洞で虚空を見つめていた。) ――さてッ、と。そろそろ… ( ――かつッ ) (耳に届いたのは靴音。―あ、大変。近寄ッてくるみたい。―先程通ッた道から 来る。たッと駆け出せばひとつ先の曲がり角へ 身を隠そうか。―走る事に慣れぬ娘の足音が彼に届くかもしれないが。) [Mon 6 Jul 2009 22:13:39]
足音 > (芸能横丁と呼ばれるきらびやかな通り…そんな場所でも人の余り寄り付かない裏道と言う物は存在する。今日のヴェイトス中における治安悪化を憂慮した者は何も、自警団やかの鉄仮面だけではない。先日より、暗黒街を除く、比較的治安の安定しない箇所を中心に、海兵の男は警邏を続けていた。)(…その響く軍靴の音は、海兵本人の姿が現れるより先に狂った少女にその接近を知らせるだろう。) [Mon 6 Jul 2009 22:09:20]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『かつかつと響く軍靴の足音…』 [Mon 6 Jul 2009 22:05:15]
メアリアン > (ぽつンぽつン、雨粒が傘に落ちる。上機嫌な娘はゆッたりと歩を進め、不意にピタッと止まッた。)  (視線は綺麗な蒼の瞳を持つ、まだ小さな踊り子さンへ。)  (休憩らしい。屋根の在る場所に木箱を置いて、眠りに付いている。――なンて無防備。やッぱり暗黒街とかよりこッちの方がやりやすい。) ―― うふふふッ (鞄から取り出したナイフを1つ、彼女の首筋に当てて―― 真一文字に引いた。真ッ赤な血液が雨の様に 降る。) うふふふふッ (声をあげられぬ様力いっぱい彼女の口を抑え、息の音が止まるのを―― 待つ。) …貴方の蒼、頂戴ね? (白く濁らぬ内に―― 彼女の抵抗が無くなった所で刳りぬこう。其の、蒼の眼球を。) [Mon 6 Jul 2009 21:59:07]
メアリアン > ―――えッ?もうやッていないの? (彼の言葉に肩を落とした。折角手掛りが出来たと思ったのに、)  ( 「見たかッたのかい?」そう尋ねる老人にひとつだけ首を縦に振ッた。) えぇ。少し―― でもやッていないなら仕方ないから。有難う、おじ様。 (礼を告げゆるり歩き出す。くるくる廻す傘は先程よりも小さく緩やかに、) 折角此処まで出て来たのに―― 収穫無しで帰りたくないわ。 (はァ、ひとつ溜息吐いた。情報の収穫が無いのなら、眼球採集をしましょうか。) ――昨日は潰してしまッたし。 (同じ青色の瞳が良い。空よりも濃くて海より淡い、そンな綺麗な蒼。足先は脇道通ッて人通りの少ない場所へと。) [Mon 6 Jul 2009 21:42:13]
メアリアン > 何時まで降るのかしら、雨――…。 (真ッ白な傘くるくるッと廻し呟いた。路上で御仕事する人は可哀想、きッとろくな稼ぎにはならないもの。) ――ええッと、 (辺りを見渡す。此の付近も詳しくは無い。劇場なンて何処に在るのかしら。路上舞台?解らない。) (くるくる傘を廻しながら歩き始める。人通りの多い方多い方へ。) ――― (唯闇雲に歩いてみても何も意味は為さない。なら、) あのう、すみませン。 (ここ等で仕事をする人間だろうか?路上に座り込ンでいる人間へと声を掛ける。) アイゼンリッターッて云う劇 知ッてます? (小首傾げ、問う。) [Mon 6 Jul 2009 21:27:10]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Mon 6 Jul 2009 21:21:42]
お知らせ > グレアムさんが退室されました。 『――さて、この調子で書いていこうか!』 [Sun 5 Jul 2009 01:54:29]
グレアム > (――さすがに実在の連続殺人をそのまま持ち込むのは不味い。 異なる部位が失われたという事にしよう。 手? 脚? いや、臓物というのも面白い。 死体の臓器の一部分が――『開腹されないままに』失われていたなど、実に子供達を怖がらせ、脅威の存在を感じさせてくれるのではないだろうか。 加えてその臓器が、空から降り注ぐとなれば!)……重要になるのは、月、そして鍵の掛かった本、というところか。 …………ふむ、何かそういった新たな宇宙的脅威や、魔術書を創作しても良いかもしれないな。 ああ、なにやら新しく登場人物を増やして欲しいとも言われていたっけ。(当然、続編で新しい事件を描く都合上、そういう存在は必須だが――レギュラーで、と編集者からは要求されている。 なんでも可愛らしい女の子か、とんでもない美男子が良いらしい。良くわからないが、その方が売れるのだとか) [Sun 5 Jul 2009 01:29:12]
グレアム > …………よし、ならば其方に手をつけるか。次の巻を書いてくれと頼まれた事だし。(この機会を逃すと、続きを書ける機会が果たしていつ来る事やら。 官能小説の原稿を手早く書類鞄へと仕舞い込み、新しい原稿の束、手帳を取り出してテーブルに広げた。 ついでに傍を通りがかったウェイトレスに珈琲の追加注文。さすがに長時間居座っているのだ。時々何かを頼まなくては、居心地が悪くて。 ――さて、メモ帳を開いてみると、だ)眼球欠損の連続殺人、鍵の掛かった奇妙な書物、月へ飛ぶ船、それに……下着か。(ぱらぱらと捲ってみて、目に付いたのはこんな所か。 さて、それでどんなアイデアが出るものやら)【判定】 [Sun 5 Jul 2009 01:24:19]
グレアム > (俗っぽいと言えば少年少女向けの冒険小説も似たようなものだが、あれはあれで、子供達が本心から楽しんでくれているのならば甘んじて執筆しようではないか。 『幽霊狩人(Ghost Finder)』のようなシリーズであれば、何とか私の書きたいものも書くことができる。 想像を絶する脅威。星辰の彼方、我々の暮らす世界と壁一つ隔てた異次元より忍び寄る、宇宙的恐怖。 ――だというのに、この街では神や悪魔を自称するものが闊歩し、神秘の技である魔術が惜しげもなく使われ、下着が消えるなどという馬鹿げた怪異まで発生する。 まったく、怪奇作家には暮らしづらい場所だ)……まぁ、偉そうな事を言ったところで、この三文官能小説を書かねば、食っていけないのだがなぁ……(それがまた書いてて嫌になる理由なのだ。 情けなくて仕方が無い) [Sun 5 Jul 2009 01:16:56]
グレアム > ……えぇい、書いてて嫌になってきたな。(そう呟いて、私はコートのポケットを探って燐寸を取り出すと、壁に擦り付けて着火。咥えた煙草に火をつけると、そこから立ち上る紫煙を肺へと取り込む。近くにいた客が嫌悪感の入り混じった視線を向けてくるが、知った事か。ここが喫煙席である以上、私にはその権利がある。――芸能横丁にいくつかある喫茶店の一つ。 ぽつぽつと降り続ける雨を横目に、私はため息交じりに煙を吐き出し、ぺきりと二つに折った燐寸を灰皿へと投げ捨てた)幾ら時事問題を取り込んだ方が喜ぶとはいえ、私の書きたい『怪異』は下着が突如として消え去るなどという俗っぽいものではないのだがなぁ……。  [Sun 5 Jul 2009 01:12:27]
グレアム > 『アリシアの下着が消失したのは、異端宗教結社O・M・O……東方魔術騎士団の拠点に乗り込む、正にその瞬間であった。いかに彼女の細くしなやかで華奢な肢体が、高位聖職者によって祝福された聖なる衣によって守られているとはいえ、彼女は若干16歳の乙女である。 そのようにか弱き身でありながら、ヴェイトス市に暮らすうら若き婦女子をかどわかし、地下牢獄に閉じ込め、淫虐の限りを尽くしている邪悪なる輩の拠点に乗り込まねばならないのだ。 アリシアは不安を押し殺す為にゴクリと唾を飲み込んだ。 しかし、時既に遅し。 騎士団の拠点に踏み込んだ彼女の足元には、異様なる存在が静かに忍び寄っていたのであった。 ぬめぬめと粘液に濡れ、おぞましい極彩色に彩られたそれは――そう、今まで彼女が味わってきた想像も絶する陵辱の原因でもある、あの邪なる神々の眷属、その四肢に相当する触手なのであった……』 [Sun 5 Jul 2009 01:07:07]
お知らせ > グレアムさんが来ました。 『――果たしてこれは、如何なる怪奇の前触れなのであろうか。』 [Sun 5 Jul 2009 01:00:56]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 弧を描いたビィ球は、ゆッくり地面へ落ちた )』 [Sat 4 Jul 2009 22:31:31]
メアリアン > ―――あ、 (前方少しだけ離れた場所に真ッ赤な傘を持つ子供を見た。) ……。 (殺して取り返そうとも考えたが如何にもやる気が出ない。雨の所為か、きッとそう。) (傘を差して歩く親子連れの横を通ッた。なンて惨めなんだろう。) ――こンな世界…、 (ぐ、と鞄握り締める。――幸せになれない世界なンて) …消えちゃえばいいのに。 (世界は誰に対しても平等?そンなの嘘だ。神様なンて嫌い。) ――……帰ろう、かな。 (ぽつンと呟いて踵を返す。来たばッかりだけど、仕方ない。けど、その前に。) ――ッ (手に取ッたビィ球、思いッきり投げた。――遠くに在る赤い傘目掛けて。) [Sat 4 Jul 2009 22:22:57]
メアリアン > ――――痛ぁ…ッ (小さく声洩らして、ゆッくり立ち上がる。びしょ濡れだ。最悪。ほら、雨の日は悪い事が起こるわ。) ――傘…ッ (転ンだ拍子に落とした傘を探す。真ッ赤な傘は何処に在ッたッて目立つ筈なのに― 見当たらない。身体に当たる雨粒が痛い。) ―――… (不意に足元に転がッていた小さなビィ球を見た。此れに躓いたのか、なンて考えて ―気付く。) お財布ッ―― (無い。2万入ッた財布が無い。) ………、 (あァもう最悪。―傘は盗られ財布は盗られ服はびしょ濡れで、取り敢えず何処か店に入ろうにも金が無ければ入れない。)  ――はァ… (溜息を零した。) [Sat 4 Jul 2009 22:09:34]
メアリアン > (ぱしゃンぱしゃン、歩く度に水が鳴る。走ッて帰る踊り子に、傘を広げて歌を続けるお嬢さン、大きな傘に二人で入る恋人、親子――流れていく景色に溜息を吐いた。) ―――気分悪い…。 (独りで居ては何も楽しくない。傘差していない方の手を見遣る。何時もお兄ちゃンが手を繋いでいてくれたのに、)   (親も居ない兄も居ない。友達だッて居ない。―孤独、だ。) ―――お兄ちゃンが戻るまでの辛抱よ。…そう。 (だから大丈夫。すッと前見て一歩踏み出せば、)   (――ずる、)  ――キャッ! (踵が滑ッた。べしゃッ、と水溜りの上、尻餅を付いて。) [Sat 4 Jul 2009 21:56:04]
メアリアン > また、雨ね――…。 (真ッ赤な傘をくるくると廻して、空を見上げた。透明の雨粒がぽつンぽつンと傘に当たり、地面を濡らしていく。) ――、 (雨は好き。けれど落ち着かない。――悪い事が起こる日は何時も雨が降ッてた気がする。悲しい事が起こる日は月が、嫌な事が起こる日は雲が覆ッていたけれど。) 折角此処まで来たのに、 (慌しく片付けを始め、去ッていく踊り子や絵描きを見遣りながら、呟いた。) [Sat 4 Jul 2009 21:41:14]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 [Sat 4 Jul 2009 21:37:04]
お知らせ > 三神 尚人さんが退室されました。 『(汗かいた。公衆浴場に寄ろう。)』 [Fri 3 Jul 2009 23:18:54]
三神 尚人 >  …是非。 (微笑みに、軽く手を振り返せば、男も踵を返し、人込みへと紛れて行った。) [Fri 3 Jul 2009 23:18:34]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(歌い手は、そっと楽師のもとにもどり、MCを語り始めた。)』 [Fri 3 Jul 2009 23:17:04]
シャリネ > (背中から聞こえた声は、とても、優しかった。 うん、こういう調和や繋がりが、とても好き。 )(少女は足を止め、振り返った。)―――ありがとう。  また、歌を一緒に歌いに来てください。(嬉しそうに、微笑み浮かべて。)  [Fri 3 Jul 2009 23:16:11]
三神 尚人 >  とぅっ… (動きに慣れてくれば、段々と楽しくなってきて。調子に乗って、相手の体持ち上げたりしてみようか。) …っ (流れに逆らわずに、此方も徐々に動きを緩め。完全に止まれば、荒い息と共にずり落ちかけた眼鏡、片手で直して。足元が少々おぼつきませんが、お気になさらず。) いやはや… あ、いえ、此方こそ。 (あれだけ踊って、しかも歌って、良く呼吸が乱れないものだ。流石本職。呼吸を整えながら、小さく会釈をして。) …まあ、こういう界隈なのは知っていますから… どうも。 (差し出された花、素直に受け取っておこう。一歩後ろに引いて、相手が楽師の元へ戻っていくの、見送って。) …貴女にも、幸せがありますよう。 (小さく呟いて。幸せは、分け与えるものじゃなくて、共有するものだろうから。) [Fri 3 Jul 2009 23:12:04]
シャリネ > (バニラが好き。そう言われれば。「正解」と嬉しそうに微笑み冗談のように「でも、食べられません」って返すの。)   今 ここにある 何かも    何かをつなぐ奇跡の糸になるかもしれないの (必死の貴方に、貴方の呼吸、聞くように、テンポを併せてみようか。リズムに乗って歌いながら。 貴方の呼吸に耳を傾けて。)(――― 一緒に歌を歌いましょう。)(幸せの輪、作りましょう。)(笑いの輪、作りましょう。)  手と 手 つないで ――――   幸せは、その掌に あるかもしれないの     もしかしたらね 見つめる先じゃなくて    今 ここにある 何かが    何かをつなぐ可能性になるかもしれないの   (幸せの輪、作りましょう。) (貴方の笑顔と、私の歌と、みんなの呼吸で。)(くるくる回れば、ゆるり、貴方をゆっくり止める動き。徐々に踊りをゆっくりにして、止まったら―――) ありがとう。 トキノミヤコさん。(ふわり、微笑んで、貴方から腕を離し――――  )  …本当は通りすがりだったのに、お付き合いして下さって嬉しかったです(慣れていないお客様は巻き込まれることを知っているから。微笑、深めて。)(そして)(髪につけた生け花。ちょっと早いひまわりを一輪差し出して))  貴方にも、小さな幸せがたくさん降り注ぎますように。(小さな願いと祈りを、歌のように囁いて。)(歌い手は、辞儀をすると拍手と、歓声と、いろんなものの中から楽師のもとへ戻ろうと。ふわりひらり、 そっと、 貴方から離れようと) [Fri 3 Jul 2009 23:02:26]
三神 尚人 >  良く判りますね。…私も、甘い物は大好きです。ヴァニラも、好きですよ。 (相手から漂う香り、多分そうじゃないかなと。微笑に少しばかり緊張が和らいで、此方も頬笑みを返し。) …はい。 (相手の台詞に小さく頷けば、体の力を抜いて、上手く動きを合わせようと。) …ぉぉぉっ (世界が回る、回る、回る。美しい音色に、耳を傾ける余裕もなく、半ば必死で、踊る…ッ。) [Fri 3 Jul 2009 22:50:08]
シャリネ >   もしかしたらね 見つめる先じゃなくて   (くるくる、回りながら、ふわふわ楽しそうに笑えば。もうワンフレーズ。あと、もう1T。頑張って!) [Fri 3 Jul 2009 22:41:18]
シャリネ > あ。トキノミヤコさんだ。―――私ね、和三盆、好きです。美味しいですよね。あと、桜。とっても綺麗。(お辞儀でわかる。―――緊張し気味な貴方を感じ取って、すぐにふわり、淡い微笑。)  …よろしくね。(腕が絡めば、小さく「いきますよ?あわせてください」と、軽やかな声色で囁いて) (回る。回る。 くるくる、回る。 ステップをして) 目と 目 あわせて ――――   繋がりは、その向こうに あるかもしれないの    (貴方の歩調に合わせつつ、だーんだーん、音楽のリズムに、併せて) [Fri 3 Jul 2009 22:40:45]
三神 尚人 >  え、あの、はい? (やんやの喝采と共に人混みから押し出され、若干きょどるイエロティア風貌。楽師が音色を奏で、歌い手が言葉を紡ぐ。この辺りで働いている以上、見慣れてはいるけれど、実際に自分が行うのは初めてな訳で。僅かに横へずれれば、其処に跳ねるようにやってくる、小さな歌い手。甘い香りが鼻腔をくすぐって。) あ… (お辞儀に、条件反射で礼を返して。朱鷺ノ都式だけれど。顔に浮かぶのは、僅かな緊張と、興奮と期待。) …不束者ですが、宜しく。 (いかん、これじゃ初夜みたいだ。自分の台詞に自分で赤くなりながら、相手の細い腕に、自身の腕を絡めて。) [Fri 3 Jul 2009 22:34:05]
シャリネ > お手をどうぞ、素敵な方。(ふわり、微笑めば腕を組もうと差しだして。貴方の腕が絡むのを、待ってみようか。とても、楽しそうに。) [Fri 3 Jul 2009 22:26:32]
シャリネ > (楽師と回り終えて、歌の間に会話を挟もうと思ったら――――)(「この人まだ回ってないよーッ!」)   え、本当ー?! ありがとう―!! 気付かなかったー!  (やまびこ返しのように。けらりと笑って、回っていた楽師を振り返る。) (人差し指を立てて―――淡く、悪戯っ子の笑み。)  もう一回。お願いします。 (楽しそうに楽師と合わせる瞳。そして) よし、じゃあお客様、さっき説明した通り(回る人の傍にいるお客様は、少しずつ後ろに退いてもらう。※怪我がないように)私が行ったら少しだけズレてくださいねー?(声色は弾んだ音。 ―――楽師が音を鳴らせば、盛り上がる熱気と、手拍子。)  (ワンフレーズ、歌いましょうか。) あなたと わたし 手を繋いで たくさんのかけらを集めましょう (ふわり、ひらり、貴方の傍へ踊りながら。) 笑顔とか 哀しみとか 切なさとか 全部 たいせつなこと  (近づいていくのは、バニラの香と、小柄な歌い手。) 誰かに逢えて 浮かぶ笑顔とか  誰かを失くした哀しみとか  誰かに恋した 切なさ―――  ぜんぶ たいせつなこと っ(バラードに聞こえそうな歌詞を、少し飛び跳ねた明るい音楽に乗せることで、こんなにも元気になれる。―――貴方の元へ、たどり着けば。 )(そっと、麦わら帽子を頭から取って、紳士のような辞儀。そして、悪戯な笑みで貴方を見上げ)  [Fri 3 Jul 2009 22:25:40]
三神 尚人 > (仕事帰りの通りすがり、芸能横町はいつも賑やかな所だけれど、これはまた随分と凄まじいものだ。故郷には先ず無い踊りと、音楽。半ば感心、半ば呆れながら其れを眺めていたら。) 「この人まだ回ってないよーッ!」 …へ? (いきなり手を掴まれて、高々と上げられた。状況が判らずにきょとんとする眼鏡風貌が、見物客の中から引っ張り出されて。) [Fri 3 Jul 2009 22:15:26]
お知らせ > 三神 尚人さんが入室されました。 『うを。』 [Fri 3 Jul 2009 22:11:41]
シャリネ > (夏の訪れ、幸せを繋いでいきましょう。ありきたりでも、きっと何か。 いいこと、転がってるから。小さな魔法をかけるように。)   (ホルターネックの白いワンピースに麦わら帽子を被ってみせて。その麦わら帽子をシルクハットでするような紳士の辞儀を悪戯っぽくゆるりとすれば、拍手にふわり、楽しそうな笑顔浮かべて。)(歌が終われば後奏の間に回ってないと手を挙げるひとのところへ行って、行って、行って―――)      ――――   ああ、ああ……   全部回ったー?! (疲れ切った細く高い声が、遠くへ通れば―――「大丈夫?」ともう一回確認する叫び。)    ああ…… あー   久しぶりだ、こんな…… 嗚呼。(ぜぇ、はぁ。――――笑い声が聞こえる。 嗚呼。やってよかった。 歌で、何かを繋げていけるのなら。)   暑いっ。(ちょっと、息切れした仕草。でも、楽しそうに笑ったまま。) (そして、楽師たちにありがとう、と微笑んでみんなと一回ずつ回ればまた笑い声。だって、みんなと回ってなかったんだもの。) [Fri 3 Jul 2009 22:10:28]
シャリネ > (一人ひとりと増えるひとと腕を組む。回る。回る。)  え、あ、そこの子まだ廻ってない?(目が合う。)廻ってない!(目が合えば、互いに笑いあう。)  はい、今行くねっ。(みんなで一緒に歌おう。 敷居とか、何もない。 歌で何かを繋ぐことを、しよう。) (巻き込んで巻き込んで巻き込んで。楽師の楽しそうな軽やかなアコーディオンやフィドルの音に時折ステップして、お客様に愛の悪戯を仕掛ける。 そっと夜更かしして見に来た子どものほほにキスをして「歌を聞いたらお家に帰って眠るのよ」とか、 恋人同士には真中の手をつないで3人で回って「末永くお幸せに」と、願いの言葉。幸せをおすそ分けしてもらったところでおばあちゃんのところへ。労わる様にそっと背中に触れて「回らなくてもいいから歌を一緒に口ずさんでくださいな」と微笑み、 巻き込んで巻き込んで――巻き込んで。)(幸せの輪、作りましょう。)(笑いの輪、作りましょう。)  手と 手 つないで ――――   幸せは、その掌に あるかもしれないの     もしかしたらね 見つめる先じゃなくて    今 ここにある 何かが    何かをつなぐ可能性になるかもしれないの   (幸せの輪、作りましょう。) [Fri 3 Jul 2009 22:04:45]
シャリネ > (歌って、踊って、笑って、時々お客様に茶化すように触れてみたりして。) [Fri 3 Jul 2009 21:58:26]
シャリネ > (そして楽師の急かすような演奏にけらけら笑いながら) [Fri 3 Jul 2009 21:57:50]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(手を取り合って、くるくる回った。)』 [Fri 3 Jul 2009 21:49:58]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『(お会計は慌てた様に首を振る。――が、結局買って貰っちゃうのだろう。此の恩は必ず―…ッ)』 [Thu 2 Jul 2009 23:25:11]
セィナ > ………、 ありがとう です、お兄さン。 ( 優しさが暖かくて、ちょっとだけ痛かッた。面倒見て貰ってばかりじゃ、いけない。―― 海に行く約束、嬉しそうに笑ッた。塩辛いのは誠か嘘か、確認しなくて、はッ。 ) ( お店の中幾つか服手にとって、彼の言葉に辺りを見渡した。) うわ、ぎ? ( 白い上着に目がいく。――白ならきっと何でも合う。薄くて着心地の良さそうな、白の長袖をひとつ。 色々見れて、触れて、約束して。凄く今日は充実した日。 ) [Thu 2 Jul 2009 23:23:09]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『(店員に目配せ。折角だしキレェにラッピングしてもらおう。お金は青年がちゃんと払いますとも)』 [Thu 2 Jul 2009 23:19:22]
キリル > …、 あー……、 うん、 いいよ。 言わなくッていい。 ( 下ろしかけた手、再び貴女の頭にのせてぽんぽン、と。 どうやら帰りたいのを我慢してるってカンジじゃない。言わずともなんとなくわかったと、青年はその話を切り上げることにした。せっかく服買いに来てンだし、楽しんで欲しい。 )  ン。じゃぁ、行ってみよう。 …約束する。 ( 青年は微笑んで、小さく頷いた。 ―― 店内には、柔らかな色が様々に。 それを纏う少女たちと同じように、女物は服も繊細なものだと思う。 …なンて、服に目をやってた青年は貴女がワンピースと一緒に抱えたものに気付かなかったけど。会計の時わかってしまうかもしれない。きっと目を逸らすよ。…。 )  袖の短いの選ぶなら、一緒に上着も選んどけよ? ( 夜は冷えたりするし、太陽に当たり過ぎも良くなさそうだし。薄手で長袖の、ワンピースの上に羽織れるようなモノも選ぶといい、と。 微笑ましそうに貴女を眺めながら、 ) [Thu 2 Jul 2009 23:16:18]
セィナ > はいッ…。 ( 人ッて暖かいな。ッて頭撫でられながら思った。へにゃり、と表情緩め ― )  ( ぴた、と止まった。動きと、表情が。 ) ………お家は、 ( 俯いて困り顔。――家にはもうお父さンは居ない。自分ひとり。ひとりじゃ、あの家は耐えられない。 ) ……えッと、あの…、 ( 言葉に困った様に口の中でもごもごと音にならぬ言葉を。 ) お家には、 ( 帰りたくない。――其の言葉を飲み込ンだ。 )    ――海、見た事はあります。行ってみたいですッ。 ( ぱ、と其の話帰る様に答えて。 ―店内に入れば夏っぽい蒼のワンピースとか桜色のスカートとか 見た。可愛い。長袖の黒いワンピースしか持ってない少女には、袖の短いお洋服は新鮮。 悩む。 ――あ、と不意に声零した。大人の女性は到底履けない様な子供用の下着。少し悩ンで、持っていた蒼のワンピースと一緒に抱えた。 履かずにいるよりは、ずっとマシ…ッ )  ( 紫陽花の紫に似た綺麗な花柄のワンピースも、こそこそと手に取ったり。なンだかンだでお買い物を楽しんでる様子。 ) [Thu 2 Jul 2009 23:03:37]
キリル > …、 ( ちょっとした間に違和感。 けれど青年はそうか、と答えて頭にのせた手でそのまま貴女の頭を数度撫でようとし、 ) お庭、ね。 …。  …セィナはさ、家に帰りたい? ( そういえば、帰りたいとねだられた覚えがないなとふと思った。自分の手前無理をしているのか、それとも父の戻らない家に一人でいるのがイヤなのか、…、 ) あるよ、海。 その口ぶりだと、セィナは行ったことねーの? もうちょっと暑くなったら行ってみる? ( 妹とかも誘ってもいいかもしれない。 海がホントに塩辛いかは、その時自分で確かめてみるといい。 )  ン。 ( 貴女が店の品に夢中になってる間、青年は店のカウンター近くへ。 服見に行こうと言った時からお金、出してやるつもりだったから。でも事前に言うと遠慮して選ばない気がしたので、とりあえず好きに選ぶ様子を眺めていよう。 ) ( ――― 下着、売ってるといいな。 ノーマルなのはすぐ売れそうだがドロワーズあたりならありそうだろうか。 ) [Thu 2 Jul 2009 22:54:18]
セィナ > ―――…、 はい、大好きですッ。 ( 少しだけ間があって、少女は答えた。にっこりと笑っているつもりだけれど、上手く笑えているかは解らない。ポンと頭に乗った手に、今度は、本当に笑った。 ) 公園までは…結構歩きまし、た。 周りには… ンッと。お庭…? ( 自分の家の綺麗に手入れされたお庭。――思えばあの家自体も違う誰かの物だったのかもしれない。 ) お兄さン 海とか、行った事ありますか? ( 太陽、夏。イコール 海。そンな簡単な計算。―少し彼を見上げて、尋ねる。海って本当に塩辛いのでしょうかッ…? )  ( 行ってみよう、の言葉に ) はいッ ( 嬉しそうに表情輝かせた。 )  ―― 少し、見て来ますッ…! ( お店の前、離れた手を鞄に遣って。――てて、と小走り。色とりどりのお洋服。雑貨もある。 初めて見るものに素直に感動。 )  ( ――下着も売ってるのかな? …なンて辺りを見る。 ) [Thu 2 Jul 2009 22:42:32]
キリル > そかー…、 …セィナはホント、お父さんのこと好きだったンだな。 ( 色とりどり。色んな服も着てみたかったンだろうに、素直に与えられる服着てたんだろうから。 繋いでるのと逆の手を、ぽン、と貴女の頭にのせようと ) ふーン、 …もしかして公園とかから結構遠かったりする? 周りになンかないの? ( 居住区といっても奥の方の、郊外とかだろうか、なンて思って ) あァ。まぁ太陽もキライじゃねーけど、…焼けると痛いしなー… ( とか、これからの季節を思ってへっふり溜息。でも海とかプールとか、夏の外遊びは好きだ。 ) じゃ、機会があれば行ってみよう。 ( へら、と笑いかけた )  …… けど? ( 似合わない なンて、青年は思ってないから。不思議そうに首を傾げて貴女を窺い、 ) ン、もちろん。 ( そのために来たのだし。 店に近付けば、繋いでた手を離そうか。貴女が見て回りやすいように ) [Thu 2 Jul 2009 22:32:35]
セィナ > ―――はい。どちらかと云うと…地味だったと思います。 ( 派手な服着て歩いている所は見た事無い。 ) お家…居住区の、…あンまりお家が無い所、でした。 ( 思い出す様に云う。――そう云えば近所の人とかあンまり見た事無い。けれど家に在るのは僅かな幼女の服とお父さンが置いていった寝床、くらい。 ) ――――― つ き。 ( パッと空を見上げた。ぽっかり浮かンだお月さま。 ) お月様も 良いですね。白あったり金色だったり、 色々。 ( 矢張り外の世界は色が溢れている。楽しい。 ―不意に掛けられた問いに、こくンと頷いた。 ) トキノミヤコ 雑貨…。 ( 何だか素敵そうな響き。 ) 興味あります。 ( 綺麗な物、素敵な物何でも興味のあるお年頃。――彼の横歩きながら其の視線の先を見た。 可愛らしいお店がたくさン。何だか物怖じしてしまう。 ) ――かッ可愛いです…!けど、… ( 似合うかな、とか不安。 ) … ちょっと見ても、良いですか? ( 其の並びに或る 中では比較的落ち着いた店を指差して。 ) [Thu 2 Jul 2009 22:22:28]
キリル > あンまり派手なヒトじゃなかったのか? ( なんて、そんなふうに問いかけて ) そういや、お前の家も探しにいかないとな。 居住区のどのあたり、とか覚えてる? ( さすがに居住区、ってだけじゃぁ広すぎる。 家に帰すため、ってよりは家に行けば貴女が使ってた生活用品とか服とかあるンだろうし ) 俺? ンー… 俺はワリとどんな色でも身につけたりするけど、 … そうだなぁ、 ( 空に目を向け、 ――浮かんだ色は黒色。ぬばたまの髪色、と、 ) …月、とか? ( 空に浮かぶソレを見つめつつ、ぽつり。紫陽花ほどじゃないけど、その淡い光も白やら蒼やら銀やら赤やら、幾重にも表されることがある ) あァ、そうだ。 商業地区に『月見華』って店があるンだけど…、セィナはトキノミヤコ雑貨とか、興味ない? ( あるンなら今度行こうかなんて思いながら、貴女を見下ろし ) そうだなァ、帰りにどっか見て帰るか。 でもとりあえず服買ったら喫茶店で一休みしよう。 ( 己と貴女では歩調も体力も違うから、疲れるンじゃないかって。どっか飲み物買ってベンチに座って音楽聴いたりもいいけど ) …あのへんとかどー? ( ピンクとか白とか青とか、 様々な色の並ぶ店は、ちょっとこう、可愛らしい印象の服の並ぶ店。 ) [Thu 2 Jul 2009 22:11:42]
セィナ > お父さンのお洋服はいっつも真っ黒、でした。黒とか、赤とか…灰色とか…うン。好きだったみたいです。 ( カーテンも棺桶も少女の布団も黒か灰色か。 ) キラキラしたの、好きじゃ無いみたいです…。 ( 十字架の色とか、水の青とか。 ) お兄さンは何色が好きですかッ…? ( 少し小首傾げて尋ねた。――握り返された手の暖かさは生きてる人間の、其れ。なンだか懐かしくて少し表情が緩む。 )  ――― 色々、ですッ…。紫陽花、場所によって色が違ってて 好きです。 ( つられる様に、笑った。 ) [Thu 2 Jul 2009 21:57:57]
キリル > …ふゥン。 ( おとうさん。 ) セィナの父親はそういう、黒とか暗い色が好きだったのか? ま、俺も良く黒とか着るけど。 ( 他の色と合わせやすいンだよなァ、なんて。何気なく問う ) ン、じゃァゆっくり歩いていこう。 ( 微笑みかけて、そっと握られた手を痛くないようにやんわりと握り返す。 今夜は用事はなんもないし、明日の朝イチは講義がない。夜更かししても大丈夫だ、…少女にはあんまよくない生活サイクルだろうが。 元々、お父さん に付き合って夜起きてるのが多かったンだっけか? )  …。 ( 青年は急かさない。そのへんの踊り子とかにふらっと視線向けるフリで、貴女の答えを待つ )  …ハイドランジア? ンー、と、 …ピンクとか、青とか水色とか…、紫? はッぱも含めりゃ緑か。 ( 色とりどりだ。 なんて、笑った ) [Thu 2 Jul 2009 21:50:06]
セィナ > ( 家に引篭ッていた時間も長いから、当然同姓の友達も居らず、 ) ――はいッ…。お父さン、あンまり色が好きじゃ無かッたから。 ( 家具も殆ど黒か白か赤か。―外の世界に溢れている色を身につけられたら、きっと素敵。楽しそうに笑った。 ) えッ…は、はい。あ、で、でもッ…こうやって歩いて色々見てるのも、楽しいですッ…! ( 立ち止ッて聞いたり見たりするのも素敵だけど、歩いて其の風景が流れていくのも素敵。――差し出された手に、こくンと頷いた。 ) ぉ、お、お願いしますッ…。 ( 賑やかな場所だから、迷子になったら大変そう。そうッと彼の手を握ろうか。 ) ―――色?ンンと… ( 花の色も空の色も草の色も好き。うー、うー、と声上げて、 ) 紫陽花の色が好きです…ッ ( なンか云った。 ) [Thu 2 Jul 2009 21:39:54]
キリル > ( 首を振る少女にだろうなァ、と納得しつつ、 ) … 色のついてるお洋服 か。 ( その表現がなんだか可愛らしくて、ふっと表情が緩んだ。小さく笑みが浮かぶ ) ( 何色が好きか問おうと口を開きかけて、 貴女につられて青年もそちらへ視線を向ける ) …そうだな、気になるトコあったら観に行ってもいいけど? ( 歌声を聴いたり、楽に耳を傾けたり。絵ェ描いてきてもらってもいーし。 反応を見るに、思ったとおり、あんまりこういう場所には縁がなかったみたいだ。横丁、という案を教えてくれた昨夜のVHG員に感謝しなければ。 ) とりあえず迷子にはなるなよ…、 …手ェつないどく? ( どっちでもいいけど、とかひらり差し出して軽く振った。 迷子にならなきゃ良し。 ) あぁそうだ、色。 何色が好きとかあるか? ( 服の話。 ) [Thu 2 Jul 2009 21:32:45]
セィナ > Tozzi……? ( ぶンぶンと首を横に振ッた。お洒落とか流行とか全然解らぬ少女。 ) ワンピースとか、好きです…ッ。ンと、えっと…あとは…、色が付いてるお洋服が…気になりますっ…。 ( 持っている服は黒のお洋服ばかり。 あ。あと。―と何か云おうとして口を噤ンだ。 )     ――、あッ ( 綺麗な歌姫、楽師、路上で人を描いている絵師。そンな彼らに目がいッた。 ) 夜なのに、すッごく賑やかですねッ…! ( 1人で賑やかな場所に来るのは苦手だから余り来なかったけれど。キラキラと瞳輝かせて見遣ッた ) [Thu 2 Jul 2009 21:24:10]
