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お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( 男の叫びを遠くに聞きながら、放り出されたまま気を失った――― )』 [Thu 3 Sep 2009 02:43:24]
お知らせ > 食人鬼さんが退室されました。 『(そして部位を欠損した男は今度は自分が食事となるのだ)』 [Thu 3 Sep 2009 02:42:50]
◆会別理久@霧の村 > ―――ぶぇぐっ!? ( 乱暴に引き抜かれて、続く平手打ち。 かわす術はなく、岩の地面に転がった。 ) …っぁ… ( 消耗していたところ、更に交わったりしたせいで動作は緩慢。 のろのろ、とりあえず起き上がろうとするものの、あとはなすがまま――― ただ、口には注意した方が良い。 ) ( 無謀にも試みるなら、後ろも犯されてしまう。 もげてしまったそれがどうなるかは――― 目を覚ました後で。 ) [Thu 3 Sep 2009 02:36:03]
◆食人鬼 > ぎゃおぅ!! (さすがに性器を齧られれば痛みがあったらしく。 慌てて引き抜けば噛みきれはされなかったものの半ばまでしっかりと歯形のついた状態になる) な、なにしやがるっ!! (彼女へと平手打ちを浴びせようとするだろう。 食人鬼の男にとってはいい薬とも言える) まだ犯されたい様だなぁ!! (半分取れかけた肉棒でそんなことを言っても説得力はなし。 だが、欲望に忠実な男は無謀にも再びの行為を試みるのだ。 今度は彼女の菊座へ、取れかけの肉棒を突き刺そうとする暴挙。 美味く貫けても、そのまま根元から折れ、男はのた打ち回りながら逃げていくことになる。 肉棒がどうなるかは彼女次第) [Thu 3 Sep 2009 02:27:11]
◆会別理久@霧の村 > んン… っふぅ、ちゅぅ… ( ああ、舌… 唾液… ) じゅる… ( 一度満足して… どうせすぐに首をもたげるけれど、性的な欲求は一時的に満たされる。 ―――しかし、今まさに与えられている刺激に対する関心がとりあえず薄れると、そう、他の欲求へ意識が向くのだ。 この二日、何も口にしていなかったという――― つまり、食欲だ。 そして。 ) ァ、あ… あー… ( 味わっていた… もう、まともな感覚ではないし、胸には確かに戻してしまいそうなむかつきがあるのだけれど、それでも 『味わっていた』 舌が出ていってしまう。 名残惜しそうに追おうとしても、手首の戒めでそれは叶わない。 変わりに顔の前へ出されるのは――― ) …は、ぁむ。 んふ… ちゅ、ちゅ… ( 一度顔を背けるものの… すぐに仕方なさそうに、それを口に含んだ。 舐めるとかそういう前段階はなく、頭を突き出して喉の奥まで。 口の中で液を舐め取って、吸って――― ) ( …もう皮と肉しかないじゃないというところで 噛み付いた。 最初はやんわり、けれどそのまま一息で、最後まで噛み切ろうとするように――― ) ―――ぅう゛ゥううう…! ( 硬いなあ、この肉。 ) [Thu 3 Sep 2009 02:16:15]
◆食人鬼 > きひっ。 いった。 いったっ。 (そして好き勝手に犯した男はそのまま腐ったような匂いの精を再び彼女の中へと注ぎ込み。 余韻の中でもとめるようなしぐさに唇を奪おう。 そのまま。立ち上がればその肉棒をくわえ込ませ。 口で掃除させようとするだろう) ひひ。 変態メスマゾに与える食事はこれだけで十分だぁ…。 こいつを食べなきゃ、なんにもねぇぞぉ? (肉棒を口に運ぶときにはそんなことを告げよう。 事実。 ここまで彼女にはろくな食事など与えられずまともに口にしたのはこの男の体液、という事になるだろう) [Thu 3 Sep 2009 02:04:47]
◆会別理久@霧の村 > ( ああ、そうだね。 そういえば。 でも、しょうがないじゃない。 気持ちよくて… だって、どうせ夢だ。 どうでもいい。 ) 〜ッくぅ… ンん! っふぅ… ふッ… はァ…! ( もう、答えない。 嫌がりも、否定もせずに、自分から求めて――― 乱暴なだけの刺激を不満にも思うけれど、一人で岩に擦り付けていたもどかしさを思えば十分過ぎる。 ) ッぃぐ!? ァ゛ッ、痛… ぅあ、ァ… ( 後ろに指が。 予想外の刺激だし、痛みもある。 今度は何だと現実感溢れる刺激に束の間戸惑うけれど、まあいいか。 凄く変な感じだけど――― でも。 いっそ拷問のようにも思うのに、拒否しきれない部分があって… 彼の狙いも、果たされるか。 ) っひァ! ァッ… あ、ぅ、うん… もッ… もぉ―――ッ ッ ( 初めてで、波に流されるように、まっすぐ達してしまう。 あれ、何これと思っている間にもう。 体内を掻き回す異物を痙攣しながら締め付けて、溢れさせた。 電気でも流されたみたいに背を仰け反らせ、岩肌が痛いのだけど、がくがく震えながら突っ張るのが止まらない。 爪先で岩肌を掻いて… 余韻の中で、求めるように顔を近づける。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:48:44]
◆食人鬼 > わ、わかるかぁ? お前、自分で腰振ってるぞ。 処女だろう? 処女。 どれだけ淫乱なんだ。 きひひひ。 (仮にこのまま無事に開放されたとしても、この行為は刻み付けられる。 腐った死体に犯されて、自分から腰を振って喜んでいた、と) 気持ちよさそうだなぁ。 おら、いっちまうんじゃないか? おらおら。 とっとと行っちまえ。 メスマゾ! (技術もなにもなく、ただ、太い肉棒で少女の体をただ突き上げるだけの行為。 気持ちよくさせようなんてこれっぽっちも考えず。 自分で気持ちよくなるためだけに犯す。 膣のしまりが良くならないかと彼女の菊穴へも指を伸ばし、そのまま無遠慮に指をいれ、かき回してしまうだろう) おらおら。 強姦されていっちまえ。 きひひひ。 [Thu 3 Sep 2009 01:33:25]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――ありえない。 ありえない。 間近で見るその男は、見れば見るほど肉体がこの状態で情交に及べるわけがない。 ましてや、精もあるなんて。 …食人鬼の動きで何となくそれと感じて震えるが、よかった… 同時に達したりはしなかった。 いや、何一つよくないけれど。 この何もかもありえない状況。 いっそ全部夢なのではないかと思えば、自分の身体がこんな風に反応してしまうのも分かる。 ) ―――ッは… はァ… は…っ ぁッ! ん! ふぅ、ん… ( そう、夢だ、全部――― 悪い夢。 ) ん、ン… ( 刺激を与えられるたびに戸惑うような反応していた体が、ほんの少し解れる。 困惑に強張っていた顔も呆けたようになり――― 腐った顔が近付くのをぼんやり見つめ、あろうことか薄く唇を開けて、その接触を受け入れた。 長い長い舌が口内で蠢くのに、びくびく身体を震わせる。 酷い匂い。 吐き気がする。 でも… キモチイイ。 …舌なんか絡めようとしなくても勝手にされそうだけれど、確かに、自分でも動かしているのを感じるか。 腰も、もうはっきりと振ってしまっていた。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:26:24]
◆食人鬼 > (すでに食人鬼化への影響を受けているためであろう。 男はそれに気が付いているのか居ないのか、破瓜の血を見ればなお喜んだように腰を振り、自分勝手に彼女の中へと腐ったような匂いを発する精を注ぎ込んでしまうだろう) なにかおかしいかぁ? きひひっ。 犯したいから犯しているだけだぁ。 お前こそ、処女の癖に突っ込まれて喜んでる変態じゃねぇかぁ。 きひひ。 大してちがわねぇなぁ (しかし、一度の射精で終わることなく。 そのまま、精と破瓜の血と愛液とかき回すように腰を動かそう) お前も、メスマゾらしく、楽しめぇ。 (彼女の反応に気をよくしているらしく。 そのまま、おぞましい顔で彼女の唇を奪い。 その口の中まで腐臭のする舌をいれ。 口の中を嘗め回す。 普通なら戻してもおかしくないような状況) [Thu 3 Sep 2009 01:12:26]
◆会別理久@霧の村 > ぇ… ( 戸惑いに、喘ぐように口をぱくつかせながら、虚空に呟く。 舌が素肌をなぞるのに合わせてよだれまみれの身体を震わせ… 胸の先端も始めからそうだったのか、すぐに、恋人にされているように悦んだ。 ―――かじる、なんていう言葉に対して、恐怖心がないわけじゃない。 快感に身悶えしながら、嫌悪感ももちろんある。 けれどイヤで、恐ろしくて、拒むように入り込む異物を締め付けてみても、十分に潤っている状態では逆効果。 きっと相手に対しても… それより何より、自分に対して、逆効果。 ) ―――〜っひ、ひぃ…!? ひンっ!? ち、違っ… 違うッ… こんな――― ( 突き上げる腰の動きに、身体を仰け反らせながら。 こんなの違うとどんなに思ってみても、快感は本物だった。 ) …あッ ア! ぁ… あなた達ッ… 何… ッんふぅ! ( おぞましい舌。 いやらしい唇… それなのに、どうして… どうして、ほんの少し近付こうかなんて思うんだろう。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:07:30]
◆会別理久@霧の村 > ( 破瓜の痛みは感じなかった。 そういう人もいるというけど、それより他のところがあちこち痛くて。 なのになぜか、気持ち良くて。 ) ―――な、ぁ… なんで [Thu 3 Sep 2009 00:59:01]
◆食人鬼 > きひひひ。 なんだ。 もう濡れてるんじゃねぇか。 とんだ淫乱娘だなぁ。 きひひ。 (滑り良く貫けたことに満足をして、さらけ出した素肌をでっぷりとした体躯とは裏腹にひょろりと長くなった舌で舐めていく) このまま、かじりてぇなぁ。 でも、それはだめだなぁ。 喰うのはみんなでだなぁ。 (執拗に胸を舐め始めながら、遠慮なしに腰を振っていく。 ふーふーっと息も荒く) 犯されて喜ぶマゾメスだぁ。 きひひひ [Thu 3 Sep 2009 00:56:32]
◆会別理久@霧の村 > ( 平時では耐え難いが、この際よだれくらい何でもない。 ただ、そのものに対する嫌悪感よりも、その、液体のつたう感触の方がぞくぞくして、身をよじった。 ―――何だ、これ。 これもストレスのせいだろうか。 昨日?あんな風になったのは百歩譲るとしても、こんな、死体に犯されるなんて状況で――― ) ―――っひ!? ッぃ…? あっ… ぁ、あぐ! ( 力なく、いやいやと首を振る。 そんなところばっかり腐り落ちていないのを恨めしく思う余裕はなく、乱暴なはずの挿入に、どっと諦観が押し寄せてきた… まだ、まだ、段階はあるはずなのだけど、ここまできてしまったら。 それより何より――― ) ―――っふぅ…!? っぅう、ッくぅん…っ ( ぶるぶると、快感に身体を震わせてしまう。 通常、命の危機が迫っているような状況で、身体にどんな刺激が与えられようと、それに悦ぶ余裕はないはずなのに――― まるで、そういう物語が本物であるかのように… それにしたって脈絡がなさ過ぎるが… 食人鬼のそれを受け入れた秘所は、その時すでに濡れそぼっていた。 ) [Thu 3 Sep 2009 00:50:30]
◆食人鬼 > (少女が大人しくなったのを見れば、満足そうに笑みを浮かべ、もとのようによだれを彼女の肌の上にこぼしていく) うへへぇ…。 暴れるのが悪いんだ…。 それじゃぁ、いただきまぁす。 (そして、ところどころ腐っているはずなのに妙に硬くて巨大な肉棒を、愛撫一つせずいきなり少女の中へと突き入れてしまおう) ひひ。 よくみりゃ美人だぁ。 こりゃ俺も運が向いてきたかぁ。 ひひひ。 (そう、だらだらとよだれは少女の肌、腹部から胸にかけて振りまかれる。 食人鬼に少女を気遣う様子などまったく見られないだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:38:55]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――望んだことなのかな。 ) ァあアぁああああああ…! ( 声帯に空気を通すだけといった、意図せず漏れてしまうような悲鳴を上げながら、ふと、妙に静かな意識で考えた。 この場において意味はないけれど。 ) ―――ッ!? ( 頭を掴まれて、息を飲む。 何かにぶつかって目の前に火花が散るなんていう表現があるけれど――― 悲鳴のせいでもう掠れた呻き声を上げること数度。 意識は保っているものの、身体に力が入らない。 …父は釣った魚が暴れるのを止めるのに、そういえば、打ち付けていたっけ。 ) ―――ぁ… あぁう… ぅ… ( 殺しちゃいけないんじゃなかったか。 こんな風に頭をぶつけたりしたら――― なんて、考えられるのだから、たぶん平気なんだけど。 もごもごと呻くことしかできず、誰にも許していない肌がさらされる。 …仕方ない。 しかたないけど… 問題があって… ) ―――ッ!? …っんぁ ( その手が、こんな状況で、変にくすぐったく感じられるという――― ) [Thu 3 Sep 2009 00:32:50]
◆食人鬼 > すぐに、わかる…。 きひひ。 楽しみだ。 (すでに怪物と化した男にとっては少女の抵抗など押さえ込むのは簡単であったが、それでも頭突きなどされればうっとおしさに苛立ったように、彼女の頭を掴み、そのまま岩肌にぶつけてやろうとする。 殺さないようにという事は守るのか手加減はしているようだが、執拗に頭を岩肌にぶつけようとするだろう) ああ!? 大人しくしてりゃぁいいんだよ!! おらおら! (先ほどまでの様子とは打って変わって乱暴な口調になる。 そして、頭を抑えたまま服を引き裂いて裸にしてしまおうとするだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:22:14]
◆会別理久@霧の村 > …ッな、なにっ なに… ( 何をする気だ。 疑問を口にしながら、何にせよ冗談じゃないとがくがく首を振る。 歯の根が合わない。 つまみ食いって… 人間ならあっちの方だと当たりをつけられるけど、これは… こんなのでは、本当に 『どっちか』 分かったものじゃない。 …異臭はお互いさまか、それにしたって、相手のは酷いけれど… ) な、なかっ 仲間って… どういう… 〜ゃ、やめ…ッ やめて! イヤ…! ( がくがく震えて、もうもがいているのか震えなのか分からない身体を精一杯暴れさせる。 両手首は縛られて、岩壁に刺さっている金具に結ばれているから、抵抗といっても変な姿勢で力の入らない蹴りくらいのものだけど――― 必死だ。 手首が痛いとか、身体が岩にぶつかるとか考えていられない。 ) ―――ゃ、や、ゃあァああああああッ!!! ( のしかからるのを払うのも難しいが… せめて自由になる頭、勇気を出して相手の鼻っ柱に打ちつけようと――― 恐慌状態だが、それにしては、冷静な方か。 地獄が長引くだけかもしれないけれど。 ) [Thu 3 Sep 2009 00:15:19]
◆食人鬼 > こ、殺すな、ってことはぁ。 殺さなけりゃ何してもかまわねぇんだよなぁ。 (きひひひと、よだれをたらしたまま怯える少女へと一歩ずつ近づいていく。 異臭が鼻を突くかもしれない) ひっひっひ。 そのうち。 おめぇもお仲間だぁ…。 だから今のうちに味見させてもらうでなぁ。 (緩慢な動作のまま、少女へとのしかかり、そのまま両手を押さえて押し倒してしまおうとするだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:03:13]
◆会別理久@霧の村 > ( あ、そうか。 そりゃあ、水とか食べ物とか、うん、与えないわけにはいかないんだし、ようやく思い出してもらえたっていうか、そろそろ危ないかもしれないし、この人はそういう――― ) ―――。 ( どこか希望的に考える意識はよそに、身体は跳び退るように反応してしまった。 正座していた足をばたつかせて逃げようとするけれど――― すぐに、大きな金属音。 一歩も進まない距離で身体が止まる。 ) ッぁ、あ… ( 肉付き良いのはさておきそれが不自然に削げているのはどんなダイエットか。 いい大人?がよだれなんか垂らしてみっともない。 なんていうかもう寝不足通り越して薬物中毒みたいな――― でも、あ、口は利けるのか。 でも、でも、でも、いや、つまみ食いって――― ) …な、ぁ、な…ッ ( 何か言うべきかもしれない、無駄かもしれないけれど、聞きたいことはある。 それなのに、生理的な嫌悪感と恐怖で、言葉が出てこない。 ずるずると、なんとか逃げようともがく足が空しく岩肌を擦った。 ) [Wed 2 Sep 2009 23:59:17]
◆食人鬼 > (でっぷりとした体躯。 肉はところどころ削げておりだらしなく開いた口からはだらだらとよだれが垂れている。 口元がやや赤黒くなっているのは食人をしている証拠といえる異形のもの) うへへぇ。 こ、これだけたくさんいるんだ。 ちょっとつまみ食いしても、かまわねぇよなぁ…? (其の目つきは明らかに以上であり、血走った眼で貴女を見つめていることだろう) [Wed 2 Sep 2009 23:49:42]
お知らせ > 食人鬼さんが入室されました。 『くけぇ…』 [Wed 2 Sep 2009 23:46:04]
◆会別理久@霧の村 > ( 放置されている理由は分からない。 どうせ順番待ちとか、そんなところだと思うし、このままで済むわけがないから知りたいとも思わない。 …まさか仲間入りする可能性があるからだとは露知らず、とにかく今のうちに逃げなければと忙しく足を動かした。 岩肌やズボンが肌を擦る感触に、別の動きも混じりそうになるのをぐっと堪えながら。 ) ( 脱水症状か、気分が悪くて頭も痛い。 疲れ易くなっているのもあって、一度お尻を落とし壁にもたれた。 ) ( この仲間入りするかもしれない娘について、何らかの取り決めが交わされていたのか、それは分からない。 そんなものは存在せず、ただ本能的に捕食対象から外されていただけかもしれない。 けれどいずれにせよ規律を乱す者というのはいるもので、そして、この程度のことは、何ら問題にならない、それこそ食事や排泄と同じ――― ) ―――ッ!? ( 時間はあるようだから大丈夫とか、そんな甘えもどこかにあったのかもしれない。 自分の息遣いに気を取られていたら… 霧の先に、ぬうっと立つ人影があった。 ) ( 助けが来たとは、とても思えない。 ) [Wed 2 Sep 2009 23:24:56]
◆会別理久@霧の村 > ………はー…っ はー… ( 落ち着け、落ち着け、落ち着け。 …試験なんかで戦々恐々とするクラスメート達を見るに、私はタフな方なのではないかと思っていたけれど、この状況では誰でもそうなるだろうか。 怖くて、焦り、苛立ってしまう… それでは何も解決しないという意識におかまいなく、抗い難い感情だけが膨らんで… うう、一過性のものかと思ったら、まだ続いているみたいだ。 つまり、覚醒すればするほど、それらの欲求を明確に意識してしまうということか。 ) ( 微かに震えてしまう深呼吸。 足の指は、まだ真面目に結び目の形を知ろうとしているけども、とりあえず蝶結びのような解き易いものじゃない。 むしろ結び方を知っている人間が、これなら解けないと知った上でそうしたような――― でも、溶接したのでなければ、解き方はあるはずだ。 ) ( それにしても。 ) ( 何が、狙いなのだろう。 ―――両側に長く伸びているらしい、通路のようなこの場所へは、今も遠く、奇声が聞こえてくる。 やっぱり、風の音なんかでは、ない、と思う。 だったらいいのだけれど。 ) ( 《災厄》 ) [Wed 2 Sep 2009 22:47:31][45]
◆会別理久@霧の村 > …っ。 ( 粗相してしまって、ジーンズの脚の間が痒い。 そんな感覚さえ疼きのように感じてしまうのだから、私はもう、何か、精神に異常をきたしているのかもしれない。 こうして静かに考えていられる限り、まだ大丈夫ではないかとも思えるけれど… 昨日のアレは何だったのか。 結局どんどんどんどんわけが分からなくなってしまって… ずっと、脱出そっちのけでふけっていたことだけは覚えてる。 たまらないほどもどかしくて、変に暴れたせいで、縛られていた手首を傷めてしまったみたいだ。 張り付くような感じがするのは、出血もしているのかもしれない。 後ろへ伸ばされたままの肩もすっかりおかしな感じだし… 神経障害だとか、残らないと良いのだけれど。 ) ( 昨日試したように、自由な足で手首の束縛を解けないかと正座になってみる。 ジーンズの感触だけでおかしな気持ちになりそうなのをどうにか堪えて、変に擦ったりしないように、そっと、そうっと。 …自分のとはいえ悪臭が恥ずかしい。 気持ち悪い。 でも、そんなことより――― ずいぶんと弱っているのを実感した。 ここへ連れて来られてからどれくらい経ったのか、栄養補給した覚えはないし、まだどうにかもっているのは、湿度が高いらしいこの場所のおかげか。 …そんな風に意識してしまうと、喉の渇きや飢えが、急激に強まってくる。 ) [Wed 2 Sep 2009 22:32:20]
◆会別理久 > ( …いや、そんな風に考えられるのだから、清明と言ってしまってもいいのかもしれない。 でも、外から見てわけわからなくなってしまっている人の、中身というのは実のところどうなのだろう。 表出できなくなっているだけだとしたら――― ああ… 寝惚けてるな… でも気分は悪くない。 …いや悪いことは悪いのだけど、なんというか、苦しくはないというか、眠って少しはすっきりしたようだ。 ) [Wed 2 Sep 2009 22:18:33]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( こういうのを、意識混濁というのか――― )』 [Wed 2 Sep 2009 22:15:47]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 『張真、 字はイェン! 参 るッ!』 [Wed 2 Sep 2009 21:57:56]
◆シタン@霧の村 > ――― やぁッだー。お客サンだわーァ ( がン、と手近な木片に足を乗せて入り口の方体ごと振り向く。 俺ご指名かしらーなンてふざけてる場合じゃねーのは重々承知。 ) ( ―― ひッ、 ) …、 ( 怯えた声にちらッと後ろを見やれば、二の句をつげずぱくぱく口を動かす泣き顔の少女がいた。 ) ――― ッし、 ( とりあえず背後の心配はしなくて済みそうだと気合を入れて鉤鎌刀を持ち直し、ぺろッと唇を舐めた ) [Wed 2 Sep 2009 21:56:27]
◆シタン@霧の村 > ( 女の子だ。 ) …えーと。 ( 崩れた椅子の影にしゃがみこみ、コチラに背を向けて頭を抱え震えている ) … 村人D? ソレとも、 ( アレか。 不用意に近づいて声をかけたら―― とかいうの、主の集めてた話の中にあったな。うん、あった。 ) ( 5、6歩分くらい距離を置いて立ち止まる。刀はまだ右手にしっかりと握ったまま ) … てゆッかなんか反応してくれねーと、 ( 喰人鬼なンじゃねーの、って。 思って後ろからばッさりやっちまいそう。 あーあ、ンなコト考えるなんて俺の頭の中も腐ッてきてるンじゃねーの。 ) … ッ!? ( 背後から大きな音がして、思わず少女から目を離し振り向いた ) ( 【捕縛判定】《戦闘》技能有り:乱数45以下で成功 ) [Wed 2 Sep 2009 21:47:59][14]
◆シタン@霧の村 > …… ( 足音を立てないようにと思うが、足場が悪く思うようにいかない。 まーでも、さっきくっちゃべった後なので意味ねェかなとも。 ) … ( 近づく男の足音に、返ってくる物音は無い。 物音のした方向に近づくにつれて男の足取りは慎重なものになっていく。そこまでの時間がとても長いものに感じられた ) ――― おい、 生きてる? ( そこにいたのは ) [Wed 2 Sep 2009 21:34:02]
◆シタン@霧の村 > ( ふざけてるように見えて、男の声には焦りがじわりと滲み出ている。 ) こンなとこ遊山気分でくるとかどーなの俺。 ホントどーなの。 ( しかもこーゆー時に限って寄り道して迷ったりせず、ちゃっかりまっすぐ辿り着いちゃうあたり。 ) ンあー… とりあえず、 誰かいませんかー とか声掛けるのが定石なンかね。 ( 右手に持ッたそのまま、鉤鎌刀を肩に担いだ。 ちょっと行って帰ってくるつもりだったし、主の形見の弓矢と貰った蓮華なンかは傭兵仲間に預けてきている。 ) 保存食とかすぐなくなりそー。 ( かといって村で探そうにも、食べられるものは机だろーが四足でなかろーが構わん!って連中にバクバク食べられてそう。 ) ( 苛立ち紛れにそのへんに転がっていた椅子の足を蹴ろうとして、 ) …ッと、 ( ぴたりと静止する。まだ蹴ってない。 男の立てたのとは違う物音が奥の方から聞こえた。 ) … ( 眉を寄せて唇を引き締めれば、両手で武器を持ち直しそちらへと 一歩、 ) [Wed 2 Sep 2009 21:20:57]
◆シタン@霧の村 > … とかなんとか、かわいーく言ってみたところで状況変わんねーよなー。 ( 男は可愛く言ったつもりらしいが蠢く喰人鬼とどッちマシ? って程度には十分気持ち悪かっただろう。 一戦二戦交えた後、ッてカンジに崩壊した教会内、倒れた長椅子を踏みつけた。 今はこの辺りには見当たらないが、アレはきっと此処にも詰め掛けたンだろう。神の御加護ってナンデスカ。 ) ……主公が好みそうな展開ですことー。 いや、グロいのダメだっけ?いけたっけ? ( 妖怪幽霊譚を集めて書物に編纂するのが趣味だった今は亡き主を思い出し。 絶賛現実逃避中である。 死亡フラグ踏みまくってきた上、激辛で運使い果たしたしな。 ) [Wed 2 Sep 2009 21:09:38]
お知らせ > シタン@霧の村さんが来ました。 『 ぶッちゃけ、 ありえなーい 』 [Wed 2 Sep 2009 20:59:53]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが帰りました。 『( 【災厄判定:0】 喰人鬼化進行+1。 )』 [Wed 2 Sep 2009 02:55:31]
◆会別理久@霧の村 > ( 欲しい。 ほしい。 ホシイ。 ) ンぅう…ッ ( 水、食べ物も… ) っは… はァっ… ぃんッ… ( お手洗い… トイレ… ああ、もういいか。 しょうが、ない… ) っひぅ… ッくぁ… あ、あ… ( それより、何でも、いいから… 誰か、触って… がまんが… してないか。 でも、もどかしくてもどかしくてもどかしくて――― ) …っはぁ! はぁ… はァ… ( イライラする。 ああ、イライラする。 イライラする。 イライラする――― 誰か、何とか… 嫌、助けt ) [Wed 2 Sep 2009 02:53:01]
◆会別理久@霧の村 > ( いける… かもしれない? 早く。 早く早く… ) ( もぞもぞと、手首の縄に足の指を這わせて忙しく脚を動かす。 …あった。 あった結び目。 当然、そう簡単に解けるような結び方はしていない。 というか、意外にもロープワークという言葉を思い浮かべるようなしっかりとした結び方のようだけど… それでも、私は足の指五本けっこう動かせるし、もしかしたら――― もしかしたら――― ああくそうくそくそくそじれったい! ) ―――ッい!? ( この状況では無理もないけれど… 自分でも驚くほど焦り、苛立って、膝が滑り正座が崩れた。 極限状態というのはこういうものか。 とにかく、焦っても良いことはないから落ち着け、落ち着けと考えるのに、気持ちはなかなか静まらない。 ―――とにかく、もう一度。 早く、早く… ) …ッンひっ!? ふぁっ…? ぁッ、あ、やっ…? ( 太股の外側にふくらはぎがくるような女の子座りから、正座に戻ろうとして――― ふと、その、両脚の間が、でこぼこした床のやや出っ張った部分に擦り付けられた。 …いや、そんな、不慮の、物との接触くらい何だというところだけれど――― どうして… こんなに… ) …っん? ん。 ( 間違いない。 なんというか、不謹慎にも、その感触に感じてる。 ありえない、と思うのだけど、何だろう… ストレスの、せいか… ) …っは。 ッん!? ゃ、や… だめ… 何して… ( そんなことより、縄を。 縄を。 当たり前なのに… そうしたいのに… どうしても、どうしても、どうしても、我慢が――― 何これ。 何、これ… ) [Wed 2 Sep 2009 02:45:51]
◆会別理久@霧の村 > ( 幸いというか、声は誰にも届かなかったようで、すぐに何かが近付いてくる様子はない。 ) ( 手首を縛る縄が結ばれている金具は、どうやら岩に打ち込まれた金具に、自由に動く輪が通されたものらしい。 だから動かすと金属同士が打ち合わされて、音が出る。 でも、テンションをかけ続けるのなら、擦れる音がするだけだ。 ) ( 引っ張ったってどうしようもないけれど、考える。 指を動かせる範囲に結び目などは触れないが、両脚は自由だ。 ) ( 靴を脱いで、靴下もどうにか脱いで、身体を前に傾けるようにして金具を引き続けつつ、正座するように膝立ちでお尻の下に足を入れる。 足の指が、手首の縄に触れた。 ) [Wed 2 Sep 2009 02:30:06]
◆会別理久@霧の村 > ―――。 ( 何、してるんだ? 何を。 こんな声を上げさせる何を。 ) ( 悲鳴は飲み込むけれど、歯の根が合わない。 例えば、その、仲間を増やすとか? もしくは、たまにいかがわしい宗教団体が摘発されたりする、生贄の儀式とか――― ) ( 身を縮こまらせて、埒もない嫌な考えを振り払おうとする。 けれど、考える以外何ができるわけもなく… 手首の束縛を解けないかと試みてみるものの、金具が小さく音を立てるだけで生きた心地がしない。 ―――いや、それはどちらにしてもか。 ) [Wed 2 Sep 2009 02:21:40]
◆会別理久@霧の村 > …あの、誰か? ( 一つ深く息を吸ってから、はっきりと声を上げた。 しん、と静まり返る空間に耳を澄ます。 …どうやら空気の流れはあるらしく、風の音も聞こえ――― ) ( これ、何の音? ) ( 声、か? ) ( それも、叫び――― ) ( 《災厄》 ) [Wed 2 Sep 2009 02:12:32][50]
◆会別理久@霧の村 > ( 村が外部から襲撃を受けて、拠点にされた? もしくは村人が黒幕で、襲って来たのは… ネクロマンシーとか、カバラとか? …考えたくないが、村人があのように変えられたということも――― いや、ずれてる。 ) ( つまり、様子のおかしな村に入ってから襲われたということは。 ここはおそらくウォッシュベアーの鉱山で、ウォッシュベアーはもう村として正常な機能を失っているのではないか。 ) ( どうする。 といたって、どうしようもないのだけれど。 …というか。 ) …ぅう… ( どれくらいこうしているのだろう。 ほんの数時間かもしれないし、丸一日くらい眠っていたかもしれない。 何にせよ、喉が渇いて… それはともかく、いくらか気持ちが落ち着いたら、お手洗いに… ) あ、の… ( 呼んで、いいものかどうか。 でも、すぐに殺すつもりがないのなら、水や食べ物くらい。 それなら、衛生面にもいくらかの配慮―――… あの、腐った人間が? ) [Wed 2 Sep 2009 01:58:24]
◆会別理久@霧の村 > ( とりあえず、今直ぐに危害が及ぶようなことはないと考えて良いだろう。 殺すつもりならとっくにそうしている。 捕らえておくというのは、何かの交渉材料にされるのではないか。 それも、家族に身代金を要求するような規模じゃない。 馬車ごと襲われて――― あの時、村の明かりが暗過ぎる、静か過ぎると言っていた御者の言葉はどうとらえるべきか。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:50:30]
◆会別理久@霧の村 > ( 山津波が起きるまでまどろんでいて気付かなかったけれど、あれで起こされた時には既に、辺りはこんな霧に包まれていた。 近くに馬車のランプがあったし、青っぽい気がするのは久しぶりに晴れて差し込む月光のせいではないか程度に考えていたけれど、おかしい。 …それとも知らないだけで、この地方では、常識だったりするのかもしれないが。 ) ( 光源を探してみても、どこが明るいというのは分からなかった。 空間そのものが淡く光っている違和感。 …頭を打って目がおかしくなってしまったのだとは考えたくない。 虫歯の一本もなく、健康状態良好なのがこっそり自慢なのに。 ) ( よし、落ち着いてきた。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:46:26]
◆会別理久@霧の村 > ( それにしては、動きというか、手際というか、馬車の襲撃方法なんてよく分からないけれど知性を感じた。 そう、馬も、ああして転ばせる道具を何といったか、この間新聞に載ってたのに、まったく物覚えが悪いったら… ではなくて。 つまり、ええと… ) ( 周囲を見回してみても、煙だか霧だかでよく分からない。 自分が立ててしまった物音の反響からすると、あまり開けてはいないというか、細長い、通路のような場所にいるらしい。 ) ( 深呼吸。 落ち着け。 生きてるし、身体は――― 大丈夫、骨が折れていたりしたらちょっと動いただけで大騒ぎだ。 縛られた手首と、頭が馬車で打ったのか、もしくは殴られたか、少し傷むくらい。 不自然な姿勢のせいで身体がぎしぎしいうし、後ろへ伸ばされ続けた両肩から先がうっ血しがちだけれど、今直ぐ問題になるわけじゃない。 ) …あれ? ( 乱れてはいるけれど、長袖シャツにジーンズというシンプルな服を着たままの身体を見下ろして、ようやく気付く。 この、霧だか煙だかが光っているのか。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:39:57]
◆会別理久@霧の村 > ( 全部夢かもしれない、なんてお約束なことを考えてみるけれど、せめてベッドの上で目覚めなければそれはない。 山津波があったけれど飲まれずに済んで辿り着いたウォッシュベアー。 霧の中で、私達の乗った馬車を襲撃したアレらは何だったのか。 人の形をしていても、見るからに腐敗した皮膚。 ああいった症状を呈する疾患もあったはずだが――― 病名を何といったっけ、ああ、これでは落第だ… ではなくて。 とりあえず、ああなって、元気に動き回れるわけがない。 メイクか? しかしあの臭い。 触れた手の変にぶよぶよした感触。 それだって偽装しようと思えばできるけれど意味がないし、では、死人が起き上がるとか、そういう、いわゆるモンスターなのか… でも、でも… ) [Wed 2 Sep 2009 01:27:31]
◆会別理久@霧の村 > ―――ッあ゛っ!? …っぅ、うぁ…ッ!? っは… は… ( 半覚醒の意識から一息で飛び起き… ようとしたが、既に起きていた。 どうやら座った状態で、後ろ手に縛られているらしい。 両手首をぎっちり締め上げている縄は、地面だか壁だか微妙な位置の金具か何かに固定されている。 背、臀部、脚で感じられる周囲の質感は、岩だ。 石造りというのとは違う、むき出しの岩。 光源がよく分からないが、薄ぼんやりとした… ふと、目がおかしくなったのではないかと不安にさせる淡い光の中にいる。 ) ぁ、あ…? あ。 ( 寝惚けたような… でもどちらかと言うと極度のパニックだろう。 焦る気持ちが声になって漏れ、呼吸も乱れ脈も下がらない。 条件反射的な空しい抵抗に、結び付けられた金具がガチャガチャ鳴った。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:15:41]
◆会別理久 > ( ―――変な恰好で寝てしまったみたいだ…。 それとも寝過ぎか… そういえば、昨日は馬車で――― 馬 車 で ) [Wed 2 Sep 2009 00:59:09]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( ―――痛い… )』 [Wed 2 Sep 2009 00:56:57]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが帰りました。 『最後に覚えているのは、自分の奥に響くケダモノの動きだった』 [Wed 2 Sep 2009 00:22:27]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (――――が)ぐぅ…………っ!う、ぐぁ…っ!(どうにか持ち上げたところで、脇腹を強かに打たれ苦痛に悶絶する。痛みに顰められた顔が見たものは、太い樹の棒を持った中年だったであろう男の姿だった。身体を転がして逃れようとするが、最初の男がしがみついて逃げられない。力任せに振り下ろされる棒が男にも当たっているのに、それを試みることなく振り下ろされ続ける太い樹の棒。それらがもたらす痛みと、身体の肉を毟り取るような乱暴な手の感触。それらが押し寄せるたびに、意識が遠のいて…) [Wed 2 Sep 2009 00:21:12]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (――――が)ぐぅ……っ! [Wed 2 Sep 2009 00:15:25]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……っ…………(掲げ上げたところで殴られて倒れたため、持ち上げてた”家主だったもの”ともつれ合うような形になってしまう。腕を齧られるか、それとも首を狙ってくるか―――と身がまがえたが、その爛れた手が向かったのは――乳房だった。衣服の上からでもはっきりとわかるそのふくらみを、乱暴につかみ、こね回して…)……な…?助平のゾンビなど、聞いた事も…ないっ!(何がどうあれ引き離したいのでその手をつかみ、力任せに引っぺがそうとした。近づく足音が、背中を殴った奴の接近を告げている。倒れたままだが構わず、家主の成れのはてを掴んでもう一体の何かにぶつけようとする) [Wed 2 Sep 2009 00:13:03][90]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……っ…何の真似、です…かっ(そこに居たのは、どう見てもゾンビの類だった。今目の前にいる――つかみあいの最中だが――は比較的崩れてないが、それでもどう見ても普通の人間には見えない。体格や服装からするとこの家の主人だろう。いきなり伸ばしてきた手を掴んで止めているが、この後どうしようかと途方に暮れていた。こんなものを家の中に放し飼いで飼っている村などないだろう。ならば、全体がこうなっていると考えるのが妥当)ならば、こんなのはさっさと投げ捨て――――――――っぐ!(どう見ても生きては居ない相手なら、手加減する必要は無い。日頃抑えている膂力を思う存分振るい、取っ組み合いをしている相手を持ち上げた。そして家の中に投げ飛ばそうとした瞬間―――背中を強く何かで殴られ、前方にどさっ、と倒れこんでしまう) [Wed 2 Sep 2009 00:06:13]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …夜分遅くに失礼します。何分この村に脚を運ぶのは初め――――っ(ドアが開くのとほぼ同時に頭を下げ、顔を上げる前に軽いお詫びの一言を述べる。しかし、それは最後まで紡がれずに終った。見ず知らずの来訪者に対するには、明らかにおかしなスピードで間合いを詰めてくるから。すわ物取りか、はたまたこの村ではそれほど女が不足しているのか、と浮かんだ疑問も…顔を上げた瞬間に消し飛んだ) [Tue 1 Sep 2009 23:57:33]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……どうにも、田舎の村と言うのはこういうものなのでしょうか。仕方ない。誰かに聞くとしましょうか(ついていないことに、ヴェルセリオスが入ってきた入り口は、殆ど騒動の影響が見られなかった。そして人が通らないのを、ただの寂れた村だと判断したヴェルセリオスは更に奥へと進み、一つの家屋のドアを叩いた)…もし。どなたかいらっしゃいませんか?この村の宿の場所を知りたいのですが…(ノックの後、ながいメイドづとめで鍛えた口調にて語りかけた。まだドアは空いていないが、中に誰か居るのは物音でわかっていた。こういう時女で本当によかったと思う。厳密には違うが。そうして、家の住人がドアへと脚を進める音を耳にすれば…一歩下がってドアが開く野を待った) [Tue 1 Sep 2009 23:47:57]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ……(そして、少し不機嫌だった。理由は言うまでもない。この霧だ。折角邪魔なランタンを持って灯しているのに、その明かりが映すのは…少し離れれば霧ばかり。如何にこの眼が夜を見通すことが出来たとしても、これでは殆ど普通の人間と変るまい。その事実が、人間とほぼ同じ、という現状が僅かに眉を顰めさせた)……静かですね。どうにも――――本当に、静か過ぎる…ぐらいに(村の入り口を目の前にして、どうにも可笑しいほどの静かさにふと脚が止まる。だが、人々が居るような気配はある)…まあいいしょう。さて、宿、宿…と(ふん、と軽く鼻を鳴らし、肩を竦めた後に村へと脚を――――踏み入れた) [Tue 1 Sep 2009 23:33:03]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (先ほど灯を灯したばかりのランタンを片手に、じゃりっ、と街道を靴底が踏みしめた。人の気がしない静かな山々。ウォッシュベアーに入るや否や街道をはずれ、こっそりと山間へと身を滑り込ませていた。兎角ヴェイドスでは人を見ない日は居ない。折角あの街を離れたのだから、人を眼にしない日が有っても良い。そう想い少し前まで山間を散策していた。日が暮れた山は危険だが、闇に眼を覆われぬ自分にとってそれは問題ではない。だが、しかし―――)妙に霧が出ていたような…まあ、恐らく、そういう土地柄なのでしょう。さて、そろそろちゃんと村に入りませんと…(今日のところは宿に泊まり、また明日のんびり出歩こう、等と考えながら村への道を歩いた。既にこの村一帯から外に出るすべはなく、その村が恐ろしい状態になっているなど露知らず) [Tue 1 Sep 2009 23:28:05]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが来ました。 『――――同時刻、ウォッシュベアー町外れ』 [Tue 1 Sep 2009 23:20:55]
お知らせ > 珊瑚@霧の村さんが帰りました。 『 ( ―――霧の中へと、姿を溶け込ませた。 ) 』 [Tue 1 Sep 2009 15:53:21]
◆珊瑚@霧の村 > (霧に覆われた村故に、屋根へと勢いよく降りたのは、幾らか不安があったものの―――特に屋根が抜ける事も、音を立てる事も無く。腰を落としたまま、其処から伺える村の様子を―――瞳細めながら眺め。) ――――果たして、どうなります事か。 (幾らか身軽に動けるとはいえ、多量の死人に攻められたら抵抗は出来ない。出来るだけ最短で、安全なルートを探さねばなるまい。―――逃げるにしろ、戦うにしろ、だ。) …無事に帰れますれば、お上に報告いたしましょうか。 (魑魅魍魎を飲み込んだようなヴェイトス市ならば、この村の状況を聞けば、すぐにでも討伐隊が向かうだろう。ならば出来る事は―――出来るだけ情報を得て、危険という事を伝えるのが、仕事だ。) ……わたくしが無事に帰れるかを、先ずは心配せねばなりませぬが。 (正直言って、サシでも勝てる自信が無い。あくまでも、隠密なのだ、自分は。そして――― ) [Tue 1 Sep 2009 15:53:09]
◆珊瑚@霧の村 > ―――とりあえず、脱出経路を確保せねば、なりますまい。 (普通の出入り口は、見た通り土砂に埋まっている。普通の土砂崩れならば、これでも忍者の端くれだ。登り脱出する事は出来たかもしれないが―――まるで他の、街道を挟む崖と同じように閉ざされてしまっては、専門の道具が無ければ難しい。そして今、その専門の道具は持っていない。自然と舌打ちが漏れる。かといって、この村の中で息を潜めている事は、難しいだろう。―――此処とヴェイトスの間を行き来するだけでも丸一日。あの土砂崩れを解決するのに、何日掛かる?―――幾ら暫くの間物を食べずとも生きていける訓練を重ねていたとはいえ、あれを崩すまで餓死せずにいられる自信は無い。) …どちらにせよ、あの中にまた入っていかねば、なりますまいよ。 (それに―――土砂崩れ現場にあった、荒らされた痕跡の残った馬車。訪れた時は無かったそれは―――自分以外の犠牲者が居る、という事を伝えてくれた。) 主君で無くば、助ける義務は基本ございませぬが―――同じように難儀している方が居るのならば、協力しあうが良し、でしょうよ。 (何はともあれ、一旦また村の奥へと入り、必要な道具や食材を手に入れねばなるまい。村から外れた、幾らか小高い茂みから、身を躍らせ―――屋根の上へと、音も無く降りた。)(捕縛判定。50以下で脱出準備1、完了。) [Tue 1 Sep 2009 15:41:48][20]
◆珊瑚@霧の村 > (一目見て、もうこれはだめだ、と理解した瞬間―――文字通り、天地を揺るがすような轟音が村を襲った。もし、あれが無ければあの雑貨店から出てきた死人―――死人だろうか?―――に捕らえられていたかもしれない。自身と同じようにその死人が轟音に気を取られている間に、早く帰ってしまおうと。依頼人に、何て言おう―――と、思いながらヴェイトス市へと繋がる街道に向かったら、そこは。) ――――― 。 (まるで狙い済ましたかのように、土砂で塞がっていた。それから、どうすればいいか分からず、近くの茂みでとりあえずは、とこの時間まで潜んでいたが―――そうしていた所で、何も始まらない。かといって、この村に居る死人を自分が全て片付ける事が出来るかと言われたら、そんな自信何処にも無い。こんなに静かという事は、村の人は殆どやられてしまっているのだろうし―――土砂崩れが起きた今、新たな戦力等も期待出来ない。―――まだ、この村に来て、真っ当な人と出会っていないのだ。) [Tue 1 Sep 2009 15:27:25]
◆珊瑚@霧の村 > (アマウラの地方にも、この村と同じように霧に包まれた里があった。生まれ故郷である忍びの里を拠点として任務を受けていた時に、自分よりも少し先輩の従兄弟と訪れた事がある。しかし其処は、霧に包まれているからといって―――こんなに静かだっただろうか。元々、常日頃大騒ぎするような習慣を、アマウラ人は持っているわけではない。他の国、他の人種と比べれば幾らか落ち着いて、自分を出さない―――そんなアマウラ人が住まう霧に覆われた里とて、此処よりかは賑やかだった。) …―――どういう事、でございましょうか… (不気味なくらいに静かだった理由は、頼まれた宅配物を届けに教えられた雑貨店へと向かった時に、分かった。) まさかああいう人種、という訳でもありますまい―――…! (思い出しただけで、嫌悪感交じりの寒気が走る。) [Tue 1 Sep 2009 15:19:05]
お知らせ > 珊瑚@霧の村さんが入室されました。 『 ( 思えば、その霧が最後の警告だったのかもしれない。 ) 』 [Tue 1 Sep 2009 15:15:50]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『(こういうの、本当にいるんだと考える間もなく――― 知ってる? 悲鳴ってつい出ちゃうの。)』 [Tue 1 Sep 2009 03:48:19]
◆会別理久@霧の村 > ( 私はどうも、事故や災害の当事者になったりする、そういう星の下には生まれなかったらしい。 ―――そんな風に考えていた、罰が当たったのだろうか。 ) ? ( 嫌な感じだと思い始めたところで、馬車が揺れた。 というか、前に倒れた。 何が起こったのか分からない。 馬が前足を折って、激しくいなないている。 どうやらつんのめって転んでしまったようなのだけど… それが、もう止まっているのに二頭、三頭と続くのは何なのか。 何か、飛んで来たものが馬の脚に絡み付いて―――? ) ( 状況を認識するより早く、サッと何かが馬車の前に飛び出した。 いや前じゃない。 囲まれてる。 人? こんな街中で野党なんt ) [Tue 1 Sep 2009 03:42:55][4]
◆会別理久@霧の村 > ( 閉じ込められたかもしれないとはいえ、それなりの規模の村がある。 命に関わるようなことがなければとりあえず緊張は抜けて、ぽつぽつと会話を交わしながら馬車は村に入った。 ―――静かだな。 御者が怪訝そうに呟く。 あんなに大きな土砂崩れ… 山津波、があったのに? ―――それに、暗い。 ) ( 【捕縛判定:脱出準備1(50↓で成功)】 ) [Tue 1 Sep 2009 03:34:52][71]
◆会別理久@霧の村 > ( 『ようこそ、ウォッシュベアーへ』 馬車の灯りに助けられ、身を乗り出せば届きそうな距離になってようやくその看板を見つけた。 暗いところで、細い灯りで、ぼんやりと見るこういう物はなぜか不気味に感じる。 本来陽気なものであるはずなのに。 ) …山越えとか、街道を塞がれていたとして、ヴェイトス市へ行く方法は他にありませんか? ( レンジャーのような真似は、私には無理だけど。 絶海の孤島というわけではあるまいし、陸続きならどうにかならないかと聞いてみる。 やはり御者さんの答えはこの辺りの担当になったばかりで分からないということだったが、同乗者の一人に、休暇から戻って来たところだと言うこの村の鉱山夫がいた。 彼によれば、どうしてもということなら、坑道を通ればどうにかなるかもしれないらしい。 急ぐのかと聞かれ… ) 学校で外せない用事があって。 ( 短く答えるけれど、世間話モードだ。 ) [Tue 1 Sep 2009 03:27:51]
◆会別理久@霧の村 > でも、すぐに通れるかもしれませんよね? 近くで聞いた私達には、大きく聞こえただけかも。 ( 街道が埋まっているとも限らない。 山は音を反響させるし… やめようか、突風の吹いてきた方向はどう判断するのかって。 それにしても、凄い霧。 …そうだと良いんだがと、御者さんにしてみれば年若い乗客への心遣いか。 何とか同意してくれようとするのに申し訳なくなりつつ、座席に座り直す。 ) ( やがて気を取り直して、まだ落ち着かない風な馬を鞭打ち車は動き出した。 ) [Tue 1 Sep 2009 03:05:51]
◆会別理久@霧の村 > ( 最近この辺りの担当になったのだという乗り合い馬車の御者は、しかしもっととんでもないことを口にした。 これから向かう村… というか、すぐそこに出迎えの看板があるらしい、ウォッシュベアーへ通じる街道はここだけだと言うのだ。 つまり、馬車では当分帰れないよと。 ) …そうですか。 ( えー!?とか、うそー!?とか、悲鳴を上げた方が可愛いかなと思うけど、まあ、思うだけ。 内心頭をかきむしりたい思いで、深く長い溜息をついた。 …しょうがない。 しょうがないけど、私一週間後に、学校の大事な用があるんです。 間に合いますか? この人達に言ってもしょうがない。 もちろん落ち着いたら相談したいけれど、今は皆、私も含めて、呆けてしまっている。 御者さんなんか特に、弱り切っている。 娘の結婚式がある? あらら。 ) [Tue 1 Sep 2009 02:55:54]
◆会別理久@霧の村 > ( とんだアクシデントだけれど、やはり運が良いと言うか、普通と言うか。 私はどうも、事故や災害の当事者になったりする、そういう星の下には生まれなかったらしい。 もちろん喜ぶべきことだ。 …もっとも、あと少し行程が遅れていたら飲み込まれていたかもしれない、なんていう感覚それ自体、見えないこの状況では錯覚かもしれないのだけれど。 …ほら、大きかった気がする擦り傷も、御者さんの回してくれたランプの灯りで確認すれば小さなものだ。 とはいえ、面倒くさいな。 来週から実習なのに、出血しているというのはリスキー。 いや、これも考え過ぎか。 ) …あの辺りに、人は住んでいるんですか? ( 住んでいないからと言って、いないとは限らない。 まだ納まらない鼓動のせいで変に口を動かしたくなっているのか。 御者さんに声をかけてから、何だかねと自分で思う。 よし、少し落ち着いた。 ) [Tue 1 Sep 2009 02:46:07]
◆会別理久@霧の村 > ( 山津波… 肝を潰した風な御者の掠れ声を聞き、そんな風に表現するのかと新鮮に思う。 ズズズズズ… と尾を引くような地鳴りもおさまって、どうやら飲み込まれずに済んだようだと、馬車の床に転がってかちこちに固まらせていた身体を動かした。 ) ( 馬車から降りて音とは反対方向に走るべきだったと今更思う。 なるほど、話には聞いていたけれど、人間の身体は危機に直面すると固まってしまうらしい。 腕に小さな擦り傷一つ。 勝手に慌ててこさえたのだから情けないが、これくらいはよしとしよう。 ) ―――…大丈夫ですか? ( 色々なことを考えながら、数人の同乗者に声をかけた。 大きな怪我はないらしい。 よかった。 応急処置とか、恥ずかしいけれど的確にできる自信はない。 ) [Tue 1 Sep 2009 02:32:00]
◆会別理久 > ( ―――背後にその音を聞いていた。 ああ、土砂崩れか。 おっかないな… 危なかったかもしれない… ) ( すぐに止むと思っていた、まだ遠いその音を 『聞きながら』 眠い目を開けて馬車の後方をうかがう。 さっきから立ち込めている霧のせいで、何も見えないが。 それでも――― ) ―――え? ( 加速度的に大きくなる音に、眠気は吹き飛んだ。 インドアな私を楽しそうにマリンスポーツに誘い、断ると酷く残念そうにする父へのささやかな愚痴も、そんな子どもっぽい気持ちを強くする少し焼け過ぎてしまった肌の痛みも。 ) ―――ッ!? ( 馬車を引く馬が大きくいななき、車体が揺れた。 浮かせた腰を座席に打ちつけ、一つ空けて座っていた人にまで倒れ込むようにぶつかってしまう。 ) ―――す… すみません。 ( 来るか? 土砂はどうだ。 ここを飲み込むか? ―――埃っぽく土くさい、強い風が吹き抜けても、霧は晴れず状況は見えない。 意外と冷静な自分の声にほっとする反面――― 何だ、やっぱり怖いのかと皮肉に思う部分もある。 そんな心情は、さておいて。 ) [Tue 1 Sep 2009 02:16:42]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『 【霧の村:一日目】 』 [Tue 1 Sep 2009 02:04:39]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが帰りました。 『――――そして、脱出不可能な地獄が幕を開けた。』 [Tue 1 Sep 2009 01:56:08]
◆村娘 > (重ねて言おう。 確かに、彼女は幸運だった。 こうして鉱山から脱出し、喰人鬼に見つからずに街を抜け、そして間一髪で土砂崩れにも巻き込まれなかったのだから)あ……。そん、な……嘘……嘘でしょ、なによ……なんなのよ、これ……ッ!(あまりの事態に呆然とする――が、そんな暇さえも十分に与えられなかった。 土砂崩れの轟音は、村全体に響き渡っている。 数少ない生存者たちも、その音を耳にしただろう。 そして――喰人鬼達も、同様に)ひッ……! あ、や、やだ……やめ、やめて……(周囲から聞こえる、荒い息遣い。 次々に伸びる皮膚の崩れ落ちた腕。 喰人鬼達が次々に少女のもとへと群がってくる。 その中に、彼女の悲鳴も、助けを求める声も、埋もれて、消えて――) [Tue 1 Sep 2009 01:55:31]
◆村娘 > (――――――――――だが、彼女は知らなかった)(近年稀に見る雨続きのヴェイトス市。それは近隣に存在するこの辺りも同様で、長雨の影響で山の地盤は完全に緩んでしまっていた。 今は雨が上がっているとはいえ、既に限界を迎えていた為――それが、起こった)(ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ! !)(山の間を通る、狭い街道。 津波のように雪崩落ちてきた土砂は、途中にある木々を巻き込みながら崩れ落ち、完全にそこを塞いでしまったのだ) [Tue 1 Sep 2009 01:52:31]
◆村娘 > (少女が逃げ出せたのは、ひとえに幸運だったから、としか言いようが無い。 村の診療所の手伝いをしていた彼女は、傷口を炎で焼くことで出血が止まる事を知っていた。 牢屋には備えてあった蝋燭で断面を焼く痛みに泣き喚いても、喰人鬼たちに襲われて泣き叫ぶ人が多かったから、気にされなかった。 押し込められていた牢屋には、小さな横穴があった。 足を失って転がされていたからこそ、彼女はその存在に気づく事ができたし――肉体の多くを奪われたからこそ、その狭い穴を通って、外に出る事ができた。 あとは只管、こうして雨に濡れた泥の中を這い回り、村の出口を目指している。 ――村から出れば、其処には街道が通じている。 街道には人がいる。 そうすれば――) [Tue 1 Sep 2009 01:48:34]
◆村娘 > う、ぅ……ッ! っく……痛い、痛いよぅ……(時々、痛くて、寒くて、辛くて、悲しくて、すすり泣く。 ――彼女は服を着ていなかった。 彼女には両足が無かった。 右手も、手首から先は無くなってしまっている。 その時の事は、もう二度と思い出したくない。 屍のような怪物たちに捕まって、狭苦しい牢屋に押し込められ、そして――生きながらにして喰われ、そして犯された事は。 初めてをあげたいと思っていた幼馴染は、その傍らで彼女の親友の腸を貪り食っていた。 父親は母親を殴り殺した後、妹に襲い掛かっていた。 ――気が狂わなかったのが不思議なくらいだ) [Tue 1 Sep 2009 01:43:59]
◆村娘 > (青白く輝く霧の海。――地獄と化したウォッシュベアーの中にあって、まだ足掻くことを諦めていない者がいた。 何処にでもいる、ごくごく普通の少女。 鉱夫だった父が奇妙な鉱脈を見つけたと言った日から、彼女の人生は一変してしまった。 大好きだった家族も、ちょっと格好良いなと思っていた雑貨店の店員さんも、今度一緒にヴェイトスへ遊びにいこうと約束した親友も、小さい頃から実はずっと好きだった幼馴染も、今はもういない。 本当なら今頃は暖かいベッドで眠っていた筈なのに、今はこうして泥に塗れて這いずり回っている) [Tue 1 Sep 2009 01:41:18]
お知らせ > 村娘さんが来ました。 『はッ……! はァ……ッ! うっく……!』 [Tue 1 Sep 2009 01:37:39]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが退室されました。 [Sun 30 Aug 2009 21:04:00]
◆霧に満ちた村 > . [Sun 30 Aug 2009 21:03:36][88]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが入室されました。 [Sun 30 Aug 2009 21:03:17]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが帰りました。 『(ウォッシュベアーと連絡がつかない。 そんな噂がヴェイトス市に広がり始めた頃の、お話)』 [Sun 30 Aug 2009 19:00:25]
◆霧に満ちた村 > (四方八方から次々に腕が飛び出し、青年へと襲い掛かったのだ。 悲鳴を上げて振り払おうとした彼は、次の瞬間、さらに大きな声を上げた。 霧の中から現れたのは、完全に皮膚が腐敗した――しかし目には爛々と生気を湛えた――人型の『何か』だったのだ。 パニックになって腕を振り回し、神の名を叫んだところで、状況は何も変わらない。 生きる屍――喰人鬼の群の只中にあって、青年はやがて揉みくちゃにされ、そして姿が見えなくなった。 次に目を覚ました時、青年は自分がどこかに囚われている事に気づき――そして、地獄を味わう事になるのだが……) [Sun 30 Aug 2009 19:00:00]
◆霧に満ちた村 > (違和感、なんてものは最初から感じていた。 村全体を覆う霧そのものが、違和感の塊なのだから。 だけど、その事に気がついたのは、何度も行き来した筈の道を歩いている、その途中だった)……………あれ、こんなに静かだっけ、ここ。(夕餉の時間も近い。鉱山や工房で働いている連中も、もう家に帰る頃だ。 だけど――異常に物音がしない。 どころか、村に入ってから今まで、誰にも逢っていない。 霧のせいで見えないのかとも思ったけれど、そうじゃない。 そして、なのに――)……なんで……息遣いだけが、聞こえてくる……んだ?(――それに気づいた時には、もう手遅れだった) [Sun 30 Aug 2009 18:57:07]
◆霧に満ちた村 > (青年は、ヴェイトス市の鍛冶屋の下働きである。 師匠の下で技術を学ぶ他、ウォッシュベアーで精錬された素材の買い付けを生業にしている。 もちろん、鉱石を一人で運ぶことなんてできないので彼は交渉だけ――の筈だった。 注文した鉱石が、期日を過ぎても届かず、師匠に怒鳴られるまでは)…………まったく、俺のせいじゃないってのに。(唾を飲み込み、悪態をつく事で、なんとか勇気を振り絞る。 とにかく、馴染みの工房まで向かって、催促しなければ。 大丈夫大丈夫。 最近は雨が多い異常気象だし、この霧だって、なにかそういう、自然現象なんだろう。 青い燐光を放つ霧の中へ、意を決して青年は足を踏み入れた) [Sun 30 Aug 2009 18:53:20]
◆霧に満ちた村 > (得体の知れない光景に、村を訪れた青年は、思わずブルリと体が震えるのを感じた。 ヴェイトス市から北方に街道を歩いて約1日。 山道を抜けた先にあるのが、周囲を鉱山に囲まれた比較的大きな地方村ウォッシュベアーが存在する。 主要産業は採掘した鉱石の精錬と販売。人口は300人程度。 村と呼ばれているが、街と呼んでもおかしくはない規模の集落である。 こうして霧の海に浸かってしまっているとわからないが、おぼろげに様々な商店や教会、民家の輪郭が見えるのだが……何度も訪れた村だというのに、青年はどうしてか、得体の知れない恐怖を感じていた) [Sun 30 Aug 2009 18:48:50]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが来ました。 『――――青白く発光する霧の海。』 [Sun 30 Aug 2009 18:43:13]
お知らせ > モリオス@アカガネ宅外さんが帰りました。 [Fri 28 Aug 2009 23:12:53]
◆モリオス@アカガネ宅外 > (もくもくと作業を続けているが、特に別の竜に文句を言われるわけでも、アカガネが戻ってくる様子があるわけでもない。 一通りの家事を終えてしまえば後の時間は適当に体を動かしてすごすことになるだろう) [Fri 28 Aug 2009 23:12:44]
お知らせ > モリオス@アカガネ宅外さんが来ました。 [Fri 28 Aug 2009 22:34:06]
◆モリオス@アカガネ宅外 > (家の中の会話は此処までは聞こえてこない。 薪割りがおわったら、今度は家の周辺を掃き掃除することになるだろう。 トレジャーハンターをするよりも主夫をしたほうがいいのではという疑問には一切答えない。 ええ、応えませんとも) [Fri 28 Aug 2009 22:25:20]
◆モリオス@アカガネ宅外 > (薪のような燃料は備えは十分にしていても損は無いだろう。 軽い音を立てて、薪が割れていく。 当然音も響くので周囲に誰かが居れば聞こえているだろう) ふっ。 (こうしてのんきにしていられるのもアカガネのおかげではある。 さすがに現在出産を強要されているとはさすがに思わなかったが) [Fri 28 Aug 2009 22:15:08]
◆モリオス@アカガネ宅外 > (吸血種とはいえ、竜族以外の物が外を出歩くのはあまり良い顔はされない。 とはいえ、世話になっている以上は自分でできるところはしておきたいもの。 術式で協力できない以上は護衛の真似事と、炊事洗濯掃除の火事全般をすることになる。 基本、自分の食事は炎妃の血なので他の皆の食事準備の手伝いをすることになる。 世話係の竜族の少女に手伝うのは嫌がられるものの、こちらから手伝うことにしていた。 先日紹介されたときはカイヤナイトと名乗っていたか) [Fri 28 Aug 2009 21:59:11]
◆モリオス@アカガネ宅外 > (炎妃とコノハは今は家の中。 アカガネの不在に家の空気はやや落ち着きがないようだ。 主を欠いて居るが故ではあろう。 しかし、男はそれとはお構いなしに、ひとまず皆が使うであろう薪を割っていた。 体を衰えさせないためでもある。 体を鍛えて、遺跡に潜り糧を得るための準備をする。 それが日常だ。 今回は護衛と言う名のお荷物みたいなものではあるが護衛らしくはしておこうと思う) [Fri 28 Aug 2009 21:51:36]
お知らせ > モリオス@アカガネ宅外さんが入室されました。 『(何処に居てもやることは基本的に変わらない)』 [Fri 28 Aug 2009 21:47:35]
お知らせ > コノハさんが退室されました。 『 うん。 (小さく、けれど確かに頷いた。)』 [Tue 25 Aug 2009 04:48:27]
お知らせ > アカガネ@実家さんが帰りました。 『うまくいけば、雲のない夜空を見に行こう ( そっと、アカガネは呟いて瞼を閉じた )』 [Tue 25 Aug 2009 04:46:37]
◆コノハ > 人間がさ、自らその身を買ったんだから、仕方がないよ。 (あえて言うならば、そのような実を人の手に届くところに置いておいた神様の所為か。触れてはならぬ物にてを伸ばしてしまった事が、人間の最大の過ち。) … 少し、ね。 勿論、変な事はしないよ。 (他者が見るべきでないモノを見てしまったがゆえに、精神が疲労気味で。相手の笑顔に、緩い笑みを返して。) そっか。 うん、あたしも頑張るよ。 (休むどころか、森の中を駆けまわりそうだけれど。アカガネの気遣いに感謝しつつ、毛布へ潜り込もうか。) [Tue 25 Aug 2009 04:43:48]
◆アカガネ@実家 > 赤い実などを食べるから倫理などを持つ。あれは不幸なことだ。 ( なまじ、知恵がある分不幸な思考を生む。それが「禁断の果実」。無論、それはアカガネの弁だが ) そうだが。構わぬが――・・・。御主、やはり不安なのか? ( と、毛布を広げたアカガネは小さく首を傾げようか。 ) 変化して疲れている。ただ一緒に眠るだけならいいぞ ( 疑問系であろうとなかろうと。全てはアカガネの許可があって初めて成立するのである。なぜか。知らんけど。 アカガネは両手を広げて笑おうか ) あと少しして、皆の術式を作るための準備が終われば実現的な実験になる。今のうちに休んでおけ。コノハ [Tue 25 Aug 2009 04:35:36]
◆コノハ > …そうかもしれないけどね。 (でも、実は人間以外の種族こそが、人間を憎みながらも人間に憧れ、嫉妬しているのではないだろうか。禁断の実の味を夢想しては、溜息を吐きながら。 予備知識がある分、小娘は驚く皆をなだめる役に回りそうだが。) それもそうか。うん、明るくッ。 (にぱっと満面の笑顔作って見せる。誰もかれも、たった一秒生きるのに常に命がけだ。己の生きた証を残すために。どうせならば、笑って楽しく生きるのが小娘の持論で。) … ん、そうするけど。アカガネは?此処で寝るの? …あたしも一緒に寝ていい。 (首傾げながらも、最後の台詞だけ、疑問系ではなかった。) [Tue 25 Aug 2009 04:31:46]
◆アカガネ@実家 > 他の種族に羨望を抱き嫉妬するのが人間だ。赤い実なぞ食べなければよかったものを ( と、アカガネは冒険者用の服から動きやすい服に着替える。錠剤を別の小瓶に分け、荷物の上に放る。今度、カヤを皆に紹介したいと思うが。さてはて、うまくいくか ) 明るいはずの貴様が暗い顔をしているのだからお似合いの例えだろう。 この世の中に楽な生き物なんぞいないさ。神含めてな ( それこそ、神様だって争いをしている。もっとも、それは宗教での話だが ) ――もう、時間も遅い。そろそろ寝たらどうだ? もううるさい会話もないだろう ( と、荷物から毛布を取り出しながらアカガネは小さく笑ってそういった ) [Tue 25 Aug 2009 04:21:42]
◆コノハ > (おお、と小さく感嘆の声を漏らして、竜が石像へと変わり、その中から少女の姿が現れるのを注視して。竜をこうも簡単に人の姿へと変えるなんて、人間の薬は随分と凄まじいものだ。) … いや、確かに面白くも何ともないけれど… あたし達天狗だって、そう変わらないさ。 (何処の世界にも、古くからの仕来たりを重んじ、時代の流れに目を向けない者は居るもので。アカガネも自分も、そうした頑固者が嫌で、人に興味を持ったのかもしれず。) … その例えは、暗いのか明るいのかよく判らないよ。 …ん〜、竜だって楽ではないんだなぁ、なんて思ってさ。 (そんじょそこらの獣とは一線を画す、強靭な肉体と、老獪な知恵を併せ持つ、古より生きる種族。其れの竜ですら、下らない争いをしているなんて、少々意外で。失望とはまた違うけれど、どことなく残念な気持ちで。) [Tue 25 Aug 2009 04:15:36]
◆アカガネ@実家 > 頼んだぞ ( と、生温い息を吐いてアカガネは瞑目すれば、薬を一粒飲み込む。ごくり、と嚥下すればその身体は徐々に石化していき――。ほどなくして、殻を破るようにして一糸纏わぬ裸体の少女が出てこよう ) つまらん話だろう。 ( と、開口一番そう言ったのはアカガネであった ) 元とはいえ貴族。より正確に言えば未亡人か。会議の末席に身を置く事を許しておきながら発言権は無く、こういった事態になれば呼ばれる。昔から何も変わらないのが我ら龍族だ。 ( と、アカガネは両手を出して「服をくれ」と言おう ) それで、貴様はなぜそんなに暗いのだ。まるで冥府の谷底で咲いた向日葵のような暗い顔をしおって。 ( どうした? と、怪訝そうに方眉を持ち上げて。 ) [Tue 25 Aug 2009 04:01:07]
◆コノハ > … そう言って貰えると少しは気が楽になるよー。 うん、誰にも言わない。約束する。 (どちらにせよ、小娘には今聞いた話を的確に誰かに伝える事など、出来そうにない。二人の竜が会話している現場に居合わせたこと自体、まだ少々信じられなくて。膝の泥払いながら立ち上がれば、まだ申し訳なさそうに眉垂らしたままで。) う〜ん、あたしが気にした所で、どうなる話でもなさそうだしねぇ。 (散々アカガネと交わってきた身とはいえ、竜族同士の恋仲に首を突っ込めるほどの度胸は無く。人の恋路を、ではないけれど、本人たちが決める事に口出しするつもりも無い。) … うん。 (短く返事をすれば、アカガネの服を手に取りごそごそと暫く探って。やがて取り出したる薬を、アカガネの口へと運ぼうか。) [Tue 25 Aug 2009 03:54:12]
◆アカガネ@実家 > ――御主が気にする必要はあるまい。ただ、聞こえてしまっただけだからな。聞かれて困る話ではないが、なに。皆に不安を与えたくないのでな。できれば黙ってくれるか? ( と、アカガネは苦く笑ってそう言おう ) また、貴様が気にする話でもない、と予め言っておこう。翁は以前より我の卵を欲しがっていたからな。何かにつけて恋文やら贈り物などを持参するような若者であったからな。貴様らが来たことによって、翁は好機と見たのだろう。遅かれ早かれこうなっていたことだ。貴様が気にすることではない ( と、そう言えばアカガネは人間形態の時の服を鼻で押し、土下座全開のコノハに言おう ) 薬がほしい。とってくれるか? [Tue 25 Aug 2009 03:43:08]
◆コノハ > (入口の影に隠れ、背中の羽を全開に広げた小娘が、アカガネの台詞に凍りついているのだ。) … や。 (数十秒後。軽く片手上げながら、作り笑い張り付けた顔を覗かせた。) いや、その、こっちには何があるのかなーって思って… いえほんと済みませんでした。 (寝床へ横になる貴方へと近付けば、朱鷺ノ都式謝罪方法「DOGEZA」でもお目にかけよう。) [Tue 25 Aug 2009 03:38:01]
お知らせ > コノハさんが入室されました。 『・・・。』 [Tue 25 Aug 2009 03:33:22]
◆アカガネ@実家 > ――まったくもって窮屈だな。機会があればアレも皆に紹介したいところだが――そうもいくまい ( ずっ、と石壁を元に戻し、アカガネは自らの寝床へと向かって身体を向けた。掴みそこなった眠気を再び掴もうと、寝床で一度瞼を落とし、深呼吸をしてから、 ) しかし、翁もまた諦めつかず、か。長寿であることが良き事とは安易には語れぬか。さて――・・・・ ( と、首をやや持ち上げ、アカガネは寝床から洞窟の入り口のほうへと視線を向け、その目を細めた。ふむ、と小さく呟いてから、 ) 盗み聞きというならば失礼千万。だが、聞こえてしまったというならば仕方あるまい。肺活量の差で言うならば、我は人と比べるまでもない。声が自然、人間と違って大きくなるのは致し方あるまい。そうだとは思わぬか? [Tue 25 Aug 2009 03:26:59]
◆アカガネ@実家 > ( アカガネの家名である。「シュルク」というのは古代語で「語り部」という意味がある。無論、その言葉自体は曲解に意訳を含め、現在ではどの時代の言葉であったかは定かではない。そして、「マークィズ」というのは侯爵という意味である。故に、現在でもなお「シュルク」の名を持ち、「マークィズ」を掲げられるのはアカガネ一体のみになる。つまり、アルメイダ・フォンが名前であり、その後に続くのは称号になる「語り部」と「侯爵」 ) カイヤナイト・ヴァージニア・シュルク ( よって、アカガネの血族であるカイヤナイトはカイヤナイト・ヴァージニアという名前を持つ「語り部」という意味になる。カイヤナイトという名前は本人(?)が非常に嫌がるため、名前の由来となった藍晶石の別名「カヤナイト」からカヤと親しい者からはそう呼ばれている ) 苦労をかける。翁には全て事が終わり次第、ご所望の物は必ず、とお伝えせよ。なに、案ずるな。我とて無駄に長生きをしてきたわけではない。それに、翁の血筋を加えるならば、「シュルク」の名もあがろう ( うやうやしく。されど哀しそうにカヤは首をさげ、龍洞へと戻っていく。その姿をアカガネは見えなくなるまで見送ってから、重い溜息を吐き出した。 ) [Tue 25 Aug 2009 03:23:17]
◆アカガネ@実家 > 確かに承った。翁は今だご健在であったか。しかし、依然として我の卵をご所望か―― ( 暗闇の中。朗々と深い声が響く。実家と龍洞を繋ぐ洞窟にて、アカガネは他の青白い龍と喋っていた。アカガネと他の龍族とこの家の掃除や整備を任せている、血筋の末裔である。アカガネとほぼ同じ大きさなので、そう年を取ったわけではない。アカガネとは打って変わって若々しい、されど男女の区別などつき様も無い声がアカガネの言葉に頷く ) 以前よりご所望であったのは知っていたが・・・。なるほど。今回の一件でそれをタネに使うか ( 曰く、神聖なる貴龍族の住処になにを考えて人間などを招きいれたのか。そういった不興ややっかみが来ることは予想の範囲内ではあったが、 ) シュルクの名も元では意味がない、か。時代とともに古き者が廃れていくのは致し方あるまい。辛い要求を伝える責務。辛かっただろう。カヤ ( と、アカガネは愛おしい血族に鼻先を押し付けることで慰める。「いえ」という言葉が返ってくるが、アカガネはゆっくりと頭を振る ) 我の我侭ゆえだ。御主も人間に対してはいい気持ちを抱いていないのも知っている。だが、そうも言っていられないのが現状だ。我とてこのような場所に我がいるからこそ、御主をここに縛りつける。我もまた龍の社会と言う楔から抜け出せずにいる。すまないな [Tue 25 Aug 2009 03:06:54]
お知らせ > アカガネ@実家さんが入室されました。 『―――ふむ』 [Tue 25 Aug 2009 02:56:44]
お知らせ > ララ・アヴィスさんが帰りました。 『 翌日、地獄を見るのは分かっていたはずなのに――。』 [Wed 12 Aug 2009 04:45:16]
お知らせ > コノハさんが退室されました。 『(そして翌朝、行為したままの姿で誰かに発見されるオチ。)』 [Wed 12 Aug 2009 04:42:58]
◆コノハ > … 折角だから、楽しもっか。 (アカガネが居なくなったのは残念だけれど。へらりと笑み浮かべれば、己の服を肌蹴て。 ララがぐったりする位、激しく交わろう。) [Wed 12 Aug 2009 04:42:48]
お知らせ > アカガネ@登山道さんが退室されました。 『(己の本性など求められても見せぬが貴族。故にアカガネは小さく手を振ってテントを出た)』 [Wed 12 Aug 2009 04:39:33]
◆ララ・アヴィス > 壊れっ…(色々思い出した。良くも悪くも忘れられない。竜の――うん。) …ぁ、う…コノハさん…? (されるがままに、押し倒されて。 くすぐったそうに身をよじった。) あっ…、アカガネさん――? (出て行った背中を見て、残念そうに――。) [Wed 12 Aug 2009 04:37:30]
◆コノハ > … ありゃ。 (出て行ったアカガネの後ろ姿、暫し唖然と見送って。折角発情している姿が見られると思ったのに。) …まあ良いか。それじゃ、ララ…。 (取り敢えず今は、存分に楽しむ事として。ララの頬へとキスを返せば、そのまま押し倒そうか。) [Wed 12 Aug 2009 04:33:39]
◆アカガネ@登山道 > ( くっつき始めた二人をやや呆れて見やり、アカガネはアヴィの言葉に小さく首を傾げた ) 我は構わぬ。というよりも、疲れたという部分があるが――さからせる? ( と、身体をくっつけあってじゃれあう娘二人を見やり首を傾げてみるが ) 我が発情したら貴様らが壊れるだけだが? どちらにせよ、あとは二人で楽しむがいい。我が楽しむのはちゃんと落ち着いてからで構わぬ ( ふわぁ、と欠伸を洩らして二人の傍をそのままてくてくと歩いてテントの外へと向かって歩き出そうか ) [Wed 12 Aug 2009 04:29:39]
◆ララ・アヴィス > (人の姿を模することが第一義だから、ギルドの偉い人たちはいい顔しないだろうなあとか。偉い人にはわからないんです。) …あ、ぅー…分かっては、居ますけど――。 ( 明日って今さ! ) ( もとい。 誰かの体重を感じるのは心地よくて、 覆いかぶさってきたコノハの顔に、そっとキスをひとつ。) んっ…アカガネさんは、いいんですか? (寝るとか言ってるけど。 いつだったかの会話を思い出して――) …さからせてみる、とか。 [Wed 12 Aug 2009 04:24:00]
◆コノハ > (でも合体する機能付けたら重くて飛べなさそう、なんて根本的な突っ込みすら。足はただの飾りらしいです。) うにゅ。失礼。 (そりゃ、竜と蜥蜴じゃあ月とスッポンだ。突然のこととはいえ、口が滑った事に少しばかり反省。) お主も好きよのう…じゃ、なくて。明日どうなっても知らないよー。 (等と言いつつ、もう止まる気ありませんな状態で。ララの体にしんなりと寄り掛かりつつ、その顔を寄せよう。 …寧ろ、喘ぎ声を聞かせてオナニー始めないか観察するプレイだね!殴ると良い。) [Wed 12 Aug 2009 04:19:35]
◆アカガネ@登山道 > トカゲと言うな。誇り高き飛竜の腕だ。――よし、戻ったな ( と、銅色の鱗に覆われた腕を一回振るい、アカガネは向き直る。それから、 ) ―――二人ともやる気、か。ずいぶんと加減知らずと見える。 ( と、言えば大きな欠伸を一つ、アカガネは洩らし。 ) ――――それは、我も参加しなければならないのか? 我は眠いのだが ( 焚きつけるだけ焚きつけて本人は寝る気満々だった! 唯我独尊 ) やるなら二人でやってくれ。たまには我抜きで二人で楽しむのも一興だろう。 ふわぁああ ( 大きな欠伸をもう一度洩らしたが――。「それはない!」って思うなら押し倒せばいいと思うよ! 誰かがサムズアップ。 ) [Wed 12 Aug 2009 04:15:03]
◆ララ・アヴィス > ――ダメ、なんて楽しそう――!(そのゴーレムを組み上げるまでの工程にわくわくしっぱなし。合体とか搭乗とか、次々増えてゆく機能の提案にときめく――学者のサガだ。) …ぁ、竜の。 (一度ならず目にした人化解除。驚きはするものの、初めて見るコノハよりは冷静だ。) ――わ、わたしはっ、その――、と、止める理由はないと、言うか――、その。 (期待に染まった目で、二人を見上げてしまった――。) [Wed 12 Aug 2009 04:10:10]
◆コノハ > もし出来たら、あたしにも乗せてね。 (その頃には、自分で飛べるようになっている気もするが。それとこれとはまた別の話。合体が出来るとなお良しである。) ぅおっ!? …其れ、蜥蜴の腕…? (いや、蜥蜴じゃなくて、「竜」の腕か。唐突に腕を裂いて現れた其れに、背中の翼がびくりと跳ねた。) … あー、そういう意味…。 どうしよっか? (やっちゃう? 手をわきわきさせつつ、ララに問いかけて。明日の事を考えれば、止めとくのが良いんだろうけれど。) [Wed 12 Aug 2009 04:05:48]
◆アカガネ@登山道 > ―――まあ、我が飛べるのだから無理では―――む? ( と、あげた右手。ぱきん! という音がしたかと思うと少女には不釣合いに巨大な飛竜の腕が中から現れた。皮膜のついた手をだらりとさせて、「まあ、いいか」と流しつつ、 ) ――おぬしら二人は変に勘違いしてるな。今の皮肉はな。我が神である以上、山の神を信じる必要は無し。通じて言えば、山の神が嫉妬するなんていう言葉は信じるな、ということだ ( ごそごそとリュックから人化の薬を取り出し、口に放り込んでから、 ) ―――好きなだけアヴィの体力を失わせてもいいぞ、と言ったんだがな。まあ、御主達が気乗りしないのならやめとくといい。時間が時間だしな ( ごくん、と薬を嚥下した。再び、硬質になっていく右手をアカガネは詰まらなさそうに見やった ) [Wed 12 Aug 2009 04:00:08]
◆ララ・アヴィス > うう、プレッシャー…。 (それでも未知の知識への好奇心が何とか勝つのだけれど。) …飛行ごーれむ…。夢のようですよ!(短時間の滑空程度なら…、素材を軽いものにすれば…、などと、疲れているとは思えない輝いた表情で、ぶつぶつ呟き。 操縦席が分離して飛んだりとか。パイルダー…いえなんでもないです。) …が、我慢は良くない、ですよ…。 (疲れてるんじゃなかったのか。いえ、疲れているときほど本能が以下略なんです。 流石に体が持たないだろうけど――。) …そうですね、本当に明日ぽっくりしてしまいます。 (アカガネのその不遜な発言こそ、一番山の神様を妬かせそうなものだけど。) おお湯気の彼方におわします浴槽の神よ、我らに木桶のご加護があらんことを――。無事に温泉にたどり着けますように。(適当な文句を唱えて、アカガネをなむなむと拝んでみる。東方風に手を合わせて。) [Wed 12 Aug 2009 03:55:59]
