ヴェイトス中央病院 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 君影さんが退室されました。 [Tue 3 Nov 2009 00:08:37]
君影 > (そんな事を考え始めようとしたけれど、自分でも知らぬ間に私はベッドに横になって寝息を立てていた。黒猫はぬいぐるみと一緒にその主の傍で丸くなる) [Tue 3 Nov 2009 00:08:27]
君影 > (どれくらい時間が経ったんだろう) (艶子たちと行った温泉旅行。夏の先触れすらない時期じゃなかったか。けれど今窓から覗く木の枝は寂しい様子であり殆どが枯れてしまっている。そういえば近頃は部屋の中の空気も冷たさを増しているな。気がつけば冬の時期が近付いている) ………いつの間にだろう。 (冬は嫌いだ。私は暖かい所の生まれだから。嫌いというより苦手か) [Mon 2 Nov 2009 23:31:05]
君影 > (にゃー!?発言してから気付いた………!間の悪さにごめんなさいと頭を垂れる) ………何してるのリャン?? (カメラ目線でキリっとした顔で頭を下げてる猫に疑問符浮かべる飼い主。閑話休題) [Mon 2 Nov 2009 23:17:42]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『タイミングが悪かった…! リテイク。』 [Mon 2 Nov 2009 23:10:47]
君影 > (にゃーんにゃーん)(清潔なシーツの上でごろごろごろ。尾が二股に別れた猫が自分に似せて作られたぬいぐるみにじゃれついている) リャン。程々にしてあげなさいね。 (私は体を起こした格好でその微笑ましい様子を見つめている) [Mon 2 Nov 2009 23:10:43]
ルゥ > (いろいろ支度するだけで一日が終わったりする──) [Mon 2 Nov 2009 23:10:19]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『何気に、ポーション作成というのは面倒なもので。』 [Mon 2 Nov 2009 23:09:44]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『黒猫が縫いぐるみをいじくる』 [Mon 2 Nov 2009 23:04:23]
お知らせ > 会別理久さんが帰りました。 『( 含み笑いが、いつの間にか嗚咽に変わる。 )』 [Mon 2 Nov 2009 02:27:52]
会別理久 > …っふふ… っくくく…   ( 人付き合い? 人付き合いだって。 …本当に、どうしたというのか。 必要ならば付き合うけれど、必要なければ別に。 そんなスタンスでいたくせに、復学できるかどうかも怪しい、今更――― )   ( そう、病院には来たくなかったくらいだ。 来たくなかったというよりは、来る上でそれが引っかかるという程度だけれど。 そして、それはこんな姿になっていては当然の反応かもしれないけれど。 ここには、実習でお世話になっているクラスメートが居たはずだ。 もちろん奇病の流行という異常事態で、インターン以前の学生など皆帰されているのだけれど。 特に親しい友人もいない彼らに、できれば会いたくないと思っていた。 ) [Mon 2 Nov 2009 02:13:41]
会別理久 > ( この場合の脱ぐというのは、更衣室での着替えとかそういうことじゃない。 いや、それもあるのだけれど、恋人の前でとか、そんなことを考えた自分に驚いて、可笑しかった。 …生きることに消極的で、今までそんなこと考えてもみなかったのに、こんな体になってから今更なんだ。 ―――初めては腐った死体に無理やり。 そして喰われながらまわされた。 あんなのを最後にしたくないという思いでもあるのだろうか。 非処女というだけで爆弾なのに、相手は化物、そこまでは言わなければ分からないかもしれないけど、駄目押しに片脚欠損していてはそんな機会もあるかどうか。 何より突発的な暴力衝動をどうにかしないと、人付き合いさえ難しいかもしれない。 ) [Mon 2 Nov 2009 01:55:11]
会別理久 > ( まず右腕の価値は、利き手だというのが大きい。 肩が上がらないだけと思ってしまいそうになるけれど、右肘から先の手の運動にも肩の固定は必要だ。 台に置くなどしてあればどうにかなるかもしれないけれど、とても不自由には違いない。 利き手交換で対処できる話とはいえ、代わりに左腕の機能を失うのでなければ、両手が使えるようになるというのは大きかった。 もっともそこが問題で 『右腕の代わりに』 といって最初にイメージするのが、左腕。 『利き手の右肩が上がるようになる代わりに』 左腕からは、肩が上がらない+αの機能を奪われても不思議はない。 )   ( ―――あとは、のんきなようで、けっこう切実な問題。 見た目の問題。 ノースリーブなんて小さい頃以来着たことないけど、右の二の腕ごっそり欠けているのは長袖着ていても分かってしまう。 偽装できるとはいえ、その、脱ぐときのことなんかを考えると――― )   …っふ。   ( 思わず、吹き出してしまった。 ) [Mon 2 Nov 2009 01:41:51]
会別理久 > ( 相部屋のベッドでカーテンを閉め切って、ウォッシュベアー村の生き残りである娘は物思いに耽っていた。 今は暴力衝動もなく、痛みも抑えられている狭間の時間。 もっとも衝動については、どういったタイミングで襲われるか分からないのだけれど。 )   ( 魔術治療の 『等価』 って、何だろう。 概論くらいは教わったはずだけれど、はっきり言って理解できなかった。 まず価値観や必要性は人それぞれ違うと思うのだが、主観はどこだ。 集合無意識とやらによる世界的な共通認識? それとも、施術者の価値観? あるいは被術者の価値観か… 何が起こるか分からないということで、変にあたりなどつけても外れてがっかりするだけかもしれないが、考えるのに目安は欲しい。 右腕を上げる代わりに、何を失う可能性があるか。 ) [Mon 2 Nov 2009 01:27:32]
会別理久 > ( 左脚と右肩を喰ったグール一家(?)がそんな配慮をしたとは到底思えないけれど、左脚を大腿三分の一ほど残して切断した今、ただ座ることさえ困難で、左腕が右腕のように上がらなくなってしまっていたら、状況はもっと悪かっただろうと思う。 もっとも、それを言ったら左脚を失わないのが一番で、右腕しか動かないならそれはそれでどうにかしたろうし、義足など付ければまた状況は変わってくるのだけれど。 ―――右肩なら、他の何かと 『等価交換』 することで再び上がるようになるかもしれないと、示された可能性を考える上で、ポイントになる。 ) [Mon 2 Nov 2009 01:19:01]
お知らせ > 会別理久さんが来ました。 『( 左腕が残されていて、助かった。 )』 [Mon 2 Nov 2009 01:11:01]
お知らせ > エルレーンさんが帰りました。 『( 翳した手がうっすら赤くなっているのを認めて、零した息は誰にも聞かれなければ良い )』 [Sun 1 Nov 2009 06:13:03]
エルレーン > ……難しいものですね。 ( 分からない。分からなかったから、分かるものを引きだそうとした。 今の私に出来る精一杯は、当たり前だが彼の望むものでは無かった。 それでも良い。怒りであれど、自分が『何者』か分からない等という曖昧な状態で惑うよりは、余程芯のある状態だ。 それにしても―― ) 案外、痛むものですね。  [Sun 1 Nov 2009 06:12:35]
エルレーン > ( 絶対安静を要する腹部重症患者の身体が、当人の意識が戻った事で動いてしまった。俗に言う寝返りだが、施術後の反応としては恐らく予想外。それによる癒着部位の剥落、腹腔内における創部再発の危険性―― 彼の病室であった事を報告するのは、重大なだけに無味乾燥な書式の連ね。 その後であった事も、問われれば別段隠すつもりはない ) 本当に、手を出す事になるとは思いませんでしたが―― ( 二三発は良いとは言われたけど、事情がやや違う。 医局の椅子の硬い背もたれに身を預け、白い天井を仰ぐ ) [Sun 1 Nov 2009 06:11:19]
お知らせ > エルレーンさんが入室されました。 『 ――はい。緊急で、検査を。 』 [Sun 1 Nov 2009 06:08:23]
お知らせ > アラタ@蝶さんが帰りました。 『すべてが、 くらく なっていった』 [Sun 1 Nov 2009 00:25:40]
アラタ@蝶 > ( 自分の息が聞こえた。 心臓の音が聞こえた。 ) ( きっと、これは夢で幻で─── すっと、自分の意識を手放そう。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:25:31]
アラタ@蝶 > ( 判定:38+4=42 ) ( 捲った先は 真っ黒で─── 赤い文字みたいなものが 自分の身体に脈打っていた。 )( 意識が遠のいていくのが分かった。 ドクンっと 何か自分の中で脈打つ何かが───感じられた。 ) ぁ あ あ─── ( また、よみがえる変な 記憶 頭が痛い。 変な文字が頭に浮かんでくる。 頭が痛い、 ) ( 頭を抱えて床をみたら─── ) う、ああああああああああ!!!!! ( 先ほど、こぼした水と砕けた瓶が 生き物みたいにうごめいていた。 ) 来るな、くるなくるなくるな・・・・・・! ( 布団の中、もぐって全てを忘れようとしたンだ。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:13:16]
アラタ@蝶 > ( 濁る意識の中で、一体何をすればいいのか考えるけども 思い浮かぶことはあの おぞましい姿をした幼子の姿だった。 )( ベット際に置かれた水差しに気づいたので 少年は手を伸ばし水の入った瓶を持とうとした。 ) あれ─── ( よく見ると 腕のほとんどが黒くなっていた。 前のとき以上に広がっていたのだ。 ) うそ・・・だよね・・・ ( 瓶はそのまま床に音を立てて落下して、水と破片が散らばった。 病院着である服を捲るべく 裾に手を伸ばそうか。 震える手─── でも 止まらない。 ) 【判定】 [Sat 31 Oct 2009 23:59:34]
アラタ@蝶 > ( どれくらい? 自分が意識を失ってからどれくらい立ったのか分からなかった。 起き上がる力は沸いてこなかった。 ) ぉ    みず・・・・ ( 声を出すのはこんなに難しかったのだろうか?がらがらに枯れた声で そっと言うけども誰もいなかった。 )( 窓を見れば、夜だということが確認できるのに─── 病気がここまで広がってるのが実感できた。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:50:51]
アラタ@蝶 > ( 目を開けば、白い天井が 見えた ) あ ( ずうっと ずうっと。 意識がいったりきたりしていて、今こうして自分を掴むことができた。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:47:32]
お知らせ > アラタ@蝶さんが来ました。 『 病室の、一室にて』 [Sat 31 Oct 2009 23:46:14]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『(持ってきてくれた差し入れをむぐむぐ食べながら…研究を再開しよう。)』 [Sat 31 Oct 2009 21:49:15]
お知らせ > エルレーンさんが退室されました。 『( 遠ざかる足音が直ぐに駆け足になるくらいには、此処は最前線なのだ )』 [Sat 31 Oct 2009 21:45:42]
エルレーン > 情けは巡るものですよ、先生。 ( 今度美味しいケーキ屋さんでも教えて下さいなんて、軽い口調で ) そういえば先生はそっちのご出身でしたっけ。うちも妖精は馴染み深いんで、結構やってました。 ( そして普通に悪戯されまくる。懐かしくも騒がしいお祭りを思い出して、ちょっと遠い目 ) 今は色々洒落にならないですからね。冗句のつもりが殴り殺されたじゃ、誰も笑えないブラック・ジョーク。 ( たはは。苦笑いしか出来ない ) せめてその半分くらいはサポート出来るように、精進したいとこです、見習いさんは。 ( 一年で敗北するなら七年戦えばいいじゃない。 色々世界が違うのでさておき )  いえ、此方こそ。そちらのカルテと資料、目通しお願いしますね。 ( ありがとうございます、と。ちょっと照れた仕草で親指を立て返し ) それじゃ、失礼しました。 ( 来た時よりは身軽に、扉を潜って ) [Sat 31 Oct 2009 21:45:11]
ルゥ > ううっ、ひとの親切が身に染みます。(くぅ、と涙ぐむ真似。 ごちになりやす!) ああ…そういやもうそんな時期なんですよね…、アイバンのケルティック系ですから、地元のお祭りなんです。(んー…、と懐かしげに唸りつつだ。) 黒塗りでお化けやる人とか、それ見て過剰防衛する人とか出てきそうですね…。 (不謹慎ですけど、肩を竦めつつ。しんなり。) まー、私は丈夫なだけがとりえですから。 睡眠と、栄養さえ取れればあと10年は戦えます。 (そういった軍は一年戦争で敗北したが。さておき。) それじゃ、ずいぶん引き止めちゃいましたけど…そちらも頑張ってくださいな。 (ぐー、とさむずあっぷ。) [Sat 31 Oct 2009 21:38:11]
エルレーン > 差し入れ置いてきますから、活力の足しにでもして下さいな。 ( 菓子箱の中身は、時節的なのも含めてカボチャ餡のおまんじゅうとクッキーだ )  …もうちょっと静かな秋でいてくれたら、Trick or Treat? くらいは言って回れたかもですけどね、此処も。 ( 浮かれたお祭り騒ぎと誹る声も上がるだろうけど、患者さん達にも華やぎや賑わいが必要な時もある。無論、看護士や医師達にも。 この状況じゃ無理そうだから、眉を下げてへろっとした顔 ) 数は力なり、ですね。 ( こくん。きっと正しく理解出来てると思う )  ん… 分かりました。ルゥ先生も、ご無理なさらないで下さいね? 先生が倒れたりしたら、それこそ医局が悲鳴上げちゃいますから。 ( 冗句じみた言葉の中に、真摯さを一匙混ぜて。 ぱちんとウインクなど ) [Sat 31 Oct 2009 21:30:59]
ルゥ > ん…まぁ、やれるとこからやってくことしか無いんですけどね、結局。 (こくん、と頷いて。彼女の言葉に肯定しよう) はい。 どうにもならなそうな時は、他の先生方にも声をかけてかずのぼうりょ…(こほん)…組織力で。 ……それから、件の、黒い患者さんが暴れてるときは……、絶対に一人じゃ対応しないでくださいね。危ないですから。 [Sat 31 Oct 2009 21:24:54]
エルレーン > 進行自体にも結構個人差が大きいみたいですしね。伝染病の可能性もあるからって病室を近くしておいたのが、効を奏すとかも複雑ですけど。 ( 目は通してみたけれど、どうしてなのかが分からない。逆に悪化する、とかならまだ理解も出来るけど。唸る ) ケースを増やして対処法を確立させていくのが、医学の前進ですしね。どうしたって前線は不利な戦いですよ、いつも。 ( 挫けてる暇も無いものだと、目尻だけ細めて。 有能な医師も魔術師も限られてしまうだけに、目の前の彼女に掛かる負担は大きいだろうとは思う。 見習いの己に出来る事は何か )  奇跡を二度は期待出来ませんよね…… ( 今度こそ、未満の取れた溜息。先日運び込まれた重傷患者さんは、流石に脱走とか出来るレベルじゃない――らしいけど ) はい。気をつけておきますね。不審な行動してる方がいたら、注意しておきます。 ( 報告例にしなければならない程の無茶無体は、それこそ頻発されても困ったものだから、無いと信じたいけど )  なくまでなぐるのをやめないレベルですね! ( 君が泣くまで以下略 ) [Sat 31 Oct 2009 21:14:29]
ルゥ > とりあえず、お薬飲ませて寝かしつけるくらいしかないのが…現状ですね。 『同じ“黒い患者”同士、集めておいておくと病状の進行が遅くなる』、なんてレポートも出てましたし……。(眉唾ですけどね、なんて肩を竦めながら) 前例の無い事態には、現状維持すら困難なんですから…こういうときには医者の無力を感じますねぇ…。 ( ジンノヴァ先生がもしご健在なら、なんて居ない人の事を思うのは甘えだろうか。 ) ……ええ、お腹から腸とか飛び出さなかったのが奇跡なんです。。 (「冒険者の街ですからね、ヴェイトス。」なんて、今更の如く溜息。) ……少なくとも、真似する患者さんが出ないよう、何かと無茶しがちな患者さんをしっかり見回ってますとも。 エルレーンさんも、見咎めたらちゃんと注意してくださいね。 二三発くらいなら、げんこでぶっても構いませんから。(にじゅうさんぱつ。) [Sat 31 Oct 2009 21:07:19]
エルレーン > なれるように日々努力、精進中です。修了課程なんて序の口って感じですものね、現場は。 ( 手を取られて一瞬驚いたように目を瞬かせるが、真面目な顔で握り返す。 現場に出ると本当思う。手が足りないって ) まだ対処療法しか出来ないんですよね… 何か未知の病原菌か毒じゃないか、とか。…ヴェイティアンが罹患しないのは、風土病が復活したからじゃないのか、とか。祟りとか呪いとか、そんな話も出ちゃってますしね… ( これだけ病床も満杯の状態では、病棟の消毒も中々出来ない。はふり、溜息未満 )  …………ぇ゛? ( お腹切って、岩?持ち上げ? ぎょっとした顔で眉を跳ね上げ ) 自殺行為にも程が……っ!? ( お腹って皮下脂肪より下もですよね…? いっそ青くなった ) [Sat 31 Oct 2009 20:53:50]
ルゥ > え、ああ、そうでしょ、うんうん。 (ちょっとだけホッとした。 ) エルレーンさんね。 しっかり勉強して、早く正白魔術師に…! (死活問題だから!と。変な気迫交じりに手を取った。ごごごご) ……っと、“奇病”も困ったものですね…、ここに居ても、何か幻視したみたって患者さん、多いですし……(その幻視のたびに、病状が悪化しているのだから──この場が、既に。言わば“汚染”されているのかもしれない。) 脱走は…まぁ、昔からそういう傾向ありましたしね…お腹切った患者さんが、ベッドから抜け出して大岩持ち上げに行ったり……。(はふ、と嘆息しつつ。) [Sat 31 Oct 2009 20:44:45]
エルレーン > 私なんかは、まだその意味じゃ本当見習いなので、逆にそっちの消耗は少ないんですけど。でも院内駆け回ってくたくたにはなっちゃいますもの。 ( ギルドからの出向とはいえ、此方での扱いは見習い看護士。こきっと肩を鳴らして見せる仕草は、実感含みの苦笑い ) どうしても、症状が重くなってしまえば頼れる人は限られてきちゃいますから。後塵としては、頑張って育ちたい所ですよ。 ( 奇病患者の収容も増える一方だし、脱走や錯乱も続出中。それとは別に重傷患者も運び込まれているとの事だし、確かに休まる暇も無さそうだと ) ……あ、あはー。 ( ちょっとびっくりしたように緑色の目を瞬かせ ) エルレーン。白魔術師ギルドからの出向で、こっちでは見習い看護士やってます。 個人で名乗るのは初なので、一応安心しといて下さい。 ( よっ、と机の上にカルテやらファイルを置いて、宜しくお願いしますと一礼 ) [Sat 31 Oct 2009 20:33:11]
ルゥ > 魔術は消耗も大きいですからねぇ…。患者さんの傷病を肩代わりする形で、魔術式構成してる方なんかは特に。 (そうでなくても、人と向き合い、力仕事も必要になるのがこの仕事。 ひ弱ではそうそう続けられまい。) いえいえ。 今でも、後でも、最終的には流れ着いてきますから…ね。 (お仕事。 心なしか肩を落としつつ。) えーっと…、 (顔をまじまじとみて。 ○色の看護士 シリーズじゃないことを確認した。 ) …前にも伺ったかもしれないけど、あなたのお名前って…? (患者の事ならいざ知らず、同僚や看護士たちの名前はなかなか覚えられない。 二度目か三度目か分からないが、恐縮しながら名前を問うてみた。) [Sat 31 Oct 2009 20:25:44]
看護士 > 寝るのも食べるのも、現場の前線出る上で大切だって教わりましたよ。何だかんだで最後は体力資本だって、学生時代から散々言われましたもの。 ( 最後のは見回り兼ねて体力トレーニングですか? なんて問いかけは流石に冗談じみた口調で )  はい。それじゃ、失礼しますね。 ( 入室許可の声を聞いてから、よっ、と少し気合い入れの声と共に扉を開く。 腕の中にはカルテとファイリングされた資料数冊、それとオレンジとブラックの包装に飾られた菓子箱 )  失礼します。 お忙しい所に、お仕事増やしちゃって申し訳ないですけど。  [Sat 31 Oct 2009 20:14:06]
ルゥ > いえいえ。 ちょっと考え事してたとこだったんですよ。 寝てるか食べてるか、病院内うろうろしてるかだと思ったら大間違いなんです。 (誰もそこまで言ってない──) とまれ、大丈夫ですよ。 今、ちょっと片しますから。 (かちゃかちゃと器具を机の中央奥に寄せて、落として割れないように。) どうぞ? (入室を促した。) [Sat 31 Oct 2009 20:08:46]
看護士 > すみません、お休みでした? ( 椅子の鳴る音に驚いたのか、少し驚いたような声。 それから )   ………せ、せんせーい… ( 少しの間をおいて、困ったような笑っているような声がして、また少しの間が空いて )  用件は、新しく入ってきた患者さんのカルテのお届けと、お疲れ様な先生への心ばかりの差し入れです。 かぼちゃの妖精からのお届けものらしいですよ? ( 柔らかくなった声音は、ほんの少しの冗談交じり ) [Sat 31 Oct 2009 20:03:52]
ルゥ > はてさて、どうしてものかしらん。 (何時だか、フォーウンマフィアが市に麻薬を流行させた際、依存症を治療するために用いたポーション──あれが有効だろうか。 然し、あれは仙丹──一種の魔法薬に対する対抗魔術的な要素も大きかった。 “普通”の麻薬に対し──) ──うわぉ。 (と。外からの声に、椅子をがたんとさせて、驚いた) た、ただいま留守にしております。 御用の方は、ぷー、と音が鳴った後にめっせーじを……。 (思わず居留守をしてしまう。 後ろめたい事など無いはずなのに。) [Sat 31 Oct 2009 20:00:06]
看護士 > ( 響くのはノック音。次いで、女性の声 ) ルゥ先生、いらっしゃいますか? ( 扉の向こうへの呼びかけの声だ ) [Sat 31 Oct 2009 19:55:08]
お知らせ > 看護士さんが来ました。 『( コンコン )』 [Sat 31 Oct 2009 19:54:09]
ルゥ > (話を戻そう──想定どおり、検査薬は変色し、麻薬とされるものと同質のものである事が明らかになった。 中でも、中毒性の高いものであった。) ──続けると、体に悪影響出ちゃいますね、これ。 ……とはいえ、止めさせても精神に悪影響出ちゃいますね。 (どっちに転んでもゆくゆくは廃人。 ひどい薬だった。)  [Sat 31 Oct 2009 19:52:49]
ルゥ > (あまりに突飛な発想は、誰も受け入れない。付いてこれないからだ。──それは、文明の発展の経緯にも似ている。『法律』という概念が成り立つには、先ず『筆記』する文化が必要なように。『筆記』するには『文字』の発明が必要なように。 既に常識となっている何かを踏み台としなくては、それは“妄想”として流されるのみだ。 例えば、現代人であれば、抗生物質がある種の黴から出来ている事をすんなり受け容れられるだろうが、当時の人々にとってはどうだろうか。牛痘を元に天然痘予防接種を発明したジェンナーも、その効果が実証されて以降ですら、「注射すると牛になる」などと長く偏見で苦しんだという話。閑話休題さておき。) [Sat 31 Oct 2009 19:40:13]
ルゥ > (最も手っ取り早い方法は、奴隷などに服用させて、反応を見る事だろうが──極力、それは避ける方針としている。 公言しない程度の常識はあるが、奴隷制度に懐疑的な思いを抱いているからである。──但し、戦争捕虜の奴隷化については限定的肯定である辺り、博愛主義とは若干遠い。さておき。) んー…っと。 (硝子器具に、水に溶かした薬を落とし、試薬を入れて振る。 変色具合を確かめようと覗き込み──因みに、これだけ硝子の実験器具が揃っているのは、医院内では自分のところくらいだろう。 そもそも、このように錬金術的かがくてきアプローチを試みるという発想自体が、白魔術師にとって常道ではない。) [Sat 31 Oct 2009 19:00:25]
ルゥ > ぺろ…これは麻薬! (などという冗談をやってみた。) ──まぁ、多分まかり間違い無く麻薬でしょうけど。 (こく。) (そんなことを嘯きながら、垂れ耳の少女から受け取った錠剤──それを、一欠け崩し、粉状にすると、試薬と合わせて成分分析する──) [Sat 31 Oct 2009 18:50:06]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『むーん…』 [Sat 31 Oct 2009 18:47:10]
お知らせ > ランセットさんが帰りました。 『少しでも多くの人間に医療を…』 [Fri 30 Oct 2009 22:04:36]
ランセット > よしっ…確保…っと。(病室から出れば、今の患者名を別のメモに書き記す。研究には客観性が大事であり、ある意味感情的なものは排除したほうがいいこともある。)はい、次々…(と、そのままメモを白衣のポケットにねじ込めば再び台車を押し始める) [Fri 30 Oct 2009 21:49:46]
ランセット > あ…(と、そこで今研究中の新薬の事を思い出す。今のところ、実験上では割といい成績が出ている抗生物質。患者が承諾すれば無償で使ってみてはどうだろうか?)………えぇと、実はですね、今研究中の薬がありまして…(そこで交渉。医療訴訟なんてものとは程遠い世界…ある意味人体実験には違いないが、こういう工程は実にスムーズに進んだ。ただならばと、大概の患者は快諾するのだ。)…じゃあ、明日から早速使ってみましょう。具合が悪いような事があれば直ぐに知らせてください。 [Fri 30 Oct 2009 21:45:09]
ランセット > えぇっと、鋏……って介助いねぇんだ。(いつもの癖で背後に手を出すも、無言のみが返ってくればいそいそと自分で道具を準備する。鋭剪刀、鉗子、膿盆、生理食塩水、ガーゼ…)はい、ごめんなさいねぇ〜(そのままぶちっと3本ほど糸を抜き、創部に鉗子を軽く突き入れれば、どろりと大量の膿が噴出してきた)あぁ…結構溜まってたね、痛かったろうに…(そして続けざまに創部を生理食塩水でばしゃばしゃと洗ってゆく)…えぇっと、後は漢方医の先生に薬を処方してもらってもいいんだけど…(一番は白魔術での殺菌であるが…この患者に白魔術を施すにはコスト的に相当な後回しになるだろう) [Fri 30 Oct 2009 21:39:56]
ランセット > ん〜…(血液で張り付いたガーゼを生理食塩水を染み込ませながらはがしてゆく。それでも襲い来る苦痛に患者のうめき声が聞こえるがいちいち意に介してられない。)はい、ゴメン、ん〜…結構腫れてるなぁ…(腕に無残に刻まれた縫い目に沿うように発赤と腫脹がみられる。縫い目の数箇所からはどろりとしろい浸出液も見て取れた。)ちょっと早いけど、何本か糸を抜いて膿を出しましょうか? [Fri 30 Oct 2009 21:32:22]
ランセット > うぉ、寒気が…(何か無数の視線に晒されている気がした!)…まぁ…そりゃ、ここじゃ数え切れない程の人間が死んでるだろうからなぁ。(怪奇現象何ざいくらあってもおかしくは無い。どういうわけか、自分はそう言った物には全く無縁なのだが…)はいはい、今日熱はありますか?え?熱っぽい??(病室に入れば患者の訴えに首を傾げつつ、簡易手袋をする) [Fri 30 Oct 2009 21:22:33]
ランセット > おおぅ、あっちかい…ったく、病室統一しろよ…(手元のメモを見れば次は病棟の対角線ぐらいにある病室。入院が緊急が多いせいで最近はやたらとバラバラに患者を突っ込んでいく。自分は基本的に外科担当だが、そのせいでやたら非効率的な回り方をしなくちゃならない。)あ…これ捨てといて!(がらがらと台車を押しながら途中、看護師に血やら分泌物やらで汚染されたガーゼで満たされた袋を渡す。廃棄物は焼却処分、使いまわしは厳禁というのがオーベン教授の方針だ。そのまま台車を病室の前に横付けにすれば…)…処置の時間です、入ってよろしいですか〜? [Fri 30 Oct 2009 20:39:46]
ランセット > はい、はいそれじゃあね、また明日これくらいに来るから。痛みが強い時は直ぐに知らせてね。(ひらひらっと包帯や洗浄液、ガーゼなどを大量に乗せた金属製の台車を押しながら、今しがた処置を終えた患者の病室を後にする。外傷や術後患者の創傷処置の回診だ。ウォッシュベアー事件が契機…というわけでもないだろうが、最近病院は大忙しだ。例の意味不明な伝染病(どうやら呪いとの見方もでてるらしい)やそのたもろもろでほぼ満床状態。自分も看護師付き添い抜きで一人でこうして包帯交換に回ってる)えぇっと次は… [Fri 30 Oct 2009 20:22:18]
お知らせ > ランセットさんが来ました。 『ガラガラっと包交車を押す。』 [Fri 30 Oct 2009 20:17:28]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『患者さんのご家族を、呼んでおいてください。 (医師の診断としては、深手と言わざるを得ない)』 [Fri 30 Oct 2009 03:29:28]
ルゥ > ──これで、一箇所……(「長帳場になりそうですね…」と。看護士に汗を拭って貰いながら、外科医の言葉。 その言葉に頷くと) ……患者の体力が続くか、心配なところですね。 でも、焦って傷を見落とす事だけは── (「ええ、分かっています。」 腹の中の出血は、自然と塞がることはありえない。処置が充分でなければ患者はじわじわと弱って、遠からず命を落とす事となろう。) 済みません。 (最後の言葉は、看護士に) [Fri 30 Oct 2009 03:27:27]
ルゥ > (腸が破れ、ところどころ中身が零れている。 本来ならどす黒い血──なのだろう。練乳のようなどろりとした血と、腸内の老廃物が腹の中に溢れていて、鼻が曲がりそうだ。)それでは…腸内洗浄、開始してください。(浄化石で綺麗になった水の入ったボトルに【治癒】を掛ける。経験則的に、これが最も安全な洗浄水だ。)(「はい。先生」患者の腹の中を、看護士たちが手分けして洗い流していく。スポイトで洗った後の汚水を吸いだしてゆく時間も、酷くもどかしい) ガーゼ。 (「はい」患部を拭き取り、創傷をガーゼで固定する。余計な腸が溢れてしまわないように。)(鉗子で患部を把持し、破れた腸を縫合する──絹糸を解いた細い糸で、ジグザグに縫い合わせて。) [Fri 30 Oct 2009 03:19:37]
ルゥ > (ずりゅッ! と、ナイフを抜き出すと、血が激しく噴き出した。この分では内臓も──否。最悪の事態の想定はもう終わっている筈。 ならば後は、最善手を目指して出来うる限りのことをするだけだ。)(アルコール度数の高い酒で、腹を洗う。それを清潔な布で拭き取ると、白魔術。掌を傷口に向けながら【治癒】(キュアリング)──溢れ出す白い輝きが患部を清めていく)──それでは開腹、お願いします。(「はい。メス。」「はい。」外科医療にバトンタッチした。手際よく、腹を切り開き、皮膚を切開。皮下脂肪を切開し、腹直筋を排除して、腹膜を出す。更にそこを切り開くと、腸が露呈した。創傷は深い──都度、開いた箇所に発生した出血は、器具で挟み、焼灼止血する。) [Fri 30 Oct 2009 03:17:55]
ルゥ > ……っ、はぁ──。 (大きく、深呼吸。鉄錆の匂いのしない、不思議な血臭を嗅ぎ、眉を顰めるも──とりあえず、落ち着いた。激昂していても状況に何も味方しない。) …大丈夫です。取り乱して失礼しました。(──なぜ抜かないか? 抜くときに傷口が広がるのを避けるためだ。 だが、刺したまま動かすのであれば、傷が広がってしまう。それでは意味が無いどころか、最悪だ。) とりあえず…“これ”を抜きます。 すぐに開腹して、腹腔洗浄。もし腸が破れていたら、もう──絶望的ですが、縫合を試みましょう。施術は、わたくしの浄化魔術のもと、外科の先生の執刀で。(「良いですね?」と、医師、看護士らと向き合って。方針を確認する。) [Fri 30 Oct 2009 03:11:53]
ルゥ > こんな状態で、どうして動かしたりしたんですかっ! 死にますよっ! (未明。 運びこまれた患者──如何な種族なのか、白い血を創傷から溢れさせる彼。 ……察するに、凶器を抜く事による、急な失血を避けたのだろう。彼の腹にはナイフが突き立った侭であった。)……。(「──もう、どうにもならないかもしれない。」そんな、絶望的な思いが頭を掠める──)(息は、まだあるようだが酷く衰弱している。時々途切れがちな弱弱しいそれがある限り──医師としては全力を尽くすほか無い。) [Fri 30 Oct 2009 03:06:48]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『……ばかぁっ!! (連れ込まれた患者の容態を確かめ、ぎッ──と歯噛みすると、白魔術医は怒声』 [Fri 30 Oct 2009 03:06:23]
お知らせ > 会別理久さんが退室されました。 『( 痛みのおかげか、衝動はすぐに去ってくれた。 …ベッドへ上がるのに、人を呼ぶ。 )』 [Fri 30 Oct 2009 02:53:54]
会別理久 > ( 両親に迷惑をかけるとか、その程度の意識で堪えられるのはせいぜいが行動に移すかどうかは保留にできる自発的な願望くらいだろう。 それをしなければならなかったり、したくてしたくてたまらない事ではなく、したいけどどうしよう、と悩めること。 一度冷静になれること。 ―――この衝動は、その類のものではなく、隙あらば身体を動かし実行しようとする。 躊躇う間などなく、身体が動く。 抗うのにも、全身緊張させ続けるような努力が要る。 )   ( それができるのは、アザリーさんが死んでしまったからだろうか。 …彼女の命と引き換えに永らえた命で、誰かを傷つけるようなことがあってはならないと。 ) [Fri 30 Oct 2009 02:52:30]
会別理久 > ( 以前の自分であったなら、どうしただろう。 ―――人はそう簡単に変わらない。 ウォッシュベアーでの経験が、自分の何かを変えたなんていう実感はあまりない。 せいぜいがアザリーさんの手前、あんまり変わらないのもなんだから変えなきゃいけないかなと、ぼんやり意識する程度だ。 よく聞く偉人の昔話や物語のように、価値観やものの見方が劇的に変わったりすることはない。 けれど――― )   ( この衝動に、以前の自分ならどう対処していたか。 それは、ウォッシュベアーのことがなければこんな風にはなっていないのだけれど、例え話として、とうに負けていたと思う。 ―――最後には、どうせ失くしてしまうのが人生だ。 何を得てもそれはいつか失うのと同義。 何かを得る喜びは必ず失うという絶望と恐怖に直結している。 何かを失うことを嘆いたり恐れるなんて、生きてきた年数分感じるのが遅い。 後世に何かを残せるなんて言う人もいるけれど、自分という主観が存在しない世界など無いのと同じだ。 ずっと、そう思いながら生きてきた。 ―――その通りに振る舞うことなんて、できてやしなかっただろうけど、それでも、確かにそう思っていて、それなら、この衝動に抗うことにもあまり意味はない。 ) [Fri 30 Oct 2009 02:39:21]
会別理久 > ( 個室に移ろうかという両親にここで良いと言ったのは… この状況で個室を押さえられたのかどうかは別にしても、英断だったと思う。 一人部屋に居たりしたら、まず叫ぶのを堪えようとはしなかっただろうし、そこで、ただ声を上げるだけでも衝動に身を任せてしまうと、残りもなし崩しに瓦解するだろう。 左脚がないとはいえ、両腕と片脚があればどうにでも移動はできる。 遅いかもしれないが、常識的な挙動ではどうしたって遅くなるのをクリアしてしまうのが、この衝動だ。 横丁でやってるホラー系の演劇よろしく、それなりに機敏に動いてしまっただろう。 想像すると、自分が本当に怪物になってしまったみたいで絵的に嫌だ。 けれどここに居れば、堪えられる。 すぐそこに人が居て、何であれ衝動に身を任せてはその人たちに害が及ぶという後のなさがある。 大聖堂や病院のスタッフに対するような、この人たちは私の面倒を見てくれる人などという甘えもなく、耐えられる。 ) [Fri 30 Oct 2009 02:11:55]
会別理久 > ( 左腕を切断し、右肩の壊死巣を除去して、そんなものを付けていて生きていられるはずがないという、一見して分かる人間としての異常性はなくなった、けれど。 )   ( そこを切り離しても生きている。 本来失われていたはずの命がまだ永らえているということは、その部位に、この異常を引き起こしている根本的な原因はなかったということではないか。 おそらく、また新たにどこかが傷付き、腐り始めても、それ自体が致命傷でない限りこの体が命を落とすことはない。 いや、出血量などを考えれば、致命傷を受けたとして死ぬかどうかも怪しいものか。 左脚につけられた傷のどれか一つ、右肩の傷一つでも、傷口を焼く程度の処置で、あれだけの時間生きていられるわけがなかった。 )   ( ならば、あの衝動も止まらないのが道理。 ―――ほしいほしいほしい… 感じたい、動きたい、感覚も体力も、もてるもの全てをすり減らし使い切り、疲労困憊して死んだように眠りたい。 否、そうでなければ眠れない。 じっとなどしていられない。 どこからそれが起きるのか分からないが、何を求めているのかはおぼろげながら理解できるようになってきた衝動が、身体を突き動かそうとする。 それに、耐える。 さっきは耐え切れずに負けてしまったが――― ざまみろ、左脚はもうないんだ。 腐っているにも関わらず動いていたが、ないものはどうしようもない。 こんな無茶苦茶な、わけのわからない衝動に動かされることがない。 一時負けてしまっても、実行には移せず、仕切り直せる。 これなら、耐えられる。 ) [Fri 30 Oct 2009 02:01:00]
会別理久 > …っふ… ッふふふふふふ… っくく…   ( 嗚咽のようで、けれど確かに笑っている声。 痛みに震え、涙を零しながら漏らした自分の声にぞっとする。 ―――そう、何も、変わっていなかった。 ) [Fri 30 Oct 2009 01:46:23]
会別理久 > ―――ッぎ…ッ っ… ァ、ぁ…   ( 思わず漏らしてしまった悲鳴は一音に止めて、激痛に耐える。 )   …っは…ッ はぁっ…   ( ベッドから床に転落。 変な角度でついた手とか、ぶつけた肩や頭とか、捻った右脚とかあちこち痛いけれど、左脚の断面と縫合されて間もない右肩の痛みは格別。 痛み止めの効きが弱くなっている時間というのも手伝って、あまりにもどうしようもなく痛くて…   それが、イイ。   ) [Fri 30 Oct 2009 00:59:48]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( バランスが悪い。 )』 [Fri 30 Oct 2009 00:53:18]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『(看護士に、ひと時の静穏を邪魔されるまでは、この間食という名の理想郷を堪能し続けて)』 [Fri 30 Oct 2009 00:34:01]
ルゥ > (べたべたのスイーツもそれなりに旨いけれど、あたらしい店を開拓するのは最高だ。 それだけ楽しみも増すし、新鮮な驚きもある──) (もぐもぐもぐ…) (すごく幸せそうな顔をして、かすてぃらにかじりつく。) [Fri 30 Oct 2009 00:32:01]
ルゥ > よく……できてますよねぇ。 (最高の組み合わせだと。) (もぐもぐ) [Fri 30 Oct 2009 00:21:19]
ルゥ > 牛乳とかすてぃらの組み合わせは…なんというか……(もぐもぐ…)(ごくごく…) 天井の地味…じゃなくって、天上の滋味というかっ…。 (ふぅ…っ。)  [Fri 30 Oct 2009 00:18:08]
ルゥ > ( 極上のかすてぃらを、牛乳と一緒に戴きながら、久しぶりの間食を楽しんでいるヴェイトス中央病院、正白魔術師 ルゥ・ファリスです。 皆様いかがお過ごしでしょうか──) …あんむあんむ……おいひぃ…。 (ごっ、ごっ、ごっ…) [Fri 30 Oct 2009 00:09:34]
ルゥ > こ、こ、こ、ここっこっ……これはッ!   旨さのフェアリン革命やーーーーーーーーーーッッ!! ( 吼えた。 ) [Fri 30 Oct 2009 00:05:36]
ルゥ >  ( もしゃー。 ) ふぁっ! (しゃくッ、とかみ締めると、口の中でほろほろと崩れる──程よい甘みが口の中に溢れ出す。) [Fri 30 Oct 2009 00:04:51]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『あーーーーーーん。』 [Fri 30 Oct 2009 00:04:02]
お知らせ > シャナ@蝶さんが退室されました。 『他人任せで解決する問題じゃない、恐らくこれは。』 [Thu 29 Oct 2009 22:30:35]
シャナ@蝶 > 【病状進行...12+7+2=21】 ( ふと、気だるさが薄れていく。 何だ、と疑問に思う間はない。 一瞬目の前に人らしき影が飛び掛ってきたように思えた。 咄嗟に右手が松葉杖を掴み取り、その人影へと振るったが――当たったはずなのに感触がなかった。 それどころかその人影はその一瞬だけ見えただけで消えてなくなってしまった。 変わりに落ちているのは、蝶の死骸。 ) な… んだ…? ( 腕が先ほどよりもまた更に黒く染まっている。 いや、そんな事はどうだっていい。 目の前に浮かぶ文字は何なのだ。 ) さっきまでこんなもの… …、何…? ( その文章は歪だ、誰が描いた訳でもない、病室に悪戯しに誰かが入ってきたとするならとっくに気付けている。 一瞬の間だ、どうやってこんな文字を此処へ書いたというのか。 それも、とても大きいとか綺麗だとか呼べる文字ではない、必死で何かを訴えようとするかのようなその文章は。 ) ……これは私の中にあるイメージ…、じゃ… ない … 。 ( 少なくとも私は一人を望んでいた。 こんな文章は己の望んだ事ではない。 だったら誰かの思考だ、私ではない誰かの。 どうやって伝えてきているのかは判らないが、物理的に不可能な方法でベットの布団の上へと記された其れは紛れも無く何らかのメッセージ。 気だるさが急に失せた理由は…病状が悪化したってことなのか? ) 留まっているわけには… いかなく、なった…な。 ( 無意識に松葉杖を投げるように蝶へ目掛けて振るった。 本当に無意識だ、何故そうしたのか考え付かない。 判るのはこのまま居ても状況は悪化の一途を辿るに過ぎない。 何よりこの不気味な声、幻影、文字、放って置いたら私の気がどうにかなってしまう。 ) 義足だけでも…何とかするしかないな。 ( 棒程度の物ならば私の資金でもどうにかできるはず。 兎に角動ける程度の対策を取ろう、このまま何もせずに終わってしまうのは…二度と、御免だ。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:28:50]
シャナ@蝶 > ( 変な夢を見るようになったのもこの病気に掛かったせいだ。 嫌な夢ばかりみる、それこそ吐き気すら覚えるような嫌な夢。 忘れてしまいたかったのにどうしてこんな時に限って思い出してしまったのか。 ) 一度思い出したら… 忘れられるもんじゃない ( 憎悪の感情が妙に身を焦がす。 こんな所で私は何をしている、早く動け、早く狩れ。 私の力は何だ。 ) くそ…忌々しい…ッ ( 表情が歪む。 歪に怒りを浮かべる。 嗚呼今自分が鏡を見たらなんて表情をしてるんだと、貶してやれるだろうか。 ) 【判定】 [Thu 29 Oct 2009 22:05:42]
シャナ@蝶 > 【病状進行...12+7=19】 ( 瞬きをする。 ――あろうことか、見たくもない蝶のような物の数が増した。 一匹が、三匹に増えている。 どこから紛れ込んだのだろう、判らないが、身へと視線を落とした途端その異変にはっきりと気付く。 シミが、一瞬目を放した隙に広がっているのだ。 やはり原因か、少なくとも何かしらこの蝶は係わり合いがあるのだ。 だが幻覚ではない、病気に掛かっていない人物でさえ目視できる存在だ。 ) ……っ ( 身を起こそうとする。 無論上半身を起こすだけで限界だ。 立ち上がることさえ今の私には出来ない。 ) 出て行け…ッ ( 気だるい、力が入らない。 この鬱陶しい疫病神どもめッ! 睨みつけるがそれだけだ、追い払う力さえ無い。 このまま何も出来ずに見ているしかないのか…? ) [Thu 29 Oct 2009 21:56:47]
シャナ@蝶 > ( 相変わらず気だるさは取れない。 気力も、出てこない。 身体が重い、何も行動する気になれない! ) ……くそ…。 ( 私だけじゃないのはもう判っている事だ、なら自警団員の私がこんな寝転がっている場合ではないはずだ。 なのに何故動かない、私の身体。 ) う…ォ…。 ( 身体の黒いシミがまた広がってきている。 行動を起こさなければこのまま自分も狂った人々のようになってしまう。 目に見えているからこそ早く、早く行動しなければならないのに。 ) ……。 ( 不意にまた例の蝶が目の前を過ぎった。 何だろう、この蝶は。 幻覚なのか、原因なのか――だが見ているだけで妙な不安に駆られるという現実。 本当に無関係と言えるのだろうか? ) 【判定...秒数下一桁分だけ病状侵攻】 [Thu 29 Oct 2009 21:47:37]
お知らせ > シャナ@蝶さんが来ました。 『( 頭がガンガンする )』 [Thu 29 Oct 2009 21:41:49]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『?!?!?!( 聞こえた悲鳴に、 ビクッと震えた。)』 [Wed 28 Oct 2009 03:09:36]
黒兎 > にゅぅ〜〜〜 ( 撫でられて、兎の少女は嬉しそう。 こう、猫がごろごろーと する気持ちがよく分かるような。) ( 秘密、 守ると言われれば一安心。 それでも ――― そのクスリの詳しいこと分かったら、 やっぱり何か言われるのだろうか? けれど、 怖い先生じゃなくてよかった。 本当によかった。 ) ――― うん。 おやしゅみなさいなの よー。 ルゥしぇんしぇい。 ( ブランケットかけられれば、 笑みを浮かべて 、 出て行く姿を見送る。) [Wed 28 Oct 2009 03:09:23]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『 ( 病室を発って数分後──遠くから微かに悲鳴が聞こえた ) 』 [Wed 28 Oct 2009 03:07:14]
ルゥ > (ぽんぽん、と。 撫で心地がいいせいか、なんか撫で放題な私。 なでなで) ──大丈夫、患者さんの秘密は守ります。 それが医師のジャスティス、ですから。 (ぽん、と。) それじゃ、もう遅いですから……ゆっくりお休みなさい? (ブランケットを掛けてあげて、こんどこそ──シメに行こう。(もう伏字すら。)) [Wed 28 Oct 2009 03:05:29]
黒兎 > ―――― … うぅ…… ごめんなしゃい なの よー…。 ( 主に、内緒にしようとしてごめんなさい だ。 少年と約束していなければ 絶対に言わなかっただろうから。 ) ――― ぅ………… 調べちゃう… の …… ?( その為に預かったのだろうけれど 。 騎士団のほうとかにバレて、 そしたら ―――― 従者 も、 終わりかなー。うふふー なんて、 遠く 遠く 、 心の中で笑った。 ) ( さてさて。 そろそろ退院の予定だけれど、退院していたとしても、暫くは足のリハビリ等で通院しているだろう。 ) [Wed 28 Oct 2009 03:01:51]
ルゥ > ──ええ、怒りません。 お医者さんに内緒にしてるほうが、よっぽど怒ります。 (一錠、受け取ると も一度頭をくしゃくしゃっと撫でて) それじゃ…、ん…お薬について調べてみますね。 何か分かったら、呼び出すかもしれませんが… (その頃には、退院してるかもしれない。) (まぁ、そのときは、そのときか。)  [Wed 28 Oct 2009 02:56:51]
黒兎 > ――――― … ( あれ。 怒られなかった。 撫でられながら、 兎の少女はホっとしていて。 ) ( 分けてもらえないかと言われれば、 迷うように 数秒 沈黙してから、床頭台の引き出しから 白い錠剤を一錠、 出すだろう。) ―――― ほんとに、 ほんとに、 おこらない ……? ( と、 涙が引いたばかりの紅い瞳、 潤ませながら。 ――― 一回分。一回分…。 一錠で、いいよね。 うん。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:51:00]
ルゥ > ん。 よく言ってくれました。偉いですよー。 (ぽん。 なでりなでり。) どんなお薬か調べたいとこですね…… 一回分、わけてもらえませんか? (大丈夫。怒りませんよー、ってぽふぽふ撫でながら。) [Wed 28 Oct 2009 02:46:31]
黒兎 > ――――― … ( 言っちゃった。 言っちゃった。 心臓がすごくドキドキして、 気持ちが悪くなるくらい だ。 ) ―――― … う ん…。 …… ずっと 、 ずっと前 か ら… ――― 。 ( 言ってしまった から、もう後戻りは出来ない。 相手の言葉を肯定するように頷いて。 知られたら、 どうなるのか。 怖くて怖くて、耳がぺたーん と なった。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:42:04]
ルゥ > ( きょと、と目を丸くして振り返って… 何かを伝えようとしてる少女の言葉に耳を傾けた。 ) くしゅり…? (鸚鵡返しに、呟いて……) えーっと…… (行きかけた足を、また取って返した。) お薬……ずぅっと飲んでるのがあったり、するの? (そういえば、禁断症状の疑いをかけたこともあったか。 薬のこと──ということは、その仮説が正しかったのだろうか。) [Wed 28 Oct 2009 02:35:08]
黒兎 > ―――…ぁ…!( 去ろうとするのを見れば、 小さく声を 上げて。 ) ぁ ……、 あの、 あの ね…ッ! あのね…ッ !!! ( 行っちゃう。 行っちゃう。 次いつ会えるか分からない。 少年との約束を果たさないと ―――――― 怖い。 とても怖い。 ) ――――― ッ … クレェインが ね、 ルゥしぇんしぇいに、 くしゅりの こと、 言いなしゃいって …… ッ ( 言ってて と、 だんだん声は小さくしぼんで。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:30:03]
ルゥ > いえいえ。 これがお仕事ですから。 (こくん、と頷いて、にっこりと微笑んだ。 暗いのが怖かっただけなら、ここはひと段落──といった処か。 よし、次はあの二階の灯りの主をシメるだけ(こほん) ──何か、あったのかもしれないので様子を伺いに行かなくては。 腰を浮かせて、そこを去ろうと戸口のほうへ向かい──) [Wed 28 Oct 2009 02:26:45]
黒兎 > …。……。………。 ( 大正解だったらしい。 どうしよう と、思う。 会っちゃった。 会っちゃった。 退院するまで会えないといいなー なんて、 ちょっと思っていたのだが、 逢ってしまった。 ) ( 部屋へと連れ戻されれば、大人しくベッドの上へ。 ) ぇ、と …。 ありがとう なの よー。 ( と、 お礼を 言って。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:23:02]
ルゥ > ぴんぽん。大正解です。 (微笑み、頷いて。) (とりあえず、ここに居るよりは──と。病室に連れ戻した。 話の続きは、寝台に休ませてからとしよう。) [Wed 28 Oct 2009 02:19:29]
黒兎 > ―――――…クレェイン…? ( 己の名を呼ばれたことに驚き、よく知る少年の名が出てきたことに、 更に驚く。 伸ばされた手には怯えるように少しだけ身を引くだろうが、 撫でられれば 安心したように笑みを浮かべて。 部屋に戻るかという問いには、 コクリと頷き、 手を取るだろう。) …… えぇ、と …… ルゥしぇんしぇい…… ? ( 少年の知り合い というので、 まず始めに浮かんだ名を 呼んでみた。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:15:07]
ルゥ > んと──。 (頤に指を当てて、記憶を探る。 その健啖ぶりと、何かあったときに飛び出したときの戦闘力ばかり、印象深く感じられがちではあるが──患者のことに関する記憶力についても、大いに自負する処である。 兎耳──直接、関わった患者ではないが、それを取っ掛かりに名前が出てきた) えーと…こくとー…さんでしたっけ。 クレェインさんから聞きました。 (暗闇に怯えたのだろうか。 そーっと手を伸ばすと、前髪をなでなでと、宥めようと。 ) お部屋、戻ります? (にっこりと微笑みながら、立ち上がり──手を差し伸べようか。) [Wed 28 Oct 2009 02:10:16]
黒兎 > ―――― … ( 近くに来れば、兎にも足音が聞こえたのだろう。 目は両手で覆っていたものの、ぴょこ と、兎の耳が少しだけ 動いた。) ―――― ……… にゅ … ( 顔を上げれば、 相手の緑色の目と 目が合って。 ) ―――― あの ね、 まっくら で、 しじゅか で、 うしゃぎ、 こわかったの よー … 。 ( 痛む というのには首を振って、 しゃくりあげながら そう応えるだろう。 ――― ヤキいれは嫌 イヤッ ) [Wed 28 Oct 2009 02:02:11]
ルゥ > む…。(ぴくん、と。 軍神センスは感知力。 泣き声に気づくと、そちらに向かって歩き出す──渡り廊下の向こう側、二階病棟に灯りが見えた。 こちらが片付いたらヤキを入れに注意しに行こう。) どうかしましたか…? どこか痛むとか──。 (近寄って、腰をかがめて。 目線を合わせると、うかがうように覗き込んだ。) [Wed 28 Oct 2009 01:57:51]
泣き声 > ( 魔術師の女性が歩く廊下の先。 暗闇の中から、 小さな子どもがすすり泣くような声が 響く。 ) ――― っう ぇ……… ( 廊下に置いてある椅子にポツリと座って泣いているのは、黒い兎の耳を持つ少女。 どうやら病室から出ていたらしい。 しかも、治りかけているのをいいことに、松葉杖も使わずに。) [Wed 28 Oct 2009 01:54:20]
お知らせ > 泣き声さんが来ました。 『( くすん、くすん と、 廊下の先からすすり泣く声。)』 [Wed 28 Oct 2009 01:49:10]
ルゥ > それにしても──本当、厄介な病気ですね──(はふ、と。 嘆息して長槍を肩に担ぐ。) 外科も、内科も、薬局も、食医局も──勿論、私たちも。 (かくん、と項垂れる──でも、刻む靴音に鈍りはなく。) コレといった、画期的な治療法は、誰も見つけられずにがん首並べて──何をやっているのか。 (精々が──こうして、夜警に廻る。 入院患者を元気付ける。 ほかの病気の患者に伝染らないよう、心を配る──この程度だ。) [Wed 28 Oct 2009 01:47:15]
ルゥ > (かつん、かつん、かつん── 靴音を響かせながら、先端に、ぽぉ──と燐光を点らせた槍を手に。) なぐーこはー いねがー。 (リテイク) ──ベッドから抜け出して、おいたしてる患者さんは居ないでしょうね。 (はふ…) (ひゅん、ひゅん。 槍を十字に振るうと、入り込んでた蛾が切り裂かれて落ちた。) [Wed 28 Oct 2009 01:40:58]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『かつん──』 [Wed 28 Oct 2009 01:37:50]
お知らせ > 会別理久さんが退室されました。 『( 理解したつもりになって、できていないと知るのはいつも後になってからだ。 )』 [Tue 27 Oct 2009 04:24:00]
会別理久 > ( もう一度。 今度はそっと、身体を起こす。 )   ―――。   ( ああ、ない。 )   ………。   ( 毛布の下にあるべき二本の膨らみの、片方がなくなっている。 …当たり前なのに、それを目にした瞬間どきりとして――― )   …っふ… ぅっく… ぅう…   ( 嗚咽が漏れた。 ) [Tue 27 Oct 2009 04:20:36]
会別理久 > ( より大きな母体があるとかいう話を聞いたような気がするし、よく分からないけれど――― 医学者である父は信じて良いと思うし、おかしなことはされないと思いたい。 …もっとも、望めば治療?を受けられるというものでもなく、その治療法に私の体が適合していなければならないらしいけど。 とりあえず、なるようになるだろうと思っておくしかなかった。 )   ―――ッく…! ぅ…   ( さて… と、上半身を起こそうとして、整復のため開かれた肩の痛みに思わず呻き声を漏らす。 そろそろ、痛み止めが切れてきているのかもしれない。 …恐怖心も強いけれど、少し、清々しい気分でもある。 不安がないわけないのに変な感覚だけれど、過ぎてしまったことはしょうがないというか、切断してしまったものは、もう戻らない。 どうしようか、これで良いのかと悩むことはないし、哀しむ段階も過ぎたという諦観は、安らげるものだった。 ―――そう、思うのに、痛みのせいか、鼻の奥がツンとして、また涙が溢れてくるのだけれど。 ) [Tue 27 Oct 2009 04:12:36]
会別理久 > ( 昨夜ファリス先生とも話したけれど、両親の方でも自律神経義肢や魔術治療について、早速方々に当たってくれているらしい。 医学者の父には元々ある程度の基礎知識はあったし、治療法の選択についてもある程度の予測はつけられていたのだろう。 ―――その上で、最近両親が凝っている新興宗教の方に任せるのが一番と力説されたときにはどうしようかと思ったけれど、新興宗教とはいっても、学会のような趣のある組織だと認識している。 信者でもないし知識も足りない私は、その組織の催しにくっついてアングリマーラまで行っても観光しているだけだったが、お祈りや儀式といったことをしているのは一度も目にしなかったし、聞かなかった。 ) [Tue 27 Oct 2009 03:59:07]
会別理久 > ( 手術前に別れた両親は、個室を押さえて今夜は泊まると言っていたけれど、自重してくれたようだ。 廊下の灯りでシルエットくらいは捉えられる闇の中、一人きり。 いや、すぐそこのベッドには人が寝ているわけだけど。 ―――…私よりも個室を必要としている人がいる、こんなになってしまった脚を落とすのはとうに覚悟していたのだからと、珍しく私から口を開いたのが良かったのかもしれない。 もっとも現状では、どうがんばっても個室はとれなかったかもしれないけれど。 )   ―――…口にしないと、分からないものね…   アザリーさん…   ( 両親は私自身よりも、私のことに熱心だ。 本質的に人生投げやりになってしまった娘を案じてのことかもしれないけれど、どちらが先だったのかはよく分からない。 ただ、今でもしっかり保護してくれていて、そこに私が口を挟む余地はないのがほとんどだった。 …別に、それでも良いのだけれど。 だから、変えて欲しいかというと、どちらでもいいということになってしまうのだけど。 それでも一応は思うことがあって、それが具体的な方向性を持たないものでも、口にしなければ何も伝わらないし、口にすれば一緒に考えてもらえる。 私の意志も反映される。 …されないこともありそうだけれど、今回はそうだった。 アザリーさんの言った通り。 ) [Tue 27 Oct 2009 03:50:30]
会別理久 > ( ―――手術室へ入る前、涙で滲む視界に左脚の惨状を焼き付けて、きつくきつく目を閉じた。 全てが終わるまで目を開くまいと… そんなことには何の意味もないのだけれどがんばっていたら、薬が効いたのかすぐに眠りに落ちたようだ。 )   ―――。   ( 静けさの中で、目を覚ます。 雨が止んだのかとぼんやり考えるけれど、相部屋の出入り口に一番近いベッドからでは窓が見えなかった。 )   ―――は…   ( 全身に重く圧し掛かる倦怠感に溜息をつく。 左脚の太股と、右肩が痛い。 …切断と、壊死部分を取り除く整復手術はうまくいったのか。 とりあえず、生きている。 ) [Tue 27 Oct 2009 03:38:56]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( 今までありがとう。 一足先に、おやすみなさい。 )』 [Tue 27 Oct 2009 03:30:40]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『( どうしようもない感情にを抑えられず、 力いっぱい投げた枕は 壁に当たって落ちた。 )』 [Tue 27 Oct 2009 00:31:58]
黒兎 > ( だってだって、 仕方が無いんだ。 お薬が無いと、 自分が自分じゃなくなってしまうように、 感情のコントロールがうまく出来なくなる。 すごくイライラして、 悲しくなって、 とてもとても、死にたくなる。 だから、 あの薬が無いと ――― 。  仕方が、 無いんだ。 己は薬が効きづらい体質 だから、 強い薬じゃないとダメなんだ。寿命が縮んでも、記憶力が落ちても、どんどん 喋られなくなっていっても ――― あれが無ければ ――― ) ふ ぇ………… ッ ( クスリが無いと 駄目 。 そう思っている時点で 既に 平気 とは言えないことに、 兎の少女は気付いてすら いない。 ) [Tue 27 Oct 2009 00:20:16]
黒兎 > ( まぁ仕方が無いだろう。 元々傷1つ無い綺麗な身体 というワケでもなかったので気にならない。 気にしないことにしよう。 うん。 ) …。……。……… ぅ にゅ …ふえ …ッ ( 見られたくない。 知られたくない。 近くにいる人には特に だ。 誰かと一緒にいるのは大好きなのに、 ずっと一緒にいればいるほど、 とても とても 苦しい。 悲しい。 ) ( 兎の少女は声を上げて泣き出して 、 ごしごしと、 手の甲で 目を擦る。 ) [Tue 27 Oct 2009 00:10:05]
黒兎 > ( 昨日、 少年と約束したものの ―――― さてどうしよう というトコロ。 ) …… むぅ…。 うしゃぎ、 平気 よぅ…。 ( だってだって ―――― なんて言い訳は きっと聞き入れられない。 飲んでいる薬は 悪いもの というのは 分かっているから 。 けれど ――― ) ぅ〜〜〜〜〜 ( ぼふッ と、 枕に拳を打ち付けてみる。 痛くはない。 右肩も大分治って、普通に動かす分には問題も無い。 火傷の痕と、自分でやったひっかき傷は、残ってしまうだろうとは 言われたが 。 ) [Mon 26 Oct 2009 23:58:54]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『( ごろん )』 [Mon 26 Oct 2009 23:54:07]
お知らせ > 会別理久さんが帰りました。 『( 両手を重ねて、一礼。 大変そうだと足音を見送?って、ベッドを下ろしランプを消した。 )』 [Mon 26 Oct 2009 04:22:22]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『──っ、また…! (不届き者を見つけたらしい。足音は駆け足に。)』 [Mon 26 Oct 2009 04:19:13]
ルゥ > ……ええ…では、ゆっくり休んでくださいね。 今は、いい痛み止めもありますから、手術についてはどうぞ安心してください。 (にっこりと微笑むと、手を振って──夜警に戻ろう。) [Mon 26 Oct 2009 04:18:16]
会別理久 > …分かりました。 すみません、少し考えさせてください。   ( 明日左脚を切断することは、もう仕方がないと思う。 魔術で元に戻す方法もどこかにはあるかもしれないと思うと惜しくなるが、そこは機械なり代替品で補えると太鼓判を押してもらえれば、いくらか気持ちも楽になった。 体力がある時の方が良いというなら、どちらにせよしばらくは無理だろうし、利き腕である右腕が上がるようになる代わりに何を差し出せるか 『等価』 で何が失われるか、考えてみよう。 )   …ありがとうございます。 ええと…   ファリス先生。   ( ネームプレートとかあるだろうか。 こちらは病室入り口にも、カルテにも、ベッドにも記されていそうだけれど。 なければ 『先生』 とだけ呼んだことに。 微笑み返して、どこか安堵するような溜息をこぼした。 ) [Mon 26 Oct 2009 04:14:08]
ルゥ > そういうこと…です。 (何でも起こり得る──ということ。副作用が眼で見えるものと限らないこと。あらゆる不安について、否定することは出来ない。) そうですね……これまででは、一年前の古傷を処置したことがあります。 じっくり考えて戴いて差し支えないと思いますよ。 ──被験者に負担が大きい魔術は、体力に余裕がある方が使う上でも安心できますので。(微笑を浮かべて。)  [Mon 26 Oct 2009 04:05:26]