キリル > 妹ねェ…、 ( うーん、と悩み顔でセィナを見 ) …アイツらがよく行く店は、セィナの趣味には合わないかもなァ。 このへんだと、 Tozziの新店に行きたァい とかッて言ってた。 ( 知ってる? とか尋ねつつ。 ) セィナはどンな服が好きなんだ? パンツにシャツ、とかよりゃやッぱワンピースとか、ふわふわしたカンジのヤツ? ( ちら、と今着てる貴女の服を見やり。 通りでは他に楽師が演奏してたり、奇術師が芸を披露してたり。 もしかしたらそっちの方が、貴女は気になるかもしれないけど ) [Thu 2 Jul 2009 21:16:50]
セィナ > ( 先程まで曇り空だッた空は綺麗に晴れて、一段と賑わっている様。少女は彼の傍ら、歩きながら 少しだけ小首を傾げた。 ) ――……気になる、お店…ッ ( 辺りを見渡せば色々なお店がある。ンー、と悩む様な声をあげる。 ) お、お兄さンのお勧め… じゃない、お兄さンの妹さンが良く行くお店とか… ( どンな感じですか?と尋ねる。 ) [Thu 2 Jul 2009 21:08:58]
お知らせ > セィナさんが来ました。 『( 言葉に、彼の横で小首傾げた。 )』 [Thu 2 Jul 2009 21:06:06]
キリル > ( 晴天とはいかない、鈍色の空だったけど。 その分横丁の灯りが地上の星といわんばかりに明るく、通りを賑わせている。 それでも一応用心に傘は持ってきた。男物の大きなそれは、セィナと二人で収まるには十分だろう。 )  …、 ( そんなことを思いながら空を見仰げば、天の星も地の星に負けまいと思ったのか、晴れてきたようだ。なんというタイミングの良さだろう。 このまま傘が不要に終わればいい。 ) …どう? どっか気になる店とかありゃ遠慮なく行けよ ( なンて、通りを歩きながら傍らに声を掛け ) [Thu 2 Jul 2009 21:04:53]
お知らせ > キリルさんが来ました。 『( 天気はなんとかもったようだ )』 [Thu 2 Jul 2009 20:58:27]
お知らせ > 霧子さんが帰りました。 『 今日あたり二人で出かけたかったとかそんな 』 [Wed 1 Jul 2009 01:38:32]
霧子 > Thunder! It is tedious. Thunder! Let's go out. Thunder! I do not scare rain at all !! ( 雨ばっかり降ってたまの休日デートも潰れて毎日部屋の閉じこもって仕事も中止になって苛々。 そんなフラストレーションをそのまんま歌詞にして曲を付けて腹立たしい空に向かって言い散らす。 そんなヤツアタリ。 ) [Wed 1 Jul 2009 01:37:54]
霧子 > Thunder! The sky of summer. Thunder! It rings in the distance. Thunder! Isn't it too getting off for a moment this year? ( 舞台の右から左へ、訴えるように。 足元の雨水を蹴りあげ、空を仰ぎ、少し機嫌悪そうに。 ) Get psyched up more yell! Don't you have the motivation moron ?  [Wed 1 Jul 2009 01:35:21]
霧子 > After a while, I said. "When is the next vacation?" ( 黒い癖っ毛から滴る雨粒を大きく首を振って払い飛ばし、ステージの前へ前へ。 淡々として機械のように演奏し、オルゴールのように歌う霧子にしては珍しい絵面だ。 ) "It doesn't understand for a moment. Unpleasant weather. " You say.   [Wed 1 Jul 2009 01:28:59]
霧子 > ( いつも通りの愛想の無いパフォーマンスと、速くてミスの無い緻密な尖った音を出すギター。 衣装はいつもどおり黒のボンテージ。 こんな雨の中ならひらひらとべたつく衣装は要らない。 ) You said while making coffee. "Shopping is discontinued today."  ( いつもより何処となく尖った声。 ) I'm sulky, and silent.  ( 乱暴な音色のギター。 ) ( 雨に負けないようにわざと張り上げているといえばそうなのかもしれないが。 ) [Wed 1 Jul 2009 01:16:36]
霧子 > ( 結構な雨が降っているが、眼が開けられない程じゃない。 7月の蒸し暑い夜にむしろ心地良く、湿気でいつも以上に巻いた癖毛をかきあげてステージの中央に立った。 ステージを囲む石段状の客席に人は少ない。 石段そのものが濡れてしまっているし、何人かその場に居た特に期待もしていなかった風の観客が顔を向ける。 ) "Cloudy /July/ On the Road." ( 曇天、7月、路上にて ) ( 短く愛想なく言い放ったタイトルはそのまんま。 今日歌わずにいつ歌うのかという。 数日前に自宅で書き上がったばかりの新曲だ。 ) ( さぁさぁと音を立てて降る雨の中、苦笑気味のバックバンドが準備を整えるのを見てギターを掻き鳴らした。 大通りから人の視線が幾つか集まる。 ) [Wed 1 Jul 2009 01:07:30]
霧子 > ( 雨の芸能横丁。 人の通りは少ない。 歩いているのはどちらかというとショッピングや食事の為に来たようなカップル、若者中心。 ここのところ続いた雨で、予定されていた仕事が次々中止、中止、中止、と言われて今日。 申し訳程度に半円状の雨避けがついた路上ステージ脇のテントの中、「今日も中止だね」という一言。 それ引き金になったかのように立ち上がってギターを抱え、一言。 ) やる。 ( 騒然とするプロモーターとバックバンドがあれこれ言っている中で、ひとつ弦を鳴らしてステージへ出た。 やるといったら、やる。 ) [Wed 1 Jul 2009 00:59:21]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 雨天決行 』 [Wed 1 Jul 2009 00:50:30]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『「では返す前に堪能をば…」(頬磨りとか急院の後に返却。これはひどい)』 [Sun 28 Jun 2009 01:39:17]
アルマ > いやいや、一体感を求めるんですよ。正に時を越えた協力作業…はさておき(そして返してくださいの声に、きゅぴーんと目が光って…) [Sun 28 Jun 2009 01:38:29]
アルマ > …………うふ?(かくん?と首を左に傾けてにっこりすまいる。いえ元々すまいるですがそこは気にしないで置こう。そして流れるように答えをはぐらかしたわけだ。エブリディ笑顔城壁は山より高く)…………ええ。解ってましたから(何がとはまったく言わずに、キヨの手に反応したおパンツを握らせて…)ちゃんと、洗ってから履くんですよ?(よしよし、と言い話のようにオチをつけるべくやんわりと綿で圧するが如く外堀を埋めて行くのでした。此処は正に論理無法地帯)あー、たしかに言われてみれば、メイドさん結構要るような…(ふむ、と思い起こしてみた。そんなに珍しくもないか、とこくこく頷いて…いる辺りは普通のやり取りでした。そこだけは)えー、そういう趣味も少しは有るとうオチはどこに?(無理難題を放り投げる始末。大丈夫大丈夫♪とやけにテンション高く頷きつつ切り出しても無理は無理だが容赦せん)えー?ほら、メイドさんってなんかこう、ねえ?(またもや具体的なところをいわないの術が炸裂。笑顔も変わらなければポーカーフェイスです。うふふ)ほら、スプーンをわざと落として拾うという行為に偽装すれば…!(真・悪魔(四分の一ですが)のささやきが今此処に。店からけりだされる結末が懸念されます。他人事の様に)…………(そしてするする持ち上がるスカートに対抗して乳を揺らしてみるのだった。ゆさゆさゆさゆさ。意味はない。無言対抗戦だ。店員はこんわくしている!) [Sun 28 Jun 2009 01:36:31]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『とりあえず… ぱんつ返してください…… ( ソレわたしのです、とへっしょりした。 )』 [Sun 28 Jun 2009 01:26:53]
キヨ > ( とはいえわたしごときに挑発されるなんざ思ってませんが。 )  … いや、拾ったパンツは 穿くなよ、 と……! ( 思わず ずばし、ツッコミ…! ) [Sun 28 Jun 2009 01:25:49]
キヨ > ( とりあえずうっかり姿勢正してお辞儀しちゃったり、自然にめぬー見やすいよう持ってあげたりするあたりメイド根性染み付いてるのか、それだけ貴女がお嬢様っぽかったせいか。 いや大丈夫もういいませんよなるべく。…なるべく。 )   …スミマセンそれなんのお味ですか。遅い晩御飯ー? ( とか、汗が一筋頬を伝いつつうふふあはは。 牛って布たべるんでしたっけ。紙食べるのはヤギか。 なんて、牛のライカニアだろうと思い込みつつ ) あ、あれッ、 ( 一枚ずっつしまわれていくパンティ。えっ、なんですか見せびらかしたかっただけなんですか? それともわたしが気に入ってる、って呟いてたのを実は聞いててそれと似たような下着拾っちゃってますけどどうするんですかホラホラ、っていうある種のいぢめですかコレ。 …とか考えてる間にもぱんつはどんどんしまわれちゃってってるワケで。 ) あッ、ちょ、ソレ… ! ( 淡いターコイズグリーンに、ベージュのレェスがあしらわれたぱんつ。 しまわれかけたソレに、思わず待ったの声をあげる。 ああああああ。 )  そーですね、本来ならメイド服で出歩くのは恥ずかしいことみたいですね。 でもホラヴェイトスですし。 けっこう着て歩いてる メイドさん とかいらっしゃる、のでー。 ( あんまり気にしないことにしました。たまにメイド姿でうろうろもするかもしれません。 ) つか単純に今日は着替えの場所とかなかっただけですが。 ( 普段はちゃんと私服ですよー、と。誤解なきよう。 ) あれーエロいですか? どのへんが。 ( むしろこう、そういうお色気とかわたしには無縁と思ってるのですが。 あぁでもわたしが、じゃなく言葉とか字面が、なんだろうなぁ。それなら納得。 )  …。 ( ごらんに。 ) ( えぇぜひ、って言いそうになったのをぐっとこらえましたよ! だってここふつうの喫茶店。さっきから店員さんに迷惑かけまくりですから。らー ) うーん、そうですね今度機会があれば。 ( ひらひら動くスカァトに視線落としつつ。牛さん(*勘違い)に挑発されるって逆じゃないかコレ。 )   …。 ( なんか悔しかったのでお返し、とばかりにテェブルの下、ミドル丈のスカァトをこう、するする、とゆっくり時間かけて持ち上げてってみよう。 ンで見えそうでみえない位置で止めてやるね! ) [Sun 28 Jun 2009 01:25:24]
アルマ > (まきゃどなるどのびーふパンティは世界何処でも同じ品質だから大丈夫ですよ(意味不明) [Sun 28 Jun 2009 01:03:52]
アルマ > (メイドさんとお嬢さまっぽい牛のライカニア(白い角とユルさとおっぱいが導き出す他の何者にも見えないミスリード力が迸るのはさておき)がパンツパンツ連呼する新しいタイプのお店が此処に誕生…仕掛けているので店の店主はちょっと考えよう。色々と)…塩味、お醤油味、ワイン煮…と(何か呟いた。しかしあえて指も指さないあたり詰まりミスリード狙いだ!何のためにそんな罠を張るかって?其れは勿論意味はない。ただやりたいだけ)… …(とりあえず一個ずつ仕舞って反応を見るのだった。うふふふふ)なるほど。でもその格好でこういうお店利用するのって、勇気いりません?(関係者だと思われちゃいそうですわー、とのんびりする。テーブルにパンツが並んでなければ何一つ可笑しいことのない光景でしたが実に惜しい)ほほうほうほう。フリーのメイドさん!実にエロいイメージを励起させるお言葉ですわ〜♪(あまりにも、あまりにも頭の悪いエネルギーが噴出する。そして情け無用ファイヤーだ。或いは手遅れ間マキシマム)ですわ♪何でしたらご覧になります?(さらりと答える。そして横を押さえてる形になってるスカートの右部部分だけひらひら摘んで見せるのでした)そうですねぇ…まさかパンツにご婦人が殺到、というような日が来るとは。そして拾ったパンツの履き心地が忘れられない、と(流れるように適当発言。うふふ?) [Sun 28 Jun 2009 01:03:17]
キヨ > ( パティじゃないパンティだ、とかなんか訂正するのもアレだなぁ…! おーあーるぜっと。 ) [Sun 28 Jun 2009 00:54:31]
キヨ > ( ていうかわたしぱんつぱんつ連呼しすぎだ。大丈夫かおんなのこ。ちゃんとおんなのこなんだろうかわたし。 ) ふぉ…? ( オチカヅキのシルシ? なんだろう、と視線を向ければ、 )  …。 ( そこには丁寧に並べられていく色とりどりのパンティ。 またか。またパティなのか。 ていうか何枚回収してるンですか。いや回収なのか? もしかして盗難――、 ) …ン? ( 並べられた中の一つに、眉を寄せる。 なんか見覚えあるンですけどそれ。 ソレ。 )   ……。 ( キヨ は めをそらした! ) ( …げんじつから。 )  ――― イヤ、仕事の帰りです。ちょっと着替えてる余裕と場所がなかったもので…、 ( ココの店員ではないですよー、と微妙にテーブルの上を視界からはずしつつ! 手を伸ばすどころか目を向ける勇気もないんですが見覚えの有る色形があるかもってねぇそれもしかしてわたしのp ) フリーのメイドなんですよ。お掃除やお買い物代行とか、シーズンのお邸のお手伝い、とか。 ( とか、普通にお話をしつつも、こう。 …時折視線がちらちら、見覚えのあるナニカ に。 ) ( お嬢さんの注文が決まればメニューを閉じて、 )  …ノーパンなんですか。 ( 思わず視線がスカァトに落ちる。おもわず、であってせくはりゃじゃないですよ。ないですよ。…。 ) 今はどこも売り切れ状態ですもンねー。 わたしははいてますけど。 ( 一応、とか小さく呟き ) [Sun 28 Jun 2009 00:53:04]
アルマ > まあ、お近づきの印にに…?(ぽふ、ぺふとテーブルに拾った収穫物詰まりパンツで有るを並べ始めた。白黒ベージュに赤に蒼。まあ綺麗。おパンツでなければもっと良かったかも?と相変わらずまともオーラ漂わせつパンツ並べつつメニュー眺めるのだからテーブルの上は混沌だ。だが決してキヨの飲み物には被らないようにしているあたりがまた奇怪この上ない。)私はアルマと申します。ところで休憩時間ですか?こちらにお勤めですか?(店員さんですかー?などとこれまた極普通のやり取りを交わすのでした。しかしテーブルの上が以下略。大体五つぐらい並んだその中にはに見覚えの有る色形が在るかもしれない。君に手を伸ばす悠基が在る科?あと確固内が妙に多いのはいわば状況ギャグである。アメリカのホームコメディみたいな)あ、すみません。アイスティとスコーンを一つお願いしますね(そして何一つ可笑しいことなど無いように、さらりと注文済ませて)で、ちなみに私は今ノーパンなんですよ(さらりと何かほざいた) [Sun 28 Jun 2009 00:40:24]
キヨ > あぁッ盗んだ馬車とかで走り出すよりなんかへんな方向にだめだめな感じ……! ( 謳うって。賛美されてますか純白ぱんつ。 しかもどこの誰ンのかわからないのに…! …ていうかわたしのとかじゃないですよね。ないですよね。こわくて直視できない…! )  ――― えぁ? ( きょっとん、ぱっちり。 大きく瞬きして、間抜声。間抜顔。 ) ( 思わず見惚れたとか気のせいだ。きっときのせいだ。だ。 ) … あッ、 はい、 …… どうぞ。 ( 思わず姿勢正して丁寧なお辞儀を返す。おかえりなさいませおじょうさま? )  えーっと、 … さっきのアレはお持ち帰りなさるンでしょうか。 …。 ( 視線がこう、ぱんつしまわれた先にじーっと向けられつつ。 めぬーを開いておぜうさんが見やすいように ) [Sun 28 Jun 2009 00:31:23]
アルマ > いえ?拾ったパンツですよ?拾ったおパンツをかぶりだすー♪(しかも謳いだす。ある意味ごろつきに刃物を突きつけられるより恐ろしいだろう。具体的に言えば社会的なダメージがHIT?的な?(何処までも疑問系に鳴るほどもはや混沌かつこの上なく救い様なし)で、えーっと……こんばんは♪(突如被ってたおパンツ仕舞って背筋伸ばし、しゃあんりとお辞儀を一つ。白い角や肌の上をさらりと髪が流れて行くさまは先ほどまでのアホさが夢だったのではないかと思わせるほどでしたがご安心ください現実です)ご同席、宜しいですか?(そして何事も無かったかのように同席しようとするよ。先ほどまでのことなど夢です、といわんばかりに。店員さんBは現実逃避の目をしてるかもしれない。兎角無軌道。そして常時暴走気味) [Sun 28 Jun 2009 00:23:16]
キヨ > … はい? ( 華麗にステップ踏みながら嘆かわしげに言葉を呟くお嬢さんは一見優雅で儚げに見えないことm――― いややっぱみえませんでしたハイ。 再度頭にひっかぶった純白ぱんつが色々台無し。 ) 何故被る…ッ!? っていうかお外でノーパンで被って偽装ってことはつまりソレそのへんで拾ったとかじゃなく自前なんですかッ!? ( あぁしかもなんかパンツ伸ばして遊んでる し…! ) パンツが需要過多になってる昨今、そのパンツ遊びはなんだかゼータク…! ( …いやゼータクとかいう問題か? ) つまり――― ぱんつー、ぱんつー、(*メガネメガネの口調で) あっ、いっけない頭に被ってた☆てへ☆ っていうどじッ子演出なんです かッ…!? ( くッ、おそるべし…! とか、何故か戦慄。 ) ( 店員さんは見つけたとしてもなんか困ってそうです。 もし見つかってたなら店員さんにあっ、すみません、とかへっこり謝りつつ。 ) [Sun 28 Jun 2009 00:17:00]
アルマ > いやん。ああ、なんと言うことでしょう…(はう、と色々なステップを飛ばしてというか混線?脱線?して何故か再びパンツを頭にかぶって(例えキヨがいや被らなくても良いですからとのたもうても!)つつついつい、と流れるような滑らかさでキヨの直ぐ側までやってきて)つまり…この気に乗じてお外でノーパンになって被るという偽装をしようとしてもボクの目は誤魔化せないよキラーン、と仰い体ですのね?(時折パンツを頭の上方向に引っ張って遊びつつなんか訳の解らない事をほざき始めるのでした。ちなみに角に引っかかってるので遊べる。自分の特性を生かした遊戯です。そろそろ店員に見つかりかねない状態か) [Sun 28 Jun 2009 00:08:49]
キヨ > ――― そーですよねー。 晴れ時々パンツ とか普通になしじゃろ、と思うワケで…… ( カフェのテェブルに頬杖ついてむすくれたまま。聞こえてくる陽気な声に、うっかりばっちり、お返事しちゃいつつ―― )  …ん? ( アレ、今のだれだろう? とぱちり、瞬きしながら視線をめぐらせる。 )   ―――― ( めぐらせたその先に、ぱんつを被る女性の姿。 ) ちょッ… いやいやいや言い逃れできませんよわたしは今ッこの目でしっかりばっちりみました よっ!? ( がたーんと立ち上がりながら、ずびしー。 ドレス姿なおぜうさんをゆびさしつつ。あなたをはんにんです。 こうやって見てると五秒って意外と長いンですね…! ) ( そしてよくみればお嬢さんの頭には角が。 すごく… りっぱです。 ) [Sun 28 Jun 2009 00:03:39]
アルマ > 雨が降れば雪も降る、風も吹けば樹も揺れる…けれどだからっておパンツが降るってのはいかがなのもでしょう――――?(カフェテラスのすぐ隣の道を、紅いドレスっぽい服の女性がてくてく歩きながら、実にまともなことを言っている――――の、だけれど)ゆえに(おもむろにごそごそとポケットを探り出して)こんなことになっても(すぽ、と取り出した白い質素なパンツ頭に被った。そりゃもう全く躊躇も何も無しで)「突然降ってきたのが頭にかぶさって!」と言い逃れできるんですが―――うーん、意外と面白くないですわー。なのでお仕舞(着用時間約5秒。そんな奇行がキヨの目に入るかもしれない) [Sat 27 Jun 2009 23:53:25]
お知らせ > アルマさんが来ました。 『いやーいやいやいやいやいや』 [Sat 27 Jun 2009 23:48:25]
キヨ > ( 男物も需要過多になったら男性の方も困るだろうなぁと半ばひとごとのように思いつつ。 いや、仕事中は困りますけどもういいですよ家ン中ならのーぱんでも。 ひらきなおり。 ) …淡いターコイズグリーンにベージュのレェスのついたのとか。 ガーネットに白レェスとかー…… ( カラカラ、グラスを回せば中の氷が踊って涼やかな音を立てる )  気に入ってたの にー…… ( 上下そろいのやつ。 あぁもう揃ってないと意味ないのに。にー ) [Sat 27 Jun 2009 23:41:37]
キヨ > ( なんていうか、ギャルじゃないし中身おっさんだから範疇外かなー。 とか思ってたんですがさすがにあぁも適用範囲が広いとホラ一応これでもわたしおなごですから。いちおう。 普通に箪笥の中身空でした。 ) あー、そういや ぼくさーたいぷ? のヤツも結構はきやすそうでしたけどー… ( なんかポスターとかで女の人が男性のボクサーパンツはいてるのとか、宣伝でありましたし。 ありですよね、うん。…。 ) …しばらく女モノ買えなさそうならまた見にいくしか。 ( ねーですよねー。 それか兄者にパシらせる。 ) …、 ( へっふり。 息をついてグラスをテェブルに戻した ) [Sat 27 Jun 2009 23:30:33]
キヨ > ( ていうわけでメイド服のスカァトの下はノーパンじゃない代わり男物の下着ですが何かもんだいでも。 ) …トランクスってけっこーラクなんだなー…… ( とか、普通あまりしないだろう発見をしてみたり。 カフェテラスで爺臭くずず、と飲み物をすすりつつ。 いや中身は生絞りピーチジュースとかですけどももも。 とおいめ。 )  [Sat 27 Jun 2009 23:20:54]
キヨ > 男モノでいいですよもう……… ( ぐんなり、しんなり。 )( お仕事で、とある劇団事務所のお掃除してきた帰り道。 着替える場所とかなかったから仕事着――メイド服のまま。 ) あー。 あー。 もー…… ッ、 ( そのへんに散らばるおぜうさん方のぱんつに反応する間も、道行くお嬢さんのスカァトの下を想像する余裕もなく。 何が悔しいってこう、ブラとお揃いで買ったパンティなくなってるのが一番困るッ…! ) [Sat 27 Jun 2009 23:11:56]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 ぱんつがないなら 』 [Sat 27 Jun 2009 23:04:31]
お知らせ > ネッビェさんが帰りました。 [Sat 27 Jun 2009 04:14:56]
ネッビェ >  神様が好きな悪魔なんざ、居たら気持ち悪いだろぉ。 (世も末ってやつだ。) 応援してるぜぇ。…嗚呼、勿論、手が欲しかったら手助けもするけどなぁ。 (少女が神と敵対するなら、協力しない理由は無い。) 俺にとってはなぁ。ま、悪魔について知ることはさほど重要じゃないぜぇ。 (それよりも、「敵」の事をもっと知るべきだろう。敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず、だ。) 期待してるぜぇ?…じゃぁ、良い夜を。 (相手に続いて店から出れば、男はそのまま暗がりへと消えて行った。) [Sat 27 Jun 2009 04:14:28]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『 カラン、 ―と店前の鈴が鳴った。 』 [Sat 27 Jun 2009 04:09:13]
メアリアン > ――― 神様が嫌いなのね。 ( 男の様子に少しだけ嗤う。 ) えぇッ。私も今日神様が大嫌いになッたの。 ――― 壊すわ。全部、全部ッ。 そうしてお兄ちゃンと幸せになるの。 ( 神の御許へ神が愛する信心深い魂を幾つも送れば、神だッて解るだろう。―― これは、復讐なの。 )   悪魔が糧にするものが―― 人間の感情?だッたかしら。私もあまり知らないのッ ( 兄に夢中で学校なンて行った回数は数知らず。兄や両親の受け売りの言葉しか解らぬ娘。 )   ―― ごめんね。ネッビェさン。 ( 鉄仮面の情報の事。― 何か解ったらすぐ教えるから、と一言付け加え )  ――― 解ったわ。 私も此れからは其の辺りにもお世話になると思うから。 ( 人目に付き難く最適な場所。 )  ―― 話せてよかった。 さようなら。 ( 紺のスカァトの裾摘んで、軽く礼を。 ―店員に勘定払えば、娘は店の外へと ― ) [Sat 27 Jun 2009 04:08:44]
ネッビェ > (別にそれが間違っている訳じゃあない。それも愛の形の一つ。相手からしたら、凄く迷惑だろうけど。) 「永遠の傍観者」! へっ。反吐が出らぁ。 (心底憎々しげに吐き捨てれば、今までで一番「悪魔らしい」顔つきになって。) …壊してやれよ。くだらねぇ神様と、貴様を信じる馬鹿野郎どもなんざ。 (奴らの信じる、神様の元へ送ってやろう。) 悪魔は人間が居なくっちゃ存在できなぃんだぜ? (少なくとも、この悪魔は。遠くの神様より、近くの悪魔って言葉もある。違う?) …そぅか。知らねぇならしょうがねぇな。 (小さく舌打ちをして。ずるりと体を起こし、椅子から立ち上がって。) …ネッビェ。ネッビェ・ネェロだ。 …俺に会いたきゃ、スラムに来な。運が良けりゃ会えるだろうさ。 (そう言えば、仰々しく相手にお辞儀をして。狂った恋人に、悪魔は敬意を払う。) [Sat 27 Jun 2009 03:59:41]
メアリアン > ( 間違ッた愛だと教えてくれる存在等今は居ない。―娘には反対意見等、無意味なのだろうが、 ) ――― 神は …金持ちにも貧乏人にも善人にも悪人にも幸福な者にも不幸せな者にも、何も与えず唯傍観しているだけなンですッて。 ( 何時か母が言ッていた。 )―― 何者にも平等。其れが神だと聞いたわ。  …けど、違ッたみたいね。 ( ふふ、と嗤う。 ) 神様も意地悪ね、 傍観していると思わせて邪魔してるなンて ――。 ( だから、壊そう。障害を。神の愛する者を、全部全部全部。 )    初めて知ったわ、 ( 悪魔が人間の味方なンて。 先程から店員はチラチラと横目で娘と男を見遣ッている。―娘は、もう閉店だろうか、と時計を見た。 )   ―― 鉄仮面?… ( 暫く悩む様な間が合って、 )  ごめんなさい。知らないわ。 ( 申し訳無さそうに告げる。何か訳があるのだろうか。 一瞬歪んだ表情を、娘は見た。  ――あ、と何か思い付いた様に、 )   其の 鉄仮面の事、何かわかったら悪魔さンに連絡するわ。 ――だから、お名前と連絡先、あるなら教えて?  …私はメアリアンッて云うの。 [Sat 27 Jun 2009 03:47:26]
ネッビェ >  …なぁほどねぇ。 (愛しすぎて信じきって何も見えなくなった奴から聞くと、随分説得力のある台詞だ。) 神様ってのはぁ、意地悪もんなのさぁ。 (人を生み出しておいて、道を外したら情けなど一切かけずに滅ぼして。自らの子供に、この世の苦しみの全てを背負わせる、慈愛の欠片も無い奴。) そぅそぅ、其れはあんたの前に立ち塞がる障害だ。おもっきりぶち砕いてやりな。 (イカれた奴は扱いやすくって良い。敵味方の区別が付く奴であれば、だが。) お礼なんざぁ結構。悪魔は人間の味方なんだぜ? (少なくとも、この男にとて、人間は大切な存在。一見まともな少女と黒づくめの男、さぞかし妙な組み合わせに見えるだろうか。) あー…お礼なんざ良い、と言いたい所だが…あんた、「鉄仮面」って知ってるか? (その名を出す時、男の表情が、憎しみで僅かに歪む。) [Sat 27 Jun 2009 03:35:28]
メアリアン > うふふッ!愛が欲しいのならまずは愛するのよ。そうしたら、何れ想いは通じるわ。 ( 例え其れが血に塗れた愛だとしても。―― ひら、と動いた手に其方に意識を向けた。 ) ―――― やッぱりそうなのね…? 酷い酷い酷い ッッ…!よりによッてあンな女寄越すなんて――ッッ! (がァン!と机の足を蹴ッた。――酷い音が、今は誰の居ぬ店内に響き。娘は、我に返った様に大人しく座る。 )  ―――― そうね。試練を超える為には少しの犠牲は仕方のない事よねッ。お兄ちゃンの為だもの。 ( 例え其れが己の知らない奴であっても構わない。尊い犠牲ッて奴。 ――娘は何時だッて自分勝手に解釈する。 ) アドバイス、くれて有難う。邪魔する奴の一人かと思ッたけど、本当に違ッたのね。 ( そう語る表情は何処にでも居る普通の女に映るだろうか。 )  ―― お礼がしたいわッ。私に出来る事は少ないけれど、 貴方の欲しいものは何? [Sat 27 Jun 2009 03:25:36]
ネッビェ >  ひゅう。お熱いねぇ。俺もそんな相手が欲しいぜ。 (悪魔に愛されたものはさぞかし酷い死に方をするだろう。其れでも、目の前の彼女に愛されるより、よほどましだろうけれど。) あんなはまともだ、俺が保証するぜ。で、その神様をどうするかだが…落ち着いて聞きなお嬢さん。 (ひらりと大きく手を振れば、此方に意識を向けさせて。大げさな身振り手振りは、役者が観客の意識を集めるのと一緒の手口だ。) 神様ってのは意地が悪くってなぁ?元々あんたと「お兄ちゃん」が赤い糸で繋がってたらしぃが…その愛を試そうと、他の女を送りつけたのさ。 (真っ赤な嘘。口先八寸は得意だ。元々悪魔の中でも最弱クラスの男が生き残るには、逃げ足と口先を鍛えるしかなかったから。相手が信じたくなるような言葉を織り交ぜながら、ぺらぺらと口が動く。) …先ずは女を狙うのが良いんじゃなぃかねぇ。神様の試練を乗り越えるためにな。子供を狙うのも良いがね。 (それじゃ、こいつが今までしてきたこととそう変わらないな、等と思いつつ。) [Sat 27 Jun 2009 03:14:15]
メアリアン > ―― でしょう?お兄ちゃンは私を愛し守ッてくれるし、私もお兄ちゃンの為なら何でもするの。 ( にッこりと笑い答えた。――兄を誘惑する様な輩は口を縫い、眼球を抉り、四肢を切断し、壊れた人形の様に捨てることだッてやる。 )  ( 男の演技は何処無く嘘臭く、けれど―― )   私が変だッて云われたらどうしようかと思ッたわ。良かッた! ( 自身を変じゃない、と云ッてくれるのだからきッと悪い人じゃない。そう、今は信じている ― )       ――神様? ( 信仰はしていないが、信じて居ない訳でも無い。悪魔だッて信じて居るもの。 ―― 娘は、困惑した様な表情を浮かべる。 )  ――神様が原因なら、如何したら良いのかしら…―? 神様の愛する者を消して行ッたら反省してくれるかしら?―― ねェ、うふふッ ! そうしたら元に戻してくれるかしら。 ( 神様の愛する物―― 娘は其れを幼子だと考える。7つに満たない子供は神様の物だと、何処かの誰かに聞いた覚えがある。 ) [Sat 27 Jun 2009 03:03:57]
ネッビェ >  泣かせるねぇ、美しき兄妹愛! (よよよ、と手元に片手を当て、泣き崩れる仕種。子供だってもう少しまともな演技をするだろう。) …あ、ああ、そうそう、あんたは全く変じゃねぇぜ。 (少しばかりたどたどしく答え。相手の内面と、外面のギャップにいっそ呆れた。人間など、いづれも裏表の在るものだけれど…こいつは年齢の割に、随分とギャップが激しい。将来が楽しみだ。) ………俺の見立てじゃ、下手人は、「神様」だぁな。 (この際だ、糞っ垂れの神様の仕業にでもしておこう。例え無宗教者でも、そう簡単には信じないであろう言葉。もっともらしく呟いても、相手が其れを信じるかどうか、「神のみぞ知る」ところか。) [Sat 27 Jun 2009 02:54:49]
メアリアン > ――― そうよ、昔は一緒に居て守ッてくれたのに、 ( 残ッていたケーキのフォークを突き刺した。――くるり、と男の方へと視線向ければ、ぱァと表情が明るくなる。年相応の普通の娘の笑顔。 ) ――― そうよね!私は何一つ可笑しくなンてないもの。パパもママも私が可笑しいッてお兄ちゃンと引き離そうとしたけど ――良かッたァ!漸く解ってくれる人が居たわ! ( 嬉しそうに、うふふ、と笑ッた後、打ッて変わッた男の表情につられる様に 真顔になッた )  ――― 「悪魔」じゃない?じゃァ誰? お兄ちゃンを変えたのは何処の誰…―?  [Sat 27 Jun 2009 02:46:38]
ネッビェ >  いぇ−す。 (悪魔の中では最下級の塵の様な存在ではあるけれど。この男の様な悪魔など、この街にはいくらでもいるだろう。人に交じって暮らしていたり、「人間狩り」をしていたり、捕まって奴隷にされたり。) はぁ? …おにーちゃんがぁ、可笑しくなった、悪魔の所為で。 (ざっと聞いただけでも、その「お兄ちゃん」とやらの方が正しい。何せこの女から出てる感情は、まずまともじゃあない。固執、執着、独占欲。其れが唯一つのモノに向けられている。) あぁーーーん…と、そうだなぁ、あんたの言う通り。可笑しいのはお兄ちゃんの方だなぁ。 (そう言う事にしていた方が、面白そうだから。先程までと打って変わった真面目な表情、わざとらしく顎を撫でながら。) たぁだ、お兄ちゃんをおかしくしたのは悪魔じゃあないぜぇ。  [Sat 27 Jun 2009 02:40:03]
メアリアン > ――― そう。 ( 見る限り本当に誰にも話してい無さそう、―そう判断して一言で切ッた。 )   ―――悪魔…? ( ぴくン、と肩が動いた。娘は神を崇めている訳では無い。――目の前の男が悪魔だろうと種族等関係無いと思ッていた、…何時もならば。 )  ――― お兄ちゃンが可笑しくなったのは ァ 悪魔のせいなの? ( 隣に座る男を、横目で見遣りつつ小さく問い掛けた。 )  お兄ちゃんが私の事可笑しい、ッて。狂人だッて云うの。ねェ、 悪魔に乗り移られたッて云ッたのよ。 でも反対よね?お兄ちゃンが悪魔に魅入られちゃッたのよね?それで可笑しくなッたのよね?――――それとも、別の何か? ( 娘の悩みは唯一つ。―― お兄ちゃんを元のお兄ちゃんに戻すには如何したら良いのか、だけ―― ) [Sat 27 Jun 2009 02:30:56]
