ヴェイトス地方村 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > フィリーネ@自室さんが帰りました。 『もう 寝よう ( カンテラの明かりは消え、部屋は暗闇になり、少女はベッドへ )』 [Mon 2 Nov 2009 00:47:46]
◆フィリーネ@自室 > こっそり抜け出すとか したら どうなるのかな ( 金髪の少女の口元が悪戯な笑みの形に変わる。 鶏小屋を見に行くといって、外に出てそのまま街へと向かってしまう。 そして、貯めたお金で宿をとって、小さい旅行みたいに街を見て回るの。 でも――。 ) 私に 出来るわけないわ ( 悪戯な笑みに歪んだ唇は、普通の笑みの形に変わる。 両親を困らせるなんて金髪の少女には出来ない。 そんなことをしたら、両親は怒るだろう。 決して笑って許してくれることにはならないはずだから。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:43:18]
◆フィリーネ@自室 > せめて、街に行かせてくれればいいのに ( 頬杖をついたまま、カーテンの隙間から見えるほんの僅かな景色を眺める。 ずっと、暗い景色を見ていると時折黒い何かが動いたかのような錯覚がする。今、出回っている病気にかかった人は黒くなってしまうというから、もしかしたらその人達かもしれない。なんて、勝手な想像が膨らむ。 街の中は騎士団が治安を守っていると聞くから、街に行くのはそんなに危険じゃないと思う。 ただ、父親の言うには、帰り道が問題だって言われた。 ) 馬車なんて、使ったら … 売りに行く意味 ないものね … ( それは言う通りだ。 いつもの日課のようにしていることが止められるだけで、こんなにも親に不平不満を持ってしまう。 何だか、自分がとてもいけない子になってしまったような感じがする。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:20:24]
◆フィリーネ@自室 > ( この白黒の蝶が舞い始めたことで、こことは別の村は全滅してしまったとか、時折街では暴動が起きているだとかで、暫く卵を売りに行くのは中止という事にされてしまっている。 そして、加えてハロウィンだ。 いつもは近くの農家も含めて、小規模ながら、ちょっとした仮装をしたりしていたのだが、それも今年はなし。 外に出るのが好きで、街に行くのだって好きだった。 商業地区のような活気のあるところで思いっきり声を出すのは、ここで動物達の世話しているときにはあまり出来ないことだし、人との触れあいも街の方がずっとずっと沢山あると金髪の少女は考えている。 ) Trick or Treat イタズラ しちゃうぞ … ( いつもならもっと盛大に言うはずだった言葉を、最初の一言目と同じように。 初め、両親に今年はハロウィンをやらないと聞いたときは、ついその場の勢いで駄々を捏ねそうになったけれども、その場では何とか押さえ込んで、素直に頷いて見せた。 だって、どんなに駄々を捏ねてもやらないものはやらないのだし、やらないのにもちゃんとした理由がある。 それなのに、我がままを言うのは単に両親を困らせてしまうだけだと思ったから。 だけど、簡単に割り切れるわけもなく、こうして親の見えないところで未練たらたらでいるわけで。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:10:31]
◆フィリーネ > ( 真っ暗な部屋をランタンの明かりがボォッと照らして、部屋の壁に人影を作っている。 その影の主たる少女は椅子に座り、窓際に置かれた机に頬杖をついて、微かに開いたカーテンの隙間から外を眺める。 ) Trick or Treat … ( ため息と一緒に唇の隙間からすり抜けて出てきたような微かな声で呟く。 今、このヴェイトスで起こっている白と黒の蝶の事件。 別に金髪の少女自身はその奇病に身を犯されはしていない。でも、この奇病は少なからず、少女にとって、様々な問題を引き起こしている。 ) [Sun 1 Nov 2009 23:59:37]
お知らせ > フィリーネさんが入室されました。 『ランタンに照らされる』 [Sun 1 Nov 2009 23:45:50]
お知らせ > 村娘さんが退室されました。 『(明後日の朝頃には、ヴェイトスに還り付くだろうか。)』 [Thu 29 Oct 2009 23:40:30]
◆村娘 > 着替えも取りに戻らなくっちゃねェ。 女の子だもの。ふふふッ。 (にやりと口元に厭らしい笑いを浮かべながら──適当にそこらの家の中に入ろう。 着替えもそうだが、金目の物を引っ掴んで。) [Thu 29 Oct 2009 23:37:45]
◆村娘 > ──(ぴくん…、と。赤毛で三つ編みの少女の胸が上下して…) ……はぁ…。 (瞼を開き、ゆっくりと身を起こす……) 死ぬかと思ったわ。 なァんて、な。 (胴を薙がれた斧の切り傷…これは大きい。 傷を消すためには、数時間は掛かるか。) [Thu 29 Oct 2009 23:35:38]
◆全身黒い人影 > (眼窩と、鼻。耳と口から──でろり…。灰色のミソが混じった赤黒いゼリーが滝のように零れる──糸の切れた人形のように、“黒い人”が崩れ落ちると……“ゼリー”がうぞうぞと這い回って、近くの人間(だったもの)の疵口から身を滑り込ませる──) [Thu 29 Oct 2009 23:31:16]
◆全身黒い人影 > ……ふゥ…もう仕舞いか。 (見回せば…もう動くものは何も無い。 何人かは逃げ果せたかもしれないが、まぁ、仕方ないだろう。) ……そいじゃ、テキトーに代わりの体、見繕って──帰るかねェ。 (損傷の少ない体(ヤツ)がいい。 あとは、出来れば女。美人であればそれに越した事は無い。) [Thu 29 Oct 2009 23:27:57]
◆全身黒い人影 > どれ…もうイイだろ──そぉ…らッ!! (ぶぅんッ!!) (頸が 飛んだ) (落ちた首を拾い上げ、どぽどぽとあふれ出る鮮やかな血に、ゼリーのように透き通り、鮮やかな粘液状の舌を突き出して──) んぐッ、んぷッ!んぐっ、んぐっ、んぐっ…!! ぷはァ…!! 旨ぇ…! (満足そうに、袖口で口元を拭った。 これだけやらかしても、“黒い患者”とやらの所為となる。 呪い様様だ。) [Thu 29 Oct 2009 23:24:15]
◆全身黒い人影 > (「──うン。 これは…いい“馬”だ。 乗り心地は良いとは言えねぇが。」 ) お…ガキ発見。 旨いんだな、コレが……ッ。 (追い回す。 アドレナリンが適度に身体に廻ったほうが、血が旨い。 呪いに染まった、黒い村人の体は──疲れなど知らないかのように、追いつきかけては子供の尻を蹴り上げて、泣こうが喚こうが息が切れるまで走らせていく。) [Thu 29 Oct 2009 23:19:59]
◆全身黒い人影 > (ヴェイトス市から半日ほど。東に進んだあたりにある小さな開拓村。 時ならぬ血の収穫祭に、30人そこらの小さな村の命が次々と摘み取られていき──) くけ…けカカカッ……げは、げはははははッッ! 捧げよ聖痕、今宵は殺戮の宴也……ってかァ…!! (そこだけ、まだ呪いに侵食されていないのか──赤い、妙に長い舌がにゅるりと返り血を舐め拭って。) [Thu 29 Oct 2009 23:14:47]
◆全身黒い人影 > (「しかし、まァ……なんだろうネ。この呪い憑きは。」) (真っ黒な肌、亀裂のように口を引き開き。 口の中も黒く染まっているのか、空洞がぽかり、と。──そこからまだ止まず、哄笑を溢しながら斧を一振り、二振り。) (そのたびに胴を裂き、臓物(はらわた)とどす黒い血が勢い良くぶりぶりとあふれ出た。) [Thu 29 Oct 2009 23:10:00]
◆全身黒い人影 > くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ!!! (哄笑を、喉から駄々溢しながら、ケダモノのように飛び掛り──頭蓋を割り、脳漿を撒き散らす。) [Thu 29 Oct 2009 23:06:49]
◆全身黒い人影 > け ケ …くけ ── (手に持った、斧を幽鬼のように振り上げる、と──) [Thu 29 Oct 2009 23:05:44]
お知らせ > 全身黒い人影さんが入室されました。 『──ゆら り。』 [Thu 29 Oct 2009 23:04:57]
お知らせ > ヘカテ@P.C農場さんが退室されました。 『(ヘッと虚勢を張ッてみたところでゾクリと身震い。両手で自分を抱き締めた、)』 [Wed 28 Oct 2009 01:05:17]
◆ヘカテ@P.C農場 > (猫科の獣のように低く唸り声を上げながら、宿舎から農園へ通じる道のりをヒィルの音も高く駆け抜ける。普段は薔薇とハチミツの芳香も香り高く、お喋りでペチャクチャ姦しい農場がまるで墓場の静けさだ。比較的、症状の軽い何人かの乙女等が樹脂を煮詰めていたり薔薇園の様子を見たりしているが、彼女たちの大きくはだけたドレスの肩口や胸元にはヤッパリ忌々しい黒い斑点が見て取れる。女の子に付き物の流行りものなら香水や化粧品のブランドだけで充分だ。乙女の肌に何て事しやがるヨ。外見に痕が残るかもしれない病なンざ、誰だッて気が気じゃァないだろうに。)(心配げな顔つきで見上げる女達に「気にするンじゃない」ッてふうに手だけでスッと押しとどめ、農園を突ッ切る。会社のてッぺンにいるモンが社員に不安を伝染させちゃァナンセンスだ。イライラは歯と歯の間で噛み砕く。)(自らの手で井戸から清水を汲み上げて、担いできた白砂糖の袋を逆さまにブチ撒ける。) ――ッたく、ペルセフォネーの女とあろう者が、世間の噂に踊らされるなンて…、えェい、アタイもなッちゃいないヨ!(砂糖の溶ける様子を見て濃度を調整せン。たッぷりした蒼い髪を掻き上げてハッと斜ッぱに鼻を鳴らす。何、乙女達は揃ッて縁起でもないこと言ッてるけど大したことであるモンかい。古今東西、栄養取ってグッスリ寝てて治らない病気なンざないンだヨ!) [Wed 28 Oct 2009 01:01:57]
◆ヘカテ@P.C農場 > (病気ッてモンは殴り合いと違ッてブチのめす相手がいないから性に合わない。研究所の試験管から生まれ出てまだ10年足らずの花の人生。全ての問題のケツを1+1=2で押し切ッて渡ッてきた女は、ちょッと事情が複雑に込み入るともゥ何かしら手に負えない。憤慨のポォズで両手を腰に当てて肩で風を切るよゥにぷりぷり廊下を渡ッてく。) ――あァン、ッたく腹立たしいネぃ! アレもコレもみンッッな小憎ッたらしい病気のせいで、ウチの子ァブッ倒れる、商品の売りァ伸び悩む! 景気悪いッたらないヨ!(ぴしッ、ぴしッ、)(怒り任せに孔雀扇を旋回させ壁のあちこちを打ち据えてく。ズン ズンとドレープの裾を大股に蹴捌きながらのモデルウォークは壮観かも知れないが、憤怒に燃え盛る真紅の瞳をギラつかせ、レェスに包まれた指の関節バキボキ鳴らして歩いてるから、同じ単語を使うンなら壮麗さより壮烈さが強調されよう。この薔薇科の女は基本的に自分の感情のコントロールをしない。楽しけりゃ大口開けて笑うし、頭にくりゃァ口も手も足だッて出る。短気なンだ。世の中解りやすい方がいい。的になる悪ィ奴がいない状況ッてのはしまりが悪くて気に入らない。) [Wed 28 Oct 2009 00:51:00]
◆ヘカテ@P.C農場 > (パン、)(発破掛けるように豊かな胸の前で両手を叩き合わさン、) さァさ、アンタ達も揃いも揃ッて景気悪い面してンじゃないヨ! 新しい砂糖水と蜂蜜取ッてきてやるから、ちょぃと待ッてなぃハニー達!(長く整えた爪の先を勇ましく突きつけながら退室して、ばタンと閉めたドアの裏で大息をこぼす。所在だけは優雅に腕を組みなおし、額に滲ンだ汗替わりの樹液を払わン。可愛い薔薇の娘達の手前、せいぜいが空威張りしては見せたが実際状況は深刻だ。一体全体何だッてンだい、この薄ッ気味わるい病気は。)(中小化粧品会社の小娘達は、ちまたで噂の“黒死病”を、無視できるほど身体がタフにゃできてない。最初は農園巡回係の娘が軽い体調不良を訴えたのを皮切りにしたかと思や、たちまちがところ鳥でも落ちるように見る間に端からバタバタ倒れてッて、今じゃァこの小会社の中でピンシャンしてるのは蒼薔薇の女一人ッきりだ。原因も解らなけりゃ治療法もハッキリしやしない。まさか不治の病なンてこたァないだろうネ。ささいな感染病一つがすぐさま根腐れ=死そのものに繋がりかねないキリバナ達に取ッちゃァ冗談じゃァ済まされない。) [Wed 28 Oct 2009 00:41:00]
◆ヘカテ@P.C農場 > 「姐さン、あたい、みンなが言うように、死ぬ の かな…、」(営業担当の薔薇娘の不吉な呟きに眉が寄る。ピシリと厳しい呼び掛けに応えるように、うッすら開いた瞳とその周りは絶望の光と深い隈に彩られていて、かつて赤々と燃えていた負けン気と喧嘩ッ速さの熱い炎が見当たらない。真ッ青なドレスの裾を火の粉のように翻して、ベッドに駆け寄ッた蒼い女は舌打ちを堪えるのに苦労する。) ――ッ当に馬鹿だネこの子は! アンタ、この会社の切り込み隊長じゃァないのかぃ!? ホラいつもの発声練習の威勢はどゥしたヨ! 「いらッしゃいませ!」「またお越し下さい」が、そンな弱気で女子の魂(タマ)に響くモンかぃ!(マニュアルを繰り返して意識を引き戻さンとする。泣く女子も笑うッてェペルセフォネーの女が、たかだかこンな病気ぐれェで泣き言を口にするなンざ気の弱ッちょろい。だが握ッた手はしンなりと細くッて、今にも色と張りを失いはらはらと枯れ落ちてしまいそうだ。)(女はスラリと立ち上がり、射竦めるような威厳を湛えて周囲を睨む。畜生、水が足りない。薄暗い宿舎の中、似たように黒い斑紋を肌に散らしてベッドに沈ンだキリバナの娘達を腕一杯に抱き竦める。この子達ァ一人残らずアタイの子供だ。訳の解らン病なンぞに取られてたまるか。) [Wed 28 Oct 2009 00:29:11]
お知らせ > ヘカテ@P.C農場さんが来ました。 『――ちょィと、しッかりおしヨ!』 [Wed 28 Oct 2009 00:20:32]
お知らせ > 名無花さんが帰りました。 [Thu 8 Oct 2009 01:10:09]
◆名無花 > ……(止めた手を引っ込めれば、牛達におやすみなさいをして部屋に戻るだろう。そうして、部屋の隅でシーツに包まって眠る。一人で眠るとなると今はこれが一番落ち着ける。もしも、寝ている時に誰かが部屋に来る事があれば部屋の隅に白い不審な塊が転がっている事でしょう。) [Thu 8 Oct 2009 01:10:03]
◆名無花 > ジャスティスにも、ちゃんとありがとうって言わないと……。(また会いに行くのは流石に危険だろうか?そんな事考えながら、思えば戻ってきてから夏鈴とはまだまともに話せていない。それにルーのお墓にもまだ行っていない。)……ちゃんと、ごめんなさいしないと。(そう牛を撫でていた手を止める。) [Thu 8 Oct 2009 00:55:02]
◆名無花 > 一人でも、大丈夫なのにね?(本人は大丈夫だと思っていても、大丈夫ではないから誰かと一緒に居るようにと言われているのだが……)少しくらいなら、一人でもお使い行けるのに……(そんな事を牛に語りかけてみる。けれど、解ってくれているのか居ないのか。差し出した手を舐めるだけに留められて、その鼻筋をよしよしと撫でる。) [Thu 8 Oct 2009 00:44:37]
◆名無花 > (檻の中からこうして主人の下に戻ってきた奴隷。今は牛小屋で牛達に帰って来た事を報告している。)ただいま。(そう、牛達に手を伸ばせばどうやら忘れられては居なかったようで、此方に近付いてきてくれる。此処に来る時でさえもやはり一人では来る事は許されず、誰かが必ず傍に居るのだけれど……。) [Thu 8 Oct 2009 00:34:33]
お知らせ > 名無花さんが入室されました。 [Thu 8 Oct 2009 00:27:06]
お知らせ > ビリー@試薬さんが帰りました。 『面倒事は全部中央病院任せとか、我ながら酷い話ですね…(と、内心の呟きを一つ)』 [Wed 30 Sep 2009 01:10:36]
◆ビリー@試薬 > …まぁ、ともあれ…今は目の前の患者が先決ですね(そうして実地で学べば、いつかはそう言うものを作り出せるかも知れないのだから、今は自分の見立てと薬の投与のデータを収集し続けていくだけで…) [Wed 30 Sep 2009 01:09:22]
◆ビリー@試薬 > しかし…(改めて嘆息を一つ)グールとなった者を治す薬はないか…と、言われましてもね…(そもそも、どうしてこうなったのかすら分からない上に、人間をバケモノにする薬があったとして、そのモノ自体がなければ手がかりもなかろうし、多少はレシピから仙丹もどきは作れるようになったとは言え、まだ自分がその手の魔法のような薬に対抗できるとは思えないわけで) [Wed 30 Sep 2009 00:57:53]
◆ビリー@試薬 > (バインダーのメモ書きも、自分が持ち込んだ試薬の反応を見る意味で色々投薬した結果を書き残しているわけで…何せ村一つ壊滅したのですから、老若男女…まぁ、ここまで残っている人間はある程度限られますが、サンプルと言うかモルモットには事欠かないわけです…それにここの患者は最終的には中央病院へ送りつければいいのですし)…それにしても酷いものですね(やれやれと、これでも重傷者はとっとと中央病院に送ったとはいえ、怪我していない人間はいない現状…まぁ、土砂崩れで逃げ場が失われたところでキョウシが沸けばそんなものかと) [Wed 30 Sep 2009 00:53:23]
◆ビリー@試薬 > (かたや、中央病院に搬送すら間に合わないのではないかと思われる患者には痛み止めは惜しまない。痛み止めの副作用で苦しんでいるのか、怪我で苦しんでいるのか区別すら付かないだろうし)…化膿止めの軟膏の追加も必要ですよね…(ぶっちゃけその二つで事足りるので、診察も必要なく自分のような医者としてはヤブに分類される漢方薬剤師でも何とかなるものです) [Wed 30 Sep 2009 00:45:38]
◆ビリー@試薬 > (ええ、女医です。不本意ながら女医です。落ち着いた色合いのフォーウン服の上に白衣を羽織った姿で、バインダー片手にウォッシュベアー村から救出された者達の治療…と言うか、応急処置に当たっているわけで…)…まだ、痛み止めが切れる時間ではありませんので、そのくらいの痛みは我慢してください(比較的軽傷…とは言え、片手を食いちぎられた人間のうめき声に淡々と言葉を返して…。確かこの患者には試薬Cを処方したはずと、バインダーにちょこちょこと備考程度のメモを書いて) [Wed 30 Sep 2009 00:40:21]
お知らせ > ビリー@試薬さんが入室されました。 『…雨音が激しい天幕の中、一人の女医がため息混じりに…』 [Wed 30 Sep 2009 00:36:13]
お知らせ > リシェルさんが退室されました。 [Tue 29 Sep 2009 23:53:03]
◆リシェル > ―――やっぱり炊き出しだ。あっち手伝いに行かなきゃ。 (私は自分が道徳の薄い人間だと思っていた。けれどこの光景を嫌悪して何かしなきゃと奮起するあたり案外そうでもなかったらしい)(昔の私なら、小さな笑いを浮かべながらこの凄惨さを興味深くスケッチでもしていただろうに) (さあ手伝いに行かなきゃ本当にもう忙しいんだから) [Tue 29 Sep 2009 23:52:55]
◆リシェル > すいません!お待たせしましたー! (水の入った桶を頼まれたテントに持っていくと私はそこから出て次に何するかを思い出す。マジメな性格なんかじゃない。けど今ここで止まってしまうのは何か嫌だった)(ヴェイトスの病院にすぐ運ぶ程じゃない怪我人の看護は手が足りていた筈。となると後は炊き出しの手伝いとかだっけか。いや他に何か私が手伝えそうで忙しそうな所はなかったかと雨の降る中で少し考える) [Tue 29 Sep 2009 23:34:10]
◆リシェル > どっ…せい! (気合いの言葉と共に力を入れて水を汲み上げる。それを持ってきた桶に移せば少しだけ一息吐こう。雨は止む気配はない。濡れた髪が顔に張り付いてきて鬱陶しかった。伸びてきたしそろそろ切らなきゃな) 悪魔はあらゆる芸術の師匠か… (昔からある言葉を呟きながら短い休憩を終えて水がたっぷりと入った桶を手に取る。重い。力仕事は嫌いだ。)(地獄は悪魔が作るものだ。だったらこれは私の師匠が生み出した場所なのかもねなんて下らない事を考えて) [Tue 29 Sep 2009 23:19:49]
◆リシェル > (此処は一つの地獄だと私は思った。閉鎖された土地。生きながら喰われ続け理不尽な暴力に怯える恐怖。ウォッシュベアーという名の村は地獄の1つを体現していたと言い切ろう) こんの…うっとおしい雨なんだからもう。 (それは助けられた生存者の凄惨な有り様を見ればわかる。いや此処にいるのは運良く生き延びた人達だけだ。なら貪り喰われてしまった死体はどれ程のものか―――想像するだけで背筋に震えがくる)(雨粒に愚痴りながら井戸に辿り着けば吊るしてある縄に手を伸ばす) [Tue 29 Sep 2009 23:04:13]
◆リシェル > ハーイ!少し待って下さい! (水を汲んできてと頼まれた赤い髪の小柄な女は大きな声で返事をして桶を片手に井戸へと走る。元から行く旨は伝えていたから大聖堂からの応援で来たけれど、気付けば事態は急変していた。私は炊き出しや雑務の手伝いなんかでここにいる) [Tue 29 Sep 2009 22:49:48]
お知らせ > リシェルさんが入室されました。 『天手古舞』 [Tue 29 Sep 2009 22:43:05]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( ――全ての蝋燭を吹き消し、魔女はその場にへたりこんだ。ああ、もっと体力をつけないと )』 [Sun 27 Sep 2009 00:59:49]
◆ナキア > ( だから乙女は乙女のしたいことを、精一杯するといい。 けれど、帰る場所が―― 待つ人のあるコトを、忘れないでいて欲しい。 ) ( ――― 天と地に敬礼を。 祭壇に向き直り、アサメイの切っ先を大釜にあて ) ―― 魔法円は設定された。 我は諸界の狭間にいる 時の境界を越えて 夜も昼も 生も死も 喜びも悲しみも 別なきところに ( 南に位置する蝋燭に近づけば、ソレを手にして大鍋と祭壇にあらかじめ置かれていた蝋燭を灯そうか ) … 火は灯された ( ろうそくを南に戻し 祭壇に向き直る。 ) ――― 月の母 全てに輝く光 大地 空 あなたを呼ぶ。 ( シャン、 ) ルナ モンマ 輝かしいかがやき 来たれ。 聞け 生まれ出し月 白紙たる創始の力 聞け 老いたる月 秘められた賢きもの ( 謳い、緩やかに舞踊り ) 彼女は全てを照らす 彼女は全てに流れる 自然にして自由なるすべてのものよ 自然にして自由なるすべてのものよ ――― … ( 捧げるのは、女神への讃歌。 ) …… 女神よ、 すべての神々よ。 感謝します ―― … この地に 祝福あれ! ( シャ ン。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:57:06]
◆ナキア > ( 西を向けば、儀式用の白い衣装の裾がふわりと風に煽られた ) ――聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ! 我は汝に祈り汝を呼ぶ 水淀む淵に潜む蛇よ 雨降らすものよ 灰色をまとった黄昏よ 夕星よ! 女神の羊水により汝が流れをよこせ 今、ここに! 塩と水をもって西を霊化する! 火と空気をもって西にエネルギーを注ぐ! ( 夕星ともあれ以来顔を合わせていないけれど、元気にしているのだろうか。 ―― 星を求めるもの、渦巻く風とは結局会えずじまい、で ) ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力にして全ての力の礎石よ! 我は汝に祈り汝を呼ぶ 外縁の暗闇の淑女よ 深夜の牡牛よ 北極星 渦巻く空の中心よ 石よ 山よ 肥沃な大地よ―― 来たれ! ( アサメイでびッと召喚のペンタクルを刻めば、腕を止めた途端に腕輪が跳ねて涼やかに音を響かせ ) 女神の肉体たる大地により 汝が強さをよこせ 今、ここに! 塩と水をもって北を霊化する! 火と空気をもって北にエネルギーを注ぐ! ( 全ての力の礎。 渦巻く空の中心。 彼女自身がどう思っているのかはわからないけれど―― 貴女は乙女と呼ぶに相応しいと、己はそう思っている。 それは中心たれという理想の押し付けでなく、自然と彼女の周りに人が集まるような。頑張ろうという気にさせるような。そんな人柄が、 ) [Sun 27 Sep 2009 00:42:59]
◆ナキア > ( 土地の周りをぐるりとまわり、逆手に持ったアサメイで円を刻んでいく。 ) ( ――乙女は君影さん救出の後もウォッシュベアーに残っているよう。無論、心配ではあるけれど…… 帰ってきたら、おかえりなさいって言ってあげよう。 ) … ( シャン、と腕輪の鈴が動作の度に小さく音を鳴らした )( 南へと、向き直り ) ――聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ! 我は汝に祈り汝を呼ぶ 灼熱の赤いライオンよ 燃え盛るものよ! 夏の熱気よ 生命の火花よ 来たれ! 女神の魂たる火によって汝が炎をよこせ 今、ここに! 塩と水をもって南を霊化する! 火と空気をもって南にエネルギーを注ぐ! ( 行う動作は東の時と寸分違わず。 ) ( 灼熱の赤いライオン。 燃え盛るもの。 獅子は――アマウラから、どうしているだろう。 今現在のキャンプの様子が知れたら、微笑ましく二人を見守るのだろうけれど ) [Sun 27 Sep 2009 00:25:56]
◆ナキア > ( そういえば、メイフォンさんも村の様子を見に来てくれたらしい。今はウォッシュベアーのキャンプにいるという。 ―― 己も自分の出来るコトをしておこう。 と、いっても不安がる村人に請われていつも通り土地の浄化をするくらいしか出来ないけれど。 ) … ( 天と、地。 其々に恭しく頭を垂れて礼をし ) ( 東を向いて、アサメイをかざす ) 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ! 我は汝に祈り汝を呼ぶ 暁の金の鷲よ 星を求めるものよ 渦巻く風よ 昇る太陽よ―― ( 東に宿る力を引き出す様に、かざしたアサメイで空に描くは召喚のペンタクル ) 来たれ! 女神の呼吸たる大気によって汝が光をよこせ 今、ここに! ( ぱッと撒くのは、塩水だ。灯りに照らされて水滴が煌く ) 塩と水をもって東を霊化する! ( イノセンス…吊香炉を手に、その煙でアサメイと同じように召喚のペンタクルを描き ) 火と空気をもって東にエネルギーを注ぐ! [Sun 27 Sep 2009 00:08:21]
◆ナキア > ( 君影さんが中央病院に運ばれたという話を聞いたのは、今朝の事だった。 )( …全てを投げ出して見舞いに走りたい気持ちはあったが、そうもいかない。己の役割は、村人の不安を取り除くことだ ) ――― ( 塩水を撒き、鐘を鳴らし、箒で掃き。 アサメイと塩水で召喚のペンタクルを描いた。 イノセンスを焚き、正の力を招き寄せる。 ――― 儀式は終盤に近づいていた。 ) 塩と海 悪しきは解き放たれ 火と空気 良きものを招き寄せよ 幾重も 幾重も 円は 封ぜられた ――― [Sat 26 Sep 2009 23:54:58]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( ――― シャ ン、 )』 [Sat 26 Sep 2009 23:48:05]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが帰りました。 『「そうなると、一度戻って治療道具の… いや、それは流石に用意されてるか?」』 [Tue 22 Sep 2009 23:09:33]
◆フェン・メイフォン > (あたし、一応は医者の端くれじゃん) (ワリと自称入ってるが、知識や技術が無い訳じゃない。 生存者だって無傷と限らないし、突入した人も然り。 傷の度合いにも寄るが、応急処置かその一歩二歩先程度なら何とか出来なくも無い自信はある―― なら…) 知る事、もう一つ出来たわね。(生存者が集められている場所の確認。 思い立てば、その場所を知るべくまだ働いている村人の姿を探すだろう) [Tue 22 Sep 2009 23:02:45]
◆フェン・メイフォン > (で―― 聞いて、それから如何する? 自分も生存者の救出に向かうのか? いや…) (自分がここに来たのは、漏れた(可能性のある)ゾンビがこの村まで来ていないかを確認する為。 知人が村に取り残されていると言う話は聞かないし…(今しがた、知り合いが件のウォッシュベアーに突入したが―― 知ったとしても、彼女なら大丈夫だろう) ウォッシュベアーへと直接乗り込むと言う訳には―― ) けど、ゾンビ避けに此処に居るだけってのもね… (元々、土砂避けをする予定ではあったが… 閉鎖だの何だのと聞くと、その辺りも怪しい。 そうなると―― ほかに出来る事は… 炊き出しとか、怪我人の…―――) (あっ…) [Tue 22 Sep 2009 22:56:06]
◆フェン・メイフォン > (―――――― 捨てる40% 一時閉鎖35% この調子だと騎士団出るんじゃないかな?(根も葉も無い憶測)20% 汚物なので消毒でしょ?(戯言)5%) (暫く思い返そうとするも、その内に情報が耳に入ってくるだろう… と思い立てば、それを頭の中から振り捨てて村を歩き――) ん… 今の所、異常らしき異常は見当たらない…か (ところどころ、リシェルが言っていた様なゾンビ避けと思わしき柵がこの村にも見える。 その辺りの確認もしながら村を歩き―― 次は、村の様子やウォッシュベアーとの距離、その他を直接村の人に聞くか… ぽつり、思う) [Tue 22 Sep 2009 22:40:20]
◆フェン・メイフォン > (ウォッシュアウト… もとい、ウォッシュベアーが土砂崩れ所の騒ぎじゃないと聞いたのは、地方村へと向かう準備の最中。 何でも、村にゾンビが大量に出てきているらしい―― イコール リシェルが言っていたゾンビ犬は、無関係とは言えない。 そして、ゾンビ犬が出たと言う事は、どこからかゾンビが抜け出せる場所がある可能性も――― 大丈夫、と押し込めていた不安の中… 準備も程ほどに終えて地方村へと向かい―― ) … 今の所、大丈夫っぽいのかしらね…? (一見すれば、以前来た頃と然程変わらぬ村の様子。 それにホッと安堵の溜息を一つ吐き出せば… 次に気になるのは、ナキアさんの住むこの村とウォッシュベアーの距離… 土砂崩れの場所は―――… そういえば、結局…あのウォッシュベアーって言う村は捨てるんだっけ?それとも、しばらく封鎖だったんだっけ? 少女連中が持ってきた噂、思い返す) [Tue 22 Sep 2009 22:24:30]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『状況確認―― ただし一応の、ではなく』 [Tue 22 Sep 2009 22:12:38]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …そんな風になれば、本当によかったのだけれど。 』 [Sun 13 Sep 2009 22:51:58]
◆艶子 > あ、良いですね。君影はもっと人付き合いを増やした方がいい奴なので… 最初は戸惑うかもしれませんが、きっと喜びますよ。シスターも君影のことをきっと気に入ってくれると思います。 ( なんて話しながら。 ) [Sun 13 Sep 2009 22:51:34]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『そして馬車に乗り込んで』 [Sun 13 Sep 2009 22:50:54]
◆ジャスティス > そうね、逝きましょうか。 (そう言って立ち上がれば、数歩歩いて思い出したように振り返って) 10月、みんなで食事会でも開きましょう。君影さん、紹介してくれる? [Sun 13 Sep 2009 22:50:00]
◆艶子 > ああ、なるほど。 …でも、ほら、暗黒街以外のことも手伝うのは立派なことですし…! ( きっと大聖堂もわかってくれますよ、と根拠は乏しいが言った。 ) はい。皆が協力しあえば心強いですね。 …ただ、問題はあの土砂の撤去です。どんなに急いでも今月一杯かかるとか。 ( あれが無かったら騎士団の到着を待つまでもない。私一人でも行ってやるのに。 ) ………。 ( 君影にアザリー。…二人とも心配だ。その点に関しては、お互いに勇気付けることが出来ず私も同じように溜息を吐いた。二人とも何事も無ければいいのだが。 ) ……あ、シスター。馬車、来たみたいですよ。 ( がらがらという車輪の音を聞いて。 ) [Sun 13 Sep 2009 22:48:46]
◆ジャスティス > ……いや、単に、教会空けすぎてるだけなんですけどね。 (なんだか口調がおかしい台詞を吐きながら、適当なサイズの枯れ木を握りくだいてため息一つ。) ……うん、教会のこといろいろ片づけてから、できることがあれば、来るかもね。アンデッドがらみなら大聖堂も調査団を派遣するかもしれないし、騎士団からの協力要請もあるかもしれないし……。 (なんとか、参加させてもらって) そっか、女の子か。じゃあ、なおのこと心配よね。……アザリーにしたって。力は強いけど、殺し合いなんてしたことのない普通の子だもの。 (憂鬱なため息は当分止まりそうにない) [Sun 13 Sep 2009 22:41:33]
◆艶子 > こういうのは学者とか魔法使いの領分なのかもしれません。なんにせよ、おかしな事態になってることは確かですが。 ( 私達にはわからない話だ。それだけに歯痒さを感じる。 ) アザリーが心配で…っていうの、大聖堂に報告する時に何か問題があるんですか? ジャスティス様はシスターなんですから。撤去作業に参加できなくても、炊き出しを手伝いにきたとか―― ( そういう形でシスターも参加できるだろう。何かやれとせっついているわけではなく、不安な気持ちを紛らわすにはそういう事に手を出した方が良いと考えてのことだ。 ) …わかりました。 ( 身体は丈夫だが、何かあった時に動けないでは話にならない。…何か、なんて起きないほうがいいが。 ) はい。君影っていって―― 良い奴なんです。本当に。 ( 彼女の性格を表現するのに他にも色々あったような気がするが、出てきた言葉はそれだけだった。 ) [Sun 13 Sep 2009 22:33:09]
◆ジャスティス > …………ふぅん、 (とたん目つきが悪くなる修道女。おもしろくなさそうに顔をしかめながら、じっと地面を睨みつける) まぁ、内臓飛び出した犬なんて、アンデッドを考えるのが普通よね。 ……いずれにしろ、気になる話ね。 大聖堂に報告……って、なんでここに来たのか説明しないとだめかぁ……。 (はぁ、とため息をつきながら) ……まぁ、艶子さん。しばらくは注意しておくことね。さっきの話じゃないけど、いつでも動けるように余力は残しておきなさい。 (……そういえば、とふと思いついたように呟いて) ……艶子さんの友達も中に、いるのよね。 [Sun 13 Sep 2009 22:25:43]
◆艶子 > いえ、ありません。私もヴェイトスに住んで数年になりますが…。 ( シスターはもっと長く住んでるだろうから、そのシスターも知らないということは本当に考えられないようなことなのだろうか。 ) はい。そいつをやっつけたのは何人かの力自慢だったそうなのですが、そいつらに向かって襲い掛かったそうです。野生の獣って、数で劣ればあまり手は出してこないじゃないですか。 ( 明らかに普通の獣ではない。実際にそいつを見ていない私には、それがゾンビかどうかも判断できないが。 ) 駐留しています。ですが、あくまで目的は土砂の撤去なのでどれだけ居るかは判りません…それでもそう簡単にやられるような数では無いでしょうが。それに、そのゾンビもほんの二日前に現れたばかりなんです。 ( その危険性がヴェイトス市内に伝わっているかどうか。私だってここに来なければ知らなかった話だ。 ) [Sun 13 Sep 2009 22:21:33]
◆ジャスティス > ……そうねぇ、クリスティアのほうだと、場所によっては三日に一度は霧、って計算になることはあるって聞くけど……ヴェイトスの近くでそんな話、聞いたことある? (考えてみれば違和感ありありの話なのだ) ……ゾン、ビ? (顔をしかめる。野のによっては、呪いのように蔓延していくものもいるという。そんなもの、自然界にいるはずもない。……何か事件でもからんでいるんだろうか) ゾンビ…………まさか、土砂崩れとの直接の関係はないと思うけど…………ここ、今騎士団とか駐留してるの? (もし、村と関係ないとしても、ここの人員に被害が出るのではまずい) まさか自警団ってわけじゃないでしょ?この規模だと。 (そう言いながらも不安になる。ヴェイトスしないでは、それほど深刻な話にはなっていないからだ) [Sun 13 Sep 2009 22:12:44]
◆艶子 > はい。大丈夫、身体は頑丈ですから。 ( そう言うと力瘤つくって見せた。 ) そうらしいです。実際に見たわけじゃないので、なんともいえないんですが…。霧ってそんなにしょっちゅう出るものなんですかね? ( 魔女が降りていけないということは、そういうことだろう。 ) ………。 ( アザリーの話を聞いて、シスターは彼女を大事に思っているんだなって思う。それなのに、あんな風に遊び歩いて…。 そんなアザリーの話を中断することになってしまってから、私は一度後悔したけれど、やはりちゃんと知っていることを話そう。どうせいずれはシスターの耳にも入る話だ。 ) 犬、だったそうです。でも野犬や狼のような類ではなくて、その…。腹から臓物をぶら下げたまま動き回っていたそうです。ゾンビ、でしょうか? [Sun 13 Sep 2009 21:59:03]
◆ジャスティス > …………。 そう?けど、ほんと無理しないでね? (それ以上は何も言わず、空を見上げ続けて) そっかぁ……霧、ずっと出てるの? (内側の様子はまだ把握できていないという。いくらなんでも遅すぎだろう。どれだけ時間がかかっているのだ) まぁ、アザリー、友達もいるって言うし、あのこ人当たりもいいから、そんなに困ったことにはならないとは思うんだけど……地方村だし、食糧はあるでしょうし……水だって、雨も最近多い……え? (化物?愚痴るようにたらたらと言葉を吐き出していた修道女の表情が固まる) 化物? (どんな化け物だったの?死体は?なんて矢継ぎ早に質問して) ……その、野生のモンスター、てこと?狼とか。 (それくらいなら、いいのだけれど) [Sun 13 Sep 2009 21:46:43]
◆艶子 > えへへへ、それ程でも。 だ、大丈夫ですよ。顔色が悪く見えるのは泥で汚れちゃってるのと、暗いせいです。 ( シスターと一緒に歩きながら、停留所から少しはなれたところにやってきて、倒木の上に腰を下ろそう。 ) ええ。魔女に頼んで土砂の向こうに連れて行って貰おうかと思ったんですが、濃い霧が出て高度を下げるのは危ないからって…。 …………。 ( どうしよう、と私は悩んだ。大丈夫ですよと根拠も無しに心配させるのか、危ないかもしれませんと根拠も無しに不安をあおるのか。 ) …つい先日、得たいの知れない犬の化け物が出たそうです。そいつに一人殺されていて…。 シスター、私…嫌な予感がするんです。 ( …結局は不安を煽る方を選んでしまう。いや、煽りたくて煽ったわけではない。私も不安で仕方ないのだ、その気持ちを誰かと共有したかったのだ。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:34:06]
◆ジャスティス > ……そっか、それで頑張ってるんだ。 偉いね。 けど、無理してない?あんまり顔色、良くないよ? (そういいながら、少しだけ停留所から離れるように提案してみて。もしも了解が得られれば歩き出そうとするだろう。倒木とか、そのあたりにあるかも) …………もうさすがに魔女も飛んでないか。。 (まぁ、ただでさえ視界が悪いのに、わざわざ夜飛ぶ必要もないだろう) 食糧、足りてるのかなぁ? 村の中は無事だといいけど。 (修道女は、まだ犬の事件のことも知らなくて。すこしだけのんびりしたように気こるかも知れない) [Sun 13 Sep 2009 21:27:00]
◆艶子 > お土産?楽しみだ!ええ、是非おねがいしま―― んん。 ( シスターのお土産はいつも愉しみだったりする。顔の泥を拭かれながら、ちょっと照れくさそうにして。 …でも、やっぱり元気が無いように見える。どうしたんだろうと思えば、その答えは私と一緒で。 ) アザリーが…?ウォッシュベアーの方に? ( 土砂崩れがあった方角を私も見て、驚いたように言う。彼女とは一度しか話したことは無いけれど、シスターと一緒に住んでいたんだ。心配なのだろう。 ) ………そうでしたか。それでこちらへ…。 ――実は私も、友人が一人ウォッシュベアーに行ってるんです。それで…。 ( そういうと、私はうつむいた。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:21:09]
◆ジャスティス > え、えぇ……八月の終わりに、ね。 お土産もあるから、また今度の機会にでも……。 (艶子の顔に着いた泥をハンカチでなでながら、困ったように首をかしげて) ……アザリーがね、友達のところに遊びに行くって……。 (土砂崩れのほうを向きながら困ったように弱弱しく笑って) 私も手伝いたい、っていったんだけど断られちゃった。現場が逆に混乱するから、って。 (やはり、家族を心配してのそういう申し出が後を絶たないのだろう) [Sun 13 Sep 2009 21:15:09]
◆艶子 > ああ、やっぱりシスターだ!こんばんは、お久しぶりです。クリスティアからお戻りになったんですね。 ( 嬉しそうに笑うと立ち上がり、私もシスターの方へと歩いていこう。 ) 一応雷電の仕事で来てます。まあ、雷電で募集が無くても来るつもりでしたが…。 シスターはどうしたんですか? …何だか、元気が無かった様子ですけど…。 ( そういう私も結構やつれていたりするんだけれど。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:12:42]
◆ジャスティス > っ!? (思いもかけない声にびっくりして背筋を伸ばす。聞き覚えのある声に顔を向ければちょっと驚いて) 艶子さん!? (目を丸くして、次いでその泥まみれの姿をじっと凝視する。息を吐き出すように一度笑えば、いつくしむような瞳でじっと艶子を見つめて) ……艶子さんらしいわね。仕事で?それとも……ボランティア? (そう言って近づこう) [Sun 13 Sep 2009 21:07:52]
◆艶子 > ……… ? ( 何気なく顔を上げると、見知った姿が通りかかったような気がした。見間違いかと思ったが、あの青い髪は間違いない。 ) シスター? そこに居るのは、もしかしてジャスティスさまですか? ( 重い身体を起こして、通りかかった女性に声をかけよう。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:01:54]
◆艶子 > ( つい先日、得たいの知れない化け物がこのあたりに出て人が一人死んだらしい。どこから入り込んだのかは知らないが、私の嫌な予感はますます大きくなる。一応襲われないように一人になるような状況を避け、腰には一応刀を差しているが。 ) ………う。 ( うつらうつらとし始めたのに気付き、これではいかんと首を振る。こんなんじゃ、襲われてもすぐに戦えない。 ) ( いや、戦うってなんだ?何で戦わなければならないような命の危険がこんなところにあるのだ。私達がやっているのは、ただの土砂の撤去作業。どうしてそこに戦いの準備なんてものが必要になってくるのだ。 ――その化け物というのは、一体どこから来たのだ。 ) ………君影…。 ( 最近、あいつの名前を呼んでばっかりだ。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:01:49]
◆ジャスティス > ………… (ため息を全身でつきながら、背中を丸めた女が馬車街の輪に入ってくる。背は高く、何やら大きくて長い包みを胸元に抱えており、その髪は、青い。服装は地味目の一般的なもので、作業員には見えないだろう) …… (汗のにおいにも特に反応せず、そのまま艶子の前を通り過ぎかけて) [Sun 13 Sep 2009 20:59:35]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 13 Sep 2009 20:57:06]
◆艶子 > ( 今日の土砂の撤去作業を終え、馬車の停留所で次の馬車を待つ。身体がとても重く、このままナッキーの所に泊めてもらおうかという考えもあったけど、明日は早くから傭兵ギルドの方で用事があるので断念した。それに、こんな疲れきっているところを見せたら心配をかけてしまいそうだし。 ) ………。 ( 停留所には他にも土砂の撤去作業を終えた男どもが屯している。設置されたベンチは既に占領されていて、私は仕方なく地面に腰を下ろしているが、問題ない。どうせ服は泥だらけなのだ。 次に来る馬車はさしずめ日雇い労働者を運ぶかのようになるだろう。馬車の中は泥で汚れ、汗と泥の臭いが充満する。不運にも同じ馬車に乗ってしまった他の利用者達はその臭いに顔をしかめ、御者は泥だらけになった馬車を文句を垂れながら掃除するのだろう。 ) [Sun 13 Sep 2009 20:52:40]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『身体に纏わりつくのは疲労と泥と、焦燥。』 [Sun 13 Sep 2009 20:43:56]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 [Sun 13 Sep 2009 02:39:29]
◆ジャスティス > (現場担当者に声をかけられ、少し離れた場所で説明を受けながらじっと現場を眺めるのだった。) [Sun 13 Sep 2009 02:39:26]
◆ジャスティス > ……。何をしに来たんだろう。 (そうつぶやく自分の言葉に苦笑してしまう。ふだんから、別にそんな合理的なことなどしていないのに。いや、こう見えて意外と普段は合理的に動いているということなのだろうか?何か手伝えることはないかと近づいていくが、もしかしたら邪魔だと追い出されるだけなのかもしれない。とにかくあの子に会いたあい。その一心で、メイスを抱きしめた修道女は作業場まで歩いて行って) [Sun 13 Sep 2009 02:17:47]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sun 13 Sep 2009 02:16:08]
◆ジャスティス > (自分一人が来たところで何もできないのは来る前からわかっていた。人より力は強いけれども、自分一人が加わったところで、大幅に土砂の撤去作業が進むわけでもない。では私はなんでここに来たのだろう?わからない。じっと土砂の撤去作業を眺めていたが、ようやく落ち着いて周囲を眺めてみれば、自分と同じような人間がちらほらいる。おそらく、家族がいるのか、大事な人が閉じ込められてしまったのだろう。現場の担当者のような人が付いているのは、親切からか、それとも作業の支障にならないようにとゆるやかな監視をしているのか……) [Sun 13 Sep 2009 01:29:26]
◆ジャスティス > …………来ちゃった。 (思考停止状態で。私服姿の修道女は、馬車から下り、必死に続けられている、土砂の撤去作業を眺めていた。ここはそう、ウォッシュベアー。者崩れがおき、陸の孤島となった村の入り口である。クリーム色の薄手のセーターと、ワインレッドのロングスカート。普段は背にかけているメイスは、厚手の布でくるんで胸に抱いている。こんなことをしている暇はないとは分かっているのだけれど……つい、頭が働かず来てしまった) [Sun 13 Sep 2009 01:13:08]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sun 13 Sep 2009 01:08:28]
お知らせ > ペセルさんが退室されました。 『(同じことは周辺の村でも行われ、復旧作業への支障が出ることになるだろう)』 [Fri 11 Sep 2009 01:55:00]
◆ペセル > (結果。 交代で二人一組となり一晩中見張りをすることとなり、多少は休憩を挟みつつも寝不足になる傭兵が増えた。 其の分、多少復旧作業に支障が出たことだろう。 明るくなってから周囲を捜索して同じような魔物の痕跡は見られなかったが、村人の不安は解消されず。 見回りは続けられることになる。 翌日以降はきちんとした当番となり疲労が残る人物は最低限になるようになった) [Fri 11 Sep 2009 01:53:50]
お知らせ > 痩せこけた野犬さんが帰りました。 『( 戦闘経験ポイント☆3 )』 [Fri 11 Sep 2009 01:47:51]
◆痩せこけた野犬 > ( 最初に行方を眩ませた男の屍はほどなくして発見される。 近くの茂みの中で無残に喉笛を食い破られた姿で。 その晩、宿は同じような怪物がまだ近くに居るのではという緊張感に包まれたまま夜を明かす事になり―――その恐怖と不安は翌朝、村中に広がることになる。 ウォッシュベアーで起きている事を知らない人々には結局それが何処から来た何だったのかをすぐさま知ることは出来なかったが――――後にそれが、凶兆であったと知ることになるだろう。 ) [Fri 11 Sep 2009 01:47:13]
◆ペセル > ふぅ…。 なんとか上手く行きましたわね。 (外套で身を守っていたペセルは、野犬が離れた後に、殴りつける側へと加わり、特に頭へと集中的に攻撃をしていた。 それでも、完全に頭をつぶしきるまで生きていると言うゾンビにしてもありえないくらいの生命力に目を見張った) …並みのゾンビでは無いようですわね…。 どこから沸いて出たのかしら…。 (少なくても今まではこんな魔物の情報は出ていないだろう。 出ていればむらの守りが此処までおろそかにはなっておるまい) …報告が必要になりますわね。 (そして、偶然とはいえこの野犬が何処から来たのかと言う足取りも。 もしも同じような存在が増えていれば、確実に殲滅が必要になるからだ。 それを考えたペセルの表情には、笑みが浮かんでいた) …つぶしがいはありそうですわね。 (発生源の現状を知って、同じ言葉を言えたかはわからないが…) [Fri 11 Sep 2009 01:42:10]
◆痩せこけた野犬 > ( これがただの野犬ならばこんな無理を押しとおしはしなかっただろう。 ただ、この痩せこけた犬は どうしようもなく 空腹だった。 それが何故かを考えるだけの脳が無かった。 ) ( 食らいつく対象に牙が立たないという不測の事態を理解する事が出来なかったし、即席とはいえ一団の適切なチームプレイの意図も理解できなかった。 一度動きを止め、宿の灯りに照らされたその異形は、見る物に嫌悪感と恐怖を与えはしたが―――宿から出てきた数人も含めた傭兵達に殴り付けられ、抑え込まれ、驚くほどの異常な生命力を見せた後に―――原形を半分とどめ無くなるまで暴れ、吠え、異臭を撒き散らし続け、やがて動かなくなった。 ) [Fri 11 Sep 2009 01:34:15]
◆ペセル > (こちらは、視界も悪く。 敵とわかる相手が確実にひそんでいることになり、宿の周辺へと寄り集まることになる。 そこで、自分の横合いからそいつが大きく飛び出せば。 反射的に魔力を外套に流し、そのまま、硬質化させて身を守ろうとするだろう。 準備をしていたのはこのためで。 タイミング次第ではゾンビ犬の動きをとめることが出来るだろう) っ!! [Fri 11 Sep 2009 01:28:29]
◆痩せこけた野犬 > ( 野犬は判断を迫られていた。 腹が減って仕方が無い。 だが今自分は狩りを出来るのか、狩られる側ではないのか。 状況が見通せないのは野犬の側も同じようなもので、ようするに―――欲張ってさらなる獲物を狩ってみるか、ひとたび逃げてもっと襲い易い獲物をさがすか、を闇の中で考えている。 そう上等な脳でもなし、怪物化して異常をきたした欲望は、食欲を訴え続けているが。 ) ( そうこうしているうちに傭兵の一人がその姿を視界にとらえて躍りかかる。 野犬は驚いて飛び出し、あなたの居る側へと戻ってきた。 ) ( 走りながら僅かな間で下せた判断は短い。 「そいつに 飛びかかって 食らいつけ!」 だ。 ) ( 茂みが音を立てて揺れ、あなたの横合いからそいつは大きく口を開いて飛び出した。 ) [Fri 11 Sep 2009 01:11:43]
◆ペセル > ゾンビ…? それとも、またあの寄生虫? しかし、寄生虫ならばここまですばやい動きは出来なかったはず。 となれば、ゾンビの親戚と考えるのが妥当だろう) すばしっこいですね。 気をつけないとのど笛を切り裂かれますわ。 (己はコートを深めにかぶっったまま。 フレイルを地面にたらし、相手の出方を見る。 すぐに反応できるようにと体の力は抜き気味にして) …話は通じなさそうですわね。 (話を聞く気も無く攻撃を仕掛けたのはこちらだが) [Fri 11 Sep 2009 01:04:19]
◆痩せこけた野犬 > ( 酷く痩せた野犬は腹の辺りから臓物を覗かせてそれを引き摺っている。 普通に考えたらそんなものがこれ以上危険であるとは考え難いが――――「それ」は、すぐさま振り下ろされたフレイルを、跳んで、避けた。 だらしなくぶらんと臓物をこぼしながら唸り、そして闇に紛れる。 あなたの声に皆が反応し、警戒を強めながら集まってくる。 闇の中、低い唸り声がどこかから聞こえている。 ) [Fri 11 Sep 2009 00:52:10]
◆ペセル > (生臭い異臭。 そして何かを引きずっている野犬。 反射的に寄生虫騒動を思い出し。 無言のまま、条件反射のようにその犬らしき存在へとフレイルを振り下ろした。 カンテラと外套を握る手はそのままに、魔力は溜め込まれていく) …こんなところにっ!! (鋭く放った声は周囲の皆への警告。 魔物の類の危険な存在が居ると言うこと) [Fri 11 Sep 2009 00:47:03]
◆痩せこけた野犬 > ( 皆が各々、出来るだけ離れないように、お互いの灯りを確認できる程度にはなれて宿の周囲を見て回ることになった。 ) ( そして、その捜索はそんなに難しい事ではなく――――なにしろ、すぐにあなたの鼻に生臭い異臭が届く事になった。 ) ( 闇の中で何かがうずくまっている。 あなたの呼びかけに対し、低い唸り声を返すばかりのそれはまぁ、野犬の類だと誰でも想像できるだろう。 ―――あなたのカンテラの照らす先に居るそれの瞳がぎらぎらと光を反射してあなたを見つめ、何かお腹の辺りから引き摺っている。 ) [Fri 11 Sep 2009 00:41:30]
◆ペセル > (雨が降らなければたいまつでもう少し周辺を照らすことが出来たと思うが、この雨では難しく、カンテラで周辺を照らすのがやっと。 魔力灯といった類のものはこの地方の村にはおいていないようで) …やっかいですね。 あまり此処から離れないほうが良いでしょうね。 (フレイルを手にすれば魔力を貯めつつ、外套を深めに被る。 左手で外套を握り少しずつ、宿から距離を取る。 先ほどの人も明かりが完全に届かなくなるところまでは行かなかったと思うので慎重に歩いていく) …何者ですか? (一応、声をかけよう。 これで其の男のドッキリなら芸能横丁の芝居小屋で立派に芝居をこなせるだろう) [Fri 11 Sep 2009 00:33:58]
◆痩せこけた野犬 > ( ちょっと転んだとか、何かを見間違えた、とかそういう類にしてはあまりに酷い、恐怖と絶望と混乱の混ざり合った長い長い悲鳴が響き、そして消えた。 外は未だしとしとと雨の降り続く闇で、今は静まり返っている。 酔いが醒めた何人かが手に手に武器を持って戸口に集まり、結局ペセルを含めて4人だけが外に出た。 残りのあるものは酔いつぶれて使い物にならず、あるものは此処に残ると言って武器を手繰り寄せ、ある者は最初から戦う術を持たない人間で、ある者は何も言わずに二階へ姿を消した。 ) [Fri 11 Sep 2009 00:26:50]
◆ペセル > (屈強な男に混じって女性の姿もちらほらとは姿を見かける。 ペセルもそんな泊り客の一人。 外見は自分と同じくらいでも実力は上、という人も居る。 ふぁ…。 と気の抜けた欠伸をした直後、其の声は響いた) …悲鳴。 ですわね。 (断末魔の声ではあったが、あえてそういわず。 腰の獲物を確かめてからゆっくりと外へとでた。 雨で視界はあまりよくないが宿の周囲は漏れる光で照らし出されていた。 危害を加えてきた、何かがいる。 ただ野生の猪やら熊やら、少し悪くて小鬼やら。 そんな類を考えていたが…) … (同じく声を聞いて他の傭兵も何らかの動きを見せるかもしれない) [Fri 11 Sep 2009 00:22:14]
◆痩せこけた野犬 > ( 近隣の村に泊まり込んで、復旧作業に参加する客は多い。 騎士団や奴隷ギルド派遣の労力以外にも傭兵や力仕事に自信がある人間が集まり―――今日ここに泊まっている市の客も殆どそういう類だ。 妙に鶴嘴と手ぬぐいの似合う、若い男がエールを呷って軽口を叩く。 「あんまり平和過ぎるとそりゃそれで給料安くなるだろ」と。 災害救助なんて定住先も無い傭兵稼業にとっちゃぁ命の危険も無い上に食いぶちになる、いい仕事だ。 ) ( 男がそのまま席を立ち、何となく外を散歩してくるなどと言い残し――――暫く、誰も彼の事を気に掛けず雑談は続いた。 ) ( 遠くで張り裂けんばかりの声が、悲鳴とかそんなものではない、断末魔の声が聞こえるまでは。 ) [Fri 11 Sep 2009 00:14:58]
◆宿の客 > (この村に泊っていたのは土砂崩れの復旧作業の手伝いのため。 他にも小さな村はいくつかあるがこの客にとってはこの村の宿が一番気に入ったということ) 給料は高く出ますけれど、作業は厳しいものですね。 (急いで進もうとすれば土砂が崩れる。 それは大きな振動も立てることが出来ない、という事で少しずつしか進めない苛立ちは伝わってきている。 黙々と進むことしかできないのだが) ……そろそろ休まないと明日に響きますかね。 (呟きながらも、一階の酒場で肉をつまみつつ眠る気にはなれなかった) [Fri 11 Sep 2009 00:06:51]
◆??? > ( それは閉ざされた村の向こう側から、本人の意思とも無関係な偶然でこちら側に転がり落ちてきてしまった。 そんな事情を考えるほどの知能も持たないが、ただ、自分が縄張りから離れて戻り方が分からない場所に居ることだけは理解している。 そして、それ――――腹の辺りが食い破られて内臓の露出した野犬は、酷く腹を空かせていた。 喰っても喰っても足りない。 それにもう暫く、土砂崩れに巻き込まれた辺りから先、何も口にしていない。 ) ( 腹が減っていた。 ) [Fri 11 Sep 2009 00:00:40]
お知らせ > 宿の客さんが入室されました。 [Thu 10 Sep 2009 23:59:34]
◆??? > ( それ、は非常に低い確率で―――彼らの習性を考えるとまず、こんな所までたった一匹で迷い込んでくるような事はありえないものだった。 ) [Thu 10 Sep 2009 23:57:20]
◆農村 > ( ヴェイトス市の灯りも届かないような田舎の村だ。 こんな時間に灯りを灯すような家も殆どなく、皆寝静まっている。 唯一つ例外的に―――市から来る旅人を泊める、大きくもない宿だけに灯りが灯っている。 一階は小さな酒場、二階に数部屋がある程度の民家に毛が生えたような代物。 しとしとと雨の降る中、数人がそこで夜更かしをしている。 ) [Thu 10 Sep 2009 23:53:14]
◆ウォッシュベアー街道 > ( その土砂崩れの街道から離れ、野山を抜けて一つ跨いだとある村に場面は移る。 農産物をヴェイトス市に送って暮らす人々の住む、何処にでもある農村の一つ。 ) [Thu 10 Sep 2009 23:49:35]
◆ウォッシュベアー街道 > ( ヴェイトス市⇔ウォッシュベアー街道 PM23:30 雨は夕刻から降り始め、未だ降り続いている。 遠くの空が光り、かなり遅れてからゴロゴロと音が響いた。 状況を見にきた調査の人間は悪態を吐き、早々にキャンプに戻ってしまった。 土砂崩れで塞がれた道は相変わらずで、この先に進むことはできそうにない。 ある程度の自給自足は出来る村だし、半月程度で食糧が足りなくなるという事は無いと思うが―――遅々として進まない復旧作業に、関係者の苛立ちは募る。 ) [Thu 10 Sep 2009 23:40:52]
お知らせ > ウォッシュベアー街道さんが来ました。 『-凶兆-』 [Thu 10 Sep 2009 23:33:59]
お知らせ > サイカさんが帰りました。 [Mon 7 Sep 2009 13:14:36]
◆サイカ > (水が落ちる下に置いた皿が一杯になり、ちょろちょろと水があふれ出ている。皿の水を窓から外に投げ掛け、) お隣のおじいさんが屋根を見てるくれるっていってたかの、 (何時ぞやの薬のお返しに。 漏り始めてしまったから、急いで欲しいと伝えに行こうか。) (皿をもう一度水が落ちてくる場所に戻して、再び外へ出る。) [Mon 7 Sep 2009 13:14:34]
◆サイカ > (近くの川もずいぶん前から溢れたまま、水嵩が増したり減ったりを繰り返している。となりの村への橋も流されたという噂を聞いた。) 手入れが必要なものばかりじゃ。 (生き残っていたイモを掘り出して家のほうへ戻っていく。開けっ放しの戸から中を覗けば、ピチャン ピチャン と決まったリズムで水が落ちる音がした。) ここもォ、 (台所で雨漏りしているのだ。) [Mon 7 Sep 2009 13:09:09]
◆サイカ > (片手で頭のうろを掻きながら、途方にくれたように眉を下げる。夏前に植えた家庭菜園はこれまでの雨にやられている。) こりゃ駄目じゃ。今冬は野菜は期待できんかの、 (しゃがみ込んで、その様子を見るように、応急処置でも施すように、周囲の土をほじってみるが手遅れそうだ。全く、どうしてここまで雨が降りつづいたのか――。) 誰か怒ってらっしゃるんかね、 怖い怖い。 (夏場の雨風は気性が荒い。) [Mon 7 Sep 2009 13:03:45]
◆サイカ > (ガコガコと、合わせの悪い音がして木戸が開いた。その小さな平屋からひょろりと出てくる姿がひとつ。) …ありゃりゃ、まァ、 (続いている豪雨のせいで足元が緩い。ぐじゃぐじゃと素足の下で音を立てながら、家と同じくらい土地のある庭へ出た。) [Mon 7 Sep 2009 12:55:16]
お知らせ > サイカさんが入室されました。 [Mon 7 Sep 2009 12:48:22]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『君影―――ッ!! ( …その声は、届かない。 )』 [Sun 6 Sep 2009 22:35:49]
◆艶子 > ( …だが、その二次災害は非常に最小のものだった。飲み込まれたのは私一人だけで、その私もすぐに自力で土の中から這い出る。身体のあちこちについた泥を最低限拭って落とすと、私は忌々しい土砂の山を見上げる。 ) ………君影。 ( 私はとうとうその名前を口にしてしまった。大丈夫だって言い聞かせてきた筈なのに、その名前を出してしまった。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:35:10]
◆艶子 > ( 土砂は―― 一人がやる作業にしては、とても早く取り除かれていく。所詮は一人分の労力だが。こうして土砂を取り除いた先に、誰かの腕の先が出てくるなんてことがあるかもしれない。それは女のものかもしれない。それは私の同じ肌の色かもしれない。それは知り合いの―― ) !? ( そしてまたしてもハプニングだ。ずずっ、という音が聞こえたかと思うと、目の前の土砂が突然滑り落ちてきた。危ない、と思った時には私は再び土の中で、どこかで誰かの大声が聞こえる。おい、人が飲み込まれたぞ。なんて、そんな声。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:32:36]
◆艶子 > ( 書き上げた反省文を自慢げに突きつけて、賭けは私の勝ちだ。 その時、もう寿命だったのか、使い手が乱暴になったことでみしりと音を立ててスコップが中央から折れ、私は取っての部分を握ったまま後ろによろめいた。 ) くそ―――ッ!! ( 折れてしまった取っ手を乱暴に土砂に向かって投げつける。この役立たずがッ! 他の連中が残していったものであろう、他のスコップを掴み挙げると再び作業を再開した。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:29:42]
◆艶子 > ( 大丈夫だ。問題ない。これはただの私の思い過ごし。ここでちょっと頑張っちゃってるのは、まあ私の親切心だ。それに、腕の鍛錬にもなる。 …そんな適当な急ぐ理由を考えて、何度も何度も土を掻き出す。 ) ぁ… はぁ…ッ はぁ…ッ! ( 掻き出す。掻き出す。掻き出す。ようやく私の後ろに来た、掻き出した土砂を運ぶ連中が山のように溜まった土砂を見て慌てて籠に詰めだした。「おい、もっとペースを落としてくれよ」なんて声が聞こえたが、知らない。 ) くそ…っ くそ、この…ッ! 糞ったれ…! ( 帰ったら反省文の続き書かなきゃ。大丈夫、ちょっとぐらい身体に鞭打っても問題ない。私は身体は丈夫だし。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:25:09]
◆艶子 > ( しかし、土砂を掻き出す役目を負った連中は、疲れたのか一休みしていた。私が運ぶべき泥もまだ全然溜まってない。 私は苛立たしげにそいつらのところに歩み寄ると、そいつの手からスコップを奪った。 ) 疲れたんなら、あっちに行って休んでなよ。代わりに私がやっとくから。 ( 疲労の為息が荒いのもあったのだろう、刺々しい言い方にも相手は気付かず「そうかい?悪いね」って言ってその場を離れていった。 ) ………ッ ( ざく、と泥を掻き出す。泥ってのは思いの他重く、欲張って多めに掻き出した一回分の量がずしりと両腕に掛かる。それを無理矢理後ろに放る。 ) は…ッ ( 二度目も欲張った。腕に負荷が掛かるのは解っていたけれど、少しでも早く、少しでも多く土砂を掻きだしたかったんだ。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:21:02]
◆艶子 > ( 大丈夫、大丈夫だ。ただ土砂で道が塞がっただけ。これの撤去が終われば「待ちくたびれた」なんて憎まれ口叩きながら向こう側から出てくるんだ。その間、村の人たちに美味しいものとか食べさせて貰ったりしてて。泥まみれの私に対して腹が立つほどふっくらと丸みを帯びてるに違いないんだ。 ) はぁ…っ はぁ……っ ――うッ!? ( ぬかるんだ泥に足を取られ、背中に背負った重い泥にバランスを崩し、私はうつ伏せに倒れた。籠の中の泥も一緒にひっくり返り、私は泥塗れになる。 ) ………。 ( ぺっ、と口に入った泥を吐き出すと、私はのそのそと立ち上がった。零してしまった泥は―― もういい、これぐらいならここに捨てたままでも問題ない。軽くなった籠を抱え、私は再び土砂の方へ。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:14:31]
◆艶子 > ( 幾ら剣の腕前が良いといっても、まさかこんなに積もった土砂を一刀両断できるわけがない。こんなことになってしまえば、私もただの労働力の一つだ。だから自分のしていることは酷く歯痒い。もっと早く土砂を撤去する手段はないのか?魔法とか、そういうのはここぞという時で便利さを発揮するものだろう。 ) ( 再び土砂の麓にたどり着けば、共同作業で土砂の撤去に当たっているほかの連中が退かした土を集め、籠に入れる。少しでも多く運ばなくっちゃって思って、沢山中に詰め込むんだ。大丈夫、これぐらいの重さならなんとかなる。 ) せぇ、 の…! ( ぐ、と籠を背負って。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:10:26]
◆艶子 > ( 土砂崩れに巻き込まれたのかもしれない。頭を過ぎるのはそんな悪い考え方だ。 ) ( 私は一人焦燥感に駆られ、土砂の撤去作業に力を貸していた。雨が上がったと同時に抜かるんだ土を大きな籠に入れて、それを背負って運ぶ。 ) ( 反省文は?当然終わってない。こういう事をしている余裕は無い。でも、私はそうせずには居られなかった。 ) は、 はぁっ、 ふー…ッ ( 背負った土砂を捨て、殻になった籠を抱えて再び歩き出す。土砂崩れに対して危機感を募らせるような奴は周りには居なくて、そんな周囲に激を飛ばしたいけど、その理由が思いつかなくて。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:05:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 もしかしたら。 』 [Sun 6 Sep 2009 21:57:44]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 箒を廻らせ、引き上げる魔女たちについていく。最中、ちらと霧を振り返った )』 [Sat 5 Sep 2009 22:34:05]
◆ナキア > ( 同じ様に、落下傘のついた袋を地上へとそっと落とす。 ) ――― … ( じっと見つめていた袋の行く先は、すぐに霧に阻まれて見えなくなった。 いったい誰の手に渡るのか、そも、何処に落ちたのかさえ判らない――― 村にいる誰かの目に留まるような場所に落ちていればいいけれど、 ) [Sat 5 Sep 2009 22:32:13]
◆ナキア > ( ――その視界の中で、何か白いものが村へと落ちて行くのがみえた。 ) …、 ( 思わず顔を上げれば、同じく上空に漂う魔女の誰かが食料袋だか衣料袋だかを落としたらしい。 それを皮切りに他の者も落下傘を落とし始める。 ) ( 魔女は下ではなく横に―― 魔女たちの配置を窺うように視線をめぐらせれば、 己はこの辺りでいいだろうかと箒を留めて ) [Sat 5 Sep 2009 22:28:45]
◆ナキア > ( ――― 嫌な霧だ。 ) …。 ( 魔女は小さく眉を寄せ、ぎゅっと箒の柄を掴み直す。 嫌な霧だ。 曇天の夜空の下にあって、それは白く翳るでも闇色と同化するでもなく――― 青に煌いている ) … ( なんだか気持ち悪くって、逃げるようにふわり、ほんの少しだけ高度をあげた )( ゆっくりとした瞬きを一つして、見えぬ村を望む ) [Sat 5 Sep 2009 22:23:19]
◆ナキア > ( 彼女が危機に陥っているというのに暢気なものだ。 知ったらきっと後悔するんだろう。 けれど、魔女はまだそれを知らない。 ウォッシュベアーは他の地方村と比べれば比較的大きな村だ。主に鉱山からの収入で成り立っている村とはいえ、蓄農家もいないわけじゃないだろう―― だからしばらくは大丈夫だろうなんて、思っていた。 ) ―――― ( けど、のほほんとしていたのは実際に村を見る前まで。 今はおそらく大丈夫だと思いながらも、地上の様子がわからないコトに少々不安を感じていた。 上空のどこを廻っても、霧は途切れることなく村を覆っているようだ ) [Sat 5 Sep 2009 22:14:28]