会別理久 > …はい。 でも、それで歩けるのなら…   ( 医療職の中で育っていれば、偏見はない… とは言えないのかもしれないけれど、義肢を忌避したりはしない。 身体機能を損なわれるという切実さを思えば、動く機械に繋ぐのと、つっかえ棒の義足をはめるのとに、どれほどの違いがあるか。 状況が許すなら、性能が良いに越したことはないはずだ。 )   …概論だけですが、聞いたことはあります。 ―――でも、そうですか。 それなら、難しい…   え?   ( いっとき希望を抱くけど、この腕は自然に治るものではないだろう。 諦め早いけれど、例外的なものに手を出そうとしないのは性格か。 頷いて――― しかし、続けられる可能性の話に、確かに気持ちが揺れた。 )   すみません 『等価』 というのが、よく分からないのですが… 一応、その言葉だけは。   ( 両腕が自由になるのと片腕上がらないのでは、やはり大きな差がある。 説明に、耳を傾けて――― )   …成長する可能性、というのは、寿命のことですか?   ああ、いえ、何でも起こり得るということですね。 寿命が縮まるかもしれないし、寿命なんかとは別に発育が遅れるかもしれないし、それこそ、代わりに左腕が上がらなくなるかもしれない、とか…   ( 寿命とは何なのかというところから具体的には知らないけれど、何が起こるか分からないとは理解する。 )   ―――難しい、ですね。 右肩を上げるのと 『等価』 で何を失うのか…   決めるのは、早い方が良いでしょうか? [Mon 26 Oct 2009 03:55:27]
ルゥ > ちょっと、割高の医療費と──これは、医療保障出てますから心配要りません。 あとは、体のどこかの変調・衰弱か……貴女の成長する可能性の喪失。 どういった形で、副作用が出るかは…「やってみなければ分からない」──と無責任なことしか言えません。 なので…私の施術を受けるかどうかは、お任せします。 どうします…? [Mon 26 Oct 2009 03:45:07]
ルゥ > クランク──義肢補填身障者、ってまだ、偏見の対象だったりしますけどね……だんだん、安くて良質な義肢も出来てきてるみたいなんですが…。 (普及にはまだまだ道は遠そうだ。 頬に手を当てて、はふりと嘆息──) ん…そうですね、こちらは、まだ。 (傷の具合を見て…充分に治せる水準であると確認した。) 白魔術は、基本的には自己治癒能力を促す類のものが多いんです。 なので、傷口を清潔に保って、栄養を取って──抛っておいて治らない性質のものは、治らない。 過剰に生命力を引き出すことで、それを覆す事も出来るんですが…その分の皺寄せが、どこかに出てしまう。 魔術の“等価交換”の原則はご存知ですか…? (説明しながら、傷口を触れて) もし、貴女が望むなら。 その右肩、元通りに出来るかもしれません。 その代償は── [Mon 26 Oct 2009 03:37:43]
会別理久 > …自律神経義肢、でしたっけ。 あの、コロセウムのエトワールという人ですね。 ただの義足とは違って、動かせるっていう。 …でも、一般に手に入るものですか?   ( 剣闘士に興味がなくても、クランクでありながら健常者以上の能力を有した者の話は講義でも度々出てくる。 ただ、ああいった技術は確立されているものではなかったような?と首を傾げた。 それはもちろん、動けば嬉しい。 また二本の脚で歩けるというのなら、もちろん望むけれど。 )   …他の人の脚というのも、少し怖いです。 あ、予後がどうとかいうよりも、イメージ的に。 …でも、ありがとうございます。   歩ける可能性は、あるんですね。   ( 人と話していれば落ち着くことができる。 とはいえ、不安定には変わりない。 少しほっとしたのか、また涙ぐみ、奴隷の脚も検討しようと頷いた。 …というか、おそらく両親は自分のためにそれくらいしてくれるし、彼らがしたいとなれば、拒否するのは難しいのだが。 )   ―――あ、脚に比べればまだ… ただ、筋がなくなってしまったので、肩を上げるのは、もう…   ( とはいえ、魔術治療の可能性を考えれば、こちらはまだ希望があるかもしれない。 ガウンを完全に開いて、右肩を晒した。 …二の腕の上の方、肩関節近くの外側が、大きく抉れている。 しかし右腕はその一箇所のみで、傷の周りが部分的に壊死してはいるものの、他の部分は生者の瑞々しさを保っていた。 …描写欠けごめんなさい。 傷は左脚も右肩も、壊死の他に傷口を焼かれたようになっている。 ) [Mon 26 Oct 2009 03:21:57]
ルゥ > ……“生やす”のは、私には無理ですけど、“繋ぐ”術には心得があります。 機械義足なり、その…奴隷の、脚なり…代わりの脚を…繋ぐこと自体はなんとかなる筈です。 都合と、決心が付いたら……うん。ご相談に乗ります。 右肩? (かくんと首をかしげ、 見せていただけますか?と。) [Mon 26 Oct 2009 03:03:23]
会別理久 > ( 若い先生だな、とそんな印象。 もっと年上のクラスメートも珍しくない。 もちろん侮るようなことはないけれど、見られるのが余計に気になる相手ではある。 落ち着いて患部に触れられる辺り、さすが現場の人で、ふと、その表情や物腰は歳相応のものではないのかもしれないとも思うけど、人の生き死にに直結する仕事をしていれば、こんなものだろうか。 …感覚はすでにない。 触れて何事か考えるお医者様の胸の内は分からなくて、不思議でしょうと泣き笑いを浮かべた。 )   …受傷してから、そろそろ二月になります。 もう動かせないし、感覚もありませんけど… でも、たまに動きます。 右肩も、そんな時は上がります。 ストレスか、それとも… 『そういうもの』 に片脚突っ込んだのか… わけもなく暴れたくなることがあって、そんな時ばっかり。   ( 具体的には、人間から魔法生物へ転化する過程の三分の一まで侵されている。 種族をどうしようかというところだけれど、僅かでも人間でなくなれば、とりあえず人間ではないか。 ウォッシュベアーで発生した霧の中に放り込めば、あるいはもっと進行するのかもしれないが。 )   …分かります。 一応、医科の学生ですから… でも、そうでしたね。 魔術治療なら… でも、そうですね。   ( 医科とは言っても、解剖生理に傾倒する学派の所属なのだろう。 魔術は用いないという、なり手を選ばない堅実さはあるけれど時代遅れな感のある一派。 このような現象はそれこそありえないと言うしかないし、どちらかと言うと実務家よりも、魔術師達の基礎概念を魔術によらない部分で固める医学者が多くなるか。 さておき。 ―――あらゆる問題をひょっこり現れて解決するようなものの存在は、あまり考えていなかったようだ。 きょとんとする顔は一瞬期待の色を浮かべて… けれどもすぐに諦観を滲ませ、大人しく頷く。 この状態から回復するというのは、この状態で生きているのと同レベルの 『異常』 だと、そんな気がしてしまったから。 あるいは、頭が固いだけかもしれない。 切断した上で 『生やす』 なんていう、無茶な方法もあるのかもしれないけれど、元がこれではというところだし、家が裕福とはいえかけられる治療費には限りがある。 ) [Mon 26 Oct 2009 02:53:37]
ルゥ > ──切る、という……担当医の判断は、正しいと思います。 (どういう現象かはわからないが…胴体部分には害は出ていない。 ただ、不幸中の幸いと喜ぶべきか。 なんらかの、病毒がその脚に蔓延していると考えるのが自然だろう。) これを、元に戻すような魔術は…仮にあったとしても、それは神様に喧嘩を売るものです。 (でうす・えくす・まきな?そのとき、奇跡が起こった?脚がみるみるうちに血色を取り戻し──? 噛まれた、直後であれば─あるいは、救えたかもしれない。 だが、“かもしれない”を弄ぶ事には、何の意味も無い。) [Mon 26 Oct 2009 02:43:33]
ルゥ > ……ん…。 (黒ずんでいる部分は、壊死しているのか。 腐敗しているらしく、触れてみると肌の温かみとはまた違う、微温いような熱を感じる。 切断四肢であれば、繋ぎ治せる術のストックはあった。 損傷した部位であれば、たとえどんな状態であろうが癒せる自信もあった。 だが、この状態は──生きながらにして、ある部位のみ死んでいる。 自身の知る、最も強力な回復魔術【復旧】は、当人の生命力に干渉して、傷を“無かったことに”する術であるが──肉体を持たぬものや不死人には通じない。 この状態の脚に施術して、効果を表すか──正直なところ、確証は持てずにいる。ただ、糠喜びをさせるだけに終わってしまうかもしれない。) [Mon 26 Oct 2009 02:30:27]
会別理久 > ( 灯りを消そう。 もう十分見たし、それで諦めがつくと思っていたけれど、そういう問題でないのは分かった。 とにかくまずは、ベッドサイドのランプに手を伸ばそうとして――― 開けられたカーテンに、ややバツ悪そうに視線を落とした。 …教会でも病院でも、見られることには慣れたが、自分でも正視に堪えないようなものを人に見せるのはやっぱり気が引ける。 恥ずかしい、というのとは少し違う、嫌悪感を与えているはずだという、拒否感。 )   …やっと、落とすことになりました。 明日です。 ずっとそれを待っていたはずなのに… しばらく教会で様子を見ることになって、その時は早く落として欲しいと思っていたのに…   ( おかしいですねと笑おうとして、また、涙が零れる。 どうして泣くのか、ちょっと分からない。 もっと図太いと思っていたのに、保護されて、特に 『警戒』 されているわけでもない安心できる状態だからか、今はだめだった。 )   ( ガウンの前を開いて晒されている左脚は、齧り取られたのだろう、所々陥没していて、血流が阻害されたためか全体が腐敗している。 こんな物をぶら下げていて生きていられるわけがないのだけれど、腐敗は大腿部から上へは進行していない。 ―――もしも 『黒い患者』 の件がなく、スタッフに余裕があれば、徹底的に経過観察するという方向性も示されたかもしれないけれど、幸か不幸か切るなら今という状態は保っていた。 ) [Mon 26 Oct 2009 02:09:04]
ルゥ > ──ぁ…。 (そういえば、ここは“あの村”の患者の収容されている区画だったか。 生きているのが不思議なくらい酷い怪我で戻ってきたものや、半ば屍人のような状態でなお“生き”ている者もいるという。) ──失礼。 (泣き声のような返答に気が付くと、遠慮なく。カーテンを開いて──涙に濡れた睫毛を見て、気まずそうに視線を伏せた) その──脚を? (“酷い状態”の脚を見て、明日行われるであろう、処置を察した。) [Mon 26 Oct 2009 01:54:27]
会別理久 > ( 大聖堂で経過観察ということになっているうちは早く済ませて欲しいと思っていたのに、いよいよとなって、まだ動くし死にはしないのにどうしてと考えてしまっていた。 それを口にしても、では残すのかと言われれば、もちろんそんな恐ろしいことはできないけれど。 ストレスによるものか、グール化によるものか、暴力衝動に襲われている間は、この脚も確かに動くのだ。 …おそらくは後者の理由で、進行はみられないし感覚的なものでしかないが、そうであれば尚更切り落とさなければならないのは分かる。 もしかしたら、最大の損傷部位である左脚さえ切り落とせばあの衝動もなくなるのかもしれないと期待する。 しかし――― )   ( 足音に、意識を引き戻された。 相部屋の間仕切りカーテンを閉じランプを灯していた娘は、黒い患者とはまた違うけれど、ウォッシュベアー村の住人ほぼ全員がゾンビ化?したという事件の生き残り。 まだ人間として扱われる要素を残しているが、生理学的にありえない部分が多々みられている。 )   ―――すみ… ません。   ( 答える声が泣き声になっていて、自分でも戸惑う。 その拍子に涙も零れて、今更何だと微笑んだ。 ) [Mon 26 Oct 2009 01:43:09]
白衣の人影 > (“黒い患者”絡みで、暴れる患者を抑え込んだり、ノしたり、ブッ飛ばしたり、治したり。 全く以って、中央病院の近況は贔屓目に見てもブラックである。 これまでも、槍の先端に光を点らせて夜警に廻っていたが、まさか本当に振るう必要のある事態になろうとは思っていなかった。 ──ともあれ……カツン、カツン…と靴音響かせて、廊下を歩く女医の影。) ──まだ、起きてらっしゃるんですか? (消灯時間は過ぎていますよ、と言外に、どこか咎めるような口調で) [Mon 26 Oct 2009 01:33:58]
お知らせ > 白衣の人影さんが入室されました。 『──カツン。』 [Mon 26 Oct 2009 01:27:06]
会別理久 > ( ―――何度目か、これから切り落とされる左脚に別れを告げる。 とうに使いものにならなくなっていたし、覚悟する時間は十分にあった。 むしろ早く落として欲しいというくらいだったけれど、いざとなると怖いし辛い。 16年間、優秀ではなかったけれど生活に支障がない程度にはよく働いてくれた身体の一部。 やや貧相な感じもするけれど、すっきりした見てくれに不満らしい不満を持ったことはなかった。 座っていることの多い都市生活者で、土踏まずがあまりないのはコンプレックスと言えるのかもしれないが。 いずれにせよ、普段意識したことはあまりない。 ) [Mon 26 Oct 2009 01:20:59]
会別理久 > ( カーテンで仕切られた病室のベッドに寝て、ギャッチアップで上半身を起こし正視に堪えない自分の左脚を見つめる。 ガウンのような入院着の前を開いて改めて目にしたそれは、教科書のイラストでも見ないような有様に変わり果てていた。 分かってはいたけれど、恐怖心とか嫌悪感とか、哀しみとか、様々な感情がない交ぜになって、それでどうなるわけでもないのに声を上げ叫びたくなってくる。 …相部屋でなければ、そうしただろうけど。 相部屋だからと堪えられる辺り、まだ落ち着いているのかと思うと、誇らしさや一抹の寂しさもあった。 割とこんなものなのかもしれない、もっと静かに受け止める人もいるのかもしれないけれど、よく耐えているじゃないかと思う。 反面、どうして耐えられるのかと考えると、それがどうせ失う人生そのものに対しての諦観からで、褒められたものではないような気もするのだけれど。 ) [Mon 26 Oct 2009 01:06:20]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( さようなら。 お世話になりました。 お疲れ様。 )』 [Mon 26 Oct 2009 00:52:54]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 [Sun 25 Oct 2009 23:35:08]
君影 > (蝶から視線を離し、黒猫を胸に抱え込むと再び目を閉じる。どんな病が流行っているのかも知らない。少しでも体を回復させるためにただただ眠り続けよう。今の私にとって出来る事なんてそれだけなんだから) (目を閉じてすぐに寝息を立て始める。黒猫を抱き、蝶が飛ぶ部屋で静かに私は眠ろう) [Sun 25 Oct 2009 23:34:52]
君影 > 眠いな……… (さっきまでずっと寝ていたのに。それでもまだ瞼を開けているのが億劫だ) (部屋の中を飛ぶ一匹の白黒の蝶を見つめる。なんでこんなとこに蝶が入り込んでいるんだろう。――――うざいや) (慌ただしい足音が扉の外から聞こえる。なんだか最近はこの調子だ。何が起こっているのか毎日やけにうるさいな) [Sun 25 Oct 2009 23:14:51]
君影 > (これはよくないものだ) (寝たきりで外の情報がろくにわからない今でもそれだけはわかる。だってリャンがこうして敵意を向きだしにしてるんだもの。それ以外に有り得ない) (その猫にそっと手を伸ばし緊張を和らげるように毛並みを撫でた。あげる腕に力はまだ入らない) [Sun 25 Oct 2009 22:55:23]
君影 > (何時間か振りに目を開ける。頭上にはもう見慣れた天井が広がっている) ………リャン? (傍にいる黒猫の様子がいつもと違う。尾を逆立ててフーッと威嚇をしている) (その視界の先にはどこから入ったのかもしれない白黒の蝶がいる) [Sun 25 Oct 2009 22:39:06]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『ん………』 [Sun 25 Oct 2009 22:34:38]
お知らせ > リート@蝶さんが帰りました。 『 (――彷徨い果てた先に何が待つのか) 』 [Sat 24 Oct 2009 20:35:28]
リート@蝶 >  (歌い手が手を下ろすと蝶は音も無く床に落ちた。もしかしたら死んだのかもしれないし、もしかしたら又何事も無かったかのように飛ぶのかもしれない。けれど、己はその結末を見るつもりはない。早く此処から出て行かないと) ―― (不意に、風が歌い手の頬を撫でた) (風を感じたのは一瞬だけ。ただ、それと同時に誰かの歩く音がしたからきっとあるのは窓ではなくドアだと思った。そして部屋に通じているのではなく、外に通じているのだと。歌い手は先ほどよりも歩く速度を速め、おもむろに右手を突き出す。二歩、三歩、四歩と歩いている内に、手には固い感触と微かな抵抗。それを無理やり押し切ってやればまた歌い手の頬を風が撫でていった) ―― どこ (己は何処に行けばいいのだ。そこら中を飛び回っている蝶へと問いかける。――お前たちならきっと知っているだろう?)  [Sat 24 Oct 2009 20:34:27]
リート@蝶 >  (普段ならば直ぐに脱走など露見して病室に連れ戻されたに違いない。けれど、ウォッシュベアーと今回の奇病が重なって、病院側は全ての患者に対処しきれていないのが実状だろう。ほら今も忙しそうに走る音がする。――例え見咎められたところで、大人しく戻るつもりは毛頭ない。だって、己は行かなければいけないのだから) 行かないと… 行かないと… (杖すらなく、足取りはおぼつかない。まるで夢遊病の患者のような有様。悴んだ足がもつれて思わず壁に手を突くと、何かを押し潰した様な感触) ……ああ… (蝶だ。羽が。バラバラだ。殺してしまったのか。――いつの間にか触れるようになっていたのか)  [Sat 24 Oct 2009 20:22:29]
リート@蝶 >  (己を囲い込むように設えられたそれに歌い手は眉を顰める。足を掛けてそれを乗り越え、床に着地した。足の裏に微かな痛みを感じた。着地の衝撃と、床の冷たさの所為だ。裸足であった所為で、すぐに床に温度を吸い取られた。悴んだけれど、針の上を歩くほどの痛みはない。ブーツを探す暇すら惜しんで、そっと病室から抜け出す) ……行かないと (行かないと。何処へなのかは歌い手にも分からない。けれどきっと、この蝶が教えてくれるはずだ。先日川辺や海岸に足を運んだ時のように)  [Sat 24 Oct 2009 20:13:46]
リート@蝶 > (侵食値32→38) (見たくもないのにそれは律儀にやってくる。同じイメージと感覚を伝えては、歌い手の精神を無慈悲に削り取ってゆく) ―― こんな所には い ら れ な い (萎えた手を叱咤して、歌い手は半身を起こす。焦点の合わない双眸で、周囲を睥睨する。相変わらず闇に閉ざされた視界に、何故だか蝶だけが鮮やかだ。他者から見たら気味が悪かろうといつも閉じていた目は開けたままだ。もはや遠慮すべき『人』などここにはいないのだから) (周囲を探るように右手をさまよわせると金属性の何かに手が当たった。目の見えぬ己がベッドから転落しないようにと設けられた柵だった)  [Sat 24 Oct 2009 20:04:54]
リート@蝶 > (幻覚が、またやってくる――) 【判定】  [Sat 24 Oct 2009 19:57:56]
お知らせ > リート@蝶さんが入室されました。 『 (ここにいるのはもはや苦痛にしかならない) 』 [Sat 24 Oct 2009 19:56:07]
お知らせ > シタンさんが帰りました。 『( まずはこの腕が使い物になるようにしねぇと。 )』 [Sat 24 Oct 2009 18:08:16]
シタン > ( せっかく貰ったレンゲ使いたいし。礼を言わねばならない相手もいるし、安否の気になる者もいるから―― 落ち着いたらたぶんまたこの街に戻ってくると思う ) …ま、 ( でも、しばらくは治療と向こうでお仕事かねぇ。 貰った分はきッちり返しておかねーと。借りを作りっぱなしなンてコワくてとてもとても ) あー…… ( 無理難題ふッかけられなきゃいーけど。 ああ、武器も無くしたから新しく手に入れないとなンない。 形見の弓矢ならあるけど使えないから ) [Sat 24 Oct 2009 18:07:34]
シタン > ( 結局借りを作ることになってしまう。 )  ――― ( その気まずさにだっはーと勢いよく息を吐き出して、退院の準備を進めよう。といっても傭兵仲間に預けていた以外の持ち物なンてほとんど無い。だから皮袋にぽいぽいと収めていくだけで ) … ( ティアンに戻ってからどうするかはまだ決めていないが )  [Sat 24 Oct 2009 18:02:23]
シタン > ( この様子じゃ通院するのも大変そうで、担当医には紹介状を書いていただくことにした。広まる病に身を案じた友人からも通達が届いている――一度ヴェイトス市を離れよう。 ) アイツが死んで以来か。 ( ティアンに戻るのは。 ふっと息をついて、がしがしと頭を掻く。 アイツが冷たい墓の下の住人となってから、墓参りにはまだ一度も行ってない。 治療費は寄付金で賄ってもらえることになったとはいえ、暫くの間面倒をかける事になる元主家にも挨拶に行かなければならない ) [Sat 24 Oct 2009 17:52:38]
シタン > ( 自分なんかよりもっと、この場所を、この寝台を必要としている者がいると思う。 ) ( そう思ったからッてンでもないが、折りよく退院のお達しをいただけた。 ) …コクトとかにゃー会えないままだけど。 ( この騒ぎでは仕方ない。病院に詰め掛ける者の中から捜すのは難しそうだ。黒い奇病に侵された者たちだけじゃなく、ソイツ等がおこした騒ぎの被害者なンかも病院を訪れている。コクトや自分を救ってくれた少女には、街が落ち着いた頃にまた会えたらいいと思う。 ) [Sat 24 Oct 2009 17:47:46]
シタン > ( 視界の中を、蝶々がのンびりと飛んでいた )  ――― ( いつまでも世話ンなってるわけにゃいかない。 ) [Sat 24 Oct 2009 17:42:50]
お知らせ > シタンさんが入室されました。 [Sat 24 Oct 2009 17:41:12]
お知らせ > 会別理久さんが帰りました。 『( いつか、解放されるのだろうか。 )』 [Sat 24 Oct 2009 02:18:45]
会別理久 > ( やがてじっと力をこめていることに疲れきると、衝動も和らいできた。 …あんなに動けそうだったのが嘘のように、体は重く車椅子に沈み込む。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:11:02]
会別理久 > ( 刺激を避けて、静かで穏やかな時を少しでも長く… そんな風に生きてきたことへの反動だろうかと思うと、少し可笑しかった。 )   ( 両親は病院にいることで奇病に感染するのではないかと心配してくれたけど、出るわけにもいかないし、こんな調子ではそれどころじゃない。 予防法も分からないものに対して怯えなくて済んでいると思うと、それはそれで良いことのような気もするが、どっちもどっちだ。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:01:52]
会別理久 > ( ほしいほしいほしい。 何が欲しいのか分からない、形のない欲求が膨れ上がり、暴力的な衝動に取って代わる。 あえて言語化するのであれば、その辺の適当な人間を 『犯して殺して喰ってやる』 というとんでもないものなのだけど、耐えに耐えて見つめ直してみると、少し違うことに気付くのだ。 それしか方法を思いつかないというだけで、欲求の根本はおそらく、体力の消耗と刺激の入力。 これといって運動をしたこともない私には理解し難い感覚だけれど、疲れるのが好きなんていうスポーツマンに近いものだろうか。 そして、別に性交渉でなくても良い、ただ強い刺激が欲しい。 漠然とした話だけれど、それこそ痛みでも良い。 ―――強いショックを受けるとその事柄を忘れるというが、拘束されて、喰われながら犯されたことを覚えている。 もちろんあんなのは二度とごめんで、そんなのは当たり前なのに、あえて例を挙げるのであれば、正しくアレが欲しいという矛盾。 身体能力のイメージがかけ離れているけれど、狂戦士というのはこんな感覚なのかもしれない。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:50:09]
会別理久 > ―――ッ… っ…   ( ぎりぎりと、肘掛けを握る手に力がこもる。 衝動に襲われている間は、どういうわけかあまり動かないはずの体を思いのままにすることができた。 既に腐り落ちかけている左脚さえ動かすことができるため、これをグール化と見て大聖堂に留め置かれていたようだけど、そこは両親の奮闘と、何より死に至るという奇病の感染が拡大している現状が味方したのかもしれない。 不可思議ではあるが一定期間様子を見ても変化が見られず… 『死なない』 といういのが最大の異常であったとしても、吸血鬼であるとかそういった大義名分がなければ、そう簡単に処分することもできないのだろう。 精神にも異常をきたしている節があるけれど、それもまた、置かれていた状況を考えれば無理からぬこと。 何より呼吸や脈拍といった生者の証は、はっきりと現れているし、一定の条件下で変化もみられている。 )   ( 今もそうだ。 興奮と全身の緊張で呼吸は荒く、心拍数も上昇している。 自分のそれが耳に煩いくらいで、よく分かる。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:23:38]
会別理久 > ( 大聖堂の隔離施設ではその現実をあまり身近に感じることはなかったけれど、全身が黒く変色して死ぬという奇病が猛威を振るっているらしい。 ベッドはとうの昔に一杯で、それでもねじ込むように入院することができたのは父の伝手か、それとも手術が必要で、ウォッシュベアーの生き残りではあるけれど奇病に感染してはいないからか。 いずれにせよ、晴れて大聖堂から病院へ移され、左脚を切断することになった。 )   ( 現場の混乱で申し送りがうまくいかなかったのか、それともここの方針か、拘束されることはなく、車椅子に乗せられ中庭に出してもらっている。 …ふとした瞬間にわいてくる衝動を抑えるのは難しいけれど、なんとなく付き合い方は分かってきた。 もともと感情の起伏は乏しい方だし… というか、色々なことを他人事のように捉えて見て目を逸らし、重視しないことには慣れている。 情けない話だけれど、落ち着いていればこの衝動に耐えられると思えば、無駄ではなかったということか。 …そもそも人生を無駄にしているのではないかと思わなくもないけれど、有意義にする意味を見出せないのだから、しかたない。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:10:22]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( どこもてんてこ舞いか。 )』 [Sat 24 Oct 2009 00:53:56]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『( サミシイなぁ と。 )』 [Thu 22 Oct 2009 01:04:42]
黒兎 > …。……。………。 ( 動きたい。 歩きたい。 走りたい。 跳びたい 。 暗黒街の様子が気になる 。 なんで 、 怪我なんてしてしまったのだろう。 ) ( 薬 を、 届けてもらってから 不安定になったらちゃんと飲んでいるので 、 自傷はほとんど無くなった 。 だから ―――― 退院、 出来るといいのだが。 どうだろう か。 ) うしゃぎ、 元気元気 ! なの よー 。 ( 誰にでもなく 布団の中で そんなことを 告げて 。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:04:33]
黒兎 > ぅ にゅぅー … ( 布団の中は 冷たかった。 やっぱりヒトリは嫌だなぁ なんて 考えつつ 。 ) ―――― あ ぁ …。 おくしゅり … のこと… 。 ( 言わなきゃな と思いつつも、 何と切り出すべきか 。 過去のことなんて 思い出したくもない から、 話したくもない し 。 己にとっては 精神安定剤だ っとは言っても、 その分の弊害は確かに出ている 。 多分、下が回らないのもそのせいだろう し 。 ) はぁ〜〜〜 …。 ( 布団の中で、 大きな大きなため息を 吐いた。 考えれば考えるほど、 己は立派な薬物中毒者なワケ で 。 元々の役回りはそれだったわけだし 。 それでいいや と思っていたのだけれど ―――― ) … うしゃぎ、 いっぱい 生きたい の よ…。 ( 生きたいって 思う理由が出来たから 。 ) [Thu 22 Oct 2009 00:48:25]
黒兎 > ( そして、 ――― あんまり多くはないけれど、 己の知り合いは大丈夫なのだろうか と、 心配になる 。 便りが無いのは元気な証拠 というのは、 どこの言葉だっただろうか。 そうだと いいな と、 思うことしか出来ぬけれど 。 それにしても、 医者や、 看護士は大変だろうな と、思う。 そして、 歯がゆいだろうな … と 。 治す 手段が見つからない なん て 。 ) ――――― う ぅ…。 しゃむいの よー 。 ( 冷たい廊下。 どこからか入ってくる風は 冷たかった 。 兎の少女は松葉杖をついて 病室へと戻ろうと 。 ) ( 病室へ戻れば 、 ベッドへと もそもそ入っていく 。 ) [Thu 22 Oct 2009 00:29:14]
黒兎 > ( 廊下に出て、 窓の外を見ていた。 雨が降っていたようで、 窓にはまだ水滴が残っている 。 ) ―――― … 。 ( ひら ひら ひら 。 窓の外にも、 そして病院の中にも、 舞っているのは白と黒の不思議な蝶 。 ヴェイトスに住むようになって結構な時間が経っているが 、 こんな蝶は見たことが無かった 。 ) にゅ ぅ 〜…。 うしゃぎ、 ちょうちょ おいかけたいの よー 。 ( だってなんだか不思議で きれいな蝶だから。 足さえちゃんと治っていれば 、 走って走って 、 ひらひら舞う蝶を捕まえるのに 。 ) ( そういえば、流行っている奇病と関係があるとか 無いとか そんな噂 。 どんどん身体が黒くなっている病気らしい 。 彼らは とても苦しそうで 、 苦しそうで ――― 。 時折、 その声が廊下に響いて 、 兎の少女は泣きたいくらい 悲しくなった 。 その度に ぎゅ と 耳を 塞いでいた 。 ) [Thu 22 Oct 2009 00:16:26]
お知らせ > 黒兎さんが来ました。 『……蝶…』 [Thu 22 Oct 2009 00:10:07]
お知らせ > リート@蝶さんが退室されました。 『 (意識は闇の中に転がり落ちる) (右手が蝶に触れることなくベッドに落ちた) 』 [Wed 21 Oct 2009 23:09:11]
リート@蝶 >  (ああもうだめだ)                           (もう受け入れられない。受け止めきれない)                [Wed 21 Oct 2009 23:07:33]
リート@蝶 >  (迷い。後悔。悦び。殺意。感情の奔流。押し寄せて渦巻いて、掻き乱される。) う、うぅ…(ぎりぎりと頭を締め上げられるような感覚に歌い手はまた呻いた。歌い手はその感情を受け入れきれない。何も考えずに受け入れてしまうことも出来ず、だからといって歌い手の意思で止められるものでもない) なに を (何を望んでいるのだ。異質を受け入れられなかった人に自身と苦しみを味あわせたいのか。それならばもう叶っているだろうに。それとも、自分と同じ異質を作り出し、己の同胞としたいのか) なに を… (今そこにいて飛翔しているだろう、蝶に問う。赤子と無関係だとは思っていない。答えは返らないと分かっている。けれど歌い手は少し強張った右手を天井に向けて伸ばした)  [Wed 21 Oct 2009 23:05:21]
リート@蝶 >  (――痛んだ) (身体も、心も) (――異質とは何を指すのだろう。他人から見て異質であったから其れは排除されたのだ。言葉と暴力に蹂躙される。その痛みは歌い手にも擬似的な痛みを与える) う、ぅ… (奇妙な痛みに呻く。指先が白くなるまでシーツを握り締め、歯噛みする。侵食の広がったシミが奇妙に歪んだ。黒いシミは歌い手の顔を全て覆いつつある。衣服を寛げば肩や腕にさえ見えるだろう) (蹂躙されつくしても生への渇望だけは衰えない。否、だからこそ、だろうか。胸の内に渇望と羨望が溢れてくる。――苦しい) …、 あ、 (嗚呼、本当に孤独であるというのはこういうものなのか。誰にも受け入れられず、交わることも出来ず ) ―― さ び し い ( なんて、さびしい )  [Wed 21 Oct 2009 22:54:49]
リート@蝶 >  (侵食値29→33) (まただ。また頭が朦朧とする。頭が麻痺したようにはたらかない) (ゆっくりと目を閉じて息を吐く。同じような息遣いが周囲から聞こえてくる。隣にいるのは――なんだっただろう) (いまじぶんはどうしてここにいるのか) (いまじぶんはどうしてしこういているのか) (いまじぶんはどうして――) (薄れていくのは思考。その思考に代わる様に強制的に共感してしまう感覚) ――あ (ぞくりとした。思わず閉じたばかりの目を見開く。またあの感覚だ。己の中に勝手に入ってくる、あれ) (まるで誰かに知らしめようとするかのように襲い来るもの。歌い手は耐えるようにシーツを右手で握り締める)  [Wed 21 Oct 2009 22:31:14]
リート@蝶 >  (奇病については分からないことのほうが多い。羅患者を放置して更に伝染させるよりは隔離したほうがいいという判断で、歌い手も病院に隔離されることになった。満床になるギリギリで受け入れられたために個室ではなく大部屋。周囲には己と同じ奇病に侵されたものが眠っている) …、 (蝶の数は日増しに増えた。珍しく目を開けた歌い手は焦点の合わない目で蝶の姿を追いかける。天井も、他の患者も満足に見えないくせに、白黒の蝶を捕らえる。蝶が今生のものではない証なのかもしれない) 【判定】  [Wed 21 Oct 2009 22:23:43]
お知らせ > リート@蝶さんが入室されました。 『 (寝台の上) 』 [Wed 21 Oct 2009 22:17:31]
お知らせ > シャナ@蝶さんが退室されました。 『( そしてシャナは再び意識を失った。 )』 [Wed 21 Oct 2009 20:16:05]
シャナ@蝶 > ( 衝動だ、訳もわからない衝動。 だが此処に居ては自分が狂ってしまう、思考が出来ないはずなのに、そんな確信が心の中にあった。 ) ぐ  …ぁっ  ! ( 片手で掴んだ松葉杖に全体重を預ける形になる。 非常に不安定だ、久々に動かす体は軋む。 いつもは手伝いがあったからこそ使えたに過ぎない。 ここから逃げ出そうというのか、私は。 ) ――う、あっ! ( どさり、と倒れ込む。 無理だ、出られるはずはない。 一人で動く事なんて出来ないし、何より体力をいつも以上に蝕まれている。 こんな身体で動けるはずが、ない。 ) う、 う、 う…! ( 唸るように声を漏らし、動く。 まるで芋虫のようだ、立ち上がろうと必死に松葉杖を動かす。 そしてふと目の前に過ぎる存在に目を見開いた。 確信する、コイツが、原因 なんだ と 。 ) う、うわぁあ…ッ! ( 杖を大きく振るった。 錯乱している、思考も出来ない、身を投げ出すような体制になることも理解できない。 当然のようにバランスを崩し仰向けに倒れる。 白黒の蝶は――…無事だ。 そもそもこれさえも幻覚かさえわからないというのに。 ) 消えろッ、  きえろ っ  きえろぉ っ っ!! ( 杖を振り回す。 周りにおいてある物にぶつかり、何かが壊れたような音さえ聞こえる。 堆には右肩が嫌な音を立て、杖を放り投げてしまう。 蝶には掠りもしていない。 やがて飽きたかのように、その蝶は目の前から飛び去った。 追う気力は、もう自分にはない。 あるのは  。 自分が今までどんな感情を抱いてきたのかという、恐怖。 ) ( 殺意、後悔、迷い、衝動も。 全部経験してきたことだ、だがそれがこんなにも恐ろしく思えてしまう。 それだけ私からそんな感情が消えていたということ。 流れ込んできたその感情を、私は受け止め切れなかったということ。 ) …… …ぁ…。 ( 荒い呼吸の後、自然と目を瞑った。 疲れた? いや、どうしたのかわからない。 なにがなんだか、わからない。 あの幻覚がなんなのか、己が何をしていたのか。 嗚呼、それすら考える力が無いなんて――。 ) [Wed 21 Oct 2009 20:15:44]
シャナ@蝶 > ( ふと、虚ろな瞳の先に何かが過ぎった。 病院の中だし、存在するはずもないと思ったから認識が遅れた。 だが、これは、どう見ても。 ) … …  … 蝶? ( は、と目を見開いた。 何だ、尋常じゃない、風景が、見える。 これは、夢なのか? ) ( 目の前に羽ばたく影、いや――白黒の蝶が舞う度に病室の風景が塗り替えられていく。 これは、なんだ? 思考できない、だけど目の前に広がっているものは認識できる。 視線の先、上を向いているはずなのに見えるのは人影。 小さな子供のような影と、二人の大きな影。 小さな影を蹴り飛ばし何かを叫んで、どこかへ去っていく。 次に聞こえたのは多くの人々の様子。 なんだ、何者だ。 言葉にならないが そこに見えるのは投げられる石、いやそれだけじゃない、言葉の刃。 暴力――迫害、排斥。 ) ( 幻覚?本当に…? ) ……! ( 風景が変わる、むしり、と。 何かを抜く音が聞こえる。 見えたのは人影、子供だろうか、地面に座り込み草を引き抜いては食べ。 泥もまた同じように啜っている。 幻覚だというなら、何故私はこんな幻覚を見るんだ。 ) この…感じは…。 ( 幻覚であるという認識の最中で、私はふと思うのだ。 この幻覚の先にいる人影の感情を。 望みを。 ) ……。 ( 生への渇望とでも言うべきだろうか。 これは、何の幻覚か。 私はこんな経験をした事はない、少なくとも。 では、何の幻覚か。 殆ど思考回路は動いていない。 疑問だけが、残っていく。 だから子供が此方に振り向いた時、悲鳴さえあげたくなった。 顔がどうだとか、襲い掛かってきたとか、そういうわけではない。 ――感じたのは。 ) う…  ぁ …ッ?! ( やめろ、やめてくれ。 目を見開き硬直する。 嫌だ嫌だ、何だこれはなんなのだ! 嗚呼知ってるこの湧き上がってくる感情を私は知っている、この幻覚はこれを伝えたかったとでもいうのか。 私でさえも幾度も感じた感情、さらに、より黒くなったもの。 迷い、後悔、悦び、殺意。 そして何よりも…! ) う ……ァぁあうっ! ( 焦点が合わない、私は何を見ている? 何をしようとしている? 身体が勝手に動く、歩けもしないはずだぞ、私の身体は。 何をしようというんだ。 ) う… ォ……ッ ( 右手の伸びる先。 松葉杖だ。 片手片足でどうなるものでもないというのに。 ) [Wed 21 Oct 2009 20:02:13]
シャナ@蝶 > 【病状進行 7+5=12】 ぐ っ … … !? ( 違和感。 何だ?身体がいつも以上にダルい。 動く気力さえ奪われる、なんだ? 今までここまで突然――、 ) ( そのまま思考が鈍り始めていく。 どうなっている、何が起きている。 私は…う。 ) ……まさ…か。 ( 進行している、己にも確実に。 だって見えた、右腕に広がっている黒いシミを、はっきりと。 なんだ、これ…は…。 ) う…  ぐ ぅ  …。 ( コレは、マズい。 考える以前に直感が伝える。 このままじゃあ、自分もいずれ発症者と同じ事になる。 まさか私も暴徒のようになってしまうのか? この病気の行き着く先はアレなのか? ) ……。 ( 気力が抜けていくのが判る。 考える事が、面倒だ。 だらりと力の抜けた体がベットへと再び倒れ込んだ。 ) [Wed 21 Oct 2009 19:45:17]
シャナ@蝶 > ( 外は酷い有様らしい。 聞いた話でしかないが、原因の判らない奇病が街のあちこちで発生しているとのこと。 何名もの人間が病院に運ばれてきているということ。 動く事もままならない私には、それが入手できた精一杯の情報。 ) ……まさか。 ( 私のこれも、その奇病なのだろうか。 だとするなら…いや、しかし。 聞いた話ではその症状はそれぞれ違っている。 幻覚を見ていたり、誰構わず襲う暴走した者であったり、全身が黒ずんだ者であったり、病状がバラバラだ。 だがその共通点、それは黒いシミ。 やがて全身に広がっていくソレ。 どの発症者にも必然的に存在するもの。 これの発症原因さえ判れば…いや、わからないからこそ発症者は増え、病院でさえこんなに慌しくなっているのだろうが。 ) 【判定...秒数下の一桁目の数値分病状進行】 [Wed 21 Oct 2009 19:37:45]
お知らせ > シャナ@蝶さんが来ました。 『( 全く好転しない、それどころか。 )』 [Wed 21 Oct 2009 19:29:46]
お知らせ > クレェインさんが帰りました。 『( そして、少年もまたゆっくりと眠りに入る。白黒の蝶がひらりと窓の外を飛んでいた )』 [Tue 20 Oct 2009 05:33:02]
クレェイン > ( もっとも、麻薬なりを密売していたら問題だろうが、使用していたというならば、それは強制されるだけで済みそうな気がするが。そればっかりはまだ騎士ではないのでなんともいえない。なでり、なでり、と少女の不安を払拭するかのように、少年は少女の頭を撫でる ) んだなぁ。 死ななければ一緒かもしれないなー。 コクトは俺の従者でいられるだろうし、もし俺が出世すれば従者長か準騎士だ ( 眠そうな少女に笑いかけ、少年は思う。そうなればいいな、と。 ) [Tue 20 Oct 2009 05:32:29]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『( 久しぶりに 心地のよう眠り な気がした。 )』 [Tue 20 Oct 2009 05:28:10]
黒兎 > ( 主人からそういわれてしまえば、 約束するしかない。 少年の小指に 己の小指を 絡める。 ) ( ――― 騎士団にバレて 少年の立場が悪くなったり 、 宿舎から追い出されたりしたらとても悲しい から ――― ナイショにしたかったのに。 なかなかうまくいかないもの だ。 嘘や隠し事はいけないってェことなのです ね。 ) ――――― … ( どうしよう。 なんか少年が肉食獣に見えた。(今更だが )) ―― はぁーい 。 うしゃぎ、 も、 暴れたりしない よう に、 がんばるの よー 。 ( 離れはなれいやー ッ と 。 我が侭を 言って 。 さすがに時間も時間で 、 そろそろ少女は眠たい様子。 むにむに 、 目を擦って 。 ) ―――――― … うしゃぎ … くれーいん と、 ず っと、 いっしょいられ るー ? ( うつらうつらと 眠そうな様子で そう 訊いて )  ( けれど 答えを聞く前に 、 兎の少女は眠りに落ちるのだろう。 ) [Tue 20 Oct 2009 05:27:39]
クレェイン > ( 確か騎士団の拷問部屋が確か残っていたはず。麻薬を抜くために騎士団員を監禁する場所もあるはず! 拷問部屋はちょっと団によって違うだろうが。 そもそも、退院後、宿舎から追い出されそうな気がする ) 約束だよ。 ( と、片手の小指を突き出せばにんまりと笑おうか。できれば長生きしてほしい、と思うのは戦友として当然だと思う。 ) ――― なに? それとも何かな。コクトは今夜はキスだけじゃなくてこの先も進めたいのかな? ( ネガは許しません! といわんばかりの片手をわきわきさせるクレェイン。気をつけろ、彼は狼だ。子供の狼なのだ! ) ――ともかく、 コクトははやく身体をよくすること。そうすれば一緒の宿だって取れるんだよ? ( それならば、同じ部屋ということもできるだろう。退院しなければずっと離れ離れだよ? と耳を抓みながら言おうか ) 以上。 主人からのお小言でした。 [Tue 20 Oct 2009 05:16:39]
黒兎 > ――――― …… 。 ( 嗚呼 、 なんだか いろいろバレているような気がした。 頬を抓まれれば ちょっと痛いな と 思いつつ 。 千切れるくらい痛くされなければ、 止めはしない。 ) にゅ ……。 わ かった の よー 。 ( 出すのがいやだっていうなら に続いた言葉には、 さすがに少女もちょっと焦ったよう で。 ) ルゥしぇんしぇい に、 会ったら ――― わしゅれな けれ ば、 だしゅの よー …。 ( と、 ちゃんとお約束を して。 長生きしたい には 頷くけれど ) ―――― で も 、( 飲まなくても死ぬと思う は、 言わなかった。  ちゃんとお医者さんと相談しながら なら、 ちゃんと抜けるのだろうか。 少女には分からない。 ) [Tue 20 Oct 2009 05:10:22]
クレェイン > ―――― だってじゃないの。 そのクスリのせいでコクトの入院が伸びているのかもしれないじゃないか。 ( むに、と頬を抓めばちょっと声音を強くして言おうか。 ) コクトは、俺の隣で戦ってくれるんでしょ。 だったらこのままここで無駄な入院しないこと。 いいね? ( むにむに。 ) クスリを出すのが嫌だっていうなら、コクトで遊ぶからね。それはもう周りがガン引きするような事を毎日して、人格崩壊をするかしないかっていうギリギリのところで。やるから。 ( それに、と付け加え、 ) クスリ依存は寿命を縮めるよ。長生きしたいでしょ? [Tue 20 Oct 2009 05:02:32]
黒兎 > ( ―――― よかった と、思う。 少年が生きていて。 己も生きていて 。 こうやって、 誰かにぺったりくっついていられるのはとても嬉しい。 それが好きな人なら 尚更 だ。 ―――― 独りは サミシイ。 ) ―――― ん にゅ 。 おやしゅみー なしゃーい なの よー 。 ( コクリ 頷けば 眠ろうと眼を瞑って ――― けれど、 名を呼ばれ 少年を見る。 続いた言葉に体を強張らせて ――――― そして、 思いっきり目を逸らした。 ) … う ……… だ って、 ………… ( うぅぅ なんて、 唸る 。 そういえばこの少年は知っていたんだったー なんて 、頭抱えたい気持ちに なりつつ。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:57:32]
クレェイン > ( 少女に恥ずかしそうな顔、というのを始めて見た気がする。ちょっとびっくり。首に両手を回して抱きついてきた少女の背中をぽんぽん、と叩き、少年は小さく笑った。 ) ん。おやすみ ――― って言いたいけど。 我慢できなくなるかもしれないんだが――― ( と、やや恥ずかしそうに、困ったような顔でそう言えば身じろぎ一つ。股間が少女に当たらないように身体をずらし、 ) ま まあ 今夜は遅いから 本番はまたの機会で いい よね? いいはずだ。 いい。 うっし。 寝よう。寝るぞー。寝るんだー。 そろそろ退院だしなー ( コクトも精神面が落ち着けば退院できるだろうが・・・。 ) あ、そうだ。 コクト。 なにかクスリを飲んでたらちゃんとルゥ先生に言わないとダメだからな? これは命令だ。 ( 命令。便利な言葉。命令と言う言葉を使えば抱けるのだろうか?(状態異常:バーサーク) ) [Tue 20 Oct 2009 04:46:05]
黒兎 > ( 重なる唇 。 無理矢理 ではないし、 己も決して嫌ではない。 だから 拒否もしない 。 ) ( ただし、 少女から何かすることはなく、 少年に任せるけれ ど。 昔のこと は 、 訊かれれば 、 言うかもしれないし、 話すべきだと兎が判断すれば もしかしたら自分から言うかもしれない 。 身体が小さく非力な兎には 、 身体を使って相手の隙をつくのが効率がよかった という オハナシ。 抱ければいい人 と、 ロリコンにしかそれは使えなかったけれど、 ) ――――― …… ( 唇が離れれば、 少女は 恥ずかしそうな笑みを 返して 。 少年の首に 抱きつくだろう 。 ) いっしょ ねたいの よー ( 離れていた分、 とばかりに くっついて。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:41:04]
クレェイン > ちょっとね ( と、苦く笑えば、少女を引き寄せ、唇を重ねる。 人肌とやや湿気を感じる。唇を軽く押し当てるような口付けのあと、少年の手が少女の後頭部に回ろうか。少女が拒否しなければ、唇を舌先が擽るだろう。 少女のかつての生活、ないし一夜限りの相手なんていうのは少年は知らない。もしかしたら処女だと思ってるかもしれないし、霧の村で散らした、というのがもっとも高い確率だろうと踏んでいる程度には―――少年はお坊ちゃんだった。 ) ―――まあ 俺 キス上手じゃないとは 思うんだけど さ。 えと もう寝る? ( と、軽く照れ笑いを浮かべて言おうか。精神的に大丈夫でも、実戦で平気でいられるほどには――少年は初心だった。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:30:40]
黒兎 > ……… にゅ ぅー? うしゃぎ、 こわぁ い 顔、 して たー ? ( 思い当たる部分はあったので、 困ったように苦笑を漏らし 、 ごめんなさい。 と 、 謝ろう 。 ) ( ―――― やっぱり変わったきがする。 前の少年なら、 キスをしよう なんて 、言わなかったと 思うから。 ) ( というか妄想ショタで興奮って結構ヒドイと 思うんだ…ッ 。 つまり 兎の少女はただの代役 か…ッ ) ――――― …… ? ( 少年の内心を知らぬ少女は 、 戸惑いながらも 抵抗はしないだろう。 ただ ――― やはりなんだか恥ずかしい。 そういえば 、 一夜限りの相手 ばかりで、 長い付き合いの人とかは いなかった …ッ 。 あれ。 なんか自分って本当ロクなもんじゃァない …。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:25:07]
クレェイン > ( ていせい 両手 → 片手 ) [Tue 20 Oct 2009 04:22:56]
クレェイン > ――― コクト? ( と、軽く首を傾げる。なにやら顔が怖かったからだ。 その時、少年は思う。いけないな、と。 何がどうしていけないのかはわからないけれど。「女の子がする顔じゃない」。それは確かだ ) ―― そそ キス。 今怖い顔してたからね。 恥ずかしがってる顔のほうが断然可愛い。 コクトがしたいなら朝まででもいいよ? ( なんて、冗談交じりに言うけれど。前は言わなかったような事だと思う。たぶん、今の己なら相手がショタなら抱くことは可能なのだろう。可能だ。絶対可能だ。ショタ最高。ハァハァ―――。 ロリを目の前に妄想ショタで興奮した ) ―――ちょっとごめんよ ( なんて、気を取り直せば、少女の脇に両手をやり、抱き寄せようとしようか。もし、少女が抵抗しなければ、そのまま唇を重ねようとしようか ) [Tue 20 Oct 2009 04:15:09]
黒兎 > ―――――― …… ( 何で眠ったって 、 それはこの兎の少女の仕業だったワケなのだが 。 そこら辺は覚えて無かったのかな なんて 考えながら。 ) ( ネグリジェババァって 何だろう。 否。 そういえば自分もソレを見たような 気がしなくも無い。 つまり ――― そいつにも か。 ) ……。 ………。 ( ぁ、どうしよう。 なんかすごく心がドロドロする。 今更 だけれど。どうしようも無いけれど 。 冷たく 暗く ―――― と 、 少年の言葉が 耳に入った。 ) ―――― にゅ ? もういちど … って、 キス? ( 問いかけには 困ったような 戸惑ったよう な。 何と言うか今まで、 流れだったり 、 無理矢理だったり したので、 確認されると 逆に困ってしまう ――― というか、 妙に恥ずかしかったり。) [Tue 20 Oct 2009 04:11:08]
クレェイン > ―――― そっかぁ 霧のせいだったのか ・・・・・・・ ( ということは。あれか。あの霧のせいでコクトは欲情していて・・・・ ) なんで眠ったんだ俺! ( ガーン! とショックを受けた様子であった。せっかくのチャンスだったのに! しかし、霧の村での出来事で得た教訓がある。霧の村に行く前はナイスボディのお姉さんが大好きだったのに。今だったらぽっちゃりと熟女以外なら「可愛ければ」何でもいける気がするぜ! ともかく、 ) いやぁ あの時コクトに奪われなかったら変なネクリジェババァとかに奪われてたりしてたのか、俺 ――― ふぅ あぶねー ( ひゅぅ、と額の汗を拭う仕草。汗なんて掻いてないけど。 ) コクト もう一度してみよう。 という俺の提案を呑んでみる気はある? ( と、少女の頭をもう一度撫でてから、問いかけよう ) [Tue 20 Oct 2009 04:04:11]
お知らせ > クレェインさんが来ました。 [Tue 20 Oct 2009 04:00:40]
黒兎 > ( 少年の手が 頭を撫でれば 嬉しそうで 。 二手に分かれて正解だった と言うのには、 何か言いたそうに。 けれど 確かに少年の言うことも一理あったので 、 黙った。 そして、 キスのことを言われれば、 そういえば、 そんなことをしてしまったっけ と、 思い出して。 ―――― なんで って、 なんで だろう ? ) ――――― ん とー …。 なんで だ ろー? ( よし。 ) きっと、 あの 変な 霧の しぇい なの よー 。 ( 霧のせいにした。 ) ( 再度もそもそと動いて、 こう。 仰向けで少年のお腹に頭を乗っけていたのを うつぶせになって、 顎をお腹に軽くのっけるような そんな体勢になろうとしつつ。 )…。……。………。 ( あ ぁ…。 初めて 、 だったのか ―――― 。 ) ―――――― … ごめんなしゃい …。 ( なんとなく わざとらしく見える少年の言葉と仕草に 、 少女は小さく頭を下げるような仕草をした。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:58:42]
クレェイン > ( ぽふ、と少女の頭が腹の上に落ちてきた。やや面食らったものの、苦笑いを浮かべて頭をなでり、なでり、 ) 君が気にすることじゃない。 そもそも、一緒にいたらどっちかがどっちかを食ってたかもしれない。コクトに欲情したのも覚えてるし、君を食べようと思ったのも憶えてる。だから、二手に分かれてて正解だったんだ ( だから気にするな、と笑おうか。 笑ってから、 そういえば、 と少年は思い出す。 あの坑道で確か――、うん ) そういえば、なんで坑道でコクトは俺にキスをしたの? ( と、軽く首を傾げて問おうか。 ) ――――はっ! 俺の初めてを奪ったな!? ( がーん! と口にだして言い、わなわなと口の中に指を突っ込んで震えようか。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:50:19]
黒兎 > ……… はぁーい。 うしゃぎ、 気をつけるの よー 。 ( コクリ コクリ 頷いて 、 そう返す 。 なんだろう。 霧の村に行ってから少しだけ少年が変わったようなきがする。 何かが吹っ切れたのか、 大人になったのか 、 兎の少女には 分からないが。 もしかしたら、 そもそも 兎の少女が 少年のことを見誤っていた可能性もあるし。 ―――― 霧の村の 影響 か ? ) ―― クレェイン はー ( 言いかけて 。 ) …。……。………。 ( ゾンビに穴の穴云々とか、 その言葉に あの村でのことを思い出してしまった。 左手で口元を押さえて 少し黙ってから 。 ) ――――― …。 ( ぐるーん と 身体を後ろへと倒して、 頭を少年のお腹の辺りにでものっけてしまおう。 (* 気をつけるとか言って結局気をつけてない。 ) ) …… ごめんなしゃい なの よー …。 ( 村の中 でも、 せめて ずっと傍にいたかったのに。 結局一緒にはいられなかったから。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:45:16]
クレェイン > ―― ふふふ 男はいつだって狼なのだ。気をつけるんだぞ、コクト。お前の主人はお前をいつも食べようとしているのだ。今まさにこの瞬間でもな ( バーベーキューソース忘れたけど。マスタードだけでもあればいいや ) 狐と言うのは安心させてから相手を食べるとか言う話を聞いたことがあるよ? それ以前に、俺コクトのことを一度本気で押し倒そうって思ったことあったしなぁー。いくら霧の影響とはいえ、火の無いところに煙は立たない ( ぼりぼりと頭を掻いた。「しょっか」という言葉には「しょうなのだよー」と口真似で返し、 ) だから、本気で、言う。 霧の影響が残っているか、残ってないかなんて誰にもわからない。もしかしたら本能が強化されていたとしても不思議じゃないし、間違いだって起こりうる。だから、嫌だったらそう布団にもぐりこむのはやめておいたほうがいいよ ( と、そう言えば少女の肩をぽん、と叩こうか。 ) こちとらゾンビにケツの穴まで汚されたんだ。今更性に関して純潔だとか貞操だとかそんな夢を持ってはいないよ。悟るのが早いとは思うけど ( と、冗談めかして笑い、片手を後頭部にやり枕に頭を押し付けた ) [Tue 20 Oct 2009 03:36:05]
黒兎 > ―――― … ! うしゃぎ、 ばーべきゅーされちゃう …?! お肉 焼かれちゃう…… ?! ( ぽかぽか陽気の日 青空の下、 じゅぅじゅぅ焼かれて香ばしい匂いを放つ兎のお肉に バーベキューソースとマスタードで更に美味しそうな味付けをされ、 野菜と共にお皿に盛られてニコニコ顔の少年に食べられるのを 想像して青くなっていた。 ) ……… む ぅ。 だって、 うしゃぎ、 クレェイン こわくないも のー …。 ( 危機意識 には そう返す 。 襲われてもどうにか出来る ではなく。 それ以前に 少年は安全な人だ という意識が強いのだろう。 きっと 。 ) ――――――――― しょっか ………。 ( 治療費、 義手云々には 、 一言だけ 。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:30:37]
クレェイン > ――― ほぅほぅ 忘れないね。 コクトの事は一度食べてみたかったのだよ。バーベキューソースとマスタードで ( どんなプレイというべきなのか。それとも本気で焼いて食べる気なのか、と。ともあれ、 ) んー。会いに来ちゃダメっていうより今の状況を少しは危険意識を持とうなー、って事だ。今でも隙あらば、コクトのことを押し倒そうと虎視眈々と隙を窺っているのだからな。お前の前にいるのは肉食獣だ。ぐるるるる ( 犬歯を剥きだしにして唸ってみる。そういえば、蟲網どうしたかなぁ、なんて思い出す。たぶん、没収されたと思う ) ん。大丈夫大丈夫。ちょっと痛むだけ。後は11月末日頃まで通院だとか言われると思うよー。募金があったみたいで、治療費は掛からないらしい。―――けど、義手のほうは辞退させてもらったけど。 [Tue 20 Oct 2009 03:25:40]
黒兎 > …。……。……… この前 の 、うしゃぎのセリフ は、 わしゅれるの よー ッ … !( と、 少し頬を赤く染めて そう返してから 、 退院してから会いたかった という言葉に しょんぼりと 肩を落とした。 ) ……… うしゃぎ、 クレェインに会いに来ちゃ ダメだ ったー ? ( 少年がそう言うのなら、入院中はもう来ないようにするけれど、 そうなると、 とてもとてもものっすご〜〜く、 淋しい思いをしそうだ。 己が。 ) ( 少年がベッドに横になれば、 大丈夫? なんて 、 心配そうに問いかけながら 兎のほうはもそもそ動いて、足を下ろしてベッドに腰掛ける形にでもなろう か。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:19:19]
クレェイン > おう 相棒 。 霧の村を二人で生き延びた気がする記憶修正だ。 それはともかくとして ―――・・・・・・、 純粋な目と心で言ってもらえるのは非常に嬉しいんだけどね! 先日君の台詞と今の状況と時間帯を考慮してくれると目の前にこの入院生活で禁じられてきた事の中の一つを満たしたくなるからできれば退院してから会いたかった! 曰く、 俺の本能が叫ぶのさ! とか、そんな感じ? ( と、かくんと首を傾げれば「あいたた」とお腹を擦ってベッドに横になろうか。入院、これで少しは長引くかもしれない。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:14:00]
黒兎 > にゅ〜〜〜〜〜 ( 少年の言葉の間、 少女はぽふぽふと 少年の身体を軽く叩き続けていて。 解放されれば、 ベッドに突っ伏して 大きく大きく息を吐いただろう 。 ) ――― 相棒ー? ( 入院患者仲間 の意味だろうかと取る。 困った入院患者 なんてレッテルなんて、 知らない! 知らない! )  うしゃぎ、 元気 よー 。 ( そう 答えて。  夜這い には首を横に振ろう。 ) 違うの よー? うしゃぎ、 クレェインに、 会いにきたの よー 。 ( それを人は夜這いとも呼ぶんだ! なんてツッコミされそうな。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:10:49]
クレェイン > うはははは。泣け、喚け、怯えろ、恐怖しろ、とか言ってみたりする ( よっこいしょ、とベッドの上でちょっと移動。尻で潰していた少女を解放すれば、少年はにんまりと笑おうか ) よぅ 相棒 元気にしてたか? ( と、なんか気取って言ってみる。ちなみに相棒というのは「中央病院の困った入院患者」というレッテルである。きっと ) で、どしたの? また寂しさに耐えられず夜這い? [Tue 20 Oct 2009 03:05:58]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 [Tue 20 Oct 2009 02:58:54]
黒兎 > ( 突然、何か重いものが身体にのしかかった。 思わず、 ぐぇ なんて 声を出す 。 眼を開ければ待っていた人物が ――――― 己の上で胡坐を掻いていた 。 ) ( 何かうんちくを垂れる少年の下、 潰されている少女は奇病とか蝶とか黒幕とかヴァイオレートとかどうでもよかった。 ) ―――― くれー いん、 くるしい のよー 。 よー。 にゅ〜〜〜〜 ( どーけーてー と、 左手でぽふぽふと 少年の身体を軽く叩いてみるだろう。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:56:52]
クレェイン > ( それだというのに、入院患者というだけで寝ていられるのだから申し訳が立たない。 ) しっかし、ずりぃーよなー。奇病だとかさ。黒幕わかんないんじゃ、騎士団がどうがんばっても解決できないじゃん ( ベッドの上で柔らかい人肌の物の上で胡坐を掻いて、少年は不機嫌そうにそう言った。 ) 大体奇病だ奇病だって言ってて、白黒の蝶じゃん。 ―――っていうことは、誰かが蝶を操ってるとみた。事件の黒幕は魔界とかだ! そして、裏で糸を引いているのはヴァイオレートだ! さっすが俺、名推理! 今からヴァイオレート退治しにいけば俺も一躍ヴェイトス市のヒーローだ! というわけで、コクト、ヴァイオレートを退治しにいかない? ( どうやらわざとやってるらしい。むにむに、と自分が尻の下に引いてるだろう、少女の頬を抓ろうか。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:52:37]
黒兎 > ( 少年よりも軽症の筈なのに何故か入院が長引いている少女 。 きっと治療の度に痛みで暴れたり、 自傷を繰り返したりして傷の治りがやたらと遅いからだろう。 ) ( それでも、 うろうろと病院内を松葉杖で移動して … どうやら少年が蝶を捕まえに元気に出てってから、少女は病室へと訪れたらしい。 室内に人の姿は無く、 本来ならば少年が寝ている筈のベッドが寂しそうにお留守番していた。 ) ( トイレにでも行ったんだろうか? 待っていればきっとそのうち戻ってくるだろう。 そう思った従者の少女は 、 ベッドに座って少年を待っていたのだ が 。 中々戻ってこない。 そのうち眠くなって ベッドに横になって、 寒いので布団を頭から被って 寝てしまった。 ) ( つまり、  少年が放り投げられたベッドには少女がいたということで。  放り投げられた少年に潰されたか、 間一髪 、 幸運にも潰されなかったか、は ――― 。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:49:18]
クレェイン > ( 曰く、忙しいときに余計忙しくなるような真似をするんじゃない。と、アキコさんはリンゴを片手で潰せると噂の右手で少年の襟首を引きずりながら言った。そりゃ、そうなのだ。現在、ヴェイトス市はパニックと言っていい――と思う。大変だということはわかる。ずるずると尻を汚しながら病室まで引きずられれば、ベッドに放り投げられた。 「従者が心配で入院を長引かせようとしてるんじゃねぇよガキが」 どうやら此方の心のうちは読まれているらしい。いやぁ、と苦笑いという半笑いを浮かべて頭を掻いた少年にアジャさんは 「さっさと寝ろ」 と吐き捨てて病室から出て行った。未だに中央病院は忙しいのだろう。寝る間も無いのかもしれない。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:42:44]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『( 少年の病室は空室だった。 )』 [Tue 20 Oct 2009 02:41:39]