ネッビェ >  …ご名答。 (死神何かよりよっぽど性質の悪い存在だ。単なる闇なら人を惑わせこそすれ、貶しめはしない。) シニガミ様たぁちっと違うね。単なる人間好きの…悪魔、さ。 (男は人間を愛している。男にとって人間は、最も愛しい存在で、大切な食糧で、観察の対象で、そして糞っ垂れの神様の言いなりになった最低の存在。) 御悩み事ならぁ、この俺様に話してみなぁ。今なら無料サービス中だぜぃ? (勝手に彼女の隣の椅子に腰掛けながら、そうのたまって。) [Sat 27 Jun 2009 02:23:07]
メアリアン > ( 泣き腫らした瞳で睨み付ける様に男を見た ――のも、束の間 )   (  ―― お兄ちゃン ―― )   ( お兄ちゃんの事を知ッているのは数年前の同級生と親戚だけだ。――後は、昨日居た闇に紛れた誰か … )      ―――昨日、見てた人? ( 暗闇に紛れていて、昨日は顔を判別は出来なかッた。此処は明るい― 男の風貌も瞳に映り、 )       ――― 貴方は死神なの? ( あの女の時も、今回の兄の時も、――男と逢う時は不思議に人を消した時 ) [Sat 27 Jun 2009 02:14:23]
ネッビェ > (昨日のイカれっぷりも素敵だったが、今日もまた素晴らしい。人間の絶望やら恐怖やらは、悪魔にとっての御馳走だから。青白い顔に笑みを張り付けたまま、泣き腫らした顔を見て。) …あぁ。そっか、うん、成程な… (此方の顔は見えていなかったか。一人で勝手に納得して、呟いた後。) いやぁ、名乗るほどのモノでも…「お兄ちゃん」は元気かぃ? (こう問えば、相手にも此方の正体が判るだろうか。声に皮肉を滲ませて、問うた。) [Sat 27 Jun 2009 02:07:39]
メアリアン > ―――――――― ッ (其の声に娘はバッと顔を上げた、)   (真ッ黒な闇の様な男だ。 ――まるで昨日のあの闇に紛れていた何かの様な、 )      …どなた? ( 嫌な、意地の悪い哂いだ。― 兄に逃げられた私を嘲笑ってるの? お得意の被害妄想。 ―其の顔見遣りながら問い掛けた。 ) [Sat 27 Jun 2009 02:02:46]
ネッビェ > (内心でそのような嗤い声を上げながら、其れはずるりと近づいてきた。真っ黒のローブから顔だけを覗かせた、幽霊のような風貌の男。真っ直ぐに少女へと歩み寄り、その姿を上から見下ろして。) ぐぅーーーっどなーいと?今晩はお譲ちゃん。 (意地の悪いにやにや笑いを浮かべて、道化の様な挨拶を。) [Sat 27 Jun 2009 01:57:41]
メアリアン > ――― お兄ちゃン…お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん……。 ( 何度も何度もうわ言の様に呟く。――逃げる方が悪いのよ、私は愛しているのに。 )   ――― うッ、うえぇッ…… ( 泣きじゃくる。窓の外に在る煌びやかな女。美しい歌声を持つ少女。巧みな言葉で男を誘う女性。 ――此の世界は酷過ぎる。 )            ごめんね…ごめんねぇ、お兄ちゃんッ…… ( 逃げ出した兄の背中に鋏を突き立てて、喋れない様口を糸で塞ぎ、もう二度と逃げられぬ様足を切り落として ―― 私以外の女を見ない様に目玉を刳り抜いた。其れだけ。 ―なのに、壊れた人形の様に動かなくなッてしまッた。 )     (   私の大好きな兄が居ない――   ) [Sat 27 Jun 2009 01:55:16]
お知らせ > ネッビェさんが来ました。 『ケケケ。』 [Sat 27 Jun 2009 01:54:49]
メアリアン > ( 滅多刺しにした女の様子を事細かに説明にして私がいかにお兄ちゃンを愛しているか教えてあげたのに―― )   ( 殺人鬼?狂人?化け物?――お兄ちゃンが大好きな事以外何の変哲も無い普通の女の子なのに、 )   ―――うッ …ひッく…うえッ… ( 突ッ伏したまま泣き声だけが、閉店を間近に控えた店内に響く― )     …どうしてッ――… ( 少し懲らしめ様と思ッただけ。悪い子に母親がするお仕置きの様なもののつもりだッた。 ――なのに、 )    (    兄が逃げ出してしまッた。    )   [Sat 27 Jun 2009 01:49:16]
メアリアン > ( ――小さな喫茶店 )   ( 煌びやかな外の世界を横眼で見ながら、娘は小さなケーキをひとつ、口に運ンだ )     ―――はァ、 ( 溜息を零して、窓の外、際どい格好で踊る女性を見る )  ( 此の世界には兄を誘惑する物が有り過ぎる―― )    …お兄ちゃンッ…。 ( テーブルに突ッ伏して、娘はすすり泣く様な声を上げた ) [Sat 27 Jun 2009 01:42:43]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 [Sat 27 Jun 2009 01:38:52]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『悪魔の思慮は一度止まる。』 [Fri 26 Jun 2009 23:03:43]
デュラハン > (ただ、奴隷としても人間を一人囲うとなるとそれなりに問題も生まれる。自身の立場的の関係から行動に対してある程度の信頼を置ける部下とは違い殆ど外には出せないが、だからと言って動くことすら間々ならぬ監禁状態にしては自身の力の影響を確認するの対象としては些か不適合な存在になるだろう。無論、純粋に食事を得る事だけを目的にするのならば先の奴隷のように己の目の届かぬ時は簀巻きにして食事を与えるという事でも問題は無いのだが・・・)・・・今しばらくは様子見が良策なのでしょうかねぇ。(それから暫く考えを廻らせていたが物が物の為に無理に行動を急ぐ必要も無いと思い直せば、些か不本意ではあるが現状を維持するという結論を出し) [Fri 26 Jun 2009 23:03:33]
デュラハン > (新たな供給源の見繕い方に考えを廻らせる最中、ふと別の考えが頭を過ぎれば僅かに身を固め)・・・今回は黒紫の時とは違いますし、いっそあの件も一緒に片付けるべきでしょうかねぇ?(仮面の奥に見える可視の目を細め空を仰げばポツリと呟く。頭を過ぎったのは自身の主から与えられた「吸情」を長期的に受けた場合に人間に起きる変化の確認の件。勿論、今までも聞き屋を利用する常連客達の様子はある程度観察していたのだが、それらは長期的といっても力を受けた時間やその頻度、奪ったその量を考えると主が求めている情報に沿うとは物と言うには心許なく。)(それから再び考えを廻らせれば)食事以外にも色々とやるべき事を付けるとなると、あの時のように奴隷を買って家に繋いでおくのが良策でしょうか・・・。(部下の天邪鬼のように融通の利く存在や今回の件に適した存在が手元に居ない事等を顧みた結果、やはり有事の際に最もリスクの低い奴隷を使うのが良いだろうと考えて。)(一応、部下が育てている(?)怪植物も対象候補にはあったのだが、前にアレから糧を得た時のあまりの味の酷さとその感情の質の悪さから、それこそあの植物以外に選択肢が無いような本当の緊急時以外には使おうとは思えず。) [Fri 26 Jun 2009 22:54:49]
デュラハン > (問題となっているのは自身にとって唯一の食糧である「感情」の供給元の事。最も安定していると同時にリスクの無い供給源である部下が不在の今、その供給の安定性が気がかりになっていて。無論、現状でも自身の裏の顔である聞き屋という仕事により活動に必要な分は十分に得れているのだが、何かアクシデントがあった場合や聞き屋の仕事が殆ど入らなかった場合のような状況の為にいつでも得れる食料を保持する事は重要であるわけであり)・・・・やはり安定した食糧源を確保しておいた方が良さそうですかねぇ?(誰に聞こえる事も無いだろう小さな声で呟けば、新たな供給元をどう見繕うべきか考えを廻らせる。)(何だかここ最近は事あるごとに問題が発生してソレに頭を悩ませている感もあるが、本来のヒトデナシの日常と言うのはある意味こういう状態の方が正しいのかもしれないなんてのは主の足元でウロウロしている孔雀鳩の呟き。) [Fri 26 Jun 2009 22:39:35]
デュラハン > (芸能横丁のどこか。あまり人通りの多くないその場所にあるベンチに紫色のスーツを纏ういかにも奇術師っぽい男が一人。ソレは何か考えを巡らせているのだろう、腕を組み小首を傾げ)ふーむ。(小さく息を吐く。)(部下の天邪鬼が自身の知らぬ同業者と思しき者の元で居候潜入を行なう事になってから数日。部下自身の活動自体は問題ないのだが、自身が与えた指示により部下の不在が確定した事によって生まれたある問題に対して頭を悩ませていた。) [Fri 26 Jun 2009 22:26:53]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『仕事終わりのひと時』 [Fri 26 Jun 2009 22:22:12]
お知らせ > 絢乃さんが帰りました。 『(同僚の優しさを、身に沁みて感じた日だった。)』 [Thu 25 Jun 2009 02:23:00]
お知らせ > スコルピオさんが帰りました。 『 ―――酒を片手に戻るのは暫し経ってから。 』 [Thu 25 Jun 2009 02:22:30]
スコルピオ >  言った通り――、一般的な解釈だけどもね。 その後輩君の場合、表層人格…ペルソナと言うのかしら? 仮面は仮面でも、自分自身には違いないから厄介よね。 ( パ●ジャーと言ってるのも本人には違いない。 目の前の同僚にしても、同じ―――「優しい」と解釈してしまえば一応筋は通る。 筋は通るのだけども――。 ) でも、と続くから吃驚してるのよ――。 ( 職場にいる隙の無い同僚とは違う、女性の顔。 多分、彼解ってやってるからMなんだと思う―――と言えたら楽だったろう。 良い男は事実と言う言葉に逃げない、いや逃げてはダメだと己を叱り付ける。 ) その気持ちが解らなかったから、フラペチーノになってしまっているのね。 一つの解釈に繋げてしまえば楽よ、でも絢乃は違うと思うから。 そうね、痛いと思うわ。 最近、彼に逢ってみて少し雰囲気が変わった理由が漸く理解出来たわ…――。 やっぱり呑みましょう、ソレが良いわ。 どうせ大口の仕入れは暫く無いし、最近働き過ぎだと自分でも思っていたのよ―――。 無理に形にしなくて良いからね。 ( 席を立ち、三杯目はアルコール入りが良いと。 返事も待たずに立ち上がる。 明日のお仕事? 取り合えず風邪を引く予定、ほら雨に打たれすぎて身体から蔦が生えましたとか言えば良いと。 ) [Thu 25 Jun 2009 02:14:55]
絢乃 > ――――嗚呼、なるほど。そういう風に言われれば、わかりやすいわ。(頷いた。子どもも同じようなところがある。気まぐれで愛らしくて、そしてとても残酷で、けれどどこか危なっかしくて放っておけない。)    (頭を撫でられればちょっと気が緩んで若干瞳が潤む。不覚にも、少し涙をこぼしてしまいそうになってしまった。そして、フラペチーノへ手を伸ばし口付ける。)(本当この人は、異性を感じさせないというか、気の許せる同性の友人みたいだ。)    ―――――    え?(「傷つけられて悲しいと思っていない。」「それが吃驚だ」)(きょとんとした数秒後。)  ―――――  嗚呼。(フラペチーノを口から離す。)   ………  痛かったし、傷つかなかったといわれれば嘘になると思うの。……実際、どうやって顔を合わせたらいいかわからないし。――――でも、(伏せがちな瞳はフラペチーノを眺めてゆらゆら容器を揺らしてみせた。本当、今の私の頭の中というか、心の中はフラペチーノのよう。) ――――酷いと、思えなかったの。(自分でも不思議だ。)ずかずか入ってきて、近づいて、おとして――――       酷いんじゃなくて、痛かった。(それは、本当に。少し、苦しそうな顔でひねり出した言葉。言葉にするのは、とても難しい。自分でも自分の感情がわかっていないから。) [Thu 25 Jun 2009 01:55:00]
お知らせ > 絢乃さんが入室されました。 [Thu 25 Jun 2009 01:41:21]
スコルピオ >  一般的な解釈に落とし込んで理解しようとした場合よ――。 悪戯好きの子供が、何故悪戯をするのかって言えば解り易い? 道化師の場合、子供じゃないからね悲哀を表す涙が書かれるのだけど。 ( 自覚が伴うか否か、子供と道化師との違い。 傷付いているからあの同僚は被虐趣味だと己を語ったのかも知れない、勿論――傷をつけて悲しいとは少し違うから目の前の女性は悩んでいるのかも知れないが。 ) その後輩君が、何を考えているのか知らないけどもね。 ええ、一つの感情だけが存在している人間のが稀じゃない? 涙を流すから悲しい、笑うから嬉しい。 本当に――そうかしら? ( 色々な顔があって当然なのだろう、と。 突っ伏した女性の頭を「ヨシヨシ」と撫でる仕草。 ) でも、傷付けられて悲しいって絢乃は思ってないのね。 ワタシからすると其処のが吃驚なんだけど。 ( 少し喋ったら脳みそに糖分が足りない、残りのフラペチーノを飲み干す。 自分からすると、目の前の同僚のが摩訶不思議である。 ) [Thu 25 Jun 2009 01:40:59]
絢乃 > (呟きは聞こえずに。) ――――  ………   ………   。(彼が言う、大通りのピエロ。難しい話を耳にしながら、女はそれを頭の中で分解していくようにそのピエロを見詰めた。) ――――――それはたとえば、笑いながら泣いてたり、別のことを考えていたりする、って、いうこと?(それが本当に道化というものならば。彼が道化に似た生き物なのだというのであれば。私が、彼が傷ついているように感じた、というのは、気のせいではないんだろうか。―――――ぐるぐる回る。色んな顔。色んな声。 思えば本当に、掴みどころのない人。)  ―――― 難しい。(溜息がどっと、盛大に零れて。テーブルに軽く、つっぷしてみせた。苦しくて倒れること以外、こんなにだらんとすることはない) [Thu 25 Jun 2009 01:25:20]
スコルピオ >  そう――、怖く無いなら心配は……―――。 ( フラペチーノ口に運んだ姿勢の儘、思い切り硬直してしまった。 たっぷりと数秒、笑顔の儘でビジー>フリーズ>再起動の手順を踏んで己の思考を立ち上げ直す。 頭に浮かぶのは昨夜の出来事、SだのMだの他愛無い会話を重ねたが――。 ) 何だ、アレは本当だったのね。 ( 虚構と道化の狭間で踊るなら確かにソレは被虐趣味としか言い表せない。 昨夜の会話を主だしながらも目の前の同僚に聞こえぬ様に口の中で呟く。 ) ――ワタシはその後輩が誰かは知らないけど。 道化を演じると言う性質はヒトにはあるんじゃ無いかしら。 ワタシは、嫌いじゃないんだけど。 掴み所はねぇ…、舞台で道化を演じる道化師に掴み所があったらソレは道化では無いと思うわ。 道化師の仮面なんだから、本質とはまた別の話よ。 ( 其処までは理解の範疇。 ) その人に当て嵌まるか知らないけど、普通道化の仮面に書かれている涙。 アレは――ほら、アソコの道化師もそうだけど。 道化師の悲哀を表しているそうよ。 ( カフェから覗く大通り。 そこで見事なジャグリングを披露しているピエロ、彼の目元にもそれはあった。 ) ――――あくまで一般的な解釈だけどもね。 [Thu 25 Jun 2009 01:10:30]
絢乃 > (うっかり口を滑らせたなどと思ってはいない。言えないと思ってはいるけれど、この友人に隠し通せる自信もなくて、自分の気持ちさえ分からないのだから自覚なんて全くしていなかった。)(「怖いの?」)  ―――――――    違うわね。(小さく、否定をして。) ………      スコルピオは、耳に穴あいたら、思いっきり噛みたいって、思う?(  冗談に聞こえそうだが、至極真面目に聞いてみた。若干、切羽詰まってしまいそうな様子で。  )(数秒後。悩ましげな顔が俯きがちにフラペチーノを眺め)  …わからないの。 ―――掴みどころがなくて、それでもそれがあの子だと思ってたから最近は「いいか」って思ってたけど―――    ペースに巻き込まれて、時々違う顔が飛び出して。 それが恐い。(多分、同僚の彼だから話せるんだろう話。彼に対してさえも、最初は怖くて口にできなかった。事実だと認めるのも、自分の戸惑いを認識するのも、口にだしてそれが自分ではなく他の人にまで形と成し得てしまうのも。)(恐かったから。) [Thu 25 Jun 2009 00:49:53]
スコルピオ > ( 黙って同僚の話に耳を傾ける。 ) んッ――。 ( 気になるワードに危うくフラペチーノが鼻に入る所だったが。 何とか回避に成功 「 それは殆ど正解を言っている様な…… 」 いや、良い男なのだから其処はさらりと流しておくべきでは無いか。 ) 御免なさい。 後輩の御礼の気持ちだったんじゃなくて? 痛くしちゃうのは随分と慣れて無かったのね、お互いに――。 ( 疑問が頭を過ぎる、ピアスを開けてない女性にピアスを送るとか――どれ程難易度が高いのだろうか、とか。 確信めいた部分は明かされず、以前にも一度あった。 ギルドで処分に困った奴隷のお話。 あの時も似た様な――、それで居て違う様な。 ) じゃあ、ソレが今でも…――怖いの? ( だから、問い掛けるのは一つだけ。 確認の意味で。 ) [Thu 25 Jun 2009 00:38:27]
絢乃 > ――――ありがとう。 (悪戯っぽい笑みに、気恥ずかしそうな淡い微笑を浮かべ。「あたりまえじゃない」とさらりという彼に、肩を竦めて小さく笑った。)      ――――そう。何を思ってかわからないけど、後輩から貰ってね。 イベント一緒にやってるお礼なんだって。ただ、ちょっと―――(耳の痛みを隠して、笑う。)  初めてだったから戸惑っちゃったのよね、私も。凄い怖がったから迷惑かけちゃって。(笑ってごまかす。―――あーあ、どうして言えないんだろう。 言ってしまえばいいのに。 口に出せない自分に戸惑いながら。そういえば私は、言うことを避けている。)(口にすることが怖いのか。それとも別の理由なのか。自分でもよく、わかっていない。) [Thu 25 Jun 2009 00:26:49]
スコルピオ >  ――――あら、もっと喜んでくれて良いのに。 ワタシ、御世辞は仕事柄言うけども今のは本当よ。 ( 片方の眉尻を上げ、少し悪戯っぽい笑み浮かべ。 ) 良い男なんだから、当たり前じゃない。 無神経な輩では無いつもりよ。 ( フラペチーノを一口、さらりと言ってのける。 ) ……そう言えば、耳元に綺麗なピアスがあるわね。 ( 包帯もしていれば嫌でも目に入ったが、敢えて口にはしなかった。 ) 痛いとは聞くけども、幾らなんでも……――。 ( 幾らなんでもだから、こうなっているのか。 ) ちょっと、ショックだったの―――ってワケでも無さそうね。 ( それが原因だけども、そんなにヤワでは無いとも思う―――、一本通っている芯がある感じ。 それがこうして悩む事柄、顔の前で手を組み。 ) [Thu 25 Jun 2009 00:21:26]
絢乃 > ―――― ………  …… そんなにおだてて、どうしたの?そんなこと言われても何も出せるものなんてないんだからね?(誉め言葉だってわかっている。嬉しくないわけじゃなく、嬉しいのだけれど、ど真ん中の図星を疲れてしまったからもうこれ以上「違う」とも言えなかった。)    ――――     それは、貴方が優しい人だからよ。(「無理に言ってほしいわけじゃない」そう言って、こじ開けようとはしないでくれる。適度な距離を保って、けれど心配してくれる。いい同僚で、いい友人だと思っている。) ―――― ピアスを開けてもらったのよ。 とにかく痛かったわ。(しんみり、言い放った。そして、一口フラペチーノに口をつけ―――)  凄い血が出てね。ちょっとびっくりしちゃって。 [Thu 25 Jun 2009 00:05:37]
スコルピオ >  ――……探偵は一同を見渡すと「さて」と言いだっけ。 ( 悩んでない、と。 ) 簡単な話よ、貴女は自分の事なら回りに相談するわ。 だけども、他の人が絡んでくるなら配慮して言わない。 朱鷺の都の女性は奥ゆかしいってホントね。 ( カマを賭けたのでは無く、推理とも呼べない憶測。 ) 別に困らすつもりも無いんだけど。 フラペチーノの頭なら、よく掻き混ぜてからじゃないと美味しくないわね。 ( 自分の分だと、目の前に置かれたチョコレートフラペチーノへと手を伸ばす。 ) 病み上がりなのは信じるし。 別に無理に言って欲しいワケじゃないから――。 ただ、今の貴女の姿を見て放っておく人の方がワタシはどうかと思うわよ。  [Wed 24 Jun 2009 23:56:41]
お知らせ > 絢乃さんが来ました。 『(そして、ちょっとむせそうになって口を離して、また口をつける。)』 [Wed 24 Jun 2009 23:49:04]
絢乃 > そうそう、脳に糖分が足りてないのよきっと仕事疲れね――――(「悩むなんて」) ―――――――    (「貴女のことだけじゃない」) ――――――   。(思わず固まって、そして思わず俯き加減。そして数秒後。―――貴女と目を合わせず、薄く、困った顔で笑った。)  ――――― 悩んでないわ。本当に疲れているだけよ。(首をやんわり横に振る。)    なんて。………言っても、信じてくれないか。(降参、と。頬杖をつき直して視線はチョコレートのグランデへ。) ―――――   私の頭は今ね、フラペチーノなのよ。(色んな味と混ざっててごちゃごちゃで凍ってて、まさにビジー状態。時間が止まってしまえばいいのにと本気で思うくらい。)   (そしてやっぱり、その後は続けられずにチョコレートフラペチーノに口をつけるんだ。息苦しくなるのを少しでも抑えられる気がして。でもそれも、本当は気休めだって、わかってる。) [Wed 24 Jun 2009 23:44:15]
スコルピオ > ( 時折、壊れた絡繰りの様に走り出し―――。 また、今度は放心した様にお茶を飲んでいる。 これで平気だと言われても無理だろう。 目線の先のダンスもきっと何も目に入っていないに違いない。 同僚のアウトプット機能はビジー状態、今も平すらに内部の演算処理に追われている――そんな様子。 ) 脳に糖分が足りてないんじゃない? ほら、何か今無理矢理流行らしている感のある脳博士とか言う芝居でも言ってたけど。 絢乃が、そんなに悩むなんて珍しいわね――。 ( あの芝居だと、此処で気分転換になる薀蓄でも語れば好い場面だったが。 ) 取り合えず、悩んでいるのが貴女の事だけじゃないのは解ったわ。 [Wed 24 Jun 2009 23:35:38]
絢乃 > (二つのグランデは仲良くテーブルを支配しました。)   スコルピオはチャイなのね。私はもっぱら煎茶やら抹茶やら緑茶やら。でも、今日はフラペチーノの気分なのよ。 とにかく甘いものがほしくて。(時々その冷たさで耳が痛くなるって、さっき気づいた。(前文「思わず耳が痛んで眉寄せる」辺り。))  そんなこと言わずに、私の奢りだからほら、飲んで頂戴。  ―――――――― 。(そして、女は目の前で繰り広げられるダンスに目を向けた。―――そうして、頬杖をついて、ストローに唇挟んで、無言でチョコレートフラペチーノ飲みながらぼんやりとまたし始める。) [Wed 24 Jun 2009 23:25:56]
スコルピオ > ( どうやら今日の同僚は人の話は聞いてるようで聞いていないらしい。 差し出した手が虚しく…、暫し大道芸人達の奏でる音楽に耳傾け。 珍しい状態だった、以前から互いに思い悩む時もだったが―――今回は何かが違う。 )  ( 〜数分後〜 ) ちょ、まッ!待ってよ!! ( 「どういう事なの……」)( 何故か自分の前に鎮座ましてるチョコフラペチーノ。 聳え立つグランデサイズ。 おっきくてふとくてりっぱです(棒読みで)) チャイは、慣れ親しんだ味だから。 朱鷺の都人のお茶感覚で飲むワケじゃないし―――。 ( にしても、持って来て貰ったチョコレートフラペチーノをどうしようかと。 ) [Wed 24 Jun 2009 23:18:31]
絢乃 > お待たせ。 ―――それにしてもこの暑い中よく暑いもの飲めるわね。夏バテ対策?(純粋な疑問をぶつけながら腰を下ろそう) [Wed 24 Jun 2009 23:04:55]
絢乃 > ――――― お酒なんて飲んだら明日の仕事に差し支えるから無理。もっと仕事できなくなっちゃうんだから。嗜む、なんて上品なことできなくなるのよきっと。女としてだめでしょう?そんなの。(と、言いながら――――思わず耳が痛んで眉を寄せるのは一瞬の出来事。)  ―――――― ううん、いいわ。(首を振り、席を立った。)私、もう一杯買ってくるわね。(そうやって貴方に言えば数分後にはチョコレートフラペチーノのグランデサイズ、とやらを持ってきているだろう。目の前に、でーん、と。) [Wed 24 Jun 2009 23:04:17]
スコルピオ > ( この席だけ喧騒と音楽が遠い、朱鷺の都の女性は静かな雰囲気を纏っているとは言うが――同僚の回りは色が死んでいるような錯覚。 ) ―――お酒の方が良いんじゃない。 ( 無理にでも普通に振舞う同僚、これを見て見ぬフリをする優しさ位は持ち合わせているつもりだが。 矢張り重症だと――。 空になった容器を横目で見ながら。 ) ワタシ、未だチャイが残ってるのだけど。 ( 急いで飲めるのなら飲みたいが、湯気の立つソレを一気に煽るのは遠慮したいトコロ。 ) [Wed 24 Jun 2009 23:00:16]
絢乃 > (訂正:怪我も菌が入ると結構恐いものね→怪我も菌が入ると結構恐いものかもね) [Wed 24 Jun 2009 22:51:54]
絢乃 > (此方はおとなしくパンツスーツのいで立ち。着物を着なかったのは、雨が降るかどうかの不安定な天気だったがゆえ。) (「昼間だって」) あら?そうだった?(溜息をこぼされれば更に驚いた顔。ちょっと申し訳なさそうに微苦笑を零す。) ごめんなさい。今日はどうも病み上がりでダメみたい。怪我も菌が入ると結構恐いものね。(くすくすくすと笑う仕草して。) イベントもあるし、結構大事な時期なのに、もうちょっと体力つけないとだめね。 (けろりとした仕草を造って、淡く微笑めば。そのまま抹茶フラペチーノを空にしてしまう。) ―――もう一杯、飲もうかな。ここ、チョコレートのフラペチーノもあるんだけど美味しいのよ?スコルピオ知っている? [Wed 24 Jun 2009 22:50:55]
スコルピオ > ( 今日は雨も上がったので玉虫色のエナメルスゥツにスカーフタイと言う出で立ち。 皮は雨に濡れると後が面倒――コレからの季節、着ていく服に思い悩む日々が続くのか。 ) 貴女ね、朝も挨拶したし――。 昼間だって顔合わせたじゃないの。 ( 昨夜の奴隷の仕入れ、その後の事務処理に追われて余り此方も余裕が無かったのは確かなのだが。 形の良い眉を潜め「もう」と溜息を零して、誰でも解る程の重症っぷり。 ) ”ちょっと”じゃなくて大分じゃないの。 ( 香りの良いチャイに口をつけ。 口の中に広がる暖かな甘みに漸く一息つけたと。 ) [Wed 24 Jun 2009 22:43:17]
絢乃 > (早番で上がって、早々に此処まで来てしまったから、そう言えば私、ちゃんと同僚とか後輩とか、皆に「お疲れ様」って云ったかしら。―――覚えてない。 本当、今日は仕事もちゃんとできていたかどうか。だめだとわかっているのに。そんなんじゃ。) ――――  …………   。(「ちょっと聞いてる?」)(その声よりも、ひらひらと視界に何か入ったことで遠くなっていた歌の歌詞や、ダンスが鮮明にまた、双眸に映し出される。そしてその手が酷く邪魔だと思うのも一瞬。)  ―――――嗚呼。スコルピオ。(顔を見上げて、微笑んだ。)   ………   ちょっとボーっとしてたの。ごめんなさい。(肩を竦め、再び抹茶フラペチーノに口をつける。) ―――今日、お休みだった?(何食わぬ顔できょとんとしながらちらりと貴方を見遣り)  [Wed 24 Jun 2009 22:36:50]
スコルピオ > ( 休暇明けの職員は―――生きる屍と化していた。 向かいの席へと腰を下ろすのは目出度く(?)、パープルを襲名したらしい同僚。その事では二、三言いたい事もあったのだけど。目の前の女性を前にしてはとても些細な問題に思えるのだ。 ) ねぇ、ちょっと聞いてる? ( ひらひら、と女性の顔の前に手を翳し。 仕事帰りに、横丁へと脚を運べば其処には見知った顔。 余りにも思い詰めた顔の同僚にお節介が顔を出した。 ) [Wed 24 Jun 2009 22:31:59]
お知らせ > スコルピオさんが入室されました。 『 ―――相席、良いかしら? 』 [Wed 24 Jun 2009 22:27:06]
絢乃 > (今日は逢わなかった。逢った時、どうしたらいいかなんて正直わからない。 ―――けれど、仕事は仕事だ。何もなかったような顔をして、できることなら笑ってかわしてしまいたい。そしてこの間のことはなかったことにしてしまいたい。―――のに。)(耳が、やっぱり痛む。)(  今日はお客様以外誰とも口を利かなかった気がする。というか、笑顔で話していたんだけど、自分から言葉を発することなんて必要最低限だったというか。)    (ガーゼをした耳に、ピアスはつけられているまま。触れるのが怖くて外すことができなかった。―――ペンダントは家に置いてきた。あんなことがあってとても、ペンダントを身につけようとは思えない。)(ぼんやりと――――激しく目の前で繰り広げられる躍動を眺め。無言で抹茶フラペチーノに口をつけても―――進まない。)   (いつもならばここで、ファイルを開いて仕事だってしているのに。とても捗るのに。 )(テーブルの前に、書類関係は一切広がっていない。真っ白なテーブルの上に、抹茶フラペチーノと、私の手が乗っかっているだけ) [Wed 24 Jun 2009 22:20:38]
絢乃 > (オープンカフェで、一人。いつもならば、気が晴れる光景。)(――――目の前ではストリートダンスやら、エキゾチックな踊りやら、様々繰り広げられることで投げやりな歌をセクシーボイスで歌う音すら。―――いつもならば。)(気の晴れる光景) (なのに。)(やっぱり、耳が痛むなんて。抉られるような焼けるような痛みが、じわりじわりと私を犯していくのがわかる。)   [Wed 24 Jun 2009 22:19:30]
お知らせ > 絢乃さんが来ました。 『(抹茶フラペチーノ片手に。)』 [Wed 24 Jun 2009 22:11:23]
お知らせ > ルィエさんが帰りました。 『 (この服装は目立ちすぎると学習した) 』 [Sun 21 Jun 2009 00:16:01]
ルィエ >  (男がフリーズしている間に少女は服の袖を引っ張ったり、翼はどうやって作ったのかと聞いてくる。勿論材質を確かめようと翼にも手を伸ばしたりして) や、ちょ…こすぷれじゃないから…! こすぷれじゃないから…!! (コスプレの意味は不明のままだが、天使の言は間違ってはいない。ある意味。迫り来る少女の魔手から逃げるように身を翻す。ぶちぶちっととても嫌な音と感触がして、男は眉間に皺を寄せた。――結構痛い。少女はあら羽が千切れちゃった、とけるろんと言ってくれるが) ほんとにごめんなさい…ッ (少女が千切れて指にくっついた羽を払っている隙に、天使は手近な路地に飛び込む。結局コスプレの意味は最後まで分からなかったものの――)  [Sun 21 Jun 2009 00:14:56]
ルィエ >  ………? (天使は微妙な笑顔のまま、その意味をはかるかのように首を傾げた) (残念! コスプレ の意味が分からなかったようだ!)  [Sat 20 Jun 2009 23:56:37]
ルィエ > (「それなんのコスプレ?」) [Sat 20 Jun 2009 23:52:59]
ルィエ >  (とにかく明るくて人のいる方へと思って来たのはいいが、選択を誤ったようだ。だってこんなに人がいるとは思わなかった) ……暑い (人の熱気で、じわりじわりと汗が滲むのが分かった。しばらく休んでからどこか他へ移動しよう。今度はもっと静かな場所に――) (見世物を何とはなしに眺めていた天使のもとに、一人の少女がやってくる。笑顔の愛らしい少女だ。一瞬の逡巡があって、彼女は小さな口を開く)  [Sat 20 Jun 2009 23:52:34]
ルィエ >  (体を捩りながら人を避けるも、背後に人にまでは避けられない。翼が人の顔を打ちそうになり睨まれる。謝る声もこの喧騒の中では聞こえたかどうか) あ、すみません (そうしている間にも人が寸前まで近づいてきていて、体をずらすのに忙しい) (隅っこに辿り着くまでに体力を結構使ってしまった。この場所には似合わぬ大きなため息が現れ、消えた)  [Sat 20 Jun 2009 23:39:51]
ルィエ >  (そこは人があふれかえっていて賑わいを見せていた。歌い手、演者、奏者――方法こそ違うものの、彼らは人々に娯楽を与えているのだというのは知っている。時折足を止めながら、人の流れに浚われるままに歩いてきたが、少し開けた場所に出て、人の流れから抜け出すことに成功する) …本当に人が多いな (人の多さに目を丸くし周囲を見渡しているのはまさしく田舎者丸出しといった風。息の詰まるような閉塞感こそないが、流れについていけないというのが実情。人を避けながら隅の方へと避難する)  [Sat 20 Jun 2009 23:32:55]
お知らせ > ルィエさんが入室されました。 『 (明るい光の零れるほうへ) 』 [Sat 20 Jun 2009 23:25:21]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『けれど、早太郎は幻想一座の座長に見つかり、犬鍋にされてしまうのでした。めでたし、めでたし。』 [Thu 18 Jun 2009 22:23:06]
だいだら > 早太郎。今日からお前は早太郎だ。 私の名前は、だいだら。宜しくね。 ( 腕の中の子犬に頬を寄せ、一つ目の少女は嬉しそうに笑う。 ) [Thu 18 Jun 2009 22:22:56]