◆コノハ > 頼りにしてるよ、ララ。 ひ、飛行ゴーレムっ!格好良すぎるっ! (ずぎゃーんと背後に雷落として驚愕する小娘。変形すればきっともっと格好良い。) いや、手は出さないよ。うん。…我慢しないで良いの? (小首傾げて、人差し指咥えながら聞いた。縦に首振ったら間違いなく襲いかかってきます。 こうして、小娘たちは無駄に体力を消費していくのである。) … ちぇ。 (暗に、手を出すなと言いたいらしく。少しばかり頬を膨らませた。) 入浴教の神様、どうか無事に目的地に付けますように…なんてね。 [Wed 12 Aug 2009 03:49:31]
◆アカガネ@登山道 > ――うむ。いっそのこと飛行型ゴーレムなんぞ作ってみればいいではないか。楽しいぞきっと。な? ( と、最後に同意を求めたのは情けないご主人様を見つめるクマさんである。 ) 我慢? 御主が先日言っていたではないか。我慢するな、と ( と、そういえばお腹をふきふき、終われば一息いれる。 ) ―――どうした? アヴィ。なんだか顔が真っ赤だが? ( と、ずいっと顔を近づけて問おうか。悪戯にしていることは判りきるだろう声音。肩口からアカガネは顔を覗かせれば、クスクスと笑おうか ) 本番なしで体力使い切ってみるか? そうすればコノハが嬉々として御主の身体に手を伸ばすだろうが―― ( と、言ってから一息。 ) 冗談だ。山の神様の話をしただろう? ――――神様に怒られては敵うまい? ( と、そう言えばひょいっと身を離そうか ) ――ま、おぬし達の神様は我だがな。 ( なんか不穏当な発言を吐いた。 ) [Wed 12 Aug 2009 03:43:06]
◆ララ・アヴィス > う、うぅ。 着いてから…。飛行の術式ですよね…。(役に立てるかどうかも不確かな、未知の術式。 興味はあるが、そこに責任のようなものが伴うと、少しばかり緊張する。) ――あ、ちょ、ひゃあぁぁっ! (耳に息を吹きかけられて、悲鳴とともに飛び上がった。 ふくらはぎとかが一番生殺しなワケで…! そこはいいですからー!と必死でタオルを手に取ろうとするも、一度弱点を突かれてしまうと反応しやすくなるもので。 ほら、一度笑いだすと急に笑いのハードル下がるとか、そういう。) (何か近い未来のごにょごにょにおける怖いフラグが立った音がした。 み、耳は堪忍っ!) ――我慢って、コノハさんやっぱり――ッ、っひゃ、ま、前は自分でふきっ、拭きますからー!(どたばた。本当に体力使い切るかも。) [Wed 12 Aug 2009 03:37:19]
◆コノハ > いーっていーって。気にしないの。 (ララの出番は、寧ろ目的地着いてからなのだから。逆に小娘は、着いたらもう役に立たなさそうで…。) え、何で?普通でしょ。 (大丈夫、エロ時なら下半身=お(略)だけれど、今は普通にふくらはぎやら内腿やらを拭いているから。) ってアカガネずるいっ!あたしは我慢しているのにぃ。 (我慢しているんですか、そうですか。ララの足を持ち上げて、一番汗をかきそうな膝の裏側拭きながら、キーキー喚く小娘一人。 そしてララの弱点は脳味噌に深く刻みつけた。) [Wed 12 Aug 2009 03:28:32]
◆アカガネ@登山道 > ―――気づけば治ってるものだ。それよりも、 ( と、アカガネは背中をごしごしと拭いてから、汗の匂いが一番残りそうな脇の下、肩、首筋、耳の裏を吹いていく ) 任されておけ。それに、案外と体力を使い切ったほうが簡単に眠れるかもしれないぞ。そういえば、お前はここが弱かったな。 ( と、言えば耳朶あたりに悪戯に息を吹きかけてみる。「にししし」と笑えば再びタオルで身体を拭きつつ、 ) 今夜はゆっくり休め。一番辛い肯定が今日と明日のツェカンまでの行程だ。それが終われば比較的楽になる ( よっこらせ、と腕を回して今度はお腹辺りを拭こう ) [Wed 12 Aug 2009 03:23:47]
◆ララ・アヴィス > (むしろ数少ない人間サイド。 まあ、人間の平均値からも遥かに劣るのだけど――。) ――うう、ごめんなさい、すいません――(病人のごとき世話のかけように、謝りっぱなしである。足元に置かれた薬、平時に飲んだら大変なことになるアレだが、今なら絶対何事も起こらないと断言できる。) ――ってコノハさんなんで平然と下半身を――!?(思わずスルーしそうになったけれど相手はエロ先生だ。 自分でやりますからっ!と手を伸ばしかけて――) いっ、痛… (自分の足に手が伸ばせないほど痛かった。) …あ、明日はペース配分考えます…。(されるがままになりつつ、そういって項垂れた。) [Wed 12 Aug 2009 03:20:11]
◆コノハ > (弱音を吐いたって良いさ、人間だもの。このパーティの3分の2が人間じゃない罠。) がってん承知ー。 (とは言いつつ、ララが自分で脱ごうとするならそれは邪魔せずに。もう一枚タオルを引っ張り出してきて、其れを湿らせる。) 筋肉痛は、一日やそこらで良くなるものじゃあないけどねぇ…。 (痛いのを我慢して歩くことになりそうで。薬を飲めば少しは楽になるか。 小娘も、濡れタオルでララの下半身を拭き始めて。後で、自分も体拭こう、等と考えつつ。) [Wed 12 Aug 2009 03:11:55]
◆アカガネ@登山道 > ――なんだ。その朝が起きれない学生のような台詞は。――まあ、お前はまさしくそれなのだが。ともあれ、コノハ。アヴィの身体を拭いてやるから手伝え ( とりあえず、薬は後でいいか、と楽観的に構えたアカガネはとりあえずアヴィの服を脱がしに掛かる。テントの中だから別に大丈夫だろう。 ) ――で、アヴィ。筋肉痛なら今のうちに休めて置けよ。それと――あった、この薬はまた明日の朝に飲め。そうすれば少しはマシになる ( と、滋養強壮薬を足元に置けばアヴィの背中をタオルで拭き始めようか ) コノハ。アヴィの足のほうを任せる。――まったく、二人にここまでされるのだからお前は少し自分のペースというのを掴め。 わかったな? 明日からは無理するようなら放っておくからな [Wed 12 Aug 2009 03:07:09]
◆ララ・アヴィス > ――ありがとうございます…。はぁ。 (コノハの気遣いに感謝しつつ、やっぱり申し訳なさは残る。 明日は弱音を吐くまい、と寝転がったまま決意して。) ううー。おきてますよー。横になって目つむってるだけですー。 (気を抜いたら即ぽっくり――もとい、ぐっすり眠れそうだが。) おかッ…!? (アカガネの科白にびくーん!と上半身だけ跳ね起きた。同時に体の節々が悲鳴を上げる。 そんな危険人物な印象はなかったけれど。) ――い、いたたた!?(筋肉痛で大草原のようにパンパンになった脚、触られるだけで痛い。) あ、コノハさん、大丈夫で…いたたた。(自分でやろうとして、筋肉痛の脚がぎしりと悲鳴を。手伝ってもらおうと、テントの中に這って入り、服をはだけて。) [Wed 12 Aug 2009 03:02:59]
◆コノハ > … まあ、無理しすぎてぽっくり…じゃ無かった、バッタリ倒れちゃう前に、誰かに頼って良いからね。 (嫌な言い間違い。根詰めすぎて具合悪くするくらいなら、行進速度落としてでも余裕を持たせた方が良いんじゃないか、と。) あらら… おーい。戻ってこーい。 (ぱったり倒れ込んだララの顔の前、手をひらひらさせて。ヴェイトスへと飛んでった魂、無理やり引っ張り戻してやる。 アカガネの手に起きた変化には気付かずに。) ほら、体を拭いて、さっぱりしなよ。ね。 (手伝うよ、とタオルに手を掛けながら。いや、けしてララの裸を見たいとかそういう不純な動機じゃないから。断固として。神仏に誓って。) [Wed 12 Aug 2009 02:56:11]
◆アカガネ@登山道 > ―――まったくだらしないな。貴様は ( と、やや呆れたように言えば、コノハから受け取った水でタオルを絞り、コップの水を一気に呷った。 ) そんな汗だくで寝たら明日が大変だぞ。まったく、ツェカンまでの我慢なのだからもう少しがんばれ ( と、言えば後ろに倒れこんだ少女の額にタオルを押し付けようか。 ) ―――ん? ( と、やや首を傾げた。アカガネは怪訝そうに手をあげれば、その右手の甲に罅が入っていた。パラパラと毀れるのは砂のようなもの。「ふむ」と小さく呟けば、 ) 薬の効果にバラつきがでてきたな。新しく調合してもらわねばなるまいか。 それは置いといて――アヴィ。こんなところで寝ているとモリオスに犯されるぞ。はやく身体を拭いてテントの中へ入れ ( げしげし、と倒れこんだ少女の太もも辺りを軽くつま先で蹴ろうか ) [Wed 12 Aug 2009 02:52:25]
◆ララ・アヴィス > ――うぅ…、すみません…っ!(受け取ったコップ一杯の水をちびちびとやりながら、申し訳なさそうに。) ――何とか、ついていきますから…(これより先はもっと急だとか。 自分でもあまり自信はないが、 周りの足を引っ張るのは避けたかった。) ――杖、早速明日から使ってみます…。 (言いながら、ぱたりと後ろに倒れこんで。もう動けないとばかりに、ぐでっ、と。) ――ああ…、お風呂…。公衆浴場、スラムの食堂、整備された街道、甘味処… (ホームシックというか都市生活シックというか。 コノハとともに、まだ見ぬお風呂に思いをはせた。) [Wed 12 Aug 2009 02:46:01]
◆コノハ > … うーん、確かに、しんどそうだねぇ…。 (これから先は更にきつい道程になるのに、大丈夫なんだろうか。水を手渡しながら、そんな事を。) 無いよりまし、程度だろうけどさ。一応使ってみたら? (出来れば、最後まで自分の足で歩いて欲しい所で。人一人背負う余裕は、きっと誰にも無い。) うん、お風呂入りたいねー。 はーい。 (其処等を探せば、水浴びの出来る川の一つくらいはありそうだけれど、藪を突いて蛇を出す羽目になるかも知れず。迂闊な事は出来ない。 タオル湿らす水を用意しつつ、風呂へと思いをはせ。) [Wed 12 Aug 2009 02:39:37]
◆アカガネ@登山道 > できるだけ楽な道を選ぶ。あれがああではな。 ( と、指差した少女を嘆息。 ) 熱いなら服を脱げばいい。それよりも、コノハ。水は多めに用意したほうがいい。あいつの身体を拭いてやらなければなるまい ( よっこらせ、と起き上がれば小さめのタオルを用意する。 ) とりあえず、アヴィの体力も考えてルートを変更しなければな。 メドベージェフ! ったく ( と、テントからもそもそと出れば歩くのをやめたクマさんを両手で抱えてアヴィの元へと歩いていこうか。 ) どうだ。まだ旅は楽しいか? ( と、意地悪な笑みを浮かべて言おうか ) [Wed 12 Aug 2009 02:34:42]
◆ララ・アヴィス > ぜぇ、ぜぇッ…! (他とは比べ物にならないほど疲弊した表情で、ようやくテントの元へたどり着き。) ――すみませ・・・っ、 はぁ…。 (情けないなーという気分でうつむきながら、コノハから水を貰おうと手を出し。) はぁ…、あぁ、メドベージェフ、【止まれ】ー。 (その言葉に反応して、律儀にまだ歩き続けていた熊のぬいぐるみが歩みを止める。) ――う?杖ですか? (あると幾分便利になるのかもしれない、と、実感のわかないまま、杖を眺めてみる。) 汗で服が…、うう、暑い――。 (ようやく落ち着いてきた呼吸。息がゆったり吸えることに感謝しつつ、テント脇に座り込んだ。) [Wed 12 Aug 2009 02:26:17]
◆コノハ > …あの馬車が通れる道を、選んで行くんだよね。其れなら、まだ楽かな。 (あれを後ろから押していかなくちゃならないなら、相当辛い道のりになりそうだけど。 小娘も、態度には出ていないが、確実に疲れは溜まってきていて。それでも、久し振りに山の中へ帰ってきたこともあり、若干興奮気味で。あと半分の事を考えると、興奮している余裕は無いのだが。) …ララは今度から、これ使った方が良いかも知れないねぇ。 (そう言って持ち出すは、無骨な木の棍杖で。山伏が携える錫杖の安物と思えばいい。山登りの時に便利な代物である。他人を叩くのにも使えます。) 水でも飲みなよ。あ、アカガネもいる? (コップに水を用意しながら、二人にそう訊いて。) [Wed 12 Aug 2009 02:20:18]
◆アカガネ@登山道 > ―――ん? 嗚呼、ここからが本番だな。半分と言うのは距離の話であるから――。ここから先に平坦な道など存在しない。すでに山岳地帯に入ってるからな ( と、薄手のシャツにスパッツという格好で寝転がり、毛布を背中にかけて地図を睨んでいたアカガネはコノハを見上げて言った ) 全員が全員で香辛料を運んでいたらこうもいかなかっただろうな。ロバの恩恵もでかい。――――――やっと来たのか。どれだけ遅れてるんだあいつは ( と、すでに寝床の準備すら終えていたアカガネはテントから首を突き出し、付き添ってくれていただろう旅の仲間に「面倒をかけたな」と手をあげた ) ほれ、お前の分のテントの設営も終わってる。水で濡らしたタオルで身体を拭いてゆっくり休め。明日もはやいぞ? [Wed 12 Aug 2009 02:13:44]
◆ララ・アヴィス > (熊のぬいぐるみの後ろを、覚束ない足取りで歩くのが一人。前の二人はなんであんなに平然と――。 ) ふ、普段の、行いですね…、はぁっ、わ、分かります・・・ッ (日ごろからそれなりの運動をしているかどうかの差だ。 頭では分かっているが。) なんでっ、そんな、元気ッ・・・! (切れ切れに、拗ねた言葉が出てしまうくらい、体力差が如実に出ていた。) (おまけに体力配分なんて言葉知らないから、旅の前半でテンションあげすぎてこのザマである。) ―― ま…、 待っ てー。 (自分の作り出したヌイグルミゴーレムにさえ追い抜かれながら、汗を拭き拭き、必死に追いすがる。 [Wed 12 Aug 2009 02:11:47]
◆コノハ > もう少し時間がかかると思ったけどねぇ。 (何せ、ロバ馬車を連れての行進だ。小娘が想像するより良いペースで進んでいるらしく。) この後はどう行くの? (そう言って、アカガネの広げた地図を、上から覗きこんで。極力無駄な体力を使わないように心掛けていたため、まだ少しばかり余裕が残されていて。) [Wed 12 Aug 2009 02:02:05]
お知らせ > ララ・アヴィスさんが来ました。 『 ぜェ、はぁ――ッ。 』 [Wed 12 Aug 2009 02:00:26]
◆アカガネ@登山道 > ( アングリマーラを出発し、ツェカンまでの行程の中ほどまでやってきた。旅の途中。誰かに「竜洞だと常世の森を沿っていけばいいじゃないか」といわれたが、アカガネハ首を振った。「我の家は竜洞よりもさらに上に位置する」と。そこは貴族階級剥奪という憂き目があってこそ。そこは複雑な事情を説明するのも省いたが ) ―――ツェカンから我の家までは緩やかに下山するコースに入る。まずはツェカンまでが難所か―― ( と、テントの中で地図を広げて訝しげに眉根を寄せた。馬車が通る道。歩くのに体力を極力使わないルート。それを模索しているのだ。 ) [Wed 12 Aug 2009 01:57:38]
お知らせ > コノハさんが入室されました。 『もうそんなに進んだんだ。』 [Wed 12 Aug 2009 01:57:30]
お知らせ > アカガネ@登山道さんが入室されました。 『ツェカンまで後半分か・・・』 [Wed 12 Aug 2009 01:52:37]
お知らせ > マドゥー@アングリマーラ郊外さんが帰りました。 『さて、幾ばくかの休暇も欲しいところだな…』 [Fri 12 Jun 2009 22:51:00]
◆マドゥー@アングリマーラ郊外 > 変わるなよ…ヴァリス・ファングレー…。死の連鎖に加わらぬ事がお主の強さであるというのなら…それを貫いて見せよ。そして、最後には俺を嘲笑いに来い!(にぃっと口端を歪めたまま、東の街に向かって言い放つ。そして踵を返さん…) [Fri 12 Jun 2009 22:50:40]
◆マドゥー@アングリマーラ郊外 > しかし、何と言うか…あの男ほどネジの飛びきったというか、頭の中に花畑があるというか…そんな男ははじめて見たわ。(こちらの言葉にぎょっとしたようにマハージャが目を見開く。武術師範としての姿しか知らない兵士にとって、そのような冗談めいた発現が信じられなかったのだろう。)どれほど挑発しても…どれほど痛めつけても……あの男は、“乗ってこなかった”。まるで自分の立ち位置は“死”という舞踏の外…そこから愚か共を見下ろしている…とでも言わんばかりに。当然の如く、死の舞踏を踊る己が酷く滑稽に思えてな…(くっくっくっとそのまま肩を震わそう。マハージャは最早こちらの言葉を理解していないに違いない。) [Fri 12 Jun 2009 22:44:54]
◆マドゥー@アングリマーラ郊外 > とどのつまり…殆どの人間にとって強さとは…闘いとは相手を傷つけ死に至らしめることに帰結する。そこに正義や悪意などが介在しても結果は変わらぬ。(淡々と東を見つめながら語り続ける。未だ歩いているであろう男の背中に向けてか…)だがな…時に頭のネジが数本飛んでおる者が居る。人の“善意”を信じ…全てのものを死から免れさせようとする愚か者が…。もっとも、そんな愚か者も、現実に数度晒されれば大概は様変わりするのだがな…(そこで目を閉じれば、ふと黒髪の吸血鬼の女の姿が思い浮かんだ。アレも元来邪悪ではなかったのだ…) [Fri 12 Jun 2009 22:31:33]
◆マドゥー@アングリマーラ郊外 > まったく、最後まで思い通りにならぬ男であったわ…(苦笑を浮かべつつ呟く。)だがそれが奴の偉大なところなのかも知れぬ…(続く言葉に背後のマハージャがあからさまに首を傾げるのが分かった。別にマハージャに聞かせるつもりで言ったのではないが、他に聞く者が居るでもなし…やや声を張り上げる。)俺のような戦士であろうと、お主のような軍人であろうと…はたまた裏路地の悪漢であろうと…その者が自身の“強さ”を振り撒く時…行われる行為は全て同じだ。…死を振り撒くのみ…。 [Fri 12 Jun 2009 22:15:59]
◆マドゥー@アングリマーラ郊外 > (アングリマーラの郊外…郊外といっても最早家屋などは見られず、街と街の間の空白地帯といっても良い場所。アングリマーラの戦士サンナ・マドゥーはじぃっと東を見つめていた。それは、島の名を冠する街がある方向。)…昨日か?奴が出立したのは……恩を着せぬつもりか…まったく、随分とあわただしい。(マドゥーの背後にはマハージャという名の若い兵士が控えていた。ヴァリス・ファングレーの監視役兼通訳をやっていた兵士だ。お人よしのヴァリスは身の回りの世話をしてもらっているなどと思っていたようだが…)しかし… [Fri 12 Jun 2009 22:08:41]
お知らせ > マドゥー@アングリマーラ郊外さんが来ました。 『視線向くは日出づる東』 [Fri 12 Jun 2009 21:58:40]
お知らせ > トト@何処かの森さんが退室されました。 [Fri 22 May 2009 22:11:26]
◆トト@何処かの森 > (森に住まい、森の生活のスペシャリストといっても良いレンジャーが、森の中で迷ったなど、笑い話だ。其れを考えると、少年は、自分が一人身である事に、心底安堵するのだった。) [Fri 22 May 2009 22:11:09]
◆トト@何処かの森 > (何処か遠くで、獣が鳴いている。一度、辺りを見渡すも、声の主が見える筈もない。) …。 (月が綺麗だ。そんな現実逃避。) [Fri 22 May 2009 22:05:44]
◆トト@何処かの森 > (それでも、普段居る森とは違うという事実が、気を休ませてくれない。元々、何が出てきてもおかしくない場所なのだし。) [Fri 22 May 2009 22:03:02]
◆トト@何処かの森 > (食料は、木の実や草、時々獲物を捕まえる事で、何とかなっている。水も、所々にある泉のお陰で、問題は無い。そういう意味では、けして悪い状況では無いのだが。) [Fri 22 May 2009 22:00:17]
◆トト@何処かの森 > (何処まで行っても、似たような森。どれだけ歩いても、似たような景色。) … … … … … (元々無口な、この少年でなくとも、三点リーダ連発してしまうというものだ。) [Fri 22 May 2009 21:56:37]
◆トト@何処かの森 > (この場合、道は無いからして、道に迷ったというのは、間違い。自分の戻るべき場所を見失った、といった方が、正しいかもしれない。) [Fri 22 May 2009 21:52:53]
◆トト@何処かの森 > (件の遺跡を後にして、数日。事実から目をそらし、認めようとしなかった。しかし、そろそろ開き直らなければならないようだ。そう、この少年、道に迷っていたのである。) [Fri 22 May 2009 21:50:29]
お知らせ > トト@何処かの森さんが来ました。 『(森の中。)』 [Fri 22 May 2009 21:46:01]
お知らせ > トト@何処かの小遺跡さんが退室されました。 [Tue 19 May 2009 21:16:23]
◆トト@何処かの小遺跡 > (それでは、早くこの陰気な場所から、離れよう。) …。 (最後にもう一度、石像を見やってから、小走りで立ち去って行った。) [Tue 19 May 2009 21:16:18]
◆トト@何処かの小遺跡 > …ん。 (目に止まったのは、石造りの、小さな台座。近づいて行って、手にした石像を、其れに乗せる。) …良し。 (元々其処にあったように、違和感無い。満足げに一度頷いて。) [Tue 19 May 2009 21:14:00]
◆トト@何処かの小遺跡 > (小さい遺跡とはいえ、少年にとっては、かなり大きなものに感じる。) …。 (頻繁に辺りを見回すのは、此れを置く場所を探すのと、何も居ないかの確認。寧ろ、動物の一匹もいた方が、安心できる気がするけれど。) [Tue 19 May 2009 21:10:13]
◆トト@何処かの小遺跡 > (ざり。石の床を踏みつけて、此れを置くに相応しい場所を、探す。) …。 (具体的な、此れがあった場所は、聞いていなかったが、まあ適当で良いだろう。きっと。) [Tue 19 May 2009 21:06:12]
◆トト@何処かの小遺跡 > (こういった遺跡の類は、好きではない。何となく、「何か」が潜んでいるような気がして、不安な気持ちになるから。) … 。 (小さく溜息を吐いて。…いつまでもこうしていても、仕方がないし、早く済ましてしまおう。) [Tue 19 May 2009 21:01:09]
◆トト@何処かの小遺跡 > (目の前に広がるは、名も知らない遺跡群。手にした石像から、遺跡へと、視線を移して。) … (此処が、今回の目的地。…なのだが。少年一寸乗り気じゃなかった。) [Tue 19 May 2009 20:58:26]
お知らせ > トト@何処かの小遺跡さんが来ました。 『(遺跡)』 [Tue 19 May 2009 20:54:21]
お知らせ > 三神 尚人@船の上さんが帰りました。 『(数刻後 上陸。)』 [Mon 11 May 2009 21:55:51]
◆三神 尚人@船の上 > (最初は、星かと思った。いや、今日の空は厚い雲に覆われていたはずだ。海面すれすれに、幾つかの光が集まっている。) …え、あれがヴェイトスですかっ。 (漸く目的地が見えた事で、否応なしに乗組員の意気も上がった。男もこの場で踊りだしたい気分だが、船酔いがそれを許してくれなかった。) あれがヴェイトス、…楽しみ、 …うぇぇぇぇー… (締まらなかった。) [Mon 11 May 2009 21:55:24]
◆三神 尚人@船の上 > (まあ、危険が多い航海で、何事もなく此処まで来れただけ上々というべきか。尤も、まだヴェイトスについた訳ではなし、安心はできないが。) もう少ししたら、ヴェイトスの明かりが見え始めるらしいけど… (ふらつく足取りで、船の先端に歩いて行き、船の進行方向を眺める。) [Mon 11 May 2009 21:51:24]
◆三神 尚人@船の上 > (他の乗組員は、当然船酔いなどなしに、てきぱきと働いている。金を払って乗せてもらっている身とはいえ、何もしないでただぐったりしているのは、少々気がひけた。だが、どう力んでも、こみ上げてくる吐き気に打ち勝てず、数日もの間、ただ部屋で寝込んでいることとなった。夜風に当たれば少しはましになるかと甲板へ出たものの、さしたる変化もなし。) [Mon 11 May 2009 21:47:27]
◆三神 尚人@船の上 > (朱鷺ノ都の港で、ヴェイトス行きの船を見つけ、交渉の末、乗り込む事に成功したのが、数日前。其処までは良かったのだが。初めての船旅は、とてもじゃないが快適とはいえなかった。別の意味で忘れられそうにない。) [Mon 11 May 2009 21:43:18]
◆三神 尚人@船の上 > (勿論、手摺から海に向かって吐いた訳だが。青白くなった顔に焦点の合わない眼で、額の脂汗を拭った。) 陸育ちのうちに、船旅はしんどい。本当にしんどい…おえぇ。 (船の上で過ごした数日の間、ずっとこの調子だった。) [Mon 11 May 2009 21:40:23]
◆三神 尚人@船の上 > ( 現在位置 朱鷺ノ都→→→→→→船→ヴェイトス )(朱鷺ノ都から、ヴェイトスへ向かう船。後半刻もすれば、ヴェイトス島の明かりも見え始めるかという位置。帆船の甲板にて、ふらつく男が一人。) …ウエぇぇぇぇぇぇぇぇー……… (吐いた。) [Mon 11 May 2009 21:35:42]
お知らせ > 三神 尚人@船の上さんが入室されました。 『(船の上。)』 [Mon 11 May 2009 21:32:24]
お知らせ > 沼さんが退室されました。 [Wed 24 Dec 2008 02:22:28]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが退室されました。 『――頼んだぞ。(難問であったが、現況を打破した。ペセルの悲鳴に… なにか感じた。)』 [Wed 24 Dec 2008 01:57:43]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが帰りました。 『分かりました!(何とか協力してこの場は切り抜け、酢の治療にて声無き悲鳴を上げる事だろう』 [Wed 24 Dec 2008 01:56:20]
◆マグヌス@寄生蟲 > (ペセルの合図と共に、ペセルの前方に回したジャポン玉から爆破する。) ――― 舌を噛むなよ。 (爆破と爆風を寄生蟲を蹴散らすだけでなく、弱点の酢も全方位に吹き飛ぶ。一発目、――二発目三発目、四発目、 …五発目。以後も繰り返され、私のほうに吹き飛ばされようとするペセルの背中を受け取れば、体液に嫌悪感を懐いてしまうが。それ以上に寄生蟲を気に入らなかったらしい。) ―― 爆破が終わったら、ほんの少しだけ時間を稼いでくれ。 (サーベルを鞘に戻せば、ペセルを背中から支えるようにした。) また爆弾を作るッ! (再びと水の魔術を紡ぎだそうと。魔力の続く限りだけ、寄生蟲の殲滅を着実に進めよう――。) [Wed 24 Dec 2008 01:51:54]
◆ペセル@寄生虫 > 上等です。 どうせなら派手に打ち上げて下さい。 (何箇所かは噛まれているが後で治療すればいい、と痛みを堪えて無視を決め込む。 おそらくはこの後、マグヌスの爆風が来るのだろう、無理やりバックステップでジャンプをして膝を抱え込むようにやや丸まる。 マグヌスがうまくタイミングを合わせてくれれば爆風に乗って後ろに飛ばされることになる。 やわらかい沼地なので多少泥にまみれても大きな怪我はなく、足に噛まれた後が残るくらい) [Wed 24 Dec 2008 01:46:11]
◆マグヌス@寄生蟲 > (自分の周囲に、酢で作られたジャポン玉を纏わせよう。) ―― … 面倒の臭い展開になったな。 (水の魔術の維持と制御の為に、多少は動きが鈍ってしまう。その隙に、大小のサイズを揃えた寄生蟲でペセルを襲い掛かろうとしている。) ペセル。 爆弾の事だが、以前の倍になっているが ―― どうする? (ペセルの後方で立ちながら、ジャポン玉をペセルの足元に覆うようにコントロールしていった。爆破する範囲は全方位に近いが、蟲の多い場所へ近づける。) [Wed 24 Dec 2008 01:18:07]
◆ペセル@寄生虫 > っ! (マグヌスに声をかけられてやや我に返った様子。 先ほどまでは明らかに衝動に飲まれていたようで) 一匹見たら100匹、と言うわけですわね。 (沼の近くまでかなり踏み込んでいた。 そこを一斉にかかられればいくつか噛まれるのは避けられない。 酢を使えば良いとわかってはいても気分のいいものでも無い) っく! (酢にぬれた袋で足に酢をまぶすようにしながら、右手で蟲を叩きつぶし、それから少しずつ後退する。 後ろを向いて逃げれば背中に飛び掛られる可能性もあるからだ) しつこいですねっ。 [Wed 24 Dec 2008 01:15:20]
◆沼 > (あっけなくつぶれる寄生蟲。しかし、沼の淵からは一気に大小の寄生注数体が、その足に絡み付きかみつこうとする。幸い、ふともも程度までの高さが限界のようだが……) [Wed 24 Dec 2008 01:09:03]
◆マグヌス@寄生蟲 > (寄生蟲に確かな手応えを感じれば、微笑を浮かべてしまうが――体液が降り注ぐ前にシールドで傘代わりにした。ペセルと違って、全身で浴びることはなく、腕や肩や足程度で済んだ。) ――― おい。 舐めたか? (血を啜る癖でもあるのか、とでも言いたげな表情でペセルを軽くと睨んでいた。) … ペセルッ! (追い討ちを仕掛けようとするペセルを制止する言葉を言い放った。そして胸から試験管を取り出し、蓋を開ければ酢で出来たジャポン玉を作り上げようと試みていた。)(威力は『2』、個数は『9』。水の魔術、発動まで次ターン。) [Wed 24 Dec 2008 01:04:46]
◆ペセル@寄生虫 > (ぶしゃっ。 蟲の体液を全身に浴びることになる。 口元にかかった体液はとても苦い。 寄生の可能性もあったが思わずその体液を舐めてしまった) この期に及んで…。 (そしてフレイルから離れたその蟲に逃がさない、と左手で道具袋の袋を引きちぎり、フレイルに叩きつけて中の瓶を割り、その酢にぬれたフレイルで逃げる蟲を叩きつぶそうと追いかけてフレイルを振るう。 やや深追いをしてしまうかもしれないが声をかけられないととまりそうに無い) [Wed 24 Dec 2008 00:56:21]
◆沼 > ぴしゃああっ!! (確かな手ごたえが二人の腕に感じられるだろう。蟲はもんどり打ちながら、触れいるから離れ、水面に逃げ込もうと暴れながら沼の淵を目指す) [Wed 24 Dec 2008 00:50:36]
◆マグヌス@寄生蟲 > (寄生蟲の体積が膨大であればあるほど、人体の内部に侵入するには向かない。打撃と斬撃を繰り返せば良いだけだろう。) ――なっ、ペセル …貴様ッ!? (ペセルの言葉に避けそうになったもの、損得を考えればこちらが不利だ。だが寄生蟲が殺せるならば構わないか。) ふざけるな! 只で、遣られると思うなよ! (シールドを構えた右腕を、思い切りペセルのフレイルに叩き付けよう―――!! 間にある寄生蟲は挟み撃ちされることか。 ペセルの言葉を肯定した訳ではない。ただ一方的に遣られるのは好まない。) [Wed 24 Dec 2008 00:46:06]
◆ペセル@寄生虫 > (二度も三度も同じパターンでやられる気はない、が、噛み付かれる可能性は高い。 思った以上に弾力があり、打撃は不利かとも考えたが、そんなのは関係はない。 ちょうどマグヌスが盾を構えている) マグヌス、そのまま、『しっかりと構えていて』下さいね! おそらく腕に絡み疲れてはしまうだろうが、拘束されてしまう前に勢いを付けてその蟲の体とマグヌスの盾とフレイルと思い切り叩きつけて叩き潰そうとするだろう) 使い切ってかまいませんよ。 どうせもう一本トランクに締まってあります! (治療用はとってある。 染みるだろうが) [Wed 24 Dec 2008 00:40:04]
◆沼 > (弾力のある肌にフレイルの柄がめり込むが、そのままからみつくようにしてフレイルと手を拘束しようとする。弾力のある肌が斜め菓子くうごめいて。もし成功すればそのまま腕にかみつこうとする) [Wed 24 Dec 2008 00:33:16]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―――私も二本だ。 (憤怒する仕草を感じ取り、横目でペセルを一瞥する。) 最後の一本は自分の消毒の為に残しておけッ! (舌を噛むぞ! と会話を打ち切らせては、飛び出す寄生蟲の大きさは分からないが右手のシールドで受け流そうと、両足を地面に踏んづけよう。) [Wed 24 Dec 2008 00:20:10]
◆ペセル@寄生虫 > (マグヌスの怒声、それで警戒を緩めるには早い、と知る。 緩めきっていないのはフレイルを腰に戻していないことか) 私はこの瓶と、袋にもうひとつですわね。 (全部で5,6本は牛乳瓶くらいの瓶に入れてきていたが、持ち歩くには2本くらいずつが限界である) !? (そして水面からの水音。 その音に警戒を強くし…) 出ましたわね!! (大きい! そのことにどこか喜びつつ。 右手のフレイルで迎撃しようと振り上げる) [Wed 24 Dec 2008 00:17:10]
◆沼 > (死んでしまった子供たちの抗議をするかのように、荒々しく水面が叩かれる……が、不意に静かになってしまって。司馬氏の静寂の後、沼の淵から勢いよく大物の寄生虫が二人めがけて飛びあがる) [Wed 24 Dec 2008 00:13:56]
◆マグヌス@寄生蟲 > ――― ッ!! (ペセルの言葉より周囲の状況を把握すべく、感覚を研ぎ澄ませるように視線を巡らせていた。沼の水面より一瞬だけれど、見えてしまったそれは巨大な蟲…。蟲と言っても良いのか迷ってしまう所だった。) …!! 少ないからこそ、まだ残っている蟲が多いと考えるべきではないか!? (ペセルの暢気そうな態度や言動に、怒号に似た言葉を言い放った。) 待て。 今、酢の入った瓶を持っているのは何本だ…? (私は試験管程度を二本しか持ち歩いていない。自分用とペセル用の為にと思って、鎧の下に隠していた。) …最悪の状況と言っても良いかも知れない。 (周囲に視線を向けろ。 と丁寧に付け足した。) [Wed 24 Dec 2008 00:06:18]
◆ペセル@寄生虫 > (パシャリ、と酢をかけてしまい、周囲を改めて見渡す。 仮にここが繁殖地だとすれば、自分を襲ってきたのと同等、いや、それ以上の存在が居てもおかしくは無いのだが…) 何が奇妙ですか…? (アライグマがそのままにげて行ったことだろうか) 村の人たちはいきなり暴れている人たちが少なかったのと同じようなものではないのでしょうか? (そんな人がたくさんいれば、もっと大事になっているだろう。 体調を崩した人が中心、と言うことは危険な存在になる確立は低い、とも考えられる) 沼が繁殖地のひとつと思われる、って事と酢が有効だって証明できたんですから、成果としては十分じゃないでしょうか? (このあたりの似たような条件の場所を調べて蟲が居れば酢で退治、と対処方法はできた気がするのだが) [Tue 23 Dec 2008 23:59:13]
◆沼 > (ぬらり、と水面が光る。あまり二人からは近くないが……大きく太い、蟲の肌が一瞬水面に現れ、ギリギリ水中を滑るように移動していく。水面に積もった枯葉の影にまぎれ、またあらわれる。そして、それとは別にもう一匹の小ぶりな寄生虫も水面に波紋を立てる。 よく周囲を調べれば。ほかにも数匹の蟲を確認できるだろう) [Tue 23 Dec 2008 23:50:59]
◆沼 > () [Tue 23 Dec 2008 23:48:56]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― … 奇妙だな。 (アライグマが感染したか調べる手段は、手の内に何一つも存在しない。動物に対する知恵など一つも無いのだから、仕草や様子だけで判断は出来ない。ペセルの様子を、後方から見守るように、見眺めたもの違和感は先程から感じている。) 自然現象として片付けてしまえば、それまでなのだが… (神妙な顔付きになり、サーベルの握る手を僅かながら緩めた。ペセルにも沼にも近付こうとする様子は一つも取らない。) [Tue 23 Dec 2008 23:45:50]
◆ペセル@寄生虫 > (アライグマが去って行った方を見る。 寄生はされていても異常化しなかったケースもある、という事だろう。 そしてよく見ればその獣が去った後の便にも同じような蟲) もしかして、ここが感染源のひとつなんでしょうか…? (どちらかといえば繁殖地、と言った方が正確ではあろう。 もしかしたら大きな固体の一部では、などと警戒していたが、そんなことも無くあっさりと退治された蟲をみて少しばかり気を緩めてしまう。 そのまま同じように先ほどのアライグマの便にも酢をかけようとする) [Tue 23 Dec 2008 23:39:25]
お知らせ > 沼さんが入室されました。 [Tue 23 Dec 2008 23:34:36]
◆沼 > (寄生されているはずのアライグマは、別段おかしい行動をとることも、ましてや触手などの身体的変化を起こしているわけでもない。しかし、糞便の中には蟲が確かにうごめいていた。尚も威嚇しながらゆっくりと後方に下がっていく。 一方、蟲は酢をかけられるうちに悶え水面を目指すが、あっけなく息絶えて……) [Tue 23 Dec 2008 23:27:54]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが入室されました。 [Tue 23 Dec 2008 23:15:32]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが入室されました。 [Tue 23 Dec 2008 23:11:39]
お知らせ > 沼さんが入室されました。 [Tue 23 Dec 2008 23:07:31]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが帰りました。 『只管、時が浪費されるばかり。』 [Tue 23 Dec 2008 22:42:55]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが帰りました。 『紡ぐ約束は果たされず。』 [Tue 23 Dec 2008 22:40:34]
◆マグヌス@寄生蟲 > (アライグマと視線を交差すれば、どう対処すれば良いのだろう。) ―――。 (右手にシールドを、左手にサーベルを持ち構えた。) [Tue 23 Dec 2008 22:35:32]
◆ペセル@寄生虫 > (ペセルは糞便に群がっている蟲らしき物へゆっくりと近づき、左手で酢をかけようとしている所。 右手にはフレイル。 ここで相手はどう動くのか…) [Tue 23 Dec 2008 22:32:32]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが来ました。 『滅する時を。』 [Tue 23 Dec 2008 22:03:21]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが来ました。 『今ここで…』 [Tue 23 Dec 2008 22:00:22]
お知らせ > 沼さんが退室されました。 [Sat 20 Dec 2008 22:37:42]
お知らせ > 沼さんが来ました。 [Sat 20 Dec 2008 22:37:40]
お知らせ > 沼さんが来ました。 [Sat 20 Dec 2008 21:54:41]
お知らせ > 沼さんが帰りました。 [Sat 20 Dec 2008 07:09:53]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが退室されました。 『蟲との戦いの結果は…』 [Sat 20 Dec 2008 03:20:20]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが帰りました。 『( 一時中断 )』 [Sat 20 Dec 2008 03:20:18]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが入室されました。 [Sat 20 Dec 2008 02:35:04]
◆ペセル@寄生虫 > ええ、襲われましたわね。 そちらは任せましたので…。 どうやら本命はこちらのようですわね。 (見覚えのある虫…がちょっと小さくなったような物。 あの生物の幼体ではないか、と予想をつける) このくらいのサイズでしたら…。 (そーっと近づいて糞にまとわりついて蠢いている白い蟲へ左手で取り出した酢をゆっくりとかけて見よう。 右手のフレイルはいつでも振るえるように構えておいて) …さて、どうなりますか…? [Sat 20 Dec 2008 02:34:53]
◆マグヌス@寄生蟲 > …? 感染していたら、凶暴化するんだったよな。 ( 直ぐに襲い掛かってもおかしくはない。ちゃんと鳴き声も出せるし、感染はしておらず、曖昧し過ぎて良く分からない。 ) 嫌な予感がして来た。 直ぐに酢をぶっ掛けて失敗するのもあれだし、感染していなかったアライグマに申し訳が無いな。 ( …あ。目が合った。 正常な状況であれば、癒されたい所だっただろう。今は受け入れようと思えず、盾の正面をアライグマに向けた。 ) [Sat 20 Dec 2008 02:30:03]
◆沼 > しゃーっ。 (顔だけマグヌスに向けながら、爛々と目を光らせ、小さな口を開いて威嚇するように声を出す。見たところごくごく普通の動物のようだ 。一方……糞便の方は、うじむし。いや、それよりもう少し大きそうな、白い虫が数匹うごめいていて) [Sat 20 Dec 2008 02:20:59]
◆ペセル@寄生虫 > (すぐに何か襲ってくる、というわけではないようだ。 見つけたのは今の所は無害そうなアライグマ。 息が荒いようではあるが…) 任されれば一応はがんばらせて頂きますけれど。 理論上では可能でも、うまくいく保障もなし。 ですか。 仕方がありませんわね。 (アライグマは放置するつもり、そちらを狩るのはマグヌスに任せる) …なんですか。 あれ。 (警戒しながら少し近づいて行けば臭気を感じた。 どうやら糞便のようだが…) ……何か居ますね。 (ここから見える大きさはそれほどでもなさそうだ。 左手は道具袋を探り始める) [Sat 20 Dec 2008 02:16:12]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― ペセルだけ任せる、という訳に行かないか。 ( 沼に視線を向ければ、音と共に蠢いているのが分かる。 ) … 私の魔術は、水の性質と特性を生かしたもの。 液体調味料にカテゴリされる「酢」も水分であり液体とでも取れる。 ( 酸性や劇薬も例外ではないが、爆風で自分をも食らう特性がある。 ) ―― 理論上では可能だが、試したくはない。 ( 天使の顔を曇らせた。 アライグマの様子を見やれば、生理的な嫌悪から来るものだった。 ) … 土に還したくはなった。 ( 舌打ちをし、腰からシールドを取り出し、右手の甲に装着をさせた。 ) [Sat 20 Dec 2008 02:11:20]
◆沼 > (音の下地点には、わずかに開けたような場所があり……そこには、臭気の強い糞便が人塊あった。もう少し離れた位置でまた音がする。そこにもし視線を向けるのなら、このあたりにいる、嘆息のアライグマのような夜行生物がそちらに振り返っているのがわかるだろう……そして、もし、糞便をよく観察すれば、白い何かがうごめいていることがわかる) [Sat 20 Dec 2008 02:05:46]
◆ペセル@寄生虫 > 心配くらいはしますわよ。 血と涙くらいは持ち合わせているつもりですけれど。 (その代わり、容赦はあんまりないのだろう) 念入りに叩き潰しておくに越したことはありませんわね。 (そして音が聞こえたのは沼の方角。 フレイルを手に、視線はゆっくりと周囲を) 聞こえましたわね。 大体、獣に取り付いていることが多いようですわ。 気をつけてくださいね。 (マグヌスの視線を補うように周囲を見ていく。 意識としては音が聞こえた方角が中心ではあるが) …マグヌス、水球は酢でも作れますの? [Sat 20 Dec 2008 01:54:25]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― 心配されるとは心外だな。 ( 近づかれれば怪訝な顔つきになり、彼女の顔を見下ろした。 ) そうか? 蟲は人間より繁栄力が高い上に、色んな環境でも生き延びるしぶとい生き物だからな…。 ( そういう意味では厄介のだろう。 よく蟲使いを倒せたものだ、と自分でも感心してしまう。 ) ――― 知性か。 ( がさ、がさ。 ) …? なにか、聞こえなかったか? ( この場にそぐわない音に、察すればサーベルを引き抜いた。辺り一帯を警戒しようと周囲に視線を向ける。 ) [Sat 20 Dec 2008 01:49:19]
◆沼 > (何やら不気味な物音がするのは……まだ手が付けられていない沼の一つから、獣の気配が感じられるだろう。がさ、がさと動くたびに雑草が揺れる) [Sat 20 Dec 2008 01:43:19]
◆ペセル@寄生虫 > そうですか? それならいいのですけれど。 病むときは魔であろうと天使であろうと病みますもの。 気をつけてくださいね? (クス、と笑みを浮かべつつ、近づいては小首を傾げて見せよう) 失礼ですわね。 そこまで殺しては居ませんわ。 (ただ、多少派手に体を破壊しているだけ、と心の中で付け加えよう) 生命力は案外強そうですもの。 念入りに倒しているだけですわ。 (そして、その後の言葉を聞けば笑みを浮かべて) そこまでの知性があるとは思いませんでしたけれど。 感染源はよく分かっていませんか。 それが分かれば、そこに近づかないようにするだけでもだいぶ違うのでしょうね。 [Sat 20 Dec 2008 01:32:54]
お知らせ > 沼さんが来ました。 [Sat 20 Dec 2008 01:30:43]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―――、 感染源はまだよく分かっていない。 何が原因なのかですら、な。 蟲のせいだというのは分かってはいるがな…。 ( 表情を曇らせた。 ) [Sat 20 Dec 2008 01:24:02]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― 大聖堂から長時間も離脱すれば、身体の維持が困難になるだけだ。 ( 病むほど軟いなものではない、と拗ねた。 ) その様子だと、随分と殺して来たようだな? ( 肩を竦めて見せた。 幾度も、ペセルの本性を覗いても良い気分にはならない。 逆に半端な気が当てられ、身体に支障を浸すのかも知れない。 ) 構わん。 どのような理由があろうとも、我らに刃を向けた時点で ――― 殺される覚悟を持ったのと一緒だ。 ( 間 ) 否。 住処に押し入る前に、既に迷惑と被害を振り掛けられている。 ( 理由は十分だ。 と。 ) [Sat 20 Dec 2008 01:22:45]
◆ペセル@寄生虫 > (あるいはマグヌスに流し込んだ魔力の残滓が引き寄せるのかもしれないが) クス。 それは残念ですわね。 病は気から。 今は体調がよくても、気分がよくなければすぐ体調を崩してしまうかもしれませんわね。 (詠うような口調から機嫌がいいことを察することはできるだろう。 やや、魔の性が強く出ているときでもある) そうですわね。 ただ、こちらに害があるからといって根絶やしにしてもよろしいものかしら。 住処に押し入ったのはこちらですもの。 (とはいえ、戦う気はある) 感染源の心当たりはあって? [Sat 20 Dec 2008 01:12:02]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( ペセルの気配は分かり易い。個人的なのかも知れないが、一緒に居る時間が長すぎて察しやすくなってしまったのだろうか。さて。 ) 体調は好調。 気分は最悪。 ( 意味深な返事で返した。 ) 感染を抑えることは出来ても、感染源の根絶をしなければ…。 ( 終わらないのでは? なんて不安めいた言動をした。彼女の表情を見やれば、相変わらずか、と内心で溜め息を吐いた。 ) [Sat 20 Dec 2008 01:07:02]
◆ペセル@寄生虫 > (足音にすぐに気がついたか、マグヌスへと視線を向けて、そして口元に笑みを浮かべる) マグヌス、調子は如何ですか? 仮説は正しかったみたいですわ。 試してみたら酢に弱いことは間違いなさそうでしたもの。 (狩をして満足した。 そんな雰囲気がある笑み。 多少の物足りなさも混じっているようで) [Sat 20 Dec 2008 01:00:56]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( 魔性の気配を感知し、次第には接近をしていた。遠くからペセルの姿を認識すれば、軽くと首を傾げる。 ) ―――。 ( 直ぐに声を掛けて良いのか、タイミングを見計らいながらペセルの元まで近づこうと試みた。 ) [Sat 20 Dec 2008 00:52:49]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが来ました。 『( 足音を響かせて。 )』 [Sat 20 Dec 2008 00:50:14]
◆ペセル@寄生虫 > (とはいえ、弱点までは見つけることができたのだし、最低限の仕事は十分果たした、徒も考えていい気がしている。 半分以上はガス抜きのため、と考えている) 発散できるうちに発散させて起きませんといけませんものね。 [Sat 20 Dec 2008 00:47:54]
◆ペセル@寄生虫 > (依頼としては最後の日。 蟲の生息地域の確認と対策くらいができるところではあろう。 できるだけ脅威となりそうな蟲をつぶしておくことも) さて、と。 (酢はちゃんと持っていくことにして) [Sat 20 Dec 2008 00:33:34]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが入室されました。 『最終日。』 [Sat 20 Dec 2008 00:27:14]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが退室されました。 『ふふふ…。 』 [Thu 18 Dec 2008 23:24:45]
◆ペセル@寄生虫 > でも、一匹だけでは確実ではありませんわよね。 (フレイルに付着した蟲と獣の体液を布でふき取りながら呟く) まだまだ、夜も長いことですし…。 (次の獲物を探しにいこう。 今のうちにできるだけ発散しておきたい) [Thu 18 Dec 2008 23:24:26]
◆ペセル@寄生虫 > でも、一匹だけでは [Thu 18 Dec 2008 23:22:51]
◆ペセル@寄生虫 > 逃がさないですわ。 (急いで離れていくそれを見て、袋から酢の入ったビンを取り出し。 ふたを開けて投げつける。 正確に命中、とは行かなかったが、飛びちった酢にはあたったようでミミズが切れるときのように苦しげにじたばたと暴れ始めるのが見えた。 さすがに量が少なく死ぬところまではいかないようで) 「酢に弱い」 というのは強ち間違った情報ではなさそうですわね。 (どちらかといえば塩がかかったナメクジ、であろうか。 ともかくその蟲はフレイルで叩き潰し止めを刺しておく) [Thu 18 Dec 2008 23:21:48]
◆ペセル@寄生虫 > (そのまま、2度、3度と叩きつけてその体を文字通り叩き潰していく) 潰れて下さい。 折角ですから、ぐちゃぐちゃになってくれると嬉しいですわ。 (…そうして叩いているうちに、先日よりも小型の蟲が逃げ出すのが見えた) [Thu 18 Dec 2008 23:16:58]
◆ペセル@寄生虫 > 【結果:奇数】 (…見つけた。 口元の笑みがつりあがり、三日月のようにも見えただろう。 どこか動きのおかしい獣。 猪であろうか。 怪我をしているにしては周囲を警戒している様子もない) あはははははっ!! (右手に手にしたフレイルを思い切り振りぬく。 胴体に命中したそれは獣の体を思い切り吹き飛ばした) [Thu 18 Dec 2008 23:11:02]
◆ペセル@寄生虫 > ありませんわね。 (そんな風に呟いて、 さらに周囲を探すことにしよう。 【判定】 もしかしたらそれらしい影を見つけることができるかもしれない) [Thu 18 Dec 2008 22:59:43]
◆ペセル@寄生虫 > (ふふ。 と時折笑みをこぼすのは怪しい人以外の何者でもなく…) このまま、不完全燃焼では終わりたくは [Thu 18 Dec 2008 22:58:46]
◆ペセル@寄生虫 > そういえば、強烈な口付けをされたことにもなるのですわね。 (包帯を巻いている左腕を見る) キス、という割にはあまりに乱暴で血が出てしまいましたけれど。 (ふふ。 と口元に笑みを浮かべる。 せっかく準備は万端にしたのだ) さあ、早く出てきてくださいな。 (…叩き潰してあげますわ。 口の中でそんなことを呟く。 相手が出てこないのは酢を持っているというだけではなく。 彼女の異常な雰囲気を感じて、かも知れない) [Thu 18 Dec 2008 22:50:09]
◆ペセル@寄生虫 > (今回の装備はフレイルと腰に袋。 中身は酢の入ったビンである。 フレイルは抜いたまま。 ゆっくりとあるいている) コレに弱いのかどうかの実験もしたいのですけれど…。 ふふ。 会いたいときに会えず、会いたくないときに出会う、なんて…。 これが恋愛事ならばお話がひとつ作れそうですわね。 (もちろん相手が素敵な王子様、なんてことはなく、グロテスクな蟲相手なのだが) 私にはそれ位がお似合い、という事かもしれませんわね。 [Thu 18 Dec 2008 22:43:31]
◆ペセル@寄生虫 > (期日も残りわずか。 マグヌスとともに地方村を訪れたペセルは独自に村の周辺を回っていた。 聞き込みなどはマグヌスにまかせ、期間内にできるかぎり脅威を取り除きたい所) …とはいえ、相手の生息地がどこなのかわからないと効率的な戦いは難しい) 出てきてくれると有難いんですけれど。 (生肉など持ち歩けば無用な獣も呼び寄せてしまうし、難しい所。 好物でも分かればいいのだが) [Thu 18 Dec 2008 22:31:21]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが入室されました。 [Thu 18 Dec 2008 22:26:11]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが帰りました。 『魔の眷属、とは…なんだ?(最後の台詞に顰めた。帰還に同伴する。)』 [Thu 11 Dec 2008 00:37:55]
お知らせ > ペセル@寄生蟲さんが帰りました。 『そして夜が明けてから一度ヴェイトスへ戻ることだろう』 [Thu 11 Dec 2008 00:36:33]
◆ペセル@寄生蟲 > 魔の血を引いているからといって魔族が住んでいる場所が好きだ、というわけではありませんわ。 (そして病院の関係者と聞けば、頷こう。 どういう結果になるかは分からないが) 私が勝手に求めるだけですわ。 (ふふ。 と楽しげに告げて) [Thu 11 Dec 2008 00:36:05]
◆マグヌス@寄生蟲 > 魔の眷属が好む世界では無いのか――? それとも過酷な環境だから、歪んでしまったのだろうな。 ( これも推測の範囲内に過ぎない。 笑うことも頷くことも出来ない。 ) … 病院の関係者に知り合いがいる。 その人に相談してみるとしよう。 ( 頼れる人物に心当たりはある。良い結果が出せるのかは不明ではあるが。 ) ―― … 。 気に入られても、私は応えられない。 ( 又もや口付けを許してしまい、呆れ顔になりつつ唇を撫でた。 ) [Thu 11 Dec 2008 00:33:01]
◆ペセル@寄生蟲 > あまり面白そうな世界ではありませんわね。 (クス、と笑みを浮かべよう) 寧ろ積極的に調べてもらうために運んだほうが良いと思うんですよね。 病院辺りに持っていって。 (大きな設備があるところで調べてもらったほうがいいだろうと) ええ、そうですわね。 でも、私はマグヌスを気に入ったんですよ。 (笑みを浮かべてすばやく口付けをして離れようとするだろう) [Thu 11 Dec 2008 00:28:26]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― 私もだ。 戦線に赴いた天使に聞くと、火の海で光の差さない世界だったとも聞いている。 ( あの事件は、力が枯渇していた為に参戦が出来なかった、と独り言を。 ) そうだな…。 死体をヴェイトス市に運ぶのは気が引けるし、何処かで預けて置いた方が良いだろう。 一時的にヴェイトス市へ帰還をするとしようか。 ( 夜遅くからでは危険性が高いし、朝が開けたら出発するという流れで良いか、と確認を取ろう。 ) はぁ…。 私より可愛い子や綺麗な子など幾らでもいると思うんだが? ( 何故、あえて天敵の天使であり、エクソシストに関わるのか。あるいは好感を持てるのか理解しかねた。 ) [Thu 11 Dec 2008 00:25:08]
◆ペセル@寄生蟲 > あらあら、私は魔界はどんなところか全然しりませんので、戻りようがないですわね。 もしも、ですし、その予防をすればよろしいでしょう? (しかし襲ってみたいとも考えてはいた) さすがに今は持ってきていませんから、買う事になりますわね。 (そして顔を…と言うのに不満そうな表情を浮かべ) ふふ。 勘違いしておりますわよ。 私が可愛い、といったのはマグヌスの態度ですわ。 どれだけ顔を隠したところで可愛い、と感じることに違いはありませんわよ? (それとも、赤くなっているところを見られたくはないのですか、とからかおう) なんにしてもまずはお買い物ですわね。 [Thu 11 Dec 2008 00:18:25]
◆マグヌス@寄生蟲 > ーーー――― いっそ、魔界に戻りたいか? ( 忘れてた。彼女は官能小説を買い揃えていたのを。 明らかに嫌悪の眼差しを向けていた。 ) 酸っぱい液体…。 殺菌か…。 それで消毒してくれれば良いのだが…。 ( いまいちに実感が沸かなかったらしい。 ) これだから顔を曝け出すのが嫌だったんだ。 ( 羞恥心を芽生えるもの、言いようの無い不満を漏らした。顔を隠すような道具でも探すとしよう。足は寝床として借りている場所で赴こう。 ) [Thu 11 Dec 2008 00:13:54]
◆ペセル@寄生蟲 > その時は多分触手をびゅるーと出してマグヌスを襲うことでしょうね。 (笑みを浮かべたまま。 割と本気でそんなことを考えているらしい) すっぱい液体ですわね。 殺菌できるらしいですわ。 …ものすごく染みますわね。 (染みて痛いくらいだろうと。 一先ず知っている知識を伝えようか) 可愛い、といわれるのになれていませんものね? (クスクス、と引きつっているところを見て笑おう) [Thu 11 Dec 2008 00:08:32]
◆マグヌス@寄生蟲 > … 貴様が操られるなど、想像はしたくもないな。 ( 溜め息を吐いた。 村の保護をする同時に、ヴェイトス市に被害が出ないか調査する必要性がある。 ) …なぁ、そもそも 酢ってなんだ? ( 場違いな質問を相手に投げ出した。 ) そういう食べ方もあるのだな。 ―― 食べ物を傷口に掛けても大丈夫なのか。 ( 食べ物は詳しくない。そもそも食事を滅多にしないし、知恵は誰よりも浅い。質問だらけを相手に投げるばかり。 ) ――― … ッ ! 止さないか、鳥肌が立ってしまう。 ( 引き攣った笑みを見せる。 ) [Thu 11 Dec 2008 00:05:05]
◆ペセル@寄生蟲 > 蟲の撃退方法。 操られないためにはどのようにすればいいのか。 考えることはたくさんありますわ。 (主に調べることになるのは自分以外。 一先ず村をある程度護れれば良いと考え) ええ、そうですわね。 (様子を見る必要はあるだろうと) …酢、ですか。 私の傷にもかけてみたほうが良さそうですわね。 後、念のため食べ物にも…。 (酢を使ったドレッシングをたべることにしてみればいいだろう) 何もしないよりはマシですわね。 (傾向があるなら試してみるべきではあろう) いいえ、かわいらしいですわよ。 マグヌスは。 (笑みを浮かべて見せようか) [Wed 10 Dec 2008 23:57:17]
◆マグヌス@寄生蟲 > そうだな…。 蟲自身が生物を操作するのか―― … 厄介な能力だ。 ( 舌打ち。 ) それもそうか。 暫くは様子を見るとしよう。 ( 彼女の説明を聞けば、ブスシの能力と酷似するが異なる。 ) ああ…、曖昧な情報とは説明して置こう。 十数人に及ぶ調査なのだが、正常者の全員は酢や漬物、酸味に関連する食べ物を摂取している。 不調を訴えたものは摂取していない者が多数であった。また感染した者の身元や性格、好みなど聞いたが摂取をしないものが多数だった。 ( 間を空けてから、持論から考えた答えを言い出そう。 ) 摂取した者が、感染に至らなかった、と考えても良いだろう。 ――― 浅はかな推測ではあるが。 ( 確信は持てない。感染しない者の生活や好みを把握する必要がある。 ) …、 可愛いなど。 褒められたくなかった。 ( 撃沈。 ) [Wed 10 Dec 2008 23:50:59]
◆ペセル@寄生蟲 > 今回は仕事ですしね。 遠慮の必要はなさそうです。 (そんなことを告げつつ) 私が見たのは蟲自身が生物を操っていたように見えましたわね。 つまりは粘液や牙で傷つけられただけでは感染しているとは考えにくいと思いますわ。 卵か何かを介して成長して、あんな感じになったのだと思うのですけれど。 (あの死体を調べれば米粒ほどの卵は見つかるかもしれない) あいまいな情報でも手に入れたのでしたら試してみては如何ですか? (一応、消毒はしてあるが) ふふ。 残念ですわね。 でも、そんなところが可愛いのですけれど(楽しげに笑みを浮かべよう) [Wed 10 Dec 2008 23:39:15]
◆マグヌス@寄生蟲 > 害をなす生物で、意思の疎通が出来なければ ―― 殲滅及び討伐しても構わん。 ( 彼女の言葉に頷けば、共感でさえする。 ) 牙や粘液からでも感染するのか? ―― 100%と言い切れないならば、0%とも言い切れないのだな。 ( 酷い傷では無いが、状況的に把握すれば最悪の事態かも知れない。 ペセルの精神と肉体が健康的なのが不幸中の幸いといった所か。 ) … となれば、時間を掛けない方が良さそうだ。 ( 感染の対処を早急に見つけ、ペセルと村人に対策を伝えなければならない。 ) 何度も云うが、可愛がられるのは趣味ではない。 後、誰かのものになるなど毛頭もない。 ( 首筋を撫でようとすれば、片手の甲で妨げるようにした。 ) [Wed 10 Dec 2008 23:32:27]
◆ペセル@寄生蟲 > 被害が出そうな相手は叩き潰して置きませんといけませんもの (クス、と笑みを浮かべた) 生け捕りに出来そうな相手ではありませんでしたね。 網もありませんでしたし。 (苦笑を浮かべようか) 相手に噛まれたんですけれど。 今のところは特に影響はなさそうですわ。 100%感染されていない、とは言い切れませんけれど。 (傷口を見せれば皮膚が削られたようになっている。 あまり深い傷ではなさそうだろう) マグヌスを可愛がってあげているだけですのに。 それにそんなにひどいことをした覚えは無いのですけれど? (ぷい、とした彼女の首筋を撫でようとするだろう) [Wed 10 Dec 2008 23:22:45]
◆マグヌス@寄生蟲 > ―― … 。 情報が無い割りに、手が出るのが早いな? ( ペセルの性格上、短気、好戦的、短絡的、… etc. だった。 感心すると同時に、呆れっぽい息を吐いていた。 ) 犬 …? 生かしたまま、では難しかったのだな。 ( 何か察したように、眉間に皺を寄せた。 ) 怪我したのか…? 感染された、とかの可能性は無いだろうな? ( 怪訝な顔つきになり、彼女の腕を見眺めた。執拗に問い出す彼女に呆れた表情になる。 ) … 玩ばれた夜を明けた後に、ペセルの傍に居るのが恐ろしいよ。 ( 被害者なのは私だ、と念入りに告げた。ぷいっ。 ) [Wed 10 Dec 2008 23:17:31]
◆ペセル@寄生蟲 > (【偶数】) 私のほうは特にめぼしい情報はありませんでしたわね。 (そして試す価値がある情報、と聞けば) それならちょうどいいサンプルがありますよ。 とはいえ、死体なんですけれど。 此処に来る時に犬に襲われまして。 その時に出てきた化け物ですわ。 (こちらは左腕のところを繕っている服。 良く見れば左腕に怪我をしていると分かるだろう) …そして置いていった事に関しては何もなし、ですか。 (はぁ、とため息一つ) [Wed 10 Dec 2008 23:07:10]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( *PLが誤解しておりました。判定で、 割り切れない数字 → 奇数 。 割り切れる数字 → 偶数 、です。 奇数の方が何かしらの情報が掴める、ということでした。この場をお借りして、皆様に困惑させた事を謝罪いたします。 ) ( 村人から、聞き取った情報の中に、確かなものは何にしろ。価値がありそうなものはあった。 酢漬けものを常食する者は感染に至らず、逆に常食しない者に感染および腹痛や下痢を訴える者は多数だと判断する事が出来る。 ) 酢か …。 詳しく調べてみ、る…。 ( 聞き慣れた声。 ) … ペセル。 確かとは言えないが、試す価値がある情報は手に入れた。 ( 置いてぼり、に関しては完全にスルー。簡単に説明をしよう。 ) [Wed 10 Dec 2008 23:02:42]
◆ペセル@寄生蟲 > (一足先に村に来ている彼女を探してあちこちをうろうろとしていた。 ついでにこの村に関しても多少の聞き込みをしては居た。 本当は暴れるのが主目的なのだが、その為に他の事を何もしなくても良い、というわけではない) ひどいですね。 置いていくなんて。 その代わり、何か情報は集まりましたか? (不満げに告げつつ、そういうペセルの情報は…【判定】) [Wed 10 Dec 2008 22:48:16]
お知らせ > ペセル@寄生蟲さんが入室されました。 『探しましたよ。 マグヌス。 (声をかける少女。』 [Wed 10 Dec 2008 22:45:41]
◆マグヌス@寄生蟲 > 【結果:奇数】( 情報量の収集率は確信に至らない。よって、確かな情報を入手できず、曖昧な情報だけで終わった。 ) … まだ情報を集める必要はあるようだな。 ( 感染者から正常者に復帰する方法は確かに存在するのか、それだけが気がかりだった。矢張り、ランセット先生やブスシに協力を仰げば良かったかも知れない。だが、自分の都合で巻き込むのも気が引ける。 ) 参ったな。 … 他の連中と交流が出来れば良いのだが。 ( 所謂、情報の交換と整理をすれば迅速で的確な答えを見つける事が出来るのではないか? ) 考えたし、行動に移るとしよう。 ( 他の連中… 参加者に呼びかけてみよう。先ずは依頼主や協力者にお願いをして、伝言か手紙を伝えて貰おう。 ) [Wed 10 Dec 2008 22:44:22]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( ベツプ村。 周囲の湿地帯、及び地形の特徴を確認していた。 怪物と遭遇した訳でもなく、原因が分かった訳でもない。 ) ―――。 ( 黒装束を身に纏う女性。腰元にシールドとサーベルを吊るし、胸鎧を装着している。周囲の人達に余計な威圧を与えないようにする為でもあった。そもそも村の中に武器を持ち込んだり、見せ付ける自体が間違っている気がするけれども――。 ) ――、以上の食事を摂取したという事で間違いはありませんね? … そうですか、夜遅くに押し掛けてすみません。 ご協力を有難う御座いました。 ( 不器用であるもの、唇に柔和な笑みを秘める。相手に礼儀を尽くすように頭を下げては、村人が家の中に戻るのを見送った。 )【判定】 [Wed 10 Dec 2008 22:31:33]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが来ました。 『ベツプ村 二日目』 [Wed 10 Dec 2008 22:23:12]
お知らせ > ペセル@寄生虫さんが退室されました。 『腕に不安の種を残しつつ…。』 [Wed 10 Dec 2008 00:25:02]
◆ペセル@寄生虫 > 【結果:奇数】(自分が調べてみてもよくわからなかった。 ヴェイトス市に持っていった方が良いかもしれないが、マグヌスと合流してから判断しようと考える。 入れ物は…、都合のいいものはない。 トランクに入れるなどは論外である) …不気味ですが、仕方はありませんわね。 (そうして不気味な体液をこぼした蟲のサンプルを村に運び込むことになる) [Wed 10 Dec 2008 00:23:59]
◆ペセル@寄生虫 > あ、そういえば、これ、サンプルになるんですかね…? (思いっきり叩き潰してしまった所は多いが、一部は無事のままだ。 持ち帰って調べてもらったほうが良いかもしれない) 多少のことでしたら、蟲使いの知り合いもできましたし、大丈夫ですよね…。 (そんなことを考えつつ倒した蟲の遺体を簡単に調べてみよう) 【判定】 [Wed 10 Dec 2008 00:20:37]
お知らせ > 物音さんが退室されました。 『化け物は、もう動かない。』 [Wed 10 Dec 2008 00:16:45]
◆ペセル@寄生虫 > (ぐしゃ、と蟲を叩き潰した感覚が伝わる。 その体液がべったりとトランクと服に付着し、さらに噛み付かれたところも破れてしまっている。 傷はそれほどは深くなさそうであるが血は滲んでいて) …寄生、されませんわよね? (トランクはそのまま手持ちのタオルできれいに拭く。 後で着替えも必要だろうが、それは村についてからにしよう。 そしてトランクの中から消毒用の薬草を使って傷口の消毒はしておく。 つばをつけたりはする気はなくて) ……そのときはその時ですか。 (この消毒がどこまで効果があるかは疑問である) [Wed 10 Dec 2008 00:11:35]
◆物音 > (バトルポイント2を、どうぞ) [Wed 10 Dec 2008 00:05:56]
◆物音 > (ぐじっ…………。 いやな音を立てて蟲はつぶれ、往生際悪そうに動いているがやがて動かなくなって…… 卵は、傷口にまぎれた場合はごくごく低確率で。傷をなめたり、卵が食べ物に付着したりして口、から入ってしまえば、大目の確立で寄生されるだろう) [Wed 10 Dec 2008 00:05:42]
◆ペセル@寄生虫 > (どこから仕入れた情報かはわからないが、マグヌスから寄生虫がかかわっている、とも聞いていた。 先ほどからの様子でこれが件の生物ではあろう。 距離を置こうとしてもすぐに絡み付いて来たのでそれはあきらめ、噛み付かれたところを狙い) 肉を切らせて…というやつですね! (無理に振りほどくのをあきらめ、変わりに本体の胴体らしきところへトランクを振り下ろし、触手体を叩き潰そうとする。 左腕に卵を産み付けられることになるのだろうが…) [Wed 10 Dec 2008 00:02:17]
◆物音 > (ゴカイのような、鋭い歯が二度三度とその腕に傷をつけようとする……最も恐ろしいのは、絡み疲れた場合傷口近くに卵をこっそり産み付けられることだが……もし振りほどくことに成功するなら、その奇妙な生き物は、草むらに隠れまぎれようとするだろう……) [Tue 9 Dec 2008 23:55:20]
◆ペセル@寄生虫 > (二度の攻撃は確かに効果があった様子。 だが、触手状の生物がしつこくこちらへと向かってくる) もう!! (のど元に食いついてこようとする触手を見て振り払おうと腕を振るいつついったん距離を置こうとバックステップをする。 その際に腕を噛まれたり傷をつけられたりするかもしれないが、すぐに振り払おうとするだろう) こっちが本体、ってことでつぶさないといけないようですわね。 [Tue 9 Dec 2008 23:53:12]
◆物音 > (体は、確かに犬の体に当たったが、もはや犬は今の一撃で絶命していたようで、変わりに中から触手が飛び出してくる。いや、触手は犬の体から生えてきているものであり、寄生していた本体は宿主のからだから苦しげに這い出し、ぺセルののど元に食いつこうとするが……あまりすばやい動きをするものではない) [Tue 9 Dec 2008 23:44:15]
◆ペセル@寄生虫 > ゾンビですか! (トランクは確かに命中した。 しかし、振りぬいた先からそのまま触手で元に戻っていく。 その様子を確認すればトランクを振りぬいた勢いのまま強引に体を回転させ、飛び込んで来た体に叩きつけようとした) しぶといのは嫌われますよ!! [Tue 9 Dec 2008 23:39:03]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 [Tue 9 Dec 2008 23:36:46]
◆物音 > (犬は……どうもあまり生きているようには見えないだろう。いくらか前に村人を襲った固体かもしれないが……冷静に見て、それは腐りかけていた。伏せるようにしてぺセルの一撃を交わそうとするが、頭部はトランクにぶつかり千切れる……と思ったその瞬間、ちぎれとんだ首を取り戻そうとするかのように首の大穴から触手が伸び、頭部をつなぎとめそのままぺセルの懐に飛び込む) [Tue 9 Dec 2008 23:31:20]
◆ペセル@寄生虫 > (魔力をトランクへ流し硬質化させる。 元々かなり頑丈なつくりの物ではあるが念には念を、という感じで) ちょこまかしては行けないですよ! (犬の様子が多少おかしかろうと関係はない。 けん制するように周囲を飛びまわろうとするなら、トランクを縦にして広い面を使い犬を横から叩き弾き飛ばそうとする。 狙いは頭。 そのまま叩き潰してもおかしくない勢いで振るおう) [Tue 9 Dec 2008 23:23:44]
◆物音 > (犬は、完全に狂っているように見えるだろう。かくかくと獅子舞のように首を振り歯を鳴らしながら、飛び跳ねるようにしてぺセルの周囲を飛びまわろうとする。時折いびつに間接や皮膚の下がうごめくようなことすらあって……) [Tue 9 Dec 2008 23:19:03]
◆ペセル@寄生虫 > (距離があるなら、こちらも対処を行う時間はある。 犬のような早い相手であれば面の攻撃の方が有効だろうと考えて、そのままトランクを構え、犬へ向かって走り出す。 その両手には魔力を込め始めて) …… (そして、その口元には笑みを浮かべる) 叩き潰してあげます! [Tue 9 Dec 2008 23:06:52]
◆物音 > (まだお互いに距離はある。ゆっくりと、首を下ろし、犬風貌はそのよろめいた足をゆっくりと進め、ぺセルめがけて丘を下り始める。やがて、おぼつかない足取りだけはそのまま加速をはじめ、狂ったような動きで駆け出していく) [Tue 9 Dec 2008 23:01:27]
◆ペセル@寄生虫 > どうやら、ターゲットのようですわね。 (返事もなく、どうやら目の前の獣は単独のようで。 さらに警戒していたところに口からなにか飛び出してきた。 こちらに向かってきたのであればトランクの側面を叩き付けてはじこうとするだろう) できれば、荷物は置きたかったんですがね。 [Tue 9 Dec 2008 22:59:02]
◆物音 > (影は、ゆっくりと雑草を掻き分け、丘の上に上っていく。答えは無い。それにその背丈を見ても、人間ではなく獣だとわかるくらいにはよく見えるようになるだろう。その犬は、足を突っ張らせながらゆっくりと起き上がり、不意に大きな声を上げてほえる) るうううううううううっ、るぶるlぶぁあlるあるっ。 (何かがあわ立つような音とともに遠吠えが途切れ、同時に犬の口から何か長いものが一瞬飛び出す) [Tue 9 Dec 2008 22:53:47]
◆ペセル@寄生虫 > (トランクの中身は数日分の食料と着替え。 村ということで必要はないだろうと思いつつも簡易テントを入れてきている。 それでもすべての荷物を詰め込んでいるときよりは軽い) 遠出をするときはやっぱりこれと一緒が良いのですよね。 (そんなことをつぶやきつつ) …おや? (がさ、という物音。 このあたりに出るとは聞いていたのでそれなりに警戒していた視線を向け。 両手でトランクを持ち直す) ……誰かいますか? (その様子が犬に見えても一応、声はかけてみよう) [Tue 9 Dec 2008 22:51:21]
◆物音 > (不意に聞こえる、草を掻き分けるような音。30メートルほど離れた場所に、丘と呼ぶのも気恥ずかしいような、小さな隆起した場所がある。そこに、なにやら犬のようなものが上っているが、どうも動きがおぼつかない) [Tue 9 Dec 2008 22:48:54]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『@.EM』 [Tue 9 Dec 2008 22:43:38]
◆ぺセル@寄生虫 > (マグヌスに遅れて到着した少女。 冒険用で少し汚れてもかまわないようなワンピースを身に着けて大きなトランクを手にしている。 腰にフレイルをかけ…) おいていくことはありませんよね。 (準備はほぼできていたので追いかけるだけではあったが。 歩きを使ったのですっかり日が暮れてしまった) マグヌスは先に調査を進めているのでしょうかね。 (現在は村のすぐ近くではあるが、まだ魔物が徘徊していそうな場所。 細かい調査はマグヌスに任せ、自分はひとまず現れるという魔物狩りに専念するつもりでいる) [Tue 9 Dec 2008 22:41:20]
お知らせ > ぺセル@寄生虫さんが入室されました。 『遅れての到着』 [Tue 9 Dec 2008 22:36:16]
お知らせ > マグヌス@寄生蟲さんが退室されました。 『…時間の経過とともにテンションが下がっていった。』 [Sat 6 Dec 2008 23:57:47]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( ブスシの名前を決めてから、安眠できる場所を作ってから、何が出来るか教えて貰わなければいけないか。 ) … バニラアイス。 クリーム。 ホワイトケーキ。 キャンディ。 チーズ。 チョコ。 キュルルン。 シロ。 ビャッコ。 グリフォン。 フィンクス。 ( 半ば、他国の言語が混ざっているがご愛嬌。 西洋菓子しか思い浮かばなかった。 ) ―――― 何、考えてんだろう。 ( 神に捧げる身、とは言わないが、聖職者なのだ。邪念を持っては元の子も無い。 ) [Sat 6 Dec 2008 23:57:21]
◆マグヌス@寄生蟲 > ( 湿気が異常と言っても過言ではない。 それでも人間は環境に適応し、身体の調整を容易くにしてしまう。 ―― ある意味、尊敬するし羨ましい。 ) では湿地帯が幾つあるのか、前以て確認をして置くのも良いだろう。 ( 私達と別の参加者が居た気がする。その人が危機に陥っていなければ良いのだけれど。自分の身を守れるようになってからの話ではあるが。 ) … ブスシの名前 如何するかな。 ( 自宅に置ききりだ。 気持ち良さそうに寝ているし、ハムの乗せたパンを残さずに食べているだろうか、暖炉の付け方は分かっているのだろうか、間違っても冬眠してしまわないのか、…心配だ。 ) [Sat 6 Dec 2008 23:47:49]
◆マグヌス@寄生虫 > ( 奇数。情報の入手は不可。 )( 感嘆の声を漏らしても、返事をしてくれる相手は誰も居ない。 何しろ。 ぶっちゃけ、言うと… PTのペセルは放置して来た。 ) …… うん。 ( 一人で頷き、納得をしていた。 皺を眉間に寄せつつ、不機嫌やら微妙な表情になってしまった。 親指で眉間をマッサージしつつ、表情を正そうとしていった。 ) さて、村人に聞き込みをしようとは思ったが…。 ( 静まり返った村。流石に依頼主や村人の家に押し掛けるのは悪い気がする。皮製袋を背負いながら、馬車から降りていった。 ) [Sat 6 Dec 2008 23:35:21]
◆マグヌス@寄生虫 > ( 馬車を利用し、移動の時間を短縮した。金よりも時間の方が大事だ。一分一秒だけでも多くの命に関わるのだから。 ) ―― 予定より遅れてしまったが、遅れを取り戻さなければ。 ( 龍の眷属を戦闘し、和解(?)をする事で関係を築いた。 魔の眷属との和解…、微妙だが敵とは言い切れない。 ) それにしても珍しい村だな。 ( 250人程度。人種は混合し、助け合う。異端ではあるが、天使の理想に近かった。馬車の窓から村全体を見眺めよう。 )【判定】 [Sat 6 Dec 2008 23:27:09]
お知らせ > マグヌス@寄生虫さんが入室されました。 『ベツプ村へ初訪問』 [Sat 6 Dec 2008 23:18:49]
お知らせ > マー@寄生蟲さんが退室されました。 『( 結局、その日は化け物に出会えず引き上げた。 )』 [Fri 5 Dec 2008 00:59:51]
◆マー@寄生蟲 > ( もし依頼の期間が過ぎて化け物を見つけられなかったとしても、暫くは村に滞在しよう。正体がなんだったのか、もう危険はないのかぐらいははっきりさせてやりたい。 ) それにも限度はあるが…。 ( 流石にずっといつまでも滞在、というわけには行かない。馬車を使えばそれほど時間は掛からないし、往復するぐらいなら出来るが。 ) [Fri 5 Dec 2008 00:57:03]
◆マー@寄生蟲 > ( ちゃぽん、と水筒の水が跳ねる音と、自分の足音が混ざる。これで水筒の中身が酒だったら最高なのだが。こんな寒い夜は酒で身体を温めるに限るから。 ) …へーっくし!! うー、寒いわい。 ( ずず、と鼻を啜る。自慢の髭に鼻水がついてしまっては大変と、懐から取り出した布で鼻の下を拭う。 ) [Fri 5 Dec 2008 00:46:13]
◆マー@寄生蟲 > ( 最近、どうにも喉が渇く。歳のせいだろうか? ) あんまり水を飲むと小便が近くなるから嫌なんじゃがのぅ。 ( 水筒の蓋を閉めながら、老人は村の中を見回っている。村の中とは言っても、あまり人気の無い夜道だが。 何故そんなところを歩いているかというと勿論、例の化け物退治のためだ。今のところそれらしい奴と出くわしたりはしていないが。 ) 出ないことには越したことはないか…いやいや、きちんと退治せにゃ村の衆は安心して暮らせんからの。 ( 探したけど見つかりませんでした、では不安は残るままだ。 …さて、【判定】 ) [Fri 5 Dec 2008 00:40:50]
