聖教会 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 そしてまら、遠く離れた地の為に祈りを捧ぐ 』 [Mon 2 Nov 2009 11:15:04]
セレス > ――――私だから死んではならないのではないのです。 誰一人の命も軽んじられるべきではないのです。 ( 今、まさに今もなお誰かの命が奪われ、尊厳が奪われ、自由意思が奪われている。 私はそれらを齎すものと戦う為に生れて来たのではないのか? ) [Mon 2 Nov 2009 11:13:21]
セレス > ( いつかのようにあの街を訪れて、もっとその近くで私にできる事をしたいと口にした。 予想通りその言葉は退けられ、きつめのお説教まで待っていた。 クリスティア王国とクリスティア聖教会に管理される聖女認定が、繋がりは深いとは言え結局のところいち外国でしかないヴェイトス市の為に危険を冒して出向く事は無いと。 頼まれもせずにお節介をしに出向いて、万が一その身に災厄が降りかかり命を落とすような事があったらどうするのだと。 ) ( 私はその言葉に最後まで頷かなかった。 確かに私を拾い価値を見出して下さった聖教会にはとても感謝している。 だがそれは違う。 損得ではないし、貴賎でもない。 救われるべき人が其処に沢山居て、私にしか出来ない事があるかもしれないのだ。 理由は他に必要だろうか? 今、それを見過ごして私は何処で必要とされるのか。 ) [Mon 2 Nov 2009 11:02:58]
セレス > ( 残すところ二カ月を数える11月の頭、ヴェイトス市大聖堂からクリスティアを訪れた司祭様は言った。 今年はヴェイトス市最悪の年だったと。 立て続けに訪れる凶事に人々は怯え、苦しみ、今なおその只中にあるという。 この数カ月で数百人が死に、まだその数は増えるのだという。 あの街を最後に訪れて久しいが、思い浮かべる事の出来る幾つかの名を想い、然し全ての人の為に祈る。 私は聖女認定セレスティア。 誰か一人の為に祈る女ではなく、全ての人の為に祈る者。 天が私に唯一与えた使命であり、何も持たない私に許された、存在の証明だ。 ) [Mon 2 Nov 2009 10:50:20]
セレス > ( 聖堂の奥、磔にされた聖人の前で膝を折り、ただ真摯に祈りを捧げる。 ただ一つでも痛みが消えるよう。 ただ一つでも嘆きが癒されるよう。 ただ一つでも願いが届くよう。 この手で誰かを救い上げる事も出来ない非力な一人ならば、この身を尽くし有らん限りの祈りを捧げよう。 それが人の営みから隔離され、子孫を残す事も出来ない私に与えられた役目だった筈だ。 ) [Mon 2 Nov 2009 10:38:09]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『To sincerity』 [Mon 2 Nov 2009 10:30:24]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『( …忘れ物、落とし物。 木炭の線だけで綴られた、数枚のイコン。 )』 [Tue 6 Oct 2009 23:38:43]
ティエン > ……し、心臓に悪いー……。 ( 全然真っ当な意味でなんか動いてない心臓を、服の上からぎゅう、押さえて。 少しの間道の端っこ、ぐったり 蹲っていた。 ) [Tue 6 Oct 2009 23:37:33]
ティエン > …… あ。 ( 僅かに唇を濡らした赤色を、ぐしぐし 手の甲で拭っている間に  …物音を聞きつけたらしき足音が近付いてくるのが耳に届いて、ぱっと顔を跳ね上げ。 殆ど転がり落ちるみたいに礼拝の席から降りたら、床に散らばった木炭とスケッチブックを回収しようと手を伸ばす。 )  あ、あああー……。 ( ばさ、り。 スケッチブックの留め紐が緩かったのか、表紙に近い方… つまり、線を入れた紙が何枚か散らばって、ひらひら 床の上で気儘に踊る。 あわあわ、慌てて手を伸ばしても、ひらり くるり すり抜けるように揺れて、思うように集まらない。 そんな事をしている間に、伺うみたいな足音と視線が追い付いてしまったから。 )  ご、ごめんなさいー……っ! ( もう、手の届く範囲の紙だけ掴んで、リュックを引きずるようにして駆け出した。 )   ( … 凄い勢いで横をすり抜けていった白い影に、聖堂の誰かさんが驚きの視線を向けていたかも、どうかも 全然確認する勇気なんか無い。 駆けて、飛び出して。  …息を吐けたとしたら、それはきっと もう、外に出てしまってからの事。 ) [Tue 6 Oct 2009 23:36:23]
ティエン > ( くちずさむのは無意識みたいなものだけれど、そんな生易しいものでも無い。 せいなることばに灼かれはしなくても、自分で発しようとすれば 拒絶反応じみて臓腑の奥がじくり、じくり 熔けるみたいに痛み出す。音を紡ぐ為に必要な筈の空気は見えないくらいに細かな、けれど鋭い刃と化して、やわらかな喉の内側を切り裂いていくみたい。 だから音は全然出せないし、声は掠れて濁っていく。 いつだって、そうだった。 )  ……ごほ……っ ( だから、今も同じ事。言紡ぎと身体の拮抗、危ういバランスが崩れた途端に咳き込んで、止まらなくなって。 背筋を苦悶に波打たせている間に、手にしていたものも、膝に乗せていたものも、ばらばらと床に落ちていく。 ばさら、からん。 乾いた音がひとつ、ふたつ。 ) [Tue 6 Oct 2009 23:18:16]
ティエン > ――… Deum de Deo, lumen de lumine,  ( 掠れた声が紡ぐものは、囁くよりも微かな音で。 )  Deum verum de Deo vero. ( 歌、なんて言えるようなものではなく、訥々と言葉を並べていくだけの事。 )  Genitum, non factum, consubstantialem Patri:  ( だから節回しなんてものも全然無くて、掠れて途切れる音は、注意して聞けば耳障りなくらいだろうけれど。 )  per quem omnia facta sunt. ( ささやかに動き続ける唇だけは、次のことのはを途切れさせる事も無く、淀みなく零れていく 流れて落ちる。 )   Qui propter nos homines, et propter nostram,salutem descendit de caelis. ――… …  ( ずっとずっと、何十回も 何百回も、繰り返し繰り返し唱えて覚えたまじないごとのように 切り刻みすぎて消えなくなった傷痕のように。 ) [Tue 6 Oct 2009 23:09:32]
ティエン > ……こんな所で、こんな事、は。 …流石にしてなかったと思うんだけど、なぁ。 ( もそもそ、只でさえ広々と座るとは行かない、こじんまりと狭い礼拝の席上、膝を立てて座る姿は行儀が悪いとか以前に、姿勢として大分不自然。でも、立てかける為のものなんて無いから、こうしないと上手く出来ないんだ。 …膝の上、乗せたのはスケッチブック。手にしたのは細い木炭の端。 まだ真新しいスケッチブックの表紙を捲れば、ぱらり。現れるのは、まだ何にもない白紙。ぱらり、ぱらり。何枚捲っても同じ景色。白い白い、白紙の連なり。 …温度なんて温いものしかない身体なのに、唇から零れた息はほんの少し、熱を持った気がした。 )   ( 俯いて、無言で、身体を縮めて。触れる外側を全部拒むみたいに偏狭な態度で、木炭を持った右手だけが別のイキモノみたいに動く。 紙と木炭の擦れ合う音だけが、やけに静かな礼拝の場に響いていたのは、ほんの少しの間のこと。 … 擦れる音は、響き続けていたから、変化は違う音が其処に混じり始めた事。 ) [Tue 6 Oct 2009 22:55:29]
ティエン > ……何で、そんな方法を選んだんだろうねー…? ( 問いかける先は己でしかなくて、答えを持っていたのも然るべしだった、筈。 でも、今は分からない。分からないから問いかけて、分からないから答えが無い。 へしょり、軽く肩を落として、蹲る場所を探すみたいに視線が揺れる。 …そんな都合のいい場所は生憎見付からなかったから、礼拝席の一番後ろまでやって来て、ずっと背負っていたリュックを足元に下ろす。ずっときりきり締め付けられて、文字通りの重荷を背負わされていた肩が解放されて、疲労感と安堵めいた心地に、へしょり。頭が垂れて、フードの縁から靄のような白が僅かに零れた。 ゆらゆら、揺れる白い色。 ) ……き、休憩に向かない……っ ( 腰を落ち着けてしまってから言う台詞でも全く無かったけれど、一言くらいは言っておくべきだとは思った。 …ぐんにゃり折れそうになるのは、背筋なのかこころなのか。両方、かもしれないけど。 … ごそり。足元に置いたリュックを探って、買い込んだ物の一部を取り出す。 どうしてかなんて分からなかったけど、きっと必要だって思ったもの。 ) [Tue 6 Oct 2009 22:44:01]
ティエン > ( 見知らぬ筈の、けれど良く見知った空想のかたち。偶像のかたち。 … 本当は、まつるうつしみを造ったりしたら、いけないのに なぁ。 華美さには欠けるけれど、積み重ねられた年月の分だけ重みを増して荘厳な光景を見上げる様は、熱心な信者でもなければ、物珍しさに惹かれた見物人でもなくて。 だからきっと、酷く奇妙なものではあったろう。静かではあったけれど。 ) ……そんな意味でも、立派な冒涜ではあったのかなー……。 ( 白い外套の袖口から僅かに覗く指先を、ふらり 視線の高さに掲げてみる。 ほんの微か遮られた視界の先にあるのは、かみさまの言葉だろうか それとも、見る事なんて出来ない筈のかたちのかりやどだろうか。 …そんなものをかたちにするだけで、ひどい冒涜で。けれど、そうしなければ縋る事も出来ない。 此処からなら届くって信じられる場所がなければ、きっと祈る事だって出来はしないから、 …だからきっと、此処もある。 ) [Tue 6 Oct 2009 22:34:04]
お知らせ > ティエンさんが入室されました。 『( …見上げた先には、 )』 [Tue 6 Oct 2009 22:27:51]
ティエン > ( 奇妙な感覚だったと思う。 背筋から首筋にかけて、産毛までちりちり ざわざわ総毛立つのに …決して、遠い気配じゃない。相容れないのに、懐かしいと思うなんて すごくおかしな事なんだろう。 … 礼拝に向かう人が真横を通り過ぎて、びくり 肩が跳ね上がる。 フードの中から、おろり 視線が惑って。  …しくしく痛み始めた肩の訴えを今は振り払って、ぎくしゃく 聖堂の中へと足を踏み入れる。 ちり、り。首の後ろが痛むような感覚は離れない。殆ど覆っている筈の肌身が、焔の舌で炙られているような奇妙な感覚と薄い痛みは、ずっとある。 … フードを被っていた良かったと思う。 少なくとも、外からはそんなに見えないだろうから。 ) ……あ。 ( こんな時間だから、礼拝の人も少ないし、とっくに家路を辿る頃。 混み合わないから、案外早くに着いてしまったのは、祈りを捧げる為の場所。 ) [Tue 6 Oct 2009 01:05:48]
ティエン > ( 身体中に纏わりついた灰を払って、時代遅れの古ぼけたワンピースに着替えて。 それだけじゃ落ち着かなかったし、引きずるくらいまで伸びてしまった髪がどうしてもおかしな姿だったから、長すぎる髪はざくざく 切ってしまって。 … そうしたら、大分いびつな事になってしまったから、仕方なく外套のフードをすっぽり被る事にした。 何でだろう、ちょっと落ち着く。ずっと、こんな風にして出歩いてたみたいで、フードの端を指先で、ぎゅう と目深に引き下ろす。  … そうして、外に出た。 廃墟とすら呼べない場所は、かつて何かがあって、人が住んでいたなんて 信じられないくらいに、誰かの手に触れる事を忘れ去っていたから  … 此処じゃきっと何も出来ないから、外に出た。  … 闇夜に紛れれば、早く駆ける事は出来たから。 王都に紛れ込んで、最低限の買い物を済ませる事にしたんだ。 )    …… 最低限ー……だよ、ね……? ( …正直、あんまり自信は無い。自分の感覚が何処まで信じていいのか、良く分からないんだ。 ひとつ言える事は、リュックの中身は結構重たい。肩紐がずっしり食い込んで、何だか凝りそうな予感すら離れない…  だから、足取りは来た時よりずっとゆっくりで。 そうして、慣れない街を歩いている間に、其処を見付けた。 ) [Tue 6 Oct 2009 00:36:42]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( 帰り道、だった。 )』 [Tue 6 Oct 2009 00:30:26]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『温かい… ( 大きな背中に身を委ねて )』 [Sat 12 Jul 2008 02:12:18]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『わかった。礼、受け取っておくよ(その夜、聖都を駆ける男の背には一人の少女がいた。)』 [Sat 12 Jul 2008 02:09:41]