◆ナキア > ―――― ( 箒に乗った魔女はゆっくりとその上を旋回していた。 箒の柄の先には、落下傘のついた食料袋が下げられている ) …… ( 霧に阻まれて地上の様子はまったくわからない。 何気なく村を窺う魔女は、まだそこに知り合いが――君影さんがいらっしゃるコトを、知らなかった。 知っていたらきっともっと焦っていたのだろうけれど、魔女は他の魔女たちと混じって空の上に漂っているだけ。 ) [Sat 5 Sep 2009 22:02:26]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( ウォッシュベアー 上空 )』 [Sat 5 Sep 2009 21:53:55]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 [Fri 4 Sep 2009 06:04:37]
◆サヤ > ( 土砂を退ける為の手が埋葬の為のそれと重なり、きつく奥歯を噛み締めた ) [Fri 4 Sep 2009 06:04:35]
◆サヤ > ( ――――… )( ――ざくり。 砂利混じりの重い泥濘を掬う。 汗でへばり着いた服は腕の動きを阻害し、降り続く雨は著しく体力を奪った。 二次災害に備えて意識は常に土砂へと向けていなければならなかったし、焦れば焦るほど作業は進まない。 こめかみの辺りがぎりぎりと鈍い痛みを訴えてくるのを、目に入ってくる雨を堪えながら、焦燥を向ける先を依然見つけられずにいる。 現状に対する焦燥は頭の中のもうひとつの焦燥と混ざり合い、それは思わず口をついた ) ――――………畜生。 まだ手も合わせられずにいるっつうに―――― [Fri 4 Sep 2009 06:03:36]
◆サヤ > ( その現実を知らないからこそ、人は土砂を退け魔女たちは利かない視界の空を駆ける。 ――雨はまだ止まない ) [Fri 4 Sep 2009 05:52:11]
◆サヤ > ( 土砂の外側にいる人間は、内側に対して何もできない。 泥に塗れながら重い土砂を掬い、雨に打たれながら霧の向こうへ衣類や食料を投下してはせめて自分たちにできる事をと歯を噛み締める。 だがそれは向こう側の現実に対しては何の役にも立っていない事を知る由もない。 「せめて」なぞという祈りが届く世界ではない事を知らずにいるのは逆にある意味幸せなのかもしれなかった。 知れば――――そこには絶望が口を開けている。 恐らく、村全体を滅菌する規模の決断と実行とを為さねばならなかろう。 それも食人鬼の大群と対峙しての。 ) [Fri 4 Sep 2009 05:49:58]
◆サヤ > ( だから恐らく市街地に暮らしている人間から見れば、これは気の毒な、けれど対岸の火事。 「ただの」自然災害と口に出してしまえば人道にもとるのだろうが、それ以上の域を出ない。 土砂をこうしてじかに見ている己等は焦燥を感じもするが、それとて事の大きさを完全に把握するには遠くにすぎ、事が大きすぎるがゆえにただ自分たちにできる事をするしかなかった。 一刻も早く土砂を撤去しなければと、ただそれだけ――考えるより手を動かせとただそれだけ。 専門家による調査が進めば完全な撤去にはひと月余りを要し、それが早まる目算はまずないとの結論に到るのだろう ) [Fri 4 Sep 2009 05:39:52]
◆サヤ > ( 自警団員の男がここにいるのは、救助活動に自警団からも人員を派遣する決定がなされた結果と、先日より連絡の取れなくなっていた自警団員の件があったからに他ならない。 ――そして、それだけ。 特別な何かができる筈もなく、急ごしらえの道具で土砂をひと掬いひと掬い退ける以外は、何も。 そして雨がちの天気の為土はぐずぐずとして柔かく、二次災害の恐れすらあった。 作業は遅々として進んでいない ) [Fri 4 Sep 2009 05:31:27]
◆サヤ > ( ヴェイトス市から北の方角、ウォッシュベアー村の入り口へと続く土砂の前。 ) [Fri 4 Sep 2009 05:24:58]
◆サヤ > ( 土砂の向こう側がそんな状況下にあるなど、此方側の人間は誰も気付けやしなかった。 ひとつの村が閉鎖された事実は無論軽視できず、こうして土砂の撤去作業に人員は集められていたが、まさか「そこまで」絶望的とは――――誰も想像できていない )( 夜明けを待っての撤去作業だったが、生憎雨は止まなかった。 ばたばたと大粒の雨に制服の肩を濡らしながら空を仰ぐと、空挺部隊と化した魔女たちも同じようにしている。 雨のせいか――はたまた、霧のせいか――村の状況は視認できないでいるようだ ) [Fri 4 Sep 2009 05:24:03]
お知らせ > サヤさんが来ました。 『( どう足掻いても絶望 )』 [Fri 4 Sep 2009 05:16:10]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『(これもまた、一つの日常)』 [Tue 25 Aug 2009 00:25:30]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 『(意識を手放した猫は、翌朝、いつもの如く男の頬に紅葉が一つ作ろうとすることでしょう…)』 [Tue 25 Aug 2009 00:24:53]
◆ルード > おやすみ、だな。 (そのまま、夏鈴が意識を手放すまではゆっくりと抱きしめてやり、意識を手放し、寝息を立て始めたところで体を綺麗にしてから部屋で寝かせてやるつもりである) さて、もう少し飲むかな…? [Tue 25 Aug 2009 00:23:33]
◆夏鈴 > はっ・・・はっ・・・はぁ・・・ はっ・・・ (忙しい呼吸を繰り返し) ン… (合間にされる口づけも、ぐったりした様子で受けるでもなく、なされるがままにされるといった感じになる。問いかけにも応じるだけの体力もなく、抱き寄せられたまま意識を手放すようにとろんとした瞳を伏せる。) [Tue 25 Aug 2009 00:21:10]
◆ルード > (彼女の中へと思い切り精を注ぎ込めば、彼女もそろそろ限界かと思える。 ゆっくりと口付けをしてから) 夏鈴もだいぶ楽しめるようになってきたんじゃないか? 気持ちよかっただろ? (口付けをしてやってからしばらくそのまま抱き寄せてやることにしよう) [Tue 25 Aug 2009 00:15:50]
◆夏鈴 > きゃぁぁぅぅっ!? (不意に激しくなった責めにびくんっ、と体をつっぱねさせる。深く楔を打つ熱いそれをきつく締め付けながら一気に絶頂しへと上り詰める) [Tue 25 Aug 2009 00:12:50]
◆ルード > (どうやら気絶させるくらいに強い刺激でないと物足りなくなっているようではある。 肉棒も十分に刺激を受けて絶頂が近い、思い切り彼女の中をえぐるように激しく腰を突き上げて、こちらも彼女の中へと精を注ぎ込むようにしよう) 夏鈴、行くぜ? 思いっきりだしてやるからな。 (同時に胸の先も強めにつまんでやろう) [Tue 25 Aug 2009 00:00:28]
◆夏鈴 > ッ! (指摘に、僅かに理性が呼び覚まされるが、それも一瞬のこと。) あひゃぅっ!? (えぐられる様に叩きつけられれば、それ以上もたずまたすぐに口をついてでるのは甘い声で) はふ、ぁ・・ぁっ・・・ぅぅん… (気絶させない絶妙な加減のためか、絶頂を迎える一歩手前程度のところに押し留められるようなじれったい快楽に苛まされ) も、らめぇ、らめぇ・・・もぉ・・・ふっ・・んくぅん・・・ (限界に近いといやいやと首をふる。その合間に、口付けをうければ、再び大粒の涙をあふれさせながらも舌にねっとりと応じる) [Mon 24 Aug 2009 23:57:47]
◆ルード > 夏鈴、行ったな? (行為を重ねるうちにどういう状態が彼女の絶頂かはわかってきてた。 肉棒の締め付けを心地よく感じながらも射精を望み、ずん、っとおく深くをえぐるように動かしていく) 何回でもいっちまって良いんだぜ? (気絶をさせない程度に加減はしているが、彼女が絶頂を迎えるときの締め付けを望みつつ腰を動かしては胸を焦らそう) もったいねぇな。 (そしてあふれる唾液をなめとり、そのまま口に舌を差し入れて絡み合わせようと) [Mon 24 Aug 2009 23:42:36]
◆夏鈴 > ・・・・・・…ッッッ ! (拒絶する間もなく、体の中をこじあけられるようにして与えられた刺激の強さに絶えることなく上り詰めてしまう。激しい呼吸を繰り返している間にも動かされる腰の動きに、だらしなく開いた口元からは唾液があふれて) ひ・・・ぁ、ぁっ、 ぁっ、 っぁん…、ゃ、ぁぁん・・ (上り詰めてすぐの体を休ませることなく与えられる刺激に、すぐに次の絶頂へと押し上げられそうになる) [Mon 24 Aug 2009 23:37:29]
◆ルード > それじゃ、夏鈴、思い切り言ってしまってかまわねぇからな? (にやりと笑みを浮かべれば、そのまま彼女へとゆっくり肉棒を突き入れていこう。 奥まで貫いてしまえば、その後、ゆっくりと腰を突き上げていくことになる。 胸は相変わらず緩やかに攻め立てていくことにしていこう) 可愛い声だぜ? (じれったさと肉棒の激しさと、彼女へ様々な刺激として与えていこう) [Mon 24 Aug 2009 23:26:24]
◆夏鈴 > ぁっ、ぁっう、ぁっ…ふぅっ・・・んっ〜…! (慌てて首を振って見せるが、じれったい様な甘くうずくような刺激を与えられればひとたまりもなくひざの上で快楽のままに素直な甘い声を漏らす。慌てて、口元へと手をやるも、大事なところをかきまわされてはたまらず小刻みにひくひくっとふるえはじめる。そして、碌な抵抗もできない内に体勢を整えられていってしまう) [Mon 24 Aug 2009 23:22:36]
◆ルード > 強くなければ気持ちいいのか? (夏鈴の胸を強くつまんだ後に緩やかに、今度は触れるかふれないかという刺激を与えて。 そろそろ準備も良いかと、秘所を十分にかき回し、準備がいいことを確認してから、夏鈴をゆっくりと肉棒で貫いていこうとするだろう。 横抱きにしたまま浴衣を肌蹴て体勢を作ってから、下着をずらして入れていくつもり) [Mon 24 Aug 2009 23:15:58]
◆夏鈴 > ふっ・・ぅぅ… (素直になれという言葉にはかたくなに拒否の視線を見せるも、ぎゅぅっと目をつぶった瞬間にアルコールと性感の高まりでたっぷりたまった涙がぽろっと零れてしまっては台無しである。) ふ・・ぁ・・ぁ・・ (一度毀れた涙は止まらず、快楽のままにとろぉっとした瞳の端から次から次へと毀れていく) ひぁぅっ!? ぁ、やっ、つよぉぃぃ・・・よぅ・・・ぁっ・・・ (落差のある責め立てに、激しく悶える。時折強くつままれると、痛みを感じるようで半ば悲鳴じみた嬌声が口をつく。) ふぁぁ・・・ (痛みと快楽とがごっちゃになってきたところへの口付けに、もう抵抗する力もなくなってきた様子で素直に応じて) [Mon 24 Aug 2009 23:11:33]
◆ルード > 素直が一番だぜ? (そういいつつも素直になれない彼女のことを気に入っているのであるが。 力が抜けたのを見計らい、浴衣の太もも周辺をはだけ、下着の中へと指を差し入れて、彼女の秘所をほぐしていこうとする。 肉ボウも大きくなりそろそろ彼女の中を味わいたいと考えて) ますます敏感になってるか? (やや意地悪く告げつつ、胸の先端を強弱をつけてさらに嬲る。 時折、彼女へと口付けを落とすことも忘れずに) [Mon 24 Aug 2009 23:02:10]
◆夏鈴 > っ・・・ ぅくぅ・・・ (必死で咥えた指かを離してしまわないようにしながら耐えていれば、瞳には官能からくる涙がたまって) ん・・っ・・・ふぅん・・・、ぅ、むー・・・むぅぅ・・・ (胸の先端を重点的に攻められれば、頭を激しく振っていやいやっとしながら過剰に反応して悶える。) んぁ・・も、らめぇ… (益々体から力がぬけていく) [Mon 24 Aug 2009 22:56:15]
◆ルード > (なんだかんだで行為に順応してきた少女の体をゆっくりと堪能するようにして胸を揉みあげていく。 下着の上からふれていた手は拒まれればそのまま動かなくしてじらす。 変わりに胸を揉む動きを集中して。 軽く胸をつまんでは指先で転がしたりと好き放題に弄っていく) 感じる分には思う存分感じていていいからな? [Mon 24 Aug 2009 22:48:48]
◆夏鈴 > ぅー・・ゃぁー…(どっちも嫌というように、首をふって見せるがそれも最初だけのこと。) ぁ、ぁっ… ら、らめぇ・・ (こね回されるようにして体をまさぐられるととたんに蚊のなくようなか細い声へと変わり、ついで隠しても隠し切れないような熱っぽい吐息が後から後から漏れてしまう) ん、ぁ・・ゃぁ・・・ ふっ… (下着の上から触れられると眉根を寄せ、手の動きを拒むように足をすりあわせる。同時に、たまらないというように自分の人差し指を食んで声を押し殺そうとする。) [Mon 24 Aug 2009 22:44:04]
◆ルード > (お酒とは上手に付き合いましょう) 恥ずかしいなら力を抜いて楽にしていればかまわねぇぜ? それで夏鈴を気持ちよくしてやるからな? (笑みを浮かべればそのまま彼女のはだけた胸をゆっくりと揉み、こね回していく。 反対の手は彼女の股へと手を滑らせて、下着をはいていれば其の上から、はいていなければ直に触れようと手を這わせていこう) 敏感になっているみたいだけどな? (敏感すぎて痛くならないように気をつけて胸と秘所をなぞっていこうとする) [Mon 24 Aug 2009 22:38:21]
◆夏鈴 > むぅー… (色々否定する言葉を口にしたいのだけれど、頭がぼーっとしてうまくいかない。考えるのもどこか億劫に感じる…。男が言うように、もうそれでいいような気までしてきた…からお酒とは怖いものだ。甘えるような逃げを留め、唇を奪われると素直に熱っぽい吐息をもらして受け) っ?! (胸の先端に触れられればたまらずに、過敏に体がつっぱねてしまう。それでも、意地悪な台詞には) そ、そにゃこと… (辛うじて。本当に辛うじての意地を見せるが、胸元を肌蹴られてしまうともごもごと口ごもってしまう。) [Mon 24 Aug 2009 22:33:43]
◆ルード > 今大事なのは夏鈴が可愛い、って事だけで良いと思うぜ? (もぞもぞと動く夏鈴の唇を奪おうとしながら、ゆっくり彼女の胸を撫でては胸の先を弄っていこうとするだろう。 そのまま、浴衣を肌蹴て胸を晒してしまおうともして) 体は気持ち良さそうに見えるぜ? (意地悪く言いつつも手つきは緩やかに) [Mon 24 Aug 2009 22:24:59]
◆夏鈴 > (きっと、その日から3日間くらいは頭があがらないかもしれない。…あれ短い?) んー?むーーー (そんなことはないと思う、と口にしたいのだけれど、そういうのもろれつの回らない舌ではもどかしい感じがして結局不満そうな唸りを返すだけで。) っぁ… (熱を帯びた首筋にざらりとした舌の感触を覚えれば、びくんっと頤をのけぞらせる。) やぁ、なぁん(やだ、何)? (手の動きに弱い抵抗をするが、力が入ってないせいかただただもぞもぞとした動きにしかならず。服の中に手が入ってしまった頃に、漸く男の体に自分の胸を押し付けるようにして邪魔をはじめる…がどうにも甘えているようにしか見えない。) [Mon 24 Aug 2009 22:20:11]
◆ルード > (さすがにあきれられて小言の一つも言われるかもしれない。 そこは我慢するしかなかろう) そうか。 酔ってねぇなら残念だが、俺には夏鈴がいつもより色っぽく見えるからな。 可愛がりたくなるな。 (彼女の頭を撫でつつも、首筋へと舌を這わせていこう。 そのまま、緩やかに胸を揉もうと浴衣の裾から手を入れてしまおうとする) [Mon 24 Aug 2009 22:12:05]
◆夏鈴 > (二人で飲んで、酔いつぶれて醜態見せ合って……きっと介抱するセスはげんなりするんじゃないかしら、なんて考えが頭を過ぎった) んーむー、よ、よってにゃいし、色っぽくなんてなってない…もんっ・・・ (どうやら、スイッチの入り始めた様子の主に、これでもかという程大げさな動作で顔を背ける。髪で熱にうかされた瞳や頬を隠す割りに、横抱きにされれば大人しく男に身をゆだねて…そして、珍しく素直に甘えたような素振りを見せる) [Mon 24 Aug 2009 22:07:29]
◆ルード > そうだな。 正月くらいはそんだけ強い酒を飲んでもいいかもしれないな。 (笑みを浮かべて夏鈴の頭を撫で、たまには彼女の前でそんな醜態をみせてしまうのもアリかもしれないと思い始めていた) 其の様子だともう酔っ払ってるんだろ? 眠いなら寝てもかまわねぇぞ? (眠くないというのならばそのまま彼女の胸をイタズラするのもいいと思っている。 ひざの上に横抱きにして彼女が寄りかかれるようにはしておこう。 枝豆を一つつまみ) なかなか酔った顔がいろっぽいからな。 間近でじっくりとみさせてくれや。 [Mon 24 Aug 2009 21:59:50]
◆夏鈴 > 記念日とかならほら…いいかな、なんて… (ろれつがよかったのはきっと飲まされる前までのこのやりとりが最後。 面白いことのためなら多少奮発するのもありかもしれないかな、なんて。ちょっと解放資金崩すことも考えたなんてここだけの話) ぅー…。 (不満そうにうめき声をあげての抗議。) ふらん(普段)、そんなに飲まにゃいし・・ んー・・・、やったことにゃひから、わかんなひ・・・ (またたびの匂いで酔った経験はあるし、その様をさらしたことはあるがその経験はないようで。) ぅー? (引き寄せられるままに、力が少し抜けた体は簡単にひざの上にだきすくめられる。) [Mon 24 Aug 2009 21:54:51]
◆ルード > あんまり出されても困るがな? (とはいえ、家にある酒はそのまま飲んでも簡単にはつぶれないようなものをそろえている。 さすがにアルコール度数50%を超えるようなものをそのまま、となれば酔いつぶれそうだ) そんなに量は飲ませる気は無いぜ? (しかし、口移しするにもだいぶ量は減っているはずなのでそれでもこうなるのであればよほど酒には弱いのだろう) ろれつが回ってないぜ? この分じゃ強い酒なら匂いで酔っちまうんじゃないか? (頭を撫でながら体を引き寄せるようにしよう。 そのままひざの上に乗せてしまうのも良い) [Mon 24 Aug 2009 21:46:06]
◆夏鈴 > ふぅん。今度、お湯やお水で割らずに差し出したりしてみようかしら… (大真面目に言いつつ) え、え、あ、それは…お酌はするけどぉ・・・ねぇ?付き合って飲むのはちょっと遠慮したいかなぁなんて。 (だって一舐めでダメな自信があるもの。先に潰れてしまったら元も子もないし) え、いや、だ、だから、かなり弱いっていっ… ンッ!? 〜〜〜ッッ!! (断りの言葉をさえぎるようにされる口付け。目を白黒させて拒もうとするも注ぎ込まれる酒はそのままのど元をかっと焼く様な熱さだけを残して通り過ぎていく。) は・・・ふぅ・・・ (解放されれば口元とそして胸元を押さえる) う、うしにゃわないも・・ん・・ (笑みを浮かべる男に、ふーっ!といううなり声とともに、威嚇の言葉を口にするが舌がもつれてうまくいえない。) [Mon 24 Aug 2009 21:39:45]
◆ルード > (不思議そうにされても聞かれなければあえて応えることも無く) よっぽど強い酒を持ってこられたらさすがにつぶれるがな? (それだけ強い酒で失敗したような話は良く聞くものだ) だが、その時には夏鈴も一緒に飲むから問題は無いな。 (一緒につぶれるということである) ま、少しくらいなら大丈夫だろうよ? (そう告げればくい、と酒を煽り。 そのまま夏鈴を抱き寄せて口移しで酒を流し込んでしまおうとするだろう) 酔って正体をなくしてもちゃんと面倒見てやるしな? (恥ずかしさから赤くなっている様子の彼女に笑みを浮かべた) [Mon 24 Aug 2009 21:29:33]
◆夏鈴 > (あいまいにされたことに、もう一度首を傾げるが少なくとも今すぐに知らなければならない重要なこと…たとえば、戦争が始まってここが危ないとかいった差し迫った危機感系でなさそうだと判断すればそれ以上問うことなどしない。…しつこく聞けばそれなりに納得のいきそうな適当な答えを得ることもできたかもしれないが、そのための「対価」を払うのも気が引けたというのが食い下がらなかった一番の理由である。) ふぅん。鬼ねぇ?たまには酔いつぶれたところも見てみたいものだわ…。そしたら、その隙を見計らってにやにやしながら逃げ出すのに… (介抱なんてしてあげないわ、とばかりに言って笑んでみせた。…端から逃げる気なんてないが。) 別にとめないからいいんだけど…って私が飲むの?いいけど…あんま強くないんだけれど… (頭を撫でられると邪魔だというように手で払いのけるようなそぶりを見せるも、尻尾の先がぱたぱたと嬉しそうに揺らめく天邪鬼。) べ、別にそんな…こと・・・ない・・・と思う・・・けど・・・ (主にあわせて服を選んだから、余計に褒められたことが恥ずかしく感じた。 頬が熱くて仕方が無い。 誤魔化すように、そっぽをむこう。) [Mon 24 Aug 2009 21:23:34]
◆ルード > (夏鈴にはなしてしまえば余計な心配を与えるだろう。 いつかはわかることではあろうが) そりゃ、俺は鬼だからな。 ちょっとやそっとで酔いつぶれるわけねぇだろうが。 (ほろ酔い加減のまま、注いでもらった酒を飲んでいく。 普段はさすがに抑えているが。 こういう祭りの音が聞こえてくるようなときくらいは気が済むまで飲みたい。 後は正月くらいだろう) せっかくだから夏鈴も飲むか? (にやりと笑みを浮かべながら彼女の顔を見てみようか) それにしても似合ってるぜ、浴衣。 (そんなことを言って頭を撫でることもしてみよう) [Mon 24 Aug 2009 21:11:17]
◆夏鈴 > (上が内心吃驚したのはここだけの話…。 ) うーん? (減る傍から酒をいそいそと注ぎ足して、ぼやくような呟きにフシギそうに首をかしげた。 妹のように儚げな雰囲気のあった彼女が、勉強にでた時は非常に驚いたものである。時折、どうしているかなと思うことはあっても、話に聞くことも、会いにいくこともしなかった。会えば、勉強の邪魔をしてしまいそうだったし、聞けば会いたくてたまらなくなってしまっていただろうから。だから、彼女が今どうしているのかなど知らない。) まだ、飲み足りないの?? (甚平姿の主の顔を、半ばあきれた様子でみあげた。 ダイキライなお風呂のあとに、主が甚平を着ていたのを思い出して、それにあわせて浴衣に着替えたなんていうのは内緒。お揃いにしたかったなんて、絶対、内緒。) [Mon 24 Aug 2009 21:04:44]
◆ルード > (悲しんでいても仕方が無い、と今まで通りの行動をしていくのが一番だろうと思う。 過ぎたことを悔やんだところで仕方は無い) さーって、どうすっかね。 (街のほうではちょうど夏祭りの真っ最中ではあるようだ。 こっちはこっちで小さな祭りも行われている。 見に行くのも良いが、遠くからかすかに聞こえる祭りの音に耳を傾けるのもまたいいもの。 かすかに太鼓の音が響いて聞こえていた。 せっかく自分が甚平なので夏鈴が浴衣姿であればちょうどトキノミヤコ風となる) [Mon 24 Aug 2009 20:53:31]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(金魚柄の兵児帯を揺らし…)』 [Mon 24 Aug 2009 20:52:50]
◆ルード > (名無花が居なくなった、という話は聞いてこちらでも探してみたが、手がかりはなし。 まさか奴隷ギルドに戻っているとは露知らず。 牧場を守ることに専念をしていた。 一応鬼が買ったままのはずなので奴隷ギルドから連絡があっても良さそうなものだがそういうのは無かった。 近所のおっちゃんたちから似合うだろうと貰った甚平を着ては東屋に居た。 うちわを片手にこれまた近所の人から貰った枝豆を食べる。 という夏らしい風景。 麦酒は無いが米酒で星空を楽しんでいるというところである) まぁ、仕方がねぇのかね。 (比較的平和な地方村とて、トラブルが起こらないわけではない。 そういったトラブルに巻き込まれたのであれば…、冷たいようではあるがどうにもならないこともある) [Mon 24 Aug 2009 20:45:48]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『(夏祭りの季節)』 [Mon 24 Aug 2009 20:38:27]
お知らせ > ラティさんが帰りました。 『 …2個目はいりまーっす! ( 1個だけでなく、2個目もゲットズザー! ) 』 [Tue 4 Aug 2009 00:48:59]
◆ラティ > (過剰なまでの演出で西瓜を抱えながら、ごろごろと砂埃上げながら転がり続け数秒間。ぱたりと動きが止まれば、砂埃で汚れた顔、表に上げ。) うひひ。落ちてるものは、全部私のものだいっ。 (なでなでと、つやつやしている西瓜の表面撫でまわし。) ――――そうだ、お宿の皆にも、お土産であげてこよう。 (寄生先の人とか、おっぱいの人とか、あと、もし出会ったらデコ助野郎にも。) 目隠しして、西瓜割りとかも楽しそうカモ。 (楽しい楽しい、夏らしい行事を思い浮かべている合間―――自己主張するように、お腹がきゅるりと鳴り。) ………………。 (一秒、二秒、思考がぐるぐると回り。) [Tue 4 Aug 2009 00:48:33]
◆ラティ > (丁度季節柄というのもあったお陰だろう、小走りに周囲を幾らか探し回れば、目に入った西瓜畑。さっきまでぐっくり眠っていた所為か、結構喉も渇いているわけで、丁度良いといった所だ。こんな時間だ、他に人なんか居るだろうか、いや、居るわけがない。 ―――だなんて、フラグ立てはそこらへんでやめておいて。) …っい、っただきまぁーっす! (ルパンダイブとか、なんかそんな感じの勢いで。) とったどォオオオオッ! ( 全速力で駆け足→ジャンプ→ゲット! ) [Tue 4 Aug 2009 00:43:29]
◆ラティ > (ぐるりと周囲を見渡す。 ―――――人気は、無い。) ………じゃがいも、は、生じゃダメだから… (ぶつぶつと呟きながら、闇夜で幾らか不気味に光る翠の瞳は、獣のようなそれ。自然と、僅か腰を屈め、周囲からの視線、避けるようなものに。) …今の季節は、夏野菜。 トマト、ナス、キュウリ――――…… ……… ……! (ぺかん、と闇夜の中、頭上に豆電球が光ったかのような。何を思いついたのか、周囲をきょろきょろと見渡して。) ――――スイカだ! (ミッシングパワーとか、そういうのじゃなくて。食べるヤツの方。アレも確か夏野菜。) [Tue 4 Aug 2009 00:33:11]
◆ラティ > (夜目の利く瞳は、ぱちくりと周囲を見渡し、地形を確認しようと頑張るものの、頭の中身が残念ながら中々追いつかずに。) ……とりあえず、歩けば帰れるかな? (そもそも、歩かないときっと何も始まらない。畑を荒らしてしまわないよう、心細すぎる細い道を辿りながら、とりあえずあっち、と決めた方向へ。だってなんかむこうが明るい気するんだもの。) ……――――おなかへったなぁ。 (確か、さっきまで寝てたんだよなぁ、と。つい先程の事すらあやふやなのは、きっとこのうだるような暑さの所為。てくとこと歩きながら、お腹摩り一言。 頭のどっかで、悪魔が何か囁いてる気がする。) [Tue 4 Aug 2009 00:21:34]
◆ラティ > (広い、ひろーい、大海原―――もとい、大平原のような、畑のど真ん中。ジャガイモとかが植えられていそうな、其処で。) ここどこー? (蝶々追いかけてたら迷っちゃった、みたいな声音。周囲を見渡しても、夜空を見上げても、ここがどこだかがさっぱり分からない。) なんで私ココにいるん? (そもそも根本的な事すら、分からなかった。) [Tue 4 Aug 2009 00:08:05]
お知らせ > ラティさんが入室されました。 『 …………。 あれー? 』 [Tue 4 Aug 2009 00:05:22]
お知らせ > ルィエさんが帰りました。 [Sun 12 Jul 2009 00:07:51]
◆ルィエ > (――己はもう神の御許には帰れない) (自身の意志を初めて明確に伝えたあの日のように、これからはすべてを己自身で決めていかなければならない。それは多少なりとも天使に苦痛を与えるものだ。ただ神の意に添うように、と動いていた頃にはこんな風に不安を覚えることはなかった。そして不安は更なる苦痛になる。――それならば己に自由意志など要らなかったのに) (寂寥はいつの間にか恨み言に摩り替わり、無意識にただ一人のお方を責めていた。そんな己に気づき、天使は固く両手を握り締める) … (思考を切り替えろ。頭の中で己に強く命じて天使は再び歩き出した) [Sun 12 Jul 2009 00:07:45]
◆ルィエ > (いい加減、どうにかしなければならない。けれど、どうすればいい? 今の所、街を知るためにこうして足を運んでいるものの、それだけだ。知識は増えても何も進んだ気がしない。もっとはっきり言えば自身の居場所がない。居場所がなければ作ればいいとは誰の言葉だったか。しかし天使は身の置き所すら決めかねている) (唐突に猫が顔を上げ、天使の腕から抜け出そうと身をよじり始めた。気づけば直ぐにしゃがんで猫を地面に降ろしてやる。飼われている家が近いのか、猫は暗闇をものともせずに一直線に一軒の家に向かって走っていった。走っているのに何の物音もしない。じきに猫の輪郭は闇の中に溶けてしまった) [Sat 11 Jul 2009 23:49:58]
◆ルィエ > (そういえば、と微かに頭に引っかかったことを思い出す。陰ながら人の噂やら聞いて回ったおかげで、この街のことが以前よりは分かってきた。目玉泥棒が芸能横丁に出たとか出ないとか。この街の治安は案外悪いのだろうか、と思う。暗黒街があり、貧民街があるというのも、もう学んだ。そちらには足を向けないようにしよう) (右手に柵で広い土地が見えてきた。柵で覆われているところを見ると家畜を放牧するような場所なのだろうか? 昼間別の放牧地では牛や馬が草を食んでいたのが印象的だった。一日中外に出すのではなく、夜になったらどこか別の場所で休むようになるのだろう。夜になれば、ここは本当に寂しい場所だ) お前の家は何処? (猫に問うても仕方がない。生憎動物の言葉が理解できるという特殊能力を天使は持っていないのだ。ニャーともなんとも言わない猫に嘆息し、天使はほてほてとマイペースに歩く) (雨が降り続いていた所為だろう、道は晴れでもぬかるんでいて、靴やら服やらはもう所々泥で汚れて固まってしまった) [Sat 11 Jul 2009 23:36:30]
◆ルィエ > (下界は雨か曇りしかない世界なのだと思っていたのだがどうやら違っていたようだ。どうやら今はそういう季節なのだそう。何故『そう』なるのかは天使の知識の及ぶところではない) ……天気がよくてもそんなに明るくないな (なぁ、と同意を求めるように下を向いて。胸に抱いているのは猫だ。どこぞの飼い猫なのだろう、己が抱いても一応腕の中に収まってくれている。家まで送ろうかとこうして歩いてはいるものの、民家はぽつぽつとあるくらいで後は畑やら放牧地やらが広がっている。しかも民家は一軒隣がかなり遠い。そして明かりがなくてよく見えない。以前歩いた商業地区とは随分と様相が異なる) [Sat 11 Jul 2009 23:25:51]
お知らせ > ルィエさんが来ました。 『 (ほへー) 』 [Sat 11 Jul 2009 23:18:46]
お知らせ > 太夫さんが帰りました。 [Fri 3 Jul 2009 02:17:49]
◆太夫 > ( 蒼白い月灯りの照らす道 ――暫しの嗚咽洩らせていた奴隷は、 やがて ) ほン、に …… 碌な事に、なら ン …… ( 嗚咽の混じる声音。途切れ途切れ、口にするは… ) 過ぎたもの、望んだ報い ……かや… ? ( 己如きが、主さまに何を出来るか… などと。碌に場を移すことも出来ない分際で、何を高望みしていたのか。 『これ』は、きっと…… 己の身には過ぎたものを望んだことへの、報いなのだろう。 奴隷は、自身の… 白く穢れた肢体を見遣り。 そうして、肌蹴た着物を正すことさえ侭ならぬ奴隷。自身を引き擦るようにして、地を這い始める ――けれども。奴隷の向かうのは、後僅かな主さまの許ではなく… 奴隷自身考えもつかぬ、何処か。 ) ( 元より、面妖… 更に穢れた自身を、主さまの御目に入れたくなかった。 月灯りのなか。酷く緩慢ながら…奴隷は、主さまの許から離れてゆくのだった ――。 ) [Fri 3 Jul 2009 02:17:43]
◆太夫 > … ッ、 ぁ …… ( ずるり …、咄嗟に引き抜かれ。奴隷はやっと、解放されたのだと… 引き抜かれる際の痛みに、小さな悲鳴零しつつも。何処かで、安堵していたのだろう。 ――それゆえ、 ) …ひ…… …ッ!? ……ゃ……ゃだ… 嫌、ァ……ッ… ( 大量の、 白濁液。自身の身体に撒き散らされたそれに、困惑したかのような悲鳴と。 やがて、嗚咽が零れ始め …。 ) [Fri 3 Jul 2009 01:55:21]
お知らせ > 暴漢さんが帰りました。 『(ズボンを履くと、そそくさとゴロツキは逃げ去った)』 [Fri 3 Jul 2009 01:39:19]
◆暴漢 > う、う、あ、あ、で、そう……だッ!(咄嗟に、ズルリと男は奴隷から男根を引き抜いた。 そして彼女の身体に向けて一度、二度、自分でしごき、白濁した汚液をその上へと撒き散らした。 よほどご無沙汰だったのか粘り気もあるし、けっこうな量だ。 そして良い仕事をしたと額の汗を拭った)ふぃー、えがった、えがった! それじゃあな、おじょーちゃん。 他の奴に襲われないうちに帰るんだぜー! [Fri 3 Jul 2009 01:39:03]
◆太夫 > ( ……痛い…。苦しい…… )( 奴隷の思考を占めるのは、ただそれだけ。 …… ) 嫌 …… いや、ぁ ――ッ 。 やめ、 …… もぅ やめて、くりゃれ …… ( 痛みと、苦しみ。その感覚が思考を占めゆくなか …主さまの事が、脳裏を過ぎる。 けれども。穢れた奴隷にとって、主さまに唯の一度でも思い馳せることなど……。 そして今は、ただ… 早く。この 『痛み』 から解放されたくて …。 奴隷は、哀願する。 ) [Fri 3 Jul 2009 01:36:28]
◆暴漢 > お、裂けたかな? それとも初物? だとしたらラッキー!(ぐっちゃぐっちゃと理不尽な行為は継続される。 しかも、徐々に速度がはやくなっていくようだ。 興奮しているらしいゴロツキの継続時間は、普段よりも遥かに短くなっているらしい。 女が動けないことを良いことに、めちゃくちゃに腰を叩きつけはじめて) [Fri 3 Jul 2009 01:24:35]
◆太夫 > ……… ッ ! ( 嬲るかのように、押し進められていた異物感が… 一気に己のなかへと―― ) …… 嫌。 ぁ、 …… っ―― ! ( 押し込また、その息苦しさから一瞬… 息が止まる、が… 乱暴に叩き付けられ、その度に異物感が体内を抉るかのような。そんな錯覚に陥ってしまう。―― やがて。貴方が奴隷の下腹部に目を遣るならば、貫かれた箇所に。鮮血の滲んでいる様が、映ることでしょう。 ――奴隷にとって、初めて素肌を晒し。他者に触れられたことすら無かった、 今宵。名も知らぬ貴方の手により、奴隷の純潔が 散らされた。 ) [Fri 3 Jul 2009 01:19:54]
◆暴漢 > へっへっへっへ、いっただっきまーすっ!(ズブリ、と体重に任せて一気に押し込んだ。 やっぱり、こういう異常な状況だと盛り上がってくるものがある。 舌なめずりをしながら、ズンズンと乱暴に腰を叩きつけ始めた。 テクニックも何も無い、ただ自分が気持ちよくなれれば良いというだけの、自己中心的な行為だ) [Fri 3 Jul 2009 01:04:46]
◆太夫 > ( … 舐められ、しゃぶられしてゆくうち。奴隷は僅かな抗いさえも忘れたかのように、―― 主さま以外の殿方に素肌を晒し、触れられてしまった。 その思いから、鱗に覆われた頬を大粒の涙が伝い落ちる。 )( …… 程なく。 金属質の音。衣擦れの音がした、後。 己の下腹… ひたり、と宛がわれた感覚。そしてそれが、じわり… 己のなかへと押し込まれてゆく感触に。 ) …… ッ ! ゃ、…… 痛……… っ !? ( 奴隷は、忘れていたかのような抗いを。 嫌々、と… 駄々を捏ねる様に頭を振る……が、それは貴方の行為の妨げになるほどのものではなく …。 ) [Fri 3 Jul 2009 01:01:46]
◆暴漢 > お、なぁーんだ、奴隷なんじゃん。って事は、ナニしてもお咎めなしか!(奴隷印を見て気分が大きくなったのか、くだらない洒落に一人で大笑い。 乳首を舌でべろべろと舐めたり、しゃぶったりしながら、カチャカチャとベルトを外してゴロツキもズボンを下ろしていく。 既に男根はビンビンだ。 こんな変わった女を犯せる機会なんて滅多に無い)さって、それじゃあこのまま、やっちゃおうかなー、っと(ニヤニヤと笑いながら、性器の先端をピトッと当てる。そしてジワジワ嬲るように、ゆっくりと押し込んで行こうとして。 感じさせてやろうという気は無いらしい) [Fri 3 Jul 2009 00:45:50]
◆太夫 > ……… っ ( するり、と。内側に滑り込まれてしまえば、肌を撫でられるその感触に… 奴隷は刹那、言葉を失う。 ) …… わっち、は ―― ( 肌着の有無を問われれば、言葉を見つけられぬうち… 肌蹴られた素肌の、胸の先端に歯をたてられ。 ) …… ゃ …、 止めて。 やめてくりゃれ …… ! ッ …… ぁ、 ( 思わず。主さまの名が口をついて、出掛かったけれども… 己のような面妖なモノを召抱えている、などと知れたら… その思いから、奴隷は言葉を飲み込んだ。 もし、蛇の裾を腿まで肌蹴るならば… 右脚の太腿。金色の蝶を模した刺青が刻まれているのが、映ることでしょう。この蛇が『奴隷』であることの印、が …。 ) [Fri 3 Jul 2009 00:41:27]
◆暴漢 > へっへっへっへっへっへ……。やっぱこーゆーのも悪くないよなぁ……(キモノの内側に手を入れて、肌を汚い手で撫でながら呟いた。 全部脱がせたりはもちろんしない。肌蹴させるというのが良いのだ。)何をって……ナニするんだよ。履いてないんだろ、あんたも?(ゴロツキは女の抵抗を押さえ込みながら胸へと顔を埋めて、大きく口を開けるとその先端へと噛み付き、しゃぶろうとする) [Fri 3 Jul 2009 00:28:51]
◆太夫 > ( きっと、己の面を見ての事だろう。 しかめられた顔に、奴隷は思わず顔を伏せてしまおうと… したけれども。 ) ――… 何を… 。 ぬしさま、 …… わっちのような物に、何を ―― !? ( 片手に刃物を持った、貴方に馬乗りになられてしまえば抗う術も無く。その指先が帯へと掛かり、奴隷は思わず… 僅かながらの身じろぎを、ひとつ。 それは、貴方にとって抵抗の範疇にも入らないほどのものだったけれども …。 ) [Fri 3 Jul 2009 00:22:44]
◆暴漢 > ……うげ、獣人かよ。気味悪ぃなぁ……。でも鱗とかに目を瞑れば、まあ、いけるかな?(キモノだし、黒い髪ってのも良い。露骨に顔をしかめながら、男はナイフを片手に持ったまま女の腹の上に馬乗りになろうとする)おっと、抵抗するなよ? もっと変な顔にはなりたかないだろ?(そして刃物をチラつかせながら、帯やら何やらが簡単に解ける構造かどうかはわからないが、着衣を脱がせていこうと) [Fri 3 Jul 2009 00:13:53]
◆太夫 > ( 次第に、 此方へと近付くその足音に… けれども、音を辿り其方を見遣る、などと云う芸当を出来るような奴隷でなく。そもそも、地を這う格好から半身を起こすことさえ出来ないのだから …。 それゆえ、奴隷は地に這い擦ったまま。聞き覚えの無い、貴方の声に … ) 申し訳、… 在りんせん。 わっちが、この通り ……道をふさいでしまって。ぬしさまが―― ( 貴方さまが、道を通れませんね。 そう、言葉を繋げる前に。靴先に腹を蹴られ、瞬間… その痛みに息が詰まる。 そして、貴方の意向通り。蹴られた奴隷は仰向けとなり、その面妖なツラを貴方へと晒す。 )( 蒼白い肌は、びっしりと鱗のようなもので覆われており。その双眸は金色の瞳、爬虫類めいた縦長の瞳孔―― …そんな、薄気味の悪い面が 貴方の視界に入ることでしょう。 ) [Fri 3 Jul 2009 00:10:45]
◆暴漢 > (のしのしと歩いてきた男は、女の動きが止まったのを見てニヤリと笑った。立ち上がれないのだろうと思う。それに、これはキモノとかいう異国の服だった筈だ。奇妙なシュチュエーションに昂ぶるものもある)おいおい、話かけたんだからさぁー。返事くらいしましょーね、っと!(そう言ってゴロツキは、彼女の腹を蹴って仰向けに転がそうとする。うつぶせのままでは顔もわからないし、顔が見えないのでは少し萎えるじゃないか) [Thu 2 Jul 2009 23:55:59]
◆太夫 > 不意に、 …… 蛇の動きが 止まった。 地に爪を立て、その身を擦ることを止めた ……蛇が遂に精魂尽き果てた、と云うわけでもない様子。 然し、… 己が主さまの許で何を満足に出来ると云うのか。 その思いが、先に進むことを躊躇させていた―― そんな折、 ) …… ? ( 己のたてた音ではない。地を這うような、そんな緩慢なものではない… 足音の聞こえたことに、蛇は怪訝に思う。 )( ―― 巷で騒ぎとなっている、件の現象。けれども、この奴隷にとっては最初から関係の無い事。 そう、 ……最初から、無かったのだから。 ) [Thu 2 Jul 2009 23:50:17]
◆暴漢 > (その男はあまり性根の良い者ではなかった。酔っ払いで乱暴者の、何処にでもいるようなチンピラだ。しかし小心者でもあった。街中の女性の下着が消えたと聞いても、襲いたくても踏ん切りがつかないような男だった。 しかし、幸運と言うのは何時訪れるかわからないものだ。こうして地方村へのちょっとした用事の帰り道、道で倒れている女を見つけたのだから)おじょうさぁーん、こんなところでなぁにしてるのかんぁー?(にたにたと笑いながらポケットからナイフを取り出し、其方へと近づいてくる) [Thu 2 Jul 2009 23:43:06]
お知らせ > 暴漢さんが来ました。 『へっへっへっへ……』 [Thu 2 Jul 2009 23:39:58]
◆太夫 > ( ――… ざりッ 。 地の砂を掴み。少しでもその身を進めようと、 ず…ッ、 ずる り… 蛇は 酷く緩慢な動きで地を這ッている。 幾度となく土を掴んだ爪は既に、黒く染まっており。鱗に覆われた指先とて、例外ではなく …。 ――… 嗚呼、 )( 幾度目かの嘆息が、零れる。 ) …… 教えてくりゃれ …… ? ( 己は、何がしたかったのか。… 否、 ) わっちの必要とされる事など、あるのかや …? ( 己に、何が出来ると云うのか。 ――こうして、主さまの許に帰るのも侭ならぬ、と云うのに。 ) [Thu 2 Jul 2009 23:26:15]
◆太夫 > ( 蒼白い月に照らされた … ――道の端に 『蛇』 がその身を横たえている。 漆黒の胴に、紫掛かッた黒の模様が絡むようにあしらわれた―― 蛇は道の端で力尽きたかのように。 微塵ともしなかったその蛇は、 ぴく、 と僅かな動きを見せて。 ) ―― 嗚呼。 だから、 … わっちは 碌な事にならン 。 お月様を ……ひとめ 拝もうと、した その結果が 『これ』 かや… ( 小さな。 嘆息が、ひとつ。蛇から、零れる。―― 場所は、此の蛇の買い主さまのお宅より少し離れた場所。 己の身には過ぎたものを望んだ結果、蛇は主さまの許に帰る道中―― 力尽きたのだった。 ) [Thu 2 Jul 2009 23:03:38]
お知らせ > 太夫さんが入室されました。 [Thu 2 Jul 2009 22:54:44]
お知らせ > ヘカテ@社内温室さんが退室されました。 『(いつも こんな 感じだよペルセフォネー=コーポレーション)』 [Wed 24 Jun 2009 00:20:10]
◆ヘカテ@社内温室 > (ぶぉ〜〜ぶぉぉ〜〜〜ぶぉぉ〜〜〜、)(法螺笛の音も高らかに響き、今日も今日とて営業開始の合図となる。)(女は陣頭に立ッて温室の出口をくぐり、たちまち肢体に叩きつける豪雨の勢いものともせンと車庫に向かう道を不敵に歩ンでく。やがて観音開きの車庫の扉をバンッと開けば、そこには丹念に白いペンキとニスで彩られた樫の木を組み合わせ、鉄版で要所を補強した社車『亜琉手彌洲』が姿を現さん。優美なカーブを描く手すりや車輪を改造し合体させ、薔薇のツルやら咲き初めの華やらで飾り立てた自慢の愛車は、今日も堂々たる面構えだ。)(女はひらり。軽やかな動作で積荷の中央に陣取ッて、大きく扇を振りかぶらん。) さァ!!今夜も祭りだヨィ、ハニー共ィ!!『『『合点でぃ、姐さ―――ん!!』』』(ドンドンドンド〜〜〜〜〜ン)(ひときわ大きな歓声に陣太鼓の勇壮な音が重なッて。)(暫くしてきらッきらのデコレーション荷車が、ヴェイトスの街へ向かッて景気良く走ッてッたそうな。嗚呼このお祭り騒ぎが化粧品会社のなせるシロモノだなンて、それこそお天道サマでも知るよしもなかろうか。) [Wed 24 Jun 2009 00:19:56]
◆ヘカテ@社内温室 > (今夜も無駄に威勢のいい喝采が地方村の一端を賑わせる。毎晩くりかえされる朝礼的な儀式とは言え、熱意と勢いだけは他の大手会社に引けを取らないのが自慢のパワーは常に充填状態。周囲の人畜無害な農場は、こンな号令が洩れ聞こえてくるたンびに呆れ交じり苦笑交じりの顔を見合わせるのが定石だ。ペルセフォネーの娘達は今日も無意味に元気一杯。辛気くさい話や湿ッた空気なンてモノはここでは無縁だ。ふてぶてしいまでの笑顔と熱気と根性が宝物。)(蒼い女は優雅に二の腕ふりかぶり、頭の上でパチンと指を打ち鳴らす。)ヘイ、ハニー!! 商品の積み込みは終わッたかえ!? (「バッチリでさァ、姐さん!」) ――オゥケイ!(温室の入り口くぐッてきた社員の雨ざらしの顔、誇らしげにねぎらッて。女は再び社員達に向きなおる。その佇まいはまるで一個小隊の指揮者のよう、孔雀扇を高々と掲げる姿もサマにならん。)さぁ、ハニー共ぃ!この雨こそぁ、アタイ達への粋なはからい…祝福の慈雨と捉えネぃ!今こそ完全防水(訳:油布ぐるぐる巻きでガッチリ防御)・劣化防止(訳:一品ずつ手作業で小分け包装)をほどこした新生『亜琉手彌洲』の出番さネぃ!! ――ア、出陣だヨお前達ぃ!! [Wed 24 Jun 2009 00:00:39]
◆ヘカテ@社内温室 > 『『『オゥケイ、姐さん!!』』』(号令とともにいいタイミングで稲光がカッと鳴る。瞬間まばゆさを一面に広げた背景を背に、女は自信満々に大きく頷き、)ただし! 忘れちゃぁいけないヨハニー共ぃ!(カン!)(すらりと肉感美溢れる脚が、温室のタイルを再び踏み鳴らす。女は赤々と輝く瞳で一同をグルッと見回して、)ア、古今東西…、化粧ッて物ぁ所詮女の貌を飾る装飾品…。いいかえ?女達はネぇ、必ず地の美しさや個性を持ってお天道サンの下に生まれて来てるモンさネ。(扇を手元でしなやかに回旋させ、社員達一人一人の顔にひたッひたッと据えて行く。)土台を生かしてこその化粧術ヨ…元の顔立ちの面影損ねちゃぁ興ざめさネぃ!!上ッ面を塗り固めてすまし顔ォ作り出すなンざ、無粋の極地…、女達に潜在する美しさを引き出すこそがアタイ達の使命ヨぃ!この信念…ア、しッかり心に刻みネぃ!! さて、今日はあいにくお月さんが雲隠れしていなさるが、アタイ達、薔薇の女の心にともッた炎まではぁ消せやしないヨ!! ハニー共ぃ!!『『『応! 姐さん!!』』』 [Tue 23 Jun 2009 23:46:55]
◆ヘカテ@社内温室 > (「ハイ姐さん!小生意気な髪のパサつきの奴を、潤いに満たしてやりますぜ!」) グゥッ、ジョブ!ハニー!! 次ぃ! (「ベタ付きがちな夏の地肌を、ニキビと無縁のすべすべ肌にしてやりますわ、ホーホホホ!」) ザァッツライ!! 他には!? (「クククッ…、甘皮の整わないネイルなど目障りの極み…、このアタシが一つ残らず磨いてやりまさァ!!」) そいつぁいい仕事ダぁ!そッちのアンタは!? (「過去にこだわる女は今日限りッ、今期夏のトレンド・ファッションに似合う小粋なサマーメイクをとことん研究してやろうじゃないサ!!」) イヤッハァ!さすがアタイのハニー共さネぇ!!考える事が粋じゃぁないかエ!!(イチイチ威勢のいい歓声一発ずつ。女は扇振り振り、片手を腰に当てて反り返る。)さぁアタイ達の合い言葉ぃ!その口揃えて言ってみネぃ!この世にはびこるお洒落知らずの女達…、眠った宝石の原石は!?(「「「「「残らず磨く!!!!!」」」」」)(見事にハモる宣誓を受け、満足そうに腕を組む。キリリと猫目がつり上がる。) よぉし良く言ったハニー共ぃ!生まれ持った美貌を疎かにする輩が許せるかえ!?許せないなら、ア、見付け次第流れ次第…、容赦なく美しくしておやりぃ!!地上に二人とない、オンリーワンの美女を作り出しておやりヨぃ!! [Tue 23 Jun 2009 23:34:23]
◆ヘカテ@社内温室 > 『『姐さん!!!!』』――オゥ、ラィ!!(女は豪奢な扇を握り締め、ソレごと拳として振り上げて、)万感の思いを込めて…、ハニー共ぉ!ア、もう一度ぃ!! 『『『姐さ―――ん!!』』』(わァッと湧き上がる歓声と若い娘の熱気に農場の空気が渦を巻く。幾つもの拳が女に習い、しなやかに天へ突き上がる。化粧品会社ペルセフォネー=コーポレーションの社員総数は30人少し。一企業にしては少ないけれど、人数を補ッて余りある活気と気合いに満ち満ちている。みんな月の煌めきのよう、キラッキラに輝く沢山の瞳。純粋なエネルギーを蓄えた肢体の若々しさ。キリバナの娘達は自分達以上に精気溢れる頭領分に、期待と熱意のまなざしを向ける。)(蒼い女はクルクルパチンと器用に扇を回転させ、も一度真っ正面に据えてから満を持したようにパッと開く。) ハッハァ!今日もいぃ返事さネぃ、ハニー達ぃ!!ところで、来月でいよいよアタイ達が血と涙の苦心の牙城、ペルセフォネーの一周年が来るッてぇ勘定ヨぉ!このめでたい局面にあたり、アンタ達はどンな祭を…、(パンと扇を闊達に閉じて、薔薇色の頬の横手に翳す。)ア、おッ始めようッて寸法デぃ!? [Tue 23 Jun 2009 23:21:51]
お知らせ > ヘカテ@社内温室さんが入室されました。 [Tue 23 Jun 2009 23:12:50]
◆ヘカテ@社内温室 > ――と、くりゃぁ可愛いハニー共ぃ!!(カァン!)(硬いピンヒールの踵が、外の豪雨に負けじとばかりに余韻を残して高らかに鳴る。伸びやかなプロポーションのてッぺんで、グロリアブルーの頭髪がボリューム感タップリに揺れ、蒼い炎さながら尾を引きつつ軌跡を描く。引き締まッた長身は、ビシィと胸を張ッて堂々たる直立不動。どこか威圧的なシルエット。その色彩は髪も差した薔薇もまとうドレスも、鮮やかなまでの蒼に尽きる。振り返ッた典雅な顔だちの中で、瞳だけが燃えるように生き生きと紅い。)(蒼い女は優雅なくせに貫禄ある足取りでカツカツ大胆不敵に歩を進め、しなやかな動作でレースに縁取られた腕を述べる。)アンタ達がこの諸行無常の世の中ぃ、女だてらに肩肘張ッて生きぬくにゃぁ、必要不可欠なのは日光かぃ!?水分かぃ!?あてにならない男共かぃ!?(ばッ!)(まるで舞台の大見得のように孔雀扇を大きく開き、流れるみたいにひるがえし前方にヒタッと構え、)アンタ達が望むその心意気、その答え…、ア、この場でバシッと答えてみネぇ!! [Tue 23 Jun 2009 23:08:55]
お知らせ > ヘカテ@社内温室さんが来ました。 『海には波、大地に人、空にはお天道さんたぁ今宵ばッかりはいかネぃが――、』 [Tue 23 Jun 2009 22:59:53]
お知らせ > 名無花さんが帰りました。 [Sat 13 Jun 2009 12:30:57]
◆名無花 > (川遊びに夢中になっていれば後ろに居た男の動きなんて解らなくて、気づいた時には肩に担ぎ上げられる。)いやっ!!(叫んで、暴れてみても小さい子供の非力な力で大人の力に敵う筈も無くそのまま何処かへ運ばれて行く。) [Sat 13 Jun 2009 12:30:55]
◆名無花 > (そんな男に不思議に思いながらもまた前を向いて水面に浸けた足で軽く水を弾いて遊ぶ。)……。(昼間は日が出ているともう暑く感じてしまって、その分植物は元気になる季節でもあるからそのあたりは少し複雑な心境にあったりする。)……。 [Sat 13 Jun 2009 12:25:15]
◆名無花 > (昼間で明るいと言えども人通りなんて殆どないそんな場所一人で遊んでいれば不意に背後に影が差して、その影に不思議に思って振り返ってみれば其処にはこの辺りでは見かけないような男が立っていた。)……。(男の顔は逆光になっていてよく見えない。その光景に目を細めて男を見ていたけれど男はただ其処に居るだけで話しかけてくる様子もない。) [Sat 13 Jun 2009 11:59:01]
◆名無花 > (少し早いお昼を終えて、そのまま少し散歩に出かける。ついでに頼まれたお使いを済ませて、今はその帰り道。小さな小川に立ち寄ってその側に腰を下ろして足先だけを水の中へと浸けてみる。)……。(川の水は冷たくて心地良く、パシャパシャと水を空中に放れば日の光にキラキラと舞って、)綺麗〜。(思わずそんな言葉が零れる。) [Sat 13 Jun 2009 11:36:03]
お知らせ > 名無花さんが来ました。 [Sat 13 Jun 2009 11:29:18]
お知らせ > 名無花さんが帰りました。 [Fri 12 Jun 2009 21:45:27]
◆名無花 > (暫く暗い空を見上げて居たけれどやがて空から視線を外せば籠を抱えなおして、畑の方へと戻って作業を再開させる。) [Fri 12 Jun 2009 21:45:20]
◆名無花 > (一つ一つ丁寧に雑草を取り除いて、)……。(籠がいっぱいになればその籠をゴミ捨て場まで持っていって中の雑草を棄てる。そうした作業を繰り返して、)……。(合間に見上げる空はやっぱり暗い雲に覆われている。) [Fri 12 Jun 2009 21:36:02]
◆名無花 > (最近晴れ間を見ていないと思うのは気のせいでしょうか?本日もおじいさんのお手伝いにて畑に出ていたりします。)……。(この季節、草花は元気で雑草も良く生える。それを手作業で取り除いて行く。) [Fri 12 Jun 2009 21:29:13]
お知らせ > 名無花さんが来ました。 [Fri 12 Jun 2009 21:22:10]
お知らせ > 名無花さんが退室されました。 『おやすみなさい ―――と。』 [Fri 12 Jun 2009 01:40:22]
◆名無花 > (暖かなミルクは寝つきを良くしてくれる。ゆっくりとそれを飲んでいると「今日はもう遅いからそれを飲んだら早く寝なさい」と言われて、)はい。(そう笑顔のままに頷いて見せ、カップの中身飲み干せばそれをおじいさんへと手渡して、)ごちそうさまでした。(そう軽く頭を下げる。そしてベッドへと向かい。) [Fri 12 Jun 2009 01:40:03]
◆名無花 > (家に入ればおじいさんが頭を撫でてくれて、それが嬉しくて微笑みを浮かべる。台所に移動すればもう時間も遅いからとおじいさんが入れてくれたホットミルクを手渡されて、)ありがとう。(そうお礼の言葉を述べてまだ少し湯気の立つそれに息を吹きかけてから口を付ける。) [Fri 12 Jun 2009 01:35:16]
◆名無花 > ……雨、降ったりしないよね?(空を見上げたまま暫く其処に立っていたけれども誰にともなくそんな問いかけをして、比較的軽い農具を手にすれば小屋へと仕舞いに行く。道具小屋に持っていた道具を置けばそのまま扉を閉めて、住居へと向かう。) [Fri 12 Jun 2009 01:30:27]
◆名無花 > (地方村。農家を営むおじいさんの下に来てもうどれくらいが経っただろう?今では一通りの仕事にもそれなりに慣れた。暗い空……最近はもう梅雨に入ったような雨続きだったようにも思えて、今も雲が月を隠してしまっている。) [Fri 12 Jun 2009 01:25:05]
お知らせ > 名無花さんが来ました。 [Fri 12 Jun 2009 01:15:58]
お知らせ > エリシャさんが退室されました。 『 平和って退屈なものなのね〜♪ 』 [Wed 10 Jun 2009 22:13:34]
◆エリシャ > ( どうもここ暫らく目的性に欠ける。 ある程度島を歩き回っちゃったし、一時期酷かったけどお金にも困らなくなった。 正直言ってある程度の相手なら人間でも怪物でも渡り合えるって自信もあったりする。 自信がつく程度には修羅場を潜ったというか。 コボルドと戦争した。 ワイバーンを一人で射落とした。 雪の精霊とタイマンした。 古城を歩き尽くした。 魔女団体の前ギルド長(の偽物?コピー?)ともやりあった。 野良犬だの追剥ぎだのにビビってた頃とはちょっと違う、というか違わなきゃ困るっていう。 弓だって強いのを引けるように腕力鍛えたし、うん、私頑張った。 ) 頑張ったのは〜良いけれ〜ど〜♪ 最近とみに〜暇〜なの〜ね〜♪ ( 刺激が欲しいっちゃ欲しい。 別に荒事とか殺伐としたのばっかじゃなく。 そんな思いを込めて歌い上げるいい加減な歌ひとつ。 リュートの旋律も台無し。 ) [Wed 10 Jun 2009 21:52:57]
◆エリシャ > ( 暫らく島を離れたりフィールドを気まぐれに徘徊したりしてた所為か、あんまり知り合いは残ってないみたいだ。 まぁ元々あんまり積極的に仲間ーって言う感じのを作るタイプでもないし、そういう自分の性格も分かってるつもり。 気楽っちゃ気楽。 両手で持てる荷物だけ持っていつでも何処でも行っちゃう生活がいい。 隣にいちいち人が居なくても寂しいとは思わない――――性格だ。 結構死に物狂いで生き延びてきたもんだし。 一人でも。 ) ( 雨は当面止みそうにない。 こんな下らない事を鬱々と考えてるくらいなら、と最近少し触っていなかった古いリュートを荷物から引っ張り出して、手慰みにぽろんぽろんと奏でる。 ) [Wed 10 Jun 2009 21:34:05]
◆エリシャ > ( どってことない仕事。 ギルド斡旋の、まぁ平和なご時世だからこんなもんだっていう安い仕事。 雨期が来てるから地方村まで派遣されて川に堤防積んだり建物修繕したりって何日か泊りがけで。 普段は施設警備ばっかでちょっと飽きて来てたし身体動かすのもいいかって引き受けた。 傭兵なんて戦争してなきゃ結局フラフラして定住する気も無い風来坊…じゃ格好良すぎるか。 ちんぴらみたいなもんだ。 実績あるから仕事回してもらえるし、私は恵まれてる方。 仕事貰えない人らは何してんだろ。 それこそ、夜盗と紙一重って気もする。 それならそれで盗賊退治の傭兵団の出番? なんだそのマッチポンプ。 ) っていうかなんだこの不毛なぐるぐる。 [Wed 10 Jun 2009 21:20:16]
◆エリシャ > ( 少しは雨も引いてきて、豪雨って程じゃ無くなってきたみたいだ。 と言っても今更こんな暗い時間に帰ろうなんて思わないけど。 夕食後、宿泊客共用の食堂で窓から外を眺めながら食休み。 桟のある大きめの窓で、開いていても雨粒は飛んでこないから行儀悪くその窓枠に座ってぼうっとしている。 やる事なんてそう無い田舎だ。 あとは寝るくらいしか。 他の宿泊者とか話し相手になりそうな村人でも居れば退屈しのぎくらいできそうだけど。 ) [Wed 10 Jun 2009 21:10:01]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 とある小さな民宿にて 』 [Wed 10 Jun 2009 21:04:49]
お知らせ > トートさんが退室されました。 『( 白い少女の幽霊が出るという其の樹の下には、 一人の男と一人の少女の死体だけが残った )』 [Sat 6 Jun 2009 03:38:35]
◆トート > ( 私のせいじゃない。わたしのせいじゃない。 そうだ、――――が悪いんだ――… ) … 。 ( うっすらと笑みを浮かべながら、少女は何かブツブツと呟いている。 肉を纏った身なれば、木上に在る死神にはその呟きは聞こえなかったけれど――― ) …嗚呼、 ( コレはもうダメだろうなぁと、軽く肩を竦めた。 )( 少女をそうしたのが男の殺害という事実なのか死神の登場という驚愕なのか或いは――― 別のナニカなのかは、さて。 死神には生者のことは理解出来ぬし、考えるのも面倒なことだが―― ) [Sat 6 Jun 2009 03:36:35]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『マガツヒは着実に今、この街に拡がっている』 [Sat 6 Jun 2009 03:21:47]
◆マガツヒ > ( ただ――――拡がるソレに唯一目的―――目的という程の意識があるかは分からないが、存在の指向性があるとしたら、「拡大すること」かもしれない。 何故か? と問うて答えは返ってこないだろう。 世界が膨張したり生物が種を反映させるべく増え続ける理由を、当人たちはそんなに意識していない。 ) ( ただ、拡がっていくこと が、非常に大きな規模で見た「存在するもの」の「目的」だとしたら。 ) [Sat 6 Jun 2009 03:20:56]
◆トート > ( 人は其れを陰の気に当てられたのだとか、或いは此処に住む白い少女に唆されたのだとか、尤もらしく言い繕うのだろうか。 単にボタンを掛け間違えるようなものだろうに と、この死神ならばそう思うだろう。 生者というのは時として些細でどうでもいいことで呆気なく死者と化す。 ) ――― … ( けれど、此処が余り良い場所でないのは肯定しよう。 少女から反応が無いせいで暇なのか、或いは別の理由があってか、死神は少女から視線を外していつも通りの茫洋とした目で何気なく辺りへ視線を向けた。 ) ( 男には恋人がいて、恋人と少女は友達で、少女は男に仄かな恋心を抱いていたが 三人の仲はけして悪くなかった。言葉にしてしまえばとても簡単で陳腐なストォリィ。 ――― なのに、なんで、どうしてこうなったんだろう。 少女は怯えながらも、そんな事を考えていたのかもしれない ) [Sat 6 Jun 2009 03:14:47]
◆マガツヒ > ( マガツヒは迫らない。 マガツヒは嗤わない。 マガツヒは誰にどうして欲しいなどという目的意識を持たない。 風は吹くもので、大地は蠢くもので、生命は芽吹くもので、神は創るもの。 マガツヒもただそうあるもので、ただ漠然と漂っていて、あるとき不意に生者のココロにちくりと刺さるだけ。 それが大きく育って荊になるか、ドロドロに溶けて腐り腐臭を漂わせるか、からりと晴れた陽光に枯れて落ちるかはまた、別の話。 ) ( 今度もそうして少女か、或いは男の胸に刺さった些細な棘が芽吹いた結果だろう。 ) [Sat 6 Jun 2009 02:59:19]
◆トート > ( This is the key of the kingdom )( 王国は村の外れ 深い森の中 その最奥、佇む一本の古木 一際に背の高い常緑樹 それが王国の城。 昔から其処にはたった一人、ましろい少女のゴォストが在るのだと噂されている。 ―― つまりそう、此の場所もまた禍ツ処。 薄く広く覆われたこの島でも凶事とされる場所 ) ( 血溜に沈んだままの少女は、突然声をかけた黒衣の少女に何を思っただろう。或いは何も考えられないでいるのだろうか。 生者の心の機微に疎い死神は、首を傾げて様子を眺めている。 ) ―― 逃げないのですか? ( そうなるのではと、死神なりに予想していたらしいのだけれど。残念ながらそうはならないよう。 まだ生者に対する理解が足りないようだと、死神は場に不釣合いに内心反省なぞしていた ) [Sat 6 Jun 2009 02:53:01]
◆マガツヒ > ( それは既に古くから其処に在って、普遍的に何処にでも誰にでも何時にでも現れる物。 昨今この島に其れが頻発する事に理由は無い。 ただたまたま、風向きがそうであったり地殻がそうであったり世相がそうであったり、今、ただ、ヴェイトス島というこの場所はたまたまマガツヒに薄く広く覆われているというだけの事。 だから少女が男を殺すのも、マガツヒと呼ばれる現象が無感情にこの光景を傍観しているのも、どうだろう、禍ツ日だから、というただそれだけの理由かもしれない。 ) [Sat 6 Jun 2009 02:37:07]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『邪 其 禍 津 卑 』 [Sat 6 Jun 2009 02:33:07]
◆トート > ( 放心していた少女は、可哀想なくらいびくりと体を揺らし。まるでお化けでも―― 否、この場合例えにはならないか ――見るような目で、後ろを振り返った ) まぁ、確かに逢引だとか人殺しには絶好の場所かもしれませんが。 ( そんな事には構わず、死神は淡々と言葉を紡いでいく。 一体何を考えているのか、感情の窺えぬ面で足を組み、頬杖を付いて軽く首を傾げた ) 困るんですよね、あんまり彼女を怒らせるような事はしないでいただけると嬉しいのですが。 ( 少女は信じられないものを見るように目を見開いて、其処から動けないでいた。 一体死神が何を言っているのか、全く理解出来ていないようだ ) [Sat 6 Jun 2009 02:32:26]
◆トート > …、 ( 月明りに照らし出された男の体は流石に見るに耐えなくて、死神は小さく眉を寄せる ) ――― 随分とまぁ、 派手な死化粧ですね。 ( 座り込む赤毛の少女から、少し後ろにある高い樹の上。 太い枝に座り込んだ黒装束の死神は、大きな鎌を片手に溜息まじりに声をかけた。 嗚呼、あれでは片付ける者だとか、捜査する者だとかは大変そうだ。 後者が現れるかどうかはともかく。いや、前者さえ現れないかもしれない。 ) [Sat 6 Jun 2009 02:17:02]
◆トート > ( 鎌は何度も何度も振り下ろされる。 そうしなければ男が死なないのだとでも思っているのか、振り上げた鎌を止めるきっかけが中々掴めないでいるのか、 男が呻き声を上げなくなり、絶命し、草原に血が広がり少女の服を真っ赤に染めても未だ。 何度も何度も何度も。 誰だか判別つかないようにしたいとか切り刻みたいとか骨を砕きたいとかそういう確たる理由が少女にあるわけじゃない。ただ”ちゃんと死んで”欲しかった ) ( 耳に届くのが自分の荒い息しかなくなって、己が手を止めたのだと少女が理解したのは暫く経ってからのことだ。 赤い血溜の中、草原の上にスカァトを広げて座り込み。放心したように少女は動かなくなった。 ――― 私、何をしているのだっけ。 なんて、まるで目の前に死体があるなんて理解できていないように。 ) [Sat 6 Jun 2009 02:05:52]
◆トート > ( ――― じゃぐぼッ ) ( 水気と殴打を含んだ鈍い音に、声になりきれない悲鳴が重なる )( 苦しみ悶え、地面にのたうつ男に 草刈鎌を手にした少女は 何故一撃で死なないのか理解できない といった顔をして、怯えたように男を見下ろし、混乱のまま反射的に鎌を振り上げた。 )( 少女は何処にでも居る赤毛の素朴な少女であったし、男もまた何処にで居る農夫の息子であった ) [Sat 6 Jun 2009 01:50:31]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『―― This is the key of the kingdom (これは王国の鍵)』 [Sat 6 Jun 2009 01:37:22]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 [Sat 25 Apr 2009 06:23:47]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 『その夜はまた、いろいろとあるのだろう』 [Fri 24 Apr 2009 23:25:29]
◆ルード > (頷いたという事は一緒に来るという事か。 指を絡めてくれば、そのまま手を引いてよければそのまま抱き上げ、お姫様だっこでつれて行こうとしようとするだろう) 何、三人でが良いのか? 夏鈴と入ってみたいんだがな? (そんなことを告げつつ、風呂に連れて行こうとするだろう) [Fri 24 Apr 2009 22:56:53]
◆夏鈴 > (眉をハの字に寄せたが、頷いてみせる。水嫌いじゃなければそんなに気にならないものなのかもしれないし) セスと入ったらー? (頬を真っ赤にして半眼でこちらも冗談返しをするが、離れようとする男の手をとる指を絡めるようにして握る) [Fri 24 Apr 2009 22:50:06]
◆ルード > すぐそこの東屋だったからな。 気になるほどじゃねぇよ (にやりと笑みを浮かべれば気にしないようにと告げる。 実際ほとんどぬれていない) そうだな。 風呂入ってあったまってくるとするか。 夏鈴も一緒に入るか? (水が苦手なのは知っているので冗談っぽく。 そのまま頭を撫でてから離れようか) [Fri 24 Apr 2009 22:45:57]
◆夏鈴 > (その表情の変化に、少し首を傾げた。撫でる手は少し冷たくて) 雨よけ使わずに外にでたの…? (少し位は素直に心配してみせよう。口には決してだして言わないが、自分のために気を使って何かしてくれたのは嬉しかったから。) お風呂入った方がいいんじゃない?さっきセスが入ったばっかりだから、きっとまだあったかいでしょ? (濡れたまま布団にあげるのは、じとじと嫌いな猫にはできないので。) [Fri 24 Apr 2009 22:38:44]
◆夏鈴 > [ [Fri 24 Apr 2009 22:35:41]
◆ルード > 気に入ったんなら何よりだな (嫌そうな顔をしないところで少々安堵) 失礼だな。 たまにゃ、こんなこともするぜ? (雨水にびくりと反応する様子をかわいらしく思いつつ、頭を撫でてやろうと手を伸ばす) 精々こんな事くらいしかできないしな [Fri 24 Apr 2009 22:27:12]
◆夏鈴 > (ご名答。八つ当たりの意味もこめてひっかき続けた板は、長年使っていたこともあってか既に真ん中のあたりが綺麗に削れてへこんでいる。男が入ってきたなら、ベッドの上の開いてるスペースに爪とぎ板をよけた。) …? (そして、飾られた太陽の花を見ればほんの少しだけ表情が和らぐ。) 熱でもあるの…? (なんて可愛気のないことを口にしながら、飾られた花へと手を伸ばそう。指先を濡らす雨水の感触に一瞬総毛だったがそれも一瞬のこと。目の高さまでもちあげてしげしげと眺め、花弁に唇をそえてから) ルードにしては気が利くじゃない? (素直にありがとうが言えない、天邪鬼。) [Fri 24 Apr 2009 22:22:56]
◆ルード > (扉に鍵がかかっていなければそのまま中に入る。 それから一輪挿しのたんぽぽを見せようか) ま、あんまり面白いものとも違うだろうけれどな (それから、中に入り、適当なところにかざろうかともするだろう。 猫だけにつめを問いで居るのだろうかとガリガリする音はあまり気にすることはない) [Fri 24 Apr 2009 22:14:23]
◆夏鈴 > (寝るつもりではなかったこともあり、鍵はかけていない。) いいもの?どうせルードのことだものろくでもないものとかじゃないの? (近くには気の聞いた甘味処はなかっただろうし、ずっと前にいったお祭りの屋台で入手したイイモノは、…、だったし。それでも、何かもらえるというのには気を引かれるようで、ベッドに座ったまま視線だけはそちらへと向ける。相変わらず何かがりがり削る音はしたまんま。) [Fri 24 Apr 2009 22:08:43]