お知らせ > マー@寄生蟲さんが入室されました。 『水筒の水を飲む。』 [Fri 5 Dec 2008 00:35:45]
お知らせ > リヒャルト@寄生虫さんが退室されました。 『今日は其処で引き上げた』 [Wed 3 Dec 2008 22:55:58]
◆リヒャルト@寄生虫 > (だが、どうして銃を捨てて生きられる?銃を撃たずに生きていける? 例えるならば、この瞬間まで剣だけを振るって生きてきた騎士や傭兵に銃を与え、これから先は銃で生きていけと言うようなものだ。 無理だ。この銃あってこその自分なのだから。――糞)…………、……、…。(息が荒くなってきている事に気付く。 興奮を感じる一方で、ひどく怖い。狙われているかもしれない。いつ襲われるかもわからない。弓矢か、魔法か、はたまた得体の知れない何か。ヴェイトス島との戦争は地獄だった。 魔法が飛び交い、超人が闊歩し、化物のような連中が襲い掛かってくるのだから。夜襲を受けた事もあったし、上空から舞い降りた龍騎士によって仲間が吹き飛んだこともある。そして自分は脚を吹き飛ばされた。 軋むように脚が痛む。無いはずの足が、だ)…………糞。(小声で、小さく呟いた) [Wed 3 Dec 2008 22:13:28]
◆リヒャルト@寄生虫 > (泥と草木に汚れ、息を殺して地面に這い蹲り、目と耳と鼻と直感とを総動員して標的を探る――結局、リヒャルト・アレクセイという人間は銃が無ければ生きていけず、銃を撃つことしかできないのだと理解する。そして未だに戦場にいるつもりらしい。 慣れ親しんだ感覚。標的を仕留める事のみを思考する冷静な部分と、銃で何かを撃つという行為に高揚している真逆の部分。そして、いつ何処からか攻撃されるかもしれないという恐怖。 たまらないと思う反面、自分はどうしようもないと自覚した)……………。(獣は人を喰わない。誤解されがちだが、狼といえど人を喰うことは滅多に無い。大概の場合、縄張りを荒らしたりといった人間側の失態だろうし――ましてや、向こうから積極的に襲うとなれば、これは正に怪物であり、明確な「敵」といえる)(それが、たまらない。「敵」と対峙する時の、興奮と恐怖とが綯い交ぜになった感覚。失った片足が軋むように痛む。 ――糞、やはり受けるべきではなかったかもしれない。自分はもう、単なるヴェイトス市民であろうと決めたのに) [Wed 3 Dec 2008 22:05:49]
◆リヒャルト@寄生虫 > (湿地帯の藪の中。其処に埋まるようにして、彼は横たわっていた。全身に草木を括りつけ、身動き一つせずに息を殺してジッとする。所謂「偽装」という奴だ。 手にした銃には既に弾薬が装填してあり、いつでも撃てる状態になっている。 灯りはないが、筒先が向けられている方向――約70mほど前方――にある開けた場所には、村人から分けてもらった肉が撒いてある。罠、というわけだ)…………………。(もっとも「犬のような怪物」とやらの感覚がどれ程のものかは、全くわからない。が、少なくとも視覚や聴覚で気付かれないようには気をつけているつもりだ。問題は嗅覚。犬と同様であれば鋭い筈だが、果たしてどうだろうか)(青年は自分の知り合いであるところの少女が探している事も知らなければ、彼女の教師がパーティを催す事も聴いてはいない。故にこんな所で地面に這い蹲っているのだけれど) [Wed 3 Dec 2008 21:56:04]
お知らせ > リヒャルト@寄生虫さんが入室されました。 『(村の外)』 [Wed 3 Dec 2008 21:47:13]
お知らせ > リヒャルト@寄生虫さんが退室されました。 『小鳥が発狂した挙句、死体の眼から蟲が出てきただなんてことは……。』 [Sun 30 Nov 2008 00:48:37]
◆リヒャルト@寄生虫 > (宿として宛がわれた家に向かいながら聞いた話は、驚くべきものだった。 勿論、青年は軍隊にいたし、狩人もやっていた。悲惨なものだとか、惨い光景だとかは見慣れていたし、脳裏にやきついている、が――) [Sun 30 Nov 2008 00:47:49]
◆リヒャルト@寄生虫 > (近づいていくと、女の子はビックリした様子で顔を上げ、青年の方を見やった。怖いものを見るような、珍しいものを見るような、そんな表情だ。 自分が背の高い部類である事と、そして外部の人間だからだろうという事はすぐに気付いたから、まずは屈み込んで彼女と目線を合わせる。それから帽子を少し指で押し上げて、笑いかけた)こんばんわ。 怪物をやっつけてくれって頼まれて来たんだけど――とりあえず、何処に行けば良いのか、知っている人はいるかな?(数度瞬きをした後、女の子は立ち上がり、「こっち」と言って歩き出した。それに歩幅をあわせて、追従する)それで君は、あそこで何をしていたんだい? [Sun 30 Nov 2008 00:35:16]
◆リヒャルト@寄生虫 > (盗賊だとしたって、小競り合い程度ならば何度か経験はある――故郷での話、まだ軍隊にいた頃の話だ。 訓練が終わってしばらくは、仲間と一緒にそういった治安維持とやらを行っていたのだから。平時の軍隊なんてのは、そんなもので。 最も、「人間」相手の仕事なら決して引き受けなかったろうけれど)さて、とりあえずは今日の宿と食事――……後は、少し話でも聞ければ良いんだが。犬みたいな怪物ってぇと狼……じゃあ無いんだろうなぁ……。(狼を見て「犬みたいな怪物」とは表現しないだろう。そんな事を考えながら歩いていると、道端で女の子がしゃがみ込んでいるのに気がついた。 うん?と首を傾げて様子を観察すると――)……墓、かな。あれは。 [Sun 30 Nov 2008 00:21:38]
◆リヒャルト@寄生虫 > やっぱり、馬車でも何でも乗るべきだったかな。(途中で休憩を取りながら、歩き続けること約一日。 ようやくたどり着いたベツプ村の入り口を眺めながら、青年は苦笑を浮かべて呟いた。久々に長距離を歩いてみようと思ったのが間違いだったらしい。自分が義足である事は理解していたが、それ以上に身体が鈍っている。 長銃に背嚢、腰には弾薬の入ったポーチと、見た目は随分と物々しいが『戦闘』という意味では数年ぶりだ。怪物とやらに出会う前に、少しは慣らしておきたかったのだが……まあ、仕方無い)しかし怪物、ねぇ……。野盗だとかなら、まあ、わかるんだが。(さすがヴェイトス島、とでも言うべきか。あまり馴染みの無い状況ではあるが、まあ、狩猟だと思えば、そう戸惑う事も無いか)【判定】 [Sun 30 Nov 2008 00:12:19]
お知らせ > リヒャルト@寄生虫さんが入室されました。 『――やれやれ。』 [Sun 30 Nov 2008 00:04:21]
お知らせ > 村人さんが帰りました。 『一人目の冒険者が、宿に着いた』 [Fri 28 Nov 2008 01:17:23]
お知らせ > マー@寄生蟲さんが退室されました。 『さて、明日から頑張ろう。』 [Fri 28 Nov 2008 01:12:54]
◆マー@寄生蟲 > わしとしたことが、自己紹介がまだでしたな。 ( これだから年を取るというのは困る。 ) わしはマー・ツィ・ウェンという者ですじゃ。マーとお呼びくだされ。 ( 笑顔を返し、平らげた野菜のスープの更にスプーンを置いて「ご馳走様」と。 ) これはこれは、ご親切なお心遣い本当に痛み入りますじゃ。では、暫くはその家にご厄介させて頂きます。 ( 席を立ち、今日はこの辺りで失礼させていただこう。 ) 明日の朝から早速見回りを始めさせて頂きます。何かありましたら、遠慮なく声を掛けてやってくだされ。わしの方も何かわかったらすぐお知らせいたしますじゃ。 ( それでは、と改めてお辞儀をして。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:49:28]
◆村人 > ありがとうございます……頼りにしていますよ、えぇと……。 (顔をほころばせながら、深々とお辞儀をし、まだ名前を聞いていなかったことに気づきちょっと照れながら名前を尋ねて) 近くの農夫の家に床を用意するように言っております、そうですね、マーさんは……この向いの藁拭きの家があるでしょう?そこで寝泊まりしていただけますか? 男一人の家ですが、気兼ねしなくていいでしょうし、彼、清潔月な上に器用ですから。 (作りたての藁のベッドがあるはずです、と) [Fri 28 Nov 2008 00:40:04]
◆マー@寄生蟲 > なるほど。 ( 唸り吼えながらロバの背に飛び乗った。これを聞く限りは、その触手の生えた犬型の化け物は、犬と同じ程度の身体能力があるようだ。野犬というのは、なかなか厄介な敵である。それで死んだとは思えないし、襲われるかもしれないから注意しよう。 しかし、何故触手が――。掴まえてみないと判らないだろうか?或いは、とりあえず調べたりはせずに駆除に専念するべきか。 ) ええ、わしも見かけましたぞ。結構な盛況ぶりでしたのう。 ( 残念ながら自分はまだ食べては居ないが。もっとも、この村に滞在中は特産物を口にすることも出来るか。 ) どうか安心してくだされ。そんな得体の知れぬ化け物は、このわしがやっつけてしまいます。 ( マリーを元気付けるように老人は言った。 ) [Fri 28 Nov 2008 00:35:26]
◆村人 > しまいには、唸り吠えながらロバの背に飛び乗ったそうで、あわてて突き落したら、そばの池に落ちてそれきり、だそうです。 (逝けと言っても膝がつかる程度の泥沼で、葦やらなにやらが生い茂っているような場所だ、と伝えて) 全く……ようやく収穫も増えてきたというのに……ご存じありませんか?最近、ヴェイトスの市で私たちの村の物産展が行われているんですよ?まぁ、小さなテントですけれども (夫人はやや誇らしげに背筋を伸ばして) [Fri 28 Nov 2008 00:25:58]
◆マー@寄生蟲 > お恥ずかしい限りですじゃ。 ( 席に座り、出された料理を有難く頂戴する。 ) ( …今回の事件の原因である、寄生虫の存在。そしてそれは汚染された食物を経口摂取することによって感染することを知っていれば、マー・ツィ・ウェンはその野菜スープを口にする事はなかっただろう。だが、徒歩での旅ですっかり腹が減っていたマーは、その料理に手をつけてしまう。 ) ふむう、それは奇妙な話じゃのう。その後、その犬は退治出来たのですかな? ( 或いは逃げてしまったか、どちらかだろうか。 ) …今までにそういった化け物が出た事はありますかな。 [Fri 28 Nov 2008 00:10:47]
◆村人 > ふふ、お若いですのね。 (そう言って笑いながら、謝るマーの前に皿を置き、いえいえ、と首を小さく振って自分も席に着く) ええ……それが、隣の家のものがいいますに、畑仕事帰りにロバで荷車を曳いていると、不意に野犬が飛び出してきたそうで……棒で追い払おうとしたのですが、普通とは違い、いっぴくでも長いこと喰いかかってきたらしいんですよ……日暮れ時で舌が、確かに触手は生えていたそうです (ただの狂犬病でもなさそうですし、と不安げに頬に手を当てて) [Fri 28 Nov 2008 00:04:09]
◆マー@寄生蟲 > なに、こんな老いぼれになっても未だ武術の志を捨てきれぬ半端者ですじゃ。年寄りの冷や水と仲間からは良く言われましての。 ( ほ、ほ、ほ、と老人は笑う。半分は謙遜。でももう半分はきっと本当の事だ。 ) ――あやや、これはこれは、申し訳ない。 ( 主人が休んでいると聞いて、マーは申し訳なさそうに言う。 ) では、早速ですが。この村に出るという化け物のことについて、お聞かせ願えますかな?ヴェイトス市の斡旋所の依頼によれば、何でも村の犬の身体から触手が生えていたとか――。 ( 髭をなぞりながら。 ) [Thu 27 Nov 2008 23:47:31]
◆村人 > あぁ……なるほど、フォーウンの……拳法使いの方ですか。 (フォーウンのボクサーと聞くと、何やら格闘家というよりも神秘的なものを想像してしまい、何やら少し頼もしく感じながら、食道に招き入れる) あいにく主人は休んでおりまして……簡単な話なら私が。 (薄口の野菜のスープをかき交ぜうつわに盛りながら申し訳なさそうにマリーは言った) [Thu 27 Nov 2008 23:39:52]
◆マー@寄生蟲 > ( 開いた扉から顔を覗かせる女性に、マーは編み笠を取って、笑みをみせつつ手を合わせ礼を―― フォーウン式の挨拶をした。 ) いやいや、わしの方こそ遅れてしまい申し訳ありませぬ。いざヴェイトス市を出発しようと思い立つと、知人やら何やらの連絡などで準備が手間取ってしまいましての。 ( 禿げ上がった頭を掻きつつ、マーはマリーという女性に招かれるまま家の中へ。 ) ほほほ。未だ見ぬ未開の地に心躍らせた時期もありましたが、今は街中で武術を嗜んでおる身ですじゃ。 [Thu 27 Nov 2008 23:29:33]
◆村人 > (はじめは、やや戸惑ったような返事が聞こえてくるだろう。しかしそっと開いた樫の扉から除いた壮年女性の顔は、不安や恐怖というよりは、老人の声と話の内容に少し不思議そうにしている程度のもので) はい……わざわざこのようなところまでありがとうございます……その、冒険者さん、でしょうか? (小柄でかわいらしい女性はマリーと名乗り、マーを中に招き入れた) [Thu 27 Nov 2008 23:24:15]
◆マー@寄生蟲 > ( 最初はもっと早い時刻に到着するつもりだったのだが、こんな時間になってしまった。夜更けに尋ねるのは迷惑かとも思ったが、何せ村の住民が襲われているらしい事件だから―― 悪いと思いつつ、一応挨拶だけしておこう。まだ起きてくれているようだし、もしかしたら依頼を請けてくれた人が尋ねてくるのを待ってくれているのかもしれない。それに詳しい情報無しにその凶暴化したという獣と戦うと、手痛いしっぺ返しをくらうかもしれないし。 マーは見えてきた石造りの建物の入り口の前まで移動すると、ノックをした。 ) こんばんは。夜分遅く申し訳ありませぬ。わしは討伐依頼を請けてヴェイトスからやってきた者ですじゃ。 ( と、声を掛けた。 ) [Thu 27 Nov 2008 23:18:17]
◆村人 > (村は、贅沢なつくりではないが、まだ新しいこともあり、なかなかに整った道や建物で、すでに人影は少ないが、どこか活気のような気配を感じ取ることもできるだろう。街の中心からはやや離れた場所に、平屋の、石造りの建物が見えてくる。ささやかな庭の奥にある建物の窓からは柔らかい明かりがもれている) [Thu 27 Nov 2008 23:13:10]
お知らせ > 村人さんが入室されました。 [Thu 27 Nov 2008 23:04:45]
◆マー@寄生蟲 > ( さて、村の様子でもゆっくりみて回りたいが、自分の目的はあくまでこの近辺に出るようになったという化け物の退治だ。観光は仕事が終わってからゆっくりするとしよう。 ) もし、そこの方。 ( と、村人らしき人物を呼び止め。 ) すまんのじゃが、この村の責任者の家はどこかの。初めてこの村に来たので勝手がわからんのじゃ。 ( 確かにこんなじいさんはこの村で見たことが無いと思いつつも、村人は快く場所を教えてくれた。 マーは村人に礼を言い、ゆっくりと歩き出す。自分が討伐目的で来たことを言わないのはわざとじゃない。単なるうっかりだ。 ) [Thu 27 Nov 2008 22:55:31]
◆マー@寄生蟲 > やれやれ、やっとついたわい。これも足腰を鍛える鍛錬の為じゃと思って歩きでやってきたが、素直に馬車に乗るべきじゃったのう。馬車の旅も見知らぬ人と話が出来て悪くないんじゃが。 ( ベツプ村の入り口にて。被った編み笠の淵をひょいとあげて、辺りを見渡す老人が一人。老人の背中には風呂敷包みに包まれた必要最低限の生活道具一式が。 一見すると単なる旅人、に見えるのだろうか。少なくとも、村の近くに出るようになったという化け物を退治しにきた人物には見えないだろう。 ) さて、ここがベツプ村か。 ( ふぅむ、と顎髭をなぞりながら。 ――【判定】。 ) [Thu 27 Nov 2008 22:47:04]
お知らせ > マー@寄生蟲さんが入室されました。 『ふー。』 [Thu 27 Nov 2008 22:38:28]
お知らせ > 新興の地方村さんが退室されました。 『ゆっくりと広がっていく』 [Mon 24 Nov 2008 22:43:41]
◆新興の地方村 > (加工していない生野菜。それに付着した”卵”は、からに保護されたまま、市に運ばれていく…………それがこの”病気”の拡散につながるとも知らずに馬車は進む……) [Mon 24 Nov 2008 22:43:28]
◆新興の地方村 > (飼い主の男性は、ため息をつきながらも新しく開墾した畑での収穫物を大八車に積んでいく。新鮮な野菜は、土がついたままヴェイトス市へと運ばれるだろう。今度、市ではこの村の物品展が開かれる。成果次第によっては、野菜の買い取り手がついて、定期的に収入を得られるかもしれない。村人たちは淡い期待に胸を膨らませて) [Mon 24 Nov 2008 21:48:09]
◆新興の地方村 > (乳を出す若い山羊が死んだのは痛手だった。貴重な現金収入のもとにもなるものをなくしてしまったのだから。飼い主のdannseiha ) [Mon 24 Nov 2008 21:45:51]
◆新興の地方村 > (今朝、一匹の山羊が死んだ。口から泡を吹いており、自然死とは思えない。 もともと湿地が多いこともあり、蚊が媒介した熱病も存在している。かなり湿地の灌漑も進み、被害m少なくなってはいるが……山羊の死も、そういった土着病の類だろう。そう思った村人たちは、山羊の死体を焼いた。まさか怪物事件の正体と同じもののせいだとは思わずに……) [Mon 24 Nov 2008 21:34:01]
◆新興の地方村 > (小さな教会を中心に、円を描くようにレンガ造りの家が立ち並んでいる。その円の外がわに向うにつれて、板壁や藁葺の小屋が増えていく。名前だけのセントラルのそばには小さな鍛冶屋が一つ、市からの雑貨や薬草を取り扱う商店が一つあるきり。のどかな、のどかなどこにでもある地方村のようだが……) [Mon 24 Nov 2008 21:17:55]
お知らせ > 新興の地方村さんが入室されました。 『浸食』 [Mon 24 Nov 2008 21:09:13]
お知らせ > 村長さんが退室されました。 『…そうして、クオ達の地道な努力が少しずつ実を結んで行くのだった。』 [Thu 13 Nov 2008 22:22:32]
◆村長 > ( 落ち着いたら。村がもう少し豊かになったら。考えてやってもいいと思う。 水質の汚染で再び誰かが文句を言ってくるかもしれないし、魚だって偶に食べるのだ。川を汚染しながら染めた布だなんて、商品としてマイナスのイメージを持たれてしまうかもしれないし。 ) 大規模な浄化装置は無理でも、川の水を村まで引いてそこに小さなろ過装置を取り付けることぐらいなら…。 ( それもやはり金は掛かるだろうが。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:20:53]
◆村長 > ( それはあのクオという商人の少女が残していった情報である。川の水質を改善する手段を調べていたらしい。本気で水魔との歩み寄りを望んでいた彼女だ、当然それが実現した時のための水質改善方法にも手を回していたのだろう。川の汚染がなければ、そもそもこの事件は起きなかったのだから。 魔術による浄化と、ろ過による浄化。前者は既に実行に移していたらしく、恐らくはある程度の改善があったのだろうと思う。 ) ………。 ( ろくな挨拶も無く、報酬も渡さずに行ってしまった彼女。別にそれがどうという訳ではないし、水魔は居なくなったのだからもう水質なんて気にする必要は無い。 ……だが。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:18:18]
◆村長 > ( これでもう何の心配も要らない。途中色々あったが全ては良い方向に転がり、良い形で事件を終わらせる事が出来た。 ) 終わり良ければ全て良し、とはどこの言葉だったかな。 ( 暫くはこうしてのんびりさせて貰おう。損失を取り戻そうと大忙しで働いてくれている村の衆には悪いが。 久しぶりに酒も飲めるし、不安で夜寝ているときに目が覚めることも無いし。……ただ、村長の心に一つだけ引っ掛かっているものがあった。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:11:28]
◆村長 > ( 人質は全員救出し、水魔は立ち去り、村の仕事は再開し、何もかもが元通りになった。いや、染物を出来なかった期間に生じた損害は元には戻らないが、それも来年の春頃までにはどうにかして取り戻そう。 村長は自宅でゆったりとした椅子に腰掛けながら煙草をふかしていた。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:07:05]
お知らせ > 村長さんが入室されました。 『さて。』 [Thu 13 Nov 2008 22:05:22]
お知らせ > クオ=ヴァディス@ロックス村さんが退室されました。 『( ココさんを待って、村を離れよう。 一路地方村へ。 )』 [Wed 12 Nov 2008 23:18:45]
お知らせ > フェリクスさんが退室されました。 『村に挨拶? 忘れてた。 ま、良いや(そんなダメ人間)』 [Wed 12 Nov 2008 23:17:44]
◆フェリクス > ――あ、そゆ事か。(どーも地方村「から」乗っけてってくれると勘違いしたらしい。再び浮上してきたウォーターエルフが呆れた顔をしているが気にしない、気にしない。 さて、何はともあれ――カップルなのか何なのか。 シャコ、ザリガニ、ウォーターエルフの三体が、クオの馬車にお邪魔することになる。 割合と珍妙で、しかし賑やかな旅になるだろう事は、間違いないだろう)んじゃ、まァ、宜しく頼むぜー(ガチンと鋏を鳴らして、挨拶。そして――) [Wed 12 Nov 2008 23:17:25]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ―――誘った…? というのは… はぁ。 ( うん? そっち方面は好物だけれど鈍い女。 要点が掴めずに首を傾げて、ウォーターエルフ達は皆新しい長と一緒にいるのではないかと不思議に思う。 ただ 『口説かれた』 なんて言われると回答の得られない疑問は押し流された。 ) ―――は? え。 ええっ!? そんな急に… え、そ、そういう仲ですか? いえ、なんていうか… お、おめでとうございます? ( うわあ、カップル連れて行くの?私。 居心地悪いような、まんざらでもないような。 顔火照らせている間に、フェリクスさんも沈んでしまう。 あれ、地方村までは乗せて行かなくても? ( その辺り確認したら、もう話はないか。 ないか? 彼が村に挨拶を済ませたのかとか、その辺のことはあるけれど。 とりあえず大丈夫かな。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:13:07]
◆フェリクス > やー、誘ったらついてきてくれるって言うもんで。 まァ、時々は地方村の方にも行くつもりだけどなー。(ウォーターエルフは皆ちりぢりになってしまったのだし、放っておけなかったというのが彼の本音だが、セイレン曰く「口説かれた」との事。 大体間違ってないから否定はしないが。 ガチガチ鋏鳴らして頷いた)んじゃ、地方村でな。 その長だっていう子供にも逢いたい所だし、そこくらいまで泳ぐんなら問題は無い――だろ、多分、きっと。 んじゃあ、また後で逢おうぜ。(とザリガニと共にとぷんと水に潜り――しばらくして、またザバァッと浮上してきた)――あと、何か話しておかなきゃなんねェ事ってあったっけ? [Wed 12 Nov 2008 23:05:08]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ―――実家? …え、ハッシュさんの連れ出した長と、合流… ( しなくて良いのだろうか。 場所は分かっている。 …いや、それとも派閥争いとかでうっかり会わせたら危ない? いやいや、何にせよ長を立てるらしいウォーターエルフなら… でも私襲われたしなあ。 ザリガニが届けてくれた剣(とザリガニ自身)があるから多少は心強いものの、つい悩んでしまう。 とは言えもう口に出してしまったのだし、どうします?と問いかけるのは水の向こう。 聞こえないか。 ) …どこでもいい、と言われても困りますが… それでは、とりあえず地方村の方で大丈夫です? ( なるべく人目を避けて、真っ直ぐハッシュさんのところへ向かおうか。 まさか人類の敵としてマークされたりはしてないと思うけど、セイレンさんが一緒ではそう時間を空けられない… と思う。 水の交換とか、どれくらいのペースで必要だろう。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:59:43]
◆フェリクス > おう、セイレンからなー。やぁー、まぁ、何にしたって良い事だぁな(巨大なシャコ、小さなザリガニ、そしてウォーターエルフ。どう考えたって色々あれな光景だが、シャコは嬉しそうに頷いたし、ウォーターエルフも何だかまんざらじゃない様子。 問題は大量に存在するわけだけれど。 とまれ、沈んでといわれれば彼女は素直に水中へ。 バカなシャコよりも、よっぽど良く状況を把握しているようではあった)やァー、まァ、確かに行き先はヴェイトス市なんだけど、アレだ。 連れて行くのは俺の実家の方でなー。 海沿いだから泳いでっても良いんだけど、いつまでこー、コソコソ隠れて移動すんのもやだしなー。 ま、良いや、何処でも良いから拾って乗せてってくれよ。(そう言ってガチガチと鋏を鳴らす。 それにこう、移動っていうのは大人数の方が楽しいに決まっているのだから) [Wed 12 Nov 2008 22:53:15]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 名乗るだけ名乗って、握手もそこそこ。 引越しにはもちろんと頷いた。 ) ―――ヴェイトス市まで川を上って行った方がよくありませんか? ここからでも良ければ、村を出た先のどこかで拾いますが… ( 役に立たずに終わるかと思っていた、借りて来た液体運搬用の馬車が役に立つのは嬉しいけれど。 さぞ窮屈だろうし、気持ちの良いものでもないような気がする。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:48:13]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ―――あ。 ああ、聞いた…? そうですか。 ( あれ、驚かない? 微妙に気が抜けたように肩落とす。 まあ、確かに手放しに喜ぶわけにもいかないけれど。 滅びてしまうのだろうと覚悟していただけに、その嬉しさもひとしおだったのだ。 …で、誰から聞いたのか。 ギンレイさん辺りが一枚噛んでいたのかと思うけど――― えええ? ) ―――! ( 声を上げそうになって、自分で口元を押さえる。 こっちが驚かされてどうするというところだけれど、まだ生き残りがいたのか。 事情は知らないながら、置いて行くことにならなくて良かったと微笑んだ。 でも、行き先知らないのだろうか? ) ―――セイレンさん? 名前って… あ、いえ、クオ=ヴァディスといいます。 ( もしかして一度会った事がある、ザリガニ使いの歌うお姉さん? ウォーターエルフは上手く見分けられないが… とにかく誰かに見咎められてもいけない、沈んで沈んでとジェスチャー。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:46:15]
◆フェリクス > おう、聞いた聞いた。良かったってェ事だな、うん。 まあ、万々歳とまではいかないにしろ、割合と良い終わり方なんじゃねェかな、と(うん、とシャコは頷いて鋏を鳴らす。何にしたって喜ばしいことだ。地方村にいると聞けば、一度連れてった方が良いかなぁ、とか考えつつ。 シャコはまったく驚かなかった)で、ええと、ちと待っててくれ。今連れてくるから(くしくしと複眼を擦ってから、一度とぷんと水の中へ。 ―――で、ややあって。 しばらくすると、シャコ以外に何かが水面へと昇ってくる。――というか、「水」それ自体が盛り上がって、そして――)ウォーターエルフのセイレンだ。 つれて帰る事になったから、引越し手伝って貰えねェか?(――などとウォーターエルフの横に並んで、ぶっちゃけた) [Wed 12 Nov 2008 22:39:52]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ―――…あ。 その… ええ、すみません。 神殿の方には、もういないかなって… ( も一度周囲を気にする。 この冒険商人には、見送りなんてない。 ) ―――〜てゆか! ウォーターエルフの長は無事です。 よく分からないのですけど、どうも代替わりしていたみたいで… 討伐隊が殺したのは、先代の方。 次代の長は地方村にいると、ハッシュさんから連絡をもらいました。 ( 大ニュース! て感じでひそひそ。 驚いちゃだめですよ、と唇に人差し指当てつつ。 ―――え、誰か一緒?と嬉しそうな顔を呆けさせた。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:35:15]
◆フェリクス > (とりあえず、状況に関してはそれで大丈夫。問題なし、オールオッケー)あ、帰るとこだったか? まァ、それなら間に合って良かった良かった。 ほら、前に言ったちと手伝って欲しい事についてなんだけどなー。(ガチガチ鋏を鳴らして言うシャコ――今回は本当に頭の先から脚の先までシャコである――は、ちょっと響きが人のソレとは異質だけれど、普通の調子で会話を続ける。 特段、声を潜めることはなく――かと言って、いつものような大声ではない、普通の様子。 馬鹿なりに、大声で話す話題じゃないのはわかっているらしかった)えーっと、まあ、話すより見て貰った方が早ェか。 こっち来てくれるか?(と水面のほうへ手招き、鋏で) [Wed 12 Nov 2008 22:29:35]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 馬車が並んでいる。 一頭立てにしてはやけに重そうな、そのくせ軽々進むらしい金属質の荷馬車と、もう一台はごく普通の大樽を積んだ荷馬車。 馬車を連結して馬を前に。 御者台に座る眼鏡の女は今にも帰るところのようだ。 ―――びっくりした。 したけど、ちょっと予想できなかったわけでもない感じ。 思わず身を引いて――― ぱっと表情明るくし、何事か言いかけて口を噤む。 ざっと周囲を見回してから、声を潜めよう。 ―――神殿で別れて以来、フェリクスさんと会うのは初めてということで大丈夫? 日が空いてしまったのは気のせいかな。 あるいは状況描写取り消しで撤収前でもいいけれど、とにかくハッシュさんからの連絡は受け取っている段階。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:25:44]
◆フェリクス > (唐突な出現である。その内、我らの武器は三つ! 唐突、恐怖、強迫、狂信! しまった四つだ、撤収! とかやるかもしれない。 まあ、何の話かと言えば。河からザバーッと巨大な鋏が出て、シャコと小さなザリガニとが頭を覗かせるという、まことにもってして唐突な出現である。)よお、クオー。村に戻ってるってなァ知ってたけど、なかなか見つからねェからどーしたもんかと思ってたところだぜ。 ちィと頼みたいことあるんだが、今って時間大丈夫だったりすっか?(幸いな事に周囲に人影はいないが、人影を気にした様子もなく鋏を振り上げた。 ザリガニも一緒になって鋏を振り上げた。 わりあいと仲良し。 (V)0\0(V) ) [Wed 12 Nov 2008 22:17:19]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( それもまた後の話。 報酬の支払いを拒否されたのを恨んでいるわけではありませんよ、ことわっておきますが。 ええ、もちろん。 さておき。 ―――きっとお茶なんか出してもらえない村長宅は早々に後にして――― さて。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:14:53]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( またこんなことがあるかもしれません。 ) ( ウォーターエルフはもういませんが、水域の浄化案はきっと役に立つでしょう。 ) ( そう言う冒険商人は、結局どこまでも役に立てなかったという意識からかやや気まずそうな笑顔で、それでも素直に村の無事を喜んでいるように見える。 もちろん丸っきり嘘なわけもなく、誰も命を落とさなくて良かったと思っているには違いないのだけれど。 ) ( ただ。 ) ( ロックス村で使用されている染料は、人体には害がないはずなのに、それとは関係なく。 以後、ロックスの染物に 『毒布』 の別称が囁かれるようになる。 それはあくまで一つの認識で、市場全体を左右するものにはなりえない。 だから異変に気付くのも、もっとずっと後になってからのことだろう。 けれどどこかから流れ続ける噂という毒は、深く静かに浸透し、多少なりと評判を蝕んでいく。 毒布なら毒布で需要もありそうなのが怖いところだが。 ) [Wed 12 Nov 2008 22:11:34]
お知らせ > フェリクスさんが来ました。 『(ほの暗い河の底からこんばんわ)』 [Wed 12 Nov 2008 22:11:05]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 事件が解決してお祭り騒ぎのロックスを眺めるにつれ、自分がなぜウォーターエルフを怒らせてしまったのか、分かる気がした。 現実を知っているつもりでも、大団円を望む冒険商人には、やはり夢を見てしまう部分があるのかもしれない。 特に、人の本性のような部分には期待してしまう。 ロックスは罪の意識を持っていて、機会さえあればそれを償いたいと思うに違いないと考えてみたり。 だからここで勢いに任せてウォーターエルフを滅ぼしてしまっては、罪が償いようのないものになり、必ず村を狂わせると考えてみたり。 ―――もう狂っているのか、それともこれが自然なのか。 歓待ムードからは除け者にされつつ村に居座ってみても、そんな影は見えない。 見えないだけでないとは言えないが――― なるほど、本当に彼らが何も感じていない可能性もあるとしたら、どこまでもロックスを庇い立てしてウォーターエルフに臨む自分の態度は、何も分かっていない不愉快なものだろう。 ) [Wed 12 Nov 2008 21:58:23]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 報酬の支払い拒否には何も言わない。 それならもっと早い段階で伝えるべきだと思うものの、それで締め出されても気が済まなかっただろうから、もしかしたら利用できるかもしれないと考えていたのだとしても、村長とはお互いさま。 役に立てなくて申し訳なかったと恐縮しきりのような態度でお別れを言って、どうか今後に役立ててくださいと寄せられた対処法をまとめたレポートを差し出す。 それを元にいくらかでも改善することはもちろん、もしかしたら目を通すことさえないかもしれないけれど、無駄にはならないでしょうからと押し付けよう。 それこそ邪魔だと、燃やされてしまうこともあるかもしれないが… それは知らない。 ただ、多少なりと罪の意識を抱いていたかもしれない村人を見繕って、村長にこれを託すことは伝えてある。 通りすがりの冒険商人ができるのはここまで。 もっと大きなことをするには資産も知恵も足りないのだから。 ) [Wed 12 Nov 2008 21:50:40]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( ウォーターエルフの治療法については、今更この村では役に立たないかもしれないけれど。 水域の浄化案ともども寄せられた情報をまとめて数日を過ごす。 その間にちんまいザリガニが一生懸命青い剣を引っ張ってきてまた一泣き。 ―――お世話になった家で精一杯愛想良くお礼を言い、ひとまず死なせずに済んだ赤ん坊を乗せた馬車を出せばお別れという状態にして、村長宅を訪ねた。 ) [Wed 12 Nov 2008 21:41:59]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 些細な疑問だと脇によせていた気掛かりも一気にしっくり来る形で事実に当てはまる。 危うく快哉を叫びそうになって、慌てて手紙を燃やした。 それはもう入念に灰にして、ココさん、フェリクスさんにも伝えなければと村を離れたところで、最後のウォーターエルフと連れ立って戻るフェリクスさんとは、接触できただろうか? いずれにせよ帰り支度を整えて、村を離れてから合流することになるだろうから、その時点で接触できていなくても現状は変わらないけれど、もしも次代の長の居場所を知ったらウォーターエルフの行く先も変るのではないか。 添い遂げるなら添い遂げるでそれもありだと思うけど。 突然のプロポーズがあったことを聞いて顔を赤らめるのも、また別の話。 ) [Wed 12 Nov 2008 21:37:30]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( もう市に戻っていたのか。 せっかくだから歓待を受ければいいのに。 ―――何だろうと思いながら封を解いて、その内容に飛び上がる。 事実を端的に伝えてくれる手紙には、ウォーターエルフの無事が記されていた。 長さえ健在なら種の存続が叶うという彼女達の、肝心の長は殺されてしまったのだけれど。 どうやら裏で代替わりを果たしていて、次代の長はハッシュさんとともにヴェイトス市近郊の地方村にいるらしい。 滅んでいなかった! ) [Wed 12 Nov 2008 21:29:30]
◆クオ=ヴァディス@ロックス村 > ( 知らないところで、色々あったらしい。 神殿に泊り込むというフェリクスさんを置いて村に戻った冒険商人は、市の研究機関や個人の有識者から寄せられた情報をまとめにかかった。 それをロックスがどうするかは分からないけれど、せっかく投資したのだからヒントだけでも無駄にはしたくないと思う。 自分の手元に留めて腐らせるのは、もったいない。 ―――本当に活かしてもらえるのだろうか。 多少問題もあったけれどとんとん拍子に解決して、今回の事態を招いた原因を多少なりとも改善させる気はあるのだろうか。 滅びてしまった?ウォーターエルフを思うと、そちらにばかり肩入れしていたわけでもないけど気が重くなる。 そんな時、市から新たに届けられた封書の中に、意外な名前を見つけた。 ハッシュさんからだった。 ) [Wed 12 Nov 2008 21:22:52]
お知らせ > クオ=ヴァディス@ロックス村さんが来ました。 『( 帰り支度 )』 [Wed 12 Nov 2008 21:15:38]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが帰りました。 『――夢を持て、其れが力と成す、(余計なものを削ぎ落とした言葉。)』 [Sun 9 Nov 2008 23:13:09]
◆銀嶺@水魔 > ―――? (其の場で立ち尽くせば、他の村人が近付いてきた。だが息子は何か言いたげな表情をするのを察すれば、近付いてくる者たちに制止の言葉を言い放った。) 済まぬ。 あの息子と予約が入っているのだ。 後にして貰えぬと有り難いのだ。 (成人した男性は兎も角あれ、まだ幼い少年を突き放すのは酷だろう。申し訳無さそうに娘や爺に頭を垂れては、息子の方に歩き出した。家の中まで入ろうと思わず、窓を通じての会話を続けようとする。) 少年よ、こんばんは。 ( 少年の言葉に耳を傾けた。 ) 強くなりたいのか? (少年は言った。人差し指を空へ突き刺してから言葉を贈った。) [Sun 9 Nov 2008 23:11:36]
◆銀嶺@水魔 > (意識を失った女性も、目が覚めたと聞いている。後は自分の足で歩いていけるならば、放って置いても問題は無いのだろう。) ――、うむ。 (村の連中と擦れ違えば、感謝を表す言葉を投げ掛けられた。最後に“英雄!”と呼ばれた。本来ならば喜ぶべきなのだろうが、少しだけ複雑な想いをした。視線を周囲に向ければ、遠くにある家の窓際に建つ夫婦も頭を下げては笑顔を浮かべていた。) …息子が居たのだな。 (夫婦の間に割り込んできた息子の姿を認識すれば、手を大きく振ってくれた。何故だか自然に笑みを零してしまい、片手で振り返してしまった。) ( ――少なくとも、息子は夢を見続けられる。それだけで幸せではないだろうか。 ) [Sun 9 Nov 2008 22:46:46]
◆銀嶺@水魔 > (叫ぶ声は己の魂か或いは、――村の連中であろう。) …ああ、そうか。 (月の光を直視すれば、眩しげに双眸を細めた。 前日の戦を脳裏に浮かび出しだ。何の犠牲も無く怪我だけで事を済ませられた。長が絶命する以前に、命を使った捨て身に畏怖を覚えた。だが、女を助ける事でしか頭に無かった。長の異常ともいえる行動を起こしたのは知っている。だがなんといっていたのか、金髪の獣人と何かしらの関係を持っても不思議ではない。) …、良しとしよう。 (息を吐き捨てれば、痛む身体を無理に起こして言った。変色し掛けた箇所を隠すように漆黒と真紅の色で織り込まれた着物を羽織った。一対の短刀を腰元に差してから、小さな小屋から出よう。) [Sun 9 Nov 2008 22:30:01]
◆銀嶺@水魔 > (窓の付近で毛布を纏いながら、意識は何処までも沈んだままだった。) …、んん。 (月の光が窓から、青年の顔面に差し込んだ。満月と言えないが、暗い夜を長く過ごしてきた青年には眩しく感じられた。 呻き声を漏らしては、指先だけでなく手首や足まで動かし始めていった。) ……、 ( 聞こえる。叫ぶ声が。 ) ……う。 (双眸を開けぬ内に、右手を顔面に覆わせた。次第に時間を掛けて月の光に慣れて行けば、右手を顔面から髪の毛に滑らしていった。) ―――。 (双眸が静かに開いては、欠けた月を捉える。心身が漸くに覚醒をさせた。) [Sun 9 Nov 2008 22:13:25]
◆銀嶺@水魔 > (訂正 ×バイのお陰とはいえ、→○バイの案内のお陰で体力の浪費が避けられたもの) [Sun 9 Nov 2008 22:06:20]
◆銀嶺@水魔 > (ロックス村の村長宅の付近にある小屋。其処から足音も呼吸音も限りなく感じられない。) ――― …。 (指先を僅かに動かし、唇を動かした。眉毛はもどかしそうに動かすが起きる気配は何度も見せるが、起きるのに時間が掛かりそうだった。前日の決戦を終えてはバイのお陰とはいえ、重要な箇所に打撃を喰らっていた。時折に咳き込むように、胸を上下に動かすが表情は苦しそうに見えなかった。) [Sun 9 Nov 2008 22:05:07]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが来ました。 『(借りた小さな小屋で。)』 [Sun 9 Nov 2008 21:56:53]
お知らせ > ルガリア・ココ@ロックス村付近さんが退室されました。 『 ソレが森を出た少年のちっぽけな自尊心――。 』 [Sat 8 Nov 2008 23:37:52]
◆ルガリア・ココ@ロックス村付近 > ( 水底に沈みかけた思考を浮上させる。 外見から眺めた水魔殿は静かなモノ。 しかし、中では…。 ) ―――銀嶺さんとか、無事だと良いのですけど。 ( 戦士に戦いを止めてくれなどと誰が言えるだろうか。 心置きなく戦ってくれれば良いとも同時に思う。 でも、水魔の人と恋に落ちてとか在り得るゥ…――。 ) 悲恋物? てか、最後には愛ですよね愛、三次元には存在しませんけど。 ( きっと長く生きてれば飛び込めると思うんだ本の中に。 それだけは妖精で良かったと思う。 ) 滅び行く者達の矜持もあり、戦う者の矜持があるなら。 僕達は何でしょうかね。 ( 今回、お金儲けは二の次で奔走した商人。 狭間の妖精は思う――彼女みたいなヒトがいるから。 ) 未だ終わってませんよね。 ( 戦いを終えたならば、遣り残した事をしよう。 水魔達が傭兵を撃退するやも知れない。 命の皮算用なんて真っ平御免だった、最後まで此処で見届ける。 ) [Sat 8 Nov 2008 23:35:57]
◆ルガリア・ココ@ロックス村付近 > ( 吐く息が白い、そろそろ野宿が辛い季節になって来た。 心許無い焚き火に手頃な薪を折りくべる―――今頃商人さんは、何をしているかだろうか。 自分は戦いには加わらず、こうして成り行きを見守っている。 僅かでも関わった者として。 ) 肩入れとか、そういう話でも無いんですよね。 ( 水魔達は、名前のせいか故郷の同属を思い出されて仕方が無かった。 森と街で暮らした妖精の少年にはどちらの理屈も見て来た話だ。 これが川では無く森であったなら、同属達は弓を持ち戦っただろう。 ) 耳無しかァ……。 ( 耳が人間に比べ尖っている程度の外見、同属に嘲笑を持って呼ばれた侮蔑の名称。 仕来りに囚われた亡者達と内心蔑んだ事もあったが。 きっと彼等は、終わらない森の中で永遠を繰り返すのだろう。 終焉を迎える其の日まで。 ) 故郷が燃えたらこんな気分になるんですかね、ホント。 ( 結局、自分はどちらに属していたのか――、嫌な想像に頭を振る。 ) れ、レッツポジティブシンキン! ( 鼻水を啜り、一人想う。 自分も毒されたかと。 ) [Sat 8 Nov 2008 23:17:18]
◆ルガリア・ココ@ロックス村付近 > ( 川辺の畔――、遠くに水魔殿が見える開けた場所。 毛布に包まり、戦いの行く末を見守らんとするエルフの姿が其処にあった。 ) 果たして僕等のやった事に意味はあったんでしょうか……。 とか、阿呆な問いはしませんけどね。 ( 本人に価値が無いと思えば、きっと無いし。 あると思えば幾らでも意味は汲み取れるのだろう。 誰もが笑えるハッピーエンドは起きず、決戦の日を迎えてしまった。 己の浄化作業も、どの程度効果が上がったのか。 しかし、戦いに行く傭兵達を恨む気も無し。 ) [Sat 8 Nov 2008 23:03:14]
お知らせ > ルガリア・ココ@ロックス村付近さんが入室されました。 『 戦の矜持――。 』 [Sat 8 Nov 2008 22:57:33]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 淡く息をついて、止まった手を再び動かす )』 [Sat 8 Nov 2008 11:52:42]
◆ナキア > もう、今はいいですけど、帰る時は大人しくしてないとだめですよー? ( 私とけるべろす以外にも同行者さんがいるですからね、と言い聞かせるように。 ウォーターエルフたちはひとまず海ではなく地方村の泉へ連れて行く。ハッシュさんは海辺ならば守れると言っていたがそれでは人目につきやすい。し、外敵も多いだろう。 あの泉ならば水も空気も清らかであるから、そこで養生し汚染から回復して、ある程度子が育ってからウォーターエルフたち自身が住処を選択すればいい。 ――と、魔女は考えているが今回の件、魔女は頼まれた通り儀式は行ったものの事件自体に口出しする気はあんまりないので、ハッシュさんが海と言うなら海に連れていくのだろう。 ) …っ、 ( 抱えた樽から零れた水が包帯を濡らし、その下の傷にしみた ) [Sat 8 Nov 2008 11:48:47]
◆ナキア > ( まぁ、魔女が水魔殿に行っている間、使い魔はずっと馬の番をしていたのだから久しぶりに遊んでくれるのだと思ってはしゃいでいるのだろう。まだそうはいかないのだけれど、楽しそうな黒犬の姿には微笑が漏れた。 ) うわ、 ぷ、 ( … 川から上がった使い魔が身震いをして水を飛ばしたものだから、反射的に目を閉じて ) [Sat 8 Nov 2008 11:33:17]
◆ナキア > ( 赤子は、地方村から持ってきた泉の水の樽がまだあるからそこに入れればいい。今用意しているのは赤子についていくウォーターエルフたちの分。馬車は今使っているのがある。 水質も、この辺りならウォーターエルフの害になるようなものではないだろう。 ) … けるべろす、水、よごさないでくださいねー ( 川に入り込んでばちゃばちゃはしゃいでいる使い魔に声をかけた。しかたないから使い魔が遊んでいるのよりも上流の方で水を汲む。土が混じっては困るから。 ) [Sat 8 Nov 2008 11:26:22]
◆ナキア > ( ヴェイトスの上空あたりは雲がわだかまっているようだが、このあたりはまだ雲間から光が差している。 その日の元で、馬車の馬は暢気に川辺の草を食んでいた )( 魔女はといえば、儀式に使ってすでに空になった小さな樽を使い、川から水を汲み上げては馬車に乗せた二つの大きな樽の中へと注いでいく。 ざばり、と音がしてまた少し水かさが増えた。 染物で成り立っている村だから、大きな樽もしくは桶を手に入れるのは容易だろう。 ) …、 ( はふ、と息をついて髪を耳に掛けなおし、また川へと足を進める ) [Sat 8 Nov 2008 11:15:08]
◆ナキア > ( ロックス村や水魔殿のあるあたりから少し離れた、川の上流 ) [Sat 8 Nov 2008 11:06:54]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ざ ぶ )』 [Sat 8 Nov 2008 11:05:24]
お知らせ > 君影@水魔さんが退室されました。 『(宿に帰んのめんどい。私もここで寝よ。ついでに超簡単な看病はしてやるか。)』 [Sat 8 Nov 2008 02:07:13]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが帰りました。 『喋りながらごろんとベッドに寝転んだ。 よし、看病どんと来い(って言うと帰るから言わない)』 [Sat 8 Nov 2008 02:02:28]
◆蜷潜@水魔 > まぁそれはそれで何か策略でも廻らされているみたいで気味が悪いから良い。 ( そんな恥ずかしい事この私ができるわけないじゃないばかばかっ。 みたいなアレだと脳内変換すると丁度良い匙加減だ。 渋めの茶が旨い。 ) 下手な荷物は無い方がよかろ。 まぁ、万が一赤子が生きているなら下の方に隠していそうなものだし――ああ、そうすると流石に脱出は潜れないな。 ( 普通に赤子死ぬ。 まったくもって面倒だ。 ) 一見打撃が効果ないようにも見えるが、逆に言えばあの液体の身体では核を守ろうにも腕で庇いきれないとも言える。 ん、頭使ったら疲れたな。 ( 元々あんまり物を考えてどうこうするタイプでもなし。 知恵熱上乗せで死ぬ前に休んでおくか。 ) アマウラなんか行ったこと無い連中ばっかりだ。 いい加減で雑な漁師街だし。 ( アマウラ料理とガリア料理(※イタリア相当)のハイブリットな融合。 それが魚守。 まぁどっちも海の国だし相性は悪くないと信じる。 ) [Sat 8 Nov 2008 01:59:57]
◆君影@水魔 > ( はい、茶、と乱暴な手つきで中身が注がれた湯呑を置いてやる。 自分が飲みたい気分の味に合わせたから味は結構渋め。 ) 蜷の阿呆。 そんなん出来ないって言わなくても分かり切ってるような事だろうが。 良いからもうこないだの含めて全力で忘れろ。 ( お茶を啜ってる引き籠りは不機嫌そう。 根性ねじ曲がってて悪かったな無表情女。 ふんだ。 ふん。 )( 連チャンでの三体は凄いな。 私があの連中を仕留めた時は一対一の状況下を複数回だ。 ) ―――――そうさせて貰おうかな。 どっちみち私は藍音なんかと違って軽装だ。 泳ぎのルートでも持ち物は大して変わらない。 ( 火遁系統は軒並み全滅するが。 あそこの状況じゃ元々湿気って火薬なんてまともに使えないだろうし別にいい。 あ、そうだ。 藍音で思い出した。 私の事アイツに教えたの蜷でしょ、と。 ) ( 指で突かれる。 ああやはり―――これで確信が持てた。 ) なるほどね、つまりまあ―――狙う場所が一点に変わっただけの話か。 後は何時も通りにやるだけでよかったか。 ( これで寸毫の躊躇なく狙いを定められる。 私にとってはそれが何よりの利点。 ) ―――――インチキアマウラ料理ねホントにあそこ………… ( ヴェイトス風って付くだけでまた随分と様変わりしちゃうものだ。 あそこやっぱり正統なアマウラ料理とは結構ずれてるような気がする。 ) [Sat 8 Nov 2008 01:48:08]
◆蜷潜@水魔 > 優しくされればされるほど記憶が薄れるんじゃないか。 残念ながらこの間みたいに食欲は無い…ああ、こないだのも忘れるんだったか。 ( 優しくされた記憶すら無くなるって事だろうが。 しかしまぁよくこんな捻くれたお子様が育ったものだ。 ある種の芸術品なのかこれは。 ) 村娘でも下から泳いで脱出する程度の事はできたし、下から侵入するって手もある。 馬鹿みたいに驚いていたし。 ( 計三体といっきに戦闘して皆殺しに出来たのも奇襲が成功したのとまったく躊躇しなかったお陰だ。 あんな無計画で無茶なやり方はするもんじゃあない。 ) 此処だ。 ( とん、と君影の胸元を軽く指で突く。 ) 核みたいな部分があっただろう。 あれを引き摺り出すなり突き破るなりすれば即死だ。 他の部分は期待するな。 そういう意味じゃ簡単だ。 ( 狙わないでいい加減に殴りつけた結果三回でようやく学んだ結果だが。 恐らく水魔全部があんな感じだろうと。 ) ―――久しぶりに喰いたくなってきたな。 帰ったらデカい伊勢海老でも探すか。 こう、背中を開いてだな、バターとチーズを乗せて蒸す感じで。 ( 海辺の酒場「魚守」はヴェイトス風アマウラ料理店である。 どう考えても○ッドロブスター的料理だが普通に振る舞われる。 ) [Sat 8 Nov 2008 01:28:09]
◆君影@水魔 > ( ニートの持つイメージって怖いね。 節子、それ友達違う! 猫や!! )( 傷が熱持ってバイ菌入って一日中魘されてろ。 ) 忘れろ。 忘れなさい。 貴女はそれを忘れなくてはいけません。 というかどうしたら忘れてくれる? ( 口汚い言葉は本当の病人にはちょっと我慢。 代わりにわりと必死な声色で先ほどの光景を見なかった事にするように言ってみた。 用意された物を使って普通にお茶の準備。 普段から自分で自分の分はやってるからそれぐらいはちゃんと出来るよ。 他人にお茶淹れてあげるとかちょっと私頑張りすぎた。 明日はもう疲れたから一日中寝てるわ。 ) そうね。 まあ蜷の方はぐっすり寝てれば。 多分きっと恐らくまた水魔が攻めてくる事はないでしょ。 ( 希望的観測な憶測。 ) ―――― 助かる。 団体行動出来そうにないから少し困ってた。 助かる。 ( 同じ言葉を二度口にする。 他の傭兵達としっかり足並み揃えれないのは職業上――それと勿論性格も考えて。 無理無理。 絶対無理。 教えてもらったそれは遠慮なく頭に叩き込んでおくとしよう。 ) 少しだけ。 ( 幸いにも奇襲をする事が出来た。 ) 不意を突けばどうにでもなる、っていうのは普段と変わらない。 ただそう。 本当に勝手が違うから苦手といえば苦手。 ( 基本的な急所が意味を為さない。 考えてみれば叩き込まれた暗殺技能を十全に発揮できるのは相手の種族が人間の時ぐらいか。 ) …………別件で死ぬかとか思ったし。 なによザリガニって。 ザリガニって。 聞いてないわよあんっな馬鹿でっかいのがいるの。 ( 何かを思い出せば不機嫌そうに顔をしかめた。 そしてどれくらいでかかったかをもうこんな、こーんなとボディランゲージで伝えとく。 ) [Sat 8 Nov 2008 01:13:47]
◆蜷潜@水魔 > ( 何でか知らないがかわいそうな両親と一緒に住んでる前提でイメージが完成している不思議。 「お父さん、君影がお友達連れて来たわ!」「ニャー」 ) 仕方がないからさっきの様を繰り返し繰り返し思い出しながら温かい気持ちになる事にする。 ( 何日か過ごして幾らか使いなれた部屋で、湯呑みと茶葉とヤカンを用意してあとは任せる事にする。 お母さん、君影は人にお茶を振る舞う程度の能力を身につけたようだよ。 ) そうか。 明日じゃ私は無理だな。 こっちから攻め込むなら―――んん、上の方はよく知らんが、一応「下から」の脱出口は教えておく。 役に立つかも立たないかも。 ( ベッドに腰かけて半分布団をかぶり、サイドボードにメモを置いて図面を書く。 覚えている限り、水中からの侵入坑と周辺の通路、隠し扉の図。 あと何かあるだろうか。 ) 水魔とは? ( もう戦ったか、と。 ) 単体は大したこと無いがちょっと人間と勝手が違った。 [Sat 8 Nov 2008 00:50:44]
◆君影@水魔 > ( なんでだろう。 とても簡単にその光景が想像できてしまう君影ハウス。 蜷とかを家に呼んだりした日にはきっと誰か嬉しさで泣き出す人が出てくるに違いない。 いや私一人暮らしだけどさ。 ) さっきのあの子に対しての2厘分の微笑みなら考えてやってもいい。 ( 0.2%分の笑いってどんなのだ。 しかしまあやっぱり普通に体調はかなり悪そうだな。 ) 別に沸かせとか飲ませろとか言ってない。 勝手に飲みたいからどこにあるか、ってのを教えてほしいだけ。 ( 常識知らずの我儘忍者とはいえ良心はあったようだ。 一人分も二人分も変わらないし。 ついでに蜷の分も入れるわよ、と何処に何があるかを教えてもらえばお湯を沸かし直そうとするだろう。 ) もうそろそろ終わりじゃない、期限も近いし。 これ以上村側は長引かせたくないみたい。 村長にはっぱをかけられたし、明日一気に水魔達を攻め込む予定をこっちは立てている。 面倒くさい方の話はなんもしらん。 なんか和平側っぽい奴と色々と話がこじれてる現場は見かけたけれどね。 ( まあこっちの話は私達には関係ないか。 人質はもう赤子以外解放出来たし。 あとは水魔達を殺すくらいしか私達に出来る事は無い。 ) [Sat 8 Nov 2008 00:36:21]
◆蜷潜@水魔 > ( 散らかった真っ暗な部屋と敷きっぱなしの蒲団、あとドアの前に晩御飯の乗ったお盆、という絵面でそろそろイメージが固まりつつある君影ハウス。 どこに住んでるのかすら知らないが。 ) ( いったん君影の姿が視界から消えると開け放った窓を閉じて暖炉に火を足した。 暫しして足音が近付き、「茶」。 ) …いろいろ凄いな、今日は特に。 さっき野良犬に向けた満面の笑みの2割程度でも付随して罰が当たらないぞ。 ( 普通に病人なのだが、とか。 驚きと感心と残念さの入り混じった声でおでむかえ。 冬物のアマウラ着物の上に宿で借りているカーディガンというアンバランスな装いで胸元と額に包帯、高熱の所為で顔は赤く、いつも以上に目つきはぼんやりしている。 とりあえず御湯、沸かしなおすか。 もう一杯飲みたいといえば飲みたい。 ) で、首尾は。 色々面倒臭い話になっているみたいだが関係ないだろう。 [Sat 8 Nov 2008 00:20:32]
◆君影@水魔 > ( うるせーくそばばあ!私の部屋勝手に掃除すんなっつったろうが!!っていうのがきっと日常の光景―――いや違うけどさ。 まあ犬が何処にでもいるっていってもきっと人間程じゃない。 それでもやっぱり昔から馴染みが深い動物といえば犬になるんだろうか。 )( こいつ全く聞いてないんじゃないかとか思う。 まあある意味普段通りの蜷潜だけれども。 普段は別にいいけどこういう時はやっぱムカつくぞこいつめ。 ) ふうん。 そう。 ( まあそれならそうだな。 私の方から行ってやらない事も無い。 まあそれに招かれたし。 誘われたかんだから一応は行ってやるとしよう。 )( 野良と別れて、宿屋入って階段登って二階上がって。 ) 茶。 怒鳴ったせいで喉乾いた。 ( 取り敢えず怪我人の前に立った女の開口一番はそれだった。 ) [Sat 8 Nov 2008 00:10:33]
◆蜷潜@水魔 > ( 家に篭ってる上にあんなにヒステリックじゃ家族は本当に大変だ、とか全然関係ない失礼な想像をしつつ。 「怪我が熱持って魘されて死ね」の辺りは犬の訴えかけるようなつぶらな瞳と目を合わせてぼんやりしてた。 勿論、何を考えてるのかなんかわからんしコミュニケーションを取る気もない。 犬って何処にでも居るな、とかさらに関係ない事を考えて遠くを見上げる。 ん、コミュニケーションがなんだ。 ) うん、色々痛いし熱もあるから当分出たくない。 一仕事したしまぁ、あとは留守番でもして過ごす。 ( 聞いてなかった話の前半を総スルーしつつ後半への返事。窓枠からだらりと垂れさがりつつ手招きした。 ここ寒い。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:58:39]
◆君影@水魔 > ( ふぅ、ふぅ、ふぅ、と肩を震わせている。 割と見られたくない相手にこの場面を―――いやこの場面とか誰に見られても嫌だったけど! )( ギギギギギ、となんだかどこかで聞いた事のあるような擬音を立てつつ恨めしげな視線で相手を睨みつけて――――ちょっとこのへんでゴメンね、と野良犬に名残惜しそうな態度で楽しい時間の終わりを告げる。 ) はん、そのまま怪我が熱持って魘されて死ね。 こういう言葉のコミュニケーションならちゃんと伝わるんでしょう? ( 不機嫌そうに腕を組むと二階の相手を見上げてやる。 くそぅ、見下ろされてるとなんかムカつく。 けどわざわざ会いにいってやるのも癪でムカつく――――ん? ) ――――て、なに。 蜷ってば本当に怪我してたの。 ( ――――此処からではちょっと分かり辛い。 人質帰ってきたのは知ったけど、それを誰がやったとか心底どうでもよかったから今の今まで知らないでいるもの。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:50:38]
◆蜷潜@水魔 > ( こっちから会いに行ってなんかあげないんだからね! 的なアレと了解。 さておき。 ) なんだっけ。 言語外コミュニケーションというのはよくわからん。 それと病み上がりどころか絶賛養生中だ。 あまり騒ぐな。 ( 頭痛い。 表情はいつもと変わらないが、あんまり具合はよろしくない。 二階窓から見下ろしながら降りてくるでもなし、ぼんやりと眺め下ろしている。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:42:11]
◆君影@水魔 > ―――――――!! ( なんでなんでこういうところばっかり見てるのよぉ!! ) ―――!? ―――――――!! ( いつから!?いつから見てたのよぉ!! )( 顔を赤くしながら相手に人差し指突き付けて、もはや声にもなってない文句を怒鳴り付ける。 多分あうあうとかしか発音出来なかったと思う。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:36:24]
◆君影@水魔 > ( 黒猫と会えない時間の鬱憤を晴らすかのようにアハハウフフな時間。 何だろうこの痛々しさというか可哀想っていうかな状況は。 優しい人は多分そっとしておいてくれそうな光景。 )( まあなんか藍音の言葉の端々から蜷も来てるような雰囲気は感じ取ってはいたが。 かといってまあわざわざ会いに行ったりするような事は……しないような見舞いぐらいはしてやってもいいような。 何とかギリギリの一線で部屋から出る事は出来たみたい。 すごくね私?もうニートとは呼ばせない! ) ( たのしそーにたのしそーにわんちゃんと遊んでる君影。 忍者って言うかもうただのアホの子かもしれないけれど。 ) ――――― ( 聞き慣れたその平坦な声色にぴしりと石みたいに固まった。 振り返って―――振り返った先には湯呑を持ってのんびり茶ーしばいてる同僚がいて。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:34:03]
◆蜷潜@水魔 > ( 効果音とピンク色のキラキラした背景フィルタつきでお送りしております。 あれはなんだろうな、楽しげなのに居た堪れない不思議な絵面だ。 そんな感想と共にしばし観察しておく。 いったん寝何処に戻って上に羽織るものと湯呑を持ってきてもまだやっていた。 そういやこっちに来てもっと早めに遭遇するかと思っていたがなにげに今日ようやく存在確認か。 此方が眠っている所為か藍音とも連絡が取れて無いし、大海老だかザリガニだかの件も知らず。 名乗りを上げたものの部屋から出る気を失って村にすら来てないんじゃないかという心配は杞憂に済んだようだ。 さて。 ) ( まだやってる。 ) そろそろ良いか、無邪気な少女。 ( お茶を啜った。 少し温い。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:20:46]
◆君影@水魔 > ( バイバイと野良犬に小さく手を振って。 さて明日から頑張るを目標に今日は寝るかとか考えて―――― )( ――――けどこう、野良犬がなんか寂しそうな瞳をこっちに向けてくるもんだから。 中型〜大型ぐらいの結構おっきなワンちゃんの癖にそんな風な目で見つめてくるもんだからそのギャップにキュンときて、やっぱり帰るのはもうちょっとだけ後にしようとか思うとその犬の前足を手にとってそれを左右に振ってみたりとかして遊んでいる忍者。 )( きっと外の無愛想な忍者の視界には、すっごく楽しそうに犬と遊んでる顔見知りの姿が入ってしまうんだろう。 暫く野良犬と忍者の姿をご堪能下さい。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:13:28]
◆蜷潜@水魔 > ( 相変わらず具合はよろしくない。 熱が引く気配もないし、そりゃぁ幾らか頑丈にできている自信はあっても刃物で二回切られて無傷で済む程ってこともない。 ここしばらくはそんなわけでずっと宿で養生している。 ま、大仕事一つしたし案外気楽なもので、聞けば話はごちゃごちゃと面倒くさそうな話し合いだとかに派生しているとかで。 そういうのは他の連中に任せれば良いのだ。 そういうのが好きな奴らに。 殲滅以外の仕事は請けていない。 まぁ、村に襲撃とかあれば多少無理をして動くが。 ) ( 宿からは川辺が見えている。 というより村の構造上、大抵の建物は河沿いに軒を連ねているのだろう。 小さな村だし。 退屈過ぎて目を覚まし、窓枠に肘をついて外を眺め下ろす。 異常は無いだろうか。 ) [Fri 7 Nov 2008 23:05:15]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが来ました。 『 とある宿の二階窓辺 』 [Fri 7 Nov 2008 22:59:06]
◆君影@水魔 > ( ――――よし。 さっさとおわらそ。 )( 現在絶賛サボり中であるとはいえ、流石に一度果たした約定を違える程に不義理ではなく、忍びとして破綻はしていない。 となると私がリャンの所に帰れるようにするにする方法は単純だ。 素直に村長の言葉に従って、水魔殿の深くにまで攻め込んで決着を付けてしまえばいいんじゃないか。 それだけの事。 )( 野良わんちゃんに最後の一撫でをしてあげると音も無く立ち上がる。 さて。 しかし問題は私の素性的に団体行動するのは非常に好ましくないという事だ。 そもそもそんな事が出来るとは思っていないし、少しばかし面倒そうな事をしなきゃいけない事になるか。 まあ仕方無いか。 私考えてみれば今回の仕事に殆ど貢献してなかったし。 ) [Fri 7 Nov 2008 22:57:13]
◆君影@水魔 > ( サボっている訳じゃない。 ちょっと休んでいるだけだと忍者は主張する。 だって私あんなでっかいザリガニとかに食われかける羽目になったんだよ? あんなの出てくるなんて話に聞いてないし。 普通に痛い怪我したしちょっとぐらい休むの当然でしょなんていう考え。 )( 大人しく寝そべり撫でられるがままにされている野良犬の可愛らしさに自然と意識しないままに頬が緩んでしまう。 けどこっちに来ちゃったせいで最近ちょっと会ってないリャンの面影を重ねて悲しそうな表情になり。 )( リャン大丈夫だろうか。 変な人に目をつけられてないだろうか。 ちゃんとご飯は食べているだろうか。 ) [Fri 7 Nov 2008 22:41:21]
◆君影@水魔 > ( だからといってもずっと引き籠っている訳ではない。 溺愛している黒猫が傍らにいるならば一週間だろうが一か月だろうが一年間だろうが引き籠っていられる自信はあるが、生憎とロックスの村へは仕事で来てしまっている。 仕事で来る時にはリャンを置いてきているから、部屋に引き籠っても楽しくない。 というか今回は仕事で来てるんだよばかやろー。 だからちゃんと働く気はある。 ような気がする。 かもしれない。 ) ―――――― ( そんなちゃんと働く気のある忍者は、いつもの黒を基調にした普段着でロックス村の川辺にいる。 傍らには愛猫の代わりに野良犬が寝そべっており、その薄汚れた毛並みを撫でている君影の表情は穏やかでほんわかのんびりしている。 ) [Fri 7 Nov 2008 22:28:57]
お知らせ > 君影@水魔さんが入室されました。 『(ひきこもりにんじゃ)』 [Fri 7 Nov 2008 22:20:58]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( 全然足りない。 もっともっともっと、稼がなければ。 …話はそれからだ…。 )』 [Fri 7 Nov 2008 22:11:15]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( お店をしている錬金術師さん?からもアドバイスをもらって、金の乳鉢に確認しているけれど、手堅い技術を用いるのなら400万は見なければならなそうだった。 この件でもう貯蓄の半分は使ってしまいそうな冒険商人にそこまでの余裕はなく、流れ者にしてはちょっと懐が温かくなったからといって調子に乗っていたのを思い知る。 何より、支援の仕方も上手くなかった。 一方的な寄付が必要な場面もあると思うけども、今回のは本当にただのお節介。 自分達の手で解決する気がない者に、継続的な支援を行えもしないのに初期投資だけしても始まらない。 対価を求めない姿勢を持ちたいと思いながら、支払能力は別にしても対価を払う気がなければ、手助けも棚からぼたもち程度のもので、その後に活かされはしないだろうとと思う。 ) ( 能力も、姿勢も、中途半端だ。 現実的になろうとしても、そうであればあるほど、夢見る力補正がかからない地力が必要になる。 ) ( つまり、一人の力に限界があるのなら、お金が。 ) [Fri 7 Nov 2008 22:10:42]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 通路の傷みが目立ち始めて、ロープを取り出しハーケンで床に固定した。 手摺のない縁から覗く水中は夜というのもあって黒く、何がいるとも知れない不気味さがある。 ―――ただ、今更ながら、見事な建造物だ。 こんなことにならなければ観光資源として… それが叶っても、自ら荒らしてダメにしてしまうのが人間だろうか。 ) ( 来るなら来いと、気を取り直して奥へ奥へ。 いや、やっぱりそんな簡単に決心できるものでもないけれど… 中央病院の薬剤師さんからアドバイスがあったように、ウォーターエルフの患者さんを診せてもらえるのなら、汚染のどの辺りが問題になっているのか明らかにできるかもしれないと期待している。 ココさんにとっては必要なプロセスではないかもしれないけども、もしかしたら精神感応も使えるかもしれないし、それを掛け合うにはもう一度ウォーターエルフと接触するしかなかった。 でもほんとう、襲われないといいなあ。 やっぱり中度半端だ。 ) [Fri 7 Nov 2008 21:52:47]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ココさんがどの程度の成果を上げられるかは分からないけれど、結局村まで足を運んでくれるのは彼だけになりそうで、持つべきものは仲間というか、この状況では心強かった。 でも、それに甘えてしまっている気もする。 ―――ウォーターエルフは穏健派に防衛戦への加勢を求めたくらいで、そこで助けになれなくても襲われることはないだろうと思っていたけれど、現状安全とは言えなくなってしまっていて。 これがココさんでなかったら、もう水域の浄化はこの件を解決する助けにはなりそうもないし、危険を冒すことはない、もし何か分かれば今後に役立つ知識ではあるものの、依頼としてはここまでで構わないと言うところだろう。 ) [Fri 7 Nov 2008 21:37:57]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( もっともココさんにできることは、もうある程度済んでいるのかもしれない。 昨夜ハッシュさんと、どこかで会ったことがある女の子が居たような場所もあるし、それらが神殿の中枢に近いのならマッピングを続ける目的は半ば達成されている。 構造が明らかになることは無駄にならないと思うものの、確かに手慰み感も拭えないか。 ) ( 水場に囲まれている石造りの建物は、冷え込む夜に一際冷たさを増していた。 小さく身震いして腕をさすり、この寒さで戦士達もやる気をなくしてくれるといいなと子どもみたいに考える。 ―――仕事仲間との連絡は穏健派の中でさえ上手くいっていないからはっきりしたことは分からないものの、まだ戦果を上げたという話は聞こえてこない。 ) [Fri 7 Nov 2008 21:25:08]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ヘマをし続けている感はあるものの、大丈夫かと言えばもちろん大丈夫。 昨夜に引き続き、なんだか今更感のあるマッピングを地道に続けている。 ―――例によって赤ん坊の面倒は村でお願いして… それを知ったらハッシュさんにはまた嫌な思いをさせてしまいそうだけども、のん気に散策を楽しんでいるわけでもない。 ココさんの調査に適した場所を探すためと、ウォーターエルフに接触するため。 両側に水路が流れる苔むした通路を、ランプの灯り頼りにキャスターバッグを引きながら進んでいた。 ) [Fri 7 Nov 2008 21:13:47]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが来ました。 『( 【水魔の脅威:7】 )』 [Fri 7 Nov 2008 21:01:12]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 『 (後ろを向いた) (着替え終えるまで待ってる) 』 [Fri 7 Nov 2008 02:11:10]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 着替えるです。 ( 儀式用衣装から、動きやすい服装へ ) 』 [Fri 7 Nov 2008 02:09:09]
◆ナキア > 大丈夫です、ハッシュさんがいるから気を抜いてるだけなのですよぅ。 ( それに商人さんからも敵意を感じなかったからだ。 覚悟してこの場に来ている以上、敵意ある相手の前でもぼんやりしているつもりはない。 へら、と笑みを浮かべ。 ) へいきですよー。 ( とりあえず、赤子を無事ウォーターエルフに返すまでは。まぁ、大事な子だから近くで見ていて、すでに樽から抱き上げて連れ帰っているかもしれないけれど。 ) … ん。 そうですか。 ( …ばらばらだなぁ。 思って、少し眉が下がる。そも、魔女も自分の村と関係深いものだから村長の気持ちも良くわかるのだ。村の平穏を乱すものは、たとえ相手が味方のつもりであっても敵だ。 )( 今の獣人でいえば、たとえ相手が味方であっても赤子の存在を脅かす可能性があるなら敵対しなければならない、という事なんだろう。 彼には子どもがいると聞いた。此処ではないどこか遠くの草原に。人や奴隷、水魔に限らず赤子に拘るのはそのせいだろうか。 あの商人さんも商人さんなりに頑張っていて、色々悩みもあるのだろう。…大丈夫だろうか、とふと彼女の去った通路に視線を向け、 ) …とりあえず、 ( 手元に視線を戻し、 ) [Fri 7 Nov 2008 02:07:39]
◆ハッシュ@水魔 > …大丈夫か? (まだぼんやりとしている魔女に問う。獅子の現在の心配は水魔の子よりも魔女の方だった。一回目の儀式の時もこうなっていたのだろうか?) 何なら馬車まで運ぶが? (荷物は魔女を馬車まで運んだ後運べばいい。今は魔女を休ませてやりたかった) …良い。今村長に知られたら水魔の子が殺されかねない (村の人間には水魔を生かしておく気がないのだ。子供と言えども容赦はしないだろう。奴隷の件はともかく、クオが非常になりきれない人間だと何となく分かっている。赤子は必ず戻ってくるから討伐はやめて欲しいと村長に掛け合う可能性もある。その時、あの真っ直ぐな冒険商人は取引を暴露しかねない) 討伐が終わったら話してもいいかもしれない。でも今はダメだ (それは自分に言い聞かせるような口調だった。また一つ溜息を付き、魔女には運ぶから置いておいてくれ、とでも言おうか) [Fri 7 Nov 2008 01:49:40]
◆ナキア > ――― え? あぁはい、 ( のろく、こくりと獣人の言葉に頷いた。水魔がいるかどうかはわからないが、とりあえず今ここで問いを重ねはしない。 ただ、赤子のことが気になってちらりと樽を見た。その日までに、連れ出せるくらい回復できるだろうか? )( 魔女は儀式後の疲労でぼんやりしているのと、ライオンの獣人が彼女に赤子のことを話す気がないようだったので赤子を遠ざけておいただけ。ぼんやりしているというのは逆にいえば気を抜いているという事。敵対する気があればもう少し赤子や自衛に関して機敏に行動するだろう。 荷物の中から消毒薬の瓶を出して右腕にかけながら、時折商人さんの方を見ては、誰だったっけ、と鈍い思考の中で考えて首を捻るくらい。 確か、以前――あまり思い出したくは無い、村での事件の時に―― …村に聖水とか、売ってくださった方だったっけ? とはいえ商人さんがこんなところに居るとは思えなくて、確証は得られないまま、 )( 商人さんがこちらを気にするような視線を向けたなら、包帯を巻きながら淡く微笑んだのだろう。獣人の言葉に、少し申し訳なさそうに。 ) ( 去ろうとする様子に、あ、と口の中で小さく呟くけれど、 ) …… お気をつけて。 ( 儀式の後で眠気を覚えている事もあって、そう告げて会釈を返し、見送ろう。 ) ―― 良かったのです、か? ( しょんぼり顔の獣人に問いながら、魔女は荷物を纏める ) [Fri 7 Nov 2008 01:36:32]
◆ハッシュ@水魔 > (討伐、そうだ。獅子は魔女に伝えなければならないことがある。再び魔女へと、今度は身体ごと向けて) ナキア、依頼主から討伐の命令があった。巻き込まれない内にここを出てくれ (水魔がいるのならば今この場で討伐決行日は言わず、水魔殿を出てから告げる事にしよう。討伐自体は遠くない内にあるだろうと水魔の長も分かっているのだから、水魔も驚きはしないだろうが) そうじゃない。何故村で赤子の面倒を見ないんだ、と言っている (そも、襲われるかもしれないとわかって何故ここに来るのかが分からない。目的があるならまだしも、散歩感覚で何故来たのだろう) (それはともかく、獅子は必死だった。この冒険商人は正直で、得た情報を全て開示する辺りからもよく分かる。だからこそ、今は絶対に言えない。村の連中に知られたら終わりなのだから) 今更話をして何になる。余計こじれるだけだ。…ああ (獅子は冒険商人が去るのを止めない。離れたのを確認したなら、溜息を吐いて鞘の中に剣を納めた) (こういう役回りは本当に慣れない。獅子の眉が八の字を描いた) [Fri 7 Nov 2008 01:22:44]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( 【水魔の脅威:6】 )』 [Fri 7 Nov 2008 01:13:04]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――え? …あ、ここへ連れて来ては、危ないと思って。 ( 一度襲われてしまっているのだから、しかたない。 子連れ狼するのも格好良いかもしれないけれど、ぶっちゃけそこまでの技量はないし。 身体は一つですと気まずそうに微苦笑を返す。 つきっきりになったらなったで、依頼を請けているのにというところで問題になってしまいそうだ。 もう外されているなんて思ってもみない。 もしそうなら、それが決定した時点で言い渡されると思っているから。 さておき。 ―――それとなく感じる赤ん坊へのこだわりは、やはり非現実的だと思ってしまう。 もっとも今回は、無条件で赤ん坊を返してという要求が受け入れてもらえたのだから、そうでもないけれど。 その渡りをつけたのが彼だと知れば、信じる者は救われるというか、大事なことを思い出せるかもしれない。 結局、夢だけに生きるのは男の専売特許だとしても。 ―――ただ、今は、邪魔だから引っ込んでいろという意思を汲み取ろう。 奥と、古式ゆかしい儀式をしていた彼女は気になるものの、そちらにも避けようとするものを感じるし――― ) ―――そういうわけにも、いきません。 まさか戦って止めることもできませんが… もし会えたら、せめてお話だけでも、とか。 ………。 え、と。 …そ、それでは、失礼しますね。 すみません。 ( やや困った風に視線を泳がせてから、も一度会釈した。 なんとなく、何にというわけでもなく詫びてしまって… とりあえず、この場を離れよう。 ) [Fri 7 Nov 2008 01:12:53]
◆ナキア > …、 ( 会釈には反射のように。魔女も小さく頭を下げて 「こんばんは」 と。 )( 本当なら儀式が終わってすぐに手当てをするつもりだったがそうはいかないようだ。魔女は樽を抱え上げればそれを商人が現れたのとは反対側の隅、四方を囲む水路ぎりぎりの位置に置こうと足を向ける。 赤子を連れてきてくれた水魔が近くにいるなら、受け取っていってくれるかもしれないが。 樽を置いたら、今度はチャリスを陣の外、隅においておいた皮袋の荷物の方へ運ぼうとするだろう。儀式の片付け、のような。 )( 魔女はライオンの獣人から色々事情を聞いてはいるけれど、口を挟む気は余りないようだ。 ウォーターエルフの患者の話は、シャコのウォータリアンさんは知っているだろうけれどおそらくライオンの獣人も魔女も聞かされていないだろうし ) [Fri 7 Nov 2008 01:03:33]