ヴァネッサ > ぅん、お願いしようかな… ( まるで高熱をだした人間のようにぐったりとしている少女。 青年の申し出は素直に受けよおう。 負ぶってもらった時に青年の背中から感じられる熱に少し安らぐ様な気分がした。 あらゆることでのダメージが蓄積してしまっていて、負ぶってもらってからはもうピクリとも身体が動かなくて ) ぅぅん、本当にね、感謝してるんだ…。 だから、受け取って、ほしぃ、な ( 搾り出すような声で青年の耳元で囁こう。 本当にいろんなことがあった。 そして、これからどんなことが起こるか少女にもわからない ) ――ぅん ( 少女は小さく頷いて答えた ) [Sat 12 Jul 2008 02:07:25]
ヴァリス > ―――うん。 それじゃ走れないね。背負うよ? ( 時間がないのは分かりきっていた。思いのほか教会でのダメージがでかいのだろうか。それとも過去の事を思い出したせいだろうか。その判断は簡単にはできない。少女を背負えば足早にその場を後にしよう。――本来、懺悔を終えた人間は国家に出頭するのが決まりであるが。残念ながらこのまま国外へと逃亡だ。観光できないのが残念だ。なんて思いながら少女の言葉に耳を傾けた ) ん。お礼なんて別にいいよ ( そんな応対も何度目になるだろう。最初は少女の墓探しから始まった一件である。この先どうなるかなんてわかりもしない。もしかしたらヴェイトスにこちらの情報が洩れてしまうかもしれないが・・・それもその時に決めればいい。 ) 急ぐよ ( 一言、告げてから青年は聖教会から出ると同時に走り出そう。少年と落ち合って貸し馬でこの街から出なければならない ) [Sat 12 Jul 2008 01:56:20]
ヴァネッサ > ――ありがと ( 短く。ずっと昔から変わらない言い方で ) [Sat 12 Jul 2008 01:53:06]
ヴァネッサ > ( 頬にはまだ瞳から流した血の跡が残っていて。 差し出された手を少女は細い腕を伸ばして、握ろうとするだろう ) 本当は…出るまで耐えるつもりだったんだけど…急に、ね ( フードの奥から見える笑みに対して少女も疲れきった中に何とか笑みを浮かべて返し ) ――ぅん、わかってる…。 ごめん、少しだけ…肩、貸してもらえる…? ( 青年の手を握り締めたまま、自分で立ち上がろうとしながら言うだろう。 辛くて動けないくらいになっている身体だけど、今は無理をして動かさなきゃいけない。こんなところで、止まっているわけにはいかないから ) あ、あとね…ヴァリスにいうことがあるの… ( 青年の耳元で小さく他には聞こえないくらいの声で ) [Sat 12 Jul 2008 01:51:31]
ヴァリス > ―――― ( 少女が懺悔を終えた頃、すでに男はシスターとの会話もそこそこに切り上げ、漠然と十字架を見上げているだけであった。 ) ――ぁあ ( 終わったよ、という言葉を待って腰を長椅子からあげようとした瞬間、 ) カリン ( 少女が倒れた。ゆっくりと近づけば少女に手を差し出そうか ) がんばったね。 ( それから小さく、フードの奥で笑おうか。 ) 行くよ。辛いかもしれないけど長居はできない ( 崩れ落ちた少女はきっと何かをやり遂げたのだろう。ここで――一つの旅が終わろうとしているのを感じていた。だが、旅は無事に終えて旅となるのだから。急いで此処を発たねばなるまい。たとえ、身体が不調であっても ) [Sat 12 Jul 2008 01:42:43]
ヴァネッサ > ( 答えは返ってこない。それを口にしてから、はっとした ) ――ぁ ( 私は何をしにここに来たのだろう。赦されたいから?違う。罰を与えて欲しいから?違う。 自分自身のやったことの告白。消えるわけじゃない ) ―――… ( 少女はよろよろと椅子から立ち上がった。 心の中のもやもや。罪悪感。それが重く、何倍にも重量をまして圧し掛かっていたのが、急に軽くなった。でも、確実に肩に乗っかっている。でも、それでいい ) ありがと、ございました… ( 隔たりの向こうに向かって、そう一言いった。 もう、余計な重さはない。足並みにためらいも、重みも無い。 今まで溜め込んでいたもの。神様になって一度もいえなかったこと。それを今日口に出した。 頭の中がぐちゃぐちゃしているけど。 それでも言った。 扉に手をかけて、ゆっくりと入ってきたときと違って、穏やかに出てこよう ) ――ぉわっ… ( そう扉を開けて、長椅子に腰をかける青年に声をかけようとしたところで、全身の力が抜けてしまったのか、その場に崩れそうになって ) [Sat 12 Jul 2008 01:37:24]
ヴァリス > ( 他愛のない会話は続く。男はそろりと視線を懺悔室に向ける。まだか。まだなのか。まだ終わらないのか。シスターとの会話もそこそこに、男は焦りを感じていた。敵地も同然な場所でこうも時間が立っては困る。男は一息、呼吸を挟んだ後、 ) ええ、彼女は罪を償おうとしてるそうですよ ( にっこりと笑ってシスターからの質問に応える。「神はきっとお許しになります」「ええ、そう僕も信じています」。演技にも似た会話。仮面を貼り付けた会話。 ) [Sat 12 Jul 2008 00:56:28]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 [Sat 12 Jul 2008 00:53:49]
ヴァネッサ > ( 少女の拳は膝の上で固く握り締められていて。顔色は青白く頭は中で鐘を鳴らされているかのような酷い痛みに襲われていて ) その時は…何も…感じませんでした…。でも、今は苦しぃ、です。 償いたい、んです… ( 目の辺りに小さい痛みを感じた。また震えだしていた手を目の辺りに当ててみれば、ヌルリとした感触が手に伝わってきた。目の血管がどこか切れたのだろう ) ―――友達を見捨てました… ( 一度黙り込んでから、少女は再び口を開いた。 痛みに襲われながらも頭に浮かんだのは同属の少女。もう、この世には居ない同属の友人 ) 殺されることが、わかっていながらも、助けることも、見届けることもしなかった…。 助けるために人を殺すのがその時は怖かったっ。誰かに必要とされたかったのに、私を必要としてくれる友達を助けることが…怖いっていうだけで、出来なかったんです… ( ぎり、と歯を食い縛って、涙の代わりに赤く、温い血を流して ) 神は、私に…どんな罰をお与えに、なるのですか…? ( 締め付けられる痛みも加わり始めた頭の中で、ただ今までの自分の行ったことを何度も何度も思い返し ) [Sat 12 Jul 2008 00:48:21]
ヴァリス > ( ――男はゆっくりと思考をめぐらす。この後のこと、これからのこと、考えうる可能性、この先起こるかもしれない出来事。etc ) ―――はい? ああ、すいません ( 教会のシスターに声を掛けられた。「どこからいらしたんですか?」という質問。男は「ヴェイトスからですよ」と応えた。「それはまた遠いところからよくおいでくださいました」「いえいえ、一度来てみたかったので。いいところですね、この街は」などと他愛のない会話をする。――無論、この会話が何かしらの探りかどうかも注意しておくが、あまり気にしないことにした。突っ込んだことを言わなければいいのだ。 ) [Sat 12 Jul 2008 00:19:28]
ヴァネッサ > ( 懺悔室の中は相手の姿が完全に見えないように隔たりがあった。少女のすぐ傍には神父がいる。罪を聴くものがいる ) ――私は、罪を犯しました ( 少女は静かにゆっくりと言葉を紡ぎ出す。手にはまだぬくもりが残っていた。 不規則な鼓動が止まらなくて、不安とかじゃないのに、妙にドキドキして、気が付けば微かに手が震えていたことに今気が付いて ) 私は…人を殺しました。 憎かったわけじゃありません…、ただその時、必要とされたくて…殺しました ( 食べるわけでもない。身を守るわけでもない。志があったわけでもない。 ただ、何も考えずに殺したのだ。何の言い訳も出来ない。それが本当の事 ) [Sat 12 Jul 2008 00:15:46]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『身体が少しだけ硬直した』 [Fri 11 Jul 2008 23:55:45]
ヴァリス > ( 懺悔実へと消えた少女。ゆっくりと離れた手は宙を彷徨い、やがてローブのポケットの中に納まった。一歩、二歩と懺悔室から離れると青年はゆっくりと長椅子に腰掛けた。でかい教会である。それもそのはずでこの場所は『聖教会』である。男はゆっくりと深呼吸することで気分を落ち着かせる。冷たい空気を肺に送り込み、そして生暖かくなったところで吐き出す。それを一回、二回、三回 ) ―――・・・・ ( ゆっくりと、ローブの端を持ち上げ青年は十字架を見やる。赦しの象徴である十字架はきっといつもそこにあるのだろう。では――その赦しは塵へと還るべきと称される彼女にも与えられるものなのだろうか。そんな止め処ない思考をぐるりと回し、青年は再びローブの端を下ろして静かに目を閉じた。 ) [Fri 11 Jul 2008 23:54:33]
ヴァネッサ > ( 手を握ってくれている青年の手からじんわりと伝わる熱。少女は青年が握ってくれている手を弱々しく、けれど強く握り締めよう ) ――っ ( 手の震えが止まった。ノブを握っている手に力が入る。そして、ゆっくりとその扉を開けよう。気持ちが完全に落ち着いているわけじゃなかったけど、不安に飲まれてはいなかった。やらなきゃいけない。そうしなきゃ何も出来ない。前にも後ろにもいけない。だから、動くために、今は一歩を踏み出す ) ――… ( 少女は懺悔室に椅子に腰をかけようとするだろう ) [Fri 11 Jul 2008 23:48:24]
ヴァリス > ( だが、それを言わないでどうするのだろうか。一人の男は少女の事を眺めていた。恐らく、少女にとってこの場所は窯の中にいるに等しいだろう。それだけの苦行だ。しかし、ここで「もうやめる?」とか「がんばれ」とかそういう言葉はいらない。それは試すことになるからだ。彼女は言ったはずだ。「それはやる」と、それが自分にできる最初の一歩だと。言うなれば、己は彼女のおまけでしかない。彼女の懺悔、贖罪という一つの苦行を観察し、「記憶する」一人の人間でしかない。 ) ――・・・・ ( だから、青年にできることは少女との約束を遂行することしかない。小さく、少女の手を自らの手で温めようと手を伸ばそう。――言葉は要らないだろう ) [Fri 11 Jul 2008 23:32:13]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『( 無理はするな、がんばるな、は言わないと決めていた )』 [Fri 11 Jul 2008 23:28:11]
ヴァネッサ > ( 聖教会。このクリスティア内でもっとも大きい教会だろう。このクリスティアでも聖の大本とも言えるこの場所。そして、その聖教会の懺悔室に今入らんとする銀髪紅瞳の少女。ただ、その表情は疲労が強く出ていて ) ――は、ぁ…ハァ… ( 息を荒くしながら、懺悔室の扉に手をかけたまま、一度動きが止まる少女。 こんなところで、止まっている場合じゃない。自分がやることはこの扉の先でなのに、思うように身体がいう事を聞いてくれない。それなのに、もうこんな状態になってしまっていて、自分の身体が情けなくて、自然とノブを握る手が震えてしまっていて。でも、それを自分では止められなくて ) [Fri 11 Jul 2008 23:26:50]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 [Fri 11 Jul 2008 23:17:30]