◆ルード > そうだな。 少しいいもん見つけたんでな。 外に出られない分こういうので気でも紛らわせられないと思ってな。 (なにかを削るような音を聞きつつ、彼女の部屋の扉が開くのかは試してみよう。 不機嫌そうではあるが、こちらに返すという事は話をする気はあるという事でもあり) [Fri 24 Apr 2009 22:01:20]
◆夏鈴 > (雨の神の知り合いはいなかったように思うが記憶は定かではなく・・・閑話休題。 家の中へと戻ってきた様子の主。たとえ、毛布を頭から被っていようとも、扉ごしであればその声は十分に聞き取れるわけで) …なぁに? (不機嫌さを無理やり押し殺したことがばればれの返事を返す。別に男に対していらだっているというのではなく、単に感情を押し殺すのが下手でそうなってしまった感じ。返事とともに、室内からがりがりという何かを削るような音が聞こえることだろう。) [Fri 24 Apr 2009 21:56:33]
◆ルード > (なかなか構ってやれない分、一応気を使っているつもりではある) [Fri 24 Apr 2009 21:51:21]
◆ルード > (雨の神の話でどこかの誰かがくしゃみをしたかもしれず) さてと。 (東屋から家の中へ。 さらに陶器の一輪挿しにたんぽぽを居れ、夏鈴の部屋に向かうことにする) おーい。 起きてるか? (夜という事もあり、寝ていることを確かめるように扉を叩こう [Fri 24 Apr 2009 21:50:53]
◆夏鈴 > (先日、盛りが終わりを告げそうな時期ではあるが、先日花見の話をしていた猫。そのせいもあってか、今度の週末にでも晴れていたら一緒に見ようとひっそり思ったりなんてしたものだから…) 雨の神様なんかダイキライなんだから… (そんな不満が口をついてでた。外に一人だけ出るという男に、構ってもらえない寂しさもあいまって余計にふてくされた表情をうかべて見送ったのはここだけの話、…というより、そんなことは本人には言えない。今は、自室にこもっていた。ベッドに座り、雨音が聞こえにくくなるようにと頭からすっぽりと布団を被っている。そして、その目の前には板が一枚。) [Fri 24 Apr 2009 21:43:41]
◆ルード > (軽く外に出ることは夏鈴には告げてある。 雨を嫌っているようなので外には出てこないだろうが) お、あったか (東屋の近くに生えている花を見つけて摘む。 たんぽぽではあるが気を紛らわせることは出来るだろうかと [Fri 24 Apr 2009 21:33:49]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『(じめじめは大嫌い)』 [Fri 24 Apr 2009 21:32:51]
◆ルード > (今日は外の東屋に一度移動していた。 雨降りで良い具合に草が育っているのは良いのだが) しかし、気が早い梅雨入りか? (こう毎日のように雨が降るとそんなことを考えてしまう。 晴れ間もあるのでひどすぎるというわけでもないが [Fri 24 Apr 2009 21:24:22]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『(今夜も雨』 [Fri 24 Apr 2009 21:19:19]
お知らせ > オリヴィアさんが退室されました。 『だめだめ。事故だってありえるのですから、まずは目の前の作業に集中。』 [Sat 18 Apr 2009 22:37:37]
◆オリヴィア > (従卒や他の支援は炊き出しの準備…この頭から爪先までずぶぬれの中では暖かい食べ物は何よりのご馳走…その為に頑張れるというわけで)…野菜とか、残ってたら…ちょっと分けていただこうかな…(ちょっと自分が受けてる仕事の事をふと思ったり) [Sat 18 Apr 2009 22:36:52]
◆オリヴィア > (災害がおきてしまってから救助の為に駆けつけると言う事もたびたびあったが、今回はもう一歩進んで補強できるところは先回りして補強しておく作戦。土地柄仕方ない村も当然あるのだが、そうでない村まで手をこまぬいて災害を受け入れる必要はないと言うわけで…)地面もぬかるんでますので、注意してください(さすがに指令だけだして自分は屋根の下で…と言う性格でもなく、使える人手は村の住人の方でも使う方向でご協力願うわけなのだから) [Sat 18 Apr 2009 22:29:20]
◆オリヴィア > (全体の地図を見て、ポイントを把握するのは得意とするところ。本来は戦争でのルート選択や守るべきところ、攻めるべきところ、その要諦を把握しまとめる、そしていかほどの戦力を用意し、それを支えうる食料や武器などの支援はどれほど必要かと言う戦略的視点と似たような部分もあって)…川の流れはかなり急ですので、慎重に作業を行ってくださいませ。では、私も手伝います(自分も馬から下りて、その作業に加わろう。馬から下りて荷馬車に積まれているもので壁を作り、元の堤防の補強をしていく…より強固に壁を作り上げる形で) [Sat 18 Apr 2009 22:15:18]
◆オリヴィア > (比較的洪水に弱い地域と言うのはあるわけで…元が湿地だったり、川のうねりにある地域だったりと…本当は地面をきちんと固めたり、川の形を整えたりしたいところだけども、まさか夏を前にこんなに豪雨が続くとは思わず、村人の生命と財産を守り、後々の作業の障害とならぬように手を打っておくと言ったところで…) [Sat 18 Apr 2009 22:06:47]
◆オリヴィア > (クリスティアのホワイティアが入植する地方村。そこを中心に騎士団が出向き、資材などの用意を続けている)あくまで応急処置ですが、川の氾濫防止を最優先に組み上げていきましょう。手順・ポイントは事前に打ち合わせした通りです、地図は頭に入っておりますか? では作業開始です(そんな号令と共に騎士を含め人足と共に土嚢積みなど行う) [Sat 18 Apr 2009 22:00:40]
お知らせ > オリヴィアさんが入室されました。 『相変わらず続く豪雨の中…』 [Sat 18 Apr 2009 21:57:04]
お知らせ > ルードさんが退室されました。 『ま、晴れると良いな (じゃれあいつつもそんなことを』 [Wed 15 Apr 2009 22:45:32]
お知らせ > 夏鈴さんが帰りました。 [Wed 15 Apr 2009 22:43:11]
◆夏鈴 > そゆことばっかゆールード嫌いー (言わなかったとしても嫌いとは言うけれど。干満な動作で手をのばせば、相手の頬をつかまんと。つかめたならば、そのまま横にぐにーとひきのばすことだろう。 そうして、軽いじゃれあいもとい攻防を繰り返しているうちに穏やかに夜は更けて…) [Wed 15 Apr 2009 22:42:58]
◆ルード > (そのまま、気持ちよさそうにしている夏鈴をうまく抱いて眠れるように体勢を変えていく) ま、それなりにはあっためてやれるからな。 暑いくらいにもしてやれるぜ? (抱いたりして暖める機会もあるが) [Wed 15 Apr 2009 22:29:04]
◆夏鈴 > そっかぁ… (グングスニクの人間が必ずしも猫のように自由奔放というわけでもないのを考えれば納得もいった) んー、ちょっと寒いからねぇ。あったかいのは気持ちいーし、眠くなる… (もぞもぞと体制をかえて、落ち着くポジションをさがす。その間も撫でられるままでいて) [Wed 15 Apr 2009 22:25:41]
◆ルード > トキノミヤコの連中がみんな好戦的、ってわけじゃねぇしな、 ローニンは力がそこそこあtって発散したいときが中心ではある。 暖かいところを求める夏鈴を抱き寄せては撫でている) 気持ちよさそうだな? [Wed 15 Apr 2009 22:22:02]
◆夏鈴 > (欲を言えば「日陰」なのが、残念ではあるが。) ふぅん… (やはりよくわかっていない様子ではあるもののうなずいてみせた) 血気盛んな人種なのね。ルードも実はローニンだったりとかするー? (外国人はみんな同じに見えるというのは言いすぎだが、そんな感じで。 話している途中、雨のせいで気温がさがり幾分肌寒くなっていた。猫特有の性質なのか、ひざにのせられると無意識にあたたかいところにすりよるようにしてくっついた。) [Wed 15 Apr 2009 22:17:30]
◆ルード > (なんだかんだで東屋は良い寝床になりそうではある) 何だっけかな。 葉桜もそれはそえで良いらしいんだがな (風流なものではあるらしい。 葉っぱだけで地味であるが) ああ、なんだか喧嘩好きがあつまっちまった感じだな。 (浪人のことはそう呼んで。 こっちまで来る物好きは居なかったようではある。 寄りかかってきた夏鈴の体を抱き上げてひざの上に乗せてしまおうと [Wed 15 Apr 2009 22:09:03]
◆夏鈴 > 仕方ないからそこで我慢することにするわ… (それでも、じかにぬれたところよりはマシかもしれないから。) よくわからないわー…。トキノミヤコの人って変わってるのね。 そういえば、トキノミヤコ人のなかにローニンとかいう人種がいあるらしいけれどあれってどんなの? (最近、ご近所さんから聞きかじった間違い情報を口にしながら、男によりかかろうとする。) [Wed 15 Apr 2009 22:01:01]
◆ルード > 東屋のあたりは濡れないだろうからあのあたりでねりゃ良いな (とはいえ、周囲の湿気がしっかり取れるかとはまた別の話) ま、葉っぱは葉っぱなりにみて楽しむってことだろうな。 知り合いにそんなことを学んだきがするぜ? (そしてかわいいに態度ではうれしさがあふれているところをみて笑みを浮かべる。 撫でる手はしばらくは耳の近く) [Wed 15 Apr 2009 21:55:31]
◆夏鈴 > そうかもだけど…、しめったところで昼寝はしたくはないじゃない? (雨があがっても暫くはじめついていて、心地よい昼寝は望めなさそうである。非常に眠気を誘われる時期だからこそ、そういうお預け状態が続くのがまた不満に感じたりもする。耳をいじられれば、邪魔そうに耳を揺らすが基本はされるがままでいる) 葉桜の楽しみかたは知らないなぁ。それって、トキノミヤコ人流の楽しみ方…? (自分にはない感覚だから不思議に感じた) ルードに可愛いって言われたってちっとも嬉しくないよーだっ… (思い切りあかんべしてみせるも、尻尾の先は嬉しそうに小刻みに揺れていた。) [Wed 15 Apr 2009 21:48:29]
◆ルード > そりゃ、な。 でも今ならちょっと我慢すりゃ、ぽかぽか陽気で昼寝できるだろう? (春の昼寝は気持ちがいいものだ。 どうしても眠くなる。 へたりぎみの猫耳も撫でてやりつつ) 葉桜って手もあるしな。 いいんじゃねぇか? (それもまた自然のイタズラである) クク、かわいいからな。 夏鈴は。 (あのときの様子を指しているのか、はたまた今のごまかしている夏鈴をさしているのか) [Wed 15 Apr 2009 21:42:54]
◆夏鈴 > 考えるだけで忌々しい限りだわ… (長雨を想像するだけで気分は急下降。げんなりだ。心なしか猫耳も下へとたれ気味になる。) でもその頃には花散ってそうよ?もっとも散っててたとしたって、おだんごは食べるけれど… (まさに花より団子。撫でられつつ続いた「先日」の話。すぐにいつのことかわかったが) …・・・・しーらない (少しの間のあとそっぽをむいた。構ってもらえたのは多少なりとも嬉しかったけれど、だからって、あんなことしてほしいとはかけらも思ってなんかいなかったわけで。いやでも本気で嫌だったのかというと…その、ごにょごにょ、みたいな? 当然のことながら、こんな話を口にだして男にしたりしない。あくまで、平静さを装ってつんと顔をそらすが、その頬はほんのり赤くなっていた) [Wed 15 Apr 2009 21:38:51]
◆ルード > また、大雨の時期が待ってはいるわな (今よりももっとじめじめしてカビとかも危なくなる時期だ。 其の分、まだましといえるか) 晴れたら花見ついでにだんごでも食べに行くか (頭をさらに撫でたまま) んでも、こうして俺の部屋に夏鈴がいるとこの間のことを思い出すな (先日布団に忍んでいた夏鈴をそのままかわいがったりなどのイベントはあったようだ) [Wed 15 Apr 2009 21:29:31]
◆夏鈴 > (自由に気ままに過ごしたい。束縛は窮屈。そう感じるのは、性格以前に猫の獣人であることによる部分も多少なりともあるのかもしれない。自分には判断がしにくい上に、猫の獣人であればそうであると断言できるだけの根拠をもちあわせていないが。) 暫くぶりー・・・って、だってほらツユだっけ?それで散々、バケツをさかさまにしたみたいに降る気満々なのに…なんて贅沢な… (発散したいのはこちらの方だとでも言わんばかりに唇をとがらせた。) 私の邪魔をする雨は…ううん、水は嫌いよ (宥める様に撫でられても、その表情は外出できない不満に拗ねたままで) [Wed 15 Apr 2009 21:24:08]
◆ルード > (基本的に猫は自分本位であろう。 それが周りに合わせないといけないと言うのはそれなりに不満がたまるものなのかもしれない) なんだかしばらくぶりに雨を降らせて発散しているみたいな気がするな (此処数日は雨続きでもある) 外に出られないだろうからな (夏鈴の頭をゆっくりとなでてやる) おいしい牛乳が飲めるのは牛飼いの特権だしな。 (そしてしっかり隣に座っている夏鈴h話しかける) [Wed 15 Apr 2009 21:14:13]
◆夏鈴 > (そろそろ外で昼寝するにもいい頃かと考えていたがこの雨。 下手をすればお気に入りのお昼寝すぽっとは水日出汁になってしまう可能性がある) 雨の馬鹿 (自然には逆らえないことはわかっているが、相手に合わせて動くのはなんだか癪に思える。 さりとて抗うすべなどないのではあるが) 憂鬱ね… (男の傍で、冷ました紅茶を口に運びながらつぶやいた。) おいしいミルクは魅力的だけれども… [Wed 15 Apr 2009 21:09:10]
お知らせ > 夏鈴さんが入室されました。 『外は雨』 [Wed 15 Apr 2009 21:04:20]
◆ルード > (そろそろ暖かくなり、昼に眠気も覚えることがある。 牛も元気になってくる時期なので世話も忙しくなるものだ) ま、良い乳を出してくれるんだけどな (現在は自分の部屋。 たまには自分の部屋でのんびりするのも良い) [Wed 15 Apr 2009 21:02:25]
◆ルード > (そろそろ桜もいい頃かと考えていたがこの雨。 下手をすれば散ってしまう可能性もある) まぁ、仕方が無いわな。 (自然には逆らえないもの。 相手に合わせてこちらが動くのが基本である。 しかし、雨の後に晴れれば草が元気になる。 牛飼いとしてはありがたいものである) [Wed 15 Apr 2009 20:54:33]
お知らせ > ルードさんが来ました。 『外は雨』 [Wed 15 Apr 2009 20:51:46]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 [Sun 29 Mar 2009 19:54:40]
◆夏鈴 > (身軽に木からおりた天邪鬼な猫は、その足で男の部屋へとかけていった。その後のことは…きっと、二人のみが知ることでしょう・・・。) [Sun 29 Mar 2009 19:54:35]
◆夏鈴 > (すっかり眠気のとんだ様子の猫は自分の思いつきに、面白そうとばかりに口をゆがめる) そうときまれば、さっそく実行しなくっちゃね? (そろそろ一度、彼も仕事を終えて着替えに自室にもどるころだろう。それより先回りしてベッドにもぐりこんでおかなくっちゃ。そして、死ぬほどびっくりさせるんだ…。 別に、最近、ルードがかまってくれないからさびしいだなんて思ってないんだからね?別に怒らせてかまってもらいたいとかじゃ…絶対、ないんだからねっ!・・・嘘だけど。 なんて、口には絶対だしては言わないんだ。だってそんなの恥ずかしいし、私らしくないじゃない?) [Sun 29 Mar 2009 19:53:31]
◆夏鈴 > もうこーなったら徹底的に仕返ししてやるんだから…! (なんの仕返しなんだろう?やっぱり、…傍にいてくれないこととか?普段ぞんざいに扱ってるくせになんて都合の良いことを言っているんだろう。冷静にそう考えている部分もあるのも確か。それでも、なんだか無性に腹立たしく思えて、あれやこれやと思考をめぐらす。いきなりびんたするのは、さすがにないよね?精々そうだ…) 勝手に布団に忍び込んでおどろかすとか…? (存外に子供っぽい方法を口にすると体を起こす。) [Sun 29 Mar 2009 19:46:55]
◆夏鈴 > 寝てしまおっかな・・・もっかいー・・・(考えるのは億劫だ。あぁ、もうなんだから腹が立って仕方がない。それもこれも) 主のせいよ、きっと・・・ (主が聞いていたら苦笑をもらさずにはいられないことだろう。) 普段いやーっていうときばっか、ひっついてきてるくせに、なんでこうい肝心な時にはいのかしら、あたまにきちゃうわ! (一人で昼寝にきておきながら自分勝手すぎる言い分を口にすると、怒った様子で目をあける。) [Sun 29 Mar 2009 19:40:58]
◆夏鈴 > (八つ当たりに、その辺りにいる鳥でも狩ろうか?血の滾るあの一種恍惚とさせる瞬間に身をおいてしまえば、気分をまぎらわせることができるのではないだろうか?いや、もしかしたらこの馬鹿らしい悩みを忘れてしまうこともでき・・・・るわけもないか。頭をふって自嘲する。そんなことしたって、何もならない。それは何よりも自分がわかっていることだ) ばっかみたいー (明るく、いつもどおりにしたいなぁー。でもうまくいかない。) [Sun 29 Mar 2009 19:33:03]
◆夏鈴 > (あの時、あの場所にいなければ、とか。あの時、ああしていれば、とか。嫌なこといっぱいあったなぁ、つらかったなぁとか。そういう弱い部分が猫は何よりも嫌いだった。まして、誰かに見せることなんて死んでも嫌だった。だから、セスにも、名無花にも…まして主にも言ったことはない。聞かれても間違いなく答えようとしないだろうという自信もある。それがただの意地っ張りだというのも頭ではわかっているのだけれど…。そのせいで、それが時々つらくなるときもあるというのに) むむぅ… (鼻にしわを寄せて小さくうなる。こういう時の自分は大嫌いだ。) [Sun 29 Mar 2009 19:26:40]
◆夏鈴 > (思えば自分は、彼に買われてからずいぶんと丸くなったように思う。丸く…というのはちょっと違うような気もするが。) ふぁ… (そよぐ風に心地よさそうに耳を揺らしてとりとめもなく昔のことへと思いをはせる。 自分が生まれたところのこと、家族のこと、彼氏のこと・・・) むうぅー・・・なんかちょっとさびし・・・ (目はつぶったまま、自分の体を抱きしめるようにして丸くなる。普段は、セスや主が傍にいるから考える暇さえなかったのだけれど、こうして一人でぼんやりとしているとついついいまさらどうしようもないことばかりを考えてしまう。) [Sun 29 Mar 2009 19:22:12]
◆夏鈴 > (布団に包まったまま、背中を幹に預け足を地上へとおろす。ちょうど太い枝をまたぐようにして座ったカッコウで今度は髪を、あるいは耳を撫で付けた。数時間前に、外でセスが洗濯をしていたようだったが…それも既にとりこんである様子。) ん、ちょっと寝すぎた…カモ?いい加減おきて、ご飯の用意・・・しなきゃ・・・かなぁ… (そう呟きつつも瞳はまたとろんとおりてきそうになる。あぁ、駄目だ。春は眠すぎる。それもこれも、天気が良すぎるのが悪い。温かすぎるのが悪い。だから…) 私は悪くないもん (主に怒られたってそれは自分のせいじゃない。なんて、無茶な理屈を呟いた。) [Sun 29 Mar 2009 19:13:38]
◆夏鈴 > (この言葉は、人のために適合する言葉ではないように思う。少なくとも猫にとってはだが。 主人の家の庭の数あるお気に入りのお昼寝スポットの一つで、そんなことをぼんやりと思う。昼寝から目覚めたばかりでぼんやりとした眼のまま顔を、手でなでつけて洗ってから、少し土でよごれた布団に再び包まり直す。いったいどれくらいの時間を寝ていたのだろうか。見上げた空の太陽の傾きから大体検討をつけようとするが、すぐにやめる。そんなことは、猫にとってさして重要な問題ではないからだ。) [Sun 29 Mar 2009 19:07:35]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『(春眠暁を覚えず)』 [Sun 29 Mar 2009 18:59:04]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『さくらんぼ。また一緒に摘みに行けたらいいな。(それは、風だけ聞いている独り言)』 [Sat 28 Feb 2009 15:27:47]
◆シャリネ > 一峰さんに、もって行こう。(―――彼は、私みたいに。誰かと食事をしているだろうか。)(考えて、だめだと思う。思わず苦笑いが零れる。どうしてこうも考えてしまうのだろう。恋愛は「惚れたほうが負け」だというけれど、本当にそうだと思うそれでも考えてしまう。彼は今、無事だろうかと。) (呟いてからも。空を眺め続けるまま。暫くして、汚れたフリルを翻した。) [Sat 28 Feb 2009 15:26:39]
◆シャリネ > そういえば、久しぶりだな。 チェリー摘み以来かも。(果物狩り。)(寒さを誤魔化す様に呟いて。立ち上がる。―――見上げた空が、憎らしいほど青くて、綺麗で。その蒼に焦がれるように暫く、見上げている。今の自分の淀んだ空色とは、大違い。凄く澄んでいる、綺麗な蒼。) (地面に落ちたバスケットを見下ろす視線。―――困ったように小さく微苦笑が浮かんで、呟いた。) どうしよう。幾らなんでも摘み過ぎちゃった。 [Sat 28 Feb 2009 15:22:29]
◆シャリネ > (知らなかったのだ。自分はあまりにも。彼は私に「歌姫」で在ることを望んだ。私から歌を取ったら、あの人は私に落胆するのだろうか。)(そう思ったら。―――物凄く悲しくなった。そして。逢いたくなった。) ………なにしてるんだろう。(不意に、自嘲気味に零れる笑み。)(こうして、信じて待つことすらできない。信じているつもりでも、不意に不安になって、いろんなことを考えてしまう。―――そんな自分が嫌で、苦しい。けれどどうしようもない。こんなに弱かったんだと、改めて思い知らされるようで。暖かな場所のはずなのに。とても、寒い。)(バスケットを地に下ろして。体を抱きしめた。震えは、寒さからではなくて。もっと、内側から来るもの。) [Sat 28 Feb 2009 15:16:27]
◆シャリネ > (剣戟の世界さえ知らなかった。自分がこうして血まみれになることなく、当たり前のように平凡で、ゆったりとした時間を送ることができているのは、他ならない「誰か」のおかげで。例えば自警団の人とか。例えば騎士団の人とか。例えばVHの人とか。例えば―――傭兵とか。) (一般市民は、護られて生きている。戦う術がなかったり、一般市民として生きている分、町やお店、人々の何かを支援するために。或いはそういう「護ってくれる人たち」を支援するために動いている。そういうサイクルで成り立っている中、私の立場は一般市民であり、芸能横丁にいる一人の歌い手に過ぎない。) ……… ………… 。(沈黙を、風が時々浚っていってくれる。) (思わず、ワンピースドレスのフリルが汚れることも厭うことなく、 座り込んだ。) [Sat 28 Feb 2009 15:15:50]
◆シャリネ > (此処にいる私は、歌姫でもなんでもない。芸能横丁にいるときは「歌姫」かもしれない。「歌を歌う者」だ。自分の職業に誇りも持っているし、だからといって奢りたいとも思わないし凄いことだとも思っていない。歌を歌うことが好きで始めただけの自分は、もっともっと、あの場所に立つために血の滲む努力をしている人だっているんだと思う。私は、本当に歌が好きで、歌うことで、何かを伝えられるのなら。歌うことで、「あの詩、私も同じこと思いました」とか。「元気が出た」とか「がんばろうと思った」とか。何かを与えられるのなら、私はそれでこそ、歌い手で在れてよかったと思う。けれど―――今此処にいる私は、歌が好きな普通の女の子でしかない。) [Sat 28 Feb 2009 15:13:00]
◆シャリネ > (何年前だったか。チェリーを摘みにいったときは、もっともっと楽しかったはずだった。果物は美味しくて、かわいらしくて、元気になれるから。花や木々と同じくらい好きなはずなのに。今私は、そんなことを考えて苺を摘んでなどいなかった。)(―――風が吹く。その風も、少し前よりは暖かい気がする。息が白くないことに、不思議と寂しさを覚えた。)(時間が経っていくことが、こんなにも寂しくて恐ろしいなんて。)(私は、先程摘みかけた苺を、もう一度そっと手を伸ばして―――狩り取った。) (そして) 頂きます。(そっと、口に含む。―――赤黒くなっていた実は、甘かった。このまま摘まなければ腐っていたかもしれない。) …………おいしい。(ふわり。微笑が少し。零れ落ちる。)(何もできないまま。何もしていないまま。ただ、歌だけを歌って。喜んでくれる人がいてくれて、待っていてくれる人がいて。歌を歌うことが当たり前になっていく。―――けれど私は、待っているままだ。)(―――風が温かい。 あのひとは、元気だろうか。) [Sat 28 Feb 2009 15:02:22]
◆シャリネ > (桜が咲く。花が咲く。冬よりは人も賑わって、芸能横丁には冬よりも薄着で、清清しそうにしている人が増えるんだろう。私はそんな春が好きだ。夏よりも、秋よりも、冬よりも。春は、人を優しい気持ちにさせてくれる。)(それなのに―――。)(幾つ目かの実を摘もうと指かけて、その動作が不意に止まる。その指はそっと、苺から離れてバスケットを見下ろした。ら―――) ………あ。(一杯になっていた。今にも溢れそう。思わず、それを食べるときの自分を想像して、失笑が漏れた。私はフレイバーだから、これを全て食べてしまうのは勿体無い。)(私は、時間が過ぎていくのを、ただ見守るままだ。) [Sat 28 Feb 2009 15:00:29]
◆シャリネ > (もうすぐ。――春が訪れる。) [Sat 28 Feb 2009 14:57:27]
◆シャリネ > (もうすぐだ。) [Sat 28 Feb 2009 14:57:20]
◆シャリネ > (ドレスの裾がひらり、揺れて追いつくのは、ほんの一瞬の、ゆったりと流れた時間。静かな時間。) (エルザファームの動物たちの世話も程々に、シフォンを預けたまま。一峰さんに挨拶をして。私は、エルザファームの近くの果樹園に訪れていた。)(果樹の花が咲き乱れる場所。木々が生い茂る場所。林檎の木を見せてもらってから、私は此処へ足を踏み入れた。) (ただ黙々と、苺を狩っている。) (指で摘んで、そっと。口に入れることなく。一瞬眺めては、バスケットへ入れる作業。) [Sat 28 Feb 2009 14:57:17]
◆シャリネ > (バスケットに、一つ一つ摘んでいく。) [Sat 28 Feb 2009 14:54:25]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『Strawberry』 [Sat 28 Feb 2009 14:38:25]
お知らせ > ブレイブさんが退室されました。 『はぁ(若いのに溜息吐いてどうすんだっての)』 [Sat 21 Feb 2009 00:42:18]
◆ブレイブ > ( けどそういう風に思ってしまうのは冷たくないだろうか? なんていうか、俺が目指してたものっていうのはそういうのとは違う気がする。 )( ――――ああやっぱ駄目だ。 疲れて頭が回らない。 なんかもう自分の頭の中でも考えが纏まってなくて意味がわからなくなってきてる。 )( 結局渡すチョコどうしようとか。 こういう場所でそういう悩み事って不謹慎じゃないかとか。 駄目だとか思いながらも、結局机に突っ伏して色々ごちゃごちゃ考えてしまう。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:39:29]
◆ブレイブ > ( 本当に忙しかった。 そして被害は悲惨だった。 街中では平穏平和に過ごしていたとしても、その別の場所では誰かが大変な目に遭っていたりもするんだよな。 やっぱり。 ) かといってまあ当たり前の事なんだよな…そんなの。 ( バレンタインデーが近いからって色々浮ついてたりした。 けどだからって目の前の光景に引け目を感じたりしてしまうのは違うんじゃないかなって思う。 )( まあ難しく考えると頭がこんがらがるだけだ。 ただ一つ言える俺にとっての事実があるとすれば、間が悪かった。 本当にそれだ。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:26:10]
◆ブレイブ > ( 戦争や小競り合いが無かったとしても騎士団という組織は概ね忙しい。 上に立つ者もその下で働く者も、その忙しさの種類が違う事があったとしても暇では無いという事には変わりはない。 )( 災害は人の都合も何も考えない。 起こる時はいつも唐突で、そしてその被害には一片の慈悲も存在しない。 着いた直後は本当に目の回るような忙しさだった。 まあようやく色々と環境が整ってきてくれたお陰で、ようやくこうして何の気兼ねもなくほっと一息まで落ち着いてくれたのだけれど。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:13:28]
◆ブレイブ > ( 一息ついたのは金髪の青年。 童顔が悩みの種のもうすぐ二十歳の男の子。 ) お疲れ様。 そっちは後発組だったっけ? じゃ後は任せた。 ( 簡易な宿泊施設で珈琲に口を付けながらそんな会話を同僚としている。 ここはとある山村の一つ。 不幸にもそこで天災があり、騎士団もまた救助、復興の一団に加わっていた。 )( それが一週間も前の事。 それまでこっちにいっぱなしだったけれども、とりあえずこっちの仕事は今日の分で終わりだ。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:01:13]
お知らせ > ブレイブさんが入室されました。 『ふぅ』 [Fri 20 Feb 2009 23:49:18]
お知らせ > キアハさんが帰りました。 『(これから、どうやって生活するか、という大きな問題を抱えたまま)』 [Sat 24 Jan 2009 04:19:25]
◆キアハ > (もう少しこのままで、という言葉には頷き。 そして夜明けと共にヴェイトスへ。 日が高くなるかくれるか、ともかくは無事に到着はできることだろう) [Sat 24 Jan 2009 04:19:03]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『危うくこのまま眠りかけたのは、秘密』 [Sat 24 Jan 2009 04:17:26]
◆アルマ > ・・・いまはもう少し、このままで・・・・♪(深くに触手をくわえ込んだまま、暫し余韻を楽しんだ。そして夜が空ければ――――ヴェイドス目指して、二人でてくてく歩き始めるだろう) [Sat 24 Jan 2009 04:17:03]
◆アルマ > ぁ―――・・・・・・・っ♥(ぎゅぅっ・・・・・とキアハの体を抱き締めて、ぶるぶる・・・っと絶頂の快楽に身を震わて)・・・ええ。気持ちよかったので・・・・・沢山、出しちゃいまし・・・・・・あふ・・♪(ぬぽんっ、と触手が引き抜かれて、その時もびくっ、と体が震えた。射精したばかりだけど、ペニスはまた堅くて・・・)・・・・・それは良かったですわん。・・・・・あとはこう、ベッドでも探して寝ようかと思います、が――――(ぎゅー、とキアハの体を抱き締めなおして) [Sat 24 Jan 2009 04:16:04]
◆キアハ > んは… いっぱいでた… (注ぎ込む開放感に満たされつつ。 特に奥まで指が来なかったことには違和感を覚えず) アルマの濃い… (飲み込んでいる触手は精液を搾り尽くすように蠢いていく。 ちゃんと精液を吸収しているらしくあふれ出たりはしていない模様) アルマもイった (はぁ。と息を荒げながらゆっくりと名残惜しむようにずりゅずりゅと触手を引き抜いていく。 できるだけ時間をかけて先端をやや膨らませて引き抜かれていくのが分かるようにしておこう。 本来ならこのまま2度、3度としたいのだけれど、それだと体力がなくなるだろう) 気持ちよかった… (女の方も指で満足した模様) [Sat 24 Jan 2009 04:08:16]
◆アルマ > ・・・・・大体何言ってるか解る気がしますわん・・・・(っぱ。ほっぺ放して)・・・ふふふ、気持ち良さそうなお顔を・・・・あら?(ぬるりと指にぬめりを絡みつかせたら、指をすコイずつ押し込んで行く。しかしその指が抵抗感を感じて――――す、と指を引き抜いて維持居まわすのに戻った)・・・・ええ。おしゃぶりが気持ちいい上に、一緒に・・・・・んぁ♪あっちもこっちも責められてますもの・・・・・(触手の中で、ぱんぱんに張り詰めているのが解る。意識せずとも腰ががくがくと痙攣するように動いて・・・・)いやぁん。まるわかり・・・・ですわ、ん・・・・♪(体の奥、普通では踏み込めぬ深さのところまで触手でこね回されて・・・・子宮や腸内がきゅぅっ、と侵入者を締め付けちゃう。まるで其処から溢れてくる精を催促するかのように)いっぱい・・・そんなに沢山、出ま・・・・す、ゥ・・・♥あ、あ――――ッ♥(びゅっ!びゅーっ!と濃厚な寄生虫入りの精液を注ぎ込まれると、背筋をぐんっ・・・と仰け反らせて絶頂へと上り詰めちゃう。どぷどぷっ、と精液がナカに溜まって行く感触を味わって・・・・まるで押し出されたみたいに、キアハの触手のナカにザーメンを注ぎ込んじゃう) [Sat 24 Jan 2009 03:56:08]
◆キアハ > ほんふぉうのふぉと (むにーと伸ばされつつ、反論をしよう) はぅん ひゃふっ (ぬるぬるとすっかりぬれている秘所をなでられればこちらもびくり、と体を振るわせていく。 もしも指を奥の方まで入れようとすれば意外な抵抗を感じることになるだろう) もう、はぁ、いっちゃいそう? (肉棒はそのまま射精させるつもりでぐにゅぐにゅと飲み込み、締め上げていく) 気持ちよさそう (そして入り込んだ状態のまま本来は刺激されないはずの子宮の中と出入り口をたっぷりと触手の先端で苛めるように刺激していく。 射精の許可をもらえればそのまま動きはぐにぐにと激しくして) 前も後ろも、いっぱいにしてあげる (どくん、と腸と子宮の中に精子をたっぷりと放出する。 通常の精子とは別に寄生虫の卵が混じっている。 寄生虫は普通に生活する分には実害はほとんど無いだろうが多少感じやすくなったりするかも知れず。 奥に放ったのでちゃんとした虫下しを飲むか、キアハが取り除くかしないといけないだろう) アルマも、イって (そして放出とともに、激しく触手を蠢かせて) [Sat 24 Jan 2009 03:44:32]
◆アルマ > あー、その言い分はひどいですわー(胸を攻めてた手を上げてほっぺをぐにー、と伸ばしちゃおう)・・・ふふふ、なかなか良いお声でー♪そして次はこちらを・・・・♪(そして右手を降ろし、静かにキアハの下腹部・・・遮られなければ、指先でぬるぬる・・・とキアハのヴァギナを弄ろうとしちゃう)・・・やっぱり(あんまり器用な仕事はできないだろうなー、とは思う。)もう、お漏らしじゃないですわん?気持ちいいから・・・・あふ・・・♪(触手の中で大きく、そしてもっと堅くなっていって・・・・びくん、びくんっ!と激しく痙攣しちゃう)・・・もう、そこは普通入れるところじゃないですよ・・・・・あっ、も、もっと奥・・・・?ふか、深ぁい・・・ですわん♪(貫くでも押し広げるでもなく、入り込むと言った感覚が一番相応しいか。にゅるり、ずるり・・・と自分の胎内と腸内をのたうつものにこね回され、荒げる息は蕩けそうに熱くて・・・)ぁ・・・・・すごい、すご・・・・お尻の奥にも、どんどん入って――――え?あ、ええ・・・いいですわん・・♪(それが寄生虫を種付けされちゃうなんて創造もして無いので、なんら迷いもせず同意しちゃう。とはいえ害が無いと知っていれば―――さて、どうなるやら) [Sat 24 Jan 2009 03:32:25]
◆キアハ > アルマがえっちだから興奮してる (自分では普通だと思っているのでやや反論しつつ) んっ、ひゃん (軽くつままれると同時に声を上げる。 特にこらえるきも無いようで) 便利 (仕事もまったく無いのだがこの手の調教師ならやっていけるのだろうか) こっちはお漏らし? どろどろ (先走りを潤滑油にしてペニスを扱く触手の動きは激しくなっていく。 深く飲み込んでからそのまま一気に引っ張るように締め付けまた、奥まで飲み込むように繰り返し) 奥、入った んっ (子宮口に入り込んだ触手はそのまま奥、子宮を目指すようにぐゆぐりゅと蠢いていく。 お尻もできるだけ奥まで入り込むようにしてはずるりと抜くように動く。 徐々に大腸の奥まで入り込もうとするだろう) 子宮の中に直接注いでも良い? (何を、とは言わないがこの状況なら察することだと思う。 実際には寄生卵入りの精液だったりするが) [Sat 24 Jan 2009 03:20:35]
◆アルマ > んー・・・・・そうですわね♪(あっさり納得するのであった。元々あんまり考えて無いだけかもしれないが)はぁい♪・・・ふふ、結構敏感なんですねー♪(さわさわ・・と両手の指を広げ、刷毛で擽るように右へ左へと動く指先。暫くそうして乳房全体を撫で回した後――――きゅっ♪と指先で堅くなってる乳首を軽く摘んじゃって、そのままこりこり・・・とこね回しちゃう)・・・・こう言ってはなんですけどー・・・便利ですわん・・・・ぁ、は、入って・・・・きます。ぁ・・・・・♪(今度は後ろの穴に、また指とも道具とも、そしてペニスとも違う感触と硬さのものが入り込んでくる。その真新しい快楽に背筋をぶるる・・・っと振るわせた。同時にペニスも全体を包み込まれ、そのまま大きくしごかれるものだから・・・・とろとろ・・っと先走りの量は増すばかり)ええっと、奥に欲しいと言う意味では・・・・・あや、そ、そこは入れるところじゃ・・・・・・っくぁ♥(子宮口を突付かれると、ぴくっ♪と体が気持ち良さそうにまた違う反応を返す。そして子宮口にぐりぐり、と触手を押し込まれると、下腹部に緊張が走っちゃう。でも、動かされるたびに段々子宮口が解れてきて――――ぬぐぅ・・・っ♪と触手の子宮口姦通を許しちゃう) [Sat 24 Jan 2009 03:08:56]
◆キアハ > 問題ないならいい (いつも通りでいいのだと思えばどこか安心したようでもあり) 問題ない ん (胸をなでられ始めるとくぐもったような声を漏らし始める。 薄い胸なりに主張をする乳首は硬くなっていることだろう) 全部、いっぱい (後ろも好きなようなのでゆっくりと菊穴から触手を進入させていく。 先走りを感じれば、肉棒全体を大きくしごくように触手を動かして) 一番、奥? (膣の触手を一番の奥の子宮口をつつくようにして動かす。 さらにその奥まではいりこませようと触手の先を細めぐりぐりとほじくるように動かしていく。 場合によってはさらに奥に入り込めるだろうか) [Sat 24 Jan 2009 02:59:12]
◆アルマ > ・・・・・さあ・・・・どうなんでしょうねぇ?(今の所自分に異変は無いので、早くも楽観ムードでは在る)どうぞ・・・・ん、くぁ・・・・・・あ、おく、奥・・・ぅ♪(堅く勃起した乳首を口の中で転がされこね回されると、思わずぎゅっ、とキアハの体を抱き締めてしまう。そしてにゅるり、とヴァギナの中に入ってきた触手がもたらす、ペニスや指では不可能な愛撫を受けて・・・・・とろりと快楽の滴が奥からどんどんあふれ出してきちゃう)・・・・な、なんか凄いですわん・・・・・ぁ♪(根元とさきっぽで違うような動きをして刺激を加える、なんてできるんだー、と変な時に感心しちゃうのだった。でも感じてるのは本当なので、先走りがペニスの先からとろぉ・・・っと零れ始める)・・・あら、いいんですか?それじゃお願いしますね・・・・あ、あと・・・キアハさんにもしていいですかー?(と、尋ねるのとほぼ同時に、手を伸ばしてキアハの胸の辺りをさわさわ、と指先で撫でようとする) [Sat 24 Jan 2009 02:49:59]
◆キアハ > (その感じている様子を見てはどこかうれしそうに笑みを浮かべることだろう) [Sat 24 Jan 2009 02:42:44]
◆キアハ > もしかしたら相手には毒? (ただ、今まではそんなことはない、とは断っておこう) 好きにする (硬くなった乳首を口に含み、舌で転がしていく。 それと同時に手探りのような状態で探り当てた秘所へも触手は進入を開始していく。 ミミズのような動きで奥へと滑り込んで行っては中の肉壁をつついたり、先でひっかりたり、先端で銜えたりと刺激を与え始めよう) こういうのも (そして肉棒は根元を強く締め付けてから先っぽの方をしごくように扇動すると動きを変える。 全部の触手を同時に細かくは動かせないようで一つが複雑に動くと他の触手の動きはやや単調になる) 後ろも、してあげる (抱きつくようにしながら、最後の触手で胸を絞りその、先の方がゆっくり伸びていく) [Sat 24 Jan 2009 02:42:01]
◆アルマ > (流石に二泊は困ると思ってるので同意が得られて一安心なのだった)・・・・と、思うという辺りがなんともデンジャラスでスリリングですわん・・・(まさか植えつけという更に違うものが在るとは想像もして無いので、そっち方面には考えが行かない)うふふふ、私の自慢のおっぱいですわ♪今は好きなようにしていいんですよー?あ、もちろんえっちの範疇に入ることでですけど♪(流石にそんなに無茶はしないとおもいますがー、等とのたまいつつ一応釘を刺すのだった。そして白い肌が、キアハの手の動きと共に段々赤く、火照って行く)はぁい♪お任せしますわん(今までに経験したことのない行為、という事も有ってか、何時もより興奮の波が大きくて・・・・腰を段々くねらせ始めちゃう)うふふ、でも気の早い触手さんは、もう入り込んじゃってますよー?(脱ぐ前に下着の上から掌当てて、すりすり・・・と触手を撫でた。その後はしゅるり、とショーツを脱いで、ペニスの下の女の子の部分も曝け出しちゃうわけで)・・・ふふ、気持ちいいですよ♪(あンッ♪とか零れる声が、何よりの返事ではある) [Sat 24 Jan 2009 02:31:34]
◆キアハ > (明日行動する分の体力は残す、ということでひとまずは納得) 毒は無い… と思う (そのかわり植えつけたりするがそれも立派な害か、という判断はできず) 胸大きい (むぅ。 とやや膨れつつも胸をなでて硬くなってきた乳首を摘んだりこね回したりとする) 気持ちよくする (肉棒全体を飲み込ませてそのまま吸い上げるように触手の口元を蠢かせる) うん 汚れると困る と思う (そう告げつつも触手は下着の中に滑り込む。 最後のもう一本は胸に巻きついてきゅっと絞り上げた) ぴくびくしてる 気持ちいい? (問いかけながら、胸にキスしたりも) [Sat 24 Jan 2009 02:24:08]
◆アルマ > では、そーいうことで♪(うふふ、とにっこり眼を細めて笑顔を向けるのだった)ガイですわん。噛んだりとか毒持ってたりとか・・・・(いやーん、と首左右にふるふる、と軽く振ってみた)・・・何がですかー?(かくん?と小首傾げた。でも体は反応し始めてる。段々と堅くなってきた乳首が衣服越しに、掌に感じられるだろう)自分のおうちでしたら、それもいいんですけどねぇ♪無事帰らないといけないですから?(自分も一緒に横になって、するり、しゅるりと衣服や中衣を脱いで下着姿。とはいえガーターとショーツぐらいしかつけてない。そしてちょっと肌寒いけど我慢できない程度ではなかった)・・・・あらまあ、これは実に初体験の・・・でもちょっとこわ・・・・・・あンっ♥な、中々お上手で・・・♪(齧られるんじゃないか、と流石にどきどきしたけど、ちゃんとした「行為」が行われたので一安心。触手のお口の中で、ペニスがびくびくと震えて・・・・他の触手がお尻に廻れば「ショーツ脱ぎましょうか?」と尋ねたり) [Sat 24 Jan 2009 02:15:20]
◆キアハ > それでいいなら (悪い人ではなさそう。 と判断。 行為も乗り気のようで) 害? (あるのかどうかもよく分からない) ずるい (少しばかり嫉妬をこめて胸を揉んだりする) そう? (疲れてぐっすり眠るくらいがいいと思っていた。 彼女の誘いで下着姿のまま横になる。 それから) えい (しっぽのような触手の先が口のように開き、その固くなっている肉棒を飲み込もうとする) 男の人はこうするとよろこぶ (残り二本の触手のうちの一本は秘所を探るようにお尻の方に回る。 うごきはゆっくりとしたもの) [Sat 24 Jan 2009 02:03:12]
◆アルマ > ・・・一緒に来ます?一人よりも二人の方が、まあ安全でしょうし♪(んー?と実に言葉の少ない彼女に向けて、首傾げながら問いかけて)んー、ええ。基本的に害がなければなんだろうと別段いいですわん。私(あっはっはー、と文字通り笑い飛ばすのだった。そしてカテゴライズは触手位置だけでハイ認定、であった。実種族の違いなど気にしない・・・)・・・ふふふふふ♪(視線を胸に感じると、満足そうにふふーん、と文字通り胸を張って見せるのでした。ばいーん)あらあら、でもあんまりしすぎると疲れちゃうから、やりまくりはいけませんわ・・・ん♪(こちらもコートを脱いで、それを地面に敷いた。そしてするなら横になりましょ?と持ちかけるのだった。体に纏わりつく触手を、すりすりと掌で撫でながら) [Sat 24 Jan 2009 01:54:35]
◆キアハ > 歩く (自分も街に行って見たい。 迎えが来る様子はまったくないし) くらげさん? もういいの? (近いところを行っているが、一応カテゴリーとしては虫である。 一応、納得はしたようなのでそれ以上追求することも無く) どっちもある (そういうのもあるのか、と納得したところで) むきゅ (顔面をふにふにで抱きしめられた。 すぐに開放されたが、その豊かな胸はうらやましそうに見るだろう) 運動するなら (コートの下は薄着でひらりとしたスリップで、その肩と尻尾の三本の触手が特徴的に見えるかもしれない) たくさん、する (しゅるり、と体にその触手を巻きつけて愛撫するように動かそうとするだろう) [Sat 24 Jan 2009 01:49:59]
◆アルマ > 明日になったらまた歩かないと・・・・(とほー、と明日もひたすら歩くことになりそうなの想像してぐんにゃり。そして流石に今であったばかりの彼女の事情は知らないわけで)・・・・・・・・海月のウォータリアンですわん♪(キュビエさんの御親戚・・・?とか思った)あー、いえいえ。その問題は先ほど氷解しました。氷解つまりもーいいってことですね♪(滅茶苦茶簡単にまとめて)・・・・・・あー、私は両方もってますわん♪それが真相でーす♪(少しの時間だけで完全に堅くなっちゃったペニスはさておき、むぎゅー、とキアハの頭抱き締めて窒息アタックを敢行してみる。5秒ほど)あらあらまあまあ、私も脱いだ方がいいかしらん?(楽しそうにコートを脱ぐキアハ眺めつつ) [Sat 24 Jan 2009 01:38:27]
◆キアハ > うん 我慢 (こく。 と頷く。 しかし、問題は無一文だということだ) 食べる (うーと手を伸ばすがちょっと届かない。 と思えばなにやら白いものが一瞬延びて肉を掴んで手まで運んだ。 そのままもぐ。と食べる) らいかにあ? (不思議そうな顔をしつつ、硬くなりつつあるそれを掴んだ反応をみて) 男の人の…? でも、胸? (とはいえもう少しやさしく、といわれれば少し手加減して掴んで刺激させてみたり) じゃあ、運動する (そう言ってコートに手をかける。 あまり見られてはいけない、といわれているが使う分には見せた方がいいだろうとまずは前をはだける) [Sat 24 Jan 2009 01:29:44]
◆アルマ > 今は我慢我慢・・・・・ヴェイドス市まで行けば、それなりのお金で手に入ると思いますわん(でもとりあえず帰らないと、とかくりと首傾けて)んー、なるほど。それじゃ少し頂いちゃいましょうか♪(蓋開けて手を伸ばせば簡単に取れるので、ひょい、と一枚とってもぐもぐもぐ・・・ごくん。)・・・ライカニアさんですかねぇ?(んー?と首かしげた。)あらあら、甘えん坊さんですわ・・・・んっ♪(硬くなりつつあるペニスを掴まれると、びくんっ♪と声と体が跳ねちゃう。)もー、もう少し優しくしてくれないとだめですよー?(めっ、と頭上から声かけてみる。でも止めない)・・・・確かに温まりますけどー、んー(手足の冷えがー、とか言いつつも頷くのでした) [Sat 24 Jan 2009 01:23:45]
◆キアハ > ない 我慢 (残念そうに呟いた。 そして自分はと聞かれれば) できれば食べたい (我慢できないほど空腹ではないが小腹がすいた、というところ) 尻尾。 (実際にはそんなにかわいいものでもないのだが) むにむに (豊かな胸に顔をうずめることになってそしてもうひとつお腹のところに当たるものがある。 不思議そうに掴んでみようとするだろう。 割と遠慮なしに) 運動すれば暖かい? (彼女の中では運動=ヤル) [Sat 24 Jan 2009 01:17:34]
◆アルマ > んー、でも此処では無理ですねぇ・・・ご飯も無い、海苔も無い、お塩もない・・・・・(むぅー、と腕組んで唸るのでした。)すごくおなかすいたー、と言うほどでは無いですしね。キアハさんはお腹ぺこぺこですか?(残念そうな顔をするキアハ眺めて、んー?と小首傾げながら問いかけてみた)・・・・・尻尾ですwなn・・?(あの位置で動くのといえば、と見当付けてみた)季節が季節だけに、ちょっと手足が冷えて辛いんですわん・・・・・あら、まぁ♪(近づいて抱きついてくるのを、さも当然の様に受け入れるのでした。ふにゅんっ、と大きな胸がお顔の辺りに当るでしょう。あと下腹部の辺りに普通女の人には無いのものっぽいのが当る・・・) [Sat 24 Jan 2009 01:10:58]
◆キアハ > おいしい たべたい (どんなものなのか実物は見たことが無いのでとっても期待をする。 実物をみたらちょっぴりがっかりするかもしれない) 今食べない? (蓋を締めたので今は食べないのかとすこし残念そう) 新種 (ぴこぴこと動かしてみる尻尾) 火ない (元々熱いのは苦手だし、生ものでも早々お腹を壊したりはしないので持ち歩くことはない) 寒い? 暖める? (てこてこと近づいてぴと、と抱きしめたりしてみようと) [Sat 24 Jan 2009 01:05:41]
◆アルマ > 美味しいですわよー?でも海苔だけばりばり食べるのは・・・・多分お勧めできないですわん(ご飯丸めて塩まぶして海苔で包むと「おにぎり」ができるんですよー、などと暢気に答えつつ)わー♪(しかし二人のテンションは両極だ。)どなたの備蓄ものかは存じませんが、ありがたくいただきませう♪(でもとりあえず今は蓋締める。)・・・・・狼さん?そんなコートの下に入る狼SAN・・・・・・新種ですわん(やはり伝わってない。)・・・うー、寒いですわん・・・・火を焚きましょう火を・・・(暖房兼調理場所だろうなぁ、と言うような囲炉裏的設置物があったので、巻集めて・・・・・・)・・・火、あります?(この時代にはライターなんてものはないのだった) [Sat 24 Jan 2009 00:59:07]
◆キアハ > 海 広い 海苔おいしい? (そういえばそんな食べ物あったような。 そう思って聞いてみる) ぱちぱち 正解 (サムズアップに対して音もならない拍手をしてみる) ご飯 (わーというお祝いムードに万歳) これ? おおかみさん? (はた、と気がつき意識して動かなくするがばっちり気が付かれたようで。 普段あんなことやこんなことに使っているので先ほどの送り狼の人がやろうとしていた事に使う…ということを伝えたかったらしいが、その単語で伝わらないと思う) [Sat 24 Jan 2009 00:49:59]
◆アルマ > ノリというのは海で採れる・・・・・(特に考えもなく今度は海苔の話を始める。相手が首をかしげていてもお構いなしだ)正解・・・・ッ!(ぐっ!と送り狼発言に右手でサムズアップ。今にも「ヨクデキマシタ!」と出だしそうなぐらいに。無駄なテンションだけは山盛り)塩漬けですよー。さて塩漬けといっても永遠に腐らないわけではないから・・・・・と(はむ、と一切れ取って、端っこを食べてみた。もぐもぐもぐ・・・・)・・・うん。変な匂いとかはしませんわん♪今夜のご飯かくほー♪(わー、と大変なお祝いムードである。だがしかし本気で祝うレベルの発見である。食べるご飯が在るのは良いことです)もうちょっとだけ農家のおぢさん的性格丸出しじゃなければ良かったのにですわん。・・・・はれ?なんかぴこってしてますわ。腰の辺り(んー、と大変だったような、と首を傾げつつ、キアハのコートの隆起に気付いて今度は反対側に首かしげた) [Sat 24 Jan 2009 00:43:51]
◆キアハ > ? (乗りの良い、と言われても頭にはてなマークを浮かべて首をかしげた) 送りおおかみ? (そんな話を聞いたことがあるような無いような。 思いついた単語をぽつんと呟いた) 塩漬け!? (何か食べ物があったらしい、とコートの中の尻尾が跳ねたらしく腰のところが盛り上がったりもそもそしたり。 そのまま、てこてこと樽に近づいていこう。 ついでにその目立つおっきな胸に目がいく。 自分はぺったんこである) たいへん (今までの経緯を鵜呑みにしたようでアルマが大変な思いをしたのだろうと思う) [Sat 24 Jan 2009 00:36:52]
◆アルマ > (越え→声) [Sat 24 Jan 2009 00:32:25]
◆アルマ > ・・・・・・・お、塩漬け塩漬け――――♪(樽見つけて、おにくありましたよー、なんて越えかけたりする) [Sat 24 Jan 2009 00:32:14]
◆アルマ > うむ♪実にノリの良い子!ノリは身を助けるってトキノミヤコの「コトワザ」にもありますしね♪というわけでアルマさんですよ?(コートの前を空ければ、ふっくらとよく育った胸のラインが衣服越しにはっきり見えるのでした。)いやー、ちょっと近くの街道を通りすがりの農民の方に乗せてもらってたんですけどねぇ。突然馬車止めて「やらせろ」なんていうもんだからこう、ファイトファイト?(しゅっしゅっ、と手刀突くジェスチャーしつつ)好みなら股開いてあげても良かったんですけどムカついたので喧嘩別れで徒歩になって夜だ怖いわ危ないわ集落だわ誰もいないわ誰かいるわで今此処ですわん♪(と、ごそごそ家捜ししながらどこまで本とかわからぬ今日の出来事ダイジェスト) [Sat 24 Jan 2009 00:30:55]
◆キアハ > とおりすがりのぉ… おねー!さん!! あるまぁ? (言われた通りに言い直してみよう。 その直後、なんだか訂正されたようで) アルマ、が名前? (そう呼べば良いのか、と問いかける。 敬語など知らない) うん しりたい でも、お腹すいた (何か食べ物とかねだってみたり。 この家の隅に持ち出されるのを忘れたであろう塩漬け肉のたるが置いてあったりするのには気がついていない) [Sat 24 Jan 2009 00:25:54]
◆アルマ > のー。ノーです。ノー。(なんだか色々繋がった名前に首をふるふる・・・と軽く振って)イントネーションが違いますわ。とおりすがりの(↓)おねー(↑)さん(更に↑)あるま(此処で一気に下がる)ですわ?というのは冗談でして私は只のアルマですわんキアハさん?(とりあえずぷちぷち、とコートの前のボタンを外してみたり。そしてイントネーション教室には意味は無い)それは聞くも涙語るも涙で・・・・聞きたいですか?(うふ?と首傾げながら問いかけた。そしてとりあえずドア閉めた。だって寒いんだもん) [Sat 24 Jan 2009 00:20:22]
◆キアハ > (お互い違う、ということにこくりと頷き) とおりすがりのおねーさんあるま? (確認するように名前を読み上げる。 棒読みだが) キアハ (自分の名前ということらしい。 比較的近くまで来た彼女に向き直り) とおりすがりのおねーさんあるまは住んでないのになんで此処に? (それは自分にも言えることなのだが) [Sat 24 Jan 2009 00:16:34]
◆アルマ > あ、いましたわん♪・・・おじゃましても宜しいのかしらーんですwなん・・・(ひょこ、と中を覗きこむように顔を出した。キアハから見れば、ドアから顔だけ斜めに見えるような形になるか)・・・・・その質問、私もかけようと思ってたことでしてー・・・つまり、お互い違うってことですわん・・・(はふー、と溜め息一つついて、しかしめげた様子無くすたすた室内に入ってきて、先客であるキアハの2m前ぐらいで脚を止めた)というわけで、改めてこんばんはですわん♪私は通りすがりのおねーさんこと、アルマでぇす♪(うふ、うふふふふふー、と何が面白いのか不明だが、兎角笑ってた) [Sat 24 Jan 2009 00:12:03]
◆キアハ > (続き 小首をかしげることだろう) [Sat 24 Jan 2009 00:06:13]
◆キアハ > お いた (中に踏み込んで誰もいないことに残念がり、仕方が無いからと物色し始めたところでかかった声。 こちらも緊張感はかけらも無く) いる (声を出そう。 ゆったりとしたコートを着込み、白い尻尾のようなものがコートの墨から覗いているのが相手からは見えるかもしれない) ここの、人? (薄桃色の髪を揺らし問いかけ、 [Sat 24 Jan 2009 00:05:46]
◆アルマ > 御者台の上で首筋に手刀叩き込んだまではよかったんですけどねぇ(そんな酷く閑散とした集落にやってきた人影一つ。理由が有って馬車旅が徒歩旅に変わってしまい、夜中に野営はつらいので宿を求めてやってはきた、のだが)・・・・・これはお宿とか期待できませんわん・・・・・・・(はふー、ととてもそんな商業施設が在るとは思えない様子眺めて、はふー)・・・・・・・あら、ドアが開いてますわん?・・・・・ごめんくださいましー。どなたかいらっしゃいますー?(キアハの耳に、ドアの前辺りから発せられた、実に緊張感の無い女の声が届くだろう。) [Sat 24 Jan 2009 00:02:15]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『んむー・・・・・』 [Fri 23 Jan 2009 23:58:04]
◆キアハ > (特にノックは無い。 留守か、と思い、その扉へと手をかける) あいた (きぃ、と乾いた音を立てて扉が開いた。 そのまま中に入り込んでみる。 扉は開けたまま。 誰か進入したのは分かるだろう) だれか、いませんかぁ? (声を出してみるが、中に調度品などは見当たらず床にほこりがたまっているようにも見えた。 今のところ人の気配は感じられない) [Fri 23 Jan 2009 23:49:49]
◆キアハ > (貰っていた食べ物はとっくに無い。 お腹がすいたら、枯れ草だろうが、なんだろうがひとまず口に入れてみて、おいしい物とおいしくないものとがあることがわかった) ん… (周囲を再び見渡す。 家がある>人がいる>何かもらえるかも そんな理論を組み立てた) 誰かいる? (もっとも近くにあった家に近づいて扉を叩く。 だれか住んでいるのかも分からないので様子を見る感じで) [Fri 23 Jan 2009 23:34:51]
◆キアハ > 困った (ぽつり、 と呟いた) 外、広すぎ どこいこう (とうさまからは迎えに来るまで自由にしていろと言われた。 そしてこっちの方に「街」と言うものがあるから見に行くと良いとも言われた) どこ? ここ? (家らしいものはぽつりぽつりと見えるが、聞いていた街はもっとたくさん家があると聞いていた。 場所としてはヴェイトスに程近い場所で家々が点在している集落と呼べるような、呼べないような、そんなところ) [Fri 23 Jan 2009 23:25:12]
お知らせ > キアハさんが来ました。 『「………」』 [Fri 23 Jan 2009 23:19:11]
お知らせ > とある村での出来事さんが退室されました。 [Tue 13 Jan 2009 22:23:19]
◆とある村での出来事 > ( 決して善意ではないもてなしでいろいろといっぱいになった旅人は、街へと向かいながら呪われた村人を思い出し、ひとり首をかしげるのだった。 ) うーむ………村人全員いやに陽気に踊っていたが、随分とおかしな呪いもあったものだ……。 ( 呪いのせいで体が勝手に踊ってしまう世にも珍妙なムラ村の運命やいかに。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:23:15]
◆とある村での出来事 > ( 村長の叫びを聞きつけ群がるムラ村の村人たち。 ) いやあありがたいありがたい天の助けだ! 我々を助けてくれる旅人さんだぞ! もてなせ! 盛大にもてなせ! 見捨てたら罪悪感で胃がよじ切れるくらいにもてなせ! ( 村人たちの戦略が見え隠れする発言の渦を超えて、旅人は村長から預かった依頼書を片手に、呪われた村を後にするのだった。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:21:27]
◆とある村での出来事 > ( そんな陽気な村の代表者であるギンジョウ村長は、一月ぶりくらいに訪れた旅人が、村の異様に思わずきびすを返しかけたところを飛び掛って捕獲し、歓喜の声を上げた。 ) ぃよっしゃああああッ! 旅人獲ったどぉおおおッ! 助かった! こんなときに来てくれるとはあんたは英雄じゃ! 英雄であるからにはわしらを助けてくれるに違いない! わぁいやったぞ! 皆の衆! この旅人さんがわしらを助けてくれるぞーい! この、ディス、旅人さんがだぞーい! もしここで見捨ててる人として終わってるような奴らなら村人総出で末代までたたるところじゃがこの旅人さんはそんなことはないじゃろう! ( 必死で逃げ出そうとする旅人に絡みつきながら叫ぶ村長、今年で90になる村長、骨と皮みたいなボディの癖に妖怪のような爺である。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:18:24]
◆とある村での出来事 > ( 村は、森の魔物に呪われていたのだ。 子供から老人まで、男も女もその中間も関係なく、村の住人はことごとーく呪われていた。 誰一人の例外もないあたり、相当恨まれているらしい。 おかげで新年会の片付けもできないというか片付ける気がないのか、パーティー会場はそのまま流用され続けているらしく、酒樽も出しっぱなしである。 子供たちも笑いながらお菓子を取り合うし、大人たちも年甲斐もなくパーティー帽子をかぶっていたりと呪われている割には悠長な連中である。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:13:10]
◆とある村での出来事 > ( ヴェイトス地方村のひとつ、ムラ村。 英語表記だとMura Villageだから、別に変な意味などない。 ムラムラしてるわけじゃない。 地ワインや地ビール、地酒など各種種類が特産で、村人も三度のメシより酒が好きという酒道楽の村である。 その陽気なムラ村は、いま森から流れてくる深い霧に包まれ、昼でも薄暗く沈んでいた。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:09:19]
お知らせ > とある村での出来事さんが入室されました。 [Tue 13 Jan 2009 22:05:20]
お知らせ > シャリネ@エルザファームさんが退室されました。 『香辛料、忘れないようにしなきゃ。(愛しそうに微笑が滲む。)』 [Tue 13 Jan 2009 12:59:44]
◆シャリネ@エルザファーム > (今日はゆっくりして、たくさんシフォンを構ってあげよう。一峰さんも忙しそうだし、お仕事も手伝って。そして、明後日からはまた歌を歌うから、あったかいものも飲んで―――) あ。そうだ。蜂蜜。 ……おじさんに貰いに行かないと。それから小麦粉も切れてた。 ……あとは…… あ。(いけない、という顔で) [Tue 13 Jan 2009 12:59:23]
◆シャリネ@エルザファーム > (ぱ、っと。 ―――花束のリボンを解いた。空高く上げて、飛ばしたら。ぱらぱらと一輪一輪―――落ちてきて。娘は倒れこむ。) ――― はぁ。 あー…… なんだろう。 久しぶり。(くすくす、くすくす。笑いが止まらなくて。可笑しい。こんな風にはしゃいだの、いつぶりだろう。はしゃいでたはずなのに、どこか。いろんなことを気にしていた気がする。)(倒れこむまま、高い高い空を見た。―――嗚呼。青い。) [Tue 13 Jan 2009 12:55:32]
◆シャリネ@エルザファーム > ――― Shall we dance?( 花束を掬い上げれば、囁いた。ふわり、楽しそうな微笑が滲む。答えの代わりに娘はそれに口付けを交わす。薫ってくる自分とは違う香りに笑みを深めて) …… 踊りましょう 踊りましょう 冬の訪れを 歌いましょう 祝いましょう この後 春が来る喜びを (ステップを踏む。その合間に、告白をするように。ふわり、ひらり。―――アラベスク。 プリエ。 ―――ピルエットを繰り返す。) (エファセ、グリッサード。遊ぶような歌声と、ステップと。舞。)(春が早く訪れますように。―――多くの平和と喜びが、ヴェイトスにありますように。)(そんな、願いをこめて。) [Tue 13 Jan 2009 12:53:28]
◆シャリネ@エルザファーム > (両手で、抱きしめるような輪。ワルツを踊る前のような。指先は柔らかく、何かを包むように。) ――― 。( 風が歌った。 ふわりと、螺旋を描けばその手は空に乞う。) (息を吸って、また、吐いた。) ―――― 。(花びらが欲しくなって。買ってきた花束の元へ、舞を刻みながらふわり、ひらり、近づいていく。シャッセ、ジュテ、グランジュテを、繰り返して。そして回れば、貴女の元へ。)( 持ってきたのは、レティにあげる、オレンジの花束と。もうひとつ。赤、黄色、桃、白。いろんな色が入った花束。 ) [Tue 13 Jan 2009 12:52:06]
◆シャリネ@エルザファーム > (空気を、一杯吸ってみる。) [Tue 13 Jan 2009 12:39:50]
◆シャリネ@エルザファーム > (朝早く、剣を振った。そのまま馬車でエルザファームへ。) (茶色の、質素なワンピース。髪を上げて、しっかりと結って。そうして、少女は愛犬と牧洋犬たちを寝かしつけて、外へ出た。)( ―――ずいぶんと、寒くなった。) ……………息、白いなぁ。( 思わず、呟いた言葉。空を見上げれば、遠い。) ――――― 。( 両手を、広げてみる。) [Tue 13 Jan 2009 12:39:42]
◆シャリネ > ………チョコもココアも待てるでしょう?だめなの。ちゃんと待つ。(宥める様に言うけれど、息を切らす彼の口元からはだらりと涎がたれている。) …………… あくしゅ。(右前足出した) ひだりー。(左前足出す) 伏せ。(べったん。←伏せた) ……… うーん。(唸った。そして。小首を傾げる彼に、ふわり。笑みが零れて) ……よし。 じゃあ、食べてよしっ。(ばくっと。よし、のよ、で行った気がするけれど、まあ、いいか。――― 頭をとびっきり撫でて、ほほにキスをすれば。落ちていた干し肉は彼のもの。) ――― さあ。チョコもココアも寒いから、ミルクを飲んだら寝るのよ。(黒い犬の頭を撫でて。 ――― 此処は、シフォンと、チョコ、ココア用の、犬小屋。羊小屋とも、馬小屋とも、鶏小屋とも別の。) [Tue 13 Jan 2009 12:34:52]
◆シャリネ > (今、娘は戦っている。何にって。) (尻尾が揺れた。お尻が起きようと―――) ……だめ。 (静かに間髪を入れずに待ての合図。手で制したまま、首を振った。見詰め合う、潤目の黄金色。それに続く黒い犬。黒い犬二匹は、もうそれはそれはいい子に待っているのだが。) [Tue 13 Jan 2009 12:28:57]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『 お座り。 』 [Tue 13 Jan 2009 12:23:27]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 長い儀式が終わる頃には、汗が頬を伝い落ちへたりこむ )』 [Sun 11 Jan 2009 22:09:08]
◆ナキア > ( 簡易に設えた祭壇の上、ベルと箒を置けば 今度はアサメイとチャリスとを手に、イノセンス――焚いた香炉の紐を腕に通し、 )( 先程とは逆に、さら地を廻ってゆく。 出入り口となるべき場所に、アサメイと塩水に濡れた手で二重に、召喚の方向で―― 一角が上にくるペンタクルを、頂点から左下に向かって ――描いてゆこう。 負のエネルギーを清めた土地に、今度は良いエネルギー…正の力を招き寄せる。 ) 塩と海 悪しきは解き放たれ 火と空気 良きものを招き寄せよ 幾重も 幾重も 円は 封ぜられた ――― ( ふわ り、 イノセンスの香がくゆり ) [Sun 11 Jan 2009 22:08:07]
◆ナキア > ( 家の中になるはずの場所、その其々の部屋の四隅―― 予め、印をつけておいた場所 ――にも、同じように塩水を撒いてゆこう。 ) ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ 我らの決心を補強せよ、我らを中心に保て。 ここにいたいのだ 我らの肉体を強くしてくれ 互いに愛し合うために。 目が回るような忙しさを去らしめ 我ら全員に知らしめてほしい みなひとつの地の上にいることを。 我らの魔術と闘争により さらに大きな輪が拡がらんことを願う 愛と世界の調和の輪が。 …祝福あれ。 ( 謳うよな呪文は、夜風に流れ ) ( ―― リン。 )( 最後に、ベルが大きく一つ鳴き、 ) [Sun 11 Jan 2009 21:58:35]
◆ナキア > ―― 聞け、南の物見の塔の守護者よ、火の力よ 我らの胸に来て、暖めてくれ 長い眠りから、孤独から脱出したいんだ 互いに出会うために。 情熱を我らの生得の権利に輝かせてくれ 我らが不正と戦うときに。 我らの感情を誘い出してくれ すべての隠れ場所より …祝福あれ ( 窓やドアなど、出入り口になる予定の場所には立ち止まってチャリス―― 聖杯の中に満たされた塩水を撒いてゆこう。 ) ―― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ 雨を降らせ、我らの渇きを癒せ。 思い出したいのだ 我らが生まれた海の子宮を。 さぁ、我らを繋いでくれ 我らの気持ちを揺さぶってくれ すべてがひとつになるまで。 離れ離れの渇きを終わらせてくれ …祝福あれ。 ( 箒がさっと大地を撫でる度 その動きにつられてベルもまた清かに響く。 くる り くるり、月の女神に捧げし儀式は緩やかなステップで踊るように。 ) [Sun 11 Jan 2009 21:45:27]
◆ナキア > ( 魔女は箒を右手に ベルに通した紐を手首に掛け、塩水が半分ほど入ったチャリスを左手に持ち、右手で持った箒にそっと添える )( そうして、その土地をゆっくりと廻ってゆこう。 ) ――― 聞け、東の物見の塔の守護者よ 空気の力よ。 不浄を除いて、我らの肺を満たせ。 清冽をもたらしたいのだ、我らの生命に。 清い空を 清い心を存在させてくれ 我らに道を示すために 我らの言葉に安全な空間をつくらせてくれ …祝福あれ。 ( リリィ―― ン ) ( ベルの音が、響く。 それは負のエネルギーを追い払い、望ましくない力を箒で吐き出してゆく。 カブンであればそれぞれ一人ずつ役目を担うのだが、村の魔女はソロウィッチゆえに。 ) [Sun 11 Jan 2009 21:37:14]