だいだら > ( 私は犬が大好きだ。私の大きな目を見ても怖がらないから。犬を抱き寄せると、私の服は泥と犬の毛で汚れてしまうけど、構うものか。どうせ洗濯するのも自分なんだ。 ) お前、うちにくるかい?大丈夫、私のところには犬以下の化け物しかいないんだ。私が可愛がってあげる。 ( そう言うと言葉が通じたかのように尻尾の揺れ幅が大きくなり、ぺろぺろと私の頬を舐めてきた。私は両手でその子犬を抱えると立ち上がり、元来た道を戻り始めた。小屋に戻ってこいつの身体を拭いて、何か食べさせてやろう。 ああ、名前も考えてあげなくちゃ。何が良いだろう? そうだ!「早太郎」という名前にしよう。前にどこかで聞いた、老狒狒を対峙する勇敢な犬の名前だ。 ) [Thu 18 Jun 2009 22:20:45]
だいだら > ( ボロの履物は水を沢山吸って、私の足は錘でもつけたかのように重くなる。 …面倒くさいから、私は履物を脱いで素足になった。どうせぐしょぐしょに濡れてしまっているのだから、裸足でも構わない。それに、裸足で水溜りに飛び込むと楽しいし。 ) ――― ? ( ふと、その時だ。私は水溜りを叩く足音が一つ多い事に気付く。そしてその音は、私のすぐ後ろから聞こえてきていた。なんだろうと思って振り返ると、そこには水にぐっしょり濡れた、可愛らしい子犬が私に円らな目を向けているのだ。 私はわぁ、と声を出してしゃがむと、犬は尻尾を振りながら寄ってきて、私の膝の上にその小さな前足を乗せた。 ) よしよし、可愛い奴だね。お前、一人なのかい? ( 野良にしては人懐こいのは、子犬だからだろうか。それとも本の少しでも人間に飼われたことがあったのだろうか。 ) [Thu 18 Jun 2009 22:09:22]
だいだら > ( 雨は冷たいし、寒いし、じめじめしていて嫌だけど、何だか心がはしゃぐ。さあさあという雨音が辺り一面を包み込んで、薄い灰色の”かあてん”が掛けられているみたいだからだ。ちなみにこの”かあてん”という言葉は、最近知った。これで雷様まで鳴っていたら、きっと私は興奮して飛びはねていただろう。雷様は怖いけれど、ぴかっと光ったと思ったら、暫くしてどこか遠くでごろごろと唸り声を上げる。その唸り声は、いつの間にか私の頭上にまで伝わってきて、地面をびりびりと響かせる。もしかしたら私の頭の上に落ちるかもしれない、という不安を他所に、雷様はいつも通り過ぎていく。 ) 今日は、雷鳴ってないなあ。 ( まあ、もし鳴っていたら流石に外には出ずに小屋の中でその音を聞いているけど。 ) [Thu 18 Jun 2009 21:53:31]
だいだら > ( 何故かって、今にも崩れ落ちそうなボロ小屋は雨漏りが酷いし、雨が降るとすえた臭いが小屋の中に立ち込めるからだ。雨漏りは、床に転がされたまま動けない我が幻想一座の芸人達を打ち、小屋の前で耳を澄ますとそんな彼らの呻き声が聴こえてくる。 私はそんな小屋の中に居るのが我慢できず、粗末な雨具を被って外に出た。こうして顔を隠しておけば私の大きな目は見えにくいし、こんな雨の日にわざわざ足を止めて私の顔を見る人は稀だし、人の数だっていつもより少ない。ばしゃばしゃと水を跳ねさせながら、私は横丁の道を小走りに行く。 ) [Thu 18 Jun 2009 21:42:53]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『雨の日は、見世物小屋はお休みの事が多い。』 [Thu 18 Jun 2009 21:36:38]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『(歌声が、響いた。)』 [Thu 18 Jun 2009 14:12:42]
シャリネ > ――― ありがとう。(混ざるか混ざらないか程度のところまで行って、足を止め。ふわり、微笑んだ。) ――――  初めて聴かれる方は、こんな曲もあるんだと思って聴いてもらえたら、うれしいです。(そして、歌を歌う。)(タイトルは――雨の神様。) [Thu 18 Jun 2009 14:12:35]
シャリネ > (雨が降っているだけあって、お客様もいつもに比べ若干少ない気がする。けれど、雨の中、折角来てくれたのだから―――)    もしよかったら、私がお客様のところにいくので、一緒に歌ってくれないでしょうか?(ちょっとだけ離れているお客様との距離。それを縮めるように、娘は少し、聴衆へ近づいて) [Thu 18 Jun 2009 14:04:18]
シャリネ > (雨が降る日は、できる限り踊らない。お客様に水がはねてしまうかもしれないし、滑ってしまうかもしれないし。―――けれど、今日はちょっとだけ。)( ふわり。ちょっとだけ足を躍らせて。そっと舞い降りた。)     ――――   リクエストの日です。 リクエストの日っていうのは、一週間に一度、皆さんが歌ってほしいと想う曲をできる限り、なんでも歌うこと。私だけじゃなくて、皆さんで歌うこともあります。皆さんで歌を楽しめたらいいなと思うんですが―――今日は、何かありますか? [Thu 18 Jun 2009 14:01:26]
シャリネ > (フリルの白生地。黒いドット模様の雨傘をくるくるとまわして、歌を紡ぎ終えた後。―――静かな優しいバラードを歌い上げた後。雨が降るその場所で、娘は辞儀をする。) [Thu 18 Jun 2009 13:50:46]
シャリネ > (ぽたぽた落ちる。) [Thu 18 Jun 2009 13:47:11]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(くるくるまわる)』 [Thu 18 Jun 2009 13:47:04]
お知らせ > カインさんが退室されました。 [Thu 18 Jun 2009 00:30:10]
カイン > (――糞)(苛立ちから拳をベンチに叩きつけ、立ち上がる。 近くにいた歌手が何事かと眼を丸くしていたが、気にするほどの余裕もなかった。別にその人物の歌が悪かったわけじゃない。変な客がいたというだけの話だ。気にせずに歌えば良い。 ジャケットのポケットに両手を突っ込み、芸能横丁を抜けようと俺は歩き出した。 こんな状況でのんびりしていて良い筈が無い。 傷が治るまで――装備が直るまでの間に、何か出来ることが一つでもあるだろう。 体を鍛える。スラムや暗黒街の地形を頭に叩き込む。情報を集める。 何でも良い。何かあるはずだ。何かやらなくては) [Thu 18 Jun 2009 00:25:48]
カイン > (理解している。 たとえば犯罪者を殴ったところで、犯罪撲滅なんて不可能だという事は。 だけど、理解してしまった。 一人犯罪者を叩きのめせば、少なくとも一人は助けられるのだという事を。 糞、苛々する。 今夜もスラムや暗黒街で、我が物顔して暴れている奴らはいるに違いないのだ。 だというのに、自分は此処にいて歌を聴いている。 糞、糞)…………。(やり場の無い怒り。ぶつけ所の無い怒り。――いや、ぶつけるべき対象はいるのか。ただ、今はそれが不可能だというだけの話で。 ――糞) [Thu 18 Jun 2009 00:05:06]
カイン > (唄を聴いていた。 仕事も終わり、傷ももう治りかけたという頃合。装備も明日の昼には直るそうだし、復帰するとすれば明日の夜。 そんな手持ち無沙汰な状況で、いつも――いや、かつて、と言うべきかもしれないが――と同じように、適当な芸人や歌い手、詩人の歌声に耳を貸しながら、ぼんやりとベンチに座っていて――そこで、違和感を感じたのだ)(こんな事をしている場合じゃない)(――そんな感情。 唄を聴いて感想をどうこう、というよりも前に、焦りが浮かんでくる。 知らず、拳を握り締めていた事にも、今やっと気がついた) [Wed 17 Jun 2009 23:57:19]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(違和感)』 [Wed 17 Jun 2009 23:54:33]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『(お客様たちの、心次第。)』 [Tue 16 Jun 2009 00:31:13]
シャリネ > (歌は心。 私の信じているものが本当なら。 たまにはちょっとだけ。 自分の深い部分だって、歌ってみてもいいよね。歌にしてみても、いいよね?そう、思った。だから)   そこに在るだけで 愛しいと想っただけ――― けれど 人は物足りず 信じられず すれ違い 想い逢えず そんなものなのかもしれないね―――   どんなに大切な人でも  ( 正しいかなんて、わからない。けれど。これはひとつの歌。ひとつの、想い。 )(歌が終わって、拍手が鳴ったかどうかは。) [Tue 16 Jun 2009 00:30:57]
シャリネ > 私は歌を歌う 私は歌を歌う――― (私を美しいと呼ばないで 私を穢れないと云わないで) 貴方が頭を下げるから 私は首を横に振る 貴方が私を幸せにできないというから 私は幸せを決めないでと答えた  貴方が剣を握るから 私も剣をとってみた (貴方はいない もういない わかっている) 歌声は 届かない世界なんかじゃないのに どこにでも溢れる音なのに (こわがらないで こわがらないで)  ほら ちゃんと私を見て (ちゃんと、目を合わせてほしいの) しがらみなんかいらないの 遠まわしなものなんて いらない (歌姫なんて、そんな鎧はいらない。私はその前に――)  私を見て 歌を取ったら何もできないのよ 貴方に祈りをささげて歌を歌うことしかできないの ねぇ?情けないでしょう (優しい歌だけじゃなくて。 自分に素直に歌を歌う。音楽は、私を赦してくれるから。裸足に白いワンピース一枚の、少女風貌の娘は、いつもの柔らかさよりのより静かに澄んだ眼差しをそっと閉じて、祈るように両手指を胸の前で折った。) [Tue 16 Jun 2009 00:26:21]
シャリネ >    息をして 愛を囁いて そうして人は 寄り添って 傷つけあって 生きて行く 石の形を変えて行くように  生きて行く  歪んで 選んで 手を伸ばして 蝋燭の火 線香花火のように灯し続けて行くの (教えない。聞こえない。そんな風に 言わないで)    貴方は跪くから 私は座って手を伸ばした 貴方が手を取ったから 私は微笑んだ 貴方が花を添えたから 私は歌を歌う 貴方が楽園を夢見るから 私は歌を歌う 私は歌を歌う―――      (貴方がいない場所で。貴方がいた場所で。)  (柔らかい音。細い水面に流れる音が、そこにただ。水音のように流れて行く。細く、透き通り、そうして消えて行く音は、高くて、柔らかくて。細い声質。) (楽師が何も音を紡がない。私の歌の音だけが、喧騒の音に、重なって。) [Tue 16 Jun 2009 00:20:32]
シャリネ > (―――喧騒は、相変わらず。此処は音楽にあふれている。人の鼓動だけではなく、足音、話し声、演奏、ダンス、食器音、ドアの開閉音。 楽師が立ったり座ったりする音。) ―――――       。(それが、すべて。妖精の森の音に重なるとしたら。―――どちらも、私にとっては同じ。「鼓動」 ) (少し遅い、春の歌声は。そこに確かに存在している。)(いつもの通りで歌を歌う、私も。確かにここに、存在している。) [Tue 16 Jun 2009 00:13:41]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『Primavera』 [Mon 15 Jun 2009 23:59:40]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(だからこそ、自警活動を行っているのだ)』 [Sun 14 Jun 2009 22:49:16]
カイン > ……糞(苛立ちが募る。 あれであの女――アクセラレーターとか言ったか――は調子に乗るだろう。我が物顔でスラムや暗黒街を暴れまわり、人を殺していくのだ。確か『縄張りに足を踏み入れるな』とか何とか言っていたな。 馬鹿にしていやがる。 ヴェイトス市は、俺達の街だ。 あの女の縄張りなどではない)………………………。(看板の柄を抱えるようにしながら、道行く人たちの姿を眺めてみる。 みんな思い思いの服装をし、雑談にふけり、演劇やら歌やらパフォーマンスやらに眼を輝かせている。ここでは毎日がお祭り騒ぎのようなものだ。 まるでヴェイトス市の、四六時中騒動の起きている箇所を凝縮したような、そんな場所――自分のふるさとだ) [Sun 14 Jun 2009 22:10:14]
カイン > (ボディスーツの修繕自体は、劇団にいた頃から自分も手伝っていたので何とかなる、が――その上の装甲部分。鎧でいったら篭手にあたる箇所の修理は、とてもじゃないけど本職でなければ無理だ。傷の治療費だって、体質的に安く済んでいるものの、積み重なれば馬鹿にならない。 つまり、金がかかるのだ。どうしようもなく)…………まったく、情けない。(この現実と――そして昨夜と、先日の戦い。 魔法、怪物、どちらもヴェイトス市に氾濫しているもので、日常生活では気にもしないような存在だが、いざ戦うとなると……途方も無い脅威になる。 そしてそれに対して、今の自分は完全に無力なのだ)……糞。何かしら、対処方法を考えなけりゃ――あ、はい、其処を曲がって裏に入って、すぐのところです! ありがとうございまーすッ!! [Sun 14 Jun 2009 21:58:17]
カイン > 見逃したくない方は、是非キャットストリートのシュレディンガー劇場までお越しくださーいっ!!(長い角材に薄っぺらい板を打ち付けただけの看板を掲げて大声で叫びながら、今日の僕は芸能横丁で活劇の宣伝を行っていた。 ――別に、そんなたいした事じゃあない。怪我した斬られ役なんて、舞台に上げても面倒なだけだ。こうして宣伝の仕事を与えてもらえただけ感謝しないといけない、という話。 夕べの戦闘で左腕には深くナイフが突き刺さり、日常生活はともかくとしても、木剣やら模造刀を振り回しての立ち回りなんてできるわけもない。 だけど一方で、装備の修繕費用は稼がなきゃならない。 何とか食い下がって――その結果がこれだ)…………まったく、やれやれ。 [Sun 14 Jun 2009 21:49:46]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『次の公演は30分後になりまーす!!』 [Sun 14 Jun 2009 21:45:09]
お知らせ > イェルクさんが退室されました。 『( 薄くなったカフェオレ飲み干して、お父様ンとこ行こう。 )』 [Sun 14 Jun 2009 21:32:11]
イェルク > ( でも 出来ないかも、って思っちゃだめなんだってセンセイは言う。 出来るんだ、って思わないとだめだって。 )  ぅー……、 ( でもそンな自信なんて持てなくて、精々 出来るかも? くらいなキモチ。 )( へっちょり、テェブルと仲良くなった )  …とりあー え、ずー……っ ( 今夜は工房帰っても、きっと中には入れないから ) [Sun 14 Jun 2009 21:29:44]
イェルク > …… ( ストローを手に、カラカラと中身をかき混ぜた。あぁ薄くなっちゃうなぁ、なんて視界の端に入るグラスに思う。 ぼんやりと眺めた通りの向こうでは、大道芸人が観客を沸かせていた。 人垣の上に時折ボールだか棒だかが宙を舞うのが見える。器用なものだ。 あんなのとか、私も練習したら出来るようになるんだろうか? )  …、 ( 掌を見つめて、眉を寄せた。 私の小さな手では掴んでいるのがやっと、な気がする ) [Sun 14 Jun 2009 21:17:29]
イェルク > ( 思い出しながらおぼろげな記憶で描いたおほしさまの手足の図面とか、図書館から借りてきたルーンの本とか、全部工房に置き去りだ。 図書館とか大学とか行こうかとも思ったけど、休めと言われて休まずに効率落ちたら怒られるかなぁ、と思って。 ここまで来てみたけど )  ( あぁ、アイスカフェオレが普通においしい。 )  …もっと こー… アルケミィ以外のコト、 も、 ( …知りたいなぁ、と思うのだ。 たとえばこのカフェオレの作り方だとか。テェブルや椅子の作り方だとか。接客の仕方だとか、踊りの仕方や歌い方、演奏の仕方、 わたしのしらないさまざまなもの。 学びたいのに、と思う。 ルーンは、おにぃさんが教えてくれるって約束してくれたけど。 ) もっと他ー…、 も、 ( 知りたいなぁ、って。頬杖ついてぼんやり通りを眺めつつ溜息交じり ) [Sun 14 Jun 2009 21:06:00]
イェルク > ( しないと、 っていうか、正しくは ) お勉強、したいんだけど なーっ…… ( へっふり、溜息。 強いてやれと言われて逃げ出してきたのではなく、偶には休息も必要だから、と師匠(センセイ)にいつかの有様よろしくウサギカバンと一緒にぽいッと放りだされたわけだ。 )  ……。 ( どうせ、センセイが閉じこもってやりたい研究があるとか、考えが煮詰まってるとかなんだきっと。毎度のコトながら唐突な強制家出は勘弁してほしい。 ) [Sun 14 Jun 2009 20:53:48]
イェルク > ( …… しないとなんだけど。 )   むー、 ん…… ( はみ、と植物製なストローを咥えつつ、眉間に皺が寄る。 オープンテラスの一席、カフェオレというよりはどこかの世界では珈琲牛乳と呼びたくなるような甘ったるく冷たい飲み物を湛えたグラスを両手で持ち。 心情を表すかのよう足がふらふら揺れていた ) [Sun 14 Jun 2009 20:45:02]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( おべん きょー、を、 )』 [Sun 14 Jun 2009 20:37:01]
お知らせ > ビービィさんが帰りました。 『おしっ、ちょっと歩いて来んべ!』 [Sun 14 Jun 2009 02:48:47]
ビービィ > ( 暫しして届いたサラダをつまらなそうにフォークでつつきながら片肘付いてぼんやり休憩。 ネタが無いっていうか―――正直言えば、密着取材したくなるような冒険者パーティーとか居ればついてって半年でも1年でも生の冒険レポートを書くんだけど。 傭兵団の泥臭い話でもいい。 トレジャーハンターの胸躍る話もいい。 華々しい騎士団の生活とかでもいい。 私も知りたい、読者も知りたい、そんな街の外の広い世界に触れてきたいのだ。 昨今じゃフィールドに出る連中すら稀な程そういうファンタジーだかアドベンチャーだかは枯渇しているけど。 バイクツの紹介記事なんてお金の為じゃなきゃ書くもんか。 ) あ、トマト結構ウマーイ。 ( 食べてみりゃ普通に食べるもんである。 ) [Sun 14 Jun 2009 02:31:14]
ビービィ > 野菜嫌いなんだよねぇ…でも食うか。 草。 味付き草。 ( あんなもん馬とかが食うもんだって思うくらい野菜嫌い。 食べられないわけじゃないけどお金出してまでいちいち食べるのかっていう。 でもただでさえ爛れた生活してるしたまには喰わないと肌が荒れる。 肉よりは安いししょうがない。 渋々といった顔で五穀野菜サラダとモッツァレラチーズトマトスライスを注文した。 腹に溜まんないんだよなぁ、とか最後までぼやきながら。 さて、書きものも煮詰まってきた、か。 ) [Sun 14 Jun 2009 02:16:55]
ビービィ > ( 話題が全くないわけじゃないけどどれもそんなに大衆の注目を集めるほど大きくない昨今。 平和っちゃぁ平和だが、平和じゃライターは飯を食えないってもんだ。 一時期騒がしかった吸血鬼関係も最近はすっかり静かだし、ああ、そういやアイゼンリッターってどうしたんだろう? 最近この界隈で話題になってないけど。 一応、とメモ帳の隅っこに「アイゼンリッター何処いったー?」と走り書き。 なんかのきっかけで使うかもしれないし。 ) あー、腹空いた…今月カツカツじゃんよう。 ( ちろ、と視線を送る軽食メニュー。 サンドイッチセット一つ頼むのも悩むような財布事情だ。 今日何食ったっけ? 試食のフルーツ(※買わなかった)とパン耳とピーナッツ一袋と美味棒(めんたいこ味)と――――珈琲と珈琲と珈琲御代わりと。 ) わぁ、野菜も肉も採ってね♪ ( でもお金無いし。 タカる相手も居ないし。 ギルドの奥の方行ったら食糧あるかなぁ。 ) [Sun 14 Jun 2009 02:02:21]
ビービィ > ( ベアトリーチェだからビービィ。 アールはRじゃなくてEarl。 ラブロックはRoverock。 全部略してBebe R.V。 もっと略してBBRV。 そんな名前の女。 書籍ギルドに身を置いて、ヴェイトス市内で起こる事件を追っかけては記事を書き、目立つ人間が居れば突撃取材、皆がぶっちゃけどうなってんの?って思う事には自分がとりあえず突っ込んでみる。 そんな大雑把でオトコマエ精神の持ち主で、現在住所不定で図書館、職場、公衆浴場を主な塒とする生物である。 今日は締め切りの近い記事を纏めながら芸能横丁でネタ探し、ついでにちょっとティータイム。 ギルドの珈琲不味いんだもん。 タダだけど。 ) [Sun 14 Jun 2009 01:44:01]
ビービィ > 奴隷ギルドのレンタルフェアー、バルトロッツィ傘下のスタッフ募集、あとなに、最近なんかあったっけ――――猿? ( 猿どうなったの? などとぶつぶつ呟きながらテーブルの上に紙束を広げて物書きする背の高い女一人。 オープンカフェの外に並ぶ丸テーブルの屋外席の一角。 まぁ芸能横丁らしい若者向けファッションに身を包み、遠くから聞こえる音楽に合わせてなにやら熱中しながら時折珈琲を口に運ぶ。 ぱっと見いかにもな若者だが、こんな休日の夜に独り。 しかもずっとそこに座って何か書きものをしている。 それがビービィ。 ベアトリーチェ・アール・ラブロック。 ) [Sun 14 Jun 2009 01:32:36]
お知らせ > ビービィさんが入室されました。 『 大通りのオープンカフェにて 』 [Sun 14 Jun 2009 01:19:52]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『互いに秘密を知らぬからこそ、「気が向いたら必ずねー?」なんて気楽に応えられる。』 [Fri 12 Jun 2009 03:15:52]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(そのままグダグダ話。男と女の関係宜しく、また近いうちに逢おう、と約束したとかしないとか)』 [Fri 12 Jun 2009 03:10:03]
テレサ > 私の好意と交換だー! ・・・・まぁ気持ちは判らないでもないけど・・・そもそもあの劇ってオンナノコ向けなの?(まともに見に行ったこともあまりないのでなんとも言えず―― 特殊の趣味の人も居るけどね。) 学費さえ稼げれば、って所かなぁ。 ああ、金もって逃げればいいわけだね!(最低だ。) 流石に詳しいね。 でも音楽だけのグループだとそのものが宣伝というか、呼び込み使うほどじゃないから。(大型の劇団とかならまだしもね、とか。) そうだよ。 と正面から肯定するのでした。酷いヤツだ。 そしてポイント1点。1000点は遠いナ。 お、2点。(入ったこと無い店だしもう注文は任せよう。深まるまじかる系の質問には、やや真剣な顔で考えつつも――) ・・・滅多に無いけど手段次第でやれない訳じゃない・・・それこそさっき言った準備だけど・・・ んー。 膨大だから一言じゃ言えないや。 準備にしたって絵描く奴も歌う奴も酒飲むやつも居るし・・・・  キョーツーの話題にしちゃちょっと難しくない? お酒一杯飲んだらアウトだ。 ごくー。(ヒデェ。 でもそれこそもっとこお近況とかで笑いあう展開を期待してたんだから許してほしい。質問の類には大体付き合うけどな。この手の話も好きだし。) んじゃポイント30溜まったらの景品にするかなー?  テレサとカインは居酒屋に入ったとたん男と女の関係になった――と。(癒し系の自覚とかまるでなし。 客観視するとスゲェ表現だ――なんて楽しそうに笑いつつナ。) [Fri 12 Jun 2009 03:06:48]
カイン > なんだ、商品と交換でもできるとか? あとは憧れとか、そういった類。ロマンチスト多いから。(まあ、自分も人の事はいえないが。何にしたところで、舞台の上の花形俳優には敵わないというお話。 所詮『カイン』は端役、『アイゼンリッター』とはまた違った存在だ)そこまで守銭奴でもないだろー? っていうか、あんまりそーいう台詞を吐くと、金握り締めた男子学生とかに校舎裏に連れ込まれるぞー。  まあ、保守派はそうだろうなぁ。あと、こう、シリアスな舞台の宣伝が派手な魔女でも困るし。 むしろ最近は音楽とかの方の宣伝のが実入りは良いんじゃないかな?(なんか話題の新人もいたりするそうだし。 まあ、テレサが異端なのはわかっているような気がしないでもなく)俺はおちょくり対象かー。嫌がられてないんだから、イコール褒めてるって事で、一つ。 やっぱり魔術師ってのは大体からして本の虫かー。 じゃあ、まあ、かわりになんか適当に甘いのを(何か変なの頼むとは思ってたけど、ケーキか。 ちょっと斜め上を行くよなぁ、彼女は)ああ、やっぱりそうなんだ。一瞬で詠唱爆破「今のは余の『着火』だ」とかいう展開は滅多にない、と。……んー、そうだな、興味は沸いた。テレサとの話題にもなるし。(実際、彼女と話しているのが楽しいのは事実だ。『カイン』にとって、疲弊した精神にとって、好ましいものではある)ん、ん、ん、んー……。ま、まあ、一度くらいなら呼ばれてみたい、かなぁ。 じゃあ、男と女の関係ってことで、うん、決定。 [Fri 12 Jun 2009 02:45:28]
テレサ > テレサポイント。 溜まるといいことがあるかもよ?   ……見栄かー。 オンナノコはシビアだからなぁ。(判らないでもない。 とか頷いたよ。) 偏見だよ。 かねのためならなんでもする!  うわ酷いなこの台詞!   ……硬い所じゃあんまりいー顔されないから、着替える時は着替えるけどね。この辺りだと逆にパンチ弱いとか。(横丁おそるべし。 あといつかギルドに行けばテレサが異端だとは判るハズ。)嫌がってるのおちょくるのがいいんじゃん。  魔術科は異性より書物と付き合っちゃうタイプが多いから――おちょくり甲斐はあるけどね。  あ、おにーさんカスタードミルフィーユ一つ。 (「ねぇよ・・・!」当然である。 恐らくは摘みで我慢していたほうが結果が平和だと悟った。) 其れほど便利じゃないからねー。仕事がデカけりゃ準備も相応に・・・なんだ、寧ろ魔術に興味沸いた?(ガッコーに居る内に忍びこんどきゃ良かったのに。(自慢大好きなので聞き出すのは容易ながら、寧ろカインの動向に興味が向いてるから、引き出せる情報が断片的になる。) よんでほしい? よんでほしいー?   オスと雌・・・だとちょっとエッチだし妥当なラインじゃないかな男と女。(あまり変わらない。) [Fri 12 Jun 2009 02:33:41]
カイン > なんのポイントだ。それに褒めたじゃないか、さっき。悪くないって。 ……仕事だからってわけでもないけど、ようするに『格好良いあの人にお近づきになりたい』んだと思うよ? そうじゃない人もいるけど。(釣れ釣れ言われても、そういう性格じゃないと手を振って。ナンパ好きな人間に見えるのだろうか、自分は。洒落っ気もそんなに無いし、こうしてグルグル女の子に絡まれているというのに)大根売ってる方が想像できないな、テレサは。 いつもの――ってぇと、あの魔女服か。あれも派手だからなぁ。実際、派手な魔女服ってそんなに無いだろうし、確かに看板担いでるだけで宣伝にはなるか。(魔女ギルドの人間は、みんな黒い服に帽子だという認識。実際にギルドへ行ったり魔女の知り合いがいるわけでもないけど、大抵は魔女と言えばあの地味な格好、と思っている筈だ)注意したって止めないだろ、テレサ。 それに――日照りか。なんだ、魔術科の男子生徒は好みじゃない?(そもそも日照りとかいうほど経験豊富だとは思ってないが、彼女のこと。 居酒屋に入ったら、そのまま二人用のテーブルについて、適当に酒とツマミを注文しておこう。テレサの好みの品があれば、彼女は勝手に追加するだろうし、きっと)地味でも何でも、実際にどうなのかって事は聞いておかなきゃぁな。 詠唱って、すごい呪文ほど長いんだっけか?(まずはうろ覚えの知識の補填から。 酒でも飲みながら気楽に話した方が、かえって此方は切り出しやすい――かもしれない)だってセンパーイとか呼ぶ気ないだろ……んー、男と女?(それでも良いけど、とこっちは笑った) [Fri 12 Jun 2009 02:13:30]
テレサ > なら褒めた方がポイント高いよ? 惜しみない賞賛をあびせて!   あー。 そういう部分はあるのか。仕事だとやっぱり感覚違うなー・・・ 劇とは離れて釣るもんでしょ。(此方はもっぱら遊びに来るタイプなので、舞台の上から路の花までの見学だ。密着少女にナンパを薦められる図。) 商業地区で大根売ってる時もあるけど――いつものカッコでも働けるしね、このあたりは。(逆に勤務地から動かない此方はアイゼンリッターを発見できないわけだ。 奇妙な擦れ違い。) いいのかよ。 嬉しくても注意する所じゃね?  ・・・オンナノコデータならやたら集まるけどなー。 日照りだ。此処の所やたら降るけど日照りだ。(大学の男子知り合い少ないね。ちょっと寂しい顔をしたよ。)んー。 実践するのは魔女科の連中もやるんでない? 専門が火を出すか飯を出すかとかそういう違いだろうし…… 相変らず熱心だなー。 リアルにするより劇団の人に聞いたほうが良いんじゃない? 地味だゾどっちも。(用件が曖昧なら回答も要領を得ないのは道理――劇の脚本上で、っていう質問と混同したか。) 先輩後輩違うんだ。 ・・・・じゃ男と女?(飲み屋の暖簾潜りながらこの台詞を吐ける人間に敬意は完全にない。 落ち着けそうな空いてる席をまずは探すか。) [Fri 12 Jun 2009 01:59:31]
カイン > (とりあえずは、まあ、適当に。 目に付いた居酒屋めいた店へと入ろうとしながら、そう納得した) [Fri 12 Jun 2009 01:39:39]
カイン > ( [Fri 12 Jun 2009 01:39:14]
カイン > 褒めても褒めなくても調子乗るからなぁ、テレサは……。ん、ああ、女の子自体とは出会うけどさ。 劇団とかで働いてる子の目当てってのは、端役じゃなくて、主演だよ。大抵ね。(つまり出会いはあっても進展の可能性はゼロ、と。斬られ役なんてのはきっと彼女達の眼中には無いのだろう。 まあ、こっちに進展させる気力があれば別だけど――なんだろう。進んでナンパするような性格ではない。今も、昔も)とはいえ、ここで割り勘にしよう、ってのも情けないしなぁ。……ああ、テレサもこの辺でバイトしてるのか。……んー、まあ、人も多いしなぁ、横丁。見かけた声をかけるよ、今後は。(恐らく、彼女がバイトをしている時間帯、自分はスラムや暗黒街を這い回っているのだろう。 くるくると回るようにしながらついてくるテレサの動きを目で追いながら、変わってしまった自分と、変わっていない彼女を比較し――安心する。 少なくとも、こうしてテレサが元気で笑って生活できているのなら、まだ自分は続けられる筈だ)む……また凄い事を言ってくるな、テレサは。擦り寄ってくるのは、まあ、良いとしても、そっちはどうなんだ?(慣れろ、とはまたご無体な。苦笑いしつつも、身体が触れる度に、色恋沙汰とは違う意味での緊張が走る。もう一度深呼吸。ここは暗黒街でもスラムでもなく、自分は『カイン』だ)って事は、実際にドンパチ火を出したり雷を出したりってのは魔術科の方なのか。(一瞬の黙考。テレサが魔術を習っている事は知っていた。それが今日会う本来の目的だった。しかも魔術科だ。なら、どう切り出すか――)…………参考までに聞きたいんだけど、そういう奴らと喧嘩にでもなったら、どうすりゃ良いんだ?(――嘘は吐きたくなかった。けど、本当のことを言うわけにもいかない。その中間、曖昧な立ち位置での、質問)それは敬ってるとは言わないんじゃないのか? ――あー、でもまあ、良いや、うん。いまさら先輩後輩って間柄でもないし。 [Fri 12 Jun 2009 01:39:05]
テレサ > ハズした時痛いけどなー。 今回は正解みたいで良かった良かったありがとうー♪   あれ、ガッコーにいた頃より出会いが少ない?(ココで働いてりゃオンナノコデータなどどんどん溜まりそうだがーなんて首かしげる。 芸人データか。たまるのは。) いや、苦しいなら割るよー? 私とてバイト人間のはずだ。 この辺りで声出ししてることも多いね。よこちょに居るのにそういえばあんまり擦れ違わなかった――?(安くておいしい店も幾つか知っている。出し物を新鮮に感じられないのが欠点だが――とりあえずは並んで歩こう。前に回ったり横に着いたり、並んでってより周囲を周回するような移動だが。) ・・・・なるほど、オンナノコデータが足らないわけだ――頻繁にすりよったるか。 慣れろ☆(軽く体当たりぽん。) 理学と本能の差っていうのかね。 魔女科のほうが生活に近いって覚えとけば良いんじゃない? ・・・ってーか、何回生か聞いたことなんてあったっけか。(お互いの正確な学年なんて覚えてなかったね!)大体カインは進路決まって―― え? 敬ってるよー。 ただ誰に対してもタメなだけ♪(最低だった。 そこかしこで催し物に惹かれては直ぐ戻ってくるせわしい立ち振る舞いに、敬意の類は見当たらない。) [Fri 12 Jun 2009 01:26:08]
カイン > そんなもんかね。生憎、俺は参考にできる『オンナノコ』とやらのデータが少ないわけだけど。まあ、さすがにテレサのこの格好にはビックリしたが――悪くない、とは言っておく。(褒めると絶対に調子乗りそうだし、と言うか既に乗っているけど、笑いながらそう言った。演技でなく、本心からの笑みだ。 聞きたい事があったからこそ呼び出したのだけれど、それを抜きにして、逢って良かったと思う。 肉体的な疲労は苦痛と感じなくなった一方で、精神は疲れきっていた。それが癒されていくのを実感する)俺だってそんなに懐があったかいわけじゃないんだけどなぁー……。まあ、良いか。この前逢った時、また酒呑もうとか言ってたし。(奢れといわれてホイホイと奢れるほど豊かな財政状況でもないけれど、今日くらいは良い――筈だ。少なくとも『カイン』には断る理由も無い。 とりあえずテレサと連れ立って歩き出そうか。芸能横丁にだって、何軒か酒を出す店くらいはあるのだし)…………ん、いや、ちょっと驚いただけだ。(なんでもない、という風に首を横に振った。彼女――女の子に近付かれた事よりも、攻撃される可能性を考えて身構えた自分。それに違和感は、あまり覚えない)どうにも、門外漢だとその辺りの区別が良くわからないんだよなぁ、魔女科と魔術科って。 そっか、まあ、充実しているようで何より――……俺だって一応は先輩だと思うんだが、そういや全く敬われた記憶が無いな。(まあ、今更センパイとか呼ばれても困るといえば困るのだけど)  [Fri 12 Jun 2009 01:11:06]