◆ハッシュ@水魔 > (クオに投げかけられていた視線はふと外され、魔女を振り返る。樽へと向かっていく様子は覚束なく見えるが、大丈夫だろうか。獅子の眉間に皺が寄る。傷の具合はどうだと尋ねたかったけれど、今は長の子供のことは秘密にしておきたかった。秘密を隠し通したいなら、誰にでも教えるわけにはいかない) ……村に? (また獅子の表情が曇る) お前が赤子の面倒を見るのではないのか (奴隷を買った本人が面倒を見ずに、何故他人に任せているのだろう) 機嫌を損ねた…ね。なら、もうここに来ないほうが良いんじゃないのか。じきに討伐が始まるんだしな (それは己にも言えることだ。ここに踏み入れるのに、傷つけないで欲しいという確約を結んでいるのは実はナキアだけだ。己はすでに襲われる覚悟も出来ている) [Fri 7 Nov 2008 00:52:50]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ベルの音、歌う声。 そこに居るのがハッシュさんなら、これはウォーターエルフの害になるものではないだろうと安心する。 誰かを連れて来たのか、それともここで知り合ったのか。 とにかく引き止めるような必要はなさそうで、表情を緩めて… すぐに気まずそうに口を結んだ。 引き止められたと言えば、むしろこちらの方。 生贄の交換なんて酷い事を考えると、もしかしたらすっかり軽蔑されてしまっているかもしれない。 考え無しにしたわけではないから、それならそれで構わないけれど… ただ、寂しいには違いなくて、また別の意味で緊張してしまった。 ) ( 超能力に近い亜流ではあるけれど、魔法を使う者として場の空気を読んだのか。 どうやら儀式が終わったらしいことを察するまで口を噤んで――― ) …こんばんは。 ご心配なく、赤ん坊のことは村にお願いしてあります。 今は、連れて来てません。 …で、何をしているのかというと、ちょっと所在無い感じなのですけど… ―――市から、水域の浄化に力を貸してくれる人に来ていただいているんです。 それで、ウォーターエルフの患者さんを、見せていただけないかと。 ―――ただ、一度機嫌を損ねてしまったのですよね。 …長に無条件で赤ん坊を返すと言わせた人もいるっていうのに、足引っ張っちゃって。 気をつけてくださいね、穏健派は村を裏切って彼女達の味方をしていると、ウォーターエルフの中にもそう思っている人がいるみたいです。 ( うっかり中立のような事を口にしようものなら襲われるかもしれない――― そう伝える相手が、長と会った人物だとは知らぬまま。 奥にいる人の法へ顔を向けて、会釈した。 あれ、どこかで。 何かお買い上げいただいたような。 ) [Fri 7 Nov 2008 00:36:32]
◆ナキア > ( ライオンの獣人が止めに入るほど酷い傷ではない。傷ついた両腕は痛むから、いつもと同じに器用に動くとはいかないだろうが。 ) ―――― … 、 ( 儀式の余韻の抜けない魔女には、まだ少し、現実が夢の世界の出来事のように感じられた。 それでもベルを置いて樽へと近づいていくだろう。 ) ( ライオンの獣人が誰かの名前を呼んだ。 誰だっけ。 どっかで聞いたことがあるような気がする。 )( でもライオンの獣人の声はまだ警戒したようなものだったから、魔女も気を抜いてへたりこめはしない ) [Fri 7 Nov 2008 00:33:18]
◆ハッシュ@水魔 > (魔女の返事がないのは当然のこと。本当は今すぐやめろと言ってしまいたかったけれど、それを魔女は望まないだろう。魔女の邪魔をしないよう、音源に近づいていこうとする。血の臭いが香る場所にあって、獅子は目を細めた。血で野生が騒ぐのは半身が獅子である己には当然のことだろう。それを押さえ込みつつ、音源へと向かうのはやや骨が折れた) …… (よかった、と思ったのは。どうやら儀式が終わったことを雰囲気で悟ったからだ。苛立ちと緊張を若干緩くしたが、歩みは止まらず、剣も鞘には収めない。儀式の邪魔はされずに済んだが、危険は去っていないのだ) ! (ひょっこりと顔を出した人間に剣を握る力も強くなるが、それが見知った顔であると知ればすぐに力は抜けた) …クオか、何故ここに? (それは余り歓迎していない声の響きだった。奴隷とは言え、赤子を犠牲にしようとした冒険者を奴隷は信用していないのだ) [Fri 7 Nov 2008 00:20:40]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( キャスターバッグを引く女にはどうしてそちらのことが分かったのか。 詠唱が聞こえたのかもしれないし、あるいはマナを感じ取ったのかもしれない。 他に 『建物に聞く』 などという方法もあるにはあるのだけれど、この建物の住人でもなければアクセスは難しかった。 というか、対面した範囲では住人にも敵意を持たれてしまっている。 ような気がする。 ともあれ。 ) ( 小さな車輪の転がる音がそちらに届くのなら、こちらもそこで誰かが何かをしているらしいことは感じ取っている。 邪魔しないように。 あるいは、気付かれないように。 ―――本気で潜むつもりならキャスターバッグも持ち上げてしまうから、とりあえず仕事仲間の誰かではないかと思いながら、どちらに属する人か判らないというところでつい用心してしまっている。 ) ( もう安全とは言えないし、無事交換できたとしてあまり意味はなさそうだから、奴隷の赤ん坊は連れて来ていない。 それでもリュックサックとキャスターバッグは単独行動の冒険者としてはいささか重装備だけど。 ―――やがて、通路の角から眼鏡の女が顔を出した。 これまた冒険者にしては長い髪を大きく二つに編んで、武具を身に付けているものの、何かのこだわりかスカートを履いている。 ) [Fri 7 Nov 2008 00:10:58]
◆ナキア > ( 四方を囲む水路に流れる水音以外のものが儀式の場に混じる。集中を妨げるかのような物音。下がった集中力では周りの雑音を完全に遮断するとはいかず心中で僅かに動揺するが、それでも儀式を中断する程のことではない。遠い世界の出来事のような感覚。 獣人の言葉が聞こえているのかいないのか、どちらにせよ今ここで儀式を止める事はできない。そうなれば呪は成らないし、儀式は一日に一度しか出来ないからまた明日やり直すことになってしまう。 あと少し。 ) ( 傷口から滲み出た赤い血は、腕を伝い銀輪に触れ手首を、掌を伝い落ち 指先からぽたり、チャリスの中へと一滴二滴、注がれる ) ―― 其をもって 彼の者の穢れを浄めん! ( 魔女はベルを持つ手を伸ばし、踊るよう。 西から南へくるりと回って、ベルの先で赤子を指し示す ) ( リンッ! )( 一際大きくベルの音が鳴って、 ) ―― 祝福あれ。 ( 樽の中の赤子へと告げれば、儀式は終わるだろう ) [Fri 7 Nov 2008 00:10:19]
◆ハッシュ@水魔 > (儀式と言うものをきちんと目で見ていなかった獅子は、恐らくこのようなある種神秘的な挙動を繰り返す事で終わるのだと思っていた。だから、魔女が自傷に及ぶと壁に凭れさせていた身体に動揺が走って揺れた) …! (己の声で集中を乱したくなかったから、何とか声を上げるのは我慢した。対価がこのように支払われる事を獅子は知らなかった。知っていれば彼女にはきっと頼まなかったのに) (苦々しい気持ちで儀式を見守る己の耳に入る、異音。清かな水の音以外に彼女の集中を乱すものがあってはならない。もしも彼女を害する者であるのならば排除しなければ) ナキア、気にせず続きを (獅子は小声で魔女に告げ、剣を抜いた) [Thu 6 Nov 2008 23:54:02]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 小さな車輪が遠慮がちに石畳を叩く音が、そちらへ近付いて行く。 小さな魔女を守る戦士にはもっと前から、しっかりとした足取りでガタガタ進むのが聞こえていたかもしれないけれど。 どうやらそちらの存在に気付いたらしい辺りからは潜むように。 カンテラの明かりが、ハッシュさんの立つ通路の角から差し込んだ。 ) [Thu 6 Nov 2008 23:51:28]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( カタ カタ カタ )』 [Thu 6 Nov 2008 23:45:19]
◆ナキア > ( 元々村人の観衆の中儀式を行う事が多い魔女は獣人の視線を受けても気にせずに、儀式を進めていく。会話も意識を向けることも何もしないし出来ない。今集中すべきは儀式である。 ) ―― 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 暁の金の鷲。星を求めるものよ。 渦巻く風。昇る太陽。清冽を齎すものよ。 女神の呼吸。明星。不浄を除くものよ。 ( ラインを引くは東の物見の塔の守護者、大気の光 ) 汝が輝きを彼の者によこせ! 汝が清冽を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 輝くものよ! ( ベルは南へと向けられ、魔女もまた南、赤子の入った樽へと体を向ける ) ―― 聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 灼熱の赤いライオン。燃え盛るものよ。 夏の熱気。生命の火花。誘発するものよ。 女神の魂。真昼。暴くもの。浄化の炎よ。 ( 火のマナのラインが魔法陣に加わり、淡く光り ) 汝が熱を彼の者によこせ! 汝が浄化を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 光を放つものよ! ( ―― リン! )( ベルの先がまっすぐに示すは樽であり、その中の赤子 ) ( 魔女はベルを下ろし西へ、チャリスの前へと向かい ) ―― 対価に捧げるは、我が力 ( 包帯の巻かれた左腕で引き抜いたアサメイで、右の腕、手首と肘の真ん中あたりに傷を作る ) 命の雫 ( 剣を鞘に収め、ベルを右から左へ持ち替えよう ) [Thu 6 Nov 2008 23:43:24]
◆ハッシュ@水魔 > (訂正) (裁断の間の前→祭壇の間を隅に) (酷い間違いだった) (ともあれ、獅子は魔女の邪魔をしないように隅に控えていた。獅子は二荷の樽を足元に置き、儀式を見守る。見守るしかできないのだから仕方がない) (見つめたところで何が変わるわけでもない。そして儀式の途中で術者に声を掛けるわけにもいかず、壁に背を凭れさせてただじっと見つめていた) (己の中の魔術の素養は素養のまま劣化して失われてしまった。手伝える事もない) [Thu 6 Nov 2008 23:33:03]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 『 (祭壇の間の前) 』 [Thu 6 Nov 2008 23:26:49]
◆ナキア > ( 魔法陣の中心に立った魔女は西を向き ) ―― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 水淀む淵に潜む蛇。雨降らすものよ。 灰色をまとった黄昏。夕星。繋ぐものよ。 ( 魔女が呪文を紡ぐにつれ、足元の魔法陣に水のマナが集まり淡く光ってラインを引いてゆく。水霊の力が満ちたこの地だから、流れるもの、清めの力持つ水の力が術式のメイン。 ) 海の子宮。流水。清めの力持つものよ。 汝が流れを彼の者によこせ! 汝が清浄を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 流れるものよ! ( 西から南、赤子の方へとベルを振り そのままの勢いで、魔女は北へと身を翻す ) ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 大地の力。全ての力の礎石よ。 外縁の暗闇の淑女。深夜の牡牛。北極星。渦巻く空の中心よ。 肥沃な大地。緑。調和をもたらすものよ。 ( 陣に新たなラインが増え、 ) 汝が強さを彼の者によこせ! 汝が静寂を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 静かなるものよ! ( リイ―― ィン )( ベルを北から南へ流し、魔女はくるりと東を向こう ) [Thu 6 Nov 2008 23:25:58]
◆ナキア > 魔法陣を通し流れよ。 西から南へ 汝らが力を流せ ( 言葉を紡ぎながら、西から南へ、ベルで円を描く )( 効果の程はまだわからない。 わからないからこそ、魔女は儀式を続ける。まだ一度しかしていないのだから諦めるには早すぎるし、この行為がまったくの無駄骨でも後悔しない。ただ己の力量を嘆くだけだ。 ――たとえ効果があったとしても、一度では十分ではないだろうから繰り返し。せめてこの赤子がこの地を離れられるようになるまで、同じ儀式を執り行おう。 効果が無いとしても、無いのだと認識できるまであと1、2度、魔女は同じ儀式を繰り返すだろう――という先日の記述通りである。 魔女は昨日と同じ白い衣装とヴェールに身を包み、銀輪を四肢につけてベルを持ちアサメイを下げていた。昨夜と違うのはその左腕に巻かれた包帯くらいだろう ) [Thu 6 Nov 2008 23:12:44]
◆ナキア > ( 水魔殿祭壇の間。魔女は水魔に案内されたその場所にいた。 )( 案内し赤子を連れてきてくれた水魔はもしかしたら水路にいるかもしれないし、いないかもしれない。 四方には小さな蝋燭が灯り、イノセンスが焚かれ、ワンドたる箒は東の陣外に置かれてチャリスは魔法陣の上、西側へ、ウォーターエルフの赤子は泉の水を湛えた樽にいれて南へ。アサメイは魔女の腰に下げられ、魔法陣は塩水で描かれたものだ。マナが通らない状態では何がかいてあるかわかりにくいし、マナが見えなければマナが通ってもみえないかもしれない。或いはマナの光は単にトランス状態に陥った魔女の妄想であるかもしれない。さて ) [Thu 6 Nov 2008 23:02:14]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『 ―― 水から火へ 』 [Thu 6 Nov 2008 22:51:11]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが退室されました。 『( 危ないですよ、なんて今さら。 …それに、私が襲われる可能性も、なくはないのに… )』 [Thu 6 Nov 2008 00:29:50]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ウォーターエルフの長や、毒に侵されている者の状態は分からない。 それどころか、フェリクスさんやハッシュさんの現状、ハッシュさんの助っ人についても何も知らないという状態だ。 村を離れていることも多く常に状況からは外側にいて、連絡も絶たれていると途方に暮れてしまう。 もっとも、中途半端な立ち位置ではそれが当然。 どちらからも信用されない、双方にとっての不安要素。 あるいはただのお邪魔虫。 ややこしく動き回ったところで成果もなければ、そんなもの自分だって勝手にすればいいと切り捨てると思う。 ) ( どうしよう。 ) ( ココさんと話して気持ちだけは幾分軽くなったものの、それで動けるようになるわけでもない。 行き詰った状況を打開する案はなく、ココさんを伴って深部を目指そうにも、仕事仲間と鉢合わせるのが不安だった。 ) ( とりあえず、ウォーターエルフに危険だと伝えた方が良いのだろうか。 いつまでもこうしていてもしかたない。 キャスターバッグを掴んで、歩き出す。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:29:22]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ウォーターエルフにとって水上との繋がりが重要なものではないのなら、いっそのこと奥へ通じる通路の全てを崩落させてしまってはどうかと、そのくらいのことは考えている。 さすがにデリケート過ぎて爆薬など扱っていないし、市から発破職人を呼んでくるしかないけれど、それでウォーターエルフの方が出て来ない限り接触は防げるのではないか。 …と言うか、水中で暮らせるのなら物理的に通路を塞ぐまでもなく、水底に引っ込んでいればいいような気もする。 フェリクスさんのような戦士もいるかもしれないから、それで安心もできないけれど… どんな熟練の戦士であっても、人間に水中で何かと戦おうという発想はないのではないか。 知らない話だけども、ニンジャさんなんかは別にして。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:14:41]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村にさほどの被害は出ないと、分かっていた。 だから村のことだけを考えていたというのは嘘になる。 もちろん第一には考えていたつもりだけれど、元を正せば村が加害者でウォーターエルフは被害者という構図を意識してしまうと、ウォーターエルフのことを考えないわけにもいかなかった。 それだって、精神的な面では回りまわって村のためと言うことができなくはないけども。 双方に対して理解を示そうとすると、どっちつかずで。 結局どちらの味方なのかと決意を固めようとしたところで、部分的な判断が入り乱れそれらを統合することができない。 ) ( それでも、人間社会に属している以上村を裏切れないのは絶対で。 ウォーターエルフにそう言った通り、仕事仲間と敵対してまで彼女達を守ることはできないのだが。 ) [Thu 6 Nov 2008 00:04:47]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村の被害を最小限に。 根本的な目標は常にそこに定めていたつもりだけれど、人の気持ちを軽んじて、おまけに自分好みの勝手な解釈しかできないようでは、何が叶えられるわけもない。 もたもたしている間に状況は流れ流れて、ついにさっさと滅ぼしてしまってくれと催促があった。 ―――〜いっそ手痛いしっぺ返しがあると良いのにと馬鹿げたことを遠慮なく考えられるほど、その選択は正しい。 ウォーターエルフ達にはもう総攻撃に耐えるだけの力はなく、村が求める通り、被害があるとしてもそれは戦士達の中だけで、間もなく決着はついてしまうのだろう。 ) [Wed 5 Nov 2008 23:55:00]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――さて、どうしよう。 ) ( 水魔殿の地上… 水上?部分。 ここもまた祭壇だったのか、あるいは演説する司祭や何かのお立ち台か、それらは区別されるものではないかもしれないけれど、とにかく周りより一段高くなっている場所。 星明りも欠しいそんな舞台にぽつんと小さな明かりを灯して、眼鏡の女が何をするでもなく佇んでいる。 水場で一層冷やされた風にスカートがはためいて、遠目には世を儚んだ街娘のような絵になっているけれど、実は胸当てもつけて武装した冒険者。 請けた依頼に従うのなら、この場へは戦いに来ている戦士のはずだった。 ) ( でも、求められるままに動けるわけもない。 ) [Wed 5 Nov 2008 23:45:48]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:5】 )』 [Wed 5 Nov 2008 23:30:57]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『――― 祝福あれ ( 総能力値:36→35 )』 [Wed 5 Nov 2008 23:00:19]
◆ナキア > ( 魔女は呼吸を整えるために小さく息をつき、 ) ( 体を西へと向け、そちらへ―― チャリスの前へと、足を進める。 歩くたび、動くたび 銀の輪と左手に持ったベルがシャラシャラと音を立てた。 ) ――― 対価に捧げるは ( 魔女は、西に置いたチャリスの前に立ち 腰に下げたアサメイ…銀の短剣を鞘から引き抜いて ) 我が力 ( 自らの左腕 ベルを持つ手の、手首と肘の真ん中あたりに 赤い、線を引いた ) 命の雫 ( 剣を鞘に収め、ベルを右手に持ち替えて 左腕を下に、チャリスへと向ければ それは腕輪を汚し 手首を伝い手のひらを伝い指先を伝って )( ぽたり、一つ二つばかり チャリス―― 聖杯の内へと零れ落ちる ) ―― 其をもって 彼の者の穢れを浄めん! ( 西から南へ。清めの水から浄化の炎へと、力が赤子に届くよう。 魔女はベルを持つ手を伸ばし 一回りして、ベルの先で赤子を指し示した )( シャン、と 一際大きく音が響いてとまる。 ) ( 命の源はなにか。ライオンの獣人にそう問われたら魔女はマナでありオドであると答えただろう。 だから、其れを対価に、浄化の力を引き出そう ) [Wed 5 Nov 2008 22:59:10]
◆ナキア > 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。大地の力。全ての力の礎石よ。 外縁の暗闇の淑女。深夜の牡牛。北極星。渦巻く空の中心よ。 肥沃な大地。緑。調和をもたらすものよ。 ( 魔女のイメージの中 魔法陣のラインに、地のマナが加わる。けれどその光が水よりも弱いのは、ここが水霊の力の強い場所だからだろう ) 汝が強さを彼の者によこせ! 汝が静寂を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 静かなるものよ! ( ベルが、北から赤子へと向けられ 魔女は、東に立つ ) 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。暁の金の鷲。星を求めるものよ。 渦巻く風。昇る太陽。清冽を齎すものよ。 女神の呼吸。明星。不浄を除くものよ。 ( 大気の光がラインに加わり ) 汝が輝きを彼の者によこせ! 汝が清冽を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 輝くものよ! ( り リィ―― ン 、) ( ベルの先が赤子の方を示し、魔女は南…赤子の在る樽に向かい立つ ) 聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。灼熱の赤いライオン。燃え盛るものよ。 夏の熱気。生命の火花。誘発するものよ。 女神の魂。真昼。暴くもの。浄化の炎よ。 ( 陣に火のマナが加わり ) 汝が熱を彼の者によこせ! 汝が浄化を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 光を放つものよ! ( ベルはまっすぐに、樽へと向けられた ) [Wed 5 Nov 2008 22:36:50]
◆ナキア > ( キン、と。 音が響いたかのよう、魔女の周囲の空気が張り詰める――― そんな風に感じたのは魔女だけで、他の者は何も感じないのかもしれないが。 ) ―― 水から火へ 魔法陣を通し流れよ。 西から南へ 汝らが力を流せ ( 西から南。ベルで円を描きながら告げる言葉。ついで、魔法陣の中心に立った魔女は西を向く ) ――聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。水淀む淵に潜む蛇。雨降らすものよ。 灰色をまとった黄昏。夕星。繋ぐものよ。 海の子宮。流水。清めの力持つものよ。 ( 足元に塩水で描かれた魔法陣に、水のマナによって淡く光の線が引かれてゆく―― 魔女の目にはそんな光景が映っていた ) 汝が流れを彼の者によこせ! 汝が清浄を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 流れるものよ! ( リィーン )( 西から南。魔女の立つ位置から赤子へと、ベルを振り )( そのままくるりと、踊るよう 魔女が立つのは北。 ) [Wed 5 Nov 2008 22:22:21]
◆ナキア > ( 効果の有無も、効くなら効くでどのくらい軽減できるのかも やってみないとわからない。 それは、ライオンの獣人にこの件を頼まれた時彼に告げた言葉。 それでもいいと言われて、魔女は此処にいる。たとえ全くの無駄でも、試してみないよりはマシということだろう。 だからといって、手を抜くつもりは無い。やれるだけのことを、しよう。 たとえ効果があったとしても、一度では十分ではないだろうから繰り返し。せめてこの赤子がこの地を離れられるようになるまで、同じ儀式を執り行おう。 効果が無いとしても、無いのだと認識できるまであと1、2度、魔女は同じ儀式を繰り返すだろう。 ) …、 ( 水霊の気に満ちた、この場所の空気は心地よい。 深呼吸を一つ、し、 ) ( しっかりと床に足をつけ、まっすぐ立とう。センターリング。 目を閉じ小さく息をついて心を落ち着かせ、おなかからゆっくりと息を吸い込み 力…マナやオドと呼ばれるモノが己の中に満ちてゆくのをイメージする。 ) … ( しばしの間の後、魔女は、ゆっくりと目を開けて ) ―――― いきます、 ( 誰かにではなく、自分に宣言するかのように。小さく ) ( シャラン、と銀の輪とベルが鳴く ) [Wed 5 Nov 2008 22:05:03]
◆ナキア > ( 四方に小さな蝋燭の明かりが灯り、香がふわりと薫る。 魔法陣の南側には小さな樽。中には魔女がよく儀式に使う森の泉の水と、ウォーターエルフの赤子。 西側には空のチャリスが、魔法陣の中、小さなペンタクルの上に置かれていた ) … ( 魔女は儀式用の白い衣装を身に纏い、白いヴェールを頭に被り 腕や足には幾つもの銀の輪。腰紐にはアサメイが下げられ、手にはベル。この魔女にとってはワンドでもある、いつもの箒は陣の外、魔女の立つ側にある 案内し子を連れてきてくれたウォーターエルフはどうしているだろう。おそらく赤子のために近くにはいるだろうけれど ) [Wed 5 Nov 2008 21:46:58]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 水魔殿 祭壇の間 )』 [Wed 5 Nov 2008 21:35:25]
お知らせ > 村長さんが退室されました。 『「おやすみなさいませ。」 村長はそう告げると、見回りに出る。』 [Wed 5 Nov 2008 00:32:51]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが帰りました。 『(最初から最後まで、全く迷いはなかった。)』 [Wed 5 Nov 2008 00:32:28]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (言われて、一瞬、きょとん、とした顔をするが、すぐにくすくすと笑い始める。)・・・我が、集団の、長、か。・・・まぁ、しばし、立ったなら、考えてみても、いい、かも、な。(いい笑い話を貰った。くすくす笑いを収めながらそんなことを。)・・・目的が、同じでも、手段が違えば、敵に、見えてしまうから、な。(異質なものを敵対視してしまう。それに加担するものも・・・きっと、人が抱えていく問題の中でも最高に難しい部類の問題であり、おそらくは人がいる限りなくならないであろう問題だろう。)・・・よろしく、頼む。救おうと、して、被害に、あったのでは、彼らの、立つ瀬も、ないだろうから・・・。(後は村長の判断にゆだねよう。自分がどれだけ言っても、村の総意が彼らを悪者にしたのなら、それを止める術はないだろうから・・・。)任せて、おけ・・・とは、いえない、が・・・できうる限り、やって、みよう。(失敗の可能性もあるわけだから、任せろとは言えないし、言える性格でもないが、全力を賭して、水魔と戦おう。覚悟を決めた水魔たちへの礼にもなる。)ああ。そう、させて、もらう。・・・村長も、体を、壊さぬように、な。(立ち上がり、そう挨拶を告げると出て行き、下宿させて貰っている家へと戻っていく。) [Wed 5 Nov 2008 00:31:09]
◆村長 > そうですね…。 ( 力が無い、というのは悲しいものだ。個人にせよ集団にせよ、それが選択の範囲を狭め、時に罪にすらなる。 ) いえいえ。確かに大変ですが、村の発展を見るのはこれで中々楽しいものです。あなたももし機械があったら、そういった集団の長になってみては? ( とはいっても、じゃあなりますと言ってなれるようなものでもないのだが…。 ) ―――ええ、それはわかっているつもりです。私も村を救わなければという思いからつい冷たい態度を取ってしまいましたが、根っこの部分はきっと一緒なのでしょう。 ( 村娘が助かり、村も存続していけそうになった今、ようやく少し気持ちに余裕が出てきた。攫われた赤子の母親はそうではないだろうが…。 ) この仕事が終わったら、私は彼らを咎めることはしません。私たちにそこまでの強制力はありませんし、村への直接的な妨害を行ったのならまだしも、彼らはそういった事はしてないわけですから。 ( 単に雇用主と傭兵の間で起きた、契約不履行による賃金の支払い拒否――ただ、それだけだ。 …もっとも、直前まで赤子を助けられなかった時の罪を彼らに被せようとしていた事は言わないでおこう。心証を悪くする必要は無い。 ) ――どうかお願い致します。この事件に決着をつけてください。 ( そう言うと、村長は頭を垂れた。 ) …と。さて、そろそろ見回りの時間ですので、私は行きますね。。バイ・チャンフォン様はどうかゆっくりと身体を休めてください。 [Wed 5 Nov 2008 00:21:40]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > それほど、簡単に、村をまかなえる、術が見つかる、ほど、政治は、甘くは、ないだろう、からな。・・・無論、余裕が、あるならば、助けてやる、くらいの、気概はあっても、いい、とは、思うが。(それがなかったから、そうなっているのだ。本心はともかく、「余裕が無かった」で、水魔たちと戦う理由は付いたのだ。)うむ・・・。村を、治めるのも、大変そう、だな。・・・心労、お察し、する。(村人や水魔たちと同じく、村長自身もあの手この手で村を生き延びさせようと必死なのだろうと、そう感じた。むしろ、その両方よりも心労は上かもしれない。水魔、という種族を滅ぼしてでも、村を救おうとするくらいの気概はあるのだから背負うものも人一倍だろう・・・。)・・・彼らも、彼らなりに、村と、水魔を、救おうと、努力、している。・・・どうか、敵対的な、行動や、態度は、避けて、やって、ほしい・・・。貴方方の、敵を、生かしている、ように、見えるが・・・水魔たちを、生き延びさせようと、する、行動は、穏便に、済ませる、という意味、では、貴方方も、助けようと、している、のだから。(口ぞえはしておいた。彼らがこのままこの村の人たちに拘束されたりすることだけは避けたい。・・・最悪でもこの村からの追放で、なるべく穏便に済ませたい。自分の敵は水魔であり、穏健派の彼らではないのだから。)・・・一ヶ月で、契約が、切れる、のだから、その、判断は、妥当な、判断、だ。・・・いい、だろう。他は、どうあれ、我は、一掃する、ことに、尽力、する。(雇い主の判断に、従い、金を受け取る。それが傭兵だ。ならば何も異論を挟む余地は無い。) [Wed 5 Nov 2008 00:07:27]
◆村長 > ええ。ロックスがもっと大きな集落で、染物以外にも何か産業があればもう少し余裕はあったのでしょうが…。 ( それこそ自分たちに余裕があれば、という話になってしまう。 ) ――そうですね。水魔の事件が片付いたら、今度何かあった時にどうしたら良いのか村で考えて行きたいと思います。いつも事が上手く行くとは限らないのですから。 ( もっとヴェイトス市に近い地方村では吸血鬼騒ぎが起きたこともあると聞く。そういう化け物がここにやってこないという保障は無いのだ。 ) 何よりです。私たちに協力してくれる限り、ロックスはあなた方と敵対するような事はしませんから、ご安心ください。 問題は…水魔達との話し合いに応じた者達ですが。 ( 彼らとて、命を懸けてまで水魔に味方するような事はないと思う。少なくとも水魔討伐の邪魔はしてはこなかったし、もしかしたら討伐命令を聞いて改めてこちらにつくかもしれない。…ああ、そうだ。このことも言わなくては。 ) バイ・チャンフォンさん。後で他のものにも伝えますが、水魔殿への討伐命令を私から出そうと思います。赤子が戻らないままですが、いつまでも手を拱いているわけには行かない。一気に水魔殿を叩き、水魔達を一掃してほしいのです。 [Tue 4 Nov 2008 23:55:09]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 神殿に、出ていたとはいえ、村の中に、いながら、さらわれたのは、こちらの、失態と、言えるだろう。・・・そういって、くれると、助かる。(とはいえ、やはり何かよくないものを残してしまった。自分としては仕事は完璧にやり遂げたかったのだが・・・まぁ、今となっては何を言っても仕方の無いことなのだが。)・・・己の、生活を、削ってまで、その、「化け物」の、生活を、守る必要も、ない、だろうし、な・・・いや、全く、正しい、判断だろう。(人としては全く正しいことだ。結局のところ、己ら以外の者を守るのにはそれ相応の力が必要。この村には、自分たちの生活を守ることしかできないのだ。選択の余地は無かった・・・とも取れるだろう。手が打てたのではないか?と言われれば口を開く。)その、言葉は、我らの去った、後で、実行すると、いい。・・・次に、生活の場を、脅かされるのは・・・もしかしたら、水魔、などと生易しい者では、ないかも、しれない、から、な。(似たような問題の相手がドラゴンなどの凶暴な相手だった場合、人間では対処しきれないかもしれないのだから。)そうか・・・より一層、やりやすくなった。村の中に、共生を望む者が、いた場合、我らに、災厄が、降りかかる、やもしれん、と、思っていたので、な。(杞憂だということを知ると、心の中で少し安心した。) [Tue 4 Nov 2008 23:44:23]
◆村長 > ( 襲撃を受けて赤子を攫われてしまった事は、確かに傭兵側にとっては失態。…だがまあ、水魔に歩み寄りを見せる連中の存在を差し置いても、襲撃に加わった水魔の数は多かったし、仕方が無かったのかもしれない。 ) どうかあまり気になさらないでください。まさか、川から出て来てこんな場所までやってくるとは私も予想出来なかったことですし。 ( 妻が居れば茶でも出せるのだが。話し合いの最中に席を立つわけにも行かないし。 ) ええ。相手側から染物を止めて欲しいと言ってきました。 …そうですね。結論から言えば、YESです。染物を止めるなんて事はどうしたって出来ないし、最初のうちは何か良い手段は無いものかと考えたりもしましたが、結局は途中から何もしようとは思いませんでした。ここは私たち人間の村です、何故化け物どもなんぞのいう事を聞かなければならないのか…と。 ――もっとも、こうなる前に何か手が打てたのでは無いかと言われてしまえば、返す言葉はありませんが。 ( こんな強硬手段に出るとは思っていなかったのだ。彼女らは基本的に大人しく、黙っていても何もしてこないだろうという頭があった事は否定できない。 ) ――村の中には居ません。少なくとも人質を取られ襲撃を受けた今となっては、共生を願うものは居ないでしょう。 ( 無理に滅ぼす必要は無いが、相手方が居なくなってくれるなら何でも良い、といったところだ。 ) [Tue 4 Nov 2008 23:32:47]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > すまない。(そういいながら家の中へ。椅子が勧められれば、素直にそこへ座る。)・・・戦う、為に、我々を、呼んだのに、あれでは・・・。無様な、ところを、見せたようだ、な。(少しばかり気にしていたところはあったので、見回りの話が出れば、そんな言葉を。)ああ・・・この村と、水魔との、間で、以前に何度か、話し合いが、あったと、聞く。・・・その時には、何の対策も、何の防備も、するつもりは、なかった、のか?・・・あと、この、村の中に、我ら以外に、水魔と、共生したい、と願って、いるものは、いる、か?(唐突にそんなことを。仲間に聞けば分かることもあるだろうが、自分としてはやはり直接雇い主の口から聞いておきたかった。) [Tue 4 Nov 2008 23:24:39]
◆村長 > いえいえ、とんでもない。こんな事態ですからな、何時であろうとも村長としての勤めを果たさせて頂かないと。 ( 仕事の事であれば尚更だ。 立ち話もなんですから中へどうぞ、と案内しようとする。ついていくのならば、机と椅子が並べられた部屋に案内し、その一つを勧めるだろう。 ) 今、村の男連中と村の見回りをしておりまして。今日は丁度深夜の当番で朝まで寝ないつもりでしたので、構いませんよ。 ……それで、聞きたいこととは? [Tue 4 Nov 2008 23:19:06]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 夜分に、済まない・・・少し、聞きたい、ことが、あって、きた・・・。時間、いただける、だろうか・・・?(フォーウン訛りの口調で村長に挨拶を向ける。表情は村長に笑いかけられれば、僅かに口角を上げたようだ。用件を的確に述べて、少しばかり時間をもらえるかどうかを尋ねている。)無論、仕事の、こと、なのだが・・・眠い、言うなら、明日でも、構わない。(どうでもいい、といえばどうでもいい話だ。だが、自分としては確かめておきたくはある。どちらにせよ、自分は仕事は遂行するつもりではあるが。) [Tue 4 Nov 2008 23:14:53]
◆村長 > ( 討伐命令を出そう。というと今までのとはあまり内容に差が無いように思えるが、赤子を助けなければと考えるあまり動きが鈍ってしまう傭兵もいるかもしれない。討伐命令は、いわば村としての姿勢がどうなのかという事を傭兵たちに伝えるために出すのだ。――最悪の場合、赤子を見捨てる事になるかもしれない、という事を。 ) ……と。 ( ノックの音に顔を上げる。妻が応対するだろうと思ったが、そういえば例の赤子が攫われた母親を慰めに行っているのだった。 村長は椅子から立ち上がると部屋を出て玄関に向かう。そして扉を開いた。 ) ――ああ、バイさん。こんばんは、ご苦労様です。 ( 村長はにこりと笑った。 ) [Tue 4 Nov 2008 23:05:07]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (いつもどおりの服装の上にローブを羽織っている。こちらにいるうちに寒くなってきてしまった。秋のうちに戻れるかと思ったが・・・。まぁ、そろそろ契約も切れる。とっとと町に戻り、風呂にでも入ろうかと考えながら村長の家の前に着く。そしてノックを数回してみる。)・・・まだ、起きていれば、いい、のだが・・・。(一つだけ、聞きたいことがあった。この仕事を請けたときに聞いておくべきことだったかもしれないが、今となっては致し方ないことだろう。)・・・。(誰かが出てくるのを待っていたが、そのまま出てこないようであれば、その場を立ち去るだろう。) [Tue 4 Nov 2008 23:03:24]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが入室されました。 『(コンコン、と家の扉が鳴る)』 [Tue 4 Nov 2008 22:57:24]
◆村長 > ( その理由は簡単だ。一月という契約で雇った傭兵たちを継続して雇うには、その金が要る。あまりぐずぐずしていると川が増水して水魔達はまた攻撃を仕掛けてくるかもしれないし、染物の作業もそろそろ再開したい。あまり考えられないが、現在水魔を討伐してくれている連中がまたしても水魔の方に寝返ってしまう心配もある。 ――攫われた赤子の命は心配だが、止むを得ないだろう。もう既に殺されてしまっている可能性もある。 その責任は水魔に加担した連中に擦り付けてしまえばいい。彼らには申し訳ないが、なぁに…どうせこの仕事が終わったら連中もヴェイトス市に戻るのだ。こんな小さな村にもう用は無いだろうし、社会的な信用が失墜するわけでもなし、構わないだろう。なんなら、少しぐらい報酬を払ってやってもいい。 ) あの子の母親には、後で私から話しておくか。 ( いつまでも村を巻き込むわけには行かないのだ。 ) [Tue 4 Nov 2008 22:53:34]
◆村長 > ( 十分な報酬が出せないのに傭兵が来てくれるのかという不安。雇った者達が水魔達の意見に耳を傾けはじめる。村が襲撃され、赤子を奪われる。 ――数々の難問はあったが、事態は収束に向かいつつある。村娘たちは救出され、水魔達は着実にその数を減らしつつある。事を急がなくとも水魔を追い払う事は出来るだろう。 しかし、あまりのんびりはしていられない。 ) ( 村長は先日水魔に殴りつけられた頭の痛みに手で触れながら、自室で考えていた。 ) [Tue 4 Nov 2008 22:47:44]
お知らせ > 村長さんが入室されました。 『もうそろそろ一月が経つ。』 [Tue 4 Nov 2008 22:40:53]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが退室されました。 『 命というのはもっとこう、シンプルなものだ 』 [Tue 4 Nov 2008 21:43:09]
◆蜷潜@水魔 > ( ただ見渡す限りの村の夜は静かだ。 正直なるようになった結果どうなっても、村の静寂は乱されないんじゃないかという程度には。 赤子一人死んだとて、水魔がどうなったとて、時間が経てば忘れ去られる事だ。 ) ( 蜷潜にとって命というのはそんな、景色の一部に過ぎない。 赤子だから大事だとか、水魔がかわいそうだとか、そういうのには興味もない。 生まれてから死ぬまでの経緯など一つ一つに感想を求めていたら、魚一匹食えたもんじゃなかろうに。 ) [Tue 4 Nov 2008 21:41:54]
◆蜷潜@水魔 > ( 村の待遇は良い。 まぁ相応の仕事はしたのだから当然だが。 帰って来てからまともに動けないが、入れ替わりで助けた娘達が顔を出して甲斐甲斐しく看病とかしていく。 これで怪我と頭痛が無ければ本当になんだか田舎に湯治にでも来たみたいな至れり尽くせりなのだが。 残念ながら寝て起きて食って寝て、以上の事をする気力体力は無かった。 こうしてのんびり景色を眺めている今も体調が優れているとは言い難い。 単純にこれ以上、眠れないだけだ。 ) [Tue 4 Nov 2008 21:30:21]
◆蜷潜@水魔 > ( 興味は失せている。 どっちにしたって水魔はもう負けだ。 追い立てられるか滅ぼされるか言いなりになるか。 村は水魔が赤子を返さない限り毒を流し続ければ良いし、返したって別に流し続けて問題は無い。 水魔が襲ってくるなら傭兵が戦うだろうし。 いや、どうかな? 話し合いの好きな連中だ。 誰か目の前で殺されるまでは交渉し続けるかもしれない。 ) ( 君影と藍音はどうしているのだろうか。 こっちに到着してから藍音とは顔を合わせていないし、君影に至っては居るの?居ないの?的な感覚。 村まで来て引き籠っている可能性を考えたら少し楽しかった。 どうでもいいが。 ) [Tue 4 Nov 2008 21:17:15]
◆蜷潜@水魔 > ( その後の経緯は聞き流しつつ適当に耳に入れている。 なにやら平和的解決の方向で全体的にそんな感じらしい。 益々出番は終わったような感じだ。 そっちの方向で片がつくのならもうする事は無い。 そんな仕事をしに来たのではないのだから。 ) 最近の傭兵というのは平和的だな。 ( 行儀悪く窓枠に腰かけ、脚を放りだす。 傭兵、というよりは交渉人みたいな連中が大半のようだ。 ま、よくわからん。 そういう流行りなんだろう。 ) [Tue 4 Nov 2008 21:08:03]
◆蜷潜@水魔 > ( ロックス村、とある宿場の一室にて。 かなり無茶な荒事を済ませて蜷潜が帰って来て暫し――――当の本人はこうして一仕事終えた気分でのんびりと休暇を過ごしている。 仕事の半分とはいかないまでも、三分の一くらいは進めてやったのだし、あとは残りの連中が勝手にやるだろう。 自分一人の仕事でなし、これ以上求めるなら他の連中の分を減らしてでも報酬倍額寄越せって話だ。 だいたい、無理が祟って当面はまともな仕事など出来そうもないのだし。 ま、村が水魔にでも襲われたら仕方なく自衛+α程度の働きはするが、こうも熱と頭痛が酷くてはどうも。 ) ( 寝過ぎて寝付かれた某日。 寝床から這い出して水を飲み、窓を開けて村の様子を見渡している。 頭痛、高熱、胸と額の裂傷、コンディションはまったくもって良くは無い。 多少疲労が取れて多少傷が塞がり始めた程度だ。 ) [Tue 4 Nov 2008 21:04:55]
お知らせ > 蜷潜@水魔さんが入室されました。 『 act.3/休息 』 [Tue 4 Nov 2008 20:57:10]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 ―― 魔法円は、設定された 』 [Tue 4 Nov 2008 01:26:47]
◆ナキア > ( 魔法円の設定において、想い描く色やイメージは毎回違う。実際にその色の顔料を使って描くこともある。 今回の儀式の魔法円。 思うは、水と火の色。 それらの光の帯が、絡まり もつれ合い、魔法円を描き出すことを思い描きながら――― ) 女神の肉体たる大地により ( 北から、 ) 女神の呼吸たる大気により ( 東へ ) 女神の輝かしき精神たる火により ( 南 ) 女神の子宮、生命の水により ( 西と、 巡りながら 塩水を使い、逆さまに持った箒の柄の先で魔法陣を描いた ) [Tue 4 Nov 2008 01:24:13]
◆ナキア > 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ。 我は汝に祈り 汝を呼ぶ。 暁の金の鷲よ 星を求めるものよ 渦巻く風よ 昇る太陽よ 来たれ! 女神の呼吸たる大気によって汝が光をよこせ 今、ここに! ( かざしたアサメイで、空に召喚のペンタグラムを描く。 東、大気に宿る力を引き出すように。 ) 塩と水をもって東を霊化する! ( 三回塩水を撒き ) 火と空気をもって東にエネルギーを注ぐ! ( 吊香炉を手に、煙で同じくペンタグラムを描いた。 )( 次に体の向くは南。 ) 聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ。 我は汝に祈り 汝を呼ぶ。 灼熱の赤いライオンよ 燃え盛るものよ 夏の熱気よ 生命の火花よ 来たれ! 女神の魂たる火によって汝が炎をよこせ 今、ここに! 塩と水をもって南を霊化する! 火と空気をもって南にエネルギーを注ぐ! ――聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ。 我は汝に祈り 汝を呼ぶ。 水淀む淵に潜む蛇よ 雨降らすものよ 灰色をまとった黄昏よ 夕星よ 女神の羊水により汝が流れをよこせ 今、ここに! 塩と水をもって西を霊化する! 火と空気をもって西にエネルギーを注ぐ! ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして全ての力の礎石よ。 我は汝に祈り 汝を呼ぶ。 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 北極星 渦巻く空の中心よ 石よ 山よ 肥沃な大地よ 来たれ! 女神の肉体たる大地により 汝が強さをよこせ 今、ここに! 塩と水をもって北を霊化する! 火と空気をもって北にエネルギーを注ぐ! ( 体をそれぞれの方角へ向け、 東と同じ動作を繰り返し ) [Tue 4 Nov 2008 01:13:32]
◆ナキア > ( ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。 …例えば水魔殿より上流をウォーターエルフたちが住処とし、水魔殿より少し離れた下流で染めの作業を行う という事にしていれば、コアの汚染も起きなかったと思うのだけれど。そうは出来ない理由があったのか、その程度の妥協さえしてはくれなかったのか。 まぁ、どちらにせよ今となっては無駄な話。魔女は頼まれた儀式をする。それ以外口出しをするつもりはない。 ) ( 深呼吸を一つ して、 ) ――― ( 天と、 地に。 敬礼を ) ( そして体を東に向け、 ) [Tue 4 Nov 2008 01:00:20]
◆ナキア > ( 今日いきなり、 儀式は出来ない。 ) ( まずはこの場を儀式の場として相応しいように聖域化しなければ。 ) … すみません、少しお借りするのですよぅ。 ( 礼をして告げるのは、正面に在る女神像に。 既に打ち捨てられた場とはいえ、礼は尽くさねば。もしも自然神であるならば、自然崇拝の魔女である己の信仰には近しかったのだろうか ) [Tue 4 Nov 2008 00:50:33]
◆ナキア > ( ―――― 村の依頼を受けたわけでもなく 調査依頼を受けたわけでもなく ただ、ライオンの獣人に頼まれて、魔女は此処にいる ) ( 案内してくれた水魔の方に礼を告げ、なるべく水が入らないようにと二重にした皮袋のなかからアサメイ二本、チャリスなど儀式に使うものを取り出し準備を進め、水にぬれた黒服から儀式用の白い服に着替えた ) [Tue 4 Nov 2008 00:44:00]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 水魔殿 祭壇の間 )』 [Tue 4 Nov 2008 00:38:45]
お知らせ > ルガリア・ココさんが帰りました。 『未だ、終わりじゃあない。』 [Mon 3 Nov 2008 01:16:52]
◆ルガリア・ココ > ( 有難う、そう応えた商人さんは幾分――表情も軽く、良かったと心の中で。 ) 秘境の地に行けば、きっとトレジャーですよ。 ( 情報収集後、エルフの少年は神殿に向かうだろう。 ) [Mon 3 Nov 2008 01:16:36]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( 奴隷の赤ん坊と交換するのは一先ず保留。 でも、することはある。 )』 [Mon 3 Nov 2008 01:12:25]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――うん。 後ろめたさを誤魔化して行動が過激になることもあります。 取り返しのつかないことをしてしまう前に、自分を省みて色々な気持ちに気付ければ… でも、それにも余裕が必要なのですよね。 ( 棄てたものじゃない。 分かっているつもりなのだけど、余裕がないと後ろ向きになってしまう。 そうでしたと微笑もう。 村が取り返しのつかないことをしてしまう前に… それも、私の目標だった。 ) 流浪の生活は辛そうですが、旅暮らしもそれはそれでと思ってもらえるかな… 縄張りだとかで、危険がないところを見つけられると良いのですけど。 ( ただその候補地を探す方としては、最終的な安住の地をすぐに見つけないといけないわけではないのだと、少し気楽になる。 ―――ウォーターエルフの長を信じて… その信頼に応えられるよう、まだしばらく、頑張ってみよう。 ) トレジャーハンターの仕事とは違うような気もして、一人で請けてしまいました。 なのに、手伝ってもらっちゃっていますね。 ( ありがとうございます。 いくらか明るい表情になって。 …最後はやっぱりココさんらしい。 笑って、とりあえずマッピング情報を共有しておこう――― ) [Mon 3 Nov 2008 01:12:03]
◆ルガリア・ココ > ――恨みだけじゃないかもですよ、案外棄てた物じゃアリマセン。 ( でなければ、人間の辞書に後悔などという単語は載ってないだろう、と。 ) 川の上流にいけば汚染はされてない筈ですから、永住しなくとも一時的に移住でも良いじゃないですか。 その間に別の染料となる植物を植えるなどの手段は講じれる筈ですし。 長期的な解決策を時間が無いと切り捨てないで、短期的な方法と組み合わせるのもアリではないですかね。 ( 先日考えついた考えを述べる、染料を変えられるならばソレが一番な気もする、と頷いて。 ) 長は、感情で動いたらダメだと思います。 一族の命運を左右するワケですから――――なので、話し合いの余地があるならばってトコじゃないですかね。 滅びたく無いからって襲ったり奪ったりするだけじゃないって事ですからね。 信じても良いかと。 ( 全て己の想像だが、と注釈を付け加え。 ) クオさんも修羅場を潜り抜けてますからね……――。 幽霊船とか雪山に比べたら、そりゃやり過ぎる事もあるかと…。 ( 少しばかり遠い目を。 大変だったなぁとか。 ) 此処まで僕も来たからには最後まで、手伝わせ下さいね。 微力ですけど……。 ( ゲフッ、と。 己の事になると途端に勇気が音を立てて萎む少年だった。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:53:43]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――分かっています。 …余裕ができたらできたで、恨みなんかも思い出すかもしれませんしね。 ( 村は一度娘さん達をさらわれている。 それはどんな結末を迎えても変わらない。 最悪の場合、何が何でも滅ぼそうとする可能性だってあるのだから… ウォーターエルフの側にそういった感情がないのなら、落としどころは移住か。 水質が変わると生きていかれない、移住はできないという話もあるが、未だにフェリクスさんが探しているようなら、脈もあるのかもしれない。 ) …ん。 そうですね… 一時の激情だと良いのですけど――― というか、彼女達の反応に甘えてしまっていますが… もうウォーターエルフの方は何人か殺されているはずで、毒だけでなく、傭兵が手をかけたこともあるはずですから… 話ができるだけでも不思議。 ( 人間同士なら、そういう次元ではないと思う。 そうするとやっぱり、彼女達は人間らしくない方が好都合で、でも互いを知り合おうと思ったら人間らしい方が共感し易くて――― またもにょもにょ考え込みそうになるのを、首を振って止めた。 ) ええ。 そうですよね。 信じてみます。 てゆか、やっぱりアレで物別れにならないといいなあ… 〜しかたなかったんですよ、私は例によって大荷物で、赤ん坊もいて、逃げようとしたってなかなか――― で、ちょっと追い払うくらいのつもりで抵抗したら相性悪かったみたいで、大怪我?させてしまって… 身体にしている水の温度を上げただけですから、水の中に戻しておきましたし、大丈夫だと思うのですけど――― ( まさか死んでいないだろうなと今更心配。 でも、鞄もキャスターバッグも置いて逃げるのは出費がかさむんですといつもの調子。 そうそうすっきりはしないけども、聞いてもらえればそれだけで楽になる。 気楽にしてくれる言葉に、微笑んだ。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:41:56]
◆ルガリア・ココ > 治療が出来たとして、共存出来るかは――お互いの努力が不可欠ですからね。 僕だったら水魔の移住をお薦めします。 共存出来ないんじゃなくて、互いに余裕がありませんから。 ( 死すら覚悟してしまう程に。 ) 一度剣を抜いてしまうと、後が怖いですからね。 怖くて、傷付けてしまう感覚。 ( 知らずに溜息を零した。 いっそ剣を棄てて交渉に立つしかないのかと、そんな思考を振り払い。 ) 其の儘の言葉で受け取っちゃダメだと思います。 感情から出た言葉だったんじゃないですか、水魔も見方を変えれば被害者ですから。 被害が深刻なのでしょう……――。 形振り構ってられない場面で、クオさんだったら冷静に対話が出来ると思いますか? 僕は、きっと怖いです。 ソレでも、赤ん坊を返すといってる長さんを此方が信用してあげるべきでは無いでしょうか。 ( 辛気臭いには、緩やかに首を振って。 ) 人間だって一枚岩じゃないでしょう。 ソレは―――……。 ( 嬉しいの言葉に正直、エルフは困惑した。 けども、ソレは可能性があるという話なのかも知れない。 ) 取り合えず撃退するのはやり過ぎと言いますか、クオさん――そういう場合は逃げて良いかもですよ。 過去の最善は、過ぎた話ですから―――今の話みたく後になって嗚呼すれば良かったと思える位で丁度良いかと。 ( 今の話=逃げちゃえば良かった )( 未だ、事件は終わっていないと。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:20:04]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜ええ… どうすれば良いのか、落としどころを探してる。 …もちろん、水域を浄化できて核も治療できて、村とウォーターエルフは仲直り、水魔殿を観光資源にこれからは手を取り合って〜なんていう大団円が一番ですけど。 そこまで上手くいくかどうかは分からないから、これがいい!と言うより、これでいいかな?みたいな姿勢で――― いえ、これは別にいいのですけど… ( 同族の赤子を差し出すのは気が咎めるものだろうと、納得してくれたのかもしれない。 戦いにおいては裏切るけども、同族全てを裏切ったわけではないというか… ウォーターエルフの考えは分からないから、何とも言えないけれど。 でも言われてみると確かに妙で、ココさんに首を傾げつつ。 ) ―――〜で、怒らせちゃいました。 そんな中途半端な気持ちでいるのなら、最初から手助けなんかするなって。 …その赤ん坊でもう一人助けられるから置いて行けと襲われて、撃退して。 それが今後の交渉全てに影響してしまうんじゃないかとか。 ―――何でしょうね。 なんかもう、その辺りのが色々ごちゃごちゃになってしまって… うん… 最善って何だろうなんて、考えていました。 ( 結果次第で後から変わるもの。 割り切ってしまえばそれまでだけど。 すっかり辛気臭くなってしまって、笑って首を振る。 ) ―――すみません、何だか。 わけわからなくて。 …妙なのは、それまで長を立てていたウォーターエルフが、突然襲って来たのですよね。 我慢の限界、というところかもしれませんけど… それで何か状況が変わってしまうのか。 ―――〜でも… こんな、厄介なことにしてしまったかもしれないのに… ここでも私は、少し嬉しかったりするんです。 死にたくないと思ってくれる… 個があって、人間らしくて… 異種族でも、もっと身近に感じられそうで… ―――〜勝手ですね、怒らせといて。 [Mon 3 Nov 2008 00:02:48]
◆ルガリア・ココ > クオさん――……。 ( 板挟み、とは違うのだろう。 ) 両者の意見が解るから益々解らなくなってしまう感覚ですか…。 ( 村人にも死ね、とは言えないだろう。 染料無しで生きれない村。 確かにこの先、何があるのかは少年にも知らないか。 声のトーンが落ちる。 ) 対等な条件を出す為の奴隷ですか…。 染料は止めない、赤子も返せ、繁栄するも――ちょっと考え物ではあるのですけど。 ( 確かに、依頼主が止めれば傭兵には戦う理由は無くなる。 ) 水魔さん達が、貴女を……クオさんの言葉で言えば同胞を裏切ってくれる事に期待してたって事ですか。 人間の赤子を返すといった長が、ソレを期待してたとは考え難いと思うんですが。 ( 裏切りを期待してたならば、喜んで赤ん坊を受け取ったのでは無いのか。 ) 信頼はそういう時に…、使わない時にいいです。 きっとクオさんが真剣に話したから、向こうも聞いてくれたと思います。 ヒトを動かすのは利益だけじゃない、と僕は。 ( 思います、と ) 納得を探してなければ、己が最善を尽くしたか考え込んでいた?とか。 ( 酷く、哀しげに聴こえたのは。 己の感情のせいだろうか。 ) [Sun 2 Nov 2008 23:36:46]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――そんなの… たまりませんよ。 そんな風にしてもらえる立場じゃありません。 彼女達を滅ぼそうとしているのは人間で、私はそれがしかたのない事だと思っています。 嫌だけど、しかたない。 そんな方法で豊かになったって実は先はないのかもしれませんが… ロックスが貧しくて、でもそれをすればいくらか余裕を持って暮らしていかれるのなら、親交もない異種族を顧みないことを、頭ごなしに非難もできないんです。 ( 人間社会の恩恵を受けているのなら、最後に優先するのは人間側でなくてはならないという意識。 助けようとはしていても、そこには一線があって。 ) ―――うん。 どうしてこうなっちゃったのか… 私が赤ん坊を連れて行ったのは、もしも治療法が見つからなかった時には、それがウォーターエルフ達にとって絶対に必要なものだからです。 彼女達を助けるために、捧げるのとは違いますよ? ただ、彼女達はもう赤ん坊を押さえていて、何も差し出さないけど村の子だけは返してくださいなんて、むしがよすぎます。 ―――それに、タカ派の… また括ってしまいますけど、積極的な攻撃に賛成する仕事仲間のことは、依頼主である村長さんから止めてもらえないと… ウォーターエルフの戦力には、あまり余裕がないそうですから。 ( 納得できる方法を探してわけじゃない。 ただ、理解できるところで最善を尽くそうとしていた。 思い込みもあったと思うけども。 …納得しなければ動けないのでは、何もできなくなってしまいそう。 ココさんの予想に首を振って。 ) ―――そんな話をしている時に、言っちゃったんです。 そうでもしてこちらからの攻勢を止めないと… 私は、仕事仲間と戦ってまであなた達を守ることはできないって。 ―――だめですよね。 そう思っていたって、黙っておくべきでした。 嘘をつくことになるのかもしれませんけど… 彼女達の信頼は、私が人間の中にあって異端で、同胞よりも彼女達の方を選ぶことが前提になっているのでしょうから… [Sun 2 Nov 2008 23:19:34]
◆ルガリア・ココ > ―――僕なら、彼女達の長が決めた経緯はわかりませんけど。 僕でも同じ事は言うかも知れません。 ( 昨日、河川敷を歩いていて思った胸の内を言葉に。 ) 僕も一応妖精の端くれですからね、ニンゲンにもクオさんみたいな人がいるならばソレで良かったかな、とか思ってしまいます。 奇麗事とかじゃないですよ、感傷と言われたらソレも違いますけど。 ( 滅びに瀕した水魔達、何を思い赤子を攫い、そして返すのか。 瞳を伏せがちに、バツ悪そうに広めのデコを指で掻く。 ) 僕なんかは人間…、いや種族で区切る前に個人があるって街に出て来て思いましたけど。 じゃあ、クオさんの納得出来る方法を探しているって所ですかね。 ソレとも――? [Sun 2 Nov 2008 22:54:13]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――…そうですね。 まだ、お話したことない方がほとんどでした。 ( 括りそうになっているけれど、言われてみればギンレイさんしか知らない。 行動が問題なのだからこの際内面は後回しでもよさそうだけど、けしかけられるままに突き進む人ばかりではないかと頷いた。 『一人で戦っていた』? そんなわけないと首を振る。 慰め過ぎというか、なんだか凄く心配させてしまっているみたいで、困った風な微笑。 フェリクスさんには話していたし、ハッシュさんも赤ん坊のことは知っている。 形は違えど、きっとそれぞれ戦っている。 ) …はい。 ―――それで赤ん坊連れて行ったのに、会えたウォーターエルフが、受け取ろうとしないんです。 村の子の方が人質としての価値はありますけど、そんな交換には応じられないというわけではなくて。 …自分達が助かっても助からなくても赤ん坊は返すつもりだとか。 あ、彼女達の長がそう決定したそうです。 …あとは… なんか、みえみえだったのかな、辛そうな私にそんなことはさせられないとか。 ―――自分達が私達の同胞に滅ぼされかけてるのに、そんなこと言っていて。 …もちろん、そうしてくれるのならもうこの件は、依頼的には凄く奇麗な形で解決したようなもので… それがありがたくないわけないのですが… 信頼してもらって嬉しくないわけないのですが… これまた納得できません。 [Sun 2 Nov 2008 22:46:48]
◆ルガリア・ココ > タカ派とか、そういう括りで見ると―――視界狭まっちゃいますよ。 銀嶺さんだって言ってたじゃないですか戦士の矜持だって。 ( きっと情けない笑みを浮かべている自分。 赤ん坊の件には、眉を寄せ視線を外す商人の横顔を仰ぎ見た。 ) 一人で戦ってたんですねクオさん…、実際にゲルググ…じゃ無かった。 ウォーターエルフに、それで赤ん坊を持っていった、と。 ( 犠牲は付き物と断ずるか、解決の道を模索するか。 其れは個人の思考。 商人は二つを止める為に犠牲を選んだ、そういう事だろうか。 眼鏡のブリッジを指で押し上げ、語られる経緯に耳を傾け。 ) でも、人間とは戦えないって話に繋がるんですか……。 ( 原因の一つだと語った商人、未だあるのだろう。 ) [Sun 2 Nov 2008 22:33:35]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( きっと他にも色々言ってくれたのだろうに、編集されてそういう部分しか話していないような印象になってしまう。 さておき。 ―――体調は問題ないのだけども、川へ戻す視線は冴えなかった。 ) ―――…私が連れてる赤ん坊、奴隷ギルドで買ったんです。 さらわれた子の、身代わりにしようと思って。 …村の子は助けないと、どうしたって村は止まらなさそうですし… というか、助かっても止まらないかもしれませんけど… とにかく、どうにかして取り返さないと村がタカ派の傭兵をけしかけるのを止められない、そのための説得さえ、させてもらえないと思ったから… ―――でも、ウォーターエルフ達にとっても、赤ん坊はどうしても必要で… そこを譲歩してもらうなら、代わりを用意するしかないでしょう? ( 今は武装していない。 キルテッドシルクのスカートの上… 重ねる手は、少し落ち着きなく。 ) ―――そう理解しているのに… で、そのように動いてしまってるのに… 納得はできなくて。 酷いことしてるなっていう自己嫌悪と――― ( まだ、あるらしい。 ) [Sun 2 Nov 2008 22:23:12]
◆ルガリア・ココ > ( 相手方の反応待つ事暫し。 固唾を飲み込みじっと商人さんへと視線を投げ掛け続ける。 ) ………。 ( びっくんと妖精耳が跳ねた。 「 犯行前、随分と思い詰めた顔をしてたので心配してたのですが…… 」 事件後、自警団にモザイク入りの珍妙な声で受け答えしている己の姿が見えた気がする。 ヒトコトで商人さんの具合は良く無いらしい。 おずおずと近付き、彼女を見上げる。 ) 怒らせた――。 ( 話では意志の疎通も可能だとは聞いていたが。 冒険者としてでは無く、個人的に逢っていたのだろう。 ) 口を滑らせたですか…。 交渉が上手くいかなかったとかですかね。 ええ、続けて下さい。 ( 相手の話す儘、その先を促すよう口を閉じ。 ) [Sun 2 Nov 2008 22:04:53]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜は? …あ。 あ、ココさん。 …え。 や、やだなあ、なんですそれ。 疲れてるのかな、怖い顔してました? ( かけられた声にはっとして、少し呆けて。 そんなことないですよー? と笑いながら、自分の頬をほぐすようにむにむに摘む。 ) …水質についても、ですか? ええ、ずいぶん昔に放棄されたみたいで、正式なものは手に入らなかったのですが… 私がマッピングしたものでよろしければ。 …でも、今回その辺りの連携あまり強くなくって… あまりカバーできていないのですよね。 中に入って行けば、ウォーターエルフの方で見つけて案内してくれるかもしれませんけど―――… ( 言いよどんで… 思考をループさせてまた目を伏せる。 『思い詰めてません?』 …それを思い詰めている場合でもないことだから、本当になんでもないのに。 尋ねてもらえるならお言葉に甘えて。 のろのろと口を開こう。 ) ―――ちょっと、その… ウォーターエルフを怒らせてしまいました。 言い方、適当ではないかもしれませんが。 …彼女達を守るために人間と戦うことはできないって、口を滑らせてしまったのですよね。 いえ、そんな言い方一つが原因だったわけでもないと思うのですが――― …ええと。 [Sun 2 Nov 2008 21:59:18]
◆ルガリア・ココ > 何か結婚生活が上手く行かず、思い詰めて包丁を見詰めている奥さんみたいな顔になってますけど……。 ( 育児に疲れた? とか脳裏を過ぎるのは気のせいだろう。 物陰より、ちんまい人影が商人へ歩み寄らんと。 ) やっぱり、水魔殿の内部を調査しないとダメそうです。 内部の地図とかあったら手に入れたいかなぁとか何とか―――。 ( 気遣うような素振りの後、努めて冷静を装い尋ねてみる。 何が起きてるかは薄々感じても切り出せないという有様。 ) ……――やっぱり思い詰めてません? ( 無言で佇む女性に、遂に我慢できなくなり再度尋ねてみた。 ) [Sun 2 Nov 2008 21:45:03]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( でも、どちらの味方でもない中途半端。 それはいっそ敵だと言われても仕方がないところ。 解決に向けて協力しているものの、仲裁者は目障りに思われてしまうものだというのは分かる。 戦争の仲裁に入った第三国は、双方から攻撃されて真っ先に滅び、消耗した両国は第三国を山分けにして仲直りした、めでたしめでたし。 そんな笑い話もあったっけ。 ) ( 個を感じたウォーターエルフの変化には、どこかホッとするものを感じていた。 交渉が失敗した瞬間でありながら、それを嬉しく思うのは… きっと、敵性種族を信頼し滅びを受け入れるなんてことを、して欲しくないからだと思う。 もちろん信頼してくれるのはたまらなく嬉しいし、こちらにとっては非情に都合が良い決定なのだから撤回されても困るのだけど。 ―――助けようとしていながら相手のことを完全に信用してもいないために、そう不自然なことをされるとかえって不気味に思ってしまう。 もう少し良い言い方をするのなら、そんなの哀しい。 ) ( ―――もちろんこのままで良いのだけれど、これで良いとすっきり笑うこともできない。 これで良いのだろうか。 単純に分からないのではなく、良いとも悪いとも、両方言える状況で悩むことに答えは出ない。 ) ( 危険かもしれない、その割合が高くなってしまったのもあって、もう一度赤ん坊を連れて行こうとは思わないけども。 あちこち納得できなくて、つい考え込んでしまった。 ) ( 水域の浄化と核の治療が果たせればいいのだけれど… 村までは来てくれそうにない市の研究者達からもらった報告は、かんばしくなかった。 ) [Sun 2 Nov 2008 21:43:10]
お知らせ > ルガリア・ココさんが入室されました。 『 ――クオさん? 』 [Sun 2 Nov 2008 21:39:37]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――これで、良いのかな。 ) ( 水魔殿に棲むウォーターエルフは滅びを受け入れて、彼女達を助けられても死なせてしまっても、赤ん坊は返してくれるらしい。 奴隷の赤ん坊も差し出すなと、無茶を言ったハッシュさんだからこそ築けた信頼。 その辺りの話はしていないから知らないけども、何にせよ事件として見ればもう解決している。 ―――そう言いつつ、未だに赤ん坊が帰って来ていないのは不安でもあるけども。 そんな嘘をつく意味はないと思うし。 気掛かりがあるとすれば、長の意向に反対するような言動をしていたウォーターエルフがいたことくらいか。 ) ( それも途中までは、そんな様子は見せていなかった。 だから彼女が変わってしまったのは、もしかしたら私のせいかもしれなくて。 それで仲間割れして赤ん坊の身に危険が迫ったら、それも私のせい。 ) ( 何がいけなかったのかなと、憂鬱な溜息を零す。 正直に話せばいいというものでもなく、嘘も必要だった。 そんなこと分かっている。 ―――そんな風に考えてしまうのだから、きっと分かっていない。 村長と、ウォーターエルフと、両方から言われたことの意味。 人間側に敵対はできないけれど、できればウォーターエルフを助けたい。 それはハト派三人、共通しているものではないか。 まさかフェリクスさんだって、人間側を裏切ろうとは言わないはずで。 ) [Sun 2 Nov 2008 21:26:25]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 交渉は見事に失敗してしまったけれど、村までは無事に帰ってくることができた。 以来、ヴェイトス市の研究機関や調査を依頼した個人と連絡をとりつつ、赤ん坊の世話をしてどこかぼんやりと過ごしている。 ―――そういえば粉ミルクなんてありませんよね。 お乳はどうしようとか、失念していたのはさておき。 おくな? 人によるかもしれないけども、一人っ子だとお乳が余って絞らないといけなくなることもあるらしいから、いくらか握らせて譲ってもらおうか。 さておき。 ) ( 村の外れで、流れる川を見つめている。 上から下へ、流動する水が汚染されるなんて改めて思うと不思議。 土に染み込む都合かなんて考え始めると、そもそも川の水はどこから来るのかとか、埒もない意識がなんでもない風景をやけに雄大に見せてくれた。 現実逃避だ。 ) [Sun 2 Nov 2008 21:05:45]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:インターバル4】 )』 [Sun 2 Nov 2008 20:50:05]
お知らせ > ルガリア・ココ@解毒調査さんが帰りました。 『 ――村への帰還、明日は内部へいってみよう。 』 [Sun 2 Nov 2008 03:50:07]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > 村に帰ったら、染料の元になった植物がこの土地本来の物か聞いてみますか。 ( 川に沈めた水袋を引き上げ、背負い袋の中へ。 アマウラ辺りから染料の植物を輸入して見るのも良い。 この土地に果たして根付くのか、今後も染料を続けるならば試す価値はあるだろう。 問題は――。 ) やっぱり、神殿の内部を見てみないと駄目ですよね…。 ( 水魔殿、と呼ばれる遺跡なのか居住区なのか。 兎に角、冒険者にとってはダンジョン。 ) 結構大きな建物なんでよね。 ( 周辺地域の探索を切り上げ、汚染地域の中心。 神殿内部の調査が必要だろう――正直、来た時から入らないと駄目なのは知っていたが。 ) 暗くて、ジメジメした場所かァ……――良いトコですねぇ。 ( ほぅ、と桃色吐息。 心が休まると。 ) [Sun 2 Nov 2008 03:49:45]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > 人間に効かない毒かぁ……。 僕には効くんですかね。 ( 毒キノコでも野生の動物達がもっちもちと食べてたりするが。 染料の元となる植物に特有の成分があるとして。 ) 代わりの植物を植えるだとか、品種改良とかはニンゲン達の得意とする分野の筈ですけどね。 ( 害が無ければ難しいか。 ) 今は抜本的な解決よりも――皆、もうちょっと違うトコ見てる気はするのですけど。 ( ” 水魔達の核 ” 小耳に挟んだ話と状況的に見て皆の関心は其の部分。 河川敷から手を伸ばし下流の水を採取する。 月明かりの無い空の下、墨を零した様に黒い水は――エルフの目には普通の水に見えて。 ) [Sun 2 Nov 2008 03:30:18]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( 現在、状況は極めて錯綜している様子。 各人が解決に向け方法を模索中であったり、攫われた娘達を救出したりと思惑が交差する中―――。 ) クオさんは、其れでもやるんですかね。 ( 少年とて野良とはいえ妖精族の端くれだ。 人間と括るつもりは無くとも、水魔の為に奔走する彼女の姿は――矢張り何処かで嬉しく感じた、と言うのも可笑しな話だろうか。 ) とは言え…、ねぇ……。 ( 先ず周囲の地形と、川辺の精霊達に異変が無いかをこうして歩いて調べている。 ) [Sun 2 Nov 2008 03:19:22]
◆ルガリア・ココ@解毒調査 > ( クオ「 毒パネェ 」 )( 以上粗筋終了。 毒の調査をしに周辺地域の探索へと赴いた少年。 商人さんは、器用だと感心してくれた様だが実際のトコロ、少年が別段毒に詳しいワケでも専門的な知識を持っているワケでは無く。 精霊魔法は森羅万象の理に通じている為、精霊達の異変を察知出来るとその程度だが。 ) 水魔ってアレでした、何でしたっけか。 姿無きゲル… ゲル…―― ゲルググ? ( いや、ドムだっただろうか。 ) アヘッドは絶対違いましたが。 ( 角のある水魔が気合で居合い! とか言い出したら其れは其れで…。 ランタン片手に河川敷を歩きながら阿呆な想像をもやもやと。 ) [Sun 2 Nov 2008 03:07:38]
お知らせ > ルガリア・ココ@解毒調査さんが来ました。 『 ―――前回までの粗筋。 』 [Sun 2 Nov 2008 02:53:16]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 [Sat 1 Nov 2008 21:51:14]
◆ハッシュ@水魔 > (もし通路が水没していたり、行き止まりに突き当たったらまた別の道を探すしかあるまい。もしかしたら遠回りが結果水魔へと導くかもしれない) (ただ、期日は確実に忍び寄ってきている。あまり遠回りしすぎてはいけない) (出来るものなら今日許可を貰いたいものだが、許可は下りるだろうか?) (――獅子の思考はとめどなく流れ、巡り続けた) [Sat 1 Nov 2008 21:50:59]
◆ハッシュ@水魔 > (水路をカンテラで照らし、水魔のコアが見えないか探した。しかし、己の瞳には清かな水が流れている様しか映らない。水魔の数はもう少ないと長から聞いている。余り水魔殿の入り口付近には行かないように注意しているのだろう。この間最深部へ向かうのに、この水路からどのように歩いただろうか。最深部まで行くつもりはないが、奥に行けば水魔がいるかもしれない。少なくとも、入り口付近にいるよりはずっと遭遇率は高いように思われた) (翳していたカンテラを下ろし、水路に沿って歩き始めた。一本道である内は辿れる。……多分) [Sat 1 Nov 2008 21:35:53]
◆ハッシュ@水魔 > (水魔殿の内部は外よりもひんやりとしているような気がする。水路が多い所為だろうか? 次にここを訪れた時は毛布でも持ってきたほうがいいだろうか。ここには温かみを感じさせるものは一切ない。子供の小さな体は冷えやすかろう) ――、そういえば… (ふと、思った。クオは奴隷の子をどうしたのだろう。ギルドへ戻したのだろうか。…まさかまだ生贄にすると言っているのだろうか。もしそうなら……) ひぃ、ふぅ、みぃ…… (蒼い瞳は暗い天井を見上げ、獅子は日数を数え始める。羊皮紙の文字を見つけてから何日経った? ………赤子の食事はどうしているのだろう) (村の赤子の母親が奴隷の子のために乳を搾ってくれるとは思わなかったが、さてどうなのだろう?) (考えているうちに、よく水魔と遭遇する水路の前に来ていた) [Sat 1 Nov 2008 21:26:18]
◆ハッシュ@水魔 > (ヴェイトスから帰還した獅子は、一旦村まで戻ってすぐさま水魔殿へとやってきた。未明、奴隷の子が水魔に差し出されそうになった事など露知らず、頭の中では足りない頭で方策を考える) ――海……海水? 貝、真珠……魚? 卵? (連想ゲームはまだ続行中だったらしい。言葉を聞く限り、連想は連想にはなっていないようだった) (つい先日まで携帯していたバスケットはもう持っていない。右手に持っているのは囚われた赤子のための乳――それで満たした皮袋だけだ。そして、左手にはカンテラ。今日は赤子への差し入れと、水魔に浄化の儀式の許可を得るためにやってきた。魔女の姿がないのはいきなり知らない人間をここに入れるのが憚られた所為だ。今頃馬車の中で儀式に使う道具の手入れでもしているかもしれない) [Sat 1 Nov 2008 21:17:13]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが入室されました。 『 (水魔殿) 』 [Sat 1 Nov 2008 21:01:46]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『 しかし、それはまた別の話だ。 』 [Sat 1 Nov 2008 04:24:00]
◆水魔 > ( ――太陽が真上に来る頃にその水魔は復活し、穴から這い出る。その後、コアを穢されて苦しんでいた仲間の一人が命を落とした事を聞かされる事になる。傷つき倒れた仲間達。毒で苦しみながら死んでいった仲間達。そしていずれ自分もその中に加わるのだろうという事を思い、密かに人間と最後まで戦うことを決意するのだった。 これで毒に冒された5体の水魔の数は4体に減った。その事を口にするものは居ないし、誰にも告げられる事は無いだろう。ただ「4体になった」という事実だけがそこにある。 ) [Sat 1 Nov 2008 04:23:44]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( とりあえず、泣く子をあやしつつ… )』 [Sat 1 Nov 2008 04:20:37]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――………。 ( まさか死んでしまったりしていないだろうなと、とんちんかんなことを考えて穴の中を見つめていた。 ) ( やがて、そそくさとその場を後にする。 ニンジャに助けてもらうとか美味しそうだったけど、残念。 生憎かわいらしいヒロイン属性でもないか。 守銭奴とか、その辺りのステータスが邪魔をして。 ) ( この子、どうしよう。 …長と直接話すことができれば良いのかもしれないけれど… それとも、ハッシュさんは完全に水魔側へ寝返ったのだろうか? でもそうすると、子どもは返すという部分が納得できない。 長は、信じても良いのだろうか。 ) [Sat 1 Nov 2008 04:19:33]