お知らせ > エンジェルさんが帰りました。 『( 尻尾巻いて(羽根巻いて?)逃げといた )』 [Sat 12 May 2007 17:13:12]
エンジェル > はいはーい、賛成。じゃ、こんなトコとはおさらばしましょ、っと―― ( ンな独り言言ってたらツンデレっぽいシスターにニラまれた。 ) [Sat 12 May 2007 17:12:45]
エンジェル > ( となれば、この後の過ごし方は決まったようなもの。健全な水商売のおねーちゃんとしてショッピングに興じるのが正解。 ) ンー、クリスティアはファッションブランドの宝庫、よねー。( 吊るし売りのカジュアルなら兎も角、限定生産のフォーマルならヴェイトスの及ぶ所ではない。清貧に甘んじる国だが、ある水準を超えると行き成り華々しくなるのがこの国の特徴だ。 そこ等辺が王国文化ってなモノで、バッグに靴に化粧品、と何でもござれ。 特に革製品はヴェイトス1だろう。 土産にするには少々センスと金子が必要だが、必要経費として腹に据える事にする。 何より、楽しそうではあるのだし―― 思いっきりゴシックでロリータな服でも買っていったら、あのキザでカッコつけたがりの美人はどんな顔するだろう?ちょっと楽しくなってきた。 ) そう、そうよね。 あたしにはこういう即物的なモノが不足しているわ。( 一度気分が切り替われば、ぐーんと教会に似つかわしくない享楽的な妄想が加速し始めた。) 帰りにアングリマーラに寄ってアーユスでヴェーダなエステ三昧とかどうよ? [Sat 12 May 2007 17:10:08]
エンジェル >  良ッし ( 肺に溜まった倦怠を吐き出すように長く息を吐いた後、腹に力を込める。 何時までもこうしてはいられない。 目的は半分しか達する事が出来なかったけれど、半分達成できれば上出来だ。 クリスティアに入ってからは忙しいようで、顔を合わす事も無かったティエン・ギニーの事が気がかりだが、自分達はもう帰る事を視野に入れなければ。 否 霧子は職を失っているから世間にしがらみを持っているのは自分だけ、か。 ) まあ、それは霧子に相談するとして、帰るとなるとそれなりの誠意は必要よねー・・・。( 霧子がギニィを待ちたいというのなら、それは良い。彼女にとって数少ない友達だ、私だけ先に帰れば良い事。 そうなれば、気掛かりなのはお土産って奴。 自分も数ヶ月間の付き合いだが、青薔薇の顔の一人になっている。それが小旅行のつもりが長い間休んでいるのだから、帰ったら何をされるか解らない。 容赦の無いエレミア、業の深そうなチェーザレ、その他百戦錬磨のお姉さまの方々。手ぶらで帰った日にゃあ、泣かされる位じゃ済まされない予感がしてならない。 そう考えたら本気で怖くなって ぶる、と震えた。 ) [Sat 12 May 2007 16:56:28]
エンジェル > ( ザリッ――― 砂を噛むような雑音が意識を苛み、きつく目を閉じる。 きりきりと締め上げる頭痛。 絞られて行く息を吐く。 ノイズに揺らされる白んだ意識で思う。 明るく瑞々しい外面に目を向け、生を望むマギー。 昏く濁った内面を直視し、死を望むマギー。 どちらも本当のマギーで、私はその狭間でバランスを取りながら何時もぐらぐらと揺れていて、安定することが無い。 きっと、そういう風に安定してしまっているのだと・・・。 この休暇の間もそんな意識では休める筈も無い。 そも、この休暇は私には目的があり休む為のものではなかったと言えばその通り。 暴いた真実の反動は落ち着き、腹を蹴り上げるつま先に奥歯を噛み締めていたのはまだ記憶に新しい。 楽師として手を休めていても、マーガレット・ストーンズ自身は休めては居ない。 むしろ、外に目を向けざるを得ない仕事という体の良い現実逃避から離れ、手持ち無沙汰な時間に内面に目の向けて疲弊している。 そして霧子の目を盗んで外出し、教会の長椅子の上で草臥れるこの体たらく。 ちりちりと残滓を残して頭痛が引いていく。 )――・・・ っとに、こんなんじゃ何言われるか。( 2ヶ月以上も休んでおいて、ってなモノ。毒づく声にも張りが無い。 ) [Sat 12 May 2007 16:43:23]
エンジェル > ( 酷く投げやりで、凶暴な気持ちになる事がある。 「全部、終わらせてしまえ」と、投げ出してしまいたい衝動が突く。 じくじくとこの身の奥深くで疼き、脈打つ自己愛が華々しい終わりを望む。 産みの親も見捨てた命に得られる物など無いと。 そんな者は動けぬ程に殴り倒され、押えつけられて犯される欲の捌け口にされているのがお似合いで、望む物など手に入らないと。 全てお前が悪いから、何も手に入らないのだと―― もうずっと前に捩じれて壊れて狂ってしまった、壊されてしまった自分を綺麗に無残に隅々まで壊しつくして欲しい。 終わらせて欲しい。 罰して欲しい。 自殺は嫌だ。 神の救いも要らない。 結局は死ぬだけだという結論と、一番最後に残る鮮烈な感情が欲しい。 欲しいのは、極上の死――・・・ Noise ) [Sat 12 May 2007 16:26:10]
エンジェル > ( 否、そもそも幸福をありのままの形で受け入れるなど私には出来よう筈も無い。 霧子は「少し形が違うだけ」と言うけれど、目に見える違いは内面を大きく歪ませてしまった。 症状は深刻で、生物として最優先すべき自己の生存にすら疑問を持っている。 それは存在の全てに関わる重大な欠陥。 それ故に原体験となる一度目は悲惨な結果に終わった。 その失敗でまた大きく内面を歪ませて失敗を繰り返し、希望は諦観に、不安は惰性に取って代わった。 一念発起して再度試みた結果もこの様。 掛けた時間と労力に実を結んだ身に余る幸福を支えきれない。 鎖のように巻きついた重圧に腕は震え、膝は今にも折れそうだ。 ) ( それでも、手が触れる事のできる幸せを愛おしく想っている。 度重なる挫折と苦心の果てに得られた成果を 「しあわせそうなしあわせ」 と、そんな風にも言われた事を誇らしく思う。 出来る事ならば、二度とは訪れない輝かしい日々が一秒でも長く続けば良いと そう思っている のに―― ) [Sat 12 May 2007 16:06:23]
エンジェル > ( は、と息を吐く。その望みが酷く歪んでいる事は理解している。 けれど、私には証拠が必要だ。 出来る事なら、今すぐに―― みしり、また軋む )( 少女は私と重ねてゆく平穏な日常を愛し、私の温度に触れる事で満足している。 そうして居る事で今現在の霧子は安定している事ができる。 それは霧子自身が定めた定義。 私を価値観を中心に沿え、それに対して余分を切り捨て、足りない部分を補い、自分自身を最適化したからこそ負った弱み。 それ故に私が居なくなる事を恐れ、私を縛る。 恐らくそれに自覚は無いだろう。 切り捨てられ育てられる事のなかった感情は幼く、卵から孵った雛が親鳥に懐くようなもの。 秘められていた才能は少しづつ開花していっているけれど、感情に自覚は追いつかず、其処に倦怠は無い。 そういう意味では思春期の彼女が羨ましくもある。 私は年を取り過ぎた。 ) [Sat 12 May 2007 15:41:14]
エンジェル > ( 痛い思いをしたいのに(愛されたいのに)――・・・ ) [Sat 12 May 2007 15:06:08]
エンジェル > ( けれど、それも幻。 不吉な夢に少女の背を探ってみても抉り取られ、僅かに盛り上がった肉の感触があるだけで、硬い指先の感触に目を覚ました青い瞳がどうしたのかを問う。 それを頬を擽る癖の強い髪に口付けて誤魔化し、触れる温度に安堵し、それに誘われるように緩やかに瞳を閉じてまた同じ夢を見る。 そうして私は緩やかに手に余る幸福に殺されてゆく。 その度に想い焦がれるのは、幸福の証明として与えられる苦痛(スティグマ)。 それは首を食い破る吸血の牙、肉に差し込まれる冷たい刃先―― 愛しさ故に与えられる証明(スティグマ)。 けれど、身が軋むほどに磔にされていても、それらが与えられる事は無い。 ) [Sat 12 May 2007 15:03:12]
エンジェル > ( じゃらりと鎖が鳴く。本当には鎖など存在しない―― 幻聴。 隙間風のような溜息が静寂に溶けてゆく。 )( 私は毎日霧子に磔にされ、寄り添う鋼の冷たさに温度を奪われてゆく。 研ぎ澄まされた刃は赤く色づき、私が振り下ろす槌に姿を変え、鎖となって私を縛り付ける。 それが私が望んだ幸福のカタチ。 ヒトを解体する刃であった少女は温もりを覚え、近い距離を望み、胸に縋って私を枕に夜を眠る。 そうして磔にされる様がまるで血を啜られているようだとも思う。 私を糧にして育つ生き物はどんな生態になるのか―― そうして私は少女の痩せた背に穿たれた痕から皮膚を突き破り、歪な翼が顔を出す夢に魘される。 ) [Sat 12 May 2007 14:13:21]
エンジェル > ――― 疲れた・・・ なー・・・・・・  ( 旋律を唇でなぞった事を無かった事にするように思わず声に出た言葉も、祈りの声にかき消されてゆく。 背骨に鉛が張り付いたよう。 腕を上げれば、じゃらりと自らこの身を縛り付ける鎖の鳴く声が聞こえるに違いない。 本当にはこの身を覆うのはこの街で買った老舗ブランドのブラウスだし、自虐的である事で自らのアイデンティティを周囲に示すような露骨な鎖が巻き付いている訳もない。 そんな格好をした日には霧子が今度は何事かと、怪訝な顔をするに違いない。 そうなれば袖の端を掴んで、離してはくれないだろう。 何処にも行くな、と。 ) [Sat 12 May 2007 13:37:29]
エンジェル > ( 神性を現すような白い空間にまるで墓標のように並ぶ長椅子、打ち立てられた聖なる印に磔の救世主が穢れ無き楽土に蔓延った罪とそれに気付くこと無く享楽に耽る咎人を憐れむ。その遥か上方、色硝子から差し込む陽光は楽園の兆し。だが、遠い―― 手の届かぬ距離に其は在り、救いを求める人々は地に伏し、頭を垂れる。 それではいけない。 それでは届かない。 何故、そんな事にも気付かないのか―― 遠く、オルガンの音が聞こえる。 )――・・・      ( 学の音もこの聖域では体現する祈り、一切の色を削ぎ落とし、白く白く。 罪を孕まぬ退屈なその旋律。 紅を乗せた唇が無音で刻む祈りが憂鬱。 長椅子に沈めた体が みしり 軋んだ気がした。 ) [Sat 12 May 2007 13:21:07]
お知らせ > エンジェルさんが来ました。 『 遠く、オルガンの音が聞こえる。 』 [Sat 12 May 2007 13:20:25]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 「が、がんばります!」「いやあんまり頑張らないで欲しい。」 』 [Wed 22 Nov 2006 03:09:39]
セレス > ( “聖女認定”にとって聖教会とは、自分に役目を与えてくれる、それを真っ当する限りは全ての人が持つべき義務をを免除し、衣食住まで用意してくれている存在。 放り出されれば何一つ自分でできない無力な人間のまま19になるまで育てられたという事実を考える事も無く、ただ感謝するばかりである。 身体が弱く、聖教会に拾われなければとっくに死んでいるのが自分だと。 ) [Wed 22 Nov 2006 03:07:01]
セレス > ……分かりました。 あの、難しい事はお任せしてよろしいんですね? ( 耳打ちするフリでもして一言二言、少し長めに自分と言葉を交わしてくれれば此方で返事を用意する、とのこと。 司祭様含む数人がついてきてくれるようだ。 それなら何とか、とやっぱりあまり乗り気ではないがどのみち拒否権も無い…というより、聖教会の言う事に逆らうという考え方そのものも無く。 未だ、言いなりであると自覚できないのは日頃の教育の賜物か。 ) [Wed 22 Nov 2006 03:03:39]
セレス > ( なにより司祭が気にしているのは、時折妙な勢いがつくと言葉が暴走しだす聖女の落ち着きの無い部分で。 虚弱で物知らずな癖にアクティブなのは昔からだが、予定外のヴェイトス市長期滞在以降、その傾向は如実。 希薄だった自我を得ると共に扱い難くなったのはプラスかマイナスか。 ) [Wed 22 Nov 2006 02:57:49]
セレス > はぁ…ええと、そうですか? ( 基本的にはただ微笑んで頷いて無難に返事をすれば良いのだと。 その上で幾らか覚える為に早めに呼び出したという。 この娘が一般教養に欠ける田舎の物知らずだという事は、司祭も分かっているのだろう。 未だ不安を残しながらも微妙な表情で頷き、そうですか、とまた一言呟く。 ) [Wed 22 Nov 2006 02:48:10]