クレェイン > そっちだそっち! そっち行ったぞ! いやぁっぉうほぅー! 捕まえればもしかして一攫千金!? 事件解決の糸口!? 関係してるのか知らないけどさ! ( どたばた、と走り回る入院患者(仮)。ききききぃいー! スリッパの底で煙が出るほどの摩擦を利用して曲がり角をカーぶっ!? ) ――― ごめんなさぃ・・・・ ( そこにいたのは看護婦。通称Aさん。正式名、アジャコング・W・アキコさん。たぶん看護婦。もしかしたら忙しくて他の病院から応援に呼ばれたのかもしれない。そんなアジャさんの特徴を一言で言えばマッチョである。女性である。噂ではバストサイズは90越えなのだそうだが、その胸板は鎧のように硬いらしい。身長はたぶん2mありそうな気がする。そんなものに睨まれれば、びくびくと白い目をまん丸にしてびくびくがたがたと身体全身を震わせる少年の姿を見て、誰がどう思うだろうか。からん、と蟲網が床に落ちた。 ) いやぁ! アジャさん! いやぁ! そのですな! あれなんですよ! こう大変な時に寝ているなんて事できないじゃないですか! でなもんで、事件解決に尽力をばしようどばーみんっ! ( 言い終える前に鉄拳制裁。退院間近っていうことは、遠慮が無いってことなんですね。鉄拳っていうか、スリッパ制裁だったけど。顔面にスリッパの底をつけた少年が襟首をむんずと掴まれ、病室までズルズルと引きずられる。この間、文章量に反比例して5秒のできごとである。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:36:49]
クレェイン > あっちだあっち! あっちいったぞ! あんな見たこと無い蝶なんだ! 標本にするなり捕まえれば一攫千金間違いなし! ( ぶんぶん、と蟲網を振り回した少年はにんまりと笑った。 ) なんかよくわからないけど! 白と黒のコントラストの蝶なんてグングニスクに持ち帰れば・・・・ 超(蝶) 自 慢 !  なんつって! ( うはははは! まてまてー! と、蝶を追いかけるバカ一名。すぐ見失っては辺りを首を振って見回す。明日退院予定(無駄に暴れたりするので伸び伸びであるため、あくまで予定)の入院患者である ) [Tue 20 Oct 2009 02:29:55]
お知らせ > クレェインさんが来ました。 『どたばた』 [Tue 20 Oct 2009 02:26:46]
お知らせ > ビリーさんが退室されました。 『そして激務に追われてそんな余裕もなくなって、ですの口調の大声とか言う奇妙なものが響いたり…』 [Tue 20 Oct 2009 00:32:51]
ビリー > (いっその事、首から「薬の実験で副作用中」とか書いて吊るすべきかと思うわけだが…何とも間抜けな話だと思う。今度からこの手の薬は奴隷を買って飲ませるに限ると思ったわけで…どちらにしても一人で店を切り盛りしていたら時間も取れないし一人くらい奴隷がいても悪くはないかとは思っていたわけだし)『睡蓮』はどれくらいストックがありますの? 副作用なんて言ってられませんので、進行が進んでいる患者には投与を多目にして暴れださないようにして下さいですの(本当、言葉を使わずに意思が疎通できればどれほどいいかと思った事はない。いっその事指を一回鳴らしたら一錠投与とか取り決めてしまおうかとか) [Tue 20 Oct 2009 00:29:53]
ビリー > (よりにもよって、なんだ…。頭の悪そうな、よほど媚びた娼婦でも使わないような語尾が、神経質そうなフォーウン系の優男から呟かれるなんて痛いだけじゃないかと…)…よりにもよって、肉体の変化に止まらず、言語にまで問題が生じるなんて理解の範疇を超えていますの。…っっっ!(なんだろう、この自分で自分を殴りたくなる気分と言うのは…。そしてこんな時に限って人手が足りないとかで、自分も回診に駆りだされたりするのだから尚更勘弁して欲しい) [Tue 20 Oct 2009 00:22:13]
ビリー > (もう独立したはずだが、中央病院の方も人手は足りないし、現状自分が世話になる事になったマフィアもてんてこ舞いってなもので。原因はともあれ症状への対応を最前線で学んでくるとか何だかんだ言い訳つけて薬屋は開店休業状態。もっとも、頼られたところで何の役にも立てない自信はある)…現状、私に出来る事はなし「ですの」…(自分の無力さを噛み締めつつ、ふと漏らした言葉についてくる余計な語尾がまた腹立たしい) [Tue 20 Oct 2009 00:18:23]
ビリー > (窓の外を暫く見れば、その原因と思われる白黒の蝶が飛んでいくのが見える現状、ため息は大きくなって…)………(この現状に対して愚痴の一つでも言ってやりたいものだが、それも気が引ける。まったく、変な薬など飲むものではないと思ったものだ。そもそも試薬なんぞは奴隷に飲ませて観察するのが正しいやり方ではないのだろうか、とか今更ながらに) [Tue 20 Oct 2009 00:13:50]
ビリー > (ずっと女のままと言う事はなく、唐突に薬が切れたわけだが、その際余計なものがついてきたわけで…)・・・・・・・・・・・・・・(現状溢れかえる患者はどうしようもなく、暴れださないように拘束するなり、薬で眠らせるなり、隔離するなりだろうが、その感染者によって引き起こされた怪我人などの対応まで行うのだから大変さは目が回らんばかりの現状…。その中で男に戻って普段通りの仕事ができるはずの薬剤師はただただ不機嫌そうに黙り込んだまま黙々と作業を続けて) [Tue 20 Oct 2009 00:08:32]
お知らせ > ビリー@試薬副作用さんが来ました。 『(相変わらず漢方薬剤師は不機嫌だった)』 [Tue 20 Oct 2009 00:05:44]
お知らせ > 紫服の看護士さんが退室されました。 『(壊滅? まだまだ全滅したわけじゃない。 中央病院の底力)』 [Mon 19 Oct 2009 21:08:02]
紫服の看護士 > (もう駄目です〜。なんて気弱な声が上がれば「何を言ってるの」と笑い飛ばす) 別に全滅したわけじゃないし。 それにしても問題なのは戦闘班でしょうよっ。 (話を聞けばなにやら子供がうろついているのを見かけた日から急に院内での侵食が広まったということ。 白黒の蝶が原因だとは皆が気が付いているが今の所排除はできそうにないし。 侵食を受けないようにするのが優先。 気を張っていればある程度は抑えられそうな気もするけれど)  [Mon 19 Oct 2009 20:50:12]
紫服の看護士 > (せっかく休暇中に溜め込んだ魔力もかなり消耗をしている。 自分だけではなく久しぶりに戦闘班もフル稼働している。 何しろ侵食が進んだ先にあるのは周囲の人々を襲うようになる症状だからだ。 ある程度段階に分け、重傷者は一箇所に隔離しているような状態。 この侵食の厄介なところは症状が進んでも体力など落ちないところ。 ちょっと油断して暴れられると戦闘班が借り出されることになる)  [Mon 19 Oct 2009 20:36:15]
紫服の看護士 > (休んで英気を養っている間に病院が大変なことになっていたなんてまったく知らなかった看護士Dは被爆を免れた看護士として借り出されることになった。 普段は抑えている部分も遠慮はせずに行動しているおかげで現在も侵食はされずに済んでいる) ほらっ。 「元気をだして!」 私たちが暗い顔をしてどうするの! (主にムードメーカー。 士気の盛り上げ役としても院内を駆けずり回っている) [Mon 19 Oct 2009 20:27:01]
お知らせ > 紫服の看護士さんが来ました。 『(休暇から戻った職場は戦場だった)』 [Mon 19 Oct 2009 20:22:34]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『( 私もめそめそしながらも、座長と一緒に横丁に帰った。 )』 [Mon 19 Oct 2009 02:57:19]
お知らせ > ジョゼ@蝶さんが帰りました。 『( その夜、幻視以上の事は起こらなかった。 )』 [Mon 19 Oct 2009 02:55:11]
だいだら > ( 思い返してみるに、ひょっとしたら始めてのおともだちかもしれない。私は基本的に虐げられる対象で、同じような仲間はいるけれど、友達という関係にはなれなくて。 頭を撫でられ、額に口付けを受ければ目蓋を一度閉じる。この人のキスはいやらしい。でも、今度のキスは優しかった。 ) うん。私も、蝶々が一杯いるところを探してみる。見つけたら、教えるね。 ( でも、どうして少なく感じたんだろう。人が大勢いるところはあんまり居ないのかな。中央病院だって、ごったがえして見えるけど街の大通りに比べたら――。 ) う、ん。わかった。なるべく近づかないようにする。 ( 蝶々を探すのと外出を控えるのは矛盾しているように思えるけれど、外出を控えながら蝶々を探せばいいだけだ。…やっぱり何か変かも。 ) あ……。 ( 最後は別れの挨拶。一緒には行けないみたいだ。お姉さんの様子や言っていることを考えると、私を危険な事に巻き込まないようにしているようにも感じられる。 私はまたべそをかいて、その姿を見送るしかなかった。 ) ま…まだ、あぞびにいごうね…。 ( お名前を教えてもらうのは、その時までお預け。 ) [Mon 19 Oct 2009 02:51:03]
ジョゼ@蝶 > うん おともだち。( こうして触れていれば容易く充足は得られ、友達というものを理解していない心の篭らない言葉でも渡っていけてしまう。 理屈をつけなければ、生きていく事は驚くほどにシンプルだ。 見上げる頭を、髪をフード越しに撫で、額に口付ける。 その大きな瞳に口付けたい衝動に駆られるけれど、今はやめておこう。 ) そう・・・ じゃあ、他の所を探してみる。 ( 芸能横丁には未だそれほど広まっていないのなら、クリスのセイフハウスはまだ安全かもしれない。数日のうちに沢山事件がおきてるようだけれど、ボディーガードも付いているからきっと大丈夫だろう。 ) 気をつけて。 こうなった人には、あまり近づかない方がいい。 あぶない目にあうかもしれない。( 外出を控えるのが、一番安全だろう、と。 そう言えば、じゃあ、と 壁に手を添えたまま、廊下を歩き出して ) [Mon 19 Oct 2009 02:42:05]
だいだら > ( 悲しい。もうこいつは駄目だと切り捨てられる仲間を、人気のない場所に置いていくのも悲しい。もう私は駄目だとお友達が言うのも悲しい。その悲しいは、驚くほど似ている。 私は寄せられるその身体を抱きしめたのか、それとも抱きついたのか、わからないけれどとにかく身を寄せ合った。 ) …うん。嬉しい。私とお姉さんはおともだち。 ( まだ目は潤んでいたけれど、嬉しそうに笑った。 ) 蝶の沢山居るところ…? ――わからない。あの蝶はどこにでも居るように見える。あ、でも…私がいつも居る芸能横丁には、そんなに居なかった気がするの。 ( それは気のせいかもしれないけれど。そしてそれは、単に感染者達に不可思議な幻覚を見せる症状が現れない場所、というだけかもしれない。 ) …ごめんね、あんまり役に立たなくて。そのうち横丁にも沢山蝶が来るのかなあ? [Mon 19 Oct 2009 02:25:44]
ジョゼ@蝶 > ( 肌蹴た胸元を直しながら、薄らぼんやりとした頭で考える。 蝶が幻視の切欠であるのなら、蝶の多い所に行けば―― ? 蝶が居る所はなんとなくわかるけれど、今現在は森の中で木を探すようなもので良くわからない。 見せられた黒いシミに言葉を失った一つ目の娘を見やれば、大きな瞳に大きな涙を浮かべていた。 彼女も、シスター・ジャスティスのようにかなしいのか。 シスター・ジャスティスも沢山泣いた。 本質的に「悲しい」を理解できない私は、これまでそうして来たようにぴたりと体を寄せる事しか思いつかなかった。 この子も、目はひとつしかなくても、こころがあるのだろう。 ) おともだちよ。 ( 一緒に遊びに行ったもの。 ) 蝶の・・・ たくさん居るところが、知りたい。( 今の所、蝶しか目印がないのだし。 ) しらない? [Mon 19 Oct 2009 02:08:58]
だいだら > ( 少し落ち着いたみたいだけど、やっぱりまだ具合は悪そうだ。また今にも倒れてしまいそうなぐらい。 ) ( その言葉と、見せられた胸元の黒い染みに私は目を大きく見開き、そしてその見開いた目が潤んだ。瞳が大きいから、それを覆う涙の量も多い。そして涙の量が大きいから、容易く瞳から溢れる。その黒い染みは座長のよりずっと大きくて、酷くなっていることがわかる。 ) そんなこと、言わないで。私、お姉さんとお友達になりたい。 ( さっきお姉さんの涙を拭った袖で、今度は自分の涙を拭う。すぐ口に入ってしょっぱいし。 ) …知りたいこと? じゃあ、私も一緒に調べる。私、目が大きいから色んなことに気付くんだよ。だからきっと役に立てると思うんだ。 ( 実際はこの街を覆う奇病に何の役にも立たないかもしれないが。ともあれ、だいだらは座長や仕事をほったらかしてジョゼにつきまとうつもりのようだ。 ) [Mon 19 Oct 2009 01:40:17]
ジョゼ@蝶 > ( なんだか体のだるさが増していて、立ち上がるのが酷く億劫だ。のろのろと緩慢に壁に手を付いて立ち上がり、ちらちらと飛び回る蝶を見やる。 まだ良くわからない。 この事態の原因には違いないであろうこの蝶は、何だ。 焼き付いたイメージ群と、どう繋がるのだろう。 この蝶は、どこから―― ? ) ( 私を支えるように寄り添う娘の声に視線を向ける。 ) わたしは もうだめよ。 ( と、胸元を肌蹴て見せれば、カフェオレ色の胸元、左胸を覆うほどに広がった黒いシミ―― 大きくなっている。 私がスラムで横たわっていた真っ黒に染まった人々と同じになるまでに、時間は余りなさそうだ。 ) しりたいことがあるの。( 今、自分の身に起きているのは何なのか。 あの幻視は何なのか。 ) [Mon 19 Oct 2009 01:32:27]
だいだら > ( ああ、あぁ。何、これ。これが口付け?私の知ってるのと全然違う。お姉さんは私の知らないことを沢山知ってるみたいだ。例えば口付けのこととか。 やがて唇が離れれば、頬を寄せ合って。少し落ち着いたのかな?私は両手でお姉さんの肩を抱いた。 …ふと気付いたら、人に見られていてすごく恥ずかしくなったけど。 ) う、ん? 蝶の居ないところ? ( 確かにここは蝶が飛んでいる。触れることの出来ない蝶が。それの何が危ないのかわからなかったけど、黒くなるという言葉は理解した。 ) ま、待って―― もしかして、お姉さんも黒い染みが…? ( そうしたら、大変だ。私は立ち上がるお姉さんを支えるようにして、側に寄り添った。 ) 白い絵の具で塗りつぶしても駄目かな?或いは、撫でてたら染みは消えちゃうかも。とにかく、放って置けない。一緒に蝶の居ないところまでいこう? ( と、見上げて言うだろう。 ) [Mon 19 Oct 2009 01:07:42]
ジョゼ@蝶 > ( 会話をぶった切り、ゆっくりと唇を合わせ、角度や位置を変えて何度も繰り返し、唇で唇を食み、すり付け、舌で舐め、深く結びつけて―― 徐々に切迫した気配が薄れ惰性を帯びて唾液で口元が塗れる頃、唇を離して頬の上を滑らせるように頬を合わせ、小さな肩に顎を乗せ、全身の力が抜けていくようなため息をつく。 触れる温度と、その実在に安定を得て、何度も呼吸を繰り返し 漸く平静を取り戻す。 周囲の怪訝な視線はお構い無しで。 )――・・・ は ふ ( そして混乱を移されて目を白黒させるだいだらから身を離して ) ここに居ると、あぶない。 蝶の―― 居ない所へ。 ( どうしてこの子が、ここに居るのかは知らないけれど、ここはダメだ。 ) でないと、あなたも黒くなる。 ( フードから覗く、おおきくてひとつしかない目を、うすぼんやりと光の漏れる目で見つめて、言う。 きっと黄色い娘も、黒くなる。 だいだらにはきっと意味のわからない事を、一方的に述べて、壁に手を着き、よろよろと立ち上がろうとする。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:59:16]
だいだら > ここは病院だよ。ヴェイトス中央病院。 ( ふと思ったんだけど、ヴェイトス中央じゃない病院もあるのだろうか。ヴェイトス右側病院とか―― まあ、それは今はどうでもいいや。具合が悪そうなお姉さんの方が重要だし、大事だ。 胸を押さえているけど、そこが痛いのかな? ) 大丈夫?誰か読んでくる?でも、私一つ目だから病院のお医者さんに声かけてもびっくりされ――― ( びっくりしたのは、自分の方だった。抱きしめられ、私は唇を奪われちゃったんだ。私だって、接吻は始めてじゃない。でも女の人にされるのは始めて。かっと顔が熱くなるのを感じた。しかも、そのキスは他の人にされるのよりずっと…やらしかった。 ) んぁ、  あ、  ふ。 ( すごい、私キスされてる。こんなところで、お姉さんに。うああ、どうしよ。でも、お姉さんは私にすがってる。憧れのお姉さんが、この私に。それだけで、拒む理由はどこか彼方に飛んでいった。 ) ( …けど一つだけ問題があって、私鼻が無いからすぐに息苦しくなってしまうんだ。 ) ん、  ふぁっ は、はひ…っ ん ( 合間を縫って息を吸うけど、それが逆にお姉さんの唇をすっちゃって、キスに応えるようになっちゃった。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:39:55]
ジョゼ@蝶 > ( 体温は正常、むしろ活性が低いため若干ひんやりしているくらいだ。 不調は体調不良によるものではなく―― ずきり、ずきりと頭が痛み、普段植物のように波のない気持ちがざわざわと落ち着かない。 色んな感情や、情景が混ざり、混乱している。 ) ここ は 。( 何処。左胸をぎゅっと押さえ、肩で息をしながら、緩慢に周囲を見回す。 無機質な長い廊下と、独特のにおい、階段の下からはざわめきが聞こえ、ちらちらと蝶が舞い、感覚を刺激する。 そして、寄り添うのは以前雨の中で出会った、一つ目の。 心配そうに声をかけ、涙を拭ってくれる。 なんだか酷く不安になって、その小さな体を抱きしめて、キスをしようと―― 非常に性的な奴を。 )( 不安定を埋める為に、短絡に、セックスを欲して―― 否、セックスでなくとも、生身を触れ合わせて、呼吸を、鼓動を重ねるだけで。 すがるだけの行為、拒むのも、跳ね除けるのも容易だろう。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:28:47]
だいだら > ( おかしい。どうしてしまったんだろう。一体なにが起きたのだろう。単なる風邪って感じじゃあない。強く掴まれて一瞬身を硬くするけれど、それが一座に居た瘤じいや他の仲間たちが私に対してすがる時のものに似ていると感じたから、私は私を掴む掌を更にその上から重ねた。 ) 震えている。寒いの? ( 床に座り込んだお姉さんに身を寄せる。 ) そう。でぃだらだよ。 …違った、だいだらだよ。 ( お姉さんの瞳には涙が浮かんでいて、私はどきっとしてしまった。私は着ている服の袖を持って、お姉さんの涙を優しく拭こうとした。 ) 泣かないで。 ( 悲しいことがあったのだろうか。痛い想いをしたのだろうか。 だいだら臭はきっと、死んだ、或いは見捨てた一座の仲間を弔うお線香の匂いだ。手はちょっとだけ漬物臭いかもしれない。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:04:22]
ジョゼ@蝶 > 【侵食値:4(レベル1)】→【判定】 [Sun 18 Oct 2009 23:58:51]
ジョゼ@蝶 > ぁ    あ・・・・・・  ぁ゛  ッ  ( 脳裏に弾ける映像に呼び起こされる身に覚えの無い感情―― 憧憬、確執、虐げられ、芽生えるもの。そして身を焼く衝動。 全身の産毛が総毛立ち、痺れに似た感覚が全身に駆け回り、ぶるぶると震わせていく。 そして、身に覚えの無い記憶が 深く― 深く―― 曖昧模糊に暈され、深く押さえ込まれ、封じられた物に重なり、突き刺さり、染みてゆく。 混血児のイメージにざりざりと、意識が砂を噛む。 あたまがいたい。 ) ( 誰かが、触れて、呼んでいる。 それにすがる様に、掌に触れたものを強く掴んで―― ) ( 身を硬く、ぶるぶると震えながら身に起きる異変に耐え、そして、全てが過ぎ去って―― それがどの位の時間かは定かではなく、ほんの一瞬だったかも知れず、湯が冷めるほどの時間かもしれない。 息は荒く、意識は朦朧としたまま、床に座り込んでいた。 誰かが居る。 このにおい―― は )――… でぃ だ、ら?( フードに覆われた小さな姿が滲んでいる。 それが涙だと、気付かなかった。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:53:32]
だいだら > ( それはしょっきんぐぴんくのお姉さん。私、このお姉さんが好き。でもまだ名前は知らない。今度会ったら絶対に聞こうって思ってたんだ。 だから、丁度階段を上りきってきたところを見つけた私は、小走りに駆け寄って行って――。 ) えっ。 ( 急にお姉さんはまるで膝が抜けたように。とっても具合が悪そう。そうだ、ここは病院なんだ。お姉さんも風邪をひいたりしたのかもしれない。私は側によって、その人の身体を支えようとした。 ) わわわ、だ、大丈夫? しっかり…っ。 ( 私は慌てた。座長の額に黒い染みが出来たときは慌てなかったけど、お姉さんが倒れそうになるのを見たときは慌てた。 ) ( 手でお姉さんの頬やおでこを触って、熱っぽくないか確かめようとしたり。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:36:48]
ジョゼ@蝶 > ( では、これは全て夢で目を覚ましたら、何事も無い日常であるか? これは答えが出ない。 わからない。 夢かもしれない。 元より夢と現実の区別などついておらず、どちらも同価値である。 どちらにせよ、ジョゼという視点がズレる訳ではなく、どっちでも良いというのが本当の所。 ) ( 手すりを頼りにのろのろと階段を上りきり、廊下に出る。 感覚にチラつく蝶を追ってここまできたものの、ここは蝶の存在感が多すぎて、道に迷ってしまった。 何処を見回しても蝶が居る。 否、私が探しているのは幻視。 )( 暗黒街の溜まり場でぼんやりしていて誰かに物陰に連れ込まれ、交わった時。男が自分の胎の中に精を吐き出したその後、曖昧模糊を貫いて意識に焼き付いたあの幻視を求めて、蝶を追っている。 蝶が切欠ではないのだろうか―― )  ぁ ―――( と、その時 ちり、と滲む視界―― 目の前に、フードの人影。 息を飲む。 じわり、じわりと数度、気が遠くなる。 世界がゆれる。 小さな声。 きぶんがわるい。 額に手を当て、壁に手を―― ちかちかと、目の前が白と黒に点滅する。 とても、立って居られない―― かくりと、膝が抜け―― 脳裏に、イメージが爆発した。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:30:38]
だいだら > ( こう見えて、私は健康体だ。目は一個しかないけれど、そんなに風邪とかひかないし――。だから病院とかかかった事がない。…ううん、正確には病院に行くお金がなかったんだけど。でも、私には無くても座長にはある。座長のおでこに突然浮かんだ黒い染みに、一座はもう大騒ぎ。騒いでいるのは座長だけだったけど、とにかく私は座長の付き添いで病院に来た。今頃「俺の診察はまだか」と喚きながら順番を待っている頃だろう。 私は座長をそっとしておく事にして、普段見ない病院の中を歩いて回る。いろいろ物珍しいものもあったけれど、皆忙しそう。もっとも、だからこそフードで顔を隠した私に構う事無く、一つ目の私がこうして歩き回れているのだけれど。 ) 病院って、蝶々を飼ってる…っていうわけじゃないよね。多分。 ( 蝶々は街中でも見られるし。――と、そこで。見知った姿を見つけて。 ) あ……。 ( 小さく声を上げる。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:12:10]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 手を伸ばしてみるけれど、やっぱり蝶はつかめない。 』 [Sun 18 Oct 2009 23:06:15]
ジョゼ@蝶 > ( 全ては、他人事だ。 現実感が無い。 ジョゼと名乗るこの娘の認識の上では、己と他人が重なり合う事が無い。 ジョゼの意識は曖昧模糊としており、曇り硝子越しに自分以外の世界に接している。 発見と推測はあっても、乏しい人間性に阻害され、共感には至らない。 ) ( だからこの危機的状況下にあっても危機感や、何らかの使命感を抱いている訳ではなく、ただひらひらと舞う蝶に誘われて彷徨い歩いているに過ぎない。 ) ( 多少億劫だけれど動けないほどではなく、気の向くままに足を進め、階段を登る。 やはりそこかしこに蝶が舞っている。 手を伸ばし、手の届く場所に居る蝶に触れようと試みても、指先をすり抜けていった。 )――・・・   ( 自分の掌に視線を落とし、握る。 この蝶は、己だけに見える幻か?否。 シスター・ジャスティスも蝶を見ていた。 彼女とベッドを共にしたけれど、彼女の肌には黒いシミは無かった。 つまり、肌が黒く染まる奇病に掛かっていない者も見ることが出来るという事だ。 幻ではない。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:53:41]
ジョゼ@蝶 > ( 己も、触れる事が出来なかった。 触れえぬ邪悪を取り除くことは、できるのだろうか。 体に圧し掛かる倦怠が重さを増し、待合室の椅子に力なく沈み込む壮年の男性や、或いは何事かを喚いて錯乱しては連れに押さえ込まれる若い女性、拘束着を着せられ押え付けられながらストレッチャーで運ばれていく男を眺め、自分がいずれそうなる事を判りながら待つばかりか―― ) ( 待合室に溢れた人々が生み出すざわめきに如実に浮かび上がる焦燥と恐怖を横目に眺め、足を進める。 ) ( これは危機、であろう。 事態は既に病院機能がパンクし、事件が多発、人死にが出るに至っている―― が、乏しい現実感。まるで夢を見ているようだ。 悲劇の上にひらひらと舞う蝶はとてもファンタジックな光景で、ある種の感銘すら覚えなくも無い。 これは汚れた世に神の下した罰だと、誰かが言えばすんなり納得できそうだ。 )( 納得したからといって、自分の何かが変わるとは思わないけれど。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:37:27]
ジョゼ@蝶 > ( それらは既に、ヴェイトス市の至る所に溢れている。 呼び声に従い訪れた先は病院、次々と運び込まれる黒い染みが広がる人々と、それらが起こした事件での怪我人で既に機能はパンクし、屋外にまで仮設テントが建てられ、対処に追われているよう。 けれど、其処には罹患者以上に、ひらひらと蝶が舞っている。 ) ( ここはもうダメだ。 暗黒街で鮮烈に焼き付いたイメージと、街の様子から導かれる答えが物語る。 運び込まれる人々の対処に追われ、動き回る病院のスタッフにも黒いシミが見て取れる。 いずれ、ここは黒く染まり、狂気の坩堝と化すだろう―― ) ( 一体、何が起きているのだろう。 ) ( 喚きながら舞う蝶を追い払おうとする人が居る。 けれど、その指先は宙を切るばかりで、微風すら感じぬように蝶は舞う。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:09:41]
ジョゼ@蝶 > ( 蝶を探していた。 白と黒の羽根を持つ。 ) ( シスター・ジャスティスの願いを聞いて、死んでしまったアザリーと過ごした軌跡を、思い出せる限りなぞり歩いて数日を過ごした―― きちんと時系列を追う事はできなかったけれど、自分の世界の狭さを自覚し、新しい見識と刺激を求めて訪れた事を教え、自分が知る限りのアザリーを、少ない言葉と行為で伝える道行。 その間にも、誘うように目の端をちらついていたのは白黒の蝶―― そして行く先々で目にする黒い染みに汚染された人々。 それは、たった数日間で異様なまでに増え、道端には黒く染まった死者が横たわり、狂気に駆られた罹患者が事件を起こしていた。 ) ( それらを見て、理由もわからずすっと理解する事がある―― あれは、同じだと。 ) ( 自分の左胸に広がる、黒 ) [Sun 18 Oct 2009 21:48:46]
お知らせ > ジョゼ@蝶さんが入室されました。 『 Overflow 』 [Sun 18 Oct 2009 21:34:27]
お知らせ > シャナ@蝶さんが退室されました。 『( 深い闇へと落とされるかのような感覚に襲われて、意識が途絶えた。 )』 [Sat 17 Oct 2009 20:43:43]
シャナ@蝶 > ( ――そっと意識を手放す。 明日こそは回復していてくれれば、助かるのだけれどと、届かない希望を持ちながら。 ) [Sat 17 Oct 2009 20:43:22]
シャナ@蝶 > 【病状進行 1+6=7 】  …。 ( 不意にどっと体が重くなったように感じた。 時々ある、発作のような気だるさ。 本当は深刻な病気で、医師も明かしたくて明かせないだけなんじゃないだろうかと一瞬考えた。 だが、次の瞬間には思考が鈍くなりその考えは中断される。 ) …。 ( ぐったりとベットから動かなくなる。 ダメだ、考える気力さえ無くなってくる。 こうなった時は本当にどうしようもなくなってしまう。 仕方ない、何も出来ないなら体力を回復させるために、眠るべきか。 そっと瞳を閉じる。 別に眠いわけではない、疲れているというわけでもないと思う。 だが、目を開けてそのまま動けずに居るのは辛い。 思考も出来ないのならば、眠った方が少しでも気が楽だ。 ) [Sat 17 Oct 2009 20:42:03]
シャナ@蝶 > ( 暫く休んでから移動手段をどうにか確保しようと思っていたのだが、とんだ邪魔が入ったものだ。 これでは仕事どころじゃない、寝ても全く変化もないし。 ) すぐに収まってくれればいいが。 ( とはいえここ暫く回復の見通しがない。 義手、義足を買った上でリハビリを始めなきゃならないというのに、こんな事をしている場合じゃないというのに。 ベットから起き上がろうとして、またいつものように左側へと倒れこむ。 相変わらず左腕を失ったという自覚がないせいだろう。 足も同等、立てる気がして、倒れる。 全く不便なものだ。 ) ( 暫く安静といわれている以上無理に動くことはできない。 一月分の疲れに襲われているのだと考えるのが妥当だろう、きっと体が悲鳴をあげてシミまで浮き出させている、そうに違いない。 他に、病気ではないものを考え当てる事が出来ない。 ) 【判定...秒数の下1桁の数値ぶんだけ病状進行】 [Sat 17 Oct 2009 20:37:06]
シャナ@蝶 > ( これでは元気になるどころの話じゃないな、と。 布団に包まったままそんな呟きを一つ。 それもこれも背中に出来たシミからだ。 何の病気かは判らないと医者は言う、身体的にも問題があるとは思えないと。 ) ……んう。 ( 思考さえまともに行えない。 一体何なの、この気だるさは。 風邪か何かかと思ったけどそういうわけでもないようだし。 ) ……せめて体が動かせれば。 ( 調べに行くくらいは出来そうなのだが――、だが待て。 医者ははっきりとこんな病状は知らないと言った。 そもそも病気なのかすら怪しい。 では、一体? …あぁだめだ、考えるだけで疲れる。 ) [Sat 17 Oct 2009 20:10:35]
お知らせ > シャナ@蝶さんが入室されました。 『( どうにも最近、調子が良くない。 )』 [Sat 17 Oct 2009 20:06:32]
お知らせ > リート@蝶さんが帰りました。 『 (歌い手は自分の病気が何であるかを漸く知ったのだ) 』 [Sat 17 Oct 2009 01:41:49]
リート@蝶 >  (「ああ、貴方も例の患者さんですね」、と――)  [Sat 17 Oct 2009 01:39:48]
リート@蝶 >  (侵食値28→29) (「ファティマさん、リート=ファティマさん!」) あ、 (よほど深く考えに沈んでいたのだろう、名前を呼ばれたのに気付かなかった。今零した声にその人も歌い手が順番待ちの人物と知れたのか「気分でも悪いのですか?」と聞いてきた。それはそうだろう、己の右手は口元に当てられたままだった) あ…いえ、なんで も (ゆるゆると右手を下ろして、椅子から立ち上がる。杖がないので歩くスピードはいつも以上に遅かった。途中から病院のスタッフに手を引かれて診察室に入る。導かれるままに歌い手は医者の前に座って、まず自分がどのような症状であるのか説明しようとした。しかしそれより早く、医者は歌い手を見るなりこう言ったのだ)  [Sat 17 Oct 2009 01:39:11]
リート@蝶 >  (また誰かが急いで己の前を横切った。どうやら、入院している患者の容態が急変したらしい。薬の名前だろうか、聞きなれぬ名前のものがいくつか医者らしい人の口から発せられ、それは次第に遠のいていった。ウォッシュベアー関係の患者なのか奇病の患者なのかよく分からないが、其れは確かに歌い手の不安を煽るものではあった。右手は口元に当てられたまま、眉間の皺が深く刻まれる) ――、 (死んだ幼子たちの姿がふと過ぎった) 【判定】  [Sat 17 Oct 2009 01:25:11]
リート@蝶 >  (ちゃんと病院に行くと約束したから来院したけれど、来ないほうがよかったんじゃないかな、と思う。己の病気はただの風邪なのだから。――そう思ったところで、あの幻覚の意味を考える。ただの風邪であんな幻覚を見るものだろうか。黒いシミは歌い手の目には見えないだけで、本当は既に浮かび上がっているのではないか。「彼も奇病に罹っているのでは」という声がする。彼とは誰だ。本当に己ではない誰かなのか?) …… (――己がその奇病に罹っているとして――もしも伝染性があったらどうしよう。宿の宿泊客に、女将さんに――見舞いに来てくれたキヨさんにだってうつしてしまったんじゃないだろうか。特に女将さんやキヨさんは女性だ。もしもシミとか、身体に、顔に 出来たり したら) …どうしよう (右手で口元を押さえる。今更動悸がしてきた。気持ち悪い。左手を、不安をごまかすようにぎゅっと握った。――早く安心したいのに。未だ己の名が呼ばれる気配は無いようだ)  [Sat 17 Oct 2009 01:10:34]
リート@蝶 >  (何年か前に伝染病に感染して以来じゃないだろうか。その際に失った視力の事なんかで暫く通院してはいたけれど) ……、 (己の診察順番は未だ回ってこない。廊下の椅子に座って名を呼ばれるのを待っているのだが、何とも手持ち無沙汰だ。それに反して、忙しそうだなと慌しく行き交う病院のスタッフ――だと思う――の足音を聞きながら思う。ウォッシュベアーの災害に巻き込まれた人々が此処に担ぎ込まれてきたと聞いた。それに、黒いシミの浮かぶ奇病の話も、聞いた。今も診察の順番を待つ人たちがひそひそと話すのが聞こえる) …時間が掛かるのは、そのせい か な (待つのはいいのだが、少し横になりたい。酷くだるいのだ)  [Sat 17 Oct 2009 00:57:34]
お知らせ > リート@蝶さんが入室されました。 『 (此処に来るのは久しぶりだ) 』 [Sat 17 Oct 2009 00:43:36]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『( 大きな大きなため息を吐いた。 )』 [Fri 16 Oct 2009 21:30:30]
黒兎 > ( このまま クレェインの部屋に行こうかな? と 考えるものの 、 ) にゅ ぅ ………。 ( 何だかこないだのことを思い出すと恥ずかしくなってきた ぞ …?! 何でだろう。 と言うか何であんなことを言ってしまったんだろう 。 ) う しゃぎ の、 ばかぁ … ッ ( 恥ずかしさで顔を真っ赤にする 黒い兎の少女 。 ) ( 穴に入りたいくらい恥ずかしい って 、 きっと多分、 こういうことだろう 。 ) [Fri 16 Oct 2009 21:30:12]
黒兎 > ( 一粒 、 水と一緒に飲み込んで 後はしまう 。 それから ベッドから降りて松葉杖をつき 、 廊下へと 出る 。 なんだろう。 ここ数日になって変に病院がざわざわと している 。 よくは知らないが、 小耳に挟んだ話では 変な病気が流行っているということらしい 。 ) ――――― しょう いえ ば ……… 。 ( 薬を持ってきてくれた売人の手や 顔に、 変なシミがあったっけ なんて 思いながら。 ) ( コツン。 コツン。 松葉杖をつく音が 暗い廊下には よく響いた。 窓の外に見える月は 、 消えそうなほど 細い 。 ) [Fri 16 Oct 2009 21:10:48]
黒兎 > ――――― ……。 ( だって 。 だって 。 どうしようもないくらい 何かが 溢れるんだ 。 怖くて 不安で 悲しくて 苦しくて 。 あの村での出来事を 昨日のことのように    ずっと過去のことのように  憶えている 。 ) ………… う しゃぎ … は …………… ( なんで 生きてるん だ ろ う ? だって 多分、 なんとなく 。 己は おおきく なれない。 元々兎は小さな生き物だし、 長生きもしない生き物だし 。 何より ―――― )……… 。 ( ベッド脇にある床頭台の引き出しを開け、中から布の袋を取り出す 。 中に入っているのは 白い錠剤だ 。 ドコから訊いたんだか、 暗黒街にいる時からお世話になっている売人が持ってきた 。 お金は退院してからとか 優しいことを言われて鳥肌が立つような思い 。 こんな強いのを長い間買ってくれる上客は中々いないから云々。 ) [Fri 16 Oct 2009 21:06:52]
黒兎 > ( 名前も黒で本当に黒兎 。 オイトイテ。 ) ( ベッドの上で盛大にくしゃみ。 ず、 と鼻を吸って考える。 何がいけなかったんだろう? いつのまにか何もかけないで寝たせい ? 一時的に獣化して戻ったのに気付かなくて素っ裸になって床で寝ていたせい ? なんかイライラして水を頭からぶっかけたせい? うん。 多分全部だな。 というか 、 入院してる人の中でも問題児に入るんじゃないだろうか。 自分は 。 ) [Fri 16 Oct 2009 20:48:49]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『――― へっ くしゅッ』 [Fri 16 Oct 2009 20:46:00]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 [Fri 16 Oct 2009 02:04:56]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 それでも私は思うんだ。蜷潜はきっとイイ奴だし、私達三人は友達だって。 』 [Fri 16 Oct 2009 02:02:49]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 こうして和やかに過ごす事はできる。例えば明日この二人を殺せと言われても。 』 [Fri 16 Oct 2009 02:01:35]
艶子 > あ、ああ…どう、いたしまして…! ( くそう!私の秋刀魚はあまり物に敗れるのか!何たること!リャンも態度が露骨だし!おのれおのれー! 君影も港の近くに住むようになったら、リャンにとっては天国かもしれない。でも君影、ちゃんと飼い主であるお前もいい物を食べるのよ…! ) うん。 蜷潜の言うとおりだ。休んで、楽になってからだ。 ( それまでゆっくり時間をかければいい。君影の中にもきっと不安があるのだろう。私にはその不安を解消するというより、一緒に悩むことが大事だと思う。解決策はまだ見つからないのだから――。 ) そうか。じゃあ私も一度戻るね。私もまた来るよ、その時はまぐろだ! (いや、やっぱり次は君影へのお土産を持っていったほうが良いかも知れないが。 ) ゆっくりお休み。 [Fri 16 Oct 2009 01:59:10]
君影 > 名前にするには変わった字面だな。人の事言えないけれど。 (わりと珍しい漢字だなとか思う程度。まあ忍で名前に影とか付いてる私も同類といえば同類) …何か違和感あるな。やっぱ君影がしっくりくる。 (私の名を聞いてさらりとつけるあたり意外と学があるなMの字。それに比べて王様の方はというのは禁句だろう)(混ぜるな危険と注意書きを張っておかないと大変な事になる) 良い土産だぞ蜷潜。――――あ、艶子もな。嬉しいぞ (にゃーんにゃんと蜷潜の足元で黒猫が喜ぶ様に私は痛みに青い顔しつつ感謝の言葉を。けど艶子のだって嬉しいぞ。ただ今回はアレだ。間が悪かったうん) (飛燕の復帰はどうなるのかとか。無理なのはわかるがそれならどう扱われる事になるのかなんて今更ながらに不安が芽生え始める。) …………ああ。そうする。 (今はきっと考えたって良くない方向に想像してしまうに決まっている。だから出来る限り蜷潜の言う通りにしよう) (凄惨な体験をしてもこうしていられるのは周りの人達がこうして傍にいてくれてるから。そう言い切れる) ――――うん、来い。私はどうせやる事もないから歓迎する。 (次に話す内容は世間話か仕事の話しか。暗くない話題だとよいのだけれど) …………少し…喋りすぎた。私も…寝るな。 (頭がぼうっとしてきて痛みも疼き出してきた。楽しかったからってついお喋りの時間が長引き過ぎたか。) [Fri 16 Oct 2009 01:53:04]
蜷潜 > 余ったから持ってきた。 客が食う前に寝たとも言う。 ( 港の酒場の娘である。 鮪が余ったから家族で食う? 飽きる程度には食っているし。 そんな感覚。 君影はうちに来て自分の食事より猫の食事の方がグレードが高かったりする奴だという認識の下、土産に。 ) 当分休め。 楽になってきたらそれから考えろ。 言伝は承った。 ( 今回は状況確認も兼ねる。 なるほど、飛燕での復帰は絶望的。 だが口調はしっかりしていて陰鬱でもない。 認識力も問題ない。 全くの再起不能ではないだろう。 ) ―――時間も遅い。 そろそろ帰るが―――――暇を見て来る。 ( ふと窓の外を見て、空になった風呂敷を纏める。 次に来る時がそう楽しい話にはならないかもしれない、が。 ) [Fri 16 Oct 2009 01:29:47]
艶子 > あー。そ、そういう字、なんだ。 ( そういう字なんだと言いつつ、いまいち漢字を頭に浮かべられなかった。実際に書いてくれればきっとピンとくるだろう!君影がニナと呼ぶたびに修正しているので、きっと拘りがあるのだろう。 ) キミカゲは中央の文字を取るとミカだな。…大丈夫、くんえぃとは呼ばない。 ( っていうか、何でくんえぃなのかわからなかったのは恥ずかしいので黙っておこう。朱鷺の都人なのに漢字に疎い私、ああ。 ) ( そして三人の特徴を合体させるとすさまじい事になると気付いた。 ) あ、なんだ蜷潜もお土産もってきたのかってまぐろだとおぉぉぉ…ッ! ( 猫まっしぐら! お土産の内容は被ったが、お土産のグレードは被れなかった。あれだ、料理対決とかで先に出した方が負けるとか、そういう…。くそう、今度お土産を出す時は後からだそう。あれでもこの場合後から出しても勝てないし、出しにくくなる。くそう。 ) だっ、大丈夫か君影!あまり無理をするな…! ( 猫が喜ぶものを持ってくれば君影も喜ぶだろうと思ったが、どうやら私達は喜ばせすぎてしまったようだ! ) ( 二人の仕事の話には、蜷潜と君影は仕事の上で接点があるのかな、なんて考えながらもさっきの蜷潜の言葉を思い出して特に口を挟まず。…これから君影がギルドの中でどういう扱いになるのかも気になったけど…。 ) ―――そう、か。何かあったら蜷潜なり私になり遠慮なく言えよ。 ( 必要なものがよくわからない。…それは多分、喜ばしいことじゃあない。 ) [Fri 16 Oct 2009 01:18:46]
君影 > (痛みの代わりに口が回る。今だけはそれでいい。だって折角二人とも来てくれたんだから) な。それだと異人な雰囲気な名前になる気もするけど。 (ニナとかニーナとかそういう名前向こうにいなかったっけとか。) 艶子は艶子だな。元気でつやっつやしてるけどそれが一番呼びやすい。………キミとかカゲとか呼ばれたら私は困るぞ。かといってくんえぃとかも呼ぶなよ。 (Mの字に付けられたあだ名は娘の中ではいささか不評のようである)(男死ねのヒッキー。無愛想暗殺者。馬鹿。――――女として駄目っ駄目だなこの三人組とか心の中で酷いこと思う) それなりに気に入ってるぞ。………まだろくなもの食べれそうにないからこれで良かった。 (高熱のせいか食欲不振が続く。体力を戻すにもまだかなりの時間が必要だ) うわあ…ありがと。ナキアにもぬいぐるみとかリャンのおやつとか貰ってな。最近リャンのご飯が豪華で嬉しい。 (そういえば秋刀魚の季節か。いつの間にか秋が深まって冬が近付いてきてる―――――) ――――なに!?そんな豪華なのリャンにくれ―――あいたっ!ほんと…いたっ!!たたたたたっ!!! (どうやら猫だけでなく飼い主のテンションも上がった。上がりすぎて身を起こそうとして全身が悲鳴を挙げまくった。本当に痛いぞ。) あ…ああ。「仕事は終了。内容は火急にする価値なし。仔細の報告は後日。」とか…それぐらいかな。いたたぁ……… (ざっと並べれば伝えて欲しいのはそのようなものかな。詳細は口頭で伝えた方がいいし決着が着いたらしい今は急ぐべき内容でもないだろう) 必要なもの……か。 (考える。何が今足りないのかと。) ………よく…わからない。 (大半は寝て過ごして起きていても退屈を感じる時もないだからそう答えた) [Fri 16 Oct 2009 01:09:16]
蜷潜 > 蜷は巻貝、潜は漁り、繋げて蜷潜、だ。 ( 繋げなければ意味が通じない、と。 何のコダワリかニナと呼ばれると必ず訂正する。 ) 食品は食えるかどうか判断に迷った。 ただ其処にあるだけで良いものを選んだ。 ( という程度には頭を使ったようだ。 口調は兎も角、身嗜みや仕草一つ一つはそんなにゴリr…男性的でもない。 ただひたすら無愛想でストレートなだけだ。 ) ん。 ( 秋刀魚。 被ったか、と何となく宙を見上げる。 まぁ別に。 大量にあってもただひたすら猫のテンションが上がるだけで問題ないか。 ) 上鮪の刺身を。 ( 手荷物から無造作に取り出す器の中に霜の降った赤身魚。 ) ギルドに言伝があったら言え。 帰り際に寄る。 それと、必要な物があったら持ってくるが。 ( 具体的に今後の仕事の話でもしようかと思ったが、豪天寺艶子も居るし、まだそれを考えられる状態ではないようだ。 今回は自重しておく。 どうせそのうち直面する話だ。 ) [Fri 16 Oct 2009 00:41:02]
艶子 > 私もさっきニナって言いそうになっちゃった。なんかさ、言いやすいんだよ。”ニナ”って。 あだ名っぽくて良くない? でもだからと言って、私の事を”ツヤ”とか呼ばれるとすごく困っちゃうんだけど…。ニナカズキは五文字だけど、ツヤコは三文字だからさ。 ( 何かこう、つやつやしてそうだ。いや、艶子の艶はそのつやであってるんだけど。 ) キミカゲは四文字だから、ぎりぎりセーフだな。 ――へえ、やっぱりニナ…カズキが持ってきたのか。なんだ、あれだな、女の子っぽいな! ( 見渡してみると女の子っぽい女の子が一人も居ない病室。これは一体どういうことだ…!でも、確かにいつもの三人だ。 蜷潜にお礼を言う君影。その様子を少し微笑ましげに眺めたり。 ) あ、そうそう。今日はリャンにもお土産があるんだ。ほら、秋刀魚だぞー。10月の秋刀魚が一番油乗って美味いんだ。 [Fri 16 Oct 2009 00:29:04]
君影 > (その外でどんな会話がされていたかなんてリャンにもわからない。だから入ってきた猫はなーと鳴くだけ) いいじゃない。呼びやすいもの。 (それはいつもと変わらないやりとり。言葉だけなら普段と大差ない。寝たきりの無惨な姿を除けばいつもの三人) え…そう…だったのか? ――――冗談言うなよ。そんな蜷潜がちゃんと花なんて…………持ってきてたのか本当に。 (手入れは看護婦の方がしてくれてるらしい。私は目を瞬かせてその花へと視線を向けた) 気に入ってるぞ。なんだ……ありがとう。悪い。 (今は痛みが若干ある変わりに副作用の頭の鈍さは弱くなっている。寝込んでた時から来てくれてた事に礼と謝罪を小さく口にする) [Fri 16 Oct 2009 00:22:59]
蜷潜 > ( 死んだらただ死ぬだけだ。 どう死んだとか誰が殺したとか、私が殺すとか、それはただの巡りに過ぎない。 余計な事を考え出したら―――刃が鈍る。 ) ニナじゃない。 蜷潜だ。 ( 改善される事を期待しないで、繰り返したいつもの遣り取りをまた口にする。 いたっていつも通りに。 生きている間は普通に生きていれば良い。 生き死になど意識せずに。 ) 適当に見繕ったが。 ( 花の話題。 自分が随分前に持ってきて未だ健在な様子の花束を確認し、うん、と。 ) お前が目を覚ます前で面会自体出来なかったから相当前だ。  [Fri 16 Oct 2009 00:11:28]
艶子 > ( 扉が開かれれば、そのお話も終わりだ。部屋の中の君影に笑いかける。 ) やあ、君影。 ( まだベッドから起き上がれないようだけれど、最初の頃に比べたら少しは元気になったように見える。 ) はは、どうやら蜷潜も何度かお見舞いに来てたみたいだぞ。 ( 多分、君影の目が覚めていない時に来たのだろう。 ) もしかして、やっぱりあの花は蜷潜が持ってきたのかな?蜷潜が花なんて―― とか、前に君影と二人で話してたんだぞ。 ( そんな事を言いながら蜷潜の方を見る。 …例え考えが違っていても、蜷潜は君影の見舞いに来て、君影はそれを喜んでいる。それは確かだ。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:59:23]
艶子 > わかってるよ。わ、私が言いたいのはあいつが大怪我してる時ぐらい…いや、私やお前ぐらいは、そういうのを忘れてさぁ…。 ( 上手く言葉にならないのは、単にこういう時に口下手だからというだけではない。ほぼ正論を並べられて、そこから必死に反論の糸口を探しているからだ。つまり、そもそも言い返す声が小さく、弱いのだ。 それでも私はそれを認めたくなかった。 ) う…… ヌ… ( だが、扉が開かれる前の言葉についに言い返せなくなってしまった。相手の死に意味を見出し、殺した相手の為に嘆き、或いは怒り、或いは讃え。そんな風に戦ってきた私とは、まるで正反対。 ――それにしても、なんて事を言うのだろう。ただの酒場の娘とは思えない。…そういえば、私はこいつの事を良く知らない。近くの酒場の給仕で――。) [Thu 15 Oct 2009 23:59:16]
君影 > (ぬいぐるみを胸に抱いているとベッドの下からひょっこりと黒猫が顔を出す。) ………来てるのは…私の知り合い? (猫はこくりと頷く。その時小さな嫉妬交じりの視線をぬいぐるみに向けて、私はそんなリャンを笑うと頭を撫でてやる。)(艶子の奴もマメだな。それが私には嬉しい。辛い事が起こった後は優しさに餓えるものだから) (だから少しだけ驚く所があった。) ―――蜷。 (驚いたあと、私は少しだけ笑った。) 遅いぞ来るの。 (彼女が二度目の訪問だとは知らないからそんな言葉を挨拶代わりに) [Thu 15 Oct 2009 23:44:42]
蜷潜 > 人を殺す人間が自分を勘定から外してはいけない。 私情を挟まず相手を選ばず理不尽に殺すのなら、あいつに殺された人間にとって君影がウォッシュベアーだ。 運悪く殺される。 ( 責めるようでも儚むようでも無い平坦な声。 顔を背け、まっすぐに前を向いたまま。 ) お前も例外じゃない。 殺してきた人間を憐れむな。 死に貴賎を求めるな。 ただ死ぬだけだ。 死に意味を与えるな。 ( 扉が開く前に低い声で、それだけ付け加えた。 酒場の給仕の言葉にしては、重く暗く。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:31:59]
艶子 > ( そういう事を意識しだすと縮こまって生きてくようになってしまいそうだ!むしろこれは見られていることに気付かないほうが幸せというあれ。 ) そうだ。君影は何も悪くなかった。確かに、ただ運が悪くてああなったよ。で、でも…お前は君影とはあかの他人じゃなくて…!わ、私の言いたいこと、わかるだろうっ? ( 本当に、本当に蜷潜が君影の事を何にも考えていないなら、何度も病院に足を運んだりはしない筈だ。 ) ………っ。 ( しかし、君影の仕事の事を訪ねられれば私は何も言えなくなってしまう。階段で蜷潜が上、私が下。ならば自然と相手が見下ろす形になり、私は俯いてしまう。何も言えぬまま私も階段を上り、君影の病室の前にやってきた。 ) …でも、少しぐらい労ったりとか…してやれよ。 ( そう言いながらドアをノックし、返事があれば中へと。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:22:43]
君影 > (私は隠れたリャンの代わりに黒猫が玩具にしていたぬいぐるみを仰向けになったまま片手で弄くる。)(それは手作り感が溢れている。その出来に私は微笑み天井を見上げていよう。) [Thu 15 Oct 2009 23:14:29]
蜷潜 > ( 目立つ人間は良くも悪くも注目される、という事だ。 他にもあんなことやこんなことやあれもこれもダレカガミテルカモシレナイ。 ) 他意は無い。 聞く限りの状況では君影には何の落ち度も責任も無い。 だから「運が悪かった」と言っている。 生存者の数を聞く限り、運が良かったのかもしれないが。 ( 300人程度の村人と旅人の中で、生き残ったのは50程度だという。 これからもう少し減ると考えても良い。 このまま死ぬ様子も無いのなら、運が良かった、が正解か。 ) あいつの仕事を知っているか。 ( 階段を登り切り、唐突にそんな切り出し。 目的の部屋はそう遠くない。 眼と鼻の先だ。 )  [Thu 15 Oct 2009 23:06:01]
艶子 > んなっ。 ( まさしくどこから漏れたのか。…いや、漏れてないつもりでも私はいつも声が大きいので、周りも知りたくなくても知ってしまうのかもしれない。例えば、鍛錬所でのアイリ様とのやりとりも人前でだったし。 ) そ……。そんな風に、言うなよっ。そんなそっけない言い方されたら、酷いじゃないかっ。 ( 病院の中なのでまだ声は押さえ気味だが、その冷たい態度に納得がいかなくて。確かに相手の言うとおりなのかもしれないが、そんな言葉で片付けられるものじゃない。 蜷潜はいつもこういう奴だった。どこか淡々としてて、感情の抑揚があまり無くて。でも、私達三人はつるんで港町を歩いたりした仲じゃないか。あっ、もしかして旅行に連れて行かなかったのを拗ねているのか?…いや、そうも見えないか。 ) …もっと優しい言葉があるだろう? ( 階段の途中で私はそう訴えた。 …そうこうしている内に君影の部屋の前へと。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:58:05]
君影 > (気配に敏感な猫は誰かが近付いて来てるのに気付く。ぬいぐるみに猫パンチして遊んでいた猫は寝台の下に潜って隠れる)(誰かが来たのだろうか。リャンの行為を見た私は扉の方へと視線を移す) [Thu 15 Oct 2009 22:55:48]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『猫は首を傾げる』 [Thu 15 Oct 2009 22:48:31]
蜷潜 > お前が騎士団の人間に卑猥な贈り物をして制裁を受けた事とか。 ( 何処から漏れたのやら。 アマウラ人はプライベートというものに対して境界が甘い。 ) ――――だから、運が無かったんだろう、あいつは。 ( 抑揚のない声で同じことを繰り返した。 ) 若しくは、弱かったからだ。 ( 階段を登りながら少しだけ振り向いて、そう付け足した。 感情のこもらない目でただそれだけ。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:44:09]
艶子 > ( 私にもよくわからない。蝶が出る季節はまだ先だろうに、なんて思ったりしたけれど。ヴェイトス市に長く住む人だけにわかる言い回しなのか、それともまた何か起ころうとしているのか。 ) …うん。そっか、お前のお店はアマウラの人が結構集まるものね。 ( これで何事も無く無事に助け出せていたら、胸の一つや二つを張って自慢したんだろうけれど。そして君影の事を知っているのなら、と思った次の瞬間だ。 ) ………。 ( まるでそっけない、驚きも悲しみも怒りもしない表情で、ただそれだけを口にした相手を見る。 …私は蜷潜と一緒に歩き出しながら、君影の部屋に向かう途中で。 ) なあ。あいつ、酷い目にあったんだぞ。怪我がどれだけ酷いかは聞いてないのか? ( いや、二度尋ねたと言っているのだから知っているはずだ。 ) それなのに。 もっと――… こう……。 ( 上手く言葉にならない。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:35:59]
蜷潜 > ( ここ数日「蝶」というキーワードを含むあまり良くない噂を時々耳にするようになった。 此処に来てからも既に一度、その単語が耳を掠めている。 よくはわからないが、オカルトは専門外だ。 血と肉と骨がある物以外は特に。 ) お前が救出したと聞く。 アマウラ人の話は特にあの辺りでは情報が早い。 ( 在ヴェイトス市アマウラ人コミュニティはそれなりに傭兵業界では名の通る豪天寺艶子は勿論、末端の君影のような人間についても情報を拾ってくる。 君影がウォッシュベアーに幽閉されたという情報も、かなり速かった。 ) ――――運が無かったな。 ( いつもどおりの平坦な顔で、それだけ言った。 病室に行っても良いようなら、さっさと行こう。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:28:13]
艶子 > ( こちらは少し雨で湿った服だ。無駄に半袖なのはまあ、あれだが。季節感の無い子供みたいだ。それから右腕を首から吊るし、左手に包んだお土産をもって。 ) ( 病院の空気があまり良いものではないのは仕方ない。今日は雨が降っていたし、もう外も暗いし、悲惨な事件があった後では。もっとも、今歩き回れている患者はウォッシュベアーの被害者かどうかはわからないが。 本当ならもう少し大きな声で喋って、その小さく聞こえてくる呻き声を聞こえないようにしたい、とも思うけれど。 ) そうか。あいつも何とか意識を回復して―――……。 ( 最初は傭兵の声も明るかったけど、ちょっとずつその明るさが失せていく。 ) …蜷潜は、もう知ってるんだよね?君影に何があったか。 [Thu 15 Oct 2009 22:19:39]
蜷潜 > ( スタッフがせわしなく動いている。 対照的に、白い患者服を着た患者達は緩慢な歩みで虚ろに歩き―――待たされる間、何とはなしにその対比を眺め、まるでゾンビのようだ、と思った。 空気はじめじめしていて廊下は暗く、闇の中で聞こえるのはボソボソと囁く声と苦痛を訴える小さな呻き声。 ) ん。 二度目になるが顔をまだ見ていない。 ( 世界一短い挨拶の声を返し、抑揚のない声で即、会話に入る。 臙脂の色無地、黒くて長いマフラー、編み上げブーツ、いつもの外出着だ。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:11:31]
艶子 > ( どうせ雨があがるなら、私が家を出た時にあがれば良いのにと愚痴を言いながら病院へとやってきた。まだ君影はベッドから起き上がれず、退院はもっともっと先になる。ナッキーがお見舞いに行ってくれたり、家のお手伝いに来てくれたりしているのでとても助かっている。今度、肩でも揉んで上げよう。 ) ( さて、私も似たような事を考えてリャンの餌を持ってきた。――秋刀魚である。しかし、このとき豪天寺艶子は気付いていなかった。この秋刀魚に相対するのが、まさか本マグロとは…。 ) ――お? ( 病院内で見知った姿を見かけ、もしやと思い少し早歩きで近づいていった。 ) やあ、ニナ!   カズキじゃないか。 ( カズキ、を付け足すように言ったのはうっかりだ。 ) 久しぶりだな、元気だったか?お前もその、君影のお見舞いか? [Thu 15 Oct 2009 22:04:52]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 見舞品/猫餌 』 [Thu 15 Oct 2009 22:04:42]
蜷潜 > ( 二度目の中央病院訪問になる。 前に来た時は担ぎ込まれたばかりで面会する事すら出来なかったが、どうもいい加減目を覚まして口を利くくらいは出来るようになっているらしい。 死にはしないようだが、復帰も絶望的、とのこと。 やはり思った事は――――――「そうか」とだけ。 正面入り口から院内に入り、ごく普通に受付に向かう。 眠っているようなら少し顔を見て土産を置いて帰れば良い。 今日は非常に実用的で良いものを持ってきた。 本マグロ高級猫餌だ。 店の余りものともいう。 入院している本人がはたしてまともに食事を取れるかも知らぬ上でのチョイス。 あと多分それなりに悦ばれると踏む。 ) [Thu 15 Oct 2009 21:56:50]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 見舞品/猫餌 』 [Thu 15 Oct 2009 21:51:39]
お知らせ > シタンさんが退室されました。 『…… ( もうちッとだけ歩いたら、今日はとッとと寝てしまおう )』 [Wed 14 Oct 2009 21:40:02]
シタン > ( ちゃンと訓練すりゃー動くよーになるッてお医者サマは言うけど ) ホントかねー…… ( 人形の腕ッつーか、オモチャみてーッつーか。 ) ( 触ってもぐンにゃりした感触しか返してこない自分の腕であるはずのモノは、とてもとても気持ちが悪い。 ) ( ひく、と胃が揺れた気がした。 口の中に、ヤな味が広がる ) [Wed 14 Oct 2009 21:38:56]
シタン > ( ゴツ、と杖が余りよろしくない音を立てて床を叩く。 ) ッとと、 ( 少しは扱いになれてきたかと思ったがまだまだみたいだ。 左腕が動かないのがじれったい。ちゃンとついてるのに、動かないソレは邪魔でしかない。 )  … ( いッそ切り落としたいな、なンて考えたのは一度や二度じゃ済まないンだが。 実際に腕を失った者にゃー、怒られそうな考えだ。 ) ( でもあるのに感覚がないッてのも、わりと不気味なンよ? ) [Wed 14 Oct 2009 21:29:18]
シタン > ( 廊下にはチラホラと看護士や医師、患者や見舞い客が行き交う。 どこぞで寄付金を求めるボランティアたちの声がした。寄付してやりたいが、生憎と無一文でむしろ世話になる側だッつー情けなさ。 )  … ( 一時期、ウォッシュベアーの患者や見舞い客が大半を占めていた筈の病院内に、それとは毛色の違う者が増えてきたのは気のせいなンだろうか。 ) [Wed 14 Oct 2009 21:16:32]
シタン > ( ベッドに転がってると暇でヒマで、考えたくないこと思い出したくないことが嫌ンなるくらいいくッらでも思い浮かんでくる。 ) ( だから俺は動くこと歩くことに意識を向けて、余計なコトなンて考えないようにして、 動いて疲れてベッドに戻ったら、くだらない考えに沈む間もなく眠りに落ちてしまうくらいがいい。 )  ――― 、 ン? ( 耳に届いた音に顔をあげれば、 ) ありゃまー。 ( さッきまで曇ってたオソラは土砂降りだ。 ) 最近天気悪いなー… ( 苦笑しつつ、窓辺へと近付く。 ) [Wed 14 Oct 2009 21:08:52]
シタン > ( 怪我をしてるからッて、まったく動かないのはよくない。 ) ッ、と、 ( もちろん無理すンのはダメだろーけど。 ベッドの上にいるばかりじゃァ、筋力はどんどん落ちてく一方だし。 動けるなら動いた方がいいし、その方が回復が早くなる事だってある。 ) ( だから医師の許可がおりてから、俺は出来るだけ歩き回るようにしていた。 ) [Wed 14 Oct 2009 21:01:44]
お知らせ > シタンさんが入室されました。 [Wed 14 Oct 2009 20:55:43]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『 ―― 祝福あれ。 ( 祈るよう、額に唇を寄せた ) 』 [Wed 14 Oct 2009 01:40:18]
ナキア > ( 窓からのぞむ晴れた夜空には欠けゆく月のひかり。 ) …  ( 魔女は小さく口を開いて ) ( ―― 月の女神よ。 アヌよ。 老いたる月 秘められた賢きもの。 生は死を育て、死は生を導く。 我らを強くせよ、互いに愛し合うために。 閉ざされしものを開き 我らに知らしめてほしい みな、同じ大地の上にいることを。 我らの魔術と闘争により さらに大きな輪が拡がらんことを願う 愛と、人々の調和の輪が――  )  ―― …  ( そう、小さな声で唱えれば 彼女と黒猫とを、 そ、と撫でて ) [Wed 14 Oct 2009 01:37:53]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 [Wed 14 Oct 2009 01:37:26]
君影 > (泣いて泣いて泣き疲れて。そうして娘はやがて眠ってしまうだろう。怖かった事はもう全部消え失せた。今魔女の中であやされながら泣いている事こそが現実の世界。) (主人の涙を舐め取っていた黒猫。主が静かにまた眠りに付いたのだとわかれば魔女へ向き直りお礼の意味で頭を下げた。今日はきっともう悪夢を見ない。猫はその寝顔を見てそうだと信じた。猫はそのまま娘の傍でぬいぐるみのように丸くなる) [Wed 14 Oct 2009 01:33:07]