◆ナキア > ( 晴れ渡った空にはまぁるい天心。 月の恵みを受けながら、魔女はその地にしかりと足をつけ、真っ直ぐに立った。 ) ――― ( 目を閉じ 小さく息をついて心を落ち着かせ。 お腹の底からゆっくりと息を吸い込み、大地から己が体へとエネルギーを上らせ、体を満たしてゆくのをイメージする。 センターリングと、呼ばれる動作。 ) ( この土地には、新しく家を建てるという。そのため、この地の清めに魔女が呼ばれた。 魔女の立つやや後方では、火を焚きながら村人がその様子を見守っていた ) [Sun 11 Jan 2009 21:27:35]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 目の前には、まっさらな土地 )』 [Sun 11 Jan 2009 21:19:19]
お知らせ > ハッシュさんが退室されました。 [Fri 9 Jan 2009 22:36:50]
◆ハッシュ > (新たに泉に来た者はいるのか、変調はあるのか。必要最低限の事を見てから帰るために、ここにいる時間は、実はそう長くはない。後は何か欲しい物が有るならば次の日に持っていく。そんな感じだ) 寒いなぁ、けるべろす (歩きながら、隣――距離は遠いが――を歩く使い魔に首を巡らせ、声を掛ける。けるべろすが言葉を話せたならば「何を当たり前の事を」と返しただろうか) …早く春になればいいなぁ (まだまだ冬の厳しさは深まるばかりだろう。季節など泉の中の者には関係ないのかもしれないが。早く春になればいいなぁ、と獅子はもう一度呟き、曇天を見上げた) [Fri 9 Jan 2009 22:36:48]
◆ハッシュ > (使い魔が興味を無くしたように木の根から顔を逸らしたので獅子は又歩みを再開する。ぴん、と張り詰めた空気と紐が痛い。色んな意味で) 悪いなぁ、けるべろす (本来の使い魔の散歩コースからは外れているだろうに、付いてきてくれるのはけるべろすの優しさであろう。己が魔女の家に厄介になっているのは、泉の様子を――泉に棲んでいる者たちの様子を確認するためだ。けるべろす目当てではない) (もう慣れた道の先、少し開けた場所に見慣れた泉がある。夜目の利く己には曇天の森でも苦もなく辿り着く事ができた) [Fri 9 Jan 2009 22:24:56]
◆ハッシュ > (それでも、一応散歩が出来る状態であることを喜ぶべきなのだろうか。地面に伏せって散歩放棄とかは今のところない。使い魔が止まって木の根元の匂いの嗅ぐのに獅子も足を止めて、使い魔の用事が済むのを待った) (はぁ、と吐く息には白いものが混じる。獅子は比較的寒さに強いほうだから、冬は嫌いではない。とは言え、結構着込まなければ人の身では辛いが。獅子の姿ならば毛皮がそのまま防寒具だ。尤も、使い魔が怯えるので獅子にはなれないのだが。溜息を吐く代わりに、すん、と軽く鼻を鳴らした) [Fri 9 Jan 2009 22:19:10]
◆ハッシュ > (――紐の端と端) (それが現在の魔女の使い魔と己との距離である) ……… (前でもなく後ろでもなく、横に伸びるそれは如実に己たちの距離を現していると思う。ちらりと横目で見やって、また息を吐いた) (魔女の家に厄介になっている間、何もせぬでは申し訳ないと使い魔の散歩に行く事にしてみたものの。ものの。――もうそろそろ警戒くらい解いてもいい頃だと思うのだが、犬心は分からない。そんな事を思いながら、獅子は件の泉へと足を向ける) [Fri 9 Jan 2009 22:09:49]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 ( さんぽ ) 』 [Fri 9 Jan 2009 22:05:19]
お知らせ > フィリーネ@自宅さんが帰りました。 『街へと行こう。今日は絶対に売り切ってみせる』 [Sun 4 Jan 2009 08:13:46]
◆フィリーネ@自宅 > ( 食事もあと少し。パンはもうない。 ハムが二分の一枚あるだけ。 終わり間際になって、ミルクを用意するのを忘れていたことに気が付いた。 食べ終わってから、飲もう ) 今日も頑張ろうっ ( 残ったハムを口の中に放り込んで、よく噛んでから飲み込んで、ごちそうさま。 食器は自分で洗う。 一通りのことは自分で出来るように、というのが我が家の決まりだから ) [Sun 4 Jan 2009 08:13:08]
◆フィリーネ@自宅 > ( 今年、やろうと思うことがある。 お父さんにちゃんと許しを貰わないと駄目だし、自分ひとりの問題じゃないからよく家族と話し合う必要がある ) ニワトリさん、増やしたいなぁ ( パンをもそもそと食べながら、独り言が零れる。 毎月定期的に卵を納品できるようになった。 だから、ちょっとニワトリを増やしてみようかと思う。 これはまだお父さんには言ってない。鶏達のご飯に掛かるお金やちゃんと増やしても卵をちゃんと売り切れるかどうかとかいろんな問題がある。 もしかしたら駄目って言われるかもしれない。 まだ言ってないからわかんないのだけれど。 でも、出来るだけ許しがもらえるように卵売りにもっともっと力を入れていかなきゃいけないって思う。 毎日売り切るくらいのペースだったら、きっと大丈夫だと思う。 まだ、そんな風にはなってはいないけれど ) [Sun 4 Jan 2009 07:57:19]
◆フィリーネ@自宅 > ( 食事を進めながら、今年のことを考える ) 特別変わることはないんだけどね ( そういって、何故だかエヘヘと笑みがこぼれる。 いつもと変わらないことってとても大切なことだと思うから。 つまらないって思うことはある。でも、やっぱり変わらず暮らしていけるのは素敵なことだと思う。 変化は、あったとしてもとても小さいことでいいと思う ) まだ雪も降らないから、困ることはないし ( 動物達も今のところ安心。 食事は、目玉焼きが残り三分の一、パンが半分、ハムは一枚になっている ) [Sun 4 Jan 2009 07:42:51]
◆フィリーネ@自宅 > ( いつもよりもちょっとだけ遅めの朝食 ) いただきますっ ( 家族三人で使うには丁度いい大きさのテーブルの上に、固焼きのパンが一つと皿の上に半熟の目玉焼きが一つと薄く切ったハムが二枚。 動物達にご飯を上げて、両親は先に食べてしまっている。 食べてないのはフィリーネだけ。 早く食べて、また街に卵を売りにいかなきゃならない ) ――ん、おいしいっ ( フォークで目玉焼きを小さく切る。目玉焼きを一口食べたあとはパン。そうしたらまた目玉焼きを一口口に入れて、次にハム。 そしてまたパン。 こうして順序を自分で作ってみると結構楽しかったりする ) [Sun 4 Jan 2009 07:38:33]
お知らせ > フィリーネ@自宅さんが来ました。 『今朝は』 [Sun 4 Jan 2009 07:24:09]
お知らせ > フィリーネさんが帰りました。 『玄関に付けられている馬蹄に頭を下げてから家の中へ』 [Mon 29 Dec 2008 03:10:52]
◆フィリーネ > ( 物騒な話がある中で、無事に年が越せるのはこれのおかげかもしれない。 お客さんからもらったもの。 わたし達を守ってくれていたもの ) [Mon 29 Dec 2008 03:10:37]
◆フィリーネ > ( 皆、大丈夫だった。 すごくホッとする。皆が無事ってわかるなら、寒くたって毎日やれるもの。 ) ――戻ろっ ( 息を手袋越しに手に吐きかけて、気持ちだけでも温かさを求める。 早く家の中に入ろうと思ったけど、一つのものに目が留まる。それは玄関にあるもの ) ――あっ ( 忘れちゃいけなかった ) [Mon 29 Dec 2008 03:08:24]
◆フィリーネ > ( ロバの小屋を後にして、向かうのはヤギのところ。 しん、と静まり返っている。 空気がとても澄んでいて、足音と暗闇の中に散っていく白い吐息だけがあるみたい ) お休み中ごめんなさぃ ( 静かに歩み寄っていく。そこに居るヤギ。 少しこけているようにも見える顔。でも、このヤギのミルクがこの家の大事な栄養源になっているのは絶対。 ヤギの小屋のどこにも壊れているようなところがなさそうなのは本当にホッとする。 雪が降ったときは家の中にヤギやロバ、鶏を非難させたときもあったなんて思い出してしまう。 大雪になればヤギだってロバだってひとたまりもないから ) 毎日、ありがとうございますっ ( いつもなら元気にだけど、今は静かに、だけど、ちゃんと力強く心を込めて ) [Mon 29 Dec 2008 02:59:14]
◆フィリーネ > ( 鶏達は大丈夫。 鶏達には今年の最後に「来年もよろしくお願いします」って言おう。ううん、動物達皆に言おう ) うぁ、寒い… ( 小屋を出て最初に吹き付ける風。 キンと冷たい空気をこれでもかって送りつけてくる。 白くなった息を漏らしながら、次はロバの小屋へ、小さい歩幅で足を進める ) こんばんわぁ ( またまた小さい声でのご訪問。 迎えてくれるのは眠たげな顔ではなくて、寝てる顔。 何か大きな荷物があるときはいつも運んでくれる。 生活必需品の補充の時にはいつだって一緒。 きっと年が明けたらまた一緒に街に行こう ) よろしくお願いしますっ ( だから、感謝の気持ちをたくさん込めて、お辞儀をしよう。眠っていても構わない。 気持ちが大切なんだから ) [Mon 29 Dec 2008 02:39:33]
◆フィリーネ > ( 見回り。 最初に行くのは鶏小屋。 彼ら(彼女ら?)が一番か弱いから。 今年は雪こそ降らなかったけど、とても寒かったようにも思える。 だから、いつも夜は一度は見に来てしまう。 起こさないようにそっと、そっとだけれども ) ――ごめんなさぁい ( 小さい小さい声でお邪魔します。 小屋の中は外よりかは風が防げるだけ暖かく感じる。 それでも、やっぱりとても寒いのだけど。 ) 皆、いる…ね ( 一羽ずつ数を数えてみる。 全部いる。皆小さくなって寝ている。 でも、首を埋めているからか、ちょっと太ったように見えるのが可愛い。 ) [Mon 29 Dec 2008 02:06:34]
◆フィリーネ > ( ちょっとだけ、心配だったから動物達の小屋の見回り。 マフラーに手袋。 防寒はちゃんとしているけど、隠せない頬が痛いくらいに冷たい。 ) 今年はよかったなぁ ( 白い息と一緒に零れ出るのは言葉。 手に持ったカンテラで行く先を照らしながら。 まだ数日あるけど、何だかもう今日にも今年が終わっちゃうような気持ち。 今年は、だって、雪が降らなかったから。 だから、良かったって思う。 ) 今年は誰も死ななかったもの ( 動物達。 何年か前は雪のせいで鶏が死んだ。 小屋が壊れてしまう事だってあった。 だkど、今年はなかったから安心する。 ) [Mon 29 Dec 2008 01:46:05]
お知らせ > フィリーネさんが来ました。 『吐く息、白く』 [Mon 29 Dec 2008 01:36:32]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( まだもうしばらく、家の灯りは消えない )』 [Fri 26 Dec 2008 23:09:31]
◆ナキア > ( 魔女が編んでいるのは、小さな小さなものだった。 小さな小さな、毛糸の靴下。 白夜さんでも履けないだろう小さなもの。 赤ん坊のための、ものだ。これから産まれてくる子の。 …とはいっても勿論魔女の子ではなく、村のとある家族が授かった子だ。産婆の役目もしている魔女が、お産を手伝う事になっている。 ) おんなのこだって、言ってたです けど。 ( ぽつり。声音よりも吐息の割合の方が高い呟き )( 産まれてくる子はきっと女の子だって、旦那さんがはしゃいでいた。ああでも男の子もいいなぁなんて、言って、 ) … ( とても幸せそうで、その様を思い起こす魔女の顔にも自然と笑みが浮かんでくる。 ) [Fri 26 Dec 2008 23:08:36]
◆ナキア > ( けるべろすの夜のごはんも、用意はしておいたが時間通りに出すのはハッシュさんにお願いしたし、 ) … ( 少しは距離が縮まったりしただろうか。 編み物の手を止めてちらり、ラグに寝そべる使い魔へと視線を向けた ) … ( そう、例えばけるべろすだけでは今みたいに火の番くらいは出来ても火を起こす事はできないから… 寒くって、火の気のない暖炉の前をおろおろといったりきたりするけるべろすに ハッシュさんが気づいて手早く暖炉に火を起こしてあげたりなんかして――― ) …。 ( きゅんとする、んだろうか? ある程度の意思の疎通は可能でも、そのへんの犬心はわからない。 魔女はまた、手元に視線を落とした ) [Fri 26 Dec 2008 23:00:22]
◆ナキア > ( ――― 家族の枕元に置いて来たプレゼントは、皆、恙無く見つけてもらえただろうか? )( 魔女はパプテスの徒ではないからこの行事には余り馴染みがないが、家族にプレゼントを贈るという機会が中々ないので折角だから去年からサンタ役で参加している。 今年は、乙女と白夜さんにはお揃いの髪飾りを。同じ桜のモチーフだけれど、乙女の方が大人しめのデザインで白夜さんのは小さな子に見合うような可愛らしいもの。 獅子には去年と変わらずお肉だ。地方村のシメたての鶏一羽と牛肉一塊。事情がわからなければ結構ホラーかもしれない。鶏とか。肉汁とか。 ハッシュさんはまだこの家に残っているようなので、昨日の夕飯に色々お肉料理を用意してみた。24の夜は、お船へとサンタをしに出かけていたので25に。 ちなみに24の夜はこの家にハッシュさんと使い魔の二匹きりである。 ……別段気を利かせてとかではないけれど。ないけれど。 ) [Fri 26 Dec 2008 22:47:26]
◆ナキア > ( 暖炉の前に敷かれたラグには、使い魔たる黒犬が心地よさげに伏せて寝そべっている。 時折のっそりと起き上がっては、暖炉の横に積まれている薪を口に加えて火の中へと放り込むのだ ) … ( 魔女はといえばそのラグの近く、揺り椅子に深く腰を下ろしていた。その様は実年齢相応であるのだが、床に少しも足がついていないあたりはおばあちゃんの椅子を占領して遊んでいる孫のようかもしれない。 手元には二本の編み棒を持ち、何やら編み物をしていた。部屋の中だからか単純に寒いだけなのか、同じように毛糸製の、白いニットのワンピースを身に纏っている ) [Fri 26 Dec 2008 22:25:52]
◆ナキア > ( 昼の色彩に夜色が覆い被さり、本来の色を朧にしていた。月も星々も雲の向こう側に追い立てられてしまった今夜は特に、輪郭さえも曖昧だ ) ――― ( そんな村の中にもまだ灯りのともっている家がある。 片隅に在る魔女の家もその一つ。 黒色の中にぼんやりと、浮かび上がるような。オレンジ色の光が暖かに、窓から漏れている )( そして同じ色が暖炉にも。ぱちりと薪の爆ぜる音と共に ) [Fri 26 Dec 2008 22:15:30]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 魔女の家 )』 [Fri 26 Dec 2008 22:04:05]
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『 (――まぁ、その時までの秘密と言う事で) 』 [Tue 16 Dec 2008 00:03:50]
◆ハッシュ > しないな。普通はしない。でもどうせ寝るなら一度そのくらい寝てみたい (うっとりと夢想にふける。そんなの珍宝と拝んで遠慮なく使わせてもらうに決まっているね!) …あんまり高いものは買えないからな? (その内容が果てしなく気になるところだが、肉とかニクとかNI☆KUだろうか。獅子の予想はそんなもんだった。まだちょっと痛む眉間から両手を離して) それも仕事だな (しかもご飯料理してくれたメスを追っ払ってのお仕事である) あー…よし、じゃあ話してやろうか (…ただし、水魔の子どもの事は内緒だ。もし会う事が叶うなら会わせたいとも思うけれど) [Tue 16 Dec 2008 00:02:11]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『( 暫し、獅子に身を預け――冒険譚に耳を傾けよう。 )』 [Mon 15 Dec 2008 23:57:27]
◆MJ > ライオンさんって冬眠したっけ――? ( 本気出すと年中冬眠なのか、獅子にこそ伝説の魔導具『怠惰スーツ』を欲しているのだろうか。 ) そうだネェ…、欲しいモノ。 お金、とかは侘しいから。 今度迄に考えておくから楽しみにしててよネ。 ( ニンマリ、と屈託無い笑みを浮かべ。 額を押さえている獅子とは対照的に御満悦。 ) お仕事は――後は御飯食べる事位? ( 「 じゃなくてェ 」 )( 口を尖らせ撫でられながらも少し拗ねた様子。 ) お土産話の続き聞かせてヨ。 色々だけじゃ解らないし、ネ。 [Mon 15 Dec 2008 23:55:31]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 ――ネェ。 』 [Mon 15 Dec 2008 23:47:24]
◆ハッシュ > (中々妙案が出ず――獅子はもう少しだけ真剣に考えてみる事にした。うーん、と小さく唸り) …じゃあ包帯で全身巻いてたらどうだ。心配もしてもらえる。でも後で殴られる (これだ! と言わんばかりイイ笑顔。親指サムズアップさせながらミイラ男ドッキリ訪問を推した) ……じゃあ一枚くらい抜いても平気だなぁ (それこそ7枚あるなら6枚くらい抜いても平気なのじゃないだろうか。じ、と主の顔を――というより口元を眺めながら) あ、いや、ちゃんと主その2の事とか頭にあるっていたたたたたた! (メキョリって嫌な音ですよ主!) う、うむ…。何がいい? (言ったら後に引けなくなった。キラッ☆と星屑を撒き散らさんばかりの笑みにこくこくと頷き返し) …え、ぐーたらに? (ぐーたらに本気出す=一日24時間寝ていいって事ですかね。主の手が離れれば額を両手で押さえた。じんじんするのは多分気のせいじゃない) そう普段の仕事は子守とー…他の家族への挨拶くらいだろうか。ハイハイ。次も多分多めに無事に帰ってくるからな (凭れてくる主の頭をぽふぽふと撫でてやらんとし) ――うん? (何だ、と袖口を引く主に首を傾げる。嗚呼、そうしていると本当に子どものようだ。実際子どもだが。微笑ましく思って獅子は笑み) [Mon 15 Dec 2008 23:43:42]
◆MJ > もうちょっと個性的なのが良いヨォ、いっそ魔法か何かで透明人間とかもアリかなァって思ったんだけど―――見えないから意味ナイってオレサマ気が付いたんだよネ。 ( 仕様も無い会話。 ) そんな…タン塩とか食べたくなる事言わないの、ソレに知りませんでしたカ? オレサマ下が二枚あるので引っこ抜かれても大丈夫デス。 ( 二枚と言わず七枚位? と愉快そうにケタケタと喉を鳴らす。 ) 食べ物しか脳内にナイって勘違いしてませんカ。 ( 眉間を押す指がメキョリとか音を立てたとか立ててないとか。 ) ホントッ!? 何かくれるのッ!?( 単純な餓鬼はその言葉に瞳をキラッ☆と輝かせ両手を顔の前で組むも――。 ) 嗚呼、でもハッちゃんのはアレでしょ?確実に来年から本気出すじゃないのサ。 ( しゅんむり、手を話し、また獅子の脇へと。 ) 縄張り守る以外は良いんだっけ? まァ、今は多目に無事だからイイじゃないのサァ――。 ( よいしょ、と獅子の身体に凭れるよう身体を預け。 ) 贈り物は今度で良いからサ――。 ( ネェと獅子の袖口をくいくいと引き。 ) [Mon 15 Dec 2008 23:27:37]
◆ハッシュ > ドアを開けた瞬間、頭に花でも咲かせてみたらどうだろうか (真顔で問われたので此方も真顔で答えを返してみた) そういう冗談ばかり言ってると舌をひっこ抜かれて…食うぞ (眉間に伸びる指に、獅子は目を瞑る。ウリウリされながら獅子も冗談をし返して) ああ、よかった…知ってたか (その言葉に獅子は右手を胸元に当ててホッと息をついた) うーん…、じゃあ、また今度仕事を受けたら、その1に何か買ってやろう (拗ねる気配を感じた獅子は咄嗟にそんな事を言ってしまった。言った直後、仕舞った、暫くはだらだらする予定だったのに! と表情に描いてあったのは内緒) 探せばあるかもしれない。いや、きっとある。確かに生き残りたいが、一日12時間は眠らないと人生やってられないだろうになぁ (何か言った) オスは有事の時以外はぐーたらしてていいんだッ! (言い切った) 出来れば多目に無事な方がいいな、それは (ははは、と小さく笑いながら、暖炉に薪を足し。火かき棒で中心に寄せる) [Mon 15 Dec 2008 23:15:41]
◆MJ > 玄関――、どうやったら玄関から入って来てもインパクトある登場出来るカナ? ( 真顔で問う、他の場所から登場出来ないのは餓鬼にとっては死活問題? ) 冗談デスよ、眉間の皺はホラ解いて。 ( 撫でていた手を眉間に、刻まれた皺をウリウリと。 ) 布、布――。 食べれ無いじゃナイのサ。 ( 流石に布は食べれないMJ知ってる、と言わんばかり。 ) んで、オレサマには土産話”だけ”と。 ( フゥんとか意味深な。 主1なのに扱いの差に全MJが泣かん勢いだ。 ) ライオンの生息地に暖炉ってあるの? 生き残りたい、生き残りたいとかって歌なら知ってますケド。 ( 色々あった、とか。 ) やる気期間短いヨッ!! まァ、怪我しちゃったのは解るけどサ。 オレサマはハッちゃんが多少無事ならソレで良いデスよ。 [Mon 15 Dec 2008 22:50:06]
◆ハッシュ > ははは。まあ火傷したくないならちゃんと玄関からな (軽い火傷でも多分すまない。再び暖炉の前に戻れば両手翳し、はーと一息) 捨て……っ?! (ぎょっとして主に迫る寸前、嘘と言う言葉に獅子の動きは止まる。ただ、眉間には深々と皺が刻まれていた) 中身は布生地だ。主その2にな、送ろうかと (主その2=艶子の事。主その1への土産は無し。敢えて言うなら土産話が土産になるよ! 隣にどっかり座った主に笑顔。キラッ☆) だって寒いんだから仕方ないだろう。獅子も暖炉でまるくなるって歌があるの知らないのか。 …ん、色々あったぞ。なので、暫くは何もしないつもりだ。そこの所ヨロシク (撫で繰り回されて頭を揺らしながらも、自分の主張はしっかりしておいた) [Mon 15 Dec 2008 22:35:34]
◆MJ > ヤモリの干物は霊力の回復に―――、って何さッ!! 失礼なッ!! ( 暖炉の下ではグッツグツ煮立ってる鍋があるんだろう。 きっと熱いじゃ済まない。 部屋へとやって来た餓鬼は厚着の儘、手招きされる暖炉の前へと。 ) ―――荷物? ( はて、と首を捻り。 ) 何か襤褸なズタ袋が届いたから捨てよ……嘘、嘘ですよー。 そう言えば何か荷物来たネ、中身はなァに? ( 触らせて貰えなかったらしい。 ハッシュの横へとどっかり腰を据え。 ) 雨でも嵐でも無くたって丸まってるじゃないのサ。 でも、なァんかナッキーが含みある顔してたみたいだし。 色々あったみたいネ――取り敢えずはお疲れサマ。 ( 手袋を脱ぐと金色の髪、ワッシュワッシュと撫で繰り回さん。 ) [Mon 15 Dec 2008 22:23:14]
◆ハッシュ > (俺を食われては困る→あれを食われては困る。泣くほどひどい誤字だった!) [Mon 15 Dec 2008 22:11:54]
◆ハッシュ > 流石に蜥蜴の丸焼きはちょっと… (何せホラ、暖炉使用中。窓越しの声を聞きとった獅子はぼそぼそと呟く) あー、ありがとう。…退院したの先月なんだがな。――あ、水魔で思い出したが、俺の荷物の中にあった品は食ってないだろうな? (ナキアが廃船に持っていってくれた荷の事だ。特に謝礼としてもらった布生地。俺を食われては困る――と獅子は本気で心配していた。真顔で問う) 怒ったうちに入らないぞこれはー! (やっべ、泣かした!と焦る獅子、窓に張り付くようにして主の後姿を目で追い――それでも素直にドアへと向かう主を可愛らしく思いながら) 何だその奇行の雨嵐。そんなことするくらいなら暖炉の前で丸くなって寝るぞ (全然アクティブじゃない猫の類だった模様。室内に入ってきた主を見れば、暖炉の傍へと近づき手招く) [Mon 15 Dec 2008 22:03:52]
◆MJ > ―――やっぱり煙突にすれば良かったですネ。 ( 以前もカバリスト宅に侵入を試みた時、同じ様に見付かってしまった。 絡み合う視線を外し軽い舌打ち。 悪戯が見付かった子供のよう。 ) ハロー、ハロー! ――退院オメデトウ、ハッちゃん!! いやァ、オレサマは解ってましたヨ。 ハッちゃんはやれば出来る子だって…、お母サンに水魔事件の顛末でも聞かせて――― ( 着膨れた物体が窓枠を攀じ登り、もぞもぞと室内へと行こうとした矢先。 指差す方向に顔を向ける、自分が回れ右をした玄関の方角。 ) ハッ、ハッちゃんに怒られたァァァァ!! ( 見る見る表情が曇り出し、窓枠から剥がれ落ちると瞳に涙溜め――駆け出す餓鬼。 ) ハッちゃんだって、屋根とか塀の隙間とかから侵入する癖にィィ! ( 近所の野良毛玉と同一視しているのは間違い無かった餓鬼。 散々文句垂れた後、不承不承玄関より室内へ。 ) [Mon 15 Dec 2008 21:51:22]
◆ハッシュ > (そして何度か右手を振った後、その右手は玄関の方を指す) ――ちゃんと玄関から入ってきなさい (めっ) [Mon 15 Dec 2008 21:45:23]
◆ハッシュ > 全く――この寒いのに (それなりに寒さに耐性があるとは言え、寒いものは寒いのだよ。なにやらブツブツとこぼしながらキョロキョロと目を動かしていれば、主の姿を発見できるだろうか) ……アー… (主か。叫んでたの主か。そういや、何かハッちゃんって言う言葉が聞こえた気がする。生ぬるい笑顔を浮かべた獅子はそのまま主の動向を黙して見守り続けた) (と、急に方向転換をし始めた主に「?」を頭の上に浮かべることしばし。窓に向かってくる主を矢張り生ぬるい目で見守っていれば、蒼い瞳と紅い瞳がかち合った) ……… (乾いた笑顔のまま、ひらひらと窓越しに右手を振ろうか。ハローハロー) [Mon 15 Dec 2008 21:44:29]
◆MJ > ―――頑張った!頑張ったよハッちゃん!! ( 窓の外では餓鬼が未だ――やって居た。 一人でテンションが上がって来たらしい、うっきうきな足取りで魔女の家へと。 村の地理は全く理解してないが、取り合えず魔女の家だけは解る。 玄関まで着くと、ふと思い立ったかの様に回れ右。 ) やっぱりココは一足早く、クリスマスのプレゼントを―――。 ( =家宅侵入である。 ) 煙突は…、ダメですネ。 下が魔女鍋とか――、 仕方ないので窓からにしますカネ。 ( よいせっと。 中に当の本人がいるとも知らず窓枠に脚を掛け侵入せんと顔を上げるとソコには……。 ) アッ!? ( 何かと目が合った。 ) [Mon 15 Dec 2008 21:36:30]
◆ハッシュ > (魔女のお宅の暖炉の前でぬくぬくと暖をとっていた。両手を翳して、爆ぜる火に目を細める。魔女の使い魔は己と相当な距離を置いているのだろう。悲しい事にそんな状況に慣れてしまった。既に傷は完治し、後は落ちた体力を戻すだけだ。動くの面倒くさいとか獅子の頭にはそういう思考ばかりがあるのはさておき) (吼えるMJの声を聞き取ったか、使い魔がふと顔を上げ、それにつられる様に獅子も窓の外を見た。名残惜しそうに暖炉の前から離れて窓の外を覗く。――誰だ往来の真ん中で叫んでるのは。) (それ主だとは思いもせずに) [Mon 15 Dec 2008 21:26:37]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (――そのやれば出来る猫は) 』 [Mon 15 Dec 2008 21:19:11]
◆MJ > ヴェイトス1水魔討伐に出遅れたオレサマでしたが―――真逆、真逆ハッちゃんが。 ( 快刀乱麻の大活躍であったとか無かったとか。 すっかり立派になった獅子に目頭を押さえ溢れる感情を抑える餓鬼。 ちなみに餓鬼が参加しなかったのは泳げないからとかそんな理由もあったとか無かったとか ) そんな、家の炬燵で何時も丸くなってるだけの大きな猫とか思ってゴメンよハッちゃん! やれば出来る子だってお母さん信じてたッ!! ( 語るべき相手もいない状況、泣いたかと思えば今度は叫び出す光景に村人は―――案外慣れっこだったそうな。 往来の真ん中で両手を広げ、月に吼える。 ) 今日からハッちゃんは大きな猫から! やれば出来る猫に昇格デスよ! 二杯目の御飯を堂々と頼めますネ!! [Mon 15 Dec 2008 21:17:11]
◆MJ > ( ―――をしに行ったら。 「 その方でしたら退院なさいましたよ 」 ) 何とも遣る瀬無い気持ちに苛まれるオレサマでした。 ( その後、見舞い相手を探しに部屋の隅や木箱、隙間などをくまなく探したが見付からず。 其の儘、地方村のとある村までホイホイやって来た赤毛の餓鬼。 家で大人しく待っていれば出会えたモノをワザワザ探しに行くのがこの餓鬼の心意気。 ) いっやァ―――、徒歩は寒くて軽くパトラッシュと共に天使サマが迎えに来るトコロでしたヨ。 ( 厚着でもっこもこに着膨れた物体はヨタヨタと地方村へと足を踏み入れた。 ) [Mon 15 Dec 2008 21:11:14]
お知らせ > MJさんが来ました。 『 お見舞い――。 』 [Mon 15 Dec 2008 21:05:14]
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『 (しょぼーん) 』 [Mon 24 Nov 2008 22:56:41]
◆ハッシュ > (ぱっと見たところ水魔の子どもの姿はないようだった。他の水魔の姿も。確認してから息を吐き、お座りしている先導に近づいた) 案内有難う (言って、黒い使い魔の頭撫でようと右手を伸ばす。……想像通り固まってしまった。取って食おうというわけではないのに。に。) [Mon 24 Nov 2008 22:55:21]
◆ハッシュ > (暫し歩けば、己の眼前には澄んだ泉が現れる。――ああ、着いてしまった) [Mon 24 Nov 2008 22:51:30]
◆ハッシュ > (此方を向き、己が来るのを待つ使い魔の表情はよく見えない。呆れているのか、早く来いと言ってるのか。ともあれ、その様子に苦笑を浮かべて若干歩く速度を速めた。痛んだが、無視できないほどではない) ――お待たせ (先程と同じくらいの距離まで来れば獅子は使い魔に声を掛ける。それを理解したのかしてないのか――多分賢いからしたのだろう。己を見上げてから再び歩き始めた) (己もそれに付いて歩く。今度は遅れないように。今から考えても仕方がない、思考を切り替えて進んだ) [Mon 24 Nov 2008 22:50:41]
◆ハッシュ > (入院している間、水魔の子どもの事が気にかかって仕方がなかった。時折来てくれる魔女に近況を聞いても、直接会いたいという気持ちが大きくなる。よく病院を抜け出さなかったものだと自分を褒めてやりたいかどうかはさておき) (松葉杖を付いてまた一歩進んだ) (――水魔の子どもに会ったら何と言おう。子どもは助けておきながらその母親は殺してしまった。そのことが悪かったとは思っていないが、子どもにとって親は親なのだ。理由など関係なく、親を殺した人間を憎むことだろう) …、 (何を言おう? 何と声を掛ければいい? 何を言う資格ならあるだろう? 考えていれば、黒い使い魔といつの間にか随分と距離が開いていた) [Mon 24 Nov 2008 22:43:41]
◆ハッシュ > (左足を庇うようにして、獅子は目当ての場所へと急ぐ。松葉杖を使えばそこそこに歩ける。ぴょこんぴょこんと小さく跳ねている様な歩き方だ) ―― はー … (歩き難くて敵わない。己を先導してくれる犬に付いていくので結構精一杯かもしれない。案内役の使い魔を見失わないように付いていく。――見失っても道は覚えているから別に目的の場所に行くには問題ないが) (左足に少し力を込めると矢張りまだ痛んだ) [Mon 24 Nov 2008 22:34:51]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (今日退院した) 』 [Mon 24 Nov 2008 22:27:04]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが帰りました。 『( 私だけの問題だと思っていたけれど。 そうして、最後に聞いてもらえれば… )』 [Mon 24 Nov 2008 01:58:43]
お知らせ > 水魔さんが帰りました。 『( そんな歌声が、暫し泉に響いた。 )』 [Mon 24 Nov 2008 01:51:26]
◆水魔 > ふふふ…。さあ、どうしてでしょう? ( まるでからかうような口調で。 ) ええ。まあ、私たちは宜しくやることにします。 ――クオ。あなたは優しいから、これから先もきっとこういう事があると思います。何かを助けるために何かを犠牲にしなくてはならない、そんな時が。あなたはその度に悩んで傷つくかもしれないけれど、その中で救われた人たちが居ることをどうか忘れないで。 ( その苦悩という代償は決して無駄ではないのだと。 水魔は、静かな歌を歌い始める。気持ちを慰めるような、昂ぶりを静めるような――。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:51:10]
◆クオ=ヴァディス > ―――〜ちょっ、なんで悲恋限定なんですか…! もしかしたら死ぬまで好きでいられるかもしれません。 勘違いから始まったものが、全部間違いだとは限りませんよ。 ( だからがんばって、とか。 セイレン達二人に対して言ってしまう。 自分の恋路の話だったのに、どうもそちらへシフトされてしまうみたいだ。 ) …難易度って言うか、その嗜好が変わらない限り、大きくなるまで限定の恋ですから… ああっ、でも、確かに難易度は低い、かも。 ( 比較対照として間違ってるけど、ああ、でも、うん。 前向きに考えるのは良い事だ。 コイバナで笑い合い。 そして、つい、重たい話。 ) ―――ええ。 …知っています。 完璧にはなれないから、できる範囲で頑張りました。 無理がないように。 夢を見ないように。 現実的に。 ―――十分夢見がちだったかもしれませんけど、これでも気をつけたんですよ。 …だけど、それしかないと思ったからって… 赤ん坊のことは、ちょっと、ない。 ―――とうに一線越えてるのに、改めて考えると、そこはどうしても。 ―――でも… ( 上手く、言葉にならない。 ある時の人間の感情が一種類だけなんてあり得ないのに、割り切れているべきだという幻想を持ってしまうと、その行動を肯定する部分と、どうしようもなく非難する部分が正面からぶつかった。 ―――ごめんなさい。 言葉を詰まらせたセイレンさんに首を振る。 良いんだ。 こうして辛がって、また少し夢を失って現実を知り、強くなる。 成長過程で大なり小なり誰もが経験すること。 せめてそう思っておきたい。 ) ―――うん。 ( ちょっと名残惜しそうに、手を離す。 俯いて眼鏡を上げて、目元を拭った。 こんな話したくなかったけど… そうであって欲しいと願っていたことを言われれば嬉しい。 でも、その中でとんでもないこともしているのが… ) [Mon 24 Nov 2008 01:42:46]
◆水魔 > ( ややあって、緩く抱き合っていた手をするりと離すと、水魔はとぷんと水の中に戻り、跳ね―― 近くにあった流木の上に腰掛けた。 ) ねえ、クオ。 あなたに、聞かせたい歌があるんです。お友達になった印に、聞いて頂けますか? ( こんな時、私は歌うことにしている。少しでもその心が癒されるように。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:25:43]
◆水魔 > 好きになってしまうものですよ。だから悲恋は生まれてしまう。 ( …なんて、クオの恋路が多難なような言い方になってしまうけれど。 ) 世の中には、小さな子供じゃないとダメっていう男の人が居ると聞きます。そういう人に比べたら、難易度は低いと思いませんか? ( 世間知らず、というか人間の世界の事はまだ良く知らない水魔は、とんでもない比較対象を持ってきた。 ) ふふふ、クオもはっきりと言っちゃいますね。 ( この会話をフェリクスが聞いたらさぞかし驚くことだろう。 ) 逆に考えれば良いのですよ、クオ。ほんのちょっと運が良かったから、私たちは存続する事が出来た。…完璧なものなどありません。 ( もっとも、これは言葉で言っても納得はできぬものだろう。そんな単純なものではないのだ。 ) クオ…。 ( その後に彼女が呟く言葉は、悲しいものだった。…そうだ、クオはそんな選択を迫られ、そして決意した。結果がどうであれ、代わりの生贄を差し出そうとした事には変わりない。――水魔は、言葉を掛けることが出来なかった。 ) [Mon 24 Nov 2008 01:25:33]
◆クオ=ヴァディス > ( 現実的に対処しようと思い、いくらか割り切る部分があるのは仕方ないと思いながら、揺ぎ無く筋を通せているわけでもない。 ―――肩を抱く手に沿うように、緩く抱き返して答え、ありがとうと頷いた。 ) ―――そう言ってもらえると、救われます。 …でも、私は自分で、納得できません。 他にどうすれば良かったのか分からないけど… だから、仕方ないけど… 知りませんでしたよ。 私が、代わりに生贄差し出せるような人間だったなんて。 [Mon 24 Nov 2008 01:15:20]
◆クオ=ヴァディス > ―――ううん… そうですね、でも、私が言うのも変ですけど、流れ者を好きになれるのかなって… そんな風にも思うんです。 いなくなるの、簡単そうだから。 ( お互いさまなのだけど、セイレンになんと言おうとしたのかはすっかり忘れて、もしも裏切られたらと考えた時、裏切り易いには違いない人種だと思うのだと、首を振る。 真剣半分。 でも、半分は照れ隠しだろう。 そんな生活をちょっとでも夢見ることがあったから、こんな風に言う準備もあったのだから。 ) …うん、プレゼント攻勢とか凄いですものね。 もちろん無い袖は振れないわけですが、でも平気で無理してしまいそう。 段階を踏まないというか。 ( 厳密に言うとジレーナへのそれはプレゼントはプレゼントでも懐柔するための貢物的性質があったのだから、お金をかけるのも間違いではなさそうだけど。 懐具合対出費の割合が、おかしかったのではないかと疑っている。 何かそんな場面を見たかのように言っちゃうね。 いきなり修羅場でもあれだから、秘密にしておくつもりなのにうっかりぽろり。 ) ―――〜そんな、断るなんて。 お近付きになりたくないと思うくらいなら、あんな風には。 ( あんな風には動かなかった。 もっとも、それがあまり良い動き方ではなかったのだけど… 気持ちが伝わっていたのは、嬉しい。 ちょっとほろりとしてしまうくらい。 でも、気持ちだけではやっぱりダメで。 ) ―――。 そうだといいなと、思います。 …でも、気持ちだけは足りません。 結果として救われたから良いようなものの… あとちょっと運が悪ければ、皆さんには行き場がなかったかもしれない… そう思うと。 ( その背中に何かを感じる者があれば、無駄にはならない。 そう思い行動していても、振り返ればそう奇麗なものではなく、 [Mon 24 Nov 2008 01:09:27]
◆水魔 > それなら、一緒に流れてくれる人を探せばいいんです。どこかには居ますよ、そんな人。 ( だって、人間の男って凄い数が居るって聞くし。 ) ええ。今はフェリクスのその気持ちを信じてみようと思っています。…ちょっと惚れっぽいところがあるような気もしますが。 ( ジレーナの事を聞いたら、凄く複雑な思いになったことだろうが…! ) あら、そうですか?遠慮なんていらないのに。 ( そのちょっと慌てた様子を見て、尚も水魔はくすくすと笑った。 ) 良かった、ありがとうございます。断られたら、どうしようかと思っていたんです。 ( そんな風に思っていた様子は全く見られないかもしれないが…。 ) クオ。 誰かを助けるには、まず助けたいという思いが無ければ出来ません。あなたは水魔に協力してくれた人たちの中で一番その思いが強かった。それは私たちだけではなく、水魔に協力してくれた人達の心にも影響を与えてくれたと私は思っています。 ( そして水魔は知らないし、クオも知るのはもっと先になるかもしれないが、ロックスの村にも変化を齎した。何年後かに、川の水を汚さぬよう何らかの工夫をする村人たちの姿を、きっと見る事が出来る。 ) ウォーターエルフとて、最初は人間には非協力的でした。その頑なな心を開かせたのは、他でもないあなたなのではありませんか? ( 少なくとも、自分はそう思っている。 長の子供は、水魔側が歩み寄りを見せなければ助からなかっただろう。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:51:07]
◆クオ=ヴァディス > ―――〜ああ、うん、私は… どうでしょう。 難しいかなあ。 流れ者ですからね。 ( 最近はヴェイトス市に留まっているけれど、まず一緒に流れてくれる人でないとダメ。 一時の恋人と割り切るのは難しいし、だからまあしなくても良いかと諦めてしまうと、遠い話だった。 でも、改めて言われると浮いた話の一つもないのが微妙に後ろめたい。 困った風に笑いつつ。 ) …ううん、かけそうですよね。 でも、一緒に暮らそうなんてそう簡単に言えることではないと思いますし… やっぱり、一目惚れとか、そんな感じなのではないでしょうか。 ………。 ( フォローできないかと思うけど、あれ、難しいや。 てゆか、ジレーナさんへの贈り物を熱心にしたためていたのは守秘義務。 ) ―――ええ、せめてもうちょっと広いと良いのですけど、水重たいですから… って遠慮しておきます。 ちゃ、ちゃんと服とかどうにかすれば一応大丈夫だと思いますよ? 鎧なんか着ていたら溺れるのが普通で――― ( むう、どうしてバレたんだろう。 気まずそうにぱたぱた手を振る。 海の中? 興味はあるけど、四方水で囲まれるのはぞっとするな。 ―――水辺で膝を折る。 少しくらい濡れたって、肌までは届かないだろう。 ) ? へ? ( 抱かれて、お別れの挨拶かなと思ったら――― ちょっと間の抜けた声を漏らして、思わず照れてしまった。 ああ、フェリクスさんが口説いたわけがちょっと分かったかもしれない。 クールに見えてかわいい人だ。 思わず頬染めて。 ) ―――あ、あ、ええ。 それはもちろん。 でも、本当、私は何もしていませんよ? てゆか、してはいたけど空振りでしたし… 読み浅いし… 親切ぶって、なんだかあちこち結構酷いし… ( もごもご。 恥ずかしいの半分。 あとの半分は… ) [Mon 24 Nov 2008 00:39:45]
◆水魔 > ( そう。そうして勢いに任せて破滅するのもまた色恋沙汰である。 ) あなたにも素敵な人が見つかると良いですね。 …ええ、それが少し心配です。困っている女性を見ては片っ端から甘い言葉を掛けるような事は無いと信じたいですが。 ( それは他の女への親切が妬ましいというのではなく、私に向けられた想いもそんな同情程度のものだったという事が悲しいだけ。 ) ええ。その時はまた樽の中に入って移動します。もしこちらに来たら、その時までに海の中を案内できるようにしておきます。クオはカナヅチのようですから。 ( くすくすと笑う。 ) ………。 ( クオがこちらに近づけば、その両肩にそっと手を伸ばし肩を抱く。…ちょっと濡れてしまうかもしれないけれど。 ) クオ。私は、あなたに会えてよかったと思っている。私はあなたの友達になりたい。いいですか? ( そういう事を戸惑いも無く口にする。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:18:04]
◆クオ=ヴァディス > ―――ん… そうですか。 ええと、お幸せに? かな? 〜あはは、フェリクスさん、がんばらないとですね。 ( 大丈夫かなあ、フェリクスさん。 もちろん相思相愛?なのだろうけど、はたから見ると勢いに任せた感がどうしても。 とはいえ、色恋はそういうものかもしれない。 こちらから聞いておいて気恥ずかしそうに肩竦め、罰発言には楽しそうに笑っておいた。 程度の問題もあるけれど、うん、裏切り者には罰が必要だと思いますよ? ) 裏切ったなら〜なんて哀しいこと考えないでと言いたいところですけど、フェリクスさんのノリ軽いですからね。 ( 心配なのも分かる。 それが面白いのも。 でも、勢いで一緒になるのなら、また別の勢いに乗せられてしまうのも当然と言えば当然の話。 大変そうだけど、血を見るようなことにはならないと思ってる。 ) …窮屈かもしれませんけど、樽に入って馬車ですね。 地下で繋がっていたりしていなければ。 でも、来られますよ。 それに、私の方からそちらへ行くことは結構あるかもしれません。 定期ルートを持たない行商人ですから。 ( 割と神出鬼没。 当たり障りの無い話をしつつ、寄って来るのなら、こちらも立って少し水辺に近付いておく。 ) [Mon 24 Nov 2008 00:10:39]
◆水魔 > ………。 ( その微笑が気になったが、言わないのならば無理に聞き出すのも良くないことだ。 ) ――そうですか。ええ、私はあの男と一緒に行くことにしました。他に行く当てもありませんでしたし、あの男の言葉がどこまで本気なのか、それを見てみるのも一興ではありませんか。…最も、裏切ったらなら罰を与えなくてはなりませんけれど。 ( 水魔は物凄く自然に笑い、自然にそう言った。さも当然のように。 ) …ですから、あなたとは会いにくくなるかもしれませんね。この泉が海とどこかで続いているようならば、こっちにもこれるのですが。…泉の水は、地下から湧き出ているものですし。 ( やはり、難しいか。 ) …………。 ( それから一つ間を置くと、水魔は岸に近づき、クオの側へとやってくる。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:56:44]
◆クオ=ヴァディス > ―――ありがとうございます。 ( 答えは短い。 気まずそうな微笑が、全てだ。 ココさんや、有識者の協力を得られたことは状況を良くしたと思うけども、自分の進めようとした通りに事が運んでいたら、今頃どうなっていたか分からない。 ハッシュさんが、ナキアさんとやってくれた。 助けになろうとはしたけど、結果として自分は大したことをしていない。 そんな想いは胸の内。 自分のことはさておき、ウォーターエルフ達が一分でも難を逃れたのだから、自分へのお礼とは思わず、気持ちだけ受け取って、一緒に今を祝っておこう。 ) …いいえ、なんでも。 そろそろ市へ戻ろうかと思って。 また折りを見て覗きに来るかもですけど… そういえば、セイレンさんはやっぱりフェリクスさんと? ( 彼のところで一緒に暮らすのだろうか? どこか話を逸らす風に。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:49:45]
◆水魔 > ( 水魔もまた柔らかく笑う。 ) クオ。あなたには感謝しています。私たちの為に尽くしてくれた。長の子が無事なのも、あなたのお陰です。 ( これは心からの言葉。私の警告にも臆す事無く、危険を承知で水魔殿へと踏み込んで。上手く行かなかった事も多かったかもしれないが、最終的に彼女は私たちを助けてくれた。 ) …どうか、したのですか? ( そして、どこか違和感のある微笑を見て、水魔は問う。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:38:16]
◆クオ=ヴァディス > ( だから、あとは私だ。 ) ( 奴隷の赤ん坊をどうするのか。 誰かに相談するのも気が引けるし、誰かの助言のせいにしていいことでもない。 答えは出ているのだから割り切らなければ。 もしかしたら無理じゃないがんばれという助言もあるかもしれないけれど、それこそ現実味がない。 養子や捨て子とは、わけが違うのだから。 ―――買って、生贄の身代わりにすることに同意していたフェリクスさんには、あなたならどうするかと聞いてみてもよかったのかもしれない。 でも気にした素振りも見られなかったし、重たい話しになるからお互い意識して話題にするのを避けたのかもしれないけれど、機会がなければそれまで。 答えは出ていることなのだから、苦しめることもない、こちらで処理すれば良い。 ) ( いや、苦しむことでもないのか。 何に使おうとしたのかを考えれば、今更。 見捨てるつもりはなかったと言っても、生贄にされる可能性も考えた上で差し出した、その時点で一線は越えている。 ―――第一。 見捨てずに、赤ん坊が助かったとして、今と同じ状態になってしまうのだ。 もしも村の子の身代わりになったという実績があれば、村に将来を託すこともできたかもしれないけれど――― それだって奴隷は奴隷かもしれない。 奴隷として扱われないのは村の中だけの話で、解放には法的な意味こそあれ、社会的な意味はあまりないと思う。 ) ―――。 ( 物語のように、奇麗にはいかない。 …そんなことを考えていたら、名を呼ばれた。 ウォーターエルフ達の個体識別は、正直ちょっと難しいけれど。 面と向かって話した二人くらいは、分かるだろう。 ) セイレンさん? …こちらでしたか。 ( こんばんは、と会釈。 口元は微笑むけれど、目はあまり笑っていない。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:33:04]
◆水魔 > ( その静けさの中に、そんな水音が一つ混じる。それは魚の跳ねる音? ) ( やがて泉の中から水魔が現われた。水魔は手には何も持たず、戦いの姿勢すら見せない。水魔―― フェリクスにセイレンという名を貰った彼女は、水魔殿で歌をザリガニに聞かせていた水魔だ。もう、気付いているかもしれないが。 ) …クオ。 ( そして、水魔は小さくあなたの名前を呼んだ。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:29:16]
お知らせ > 水魔さんが入室されました。 『―― とぷん。』 [Sun 23 Nov 2008 23:22:31]
◆クオ=ヴァディス > ( そこに移り住んでいるウォーターエルフ達は、とりあえず見当たらない。 水音や木々のそよぎ、魚が跳ねて、虫も少しはいるみたい。 静まり返ってはいないけれど、辺りは自然な静けさの中にある。 ) ( どたばたしていてきちんとお別れできなかった。 ココさんと、フェリクスさんにセイレンさんはもう村を離れてしまっただろうか。 ウォーターエルフの新しい長の状態も、もう心配はいらないそうだし、留まる理由もなければそれで当然。 自分だって、こうしてここに来ていても、ウォーターエルフ達のことはもう心配していない。 不安がないわけでもないけれど、あとはゆっくりやっていけばいいというか。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:14:03]
◆クオ=ヴァディス > ( 近くに住む村人でもなければ辿り着けない、一般には知られてもいない森の中にある泉。 その畔に、長い髪を二つに編んだ眼鏡の女が腰掛けている。 ここは冷えるから、赤ん坊は連れて来ていないけれど。 奴隷ギルドから買ったその子と一緒に、まだ村に居た。 ) ( 中央病院のウォンさんや、錬金術師?のオーゼットさん… まだお礼に行っていない人もいるけれど、協力者に対する事務処理もすっかり片付いたのに、赤ん坊の処遇については踏ん切りがつかず、だらだらと村に留まってしまっている。 それももう、限界だ。 ) [Sun 23 Nov 2008 23:07:35]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが入室されました。 『( 森の中、泉にて。 )』 [Sun 23 Nov 2008 22:56:35]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『泣き声も殺さず泣いて すごい後悔したそうな』 [Fri 21 Nov 2008 01:10:05]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( 泣き声は川と風の声が消してくれるだろう )』 [Fri 21 Nov 2008 01:09:11]
◆ヴァネッサ > うん。 何でって言われたら、うまくいえないけど。 オウルのせいかって聞かれたら、違うっていえるもの ( 震えている声の貴方。 柔らかい口調で少女は言うだろう ) ――ありがと。 そういってくれると、何だか楽になる ( やんわりと微笑みかけて ) 届くと思う。 届けたいって思えば、絶対にね ( それが何で送るかはわからないけれど、ちゃんと思えば届くって信じたい ) そうかな? 優しいよ ( そして、 ) ――もちろん ( 握ろうとしてくる手を、しっかりと握り返して。 顔は見ないように、ただそこで聞いてあげて、手を握ってあげる。 男の子はそういう顔見られたくないと思ったから ) [Fri 21 Nov 2008 01:06:00]
◆オウル > 自分のせいじゃない…? (何時も手遅れ後で後悔する。 少しずつ其れが折り重なっているのかもしれない。 震えた声は止まない。) ヴァネッサさんの…せいでもないと思うよ (自分のせいだけでいいと、少年は思う、しかし其れも悪くないといわれて混乱し始める。) ずっとずっと、天まで…届く (音色しか自分は遅れない、届いている確信が無いから。) 優しくなんかない……ないよ… (迷惑じゃないといわれたら、何か外れたような気がする。) …今夜だけ…泣いても良い? (涙がこぼれている、今夜はそれだけじゃ治まらないくらい、涙も出ているし、表情も泣きつきそうな面をしていることだろう。 そしてできるならば、手でも握ろうとする) [Fri 21 Nov 2008 00:47:19]
◆ヴァネッサ > でも、気が付かなかった。 だけど、気が付かなかったのはオウルのせいじゃないと思う。 わたしは、だけど ( 夜のカーテンの色が重く貴方にのしかかっているように思えて ) あの時のこと、それはオウルのせいじゃないよ ( そう、わたし。 わたしの不安定さ。地に足が着かぬ心。それが原因だと思う ) 誰も、誰かを責めろなんて言ってないよ。 うまくいえないけど、力…抜いてみると、いいかも ( 今の彼になんて言葉をかけていいのか、迷う。 優しすぎる言葉、辛すぎる言葉、遠まわしも直球も。 全部が駄目。 そんな気がしてしまう ) ――もし、お墓がなかったら… ( 少し、考えてしまう。 ふと、少年のポケットに目が行く。 何かが入っているみたいだけど、何が入っているのかはわからない ) そうだなぁ…、どこか遠くまで届くように、どこまでも聞こえるように、何かを送ってみたらどうかな…? ( ふと、頭の中にバニラの歌姫が浮かぶ。 歌というのはとても、魔法何だな、って今思う。 だって、それは気持ちを乗せてどこまでも飛んでくれるものだと思うから ) ―――オウル。 優しい子なんだね。 でもね…、オウルは、辛そうに見えるよ ( 川に視線を落として ) 今、わたしとオウルしかいない。 わたしは別に迷惑じゃない ( だから、 ) 力を抜いて、いいんだよ? [Fri 21 Nov 2008 00:24:42]
◆オウル > 解らないけど…何もしないよりも、何もできないよりもずっと良かったと思う (何か思い返すような顔してから言った。) あの時だってそうだもの、何もできなかった、守れなかったもの、ルァだって泣いてた、自分だって泣きたかった (手遅れで嘆くのは今回だけじゃない。 あの頃から自分を許せない。) 自分以外に責める相手なんか見つからない、何かできたかもしれないのに…また同じだもの (何もできないまま後悔して、今まで来た、このまま繰り返してしまうのも嫌だった。) お墓がなかったりしたら…? (むけたのはいつのまにか針目だった。 あなたの我侭とは違うという言葉に何かあふれてくる感じがした。) 自分だって…… (ぼそりと、言葉が漏れて、声が震えていた。) ホントはもっと一緒にいたいし、泣きつきたい、けど、其れが相手を傷つけたり迷惑だったら嫌だ…… (俯いたまま、少年は針目で、指を地面に突き立てていた。) [Fri 21 Nov 2008 00:03:56]
◆ヴァネッサ > オウル。 それはちょっと違うと思う ( 自分を責めている少年。 友達を助けられない気持ちは痛いほどに分かる。 でも ) オウルが行ったら、その子助かったの? ( わたしは今酷いことを言っているんだろう。 だけど、それが必要だと思うし、 ) 遅かったのも、その子が死んじゃったのも、後悔して、嘆いて、自分を責めて…。 何が、残るんだろうね… ( 自分を責めて、責めて、責めて続けても、何も無かった。 だって、それって許されたいから責めているんだと思う ) 本当に、友達だったのなら。 行ってあげた方がいいと思う ( 今の自分がそうだもの。 もし、貴方が顔向けできないなら、わたしは近づく権利すらなくなってしまう ) ( 少年の言葉に、頷きだけで答えて ) 我が侭っていうのとは、ちょっと違うと思うなぁ… ( 苦しいことを溜め込んで、それを全部吐き出したとき、受け止めてくれる。 友人ってそういうものだと思うから。 だから、今少年が言っていることは、我が侭じゃないと思う ) [Thu 20 Nov 2008 23:39:14]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 [Thu 20 Nov 2008 23:38:26]
◆オウル > 何時も自分は遅い、気付いたら何時もおそい (何時もそこで何もできない、助けることもできないくらい遅い。 辛くても責めるのは自分。) お墓なんてわからないし、探したって顔向けできない (顔向けできるほどのことを自分はしていない、一瞬だけ見せた琥珀の瞳は紅を見た。) そうかもね (水どんな生き物にだって、死人にだって平等だとこの少年は思う。) そんな簡単に…いかないよ、もし、今ヴァネッサさんに言いたいこと全部言って、それは我侭じゃないの? (少しだけ、泣きそうなひょうじょうしてそんなことを言った。) [Thu 20 Nov 2008 23:11:26]
◆ヴァネッサ > そっか。 それは… ( 言葉が止まった。 辛いね、なんてそんな言葉を言ってもいいのだろうか。 わたしの口からはその言葉は出せない ) ――お墓参り。 してあげた? ( 視線をゆっくりと、貴方の方に向けて、少女の瞳は柔らかな紅で、露骨な貴方の表情を映すだろう ) 川はわたし達を嫌わないから。かな? ( ふと、思ったことが口に出る ) 苦しい、のかな。 もし、そうだったらね。 一度全部出しちゃいな。言葉だって、何だって。 ――ね? ( 夜に溶けてしまいそうな。そんな気持ち。 だから、言葉は自然とつむがれていく。 心と言葉が直結したみたいに ) [Thu 20 Nov 2008 23:01:19]
◆オウル > (元気そうなのにも、少年は安心した。 聞こえる言葉にはポツリと言葉を返す。) 友達がね……自分たちと同じ人なんだけど、ハンターに殺されたらしいって聞いた…そんなに遠くない場所みたい (突っ込めない、というかそういう風になる前に目の前からそういう因子が消えていく。 表情は露骨に悔しそうに、悲しそうになる。) 川は、少し気分が落ち着くから良い (お墓を探してるなんて少年は知らない。 貴方が聞いてくれば答える。) 怖いとかじゃない…、そんなこと全然無いけど、言いたい事とか、色々ありすぎるから、どう言ったらいいのかわからない (視線はちらりと貴女を見たが、表情は何時もよりか少しぼんやりしているようにも見える。) [Thu 20 Nov 2008 22:50:16]
◆ヴァネッサ > うん、一応 ( 答える。少女の言葉も小さく、空気に溶けていって ) 物騒? それは、『わたしたち』にとって? ( 人間じゃない。 普通の吸血鬼でもない。 上手に隠れて溶け込んでいる吸血鬼じゃない。 半ばアウトローな吸血鬼たち。 私は全身、貴方の場合は、つま先くらいは突っ込んでいるかなって思って ) 川、見てたの。 別になぁんでもない ( 友人の墓にまだいけず、こうして時間が過ぎ去っていく日々 ) どしたの? わたし、怖いかな? ( 視線が逃げたのが分かる。 でも、無理やり向かせても駄目。 久々に会ったのに、何だか不思議と再会を喜ぶような気持ちにも、雰囲気にもならない。 何だか自分でも不思議に思った ) [Thu 20 Nov 2008 22:40:59]
◆オウル > 元気そうで……良かった (全てのものは音を奏でる大地も空も人も、静かなものでもどこかで何かが奏でている。) うん (座るように促されれば、隣にちょこんと座る銀髪少年が一人、次の言葉には少しだけ貴方に視線を向けた。) 最近物騒だし…ね (少しだけ元気が無くなって、しょんぼりした。) ヴァネッサさんこそ…なんでこんなところに? (話を逸らして精神的に逃げようとした、視線も少し貴方から逃げた。) [Thu 20 Nov 2008 22:34:00]
◆ヴァネッサ > ( 川、虫、風。 小さい音が重なって、静かな音楽が出来ている。そんな夜だとわたしは思う ) そっか、オウルか。 よかった ( また川の方へ視線を戻し、呟くように言って ) 隣、座る? ( 視線は川の方へと向いたまま、自分の隣の地を軽く叩いて ) 何か、怖いの? ( それは唐突に。 ふと見た。少年の印象。 本当に些細なこと。声だとか瞳だとか。 挙動不審なところは見てないけど、何かそれの名残があるような。そんな気がしたから ) [Thu 20 Nov 2008 22:23:10]
◆オウル > (基本的に川の流れは嫌いではない、少年はわたれないとかそういうことも無いので特に問題もなく近づいた。 自分に向いた顔と、自分に向けられた声がひどく懐かしくて) …… (しばし無言だった。 言葉が見つからなかったから、数秒後口から発するのは、少し安心したような声だった。) オウル…だよ (忘れられていなくて良かったと思った、安心したのか、少しだけ体から要らぬ力を抜いたことだろう。) [Thu 20 Nov 2008 22:15:28]
◆ヴァネッサ > ( 川の流れの音が聞こえるところはこんなにも静かで、街の中心とは別世界。 川辺に膝を抱え込んで、止まることのない水面を見つめていて ) ――ん、? ( 声。人の声。 草を、地を踏む音が耳に届く。 反射的だった。ふっ、と音のする方を向こう。 貴方の顔が見えるだろうか。見えれば、泥の中に沈んでいるかのような記憶を引っ張り出して、ほんの少しだけ、間が空いて ) ―――オウ、ル? ( 間違えてしまったらどうしよう。そんな不安な気持ちと一緒に言葉が貴方に放たれるだろう ) [Thu 20 Nov 2008 22:07:08]
◆オウル > (動きやすさ? 何其れおいしいの的なごく普通の格好、同じ銀髪は風が吹けばそれなりにゆれる、風が向いた方を向けば、少年は貴方を見つけるが後姿なので、気になって小川の方へと近づいていく。) ……だれ? (声が届くか、届かないか、そんな距離まで歩いて近づけば言葉を発する。 警戒心があるのか無いのか、少し尖った声だったやも知れない) [Thu 20 Nov 2008 22:00:44]
◆ヴァネッサ > ( ヒトガタがいた。 川の流れを眺めて、後ろに一つ纏めにした髪を風に泳がせて、防寒具は貴方と同じようにマフラーだけで。 服装は動きやすさを重視したもの )( 辺りを見渡す貴方の視界に入るだろうか。 少女は少年に気が付かない。 姿は元のまま、髪型や服装、雰囲気は変われども背丈は変わらない。 少年の知る背丈 ) もう、寒くなっちゃったみたい… ( 村や街の人々の姿を見て、もうそんな季節なのだと実感する。 温度ではわからないけど、どこか空気がキンとしている気が ) [Thu 20 Nov 2008 21:51:34]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『近くの小川に』 [Thu 20 Nov 2008 21:47:07]
◆オウル > (森の中にはいると途端に喉が渇く気もするので、最近森の中に入るのは控え気味である。) こう…なんていうか (怖い感じがする、最近特に、帰り道が具体的にこうとはいえないが、寝床に着くまで安心できない、ついてもまともに良い夢など見ないので、一人で安心していることなどほとんど無い。 暗闇に浮かぶ琥珀の瞳は回りきょろきょろとして少し挙動不審か) [Thu 20 Nov 2008 21:43:40]
◆オウル > (村のはずれに入ろうかという村から少し外れた場所に、銀髪に琥珀の瞳の少年はいた。 マフラーで首の傷を隠し、ポケットには笛をケースに入れてしまっている、この寒い中、防寒具マフラーのみの長袖にズボンのいでたちである。) …… (村を歩くときは、家々の明かりに注意しながら来た、一応最近、何処も物騒な気がしたからだ。) 森の中に入っちゃえば関係ないけど…… (ものすごく時間を食うので却下して、道なりに進んでいる。 相変わらず表情にはどこか影がある用に見えなくも無い。) [Thu 20 Nov 2008 21:30:03]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『村はずれに続く道』 [Thu 20 Nov 2008 21:23:32]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( 赤ん坊は魔女が寝かせよう。食事が必要なら婦人宅へ。それと、ライオンの入院先を伝えた )』 [Fri 14 Nov 2008 01:56:45]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが帰りました。 『( うっかりしていた世界の裏事情はさておき。 こじつけの臆病さは、ある種リアル。 )』 [Fri 14 Nov 2008 01:52:23]
◆クオ=ヴァディス > ( 赤ん坊を連れて入らなかったのは、うっかりか、遠慮か… ハッシュさんがいるかもしれないから気まずくて、なんて現実的? とりあえず連れて来たのだから寝かせておいて大丈夫な気もするけども、も少ししたら慌てて連れて来よう。 微妙にのんびりしているのが居た堪れなくなって。 ) ―――。 ( 自分のそれよりも小さな手に撫でられて、気恥ずかしそうに微笑んだ。 見た目通りの人でないことは、察することもできるだろうか。 儀式とか、それでなくても耳とかで。 もしも本当に自分よりも年下の子だったりしたら、決まり悪いなあ。 人生、長さではなく密度だけども。 ) そうですね。 うん… つい、悪い方に。 ( むにっと自分の頬を摘む。 ハッピーエンド至上主義。 不安に弱い。 ) ―――〜ん、そうですか。 どうしようかなあ… 街中で配達させるわけにもいきませんし、でも、せっかく一芸持っているのにもったいないですよね。 ( 残念だけどまあ、もしかしたらと思った程度。 懐いて?いるのにただ放すのも寂しいから考えてしまうが、それでもザリガニだからさほど深刻ではなく。 天井仰ぎながらカップを傾けた。 ちなみにザリガニは淡水だったと思う。 ロブスターとかなら良かったのに? でも、ハッシュさんのところへやったら、皆さんで美味しくいただかれてしまう気もする。 フェリクスさんも 『シー』 ナイトだし、はてさて。 友達と一緒?というのが無難かもしれないけれど。 ) ―――〜ああ…っ すみません、そのう… 実は… あの、ハッシュさんにまた嫌な思いさせてしまうんじゃないかって… ( それで結局、もっと、さらに、嫌われてしまいそうな安直な判断だったが。 泊まって行くかと聞かれて、慌てて席を立った。 ―――〜お言葉に甘えたいところなのだけども。 赤ん坊がいる。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:51:16]
◆ナキア > ――― さて、もう夜も遅いですから…、 よければ泊まっていきますかー? ( ふと、窓の外を眺めて深さを増した黒色に。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:38:53]
◆ナキア > ( 魔女は子がいるとは知らないが、知っていたら中に入れるよう言っただろう。赤ん坊はまだ、自分じゃ体温調節ができないのだし。命には責任を持たなければいけない。 ギルドに戻すつもりであれば、早い方がいいだろう。 ) ―――― ( 何か言いたかったけれど上手く言葉に出来なくて、 そのかわり、少し身を乗り出し手を伸ばして貴女の頭を軽く撫でようとした。 ) 悪くはならないですよぅ。大丈夫。今すぐに結果がでなくても、もしかしたらそのうちに。 ( 目の前の結果だけが全てじゃない。どこかで違う結末を迎えているかもしれないし、どこかで違う方向へむかっているかもしれない。 実はウォーターエルフの赤子が生きていたとか、それと同じに。 ) ――― ん? へぇ、ザリガニの使い魔さんですかー。 でも、うちではけるべろすがお手紙運んだりしてくれるですから。 ( ザリガニまで飼ったら、けるべろすが拗ねてしまうかもしれない。自分がいるのにって。なぜなら魔女の使い魔は一つだけ(*旧世界観参照)だからだ。両方使役はできない。 ハッシュさんに、と考えたけれど、彼は海暮らしだ。…ザリガニは淡水だっけ? ) [Fri 14 Nov 2008 01:35:44]
◆クオ=ヴァディス > そうですか。 …良かった。 ( これから増えるとしても、一人きりは寂しい。 そんなの人の感覚だけど、付いて来たウォーターエルフもいると聞けばほっとする。 セイレンさんは、ここには残らないのだろうか。 いや、フェリクスさんと居たいと言うのだからとやかくは言わないが… どうも、簡単になびいてしまったように見えて後が心配。 それも人生か。 ―――赤ん坊を寒空の下馬車に置いて来てるなんてあんまりな話。 パチンコしている間車内に置き去りとかそんな。 しばらく村にいるかもしれないから、その間のことは後で相談してみようか。 でも、これ以上ずるずると流されてしまう前に、奴隷ギルドへ戻すべきだとも思う。 どうせ殺されてしまうかもしれないなら、まともに育てられないかもしれないけれど世話をしてみるなんて、安直過ぎるし。 …でもぶっちゃけ、どちらが良いのか微妙なところかもしれないが。 ) ―――〜お金、ありませんものね。 私も、ちょっと蓄えができたからって調子に乗って… 全然なのに、恥ずかしいったら… ( 小さくなってクッキー齧る。 美味し。 ―――そうか、純粋な糖分以外摂取できないような人もいる。 超納得。 …。 ) ―――〜この上無碍にされた方が良いような意見を出して惑わすなんて、あんまりですね。 …悪いようにはならないと良いのですが。 ( きっと、マイナスにはならないと思うけども。 こちらにももっと余裕ができたら、また様子を見に行ってみようか。 いずれにせよ、歓迎はされなさそうだが。 ) 〜あ、そうだ。 ( ふと思い出して手を打った。 ) …あの、手紙を届けるようなお使いって、こちらでは必要ありませんか? ザリガニ、なのですが。 使い魔と言うのかな、ウォーターエルフに躾けられていたみたいで、贈り物とか届けてくれたのですけど… 帰る所がないのか、動かなかったから連れて来てしまったのですよね。 ( このまま飼育してみても、飼い殺しになってしまいそうな気がする。 せっかくの配達スキルも、ザリガニでは街の中で活かせまい。 ) [Fri 14 Nov 2008 01:15:48]