◆水魔 > ( 脳という部位が存在しない水魔に意識がある、無いという言葉を使用していいかどうかは判らないが、ともあれ意識を失った水魔はそのまま穴の中に落とされる。穴の底では水に落ちる音が響いて、それ以降は静かになるだろう。 ) [Sat 1 Nov 2008 04:15:05]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――手近なところで、そう何人も赤ん坊が手に入ったりしませんよ? 一人助けておしまいで満足できますか? 一人も助けられないより良いかもですけど。 結局、まだ生きてる赤ん坊の仇討ちに戦士が乗り込んで来ているのに――― ( 言ってもしかたないのだろうけども。 ぶつぶつ。 なんだか凄く怖いけど、慌てふためいて逃げるのも癪だから、びくびく様子を覗いつつ荷物を回収する。 そして、静かになった。 ) ―――? あ、あの… え… え、ちょっと罠ですか? そんなわざとらしい――― 何か小さくなっちゃってますし、早くその辺の穴から… ………。 ( 水底に戻った方が良いのではないかと言うけれど、動かない。 しばらく様子を見て。 右見て、左見ても誰もいなくって。 もとい見つけられなくて… ―――ハンマーの先でちょいちょいつつき、反応がないのを確認したら、キャスターバッグの上に赤子を縛って改めてウォーターエルフの傍に屈む。 おそるおそる、腰? だかどこかその辺の、抱き易いところを抱いた――― ) ―――ぅわっつ熱ッ!? ………あー… ちょっと、酷いですねこれ… でも、でも襲ってくるから悪いんですよ。 ( 下は水溜りだし、あちこち床に穴が開いて、どこに続くとも知れない水中に繋がっているし。 まだ冷め切らない熱に耐えつつ、全身使ってずりずり引っ張ろう。 適当な穴から、落としておこうと思う。 ) [Sat 1 Nov 2008 04:11:09]
お知らせ > 君影@水魔さんが帰りました。 『(一体何しに来たって?そりゃ出歯亀にだけど。)』 [Sat 1 Nov 2008 04:01:05]
◆君影@水魔 > ( まあ私はこの女の後に抜き足差し足忍び足でこっそり付いて帰るとしよう。 藍音もまあ多分きっと恐らく帰れるでしょう。 )( 水魔が何をしようと無力化してる相手に興味も無く。 数を減らす為に止めを刺す事も決してなく。 じっとじっと隠れ続けたまま。 ) [Sat 1 Nov 2008 04:00:18]
◆水魔 > 済むものか…。 ( 熱を帯びるその体は明らかに小さくなっていく。その弱った身体を引きずりながら、地べたを這い蹲りながら、帰ろうとするクオを追った。 ) このままで、済むものか…。私は、必ずその赤子を奪って見せる…ッ! 私は、仲間を…た、助けるんだ…っ。 逃がしはしないぞ、逃がしは…しない…ッ! ( しかしその動きは遅く、例えクオが普通に歩いたとしてもその速さには追いつけない。やがて力尽きたのか、がくりと伸ばした手を落とし、動かなくなった。 水魔は息絶えればコアを残して消失するので、まだ生きてはいるようだが――。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:56:29]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( はぁ はぁ はぁ 言い合って息が切れた。 村長と同じ言葉に、思わずじわっときてしまう。 がんばってるのに、出資してるのに… これでもかっていうくらい善意なのに――― 都合の良い独善だと気付けない夢見る女は厚かましい。 どうして分かってくれないのだと思いながら、結局自分が一番分かっていないのだと分からない。 ) ( 確信はなかったけれど、粉は効果的だったようだ。 一度にばら撒ける量はそんなに多くなく、全身を沸騰させるなど不可能、せいぜい表面が煮えるだけだろうけども、足止めにはなるらしい――― それを見つめて。 ) 難しいですね、命の値段は。 だから、対価ではないです。 …ただ、赤の他人な上に異種族で、それどころか敵と思われているかもしれない私がかけられる限度額。 …悪かったですよ、大したことなくて。 それでも月収の純利10ヶ月分なんだから。 ―――人質交換してくださいって、言っておいてください。 …いえ、必要ないのかな。 ハッシュさんは説き伏せられたのですものね。 赤ん坊も無償で帰って来る。 水魔は大人しく滅びてくれる! ―――〜ああ、もう…! ( それでは水魔が哀しいし。 きっとロックスは大団円だと勘違いするだろうし。 苛立ちに任せて言ってしまって、前髪を握った。 ―――物陰から見守るニンジャには気付けないまま、リュックサックを拾って、帰ろうと。 煮えている彼女は、無力化できたと思い込んでいるようだ。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:49:49]
◆君影@水魔 > ( 多分あの人間の女の方が来た方角が帰り道に繋がってるだろう。 確実に帰れそうな道筋の予測も着いたし。 ――――こんなおかしな光景も良い席で眺められたし。 ああ面白かった。 うん、面白いなあ。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:43:41]
◆君影@水魔 > ( 面倒くさい連中だとタカ派の女は考える。 様々な手段を講じて莫迦げた金額の金までドブに捨てるような真似をしている。 依頼の条理から外れてまでだとか。 義理も義務もない事に首を突っ込む物好き達だとか。 その光景を見ているだけ聞いてるだけの暇人はそんな風に物事を考えている。 )( そして気持ちが伝わらない一人と一匹の様子に女は笑って。 おかしそうに笑うのを物影でただ堪えている。 悪趣味で他人の不幸を楽しむどこまでも性格の歪んでしまった女。 )( こういう時に数を減らしたいとか。 そんな事も思っていたけれど。 まあ別にもうどうでもいいや。 怪我が痛い。 ダルイ。 どういう結果になろうとも干渉しないしどうでもいいか。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:40:26]
◆水魔 > 確証も無い話をよくもそうぬけぬけと…ッ!村長がそう言ったのですか! …もう人間の言葉には騙されない! 人間達との関係も同時に保つあなたの言葉を、私は信用しない! ( 奇しくも吐くのはロックスの村の村長と同じ言葉。最初からそうするべきだったのだ。相容れないことはわかっていたのだから、人間の言葉なんかに耳を傾けるべきではなかったのだ。良く考えて見ればわかることだ。奴らは水魔か?違う、人間だ! ) 黙れッ!! ( クオの必死の言葉を、その一言で切って捨ててしまう。 ) その100万は私の仲間の命より高いのか!!そうだろうな、金で同胞の命をやりとりするお前たちにとっては! ( 下らない。金がなんだと言うのだ。貨幣の価値などわからない水魔はそう思う。 ) ( 地団駄を踏むクオに接近して、手を伸ばす先は泣き喚く赤子だ。この子供さえ奪えば、私は仲間を助けてやれるのだ。だが…それより先に、視界が真っ白になった。何だ、粉――…? ) な、何……。 ( 粉は水魔の体表に付着し、熱を生じ―― すぐにその異変に気付いた。 ) な、何コレ… な、 あ、あぁぁあああぁあああああああ熱いィィイイイイイイ!! ( 水魔は後ろに尻餅を付き、ぐつぐつと煮えたぎる自分の身体を見下ろした。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:33:15]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 想いや努力だけではなくゲンナマもかけているのだと、そこ黙っていると格好良いのに地団駄踏んで言ってしまう。 十分子どもか。 そしてこうなってはさしもの奴隷赤子も泣き出した。 ) ―――〜ちょっと頭冷やして来てくださいッ! ( ぶわっと袋を振る! 冷えるどころか液体を熱する粉が広がった――― 一面水溜りの場所だから、自分にもちょっと危険だが。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:13:48]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > 無駄ではないはずです。 もう諦めていた赤ん坊が生きていれば、きっとロックスの見方も変わる。 ―――あなたが言ってくれたんじゃありませんか! 私がこの子を身代わりにはしたがっていないって。 村の子が助かる方が都合が良いとは思っています。 でもそれは最悪の場合に備えてで… そう言ったでしょう! ( 話しても無駄かもしれないけども、繰り返さずにはいられない。 ―――もっとも、これが彼女達の本性ならば。 抑圧された個を持っているのなら。 初めから交渉など無理な話だ。 村には今のところ人的被害が… 命を落とすところまでは、いっていない。 それに対して、ウォーターエルフは何人死んだ。 …個の発露を嬉しく思う。 そんな自分の感情を、皮肉に受け止める。 もっとも、長の決定は聞いているし、怒らせてしまうまでの彼女の反応を見ていれば、協力を止めようとは思わないけれど。 ただ、常に完全には信用していない。 異種族とは感覚が異なるもので、何があるか分からないと意識しないことはあまりない。 …そう思いつつ、今槍を振り回されて慌てふためいているけども。 ) ―――ロックスはもう攻めていて、娘さんも赤ん坊もほとんど諦めてます! 私をこんな風に動かすくらいならもちょっと大人しく事を進めてますよ! タカ派が入り込んでいるのは今更でしょう!? あなた達は大切な人質を守れなかった、それだけ力がないのだと知られていてもう躊躇いませんよ、時間が無い! だから言ってるのに! ( 冷静でない相手に言ってもしかたないと分かっていても――― え、殺し合い? 本当に? さっきまで心配してくれていた人と? なんて思うと、慌てるしかない。 袋の中身はいわゆる生石灰。 水に濡らすと発熱する粉だけれど、まだどうしたものかと身体の脇に垂らして身構えている。 ) ―――予算100万ッ! 赤字ですよ赤字! 私達の報酬いくらかご存知ですか4万ちょっとですよ!? 言っても分からないかもしれませんけどお金をかけました! ヴェイトス市で人を募ってこの辺りの水とあなた達の核を浄化できる方法を探しています! 愛でお金は買えないからかけてますよいっぱい! 夢見ても実現できない貧乏人と一緒にしないでくださいッ! ( 勢いでさり気なく?酷いことを言う。 本性か、切れてしまったのかはさておき。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:11:17]
◆君影@水魔 > ( 考える―――そう。 考えるだけだ。 私のしている事はただこいつらの会話を聞いているだけ。 )( 女忍者のいる場所は二人のいさかいが起こっている場所からはそれほど近くない。 けれどそう離れてもいない。 会話の内容を所々聞く事は出来るけれど、仕留める為に襲い掛かるには確実に遠い。 距離的にはそれぐらい離れた物陰にじっと息を殺して潜んでいる。 ) [Sat 1 Nov 2008 03:07:37]
お知らせ > 君影@水魔さんが来ました。 『(今頃はザリガニが何かの餌になってんじゃないのと考える)』 [Sat 1 Nov 2008 03:01:14]
◆水魔 > ――その通りです。あなた達の言葉は優しかった…滅びるかもしれない私たちにとって希望が持てる言葉だった。ロックスの村の連中を裏切ってでも、私たちを守ろうとしてくれているのだと思っていた。でも、結局は―― たかが人間に有利な調停役を買って出た程度で、私たちに優しい言葉をかけて言いくるめようとしたのが気に入らないッ! ( 投げつけられたリュックを槍で殴り飛ばし、中身を散乱させながらも突き進み、後を追う。 ) 逆に聞きましょう!あなた達が一体私たちにとって何の助けになったのか! 想いや努力だけを評価しろとでも言うのですか! そんなものはザリガニの餌にでもしてしまえばいいのよっ! ( 時間が無い。早く、赤子を奪わないと! 何かの袋を持っている事に気づいたが、焦る水魔はそれに構わず近づこうとする。 ) [Sat 1 Nov 2008 02:54:50]
◆水魔 > ( 訝ってしまうのならば、それも仕方が無い。所詮はそこまでの関係だったのだとするしかないのだろう。少なくともこの水魔は、協力してくれた相手に対し槍を向けてしまった。 ) だから返せ、とでも?無駄な事はせずに人間様のご機嫌伺いでもしろと?結局はそれこそあなた方の体の良いオチではありませんか。 ( ふつふつと胸のうちが沸騰していくような感覚。実際にはこの体が熱を持たないのだけど。 ) ああわかった―― あなた、芝居でも打ってるのでしょう。味方のフリをして村長と内通していたのでしょう?さも協力するような素振りを見せておいて、私たちはそれに騙されすぐには赤子の命を奪うような事はせず、そうして奴隷の赤子を連れてきて交換させて。それが成立したら、すぐにでも滅ぼすつもりなんでしょう?もしかしたら既にこの水魔殿の周囲はお前の仲間で囲まれているかもしれない! ( やはり人間は薄汚いのだ! ) ( 水魔は胸に込み上げてくるものを捲くし立てる。およそ冷静でない事はその言動からもわかるだろう。 ) [Sat 1 Nov 2008 02:51:40]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 潔く――― 本当にそれで良いのだろうか。 摂理と言うのなら、滅びるその時まで生き抜こうとするのが自然ではないだろうか。 人間種族全てを敵とみなさず、自分達のことを考えてくれるのはうれしいけれど、その部分については、逆に何かあるのではと訝ってしまう。 そんな不躾な言い方はできないし、今は黙っているけども。 ) ロックスは赤ん坊を諦めています、分かりませんか? どうせ殺されるのだからと、盾にもなりはしませんよ… ( 思い違いだろうか。 方法が見つかるかもしれないから期日までは生かしておく、なので近付くな? それが牽制になるのなら、娘さん達の段でとうに止まっていただろうに。 ) ―――少し、安心しました。 安心というと、変かもしれませんけど… あなた達はまるで、個がないみたいで… ( それが少し哀しかったから。 こんな言葉は強がりだろうか。 槍を向けられて、すあっと頭が冷える。 何か流し込まれたみたいに全身へ広がる冷気は危機感。 怯えて足が竦むけど、棒立ちになって抵抗できないほど素人でもない。 ) ―――何だと思ってたんですかッ! 人間を裏切ってあなた達の味方をすると!? 一度裏切っている者は二重に裏切ります…! ( 中途半端かもしれない。 けれど、異種族のために同胞を裏切る理由はなかった。 毒を垂れ流したのは酷いと思うけども、それだって奴隷制と同じく人間社会のどこでもあるもの。 ロックスの染物にはそれなりの価値がある。 ―――振り回される槍には背を向けるようにして、肩紐から腕を抜き出しながらリュックサックをぶつけた。 帯で胸に抱いている赤ん坊がいるからそう思い切った攻撃はできないと思うものの、キャスターバッグもあると機敏さは落ちている。 まずリュックサックを落として、盾で庇うように赤ん坊を抱きながら距離を取る。 武器は手に取らない。 が、キャスターの外から引っ張り出せるようになっていた、何かの袋を持っている。 ) ―――私は同胞のためにあなた達を助けたい…! 勝手かもしれませんけど、でも、じゃあ、私、あなた達の助けになれていませんか!? 武器を取って人間と戦えなければ敵ですか! [Sat 1 Nov 2008 02:22:59]
◆水魔 > そんな不確かな可能性では、村の赤子を解放する理由にはなりません。赤子を解放するよりは、捉えていたほうがきっと時間は稼げます。 ( 水魔は表情を硬くすると、手にした槍を強く握り締めた。 ) まあ、ともあれ…どちらにせよ…。例え村の子供の命を捧げるにしても、救われるのは一人だけ。 ――でも、その奴隷の子が居ればもう一人救うことが出来る。 ( ゆっくりと腰を落とすと、再び槍を向けるのだ。 ) 私の友人の命がもうすぐ尽きようとしている。でも、今ならまだ間に合うかもしれない。 …馬鹿ですよ、あなた。同胞と戦ってまでは守れないだなんて、そんな中途半端な立場にいるぐらいなら―― 最初っから手助けなんてしなけりゃ良かったんだ! ( 水魔は槍の柄でクオの身体を叩こうと、振り回した。 これは長の決定に反する行いだ。しかし、この水魔はどうしても仲間を救いたかった。何故ここまで人間に譲歩して、そのチャンスを逃さねばならないのか! ) [Sat 1 Nov 2008 01:50:36]
◆水魔 > …なるほど、人間の罪ですか。 ( 人間がそういう風に感じるとは知らなかった。あの自己中心的なものの考え方をするロックスの村の人間が、将来そんな風に考える時がくるのだろうか。物凄い勢いでそのテリトリーを拡大し続ける人間たち。その罪の意識が芽生えるとでも言うのか。 …わからない。 ) 長は、自分たちは滅びる定めにあるのかもしれないと思い始めているようです。悪く言えば、諦めにも近いかもしれません。 私たちが足掻けば足掻くほど、あなた達に迷惑をかけることに心を痛めているのです。私たちは、あなた方人間より自然界に近い場所で生きている。敗者や弱者が滅びるのは摂理なのです。…だから、本当に駄目だった時は潔く――。 ( 淘汰される。そう考えているのだろう。しかし、私は…。 ) [Sat 1 Nov 2008 01:50:21]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――ハッシュさんががんばっているように、またできることはあります。 酷いことで、納得できなくても、理解はできる最善の方法を挙げられます。 それが、本当に最前なのかどうかは分かりませんが… 奴隷制の利用については、そ知らぬ顔して 『もうしてしまっている』 ことを、目の当たりにするからしたくないなんて理由で、止められません。 ―――方法があるのにやらないのと、そんな方法を実行してしまうのと、どちらの方が酷いのか、私には分からない。 命の重さをはかっているみたいで、ほんとう、嫌になります。 …でも、そう悪くもないでしょう? ロックスにはあなた達がまだ赤ん坊を生かしていたと証明できる。 それが目的だったのだからさっさと殺してしまえばいいものを、しなかったと知らせられます。 その上でなお攻め滅ぼそうとするかもしれませんが、もしかしたら少しは待ってもらえるかもしれない。 …せっかく信用してもらったのに、なんですけど… 私達も、同胞と戦ってまであなた達を守ることはできないんです。 そこまですると、筋違い。 だから、説得する材料が必要なんです。 ―――どちらにしても、攻めて来ると思いませんか? 方法を探す時間を稼ぐには… ( ふと、そこのところはどうなのだろうと言いよどんだ。 例えロックスに、説得に応じてもらえなくても、これ以上水魔への侵攻が早まることはないと思うのだけど――― 何か、思い違いをしているだろうか。 ) ―――村の子と、交換で。 ( まだ、渡せない。 ) [Sat 1 Nov 2008 01:35:46]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――…あなた達の助けになりたいとは思っています。 ですが私がそれをするのは、同胞のためです。 …それが生活の糧だったとはいえ、ロックスが身勝手に垂れ流した毒であなた達には多大な被害を及ぼしました。 それはロックスの罪で、人間の罪です。 積極的な関わりがなくともそこで生きている隣人に、できるのなら償わなければなりません。 人間の意識は、程度の差こそあれそんな風に感じるようできているはずです。 …もしも武力で解決すれば、きっとロックスは罪の意識を償いようのないものとして抱え続けるしかなくなるでしょう。 自分達の娘をさらった敵を滅ぼして、一時はすっきりするかもしれない。 でもその後、晴らせない後ろめたさが付き纏ったら、きっとそこから全てが狂います。 ( それは、それこそ大袈裟な考えかもしれないけれど。 誰が犠牲を払うのかという話なら、そう答える。 ―――通りすがりの雇われが代金以上に働いたところで、物好きめと一笑に付されてしまうかもしれないけれど、その背中に何かを感じてくれる人が一人でもあれば、全く無駄になるわけでもないと。 同胞の一人としてそうするのだと首を振る。 ) ―――ですから、そのお言葉に甘えるわけにもいきません。 もちろんありがたいです。 でもあなた達だって、一族… と言っていいのでしょうか? その存亡に関わる時に、その原因を作った者に譲歩して、滅びるわけにはいかないでしょう? ( 全体が一個を活かすために働く… そんな群れを想像していたけれど、長がそのような譲歩をするとは思わなかった。 信じ難い気持ちで首を傾げる。 嬉しさよりも、戸惑いの方が強くなってしまって。 ) [Sat 1 Nov 2008 01:27:46]
◆水魔 > ……わかりました。赤ん坊は――― お返しします。その子を、渡していただけますか。 [Sat 1 Nov 2008 01:05:03]
◆水魔 > ですが、それはあなたが生きていくために必要な犠牲ではありませんか。水魔を救うことは、あなたが平穏に暮らしていく事とは関係が無い。私がこの赤子の命を預かってしまえば、私たちは自分たちに必要な犠牲をあなたに支払わせる事になってしまう。 ( それを支払うべきはロックスの村の連中なのだ。 ) それでもあなたは良いと仰るのですか…? ( しかし、今度は水魔の心に陰りを落としてしまいかねない。敵ではなく友に犠牲を支払わせたとして。 ) …いま、あなたの仲間のハッシュという男が、赤子の命を使わずに穢れたコアを浄化する方法を探してくれています。間に合うかどうかはわかりませんが、私たちの長はその方法に賭ける事にしました。その結果がどう転ぼうとも ( つまり、コアの浄化が出来ず全滅する事になってしまっても ) 攫った赤子はお返しすると約束したようです。――今すぐ返すと、方法を探す時間が無くなってしまいそうですから。 ……で、ですが… ( ぐ、と何かを口篭る。 ) …確かに仕方が無い。ハッシュが間に合わなければ、私たちはそれで全滅してしまう。 [Sat 1 Nov 2008 01:04:53]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――…でも、この子については。 もう、私の一存なんですよ。 ( 先は知れている。 そう思って買ったのに。 手元に置いてみたらそんな考えはどこへやら、やはり自分が殺すのだと認識しつつある。 ハッシュさんが止めてくれたことが、今更重たい。 でも――― そんな空気を察してか、目を覚まして不安そうに手足を動かす赤ん坊の頬を、無骨な手袋の指先で撫でた。 ) ―――負荷って、何でしょう? ( そこでやっと顔を上げて、相手を見つめる。 子どもの夢と大人の事情。 優しい言葉に浮かべる表情は、躊躇いや諦観を覗かせながら、それなりに現実を知っている微笑み。 ありがとう、とは胸の中で。 ) ―――…目に見えなければ、負荷にならないのですよね。 私もこの子を買うまで、奴隷ギルドに足を運んだことはありませんでした。 …ぁ、ギルドっていうのは、その、売っているところで… でも、街で暮らしている以上、本当はいつだって踏み付けにしているんです。 私が食べたもの、着ている服、使っている道具… どこかで形にされて手元に届く物で、その過程のどこにも奴隷が関わっていない物なんて、きっとありません。 人間らしく社会の中で暮らそうと思ったら、奴隷制は、それを維持する重要なシステムの一つですから。 ―――〜なんて言っても。 ええ。 こんなのは、頭で理解しているだけで、やっぱり納得はできていませんけど… 積極的に利用しなければ肯定していることにはならない、なんて言い訳みたいですし。 …確かに無理があります。 自分でも、結局この子を殺さないといけないことになったら、もしかしたら潰れてしまうかもしれないって分かっています。 …でもしょうがないじゃないですか。 あなた達には赤ん坊がどうしても必要で、交換もせずにただ返してなんて言えるわけがない。 村の子を殺されてしまうのはもちろん、このままにしておくのも良くはない。 それよりはたぶんマシなことがあって… [Sat 1 Nov 2008 00:54:02]
◆水魔 > …私たちは、あなたにそんな無理を強いることはしたくない。 [Sat 1 Nov 2008 00:34:56]
◆水魔 > 例えここで私たちがその奴隷の赤ん坊の命を使わなかったとしても、先は知れているのかもしれませんね。 ( 奴隷という制度については凄く詳しいわけではないが、良い末路は迎えられないだろう。二束三文で売り買いされる命ならば。 ) あなたがそういう人だと言うことは知っています。知っている、というより想像できたという方が正しいでしょうか。そう願わない限り、私たちの味方をしようとは思わないでしょうから。 ( そして今はそれに凄く感謝している。 首を傾げる仕草に、水魔はゆっくりと口を開いた。 ) …私たちは、種として存続が掛かっている以上、どこまでも非情になれる。多少辛いとは思っても、攫った赤子の命を消してしまう覚悟が出来ている。それ自体に納得している。仕方の無い事だと割り切る事が出来る。 …ですが、その負荷を、あなたに掛けさせるわけには行きません。 ( 自分たちに尽くしてくれているこの娘には。 ) 確かにその子は奴隷です。二束三文で売られる命です。誰も悲しむものは居ないかもしれません。それでも、この先あなたがその命の重さを背負っていかなくてはならないのですよ? [Sat 1 Nov 2008 00:32:29]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( どういたしまして、と言って欲しいわけでもないし、人間としてはやっぱり不安も残ってしまって、返事がないことまで気が回らなかった。 ただ、相手の線引きは当然のものとして受け止めている。 むしろそれ以前に、信じ難いほど譲歩されていると。 ) ―――…望まないのにできてしまった子というのも、あるんです。 人間は、多くの場合産んだ子だけを育てますから… 行き場の無い子が、二束三文で売られることも… ―――いえ。 ( あまり、相手の方を見られない。 何の話をしているのだろうと首を振り、さほど警戒する必要もなさそうだと思うと、眼鏡の奥にある視線は足元に落ちた。 ) ―――…なんて言えばいいか。 ロックスにとってはもちろん、通りすがりの雇われなのですが。 私達みたいなのが雇われをしている理由というのは、色々あって。 私の場合は… 上手く、言えないのですが… 幸せになって欲しいのかな。 雇われたのでも、そうでなくても、困っている人に助かったと笑って欲しい。 …子どもみたいなんですけど。 ―――〜でも、そう上手くいくものじゃないって、分かっているんです。 皆さんを治療できて、赤ん坊が必要なくなれば最高。 でも、絶対に治療できるなんて言えません。 …で、考えたら、赤ん坊はどうしても必要で。 でも村の子がその位置にいるのは都合が悪くって。 …納得は、できないのですけどね。 理解できるつもりだから、最善を尽くしているつもりです。 最悪の場合に備えて、落としどころを探してます。 ( 私の納得が問題ですか? 問うように、困った表情で首を傾げた。 …そういえば、想像力が足りない、周りが見えていないと、養父にはよく言われていたけれど。 ) [Sat 1 Nov 2008 00:12:02]
◆水魔 > ( 礼の言葉に、水魔は何も言わない。頷きもせず、言葉も言わず。 当初はここまで譲歩することは考えていなかった。薄汚い人間どものことなどこれっぽっちも哀れんでやる必要など無いと。攫った赤子の命をつなぎとめているのは、彼女とその仲間の存在だろう。水魔達はもう一度だけ人間を信じる事にしたのだ。 …但し、時が迫ればそれも消える。その事を思えば、水魔は何もいえなかった。 ) 奴隷の存在は知っています。赤子の奴隷は手に入りにくいと考えていたのですが―― 丁度良く居たのですね。 ( 同胞を食い物にするなんて、という個人的な感情はさて置こう。 ) …………。 ( 水魔はまた暫し沈黙する。じっとクオの瞳を見つめて。 ) あなたは、自分の事を雇われだと言いました。その単なる雇われが、そんな辛そうな様子で奴隷の子を私たちに差し出す。…私には、あなたがそれを納得して割り切っているようには見えない。 ( というより、そういう割り切りが出来るような娘には見えない。 ) [Fri 31 Oct 2008 23:53:46]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > …ありがとう。 ( そう言ってしまっていいものかどうか、よく考えると分からなくなりそうだけど、返す言葉は自然とこうなった。 ―――やはり個の命よりも群れの存続を優先できる… ある意味当然でも、人間であれば感情的に割り切れなさそうなところを、徹底して割り切れる種族なのだろうと認識しながら。 それでも自分達の価値観に照らしてみると、耐えろと言う方に無理がある要求に耐えていてくれるのだから。 ) …ええ。 私達は雇われ。 依頼を果たして報酬を受け取れば、後は何と言われようとそれだけの関係ですからね。 ( 知っている。 そうでなくては村長など務まらないだろうし、それも含めて報酬分。 もちろんちょっと寂しいけども、結果として村が上手く回るのならいうことはないと思う。 そこはいいのだと頷いて。 ―――沈黙の間、挟む言葉は見つからない。 やがて向けられる、当然の質問。 一瞬躊躇って、首を振った。 ) ―――もしかしたら殺されてしまうかもしれない、そんな子を、連れて来ました。 …奴隷、と言って分かりますか? 私達人間は、同胞を分類して、食い物にすることもあるんです。 ( 文字通りの食い物であるかもしれないのはさておき。 ) もちろん… まだ、殺してほしくありません。 できるなら、がまんできるうちはがまんして欲しい。 でも… もしもどうしようもなくなったとして、その時に殺されるのなら… 今あなた達の元にいる赤ん坊には、心配している両親がいるんです。 [Fri 31 Oct 2008 23:41:27]
◆水魔 > ええ。今のところは。 ( もっとも、先に攫った村娘たちは衰弱してしまっていたからこの言葉は信じてもらえないかもしれないけれど。少なくとも、最後の最後にどうしても攫った赤子の命を使わねばならぬ状況はやってくるかもしれないのだ。というより、今のところその可能性の方が高いか。それ故にこちらとしても大事に扱わなければならない。 ) そのようですね。村娘たちを奪還した今、赤子一人の命ぐらい見捨てても構わないと考えているかもしれません。最悪、赤子の命が失われても、あなた達のせいにしてしまえば良いわけですし。 ( あの村長にはそういうずる賢さがある。 ) …………。 ( クオの申し出に、水魔は暫し沈黙する。言っている事はわかるし、条件としては別に悪くは無い。だが重要なのは…。 ) その子は誰の子ですか? あなたの子? [Fri 31 Oct 2008 23:26:20]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――よかった。 罠かもしれない、などといった意識を僅かに残しながら、問答無用ということはなさそうで安心する。 人質は奪われて、彼女達の被った被害がどの程度になったかは分からないけども、人のように敵対する者は種族で一括りということもなさそうだから。 ほっと息をついて、ほんの少し肩の力を抜いた。 ) ―――…村からさらった赤ん坊は、無事ですか? ご存知の通り、ロックスは思い切った行動に出てしまっています。 …私達も解雇はされていませんので、全く話が通じないということもないかもしれませんが。 とにかく、人質については半ば諦めてしまっていると言っていいかもしれません。 でもそんな人質が無事となれば、気持ちにも少しは余裕ができるかもしれない。 …だから――― ( 赤ん坊を抱く手に、思わず力が入ったらしい。 腕の中で窮屈そうにする気配にはっとして、一度言葉を区切る。 ) …この子を身代わりに、村の子を、返してはいただけませんか? [Fri 31 Oct 2008 23:18:57]
◆水魔 > ――――。 ( 相手の姿と、名前を確認すれば、ウォーターエルフはゆっくりと槍を下ろした。そして次にちらりとその手の中の赤子を見て、すぐにクオへと視線を戻す。その手の中の赤子が意味するものは―― それを考えれば、話を聞かないというわけにも行くまい。 ) ええ。私で良ければ、話を聞きましょう。 ( そう言って、ウォーターエルフは歩み寄ってきた。攻撃するような素振りは見せず、自然な足取りで。 そうしてクオの前で立ち止まる。 ) ……お話とは? ( そう尋ねつつも、水魔はまたクオの腕に抱かれる赤子を見遣る。 ) [Fri 31 Oct 2008 23:08:53]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 水音。 ―――キャスターバッグの持ち手を通して腕に絡めていたロープを握って、赤ん坊を抱きしめた。 槍。 豪雨に乗じた襲撃も知らない女が武器を持つウォーターエルフを見るのは初めてで、今更だけれど僅かに身を硬くする。 彼女達には一応味方と思われているようで、こちらもなるべく助けになれればと思うものの、信頼関係を築けるようなものはあまりなかった。 ハッシュさんの方がどうなっているのか話を聞く機会はなかったし。 ) ―――〜あ、あの… クオ=ヴァディスです。 ええと、その、一応穏健派の… ( お話したいのだけど、お時間よろしいですか? てゆか大丈夫でしょうか、色々と。 硬い声をかけつつ、距離は縮めない。 ) [Fri 31 Oct 2008 23:04:04]
◆水魔 > ( 前方の水溜りがぱしゃんと跳ねて、波紋を広げていった。その波紋の中央にショートスピアの先端をあなたに向けた水魔が立っている。 ) ………。 ( そして赤子を抱えているあなたをじっと凝視するのだ。 ) [Fri 31 Oct 2008 22:55:14]
お知らせ > 水魔さんが来ました。 『―― ぱしゃん』 [Fri 31 Oct 2008 22:52:38]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 奴隷の赤子という特殊な立場のせいか、この子はあまり泣かず笑わない。 赤ん坊の笑顔は感情表現ではなく模倣だという話もあるけども、真似る笑顔が傍になかったというのも寂しい話で、そんな特徴を一々見つけて勝手な感想抱く度、生贄に捧げようとしていながら気持ちは揺れた。 ―――笑わなくても、泣かなくても、時折目を覚ましてお腹が空くと小さな手で乳房を押してくる。 …ただの乳母だったかもしれないし、奴隷の母に親子の情があったのかどうかは分からないと思いながら、それでもいるべき場所から引き離してこんなところを連れまわしていると思うと、それはどうしても罪の意識になってしまった。 ) ( 食用にするくらいの赤ん坊が欲しいと注文したけれど。 そんなことは、一度自分の手に委ねられた時点で、少なくとも自分にとっては意味を失う。 この子がこれからどうなるか、その責任は――― ) [Fri 31 Oct 2008 22:49:10]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――引き返すのなら今だと、そう言われている気がする。 ) ( 自分の行動を 『しかたない』 と理解していても、納得はできていないから。 この犠牲によってどれだけ上手く事が運んでも、きっと後悔は残る。 成功すれば正当化できるというだけで、それが欺瞞ではないだろうかという不安は拭えないし、失敗しようものなら立ち直れそうにない。 どちらにしても死なせてしまったら、もう子どもをもつなんてできそうにないし、それ以前に相手がいないだろうというのはさておき、とにかく止めておくべきだと思う部分もある。 ) ( それなのに、自分で自分の考えに理解はできるから、この行動抜きで抱く希望が叶わなかった時に最善を尽くしたと言えるかどうかと考えると、足を止めるのも難しかった。 ) [Fri 31 Oct 2008 22:38:37]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( かつては神殿だったという建物の半水没した区画。 水溜り程度の浸水が床一面に広がっている通路に、動くものはない。 所々抜けてしまった天井から覗く空は曇天。 それでなくても暗い屋内は、水のせいで平らに見える床もあちこち抜け落ちていて、ぼんやりしているとはまってしまいそう。 自分一人ならまだいいけれど、赤ん坊を抱いていると少し怖かった。 柱にロープを括り付けて、時折ハーケンで固定しながらゆっくり進む。 そんなに用心する必要はないかもしれないけども、襲われることがなくたって足を滑らせることはある。 ) ( ―――大事な生贄だものね。 皮肉な思いに胸中で呟いて、では他にしようがあるかと首を振った。 ) ( どうにかウォーターエルフとの接触を図ろうとしているものの、状況が変わって自分達も警戒されてしまったのか、運が悪いだけか、あるいは良いのか、まだ何とも遭遇していない。 ) [Fri 31 Oct 2008 22:18:00]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 明るいうちに出たけれど、すっかり短くなった日がさっさと沈んでしまって、辺りは暗い。 石畳の上をがたごといわせながら引いているキャスターバッグに吊るしたランタンで辺りを照らして、背にリュックサック、胸に赤ん坊を抱いた女は疲労の滲む溜息を零した。 ) [Fri 31 Oct 2008 22:00:53]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが来ました。 『( 【水魔の脅威:4】 )』 [Fri 31 Oct 2008 21:54:41]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (――また濡れ鼠) 』 [Thu 30 Oct 2008 01:10:43]
◆ハッシュ@水魔 > 覚悟するのはそちらだ (その不敵な笑みに、不敵な笑みを返してやりたかった。だが、それも出来ない) ……… (獅子は少し顔色を悪くしつつも、水魔の手を握る。――そうだ、これは片道通行ではなかったのだ) [Thu 30 Oct 2008 01:10:23]
◆ハッシュ@水魔 > そうか、分かった。では朗報が聞こえるのを耳を済ませて待っていろ (どこにいても聞かせてやる。だから安心して待ってろ) 分かった。その意志を尊重しよう。…貴女は本当に立派な長だと思う (そして、どれだけ立派だったか次代の長に伝えようと思う) [Thu 30 Oct 2008 01:08:01]
お知らせ > 長さんが退室されました。 『そして水魔は元の場所にあなたを案内するだろう。』 [Thu 30 Oct 2008 01:01:22]
◆長 > 安心しろ、そのつもりだ。手加減なんぞ一切しないから、覚悟するがいい。 ( その獅子の代わりに長は笑った。笑ってやった。にやりと頬を歪ませ、憎らしいまでに不敵に。 ) ――送って差し上げろ。 ( 長は、ハッシュをここまで案内してきた水魔にそう命令した。水魔はこくんと頷き、再びハッシュの手を取る。 ) [Thu 30 Oct 2008 00:57:56]
◆長 > 我々水魔に関しては、恐らく大よそのことはあなたがたは把握していると思う。 ( 話をしている限りでは、恐らくは。足りない部分があったらその時に情報は提供しよう。 ) 浄化そのものに対しては、害になる事は無い。 ( 基本的に清らかな水の中を好む種族である。 ) ああ。その長としての責務だけは果たしておきたい。少なくもこの新しくウォーターエルフ達を率いるこの子には情けない姿は見られたくないからな。 ( その意志を受け継いで欲しいと、長は願っている。 ) ――そうか。では、もし海岸沿いに向かう事になったら、その時はよろしく頼もう。 [Thu 30 Oct 2008 00:57:49]
◆ハッシュ@水魔 > ……ありがとう。 ――次にここに来ることがあれば、多分敵としてだろう。殺す気でいくから、殺す気で来い (獅子は、微笑む事ができなかった) [Thu 30 Oct 2008 00:50:22]
◆ハッシュ@水魔 > そうだな、それよりは水魔と染料について長の知っている事を全て話してくれた方が助かる。…例えば、知り合いに浄化の術を会得している者がいるんだが、その浄化がかえって毒になりはしないだろうか? (聖系? 自然系? の浄化術…だっただろうか。魔法に明るくない獅子には上手くは説明できない) …分かった。…お前は長だものな (一つ、頷く。長は逃げてはならない。彼女は母親である以前に長だったのだろう) …なるほど、その気概は見習おう (笑う長にこちらも笑みを返した) 海岸なら、大丈夫だと思う。滅多に魔物が出ることもないし、俺も海岸に住んでいる。何かあった時はすぐに駆けつけられると思う。暫くは、船の中で過ごしてもらう事になるかもしれないが (大きな樽に海水を注いでその中に入ってもらう。窮屈だろうが、外敵からは守られるはずだ) [Thu 30 Oct 2008 00:48:22]
◆長 > 私はあなた方がロックスの村長の命令に従ったとしても、恨みはしない。本来ならばそうするべきところを、あなたがたは無理をして他の解決方法を探してくれたのだから。 ( 長は頷き、微笑んだ。 ) [Thu 30 Oct 2008 00:28:06]
◆長 > そうだな。悔やんだところで何かが変わるのなら悔やむ価値もあるが、そうではない。 ( 男の言葉に長は頷いた。その通りだ。 ) …お願いする。この子さえ助かってくれれば――。 ……多分、私はここを放棄できないと思う。他の水魔達はそうさせてやっても良いが、コアが穢されてしまった水魔は恐らくこの流域の水以外は受け付けないだろう。 ( そんな仲間を置いてはいけないのだ。それに――。 ) それに、縄張り争いで負けて逃げ出すのは、癪だからな? ( そう言って長は笑う。水魔にもプライドがあるのだ。この川は自分達のものだというプライドが。 ) あなた方にはこの子と、他のまだ健康な水魔を移動させる事に専念して欲しい。出来れば、子供と他の水魔は同じ場所へ移して欲しい。海には外敵も多い。成長した水魔ならば問題は無いだろうが、この子はまだ危ないかもしれん。 ( それに、逃げろと命じても水魔達はそれに従わないかもしれない。 ) [Thu 30 Oct 2008 00:27:44]
◆ハッシュ@水魔 > ……もしロックス村の長から討伐を命じられれば、俺も人側としてお前達を殺しにいかなければならないと思う。…厳しいどころか、最悪だな (水魔の子を助けると抱き上げた手で彼女達を殺す事になるのだろうか。それこそ冗談ではない) (結局、己は甘いと情けなく肩を落した) [Thu 30 Oct 2008 00:17:50]
◆ハッシュ@水魔 > (生憎と永遠を生きられない身だ。そんな虚しさも時はあっという間に砂の中に埋もれてしまう。――それもまた虚しい) …もう遅い。過去の話はやめだ。今から出来る限りを試すしかない (ロックス村の村長の選択を責められず、水魔の長の選択もまた責められる筈もない。立場は違えど、同じ事を考えて行動したに過ぎないのだから) ……分かった。クオに運んでもらう (ぐ、と左手を握った。出来れば速やかにヴェイトスまで運んでしまいたい) ――なら、今すぐ水魔殿を放棄してしまえ。一度に抜け出せないなら一人ずつヴェイトス市に近い海へと向かえばいい。結局、滅びるのが運命だと言いながらもこの子を託すのは、お前達がまだ生きたいと願っているからに他ならないんだ (少なくとも、水魔にとってはそうだと、獅子は思った) [Thu 30 Oct 2008 00:12:40]
◆長 > だから…我らが人間達に退治されてしまうのが先か、その前にあなたがたが何か良い解決案を示せるのが先か。…という、厳しい話になるな。 ( そして自分達が人間に滅ぼされてしまうような事があった時に、せめてこの水魔の子だけは助けて欲しいという事だ。 …正直なところ、この水魔の子を救う以上に関わるのは止したほうが良いのでは無いかと思う。彼らの立場はどんどん悪くなるばかりだ。それを見ていて、心苦しい部分もある。 ) [Thu 30 Oct 2008 00:01:16]
◆長 > ……。 ( 長は頷きもせず、否定もしなかった。そう、虚しい―― 虚しいのだ。そうして淘汰されて行く中、最後にたっているのは誰なのだろう。例え最後まで残り栄えたとしても、それもまた虚しい存在である。 ) その認識は決して間違いではない。この子はやがて新たな長になるのだから。 ――我々は、もっと早い段階であなたがたを信じるべきだった。そうしていれば、もっと何か別の手があったかもしれん。 ( 腕の中にある小さな子を撫でる。この子を助けるために、人の子の命を代わりに差し出させようというのだ。それが非道であることには変わりない。 ) ――うむ。あなた方に託したい。この子の毒を癒し、どこか―― そう。どこか人の手の無い、どこかに連れて行ってやって欲しいのだ。 ( そうすれば、自分達の希望は繋がっていく。種としての終わりは避けられる。 ) 納得しないだろうな。そして、彼らは攻撃の手を休めないだろう。それはどうしようも無い事だ。 ……見たくないと言えば嘘になる。しかし、僅かとは言え残った他の水魔達を残していく事は出来ないし、かといって我ら全員がどこかに移り住むのは難しいように思える。 ( 数が多くなれば移動は難しくなるし、それだけ周りのテリトリーを侵害し易くなる。勿論、それはこの幼い水魔が成長し数を増やすと共にどの道生じてしまう問題でもあるけれど。 ) [Wed 29 Oct 2008 23:58:56]
◆ハッシュ@水魔 > …虚しいな (自分が、種族が滅びても、それでも世界は何事もなかったかのように廻り続ける。それを想像するのは、獅子には虚しかった。獅子が若い種族である所為かもしれない) (助けたいのは一人なのだ、と呟く長に、獅子は軽く首を傾げる) …、…俺は水魔は皆、長を助けるために動いているのだと思っていた (何もかも己たちは見当違いをしていたのだ、と、長の発言から悟った。長の抱いた小さな体はくすんだ体色をしていた。次代の長とは見えない弱々しい姿に、獅子は眉を寄せる) …それで、俺達にその子を託すと? (相手は子供だ。どうにも己は子供には弱い。哀れな姿を見ると手を伸ばしたくなる。正直な所、水魔の側に片足を突っ込もうとしている) ……だが、それではダメだ。ロックス村の村長は納得しない。いずれ赤子を返すと俺が伝えたところできっと信じないだろう。それに―― (少しだけ、ほんの少しだけ。人側ではなく水魔の側に――) 母親として見たくないのか? …その子の成長を (もしかしたら。全てが無傷で戻ってくるなら。彼女達が水魔殿を去り、二度と戻らないというのなら。或いは争いも止められるかもしれない) (最初で最後の、水魔に――母親に歩み寄った意見を出した) [Wed 29 Oct 2008 23:43:12]
◆長 > …我々もそうやって淘汰されてきた他の種族を沢山見てきた。 ( それがとうとう自分達に回ってきた、ただそれだけなのかもしれない。 ) 診てもらうのはもう助かる見込みの無い仲間のうちの一人だ。…正確に言えば、赤子の血を与えてやれない仲間。コアが毒に冒された仲間も5人ほど居るのだ。しかし、我々が必要としているの幼子は一人だけ。 ( ややあって、先ほど長に耳打ちされていた水魔が戻ってきた。その腕の中には、小さな水魔――しかしその体はややくすんだ銀色で、苦しそうに喘いでいる。 ) そう、この子だけを助けたいのだ。 ( 長はその小さな水魔を腕に抱く。 ) ――水魔は、長である私の体から新たに生まれ、その数を増やしていく。その中で、こうして銀色の身体を持った水魔が生まれるのだ。その子が成長して新たな長となり、水魔は存続していく。 ( 一ヶ月、とはこの子が生きていられる時間であった。そして最悪この子さえ助かれば、ウォーターエルフは再び栄える事が出来るかもしれないのだ。…出来れば、他の仲間も助けてやりたかったが。 ( それは最初から半ば諦めていた事だ。 ) …我々が攫った赤子は、今しばらく預からせて頂く。そうする事で、あなたがたが調べられる時間が少しでも増えるかもしれない。しかし約束しよう。結末がどう転んでも―― あの赤子は無事に返す。 ( それがここまで尽くしてくれたハッシュ達への通すべき筋だ、と長は考えていた。 ) [Wed 29 Oct 2008 23:20:23]
◆ハッシュ@水魔 > …長年、当たり前の様に繰り返されてきた事だ (敗者は消え、強者は繁栄する。その摂理は否定しない。草原の世界から切り離された今も、その呪縛は男の身にも絡みついている。一つの種族に比べれば塵にも似た存在だが) (獅子は感傷にばかり浸るワケにもいかない。水魔の数の少なさを獅子の耳は拾った) ………そうか (そう呟く以外、何と言えばいいのだろう。獅子は微かな痛みを堪えて笑みらしいものを浮かべた) …… (フェリクス、という名に微かに眉を顰めた。直接名を聞いたわけではないが、村の誰かにあいつは誰だと聞けばすぐに分かる事だ、知っていても可笑しくはないだろう。恐らくヴェイトスに運ぶのだろう、そう思った) (水魔と長のやり取りが終わるのを待ってから) …、……赤子を人質にしたまま? (水魔殿から出る、と言う長に、少し躊躇った後赤子の事を聞いた) …コアを浄化できても、もうここには戻れない。彼らに染物業をやめろとは言えない。出来る事なら水魔殿を出る前に帰してほしい。 …両親が心配している [Wed 29 Oct 2008 23:04:40]
◆長 > …そうか。 ( 長は小さく肩を落とす。 ) ――それが我々の定めなのかもしれぬ。我らとロックス、どちらが正しいという訳ではなく。我らはただ戦いに敗れ去ったのであれば、滅びるしかない。 …村に攻め入ったのは、軽率であったかもしれん。悪戯に人間を刺激し、仲間も命を失った。…今はもう、我らの仲間も数える程度にしか残っていない。 ( もともと数が多いわけではなかったのだ。 ) …いや。あなたがたが我々にしてくれた事がひとつだけある。例え人間といえど、中にはあなたがたのような者も居るのだという事だ。 ( ――それは、きっと、何の解決にもならない確信かもしれない。しかし、それが長や他の水魔達の心を少なからず穏やかにしてくれたことは確かだ。 ) …うむ、わかった。 あなた達の仲間―― そう、名をフェリクスと言ったか。彼からも毒に冒された仲間を診せてほしいといってきている。毒に冒された状態ではこの水魔殿から出る事は難しいが、そちらも出来る限り協力しよう。 ( 長は不意に「誰か」と呼ぶと、水面から一人水魔が姿を見せる。長はその水魔に耳打ちすると、水魔は頷いて一度水中に潜っていった。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:44:55]
◆ハッシュ@水魔 > …そうだな。人質を取り返したことで、村に勢いが戻った。もう分かっていると思うが、じきにここに攻め込むことになるだろう (勢いに乗ろうとしている。ただ、獅子は水魔の数を、行動パターンを、そして水魔殿の構造を正確に把握していないのだから、それは無謀だと思う) …ウォーターエルフの長、礼は言わないでくれ。言われるような事はしていない (そもそも、水魔に関して何も分からないまま攻め込むのは危険と判断したからこそ、獅子は毒を何とかして人質を解放してもらおうと言う方策をとったに過ぎない。人が救われる前例を作りたい、人質を殺したくない。この理由のどこにも水魔が割って入る場所はないのだ。悪い立場に立つのは承知の事、それについて感謝される謂れも謝罪される謂れもないのだ。首をゆるく振ると、ゆるく水紋が広がった) …未だにコアを浄化する方策は見つからない。…手当たり次第に何でも試すしかないと思う (水魔の予想通りだ。申し訳なさそうに蒼い瞳を伏せて) [Wed 29 Oct 2008 22:30:49]
◆長 > 構わぬ。我々の方こそ、こんな所にまで引きずり出してきて済まない。しかし、不用意に外に出る訳にもいかんのでな。 ( 今リーダーを失ってしまえば、水魔達はばらばらになってしまう。人間に襲われる危険がある以上、水魔殿に身を隠すしか無い。もっとも、この男をここに連れ込んでいる時点でかなりの危険を冒していることになるのだが。 ) 他の者同様、名は無い。好きに呼ぶと良い。そしてまずは…あなたと、あなたと共に我々に協力してくれている仲間に対し、私から礼を述べる。――本当にありがとう。 ( 銀色の水魔は頭を垂れた。水魔に協力する者達が悪い立場に立たされていることはわかっている。 ) …状況はどうか。 ( そして間を置いてからそう尋ねた。 …決して芳しくは無い事は、わかっているが…。 ) [Wed 29 Oct 2008 22:14:44]
◆ハッシュ@水魔 > (水流の唸りを超えて、漸く空気のある場所に頭を出す事ができた。まず男がした事は咳き込み、それから空気を深く吸う事だった) ……助か 、った、が―― (まだ荒い息と共に獅子の口から漏れるのは、礼の言葉と僅かな不満を現す語尾。もうちょっと何とかならなかったのか、とそれ以上の言葉は流石に慎んだが) ―― 、 ぬし ? (は、と少しずつ呼吸を落ち着けながら、漸く獅子は周囲を見回した。青い石壁に囲まれた空間の中――それはすぐに目に付いた。余りにも他の水魔と一線を画していた) …初めまして、ウォーターエルフの長。…見苦しくてすまない (そう言って、顔に張り付く髪を拭った) [Wed 29 Oct 2008 22:07:34]
◆ハッシュ@水魔 > (己が水魔の存在を確認できるのは手の感触だけだ。これだけが己の命を繋いでいる。水圧に剥がされぬよう、かといって、彼女の手を握りつぶしてしまわぬよう。…その力加減が難しい) (そもそも生きているうちで敢えて呼吸を止めて生きる必要がなかった。肺活量はそれなりとは言え、どれほど運動をしなくても、心を落ち着かせても限界は来るものだ) (ごぽこぽと口の端から空気が漏れる。そろそろ苦しい――そう感じた瞬間にひたりとした手の感触があった。こぽりと出て行く空気の代わりに口に含んだのは水魔から与えられた空気だった。目を見開きそうになったが、痛みがそれを押し留めた) [Wed 29 Oct 2008 22:00:12]
◆ウォーターエルフ > ( ―― それからまた少し経って、不意に水面の上に出る。 ) お待たせしました。ここが水魔殿の最深部、長の部屋です。 ( そう言うと、水魔はハッシュの身体を支えながら水の上を泳ぎ前に進む。空間はやや広く、水はそれ自体が青い輝きをうっすらと放ち、石壁を照らしていた。その空間の一番奥に設けられた祭壇の上に―― 銀色の身体を持つ他の水魔よりもずっと背の高いウォーターエルフがハッシュを見下ろしていた。そして、こういうのだ。 ) ようこそ客人、待っていたぞ。 ( ――と。 ) [Wed 29 Oct 2008 21:52:06]
◆ウォーターエルフ > ( 水中では水魔の姿は確認できず、ただ赤いコアだけが浮いているように見える。確りとハッシュの手を握っているので、そこに居ることだけは確かだが。 ――さて、水魔はわざと遠回りしたり、関係のない水路を通ったりしながら、後ろを振り返り後をつけてくるものが居ないことを確認した。流石にこの速さでついてこれる奴は滅多に居ないとは思うが、念の為だ。 その時間は、空気が無いと生きていけないハッシュにとっては拷問に近かったかもしれない。少しの辛抱と言った割りにはいつまで経っても到着しない。そして、あなたが息苦しさを感じてきた辺りで―― 目を瞑るハッシュの頬に何か人の手のような感触が触れる。そして更に唇に何か柔らかいものが押し当てられ、空気が送り込まれてきた。 ) [Wed 29 Oct 2008 21:51:57]
◆ハッシュ@水魔 > (獅子には彼女が本人か別人かは分からなかったし、まして死んだのだとは知れなかった。ただ、特徴がないのであれば、彼女らが個を持たないのは仕方がないことかもしれない、とそう思った) (水魔から少し遅れて深呼吸をし、肺に空気を溜める。引っ張られるのを合図に水路の中に飛び込むと、ものすごい水圧に目を閉じるしかなかった。肩が外れるとまでは行かないが、水魔に引っ張られる感覚が肩に痛いほどだ。潜水は苦手だ。早く終われと念じて、再び空気と触れ合う瞬間を待った) [Wed 29 Oct 2008 21:42:33]
◆ウォーターエルフ > ( 水魔は全員が同じ姿をしているので、何か特徴でも見つけない限りは見分ける事は難しいのは確かだ。…ハッシュが出会った水魔は、昨日蜷潜の手にかかり命を落としてしまっていたが、そのことは口にしない。 ) では、参ります。 ( そう言うと水魔は大きく息を吸い込み、その身体の中に空気の泡を取り込んだ。そしてハッシュの手をぐい、と引っ張ると一緒に水路の中に入り、潜水する。――そこからは、物凄いスピードで水の中を進む。狭い水路から、神殿の一部が丸々水没したエリアに出て、更に先へ。 ) [Wed 29 Oct 2008 21:34:00]
◆ハッシュ@水魔 > (獅子の目もすぐに水魔の姿を見つけた。先日会った水魔だろうか? それとも別の水魔だろうか) (獅子は頷いて言葉に答える。掛けるべき言葉が見つからない。そして、獅子は娘たちがどうやって助かったのかも知らない。また助けたという人間についても心当たりは全くなかった。娘たちには近寄れず、結局何もかもが分からないまま獅子の周りばかりがめまぐるしく動いていく) ……、分かった。頼む (掴むよう差し出された手に右手を伸ばす。その顔は矢張り少し強張っていた) [Wed 29 Oct 2008 21:28:23]
◆ウォーターエルフ > ( ――やがて、男はやってきた。水魔はその姿を見ると、まず他に誰も居ないことを確認し、それから小さく頷いて。 ) …お待ちしておりました。 ( 恐らくこのハッシュという男の耳にも、人質が奪還された事は届いているだろう。しかし、水魔はまだ信じられなかった。人質を捉えていたフロアはこの水魔殿の最深部に近く、そこに進むまでは他の水魔に必ず出くわさなくてはならない。しかし、何故かその仲間達は侵入者の姿を見ておらず、人質と見張りの水魔の姿だけが忽然と消えていたのだ。 …どこかに隠し通路があったのかもしれない、とも考えたが、今のところは不明だ。ともあれ… ) これから、あなたを長の所までご案内いたします。少し息苦しいかと思いますが―― 少しの辛抱ですので。 ( そういうと、水魔は手を差し伸べる。この手を掴め、ということらしい。 ) [Wed 29 Oct 2008 21:20:01]
◆ハッシュ@水魔 > (今日長の話が聞けたならけるべろすに会いに行こうと思った。何となくそう思っていた) (人質が村へと帰り、村が久方ぶりに喜びに包まれた。それと共にますます水魔を倒すという声が高まった。ひとまず獅子はその帰還を喜んだものの、その中に赤子の姿が見えなければ手放しで喜べるはずもない) (村の平穏のためには赤子の犠牲もやむなしと斬って捨てた連中がいるのだ。水魔の方も仲間を殺され、人質を奪還された今、長が殺される前に子供を生贄にと逸る者がいるかもしれない。そんなわけで、獅子は若干緊張しながら、先日水魔と出会った場所まで歩いていた) [Wed 29 Oct 2008 21:14:38]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが入室されました。 『 (水魔殿に足を踏み入れる) 』 [Wed 29 Oct 2008 21:08:32]
◆ウォーターエルフ > ( ゆっくりと水面から顔を出した水魔は、辺りを見渡す。ここは先日、人質への差し入れを受け取った場所だ。その場所に、水魔が現われ誰かを探す。 ――もし他の奴らに見つかったら不味い。自分たちウォーターエルフは、既に人質を失ってしまっているのだから。使うことが出来る有効なカードを失った今、やろうと思えば自分達の要求など無視して一気に長を仕留めにかかることもできるかもしれないのだ。 ) [Wed 29 Oct 2008 21:06:06]
お知らせ > ウォーターエルフさんが入室されました。 『水魔殿にて。』 [Wed 29 Oct 2008 21:01:03]
お知らせ > 藍音@水魔さんが退室されました。 『獲物を欲するなら、愚直にでも前に進む事だ。』 [Wed 29 Oct 2008 02:44:14]
◆藍音@水魔 > ・・・うおっ? こら止まれ! 陸に貴様らの出番は・・・ あううっ♪?(途端に卑猥かつぐるっぐるまきに拘束された――下手人は自分の触手か。 なんという心地良さ。) ・・・夢は醒めた。 闇は影に、獣は森に、幻は霧に ンう ・・・帰れッ。(手首のスナップでこお、ぺちんと引っ叩きながら命じればそれでも大人しく消えてくれる。 酸欠で荒い呼吸を整えて、も一度体を水で拭っておくとしょう。 落ち着くまで出せそーにない。) ・・・・危うかった・・・。(あのまま刺殺でもされたら天浦一の笑いものだ。今度こそ道を確認して、ゆっくり歩き出す。 このあたりには僅かながら光がある―― 先に行くに従って暗くなりそうだが。 神殿の1階のどこか・・・・なのか? 潜ってるうちに方向がまた微妙に。) まぁ、良いか。 今はとりあえず―― [Wed 29 Oct 2008 02:41:45]
◆藍音@水魔 > (水底を蹴って浮上の勢いをつけ、触腕が地面を捉え、体を引き揚げる――順調だが、少しばかり迂闊だった所を述べると水中で息を止めていられる時間=水中で運動できる時間ではないことか。 微妙に毒に晒され、酸素消費量が増えた事もある―― 微妙に、苦しい!!) ―――ぷあっ!(水面に顔を出す瞬間は隠密製とかなにもなく。 数本の不気味な肉鞭が飛び出したあと、其の真ん中に音を立てながら顔が飛び出すわけだ。 空気の存在を探知して、反射的に大きく息を吸い込んだ。 辺りを確認するのは、それからだ。) 死んだと思ったな。 ・・・・さて―― (浮上したその部屋は丁度曲がり角の様。 左側、およびさらに奥へと続いているらしい。) ・・・奥からか。(陸上行動とあらば決断はすむーずだ。 先ずは上陸、池の淵に手を掛けて、体を床に押し上げる――) [Wed 29 Oct 2008 02:28:24]
◆藍音@水魔 > この程度なら・・・潜れるか。(距離の長さも体感的に判るわけで――でも測定のために止まってたのでちょっと危険、善は急げだ。 考えてみれば水の冷たさを感じないのはおかしいし。)…よしっ。 (大きく息を吸って、それから勢いつけて水中へ。 黒髪が水面に広がり、直後に吸い込まれる様に水に消える。) ・・・・・・・・!!(水中で薄く目を開く。 少し、沁みた。 やはり冷たいものはつめたいか。 出来るだけの速さでゆっくりと前へ、頭上に壁を越える―― 潜水中は緊張の瞬間だ。 例え触腕での自由行動があっても、そのまま闘えるほどの余力はないのだから。) [Wed 29 Oct 2008 02:10:28]
◆藍音@水魔 > (しかも部屋の壁やら水中の物体を掴む事で、水面から沈まずに堪えたり、自力の遊泳を超える高速移動が可能――泳ぎが下手なだけでそれでも大して早くは無いが、ロープ持って手繰りながら移動できるよーなもんだ。 安全、かつ足し算においてゼロより一は必ず多い。) ―――っぷあ。 少々疲れるのが・・・玉に瑕か。(触手で体を押し上げて、先ずは水面に顔を出した。 潜れる時間は勿論延長されない。徐々に毒っぽい色に染まる周囲に急かされながら、移動先を確認して、最短で進める道を文字通り手探り―触手探り?―するのが溺れない秘訣になるだろう。) ここは・・・水中で壁を隔てた裏側に通じているの・・・か? ふむ・・・ [Wed 29 Oct 2008 01:55:32]
◆藍音@水魔 > は―― 相変わらずイヤらしい奴だ。 (感想は褒めコトバである。 腿の内側を撫でる滑る感触を確かめ――目を開ければ、既にそれは影ではなく、三次元の実体を伴う怪物として存在していた。 体と襦袢の僅かな隙間から伸び、虚空をまさぐる肉の鞭。 粘り気のある水音は、そこから滴る毒液の音だ。 ”稗奴螺”と名付け呼んでいるそいつは、主人すら滴る毒の餌食とする――が。)ようし・・・ 共に来いッ …!!(体からそれを生やしたまま、諸共に水に飛び込んだ。 水の流れがある水中であれば、陸上より多少は制御は容易 と考えたわけだ。毒素は水に解けて薄まり、また、一所に止まらなければ流れが拭ってくれる。) [Wed 29 Oct 2008 01:40:00]
◆藍音@水魔 > (我が身を縊って良しとするは、我らのみ。 我が身を毒して良しとするは、我らのみ。 流水の伴奏を伴って、静かに響くは人という名の自虐者の賛美歌。 それが、召還の儀式である。 詩は満ち、詩は誘い、詩は呼ぶ。 ありえないものを。 ありえないものにかたちはない。 だからその詩によって形を与えられてはじめて、そのかたちをもってありえないものは訪れる。) ……我が形容を欲するならば、此処に到れ。 急ぎ着たりて威を示せ―― (暗闇の幻視が既知最大のリアリティを帯び、その這いずる音すら聞こえそうな領域に到った時―― 体から離して部屋の隅に置かれた、小さな灯りが写す、小さな影。 その影が、不気味に伸びた。 部屋の床を這い、汚れた粘性の音を立てて――) [Wed 29 Oct 2008 01:25:46]
◆藍音@水魔 > (とりあえず襲撃も発見もなければ、この池―― 恐らく神殿内の別の空間に繋がってる奴だ。壁の向こうとか―― を踏破してしまうことにする。 ただし潜りは得意ではない。水泳も人並み程度だ。 長い手足があればモノをつかんで勧めるが、足長手長を気取るには程遠い――だから、持って来た僅かな枚数の符が役に立つ。) 『夜の縁に佇む獣達よ、市井に潜み山野に蔓延る者達よ―― 』(陸に在っては制御不能、自ら戒め封じてあった魔獣への呼び掛けに、漆黒に染め抜かれたその符が僅かながら力を貸してくれる。 目を閉じ、心を閉じ、其の形を瞼の裏の暗闇に描き記す―― 辺りを確認したのは、無防備に落とす其の瞬間を、できるだけ庇うためだ。) [Wed 29 Oct 2008 01:03:55]
◆藍音@水魔 > (普段の巫女服の下に羽織る、襦袢のみを身に着けた軽装姿―― 祓串も持たず、頼りの御符も最初の一発に使う以外殆んど携帯しない。かさばるし、何よりも・・・濡れてしまうからだ。 護身の道具は腰に吊るしたナイフ一本。 他に持ち物は・・・・片道切符の覚悟程度か。 傍から見て、其の姿は殆んど水浴びする少女。・・・ってか幼女? どちらにせよ非常に頼りないものだろう。) 始めるか・・・・周囲に化物どもは・・・と。(水面より深くははっきりとは見えぬが、準備中にわけもわからず死ぬよりは警戒しておく苦労の方が良い。まずは池の淵をぐるっと回って確かめる――) [Wed 29 Oct 2008 00:54:46]
◆藍音@水魔 > (服装はなるたけ抵抗が少なく、体から離れた部分の少ない布体積の小さい物が良い。 荷物は少なく重量は軽く、両手が空いていると良い――得物も素早いスイングを必要とする剣、鈍器はダメ。 また、紙や火薬、鉄製品も避けるべき――そういえば知り合いに一人居たか。 蜷潜が普段してるような格好が最適だろう。逆に自分の携行する殆んどの装備、戦術、技術は此処では使用不能という事になる。) ・・・・郷に入りては、というが。 勝手が違うというのも此処まで来ると困り者だな。(だからといって依頼を放棄するほど機能が単純でもないのだ。 最適化した新たな装いで、昨日に訪れたどんづまり・・・室内にある巨大な池?の前に立つ。) [Wed 29 Oct 2008 00:41:44]
お知らせ > 藍音@水魔さんが来ました。 『水上・水中行動に適した姿とは。』 [Wed 29 Oct 2008 00:33:16]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (……頭痛い) 』 [Tue 28 Oct 2008 23:20:17]
◆ハッシュ@水魔 > (訂正) (もしも「どこに行っていたの」と聞かれた時は、水魔の長と会っていた事を話し、会話内容を話せば良いだろう。この連携の取れてなさは野生なら壊滅的だ。がっくりきたが、村の者や他に雇われた者達に己の心情や変化が悟られるほど分かりやすい表情はしていないと思う) (獅子は歩き回るのを止め、民家の一つに足を運んだ) [Tue 28 Oct 2008 23:19:53]
◆ハッシュ@水魔 > (もしも「どこに行っていたの」水魔の長と話した内容を後で話せば良いだろう。村の者や他に雇われた者達に己の心情や変化が悟られるほど) () [Tue 28 Oct 2008 23:17:37]
◆ハッシュ@水魔 > (液体と聞いて思い浮かぶのは何だ? 川、池、沼、海、雨、血、涙、酒――ざっと考えただけだが、この程度しか出てこないし、この中に正解があるとも思えなかった。――矢張り銀色の水魔に知恵を借りた方がいいのかもしれない) (――銀色の水魔と言えば、さすがに水魔の長と会うというのに誰にも秘したまま、と言う状況は如何なものかと思う。だが、誰に言えばいい? フェリクスは争いを止めるためなら赤子を犠牲にすると公言していたから、己は協力を頼む気はない。クオもその提案に乗ったのだろうか。子を持って『いた』身としては、簡単に赤子を犠牲にする選択を選びたくはない。……奴隷なら殺してもいいと――免罪符になるとでも思っていたのだろうか。…やはり、言えない。昨日と同じ結論だった) [Tue 28 Oct 2008 23:07:23]
◆ハッシュ@水魔 > (――連想ゲームだ。生命力が強く、穢れのないものは何だ?) ……、 (――まず赤子が思い浮かんだ。水魔の話を聞いてしまったから、頭に強烈に残っている所為かもしれない。眉間に皺が寄るのを人差し指で揉み解しながら、歩く) (次に思いついたのは植物だった。だがこれは却下だ。水魔は養分にされかねない) ……血、水、液体? (もしかして、浄化するものは液体でなければならないのだろうか。水魔が浄化を試みたのは綺麗な水と、前例から赤子の血。どちらも液体だが。くるり、とまた方向を変えて獅子は歩き出す) [Tue 28 Oct 2008 22:44:23]
◆ハッシュ@水魔 > (川辺を往復した回数は11回。歩数にして凡そ704歩。距離にして実に337m――) (どこぞに賢者でもいれば己の奇行を観察した上、話し相手になってくれたかもしれないが、残念ながらそんな賢者が姿を現す事はなさそうだった。尤も賢者は「答えは自分で出しなさい」とか悩んでいる人に対して言っちゃう人種のようで、知恵を貸してくれそうにはないのだが) (それはともかく。目下コアを浄化する方策を考え中である。尻尾がゆらゆらと不機嫌そうに揺れる。ぶつぶつと何か小声で呟きながら徘徊する姿は狂人と渾名されても仕方がないかもしれない) [Tue 28 Oct 2008 22:33:03]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 『 (タットワ川、川辺) 』 [Tue 28 Oct 2008 22:23:13]
お知らせ > ルガリア・ココさんが帰りました。 『 ――クオさん、結婚した? ( 変な思考に辿り着き、首を捻る。 )』 [Tue 28 Oct 2008 02:13:59]
◆ルガリア・ココ > 其の辺も調べてみないとですが…、ワンコにネギとか食べさせちゃダメなのと同じなんでしょうかね。 ( 思考を巡らせていると、横合いから天より降って来たかのような傭兵のお告げ。 暫し固まった後に、ポムと手を叩く。 ) ソレだッ! ソレが出来れば一番早いですよね――。 ( ヒトならざる器ならば或いはと、頷いて。 ) 土の壁程度だから作れますけども、川の流れ全体を止めるとなると数人掛かりですが…力技もありですかね。 ( 発想が自由な傭兵。 自分よりも余程、柔軟な思考。 流石傭兵だと感心するも束の間。 ) いやいやいや、何で満足気なんですかッ! 折角ギンレイさん良い事言ってるのに、青田買いですかッ!? ( 駄目だこの傭兵、早く何とかしないと全人類がピンチだ。 主に半分が……。 ともあれ、三人とも其々で動き出す。 結果は変わらない――、状況は厳しいかも知れない。 ) [Tue 28 Oct 2008 02:13:29]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが退室されました。 『――光明の一欠けらなのであろう。(僅かな微笑を零した)』 [Tue 28 Oct 2008 02:05:33]
◆銀嶺@水魔 > ――そうだな。 では、私も一回りしてから一日か二日はヴェイトス市に戻る事にしよう。 (彼女(?)に続いて、奥に仕舞っておいた。鞭や短刀、短い槍を身に付けよう。) [Tue 28 Oct 2008 02:03:01]
◆銀嶺@水魔 > 人間に害が無い、…? (奇妙な話ではある。動植物である魚や薬草に汚染されたのであれば、既にロックス村の連中は其れを食い続けている。…魚にも害が無いということなのだろうか。良く分からない。) …なぁ、ココのいう魔法に魔力が足りないのであれば、水魔の連中の協力が必要になるのではないか? 水魔とはいえ、精霊だったものだ。常人の倍は保有しているのだろうし、おそらくはな。 (単なる想像で妄想でしかないものを吐いた。殆どが直感によるもので頼りないものばかりであろう。) 上位精霊か…。 これは厳しいな。 (彼女(?)の返事に頷いた。其れを使役する力は無いし、私が廃人か狂人になってしまう――。) ああー…、ドワーフヤジャイアント、巨人にゴーレム…。 土と水の術に長けた者であれば良いのだろうか? (長き歴史で生き抜いた経験から、状況を打破してくれそうな種族と素質を述べる。だが、根拠は何処にもない。険しい顔付きになった。) そうさ…ッ! ( 『ぐー』 ) ふ…っ、愛は何時の時代でも痛むものだな。 (爽やかな笑顔で返した。銀の鈴を鳴らしては、誇らしげに鼻で小さく笑う。) ―― …。 問題なのは人数と範囲なのか。 (首を傾げてしまった。どう考えても割が合わないし、水魔が協力に応じるのかですら分からない。) 移住…。 そういう手もあったのか。 (妥協や譲歩するのは其れが限界であった。彼女達の妨害をし、得られた平和を壊す事になっては後悔してしまう。) やらない善よりは、やる偽善だ――。 ん? 当たり前ではないか…ッ! 私の手で育てるのも生き甲斐があるのではないか! (全人類の女性限定であろう。遠い目するココとは逆に、商人の尻を見届けていった。) [Tue 28 Oct 2008 02:00:23]
◆ルガリア・ココ > 時間がないみたいですし……――、着いたばかりですけど。 僕も調べてみたいと思います。 ( 石を背負い袋に仕舞い。 先ずは地形の探索。 話を聞く限りでは川の中にある中州といった感じの場所らしいが…見てみれば解るだろう。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:45:24]
◆ルガリア・ココ > 上位精霊を使役出来れば流れを止めるのも可能かも知れませんが…。 ( そんな魔法が扱えるのはギルド長クラスだろう。 緩く首を振り。 ) それでも村から出る水を一旦止め、浄化魔法と石を使えば効果は眼に見えて違う筈で――。 ( ひんにゅぅ、どうやら傭兵さんは何処までも愛の深い御仁であるらしい。 両手を広げ、深遠なる世界に脚を踏み入れていた傭兵…背後に小さな宇宙が見えたのは気のせいだろうか。 ) アナタと同じですッ! ( 遠慮の無い愛に、頬を僅かに染めながら、軽いツッコミの「ぐー」が出た、力2なので蚊に刺された程度の威力だが。 ) ウォーターエル…僕は聞いた事ありませんが、浄化石が効くならば…魔法でも可能ですね。 水の浄化魔法は初歩魔術ですから。 ( ある程度範囲は広げられる。 問題は、汚染地域の大きさと水魔の数によりけり。 ) ヴェイトス市は人間だけが住まう土地ではないですから。 後は…、水魔さんの方に掛け合って移住を勧めたりするのも手かと思います。( 待ってくれると言った傭兵。 最大限の譲歩だろう、その事に感謝しつつ。 ) そうですね、ギンレイさんの言う通り何もしないよりも――。 って、攫われた村娘さんとのフラグ目当てだったんですか……。 ( このヒトはきっと優しい、恐らく全人類に半分に…。 遠い目をしながらも、商人さんを見送れば少年も再度出掛ける支度を。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:44:01]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『( この場での話は、そこまでになってしまう。 )』 [Tue 28 Oct 2008 01:33:15]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜それが、人間には害がないそうなのですよね。 時間の問題かもしれませんけど… この村も川の水は使っていますし。 ( 『毒草を使っているけれど、人間が健康を害する程度ではないらしい』 ということをこの女が知っているかどうかはさておき、今のところそのように認識できる事実もある。 人間の村でなくたって、その他の異種族が影響を受けて同様の行動に出るかもしれないから、いずれは解決しなければならないに違いないが。 ) ―――ぁ、そうか… 何もまっさらにする必要はありませんものね。 あまり期待できないかもしれませんけど、もしもウォーターエルフに害を与えている部分が、真っ先に浄化されるなら… 濾過するみたいに、ちょっとだけ浄化石に触れさせるだけでも良いのかな。 ( 分からないけれど、そういうことだろうか? その辺りはココさんの勘頼みで、なるほどと手を打ちつつ。 ) ―――待てるだけ、と言いたいところですが… やっぱり、まずは村長に話してみます。 ( ありがたいけれど、ギンレイさんにだって立場はあるはずで。 こちら側に寝返ってなんて言えないし、寝返るも何も、そもそもロックスを守るという点ではやっぱり仲間だ。 守り方について意見が違うだけ。 ) ―――〜ああ… よしよーし… …すみません、ちょっと… ( ココさんの問いには答えなかった。 その暇がなかったのかもしれないけども。 ―――そういうことだ。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:31:58]
◆銀嶺@水魔 > 馬鹿を言うではない…ッ! 貧乳だって、私は何処までも愛せるぞッ!? (彼女(?)の胸板に触れればやわっこい…感触は無い。まさAカップ以下であった。それだけならば少女である範囲内である。) 下の方はどうなっているのだ? (彼女(?)の胸板を撫でてから、両手を広げた。宇宙の真理をも受け入れてやる、といわんばかりに。誰か殴ったほうが良いらしい。) 川の流れを変えたり、ロックス村と水魔殿との間にある川に壁を作るとか…無理だろうな。 下の村? (赤ん坊がくずり始めたのだろう。言葉を閉ざしてから、彼女の背中を見送ろう。) [Tue 28 Oct 2008 01:18:56]
◆銀嶺@水魔 > …1りっとる? どれぐらいか知らんが、ナイフが何本も買えるではないか? (金の単位は知っているが、其れ以外の単位は知らない。) ああ、それだけ娘達を取り戻したいのであろうな。 不謹慎だが、やる気が出てしまったのも仕様が無い。 (腕を組み直してから、視線は明後日の方向に向けていた。) 幹線所は…。 (困った顔になりつつ、控えた声になった。) 依頼の内容を反故するような行動をする、穏健派を構ってやれる理由はどこにも無いであろう。 (依頼を引き受けた以上、依頼通りに成さなければならない。) そうか…、ならば私は何日まで待てば良い? 何も遣らないよりは、試す価値が見えそうなのだ… ギリギリまでやるのが良かろう。 (週末までならば、ヴェイトス市に一時離反する形にするぞ、とご丁寧に付け加えよう。) [Tue 28 Oct 2008 01:18:54]
◆ルガリア・ココ > あの…――、クオさん。 ソレって…。 ( 腕の中の見知らぬ赤子、商人さんが子育て奮戦記をしてないならば…。 嫌な想像が頭を過ぎるが、泣き出した赤子の声に呟きは掻き消され。 背中を見送る。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:11:59]
◆ルガリア・ココ > そんな隠しパラメーター要りませんし、ありませんッ!! ( このヒト、すっごいショック受けてるよ。 ) 貧乳は寧ろステータスじゃないですかッ!! ( 差し出された指を取り、自分の胸元へと。 其処はAカップの下であるAAとか以前の話、骨と皮がありましたとさ。 何だがこのヒトとは話が合いそうな気がする少年。 ) そんな…――、下流には水魔ばかりじゃなくて人間の村だってあるじゃないですか。 ( 徐々に飲み込めてくる状況、戦士の矜持は理解出来るつもりだが…村の態度に表情を曇らせる。 戦士では無く目先の事だけを考えている村人に気分が落ち込む感覚。 ) クオさん、毒の件を解決しなければ今度は下流の村々から抗議等を受ける事も指摘して話し合ってみてはどうですか。 ( 今は大丈夫でも、後々の話も盛り込んで。 ) 毒素が沈殿している部分を調べて、最小出力で最大効果を上げられる部分が解れば…。 ( 其れを調べる為に来た、と少年。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:08:24]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > あ。 …あ、あ、あ、どうしたのかな…っ ( そうこう言っているうちに、赤ん坊がもぞもぞとぐずり出した。 おろおろうろたえて、ちょっと行って来ますと外に出る。 しばらく、赤ん坊に付きっ切りになってしまうかもしれない。 煩くて眠れなかったとか、そんなところだろうけども。 ) [Tue 28 Oct 2008 01:03:38]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜いいじゃないですか、むくつけき大男ばっかりなんて嫌ですよ。 ( たまにはそういう成分も欲しいけれどおいといて。 和むやりとりにからから笑う。 おおっと!? ココさんにはシュクレさんという人がいるからお触りはなしだけど…! でもいいかな、うん。 美人さん同士の絡みは眼福。 ほっとこう。 ) ―――〜いえそれが大赤字で。 こんな時に使ってこその貯蓄ですがちょっとトチ狂っちゃったような気も。 ( クオさんらしい? 照れ隠しか、眼鏡をいじる。 でももしかしたら、膨らみに膨らんだ出費に本気で戸惑っているのかもしれない。 ―――ちなみに、どんな状況でも意識の隅にないわけがない、ウォーターエルフを助けたら彼女達の宝物をくれるという話はナイショナイショ。 酷い目に遭うべきかもしれーぬ。 ) ―――ぁあ… 浄化石…ッ! ええ、お馴染みで一応考えてみたのですけど… 1L用で五千エンというのがちょっと、高いのですよね。 ( 使い方を工夫する余地はあるかもしれないが、そこまでは頭が回らない。 時間もそうだけれど、費用もかさむと思案顔。 ) え。 ( そして、ギンレイさんの言葉に絶句する。 いや、積極的な攻勢に出るだろうなーというのは分かっていたけども。 ) 秘密のボーナスですか。 斡旋所に訴え出れば… ってダメですね、争っても穏健派の行動だって問題にされたら… ううん。 ( 戦士には、戦士の立場。 冒険商人にはよく分からないけれど、本物の戦士達の中には、確かにあるのだろう。 ワンコインノベルなんかにはよく出て来る漢の矜持。 なるほど止めるのは難しそうだけども、それだって…。 ) ―――〜んン。 困りましたね… でも、話してくれてありがとうございます。 その事は伏せておきますが。 やっぱり、村長に会って話してみます。 [Tue 28 Oct 2008 01:01:33]