テレサ > ワカッテナイナ―――私に限らずオンナノコは9割考えてると見て間違いないよ? 多分。(此方からすれば目の前の人間が微笑んでいない方が珍しい幸せ環境を過ごしてる。近頃一つ二つは寂しいこともあったが――男の苦悩を見抜けるほど甘い幸せ度じゃない。) 魔術課にすっこんでたからねー。 あれにゃ迷惑したよ。  半月分の経費トんじゃったし・・・ おごってー。(最低に、たかる。) ふむ。 夢はコレカラってところか。 一応充実して――  ・・・・なんだよ。(何か近づいたら身構えたようにも移ったが変なことしただろうか?とかこお。 よろこべ。おっぱいに、さからうな。)魔女科じゃなくて魔術科だっちゅの。 間違えんなー。 まぁ相変わらずカナ。 先輩とかは進路で騒がしくなるシーズンだけど。(新入生だしね。 と。 語られるは相変わらず勉強したり実験したり施設を汚損したり・・・・) [Fri 12 Jun 2009 01:03:03]
カイン > 作戦――ってなんだ、そんな事考えてたのか、テレサ(相変わらずのテンションの高さ。目の前でクルクルと回るような彼女の姿に、自然と顔に笑みが浮かんだ。意識する事なんて無かったけれど、笑うという事が、本当に久しぶりに思える。 この前に笑ったのは――さて、何時だったか)うん、ごらんの有様で安心した。 最近は色々と物騒だったしなぁ、浪人騒動とか、何やかんや。 元気だろうなとは思ってたけど、巻き込まれてなくてよかった。(本当にそう思う。 まあ、彼女は率先してアマウラ人排斥、擁護するような性格ではないだろうけど、興味本位で暴動を見物にいく可能性は無くもなかった。もっと早くに逢いに行けばよかったかもしれない、が――)あー……っと、一年、は経ってないかな。 うん、とりあえず一応何とか卒業して、今はフリーの役者やってる。斬られ役ばっかだけどね。(距離を詰められる――半ば不意打ち気味に。一瞬身体が硬直するのは、殆ど反射的なモノだ。相手の攻撃を受けてから反撃する為、自然に身に付いた動作。 間近に迫った彼女の顔を見て、深呼吸を一度。それでようやく、肩から力が抜けた)そっちは相変わらず魔女学科だろう? 最近はどうなんだ、大学の方。 [Fri 12 Jun 2009 00:48:39]
テレサ > っし、作戦成功! 作戦成功! 作戦成功ー♪(大切なことなので三度言いました。 周囲を弁えない。) ふふひ。 私の華麗なだいへんしーんに驚いたかー♪ 魔法の手鏡でファッションなんて自由自在だね。(いい意味で斬新、悪く言えば壊滅的センスなのでお店の人に一部選んでもらった。でも着こなせない。肩紐びよーんと引っ張って恐らく くーる&せくしー と思われるポーズを決めよう。) こっちはまー御覧の有様だよー?(=馬鹿が加速した以外は元気です。 )  ……そういえば何ヶ月逢ってないんだか。そっちは如何よ? 大学は卒業? 中退?  今ナニやってんだ。(見掛けなくなった一時期は本気で心配したこともあり――  矢継ぎ早に質問? が飛んでくるぞ。 無遠慮に距離を詰める悪癖発揮中、もう目の前まで近寄りつつ。) [Fri 12 Jun 2009 00:39:31]
カイン > (そして、待つ事しばらく――正確にきっちり時間を決めてたわけでもないから、怒りもしないけれど。 そして心配もしない。彼女のことだ。明るく破天荒な性格が、そう簡単に変わるとは思えないし、元気に決まっている。 となるとすっぽかされた可能性も無くはないわけだが、だとしても、まあ、急な約束だったから仕方ない、という風にも思う。)…………にしても、通りを歩いてれば気付けると思うんだけどなぁ(見慣れた魔女服ととんがり帽子を探して、横丁の向こうに目を向ける。大学から来るとすれば、こっちからの筈なんだが――と、いきなり目の前で立ち止まった女の子が、深呼吸をしてから『久しぶり!』とか言い出した)…………っと、テレサか! ああ、いや、今さっき来た所だけど――いや、気付かなかった、というか見違えたよ(――ボーイッシュ、と言うのともまた違うのか。普段まったく目にしない彼女の姿に、俺は久しく忘れていた喜びの混じった驚き、という感情を味わっていた。 小さなホットパンツに肩を出すブラウスと、以前見た時は派手な魔女服を着ていたけれど、それとは違った意味で派手だ)………久しぶり。 相変わらず、元気そうで何よりだ。(――そして、少しばかりの安心。 心配はしていなかったけれど、この街で犯罪が横行している事実を自分は知っている。彼女が明るく元気でいるのは、本当に嬉しかった) [Fri 12 Jun 2009 00:28:15]
テレサ > (遅刻はあまり良いことではないが、珍しく丸一日入った学業、男と待ち合わせる際のファッション、どちらも疎かにできない分野であるのだからご理解いただきたい。トータルコーディネイトの問題で飛んでくるための箒を持参できず、歩いてきたのも敗因か。) 変じゃない よな・・・? 何処からどー見ても都会人だ。(横丁に新しくオープンしたお店で手に入れた凶悪なサイズのショートパンツ(肩にさすぺんだーで引っ掛ける変わったやつ)と、肩出すタイプのブラウス。 普段と違って帽子もないから視界が広いこと広いこと。 戸惑いを与えるための新鮮さに寧ろ自分が戸惑いつつ、待ち合わせ場所に現りた。 これならば普段より少しは飾ってるらしい、待ち合わせ待機中のアイツにも引けはとるまい。) 深呼吸っと。 よし! ―― やはぅー久しぶり☆(緊張を隠すために深呼吸を(目の前で自己申告後に)した後に、元気に挨拶といこう。)・・・あ、もしかしてちょっと待ったかナ?  ゴメンだ――(ついでに先制で謝っとく。) [Fri 12 Jun 2009 00:15:45]
お知らせ > テレサさんが来ました。 『待ち合わせより5分遅刻。』 [Fri 12 Jun 2009 00:00:31]
カイン > (元々、端役の下っ端、ただの斬られ役にそう仕事は多くない。劇団専属ともなれば別だけれど、ようするに今の俺は数合わせの為だけの存在だ。雇われて、舞台に出て、斬られて、安い賃金を貰って立ち去る。 最近はあまり他の役者と一緒に食べたり飲んだりという事も減ったのもあって、彼らからの誘いをあっさり退けて、芸能横丁へと繰り出した。 普段ならばこのまま家に帰って装備を持ち出し、暗黒街かスラムへと向かうのだけど――今晩の行き先は違う)………………しかし久しぶりだなぁ、逢うの。大学卒業した後は――確か逢ってない筈だし(そんな事を言いながら向かったのは、芸能横丁に幾つかあるオブジェの一つ。待ち合わせの典型的な場所。 どうやら待ち合わせの相手はまだ着てないようなので、周囲を見回した俺は、その場で彼女を待つ事にした。 服装は――生憎、芸能横丁の他の面々と比べると、地味だ。 元々あまりセンスが良いほうではないし、洒落に使える金も無い。一応、今着ている黒革のジャケットは良いものを買ったのだけど、長いこと着ているから少し古びてしまっている)………………。(最も、今の俺にとっては地味な方が良いのかもしれない。『カイン』が派手で目立つのは、あまり良い事じゃないからだ) [Thu 11 Jun 2009 23:56:30]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『(その日は、早めに劇団を出た)』 [Thu 11 Jun 2009 23:49:53]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『不意に耳に届いた同業者の呼びかけに話題を摩り替える。』 [Fri 29 May 2009 22:57:24]
デュラハン > (ただ、そうなると問題になるのは部下に与える次の指示の内容。それは少なくとも現状の花売りの真似事からはかけ離れた指示を与える必要がある訳だが)しかし、そうするとどうしたものでしょうかねぇ?(そんな良案が早々と頭に出てくる筈もなく。口にする言葉の羅列こそ違えど、幾らか前に呟いた時と同じような感じでそんな言葉を独り口にして。)(それから半刻ほどの時間ベンチに腰掛けて独りそんな考えをめぐらせていたが、結局その答えが出ることは無く) [Fri 29 May 2009 22:55:22]
デュラハン > (一ヶ月ほど前に受けた部下からの状況報告と今後の活動に関しての相談。最終的にこれと言った良案が出ることも無く、部下には無理の無い範囲で指示した行動を続ける様に伝えたがあれから数週間たった今、現状を維持しているだけではそろそろ得れるものが無くなっている様な気がしていて。)やはり今の行動とは違う方法で経験を詰ませるべきなんでしょうかね。(今現在部下が行なっている花売りの仕事と言うのは人の外見や表面的な模倣を行なう際に必要な情報や知識は得れるが、その数や質は決して良いとは言えず。また仮に花売りとして活動を続けていたとしても自身の活動に対して何らかの利益を生む可能性が低い事を思えば、部下に対して新たな指示を与えるべきであろうか。) [Fri 29 May 2009 22:50:12]
デュラハン > (歓声で賑わう芸能横丁の片隅。恐らくは仕事を終えたのだろう奇術師風貌の男は片隅にある休憩用のベンチに腰掛けていた。)いやはや、どうしたものですかねぇ?(誰に言うでもなくそんな言葉を呟けば、何かを考える様に顎に手をやるだろう。一見すれば今日の仕事の出来か今後の事を考えているようにも見えるが、その頭の中で考えているのは今日の収入でもなければ奇術の出来でもなく。奇術師の仕事とはまったく関係の無い自身と同じヒトデナシである部下の今後の事。) [Fri 29 May 2009 22:38:30]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『空を仰ぐ道化の仮面』 [Fri 29 May 2009 22:33:22]
お知らせ > レイリーさんが帰りました。 『(裏方組が後始末に奔走したとさ。めでたしめでたし。)』 [Fri 29 May 2009 00:04:58]
お知らせ > プロスパンジャーブラックさんが帰りました。 『『パンジャマァ〜ン、パンジャマァァァン〜!!』(ジャカーン☆、て閉めたッ!?)』 [Fri 29 May 2009 00:01:27]
プロスパンジャーブラック > 実に そう思う。本当、後でおしかり喰らッたら只管土下座の方向性しか道はないッ…!(*双方の意味で)そンでも付いてきてるスタッフはみンな失敗すれば共倒れ覚悟だと思うンだ。ネタの段階から相談したしッ…!)(ダダダダダッ――、)(【イエローさんちから以下略モデル】「非成長のMU・NE・Nアタ――――ッッック!!」、走ッてた少女奴隷がシュピーン☆と両手を十字にクロスさせると、指の間からチャッちい金銀紙テープがキラキラ飛ンでッて三人に命中する流れで。インパクトしたら【二人】「「ぐわ―――ッッ、や、やられたァ―――ッッ!!」」て、バッタリ倒れ伏す展開。逃げ出すお客サマッてワケ。一応コレも奴隷活用法は踏ンでる。自衛に奴隷雇ッて使うときッてだいだいこゥだし。パワーバランスおかしいのはショーならではのトンチキッぷりでブッ込んでくッ…!)こうして悪しき奴隷は滅び、平和と秩序は守られたのであッた……ッ。ありがとうギルド…ッ、ありがとう奴隷たちッ…ッ、(とかポップな裏声から一転。厳かな自前ナレーションに続き、どこからともなくエンディングテーマが流れてきてシメな筋書き。その無茶ブリな一部始終を生ぬるいマナザシでお見届け下さい、スタッフさん。それでは(*この後に及ンで逃げ出さなかッた)お客席の皆様もご一緒に、ED曲は裏切り者の名を受けて全てを捨てて戦う人調にご唱和下さいッ…!)(シャンダバダバダバダンダダン♪)『売ッりィ上〜げ増のォ〜、命ィ〜受〜けてェ〜、有〜ゥ給〜ゥ捨ててェ〜、はッた〜らく獣ォ〜』(シャンダバダバダバ♪)『パンジャーイエローランナウェイ、パンジャーピンクはお色気だ、パンジャーレッドはすぐ怒る、パンジャーパープル勧誘中』(ダバダ〜♪)『奴ォ〜隷〜のい〜のちィ〜、踏〜みィ〜に〜じるゥ〜〜』(シャンダバダバダバ♪)(こぶしを利かせて、) [Fri 29 May 2009 00:01:02]
レイリー > (黒いチャイナドレス……っぽい何かの上に白衣を纏う、気だるそうな女は何かを擂り鉢でごりごり潰しながら思う。此処は、地獄だ。)……煙草、吸うかい?(鞄を軽く革靴で突っつきながら、憐憫の情を包み隠さず言う。) (数種の薬草、茸、ついでに大奮発して鹿の幼角までを精密なバランスで配合、調合。ごりごりごり。)……(舞台は割と佳境っぽい。結末はともかく、過程の想像が欠片も付かないのはそれはそれでスゲーと思う。心から。ごりごり、ごり。)……ほい、出来上がり。取り合えず飲んで30秒程で効き始めるからキリッと働いて来んさい。(所謂精力増進剤とかその手の類。疲労回復とかに効きます。……ただし、プラシーボ効果もそれなりに含む。)(裏でお薬作ってるだけなら楽なもんだ。ちょっと懐が痛むだけで良い。表で働いてる連中を見たまえ、一体どの面下げて表街道歩けと言うのか。そんな彼らにせめてもの心使いとして、色々お薬配ってる訳なのだった。以上、説明終了。)……おー、早い早い……ってか早ッ!何アレどう言う原理!?(目にもとまらぬスピードであった。色々とんでもなかった。この本気をもうちょっと別方向に生かせない物かと本気で無念を感じる、九誄莉であった。) [Thu 28 May 2009 23:38:37]
プロスパンジャーブラック > (黒子は多分アキラメの表情だと思いマス。風とかモデルとか関連性ありませんヨ的発言加えてても、ネタ発射するとき相当な覚悟をしたンだそうなッ…。本当、ごめんなさい。)(ドッ引きな行為ひとしきり。しばらく呪文が流れたらズモモモモ。魔法陣の上に設置された肌色のナニカ達が自動的に組み合わさり、一つの人体を完成させる…ッ。実は上からマリオネット仕様で稼働してるンだけど、そンなん見え難いからお客席が恐怖の大混乱引き起こす罠。ワーキャー阿鼻叫喚の騒ぎの中、舞台上のパンダのみがブイッとキャッチーなピースサイン。)よゥーし、うまく召喚できたゾッ☆これでお客サマを助けることが出来るぞォー。(説明しようッ。プロスパンジャーブラックは深く突ッ込んじゃイケナイもろもろの儀式を執り行うことにより、みかたの奴隷を召喚することができるのだッ!と言うワケで、合体した肌色のナニカの集合体は黒髪青目の少女の姿かたちを取ッて。【イエローさんちの猟犬娘さんモデル】「マスター、ご命令を」(*飽くまで実際の人物・地域・団体様とは異なります)とか真顔で一礼。ケモノがビシィ横手を指さすと、再び事件へと移動するスポットライト。)よしっ☆(本当はパンジャーイエローさんちの)ボクのスーパー・レンタル奴隷よッ、わるい奴隷(*お一人は「元」だけど)たちをやッつけろォ〜ッ!ちなみに本商品はすでに売却済みなのでご購入希望のお客サマにはア・シ・カ・ラ・ズッ☆(キャハッ)それゆけボクらの欲望(ゆめ)と鬼謀(きぼう)の星ィ〜ッ!(【たぶんイエローさんちから勝手に借りてきた設定の奴隷さんモデル】「畏まりました、マスター」)(ちゃきッと少女は敬礼して。素早さ15値ばりの俊足でたちまち三人の方へ辿りつかんとかッ!能力とか好き勝手に改算済みでこれまた平謝りだァ―――ッ!!) [Thu 28 May 2009 23:20:26]
楊枝咥えた女 > (付いて来てる時点で大差無い気もせんでも無いが。GOサイン出した奴の神経を疑いたくなる惨状であった。と言うかそのネタはマジでやめとけ。熱狂的なファンが怒鳴り込んでくるから。)……って言うかむしろイメージダウンになりそうな気がしてこないかい、これ。(舞台裏の黒子さんに耳打ち。) [Thu 28 May 2009 23:10:40]
お知らせ > 楊枝咥えた女さんが来ました。 『(舞台裏で考える人のポーズ。)』 [Thu 28 May 2009 23:07:59]
プロスパンジャーブラック > ハッ、そうダッ!(ピュピー。ケモノの眼が光ッて再びスポットライト。)こンなこともあろうかと、昨日ォ、奴隷をいっぴき借りておいたンダッ!(なンてガッツポーズ。袖から現れた黒子からボード貰ッてお客席に向けて。内容は配布してるチラシと同じだけど、CMショー用により解りやすく箇条書きに記述してある感じ。)しかも今ならフェアー中に付き、なンと通常の半額から三分の1以下でレンタルできちゃッたりするンだからお得だヨネッ。その上お客サマのお気に入りになら、その場で購入契約もできちゃうッて言うンだからモウ行くッきゃないヨッ。購入手数料&契約更新料も無料なンだッ。ヨ〜シ、早ッ速召喚の儀式だァッ☆(ビシィ。客席に向けてグッとサムアップ。サワヤカな振り付けに物騒な台詞をブレンド。ボード置いてステージ中央でイソイソとしゃがみ込む。)(鋭い牙がズラリ並ンだ愛くるしいお口から、あンぐッと肌色のナニカを真ッ赤な口腔内から取り外す作業。ソレは元から咥えてた棒ッキレのようなナニカに留まらず、曲がッた肌色のナニカとか白ッぽくて細いナニカとか赤黒い個体のナニカとか。よいこの視覚にはちょッと刺激的かもしれない物体を次々吐き戻してはどンどンパージ。ゴロゴロ出てきた肌色のナニカを並べ立て、フカフカのおててに付いた赤インクで床に魔法陣描き始めた。)準備OKッ。コレで自らの手を汚さず争いにくわわれるぞォ〜☆(キャッホゥ。血なまぐさい背景はともかく動作はプリチーに喜ンだケモノ。パンッとモフ手を合掌。)ECOECOアザラク・ECOECOザメラク・我ハ求メ訴エルナリ――、(おどろおどろしい呪文と共に、ライトダウンした背後で黒い三角帽子の集団がゾロゾロ出てきて崇めまくる異世界光景。子供とか もれなく 泣く) [Thu 28 May 2009 23:06:28]
プロスパンジャーブラック > (と、ケモノの行く手にふと現れる三人の人影。見れば悪の女幹部宜しく派手なマント&ビキニアーマー装備に隈どり化粧施した二人の女性が、冴えナイ中年親父に絡ンでる様子の絵面。)むむッ!?早速事件のニオイがするゾッ。よォーしプロスパンジャー出動だァッ☆!(とうッと斜めジャンプ繰り出したケモノからスポットライトが移動して。光が新たな登場人物を照らし出せば、客席の前には目を覆わんばかりの惨状がッ…!)(【逞しいブラティリアさん風モデル】「オラオラー!低級のくせに態度が生意気なンだよォ、ご主人さまよォー!!(下敷きでバーコードハゲ擦りつつ)」【赤毛のクランク少女さん風モデル】「悔しかッたら『裕福』の非戦闘員で始めて戦闘イベントに参加してみなァー、アーッハッハッハッ!!(枝の先ッぽに付けた毛虫けしかけつつ高笑い)」 お客サマ「ひィィィ、許しておくれェー!ワシが悪かッたァーッ、こッこのお金は奴隷達の解放金に使うからァー!!」)あァッ!アレはッ…、レイシェ=リダーンとエト=ワールソンッ!(*実際の人物・地域・団体様とは異なります)近年加速していく階級社会に反骨の意を唱えンと立ち上がッた、コロセウムのダブル・ヒロイン(?)だァー!(*本当に実際の人物・地域・団体様とは異なります)お客サマを助けたいけれど、総能力28値のパンジャーブラック一人じゃァ花形スター二人を相手に手も足も尻尾も出せない状況だッ。(ササッと素早く書き割りの木陰に隠れるケモノ。ハンケチ代わりのモフ手でソッと涙をぬぐう仕草を。)ウーン、こうしてお客様がしいたげられているのを、タダ見守ることしかできないなンてッ。くゥゥッ…、ボクがあの時ッ…、あの時、あの強そうな奴隷を買ッておけバッ……! [Thu 28 May 2009 22:51:46]
プロスパンジャーブラック > (ときにパンジャマンッて誰よとか聞かないのがルール。何となく語呂で。戦隊モノから単発ヒーローモノに鞍替えしたッて訳じゃァないから安心してネ仲間達☆!なンて心底必要なさげなフォローはさておき、白黒のケモノはモフモフの懐から棒キレに布巻いた、カタチ小型拡声機コードレスマイクッぽい小道具取り出して左手にスチャッと装備。エレキテルとかモチロンないから完全気分の問題だけどねッ!)ヤァみンな!ボクは欲望(ゆめ)と鬼謀(きぼう)の味方、隷属戦隊プロスパンジャーブラックだヨッ☆!(バチーン、被りモノの中身がウィンク。)ボクの仕事は、お客サマたちのご機嫌な奴隷ライフを見守ることなンだッ。サーテ、良い子のお客サマは元気に奴隷をいたぶッてくれてるカナァー?今日もパンジャーブラックの猛烈♪ドキ×2☆ワク×2パトロールが始まッちゃう時間だヨッ。今日はどンな日常がボクを待ッているのかなァー?(肌色のナニカを口元でもッちゃもッちゃやりながら可愛らしさ装ッた作り声。セリから降りてポテポテ舞台中央へ。折ッ角だから口元の赤インクもちょッぴり増量。本日はCMショーと言うことでいつも以上にお洒落に気を遣ッてみました。お気遣いのオトコゴコロのおかげで客席の半数以上にヒかれてるとか全然気にしないッ☆) [Thu 28 May 2009 22:38:54]
プロスパンジャーブラック > (ちなみに今回はちゃんと必要経費で領収書頂戴しておきました。馬鹿にならないからねCMコスト…ッ!)(♪シャンダバダバダバ、シャンダバダバダバ、シャンダバダバダバダ☆)(妖しい軽快なBGMのリズムに乗ッて、ステージの中央部分が盛り上がッてくる仕掛けとか初ッ端から見せつける展開。胡散くさを醸し出しまくッた演出効果被せてきて、ガリガリ登ッてくる床の頂上にスックと立ちはだかる人影一つ。あれは人か?イヤ動物か?イヤあれはッ…パ〜ンダだァ〜☆!)『あッれ〜はァ〜、ダレッだ〜、ダレッだァ〜、ダレッだァ〜〜、あッれ〜はァ、パン〜ジャ、パンジャマ〜ン、パンジャマァ〜ン』(ガカッ)(*稲光フラッシュ) 参上ッッ!プロォォォス(ビシーン)パンジャァァァァァ(バシーン)ブラァァァッック!!(ジャキーン☆)(ポンチなパンジャーショー限定テーマ曲に合わせて、巻き舌とポーズガッツリ決める。スポットライトがカッと当たッて露わになるシルエットは、紛れもなく(*主に迷惑面で)ちまたをお騒がせしているあの大熊猫シュバルツ号。床下や舞台袖で頑張ッて下さッてるスタッフさんとか、製作協力はギルド有志の皆さんでお願いしますッ…!経理係がよけいな支出ビタ一文許してくンなかッたンだから予算ないものッ…!) [Thu 28 May 2009 22:26:05]
お知らせ > プロスパンジャーブラックさんが来ました。 『(仮説ステージ借りきッて、ヒーローショー的なアレを。)』 [Thu 28 May 2009 22:14:33]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『妙に親近感の湧く小屋を目にすれば、今日のところは引き返そう。』 [Tue 26 May 2009 01:10:21]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『やがて見えてくるのは、無許可でそこに陣取っているであろう、灯りのついた小屋だった。』 [Tue 26 May 2009 01:06:46]
だいだら > …そう。良く判らないけれど、そう言われて悪い気はしないよ。 ( 私の瞳に対してそんな風に思うのは、多分私みたいなのを見慣れているというのもあるのだろう。もしこの世の中が異形だらけだったら、何も不自由はしなかっただろう。その異形の世界の中に普通の人間が居たとしても、その人間自体の造形が異形の内だと受けいられ、やはり不自由することはなかっただろう。 そして確かに瞳は傷つきやすく、視力が弱いのはそのせいでもある。 ) うん、わかった。覚えておく。 ( 私みたいな知り合いが多いって言ってたし、表向きはまともでも裏では実は―― みたいなところなのかもしれない。 ) でしょ? …ああ、あと。『お代は見てからで結構』って言われるけど、それは面白くなかったら払わなくて良いよっていう意味じゃないから気をつけてね。 ( 本来ならそういう意味なのだが、そういう心意気のある座長ではない。 ) うん、待ってる。 ――小屋は、こっち。 ( そう言って、横丁のはずれの方へと歩いていった。 ) [Tue 26 May 2009 01:06:30]
シャジャール > うーん、そうかもしれないし、そうでもないかもねぇ?(いわゆる種族的なものもあるとは思うが…少なくとも自分はぜったい呪いの類も入ってると思う。先祖代々、体と内臓が分離できたなんか思いたくないし、もしそうだったらもっと仲間が居るはずだ。)そぉ?アタシのだいだらちゃんの第一印象はむしろそれだったけどなぁ…(だいだらちゃん確定。見つめ返されると其の目に映る自分が何か別の世界に居るみたいに感じる。余りに大きいから傷ついてしまうんじゃないかと心配になるくらい。)そぉ?じゃあ気持でもどうしようもなくなったらいらっしゃい?こっちはいつでも歓迎よ。(この辺は本人の気持が大事。無理に引き込む物ではない。)それなら安心。まぁ、生きてれば案外何とかなるしね?(この少女の言う事は本当だろう。少なくとも悲観ばかりして塞ぎこんでしまうタイプではない…ように思える。ポジティブでも無さそうだけど。)な…なるほど、そう言われればそうかもね…(見世物とか演劇といったエンターテイメントをそういう風に考えた事はなかった。ちょっと御飯を我慢してみるって言うのも手か…なぁんて考え始め。だいだらちゃん、見事営業成功。)ううん、絶対行くよ。分かった。(言えばそのまま異形の少女に手を引かれていこう。) [Tue 26 May 2009 00:56:34]
だいだら > ――私じゃ知り合いだからって理由で値引きはできないし、まあ、無理にとは言わないけど… ――そろそろ戻らないと座長に怒られちゃう。これから小屋に帰るから、場所を教えておくね。一緒にいこう? ( そう言って、私は彼女の手を引こうとする。 ) [Tue 26 May 2009 00:44:12]
だいだら > 私のおじいちゃんやおばあちゃんも、目が一つだったのかな? ( そんな事をふと思ってみた。 ) ………。 ( 結局だいだらちゃんになってしまいそうだ。抗議しようかと思ったが、止めた。大人の人に言われると中々反対はし辛い。 ) ――変なの。私の目が綺麗だなんて言ったの、シャジャールが初めてだよ。 ( そう言ってまたじっと見つめ返した。 自分の容姿というものに対して、何か特別な感情を抱いたことは無い。いや、子供の頃はあったかもしれないが。髪や服を小奇麗にしているのは、一応客商売だからか。 ) そっか、残念。 ――ありがとう。でも、シャジャールが働いているところって、多分普通のところなんでしょ?そんな所に私みたいなのが来たら、やっていけなくなっちゃうよ。だから、気持ちだけ貰っておく。 ( 正体は兎も角として、今は普通の身形をしているし。普通に働けるだろう。 ) ――もしお仕事なくなっても、首なんか括らないと思うけどね。 ( もし悲観して死ぬというのなら、もっと早い段階で私はそうしていただろう。 ) ――――。 ( ああ、ここはあれだ。座長の言いつけどおり、営業しなくちゃ。 ) 一度ぐらい、見ておいて損は無いよ。世にも奇妙な連中の気味の悪い芸を見れるんだから。2000エンで何かを食べてもせいぜい一日しかお腹は持たないけど、幻想一座の見世物はきっと死ぬまで忘れないよ。 ( うん、我ながら上手いことを言った。 ) [Tue 26 May 2009 00:43:35]
シャジャール > うーん、多分アタシだけじゃなくって、アタシの親とかじいちゃんばあちゃんとかずーっと日焼けしてきたからじゃないかなぁ?(だって薄暗いとこに長い事居ても自分の肌が白くなる事は無い。その理由は考えてみたら…良くわかんない。)じゃあ普通にだいだらちゃんでいくよ。(相手の戸惑いには気付かない。気付いていても変えないだろうが)そうなんだ…。でもそれは貴女の個性だからね。綺麗だよ、貴女の目。(こうしてじっと見てると本当に吸い込まれそうな気分になる。何かそんな目玉の妖怪、居たような気もするが…)あはは…でも紹介は遠慮しようかな。アタシも別のとこで働いてるから。(これはちょっとだけ嘘。正確には働いてた。悪い仕事だけど。)もしそんなことなったらアタシが拾ってあげるよ。だから悲観して首くくったりしないでね?(何気なく言った言葉。割とどれも本気。そういう仕事で売れないのは簡単に切り捨てられるのは良く知ってるし…こういうマイノリティの子を手助けしてやるっていうのが、そもそもの今の自分の最終目的だったのだから)…とは言ってもさぁ…2000でしょ?屋台で何食食べれるのよ、それだけで…(金銭については納得いかないらしい。実は結構行ってみたかったりした。) [Tue 26 May 2009 00:26:51]
だいだら > 南? じゃあ、暑いところなんだね。おねえさんの肌が黒いのは、日焼けしたからなの? ( そんな子供染みた素朴な疑問。きっと凄く暑くて、凄く日焼けするんだろう。 ) …別に。普通に”だいだら”で良い。 ( ちゃんをつけて呼ばれた事なんて無かったせいか、少しだけ戸惑いを見せた。 ) そうなんだ。私の目は大きいけど、あまり目は良く無いの。大きいのが一つあるぐらいなら、小さいのが8つあるほうが私も良かったのに。 ( それでもきっと見世物としては食べていけるし。 ) ――へぇ。おねえさんもそうなんだ。 …もし私がびっくりして気絶しちゃったら、幻想一座の座長に紹介してあげる。 ( いつだって私は驚かせる側だったから。 ) 私はこれでしか食べていけないから。売れなくなったら、座長に捨てられるし。 ( 今の仕事に遣り甲斐や楽しさを感じたことは無い。その為、受け答えはどこか気の無い言い方だった。 ) 元々沢山お客さんが来るような商売じゃないから、取れる客からはとっておかないと…って、座長が言ってた。 [Tue 26 May 2009 00:11:24]
シャジャール > そう。アタシの国はトキノミヤコのずっと南だけどね。(相手の心理を察したわけでもないだろうが、簡単な説明をする。それ以上は詳しくいえない。だって自分自身本当にどのあたりに住んでいたのかは知らないのだから。)あ…そうなんだ。じゃあ…だいちゃん?だらちゃん?……無理せずだいだらちゃんって呼べば良いね。(相手が年下だとなんだかすっごく馴れ馴れしくしてしまう。気質なんだろうか?)そうそう、多分彼はすごく便利に使ってると思う。アタシ?うん、アタシもそう。普通じゃないよ、多分貴女よか凄いかもね。二人きりになれるような時でもあれば教えてあげるよ。多分、貴女びっくりして気絶しちゃうよ?(なんて、柄にもないことを言う。まぁ、過去には戦術的な意味もあってかなり極秘にしてたんだけど。)見世物小屋…かぁ。立派だね、自分の特性を生かして人を愉しませるなんて…。(自分には真似できないなぁっと)…って高っ!!(思わず言ってしまった) [Tue 26 May 2009 00:01:15]
だいだら > …うん。 ( 同じ東方の出身といわれて、ちゃんとした国の名前は覚えていないけれど、確かにこういう肌が浅黒い人たちの国があるって聞いたことがある。地理的にどの辺なのかまでは良く判らないけど、多分近いのだろう。 ) ん。だいだら以外の名前は持ってないの。だから、本名がだいだら。 ( もしかしたら自分にも本当の親が居て、別の名前がつけられていたのかもしれないけれど、覚えてはいない。 ) ふうん…、そうなんだ。 ( 私たちと同じ、異形を取り扱ってる芸人か何かなのかな、なんて思う。 ) 目が八つもあるなんて、便利そうだね。 ――おねえさんも? ( そこで言葉を途切れさせるのなら、それ以上は聞かないが。この人も異形と呼ばれる女性なのだろうか。見た目はとっても普通に見えるのに。 ) 幻想一座。芸能横丁の外れにある見世物小屋。私みたいなのが沢山居るの。 …一回二千エン。 [Mon 25 May 2009 23:51:24]
シャジャール > へぇ…トキノミヤコの方なんだ。アタシと同じ東方の出身なんだね。(トキノミヤコとリャルオスは同じフォーウン文化圏にあるって話を何かで聞いた事がある。ますます親近感が湧いた。)へぇ…じゃあ本当は何て名前なの?あ、シャジャールはアタシの本名だよ?(少女が場所柄芸名を名乗ってるのかと思ったのだ。)しないしないって!アタシ変わった友達多いって言ったろ?一緒に住んでる人なんか目が8つぐらい合ったりするんだから。かくいうアタシだってこう見えても…(言いかけて言うのやめた。見方によっては一つ目なんかより遥かにおぞましい存在だ、自分は。握り返された手を軽くぶんぶんっと振って離そう。)ふぅん、ちゃんと仕事してるんだ、偉いね。今度見に行くよ。げん…なんだっけ?? [Mon 25 May 2009 23:42:56]
だいだら > …ふぅん。”だいだらぼっち”も山のように大きいんだよ。 ( サイクロプスの説明を聞いて、まるでだいだらぼっちみたいだと思った。案外、同じなのかもしれない。 自分より背の高い相手はその場にしゃがんだ。 ) だいだらぼっちっていうのは、朱鷺の都の一つ目巨人のこと。私は巨人じゃあ無いけれど、一つ目だからだいだらって呼ばれているの。 ( シャジャールと名乗る女性は「変わった友達が多い」という。私のような者を見慣れているのだろうか。だとしたら、怖がったりしないのは納得が行くけれど。 ) おねえさん。私を捕まえてどこかに売り飛ばそうだなんて思ってないよね?私はもう幻想一座で働いているんだから、駄目だからね。 ( 或いは、珍しいから売り飛ばそうと思っているのも知れないという予感が働いたのか、自衛の為にそんな事を口にした。もっとも、強引に浚われてしまえばそれまでだけど。 差し出された手に、一瞬間を置いてからそっと握り返す。 ) [Mon 25 May 2009 23:32:38]
シャジャール > えぇっとね…サイクロプスっていうのは貴女を10倍くらい大きくした巨人…なんだけど、アタシは貴女みたいなおっきな目が一個だけのをそう呼んでるだけだけどね?(相手が逃げ出したりしないのなら、視線を合わせるように相手の前にしゃがみこもう。相手は少し見下ろす形になるか。)だいだらぼっち?どこの言葉?(間抜けにも同じような質問を少女に返してしまった。相手に怯える様子は無い。慣れているのか、さほど迫害を受けた経験が無いのか分からないが…案外かつての自分みたいになんかの組織に属してたたり…なんてことすら思う。)アタシはシャジャール…(異形の相手に思わずシャムで無く名の方を名乗ってしまう。)アタシこう見えても結構変わった友達が多いんだよ?でも、貴女みたいなのは初めて。(宜しく…っと会って間もない相手に手を差し出す。直感的な仲間意識という奴を感じたのだろう。) [Mon 25 May 2009 23:22:18]