セレス > …ですが私、難しいお話しとかありがたい言葉とかは分かりませんし…陛下の前で何をすれば良いかなんて。 ( 急な呼び出しに応えて聖教会に至り、見知った司祭様に聞かされた話に驚く。 クリスティア国王陛下と皇族の方々が、自分に会って見たいという。 あまりに突拍子も無く、想像もつかない話に戸惑った。 お城なんて遠くから眺める以上の事はした事が無いし、陛下のお顔を知らないくらいだ。 ) [Wed 22 Nov 2006 02:36:12]
お知らせ > セレスさんが入室されました。 『 …謁見、ですか? 』 [Wed 22 Nov 2006 02:29:43]
お知らせ > 神父さんが帰りました。 『 神のご加護を 』 [Wed 23 Aug 2006 01:56:06]
神父 > ( 『こちらの手を知り尽くしている。 そうであればこそ、尚更存在させてはおけまい。 この手段であれば、真相が明るみに出る事は無い。 神託を授かった聖女の行動に我々は関与するものではなく、何をしたか、されたか、口外する事は不可能だろう。 頭痛のタネは七つで十分だ。 八つ目は、そうなる前に手を打って置く。 ……一人も? 数え切れぬほど処分したとも。 我らのような生き残りはごく僅かだ…… 』   『卿も保身に努められよ。 ドルーチの残した傷跡は未だ根深い。 件の"聖女認定"はよく働いたようだが… 今は、力を蓄えねばならぬ。』   …話は終わり、とばかりに立ち上がる。 あまり会ってはいられない二人。 腰掛けたままの神父は、それでも暫く動かずに…… ) ―――『不可能』ですかねェ… 執行官を差し置いて執行官補が生き残るなど、不可能と思っていましたとも。 自分の手を汚さず安全な位置に立っている積もりで… ―――止めましょうか。 …いえね… 見てみたかったんですよォ…。 "6(セクス)"がヴァンパイヤ化して、例に漏れず条件付けから脱するところをねェ…。 〜きっと、見物なんだけどなァ… ( どこか恍惚とした表情で立ち上がり、背を向けた ) [Wed 23 Aug 2006 01:55:02]
神父 > ( 『ヴァンパイヤを手駒にするなど土台無理な話。 条件付けが完全に機能した状態であっても成功例は無いのだ。 諦められよ。』 ) ―――術式を更新出来ない状態にあったとは言え、ですよォ? …条件付けを破って、あるいは両立させつつ優先させて従う対象を定めた個体なら… 〜と思いませんかァ… ( 『偶発では価値などあるまい。 その対象が16課でないのなら尚更だ。 それよりも、その構想が大聖堂に知られる事こそ、あってはならぬ。 アレは既にこちらの手を離れている。 あの夜に処分出来なかった事が、そもそもの落ち度であろう。』 ) ―――処分ン? …出来てないでしょゥ… 一人も。 ただの一人も。 元・執行官補七人全員、どこかでぴんぴんしてるでしょうよ。 …私達が育てた。 死んでも使えないようなら殺す体勢を整えつつ手塩にかけて… あの夜までは、事後処理だけは万全だったんですがねェ? ( 『もう遅い。』 黙る ) [Wed 23 Aug 2006 01:21:38]
神父 > ( テーブルを挟んだ豪奢なソファーに深く背を預けて、二人の男が向かい合っている。 ヴェイトス市より召還した修道女二名の応対に当たった司祭を前に、ごてごてと金属板やら金具やらの付いた明らかに一般職員でない僧衣を纏った細身の神父が、揶揄するような声を上げた。 実際揶揄しているのだろうけど、そうでない時だってこんな口調なのではないかといった感じ ) ―――殺しちゃうんですかァ… 勿体無い。 ( 『条件付けを施せぬ状況で生かしておけと? 大聖堂がいかに"6(セクス)"の行動を制限しようと、この有様だ。 現状ではこうするより他にあるまい。 仮にも異端審問にかけられた時点で教皇庁預かりの身。 大聖堂からの奪還は適うまいよ。』   『ヴィエドゴニャと露呈させる事無く、消さねばならぬ。』   ) ―――16課の忘れ形見もアレで最後でしょう? ヴィエドゴニャ。 …覚醒させてみれば使えるかもしれないのにィ…? 死の宣告なんて回りくどい事するくらいならァ―――   ワタシにくださいよ。   殺してみてダメなら殺せば良い。   ( ソファーの背凭れより上体を起こして、薄い唇を細い舌で舐める神父。 常にそうなのかもしれないけれど、どこか喜色を浮かべた顔は… けれど続く言葉で、白けた風に大仰に口をへの字にさせた。 『既に執行されている。』 ) ―――こっとなかれ主義ィ――― ( 『卿は16課との心中がお望みか。』 笑う ) [Wed 23 Aug 2006 01:03:45]
お知らせ > 神父さんが入室されました。 『 あれェ? ( とある一室で )』 [Wed 23 Aug 2006 00:36:12]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 懲罰房へ監禁される )』 [Sat 19 Aug 2006 01:20:13]
セレニア > ( 『泥を塗る』 と、そう聖教会が考えるなど、想像だにしない事だ。 16課は異端宣告を受けた。 …けれどヴァンパイヤの抹殺を含む地上に神の国を招くという思想は、聖教会の中で異端では無いだろう…。 けれど、問題を起こしたのもまた事実で… 聖教会にしてみればセレニアは、抹殺してしまいたかった異端の一人でありながら、教皇庁預かりの身となって大聖堂に派遣されたというイレギュラー。 邪険にされるのも当然と言えば当然。 ―――そこまでは、判断出来ないのだけれど ) ―――何を……… ッ マスターは適任です。 言葉を話せないのは不便ですが、私が気をつければ良い事です。 ―――。 ( 『神託なんていらない』 勢いで出掛かった言葉は、けれど流石に言えない。 …それでも『神託』という言葉が、何故だか、何だか酷く良くないもののように聞こえてしまった…。 喜ぶべき事の筈なのに、行かせてはいけないと、綻びが生じた条件付けの中で、芽生えた自我が叫んでる ) ―――ヴァンパイヤを前にして、見逃せと仰るのですか!? 確かに禁は犯しましたが、私はヴァンパイヤを知覚しようとした訳ではありません。 あのヴァンパイヤに、隠蔽能力が無かったのが感知の原因です! ( やはり、何か、おかしい――― 事情を聞いて、動揺しておいて、けれどまるで、初めからどうするか決まっていたような流れだ ) ―――マスター! …ティフィスッ! ( 抵抗などどこ吹く風で打ち切られる話。 奥へと促されるままに歩き出すティフィス… それを追うように踏み出して… 取り押さえられた ) [Sat 19 Aug 2006 01:19:51]
お知らせ > ティフィスさんが退室されました。 『(これから何が起こるのかは、ティフィスにもわからない。)』 [Sat 19 Aug 2006 00:33:20]
ティフィス > ( セレニアの言葉を聴いた司祭と助祭たちの間に、僅かな動揺が広がる。怪訝そうな顔で二人のシスターを見つめつつ、助祭は司祭に耳打ちをする。セレニアもティフィスも、元は聖教会から大聖堂に派遣された存在である。以後の方針は大聖堂に委託するものであり、いわば聖教会と大聖堂の間で交わされた暗黙の約束事のようなもの。セレニアは自己の判断で大聖堂の意向に背き、結果として聖教会の顔に泥を塗った。司祭たちはそう感じたのである。しばらく話をしていた司祭たちだが、たっぷりと時間を置いた後に、またティフィスに話しかける。”シスター・ティフィス。汝をここへ呼んだわけはもうひとつある。これからシスターセレニアのよき手本となれるよう、またその役目に付くにあたって、不安もあるだろう。そこで、汝にはこれから聖室に入り、そこで神託を授かる儀式を行うよう命ずるものとする。』神託――それは神の声を受け取ったものにとって、多くはそれがあたらな指針となったり、場合によっては聖痕のようなものを授かったりもする。あるいは、神の奇跡をその身に授かるとも。敬虔なパプテス信徒以外には、はっきりいって眉唾もののはなしであるが。『シスターセレニア。汝には禁を犯した罰として、シスターティフィスに神託が下るまでの間、懲罰部屋で身と心を清めなおすように。その後、改めてこちらから指示をあたえるものとする。以上』そうして、話が終われば、ティフィスは奥の部屋へと招かれる。己はこれから、ここで神の声を聞くことになるのだろう。こちらを見つめるセレニアを安心させるように微笑むと、小さくうなずいて、助祭たちの導きに従い、部屋へと入っていった。 ) [Sat 19 Aug 2006 00:32:54]
セレニア > ………。 ( 自分の言っている事が、間違っているとは思わない。 『黙っていてください』 見つめるティフィスの横顔はのほほんとして、あまり緊張を感じない事にほっとする。 …マスターの指示は絶対だ…。 それがこうして逆らっているというのは、自分でも意外だけれど… 正当と思ってしまうのだから、仕方ない )   ( 本当にティフィスが沈黙を守ってくれたのが、また意外で… おや? と思いつつ… 自分にとってはそれで良い事。 構わずに続けよう ) ―――いいえ。 確かに大聖堂は私に、ヴァンパイヤとの交戦を禁じました。 それは私が、ヴァンパイヤの存在を知覚し、隠蔽を看破する、先天型ハンターのクルースニックだからです。 種族隠蔽し人に紛れるヴァンパイヤを必要以上に刺激するのは控えるべきというのが、大聖堂の意向でした。 …ですが、ヴァンパイヤが危険な存在である事に変わりはありません…。 私達の接触したヴァンパイヤは、種族隠蔽も満足に行えないか行う気の無い、社会に適応し人に紛れる事が不可能な存在です。 それを野放しにする事が、神に仕える者として正しいとは思えません。 ……墓地で交戦に踏み切ろうとしたのは、悪い事だと分かっています……。 ですが、それでも、逃がすべきではありませんでした。 ( …殺さなければならなかった…。 すぐにそうしたのは良くなかったけれど、例え墓標を壊したとしても、これ以上、その毒牙にかかった者の墓標を増やさない為に。 司祭に向けられていた目が、最後だけ、ティフィスを見つめる。 …間違った事、言っていますか? マスター… ) [Sat 19 Aug 2006 00:18:14]
ティフィス > ( セレニアの言葉は、ティフィスの報告書の内容と、かなり食い違うものであった。司祭は眉をひそめ、問う。『シスター・セレニアはこのように言っているが、シスター・ティフィス今の彼女の言葉は正しいのか。正しいのであれば沈黙を持って答えよ。』それは、神聖さを重んじるこの教会ならではの問いかけ。問われて何も答えないのであれば、それは問いに対し肯定を返したとみなされる。ティフィスはどうしたものかと考えたが、のほほんと考えているうちに肯定とみなされたようである。『ではシスター・セレニアに聞く。汝は大聖堂との制約である”ヴァンパイアへの不必要な挑発、および戦闘行為とも取れる行いをし、この規則に違反したことを認めるか? 異議なきときは沈黙を持って答えよ。』司祭と二人の助祭、そしてティフィスの目が、セレニアに向けられた。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:40:42]
セレニア > ( 反応を見せるのは、何か言いたげな司祭にではなく、ティフィスの身体特徴を語る助祭の言葉に対して。 …一言も聞き逃すまいとするように、そこを注視している…。 結局、自分が同行を咎められる事は無く、続く召還の理由は、やはり自分が原因のものだった。 …その時の状況を当事者として問われれば、同行して本当に良かったと思う… ) ―――いいえ。 それはマスター・ティフィスの見方です。 事実ではありません。 ( 聖歌隊の練習や読唇の練習で滑舌や発声が良くなって、だんだん通るようになってきている声が、小さく細いけれどはっきりと、司祭の問いに否定を返す ) マスターは私がヴァンパイヤを感知した時から、墓地で交戦しようとする私を的確に止めようとなさいました。 ですが私が、彼女の言葉を軽んじて、彼女が口を利くことが出来ないのを無視したのです。 墓標の破壊と場所をわきまえない交戦姿勢は、私個人の独断によるもので、マスターの意思とは関係ありません。 接敵時、彼女が私の教育係に任ぜられた事を、私は知りませんでした。 双方に通知されていない辞令は有効な状態でなく、強いて彼女の責任を追及するのであれば、私の行動をいさめようとして、ヴァンパイヤを前に無防備な体勢を取った事でしょう。 ( 場合によっては嘘をつくことも、マスターに教わった事 ) [Fri 18 Aug 2006 23:22:14]