◆銀嶺@水魔 > (彼女たちの様子を見遣っていた。まだ状況を掴めてはいないココが把握するまでは、余計な口出しなどしないように口を閉ざした。) ―――。 ( 『鷹の連中は止めてくれない』 に頷けてくれた、クオを見遣れば複雑な心境であった。彼女と団長になら告げても構わないか。 ) …その事なんだが、考えを改めさせるのは難しいぞ。 我ら、鷹の連中に報酬を倍にしても構わないと持ちかけたのだから。 (彼女たちには残酷な言葉になってしまうだろう。) 鷹の連中は連中で、身分の立場もある。依頼に達成が出来なければ、評価は落ちていき、仕事も減るし、生活に繋がるであろう――。 何よりも、彼らは彼らの矜持がある。 (ココの提案に耳を傾けた。) …魔法の類であるならば、私の術で効力を高める事も出来ようか。 (良いアイデアだと思ったが、デメリットの方が多すぎた。) 小さな島一つ分になると、それなりの魔力が必要になるであろうな…。 (それだった。) [Tue 28 Oct 2008 00:48:37]
◆銀嶺@水魔 > 男ッ!? (首を思い切り振った。 チリリーン と派手に鳴るくらいに。) 嘘ではないか!? 貧乳や微乳というパラメーターを隠したいから、男だと嘘を言わなくても良いのだぞ? (信じなかった。思い切り叫びたかったが、声の音質は 空気:9 で 声:1 だった。ほとんど、声を失った口パクであった。あまつでさえ、指まで突きつけている。彼いや彼女…(?)の胸に視線を落とした。手を伸ばしそうになった。) う、嘘では無いのか…? [Tue 28 Oct 2008 00:46:30]
◆ルガリア・ココ > 可憐……、正に貧弱な坊やと言われた僕が可憐……。 ( 形状し難い感情に襲われたエルフ。 ) ――って僕は男です。 何処から見ても逞しい冒険者じゃないですかッ! 此処は嘘だとしても頷いて欲しい場面ッ! ( 密かなコンプレックスらしく少年は言い切った。 そう言うギンレイと名乗る戦士も、容姿端麗だと心の中で付け加え。 長い銀色の月を思わせる髪が、一見無造作に結ばれているようで決まっていて恨めしい。 己の長い髪を一房摘めば交互に比べ。 ) 状況は一触即発ですか…、でもクオさんらしいですね。 ( 事の概略は――村娘が魔物に攫われた。 此処までは古式ゆかしい事件だが、真相は少しばかり違う。 魔物は人間の流す毒に犯され苦しんでいる被害者で、村人達が加害者であった。 強行派の中、和解の道を模索する商人さんは――やっぱり何時もの商人さんだった。 ) 依頼を受けた冒険者や傭兵さんが、皆で話し合いの方向を村に提示すれば総力戦には簡単にならないかと……。 ( 戦力としてアテにされている傭兵達抜きで戦えるならば元からしているだろうし、と付け加え。 ) 水質の浄化は、アテはあります…。 ( と、背負っていた袋をガサゴソと。 取り出したるは冒険者や傭兵ならば見慣れた拳大の石。 ) 浄化石です、1個5000エンで売ってるコレを使おうかと…。 毒の種類にもよりますが、広域に散布すれば――後は自然の浄化と魔法でと思っていたのですけども…。 時間の無い状況ですかね。 [Tue 28 Oct 2008 00:38:37]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 相変わらずなココさんの様子に、思わず微笑んでしまう。 人間vs魔物な図式にしたくないがためにオブラートに包んだようになってしまった依頼は、もしかしたら騙したようなものだろうか。 ちら、と誤魔化すように目を逸らして。 ) ―――ええと。 その排水のせいで、ご近所さんのウォーターエルフと喧嘩になってしまっているお話はしましたよね。 それでその――― ちょっと村娘さん達を人質に取られていたりしまして。 その村娘さん達を解放する条件が、染物業を止めることと、赤ん坊一人を生贄に捧げることなんです。 …で、私達傭兵がウォーターエルフの拠点に入り込んで刺激してしまったので、先日の大雨の時にウォーターエルフが攻めて来ちゃったのですが、その時に村の赤ん坊もさらわれていまして。 ええ、とにかく物騒な状況で、傭兵達の中でも、私や他の数人のようにどうにか総力戦は避けたいから交渉を続け解決策を探すという一派と、もうだめだろうからウォーターエルフ滅ぼしてしまおうという一派に分かれてしまって――― ( そこで、ギンレイさんの 『鷹の連中は止めてくれない』 に頷く。 そう、私が言っても無駄だろうし、そもそも私から言う事じゃない。 だから… ) まずは、攻勢に出るのを推している村長さんに、どうにか考えを改めていただけないかと。 [Tue 28 Oct 2008 00:28:12]
◆銀嶺@水魔 > 鷹派… 素敵な紹介をしてくれたな? (満面の笑顔を浮かべ付けた。素直で正直、実に無駄の無い紹介で気に入ったらしい。) ―― …、可憐な団長ではないか。 (少女として認識したらしく、満足げに頷いていった。女性が二人(?)も居て悪い気がしなかった。) ウィッシュ……? ま、まぁ… 宜しく頼むぞ。 (瞬きながら、ルガリアに視線を落とした。 同時にクオの制止する声に、声の大きさを落としていった。) ――― 待て、だと? (瞳を見開いた。) 私に言っても、鷹の連中は止めてはくれないぞ? ( 『娘さんも赤ん坊も、助かりませんよ』 ) ……、それでは困るな。 (男の連中であれば簡単に見捨てるが、今回は女ばかりだ。困惑し切った表情を浮かべながら、クオとココの顔を相互に見下ろした。) [Tue 28 Oct 2008 00:13:56]
◆ルガリア・ココ > ( 母さん、久々に引き篭もりを止めて外に出たら”ど”が付く程のシリアスっぷりでした。 いやいやまてまて、これはフォーウンに名高い軍師の罠だ。 落ち着いて状況を見極めろ。 ) えと…、状況を纏めると。 水質マジパネェっすって状況だとお聞きしていたのですが。 ( 二人は何やら議論というか意見の交換と言うか、それぞれが違う立場で話をしているらしいが……。 紹介をされれれば、ちんまい背筋を伸ばし。 ) は、初めまして。 ルガリア・ココと言いま――ウィッシュ!! ( 最後は餌付いて、一口リバースを堪えたせいか妙なイントネーションで。 口元押さえ、手招きされるが儘に室内へと。 ) クオさん…、一体何がどうなってるんですか? 染料で水質が汚染されていると聞いた以上の状況って。 ( 「 タカ派 」 )( 聞きなれぬ単語に首を捻りながら。 ) 取り合えず、時間の無い状況なのは解りましたが。 人質とか物騒ですね……。 [Tue 28 Oct 2008 00:03:02]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜いらっしゃい、ココさん。 微妙にお取り込み中ですけど、ココさんも当事者っていうか… こちら、どちらかと言うとタカ派のギンレイさんです。 できれば本格的な攻勢に出るのは、もう少し待って欲しいとお願いしようとしていたところで――― あ、ギンレイさん、こちらルガリア・ココさん。 私が加えてもらっている冒険団の団長で、水域の浄化に協力していただくことになりました。 ( 村長一家お休み中ですから静かに話しましょうね、と唇に人差し指当てて。 きっと初対面な二人を紹介。 ) ―――〜ええ、ですから水質問題と、核の治療と、両方から。 …もちろん負けると決まったわけでもありません。 でも、結果が出るまでもう少し、待ってみてはいただけないでしょうか? ―――これだけは言えます。 強行突入なんかしたら、娘さんも赤ん坊も、助かりませんよ。 ( どちらにしても助からないのなら、可能性にかけて待ってもらうことはできないか。 その可能性だって、僅かなものかもしれないが。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:55:21]
◆銀嶺@水魔 > …浄化か。浄化ならば、マジックアイテムか水の精霊の能力が必要になるだろう。 問題なのは、水魔の蝕んだコアだ。 (首を傾げ、鈴の音を打ち鳴らした。) それを消毒する方法が見つからなければ、―――吸血鬼と同じように赤子の命を奪い続けなければならない。 (腕を組み上げては、傍の壁に凭れ掛かろう。) ―――いいや、消毒する方法が見つかろうとも。 染料の原因が見つからなければ、争う理由は消えない。 蝕んで、回復しての繰り返しでは… 彼女たちの寿命と思考とが蝕むのではないか? (水魔の連中がそれだけ耐え得る精神を持つのかは知らないもの、不安要素をそのまま述べよう。) そこだ。絶対に勝てないならば、別の道を探すしかない。 だが…、私は私の命が惜しいし、村の連中からも雇われたのだ。 村娘を救出するまでは、強引な手段を取る事に止めようと思わない。 (線引きを引こうと、言葉を言い放つ。) ――――なんだと? (ノックの音に反応した。) ……面白いではないか。 (驚愕をするもの、微笑に変わり果てた。組んだ腕から片手だけで、どうぞ、と招きいれよう。) [Mon 27 Oct 2008 23:48:35]
◆ルガリア・ココ > ( 躊躇いがちなノックの後、返事も聞かず開かれる扉。 ) すいません、水質の調査でギルドから派遣されt ( 顔を覗かせたのは深緑色の外套に身を包んだ少年。 尖っている耳の先端を僅かに動かしながら、おっかな吃驚、室内を見渡す――見渡したらおもっきり取り込み中クサイ。 少年は己の間の悪さに少し目眩がした。 ) ……お、お取り込み中でしたか。 ( ギコチナイ愛想笑いを浮かべバツの悪い表情。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:36:13]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 夜空の下で立ち話もこの子に辛いかと、顔を覗かせたついでに扉だけくぐって。 すぐにお暇する姿勢のまま、少し立ち話。 赤ん坊の命だけでは終わらない、現状ではロックスが染物業を止めるのも条件で、それはもちろん… ) ―――分かっています。 でも、水域を浄化できて、毒に侵されたウォーターエルフの核を治療するもっと無理のない方法が見つかれば、争う理由はなくなると思っています。 ―――幸い、ウォーターエルフ達の命に対する価値観は、私達人間のそれとは違うようですし… ロックスにだって娘さん達をさらわれたという恨みはあるでしょうけど、その恨みだけで事を起こす力もないはずです。 なけなしのお金で私達を雇ったのだから。 全面的な武力抗争に雪崩れ込んでも、絶対に勝てるわけじゃない。 負けるかもしれないなら、先に他の可能性を探してみても良いのではないでしょうか。 ―――市で、そういった問題に対処できそうなギルドや、研究者に協力を求めて来ました。 斡旋所を通して、不特定多数の有識者にも協力を求めています。 〜水域の浄化については、もう村に来てくれている人も――― ( と噂をすれば。 半端に開いたままの扉を開き、声の方を振り返ろう。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:35:20]
お知らせ > 耳の長い人影さんが来ました。 『 ――今晩和。 』 [Mon 27 Oct 2008 23:31:41]
◆銀嶺@水魔 > ……銀嶺という名を頂いた。 (名を問われれば、律儀にも答えよう。請け負った仕事が一緒であろうとも、穏健派と強行派に分裂してしまっている。穏健派の人に出会ったのだろう、とむず痒い思いはするもの、冒険者も傭兵の皆も何も悪くは無い。なのに、衝突する事だけは辛く感じた。それだけとのことであった。) そうだな。 ロックス村から差し出された条件下で、最善の選択は其れなのだろうな。 (重々しい溜め息を吐き捨てよう。) 最も、赤ん坊の命で終わらせるのは難しいぞ? 終わらせようとも、後に水魔の連中は毒に蝕んでくるであろうし、どちらかが滅びることでしか道がない。 ( 『第三という、新しい選択を作り出せるのか?』 と告げよう。 ) そうだな…。 私は依頼の内容通りに、村娘の連中を救えればいい。 (其れ以外は構わん、と遠回しな意味で伝えている。 村長宅でお世話になっていない。壊れた箇所を修理しているのだが、わざわざ言う義理もない。) ―――…そうか。 何時の時代も、女性は強いものだ。 (断られれば、椅子を元の場所に戻した。口許の何処か柔らかく緩めていた。) [Mon 27 Oct 2008 23:22:53]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――…あなたは? ( 名前くらいもう知っているかもしれないけども、一応確認。 請け負った仕事は同じでも、今では立場が違うと思われてしまっているかもしれない。 が、彼の何かを耐えるような様子には、少しくらいなら村長を通さずに話しても大丈夫だろうかと思うことができた。 ) …はい。 村の子どもを殺させるわけにはいきません。 元々、さらわれた娘さん達との交換で赤子を差し出せという要求だったのですから、もう破綻していますが。 娘さんでも、赤ん坊でも、村の誰かが殺されてしまったら、この調子ではそれまでだと思うから… 一番危険そうなところだけでも、多少なりと安心できればと。 ( ―――彼は、村長宅でお世話になっているのだろうか? 上がれと言われても、家人のお休み中にそれはちょっと。 ドアの向こうに顔を出しつつ、椅子を持って来てくれるのにはやんわり手を振った。 ) ―――あ、どうぞお構いなく。 大丈夫です。 これくらい軽いです。 ( いつももっと大荷物だ。 もっとも、重量に換算できない、とんでもない重さだけれど。 ) [Mon 27 Oct 2008 23:11:36]
◆銀嶺@水魔 > ? …冒険商人? クオ=ヴァディスか、覚えて置こう。 (首を傾げたが、戻しては肩を竦めた。) …水魔の事か。 そうだな、請け負った仕事では確かに一緒だな。 (視線を逸らした。彼女と同じく、歯痒い表情をしてしまいそうだったのを誤魔化した。 彼女から告げられた内容は、予想をしていなかった展開であった。) ―――では、攫われた赤ん坊の身代わりとして差し出すのだな。 (単刀直入に問い掛けた。遠回しな言葉を省かせたそれである。) …赤ん坊を抱えたままでは辛かろう。 (片手を挙げた。上がれ、と合図を送る。広間に入れば、あちこちと戦闘の痕跡が残っているが、椅子やタンスだけは無事だった。椅子を片手で持ち上げては、彼女の横に置いてやろう。) [Mon 27 Oct 2008 22:59:20]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜いいえ。 冒険商人をしています、クオ=ヴァディスといいます。 村を助ける依頼を請けました。 あなたと、同じでしょうか? ( よく間違われるから、そんなに気にしない。 ややバツ悪そうに仕事仲間だと告げて、首を横に振る。 答えを口にするのには、少し間を開けて。 ) ―――違います。 奴隷ギルドから、買ってきました。 なるべくなら、食用にするような雑多が良かったのですけど… それでは、健康状態などの都合であまり旅や環境の変化に耐えられないそうで… ( 冷えないよう包まれている赤ん坊の身体は見えないものの、もう五体満足らしいことは確認している。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:50:51]
◆銀嶺@水魔 > (反応に困惑した彼女の表情を見れば、微笑の色は深まっていった。) …ご老人に無理をさせるのは、良くないであろうし。 (彼女の言葉に頷けよう。夫人といえ、起こすのも頂けない。 鈴を鳴らす青年は、確認するように彼女の容姿を見眺めた。どちらかと言えば、前衛でも後衛でも向かない格好ではある。) 村の娘ならば、手紙でも出すのが良かろうな… (一瞬だが、言葉を閉ざして、双眸を見開かせた。) …赤ん坊は、貴様の子なのか? (青年の表情から、微笑ともいう感情が消え伏せた。) [Mon 27 Oct 2008 22:43:01]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( そして、胸には赤ん坊。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:40:18]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 麗しき。 素面で言う人ってあんまり見たことなくて、思わず反応に困ってしまう。 ちょっとヘヴィな題材抱えてあれこれ考えていたところで、咄嗟に気の利いた言葉も出てこない。 困った風な微苦笑を返して、スルーしてしまう。 ) ―――そう、ですか。 もうこの辺りでは、遅い方ですものね。 それなら… 出直そうかな。 ( 田舎の夜は早い。 わざわざ起こすほどのことではないかとやや拍子抜けした調子で頷いた。 ―――冒険者というよりは、街娘のような雰囲気がある女だ。 村長宅を訪ねようという時に防具は身につけておらず、頑丈そうなキルテッドシルクはそれでもスカート履き。 荒野を渡るなら邪魔にしかならなそうな長い髪をゆったりと二つに編んで、鼻梁にはいささか鈍くさそうに眼鏡を乗せている。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:33:56]
◆声 > (扉の合間から、顔を出しては辺りを疑った。馬車があるのと貴女の姿を認識すれば、招きいれようと扉を開けていった。) こんばんは、麗しきお嬢さん。 (微笑を浮かべ付けては、彼女が室内に入り易いように身体を引いていった。顔は知らぬもの、名前だけは知り合うような関係なのだろう。武神は戦闘と戦争以外は馬鹿なのだし、覚えきる自身はない。よって彼女の名前も容姿も知らない。) …村長ならば、奥の方で休んでいるらしいぞ。 あの件の事だ。無理もなかろうな。 (肩を竦めさせよう。漆黒の民族の衣装を包んだ青年は、貴女の足元から頭まで丁寧に眺めると頷いた。) [Mon 27 Oct 2008 22:25:59]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――? ( 振動? 何だろう? 何か倒しでもしたのかな。 顔を出すのは… 一応、顔くらい知っていても大丈夫だろうか? 仕事仲間らしい男性。 話すのは初めてだけれど、どちらかと言うとタカ派だったように思う。 少しだけ身を硬くして、会釈。 ) こんばんは。 何か揺れましたけど… ぁ、村長さんはいらっしゃいますか? [Mon 27 Oct 2008 22:17:38]
◆声 > (貴女の足元まで振動が伝わった。余震や微震でもあるのか、と錯覚をさせるほどの――。鈴の音も響いた。) …? (鍵は掛けていない。ノックの音に反応しては、ノックした向こうから足音が聞こえるだろう。同時に小さな振動をも伝わってくるのを察することが出来るだろう。) なんであろう? (扉が開いては、その合間から顔を突き出した。視線を泳がせるようにしては、其方に気付くのに時間は掛からないだろう。まだ彼女を認識は出来ていないが、確認をするように声を投げ出した。) [Mon 27 Oct 2008 22:13:00]
お知らせ > 声さんが来ました。 『( 扉が開く音。 )』 [Mon 27 Oct 2008 22:07:26]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( そして何よりしなければならないのは、村と、積極的に戦闘しようとする仕事仲間の説得だ。 最悪の場合敵対するかもしれないような状態では、調査研究なんてできやしない。 毒に侵されたウォーターエルフを連れ出すにしろ、こちらから訪ねるにしろ、ただ全面的な武力抗争を避けようとしての行動が、反対派にとっては利敵行為になってしまうかもしれないのだから。 ) ―――〜ごめんください。 ( 出てもらえるだろうか。 まさかもはや敵だと塩をまかれて追い出されたりはしないと思いたいけども、まずは村長に、こちらが何をしようとしているのか、理解し協力してもらわなければならない。 もうその紙はないけれど中で連絡を取り合っていたのだし、勝手に入れそうだけど、ノックする。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:04:22]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 女の胸には、帯で赤ん坊が抱かれている。 冷えないように暖かくして。 元々そういう気性なのかそのように躾けられているのか、あまりぐずって困らせるようなこともないその子は、今も静かに眠っていた。 ) ( 何が用意できていて、何が用意できていないか、交渉を続けていてくれるかもしれないフェリクスさんやハッシュさんに少しでも早く伝えておこうと馬を飛ばし、その結果は宛がわれている部屋に残されていた手紙からおおよそ察している。 でも、では、どうするというのだろう。 ) ( ウォーターエルフの核そのものを治療する方法を探すのは平行して続けるけれど、それが叶わなかった場合、最低条件として彼女達が求めている人間の赤ん坊を、その手に握らせておくのは不安だ。 殺されるかもしれない。 村の子どもを、殺されるわけにはいかない。 ならば、危険な位置においておく身代わりは必要になる。 ) [Mon 27 Oct 2008 21:56:38]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 荷台に大樽を積んだ馬車を村に乗り入れて、冒険商人の女は村長宅へ向かった。 何をしようとしているのか、村人にも仕事仲間にも隠すつもりはない。 こそこそ動いたりすればそれこそ不信感を煽ってしまうと思うし、何より裏切っているわけではないのだから。 きちんと話して分かってもらいたい。 もしも分かってもらえなくても、邪魔し邪魔されるような関係ではいたくない。 ) [Mon 27 Oct 2008 21:44:58]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:インターバル3】 )』 [Mon 27 Oct 2008 21:34:35]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (枕の下に手紙が一通残されている) (購入したものは使わないで欲しい、と) 』 [Mon 27 Oct 2008 21:21:12]
◆ハッシュ@水魔 > (廊下を歩きながら考える) (命とは何だ? 生命力とは何だ? 赤子にも劣らない穢れないものとは何だ? 懐かしい、故郷の草原にもあっただろうか。獅子にとっては水と肉だけが命の世界だった。生に代わるものなどありはしなかった。獅子の世界はとても狭かった。人の世界に足を踏み入れても、己の世界はこんなにも狭い) ―― (こういう時思い浮かぶのは小さな魔女の顔だ。けれど、本当は頼りたくない。またあの小さな肩に面倒事を押し付けるのか?) (またも答えは出ないまま、獅子は別の民家へと足を向けた) [Mon 27 Oct 2008 21:19:41]
◆ハッシュ@水魔 > (独断専行といわれるかもしれない。――実際そうなのだろう。だが、水魔が前例に基づいて生贄を要求していると言うのなら同じことを繰り返させてはいけないと思う。断ち切らなければまた繰り返される) (だが、断ち切るための方策が未だ見つからない。――ここに来て何度溜息を吐いただろう。数える趣味がないから分からない) (バスケットを拾い上げ、獅子は部屋から出る。羊皮紙が増えただけだというのに、バスケットが酷く重いと感じた) [Mon 27 Oct 2008 21:03:53]
◆ハッシュ@水魔 > (獅子は眉間に深い皺を刻み、歯を軋ませる。羊皮紙を畳んで、バスケットの中に入れた。一番底に忍び込ませておき、パンや果物、皮袋を上に乗せておく。水魔殿で燃やしてしまおう。羊皮紙は燃えにくいものと聞くから燃えきらないかもしれない。水に塗れたら皮に戻ってしまうし、気をつけなければ。その前に、クオが寝所としている家に行き、赤子の件を問い質した方がいいだろうか。彼女に銀色の水魔との会う事を告げることさえ躊躇ってしまう。今村に雇われた人間で無条件に信用が置ける者がいない) (とにかく、何人羊皮紙を見たのかは知らないが、これは持っていこう。例え最後の手段としても使いたくない) [Mon 27 Oct 2008 20:54:11]
◆ハッシュ@水魔 > (食糧を持って行く途中、情報共有のために置いておいた羊皮紙をそのまま放置していた事を思い出した。不本意ながらも強行派と穏健派に分かれた今、何も強行派に情報をくれてやることはない。村長宅の部屋に入り、バスケットを一旦床に置いて机の上の羊皮紙を取り上げる。新しく追加された文字が目に入り、それを読んで瞠目した) ……奴隷の子供? (問わずともその購入目的は明らかだ) (何故。どうして。人の犠牲が払われずに済むよう考えていたのではなかったのか。結局は水魔の要求を呑むのか。人よりも水魔を優先するのか。羊皮紙を持つ手に力が篭った) [Mon 27 Oct 2008 20:31:59]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが入室されました。 『 (ロックス村) 』 [Mon 27 Oct 2008 20:24:57]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 『 (獅子はまた村へと戻る) 』 [Mon 27 Oct 2008 01:54:15]
◆ハッシュ@水魔 > そうだな (そして、己も弱きものの一人として、人間社会に組み込まれる事になった) …俺はヴェイトス市の海岸に停泊している船に住んでる。もしも全て終わったら遊びに来るといい (多分、主は歓迎するだろうし、小さな魔女がいたら、何か振舞ってくれるだろう。それを水魔が消化出来るかどうかは分からないが) (水路に戻る水魔を見送りつつ、はぁ、と獅子は溜息を吐き出す。――腹が減ったな、と思った) [Mon 27 Oct 2008 01:54:02]
お知らせ > ウォーターエルフさんが帰りました。 『向かう先は人質を捉えてあるエリアへ。…ここからさほど遠くは無い。』 [Mon 27 Oct 2008 01:50:59]
◆ウォーターエルフ > ――それが人間の強さなのですね。 ( それを思うと、私たちのような存在はやがて淘汰されていくのが定めなのかもしれない。良い悪いではなく、単純に力の強い者が生き残るのが自然の摂理なのだから。 ) 海……。 そうですね、もし今回の一件が片付いたら、川を下って海に出てみるのも良いかもしれません。 ( 海には他のものたちのテリトリーになっているのだろうけれど、それでもどこまでも広がる海原に思いを馳せる。 ) …お願いします。 ( 小さくお辞儀をすると、水魔は水路に戻る。受け取ったバスケットを濡らさぬように注意しつつ――。 ) [Mon 27 Oct 2008 01:47:07]
◆ハッシュ@水魔 > ああ…そうだな。ただ、単に人間に生命力があるだけじゃないだろう。寒い場所では火を、暑い場所では日除けを。道具を使う事ができたから生きていられるのだと思う (生き残るために知恵を振り絞った結果とも言える。生きる事に貪欲なのだ。――それも彼女の言う生命力なのだろう) なら、海にでも行けばいい。海はここよりずっと広い (陸に上がれないというのなら、陸ではなく海を教えよう。生憎海の中の様子は伝えられないが、とてつもなく大きく広いのだと) わかった、他の連中には言わない (そもそも、あの日以来顔を合わせても話すらしないのだ。感付かれることもないだろう) 毒に関して何か分かったらこちらからも知らせる (そして、獅子はそろそろ水路に戻った方がいい、と告げる) [Mon 27 Oct 2008 01:38:22]
◆ウォーターエルフ > それはこの水魔殿に限った事ではないですか。北で、南で、極寒の地で、熱砂の砂漠で。色んなところに住んでいる。 …私は少し、あなたがたのその生命力が羨ましい。私は生まれた時からこの川の流域の外へ出た事はないのです。私たちは雨が降らないと陸には上がれませんから。 ( もっとも、こんな事をこの男に話しても仕方が無いが。 ) 私も長にあなたのことを話して許可を得なくてはなりませんから、今すぐにという訳には行きません。――日を改めましょう。 あなたには追って連絡させて頂きます。但し、他の―― 私たちを殲滅しようとしている連中には、どうか内密に。 [Mon 27 Oct 2008 01:26:20]
◆ハッシュ@水魔 > (その声に期待を感じられなかったのは多分気のせいではないのだと思う。自身が聞いても余り期待を持てそうにないからだ) …そうか、家畜ではダメか。 確かに繁栄しているし、多いな。だが、…繁栄しても滅びる時は滅びる。…この水魔殿のように (獅子は肩を竦めながら告げる。神として称えられていた時があっても忘れ去られて朽ちていく) …会えるというのなら話を伺いたい。長のところへ連れて行ってもらえるだろうか? (人質の一部解放など、頼みたいこともある。余り間をおかずに、水魔の言葉に頷き) [Mon 27 Oct 2008 01:20:19]
◆ウォーターエルフ > ええ。期待しております。 ( その水魔の言葉はあまり期待しているような声色ではなかったが―― もっとも、この水魔。全体的に淡々とした喋り方をするのであまり意味はないのかもしれない。 ) 家畜の血では駄目でした。やはり、人の生き血でないと――。 何故人の生き血にそれ程の生命力があるのかは判りませんでしたが、あなたたちの繁栄振りを見ると何となく頷けます。 …ほんと、人間というのはどこにでもいるんですもの。 ( このまま行けばこの世界は人間のものになってしまうのでは無いかというぐらい。 ) そうです。私たちと同じように名前はありませんから、”長”とだけ呼んでいますが。 ――長は、水魔殿の最深部に居ます。 ( その居場所を伝えるのは危険かとも思ったが、私たちはとりあえず少しだけ信じてみる事にしたのだ。だから、これは礼儀として答える。 ) ……お会いになりたいですか? [Mon 27 Oct 2008 01:11:05]
◆ハッシュ@水魔 > …すまない。だが、期日ギリギリまで諦めたりはしないから (諦めずに頑張るだけでは物事は変わりはしないと獅子も分かっている。虚しい言葉に、微かに眉間に皺が寄った。手を伸ばすウォーターエルフの意図に気づけば右手に持ったバスケットを水魔に渡し。頼む、と水魔に言い添えた) (水魔の説明に、獅子は口を挟む事無く頷いた。羊皮紙に書かれてあった内容と同じだ) 血の中の生命力が、コアを浄化する…人以外の血は使えないのか? 家畜だとか… (ただ、ロックス村は産業で成り立っている村の所為か、家畜の類は甘い見受けられなかったと思う) お前たちの長と言うのは、銀色の身体をしているという? そういえば、先日の襲撃の時に姿が見えなかったが…今どこに? (話は出来るのだろうか? それとも、毒で倒れているのだろうか?) [Mon 27 Oct 2008 01:03:07]
◆ウォーターエルフ > …そうですか。 ( 水魔は感情を表に出さないような声でそう言った。やはり、期待はしない方が良さそうだ。そして一歩近づき手を差し出す。――バスケットを渡せ、という意味らしい。また赤子か、もしくは人質への差し入れだろう。 ) 私たちのコアは周りを取り巻く水質に大きく影響されます。染料で汚れた水の中に長く居たせいでコアが穢れてしまったのと同じように、その周りの水によって穢れを取り除くことも出来る。しかし、綺麗な水だけではコアの毒は抜けなかった。 ( そういうと水魔は一旦言葉を切って、相手を見つめる。 ) あなた方の身体の中に流れている血は、とても強い生命力で満ち溢れている。その生命力がコアを活性化させ、溜まった毒を浄化し再びもとの状態に戻るのです。しかし、赤ん坊以外の血は穢れすぎている。 ――さぁ。私たちの長からそう命令されていますから。長は私たちよりは長く生きているから、過去にそういうことを経験したのかもしれません。 [Mon 27 Oct 2008 00:51:03]
◆ハッシュ@水魔 > (水路から出ても平気なのだろうか。ひたりとした音を聞き留めると、獅子はじ、と音源を見る) (水魔が問う声が耳に痛い。問うてくるという事は期待しているということなのだろうから。直球で放り投げられた言葉を受け流す特技を獅子は持っていなかった。一瞬の沈黙があって、獅子は下唇を軽く噛む) …今、ロックス村よりも人が多く設備もある場所で調べてもらっているが――進展はない (クオからは何も聞いていないし、奴隷の子を使うという話も獅子の耳には入っていない) …そもそも赤子の血で何故コアが浄化されるのかも分からないんだが。以前もコアが汚染されるような事があったのか? [Mon 27 Oct 2008 00:41:01]
◆ウォーターエルフ > ( じぃ、と男の姿を暫し眺めると、水魔は水路から身体を出しぺたんと素足が地面を叩くような音と共に立ち上がる。 ) こんばんは。あなたの事は仲間から聞いています。私たちが襲撃した夜に、あなたが話したことも。 ( 水魔の方にも一応今のところ攻撃の意志は無いようだ。 ) …その後はどうですか。何か良い方法は見つかりそうですか? ( あまり期待はしていないが、全く期待していないと言えば嘘になる。全て丸く収まるようなそんな奇跡みたいな手段がどこかに――。 どこかにあるのではないかと。そんな淡い思いがあった。 ) [Mon 27 Oct 2008 00:31:00]
◆ハッシュ@水魔 > (さや、と流水の音が耳に届けば、獅子はそちらに面を向け。水魔の姿を見つければ、歩き出そうとするだろう。左手にカンテラ、右手にバスケットを持った状態ゆえ、戦闘をするつもりではないと分かってもらえるだろうか) お邪魔している (獅子は水魔に言葉を渡す) [Mon 27 Oct 2008 00:25:21]
◆ウォーターエルフ > ( という音と共に、近くにあった水路の水面からゆっくりと水魔が顔を覗かせる。そうしてハッシュの姿を確認すると、じっと男を見つめた。 距離はそれほど離れていない。首を巡らせるのなら、用意に水魔の姿を見つける事が出来るだろう。 ) [Mon 27 Oct 2008 00:21:06]
お知らせ > ウォーターエルフさんが入室されました。 『―― とぷん。』 [Mon 27 Oct 2008 00:18:38]
◆ハッシュ@水魔 > (水魔殿――水の神が祀られていた神殿だと聞く。もう神は忘れ去られて去ったか、滅んだのか。獅子には分からないが、水の神と言うのならば水魔を救ってやればいいのに。苦しいときの神頼みと言う奴だ。自らに救出の術がない時、人の力の及ばないものに頼るのは人間の独特の思考だと言う。獅子は人らしい考えができるようになったと喜ぶべきか? 残念ながらそんな余裕などなかった。いくら己が食糧を運んでも人質の体力が持たなければ死ぬ) (せめて何人か解放してくれるように頼んだ方がいいだろうか。子供、体力のない者を優先してもらおう。聞いてくれるかどうかは別にして。きょろ、と水の流れる音がしないか首を巡らせた。通路よりも水路の近くの方が水魔を発見しやすいだろうし) [Mon 27 Oct 2008 00:10:05]
◆ハッシュ@水魔 > (獅子は難しい顔をして一人水魔殿の内部に足を踏み入れた。今日はここに入るのは何度目だろう。赤子に母乳を届けているから、一日に数度往復している。ついでに一日食事を抜いてあまった分の食糧は人質へ運ぶ分に回す。右手に持ったバスケットの中に全部つめこんでいる) 手が足りない、時間も足りない、頭も足りない… (左手に持ったカンテラの光を見つめ、ぶつぶつと呟きながら歩く。特に足りないのは一番最後の頭だと思う。命の犠牲がない方法を見出せない。そんな事は誰にも言えないが。かっ、と通路に転がっていた石礫を蹴り飛ばす。反響の音が静かな通路に広がった) [Mon 27 Oct 2008 00:00:36]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 『 (水魔殿) 』 [Sun 26 Oct 2008 23:50:12]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『―――〜はい、お気をつけて! ( 頑張ろう、お互いに。 最後くらい笑顔で、親指立てた。 )』 [Sun 26 Oct 2008 01:10:53]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが帰りました。 『俺はやるぜ!(最後にそんな事を言い残した)』 [Sun 26 Oct 2008 00:50:58]
◆フェリクス@水魔 > ああ? 協力要請なァ……。ま、やれっだけやってみっさ。ウォーターエルフの方に姿を隠すよう頼むってのは、別にヒトに喧嘩売るってことにゃなんねェだろ?(それに、移住先を探すから、そんなに神殿に長居を続けるわけにもいかないし。 がちがちと鋏を鳴らしながら答えた。 少なくともいきなり喧嘩を売ったりどうこうしようという考えはないらしい)じゃ、俺ァ行くぜ。――クオも頑張ってくれ。 派手に喧嘩なんてしたら、両方ともタダじゃ済まねェだろうし。 [Sun 26 Oct 2008 00:50:46]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――欲を言えば、多ければ多いほど良いですけど。 ( 当たり前だけれど、念を押して。 ) …ああ、そうだ! それから、こればかりは手を出せないのですが… ウォーターエルフからの協力要請には、どう答えますか? …間違っても、仲間と戦ったりはしないでくださいね? ( ウォーターエルフを守るために、仕事仲間と戦うなんて論外だ。 だから、突撃しようとする彼らをどうにか止めるしかないように思うけど… これからまた村を離れようという自分では、どうしようもない。 人手が足りない。 時間もない。 フェリクスさんが説得というのもいささか不安だけれど… ハッシュさん、どうにかしてくれるだろうか。 ) [Sun 26 Oct 2008 00:42:41]
◆フェリクス@水魔 > そうか? まあ、そんなら、頼む。(というか、頭を使う作業には丸っきり関われないのだから、という程度。 頷きを返し、ともかくはこれで頼みごとは終わった。 あとは時間までに結論が出るか否か。やってみるだけの事はやろうと心に決めているのだ。)ま、ともかく俺からの頼み事はこれで終わり――――って、あん? ああ、別に構わねェぜ。 向こうが聞いてくれるかどうかはわかんねェけど、話してみるだけは話してみらァ。 一人で良いんだな? わかった。(こっくりと頷いて、此方も早速動き出すつもりだ。 あまり時間がない事は馬鹿でもわかるのだから)んじゃ、まあ――お互い頑張ろうや。(さいごに笑って、ガチリと鋏を鳴らして答えた) [Sun 26 Oct 2008 00:35:41]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > あ、そうだ。 ウォーターエルフと渡りをつけるなら、ついでに、既に汚染されているウォーターエルフの中から、解毒の研究に協力してくれるひとを探してください。 生の患者を見なければ、治療法を探そうにも、どうにもならないと思いますから。 [Sun 26 Oct 2008 00:31:46]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜いいですよ。 ついでです。 ありがとうございます。 ( 女に赤ん坊の命を金銭でやり取りさせる後ろめたさだろうか? そこに関してはお金を出すというフェリクスさんに、気持ちだけ受け取っておきますと首を振った。 全体に対しての募金ならもちろん受け付ける。 でも、そんな風に特に汚れた部分だけ回避しようとは思わない。 意識の中で同意していて、実行するのだから、食用赤子程度の金額は問題にならなかった。 それでも、奴隷一人の栄養状態を管理して十月十日? どこかから不要な赤子を引き取ってくるのでもなければ、60万とかもっとしそうだが。 ) ―――そう、ですか。 ( 何と言ったものか。 しんみりと頷いて、気の利いたことは言えそうにないから黙っておく。 それより。 ) [Sun 26 Oct 2008 00:29:04]
◆フェリクス@水魔 > うん。で、その赤ん坊の奴隷ってのも――もし手に入るんなら、買ってくんねェかな。そっちに関しては、俺が金払うから。……なんかパシリみたいで悪ィけどな。(ばりばりと引き続いて頭を鋏で書きながら、頼みをもう一つ。 ようは人質の女の子と、赤ん坊とが戻ってくれば村にとっては無問題だろう。今後、恨みからウォーターエルフを倒そう、という考えがでる可能性もあるかもしれないが。 とまれ、馬鹿は其処まで考えてはいない)(――ジレーナの名前を聞くと、少し寂しそうに笑った)あー……や、ジレーナは死んじまったよ。目の前で泡になって消えちまった。……あんにゃろ、結局、名前っきゃ持ってかねェでやんの。(確かめる方法も考えていなかったのだろう。ただ、ジレーナのコアは持ち歩いているから、それで何かわかるのではないか……という漠然とした考え。それ以上でも、以下でもない)まあ、ウォーターエルフ連中に協力は頼んでみるさ。連中にとって損ではないだろうしな。 ――ともかく、難しいことは俺にゃァ、わかんねェから。頼んだ。というか、頼む。(ガチリ、と鋏を鳴らして頭を下げた) [Sun 26 Oct 2008 00:17:59]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜赤ん坊を、奴隷で済ませるなどすれば、そうかもしれません。 でも、村の赤ん坊となると… 皆さん納得していただけるかもしれませんけど、私達からそれを言い出すのは契約に触れないかな… ( 村人は、守らなければ。 馬鹿と言って済ませられる。 素直に怒ることができる彼を、少し羨ましく思う。 もっとも、そうなりたいとは絶対に思えないけども。 ) 考えるから、怖くなるんですよ。 たぶん。 裏切る可能性とか、そのメリットはありますから。 利益が出るのならどんな行動に出てもおかしくありません。 ( 現在敵対関係にある異種族のことを、そこまでは信頼できない。 今する話でもないし、答えは出ないから、なだめるように緩く首を振って、それ以上続けようとはしないけど。 ) 棲めるかどうか、どうやって確認するのですか? ウォーターエルフから協力を得られないと… あ、ジレーナさん? ( 周囲が汚染される影響については、前にも聞いた。 …村長だって、できれば聞きたいのだろうけど、目先の利益を失いたくないのも人の性。 理屈の上で正しいことを、全て実行できるわけではないと思う。 目に見えて問題が深刻化するまで、もっと稼げるのに、貧しい思いはしたくないだろう。 …それを言うのがシャコでなくても、という慰め半分。 しかたありませんよと頷いておく。 ) ―――〜さてと、それじゃあ… 少し雨足弱まったかな? 今のうちに、とんぼ返りしますね。 ( 大野さんにはちょっとハード。 自分にももちろんだけど、急がなければ。 幸いさっき着いたばかりで支度も特にない。 早々に、出発する素振りを見せる。 ) [Sun 26 Oct 2008 00:09:44]
◆フェリクス@水魔 > つーかさー。別に、わざわざ喧嘩するだろう、するだろうって考える必要はねェと思うけどな。 連中、赤ん坊くれるんなら女の子返すって昨日言ってたし。水の汚れなんとかする方法がみつかりゃ、喧嘩する必要も無くなるんだし。 ――つーか、どいつもこいつも、どーしてこう喧嘩喧嘩ってなんのかねェ? そりゃ、俺は馬鹿だから解決する方法なんざ、そう簡単に浮かばねェけど。俺より賢い連中が考えもしねェで言ってるのは、見てて腹立つっての。(と、馬鹿は怒りながら言った。少なくとも話が通じることは、実際に何度も話してわかっているのだ、この馬鹿は。なんでこう相手が裏切ることばかり考えるのだろうか、みんな。ガチガチと鋏を鳴らして、苛立ったように吐き捨てた)は? んだよ、それ。聞いてねェぞ……ったく。 まァ良いや、どの道、俺に出来ることは体使うことだけだしなァ。棲める場所があっかもしんねェんだから、やれるだけやってみらァ。(俺はやるぜ!と頷いた。馬鹿はまったく懲りていない)それとな。ぶっちゃけた話、ウォーターエルフだけの問題じゃねェんだよ。 前も言ったっけ? ま、良いや。 河の毒ってなァ、魚のハラワタに溜まるんだ。それ喰ったらヒトだって死んじまう。今まで大丈夫だったウォーターエルフが、急に騒いでるからな。そろそろ危ねェぞ。――どの道、毒をなんとかしなきゃ村の連中だってのんびり生きてけねェよ。 って、俺が言ってもソンチョーとか聞いてくれそうにねェからさァ(だって馬鹿でチンピラで、村にとっては裏切り者的な立場で、挙句にシャコだ。ガチガチ鋏を鳴らしつつ) [Sat 25 Oct 2008 23:57:19]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > 約束? ―――それは… その場のことは、私には分かりません。 だけど、もう娘さん達を人質に取られています。 交換で要求されているのが、赤ん坊です。 赤ん坊一人、それが手に入ったら、ウォーターエルフの目標は半ば達成されるのかもしれません。 私達を見れば、ロックスには立ち退く気がないのだと判断されても仕方ありませんし――― 赤ん坊を渡してしまったら、娘さん達は用済み。 殺されて、重要な一人が回復したウォーターエルフは、私達を押し退けてロックスを潰す力を得るのかもしれない。 仮定の話ですが、赤ん坊の危険を顧みず、とにかくその場で取り返さなければならないと考えるのも、分かる気がします。 …ええ、ただ私達を体よく利用しようと言うのでなければ、赤ん坊も、とりあえずは無事かもしれないと思いますが… ( どうだろう。 裏切られる可能性がないと判断できるほど、水魔との間に強い絆があるわけではないから、不安そうに俯いた。 ) ―――ぁ… すみません、報告していませんでしたっけ… 話の中で済ませちゃったかな。 ウォーターエルフは、棲家にしているその水域を離れては、生きていけないのだそうです。 だから、ロックスとの間でずっと話し合いを続けていたのかと。 …確かなことは、分かりませんけど。 ―――? ええ、水域から毒素を除去する方法については、あちこちで考えてもらっています。 不特定多数の有識者に対する依頼も、斡旋所を通して――― あ、そうか。 治療法… 穢されたウォーターエルフの核は不可逆というのも、彼女達の認識で、確かな話ではないのですよね。 …実際、赤ん坊の生き血をどうこうするとか、方法はあるわけで――― うん。 もう一度市へ戻ることになりますけど、そうですね。 ここまでしちゃったら、もうやれるだけやってみてもいいかな。 もし毒素抜きの方法が見つかっても、問題の解決ではなく、村の今後にしか役立たないというのは… ちょっと、寂しいですし。 ( 割り切ったようなことを言いつつ、表情は困った風。 フェリクスさんはそんなこと意識していないのだろうけど、お金がかかるのだ。 タダで助けてくださいと言ったって、なかなか効果は望めない。 良いのだけれど、村からも不審がられてしまっていると、ちょっとトホホ。 ) [Sat 25 Oct 2008 23:51:53]
◆フェリクス@水魔 > マジでややっこしくなっちまったよなァ……。ま、約束しちまったから頑張るっきゃねェんだが(バリバリと鋏で頭を掻くあたり、此方もすっかり参ってしまっているらしい。無い頭を絞って色々考えてはみてるのだが、どうにもこうにも)んー。赤ん坊人質に取られてるってのに槍投げようとしたり、突っ込んで助けようとした奴がいたってェだけだ。 気に喰わねェが、俺ァ別に、仲間割れってほどじゃねェと思うがね。 ただま、無事だってのは確かだろ。 ぶっちゃけ、使っちまったら俺達頼る必要ねェもん(あっけらかんと、楽天的なのか気にした様子も無く頷いて。馬鹿なのか何なのか。少なくとも、悲観している様子は見られない)ま、浅かったし、俺ァ頑丈だしな。で、だ――俺ァ、小難しいことはわかんねェし、喧嘩になっちまったら村の連中が何人か死ぬだろうなァってのもわかってる。だから、とりあえずウォーターエルフの引越し場所を探そうと思ってるんだ。(ガチガチと鋏を鳴らしつつ頷いて。とりあえず、小難しいことを考えられる性質ではないのは、もうクオにだって伝わっているだろうけれど)毒の治療法っての? あんたに探して貰いたいんだが、頼めねェか。 [Sat 25 Oct 2008 23:30:15]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜ええ、なんだかもー… ( どうしたものかと項垂れるように頷く。 そんな仕草の見た目ほど諦めてはいないけども、あれこれ考えてしまうと状況は大幅に悪化したような気がして。 ) その辺りの詳しい内容は、よく知らないのですが… 仲間割れって、大丈夫ですか? 仲直り、できましたか? ―――〜赤ん坊、無事だといいですね… ( 最終的には手に入れる予定だった赤ん坊。 一足先に手に入れて 『使って』 しまう可能性は十分にある。 …肩を差された? 人体ではかなり重要な部位で、下手に傷付ければそこから先の腕全体に支障が出る。 大丈夫かと覗き込む。 本人がラッキーと言ってくれるのは救われるけれど、うむむ。 ) ―――ぁ、はい。 何ですか? [Sat 25 Oct 2008 23:23:31]
◆フェリクス@水魔 > なんだたァ、なんだ、ったく……ま、良いや。そっちだって話わかってんだろ?(まあ、もう村についたという事は大体の事情は把握してるだろうと思う。ショーニンだとかやってる連中は、すべからく自分より頭が良い筈だろうし。 宥められれば、其処は精神力2。沸騰しやすく冷めやすいのが特徴である)やァー、まァ、仕方無ェだろ。大雨降ったら陸の上も歩けるたァ、お天道様だってわかんねェだろうし。 ま、攫われたってェ女の子だけでも返してもらえりゃ良かったんだが――何人かゴネやがってなァ……。とりあえず村の連中は赤ん坊攫われただけで、傭兵連中は俺が肩ァ刺されただけだ。マジラッキーだった、ってのは間違いねェよ、うん(実際、相手が真正面から責めてきて完敗なのだから、喧嘩をやったら勝ち目が無いことくらい馬鹿にだってわかる。だというのに、村の連中はあっさりと殲滅に移行してしまっている辺り、二重の面で気に入らないのだが)あァ、俺ァ外でも良いからな。――で、クオ。ちィと頼みたいことがあんだけど、話だけでも聞いてくれねェか?(ガチガチ鋏を鳴らしつつ、首を傾げて) [Sat 25 Oct 2008 23:16:43]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > お返事書くまで待っていてっていうわけにもいきませんしとりあえず帰って… って、なんだフェリクスさん。 ―――〜よ、呼んでないですよ!? 何と勘違いしたのかお分かりみたいで話は早いですけど! ( おおう!? 怒らないで? ちょっとガラ悪く威圧されて怯えるほどやわな精神力してないけども、ぱたぱた手を振って、おさえておさえて。 ) ―――〜昨日のこと、聞きました。 大変なことになってますね… すみません、まさか攻めて来るとは思わなくて… ( 自分達のような傭兵が向こうを荒らしたのだから、当然かもしれないけども。 ザリガニ呼ばわり?より昨日村を空けていたことを謝ろう。 ) とりあえず、上がり――― いえ、止めておいた方がいいかな。 ( 水魔側と捉えられてしまっているかもしれない者が、あんまり固まるのは避けたいところ。 ちょっと声を潜めてる。 ) [Sat 25 Oct 2008 23:09:29]
◆フェリクス@水魔 > (断じてザリガニなどではなくシャコであるところのこの男は、雨の中、特に忍ぶ様子も無く窓を叩いていた。 というのも、ここが知り合った商人に宛がわれた部屋である事は知っていて、そこに灯りがついたという事は、街に戻っていたはずの彼女が村に帰ってきた証拠だろうという。 まあ、深い考えなどない馬鹿にだってわかる方程式の結論だった。 がつがつと打撃に特化した鋏で窓を叩いて)――だァれがザリガニだゴルァ……! さすがに二度呼ばれりゃ腹立てるし、三度目はブチ切れっぞ! ――と、やっぱクオ戻ってたんじゃねェか。だったらさっさと開けてくれりゃ良いってのに。ま、俺ァ雨好きだから良いけどよ(ガチガチと鋏を鳴らしつつ、左肩に傷を負ったチンピラが状況をわかっているのかいないのか、軽い調子で答えた) [Sat 25 Oct 2008 23:03:03]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜あぁあぁあ…! ( 小さな声で、頭を抱えて悶えた。 どうしてこうなっているんだろう! いえ、守れって言われても、それ深刻な契約違反。 ) ( ん? ) ( ハサミが見える。 ) ―――!?!?!? ちょっ、ちょっと待ってそんな頻繁に接触とか危ないって言うか無理! こちらと対立する形での協力は無理ですから…! ( 速やかに帰って? ザリガニと勘違いしたりして。 小声で叫びながら?慌てて窓を開ける。 ) [Sat 25 Oct 2008 23:00:50]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが来ました。 『(巨大な鋏が窓を叩く)』 [Sat 25 Oct 2008 22:56:38]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 読んで、燃やした。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:56:02]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村人は、自分達で武器を取らない。 染料の栽培と染物で生活していた人達に戦えというのも無理な話かもしれないけども。 傭兵を雇えば安心、勝手に戦って勝ってくれる、心配するのはさらわれた娘達の安否だけと考えていたら、どうなるか。 ―――水魔の戦力は未知数だ。 ということは、案外思い切って乗り込めばちょろいのかもしれないが。 ) ( ―――とにかく事ここに至ってはしかたない。 あちこちに出してしまった毒素抜きの調査依頼を撤回するかと考えて、首を振る。 もうお金は落としてしまった。 もしも何かしらの成果が上がれば、ロックスの今後のために、無駄にはならない。 村が残ればの話だけども。 汚染そのものをどうにかしなければ、今度のことを乗り切ったとして、また次が起きてしまうかもしれないのだから。 ) ( そういえば――― お世話になっている民家の、宛がわれた部屋で暖をとりながら思い出す。 巨大ザリガニが何か渡して来たっけ。 …まさか受け取っているところを、誰かに見られたりしなかっただろうか。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:55:06]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 誤解されてしまっているかもしれないけれど、この冒険商人の立場もあくまでロックス側だ。 そういう契約だし、違反すれば違約金の発生は当然、斡旋所からの制裁などもあるかもしれない。 何より人間社会で商売していれば、水魔が気の毒と思っても、その感情は裏切りに結び付いたりしなかった。 加害者はロックスかもしれないが、人間社会で生きていれば、目に見える範囲で直接の関わりがなくてもその恩恵を受けている。 物流や商取引は巡り巡るものなのだから。 ) ( その上で平和的な解決法を探したのは、その方がロックスの利益になると考えたからだ。 全面的な武力抗争になったとして、正直ロックスが揃えた人員で勝てるかどうかは分からない。 戦えば… 昨夜襲撃されたように、村も被害を免れないだろうし。 報酬のために戦う傭兵は、基本的に赤字など論外。 戦えば損耗する武具の修理費を考えると、ロックスから見込める利益であまり無理はできないとも思う。 もちろん戦線離脱は契約違反になるかもしれないが、報酬との兼ね合いは、契約を放棄する正当な理由にもなるかもしれない。 ) ( それは、大団円がこの冒険商人の好みもあるけども。 はたしてロックスは、惨敗する可能性を考えているのだろうか。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:42:14]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 娘さん達と交換するはずだった?赤ん坊一人もさらわれてしまった。 娘さん達と同数の幼子を要求されているのかと思いきやそうではなかったようで、その部分は微妙に明るい材料であるものの今更意味がない。 さらわれてしまった、と言うけれど… その赤ん坊の命が彼女達にとってどうしても必要なものならば、果たして今も無事だろうか。 悲観的になり過ぎてもしょうがない。 分かっているけれど、当然 『使う』 だろうとも思ってしまう。 …分かっていれば、奴隷の赤ん坊でもしたためたのに。 思わずそんなことを考える商人もたいがい非情だが、裏では高級食材として出回る赤ん坊もいそうなヴェイトス市、失いたくないと願う両親がいる赤ん坊よりは、そういった子を使うという選択肢もなくはない。 ) ( 村は、強攻策での奪還を求めているらしい。 人質を盾にされる状況でそれを言うのは、つまり、娘さん達は諦めるということではないだろうか。 もしかしたら、もう何人か加わったという傭兵の中に、期待できる人材がいるのかもしれないけども、とにかく水魔と対決しようという姿勢は固まったと考えて良いと思う。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:23:12]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――迂闊、不覚、言い方なんてなんでもいいけれど、とにかく抜かった。 水域さえ浄化できれば話し合いの余地もできるのではないかと思い込んでいて、一度汚染されたウォーターエルフの核が不可逆であることにまで考えが至らなかった。 彼女達の身体は水でできていると、そんな意識を先に立たせ過ぎた。 これでは、染物業を続けることによる汚染の進行を食い止められて、川の状態を元に戻すことができたとしても、意味はないかもしれない。 この段階まで実力行使に出なかったウォーターエルフの価値観ではどうなるか分からないけれど、人間に照らして考えてみると、既に何人もの同胞が殺されていて、死につつあって、それ以上の被害は出さないよう努めるから手打ちにして欲しいと言っても無理ではないか。 ) ―――〜あぁあ… ( 思わず唸って頭を抱えた。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:11:27]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 厩舎に大野さん(荷馬)を預けて、村に置いて行った馬車の無事を確認したら、お世話になっている民家に顔を出す。 追い出されこそしないものの、元々辛気臭い空気だったのに輪をかけて無愛想で、向けられる視線は訝るようなものだった。 雨合羽を脱いで、それでも濡れてしまった身体を拭くのもそこそこに、何があったのか聞いてみる。 ―――あなたは村の味方で間違いないなと念を押されて、わけもわからないままもちろんと頷いた。 そうして、留守にしている間に何があったのをようやく知ることになる。 ) [Sat 25 Oct 2008 21:55:55]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 十秒…! けれど十分な待機時間は経過していてしかたがないところ。 お気になさらずにーなんていう電波はさておき。 不特定多数の有識者に毒素抜き調査への協力を呼びかけた冒険商人は、未だ雨が降り続くロックス村に戻ってきた。 ) ( 降りしきる雨の中、村の外でザリガニが待ち構えていた。 すわ不意打ちかと色を失ったけれど、その子はただのメッセンジャー。 ただじっと濡れそぼった手紙を指し出していて、おそるおそる受け取ったら、さっさと川の中に消えてしまった。 ―――何にせよ、読むのは後。 首を傾げながら村に入り、あちこち荒れていて空気も違うことに気付く。 これは、雨が降っただけでこうなるものではないだろう。 ) [Sat 25 Oct 2008 21:49:35]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが来ました。 『( 【水魔の脅威:インターバル】 )』 [Sat 25 Oct 2008 21:37:02]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 『 (この後何とか宥めすかして、母乳を搾ってもらった) 』 [Sat 25 Oct 2008 21:36:53]
◆ハッシュ@水魔 > (それでも返事がない。はぁ、と抑えきれない溜息が漏れた) (――そういえば、水魔からの手紙が届いていたが、未だ返答していない。くどいようだが、あくまで己の立場は人の側なのだ。『もし解決策が見つからなければ――』その先を、水魔は赤子を捧げるという意味でとったのだろうか。本当はその逆なのだ、水魔の殲滅を念頭に置かなくてはならない。守るべき一線は守ろうと思っている。だが、水魔は自分たちを守れという) ―― …、 (とにかく、村長に掛け合うしかない。強引に人質を奪うにしても、どこに人質を隠しているのかもわからない。その場所を水魔が何体見張っているのか分からない。それどころか、水魔が何体いるのかも分からないのに襲撃は無謀だ) (獅子はもう一度右手でドアをノックした) [Sat 25 Oct 2008 21:34:57]
◆ハッシュ@水魔 > (コンコン、とノックしてから声を掛ける。――返事はない。入るぞ、と声を掛けてノブを回す。が、開かない。鍵が掛かっているというより、昨日散かっただろう家具でドアを塞いでいるようだ) 聞こえているだろうか? …悪いが母乳を搾ってくれないか (それを水魔殿の赤子の元に持っていくつもりだ。あくまで赤子を無事に村に連れて帰るつもりでいる。母乳を届けず、飢え死にさせるという事はしたくなかった。コンコン、ともう一度ドアを叩いた) [Sat 25 Oct 2008 21:18:23]
◆ハッシュ@水魔 > (がたごとと机の位置を変えて、あらかた片付いた(――多分)室内に溜息。左手がいつもより上手く動かないので、作業の遅延は目を瞑って欲しい。室内の清掃が終わると、獅子は奥の部屋へと視線を向ける) ……… (その顔には渋面が広がる。――ああ、あの≪母親≫と顔をあわせるのは辛いものがある。赤子を攫われてしまった彼女と、どの面下げて会うというのか) (渋面のまま、男は意を決して奥の部屋へと足を向けた) [Sat 25 Oct 2008 21:05:55]
◆ハッシュ@水魔 > (降り止まない雨は不吉の象徴とでも言うのだろうか) (ロックス村は不穏な雰囲気だった。人質が依然解放されないままの上、村を襲撃されて赤子まで奪われてしまったらそれも仕方のない事だろう。赤子一人守れなかった事は本当に言い訳のしようもない。己の力不足だ。あからさまに敵意を向けられても仕方ないと思う) (今は水魔によって荒らされた家の中を元通りに戻しながら、地面を叩きつける雨を見た。この雨がやまなければ外で家の修復作業をするのは難しいだろう) [Sat 25 Oct 2008 20:56:46]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 『 (戦闘後――) 』 [Sat 25 Oct 2008 20:45:03]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが帰りました。 『(後で、もっと憎まれることになるかもしれないからだ。)』 [Sat 25 Oct 2008 02:54:29]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・次に、会うのが、楽しみ、だ。(義理は果たす、という相手に対してにやり、と笑って見送る。そのまま、エルフ達が見えなくなるまで見届けていた。終始、笑っていた。再開が楽しみ、ということなのだろうか。)・・・こうなった、以上、殲滅も、視野に、入れねば、な。(骨の折れることだ。と、呟きながら、居候させて貰っている民家へと帰っていく。)バイ、だ。・・・了解、した。(とりあえずは村長やら、母親への説明は自分がすることにしよう。憎まれ役くらいは買って出るつもりだ。) [Sat 25 Oct 2008 02:53:26]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが帰りました。 『俺は、やるぜ!』 [Sat 25 Oct 2008 02:47:34]
◆フェリクス@水魔 > …………やれやれ。あーもう、ますます面倒臭ェ事になりやがったぜ。(溜息を一つ。 人質の奪還というのが依頼の趣旨だったとは思ったが、いつからウォーターエルフ殲滅になったんだろう、と首を捻りつつ立ち上がって――さて、どうしたものかと脇に抱えたウォーターエルフに目を留める。 あと左肩も痛い。ずきずきしているし)とりあえず、クオが街に戻って方法探すっつってたからなァ。俺ァ、移住先を探してみっか。上流の方なら良いだろうし……。で、この娘は、と……。(うーむ。一先ずは気がつくまで待つか。 雨が止めばすぐに乾いてしまうだろうから川沿いで。 で、後は野となれ山となれ、だ)……ま、俺はやるぜ! そういうわけだから、バ――なんとか、後は頼んだ。(ガチンと鋏を一度鳴らして、ウォーターエルフを抱えたまま、川上に向かって歩き出す。 荒れた河だとか、食料だとか、気にしていない様子) [Sat 25 Oct 2008 02:47:22]
お知らせ > ウォーターエルフさんが退室されました。 『 …その様子を、村長は険しい顔で睨んでいた。 』 [Sat 25 Oct 2008 02:42:50]
◆ウォーターエルフ > 『私たちの身体は水で出来てるからね、筋なんて通って無いわよ。』 ( つまり、人質を解放する気はないらしい。これ以上の譲歩は出来ない、といったところか。彼が抱えている水魔は―― どうしようもない。迂闊に近づいて何をされるかわからないし、可哀相だがこのまま見捨てるしか無いだろう。気絶している彼女自身もきっとそう願うはずだ。水魔達は気づいていないが、ハッシュが止めを刺さなかった水魔も同様に。 ) 『私たちの身体は水で出来てるからね、冷たくて手厳しいのは当たり前でしょ?』 ( ――これは銀嶺に対しての言葉。 ) 『ええ。少なくとも、義理だけはまもってあげる。』 ( バイ・チャンフォンの言葉にそう頷くと、水魔達はそのまま川の方へと消えていった。 ) [Sat 25 Oct 2008 02:40:39]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > はは・・・同意、だ。確かに、なんの、現実味も、ない。・・・まぁ、救える、可能性の、一つでは、ある、だろう。(何が何でも諦めるつもりなどないのだ。きっとこういうやつが、救える道を探し出せるのかもしれない。だが、今はそんなことは言っている余裕はない。現に赤ん坊がさらわれかけ、村は襲われた。・・・これ以上に、互いに譲歩など、望むべくも無い。)赤ん坊を、殺した、なら、恐らく、我らも、その、最後の、一人を、殺しに、いかざるを、得ないと、思う。・・・覚悟、した、貴方たち、なら、その、ことは、わかる、な?(連れて行くことに同意した。そして、相手にそう告げた。残された者も、報復で殺されるかもしれない。それは、つまり、希望を掴もうとして絶望に落とされる・・・そういうことも在りうると、そう言った。覚悟を、そこまでしているもの、と受け取っている。・・・静かな目を向けたまま、無表情に変わり、相手の言葉を待つ。) [Sat 25 Oct 2008 02:38:13]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが帰りました。 『(黙する。この場を見届ける事でしか出来ない。)』 [Sat 25 Oct 2008 02:34:01]
◆銀嶺@水魔 > (水魔の冷たい言葉に頷いた。理想があるだけで、現実味が無い。) ……。 (一人の意気込みだけで救われる世界などありやしない。あるとするならば、その一人以外は必要とされていない最低な世界だ。) 手厳しい女なのだな。 (水魔が制止する言葉で足元を停めた。荒れ狂う雷雨の中で立っている方が、赤子にとっては苛酷な環境ではないのだろうか。) 女誑しの赤毛が言ってくれるな。 ならば交渉を成功させるだけの価値と理由がはっきりと言ってくれると助かる。 (赤毛の言葉に怪訝な顔付きになった。だが、腕は組み上げたまま足を動かす様子もなく、立ち竦んだままだ。) …後、赤毛の。 その抱えている娘をどうにかにしてくれ。 (双眸を歪ませた。フェリクスの傍に置くのであれば、近寄りがたい。更に恨みを持たれない筈が無いのだから、尚更と怖いのだ。刺されたり貫かれるのは慣れているが痛いものは痛い。) [Sat 25 Oct 2008 02:29:13]
◆フェリクス@水魔 > あんたらがどう思おうと、俺はやるってだけだ。やってみなけりゃわかんねェよ!(きっぱりと胸を張って言い切った。 馬鹿だった。 何処からどう見ても馬鹿だった。 ただ――まぁ、ひとまずこの場はおさまりそうだ、という事がわかった以上、溜息を吐いた。 まったく、小難しいことを考えるもんじゃあ無い)あと、そこの槍持ってる馬鹿、さすがに下手な真似スッと、後で俺の殴る量が二倍に増えッから覚悟しとけ……! コーショーの最中にボーガイすんなっての!(槍を投げようとしたり、動こうとしたり、どうにも味方としても少し不安だ。 ともかく、一度大きく頷いて――それから一個だけ付け加えた)あー……無理かもしんねェけど、人質になってる女の子の、一部だけでも返してもらえねェか? さっすがに、赤ん坊も、女の子全員も、ってのは――……筋が通んねェ気がすんだがね。(あと脇に抱えたままのウォーターエルフをどうしようか。今更ながらに気がついた) [Sat 25 Oct 2008 02:17:01]
◆ウォーターエルフ > 『意気込みは結構だけど、あんたにそれが出来るとは思えないわね。』 ( 水魔は冷たくフェリクスを見る。彼の言葉には具体性が無い。それとも、これは私たちを混乱させようとしているのだろうか。ジレーナとの約束―― 彼女は本当にこの男と約束を? ) 『そんでもってそこの銀色。動くなって言ってるのよ。次に動いたら赤ん坊は殺すわ。』 ( 雨は降って視界は悪いが、動けばわかる。何せ直前までこちらに槍を投げつけようとしていた相手だ。 ) …( 駄目ね。 ) ( 水魔は心の中でそう思った。彼らの統率はてんで取れていない。この状態では、ここで何を決定しても意味は無いだろう。しかし…しかし、水魔の心はやや揺れる。 ) 『そうなるでしょうね。でも、その一人が生き残れば―― 私たちはまた…。』 ( ……水魔は肩を落とした。 ) 『…良いわ。時間をあげる。でも、この赤ん坊は連れて行く。期限まではこの子は殺さない。娘も解放しない。その間に、解決策とやらを探して御覧なさい。』 ( そのままじりじりと後退を始めるだろう。このまま水魔殿まで逃げ帰るつもりだ。 ) [Sat 25 Oct 2008 02:11:01]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (己の意見は言った。後は見守るよりほかはない) 』 [Sat 25 Oct 2008 02:08:15]
◆ハッシュ@水魔 > (赤毛の顔に不快そうな顔をしたまま。しかし、それが一番楽な道であることも分かる。己たちの手に負えないのならば選んでしまうのも一つの手なのだと) …ジレーナとやらの約束の前に、俺たちが村の人間と契約した事も思い出せ。ただ楽な道を選んでいるだけではないかどうかちゃんと考えた方がいい (一応フェリクスも立場は人間側なのだ、と。フェリクスの中では何を以って村と水魔を救うことになっているのかは知らん。知らんが、気に食わなかった。八つ当たりにも似ていると思う) 分かってる! 今考えているところだ! (どうすれば良いのか、何をすればいいのか。分かってる、だからそんな事言う暇があるならお前も何か考えてくれ! 叫びたいのを必死で堪えた) 大体、もし赤子の血で一人の命が救えたとしても、その後お前は――その一人はどうするつもりだ? コアを浄化しても水魔殿にいればまた毒は溜まっていく。棲み処を放棄して一人放浪するのか? (己だったらとてもじゃないが耐えられない。そして、一度赤子の血を以ってコアを浄化したのならその次は何の躊躇もなく。そんな前例を作ってしまうのは避けたかった) 俺はできるなら赤子を殺したくない。……頼むから、その期日とやらまで待ってくれないか。…もし。もしも解決策が見つからなかったら―― (その先は噤んで黙した) [Sat 25 Oct 2008 02:01:49]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > では、どうする?このまま、では、赤子は、どのみち、殺される、ぞ。・・・見殺しに、する気、か?(ハッシュの方に声を向ける。このまま見過ごしたが、どの道赤子は殺される。なぜなら、その赤子を狙ってウォーターエルフはこの村を襲ったのだから。)正しい、判断、だ。村、全体の、為に、赤子、を、見放す。・・・だが、それは、依頼者の、総意では、ない、だろう、な。(赤子を見捨てるのは依頼者に不快感を与える。即ち、依頼をこなせなかったとみなされるかもしれない。だが、娘は助かるのだ。)・・・我と、しては、赤子を、渡すのが、いい、と思うが、な。(こうして、話しているが、その間にもしっかりと隙をうかがう。無論、短刀を持った二人のウォーターエルフがいるので、伺うだけでなかなか動けないのだが。) [Sat 25 Oct 2008 01:54:11]
◆銀嶺@水魔 > (武器は手元に無い。眼前の水魔の連中は襲い掛かって来る気配は、毛頭とも感じないと分かれば腕を組み上げた。) ―――。 (言葉を閉ざしたまま、赤毛(フェリクス)に視線を注いだ。傍に居る妹の水魔の事も気になる。彼女の姉を殺したのだから、気絶か失神から回復して直ぐに襲い掛かってこないとも言い切れない。) ………。 (互いの立場が拮抗してしまっている。現況で最も危険なケースは、互いの力や条件が対等になっている時だ。今がまさにそうである。それを突き破りながら、平和の答えを導こうとするフェリクスに視線を注ぐばかり。) (言葉は放さず、視線は水魔の連中へ向けたままである。そのまま後退をしつつ、注目をされないようにしよう。さすれば、姿を晦ましては様子を疑おうともするのだろう。) [Sat 25 Oct 2008 01:46:47]
◆フェリクス@水魔 > ――――いや、そりゃまあ俺だって子供を殺すのは嫌だぜー?! でも、ウォーターエルフと真っ向から喧嘩ってのはもっと嫌だ! マジパネェことになんのは、目に見えてんじゃねェか!(今回、誰も村の連中が死んで無いのはウォーターエルフが赤ん坊の奪取に集中していたからだろう。 まあ、馬鹿だから、其処まで深いことは考えていないのだが、少なくとも「ウォーターエルフを全部やっつける」なんて事が、そう簡単にできるとは思えない。 もっと大勢の人死にが出るのはわかりきっている。ヒトにも、ウォーターエルフにも、だ)そンかわり、俺ァもう、全力であんたらを助ける方法を探す! 絶対にだ! 約束する! もし毒を治す方法が見つかんなきゃ、あんたらが安心して住める場所を探す! 依頼だとか報酬だとか、んなもん抜きでな!(まあ、依頼を受けて活動している人間の発言としてはどうなのかという面もあるが、馬鹿は気にしなかった)――ジレーナと約束したからな! クソッタレ。もう何人か死んでて、あと子供一人もってのを言うのは気に食わねェが……村も! ウォーターエルフも助けるってのは、約束したからな! 俺は、やるぜ! [Sat 25 Oct 2008 01:40:09]
◆ウォーターエルフ > 『そうね。この赤ん坊を私たちにくれるなら、娘達は解放するわ。』 ( この赤ん坊の命は無くなるし、彼らは依頼者とこの赤ん坊の母親から非難されるだろうが、それは知ったことではない。そもそも娘たちは幼子を差し出させるためにさらった人質だ。村の連中が娘を解放した後も染物を続けるのなら、また両者の間でいずれ争いは起きるだろうが、ひとまず停戦する事は出来る。 ) 『―――ッ!!』 ( 一瞬の隙を突いてバイ・チャンフォンが迫る。注意を他所に向けていた赤ん坊を抱いた水魔は反応できなかったが、他の二匹がそれをフォローする。またしても短刀の攻撃は避けられてしまったが、ともあれ警戒するようにじりじりと後ろに下がり距離を取る。攻撃を外したウォーターエルフ二匹も、赤ん坊を抱えた水魔の前に移動しつつ。 ) 『……………。』 ( 水魔は―― 考えていた。もし最悪の結末を回避できる方法があるのならば、それが良い。しかし、自分たちには時間が無い。一ヶ月という期間を設けたが、それまで持つか判らないのだ。あの子は――。 ) 『あら、仲間割れかしら?まだ全員の一致は無いようね。赤ん坊を差し出すのか、差し出さないのか。私たちとやりあうのか、やりあわないのか。それを決めてくれないと、どう対応しても無駄になってしまうんじゃあない?』 ( つまり、赤ん坊を連れて行く代わりに娘を解放すると決めても、彼らの中の誰かが不服と感じて水魔殿に乗り込んでくるかもしれない。 ) [Sat 25 Oct 2008 01:33:21]
◆ハッシュ@水魔 > (赤毛の声が聞こえた。そしてその内容に獅子は不愉快そうに眉を顰める。子供一人殺させて手打ちにしようと言うのか、と) …そうだな。そのとおりだ、残念ながら (赤子を人質に取られていては、動けない。少なくとも己は動きたくなかった。苦々しく水魔と赤子を交互に見やり) …必要だろうが、連れて行かせるわけにはいかない。こちらもどうしても赤子を守らなくてはいけないからな。 …俺たちが調べても間に合わないと思うんだったら、一緒に助かる方法を考えてくれないか? 赤子を犠牲にする以外の方法が本当にないのかどうか (それは出来ない、と言われたらそこで終わりだ。それこそクオたちの努力は無駄になる。己も村長の望む水魔の殲滅を考えなければいけないだろう) 動くな、と言った。そこの男 (獅子は苛、とした調子でバイに告げる。――赤子を人質に取っているのが見えないのか。それとも、水魔と切り結びたいだけなのか) [Sat 25 Oct 2008 01:23:07]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > それを、聞いて、安心、した。・・・覚悟の、ないもの、相手は、やりにくい。・・・っはぁあ!(顔をウォーターエルフに息の当たるほどに近づける。同時、思いっきり力を込めて相手の赤ん坊を持っている腕の中に自分の腕を沈めていく。赤ん坊を中から救おうとするだろう。・・・が、入れた腕を動かす前に短刀を持ったウォーターエルフが迫ることに気付いた。)・・・っち。(できるのなら、そのまま、その場から離れようと試みるだろう。己の武器がない以上、それ以上競り合っていてもこちらがやられて終わってしまう。) [Sat 25 Oct 2008 01:18:06]
◆銀嶺@水魔 > (ショートスピアを背中まで力一杯に引いては、) ……厄介であろうな。 (投擲をしよう。と思ったが、止めた。ショートスピアを腰後ろに差し込もう。) [Sat 25 Oct 2008 01:09:41]
◆銀嶺@水魔 > (妹の水魔を横目で見た。魔術や呪術は専門外であり、どれだけ危険なのかは知らない。) ――、 (フェリクスと妹の水魔の一部終始を見届けた。自身の安全を確認すれば、妹の水魔など視線を向けることも無かった。そして赤ん坊の抱える水魔の方に振り向いて、投擲する体勢を整えようとした。が、気付かれてしまった。) …。 動かなければ…、 (ショートスピアは手放さない。) 銀色が目覚めるのであろう。 (水魔の連中の本当の目的を尋ねよう。) …………。 (バイ、金髪の獣人、赤毛の獣人の三人を見遣った。) [Sat 25 Oct 2008 01:09:00]
◆フェリクス@水魔 > ―――――よし。あーもう、痛ェ……ッ! コンニャロ……刺したり刺されたりすりゃ、ヒトが死ぬんだっての……ッ!(ぐたりと力が抜けたウォーターエルフの娘の体を、左腕で支える。だらだらと流れる血はそのままだから、彼女の体にも垂れてしまうだろうけれど。 ともかく、ひとまずはこの娘はこれで良し、だ。 動かないまま、ここでようやく向こうのウォーターエルフの方のやりとりに気がついた)――なァー! ジレーナから話は聞いてるが、とりあえずその子供一人がいりゃァ、焦って何とかしなきゃなんねェって理由は無くなるのかー?!(そりゃまあ、他にも何人も毒に侵されているウォーターエルフがいるのは知っているが。 馬鹿は、あまり回転の早くない頭で必死に考えながら、声を上げた)もし、そうなら――攫われた女の子たちを返してくれんなら、俺ァ良いぜ! いや、あんまし良くァ無いんだが――……多分、そンならもう、殺したり殺されたりってェことにゃ、なんねェんだろー!? [Sat 25 Oct 2008 01:03:51]
◆ウォーターエルフ > 『覚悟ですって?――あったりきよ!死ぬか生きるかの死活問題ですもの、放っておいて死ぬぐらいなら覚悟の一つや二つ用意してやる!』 ( 武器を捨てるバイ・チャンフォンには、安堵とまでは行かずともにやりと笑い。 ) 『そーね。でもあんたたちはあんたたちでどうしても赤ん坊は助けなくちゃならない。少なくともこの場は私たちのいう事を聞かなくちゃならない。そうでしょ?』 ( ふん、と鼻を鳴らす。 ) 『罪は無くてもね、私たちにはどうしても必要なものなのよ。 …毒に関する事だって、あなたたちがどんなに一生懸命調べたッて、期限までに間に合わなかったら意味が無いの。 意味が無いのよ。 ( ハッシュの言葉にいくらか気持ちを落ち着かせたのか、声を荒げずにそう答えた。 ) ( そうして赤ん坊を人質に取った水魔が注意を逸らした隙にバイ・チャンフォンが動くのなら、残った他の短刀を持った水魔が同時にバイ・チャンフォンに襲い掛かる。短刀を構え、前後から突進しようと。 ) [Sat 25 Oct 2008 00:51:37]
◆ウォーターエルフ > ( 銀嶺を狙う水魔の両手に水が集まる。水弾を高速で打ち出し、それで相手を攻撃する術だ。姉の仇はどうしても討たねばならない。――だが。 ) ( その術が放たれる直前に、水魔はフェリクスの拳を受ける。がく、と膝を落とすとゆっくりと崩れ落ちていった。気絶、という表現が正しいのかどうかはわからないが、一時的に動かなくなったようだった。 ) ( しかし、それによって生じた銀嶺の躊躇を赤ん坊を人質に取った水魔が気付く。槍を投げようとしていた事に気づく。更に、気付くきっかけになったフェリクスの方へも向いて。 ) 『動くなとも言ってるでしょ!あんたら耳の穴にハナクソでもつまってるんじゃないの!?ハナクソは鼻に詰めときなさいよ、馬鹿ッ!!』 ( そう言って、再び牽制した。 ) [Sat 25 Oct 2008 00:50:58]