ナキア > ( 頭を撫でたり、緩やかなリズムでぽんぽんと叩いたりしながら―― 魔女は貴女が泣き止むまでずっと、貴女を抱きしめていよう。服が濡れるだなんてことは全然気にしない。 きっと黒猫が寄ってきて、涙を舐めてくれたりするんだろう。 泣けばいい。 きっと泣いた後は流した涙の分だけ、少し心が軽くなるだろうから。 ) ( おそらく既に告げているだろうけれど、 もう一度、乙女に感謝しなければ。 君影さんを助けてくれてありがとうって、帰ったら乙女を抱きしめて改めてお礼を言おう。 ) [Wed 14 Oct 2009 01:16:39]
君影 > (重ねられた手を私はすがるように握り締めていた。その力は子供のようにか細く弱い。自分が今はこんなにも脆弱になっている事を本人はまだ知らない)(芯に刻み込まれたものがある。私の男嫌いがそれであり、そして今回の災禍によってまた一つ増えた。それは深く根を張り簡単には抜けてくれない) ―――― …… (包み込まれるような優しい感触。それはあそこでは絶対にないもの。そしておかえりの言葉がその恐怖がそっと何処かへ押しやってくれる)      (私は泣いたと思う。抱き締められて子供みたいにわんわんとうるさいぐらいに。悪夢に魘されて泣くだなんてと後で頭を抱えたくなるけど今は気にならなかった) (もう少し夢を見ていれば良かったんだきっと。そうすれば艶子達に私は助けられる。それがあの半端に終わった夢の続きなんだよ―――) [Wed 14 Oct 2009 01:06:39]
ナキア > ――― ( 震える肩に、声に。 重ねた手を、軽く握ろうと、 )  …。 ( 魔女は、そうですね、とも そんなことありません、 とも、言わなかった。 ついでにいえば、迷惑だとも思ってなくて。 ) ( ただ、椅子から立ち上がれば覆い被さるように、横たわる貴女をやわらかく抱きしめようとするだろう )  ――― おかえりなさい。 ( きっと夢の先でその鉄格子を開けたのは乙女と、もう一人、貴女を助けてくれたという自警団員さんで だから貴女は目覚めた――私の目の前にいるのだ、と、 ) ( 魔女はそう思うことにした ) [Wed 14 Oct 2009 00:47:30]
君影 > (リャンは気に入ったみたい。私はその微笑ましい様子を眺めてたっぷり癒されるとしよう。ボロボロになったらちょっと修繕してあげようなんて思いを馳せて―――) どうしようもないんだ。もう次にどうなるか決まってる事。ただ私は冷たい床に突っ伏していて。それで、鉄格子が開いて―――― (恐怖を反芻してしまっているのか肩が震えて声が上擦っている。黒猫は主を労るように見つめ続けて) ――――ただそれで終わり。目が覚めたの。ね?つまんない夢でしょ。 (夢なのか、記憶とごっちゃになってるか今の私にはよくわからなかった。ただ寒気がするほど怖かった)(だから口にしたかった。違うんだという事を理解する為に。話す相手は猫でも人でもひょっとしたら壁とでも良かったのかもしれない。迷惑な話しだ) [Wed 14 Oct 2009 00:32:49]
ナキア > ( ぬいぐるみを撫でるその仕草を、ありがとうございます、と微笑んで見やる。 ぬいぐるみ、リャンさんのオモチャになってぼろぼろになりそうな気もちょっとした。まぁそれはそれで魔女は構わないのだけれど ) …、 ( 少しだけ目を見開いて、 軽く眉が下がる。 )  …… ( それでもただ静かに貴女の言葉に耳を傾けて。 そっと、貴女の手に己の手を重ねようと ) [Wed 14 Oct 2009 00:24:31]
君影 > だろう。やっぱりナキアは良くわかってる。何よりもリャンが一番可愛いもの。 (私はまた嬉しそうに笑う。ペシペシと叩いて何も反応がないことからようやく生き物ではないと判別したリャン。私とずっと一緒だからリャンもぬいぐるみは見慣れてなかったのか。それにしても可愛いなリャン。もう最高に可愛い。)(けどこれも好きと呟きぬいぐるみの頭を撫でる。ちょっとだけ嫉妬の視線を向けるリャンはもっとかわ(ry ) …まだあの村にいる夢を見てたんだ。周りには誰もいない。けど悲鳴だけ嫌に聞こえてくるの。それで次に悲鳴を挙げるのは私の番だなんて何故か理解出来てたんだ。 (夢の中は不思議だ。何が起こるかわかっていたり、簡単に前の事との矛盾が発生したり。けれどその全てをあっさりと受け入れてしまう) [Wed 14 Oct 2009 00:20:09]
ナキア > ( どういたしまして、と小さく応え ) ありがとうですよう。 勿論、リャンさんのほうが可愛いですけどねぇ。 ( 手作り感あふれるぬいぐるみは、商業地区の店で売っているぬいぐるみには到底敵わぬだろうけど。 リャンの様子に魔女はふふ、と微笑ましげに笑って。 貴女が喜ぶ様に笑みを深めた。 呟きには後で飾っておきますね、と花へ視線を向けながら応えて、 )  ―― ええ、私で良ければ。 ( お聞かせください、と囁いて。 ベッド脇に有る椅子に腰を落ち着けようか。聞く体勢。きっと言葉にして気持ちを鎮めたいのだろうと、 ) [Wed 14 Oct 2009 00:04:22]
君影 > ―――ありがと…… (冷たい水で湿らされた布で額の汗を拭われる。その冷たい心地好さに一息吐くと私は微笑み礼を告げる) …………中々かわいいな。ほらリャン。お友達。 (クスッと笑うとそのぬいぐるみを手に取って眺めてみる。愛くるしいと思うのは動物好きだからかそれがリャンにそっくりだからか。リャンに見せると首を傾げてそのぬいぐるみの頭にポテッと手を載せてみている)(そういえば私もぬいぐるみなんてこうしてまじまじと眺めるのは初めてだ。) ヤッタねリャン。後でお食べなさい。散らかしちゃ駄目だからね。 (リャンへのオヤツと聞いて本人の見舞品よりも喜んでるかもしれない娘。)(最初は殺風景だった部屋も色とりどりになってきた。ナキアのくれた花束に綺麗と私は呟く) ―――なあ…少しだけ、聞いてもらってもいいか………?つまらない…とてもつまらない夢の話しなんだ。 (面白くもないただの悪い夢。そこにはオチも山場もありはしない) [Tue 13 Oct 2009 23:52:02]
ナキア > ( あぁ、熱っぽいなとずんと胸と腹に重石が増える。 コワイ夢を見たと呟いていたし―― もし額に汗でも浮かんでいれば、そっとハンカチで拭おうか。 もしくは病室に洗面器と水差しがあれば水で布を濡らしてそれで )  はい。 ( バスケットからぬいぐるみをだせば、ベッドの上にそれをそっと置こう。黒猫が座って足元に尻尾をくるりと纏わせている姿のぬいぐるみ。 ) リャンのオヤツも、持ってきましたよ。 ( 小魚を干したものとか、ビスケットだとか。 ) [Tue 13 Oct 2009 23:32:33]
君影 > 本当に。随分久しぶり…… (最後に会ったのはアマウラ旅行の時?ああいや何だかんだ艶子ん家にちょくちょく出入りしてるからその時にも顔を合わせてるかも―――いずれにせよ随分遠い気がする話) (なーと返事する黒猫。娘に触れてみればまだ大分熱が高い事がわかるだろう。優しく撫でられるひんやりとした手が私には気持ち良かった) ―――なんだか…な。凄く……嬉しいかもしれない。 (ぬいぐるみちょっとよく見せて欲しいなとせがむだろう。常のひねくれた性格と違って今は素直にも見える。痛み止めで頭が少し鈍ってるからか) [Tue 13 Oct 2009 23:20:48]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 [Tue 13 Oct 2009 23:11:00]
ナキア > ――― お久しぶりです。 ( その言葉の先。 お元気でしたか、とか、お変わりありませんか、なンていう定型句はどれもこれも紡ぐことが出来ずに、ただその一言だけを口にして。 こんばんは、と黒猫にもご挨拶 )  ―― ( どんな夢を、と己が問うても良いものかどうか憚られ。 バスケットと花束をサイドボードへ乗せれば、空いた手で貴女の頬をそっと撫でようか ) …お花を、お持ちしました。 花だけでは寂しいかなと思って、リャンに似せた黒猫のぬいぐるみも―― ( 作ってきましたよ、と。囁くよう静かに語りかけ ) [Tue 13 Oct 2009 22:58:58]
君影 > あ……… (ベッドの傍で私の片手を握ったのは知っている人。) ナキア……… (猫は親しげに鳴く。そして私は静かに嬉しそうに彼女の名を呼ぶ) [Tue 13 Oct 2009 22:50:16]
君影 > リャン……あ…… (ベッドの下で眠っていた猫は主人の声に目を覚ますとすぐにその傍に駆け寄る。私はそれに安堵するとほんの少し体を起こしギュッと震える片腕で抱き締めた。) 怖い夢 見たの………ねえ聞いてリャン――― (猫に小さく語り出そうとする。その時に猫はニャーと扉の方へと鳴いた) (なんだろう?私も視線を向けたら扉が少しだけ開いてる。そしてその先に誰かいる―――) [Tue 13 Oct 2009 22:47:30]
ナキア > ( 魔女は病室内へ足を進ませれば、扉を閉め ) ―― こんばんは、 君影さん。 ( ベッドの脇まで歩み寄り、シーツの上を舞う手へとそっと手を伸ばした。 黒猫でなくて、申し訳ないけれど ) [Tue 13 Oct 2009 22:42:35]
ナキア > ( 乙女の傷に障らぬようにと、毎度ながら家事の手伝いに船に滞在している最中なので―― 今は乙女も退院したし、きっとまた見舞いに訪れる事は出来るはず。 そう自分に言い聞かせ、深く息を吸い込み そっと吐き出した。 )  ――― ( 花と、 魔女の作った黒猫のぬいぐるみと、こっそりリャンの食べれそうな乾物や菓子を入れたバスケットは看護士さんに預けていこう。 ) ( そう思ってもその場を離れ難く、扉を閉める筈の手は扉の縁をなぜるばかりで―― せめて身じろぎでもするところを見てからと、思ったのだけれど )  … ( あ。 ) ( 声を漏らし、小さく体を捩じらせ 手を彷徨わせる姿に―― 起こしてしまった申し訳なさよりも、その姿の痛々しさよりも先に ふわり、安堵が胸に浮かぶ ) [Tue 13 Oct 2009 22:40:18]
君影 > リャン……どこ ? (横になる女は億劫そうに目を開ける。掛けられているシーツをゆっくりと退かすと体を起こさずに手探りで黒猫の感触を探す) (まだ扉が小さく開けられている事には気付いていない。そこから部屋の中を覗く視線にも) [Tue 13 Oct 2009 22:37:10]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『ん………』 [Tue 13 Oct 2009 22:31:45]
ナキア > ( 彼女の体が寝台に横たわっているらしいことだけが、少しだけ開けた扉から知れた。 )  … ( 花を活けてあげたい、 と思ったけどやめておいた。 ) ( サイドボードにバスケットを置いていこうか、と思ったけどやめておいた。 )  … ( 中に入りそっと髪を撫でたかったけど、今は休んでいるのだから、と、 自制する ) [Tue 13 Oct 2009 22:24:22]
ナキア > ( 時間が遅いのもあってか、このあたりは余り人気がなく。静謐に彩られ伸びた白い廊下はいかに灯りをともそうと、果ては薄暗くどこか異質にみえた。 ) … ( けれど室内に在っては、あのノックでは聞こえないかな、と思ったけれど。 もし寝ているとしたら、起こしてしまうのは躊躇われて、 ) ( 少し間を置いてから、また静かにノックの音を響かせ )   ――― 君影さん? ( おずおずと扉を開きながら、ひょぃと首を傾げて中を窺い そっと名を呼ぶ。 ) [Tue 13 Oct 2009 22:16:18]
ナキア > ( 怪我も病気も、出来るだけしてほしくない。 なのに何故か知り合いは、病院と縁のある者が多いよう。 見舞いに来たことがあるのは中央病院ばかりではないし――、 ) ( それでもいつの間にやら院内の構造を覚えてしまう程度には、この場所に訪れているのだと気付いて微かに息を零した。 )  …… ( 乙女に教えて戴いた病室の前に立ち、ちらりとネームプレートに視線を向ける。 そこに君影さんの名のあるのを確認してから、花とバスケットを持ち直して 遠慮がちに 小さく、ノックしよう )   [Tue 13 Oct 2009 22:05:13]
ナキア > ( こうして中央病院を訪れるのははや何度目だろう。 ) ―――… ( 余り、足繁く通いたい場所ではないのだけれど、と 村娘のようなコットン地の、素朴なワンピースに身を包み、ストールをくるりと巻いた魔女は微苦笑を浮かべた。 病院自体が嫌いだとか、頻繁に様子見に来るのがイヤだとかじゃなく。 此処に来るということは誰かしら、見舞う相手がいるというコトで―― ) [Tue 13 Oct 2009 21:57:13]
お知らせ > ナキアさんが入室されました。 『 …。 ( 花束とバスケットを手に )』 [Tue 13 Oct 2009 21:51:07]
お知らせ > ビリー@試薬さんが退室されました。 『(それがすべて無駄だったと分かった時に、また深い落胆に襲われる事になるだろう)[判定]』 [Tue 13 Oct 2009 00:00:33]
ビリー@試薬 > 無力ながら、出来る事はしてみましょうか…どちらにしても必要になるでしょうし(これから流行ってくる可能性があるのなら、少しでも早いうちに対処法を見つけておけば安心と言うもの…患者を説得して協力願う形にしましょうか、と) [Mon 12 Oct 2009 23:53:03]
ビリー@試薬 > ただでさえ、村の患者で手一杯だと言うのに…(やれやれと肩をすくめて…、今はここを離れてフリーの立場だからいいものの、実際に当事者となれば毎日胃が痛くなる日々と言うものだろう。漢方薬剤師としてはその無力さは常に付きまとっていたのだが…漢方は直すというよりもかからないようにする方が得意とも言えるのだし) [Mon 12 Oct 2009 23:49:39]
ビリー@試薬 > (ただの風邪とは違い、体のどこかに染みのようなものが浮かんでそれから体調を崩したとか、崩さないとか…)染み…ですか。まぁ…黒死病とか言われても困りますが、患者の方は?(隔離とかしてます?とか…別段、伝染病と言うわけでもなさそうで、様子見とか風邪薬とか与えて返したりとかそんなところだろうかと) [Mon 12 Oct 2009 23:38:41]
ビリー@試薬 > (もうなんと言うか…女の身でいるのも慣れてきたとかそんな昨今…こうして、ヴェイトス中央病院の女医もどきとして顔を出しているわけですが、元の職場の忙しさにかまけて、自分の店が開店休業状態と言うのはいかがなものかと言うもので…誰か人を雇った方がいいのだろうかとか…そもそも、中央病院で働いていた頃より手取りは減っているのに果たして人を雇う余裕があるのかどうかと言ったところ…ともあれ、話を戻す)…風邪ではないのですか? 季節の変わり目でしょう?(最近そう言う患者が増えたとか言われて、症状だけ聞けば風邪でしかなく。季節の変わり目、寒くなってくる時期ですし布団の厚さを見誤ったとかその程度のモノと思うわけだが) [Mon 12 Oct 2009 23:36:13]
お知らせ > ビリー@試薬さんが入室されました。 『…流行病?』 [Mon 12 Oct 2009 23:32:39]
お知らせ > シタンさんが退室されました。 『( どーすッかな、と息を吐いた )』 [Sun 11 Oct 2009 20:23:09]
シタン > ( それでもまだ髪を纏めるほどの長さはない。 このまま伸ばそうかな。 でも長いとうざッたいしな。ぜってー似合わねーよな。 ) ンー……、 ( 少しクセのついた、伸びた黒髪を思案気に指先でくるくると絡ませ、いじって ) ( 弓矢の扱える知り合いとかいたかな、と考える。 )  … ( 髪飾りッくらいなら使わなくても持ち歩けるけど。 使わない弓矢は旅をする上では邪魔だ。主公の形見だから大切だし、手放すのは惜しいのだが―― ) … ( 主家に戻った時誰かに渡すか、 ) [Sun 11 Oct 2009 20:22:08]
シタン > ( 窓から、寝台脇へゆっくりと視線を動かす。 ) ( 主公が使っていた髪飾りも、弓と矢も、どれも自分じゃ使わない物だ。 使わない物に、なってしまった。 例え動くようになったとして、弓引くまでには至らない。この腕は、 )  … 髪は伸びたけどなぁ。 ( あの村でも、病院生活でも、切る間がないから。 ) [Sun 11 Oct 2009 20:10:40]
シタン > ( 退院したら、助けてくれたシャウチェにもお礼をしなければ。 傭兵ギルドに問い合わせれば連絡がつくだろうか? ) ( 勿論栗を持ってきてくれた友人や、あの家の今の主にも礼をしに行かなければならないし――― )  … 侘びに、いかねーとな。 ( 己の主、に。 ) ( せっかくもらったけど、弓はきっと、使えないよ、って。 ) [Sun 11 Oct 2009 20:01:33]
シタン > ( 外は雨音がうるさくて、いつもと同じ声量で話したのでは相手に声が届かないンじゃないかと思う。 それでもこの音だって、あの坑道の奥では聞く事の叶わなかったものだ。 )  ――― ( そういえば雨はこンな音だったな、なんて思う。 ) ( コクトや、彼女の言っていたクレェイン、は、助かったのだろうか? 閉じた硝子の向こう、黒に塗り潰された先へ視線を向けながら案じた。 もう少し、足の動くようになってから院内を捜してみよう。 左腕が動かないから杖をついて行くにも少し不便で、 ) [Sun 11 Oct 2009 19:55:54]
シタン > ( ようやく目が慣れてきた気がする。 一度二度、俺はぎゅッと強く目を瞑って、そっと開いてみた。 少し疲れて痛むような気がするけれど、それだけだ。大丈夫だとぐりぐり、コメカミの辺りを揉み解す。 )  ( サイドボードには随分中身が少なくなった栗の袋と、傭兵仲間に預けていた物が乗っていた。弓は、ベッドに立て掛けられている。 昨日見舞いがてら持ってきてくれたものだ。 ) [Sun 11 Oct 2009 19:49:11]
お知らせ > シタンさんが入室されました。 [Sun 11 Oct 2009 19:44:08]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 [Sun 11 Oct 2009 01:22:01]
君影 > ―――このまーぬけ。リャン良かったね。とびっきりたっかいご飯食べれるよ。 (笑いながら私はリャンに語りかける。黒猫もそれに答えるみたいに鳴いた。コイツはもう。言わなきゃわかんないのに。けどそれは退院した後のまた先の話。) ――――まさかー。ないって。それはないってば。 (それを想像しながら私も笑って喋っていよう。少し痛みが出てきたけどそれは我慢しよう。だってもうちょっと喋りたいもの)(―――やがて寝息を立てる娘の顔は静かで安らかなもの。) [Sun 11 Oct 2009 01:21:24]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …そして、一晩中君影の側に居よう。 』 [Sun 11 Oct 2009 00:58:05]
艶子 > ( これからは、後悔するのはなるべく止めようと思う。全て忘れることは出来ないけれど、私が落ち込んでも何も解決しないし、それどころか逆に足を引っ張ることになりかねない。君影に必要ないものが焦りなのと同じように、私に必要ないのは後悔だ。 ) ああ。 ――あ、そうそう。実はさ、反省文結局間に合わなかったんだ。…だから賭けはお前の勝ち。今度、蜷のところでたらふく飯を奢ってやるよ。 ( 退院後の話になるだろうが、いつか君影を外に連れ出す事をひとつの決定事項として語ってみせた。 ――そういえば、蜷潜はどうしてるだろう。君影の事は知ってるんだろうか。 ) うん?いや、私じゃない。…案外、蜷潜の奴だったりして。 ( あの無愛想娘がお花を持ってくるところを想像するのは面白い。 そんな他愛も無い話を続け、君影がゆっくり休むのを見届けて。 ) [Sun 11 Oct 2009 00:57:20]
君影 > (助けてくれても相手は男。それを知りつつもそんな考えをするあたりは艶子達一家と関わって変わった事だ。けどお礼を言いに行くのってどういう風にすればいいのか。)(本当は自分で殺してやりたかった。自分の力で私を辱しめた憎い憎い奴に復讐してやる。それが出来たから暗殺者というクソッタレな仕事をこなしていたのに。けれどその思いを艶子が晴らしてくれたのならそれでいい。いいんだ…きっと)(治ってから自分の今の素直さを思い出したら赤面するんだろう。それぐらいに私はひねていて、だけど今は素直だ) ………そうだな。ゆっくりしよう。リャンと遊んで…艶子も来てくれて。今は…それで充分過ぎる。 (心も体も癒すのに必要なのは時間。何も出来ない無力な赤子同然の私はゆっくり時間に身を委ねよう) ―――あれは、持ってきてくれたの艶子? (口にしてから何だか少し恥ずかしくなったのか、窓際の花に目を向けて質問をする。そうして手を握り続けたまま娘が眠りに落ちるまで話は続くだろう。) [Sun 11 Oct 2009 00:45:02]
艶子 > ( きっと礼を言ったら、セインさんも喜ぶだろう。治った姿を見せてあげれば、尚更だ。私だって嬉しい。 ――本当はグールどもを一匹残らず始末してやりたい。共食いをさせて自滅するのを待つ、というのが消耗も手間も掛からない方法だというのはわかるが、怒りは残る。 ) ん、どういたしまして。 ( こういう状況だからというのもあるのだろうけれど、君影が見せる素直な表情が嬉しかった。その言葉は、私にも活力を与えてくれる。 ) ――ゆっくりさ。リャンと遊びながら、のんびりしてったら良いよ。私も会いにくるし、さ。 ( 時間を掛ける。それが大切だと思う。急いだり、急がせたり、焦ったり焦らせたりは駄目だ。ここは一つ、器のでかいこの艶子様が、君影が安心して治療に専念できるように支えてやるのだ。 ) ああ。ただいま、君影。 ( 私も微笑んで、そう言った。 ) [Sun 11 Oct 2009 00:11:45]
君影 > (それら全部を一遍に受け入れる事が出来るほど強くない。だからこれでいいんだ。それを知るのはもう少し先。) ――――あ。 (そういえばと思い出す。助けてくれたのは艶子だけじゃない。もう一人男の奴が私を抱き上げていた。…お礼言うか。治ったら。面倒だけど。)(あれは憎い。鈍磨した心でもその気持ちだけは鈍らない。だからそれを聞いて少し心が和らいでくれる) ……ああ。この間もしてくれてた。 …ありがたいな。 (今は静かに寝ていたい。痛いのは嫌いで、今はそれがどうしようもないぐらいについて回る。それを無くしたりしてくれるのには私でも感謝するしかない。) ……ありがとう。嬉しい…かな。 (きっとリャンを連れてきたのも艶子。私はコイツに出会えて救われてる。命も心も) …お帰り艶子。 (私はまだ言ってなかった言葉を笑いながら口にした) [Sat 10 Oct 2009 23:59:24]
艶子 > ( 今はそれで良いのかもしれない。痛みと共に辛いその現実を一度に突きつけられるよりは、少しずつ受け入れていったほうが。 ) ――ん。 ( 許す、という言葉に私は小さく頷いた。こうして無事に戻れたのも、セインさんやMJ、そして皆のおかげだ。 ウォッシュベアーの村人たちも犠牲者には違いないが、化け物として生きるよりは一刻も早い死を迎えたほうが彼らにとっても幸せだろう。私や君影、そして多くの人の怒りを受けてもらうことにはなるが、その愚痴は地獄で閻魔様にでも聞いてもらうと良い。 ) そうか。きっと病院の先生がお前の傷の痛みを和らげようとしてくれているんだろう。痛みが我慢できない時は、すぐに病院の人に言うんだぞ。 ( そういう痛み止めを使いすぎるのは良くないが、彼女の怪我はそれほど酷い。 ) ――ああ。もう少しと言わず、今晩はずっと隣にいてあげる。ずっとお前の手を握っていてあげる。 ( 弱々しく握り返される手。本当は両手で握ってあげたいけど、生憎右腕はまだ固定されたままだから。 ) [Sat 10 Oct 2009 23:24:04]
君影 > (無くなっている物は沢山ある。それを悲観しているように見えないのはその事実にまだ現実感が追い付いてないから。終始痛みにうなされてそれを止める薬や魔術が効いている間は思考がまともに回ってくれない) ………許す。約束はちゃんと守ったみたいだし。 (私は泣いてしまったけど、怪我したりしたら大泣きするとは言ったけど、帰って来た時に泣かないとは言ってないもの) …………うん。ありがとう。……ありがとう。 (それは心の底から言える。胸のなかで燻っていたものがそれで少しだけ救われた。あんな奴らみんな死んでいってしまえばいいんだ。) ………全然わかんない。痛い時は痛い。今は…大丈夫。 (怪我の度合いがどれ程なのか私は知らない。寝ている時間が大半だし、どの医者が担当しているかもわからなかったりする) (握り返す手に力はない。) ……傍にいて。もう少しだけでいいから。 (私はいつもはひねくれる所を正直に答えてしまった。) [Sat 10 Oct 2009 23:12:38]
艶子 > ( 改めて彼女の姿を見ると胸が痛くなる。そんな彼女に対して、私に出来ることは沢山あるはずだ。 ) ――すまん。 ( 遅いという声にもう一度その言葉を。ああ、泣かせてしまった。それがすまないと思う反面、少しだけくすぐったくて嬉しかったり…と思ってしまうのは、不謹慎か。少しだけ困ったような笑顔を向けながら、君影の側にしゃがむ。 ) ははは、言ってくれるな君影。でも、その代わり沢山のグールをやっつけてきたからな。 ( 私が倒した化け物の中に、君影を苦しめた奴が入っていることを願おう。 ) ――怪我の具合は、どうだ。私にして欲しいことはあるか。 ( 君影の手を優しく握ろうと手を伸ばそう。多分、今は薬が効いていると思うのだけど。 ) [Sat 10 Oct 2009 22:48:22]
君影 > あ……… (顔を出してきた艶子に何処も怪我をしている様子はない。いつも通りの艶子。それを見た私の目から涙が落ちた) ―――……! ……遅い。 (それに気付くと慌てたようにシーツで涙を拭いて少し不機嫌そうな顔になる) ……マヌケ。バーカ。 (痛み止めが効いているせいか頭は上手く回らない。じっとねめつけるように彼女を見上げるとそんな事を言う) [Sat 10 Oct 2009 22:38:15]
艶子 > ( 外の豪雨の音の中に、私の名前を呼ぶ彼女の声が聞こえる。私はそっとドアを押して中へと入っていった。 ) やぁ。 ( と、ベッドの上の彼女に声を掛けた。窓際に飾られた花をちらりと見て、ああ、誰かが花を持ってきてくれたんだなと思う。 ) 遅くなってすまん。村から戻った後に、情けない話だけどぶったおれちゃってさ。でも、それ以外は大丈夫、かすり傷一つ負ってないよ。 ( こうして病室を訪れるのが遅れた理由に、彼女に負担をかけないための嘘は幾つも思いついたけど、私の場合嘘が見抜かれなかった試しが無いので、正直にいう事にした。 ( 後ろでに扉を閉めると、ベッドの側に向かって歩いていく。 ) [Sat 10 Oct 2009 22:21:17]
君影 > (娘より先に返事をしたのは膝の上の黒猫。激しく窓を叩く雨粒をぼうっと眺めていた女は猫の鳴き声に一拍遅れて返事をする) ――――艶子? (部屋の中に入ってくれば殺風景だった前よりは窓際に飾られた花たちが真っ白な部屋を彩ってくれているだろう) [Sat 10 Oct 2009 22:15:06]
お知らせ > 君影さんが来ました。 『にゃー』 [Sat 10 Oct 2009 22:05:00]
艶子 > ( アレックスの話では、アクトン郷という人が災害義援金を集めてくれているらしい。幾らぐらい集まって、そこから幾らでるのかは判らないけれど、ありがたい話だと思う。君影の治療費もこれで幾分かは軽くて済むだろう。感謝しなければ。…しかし、それで足りるかどうかは判らない。私のお金で間に合えばいいのだけど、もし足りないようなら何とかお金を工面しないと。 ) ………。 ( とにかく、今は君影に元気な姿を見せてやるべきだ。ウォッシュベアーから帰還してからまだ一度も顔を出していないし、きっとあいつも心配してくれているだろう。あいつ、何だかんだで私の事好きだし。 ) ……君影。 ( 小さくノックをして中に呼びかける。寝ているようなら起こすのもかわいそうなので、ひとまずは戻ろうと思うが。 ) [Sat 10 Oct 2009 22:03:51]
艶子 > ( 食欲を取り戻してしまえば身体は正直なもので、あっという間に元気を取り戻した。これもアレッサンドラのおかげだろう。右腕の骨折があるので通院は必要だが、ひとまずは家に帰る許可が降りた。…だが、私一人が先に退院してしまうことに後ろめたさは感じる。まだこの病院には、ウォッシュベアー村で負った傷に苦しむ人が大勢居るのだ。――私は君影の病室へと向かい、その部屋の前に立つ。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:53:56]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 退院。 』 [Sat 10 Oct 2009 21:50:34]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『( その後、いつもの様子に戻れば、 痛みで泣くことになったとか。 )』 [Fri 9 Oct 2009 22:24:37]
黒兎 > ―――――― あはッ …… ( 笑うような気分じゃないのに 、 なんだか 笑いが こぼれた。 足りない 。 ) くろうしゃぎは 、 いっぱい いっぱい ヒトを殺したの に、  くろうしゃぎは 、 じぇんじぇん、 罰を 、うけて…な い 。 なんで ぇ …… ? ( 誰も、 くれないなら、 自分でするしか無いじゃ ないか ――― 。 クスクスとわらいながら 、 右腕にあった左手を 、 伸ばして 、 右肩のほうへと持っていく。 治療中の 治りかけていた傷のある トコロ 。 そこに ぐぃっ と 爪を食い込ませる 。 抉るように 、 深く  深く 。 燃えるような痛みに涙が出たけれど、 それでも兎は   笑っていた。 ) [Fri 9 Oct 2009 22:10:46]
黒兎 > ―――…………… ぁ … ( 腕 。 そうだ 、 腕 ――― 。 クレェインの腕が 無くなってた 。 眼も 無くなってた 。 なんで、 なんで ―――― ) う ぁ ………… ッ … !! ( 思考が 落ちる。 堕ちる。 どんどん悪いほうを考えていく。 想像してしまう 。 なんで 彼が あんな酷い怪我を負って、 自分は この程度なんだろう  って 。 なんで 自分じゃなかったんだろう って 。 キシリ と 、 何かが 軋む音が聞こえた気がした。 多分気のせいだろう が 。 ) ―――― … ッ ……… ( 再度、 腕に爪を立てる。 それでも、 何かが 足りない気がして ―――― 。 まだ 足りない と 。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:54:50]
黒兎 > ( ペセルと会って、クレェインと会って、 精神的に大分落ち着けたものの、 ふとした瞬間に 、 何の前ぶれもなく 怖くなる。 恐ろしくなる 。 ) ――――― … ッ ぅ … ( というか。 せっかく暗黒街までいけたのだから、 薬を買ってくるべきだった。 何をしていたんだろう。 でも、 裸だったし、 お金も無かったし 。 ガリ、 と 、 無意識に右腕を 掻いて 掻いて 巻かれた包帯はほどけ、 何度も重ねて傷ついた部分から また血が出てくる 。 いつからだ ろう。 この、じりじり とした痛さが、 なんとなく 安心できるようになったの は 。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:35:01]
黒兎 > ( しょっぱなから少し悲しい気分。 さておき。 ) ( 昨日病室から出たことは当然、 看護士さんにバレてしまって。 ちょっと怖かった。 ごめんなさい と、 謝ったけれど 。 で、 そんな空気だったので 、 クレェインと同じ部屋にして下さい ! なんて、 言えなかった。 ションボリ。 ) ―――― … 。 ( ベッドの上で体を起こし 、 ぼんやりと闇を 見ていれば 、 その闇の中から 何かが出てきそうな 気がして ) ――― … ッ ……!!! ( バシッ と 、 丁度手が届くところにあった枕を 、 闇に投げる、 勿論、 何か なんているワケが無い。 枕は壁に叩きつけられ、 床に落ちる だけ 。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:22:40]
お知らせ > 黒兎さんが来ました。 『(』 [Fri 9 Oct 2009 21:16:51]
お知らせ > ビリーさんが帰りました。 『そうして巡回しつつ、すれ違った顔見知りに「はじめまして」とか言われるのはまた別の話』 [Thu 8 Oct 2009 22:25:33]
ビリー > (さすがに、この中央病院で好き勝手に鎮痛剤をばらまくとか、麻薬を処方するとかはしませんけども…まぁ、どちらにしても鎮痛剤がないと満足に睡眠も取れないと言う人間もいる事ですし…治療と最早セット状態と言ったところか)…もしもし、お加減は変わりませんか?(病室を訪ねて回って異常がないか確認して…) [Thu 8 Oct 2009 22:18:29]
ビリー > (他にも自分が出来る事は、鍼と按摩…。まぁ、鍼はフォーウンかトキノミヤコの人間でもなければ受け入れないだろうし、マッサージは…なんだろうか、別の意味に受け取られかねないのがこの中央病院の面倒なところ、とか…)そう言うのが好みならば、淫売窟にでも行ってもらいたいものですが…(などと、患者の症状を書いたカルテを片手に自分も回診に向かうわけですが) [Thu 8 Oct 2009 22:14:22]
ビリー > (基本的に量産体勢に入っている痛み止めの配合、あと必要なら化膿止めの軟膏も用意して…)見回りは…ああ、ルゥ先生が?(なら大丈夫か、と腰を落ち着けて…なんだろう、座った時の感触は今だ慣れないと言うか。後で食べ物の差し入れを用意しようとか考えつつ) [Thu 8 Oct 2009 22:06:42]
ビリー > (まぁ、かと言って暗黒街にこの格好でうろつくのも気が引けると言うか、元より荒事はからっきしダメな自覚があるので普段通りでも変わらないと言えばそれまでなのだが、向けられる視線が痛かったり、変に色目を使われたりと寒イボも立つってモンで)…自作してみたら微妙に質の悪いものだったのですよね…(あと、自作の漢方薬…と言うか仙丹がイマイチだったのでもう一度勉強と言うか、コストカットする為にケチったのが悪かったのか) [Thu 8 Oct 2009 22:02:07]
お知らせ > ビリー@試薬さんが来ました。 『…結局、ここに出戻り風味なのですが』 [Thu 8 Oct 2009 21:59:00]
お知らせ > シタンさんが帰りました。 『( にしても流石に多すぎる。 配るか。 )』 [Wed 7 Oct 2009 20:58:58]
シタン > いよ ッ、 ( さすがに床に落とすのはちょッと躊躇われて。体を捻りサイドボードへソレを置き ) ねーちょッと何コレ。 何このやッたらでっかい袋。 ( 仕事でやりとりする予定の交易品? いや、ンな大事なモン俺の腹に落とさねーわな。 ) ( 栗だ。 )  … ( ベッド横に戻って来た友人は、事も無げにそう告げた ) …栗ですか。 ( 栗だ。甘栗。 ) ( 好きだっただろ、と言われれば 少し昔の――主公がまだ生きていた頃の、三人での遣り取りを思い起こしながら ) …あぁ、 うン。 …… 好きですよ。 ( よく覚えていたなァと思う。 多謝、とへらり、友人に告げて ) [Wed 7 Oct 2009 20:57:33]
シタン > ( 体力の落ちてる体は突然の衝撃にげふげふと咳き込んで、 )  ッこら何を落としやが、ってガン無視……!? ( さっきまでの無表情は何処へやら。 穏やかににこにこと笑みを浮かべて、騒がしい男ですみませんなンて同室の皆様方に御丁寧に挨拶していらっしゃる。 当然その間俺のことは放置だ。 くッ…! ) ( つか、この腹の上のやたらゴツゴツしてて重たい袋の中身はなンだ。右手を伸ばしソレを腹からどけて、 ) [Wed 7 Oct 2009 20:42:14]
シタン > あッ、もしかして数少ないデレ? ねぇデレ?? べ、別にアンタの為じゃないんだからね!たまたま!たまたま仕事のついでで来ただけなんだから!とか言っちゃう? いっつもツンツンだもんねーオマエ。 いやぁ俺ってば意外と愛されtうげふッ……… !! ( 言葉の途中で、 なンか腹の上に落ちてきた。 )  …ッ、 ( ただしくは、友人が手にしていた布袋を俺の腹の上に掲げたと思ったら、無言でその手を ぱー にしてくれやがった。 怪我したとこに落とさなかったのは優しさと思うべきか、単に後で病院側になンかいわれるのメンドクセ、って思ったか… 絶対後者だな。 ) [Wed 7 Oct 2009 20:32:55]
シタン > あーうん、元気ですよもーちょーげんきー。 暇だし早く退院したいんだけどねン。 ( 病院つまンない、って溜息つけば、友人はベッドに寝転がった無様な俺を―― 正しくはベッドに転がったままでろりとした、動かない俺の左腕をちらりと見た。 その視線に俺は苦笑する。目の前の友人は何か、医者から話を聞いてきたらしいと見当をつけた ) しかし久しぶりねー。 いいの? 仕事ちょー忙しいンじゃない? ( まだ幼い家の主に代わって、実質あの家を取り仕切ってるのは目の前の友人のはず。 ) [Wed 7 Oct 2009 20:24:34]
シタン > ( 久方ぶりに会った友人の、第一声がそれだった。 ) ちょ… 真顔で抉るのやめてくんないかな… ( 相変わらずだなーと苦笑したら、ティアンから遥々来てくれた友人であり元上司は、お前も相変わらず元気そうだと面倒くさげに鼻を鳴らした ) [Wed 7 Oct 2009 20:16:07]
シタン > ( この間抜け ) [Wed 7 Oct 2009 20:12:09]
お知らせ > シタンさんが来ました。 [Wed 7 Oct 2009 20:09:42]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 [Tue 6 Oct 2009 23:44:46]
君影 > (気付けば私はまた安らかに眠っていた。痛み止めが効いている間だけは安らかに。) [Tue 6 Oct 2009 23:44:38]
君影 > (谷間の姫百合。毒性が強い花。私が生まれた場所とは真逆の土地で咲く花。だから本で見たことしかなくて、実物を見るのは今日が初めて。けどそれだと一目でわかる事が出来た。) 鈴蘭 … か …… (季節外れの白い花が揺れる。その様はとても綺麗であったとも) (キライだ。だって、だってこの花は私の――――) ( 私  の  ――――) [Tue 6 Oct 2009 23:42:35]
君影 > (また風が頬を撫ぜる。そちらへと視線を移せば微かに開けられた窓から吹く風がカーテンを揺らしていた。) ――――― (その傍の花瓶に活けられた花たち。彼女が持ってきてくれたのだろうか。それとも白夜やハッシュたちか。蜷は……ないかな。そもそも入院している事も知ってるのかなアイツ)    (そう、アレはなんという花だっけか。普段見ないから自信がまるでない。花なんて詳しく知らないもの。確か薔薇……で合ってたのかな。違ったっけ) あ 。 (私はそれとは別に活けられている花瓶の中に知っている花を見つけた) (それは私がキライな花。) [Tue 6 Oct 2009 23:27:32]
君影 > (どうなっているんだろうかと思った) 艶子……… (風に消えるような小さな声で呟いた。あの――――思い出したくもない村へとまた行くと言った艶子。怪我しているのに気にしなかった艶子。約束を守ると言った艶子。彼女は今どうしているんだろう。大丈夫――なんだろうか) ………あ――― (頬を擽る感触に思考が途切れる。いつの間にか起きていた黒猫は私の頬をそのざらついた舌で優しく舐めてきた) ねえ……リャン? (私はその子を抱き締める。自分の中の不安を打ち消すよいに) [Tue 6 Oct 2009 23:10:16]
君影 > (起こしたりしないようにそっとその背中を撫でる。柔らかな感触が気持ちいい。猫は気持ち良さそうに喉を鳴らしながら眠り続け、私はその艶やかな毛並みをすくように撫で続ける) (どれ程の時間そうし続けていたかはわからない。もしかしたら早々と終わったのかもしれないし、あるいは飽きもせずにその動作を繰り返していたのかも。それは私自身にもわからない) (ふと涼しげな風が吹いた。秋の風だ。いつの間に何だろう) [Tue 6 Oct 2009 22:55:16]
君影 > (目覚めたという実感はすぐには無かった。頭の中は霞がかかったようにハッキリとしない。)(寝ている間に痛み止めか何かを処方されたのか。無いはずの腕が痛む事も傷口が疼く事も無かった。ただその代わりに思考能力が著しく鈍っている) (清潔なシーツ越しに感じられる体重に私は微笑む。黒猫も主を心配して疲れたのだろう。今は胸の上でぐっすり眠っている) [Tue 6 Oct 2009 22:40:41]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『目を覚ます』 [Tue 6 Oct 2009 22:33:41]
お知らせ > クレェインさんが退室されました。 『やっと・・・折れた     函 ( 朝になってた )』 [Mon 5 Oct 2009 23:14:23]
お知らせ > 紫服の看護士さんが帰りました。 『(その光景に苦笑して山折り、谷折りの説明はしてから病室を出ることだろう)』 [Mon 5 Oct 2009 23:09:30]
クレェイン > 病淫? まあ、いっか。よくわかんないけど ( と、にぱっと少年は笑って、 ) ん。看護師さん。ありがとうー。 ( 折り紙と本。これで三日ぐらい暇つぶしできるといいんだけど。暇なものは暇だからなぁ。やっぱり抜け出しt――・・・ ) えーと、まずこっちを山折―――山ってなんだ? 谷? 谷折? ( ん? と首を傾げる。そんな姿が部屋を出る前に見れることだろう。どうやら言語の壁はでかいようだ ) [Mon 5 Oct 2009 23:04:36]
紫服の看護士 > 暇つぶしの種を見つけたんだからいいじゃない。 早く寝ればいい夢を見られるかもしれないよ? (夢魔が見せる夢はかなりリアリティあふれる夢になるだろう。 それで運動をしたい欲求を少しは解消して上げられれば良いのだけれど。 とは心の中) コクトちゃんね。 わかった。 面倒見てあげるね。 (そういえばストレスで自傷行為に出てしまっている患者の名前がそんな感じだったはず。 彼女とも話をしてリラックスさせたいがなかなか機会が難しい) そうだね。 さすがに上もこれ以上中央病淫の名前は広めたくないみたい。 (そんなことを告げて苦笑) それじゃ、ゆっくり練習してね。 [Mon 5 Oct 2009 22:58:59]
クレェイン > まあ、出歩かないで済むかと言われるとこれとこれでは問題は別なのですが! ( ともあれ、新しい方策を見つけたのは収穫ではあるのだけど。まあ、いっか。ぼりぼりと頭を掻いた。 ) うー・・・・やっぱり運動したいな運動。子供と遊ぶのでもいいからっ ( 運動はしたいが、ルーンも扱わないと、というジレンマ。まあ、いっか ) 看護師さん。ども、ありがとー。 あ、そうだ。今度コクトっていう従者の子がいるんですけど。会ったら伝えておいてください ( と、たった今思い出したように言おうか ) ある程度元気になったら話そうね、って。まあ、俺が話したいだけなんですけど。 あ、同室は不味いんですよね? いくら隼騎士と従者とはいえ、性別違うし ( ぽりぽり、と頬を掻いた。話し相手いないとつまらないものはつまらないしね ) [Mon 5 Oct 2009 22:53:42]
紫服の看護士 > はい。 これ。 (代表的な折り紙と正方形の紙の山である折り紙。 トキノミヤコの出身の患者さんから教わって今日に至る。 かなり練習をして片手折りできるようになったが、やってみるとかなり難しいことがわかるだろう) 最初は簡単なのからやるといいよ。 これなら出歩かなくても済むでしょ? (腕の筋肉を衰えさせないのにもちょうどいいだろう) これと同じくらい上手に作れるようになろうね。 (そしてサンプルとして自分の作った鶴をベッドの脇の机へと置いておこうか) [Mon 5 Oct 2009 22:49:20]
お知らせ > クレェインさんが入室されました。 [Mon 5 Oct 2009 22:45:21]
クレェイン > おりがみ ってなんですか? ( と、アマウラ文化に詳しくない少年はきょとん、と首をかしげつつも、小説を受け取る。まあ、これを読み終えるまでは暇つぶしができそうだ ) へー・・・器用なものなんですね ( と、ぱちくりと瞬きした。手先が器用な人間が多いと聞くアマウラだが、そんな文化があるとは知らなかった。紙で芸術品を作る国なのだろうか。なにか意味があるのだろうか。ルーンを折り紙につけたら面白そうだな、とは思ったけど ) ―――――あ。看護師さん。折り紙の紙と折り紙集みたいな、折り方が書いてある本あります? ( なんか。自分のアイディアに自分で食いついた ) [Mon 5 Oct 2009 22:45:18]
紫服の看護士 > さすがにそんなには持ってきてないね〜。 それだけたくさんあればどんなジャンルでもすぐに出せそうだね。 (目録が必要になりそうだけど、なんて) はい。 どうぞ。 (冒険小説は差し出そうか) 残念ながらそうそう都合のいいものは無いよ。 後は折り紙くらい? 片手のリハビリにもなるし (そういえば、とまた持ってきている道具をがさごそと探る。 おじいちゃんとか子供相手にはよく使う小道具) 片手で折るのは大変だけど其の分片手だけでいろんなことをする練習になるでしょ? (そういってすいすいと片手で鶴を折って見せた) [Mon 5 Oct 2009 22:38:37]
クレェイン > どんだけ本持ってきたんですか・・・。個人図書館ですか。一人で1万3千冊とか持ってるんですか ( はふ、と溜息を吐いた。如何ともし難いことに、暇なものは暇だ。「あ、じゃあその冒険小説貸してください」と手を差し出そうか ) それ、どこが楽しいのかさっぱりです。俺は俺で剣を振ってもっと強くなりたいし。強くなるためには左腕もどうにかしたいし。もうはっちゃかめっちゃかです。 ( 数学も苦手なんだけどね。 ) なにかもっと他に楽しげな暇つぶしの方法とかありませんか。もう熱中して渇望してしまうような。なにか ( 麻薬か。それは。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:28:59]
紫服の看護士 > (天然を振りをしたわざとだと言うのは笑みをみていれば想像はつこう) 残念だね。 それじゃ、これは回収、と。 (其の小説は懐にしまおうか。 他には聖書だとか音楽入門だとかアクセサリーの作り方だとかそんなのがラインナップに並ぶ。 冒険小説もちゃんとあったりするのでこんなのがあるよ、と見せておこう) 一人に掛かりきるわけにはいかない仕事だからね。 (一日五分顔を見せる程度なら出来るのだが) 退屈だよ。 大体の人は退屈しながら自分なりの楽しみを見つけるみたいだよ。 天井のしみを数えてみるとか。 窓のそとの葉っぱの数を数えてみるとか。 円周率をどこまでできるか計算してみるとか (そもそもこの世界、円周率があるのかは疑問だが) [Mon 5 Oct 2009 22:24:54]
クレェイン > ――― こんな禁欲的な場所であんた何読ませる気ですか!! しまいには色町に抜け出したりしますよ!? ( すぱーん! と本をテーブルに叩きつけようか。いやいや、こんなのを読ませちゃダメですよ。まったく。怖いな、この看護師。新たな拷問か。ルゥ先生の呪いか。 ) まあ、毎日毎日話し相手になってくれる人ってのも大変ですからね。従者のほうも従者で治療に専念してもらいたいし ( ばぶ、とベッドの身を投げ出した。両手を広げながらも頬を膨らませた ) 入院生活って退屈ですね [Mon 5 Oct 2009 22:19:02]
紫服の看護士 > そうだね〜。 こんな本なんてどうかな? (なんて差し出した本は思い切り官能小説で。 しかも淫魔の娘が聖職者を調教するような感じのシロモノ。 実体験じゃありませんよ) 本をよむのでストレス溜まるならどうしようもないねぇ。 (こまったなーとかそんなに困った様子は無い口調。 ここは病院で職務中なので少年にみだらなことをしてあげる気は無い) 話し相手でも居ればもう少し退屈は紛れるんだろうけどね  [Mon 5 Oct 2009 22:15:16]
クレェイン > ( 少なくとも、少年よりは上手だ! ) それは簡便です。 はやく退院したいですけど、暇なんですよ! ( 動かなさないほうがいい、というのはわかる。わかるんだ。だけど、欲求と言うものは強欲に無理難題を突きつけるのだ。 ) え。本ですか? ( どんな本なんだろう。と軽く首を傾げる。けど、病院の本はあまり面白いという相場は聞かないのだが。 ) なにか伝記小説とかですか? ( そこらへんが妥当だとは思ったけれど。 ) でも、結局それだとストレスたまるじゃないですかー。あー。素振りしてぇ! ( 本を読むのも悪くないんだけどね。なんかこう、動き回りたいお年頃。体力使わないと眠った気になんないのだ。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:08:16]
紫服の看護士 > (本人そんなに上手な絵を描いている気はない) なるほどね。 それで、更に入院期間が延びて全身拘束具で流動食を強引に口から流し込まれるような生活をお望みかな? (さらっと冗談のつもりである。 笑顔がどんなに怖かろうと冗談である) 退屈だから体を動かしたいっていうのはわかるんだけどね。 今は我慢の時なんだよねぇ。 (さすがに今彼の目の前で夢魔の能力を使うわけにも行かないので寝静まった頃にでも思い切り運動する夢を見させてあげようか、なんて考える) 本くらいなら持ってきてあげるけど? (それでも消灯時間の前には回収しに来るけどね、と妥協案。 とにかく出歩かせるのは良くないわけで) [Mon 5 Oct 2009 22:01:14]
クレェイン > 変な物なんて食べてないですよ ( ぷくー、と頬を膨らませて抗議。しかし、この看護師さん。絵うますぎやろ。うますぎてなんかムカつく。どうしたい。どうした。保存した。悪いか。 ) 具体的にどうした、って言われたら・・・。そりゃ、運動とかしたいですよ。こう、静かにずっと寝てるなんて性分にあわねーもん! ( うがー! と両手を広げて抗議した。その後、こそこそと看護師が書いた絵をサイドテーブルの引き出しに保存した。永久保存。後で対腐敗ようのルーンをかけておかないと。←ダメ人間 )  [Mon 5 Oct 2009 21:53:28]
紫服の看護士 > (その様子を見て、看護士はニヤリと邪悪な笑みを浮かべたのは見間違いではあるまい。 絵はあえて見ることはせず) あんまり変なもの食べて体調を崩しちゃだめだよ。 入院が伸びちゃうからね〜。 (そんなことを告げながらなにやらかきかき。 「青少年らしい妄想を十分に行っている様子」 なんて書いていたり) 退屈なのはわかったけど、具体的にどうしたいのかな? (小首をかしげて問いかけよう、さっき書いたものはさりげなく見える位置に置いたり) [Mon 5 Oct 2009 21:48:44]
クレェイン > ぎゃああああああああああああああああああああああああああ! ちょい待ったぁあああああ! ( 慌ててご満悦だった絵をびりばりぼきばきごくんと証拠を隠滅した。ふぅ、危なかったぜジョニー。お前、生き残れよ。この国はもうダメだ。 意味がわかりません。まあ、そこで貴方が即効で手を伸ばすなり覗き込めば絵は見られることだろうが ) ええ、もう退屈しまくりですよ! えーと、クレェイン・ラインベルトは苦情と叱責と退屈に弱い鉄壁のブレイクン・ガラス・ハートの持ち主ですから! ( あはははははー! と笑いながら視線を超流しまくる。悪戯書きばれたかしら? ) [Mon 5 Oct 2009 21:40:01]
紫服の看護士 > はいはーい。 退屈して喚いている患者さんが居ると聞いてやってきたよ〜と。 (看護士、というにはずいぶんノリが軽いが看護士である。 一発殴って昏倒させて夢を操作するなんて強引なことまではしないと思われるが割りと話し相手担当。 タイミングが合えばちょうど絵を描き終えてご満悦のところに入ってくるだろう ) [Mon 5 Oct 2009 21:36:37]
お知らせ > 紫服の看護士さんが来ました。 『(そこで入ってくる看護士D)』 [Mon 5 Oct 2009 21:32:34]
クレェイン > ( 見事な棒人間に髪の毛が生えた程度の絵が完成した。子供の落書きレベルである。しかし少年はご満悦。 )  [Mon 5 Oct 2009 21:32:01]
クレェイン > ふーんだ。こうなったら右手一本だろうとクレェイン・ラインベルト様の画力で持って看護師さんを変な絵にしてやる。まずは―― ( トリスさんへのお手紙――主に謝辞とお礼の――を書いてしまえば後はやることなくなった。教科書に落書きをするように、看護師さんやらお医者さんをモデルにした悪戯書きを始めた。先日はルゥ先生の絵を描いて――これがまた非常に少年期特有の妄想爆発だった――びりびりに破かれて捨てられて頭にたんこぶを一つこさえたが、そんなことではへこたれない。不屈のグングニスク魂は何時何処でも負けないのである。まずは先ほどの看護師の絵を描いてやる。木炭を手にして紙に悪戯書きである。何がいいだろうか。丸飲みされてるところの絵なんて想像に容易いエロモンスター的な展開だとは思うが、あの丸顔で剣とか振り回してる絵なんて面白いと思う。よし、じゃあ二つ掛け合わせてそういうシチュエーションでいこう。うむ。かきかき。完成。所要時間50秒 ) [Mon 5 Oct 2009 21:31:17]
クレェイン > だってー。暇なんですもの。タバコは吸わないけどエールも飲めないし。ひまー! ひまったらひま! グングニスク人は勇猛果敢で通ってるんですからこれぐらいの傷でへこたれたりはしながっばぁ! ――― ぃ 痛くなんか ないですよ? ええ、別に今ので痛み出したりとかなんて無いですよ? ( だらだらと脂汗を浮かべながらそれでも看護師に頼み込む。呆れ顔の看護師は「もう寝ててください。外出禁止ですよ!」 と、掛け布団を頭から被せて病室を出て行った。「そんなぁ〜」という情けない声が少年から洩れた。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:25:29]
クレェイン > ( 入院と言うのは三日で飽きる。無論、身体はだるくてぎしぎしと軋む様に痛いのだが、やる事が無いというのは非常につまらない。他の入院患者の中では、娼婦を夜中に出張させるとか、エロ本を隠し持ってるだとか、抜け出して遊びに出るだとか、そんな噂なのか誇張なのか虚偽なのか判断つきにくい話を幾らか聞いた。まあ、面白半分に聞く話なのだが ) ――― いや さ  そんな話を聞くと抜け出したくなってくると申しますか。外の空気を吸いたいなー! って思ってくる次第でして・・・。ぅぇ、 誓約書・・・・。 う、うーん・・・・。 で、でもですね? そんな長時間入院生活続けてたら精神方が参っちゃうていうかさもありなんっていうか・・・・・。 その、ダメですかね? せめて図書館で本を借りに行くぐらいはダメです? ――――わー! わかりましたから援軍呼ばないでー! ( ベッドの上で、看護師を拝み倒したが許可は出なかった。そりゃそうだ。元気に叫んだりはしてるが、それこそ重症の身。本来ならば痛いはずなのだ。 もっとも、空元気で動けるぐらいの元気がでる人種なんていうのはそうそういないとは思うが ) [Mon 5 Oct 2009 21:22:41]
お知らせ > クレェインさんが入室されました。 『こそこそ』 [Mon 5 Oct 2009 21:17:49]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 圧し掛かっていた心の重圧が軽くなり、身体に力が漲っていくのを私は感じた。 』 [Sun 4 Oct 2009 22:04:46]
お知らせ > アレックスさんが帰りました。 『 そうして、介助者としての仕事に取り掛かる。 叶うなら彼女の心が、幾分救われますように。 』 [Sun 4 Oct 2009 22:00:49]
艶子 > ………。 ( その言葉に私は心が晴れていくのを感じる。そうだ。アレックスが今言った通り、私の無事を喜んでくれる人がいる。私はそれをもっと感じるべきだ。 ) ( そして聞かされるのは、今回被害を受けた人たちに対して色んな形での救済がなされていること。そう、そうだ。これもいつも感じていたけれど、突っ走るあまり目に入りにくかったもの。ウォッシュベアーでも、蔓の悪魔の時も、紅い雨が降った時も、そして今も。いつも誰かが共に戦ってくれていた。アレックスの言葉に頷き、そして信じようと思う。時間はかかるかもしれないけれど、私は――私達は必ずこの壁を乗り越えよう。そう思えた瞬間、アレックスの言葉が心強く感じた。 ) ――うん。勿論、わかってる。ウォッシュベアーから助け出して、それで終わりじゃない。むしろこれからなんだ。 ( それで良い。それでこそ私の好きなアレッサンドラ・クレメンテだ。私が彼女に焦がれるのは、この残った片目に今も残るのは、たった一人でスラムの闇に立ち向かっていた彼女の姿だ。そして今の私にも、そうやって言ってくれた方がありがたい。 ) わかった。すぐに済ませるよ。 ( と、言うほど素早くは出来なかったが、これ以上アレックスの手を煩わせるわけにもいかない。そう思い、何とか自分の力で着替えようとする。 ) [Sun 4 Oct 2009 21:48:29]
アレックス > ( ややあって身を離し、艶子の頬を指で拭って ) あなたが無事でよかった。 ( 今まで何度も、彼女が死線を潜る度に言えなかった言葉を、今日はすんなり口にする事が出来た。 彼女が彼女の目的を満足に果たせなかったとしても、自分の気持ちの正直な所。 すん、と鼻を鳴らして態勢を取り繕って。 ) あなたは、あなたのできる事を精一杯やりました。 あとは私たちに任せてください。 中央病院のスタッフは懸命に被災者の処置に当たっています。 また、グングスニクのアクトン卿も災害義援金を募っています。 彼はインセクティアですが真摯な人柄で知られる方、義援金は間違いなく被災者の保証に当てられるでしょう。 被害の状況を伺うほどに楽観は出来ませんが―― 決して、決してあなたは一人で戦っている訳ではありません。 人々を、信じてください。( 彼女には根強い不信感、敗北感があるように思う。それを払拭し、ただ一人の個人ではなく、自分の信じるものの為に戦う大勢の一人となる事が出来れば、と思う。 彼女の手を握り、頷いた。 ) そして、あなたは立ち上がらなくてはならない。 あなたは助けたのだから。 助けた責任を負わなければならない。 豪天寺艶子。 あなたが、ただの英雄ではない所を、見せてください。( 伏せっている身にはキツい事を言う。こうでもしなければまた彼女は甘ったれてしまうだろう。王様になるとあの時無邪気に語った筈だ。へし折れた夢でも、ひねり出してみせろ。 そうして、手を離す。 ) 着替えと、替えのシーツを用意してあります。自分で出来るようなら、体を拭いて、着替えてください。 出来ないのであれば、手伝います。( 彼女は大勢の患者の一人でしかないのだ。そう多くの時間を割いていられない。 ) [Sun 4 Oct 2009 21:32:50]
艶子 > ( 悲しいことにその癖はまだ抜けきってはいない。でも、その別れから今までの時間の流れの中で、多分恐らくだけど―― 学んだこともある。そしてそれはきっと成長と呼べるものだと信じている。 ) ――そうかい?そう言ってくれると、勇気が沸いてくるよ。 ( 包帯の感触。その下にあるであろう酷い火傷。もう少し早くクロゥアーテを討つことが出来たら、彼女もアイリ様も騎士団の人達も傷つかずに済んだかもしれないというのが、自惚れだと言うのは判ってる。あれが私のベストだったのだということも。 薔薇の香りを感じながら、私はアレックスの瞳が滲み、声が震えるのを聞いた。 ) …それもよく言われる。 ( 涙を零しながらも、少しだけ笑って言った。抱き返す手をほんの少しだけ強くして。暫しその状態のまま、別れから今までの時間を埋めるように抱き合おう。 ) …アレックス。次も上手くいくかどうかは判らない。また助け出すことが出来ずに失敗してしまうかもしれない。それでも私に出来る事があるのなら、私はこれからもそれをやっていこうと…思うんだ。 ( 刀は折れても尚、この私に力を与えてくれる。無事に助け出せなかった怒りと悲しみと無力感はあるけれど、君影もアレックスも生きているのだ。それは私の希望となる。 ) [Sun 4 Oct 2009 21:12:07]
アレックス > ( その事が、彼女と自分とが袂を分かつ直接的な原因となった。 可哀想な自分に浸り、他人にまで慰める事を求める甘ったれた性根をさらけ出した豪天寺艶子を、認められなかったのだ。 それが自分と理想を共にした、自分の分身であったなどと、決して。 そして私は孤独になり、彼女は彼女に優しい者達のもとへと行った。 何度か接触があったけれど、その度に私は彼女を認めることが出来なかった。 ) 豪天寺艶子としては合格です。あなたは、それでいい。( それでいいんです、と彼女の震える肩を抱き、涙の伝う頬に頬をすり寄せて、深く息を吸う。彼女は汗と、消毒液のにおいがする。 彼女が、彼女らしく、誰かの為に怒り、持てる全力を振るったのなら その姿は尊いものだと思う。 )――・・・  ( 思考が停止する。何故、彼女が私にお礼を――? ほんの気まぐれで彼女に戦う力を与え、幻想から彼女の弱さを認めずに叩きのめした私に、何故―― )・・・ いえ、そんな事は ( じわ、と涙腺が緩む。私が彼女にしてやれた事など、何一つないのに。こんな大怪我をしたのも、彼女の友人を助けられなかったのも、全部私のせいかもしれないのに、この人は―― 。 ) あなたは、救いようの無い馬鹿ですね。( 少し涙のにじんだ声で言い、少しだけ強く、抱きしめて。 ) [Sun 4 Oct 2009 20:52:15]
艶子 > ( 今ならその想いに気付けるかもしれない。薄っぺらな自信と、それを覆い隠すただの勢い。 私は子供の頃は負け犬同然で、けれども私の頭を地面に押さえつける手は、噛み付けばすぐに引く事を知った。武器を向ければ敵は驚き、殺意を向ければ敵は怯み、こちらが死を厭わぬ態度を見せれば、相手は私の弱さに気付かず容易く逃げることを知った。そうやって徐々にエスカレートしていったのだと思う。やがて大きな事を言うようになり、敵以上に自分に眼を向けなくなる。 ――ただ、今回の事件で、折れてしまった刀を見て、一つだけ気付いた事があった。 ) ――う、 ん。そうだな。いつも、そう言われる。 …傭兵としては失格だな。勝てる戦いだけに参加して、危なくなったら逃げるのがプロなのに。 ( それを卑怯だと罵る声もあるだろうけど、そんな傭兵にだって友達や養うべき家族が居たりするのだ。 ) ………っ ( 涙で滲む視界が、金色に染まる。それは彼女の髪の色だ。私の肩の震えは一層強くなり、堪えようと思った涙と嗚咽が止まらなくなる。片腕だけでアレックスの服を小さく掴んで。 ) ( でも、それだけじゃあない。失った刀が教えてくれたことがあるのだ。 ) ……でも、アレックス。 刀、折れ、 折れてしまったのだけど。無事に救い出すことは、今回も出来なかったのだけど。 ( ああ、嗚咽のやつめ。もう少し私に喋らせろ。 ) それでも、今回何人かの命を救うことが出来たのは。取りこぼしてきたものは多いけれど、それでも今まで救えたものがあったのは。お前のおかげだと思ってる。折って初めて気付いたんだ。その刀で自分が今まで誰と戦って、誰を助けてきたのか。 …だから、お前にお礼が言いたかったんだ。 ( 顔を離して相手の目を見て言いたかったけど、正直今の私は見れた顔じゃないから抱きしめられたまま言おう。 ) ありがとう。本当に…。 [Sun 4 Oct 2009 20:27:08]
アレックス > ( 以前、彼女は私に言った そうして居ないと、ちっぽけで惨めな自分に耐えられないのだと。私は責めた。そんな事は知った事ではない、と。 彼女は沢山の物を手にしていながら、その輝きに気付かない。 ただ、自分の惨めさを払拭する為だけに貪欲に名声を求めていた。 大勢に夢を見させた大言壮語は嘘、いつまでも我が身の惨めさを慰めていたのだ。 酷い侮辱だった。 許せなかった。 )・・・ その無理の度に命を縮めているのですよ?あなたが死んだら泣く者のことを、たまには思い出してほしい。( こんな事を言ったとしても、その場になれば頭からすっ飛んでしまう事は判っていても、ついつい小言が口をついて出る。それが艶子の良い所であるとも判っている。大事な場面で命を惜しむ豪天寺艶子にどれだけの価値があるのか。それこそ、ただの惨めな小娘しか残るまい。 )――・・・   ( 今回は、違うようだ。彼女は自分の口を押さえ、震えて、告白し始める。 己の無力感を。 友を助けられなかった、不甲斐なさを。 自分はかけられる言葉を持っていない。 どんな慰めも、いっそ死んでしまった方が、と思える彼女の友人の有様には気休めにもならない。 だから、そっと身を寄せて、震える彼女を抱きしめた。 ) [Sun 4 Oct 2009 20:04:56]
艶子 > ( そのレイピアで貫いた傷は確かに剣士としての寿命を縮めた。時折感じる肩の違和感は、いつかきっと爆発する。それが日常生活の中でなのか、鍛錬中なのか、実戦の最中なのかはわからない。ただ、右腕を折っても左腕だけで戦った今回のように、右肩が壊れてしまったら左腕だけで戦おうとするだろう。 ) ……うん。案外無茶が効くものだなって我ながら思った。 ( アレックスの言葉はとても静かだ。優しく語り掛けてくれた昔が懐かしい。 そしてアレックスの手が止まり、私達は見つめあう。右目を失ったことは確かにろくな理由では無かったけれど、馬鹿をやった代わりに凄く大事なことを学んだから、それほど気には留めていなかった。だが、この折れた右腕は違う。折ってしまった理由は右目の傷に比べて凄く真っ当だけれど。 ) ………。 ( 残ったほうの左目が辛そうに歪む。左手で自分の額を覆って、口元が歪んだ。 ) 友達が……私の友達が、ウォッシュベアーで…。それで、私、助けたくて、でも…。 ( 額を覆った手で自分の口を覆う。この動きに意味は無く、ただやり場の無い想いの表れになっているだけ。 ) 私、また駄目だったんだ。お前の時みたいになるのが嫌で、一生懸命頑張ったんだけど、また間に合わなかったんだ。命は助かったけど、あの怪我じゃ…。 ( 治る傷ならまだ良かったのだろうが、あれはもう治らない。 ) [Sun 4 Oct 2009 18:59:58]