ティフィス > ( 司祭は何か言いたげであったが、すぐに傍らに控えた助祭の一人が進言する。”彼女は生まれつき体が弱く、抵抗力も低いとあります。”傍らで書面――ティフィスの身体的特徴などをまとめたものらしい――を読み上げる助祭。それを聞いて、改めて司祭は口を開いた。『長いたびを経て、よく聖教会へ戻られた。さっそくではあるが――』司祭は手紙をひとつ取り出して、広げて見せた。それは紛れもなく、ティフィスが書いて送ったセレニアの報告書である。司祭の言葉は、この文面に書かれた内容が事実であるか改めて確認した上で、当事者であるセレニアにそのときの状況を問うものであった。 ) [Fri 18 Aug 2006 23:06:41]
セレニア > ( あれ?一名じゃないの?って話だけれど。 居るのだから仕方ない。 ティフィスの体調は良くなさそうなものの、動けなくなるでもなく無事聖教会に到着すれば一安心。 …成り行きで一緒に通された場所で、ティフィスの半歩斜め後ろ、付き従う位置に立ち、薄紅色の瞳が奇妙な少女も粛々と頭を垂れる。 …何度も訪れた場所だけれど、勝手知ったる〜とはいかない…。 16課の施設は別にあったし、この場所の意味も、前にする司祭達の位階も知らなかった ) …申し訳ありません。 マスター・ティフィスは私の同行を拒否されましたが、彼女の状態は万全ではありません。 一人旅は危険と判断し、無理を言って同行させていただきました。  [Fri 18 Aug 2006 22:56:24]
ティフィス > ( ヴェイトスの大聖堂には、すでにシスター2名の到着を知らせる文が送られているはずだ。聖堂とはまた違う意味で厳かな空間に招かれて、ティフィスはその場に立っていた。 ) 『シスターティフィス、オヨビシスターセレニア両名、言伝に従い、参上いたしました。』 ( 赤と白の聖服をまとった司祭を前に、ウィンプルで金髪を覆った女は、恭しく十字をきって会釈をした。司祭の両脇には、純白のローブをまとった助祭2名が控えている。いずれも厳格なる雰囲気を放ち、たたずんでいた。 ) [Fri 18 Aug 2006 22:46:24]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( くっついて来て )』 [Fri 18 Aug 2006 22:41:35]
お知らせ > ティフィスさんが来ました。 『(無事、クリスティアについたシスター2名)』 [Fri 18 Aug 2006 22:38:48]
お知らせ > イグレインさんが退室されました。 [Mon 1 May 2006 22:06:04]
イグレイン > ( 盗みや嘘はよくないと教えられてるから、 書置きには 修行に出ますと残すのだ。 あと、馬をお借りします!とね。 向かう先は、ヴェイトス大聖堂で、ある。 ) [Mon 1 May 2006 22:06:02]
イグレイン > ( 茶色いローブと茶色いブーツ 身に着けた。 鞄の中は小さなナイフとランプ。 あと少しの食料だけ――― ) 神よ、私は進みます。 どうか、ご加護がありますように。 ( エイメン。 小さな祭壇の前で祈れば 書置きを残して聖女へ部屋を後にする。 閉鎖的ではなく、自由の大地を求めて――― ) [Mon 1 May 2006 22:05:11]
イグレイン > ( タンスの奥に眠っていた男物のズボンとシャツ。 シスターがくれたものだ。 ) 男に なんて―――負けないぐらい。 ( 女は男におとると言う考えが、まだ残っているこの宗教。 それゆえ、たまに男装するのも良いと思いますと、気晴らしにくれたものだ。 ) ――― やってやるんだから。 ( 白い質素なワンピースを脱ぎ捨てて。 ズボンとシャツを身にまとう。 ) 長いコレ、邪魔ね・・・。 ( お裁縫道具を入れてある箱に走り寄ればはさみを取り出して )  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ばっつん。 ばっつん と、勢いよく。 短くしてやった。 ) [Mon 1 May 2006 22:01:00]
イグレイン >  まず、その敵対すること 悪を作ることが間違いなのよ! ( 鼻水を啜って ベットから起き上がった。 ぼさぼさの長い髪の毛を手櫛で整えて――― 少しだけ入ってる簡素なタンス がばっとあけた。 ) 神が示してくださらないなら 示してくれるまで動くしかないじゃない。 ( クエスト様は言ったのだ。 強きものは弱きものを助けよ、と。 ) 私は強い―――私は、私は―――  [Mon 1 May 2006 21:52:28]
イグレイン > ( ちょっと断食してみた。 が、ただお腹の音で苛々するだけだった。 ) ――― こんな、閉鎖的な場所じゃ駄目なんだ。 ( 自分だけが、もがいても無意味だと悟った。 西洋人だけで固められたここでは、人々を救うことができない――― ) かといって、私をあそこに 運んでくれるとは思わない。 ( 敵対してるヴぇイトスの大聖堂だ。 ) [Mon 1 May 2006 21:34:17]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 泣きはらした後。 』 [Mon 1 May 2006 21:32:39]
お知らせ > イグレインさんが退室されました。 『 ここにいるんじゃ、 駄目なんだ。 』 [Mon 1 May 2006 14:35:58]
イグレイン >  ・・・・・ ・・・・・ それでも、 貴方様は求めるものには無情なのですね ――― ( ぱたりと。その場に倒れこむ 身体を丸めて窓の外を床から見上げた。 鳥が鳴いている―――平和の象徴の白いはとが群れをなして空を飛ぶ。 ・・・・ 自分が、その平和の中にいるんじゃ駄目なんだ。 女は少しだけ気づいて 眠りに落ちた。 ) [Mon 1 May 2006 14:35:48]
イグレイン > ( 泣くのもバカバカしくって。 息ばっかりが荒くなる。 ) ――― 神は、私に何をお望みなのですか! ( 部屋に置かれた小さな祭壇、そして小さな十字架。 女はそれに縋った。  膝を付いて手を組んで 叫ぶ――― ) 私は、貴方の温もりを確かに感じ その証として痕を頂きました。 ――― 私は、それに依存はありません! ただ、ただ、 貴方様の望がわからないのです――― ( シスターに、食べる物に困ってる人がいるから わけてあげようといったら、きりがないからお辞めなさい。といわれた。 ――― 私は、神の代行人じゃないのか? 私は、貧しい人々を愛するために選ばれたんじゃないのか? ) [Mon 1 May 2006 14:29:03]
イグレイン > ( 後ろを見たときに、思わず蓋をしてしまった自分にいらだててるのだろうか。 ) いっそ、こっから飛び降りてやろうかしら。 あ、でも自殺は教会でお葬式あげてもらえないんだもんね。 ・・・・・ それこそ理不尽なのよ! ( 何が宗教だ 何が聖女だ。 何も出来ないでお人形みたいに座って ニコニコしてればそれで、誰かが救われるのか。 ) ―――なんで、世界は平等じゃないのっ! ( ベットの上まで走り、枕を壁に投げつけた。 ) [Mon 1 May 2006 14:21:04]
イグレイン > ――― なんか、考えたら、だんだん腹立ってきたわ。( 苛々したように、長い髪の毛をくしゃくしゃにした。 ) だいたいね、こう貴族だかなんだか知らないけど 肉ばっか食してないでもっと周りを見渡しなさいよ! ( 以前、こっそり抜け出して城下町のさらに下町に繰り出たことがあった。 そこで見た図はすさまじく悲惨なものがあった。 ) 富と貧困は常にあって、綺麗なものの後ろには汚いものが転がってるのよ! ( 座っていた椅子から飛び降りるように。 いったい、何がこう自分をいらだてるのだろうか。 ) [Mon 1 May 2006 14:16:22]
イグレイン > ( 窓から見る風景はいたって普通であった。 いつも変わらない風景に いつでも変わらない人々 ) ――― コレで良いのか。 ( 教会の中は至って幸せに満ちている。 なんの不自由も感じることなくただ、たんたんと皆日々を過ごしてる。 ) これで、許されるのでしょうか ( 与えられたことをこなす日々で、 ) [Mon 1 May 2006 14:10:22]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 ほんとはね、 』 [Mon 1 May 2006 14:08:22]
お知らせ > イグレインさんが帰りました。 『( そのまま寝てしまうなんて お決まりのパターン )』 [Thu 27 Apr 2006 23:26:00]
イグレイン > ( 椅子に座って聖書を読む。 何度も、何度も読み返してるからもう ボロボロだけど。 いいんだそれで。 信じてれば 祈ってれば またきてくれるんだ。 次はお告げを――― なんて甘い考えに浸りながら 月を見上げて 笑った。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:25:42]
イグレイン > ( もう一度会いたくて。 会いたくて。 毎日 祈ってる。 ) ―――――― 辛気臭いかな。 っふん。 ( 背筋に寒さが走った。 春といえどまだ寒く 窓縁から下りれば窓を閉めることに。) あーあ。 こんな早くに就寝とか。 ( 人間、1日5時間寝れば生きて行けると思ってるから 身体が資本! ) 聖書でも読んで 明日に備えるかな。 ( 月明かりで、本を読むのは日課になっていた。 蝋燭をつけてたら お世話係のシスターに怒られるから。 ) 何処まで読んだっけ――― ( 椅子、窓辺まだ引っ張って。 足にかける毛布と一緒に ) [Thu 27 Apr 2006 23:22:12]
イグレイン >  私は、ここに来る前の生活が 懐かしくて、懐かしくてたまりません。 ( 大きな溜息。 金色の髪の毛は風で揺れた。 ) それを 取り戻したくてなりません。 ( 慣れない馬に乗って落ちて 笑ったことや、大きな噴水の中で水浴びをしたこと。 ) 私は多くを望みすぎなのでしょうか。 ( 月から視線を逸らす。 ――― あの日以来、神は自分の前に現れることはない。 あの、慈悲深い笑み、 そして 自分に何かを託したような顔 ) 忘れ、られない――― ( 苦しかった。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:13:00]
イグレイン > ( 自室。 開け放たれた窓の縁に座り、まん丸いお月様を見上げた。 ) 私は 一体何をするために ここへ 来たのか――― ( 礼拝とか お話とか そんなことばかりで。 ) お庭を駆け回ることはいけない。 剣を振り回すことはいけない。 ――― なぜ いけないのですか。 ( まるで、ここは自分の居場所じゃないような 気がしてきたんだ。 ) [Thu 27 Apr 2006 23:09:35]
イグレイン > ( [Thu 27 Apr 2006 23:06:24]
お知らせ > イグレインさんが来ました。 『 ――― 神よ、私は思うのです。 ――― 』 [Thu 27 Apr 2006 23:04:35]
お知らせ > セレスさんが退室されました。 『 ――――願う事。 願い。 唯、全ての人に幸あれと。 』 [Fri 31 Mar 2006 11:29:36]
セレス > ( 今日中に出発の準備をして、直ぐに発てとの事。 その間、出来る限りχ-O-WASを理解し、身に着けろとも。 望んだ通り、こんなにも早くヴェイトス市を再び訪れる事になろうとは。 今度の仕事も矢張り、市を見て回る余裕など無さそうだが。 ) ――――では、期待に沿えるよう。 行って参ります。 …Amen。 [Fri 31 Mar 2006 11:26:24]
セレス > ( 『“16課”無き後、我々は聖教会で力を示す必要がある。』司祭はそう続けながら、少し難しい話をしている。 1年の大半を地下で過ごし、ほんの1年前までただの娘だった聖女認定にはその政治的な話は難しくて、よくわからなかった。 ただ、聖教会を正しく導く事が正義であり、そして自分に与えられた天命であるという事だけは分かる。 存在する意味を、定義を与えられるという事はとても幸せな事だ。 それが人の為、世の幸福の為だというのなら間違いない。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:17:57]