◆ハッシュ@水魔 > (今は全ての集中力を赤子を抱いた水魔に注いでいる。それ故、駆けてくる銀嶺には気付かない。例え足音で気付いたとしても、そちらに気を向ける余裕などなかった) (ばしゃばしゃと濁った雨水を跳ねさせながら、水魔との距離を詰める。最終的にその切っ先を水魔の体へと押し込むつもりだった。が) ――全員動くな! (聞こえてきたのは、人質を盾にとる女の声。男は泥濘に滑りそうになりながらも、何とか立ち止まる。それでも水平に構えた剣は、躊躇いがちに地面に向けられる。そして泥濘の中に剣は落ちた。) (気を逸らせて飛び掛る事も獅子には出来ない。例え殺してしまうつもりがなくても、はずみで赤子が死んでしまう可能性は十分にある。相手は弱い弱い生き物だ。もしも飛び掛った拍子に下敷きになったらどうなる? ぬかるんだ地面に叩きつけられ、鼻や口に泥が入ったらどうなる? 獅子は吼えた) …その子供を今ここで殺して困るのはお前たちも同じだろう? (子供の血を使い、どうやって毒を浄化するかその方法は知らない。例えここで浄化を試みたとしても、助かるのは一人だけ。もしくは雨水が血を流し去ってしまうだろうに。そしてその後は戦争だ) …頼むから、赤子は傷つけないでくれ。その子供には何の罪もない。毒に関しては今仲間が調べてる。今は赤子を置いて引いてくれ (水魔側には犠牲も出ている。要求を呑んでくれれば良い、とそれだけを思った) [Sat 25 Oct 2008 00:44:32]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > よかろう。・・・だが、この、質問には、答えて、貰おう。・・・お前らに、覚悟は、あるのか?(ぺい、と簡単に武器を捨ててしまう。また、その場から動きもしなかった。目でだけ、赤ん坊を持っているウォーターエルフを睨み、笑みは崩さない。)だが、どの道、その赤ん坊は、殺すの、だろう?・・・なら、無駄、だな。動く奴も、いる、ようだ。・・・あいつの、ように、な。(笑みを崩さないまま、フェリクスの方を首で指し示す。もし、そちらに注意がいけば、その瞬間に飛びつき、赤ん坊を水魔から引き離そうとするだろう。幸いに、赤ん坊を持っている水魔は武器は持っていなかったようだったので、できたことでもある。・・・ただ、隙がなければ、全く動こうとはしないだろう。主導権を握っているのは、向こう側だ。動くことはできない。) [Sat 25 Oct 2008 00:33:31]
◆銀嶺@水魔 > (バイの大声に頷けた。返事する暇があれば、疾走するのみだけだ。) ――― 新手の味方か? (バイの側近から方向が聞こえた。視界の悪い中で、双眸を凝らそう。金髪だし、どう見ても水魔だと見て取れない。水魔の連中と食い止める人数を考えれば、圧倒的に有利に見えるが甘くは無かった。) …。 (赤ん坊の首を掴む水魔に、細めた双眸を差し向けた。赤ん坊を人質に取った水魔が、こちらへ気付いていなければショーとスピアで投擲しようと体勢を崩さぬように足元を踏み付けた。) ―――ッ! (村長宅から方向が聞こえた。顔だけで、妹の水魔に視線を注いだ。自身に仕向けられた殺意に気付いた。) あの…赤毛は仕留めてなかったのか!? (驚愕の眼差しを向け、放とうとする魔術だけは対応するのに難しい。重い足は、雨に濡れた柔らかい土に捕らわれていた。動き続けるならば問題は無いが、投擲の為に動きを止めてしまっている。二つの選択に躊躇いが生まれた。) [Sat 25 Oct 2008 00:29:04]
◆フェリクス@水魔 > ――ちッ! ったく、あの馬鹿は後で殴る……! ぜってェボコる!(馬鹿=銀嶺の事である。罵り声をあげつつ、刺さっていた短剣を遠くに投げて、馬鹿=フェリクスは走り出した。勿論、彼の知識では魔法の詠唱というのがどの程度の時間をかけるものかはわからないが、時間があまり無い事ぐらいはハッキリと理解していた。 左腕はあまり動かないし、右腕を振りかぶり――もう一発、パンチを放つ心積もり)だァから! これ以上――死なせるような真似はしたくねェんだって、の……!(幸運にも――そう、本当に幸運なことに!――ジレーナの残してくれたコアのお陰で、おおよその硬さはわかっている。もう一発殴っても壊れないはずだ。 突進と共に拳を打ち込み、半ば地面に押し倒すように全身をぶつけた)(尚、本人にその意思はない、というか聞えてないのだが、武器を捨てろという指示には従っている。 なぜならばこれは「手」だ) [Sat 25 Oct 2008 00:24:09]
◆ウォーターエルフ > ( バイ・チャンフォンへと突進した水魔の一撃は受け止められた。雷雨の中、鉄と鉄が交差する音が鳴り響き―― その刃に相手の力が篭められるのを感じると足場を蹴り、バイ・チャンフォンから一歩離れる。最初にバイ・チャンフォンの攻撃をかわした水魔も彼の背後から近づきつつある。そして赤ん坊を抱えたままの水魔はゆっくりと立ち上がると――。こちらに突進してきたハッシュも含めて静止するように、声を張り上げた。 ) 『近づくな!ぜ…全員武器を捨てなさいッ!この子を殺されたくなかったら!』 ( 他の仲間はどうした、やられてしまったのか。…このままでは逃げられない。そう考えた水魔は、そう叫んだ。そうして赤ん坊の首を掴むと、やや強めに握る。泣き叫ぶ赤ん坊の声が詰まったように弱くなる。 ) [Sat 25 Oct 2008 00:17:46]
◆ウォーターエルフ > 『うるさい!うるさい、うるさい!!うわあぁぁあー!!』 ( 水魔は短剣から手を離し、狂ったように叫ぶ。既に平静ではないのだろう。姉を殺した銀嶺を睨みつけると、両手を真っ直ぐ銀嶺へと向け何かを呟き出す。――魔法の詠唱だ。短剣は使えなくとも、魔法なら使用できる。注意が他の仲間の方へいっているならば奇襲も可能―― そう考えたようだ。勿論、その間フェリクスに対しては無防備になるのだが。 ) [Sat 25 Oct 2008 00:17:25]
◆ハッシュ@水魔 > (とりあえず一体は戦闘不能にしたが、後何体いるのだろう。今はたまたま不意打ちが成功して此方は軽症で済んだが、幸運はそうも長く続かないだろう) ――くそ、視界もよくない! (雨は嫌いだ。服を着ていると体が動かしにくくて仕方がない。激しい雨滴の所為で、髪も服もあっという間に水気を含んで重くなってしまった。地面もぬかるんで踏ん張りにくい。ああ、雨なんて本当に大嫌いだ!) (ざっと周囲を見回し、人影が視界に飛び込んでくる。二人、いや、三人か。一人は転んでいて、残り二人は戦闘中であるようだ。滴る雨滴を拭うために持っていたショートソードを捨てた。不器用な獅子は二刀流と言う器用な戦い方は出来ない) おおおおお――ッ!!! (獅子は吼えながら疾る。ぬかるみに足を取られつつ、剣を地面に水平に、刺突の構えをとった。バイが短刀を持った水魔と対峙しているのをもう一度確認して、転んだほうの水魔を見た。抱えているとすればこちらだろうか。人と斬り結んで子供を傷つけてしまうわけにはいかないだろうから) (刺突の狙いを転んだ水魔に定める。先程のようにコアを一部は介して無力化すればいいと考えながら) [Sat 25 Oct 2008 00:13:43]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (倒れこんだ水魔の手元の赤ん坊を見ようとするが、短刀を持った水魔の一撃に気付いた。自分の短刀を振るいその一撃を受け止める。・・・ぶるり、と震える。久しぶりの、仕合だ。)・・・覚悟、できて、いるのだな?もはや、後戻り、など、できそうに、ない、ぞ?(くく、と微笑を・・・先ほどのように薄くではなく、はっきりとした笑みを、対峙した短刀を持つウォーターエルフに向ける。その時、知り合いの銀嶺の声が聞こえてきた。)こいつら!赤ん坊を!さらおうと!している!早く!助けて!やって、くれ!(叫んだ声にこう大声で返した。相手の短刀を受ける刀にぐっと力を込めて、押し込めようとする。) [Sat 25 Oct 2008 00:05:56]
◆銀嶺@水魔 > …妹か。 悪いが、姉の命は貰い受けた。 (村長宅から飛び出す際に、フェリクスと対峙する水魔の姿が見えた。声は出さないもの、口の形だけで示した。告げるは残酷な真実だけだった。無事に地面へ着陸をすれば、先ほど水魔から手に入れたショートスピアの矛先を、周囲に向けながら様子を疑った。) 短いな。 (以前、対峙したバイの姿を捉えた。バイと対峙する水魔の連中を見遣った。) ――バイ! そいつらは何をしているのだ? (槍の矛先を後ろ斜めに向けては、バイの背中を追い掛けて協力するか、悲鳴を上げる別宅に救助を向かうのかは、バイの返事で決める。) 猫の手が不要ならば、このまま他の人に救助を向かうが? (雷雨と轟音に表情を歪めたもの、力一杯に叫んだ。) [Fri 24 Oct 2008 23:59:38]
◆フェリクス@水魔 > ――――い、ってぇえぇぇぇぇっ! うわ、マジ痛ェッ! 肩刺さっちまったじゃねェかよ、畜生! 勘弁してくれよ! いってぇっ!(左の肩口へ浅く刺さった短剣に、思わず馬鹿は声を上げた。 ヴェイトス市近海は長いこと平和だったし、怪物相手の喧嘩もそうそうなかった。 本当、久しぶりの怪我だ。 致命傷ではないけれど)――ちッ。 あんにゃろ、殺しやがったか……畜生……ッ!(わからない。生きているかもしれないが。ウォーターエルフの言葉につられて視線を向ければ、槍を片手に悠々と村長の家から出てくる男の姿が見え、思わず吐き捨てた。 糞。どいつもこいつも……!)俺ァ、これ以上ウォーターエルフが死ぬのは、見たくねェんだっての……! ――それとも、アンタらは死にたいのかよ、糞! 冗談じゃねェぞ、そんなの!(痛みに耐えながら、相手に抜かれないよう、左腕で短剣を押さえ込もうとする。 間近で顔を見つめて、再度の説得。通用するかどうかはわからないが) [Fri 24 Oct 2008 23:56:00]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 [Fri 24 Oct 2008 23:50:23]
◆ウォーターエルフ > 『………。』 ( 自分の命を奪わずに、言葉を残して出て行くハッシュを、水魔は何も答えずに見送った。単に言葉が思いつかなかったのか、それとも体力を消耗してしまい何も喋れなかったのか、それは定かではないが。 ) ( ハッシュが外に出れば、丁度バイ・チャンフォンが赤ん坊を奪った水魔と戦っているのが目に入るだろう。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:48:47]
◆ウォーターエルフ > 『危ない!後ろに迫ってるよ!』 ( バイ・チャンフォンの攻撃を何とか避けた水魔は、赤ん坊を抱えた仲間に向かって相手が走り出したのを見て警告の声を発する。赤ん坊を抱えた水魔ははっと振り返ったが、既に相手は目の前に迫っていた。倒れこむようにその一撃を何とか避けるも、そのまま地面の上に転んでしまい足が止まった。それと同時に、もう一人の水魔がその手にした短刀を相手の方へ向け、バイ・チャンフォンに対し突進してきた。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:48:37]
◆ウォーターエルフ > 『死ねえぇぇえッ!!』 ( そう叫ぶと水魔はフェリクスに短剣を振り下ろす。が、それと同時にコアに拳が叩き込まれ―― がくんと身体に衝撃を感じた。短剣は振り下ろされるが、その拳により威力は幾分か弱まるだろう。狙いも外れ、例えあたったとしても致命傷を与えることは難しいか。 ) 『 あ、が……あぅぅ。 ね、ねえさま……。 』 ( コアを殴られた水魔は力なくそう呟く。 が――村長の家から、銀嶺が姉の使っていた槍を持って飛び出してくるのを見れば。 ……大きく目を見開いた。 ) ( ―― そして、銀嶺が辺りの様子を伺えば、雨の中にバイ・チャンフォンと対峙する水魔達の姿が見えるだろう。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:48:26]
◆ハッシュ@水魔 > (がらん、という音と共に床に落ちる剣。今はそれに目もくれずに水魔を見つめ) …そうか。……、命を懸けた戦士の命を交渉に使うのは失礼だな (ふぅ、と溜息を吐いて、じんわりと赤の滲む左手の痛みに顔を顰めた) …お前は生かしておく。今仲間が毒を何とかしようと動いている。血に関しても一生懸命考える。…だから死の直前まで諦めずに待っていて欲しい (間に合わないかもしれない。無駄かもしれない。だが、獅子とて今後二度とこのような事件が起きないよう、人と水魔を救う前例は作っておきたいのだ。水魔の返事を聞かず、獅子は床に転がったショートソードを拾う。すぐ外は雨だ。己が次の水魔に対応している間に体力を回復されて暴れられたらたまったものではない。他にも水魔はいる。行かなくては) [Fri 24 Oct 2008 23:41:19]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (避けられたことを気付いた瞬間に、一歩、引く。そして横目で赤ん坊を抱えて去っていこうとするウォーターエルフを視界に捉えた瞬間、そちらへ全力で走り出す。短刀のウォーターエルフは無視している。己の身より、赤ん坊を優先したようだ。)返して、貰おう。・・・それは、お前らの、希望、だが、我らが、渡すわけにも、いかない。(効くかどうかの保証も無いが、射程圏内に入れたなら、その背中に短刀を振り下ろそうとする。赤ん坊が落とされていないか、だけが心配だが、今、この時点でさらわれる訳にはいかないのだ。) [Fri 24 Oct 2008 23:39:18]
◆銀嶺@水魔 > (遠慮も考慮の欠片もなく、水魔の胸に突き立てた。) 娘よ、安らぎに眠れ。 (水魔の身体は弾ける。顔や衣装に掛かるもの、気にした素振りを見せない。水魔の破損したコアを懐に収めてから、短刀は袖口の中へ、鞭は腰後ろに戻した。最後に水魔の槍を拾い上げてから、フェリクスの方に視線に向けた。) ――― …。 (真剣な勝負に水入らずか。そう内心で呟けば、倒れた村長の首根っこを片手で掴んでから、夫人の押し入った部屋の中に放り込もう。) 事が静まるまで、眠って置くが良い。 (フェリクスの言葉に耳を傾ければ、加勢を不要と判断した。そのまま村長宅の外へ飛び出そう。激しい水音を響きだし、槍を持ち構えたまま周囲の様子を疑おう。) [Fri 24 Oct 2008 23:30:44]
◆フェリクス@水魔 > …………ちぃっ!(腕の中で文字通り姿を変える不定形のウォーターエルフ。 相手が水だというのを忘れていた。 が、さすがに変形をするというならば、その間を突いて此方も体勢を整える。 つまりは――拳を構えたのだ。鋏の拳を)チックショウ……! どいつもこいつも、こんの――少しは、ヒトの話を聞けってんだ……バッカヤロウ!!(そのまま相手のコア目掛けて、鋭くパンチを打ち込んだ。 相手が短剣を振り上げているのを気にした様子は無い。 刺されなければ死なないだろうという、そんな楽観した考え――というのと、単純に馬鹿だからだろう)(赤ん坊が攫われただとか、村長の家の中でウォーターエルフが殺されただとか、そんな事実にも気がついていない) [Fri 24 Oct 2008 23:25:03]
◆ウォーターエルフ > ( ハッシュにコアを傷つけられた水魔は、武器を弾かれてしまう。駄目だ、殺される―― そう思った時に口にした相手の言葉に、苦しさを感じながらも笑った。 ) 『ざ、残念だが… ふふふ。私は交渉には使えないぞ。 今ここに来ている仲間達は、全員命を落とす覚悟だ。そして、仲間が危機に陥っても一切手助けしないという誓いを立てている。』 ( それは最後の意地だろうか。相手に対し勝ち誇ったような笑みを漏らし…。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:20:06]
◆ウォーターエルフ > ( そしてその時だ。家屋の一つから水魔が赤ん坊を抱え、飛び出してきた。追いすがる母親を突き飛ばし、更に進む。丁度その場に居た二体の別のウォーターエルフがそれを見ると、赤ん坊を持った仲間の後を追おうとする。その内の一体は家屋に踏み込もうとしていた水魔で―― つまり、バイ・チャンフォンが攻撃を仕掛けようとしていた相手だった。敵は接近するバイ・チャンフォンの姿に気付くと一歩後ろに引いてその攻撃をかわそうとした。 尚、赤ん坊を持った水魔は武器を持っていない。他の二体はそれぞれ短剣を手にしている。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:19:59]
◆ウォーターエルフ > ( 水分の消失は、力の消失にそのまま繋がる。水魔はすぐに立ち上がったが、戦闘を続ける体制が整うにはまだほんの少し時間が必要だった。その水魔が、振り上げられる銀嶺の短剣を―― 見上げた。 ) 『 あ。』 ( その目の前に迫る脅威に反応できなかったのか、それとも男の言葉が一瞬の動揺を生んだのか。水魔のコアに短刀が突き刺さり、彼女の水は弾けて、散った。同時に手にしていた槍が落ちる。 ) 『!?』 ( そして短剣を持った水魔はフェリクスに羽交い絞めにされる。が―― 次の瞬間ぐにゃりと身体を歪ませると、不定形のウォーターエルフは形を変えていった。短剣も一度身体の中に取り込まれ、移動する。そして、変形が完了する頃には―― フェリクスと向き合った状態で、短剣を振り上げている姿に変わる。今にもフェリクス目掛けて剣を振り下ろさん、という姿に。――たった今、姉が命を落としたことも知らずに。 ) [Fri 24 Oct 2008 23:18:49]
◆ハッシュ@水魔 > (何とも言えない感触が剣を通して手に伝わった後、また別の――硬い感触がした) う、 (悲鳴。我武者羅に振られたショートソードに目を見開き、男は体ごと剣を引くと同時に左手を翳して斬撃を庇おうとし、腕を斬られてしまった。特に狙いをつけていないものならそれほど浅いものでもないか。ぱっと床に鮮血が散り、水魔との距離も後ずさった一歩分開く) ――悪いが謝らない。 (剣を以って村を襲った時点で、水魔は交渉を諦めたのだと悟った。目的が交渉に応じない村人への腹いせか、それとも子供の血とやらを無理やり奪いに来たか) そして、悪いが交渉の材料に使わせてもらう (水魔がまだ剣を振り回しているのなら、己の剣をショートソードの刀身に当てて、弾かんとし) [Fri 24 Oct 2008 23:12:28]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (がっと相手を押し付けた顔見知りを見て、ふむ。と頷く。)いいだろう。・・・だが、心しろ。こやつらを、止められ、なかったら、お前の、意思に、関係なく、闘争に、発展する。(くすり、と少しだけフェリクスに笑った後、踵を返して、村長の家を任せると、近くの民家に押し入ろうとする水魔に向かって走っていく。こちらに気付こうが、気付くまいが、そのまま切りかかろうとするだろう。) [Fri 24 Oct 2008 23:10:36]
◆銀嶺@水魔 > (自身が蹴り出した机は、槍の水魔に衝突するのを見遣ろう。隙を見せる事もなく、外れた鞭の舌を後方に退かせよう。) 屈辱などしておらぬ。 (水魔の怒号に肩を竦めさせ、口許に浮かべる微笑で返答を出そう。壁まで吹き飛ばないもの、水魔にダメージを与えられたのは明白であった。) 女は男よりも強い。 ―――だからこそ、麗しき女と愛しき女を愛したくなるものだ。 (悲哀の色を双眸に宿らせるもの、悟られないように口許だけでも微笑み掛けよう。) せめて美しく微笑んで―――、散って貰いたい。 (バランスを崩した槍の水魔を見遣れば、短刀を逆手に持ち替えてから、槍の水魔の胸部に振り下ろそう。) [Fri 24 Oct 2008 23:03:21]
◆フェリクス@水魔 > あ、ジレーナの奴――(子供、ではなく「赤ん坊」か。それは厳しい。本当に難しい。とんでもないところを意地悪で隠してくれたもんだ)んにゃろ! 疑ってやがるな……クソッタレ! ――俺は、やるって、言ってんだ……!(ウォーターエルフがバイの方へと視線を向けたなら、次の瞬間には馬鹿は飛び出していた。本来の姿よりかは幾分遅いとはいえ、水上のウォーターエルフとどちらが速いかといえば、此方に分がある筈だ)おい、バ――なんだっけ、なんつったっけ、お前! まあ良いや! 他回れ、他! 手が足りねェんだ、何処も其処も! 殺させるんじゃねェぞ!(そうバイに呼びかけながら、可能ならばウォーターエルフを羽交い絞めにする心積もりだ。 勿論、相手は水だからどこまで出来るかはわからないが――其処まで考えての行動ではない) [Fri 24 Oct 2008 23:00:00]
◆ウォーターエルフ > 『よくもまあそんな歯の浮くような言葉を恥じらいも無く…っ。ばかにして!』 ( これは銀嶺と対峙する水魔のセリフ。鞭の一撃は回避したが、相手は更に机を蹴り飛ばしてきた。屋内では既に水の供給は断たれており、叩きつけられると同時に身体の水分を失なってしまう。 ) 『ぁ ぐ…っ。』 ( 壁にまで吹き飛ぶより先に両脚で身体を支えたが、がくりとバランスを崩してしまう。 ) ( そして、ハッシュと対峙する事になった水魔は左側からの刺突を回避できず、その剣はコアを抉る。が、直撃はしなかったのか、砕ける事は無く――。 ) 『 ひ、あぁッ! 』 ( という悲鳴をあげて、水魔はショートソードを我武者羅に振り回しながら倒れこんだ。コアが傷つけば力の多くを失ってしまう水魔は、その戦闘力の大半を削がれた事になってしまうが。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:52:57]
◆ウォーターエルフ > 『ふん、奴隷のことぐらい聞いたことはあるわ。でもそんなに都合よく赤ん坊の奴隷が手に入るの!?』 ( 勝手に子供を作らぬよう胎を取られる奴隷も居る。存在はするだろうが、そう簡単に手に入るものなのか。子供は手に入っても、赤ん坊は難しいかもしれない。どちらにせよ―― 水魔は、人間のいう事など信用しない。 ) 『これはもう、戦争なのよッ!だから、殺してやるわ!』 ( そう叫びながらも、近づいてくるバイ・チャンフォンと目の前に居るフェリクスの両方に視線を巡らせ――。一瞬考えた後、バイ・チャンフォンの方へと短剣を構え駆け出した。今は戦う姿勢を見せないフェリクスより、もしかしたら攻撃を仕掛けてくるかもしれないバイ・チャンフォンの方が危険だ。 ――他の家屋に押し入ってる仲間達は目的を達成していない。 また水魔が家の中から出てきては、他の家に押し入っている。…どうやら、家の中にいる人間には手を出していないようだ。出てくるのが早すぎる。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:52:27]
◆ハッシュ@水魔 > (雷雨と怒声と悲鳴と。獅子の耳にもそれは入ってきている。この村に戦える人間はそう多くないだろう。駆けつけて廻りたいが、手が足りないのだ。水魔に同情すべき点は多々あるものの、獅子はあくまでも人に雇われた側の人間であり、それを害するのならば剣を以って防がなければならない) ――ッ! (水魔の姿を見ると同時に獅子は右足を軽く前に踏み出し、右手に持った剣は水魔の胸部辺りに狙いを定めて刺突を仕掛ける。とはいえ、踏み込み自体はそれほど深くはない。水魔から見れば刺突は左側から来るであろう。水魔の獲物やコアを視認するほどの時間はなかった。運悪くコアに当たるか、それとも運よく外れるか、さて――) [Fri 24 Oct 2008 22:48:02]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (村長の家の近くにようやく到達する。ゆるりと近づいて、短刀を抜いていく。)・・・水魔と、やら。その気が、あるなら、やるが、よい。そうすれば、貴方たちの、望みどおり、滅ぶか、生きるか、の、戦いが、できる、いう、もの、だ。・・・村に、乗り込んで、来た、時点で、すでに、そうなって、いるが、な。(村長の家に近づきながら、ボソボソと、誰に言うでもなく。表情に変化はないが、どこか、期待しているようでも、ある。)ま、襲われない、ように、するのが、われらの、役目、か・・・。(第一にはまず、悲劇を起こさないことも大事。が、その先へ行くのを、期待している。・・・なんとも矛盾した感覚だ。また一歩、村長の家に近づいて・・・。) [Fri 24 Oct 2008 22:42:28]
◆銀嶺@水魔 > (自身の想定した動きを実現が出来る事に、安堵の息を漏らしていき、槍の水魔を見据えよう。) 華麗な娘よ! 武器は手元にあるとは限らないものだッ! (槍の水魔が机を盾にすれば、長い鞭は虚しくも鞭に当たった。武神は笑っていた。) 女は世界の宝だ! なるべくならば、手荒に扱いたくないものだ。 (槍の水魔が机を盾にしたのであれば、軸足を床に踏み壊しては留まる。もう片足を全力で机を蹴り出そう。机を盾にする水魔ごとを向こうの壁まで飛ばす積もりでだ。) [Fri 24 Oct 2008 22:33:17]
◆フェリクス@水魔 > こうやって話してる間にも、俺は刺されるかもしんねェんだぞ!? 命賭けてるって意味じゃァ、俺もアンタも同じ土俵だっての!(鋏をガチガチ鳴らしつつ、言い返す。勿論、毒に苦しんでいる仲間がいるのは百も承知だ。 突っ込んできても回避できるだけの距離を保ちながら声を張り上げる。 馬鹿は一度に複数の事はできないので、他の家屋のことや、他の傭兵達がどうなっているかなど気に留める事ができないでいる)ヴェイトスにゃァ、奴隷制度ってもんがあらァ――クソッタレ。俺はあんまり好かねェが、金を払えば子供が手に入るんだよ! ちったァ勉強しろ! ――さすがに全員は無理かもしんねェが、何人か助かるだけの血は俺が用意してやる! だから今ここで村の連中を殺すな! そうすっと、もう、戦争にしかなんねェぞ! どっちかが全員死ぬまで終わんねェような! マジで洒落になんねェぞ、そうなったら! [Fri 24 Oct 2008 22:28:53]
◆ウォーターエルフ > ( ハッシュが潜む家屋にも、水魔が一匹扉を破って侵入してきた。その水魔の手にはショートソードが握られているが、扉の影に誰かが隠れていることなど気付かないし、予測すらしていない。 ――水魔はそのまま一歩、家の中へと侵入する。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:23:37]
◆ウォーターエルフ > 『うう…ッ!』 ( やはり、水中のようには上手く行かない。姉妹の攻撃は回避されてしまう。 ) 『こんな狭い場所で、そんな武器!!』 ( 家の中は狭く、障害物は沢山ある。銀嶺が振う鞭に対し、一歩後ろに引いて机の側へ移動し、それを盾にしようと。 ) 『うるさい!こうしている間にも私たちは死にかけてるんだ!! ――どうやって用意するっていうのよ、言ってみなさいよ!』 ( 横へと飛ぶフェリクスに向き直り、じりじりと間合いを詰める。そしてその際、こちらに向かってくるバイ・チャンフォンの姿に気がついた。 ) 『くっ、姉さま!新手が…っ!』 ( 分が悪い。他の仲間はまだ目的を達成できないのか!?焦ったような素振りで周囲を―― 他の家屋を見渡す。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:23:28]
◆ハッシュ@水魔 > (そこで話を聞いていたのかもしれないし、何か用事を頼まれたのかもしれない。ともかく、獅子は村長宅にはいなかった。家人をワードローブの中やらベッドに下に隠れさせ、なるべく息を殺しているように言っておいた。そして、奥の部屋に通じる扉の前に机を移動させる。これで広くなるし、時間も稼げよう) (水魔が扉を破ろうとしているのなら、獅子はドアの影に隠れつつ抜刀しておく。扉を破ったその瞬間に水魔を攻撃できるように) [Fri 24 Oct 2008 22:20:30]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (他の人の目撃談を聞くべく、色々と家を巡っていた最中の出来事だった。飛び交う怒号に何かを破壊する音。それを聞いたならすぐに飛び出し、村長の家のほうへ向かってくる。)・・・ふむ。大方、予想通り、か。(人質だけではヌルい。自分たちの命がかかっているのなら、なおさらに。故に襲ってくる、と考えていたが、その予感は的中したようだ。焦燥と、少しの快感を胸に抱いて、短刀を携え、村長の家のほうへと走ってくる。) [Fri 24 Oct 2008 22:15:01]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが来ました。 『 (獅子は別の民家の中) 』 [Fri 24 Oct 2008 22:13:37]
◆銀嶺@水魔 > (以前に戦闘した水魔とは異なるもの、戦闘スタイルは似たり寄ったりな印象を受けた。) ……。 …? (事情が飲み込めない。そりゃ、自分でも認めるほど馬鹿なのだから。 銀鈴はフェリクスを横目で見ながら、様子を疑っていた。取り敢えずは、危機的な状況を打破しなければならないのだが。) ――悪いが、あだこだ考える前に縛り上げてくれようッ!! (大声を張り上げ、精神を昂ぶらせる。自分の首に槍が付き付けられれば、腰を大きく落とそう。前屈みで野性的な姿勢で、槍の水魔の右足から左肩まで一直線に、鞭を振り上げよう。途中で槍でも絡み付けられるだろうか。) [Fri 24 Oct 2008 22:11:52]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが入室されました。 『(騒ぎを聞きつければ、一軒の家から飛び出してくる)』 [Fri 24 Oct 2008 22:10:36]
◆フェリクス@水魔 > バッカヤロ……ッ! 一人でも死んだら、もうどーにもなんねェんだぞ!(豪雨に加えて、足元は水と泥。 相手の突進を、今度は横へと飛んで回避しつつ、馬鹿は叫んだ。説得を続けるつもりらしい)アンタらだって、殺したり殺されたりしてェわけじゃねェだろう! 治療に血が必要だってんなら、俺が――用意する!(ガチガチと鋏を鳴らしながら、言葉を重ねる。 鋏を動かすのは、威嚇だとかそういった理由はなく、単に苛々しているだけだろう。 馬鹿としては、とにかく誰にも殺させてはいけないという考えのみだ)助けるってなァ――ジレーナと約束したんだ! 俺はやるぜ! だから、こんな馬鹿な事やってんじゃねェよ! [Fri 24 Oct 2008 22:09:50]
◆ウォーターエルフ > ( この村に滞在しているであろう、村長達が雇った敵は―― 確認している限りでは3人。恐らくはもっと多いだろうが、その内の二人がここにいる。この二人はここに足止めしなければならない。 ) 『姉さま!』 『ええ!』 ( 二人は互いに頷きあうと、改めて敵を見据えた。 ) 『『お前たちに話すことなど、もう無いッ!』』 ( 姉妹らしき二人は声を揃えると、再び二人に突進していく。槍は銀嶺の首へと向かい、短剣の水魔は腰溜めに構えると突進する。 ) ( そして、どうやら水魔は二人だけではないようだ。同時進行で他の家屋にも押し入っており、最初に押し入った水魔はもう外に出て次の家の扉を破り始めている。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:01:40]
◆ウォーターエルフ > ( 短剣の刃は相手に届く事無く空を切る。 ) 『お……お前が彼女を殺したのね!!』 ( 水魔はジレーナの名前…とはいっても、この名前は最近付けられたものだが…を聞いて、怒りに震える。水魔達はあの後二人がどうなったのかは知らない。ただ、どこを探してもジレーナは居ない、という事実だけがそこにあり―― 彼女は侵入者と立派に戦い、立派に死んだのだと思われていた。 ) ( 槍もまた相手の肉を突くことは出来ず――。 ) [Fri 24 Oct 2008 22:01:26]
◆銀嶺@水魔 > ――っ! (表情に驚愕の色を染めた。統一された行動に、無駄の省かれた作戦。人間と同等かそれ以上の知性を秘める水魔達に軽蔑するのでなく、賞賛という声を内心で張り上げた。) ――― 助かった。 三人でなくて、二人だけなのだな? (槍を持った水魔と対峙をし、リーチの長い槍で突き付けられる。肉体に当たらずとも、衣装は掠らせる。大雑把な動きは取れず、大振りな攻撃は出来ない。) 会話を繰り広げようと思わぬのか!? (紙一重で避ければ、槍の水魔との間に机を入れるように小刻みに動いていった。) ――ジレーナ…? (吼える獣人に横目で見眺めながら、小言で呟いた。何のことなのかサッパリだが、この危機を繰り抜けるだけである。) [Fri 24 Oct 2008 21:57:54]
◆フェリクス@水魔 > だァーッ! やーっぱマジかよ! いきなし刺すか! 死ぬぞ! 洒落になんねェ感じで死ぬぞ!(馬鹿が今まで生き残れてきたのは、彼に関わった色々な人、存在のお陰であり、そして幸運によるものだ。 今回も幸運だったのは、彼が屋内ではなく戸口にいたという事実。 とっさに背後に飛びずさって――ちなみに彼のような生き物は後ろ向きに泳ぐことが多い――短剣を回避する)ったく……こんにゃろめ、いっきなし武器振り回しやがって。タチが悪ィにも程があるっての!(しかも素手の相手に向かってである。ガチガチと両手の鋏を鳴らすが、これは彼の手なので、完全に丸腰なのだ。よっぽど追い詰められている事くらい、馬鹿でもわかる。わかる、が)――ジレーナと約束したもんなァ。 やるっきゃねェよなぁ……。……俺はやるぜ!(ウォーターエルフの方を見つつ、吠えた。 この期に及んで戦う気がないのは、まるっきり馬鹿としか言えないだろう。)ジレーナから話は聞かせてもらったけどなァッ! いきなし武器持って襲ったら、助けられるモンも助けられねェぞォッ! [Fri 24 Oct 2008 21:50:43]
◆ウォーターエルフ > ( 村長の家に押し入ったウォーターエルフは二匹。他の家でも同じように複数のウォーターエルフが押し入っているようだった。先に入った水魔は槍を、次に入った水魔は短剣を手にしている。槍を持った水魔は目の前に立ちふさがる村長を手にした槍の柄で殴りつけると、悲鳴をあげる夫人を無視して家の奥に押し入ろうとする、が――。 ) ( 奥から出てきた銀嶺と、後から入ってきたフェリクスに挟まれ。 ) 『私たちの住処に!』『土足で入ってきた侵入者ども!』 ( と、二人を威嚇する。銀嶺に槍の水魔が、フェリクスに短剣の水魔が向かっていった。互いに相手の胴体目掛け、獲物を突き出す。 尚、家の中は狭くは無いが棚、机などの家具もあり、あまり大げさな動きは難しいだろう。 ) [Fri 24 Oct 2008 21:42:38]
◆銀嶺@水魔 > (特別に五感が良い訳でもない銀色の武神は、水魔の連中がすでにロックス村へ侵入を許している事に気付かない。いや、気付く事ですら困難であろう。雷雨と轟音の中で気付けるのは獣人か五感が長ける者なのだろう。) …思い過ごしてあれば良いのであろう。 (村人の悲鳴が聞こえると、怪訝な顔付きになった。) ランタンの明かりだけでも消させてはならない! (村人の不安を駆り立てる元になり、戦線を張り巡らせる必要がある。左の袖口から小振りな短刀が伸びていき、右手は長大な鞭を握り構えた。そして、扉を蹴り破っては、村長と夫人の元まで駆け付けよう。) [Fri 24 Oct 2008 21:39:41]
◆フェリクス@水魔 > (雨の降る中を走りながら、馬鹿が叫んだ。 ウォーターエルフが酷い事になってる事をジレーナから教えてもらって知った以上、焦った奴が行動に移すのは目に見えていた。 勿論、彼は馬鹿だから「いつ」とか「どうやって」とかいう事はわからなかったが――雨に続いて村のそこかしこから悲鳴が上がれば、嫌でも気付くというものだ。 背嚢を背負ったまま、バシャバシャと水音を立てて目指すのは村長の家。 ひとまずは村長の家だ。)くそったれめ。やっぱりバカって言った方がバカじゃねェかよ、ジレーナ。 おい、てめェら、バカな事やってんじゃねェぞ……ッ!(言うなり、村長の家の戸口から中を覗き込む、が) [Fri 24 Oct 2008 21:36:42]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが入室されました。 『――やーっぱ来やがったか!』 [Fri 24 Oct 2008 21:32:35]
◆雷雨 > ( 水魔達はぬかるんだ大地の上を進む。乾いた土の上では長く持たない水魔達も、雨の日にのみこうして土の上を進むことが出来る。それは決して早いものではないが、もともと身体が透明な彼女らは闇に紛れて人の目に触れる事無くロックスの村に辿りついた。お互いにサインを出し合えば、分担して立ち並ぶ家屋へと向かっていく。それはある程度統率の取れた、目的ある行動。 ) ( その内の一団がとある一軒の家にたどり着き、その入り口の扉をこじ開けた。村人の悲鳴と、物が倒れる音が響く。 ) ( そしてそれはすぐに村長の家へもやってくる。扉が破られる音と、村長の罵声。夫人の悲鳴。 ) [Fri 24 Oct 2008 21:29:15]
◆銀嶺@水魔 > (荒れ狂う雷雨の中で、小さな鈴の音が主張するように鳴り響いた。雷鳴と雨音に打ち勝てる筈もなく、轟音に飲み込まれていった。) ―――、…酷いものだな。 (ロックス村の村長宅の借りた一室に、窓際に佇んでいた銀髪の大男は外の様子を疑っていた。襤褸切れになった民族の衣装も村の娘の手を借りて、綺麗に仕立てられていた。ハッシュという人物が残した羊皮紙を横目で見ては、直ぐに視線を戻した。―――悪い予感がする。水魔は雨と水のある場所こそが、地形の有利を得ている。この好機を狙わない筈が無い。) [Fri 24 Oct 2008 21:27:41]
お知らせ > 銀嶺@水魔さんが入室されました。 『銀の鈴は小さな主張を成した。』 [Fri 24 Oct 2008 21:21:45]
◆雷雨 > ( ヴェイトス市上空の空は晴天にも関わらず、タットワ河流域にある小さな村に局地的な大雨が降り注いでいた。すぐ南に広がる海上の気圧の変化がそうさせたのか、或いは水魔達が何かの術を使ったのかもしれない。 ざあざあと降り注ぐ雨は至るところに泥濘と水溜りを作り出し、タットワ側は氾濫してその川幅を村へと迫らせる。もっとも、これで村が水没するような事は無いだろうが――。 村人達は皆家の中に篭り、「偶にはあの男の予報も当たるものだ」などと思いながら、これから起ころうとしていることなど知らずに過ごしていた。 ) ( そのロックスの村に、近づきつつある水魔達の影が―― 多数。 ) [Fri 24 Oct 2008 21:10:46]
お知らせ > 雷雨さんが来ました。 『雨空が光る。』 [Fri 24 Oct 2008 21:04:24]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが退室されました。 『(少しがっかりしたが、命拾いしたのだ。と思い直すことにした。)』 [Thu 23 Oct 2008 23:39:37]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (まぁ、当然といえば当然だろう。こういう場所だからこそ水魔たちが住んでいるのだろう。水魔が住んだから、こうなった、というのかもしれないが。濡れている、服を乾かしたい。そろそろ村に戻ったほうがいいのかもしれない。)・・・致し方、ない、な。(今日のところは帰っておこう。全く会えないのは仕方ない。ようは事件が解決すればいいのだ。それこそ、自分が遭遇することが無くても、だ。)・・・まぁ、つまらなくは、あるが、致し方、あるまい。(自分がこの依頼を受けたのは人外と戦うため。だが、このまま依頼が解決するなら、それもまた、よし、だ。とりあえずは村に戻り、食料・日用品の補充と情報の共有、あと、服も乾かそうか。と考えながら神殿から出て行くことにした。) [Thu 23 Oct 2008 23:38:23]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (通路を進んでいくと、片側を用水路が流れている所に出た。)・・・。(水の無いところはあまりないのか。と、思いながら進んでいく。数日、中に潜入し続けていたせいで、水で服が濡れて多少鈍くなっている。影が多い神殿だ。服は乾きにくい故に、だ。)・・・むぅ。(足元も水、水、水。土だけのところなど全くといっていいほどない。) [Thu 23 Oct 2008 23:04:03]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (今日も昨日と同じ部屋に泊まった。しかし、相変わらず、何にも出会えなかった。)・・・ふぅむ。我、嫌われて、いるのか?(出会ったこともない相手に嫌われるもくそもないような気がするが、ここまでうろついて会えないのも気にはなる。)まぁ、ただの、運、かもしれん、が。(昨日と同じく、わざと水の音を鳴らしながら通路の中を進んでいく。昨日とは別の方向に。) [Thu 23 Oct 2008 22:37:18]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが入室されました。 『(潜入三日目)』 [Thu 23 Oct 2008 22:31:29]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが帰りました。 『 ―――つ、強気ですね! てゆか差し入れお願いするのにそんな…! ( 後について。 )』 [Thu 23 Oct 2008 00:37:44]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが退室されました。 『 (貴女がバスケットを受け取ってくれたら、再び奥へと歩き出す) 』 [Thu 23 Oct 2008 00:36:37]
◆ハッシュ@水魔 > 吐かぬなら吐かせてみようウォーターエルフ (おそまつ。半分は冗談だが、男はにこりとも笑わない) (大雨については先刻承知。寧ろ川が氾濫しないように対策を練るべきかもしれない) …水魔が無意味に生贄を要求する生き物なのだろうか? …だめだ、なんだか知恵熱が出てきた。 (ピースが少なすぎて一本の解に辿り着かない。知恵熱云々は大げさだが、ぼけーっとした顔は男の脳のキャパシティが限界に達した事を物語っていた) む。……すまない。では頼めるか? (そう言って一度立ち止まり、バスケットをクオに差し出し) 頼りにしている (野生でも女はちょー強かったしね!) [Thu 23 Oct 2008 00:35:49]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――それは… 教えてくれるかなあ。 ( 監禁場所、教えてくれるといいけれど。 冗談だろうか? 微妙なところで、困った風に笑う。 ) ―――ええ、方便でなく。 たいしたことはできないかもしれませんが、やれるだけやってみます。 ( 商人として、品質管理なんかに携わるようなところでツテもなくはない。 鋭意調査する、と頷いた。 これはまた後で知る話だけども、もうじき大雨が降るらしい。 そんな時に水魔殿を探索するのは無謀だから、ちょうどいいと思う。 実は最悪のタイミングで村を離れることになるのだけれど、人質を握っている彼女達が攻勢に出て来るとは思っていなかった。 純戦闘職、それも戦争屋が揃っているから、彼らの見せ場というのは世界の裏事情。 ) ―――どちらか、はっきりしないのですよね。 生贄を求めたのは、ただの脅しと報復か、それとも別の理由があるのか。 生贄の質に拘るようなことを言っていたのは奇妙ですが、そちらが信憑性を持たせるための芝居という可能性もあります。 意味というのなら、少なくともロックスは、この要求にとても苦しむことになったのですから。 ( 苦しませることが目的なら、娘を押さえた上で交換を求めるのも無駄にならない。 でもその場合、もしも汚染そのものを解決できるとしたら、生贄要求を取り下げてもらうのも不可能ではないと思う。 やはり実情が分からないから、一緒に首を振るしかないけれど。 ) ―――ああ… そうですよね、投げ捨てちゃって濡れるのもなんですし… どうせなら、今からお預かりしましょうか? ( 夜目。 尻尾を振られて納得。 外に出ていれば気付いていないわけもないけれど、瞳の質がどうなるのかなんて分からないし、念の為だった。 バスケットが邪魔になるようなら、こちらのキャスターバッグに括りつけておこうかと言う。 なんというか、このまま何日か泊り込めそうな重装備。 否、軽装だけど大荷物。 地味に体力あるのかもしれーぬ。 ) ―――〜はい、もちろん。 ( 本当にいつでも動けるのか怪しい状態だけど、本人なりに心構えはあるらしい。 あっさりと頷いてしまう。 ―――ちょーがんばる。 身近な女性がちょー強いですものね、とは知らないけども。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:17:37]
◆ハッシュ@水魔 > うん? 今日もし水魔に会えたらどこなのか聞いたらいいだろう (こっそりと、と言う貴女にきょとんと瞬き。その手段については今は黙す) そうか。ならもし水魔に出逢えたら毒を何とかする方法は鋭意調査中だと伝えておこう (少なくとも要求をただ突っぱねている時より水魔の心象が悪くなる事はあるまい。後で皆にも知らせておくと言い添え) 戦争を回避したいなら早く毒を何とかするしかないな (ふ、と短く溜息を吐き。それほど破壊の進んでいない通路を歩いていく) それに、人質を解放できたとしても、生贄の子供のこともある。油断は出来ない (毒を中和し、人質が帰って来たとしても、子供の生贄まで諦めるのだろうか? まだ生贄を求める理由さえ分からない。敢えて子供を贄とするならそれはそれで戦わねばならないだろう。分からない、と小さく首を振る) 俺は夜目が利くほうだが… (はた、と小さく尻尾が揺れるが、貴女の目に捉えられたかどうか) …正直言って、両手が塞がっているから不意打ちにあった時にすぐに剣を構えることは出来ない (余り口を大きく開けずにぼそぼそと言った。どれほど反応が良くても、素早くても、矢張り後手に廻ってしまうのだ。取り合えず己が灯りを持っていれば、攻撃の軌道で水魔の位置も大体分かるだろうし。もちろん、不意打ちでなければ水魔にバスケットを渡してしまうつもりだ) だからいつでも動けるようにしていてもらえると助かる (頼りなく思っているわけではない。寧ろその逆だ。獅子の中では女=ちょー強いのだから。ちょーがんばれ) [Wed 22 Oct 2008 23:56:13]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 自分が狙われれば、自分に注意を向けている相手の死角から、ハッシュさんは攻撃に専念できるかも? だから、あまり攻撃には期待できないかもしれないけども、いくらか身を守ることくらいはできる自分が囮になる方が効率的かもしれない、というニュアンスだ。 改めて確認すると、胸を張る割に情けない内容。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:38:24]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――ええ、改めてこっそりと? ( しらみつぶしにと聞いて笑う。 今の挨拶を聞いて出て来る者があるかどうかは分からない。 でも日を改めないと不安でしょうがない。 ) 村長さんの足りなかったかもしれない努力を埋めることができるのなら、それを探すのも私達の仕事になると思います。 もちろん皆さんと相談して、ということになりますが… 戻るのなら今しかないかなって。 そんなに画期的な方法があったら、苦労はありませんけど… 一応確認しておかないと、後悔してしまうような気がするんです。 時間はかかるかもしれません。 でも、最終的に毒は抜ける、そしてそれまで染物業を中止するということにできれば… ロックスにとってもウォーターエルフにとっても苦しい話になりますが、戦争は回避できないでしょうか。 ウォーターエルフにも、多少の余裕はあると思うのですよね。 あと一月でみんな死んでしまうなんて、そこまでギリギリの動き方はしないと思うんです。 ( 可能性の話。 どうなるか分からないが。 でも可能性が全くないわけではないと思う。 戦力的に弱いかもしれなくても、限りある人員の一人という自覚はあるし、独断では村を離れたりしないが。 どうでしょう? と首を傾げた。 ) ―――〜離れて歩くのは賛成です。 でも灯りは必要ですよ。 ハッシュさんは、なくても見える人ですか? もしかして襲われるかもしれないなら、視界は確保したいですし… せっかく二人いるのなら、光源は二つ確保しておきましょう。 一つ潰されても、余裕ができます。 …私が狙われたら、ハッシュさんが手早く片付けちゃってください。 どうせなら、狙われるのは私の方が効率的かもしれませんよ? これでも冒険者なんですから。 ( そこまで心配してくれなくても大丈夫。 まるでお荷物に思われてしまっているのではないかと内心しょんぼりしつつ、この見た目では仕方ない話。 明るく胸を張って、灯りは持っておこう。 ちなみに、水魔が光受容器を持っているかどうかは、あまり当てにしていない。 もしも灯りが必要なら、逆に神殿内が真っ暗なのは奇妙だから。 ) [Wed 22 Oct 2008 23:32:44]
◆ハッシュ@水魔 > 虱潰しに探すしかないな (諦めれば働き手であり、子供を産み育む女を失う事になる。どちらにしろ、村には痛手だろう。どう進んでも痛みは必ずあるものだ) とはいえ、村長の交渉は失敗だ。せめて「努力する」くらい言ってくれていればもう少し水魔の態度も軟化したかもしれないのに。 …毒素を抜く方法が分かるのはいいが、どれくらい時間が掛かる? 水魔がそれまで待っていてくれるだろうか。 (今から頼みに行っても水魔と本格的に衝突するまでに間に合うかどうか分からない。そして人質もいるから時間が掛けられない。人質の存在が交渉の手段を潰しているのだ) (しかも結構でかい声、だ。声が、が抜けていた。今更すみませんとどこかの誰かが地面とキスしてみる) (ともあれ) (軽く混乱するクオを置いて、己はずんずん遠くへ進む。だが、追いついてきたクオを振り返ってその動作を見やれば) お前は明かりをつけなくてもいい。それと少し離れて歩こう。その方が水魔の狙いが俺に絞れる (火の傍から少し離れた場所の方が闇は深いのだ。水魔が人と同じく視覚でものを見る生き物なら、二人が不意打ちに会うと言うこともあるまい) [Wed 22 Oct 2008 23:14:54]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜ええ、とりあえず所在の確認は急がないと。 戦争になるとしても、まず娘さん達を助け出せないことにはやり難い。 ( 諦めるという選択ももちろんある。 厳重に監禁されていると思われる人質を助けようとして、限りある戦力が失われるのは避けたいところ。 でもそれは、口にしない。 皆分かっているだろうから。 ) そのための… 時間稼ぎでもありますね、交渉は。 続けても… こう言ってはなんですが、現状で上手い解決法は思いつきませんし。 …一度、市へ戻ってみようかとも思うんですよ。 衝突が本格化する前に、ロックスで使っている染料を持って。 もしかしたら、専門家になら毒素を抜く方法が分かるかもしれませんから。 ( まだ知らない話だけれど、付け足した村長への質問は概ね空振りだった。 嘘をついても後で分かることだし、本当に、認識される範囲で神殿やそこに祭られていた神様との因果関係は見当たらないのだろう。 結局、水魔側から生贄について言及されても、真偽をはかる材料はない。 ―――となれば、自分は本当に、市へ戻っても良いかも知れない。 馬車はおいて馬だけ駆れば、そんなにかからないのだし。 フェリクスさんが渡りをつけたウォーターエルフというのは気がかりだけれど、自分がいてどうなるものでも。 いや、でも、現状では女心代表か。 当てにならないが。 ―――とか考えていたら。 え、普通に? え? ええ? えええ!? 叫ぶハッシュさん。 急速に意識を現実へ引き戻されて… いやこれもさすがに無茶だと思うけど、悩んでばかりでもしょうがないと覚悟する。 何をするにせよツーマンセルは基本だ。 一人死んでもそれを伝えに一人が逃げ帰れるのだから。 ) ―――〜ぉおっ!? お、お邪魔しますー? いえ、夜分遅くに申し訳ありませんって言うか… あ、あ、あ、待って。 待ってください私も…! ( 慌てて後を追う。 一度追いついたら、自分のランタンに火を入れてキャスターバッグに吊るし。 また後を追う。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:59:21]
◆ハッシュ@水魔 > だが余り交渉が長引くと、娘たちが衰弱して死んでしまうかもしれない (そも、交渉できる材料がないから仕方がない。膠着状態が長く続けばお互いに傷は付かないものの、人質の体力は磨り減っていくだろう) まぁ、水魔の縄張りなわけだからな、ここは。とりあえず、普通に入れば良いだろう (ここですぅ、と獅子は息を吸う。そして――) おじゃまします! (結構でかい何か言った。隠密とかそんなもんあったもんじゃない感じで言った。そしてなぜか満足げにうん、と頷いて水魔殿の内部に足を踏み入れるわけだ) 人質にな。水魔への贈り物は残念ながら思い浮かばなかった (パン等の乾物や果物がいくらか。綺麗な水でも贈れば喜ぶだろうかと思ったが、この辺の水を組んで持っていくわけにも行くまい。男はそう答える間もずんずんと奥へと進んでいく) [Wed 22 Oct 2008 22:38:55]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜いえ、どうしたものかなと思って。 …もう、事を構えてしまっているのですよね。 それでなくても私達が立ち入るというのは、ほとんど敵対行動ですし… 実際、私が会ったウォーターエルフには神殿の中で出会ったら襲うと警告されました。 まあ、それは当然としても。 …投降しないと娘を殺すぞ〜とか言われてしまうと打つ手がないのですよね。 それで、見つからないように探索するつもりでいるのですが。 …どうも、なんと言うか… ( 自信が。 たはーと情けなさそうに苦笑を零す。 警戒しているだろう敵の本拠地に忍び込むなんて、それこそワンコインノベルのヒーローだ。 憧れるけど、無理。 割と普通に散歩できるらしい現状を知らない女は慎重だった。 ) …それは、贈り物ですか? ( 娘さん達への差し入れ! 大事な人質だとは思うけれど、あって困るものでもないだろう。 それを聞けば自分の発想の乏しさを恥ずかしく思うものの、実際に贈り物を買って行ったロマンチストもいるのだからしかたない。 と思う。 首を傾げた。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:26:10]
◆ハッシュ@水魔 > (じーっと観察しているけれど、それは神殿の前から動かず立ち尽くしているように見えた。何をしているのだろう、と微かに首を傾げる) うひゃ? (そんなにびっくりするような事だっただろうか。ちょっと足が止まったが、また歩みを再開させる。こちらを向いた貴女の顔は、縮む距離と灯火のおかげですぐにも判別できよう) ああ…驚かせてすまない。ハッシュだ (まぁ、真っ暗な中で一つポツリと灯りが浮かんでいれば格好の的になるだろう。発想を逆転させれば囮になる事もできようが) そんなところでボーっとしていてどうした? 中に入らないのか? (残念ながらバスケットの中身は爆発物ではなく娘たちの食糧だ。水魔の人質となっている彼女らが普通の食事を出来ているかどうかわからなかったし、差し入れでもあれば少しは元気が出るだろうか、と思っての事。とはいえ、水魔が渡してくれるとも限らなかったが) [Wed 22 Oct 2008 22:17:09]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村長から質問の回答をもらえないと、水魔と出会っても言葉の真偽を判断できない。 先入観抜きで相手の言い分を聞くのもありかと思うものの、現状それでは平行線から脱することができそうになかった。 考える。 考えて、立ち尽くしている。 頭を働かせるのは時に邪魔になるかもしれないけども、かと言って放棄するわけにはいかない。 命懸けなのだから。 何かあった時実力行使で切り抜けるだけの力が、ないのだから。 ) ―――ぅひゃ!? ( 突然かけられた声に小さく鳴いて、肩を跳ねさせた。 ぱっと振り返れば顔くらい合わせているかもしれない仕事仲間。 こちらも、何やらスカート履きだけれど一応レザーアーマーを着ているし、逃げ出してきた村娘には見えないだろう。 ) ―――〜ぁ、クオです。 冒険商人のクオ=ヴァディス。 ( 驚いてしまったのが情けなくて、ちょっとバツ悪そうにしながら会釈。 こちらは灯りを持っていない。 用心のつもりだろう。 もうちょっと、物陰に入ってからつける気でいたとかそんな――― でも、バスケットを持っている彼は、どちらかと言うと見つけて欲しいのだろうか。 親玉に献上する贈り物が爆発物だったりしたら惚れるね! さておき。 ) [Wed 22 Oct 2008 22:08:41]
◆ハッシュ@水魔 > (とりあえず己は考えるのは苦手だ。今日こそ銀色の水魔に出逢えたら良いのに、と今はそれだけを思いながら今日も水魔殿へと足を運んだ) (小船から降りて水魔殿へと向かう途中、視界に人影を捉えた獅子は目を眇めてその影を見る。村の者に持たされたランタンがゆる、と揺れる。ランタンは左手に) …誰だ? (今のところ水魔か、村に雇われたものだろう。もしも攫われた村の娘が自力でここまで脱出してきたとかなら惚れるね! ともあれ) (己は歩みを止めるでもなく、真っ直ぐに貴女の方へと向かうであろう。ちなみにその右手にはそれほど大きくはないバスケットが握られている) [Wed 22 Oct 2008 21:57:36]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 冒険商人という肩書きは中途半端だ。 熟練の冒険商人なら、トレジャーハンターの真似事もするし、法が守ってくれない荒野のど真ん中で荒くれ者相手に商売するのだから、ネギを背負ったカモにならないためには相当な腕っ節も持っているものだけど。 見た目通りに経験が欠しい、独り立ちして間もない私は、できる事に限りがある。 ―――やっぱりナナオさんやココさんに声をかけるべきだったろうか。 ぶっちゃけお宝が絡んだりしないから、トレジャーハンターの仕事でもない、自分の好みで請けてしまった依頼。 頼るべきではないと思いつつ、微妙に心細くて肩を落としてしまう。 ) ( ―――さて、水魔殿が見えてきた。 というか島に上がれば嫌でも見えるのだけど、目の前に来てしまった。 村で日用品を売っていたら、紹介を聞き逃したおばちゃんからはすっかり行商人と思われていたようで、微妙に追われるように出て来てしまったのだけど、どうしたものか。 幸い要塞として扱われているわけではなさそうな、一見した限り見張りなどは見当たらない神殿を見上げて悩む。 ) [Wed 22 Oct 2008 21:52:12]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが入室されました。 『 ――む。 』 [Wed 22 Oct 2008 21:48:29]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 改めて考えると、安易に探りに入れる状況でもないと思う。 向こうは人質を握っていて、ようするに 『入って来たら人質を殺すぞ』 と言われてしまえばそれまでだ。 言われていないから良いものの、最悪 『武器を捨てて投降しなければ人質を殺す』 と脅される可能性もある。 ミイラ取りがミイラになんて冗談にもならない。 あるいは投降するフリして内部に入り込むというのも手かもしれないけども、私は嫌と言うか無理だ。 一度捕まってその状況を打破できる自自信はなかった。 ) ( 生憎と集まった人員に、トレジャーハンターやニンジャのような探索が得意そうな人材はいない。 目下募集中ということで諦めるには早いけれど、状況は非常に苦しい。 てゆか私は案の定、ちょっと役立たずかもしれない。 ) [Wed 22 Oct 2008 21:40:05]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――なんだか不協和音を聞いたような気がするけれどきっと気のせいだ。 うん、気のせい。 男の子の友情って初めは喧嘩から始まるんですよねとか、知らない話はさておき。 同じ村で寝起きしていれば、仕事仲間といまひとつまとまりきれていないのは感じている。 元々難しい依頼だし、仕方ない、情報共有なんかも一応形になっているのだから寄せ集めにしては上出来とも思うものの、やっぱり基本方針くらいは一致させておくべきだろうか。 そろそろ手探りのままでいるわけにもいかないだろう。 ) ( そんなことを考えながら、リュックサックを担いでキャスターバッグを引く冒険商人は、自身でもこの事態への姿勢を決めあぐねていた。 あくまで平和的解決を目指すのか。 現状で見切りをつけて、とにかく人質の奪還を優先させるのか。 ―――とりあえず水魔殿に向かいながら、次また水魔に出会った時どういう態度を取ればいいのか正直分からない。 出会わずに、いつかの突入に備えて内部構造を把握できればベストだけれど。 前回のようにお話できるものなのかどうか。 実際、既に仕事仲間が事を構えてしまったようだから、向こうにしてみればそれが村の総意ということになって、もう問答無用かもしれない。 ) [Wed 22 Oct 2008 21:31:53]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:2】 )』 [Wed 22 Oct 2008 21:19:12]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが退室されました。 『(ザブザブと鳴る水音は、奥のほうまで聞こえていった)』 [Wed 22 Oct 2008 01:21:40]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > お前と、同じくらいには、な。(慎重になれ、と言いたかったのだが、どうにも伝わらなかったようだ。いや、伝わった上でそう言っているのだろうが・・・。問題は娘をどう助けるか、だ。村の存続に関して、自分たちがどうこう言える筋合いはないとの見解を持つ自分には、見解の相違、というほか無かった。)やり方を、考えろ。目的を、忘れるな・・・我の、言いたいのは、それだけ、だ。あとは、どうとでも、すると、いい。・・・フェリクスの、行動で、フェリクスが、どうなろうと、我にとっては、どうでも、いいから、な。(言うべきことは言った。問題に首を突っ込み、娘を助けるに留まらず、村を助けてちょっとした英雄となるも、失敗して、娘を助けたが、村が滅ぶのでも、どちらを選ぶのも、彼の自由だろう。)ああ。やると、いい。(どこかへと去っていく影にそう言うと、自分も奥の方へと目指してみる。・・・とにもかくにも、遭遇せねば、と思い直し、歩を進めて・・・。) [Wed 22 Oct 2008 01:20:25]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが退室されました。 『(最後に一度、ガチンと鋏が鳴った)』 [Wed 22 Oct 2008 01:12:41]
◆フェリクス@水魔 > はァ? 言ってること伝わってねェんじゃないか、あんた。やっぱ馬鹿なんだな。(結局のところ、ゴッチャゴチャ考えてる時間があるならとにかく動け、と言っているのだが。バリバリと鋏の手で頭を引っ掻いた。やけに訛りのきつい言葉で、お前何人だよ、と言わんばかりの視線を向ける。 部外者というなら傭兵なんてそれこそ部外者だろうし、雇われてこの村に来た時点で部外者ではなくなっているのだと思うのだが)結局さー。グダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダ理由並べたって、「やるか」「やらないか」だけじゃねェかよ。 それだったら俺はやるぜ。 バケモノはそこでグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダグダ考えてりゃ良い。 それこそ俺の知ったこっちゃねェや。(ガチガチと鋏を鳴らして笑った。うん、それで良い。結局はそれだけだ。 自分のやるべき事は何も変わらないのだし)んじゃな、バケモノ。 俺はやるぜ!(言うと、先ほどまでと変わらぬ様子でのんびりと神殿内を歩き出す。 結局言いたい事は言ったし、相手の言いたい事も聞いた。 出た結論は「俺はやるぜ!」だ。 何の問題も無いと大笑いして――馬鹿は去って行った) [Wed 22 Oct 2008 01:12:28]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > 個人なら、そうだろう。・・・だが、種族や、部族と言う、括りでなら、そう呼ばれる。やつらを、バケモノ、と、呼ぶのは、我だけでは、ない。ヴェイトス、もしくは、世界中の、人間が、そう呼ぶから、だ。(個人的なことなら無論、そうだ。最初からバケモノ呼ばわりされればそうだろう。だが、これは個人の問題ではない。種族、という壁が存在する問題だ。)言っている、ことが、わかって、いるのか?フェリクスの、言っていること、は、「部外者が、村の問題に、立ち入り、勝手に、かき乱して、いく」と、いうこと、だぞ?・・・それで、失敗して、本格的に、闘争にでも、なって、みろ。お前、一人で、止められる、のか?・・・「次」は、ない。失敗、できない・・・そういう、問題だ。この、問題に、関して、「できるまで、やってみる」などと、無責任な、言葉を、口に、するな。(一回の失敗が、全面闘争に発展し、多くの血が流れることになる・・・そんな可能性もある話だ。故に、聞いてみたことだ。)やるか、どうか、は、聞いてない。解決の、手段が、あるのか、どうか、だ。それこそ、やってみて、失敗して、「やっぱり、ダメでした。」では、済まされない・・・村の、存続と、種族の、存続の、関わる、問題だ。できない、のなら、無駄に、かき乱す、な。フェリクスの、せいで、何人もの、命が、落とされる、やも、しれないのだ、ぞ。・・・帰れは、しない。我の、仕事は、娘を、救い出す、ことだ。問題の、解決では、ない。・・・そして、おそらく、お前の、仕事も、な。(個人的にはこういうタイプは嫌いじゃない。だが、人の命の関わるデリケートな問題だということも言っておきたかった。)だが、その人間は、滅びることは、ない。なぜなら、それらを、持たぬが、故に、生き抜くことを、考えて、いる、種族、だから、だ。命の危機、あるが故に、別種族、以上に、生き抜くことを、念頭に、存続して、来たからだ。鯨や、鮫や、鮪が、陸に、上がって、人を、殺す、か?人の、食物に、なっているのに・・・。ただの、木が、人に、勝てるか?人の、道具の、材料に、なっているのに。ドラゴンが、人を、すべて、滅ぼせる、か?人より、少ないと、言うに。それに、権力、というのを出したが、それも、可能、だ。人質や、奴らの、弱点を、抑えれば、な。我は、そんなのは、好まない、が、な。人間を、舐めるな。(静かに、だが通る声でそう言った) [Wed 22 Oct 2008 01:02:48]
◆フェリクス@水魔 > わかったバケモノ。今日も天気は良いなバケモノ。言われた側の気分考えろってのなー。(鋏を鳴らして笑った。端ッからバケモノ呼ばわりだ。ウォーターエルフにしてみれば喧嘩を売られてるようなもんだろう、文字通り。そりゃ話し合う気にもならないに違いない。 そして問われた言葉に、ガチリと鋏を鳴らして堂々と言い放つ)無 い ね !(進むのみだ。 彼は底なしの馬鹿だったが、だからこそ「方法が無い=諦める」だなんて糞くだらない理屈を認める気は生まれてこの方持ち合わせていない。)だから何でもかんでもやってみんじゃねェか! やってみなけりゃ何にもできねェよ。 やんなきゃなァんにもできねェが、やりゃできるんだ! 今無いからって、これから先も無いたァ限らない!(それこそ神殿中に響き渡る大音声で啖呵を切った。 馬鹿だ、阿呆だ、無謀だ、無茶だ、無理だ。何と言われようが、気にしない。 だから――)俺はやるぜ! 逆にあんたらはできねェのか?! 難しいことゴッチャゴチャ考えて「やっぱダメでしたー」なんてなっさけねェことやるつもりなら、帰れよ。 手も足も頭もあんだろーがよ。(それに、力がある種族? これには心底から笑わずにはいられない)人間ってなァ、鯨よりも小さくて、鮫よりも力が無くて、鮪よりも遅い生き物だァな。 寿命は木に負けるし、頭はン百年生きたドラゴンよりも馬鹿。 権力って意味なら、それこそウォーターエルフが人間の王様に頭下げると思ってんのか? [Wed 22 Oct 2008 00:40:08]
◆フェリクス@水魔 > わかったバケモノ。今日も天気は良いなバケモノ。言われた側の気分考えろってのなー。(鋏を鳴らして笑った。端ッからバケモノ呼ばわりだ。ウォーターエルフにしてみれば喧嘩を売られてるようなもんだろう、文字通り。そりゃ話し合う気にもならないに違いない。 そして問われた言葉に、ガチリと鋏を鳴らして堂々と言い放つ)無 い ね !(進むのみだ。 彼は底なしの馬鹿だったが、だからこそ「方法が無い=諦める」だなんて糞くだらない理屈を認める気は生まれてこの方持ち合わせていない。)だから何でもかんでもやってみんじゃねェか! やってみなけりゃ何にもできねェよ。 やんなきゃなァんにもできねェが、やりゃできるんだ! 今無いからって、これから先も無いたァ限らない!(それこそ神殿中に響き渡る大音声で啖呵を切った。 馬鹿だ、阿呆だ、無謀だ、無茶だ、無理だ。何と言われようが、気にしない。 だから――)俺はやるぜ! 逆にあんたらはできねェのか?! 難しいことゴッチャゴチャ考えて「やっぱダメでしたー」なんてなっさけねェことやるつもりなら、帰れよ。 手も足も頭もあんだろーがよ。(それに、力がある種族? これには心底から笑わずにはいられない)人間ってなァ、鯨よりも小さくて、鮫よりも力が無くて、鮪よりも遅い生き物だァな。 寿命は木に負けるし、頭はン百年生きたドラゴンよりも馬鹿。 権力って意味なら、それこそウォーターエルフが人間の王様に頭下げると思ってんのか? [Wed 22 Oct 2008 00:39:51]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > フェリクス、か。・・・構わ、ない、ぞ。大いに、結構、だ。(やっぱりこういう類の人だったか。とか思いつつ、顔には出さない。どう呼ばれようとも気にはならないタイプなので、とりあえずはOKしておいた。)ふむ・・・そこまで、言うのなら、何か、良い、案でも、あるのか?村人が、今と、同じ暮らしを、今の場所で、続けて、且つ、ウォーターエルフも、今の場所で、生き残れる、そんな、方法、だ。ないのなら、どうにも、できん、な。(できるのか、できないのか、を問うてみた。そこまで言うからには何か思いついているのかもしれない。と。答えられれば、印象も大分違ってくるが・・・。)では、難しいことに、挑戦する、気構えが、フェリクスには、あるのか?・・・何か、策を、講じて、解決させ、それによって、何が、起ころうとも、責任を果たし、人間と、ウォーターエルフとを、共存させる、策が、あるのだな?・・・ないのなら、フェリクスも、同じ、だぞ。(売り言葉に買い言葉で応じてしまったことに、言った後で後悔する。・・・これから一緒に戦うかもしれない相手にここで喧嘩しては元も子もないではないか。と。)ああ・・・そうだったな。その点に関しては訂正しよう。・・・あらゆる、意味で、力のある、種族、だ。 [Wed 22 Oct 2008 00:28:26]
◆フェリクス@水魔 > フェリクスだ。バイか。よしわかった、今日からアンタのことはバケモノって呼ぶぜ。(ガチガチと鋏を鳴らして言い放つ。だってどう呼んでも構わないということは、どう呼ばれても良いってことだろうし。うん、決定だ。一人で勝手に頷いて断定した)だーかーらー。なんでそんなに喧嘩だー、滅ぼすぞー、とか言い出すの? 馬鹿なのか? 死ぬのか?(いやまったく意味がわからない。難しいとか言ったってやってみなければ始まらないだろうに。ガチガチと鋏を鳴らす)つーか難しいことから逃げると馬鹿になるって親父も言ってたしな。つまりアレか。馬鹿なんだな。よしわかった。バケモノは馬鹿、と。(――まあ、何と言うか。別に彼はあまり賢くはないし、所謂チンピラの類であることは間違いないが、好き勝手に喧嘩を売って歩くような類ではない。――ないが。ウォーターエルフをバケモノと決め付け、最初からどちらかが滅ぶのが当然、という態度が気に入らなかったのだろう)アホか。数の多さで言ったら魚のが多いっつの。マジで。 [Wed 22 Oct 2008 00:14:49]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > バイ・チャンフォン。村より雇われた傭兵、だ。(鋏をちらり、と見るが、そういう種族である、と納得した様子である。)いや、別に、我は、相手をどう呼ぼうと、構いは、しない。・・・だが、あの村の、奴らは、この仕事を、「バケモノ退治」という、意味合いでしか、捕らえては、いないだろう、な。・・・人が、偉い、と言うつもりも、ないが、共存が、難しいのも、また、事実。ならば、喧嘩と、なり、どちらかが、滅んだ、としても、無理は、あるまい。・・・あと、恐らく、この世界に居る、多数派は、人、だ。ならば、人が、基準となっても、可笑しい話では、ない、ぞ。(対照的に至って冷静に淡々と述べていく。もしかしたら、喧嘩になってしまうかもしれない、という危惧を持ってはいたが、なるべく、刺激しないように己の言葉を紡いだようだ。) [Wed 22 Oct 2008 00:09:13]
◆フェリクス@水魔 > あァ? 誰が化物だ、誰が。 たたっころすぞコンニャロウ(声がかかったならさすがに馬鹿でも気がついた。 振り返るなり、男の眼前に鋏を突き出してガチンと鳴らした。随分と生物質な――クランクなどでは有り得ない代物だということは一目でわかるだろう)逢ったこともねェ相手をいきなりバケモン呼ばわりすりゃ、とーぜん喧嘩になっだろーがよ。 喧嘩してェってんなら、どっかでテキトーに売るか買うかしてりゃ良いだけじゃねェか。 つーか、人がそんなに偉ェと思ってる時点で変だつってんだ、俺ァ。(――そこでもう一度、ガチンと鋏を鳴らした)ってか、誰だよアンタ。 [Tue 21 Oct 2008 23:57:06]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > ・・・人間、だな。(うん。間違いない。近づいていけばいくほどにそうだと分かる。こんなにはっきりしているのは他にいない、とでも言うかのごとく人間の類だ。鋏が気にはなるが、とにかく声でもかけてみるか。)とはいえ、人からすれば、バケモノ、ということに、違いは、あるまい?・・・ならば、そういわれるのも、仕方の無い、ことだと、思うが、な。(とか軽口叩きつつ、貴方の背後へと近寄るだろう。) [Tue 21 Oct 2008 23:50:30]
◆フェリクス@水魔 > だいたいからしてアレだよなァ。水魔って名前がいけねェ。 魔って何かワルそうだもんな、それだけで! ンだよそれ。良いも悪いも無ェじゃねえかよなあ、こんなん。(無論、気にしない。そもそも水中――つまりは本来の姿――でもなければ、その能力は殆ど常人と大差ないのだ。 気配なんてあやふやなものを感じ取れるわけもなく、自分で音を立て捲っているのだから背後からの水音なんて聞えるわけもない。 鈍いし馬鹿なのだ結局は)みるからにバケモン!ってのならわかるぜ? 報告にあったザリガニのデカいのとかな! でも水魔ってのはいけねェよ。 あいつらにゃウォーターエルフって名前があんだからさァ。 つーかアレだ。なんで上から目線なんだよ。 俺たちだってドーブツだろーがよォ(ガチンガチンと鋏が鳴った) [Tue 21 Oct 2008 23:45:06]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (奥のほうでザッパザッパと派手な音がした。同時にガチンガチンという鋏の音も聞こえてくる。)・・・鋏を、使う、水魔なんて、聞いては、いない、が・・・。(まぁ、それはそれで新しく情報になるかもしれない。とか思いつつ、少し急いで追いついてみよう。短刀に手をかけつつ、角からそっと覗いてみた。)・・・人、か?(とっても、疑問に思うのだが、まぁ、とりあえず話しかけてみようと、ザブザブと鳴らしつつ近づいていってみる。) [Tue 21 Oct 2008 23:38:47]
◆フェリクス@水魔 > アレだよなー。やっぱ逢ってみねェ事には話が進まねェよなァ、うん。(しなくて良い喧嘩ならしなけりゃ良い。 立ち退きだなんてネガティブな単語は浮かばない。 引越しだ引越し。 新しい場所。新しい土地。新しい出会い。 何だかとてもわくわくしてくる単語じゃあないか。 滅ぼすだとか何だとか、そんな言葉も考えやしない。 只管に前向き。 馬鹿なだけだろうけれど)しっかし中々逢えねェからなァ……やっぱ名前だけじゃわっかんねェか。ま、最初のときもこの辺だったんだし、テキトーに歩いてりゃ大丈夫だろ、うん。 どーせ一ヶ月間は村にいんだし。その間にゃあな!(ガチンガチン。ザッパザッパ。鋏も鳴らすし水音も立てて、自由気侭に神殿内を歩き回る。 敵地の中? 探索中? 気にするわけがない) [Tue 21 Oct 2008 23:33:29]
◆バイ・チャンフォン@水魔 > (入り口付近へ村の方から近づきつつ、ちょっと考える。)今、までの、方法を、変えるのは、そう簡単には、できまい。・・・と、すれば、どちらか、が、立ち退く、か、あるいは・・・滅するか・・・。(これまでの情報から、歩きながら解決策を模索する。・・・が、染料産業に詳しくなく、また、水魔のことも情報以上には分からない男にはそれくらいしか解決手段が見出せなかった。)・・・到着、か。(そんなこんなで入り口に到着。村に居てもらちが明かないことは事実。戦うにしても、話し合うにしても遭遇できねば意味は無い。というわけで、入り口から中へと入っていく。途中、パシャ、パシャ、という水音をわざと立てつつ、奥へ奥へと入り込んでいく。) [Tue 21 Oct 2008 23:26:38]
◆フェリクス@水魔 > ってことはアレか。金、銀ときたら――やっぱ銅色もいねぇとダメだよな! でも銅色ってどんな色なんだ?(そんなもうどーでもいーよーな事を延々とくっちゃべりつつ、ぶらぶらと神殿内部を歩き回る。 トラップの類があれば引っかかるのは必定だが、運によるものか、或いは最初から仕掛けられていないのか、まるで気にした様子が無い。 まあ、元々が神殿だというし、ウォーターエルフ達も自分の住居に罠を仕掛けてしまうような性質でもないのだろう。 結局は運が良いだけ、と言えなくもない。だって馬鹿なのだし。 でなければまともに冒険――というか探索――ができる筈も無い)ま、金、銀、銅って並ぶんだ。派手な色に決まってらァな! スッゲーよなァ!(ガチン、鋏が鳴る) [Tue 21 Oct 2008 23:25:35]
お知らせ > バイ・チャンフォン@水魔さんが来ました。 『解決、か・・・』 [Tue 21 Oct 2008 23:21:01]
◆フェリクス@水魔 > (色々と新しい事実も明らかになっている。ウォーターエルフに恐らくは上位者だろう銀色の個体が存在するということ。恐らくは彼女――だろう――が指示を出しているのだと思う。思う、が――)銀色ってこたァ金色もいんのかな。いんだろーな、きっと! すっげーな、ウォーターエルフ! マジパネェわ!(――この男は、馬鹿だった。とても馬鹿だった。難しいことなんか考えない馬鹿だった。 だってやる事は何一つとして変わっていないのだ。 ウォーターエルフ側の事情を聞く。事件を解決する。解決したあとで揉めたりしないように仲良くなる。 この三つである。 むしろ明確な目標が定まった分、テンションが上がっている感がある。 つまりは一言で表すと、馬鹿なのであった)俺はやるぜ! 俺はやるぜ!(ガチガチと鋏が鳴った) [Tue 21 Oct 2008 23:09:27]
◆フェリクス@水魔 > (起きて一端村に戻ってまたやって来て。生きており、傷一つ無く、ついでに身包みも剥がされず、無事に今日もこうして活動できているのは運が良いとしか言いようがあるまい。或いは、あまりの馬鹿さ加減にウォーターエルフ達も呆れたのか。 ともかく、彼は今日もこうして神殿へやってきたのだが――)銀色の水魔ねェ……。銀とかマジイカスよな! カッケェーッ! マジカッケェーッ!! (――新たな情報を得ても何一つ変わっていないのであった。 まあ、変わりようがない、というのが真実だが。 実際問題、人間側から手に入る情報は然程無いと思う――というか、彼が聞きたかった情報は既に手に入ってしまっているのだ。 であるならば、とっとともう一度ウォーターエルフに逢って詳しく話を聞いて見なければなるまい。 それ故に、今日もこうして入り口付近を歩き回っているのだが) [Tue 21 Oct 2008 22:59:31]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが入室されました。 『(今日も今日とて、であった)』 [Tue 21 Oct 2008 22:54:38]
お知らせ > 村長さんが退室されました。 『お気をつけて――。 ( その背中を見送った。 )』 [Tue 21 Oct 2008 01:42:13]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 『 (銀色の水魔に関する情報が記載されるのは男が水魔殿から戻った後の事) 』 [Tue 21 Oct 2008 01:42:01]
◆ハッシュ@水魔 > (指示したにしろ指定していないにしろ、その銀色は他と一線を画すという事だけは覚えておこうと思った) わかった。気に留めておく。教えてくれてありがとう (川が氾濫したら近づくのも危ないかもしれない。外れるほうが多いと言っても、注意していたほうが良いだろう) (獅子は玄関を出ると水魔殿へ向かうべく歩き出し) [Tue 21 Oct 2008 01:41:18]
◆村長 > ――はい。 ( 奴隷のくせに、耳に痛い事を言ってくれる。と村長は思う。しかし確かにその通りだ。自分たちが雇える傭兵や冒険者の数にも限りがある以上、上手く行くとは限らないのだ。 ) 直接話した事はないので断言は出来ませんが…。話し合いの時も姿をみせませんでしたし。 ( 今回の事件もそいつが指示したことなのだろうか。 ) いいえ、お役に立てたのなら幸いです。 ――ああ、そうそう。後で詳しく説明させますが、もうじきこの付近一帯に集中的に雨が降るかもしれないと村の者が言っていました。天気の予測はあたることより外れる事の方が多いヤツなのですが、あなたがたの活動に万が一支障が起きるといけませんし、後ほどあなた方が情報交換に使用している紙に書き足しておきますね。 ( そう言うと村長も立ち上がり、ハッシュを玄関まで見送ろう。 ) [Tue 21 Oct 2008 01:33:30]