アレックス > ( 折れた右腕は、少なからず自分に責任がある。 私は、彼女が分不相応な夢を持ち、それゆえに死地に赴かないように、その自信の根拠である剣の腕を奪おうと試みた。 具体的には利き腕である右腕の支点である肩をレイピアで貫いたのだ。 よもや、その状態で再び剣を持ち、戦おうと思うとは思わなかった。 豪天寺艶子の諦めの悪さを侮っていたと言える。 ) あなたは、出来うる限りの事をした。 こんな体になるまで、戦った。( きっと、豪天寺艶子はまた分不相応な事を考えているに違いない。だから、言い聞かせるように、静かに言葉を重ねる。 自ら触れ回らずとも、豪天寺艶子の働きを疑うものなど居ないではないか。 )―― では、何故。( わざわざ死ぬような戦い方をするのだ。 いつの間にか、汗をぬぐう手は止まり 視線は彼女の一つだけの瞳に。 この傷も、ろくな理由ではなかったはずだ―― 寝台の傍らにある椅子に腰掛けて、問う。 ) [Sun 4 Oct 2009 18:45:08]
艶子 > ( 最後に会ったのは彼女に右肩を貫かれた時だ。私はそれが悲しくて、酷くアレックスを恨んだことを覚えている。あの時はまだ自分が万能だって信じていたっけ。でもそんな事はどうでもいいや。伝えなくちゃ。今まで会いに行く勇気が沸かなくて、次も沸くかどうかは判らない。 ) あ、ああぁ アレックス、わた、わたし ( でもそんな私を彼女の手が制する。私はふす、と吐息を一つ吐いて僅かに起き上がりかけた身体をベッドに沈める。やっぱり私は元気じゃないかと思ったが、遅れて今消費した体力から倦怠感と痛みが来た。 汗を拭う手とその言葉に、一度浮かべた笑みが少しずつ消えていく。 ) …うん…。 ( 私は、よく戦った。よく戦ったと思う。多分みんなそう評価してくれると思う。 ) ( 私は彼女の瞳を見て、次に彼女が見ているものを見て、それが折れた右腕だとわかると。 ) ………。お前が、例えば。スラムで私の行く道を塞ぐ悪漢だとか、化け物だとか、悪魔だったら「惜しくないよ」って言うけど。誰にも言わないでね? ( 特に私の事を強いとか、英雄だとか思ってくれてる人や、敵対する相手には知られたくない。 ) 本当は惜しい。死ぬ思いをするのは嫌だ。 [Sun 4 Oct 2009 18:32:21]
アレックス > ( かつて、豪天寺艶子と、私アレッサンドラ・クレメンテは志を一つにし、硬い絆で結ばれていた。 それは、それは今思えば恐ろしいくらいの一体感で、ただ一つのズレも許さない幼さで―― 未熟な私は彼女の大言壮語が口から出任せの嘘だと知り、躓き一つで容易く脆弱な地金を晒して二束三文で心を許す娼婦と成り下がった彼女を許せなかった。 否―― 私はただ、私の剣になると言ったその誓いを果たさなかった彼女を許せなかった。 私は天秤にかけられ、そして選ばれなかったのだと。 その事は抜く事が出来ない棘となって私の胸を苛んでいる。 )――・・・ ええ。( 艶子が気がついたようだ。包帯で覆われた顔が少しだけ苦さを含んだ微笑を浮かべ、動かないで良い、と今にも起き上がらんばかりの彼女を手で制す。 ) よく、戦ったようですね。 ( そっと汗をぬぐいながら、言葉を選ぶ。自分はその戦いに参加しなかった。ならば、かの地での事は何も言うべきではない。 彼女の状態から、彼女の戦いぶりだけを摘出しようと。 ) ―― 命は、惜しくありませんか?( 固定された右手を見て、少しだけ咎めるように言った。 ) [Sun 4 Oct 2009 18:20:58]
艶子 > ( 水の音がする。清潔感のある心地よい音だ。ここ暫く耳にしていた水の音は、どれも足元の泥水か血溜まりを踏みしめそれが跳ねる音か、身体に纏わりつき体温を奪っていく不快な雨の音だけだった。誰か、私の側に居る。誰だろう。 ) ん………。 ( それから浮かぶ汗を拭う布の感触。それは冷たい。それは優しい。それは私の意識を鮮明にさせ、悪い夢が私に向かって伸ばす手が引っ込んでいく。やがて片方だけ残った瞳がゆっくりと開くと、傍らの誰かの姿を見た。 ) アレックス…? ( ああ、アレックスだ。懐かしい薔薇の香り。悩ましい香り。痛みや疲労感を紛らわせてくれるような香り。不思議な事に、これも夢かとは思わなかった。そこにいるのは、確かにアレッサンドラだった。 ) …来てくれたのか。 ( 目覚めたばかりで覇気はないが、口元の笑みは凄く嬉しそうだった。途端に活動を中止していた思考が回りだし、色んな感情が溢れ出す。言いたい事とか、すごく溜め込んでいて。でもすぐには言葉にならない。 でも嬉しかった。 ) [Sun 4 Oct 2009 18:12:34]
アレックス > ( 大きな被害を出す事になったヴェイトス北方地方村であるウォッシュベアー発の災害―― 人口300名ほどの鉱山の街は喰人鬼で溢れ、彼らは住民や不幸にも滞在していた旅人達を蹂躙した。 その事態がヴェイトス市によって把握された時すでに街は壊滅状態にあり、原因不明のままウォッシュベアーは土砂によって封鎖された。 それは解決とは言えず、かの地ではまだ地獄が続いてる。 有志による生存者の救出が図られたものの、その処置は暫定的な、悪く言えば場当たり的な対処であり、事件は何一つ解決していない。 村一つが壊滅したと言っても被害者の規模はそう多くは無いが、ヴェイトス島は貴重な鉱山の一つを失ってしまった。 経済的には大きな影響がでるだろう―― そんな思考を振り切るように軽く頭を振る。 今この病院には助かるか、助からないか危うい命があるのに、そんな事を考えるのはいけない事だ。 ) ( ちゃぷ ) ( それに、支援活動に来ているというのに、個人的な理由で、比較的軽症である彼女の元を訪れた事―― 重傷者のもとに自分が行って何かしてやれる訳ではないけれど、罪悪感にすこし胃が痛む。 ) ( ちゃぷ ) ( 冷たい水の中で遊ばせた布をきゅ、と固く絞り、ベッドの上の患者を見やる。 ) ( かつて、私の分身であった、豪天寺艶子。 暫く見ないうちに、また傷が増えたような気がする。 ) ( 彼女の脳裏に深く刻まれた薔薇の香りの主は、彼女へと向き直り、その額に浮かんだ汗を手にした布でそっと拭い始める。 ) [Sun 4 Oct 2009 17:58:10]
艶子 > ( そうだ。これは呪いだ。自分を救ってくれなったくせに、これから誰かを助けようとする私の足に絡みつき、底なし沼に引きずり込もうとしているのだ。 ) ( 悪い想像は夢の中で形になり、現実味を帯びさせる。目が覚めればそうではないとはっきり言えるのに、夢の中ではまともな判断が出来ずそう思い込んでしまう。不眠の原因はこれだろうか。――身体を動かさないからこういう夢を見るのだ。身体を動かせばそれは心地よい疲労感となり、私に安眠を与えてくれる。医者が言うように本当に疲れているのなら、夢なんて見ないぐらいに熟睡してしまうのに。やっぱり、私は疲れていないのだ。 ) ………。 ( その時だ。私は目を瞑ったままで、まだ意識は半分夢の中だったが。鼻腔をくすぐるものがあった。 あ。何だろう、この香り。どこかで嗅いだことのある香りだ。 ) [Sun 4 Oct 2009 17:52:08]
アレックス > ( 清潔な着替えと、シーツ、水をたたえたボウルを載せたワゴンを押し、部屋に入ってくるのは、全身に包帯を巻いた見習い修道女。暫し、足を止め、寝台の上の人物を憂いを帯びた視線で眺めた後、サイドボードへボウルを置き、ワゴンにかけられた布を水につけ、固く絞り―― )( グングスニクの戦鬼蟲、アクトン・クロスロード卿が発起人となり災害義捐金が募られている他にも救援活動が行われている。人道的理由、経済的理由それぞれあるが、各組織が事態の収拾に動いているだろう。その中、被害者の多くが担ぎこまれた中央病院には大聖堂より人的援助が行われ、重傷者への対処に追われる病院の労働力として医術の心得のある神官や修道士・修道女たちが奉仕活動に従事していた。 アレッサンドラ・クレメンテもその一員として、ヴェイトス北方地方村における災害支援活動に参加していた。 それがこうして豪天寺 艶子の病室を訪ねたのは、偶然ではない。 ) [Sun 4 Oct 2009 17:47:16]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 『 扉を開け、入ってくるのは―― 』 [Sun 4 Oct 2009 17:40:58]
艶子 > ( こんな嫌な焦燥感は初めてだ。君影の安否が判らなかった時とはまた違う。無事か、それとも無事ではないのかという不安ではなく、無事ではないと判っているのに手を打てず、ただ悪化していくのを見ているしか無いような状態。やらなくちゃならない事は沢山あるのに、身体が言う事を聞いてくれない。また手遅れになるぞと、ドマァニが私を睨みつけて言うのだ。あの最後に私を睨んだ恐ろしい形相で。きっとあいつは今頃私の事を恨んでいるだろう。救い出してくれなかった事を恨んでいるだろう。そういう恨みを抱えて死んだ奴は、死後蘇ってその恨みを晴らしに来るのだ。この体調の悪さは、その恨みの呪いによるものなのかもしれない。 ) [Sun 4 Oct 2009 17:33:29]
艶子 > ( 大怪我をしたって訳じゃあないんだ。そりゃあ右腕は折ってしまったけど、それだけなら歩き回るのに支障は無いし。ウォッシュベアーから辛うじて生還した人に比べたら、私は元気なくらいで。 …身体を酷使した事による疲労は勿論なんだけど、私は精神的にも随分参ってしまっているようで、お腹は空くのにあまり御飯を食べられない。睡眠時間も思うように取れず、体力の回復が遅れてしまっている。でも、それは医者の奴がそう言ってるってだけで、私は信じてない。だって私は豪天寺艶子だ。身体はともかく、精神的に参ってる?あり得ない。きっと私を大人しくさせておく口実に使っているだけだ。だから私は、本当なら自由に歩き回れるはずなのに。 ) ………。 ( 中途半端な睡眠不足は、明るいうちから何度も短い眠りに誘い、今も半分は夢の中だ。 ) [Sun 4 Oct 2009 17:25:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 まだベッドの上。 』 [Sun 4 Oct 2009 17:17:41]
お知らせ > シャナさんが帰りました。 『…どーだか。 (小さくまた、苦笑した。)』 [Sun 4 Oct 2009 16:51:25]
お知らせ > ヴァリス@試薬さんが帰りました。 『次に会った時はたぶん中年じゃないぞー! ( ばたん ) たぶん』 [Sun 4 Oct 2009 16:50:31]
シャナ > ああ、そうしてくれると助かる。 金は取りに行く時か、後払いだな。 ( こく、一つ頷いた。 この剣にはかなりお世話になっている、だがまた共に戦えるなら、少し痩せるのも仕方が無いかもしれない。 ) 部位を無くした上でこの程度で済んだのだからありがたいと思え。 元気だったら最高に機嫌が悪かったぞ。 ( 多分ぼかすか殴ってたんじゃないだろうか、なんて。 少なくともいずれ元気は戻ってくることだろう。 ) 煩いおっさんめ。 連絡先は、判った。 じゃあその時にでも連絡する…。 ( 高笑いをしている相手には白い目で見つめながら。 ) 全く、少しは静かになって来い。 病院にいるのは私だけじゃないんだぞ。 ( 別に病室の中で騒いでも煩がられるのは隣の部屋にいる病人だけだろうが。 人物の名前、そしてよろしくという言葉を聴けば再び頷いた。 出会ったら伝えておこう。 ) 気をつけて帰れよ。 ( そう最後に小さく告げようか。 ) [Sun 4 Oct 2009 16:48:03]
ヴァリス@試薬 > 担任 → 退院 ( 失礼しました! ) [Sun 4 Oct 2009 16:42:10]
ヴァリス@試薬 > もちろん。鍛冶屋に出すよ。 ( 多少、痩せるかもしれないけれど。それでも、この剣はこの剣で思い出深い品だからなぁ ) 愚痴ってレベルじゃなかったと思うけど。やる気があるようでよかったよ。愚痴いって元気が戻ってきたなら何より。後ろ向きな発言ばかりよりは全然マシマシ! ( ともあれ、そろそろ時間的にお腹が減ってきt(ry ) お暇しないと病院の方に迷惑がかかる時間か。まあ、生きてればまた会えるのだからそこまで気にしなくていいとは思う。睨むだけ元気元気 ) そう言ってる間は子供だよ。 連絡先は前で大丈夫だよー。間も変わらず郊外に住んでるしねー。んじゃま、ちょっと剣借りておくよ。担任したら取りに来るんだな。はーははははは! ( なぜか高笑いを付け加えておいた。拝啓 シャナ様。あなたの大事な剣はこのヴァリスが頂いていきます。貴方の愛しいヴァリスより。 戦闘民族じゃないけどね。詳しくは毎週日曜日9時をチェック ) んじゃま、また遊びにくるよー。今度は果物でも持ってくるよー。あー、それと ( と、少女に小さく手を振りながら笑おうか ) ワタヌキさんによろしくー。あとベッキンさんとかもー。 ( じゃね、と病室から出て行こうか。最後まで騒がしい迷惑人ではある ) [Sun 4 Oct 2009 16:40:21]
シャナ > 手入れするだけでどうにかなるような状況なのか、そいつは。 ( 実質剣として使うにはボロボロだ。 手入れ一つでどうにかなるものなのかと考えるが、今の自分では手入れもしてやる事は出来ないし、それを拒絶する事はなかった。 ) 私だって愚痴くらい言いたくなる。 第一さっきまでだろう、勝手に引き摺ってるのはお前だろうが。 ( テンションをあげれる程力が無い、それだけの事だ。 戻ったら一発殴ってやろう、絶対殴ってやろう。 そんなオーラーを醸し出…せはしないが。 ) 手伝うも何も、約束した事だろう。 忘れてはいないようだな…少し安心した。 ( 手合わせはしてもらう。 己の力を取り戻す為にも、必要なのだ。 ) 屁理屈はいい、私は言いたい事を言っただけだ。 ( ふざけた態度を取る奴だな本当に! そんな事を思いながらがるる、と唸るように睨んだ。 ) …大丈夫だ、私だって子供じゃない。 ( 正攻法でやる、それだけだ。 自警団員を続けられるならそれでもいい、それで今後続けていく。 問題はいつ、己が回復するかだ。 ) 変な気遣いはいらない。 だが…そうだな、一報くらいは入れる。 以前の連絡先でいいのか? ( 立ち上がる相手に首をかしげて問いかけよう )  [Sun 4 Oct 2009 16:31:55]
ヴァリス@試薬 > では、その中年にその剣の手入れを任せなさい ( ほれ、よこせーっとベッドを迂回して剣を手にしようと向かおうか ) もっささっきまで定まってなかったじゃないか。自警団続けられないとか。剣が振るえなくなったとか。色々さー ( どうやら現在進行形で日進月歩的なにゃんとかかもしれない。もしくはやっと意思疎通ができたのかもしれないとか。片方ハイテンションで片方ローテンションだったからかもしれないが。兎も角 ) んじゃ。まあ。前の続きで片腕で剣が振るえる様にぐらい手伝うなー。 ( よっこらせ、と椅子から立ち上がろうか。「約束ちゃんと達成してなかったしね」と、続けて。 ) ぜーんぜーん一言じゃないじゃん ( ほじほじと耳の中を小指でほじくってから、 ) 否定はしないけどさ。 手段と目的をごっちゃにならないよう気をつけてね ( ひらり、と手を振ろうか。 ) 今度はちゃんとしたお見舞いを持ってくるよ。 ああ、それと治ったらご一報を。手合わせぐらいはできるからさ ( うんうん ) [Sun 4 Oct 2009 16:17:36]
シャナ > 安心しろ、放っておいてもその剣はいずれ死ぬ。 暫く手入れしてやれなかったからな…錆や刃毀れが酷い。 ――中年はお前しか居ないだろう、今この場で。 ( 歯型をつけるだけで精一杯だった。 口を離せば深い吐息を漏らし、疲れたように表情を変える。 体力が無いのは、この程度の行動だけにも及んでくる。 ) 別に自殺するとか言っているわけじゃないだろう? 次の目的も定まっている、どこが後ろ向きなんだ? ( 元々元気が無いのは仕方ない。 体力も無いのは、不可抗力だ。 仕事を投げ出すと言ったつもりはない、まだ出来る事はある。 ) 諦めるとは言っていない、確かに戦う手段は失ったが…取り戻す事が絶対無理というわけじゃない。 時間は掛かるし、希望を持つには少し遠い未来の話になりそうだが。 ( だが物理的に不可能というわけじゃない。 仕事さえ続けられれば、どうにかなるはずなんだ。 それが何年先になるかなんて判りはしないけれど。 「お前が間接キスしてどうする。」そんな突っ込みを入れながら。 ) 最悪その仕事を選ぶしかない、あまり得意じゃないんだがな…。 気が変わった? ( ぴく、と眉間を動かした。 何をまた、寝言を言っているのかと突っ込みを入れたくなったから。 ) ヴァリス、一言言ってやる。 私はお前と別れてからずっと「守る為」に剣を振るってきた。 それ以外の何者もない、ずっとだ。 今となってその剣は相棒だ。 こればかりはお前に否定はさせない…。 ( 鋭く睨んだ。 生気が戻ってきたようにも見えるだろうか、確かに今はこんな事を言っているけど、その意思だけは折れたわけではない…! ) [Sun 4 Oct 2009 16:03:44]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『言わなければ探る気はなかったぞ。 (そんな事を呟いて。)』 [Sun 4 Oct 2009 16:03:40]
ヴァリス@試薬 > 隠してもどうせバレることなので隠さないのですよ、刑事さん。 ( ふふん、となぜか自慢げ ) そんな風に剣を振るわないならその剣なんて折っちゃうぞー? 例えばの話だよー。何年か前の話。 だ、誰が中年だぁああ嗚呼あああああああああああああああああああああああああぁいたばおああ!? ( 噛み付かれた! 歯型がくっきりと右手に残った。歯並びきれいなんですね、シャナさん。兎も角、 ) そこまで言ってないけど。今のほうが絶対に後ろ向きだ ( ふーふー、と噛み付かれた右手に息を吹きかけながら、言う。 ) 右手一本で剣を振るえるなら、なんで自警団を諦める必要があるのさ。 ( くっきり残った歯形に己もかぶりついて「どうだ。間接キスだぞ!」とふざけてから、 ) 自警団だって書類整理とかの仕事とかもあるじゃないか。そもそも君が剣を手にしたときに言ったのは嘘じゃないんだろ? それとも気が変わった? ( 気力も体力も無いところ申し訳ないと思うけれど。 ) ―――――えーと、困ってる人を助けたい、じゃなかったな。あれ、なんだっけ。あれ? ( なんて言ってたっけ? と、意地悪に笑いながら首を傾げようか。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:35:59]
シャナ > …少しは隠そうと思わないのかお前は。 ( 逆にすがすがしいものだ、なんて思うけど。 普通知人には黙っていたり隠すものだろう。 ) 同じことだ。 振るえなくなれば剣なんてどういう意味でも存在意義なんてない。 馬鹿を言うな、私がそんな事してまで稼ごうなんて思うように見えるか? …少なくとも、職を失ったわけじゃないのだ私は。 ( ヴァリスがどんな光景を見てきたかなんて知らない。 だが少なくとも私は全てが全て折れたわけではない。 だから、心配など無用。 ) ……。 ( ばーか、と言われればふぅ、とため息を漏らす。 怒る気力は元々無い、聞こえてくる言葉が――戯言にしか聞こえてこないのは、心まで疲れてしまってるからだろうか。 ) 煩い黙れ調子に乗るな中年。 ( が、と唐突に口を大きく開けて、チョップしようとする手に思い切り噛み付こうとする。 腕が使えないなら、口がある。 ) 思い出してみろ、私がいつ元気で活発な奴になった事がある? 変わってないさ、私もな。 ( いや、全部が全部ではない。 物を見る目くらいは、変わったかもしれない。 だけど性格が変わるわけがない、そんな簡単な話ではない。 ) …つーかせめて病み上がってからそういう事を言え。 病みあがってたら右手一本で剣を振り下ろしてやる所だが。 ( 気力も体力も、無い。 それ以上に、私がそんな元気だった時期は存在していない。 それは彼の思い違いなのだ、と。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:28:33]
ヴァリス@試薬 > やましいだらけですよ。詳しくは犯罪履歴を見てちょ ( まあ、色々やりました。そんな時代が僕にもありましたさ。 ) そうだけどさ。敵討は確かにお勧めできないけれど。僕が君に預けたのは物理的な剣じゃなくて、心の剣なんだよ? と格好良く言ってみる。 ともかく、あまり自棄になりすぎて奴隷とか娼婦とかになろうなんて思わないでよ? ( 戦後、行き着く先は誰も彼も悲惨な末路。そんな道筋はたくさん見てきた。明るくて活発で舞台の紅一点だった女の子が戦後、身体の一部を失ったからと娼婦に身を窶した時など、見ていられなかったのを憶えている。それこそ、昔の話だが ) ―――・・・・・・。シャナさんの ばーか ( むすっ、とした顔でそう言った。傷に塩を擦り込ませるような行為かもしれないが。 ) そりゃ、 挨拶も無しに旅に出た僕も悪いとは思うけれど。昔の君に戻ってどうするのさ。 何が借り、とかだよ。そんな風に考えられたなんて、信じられない! ( てぇい! と、その額にチョップをくれてやろうとしようか。 ) いま、 断言する! 僕にしては物凄く珍しく断言する! そんなことじゃ元気なんて一生でない! ずっとそうやって落ち込んで腐ってればいいじゃない! べーっ! ( しまいには舌まで突き出してあっかんべーだってやってやる! ) [Sun 4 Oct 2009 15:17:58]
シャナ > なんだ、やましい事でもしたのか? ( 純粋な疑問、他意はない。 お世話になったという事は既に終わったことなのだろうし、己がどうこうする必要はない。 ) 元々私が自警団員に入ったのは仇討ちが理由だ。 …その目的と別に目的と一緒に剣を預けたお前の言う台詞かそれは。 ( 右手の人差し指で壁に立てかけてある剣を指差す。 ではアレはなんの為のものなのか、と。 ) 起き上がる見通しはあるのだろう? 私とは違う。 ( ふぅ、とため息。 何度目だっただろうか。 ) ま、代理執筆でも構わないが、な。 どの道どうにかして金稼ぎをするつもりだ。 ( 金さえあれば後はなんとかなる。 それまで、どれだけ掛かるかわからない。 それだけが不安なだけだ。 後は、ただ体力が無いだけ。 ) お前まで落ち込むな、そんな要素一つもないだろ。 ( 四肢もある、何も行動に制限がない、充実しているのだから落ち込むなんて失礼だろう、そんな事を思った。 ) 元気を出すのは無理だ、これだけはどうにもならない。 もっと時間が立ったらにしてくれ。 ( 元気を出す、気力が今はない。 もう少し安静にして落ち着くまではどうやっても物理的にも不可能。 ) それに…もうお前の世話になるつもりは微塵もない。 これ以上借りを作るのは私が納得行かない。 ( 私は子供じゃない。 自分でなんとか出来る、放っておいてもいずれなんとかして復帰する…と、思う。 とはいえ暫くはどう生活するか考えなければならないが、安い義手くらいなら買えるだろう。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:07:05]
ヴァリス@試薬 > へ、へぇー・・・・自警団なんですかー・・・・。それはまたお世話になりました! ( 過去に何度か。つい最近では女装して図書館で司書をビビらせた罪で。ともあれ昔は色々お世話になったなぁ。主に吸血鬼がらみで ) だったら、代理執筆でもいいじゃない。そんなに自警団にいることに固執してるの? ( と、中年はやや眉根を寄せて言おう。事件自体を体験していないが故に何とでも言えるかもしれない。無責任なのかもしれないけれど。でも、体験してないから、こそ、無責任にがつがつ言ってやる ) シャナさん。そんなに自信喪失しなくてもいいじゃない。 外部突入した僕の友達は今も起き上がれないぐらいになってるし。生きてただけで本当にめっけもん・・・・だよ? そんなに落ち込まれると僕も落ち込むよ・・・ ( しゅん、とちょっと俯き加減になるけれど。ぶんぶん首を振って元気一発ファイト一発だ! ) シャナさんなら大丈夫だよ。そうだ。なんだったら家に来ても大丈夫だから。元気だしなよ。ね? 僕だって仕事無いけど生きてるし。代理執筆の仕事なら片手でも出来るよ? ( スラムの子とか。友達とか。事情違うけれど、なんだか、色々と共同生活を送ろう的な家になってるけれど、さ。ヴィラっていうらしい。ああいう家。ちょっと違うか ) [Sun 4 Oct 2009 14:53:56]
お知らせ > シャナさんが来ました。 『( 失礼、ミスりました。 )』 [Sun 4 Oct 2009 14:47:13]
お知らせ > シャナさんが退室されました。 [Sun 4 Oct 2009 14:46:56]
シャナ > 少なくとも何も知らない人間が聞いたら白い眼で見られそうなウィンクだな。 ( 半眼で相手を見据える。 感情を表に出さないのは、体力的な問題もあるのだけど。 ) ――嗚呼、そういえばお前には言ってなかったか? ( 何の仕事をしているかどうか、そういえば最後まで言えなかったな。 ) ――自警団だ、今回の件は調査で向かった。 尤も…既に手遅れだったが。 ( ヴァリスが何故行方を晦ましたか、その理由を知らない。 だから、あっさりと己の職業を明かす。 今回何故こうなったかも。 もはや、全て終わったことだから機密も何もあったものではないのだが。 ) 何故お前が大丈夫なんて言うんだ。 とはいえ…もしかすればお前の友人かもしれないな。 ( 苦笑を浮かべるがどこかぎこちない。 軽く笑うだけでも、少し疲れる。 ) 何とかする為の手段を失ったんだよ私は。 …本当陽気なものだなお前は。 ( 今後は寝た切りの生活になる。 義手を入手し移動くらいは可能に出来るだろうけれど、何か片腕だけでも出来る仕事を探さないといけない。 出た言葉は随分と冷淡に聞こえるだろうか。 今回ばかりは、どうにもならない事であると判っているからなのだが。 ) [Sun 4 Oct 2009 14:36:37]
ヴァリス@試薬 >  いつまでも心は10代なのさ! ( きらりん、とウィンクなんてしてみるけれど。まあ、意味はない。中年のウィンクほど気持ち悪いものは無いからね ) そりゃ、違うかもしれないけれど。でも、シャナさんは守りたいものがあって戦ってたんでしょ? まあ、なんの仕事をしてるのか知らないけど・・・ ( あまり深く関係があるわけでもないのだけれど。 ) だ、大丈夫だよ! ( ぐ、と根拠無い自信を出すけれど。どうなのかな。そんなに無茶する人は友達に一人いるけど。お互い、よく憶えていないなら、結局のところわからないのだろうけど ) 絶望的な事でもなんとかなるさ! えーと。ほら! ね! 今度生還祝いのパーティやろパーティ! ( うん! と元気付けてみるけど――・・・無理なのだろうか。元気になってくれないのかな、と。なんだか、笑う前に戻ってしまったみたい。笑っても――なんだか、後ろ向きだし。 )  [Sun 4 Oct 2009 14:28:29]
シャナ > そうか。 だが変わったのは見た目だけみたいだな。 ( まるで変わってない、そんな事はないのだろうけど。 第一元々そこまで長い付き合いではない。 ) 気にするな、利き腕は右腕だ…左腕は無くなったけど。 それに義手で戦うと言うが、それは戦うとは意味が違うんじゃないか? ( どちらかと言えば守る、という意味ではないだろうか。 そんな事を思うも、物理的な戦いはきっと出来ない。 性能の高い義手を手に入れるにはそれだけの金が必要になるし、己にはそんな余裕なんてない。 ) ほう、お前の知り合いがな。 …助ける寸前、な。 確か私の所にも一人突っ込んできた奴がいたが…数が多すぎたからな、逃げてもらったよ。 無事ならいいが…。 ( 同じ人物なんだろうか、名前も知らないし、見た目もはっきりとは見れていない。 だから、なんとも言えない状況である。 ) 私が生きてたのは偶然だ、本当ならあそこで死んでいた。 元気を出せ、というのは無理は話だな。 このまま終わるつもりはないけど、絶望的。 ( いずれにしても自警団はやめる事になる。 戦う事が出来ない以上、いられない。 さらに己の収入源はそこだった。 義手を手に入れられれば続けられるだろうが、それは収入源あってこそなんだから。 ) [Sun 4 Oct 2009 14:19:29]
ヴァリス@試薬 > ――色々と心労が重なってね。もうそろそろ老けるのが早くなるお年頃なんだ・・・ ( ふ、なんて冗談めかしてみるけれど。やはり心配そうな顔はすぐに出る。 ) ―― あ ( その、ごめん、なさい、と小さく呟く。ヘタな事を聞いてしまった、と。でも ) その、行方を晦ました事についてはちゃんとした理由がありましてな! ――まあ、それは別にいいんだけど。でも、右手――、だ、大丈夫だよ! なんか最近募金活動とかもしてるみたいだし。義手で戦う事だってできるよ! ( ぐ、と握り拳を作って励ます。それで元気になってくれるとは思わないけれど。 ) あ。うん。その――友達が村の事件で外部突入組みで入ったんだけど。助ける一歩前のところで失敗しちゃったって落ち込んでたから。顔もよく知らないし名前もわからないんだけど。だめもとでその人を探しに ( と、困ったように頭を掻いたけれど。「でも!」と返り咲き ) そんなこより。シャナさん! 元気出して! 生きてただけでもめっけもんだよ! 戦うことだけが全てじゃないよ! ( ぐ、と握り拳を作って言う。 ) 僕にできることならなんでもやるよ! だから元気出して! [Sun 4 Oct 2009 14:03:36]
シャナ > ……そうか、随分老けたじゃないかお前。 薬?何を飲めばそんな老ける。 ( 普通に加齢だろう、なんて思えばため息を着いた。 見た目と違って中身の変化は殆ど無いらしい、なんて。 顔を覗き込まれれば軽く肩を竦める。 ) お前、これが大丈夫に見えるか? ( 右腕を布団から引き出すと、軽く左肩の方を捲った。 勿論そこには何も無い。 ある物も、無い。 ) 知るわけが無いだろうな、私はお前が行方を晦ましてる事すら気付くのに時間が掛かったんだから。 ( 怒る気も起きない。 どころか、気力もない。 どっと疲れが来た気分だなと、本当におき楽な奴だと。 ) 具合?最悪だ、もう戦う事は出来ない。 ( 歩く事も出来ない、何も、出来なくなった。 具合も状況も全くいいとこ無し。 まだ疲労も回復しきっていない。 気だるげなしゃべり方なのもきっとそのせいだと…思いたいが。 水を飲むかと問われればゆるく首を横に振る。 散々飲んだ、そんなもの。 ) …私の事はもういい、言いたい事はあったが…言ってどうなるものじゃないだろうしな。 ( 元気な時なら剣で叩き斬るくらいはしてたんだが、なんて呟く。 威勢よく喰らい付くにはだめだ、体調も酷い。 ) それより、人を探してるそうだが。 今回の件はそれか? ( 片目だけ開き問い掛けようか。 ) [Sun 4 Oct 2009 13:55:51]
ヴァリス@試薬 > おおー! そうだよそうだよ! 君の知るヴァリス・ファングレーとは僕のことだ! ただいま絶賛お薬のお仕事で中年です。よろしくね! ( と、元気よく笑ってそう応えた、ベッドの近くの椅子に腰掛ければ、心配げに顔を覗き込もうか。 ) 大丈夫? 随分と大変な事件だったと聞いたけど・・・・  ( へにゃり、と眉尻が下がったハの字の眉。無精髭に白百合の香りはしないけれど。貴方が信用してくれるかどうかはわからない。けれど ) ごめんね。全然知らなかった。君があの村にいたとか。想像もできなかった。でも、無事でよかった。具合はどお? ( 触ってもいいものかどうか。わからなかった。でも、何かしたほうがいいような気がする。えーと。「あ、水飲む?」とちょっとテンパりながら水差しに手を伸ばすぐらいしか出来なかった。やれやれ、人探しどころか、もっと重要な事を見つけてしまったではないか。 ) [Sun 4 Oct 2009 13:46:22]
シャナ > ( 互いに経緯など知らない。 だから此処にあの男が居る事そのものがおかしいと感じた。 だっていつの間にか消えて、それから音信不通になって。 あまりにも長い月日が過ぎ過ぎている、よもや無事に目の前に現れるなんて思えるものか。 だから良く似た名前の別人かと、そう思ったのだ。 声が聞こえてくる、そこでふと違和感。 …最後に会った時の声と大分違うのではないか? ではやはり、別人なのだろうか。 ) …どうぞ。 ( 思い違いならそれで構わない、別人であり、人探しをしているという言葉が聞こえれば今回の騒動に巻き込まれた人物だろうかと首を傾げる。 そう、入ってくるまではとても本人だとは思わなかった自分がそこに居た。 現れた人物は、――嗚呼、やはり別人か、そんな事を思う。 己の知っている人物と比べて老けているし、イメージも大分―― ) ( 自分の名を呼ばれ我に返る。 大分キツい目をしていたのだろう、二つ瞬きをして相手を見据えた。 ) ……念の為聞くが、お前は私の知り合いである「ヴァリス・ファングレー」か? ( 確かに暫く、会っていない。 だがそうだとしても此処まで老けるものだろうか。 確かに少し若返えさせれば本人と同じなのだろうが…! ) [Sun 4 Oct 2009 13:41:29]
ヴァリス@試薬 > ( ともあれ、貴方が入院してることなど中年は知りもしなかった。故に再会したのは偶然だろうか。ともあれ、何故か戻ってきた看護師はやや怯えていたようだったことに軽く首を傾げながら、 ) すみません。ヴァリス・ファングレーという者です。その、ちょっと今人を探してまして ( と、軽くノックしてから病室へと入ろうか。 ) ・・・・・・・・・・・あー、れ? ( と、軽く貴方の姿を見つけて首を傾げようか。どっかで見たことあるのに記憶と名簿が一致しない、というわけではない。「なんでいるんだろう?」という素直な気持ちである。だって、なぜなら、まさか友人の一人があの村の事件に巻き込まれていたなんて想像だにしていなかったのだから。だから、ニ、三泊おいてから、 ) な、なんでそんなに目つきが鋭いのかな? シャナさん ( びくびく、と中年まで怯え始めた。少女に睨まれて怯える中年がそこにはいた。 というか、僕だった ) [Sun 4 Oct 2009 13:32:12]
患者の一人 > ( まだ起き上がる事も辛いなんて、一ヶ月もあんな状況だったから仕方ないのかもしれないけれど。 今となっては自警団員どころか、戦闘すら行えないただの貧弱な存在。 嗚呼全く、私の存在意義がこんな簡単に潰されるなんて。 ) ……。 ( 横に置かれた剣を見る。 白い布で覆われている片刃の剣、刃を露出しておくわけにもいかないから、新しく布で覆ってもらえたのだろう。 だが、一ヶ月感酷い状況で放置していたのだ、刃毀れどころか錆すらついている、らしい。 まだ自分では見ていないが、柄の部分で既に錆が見て判る。 これでは、見なくても判る。 はぁ、とため息を着く中、ふと扉が開く音が聞こえた。 びく、と身を硬直させたが、意識してではない、恐れているのは、体の方だ。 身をゆっくりと起こす。 そこにいるのは看護師だ、見覚えのある人物、というわけではない。 いや、あっても忘れているだろうか、運ばれてきた時点では意識を手放していたのだから。 だから、次に告げられた言葉を一瞬理解できなくて、 ) ……ヴァリス…? ( 半眼のまま、どこかで聞いたような、なんて考えた。 頭がぼーっとしているから、思考が眠ったままなのだ。 だが、理解した途端、すぐに全ての意識が覚醒した。 バカな、なんであいつが? ) ……あ、ああ…頼む。 そいつは私の知人だ。 ( ああそうだ知人だとも。 いつの間にか勝手に居なくなったあの男は私の! 目付きはこの時かなり鋭くなっていたのか、看護師は少し引き気味になっていた。 それもそうか、生死すら怪しかった人物が急に殺気立ってそんな事を言うのだから。 ) [Sun 4 Oct 2009 13:26:11]
ヴァリス@試薬 > ( 馴染みの医者曰く、「一番忙しかった時期は終わったんだけどねー。でも、入院患者が増えたことには変わりないんだよね」と言っていた。だとなると、やっぱり忙しいのだろう。 ) やっぱ探すの難しかったのかなぁ・・・ ( とはいえ、せっかくがんばって霧の村までいったカリンに結果ぐらい教えたい、と思うのはおかしいだろうか。いい結果なら教えるし、悪い結果なら「わからなかった」と嘘を吐けばいい。折角行動を起こしてくれたのだから、そのやる気を潰したくは無い。 ) なんだか。身内だとか一蓮托生とか言ってるけど。僕は彼女のお母さんか何かか ( ぼりぼりと頭を掻いて苦笑。まあ、面倒を見てると思う。たぶんだけど。まさか見られてる、とかでは無いとは思うけど。さておき、 )( 貴方の元に現れた看護師が一人、ひどく面倒くさそうに言おうか。「なんかヴァリスって男が、人を探してるそうなんだけど。面会します?」と。 ) [Sun 4 Oct 2009 13:14:17]
患者の一人 > ( 扉は閉ざされ、その奥に一人ベットの上で横になっている人物が一人。 左腕のあるべき所には何も無い、静かに目を瞑っている患者。 服は患者用の白い服に着替えさせられたが、左腕の所とそして右足の部分に酷く違和感を覚える。 それが嫌だから、眠っている。 ) ……。 ( 今後どうするか、そんな事を考えてはみたが、どうやっても今のままでは自警団員に復帰する事なんて出来ない。 だからこそ、表の足音が妙に煩く聞こえる。 何より、化け物どもの恐怖が今になって湧き上がってきたのかどうかわからないが、足音が近付く度に反射的に体が竦む。 回復しきっていない体だから、もし化け物が来たとしても戦う事は愚か、逃げる事もできない。 生ける屍とは、自分なんじゃないだろうかなんて思うほどだ。 ) ( それにしても何だ、今日はやけに騒がしいななんて思う。 最初自分を助けようとしてくれた人物については、名前も容姿もはっきりとは覚えていない。 女性であった、というのは覚えているが、会話をする余裕もなかった。 ――故に、聞いた所でこの患者が答えられる可能性は皆無に等しい。 ) [Sun 4 Oct 2009 13:11:10]
お知らせ > 患者の一人さんが入室されました。 『( 騒がしいなんて思う。 そこまで煩いわけではないけれど。 )』 [Sun 4 Oct 2009 13:03:31]
ヴァリス@試薬 > ( と、そう医者から言われた。 頭を掻きながら、「すいません」と謝った。いや、謝ったからってどうなるわけでもないのだが。 ) 鉄分と、後は精神安定系の薬と・・・・ ( と、紙袋を受け取った中年はぶらぶらと中央病院を歩きながら、思う。数人の入院患者がいる事は知っているのだが、面会謝絶という言葉ばかりが返ってきた。これではカリンが助けようとした女性(?)がどうなったか、なんていうのはわからない。事情を説明したが、看護師さんはおざなりに聞いてまわってくれてるようだ。忙しいところに申し訳ない。 )  [Sun 4 Oct 2009 13:01:17]
お知らせ > ヴァリス@試薬さんが入室されました。 『お薬、飲みすぎればいいってもんじゃないんだからね。』 [Sun 4 Oct 2009 12:52:57]
お知らせ > 銀嶺さんが帰りました。 『死の恐怖、ルゥ・ファリスだ。 (素直にベッドに戻って行った!)』 [Sun 4 Oct 2009 01:16:50]
銀嶺 > (突然の襲来に動揺の色が隠せない。心臓に悪過ぎる。) ――― … 忘れてはならなかったな。 (全身に伝う冷や汗が止まらず、其の場で座り込む姿勢だった。身体が強張り過ぎて、逆に動けないのが現状であった。) … 兎も角 助かった、か? (死の恐怖。畏敬の念を抱いた瞬間であった。彼女を止める者はこの世には存在しないかも知れない。) …… 、 (頭を抱え込んだ) ………。  うん、寝よう。 (現実逃避。何事も忘れ去り、ベッドで埋まっていよう。あれが死でさえ支配し兼ねない。) [Sun 4 Oct 2009 01:15:18]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『死の気配に引かれ、集まってきた死神を追い払いながら──夜警は続く。』 [Sun 4 Oct 2009 01:05:20]
ルゥ > ねないこーだれだー。 悪い子はー、お仕置きです。 抉ります。 ちょお抉りますー。 (槍を扱いた。 ひゅぱッ──と。夜の病院に響き渡るは、槍の穂先が音速を超える破裂音──。 これがッ! これがッ!これが『ルゥ・ファリス』だッ。 そいつに触れることは、死を意味するッ!──しません。 さておき) ──まったく。 (ふぅ、と小さく吐息を漏らすと──かつ、かつ、かつ──靴音鳴らして、歩いていく。 感覚が鋭敏であれば、音源は次第に遠ざかっていく事を察せよう。 ──あるいは別の獲物(わるいこ)を発見したのかもしれないが。) [Sun 4 Oct 2009 01:03:10]
銀嶺 > (目蓋を閉じ、意識を根深い所へ沈めよう。肌に触れる夜風の冷たささが気持ちが良い。喉の奥まで洗い流す、清い空気でさえ美味い気がした。其れらの得た感触が、次の瞬間に消し飛んだ。) ―――〜 …ッ!? (余りにも絶妙なタイミング。聞き入れた声色に見覚えが有り過ぎる。身体を一瞬と強張らせ、重い目蓋を開かせた。) … ああ、目の前だったら。 (心臓が口から吐いたかも知れない。感覚的に遠い気がすると察すれば、其の場で身体を起こした。急激な運動による痛みに悶えつつ周囲に視線を巡らせた。) そうだ、非常用の階段… あったっけ。 (一番大事なのは騒がずに逃げる算段をすることッ!) [Sun 4 Oct 2009 00:54:43]
ルゥ > ──そうは問屋がおろしにんにく。 さぁ、て── (槍を担いで深夜に病院の廊下を徘徊するワンダリングドクターと言えば、最早他に無く。 ちなみに看護士や医師は巡回するのであって徘徊は老人か夢遊病か認知症である──。) 部屋で大人しく寝てない悪い子は居ませんか──。 [Sun 4 Oct 2009 00:45:39]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『ところがぎっちょんきりぎりす。』 [Sun 4 Oct 2009 00:43:10]
銀嶺 > ――― … ああ、 (病院の中で隠れられる場所を確保して置こう。) … 此の姿では拙いな。 (自らに置ける状況を理解し直した。怪我人だと一目で看破される顔の傷に、苛酷な環境に於ける肉体が衰弱してしまっている。心や考え、見た目が健康的とは言え、深層の根深い部分が完治に至らず。弱体化という形に辿り着いた。其れが問題であり、何時のタイミングで完治するのか己自身にも分からない。) …  取り敢えず、寝るとしよう。 (狭苦しい病室に帰るより、広々とした空間にお月様の鑑賞は悪くない。看護士の徘徊時間より早く戻れば問題は無い。) [Sun 4 Oct 2009 00:38:18]
銀嶺 > (ひとつの場所に拘る必要は何も無い。毎日が平穏と平和という日常は、余りにも退屈が過ぎてしまう。) ――― …。 (ヴェイトス市に、ヴェイトス島に、戦うべき場所や守るべき場所が何ひとつも存在しなくなれば、必要とされる場所へ自ら望んだ場所へ身を放り込む。―― … だけれど、此の場所から離れる事は出来ない。) … 会いに行きたくても、なぁ。 (微苦笑を漏らした。何ヶ月も会っていない恋人に駆け付けたい気分だった。昂ぶる気持ちを抑えて、改めて考え直した。)    我慢は無理であろう…。    (半ば嘆息を漏らした。顔の傷は特に目立つ。隠蔽の工作は難しく、出会った瞬間に怪我人だと心配されるのも、心配をさせるのも気が引けた。) [Sun 4 Oct 2009 00:24:26]
銀嶺 > ―― … 一先ずは回復に専念か。 (其の場で座り込めば、仰向けに寝転がろう。 背中の打撲も少々と痛むが、無理に動かない範囲でなら問題は無い。日常生活に支障を及ばない気がするが、日常の大抵は自然の中で暮らす事が多い。気のままに現れては仕事を請け負い、全ての用事が終えた時は姿を消す。手数や人手が足りない状況だけヴェイトス市に留まる様にしている。) …  退院の手続きと住む場所を探さないと。 (其れ以外は、ヴェイトス市から離れ、ヴェイトス島から離れる。資金の全ては換金用の宝石に変えて置けばひとつの悩みは解決する。) [Sun 4 Oct 2009 00:14:56]
銀嶺 > (病院の屋上で佇む青年。ギプスの嵌められた左腕を吊るし、顔の右半分は包帯だらけだ。全身の擦過傷と打撲の痛みは、突き刺さった針が抜け落ちる様に楽になった。) … 良い天気であろうし。 (患者服の帯を崩し、右手を懐に仕舞おう。そして背筋を猫の様に伸ばして、夜空に浮かべるお月様へ顔を上げよう。手を伸ばせば、届きそうな気がするけれど止めた。) 難しい話は止そう。 (今宵は満月に等しい。いや満月かも知れない。的確な時間も日程も把握が出来ない。嘆息を漏らしては、月の光を、夜の風を、肌で感じ取れば居心地を良さそうに唇を緩ませた。) [Sat 3 Oct 2009 23:54:12]
銀嶺 > (霧の村の件。ウォッシュベアーと呼ばれた村は完全に閉鎖され、長い時を経れば地図から“ウォッシュベアー”という名前は取り除かれる。) ――― ああ。 (戦争は何時の世でも、何時の時代でも失うものは必ず存在する。) 自然の淘汰、か…。 (常に世界は変わり続け、環境が変化し続ける。変化する中に新たな環境へ適応する能力が付いていけずに滅びる種族はよくある。逆もまた然りに変わり続ける過酷な環境に適応し続け、進化を繰り返してきた種族も存在する。) …… 、 (世界が何を選び、何が生き残るのか誰にも分かる筈が無い。) [Sat 3 Oct 2009 23:45:17]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『失ったものは余りにも多過ぎる。』 [Sat 3 Oct 2009 23:33:31]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『しかし、後悔する時間というのも無駄なのだろう。私はなす術もなく、身体を休めるしかなかった。』 [Sat 3 Oct 2009 17:12:10]
艶子 > ( ああ、畜生。どうして私はもっとベストを尽くしてこれなかった?無為に消耗していった時間の中で、もっともっと出来る事があった筈だ。そうすればこんな風に後悔する事も無かった。 ) う………。 ( 寝ている場合ではないと思い、ベッドから足を下ろそうとしたが、通りかかった病院の職員に見つかり咎められ、ベッドに戻された。私はこれ以上時間を無駄には出来ないのに。大きな怪我をして死に掛かっているわけではないんだ。ただ身体に無理をさせたというだけで…。 ) [Sat 3 Oct 2009 17:11:17]
艶子 > ( ヴェルセリオスは無事に街にたどり着けただろうか?住んでいる場所とか知らないから、様子を見に行ってやることもできない。 シスターはアザリーを助け出せただろうか?結局彼女の力になる事が出来なかった。 ドマァニのところにも行ってやりたい。そして花を添えてやりたい。 私の分と、君影の分の治療費を払わなくちゃ。私はすぐ退院できるだろうけど、君影のは幾らぐらいあれば良いんだろう。宝石を処分して、お金を作らなければ。とりあえず当面の入院費用は、手持ちの分で何とか出来ると思うけど――。 ) ( 色んなことがぐるぐると頭の中をめぐる。 ) [Sat 3 Oct 2009 17:02:36]
艶子 > ああ……。 ( 悲痛な色の呟きを漏らすと、私は肩をがっくりと落とした。目に涙が滲み、とても大切なものを失い、胸がぽっかりと空いたかのようだ。この刀は、私が生き抜いてきた証そのものなのだ。 ) ( 労わるように刃を収め、それをベッドの傍らに置く。すん、と鼻を啜ると涙を拭う。 …私はどれぐらい眠っていたのだろう。多分、もう10月に入ってしまっているのだろうけど。 ) …アイリ様の反省文、結局終わらなかったな。事情を説明すればきっとわかってくれるだろうけど、情け無いや。 ( これで君影との賭けも負けだ。でも、無事に帰るという約束は果たした。彼女のところに行って、元気な顔を見せないと。泣き顔なんて見せるなよ、艶子。一番泣きたいのは君影自身なんだから。 ) [Sat 3 Oct 2009 16:58:13]
艶子 > ( 動きの鈍い左手でその刀に手を伸ばす。どうしてこんなに手が動かないんだろう。寝起きだからかな?身体も酷くだるいし、お腹も凄く空いている。 でも、側にある刀を手に取るぐらいなら何とかできそうだ。私は刀の鞘を掴むと、ゆっくりと持ち上げて――…。 それがいつも手にしているものより、随分と軽くなっている事に気づいた。 ) !! ( その瞬間、私は全てを思い出したのである。布団を跳ね除けるように飛び起きれば、全身の痛みは激しくなる。ぐ、と辛そうな声を漏らしながら、起き上がった姿勢のままその痛みが引いていくのを待った。 ここは病院だ。私はヴェルセリオスを助けたあと、MJと一緒に村の出口に向かって…そうだ、そこで気を失ったんだ。 ) ………。 ( 私は手にした刀を自分の膝の上に置き、ゆっくりと抜き放ってみる。そこには中ほどから先を失った刃の姿があった。 ) [Sat 3 Oct 2009 16:50:40]
艶子 > ( 目を覚ますと、それはどこかで見たことのある天井だった。この天井には見覚えがある。そうだ、ヴェイトス中央病院の天井だ。 どうした、またヘマをやらかして大怪我でもしたのか。何だか右手が動かしにくいし―― いや、動かしにくいのは右手だけではない。全身だ。全身の筋肉の、特に腕や足といった箇所に継続して痛みがあり、よくもまあこんな状態で眠りにつけたものだと思う。 ) ………。 ( 窓からは明るい陽光が差し込み、心地よい風がカーテンを揺らしている。私はそのまま顔を横に向けると、すぐ側に刀が立てかけられてあった。私の刀だ。 ) [Sat 3 Oct 2009 16:44:40]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 覚醒。 』 [Sat 3 Oct 2009 16:39:59]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 [Fri 2 Oct 2009 21:32:59]
紅梅 >   ...... だから 宜しく、 ねェ ?  ( ―― 自身は己から名乗りゆく型の人間では無い。 寄付を受け付けている者達との遣り取りは従者に任せて、己は先に馬車に戻るか 少し離れた所から其の様ォ子を見やるとしよゥ ) [Fri 2 Oct 2009 21:32:10]
紅梅 > ( 村内へ救助に入った者達への報酬も治療を鑑みれば十分とはゆかぬよゥ。 )  まァ ――― ... ( 公からも幾許か、支援はあると思ォけれ ど。 其れだけでは足らぬからこそ、箱を手にした者達が在るのだろう―― 其の様ォな話 ぽつり、ぽつりと控え居る従者と紡ぎ乍 廊をゆき、 ) [Fri 2 Oct 2009 21:26:27]
紅梅 > ( 村の閉鎖される以前、災害支援にと寄付した金子は少し位キャンプに役立ったろォか。 そゥいえ ば―― … )   ... ( 此処にも箱を手に寄付をと呼びかける者の姿が在るよォ。 ) ( 村人であれば既に村は閉鎖され財産も失われていよォし、そゥで無くとも村内で荷物と共に所持金を失った者等在れば―― 治療費の支払いは侭ならぬ、 か。 ) [Fri 2 Oct 2009 21:14:33]
紅梅 > ( 何処を見ても同じ景色なのではと錯覚するよォな院内は清潔だろゥけれど、無味すぎて無機すぎて余り好かない。 鼻につく独特の香に、小ィさく眉を寄せた。 今夜は何の香も焚かず。 常は緩く崩している着物もしかりと整え―― 嗚呼 髪が短くなったとゆゥて、笑いながら撫で回された黒髪を 手櫛でそと直そォ か? )  ――― … ( 随分と人の在るものだと、廊を歩きながら思ォ。 多くは例の村から運ばれ来た者たちと、彼等を見舞う者達であろゥけれ ど ) [Fri 2 Oct 2009 21:04:42]
紅梅 > ――― 其れでは ゆるりと、養生なさいますよう。 ( ... 失礼致します、 と 言葉少なに病室を後にした ) ( さほど音を立てずに扉をそォと閉めれば、微かに息を吐く―― 手土産にと持参した花束は恙無く病室に飾られ、今は空手。 他の荷は後ろに控え居る従者が手にしている ) [Fri 2 Oct 2009 20:52:46]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 [Fri 2 Oct 2009 20:47:16]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 [Fri 2 Oct 2009 02:54:26]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 ネームプレートを確認して、君影という名前を覚えておく 』 [Fri 2 Oct 2009 02:37:15]
メルビル > ( *今回の施術によって退院までの日数30日の1割―――3日分の回復が早まった。 純粋に今日1日の回復分も含めて4日分。 ) [Fri 2 Oct 2009 02:36:53]
メルビル > ...continues repeating half seven times, the distance from the start to the end. ( やがて詠唱は終盤に入り、均等なペースで正確に一語一句刻まれた詠唱は想定していた通りの時間で終わりに近づく。 両手が塞がった状態で行われる為、額を伝う汗を拭う事も出来ない。 これはある種、改良の余地がある部分だ。 助手でも付ければ良い? いや、人が居ない方が集中力が落ちなくて良いか。 ) The normalization of the circuit is executed at the same time as completing treatment. Confirming the operation If it is normal, it's assumed that it ends.  All the distances are tightened by the interaction of three M of Might, Mistic, and Magic.... ( そしておよそ60分の詠唱の全てが終わり、ゆっくりと娘の額から掌が放された。 重たい本をテーブルに下ろし、一口水を含んで、汗ばんだ前髪をかきあげてようやく一息―――ハンカチを取り出して、自分の汗で濡れてしまった娘の顔を軽く拭う。 さて。 ) ―――お休みなさい。 しばらくは、ただ休みなさい。 ( もう聞こえていないかもしれないが、それだけ言って椅子から立ち上がる。 部位再生の可能性を娘に伝えるのはやめておこう。 もう少し練り上げなければ確実ではないし、この娘に高い費用を払える財力があるかもわからない。 順番をいつ回せるかも。 ) ( 静かに灯りを消して、部屋を出よう。 ) [Fri 2 Oct 2009 02:33:49]
君影 > (ああ、けどこれは思ったより)(眠れ……そう―――) (体を蝕む痛みはその詠唱が進む度に鈍摩していき、それと同時に頭の中がより一層霞みがかったようになっていく。軽口も口に出来ないぐらいに) (心が落ち着いてから。痛みが少なくなってからだ。考えるのはそれからでいい。だから今は少しの間、安らかに目を瞑り続けるとしよう)(この女のような被害者はあと何人いるのだろうか。病院が静けさを保つのを祈ろうか。) [Fri 2 Oct 2009 02:25:44]
メルビル > In addition. It's turned on intermittently, and is more equal to the rhythm of heart sound. One drop, two drops, three drops. One millisecond standby and continuance afterwards.  ( 痛みを和らげる、というのは要するに―――痛覚神経を鈍麻させるという事だ。 痛覚と触覚は密接に繋がり、想像力を促す思考回路は実際の痛み以上の痛みを想起によって肉体に与える。 それを、麻痺させるという事は。 )It blockades it from the 24th to the 33rd temporarily. The efficiency improvement of all the ether circuits is pressed on that. ( ほとんどあらゆる感覚、思考を鈍らせるという事だ。 ただ息をして横たわる廃人に近い有り様に。 ) ( それでも現状よりずっとマシだろう。 ただほんのしばらく、心を避難させておくだけだ。 ) ( 詠唱は続く。 うっすらと汗ばみ、室温は少し暑い。 まだ先は長いが、咽喉の調子も良くは無い。 なにせ今日何回目かもわからない長編詠唱だ。 これが終わったらもう誰の悲鳴にも遭遇しないでまっすぐ仮眠室に行ける事を願う。 ) [Fri 2 Oct 2009 02:10:17]
君影 > それは…本当に助かるな……… (本音だ。寝ている間は時々の悪夢にうなされて起きてる時は苦痛に苦しむ。それが一夜だけでも無くなるのならこんなに嬉しい事は無い。この医者にはまた来てほしいと思った。男じゃないし) ――――― (手を当てられて淡々と紡がれていく詠唱。疼く痛みに額に汗を浮かべながら私は目を閉じた。邪魔するのはやだし、する事も他にないからさ。) 子守唄……にはどうやっても聞こえない…な。 (ただ少しだけ軽口を言って。眠れぬ私の耳に意味のわからぬ詠唱が届き続ける) [Fri 2 Oct 2009 02:06:07]
メルビル > ――――ひと晩ぐっすり眠れる事は保障するわ。 怖い事も忘れて。 ( ひと晩―――およそ6時間程度の痛み止めだが、無いよりはマシだろう。 毎日はついてあげられないが、痛むようなら時々施しに来ようか。 ) ―――Essential revival continuance Conservation of mass and natural providence, ... ( 未だ名前も聞いていない娘の額に左手をあて、右手には専用の魔術書を広げる。 一語一句間違えることのできない詠唱がなにせ60分も続くのだ。 丸暗記など出来るわけもないという話。 それだけ私の技量で治癒魔法を扱うのが歩不相応ということかもしれない。 ) As a base...Water 35ℓ, carbon 20s, ammonia 4ℓ, lime 1.5s, phosphorus 800g, salinity 250g, niter 100g, sulfur 80g, fluorine 7.5g, iron 5g, silicon 3g, and 15 other elements. ( 淡々と一定の音程とペースで詠唱を開始する。 宗教色の無い、思想の存在しない、数学のような呪文だ。 理屈やの私にぴったりだ。 ) [Fri 2 Oct 2009 01:52:44]
君影 > (ずっと眠り続けていたいと思う時がある。牢に囚われていた時。ベッドの上で痛みに苛まれる時。高熱の苦しみにうなされる時。私は目が覚めなければ良かったのにと思う。)(それが悪いか。私はそれほど強くない) 痛み止め…… (今の私には天啓のようにその言葉は輝く。けれど続いたもう一つのセリフに不安になる) ………ああ。 (元から他人に触れられる事が苦手な性質。先の件もあってそれは更に悪化した。) わかった。 ガマン…する。 (頷いた。落ち着け。これは治療。ここは病院。私がいる場所はもうあそこじゃないんだから。だから決して拒絶するな) [Fri 2 Oct 2009 01:40:59]
メルビル > ( 私の表情はあまり変わらない。 声の抑揚も。 性格だ。 私はこうして少し俯瞰で物を見て、感情をぼんやり薄めて生きている。 直視できる程丈夫ではないし、自分が本来激情家だと理解しているからだ。 感情に任せて何かするとロクな事がない。 経験上。 ) 痛み止め、安眠作用、活性化の順に施術を行います。 小一時間ほどかかるけれど、貴女はただ、拒絶しないでくれさえすれば良いわ。 それと、私の治療は施術中、直接肌を接触した状態を維持し続けないといけないから。 掌で触れ続ける事は我慢して頂戴? ( 否応無く施術をする事に決めた。 質問など挿むまでもないだろうし、何より痛がっているのだ。 「痛み止め」を二重に、「安眠」を一回、「活性化」を一回…連続60分詠唱というヘヴィな内容になるが、まぁ無理ではない。 一字一句間違えずに詠唱しきれば良いだけだ。 ) [Fri 2 Oct 2009 01:26:02]
君影 > (大丈夫かと言われて私はベッドの上で首を縦に振った。こっちの方が口を開くより楽だもの)(呼吸は落ち着いてくれない。痛みで起きている間はバカみたいに辛い。体は動かない。頭も回らない。人生で最低最悪の状態だ。多分これ以上いったら私の人生が先に終わってる)(医者か。白魔術は全くわからない。恐らくまだこの娘は魔術による治療は受けていないか) …………腕が……痛い………左腕……――― (とにかく自分の状態を伝えよう。医者ならなんとかしてくれるかもしれないじゃないか。) なんで…なんで無いのに……ふざけるなよ。 (左腕に感覚は無い。けど痛い。その矛盾に私は苛立ち言葉を荒くする) [Fri 2 Oct 2009 01:15:42]
メルビル > こんばんは、少しお邪魔して良い? 白魔術医のメルビル・セブルラキスです。 ( 医師、ではないから普段は否定するけれど。 医者だと言った方が患者の信用は得られるから時に使い分ける。 医者のように診断もできなければ薬とか手術とかも全く、だが。 辛うじてカルテが読める程度だ。 専門用語だけ前後の文脈からあたりをつけながら。 ) ( 患者の姿はウォッシュベアーから運び込まれてきた中でも特に痛々しい部類だ。 生きているギリギリの線、といったところで―――まだ若い娘だろうに、痛々しいものだ。 生き残った事が良い事なのか悪い事なのか、今は何とも言えない。 ) [Fri 2 Oct 2009 01:01:05]
君影 > あ……… (扉が開いた時に私は少しばかり体を強張らせてしまう。)(どうにもダメだ。一過性だと思いたいけど誰かが来たりすると緊張してしまう。クソッ。無駄な事を) ―――ッゥ! アッ………! (知らない顔――といっても眠っている時間の方が長い私にはそういう奴が何人もいておかしくない――なんて考えてたらまたこれだ。左腕の痛みに顔を歪める。ホントはあるんじゃないのか?自重しろよクソが。)(患者は重傷で此処に運ばれて来た。肉体の喪失部分は多く今はベッドに寝たきりで高熱は下がらない。) [Fri 2 Oct 2009 00:51:55]
メルビル > ( ――――当面はまぁ、技術として実践できる程度に完成度を上げる事か。 それと、教科書を作ろう。 正直それなりのレベルの白魔術師でないと理解も実践も出来ない代物だが、こんなのを生涯自分だけで担うなんていうのは重過ぎる。 なんならギルドに出資しても良い。 新人、もっと育て。 ) ――――んん。 ( 苦しげな悲鳴にいったん思索を止める。 この部屋の患者の白魔術治療は請けていただろうか? 区画からしてウォッシュベアー関連の患者だろうが、その全てを診られるだけの時間と体力が私一人ではどうにも追いつかない。 が。 ) 大丈夫ですか? 入りますよ? ( 私は気まぐれで気分屋な女だ。 間近で女性の悲鳴が上がって通り過ぎるのを好しとしない程度にフェミニストの同性愛者で。 ) [Fri 2 Oct 2009 00:41:03]
病室 > (病室の中で女は絶え間無くやってくる痛みに悲鳴を上げる。例のウォッシュベアーの村で起こった不幸に巻き込まれた一人。) くぅ……ハッ、ハッ……… (腕が痛い。なくした筈の左腕の指先も痛む。けれどそこに膨らみはなくやはり私の左腕は無いままだ。それなのに痛いって理不尽じゃないか。)(足音が聞こえてくる。私は気付かなかったが傍にいた黒猫がベッドの下に隠れたからそうなのだろう。此処に来るのか。それともただ他の患者へと向かう途中なだけか。) [Fri 2 Oct 2009 00:32:36]
メルビル > ( 5つ―――最後に。 私の方の体力もかなり厳しい。 月に一人…いや、1部位の施術が出来れば良い方だろう。 1年で12か所? ここの患者の数を考えると頭が痛くなりそうだ。 話が広まれば、過去身体を欠損した人間だって来るだろう。 これは早々に白魔術師ギルドの人材を教育しないといよいよもって私の寿命と残りの人生の自由時間が無くなりそうだ。 ) [Fri 2 Oct 2009 00:26:33]
お知らせ > 病室さんが来ました。 『うぅ…あぁぁぁ!!』 [Fri 2 Oct 2009 00:22:41]
メルビル > ( 霊体、クランク、カナカン、フレイバー、キッシャー、バングル…自ら「神族」と名乗るようなものもか。 ようするに人間、もしくはそれに近い構造をしていない生物に関してはまったく保証が出来ない。 そもそも臓器の構造がわからなかったり、アストラル体の比率が高すぎる精神生命体だったりには人間の都合がそのまま通らないものだ。 結局ここが人間の社会で、人間の街で、私が人間の魔術師だからだ。 ) [Fri 2 Oct 2009 00:15:21]
メルビル > ( 3つ、これはネックという程ではないか。 部位にもよるが恐らく再生には長い時間がかかる。 単純に質量の関係だが、眼球、耳、鼻、くらいの大きさで2か月程度。 腕や足丸々なら半年以上はかかる。 ゆっくりじわじわ復元されていく感じ。 まぁこの辺りはまだ実際の行使をしてデータを取らないと何とも言えないか。 もっとかかるかもしれないし、眼球みたいな細密で特殊な部位は難易度も跳ね上がるかもしれない。 肉と骨を再生させるのと違って。 ) [Fri 2 Oct 2009 00:11:17]