セレス > ――――聖剣…剣なのですか? ( 「聖典」という言葉からかけ離れた回答に、柄に見えたのが本当に柄であると知る。 確かに鍔と柄は立派な装飾が施されたソードに見える。 だが、肝心の刃の部分には奇妙な金色の円盤がはめ込まれ、ナイフにしてもアンバランスに短かった。 立ちなさい、と命ずる言葉に従えば、二人のシスターに左右から革のベルトを腰に巻かれる。 その左の腰に申し訳程度に取り付けられたポケットのようなものが、鞘らしい。 続いて手を差し出せと言われてまた従う。 その手に、【聖典概念】がそっと乗せられた。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:12:17]
セレス > ――――…カイ・オ・ヴァス。 ( 告げられたその名を反復するように口にした。 つい先日訪れたばかりの聖教会に呼び出され、足を踏み入れた事も無い奥まった部屋に招かれれば、片膝を着いて頭を垂れる。 ひととおりの話を聞いて差し出されたそれ、【聖典概念】χ-O-WASをまじまじと見詰め、それがどういった物なのか思案する。 少ない引き出しの中には、該当するものが無かった。 それはどう扱うものなのか。 いったい何なのか。 パッと見で行き当たるのは「剣の柄」。 ) [Fri 31 Mar 2006 11:06:42]
お知らせ > セレスさんが来ました。 『 “χ-O-WAS” 』 [Fri 31 Mar 2006 11:02:13]
お知らせ > ピィクさんが帰りました。 [Wed 18 Jan 2006 02:27:09]
ピィク > (こンな風に、誰かに頭を垂れているところを家族に見られたら、)       (絶対にボコられる。…そう思いながらも、一人だけの今はうなだれずには居られなかった。) [Wed 18 Jan 2006 02:27:08]
ピィク > (田舎、と云う言葉が違和感無く合致するような村で、) (神と云えば全てであり、自然であり、其の一部として自分の一族があり、そして村人達だった。 ピラミッドは無く、ただ日輪のようなサークルの関係があった。) [Wed 18 Jan 2006 02:26:16]
ピィク > (省みると根本的なところから矛盾している気がした。)     (それでもこうして、赦しを求めて十字架に頭を垂れるのだからオメデタイ話だ。) (幾ら空気が似ていたとしても、故郷には教会と云うものが無かった。) [Wed 18 Jan 2006 02:22:42]
ピィク > (何時からこンな熱心な教徒になったのだろう。 ――尤も、それは形だけのものだ。そもそも吸血鬼の友人を許容している時点で、敬虔な人間からは弾かれてしまうのだろう。)     (そもそも、人間ですら無い身だ。) [Wed 18 Jan 2006 02:20:02]
ピィク > (故郷の空気に近いところで、) (其の教会で、跪いて居た。) [Wed 18 Jan 2006 02:18:21]
お知らせ > ピィクさんが来ました。 [Wed 18 Jan 2006 02:17:20]
お知らせ > シギさんが退室されました。 [Thu 24 Nov 2005 18:07:17]
シギ > (一人の中年は雑踏へ消えた。) [Thu 24 Nov 2005 18:07:16]
シギ > (そうまでして両親に取り繕わねばならない事なのだろうか。) …………。 (若しかしたら、畏れているのかもしれない、と思った。) (神以上に。純粋で愚かな両親を。) [Thu 24 Nov 2005 18:07:05]
シギ > (歩き出すが、誰かを追い詰めるような靴音は一切立てなかった。そんなものは今必要ない。) (あくまで影のように立ち去れれば良い。 必要なのは、「聖教会へ祈りを捧げに行っていた」と云う事実だけだ。そうすれば心置きなく夕食にありつける、年老いた両親(未だ生きていたのが驚きだ)とも笑顔で顔を付き合わせられる。)       (出口を潜りながら、ふと思った。) (嘘を付く事は容易いのに、何故わざわざ此処へ来ているのだろう。) [Thu 24 Nov 2005 18:05:56]
シギ > (形ばかりのパプテス信徒。ロザリオなンかとっくに何処かへやってしまった。) (座っている間、両手を擦り合わせたのは祈りの回数を数えて居る訳ではなくてただ単に寒いからだった。 指先が冷える。手袋をして来れば良かった。)       (静かに席を立った。 一瞥すれば、聖堂の中は祈りに満ちているのが嫌と云うほど解る。) …ヴェイトスとは大違いだな。 (此処は、箱の中で飼われるのが好きだと云う連中が多いらしい。) [Thu 24 Nov 2005 18:02:05]
シギ > (ずっと座っていてもちっとも温かくならない。 多分気持ちがこの上なく冷めているからだ。) 信じても居ないのに、未だこのポーズをしていないといけないのか。 (解ってる。こうしてパプテス信徒の振りをしていれば、敬虔な信者である両親は疑いもせずに安心すると云う事。) ………。 (洗礼をされてから、そうして、もう何十年になるンだ。) [Thu 24 Nov 2005 17:59:19]
シギ > (ヴェイトスの大聖堂の方が、見慣れてしまっていたようだ。) ………、実に久し振りだ。 (故郷の教会の方に違和感を覚えるとは。) (着慣れた自警団の制服ではなく、黒尽くめの――ただの中年が、礼拝堂の長椅子に腰掛けていた。) [Thu 24 Nov 2005 17:56:34]
お知らせ > シギさんが来ました。 [Thu 24 Nov 2005 17:53:34]
お知らせ > レッドさんが帰りました。 『 遠からずレッド立ち入り禁止令が出る可能性、大。 』 [Fri 11 Nov 2005 02:36:24]
レッド > ありえないだろその武装はッ! ちょっとこの子の生活環境なんかを気に掛けて声かけてデートに誘ってそんだけ…ぁあ。 わりィわりィ。 あんたもまぁ結構美人だしいっそ三人( 「で」と同時に横っ面にメガヒット。 あまりの容赦なさにクリスティアの冗談通じないお国柄をオレサマ実体験。 いやまて洒落んなんねェ―――!!! ) てめ、このッ、大人しくしてりゃァ無茶苦茶しやがってッ! そんなにハードプレイが好きな ら゛ッ 痛 痛い 痛い痛い、ちょ、ま、蝋燭ヤメテ蝋燭ヤメテ洒落ンなんねェ畜生―――――ぎゃふンッ!! ( そして、見事にほっぽりだされた。 すげぇぜ聖教会。 ぎぃ、ばたんと大扉が閉じる瞬間、可愛いほうの子が心配そうに見てたのだけはバッチリ見えた。 諦めない、ぜー。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:35:12]
レッド > マジで?毎日? 駄目だッて、こんなとこで豆スープばっか食ってたら早死にするぜ? あのさ、大通りに美味しい店見つけたんだ。 クリスティアにしちゃ気の利いたパスタの店でさ、今度オレと一緒に゛ぎ…ィ……ッ!!!!? ( 調子よくぺらぺらとまくし立て、さり気無く肩に手なんか置いて距離を詰めながら囁きかけ、れば、だ。 ) いッでェェェェェ――――誰だてめ…ってナニソレ? なにその鈍器…って火、ついてる! 蝋燭ついてる…ッ!!! ( お局様登場ってわけだ。 オレより5つ6つは年上っぽい姉ちゃんだが、明らかにすごいダークオーラを聖堂に蔓延させながら、なんか2m近くある金色の長細い燭台を手に仁王立ち。 蝋燭挿してあるんですけど。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:25:19]
レッド > ( ――――ふと。 ふと。 折角ここんところインテリ路線に進みはじめていた脳が隙を見せた。 本を手におもむろに立ち上がり、真っ直ぐにシスターの方へ。 警戒させないようにこぅ、自然にニッコリとか笑いながらゆっくり歩み寄るわけだ。 一応下地は貴族出身。それらしく優雅に振舞おうじゃぁねェか。 ) こんな遅くまでご苦労さまだな、シスター。 毎日こんな時間まで働いてるのか? ( と、小さく竦んだシスターの手をとり、かじかんだ指を温めるように包み込み。 最初は驚いたシスターも、なんとかぎこちない笑みを返してくる。 Yes,よし、グッド。 可愛いぞ。 ) [Fri 11 Nov 2005 02:11:11]
レッド > んー…なんかもう、身につけた知識を直ぐに使いてェ――――( もともと技術系の分野は得意なのだ。 何をしたら何が出来るかというのを理解してしまえば、あとは想像できてしまう程度には。 ああもう、あと1冊なんて読んでらんねぇよ、などと脚をぱたぱたさせながら小さく独り言など漏らせば、聖堂の向こうのほうでこっちを見ているシスターと目が合った。 ハァイ、なんて手を振ると困ったような顔をして縮こまる。 ) むぅ、結構カワィィーじゃんー♪ [Fri 11 Nov 2005 02:01:57]
レッド > ( 別に教会になんか大した用事は無かった。 一応パプテス教徒として顔出ししてお祈りくらいしておいて、と思って食後の散歩に立ち寄ったものの―――――その天井に吊るされた1tはありそうな1000本挿しのシャンデリアの灯かりと暖かい室内。 それから適度な静けさと清楚なシスター。 読書空間にもってこい、って話だ。 遠くで時々こっちをちらちら見てるヤツが居るけど関係ねー。 口出ししてこないってェことはOKって事さ。 だいたいこっちも真面目に勉強してるとこだし。 ) [Fri 11 Nov 2005 01:49:27]
レッド > ( 難解な基礎錬金術書の一冊目をようやく読破出来そうだ。 あと何十ページかあるが、いっそのこと今日読みきってしまおう。 柄にも無く真面目な顔で文字の細かい本に読み耽り、物事を真に理解する喜びなんかを味わっている。 少年だか少女だか、小奇麗なジャケットに身を包んだ10代位の若者が一人、もうずっと聖堂の長椅子に陣取っていた。 遅めの夕飯の後ずっとだから、かれこれ4時間近くになる。 ) [Fri 11 Nov 2005 01:44:19]
お知らせ > レッドさんが来ました。 『 聖堂の長椅子に、一人。 』 [Fri 11 Nov 2005 01:40:29]
お知らせ > バーナードさんが退室されました。 [Wed 13 Jul 2005 01:31:14]
バーナード > ―――アーメン(最後の最後に其の言葉が紡がれると其れは主へと向ける筈の言葉が尽き、半ば自己満足ではあるのやもしれないが胸中が何かに満たされたような感覚に陥った為か。最後の台詞を口としてから数秒後、想像より空想より一旦は信仰すべき『人物』の姿を遠退かせると重い瞼は静かに持上げられる。そして、軽く吐息を零してから絡めていた指先を解くと片腕が傍にある剣を掴み上げる事か。空いた方の腕の先で頭部と身体に二本の指先を触れさせて、始めと同様に十字を切ってから其の場からも腰を持ち上げる。そして、全てを終えたかのような感覚にも囚われながら、剣を腰に帯びると向かうのは出入口の処か。金属音と靴音を響かせ、仕事場へと戻り――…) [Wed 13 Jul 2005 01:31:12]
バーナード > (双眸は何処か気分を落ち着けんとする為か、此の場所に浸り切るまでの時間を要するのか定かではないが、瞼を多少重くさせれば、静かにそっと閉ざされた。数秒の間隔を置いて、腰に帯剣する鞘付の剣を己の真横へと置くと今度は両の膝頭の上へと、片腕が軽く十字を切ってから両肘を軽く付いて立てると僅かに前傾姿勢を取った。指先軽く絡めて額へと静かに押し付ける。そして、精神すらも落ち着けてから己の信仰すべき『人物』を想像にて空想にて思い浮かべれば、其れからの事。唇は薄く開き、動作を見せて。)…主よ――また今日も逢える事を幸福と思う(其処で聞き取れるであろう言葉は途絶えた。代りに無言ではあるが唇が静かに休み休みではあるものの動作していた。祈りというべきか、其れを例え毎日同一の事を願おうとも言葉は普段と代わり映えも無く、同様の物が紡がれて。) [Wed 13 Jul 2005 00:56:29]