◆ナキア > 後はもう、清い水のうちにあれば時間をかけて汚染は解消されるだろうと。 もちろんついてきた方もいるですよー。私では世話もしてあげられないですから。 ( 勝手がわからない。 ―― 奴隷の子も生きている。人形ではないから食べ物も必要で――まぁこの村にいる間は、子どものいる婦人に乳母のような事をしていただく事も可能。魔女は助産もしているから、聞けば誰か思い当たるだろう。 ) 机上の空論だけで大金を使ったり動いたりするのは、やっぱりこういう村では尚更に難しいのですよぅ。 ウォーターエルフがいたから今まで人に汚染がなかった、とかいうのなら笑えませんけれど。 ( でも染料って事は何度も手に触れているはずで。川とは関係ないところで接触していても平気なら平気だろう。 魔女も向かいに腰を下ろして、ミルクティーに口をつけた。 毒というか、摂取自体出来なかったり無理に摂取したら戻しちゃう種族なら貴女の身近にいるはず。時計塔とかヒント。…。 ) まぁでも村のためを思って動いている村長さんなら、貴女の意見も無碍にはしないと思うのですよう。 ( 全て終わった今ならば。 事件の最中は、余裕がないだろうけれど。村長さんだって私たちと同じ人で、なんでもできるってわけではないのだから。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:57:46]
◆クオ=ヴァディス > ( 思いは同じ。 大団円というわけにはいかない。 それでも、滅んでしまったかもしれないと思えばそれよりマシで、喜んでしまうのだけど。 ) ―――新しい長の、容体は…? 他のウォーターエルフは、一緒ではないのですか? ( 無事な者は付き従っているものと思っていたけれど、どうしているだろう。 首を傾げる。 ―――奴隷の子は… おおっと、この家に連れて入るべきだったか。 がっつり重たくなる部分だから流してしまったけれど、まだ一緒に居て、どうしようか悩むところだ。 奴隷は奴隷で、そう簡単に解放できるものでもなく、そもそも冒険商人の女が一人で育てるのは難しい。 自分を拾ってくれた養父は、育てる為にしばらく隊商に入ってくれたが。 …現状、奴隷ギルドに戻すしかないといったところ。 ) ―――〜ええ、思いがけないものが種族によっては毒になることもあると聞きました。 もしかしたらウォーターエルフ以外の何も侵さないものかもしれませんが… でも、まるで水の化身のように思ってしまうと、どうしても。 ( 不安だ。 だからがんばれなんて、言われてみれば傲慢。 ただ、そう感じても、では何もしなくて良いかと言われれば素直に頷くこともできなくて… もしかしたら欲しいのは、ウォーターエルフに対するロックスの誠意だけだったのかもしれないと思う。 人質まで取られてそれも難しい話なら、何を思うこともなかったのかもしれないと。 ) いただきます。 ( 甘味を取ろう。 ミルクティーとクッキーに、口をつけた。 これらが毒になる種族も、あったりするのだろうか。 甘いのダメとか、結構一般的か。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:43:18]
◆ナキア > … そうですか。 ( 「核を侵されてしまったウォーターエルフ」というところで、魔女は軽く目を伏せた。全員は助けられなかったからだ。とはいえハッシュさんは赤子以外は討伐するつもりであったようだし、もとより赤子にも浄化の儀式が有効だとは思わなかったから、赤子が助かったのは不幸中の幸いかもしれないけれど。 ) みたいですねぇ、匂いとか。あと、ウォーターエルフの子が気になって逢いたいと言っていましたが、治るまではいけませんと言い聞かせてたですから。 ( だから早く赤子に逢いたくて、早く怪我を治すために苦手な病院へ行ったのだろう。 魔女は乙女と獅子のみならずライオンの獣人も子ども扱いである。 子といえば、奴隷の子はどうしたろうか ) そうですねぇ、でもまずウォーターエルフ以外、何に対して毒になるかわからない事にはお金かけるのも無駄になるかもですよぅ? ( 例えば漁毒というものがある。ここでいう漁毒は魚の毒でも魚に堆積した毒でもなく、漁毒漁といって毒をつかって魚を麻痺させ捕らえる漁である。とある地域では漁毒として使われる植物は染料としても使われ、その魚を食べても人に被害はないと言われている。実際に実験したらどうなるかはわからないけれど。 そんな話を何気なく。 ) ( どうぞ、とマグに注いだミルクティーと手製のクッキーをテーブルに乗せ ) [Fri 14 Nov 2008 00:26:12]
◆クオ=ヴァディス > 液体運搬用の馬車で、えっちらおっちら。 核を侵されてしまったウォーターエルフを市に搬送できないかと思って、借りていたんです。 でも、しょせん樽ですからね… 川辺で一休みということで、私だけ先に。 ( なんかカップル成立したらしい二人の傍には居辛かったのかもしれーぬ。 何とか大丈夫と、やや気の毒そうに頷いた。 狭いところに閉じ込めて、エコノミー症候群が心配とか、そんな。 ―――犬猫とかその辺りは人並みに好きなようで、大人しくしてるなら一頻りじゃれさせてもらって。 よろしくけるべろす。 ひらがながポイント。 ) ―――〜あ、街の… そうですよね。 でもだだをこねたって… お医者様、苦手なんですか? ( 心配だけれど、ナキアさんの表情が大丈夫と言っている。 病院嫌がる姿を想像したらなんだか可愛くて、一緒に顔をほころばせた。 それとなく家の中を見回しつつ、すすめられるまま席に。 いい匂いがする。 気がする。 ) ―――〜あ、どうぞ、おかまいなく… ( ちょっと小さくなって、でも温かいもの嬉しいな。 いただきますと頷いた。 ) ―――流れていくように見える川の水、長い時間をかけて汚し続けた結果ですからね… 一朝一夕で解決というわけには、いかないみたいで。 ココさんががんばってくれましたけど、誰にでも再現可能な技術で対処しようと思ったら、相当なお金がかかることになりそうです。 村の努力に期待したいところですが、どうかな… ( ささやかながら毒布という別称を囁いて、改善を促そうとは思うものの。 末端の商人が露骨な誹謗中傷にならないよう気をつけつつ続ける働きかけでは、どれほどの影響も与えられそうにない。 それこそ時間をかけてゆっくりと、最終的には損害を与えるかもしれない毒のようなものだ。 ロックスが努力しなければ、どうにもならない。 調査内容だけは伝えてきたけれどと、視線を落とす。 ) [Fri 14 Nov 2008 00:09:16]
◆ナキア > ありがとうですよう。 ( 犬はぴすぴすと鼻を揺らして、撫でる手に目を細めて一応大人しくしていただろう ) へぇ、 …その方は水から離れても平気なんですかー? ( 乾いたりしても平気なんだろうか、と。ウォーターエルフの事があったせいか、驚くよりも心配で。 ) あぁ、けるべろすですよー。 ( ねー。って使い魔に同意を求めるように。魔女も軽く背を撫でれば、使い魔も家の中について入ってくるだろう。 ぱたん、と扉が閉まる ) そうですねぇ――― あぁ、ハッシュさんは街のお医者様にお送りしたですよぅ。 大分だだをこねてたですけれど。 ( 微笑ましそうに笑って、包帯なんかを片付けながらどうぞ、とダイニングの四人がけテーブルの一席をすすめよう ) 体の傷はともかく、足のは一応ちゃんとしたお医者様に診てもらった方が良いと思ったですから…… 紅茶でいいですか? ( せっかくだから村のミルクで淹れよう。鍋を火にかけ )( 貴女にもココさんがいたし、他に助言してくれた方もいたのだろうけれど。 某薬師は世界の都合上。げふり。 ) ―― 貴女もお疲れ様でした。 水質の浄化もコアの浄化の役にたったと、ウォーターエルフの方から聞いたのですよう。 ありがとうございます。 ( この言葉は、貴女の仲間にも伝えなければならないけれど。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:52:40]
◆クオ=ヴァディス > …ナキアさんも。 ( そう、名前は大丈夫。 お互い無事で何よりと微笑んで。 ―――言葉が分かるのか、鼻を寄せてくれる利口な黒犬をそっと撫でた。 ) シャコの、ウォータリアンの方です。 手が人のようになれないみたいで、ハサミなのですけど、あまりびっくりしないであげてください。 ―――〜ありがとう、よろしくね。 …この子の名前は? ( フェリクスさん、あんまりザリガニザリガニと言い続けると怒るかもしれません、とか笑いながら伝えつつ。 一頻り撫でさせてもらったら、中に入ろう。 お邪魔します。 ) …はい、それはもちろん。 ウォーターエルフは滅ぼされました。 そうしておいた方が、ロックスにとっても、より真剣に汚染と向き合うことにつながると思います。 それに… ロックスがわざわざ追うなんていうのは考え難いことですけど、理由はどうあれ人を襲ってしまった種を、捨て置けないという人も出るかもしれませんし――― あの、ところでハッシュさんは… お加減、いかがですか? ( 負傷したと、聞いているけれど。 中にはいないか? 上がらせてもらって、やや聞き難そうに。 ) ( ココさんが言っていた。 一人で戦っていたというのは、彼のようなことを言うのではないか。 もっとも、ナキアさんがいて、一人ではなかったわけだけど。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:38:16]
◆ナキア > はい、ご無事で何よりなのですよー。 ( へろ、と表情を崩して微笑んで。 名前は、以前名乗ってなかったかもしれないが周りが名を呼んでいただろうし、こないだの水魔殿の時もライオンの獣人は魔女の名を呼んでいた。 ) ( 魔女は貴女の言葉に耳を傾け ) ――― フェリクスさん、という方は存じませんがー…… はい、どうぞ。 私が居ない時でも泉へ行く時はこの黒犬が案内してくれるですから、クオさんがこの子に頼んだら案内してくれるよう後で言っておくですね。 ( 使い魔たる黒犬はおすわりの姿勢で魔女を見上げていたが、魔女の言葉に反応したように、貴女に近づいて匂いを嗅ごうとするだろう。誰であるか覚えるかのよう )( 犬が離れてから、魔女は改めてどうぞと家の中に誘うだろう ) でも、このことは内密にお願いします。 私のことも。 ( 最後までウォーターエルフに味方した貴女たち二人と、水質浄化に協力してくださったココさん。現状知っているのはおそらくそのくらいで、そのまま広めない方が良いと思う。でなければ何のためにハッシュさんが今まで隠していたのかわからない ) [Thu 13 Nov 2008 23:22:30]
◆クオ=ヴァディス > ( けれども、そんな中でこの家には、やっぱり独特な何かがある気がした。 田舎の夜の静けさなんてどこも同じかもしれないし、畑が特別ということもなさそう、それなのに。 ―――聖域、なんて言うと大袈裟かもしれないけれど、なんだか 『お邪魔します』 という感じ。 でもそうやって、安らげる空気のはずなのに緊張するのは、単純に、ほんの少し苦手意識を持ってしまったハッシュさんと顔を会わせるつもりでいるからかもしれない。 返される声はハッシュさんのものではなく――― ああ、やっぱりだ。 ) ―――ああ…。 ( 縁に思わず声を漏らしてから、礼をした。 ) 〜あ、すみません夜分遅くに。 こんばんは。 お久し振り、でしたね… ( 名前は… ええと、ほら思い出せ、商人なんだから。 ―――すぐに泉へ? それはもちろん気になるけども、問われて少し考える。 ) 実は、私一人ではないんです。 水域の浄化に協力してくれた、私の冒険者仲間に… まだ神殿に残っていたウォーターエルフの一人と、フェリクスさん… と言って分かるでしょうか? 一緒に仕事を請けていたのですが、ウォーターエルフの移住先を探してくれていた方も一緒で。 少し遅れているのですが、すぐに来るかもしれませんから… 差し支えなければ、上がらせていただいてよろしいですか? ( 招いてくれるのなら、遠慮なくというところ。 何人もで来てしまったこと、もしかしたら不安にさせてしまうかもしれないと思うけれど、彼らはきっと大丈夫だ。 フェリクスさん辺りどこかでポロリと零す心配がないわけではないが、ウォーターエルフを連れ立って戻って来た彼を、連れて来ないわけにもいかない。 ) [Thu 13 Nov 2008 23:08:59]
◆ナキア > ( 街中の居住区などとは違って、こういう村では基本的に一軒一軒が離れている。牧場や畑なんかも併設されているせいもあるんだろう。 魔女の家もそのうちの一つ。もっともあるのは庭の家庭菜園と薬草畑くらいだけれど。 ) …、 けるべろす? ( 鳴く声に気がつけば、包帯や消毒薬をテーブルの上に出したまま窓からひょいと外を見ようか。 そうしてようやく、近づく者に気がつけば魔女は玄関へと向かい ) ( 貴女が扉に立つ前か、立った頃か。 ) は ー い。 ( 応えて、魔女は中から扉を開ける。 魔女の姿を見れば使い魔は吼えるのを止めるだろう。 ) こんばん はー。 お久しぶりですよう。クオさん、ですね? よろしければ中に…、 それともすぐに泉へ? ( 行きたいだろうか、と。 中へ誘おうとした動作、止めて首を傾げ ) [Thu 13 Nov 2008 22:52:04]
◆クオ=ヴァディス > ( 一緒にロックス村を離れたフェリクスさんと、ウォーターエルフのセイレンさんはどうしているだろう。 借りていた液体運搬用の荷馬車が役に立てばいいけども、やはり長時間は辛いかもしれない。 元々独立した荷馬車なのだから、そちらはフェリクスさんに任せて川辺なりどこかでセイレンさんを休ませて、後から追いついてくれても良いし、もちろん一緒に居てもいい。 ココさんはこちらに同乗しているのが自然な気もするけれど、ナイトと言いつつフェリクスさんでは馬に乗れないなんてことも考えられるし、だとすればそちらの御者を務めてもらうことになるか。 ―――曖昧な状況ですみません。 いない人をいることにするのも大変だし、かと言って関係者をいないことにしてしまうのも後入りし難いかもしれないし。 せっかくの状況だから移動手段である馬車の持ち主が先行しましたとか、電波はさておいて。 ) ―――帰りに、エルザファームへ寄ってみましょうか。 ( 一頭立ての馬車にしては重たそうな金属質の巨大な車が、不思議と軽い音をさせながらすいすい進む。 御者台に座る長い髪を二つに編んだ眼鏡の女は、例によってキルテッドシルクとはいえスカート履きで、目立った武装もしていなければ、まるで予定通り動けず夜になってしまった行商人。 ―――村と、離れてぽつんと一つ。 一つの灯りの方へ道を逸れたら、犬の鳴き声が聞こえてきた。 ) ( 吠え立てられながら、馬車は魔女の家の前で止まる。 ランプを手に、眼鏡の女が近付いた。 ) ―――〜ごめんください。 [Thu 13 Nov 2008 22:42:41]
◆ナキア > ( ライオンの獣人や、一緒に水汲みに付き合ってくださったらしい馬車の持ち主でさえ使い魔の道案内なくば辿り着けなかった場所だ。 その客人たちはもしかしたら魔女が対応出来ない時に来るかもしれない。 出かけているとか、眠っているとか、儀式の最中だとか。 そういう時の為に、使い魔は外に居る。道案内を必要とする者たちを泉へ導くために ) ( 縁は乙女――― 豪天寺艶子から繋がっている。当時事件解決に尽力してくれたうちの一人が彼女であり、彼女の恋人であり……その彼女の恋人―― 魔女が獅子と呼ぶMJさんの所持奴隷がハッシュさんだ。 そして彼が今回の依頼を受け、浄化が必要だと言って知人である魔女をあの場所へ呼び出した。 魔女は彼に頼まれたから儀式をした、ただそれだけ。 ) ( 消毒をして包帯を取替えながら、魔女は小さな欠伸を一つ零す。 ) ( 家の中で暢気にしている魔女とは対照的に、使い魔は馬車の音と嗅ぎ慣れない匂いに気づけば立ち上がって、魔女に知らせるよう吠え立てるだろうか ) [Thu 13 Nov 2008 22:29:55]
◆クオ=ヴァディス > ( ヴェイトス市近郊の地理は概ね頭に入っているけれど、ハッシュさんからの手紙に記されていたその場所にはいくらか思い出がある。 今、馬車を引いている荷馬の大野さんは、この近くの牧場で買ったのだ。 そしてその牧場は、関係者の中に吸血鬼がいたとかどうとかで暫く話題になっていた。 ) ( 牧場主の屋敷が焼け落ちるとか、何やら不穏な空気になる前に。 牧場とは別件で吸血鬼が出没していたらしいことから、教会で仕入れた対策グッズを売りに来たことがある。 その時この村の窓口になってくれた女の子は、そういえば水魔殿でハッシュさんと一緒に居た、儀式をしていた子ではなかったか。 そうだとしたら、世間は狭い。 不思議な縁もあるものだと思いながら、その場所を目指す。 村のまばらな灯りを眺める位置に、まったりと近付く灯りがもう一つ。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:16:41]
お知らせ > クオ=ヴァディスさんが来ました。 『( 馬車が近付く。 )』 [Thu 13 Nov 2008 22:04:25]
◆ナキア > ( 別におしおきタイムとかではない。 大体、使い魔には天然の毛皮、もふもふした冬毛があるから外でも大丈夫だ。 ) ……。 ( そうではなくて、使い魔は道案内の為に其処にいる。 もしかしたら訪れるかもしれない客人のために。 )( ライオンの獣人が手紙にどう綴ったかしれないが、村人でもない者が道案内も無しに森の中の例の泉に辿り着く事は難しいだろう。 ) ( 数度椀を傾けて薬を飲みきり、 ) [Thu 13 Nov 2008 22:02:50]
◆ナキア > ハーブティみたいにしてあげた方が良かったですかねー? ( うーん。でも薬湯の方がしっかり成分が摂れるだろう。思いながら、魔女は椀を傾けた。 )( 使い魔は今は、魔女の傍にいない。 暖炉の前に敷かれたラグの上にも居ない。とはいえさすがにまだ暖炉に火は入っていないが――― 何処にいるかと言えば、玄関の傍に伏せている。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:57:52]
◆ナキア > ( 黒色に塗り潰された景色は空気と相俟って寒々しく映る。 それでも灯った色は暖かに。橙の点在する村の片隅。 ひっそりとたつ一軒家からも、ほわりとあかりが漏れていた ) …… んー… ( 家の中、ダイニングの椅子に座って。 魔女の目の前にあるのは、薬湯の湛えられた椀 ) …慣れればそう不味くもないと思うですけど。 ( 単に薬の味だ。薬草の味。 吐き気をもよおす程ではないと思うのだが、そこは肉食の獣人ゆえだろうか。こないだ飲ませようとしたら凄い拒否反応された。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:50:26]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( 魔女の家 )』 [Thu 13 Nov 2008 21:36:07]
お知らせ > ナキアさんが退室されました。 『( 様子見に、こよう )』 [Wed 12 Nov 2008 00:12:03]
◆ナキア > ―― この場に集う 全ての神々よ。 私の 内なる魂の汚れを、払いのけてください。 外面と内面の命とが ともに、一つに結びつきますように――― … ( 口に上らせた言葉は、ただ静かに 風に、流れ ) ( 視線が空の月から、 泉の水面に映る不安定に揺れる月影へと 鈍い動作で、視線が動く。 …ウォーターエルフたちはどうしているだろう。住み心地はどうであろうか )( しばらくの間はこうして、休息も兼ねて日に一度くらいは ) [Wed 12 Nov 2008 00:11:14]
◆ナキア > ( つきのひかりの しろ を、 くろ を纏う この身に、うける ) ( 繰り返す呼吸はゆっくりと。 遅く ) ―― 今、 わたしは 現在のわたし以上に ならなければ、ならない。 …外面だけでなく 内面もまた 真実を求めるように。 ( 傍らの使い魔があくびをして、また顔を伏せる。 その様を視界に入れて淡く笑みながら )( 虫の音も梟の声も、今は聞こえないこの場所で ) [Wed 12 Nov 2008 00:02:13]
◆ナキア > ( 別に怪我人を放って来ているわけじゃない。家に帰っても今宵からはいつもどおり一人。 ライオンの獣人は、全身の擦過傷はともかく射創はしっかりした医者に見せた方が良いと、渋る様子をなんとか説き伏せて朝のうちに村人に街の医者まで運んでいただいた。 なんだっけ。獅子――彼の主であるMJさんがよく利用する場所。鐘楼院。可愛らしい猫獣人の白魔術師は、残念ながらもう居ないのだろうけれど。 乙女と獅子の二人には、またそのように連絡の手紙を送っておいた。 そのうちお肉持ってお見舞いにいってあげよう。 ) … 私は 無垢であり、 純潔である 。 ( 事実そうだというのではなく、そう在るべきだという呪文の定型句。 特に今宵、満ちゆく月の女神の前では ) [Tue 11 Nov 2008 23:55:01]
◆ナキア > ( 月光浴。 本来は裸体で行うが良いとされているが、今の季節じゃとても無理。それでも消費した力を取り戻そうと満ちゆく月の無垢たる力、その光を身に受けて ) ――― わたしは、 ただ一人の私であり あらゆる自然の一部で 在る。 … 私は 私のままであり、 それこそが 自然である。 ( ぽつ、 ぽつ )( 月を謳うように紡ぐ、呪いの言葉 ) [Tue 11 Nov 2008 23:42:34]
◆ナキア > ( 森の泉、その傍らで。 近く在る樹の根元に座り幹に背を預けて。 右側には伏せの姿勢でこちらも気を抜いた様子の使い魔が。 左側には小さな焚き火の火が、ぱちりと爆ぜる。 いつもよりも少し厚着で、ケープを羽織って。それでもまだ寒くて焚いた火 ) …… ( 空から降り落つ月光を軽く見上げて、魔女は目を細めた ) [Tue 11 Nov 2008 23:37:26]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『( のんびりしている。 )』 [Tue 11 Nov 2008 23:29:49]
お知らせ > リシェル@G製作さんが退室されました。 『GX 起動!』 [Tue 11 Nov 2008 23:05:58]
◆リシェル@G製作 > そうだ名前――――名前。 名前、と。 ( いかんいかん。 まだそれを決めてなかった。 普段はL字型の機械めいた翼部分をじっと眺める。 駆動する時には若干形が移動しXの形になるこの翼―――― ) ――――ゴーレムX。 うん、GX。 いいじゃないのGX。 ( 超適当にそのまんま過ぎる名前をつけちゃった。 いやコロニーレーザーなんて付けてないけどさ。 )( どっこいしょっと。 さてさて、取り敢えず動くかどうかだけでの確認でもしときましょうか。 素体とセットになって付いてきた刻印の彫られた指輪を少女の顔を模した土くれに押し当てる。 ) [Tue 11 Nov 2008 23:05:30]
◆リシェル@G製作 > ( 今ちょっとこのまま本気で寝そうだった。 急ぎで必要なのは命令パターンの組み込みだけだし、まあ夢の世界に旅立ってもいいけれど、それだったら素直にベッドで寝るわ。 ) んー……と。 取り敢えず翼部分はオッケー。 ビームオッケー。 格闘戦多分オッケー。 月の魔石の埋め込みも完了済み、と。 ( こうなると素手オンリーはちょっと寂しいし、ちょろちょろっと武器も持たせちゃって。 まあ大体性能面に関しちゃこんなもん、とー。 ) [Tue 11 Nov 2008 23:00:37]
お知らせ > リシェル@G製作さんが入室されました。 『(いかんいかん)』 [Tue 11 Nov 2008 22:57:18]
◆リシェル@G製作 > ………………アホやりすぎたわね。 間違いなく完全な色物だわコレ。 ( 他の人がどんな風な見た目だかは知らんが、ちょっと恥ずかしいって言ってしまえる類の出来になってしまった事は間違いないみたい。 出来が良い悪いとかそういうのじゃなくて、もっと別ベクトルでほんのり問題がある出来だった。 ) まあ出来あがっちゃったもんは仕方ないし………作り直してる時間は流石に無いわね。 造形を作り上げんのに必死だったからもう腕も疲れたわ眠いわ…………… ( くぁっと大きく欠伸をする。 取り敢えず性能のチェックは後に回そう。 今日はもう疲れたわ。 ) [Tue 11 Nov 2008 22:28:42]
◆リシェル@G製作 > 文句無し。 流石私ね。 急ぎで仕上げてもパーフェクトな出来栄えだったわ。 ( 見てくれの事だ。 突貫作業になったため、動きのテストなんかはまだ不十分にも程がある。 あくまでも大会に出るのがメインだからそれは拙いし、後でしっかりと性能の確認をして命令系統のパターンを組み込んで―――― ) ――――………あっるぇー? 何で気がつけばこういう系の代物になっちゃったんだろう? ( おかしいな。 当初考えていたのはもっとこうちゃんとした正統派ゴーレムのデザインのつもりだったのに、なんで完成したこれは美少女の外見を模しているのだろうか。 ) [Tue 11 Nov 2008 22:15:28]
お知らせ > リシェル@G製作さんが来ました。 『――――完成よ』 [Tue 11 Nov 2008 22:09:53]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『(―――神だ)』 [Mon 10 Nov 2008 01:28:10]
◆雷鳥 > (まあ、そんな所だ。我々の仕事などというのは、大概はこうして地味なものだし、そうあるべきだろう。 感謝されたくないと言えば嘘になるだろうけれど、感謝されたいからこうなったのでもない。 つまり何が言いたいのかといえば、私はこれで満足なのだと、そういう事だ。 私は雷鳥。或いは雷を呼ぶ鳥、ワキンヤンとも呼ばれたことのある存在。 即ち――) [Mon 10 Nov 2008 01:28:03]
◆雷鳥 > (案山子が退けるのは、鴉やら何かしらの獣だ。私の場合も、それと似たようなもので――つまり霊的な何やかやを退ける為に、ここにいる。 勿論、今の私が相手をする事ができるのは、自我すら持たない下級、低級のものだ。そういった存在だから、害を与えると言っても、せいぜいが腹痛だとか、病気を齎す程度。 ただ、それらから人を守るのは私の仕事なのだ。 故に私はこうして、案山子の上に止まっている。 収穫が終わるまでの間、しばらくはそのままだ。 だが、別に退屈だとか、詰まらないだとか、辛いと思ったことは無い。 重ねて言うが、これは私の仕事なのだから) [Mon 10 Nov 2008 01:20:50]
◆雷鳥 > (まあ、私が雨や風を運んできたのも、この金色に輝く畑を作る一因になったのだと考えれば――少しくらいは胸を張っても良いのではないだろうか。勿論、人が作り上げたものなのは間違い無いのだが。 そして、私の仕事もこれで終わったというわけではない。 こうして畑に立てられた案山子の上に降立っているのも、それなりの訳があるのだ。 ――ああ、仕事と言っても、この田畑を台無しにするような雨や風を齎すというわけじゃあない。確かに私が司っているのはそういった物だが、祟ったりするのは、私の仕事ではないのだから) [Mon 10 Nov 2008 01:08:05]
◆雷鳥 > (私は、平和なのが一番だと思う。 川の方でおきていた揉め事も一段落ついた今、ヴェイトス島は本当に穏やかな季節を迎えている。収穫期という奴だ。 今年一年かけて皆で育てた実りを、やはり皆で収穫する。 何年もこの土地で人々の暮らしを見てきたが、やはり人が喜んでいる姿を見ると、私もまた楽しくなってくるものだ) [Mon 10 Nov 2008 01:01:20]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『( まあ、正直な話。 )』 [Mon 10 Nov 2008 00:55:56]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 ――― 祝福あれ 』 [Mon 10 Nov 2008 00:43:23]
◆ナキア > ―― 其をもって 彼の者の穢れを浄めん! ( 西から南。清めの水から浄化の炎へ。 魔女はベルを持つ手を伸ばし 踊るよう、くるりと身を一回転させ ベルの先で赤子を指し示した。 ) ( 後はもう、きっと長の言葉どおり 清い水が子を回復してくれるだろう。時間はかかるのだろうけれど、それまでは魔女も、おそらくライオンの獣人も見守っていよう ) [Mon 10 Nov 2008 00:42:36]
◆ナキア > ( 住処は、とりあえず回復するまでは此処にいてもらおう。ここならば水質も外敵も問題ない。回復した後で、長の子と他のウォーターエルフたちがどうするか決めればいいと思う。彼女たちには彼女たちの意思があるのだから。こちらは選択肢を提示するだけに留めよう ) ( 魔女はチャリスの前に立ち ) ―― 対価に捧げるは、我が力 ( 包帯の巻かれた右腕で引き抜いたアサメイで左腕、すでに以前つけた傷より少し上に赤い線を、引く ) 命の雫 ( 剣を鞘に収め、ベルを右手に持ち替えよう。 )( 赤い色が、ゆっくりと腕を手首を掌を指先を伝って そのうちにぽたぽたと数滴、チャリスの内に落ちる ) [Mon 10 Nov 2008 00:34:38]
◆ナキア > ( 水魔殿でお会いした商人さんには一言声をおかけしたかったのだけれど、ハッシュさんが彼女に手紙を送ったとの事。それを見ればおそらく彼女にも事情が伝わるだろう。彼女と彼女の協力者さんに今度お会いしたら、お礼を言いたいと思っている。水質の浄化も、長の子の浄化の助けになったという話であるから、それをお伝えしたい。 ハッシュさんは村に残らず長の子についてきた。子が心配だからというのもあるのだろうが、…おそらく英雄扱いとかイヤだったんじゃなかろうか。そういうの、彼は苦手そうだ ) ―― 聞け、南の物見の塔の守護者よ 火の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 灼熱の赤いライオン。燃え盛るものよ。 夏の熱気。生命の火花。誘発するものよ。 女神の魂。真昼。暴くもの。浄化の炎よ。 汝が熱を彼の者によこせ! 汝が浄化を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 光を放つものよ! ( ベルの先が樽の中の赤子を指し示した。 )( 全てのマナが魔法陣を通り、淡く光を放つ ) [Mon 10 Nov 2008 00:18:27]
◆ナキア > ( ライオンの獣人が眠っている間に家を出てきたつもりだが、今頃はもう目を覚ましているかもしれない。使い魔を番に置いてきたが大丈夫だろうか。 乙女と獅子には、ハッシュさんが怪我をしているのでお預かりしていると着いてから書簡を送っておいた。 ) ―― 聞け、西の物見の塔の守護者よ 水の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 水淀む淵に潜む蛇。雨降らすものよ。 灰色をまとった黄昏。夕星。繋ぐものよ。 海の子宮。流水。清めの力持つものよ。 汝が流れを彼の者によこせ! 汝が清浄を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 流れるものよ! ( 魔女の衣装も、儀式の動作も、水魔殿で行ったものと何一つ変わらない。ただ左腕の包帯は今は解かれていた ) ―― 聞け、北の物見の塔の守護者よ 大地の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 大地の力。全ての力の礎石よ。 外縁の暗闇の淑女。深夜の牡牛。北極星。渦巻く空の中心よ。 肥沃な大地。緑。調和をもたらすものよ。 汝が強さを彼の者によこせ! 汝が静寂を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 静かなるものよ! ( 静かな、森の中に響くはベルの音。魔女の身につけた銀輪の音 ) ―― 聞け、東の物見の塔の守護者よ 大気の力よ。 我は汝に祈り汝を呼ぶ。 暁の金の鷲。星を求めるものよ。 渦巻く風。昇る太陽。清冽を齎すものよ。 女神の呼吸。明星。不浄を除くものよ。 汝が輝きを彼の者によこせ! 汝が清冽を彼の者にしめせ! …聞け、そして行け。 輝くものよ! [Mon 10 Nov 2008 00:07:22]
◆ナキア > 水から火へ 魔法陣を通し流れよ。 西から南へ 汝らが力を流せ ( ベルがぐるりと円を描く。 )( ウォーターエルフたちを連れてきた森の泉、その傍で魔女は浄化の儀式を行っていた。 長の子と共についてきたウォーターエルフたちから長の言葉を伝え聞いた話では水質の良い場所で時間をかけていけば回復するかもしれないとのことだけれど、慣れた水域を離れてすぐは心地も落ち着かないだろうから、一応もう一度だけやっておこうと思っての事。 ) ( 四方には小さな蝋燭が灯り、イノセンスが焚かれ、ワンドたる箒は東の陣外に置かれてチャリスは魔法陣の上、西側へ、ウォーターエルフの赤子は泉の水を湛えた樽にいれて南へ。アサメイは魔女の腰に下げられ、魔法陣は塩水で描かれたものだ。 ) [Sun 9 Nov 2008 23:58:34]
お知らせ > ナキアさんが来ました。 『( 森の中 泉にて )』 [Sun 9 Nov 2008 23:48:14]
お知らせ > ハッシュさんが帰りました。 『 (魔女が来たら苦い薬湯飲まされてオエッてなったのは別の話) 』 [Sun 9 Nov 2008 23:38:23]
◆ハッシュ > (うーダメだ、喋るのが億劫だ) 寝る おやす み (遂に使い魔に話しかけるという寂しい行為を放棄して、獅子は目を閉じる。正直痛みの所為で眠るどころの話ではなかったものの、体を休ませる事はできるだろう。正直廃船だと何か捨て身のギャグをかまさなければならない気がしてしゃーない) (己が目を閉じれば番人もしばしの休息に入るのだろうか。そっと部屋の隅で伏せるような気配がした) [Sun 9 Nov 2008 23:36:53]
◆ハッシュ > (口に含んだ水は結構冷たかった。体が熱を持っている所為かも知れない。ぞわりと背中に寒気が走った。これも多分熱の所為だ。喉を潤してしまうと、水差しをサイドテーブルに戻した。もそもそと緩慢な動作で布団の中にもぐりこむ。うー寒い。) … 他の 水魔たちは どうしてるんだろうな ぁ ? (けるべろすに聞いたところで返答が帰ってくるわけでもなし。虚しい独り言だ。何体かは子どもと一緒にここまで来たかもしれない。そういえば、魔女はここの泉に住めばどうだと言っていた。別に海岸にこだわっているわけでもなし、海岸より安全だというなら地方村の泉で暮らしてもらおうと思う) [Sun 9 Nov 2008 23:23:06]
◆ハッシュ > …けるべろす…あの…ずっとここにいなくても 良い んだ ぞ? (顔を横に向ければ、黒い使い魔の姿があった。見張り番の任に付いた使い魔は、本当に主に忠実だった。水魔の子供が気になって見に行きたいな、なんて考えると目力で引き留めて来るのだから恐れ入る。いつもは怯えて近づいてもくれないくせ に) …みず… (擦過傷とは言え、浅いものもあれば深いものもある。酷いところはごく薄くだが肉を削がれてしまっていたりもして、自分でもうわァと思ったくらいだ。サイドテーブルの水差し一つ取るのにも時間は掛かるしすごく痛い) [Sun 9 Nov 2008 23:09:36]
◆ハッシュ > (――の客間のベッドは獅子によって占領されていた。発熱+貧血+足に怪我という状態では満足に出歩く事もできない。もうなんもしたくねーと思う反面、早く起きなければ、とも思う。どちらの比重が重いかと言えばギリギリで後者だ) ―― は ァ … (獅子は一足早くヴェイトスに戻ってきていた。赤子を届け、手当てを受けて、それからある人に書簡を送って――。そんな事をしていたら出発は朝になってしまって、気が付いたらここにいた。帰ってきた理由は余り騒がれたくないのと、水魔の子の様子が気になったからだ。尤も水魔の子を見る前にここに軟禁されてしまったわけだが) [Sun 9 Nov 2008 22:59:19]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (魔女の家) 』 [Sun 9 Nov 2008 22:49:30]
お知らせ > リシェル@G製作さんが帰りました。 『(となると腕や足周りの装甲を重点的に強化して――)』 [Sat 8 Nov 2008 18:51:38]
◆リシェル@G製作 > ( 性能面での問題は何とかなった。 折角手足を使えるのならば道具を使用するのがいいとは思ってもいるのだが。 ) やっぱり格闘よね! こういうのの魅力で大事なのはそっちよそっち。 ( ぶん殴って蹴りまくって。 機動性は所詮ゴーレムだからそんな派手にはならないだろうけど、そこは性能よりもロマンという奴を重視した。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:51:11]
◆リシェル@G製作 > ( 胸の部分にそれが入る程度の窪みを作るとしよう。 自分の技術でない物を扱っての勝利はセコイって? いやいや、そんな事は無いってばさ。 ) 夜って事と月が出ている時期だけしか戦えないってのはもう諦めて、っと。 ( となると問題になってくるのは戦闘方法か。 本当は一番最初に考えなきゃいけない問題だったんだけれども。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:47:33]
◆リシェル@G製作 > ( 人型という部分を揺るがせる気はない。 ただし完全な人間のように作るのではなく、どちらかといえば機械人形のように角ばったデザインにしよう。 ) 角作って、翼も付けてー。 …………お髭はまあ、いらないわね。 ( 実際に飛んだりするのは面倒だからその機能はカット。 飾りだ飾り。 この調子で制作を進めていくと出力や性能的な面で周りと見劣りしてしまうのは避けられなくなってしまうが。 ) その点に関してはそう。 ありがとーね、お姫さん。 ( ご機嫌な調子で呟いた魔女が手に持ったのは魔力を帯びた月長石。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:40:43]
◆リシェル@G製作 > やっぱり完全な人型は安定しないわね…… ( 手足があるお陰で道具を使えるという利点は生まれるんだけど。 だぼっとした作業着に身を包んだ魔女はそう呟くと肩を竦める。 ) けれどやっぱり美しさ、ってのは大事な観点よね。 人を造った神を模倣したカバラの技術であるならば、やはり人を模してこその芸術というものよ。 ( 足なんて飾りですとか誰かが言ってたけど全くもって同意だ。 けれど飾りの部分に心血を注ぐのが芸術家というもの。 ) [Sat 8 Nov 2008 18:34:36]
お知らせ > リシェル@G製作さんが来ました。 『(さて、と)』 [Sat 8 Nov 2008 18:28:38]
お知らせ > ハッシュさんが退室されました。 [Fri 31 Oct 2008 23:57:44]
◆ハッシュ > (魔女の話を聞いた今、ナキアの浄化の術に頼りきると言う危険な考えは無い。獅子は魔女の『出来ない事』の線引きを受け入れている。魔女が自身の実力を過小評価しているのなら話は別だが、ナキアの術による浄化はあくまでコアを完全に浄化するための手順の一つなのだと、そう認識した。最終的に必要なものは、生命力の源そのものなのだろう。――となれば、矢張り己の無い知恵ですら総動員して探さなければならない) (――まだ時間はある。そう呟き、獅子は泉の水を汲み始めた) [Fri 31 Oct 2008 23:57:39]
◆ハッシュ > (気を取り直して――) (荷台に積んだ小さな――赤子が中に入る程度――の樽を下ろし始める。小さな魔女でも抱えきれるほどの大きさだ。浄化の術に使うのだと聞いた。今回持ってきた樽は六荷。最初は十二荷にするか迷っていたが、後で補充もきくということで六荷になった) (御者が手伝いを申し出てくれたので、獅子は素直にその申し出を受けることにした。ありがとう、と告げる) (黒犬は伏せをしてしばしの休息をとるつもりのようだ) [Fri 31 Oct 2008 23:42:20]
◆ハッシュ > (森の中と言っても、こうして馬車が通れるような幅の道があるし、歩きにくさはなかった。先導がいるから迷う事も無い。気楽な仕事ではある) (ただ、視野が遮られるのはどうにも落ち着かなかった。一時は野生に暮らす身だったとは言え、視界を遮るものなど無い草原が獅子の住処だった。きょろきょろと周囲を見渡しても地平が見えない。微妙な場所だと思った) (考えながら歩いていると、やがて少し開けた場所に出る。黒犬が歩みを止めたから、ここで水を汲んで行け、と言うことなのだろう) 案内有難う、けるべろす (一仕事を終えた黒犬の頭を撫でようとした ら――) ……… (固まってプルプルされた) (仕方なく手を下ろし た) [Fri 31 Oct 2008 23:33:27]
◆ハッシュ > (本当なら、疾うにロックス村に戻っているはずだった獅子は今もまだヴェイトスにいた。小さな魔女に一つお使いを頼まれたからだ) (曰く――泉の水を汲んできて頂けませんか?) (魔女の黒犬を先頭にして、後ろにほろ付きの馬車がのたのたと続き、殿は己である。馬車の持ち主が現在御者だ。水を運ぶのに己一人では手が足りない。そして、何故獅子が殿なのかと言うと馬が怯えるからだったりする。先導するものの足の速さに皆があわせるため、その歩みは可也遅かった) [Fri 31 Oct 2008 23:25:41]
お知らせ > ハッシュさんが来ました。 『 (――水を求めて森の中) 』 [Fri 31 Oct 2008 23:15:21]
お知らせ > リシェル@G製作さんが退室されました。 『(ご機嫌な調子でゴーレムを作り始めよう)』 [Mon 27 Oct 2008 23:03:01]
◆リシェル@G製作 > さってと。 まあちゃちゃっとパパッとやっちまいましょうかなっと。 ( ベースとなる体の構造はやはり人型だろう。 個人的には球形でADSっていうかNOFUTUREっていうかな馬鹿なノリも捨てがたかったけれどね。 ) それだとちょぴっと魔石さんが使い辛そうだし。 形としてはシンプル&オーソドックスを目指して……と。 ( こういう細かい作業をする時にはやはりイキイキし始めてしまう。 なるほど これが芸術家の性か。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:57:11]
◆リシェル@G製作 > ( なるほど。 確かにこれならばよっぽどぶきっちょな人じゃない限り出来る作業だろう。 ギルドで受けた解説と、付属されていた説明書きを読んだ魔女は小さく伸びをする。 実を言うと今回はあまり真面目にやる腹積もりは無い。 ) ――――ま。 何よりお姫さんに貰ったアレをちょっと実験的に使ってみたかったのが一番だしねー。 ( ちょっと語弊があるかもしれない。 造形とかに手を抜く気はないけれど、性能なんかはわりとはっちゃけた物を目指す予定だという事。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:48:55]
◆リシェル@G製作 > ( 結構ぱかぱか酒を飲みすぎたせいで、どうにもあのあと何してたか覚えてない。 がっつんがっつん頭にキテルし、もう完全に二日酔いだわこれ。 )( 取り敢えず気合で買い物済ませて馬車で地方村に帰って来て。 水を一口飲みながら自室にて制作キットを広げる今に至っている。 ) [Mon 27 Oct 2008 22:35:26]
お知らせ > リシェル@G製作さんが入室されました。 『あったまいってー。』 [Mon 27 Oct 2008 22:31:15]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『涙も流せず、ただ歩く時折、それが真実でないことを祈りながら…だ』 [Sat 25 Oct 2008 23:05:17]
◆オウル > (誰かに泣きつければ、いくらか楽だろうがそれすら今はできない、それ以前にやっぱり迷惑なんだろうかとも思ってしまう。 誰かに相談したいが不安を知人、友人にまで広めていいのだろうかとも思う。) ほんとにどうすれば良い? (自分に問うがそれでも、答えなんか出るわけも無い、表情に出るのは落ち込んだ困った顔だ。) もう……行こう (結局、少年は狂うことも、怒り叫ぶこともできない、我慢している、そんな中で森の中を歩いていく。) [Sat 25 Oct 2008 23:04:08]
◆オウル > (手遅れになって吸血鬼になって、手遅れになって最終的にこうして一人になって、そんな繰り返しが続くのは嫌だった。) … (いっそ、逃げ出したかったが、逃げることは自分にはできない「良い事からも悪いことからも逃げてはならない」そういうものがある。 他人に言っておいて、大きな時があったら、そのときだけ逃げるのは卑怯だと思った。) 何もできない、約束も守れない…… (結局自分は、友人や知人に何もしてやれないのではなかろうかと、そんな不安に陥る。 風が自分でも少し冷たく感じるぐらいに吹いていて、髪が風になびく。) [Sat 25 Oct 2008 22:52:14]
◆オウル > (どれくらい、そうやって夜風に当たりながらたっていたか知れない、寝床にも戻れず、怒りをぶつける場所も自分以外に無い。) 何でもっと早く、気づけなかった? (自分に対する声、思った以上に何か黒いものが乗っていた気がする、責めるのも怒るのも自分、何もできない自分。) 家族も場所も友達も守れなかったら…どうすればいい? (誰も守れず、助けられず、いつも何か起こった後に痛い目にあう、それが辛い、しかも何事も手遅れになった後だ、思い出せば嫌になってくる、頭が痛い、表情に乗るのは細めた瞳。) [Sat 25 Oct 2008 22:41:37]
◆オウル > (「着物着て、片腕がなくて、男の子か女の子かわからない位の子供みたいだった」 身に覚えがあった。 友達にそれらしいのが一人いるのはずっと覚えてる。) …嘘だ… (友達がハンターに捕まった? 信じたくもない 殺された? 認めたくもない。 そのとき自分は寝ていたかもしれないなんて、思いたくもない。 足なんてとっくに止まったままで地面を見ている。 目は久しぶりに琥珀の針目になっていた。) まだ自分は約束守ってないのに、死なれたり、消えられたりしたら…困るよ…エニシさん (まだ約束の笛を聞かせてあげてない、久しぶりに出た友人に対する言葉は俯いたままで漏れた。 今までの噂が全て真実だったとしたらと思ってしまう。 ) [Sat 25 Oct 2008 22:31:13]
◆オウル > (マフラー装備で銀髪に琥珀の瞳の少年は歩く、寝床になっているあの家へ向かう道、されど、森の中に入る手前という、そんな場所) …… (もうすぐ森に入る場所というところで立ち止まって、あの晩の後に村の人に簡単に話を聞かれた、なぜあんな所に一人で灯りも持たずに立っていたのか、ということ、理由はこちらも説明した。) … (「その吸血鬼なら死んだはずだよ、ハンターに殺されて」、その後、少し自分も聞き返したんだ、怖いから少し震えていたかもしれない声で 「どんな人だったんですか?」 って 森を見ている少年の表情は深く曇った。) [Sat 25 Oct 2008 22:15:23]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『あの家に帰る道』 [Sat 25 Oct 2008 22:04:56]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『そこで友人が死んだなんて、少年はいまだに気づけずに居る』 [Fri 24 Oct 2008 21:46:57]
◆オウル > (聞き込みなんか、始められたら、銀髪で目の色も目立つこの少年が噂話を聞いていた事位は解るだろうが、何処の誰かは知れないだろうと思う。) さてどうしようかな (これ以上は噂を拾えない気がする、拾っても似たような噂しか拾えないだろうとそろそろこの少年は考え始めていたから。) 一晩待って、何もなかったら帰るのでもいいかな… (結局何処の誰かまではわからない。 噂もそろそろ似たような物しか集まらない気がする。 建物を見ながら、少年はがっくりとしていた。) こんなとき、どうすれば解るんだろうね (心底困ったという顔をしながら少年は、その建物の様子を遠くから今夜は伺っている。) [Fri 24 Oct 2008 21:45:43]
◆オウル > (見えてきた、ずいぶんと頑丈そうな建物だと見て思った。) 百年たっても大丈夫そうな建物ってあんなのなのかな? (実際、木造なのでそんなに持つのか怪しいと思うが、少年的にはそう思ったらしい。) ぎりぎりかな… (誰か居て怪しまれても事なので、遠巻きにとりあえず一週をしてみようと歩く、周りから見たら、少し怪しいかもしれない、明かりも持たず、マフラー装着で歩いているのだから。) 別に中に明かりがともってるわけじゃないし… (中に人が居たら寝てるのか、あるいは誰も居ないのか、それとも外の様子を暗い中から伺っているのか、これ以上近づいたら、何かやばそうなのでもどかしそうに一周して立ち止まる。) [Fri 24 Oct 2008 21:33:43]
◆オウル > (少しだけ、この村は騒がしい、前に行った怖い村とは違う意味で騒がしい。 首につけたマフラーをしっかり着けなおして思うのはそんな事だった。) 嫌な騒がしさもあるにはあるけど (なんというか、まだ緩まりきっていない感じの騒がしさで奇妙な気がする。) とりあえず、もう少しいったら、その場所だし… (とりあえず、マフラーと笛だけは死守しなければならない、マフラー取られたら、いろんな意味で気味悪がられそうだと思ったから、もうすぐ吸血鬼が捕まって居たという場所に着く。 少しだけ、警戒心持ちつつも、結局は嘘などは言えない性格なのだから意味はないかもしれない。) [Fri 24 Oct 2008 21:20:01]
◆オウル > (村の人たちは、話してみると意外と親切な人が多かったのを思い出しながら、緊張を少しでもなくそうと努力していた。) なんか、人と話してると暖かい (胸の中にある何時もの冷たさが、誰かと僅かでも話している間は忘れられる。 それには少しだけ笑み浮かべて、道を歩く。) そういえば…… (「銃声を聞いた」なんて噂もある。 けれど所詮は噂、確証は無い。) 関係ないか…猟師さんが夜中撃ったなんて事もあるかもだし (自分が今向かっているのは、その吸血鬼が居たという場所、とりあえず遠巻きにでも見てみようと思ったから、今もこうして少しずつ、その場所に近づいている。) [Fri 24 Oct 2008 21:08:58]
◆オウル > (地方村の村々を歩き回って、最近ようやく少し人から話を聞くことができた。 けれど、「捕まった吸血鬼はもう死んだんじゃないか?」 というような話しか聞けず、結局、その吸血鬼が捕まっていたという村まで来たのがつい先ほど、銀髪に琥珀の瞳の少年は今もその村に居る。) こんなところまで来て… (怖くないといったら多分嘘だ、吸血鬼を捕まえた人がまだこの辺りに居たら? そんな恐怖もある。) でも… (自分の目で確かめなければならないし、『死』は噂だ、事実である可能性も無い可能性もあるのだから。 表情には少しだけ緊張が伺える。) [Fri 24 Oct 2008 20:59:19]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『聞いた噂は 「死」 だった』 [Fri 24 Oct 2008 20:49:01]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( 私は、口を開こう。 )』 [Thu 23 Oct 2008 02:33:20]
◆シャリネ > ( 人は多分、それを「投げ出す」と言うのかもしれない。 けれど、それが、新たな道を作ることもあるのなら―――今は、目を閉じてしまおう。 ) …… 。( 私も幸せを願いたい。今、目の前にいる彼女-わたし-が、 愛を貫くのなら。 微笑んだ表情のまま。「ありがとう」と、続いた言葉には髪を撫でるまま。 ) ――― 応援してる。 ( この子と、共有できるものがあるから。だから、私はまだ、歌が歌えているんだと思う。―――それを、強く実感した今日。 言の葉は、貴女の願いを。そして、歌い手は、それをいつか歌にしよう。 ) ……あ。あとね。 ( ふと、思い出して。 ) 言ってなかったよね。 遅くなっちゃった。( それは、貴女の友人の生死の話。 辛くても、残酷でも。――― 事実は、必ず其処に在ってしまう。だから。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:33:09]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『手紙には言の葉が乗る』 [Thu 23 Oct 2008 02:25:52]
◆ヴァネッサ > ――――。 ( 紅の瞳に貴女は映る。貴女の瞳にもきっと私が映っているのだろうか ) ――ありがと ( ただ、短く柔らかに答えよう。 そして、 ) シャリネも綺麗 ( そう小さく囁いた。 まだつぼみのようにも思えてしまう。 きっと、冬が過ぎれば貴女はもっと綺麗になるのだろうって思ってしまって ) [Thu 23 Oct 2008 02:25:06]
◆ヴァネッサ > ( それは擦り落とすなんていう生々しいものじゃなくて、書かれているノートをそれごと捨てるみたいなものかもしれない )( だからって、それは本人の持ち物だから、それを怒ることも出来るものじゃないと思う。 でも、落としましたよ?って拾ってあげるのはきっとお節介って言われるだろう。 だから、私の涙は止まらないのだから。無力だから ) そうかもしれない。 でも、それもきっと優しさだと思う。 忘れるから守れるものもあるから…。 ―――忘れることを責めることなんて、出来ない ( 温かさと冷たさが重なる。そうなるとどうなる。 両方とも温かくなるんだと思う。 だから、私は言葉を続けられる。落ちる涙は掬ってもらえるから ) ――――― ( 思い出してと迫るだけが愛じゃないと思う。 ただ、そっと幸せを願いたいから。 きっと、忘れてしまった今ならあのときよりも幸せの近くにあの人はいると思ってしまうから ) [Thu 23 Oct 2008 02:20:44]
◆シャリネ > ―――カリン。 (貴女へ、向き合うように瞳重ねて。) ……綺麗だよ。( 今の貴女。 ―――囁くような。声色で。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:03:02]
◆シャリネ > ( 空白に戻す。白紙に戻る。それってきっと、一番の罪。―――だって、忘れられてしまった人たちは、どうすればいいの?それも身勝手だと、彼は言うのかな。過ぎる思考よりも、貴女の笑顔と向き合えば、更に私は笑えなくなる。心配そうな顔を浮かべることが出来たのは、その後の話。 ――― そして。「忘れられることは、ずるくないことだと思う」 その言葉に、娘は息を止めた。 目を見開いて、その数秒。 生きているから、忘れていく。それは、ひとつの魔法のように。――― だから、きっと私は忘れられなかった。抗うように、時の長い者の使命(さだめ)として、人の輪廻を受け容れるようにと。 此処までくると主観の話になってしまう。 それでも、彼女は泣いている。 だから、私は「忘れない」と。思ってしまうんだと思う。 ) …… カリン。 生きてることは、身勝手かもしれないね。 …忘れることも、できてしまういきものだから。( わかるよ。と。零れ落ちる涙を、指でなく、言葉が掬い上げようとするように。 容易くても。 ―――繋がる手のひらは優しい。小さな声が、まるで、消えてしまいそうな蛍のようで ) …… 。( 言い聞かせるような。答えを、辛さを。解くような魔法を、ほしがっていることがわかってしまうから。だから――― 悲痛の表情を隠すように、俯いて。代わりに、抱き締めて。 ) ――― うん。( 頷くのが、精一杯。 ここで、もっと良い友人なら。「そんな彼やめなよ」ってきっといえる。でも、そんな彼を好きになったことが、私にもわかるから。 だから。―――そして。 )( 次いだ言葉に、目を見開いて――― ふわり。淡い微笑。 ) [Thu 23 Oct 2008 02:02:28]
◆ヴァネッサ > だから、返事 書こうと思います ( 丁寧に、小さくちゃんとした言葉で ) [Thu 23 Oct 2008 01:50:46]
◆ヴァネッサ > ( 貴女が本当はどういう風に思っているか、それはわからないけれど、血の女はそう思っていて。 勝手な解釈だけれども ) ( 何かもすっきりすっぱり綺麗に忘れてしまった。今まであったこと全部。長い時間の末にじゃない。一瞬、本当に一瞬で。 今まで出会った人の声、顔、感触、思い出、喜び、絆、友情、愛情、憎悪、悲しみ、そして決意と自分で言った言葉。 忘れてしまったということだろうか ) ――― うん。そうだね… ( 笑みは崩れない。目の前にいる笑っていない貴女の表情が何故だか、鏡に映る自分の表情のような気がしてしまう ) 忘れることは、ずるくないことだと、思うの。 私だって、毎日少しずつ削れて行くもの。 ずるいのは、その時間だと思うんだ ( 貴女の手に力が入っているのがわかる。零れ落ちるバニラの香りの水。 自分の瞳からもまた大粒の朱の香りの水が零れ落ちる ) ――― 少しずつだけ、なのにね ( 貴女と同じように自分も貴女の銀の髪に手をやろう。こうしていれば、繋がっていられるような気がしたから ) ―――シャリネ。 きっと、あの人とっては辛かったんだと思うの… ( 小さい声で。 まるで、それでいいんだよね?って聞くみたいに ) [Thu 23 Oct 2008 01:50:04]
◆シャリネ > ( 違う。――― きっと。 何処かで同じ気持ちを共有しているようなエゴがあるから。だからきっと、私は―――。 ) (ゼンブワスレチャッタンダッテ) ――― そう。 ( 空白の間が、どれだけあったのか、自分でもわからない。かつて愛したひとが。今、目の前にいる大切な友人が愛しているあのひとが。 )( ゼンブ、ワスレテシマッタ ) (その言葉だけが、ぐるぐる、廻る。―――その笑顔が、痛々しい。同時に、自分の表情は、酷かったのかもしれない。 ……ふわり。 微笑んでも。 空色は笑えなかった。 ) ―――― ずるいね。( なんでも簡単に忘れられるのなら。 人は、もっと薄っぺらい。 ) ( 悔しくて、気がついたら抱く腕に力が込められていた。 貴女ほどの力はなくとも、自分の中できっと、物凄い強い力。 ) …… 辛いね。 嫌だよね。 忘れられちゃうなんて、ずるいよ。( 嗚呼、こんなこと言ったってだめなのに。私が泣いたって、だめなのに。 気がついたら、バニラの香りが強く、強く。水が零れ落ちて。私も静かに泣いていた。 ) ―――― 忘れられないのにね。私たちは。 ( 同じ銀の髪を、撫でる指。 繋がるように、想いを半分、分け与えられるように。) [Thu 23 Oct 2008 01:34:07]
◆ヴァネッサ > ( きっと同じように脆い貴女なのに、今はとても力強く思えてしまう。 傷を持っている貴女なのに、本当に強く思えて ) ( 言葉をつむぎ出せば、もうポロリポロリと零れ落ちるように言葉が出てくる。 一つ落ちるたびに頭の中が徐々に白くなっていくような感覚がして ) ――――― ( あの手紙が届いたとき、その紙一重の想いを強風がさらっていくような感覚がした。 飛んでしまったその紙を目で追うことも出来ないくらいに急に ) ――――だからね ( 驚いているのは目に見えてわかる。いや、驚いているなんていう簡単なものではない。表すことの出来ない夢と現実が合わさったような風に思える ) 全部、忘れちゃったんだって ( 何でだろう。人前だからなのかもしれない。 何故か笑みを浮かべてしまう。瞳からは涙が零れ落ちていて、頬を伝っているのに、私は貴女に笑顔を向けてしまうことだろう ) [Thu 23 Oct 2008 01:24:11]
◆シャリネ > ――― え?( 言葉が飲み込めない。私は聞き間違えをしたの?自分がどんな表情をしていたかもわからない。ただ、今夢を見ていたのという思考感覚 ) ……… なに? それ。( ぽそりと。 ――本当に、とも問えなかった ) [Thu 23 Oct 2008 01:15:23]
◆シャリネ > ( 震える声。陶器のような脆さを、ただ。腕の中で感じて。その傷跡を私は癒せない。少し、軽くすることは出来ても。―――そして、きっと私も同じ。 )( 答えなくてもよかった。話してくれなくてもよかった。軽く出来るのなら、どちらでも。―――けれど。 ) ……手紙?( 「あのひと」 といわれて、誰か思い浮かばないわけが無い。 一度、愛したひと。 だから。 少しだけ。眉を寄せてしまったのが、自分でもわかってしまった。それでも、あやすように。 ) ――― うん。 ( 私もきっと、恐いと思う。愛しいあのひとから手紙が着たら、どうなんだろう。安心するのか。…それとも、不安になるのか。好きだからこそ紙一重。 考えが過ぎって、また、貴女へ意識が移る。重ねるような感覚。 ) ( ――― なんて、書いてあったの? そう、促す前に。 言葉が出る前に。 首を小さく傾げていた。 そうして、耳に入った言葉に。 ) [Thu 23 Oct 2008 01:13:40]
◆ヴァネッサ > ―――――――記憶喪失だって ( その言葉はとても簡単にするりと出てきた。不思議だった。 そして、同時にあぁ、またこうして頼ってしまうんだなって、心のどこかで思ってしまう ) [Thu 23 Oct 2008 01:06:53]
◆ヴァネッサ > ( 本当に消えてしまえたら楽なのだろう。もし、誘われたのなら本当に一緒に消えてしまうかもしれない。 それほどに弱っていた ) ――― シャリネ ( 同じように小さいけれど、震える声。 抱きしめられたら崩れてしまいそうな心。 貴女が創ってくれた涙を隠してくれる囲いの中で、ただ声をあげるでもなく、静かに、静かに涙を流そう ) ―――…… ( 貴女の言葉にすぐに答えることが出来なかった。言ってもいいのだろうか。 だって、それは傷を抉るような気がしてしまうから。 それは貴女だけじゃなくて、自分の傷をも。 でも、それでも優しく触れてくれるあなたの手を感じて ) 手紙がきた、んだ。 あの人から ( 静かに言葉を続けよう。せせらぎの音で二人にしか聞こえないくらいに小さい声で ) 何が書いてあるか、怖かったんだ… ( もう手紙は止めて欲しい。送った手紙がそのまま帰ってくる。 悪いことがたくさん頭の中に浮かんでいた ) そうしたら、ね。 なんて書いてあったと思う…? ( 少し、渇いた笑い。自分を笑う。 泣きたいくらいに ) [Thu 23 Oct 2008 01:06:05]
◆シャリネ > ( 見えるのは、弱弱しい貴女。嗚呼―――このまま、消えてしまえたらいいのにね。 二人なら、恐くないかな。そんな風な思考が過ぎっては消えて、自分の考えに心の中で首を振った。何を考えているの。 代わりに、頷いた。 ) ――― カリン。 ( 小さく、歌うような声色が、奏でた名前。そのまましゃがみこんで、抱き締めてしまおうか。 ) ( 無言の間、ただ只管。貴女が泣ける場所を。 ) ―――どうしたの… ? ( やんわり、髪を撫でながら ) [Thu 23 Oct 2008 00:56:47]
◆ヴァネッサ > ( 耳鳴りの中に響く一つの音。鈴の音が耳鳴りをかき消してしまったかのように耳に周りの音が帰ってくる ) ―――ぁ ( 微かに香ってくるのはバニラの香り。それが次第に強くなっていく。 鈴の音も近づいてきて、手に入っていた力が少し抜けていく。 まだ渦巻くものは真ん中よりも少し外れたところで動いているけど、それでも少しだけ、軽くなって ) シャリネ…? ( 頭に触れる優しい手。 その手の主の声は忘れるわけも無い声。 ゆっくりと貴女の方を向きながら、潤んだ瞳を向けよう ) シャリネ…っ ( そして、何かが緩んでしまったのか、すっと頬に一筋のものが伝うだろう。 でも、言葉は出てこなくて、言葉にならない声だけが口から出てしまう ) [Thu 23 Oct 2008 00:52:39]
◆シャリネ > ( 先日、かの有名な自警団の眠りの隊長と川辺で話した後、気がつけば病院にいた。今日がお仕事のお休みの日で、心底良かったと思う。歌の仕事で忙しかった自分は地方村に帰ってきて、彷徨う様にまた、川辺の上流へ足を運んでいた。手に宿るのは、今日が一番咲き盛りの花束。それを、花輪飾りにし、鈴の装飾が。その鈴が悪戯に音を立てて。足音よりも、響く。 ) ( ふらふらと彷徨って。夜に一人で出歩くのは危険です。と、幾度心配されただろう。約束を破るたびに謝っていた自分。守っていた自分が懐かしい。 ) ―――― 。( ふと、足音を止めた。 小さな子猫のように丸まった、その姿を。空色が確りと捉えた時。ぼんやりとその姿が形になって。 再び、足を動かした。 叢を踏むリズムは、アンダンテよりも遅い。 ) …… 大丈夫? ( 掬い上げるように、少し身を屈めて。 震える貴女の頭を撫でようとする手のひら。 ) [Thu 23 Oct 2008 00:41:02]
お知らせ > 鈴音さんが入室されました。 『 ―――リィ ン 』 [Thu 23 Oct 2008 00:33:26]
◆ヴァネッサ > ( 川の音、風の声、秋虫の音色。 耳に届くそれが耳鳴りのように頭の中で響く。 その原因であるのは手紙。 誰だって、あんな手紙がきたら、どうかしてしまうに決まっている ) ( 記憶喪失。 簡単に言ってしまえば、手紙の内容はコレだけだと思う。もっとたくさん描かれていたと思うけど、残るのはこれのみ ) 何さ…それ…っ ( 声色は震えている。せせらぎのにかき消されてしまうんじゃないかと思うくらいに小さい声。 手紙をよこしたあの人は全てを忘れて、アングリマーラの地にいる。 そう、全てを忘れて。 今は何をすることはないと言って、あの地に残ったあの人。 覚えてくれるといってくれたあの人。 それが、全てを忘れたと手紙に書いてよこしてきた ) 何さ… ( 膝を抱え込んだ手に力が入る。 爪が食い込むくらいに自分を壊してしまうかと思うくらいに強く力をこめる。 渦巻く感情をどこに向けていいのかわからないから ) [Thu 23 Oct 2008 00:25:32]
◆ヴァネッサ > ( そんな日々がどれ程続いただろうか。 今はただ人気のない川辺に座り込んで、空を映す水の流れに目をやる ) ( 留まることの無い川の流れのように、血の女の心の中は乱れている。 心の川は清流ではない ) ――――ぅ ( 元々冒険向けの服。汚れることなんて気にはしない。座り込み膝を抱え込んだまま、小さい声を漏らす。 鼻がツンとするような感覚がする。瞳が厚く感じるけど、頬を伝うものは無かった ) ――――っぅ ( それは宿に届いた返事の手紙。 不安の中出した手紙の返事。 その内容は、今の自分では到底耐えられるものではなくて。 友人のこと、手紙のこと、最近のよくない噂。それらが頭の中でミキサーにかけられたみたいにぐちゃぐちゃになって ) [Thu 23 Oct 2008 00:10:30]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『地方村と街を往復する日々』 [Thu 23 Oct 2008 00:04:02]
お知らせ > オウルさんが帰りました。 『立ち聞き程度の噂を聞く位しかできないのが少しだけ悔しかった』 [Sun 19 Oct 2008 21:39:51]
◆オウル > (何処に行けば、「捕まった吸血鬼」の話は聞けるんだろうかと少し考える。) 朝動き回って聞ければいいけど…朝は寝ちゃってるしね… (それに、最近は少し、すぐに喉が渇く気がする。 少し前みたいに苦しくなったりしないのが少しだけ怖くもある。) とりあえず、そろそろ一度戻って、食事でもしようかな (野宿をするより、一度あの家に戻って休んでからの方がいろいろ都合が良いから。) …少し怖い (引き返して戻り行く時は少しだけ小走りだった。) [Sun 19 Oct 2008 21:38:20]
◆オウル > (その一軒一軒の間を歩いている間は思考の時間、家が近いようなら、少し警戒して歩かないとこの村は怖い気がした。) 物騒なのかな…今この村 (人が見当たらない、人影が見えたとしてもすぐに隠れてしまうような感じがする。) あまり…いい気はしないよね (複雑そうな表情を浮かべた、噂は拾えない人があまり見えないから聞けもしない。) 聞こうと思ったときに人がいないのは……嫌なかんじ… (歩きながらそんな事をぼやいた。) [Sun 19 Oct 2008 21:29:47]
◆オウル > (村はそれでも騒がしい、家々の明かりは消えているのに人々は起きているような、そんな気がする。) こういうのなんか、嫌だな (見られているみたいで、監視されているみたいで、好きになれない。 表情は複雑そうだが、村はまだまだ先がある。) こんな調子で村抜けるなら、森の中にでも入ってった方がましかな…? (一人は嫌だが、こうやって遠目に見られているようなのは好かない、怖がられているような気がするからだ。) 誰か知ってる人のところに行った方が良いのかな (これだけ、騒がしい感じがするなら、地方村から少し離れた方がいいのかもしれないと少しだけ思う、変なことに巻き込まれても、自分は仕方ないが、自分の知り合い・友人を巻き込むことは避けたいから、歩けど歩けど、村はまだ続いている、農場とか牧場のある場所は一軒一軒の間がすごく離れているので遠く・広く感じる。) [Sun 19 Oct 2008 21:21:17]
◆オウル > (村を歩いていれば、崩れた家が目に入る、囲いとかそういうのがされて人が入れないようになっている。) 騒がしさの原因はこれかな… (近づく気にもなれない、修繕やらは始まっているようだが、ひどい壊れようなのは見て解る。) あの時みたいに騒がしくなるのはごめんだな (此処は自分の寝床にしている、はずれの家からそう遠くない、もしハンターが山狩りなんて始めたらあの家は多分見つかる。 そんな事を少しあきらめ気味に言いながら銀髪揺らして歩く。) 自分が寝てる間にどんな騒ぎがあったのか全然わからないのに…… (胸騒ぎだけがする、だから自分はこうして、心配の芽を潰したいから噂を拾ってみようと歩いている、けれど地方村は広くて、いまだに手がかりなし、自分から聞こうとしないのだから無理もない。) [Sun 19 Oct 2008 21:07:32]
◆オウル > (今こうして村に入ってみたら騒がしかった、もう、こんな夜なら農場や牧場がある場所は眠ってしまって静かなはずなのにだ。) 立ち聞き程度じゃたいした噂も聞けないけど……これはこれで騒がしい (明かりも持たず、琥珀の目は夜闇を見通す、朝も夜も見える距離なんて対して変わらない。 相変わらずマフラー装備で首元は隠している、笛はケースに入れてズボンポケットの中、追い風で銀髪が視界に入ればしかめっ面浮かべた。) 髪が…じゃま (髪の結び方なんか知らないから伸ばし放題、おかげで最近は、少しこの長い髪が気になる。) [Sun 19 Oct 2008 20:56:18]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『騒がしい』 [Sun 19 Oct 2008 20:47:58]
お知らせ > トートさんが帰りました。 『 … おやすみなさい。 ( 小さな水晶球に、唇を寄せた )』 [Thu 16 Oct 2008 01:55:58]