メルビル > ( 2つ、施術時間は凡そ3、4時間。 患者はその間耐え難い激痛に見舞われ続ける。 これは私にどうできる事でもない。 患者にはそれなり、どころか相応の体力と精神力が無いとかえって命取りになりかねない。 途中でショック死しかねないくらい苦しいだろう、という事。 見ているこっちも気が滅入りそうだ。 ) [Fri 2 Oct 2009 00:04:21]
メルビル > ( ネック1、必要経費――――拘束時間、技術料、必要経費、諸々計算してどう安く見積もっても50万は超える。 …多分このハードル一つとっても、金持ちが先にスケジュールを埋めに来るだろう。 倍額払って順番に割り込む、なんて輩すら出てきそうだが、そんな人間は無視だ。 病院が何を言おうと、ギルドが何を言おうと、私がやらないと言えば絶対に手足が再生するなんて事は起こらないのだ。 それに生憎、私はまったくもってお金に困っていない。 そんな人間に恵まれるまでもなく、私を必要とする人間は他にいる。 ) [Thu 1 Oct 2009 23:57:36]
メルビル > ( 一つ――――困ったことに、か、若しくはタイムリーな事に、か、研究中の魔術を実践投入する機会が来ているのかもしれない。 もう少し研究と練習は必要だが、出来ない事は無い。 理論上は。 ) …嫌だわ本当。 考えただけでも。 ( 部位再生、である。 ) 理論上可能だとか気付けちゃう自分が嫌だわ。 ( そしておそらく自分なら実践できる、という事実も。 出来るのは良い。 それで助かる人がたくさんいるのも良い。 だが、その条件は正直――――考えるだけで鬱になりそうなハードルの高さだ。 ) [Thu 1 Oct 2009 23:43:28]
メルビル > ( 長い廊下を歩くのも久しぶりだ。 自宅とギルド――――どっちも書斎と研究室だが―――を往復して、自分のやりたい事だけをやっていたからこの、他人のペースに合わせるというの自体久しぶりな気がする。 相変わらず忙しい所だ。 いや、忙しい時しか呼ばれないのか。 眉間を揉み解し、肩を鳴らして小さく息を吸う。 此方も覚悟が必要な仕事だ。 なにせ、他人に分からないくらい疲れる。 魔術治療は。 ) ――――次の患者は? 今日はあと1、2人が限界だけど。 ( またお金持ちが順番にねじ込んでくるか、ウォッシュベアー関連か、まぁ、気楽な仕事は来ないだろう。 ) [Thu 1 Oct 2009 23:37:53]
メルビル > ―――私に出番が回ってくるっていうのはね。 ( 喜ぶべきことじゃあないわ、と続くがそこは飲み込んだ。 白魔術師ギルド所属魔術師、メルビル・セブルラキス。 本来所属ギルドに籠り研究を続ける身の上だが、過去の実績もあって、こういう非常時には未だにヴェイトス市病院に駆り出される。 なにせ絶対数の足りない白魔術師の中で、具体的な治癒魔術を理解している数少ない人材である。 本人の望む望まずに関わらず、こうなるのは想像できていた。 ようやく籠る事が許される立場まで来たばかりだったのだけれど。 ) [Thu 1 Oct 2009 23:30:59]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『 しばらく静かにしていたけれど 』 [Thu 1 Oct 2009 23:25:07]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『にゅ ぅ …。 ( 何度か試みて、 やっと戻れた とか 。 )』 [Wed 30 Sep 2009 22:15:12]
黒兎 > ( 落下した衝撃の痛みは 、 酷かった 。 ズキズキと その余韻は長く続き、 少女は冷たい床の上で 嗚咽を漏らして涙を流す 。己は こんなに 弱かったか ―――― 。  ずる と 、 床を這う 。 動かす度に痛みが襲う 。 それでも、 それでも ―――― 逃げなきゃ 。  )  ――― チ が …ぅ … 。 ( 違 う 。 逃げなくて良い。 此処は 病院だから 。 少しだけ冷静になった兎は 、 自分にそう 言い聞かせる 。 ) ( 病院だから ―― ベッドに戻らなくては 。 そう思う ものの 、 涙に濡れた顔を上げれば、 困ったような 表情を浮かべた 。  ―――― 自力では 戻れない気が する 。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:11:05]
黒兎 > ( どのくらい 外を眺めていたのか分からない 。 不意に 、 足音が聞こえた 。 暗い場所 。 響く足音 。  身体に 痛みが戻る 。 雨の音が 大きくなる 。 足音はまだ 聞こえている 。 )  ――――― あ ……… ぁ …………… ( 兎の少女は ベッドの上で ガクガクと震える 。 ) ( 足音は 誰 ? 近づいて くる 。 何を しに ?  ――― 違う。 此処は 病院だ 。 アソコじゃない 。 アイツらじゃない 。 ―――― 本当に ? 本当に ? ) ―――― い ゃぁ …… ッ ! ( 逃げなきゃ ――― 。 そう思って少女は 、 ベッドの上で動く 。 動かない左足は本当に邪魔だ 。 でも 、 逃げなきゃ と 。 少女は動き 、 そして、 ベッドの上から少女の身体が 消える 。 ) ――――― っ … ( 次の瞬間 。何かが落ちるような音がして 、 少女は 冷たい床の上に いた 。 )  [Wed 30 Sep 2009 21:36:10]
黒兎 > ( ベッドに仰向けになったまま 、 黒い兎の少女は ぼんやりと窓の外を眺めた 。 水滴が 窓について 、 落ちていく。 どうやら外は雨が降っているようで 。 ) ( 右腕の包帯は 、 メチャクチャにする度に 看護士さんが巻き直してくれた 。  「 これじゃぁ いつまで経っても治りませんよ 」 と 言われながら 。  足の骨折はまだ治らない。 当たり前だ 。 骨が折れているのだから 。   雨の音が 遠い 。 腕も 足も 、 痛い筈なのに 、 今はまるで、 膜一枚隔てているかのような 気分だ 。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:17:45]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『( 此処 何処だっけ …。 )』 [Wed 30 Sep 2009 21:11:25]
お知らせ > クレェインさんが退室されました。 『恐怖のルゥ先生。あいつの笑顔には気をつけろ。実しやかな噂が誕生した瞬間であった』 [Tue 29 Sep 2009 23:53:16]
クレェイン > りょーかいしましたー。ちゃんとトリスさんにもお礼を言うまで面会謝絶にならないよー注意しまーす ( めっちゃ棒読みだが。 それにしても、先生の手真っ白だなぁ。細いなぁ。白魚みたいだなぁー。こう、触られたら古い角質から食ってくれるような。そんな魚みたいな―――。いいイメージじゃねー ) お願いします ( 笑顔こえーよこの先生。背後に阿修羅が立ってるよ。なに。なんなのこの先生。時々9本になる3刀流とか使えるんじゃないんだろうか。怖いわ。 ) わかり ましたー ( ぎこちない笑みで返した。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:51:53]
お知らせ > ルゥさんが帰りました。 『──わかって、いますよね?( に こ り。)(「ヴェイトス病淫」を越える何か、爆誕。)』 [Tue 29 Sep 2009 23:49:25]
ルゥ > んぅ、よろしい。(五指をゆっくりと、小指から開いて、ひらひら。 右手首から先の印象が、自然石から白魚のような細いそれに戻ったかもしれない。 殺人魚かもしれないが。) さっき言ったのは、“こういうこと”続けるなら──って話です。 面会謝絶になるかどうかは、あなた次第ですよ? (もう、って微苦笑しつつ肩を竦めて──) わかりました。 あとで、看護士さんに書くものと、背凭れと、作業卓運んでもらいますから。 (一つ頷くと、回診に戻ろうと背を向けて──) それでは、お大事になさってくださいね? ……くれぐれも。 [Tue 29 Sep 2009 23:45:59]
クレェイン > めっちゃ怒ってるぅー! なんかめっちゃ怒ってるぅ! いやだなぁ、騎士を目指す人として嘘は吐きませんって! 信用安全安心信頼がモットーなグングニスク人なんですがら゛っ!!  ・・・・・・・・・ ぉぅ ( 大声で喋ったせいで別の場所の傷口が開いた様子。「いででででででっ!!」と腰の辺りを擦りながらベッドに突っ伏した。 ) ―――動きたくても動けません。先生―――・・・・・。 皆様には大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ないと思います。ええ、ごめんなさい。本気でごめんなさい。マジもうしませんから。 ――っていうか、できませんから ( うひぃ、と悲鳴を上げながら口元まで掛け布団を引き上げて上目遣いで様子を窺うも、一転。 ) あ、先生。ご迷惑づいでにもう一つ頼まれてくれませんか? ( と、言い出してみよう。ちょっと元気が無いのは痛いから ) 騎鳥騎士隊のトリスさん。 トリス・クラクハインド ――― って方に直接お礼を言いたくて連絡をとるのに手紙を書きたいんですけど。やっぱり、面会謝絶は勘弁してもらってもいいですか? [Tue 29 Sep 2009 23:33:52]
ルゥ > ん……、そう──ですか。 ( ふむ、と首を傾げ。 聞き流してもいいとは思うけど、妙に気に掛かった。 ……ウォン先生だったら、特定できただろうか? 同僚だった漢方医の顔を思い浮かべながら、ともあれ、医局に相談してみることにしよう、と。) ──え? いいえー? 怒ってませんよー? (にこにこ) クレェインさんは、この拳を振り落とさせるようなことは、もうしないって信じてますからー。 ね? (にこにこにこ。) ────(底冷えするような声で、笑顔を貼り付けたまま──) 10回。 11回目、でしたっけ…? (ごごごごごごごごご) ──ええ、怒ってませんよ?怒ってませんとも。 でも、このわたしが赦しても、看護士さんやお医者様、白魔術師の皆様は、どうかなぁ────? (にこにこ) [Tue 29 Sep 2009 23:25:28]
クレェイン > ――――えーと、 薬、 ですか? ( と、少々困ったように首をかしげた。薬なぁ。薬。 ) え。あ。いえ。出て行きませんから安心してくださいって! てか、すぐ思い出すんでその握り拳しまってー! 殴らないでえお母さん! 違うか! 母に殴られた記憶ねぇー! ちょい待って! 待ってください先生! ( なんで怒ってるの!? 理解できない少年はわたわたと両手を突き出して振った。 ) え、えーと・・・・ 何かお薬を持っていたのは知ってます。 けど、なんの薬かまでは心当たりが無い、です・・・・・。 ( 確か、精神なんとかって聞いた気がするけど、薬については無知なのでなんとも言えない。よもや、違法性の高い薬だとか、そういう話も知らなかった。びくびく怯えてるのは気配に敏感だからだろうか。グールに襲われた後は人の気配に敏感になった気がする。人型=襲ってくる みたいな ) えとー・・・・。 なんで怒ってるんですか? ( おそるおそる聞いてみる。もうしないって誓いましたよね? この病院に来てから11回目の誓いだったと思うが ) [Tue 29 Sep 2009 23:15:41]
ルゥ > ──なにか、継続して服用してたお薬とか、心当たりは無いですか? (カルテを見る限り、禁断症状のようにも見て取れた。 そして、他の患者には同じような症状は出ていない。 もしかしたら──という話ではあるが。) ……わかりました。 治療中で「安静にしている」と伝えておきますね? (にっこりと笑いながら、握りこぶしを、手の甲向けながら胸の高さに。 ゴゴゴゴゴゴ、と効果音が聞こえそうな、気配。) [Tue 29 Sep 2009 23:09:08]
クレェイン > ―― それは、言われると弱いです。 ( むぅ、と不満げな視線で先生を見上げたが、渋々といった体で了解。入院してる間にルーンぐらい書いておくしか無いのかも知れない。左腕を義手にするなんて事は、どちらにしてもある程度体力が無いと無理だろう ) に、2週間ですね。えーと、一週間が7日だから――14日。 わかりました。よー。 ( その後再び鍛錬をしないといけないだろう。えっちらおっちらベッドに戻ってから、少年は ) よかった。どっかダメになったところとか無かったんですね。 ( 腕や足が無くなったりは、してないらしい。 ) え、なんですか? ( と、ベッドの戻ったところで首をかしげた。なんだろう。なんかずばっ! と言われた後に言いよどまれると、何か大切な話を振られてる気がする。気のせいだろうか? ) [Tue 29 Sep 2009 23:09:02]
ルゥ > ──鍛錬は後で積み直せますが、今無茶して死ねば、そこまでです。 あなたは、騎士さまになるんでしょう? たった二十日、たった一ヶ月、身体を休めたくらいでどうにかなるような鍛錬しか積んでいなかったのだったら、所詮そこまでのものだったという事です。 これまであなたが今まで積み重ねてきた事は、『その程度』のものなんですか? (普段の、ゆるめな面立ちを引き締めて──軍神の裔として、言葉を紡ぐ) いいですか?ヴェイトスはこれまで数限りなく内外に問題を抱え、そのたびに、前に立って剣を振るってきた人たちがここに運ばれてきました。 あなたより、酷い怪我のものだって少なくありませんでしたが、無事助かった人は、泣き言一つ言わずに、血と汗を流して再び戦える身体に仕立て直したものです。 ──あの人たちに出来て、あなたはそれが出来ないと? ……ともあれ、最低2週間は我慢する事、です。 散歩程度なら、容態次第で許可が下りると思います。(勿論、今日みたいな無茶をやらないなら、と──釘を刺しておく) ……全身の傷の処置と、左足の骨折の処置、ですね。私はそのとき、別の患者さんの手術に立ち会っていましたから、後聞きですけど。 熱も出てますし、錯乱してたみたいですね。(はた、と。)──ひとつ、もしご存知だったら…ですけど。 [Tue 29 Sep 2009 23:04:17]
クレェイン > む。 でも―――20日!? そんなにベッドの上で寝てたら身体鈍っちゃう! ( ええええ! と病院内では失礼千番に値する大声で持って少年は応えた。「だめですよ。そんなに掛かったら原隊復帰どころか――もう!」 ) そんなぁ〜・・・・・せ、せめて病院内の中庭とか散歩しちゃだめですか? 買い物とか、色々歩き回るだけでも――・・・ ( と、懇願の体で頼み込みます。拝みます。なんでもします。お願いします。先生に頼んでどうにかなる問題でも無いだろうが ) ――義手の値段、高いですから。故郷には頼りたくないし――・・・・そんないいもの付けてはもらえなさそうです。 ( と、苦笑い。 そも、こういった場所にセールスにくる義手は大体がボッタの値段であるのは言わずもなが、だが。 ) ええ。暴れた? あの子がそんなになるまで――・・・どんな治療したんですか ( いや、フラッシュバックとかの症状が無い少年にはわからない事だろうが。いくらなんでも病院のせいではないだろう。 ) あ。そう、ですね。 あ、先生。コクトには ―― ( と、やや言いづらそうにしてから、 ) 腕のこととか、目の事とか、騎士になるのが難しくなった、とか。そういう暗い話は伝えないでください。お願いします ( と、少年は頭を下げようか。「心配かけたく無いですから」と、付け加えて。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:47:46]
ルゥ > こんな無茶続けてるようじゃ、抜糸担当の外科の先生より、教会のご厄介になる方が早いですよ。(やれやれ、と)──早く治したいなら、お医者のいう事は素直に聞くもんです。傷口が綺麗な開腹手術で、8日ってところなんですけど──処置が遅かったですから、白魔術のサポート込みでも最低20日間は様子を見ます──。(絶対急所──胴体が化膿しかけていて、腹膜炎を併発していないだけでも、どれだけの幸運に恵まれていることか。然し、血気に逸るこの青年──少年、と言っていい顔立ちの──は、言ったところで伝わるまい) ……抜糸してすぐも、激しく動くと傷口が開きますから──動いていいのは、一ヶ月後ですね。(それまでは、ダメです。ってプレッシャーを掛けてみた) ……ん。義手については、前向きに考えた方が良いと思いますよ? 最近は、生活に困らない程度の義肢なら、そう人の腕と変わらないものもあるみたいですし。(それこそ、現職復帰するにしても、帰郷するにしても──だ。) コクト……?ええ、随分暴れたみたいですけど…(苦笑して)……処置は終わっていますよ。お互い、気になるのは判りますが──最低限、動けるようになってから、元気な顔を見せに行きましょうね。 伝えておきたいこと、ありますか? [Tue 29 Sep 2009 22:41:10]
クレェイン > ―― それ、 どれくらいで抜けるんですか? できればはやく治したいです。 ( 少年は不満顔で頬を膨らませた。できればはやく力をつけないといけないじゃないか。できれば、以前よりもつけないといけないぐらい。 なんて治癒という白魔法(?)を掛けられながら、  ) 無茶無体、とか言うんですよね? 面会謝絶なんて、最近来たの誰だと思います? 騎士団の騎士の教育担当官が遠まわしに故郷に帰ることを勧めてきたのと、義手の訪問販売ぐらいですよ。ろくな用事で来る人なんていませんよ。ライバルが落ちるならそれに越したことが無いでしょうし ( 先生、だからだろう。敬語で受け応えた少年は不承不承ながらも「はーい」と応えて、 ) 先生。コクト――という子も救出されたって聞きましたけど。元気ですか? ( 医者であるならば、騎士見習いと従者という関係を知っていてもおかしくないだろう。それを貴方が知っているかどうかはわからないが。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:25:46]
ルゥ > ──そういうのは、せめて抜糸が終わってからにするもんです。(ふぅ、と溜め息を隠す事もなく。) 第一、あなた、左腕の処置が終わって、まだ何日も経ってないんですよ? そういうのは、頑張りって言いませんっ。 (仰向けの相手の傍に屈みこむと、【治癒】。 とりあえず流血を止めようと、両手を翳して…) ──ともかく、続くようだったら、あたしの権限で面会謝絶にしちゃいますからね? ──兎に角、今は「治す事」に専念してください。  [Tue 29 Sep 2009 22:20:22]
クレェイン > あ――・・・・。先生。 ( だったと思う )  運動しないと身体鈍っちゃうんで ( と、いい訳染みた事を言って苦笑いを浮かべて視線を逸らした。 ) 退院したらすぐに原隊に復帰できるようにがんばってるんですよ。ほら、怪我なんかも全然大丈夫ですか――だだだだ  だっ! ( いてて、とわき腹を押さえた。腐りかけた傷からの出血だろう。油汗を浮かべながら「あ。大丈夫ですから。大丈夫ですから」と全然大丈夫じゃない顔で言った ) [Tue 29 Sep 2009 22:10:43]
ルゥ > ませんよ?(予想通りのことを言って現れる白魔術士(おれ)、参上。) ──怒るのは当たり前です。 病院はこー、治すための場所であって、患者さんが自虐するのを生暖かく見守る場所では無いんですから。 (ぴ、と人差し指を突きつけながら、明かり取りの──竿状の物体を手に現れるは、白ローブの上からコートを纏った女性であった。どっとはらい。) [Tue 29 Sep 2009 22:07:59]
お知らせ > ルゥさんが入室されました。 『何をやってるんですか。クレェイン・ラインベルトさん。そんな事では怪我はいつまで立っても治り』 [Tue 29 Sep 2009 22:05:10]
クレェイン > ――― ぅ ( どさっ、と腕立てがたったの数回で終わってしまった。顔には早くも汗が浮かび、苦しげに喘いだ。片腕での鍛錬が此処まで辛いとは思わなかった。胡乱気に己の身体を見やれば、包帯が血を滲ませているのがわかった。傷の治りが遅く、まったくもって完治していない証拠である。 ) ―――― ・・・・ また、 怒られる ( 「何をやってるんですか。クレェイン・ラインベルトさん。そんな事では怪我はいつまで立っても治りませんよ」 そう、言われるのは目に見えていた。 ) 休んでる暇は ――― 無いんだけどな。 ( というよりも ) 休みたくない ( というのが、本音なんだろうが。ぜぇはぁ、と戻りきらない体力で呼吸を荒げた。冷たい床が火照った背中に心地よかった。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:03:20]
クレェイン > ( 所詮は眠れぬ身なのだから。ならばこそ、無駄にはしたく無かった。片腕片目を欠いた状態でなお、騎士を目指すならば尚更だ。片腕だからと相手と剣を交えて押し負けてはいけないからだ。負けるわけにはいかない。故に、片腕だけで全力を出せるように鍛えなくてはならない。その焦燥を恐怖に上塗りすることでどうにか精神の安定を保て無くてはならない――。騎士見習いが錯乱の末にグールと間違えて他の患者や医者を襲ったなどと言う話を作ってはいけない。 ) ―――ぐっ ( しかし、無理は無理であった。無理を通さなければなるまい。そうしなければ、面目は保たれない。無論、己では無く、グングニスク系騎士見習い、という物だが ) [Tue 29 Sep 2009 21:50:07]
クレェイン > ( 痛みに歯を食いしばってベッドから転げ落ちた。聞くところによれば、犠牲にあった人達は精神病を大なり小なり煩ったそうだが、少年はその中でも小さかったのだと聞かされた。それはたぶん、自分を襲ったグールは殺したし、恨むべき者がいないからだろう。屈辱な気持ちは腐るほど味わったが、それを屈辱だと、雪辱だと知っている故に、まだ己を御することができたのだろう。ただ、深夜の病院での足音の恐怖には打ち勝てなかった。しばらく眠れないだろうな、とは思った。だから、 ) ――― っぅ  ( 痛みに歯を食いしばりながら、床の上で片腕で身体を持ち上げた。そして、下ろし、持ち上げる。その繰り返し。片腕での腕立て伏せで体力を戻そうと、少年は始めた。何度も医者や看護師に止められはしたが、少年はやめる気は無かった。所詮、腐りかけは「皮膚だったのだから」 ) [Tue 29 Sep 2009 21:42:51]
お知らせ > クレェインさんが入室されました。 『―――痛いけれど』 [Tue 29 Sep 2009 21:36:53]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『( やがて訪れた看護士に 包帯を巻き直された 。 )』 [Mon 28 Sep 2009 15:55:09]
お知らせ > 黒兎さんが来ました。 『―――― …。』 [Mon 28 Sep 2009 15:55:05]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『( やがて訪れた看護士に 包帯を巻きなされた 。 』 [Mon 28 Sep 2009 15:54:04]
黒兎 > ( 分からない。 怖い 。 何が分からないのかが 分からない 。 何故こんなに怖いのかが 分からなくて怖い 。 廊下で響く足音にも 怯えてしまう 。 常用しているクスリを 全然飲んでいないせいで 更に 精神が不安定になっているのだと 思うが 、 だが さすがにあのクスリが欲しいです なんて 医師には言えない 。 極めて違法性が高いものだ 。 さすがに不味い 。 なら我慢するしかない 。 ) ……… ふ … ぅ え …… ッ … 。 ( とうとう兎は泣き出してしまう 。 そういえば、 あの村で逢った人たちは どうなっただろう 。 アザリーは ? シタンは ? 教会にいた子達は ? 無事なのだろうか … ? ) ( 分からない。 聞いていない 。 まだ村にいたら――― 。 ) [Mon 28 Sep 2009 15:53:40]
黒兎 > ( 何度も何度も 右腕を引っかく 。 だんだん ヂクヂク とした 痛みが 発生する 。 ) ―――― たり ない …ッ  ( 足りない。 全然足りない 。 こんな痛みじゃ 、 ダメだ 。  腕から血が出ようとも 、 兎は 引っかき続ける 。 ) ( 暫くして やっと 左手を 右腕から離せば 、 せっかくの治療も全く意味のない状態になっていた 。 若干 落ち着きを取り戻した兎は 右腕の様子を見て 軽くため息 を ついてから、 ) ―――― くれぇいん は 、… ( 大丈夫だろうか と 。 助かった とだけは聞いたが 、 他のことは分からない。 病院にいるらしいが病室は教えてもらえなかった 。 多分、 知ったら這ってでも行くと 思われているのだろうか 。 ――――― 行くけれど 。 足を骨折した己は 松葉杖無しでは動けず 。 けれど右肩の傷のせいで 、 まだ松葉杖も 使えない 。 ) [Mon 28 Sep 2009 15:46:44]
黒兎 > ( ―― Ns = 看護士 です 。 癖って怖い 。 ) ――― … は 、 ぅ ……… 。 ( 痛みで満足に眠ることもできない 。 眠っても 、 痛みですぐに覚醒してしまう 。 今まで ここまでの怪我をしたことが無かったから分からなかったが、 己の体質は とても厄介だ 。 けれど 、 その体質の理由を病院の人に言うわけにもいかない 。 ) ( 熱に浮かされる頭の中で再生されるのは 、 あの村での 出来事 。 記憶 。 数人の男に犯され ――― グールに犯され ――― 己は 確かに 、 悦んでいた 。 ) ――― … うしゃぎ   、  きた ない  … ッ  ( 荒い息に混じって 、 小さく呟く 。 無事な左手を、 ゆっくり 腕へと もっていき  、  ) ( ぐ  、  と 、 手首から 腕に 爪を立てて引く 。 何度も 何度も 。 既に治療を終えまかれていた包帯は 何度もそうすることで解けていき 、 皮膚が顕になる。 ミミズのように紅く 長い線が 何本も腕に 出来上がった 。 ) [Mon 28 Sep 2009 15:39:48]
黒兎 > ( 病院のベッドの上 。 あの地獄から助け出され 治療を受け終わった少女は 、 ホッとするのも束の間 、 次は高熱と傷の痛みに 魘され続けていた 。 痛い。 とにかく痛い 。 高熱が続いていて 、 既に自分でも何を考えているんだかすら 分からなくなる 。 痛み止めや解熱剤も服薬はしたものの、 薬が効きづらい体質の兎にはほとんど効かぬようで効果が出ない 。 ) ――― ッ…ぅ …… ( 治療中も痛みで暴れて 、 Ns複数人に押さえつけられた 。 それが 、 あの村での出来事の記憶を思い出させて 、 錯乱状態になり更に暴れるという ――― 病院の人たちに ものっすごく迷惑をかけていると 思う 。 ) [Mon 28 Sep 2009 15:31:07]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『―――ッ … 』 [Mon 28 Sep 2009 15:23:22]
お知らせ > クレェインさんが退室されました。 『( そして、眠れないながらも、やっと眠れたのは朝になってからだった )』 [Mon 28 Sep 2009 03:02:37]
クレェイン > ( コクト に また あの場所に戻らせないためには ―― ・・・・ ああ 己が騎士であることは必要不可欠だ。 信頼、信用もあるだろうが。 そういう条件で「雇用」した以上、それを欠いてしまえば建前が無くなってしまう。ならば、どうするか。おのずと答えは見つかるが――その方法までは見つからない ) 無い頭でいくら考えても仕方ないか。 下手な考え休むに似たり っていうしなぁ ( 明日、また考えよう、と少年は深呼吸を一度吐いて瞼を落とした。 はやくは眠れなさそうだが、痛みがゆっくりと引いていくのは素直に心地よかった。 ) [Mon 28 Sep 2009 02:58:05]
クレェイン > ( ごろり、と病院のベッドの中で寝返りを打ち、天井を見上げた。今でも――夜が少し怖い。静かな病院が怖かった。ひたり、ひたり、と何かがやってきそうだからだ。静かな廊下を誰かが歩くたびに身体が震えた。もし、その足音が「奴ら」だったら、と。 ) ―― ふぅ ( 深呼吸。それで気分を落ち着かせるに足りるものではないが、病院から出された痛み止めは「鎮静剤」としての役割もある物なので、しばらくはお世話になりそうだった。 ) ―― コクト は 。 助かったらしい けど ( まだ、病院に入院してから会っていない。己よりもひどい目に合ってなければいいのだが・・・。できれば、五体満足でいてほしい。 ) ―― ほんと どうしようもないな ( 己は。これでは騎士として重用されるかどうかすら怪しい。この先どうしようか。無い頭でひたすら考えた ) [Mon 28 Sep 2009 02:53:39]
クレェイン > ( 無くした左腕が痛いのは、まだ「ある」と認識しながらも「無い」からだと医者に言われた。正直な話、よくわからなかったのだが。これが不思議な事に左腕の「指先」が痛いのだ。このリハビリに鏡を挟んだ箱に手を入れるというのがある。上から見たとき、斜めに挟まれた鏡により、無事な右手が左腕に見えるという代物だ。そうすることで、脳が「無い」と認識するのではなく「ある」と認識させることで、普段から「ある」と無意識することで痛みを和らげる・・・のだ、そうだ。そこらへんはよくわからないけど。 ) ――― ん  ぁ ・・・・ ( 錠剤を口に放り込み、水で嚥下する。それだけでも相当な重労働だった。いつかは慣れるのだろうか。慣れないといけないのだろう。ちょっとだけそれが、億劫だ ) [Mon 28 Sep 2009 02:43:30]
クレェイン > ( なぜ、腕が痛いのだろう。と、そう思ったら目が覚めた。―――いや、正直焼ける様に痛かった。 ) ――っぅ ( と、ベッドの上で転がった。確か、痛みがひどかったら飲むようにと、渡された薬があったはずだが・・・。どこえやったっけ・・・ ) [Mon 28 Sep 2009 02:37:22]
お知らせ > クレェインさんが入室されました。 『腕が痛い。』 [Mon 28 Sep 2009 02:35:56]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 [Sun 27 Sep 2009 23:14:42]
君影 > (私はそのリャンの様子に笑顔が零れる。このままずっと戯れていたいんだけど) ゴメンね…少し……眠いや… (衰弱は酷く目を閉じている時間の方が今の私には多い。今もそう。せっかくリャンと会えたのに、喋りたい事はもっと色々あるのにそれすらも辛いだなんて)(抗えない眠気に私は目を閉じる。見る夢は悪夢だろうか。いやきっとこの子が傍にいるんだからそうじゃないに違いない) (微かに感じる花の匂いと涼しげな風を感じて私は眠る。瞼を閉じた女がの寝息は安らかだった) [Sun 27 Sep 2009 23:14:14]
君影 > リャン……… (ただ愛おしくてその名前を呼んだ私に小さく鳴いて返事をする。この子ったらもう。病院だという事を気にしてわざわざそういう事するんだから――――) ―――――いいリャン。 (少しフラッとしながら私は言い聞かせる) 見付かっちゃダメよ。病院に猫とか追い出されちゃうに決まってるんだから。 (猫は真面目な顔で頷いた。) けど…ずっと傍にいてね。 (猫は笑顔で頷いた。) [Sun 27 Sep 2009 23:00:49]
君影 > (猫は傷付いた主の傍に近寄りただ顔を擦り寄せた。私は右手でその子の感触を確かめるようにギュッと抱く。それだけで良かった。離れていた時間。傷を負った主人をなんとか労りたいと痛切に願う気持ちを理解するのには) ……………… (無言の時間が流れた。まるでそこだけ時間が止まったような静かな空間)(やがて人は涙を流し、猫はそれを舐めた) [Sun 27 Sep 2009 22:47:51]
君影 > (涼やかな風に私は目を覚ました。空気の入れ替えの為か窓は開けられている。そして窓辺には花が飾られているのに気付く。それは私が眠る前にはなかったもの) ―――…… (なんだっけか。知ってる花のような気がする。ボウッとした頭の中それを思いだそうとした時に何かが私の上に乗っている事に気付いた) ―――あ……… (そこには黒猫がいた。尾が二股に分かれていて少し小さな猫。私の大切なリャン) [Sun 27 Sep 2009 22:37:45]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『さっきまでなかった物がそこにある』 [Sun 27 Sep 2009 22:28:48]
お知らせ > 銀嶺さんが退室されました。 『爪先を掠らせ、松葉杖の倒れる音が響いた。』 [Sun 27 Sep 2009 21:46:43]
銀嶺 > (傷は時の経過と共に消え去る。負傷はしたが四肢が満足な状態で救出された。矢張り他の者は手足が失い、消えぬ傷跡を死ぬまで背負うのだろう。) ―― … 不公平が過ぎる。 (癒す力を何度も欲した記憶は確かにある。神の能力の結晶は、長年封印され続けた武器。精霊の能力も私の物ではない。三兄弟の戦士共が血に滲む思いで手に入れた能力。私が私の物と言える能力は、…全ての武器を操れる。だが、其れも神の能力ではない、と言い切れる自信は無い。) …… 、   。 (命を掴んだ。なのに、表情を曇らせた。喜びたくても笑いたくても、出来ない。右手を退ければ、窓の向こうにある夜空を眺めた。直ぐ傍らに松葉杖が用意されていた。それに手を伸ばそう。) [Sun 27 Sep 2009 21:40:49]
銀嶺 > (霧の村へ彷徨う人達を脳裏に過ぎれば、嫌悪に満ちた表情を浮かべる。目の前で多くの命が虐げられ、無残な形で散り去った。傍らで何時に命を失うのか恐怖を身体の根深い所に刻まれた。)    くそ     (身体を引き起こせず、右手を左眼に覆い隠した。目の前にある染みの残した天井より真っ暗な闇へ移り変えた。) ―――  悔しい、なぁ …。 (恐怖よりも、無力感よりも、己自身が貧弱な現実に舌打ちを鳴らした。自らの手で奪い続ける命と、周囲に悲惨な形で散り去る命を良く覚えている。皆、未練があった。未練を果たせずに命を散らせる事に悔しいことは此の上に無い。) [Sun 27 Sep 2009 21:26:01]
銀嶺 > (狂気に満ちた霧の村。二度と引き返せず、周囲に身渡る限り敵だらけ。最初は連携の取れた連中共を打破し続けるのを楽しんでいた。) …… 、  。 (握り締めた拳を開き、シーツを握り締めた。そして身体を引き起こそうと、全身の筋肉に力を入れた瞬間。駆け巡る電流が痛みとなり、全身の力が抜け落ちた。ベッドに落下し、鈍い衝撃が更に追い討ちをした。)  ―― 痛ッ、た …。  (呻き声を漏らし、身動ぎをした。微か乱れた呼吸を整えようとし、小さく咽てしまった。暫く大人しくし、長い夢を見ていた感触に、夢と現実が曖昧だ。けれど、痛みが現実だと教えてくれた。) [Sun 27 Sep 2009 21:09:33]
銀嶺 > (僅か開いた窓の隙間より、忍び込む夜風が部屋の隅まで行き着いた。無意識に吐き出す二酸化酸素などが、運び込まれて新鮮な空気と風が次々と運び込まれる。) ――― …。 (夜の風が吹く度に、入り込む度に、呼応するかの様に指先が動いた。左腕はギプスで嵌められ、擦過傷や打撲で顔の右半分は包帯で覆う。太股や背中、胸板も擦過傷を刻まれ、塗り薬に包帯で手当ては終えている。後は誰も居ない部屋の中で、ベッドの柔らかい感触に身体を沈めていた。) ―― … (右の指先を握り締め、拳を作ればこそ左の目蓋を重々しく開かせた。) [Sun 27 Sep 2009 20:58:26]
お知らせ > 銀嶺さんが来ました。 『朦朧な意識が覚醒する』 [Sun 27 Sep 2009 20:47:53]
お知らせ > 蜷潜さんが退室されました。 『 もう9月も終わる 』 [Sun 27 Sep 2009 00:49:11]
蜷潜 > ( だからこの来訪も、文字通り顔を見にきただけのこと。 どの程度生きていて、どの程度酷く、どんな調子であるかを見て確認して、そうか、という。 今後の仕事上で連携を取る事がもう無さそうだとか、当人の意志はどうなのかとか、いや――――――来るのが早かったか。 もう少し眠っているべきだろう。 今は何を聞いても得られる回答は正常ではない。 ) ―――邪魔をした。 花を宜しく。 [Sun 27 Sep 2009 00:48:22]
蜷潜 > ( 他人の命を奪う者が、死を憐れんだり死に憤ったりしてはならない。 それが知人であろうと他人であろうと平等であろうとするのなら、死は死でしかなく、それ以上の意味を見出す必要もない。 私怨や嗜好で殺す人間の仕事には必ず矛盾やトラブルが生まれ、純粋さを欠いていく。 シンプルである事が何事に於いても、究極であると、蜷潜は考える。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:43:05]
蜷潜 > ( 運の無い話――――仕事での負傷ではなく、全くのイレギュラーに巻き込まれたとか。 誰の身にも起こり得る事ではあるが、あまり若い内だと今後が大変そうだ。 復帰があるのかないのか――――無いのなら、あの内向的な娘に他に出来る事があるのか甚だ疑問ではあるが。 ) ( だがそれも、私には関係のない話。 選ぶのも決めるのも私ではない。 果敢無んで命を絶つのすら、自由だ。 ) ( 長く待たされるようだ。 暫らくそこらに座って待つか。 蒸し暑くも無い夜だ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:29:19]
蜷潜 > ( 相当酷い、とだけ聞かされた。 受付で「まだ生きているか」と聞くと、渋い顔をした看護師が曖昧に頷いた。 暫し、待たされる。 なにせ家族でも無ければ親戚でも無い。 誰かれ構わず通して良いものでもないのだろう。 ) 駄目なら構わん。 花だけ置いて行く。 ( そう言って差し出すと、また看護師が渋い顔をして「お待ち下さいね」と言い残して何処かに消えた。 別段急ぐわけでもないが、手持無沙汰だ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:17:46]
蜷潜 > ( 早い報せを受けて、病院を訪れる事にした。 魚守の仕事は無く、丁度裏の仕事で下準備をしていたところ――――標的の生活サイクルと交友関係を掴んで、襲撃ポイントを絞りこみ、2度のチャンスを得る事が出来る通りを見つけてその、帰り。 安否不明になっていた知った顔が見つかって、此処に収容されたとかそういう話。 薄桃色と橙の薔薇…多分薔薇、のミックスされた花束を抱えた色無地にマフラー、網上げブーツのアマウラ女が一人、受付に名前を記す。 花の事はよくわからないが、とりあえず見舞いの花を見繕ってくれと頼み、あれこれ見せてくる花の中で綺麗だと思ったものを花束にして貰った。 どういう有様かわからないからフルーツ等も避けた。 普段なら確実に食料の方が喜ばれるだろうが。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:06:04]
お知らせ > 蜷潜さんが入室されました。 『 来訪 』 [Sat 26 Sep 2009 23:55:28]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 [Sat 26 Sep 2009 01:20:29]
君影 > ――――あ。(艶子が去ったあとでスッゴく大事な事を聞きそびれてたのに気付く) リャン…元気かな? (もう一ヶ月も会ってないなんて………泣きたい) [Sat 26 Sep 2009 01:20:07]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『身体はまだ悲鳴をあげている。でも、悲鳴をあげる元気はあるってことだ。 ――やってやるさ。』 [Sat 26 Sep 2009 01:17:00]
君影 > ―――お願いだ。 (その瞳に宿っていたのは漆黒の殺意。あそこで長く過ごした事での影響は根を張っている) ゆっくりでいいぞ。どうせ…暇だもの。 (今の私にやることなんて――――) ――――お休み……な。 (喋り過ぎて疲れた。凄い眠い。艶子が去ったあとすぐに私は目を閉じた) [Sat 26 Sep 2009 01:15:27]
君影 > 左腕が健在じゃなくて良かったな。健在だったらお前死んでるぞ。 (そういう台詞で直ぐにエロな意味だと思って眉を寄せるあたり染まってる) ――――― (運がなかったんだ。もしも上手く立ち回れて捕まる事がなかったら。いいや、それ以前にこの仕事が私じゃなくて他の奴に回されてたりしたら。けれど現実にはそうならなかった。それだけのこと。ただ大波に浚われただけ) ―――…………! (そんなありきたりの言葉で…納得できるもんか。握る手の力が少しだけ強くなる) ………大声出したせいで疲れたじゃないかこのバカ。(こうして何でもかんでも人のせいに。このあたりは何時もの君影だ。めんどくさがりやで人任せで他人に責任を擦り付ける女) 私だってどっちも得意じゃない。だから……… (お前は強いよ艶子。けど強くてもどうしようもない時があるんだ。私はそれを知ったばかりだから臆病になっているんだろう) ………デブってたらそのネタで一ヶ月はからかってやる。 (だから、約束だぞ。絶対に) [Sat 26 Sep 2009 01:09:23]
艶子 > ――ああ、任せろ。必ず泣いて詫びさせる。 ( その頼みごとに力強く頷いて、私は立ち上がった。 ) ――じゃあな。なるべく早く片付けて、ここに戻ってくる。 ( 最後にもう一度微笑みかけると、ゆっくりを背を向けた。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:31:15]
艶子 > はははは、ようやくお前らしくなってきたな。別にお金で返さなくても良いんだぞ? ( にやりと笑って言った。 ) ………。 ( そう。君影は…勿論、私もだけど、いつかはこんな風になるかもしれない状況に身を置いていた。潮時なんてものは気まぐれにしかやってこない。いつだって大きな波が一気に押し寄せて、何もかもを滅茶苦茶にしてしまう。そうならないように私はうまく立ち回るべきだったのに、私は救えぬほどの間抜けだ。そうやって顔を伏せ、感傷に浸っていたら。 ) お、おい……。 ( 急に馬鹿呼ばわり、しかも三回も言われて目を丸くした。驚きと同時に、私は少しだけ安堵して。ゆっくりと息を吐いて笑った。 ) 泣くのは得意だけど、泣かれるのは苦手だ。大丈夫さ、天下無双の… ( 私は天下無双か?友人一人救ってやれぬ私は、本当に強いのか?いや、今はまだ自分の強さを信じよう。それが仮初のものでも、生きて帰る為に。 ) 私は天下無双の大剣士だ。怪我どころか、キャンプの炊き出しで丸ッと太って帰ってきてやらぁ。 ( そうさ。無事に帰らねば意味がない。セインも言っていた。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:30:29]
君影 > ……私からもう一つお願いがあるとしたら、本気でアイツらぶっ殺して。心の底から憎いの。 (好き放題に奪っていったあの連中に復讐したい。本当なら自分の手で。それは不可能だから艶子に託す―――怪我するなというお願いには少し矛盾するかもしれない頼み事) [Sat 26 Sep 2009 00:10:07]
君影 > ん。それじゃ…ありがたく少し借りる。お前に借り作るの、なんか少し悔しいからちゃんと後で返すぞ。けど倍返しは却下する。 (―――もう既にこの時点で借りだけどなと小声で。) ………いつかはこんな事になるかもしれないって…覚悟少しだけしてた筈なんだけどな。 (そして私は嫌味をいいながらも本の少しだけ手伝ってやるんだろう。実はそんな日がずっと続くと思ってた――――時間よ戻れとどれだけの数の人間が願ったろう。私はそれが叶った人を知らない) (私は一つ息を吸って呼吸を落ち着かせた。痛みは疼くし熱で頭はぼうっとしてる。喋り続けるのは少し辛いんだけどさ。) バカ!バーカ!バーカ!! (私は思った事をそう口にした。それは気付けば随分と久しぶりの大声になってたさ) …………絶対…ちゃんと帰って来なかったら泣くぞ。いい年した私が大泣きしてやる。だからお前は…行くんなら……これ以上怪我なんてするな。 (損な性格をしていると思う。あんな場所に傷付いた体で救出に向かうなんて普通は貧乏籤以外になんて呼べばいいんだ。)(そんな艶子だからこそ、私も皆も惹かれるんだろうな) [Sat 26 Sep 2009 00:05:40]
艶子 > …お前の報いを受けさせる。私は、連中を許さない。 ( ウォッシュベアーの村人も犠牲者だ。だが、それでも許さない。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:44:44]
艶子 > ああ。時間をかけてさ、ゆっくり治していけばいい。…入院のお金とか、気にしなくて良いからな。お前も知ってるだろうけど、私はお金持ちだし。完治したら、倍にして返してもらうつもりだし。 ( お金のことはやっぱり口に出しにくい。気にするなって言っても気にしちゃうかもしれないから、そんな軽口で誤魔化した。 ) ………。 ( 全部夢だったら良かったのかもしれない。私はアイリ様に突きつけられた反省文の多さに嘆いて、君影はそれを笑うんだ。そう、港町で会った時まで時間が戻ってくれたら。 ) …ああ、行かなくちゃならない。まだあそこには生きている人が居るし、お前を助けるのを手伝ってくれた人たちに、恩返しなくちゃ。…本当は、お前の側に居たいんだけど…。 ( きっと皆、心配する相手が居るんだ。それは仲間であったり、同僚であったり。だから、今度は私が彼らの力になる。それに―― ) それに…。 ( きゅ、と本の少しだけ強く手を握って。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:44:27]
君影 > そう。それなら…少しはマシになるかもしれないかもね。 (元の仕事に戻るのはきっと無理だろう。多分飛燕は片腕片足の無くなった忍者なんて切り捨てる。クランクは私も疎い。やっぱり馴染むのに時間が掛かるのだろうか。お金とか足りるんだろうか。わかんないことばっかりだ) 夢じゃ…ないんだ。 (今のこれも。あそこで起こった苦しみも。私は病院のベッドで眠っていて、そして左腕があるべき場所にはなんの感覚もない。失った場所は数えるのが嫌になるぐらいだ)(握られる手。私はずっとあの暗い坑道の中でこの感触を待ち続けてたんだ。) バカだよ………お前。 お前まで怪我して…けどまた、行く気なんだろあそこに。 (プイッと顔を逸らした。何となく今の私の表情は見られたくなかったから)(肩は吊るしていて、そして逆の手には刀を持っている。こいつは、きっとそういう奴なんだよな) [Fri 25 Sep 2009 23:34:54]
艶子 > 良い先生が沢山いる病院なんだ。昔な、私も腕を砕いてしまったとき、ここの先生に治して貰ったんだ。 ( 医学にとんと疎い私は、彼女の傷をどこまで癒すことが出来るのかはわからない。もしかしたら魔法のように、五体満足に回復してくれるのではないかっていう淡い期待もあったけれど、きっとそうはならないんだろう。  ) そう、ヴェイトスだ。 …もう、怖い思いはしなくていいんだぞ。終わったんだ。 ( 勿論、彼女はこれから自分の怪我と戦っていかなければならない。失った体の機能と戦っていかなければならない。だから…だから私は、これから君影を助けていこうと思う。街の端から端まで、腕の良いクランク技師を探して回ろう。彼女が就ける仕事を探そう。それまで私の家で面倒みてもいい。君影が何の心配もせずに治療に専念できるように。 戦闘馬鹿の私でも、してやれることなんだ。 ) ………。 ( 私はベッドの側でしゃがみこみ、そっと君影の手を握った。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:00:25]
君影 > (耳も腕も片方ずつ無くした。その時の事は思い出したくもない。ううん。忘れたいのはあの村で私に降りかかった災難の全てだ。けれど目を瞑ればその記憶が瞼の裏に焼き付いて離れてくれない) ―――…… 艶子。 (名前を呼ばれてようやく傍に居てくれた彼女に気付けた。そう――ここは病院だったの) …初めて来たかも。ここの病院。 (今までヴェイトスに来てから大きな怪我も病気もならなかったしな。平素よりもちいさな声でゆっくりと言葉を紡ぐだろう) ………ヴェイトスなんだ。 [Fri 25 Sep 2009 22:52:11]
艶子 > ( …彼女の怪我は酷い。片目を失い、乳房を食われ、右足を失い、更にあの化け物どもに陵辱され続けたのだ。その拷問は想像を絶する。医者の話では予断を許さぬ状況には変わりなく、少なくとももう―― 君影は仕事は続けられないかもしれない。 ) ………君影。 ( うなされる君影の顔を覗き込み、その名前を呼ぶ。痛みと熱にうなされているのか、それともあの悪夢の続きを見ているのか。 ) ――気付いたか?ここは病院だよ。ヴェイトスの中央病院。街で一番大きな病院さ。 ( 私は優しく笑いかけた。 ) [Fri 25 Sep 2009 22:39:19]
君影 > (それが余りにも辛いから私は目を開ける。目の前に広がったのは白に染められた天井。横たわる感触は固い地面ではなく柔らかなものだ) ………ここ、どこ? (純粋な疑問とあそこではないという事の再確認のように独り言を呟く。隣の艶子にはまだ気付いていないようだ) [Fri 25 Sep 2009 22:36:19]
君影 > (夢に出てくるのはあの災厄の反芻。その夢の中で私はまた犯されて喰われる。夢だよこれは。だって艶子達が私を助けてくれたんだから) (ねえ、そっちが夢じゃないっていう保証は?) ――――― (私は悪夢と高熱にうなされ続ける) [Fri 25 Sep 2009 22:31:49]
艶子 > ( 自分の折れた右腕の治療というのもあったが、私は君影の顔をもう一度見ておきたかった。それが済めば、私はまたあの地獄に戻るつもりだったからだ。身体はもう限界に近かったが、それでも私は戦わなければならない。 …本当は、君影の容態が安定するまでずっと側に居たかったけど、まだウォッシュベアーには助けを求める人が居るはずなのだ。だから…。 ) ………。 ( 右手を肩からつるし、左手に鞘に納めたままの刀を持ち、君影の側にそっと寄り添う。 ) [Fri 25 Sep 2009 22:29:19]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 私はその部屋を訪れた。 』 [Fri 25 Sep 2009 22:24:10]
君影 > (高熱は続き予断は許されない状況であるのは間違いない。しかしそれでもあの場とこの病院のベッドを比べてしまったら天と地だ。その安らかさが女を眠りに誘う。けれど痛みと高熱の苦しみが安眠を妨害してくれる) [Fri 25 Sep 2009 22:13:31]
君影 > (中央病院にある入院患者が使う個室の一つ。その中で一人の女が熱に浮かされていた)(救出されたあとキャンプにて応急処置を受ける。そして即座に病院に運ばれて今朝がた到着。治療は取り敢えず良い方向へ向かった。けれど傷は深く、それが治るのには時間が掛かるだろう。そして失い続けたままの傷もある) [Fri 25 Sep 2009 21:54:49]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『眠っている』 [Fri 25 Sep 2009 21:46:23]
お知らせ > ビリー@試薬さんが帰りました。 『一通り挨拶した後で看護婦に聞かれた「お店の名前は?」の言葉に後日ちゃんと伝える約束をして…』 [Wed 23 Sep 2009 04:07:01]
ビリー@試薬 > ええ…ビリーですよ。ビリー・ウォン。別に女の時の名前とか考えてませんから…(尻へ伸びてくる手を迎撃しながら、呆れ顔であいさつ回りを終えて…や、本当は薬を飲む前に来いってなものだが、前述の通りの理由で飲まざるを得なかったわけで、立つ鳥跡を濁しまくりと言うか) [Wed 23 Sep 2009 04:05:23]
ビリー@試薬 > 人が女になったのはどうでもいいとして…お世話になりました。また何かしらあればよろしくお願いいたします(元同僚共はどうでも良くなさそうだが…。顔付きと体つきが女になっただけで中身はこれっぽっちも変わってない上に、元々腕力はそこらの女性と同レベルくらいしかない自覚はあるので当人的にはまったく変化は感じられないから余計に腹立たしい) [Wed 23 Sep 2009 04:00:09]
ビリー@試薬 > (まぁ、それを迂闊に言ったら小一時間その苦労に関しての愚痴を聞かされたわけで…そもそもこの手の薬は魔女達の専売特許と言える技術だしおいそれとは提供されないとは当然か)…お陰で目の前で飲むはめになりましたがね。その時は服がきつくてどうしようかと思いましたが(この胸の大きさはなんだとか問いたいところだったが、まともな回答は期待できなかったのでやめた…) [Wed 23 Sep 2009 03:54:30]
ビリー@試薬 > …こんな簡単に性転換の薬が用意できるのであれば、もう量産してもいいのではないかと思いますがね…(年に一回は必ずある、この手の依頼。中央病院に勤務している時には必要のないモノだと思ってスルーしていたが、独立して薬屋をやるのならあれば十分需要はあると思うのだが…) [Wed 23 Sep 2009 03:50:03]
ビリー@試薬 > (急な話でしたが、まぁ…この病院のVIPルームに匿われたフォーウンマフィアの患者に引き抜かれたと言うかスカウトされて独立と言う運びになり、9月1日から始まった準備がほぼ形になったので挨拶に伺ったわけだが…)で、なんでしょうか? ………もはや、年中行事で驚くに値しないでしょうに(嘆息を漏らしながら、自分に向けられた視線に呆れたように…、ええ、胸に余計なモノがついてますよ、以前どこぞの女と入れ替わったハメになった時に用意していた服がこういう形で再び役に立つのは非常に不本意でしたが) [Wed 23 Sep 2009 03:48:15]
お知らせ > ビリー@試薬さんが来ました。 『どうしてこの手の薬と言うものは…【判定】』 [Wed 23 Sep 2009 03:42:31]
お知らせ > デスさんが帰りました。 [Sat 29 Aug 2009 22:43:10]
デス > (じっと見ていると相手が微笑んだように見えて……生前に見せてくれた笑顔等が連想で思い出されて再び泣き出してしまうのだけど… 暫く一緒に居て…そして悪魔は彼女の元から去っていった) [Sat 29 Aug 2009 22:39:58]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『 そしてまた、部屋の中には静寂が戻る。 』 [Sat 29 Aug 2009 22:38:30]
コンスタンツェ > ( ――何度目か。その劣情をその身に受ける。不思議と女の死体がどこか艶かしさを取り戻したかのようだった。間に合わなかった告白に、女の表情に笑みが浮かんだようだった。 ) ( そして再び身体の時間は静止する。悪魔がここを訪れる前と同じ状態に戻る。誰かが触れ続けない限りはそこに静止したまま、ただ朽ちていくだけの存在は… ほんの少しだけ、そしてほんの少しの間だけ、生前の面影を取り戻す事ができた。 ) [Sat 29 Aug 2009 22:34:27]
デス > (何時も可愛い反応をして…自分の事を好きとまで言ってくれた相手…今は自分の勝手な欲望で身体を動かされて僅かな反応をしたように見せかけている相手の身体を何度も続けて犯していきながら…その僅かな変化を見取りながら最後に一度震えながら絶頂して…)ぁ……スタンチェル……好き………いや…(軽く頭を降って…)うん、多分…愛してる、だったのさ…ね…。(たっぷりと相手の中に精を注ぎ込んだ悪魔…そんなことを囁きながら…相手の唇にもう一度口付けをして…)………(繋がったままの相手…此方が動くのを止めれば当然反応も無く……暫くの間…じっと…その顔を、身体を、そして生前の事を、忘れないように…していて) [Sat 29 Aug 2009 22:26:15]
コンスタンツェ > ( 死体は痛みを訴えない。涙を滲ませたりはしない。しかし、横たわるその粗末な台が揺れるたび、女の身体は違った顔を見せるのだった。今まで何の反応も無かった分、それはより際立って見え―― 乱れた髪が一房はらりと顔から耳に落ちるだけでも、不思議な躍動感を持たせるかもしれない。 ) ( もう動かないのに.。 ) ( もう何も考えられないのに。 ) ( 悪魔の瞳から零れた涙が、コンスタンツェの肌を濡らす。渇いた肌に落ちたその涙の粒は、その肌を滑りながら台の上へと落ちていった。死んだ肉の中に吐き出されるのは、劣情か。別れの切なさか。或いは愛か。形あるものは全て崩れ去る運命にある限り、この女の肉体もやがては朽ちる。その形を保っている間だけ、人はその肌に触れる事が出来る。だから。 今だけは。 ) ( 悪魔の精で穢れた肉が、ぬるりとした感触を与えるだろう。まるで、生きているかのように。 ) [Sat 29 Aug 2009 22:14:46]
デス > ん………は、はは………ねぇ…今…奪ったのさ、ね……(僅かに開いた相手の口…反応したように動いた相手の身体…すでに相手の死を受け入れている悪魔…理解しているのにそれでも僅かに嬉しくて…腰を動かして…まだ幾らかの柔らかを残した相手の膣を犯し始める) ぁ… …ん… …スタンツェルの中… 凄く… きつい…ぁァ、… けど …気持ちいいっさね…っ……ぇ…っ(柔らかさを残しているとはいえ所詮は死体…反応は無く当然濡れるわけも無い。頭の中で死んでいる相手を犯すという行為の意味が分かっているため、瞳から涙を流して時折絶頂して膣の中へ白濁の精を放ちながら、構わずに腰を動かし暫くの間ひたすらに犯していき) [Sat 29 Aug 2009 22:06:00]
コンスタンツェ > ( 人の死に対して、誰もが怒りと悲しみを覚える。そのやり場の無い感情は、一体どこに向かわせればいいのか。時に殺した相手に向かうだろう、時に運命にも向かうだろう、そして時にこういう形で向かうこともあるだろう。その悪魔の嘆きを受け止めるものが、魂の無くなったこの抜け殻だけだというのなら。 ) ………。 ( 硬直した身体の足を強引に開き、ぎしりと台が軋む。閉じた肉の合間を押し入るように侵入してくるその硬さと熱に、やはりコンスタンツェは何の反応も示さない。デスに対しては、何かが破れるようなあっけない程の抵抗を感じさせ、それと同時に痛みを与えるかもしれない。こうして、コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは女になった。 ) ( だが。 ) ( 口付けに、張り付いていた女の唇が剥がれ、僅かに口を開いたかのように見せるだろう。がくんと揺れた台が女の身体を僅かに動かし、反応があったかのように見せるだろう。 ) [Sat 29 Aug 2009 21:55:26]
デス > (悲しみとか怒りとかがぐるぐると頭の中で回る。指を少し中に入れて触る感触は…予想よりも柔らかくて…指先に僅かに当たったのは処女膜だろう…)ね……決めていたのだし…今、奪って…あげるっさ…ね。(舌を薄く出して笑みを浮かべる顔は少年の雰囲気と少し違っていて… 羽織っていたフード付のコートを、下着を脱いで相手と同じ姿へ…否、普段は隠す羽や尻尾、角を露に…全身に刻まれたルーン文字も時折、薄く発光させながら彼女の横たわる寝台に上がって…非力さ故、若干苦戦しつつも相手の足を開かせて…)もう…遅いかもしれないけど(先走りで濡れた男の子部分…まだ柔らかい相手の秘部へ押し当てながら、眠ったように瞳を閉じた相手の顔に囁いて)…僕の物に…してあげるっさね…っ。(呟くと相手の唇に自分のをあわせて…やや強引に腰を前に…死体の彼女の、純潔を奪おうと…) [Sat 29 Aug 2009 21:46:30]
コンスタンツェ > ( 恐らくは、神も見落としていることだろう。それに悪魔のすることならば不思議でもない。生前でも、きっと―― 女は拒まなかったかもしれない。最後まで散らすことのなかった純潔が奪われようとしても、それを咎めるものは誰も居ない。本人ですら――。 ) ( その指に、頬と同じ感触を返す。傷口だけは固まった血の硬さを返すだろう。それは乾いた感触。それは冷たい感触。それは血の通っていない、朽ちる途中にあるただの肉の感触。既に硬直している体だったが、そこだけは思ったよりも柔らかい感触を返すかもしれない。 ) [Sat 29 Aug 2009 21:35:26]
デス > (そういえば自宅以外で服を捲ろうとすると凄く恥ずかしがって…でも自分がお願いするとそれを受け入れてくれた相手… 今は…そういう反応は一切無く…白い肌は生前のそれとまた違った雰囲気…何か感じてはいけない魅力を感じて)…綺麗っさね……傷…も……全部……さ…(頬を撫でていた指がそっと滑り降りる…首への傷…腹部の傷の辺りも、胸も臍も触れて…秘部も撫でて)…結局…奪って……あげられなかったさ、ね……?(どちらかと言えばアブノーマルな処での関係だったのもあって…奪うことはしなかった純血。指で其処を擦り愛撫するように触って……何か少し壊れたような笑みを浮かべながら涙を流して) [Sat 29 Aug 2009 21:25:04]
コンスタンツェ > ( ――生前ならば慌てて自分の身体を隠したりしたのかもしれないが。布を剥ぎ取られても何の反応も見せず、ただその姿を晒すだけだった。布の下のその肌は白く、室内の薄暗い照明でその肌の白さは一層際立つ。致命傷となった腹部の傷は縫合によって幾分か整えられていたが、それでも見た目は痛々しくみえるかもしれない。首に付けられた傷も同様だが、こちらは傷口は幾分か小さい。普段きっちりとまとめてある髪は解かれたままで、少しだけ乱れた金色の髪がその白い肌に纏わり付いていた。 ) ……………。 ( …再び沈黙を返す。 ) [Sat 29 Aug 2009 21:03:00]
デス > (見た目よりも古い世代の悪魔の少年。人間と若干違う思考を持っているのだがこういう時の感情は人間と一緒のようだ、と考えつつ…瞳から涙が零れそうになっていて)…僕は…人間の中で…君が一番気にいっていたのさ…?しっかりしてる風なのに…面白くて……さ…。(相手の頬…軽く撫でるも何の反応も無い…色々と…寧ろ迷惑をかけた気がするけど… 何だかんだいいつつも受け入れてくれた相手は動かない…… 暫く無言の悪魔…焦れたように相手の身体を覆う布…バァと何時もやっていた悪戯のように剥いでみて)…ふふ、どうさね?起きないと…悪戯したりするっさ…ね…?(布を剥げば生前と余り変わらぬ…しかし致命的な傷がある相手の裸体が露になって…暫く反応を見るように眺めていて) [Sat 29 Aug 2009 20:52:10]
コンスタンツェ > ( コンスタンツェは、この子のことをどう思っていたのだろう? 弟のような存在だったのか。ただ劣情に身を任せるのに丁度よかったというだけなのか。その答えは結局最後まで出すことはできなかったけれど、少なくともそこに安らぎを感じていた。あともう少し―― この子と過ごす時間が長かったら、きっとコンスタンツェは自分の気持ちに気付いたかもしれない。簡単に言ってしまえば、きっと好きだったのだと思う。 思い込みの激しい、どちらかといえば物事に突っ込みがちな性格をしていた。勘当されるのを覚悟で、この子を連れてクリスティアの両親の所に向かうなんてことも、起きたのかもしれない。けれども、全てはそうはならなかった可能性の話。 ) ………。 ( 呼びかけに対し、返事は無い。デスの声がその部屋の中に響き、それが返ってくるだけだった。かつてその手に返した温もりは無く、微笑みかけることも無く。 ) [Sat 29 Aug 2009 20:41:21]
デス > (病院と言う場所,初めて来る悪魔。聖職者関係も割と多いらしいと使い魔から聞いて目深にフードを被ったが、どうも泣き顔を見られないよう、とか良い方向へ誤解されたのか、特に疑いもかけられずに此処へ来れた。 若干、死の香り…魔法的な力だろうか…を感じる男・・・遺体を搬送と言う言葉から彼女の状態を改めて認識… 男が出て行くのを見送った後…ぽてぽて…横たわった彼女の元にたどり着いて)―…やぁ、元気…じゃなさそうさね…。(自分と話す時、色々な反応をしてくれた相手に笑顔で話し掛けながら相手の頬に手を当てて…その体温の冷たさと、反応の無さに…小さく震えながら息を整えようとして) [Sat 29 Aug 2009 20:33:00]
コンスタンツェ > ( それは眠れる者を目覚めさせる口付けになったのかもしれない、が――…。 保存の処置の許可は降りた。これで少なくとももう少しだけ、女はこの姿を留めることが出来るだろう。恐らく、家族の対面も可能になるはずだ。家族にとっては、冷たい石造りの墓に触れるよりは、冷たい亡骸に触れいと願うはず。 ) ( 少年が入った部屋の中は酷く静かで、酷く殺風景で―― そんな中に、コンスタンツェの亡骸は横たわっていた。デスに対して照れくさそうにしたり、恥ずかしそうにしたり、嬉しそうにしたり、色んな表情を見せたその顔は、もうどのような変化も見せない。まるで眠っているかのように、ただそこにあるだけだ。 ) [Sat 29 Aug 2009 20:28:49]
お知らせ > ティスさんが退室されました。 [Sat 29 Aug 2009 20:21:53]