バーナード > (城下町内の警備兼見廻りの最中、途中で仲間内との交代で一時の休息を得れば、迷う事も無く先ず赴いたのは偶々最寄にと位置していた教会の処。支給品である西洋甲冑を兜も外しはせずに身に纏った侭、重厚なる扉を押し開いては入口から最も近距離に在る木製の長椅子へと徒歩で歩む事か。甲冑の擦れ合いによる多少、小煩く教会内に響く物音の中に靴音を響かせつつ、長椅子の元まで行けば、姿勢を軽く整えてから腰を椅子の端の方へと静かに下ろした。) [Wed 13 Jul 2005 00:35:44]
お知らせ > バーナードさんが入室されました。 [Wed 13 Jul 2005 00:26:48]
お知らせ > スフェーンさんが帰りました。 [Sat 2 Jul 2005 12:47:37]
スフェーン > (      七色の光が、廊下を彩る。 ) [Sat 2 Jul 2005 12:47:33]
スフェーン > (一つの小さなケースがあった。其れも又綺麗な彫り装飾が施されていて…――中にはあの、長年見慣れた十字の光。差し出され、受け取るも、何一つ今までとあの頃と変りの無い十字架。己にはそう見えた。) 有難う。 司祭にも伝えておいてくれ…――手数をお掛けした。 (首へと潜れば、思いの外冷ややかな感触があった。 感謝の言葉と共に、微笑もう。目前の彼も又、歳相応の幼い笑顔で返してくれた。) それじゃぁ…――又、何時の時には宜しく、頼む。 (何て、僅か苦笑浮かべて、踵を返す己は背後の彼に振り向き手を振った。 背後から帰ってくる優しげな返答に、安堵が胸を占める中…――) [Sat 2 Jul 2005 12:46:24]
スフェーン > (廊下を歩む最中、途中目前に空間が広がった。 中央の間、祭壇。 先日の夜来た時とはまるで違う。規則正しく並ぶ長椅子には、多くの人影が望めた。中央ではオルガンを奏でる誰かの姿がある。 今は、日中の日の光を前面に浴びて、輝く、ステンドグラスの鮮やかな彩度。)  ――…嗚呼。 (此方です。告げる彼の言葉に慌て我に帰る己は、祭壇を抜け、より細い通路へと向う。  やがて一つの扉の前に来れば、己を残し、彼は部屋の中へと姿を消した。 随分と装飾の施された、木製の扉。随分と腕の在る彫り職人なのだろう…――)  (重い音と共に、其の戸の向こうから現れた彼。其の手には…) [Sat 2 Jul 2005 12:39:19]
スフェーン > (唐突に問われて戸惑う彼。苦笑混じりに己の名を告げれば、既に聞いていたのか慌てた様なはにかみが帰ってきた。 司祭は留守だと言う…――) ――…そうか。 楢、又出直して来るよ。 (予想は付いていた事。済まさそうにする彼に、右手はヒラリ空を舞い。背を向け歩もうとした最中。) …え? 嗚呼、預かっている、のか? (彼の言葉に鸚鵡返しに返す己の言葉。肯定、として頷く彼。 再び彼へと向き直れば、己が言葉を捜すより先に、彼が促した。) 嗚呼、頼む。 (導かれる先に、己の十字架を保管してくれている部屋があるのだろう。彼の後に、続き歩む。) [Sat 2 Jul 2005 12:33:23]
スフェーン > (日中、太陽は空にて煌々と。併し、直ぐ傍に雪山が聳えている故なのだろう。夏近き筈が随分と空気が心地良い。ともすればコートを羽織っていても違和感は無いかも知れない。) 今日和。 ――…氏は、いらっしゃるかな? (其れは涼やかな外気がより一層冷ややかに感じられる教会内部。廊下の途中にて。一人の聖職者に問おう。 約束の時間より未だ幾分早い。其れは、暇潰しに立ち寄った程度の事。) [Sat 2 Jul 2005 12:26:15]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Sat 2 Jul 2005 12:20:07]
お知らせ > スフェーンさんが退室されました。 [Thu 30 Jun 2005 22:21:46]
スフェーン > ――…自由に、為りたい…っ (“貴女”は尚も、夢の中で俺を縛り続ける…――) [Thu 30 Jun 2005 22:21:41]
スフェーン > (滑稽な事だけれども、こうでもしないときっと、己は一生乗り越えられると、思ったから…――もう二度と悩まぬ様に、もう二度と過ちは犯すまいと…。 彼女と“彼女”の為、に。) Amen …―― (懐かしい言葉。もう何年も口にしていなかったと言うのに、この日を待ち侘びてでも居たのだろうか、自然と…余りにも自然と、其れは昨日まで当たり前の様に口ずさんででも居たかの様に…零れた願いの言葉であった。) ――…俺は、 俺 で在りたい。 (其れが恐らく、此れ程に回り道をして生きてきて、ようやっと見付けた “答え” なのだろうと、思う。見つけるのに余りにも長い月日を、使ってしまったけれど、も。)  (組んだ諸手の向こう、顔を上げた先。 “貴方”は微笑みと共に、俺を迎えてくれるのか。 主を信じる事の出来なかった己を、温かく迎えてくれると言うのか。  伏せた瞳の奥、熱い溜息が口を付いて、零れ落ちた。) [Thu 30 Jun 2005 22:17:55]
スフェーン > (其の行為すら、幼き事は毎日の様に行っていたと言うのに…――懐かしい――…其の一言でしかなく。十字を切る其の手に何故か、震えがあった。)  (この時間帯だからだろう。中央の間、長椅子に腰掛ける人影は随分と疎らだった。熱心な信者の姿もあるが、どちらかと言うと長椅子に身を横たえている姿の方が多く目に止まる様に思える。  其の誰からも離れた長椅子、館内の隅に、己は腰を下ろした。あの町の大聖堂にも何度か訪れた事はあったが…) 何か、違うよな…―― (気の持ち様である事は知っている。只、落ち着く、と言うのだろうか…――  長椅子に腰下ろし、諸手を組めば、瞳を閉ざした先…闇の中に“貴女”が浮ぶ。 口の中でこっそりと、彼女の名を呼べるのも、きっと時が過ぎた今だから、だ。)  (口ずさむのは何年振りかの聖書の一片で、想い描くのは何年振りかの鮮明な“貴女”の笑み顔。) [Thu 30 Jun 2005 22:05:11]
スフェーン > 二日後? ――…分った。 急な用件で、申し訳無い。 宜しく頼む、よ。 (日にち、其の他詳細の書かれた紙を受け取れば。己の垂れた頭の向うで、微笑と共に何事が告げる司祭の言葉が聞えた。軽い握手を交わした後に、其れは何事も無かった様に、司祭は廊下の向うへ、己の歩みは中央の間へ…――)  (無くなって分かる事もある様だ。首もとの、先に司祭に預けた銀光。軽くなった其れに、何と無しに寂しさがあった。) ――…懐かしい、な。 (この香り、この空気、そして静寂と闇。目前に広がる厳粛な色合いに、細めた瞳は、足を止める。  長椅子の綺麗に並ぶ、中央に 其れ を掲げた間。) ――…。 (“貴方”を疑い、無神を唱えて幾年が過ぎていったのだろう。) 主 よ …―― (赦しを請う、今の資格が己に有るのだろうか。  右手は、十字を切った。) [Thu 30 Jun 2005 21:56:02]
スフェーン > (薄暗い教会の中、其れは中央の間にての会話ではない。) ――…嗚呼、頼む。何時頃、出来そうかな? (交わす、声音も自然小さなものになる。  この場からでも未だ、中央の間から低く低く響くオルガンの音。零れ来る、蝋燭の光。  それすらも僅かにしか差し込まぬこの場。中央間より僅か離れた細廊下の隅で…――己は一人の司祭に手渡す、小さな銀の輝き。)  (己の言葉に暫しの後、緩やかに帰ってくる同意の言葉と微笑み。自然と己の面にも安堵の表情が、浮んでいた。) [Thu 30 Jun 2005 21:44:03]
お知らせ > スフェーンさんが入室されました。 [Thu 30 Jun 2005 21:39:15]
お知らせ > バーナードさんが帰りました。 [Tue 3 May 2005 02:31:02]
バーナード > (暗闇の世界から薄くとも灯りが零れる世界へと瞼を起こす事で舞い戻れば、一度の瞬きの後、先程まで張り詰めていたかの様に途絶えさせていた物音を再開させた。兜を両の掌で挟む様にして抱えなおし、そして其れを己の頭部へと嵌めて武装を深めたならば背に背負う様にしていた丸盾を片手へと持ち直した。そして、踵を返して扉の方へと反転させれば其の重厚な出口歩み寄って行き。)そろそろ、交代の時間か…(独り言を呟きて、扉を片腕が押し開ければ我が身体を外へと出でた。武装を確認し、軽く前傾姿勢を取れば、教会を後にすると共に身を走らせた。金属音に混じる靴音を響かせながら、小走りの速度にて主の在る場所を去りて…) [Tue 3 May 2005 02:30:58]
バーナード > (静かなる声は木霊する事も無く、己の聴覚にのみ響き。眼が捉える其の先、闇―――闇でしか無く。其の闇が示すのは対話の成功か、現実的な結果の所為か。一旦閉じた唇は其の間を適度に置くと再び、立ち尽くした侭、会話を。)…我が愛する母と父に、何らかの幸福を与え給え。其れが我が身を少なからず削る結果になろうとも構いはしません…例え、其れが小さき事であったとしても我が愛すべき者達が至福を得ん事を祈らん…(願い、毎日の様に託す其の気持を一方的に押し付けて、一種の自己満足とも似た心持を少なからず抱けたならば、謝礼と云うべきか、主に対し胸元に添えた侭であった右の掌で静かに十字を切った。そして本日の役目、祈り事を満足に終えたならば閉ざしていた瞼を徐々に灯りの元へと誘う様に起こして行き。) [Tue 3 May 2005 01:55:28]
バーナード > (両の掌が軽く触れた我が私物を静かに頭部より脱げば、其の鉄製の兜は左側の腕の中、脇へと抱え込まれた。既に陽が落ちて暫くの時間が経過した故に良くは見えぬ天井を顎を浮かせて未だ見上げた侭、右腕をそっと持ち上げれば、其の掌を鉄板へと我が胸元へと軽く宛がい、眼を瞼落とす様にして一時的に閉鎖した。)―――主よ、素朴ながらも私の願いを聞き届け給え(発した声音は其の面を象徴する如く、若干ではあるが重低音の響き。口元が声に合わせて動作すると瞑想する侭に見えぬ、聞こえぬ、知らぬ、其の『主』へと会話の声を向けた。) [Tue 3 May 2005 01:37:25]
バーナード > (夜、城内での一度目の巡回を終えてから得た余暇を費やしに向かう処とは聖教会の方角。重厚なる扉を両の掌を添えて静かに押し広げれば、其の奥へと歩を進めた。小さな靴音と甲冑から洩れる金属音を静かに響かせながら聖堂内へと更に数歩、身体を進めれば突如物音は此の場から消え失せる。主、其れを示す何かを発見したのであろうか――否、其の様な訳では無い。ただ主に対する信仰心故に、其の主を想いて何も無き、己の頭上より高々と伸びた場所に在る暗闇へと天井へと視線を向かわせた。両手、静かに伸ばせば己が身に纏う私物の一部である兜へと触れて。) [Tue 3 May 2005 01:27:32]
お知らせ > バーナードさんが来ました。 [Tue 3 May 2005 01:16:43]
お知らせ > ハロゥタックさんが帰りました。 [Thu 31 Mar 2005 21:30:29]
ハロゥタック > (宿。取り敢えず宿に戻ろう。 緊張から解き放たれた脚は上手く動いてくれなくて、歩くのには普段の倍以上が掛かりそうだったけれども。) (教会から痩躯は遠ざかって行った。厳格な空気に背を押されながら、何とか。) [Thu 31 Mar 2005 21:30:28]
ハロゥタック > (すると女性は去って行った。余計な言葉を話さぬ内に。 足早に去るフードの陰、長いローブの裾が少しだけ捲れて、其の下の黒――シスター装の裾――が覗いて居た。) (…細い背を見送って(彼女の足は鈍かった)、痩躯は深く溜息を付く。重い緊張と浮き足立つような事柄が同時に襲ってきたのだ。)  は、 ァ… ――……、 (ゆら、とおぼつかぬ足取りで陰からまろび出る。) [Thu 31 Mar 2005 21:27:01]
ハロゥタック > それで、司祭様が此方に戻ってきていると伺ったもので。…今、どちらにいらっしゃるス? (最後にそう付け足すと、フードの女性は教会ではなく城の方を示した。つられて其れを追う視線であったが、まさかあそこまでは入れない。) (フードの奥から女性の声が可聴域ギリギリの声音で零れる、「宿でお待ちなさい」。 したらば待ち人が戻ってきた時に知らせを寄越そうと云うのだ。) …あい。 (痩躯は其の言葉に従う事にした。) [Thu 31 Mar 2005 21:18:09]