だいだら > ( 異形の目玉が一つ付いているだけだ、としたが訂正だ。正確には口もついている。…鼻は無いが。 ) ( 最初に驚いたような声を上げはしたが、改めてフードの中を覗き見た相手は驚いたり怖がったりすることなく、笑っていた。 ) ”さいくろぷす”? …知らない。”さいくろぷす”って何? ( 外国の怪物に詳しくないためそう答えた。…一つ目の化け物という共通点だけ見れば、サイクロプスもだいだらぼっちも似たようなものなのかもしれない。 ――どうやら私は相手の恐怖心の前に、好奇心を刺激してしまったらしい。見世物としては栄誉なことなのかもしれないが。 ) …私はだいだらだよ。”だいだらぼっち”のだいだら。 [Mon 25 May 2009 23:13:25]
シャジャール > ………(じぃっとこちらを見つめる大目玉をこちらもじぃっと二つの目で見返す。そこに驚愕の表情は無く、むしろ笑みが浮かんだ)ねぇねぇ…貴女って、サイクロプス(単眼鬼)?(少女の言葉には答えずに図々しく問いかけてみる。もし相手が明らかな成人だったらこんな聞き方はできなかったろうが、子供と分かれば好奇心を満たすほうが先んじた。今までいろんな異形と付き合ってきたが、こんな可愛い単眼鬼は初めてだ…ってのが今の印象、心の中。) [Mon 25 May 2009 23:07:00]
だいだら > ( 出来ればこのまま何事も無く通り過ぎて欲しいところだったが、見られただろうか。或いは、ぎょっとして何も言わず立ち尽くしてくれてもいい。その隙に、通り抜けるだけだから。 ――しかし、そのどちらになることも無く、一度は通り過ぎたもののすぐさま私の前に戻ってきた。どうやら、気付かれてしまったようだ。 ) …なぁに、おねえさん。私は今買い物の途中なの。早く帰らないと、叱られてしまうわ。 ( フードの中を覗こうとするのに対し、特に拒否したり顔を背けたりすることは無い。見られるのには慣れてしまっているし、気付かれた以上隠すのも意味が無い。変に逃げたりして、騒ぎになっても嫌だし。 シャジャールがフードの中を覗き見れば、そこには大きな大きな、異形の目玉が一つ付いているだけだ。その大目玉がじ、とあなたを見ている。 ) [Mon 25 May 2009 22:59:27]
シャジャール > (フードの下からきらりと大きなおめ目。帰ってきたのは予想してたのと同じくらいの歳の少女の声。遅い時間だけど、まぁ比較的治安の良い場所だし大丈夫でしょ、なぁんて思いながらそのまま脇を通り過ぎる。)………って!?ちょっと待てぇぇっっ!!?(と、そこまで来て違和感に気付く。少女に対しての言葉じゃない。いわゆる一人ボケツッコミ的なものに分類される物だ。そのままずざざざっと、現代社会で言うところのビデオの逆再生のように後退すれば再び少女の前に現れよう。そして、そぉーっと…いや少女からすれば滅茶苦茶あからさまだが…そのフードの中を覗き込むようにしてみよう。) [Mon 25 May 2009 22:53:41]
だいだら > ( 大きな目玉を隠すには、幾らフードが深くとも俯いて歩かなければならない。しかし、人通りの多い場所だ。道の隅の方を歩いているとはいえ、時折前をちらりと確認しないと誰かにぶつかってしまうかもしれない。そう思って、ちらりと顔を上げたのと、見知らぬ女性に声を掛けられたのは同時だった。 ) ……。 ( 直前まで前を見ていなかったから、まるで相手の行く手を阻むように進行方向に立ってしまい、更に一瞬だけ目があう。目があうと言っても、こんな大きな目玉じゃあ相手に「目があった」っていう印象を与えるかどうか疑問だけど。 ) うん。 ( 私はすぐに顔を伏せ、そう返事をした。 知り合いと間違えたという感じじゃない。ただ単に気を使ってそう声を掛けたのだろう。確かに、私のような年頃の娘がうろつくには遅い時間だ。…世間一般的には、だが。 ) [Mon 25 May 2009 22:46:01]
シャジャール > (別に何か特別良い事があったわけではないが、夏に向かうこの季節特有の、次第に空気が湿り気を帯びてくるのを感じると妙にテンションが上がってくるのを感じる。寒いのが苦手ではないとはいえ、やはり生まれ故郷のような暖かい空気が好きなのだ。良いこと…考えてみれば一つあった。屋台で痛んだ果物を捨てられる前に全部タダでもらえるのだ。そんなこんなでそこらへんで奏でられていた曲をハミングしながらフードの少女の正面を歩いてくる女。)こんばんは、早く帰んなよ?(声が届くほどまでの距離まで来ればそんな感じで軽く声をかけてくる) [Mon 25 May 2009 22:38:16]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 『鼻歌交じりに向かいを歩いてくる女』 [Mon 25 May 2009 22:31:21]
だいだら > ( しかし、どう上手く隠してもふとした弾みで見られてしまう事もある。流れ者の私はちゃんとした保護は受けられず、人食いの化け物だと思われて嬲り殺しにされても文句は言えない。座長だって、私がそうなっても抗議したりはしないだろう。 この一帯で暫く見世物小屋を続けていれば「幻想一座のあの大目玉娘だ」ということで、少しはそんな目にあう危険は少なくなるのだが、それはまだまだ先になるだろう。 …いつのことだったか、宣伝を兼ねて一座の人間が一列に並んで街を練り歩いたことがあった。まるで百鬼夜行のようだと座の名前は広く知れ渡ることになったが、無許可の癖に大きな顔をしたとして次の日には追い出されてしまった。大きな宣伝をすれば客は来るし、私も少しは安心して出歩けるようになるが、追い出されては元も子もない。 ) [Mon 25 May 2009 22:29:33]
だいだら > ( そうは言ってもこの大きな目だ。被り物でもしないと、すれ違う人は悲鳴をあげかねない。それとも、横丁の出し物と思われて騒がれたりはしないのだろうか? 黒いフードを深く被って向かう先は、まあ色々だ。衣装用の布を買ったり、食糧を買ったり、座長の酒を買いに行ったり。 殆どの団員は外出しない。或いは外出出来る体では無いため、何か必要なものがあればこうして私が買いにいかされる。 ) [Mon 25 May 2009 22:18:36]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『道を歩く。』 [Mon 25 May 2009 22:13:20]
お知らせ > ジンバルトさんが退室されました。 『(それが責任を負うッて事だ。襟足掻き上げて腰を上げる――、) 』 [Sun 24 May 2009 18:52:10]
ジンバルト > ―――――はッ…、(パッと顔から手ェ放す。鼻先で嘲笑一つ。長耳は思考力へ回線を繋ぎ直す。下らねェ。男が一度決めた事を何掘り返してンだか。)(ともあれ斯くあるべき判断をねじ曲げて通す分のしっぺ返しは必ず来る。どッかで誰かがババ引かなきゃ事態が納得すまい。隠蔽事情とか関係なく因果応報は絶対めぐッてどッかに当たる。でなけりゃァ『普通の裁量』で先に処分されてッた他の奴隷の立場はどうなるンだ。No,752の場合は?少なくともG君以上に逃亡の自覚はあッたけど、腕を切られ、顔を焼かれ。今も見せしめとして引きずり廻され続けてる。それがギルドの定石な対応だ。看板を汚したくッた分別知らずへの罪の証。)(けどネ、連中に人権なンかなくても価値はあッた。こッちがお咎めナシであッちが拷問処分なンて不条理に扱われた奴らの分、慰謝料は払われなくッちゃァいけない。)だから――、ネ、(長耳はイベントが終わッて落ち着いたら――、辞表を書こう。不良品を商品棚に通した分。奴隷の逃亡を許した上対処を怠った分。戻った商品を適当な了見で相当の処分を見送ッた分。私情で会社の大事な名簿を偽造した分。信頼してくれたお客様を騙くらかした分。違法行為・不始末全部重ねりゃァとても三下の首一つで済む損害金じャァないが、けじめと誠意の問題だ。もちろん理由なンか並べられないけど、長耳が企業に背信行為を働いた事に間違いはない。首で足りなきゃ、それこそ詐欺工作罪でブタ箱ブチ込まれるのも甘ンじる。何があッても絢乃先輩もギブスン先輩も関係ない。いざとなッたらギルドの柱はスコルピオ先輩とゼロ先輩がいる。長耳一人消えたところでどうッてことない。) [Sun 24 May 2009 18:50:09]
ジンバルト > せェンだよッ――!!(肺の底から罵声上げて、足元の木箱を力任せに蹴ッ飛ばした。)(箱はメキッて少しひン曲がッて、耳障りな音を立てながら転がッてッてどッかにブチ当たって破砕した。)……ッッ、……ッッ、……ッッッ、(あァ――、厭なデジャ・ヴ。眼前の風景がスライム宜しくグニャリ歪む。座ッた姿勢から倒れこむよう、板箱のフチに手を掛ける。額が冷たい。嫌な汗が次から次に頬を伝う。不規則な自分の息づかい。どくんどくん。鼓動の音が喧騒を飛びッ越して耳に付く。見開いた眼が瞬きを忘れて乾いてくる。硬直したような腕の神経。手をガクガク持ち上げて襟元を鷲掴みにする。背中を丸める。襟の中に顔を埋める。見るな。今は誰も俺を、見るな。)(―― 一人拾ッて、英雄気取りか自惚れ屋。他の不良奴隷はどうなッた?)……いィーいィ ィ、ご身分だなァー、オイ……、(吐き捨てる声が震えたみたいにくぐもった。発音が定まらない。キモチ悪い。) ……―――あァ、(喉が絡む。あァ、もゥいい。もゥいいから取りあえず何も考えるな。誰の顔も声も一度忘れろ。面倒くさい鬱陶しい阿呆らしい。遮断しろ。頭へ繋がる神経線をみンな遮断しろ。黙ッて呼吸を整えろ。簡単だ、ひたすら素数を数えてればいい。もう永久に泣き声なンか届かないンだ。横丁の喧騒だけを一生懸命拾いまくる。無秩序なノイズでやッと体中が埋まったなら、ホラ。またすぐに理性のドアノブが見える――、) [Sun 24 May 2009 18:40:18]
ジンバルト > (今からでも遅くない。あンなデタラメな立案取り下げちまおう。思い出すだに阿呆くさい。イヤ通用する訳ない。まかり通る道理がない。裏技使ッて危ない橋渡ッてまで逃亡雑多に肩入れする必要なンか絶対ない。あンなの不良品だ。不良品は捨てるべきだ。お人好しの宮崎女史は悲しむかも知らんが事後承諾だ。構うモンか。そうだ、あンな役立たずの害虫、)(「ボク、嘘 ゆってないもん」)(鼻にかかッた幼い声)………ンッ、だよ………、(教育放り投げられたような知能遅れが勉強する意味だッて解るモンか。捨てちまえ捨てちまえ。心が軽くなる。耳から遠ざかる横丁の雑音。)(「おやくそく。  ボク、 できるよ」)(すがるような子供の眼)……ンだッ…て、また…うるッせェ……、(事態を元サヤに収めりゃいい。何もかも片付いてすッかり面倒がなくなッていい気分だ。指の先が強張ってくる。)(「おにーさん ボクのこと。 かんがえてくれて、ありがとー」)(無邪気な笑顔。大切に扱われ、大切に思ってくれる人間がいる。常識を知らなくッても、お礼の言葉を知っていた)……るせェ、……、(とッとと処分しちまッてイベントに力入れなきゃァ。厄介事がなくなればホラ。もうこンなに楽しくなれる か ら。手の甲に浮く青筋。半月型に持ち上げたはずなのに唇の端が戦慄いてくる。引きつる頬。肩が背中が震えてくる。)( 「ありがとー」 ) ―――ゥ る、 [Sun 24 May 2009 18:32:15]
ジンバルト > 責任、ね―――、(ガサガサ両手で髪を掻きあげた後、手のひらを顔の半分ほど下へずらして頬杖に似た体勢に落ちつく。長い指の間から覗いた飴色の瞳は、景気悪げに曇ッてる。)(責任ネ。心の中でリフレイン。長耳も好きな言葉だ。どンなややこしい事態の収集だッて一発で片の付く便利な単語。一言放ッてどッかの誰かに投げちまえば、面倒な要件からとッととオサラバできるスバラシイ言葉。無責任な人間ほどやたら人に向けて『責任』なンて言いたがるのは、そういう仕掛けがあるからだ。)(責任。押し付けちまえば良かッたンだ。何も自分がしゃしゃり出てくる問題じゃァなかッた。宮崎女史がヌルい裁量で叱られようが、ランナー氏が職務怠慢だッて罵られようが知ったこッちゃない。大元のG君から放置しておいて良かッたンだ。誰かが生き延びる算段付けさせたとして、責任あるのはソイツで長耳のせいなンかにならない。詰られようが謗られようが、悪くして職員不適格と見なされて免職されようが他人事だ。いずれ正攻法じゃァ助かりようがなかッたンだし。無理押し通したならそれこそ更迭の危機だ。どう転んでも、放ッておけば必ずなるべきようになる。) [Sun 24 May 2009 18:24:15]
ジンバルト > つーか。アレだよな、俺悪くなかッたよな、アレ。常識だからな常識言ッてたンだからな、うん、虐めてない今回本気虐めてない、(にっちもさっちもいかない展開だッたンだッて声を大に叫びたい。見苦しい弁解のターン繰り出した。ギルド内に蔓延してる空気がG君助けたい色一色で統一されてたンだから、流れ読んでもしょうがないデショ程度には言い訳させて欲しい感じ。)(くり返すけど逃亡歴一つ取り上げても普通は即処分コース行きで間違いないンだ。最低価値の雑多品ならナオサラ逃れようの無い話。まず扱う品に逃げられたなンて救いようがない事実が企業に取ってどンだけの失態だと思うンだ。更に一般人が届け出るまで何の対策もして来なかッたッてド級の醜聞のオマケ付き。どの方向から見てもガッツリ重罪なンですよ本当。)(粗相するような不良品はハイさようならッて古き良き風潮はもう廃れちャッて久しいのかネ。会社なンて代物は回転早くなくッちゃァやッてられない。ローマン元ギルド長の経営の遣り口は合法的かつ理想的だッたと思う。もし彼女が今も在籍中だッたなら、長耳なンか例の優男との応対の段階から利害責任問われて即決で詰め腹だ。) [Sun 24 May 2009 18:16:16]
ジンバルト > (使い古されたモノローグ恥ずかしげもなく引ッ下げてきた羞恥心とか無縁な長耳。ビバ☆私の根性フリーダームッて、)ビバじゃねェ…、ビバじゃねェから……、(自分ツッコミも気弱な小声。そンなタレ耳気味ダークエルフは横丁広場に転がッてる板箱に腰かけて、両手で顔を覆ッて超うなだれてる。うん なきたい きもち)イヤ阿呆だろ……、阿呆だろ俺……、ナニやッてンだ絶対阿呆だろ……、常識おかしいだろお前……、採算合わねェッて絶対……、うァァァバレたらクビられるゥゥ懲戒免職るゥゥゥ(さッきからずッとブツブツ言うてる。めッちゃ自己嫌悪に襲われ中。雑多一人ぽッちの始末の有無で何日も無駄に審議かけたりして、決まりきッてる結果をドーダコーダ蒸し返してみてこね回してみて。挙げ句、苦し紛れに打ち出した最終手段があンな背水の陣なンだから、我ながらバカバカし過ぎて恐れ入る。何コレ知力9ッてどういう飾り?一体何のお題目下げて事務仕事とかしてるんデスカ。結果的に商品が使い回せて、今までの不祥事のツケが覆されるぐらいに品質が上がりさえすれば差し引き損失ナシだなンて、詭弁にしかならない。) [Sun 24 May 2009 18:08:18]
お知らせ > ジンバルトさんが入室されました。 『(勢いでやッた。いまは 反省している)』 [Sun 24 May 2009 18:03:16]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 軽く手を振って、ステージを後にした 』 [Sun 24 May 2009 02:10:17]
霧子 > Hey, Am I still OK ? I hear it now because you will not answer easily. (ねぇ、私はまだ大丈夫? 訊き辛いから今ここで訊くけれど) [Sun 24 May 2009 02:09:46]
霧子 > Are you OK ? Hey, Do you ask me ? (いい?ねぇ、お願いするよ) Do not become silent. (黙ってないで) Please say something.(何か言って) ( さっき不意に出来上がった曲だ。 即興で、歌詞も、曲も。 バックバンドの人達には単純なリズムだけを頼んである。 ちゃんとした曲としてはまだ未完成だ。 それでも何となくすぐに歌いたくなって、捩じ込んでもらった。 後でプロモーターに「そういうのはもっと大きいステージで発表しろ」って言われるだろう。 でもそういう気分だ。 ) [Sun 24 May 2009 02:05:59]
霧子 > ( 1mm単位の正確なピッキングでギターが尖った音を奏でる。 殆ど静止しているかのような静かな佇まいと、攻撃的で激しい曲調の組み合わせはある種シュールなくらいで、矢張りそこが好き嫌いの分かれる所になっている。 キャラ作り過ぎだとか、生意気そうだとか、曲が似合わないとか、そういう意見も無くは無い。 が、当人は至って素で、これ以外のやり方を知らないだけ。 ) You stop me when noticing not to distort. To say "Eat foods other than the sandwich"  (おかしいと思ったら貴女が止めてね。 「またサンドイッチばっかり食べて」って)  [Sun 24 May 2009 01:53:57]
霧子 > Hey, Am I still OK ? I hear it now because you will not answer easily. (ねぇ、私はまだ大丈夫? 訊き辛いから今ここで訊くけれど) I sometimes become uneasy though it seems to be very steady. (平和すぎて時々不安になるよ) Hey, Am I still OK ? I hear it now because you will not answer easily. (ねぇ、私はまだ大丈夫? 訊き辛いから今ここで訊くけれど) Though it's very comfortable peaceful every day.  (安穏とした日々はとても心地好いけれど) ( そんな出だしの歌。 あまり標準語で歌わないのは、何となく直接的過ぎて白々しい気がするから。 少し暈す位で丁度良いと思う。 奏でるギターの音と、歌う声のニュアンスで半分くらい受け取ってくれればいい。 路上ステージから大通りを行く人達まで届かせるつもりで、声を張り上げる。 ) [Sun 24 May 2009 01:37:39]
霧子 > ( 一通りお決まりのレパートリと幾つかのカバーを歌って、演奏が途切れた時。 不意にステージ上の楽師が短くそれだけ言った。 元々気の利いたトークやパフォーマンスをするような娘ではないし、ただひたすら演奏機械のように正確にギターをかきならし、歌うだけ歌ってびっくりするほど愛想を振りまかない。 そんな新人楽師にそろそろ横丁の常連も慣れてきた此の頃。 (非常に好みの分かれるキャラクター性である事は否めない) ) ( 聞いたことのない曲調のイントロが鳴れば、あ、新曲か、と何人かがようやく気付いた。 少しだけ速めのミドルテンポの曲。 「霧子」の曲は全体的に速めだから、普通くらい。 ) [Sun 24 May 2009 01:26:39]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 "Sleeping dear" 』 [Sun 24 May 2009 01:17:52]
お知らせ > 神楽炎紀さんが帰りました。 『Good night.』 [Sat 23 May 2009 01:09:41]
神楽炎紀 > (魔術の執行者は私自身が執り行うもの、魔力や生命力は竜そのものを利用する。竜ほどのサイズが人間に変えるなど、人間やエルフの魔力や生命力には限界がある。) ――――難しいものだ。 (竜自身が竜の魔力と生命力を執り行えば、事が足りるのだが…。魔術の長けた竜ならば容易だろうが、訓練のされていない竜が執り行えば、…人間になれず竜人という形で止まるのが落ちなのかも知れない。) Sleepy ... Now go back to sleep. (眠い…眠りにつこうかしら)(歌も演劇も何もかも終わってしまえば、照明の明りでさえ薄れ掛けている。大通りの照明は未だに消えないのが幸いと言えば幸いであった。) [Sat 23 May 2009 01:08:44]
神楽炎紀 > (訂正 鍛え上げる事に ⇒ 鍛え上げる事にしか)(我等の魔術は、神の領域に及ばない。自然の現象を引き起こす、とはいえ…) 我等が自然の力を得るなど、紛い物であり超自然には及ばない。 (自然を超えた超自然な力を得る術は、自然界だけでは足りない。決定的な何かが足りない。) より、完璧で完全な――  … 復活、浄化、破滅 を成し遂げる炎。 (最強の遺伝子を残す、とモリオスに宣言したが真の目的ではない。) …と、竜専用の魔術の術式を構築しなくては。 (竜の身体の組成は頑丈で膨大だ。年月と共に進化と成長を繰り返す。逆に言い換えれば、進化と成長を縛り付けた上で、更に不要な部分を焼き尽くす。) …駄目だ。 これは危険が過ぎる。 (独自で判断すべきではない。竜の意思に委ねるしかない。) [Sat 23 May 2009 00:55:45]
神楽炎紀 > (我が一族は、平和と破滅を天秤に掛けた戦争ですら干渉しなかった。エルフは一つの種族として確認されているが、我等では四つの分類に分かれる。エルフは平和と自然を愛する番人、ダークは規律と法則を毛嫌いする自由者、エルダーは全ての物事を傍観し続ける記録者、自らの全てを鍛え上げる事に興味を示さず それ以外は殺し尽くす破滅者。…それでも見かけに寄らずに、ダークでも心優しい人は知っている。それでも外の者は何故か差別する意識が強過ぎる。我等の理解が超える程に――…。) ……。 モリオスの方の手段が駄目ならば、…私いや我等の術が助けになれば良いのだが。 (竜の目的は知らぬもの、偉大な存在が何を成すのか興味は確かにあった。…あ、歌が終わってしまった。) [Sat 23 May 2009 00:34:03]
神楽炎紀 > (演劇や歌を披露する舞台の観覧席で、体育座りする良い年をした女性。足を抱える様にし、夜空ばかり視線を注いだ。) …ムリ。 ムリムリムリ。 (瞳を細めつつ、指先を動かした。竜という依頼者は人間になり、ヴェイトス市内に用事があると言っていた。竜は高貴な生き物であり、人間など小っぽけな存在を気に掛けるなんで想像すら出来ない。) …あれか。 …あれなぁ。 (身体を変化する魔術は、理論上と術式だけなら当の昔に完成済み。口外しないのは、希少な存在の捕獲や討伐に用いられる危険性があった。どれほど巨大な存在でも、身体が縮まり、能力でさえ封じられれば、人の子と動揺であり捕獲及び討伐でさえ容易なのだ。――そうなれば、自然界の法則が崩れ落ちる気がした。) [Sat 23 May 2009 00:18:03]
神楽炎紀 > (漆黒の衣を纏う女性は、呟く様な声で空を見上げる。) Think about it often, it is more advantageous MORIOSU. (良く考えなくても、モリオスの方が有利じゃないか)(ヴェイトス市内へ踏み込んだ直後、散策を繰り広げた。仕事の見付け方や請け負い方、多種多様なギルドの存在、最低でも市民権を得る為に住所と財産を確保する必要である事が分かった。…しかし、最後に分からない事があった。)  It's a maze of the city itself. (街そのものが迷路なのよね)(竜の依頼を思い出せば、研究する場所を確保しようとしたが…。理性を取り戻した途端に、どっちの方向へ行けば良いのか分からなくなった。) [Sat 23 May 2009 00:00:33]
お知らせ > 神楽炎紀さんが入室されました。 『 I do not know the reason. (何もかも分からない)』 [Fri 22 May 2009 23:53:12]
お知らせ > シルヴァさんが退室されました。 『(そして、猫の行列。)』 [Fri 22 May 2009 23:30:52]
シルヴァ > (お金をポケットにしまいこみ、地面にそのままの商売道具、抱えあげて、帰り支度は完了です。) じゃ、帰りますよー。ハンターも疲れてますしー。 (にゃぁにゃぁ、やる気ない返事、苦笑を浮かべながら、歩き始めましょう。) [Fri 22 May 2009 23:30:06]
シルヴァ > (ていうか、この時代、紙幣ってありましたっけ。…まあ良いです。どうせ、そんな物入れてくれる人、いませんし。) はい、次回もぜひお越しくださいー。 (次回が何時になるか、私も知りませんけど。彼の機嫌が良い時でないと、芸してくれませんし。) お疲れ様でした。…良いですね、結構集まりました。 (黒猫が、重くなった帽子を、邪魔そうに見るくらいの量のお金は、入っています。) [Fri 22 May 2009 23:26:18]
シルヴァ > (お客さんの前を、背に逆さの帽子を乗せた黒猫が、行ったり来たりしています。元々、小銭を少し入れておくと、釣られてお金を入れてくれます。豆知識です。) どうも、有り難う御座いましたー。猫は疲れているので、出来るだけ軽い物を入れて下さいー。 (お馴染みの台詞、お客さんに投げかけて。黒猫は芸してないよね、という突っ込みは、禁止です。) [Fri 22 May 2009 23:19:50]
シルヴァ >  はい、では次は、輪っかをくぐってみましょうかー。 (木製の輪っかを持ちあげて、中空に構えます。) はい、さん、はい! (彼はゆるりと尻尾を揺らして、軽々と飛び上り、見事輪っかをくぐりました。嗚呼、済みません、そろそろ頭痛が始まりそうです。) [Fri 22 May 2009 23:13:34]
シルヴァ > (お客さんは、若い女性が殆どです。やっぱり女性は、猫好き…というより、可愛い物好きな方が多いようです。ただ、彼がハードルを飛び越す度に、いちいち金切り声を上げるのは止めて頂きたいです。横で寝転がる彼女が、凄く嫌そうな顔しています。) [Fri 22 May 2009 23:09:02]
シルヴァ > (三毛の斑猫が、輪を潜ったり、ハードルを飛び越えたり。良く見ると、芸をしているのは、その三毛猫だけ、という事が判るでしょうか。) はい、よくできました。 (3つの小さなハードルを飛び終わった彼に、褒め言葉をかけます。) [Fri 22 May 2009 23:04:45]
シルヴァ > (猫だらけ、というか、猫まみれ、と言いますか。)(芸能横丁の、細い路地の一つ。どちらかというと、個人の大道芸人が、自分の芸を見せる、そんなところです。その路地の殆ど半分を埋め尽くす、猫の大群。その中心で、私は芸をしています。いえ、してもらっています。猫に。) [Fri 22 May 2009 22:59:22]
お知らせ > シルヴァさんが来ました。 『(猫。)』 [Fri 22 May 2009 22:54:41]
お知らせ > キュビエさんが退室されました。 『銀とか、そーいう鈴とか…? 今度は商業地区で聞こうかなー』 [Sat 16 May 2009 23:45:54]
キュビエ > やっぱり、アマウラ系統で探すのが一番かなぁ…すごく高くつきそう(風鈴の音が鳴る鈴を作ってくれって、何となくよくわからないけどすごい無茶を言ってる気がするしっ) [Sat 16 May 2009 23:42:43]
キュビエ > (淫売窟でそー言う、ガンディア系の踊りをしてた人がそー言えばつけてたってんで、どんなのー?とかどこで売ってるものなの?とか色々聞いて、教えてもらったお店だからやっぱりアマウラ系とはまた違ったモノっぽいとなんか判った)ハンドベルとはまた違うしなぁ…(あれか、夏の風物詩とか言うあのフーリンとか言うのか…でも、あれってやったら頭に響くとか言うのでボクらの間では結構不評だったりする。動物避けに使われるとかも言うし、半分くらい動物の子ばっかりだもんねぇ) [Sat 16 May 2009 23:34:31]
キュビエ > (もっと、こー…ダンスに付随してにぎやかにと言うよりは、鈴の音色だけでアピールできるようなのとかをイメージしてるんだけど)手持ちのこー、シャンシャンシャンってのはまた違うよねぇ…(これはこれでにぎやかでいいんだけどなーとか、触腕につけたのシャンシャン鳴らしながら思考中ー) [Sat 16 May 2009 23:30:27]
キュビエ > (芸能横丁にあるお店。以前に頼まれてた綺麗な音の鈴って色々あって暫く探せてなかったけど、このままずるずる何もしないってのもなーって事で、こーして芸能横丁まで出向いてみたわけなのだけどもっ)足首とか手首に巻いて踊る時に使うのは主にこういうの?(なんかもうちょっと音が高い気がしたんだけども思ったよりにぎやかと言うか…楽器なんだなーとか) [Sat 16 May 2009 23:26:51]
キュビエ > (昼間のパパはちょっと違う、じゃなくて。イメージの話)うーん…他にないのかな? もっと、こー…シャンシャン鳴るよりかはもっと凛としたと言うか、響きが綺麗なのとかさー(シャンシャン、ジャラジャラ、ガラガラ…色々な鈴を鳴らしたりしつつ、腕が2本で蛸足4本の6本で手当たり次第お店にある鈴を鳴らすものだからすごいうるさがられてるわけなのだけどもっ) [Sat 16 May 2009 23:22:57]
お知らせ > キュビエさんが来ました。 『んー…、なんか…ちょっと、違う』 [Sat 16 May 2009 23:18:55]
お知らせ > ルビエさんが帰りました。 『(「お前の生を許さない」と誰かが決定項をくれるまで、ソレは続くんだ)』 [Sun 10 May 2009 02:32:11]
ルビエ > う――。(鳴りやまない歓声とアンコールの中、小鬼は自分の喉に爪を立てる。声ばッかり涼やかなのにキチンとした単語になッたらすぐ詰まる。人間のコトバ。嘆き文句すらよく解らない。きれいな生き物と知性を並べることすら、自然の節理が許さない。)(アガーは苦悩なンかしないッて、世界と自分の認識の格差に苦しむはずがないッて、決められている。こうあることを望まれていないのは理解している。口にすればするほどあざけられてしまう。他のみなさまの想像する一般的なアガーには、こンな気持ちも想いも感情もそなわることが必要ないから。わたくしは母なる大地の膿のようなもの。本来あるべきではないけがれ。)(神様はまちがいを侵された。こンな想いは、こンな愛情は、ほんとうはディルノルトのように美しいかたにさずけるべきものなのに。)(自分の存在感への問いかけは飽きるほどしてきたのに。疑問はぐるぐる廻り廻ッて、また同じ悲観に至ッてしまう。) [Sun 10 May 2009 02:31:10]
ルビエ > (思い出すのはこの前のこと。あのお嬢さんの黒曜石のようにうつくしい隻眼。きらきらと収縮する光彩のまばゆいこと。それがとつぜん歪んでしまう。わたくしのせいで。わたくしのこのおぞましい姿のせいで。)(この街のかたに姿を見られた罰が、いましめの鉄枷を増やされるていどで済ンで良かッた。返ッてこうした重しをいただけば、不用意に外を出歩くことも少なくなるでしょう。次は食事抜きだと言われれば否応なしに行動は制限される。)あの。オじょう サんを。 もゥ、二度ト。怖が ラせることモ。ナイ――…、(その声が響くのは、今もずッとずッとステージの下。ぽつんと小さく呟いて。)(これが。わたくしでさえなければ別に変なことじゃないはずなのに。そのわたくしが、ただふつうにピクシーやエルフように。トワンの園に咲くシロツメクサの群生が好きで。葉の多いクローバーを見つけるのが好きで。湖の波紋がつくる光沢が好きで。ルリタテハチョウの蒼い斑紋が好きで。ツバメの群れが北へ飛んでいくのを見るのが好きで。やさしい形のもの。うるわしいもの。あいくるしいものがただひたすら大好きなせいで。) [Sun 10 May 2009 02:21:22]
ルビエ > (自分の指先をみつめながら数分の経過。鎖が鳴らないよう這うみたいな格好でじりじりと前進して、ソッとカーテンの端を捲り上げる。金色のテープ。銀色のテープ。白桃色の紙吹雪。投げられる花束の間に沢山の笑顔。)(そこは囚人に許された舞台じゃァなかッた。光り輝くもの、煌々しいもの、うつくしいものこそにふさわしい場所だッた。省みてわたくしのこの身はどうだ。小鬼そのものいやしい風貌。小さな一挙一動でダラダラ垂れる膿だまり。自覚できるぐらいに酷い耐えがたい異臭。このステージの下から一歩外へ踏み出したらどうだろう。悲鳴がおこる。泣き叫ばれる。あの微笑みも熱気もたッた一瞬で霧消してしまう。わたくしと言う存在をみなさまに晒してしまうせいで。)(どうしてそのようなむごい真似ができましょう。せっかくディルが、彼がこんなにもうるわしい夢を振りまいてくれたのに。)(だけどわたくしは、その光の粉の一粒だけでもいいから分けて欲しいなど。こンなけがらわしい希望を抱くなんて。なんという身のほど知らず。あさはかな考え。あの美しい世界を壊してしまうつもり?ギィ、ギィと首を振ッて、)――だ イジョぅブ。ソトへ。ハ…。出てイキま セん。かラ。(胸元で両手を重ねる仕草。ソッと慎ましい仕草でうつむいて。) [Sun 10 May 2009 02:11:14]
ルビエ > (ぎゅッとまぶたを閉じると睫毛の先から膿が滴る。厭な臭いが充満する。だけど、よかッた。鎖の音は外に洩れなかッたよう。カーテンごしに聴こえてくる歓声にかわりはない。ほっと胸をなでおろすと、今度は枷の重みが現実感を増してしまう。)(自分の皮膚とにたような質感・色合いのヌラヌラ艶光りする黒い鎖は、まるで手足の延長上のような錯覚を覚えてしまう。容赦なくつめたい感触に萎えていく高揚感。駄目だ。やッぱり同調などとんでもない。)……わ タクしは。彼と。アマり にも――、(違うもの)(呟いた声は唄声と同じ。若い娘のように瑞々しいのに。ディルがわたくしの代わりになンて。なんという厚かましさ。おこがましさ。わたくしの思いあがり。ディルが輝かしいのは彼の魅力だ。ディルが眩しいのは彼の品性のせいだ。ディルが美しいのは彼の努力だ。みなさまの夢も微笑みもすべてがディルのおかげなンだ。この醜怪な存在が入り込む余地なんかない。たとえひとかけらの想いでも。)(黒い両手を開いて曲げて。目の前に広げて翳してみる。まるでこれは鉄格子のよう。わたくしは世界一醜い囚人だ。) [Sun 10 May 2009 02:00:20]