ティス > (頬を辿り、男の親指は彼女の唇をそとなぞる――いっそ口付けでも等という気がふと起こったが) ―――、 (病院の廊下には足音が良く響く事だろう。聞こえてきた二人分の足音に男は彼女から手を離せば、彼女を覆う布を首元辺り迄掛け直してやる) (安置室の扉が開き、顔を覗かせたはフードを被った少年風貌と――彼を案内してきたのか彼の背後に立つ看護婦の姿) ―― ええ。 (少年の言葉に静かに応えた男の代わり、看護婦は此方へどうぞと貴方を誘い――ついでにエンバーマーへと歩み寄れば自警団からだと告げて手にしていた書類を差し出した) … (男は胡乱気に其れを受け取り、内容を改めれば思わず少し許目を丸くする――渡された書類には、エンバーミングを許可する旨が記されていた)  ―――其れでは、私は搬送の準備に取り掛かりますので。 (看護婦へとそう告げ、御遺族だろうか――訪れた少年へと軽く会釈すれば男は安置室を辞そう。此処で処置は出来無い、一度家に遺体を運ぶ必要がある――処置は早い方が良いからというのでは無いが男は思わず早足に廊下をゆき準備に取り掛かろうかと――其の間、少年が彼女に対面する時間はあるだろう) [Sat 29 Aug 2009 20:21:11]
デス > (知人の家を訪れると聞いた情報。教えてもらった場所は病院であった。 悪魔は若干悪くなった顔をフードで隠すようにしながら病院の中を進み)…スタンチェルは…此処さね?(目的の部屋、の戸を開くと横になったコンスタンツェと、病院の職員らしいのがいたので、そう尋ねて…) [Sat 29 Aug 2009 20:06:13]
コンスタンツェ > ( この女を殺した殺人鬼もまた、その頬に触れた。今までにも沢山その頬に触れた者が居た。しかし、今後こうやって頬に触れられるのはもう残り僅かだろう。 そして、家族や友人との対面の為の保存処置ならば、断るものは居ないだろう。この場にまだ姿を見せないコンスタンツェの家族もそう望むはずだ。朽ち掛けた娘の姿よりは、まだ生前の面影を残す綺麗なままの娘の姿のほうがよいだろうから。自警団側もそれに対しては反対しない筈だ。コンスタンツェの家族が離れた場所に暮らしていることは自警団も知っているだろうから、エンパーミングの許可は出ているだろう。コンスタンツェの友人も、まだ本人が死んだことを知らぬ者は多いから。 ) [Sat 29 Aug 2009 20:01:54]
お知らせ > デスさんが来ました。 [Sat 29 Aug 2009 19:59:33]
ティス > (幾ら男でも知人の遺体と云うのは――余り目にしたいモノでは無い) ――― (未だ美しい――けれど生きていた頃の明るさを失った彼女の頬へと手を伸ばす)(死体の表面は乾燥していく。とりわけ表皮の傷んだ部分は乾燥が激しく、まるで革皮の様に成る――遺体の閉じていた瞼が開いてしまい薄目を開けた様に成るのも瞼の乾燥が原因だ。彼女の瞼は今は未だ閉じられていて眠っている様だが) ――― (脳死という考えは此処には未だ無かろう。死の三大徴候は心拍停止、呼吸停止、瞳孔反射の消失と言った処か――以前の河川の氾濫とも病死とも違う彼女には恐らく既に医師から死亡診断書が出ているだろう。生き返るかも知れないから暫く其の侭にとはいかぬ筈) ―――早急に埋葬するのでは無く、 (欲しいのは埋葬の許可では無く、)(男としては出来れば美しい侭家族や友人達と対面させてやりたいのだ。――葬儀迄の日を延ばす、御遺族に別れの時間を与えるというのがエンバーミングの役割。ずっと遺体を保存し続ける為の技術では無い――だから欲しいのは、埋葬の許可で無くエンバーミングの許可。彼女がゆっくりと、親しい人との別れの時を過ごせる様に) [Sat 29 Aug 2009 19:50:26]
コンスタンツェ > ( やがてコンスタンツェ・ヴィーゼンタールの遺体はヴェイトスの共同墓地に埋葬されるだろう。捜査の半ばで倒れた女の無念と共に。彼女にとって幸運なのは、花を供えてくれるであろう友人に事欠かない事か。しかし、死者はやがて忘れられていくものである。もうすでに、コンスタンツェという人間はこの世に存在しないのだから。 ) ( 遺体が安置されている場所は酷く静かだ。外傷は首と腹部のみで、腹の傷は布で覆われている。息を引き取ったばかりで顔はまだ綺麗なままで、けれどもそれもやがて朽ちていくのだろう。クリスティアの家族の元へ送られた書状は、いまはまだクリスティアを目指している最中か。それを受け取った家族が大急ぎでヴェイトスに向かったとして、確かに時間が掛かる。どんなに急いでも二日か、三日か。それも早馬を使った場合の話だ。もし家族の到着が酷く遅れるようならば、恐らくは自警団から埋葬するよう許可が降りる筈だ。 ) [Sat 29 Aug 2009 19:33:51]
ティス > (遺憾→如何) [Sat 29 Aug 2009 19:24:46]
ティス >    ――――… (横たわる女性の姿に息を吐いた)(親しくも無ければ直接言葉を交わした事も無い、けれど真面目にてきぱきと働き回る凛々しい姿を時折自警団で拝見していた。そんな女性だ)(簡易の処置を終えて彼女の姿を整え其処に横たえらせた男は書類を玩び乍、如何するでも無く彼女の顔を眺めている) ―――(――彼女の身体を、如何したものか。クリスティアから御遺族が来る迄には未だ暫し掛かろう。連絡と共に処置の遺憾を問う書状は送られただろうが――此の季節では彼女が朽ちてゆくのも早い。其れ迄、家族と彼女が対面する迄に間に合うだろうか―――かといって遺族の許可無しに処置は出来無いのだ。自警団の許可が下りていれば別かもしれ無いが) [Sat 29 Aug 2009 19:22:56]
お知らせ > ティスさんが来ました。 [Sat 29 Aug 2009 19:14:18]
コンスタンツェ > ( コンスタンツェを殺した犯人はメアリアンという名の少女だ。しかし、少なくとも死んでしまった本人の口から犯人の名を告発することは無い。 メアリアン=ロッドという名前は、コンスタンツェが行った目玉泥棒事件の聞き込み調査の際に作成した報告書の中にある。しかし、調査をした際には特に問題性を感じなかったのか、兄が留学していて現在は一人暮らしということ以外、特にこれといった報告はされていない。それも他の膨大な聞き込み捜査の報告書の中に紛れてしまっていることだろう。 ) [Sat 29 Aug 2009 19:11:11]
コンスタンツェ > ( けれどもそこは病室ではない。女が横たわっているのは寝台ではない。閉じられたままの瞳は二度と開かれることはないし、閉ざした口はもう永遠に何も語ることはない。 恐らくは、運び込まれている最中に既に息絶えていたのだろうと医師は言う。例えもっと早く病院に担ぎ込まれていたのだとしても、手の施しようが無かっただろうと医師は言う。 服装や持ち物から自警団員であるらしい事がわかり、今日の昼頃には自警団へ連絡が行っているだろう。すぐに身元の確認が行われ、クリスティアで暮らす家族にも連絡が行くはずだ。コンスタンツェに両親や兄弟たちは、変わり果てたその姿を見て何を思うだろうか?嘆くかもしれない。怒りに震えるかもしれない。自警団になることを承諾した己の愚かさを呪うかもしれない。 ) [Sat 29 Aug 2009 19:02:47]
コンスタンツェ > ( …昨晩、鉄仮面によって運び込まれた女の姿がそこにあった。仰向けのまま瞳を閉じ、身体に掛けられた一枚の布以外は一糸纏わぬ姿で。 ) [Sat 29 Aug 2009 18:57:13]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 『 横たわる姿。 』 [Sat 29 Aug 2009 18:54:13]
お知らせ > ノエルさんが帰りました。 『そんな妄想が原因であんな事になるなんて、そのときは思ってもみn(略』 [Sat 25 Jul 2009 13:56:38]
ノエル > (いや、需要ある・・・か。夜のお仕事の方ではね。)・・・得物も何とか変えてもらわないと。(素人の手斧一発でへたれるような防具とか頼るにはちょっと辛くはないか。 自分に体力がないのが判ってて、極限まで軽量化した心算なんだろうケド。)あれじゃ無い方がましだ。 復帰戦で纏めてイメチェンとかしてくれないかな・・・・(包帯+ぶつけて悪化しないよう添え木めいたものの当たった左腕眺めつつ。 コレが直るまで両手剣で試合って訳にはいくまいし、暫くは基礎体力訓練の時間とかになるんだろーか。) [Sat 25 Jul 2009 13:55:23]
ノエル > (翻った時の見た目を重視したヒロイン装束かあとは男モノばっかりってどうよどうなんだ。 貴族連中は奴隷を着飾らせて置物として飾る奴も居るというが、正直羨ましい限りである。 ……あっちは大抵センスが成金だし一時期流行った家族もどきの方にしとくか。嫉妬は。) ダメモトで申請してみようか……ひん剥かれるのは一緒なんだし。(目の前を通り過ぎる連中の格好見渡して――ダメだ患者と看護士じゃ参考にならない。) [Sat 25 Jul 2009 13:50:24]
ノエル > (まぁ晴れてて休暇と言われた所で、休憩所で寝てるのが関の山だったかもしれないが。 大きなダメージは篭手ごとヤられた腕の程度だが―― 細かい切り傷や打撲も多くて重症患者かマミーみたいな有様を晒している。)・・・良い変装にはなるけどね―― (容貌が隠れてるのと農家の作業着みたいな安い服を着てるせいで、顔で正体バレたりせずに溶け込んでいられるわけけど―― 不満もあるっちゃある。)・・・もっとかわいい服ないのか。 [Sat 25 Jul 2009 13:44:04]
ノエル > なんてことだ。(結局あの後病院で夜を過ごし、帰還しようとした矢先の豪雨である。 傷を雨晒しにしたまま帰る訳にもいかず、こうして病院の入り口あたりで時間を潰しているが―― 雨足が弱まる気配は一向にない。) ・・・・なんてことだ。 (大切なことなので二度言いました。 この時間はある意味休暇ではあるものの、此処では何をするわけにもいかない。 いっそベッドでも借りて寝てたいところだが――今回の治療費はコロセウム持ち。事実上無一文の奴隷が病室を占拠してたりすれば懲罰ものだろう。) [Sat 25 Jul 2009 13:35:52]
お知らせ > ノエルさんが来ました。 『雨宿り。』 [Sat 25 Jul 2009 13:28:24]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 [Sat 11 Jul 2009 22:39:07]
メアリアン > はい。 (彼女が戻るまで、待合室に椅子に腰を降ろす。――鞄に入ッた眼球、袋の上から触れて嗤ッた。)  ――― (赤い瞳。綺麗な瞳。手に入るかしら?)  (彼女が戻ッてくれば、鞄を閉じ、微笑む。そうして、彼女の横を、普通の人の様に話して、)   (食処へ移動していく。) [Sat 11 Jul 2009 22:39:04]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『(結果手ごろな値段のお店に入ることにはなるだろう)』 [Sat 11 Jul 2009 22:37:11]
ディーフィール > うん。 それじゃ、すぐに着替えてくるからちょっと待っててね。 (一緒に行くことに成れば、このまま、此処で待っているように話し、ぱたぱたと早足で職員の更衣室へと向かっていく、程なくして私服に着替えたディーフィールが彼女のところへと戻ってくるだろう。 おまたせ、という言葉と共にその場を後にして、どこかおいしいお店を知っているかなどを話しつつ病院を後にすることだろう) [Sat 11 Jul 2009 22:34:17]
メアリアン > いえ、心配してくれてありがとう御座います。 (頭に彼女の手が触れれば漸く顔をあげ、彼女の顔を見遣ッた。嗚呼 やッぱり瞳が綺麗。) ――本当に散らかッていて、 (切り刻ンだ女の残骸とか、こびり付いた血とか。) ……一緒に? (きょとン、と不思議そうな顔して少しだけ考えたが、)  (こくンとひとつ頷き。)  はい、じゃァご一緒させて下さい。 (にッこりと笑ッた。) [Sat 11 Jul 2009 22:28:44]
ディーフィール > ううん。 別にそれを責めるつもりはないよ。 そう聞こえたんならごめんね。 (ゆっくりと彼女の頭をなでようとしつつ) 別に散らかってるのは気にしないんだけどね。 ん〜、やっぱりお家には入って欲しくない? (何かは察しているようで、断りにも責めるような口調は無く) それじゃ、おかゆも食べられそうなところ、一緒に行かない? それならいいでしょ? (お家には入らない選択肢) [Sat 11 Jul 2009 22:24:47]
メアリアン > ごめンなさい。ジッとして居られなくて、 (鞄をギュッと掴ンで、視線を少し相手から離した。そう云えば昨日奪ッた眼球を鞄に入れッぱなしだ。) …え、あ、お疲れ様です。 (仕事終わり、と云う言葉へ。そして、次の言葉にぶンぶンッと首を横に振ッて。)  ――いいえッ。悪いし、散らかッてるから。 (拒絶、とも取れる様な態度。) …ご飯なら何処かで食べようかと…。 (視線を落ち着かぬ様子で動かしながら、答える。) [Sat 11 Jul 2009 22:19:28]
ディーフィール > (割と目立つ色ではあるのだけれど。 本人は特別気にしては居ないらしい) 体調悪いときには出かけちゃだめだよ。 とはいっても一人ぐらしなら仕方が無いかな? (どうしても出かける必要は出てくることはわかる) ご飯も十分に食べてないならなおさら直りは遅くなっちゃうね。 私は今日はお仕事はおしまい。 後は着替えて帰るだけなんだけどメアリアンちゃんが来たって聞いてきになっちゃったから。 (それに、ちゃんと看護士だって事を見せたかったのもある) よかったらご飯を作りに家に入りたいんだけどいいかな? 其の様子だといまから帰ってもお薬だけ飲んで寝ちゃいそうでしょ? [Sat 11 Jul 2009 22:14:48]
メアリアン > (彼女との距離が縮まれば、僅かに口許に笑みを浮かべ、) えぇ。なンだか落ち着かなくて――… 出掛けたりしていたら悪くなッちゃッたみたいです。 ご飯は食べる気力なくて…、 (少し眉尻下げる。頭に触れた彼女の手には通常よりも幾分か熱い温度が伝わるだろう。) ―――…お仕事中、ですか? (小首傾げて尋ねる。――彼女の紫色のナース服見遣ッて。紫色のナース服ッて凄いなァ、なンて如何でも良い事考えた。) [Sat 11 Jul 2009 22:06:50]
看護士 > (紫色のナース服を来た看護士は笑みを浮かべて) うん。 こんばんは。 まだ良くならないんだね。 ちゃんとご飯食べてた? (こちらもゆっくりと距離を詰めれば、そのまま彼女の頭を撫でようとするだろう。 ついでに額に手を当てて軽く熱を測ってみるつもり。 熱が引かない、ということならまだ熱いのだろうが)  [Sat 11 Jul 2009 22:02:58]
メアリアン > ――風邪だと思うンですが、…寝付けなくて。熱が引かないンです。 (具合聞かれれば素直に答え、) 何か、眠れる様なお薬頂けませンか? (担当の医師は紙に何か記載した後、薬を出しますので待合室へ、と娘へ告げる。) はい、ありがとう御座います。 (礼をして、医師の部屋を出る。――此れで眠れる様になると良いけど、…ゆッくりした歩調で待合室へ戻る。)   ――…あ、 (小さな声をあげた。此の前の綺麗な紅の瞳の看護師さンだ。)  今晩和。 (彼女の方へ、歩を進めようか。) [Sat 11 Jul 2009 21:58:28]
看護士 > (ちょうど彼女が医師の部屋に入った頃。 一人の看護士が待合室へと訪れていた。 メアリアンの状態は医師に伝わっているが、改めてきちんと彼女のことを調べるだろう。 女性相手なので女医が担当していると思われる) 入れ違っちゃったかな? (彼女が病院を訪れたということなので様子を見に来たのだが姿が見えない。 今日の分の仕事は大体終わりなので此処で待つことにした) [Sat 11 Jul 2009 21:54:19]
お知らせ > 看護士さんが入室されました。 『(彼女の近く。』 [Sat 11 Jul 2009 21:46:52]
メアリアン > ………。 (反対の靴で靴先を擦る。落ちにくい。なンで気付かなかッたンだろ。)  ――…ッ (不意に名前が呼ばれ、びくンッと身を震わせた。) あ。はい…ッ (パッと勢い良く立ち上がれば一瞬視界が歪む。最近眠れていないからだろうか。――やッぱり有るならば眠れるお薬貰わないと。)  (部屋の中へ入れば、ぺこンとひとつ頭を下げて、) お願いします。 (云ッて、用意されていた椅子へ腰を下ろした。) [Sat 11 Jul 2009 21:38:18]
メアリアン > (こンな夜なのに矢張り患者が多い様。結ッた髪の先、くるくるッと巻いたり解いたりして時間を潰す。) ――ケホッ、けほけほッ…! (口許抑え咳を零す。不意に呼ばれ部屋へ入る少女に目がいッた。あァ綺麗な子。お兄ちゃンが好きそうな…。) ―――…ッ (睨ンで居た様だ。振り向いた彼女と目があッて、すぐさま視線を外した。) ……。 (視線を床に落として、視界を閉ざす。己の靴しか見えない。――) ……ッ (赤黒い、何かが付いていた。) [Sat 11 Jul 2009 21:26:12]
メアリアン > (ぼうッと待合室に座る娘。――結局病院に来てしまッた。唯の風邪、なのに。) ―― はあ…。 (溜息を吐いて、順番が来るのを待つ。発熱、悪寒、頭痛、不眠。なンだか何かしていないと気分が落ち着かない。眠る事も休む事も出来なかッたから、取り敢えず薬だけ貰ッて帰ろう。そう思ッて。) …眠れる様になるお薬ッて、あるのかしら。 (呟いた。) [Sat 11 Jul 2009 21:11:26]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 [Sat 11 Jul 2009 21:09:05]
お知らせ > ディーフィール@紫看護士さんが帰りました。 『(そして、こちらは家でゆっくりと過ごすことになるだろう)』 [Wed 1 Jul 2009 23:41:36]
お知らせ > ランセットさんが帰りました。 『その夜も数人の急患にたたき起こされる事に…』 [Wed 1 Jul 2009 23:38:17]
ランセット > なるほど、頼りにしてますよ?(相手が眠そうな様子を見ればくいっと紅茶を飲み干し立ち上がるだろう)あぁ、片付けぐらい自分やっときますよ。自分当直なんで…じゃあ明日外来でまたお会いしましょう。(そのまま相手のカップも手に取れば洗い場に運んで行き、帰途に着く看護師に手をふるだろう) [Wed 1 Jul 2009 23:37:52]
ディーフィール@紫看護士 > そうだね。 でも過労ならこっちでも対処できるしね。 少しは楽になるんじゃないかな? (そんなことを伝えつつ、小さな欠伸、眠くなってきたようで) そういうこと。 さて、私もそろそろ帰らないとね。 (そう言えば、カップの中の紅茶を飲み干して、ゆっくりと立ち上がって) [Wed 1 Jul 2009 23:35:24]
ランセット > (はっはっは、それは言わない相談。現実を直視すると悲しくなるから)そっか…じゃあ次の患者層は過労かな…?(こりゃ自分も過労になるわっと苦笑浮かべて)そ…そうですか。やっぱ病院の奴ですか?(その笑みにどきりとしながらも、オムツなのかT字帯なのだろうかといらん妄想を膨らませてしまう) [Wed 1 Jul 2009 23:26:17]
ディーフィール@紫看護士 > (彼にもいい人が居れば、甘い夜をすごすいい機会だったのだろうが) そうだねぇ。 でも、景気がよくなるために働く人たちは忙しくて寝る暇もないかもね。 (特に布を作る人たちは馬車馬の如く働いていることだろう) ん? 私? (それから、にやりと笑みを浮かべ) 一応布は巻いてるよ。 あんまり無防備なのはよくないし(といいつつ、無防備だった) [Wed 1 Jul 2009 23:22:24]
ランセット > (まぁ、自分も男だし気持は分からんでも無い。だからといって無理やり襲って傷つけるなんてのは論外だ。同意で行為が増えるのは…まぁいいんじゃないのだろうか。)こりゃちょっと景気もよくなるかもですね。(仕事の募集が増えれば人々は潤うだろう。自分はあんまし関係ないが…)どうでしょうねぇ…暗黒街とかスラムでの被害多いみたいですし…。そういえば…その、ディーフィールさんはどうしたんですか?(これもセクハラか、などと気にしながらも二人切り出しちょっと聞いてみよう) [Wed 1 Jul 2009 23:17:29]
ディーフィール@紫看護士 > はぁ、やっぱり。 単純な人って結構居るからね。 (どうしても履いていないと意識すれば興奮して落ち着かない人物も大勢居るのだろう。 現に病院でもそんな騒ぎだったし) そうそう。 (こちらも苦笑。 絶対数が不足しているので急ピッチで職人が作っているだろうが、布の生産からと商売人は忙しく働いているに違いない) 自警団も大忙しなのかな。 (やっぱり性犯罪で捕まる人も多いのだろう) [Wed 1 Jul 2009 23:11:21]
ランセット > やっぱり性犯罪が増えてるみたいですね。…患者も結構きてますし…(ふぅっと溜息一つ。普段より下着を着けていない女性だってこの世界、珍しすぎるというほどでもないだろうに。やはり絶対はいてないと確信させる事が、そういう衝動に駆り立てるのだろうか)そうですねぇ…品物…あぁ、…アレのことですよね。(かちゃっとカップをソーサーに戻しながら苦笑を浮かべつつ言った。殆ど病院から出ないから分からないが、本当に下着から店からも消えてるらしい) [Wed 1 Jul 2009 23:04:10]
ディーフィール@紫看護士 > いろいろと忙しくなってるからね。 休めるときにはきっちり休まないとね。 (ういんく一つ。 自分の分も同じように紅茶を入れてからゆっくり紅茶を飲もう) 犯罪も増えてるし。 品物も不足しているし、街中の混乱はまだしばらく続きそうだね。 (病院内が早めに落ち着いたのは、やっぱり病人を預かっているから、という意識もあるのだろう) [Wed 1 Jul 2009 22:59:35]
ランセット > (もちろん、この相手が淫魔であるなどこの医師は知らない。だが若く見えるのに、妙にお姉さんじみた雰囲気というか…に巻かれてしまう気がする。)死ぬ気で頑張ってますよ…って良いんですか?ありが当ございます。(休憩室に入れば白衣を適当に椅子にひっかけ、恐縮しながらも紅茶を啜ろうか。昼間から処置を指定多分久々な水分の気がする。) [Wed 1 Jul 2009 22:51:37]
ディーフィール@紫看護士 > (淫魔の身としては強姦はあまり好きではない。 合意の上で気持ちよくさせたほうが楽しい、がそんな事を言えば、病院に居るのは難しくなってしまう) そうそう。 お仕事でちゃんとがんばろうね。 (ともすれば、このまま頭でも撫でそうな勢いで笑み。 生活能力が逞しいのはいつの時代も変わらない) よかった。 いろいろと神経張ってたんじゃないかと思ってたし。 私がお茶入れてあげるね。 (たしか紅茶があったと思う。 にこりと笑みを浮かべて、休憩室で彼に紅茶を出そうか) [Wed 1 Jul 2009 22:47:11]
ランセット > いや、そりゃ俺だって男だし、全く意識しないって言ったら嘘になりますよ?でもまぁそこは仕事で相殺ってことで。(何かあまり視線を正面から受け取れずに少し脇に逸らしながら頬をかき。そういえば看護師が患者用のオムツだとかT字帯…いわゆる褌を緊急避難的に身に付け出してるとか…。女性って逞しい。)あぁ、仕事は一段落ですよ。良かったら休憩室でお茶でもどうです?(先ほど、強姦された女性の処置を終えたところだ。例の下着事件と関連はあるだろう。ここ数日こんなのがぐっと増えたのだ。) [Wed 1 Jul 2009 22:39:04]
ランセット > ( [Wed 1 Jul 2009 22:34:47]
ディーフィール@紫看護士 > (病院勤務の魔、というのもあまり広まるのはよくない事。 当時の記録は残っていないだろう) ふふふ。 此処数日は特に気になっているんじゃないかと思ってね。 みんな手が早くなってるから気をつけないと駄目だよ? (例の下着消失事件は彼も知るところだろう。 皆、他人の視線に敏感になっているだろうし、男性陣としてはどうしても意識が向くのは仕方ないといえる) 男の人は肩身が狭くて大変だとは思うけどねー。 (軽い口調のまま、今日の勤務は終わったのかを聞いてみよう。 仕事がたまっているのなら、こうして話して時間をとるのはよくないだろうと) [Wed 1 Jul 2009 22:33:41]
ランセット > (数年前、目の前の看護師が病院長に卑猥な行動をとり、薬物による精神錯乱とみなされ強制入院させられたという事件があった。紫の看護師の種族が人間科学から外れた存在で、外見からは見分けがつかなかったというのが双方の不幸だったはず。…もっとも、病院の公式記録からは抹消されてる類のものだと思われ、この若手医師の及び知るところではないが…)…って、からかわないで下さいよ!だいたいそれじゃいっつ俺が見まくってるみたいじゃないですか!(紫の看護師は他の看護師と比べて、妙に怪しい色気を漂わせている存在だと思っていただけに思い切り顔を赤くして手を振る。仕事は出来る人なのに…) [Wed 1 Jul 2009 22:26:35]
ディーフィール@紫看護士 > (ディーフィールとしては、一度、種族に会わない治療をしてくれた人の弟子、という認識がある。 記憶が違っていなければ、だが。 治療をしようとしてくれた事は感謝をするけれど、治療をするなら種族にあわせて欲しかった。と。 彼に言っても仕方が無いことだが) こんばんは。 ランセット先生。 あんまり看護士さんのお尻をみちゃだめですよ? 今は特に。 (そんな冗談を告げつつ、軽く会釈) [Wed 1 Jul 2009 22:19:20]
ランセット > (紫の看護師が廊下を歩けば、向かいより貫頭衣のような手術着の上からよれた白衣を纏った医師が歩いてくるだろう。若手の外科医としての認識はあるかもしれない)…どうも、お疲れ、ディーフィールさん。(比較的古参の相手に対し、ぺこりと頭を下げ笑みを軽く浮かべながら会釈をする。職員同士のありふれた光景) [Wed 1 Jul 2009 22:15:25]
お知らせ > ランセットさんが入室されました。 『正面から歩いてくる医師』 [Wed 1 Jul 2009 22:12:32]
お知らせ > ディーフィール@紫看護士さんが入室されました。 [Wed 1 Jul 2009 22:01:40]
ディーフィール@紫看護士 > (報告書、とは書いているものの、其の中身を覗こうとは思わない。 むしろ、こう、見えるところに堂々と置いてあるということは、看護士にセクハラしたらこんな制裁を受けますよ、という中身だとは思われる。 それも、現実に即した形で、である) …怖いから、覗かないでおこっと。 (その資料はそのままで、資料室の外へ。 そのまま、のんびりと廊下を歩いていくことにした) [Wed 1 Jul 2009 22:01:07]
ディーフィール@紫看護士 > (舞踏派の看護士たちの活躍で暴動は無事鎮圧。 ディーフィールは各所で応援に遊撃していた。 あんなこぶし一つで何人もぶっ飛ばせるようなところへ入っていくのは無理。 で、暴動が鎮圧されてからが、また、問題。 なにしろスカートなのに下着が全部消えていたわけで。 で、どうしようかという話になったときに誰かのアイディアで布オムツをつけることになったわけだ。 この年になってオムツなんてどんな羞恥プレイかと文句もあがるが、下着なしよりはいいだろうというお話なのだ。 何人かはしっかり新しい下着を確保できては居るよう) これで、よし。 と。 (そうして資料を片付け終わったところで、机の上に置かれている書類に目が行き、苦笑。 下着喪失事件の報告書がまとめられていたからだ) [Wed 1 Jul 2009 21:54:30]
ディーフィール@紫看護士 > (襲っちゃっている人を数日間は再起不能にしちゃったり、何か新しい性癖に目覚めちゃったりした人を隔離したりとてんやわんやで落ち着いた頃にはすっかり外が明るくなっていた。 こんな朝帰りよりは可愛い子とたっぷり食事をして帰りたい。 と其の日は切実に思った。 本気で思った) ん〜っと、この資料は此処、でこれはこっち、と。  [Wed 1 Jul 2009 21:39:27]
ディーフィール@紫看護士 > (ディーフィールは当然履いていない側。 いつものように手当てしていたらいきなり下着の感覚がなくなったのに驚いたのはいい思い出。 さらに病院各所で入院中の若い男性陣が、いきなり下着を消失したナースを見て暴走を開始、その後、暴動鎮圧にしばしの時を要したとか要しなかったとか表に出てこない争いが合ったらしい) 看護市長はあんなにつよいんだよねぇ…。 (今日の勤めは大体終えたが、書類の整理が残っていたので資料室で少し資料整理の残業中) [Wed 1 Jul 2009 21:31:07]
ディーフィール@紫看護士 > (ヴェイトス市一番の病院。 当然ながら女性看護士も大勢居る。 ミニスカナースなんて趣味でやっている人も居る。 自分の場合はスカートは長めだが。 そんな職場で大切な下着消失事件なんて起こった日には、当日はいろいろと大変だった) すっかり落ち着いたよねぇ…。 (悲しいかな、下着を入手できなかった女性看護士の大半は赤ちゃん用の布オムツを代用する羽目になっている。 それが嫌だという人は当然はいてない) [Wed 1 Jul 2009 21:26:30]
お知らせ > ディーフィール@紫看護士さんが入室されました。 『(事件の影響)』 [Wed 1 Jul 2009 21:23:31]
お知らせ > ケミーさんが帰りました。 『( プレゼントには気付かないけど、お陰様で深い安眠へ )』 [Fri 17 Apr 2009 01:59:33]
お知らせ > キュビエさんが退室されました。 『そして、ちゃんと寝たのを確認したら感謝の言葉と頬にキスの一つプレゼント♪』 [Fri 17 Apr 2009 01:56:22]
ケミー >  そ、そーでしたっ! ( スミマセン、とひれ伏す心境でした。 …斬られるぐらいなら斬ってしまえ、とも言えません ) あははー、むずかしいですねー。 私は背低くて高くなりたいって思わないですけど、なりたい人もいるんでしょうし。 ( それと同じレベルのコトなのかなと思ってる。 知識にないものがあるだけで、不安になるのは…うん、やっぱり不思議 ) あー、いいですねそれ。 みんな筆おろしに来ればいいですよー野郎共も彼女達もー! ( 自分はちょっと自重気味だけど、暴力で鬱憤晴らすんじゃなければイイんじゃないかなとか! ) はぁい。 ほんとうに、ありがとうございますー… ( 笑いながら目を伏せよう ) ( すぐにまどろみに襲われる。 布団の上からの振動が、ほんわり安堵に ) [Fri 17 Apr 2009 01:54:29]
キュビエ > ボクが不安だってばぁっ!(残念ながら、斬られてもいーよとか言えるよーなお相手には出会った事はないのです。うん、平和が一番…と言うかボクはどちらかと言うとタチだし?とかとか)なーんでもかんでもわかるーなんて事、同じ種族でもないのにねー。まぁ、そー言う不満は暴力でなくエッチで解決すれば平和なのにねぇ(そうなるとボク達のお仕事も潤うしとか、結局そっちの方向かいっとか)はーい、それじゃ寝ちゃってもいいよー♪(うん、お布団の角もぽふぽふして悪い夢を見ないようにおまじないもしてあげよー) [Fri 17 Apr 2009 01:49:13]
ケミー >  Σだ、大丈夫ですよー仮にその趣向でも! ( 相手が本気と書いてマジで嫌がるコトを実行できるほど、度胸ナシ! …SとMの需要と供給が合えば無問題なんだろうけど ) …そ、そんなコトはないです、ハイ。 気をつけます。 ( 新しい世界に目覚めてしまいそうなので、たじたじ ) うんー、難しいのかなーって。 …みんなー、知らないこととか、わからないことがかたっぽにあると、不安になっちゃっても、当然っちゃ当然ですし。 寂しいですけどもー…死傷者さえ出なければ、腹を割って話すきっかけには、なったのかなぁとは思うんですけど、ねー ( それがあるから、世の中巧くいかないですよねー、と ) あ、なるほど! それ楽しそうっ…じゃなくて、うんっ。 よろしく、おねがいしますー ( 改めて、お願いして。 に、と笑った ) …はい。 朝には、家に戻れると思いますんで、それまでは。 ( 付き添い感謝、と改めて思う。 さらばもやもや、いらっしゃい安心感 ) [Fri 17 Apr 2009 01:43:31]
キュビエ > もしそうだとか言われたらちょっと逃げる。本格的に刺身にされる前に逃げる(愛のないSMなんて…っ。と言うかそれでハァハァするなら奴隷でやってとか)反省してないよーにも見えるとかさぁ(なんて、とりあえず愛のあるSM刑とかに処す方向でっ)なんかさー、今回の見てたらありえそうと思えてさー。仲良く出来たらいいのにねぇ(とほふ、とこちらも妙なため息)あ、そーだ、確かなんかお店でダンスの時に鈴とか足首につけたりとかあったかな? うんうん、意識して見とくー。だいじょーぶ、まーかせて♪(引き受けたーと。ぐっとサムズアップ)とりあえず、ケミーは身体を治す事だねー(まずはそれからそれからと、もう暫くこー付き添いしたら戻る方向でっ) [Fri 17 Apr 2009 01:37:16]
ケミー >  ですよねー…あたしもちょっと、そういう趣向じゃないですし。 ( SMとかでも、ハードなのはダメし。 こう、バトるので血を見るのは平気だけど、その、性的興奮とかは、ちょっとムリ ) えへ。 ( つねられたら、ぴぎー、とか意味のわからん声を上げるんだろう。 そして頭が上がらない。 うだつもあがらない ) ( 前が見えずに転んで割れて、使えなくなるという二重オチが、きっと待ってる ) …うー、そんな戦争あったら、真っ先にワリを喰うのは仲良くやってる方じゃないですかー…ぐすん。 …あ、はいー、そんな感じのです。 なんか、別の国のでも…ガムラン? とか、ベルとかでも、いいんですけどもー…うーん、あ、そっか、どっちかっていうと楽器ですもんね。 すみません、お仕事の合間にちょろーっと、ぐらいで全然いいのでー ( ぺこぺこ ) [Fri 17 Apr 2009 01:30:08]
キュビエ > あるらしいけど…うー、ボクは血を見るのは勘弁ー(ふるふると首を振って、想像したくもないとかそんな形で。うん、超非戦闘要員ですっ)ん、よろしー♪(えらそげに頷いてみる。と言うか原因がわかって肩の力抜けるけど、怒りはしないよ、後で思いっきり擽るだけで(えー))(眼鏡からサーチライトとか。まぶしくて自分が見る事ができないとかそんな落ちでぜひ)だねぇ…ボクも、人間と亜人の戦争だーなんてなるとやだしねぇ。 んー、鈴? 綺麗な音がする奴って…あの、神社とかで巫女さんがしゃんしゃんしゃんとかやってるよーな? 楽器じゃなくて、装飾品かぁ…ごめんっ、ちょっとお店には覚えがないや、判ったら教えるからさっ(アクセサリーショップなら案内できるけど、見た目が綺麗なのと音が綺麗なのの両立って難しそうと言うか) [Fri 17 Apr 2009 01:24:22]
ケミー >  あの、綺麗な音のする鈴とか、そういうの売ってる店とか、ご存知ないですか? ( キレイな物は好きなんだけど…キレイなら何でもイイや、な感じ。 あんまり装飾とかの種類に頓着しないもんで、そういう店には、とんと疎い ) [Fri 17 Apr 2009 01:17:35]
ケミー >  武器で斬ったはったされたら溜まったもんじゃないですやな。 …そういうプレイの場所なら別としましても。 ( かなりコアっぽい。 うん、充分か弱い女性と認識してました。 戦わない人な意味で。 …敷居高い店は多分一生縁が無いと思う ) はい、もうしません。 ( 病院でぶっ倒れたとか看護婦さんから聞いたら怒られそうだと思った ) ( …びーむ出たら楽しそう。 こう、正義の味方の人のベルトのオモチャみたいなので、メガネできないかしら。 ) うんー…ま、そこいらはみんなが侵犯しなきゃ、だんだん馴染みますよね。 …んと、ですね。 ちょっとお願いというか相談なんですけども。 ( 目、ちゃんと彼女が映るように向けて ) [Fri 17 Apr 2009 01:16:11]
キュビエ > そーだよねー。武器の持ち込みは禁止してても、ボクらはか弱い女の子達だしさぁ(とりあえずひっそり自分もか弱いグループに加えました。うん、ボクもあそこらのお店は未知のゾーンとか)うんうん、無茶して倒れたーなんて言われたらもっと心配だしさぁ(それがいいと思うよーとか。ビームが出ない事は残念とか言うけど当然冗談だしとか。なんかパーティグッズっぽいよね、光る眼鏡って聞くと)そーだねぇ暫くはギスギスするかも知れないけどさー、何とかなると思うし。あ、うん、なになに?(少なくとも異種族間での諍いよりかは荒んだりしないかなーとか。言葉が続くようなら小首をかしげて続きを促してみるけども) [Fri 17 Apr 2009 01:08:08]
ケミー >  うーん…理屈はわかんないけど、争い事が起きるようだと、売る側も買う側も、安心して床に入れませんものね。 ( 遊郭、には実はちゃんと行った事がないので。 気分的に敷居高くて ) ですねー。 ん、大丈夫ですよー無茶できない気質だモンで。 ( 他の人よりゆっくり休んでるので、て ) それができたら、きっとケガしてませんスミマセン。 ( さすがに本当のびーむは出せません、と頭を下げた。 光る眼鏡とか、作れないかしら、錬金術とかで ) ね、もっと街中も落ち着くといいなぁ、って。 ご無事な分お世話になりますよー ( 受け取ったお礼に、はにかみ笑いで嬉しげに )( 吹聴する者される者、噂の出所はいつでも不明瞭のまま。 へこ、と頭を下げる仕草。寝転んだままだけど ) …あ、そう、だー ( はたと ) [Fri 17 Apr 2009 01:02:42]
キュビエ > 色町に流血沙汰はご法度とか良くわかんないけどさ(遊郭ってトキノミヤコ系の娼館の人曰くとか。うん、ともあれお互いの無事を確認とかそんな形で)うん、さすがにここで商売したら叩かれるだけじゃすまないと言うかぁ…うん、無理しないでね?(ボクができる事なら手伝ってあげるからさ、とか)こー、稲妻のようなものがびかびかーって出るんじゃないのかな? あ、そー言うのも格好いいかも、今度見せてっ♪(無茶言った。ビーム出る事前提で)うんうん、早く良くなるといいよねー。ボクもだいじょーぶ、ケミーたちのお陰。改めて、ありがと♪(人肌で焼けどしてたら娼婦できないしとかそんな不確かな情報を吹聴した奴でてこーいとか。ともあれ、改めて面と向かってお礼の言葉) [Fri 17 Apr 2009 00:54:43]
ケミー >  あー、見回りの人もいましたもんね。 確かに、報告では特に見てないですし…うん、良かったー ( 既知が斬られたとか聞いたら泣いちゃう。 マフィアとか多いと、やっぱりこっちが手出しするまでもないんだろうけども ) はーい…キズがちゃんと中まで塞がってからじゃないと、ちょっと危ないですしねー…あ、えぇと。 ( マッサージ中に傷開きました、なんて多方面に平謝りするしかない ) ( …次のお見舞い、のあたりでちょっと口ごもりつつ ) へぇ、どんなー…め、めからびーむ…!? ( びーむ、というのは確かアレだ。 目から奇怪な光線を放つといふ。 空想小説かなんかに出てくるらしい ) え、じゃあこう、あたしが激怒すると目が赤く染まってガーーーーーっ! って敵を焼いちゃうんですね! ( 指で眼鏡の輪を作ってみたりとか、結構ノリノリだ。 …ぇう、と間抜けな声出して ) はい、ありがとうございますー…お言葉に甘えて。 あ、そういえばそっか。 よかったー ( そういえば、最初はお風呂でご一緒したんだもんなぁと。 触手さんユデダコにならなくて何より ) あー、でもうん、安心しました。 そちらにも、何もなくって。  [Fri 17 Apr 2009 00:47:38]
キュビエ > うん、でもボクの働いている界隈じゃそんな斬った張った聞かなかったしさ、みんな頑張ってくれたのかなぁって思ってさ。雨強いねー、でもボクの部屋は一階に移ったから雨漏りの心配はさほどしなくてもいいんだけどねー(まぁ淫売窟のお店の一部はマフィアの資金源だしそー言うのも影響したのかとかは知らない話、ともあれそれなりに知り合いがいた自警団に挨拶と)ん、出張マッサージとかは元気になってからかなー? 今度はちゃーんと果物とか持ってお見舞いにこよっか(ただの風邪とか知らないからまだ暫くいると思ってるらしいがきにするなっ)あからさまに嘘ってのもあったよ。実はケミーは改造人間で眼鏡からビームを打ち出して浪人を打ち倒せるほどだから、心配しなくてもいいよとかさぁ(女の子をなんだと思ってるんだかねーとか。動くのが痛いと言うなら横になってていーよとか寝かせる方向でー)病気とか怪我の時ってそうだよねぇ…うん、もうしばらくはいるから寝ちゃってもいーよ? ん、だいじょーぶ。お風呂に入れるくらいだもん、これくらい問題なーし♪(さすがにずーっとだと低温火傷っぽくなったりするかもだけど、まだ手も触手あるし。そこまで水産物の比率も高くないし、溶けて消えたりとかもしないしっ) [Fri 17 Apr 2009 00:39:56]
ケミー > ( ツッコミに鋭くなったのは、彼女の功績だったようだ。 万歳 ) 客足…あー、うん、あっちこっちで騒いでた分、皆出払っちゃってましたもんね。 最近、強い雨多いですし。 ( こっちの春も天気が変わりやすいんでしょうか、と呟いて ) でも、出歩けない側からすると、そういうのって助かりますよね。 自分も、動けない時とかお願いしようかなぁ。 ( どこかで馬車が近場まで売りに来るという話も聞いたりした。 足が不自由な人とかにも、喜ばれるんじゃないかしらーなんて ) ( カンパも喜ぶし、安否を気にしてくれたって聞いたらもっと喜ぶ ) Σ他にもあるんですかっ!? すげぇ気になる…あ、でもうん、大丈夫です。 ちょっと動くの痛いぐらいで。 ( バトル後は痛い痛いとかみーみー泣いてたけど、余裕で無事です、とか。 にへらと笑った ) 数日一人でいたらすっかり気がモヤモヤしてたので。 それも楽になりましたし。 …ひゃぉ。 ( 体は寝すぎてギシギシ言ってたフシもあり。 額のひんやりに、目を丸く。 そういえば眼鏡、外してたっけ今は ) うー、きもちいー…ですが、熱くないですか。 ( ウォータリアンは人肌の温度でやけどするんだよ、とか、聞いたので ) [Fri 17 Apr 2009 00:29:36]
キュビエ > (シェアの前に流行ったエロドラッグの副作用で淫売窟の一部でてんてこ舞いしてた時の応援にボランティアの形になったわけで、それを考えたら看護婦長も突っ込みの一つも入れてもいいと思う…って、これもボクのせいかっ!? ともあれ)浪人騒ぎだこの雨だーっじゃ、客足もイマイチだしねぇ。こんな雨の時だからこそ出歩けるお仕事ってことでさー(自警団の活動を支える募金にちょっとカンパしようかと思ったりしたけど、とりあえず何よりも顔見知りの安否確認ときたわけでっ)他にも色々なんか言われてたんだけどさぁ…。あ、違うの? そっかぁ…でも、ほんと…無事でよかった。って、無事でもないかな? お疲れ様ー、うん今はゆっくり身体を休めるといいと思うしさ♪(だまされたと言うか、信じる方も信じる方だがともあれ、目の前の無事?な姿に安堵しつつ。そのゆっくり休む機会を大騒ぎで乱入してぶち壊した娘が平気でそんな事を言います。とりあえず、雨濡れでひんやりした触手をケミーの額に当ててみたりとか) [Fri 17 Apr 2009 00:21:42]
ケミー > ( のんびりまったりの彼女をよく知っているから、余計かもしれない。 色々と、気兼ねなくていいけれど ) ふぉるだー、でしたっけあの板。 ─── ( 病院はヒマな方がー、と思ったけど自分らもそうだったっけ。 お客を探してもつかまらない方が治安的には良いけど、つかまらないで医者がいなくなるのも困る…ような。 なにはともあれ ) あー…お休みしたんですね、ぬぅ。 うん、皆手一杯で、大変で…お疲れ様ーな感じだったので、凄く嬉しかったと思いますよー。 自分も嬉しいですけども…聞いた内容に驚きすぎて、もう忘れちゃった感じですか、ね。 ( 冷静に彼女の状況を分析しても吹聴した奴がわかるでもないけど、それはそれとして ) …………いっそそれが真実だったらあたしきっと今頃二つぐらい階級を特進してそうですね…! ( ベタベタだけどかっこいい物語すぎて真実を話しづらい…! ) …最後の、反動で高熱っていうのはあってます。 でもそのなんだ、あの、他の人の功績が大変まじっているような気がいたします、です、はい。  [Fri 17 Apr 2009 00:13:08]
キュビエ > (色々吹聴されてたから、本当普段の彼女を知っているから尚更そのギャップで、とか?)手伝いに行ったところでさぁ、カルテ挟むあの板でばちーんって(来た客を逃がさないようにこー捕まえようとしただけなのにとか、普通の商売ならともかく病院でやるのはどうだろうかとか、それはともあれ)お店お休みしてさぁ…、色々大変だったってきいてた自警団の詰め所にこー市民の一人としてお礼の言葉述べつつさ、ケミーの事聞いたらさぁ…(えっと誰だったっけ?とかともあれ聞いた内容が内容だったから、即病院へ駆け込んだせいでそれを吹聴した人間の事はすっかり忘れたと言うか覚えてもいない)浪人相手に右腕を切られながらも退ける活躍を見せて、その皮一枚で繋がった右腕を咥えながら他の浪人たちもばったばったと切り倒し共倒れを狙ったイエロティア排斥を狙う一団も返す刀で打ちのめし改心させたものの、今はその反動で高熱を出して病院に担ぎ込まれている…だったかな? 確か(で、こうしてお見舞いにきたんだけどさぁ…とか続けて。何か中盤あたりに余計な描写が加わったらしいよ) [Fri 17 Apr 2009 00:00:14]
ケミー > ( 顔色は…確かによくなかった。 ちょっと血が足りてないし、あと食欲も(飲み込む時に喉が痛いから)落ちてた ) …こ、根性っていうか…肝が据わってる…んでしょうかね。 アハハ… ( でも彼女は元気そうなので、きっと何も問題は無いのだ…と思う事にした。 思いっきりやられた、という文脈からは…うん、色々と妄想できちゃうけど ) おかえりなさい。 ……え、えっと、腕がとれてるって、誰から聞きました? ( 報酬分の額は、今日の入院だけでもかなり吹っ飛びました。 情報源を、心底不思議そうに尋ねた。 確かに肩口切りられたし、起きたらそのあたりも処置されてたけど ) [Thu 16 Apr 2009 23:50:43]
キュビエ > (咳をする度に、そのまま血を吐いて死んじゃうんじゃないかと思うような顔を向けたりするよほら、顔色悪いしっ!)淫売窟の病院でもこー思いっきりやられた気がしてさぁ…(と言うかその声に不安な顔を向けたまま。ともあれ、たっぷり絞られてお灸を据えられてとか、これだけ聞くとマニアックなSMぷれぇっぽい気が…しないか)…ただいま戻りました(テンプレートな返答と一礼をお返ししつつ)…あれ、腕くっついてる。魔法治療?(すごーい、お金持ちーなんてちょっとびっくりした顔した) [Thu 16 Apr 2009 23:44:08]
ケミー > ( 女が大きく咳をする度、喉の痛みが静寂を遠ざける…嵐の中のデリバリー、受け取り先は「お静かに」の張り紙をべったり張られるような場所でした、無念 ) びょ、病院の看護婦って、乱暴じゃあいけないよう…な? あ、あれ、え、あ、はーい大丈夫ですいきてまーす! ( 少し濁った喉の具合のまま、囲まれて動揺風味な既知の声を聞き届けた。 聞いてる方も勿論動揺中だけど ) ( ボートが滑る水面の美しさに、いっそ見とれそうな頃 ) ───お疲れ様でした。 ( テンプレートなねぎらいの一言を、静かになった貴女に向ける。軽く体を起こした状態で、お辞儀しつつ ) [Thu 16 Apr 2009 23:37:56]
キュビエ > (雨音・ドアの乱打音・看護婦達の足音・そして悲鳴…吹き荒れている嵐を別の形に変えて病室に愛のデリバリー。いりません)…いったぁ…っ! なんで、どこの病院でも看護婦って乱暴者ばっかりぃ…(ようやくその闖入者の動きが止まったところで、この騒ぎに駆けつけた看護婦に取り囲まれ中…あ、あらぁ?なんて)け、ケミー、ちょっとちょっと待ってね、説明してくるから…っ、その間に死んじゃやだかんねっ!?(とりあえず、おぶおぶ手を振りながら病室からつまみ出されつつ…必死に廊下で謝罪と抗弁と言い訳と悪あがきを展開中。しばらくお待ちくださいとボートが湖面をゆっくり進むような環境ムービーが流れた後でようやく改めて、ちょっとしおらしく入ってくると思う、うん) [Thu 16 Apr 2009 23:32:37]
ケミー > ( 激しい雨がずっとずっと続いていて、意識にもずっと霞がかかったような心地だった ) い、生きてま゛すよ゛、大゛丈夫゛、腕!? 腕だって取れてなっ…!? ( 何者かによって情報が誇張されている…!? 慌てて安否を告げた所で看護婦さんの制裁が下る光景を目にした ) びょ、病院で患者増やしちゃいけませんでございます、よー… ( おまわりさんより弱々しい抗議 ) ( しかもものすごく複数形の足音が聞こえる。 取り囲まれた気分! ) [Thu 16 Apr 2009 23:28:19]
キュビエ > (本当に今日はずーっと激しい雨で、浪人騒動が暴動に代わったりとかきな臭い雰囲気に色町の売り上げもあがったりだいっと思ったら追い討ち気分で。仕方なく今日は人が多くても仕方ないよねーって事でお休みいただきつつ、頑張ったおまわりさんへ感謝の言葉を述べつつ知り合いの安否を聞いたら、こうして猛然とダッシュすることになって)ケミー、生きてる!? ほら、死なないでっ! ほら、片腕吹っ飛ばされたくらいで死んだら許さないからねっ! クランクになっても友達でいてあげるからさっ!(よいしょーっ!と扉を開けてこーなだれ込む…そして、騒ぎを聞きつけた看護婦に拳骨を食らって蹲るとか。なにせ受付で病室聞いたら即ダッシュしたのだからもう後ろから看護婦達の足音してるしっ) [Thu 16 Apr 2009 23:22:52]
ケミー >  ───Σきゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ、空いてますよー!!!?? ( ビクゥゥゥッ!!! ) ( さらに悲鳴を混じらせた。 三重奏! ) [Thu 16 Apr 2009 23:17:53]
お知らせ > キュビエさんが来ました。 『そんなノイズにダンダンダンダンと扉を叩く音が混じったりする』 [Thu 16 Apr 2009 23:16:18]
ケミー >  …って来た時から振ってるわい! ( 今日はずっと豪雨だった。 こっそり確認してたから知ってる─── ) [Thu 16 Apr 2009 23:15:48]
ケミー > ( ───べふ ) う゛ぇ゛… ( 前のめりに伏せた。 動いたとたん、頭がグラグラ。 まだ少し安定は宜しくないらしい ) …耳鳴りするし変な音まで聞こえるし… ( 実は何か深刻な病気なのではないだろうかと自分の体調を疑い始める。 だって頑丈なのは取りえなのに ) ( 思考を邪魔するように、耳の奥を打ち据えるように、ザーザーとノイズが走っていた。 そう、例えるなら激しい雨が降っているような… ) [Thu 16 Apr 2009 23:14:46]
ケミー >  …えーっと ( 目が覚めてから看護士に説明を受けるまでは、静かにコンフュージョンしていた。 今はだいぶ落ち着いている ) ( 体現状。 発熱の名残で体が重くだるい。 酷く汗をかいたらしく、気持ち悪い。 頭は多少グラつくが、体を起こす事は出来る。 まだ、立って歩いてみるのは実戦していないが ) …安静にしてろって言われたんだっけ。 ( つまり、おとなしくしていろという事だ ) ( しかし病室の外まで出なければ、大した運動のうちには入らないだろう。 オールオーケー ) ( というわけで、早速勢いつけて上半身を起こした ) [Thu 16 Apr 2009 23:09:05]
ケミー > ( 深刻な負傷なども無ければ、特別視されるような病でもなし ) …うーさむいさむいさむい。 ( ちょっと一過的に熱が上がりすぎて、診察を受けに来た所ぶっ倒れたのでそのまま担ぎ込まれた、という体たらく。 記憶がすっ飛んでいるので、目が覚めたらもう見知らぬ天井だった ) …もう体は平気そーなんだけど。  [Thu 16 Apr 2009 23:02:16]
ケミー > ( ちなみに、入院した理由というのは、先日、肩から腕にかけて受けた怪我が命に関わるものだった… ) …うぇー ( …なわけは勿論なくて ) げっほ、ごほ、ぐぇっほ!! ( 免疫低下していた所で風邪を引いたから、という、実社会であれば社会保険適応をギリギリでアウトするような理由だった ) ( 馬鹿は風邪を引かないというが、冬以外の季節の変わり目は別だという事だ ) う゛ー、喉い゛だい゛ー…  [Thu 16 Apr 2009 22:54:48]
ケミー > ( 中。 ) ( ベッドに仰向けで伏す。 平たい体躯のため、頭のてっぺんから足の先まで布団をかぶると、いんのかいないのかわからない ) [Thu 16 Apr 2009 22:50:33]
お知らせ > ケミーさんが来ました。 『( 短期入院 )』 [Thu 16 Apr 2009 22:48:55]
お知らせ > サヤさんが帰りました。 [Tue 14 Apr 2009 22:27:01]
サヤ > ――…痛ェ。 [Tue 14 Apr 2009 22:26:56]
サヤ > ( 背後では相変わらず腹を裂かれたとかいう怪我人が呻いている。 向かいのベッドの患者はその隣の患者と紙ぺらの将棋を指していて、それら全てに背を向けて窓を眺めるばかりの己は大部屋の中でも一人隔絶されていた。 ――されていたというより自らそうしているのだが、ともあれ誰も注意を払うまい )( ――――だから。 誰にも聞こえない所で、初めて ) [Tue 14 Apr 2009 22:26:20]
サヤ > ( 色々な意味でシャレにならない。 ――打ち直しはあれじゃ流石に無理だろう。 生活に困っちゃいないので、新調くらいは問題なかろうが、 ) …チキンヌードルより安い飯ってったら何だ。 ( そういえば、馴染みの女郎に簪だか櫛だかを買う約束なんかも今回の件で投げ出している。 今頃はもっと金離れのいい別の客を見つけている頃かもしれない ) ……………………。 [Tue 14 Apr 2009 22:21:58]
サヤ > ………( べふ。 枕に横面を押し付ける )…シャレになんねーなぁ。 [Tue 14 Apr 2009 22:17:02]
サヤ > ……折れた刀。 [Tue 14 Apr 2009 22:16:21]
サヤ > ( それから )( ――それから。 鮮明に記憶に残っている、 ) [Tue 14 Apr 2009 22:15:34]
サヤ > ( あの時、鍔迫り合いから相対した浪人との膂力は互角と知った。 速度の優劣は計りかねるが、初撃の勢いで押し切ったには違いない。 つまり、もし『そう』でなかったら――――あちらが先手を取っていたらのIFの話。 或いは今頃は、病院でなく本部の安置所辺りに送られていたかもしれないという事。 …そう考えると、この長すぎる一日とて恵まれた部類の結末なんだろう ) [Tue 14 Apr 2009 22:13:37]
サヤ > ( 餓鬼の頃の夢を何度か見た。 ――酒場の記憶も、夢は見せた。 ――――報告書とは言うが、斬り合いばかりに集中していた為己が記述できる事はいくらもなく、それ以前に己の呼んできた同僚によって既にそれは為されているんだろう。 時間の経過と共にどんどん記憶は曖昧になっていくし、鮮度の落ちた情報の有用性なんぞ、たかが知れている )( ――だから。 鮮明に記憶しているのは、斬り合いのみという事になる ) [Tue 14 Apr 2009 22:03:49]
サヤ > ( 何もしなくていい、寧ろ何もするなと言われると途端に一日が長くなった気がする。 報告書の提出や制服の新調など、本部に戻ったら為すべき事を考えては未だ高い日に愕然として目を閉じる。 己なぞより余程深手を負った怪我人が背後で呻くのやら、問診に回る医療士の足音やら熱と痛みやらが寝付けるまで続き、またそれらで起こされる。 ――その繰り返しが一日続くわけだ ) ……。 ( 無為に過ごす一日は長い。 訳もなく喚き出したくなる程に、長い ) [Tue 14 Apr 2009 21:57:13]
サヤ > ( 夜景も望めないほどの雨に洗い流される窓を眺めている。 ――他に見るものがなかった。 骨に達した刀傷から熱が出て、それが引くまでの間は様子見と入院の手続きを取られた為だ。 この手の発熱はよくあることだが、これが跳ね上がるとやばいとか何とか――――細菌感染のメカニズムがこの時代解明されているかどうかは分からない。 しかし、仮に説明されても自警団員には『日本語でおk』状態だったろう。 よって詳しい説明は理解されないままにほにゃらら。 )( 様子見程度なので、勿論個室が宛がわれるはずもなく大部屋の片隅。 今回の騒動で病院送りになった傭兵や市民、事情聴取の必要ありと看做された浪人は多い。 入れ替わり気味に窓際が空いたのは幸運と呼べるのか、さて。 ) [Tue 14 Apr 2009 21:45:11]
サヤ > ( 事実上の戦線離脱。 とはいえ、リタイア(再 起 不 能)でなくて御の字と考えるべきなんだろう。 ――当面は切った張ったの活動は無理。 無理というより、他の足を引っ張るだけにしかならないだろう――医療士による説明の、後段部分に自警団員は引き下がった。 窓の外は、夜景も望めないほどの雨 ) [Tue 14 Apr 2009 21:34:33]
お知らせ > サヤさんが来ました。 『( リタイア )』 [Tue 14 Apr 2009 21:28:38]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが退室されました。 『(今しばし、一人で屋上で飲んでいた)』 [Fri 3 Apr 2009 01:12:02]
お知らせ > ランセットさんが帰りました。 『ひらっと再度手を振り、静かに扉を閉じた』 [Fri 3 Apr 2009 01:05:56]
バイ・チャンフォン > うむ。暇なら、そうして、みると、しよう。(誰かがいれば、いい暇つぶし。いなければ、いないで病院内をうろつける。明日の昼にすることは決まったようだ。)結果だけ、いえば、そうなる・・・かもな。・・・まぁ、同僚が、殺されない、のは、嬉しい、か。(三人も殺していたのだし、生き残っていたら一般市民にも手をだしかねなかったような奴だ。生き残ってなくて、本当に良かった。次に会えば、勝てるかは分からなかったから。)ああ。・・・ドクターも、医者の、無用心には、ならぬよう、にな。(扉へ向かう白衣姿の相手にそう告げておいた。) [Fri 3 Apr 2009 01:04:49]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 [Fri 3 Apr 2009 01:02:14]
ランセット > 後は、昼間にでも院内でも散歩してみなよ?多分何人かまだ入院してるぜ?(後は、あんまし個人情報をべらべらとしゃべるのは気がひけたから。ひょっとしたら仇などが居たりするかもしれない)いいんだよ、それでも。侍ってのは年から年中殺し合いしてるような連中なんだろ?アンタみたいな武侠が苦戦するような奴が待ちに入ってこなくて良かったよ。(寒くなってきたのか、白衣の前をあわせるようにしながら建物へとゆっくり歩を進め)…そうだなぁ。荒事は苦手だからなんかあったら頼むわ。あ〜、酒瓶はちゃんと隠しとけよ〜(そのままひらひらっと手を振りながら扉へ向かおう) [Fri 3 Apr 2009 00:56:00]
バイ・チャンフォン > ・・・そうか。・・・確かに、な。(そんな余裕などないだろうし・・・。分かってはいたが聞かずにはいられない。まぁ、退院したらたずねてみるのもいいだろう。・・・身元を知ってる知り合いなんて本当にごく少数だけど。)単に、やりたかった、だけ、だ。鬼に、勝ちたかった。・・・名誉、というにも、違和感が、残る。(本当に自分のために戦ったようなもの。死んだ同僚たちへの思いは確かにあったが、それ以上に勝ちたかった。なので、本当に自分のために刀を振るっていたのだ。名誉というには何か違う気がした。)・・・感謝、する。ドクター。・・・傭兵が、必要に、なったら、呼ぶと、いい。一回は、タダ、だ。(治してくれたことと見逃してくれたことの恩義からか、そういう約束をする。) [Fri 3 Apr 2009 00:49:58]
ランセット > ん〜…そりゃ居たような気もするが…身元までは覚えてないなぁ…流石に。(取りあえず外傷の処置だけはやたらと手早くなった…と自身の印象)………まぁ、今回のアンタはある意味街を守った英雄の一人だからな。其の名誉の負傷を直してやるのが俺の役目ってだけさ。(言いつつ、酒瓶をちゃぷちゃぷっと振ってみて…ほい、っとつきかえした)アンタは内臓の病気じゃないからな…大目にみてやるよ。間違っても酔ってずっこけたり、暴れたりはしないでくれよ?(其の可能性があるからこその禁酒なのだが) [Fri 3 Apr 2009 00:39:59]
バイ・チャンフォン > (銘柄を見やればフォーウン語で「火酒」と書かれているだろう。早い話、言い方を変えたウィスキーなのだが。)ふむ・・・そう、か・・・。自警団、やら、傭兵、やらの、面子も、いた、か?(当たり前だが、自分の知り合いは戦闘職に多い。誰か急患にいれば心配にもなるだろう。)・・・だろう、な。武人の、我は、傷をつけるしか、できぬが、な。(各々の役割だろう、と思えた。否、思うしかなかったのだが。)・・・うむ。戦いの後は、それに、限る。(普通よりもかなり度の強いものだが、男の口には合っているようだ。) [Fri 3 Apr 2009 00:31:31]
ランセット > (取りあえず酒瓶奪取に成功。月明かりに照らして銘柄を見てみる。……フォーウンの物なのか、良く分からなかった。)暴動?あぁ…噂には聞いたけど…俺は病院から出てないからなぁ…。でもあの日は急患多かったよ。いろいろ運ばれてきた。(白衣のポケットに片手突っ込みながら少し前の出来事を思い出し、はぁっと吐息を吐く。)まぁ、この街では定期的に起こることだよ。人間と同じ構造の生き物が運ばれてくる限り…俺は治療するだけさ。(言いながら壁に寄りかかるようにして…再度酒瓶を掲げ)…これ、うまいの? [Fri 3 Apr 2009 00:23:57]
バイ・チャンフォン > い、いや・・・確かに、そうかも、しれないが・・・死ぬほど、とは・・・ああぁ〜・・・。(それでも放っておかれればかなり危なかった位の怪我ではあった。バカにできない怪我をしたというのは事実なので反論の言葉が思いつかない。と、いうわけで素直に没収されてしまう。名残惜しく酒を見つめるも、諦めるしかなかった。)・・・ドクター。ドクターは、何か、知っている、か?・・・その、暴動に、ついて。(気になるそぶりを少し見せつつたずねた。) [Fri 3 Apr 2009 00:19:09]
ランセット > (病院内というフィールドにおいては医師はヒエラルキーのトップである。相手が比類なき戦闘力を有する武人であってもそれは変わらない。)病人じゃなくたって死ぬ寸前の重傷負ってかつぎこまれたんだろーが!(…というほど大げさでもないのかもしれないがそういうことにしておく。この時代、ちょっとした怪我が命取りになる事は珍しくないのだ。)かしなさいっ!(そして定石どおり酒瓶を分捕ろうとする) [Fri 3 Apr 2009 00:12:44]
バイ・チャンフォン > (ボヘっと考えていたところに怒声が響く。そちらへおそるおそる顔を向けてみると、そこには見知った医師の姿が・・・。)・・・ドクター・ランセット。・・・いや、ベッドの、上は、暇すぎる。・・・そもそも、我は、病人では、ないから、少しなら、いい・・・と、いうわけには、いかない、だろうか?(少し冷や汗を流しながら苦しい言い訳をしてみよう。一般人以下の戦闘力の今の自分じゃ簡単にぶんどられておしまいだろうけど。) [Fri 3 Apr 2009 00:06:44]
ランセット > (夜の静けさの中に突如響く怒声。もし、貴方がそのまま振り返るならば扉のところで白衣をはためかせている医師の姿が目に入るだろう。)チャンフォンさん!ベッドに居ないと思ったら………それっ!!(肩をいからせて近づいてくれば、そのままびしぃっと男の片手の酒瓶を指差し) [Fri 3 Apr 2009 00:00:31]
お知らせ > ランセットさんが入室されました。 『くおらっ!!』 [Thu 2 Apr 2009 23:58:30]
バイ・チャンフォン > (イエロティア地区だったとか、知り合いがいたかもしれないとか・・・思うところは色々とある。)むぅ・・・気には、なるが・・・。(今の自分には術がない。他の患者から酒を譲ってもらったりはするけれど、できるだけすぐに治したい。なら、出ないのが一番なのだろうが・・・。)暇だし・・・何より、安否が・・・。(暴動となると自警団は出向いたのだろうか?知り合いは?師とかは正義感が強かったりするかもしれないし、数人は顔が浮かぶ。同郷の者達は大丈夫だったのか?ある程度は情報は来るけれど、あくまで噂として、だ。いくら心配しても物足りなくはあるだろう。)・・・むぅ。(こんがらがった思考の糸を解きほぐすようにもう一度ぐぃ、とあおる。) [Thu 2 Apr 2009 23:51:19]
バイ・チャンフォン > (こっそりと持ち出してきた酒。飛び切り強いものである。それをふたを外せば一気に自分の口の中に注ぎ込む。)・・・ぷぅ。(喉から食道、胃までの形が分かるくらいに焼けていく感じがする。・・・が、戦ったときより残っていた何かにごりのようなものが一気に洗い流せたような気がした。)見つかれば、叱責では、済まぬかも、しれぬな。(くくく、と一人だけで苦笑。ぼへ〜・・・と夜の空を見つめてみる。)・・・暴動は、どう、なったのだろう、か。(ふと、気になった。イエロティアの居住区が襲われたという事件のことを。) [Thu 2 Apr 2009 23:29:48]
バイ・チャンフォン > (きぃ、と扉を開けてみる。吹き込んだ風は春とはいえまだ冷たい。そのまま外に出て、星空と月をゆるりと仰いだ。)目は、覚めるが・・・少し失敗、した、な。(肌寒いのを我慢しつつコツリ、コツリと音を鳴らして屋上の端っこのほうまで進み、そっとその場に座ってみた。) [Thu 2 Apr 2009 23:03:29]