ハロゥタック > (――教会の入り口からは窺がえないだろう、植え込みの向こうの陰に引き込まれた。) 何ス…! (云い掛けたところで口を塞がれる。其の手は細くて白い手だった。 隻眼が瞬いて、やっと相手が女だと認識する。) (フードを払い除けるのではなく、少しだけ持ち上げる所作。下から覗いた貌に、痩躯は声を上げる代わりに眼を見開いた。)     (痩躯の様子に、クリスティアへ来た理由が そう で無い事を悟ったフードの女性は、また貌を隠すと、改めて何をしに来たのかと問うた。) …、 (痩躯は暫らく言葉も出せなかったが、「かくかくしかじか」で事の経緯を伝えた。) [Thu 31 Mar 2005 21:10:36]
ハロゥタック > (不審者だと思われたのだろう、…教会の前で何時までも立ち竦んでいたらそう見られても可笑しく無い。幾ら僧衣を着ていても、だ。) い、や、えっと、…怪しい者じゃ無いス…。 (控えめにおずおずと伝えるのだけれど、肩を叩いた人物――フードを目深に被って居て貌は良く見えない――は黙したまま手を離さない。) あの、 (冷や汗がだらりと米神を伝った。) …? (肩に置かれていた手が腕に伸び、そのまま ぐい 、と引っ張られた。) (――ぺけ、と足音が入り口の前から遠のいて。) [Thu 31 Mar 2005 21:00:37]
ハロゥタック > (ぞく、とする。堅い信仰がそのまま教会の形を成しているのだと思わせる。大きさはヴェイトスの聖堂の方が大きいのだろうか、併し、何故か其れよりも大きく見えるのは気の所為か。) (襤褸僧衣を着た痩躯は肌が震えるのを感じた。耳に届く聖歌は幻聴では無いかと思う程だ。) ――ッひ?! (変な声を上げて振り返った、のは、肩に手を置かれたからで。) [Thu 31 Mar 2005 20:52:34]
お知らせ > ハロゥタックさんが入室されました。 [Thu 31 Mar 2005 20:46:30]
お知らせ > ロイさんが帰りました。 [Sat 5 Feb 2005 20:47:32]
ロイ >  ――ハ… (教会から少しでも遠くへと離れるために吸血鬼は重い体を引きずるように歩く。宿へ。宿へ。――きっと、部屋に入った瞬間意識を手放してしまうのだろうけれど) [Sat 5 Feb 2005 20:47:29]
ロイ >  ――失礼 (顔を上げぬまま告げる) 申し訳ございませんが 今日は これで 。  返答があるまで 行動しませんので、ご安心  を  (では、と早々に頭を下げて出て行く姿に、さて相手は何を思うか。失礼と思うならば仕方なかろう。しかし、それよりも正体が露見する方が余程恐ろしい。――もしかしたら相手は気づいているかも知れぬが)(今来た道を引き返す。覚束ない足取りで回廊を歩く吸血鬼の姿を看破できた者はいるだろうか。その間にも吸血鬼は先を急いだ) ――ッ (右手で扉を押し開け、漸く地獄から解放される。中と外の世界はこんなにも違う。――こんなにも) [Sat 5 Feb 2005 20:45:43]
ロイ > (当然クリスティアの調査を願うなど、正教会は良い顔はしないだろう) 正教会の方々に対する越権である事は承知しています。なれど強い力はそれだけ濃い影を落とす事になると思われます (厳しい監視の中を掻い潜ってクリスティアに潜入するメリットはほとんど無い。けれど。『噂』は――) クリスティアに吸血鬼が紛れ込んでいるという噂も耳にしております (「莫迦な」と相手は言うだろう。所詮噂だ。けれど、万に一つ可能性があるかも知れぬ噂だ) どうかご協力を (更に頭を下げたところで嘔吐感がこみ上げる。辛うじて吐瀉するのを堪えた。吐瀉するのが胃液ならば良い。けれど、吸血鬼の場合は恐らくは鮮血だろう。そろそろ限界だった。此処は余りにも吸血鬼には明るく、聖らか過ぎた――) [Sat 5 Feb 2005 20:37:54]
ロイ > (相手の階級は分からぬ、助祭か司祭かあるいはそれ以下か。分からぬが、ともあれ、吸血鬼は深々と頭を垂れた。決して相手に表情を悟られぬよう。感づかれぬよう。) 此度は――謁見を快諾してくださり感謝しております (顔は上げぬ。上げたくは無かった。神の寵愛とやらを一身に受ける彼らを直視する事は怖い) 此方を (僅かに顔を上げ、懐から取り出すのはギルド長から預かった書簡だ。銀の封緘がなされたそれ。吸血鬼の世にでてくる数が増加している事に対して注意を促すそれ、と。一時期クリスティアの調査を要請するものの二つ。そしてギルド長のサインが入っている、それ) [Sat 5 Feb 2005 20:29:33]
ロイ > (謁見を申し出て、今日漸くその返答が帰ってきた。ヴェイトスの、しかもVHギルドの使者に対して教皇や枢機卿が出てくることはなかろう。高をくくるまでも無く)(一室の扉を軽く叩けばぞんざいな誰何の声。「ギルドからの使いです」とだけ答えれば、あっけなく入室は許された) 失礼、します (血の気の失せてしまった顔。それを見れば吸血鬼と看破される事は容易かろう。これは賭けだ。『消滅』を命じられた己の、生き残れるか否かの賭けだった。僅か眩しい燭台の光に目を眇めつつも、吸血鬼は滅びの一歩を踏みしめて) [Sat 5 Feb 2005 20:17:48]
ロイ > (己が巨大な業の深さをそのまま形にした威圧感が目の前にあった。さすが、パプテスの信仰が深い教会なだけあって、ヴェイトスのそれとは比べ物にならぬような気が、する。扉前に立ってまでも感じる嘔吐感に顔を険しく歪めながらも、右手で軽く教会の扉を押した)(重厚な音と共に、嫌な気配を伴って開く扉。目を細めて、しかし、聖教会の中に体を滑らせて、奥へと進んだ。まるで、地獄へと続く回廊のような――) [Sat 5 Feb 2005 20:08:07]
お知らせ > ロイさんが入室されました。 『立ち竦む』 [Sat 5 Feb 2005 20:03:58]
お知らせ > リーフさんが退室されました。 [Wed 2 Feb 2005 00:23:28]
リーフ > さて・・・することは済んだし・・・(席を立つ)・・・行くよ・・・(それに対して親しみを込めた口調で) [Wed 2 Feb 2005 00:23:12]
リーフ > 眼を開け、適当に座るところを見つけると再び眼を瞑った)平和だ…(その声が教会内にこだまする) [Wed 2 Feb 2005 00:21:18]
リーフ > (しばらく眼を瞑り、ただただ教会の空気を味わう)・・・スゥ・・・ハァ・・・ [Wed 2 Feb 2005 00:18:57]
リーフ > こんな飾りつけ・・・見たことないぞ(誰かに見られたら恥ずかしいな、こんなキョロキョロした姿) [Wed 2 Feb 2005 00:18:04]
リーフ > (それははるか昔に作られたであろう装飾台を感心しながら見つつ)これは・・・すごい。一体どうやったらこんなものが・・・(一度口を閉ざすと再び装飾台を見はじめる・・・) [Wed 2 Feb 2005 00:17:01]
リーフ > 教会…洗練された気持ちになるな…あっと(視界に広がるその装飾を見て)まいったな・・・ [Wed 2 Feb 2005 00:14:05]
リーフ > なんて豪華な飾りつけなんだ…(綺麗過ぎる・・・) [Wed 2 Feb 2005 00:11:57]
お知らせ > リーフさんが入室されました。 [Wed 2 Feb 2005 00:10:59]
お知らせ > 月璃@渡り鳥調査さんが退室されました。 『(ちなみに。パプテスの教えとは別に関係ないらしい)』 [Thu 16 Dec 2004 21:16:56]
月璃@渡り鳥調査 > ………数?(聞き返してみた。――力強く頷きが帰ってきた。何故?と問い掛けてみると、返った答えはこうだった。「教会の屋根に奇数、あの鳥が止まっている時に共に祈りを捧げた男女は幸せな恋人同士になれるんだそうです――」  ――…と。そんなことを語る彼女の姿は敬虔な信徒と言うよりは、やはり年頃の娘さんらしく見えた。目が、きらきらとしている。――で。無粋な野生動物には、もう一つの疑問があった) ……偶数ダッタ時にはドウするンだ?(答え――「適当に慎重に追い払ったり、エサで何羽か釣ってみたり…?」 …げに恐ろしや、色恋世界。何とはナシに、見上げた屋根の上で。今は奇数の数だけ止まっているツルは、そんな下界の都合を知ってか知らず、のんびりと楽しげだった――…) [Thu 16 Dec 2004 21:16:38]
月璃@渡り鳥調査 > 「――ああ、あれはいいんですよ。奇数ですから」(――…さらりと言われた言葉は、意味が良く分からなかった。奇数?偶数? 丁半博打が咄嗟に頭に浮かんだ。サイコロ二つと適当な器があれば出来る遊びは、前線の手慰みでたまにやる。――…時に血を見る殴り合いに発展するのが玉に瑕) ……数が、関係アルのか?  「大アリですよ!」(――…重要らしい。はて?と首を捻りながら教会の屋根を見る。一羽、二羽、三羽……沢山?) [Thu 16 Dec 2004 21:00:59]
月璃@渡り鳥調査 > (怒られたので、指差すのは止めてみた。聞きたいことはまだあるのだから、怒らせてはいけないだろう) ……で。アレ、何ダッケ?(――…深い溜息の後、「此処はパプテスの聖教会です」 と、説明を受けた。ほうほう、と感心したように頷く姿に、娘さんが何処かぐったりとしているのは気のせいなのか、どうなのか) フムム……モウ一つ、良いカ?(毒を喰らわば皿までという言葉はあるが。疲れたように頷いた娘さんを横目に、教会の屋根へと止まる幾羽ものツルを指し示し) アレって、いいンだろうカ?(鶏肉ハ喰うノカ?真剣な問いに、「いや、確かに食べはしますけど…っ」 と、口篭られた。屋根の上のツル自体に関しては、驚いた様子も無い。それ程変わった事でも無いのだろうか) [Thu 16 Dec 2004 20:52:56]
月璃@渡り鳥調査 > ア――…怪シイ者ジャ、無いゾ。(に、と歯を見せて笑う顔は、年頃の娘さんの華やかな笑顔とは違う。素朴と言えば言えるのかもしれない。動物に近くはあるが) 此処、何ノ教会ダ?(――…素朴な疑問に返ってきたのは、絶句だった。アレ、アレ、と聖教会の扉を指差した途端、『いけませんっ!』 と怒られた。――…何故だろう) [Thu 16 Dec 2004 20:02:09]
月璃@渡り鳥調査 > (――丁度、教会の中へと礼拝に来たような感じの人影がちらほらといるので、とっ捕まえて聞いて見る事にした。決めてしまえば行動が早い) ――…オイ、チョット良いカ?(声を掛けたのは若い娘に。いきなり肩を叩かれたものだから飛び退く勢いで驚かれたも、声を掛けて来たのが同じ年頃の娘と見て、安堵して貰えた模様。おっかなびっくり、には違い無いが) [Thu 16 Dec 2004 19:48:43]
月璃@渡り鳥調査 > (前に夜食――…じゃなかった、夜食にしかけた…でも無く、夕飯、エサもまた違う。ともかく、悪魔が言っていた名前があった気がする。天敵だと言っていた。多分、恐らく。記憶力は大してアテにならない。眉を寄せ、教会見上げて思案する。扉の真ん前になど立っていては追い返されそうな気もしたので、多少斜めな位置に立っている。風呂にでも入ってきたか、格好はこざっぱりとしているが――…) …ぱーぷ…、 ん?(それでも所詮中身は、敬虔な信者にハリセンでしばき倒されそうな代物なのに違いは無い) [Thu 16 Dec 2004 19:26:51]
月璃@渡り鳥調査 > (日は暮れて、地に影を落とすのは月の光か、街灯か。地に落ちる屋根のシルエットが時折動くのは――屋根の上に止まっているツル達が動くから、である。――身繕いでもし合っているように見えなくも無い) ナンだっケカな…確か、コノ手の教会だノ宗教ダの、名前が――…(唸る。空を仰いで、唸る。権威や何やらより以前に、思い出すのは其処からだ) [Thu 16 Dec 2004 19:20:49]
月璃@渡り鳥調査 > (――何をしているのかと言えば、追っかけである。相手は役者や歌手とは違うものではあるが) ……イインだろウカ……?(ぶっちゃけ、宗教には全く明るく無いが、この手の建物が何となく堅苦しい場所であるのだけは、野生の勘で悟っている。だから、教会自体には立ち入らずに、見上げているだけ。傍から見ると、立派におのぼりさんだろう) [Thu 16 Dec 2004 19:11:50]
お知らせ > 月璃@渡り鳥調査さんが入室されました。 『(頬にでっかい絆創膏を貼り付けて、教会の屋根を見上げていた)』 [Thu 16 Dec 2004 19:08:04]
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