ルビエ > 『この僕の運命はなんて幸多く彩られている』)(朗とひびく唄声を切なくッてやわらかいメロディに乗ッけて。客席まで響くようにと喉を上げる。体勢はずッとうずくまッた格好。こンな醜いわたくしの存在。真ッ黒な小鬼の姿かたちも正体も努力も、飾り布に見せかけた青い垂れカーテンのおかげで確実に隠蔽されてしまう。ディルノルト=シモンの形と声は一体化して、誰の目にもただ一つの完成された美しい存在となる。わたくしの代わりに、きれいなものをみなさまに与え、頂く人。)(穏やかな気持ちが胸に満ちていく。この唄の青年もこンな気分だッたんだろうか。そンな他愛もないこと考えながら、貫筒衣姿の小鬼はちょッとだけ胸の前で両手を開く。だけど手足をほンのちょッとでも動かすと、ジャラリ。手足に繋がれた枷が鳴ッて。)――ッ…!(ビクついて。慌てて手を降ろす。姿勢が固まッてしまッたせいで、あァ、ほら。余韻が少し掠れてしまう。) [Sun 10 May 2009 01:50:09]
ルビエ > (光の降る場所には必ずきらめく何かがあッて。人々の熱気の前には必ず眩しい存在がいて。たくさんの称賛や讃美には必ず相応しいひとがいる。わたくしたちの英雄は演出の魔術の光と一緒に、色とりどりの紙吹雪と花びらをいッぱいに浴びて。今日も変わらずうるわしい。輝かしい。)(彼の女性のようになよやかな手足を。磁器人形のように端麗な顔だちを。扇のように翻る指先を。かたどるパーツのみんなみんな、光の中でいっそう際立たせたくッて。もッともッと美しくなるディルのことを見て欲しくッて。小鬼は彼の足元のステージ下で旋律に感謝と愛情を乗せる。こンな出来合いの地下室じゃァ光も熱気も称賛の声も、きれいなものの何もかもが届かないけれど。)(だけど、ディルが。彼がわたくしの代わりに。すてきな夢をみなさまにさずけてくれるから。お返しにたくさんの微笑みをいただいてくれるから。)『The fate is colored in a lot of products.』…、 [Sun 10 May 2009 01:40:25]
お知らせ > ルビエさんが来ました。 『(ひかりは真昼の太陽のよう、)』 [Sun 10 May 2009 01:30:29]
お知らせ > 真護さんが退室されました。 [Fri 8 May 2009 00:07:49]
真護 > (シャリネは元気かな。ふと、銀髪の儚げな友人の姿が頭に浮かぶ。自習室で出会ったあの金髪の青年は、英雄への道を進み続けているのだろう。)   (また逢えたらいいな、と思う。その時までに、今よりもう少しだけ強くなっていたい。 油紙を丸め屑籠に捨てて、飲み終えた硝子のコップをお店へ返しに立ち上がる。もう暫く、此処で休憩したら、宿に帰ろう。) [Fri 8 May 2009 00:07:05]
真護 > (毎日のように鍛錬所へ通い詰め鞭をぴしぴしやっている成果か、徐々に体の傷は少なくなってきている。…ものの、激しい運動に体が慣れきっていないためか、ここ数日ずっと、妖怪子泣きじじいが肩におぶさってるみたいにずっしりと、疲労を感じている。) ちょっと気晴らしにと思うて来たんやけど、ええわこの雰囲気。 (静かな空間だけが落ち着くとは限らないl。人社会に暮らしているからこそ、集団の中の孤独が不思議と心を安らげる事もある。) [Thu 7 May 2009 23:53:56]
真護 > (穏やかなテンポの伴奏に乗せて、見た所ホワイティアらしい容姿の整った青年が、伸びやかな声でバラードを歌っている。“愛してる 愛してる”と繰り返すサビに掛かるたびに、若い女性ファンが黄色い歓声を上げていた。) …あらら (そんな様子をぼーーーっとカフェオレを飲みつつ見ていたら、口から溢れた薄茶色の滴がぼたぼたと膝の上に零れて、) ・・・・・・・・・・。飲みこぼしてお前…。 (ちょっぴり情けなくなった。無言でリュックからハンカチを取り出し、ぐいぐいと拭う。あとで家に帰ってシミ抜きをしないと。) [Thu 7 May 2009 23:37:25]
真護 > (何時になっても此処は賑やかだと思う。だからこそ、一人や二人ぐらいぼんやりしている人がいても、誰も気にも留めない。だってそれよりも観客側の人々には面白い事が、演技者側の人々には伝えたい事があるのだから。)  (カフェ前の石段の上に座り、微温湯のような意識のままで、テイクアウトしたカフェオレを啜り、油紙に包まれた揚げたてのチョコドーナツを頬張る。) …うまい。 (口をもごもごさせながらの感想は、ドーナツと、目の前で大勢のファンに囲まれて歌う、若い歌手の両方へ向けたものだった。) [Thu 7 May 2009 23:23:46]
お知らせ > 真護さんが来ました。 [Thu 7 May 2009 23:05:57]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 『(そのままゆったり家路について。)』 [Thu 7 May 2009 21:37:29]
レェナ > (古い木の戸を背に向けて、来た時より重い足取りで通りに出ようか。 賑やかな音楽がなんとなく自分を救ってくれるようで。 出来たばかりの楽譜のお披露目となる舞台に少し夢馳せて。 てこてこ、来た道を折り返す。)    [Thu 7 May 2009 21:35:44]
レェナ >  …――――――  お留守ですかねェ?   (抱えた楽譜を持ち直して、ぽつり独り言。 せっかく出来立てほやほやの楽譜を、本番の後に走って持ってきたのに、肝心な人間は不在の様子。)  早く持って来いって言ったのに…  (思わずこぼれた文句の言葉。 いつでもいるからなんて笑ってた脚本家の顔が嫌みのように脳裏へ浮かぶ。  できたばかりの楽譜を不用心にポストに入れるわけにもいかず。 これはまた出直すしかあるまいと。 小さく肩を落とそうか。 ) [Thu 7 May 2009 21:28:41]
レェナ > (通りに面した家の前はまだ賑やかで、歌ったり踊ったり。 その賑やかさを背後に感じながらのボケっとした待ち時間。)    …―――――     ん?    (通りの雰囲気に気を取られながら待った数十秒。 反応のない玄関先に小首をかしげようか。  )   …――――。  (もう一度戸を叩いて。  しばしの待ち時間。 ) [Thu 7 May 2009 21:24:10]
レェナ >    ふぅ… (走りながら前髪を少しかきあげて、この生活をもたらしてくれた紳士の姿をあがめたてまつろうか。 バイトの数が前のままだったら、今頃いろいろダメになっていたに違いない。)    …―――よし、と (人の波を抜けて、通りぞいにある脚本家の家の前までやってこようか。 少し荒くなった呼吸を整えるように小さく息を吐くだろう。 そして軽く戸をたたく。 そのまま、知った顔の脚本家が現れるのを待つだろう。) [Thu 7 May 2009 21:18:42]
レェナ > (楽譜の束を抱えて、人通りの多い道をパタパタとかけていく。 客演の芝居は上演期間中だが、Juanking歌劇団の自主公演の練習にも追われている今日この頃。 毎日目が回りそうになりながらも、お芝居に集中していられるこの生活は本当に素晴らしいと心から思って。 思う時々に感謝の気持ちでいっぱいになる。) [Thu 7 May 2009 21:13:36]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Thu 7 May 2009 21:07:22]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『そして明日は遅刻ギリギリ登校な大学生活。 忙しい=充実だと信じとく。』 [Thu 7 May 2009 02:03:18]
テレサ > 見たかったら蓮通りの劇場はすぐ先だー! 途中から見ても楽しいけど全部見た方がお得だよ! 値段変わらないからね! 本日限りの特別公演そろそろ始まるよー?(何とか調子を戻したりして宣伝再開の流れになった。 働く側だったとしてもやっぱりココの空気は好ましい。 自分主役で仕事する度胸は無いが――こうして他人の威を借って仕事してると、その美味しい所だけ感じられる。) ……これで日程が一限と被らないとステキなんだけどな――・・・(たまに本分を忘れ果ててしまいそうになるのが怖いところだが――こうして貯めたお金とかが学業の礎となってるのだし、時間までは集中して客寄せに徹しよう。 宣伝ひと区切り済めば、お客様案内しつつ一旦戻る→様子見る→再出撃の繰り返し――) [Thu 7 May 2009 01:59:57]
テレサ > 是非ご覧くださ・・けほ けふっ・・ むせた・・・! キツイ・・・!(呼吸も忘れてしゃべってしまう性癖はとてもこの仕事にあってないと思う。 加えて全身表現で声出ししてたから結構疲れるし。 看板重い腕辛い。) ・・・『Frugativi et appelavi 』――はいっ。 (俯いたままぼそっと小さくナ。  ふわりと看板勝手に浮く――魔女の箒はホント便利だ。 自分の周りをゆっくり旋回する看板と一緒に集客に精を出すと、何かそれ自体が一つの芸みたいな―― ) 暇でない貴方もちょっと寄り道して見て行くとい   ・・・? え、いや。 違う。(ギャラリーついた。) その…ほんと・・え、照れるニャー。(御免手品じゃないんだ。本物なんだ・・・!) どうしよ……えと・・・だけど公演のはこんなもんじゃないって偉い人が言ってた!(逆境をチャンスに! とか必死でこお。) [Thu 7 May 2009 01:44:37]
テレサ > 今日は良い日だからいつもの三割り増しだって偉い人が言ってた!  ちょっとそこらの歌や踊りで満足できなかったら絶対にオススメだ♪(喋りだすとノリで過激な台詞が続いてしまう自分の性癖はとてもこの仕事に合ってると思う。 何人かはちらっと看板見て通ってくれて、そのうち何人が入るかは判らないが――まぁ意識の端にでも留めてくれれば、ってね?) 綺麗なおねーちゃんも多分いっぱいいるよー♪ 多分! 詳細は見てのお楽しみ!! [Thu 7 May 2009 01:32:56]
テレサ > さぁらっしゃいらっしゃー――   (「商業地区の八百屋みたいだな」 お客さん冷静にありがとう。 一瞬気勢止まっちゃったよ。)  ・・・まぁきにすんなー! お日様もお休み中だってのに横丁通いの刺激不足な皆さんに朗報だ! 劇団○○(決して伏字じゃないぞ。ダブルオーなんだぞ。 赤くて光るって言ってたぞ。)の特別公演! ココから左に30歩! 蓮通りの劇場で開催中だよっ♪ (最初こそ恥かしいとも思ったが一度慣れちゃうとこーいう文句ってスラスラでるから不思議なもの。 看板箒掲げて、雑踏に負けないように出来るだけ通る声を意識してがんばれ自分。) [Thu 7 May 2009 01:19:46]
テレサ > (いつもの改造魔女服はひらひらフリルが3割り増しとなり、ゴスとファンシーを通り超え、黒ピンクの怪植物の領域瀬戸際で踏み止まってる感があるが――それでもココの連中の衣装に紛れちゃうと注目度は大したことも無いという。)・・・客多い分油断して入らなかったら給料カトーって流れががが・・・ っし、ちょっと気合入れていくかー(出来る事ッたら必死で声だしたり、脚を止めたお客様候補生に話しかけてみたり。 たまにはサービスで軽いパフォーマンスもやってやる。 本物の”魔女”である自分が呼ばれた理由がそれであるし。 両頬ぺちりで中弛みふっとばして。) [Thu 7 May 2009 01:01:18]
テレサ > (空は満天の晴れ模様、行き交う人も華やかに―――行事や有名な公演が重なったとかで特別賑う芸能横丁大通り。其処が本日の仕事場だ。 商業地区やギルド区など、夜間でも活動する区画に辺りを囲まれているお陰で日が沈んでも楽器御免、客足が途絶えることも無い。 知ってる? ここから空を見上げると、灯りのせいで星の数が少ないんだぜ。) 客引く必要すらなさそーなのがどうなんだーって感はあるっけど・・・ 凄いナこりゃ。(バイト=ある演劇団体の宣伝&客誘致。 箒の先に看板括りつけて、人込みに紛れないように目立つのが仕事だ。) [Thu 7 May 2009 00:52:25]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『ごぅ ごぅ あるばいと!』 [Thu 7 May 2009 00:33:57]
お知らせ > ピエロさんが帰りました。 『( 静かに身悶えている、ピエロを目撃為さることでしょう。 )』 [Tue 5 May 2009 22:52:14]
ピエロ > (   もしも、貴方が。賑わいを少し外れたこの場をご覧になるならば――   ) [Tue 5 May 2009 22:50:59]
ピエロ > ( 漸くピエロにも、自身が玉から落ちたのだ、と云う現状を把握することが出来たのだろう。 開いた掌。後頭部に宛がえば、二、三。軽く上下に揺らした。 自身の失態を恥じたピエロはへたり込んだまま。周囲に目を遣り、胸元に宛がった手。ほゥ、と吐息をひとつ零すだろうか。 ) ( … さて、とばかりに立ち上がろうとしたピエロ。中腰になり頭を上げようとした、その刹那 …ピエロの動きが、止まる。笑顔のまま。首を傾げると自身の頭上を仰ぎ、両手を上げ …ようとするけれども。その手はある一点から先へは上がらない。その様に慌て始めたのだろう、一点から上に上げようと躍起になるも。その行為が実をむすぶことなく、 ――頭上にあるらしい、何か、に這わせた指先。 意を決したピエロは、腰をかがめ。勢いをつけて、それ、を打ち破ろうと云うのだろうか。 )  (   いち、にの、…   さんッ――! 勢いつけたピエロは果たして。それ、を打ち破ることに成功した ……が。勢いをつけ過ぎたようだ。打ち破って尚、勢いの止まらなかったピエロの体はまたしても無様に、地面に転が …るだけでは飽き足らず。先ほど、自身が放り出された玉にしたたかに、頭を打ち付けるのだった。 ) [Tue 5 May 2009 22:46:54]
ピエロ > ( ―― そンな、危なっかしさを自覚しているのかいないのか。 ピエロの視線が不意に、足元の玉から逸れ。向けた先には、綺麗な踊り子。彼女に視線釘付けとなったピエロの足元がお留守となり、気付いた時には既に遅く …ピエロの体は玉から落ち、無様に地面へと転がっていた。 然し、何が起こったのか気付けていないのか。満面の笑み貼り付けたまま、ゆらゆらとしている玉を見詰めている。 その様は、酷く抜けたワンシーン。 ) [Tue 5 May 2009 22:20:31]
ピエロ > ( ピエロがひとり、芸をしていた。――誰の注目を期待しているワケでもなく。寧ろ、注目を集められるほどの技量も持ち合わせているワケでもない。 そンなピエロの演目は、玉乗り。 酷く、毒々しい色合いの玉に乗っかって。恐ろしく危なっかしい玉乗りをしているピエロが居る。 )  ( ふらふら、ヨロヨロとした …今にも落っこちるのではないか、と云うほどの危なっかしさ。それでもピエロは、落ちることなく。 玉が揺れる度、ワタワタと手をバタつかせ。何とか、平衡感覚を保っている。 ) [Tue 5 May 2009 22:13:42]
お知らせ > ピエロさんが入室されました。 『( 芸能横丁の片隅で。 )』 [Tue 5 May 2009 22:08:07]
お知らせ > シルヴァさんが退室されました。 [Thu 30 Apr 2009 21:45:13]
シルヴァ >  そろそろ帰りませんかー? (雨が降るかもしれませんし。相変わらず尻尾と戯れる彼に話しかけましたけど、全く耳に入っていない様子です。) …仕方ないですねー。 (もう少し、微かな歌声に耳を傾けていましょう。) [Thu 30 Apr 2009 21:45:05]
シルヴァ > (まあ何は兎も角、誰であろうと愛想をふりまき、餌を与えてもらうその様は、少しは見習わなければなぁ、とも思います。) …もう少し私にも優しくしてくれても、良いと思いますけどー。 (引っ掻き傷だらけの手を見つめて、呟きました。) [Thu 30 Apr 2009 21:40:55]
シルヴァ >  はい、次は営業中にいらして下さいー。 (思う存分猫をモフモフしてから、帰って行きました。私もモフモフされたいとか、思ったのは内緒です。) 可愛いって得ですよねー。 (満足げな表情の猫に、嫌みのように。通じる訳ありませんけど。) [Thu 30 Apr 2009 21:36:32]
シルヴァ >  あ、はい、どうぞご自由に遊んでやって下さいー。 (また一人猫の魔力に引き寄せられた女性がやってきました。ややアレな表現ですが。少々照れながら返事を返せば、女性は擦り寄ってきた猫の顎を撫でてあげています。) いえ、殆ど野良猫です。私、猫に好かれる体質でしてー。 (好かれるという表現は、正直微妙な所ではありますけど。) [Thu 30 Apr 2009 21:31:23]
シルヴァ > (この場にいる猫達の殆どは野良猫で、当然芸などしてくれません。それでも、これだけの猫が群れていたら、そりゃもう目立ちまくりなので…ようは、客寄せですね。実際、寄ってきた女性には、皆さん結構愛想良く擦り寄ったりしているので、強ち寝転がっているだけでもないのです。) いっそ、「猫と触れ合いコーナー」みたいな感じにしたらどうですかねー。  [Thu 30 Apr 2009 21:25:44]
シルヴァ > (道の隅に座り込んで、猫達に囲まれながら、何処からか微かに聴こえてくる歌声に、耳を傾けています。本日の営業は終了しました。そんな看板を横に置いておきたいところですが。) 今日の実入りは、まあまあですねー。 (お疲れ様でしたー。斑模様の彼に話しかけたけど、彼は友人の尻尾を追いかけるので忙しいようです。いえ、友猫の間違いでした。) [Thu 30 Apr 2009 21:20:17]
お知らせ > シルヴァさんが入室されました。 『(またーり)』 [Thu 30 Apr 2009 21:13:28]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『( …もう一度念入りに右手を拭うと、財布と小銭を拾い、ひとまずそこから立ち去った。 )』 [Sun 19 Apr 2009 03:00:54]
お知らせ > ルビエさんが退室されました。 『(「ごめんなさい」と人間の言葉を思い出したのは後の事。そのまま雨の向こうへ――、)』 [Sun 19 Apr 2009 02:58:23]
艶子 > ( 艶子の頭の中ではこうだ。どの道化け物なんだし、大事をとって殺しておくか、という。しかし相手が化け物であればあるほど、逆に心の中であるつっかかりが出来るのだ。それは、相棒であるMJの事だ。――こんな醜悪な姿のこいつとMJを比べるのは、MJに失礼かとも思ったが、言い切ってしまえば彼も化け物である。何者か判らないうちに成敗してしまうのは、あまりに身勝手なんじゃないかって――。 否、こんな奴に情けをかけてどうする。相手は謝ってばかりで、何をしてくるという訳でも無いのだが。 ) お、おい…っ。 ( しかし、問いかけに対する答えは得られず、相手は背を向けて雨の中を走り出そうとする。その声だけはやけに可憐に聞こえて、故にその声での謝罪と悲しそうな声がやけに耳に残って。 ) ………。 ( 後を追えなかった。 ) [Sun 19 Apr 2009 02:57:42]
ルビエ > あァ――、モウシ、わけ。ある。まセン――。 する。ない。デス。もう、ナニも。する。ませ――、しまセン――、(怒号に押されるふうになるか。何をするともしないとも不明瞭の言葉と謝罪と、めそめそと吐き散らしつつ、その醜悪な姿は豪雨のなか、どこぞへとヨロヨロ走り去らんとするか。わたくしが。みにくいから。何もしらない人間のひとを驚かせて。わたくしが、わたくしが、ディルのようでさえあれば――、) [Sun 19 Apr 2009 02:48:16]
ルビエ > (まずい。とりいそぎまずい激昂の様子。誤訳のまま伝わっちゃッた展開や、人間のコトバが滑らかに出てこないッて、小鬼の脳なしな事情なンてヒトサマに解るはずもなし。せいぜいができることとして暴漢に腕を掴まれた小娘宜しく硬直していたが、突ッ放されればその勢いのまま、あえなくコロンと後転して。一回転して尻もちの姿勢。いまだフードをかぶッたままぽかんと一瞬見上げる体勢。総毛立つお嬢さんの立ち姿に、いかにも醜いものを見る視線に。小鬼は大きく開いてた瞳の、みるみる焦点を縮小させて顔を伏せんと。)あ、あ、ア――、モウ。モウシ。ワケ。あり マ――、(かろうじて出てくるきれぎれの謝罪。どもる人間の言葉。誰何されれば小鬼は一層、ドブネズミの身体を丸めお嬢さんにワタワタ背を向けようか。「化け物め」「覚悟しろ」。言われ慣れてても石つぶてみたいに骨身にしみる。)(恥ずかしい。ものすごく恥ずかしい。アガーに羞恥心がないなンて誰が決めたの。始めて言葉を交わしたこの国のひとに、人間の若いきれいな娘さんに、いきなりこンな姿をさらしてしまッて。あンなおぞましそうな顔をさせてしまッて。消えてしまいたい。斬られてもいいぐらい此処から早くいなくなりたい。お嬢さんの黒々としたうるわしい隻眼から、早くこの身を隠してしまいたくッて。) [Sun 19 Apr 2009 02:46:26]
艶子 > 貴様はッ!! ( 敵意と警戒から、吼えるような威嚇の声を発し。ややあって一つ息を吐き、唇を結んだ後―― しかし警戒は解かぬまま、声のみの落ち着かせ。 ) お前は、何者だ。こんなところで何をしている。 ( 改めて問いかけた。 ) [Sun 19 Apr 2009 02:27:39]
艶子 > ( 妙な臭いに妙な声、それにこんな所に隠れやがっているぐらいだし、今までにも化け物とやりあってきた経験があるから、どんな奴が出てきてもそれほど驚きはしないだろうと思っていたし、そう思っていなかったら腕を掴んで引きずり出そうっていう発想には到らなかった。怯えの方が強ければ、当然なるべく近づきたくないと思うのが自然だ。それに、引っ張り出した際の相手の悲鳴は随分可愛らしく、ほんの一瞬女の子が隠れているのかとすら思った程だ。 …しかし、出てきたそいつの姿に私は言葉を失った。私はかつて、ここまで醜いものを見たことがあっただろうか。放り投げるというよりは、うっかり掴んでしまったものから素早く手を引く感じで。手に付いたぬるりという感触と、更に強くなる臭いに私は鳥肌を立たせ、雨よけの為に被る自分の外装で手を拭う。 ) な……何をとち狂って人里に出てきやがった化け物めッ!この雨に乗じて人の子供でも襲いに来たか、私が叩っ斬ってやる覚悟しろッ!! ( そう言って、まだぬるりとした感触の残る掌を再び刀を包む布へと伸ばした。 …だが、何か変だ。襲い掛かってくる様子があるわけでも無し、慌てた様子で何かを訴えようとしているような。 ) [Sun 19 Apr 2009 02:27:25]
ルビエ > ど ウカ。おち――、おチツく。クダさい。ある。ます。ワタくし。アヤし。もの。チがう。マす。……あッ、 (この口調じゃ誤訳もふつうに無理ない感。馬車の下なンかにいながら、説得力皆無の発言必死に続けてみはしたが。あッけなく掴まれるのは鼠色のローブの腕か。お嬢さんの指先には枯れ枝掴んだみたいな感触残すだろうか、アッサリずるーり引きずり出される展開に。キャッと短い悲鳴あげながらお嬢さんの泥靴の真横あたりから出てきたは、泥まみれずぶ濡れの全身ローブ姿だろう。ドブネズミそッくりのそいつはお嬢さんの腰辺りまでしか身長のない矮小な姿形のモノで。多分ごめんなさいだ。お嬢さんの掴んだ手の形ぶん、染み出た膿がべッとりするかも知れない。これだけ近距離になるならば漬物ッぽい異臭も強くなるだろうし、驚いたら勢いあまッて放り投げてもいいと思う。)こ――ッ、あッ。ゥ。(小鬼自身は、人目に付いたショックとずるりされた衝撃の二乗で言葉も出せない感さらす。グショグショフードの間から真紅の眼ェ見開いてお嬢さん見つめるまンま。頭部の向きが地面と彼女を行き気せんと。)わワ、ワタクし。あああの。ワタくシ――、ナニ。も。 [Sun 19 Apr 2009 02:15:15]
艶子 > ( 幌馬車の近くで身を屈め、覗き込むまでその臭いを嗅ぎ取るのが遅くなった。ので、確かに臭いは幾分か薄まっているようだ――。 ) うッ!? ( 馬車の下から何かが飛んできた。咄嗟に足を引っ込めて避けようとしたのは、既に靴やズボンに何か良く判らないものが付着した後だった。膿だと知っていれば騒ぎようもあったが、今の艶子にとってはとにかく「何か良く判らないもの」だ。続けて聞こえてくるのは、豪雨の音も合間って聞き取りにくいが確かに人の言葉。但し、馬車の下から出てきた腕はおよそ人の者とは思えなかった。 ) ほっほーう。この豪天寺艶子を驚かせた上乱暴するつもりまで有ると言ったかいい度胸だっ。 ( それはもう、それはもう、見事なまでにルビエが伝えたかった意図とは逆の意味で受け取ってしまうのであった…。まだ刀は取り出せてはいなかったが、挑発されたとあっては黙ってはいられない。突き出したその腕をむんずと掴もうと手を伸ばし、掴めたのならそのまま引きずりだそうと身体を後ろに引くだろう! ) [Sun 19 Apr 2009 01:58:44]
ルビエ > (本当、十中八九、声と共に異臭も洩れなくプレゼントになるかもだけど。普通は容赦ない沢庵臭がむわッとくる手筈のところを、この雨だから臭いもかなり薄まッていたらいいなと思ッてみる…ッ。)(そンな希望的展開置いといて、反応があッたらあッたでビビる小鬼。車輪の隙間から硬貨らしきかがやきがバッシャンするの見えたと思えば、前後する威嚇の声にさらに身を縮こめて萎縮。それも若いムスメさんなンて一層緊張だ。言葉が通じてバンザイッて思うべきか、狼狽させてしまッてごめんなさいを言うべきか。あァ、人間のコトバで謝罪するときッてどういうんだッたッけ。おッつけおろおろ、まだ姿みせてないにも関わらずブンブンその場で首を振らんと。臭いはともかく膿が飛ぶと思うのですよ。どうか感覚5値の恩恵で避けてッ…)チガ――、ぁ、チガう。ますッ。オどッ――、ぁ ウ、オドかせル。ない。ツモり。アリマす。(ろくにロレツの回らない口調で四苦八苦。「自分は、此処、此処」とでも言わんよう。馬車の下からにゅッと腕だけ突き出し、桟をてしてし叩いてみんと。)わ、わタクし。ランボう。する。つモリ。ない。アリます。からッ――。 [Sun 19 Apr 2009 01:46:53]
艶子 > ( 銀貨4枚、銅貨3枚。小さな革袋の財布。泥水の中に手を突っ込むしかないだろう。全く腹立たしい――。 最初に財布を拾いあげてから、濁った水の中に浮かぶ貨幣を拾い上げようとした。傭兵の視線は落ちた金に集中しており、幌馬車の下に何かが潜んでいるなんて想像もしなければ、その姿には気付かなかったが。 ――声が聞こえた。 ) ? ( 私は顔を上げて、幌馬車の下の暗がりを見る。良く見えない、良く見えないが、確かに何かがそこに居た。そして、異様な臭いを嗅ぎ取る。 私は再びばしゃん、と水を跳ねさせながら大きく後ろに引いて、その拍子に折角拾った財布と小銭を落としてしまう。 ) だ……ッ 誰だッ! 出て来い! そんなところで何してるッ!! ( 驚きのあまりその声は威嚇半分、怯え半分。その声も豪雨の音に遮られ、周りに誰かが居ても届かないかもしれない。焦って腰の刀に手を伸ばすのは傭兵としての反射だけど、布に包んであるためすぐには引っ張り出せない。精々刀を包む布の紐を解くぐらいだ。 ) [Sun 19 Apr 2009 01:31:54]
ルビエ > (水が跳ねる音が近ければ、小鬼のほうもハッと顔を上げるだろうか。もっともこちらは本当に馬車の真下で。団員お手製のボロ合羽をまとッた馬達のくるぶしの真横で。ちょッと屈んだぐらいじゃこの暗がりだし、そこにナニか潜んでいるなンてお嬢さんには解らなかッたかもしれないけれど。)(因みに小鬼のほうはびッくり顔で、大きな目玉の瞬き一回。お嬢さんフロイラインの手が伸びるほうに視線やるだろう。口元に両手を当てて硬直の体育座り。彼女の身の上にナニがあッたか音が先だから前後関係解らないけれど。こくン。おずおずッと小首傾げて「どうしよう」ッて、ちょッと赤くなッたら決意して。思い切ッて四つ這いになッて。馬車の下から声でだけ。) あ ノゥ――。モし。(イントネーションのおかしなヴェイトス言葉で声を掛けんとするつもり。そンな事してる間にお嬢さんは行ってしまうかもだけど。何せ小鬼は愚図なンだし。)そ ノゥ。 ナにカ。コマる。ある。で すか? [Sun 19 Apr 2009 01:23:24]
艶子 > ( 幌馬車のすぐ横を通りかかった私は、うっかり大きな水溜りを踏んでしまって、自分の靴が泥に汚れるのを苦々しく見下ろした。汚すことが多い靴だけど、これでもまめに手入れはするようにしている。でもこの大降り続きの天気じゃ洗うだけ無駄ってものだ。だから靴はいつまでも汚れたままで、また新しい泥を被ってしまった。いっそ幼い頃にやった泥んこ遊びみたいにばしゃばしゃと走り回れば、逆に靴の泥は落ちるかもしれないが、それをやると今度は服が汚れる。 ――だが、まあいい。靴のことはいい。それよりも、私は丁度近くの店で買い物を済ませたばかりだった。なあに、大した物を買ったわけじゃない。家で使う油壷の油が切れてしまったので、小さな小瓶に入った油を買ったのだ。で、急いでいた私は財布をきちんとしまわないまま、外に出て―― その口が開いたままの財布を、足元の水溜りに落としてしまったのだ。布に包んだままの刀を一緒に持っていたから、手が足りなかったのだ。銀貨やら銅貨やらと一緒に泥水の中にぶちまけてしまえば、舌打ちも漏れる。 ) ち……っ。 ( ――で、私は屈んだ。幌馬車の横で屈んだ。足元に落とした泥水塗れの財布と小銭を拾うために。 ) [Sun 19 Apr 2009 01:08:43]
ルビエ > (せッかくディルのおかげで得られた柔らかい気持ちが吹ッ飛んだ。ネバつく両手を顔からはがす。糸みたいな粘液が後を引く。おずおず腕を降ろして開いて。マジマジ手のひらの真ン中を見つめる。よせばいいのに再び水鏡を覗き込ンで、儀式みたいな自己嫌悪の確認作業。映る『もの』が解ッていても止められない。いくら眼を反らしてもしようがない。現実なンだから。)(それにしても。ディルが宝物ならわたくしはいったい何なのだろう。ひねこびて曲がッた背中。べちゃべちゃして真ッ黒けの、湿気た炭みたいな四肢。痩せッこけて洗濯板宜しく並んだアバラ。蛇みたいに真ッ赤な瞳。刃物みたいな歯の噛み合わせ。膿のかさぶた。裂けた唇。媒菌だらけの爪。冗談みたいに長く伸びる舌なンか物語の悪魔そのものだ。これで体格ぐらい立派だッたなら、いさましいアガー族の戦士としてなに不自由ない生涯が送れたのに。)(小鬼のあるかなしかの眉が下がる。肘を折りたたんで頭と顔を一緒に覆う。矮小な身体を卑屈に縮めて。どうしてわたくしはこんなふうに生まれたのだろう。なぜあるべき姿をねじまがッてまで生を受けたンだろう。) [Sun 19 Apr 2009 00:58:42]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『ばしゃん。』 [Sun 19 Apr 2009 00:58:29]
ルビエ > (コトバの意味調べなきゃ。自分できちんと『調べなきゃ』ッて思ッてる今のうちに。わたくしは愚図で鈍間で物覚えが悪くて、今自分の考えていることすら、ちょッとしたらすぐに忘れてしまうから。みんなが怒ッて手をあげてしまうワケだ。仕事が出来ないひとにご飯は食べさせられないのだもの。楽師団のみなさまに暴力をふるわせているのはわたくしの咎だ。)(ワタワタと袋に手を突ッ込んで、ひたッと全身停止した。コワゴワ腕を引き抜く動作が地面の映像と重なッてる。足の真下だ。真ッ暗な水たまりに映りこンでる自分の姿だ。水面の鏡に鼠色の小鬼が現れて自分の動きとシンクロしてる。)(ビクッと手をあげて自分で自分の顔を抑えん。水面の上でも映像が動く。枯れた枝みたいな黒い指が顔に絡まり、気味悪い紅い目が隙間から覗く。黄色い粘膜。ギョロつく瞳孔。うわ、ぁ。)(自分でキャッと悲鳴を上げて顔を伏せる。ほんとうの意味で現実逃避。ベチャン、顔に粘着質が付着する感触。指の間から汚らしい粘液が滴る。何度見ても今更ながら。なんておぞましい。これが、わたくし。) [Sun 19 Apr 2009 00:46:39]
ルビエ > (それだから、ここ数日の止まない豪雨が小鬼にとッて少しばかり憂鬱だ。横丁の一角に止めた幌馬車の真下にうずくまッて、小鬼はちょッとだけ首を伸ばしてみる。うなじに風らしきものを感じた途端にバシャー。だ。慌ててスッこむ。)(もとどおり車輪の影で足を組みなおし猫みたいにブルンと身震い。雨に混じって黄色い膿が跳ねッ飛ぶ。せまい空間に自分の体臭がツンと濃くなッてく。染みだらけのローブに埋める顔。)(別に足じかな地面に水が溜まるのが困るンじゃない。泥やゴミ屑が流れてくるのがそンな困るわけでもない。多少の雨も演出効果、ステージ決行が主義のこの楽師団でも、連日のドシャ振り模様はさすがに遠慮するようで。もちろんステージはしばらく開いてなくッて。ディルの華やかな活躍が見えなくッて。ワルツのような綺麗な所作が目に出来なくッて。)え ェト。そレは。トテも。(シャァ。唇を一舐めして言葉にする。)とて モ。ざんネ…。ざ。ザネん……?(しまッた。こういう時人間のコトバでどう言うんだッけ。座長から口がすッぱいほどコトバの勉強をいいつけられてたのに出てこない。ベチャリと口元に手を当てて泥水まみれのズダ袋を引き寄せる。その中身が小鬼の全財産だ。貰ッた辞典も入ッてるはず。) [Sun 19 Apr 2009 00:34:38]
ルビエ > (長くて細い腕と脚。上向きに反った豊かな睫毛は、サラサラの頭髪と等しいシャンパンゴールド。作りもののように揃った指先と、その先で桃色に輝く滑らかな爪。キラキラ街灯を反射する瞳。疵のない肌。しなやかな挙措。微笑。ラストコーラスでいつも、小道具係が上から散らすスパンコールがとッても映えて。恋の唄のとき彼の面差しは恥ずかしむみたいに軽く伏せられて。愛の唄のとき髪をなびかせ毅然と背中をそらして誇らしく。彼のどの瞬間を切りとッても華やかで。瑞々しくて。輝いていて。)(この街に着いて半年余り。外を歩いたことはあまりない。他のスターをそンな沢山知らないから、身近な彼がいつまでたッても、) わ タクしの。えイユウ。イちばン。あるノ。です。(馬たちの足の横。黒いカタマリの隙間からつむぐ声音は、ヴィオラみたいな弦楽器宛ら澄んだ音階。)(こンな天気の中でも、姿を思い浮かべるだけで楽しい気持ちになれる。気分が明るくなる。ディルは人の形をした至宝で奇跡で神様だ。) [Sun 19 Apr 2009 00:20:59]
お知らせ > ルビエさんが来ました。 『(ディルノルト=シモンはそれはそれは綺麗な男(ひと)で。)』 [Sun 19 Apr 2009 00:06:26]
お知らせ > ジンバルトさんが帰りました。 『(世界よ。どうか私の擬態に力を貸して ――、)』 [Mon 13 Apr 2009 01:55:24]