◆ハッシュ@水魔 > ただ、力づくで物事を解決してばかりでは次に同じようなことがあっても対処しきれないかもしれないが… (ポツリともらすのは独り言のような声。本来は二度とこんな事が起きないよう前例を作っておくべきなのだろうが。残念ながら己にはその術が分からない) …いるのか、リーダーが。銀色に輝く身体の水魔…… (あとで羊皮紙に追記しておく必要があるだろう。口の動きだけで繰り返し同じ言葉を刻む) いや、もしかしたら水魔よりも力を持つ種族がいるのではないのか、と思っただけだ。いないのならそれでいい。ありがとう、かなり参考になった。 (少しと言ったのに可也の時間を取らせてしまった。すまないと頭を下げて立ち上がる。水魔殿にまた行かなければ) [Tue 21 Oct 2008 01:24:13]
◆村長 > ありがとうございます。そう言って頂けると、私も幾分か気が楽になります。今回の一件は事態の解決を先延ばしにし続けた私の責任です。幾ら解決の方法が無かったとはいえ、こんな事になろうとは。 ( 娘たちは無事だろうか。気がかりだ。 ) いえ。そもそも情報をきちんと伝えなかった私にも落ち度がありました。 ( 頭を上げて、同じく座りなおしぎしりと椅子を軋ませた。 ) お願い致します。 ――ええ、そういえば名前で呼び合っているところを見た事がありません。とはいっても、何度か設けた交渉の席での話しですが…。 ……確かに。ですが、私もはっきり確認したわけではないのですが――… 水魔達との話のなかでリーダーにあたる存在は居るように感じました。そういえば、銀色に輝く身体を持った水魔を見かけたことがあると、ずっと前に村人が話していたのを聞いたことがあります。 ( 夜の話だったので見間違いか何かだろうと思っていたが。 ) それが本当ならな、その銀色の水魔がリーダーではないでしょうか?水魔を統括するのはあくまで水魔だと思いますが…。 ( 今まで他の種族や、或いは神殿の神といった存在を思わせるような箇所は無かった、と付け加えよう。 ) [Tue 21 Oct 2008 01:07:01]
◆ハッシュ@水魔 > うん、別に村長を責めているわけではない。今は出来る事と出来ない事の線引きをしてもらえれば (そして妥協出来そうなところがあれば考えてみる。脅迫と言う交渉をしてくる相手に対して全て拒否を示すのでは時間稼ぎにもならない) …矢張り、難しいか…。すまない、俺は無理な事ばかり言ってるな (己はこうやって不躾に妥協を迫っているのに、それでも怒り出さない村長に頭が下がる思いだ。がし、と頭を掻き) それは、分かっている。なるべく早く事件を解決出来るよう努力するから (頭を上げてくれ、と獅子は少し慌てて腰を浮かせた。ぎしり、と椅子が変な音を出す) (話の続きを促されれば、椅子にまた腰を下ろし) うん。ええと、まずウォーターエルフなんだが、彼女たちは名前を持たないのだという。と言うことは、彼女たちは多分個を持たず、集団の中にあっても同一の存在なのだと思う。なんというか、つまりリーダーがいない (ここで一度言葉を区切る) けれど、羊皮紙には上位者の存在がいるかもしれないと書かれていた。つまり、水魔達に命令する別の種族の何かがいるのではないか、と思ったんだが… (その正体が水魔殿で神として崇められていたというモノではないか。獅子はそう考えたのだが、説明するとなるとどうも苦手だ。伝わっただろうか、と心配そうに村長の顔を見やった) [Tue 21 Oct 2008 00:55:42]
◆村長 > 金の問題かと言われればそれまでなのですが…この村はぎりぎり成り立っていますが、それでも平和だったのですよ。貧困に喘いで口減らしの為に子供を奴隷ギルドに売り飛ばす事も無く、喰うにこまる事も無く。 ( この平和を今更手放すわけにはいかないのだ。 ) さぁ…私たちはその辺りの植物の成分にはあまり詳しくないですし…。 ( 解毒、というのは出来るのだろうか。一度人体に入ったものならまだしも、川という広範囲にわたるとなると。村長は考えたが、答えは出なかった。 ) ありがとうございます。水魔達は所詮我々人間とは違う生き物、相容れる事は出来ないとわたしは考えています。しかし、水魔達がしびれを切らして村娘に手を掛ける事も考えられる。どうか、早く助けてやってください。 ( 村長は深々と頭を下げた。 ) ――はい? ああ、あの神殿の神、ですか。ええ、どんなことでしょう。 ( 村長は話の続きを促す。 ) [Tue 21 Oct 2008 00:35:03]
◆ハッシュ@水魔 > …気持ちは分かる。 (なろうことなら此方に被害がなく、そして最も望む結末を。誰しもが望むキレイな終わり方は、相手が人語を解することがあだとなったようだ) …なら――素人の考えだが、例えば…その毒の成分を打ち消す作用のあるものを混ぜるとか…それではだめだったのか (色合いやそれに掛かる費用の問題もあるし、獅子が強いてそうせよとは強く言えるはずもない。それは単なる確認の響きのみあろう。かくり、と首をかしげ) 依頼を引き受けたからにはどうなろうと人間側につくつもりだ。もし水魔と戦い滅ぼすことになってもそれもまた自然の摂理だろう (その点に関しては揺らがない。獅子は人間側に属する者だ。水魔側にはつけない) いや。取り合えず事情が聞けてよかった。…ところで、もう一つ聞きたいんだが…水魔殿と、崇めていた神とやらについて。ちょっと気にかかることがあってな [Tue 21 Oct 2008 00:27:56]
◆村長 > ええ。しかし私たちは要求を飲むわけには行きません。 ――ですから、あなた方に依頼したのです。奴らを追い払い、何とか上手く人質を救出してほしい。 ――ああ、はい。染料はこの土地に生息している毒のある植物を利用していますから、水魔達に害があることも知っています。ですが言ってしまえばこの染料、自分たちで栽培しているものを使っているので元手は掛からないのです。 ( つまりは金の問題だ。他所から染料を仕入れるとなると、村の収益はマイナスに転じるかもしれない。 ) …水魔達とのトラブルに関して口にしなかったのは謝罪します。ですが、余計な情報を与えてしまうとあなた方が水魔を討伐する事を躊躇ってしまうと思ったのです。 ( ヴェイトス市は特に異種族に寛容な空気がある。自分はヴェイトス市民では無いが、そう聞いている。 ) 今回は時を争います。だから、黙っておこうと思ったのです。…結果的に、こうなってしまいましたが。 [Tue 21 Oct 2008 00:10:14]
◆ハッシュ@水魔 > (ぎし、という音は耳障りだったがその事を村長に言うつもりはない。茶を淹れに行く妻にちらりと目をやったが再び長に視線を戻し) …そうか。 (村長の言葉に、多少の落胆はあったが頷いた。淡々とした言葉は嘘を語っているとは思えなかった故に) だが、要求を跳ね除けて、その上水魔達を殺すというのは止めておいたほうがいいと思う。例え水魔たちを滅ぼせたとしても人質が無事に戻ってくるという保証はない (向こうに命を握られている限りどうともできない。少なくとも、己はまともに水魔たちと剣を交える気になれない。そのためにせめて人質の解放を、と思ったのだが。どうも上手くいかない、と眉を顰めて) そうだ。水魔たちの話を信じるなら、染料は水魔たちにとって毒らしい、と。 (それゆえ、獅子は問うた。染料は変えられないのか、と) [Mon 20 Oct 2008 23:59:21]
◆村長 > ( 村長は相手の向かいの席に腰を下ろす。あまり良い椅子ではないらしく、不安にさせるようなぎしぎしという音を響かせた。村長は妻に声を掛け、茶を二人分持ってくるように言い――。 ) ………。 ( ハッシュの言葉にふむ、と一つ息を漏らす。ああ、やはりそうか、と内心で思いながら。 ) それは無理でしょう。いえ、厳密には確かに無理ではない。今から田畑を耕して作物をつくるだとか、別の産業に切り替えるだとか。…ですがそれで収益をあげられるようになるには、何年も時間が掛かります。しかも切り替えた後に今の水準の豊かさを保てるという保障も無いのです。 ( 村長は怒った様子は見せず、淡々とそう答えた。 ) …水魔達の話を聞いたのですね。 [Mon 20 Oct 2008 23:47:23]
◆ハッシュ@水魔 > ありがとう。余り時間はとらせないから (己に対する礼儀にはとことん無頓着故、その逆もまた然りである。とは言え、気安い主のように接するのも憚られた。敬語は苦手だが、出来るだけ丁寧な言葉を選んでいる) (村長の後に従い、通された部屋を一瞥した。席を勧められれば、微妙に顔を硬くしながら出口側に近い方に座った。…尻尾がちょっと窮屈かもしれない) 単刀直入に聞かせてもらう。別の産業に乗り換えるか、染物の染料を変える、という事は出来ないのだろうか? (つまり、村側が妥協出来ないだろうか、と問うている。怒るだろうか。多分怒るだろうな、と言いながら思った) [Mon 20 Oct 2008 23:40:36]
◆村長 > ええ、はい。私でお答えできることであれば、なんなりと。 ( 初老の男はお辞儀をして笑顔でそう答える。 確かこの男は奴隷だったか。一瞬頭なんぞ下げなくとも良いかとも思ったが、変に機嫌を損ねられても良くない。と、内心で思う。 ) それでは、立ち話もなんですからこちらへどうぞ。 ( そう言って村長は廊下をそのまま行った先にある部屋の、簡素な木作りの机と椅子の場所まで案内し、席を勧めた。 ) [Mon 20 Oct 2008 23:31:49]
◆ハッシュ@水魔 > (部屋から出て行こうとして、獅子は足を止める。村長だと気付けば丁度良かった、と声を漏らし) そのつもりだが、その前にちょっと聞きたいことがある。疲れているところすまないが、少し良いだろうか? (この事件での心労はかなりのものであろう。獅子は労うつもりでそう声を掛ける) [Mon 20 Oct 2008 23:27:26]
◆村長 > ( 自宅へと戻った初老の男は、家の中に誰かが居る事に気づく。多分、自分が依頼した中の誰かだろう。なにやら彼ら同士で情報交換などを行っているようだった。昨日も二人ばかり私の話を聞きに来たようだし。 ――あまり、好ましくは無い。と思う。こちらとしてはさっさと水魔どもを滅ぼして村の者を助けてほしいぐらいなのに。ともあれ。 ) これからご出発ですか? ( と、村長はハッシュに声をかける。 ) [Mon 20 Oct 2008 23:23:06]
お知らせ > 村長さんが来ました。 『―― おや。』 [Mon 20 Oct 2008 23:19:41]
◆ハッシュ@水魔 > (とはいえ、己が村長に聞きたい事は結構今回の事件とは関係ないようなものだったり、余計な世話だと言われそうなものばかりだ。へんな事言って下手に刺激して拗れて仕舞っては困る し。責任も取れん) 難しいな (ふぅ、と溜息を吐いて) (耳をすませてみても、長が戻ってきたような気配はない) …水魔殿にでも行くかー (獅子の切り替えは案外早かった) [Mon 20 Oct 2008 23:09:52]
◆ハッシュ@水魔 > (生贄は報復と脅しでそれ以上の意味はない) (生贄は子供でなければダメだ) どちらなのか、もし今度水魔に会えたら聞いておこう (会えるかどうか知らんが。ついでにもう一方の話を聞きたい人物――村長とは入れ違いになって今日も会えていない。ここで待っていれば会えるだろうか。ただ待つよりはまた水魔殿に行って色々と調べたほうが有益ではないかと思うこともあるが) どちらにしろ一方的だな (齎された情報は水魔から得たものばかりだ。村の住民からも話を聞いておきたい。羊皮紙を無造作に机に戻しながら、獅子は難しい顔をしてドアを見た) [Mon 20 Oct 2008 22:56:17]
◆ハッシュ@水魔 > (村長宅の一室を借りて、羊皮紙とペンを置いた結果がこれだ) …むぅ、さすがに早いな (もう報告が上がっている。寧ろ己が情報提供できていないのが申し訳ないくらいだ。順々に目を通して行き、獅子はある一文をもう一度読み直した) うん? (ぱち、と瞬きをして、更に別の一文を読み、首を傾げた) [Mon 20 Oct 2008 22:47:59]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが入室されました。 『 (ロックス村) 』 [Mon 20 Oct 2008 22:44:06]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが帰りました。 『(がちんがちんと、鋏が鳴る)』 [Mon 20 Oct 2008 22:27:27]
◆フェリクス@水魔 > ――さて。他のウォーターエルフが出てくる気配も無ェしなァ……(そりゃまあ知り合い?が出てくるなら嬉しいけれど、とまれ彼女達と話し合いをしなけりゃ、何にも問題は進展しないのだと思うのだ。 そりゃ人間は人間の、ウォーターエルフはウォータエルフの、互いの主張ばっかするのは当然だが、間にたってすり合わせる存在がいなけりゃならない。であるならばシーナイトである自分が――とかまあ、其処まで小難しいことを考えているわけじゃあないが。 する必要の無い喧嘩なら、やらなくたって良いじゃないかと。その程度だ)……となりゃ、今日は外で寝るとスッかね。その内あえっだろ。ここにいりゃァな、うん(言うなり、神殿の外へと向かって歩き出す。キャンプというかビバークというか、敵地の真ん前で堂々の野営だ。 無茶、無謀、阿呆、向こう見ず。 形容の仕方は色々あるだろうし、他人から見ればそれこそ馬鹿の一言だろうけれど、彼なりの歩み寄りの姿勢なのだった) [Mon 20 Oct 2008 22:27:18]
◆フェリクス@水魔 > (――反応なし。)って事ァ、留守なのか寝てんのか。ま、ここに来りゃその内に逢えっだろ。 ぶっちゃけ良く考えりゃ、次にあったときってェだけの約束だしなー。(逢えれば嬉しいが、逢えなくても気にしない。 そーゆーわりと気楽な思考回路なのだ。 ガチガチと鋏を鳴らして笑うと、ひとまずは周囲を見回して、気になっていた女神像の裏側へと向かってみる。 先日見つけた『扉』があるのだ、其処には。もっとも、すぐに入るのではなく、単に眺めて「なんだろーな、これ」というレベルだけれど。)ってか、やっぱこれってウォーターエルフとかが使うんだろーな、この扉。 じゃなきゃガッチガチに鍵とかで固めてるに決まってるしな。 [Mon 20 Oct 2008 22:08:27]
◆フェリクス@水魔 > さって、と。――とりあえずジレーナ探すか。約束したのはアイツだし。 つーか他のウォーターエルフ、名前無いんじゃどう呼んで良いんだかわかりゃしねェもんな。(ガチンガチンと鋏を鳴らしつつ神殿の中へと入っていく姿は、割合と特徴ある代物だ。ついでにいえば気配を隠したりなんて全くしていないので、見つけようと思えばすぐに見つけられるだろうけれど。 警戒していないのとは、また違った感じではある。 つまりは馬鹿なのだ)(先日も訪れた女神像のある広間までたどり着けば、ひとまずはぐるりと周囲を見回して息を吸い込む)おーい、俺だー! 来たぞー! 誰かいねェーのかー!(実にシンプルな呼び出しであった。がちがちと鋏も鳴った) [Mon 20 Oct 2008 21:43:46]
◆フェリクス@水魔 > (さすがに何度も船を出して貰うのは大変だろうと馬鹿なりに考えたのか、ここまで来るのに使った移動手段は泳ぎである。 だって水好きだし。泳ぐの楽しいし。 自分の体力の消耗などまるで考えていない辺り、馬鹿の馬鹿たる所以だが。 ともあれ、今日は折角の「土産」も持参しているので、荷物の類はきちんと袋に収納し、油紙で包んである。 ともあれ、水をぼたぼたと滴らせながら神殿まで馬鹿がやってきた)ふぃー……。しっかしアレだな。ますますややこしくなってきちまったけど、俺はやるぜ! 俺はやるぜ!(ガチガチと鋏を鳴らしつつ、神殿の方へと脚を進める。 ジョーホーコーカンなんてのを呼びかける張り紙があったから、馬鹿なりに知っている事を書いては見たが、あれで良いのか悪いのか。 馬鹿にはさっぱりわからない。 まあ、何にしたって友好的に話が進めば一番だと思っているのだが、彼は) [Mon 20 Oct 2008 21:25:24]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが来ました。 『で、また水魔殿にやってきてみたわけだが』 [Mon 20 Oct 2008 21:20:43]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが退室されました。 『( そして、情報交換を呼びかける羊皮紙に気付く。 )』 [Mon 20 Oct 2008 02:21:00]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが退室されました。 『三日目終了』 [Mon 20 Oct 2008 02:06:48]
◆フェリクス@水魔 > (ま、何にしたってこの男は暢気なのか、楽観的なのか、馬鹿なのか。 無条件に何とかなると信じているようではあり。 ともかくしばらくしない内にまた、浄化石と香水を持って神殿へと向かうのだ。 「話は聞かせてもらったぜ!」とか言って。 一先ず、今日はここまで) [Mon 20 Oct 2008 02:06:32]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――費用が問題です。 1L五千エンというのは、きっと安くありません。 どれだけの廃水が出るのか、具体的なところは分かりませんが… おそらく… ( 足りないのではないかと、目を伏せた。 割とメジャーな道具ではあるし、解決する気があれば検討されていると思う。 解決策の一つとして、提示してみることは無駄にならないだろうけど。 ―――商品を見てもらうのも、お代を受け取るのも、後でにしよう。 ) ―――でも… ええ、そうですね。 ちょっと使ってみてもらって、有効なら。 もしかしたら毒素を取り除くだけなら、飲めるほど奇麗にならなくても良いかもしれませんし。 ( 今から悲観的になることもない。 気を取り直して頷く。 どうか香水で汚染された分さえ浄化できないとか、そんなことにはなりませんように。 裏目に出ませんようにと祈りながら。 ) ―――ええ、少ししか見ていませんけど、神殿、なかなかのものでしたよね。 上手くすれば観光資源に… ならないかな。 どうして、廃れてしまったのでしょうね。 ( コンゴトモヨロシク。 今までだって排水が迷惑なりに隣人していたようだし、手を取り合っていくこともできるのかもしれない。 希望を持って――― ) ( 待つけれど、村長さんは出て来なかった。 ) ( きっとお出かけ。 二人の情報は合わせられたし、彼は交渉材料を仕入れられた。 今日の面会は、諦めようか。 ) [Mon 20 Oct 2008 02:04:18]
◆フェリクス@水魔 > …………なぁ。今思ったんだけどさ。 ウォーターエルフの連中が慌ててるのって、毒が溜まるからなんだよな?(財布を取り出して、一先ずは前払い。六千エン分の貨幣を取り出そうとしつつ、ふと思ったことを口にした。 確かそうだった筈だ。 クオの話を――つまりウォーターエルフの誰だかが語った事によれば、染め布で毒が垂れ流しになって、体に蓄積されるから、厄介な事になるとか何とか)そのジョーカセキっての? で何とかなるんじゃねェーか? わかんねェけど。 ま、とりあえず今度あった時に聞いてみるわ。 どーせ両方とも渡すんだし、うん。 そん時に、好みでも聞いてくりゃ、次に続くだろ、きっとな。(というわけで払うとなったら気前良くぽーんと六千エンだ。 浄化石とローズマリーの香水。 喜んでくれるかどうかはわからないが、喜んでくれると信じて。 実にわくわくした表情である事は間違いない)ま、村とウォーターエルフの揉め事をどーにかすりゃ、コンゴトモヨロシクってなるわけだからな。 仲良くしといて損は無ェし、ひょっとしたらキョーリョクしてくれるかもしんねェし。(馬鹿でもわかる、報酬に娘を差し出すこの状況の悪さ。 だからこそ、解決する意欲はあるのだ。 俺はやるぜ!俺はやるぜ! ガチガチと鋏が鳴る)―――……出てこねぇな。 留守なのか? それとも寝てんのか? [Mon 20 Oct 2008 01:45:22]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――〜うん。 奇麗にする、と言いますが、浄化石の効果は水を人の体に無害なものへ変えることですから、それが彼女達の身体にとってどう作用するかは分かりません。 ほとんど仕入れ値なんですよね、五千エン。 とりあえずお試し一つ、と香水で冒険かな? 瓶を… 私物を所有できそうなら、また考えれば良いですし。 ( 体質から生活様式から、何もかも不明な異種族。 難しいけれど、彼を見ていると当たって砕けろと思えてきてしまう。 間違って機嫌を損ねたって、善意のプレゼント。 なんかそうするのが目に見える平謝りを想像したら、ここでの選択ミスが重要な結果を生むことがないような気がした。 とりあえず浄化石一個、ベーシックなローズマリーの香水一瓶で合計六千エンくらいか。 お財布の中身を聞いたら、それだって背伸びし過ぎだと止めるところだが。 ) 交渉費用ということで、村から経費… 出ませんよね、お金ありませんものねー… ( 今時報酬に【娘】とかあって驚いた。 いや別に珍しくもないのだろうけど、最近あまり見なかったから。 村長宅の手前、小声でって… 叫んじゃったー? ) ( うん、失敗。 あははは、と笑顔で固まる。 大丈夫、彼の人間性ならちょっとくらい無礼だって大丈夫。 ) [Mon 20 Oct 2008 01:34:49]
◆フェリクス@水魔 > ま、もっかい逢ってくれるかもだからな。 価値観の辺りも、そっこまで違わないんじゃねェの?(がちがちと鋏を鳴らしつつ笑った。馬鹿は見るからに馬鹿だったから、或いは単に警戒されていないだけかもしれず。 それを才能と見るか、欠点と見るかは、第三者の判断にゆだねるとしても、だ)ふゥん、そんなもんかね。 って、ンなに金は無ェよ。 五個――だと、えーっと、2個で1万で。1万が2つで。2万で。で、一個5千だから。2万5千か。 たっけェなあ……。もちっと安くなんねェ? 無理か(一個五千エンは、所持金3万エンにとって大出費だ。 がりがりと頭を引っ掻きつつも、数はともあれ購入は決定だ。 まあ、相手が喜んでくれるんなら、彼としては何だって良いのだけど)おーい! ソンチョー! いんだろー! 出てこーい!(先手を打ったのが不味かった。 隣の彼女が叫んでるのだから、こっちが叫んだって問題ないはずDA!) [Mon 20 Oct 2008 01:16:35]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――流暢でした。 価値観とか、その辺りになると怪しいところですけど、話が通じない相手ではありません。 もっと一方的なものかと思っていて… ああ、いえ、十分一方的ですが。 ( 少なくとも同じ言葉を延々繰り返すということはない。 譲歩は一切引き出せていないのだから同じことだが、彼ならあるいはこの気安さでやってのけるだろうか。 ) 〜あるにはありますけど、おすすめできません。 それこそ彼女達には人間の流行り廃りなんか無縁で、気に入ってもらえるかもしれませんが… って、やっぱり香水もですか? あんまりゴテゴテしてると引いてしまうのでは…? ―――それより浄化石の個数を増やしてみてはどうでしょう。 彼女達の体が水でできているとして、それを丸ごと奇麗にしようと思ったら… 50Lくらい? かな? 浄化石50個、25万エンになっちゃいますね。 ( 報酬が軽く飛ぶどころの話じゃない。 無理ですねと首を振って、何にしてもまた後で、馬車で色々と見てもらおうか。 さて。 ) ―――ごめんくださーい! 村長さん、いらっしゃいますかー? ( 先手を打って、村長宅に大きな声を上げた。 距離的にまだちょっと遠いけど、うん、嫌な予感がしたからね! ) [Mon 20 Oct 2008 01:08:30]
◆フェリクス@水魔 > つまり、なんかしらねェけど二つの言い分があるって事か。ちくしょう、ますますややこしくなってきやがったぜ……!(本人は至って真剣だ。シリアスな表情で呟くのだが、実態は何だか良く分からないがとにかく良し、とか言うレベルである。多分、其方の言いたいことは伝わっているだろうけれど。 さて、段々に村長の家が見えてきたなら――此方はまったく変わらない。ガチガチ鋏を鳴らしつつ、会話をしていなければ「おーいソンチョー!でてこーい!」とか言いかねない。苛々しているのではなく、素で。普通に。大真面目に。そういう男である)ヨーキューしてくるって事は話ができるってことだろ? そこは意外でも何でもねェよ。だったら話し合えるかもしんねェって事だ。(だろ?と首を傾げつつ、冒険者の実情についてはそんなもんかと一先ず納得した。)ふーん……。ま、アクセサリーやらが無いってんなら仕方無ェしな。香水を一つと――そのジョーカセキってのを一個頼むよ。まァ、俺の仕事場って海とか河だし、ぶっちゃけ飲めないような水場じゃ泳げないしな。知らんかったわ。 スゲェなァ!(安くしてくれるというなら拒む理由だってない。マジ助かる!とか嬉しそうに頷いた) [Mon 20 Oct 2008 00:54:10]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 仕事仲間が仕事で使う、それも準備不足ではなくて交渉材料という性質のものだから、仕入れ値で。 いかがですかと首を傾げよう。 ) [Mon 20 Oct 2008 00:44:59]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > はい。 フェリクスさんが会ったウォーターエルフ… ジレーナさんによれば、彼女達は生贄にきちんとした条件を求めている。 それは私が会ったウォーターエルフの、生贄を求めることはただの脅しだという言葉と食い違う。 考え過ぎかもしれませんけど、これだけ気に留めておいていただければ。 ( 仕事の話だ。 埒もない仮定だから興味なくてもいいけれど、一応押さえるところは押さえておいてと念を押す。 何しろ彼には次の約束があるのだから。 何かに命じられているとして、つつく材料になるのではないか。 ) ―――少し意外でしたけど、言葉が通じる相手ですからね。 しなくて良いのなら、戦争は避けたいところです。 でも、娘さんか幼子か、彼女達が人間の命を求める以上、それは叶いません。 きっと。 ( もしかしたら、村が折れることもあるかもしれない。 しかし市にほど近い土地で村一つ潰されるようなことになったら、傭兵に依頼するとか、そういう次元ではなくなってしまうと思う。 笑って話しているけれど、割と余裕のない状況。 村長宅が近付いて、周囲に人家が増えたら、笑顔は引っ込めよう。 ) 冒険者だって、街ではラフな格好していると思いますよ? 鎧重たいですし。 私も傭兵なんかには脳味噌筋肉っていう印象があるのですけど、たぶん勘違いです。 騎士だって、オフタイムに鎧は着ないでしょう? ( 自分の場合は半分冒険者としての宣伝を兼ねてキルテッドシルクを着ているけれど、もっと薄着だっておかしくはない。 とにかく、市民と同じでいいのだから。 偏見通りの絵に描いたような冒険者もいるかもしれないけれど、私は知りません。 村娘と勘違いされた自分の服装指しながら、首を振る。 ) ―――〜そういうものですよ。 …あ、いえ… 私も流れ者で、あんまり定住したことありませんからね、よく分かりませんけど。 異性からの贈り物って、そうじゃないかな。 まあ、意識し過ぎてしまう私が、いやらしいのかもしれません。 ( 子どもって言うか。 判断は任せると首を振る。 ) ―――あれ、知りませんか? ちょっと飲めないような汚水でも、奇麗に無害にしてくれる石です。 使い方は簡単、水につけるだけで、1L用が五千エン。 市外で買おうと思うと、本当はもちょっとするんですよ? ( 仕事仲間が仕事で使う、それも準備不足ではなくて交渉材料という性質のものだから、仕入 [Mon 20 Oct 2008 00:44:44]
◆フェリクス@水魔 > ふーん。そうなのか? まァ良いや、どーせ俺、説明されたって興味ねェし(がちんがちんと鋏を鳴らして手を振った。 まあ、何にしたってウォーターエルフ達が子供を要求しているって事実には変わりないのだし。 良くはわからないが)ま、なんにせよ話は聞いてみるって事で――俺以外にも何か話してくれる奴がいるってのは嬉しいね。 ボーケンシャってのは、もっとこう、街ン中でも鎧着込んでガッシャガッシャ歩いてる脳味噌筋肉なのが多いと思ってたもんで。 あ、それともひょっとしてマジでいんのか、そーゆー奴(ボーケンシャの事はボーケンシャに聞くのが一番だろう、と思うので聞いてみる。まあ、大概の一般人にとっての冒険者ってこんな感じのはずだ。色々と現実的な事情とかって、実際に冒険して見なければわからないだろうし)何で喜ぶかわかんねェしな。あって損は無ェだろうし――って、そーゆーもんなのか?(最初に物を貰うのは重たい。 ふぅむ、と鋏の腕を組んで思案顔。 花はさすがに水中に持ってけないだろう、とは思うのだが、と)ジョーカイシ? って、なんだそれ。 イシってーからにゃ、石とかなんだろうけど。 [Mon 20 Oct 2008 00:21:18]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > 男性経験のない女性の方が、清らかであるとされることって多くありません? ( 微妙に気恥ずかしそうに。 今の時点では通じなくて困る話ではないから、これ以上続けないけれど、生贄に清らかさを求める辺り、本気っぽいじゃないかと言っておく。 こちらが聞いた話と食い違う。 水魔側にも、隠したい事情があるということか、考え過ぎか… ) ―――ウォーターエルフ以外は何もいない、とも言っていませんからねー。 嘘はついていないです。 用心していきましょう。 ( マジヤバイ。 なんだか、ヤバイのに気持ちが軽くなるような話し方にからから笑う。 危ないには違いないけれど、交渉事にいくらか慣れている女にとっては予想の範囲だ。 ) ―――あら、良いんですか? ええと… 色々ですから、後で馬車ででも。 …他に? うーん… アクセサリーなんかは、よっぽどの僻地へ行く時くらいしか仕入れないのですよね。 趣味がそれぞれで、捌き難いすから。 余り物ならありそうですけど。 同じ理由で、衣類なんかも贈り物にするのはちょっと… と言うか、最初は形に残らないものがいいかなあ。 ウォーターエルフが水の一部となると、私物を所有できるのかというところでまず微妙ですし。 これも好みですが、私ならいきなり物をもらうのは、ちょっと重たいです。 ―――無難に花とかどうですか? これも、命ある草花を摘み取ったなー!? とか怒られそうで、なんですけど… ( ふむむ。 色々頭を悩ませて――― ああ! ) 〜そうだ! 浄化石! 色気ないかもしれませんけど、彼女達にとっては石鹸みたいなものじゃないでしょうか。 ( 荒野で飲み水を確保する、冒険者にはお馴染みのアイテムだ。 1L用五千エンとそこそこのお値段になるけれど、香水や光り物だってそれくらいになるかもしれないし、もっと高くつくかもしれない。 ) [Mon 20 Oct 2008 00:11:15]
◆フェリクス@水魔 > 俺はガクシャとかセンセーじゃねェもん。知らねェよ、んなの。つかショジョセーって何だよ、それ? ま、誰かに「娘じゃダメだ、子供つれて来い!」って言われて、それに逆らえないんじゃねェの?(ガキンガキンと鋏を鳴らしながら問いかける。物を知らないのと馬鹿なのは根本的に違うと良く言うが、彼は両方を兼ね備えている。 というか、そんな小難しい話は勉強したとしても忘れているに違いないのだ)おう。ソンチョーはウォーターエルフがいるぞって言っておきながら、ザリガニなんてもんがいたりしたからな。 一度きっちり話聞いておかねェと、ふっつーにヤバイぜ? マジヤバイぜ? 話に聞いてねェもんがいきなり出てきて、相手すんの俺らじゃん(喧嘩するなら相手の事を知っておきたいという感じ。コーショーには情報が大切なのも理解しているようで、まあ、彼なりに色々と考えて入るらしいのだが)脈があるんだかどうかは知らねェけどな。せっかく名前つけたんだし、話してみてェってのはあるぜ、俺はな。香水なァ……まあ、それは買いの方向で。匂いって何があるんだ? あと他には何かねェの? ウォーターエルフってんじゃなくて、女が喜びそうなものだと。(まあ、此方はテキトーにフィーリングだ。あんまり高いものじゃなければ良い感じで。文字通り客が店主に対して無責任に注文をつける様子)ま、その辺はな。ウォーターエルフの方が焦んなきゃなんねェ理由をなんとかできりゃ、もちっと時間かけても良いわけだし。 [Sun 19 Oct 2008 23:50:41]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――体? …ちょっと、アレな話になってしまいますけど。 その、処女性とか、そういうことでしょうか。 〜なんだかばっちり『生贄』していますね。 あの神殿に祭られていたのがどういった神様か、村長さんなら分かるかな。 御伽噺になってしまいますけど、そういう方向で考えても、良いのかもしれません。 ( 夢見がちな自分の意識が安直な回答を求めようとしている気もする。 でも、ここまで引っ掛かるとやはり無視はできない。 気に留めておこうと頷いた。 ) はい。 ウォーターエルフが話したことも、どこまでが本当か… 毒についてだってはっきりしたことは分かりませんし、まずは村長に――― って、凄い。 また会ってもらえるんですか? 脈あり、かな。 ( 交渉の余地があるということではないか。 もしかしたら生贄についてもそれらしいことを言っているだけで、本当に人命は求められずに済むのかもしれない。 自分が会ったウォーターエルフの調子だと、それは難しい気がするのだけれど… つい嬉しそうにしてしまう。 ) ―――喜びそうな物? ううん… 何でしょうね。 ごめんなさい、ウォーターエルフの感覚って分からなくって… あまり上等な物はありませんけど、香水の在庫があったかな… でも、ただ水が汚れるだけなんて受け止められてしまったら逆効果ですし。 ( その感覚の違いで、生贄などと言い出したのだと思っている。 商人的には妙案を出したいところなのだけど、初めて関わる種族というのは相手が悪かった。 ) 飲み水はありますけど、特別な水というわけでもありませんし… 聖水…? 仮にも『魔』とつく相手ですからね、万一害になったりしたら… ううー…ん。 ( 腕組みして頭を捻っても、なかなか。 ) ―――上流で魚を取れば良い、というわけにはいきませんよね。 …でも、それを知っていてなお、その為に村の場所を移すことができるのは、きっと実際に深刻な被害が出てからです。 いえ、そうなってからでさえ、できるかどうか。 ロックスにはお金がない。 市も、助けてはくれないでしょう。 それに、ここを離れて同じように染物が続けられるのかどうか――― 一番良いのは、作業に一手間かけて廃水から毒素を抜くことなのですが、そんな方法があるとしても、一月で確立するのは難しいですね。 ( 濾過とか、単純な方法で済めば良いのだが。 ) [Sun 19 Oct 2008 23:39:06]
◆フェリクス@水魔 > ああ。えーっと、なんつってたかな、えーっと、アレ。悪ィ、ちと待ってくれ、今思い出すから――っと、そうだ。出てきたぞ。さっき言ったのと大差ねェが「娘の体はケガレテルから幼児じゃなきゃダメだって言ってた」って。 (ガリガリと頭を鋏で引っ掻きながら、男は言う。馬鹿だから歩きながら考えながら物を思い出すなんて複雑な事は難しいのだ。 そのため、さっきまで考えてた「偉い奴ってなんだろう?」的な思考は明後日の方向に吹っ飛んでる。 歩くの止めて立ち止まれば、そっちも残っていたかもしれないが)ま、何にしたってウォーターエルフとソンチョーと、両方の話は聞かなきゃなんねェからな。 とりあえずジレーナとは約束したから、もっかいは逢ってもらえる筈だし、なんてーの? コーショーってのをやってみるつもりだけどな、俺は。……あ、そーだ。あんたショーニンなんだろ? なんか、そーゆー、相手が喜びそうなもん売ってくんねェか?(手土産に何か持っていったってバチは当たらないだろうし。暢気なのか楽観的なのか馬鹿なのか。多分最後だろうが、軽い調子でそんな事を考えていたりする)つーか、毒垂れ流したら人間だって生きてけねェぞ。 俺も親父から聞いただけだから、マジかどうかはわかんねェけど、河に流した毒ってなァ、魚の腹ン中に溜まるんだ。で何年か経った後、毒の溜まった魚を食えば人間も死ぬ――らしい(何にしたって、真っ当に生きてきたいんなら自然を大切に、という事だ。 人間だって動物で、自然の範囲に組み込まれてるのだから。 まあ、難しいことを吐くほど賢いわけじゃないが) [Sun 19 Oct 2008 23:18:26]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――あ、あ、ジレーナ! ステキな名前ですね。 何か思い入れが? …とか今更言うのもどうだろうって言うくらい、スルーしちゃった。 どうしよう。 もにょもにょ。 ) [Sun 19 Oct 2008 23:08:08]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ああ、良かったですね。 これからは海に出る人も減るでしょうし、夏までは落ち着けるのではありません? ( だからこそこの村に来ているのかもしれない、のんびりできると言ってはおかしいけれど、仕事が増える時期は過ぎたのではないかと微笑んだ。 おつかれさまでした? ) ( そして、続く話は終わりまで黙って聞く。 ) ―――あれ… ううん… 子どもじゃなきゃダメって、生贄について言及したんですねー…? 私が会ったウォーターエルフが言うには… あ、彼女も名前はないということだったのですけど… 彼女が言うには、生贄を要求することには、脅しや、償わせるといった意味合いが強いのだそうです。 生贄を言葉通りのものとして欲しているニュアンスではなかったので、どうにか娘さんと子どもの交換なんていう条件は取り下げてもらえないかと思ったのですが、聞く耳持たずにどこかへ行ってしまいました。 ―――偉い何か… ううん… よくは、分かりませんでしたけど。 言われてみればそんな気も? でも、どうしてそのことを隠すのでしょうか。 ( どちらにせよ無茶な話であるのだし、わざわざ隠すことは… 顎に手をそえ考える。 ) 生贄、神殿… 大事になるから隠している、なんてことはありませんよね? 村一つの染物業がどうこうという次元ではないことが――― なんて。 ( シリアスに考えてしまって。 誤魔化すように笑った。 ワンコインノベルの読み過ぎかもしれない。 ) ―――ずーっと、折衝してきたみたいです。 死んでしまうから染物止めて。 食べていけなくなるから止められないよ。 そんな平行線。 …毒を垂れ流していいわけがない… そう… でも、それも人の生活なのですよね。 そうして成り立ってしまったロックスには、今更そうする以外に選べない。 ( 苛立たしげなハサミの音を聞きながら、物憂げに目を伏せた。 どこまで本当か分からないけれど、人の方に非があるのだろう。 娘をさらわれるところまでいったから事件として目を引くが、こんな話は珍しくもなくて… それでも人間の味方だが、やりきれない。 ) [Sun 19 Oct 2008 23:06:20]
◆フェリクス@水魔 > 最近は海の方は人が喰われただの襲われただのって話は無ェけどな。ま、何か出たら任せてくれて構わねェよ。並の人間よか強い、水ん中はな(つまり、丸っきり単なる沿岸警備の兄ちゃんでしかない、というお話。まあ喧嘩はそれなりだし、他の人間よりも水中戦闘に秀でてはいるが)あーっとだな。 この前、神殿のほうに行ったらウォーターエルフが出てきてな。ちと話してみたんだ。 ジレーナってのはそん時に俺がつけた名前だ。良い名前だと思う。わりと。 で「娘はケガレテルからダメで、子供じゃなきゃダメだって言われた」とか言ってたからさ。 多分、ウォーターエルフより偉い何かがいるんじゃねェか、と思ってるわけだ。(で、そーゆーのに詳しい奴と言えばそれはもうソンチョーしかいないだろう。 最近になっていきなり人質とったりイケニエ要求したりというあたりも、男は気に入らない様子だった)だいたい、あの手の話ができる連中ってのは意味も無く喧嘩売ったりしねェんだよ。つか魚も同じだけどな。 たいがいは人間の方が喧嘩売って――――って、やっぱそうかよ。毒垂れ流されたんじゃ怒るぞ、誰だって(というか、それはわりと回りまわって人間も不味くなる話だろうに。苛立たしげにガチン、と鋏を鳴らした)宿屋なんてわざわざ用事も無ェのに行かねェからなぁ。 しっかしボーケンシャか、マジパネェな! [Sun 19 Oct 2008 22:45:47]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――あ、なるほど。 あんまり食べませんけどね。 ( 猿肉はあまりメジャーではないような気がするけれど、それは猿がヒトの原種だとか言われているのとは関係ないと思う。 そう言われてみると彼がシャコを食べたっておかしくない?わけで、ホッとしたように笑った。 美味しいですよねスシ。 ちょっと生臭いけど。 ) 〜へぇ、代々の。 それでは、水中戦闘はお手のものですか。 ( ご家族皆さんシャコなんですか? ちょっと気になったけど、多分そうなのだろうし、そうでなくたっていいし、聞かなかった。 その興味を差別だとは自分自身思わないものの、もちょっと親しくなってからでも良い気がする。 頼もしいです、とだけ言って笑おう。 彼なら、島への往復に船はいらないかもしれない。 ) ―――『他にもいる』? それは… …あ、ええ。 よくは分かりませんけど、言うことを聞いているように見えました。 ジレーナというのは? ( 誰だろう。 また別の水魔かと思うけれど、自分が会ったウォーターエルフは名前がないと言っていた。 『殴ったりなんぞ』 ) ―――はい。 …言い難いのも、分かります。 止むに止まれぬ事とはいえ、村の側にも少なからず非があったなんて。 村を守ろうという正義に燃える人を集めるには、邪魔になってしまうかもしれませんから。 …あ、ええと。 昨夜少し水魔殿を見て来たのですが、そこで会った… さっき話した、ザリガニに歌っていたウォーターエルフが聞かせてくれました。 これが本当のことかどうかは分かりません、だけど… この村が使っている染料には、彼らにとって毒になるものが含まれていて、このまま汚染され続けると、彼らにも後がないそうなんです。 ( 人にだって生活があって、どちらか片方しか生き残れないという話。 ちょっとしんみり話そうとするけれど、驚かれてしまって?気恥ずかしそうに首を振った。 ) 〜つ、月の滴とかにはごろごろしていますよ。 昼間から暇そうにしているヒトとか、意外と冒険者だったりとか… ( そんなたいしたものでは。 ぱたぱた手を振る。 ) [Sun 19 Oct 2008 22:35:40]
◆フェリクス@水魔 > あ? 別に構いやしねェよ。人間だってアレだ、猿とか取って喰ったって何とも思わないだろうし。(そんなもんだ。愛着はあるし、動物としては好きかもしれないが、別に喰うこと自体には何の問題も無い。 食物連鎖に弱肉強食。 自然はそうやって回っている。 ガチガチと鋏を鳴らすのは、この男の癖らしい。 人間で言えば身振り手振りが大きい、といった所か)あー……んなに固いもんじゃねェって。少なくとも、俺ンところはな。 ひいひいひい爺ちゃんくらいの頃にヴェイトスに来て、海とか河とかの――アレだ。「エンガンケービ」っての? そーゆーのをやってたから、俺も同じようにしてるってわけで(騎士とは名ばかり、というのが実情だろう。むしろヴェイトス市所属の兵隊とか、或いは沿岸警備隊とか、そんな感じで捉えたほうが正確かもしれない。 もっとも、彼は馬鹿だから難しい話なんてできないのだが)んだよ、やっぱ他にもいるんじゃねェか。……あ、でもシエキって事は、ウォーターエルフのパシリって事だろ? ジレーナの言ってたのと違ェな。(となると、もっとすごい奴がいるんだろうか、と考えてみる――が、結局は聞いた方が早いという結論に至る。頷いた)あ? ソンチョーだって爺ちゃんなんだから、殴ったりなんぞしねェよ。 話聞くだけだ。安心しろって――って、へ?(ボーケンショーニン。ってことは、仲間ってことか、なるほど。ボーケンしながら物を売ったり買ったり。つまりボーケンシャ)……スゲェーッ! モノホンのボーケンシャかよ! 初めて見たぜ、俺! [Sun 19 Oct 2008 22:15:13]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――シャコ? ってあの、トキノミヤコ料理のスシで… あああ、いえ、えへんおほん。 ( ウォータリアン。 聞いたことはあるけれど、実際に見るのは… いや、この調子では、今までだって何度か見ているけれど、気付けていないと考えるべきか。 ハサミが無ければまるで… つまり、このハサミは。 ―――そんな口調が、つい遊んでいる風に見せてしまうのだと思う。 ガラがよろしくないのは分かるけれど、流れ者の女にはある程度慣れたノリで、それが陽性気質ならいっそ馴染みやすい。 ) ―――シーナイト。 騎士、ということは、どちらかに所属されているのですか? クリスティア系かな。 ( あの国が亜人を?と多少以外に思うものの、機会がなくて同じ島にありながら足を運んだこともない国だ。 先入観は控えるべき。 戦士ということが分かれば、十分なのだし。 ) ええ、軽く成人男性くらいの大きさはあったと思います。 水の中で、よく見えませんでしたけど… 歌を歌う水魔に、使役されているような印象がありました。 ( 実際には違う。 操っていたというより、ただ歌を聞きに来ていたといった方が正確らしいけれど、それをこの女は知らない。 ) ―――隠していた… というより、説明が足りないだけかもしれません。 問い詰めるなんて。 ( 落ち着いて?となだめるような苦笑。 そしてふと、思い出す。 ) ―――〜ああ、申し遅れました。 私は、クオ=ヴァディス。 ヴェイトス島商人組合所属の冒険商人です。 よろしくおねがいします。 ( 同僚でした。 ) [Sun 19 Oct 2008 22:05:57]
◆フェリクス@水魔 > (もっとも本来の姿に戻っていたならば、はっきり言って水魔と間違えられても仕方なかったろう。 シルエットだけでなく、もう完全に丸っきり、人外の形態になってしまうのだから。 さすがに幾ら馬鹿だと言ってもその辺はわかってるのか、泳ぐのに便利だからってホイホイその姿になる事はないのだけど)河でしか生きてけねェザリガニなんぞと一緒にすんな。俺ァ、シャコだぞ、シャコ。名前はフェリクスってんだ(言葉は怒っているけれど、表情は笑顔。ガラは悪いし馬鹿だが、先も言った通り村娘相手に喧嘩売るような類ではない。 おどけたようにガチガチと鋏を鳴らして挨拶し、並んで歩き出した)や、傭兵じゃねぇな。シーナイトつって、アレだ。海だとか川だとか、水周り専門の騎士ってとこだな。貴族とかみたいに偉ェってわけじゃねェけど。――しっかし、ザリガニなぁ(ウォーターエルフしかいないってわけじゃ無さそうだ。やっぱりか、と小さく舌打ちした)やーっぱ、あのソンチョー、なんか隠してやがったか。こりゃ、問い詰めねェとダメだな。 [Sun 19 Oct 2008 21:51:35]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――だ、誰がって… そんな格好で誤魔化したって無理が――― ぁ、あれ? ( あ、お話はできるんだ、とか微妙にほっとしつつ。 打ち鳴らされるハサミにはへっぴり腰であとじさる。 が、振り向く姿をよく見れば、日焼けした肌が遊んでいそうなホワイティア。 腕を除いて人間か。 ということは、アレは特注の武具だろうか。 え? とバツ悪そうな顔で固まって。 同じような態度で向かい合う微妙な間――― ) ―――ぁ… あー、いえ、こちらこそ。 失礼しました。 まさかそんなことはないと思うのですが、昨日お化けザリガニを見たばっかりで、つい… ( ホッとしたのもあって、思わず笑ってしまいながら会釈。 ) そう、冒険者… 傭兵、ですか? 丁度良かった、私もこれから訪ねようと思っていたところです。 ( 村の子、はうっかりスルーしてしまいつつ。 歩き出そう。 ) [Sun 19 Oct 2008 21:42:27]
◆フェリクス@水魔 > ――あ ?誰が水魔だ、こら?(ツンツンに逆立った髪とあわせて「ふぉっふぉっふぉっふぉっ」とかエコーかけて笑いそうなシルエットだが実態は忍者ではなく人間である。 それも割りとガラが悪くて頭の中身が軽いほうの。 がちんがちんと鋏を鳴らしつつ、不意に聞えた声の方へと振り向いた。 ――見るからに村娘。頭の先から足の先まで村娘だと思う。というか冒険者だとか思わない。九割九分九厘の確立で村娘だ。あとの一厘で村の雑貨屋の一人娘。そんな感じ。 相手の正体に気付いたなら、頭をがりがりと鋏で引っ掻いて、罰が悪そうに言おう。 馬鹿は馬鹿だったが、むやみやたらに喧嘩を売るような馬鹿ではないのだ)っと、なんだ、村の子か。悪ィな、驚かせる気は無ェんだ。俺ァ、ほれ、あれだ。あんたらが雇ったボーケンシャって奴だ。 ――ソンチョーんチ探してんだけど、場所知ってるよな。教えてくれねェか? [Sun 19 Oct 2008 21:27:40]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 村に到着してとりあえず水魔殿を見て来たのが昨夜のこと。 村人相手に利益度外視のお見舞い日曜品を売りながら話を聞いて一日過ごしたものの、これといった成果はなかった。 せいぜい染物に使っている植物のことを聞けたくらいで、それだって正確なことを知るには、やはり村長に直接確認するのが一番だと思う。 ―――あっと言う間に一日過ぎて日が暮れて。 そろそろ村長宅を訪ねてみようかと考えながら、食後の散歩に村の中を見て回っていた。 そこに、水音。 何だろう? 向こうが人質を取っている状態で襲撃など考えてもみないけれど――― ) ―――〜す、水魔ッ!? ( ハサミを鳴らすそのシルエットには、他の考えが出て来なかった。 村の中で武具は身に付けていない。 こちらは手にしたランタンに照らされて。 キルテッドシルクのスカート履きというひょっとしたら村娘に見えてしまうかもしれない格好で、長い髪を二つに編んだ眼鏡の女がうろたえている。 ) [Sun 19 Oct 2008 21:22:01]
◆フェリクス@水魔 > ――なんつーか、色々とさー。わっかんねー事多すぎるんだよな。ふざけんじゃねっての(ぶつぶつと言いながらも、両手の鋏をガチガチ鳴らして、彼は村へと戻ってきた。 あれから冷静になって色々考えてみたけれど、やっぱり色々さっぱりわからない、という事がわかった。 ソンチョーがなんか隠してんじゃねーか、という予想がついてる事が一つ。 で、後はジレーナと名前をつけた彼女の「そう言ってたわ」の一言だ。 つまり、あの神殿にゃ何かウォーターエルフ以外にいるんじゃないか、と)俺ァ思うわけだが、そこんとこどーよ。 ってかソンチョー何処だよ。(――無論、独り言である。川岸から上がったばかりで水ポタポタたらしながら道端で独り言である。 特に気にしていないが、馬鹿だから) [Sun 19 Oct 2008 21:09:54]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが入室されました。 『( 【水魔の脅威:インターバル】 )』 [Sun 19 Oct 2008 21:07:10]
お知らせ > フェリクス@水魔さんが来ました。 『――で、村に帰ってきた』 [Sun 19 Oct 2008 21:04:50]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが退室されました。 『( 一度、戻ろう。 )』 [Sun 19 Oct 2008 04:22:26]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > 時間って… もう、村は染物を止めて――― 生贄は、ついでの脅しなのでしょう? でしたら、そんなことに意味はありません! 誰かの代わりに誰かが死ぬというのは、人が凄く苦手な選択なんです。 どうか、そちらの皆さんでもう一度――― ( 争いが避けられない条件になるかもしれないというのに、どう言えば上手く伝わるのか、去って行こうとする相手を追う言葉は、気が急いてしまって上手くまとまらなかった。 それは、水魔という異種族と、人間との命に対する感覚の差なのだと思っている。 価値観とか、そういう。 ―――いや、だから、そんなところに希望を見出して、『生贄はいらないそうです村の場所を変えましょう』 なんて言えたとしても… 解決にならないような気も、するのだけれど。 ) [Sun 19 Oct 2008 04:17:40]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『( そして、そのまま水魔は水の中に消えた。 )』 [Sun 19 Oct 2008 03:36:03]
◆水魔 > 村娘を返して欲しければ、生贄を差し出す。そして染物を中止する。私たちの要求はそれだけです。 それで村が貧困に喘ごうとも、私たちは知りません。どこへなりと引っ越してしまえばいい。――クオ=ヴァディス。私たちは散々話し合ってきたのです。そして今のこの状況が、私たちとあなたがたの結論。 ( 心の優しい娘だ。と、水魔は内心で思う。一番悲しい結末をどうしても避けたいのだろう。出来れば戦いたくない。そして浚った村娘も殺したくない。しかし、生贄だけは―― どうしても。 ) さようなら。出来れば、もう会う事も無いことを祈っています。 ( 次に会うときは、殺し合いになるのかもしれないのだから。 ) [Sun 19 Oct 2008 03:35:03]
◆水魔 > 私たちには、時間が――………。 ( 去り際にクオの言葉を聞いて、水魔はそんなセリフを漏らした。それもまたすぐに黙ってしまうのだけれど。 ) [Sun 19 Oct 2008 03:34:26]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――いえ、知っています。 ( 知っているつもりではある。 気をつかってもらうことはない、住む場所こそ違えど、自分も人間社会の一員だと首を振った。 ) ―――? はい… っあ! あのっ!? 〜でも、ですね… 生贄をどうしても、ということになると、人には土地を移るという選択もなくなってしまいます! 戦わずに済ませる解決方が、染物を止めればいいと言っても、現実的にただ一つなら。 ( 村の場所を移すくらいしかないのなら。 ) まだどうにか、話ができる段階で、脅すためだけに命は要求しないでください。 娘さん達を握っている、それで十分なのでは――― ( 飛び降りる彼女を声だけで追うけれど、届くものかどうか。 のんびり構えてしまって、大事なところに踏み込めなかった。 生贄の要求は逆効果だ。 どちらにせよ立ち退かないかもしれないが、必ずどちらかの命が失われるとなれば、それこそ絶対に動くまい。 ) [Sun 19 Oct 2008 03:23:00]
◆水魔 > 私の話はこれだけです。 ――ここは神殿の外。だから、あなたの事は襲わないでおいてあげましょう。 ( それだけ言うと、先ほど巨大な化け物が入っていった排水口へと泳ぎ出す。 ) [Sun 19 Oct 2008 03:07:20]
◆水魔 > ( 水魔達の性格が交渉を粘り強く続けさせた事は確かである。毒の進行が緩やかであったという事も影響しているだろう。だからこそロックスの村の者達も今の今まで問題を解決しようとは思わなかった。水魔達がこんな強硬手段に出るとは、村人たちは思ってもいなかったのだ。 しかし、ここに来て水魔達は突然村娘を浚い、生贄を要求してきた。 ) ――人間は身勝手な生き物です。私たちはもっとそれに早く気付くべきだった。…あなたに言うのは気が引けますが。 ( ろくな説明もされず雇われて来たのだろうし。 ) 娘たちは全員無事です。しかし、私たちが提示した一ヶ月という期限は守って頂きたいものです。もちろん、今は娘たちを殺めるようなことはしませんし、したくない。けれども時間が無くなってくれば、悲しいですがあの娘達には死んでもらわなくてはなりません。 …そう村の人間にお伝えください。 ( 水魔の口調は固く、しっかりとしている。そんな事は出来ればしたくないとは思っているようだが、悔いてる様子は無い。追い詰められればやるという決意すら感じる。 ) ………いえ。別に、何も。とにかく、娘たちを無事に帰して欲しければ一ヶ月の間に幼子を生贄として捧げることですね。 ( 何でもいいから無理な要求を突きつけているという割には、生贄に拘る水魔。相手が疑問を感じたのを見ると、水魔は岩場から排水路に飛び降りた。 ) [Sun 19 Oct 2008 03:06:34]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――移住するしか… そうでしょうね。 ( どちらかが住まう土地を変えるしかない、そこまで極端な話しになると、それは平行線だろう。 それでも交渉が続いたということに違和感を覚えるけれど、そこはやはり、彼らの穏やかさのなせるわざか。 しんみりと頷いて、言われたことは事実として受け止める。 ) ―――? ( 間に首を傾げてみても、そこから分かることはない。 何でもない話なのに、何を言いよどむのだろうと思うだけ… 水質が、彼らの弱点になるからだろうか? 根拠もなく疑いはしないが、気に留めておこう。 客商売も長い、それくらいの注意力は持っている。 ) ―――ええ。 確かに人は、自然に対して高い適応力をもっています。 でもそれは、物資に支えられてのことで… 村丸ごと一つ引っ越すというのは、簡単なことではありません。 ―――その費用よりも安く戦士を雇って、勝つ見込みがあるとなれば… ( そちらを試さずに諦めるのは難しい。 …そんな立場ではないけれども、今この場では人間代表。 その性を思い、申し訳なさそうに目を伏せた。 ) ―――〜あ、は、早まらないでください。 難しいと、思います。 でも、まだロックスはそれを決定していません。 ―――娘さん達は皆、無事ですね? ( 『生贄』 に対する反応に、また若干の違和感を覚えながら。 とりあえずそこは釘を刺しておこう。 ―――何だろう、残酷な要求をしたことを悔いている? ) …何か、気掛かりですか? [Sun 19 Oct 2008 02:49:29]
◆水魔 > ( 人と人ではないもの達の争いは、ヴェイトス市だけで起きているものではない。市内であれば法が人を守るが、そうでないところではやはり最終的に決着をつけるのは力なのかもしれない。 ) 思い返す限り、最初から最後まで平行線でした。染物を止めること。どこか別の場所に移住してほしい、とも。ですが、私たちはここから離れるわけには行かないのです。私たちは――― ( 一瞬、不自然な間を置いて。 ) ―――水質が違ってしまえば、それだけで生きていけません。ゆっくりと少しずつ身体を慣らしていく必要があるのです。 ( 水魔は微妙に口篭った。今までそんな素振りを見せなかっただけに、それは目立ったかもしれない。 ) 勿論、人間も長い時間をかけてあの村を発展させて行ったのでしょうし、そう簡単に立ち退けるわけは無いとは思います。ですが、人は他の場所でも生きていけるのでしょう? ( 噂では人間は悪魔が救う魔界にまで行ったというではないか。 ) 残念ながら、解決策は見つかりませんでした。 ――ええ、そうです。大人しく従ってくれれば、娘達には手を出しません。ですが、あまり歯向かうようであれば…一人ずつ、という手も。 ( そんな展開にはしたくないが。 ) ……………。 ( 生贄の問いに対してはまたしても不自然な間。ややあって。 ) はい、そうです。 ( と、短く答えた。 ) [Sun 19 Oct 2008 02:27:27]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――そう、でしたか。 ( よくは分からない、けれど納得できる話。 染料そのものに虫除けの効果がある生地など良い例で、除けられる、ということは――― にべもない返答の後に続く、彼らの事情。 黙って聞いて、頷いて… なかなかその先が続けられない。 沈黙する、暫しの間。 彼女の様子から、こんなことを聞くのは愚かかもしれないけれど。 ) 今までの交渉というのは、どのようなものだったのですか? やはり、染物を止めるか・止めないかという…? 何か、解決する方法は…――― ( あれば苦労しない。 でも 『止めて』 『止めない』 の言い合いだけで、何度も交渉の場が設けられるかというとまた微妙なところ。 彼らが、とてもとても穏便な種族ということなのかもしれないが。 ) ―――つまり娘さんをさらったのは、立ち退き勧告のようなものだと? 生贄、というのも… 何でもいいから無理な要求を突きつけているだけですか? ( 気になる言葉だ。 生贄… 意識し過ぎているだけかもしれないけれど。 ) [Sun 19 Oct 2008 02:13:41]
◆水魔 > 彼らが使う染料の材料は、私たち川に住むウォーターエルフには毒なのです。人間に害が無いように、私たちにもすぐに害を及ぼすものではありませんが、蓄積すればやがては私たちの”コア”が穢され、死に到ります。 ( 精霊が死ぬなどという表現を使うのはおかしいかもしれないが。 ) 私たちはもう何年も前から、彼らに染料を止めるように警告しました。何度か交渉の場を設けたこともあります。しかし、私たちの願いが聞き届けられることはありませんでした。それどころか、染物の量は多くなるばかり。 ( 発展途上、とまではいかないが、多くの利益を売るには多くの商品を出荷することだ。ロックスの村にとって幸いな事に、今のところ作れば作るだけ売る事が出来た。それによって、村は少しずつ潤ってきていたのである。…今回の事件が起きるまでは。 ) ――どちらかが滅びるしか、ないでしょう。私たちはそれを覚悟しています。 [Sun 19 Oct 2008 01:55:18]
◆水魔 > 残念ですが、それは出来ません。 ( 相手の言葉に、悩む余地も無く答える。 ) ――なるほど、ここはヴェイトス市に近い場所ですからね。騎士団や軍隊の活躍は私たちの耳にも入っています。ラットマンの時も、あなた方が居なければ川の水の汚染が進んで私たちは無事ではいられなかったでしょう。 ( クオの言葉には、また一瞬の沈黙を挟む。つまり、まだ交渉を続けるつもりなのか。 ) ……… いいでしょう。どうやらあなたたちはロックスの村の村長から何も聞かされていないようですので、お話します。 ( 村の連中はどうやらあまり知られたくないと思っているようだけど。 ) [Sun 19 Oct 2008 01:54:48]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( とりあえずパニックは引いて。 すぐに襲われず、このまま話せそうな雰囲気なら落ち着くこともできる。 …慎重に話そう。 彼らには彼らの言い分があるのだということを忘れずに。 それを叶えるために強引な手段に出たけれど、まだ最後の一線は越えていないと信じて。 ) ―――村と、娘さんと、子ども達を助けて欲しい、と。 それだけです。 でも、軍隊は出て来ていません。 それに、私は戦うことが本分でもないのに、雇っていただきました。 ( もちろん、どうしても必要なら… それしかないのなら… 戦うことになるだろう。 でも、今はまだ。 そう言って首を振ろう。 ) 何が、あったのですか? 私達は、あなた達の要求しか伝えられていません。 ただ――― やはり今の条件では、どちらかが滅びるしかないということになると、私は思います。 これはもちろんロックスの決定ではありません。 でも… ロックスは、染物を止めて暮らしていかれる村ではないんです。 それに加えて、生贄なんて。 [Sun 19 Oct 2008 01:41:25]
◆水魔 > ( どうやらザリガニをけしかけられたと思ったらしい少女は凄く慌てていた。実のところ、水魔達はさっきの化け物を完全に支配下に置いている訳ではない。いつの間にやら、もしかしたら自分たちより前にこの神殿に住み着いていたものだ。もっとも、それを教える事は無いが。 …それにしても、今の様子から見てやはり見た目の通り戦いに慣れているわけではないらしい。いや、偶々ザリガニの姿に驚いただけかもしれないが。 ) そう。ロックスの村長は具体的にどんな依頼をあなた方にしたのですか?水魔を滅ぼせ、とでも? ( 8割方そうだろうとこの水魔は考えている。少なくとも、最終的に力で解決する事も考えていることは確かだ。 …水魔は名乗る少女の話を聞き、暫し沈黙した後口を開いた。 ) そうかもしれません。ですが、それだけの事をロックスの村の連中はしてきたのです。代償としては安いものだと、私は思います。 [Sun 19 Oct 2008 01:28:44]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――ちょ! ちょっと待ってそんな急にまだ何もしてませんって言うかお話しませんかっ!? ( お行き!? けしかけられたのかと思って、へっぴり腰でばたばた手を振った。 ―――で。 排水溝から中へ消えていくザリガニ。 と言うには大きすぎるけど、とにかくザリガニ。 気まずい思いで見送ったら… とりあえず攻撃の意思がないらしい?ことと、もうこれ以上恥ずかしいことは無いだろうなんていうやけっぱちな心持ちで、咳払い一つ。 ザリガニを、無意識に使い魔とかそんな感じに見ていた女は、話が通じそうな様子に安心している。 ) ―――ど、どうも。 御丁寧に。 …私は、クオ=ヴァディスといいます。 冒険商人です。 んー――― はい。 そうとしか、見えませんよね。 村長さんから依頼されて、どうにか無事に解決できないものかと――― ( 嘘をつける状況でもなさそうで、苦笑。 痒くもない頬をかき、頷く。 ) …無理がある、とは思いませんか? 娘さんの代わりに、もっと小さな子どもなんて。 [Sun 19 Oct 2008 01:16:56]
◆水魔 > ………? ( 水魔は怪訝そうに立ち上がった少女を見た。そう、戦士というには頼りなく、村人の格好ではない。 …いや、村人でないのならば、やはりロックスの村の連中が雇った奴なのだろうが。それにしてはどうにも。 ) ――― お行き。 ( それは水面から顔を出す化け物に対する言葉。すると巨大なザリガニはゆっくりと動き始め―― クオの目の前を横切って、排水口から神殿の中へ入っていく。 ) どういたしまして。――はい、この神殿を根城にしているウォーターエルフです。名前はありませんが。 ( この前、侵入者に名前を付けて貰ったと自慢していた仲間が居たが、愚かしい。何故攻撃しなかったのか。 ) あなたは―― ロックスの連中に雇われてやってきた方かしら? [Sun 19 Oct 2008 01:04:47]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ―――どうする。 どうする。 どうする。 走るか。 それともこちらの存在に確信を持っていないなら、息を潜めてやり過ごすか? でも近付いて来たら? 水魔の歌声が止んでしまっている今、耳をそばだてられたらどうしたって出る音を隠してくれるものはなにもない。 ) ( 束の間、と言うには長い逡巡の後で、女は立ち上がった。 長い髪を大きく二つに編んで、ソフトレザーアーマーを着ていても、腰にハンマーのような片手根をぶら提げていても、眼鏡とスカート履きなのが戦士というにはいささか頼り無い。 観念するように… しちゃだめか。 覚悟を決めたように、スカートに付いた草を払って。 ) ―――あ、あの… 失礼、しました。 その、お邪魔しても悪いかと思って… お上手ですね、歌。 あ、いえ、これは本当。 すてきでした――― …え、ええと。 それで、ですね。 えー… 失礼ですが、こ、こちらにお住まいの方ですか? ( よかった、声が裏返ったりはしなかった。 でも、しどろもどろ。 本当に上手だと思って口にした言葉も何だかおべっかみたいになってしまって情けない。 ) [Sun 19 Oct 2008 00:56:00]
◆水魔 > ( 思いっきり水魔が居るところを緑で塗ってしまったが、水魔が立っている場所は岩場である。別に土の上では殆ど活動できない事を忘れていたわけではない。決して無い。 ) ――――。 ( 歌が、ぴたりと止む。どうしたのだと言うかのように巨大な甲殻類の化け物がばしゃん、と水音を立てる。…水魔は視線をあなたの方へと向けていた。 ) 誰か―― いるのですか? ( 歌声が止んだその場は嫌に静かで、川の流れの音はあれど水魔の声が良く届く。夜目が利くわけでも無く、耳が特別言い訳でもない。しかし、今何か物音がした。普段ならば小動物か何かだろうと気にもしないが、人間どもがこの神殿内に入って来ていることは知っている。もしかしたら――。 ) 隠れていないで出てらっしゃいな。 [Sun 19 Oct 2008 00:46:35]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( ばっちりです、ありがとう! 左右のイメージも一緒で嬉しかったとか、その辺はさておき。 ) ( 動物も少なそうだからマムシなんかは大丈夫かな?などと思いつつ、草むらで息を潜める。 状況は飲み込めた。 どこか悲しげな歌声は話の通じる相手ではないかという希望を抱けるものであるものの、川から生えているハサミはよろしくない。 陸地にいれば大丈夫かもしれないが、すぐそこが川への崖になっている状況で襲われるというのは、ちょっと。 現在交渉中?とはいえ、レザーアーマーで武装している自分は、村人には見えないだろうし… ) ( よし、一度引こう。 せっかく図入りの状況説明まで入れてもらったのに罰当たりな選択だけれど、戦いが本分ではない冒険商人は、そこそこの能力があっても用心せざるを得ない。 ハサミ怖いし。 そっと立ち上がって、その場を後にしようとする――― が。 ) ―――ッ!? ( 今まで気付かれなかったのが幸運というくらい、女は藪の中で音を立て易かった。 キルテッドシルクの、スカート履き。 かさりと裾が草を撫で、息を飲む。 ) [Sun 19 Oct 2008 00:37:57]
◆歌声 > ( 尚、少々状況説明がわかりにくかったので、図で説明するとこんな感じである。少々適当なのは目を瞑るべきだろう。 ) ( 足場はやや背丈の高い草が生い茂っており、身を隠すのは容易い。もっとも、大げさなアクションを取ったり何か物音を立てたりすると相手に気付かれてしまうかもしれないが。 ) ( 川の水面からは巨大な鋏のようなものが二つ出ている。更に、水で光るそれは甲殻類のものとわかるだろう。そう、その川の巨大な影は―― 大きなザリガニであった。どうやら、ザリガニは水魔の歌声に聞き惚れているようである。信じがたい事に。 ) ( 水魔の歌は続く。今のところその歌声があなた自身に何か影響を及ぼすようなことは無い。 ) [Sun 19 Oct 2008 00:23:16]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 木陰か藪の中か… 狭くなっていく足場でそんなものを探すのは難しそうだけど、ある程度近付いたら、隠せるようならランプは隠しておこう。 ああ、やっぱり昼間にすればよかった。 せめて晴れてくれればいいのに、曇天が恨めしい。 ) ( 長身をがんばって低く屈めながら、排水路の手前で止まる。 歌声の主。 これから戦をしようという砦の外にあって場違いにも思える光景はどこか不気味で、やはりフランクに声をかける気にはなれないが――― 川にいる大きいのは何だろう。 少し、様子を見てみようか。 離れるべきだと思いながらも、こう、目の前で何か起きていると弱いって言うか。 ) [Sun 19 Oct 2008 00:11:31]
◆歌声 > ( 歌声は一つ、そしてそれは女の歌声であった。ゆったりとした旋律の、どこか悲しげな歌声である。 ) ( そのまま外壁に沿って歩いていけば、徐々に外壁と川の隙間である足場は狭くなっていく。すぐ真横は2、3m程度の崖になっており、落ちて大怪我をするような事はないだろうが、足を滑らせぬよう注意する必要があるだろう。 やがて見えてくるのは外壁に設けられた広い排水口。そしてそこから流れる水が排水路を通り、あなたの目の前を流れあなたが歩いてきた足場を途切れさせてしまっている。その排水路の水はそのまま川に流れ込んでいた。そしてその排水路を跨いだ向こう側にまた陸地が続き、そこには透明な身体をもった女性―― 水魔が居た。歌声は、水魔のものだった。そしてその水魔の目の前に、川の水面から顔を覗かせる何か得たいの知れない巨大な生物が顔を覗かせている。水魔と巨大な生物は、まだあなたの存在に気付いていないようだ。 ) [Sun 19 Oct 2008 00:03:17]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 歌声。 ) ( タフな村娘――― なんてことはなさそうだけれど、かと言って無視するのはどうか。 神殿一つ立っているだけの水魔の島なら、無難にいけば通り過ぎるところと思いつつ、歌というのが気になった。 こんなものはヒトの感覚で、あまり意味はないかもしれないが… 気持ちが追い詰められている時、ささくれだっている時、なかなか歌は出て来ない。 ) ( 武器を打ち鳴らすのが似合いそうな猛々しい歌声だと、また別だけど。 キャスターバッグはその場に残して… 仕方ない、ランプは持って行こう。 途中まで持って行って、歌声からは影になるところに置いておくことができればと思う。 そろり、そろり、距離を詰めて――― ) [Sat 18 Oct 2008 23:50:43]
◆歌声 > ( 闇が広がる水魔殿の入り口―― とは別の方向から歌声が微かに聴こえてくる。方角は、入り口には入らずそのまま外壁に沿った向こう側からだ。つまり、神殿の外から聴こえてきている。あなたはその歌声の方向に進んでも良いし、警戒して引き返すのも良い。歌声を無視してそのまま水魔伝の入り口に入ってしまうこともできる。 ) [Sat 18 Oct 2008 23:43:41]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 要求は呑めないが、何を解決するための要求なのか。 水魔だってヒト社会に戦いを挑む困難さを分かっていないわけはないし、その辺りを詰めればあるいは…。 もしかしたら、村人の方ではもう当たりをつけているのかもしれない。 村にとって不利益には違いないけれど、どうにかすれば、水魔が抱えている問題を解決する手立てはあるのかもしれない。 …ではそうしてくださいと言われる前に、フリーの戦士にやらせてみる。 ありそうな話だと思う。 ) ( ん? ) [Sat 18 Oct 2008 23:42:58]
お知らせ > 歌声さんが入室されました。 『どこからか聴こえてくる歌声。』 [Sat 18 Oct 2008 23:38:51]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 神殿外壁に張り付いて、冒険者仕様の防水ランタンに火を入れた。 もちろん水中で使えるわけもないが、ちょっと水をかけられたくらいでは消えない、大雨でも大丈夫とか、そういう作りになっている。 船頭さんに教えてもらった神殿の大まかな構造を頭に描いて、まず向かうのは正面入り口。 頭上に注意しながら壁沿いに進んで、そこの角を曲がれば正面という位置に来たら、少し手前にランプを置いたまま顔だけ出しに行く。 見つめる先は、やはり闇。 灯りを必要としないか、そもそも見張りなどは立てていないのだろうか。 ) ( 現状、水魔側に要求を変えてもらえなければ交渉にもならない。 解決とは村娘の救出と、水魔の撃退だ。 それでも自分達のようなフリーの戦士が雇われたのは、もしかしたら穏便に解決できるかもしれないという希望からだろうか。 もはや軍隊の出番ではないかとさえ思える状況、騎士団や侍団体の姿が見えないのは、彼らが助けを求めなかったのか、それとも納税や何かの都合で助けてもらえないのか、そもそもどこにも所属していないのか。 拒んでも助けてくれるのが公的組織なら後者二つが有力な気がするものの、そう考えると、まだ全面戦争が不可避というわけでもないような気がする。 ) [Sat 18 Oct 2008 23:36:11]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 神殿として建立されたものの今は廃れてしまったようで、水魔殿に灯りはなく夜空にシルエットが浮かぶ程度。 夜目の利く者がどこから見ているとも知れないから、開けた場所で灯りを使うのははばかられる。 キャスターを引いて水辺を離れ、神殿外壁まではこのまま行こう。 なるべく姿勢を低く、物陰から物陰を縫うように。 大荷物であまり素早くは動けないが、足腰はそれなりに丈夫だ。 ) ( ―――この事件は、どうすれば解決するのだろう。 まず第一にロックスから染物を取ってしまえば何もない。 『何とかやっていけている』と村長自ら語るように、村を丸ごと移動させるような資金もないだろうから、生活のためには、染物業を止めろという条件を飲むことは不可能だ。 おまけに、幼子を差し出せというのも代案ではない。 それでなくても働き手の娘を返す代わりに次代を担う幼子を渡せというのは残酷な要求だし、娘が戻るならまた産ませればいいじゃないとか、そういう問題でもないと思う。 『生贄として差し出せ』というキーワードは気にかかるものの、悪意と受け取るしかないような駄目押しの要求は、ほとんど宣戦布告と思っていいのではないか。 ) [Sat 18 Oct 2008 23:22:33]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ―――ありがとうございました。 〜はい、合図をしたら迎えに来てください。 目安は、とりあえず一時間ほどで。 私も3,4日かなら平気ですから、無理はなさらずに。 …ええ、そちらもお気をつけて。 ( 村人が用意してくれた小船からキャスターバッグを下ろし、小声で会釈。 やはりちょっと頼りなく見えるのか、心配そうにする船頭さんを努めてしっかりとした笑顔で送り出し、背後に聳える神殿に向き直った。 中州のようになっているこの小島には、よほど泳ぎが得意でなければ、そして軽装でなければ、船を使わないと近付けない。 村人がほぼ交渉を断念する形で傭兵を雇ったと知れれば、往来に使う船を狙われる可能性もある。 …一度渡ったら一気に事態を進めるくらいの積りで挑む方が良かったのかも知れない。 先ずは現場を見なければ不安だし、いきなり村人から情報収集しようとしても、さっさと助けに行ってくれと言われそうで来ちゃったけれど、迂闊だっただろうか。 しばらく周囲を伺って、口をへの字にしてしまう。 ―――ここまで来てそんなこと考えても仕方ない。 ただの観光にならないように、見られるものを見ておこう。 ) [Sat 18 Oct 2008 23:02:32]
◆クオ=ヴァディス@水魔 > ( 準備万端整えて… と言ってしまうには足りない気がするものの、いつまでも支度にかけているわけにもいかない。 一頭立てにしては重厚な馬車を軽々引いてロックスに入った冒険商人は、早速件の水魔殿を見せてもらうことにした。 色々とまいて来たつもりだけれど、攫われた娘さんの命を握られているという状況を思えば、やはり悠長だったか。 既に何人かの傭兵が村に入り、ここにも訪れているらしい。 ) [Sat 18 Oct 2008 22:47:48]
お知らせ > クオ=ヴァディス@水魔さんが来ました。 『( 【水魔の脅威:1】 )』 [Sat 18 Oct 2008 22:38:26]
お知らせ > ハッシュ@水魔さんが帰りました。 『 (ちょっと落ち込んでとぼとぼと橋を渡る獣人がいましたよという話) 』 [Sat 18 Oct 2008 22:22:18]
◆ハッシュ@水魔 > (今回の事件は単なる縄張り争いではない可能性もあったが、今は置いておくとして――) ……他の場所を見て廻るかー… (ここでぼんやりと水路を眺めていても何も変わらないだろう。魚でも泳いでいれば別だが、矢張りその影は無いようだし) ……泳ぎの練習でもするか ? (犬掻きで100m泳いで、あまつさえ潜水とか出来る様に。) (――そんな自分想像中――) (ぺしょりと尻尾が垂れ下がる。うん、 想 像 で き な か っ た よ! 特に潜水) [Sat 18 Oct 2008 22:18:11]
◆ハッシュ@水魔 > (単なる縄張り争いならまだ話は簡単だったのだ。獣同士なら争い合い、獣と人が争うなら、最終的に人が獣を殺すか、追い払うか、住処を壊すかして終わらせる。知恵を持つ者同士が争うから、脅迫という名の交渉手段が発生してしまう。こういった場合は長期化するし、こじれるものだ。ただし、今回は人間側が要求を呑まず、水魔側の交渉を跳ね除けた形にはなったが) ……むぅ (お互い妥協とか歩み寄りが足りないのではないのかと思ったが、それは要らぬ世話だろうか。ぱた、と尻尾が揺れた) [Sat 18 Oct 2008 22:02:14]
◆ハッシュ@水魔 > (とはいえ、獣人は――獅子は水中の狩りは苦手だ。クロコダイルがいるかもしれないし、動きにくい。行く先に川があったら迂回して進むほど。泳げない事は無いが、犬掻きで50m泳ぐとかそんなんだ。だから完全に水没しているような区域には余り近づかず、ちゃんと舗装されているところばかり歩いている) …帰ったら話を聞かないとな (ロックス村の村長には聞きたいことがいくつかあった。タイミングが合わずに出会えなかったから先に此方に来たのだ) ……というか、竜じゃなかったんだな… (ぽつりと零す。さや、と流れる水の流れに溶けてしまえ) [Sat 18 Oct 2008 21:49:05]
◆ハッシュ@水魔 > (獣人は橋の上でさやさやと流れる水路を眺めていた。元々は水の神を称える神殿だったらしいが、その姿は今は見る影も無い。特定の神を崇める習慣の無い獣人はかくりと首を傾げた。何故建立したのか、そして何故棄てられたのか。まぁ、信仰心が廃れたというところだろう) ……む (水魔どころか魚もいない。見つけたら捕まえて食えるのに。目を凝らして水路の中の魚影を探したが、蒼い目は何を捉える事も出来なかった) [Sat 18 Oct 2008 21:39:52]
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