◆トート > ――――― ( 愛らしく笑みを浮かべ 入り込んだひかり。 触れた水晶球が、あたたかに感じられたのは きっと、気のせいなのだろう けれど。 ) ―――― ( 門だって、岐路の一つにすぎない。 まだ、道の途中。 …けれど今は。 再びうまれ出づるまで ) [Thu 16 Oct 2008 01:55:09]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『少年は――転生の道を選択する』 [Thu 16 Oct 2008 01:52:12]
◆幽鬼 > ( 気づけば謝ってばかりだった。 自覚しないけれども、何処かに負い目があったのかもしれない。 だからそう―――幸せだった記憶は、それと同時に数え切れない後悔も思い返してしまう。 ) ――――― やっぱり ゴメンなさいも言わなくちゃ。 ( やっぱり謝りたいんだ。 けれど本当に伝えたい気持ちはそれじゃなかった。 )( こうして面と向かって教えられるまで気付かなかったなんて。 やっぱり僕は馬鹿な弟だったなあ。 ) だけど それよりも 何よりも言わなくちゃいけない言葉もあったんですね。 ( 笑った。 最後は――何時もの様に笑えた気がする。 子供らしい―――年相応の純真な笑みを。 ) ありがとう ( 今度はハッキリと。 その言葉は、目の前の貴女にではなくて―――― )( 最後の終わりは後悔でも謝罪でもなく、ただ感謝の気持ちがあった。 白の色は人の優しさに染まり、拒むこともなくその死神の水晶の中へと。 ) [Thu 16 Oct 2008 01:44:01]
◆トート > ―――― 記憶、すべて ( ぽつ、と ) ( 独り言のように。 死神は言葉を、零す ) …… 後悔の色に染めてしまうことは ないと思います けれど。 ( また守れなかった。 迷子だった。 どうしようもない弟だった。 そんな言葉で、幸せだった記憶まで暗色で塗り潰す事はないだろう、と )( … けれど。 ひと の、感覚ではどうなのだろう。 そう思うから、死神の言葉は遠慮がちなもの。 ) ――― ごめんなさい より 他に、 言う言葉があるの では? ( くびをかしげ。 )( どうせなら あたたかいきもちで ゆけばいい、のに ) ――― ( 手を重ねて ) ( 告げる言葉を、そう、 …死 神にではなく。 ) … どういたしまして。 ( 淡とした声が、応え )( 貴方が拒まなければ、 アナタの朧なひかりは 死神の持つ、水晶球のなかへ ) [Thu 16 Oct 2008 01:27:04]
◆幽鬼 > ( 頭の周りは決して悪くはなかった。 魔女が為した封も解けて、全ての事柄を思い出せれば今この状況がどういう意味なのかを理解できる。 ) ―――― 本当に どうしようもない 弟で ―――――― ( 泣き虫だった癖に。 もう涙を流す事すら出来ない。 幸福に溢れていたのに、けれど幸せに満ちていた自分の選択は後悔ばかりだった。 馬鹿者だな。 それを何一つ清算出来ずにこうなった。 ) ( 約束 それは自分が破ってばかりいたもの。 差し出されたその右手をそっと手に取って。 ) ( ありがとう ) ( 迷子で居続けた魂は、それを見つけてくれた死神に小さくお礼を言った。 ) [Thu 16 Oct 2008 01:13:27]
◆トート > ( 聡い子ども。 己のちょっとした所作に自身がなんであるか気づき、そして己の言動から己が”何”であるか、察しているのだろう。 ) ――― … 。 ( なきそうなこども。 けれど死神は ただ、黙ってその子が紡ぐ言の葉を、きいているだけ。 ) … ( これでもう 迷子にはならないのか。 ) ( 向けられた問いかけに 死神は目を伏せ、 そうしてゆっくりと瞼を持ち上げ ) ――― ”約束” しましょう。 私が 貴方を、”門”までつれてゆく と。 ( 右手を、差し伸べて ) ( 迷子の道案内役を、申し出る ) [Thu 16 Oct 2008 01:02:04]
◆幽鬼 > ( さあ――ここでは答えを出す事は出来ない。 ただ一つの結果として、この場にエニシ“だった”者はいた。 ) ―――――― ( 思い出した。 全部全部。 『本当に』 全部。 )( そっか。 約束をして。 そして また それを果たせずに終わったのか。 本当に 何処までも駄目な弟だ。 ) ( 風が吹いた。 けれども自分の髪も服もたなびかない。 既にもう何もかもこの世に干渉する事は出来なくなった。 )( ハッキリとした拒否の答え。 泣きそうな顔で笑いながら、やっぱりなんて呟いてしまった。 ) また 約束を守れなかったんです。 ………これでもう。 迷子になるのは三度目なんです。 ( 一度目はお姉ちゃんに拾われた。 二度目は姉様に拾われた。 ) これでもう 僕は迷子にはならないんですか ? ( 貴女が案内してくれるのか。 僕の行かなくてはいけない場所へと。 ―――もう、ここには帰ってこれる事はないのかと。 それは良く分かった。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:49:46]
◆トート > ( 死者にタマシイはあるのだろうか。 或いは、吸い集められた者たちの生の欠片が寄り集まったモノがソレなのか。 死神であってもその問いに安易に答えは出ない。もしくは出せない ) ―――― … 。 ( 笑う子どもを視界に収めながらも、死神は何も言わず ただ、伸ばした手を引いて そっと鎌の柄に添える。 ) ( 問いかけは 縋るように、聞こえた ) ――― 申し訳ありませんが、 ( 死神は、まっすぐ貴方を見つめ ) それは、私が許しません。 ( きっぱりと、振り払う声。 )( ぽつり、 ぽつり。 思い出したように虫が鳴いては 途切れ 途切れては、 鳴く。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:33:20]
◆幽鬼 > ( 他者の命の欠片を吸っていく事により生き長らえる呪われた種族。 その魂の形に歪みが生まれるのは自明のことか。 ) ――――――― ( 道の 途中 )( 抵抗なく自らの体を突きぬける腕。 瞬きしながらそれを見つめて――――笑った。 悲しそうに。 ) ああ ―――― そっか。 ( それは分かりやすい答え。 自分の声も、感触も。 何もかもが違って感じる理由の正答。 ) ねえ――――? 此処に居続けることは 出来ないの ? ( 虫の音が止んだ静寂を打ち破る子供の声。 子供だったものの声。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:22:42]
◆トート > ( 死神は、まだその種族を看破出来ていない が、常日頃目にしているようなタマシイたちの形とは異なものである事くらいは感じられたようだ。 ) ――― ひとめ。 ( 一目。 )( 成る程、と思いながら 黒い少女はゆっくりと瞬きを した。 ) … ここは、 ( 死神は 左手を鎌から離して 手を、伸ばし ) ――― まだ、道の途中です よ。 ( … ただ伸ばされただけの 肉を纏った手は、アナタが避けなければ おそらく、アナタの体をまっすぐ突き抜けるだろう けれ、ど ) … ( さぁ、と 風がゆきすぎて いっとき、虫の音がやむ ) [Thu 16 Oct 2008 00:11:59]
◆幽鬼 > ( 既に一度吸血鬼という形でその魂は歪められてしまっている。 その印象は正しく正鵠を射ていた。 ) はい、こんばんわ。 ―― あはっ “坊や”ってひとめでいわれたの、すっごいひさしぶりかも ( 笑う。 けれどその声はやっぱりいつもと何かが違う。 )( ――――違うな。 声だけじゃないや。 いつもと違っているの。 ) ………… ねえ どこですかここは? ( 目の前の貴女にそんな事を質問しよう。 ) [Thu 16 Oct 2008 00:02:18]
◆トート > … ( ベルの音は止まった。 死神の歩みも止まるだろう。 ) ――― In that lane (その小道には) ( まっすぐ視線を向けた先。 アナタの姿 視界にも、捉えられたなら、少女は目を細め ) ( ――― それは、タマシイと呼ぶには歪に思えた。 もうとうに滅んだモノの骸。欠片。意識の断片。 真実は知らねど、そんな印象を死神は受けただろう。 ) ――― こんばんは、坊や。 ( アストラルのモノが相手ならば、死神は目に映るのとは別の感覚でアナタを知るだろう。だから坊や。 ) … 単なるわらべうたですよ。 ――― どうか、しました? ( ベルをしまいながら 体ごとアナタと向き合い 両手で鎌を握り直そう ) [Wed 15 Oct 2008 23:50:42]
◆幽鬼 > ( 歌が終わる。 黒い黒い真っ黒な人。 その人に向けて微笑みかける。 ) きれいなうた ですね。 ( そう言って。 ) ――――― ……… ? ( その声が自分の物ではないような違和感が強くて。 ゆったりとした動作で喉元に手を当てながら小首を傾げた。 ) [Wed 15 Oct 2008 23:39:01]
◆トート > ......In that kingdom is a city, In that city is a towm, In that town there is a street, In that street there winds a lane ――― (その国には都市がありその都市には街がありその街には道がありその道には小道がありその小道には)( ゆっくりと。 ひどくゆっくりと、散歩でもしているかのように。 歩みながら、死神は微かな声で唄う。 ) ―――― ( 視覚よりは 感覚。 気配。 それらでもって、その存在を近く捉えられたなら、 ) ( りンッ、 ) ( 一度だけ短くベルを鳴らして、 奏でる音を止めたのだろうけれ ど ) [Wed 15 Oct 2008 23:32:19]
◆幽鬼 > ( 灯りに集る蛾のように。 その音色に魅かれた亡霊は鈴の音に近付いていく。 )( 小さな子供だった。 その幼い顔立ちは性差の判別がし辛く、体型を隠すような着物の姿がより一層それを助長させているだろう。 それともう一つ。 目を惹くのはその髪の毛が色素を失ったような白な事。 ) ―――― ――― ……… ? ( 少し 分からなかった。 どうしてこの人の傍に近づきたがったのか。 だから相手の近くに寄ったその亡霊は不思議そうに首を傾げて。 ) [Wed 15 Oct 2008 23:22:51]
◆トート > ( けれど、この 呼ぶ というのがこの死神はとても苦手だ。 強制力は余り強くないだろう。もっとも”死者”の中にはコレを嫌うようなのもいるようだから―― あんまり意味はないのかもしれない。 ) ―― This is the key of the kingdom; (これは王国の鍵) ( 気まぐれに歌を口ずさむは、気が逸れてきたのではなくむしろその逆、意識を集中させようとして ) ( チリィ ン ) ( 鈴の音の余韻の引く前に、次の音が響く ) [Wed 15 Oct 2008 23:16:00]
お知らせ > 幽鬼さんが来ました。 『――― ――』 [Wed 15 Oct 2008 23:14:02]
◆トート > ( 頬にかかる髪先のくすぐったさは気にかかったけれど、それで今、集中を途切れさせてしまうのは困る。 ) ( 鈴を持つのとは反対側の、少女の手には不似合いに大きな鎌。 幾ら実りの季節とはいえ、其を刈り取るには大きすぎる得物。 灯りは持っていない。けれどまァるい月のあかりの下、少女の歩みは澱みなく。 ) ――― … ( 郊外は広い。 とても、広い。 ) ( 既に居場所を看破しているモノはいいのだけれど、ソレ以外のものたちを一々捜してなどいられないから――― だから、呼ぶ。 ) [Wed 15 Oct 2008 22:56:33]
◆トート > ( 鈴の音が鳴る ) ( 鈴の音が、呼ぶ ) ―――― … ( リィ ン ) ( 音は、畦道を歩く少女の手元から。 虫の音に紛れて響き渡る。 )( 風がさァ っと、草原を撫でて行過ぎた。 ) ―― ( けれど少女は風で乱れた黒髪に構わずに ) [Wed 15 Oct 2008 22:46:12]
お知らせ > トートさんが入室されました。 『( ――― ちり ィ ン )』 [Wed 15 Oct 2008 22:34:45]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『結局たいした噂は拾えない、そのほうが幸いなのかもしれないが,』 [Tue 14 Oct 2008 22:14:00]
◆オウル > (足を止めて曇り空を眺めて、まだここに居て少しでも調べるべきだといっている自分と、早く逃げろと騒ぐ自分がいる。) スラムにいれば鈴がうるさいけど、あそこは悪い場所じゃない (スラムは嫌いじゃない、初めて友人と出会った場所だから。) でもここは、なんだかんだで生まれて育った場所、一応家もあるし (人として生きて、育ち、死んだ場所、嫌いになれないばしょ、好きにもなれない場所) とりあえず、もう少しだけ… (噂話くらい拾えるだろうと、もう少しだけ、地方村の中を歩こうと視線を正面に移して歩いていく。) [Tue 14 Oct 2008 22:13:16]
◆オウル > (噂が本当だとして、どんな吸血鬼が捕まったんだろうか、今どうしているんだろうか、そんな疑問もあるがこの少年の友人だとはこの少年は露とも知らない、知っていたら無謀な行動に出ていたかもしれないが。) もし、捕まってるのが友達とか知り合いだったら (考えたくもない、今の自分を形作った人が一人でも欠ける、一つを失うのは幾千もの苦しみと憎しみと怒りになり得る、少年はそれを深く知らないだけ、いなくなれば辛くて苦しくなるのはだけは解る、表情に出るのは考えて複雑そうな表情、少しだけ恐怖の色が見えるそれ。) やめよ……いやな事考えるのは (一人だと何時も、いやなことを考える、捕まっているのは知り合いなんじゃないだろうかと、そんなことを考えてしまっている。 足はいつの間にか止まっていた。) [Tue 14 Oct 2008 22:02:05]
◆オウル > (地方村の中を明かりも持たずに歩く銀髪に琥珀の目の青年風貌が一人、風に銀髪が揺れる、マフラーは何時ものように首の傷を隠している。) … (「吸血鬼が捕まったらしい、それも子供の」、幸いなのは殺されたとかそういう話がこの少年に入らないことか、噂だから不確かではあるけれど、動くには遅かったかもしれない、知るのが遅すぎたかもしれない、風が騒がしく、この少年には感じられた。) もっと早く気づけばよかった、騒がしいのに (幾日も寝ていたものだから、気づけなかった、スラムにでもいって、ほとぼりが冷めるのを待つべきなんだろうか、そんなことを考えながら、夜の闇の中を一人歩く。) [Tue 14 Oct 2008 21:51:10]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『噂話を聞いた』 [Tue 14 Oct 2008 21:41:28]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( 祈るのは、得体の知れない霧に包まれていた部屋から、カムラを連れ出した後。 )』 [Mon 13 Oct 2008 05:47:48]
◆セレニア > ( 『ごめんなさい』 ? ) ( 少年の身体が崩れ落ちるのを確認し、短銃と剣をベルトに納めながら、耳に残った言葉を思う。 たまに、こうして滅びるヴァンパイアがある。 それは、喰らってきた者への謝罪だろうか。 それとも宗教的な懺悔だろうか。 ) ( 分からない。 ただ、最後の一言がそれまでの命乞いとは違うことだけは、感じることができた。 ) [Mon 13 Oct 2008 05:43:09]
◆セレニア > ( カムラ、危険です。 というか、迂闊。 この少女の目には、そんな風にしか映らない。 それなりの解釈で手を止めただけ、だから――― ) ( 切れ切れになるヴァンパイアの言葉に、この期に及んで拷問にかけるほどのことはないと納得すれば、引き鉄を引く指は軽かった。 この状態から、VHGの施設まで搬送しようとしても持たないだろう。 意識にあるのはそんな判断だけで。 ) 光あれ。 ( 撃鉄が落ち、祝福された銀鍍金の銃弾がヴァンパイアの頭部を射抜く。 封じられた彼の想いは、もう二度と誰に伝えられることもなく、その身体と共に灰に帰す。 あるいは人を愛することを知っているその心が、奇跡を起こすこともあるかもしれないが… ) ( 彼が最後に口にしようとした嫌味は、言われるまでもない。 十分に自覚しているという意味ではなく、むしろそんなことは露ほどにも考えていないけれど、思い知ることになるからだ。 これから、いつか、どこかで、必ず。 当たり前になってしまったこの感触を、反芻しなければならない時がやってくる。 だから、最後をそんな、つまらない言葉で汚すことはない。 ) [Mon 13 Oct 2008 05:35:47]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『( 幸せ でした )』 [Mon 13 Oct 2008 05:09:07]
◆エニシ > ( 塵に過ぎなかった存在は 塵に還る。 Dust to Dust. ヴァンパイアの証たるものとして、少年の体は緩やかに灰へと還っていく。 ) ( けどね ぼく は ) [Mon 13 Oct 2008 05:08:44]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 言葉に出来ない痛みにただ目を閉じ、しばらくの間、少年を抱きしめ続けた。 』 [Mon 13 Oct 2008 05:08:20]
◆エニシ > ( ぎゅうっと抱き締められる。 そして告げられた言葉には終わりが宣告されていた。 ―――ああ、何故だろう。 むしろ落ち着いてくる。 その温かさは狩人も同僚の先輩も。 姉もお姉ちゃんも変わらない。 温かくなるのは体ではなく心。 )( ハッキリと思い出せないのがもどかしかった。 思い出したいと。 貴女の事を思い出したいと心の底から願ったから。 だから僕は少しだけ空いた記憶の中から一つの事だけ取り出す事に成功する。 ) ――――― ―――― ( ただ一言。 たった一つだけ言わずにはいられない言葉が存在した。 貴女には届かないけれど―――名を呼ぶ約束も、次の時にこそ歩み続ける約束も。 幸せになってという願いも。 もう一人の姉と願ったずっと傍にいるという事も。 姉と呼ばしてくれたのに、弟は何一つとして成し遂げられる事の無かったから。 ) ――――遠い 所へ 行っちゃった 人 伝えてほしいけれど たぶん……きっと それは むり ( この人の事はやっぱり思い出しきれない。 ただすっごい嫌いだった人というのはおぼろげにあった。 だから最後に貴女の種族に対する嫌味でも言ってやろうかと思ったけど。 止めた。 ) ( 貴女に言いたい言葉はただ一つ。 けれどこんな所で言っても届かないよね? ああ――本当に―――― ) ――――ごめんな さ ( パァン ) [Mon 13 Oct 2008 05:04:04]
◆セレニア > (*コピーミスでした…! すみません。) [Mon 13 Oct 2008 04:53:45]
◆セレニア > ( 瀕死のように見えるとはいえ、ヴァンパイアの口が近い。 抱きしめるなど自殺行為だ。 ―――カムラ、何をしていますか? そう問いかけるように、常と変わらず表情の欠けた瞳を一度だけ向けて。 あとはヴァンパイアから目を離さない。 ―――得意の演技で、人間性を残しているらしいこのヴァンパイアを篭絡し、情報を引き出そうとしているのだろうか? 『おねえちゃん』 ) ―――。 ( 霧が晴れていく。 カムラの腕と、ヴァンパイアの頭の位置関係を捉える。 大丈夫。 ) ( カムラには当たらないことを確認して、銃口をヴァンパイアの頭に当てた。 ) おねえちゃん、とは? 何処かの、誰かに、何か伝えることはある? ( カムラは、諦めたか? ヴァンパイアを、身を挺して捕えてくれるのは助かるが、リスクの方が大きいような――― 人間らしい感傷はなく。 仲間はどこにいる? 錯乱する様子に、最後に問いかけたら――― あとは。 ) ( 引き鉄に指をかける。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:52:53]
◆セレニア > 欠けた瞳を一度だけ向けて。 あとはヴァンパイアから目を離さない。 ―――得意の演技で、人間性を残しているらしいこのヴァンパイアを篭絡し、情報を引き出そうとしているのだろうか? 『おねえちゃん』 ) ―――。 ( 霧が晴れていく。 カムラの腕と、ヴァンパイアの頭の位置関係を捉える。 大丈夫。 ) ( カムラには当たらないことを確認して、銃口をヴァンパイアの頭に当てた。 ) おねえちゃん、とは? 何処かの、誰かに、何か伝えることはある? ( カムラは、諦めたか? ヴァンパイアを、身を挺して捕えてくれるのは助かるが、リスクの方が大きいような――― 人間らしい感傷はなく。 仲間はどこにいる? 錯乱する様子に、最後に問いかけたら――― あとは。 ) ( 引き鉄に指をかける。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:47:00]
◆エリー > ( 本当に。 ただの普通の子供のように泣きじゃくり喚き散らす声がキツい。 狡猾な打算で同情を引こうという吸血鬼の演技かもしれないし、彼自信はそんな自覚など無いのかもしれないし、今までもこれからもきっとわからない事だ。 お母さんが最後まで私の名前を呼んでいたのだってそう。 私はそれを拒んだのだから、それを貫きとおさなくちゃならない。 そうしないとお母さんの身体を動かす吸血鬼に手を差し伸べなかった事に矛盾してしまうから。 ) ―――――セレニア。 お願いします。 ( 少年の言葉を遮るように、はっきりと。 ぎゅっと抱きしめるのは吸血鬼を逃がさない為か、今まさに最期を迎えようとしている少年へ同情しているからか、ただ単に自分が苦しいからか。 ) ( わからないけれど。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:29:28]
◆エニシ > だめ…… やだ ………… !! ねむれ ない ……… いまねむったら ……… あえないの …………… おねえちゃんにもうあえないの ……………!!! ( 吸血鬼といえども完全な不死では無い。 今斬られた傷程の深手を負えば、放置しただけでも死に至る。 それを獣のように本能で理解しているから、必死に死から逃れようと何かをしようとする。 けれどもう―――何も出来ない。 )( お姉ちゃんと呼んだのはたまたまか。 それとも―――幸せになってねと言ってくれた姉の存在を今際の際に思い出したのか。 ――――それはもう決して誰にも分からない。 ) やだ…やだ……! おねがい… ころさ ないで……やだ…またしぬのは いやなの ………なんでも なんでもしますから ………… もんくも いいません なんでもいうことを……ききます だから ―― ころさないで ころさないで―――――! ( 生かしてくれるのならどんな待遇でも扱いをされても構わない。 最後の最後まで足掻き続ける。 本当は一番怖いのは死ぬ事じゃない。 世界中の何よりも大切な人の気持ちを裏切りたくなかった――――― )( おねがいします おねがいします おねがいしま ―――――― )( 痛いからか、怖いからか、悲しいからか、泣いてる理由は分からない。 )( 分かってるな、本当は。 泣いてる理由。 ) ( 血によって出来た濃霧は徐々に薄れていき、視界を確保する事はそう難しくないだろう。 嘆願の言葉を吐きながら少女の胸の中で震える化け物。 最早霧は晴れた。 その未来は決まっている。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:17:48]
◆セレニア > ( 迷ってどうなる。 躊躇ってどうなる。 人質を取られたからといって、その一人をほんの一時助けるために、これから際限無く続くかもしれない殺人を許すのか。 そのようなこと、誰より人質当人が望むまい。 ―――否、望むかもしれないが。 ヴァンパイアハンターがヴァンパイアと対峙して、その願いを叶えることはできなかった。 ) ( もっともこのヴァンパイアは、ヒトの血を必要とせず、ヒトと同じ糧で永らえることができたようなのだが… 彼がそんなことは考慮されないと判断し逃げようとしたことは、きっと間違いではないだろう。 あるいは新たなヴァンパイアの在り方をヒト社会に考えさせる切欠になったかもしれないが、特例を受け入れるには、まだ、あまりに早過ぎる。 最大公約数に、救いが無さ過ぎる。 待っているのは、せいぜい実験動物としての――― ) ―――ッ! ( ヴァンパイアを押さえようとしたカムラの手足が無事なのは、運が良かっただけだ。 剣を振り抜いた少女は、その手応えに肉迫し、更に蹴り飛ばそうとして――― ヴァンパイアに寄り添ったカムラに、強く床を蹴る形で踏み止まった。 ) カムラ? ( 霧は、晴れているだろうか? もし、晴れているのなら――― ヴァンパイアとカムラの状態を正確に把握できるなら――― 左手が、短銃を抜く。 撃鉄を留めていた木片を弾く。 ) [Mon 13 Oct 2008 04:09:05]
◆エリー > ( 衝撃が走った。 霧状のものとはまた違う飛沫がぽつぽつと落ちてくる。 絞り出すような少年の苦しげな声と、力の抜ける感じ。 何度経験しても浮世離れした、酷く非現実的なシチュエーションだ。 達成感は無い。 勝利とかそういうのではなくて、ただ不快感と虚しさがあるだけ。 酷い仕事だ。 顔を顰めて目を閉じて、少年を抱き寄せるようにして横たわる。 ) ――――疲れたでしょう? もう眠ってしまいなさい。 [Mon 13 Oct 2008 03:45:24]
◆エニシ > ( 目晦ましなんてのは所詮一発ネタの誤魔化し。 これで出来る事なんてのは怯んでる隙に逃げるぐらいのもんだ。 けれど今は足を縛る鎖の存在のせいで絶対的に逃げれない。 )( そう。 とっくのとうにこの状況は詰んでいたんだ。 一人で打破出来る状況には限界がある。 )( けれど姉と慕う同族に助けを求めなかったのは―――彼女をこのゴタゴタに巻き込みたくはなかったから。 死にたくはない。 けれども大好きな人を危険に巻き込んでまで助かりたくもない。 ああ―――子供の我が儘が過ぎた。 そのツケはこうして払われる。 ) ――――― あ ( 背中を袈裟に斬られる。 その傷は深い。 ヴァンパイアはハンターを馬乗りする形になった体勢から、糸の切れた人形のように床に倒れ伏す。 ) ――――― まよえよ ……… ためらえ よ ………… ! ( 残る隻腕は悔しそうに拳を握り締める。 人質を得て脅迫をする間も無い。 体の拘束が無くなったとしても満足に動かなくなってしまった。 何もかもが終わりだ。 偽りの時間は終わり。 狂った時計は壊れて終わる。 ) [Mon 13 Oct 2008 03:35:55]
◆セレニア > ―――〜ッ…! ( 少年の肩から噴き出し、次の瞬間には視界を覆い尽くす赤。 赤。 赤。 それを防ぐ術はない。 自然な現象ではありえないそんな霧が、どんな性質を持っているか知れたものではないし、あまり深く息をするのも憚られるが――― しかし、それだけか? 思わず目を瞑ってしまうけれど、どちらにせよ見えない状況には違いない。 刺激物のように痛みを伴うのでもなく、呼吸などに影響がないとなれば――― こういった敵と戦う為だけに鍛え上げられた戦士の足を止めるには、あまりにも足りない。 塞がれた視界の中で、ヴァンパイアが動くのを感じていた。 鎖を引き摺るそれがカムラにぶつかったことも容易に知れる。 それを許してしまったことさえ汚点。 未熟さというくらいに。 ) ―――了解。 ( 静かな声が、少年の後を追う。 何を優先するべきか、それ以上言わなくてもカムラには分かっているだろう。 彼女の安全を確保したいのはもちろんだ。 でも――― ) ( 迷わず、躊躇わず、ヴァンパイアがいると予測される位置に大きく剣を振った。 主に聴覚から取り入れる情報を元にした、予測だけで。 容赦ない勢いの斬撃が、倒れているカムラの身体までは切らずに済む程度の深さで――― ) [Mon 13 Oct 2008 03:14:25]
◆エリー > ( ただでさえ暗い室内で何か、視界をふさぐ霧のようなものが溢れ出した。 濃厚な血の臭い。 嗅ぎ慣れてしまった独特の鉄錆みたいな匂いが立ち込め、目を開けているのも困難な状態で誰かが衝突してきたような衝撃が走った。 歩けないような状態でよく、跳ぶ! 中腰状態から再び背中から倒れ込み、噎せ返る匂いに咳き込み、声を振り絞る。 ) セレニアッ!! 確定です! こ い つ は 吸 血 鬼 だッ!!! ( やるべき事は分かっている筈だ。 交渉もできない、調査もできない、なんの為のセレニアかって、本人が一番分かっている筈。 どこでも良い、少年を逃がすまいと、闇雲にどこかつかめそうな場所に掴みかかる―――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:48:06]
◆セレニア > ( 目の前のヴァンパイと、カムラに集中して、視界にちらつく【人影】を意識している余裕はない。 更に一体ヴァンパイアが接近すれば、出現頻度の増加や方向性のばらつきでそれを知覚できるはずなのだけど、今は気付けないだろう。 表で待機しているはずの、もう一人のハンターはまだ入って来ない… ということは、村人にでも声をかけられたか、何かで持ち場を離れているか――― ) ( 推定ヴァンパイアの少年を奪還に訪れる者があったとして、守りは手薄になっているかもしれない。 というか、何にせよ今しかないのだが。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:32:43]
◆エニシ > ( 一瞬の間。 『血霞』の発動には傷口さえあればそれだけで事足りる点が救いとなったか。 ) ( 肉の喰い千切られた肩口から噴水のように血が噴き出したかと思えば、それは濃霧のように辺り一面に漂い周囲を真っ赤な色に染め尽くす。 )( それこそ本当の濃霧だ。 一寸先も、自分の足元すらも見えないぐらいにその血の霧は深く濃い。 )( もはや見えなくなった壁一面の馬蹄に驚異は無い。 もう一人のハンターの位置はあそこ―――とべえ!! ) ( 膝を曲げると獲物へと飛び掛かる肉食獣のように彼女へと襲い掛かる。 )( 夜目が利くといっても流石にこの状況は勝手は違う。 あくまでも分かったのは血で覆われる前の相手の場所で、出来る行動もその勢いに任せた体当たりのみ。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:32:21]
◆セレニア > ( アニー・ウィルクス… モビィディック… 自分が取り逃してしまい、後にそれを見つけたカムラが負傷するということが何度かあった。 だから、というわけではないけれど、この上目の前でまでという気持ちはいくらか余計に強くなる。 ―――頭部を外して腹に入った足を下ろし、堅く床を踏む一動作。 追撃のために体勢を整えるほんの僅かな間で、細い灯りの中やけに煌めく銀の剣を抜く。 が、そこで一度動きを止めた。 斜め後ろのカムラが、とりあえず何かあっても対処できるくらいに体勢を立て直すのを待つ。 振り返って行動を確認するほどの余裕は見せないが――― 装備を手にするような音を聞き、もう大丈夫かと少年に向けた剣を振り被ると ) ―――ッ!? ( 不自然な体勢に身をよじったヴァンパイアが、自身の肩を―――? ) [Mon 13 Oct 2008 02:22:20]
◆エリー > ( こういう状態で私は全くの役立たずだ。 毎度のことながら隙を見せ、状況への対応が遅れ、結果としてセレニアに突き飛ばされる形で尻もちをついている。ただでさえ薄暗い室内で視界は翻り、物音と声が緊急事態を報せている。 加勢しなければ。 そう思ってポーチを探り、馬蹄は効果を失っている? 聖水は駄目だった。 それなら、とサンザシの杭を手に取った。 ぼろぼろと聖水瓶が転がり落ちたが気にしている暇はない。 顔を上げて状況を確認すれば、丁度少年が理解不能の行動を起こしている所で―――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 02:06:17]
◆エニシ > ( カードは切った。 ブタでは無いけれども所詮勝負手はゴミ札。 コールに賭けるかブラフで下ろすか。 ベットは命だ。 )( ――――効いている。 実はものっごい効いてる。 そんな簡単に弱点とか克服出来たら世話なんてないさ。 ただの痩せ我慢のハッタリだけれども、ただ一目見ただけで起こる症状はただの眩暈。 まだ今は 我慢しきれないほどじゃない――――けど。 ) ――――――くっそぉぅ!!! ( もう一人が動いた! 逃げるチャンスは後にも先にもたったの一度っきり。 頬の傷は既に塞がってしまっているから異能の力も使えない。 当然の処置である拘束は当初の頃となんら変わってはいない。 状況はひたすらに最悪。 もうご破算はすぐそこにまで迫っている。 ) ( 体のバネだけで、エリーの方へと飛び掛かろうとする。 この状況で桃色の女と戦って勝てる訳がないが、もう一人の方を人質に取ればあるいは――――― ) ―――― ……… カハァッ ……… ! ( 前方に飛び掛かろうとしていたため、頭部をサッカーボールキックされる事は防いだ。 けれど代わりに腹部に命中してしまっては何の意味も無い。 腹部を強打された吸血鬼は勢いを失ってその場に崩れ落ち掛けて ) ――――― ッッ ! ( 自らの肩を喰い千切った。 なんとかして――傷口を――― ) [Mon 13 Oct 2008 01:57:33]
◆セレニア > ( バックアップとはいえ、カムラも素人ではない。 何も知らない子どもが 『怖いことになりそうだけどたぶん大丈夫』 と猛獣にちょっかい出してしまうのとは違う。 だからこんなのは、いっそ彼女に失礼なくらいの警戒かもしれない――― が。 結果として、正解だったということか… 否、むしろこれは… 足りない、ということなのかもしれない。 ) ( そう、きりのない話だ。 人間社会が禁を犯した同胞を裁く場合には、その尺度を定めるのに長い長い年月を必要とするだろう。 しかし――― ヴァンパイアは違う。 同胞ではありえないから、危険な獣、あるいは病魔と同等に扱われてしまう。 例え人に一切の害を及ぼさず存在し続けることのできる 『例外』 がいたとしても。 ただでさえ存在を肯定する方向には考え難い外敵の一種に対して、その特異性を突き詰めるのは難しい。 それよりも、安直に、滅ぼすことを優先してしまうから。 ) ―――ッ! ( 少年が馬蹄を見た瞬間。 少女は時間をかけ過ぎたと悔いていた。 理解も納得もできないが、このヴァンパイアには弱点を 『克服する』 特性があるということか。 ―――仲間の情報を引き出すために。 あるいは、実験動物として。 滅ぼさずに捕獲できたヴァンパイアはそれなりに貴重だけれど、そのために犯せるリスクは多くない。 だから、弱点を克服し続けるのであれば ) カムラ! ( 滅ぼすしかない。 左腕でカムラを突き飛ばし、剣を抜く間も惜しみ、拘束されている少年の頭部目掛けて蹴りを放つ。 効果は期待できないが、戦闘服と一体になっている靴を補強するのもまた、パプテスのシンボルを刻まれ、祝福された、銀鍍金のプレートだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:44:36]
◆エリー > のらりくらりと中身のない言葉を連ねるのはもう結構です。 ようするに、「身の証は立てられない」んでしょう? ここで今あなた一人を処刑して誰が文句を言うわけでもありませんし――――。 ( もういい、わからない、しらない、を繰り返すだけの会話なら意味はないし、これ以上無実を立証できないのなら、100%の証拠など無くても良いんじゃないのか。 そう思ってセレニアに向き直り、やってしまうべきだと同意を求めようと口を開いたとき、少年の声色がまた変わった。 はっとして振り返れば――――。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:25:08]
◆エニシ > “それ” 本当にいつまでも効くとでも思っているの? ( 冷たい赤い目でその馬蹄を“見”ながら呟くように言った。 ) [Mon 13 Oct 2008 01:16:51]
◆エニシ > さあ? 生憎と名前以外何にも覚えてなかったし。 種族なんて問われても困るなあ………… ( そりゃ有り触れた命乞いだろう。 誰だってこの状況で血を吸ってますなんて言う訳がない。 事の真偽も分からない以上そりゃまあ当然の反応だ。 )( そしてそれを言われると非常に痛い―――確かに僕は血を何度も何度も吸った。 その機会が激減したのはあくまでもここ一年の話。 ) ―――――どうだったのかなあ。 多分やってないと思うけれども。 ねえ、けどそんな事言いだしちゃったら切りがないんじゃない? やっちゃいけない事をやってしまう可能性なんて、それは誰にでもあるものじゃないの? ( 舌戦なんて難しい事した経験がある筈も無い。 けれど今自由に動くのは口だけだ。 ならそれを動かそう。 何かをしなきゃいけない。 )( 馬蹄を目の前に近づけられる。 それをされる度に目を逸らし続ける動作をしてきた。 ) ――――ねえ。 [Mon 13 Oct 2008 01:15:48]
◆セレニア > ( この推定ヴァンパイアの少年が今更何をするとも、できるとも思えない、できるならとっくにしているだろうと思うものの、用心はしなければならない。 やって来たもう一人のハンターに表の見張りを任せ、小屋の中に入る。 ―――聞こえた少年の発言は、ヴァンパイアではないかという疑いを肯定するものか、あるいはこちらを皮肉ってのものか。 どちらにせよ限りなく黒に近い灰色で、慎重に慎重を重ねる者でもなければ黒と断定してしまう状況なら、遅いか早いかに意味はないのかもしれないが。 ) ( 中にも置いてある椅子にはかけず、カムラから少し引いた位置で待機する。 全身を緊張させて。 ヴァンパイアの一挙一動に、即反応できるよう――― ) [Mon 13 Oct 2008 01:01:40]
◆エリー > 皆、そう言うんですよ? 「死ぬほどは吸ってない」 「感染はしない」 「悪い事はしていない」 …そも、人間でもない、血も吸わない? 悪魔か妖怪か、妖精かなにかだと? ( 少年の声に皮肉っぽい音が含まれる。 まぁ、だいたい皆こんな具合だ。 存在定義自体が生者と生きる者の世界の秩序に反するという時点で彼らの存在は危うい。 パプテスではそう言うのだったっけ―――。 後ろに控えるセレニアにいつでも仕掛けられるように合図を送って、馬蹄の一つを少年の顔に近づける。 ) 血を吸った事は一度たりともありませんか? 人を傷つけた事は? 誑かして強請った事は? 邪な存在でないのなら、魔除けから眼を反らす必要はないでしょうに。 [Mon 13 Oct 2008 00:53:37]
◆エニシ > ( そりゃまあ流石に脳天気極まりない自分だってこんな状況になっちゃったら果てしなくヤバイというのが良く分かる。 ――――電波で女装で隻腕。 確かにすっごい濃いな。 ) ―――――へ? え…えっと………? ( その迂遠な言い回しに少し意味を図りかねたおツムの足りない少年。 ) ――――あ、ああうん。 そういう事か。 ( 一瞬そんな事言われたからじゃあお家に帰してくれるの?とか馬鹿極まりない事を言っちゃいそうになったじゃないか。 ) ―――――変な話。 血なんて全く一滴たりとも吸わなくたって構いやしないのに、それでも吸血鬼として殺されちゃうなんて。 ( 出来るだけ平静を装って不満気に言ってやろう。 ――――見張りにいるのはあの薄桃色の髪の人だったかな。 まあ取り敢えず足掻く。 死ぬ最後の時まで無駄でも足掻いといてやる。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:41:27]
◆セレニア > ( 短い答え。 それ以外の言葉はない。 中に入るカムラを見送るでもなく、薄紅色の髪と瞳が奇妙な戦闘服の少女は、篝火に照らされる小屋の前をじっと見つめている。 何が潜むとも知れない、闇の向こうを。 ) ( 通常ならば、見張りは中に一人と、外に一人。 残りの一人が休憩あるいは連絡等の雑務をこなすといったところか。 もちろんこれらの役割分担は均等なものではなく、例えばバックアップのカムラは雑務に奔走することが多くなるのだろう。 何にせよ不眠不休で働き続けることはできないが、尋問など積極的な接触がある時は、別だ。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:34:57]
◆エリー > ( 最初に現れた時に比べればまだまともそうな言動だ。 あんな夜中に陽気に笑いながら一人で「蝶を追いかけていた」なんていう薄気味の悪い子供―――子供かどうかもわからない、片腕の無い女装少年。 随分と濃いけれど。 あんなタイミングで無警戒に現れたのが運のつき、か。 ) ――――心配ありません。 本来あるべき所に帰るだけです。 貴方は居るべき場所ではない所を彷徨っているんですよ。 ( 厳しくはならないよう、できるだけ穏やかな声を出そうと思う。 憎むべきは彼の人格ではなく、種族そのものだ。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:30:38]
◆エニシ > ( 難しい事は今の僕には良く分からない。 ただ言えるのはこの場でさっさとか、あるいはギルドの方に連れてかれてサックリと処分される事だけは御免だという事だ。 ) ( 部屋に誰かが入ってきた事に気付くと、其方の方へと視線を向けた。 捕まえた時に立ち会った女性は僕を見下ろしている。 うっすらと片目だけを開けたまま、その人に向かってこないだと同じ質問を投げかける。 ) ねえ。 僕はこれからどうなるの? [Mon 13 Oct 2008 00:22:01]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『 異常ありません。 』 [Mon 13 Oct 2008 00:17:25]
◆エリー > ( この仕事をする上で一番の苦痛は―――連中があたかも正常で無害な生物であるかのように振る舞い、時に被害者のような顔をして、人間と同じであるかのような態度を取ることだ。 狡猾な演技なのか、本気でそういう風に考えるようになっているのか、まぁ兎に角―――それで同情を引くというのは間違いない。 物を知らない人間がそんな同情から感染させられてまた被害が広がる。 だから耳を貸してはいけない。 どんなに苦痛の悲鳴を上げても、非難の言葉を発しても、正当性を主張されても。 特に私達、ハンターは。 ) ―――変わりありませんか? ( 部屋の入口に椅子を置いて見張りをしていたハンターに様子を聞いてから扉を開ける。 今現在此処に居るハンターは私、彼、そしてセレニアの三人だけだ。 ) ( 見張りを外に待たせたまま無言で椅子を引き、少し距離を置いて横たわる少年の姿を見下ろした。 おかしな点は無いか。 変わった事は無いか。 ) [Mon 13 Oct 2008 00:09:03]
◆エニシ > ( いっそ必死に尻尾を振って、貴女達の為に働きますからどうか僕の命だけは助けて下さいって頼みこむ? ――――駄目だなあ。 そんな風にしてまで味方にしたい程に僕は強くない。 それに命惜しさにそんな事を言うような奴を信じられるだろうかとか。 そんなの認められる筈も無いとか。 弱点が馬蹄しか無いせいで裏切らない為の首輪も付けられないとか。 その考えは幼い僕にも分かる程に諸々問題があり過ぎる。 論外だ。 )( この拘束さえ解ければ―――ずっと堂々巡りの思考で悩み続けている。 吸血鬼では無いと必死に主張しているものの、多分そんな事は少したりとも信じられちゃいないだろう。 ―――これはもう、死ぬのかな。 絶対に絶対にそんな事は嫌だけれども。 )( 四方に馬蹄が敷き詰められた異質な空間の中、吸血鬼はそれらを見ないようにずっと横たわり続けている。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:59:52]
◆エリー > ( アレは吸血鬼でほぼ確定だろう。 嫌がるとか反抗するとかそういうレベルではなく、存在としてあれだけ馬蹄に拒絶反応を示す段階で正常ではない。 他にもそれらしき特徴はあるし、吸血鬼を感知する能力があると言われているセレニアが何か反応を見せている。 ようするにこれは――――。 ) …拘束、という段階ではないということ。 ( VHGに連行するまで拘束する、などというリスキーで悠長な話ではないという。 それ以前に、別にギルドに連行する理由がないのだ。 発見して捕獲するたびにそんな事をしていたらきりがない。 一刻も早い処分が必要なのかもしれない。 ) ( 重い足取りでそんな事を考えながら、エリエッタ・嘉村は少年の監禁されている粗末な個室に向かっている。 陰鬱な気分だ。 もともと後方から前衛がなるべく有利に狩りを行えるように支援して御膳立てを整えるのがバックアップの仕事。 今回だって、民衆の協力を得られる土台を作るための訪問だった。 直接吸血鬼と遭遇したり処分したりという現場は相変わらず、苦手だ。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:52:13]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 結論から言うなら―――。 』 [Sun 12 Oct 2008 23:44:07]
◆エニシ > ( 出来る限りの警戒はさせないように、どこまでもしおらしく、見た目相応の無力な子供でいるようには振る舞っている。 ――――事実鎖で縛られている間は逃げ切る事は非常に難しいだろう。 用を足すときはせめて足の鎖だけでも外してくれるようにとゴネてみようか? ――――実際にこうして監禁されている間の生活は相当辛い物があるし。 まともに辺りを見回す事も出来ない日を幾日もこうして続けていれば、徐々にストレスも過大に溜まってくる。 ) [Sun 12 Oct 2008 23:35:50]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 [Sun 12 Oct 2008 23:30:52]
◆エニシ > (かといって出来る事は殆ど無い。逃げるか、それても許しをこうか。――――そのどちらとも実現させるのは難しい。特に後者の方はより一層にだ。) (血を吸わなくても大丈夫だから無害。そう思ってくれるような甘優しい人達じゃなさそう。馬鹿な自分にも雰囲気でそれぐらいはなんとか分かった。) [Sun 12 Oct 2008 23:12:44]
◆エニシ > (最悪。そう評する事は確かに過言であるけれど、依然として現状が非常に思わしくないという事は間違いが無かった。) (いかにして逃げるか―――生き延びる方法があるかを必死に模索する。頭は良くないけれど、幸いにして考える時間はたっぷりとあった。けれどそう遠くない日にVHGへと僕は送られて、処断される事だろう。その前に何とかしないと全てが終わってしまう。) [Sun 12 Oct 2008 23:01:50]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『状況は拙い』 [Sun 12 Oct 2008 22:52:10]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 異常なし。 )』 [Sat 11 Oct 2008 02:37:50]
◆セレニア > ( 雲が出て、月が陰る。 強まったような篝火の光と、その周囲で深まる闇に細い腕を抱いた。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:53:03]
◆セレニア > ( もちろん情にほだされることなどあり得ないが、すぐに滅ぼさないのがより多くのヴァンパイアを滅ぼすことに繋がるのなら、我慢できる。 良い評価を得ようと躍起になって、下手な拷問で責め滅ぼすのはマイナスになると知っている。 …そのように認識していてなお抑えきれなかった衝動は、評価を得たい、認めて欲しい上司が、離れていても自分のことを気にかけてくれるだろうという安心感に包まれていた。 ) ( 『主は常に、我らのことを見ていてくださるが故に』 ) ( そんな感覚は、狭義の一貫性が確立されていない面もあるヴェイトス市において、狂信的な価値観が編み出した防衛機制。 きっと主にされてしまった上司は喜ばず、むしろ哀しむかもしれないのに、そのことには気付けない。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:43:24]
◆セレニア > ( 住民は寝静まり、夏よりも控え目になった虫の音が静かに響く地方村の夜。 今までの行動が行動で、未だにおいたをするのではないかと危惧されている… あるいは、単純に夜気が冷えるからと外番を任されがちな少女に、不満はなかった。 通気性のよろしくない戦闘服には少しの寒さが丁度良く、それでなくても暴走と言った方が相応しいような独断先攻はなりを潜めている。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:17:09]
◆セレニア > ( 推定ヴァンパイアの少年を監禁している村の中ではそれなりに頑丈な建物の前。 一つだけしかない扉の傍らに椅子を置いて、戦闘服を着た薄紅色の髪と瞳が奇妙な少女はこの夜も見張りに立っている。 ) ( 中ではもう一人のハンターが、馬蹄に囲まれた部屋の中央で蹲る少年を見張っているだろう。 ) [Sat 11 Oct 2008 01:00:42]
◆セレニア > ( 照会に手間取っているのか人手不足か、それとも容易に捕獲されたことから危険度が低いと判断されて対応が後回しになっているのか、VHGからの応援は遅れていた。 ―――数日前、推定ヴァンパイアの少年が捕縛されたという話は、少しずつ周辺の村々にも広まるだろう。 この村にとっては、例え住人でなくても、ここでヴァンパイアかもしれない者が見つかったというのは不名誉な話かもしれない。 しかし行商人など人の口に戸は立てられず、この村の住人ではないだけに、ではどこから来たのかという疑問も生まれる。 VHGが周辺の捜査に本腰を入れる前から、日頃身辺に気を配るような耳聡い者なら、事情を知る事ができるだけの条件は揃っていた。 ) [Sat 11 Oct 2008 00:53:27]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( その事件は、耳に入るだろうか。 )』 [Sat 11 Oct 2008 00:35:40]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『少女でなく、吸血鬼としての……。』 [Wed 8 Oct 2008 23:09:50]
◆アクセラレーター > ( 叫びすら上げられないなら、役に立たない。 大勢の人を呼び出せないのだから。 ) …二人目ェ…。 ( 息絶える姿を見届ける事もなく、二人目の居る村の方角に視線を向けた。また金属音を鳴らして、足を踏み出した。 ) エニシぃ…。 悪イ奴ラ、苛メル奴等… ブッ殺シテ上ゲル ( 頭痛。視界が揺れ、胸の奥に痛みを走らせた。気分を害し、二人目の村に向かう途中で姿を晦ました。 ) [Wed 8 Oct 2008 23:08:27]
◆アクセラレーター > ( 悲鳴は無い。悲劇が有ったのか、無かったのか。 ) ……ンァ? ( ケダモノの双眸は引ん剥いた。真っ赤な瞳に移るのは、憎むべき“悪”だった。家の一角が崩れ落ちてしまい、下敷きになった一人目の男性の姿が見えた。下半身が瓦礫で押し潰され、…いや刺さっている。 ) ア、ハ…ッ ( 笑った。下半身のすべてが突き刺さり、胸部が瓦礫で押し潰されていた。男性の口から血反吐を吐き出し、声にならない叫びを上げていた。荒げた呼吸だけが聞こえる。息絶える生命の息吹を。 ) [Wed 8 Oct 2008 23:04:06]
◆アクセラレーター > ( また刃毀れした大剣を背中に戻した。そして切り落とした巨木の根っこを、片手の刃を食い込ませよう。そして一人目の家に向かっては、引き摺り始めた。 ) … … …。 ( 足音を響かせ、葉を鳴かせた。言葉にならない感情を、行動で表す事でしか出来ない。自分でも幼稚だって自覚している。だけど、手掛かり無ければ、おかしくもなる。 ) …□□□=□□□□ェ… 返事ィ、シロ。 ( 荒げた声色。距離もそれなりあり、伝わる筈も無い。吸血鬼は伝わると信じている。返事が無いことに苛立ちを覚え、更に家の手前まで足を運んでいこう。もう片手の刃を巨木に食い込ませて、持ち上げた。大剣や刃物など生温いものでなく、狂気の塊を悪い人の居る家に叩き付けん。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:56:55]
◆アクセラレーター > そうだったな。 ( 警戒が厳重になった。大蒜や塩、馬蹄に十字架で固められた家を突破するには骨が折れる。そう察すれば、足を止めてから大剣を背中から引き抜いた。 ) 圧殺 刺殺 ( 片手で持ち構え、上段から下段へと振舞った。直ぐ傍らの木を切断するべくに、だ。一度では用意に切断できず、何度も繰り返した。揺れる葉の音は、まるで自然が嘆いているかのようだった。 ) あー… 何処に居るンだよォ… 頭がおかしくなッちまうぜェ? ( 溜め息を吐き、歪んだ笑みを滲ませた。両手で握り締めた大剣で、倒れかけた木を無残にも切り落とした。豪快な音と共に倒れる。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:41:42]
◆アクセラレーター > 手掛かりは無ぇーか。 ( 何の連絡も無い。悪い奴に捕まったなら、…村に居る悪評を持つ者から。 ) 殺しまくるか。 半殺し、拷問でも仕掛けッかァ…? ( 余裕の欠片など存在しない。腰元に下げた、歪なガントレットを両手に装着をさせん。金属音を幾つか鳴らしながら、五つの刃を煌かせた。引き攣った笑みには、怒りと悲しみの色を宿していた。 ) …□□□=□□□□、□□=□□□□□、□□□□=□□=□□□…三人から、だな。 ( 真紅の眼を見開いた。その先は、一人目の家。次に、二人目の家、三人目の家を認識する。そして足を一歩ずつ進めた。苛立ちを覚えつつ、歯を軋ませた。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:25:40]
◆アクセラレーター > ( 一本の大検を背負い、青白い戦闘服を身に包んだ少女。村に立ち入る事もなく、村全体を見渡せる場所である、丘の上で仁王立ちしていた。ランプなど持ち歩く筈もなく、生まれ持っての双眸だけですべてを見据えていた。 ) ああァー… ( 同族の気配を探るもの見つかる筈も無い。索敵できる範囲が広いわけでもなく、探り当てる精密さを持ち合わせているわけでもない。接触や対峙した時にカンとして感付けるものだ。 ) やっぱァ…、血ィ…与えて置いた方が良かったか? ( 血への渇望が薄れているエニシに必要が無いだろうと極度に与えなかったのが、仇となってしまった。失念しようとも、後悔するより探した方がいい。村人は当てにならない。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:10:05]
◆アクセラレーター > ( 家族が帰って来ない。 ) あー…、ガールフレンドでも出来た… ボーイフレンドかァ…? ( 二日もだ。素直で従順なエニシにしては珍しい。反抗の前兆も見られなかったし、菓子を貪って、一緒に寝る、が当たり前だった。なのに、今では胸がぽっかり空いてしまったような気分だった。 ) そういや、村の連中もおかしかったな…? ( 最近は子供と遊べていない。大人でも触れたがるのを恐れているようにも見える。まるで、お前の正体は知っているぞ、なんて見えた。中には変わらない者もいるが、家が馬蹄や塩に大蒜まで備え付けられている。 ) [Wed 8 Oct 2008 22:01:09]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『足音を踏み鳴らしている。』 [Wed 8 Oct 2008 21:55:52]
お知らせ > セレニアさんが帰りました。 『( ローテーションで、見張りは続く。 )』 [Tue 7 Oct 2008 01:55:32]
◆セレニア > …そう。 ( つまり今までこの少女が発した同様の相槌は、同意や納得を意味しない。 苦しい言い訳にも淡々と頷くのみで… いや、ある意味では納得しているか。 やはりヴァンパイアに違いないと。 ) ( 同情などなく、クッキーとぼやくのを聞いても持って来たりはしないだろう。 しかし、伝える。 伝えるだけは。 …そういった手管は知らないが、懐柔に使えるかもしれないから。 ) ( やがて戻って来た同僚と、中の見張りを変わる。 ―――少年が感じた違和感は知る由もなく。 そして少年の言動に騙されて、必要吸血量の少なさや、対ヴァンパイア用の品々に対する耐性が何を意味するのか、この時は気付けなかった。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:54:00]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(元々頭は回らない方だし。逃げる手立てはそう簡単に思いつかない)』 [Tue 7 Oct 2008 01:38:18]
◆エニシ > ……た、ただの大蒜が嫌いで、周りにある馬の蹄が苦手なのはえんけいきょうふしょう?なだけだよ。 ( その詰問に余りにも苦し過ぎる言い訳を思わず言ってしまう。 本格的な尋問でもないのに色々と喋ってしまうあたり、口を割らせる事はそれほど難しくはないのであろう。 ) ( クッキーとかでも食べたいなあ、とか愚痴るように言ってしまった。 それはまあ、血も飲みたいけれど。 人から飲まないと不味いし、その癖に人から飲むのは色々と面倒くさいから最近は全然飲んでなかったし。 だからこそ今の僕はそれを食事でカバーしてる訳であって。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:35:43]
◆セレニア > …なぜ? お前がヴァンパイアでないのなら、そう証言する者に私達を引き合わせるのは有効。 早く解放される。 ( そんな風に思ってはいないが、客観的に証明できる範囲では限りなく黒に近い灰色。 ヴァンパイアではないかもしれない、という慎重な態度を崩せない自分達を半ば皮肉るように言う。 ここへ来てようやく抵抗を示したが… 本来、あまり口を利くのも好ましくないかもしれない。 この程度の会話は、スムーズにいくのなら予備聴取ということで、良いのかもしれないけれど。 何にせよ、本気で聞き出そうとする気はないようだ。 ) そう。 ( 『足りていない』 のは、血か? 食事そのものの分量か? 増やされるかどうかは分からないが、この少女はこの場でのやりとり全てを同僚達に伝えるだろう。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:16:37]
◆エニシ > ( 一旦捕まってしまえばやはり逃げ出す隙を見つけるチャンスは難しい。 しかし皆無では無い。 だが時間もまた無い。 VHGに移送される前に決着を着ける事は絶対だ。 出来れば容易い小物だと侮ってくれれば有り難いのだけれども。 頬に付いた切り傷はまだ塞がってはいない。 それは銀で付けられた傷ではあるものの、普通の切り傷であるために焼けただれたりもしていない。 ―――使えるか? ) ………………おしえたくない。 ( 基本的には素直に答えるから扱いやすくはあるけれど、流石に家の場所を答えるのには抵抗があるのか。 視線を逸らして返答を拒否する。 ) ……………あんまし足りてない。 ( ちょっと首を振った。 お腹の虫が鳴るとまでは言わないけれど、食べざかりの子供にはどうやら足りていなかったみたい。 )( けれど多分ご飯の量は増やしてくれないだろうなって。 ………この人たちは僕の事がだいっきらいみたいだし。 仕方の無い事だとは思っているけど。 ) ――――――― ( けどやっぱり気になっているのはこの女の人の気配。 そんな筈は無いから中々言い出せないけれど。 ) [Tue 7 Oct 2008 01:05:24]
◆セレニア > ( 例えば食事の時。 もよおした時。 常に拘束されているわけではなく、ごく短時間でも開放されることはあるだろう。 もちろん見張り付きでということになるけれど、今村にいる三人のハンターが休息を取らずに働き続けられるわけではない。 今のように見張りが一人になったり、たまたまその時村人が訪ねてくるような隙はあるはずだ。 ヴァンパイアを捕えたハンターが、そう容易く気を抜いていいわけもないけれど、村にいるうちはまだ希望をもっていい。 VHGに移送される前ならば、誰かが救出することもできるかもしれないのだし。 もっとも、あまり時間はないけれど。 頬についた傷はもう塞がっただろうか? 血がなければ、本当にどうしようもないのかもしれないが。 ) ―――色々、というのは? その家は、どこにある? ( この調子で一人暮らしというのは疑わしいが、とりあえずはおいておく。 意外やヴァンパイアの血族集団、カヴンの構成員という可能性もあるのだし。 ) ( 受け答えは素直なものだ。 自分に対してもこの調子では、カムラにかかれば… なんて考えてしまうと少し口惜しいけれど、ひとたまりもないのではないか。 ) …そう。 足りている? ( ヴァンパイアであることは、やはり疑っていないが。 食事もできて、短時間のうちには吸血を要さないとなると、専門の検査を待つしかない。 とりあえず、今空腹ではないかと問いを重ねて、こんなものかと天井を仰いだ。 ) [Tue 7 Oct 2008 00:47:22]
◆エニシ > ( 拘束もなければ隠し玉で逃げれる可能性もほんのちょっとばかしあったけれど、こうして鎖で両手足を縛られている間は手詰まりかな。 血も飲んでなさ過ぎたからどうしても動きも鈍いまんまだし。 ) ………え、えっと………… ( その反応に機嫌が悪くなったのかな、なんて勘違い。 元からそういう次元の問題では無いというのに、やはり何処かがズレテいる。 ) ――――え? あ、お、お家は……そ…その………――― ( 家族同然に暮らしている人達の事を思い浮かべる。 自分に対して容赦のない人たちであるのだから、当然同族である義理の姉の存在を知ればすぐさま狩りだそうとするのだろう。 ) ひ、一人暮らし……… 記憶の無い僕を可哀想だ、って色々してくれる人もたまに来てくれたけど、基本的には一人。 ( 自分が吐ける嘘というのはこれぐらいが限界。 少しばかし言い淀んでしまったりもしていたけれど。 )( 知る必要はないという返事に瞳を伏せる。 ああ、やだなあ。 ミザリーの処刑を見た事はあるから、自分もあんな風にされてしまうのだろうかと。 言われない方がよっぽど辛い。 ) ごはん? ( くりっと小首を傾げる。 ) 普通に食べてるけど………? お菓子が好きだよ。 甘いのとか特に。 ここじゃそういうの……食べれないけど。 ( 食事は普通に人間の物を摂取している。 真祖の血が体に馴染んできた為、血の摂取を怠ったとしてもそれで体の機能が止まる事も意識の箍が外れる事も無くなった。 もっともその代わりに普通の食事は決して欠かせる事の出来ない物になったけど。 ) [Tue 7 Oct 2008 00:31:03]
◆セレニア > ( 例え銀に対して耐性があったとしても、人間の腕力で引きちぎられるほどやわなものは使わないだろう。 鎖の揺れなど気にもしない。 同じ姿勢でいるのに疲れて少し動いただけだろうとか、そんな認識で。 ) …そう。 ( 鵜呑みにするわけではないけれど、一番しっくりくる言葉にはそのまま頷いておく。 とりあえず覚えていなければ滅ぼされないなどと、狂ったことを考えるような固体ではなかったはずだ。 ) …では、家というのは? 一人で暮らしていた? ( こうして話していると、まるで普通の少女… もとい、少年だ。 しかし、無人のはずの室内で、視界の隅にはちょろちょろと 【人影】 が横切り続けている。 まったく、目障りだったら。 『どうなるの?』 ) …知る必要はない。 ―――食事は? ( 今までどうしていた? という問い。 今食べるかと問うには変な時間か。 きっと三食人間の食事が出されたと思うのだけど、その時彼はどうしただろう? ) [Tue 7 Oct 2008 00:10:10]
◆エニシ > ( 軽く手足の鎖を揺らしてその強度を確かめてみる。 ―――とても今の自分には引き千切れそうにない硬さだという事は分かった。 相手が首を傾げて疑問に思っている時、どうやってここから逃げ出そうかなんてことばかり考えている。 ) ………えっとね、そうそれ。 お母さんの事も何だけど……僕さ、ちょっと何にも覚えてなくて。 だから家族は、とか言われても分かんない。 ……えと、もしかしたら記憶失う前に会った事がある……かも……ないかも……? ちょっとよくわかんない。 ( その冷たい眼差しに気圧される。 笑ったりとか怒ったりとか、今まで出会ってきた人とはまるで異質の瞳。 それが怖い。 ) ……………ねえ。 ……どうなるの? 僕。 ( 漠然と問い掛けた。 何となく察しは付くけれども、つい聞かずにはいられなかった。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:57:15]
◆セレニア > ( 星空の下でなく、細くともランプの灯りではっきり映し出されるその顔は、やはりあの時の少年そのままの特徴は持っているのだけれど。 どうしてこうも、と考えて… 首を傾げる。 ) ( 彼に対するこちらの態度も、以前とはいささか異なるものだ。 もう忘れてしまって意味はないだろうけど、無闇に恫喝したりはしない。 ) …よく似た別のヴァンパイアである可能性は否定できない。 兄弟はいる? ( ヴァンパイアの兄弟、など忌まわしい話だが。 元人間ならあり得ない話でもない。 記憶をそっくり失うのと、どちらが無理のある話しかと考えても微妙なところだが。 ―――恐る恐るといった調子の少年を見つめる瞳は冷たく、感情が欠落している。 喜びや哀しみや楽しみももちろん、怒りもない。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:44:17]
◆エニシ > ( かつては色々な葛藤があった女装だったが、今はもう自然とそれをやってしまっている。 基本的な倫理を知らないというのは全くもって怖い物だ。 似合っている分変装としては有効な手なのだけれども。 )( 相手を見ている眼差しにあるのは、今はただ怯えと不安だけ。 それとほんの少しの違和感。 ) ………………?? ( その言葉に白髪の少年は不思議そうに首を傾げた。 曖昧な記憶を辿ったけれども、特徴的な彼女は初めて見たとしか言えなかった。 ) ……えっと… ご、ゴメンナサイ。 僕達何処かで会った事あるの? ( 怖い人とこの環境だけに、気付かない間にへりくだってしまっている様子だ。 オドオドとした調子でそんな質問を。 ) ( あ、ひょっとしたら記憶を失う前の事だろうか。 ワンテンポ遅れてその可能性に思い至った。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:33:46]
◆セレニア > ( 男装も女装も罪だと、それが常識として考えてしまうけれど、正直この少年には違和感があまりないと思う。 腕を掴み組み伏せれば男性だと分かるものの、それまでは少女と疑っていなかった。 あるいはカムラなら、見抜くのかもしれないが――― それはおいておいて。 やはり、その姿は自分が知っているものとは別人だ。 本来ならすくすく育ち消えるはずの幼ささえ以前のままに、けれどこちらへ向けられたはずの、憎しみや怒りといった表情が消えている。 ) ―――お前は、本当に私を覚えていない? ( 静まり返った地方村の夜。 締め切った屋内で、少しくらい離れていても大きな声は必要ない。 傷つけるには至らないようだけれど、最も有効と判断された馬蹄を中心に対ヴァンパイア装備で囲まれた部屋に、淡々とした声が静かに響いた。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:20:20]
◆エニシ > ( どうしようかな。 どうすれば。 そんな風に考える度に気が重くなってくる。 少しだけ分かった事は、この人達は容赦というものが一切無くて、そしてあの日――――あの人を処刑した一団だというのは分かった。 ミザリーという少女を灰に還した人達。 )( 憎いとか。 そういうのはあまりない。 それよりも自分もああいう風にされるのだろうかという恐れの方が強い。 痛いのも死ぬのも嫌だなあ。 けど嫌だと言っても許してくれそうにない。 )( 扉が開いて先程まで中に居た人物がだれかと変わる。 片目だけ開いてそれが誰なのかを確認した少年は溜め息を吐いた。 )( 怖い人だ。 ここには怖い人ばかりだけど、その中でもこの人はいっとう怖い人。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:11:13]
◆セレニア > ( 村には協力的な者が多く、個人レベルでの感情はどうあれ、村の総意として推定ヴァンパイアの少年に対する口出しはされていない。 同情を誘うタイプの容姿をしているものの、見知っているわけでもないしといったところか。 あらかじめカムラがヴァンパイアについて話していたのも大きいだろう。 ) ( 中で少年を見張っていた同僚が、もよおしたと言うので交代する。 外部からの接近と、中に捕えている者の遁走と、より警戒しなければならないのは後者。 この期に及んでその気遣いはないかもしれないが、ルール無用の隠し玉を持っている可能性があるのが、ヴァンパイアだ。 ) ( 中に入ると、銀の鎖で拘束された少年が目に入る。 とりあえず、両手足の自由はなく、移動することも困難なはずだ。 近付きはしない。 中央の彼に対して入り口を入ってすぐの椅子に腰掛ける。 窓に木の板を渡して塞いだ石造りの部屋は、ランプ一つに薄暗く照らされていた。 ) [Mon 6 Oct 2008 23:01:27]
◆エニシ > …………きもちわるい。 ( 四方に馬蹄を吊るされる部屋に閉じ込められて大蒜を食べるっていうのは効いた。 能天気の極みである少女の格好をした少年といえども、こういう風に扱われれば今の状況が非常に拙いという事にも気付く。 ) ( けどだからといって何かが出来る訳じゃないけど。 無理矢理食べさせられる時でも殆ど暴れたりもしないし、拘束されているその姿は見た目相応に大人しいもんだ。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:53:01]
お知らせ > エニシさんが入室されました。 『(その家屋の中)』 [Mon 6 Oct 2008 22:47:25]
◆セレニア > ( ただ、気になることがある。 自分があの少年の顔を思い出したように、あの少年が天敵であるはずの自分の顔を、そう簡単に忘れることはないと思うのだけど――― それ以前の問題で、ヴァンパイアと対象を限定した会話にも回避するような素振りは見せなかったし、カムラはともかく自分の装備はパプテスの戦士と分かり易いものであるにも関わらず、一息で距離を詰められるところまで接近を許し、現にこうして捕獲されている。 ) ( 一連の言動を含めて、お粗末と言えばあまりにお粗末で、本当に幼児化してしまったのではないかと疑うほどだ。 元々そんなに言葉を交わしたことがないのを差し引いても、奇妙に思う。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:45:45]