ジンバルト > ( 漸く溶け込んでいるんだから、邪魔ァしないで ) ―――――――〜、(全身を襲う脱力感。フラフラッと腰を降ろす。両手を上げる。長い耳をそッと覆う。飴色の眼を閉じる。ややこしいばかり伝えてくる五感を投げ出して、おぼろげな喧騒の気配だけに身をゆだねれば、ほら。長耳だッてざわめきの一部になれるじゃないか。面倒事を何も考えず溶け込める。雨の背景に同化する。明日になればどうせ忘れている。また沢ッ山仕事がある。いそいそ働くフリをしてる内に役割の平穏に馴染んでいく。面倒くさい事ややこしい事を除外できる権利のある、人間社会の一員になれるから。) [Mon 13 Apr 2009 01:54:36]
ジンバルト > ―――煩せェッつッてんだろッッ!!(立ち上がる。シケモクが唇からすッ飛ぶ。虚空に向けて思いッきり喉を反らす。長耳ごとき声質なンて、色とざわめきの洪水に飲まれてく。何でもないよう、消えていく。)(私に。私にどうしろと言うんだ。そんな目で私を見るな。そんな顔を私に向けるな。私に某かの感情をよこすな。お前達が哀しんだからッて何になるんだ。お前達が嫌がれば生き伸びられるとでも言うのか。お前達は『そういう役割』になッたんだから仕方がないじゃないか。大人しくしてればいいンじゃないか。辛がるな痛がるな苦しむな哀しむな、いいからややこしい事を何一つ考えさせるな。ここの芸人達だッて大概そうだ。企業の都合で処分されてく者どもを口を揃えて「可哀想」なんて言うんだろう。そう思うんなら、それこそ全財産を投げ出して買えるだけの奴隷を買えばいいんだ。少なくとも購入された奴らは命が助かるし、お人好し達のオモイヤリも満たされるだろう。そんな真っ当な連中をして ――誰もそんな面倒な事をしない。私だけじゃない、誰も動かしがたい事実なんだよ、お前達は奴隷と言う駒なんだ。そう思うのは私だけじゃない、ふつうの人間達と同じなんだ。私は人間の仲間なんだ。面倒なんだ、凄く面倒なんだよ。私は面倒臭い思いをしている、真っ当な人間達と同じなんだから――、) [Mon 13 Apr 2009 01:45:28]
ジンバルト > (それでも切れ端になッた思い出は、否応なしに焼き付くのに、) [Mon 13 Apr 2009 01:35:08]
ジンバルト > (人間ッて面倒くさい。辛いとか痛いとか苦しいとか哀しいとか、)(苦悶したり悲鳴上げたり涙こぼしたり怒ったり、)……………………煩い…………、(落ち着きのない喧騒が心地良い。難しい理屈はどうでもいい。ムリヤリでも来てみて良かッた。気分がとても爽快になる。うッすら微笑みを刻んだ唇。褐色の額の上を滑る、雨とは違う冷たい汗。)(個別に感情があッて個人に想いが存在して個々に気持ちを主張して固有名詞が振り分けられてて、)(笑顔になッたり断固嫌がッたり少しのことで喜んだり嬉しいと歌を歌ッたり、)……………………煩いン、だッて…………、(手品師、曲芸師、踊り子、ジャグラー、煌びやかな芸人一座の群れ。統一性のない光彩の渦が華やかですごく和む。口角が痙攣する。カラクリみたいな動きでギクシャク手を上げて胸元を掴む。)(あの子は声が綺麗で「ねぇ、わたし死んじゃぅ、の?」あの男の子は元気が良くッて「おいッ、俺様をココから出せェッ!出しやがれェッッ!!」あの老人は穏やかな瞳をして「お迎えにしては遅かッたのう、ははは」)(生き生き生き生き生きて生まれてここに辿り着いて、死に死に死に死に死んで死に瀕してここで消えていく、それが普通の下つ人間。社会の中の奴隷達。) [Mon 13 Apr 2009 01:33:16]
ジンバルト > (悲鳴には顔を顰めるくせに血飛沫があがると騒ぐくせに、人間は自分以外の運命に存外アッサリしたものだ。自身の利益に付いては切り捨ても切り替えも実に潔い。自分達の役割を理解している。同じ種族の中でさえ、ヤレ貴族だのソレ奴隷だの称号を付けて形造って。命の搾取の権限もまたコマゴマした格差社会の中で役目が割り振りされている。権利義務需要供給消費者生産者上つ者下つ者、あらゆるキャラクターが箱庭のように整った世界。)(長耳は50年程むかし、エルフ仲間とよく一緒に遊んだボードゲームを思い出す。敵陣に入った駒は相手のものだとか、王を取られたら負けだとか。長耳はよく自分の兵士を取られまくッてフルボッコにされてたッけ。ソレだッてただの木製の駒だ。悲鳴を上げも血を流したりもしやしない。そういう割り当てで造られたかわいらしい代物だから。)(だから、本来そういう役付けのモノは、)悲鳴ェ、上げたりィ、(かなしんだり、)血ィ、流したりィ、(いたがッたり、)…まァ……、泣いたりィ……?(こんな風に死にたくないッて憤ッて、)してる方ォがァ、変じゃないかッてェ、話じゃァ、ないですかァ……。(だれーんと首を反らして、雨の止まない夜空を見上げる。) [Mon 13 Apr 2009 01:23:27]
ジンバルト > (先日とうとう『見限り品処分』の触れが来た。読んで字のごとく、規定の処分日までにレンタル乃至購入者が現れなかった下級奴隷達の一端の始末の事だ。長耳が勝手にそう呼んでる。)(処分対象は長いので三年以上から居るのだそうだ。もッと古株も居るッちゃ居るんだろうが長耳如き三下までは、せいぜい雑多から3級以下の情報しか入ッて来ない。一端と言ってもひとりふたりの話じゃない。10人〜多くて15人未満単位の『品数』だろう。先日の定例会議の成果もそれほど上がらず、営業成績は相変わらずの低迷線を目下疾走中らしい。世情に不景気・不穏・不安定の三冠が出揃った昨今、役立たずの商品に無駄飯を食べさせてる余裕も意味もふつうに無い話。処分にはキリバナ先輩が当たったのか、それともイチバチの逃走図ってランナー先輩に手間かけさせたか。いずれ長耳には知りようが無い。事務所の狭い小窓から長耳が見えた風景は、鎖を一纏めに引きずッてく管理官と、奴隷の金切り声が(多分、断髪魔に近いソレが)聞こえたッきりだ。それでお仕舞い。)や、まァ、今回はァ、「 バイバイ 」ィ、もォ言えなかッたですねェー…、(ヒトゴトの「 さようなら 」。安全な事務室から首を覗かせて手を振る長耳の通例行事。顔なんて知らない。名前なんて覚えてない。もう連中は処分されてしまう対象だ。奴隷名簿から削除され資料室にファイルを突ッ込まれて、終わり。) [Mon 13 Apr 2009 01:15:09]
ジンバルト > (会いたかッたんだけどなァ――、)(心の中で無茶な注文ボンヤリ呟く。何となく今は、霧消に彼女の歌が聞きたい気分だ。それならッてキチンと名前調べて、ステージの予定とか聞けばいいのに、今みたいな長耳には気力のきの字も存在しない。何となく来てみた時にバッタリ彼女の歌が聞ければそれでよし。縁がなかッたらそれまでだ。)(だけど今時流行りのヒラヒラ歌手やら人気者のナントカ劇団よりも、長耳は彼女の歌がイイ。清純派なバラードやハッピーエンドの物語なんか見たくない。キラッキラの夢まみれで吐き気がする。それよりはずッと彼女のあの、無機質的に繰り出してくる歌詞の羅列に殴打される感覚が、長耳にはちょうど心地いい。ドロッドロの頭の中が一掃して、脳髄がイイ感じにシェイクされる気持ちがする。中を占めてた難しい事情、ややこしい理屈を掻きまわしてブッちぎッて、何も考えられなくなる解放感。)(手品師、曲芸師、踊り子、ジャグラー、煌びやかな芸人一座の群れ。華やかな色彩の中でポツンと浮いた地味な長耳は、あほみたいに迷い込んだ異邦人宛らの体。レンズごしの瞳は胡乱げに曇り、全身から気だるさオーラが膿み出ているのも隠さない。唇の端に挟んだ煙草から、ポツンと灰が落ちてコートを焦がす。) [Mon 13 Apr 2009 01:06:30]
ジンバルト > 今日ォーォはァー…、居ないィーみたいィ、ですゥねェー…。(間延びた語尾のだらしなさは平素の2割増し。ダルダルに気の抜けた眠たげな半眼で立ち尽くして。軽く右方確認、左方確認。小さく肩先竦めた長耳は、菜箸みたいにガリガリな足でそこら辺の板箱引き寄せ、よッこいせッと腰を降ろす具合。)(世情が多少物騒になッてるからッて営業廻りが無くなる仕事なワケじゃなし。休日だけ大人しくアパートにスッ込んでるのもつまらないと足を向けてはみたけれど、あいにくの雨天の上、長耳お目当ての黒髪の美少女歌手は取りあえず見当たらない様子。この天侯じゃァ当然か。もともといつ歌う予定なのか、いつ横丁に来てるのか、何よりまず名前から知らない。ただ休みが来れば何となく赴いて。運が良ければ彼女のステージが見られて。立ち見の末端でホゲーと突ッ立って耳を傾けてるのが長耳で。単なる小市民の小さな楽しみ。こッそり彼女のいちファンなだけ。それだけだけど。)(ヤン座り宜しく足を外へ広げて猫背の体勢。末端冷え性の指先は春雨が振っただけでも随分冷たい。さするように指を組んで鋭角的な顎を乗せる。) [Mon 13 Apr 2009 00:58:28]
お知らせ > ジンバルトさんが入室されました。 [Mon 13 Apr 2009 00:51:23]
お知らせ > ジンバルトさんが入室されました。 『(両手をポケットに突ッ込んだ格好。咥え煙草から紫煙吹き流す。)』 [Mon 13 Apr 2009 00:50:12]
お知らせ > テレサさんが退室されました。 『・・・”アイゼンリッター”だっけか?』 [Sun 12 Apr 2009 01:44:41]
テレサ > カインのってこの先よ? アイツ最近見ないけど何ヤってんだかね――(浪人が怖くて行動範囲狭まってた魔女は、最近の鉄仮面の噂をまだ聞かないが――― 偶には顔出してやるか。なんて気まぐれも起こすもんだ。) 派手にやられてっと後で突っつけるんだけどな―― (現在の鉄仮面の状況を殆ど知らないから、悪戯ど全開なにやけ面でそんな言も吐けるもんだが。)もう終わって別の――とかだったら吹くケド・・・・ なんつったっけか役柄――たしか うぇー と・・・・ [Sun 12 Apr 2009 01:41:31]
テレサ > (一人二人ならまだしも、集団の真ん中のほーに入ってったり一番前に出たり、自分主導で何かしたりするのが苦手だったりするわけだ。 声かけられたら如何しようとか萎縮しない?  サークルでの立場も似たようなモノだし。 へーへーぼんぼんを捨てて魔術なんぞを志したのに、そのあたりは全く脱皮できてない。) ……ま、やってるうちになるよーにゃなるか。(己の小心が原因だが、それは恥かしいからと言い訳する程度の器にゃなんとかなるのは少し遠そうだが。 再び始まった演奏にくるり背を向けて、別の贔屓に向かうとする。) 確か―― [Sun 12 Apr 2009 01:29:36]
テレサ > (いとしの(ぁ)マツリ先輩♪を呼ぶ時のように、ぷちっ子の後輩からテレサ先輩なんぞと呼ばれる自分を想像すると恥かしくてちょっとにやけてしまうが、同時に少し不安でもある。 そういう繋がりとか、交友関係とか、大好きではあるのだが―― ) ・・・・あ。(演奏・歌唱が一段落、喝采があるが両手が塞がってると拍手もできない。 観衆の一番外側。大抵其処が自分のスペース。) まいっか。 減るもんじゃないし――(地元にいた頃にたまにあったお祭りでも、大抵其処が自分のスペース。) [Sun 12 Apr 2009 01:22:02]
テレサ > ・・・・季節柄 かな? (だから街の変化とかにも一見さんよりは多少敏感で、衣装の変化とかチラ見する劇やらの内容とかから、ああ季節だなーなんて感じたりもできたりする。 此方に来てもう半年以上。  故郷とどっこいの厳しい冬とローニン騒ぎで延び延びになっていたが――)・・・もう2回生か。 「都会を感じるね!」なんつってたのが懐いッたら――(人垣の手前で耳を澄ませば、その向こうからは歌い手らしき声。 ささやかな未来への希望を込めた恋歌に聞き入りながら。 ――春を感じれば、流れる時間を意識しないでもない。) [Sun 12 Apr 2009 01:07:41]
テレサ > (不意の豪雨に硬直していたこの通りも、雨が上がれば甦る。 昨日までの分が溢れるみたいに賑やかに、楽器が、声が、技が披露され、金の掛かった舞台ともなれば独自の照明をもって曇天の帳を切り裂いていた。 天候云々がなくても安息日前だ。そりゃ派手にもなるだろうけどサ。) ・・・コレ・・・ちょっと味変わった? (で、この大学帰りの魔女っ子はそんな中を歩くのが大好きで――暇な時間を見つけては仲間と遊びに行ったり、今みたいに一人ぷらぷらしたりしてるのだ。 お気に入りの駄菓子屋と一座?があるくらいには通ってる。) [Sun 12 Apr 2009 00:50:06]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『ぐるぐる模様の飴を片手に。』 [Sun 12 Apr 2009 00:39:14]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 誰かが自分を待っているというのは、幸福なことだ 』 [Tue 7 Apr 2009 22:54:34]
霧子 > ( 何か―――何かの理由でまたあの生活に戻るとしたら、同じようにできるだろうか? すぐは無理だろう。 1年、2年、またああやって暮らしていたらああいう状態に戻る事が出来るだろうか? 鈍っているであろう技術はまだ戻る。 ただ――――知ってしまった事が多すぎて、多分もうあの暮らしを幸福だとは思えないだろう。 知らなければずっと自覚しないで居られることというのはある。 ) [Tue 7 Apr 2009 22:44:29]
霧子 > ( ――――気がつけばこの生活が当たり前のように回っている。 独り地下房に籠り、食肉を切り分けるように正確に寸分狂い無く人体を解体し続けた日々があった。 それは私にとって日常であり、罪悪感を感じる理由の一つも無い平穏な日々でもあった。 自宅とギルドを往復するだけの日々。 最低限の言葉だけを発して、最低限の食事をして、黙々とただ、仕事に対して対価が支払われる。 それは植物のように静かで、感情の揺らぐことのない安定した日々。 何一つ不満は無かったし、その用途の為にだけ特化されたスキルを振るう事に意義すら感じた。 霧子―――斬り子と名付けられた一振りの刃物として、そのまま生きてそのまま死ぬつもりだった。 ) [Tue 7 Apr 2009 22:22:55]
霧子 > ( 今日は小さなイベントで少し歌ってきた。 メインではなく、催しの一部として。 幾らか認知されてギルドや横丁の常連から顔を覚えられはじめ、仕事もそれなりにある。 元日ライブ辺りで認知度がだいぶ上がったのかもしれない。 即興に即興が重なった上で上手く回った奇跡的な演奏だった。 マギーが乱入して、シャリネを舞台に上げて、派手な花火が上がって、皆で私の歌を歌って。 ――――あの後の出番だった誰かには悪いが。 前座の一人みたいな新人が芸能横丁でもトップメジャーの二人を舞台に上げてしまった段階で、次は大変だっただろう。 ) [Tue 7 Apr 2009 22:12:18]
霧子 > ( 雨はそう嫌いじゃない。 癖毛が余計に巻くのと冬の冷たい雨以外は。 湿った匂いと静寂と寒色は思索する時間を与えるし、否応無しに齎される変化というのは感性の刺激になる。 外出する予定が崩れてもそれはそれで出来る事はあるし、のんびりと部屋で本を読みながら猫を抱いていても許されるのも良い。 こうしてカフェから眺める大通りを観察するのもそんなに無駄な時間だとは思わない。 急いでテントを畳む芸人、駆け足で通り抜けるカップル、水を跳ね飛ばす馬車、カフェに駆け込んでくる誰か。 ) [Tue 7 Apr 2009 21:58:17]
霧子 > ( 雨宿りに駆け込んだカフェーの窓から眺める芸能横丁はいつもより色彩に欠き、大通りを埋める煌びやかな灯りの列も少ない。 不意に訪れた春の長雨はまだ続いていて、珈琲のお代わりは3杯目を飲み干して空のカップがテーブルに残る。 当分止みそうにないけれど、傘があるわけでもなく。 ただ薄く呼吸を繰り返しながら窓の外を眺めている。 ) [Tue 7 Apr 2009 21:46:49]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 春に降る雨 』 [Tue 7 Apr 2009 21:43:24]
お知らせ > カインさんが帰りました。 [Mon 30 Mar 2009 02:58:00]
お知らせ > アシュリーさんが帰りました。 『(それは芸能横丁の、人通りのない裏通りでの、出来事。)』 [Mon 30 Mar 2009 02:57:03]
お知らせ > アシュリーさんが帰りました。 『(それは芸能横丁の、人通りのない裏通りでの、出来事。)』 [Mon 30 Mar 2009 02:57:03]
アシュリー > (安易、そして、優しい人。けれど、やっぱり。) ………本当に、  ばか 。(「救けたい」だなんて。命に代えて害悪を助けるなんて、バケモノを助けるなんて、本当に――笑っちゃう。)(くすくす、笑った顔に、涙が滲む。堪えるように、指で拭って)   ………誰にでも優しいと、女の子は恐いんだからね。気をつけたほうがいいんだから。でも――(憎まれ口を叩きながら、もう一度、口付けを強請るように、貴方に己から口付けて)    ……  ばらしたら、道連れにしてあげる。 [Mon 30 Mar 2009 02:56:40]
カイン > ……君を、救けたいんだ。 [Mon 30 Mar 2009 02:52:25]
カイン > ……ん、ん……。(首筋からの痛みと、舐め取られる……吸血される感覚。事態は明白だ。彼女は吸血鬼で、自分は血を啜られている……!)(……やはり、抵抗はしなかった。自分は吸血鬼ハンターじゃない。人間でもない。……救けてと言われて、救けたいと思っただけだ)(故に返答は抱擁と、彼女の唇へのキス。自分の血の味がした)……覚悟はしてるって言ったし、救ける……とも言ったよ、僕は。(赤い瞳を見返して、笑った)僕の血で良ければ、いつでも。……簡単には死なないし、ね。だから………(安易で、安っぽい言葉。でも……覚悟はしてるんだ) [Mon 30 Mar 2009 02:52:03]
カイン > (PL:電報が調子悪いので、こちらでも。リミット了解しましたー。返事が遅れてしまい、申し訳ない。今夜はありがとうございました!) [Mon 30 Mar 2009 02:42:53]
アシュリー > ん、ぅぅ―――  (美味しい。 美味しい。――哺乳瓶を抱えて吸い上げる赤子のように、貴方の血を吸い上げた。出来るだけ痛まないように、ゆっくりと。唾液でたっぷりと傷口を濡らして―――全て、吸ってしまおうと思いかけたそのとき。ふ、と理性が過ぎった。なぜだろう。理由はわからない。) ―――ん、………は ぁ……んッ (ぴちゃ、と音を立てて。貴方の首筋の傷口を、赤い舌が小さく舐め取った。潤んだ瞳が、何処か満たされたような、けれど後悔するような表情が。困惑した顔が、貴方を見つめて)   だから……言ったのに。殺さなかっただけマシよ。(掠れた甘い声が、ちょっと責めるように言った。)  ……秘密にしてくれたら、貴方の家まで、行ってもいいわ。最後までさせてあげる――   (ヴァンパイアは、貴方に囁く。) [Mon 30 Mar 2009 02:41:15]
カイン > (「ばか」に応える「キャシー」の囁き。髪を梳き、頭を撫で、首筋へのキス。愛撫と呼ぶには拙過ぎるだろう行為を繰り返しながら、彼女を抱き締めて。そして、その身体を覆っているセーターを裾からたくしあげようと手を動かした所で……首筋に、チクリという痛み)……ッ? ……キャシー……?(その行為が意味する所を理解し……しかし、抵抗は、しなかった)(そのまま啜るなら、バンクルの……夜を見通す、キャッツアイの血液が、舌に触れるだろう) [Mon 30 Mar 2009 02:33:13]
アシュリー > (うざったい。でも、目の前の男は優しい。名前を呼ばれれば、一瞬でも酔いそうになって。強く吸われるほど、甘い声をかみ殺して「ばか」と言った。その声色は、だんだん迫力のないものになっていく。)   ばか、ば か ………  ッ ぁ、も、そこばっか――やめてッて……ぁん―――ッ……っ!(声を上げてしまって、仕舞ったと思う。その反撃で、どさくさに紛れて首筋を舌でなぞろうと。赤い舌が貴方の首筋に這う。我慢できない、と言ったように――貴方が抵抗しなければ、貴方が苦しまないように、緩く歯を入れていくだろう。) [Mon 30 Mar 2009 02:23:09]
カイン > (一度、唇を離す。キャシー。キャシー。彼女の名前。金髪を指で梳きながら、融けた赤色を見つめて頷いた)……わかった。なら、キャシー……だ。(そう囁いて、触れるだけの軽いキス。そして、先ほど痕を残した箇所へと再び口付けを。消えないようにとでも言うように、もう一度、強く吸った)……ん。(そのまま、首筋を舐め上げる。埋めた頭を撫でられる感触に、こちらも眼を細めた。キャシー、と微かに囁いて) [Mon 30 Mar 2009 02:16:10]
アシュリー > ……いやよ。   当たりまえ――  ぅ ん (ムカつく。ムカつくむかつくムカつく。笑われれば、笑われるほど。惨めになる。なのに――あんまりにも、その愛撫が優しいから。普段とは違う、労りが見えてしまうから、余計に。)    ん、ぅ…… ン  ぁ ん、は―― っ(やっぱり、ムカつく。勝てそうにないから、むかつく) ………キャシー  って   呼んで (何処か強請るように。少し、とろんと惚けた瞳が、力なく睨む。生理的に潤んだ瞳と紅潮した頬を隠すように、呟いた後は俯いて。貴方の行動を待つように、貴方の髪に、そっと手を伸ばした。)  [Mon 30 Mar 2009 02:05:13]
カイン > なら、やっぱり此処……かな。(安易、まったくだ。『敵』の拠点に乗り込むのはこっちなのに。首筋を強く吸い、痕をつけるようにさながら、上目遣いに彼女を伺って。目を細める様子に、猫みたいだ、と)……ん、痕が残るのは……嫌だった?(唇を噛み締める仕草に笑いながら、舌先で首筋を舐め……と、頭を抱き寄せられる。間近に迫った赤色。見つめながら、唇を重ねた)ん、はァ……む……ん……。(貪欲に舌を絡め、啜るようにしながらのディープキス。こちらの掌も彼女の頭、金髪に寄せて撫でようか。愛撫だとか、そんなものではなく。ただ優しく、だ) [Mon 30 Mar 2009 01:57:14]
アシュリー > (「僕の部屋」) 嫌よ。敵の陣地に行くなんて、絶対嫌。(そう、この人は敵だ。この人といると、自分がおかしくなりそうだ。凄く嫌。なのに、髪を撫でられて、思わず瞳を細めてしまう。その安易な優しさが擽ったくて、あんまり嫌じゃないなんて、自分もどうかしてしまったんだろうか)  ――   レディを抱くのに、此処で抱くの?―――優しいけど、やっぱり安易ね………ッ ぁ  ――っ  (抱き寄せられるまま、首筋に強く噛み付く様な口付けに、戸惑って唇をかみ締めた。悔しい。こんなんで声なんて出すものか。)  ―― 痕、残っちゃうでしょ……?(困惑した表情。負けるものか、と。偽りでも、少し頬が赤くなった顔色隠すように、貴方の後頭部に手を回して、今度は深いキスを強請ろうと)  ぅ んむ、  はぁ……   んぅ――…… [Mon 30 Mar 2009 01:46:49]
カイン > ……ッ、はァ……ん。まあ……覚悟、してるよ。(キスの繰り返しで途切れた呼吸。それを整えるように息を吐き、不意討ち気味に、最後にもう一度口付けを)……そう、カイン。僕は、カインだ。(赤い瞳を見つめながら、手を滑らせて、その金髪を軽く撫でるように。問いかけには少し、考えて、笑った)……ん。まあ、暖まるとは、思うし。ここで。……僕の部屋でも、良いけどさ?(……先ほどの気の強そうな様子と、今の何処か素直な瞳。多分、これが彼女の素顔。僕はそう思う。……そのまま彼女を抱き寄せ、首筋に顔を埋めて、強く口付けを) [Mon 30 Mar 2009 01:34:55]
アシュリー > ―――ッ    ばか――   っ!  そんな お人よしだと  ……ン――ッ   じんせ、い…… 後悔  ――― ッン、   するん、だから――   っ、んん―……ッ (何度も繰り返される口づけに、やり返すような口付けを返しながら、壁に押し付けて首筋を見て近づこうとした矢先。その瞳に捕らわれて―――)  ……カイ ン。(ぽそりと、呟いたのは、色々な意味で戸惑っているからだ。食えない男。馬鹿な男。一筋縄じゃ行かない男。優しい男。)      …………   もう、いいや。(何処か呆れたような笑みは、降参、といわんばかりに。何処か疲れた、という笑み。)   ………此処で抱くのも寒いでしょ? 何処か行く?(殺さないで、素直に抱かれてやる。こんなこと、滅多にしないんだから。壁に押し付けたまま、貴方の唇を指でなぞりながら。先程の棘が取れた、少し切なそうな表情。少しだけ瞳が潤んでいるのは、その優しさが痛かったから、なんて、いわないけれど。) [Mon 30 Mar 2009 01:23:18]
カイン > (腕の中で藻掻き、抵抗する彼女。その動きを、更に抱き締める事で防ごうとしながら、僕は頷いた)……うん。馬鹿で自分勝手なんだ。だから……救ける。(救けてって言われたからね。更に続けようとした口は、彼女の唇で塞がれて。 離れて、場数は自分の方が上だと主張するそこを、今度はこちらから口付けを重ねようとする。互いに、噛み付くようなキスの応酬を繰り返す)(壁に近かったのもあり、抱き合ってもいる。押されれば簡単に背中は壁につき、彼女の顔が迫って……赤い瞳を見つめて……)……僕は、カインだ。(……囁くように、自分の名前を告げた) [Mon 30 Mar 2009 01:16:05]
アシュリー > そうね。貴方なんて安易で自分勝手だわ。本当に馬鹿―――     っ?!(唇が重なった。微かに笑った気がする。彼は何と言っていただろう。「これくらいじゃ許さない」?)(困惑した表情のまま――貴方を突き放そうと腕の中でもがいた)  ちょっと……!!勝手なことしないで!(露にした感情。貴方を睨み付けて、悔しさのまま、自分から噛み付くように唇を重ねた。)あたしより優位に立とうとするなんて――本当に馬鹿。抱かれてる数だけは場数踏んでるんだから。(貴方を、貴方の背後の壁まで、押し付けてしまおうと。そのまま顔を近づけて――) [Mon 30 Mar 2009 01:04:25]
カイン > (拙い演技だ。……同時に、彼女の本心なんだとも思う。これでも役者の端くれで、だから……理解した上で言うのだ)……嫌だ。うん、僕は……結構、我儘というか、自分勝手でさ。 だから……。(やめて、と拒絶される動き。近付く唇。軽く触れて、離れた。これくらいで許してあげる?)……僕は、これくらいじゃあ許さないんだ。(微かに笑って、今度はこちらから。彼女を抱き寄せて……唇を重ねようとする) [Mon 30 Mar 2009 00:58:37]
アシュリー > (あたしは、死ぬ前から普通の女だ。フィドルとギターがちょっと弾けるだけ。こんなところに立てるような土台もなくて、才能も実力もない。女としても、ただの普通の女でしかない。今はそれ以下の、見掛け倒しのただのバケモノ。)  ――        ばかね。あんた。(そんなに優しくされたら、殺せなくなりそうだ。血を吸ったとき、あたしは躊躇ってしまいそうだ。冷たい声色が突き放すように小さく呟いた。反対に、抱き寄せられる腕が、優しくて。 嗚呼、このまま死んでしまってもいいかな、って。思ってしまった自分が一瞬。)  …………       。(嘘の涙が、零れ落ちて。それを堪えるように。――静まった人通り。誰もいないことを確認して。)     ――――― や めて   。(突き放そうとした。最後の理性が、己を止めた。この人は駄目だ。優しすぎる。)   ………   安易だわ、やっぱり。貴方は。だから―――  (出ないはずの涙を拭ったら。貴方に、そっと、口付けてしまおうと)   ――これくらいで、許してあげる。(この人を殺せない。) [Mon 30 Mar 2009 00:49:45]
カイン > (……君は知らないだろうけど、とっくの昔に覚悟はできているんだ。 『助けて』って言われたら、絶対に救けるんだ、と)(だから、躊躇せずに頷いた。覚悟はしている。本当に。安易で安っぽい言葉でも、それに命を賭けているのだから)……僕は、君を救けるよ。救けて、って言ってくれるなら。(シーバックが重い音を立てて、地面に落ちる。……飛び込んできた彼女を抱き留める為に手放したのだ)(抱き留める。抱き締める。抱き寄せる。……それで、君が救われると言うのなら) [Mon 30 Mar 2009 00:42:22]
アシュリー > ―― 一晩でいいから慰めて?(囁いた言葉。その目的は、言わない。) [Mon 30 Mar 2009 00:32:12]
アシュリー > ―――     。 (睨み付けられた瞳。 なんて安易な言葉。 彼は知らない。戻れなくなるという言葉を。――馬鹿な男。 でも、優しい男。 無表情で見詰めていたが、少し。口端を上げて笑った。)   ………… 本当に?(突き刺す視線に、微笑む姿は何処か冷たい。そして、強く睨み返した。) あたしを助けてくれるの。 覚悟、できる?(その頬に、もう一度手を伸ばして。貴方の髪をそっと撫でようと。) 聞いてくれるのなら―――。(少し、甘えた猫のような声が掠れて、そのまま貴方の胸に飛び込むようにしてしまおうと) [Mon 30 Mar 2009 00:31:28]
カイン > ……だったら、言えば良いじゃないか。(と、僕は言った。 赤い瞳を睨み付けるようにして。次……だなんて。君が助けて欲しいのは『今』じゃないのか?)(切なげで、淋しそうな笑み。我慢できなかった。する気もなかった。……当然、帰る気も。首を左右に振って、彼女の言葉を拒絶する)僕は今、君の歌を聞くくらいには暇がある。さっき言った通りに。…………だから。(その赤の瞳へと、僕は視線を突き刺した。神様なんかいないのは知ってる。良く知っている)(だけど。)……君が『助けて』って言ったら、僕は君を救けるよ。 [Mon 30 Mar 2009 00:22:39]
アシュリー > ―――。(苦笑いに、此方は笑みを覚ました。冷たい無表情が、貴方を見つめる。そして、頬に当てていた手をそっと離した。) ………………   もう、帰ったほうがいいわ。(無表情が、少しだけ翳りを帯びる。顔を逸らした自分は、酷く惨めに感じる。こう、素直に向き合われれば向き合われるほど。――貴方を見上げて、少し切なそうな表情が、笑った。)    …ありがとう。聴いてくれて。  (それは、柔らかい声色。けれどその後は――少しだけ。) でも。(冷たい音。)   次に逢ったら、あたしは貴方に本当に助けてというわ。(貴方の首筋を一瞥して、それを誤魔化すように貴方の瞳を見詰めた。)  [Mon 30 Mar 2009 00:14:06]
カイン > ……優しいかどうかは、知らないよ(ゆるゆると首を左右に振る。苦笑いを浮かべたままだ。 間近に迫っている彼女の顔。冷たい笑み。赤い瞳。それを、真っ直ぐに見つめた)君は聞いて欲しそうで、僕は聞きたかったから、聞いてた。……それで良いと思うんだけど。(それに、と思うのだ。聞かれたくなかったら、歌ったりしない。こんな路地裏では、誰に聞こえるわけもないのに。声を張り上げて、必死に)(それ以上、特に何かを言うでもなく、聞くでもなく、慰めるでもなく。奇しくも歌詞の通り、ただ彼女を見つめるだけ、だ) [Mon 30 Mar 2009 00:07:39]
アシュリー > (「上手くなかったと思う。」) ―――   …………… 。(苦笑いに、きょとんとした。まるで毒気を抜かれたように。ショックというよりも、それを通り越した何か。) ふふ、  あはははっ…………。(いきなりお腹を抱えるように体を前のめりに、口元を抑えて笑いを堪えた。)  (「聴いてほしそうだったから」) (その笑いが、その言葉とともに冷たいものに変わる。) ……………  ふぅん。   そう。(怒りにも悲しみにも似た、冷たい紅色の双眸が、貴方を見ている。)  ……………ありがとう、とでも、言えばいいの?(頬に手に添えたまま、 そっと顔を近づけようと。見詰めた視線は、酷く鋭く、冷たいもの。ひやりと笑うけれど、目は笑っていない)  ――   貴方は優しいのね。 (貴方の目を見ながら、笑っている。目の前の女は、何処か冷たくにこりと笑う。見詰め合うまま、女は動かない。) [Mon 30 Mar 2009 00:00:01]
カイン > ……ッと、ごめん。(言われて、赤い眼からは眼を外す……が、視線それ自体は彼女から動かさないで)うん、いや、まあ……ああいう感じの歌はあんまり聞かないけど……うん。正直、僕も上手く無かったと思う、君の歌。(なんて苦笑い。的確な批評なんてできないけど、この辺りにいれば自然と耳は肥えるもので。下手な世辞を言う気も無かった。路地の壁に背を預けて)確かに仕事帰りだったけどさ。なんか、こう……。(頬を撫でられるのを受け入れて。先程拒まれたばかりなのに、近づく赤色に眼を奪われた)……聞いて、欲しそうだったかり。 [Sun 29 Mar 2009 23:53:44]
アシュリー > (紅色の世界に染まっていたのに。綺麗だったのに。引き戻されたのは、また。嘘の世界。) ……… そう。    別に。気には障ってないわ。(地味で、目立たなそうな青年。目つきは悪いけれど、何処か優しそうな。周囲を見て、少なくとも人が全くいない状態ではないこの状況。――紅色を見ないように。貴方から視線を外した。真っ直ぐな視線が、酷く痛かったから。)  そんなに見ないでくれる?(少し困惑した声色を隠すように、強めに言い放って。)  …………  お粗末様。あんまり上手くないし、聴き辛かったでしょうに。 (腕組みをしながら貴方のもとまで歩いて。―――叶うのなら、そっと貴方の頬に手を当てようと手を伸ばす。少し、愉しそうな笑みを浮かべて。) 暇だったの?あたしの歌が聴けるくらい。(揶揄するような、先程よりもやわらかい声色で。) [Sun 29 Mar 2009 23:44:28]
カイン > ……いや、歌ってるのが聞こえたから、さ。(顔を上げた彼女は、たぶん化粧を落とせば……何処にでもいるような女の子だった。芸能横丁で歌うにしては地味で……唯一眼を引くのは、その真っ赤な瞳くらいか。でも、僕を睨みつける視線は……強い)だから、聞いていた。君の歌。……まあ、途中からだったけどさ。(気に障った?と首を傾げて聞いてみるが、視線は外さなかった。 赤い瞳を、真っすぐに見返して) [Sun 29 Mar 2009 23:37:03]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>