◆セレニア > ( 今はもういない、ヴェイトス市を発ってしまったシスター・ティフィスが庇ったヴァンパイア――― もっとも直接庇ったわけではなくて、ひたすら狩ろうとする自分の行動をヴァンパイアそっちのけで諌めた形なのだけど。 …とにかく、もうずいぶんと前の話で、その間どうやって存在し続けていたのかと思うと虫酸が走る。 あの時狩れていれば、それから今までの犠牲はなかったのだから。 ) ( 今回は名誉挽回できたことになるのかもしれないけれど、まだそこに存在していて、カムラも一緒で、とても満足はできなかった。 また、カムラ。 彼女とは、同じヴァンパイアに関わることが多い。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:38:53]
◆セレニア > ( 捕獲した少年は、ここの村人ではなかった。 本人が迷ったと言っていたように、どこかから流れて来たのだろうけど、その場所は分からない。 少年の知性が見たままに未発達のものであれば、一人で吸血を繰り返しそれを発覚させずにいるのも困難に思え、彼が 『お家』 と表現したそこに仲間がいるのかもしれないと思うけれど、これから明らかにしていくことだ。 ) ( 断定はできないという状況で、この少女は彼がヴァンパイアであることを確信している。 ヴァンパイアの接近を知らせて視界の隅を掠める 【人影】 は今もひっきりなしに出入りしていて、少し煩わしいし――― 何より、あの少年型ヴァンパイアには以前にも会ったことがあるのだから。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:23:06]
◆セレニア > ( 推定ヴァンパイアの監禁場所として借り受けた、村にある家屋の中では頑丈そうな建物の前。 扉の傍らに置かれた椅子に、護衛の一人が腰掛けている。 銃と剣を差したベルトは戦闘服の腰に巻いたまま、それらを緋色のケープで隠して。 足元に装備の入った鞄と盾を置いた少女は、髪と瞳が薄紅色だった。 ヴェイトス市では珍しくもないかもしれないけれど、地方村に暮らす一般人であったらどのような扱いを受けるか分からない色素も、ヴァンパイアとの戦いという実はすぐそこにある非日常をアピールする役には立っているかもしれない。 ) ( もっとも、実物を監禁している今、どちらにせよそんなのは些細な事になるのだけれど。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:11:09]
◆セレニア > ( 昨夜、VHGの啓蒙活動として地方村を巡回していたエリエッタ・嘉村とその護衛二名は、偶然遭遇した少女… の格好をした少年を、ヴァンパイアとみなして捕獲した。 少年は馬蹄に対する異常な拒否反応を示すものの、日光には陰性。 聖水と大蒜は経口摂取のみ陽性で、ロザリオや聖画、聖別浄化塩の効果は判断に迷うところと、客観的に揺るがない証拠を示して断定するのは、装備も設備も欠しいこの場所では難しいけれど、それもじきにギルドからの応援が到着すればはっきりするだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 22:01:32]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( あのヴァンパイアだとは思わなかった。 )』 [Mon 6 Oct 2008 21:38:43]
お知らせ > エニシさんが退室されました。 『(殆ど前を向けずに、部屋の中では突っ伏し続けているだろう)』 [Mon 6 Oct 2008 02:59:51]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『( 少年の監禁される部屋の四方には馬蹄が、入口にはロザリオと大蒜が吊るされるだろう )』 [Mon 6 Oct 2008 02:59:09]
◆エリー > ( まだ他に回るべき村の予定もあったが、急遽一仕事入りそうだ。 …彼が少年なら、ギルドの資料にそれらしき該当例もあったような気がする。 村への説明、監禁場所と監禁方法の準備、ギルドへの応援要請―――資料も探させないと。 ) ( 眠れない夜がまた、続きそうだ。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:57:57]
◆エニシ > ( こんなタイミングって? それを尋ねたくもあったけれど、そんな事を聞く余裕は今は無い。 ) ( もしそれを試してみたら、最終的には意識を失う吸血鬼の姿が見られる事だろう。 ) うわっ!? ( 隻腕というのは辛い。 技術も無いせいも含めて、自分より膂力のある相手にこうして片腕を掴まれるともう手詰まりになりかねる。 それが戦闘に手慣れている相手ならばなおさら。 抵抗らしい抵抗も出来ないまま組み伏せられる吸血鬼。 剣が掠ったのか、その頬からは一筋の血が流れている。 )( せめて普段通りに動ければ――と思うのだけれど。 吸血鬼なのに血を飲まなかったツケはこういう結果で回ってきてしまったか。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:55:31]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 一突きに滅ぼせないのがもどかしい。 九割方黒だとしても… )』 [Mon 6 Oct 2008 02:47:53]
◆セレニア > ( 取った。 やはり見た目に反した筋力がある日傘少女の手応えに、より確信を深める。 断定はできないが、もはや捕獲するために容赦はしない。 腕を掴むことに成功したなら、そのまま締め上げようとする。 背後に回るように足払い。 腕を背の後ろで捻るあれだ。 ヴァンパイアに通用するかどうかは分からないが――― ) ―――動くなッ! ( 同時、やけにきらめく銀の剣をその身体に当てようと――― 傷つけないよう用心するものの、抵抗のし方次第では血くらい流れるだろう。 ) ―――携行している装備で対応可能と判断しますが、長期間の拘束は危険を伴います。 ( 照合のついでに応援を要請… その到着まで拘束できればほぼ詰みではないかと考えるけれど、対ヴァンパイア仕様の施設でない所に長時間留め置くのはリスキーだ。 とりあえず、もう一人のハンターを呼んでもらって、この少女を監禁しよう。 何が有効か一通り確認したら、村で一番頑丈な建物を貸してもらって… そういった手続きは、カムラが得意か。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:46:19]
◆エリー > ――――まさかこんなタイミングで自分から現れるとは。 ( ある種これは村にとっても良い事では? などと考えてしまう。 警告をしたその僅かな数日の間に本当に吸血鬼が捕獲されたとなれば、彼らの認識も劇的に変化するだろう。 ) ハンター・セレニア。 できればこのまま捕獲して、近隣の村にこの少年の素性を確認したい所です。 それからカーンのデータ照合と…彼を、村人たちへの見せしめに暫く拘束できないでしょうか。 ( 見たところほぼ捕縛に成功しているようにも見える。 少年は馬蹄を近づければ近づけただけ、磁石が反発するように顔を背ける。 …強引に捕まえて顔の前に押し付けたらどうなるだろう? ) [Mon 6 Oct 2008 02:21:57]
◆エニシ > ( 人は沢山の人と触れ合う事によって様々な常識と社会性を学んでいく。 その為に『今の』エニシはただただ子供に過ぎた。 ) あっ――― ( 飛び退ろうとしたけれど、躊躇と動揺が生んだ後退のそれよりも、迷いのない相手が掴んだ腕の方が一寸速い。 片腕を掴まれて吸血鬼はその逃げ場をなくしてしまう。 ) ……あ、う、う、うぅぅぅ……………―――― ( 剣を抜いている人。 見れない物を「見ろ」と強要してくる人。 その二人のどちらにも怯えているのか、その赤い目は恐怖の色に染まっている。 )( 見れない物は見れない。 少しだけ馬蹄の方へと視線を向けたけれど、やはりすぐに視線を逸らして。 今は剣を構えているセレニアの方を怯えたように震えながら見つめている。 ) [Mon 6 Oct 2008 02:14:06]
◆セレニア > ( ―――助かった。 その瞬間、ハンターの少女が感じていたのは安堵だった。 前に立っていたはずの自分はやや警戒されてしまい、その隙をつくようにカムラがターゲットに接触した形。 もしも反撃があったら、守れたかどうかは分からない。 見捨てたというわけではないけれど、カムラがカムラの判断で動いたのだからと、万一の場合には無傷では済まないかもしれないと勝手に覚悟してしまう。 しかし、マリア様が評価していて、現在自分が護衛するべき彼女が傷つくのは不名誉なのだから。 ) ―――待てッ! ( 異常な反応に、全身の緊張を解き放つ。 警戒していた、備えていた突進。 後ろに跳ぶ日傘の少女の残された片腕を取るように左腕を伸ばし、右手は剣を抜いた。 ―――ヴァンパイアだという確信は持てない。 そのように弱体化してしまっている。 だからまだ一息で切り捨てようとはしないが、捕獲して検査するくらいしなくては。 彼女の言動もあれば、それくらいは許容されると判断して――― ) [Mon 6 Oct 2008 02:06:00]
◆エリー > ( 思考回路が狂っているわけではないようだ。 彼(間近で見て彼女ではなく彼だと判断した)の中では彼なりの理屈と経験則があって、言動はそれに沿って整然としている。 ―――そう、その「彼の一般常識」自体がズレていると考えるべきだろう。 共感を得られないにせよ言葉が通じるのは正直ありがたいが。 ) ―――――受け取れませんか? ( 視線をじっと合わせていたのは手元に眼を行かせない為。 だが、今は自由に見て良い。 飛び退くのは別に良い。 怯えるのも別に良い。 ) 疚しい事が無いのなら、こちらを向きなさい。 ( 女の声から酷く温かみが消えた。 馬蹄を突き出すように手前にかざし、強い語気を込めて命令する。 まさかこういうタイミングで、とは思ったが―――セレニアはどうだ? 彼女には幾らかでも吸血鬼の存在を感知できる能力があると聞いたが。 まだ確証できないのか? ) [Mon 6 Oct 2008 01:57:25]
◆エニシ > うぅん…けど危ない時は確かに身を守る物って必要だよね。 ( それぐらいは理解できるようである。 基本的に悪い人たちのようにはあまり見えないし。 ふらふらとあっちこっちに行ったり来たりしているから、多分その時は居なかったのだろう。 夜というのはそれだけで物騒。 そうかな? どっちも大して変わんないのに、なんて思っていて。 ) ふぇ? あぅ…けど大丈夫だよ? いっつも一人で帰れるもん。 ( 差し伸べられた相手の手を取らずにふるふると首を振る。 なんか一々送ってもらうのもちょっと悪いかなあ、なんて思っていて。 ) うん分かった。 “御守り”? ( けどそうやってじっと見られていると、なんだか自分が悪い事をしているようで居たたまれなくなる。 そして胸に何かが手渡さ―――― ) ――――――!!? ( 本能がそれを視界に入れる事を拒絶する。 “馬蹄”は克服する事の出来なかった弱点の一つ。 それから少しでも離れようと後ろに飛んだ。 しかしその馬蹄から目を逸らす為に明後日の方向を見てしまう事は、この状況では大きな隙になるのか。 )( 血の摂取を怠っている為に身体能力は激しく落ちてしまっている。 力とタフネスは3,4相当しかなく、長所である素早さも7の速度を超える事は出来ないだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:47:41]
◆セレニア > ―――申し訳ありません、危険だからこその武装です。 ( 間違っていたらごめんなさい? だけど、もしも正解で滅ぼすとしたら、そのことを申し訳なくは思わない。 理解できているのかどうかは分からないが、帯剣しているのは見れば分かる。 物騒と言われて、安心させるように… とはいかないけれど、一応謝った。 が、足を止めはしない。 ) 家はどこですか? お送りします。 ( さあ、とでも言うように左手を差し出そう。 あとじさる日傘の少女が家の場所を口にしようとして――― カムラの方でそれを引きだせそうなら、邪魔しないように一度は足を止めるけれど。 カムラが馬蹄を渡した瞬間、ケープの下で全身を緊張させる。 どのようなリアクションであれ、対処できるように。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:38:57]
◆エリー > 夜というのはそれだけで物騒なものだよ。 そう、向こうから――――。 ( 先日まで厄介になっていた、最初の村の方から来たという。 …随分と目立つ格好だが、少なくとも集会場には居なかった筈だ。 いくらなんでも思い出せる。 あの村―――早速、「吊るし上げ」が始まったと報告を受けているが…。 ) …そう、御免なさい。 でも出来るだけ早くお帰りなさい? これ―――――「御守り」をあげるから。 ( と、「視線をじっと合わせたまま」、受け取る受け取らないの判断をさせる暇を与えないようにポケットから取り出した馬蹄を、少年の胸元に「とん」、と押しつけんとする。 これ一つで判断できるものではないが、手っ取り早いやり方だ。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:23:14]
◆エニシ > ( 記憶を失って赤子同然となったあと、優しい同族に身元を預けられて奔放に日々を過ごしている少年に基本的な常識は殆ど無い。 ) ………けどなんかもう一人のお姉さんの方はちょっと物騒。 やっぱりここって…結構危ない場所だったの? ( 良く良く見てみればあそこから見えるのは剣か何か? 流石にそれを見れば少しばかり怖がろう。 だったら早く帰んないと姉様が心配するな、とか。 やっぱりこの今のこの状況で少しずれた考え。 ) そう。 あのね、けどちょっと道に迷っちゃったみたいなんだけど、この場所がどこらへんか知らない? ( そう言って相手に尋ねる場所は、先日何名かの容疑者の候補が挙がった村の近辺。 その辺りからここまで一人で来たんだという事はそれで分かるだろう。 ) ふぅん……吸血鬼が出てくるからここ等辺は危ない、って事なの? ( そんな事を確認するように。 吸血鬼というのがあまり好かれないのは、とある同族に教えてもらって知っている。 けどそんなに恐れられるものだっただろうか。 ) 「お母さん」? ( ――――それが何を意味する言葉か一瞬分からなくて瞳を瞬かせてしまう。 その意味が分かるのは少し間が空いてから。 ) お母さんはいない…けど…… ( 距離を詰めてくるケープの女。 それに何やら不穏当な気配を感じると、一歩、二歩と後ろに下がっていく。 ) えっと、お家のある場所は……… ( 視線を合わしたまま答えていいのか考えあぐねる。 口に出していいか迷っている様子が露骨に表情に出ているだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:13:07]
◆セレニア > ( 【人影】 はこの少女の視界をしきりに出入りしている。 それは指向性を失う代わりに、距離の短さを表す特徴だ。 ヴァンパイアが、近くにいる。 そこらの人家の中でないと断言はできないが――― 散歩? 蝶々? どこら辺? 日傘を手にした姿から全てがうそぶいているように見えてしまう少女?の言動は後押ししてくれる。 ) ( 良いか? 判断は任されたが、一応。 カムラから向けられた視線に目を合わせて、さきほどと変わらない足取りで更に前へ出た。 日傘の少女?との距離を詰める。 ケープの下では、剣の柄を握って。 ) ( 一息に切り捨てるような行動には出られない、が、確認しなければ。 ) ―――家は、どこですか? ( 声をかけながら――― 逃げる素振りを見せれば、駆け出して追うだろう。 ) [Mon 6 Oct 2008 01:04:37]
◆エリー > ( 子供だから、で片付けるには乱暴過ぎる。 ―――まずこの場所が何処なのか理解しているのか、この時間に徘徊している理由は、それから、私は兎も角、セレニアの姿がこの場に相応しくないという事に反応はあるのか。 最初の笑い声と場違いな挨拶からして既に、まともな思考回路を持っているとは思い難いが―――。 ) 散歩? ―――――。 ( こんな、商業地区の灯りが彼方に見えるような所まで一人でふらふらと、景色に変化に気付かず彷徨ってきた? あごの向きを少し変える程度の僅かな動作でセレニアの方に視線を送り、やはり異常であると思った。 ) ( 以前公開処刑の時に近くに居た少年だとは流石に気づけない。 重要な人物ではなかったし、手配書の吸血鬼と直結するのも難しい話。 ) ……こういう所には出てくるものなのよ? 危ないから帰らないと―――そうでなくても「お母さん」が心配するでしょう? ( もう一度同じ事を少年?少女?に尋ねた。 少し顔を近づけて視線を合わせようとしながら、暗闇の影でポーチのボタンをはずす。 中に入っているのは「馬蹄」と「聖水の小瓶」と「サンザシの杭」。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:52:41]
◆エニシ > ( 二人とも一度出会った事がある。 ただ片方の時は他の事に気を取られてばっかしだったし、もう一人とは記憶を失う前に出会った相手だ。 そもそも覚えてない。 )( 相手に気付かれなかったのなら、とりあえずは変装という意味でも女装は成功だったのだろうか。 今回は、という言葉は外せないけれど。 ) お姉さんたちもお散歩? ( 小首を傾げて問い掛けるその姿は街角で会うには違和感がないが、夜のこんな場所でやられても不気味さを増すだけかもしれない。 ワンピースと日傘以外に目立った持ち物はなく、持ってきているのはせいぜい財布ぐらい。 今はナイフ一本も持ってきていない。 ) あぅ…お買いものに行こうとしてーやっぱお散歩にしてー、そんで蝶々追っかけてたら気付けばこんなとこまで来てた………ここってばどこら辺かなあ? ( 恥ずかしそうな呻き声を出しながら、迷子である事を告白した。 距離は普通に喋れば声が届く程度の距離。 相手が足を止めるのなら、少年もまたそれ以上近づかない。 ) 吸血鬼? ( その単語にクリっと目を丸くして。 ) やだなーもう、そんなの滅多に会う者じゃないのさー。 ( あはっ、とその心配を笑い飛ばす。 だって今まで会ったのってばーえっと――――あれ? けど結構知り合いに多かったかも? ま、いっか。 最近普通の人にしか会ってないのは事実だし。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:42:36]
◆セレニア > 了解。 ( 返答は短く、カムラの前に即割って入れる位置に立つ。 威圧的でない程度には落とした歩調で、とりあえず普通に話せるくらいまでは距離を詰めようか。 ) こんばんは。 ( こちらが口にするのは挨拶だけ。 その服装で、相手が以前に遭遇しているヴァンパイアだとは気付けない。 ちなみにそのモンタージュはVHGにあるはずだ。 が、こちらはそう変わっていないだろう。 ―――戦闘服を着込んだ理由の半分はその方が恐怖心に抗えるからで、盾も鞄も部屋に置いて来てしまったのを悔いるけれど、もう遅いか。 逆に身軽と思えば悪くない。 それに、装備はケープで隠されている形だ。 剣などははみ出してしまうとしても。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:31:08]
◆エリー > う…そういうつもりは―――無いんですけど。 ( 結果的に拉致されたり頭を強打されたり鎖骨を折ったりしているわけで、強く反論はできない。 アレッサンドラ・クレメンテにも注意されたことだけど、私は無茶をしているらしい。 ) ―――探りを入れます。 正直何者であれ良い事はなさそうですけど―――いつでも仕掛けられるようお願いします。 判断も任せます。 ( 戦闘に関する事には口出ししない。 早口にセレニアに指示を出し、近づく人影を眼で捉える。 そのいでたちといい、明る過ぎる声といい、芸能横丁ででも見れば違和感はなかったかもしれないが――――あまりにもTPOを弁えて居なさ過ぎる。 ただのワンピースと日傘がこんなにもグロテスクに見える風景があるだろうか? ) ( …やがて近づく人影―――中性的な子供? があまり近付き過ぎる前にさりげなくセレニアを少しだけ自分の前に立たせる位置まで下がった。 ) …こんばんは。 こんな時間にこんな暗い所を歩いていると、お母さんが心配するよ? ―――吸血鬼に襲われるかもしれない、って。 [Mon 6 Oct 2008 00:21:51]
◆エニシ > ――――あー…逃げちゃった。 ( 視線の高さぐらいまで飛んでた蝶だけど、とうとうおっかけられないぐらいの高さにまでその高度を上げてしまう。 足を止めて悲しそうな表情になり―――どこらへんだろここ? ちょっと迷ったかなひょっとして。 )( 道とか聞けそうな場所かなと辺りをキョロキョロとせわしない様子で見回してみる。 夜だろうと昼と同じく見えるその目は、やがて離れた場所にいる二人の人間を見つける事が出来て。 ) あー!こーんばーんわー! ( 邪気の無い笑顔を浮かべてそちらの方へと片腕しかない手を振ってみる。 距離は大分、というよりもかなり離れているか。 少し大声で話さないと会話も出来ないような距離。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:13:46]
◆セレニア > …そうですか? カムラは無理をすると――― ( マリア様が言っていただろうか? それともこれは、自分の感想だろうか。 …夜、眠れない。 寝汗をかいて。 明るいところへ。 そんな彼女の状態が、自分が夜毎の悪夢に魘されるのと重なったのかもしれない。 珍しく気を遣っているのか、ややぎこちなく言葉を続けようとして――― あらぬ方向を振り返る。 今、誰かいなかったか? 【人影】 を見たような――― ) ―――カムラ。 ヴァンパイアが… いる、かもしれません。 おそらく。 この声の主がそうだと特定はできませんが。 ( 地方村という小さな社会でその異常性を考えれば、無視はできない。 一度だけカムラと視線を重ねて… 飛び出しはしなかった。 何を見ているのかしきりに周囲を気にしながら、指示を待つ姿勢だ。 ) [Mon 6 Oct 2008 00:08:38]
◆エリー > うちにはありませんけど―――人が2人入ったらぎゅうぎゅうくらいの床下倉庫はありますけど。 ( 食べ物とか保存する用の。 一人になってからはあんなに沢山食べ物を保存する事は無くなって、がらんとしているけれど。 ) ちょっと寝付けなかっただけですよ。 気を配って貰えるのは嬉しいですけど――――( 声が聞こえた。 ) ( 耳を澄ますようにして言葉を止め、それが空耳ではない事を確かめる。 時間的にも場所的にも不自然な―――聞き様によっては狂気じみた声だ。 恐ろしくないわけがない。 近いだろうか? 暗がりの中、声の主を探して目を細めながらセレニアにも目配せした。 ) …どう思います? まともだとは思えませんけれど。 [Mon 6 Oct 2008 00:00:51]
◆気配 > ( あは、アハハ。 )( 子供の声が響いている。 それは真夜中という時間とこの場所には少しばかし似つかわしくなくて、状況が違えば怪談話にもなるのかもしれない。 夜な夜な子供の笑い声が響く地方村とか、ちょっと不気味な感じとかしない? しないか。 )( 蝶々を追っかけまわしているのは、片腕に日傘を提げた白髪の子供だった。 明るい色のワンピースを着ているその格好は女の子のようで、顔立ちもまた少女といっても差し支えない。 ただし良く見れば骨格は男性のものであるし、所詮は女装好きなだけの男の子だ。 分かる人には見破れる。 そしていつもどおり気配もまた隠せる事は出来ない。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:51:47]
◆セレニア > …ありませんか? ( 半々くらいの確率であると思っているのかもしれない。 だってほら、押し入る家って… さておき。 ) 体調に問題はありませんか? 毛布が厚いようなら、換えた方が良いのでは。 手配しますか? ( 宿の主を起こせば、季節に合わせたものくらい出てくるのではないか。 そこはそれが仕事なのだからと申し訳なく思わないようで、面倒なら自分がしようかと言う。 それにしても、今夜は冷えるくらいなのに。 ) ( 後について、外に出る。 その必要があることだけど、星明りがあってもやはり夜は暗く、傍に知った者がいるのは落ち着いた。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:50:21]
◆エリー > 地下ってあんまり一般家庭には―――まぁいいですけど。 ( よく価値観や論点で周囲とズレる娘だ。 こういうのはまぁ、普通の環境で生活して、普通にこうしてギルドなどで共同生活を送っていれば幾らか改善されるものだろうけど。 ) 寝汗かいて暑いんですよ。 少ししたら寝ますから。 ( どうせ一人でふらふらしても外に出て何も無くて、すぐにひっこむだけだ。 起きている人間が居るのなら丁度良い、とばかりに付き合ってもらう事にした。 まぁ、今回の仕事は語り部役の私と、もしもの時の護衛、という組み合わせだし、私の行く先についてくるのは自然だろう。 勝手に歩きだして、小さな宿舎の外に出た。 このあいだの村よりもさらに市街地の灯りが遠く、橙色の小さなラインが無効に見える程度だ。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:42:21]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 [Sun 5 Oct 2008 23:35:04]
◆セレニア > …それは地下で眠るか、遮光カーテンをすれば。 部屋のランプには、油があまりありませんでしたから。 ( 想像は当たっているけれど、いくらか言い難さを感じることなのか、続く言葉はピントがずれていた。 誤魔化そうとして適当に口を動かすのは、黙り込むよりマシかもしれないけれど。 ) ? 何か… …はい。 冷えますが。 ( 外に出る? 用があるのだろうかと問う風に表情の乏しい目を瞬いて、一拍置いたら頷こう。 立って、外へ――― 出ようとしながら、風に当たっても大丈夫なのかと振り返った。 この任務の要は彼女で、喉など悪くされても困る… ような気がする。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:28:31]
◆エリー > 普通は夜勤明けとかに「空が明るくて眠れない」っていうんじゃあ。 ( 灯りがないと眠れない子供みたいな具合だろうか? 勝手にそんな想像。 彼女―――ハンター・セレニアは少々特殊な人材で、素性から人格から、よくわからない部分が未だに多い。 対人関係の構築が上手くないのはどうも経験不足から来るようだが――――。 ) こんな所では何ですし、外に出ませんか? 声が響いちゃいます。 風に当ろうかと思ってたんですけど。 [Sun 5 Oct 2008 23:17:54]
◆セレニア > 暗かったので。 眠れなくて。 ( 暗いから眠れない、なんて変な話だけれど。 区切るように口にした二つの言葉は、少女にとって繋がるものだった。 寝床でじっと見上げる暗闇は、まだ怖い。 自分がいつも寝起きしている大聖堂の二人部屋ならそういったことは少ないのだけど、ここでは一人だから。 ただ、灯りをつけるのも遠慮する。 そういった贅沢が通用しない土地だという、偏見のような意識もあって。 ) ここなら少し、明るいから… ―――問題ありません、この装備には丁度良いくらいです。 カムラこそ、何を? ( 振り返ったまま、何か問題ですか?と腰のポーチを見て首を傾げる。 しばらくここに居たこちらは、目が慣れていた。 ) [Sun 5 Oct 2008 23:10:35]
◆エリー > ( まだ少しぼんやりとしている。 寝起きの思考が定まらない時間が嫌いだ。 目元を揉み解し、首を回して上体をひねって運動しながら血の巡りを促す。 私の仕事は考える事なのだから。 ) うわっ…どうしたんですか? こんな所で――――風邪、引きますよ? ( 誰も居ないと思っていたら先にかけられる声。 薄暗くてよく見えなかったが、口調だけで誰だかはわかる。 そういえば彼女が交代要員だったか―――しばらく顔を合わせる機会が無かったが。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:59:12]
◆セレニア > ( それがれっきとしたVHGの啓蒙活動なら、彼女一人で動くこともないだろう。 きっと一人〜数人の護衛というか、オフェンス担当の同僚がついている。 その内の一人が今夜交代した報せは当然彼女にも入っているだろうし、もしかしたらもう顔を合わせて、二言三言言葉も交わしたかもしれない。 ) ( 何にせよ、外へ出ようとすればこの少女が目に入る。 不寝番を立てるほどの状況ではないだろうに、装甲は除いているものの、つま先から首までを覆う戦闘服を着て、銃と剣を差したベルトを巻いて、それらを緋色のケープで隠して。 ゆったりと編んだ薄紅色の髪を後ろに、入り口のポーチ、階段の隅に腰を下ろしていた。 膝を抱えるようにして… 街灯りが遠い開けた夜空の下に、灯りはない。 ) ? おはようございます、カムラ。 [Sun 5 Oct 2008 22:47:44]
◆エリー > ( 一応、程度の装備を腰のポーチに収めておく。 狩りの仕事に来ているわけではないけれど、油断はしないに越したことはないし。 廊下は真っ暗で予想以上に寒く、目が慣れるまで何も見えない。 皆寝静まっているかもしれないし、灯りを持つのもどうか。 手探りで壁伝いに廊下を歩き、床を軋ませながら一階に向かう。 外に出て星明かりで少し景色を見ていようか。 あったかい珈琲とかを用意できれば良いけれど、そんな気の利いたものはやっぱり皆眠ってしまうと使えそうにない。 田舎はやっぱり、不便。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:37:52]
お知らせ > セレニアさんが来ました。 『( 交代要員。 )』 [Sun 5 Oct 2008 22:34:32]
◆エリー > ( 無言でベッドから上半身を起して暫く何も考えないで目を瞑る。 夢で良かった、と大きく息を吸いこんでからサイドボードの水差しに手を伸ばし、一口水を含んだ。 …悪夢を見る事自体にもう、ある程度慣れてしまっている。 見ている最中はいつも恐ろしいけど、目が覚めればいつもこんな具合に同じような安心感を得る。 ただそれだけ。 ) ( すん、と汗臭いシャツの匂いを嗅いで顔をしかめる。 ひどく中途半端な時間に目覚めてしまったけれど、もう一度寝なおすには少し時間を空けないと無理そうだ。 今し方悪夢から解放されたのに、もう一度夢を見るなんて流石に神経太過ぎるだろう。 ) ( ベッドから降りて着替えを取り出し、靴を履いた。 …外に出て何があるとも思えないけれど、この部屋に一人で居る事さえ嫌だ。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:22:13]
◆エリー > ( ひどい夢を見て目が覚めた。 行方不明の姉を殺して、今度は私が吸血鬼になって逃げる夢。 どうしようどうしようと暗闇の中を闇雲に逃げるけれど逃げる先は何処も人間の住処で、襲って血を吸えそうな弱い人間は見当たらない。 それでも逃げて逃げて、街からどんどん遠ざかって何も無い真っ暗な野原の一本道をひとりで歩く。 そんな夢。 多分こんな真っ暗で何も無い田舎に居て、毎日毎日吸血鬼の話をして回っているからだ。 二つ目になるこの村でも数時間前、たっぷりと時間をかけてそんな話をした。 ) ( ひどい寝汗でシャツがびっしょり濡れている。 暑すぎる布団を肌蹴ると、今度は濡れたシャツが冷た過ぎた。 ) ( しばし天井をぼんやりと眺めている。 ) [Sun 5 Oct 2008 22:04:44]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 とある地方村/村で唯一の宿泊施設 』 [Sun 5 Oct 2008 21:49:08]
お知らせ > 村人さんが帰りました。 『…あ。男、二人か三人付いてくれないか?(情けない声で歩き出した。)』 [Fri 3 Oct 2008 23:52:30]
◆村人 > 何もしねぇーより、ちゃんと安全だって分かってた方が楽しく過ごせるだろうし? (おーい、報告書ってこんな感じで良いのか?) どれどれ… うっわぁー 汚いな。マジで。進歩してねぇーよ (笑いを飛ばしつつ、先程までの相談に不満を抱くものも居れば、気にせず日常に戻る者もいる。だが、一人で寝る夜は誰しもが訪れることに恐怖を抱くようになるだろう。多くの家の扉には馬蹄が吊るされ、大蒜が掲げられていたり、塩があちこちへとばら撒かれている。 今夜により、容疑者および条件に該当しそうな人物は四名。その内にアクセラレーターの名前も含んでいた。それらは報告されるだろう。) [Fri 3 Oct 2008 23:51:20]
◆村人 > ま、待ちなさい! そうやって、誰彼構わずに疑うのも酷いわよ?傭兵だから出来るんじゃなくって? それなら、塩と大蒜が食べられないあの青年も怪しくない? (調べてみりゃいい話だな、と呆れ顔をする人達。) 確かに、あー…あの娘もまだ幼いってのに馬鹿力だったしなぁ?親もじゃね? (あれこれと疑わしい者の名前を挙げた。その場に居る者の名前を挙げられれば、喧嘩や口喧嘩が起きたりするのも当たり前だった、) 兎も角、容疑者ってな感じでギルドに報告すりゃ良いんじゃねぇかな? 仮に間違えてたら謝れば良いだろうし (冷め切った態度と言動を繰り返す若者に、老人は頷けた。) [Fri 3 Oct 2008 23:45:48]
◆村人 > あー…この前なんか、アクセ…なんとか (アクセラレーターか?) そうそう。ソイツだ。 (怪訝な表情を浮かべる者も、複雑な心境を浮かべる者も、怒りを含めた表情をする者もいた。) 今に思えば、夜しか遊びに来ねぇし。小屋が崩れそうになったのを支えたし。 (驚愕と困惑の声を張り上げた。) ちょっ…! 待てよ、小屋ってあの小屋か? あんなの大の大人が二人や三人じゃないと無理があるだろ!? (一人の若者が机を叩きながら立ち上がった。信じられない顔をしており、冷や汗と恐怖の色が宿っていた。) [Fri 3 Oct 2008 23:41:28]
◆村人 > 人の命を奪う事でしか、生きられないなんて… 思い出すだけで鳥肌が立つわ。 (身体を抱き締める女性が恐ろしそうに言葉を震わせる。) さて、検査なんさ俺たちがやるんじゃなくて… ギルドにお願いした方が良いだろうな。 (女性の言葉を無視しては、話の流れを強引に戻した男性。扉の付近で腕を組み上げる若者だった。) 全員を検査するのも手間が掛かるんだしさ、…吸血鬼の特徴に該当しそうな人から報告すりゃ良いんじゃね? (夜しか出ない。塩や大蒜がダメ。銀が苦手。吸血痕がある。馬鹿力。治りが早い。) こんなもんか? 忙しいとかアレルギーなんかは言い逃れだろうし。 (異議は無ければ思い浮かぶ人を考えようぜ。と付け足した。) [Fri 3 Oct 2008 23:34:30]
◆村人 > 吸血鬼かぇ… (行き届いた情報をとある老人は怪訝な顔付きになった。縁に落ちぬ表情をし、言葉を紡いでいった。) 大蒜や塩をばら撒くのが良いんじゃろうなぁ… (老人は首を傾げながら、伸びた髭を撫でて行った。これに異議を唱えず、準備次第で積極的に行う者もいるだろう。次の若者が割り出しては意見を放った。) 対処するだけじゃなくて、疑わしい者に検査する方法ってのもあるんじゃないか (一人の若者は異議を唱えた) 待てよ! そんな危険なことは御免だぜ!? 吸血鬼は人間じゃねぇーんだろ、バレたら俺たちを皆殺しするんじゃねぇか? 人の血を吸う化け物なんだから! (覇気を放つもの、青褪めた表情に拳を震わせていた。) [Fri 3 Oct 2008 23:29:37]
お知らせ > 村人さんが入室されました。 『恐ろしいもんじゃのう』 [Fri 3 Oct 2008 23:27:15]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 ――幾つかの村を渡り歩く予定だ 』 [Wed 1 Oct 2008 01:34:37]
◆エリー > ( 一つでも多く、事件を解決できるだろうか。 一人でも多く、吸血鬼から守れるだろうか。 私の残りの一生は全てそれに捧げて良いような代物だ。 何事も無かったかのうな顔をして日常に戻れるものではないし、この痛みを他の誰が理解できるものか。 私が、私のような立場の人間にしかわからない痛みなら、私以外には本当にそこに迫っている危機に立ち向かう事は出来ないだろう。 ―――気づいた時には大切な人が死んでいるという悔しさ、怒り、悲しさはどんな言葉にもできそうにない。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:24:19]
◆エリー > ( 集会場に残っているのは自分を含めた3人の狩人と、施設を管理している村人一人だけ。 熱量の無くなった広い室内は伽藍としていて、ひどく薄ら寒かった。 ) ( 事務的な話を一つ二つして集会場を出ると、夜と草の匂いがする。 夏はもう終わっていて、風が少し冷たい。 小高い所にある集会場からは遠くに小さく、市街地の橙色の灯りが横ばいに並んでいるのが見える。 商業地区辺りだろう。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:11:55]
◆エリー > ( ――2時間程の集会が終わって、各々が岐路に着いた。 ) [Wed 1 Oct 2008 01:07:03]
◆エリー > ( なるべく淡々と辛気臭い声で喋る。 もともと明るく話すのは得意ではないけれど。 声の抑揚や間の取り方は細かく調節して、特に聞いてほしい部分や分かり難い部分を工夫しているが、多分演技をしたことがない素人には気づけないだろう。 普通に聞いている分にはただ普通に喋っているという感想しか出ない筈。 …感想自体が思いつかないか。 そういう風にしているんだから。 私、エリエッタ・嘉村に関する印象よりも話の中身を印象付けるよう。 まぁ、外見からしてあまり「吸血鬼狩人」には見えないだろうし、「家族を吸血鬼に殺されてハンターになった不幸な娘」とでも認識して貰えれば良い。 多分その通りだし、目的の為なら自分の素性だって効果的に使わせてもらうだけ。 ) 兎に角、忘れないで下さい。 危機感を持って下さい。 彼らは潜伏し易く都会の情報網から外れた地方にこそ出没します。 [Wed 1 Oct 2008 00:52:12]
◆エリー > ( 暗闇は想像力を刺激する。 室内の照明はぼんやりと壁に灯る古びたランプ2つだけ。 この演出は良い。 暗闇は恐怖にまつわる想像力を肥大化させてくれるものだ。 ――――今夜辺り、集会の後各々建物を出て家路につき、寝床に入るまでの間に誰かが疑心暗鬼に陥って「吸血鬼を見たかもしれない」なんて言い出すかもしれない。 …真偽は兎も角、大蒜や塩、銀、馬蹄などが売れるか。 何でも良い。 危機感を持ってくれさえすれば。 吸血鬼を恐れてくれさえすれば。 間違ってもいつかの事件のように村ぐるみで吸血鬼を匿ったりするような事が無ければ。 何でも良い。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:39:31]
◆エリー > ( 多少大袈裟でかまわない。 エンターテイメント扱いでも構わない。 彼らの記憶と知識に確かに吸血鬼に対する危機感と知識が刷り込まれるならそれが一番だ。 田舎で吸血鬼が発生、潜伏し易いのはひとえに彼らの情報量不足に原因がある。 知らないのだ。 そもそも実在すら信じていない事も多い。 ) ( 3つ目の話を終えた所で1時間半が経過していた。 とある地方村の集会場。 昼の内に来訪の理由を説明して、夜に集会場を使わせてもらう事になった。 多少胡散臭かろうが、ギルドから集会場や宿を借りる為の資金が充てられ、集会は無料であると聞けば村の人達も悪い顔はしなかった。 ) ―――このようなケースに陥ってしまった段階でその村は既に惨劇を免れる事が出来ない段階に入ってしまっているという事です。 もっと早くに気づけば、サインを見逃さなければ、対処法を知っていれば。 幾らでも犠牲を食い止める方法はありました。 [Wed 1 Oct 2008 00:29:50]
◆エリー > (ようは語り部のようなものだ。 聴衆の感情―――恐怖や不安、怒りを引き出す為のシナリオを用意して、言い回しや間の取り方、声色を駆使してどれだけ吸血鬼というものが危険であるか、それが村に迷い込んできた場合、現実的にどういう事が起きるかという話を語って聞かせている。 シナリオと言っても全て実際にVHG―――ヴァンパイアハンターズギルド「カーン」で取り扱った実際の件例を順序立てて説明している。 事の始まり、最初の犠牲者、調査レポート、被害の拡大、惨劇、狩人の登場、そして大きな傷跡を残した終幕。 これだけ読むと、まるでホラー小説のような代物だ。 実際に起きた事件だと何度も釘を刺しておく。 ) ( 集会所に集まった人々は一様に黙り込んで耳を傾けている。 娯楽のない地方村だ。 こういう話は―――不謹慎ではあるが、彼らの興味を刺激するだろう。 ホラー小説というジャンルが成り立つのは、人が古来から案外そういうものに興味を持っているからだろうし。 ) [Wed 1 Oct 2008 00:22:18]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 逸話 』 [Wed 1 Oct 2008 00:14:19]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『今度、会ったら教えるか案内かだなァー?(楽しそうに笑う。)』 [Sun 28 Sep 2008 22:55:46]
◆アクセラレーター > (ペセルおよびPTでの参加をするのだから、依頼を来ても受け付けられない。意識をあちこちいったり、曲がったりするのが大嫌いだし。) そうだなァ… 今日も洋菓子をエニシに持って行ってやるか。 (朝が明けるまで見張りをしていても、恩人である農民に不思議がられたりするだけは避けるべきだ。ごく人間と同じような時間帯で動いたほうが良いだろうし。そうと決まれば、重い腰を上げながら芸能横丁に立ち向かおう。) [Sun 28 Sep 2008 22:54:53]
◆アクセラレーター > (長い沈黙が耐え難く、思考を切り替えようと話題を探した。) …と ペセルが寮や施設を探しているンだっけか。 (傭兵ギルド『雷電』に寮や施設が無いのか、聞かれたのを思い出した。あるといえばあるし、ないといえばないという。傭兵ギルド『雷電』の近くに宿屋や施設でも建てて置けば、傭兵の連中も其処を利用するだろう。生産者は其処を付け狙わないハズがない。世の中の頭の良いヤツは何時だって、金になるかならないか計算を繰り広げているのだから。) はっ! 俺も他人事じゃねェーけどなァ! (依頼者の望む結果を出す為に、何すべきなのか考えてから動いている。) [Sun 28 Sep 2008 22:45:59]
◆アクセラレーター > (一度の人生で三、四度は恋愛しただろう。だが、一人を取り除けば全員は死んでしまっている。) ん、ああァー… (瞳を閉じ、柵に凭れついた。口に苦味を覚えつつ、舌打ちをする。 愛や恋なんざ、戦場では邪魔になる感情だ。殺戮や破壊の衝動を鈍らせては、弱くさせてしまうだけだ。永遠に続く愛より、短い愛や恋の方が傷も付かず、誰も弱くもならない。) ……分かり切ッてたことじゃねェか。 (片手で顔を覆う。一番親しい者を自らの手か自らの都合で殺してしまう。だったら、距離を置いた方がいい。) [Sun 28 Sep 2008 22:39:33]
◆アクセラレーター > (少女は、自身が吸血鬼であることの存在の意義や意味を追求するのを止めている。無意味だと理解した以上、ひたすらと真っ直ぐだけを見据えて走りかければいい。) シンプルなこッた。 (視線を牧場から外しては、夜空へと見上げていった。ああ、随分とご機嫌が斜めである。苦笑をしてしまった。) なんだそりゃァ… パーティーのメンバーは一人二人は来りゃ良いだろうし。 (男なんぞ、PTに加える毛頭などない。女だけで何処までもやれることを証明する為でもあるし。) 女の戦場に男は不要ッてこた。 (ポニーテールを解けば白い髪が地面に流れてしまう。) [Sun 28 Sep 2008 22:33:17]
◆アクセラレーター > ただの人間や農民だったら、擦れ違ってハイ終わりなンだろォーなァ (自虐的な笑みを唇に貼り付けさせ、肩を竦めさせた。横目で後方の牧場を疑っても、牛達は横になったまま起きる気配ですら感じない。人の気配ですら感じられない。) ま、気配が丸見えなら農民か傭兵崩れだろォー… (重い肩を落としつつ、息を零れていった。呼吸はするし、心臓だって動いている。生まれながらにして吸血鬼であるからだ。生きた吸血鬼というのも滑稽な話だけれど。) [Sun 28 Sep 2008 22:25:27]
◆アクセラレーター > (牧場の中には牛だらけだった。来年に備えてなのか、人一倍と多いような気もする。) ん、んんァ…? (牧場の柵に凭れついた吸血鬼は小さな声を上げた。お世話になり、恩人ともいえる農民達の村に訪れていた。 傭兵としてじゃない。少女、人間としての善意的なそれである。猛獣を追っ払ったり、悪党を追い返したり、もしている。) [Sun 28 Sep 2008 22:17:42]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『髪の毛を散らした。』 [Sun 28 Sep 2008 22:10:07]
お知らせ > アルジェントーロさんが退室されました。 『(とりあえず、任務開始から一ヶ月の報告をしに街に戻ろうと思うのであった)』 [Tue 23 Sep 2008 23:59:58]
◆アルジェントーロ > (そんなこんなで熊は見上げてごらん夜の星を―――)…ちいさーな…………、 なんだったか忘れたぞォ。 (夜空を見上げて溜息をつくのだ) [Tue 23 Sep 2008 23:59:38]
◆アルジェントーロ > (―――………… 仕 事 に な っ て な か っ た ) [Tue 23 Sep 2008 23:58:29]
◆アルジェントーロ > (つまりまぁ何だその) [Tue 23 Sep 2008 23:58:08]
◆アルジェントーロ > 今となっちゃ、ギルドの扉開けた瞬間に、ハンターギルド所属No.029029アルジェントーロ・オルソーだァ!って開口一番名乗ンのすら懐かしいぜぇえ。 (左手首の包帯で、涙を拭う小芝居なんぞ一つ。)(まあ、誰も見ちゃいないわけだが。ともあれ、ともあれ。―――集中力のない熊には地道な探索等向いていないのであった。森の中で何をしてたかって?一人森の熊さんごっこではない。断じてない。例えば、洞窟に入って眠っている蝙蝠を追いかけまわして、この吸血鬼どもがァ!とか、意味も無く叫んでみたり、死ね吸血鬼!とか丑の刻参りしてみたり、そんなものである) [Tue 23 Sep 2008 23:56:38]
◆アルジェントーロ > ファーマーだらけじゃねェかァ!!!!! (ふんぎぎぎぎぎぎ。)(熊は歯軋りひとつ。そう。此処地方村はそもそもそう物流があるわけでなし、飲食店も流行りゃしなけりゃ、人が多い場所でもない。なんていうか、その、全体的に農耕メインで成り立っているワケである。) ……とりあえず、どの家も鴨居に大蒜垂らせーってアレはやってるみたいだがァよォ。 そんで?だから?どうしたァ? みつかりゃしねーじゃねェかァ。 糞田舎暮らしも1ヶ月続きゃあ、 「 ウツダシノウ 」 な感じになるだろォ。 酒が飲みてェ。 酒場で暴れてェぞぉ!!(うがががー。髪をぼっさぼっさ掻き毟って熊は吼えた) [Tue 23 Sep 2008 23:50:42]
◆アルジェントーロ > 大体よォ。 農夫、って、のうふって、ノウフって、ファーマーって、Farmerって よォオオオォォ。 (右を見る→畑←左を見る) [Tue 23 Sep 2008 23:45:27]
◆アルジェントーロ > 花さっくーもーりーのーみーちー くまさーんにーでーあーあーったーぁ。 って。 (Argentoro=Orso※Orso⇒熊)(そんな吸血鬼の狩人が夜道をえっさほいさと村へ向かって。やや夜も深けた平和な地方村―――)…いや、平和ってのは間違いだなァ。 或る意味、街ン中よか、くせーぜェ? (…そんな平和な筈の地方村には迷惑になるかもしれない、何とも言えない微声である。)(ともあれ。―――熊はギルドの仕事で来ていた。一ヶ月も前になるか。あの無口で、そう、あの―――…) …顔すら浮かばねェぞォ。 エリエッタ=嘉村。 (その、ハンター・エリーから数人のハンターへ通達された、庶務。まあ、いつも通りの狩り。) [Tue 23 Sep 2008 23:43:06]
◆アルジェントーロ > あるぅー日ーィ 森のっなっかーぁ くまさんにぃー 出会ーぁったー。 (何とも自虐的な歌を口ずさんで、地方村外れの小さな森から、村外れへ。どすどすと品無く歩く掠れた声。) [Tue 23 Sep 2008 23:37:31]
お知らせ > アルジェントーロさんが入室されました。 [Tue 23 Sep 2008 23:33:51]
お知らせ > カリンさんが退室されました。 『お願い、します ( 貴女の手を握るだろう )』 [Fri 19 Sep 2008 01:31:04]
◆カリン > ( 不思議そうにする貴女。頼るのが怖くもあった。 だって、今まで頼りっぱなしだから ) ――――。 ( 貴女の声にはどこか強さがあるように聞こえる。 見つめる瞳も生気が満ち満ちているような感じさえ覚える ) ( 少しだけ間が空いて ) ――――わかった… ( 淡い微笑み。 それを見て、何か決めたように頷いて ) シャリネ――― ( 貴女の名前を力強く呼ぼう。 実を言うと嬉しかったから。 そして、感謝の気持ちで胸がいっぱいだから、それを全部込めて ) [Fri 19 Sep 2008 01:30:21]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(お願い。)手伝わせて。』 [Fri 19 Sep 2008 01:27:15]
◆シャリネ > ―――そうだったんだね。……え?(「だめだよ」 そんな強めの口調に、瞳を瞬かせた。見開いた瞳が、どうしてと眉を寄せる。きょとん、と不思議そうに。 ――けれど。)(「ほんとうはてつだってほしい」「大切な人だったから」) ( 少女は、首を横に振った。 ) 生活はある。でも ―――― 私も大切なひとに、何もできなかった。…ううん、できてないの。( 過去の話には、したくない。静かに貴女を空色がまっすぐに見つめて。 ) だから。 探させて?図書館で資料を調べるくらい、難しいことじゃないから。( 大切な人を失う辛さは、味わってほしくなかった。せめて、できることはこれくらいなのだとしたら。淡い笑みと、共に。我侭という。 ) [Fri 19 Sep 2008 01:19:45]
◆カリン > ( 『ただいま』なんて、もう言える相手はごくわずかしかいないから、少し慣れなくて、恥ずかしくて ) ――だけどっ、心配してくれて…嬉しかった… ( 首を振る貴女。 心配させたのに、なんだか心配してもらえたことが嬉しくて、申し訳無さそうな笑みと一緒に )( 返される笑みをしっかりと受けとめる。 次第に笑顔は戻ってくるだろう ) そっか…。 墓地はね…行ったの。 でも、どこにも無かった… ( 貴女の質問に、力の無い言葉で返す。 空を染める黒が少し重いように感じてしまう ) ――シャリネ…ダメだよ ( 少し強めの口調で、バニラの貴女に言おう。 貴女を巻き込みたくなくて。 わがままを言っていいのなら、手伝って欲しかった。 公の場所にはあまり顔を出せる自分ではないから。 でも、そんな我が侭いってもいいのかと思うと、手伝ってとはいえなくて。 だけど、その気持ちを隠したまま喋り続けられる自信もないから ) 本当は、手伝って欲しい…。 『あの子』は大切な人だったから…。 でも、シャリネにも…生活…あるでしょう? ( 申し訳無さそうな笑みを浮かべながら、素直に言おう。 それを壊したくないから。 壊してしまったことがあった。だから、これは自分勝手なことだけど、今そう思ってしまって ) [Fri 19 Sep 2008 01:11:38]
◆シャリネ > ( ――「ただいま」の言葉には、頷きだけで。拙い笑みに、また頷いて。) ―― ううん。勝手に心配しただけだもの。( やんわり、首を振る。 ) ( やっと綻びを見せた笑みに、ふわり。微笑み返して。少し、空気が変わった気がしたのは気のせいか。 ) ――― わからない。 …… でも、きっと。手がかりはあるはず。処刑場で亡くなったのかもしれない。……墓地には行ってみた?(やんわり問い。思案する双眸が空を仰ぐ。数秒後。貴女の顔を再び見つめ。) ―――図書館にスクラップがあると思うから、私。調べてこようか――?手分けして、探してみようよ。(貴女にとって、大切なことなら。) [Fri 19 Sep 2008 00:52:37]
◆カリン > ( 確かなことはいえないけれど、貴女ならきっとそうなれると思うし、思ういたい )( せき止めていたものが無くなった。そんな気持ち。 再び視界に入る貴女の顔。 それをみて、また安堵して ) ―――ただいま ( 今度はちゃんと落ち着いた声と調子で、答えるだろう。 まだうまくちゃんとは笑えない。少し顔の筋肉が疲れちゃっているような感じで ) ごめん、心配かけて… ( 戻ってきて、最初に会ったときは泣いている貴女を抱きしめたかと思えば、今度は自分。 もう戻ってきて何度かあっているのに、とても時間が空いたように感じてしまう ) ――うん。 そうだね… ( 頭を撫でる手のひら。その触れる感じが心地よくて。 小さく、少しだけ笑って見せる。 そして、変わる貴女の表情。 風の流れが止まったような気がした ) ―――そっか。 その子…どこに寝かしてもらえたのかな…? ( 鉄錆には分かった。『何が』とは。 だから、こそ。明確な名前も、名称も出さずにただ単に『あの子』とだけ言って。 悲しげな瞳で貴女を見つめながら、聞くだろう。 力ない声色で ) [Fri 19 Sep 2008 00:43:36]
◆シャリネ > ( すべてを受け容れられる白かどうかはわからないけれど、少しでも和らげることのできる白なら、ほしいと思う ) ( ないはずの鼓動が落ち着いたような。貴女の泣き声が治まったのを聞けば、覗き込むように体を離して ) ――― おかえりなさい。 ( 拙い震えた声色に、淡い笑みを静かに浮かべて。 ) … 本当。 無事でよかった。 心配してた。( とんとん、と。未だに頭を撫でる手のひらは、とめずに。 ) ――― 一年ぶりくらいだもの。 笑ってくれなきゃやだよ?( ふわり。揶揄うように、愛しむように。 けれど、その表情も消えて。少し遠くを見るように表情が憂う。 ) … しばらく、大変なことになってたから。処刑、とか…いろいろ、あったんだよ。( 静かに語らう唇は、何が、とは言わない。貴女の同胞が ) [Fri 19 Sep 2008 00:30:01]
◆カリン > ( 受け止めてくれる貴女。全てを聞き出さないでいてくれる貴女。 ずっと甘えることはダメ。貴女に寄りかかることなんて出来ない。でも、今だけ、このときだけは貴女に身体を預けさせて欲しい。 貴女の祈り、それは直接耳には届かないけど、何かじんわりと心に滲んだような気がする ) ――――――。 ( 受け入れてくれる言葉。それがとても温かく聞こえる。 心の中の祈り、詩。それらが聞こえてきているかのように、鉄錆の鳴き声は小さく、小さくなっていって。 あやす手を遠い記憶の彼方にある母と重なるような気がする。 きっと、貴女の白はそういう白なんだと思う。全てを抱擁する白。勝手な想像だけど ) ただい、ま シャリネ。 ( まだ震える声だけど、しっかりと応える。 涙の浮かぶ瞳で貴女の顔を見つめながら ) [Fri 19 Sep 2008 00:17:52]
◆シャリネ > ( 弱いから愛しい。強すぎてしまうと思われてしまうことで、強く在ろうと、不意に思ってしまうことこそがきっと、私の弱さ。―――大きなことが、できなくてもいい。全部話してくれなくてもいい。貴女の、言いたいことだけを言ってくれれば、それでいい。だから―― 貴女が幸せになりますように。 少女は、心の中でただ祈った。優しさが何なのか。今の私にはわからないけれど。――ただ、溢れる痛みをこの体で、心で受け止めることが、私の精一杯なのだと気づいたから。 ) ―――― ん……。 辛かったね……。 ( 一言だけ。受け容れるように。それ以上、何も言えなかった。痛み傷ついた彼女を少しでも。私が願うことを叶えるのなら。貴女がいつか、心から笑えますように。貴女がいつか、幸せになれますように。そう、心の中で祈りながら、歌いながら。貴女の小さなしゃくり声を聞いていた。 とん、とん、と貴女の背中をあやせば、時折慈しむように、指先、手のひらは貴女の銀と頭を撫でる。 ) …… ―――― おかえりなさい、カリン。 ( 労わるような言葉よりも。私にできること。 貴女が泣き止むまで、私はこうしていたい。 あやすように、銀の髪に指を通しながら囁いた。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:54:05]
◆カリン > ――― っ ―― …… ―― っ … っ ……… っ ――っ っ―― っ ( 貴女の胸に顔を押し当てて、辺りに響かない。音のない号泣。 声は貴女の胸に吸い込まれていくだろうか。 声でもない音でもない。 まるで誰かへの暗号。 そんな涙の産声 ) [Thu 18 Sep 2008 23:45:46]
◆カリン > ( 貴女はバニラの香りとともに何でも包み込んでくれるような、そんな大きさ、力強さ。そういったものを感じるような気がして )( 鉄錆はそんな貴女の銀を羨ましく思うこともあった。 今も、時折思う。 私の銀は時折弱いみたいだから ) ―――そう… ( 今はこんな短い言葉しかいえない。 そんな自分が恨めしい ) ――――。 ( 止まらない貴女の手。 きっと、今、自分は貴女も辛くなってしまうようなことを言っているんじゃないかと心の隅で思った。 でも、止まらない手。 それは貴女の優しさの深さのような気がして ) っ 。 ( 貴女の言葉。 身体を貫いて、冷え切った心臓の奥の心に届いているような気がする。 優しい傷口から何かがにじみ出てくるような、そんな感覚 ) ( 抱えられる頭。 安らぎの場所にいるような安心の閉塞感。 貴女の手を拒むことなんてない。 それを求めているから。 そして、囁きは、薄い最後の壁を優しく突き崩すだろう ) [Thu 18 Sep 2008 23:43:20]
◆シャリネ > ―――泣いてもいいよ。( 囁いたのは、震えても。淡い、淡い、寄り添い。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:24:57]
◆シャリネ > ( 安堵してくれるなら、嬉しい。こんな私だけれど。大好きな人に、大切な人に。聞いてもらってばかりの私だったけれど。 )( 貴女の銀は透き通るような。貫いた愛しさが強さにも弱さにも映る美しさ。白黒とはっきり色を決められない、けれど、私とは違う、銀のいろ。それが綺麗だと、いつも感じて。 ) ――― 大丈夫。( 静かに首を振る。ふわり、笑みを滲ませたまま。 ) 。( ごめん。 その言葉が、とても胸に刺さる理由。――その言葉で、少しだけ。かけら、わかってしまうことがあったとしても。私の手は、貴女の頭を撫でている。 ) …… 違うの。 無理じゃないよ。 ( 震える声色が、鼓膜よりも心に刺さる。胸が苦しくて、切ない。ゆらゆら揺らぐ、硝子の陶器に入れた水を見ているよう。 だから。――ふわり。 貴女へ腕を伸ばす。叶うならば、抱擁を。髪を掻き抱く様に。包む様に。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:24:10]
◆カリン > ( 貴女の浮かべる笑み。 どことなく安心できるような気がする。 理由とかはわからない。ただ何となくというだけ ) ――うん。こんばんわ… ( 貴女の言葉に自分も出来るだけ落ち着いた声で答えよう。 貴女の銀はとても綺麗で曲がってない純粋な銀だから。ふと、そう思った ) ――よごれちゃうよ、ドレス ( 座り込んだ貴女に鉄錆は一言だけ、そう言って。 それから、川の水に映る夜の色を見つめて ) ――――ごめん ( 答える言葉もとても短いもの。 渦巻くものが多すぎて、自分でも言葉に出来ない。 出そうと思う言葉は未だに逃げ水のように追いつけなくて ) 私じゃ…無理だったかな…。 本当に、ごめん… ( 頭を撫でる手。 声が震えそう。 視界がぐにゃぐにゃするような気がする。 水にも入ってないのに。何でだろう。 その感触が伝わるほどに、言葉が頭の中からなくなっていて、自分勝手な寂しさがこみ上げてきて、それを押さえようとすると何だか痛くて、その痛さでまた泣きそうになって、でも、泣いたらダメだ。 泣いても何にも変わらないし、ダメなままだってわかっているけど。 貴女を困らせてしまうかもしれないのに、どうしようもなく止まらなくて ) [Thu 18 Sep 2008 23:17:40]
◆シャリネ > ( 驚いている貴女。少女はその間も笑みを浮かべたままだった。落ち着くまでの、無音。名前を呼ばれれば、その笑みを深めて、静かに頷いた。 ) …こんばんわ。カリン。(名前を、呼び返して。――自分と同じ銀の色。それさえ、違ういろに視えるのはなぜだろうって、貴女と向きあうと、いつも思うの。)( 煮詰まった頭から出るような声色に、空色は労わるように僅か、険しく。 ) ――― ……。 (ふわり。微笑って。――貴女の隣、黙って座り込もうか。体育座りをするように両足を近づけて、空を見上げて。白のドレスの淡い裾。隙間から、白が覗く。それで少し、土を撫でるように、遊ぶ仕草しながら ) …… 幸せになってほしいと、思ってたのに。(小さな溜息が。川へと、視線を落として。 ) …… ( それ以上は何も、言わなかった。言えなかった。傷口を抉る様な気がしてしまって、言葉が出てこなかった。だから代わりに、黙って貴女の頭を撫でようと、手が伸びる。 ) [Thu 18 Sep 2008 23:00:55]
お知らせ > カリンさんが入室されました。 [Thu 18 Sep 2008 22:54:34]
◆カリン > ( 座り込む鉄錆はバニラの香りにも気が付かず、貴女の接近に気が着くこと無く ) ――っ! ( 驚きで身体が大きく跳ね上がったような、そんな感覚に襲われて、やっと現実に引き戻されたような気がする。 現実に待っていたのはせせらぎの音、虫の声と暗闇。そして、貴女のバニラの香りと白 ) あ――。 シャリネ… ( 目をパチパチとさせて、口から零れたのは短い声と貴女の名前。 瞳に映る白い貴女は夜闇の幕が下りた中ではとてもよく見える ) ――あ、や…その、別に ( 頭の中で渦巻いていること。 それはかつて貴女も関わった青年のことも入っている。それ以外のこともたくさんたくさんある。 だから、貴女に話してもいいのか。迷ってしまって、ついそんな言葉が口から出てしまう。 自分でもごまかすのはヘタだなと思った ) [Thu 18 Sep 2008 22:51:30]
◆シャリネ > ( 今まで自分の身に起きた事。様々なこと。貴女との出逢いも。彼と貴女のことも。死んでしまった貴女の同胞のこと私の親友のことも。――そして、今。私はここにいる。 )( ふらふらと。いつも牧場へ向かってくれる馬車を少し手前で下ろしてもらう。川辺の上流。静かな場所。牧場から少し離れた、その場所に。ゆらゆらと歩いてくる、白の菓子。 ) ――― ?( 不意に。せせらぎと虫の音に。何か音が聞こえた気がして、視線を向ける。その奥に香る匂いに、少女は足を進めた。 ) …… 。(サクリ、サクリと。小さな足音。そして少女は貴女の後ろ背に、少し体を斜めへ傾けて、覗き込まんとする仕草。 ) ――― どうしたの?( こんばんわの挨拶よりも先に。ふわり、淡い笑みを浮かべて。確信めいた、言の葉を。 ) [Thu 18 Sep 2008 22:41:22]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『忘れてしまったわけじゃない。』 [Thu 18 Sep 2008 22:34:11]
◆カリン > ( 川のせせらぎ、虫の音色、秋の香り。 今いる川辺を作っている自然の三つ。 そこに不釣合いな鉄錆の香り ) ――――。 ( 川辺に座り込んで、鏡のように空の色を映し出している水を眺めている。 頭の中は様々な感情がごちゃまぜになって、出来の悪いシチューになってしまっているような気がしてしまう。 未だに届かない手紙の返事。見つからない墓。この鉄錆の香り。これからのこと。全部、全部混ざってしまって。 どれから手をつけていいのか、どれに手をつけてはいけないのか。わからなくて、怖い ) ――ふふっ ( ふいに笑ってしまう。 何も出来ない自分に。 何もとりえも仕事も無い自分に。 空も川も虫もそんなこととは関係なく、動き続けていて ) [Thu 18 Sep 2008 22:32:13]
お知らせ > カリンさんが来ました。 『鉄錆はいる』 [Thu 18 Sep 2008 22:26:28]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『光が差すのと一緒に姿を消すだろう』 [Tue 16 Sep 2008 05:23:03]
◆ヴァネッサ > ( 気が付けば辺りが光に包まれ始めている。 もう、自分がいられる時間は終わりのようだ。 まだここは木々にさえぎられて直接は届かないけど、それでも、何故だか隠れなくてはいけないような気がしてしまう。 後ろめたいから、だろうか ) すぐに、見つけるから ( 空に、空気に、誰にでもなく。呟いた。 今は世にいない友人。 あの子に会うために ) [Tue 16 Sep 2008 05:22:43]
◆ヴァネッサ > ( 木々がざわめくたびに緑の香りに包まれて、自分の鉄錆の香りがかき消されるような気がして ) でも、消えない… ( 手のひらを自分の顔に押し当てて、鼻から思いっきり空気を吸い込めば、鼻腔をくすぐるのは鉄錆の香り。どんなに周りの緑の匂いが強くても、自分の身体が香りが変わるわけじゃないと思うと、ちょっぴり切なくて。 だけど、それはどうしようもなくて ) 嫌いなのにな… ( 鉄錆の匂い。 死の匂い。 死は嫌い。 でも、この匂いのことを自分の身体は嫌いにはなれない ) [Tue 16 Sep 2008 05:05:43]
◆ヴァネッサ > ( 鉄錆は知らない。 その青年が今。全てをなかったことにしていることを ) 元気だと、いいな ( 想う事が駄目でも、身を案じることくらいなら許されるかな、と少し勝手なことを考えてしまう ) ―――― ( また木々がざわめいて。 その葉が奏でる自然の音を耳にし、小さくため息をつき ) [Tue 16 Sep 2008 04:49:40]
◆ヴァネッサ > ( 空気がとても澄んでいるように感じた。 木々のざわめきと虫の音色が辺りを包んでいて。 街の中のような騒がしい人間の音はない ) んっ、はぁ… ( どこかで背筋を伸ばす声。 木々の上の方にその声の主がいる。 鉄錆の香りを纏って、長い銀髪を風に小さく靡かせている者 ) ――――― ( 大きめな枝のところに腰を預けながら、遠くを眺めて。 ふと色々なことを考え始める。 同属の友人の墓のこと、バニラの歌姫のこと、そして、遠くの地で別れた青年のこと ) ――手紙、来ないなぁ ( ため息が漏れる。 小さくて弱々しいため息。 長々とした返事が欲しかったわけじゃなかった。ただ、何処にいるか。 元気なのか。 ただそれだけが知りたい。 いいや、何処にいるかなんてわからなくてもいい。 元気だということだけでも知りたかった。 何故か胸が締め付けられる。 それが何でかは口には出してはいけないけがしてしまって ) [Tue 16 Sep 2008 04:28:50]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『そこは木々に囲まれた所で』 [Tue 16 Sep 2008 04:16:55]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『きっとお腹を空かせてふて腐れて待っている黒猫がいるなと苦笑しながら、帰路についた様子で』 [Tue 9 Sep 2008 23:44:09]
◆ルジェ > (膝に顔を埋めては、肩を震わせて涙が零れるままに時間が過ぎていく。 段々と夜が更けて。 やがて家の明かりがやがて眠りへと誘われるように一つ、二つ消えていくだろう。 頬が涙に濡れたままにそれを目を細めては見詰めているルジェ。 身体を起こすわけでもなく、ただ、その光景を見詰めていた。 ぐいっと片手袖口で目元を無理やり拭いたならば、より一層目はうさぎにも近かっただろうけれど。 一つ溜息をついては夜風がルジェの頬を擽った) 「…きゃっ!? あんだけ昼間あっちかったのに、もうこんなに涼しくなってきたんだ」 (そして、やがては真っ白な景色を見るのもそう遠くないだろう。 独り、佇むルジェの想いはいつか、途切れた記憶の中に悲しいものが沢山あるかもしれない恐怖。 其れを受け止める事が出来るのか自信がなく、いつも眠れない時には夜こうして散歩する事もあったけれど。今日は何時もより随分遠出してきたようだ。 足を無造作に土手によいしょっと落としてみせては、ブーツの上から義肢をなでていた。 クランク義師でもあるエースの言葉を胸の中で反芻しているようで。 ルジェの胸がとくりと、なった。 ルジェ自身はいつも言葉にしていたけれど、異性からよもや異種のような自身に言われるとは想っていなかった、言葉) 「エースさん、…ルジェ判らない事だらけだけど」 (でも、いいの、かな? そんな事を考えては少し頬が赤かっただろうか。 あまりにも、知識に疎いルジェ。 …そして。レイ・シェリダンにも言われた言葉。 傭兵以外にも生きる術があれば、と。 ルジェは俯き、立ち上がれば無造作にも草を払いながら夜空を見上げてはまだ零れる涙を片手で拭いてみせた) 「えへへ、ルジェ泣き虫から卒業したって言ったのに。まだ治ってないって言われちゃうよ。 …御免なさい」 (誰に言うでもなく、澄み切った空気の中呟いたルジェ。 一つ深呼吸をして。 まだ迷いの中ではあったけれど。 鼻を擽る緑の香りがルジェの心を穏やかにしてくれるようで。また、来ようとルジェは心から想った) [Tue 9 Sep 2008 23:43:21]
◆ルジェ > (ルジェの身体が人だった時のように元に戻る事はない。 それがルジェの一番辛い想いでも、あった。 …けれど、其れを受け止めて、時には叱られながらも其れでも。受け入れてくれる人がいるから、今ルジェはこの街で生きる事が出来る。 …時折自身の道に迷いが生じそうにも、なるけれど。ぷいーっと笛を吹きながら、そんな事を考えていれば視線が曇り空へと映った) 「お星様はどんな事があっても、きらきら光ってるもん、ネ。ルジェもあんなになりたい」 (少し髪を掻き揚げればはらりと幾つかルジェの近くに草が落ちた。 まだ迷走の中にいるルジェの思考。いつか定まる時がくるのだろうか。 悲しい姉の記憶だけれど、それでも唯一思い出したルジェの精一杯の記憶。 …幼い頃は活発だった姉になにが変化をもたらして、そして狂気に取り付かれてしまったのか、ルジェには知る由もない。 あの場でルジェが命を落としても不思議ではなかったのだ。 そう想えば表情に翳りが映る) 「ルジェ、お姉ちゃんのためにも、生きるんだ、…絶対」 (身体が元に戻らないように、ルジェの大切な人が戻ることは、ない。そして、…それ以上の家族の記憶が定かでない以上、いつものように時を過ごす家並みが、楽しげな夕餉の語らいがとても羨ましくて。 両膝に顔を埋めては少し、泣いた) [Tue 9 Sep 2008 23:02:04]
◆ルジェ > (俯けば、ふるふるっと髪を振るも、全部草が落ちるわけがなく。 ルジェはまだ眠そうな眼差しのまま両膝を抱えるようにときおり目を擦っては座りこんでいる。 自身の髪の束をちょい、と摘めば葉っぱを一つ手にとり、指先で唇に当ててみてはふーっと息を吐いてみた。 と、不思議な懐かしい音がして。 ルジェは幾つか瞬きをしては驚いている様子) 「ほえー、葉っぱさんも鳴るんだ、これ」 (遠い昔にそんな事を習ったような思い出が過ぎる。 それが誰、だったのかまではルジェには想い出せなかった。 けれど、寂しさを拭ってくれるような優しい音色。 秋の夜風がルジェの髪を揺らす。 並ぶ家々から賑やかな夕餉の声が聞こえる気がして。 ルジェは膝の上に両手を組んでみせては顔を乗せて首を傾げてみせて。 うっすらと夜空に立ち上る薄い煙に目を細めては眺めているようで) [Tue 9 Sep 2008 22:39:18]
◆ルジェ > 「…うーん、…んん。 …あ、あれ」 (眠い目を片手擦りつつ、草むらがそよそよと一面に広がっている土手にていつの間にか眠りこけていたルジェ。 まだ半分眠りの中にいたルジェは鼻をくんくん嗅がせてはすっかり夜が更けている事に気がついた。 …で、がばっと草だらけの金の束のまま、上体を起こせば暫くはぽっかーんと口を開けていて) 「いい匂いがするー。どっかで晩御飯とか作ってるのかナ」 (あまり天気はよくなかったけれど。曇り空の間からぽつりぽつりと星空が見える。 ルジェは目を細めては灯のともる家々の様子を見詰めては羨ましげに呟いた) 「いいな、家族って、…どんなんなんだろう」 (少し声音に寂しさが入り混じっていたけれど。) [Tue 9 Sep 2008 22:13:45]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『草むらの中にまどろんでいた』 [Tue 9 Sep 2008 22:09:19]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『 ( 月へ手を、伸ばした。 )』 [Mon 8 Sep 2008 20:54:26]
◆シャリネ > ( この想いから逃れられるなら、私だって、きっと――。それでもこの道を選んでいるのは、私、だけれど。 ) ――― Say,I'm home.Mo Cuishle――― . ( 最後は、頬に触れるように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:54:17]
◆シャリネ > だから 私――― ( 淋しいだなんて、本当は言っちゃいけないの。わかってる。 でもね。だから ) ―――会いたい。 ( それは、歌声にも似た、囁きが掠れる ) [Mon 8 Sep 2008 20:52:55]
◆シャリネ > ( 手を伸ばせば月に届く?手を伸ばせば、星屑は手に降りてくる?―――夢が叶えば、こんなに私は、息苦しくはならないんだろう。 ) ひとは わがままで ひとは よくばりで そんな―― それぞればらばらの愛を 叫ぶのね いとおしいと想うのは もどかしいと想うのと同じで そんなの 苦しくって 幸せだから ―― ( 普段歌う、流れる楽曲とは違う。少し、情熱的な歌の抑揚が飛んでは落ち、切なげに言葉が歌の音とともに揺れて落ちる。 抱きしめるように胸に当てた手。空色を祈るように閉じ込めたのも僅か。そっと、空を見上げてまた手を伸ばす。乞うように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:47:45]
◆シャリネ > ( 歌を紡ぐことしか取り柄のなかった自分。歌うことだけが、ずっと。何かを繋ぐ奇跡になっていたから。だから私は、歌を歌い続ける。 ―――空の星に願うように。空の月に届けてと、伝えるように。ただ、銀髪を髪へ揺らめかせて。静かな闇夜に、歌を燈す。 ) 静かな 囁きでいい 伝わるのは 鼓動だけでいい そんな矛盾を抱えた 精一杯の 想いを ( 空色が移すのは、月明かりの向こうの表情(かお) 追憶に潜む、優しいあのひと。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:47:26]
◆シャリネ > 崩れ落ちるかわからない儚さで いとおしいと抱きしめてる ( 今の私は、我侭ばかりを歌にしているから。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:41:23]
◆シャリネ > ミリオンの数よりもわたし 想ってる 勝手だと 笑ってもいいから――― ( 今の私に、あなたの歌姫だと名乗る資格はないの。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:41:13]
◆シャリネ > 笑っていて 笑っていて Mo Cuishle―――。 その音がいとしいのなら 私は祈るだけ 投げるのなら 私が手折るくらい 愛しているの わかって――― ( 羽音、虫の音。木枯らしの。鳴る中で。抱きしめるように切望を言葉にする、歌い手は。過疎のこの地で、裸足で歌を歌う。遠く、遠くへ。空へ届けるように。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:38:16]
◆シャリネ > 生命(いのち)の音 まだ 聞こえる だから きっと――― その微笑み 淡く 浮かべて――― Say,I'm home. もどかしい想いを 伝えられる言葉があるなら教えて―――― Show me,your smiling―――― ( 細く高い、歌声が。切なげな音、紡いで夜の調べ。空高く、天を仰いで。暗闇の中、月明かりに近い場所で、歌を歌う。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:32:38]
◆シャリネ > ―――― 今 この瞬間に 手を 取れたら きっと 祈りを捧げて そっと 抱きしめるだろう ――♪ (地方村の山の、上の崖。響くのは、水のように些細な、歌声。 白いドレス、足元で翻り。手を、空へ伸ばして、祈りの歌。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:32:11]
◆シャリネ > ( 風が流れていく。私の前から、後ろを。木々の通りを抜けていく。 ) ―――― 。( 耳を傾けている。歌声が聞こえる。二重、三重。失ったんじゃない。重ねられる、歌声。 夜の囁き。虫の鳴き声。歌声の、鳴る丘で。 ) [Mon 8 Sep 2008 20:30:29]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(空が近い)』 [Mon 8 Sep 2008 20:20:38]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( 光が満ちる前に姿を消そう )』 [Mon 8 Sep 2008 04:34:34]
◆ヴァネッサ > ( 貴女の香りに包まれながら、その囁きがやさしく耳に入る ) おやすみ…。 うん。また ( 夜のカーテンが開く前に ) [Mon 8 Sep 2008 04:34:15]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『( せせらぎの、やさしい闇夜が終わる前に。 )』 [Mon 8 Sep 2008 04:30:51]
◆シャリネ > (「私もシャリネにまた会いたい」) ――― ありがとう。 ( 嬉しかった。ふわり、ふわり、微笑が深まって。 会おうと約束する手を、そっと解いて、立ち上がろう。 ) そろそろ、行かなくちゃ。( 朝になってしまう。 少しだけ膝を屈めて。貴女の銀髪へ、指を通そうと。そして、囁いた。 ) ―――おやすみなさい。またね。 ( 夜が、明ける前に。 ) [Mon 8 Sep 2008 04:30:31]
◆ヴァネッサ > ( 歌姫も罪人も無い。 このせせらぎの聞こえるこの場所では、昔のままのまっさらなバニラなのだから ) ――うん。 でも、今はこうして居られるから ( 二人とも変わったけど、変わらない昔のまま ) ―――うん…。 私も、また… ( そこまで言って、少しだけ言葉が止まってしまう。笑みを浮かべる貴女を見て。 逢うことで貴女に迷惑が掛かってしまうんじゃないかというのがまた頭の隅に現れてしまう。 けど、 ) 私もシャリネにまた会いたい ( この場所でなら。わがままを言えてしまう気がした。 自分に正直になるって決めたから ) ( 貴女の銀の髪が瞳に移る。 自分の銀髪も鉄錆の香りとともに風に揺れて ) [Mon 8 Sep 2008 04:25:34]
◆シャリネ > ( 私たちには、今がある。今、こうして生きていて。ただいまとおかえりが、言える。だから ) ―― うん。 大変、だったんだね。( 私も、理由と事情を話さない。大切な人だから。こういう形もきっとあっていい。大切だから言わないし、聞かない。けれど、お互いに変わって、変わっていないということ。 ) ( そして、少女は笑みを深めた。 ) また、会えるよね?――此処には、よく来るから。また、会おう? ( 手を繋いだまま、覗き込めば。貴女と同じ、銀髪がするり、揺れて落ちる。 ) [Mon 8 Sep 2008 04:12:36]
◆ヴァネッサ > え? ( その言葉がとても新鮮で、今まで言われたことの無かったもののような気がして、戸惑いを隠せない ) ――ただいま ( 頬の辺りが熱いような気がする。 鼓動の高まりが抑えられなくて ) 本当だ…、私も気がつかなかった。 とても遠いところ。 やることがいっぱいあったんだ… ( でも、それも終わった。 微笑を浮かべた貴女に自分も笑顔を返そう。 理由も事情も貴女には話せなかった。 貴女は友達で、そして大切な人だから ) [Mon 8 Sep 2008 04:09:12]
◆ヴァネッサ > ( 微笑む貴女を見て、少し恥ずかしい気がしてきてしまって、それを誤魔化したくて、そして、貴女の微笑みに答えたいから、自分も微笑もう ) ――シャリネにはいっぱい助けてもらったし… ( すごく恥ずかしかった。 そして、こうして貴女に何かを打ち明けてもらえることが嬉しかった。 一度死んでしまった自分があんなことを言っていいのか、ほんの少しだけためらったけど、それでもそう思ったから ) ――なに? ( 自分に向けられた視線。 この先のことは本当にわからない。 やることはある。でも、時間と偶然は時に残酷だからどうなるかなんてのはわからない。でも、今はこの時を大切にしたい。今に真摯になって進みたい。 貴女が手のひらに落とす視線を追うように自分も視線を落として、それからすぐに貴女の顔に視線を戻そう ) [Mon 8 Sep 2008 04:03:45]
◆シャリネ > ―――おかえりなさい。( 無事でよかった。貴女は、私の友達だから。 ) 言ってなかった気がしたの。 …遠くへ、行ってたんでしょう?( 微笑浮かべ、首を小さく、斜めへ傾けて。理由も事情も、私は問わないけれど―― ) [Mon 8 Sep 2008 03:52:33]
◆シャリネ > ――― ……そうだよね。( 淡く、微苦笑を。「贅沢なんだろう」と。 けれど、その後の答えが意外だったから。目を見開いた。 ) ――――。 ( 「贅沢だとは思わない。」――そして。その後に続いた言葉。 それは、とても。以前の彼女なら口にしなかったことだと思った。見つめられた瞳に、捕われたように、魅入られたように。答えを与えられたような瞳が、見開かれたままゆらゆら揺れた。 ) (「ごめんね。うまくいえなくて」)( その言葉を聴くまで、言葉がぐるぐる回っていた。私の頭の中を、ずっと。 ――そして、水が体中に浸透したように、滲んだ微笑を、淡く。深く。 ) ううん。( 首を振った。 ) ――ありがとう。 ( 嬉しかった。それなら私も、生きているって言える、と。 ) ――― カリン。 ( やっと、立ち上がれた気がした。これから、どうなるかなんてわからないけれど。でもね。貴女へ、視線を向けたまま。もう一度、その手のひらに視線、落として。また、貴女を見る。 ) [Mon 8 Sep 2008 03:51:27]
◆ヴァネッサ > ( 表情の変わる貴女には気が付かないまま、夜空見つめ続けている。その真っ暗な空の向こうを見ようとするみたいにじっと ) ―――ぁ ( 手に感触が伝わってきた。 温かい感触。それが貴女の手だということが分かって、ハッと貴女の方を見るだろう。 握られた手からはすぅっと力が抜けていく。 何て言ったらいいのかわからない。ありがとうっていう言葉が安っぽく思えてしまう。 ただ、その握られた手を握り返すだけしか出来なくて ) よかった… ( 安堵感。貴女にそれを言われて、ホッとしてしまって、つい表情もほころんでしまって、身体に入った力も抜けていく ) ――――――。 ( 手のひらを眺める貴女を柔らかく見つめながら、貴女が語りだす言葉を静かに聴いて ) ――もし、普通の人が聞いたら贅沢っていうかもしれない、ね ( 憂いの残る顔の貴女を見ながら、鉄錆の香りの自分は言葉を変えそう ) でも、わたしは贅沢だとは思わないな… ( 何で貴女がそれを聞いてきたかはわからない。 これにどんな理由があったとしても、答えることは変わらない。思ったことを答える。 気遣いに包まれた言葉は時にとても苦くなるから ) でも、シャリネにもちゃんと時間は流れているよ? 古びていくっていうと変かもしれないけど。 年季…というか、深みっていうのかな…。 そういうのはどんどん増していくと思うの… ( 貴女の顔を見つめながら ) ごめんねっ、何だかうまく言えなくて… [Mon 8 Sep 2008 03:41:44]
◆シャリネ > ( 「なんでもないよ」――その言葉に、いつもなら気づける些細なことに、気づける余裕もないなんて。 けれど。 次いだ言葉に、やっと気づくことができた。声色が揺れた気がして、そっと。貴女を振り返る。 ) ―― ……… カリン―――。( 貴女の瞳を見て、その色が不安そうな気がして、心配そうな表情へ。空色が僅か、揺れる。そして視線を落とせば、力篭る手に、気がついたから。 ――そっと、手を伸ばそうと。叶うなら、やんわり手をとり、握りたい。 ) 変わってないよ。( ゆっくり横に首を振って、しみじみと。微笑んだ。 ) ―――うん、そう。 ( 初めてだったの、と。貴女、労わるように動くてのひら。貴女のてのひら、眺めながら ) …… 私ね。 骨がないの。 血も、肌も、白いし、バニラでしょう? ―――今までは、それでいいと思ってた。―――でも時々、しわくちゃのおばあちゃんになることが羨ましいなんて、思うこともあって。…… 年をとっても、私はこのままなの。――カリンも、そうかもしれないんだけど。 ( 顔を上げて、僅か憂いを残す顔、微笑んで ) …… 年季が入る、それだけの年月が経って、ものが古びていくように。私もそうなりたいなんて、贅沢――?( どうしてかは、言わなかった。ただ、聞いてみたくて。あのひとは、私を此処に置いておきたかったのだと、知ったから。あの日私は、歌姫であることを選んだ。 ) [Mon 8 Sep 2008 03:22:16]
◆ヴァネッサ > ( 自分の香りには気が付かない。 だから、貴女の香りだけが鼻に届いて ) ――なんでもないよ ( 隣にいるバニラの貴女。そんな貴女を巻き込めなくて、全てを口に出すことをためらってしまう。街の中心に戻れば、貴方は歌姫。 良い事も悪いこともすぐに人に広まってしまう立場。 でも、きっと此処なら大丈夫。 ここなら何にも変わらない昔のままで逢っていられるのかもしれない。そう思えてくる。 だって、ここには自分たちを取り巻くものが無いから。 あるというならば、それはバニラと鉄錆の香り。そして、秋虫の声だけ ) 本当に、私…変わってない…? ( 貴女の言葉。横目で貴女を見れば、そこにあるのは貴女の横顔。 その横顔がとても綺麗に見えて。手に篭る力はゆっくりとゆっくりと和らげていこうとするけど、中々抜け切れなくて ) ――――え? ( せせらぎに混ざりながら耳に届いた貴女の声。 つい、貴女の方を見れば空を見上げるのが目に入る。 そして、自分もそれを追うように夜空を見上げよう ) ――初めてって…? ( どうしてだか、それを聞いてもいいのか不安に思いながらも、出来るだけさりげない様な風に聞いてみよう ) [Mon 8 Sep 2008 03:11:03]
◆シャリネ > ( 秋の虫が鳴いている。夏の終わり。秋の初め。静かで、ゆるりとした時間。鉄錆の香が僅か。それが不思議と、いとおしい。 ――微笑まれれば、その顔を見て、また深まる笑み。 ) ――― …ん? ( 彼女だって、いろいろあったんだろう。今思えば、どうして彼女は此処にいるのだろう。――でも、そんなこと、聞き出そうとは思わなかった。きっと。辛いときは話してくれるから。 此処で逢えて嬉しかった。きっと、ヴェイトスのほかの場所では、私たちは逢えなかっただろう。変わっていないはずなのに、何かが変わってしまった。それはきっと、私の周り。いい風にも、悪い風にも。時間が経ってしまったから。 ) ―― うん。カリンも。変わらないね。――よかった。( 変わらない場所が、あるから。安堵したように。その言葉に笑みを深めて吐息混じりに。ふと、川辺に視線を移した。いつもなら。力が入ってしまう手に気づけただろう。けれど、今は少女に余裕がなくて。 ) ――― 。( せせらぎが聞こえる。 ) …… 初めて、だったの。( 言葉がぽろりと洩れた。遠くを見つめる視線は、星空へと。 ) [Mon 8 Sep 2008 02:56:59]
◆ヴァネッサ > ( 貴女と同じように膝を抱え込んで座っていて ) 大丈夫。食べてるよ… ( 聞こえてくるせせらぎ。周りを貴女のバニラの香りに包まれているような感じがして、その香りに心が気づかぬうちに安らいでいて。 覗きこめば、嬉しさと安心感が薄くにじみ出てきているような顔で ) ねぇ、シャリネ―― ( 淡い笑みを浮かべる貴女。 その貴女の笑みに自分も同じように淡い笑みを返しながら、でも、それは少しだけ苦しいもので。 こんな風に貴女と逢っていいのだろうか、自分はこうしてここにいていいのだろうか、それが貴女とあったときから頭の中で渦巻いていて。 いざそのことを口に出そうと思うけど、中々その先が出てこなくて ) シャリネも昔にあったときのまんまだっ ( 昔を懐かしむように声をワザと明るくしながら、言うことしかできなかった。 聞くことが怖くて、それしか一歩が踏み出せない。 膝を抱え込んでいる手に少し力が入って ) [Mon 8 Sep 2008 02:46:54]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『その横で』 [Mon 8 Sep 2008 02:33:51]
◆シャリネ > ( 月明かり照らす川辺の水へ近い場所に。 )( どれくらい泣いて、どれくらい傍に居てもらったか、わからなかった。気がついたら眠りに落ちていて、気がついたら落ち着いていた。 今思うと、再会を驚いても、私はおかしくなかったのに。 ) ―― …… 元気そうで、よかったよ。 でも、相変わらずだね。ちゃんと食べてる――? ( 白いドレスで素足のまま。体育座りで川辺に佇む。足の前で交差する手の指先が少しだけ遊ぶ仕草。貴女を見遣り、伺うように。淡い笑み浮かべやや控えめに覗き込まんと ) [Mon 8 Sep 2008 02:32:32]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(せせらぎが聞こえる)』 [Mon 8 Sep 2008 02:26:40]
お知らせ > ルードさんが帰りました。 [Sat 6 Sep 2008 02:27:21]
◆ルード > ま、今日はこのまま寝とくんだな。 (そんなことを告げれば夏鈴の体を綺麗にしてやってからベッドを使わせることだろう。 一緒に布団にもぐったかどうかは本人たちしか知らない) [Sat 6 Sep 2008 02:27:18]
お知らせ > 夏鈴さんが退室されました。 『意識を失う。次に気付いた時には、いつもの様に男の頬に紅葉模様をつけようとすることでしょう』 [Sat 6 Sep 2008 02:26:45]
◆夏鈴 > (体内で何度も震えて欲望を吐き出し終わるまで、突っ張ったからだはそのままで。それが終われば力が一気に抜けて、糸を切られた操り人形のようにくずおれる。その間に隠された探し物の行方を追うことなど、今の状態の猫にできるはずもなく、今日は諦めるしかなさそうである。余韻のままに、酷く艶めいた吐息をく漏らしつつ、うわ言のように気持ちよくないもんとか、可愛気のないことを口にし・・・) [Sat 6 Sep 2008 02:25:18]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 [Sat 6 Sep 2008 02:21:27]
◆ルード > (背中に付く引っかき傷は痛いもののそれは我慢して。 彼女が絶頂を迎えた隙に例のブツはベッドの下へ。 とはいえ、ちょっと探せばすぐ見つかる。 ただ、マタタビも一緒で) ふぅ…気持ちよかったぜ? これで夏鈴も素直に感じてないところがかわいいんだけどな? (達した様子の夏鈴をなでつつ、腰の動きは止めてゆっくりと引き抜こうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 02:16:02]
◆夏鈴 > ぁ・・ぁう、あっ・・・ はぅ・・ っぅン ンッ! ンンッ!! (何を馬鹿な事を、と常ならば口にしていただろうが、この状態ではそんな余裕があるはずもなく。ただ、高められるままに、頂へとおいあげられていく。必死で耐えているのか、無意識に強く掴んだ男の体に猫特有の硬い爪によっていくつもの引掻き傷をこしらえていて) あ、だ、だめっ、だめっ、もっ・・・! (男が、限界まで高まった欲望を、そのまま猫の中へと爆ぜさせれば、それとほぼ同時にあられもない嬌声をあげ体をつっぱらせる) [Sat 6 Sep 2008 02:11:20]
◆ルード > そりゃ、激しくしてるからな。 やさしいほうが気持ちいいならそうするぜ? (そういいつつも腰の動きは荒っぽくなっていく。 そして精の高まりを感じれば我慢することなく、夏鈴の中へと注ぎ込もうとするだろう) 夏鈴もきもちよくなっていっちまうといいぜ? [Sat 6 Sep 2008 02:05:28]
◆夏鈴 > ひんっ!あ、いやっ、いやっ・・・!そ・・な、激しっ・・・ (体をうちあわせる音の速度があがるにつれ、首を何度も、何度も振って、抗いきれぬ快楽から逃れ様とする。それでも繋がったそこでは、空気をふくんだ愛液が、淫猥な水音をたてつつ快楽の頂に伸びりつめんとうごめく。) ひあっっ! (そして、耳を嵌れればびくんっ、と体をつっぱらせる) [Sat 6 Sep 2008 02:02:36]
◆ルード > かわいいぜ? (もだえている様子の夏鈴をかわいがるように頭をさらに撫でる。 腰の動きを激しくするのと同時に尻尾を撫でていた手は腰へと回し、より奥深くを貫けるようにと抑える役割へとまわす) このまま、いってやるからな。 夏鈴。 (にやり笑みを浮かべ、そして耳を再び噛み… [Sat 6 Sep 2008 01:57:02]
◆夏鈴 > は・・・ぁぅ、ぅっ・・・ (囁きかけられればぞくっとしたものが背中をかけて、男に縋るような、それでいて拒む様に腕を伸ばして振るえる) は・・ぁ、ぁん、あ。だ、だめ・・・そな・・・っ、ぅぅン・・・ (少しずつ早くなる腰使いに眉根を寄せて何かに耐えるようにしてひくひく、と体を振るわせる)) [Sat 6 Sep 2008 01:53:13]
◆ルード > 夏鈴。 中は気持ちよさそうにしてるぞ? (夏鈴へささやくように告げながら。 より深く、大きく腰を動かしていく。 頭を撫でては尻尾も同時に愛撫して) もっと早くしていくぞ…? (刺激になれた様子を見せたなら動きを早めることだろう) [Sat 6 Sep 2008 01:50:06]
◆夏鈴 > はっ・・・ぁ、ちょ・・・。ぁっ・・・!やっ・・・ (嫌がって抵抗するが、力は入らず) はぅっ、ぅ・・・あ、あ・・・はぁぅ・・・ん (慣れた様子で体の奥まで男のもので拓かれると頤をのけぞらせてひくひくと振るえる。) っ・・ぅん・・・ (仰け反ったことで、露となった首筋には湿った感触が伝い始め、その感覚を振り払うように、或いは男の言葉を拒絶するように首を横へと振る。それでも、じりじりと高まるものがあるようで、抵抗の力は弱い) [Sat 6 Sep 2008 01:46:00]
◆ルード > (そのまま夏鈴の体を抱き寄せようにして肉棒を奥深くまで貫いてしまおうとする。 尻尾は愛撫するように撫でたまま) できるだけ気持ちよくはさせてやるつもりだからな。 (そして首筋を舐めていく) [Sat 6 Sep 2008 01:39:28]
◆夏鈴 > ふ・・はっ・・・ (漸く靴付けから解放されると、苦し気なせわしない呼吸を繰り返す。) へ・・・・・・ぁ・・・・? (相手の言葉を理解するよりも先に、熱いものがゆっくりと侵入をしはじめて) はっ、あっ・・・!? (咄嗟に挿入の衝撃に逃れ様と体を捩るが) はぅっ・・・! (尻尾を撫でられれば力が抜けてしまう。) [Sat 6 Sep 2008 01:35:53]
◆ルード > それじゃ、入れてやるよ。 実は夏鈴の裸で我慢できなくなっていたんだよな。 (そんなことを伝えつつ、秘所を十分にほぐしてから肉棒を取り出し、夏鈴をゆっくりと貫いていく。 十分にほぐしてから入れたつもりである。 そして秘所をほぐしていた手は尻尾をゆっくりと撫でることにした) ここを撫でられるのも気持ちいいんだろ? [Sat 6 Sep 2008 01:32:36]
◆夏鈴 > ッ・・・、ぅ、ぅぅー…(瞳を閉じて、舌に応じつつの敏感な部分への刺激は耐え辛い快感を伴うものでもあって、無意識に腰が揺れてしまう。くぐもった声を漏らしながら、愛撫を受け入れてからだを捩る) [Sat 6 Sep 2008 01:26:34]
◆ルード > (秘豆を指で何度か刺激してやってから、今度は秘所へと指を差し入れて中をほぐそうとしていく。 口付けは反射的に返された夏鈴の舌となめあうようにして夏鈴の興奮を高めてやろうとする。 ひとしきり胸をもてあそんだ手はそのまま背中へと手を回し、そこから頭を撫でようとするだろう) このまま、夏鈴の中にいれてやるよ…。 [Sat 6 Sep 2008 01:19:17]
◆夏鈴 > ((続き)振るえる。その口も、すぐに男の唇でふさがれ、舌を差し入れられれば反射的に自分の舌を絡め返そうとする。) [Sat 6 Sep 2008 01:15:50]
◆夏鈴 > そ、そんなこと、な、ないもんっ・・(真っ赤になって、刺激されるままに体を震わせている癖に意地をはる。それも、指先が一番敏感な所に触れるまでの間のことで) あ・・・ ン (鼻にかかった甘い声をあげて) [Sat 6 Sep 2008 01:14:48]
◆ルード > ここをこうされると夏鈴はおかしくなりそうか? (少々調子に乗りつつ、夏鈴をゆっくりと攻めていく。 秘所は細かく指を動かしつつ。秘豆に触れ、一緒に刺激をしようとしつつ。 提供が弱い胸をまたやさしく揉んで、口付けをして舌を差し入れてやろうとする) かわいがってやるからな? [Sat 6 Sep 2008 01:11:32]
◆夏鈴 > そ、それはほら、あのちょっといい間違えといいいますかぁ、だ、だからぁ〜〜… (どういっても、よい方向には転ばないようと、何となく悟っている部分と、それに反発して夢を見ていたい気分とがせめぎ合う。何か一つでも言い返せたらと思うのだが結局うまい言葉はみつからずに、強引に話を丸めこまれてしまい、困った様子で耳をへこたれさせる) うっ、くぅん・・・ いやっ、いやっ・・・。やめてよぉっ・・・ (抵抗してよいといわれるとアマノジャクの猫には逆にそれがしにくいような心情になるようで、何所か抵抗も弱弱しい様子で) ふっ、ぁ、や、そこォ・・・! [Sat 6 Sep 2008 01:07:12]
◆ルード > もう昼寝って時間じゃねぇだろ? それにこの時間にここで寝る、ってことは俺と一緒になるってことになるからな。 で、俺と一緒になるならこうなるわけだな。 (やや無茶な理論で返しつつ、夏鈴の胸をしつこく刺激していく) 抵抗はしてもいいぜ? 素直には早々なれないだろうからな。 (秘所を刺激する動きはさらにやはめていこうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 01:01:41]
◆夏鈴 > や、あ、あのそのっ・・・・・!あ、そ、そうだ!あの、昼寝!そう、昼寝しに来たのよ。何か急に夜になって寒かって、それで、猫の格好できて・・でも、最近人型で寝てること多いからなんかこー落ち着かなくって・・・それでそれでー・・・(かなり、苦しい言い訳ではあるがそれなりにもっともらしくも聞こえそうな話をでっちあげて矢継ぎ早に説明する。いつもより早い口調なため、バレばれなのだろうが) ・・・・は、ひゃ・・ぁ・・、や、やだぁ・・・ (撫でられるとその手を避けるように尻尾が右へ左へと揺れる。) っ・・・ァン・・・ (少しずつ反応を示し始めていた胸の先端に指先が触れると貯まらずに声があがってしまう) [Sat 6 Sep 2008 00:52:45]
◆ルード > 俺の部屋で裸になっていた、とすれば何をしていたのか気になるじゃねぇか。 もしかしたら我慢できなかった、ってことかもしれなかったしな? (冗談交じりではあるがそう告げれば彼女の秘所を尻尾を触っていた手でなでようとする。 同時に胸は柔らかくもみ、乳首もあわせて刺激させていこうとするだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:46:25]
◆夏鈴 > (今後の成長を温かく見守りましょう・・・閑話休題) え?ぁ・・・ひんっ・・・や、べ、別に、えと、あのぉ・・・(しどろもどろになるのは返答に窮しているからだけではなく。耳へと這わされた舌に、うなじの辺りにぞくぞくとした感覚を覚える) だ、大体、わ、私が、何所で、何してたって、別に、いいじゃないっ・・ (啖呵は切るが威勢は欠片も感じられず、寧ろ弱弱しいくらい。尻尾を刺激されると途端に力が抜けたのか抵抗の手が弱まる) [Sat 6 Sep 2008 00:43:15]
◆ルード > (大きくても小さくても食べるような鬼。 それなりに幼い姿で固定した姿ですることができればパターンが増えると喜ぶやもしれず) じっくり聞かせてほしいな? 夏鈴。 (唇を離されればそのまま舌は耳へ。 耳を刺激しようとする。 胸のては引き剥がされまいとして力を込めるが、揉む手そのものはやさしい手つきである。 お尻の方のても動かしお尻を揉むなり、尻尾があればそれを刺激するなり試すことだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:36:42]
◆夏鈴 > あぅ、だ、だから、それはっー・・・! (猫の姿できたからなのであるが、ここであえてそこについて言及し何故今人型になっているのかを問い詰められれば…疚しい部分のある猫としては痛いものがある。故に、その声は弱弱しいものにとなる。困った様子で、視線を揺らしよい返答を考えようとしているところへ、寄せられた顔。) ン!!?ンンンーッ! (気付いた時には遅く、抵抗する間もなくその唇は男のもので塞がれてしまう。それと同時に伸びてきた手は、驚きのあまり固まっている猫の胸を簡単に捕らえることができるだろう) ッ… (思わず吐息をもらすが、流されまいと必死で唇を、そして男の手を離させようとする。 集中しようとした矢先であったため、猫化は完全に妨害されており姿は元のままと変らずである。生憎、現在の猫は3タイプにしか姿が固定できないため、最中で触れた一瞬であれば小さい状態・・・というのもありえるが保つことはできない。今後の成長次第ではもしかしたら・・・。) [Sat 6 Sep 2008 00:28:33]
◆ルード > 裸で部屋に侵入しておいてそういうことを言うか。 (口調をしつつそのまま、夏鈴へと軽く口付けてやろうとする。 そのまま胸を軽く片手で揉もうとしてみて。 猫にもどる途中だと胸が小さくなったりとかあるのだろうか) [Sat 6 Sep 2008 00:21:04]
◆夏鈴 > やー・・・えっち、すけべー、変態ー・・・ (肌が暴かれれば、頼りなく眉毛をハの字に寄せて、恥かしさにうなじまで一気に顔を赤く染める。それを誤魔化すのか、男の気を殺がせるつもりか、或いはそのどちらとものつもりなのか矢継ぎ早に罵りの言葉を口にする。そうして、一時的なパニック状態から抜け出すと、姿を変えればいいということを思いつき…隙を見て猫化をはじめようと集中しようとする・・・が?) [Sat 6 Sep 2008 00:16:11]
◆ルード > (足をじたばたとさせた程度では止める気はなく。 夏鈴の布団をすっかりと剥いでしまおう) ま、そんなに嫌がるなって。 夏鈴のはだはなかなか綺麗だし見てみたいもんだからな [Sat 6 Sep 2008 00:11:22]
◆夏鈴 > えっ・・ぇっ・・・! (羞恥心が強いのは、全くもってその通りでもあり思わず認めそうになるが、此処で認めたら絶対都合よく解釈されると、大慌てで首を横にふる) あ、や、やだぁっ・・・ (両腕を使って、男の二の腕を胸に抱く様にして抱え込んで進行を妨害することに成功すれば、今度は反対の手がシーツに狙いを定めてのばされてきた模様) や、やだやだやだーっ・・・ (しっかり抑えたまま、じたじたと足をいわせて妨害しようとするが、両手も使えず、おまけに腕力もないのであれば抵抗しきるのには限界があるのは当然のこと。徐々に、布団をはぎとられていき素肌を晒すはめになるのも最早時間の問題化) [Sat 6 Sep 2008 00:08:17]
◆ルード > 夏鈴は恥ずかしがりやだしな。 そうはい、と認めるとは思ってねぇよ。 (そういって進路妨害しようとしたか手はそのまま妨害させ、その代わりにシーツを剥ぎ取って裸にしてしまおうとする。 シーツを抑えようとすれば尻の下へと手を伸ばしていくことになるだろう) [Sat 6 Sep 2008 00:01:52]
◆夏鈴 > へっ!?あ、いや、それはちがっ・・・! (勿論、例のブツを回収したら猫の姿で逃走するつもりだったから服なんてもってきていなかったわけで、かといってこの状態でさっきの発言はかなりの墓穴であったのも事実で。あぅあぅ、違うのー!違うのー!と必死に頭をふって主張するが・・何所から見ていたかは知らないがある程度のことを見ていた男相手では誤魔化しのしようもないというもので) あ、きゃっ!?な、なっ、え、えっちー・・・!(例のブツは丁度、自分のお尻の下に隠してある。即ち伸ばされた手もその方向にむかっているわけで、慌てた様子で、両手をつかみとり進路妨害をしようとするが・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:58:29]
◆ルード > ほほう。 裸で遊びに来た、って事はそういうことをしてほしいって事だな? (にやり、と笑みを浮かべてかりんへと近づこう。 そのまま取り落としたブツを拾おうと近づいていく。 裸なのは先ほどの様子から分かっていることだ) [Fri 5 Sep 2008 23:55:14]
◆夏鈴 > (目的の場所にたどり着く手前でかけらえれた声) ひゃぁっ!? (あまりの驚きに、情けない悲鳴をあげると思わず手にしていた例のものが零れ落ちる。慌てた様子で、身に纏った布団でそれらを隠す様に、その上に座るようにすると) べ、別にー・・・。ちょっと遊びにきただけよー・・・ (声が裏返ってる癖に、とぼけてみせる。内心冷や汗だらだらだ。) [Fri 5 Sep 2008 23:52:15]
◆ルード > さて、夏鈴? なにしている? (布団の場所へと戻ろうとしたところで夏鈴に声をかける。 足音もせずに現れたのだからそこに立っていた、というのは明白で、よって行動も全部見ていた、ということである) ゆっくり聞かせてもらおうか? [Fri 5 Sep 2008 23:48:24]
◆夏鈴 > おっかしぃーな・・・ (ぽつり、洩れたのはそんなこと。見られてるということも気付かずに、段々苛立ちがつのってきたのか探す手も乱雑なものへと変わる。それでも、暫くすればマタタビと共にしまわれた「それら」へとたどり着くことができ・・・) あった♪なぁんだ、こんなとこに隠してたのね、アノヒトー… (必死で探した分、見つかった時の喜びはひとしおと言った感じで、口笛でも吹き鳴らしそうな勢いでそう口にするとそれらのものを手に取る。そして、もう一度だけ、部屋の周辺・・・もとい、外へ意識を・・・耳を傾け男の「足音」が聞こえないことを確認すると大急ぎで、布団がもとあった位置へと戻り猫化をはじめようとする・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:46:03]
◆ルード > (死角にベッドを置く理由もなければそのまま、ドアから覗くことはできる。 家捜しを始めたことで何を探しているかは大体察しが付いたがここで抑えてもにげらるだろうと判断。 もう少し様子を見ることにした) [Fri 5 Sep 2008 23:39:20]
◆夏鈴 > ぅぅん・・・ (耳を澄ませば、抑えたような小さな呻きが聞こえることだろう。扉から覗いた際に布団が死角にないのであれば、男の見る間で布団が徐々に盛り上がっていくのが見えることでしょう。暫くすると、ずぼっ、と布団から顔だけを出した猫がふるると顔をふるわせる) ふぅ・・・っと・・・ (そして、男の気配には気付かずに、自分の体に布団を巻きつける様にして身に纏う。そろそろ、男のお風呂の準備も終わる時刻だろう・・・と、思い至ったのか、そこからの動作は割りと早く・・・手当たり次第に部屋の引き出しや収納をあけては、例のブツを探し始める。) [Fri 5 Sep 2008 23:37:23]
◆ルード > (そして部屋の前まで来るのだが、その扉は…) …扉が開いてるな。 (ぼそ、と呟く。 出て行くときは閉めたはずなのであいている、ということは誰かが入ったと言うこと。 気が付かれない様にとそっと中を覗き込んでみる。 ここの住人で該当しそうなのは一人だが賊である可能性もある。 ピンポイントで自分の部屋に入っていると言うことでその可能性も低いが) [Fri 5 Sep 2008 23:32:41]
◆夏鈴 > (怪しい箇所、はそれなりにあるのだが、いかんせん猫の姿である以上、そう簡単に家捜しなんてうまくいくわけもなく。従って・・・) ン〜… (男の布団の中に身を滑り込ませると、そのままの状態で前足を全面に押し出すようにし、まるで伸びをする時の様に力をこめる。ふこふこの毛がざわり、と、揺らいだかと思うと少しずつ、その姿は人のモノへと変わりはじめる。男が部屋に戻ってくるのはまだ先と思っていることもあってか、人化が完全に終わるのは次回・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:29:22]
◆ルード > (例のブツはそれなりにきちんと仕舞ってある。 一緒にマタタビを添えたりしているので見つかる可能性は高い。 それを持ち出せるか、というと別の話) 力仕事は大体終わってるから後は任せて大丈夫だな。 少し本でも読むとするかな。 (足はそのまま自室へ) [Fri 5 Sep 2008 23:21:05]
◆夏鈴 > (水に入るのは苦手なんです・・・。 居ないのであれば、それは願ったりでもある。猫の姿は不自由きわまりないが、それでもなんとか部屋の扉を開けると、あえて、何も疚しいことがないと主張するかのようにゆったりとした動作で忍び込もう。そのまま、見慣れた部屋へと入ると、うろうろと部屋の中を円を描く様に回り始める。そうして、この部屋に忍び込んだ目的のブツ・・・先日のお祭で得た鬼のヌイグルミと怪しい瓶を探し始める。景品の存在をそろそろ忘れ始めた頃であれば、こっそり盗み出して隠す・・・こともできるだろうというそんな考えでの行動だ。さて、品物が見つかるのが先か、それとも主が戻ってくるのが先か・・・) [Fri 5 Sep 2008 23:17:54]
◆ルード > (部屋の中には今はいない。 その代わりに風呂場で用意をしていたところ。 その準備も大体終わらせてある) 夏鈴ももっとはいりゃいいのによ。 (そんなことを呟きつつ部屋に戻ってくるところである) [Fri 5 Sep 2008 23:11:15]
お知らせ > ルードさんが入室されました。 『(今は風呂場から戻ってくるところ』 [Fri 5 Sep 2008 23:07:50]
◆夏鈴 > (当然、忍び足、なわけで。夕食の片付けもそこそこに、仔猫に変態した女はとある一室へとむかっていた。慎重に扉の前までやってくると、身を低くして警戒した様子で周囲の様子を伺う。) ・・・・・にゃぅ・・・ (小さな鳴き声を扉の向こうへと投げかける。・・・この部屋の主にして猫の主人である男は、この時間になるとお風呂の用意をしにいっているはずであるが・・・) [Fri 5 Sep 2008 22:59:54]
お知らせ > 夏鈴さんが来ました。 『抜き足差し足・・とくれば・・・』 [Fri 5 Sep 2008 22:54:29]
お知らせ > ブレイブさんが帰りました。 『―――よし。 (さ、がんばんねえと。)』 [Thu 4 Sep 2008 04:36:26]
◆ブレイブ > ( なんだかんだで下手に手を出すとバランス崩すだけだったな。 ヴェイティアンが何故竜騎士を目指そうとしているのだとか、少し聞いてみたかったところもあるけれど、今はそういう話題の出来る時間でもなし。 ) そう。 一応正騎士。 ( この一応の部分を言わず済むように、胸を張って正騎士となれるように努力しよう。 けれど今やらなきゃいけない事は、なによりも目の前の大変な作業であって―――― ) [Thu 4 Sep 2008 04:36:00]
お知らせ > ソレディーさんが帰りました。 『( がんばろう、お互いに。 )』 [Thu 4 Sep 2008 04:28:59]
◆ソレディー > 野犬が食べていた他の動物が、畑で悪さをするかもしれません。 ( そんなものだ。 こくこく頷いて。 ブレイブの家庭の事情?なんかを聞けば興味深そうにするのだろうけども、今は作業中。 残念ながらゆっくりとはしていられない。 ) なるほど、でも正騎士なのですね。 ( なってみて分かる物足りなさと、なれなくて羨む気持ち。 騎士の中で一番下とは言っても、その下には随員なんかがいるわけで。 地位や上下関係には興味がないものの、初めて知り合った年下の正騎士には、ちょっと急かされるようなものを感じてしまう。 アイリーンだって年は近いし、それにブレイブも、実は年上。 小さい小さいと思っていたって、それは雰囲気や表情なんかの問題で、彼の身体は大きいのだが。 やっぱり貫禄とかを見てしまうのだろう。 ともあれ、今は礼儀正しいまま。 二言三言交わしながら、話している余裕もない作業に戻ろう。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:26:23]
◆ブレイブ > 確かにそれはそうか。 こっちの都合で排除されるのも、野犬にとって迷惑な話にんるだろうし。 ( ソレディーの言葉に納得。 食う為に殺すのとは違う駆除というのは、どうにも慣れない事であったし、それをするのなら柵を作った方がよっぽど効率的だったな。 ) ( ふぅ )( まあ羨んでも仕方ない。 てか俺自身騎士の家系への養子という僥倖を経てこの場にいるわけだし。 これ以上を望んだら罰が当たるってものか。 それでも胸を張られたらやっぱり羨ましくなってしまうけど。 ) 正騎士だったんです! 一応!! ………まあ、なりたてなんですけどね。 立場的には一番下です。 ( 無念そうにする様子に少し誇らしげに胸を張る。 けど増長できるような立場じゃないし、学ばなければならない事は数え切れないほどある。 小さいのに、って言われたらなっ!と言葉を詰まらしていたけれど。 そっちの方が全然小さいじゃないかと! そんな事は言われなかった訳だから、ちゃんと礼儀正しいままだけど。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:16:13]
◆ソレディー > きっと大丈夫です。 どこに村をつくるのか… 元の場所は危ないかもしれませんし、どこかへ移りそうですけど、それでも元々この辺りで暮らしていたのですから。 ( 大雨で予期せぬ災害に遭うようなことがあっても、元々この辺りにいた野犬なら、村人達にとってずっと付き合ってきたものだと思う。 できるなら駆除した方が良いのかもしれないけども、野犬を探しに出るくらいなら獣避けの柵を作る手伝いでもした方がいいのではないかって。 童顔も手伝って、心配する少年の様子は何だかとても優しげに見える。 微笑ましそうに、心配ないと頷こう。 ) ? ( 目も耳も良いけれど、羨望とか、人のそういった心持ちを感じ取る能力はいっそ鈍いくらいだ。 育った環境、人付き合いの少なさがそうさせる。 もっともどんな風に思われているか知ったとして、いいでしょーと胸を張るだけだし… それより何より。 ) あ、なんだ、そうでしたか! よかった。 って正騎士だったのですね!? ( もう教えてもらうことなんてない… と言ったら彼は反発するのだろうけども、少なくとも一人前にはなっている彼の方がよっぽど羨ましい。 まだ小さいのに。 初対面らしく、ホッとしたように笑って、次いでけっこう失礼な驚き方。 ぐぬぬ! と無念そうに拳を握り、礼には礼を。 慌てて背筋を正そう。 初めまして。 ) [Thu 4 Sep 2008 04:03:09]
◆ブレイブ > 確かに。 ああ…けど復興した後の事を考えるなら野犬の駆除もしとかないと…いやけどそこまでは手が回らないのかも……―――― ( アイリ様はどうするのだろうか、なんて考える。 まあ自分が考えた所で何か変わる訳でもなく、下された命を果たすのが騎士の役目であるのだけれども。 )( スタッカートな発音に少女といった方が近いような見た目。 どうにも子供っぽく見えてしまっていたり。 ) ああ、やっぱり。 ( やっぱりこの子が―――と、相手を見る視線は少し羨望の混じったもの。 紅鱗騎士団団長のアイリ様に直々に目に掛けてもらってる、という立場は少しばかし羨ましい。 青年にヴェイティアンという種族に関しての偏見は無い。 ホワイティアではあるものの、自分も生まれは貴い身分ではないし、血筋で他人を蔑む資格は自分は最初っから持っていない。 )( 身振りで示しながら問い掛けてくる相手に、ちょっと自分の方も突然で失礼に過ぎたなと反省。 けどその大きな仕草がどこか彼女を子供っぽく見せてしまっている。 ) いいえ、俺の方も初対面です。 ――――失礼しました。 白鳳騎士団所属、ブレイブ・ベルンシュタインと言います。 ( 滑らかな発音だけれども、どことなくネイティブの名残が隠されている。 汚れた服では少ししまらないけれど、律儀に踵を合わせて丁寧な態度で初めましてと言おう。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:49:17]
◆ソレディー > 今くらいはまだいいです。 あんまりお腹も空かせていませんから。 ( 言葉遣いは丁寧なのだけど、その話し方は一音一音が跳ねるようなスタッカート。 この状況でハイテンションというのとは違うけれど、いささか子どもっぽい。 互いに外見年齢に惑わされているようだけど、もちろん無自覚で、それでも言葉遣いが崩れないのは訓練の賜物か。 気安くなってしまえば分からないが。 ) ―――お? あ、ええと。 はい。 紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌです! ( 名前を尋ねられて、微妙にしどろもどろといった調子で答えるのは、相手が知り合いかどうかを思い出そうとして。 聞かれ方を考えれば初対面なのだけど、急に名を呼ばれると混乱してしまう。 赤銅色の肌、赤い髪の娘はクリスティア騎士団内にそうそういまい。 梃子を引き上げて、手が空くまでの時間をかけたけれど、こちらは思い出せなかった。 ) …え、ええと、失礼ですが! もう、会ったことありますか…? ごめんなさい。 ( 困った風に首を傾げつつ。 大丈夫?という問いには、こんなに騎士がいるのだからと腕を広げた。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:32:59]
◆ブレイブ > 野犬か。 こういう所にいる奴らは野生化してて怖いんだよな…… ( 冗談ではなく野犬は怖い。 もっともっと小さい頃なんかは、その危なさをばっちゃにキツク教え込まれたものだ。 けれど今のこの状況では確かに大丈夫だろう。 恐らくは寄ってくる事もないだろうか。 ) ………しかし全然分からんな。 ( 自分も少し周りの物音に注意を払ってみるけれど、ちっとも分らない。 それにしても自分よりもずっと若く見える子だ―――― ) ――――えっと、ソレディーさん、でいいのかな? ソレディー・カモシレーヌ。 ( 彼女の容姿を見て、時々話題の端に上るヴェイティアンの少女の事を思い出した。 かの種族はそれ程にいないし、もしかしたらそうなのかな、って思い尋ねてみよう。 ) 来ても大丈夫、か。 それは仮に襲い掛かって来ても難なく撃退出来るからってこと? ( 軽く笑みを浮かべながらそんな事を話し掛けよう。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:21:12]
◆ソレディー > ん? あ、うん、鳴いたような、気がしました。 野犬かな。 ( 耳を澄ましてみるけれど、周りで作業する音もあってよく聞き取れない。 気にするでもなく一緒に居たけれど、年が近い… と言うか年下っぽい?男の子に、まだ遠いと微笑んだ。 それに一人旅では気になるけれど、これだけの人がいればそうそう寄っても来ないだろう。 腐肉はあっても、それ以外も多い。 ) まだ、大丈夫です。 来ても、大丈夫。 [Thu 4 Sep 2008 03:09:28]
◆ブレイブ > ( 若年の騎士もまたこの作業の一団の中に紛れていた。 小洒落た服装でも騎士団の正装でもない動きやすい格好は、周りの皆と同じように今までの作業で大分汚れてしまっている。 ) どうかしたのか? ( 梯子の引き上げを手伝ってもらったんだけれど、その人がふとどこかに視線を凝らすようにし始めたから。 ) [Thu 4 Sep 2008 03:02:19]
お知らせ > ブレイブさんが来ました。 『――――?』 [Thu 4 Sep 2008 02:55:42]
◆ソレディー > ( 指示を待たずに自分にできる仕事を探すような、集団での動き方はまだまだ不慣れで要領が悪いけど、頭数には入れるような。 倒壊した家屋まで戻り、別の班の補助に回りながら、崩れた屋根の間から運び出される担架に目をやった。 ) ( 死んでしまっているのだし、埋まってしまったものを掘り返すこともないのではないか… なんてことは、もう言わない。 ふと考えることはあるけれど、パプテスはそうしないと知っているから。 ただ、さぞ怖かったろうなと思って目を伏せる。 ) ( 故郷の湖は、いつでもとても穏やかだった。 霊的に平穏が保たれるその場所は、自分達に合わせて自然を変える人社会が栄えられる環境ではなく。 だからもしもこんなことになったとしても、助けてはもらえなかったと思う。 けれど社会は土地に広がって、どこかで何かが起これば報せがあり、こうして見ず知らずの人達が助け合う。 どちらが良いかというと難しいし、それに役割分担だと言ってしまえばそれまで。 ただ、ああ仲間なんだなと、そんな風に感じられるのは嬉しかった。 ) ん。 ( 梃子の引き上げに手を貸しながら、ふと顔を上げる。 耳を澄まして、夜闇に目を凝らして。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:50:10]
◆ソレディー > ( ぽけーっと、呆けて。 ) ―――〜はっ!? あ、あ、あっと…! まって、まってくださいっ! ( 同じロープを引いていた仲間が次々作業に戻るのを見回し、赤い髪の娘も、慌ててすっかり重たくなった腰を上げる。 ) ( 紅鱗騎士団でみっちりしごかれている娘の体力は、他の団の騎士達と比べてそう見劣りするものではなかった。 じっくりと観察したのなら、成長速度が異常かもしれないし、どう考えても見た目に納まり切らないはずの膂力を発揮しているのだけれど、それはそういう星の下に生まれたということで、さておき。 いずれにせよ間近で変化を追わない者にとっては、最低限足手纏いにならないということだけで十分。 監督が紅鱗騎士団の団長ということもあってか、少なくとも表面的にはうまくやっている。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:32:16]
◆ソレディー > ( 周囲にもいくつか潰れた屋根が広がっているこの場所には、元々村などなかった。 いくらか上流の方にあった集落から、氾濫した川や崩れた山肌と一緒に流されて来たらしい。 家が船のように。 建築技術が素晴らしいと見るべきか、建築計画に無理があったのだと見るべきか。 どちらにせよ自然災害は予期せぬ形で起こるものだし、その土地で暮らしていれば身近な危険を意識できないのかもしれないけれど、根こそぎ押し流されたような光景にいっそシュールなものを覚えて、疲労も手伝い座り込んでしまう。 ) ( 騎士団の、災害地復興支援活動。 防具とはまた違う、キルテッドシルクの頑丈な作業着は、今更ぬかるみの中で座り込んでもさして変わらない有様だった。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:16:32]
◆ソレディー > ( およそ年頃の娘らしからぬ気合い一声。 現場監督の合図に従って、肩にかけたロープを背負うような姿勢で力一杯引く。 ぬかるんだ地面にくるぶしまで足が沈み、そのまま前のめりに倒れてしまいそうになるのを踏ん張って堪える。 底なし沼ではあるまいし、すぐにつま先は硬い感触を捉えた。 けれどロープはさほど動かないまま、いくらか疲労のたまった身体は早々と音を上げそうだ。 ) ふんぬっぎぎぎっ! ( それでもがっちり奥歯を噛み締めて耐えることしばし。 不意に軽くなったロープに支えをなくして、数歩たたらを踏みながら振り返りざまにべっちゃりと腰を下ろした。 ) ―――〜はーっ… ( 大の字になって転がるような真似は控える。 堪え切れずに漏らしてしまった溜息の先で、いくつもの篝火に照らし出された倒壊した家屋から、一際大きな柱に梃子が差し込まれ持ち上げられていく。 ) [Thu 4 Sep 2008 02:06:19]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『 どぅおずえりゃああああああっ! 』 [Thu 4 Sep 2008 01:52:56]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『( ただ、ぎゅっと抱きしめる力を強めることで答えて )』 [Thu 4 Sep 2008 00:25:46]
◆ヴァネッサ > ( 彼女の温もり、鼓動を全身で感じ取っているような気がした。 バニラの香りがより一層強く香る気がする。 その感触、香りに気持ちがほぐされていくような気がして ) ―――― ( 空を見上げよう。 貴女の抱きかかえている間は広い空を見上げよう。 今、みんなの理想の歌姫じゃない。ずっと昔の貴女。 それを壊さないようにそっと抱きかかえている自分。 きっと、幸せものなのだろう ) そうだね…。 でも、すぐに叶うことだったら、きっと一番じゃないと思うなぁ ( 空を見上げたまま ) だから、きっとそれはとても大切なことなんだと思う ( 独り言のように ) [Thu 4 Sep 2008 00:24:36]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『カリンがいてくれて、よかった。』 [Thu 4 Sep 2008 00:08:18]
◆シャリネ > ( そして、貴女の前で散々泣きじゃくった後。 少女は貴女を見上げてくしゃ、と微笑むだろう。 ) ―――ありがとう。 私 [Thu 4 Sep 2008 00:08:12]
◆シャリネ > ―――本当に。 ( 茶化すような言葉には、言い聞かせるような言葉そのまま返したけれど。 ) ―――- 。 ( 唇に触れられた指。謝らないでと、優しい言葉。指先は冷たいのに、そのぬくもりは温かかった。 動揺を超えて、嬉しさと戸惑いと、壊れてしまいそうな何かが、内側からこみ上げてくることが恐かった。溢れてくる何かが何なのか。 優しさが、痛い。少し会わない間に、友人は以前よりも愛らしく、美しくなったように思う。そして、もっと戸惑いが膨らんだ。嬉しさと、一緒に。 ) ( よく知っている強い力で抱き寄せられた。そのままぽふりと埋められる。耳に入る言葉が優しすぎて。 ) ――― っ。 ( ―――その手は貴女の胸元へしがみつくようにきゅ、と握りしめんと。嗚咽をかみ殺すように唇を噛んで、眉間に皺を寄せて、水を零す。 ) ( 私は幸せものだ。こんな自分、消えてしまいたいと思っていたのに。歌姫と呼ばれるようになって、皆の願う姿でいようと思うようになって。笑っていたかった。涙なんて零さないで、待っていたかった。そんな自分、要らないと思っていたのに―――それでもこんな私を、掬い上げてくれる人が、いてくれたから。 ) ――― 一番かなえたい願い事って、なかなか叶わないね――― ( ひたすら嗚咽を零した中でたったひとつだけ。落ち着いた後、零したのは、そんな。 ) [Thu 4 Sep 2008 00:07:17]
◆ヴァネッサ > ―――あのさっ ( 笑顔を作る貴女の顔を見て、どうしていいのか、もっと正確に言うのならそうしていいのか、悩んだ。 でも、自分がこうだと思ったことをやればいいんじゃないかなって思ったから。 だけど、すぐに行動に起こさない。 行動する勇気とそれを掴む時間が欲しかったから ) ――そっか ( 貴女の手の感触。柔らかくて、温かかった。 ただ、短い言葉で返す。 握られる手。綺麗な手に受け入れられることが嬉しくて、救われるような気持ちが勝ってにこみ上げてきてしまう ) 本当にぃ? ( こちらもまた茶化すように返して ) 謝んないで… ( 貴女の唇にそっと指を触れさせてみようとする。 昔の思い出、それを思えば、自分はずっと誤り続けなくてはいけないほどのことをしたと思う ) ――うん。 私も、そうしたいから ( これくらいのことでいいのなら、いくらでも、たくさん たくさん。 水の重さは貴女の涙。 貴女の軽さは純粋な心の表れだと思うから ) ( ――――だから ) こうすれば何も見えない、何からも見られない… ( ぐっと貴女の顔を自分の胸へと押し付けようとするだろう。 自分の身体で貴女を覆い隠して、誰からも見えないようにしよう、そう自分からだって見えないように。 だから、無理をしなくてもいいんだよって言いたくて。だけど、それは口には出せなくて ) [Wed 3 Sep 2008 23:55:11]
◆シャリネ > ――― でも、ドレスだからおぼれてもきっと流れないよ。( 笑ってくれるから、嘘をついてしまう。彼女はきっと、わかってくれているだろうに。だからこそ、だからこそ。 ―――笑っていたくて。 くすり。精一杯、振り絞って笑みを浮かべた。 ) ―― 時間は、経ったけど。( 知っていると。握られた手に握り返して。ためらうそれを感じ取りながらも、此方は拒むことなく受け容れた。貴女の紅を愛しい(羨ましい)と想ったことが、私にはあったから。 悩ましげな貴女の様子に気づいたから、今度は私が手を握ろう。やんわりと、骨のない手が貴女の手を。 そして、微笑んだ。 ) ――― ちゃんと食べてるよ?( くすりと茶化すような、微笑が ) (「大事な友達」) ―――――- ごめんね。( 貴女も大事な友達で、あのひとも大事な―――大事なひと。だから、ごめんなさい。手を離すのを拒んだ貴女の優しさが今は痛くて。放り投げてもいいのにと想ってしまう。昔は腕を怪我したことがあったっけ―――。そんなこと、思い返しては、小さく。懐かしむような憂うような、笑みが零れ落ちて ) ――― 抱いていて、くれるの?( 今は甘えても、いいですか?でないと、壊れてしまいそうな自分がいるから。少しまた、水が溢れてしまいそうになったけれど、さっきよりも、自分が水に抱かれて重いことがわかる。 ) [Wed 3 Sep 2008 23:32:19]
◆ヴァネッサ > ( こうして、近くにいるとどうしてだか安心感を覚えてしまう。 その内に指先だけでも触れられるからだろうか ) うん。元気、だよ。 ふふ、でもちょっとその服じゃ泳ぎには向かないなぁ ( 貴女の優しい笑顔。 こっちもそれに笑顔で返すだろう。貴女をガラス細工を持つかのようにそっと丁寧に抱きかかえたまま、貴女に安心してもらえるように、笑顔には笑顔で返す。それがどんなに弱々しくても、どんなに儚げでも ) じゃあ、知っているんだね… ( 強まるバニラの香りを感じながら、口から漏れるのは戻れない過去を思い出すような言葉。 今、貴女を抱きかかえている手は白いけど、落ちない紅で汚れてしまっている手。 やっとのことで伸びてきた貴女の手を、一瞬握るのをためらいながらも、優しく握ろうとするだろう。 こうして逢えた事は嬉しいのに、とても悪いことをしてしまっている気がする。 バニラな貴女に触れてしまっていいのか、今この瞬間も悩んでしまう ) ううん、羽みたいに軽いよ。 それに、大切な友達も心配するかもよ…? ( 岸のほうで待っているあの黄金色に一度視線を向けて。 本当に貴女は軽い。だから、壊れそうに思えてしまう。 それと、こうして支えるということでなければ、貴女に触れていられないような気がしてしまって、つい手を離すのを拒んでしまった。 自分が少し嫌な奴のように思えてしまった ) [Wed 3 Sep 2008 23:16:58]
◆シャリネ > ( こうして手が届くのに。心にまでは届かない。こんな想いを、以前もしたことがある。けれど貴女には届くから。伝わるから――触れられて、力なくも、微笑を深めた。 )( 久しぶりに、逢えた。大切な友人。 労わるような答え。優しい笑顔。―――だから ) ……相変わらず。―――元気、そうだね。 ――― うん。 夏の、終わりだから。 もう泳げなくなっちゃう。( ごめんね、嘘だってわかってても、貴女は、笑ってくれてしまうから。 だから笑う。 ふわり、微笑を浮かべようと。―――力ないそれは、ゆらゆら揺れるけど、私、ちゃんと笑えてる――? )( 力のない手が、貴女の頬へ伸ばさんと。淡く微笑んだ姿は、実に情けないのかもしれない。貴女には、元気な顔を見せたかった。 ) …… 無事で、よかった―――。( 慈しむ様に紡ぎが漏れれば、 バニラの香は水と共に強さを増して。それが鼻腔を擽り、慣れてしまっていることを心の中で少しだけ恨みながら。その白銀に、 やっと。 ) ―― ごめんね。重いでしょう。…おろして、いいよ?( そう、呟いた。 ) [Wed 3 Sep 2008 22:52:42]
◆ヴァネッサ > ( 貴女の重さ、感触、香り、温もり。すべてが懐かしく手の届かないもの ) ―――― ( 声をかけてしまった、手を触れてしまった、こうして出会ってしまった。 バニラの貴女は歌姫、自分は罪人。 今すぐにでも岸にそっと寝かせて、立ち去るべきだと自分の頭の中で響いているのに、身体が動かない。 貴女に逢えるなんて思わなかったから、ただ純粋に嬉しかった。 いけないことだとしても、その嬉しさを止める事ができなくて。 自分の香りを貴女がどう思っているかなんていうことは想像することはできなくて ) ―――久しぶり。 元気じゃ、ないかな。 ほら、顔色悪いでしょ? ( 弱弱しい返事が耳に入る。背けていた顔が貴女の方を向くだろう。 視界に入る貴女の姿は、その弱弱しい声と同じように見えて。 でも、どうしたらいいのかわからなくて、返事は少しふざけて答えて見せよう ) 泳ぎたかった? ( 長い間、接することの無かった貴女にどういう風にすればいいのかわからなくて、そして弱弱しい貴女をどうすれば昔みたいになってくれるのか、その術が分からないから、冗談っぽく話しかけるしかなくて。 そんな自分を少し情けなく思えて ) [Wed 3 Sep 2008 22:41:50]
◆シャリネ > ( 嗚呼。なんだろう。凄く冷たいのに。どうして。どうしてこんな――― 懐かしい匂いがするんだろう。 )( 抱きかかえられたまま、言葉が回らない彼女にぼんやりと見つめているまま。視界から水が溢れるのに、どうして見える景色が優しいなんて、感じるのか。 ) ――― 。( 自分のバニラの匂いより、自分にはないその匂いが愛おしかった。あのひとの良く知る香なら、私だって。ほしい―――。 そんな風に想うのも刹那。織り成す言葉耳に入れば、ぼんやりと浮かぶ、私のほうを見ない月を 見上げる空ろな眼差しは淡く、微笑んで―――) ――― 久しぶり。 ……元気?( 姿には似合わない言葉がそのまま。微笑み混じりのその声音は弱いけれど、他愛もなく、聞いたつもりだった。空っぽになりかけた心から音色を掬い上げるのは、少し。大変だったけれど。 ) [Wed 3 Sep 2008 22:23:07]
◆ヴァネッサ > ( 夏の残り香と貴女のバニラの香りが辺りを包んでいる。そんな気がした。 水を吸って重くなる服。水の抵抗で貴女までの距離がとても遠く思えて、それが自分を拒んでいるかのような風に思えてしまう。 白い貴女に自分は近づいてはいけない。 そんな気持ちが自分の中で勝手に増幅して ) ――あのっ、そのぉ… ( 抱きかかえたバニラの貴女。 その感触が手に伝わったとき、初めて現実に引き戻されたかのように意識が鮮明になって。 咄嗟に抱き上げてしまったためか、返事をしていいのかどうかわからなくて、でも抱きかかえているバニラの貴女と鉄錆の匂いしかない自分がこうして接していていいのかわからなくて。 少しだけ、でも自分ではとても長く感じた間が空いてから ) う、歌姫に白銀の月を貰ったひと… ( 正直に言えなくて、こんな遠まわしな返事を返してしまう。 顔を横を向けているバニラの貴女を見て、安堵感を覚えながらも、昔の記憶のときとは違う貴女を見て、そんな表情の貴女を見てはいけないような気がして、そのまま夜空を見上げよう。 首にはあの銀色の月の飾りが下げられて ) [Wed 3 Sep 2008 22:17:31]
◆シャリネ > ( 目を閉じる。夏の終わり。静寂が包み込む空気が心地よくて、自然に水が溢れていった。それに気づいたのは、静寂の中に聞こえた足音。 ―――引き戻される感覚が、痛みを引き戻すように。 麻酔でわからなくなっていたような痛みが一気に胸を締め付けて。 ) ――― 。( ぽたぽたと零れ落ちたそれに、小さな嗚咽を押し殺して。水につけた白い手が、その想いを閉じ込めるように強く握った。 通りかかった人が誰でも良かった。空っぽになりたくて、それでもなれない自分。逢いたくて、大丈夫だと言いたくて、そんな弱い自分。 誰かと会って、きっと。――― そのひとを見つめて歌うことが。今の私にはできないから。 だから、貴女が誰なのかさえも自分の中で突き止めようとさえしなくて、ただ――― その足音が此方に近づいてきた気配に、力なく顔を横に向けた。 零れ落ちる雨で滲んでいる。誰だかわからなくて、それでもいつものように表情を変えられない自分がいた。 ) …… だ、れ―――? ( 泣いたままの自分を、掬い上げようとなんてしないで。そんな風に思いながらも、抱きかかえられれば意図も簡単に貴女の腕の中へ収まるバニラの菓子。 貴女の傍らで、水には入らず伏せをしながら心配そうに見つめている黄金色以外は、あたり一面、何もない。村の外れの川辺と草花の景色。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:58:50]
◆ヴァネッサ > ( 確か、かつての自分の家が地方村の方だった気がした。 もう帰らないことにしていたのに、足がそっちの方に向かっていた。 そんな自分を遠くから見ているような気持ちになって。心の中で渇いた笑いが一つ。 そんなおぼろげになっている意識のまま、結局人の住まないあの廃墟へとは行かず、こうして当ても無くただ足の向くままに歩いている今。 貴女の姿が視界に入ったような気がして、もやが掛かったような意識のまま、でも身体はしっかりと動き、水面に浮かぶ貴女がしっかりと入ってきて ) ―――っ ( 自分も水に入って、水面に浮かぶ貴女を抱きかかえようとするだろうか。 どこか、貴女の姿が儚く散る水華に見えてしまって。 身体が勝手に動いてしまう ) [Wed 3 Sep 2008 21:54:12]
◆ヴァネッサ > ( 確か、かつての自分の家が地方村の方だった気がした。 もう帰らないことにしていたのに、足がそっちの方に向かっていた。 そんな自分を遠くから見ているような気持ちになって。心の中で渇いた笑いが一つ。 そんな朧家 ) [Wed 3 Sep 2008 21:48:44]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『通りかかって』 [Wed 3 Sep 2008 21:44:33]
◆シャリネ > ( 浮く体が、生きていると言う。だから私は歌えてる。―――あのひとも、こうしていて。 )( 祈るように、仰向けに。水面に浮きながら、両手を組んで目を閉じた。降り注ぐ星屑は、夢のよう。けれど、何かが足りなくて、切ない想いが心の月を欠いていく。 )( 銀髪を飾る果物の飾りも落ちて、緩く、淡く、銀色が水面に溶けていくような。―――その中で。 ) ――――――― ♪ ( いつか、紡いだ子守唄を、言葉紡がず、旋律だけを。ぼんやりした視界と、静寂の、中で。 ただ。祈るように。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:43:11]
◆シャリネ > ( あてがなくなってしまった。遠くへ仕事へ出かけたのかもしれない。私は、そう思ってる。だから、もう少ししたら帰ってくるだろうって。大丈夫。大丈夫。私は歌を歌うだけ。あのひとのことを想って、幸せを願う歌を。歌を。紡ぐだけで――― )( ランタンを傍において、そのまま。――そっと、夏の水辺に手を差し伸べた。 嗚呼――― ) ―――冷たい。 ( その瞳-水面-の先に、見つけ出せる気がしてしまうなんて、なんて愚かなんだろうって、ちゃんとわかってるよ。だから。淡い微笑が代わりに浮かんで。 ) ( ―――水が、零れ落ちる前に。 )( 沈んでしまおう。 ―――水に手を差し伸べたまま、体重をそっと。前のめりのまま、水へ預けた。沈んでいく重みが、愛しいだなんて ) [Wed 3 Sep 2008 21:38:48]
◆シャリネ > ( 私は、きっと 幸せよ。 ) [Wed 3 Sep 2008 21:37:48]
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