バイ・チャンフォン > (ずっと寝てるのも早速ながら飽きてきた。院内を歩き回っても目にするのはけが人か病人か医師くらいのものである。松葉杖をつきつつ屋上へと上がろうと階段をゆっくりと上っていく。)・・・不便な、ものだ。(表情こそ変わらないものの、舌打ちの一つもしたくなる。仕事はキャンセル。まずい病院食しか出ない。楽しみもない。そう感じるのはある種当然だろう。) [Thu 2 Apr 2009 22:53:41]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 『(とてつもなくすることのない日々)』 [Thu 2 Apr 2009 22:48:50]
お知らせ > 銀嶺さんが帰りました。 『(幾度の出来事が、辛くとも魂を強くする。 今は寝る事だけ考えて。)』 [Mon 30 Mar 2009 00:54:16]
銀嶺 > ―― … そうだな。 命の賭けた勝負は、鍛錬や模擬戦より多くの成長を促すものであろうし。 (鋼色の双眸を閉ざせば、彼の成長は生き様は何処まで続けるのか。生き様を見届ける楽しみでさえ湧き上がる。) …我が息子、か。 貴様に敵わないが、私は私なりに踏ん張ろう。 (閉ざした双眸を開けば、彼の立ち去る姿を見送ろう。そして見回り時間が終わるまでは、患者として寝た振りを続けようとしたが、気付いたら気付いたで熟睡してしまうことか。) [Mon 30 Mar 2009 00:52:50]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが帰りました。 『(病室に入れば素直に眠ろう。休息もまた、大事なこと)』 [Mon 30 Mar 2009 00:39:43]
バイ・チャンフォン > うむ。直れば、また、鍛錬だ。・・・あの、戦った、感覚を、ものにして、おきたいから、な。(それまでは静かにしていよう。しばしの休息だ。そう、怒られるものでもないだろう。)うむ。・・・それではな。親父殿。今度は、手合わせ、願う。(に、と笑ってそう言い放つ。もう見回りが着ているかもしれないので、扉を静かに開けて出て行った。) [Mon 30 Mar 2009 00:39:22]
銀嶺 > ―――色に塗れた、って。 (微笑を浮かべれば、横目で彼を見遣った。後に病室の扉に視線を向けよう。それ以上の事は言わずに頷けよう。) 考え過ぎては、肩が凝ってしまう。 考えて、動いて、考えて、――と試行錯誤を繰り返せば良い。 (来た道も行く道も見失わないように、立ち止まり、羽を休める事も大事なのだ。) ――はは。 そうだな。 そろそろ見回りの時間も近付くだろうし。 (彼の言葉に耳を傾けば、肯定するように頷いた。自身も脱ぎ捨てた患者服を、装束の上に羽織っては布団の中に潜り込もうとする。) [Mon 30 Mar 2009 00:30:48]
バイ・チャンフォン > 色に、まみれた、親を持つと、息子は、たくましく、なるのだな。(肩を軽くすくめて半割以下ということで承諾した。己の親分の教育方針を聞けば、まぁ、納得してしまう。)たどり着きたい、と、願うのは、果たして、理想か、空想か・・・まぁ、なんでも、いい。たどり着く、ことしか、考えては、いない。(それができる、と本気で考えているというよりは、どうすればたどり着けるかということを考えて、ゆっくりと立ち上がる。)そろそろ、戻る。医師に、みつかって、怒られても、あれだ。非常に、めんどくさい。 [Mon 30 Mar 2009 00:23:09]
銀嶺 > … 狡いかも知れんな。 (自身の行動や言動に振り替えせば、僅かに微苦笑を表情に浮かべてしまった。) そういう息子は谷に落とす積もりでいるぞ? 息子は虎穴へ、娘は楽園へ、と魂に誓っている。 (腕を組み上げよう。そして冗談か本気か分からないほど、軽い調子と声で言い放った。最後に半割以上は出してやる、なんて交渉を聞き入れよう。) であろうな…。 (苦笑を零せば、組み上げた腕を解こう。そして短くなった髪の毛が気になり、包帯まみれの片手で弄くり始めた。) 辿り着けぬからこそ、進化は幾度も繰り返される。 成功も失敗をもな。  ―――。 (最後の言葉に頷いた。己の道だけで、己でしか味わえない感覚は確かにそこにある。) [Mon 30 Mar 2009 00:10:26]
バイ・チャンフォン > ふん。狡い、手は、通用せぬ、か?・・・己の、息子分の、門出、になった、やも、しれんぞ?(以前のことを思い出せば、そうして交渉半分に言ってみよう。)考えて、出ぬ、ということは、考ええぬ、ことが、起こると、いうことだろう?・・・なれば、有り得ぬ、話では、ない。(人の頭で考え付かないことなんて大量にあるもの。ならばそんなことが起こってもなんの不思議も無いだろう。)そう、か。・・・夢、目標。酷く、非合理、だが、そこを、目指すものは、絶えない。・・・なぜだか、強く、あこがれてしまう。高みに、な。(自分もその類の人間。高みからの景色、ぜひとも目に焼き付けておきたいのだ。) [Mon 30 Mar 2009 00:02:19]
銀嶺 > ――一言も言った覚えは無いぞ? (悪戯っぽい笑みで返した。自身も戦いが終われば強い酒で酔いたいし愛しい人の傍に駆け付けたい気持ちは一杯あった。) 其れは…。 (有り得なさそうで有り得そう。赤子の投げた石に当たった猛者が怯んでは橋より落ちて死亡など、いったシチュエーションも考えれば…。無茶があり過ぎて、逆に首を何度も捻るなど変な事になった。) 未熟だからこそ、試したい全てが壁にぶつけられる。 (彼が何を感じたのか、全てを知ることは出来ない。生物の思考を把握するのは難し過ぎるのだから。だけれど、何となくに察すれば満足げに微笑むだけ。) 高みを目指さずに生きるならば、そこで満足しているのかも知れない。 高みを目指すものは、いつだって夢を持つ者であろう。 (英雄になりたい、歌手になりたい、正義の味方になりたい、平和を守りたい、そういった夢という思いがあるからこそ、人は自然に足を踏み出しては、夢を掴み取ろうと走り始めるのだから。) [Sun 29 Mar 2009 23:50:34]
バイ・チャンフォン > なんだ、討伐、祝いでは、ないのか。(くく、と冗談っぽく笑い、割り勘でのウィスキーを承諾した。思いっきり強い奴がいい。全部、中に残っている何かを吐き出したい。)おもしろいものだ・・・。赤子の一撃で、強大なものが、滅びることも、ありうる、のだな。(ごくごく一部にしかないだろうが、存在しているという時点で無視できないことであるのは明白だろう。)・・・そう、しよう。・・・最強を、名乗るには、まだまだ、我は、未熟、だから、な。(まだ、その位置へ至る道の途上。どころか、スタート地点にすら立っていないのかもしれない。・・・それでもいい。ゴールはみえねど、価値はある。少なくとも自分はそう思う。)なぜ、だろうな。・・・高みを、目指さずとも、生きては、いけると、いうに。(時折、自分も含めてそう思う。日々を生きることに全力を傾けるのが、嫌なのだろうか?と。) [Sun 29 Mar 2009 23:42:14]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが来ました。 [Sun 29 Mar 2009 23:38:47]
銀嶺 > ウィスキー…。 割り勘で頼むぞ。 (肩を竦めながら細めた視線を向けよう。酔いたくなる気分は分かるもの、流石にこれはないだろう、とまた微苦笑を漏らした。) ああ…、そうだな。 人間の姿が最強の姿であれば、人外の力が最強の力…。 何事も“絶対”は存在しないし、技術や武運など幾らの方法で覆せる。 (これだから勝負は分からないものだ。心底から楽しげに微笑んだ。) そうだな…。 その“先”は最強である同時に限界でもある。 限界を極め尽くせば、…これ以上は自分で見付けるがいい。 (肩を竦める。その感覚を味わうには若過ぎる。まだ時も力も足りなさ過ぎる程に。) ―――。 人間は生きている限り、高みを求める生き物だ。 (私もな、と薄らと微笑む。) [Sun 29 Mar 2009 23:23:46]
バイ・チャンフォン > そう、だな・・・ウィスキーを。飛び切り、強いやつを、頼む。(求める酒は強いもの。戦いから帰れば、自然と酒も食べ物も女も欲しくなる。)・・・強すぎるが、故に、無用の長物と、化した・・・か。・・・覚えて、おこう。(先にあるのは破滅なのだろうか?己の求める武とはいずれ己も殺してしまうようなものなのだろうか・・・。答えはまだまだ見える場所に立ってはいないようだ。)死に様、か。・・・それを、心から、理解できるのは、まだまだ、先なのだろう、な。(今言われた言葉は忘れまい。これより恐ろしい敵と出会うときもずっと。だが、自分はしっかりとこう言い放つのだ。)・・・だから、理解できる、その時までは、生きて、強きと、高みを、求め続けるの、だと、己で、思う。 [Sun 29 Mar 2009 23:13:35]
銀嶺 > ( 訂正です。 サーベルタイガーの長過ぎた牙も、小鳥や兎も取らずに、自らの牙に殺された ⇒ 猛獣の長過ぎた牙は、小鳥や兎でさえ捕らえずに、自らの牙によって滅びに辿った。 ) [Sun 29 Mar 2009 23:01:49]
銀嶺 > 時間があれば、お勧めの燻製肉や好きな酒を持ってくるぞ? (傷が癒えるまで安静にするのは大事だが、暇を潰せなければ死んでしまうだろう。其れを知っているからこそ、病院から逃亡する行為は未だに止められない。今回は決して逃亡の行為ではないと誓う。) 遥かな昔は、恐竜や猛獣が居たが滅んだ。 巨大過ぎる身体が、飢えを逃れずに死に絶えたり、重さに耐え切れず息を止めた。 サーベルタイガーの長過ぎた牙も、小鳥や兎も取らずに、自らの牙に殺された。 ( 静かに間を置きながら丁寧に言葉を区切ろう。 ) ―――、人外の者は本能的に感じ取った。 人間の姿こそが最強の姿なのだと、な。 (双眸は瞑ったままだが、全ての話を終えると開けよう。) ――バイ・チャンフォンもまた武人だな。 武人は己の流儀という生き様を貫いた上で、最強になれば自然に死に様を求めたくなる。 (心配する事は何一つも存在しない、と首を振っては彼に笑顔を向けよう。) [Sun 29 Mar 2009 22:59:20]
バイ・チャンフォン > うむ・・・だが、まぁ、いい。休息、しろと、誰かが、言っているのかも、しれん。(少しばかり休み、英気を養えということだろう。男はそう捉えることにして、静かに病院で過ごそうと思っているようだ。)ああ。吸血鬼、たちは、人と、変わらぬ故に、恐ろしいが、鬼は・・・人の姿、からでも、強大な、力が、溢れているような、気がした。(2mを越える巨体。己の懇親の力をこめた蹴りが効かなかったこと。人の姿のままでも十分強かった。)・・・好きで、やったこと、だ。・・・気に、するな。(そっけなくいうと少し照れ笑い。そんな言葉をかけられると、なぜだかくすぐったい。)奴は、武人を、求めていた、ようだった。・・・最後に、引導を、渡すときも、どこか、穏やかだった、よ。(満足していけたのだろうか・・・それは分からないが、少なくとも自分は一つ、人外の業を背負った気がした。) [Sun 29 Mar 2009 22:47:15]
銀嶺 > (相変わらず涼しい顔をした彼の様子を見遣れば、呆れ果てたように肩を落とせば軽く笑い出そう。) ――、一ヶ月か。 短い様で長い時間だな。 (酒も女も欲する彼を見れば、戦いだけで生きているのではない、と安心でさえ抱いた。) 鬼は、生物を喰らう事で特性を得る。 未知の秘めた人外だったであろう。 (僅かに鋼色の双眸も細め上げては、遠いものでも見眺めるように。) ―――、良くやってくれた。 (双眸を閉じては、唇に微笑を浮かべていた。) [Sun 29 Mar 2009 22:38:00]
バイ・チャンフォン > ああ。軽く、骨に、ひび、全身打撲の、肩と腹、から、出血。・・・血が足りない、から、一ヶ月は、入院、なのだと。・・・一ヶ月も、酒も、女も、ないとは、な。(促されれば素直にベッドに腰を下ろす。体は痛々しいが、男の表情は涼しい顔だった。)・・・初めて、だったよ。鬼を・・・人外と、戦った、のは。(改めて思い、少しだけ震える。・・・純粋に恐ろしく、何より強く・・・自分が越えようと思っていた壁を本当に間近で感じたときに思った感想がそれだった。) [Sun 29 Mar 2009 22:27:06]
銀嶺 > ――バイ・チャンフォン。 (面会者が彼であれば半ば安堵の息を漏らした。恋人の方であれば、如何なるのか予想も付かなかったから。) …ああ、火傷と打撲 程度で済んだよ。 頑丈さだけは自信があるのだしな? (彼の姿を見れば微苦笑を漏らした。近くのベッドに腰を下ろしては、彼にもベッドを座ればどうであろう、と手で促そう。) 其方は鬼を討ったと聞いたが、予想以上の深手を貰ったらしい、か――。 (具合は如何だ、と分かり切った答えでも会話を繋げる故に、自然に言葉が漏れた。) [Sun 29 Mar 2009 22:21:54]
バイ・チャンフォン > (許可を得られればきぃ、と扉を開ける。あなたからすれば患者服の松葉杖をついている見知った青年が立っていることだろう。)担ぎ込まれた、中に、知り合いが、いると、聞いたが・・・その様子、では、大丈夫そう、だな。(包帯と湿布だらけの男はそういって微笑を浮かべる。あれだけ大事に持っていた短刀も、今はない。おそらくは病院側が没収したのだろう。入れば扉をぱたん、と閉じた。) [Sun 29 Mar 2009 22:14:33]
銀嶺 > (ノック音に、肩を大きく震わせた。) ―――ッ!? (一対の短刀へ手を伸ばそうとした所で硬直する。暫し呼吸を置けば、伸ばした手を引っ込めよう。) …構わない。 (入って来ても、と付け足そう。それ以前に喉を潤そうと、コップを無視しては硝子瓶を手に取れば口に水を流そう。) [Sun 29 Mar 2009 22:10:49]
バイ・チャンフォン > (気がついたのが昨日の夜。言伝を伝えたのが今日の昼。そして知り合いが病院に担ぎ込まれたことを知った。)・・・痛っ。(節々が痛む。あちこちが打撲。肩と腹には浅くは無い切り傷が。ついでにいうなら骨もいくつかひびがはいっているそうだ。故に松葉杖。出歩いているところを医師に見られでもしたら大目玉だが、まだ見つかってはいない。病室にいても暇なのでえっちらおっちらここまできた。) [Sun 29 Mar 2009 22:05:55]
お知らせ > バイ・チャンフォンさんが入室されました。 『(コンコン、と部屋の扉が叩かれる)』 [Sun 29 Mar 2009 22:02:42]
銀嶺 > (着替え終えれば、革帯で関節の部分を避けては、両腕や両脚を巻き付けよう。次に鎖帷子を仕込んだ長布を手に取れば、肩と胴体に巻き付け、余った部分は腰より垂らす形を取ろう。戦闘装束に及ばないもの、最低限の防御に優れた機動性は十分にある。) ―――さて。 (暴徒の鎮圧は終えたが、扇動者と狼藉者の問題であろう。)(最後に、骨や牙のアクセサリーを手元に寄せては、首に下げたり手首に取り付けたり衣服に飾ったりする。他者の目からにすれば、都市の戦士でも民族の戦士でも捕らえ難い。民族のものも使えば都市のものも使う。所謂、我流でアレンジしたに過ぎないのだけだから。) [Sun 29 Mar 2009 21:53:38]
銀嶺 > (全身に染み付いた火傷が、患者服と擦れ合っては痛みを奔らせる。) ――、時か。 (指先も手足も動ける。そうと決まれば、上半身を起こしては患者服を脱ぎ捨てよう。周囲に視線を向ければ、水を入れた硝子瓶にコップがある。その隣には純白色の装束を添えてあった。) …あの娘か。 (自身の右腕である助手の手助けだと察すれば、困り果てた笑みに双眸を歪める事でしか出来なかった。ベッドから降りれば、真っ白な装束を着替え始めよう。) [Sun 29 Mar 2009 21:41:09]
銀嶺 > (前夜の出来事で全身に軽い火傷を負った挙句、額や目蓋に軽い傷を負った。生活に支障は無いが、戦闘に支障を出す事は明らか。) ―――。 (言葉を発さない。喉も焼けた様な痛みがある。視線に映るのは真っ白な天井だけ。自身の行為に嫌悪すれば、険しい顔付きになる。) ……、短。 (指先を微かに動かし、電流を奔らせる感じがした。そして自分の髪の毛を触れれば短くなっていた。額や目蓋に絆創膏が張られ、消毒液や薬液の匂いに酔いそうだった。) [Sun 29 Mar 2009 21:30:03]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『―――嘆息を漏らした。』 [Sun 29 Mar 2009 21:22:21]
お知らせ > 銀嶺さんが退室されました。 『敵が居ない。』 [Sat 28 Mar 2009 18:12:57]
銀嶺 > 今回は戦争と呼べない…。 (苦虫を噛み潰した様に、苦しげな表情を浮かべよう。) 今回は、…。 (風が止めば、姿も共に消え去る。) [Sat 28 Mar 2009 18:12:53]
銀嶺 > (意味や有意義の込めた戦争は必ずしも「目的」が存在する。首謀者を殺せ、秘宝を奪い取れ、人質を逆らえ、等の目的が存在するからこそ終わりが訪れる。) ――――。 (今回のケースは余りにも悲惨すぎる。目的を予想しようとも、イエロティア市民、を対象にしている時点で話が大き過ぎる。鎮めるべき敵もまた、同じ人間であり、同じヴェイトス市民なのだから傷つける行為そのものがあってはならない。どうするべきだ。どうしたいか。その答えですら未だに見出せずにいる。) [Sat 28 Mar 2009 18:04:32]
銀嶺 > (狼藉者の横暴な行為に、耐え難いヴェイトス市民は負の感情が渦巻き続ける。其れを繰り返せば、勘定が爆発してしまい“八つ当たり”行為を行うだろう。理不尽と言える行為に翻弄されるイエロティア市民も恐怖と不安を抱かねばならない。) 両者の立場を考えようとも、良い結末へ導くのは難しいな。 (問題なのは、首謀者及び扇動者を捕らえては停戦の形に収めねばならない。其れは戦争が始まる前の話であり、始まった直後は無意味に等しい。蜘蛛と同様に、首謀者や扇動者を潰しても、リーダシップ素質が成り代わるだけで終わりは訪れない。) [Sat 28 Mar 2009 17:58:01]
銀嶺 > (彼がどの道を選んでも構わない。彼は彼である。それだけは変えようのない事実である。) 貴様の生き様が其れならば、私は一瞬たりと見逃しはしない。 (首を傾げれば、彼に話し掛ける言葉は終わりにした。) …確か、今宵か。 (立ち入り禁止か知らぬもの、屋上のど真ん中で夕暮れの空を見眺めよう。耳を澄ませれば、彼方此方から闘志の気配でさえ聞こえる。肩を小さく震わせ、指先をぴくりっと動かす。) [Sat 28 Mar 2009 17:41:55]
銀嶺 > バイ・チャンフォン。 (噂を聞く限り、鬼を討ったと聞く。その鬼は真っ赤な肌色を持ち、変化ですら成したそうだ。) 共に肩を並べると思ってはいたが、私としても残念だ。 (バイ・チャンフォンの実力は認めている。素質も恵まれ、努力も惜しまない。人間の知り得ぬ領域に辿り着ける気がした。同時に不安と恐怖でさえ感じた。) 人間の強さを私は良く知っている。 だが、貴様はどうだろう―― …。 (バイ・チャンフォンという固体である人間に問い掛けよう。腕を組み上げ、唇を細く結んだ。) [Sat 28 Mar 2009 17:34:51]
銀嶺 > (長い銀髪は纏められず、風に触れては乱れ続ける。漆黒の衣を纏りし、民族の装飾品を身に着ける。民族ながらの戦士の風貌を漂わせるもの、自然と差別も排他もされずに背景の中に溶け込んでいる。) ―― この戦いで傷付くものは止まない。 (同僚も死に絶え、戦友も倒れた。無関係な市民も巻き添えに傷付く。平和を願った身の回りも悲しみ苦しみをも味わい続ける。) [Sat 28 Mar 2009 17:27:42]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『寡黙を只管と続けている』 [Sat 28 Mar 2009 17:22:43]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが退室されました。 『「強い…ね」 けど、強いと言う事は一体何なのだろう。 守れず失った手、ふと見下ろした』 [Mon 23 Mar 2009 00:36:17]
お知らせ > カインさんが帰りました。 [Mon 23 Mar 2009 00:34:37]
カイン > ……良く言われるよ(苦笑混じりにそう告げて、ひらりと手を振った。フェンに背を向けるようにして、こちらも歩きだす)(……もっと強く。もっと強く……!) [Mon 23 Mar 2009 00:34:27]
フェン・メイフォン > (去り際… ふと立ち止まり、此方より後に病室を出た彼へと視線向ける。 そして――) けど、あんたって妙な奴よね。何処の誰かも知れない相手の見舞いに来るなんて… まぁ、良いわ。(それだけ投げて、先に病院を後にするだろう。) [Mon 23 Mar 2009 00:32:16]
カイン > ……ああ、うん。お大事に。 また、来るよ(迷惑でなければ、だが。布団を頭まで被った彼女にそう声をかけてから、僕も席を立って、病室を後にしようか)(……運が良かっただけ、だ。彼女が助かり、自分が勝てたのは。 見かけ倒しのハッタリだけじゃ通じない場面が増えてきている。もっと強くなりたい。もっと……!)(表情は変えぬままに、拳を握り締めた) [Mon 23 Mar 2009 00:28:31]
お知らせ > 凛々さんが退室されました。 『(震えてるのは悔しさから?)』 [Mon 23 Mar 2009 00:23:26]
フェン・メイフォン > (戦った)(頭から布団を被る彼女。 それを見詰めながら、続けて言葉を放つかを暫し迷い―― そして…) ふぅ… (少しだけ安堵混じりの溜息一つ。吐き出せば、彼女の耳元に口を寄せ…) えぇ、少し疲れてるだろうから休みなさい。 それと… 凛々が生きててホッとしたわ… (そう、囁けば、椅子から立ち上がり…) じゃ、今度はお見舞いの品でも持ってくるから―― あぁ、その前に退院しちゃうかな? まぁいいわ、お休み(後ろ手に手を振り、病室から出て行くだろうか) [Mon 23 Mar 2009 00:23:06]
凛々 > …………… (ぽふ)( 枕に背中を預けて布団を被り込む。 ) すまない。 もう今日はちょっと眠る。 まだ少し痛いんだ。 ( わざわざ来てくれた二人に対して謝罪の言葉を口にしながら私は嘘を言った。 ) [Mon 23 Mar 2009 00:17:43]
凛々 > …………………… ( 違う。 私は守るために戦ってるんじゃなくて、有名になる為に、勝つ為に戦っている。 気に食わなかったからあいつらが周りに売っていた喧嘩を買った。 ………それは本質的にはあの連中となんら変わり映えがないものなんじゃないだろうか。 だから…カインの言葉になんて返事をしていいのか分からなかった。 ) そんなに簡単に死んでなんかたまるもんか。 私はまだ何にもしてないんだからな。 ( 何一つ目的を叶えられないで死ぬなんて――――そんなの私は絶対にごめんだからな! ) 前に進めるか………それで…弱い私が強くなるにはどんなに時間が掛かるんだろうな。 ( 最強なんかじゃない。 けれど最強にならなきゃいけない。 ちんたらなんてしている時間は私には無いのに。 ) そう……か。 ( ――――喉が渇く。 死は私には身近な事ではない。 真剣で切り結ぶ環境は今の私にとってはまだ遠い物だ。 だからこそついさっきまで戦っていた奴が死んだって聞いた時、私は何故かショックを受けてしまったんだろう。 )( ―――――私は人を殺す事を恐れて――――― ) [Mon 23 Mar 2009 00:15:02]
カイン > ああ、うん、死んだね。(一般人にあるまじき冷静さで頷いた。 殺されかけた事も殺そうとした事も、何度も経験した。動じはしない)……実際、そうならなきゃ、君は今ごろ連中の布団の中か、奴隷ギルドの檻の中か、地面の下だったろうね。 正々堂々とか言ってたが、連中は掛け値無しのクズだった。君に何をしたかはわからない。(死んで当然とまでは言わないが、吐き捨てるように。何度も見たし、防いだ。防げなかった事もある。……犯罪に走る奴らはクズで、凛々が無事だった事を喜ぼう) [Mon 23 Mar 2009 00:04:50]
カイン > だって、君は戦ってたじゃないか(素顔で堂々と。二対一なのに躊躇わず。『カイン』を含め、あの場にいた多くの市民が傍観者だったというのに。無謀だったかもしれないが、彼女の行動を僕は心底から尊敬する。……本当に。羨ましいくらい、だ)フェンさんの言う通りだろうしね。弱いって自分で思えたなら、うん。 それに、世の中『全戦全勝』なんて奴はいないんだし。(僕も負けてばかりだ、と笑って言った。舞台の上での話だが……指折り数えて、何回くらいだろう)斬られたり、殴られたり、撃たれたり、と……うん?(その言葉。一瞬首を傾げて……) [Sun 22 Mar 2009 23:59:15]
フェン・メイフォン > えぇ、私も噂程度しか聞いてないけど…片方は死んだらしいわよ。 けど覚えておきなさい… もしかしたら、あの場で動けなかった凛々がそうなってたかもしれないって。いや、それ以上の悲惨な目にあってたかもしれないって…(真剣な声音で言葉を返した) [Sun 22 Mar 2009 23:52:38]
フェン・メイフォン > けど、生きてるだけ儲けものよ。また、知り合ったばっかりの友人が死んだなんて、冗談でもゴメンだわ――― あぁー、ウチの知り合い連中の噂の程度が激しいだけよ?(半殺しだったんじゃない?だの、背骨折れたんじゃないかな?だの、血の海だっただの―― 一番最後は、例の三人目の事が混ざったんだろうが。肩竦めて言えば…ふっと、弱い、と口に出す彼女を見遣り――) 弱い、ね… そう自分を思えるだけ、成長したって事でしょ? それに――弱ければ、弱い部分を自覚して前に進めるんじゃないかしら?(これで、まだ最強だの何だの言っているなら、ちょっとお灸の一つでも据えようと思ったが… 多少落ち込みはしてるも、弱い自分を認めているなら進歩してるのかな? なんて――) え?(ふと、物思いに耽っている最中、彼女の目が丸くなる。そして…口に出る言葉、それに――) [Sun 22 Mar 2009 23:50:44]
凛々 > 殺した……死んだ……のか? [Sun 22 Mar 2009 23:45:06]
凛々 > あんなに格好悪い負け方してちゃ凄いも糞も無いぞ。 ( 負けた自分が許せないから相手のその言葉を素直に受け取る事が出来ない。 )( あーもうむしろアーハッハッハッ!!とか大声で笑い飛ばしたい。 けれどそういう風に茶化した考え方が出来ないのはなまじ最強になるっていうのが真剣に過ぎる目的であるからだろう。 ) そんなにやっばいぐらいの怪我してそうな噂が流れてたのか私? ( 実際の所は怪我事態に重傷という程の物はないからどれだけひれがついていたんだろうかちょっぴり気になる。 ) …………そうだな。 最近……私は弱いんじゃないかって思ってきた。 ( 瞳を伏せて真っ白なシーツを握り締める。 弱い私に意味は無い。 けれど…私は弱い。 それは此方に来てからの戦いの履歴が証明している。 ) そうだな。 察しの通りあれは大切な物だな。 ( 覆いをしていたのは抜き身で街中を持ち歩くなんて物騒な事がはばかれるからではあるけれど。 ) 待て。 ちょっと待て二人とも。 ( フェンとカインが口にした単語に関して私は釣り目を驚きに見開かせた。 ) [Sun 22 Mar 2009 23:43:18]
カイン > ええと、自分も良くは見なかったんだけど……(というのは戦っていたからなのだが、彼女が倒されて、兄弟が喜んで……その後。思い返しながら、だ)君を倒した方のレスラーが、首から血を吹きだしたんだ。もう一人はそれに気を取られた隙にアイゼンリッター……鉄仮面が殴り倒した、と。 で……傍には指から血を滴らせた女の人が立ってたんだ(つまりは素手で首を抉って、殺した。……それができるってのが、すごいが)その人も右目を怪我したらしくて、すぐにいなくなった。後は鉄仮面が、凛々さんを抱き上げて……ここに運んだ、らしい。(こんな感じだ) [Sun 22 Mar 2009 23:37:30]
カイン > いや? 普通に凄いと思うけど(東洋人の考え方とかは知らないけど、少なくとも自分は素でそう思っている。落ち込みに対する励ましもあるけど、正直な気持ちだ)ああ、そりゃあ良かった……なんか大切な物に見えたし、あの槍。(尾行してた、なんて言う気はないけど。覆いをつけて大事そうにしているのはわかったわけで。ともかく二人から引き止められたなら、自分も椅子を借りて座ろうか。断る理由もない)……と、僕はカインだ。凛々さん、とフェンさん……で良いかな? ともかく、宜しく、と(ひどまずは挨拶を、だ。フェンの口調も気にしてない様子) [Sun 22 Mar 2009 23:31:30]
フェン・メイフォン > (ベッドの上で落ち込む彼女の姿… それを見て、思うのは―― 大体予想通りか、と言う事と、ここが墓前でなくてホッとしたと言う事。) まぁ、良い機会だと思うわよ… 最強ってのと、負けるってのと、それと強いって事を考える機会が出来たって意味では… ただまぁ、あたしとしちゃ心配で気が気じゃなかったけどさ…(噂に尾ひれ背びれどころか胸びれまで付きかねない少女連中の話… 彼女達の中では、凛々はかなりムゴい事になってたのかもしれない。まったくもって失礼な話である。さておき――) あぁ、そう言えば例の事件の目撃者なんだっけ?あたしも、最後に一人現れて、片方を一撃で殺した…みたいな事しか聞いてないから、ちょっと聞きたか…(促し、視線を向けるも―― 矢張り男に対してはややぶっきらぼうな口調。 まるで自分の口調を気にするなと言わんばかりに手をパタパタ振る辺り、やや自覚気味なんだろう) [Sun 22 Mar 2009 23:26:06]
凛々 > …………そうか。 全くもって恥晒しだな私は。 ( ベッドの上でどんよりとする少女の落ち込みようは人魂でも浮かびあがってきそうなぐらいのどんより具合だ。 )( 弱さを晒し回ってるだけじゃないか私は。 なんなんだこの体たらくは。 …………ちくしょう。 ) そうか、ありがとう。 ――――ああ。 私も私の槍も大丈夫だったぞ。 今は手元には無いけれどな。 ( 流石にあんな物騒な物を病室内に持ち込むわけにもいかない。 わざわざ見舞いに来てくれた事に対してお礼の言葉を口にした。 ) あ。 少しいいか? あの場にいたのならあの後の顛末がどうなったかお前知らないか? [Sun 22 Mar 2009 23:18:56]
カイン > いや……初対面、だな。昨日、怪我する所を見たもんだから、さ。……具合はどうかと思って。(心配だった、と言外に告げつつ、果物をベッド脇の机へと置いた。 フェン……というらしい椅子に座った見舞い客は、彼女=凛々の友人なのか。なら、自分は早々に退散すべきかもしれない。 邪魔をしちゃ悪いだろうし)……あ、と。そうだ。(帰る前に、一つ聞いておかなけりゃあ。扱いに慣れてなかったもんだから、少し不安だったんだが)……槍、大丈夫だった?(昨日自分が運んだ、彼女の長槍。変に振り回したりぶつけたりはしてないけれど) [Sun 22 Mar 2009 23:13:31]
フェン・メイフォン > あぁ、そうなの?(慌てる男に、そっけなくそれだけ返せば…彼が空けたドアを潜り病室の中へ。 ベッドの方へと顔を向ければ、そこに居る彼女の姿に―― ああ、やっぱりか…という顔をし) えぇ、フェンよ。凛々らしき槍使いが病院送りになったって聞いてね… で、こっちのは―― あー、やっぱり、凛々も知らない人か。あたしも知らない人。(溜息混じりに手を振りながら、ベッドの傍。椅子を用意し、そこに腰掛けようとするだろう) [Sun 22 Mar 2009 23:03:50]
凛々 > ( 一対一の横槍も入らない真剣勝負。 その負けを完敗と言わないでなんて言えばいいのさ? 落ち込みだってする。 私は一体何回負ければ気が済むんだってね! ) ……………? どちら様だ? どこかで……会ったか? ( 入ってきたのは果物かごを手にした手にした一人の青年。 ――――その顔に見覚えはない。 力士・兄との戦いに意識を割いていた私は片割れがどんな風に戦っていたかも知らないから、その傷と昨日の鉄仮面を重ね合わせる事は出来なかった。 )( ―――その後ろにいるのは。 ) あれ、フェン……か? ( ―――だったら彼女の知り合いか誰かなのかな? そんなとりとめもない事を私はうろんに思考を働かせよう。 ) [Sun 22 Mar 2009 22:59:55]
カイン > (そんなやり取りの後、小さく咳払い。深呼吸。そして、ドアを開いた)し、失礼します……ッ!(病室に入って来るのは、果物籠を手にし、額に湿布を貼った平凡な青年だ。背格好と声の調子は昨日の鉄仮面に似ているし、額は昨日、彼が攻撃された部位だが……) [Sun 22 Mar 2009 22:55:24]
カイン > (…………どうぞ)(微かに聞こえた彼女の声に少し安心し、そして昨日と違う沈んだ調子に更に不安になった。あんなに明るく、元気な声だったのに) ……………し、失礼します、と……(ゴクリと唾を飲んで、ノブに手をかけて押し開こうとする。舞台の時だってこんなには緊張しない。素顔だからか? そんな調子だから、もう一人の見舞い客に気付く余裕はないのだけども……だから飛び上がって驚いた。文字通り)うひゃあ!? あ、いや、その、ええっと……け、怪我する所をみた、もんで。その、心配、で(まさか自分が鉄仮面だなんて言えないわけで) [Sun 22 Mar 2009 22:52:19]
フェン・メイフォン > (おしゃべり少女連中の噂話… そこで聞いた昨夜の大騒動。 暴れるRIKISI、対峙した鉄仮面と槍を持った女、そして突如現れて力士の片割れを屠った謎の三人目。 少女達は謎の三人目を「突如現れた謎の殺し屋」だの「謎のダークヒーローっぽい人」だの、好き勝手に言って騒いでいたが――…) (一番気になったのは槍を持った少女。 力士の片割れに倒され、病院に運ばれたと聞き―― 頭に過ぎったのは、件の少女。 確認の意味も込めて、行った病院。 病室の場所と患者の名前を聞き、其方に向かえば… そこには――) 先客…?(ドアをノックする男の姿。 怪訝そうに見遣りつつも、ドアの方へと近付けば、その隣へと立ち…) ん… 知り合い? (とりあえず、それだけ述べてドアの前に。 一応、ノックしたのが男の方なので、其方がドアを開けるのを待つか―――― 何か悔しいが) [Sun 22 Mar 2009 22:49:12]
凛々 > ( 赤く腫れた目元を擦りながらノックの聞こえたドアの方へと視線を向ける。 回診か何かかな。 気分的に返事をするのも億劫だ。 このまま狸寝入りでもしてやり過ごしてしまおうか。 ) …………どうぞ。 ( けれど結局そういう事は少しだけ考えただけ。 わりと生真面目な性格だからだろうか。 枕を元の位置に戻しながら覇気の欠けた声で返事をする。 ) [Sun 22 Mar 2009 22:42:16]
お知らせ > フェン・メイフォンさんが来ました。 『「むぅ…」 病室のドアの前の先客見遣り、一唸り』 [Sun 22 Mar 2009 22:36:58]
カイン > (随分と悩んだ後、遠慮がちに僕はドアを叩いた。病院へ行くべきかどうかも悩んだし、昨日運んだ=運ばれた少女の病室を尋ねるのも躊躇した。……でも、僕はここにいる。片手には果物入りの籠、額には湿布を貼って)………まだ眠ってる、かな?(……以前、怪我人を病院に運んだとき。その後の事を全く知らず、酷く心配して、病室へ行かなかったのを後悔した事があった。その人は結局、無事に退院したのだが)……見た感じ、大丈夫そうに思えたけど……(それでも、心配は心配だった。悩んみはしたけど、だからこそ、ここにいる。……そういう事だ) [Sun 22 Mar 2009 22:36:23]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『(ノック、ノック)』 [Sun 22 Mar 2009 22:28:20]
凛々 > ( 涙で濡れた枕をぎゅっと強く抱きしめる。 そうすると強かに痛めた背中が軽く悲鳴を挙げた。 けど私はそれを声を押し殺してその痛みを我慢する。 ) ………………………――――― ( 小さすぎる呟き声はきっと誰の耳にも届かない。 ひょっとしたらただの口パクだったのかも。 それぐらいに小さい呟き声だ。 ) [Sun 22 Mar 2009 22:27:41]
凛々 > ( また負けた。 )( 先程目を覚ました女はベッドの上で枕に顔を押し付けている。 背の高い女だ。 黒髪黒眼の典型的なイエロティア。 トキノミヤコで生まれたその女の名前を鈴宮凛と言う。 ) [Sun 22 Mar 2009 22:16:15]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『膝を抱えて体を小さく震わす』 [Sun 22 Mar 2009 22:11:03]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 ―――さて、最寄りの着替え場所は何処だったか。 』 [Wed 25 Feb 2009 23:03:42]
蜷潜 > ( 片脚の折れた男が打ち上げられた魚のようにばたんばたんと暴れ、口と鼻を塞ぐ右手をべとべとの液体で汚しながら歯を立てて来る。 当然の抵抗だが、喉を引き裂かれている状態でそれも長く続かなかった。 人差し指が筋繊維をぶちぶちと貫通して奥まで突き刺さるのを確認したらもう一度力を込めて首を無茶苦茶に引き裂き、両手を離した。 さて、急がなければ。 同室の男は既に声を上げて人を呼んでいる。 此処にいられる時間は10秒と無い。 躊躇せず廊下側に飛び出し、近場の窓を開ける。 何人かの人間が既に集まっているが、この状況で近づいてくる姿は無いか。 挨拶の言葉を残す理由もないし――――おもむろに窓から飛び出した。 ) [Wed 25 Feb 2009 23:01:53]
蜷潜 > ( 依頼者は事を急いでいる。 ターゲットの男が何かしら面倒な行動―――何かを公言したり、誰かと接触したりするのを嫌っているようだ。 具体的な話は無かったが、そうなったら今回の仕事は失敗としてキャンセルとのこと。 「できる限り迅速に抹殺しろ」という事。 退院を待つという選択肢は無い。 明日に先延ばしにするのすら問題かもしれない。 ) ―――――――。 ( 四人部屋のうち二人が部屋を出て廊下には比較的人が居ない。 悪くないタイミングだ。 雑魚部屋に扉は無い。 躊躇無く無言で踏み込み、片足を吊っている男―――ターゲットに近づいた。 もう一人部屋に残っている患者は此方を一瞥し、他人であると判断してすぐに視線を外した。 ) 御機嫌よう。 すぐに用事は済む。 ( 誰だ、という顔をして訝しげに此方を見上げる男に簡潔に挨拶をして、枕元に立ち―――――男が危険を確信するよりも早く、右手を口と鼻に押し付けて左手で男の喉を鷲掴みにして、全ての爪を力いっぱい突き立てた。 ) [Wed 25 Feb 2009 22:49:59]
蜷潜 > ( ターゲットはとある中流階級層の商人。 詳しい話には興味もないしどうでもいいが、暗黒街の商売に首を突っ込んで無茶をして殺されそびれ、病院に逃げ込んだらしい。 マフィアがぞろぞろと押しかけるには少々面倒な場所なのは確かだ。 が、少々見積もりが甘いのではないか。 何をしたのか知らないが、暗殺者を雇われる程度に目をつけられた奴にしては。 ) ――――雑魚部屋というのはいただけないだろう。 ( 無理をしてでも個室に入れてもらうべきだった。 ガードマンでもつけて貰って、だ。 ) ( 冷え込んだ二階の廊下で人の流れをぼんやりと眺めながら壁に寄り掛かって静かに待つ。 そのうち訪れる、最低限の人間しか居ないタイミングを。 ) [Wed 25 Feb 2009 22:34:09]
蜷潜 > ( 訥々と低い小声で症状を訴え、痛み止めと解熱剤を処方されてとりあえず水分は十分にとれとだけ助言を受けた。 油ものは控えてフルーツを摂取すると良い、とか。 適当に頷いて適当に礼を言って診察室を出て、薬の処方を待つ。 これを受け取ったらまた二階だ。 少々持久戦になるかもしれないが、どうせ結果は同じなのだ。 「病院で人を殺す」という段階で騒ぎにならないわけがない。 多少の無茶は、させて頂く。 ) [Wed 25 Feb 2009 22:24:19]
蜷潜 > ( 多少時間を気にして戻った所為か、順番まで2つ待ちと言う所。 適当に酷い風邪らしい症状を訴えて薬でも用意して貰ってぶらぶら持ち歩いていれば幾らか長居しても言い訳も立つだろう。 風の自覚症状など他人には測れないのだから。 まぁ、あとは演技力次第か。 ) [Wed 25 Feb 2009 22:13:36]
蜷潜 > ( 内部の構造は来る前に何度も確認させられたとおり(※行けばだいたいわかるだろう、と言ったらしつこくしつこく見せられた)で間違いない。 格部屋と施設の名前、番号、配置、ともに問題ない。 稀に薄暗い廊下を向こうから人が歩いてくることもあるが、ただ具合悪げに歩いている分には声をかけられることもない。 いちいち患者全部を把握している医者や看護師は居ないのだろう。 薄暗さと静かさに紛れて歩き、目的の雑魚部屋をちらりと確認して通り過ぎる。 二階窓から見下ろす高さは4m弱程度か。 問題ない。 それだけ確認して階段を降り、受付へ戻った。 ) [Wed 25 Feb 2009 22:00:39]
蜷潜 > ( というのがまぁ基本設定だ。 ) [Wed 25 Feb 2009 21:53:49]
蜷潜 > ( 適当に順番待ちがあるタイミングを見計らって受付に顔を出し、診察希望の旨を告げる。 4人程度待たされると聞いて一度待合室に戻り、少し座って待って直ぐに席を立った。 臙脂の色無地にマフラー、編み上げブーツという和洋折衷姿でマフラーに頬を埋め、寒い廊下を無目的に徘徊する事にする。 病院なんて所にはとんと縁がない。 健康だけが取り柄で、最初は皆具合が悪いなんて本気にすらしなかったのだが、どうもこれが噂に聞く風邪、という奴のようで。 ) …折角来たのだから見物だ。 ( 吐く息でマフラーの中を暖め、袖の中に両手を入れて寒々と歩く。 血とアルコール消毒と僅かに死臭の混じる冷たい空気だ。 …順当ならまだ名前を呼ばれるまで10分以上はある。 よしんば呼ばれたとしても少し謝ってまた順番待ちに混ざれば良いだろう。 暗い廊下を一人突き当りまで歩き、階段を上った。 ) [Wed 25 Feb 2009 21:39:32]
お知らせ > 蜷潜さんが入室されました。 『 待合室 』 [Wed 25 Feb 2009 21:29:24]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『 ………あーん。 』 [Wed 21 Jan 2009 02:00:43]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 もう一つ林檎が食べたい。 』 [Wed 21 Jan 2009 02:00:15]
艶子 > ………。 ( 酷い慰め方だ。いや、これは慰めの内に入るのだろうか。だがしかし、私はどうやら自分の中で納得するしないに関わらず、最終的な始末のつけ方を決める他無かった。終わり良ければ全て良し、という程綺麗には行かないだろうが、少なくともこのまま最悪の道を進み続けたとしても、辿りついた時のけじめのつけ方さえはっきりしているならば、今以上に恐れる事は無くなるかもしれない。 ) …。私も大好きだよ。あと、やっぱりお前は凄いヤツだって改めて思うようになった。 ( これがリカルド・アンブロッシオか。うかうかしてるといつの間にか置いていかれそうなぐらい、勢いのあるヤツだ。 ) ……ああ。 ( 深い溜息を吐くと、もう一度だけ目をごしごしとぬぐって。 ) …リコ。 [Wed 21 Jan 2009 01:59:33]
リコ >  別に噛み付かなければいいじゃないですか。 人間皮膚一枚切れば血が出るんですし。 多少喉が渇くのは我慢してもらうですよ。 我慢できずに人を襲うような悪い吸血鬼さんを、真っ先にぶちのめす正義の味方を我々は知っているですし。 ( 笑顔ひとつ浮かべずに、上段のような口調でリコは言った。 そうなったときは自分で自分を殺せ、正義の味方、と。 恐らくそれは、リコならば間違いなく選ぶ選択なのだ。 ) ――― それはもう、大好きですよ。 ( リコはリコで、100%中の100%くらいの本気でそう答えた。 ) ツヤコさんが正しい自己評価をなさっているとは関心なのです。 …………でも安心してくださいです。 ツヤコさんは殺しませんですけれど、 ( ぱし。 ナイフを右手で受け止めて、面白くなさそうにリコは言った。 ) 我慢のできない悪い吸血鬼さんは、ちゃんと殺しますですから。 [Wed 21 Jan 2009 01:48:25]
艶子 > そっ、そんな事してたらどんどん感染していっちゃうかもしれないじゃないか!?私はお前にだって襲い掛かるかもしれないのに。いやきっと襲い掛かる。 ( 私がもし吸血鬼になったら、親しい仲にある人全員に襲い掛かるだろう。 ) ………… リコ…。 ( ついこの前、オウルに対して「全員に対して平等に接する」という意味で、親しい人が吸血鬼になっても殺すって言った。それとはまるで逆の、ある意味リコにとっての平等。 ナイフが苛立たしげに彼女の掌の中で行き交う。 ) ――― お前、そんなに私が好きか。 ( それは半分本気で、半分冗談と思いつつ多分その半分の8割近く本気で尋ねた。 ) …それじゃ何だか、吸血鬼になっちゃうかもって思ってる自分が馬鹿みたいじゃないか。…というより、お前の言葉を聞いて益々なるわけには行かなくなってしまった。 ( そこの所は運任せのはずなのに、そんなのとは関係なくなれない。だって、私が吸血鬼になったら世界が滅びてしまう。 ) [Wed 21 Jan 2009 01:40:57]
リコ >  我慢できなかったら、素直にお願いして貰えばいいじゃないですか。 旦那さんいるですし、お友達多いですし。 もともと怪力のツヤコさんですから、血を吸うってとこだけじゃないですか、追加要素。 ( ぱし、ぱし、と鞘に収めたナイフを右手と左手の間で投げ交わす。 ) ―――危険な化け物は殺しますですけど、ツヤコさんは殺しませんですよ。 やるかも知れないと言う意味では、私の前で人はみんな等しく罪人です。 ―――それに。  ( ぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱしぱし。 ナイフを右手と左手の間で投げ交わす。 それは、自分を落ち着けるための所作かもしれない。 或いは苛立ちを抑えるための。 ) それに、正義の味方を殺さなきゃやってけない世界なんて、滅びればいいのです。 ( 子供のように、子供は言った。 ) [Wed 21 Jan 2009 01:28:58]
艶子 > ―――。 ( 思わず目をぱちりと瞬かせた。 ) ……い、いや、だって。が、我慢できなかったらどうするんだっ!吸血鬼はみんなそうやって苦しんで―――。 そ、それに。 ( 上手く言葉に出来ないようで口をもごもごさせる。 ) 吸血鬼になった私に剣を向けるのは、私が酷い振る舞いをする前に情けで殺してやろうっていう…そういう感じじゃあ無いのか。 …リコは私が吸血鬼になっても、私を殺さないのか? 暴れるかもしれないぞ。誰構わず噛み殺すかもしれない。何せ元が豪天寺艶子だ、最強に更に輪を掛けた最強になってしまうんだぞ。危ないかもしれないんだぞ。 [Wed 21 Jan 2009 01:22:38]
リコ > ( 怖い。 にじみ出るような漏れでるような、そんな幽けき声を聞いて、かちりとナイフを鞘に収める。 それからうーん、とひとつ唸って。 天井を見上げた。 ) 友達に牙を向けるのがイヤなら、向けなきゃいいじゃないですか。 剣を向けるような人が友達なら、その人はその程度だったってことじゃないですかね。 ( そしてしばらくしてようやく顔を戻してから、そんなことを言った。 どうやら、慰めようとしているらしい。 本人はごく大真面目に。 ) [Wed 21 Jan 2009 01:15:38]
リコ > ( 怖い。 にじみ出るような漏れでるような、そんな幽けき [Wed 21 Jan 2009 01:13:18]
艶子 > ( んぐ、とうさぎさんカットの林檎を口に突っ込まれ目を白黒させる。前にうちの白夜にうさぎさんカットのリンゴを食べさせようとしたら泣かれそうになったことがあって、それ以来うちでは縁の無いものになってしまっていたが、さておき。とりあえず口に入れられた林檎は大人しく食べた。美味しかった。ごくりと飲み込んだところでまるで人事みたいな投げやりな言い方が帰ってきて、私は小さく唸る。 ) ………。 ( 私に怖いものなんかないよ!って大声で言いたかったが、そんな言葉は出てこなかった。ナイフの先端を向けられた私は、どんなにそれが理不尽な感情でも―― 表に出すことに決めた。 ) …怖い。 ( ただしまだ口にする事に迷いがあるのか、漏らすのはそんな小さな一言だけ。 ) [Wed 21 Jan 2009 01:10:12]
リコ >  まあまあ落ち着いてこれでも食べてくださいですよ。 ( ひょい、とフォークにさして差し出されたのは、ウサギさんカットの林檎。 無理やり口に突っ込もうとする当たり酷い奴である。 寂しいと死んじゃうんですよねーなんて付け加えて。 ) そうですねー、吸血鬼に噛まれたら吸血鬼になるかもで、いろいろと面倒ですよねー。 ( 投げやりな言い方である。 先ほどまで林檎をカットしていたナイフの切っ先をピッと向けて。 ) 怖いんですか? 吸血鬼になるの。 友達に牙を向けるのが? 友達に剣を向けられるのが? [Wed 21 Jan 2009 01:05:21]
艶子 > ( 勿論、これは自業自得。そういう相手、そういう戦いを求めて暗黒街をうろついていた訳なのだから、こうなる事は十分予想出来は筈だし、こうなってしまっても覚悟の上だ。…そう思っていた筈だったのに。 ) ち、ちがわい!痛いぐらいで私が泣くか! …あ。いや。泣いてなんかいない! ( そう言いながらもまた鼻を啜る。確かに肩の傷は泣きそうなぐらい痛いのだが。 ) お、お前も知ってるだろ。吸血鬼に噛まれたら、吸血鬼になっちゃうかもしれないんだ。べ…別に私はどうってこと無いけど、ただこれからが面倒だなんて。 そ、それだけだよ。 …………。 ( 視線をベッドの毛布の上に落としたまま、黙り込んでしまう。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:59:26]
リコ > ( 吸血鬼に襲われて。 そんな言葉に顔を上げる。 ツヤコさんクラスの相手に、勝負を挑むようなものが、かつ手傷を負わせるようなものが、と。 殺し合い自体がし辛いレベルであろうから。 ) ………………………ふむ。 ( 噛まれた、と顔をそらしたツヤコさんは言った。 ちらりと見やる左肩は、大方それが原因だろう。 林檎を解体しながら、少し考えて、林檎を解体しながら、言ってあげる。 ) それで、ツヤコちゃんは噛まれたのが痛くて泣いちゃってたんですねー。  [Wed 21 Jan 2009 00:52:48]
艶子 > ( 視線をベッドの上に落とし、軽く笑う。 ) これで仕事で負った怪我ならまだ良いんだけどさ、そうでも無いんだ。暗黒街を歩いてたら、吸血鬼に襲われて。 ( ……呼吸を一つ吐くと言葉を選びながら。 ) か…… 噛まれ ( くしゃ、と顔が歪む。私は慌てて顔を逸らし窓の方に視線を向けたが、生憎カーテンは閉まっていた。 ) 噛まれちゃって。 ( また鼻を啜る。 寂しがりやの艶子と言われて、相手のほっぺを軽く摘んでやるぐらいのことをしてやりたかったしやろうと思ったのだけど、顔が元に戻らなくて止めた。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:48:43]
リコ > ( 座りながらスマイルのまま、ざっとツヤコさんを眺める。 左肩が結構なダメージを負っているようだが、妙な怪我の仕方をしているな、と。 ) んー、大きな事件とかは聞いてないですけど、お仕事ですか? ( 争いごと関連の依頼は出ていなかったと思うし、と少し考えながら、かごに入れておいた果物ナイフを、林檎に入れ始める。 寂しがり屋のツヤコさんとお揃いにしますですねー、などとほざきながら。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:43:25]
艶子 > ( 病院の世話になる事は今までも何度かあったが、その事でめそめそしたりするのは確かに珍しいかもしれない。否、過去に一度だけ蔓の悪魔との戦いで負った怪我が、剣士生命に関わると医師から聞かされた時もそうだったか。しかしここまで情けない泣き方をしたのは多分始めてだ。そんなんだからこそ、やっぱり隠し通したかった…のだが。 もしリコがAを選んだら、多分我慢した涙が再び溢れ出して止まらなくなるところであった。 ) うん。ちょっとヘマしちゃってさ、このザマだよ。 …さ、寂しいっていうか、退屈っていうか……。あ、ああ、うん。食べる。剥いてくれ。 ( 椅子に腰掛けるリコに笑顔を、努めて浮かべる笑顔を向けた。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:38:40]
リコ > ( ドアを開けてツヤコさんの姿を見て、一瞬硬直した。 怪我は傭兵だ、よくあることだろう。 だが、だがあのツヤコさんが、泣いている……! そこで問題だ! どういうレスポンスを返すべきか? 3択−一つだけ選びなさい。 答え@ビューティーなリコは突如最高のアイデアがひらめく。 答えA激しくからかって興奮する。 答えBそこには触れない。 隠そうとする涙を見て見ぬふりをする情がリコにも存在した。 リコがマルをつけたいのは答えAだが………ここは答え−B 答えB 答えB ) 怪我をなさったと聞きましたですので、今頃さびしがってると思いまして。 あ、林檎食べますですか? ( とことこと歩み寄れば、ベッドの傍らの椅子に腰掛けて。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:32:26]
艶子 > ( 出迎える艶子もまた、真っ赤に泣きはらした目と啜りすぎて真っ赤になった鼻のまま精一杯笑って、「おう」だなんて声を出した。 上半身をベッドから起こしてはいるが、左肩ががっちりと固定するように包帯が巻かれている。病室は個室で、ベッドの傍らには椅子机とと本人の荷物何かが置かれていた。 ) 誰かと思ったらリコじゃないか。なんだ、わざわざ見舞いに来てくれたのか? ( 駄目だ、ちょっと声が震える。でも今は夜で部屋の中もちょっと薄暗いし、きっとバレない。多分。 …勿論、バレバレなのだけど。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:23:04]
リコ > ( なんとなく、神妙な気分になる。 見舞いに持ってきた果物の詰め合わせを持ち直して、ドアを開けた。 ) リコです………お見舞いに来ましたのですよー! ( 極力明るい声を意識して、スマイル浮かべて入ってみた。 これで対応間違えていたらかなりイタイが、それもいつかきっといい思い出になるだろう。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:16:55]
艶子 > ( その鼻を啜る音はノックの音に一度ぴたりと止まる。…それから少しだけ奇妙な間があった。鼻を思いっきりかむ音が、鼻を啜るような音とは比べ物にならないぐらい大きく廊下側に響くだろう。 ) ……… どうぞ。 ( その奇妙な間の後、病室の中からやや鼻声の艶子の声。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:14:28]
リコ > ( ああもうどうしたらいいものか。 はあ、とため息ひとつ、壁に額を押し付けて頭を冷やしてみる。 真っ白になるばかりだ。 ) ………………? ( だがそうしてみると、何かが聞こえた。 扉の向こうから、何かこう、鼻をすするような音。 風邪を引いたという話は聞いていない。 怪我をしたのだと聞いただけだ。 寒いわけでもないだろう。 なら―――思い至ったときには、ノックの音が静かな病院に響いていた。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:10:42]
艶子 > ( 静かな廊下にほんの少しだけ響いてくるのは鼻を啜るような音だ。耳を澄ました時とか、或いは立ち止まってみた時とか、そういう時に聞こえるかもしれない。 けれどもその音は扉に阻まれて本当に消え入りそうなぐらい小さな音で、そのうち止んだりしてはまた聞こえてきたりして。 その部屋の中に居る患者は、病室の前で誰かが行ったり来たりしているのには気付いていないようだ。気付いたとしても病院の人だろうとしか思わないが…。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:08:01]
リコ > ( もうこうなるとどうしようもなかった。 ノックしようにもその勇気がわかない。 気になるのならばさっさと確認してしまえばいいのだろうが、くじける。 こんなことならば、話を聞いたときに症状がどの程度のものか聞いておけばよかった。 そうしておけばいま、こんなにやきもきすることもないのだ。 気になるがあけるに開けられないこのドア。 なんともいえない情けない表情で、病室の前を行ったりきたりする始末である。 せめて看護士なりなんなりが通りかかって声でもかけてくれたなら、それで勢いに任せてはいることもできたのかもしれないが、時間のせいかなんなのか、人影のひとつも廊下には見えない。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:03:06]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『病室の扉の向こうから聞こえてくるのは。』 [Wed 21 Jan 2009 00:02:50]
リコ > ( ―――などというのが、どうやら動揺の極致であったらしいと言うことに気づいたのは、ノックしようとして持ち上げた右手が、かたかたと小刻みに震えているのを目撃した折だった。 いままでてきぱきとなんやかややっていたのは、そうでもしていないとこの震えが全身に広まることを知っていたかららしい。 なんだ、きっちり動揺していやがるじゃあないかと苦笑して、深呼吸でもしようと胸に当てた左手もかたかたと震えているのに気づいた頃には、もう強がりも出なかった。 ) [Wed 21 Jan 2009 00:00:26]
リコ > ( きっとそんな時、自分は見てもいられないくらい慌てふためくんじゃないだろうか。 或いは何もかも放り出して駆けつけるんじゃないだろうか。 そんな風に思っていたはずの自警団員リカルド・アンブロッシオは、ツヤコさんが入院した、と聞いてから、その日の就業時間をきっちり守って働き、花よりも果物のほうが喜ぶのではないだろうかと青果店によって見舞い用に詰め合わせてもらって、受付で教えられた病室の前にこうしてたどり着くまで、走ることもなく普段どおりの足取りでやってきた。 ここに至るまでまるで焦った記憶がないあたり、私は存外冷たい奴なのかもしれない。 ) [Tue 20 Jan 2009 23:50:23]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Tue 20 Jan 2009 23:45:33]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 そして私はいつしか眠りに落ちる。 』 [Tue 20 Jan 2009 01:57:47]
艶子 > ( 嫌だ。辛い。苦しい。恐ろしい。誰か助けてくれ。誰でもいい。 ) …はぁ …はぁ ( 吐息を荒くしながら毛布を頭まで被り、私は身体を縮こまらせる。左肩が腕ごとしっかりと固定されているのであまり自由には動けないが。 起きていてもこうして不安な想いばかりが頭に浮かび、眠りについても私は夢の中で誰かの首に牙を立てる。或いは、親しかった人たちが憎悪の目を私に向け、私の心臓に杭を突き立てる。 ――私は追い詰められつつあった。 ) [Tue 20 Jan 2009 01:55:22]
艶子 > ( これは今までヴァンパイアを虐げてきた罰なのではないか。私が今までしてきた事に対する報いなのではないか。今度は私が追われる立場になりその苦しみを味わう番なのではないか。 ――いや、それよりももっと恐ろしい事は、私が人では無くなると言う事だ。 私は今まで人として戦ってきたんだ。私の戦いは、ただの人間である私がやるからこそ意味がある。…もし吸血鬼になってしまったら、私は全てを失う事になる。私から戦う理由を奪うことになる。 ) [Tue 20 Jan 2009 01:50:48]
艶子 > ( そして起きている間は自分の身体に起きるあらゆることを吸血鬼化の兆候と結びつけてしまう。喉が渇く、これは兆候ではないか。腹が減った、これは兆候ではないか。食欲が無い、これは兆候ではないか。太陽の光を浴びたら途端に灰になってしまうのでは無いかという不安―― それ自体が兆候なのではないか。 ) うう。 ( 私は薄暗い病室で一人唸った。右手で己の歯をなぞり、先端が尖っていない事を確認する。 ) …… こ…  怖い…。 ( そして私はずうっと我慢し続けていたその言葉を口にしてしまう。恐ろしくは無い、覚悟していたことだと気丈に振舞う事が、自分の心を平静に保つ手段だと思っていたから。だけど、私はどうしようも無く恐ろしかった。しかし一人だけの病室では、その呟きを聞いてくれるものなど存在しない。 ) [Tue 20 Jan 2009 01:44:20]
艶子 > ( 心の内で感じる重圧は厳しいものがあった。結局殆ど眠ることが出来ず、常に左肩の痛みに耐えなくてはならない状態。だが、そんな事はどうでも良い。問題なのは、この身体の中で進行しつつあるかもしれない吸血鬼の毒だ。 吸血鬼になるという事はどういう事なのだろう。私は今まで色んな吸血鬼と接して来たが、そこのところを考えた事は無かった。痛いのか、苦しいのか、乾くのか。そも、私という人格は保たれるのか。乾きに耐えかねて親しい人を襲う化け物に成り下がるのか。 ) …………。 ( 眠れないと言っても時間が経てばそのうち眠気は訪れる。しかし、決まって自分自身が回りの人を襲う夢を見て汗だくになって目が醒めるのだ。私は覚醒の度に自分の体温と鼓動を確認し、ひとまず安堵の息を零す。そしてその後は次の眠りが訪れるまで、吸血鬼化の恐怖に怯え続けるのだ。 ) [Tue 20 Jan 2009 01:37:41]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『…思いのほか。』 [Tue 20 Jan 2009 01:32:11]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 今は自分の運を信じるしか無い。 』 [Mon 19 Jan 2009 00:29:01]
艶子 > …もう終わらないのかもしれない。このまま最後の最後まで引きずるのが普通のことなのかも。 ( 少なくとも、艶子も止められるとは思っていなかった。 ) ――難儀な性格をしてるな。そんなんじゃ、命が幾つあっても足りない―― ああ、もう無いのか。 ( もしまた助けられたりしたら、その時はどうしようか。 ) それこそ礼を言われる筋合いは無いよ。命を助けられた事に対する私からの礼としては、酷く失礼な返し方だからな。 ( 病室から出て行く少年を見送り、私は溜息を吐いて天井を見上げた。…MJのヤツ、心配しているだろうな。入院してること教えてやらなくちゃ…でも、その前に。 ) ( オウルの知らせを受けてやってきた医者に、吸血鬼に襲われた事を説明し、格子のついた病室に移してもらう事にした。そしてVHGへの連絡も同時にお願いしよう。 ) [Mon 19 Jan 2009 00:27:25]
お知らせ > オウル@病室さんが退室されました。 『医者に艶子さんが目覚めた事を告げた後、少年は病院から消える』 [Mon 19 Jan 2009 00:21:31]
オウル@病室 > 嘘はつきたくないもの……できる事ならね、一度そういうことが起こると絶対終わらなくなると思うから、何処かで止めないとならないんだけどね (戦いや憎しみの輪は決して止める事は出来ない、引き伸ばす事は出来てもだ。) 自分は知り合った相手にひどいことは出来ない、見かけたら何度だって助けようとするよ、少なくとも自分はね (貴女の見逃すという言葉には、涙流しながらも背中向けて答える。) ありがとう艶子さん…そういってくれただけで嬉しいから…さよなら (そうして、少年は病室から出て行く。 それから、これからどうするかを考えるんだ。 帰りながら。)  [Mon 19 Jan 2009 00:19:06]
艶子 > 難儀だとは思うし同情もするけど、それが私たち人間のベストなんだ。 …そうだな。きっと血眼になって私を殺した奴を探すだろう。 ( それが恨みの連鎖という奴だ。逆に私がオウルを殺せば、オウルの知り合いが私の命を狙うかもしれない。そうやって連鎖は拡大していくのだ。…吸血鬼を全て滅ぼすことが出来たとしても、きっとその連鎖だけは終わらすことが出来ないのだろう。 ) ( 席を立つ相手を見る。私は動かない。というより動けないのもあるのだけど。 ) …そうかい。じゃあ、行け。 私の命を救ってくれた礼に、一度だけ見なかったフリをする。でもそれで終わりだ。次に出会ったら、私は容赦出来ない。 ( この自分の決断に対する葛藤はある。いまさっき、平等に吸血鬼は滅ぼすと言ったばかりなのに、助けてくれた礼にと見逃そうとしている。しかし助けてくれた相手を殺すことなんて、今の私には出来そうになかった。結局のところ、私はどうしようもない甘ったれなのだ。 …畜生。 ) [Mon 19 Jan 2009 00:09:32]
オウル@病室 > (訴えても聞き入れられない。 助けを呼んでも誰も来ない状況と一緒だと。) ずるい事する人は絶対出る、じぶんだってそういう事してる人がいたら、どうかと思うよ (否定できない。 いつもなら出来るそれが。 出来ない。 表情は力なく。) 何時もなら、嘘つけるのに何でだろうね (少しだけ、目が潤んでいた。 目の奥が熱い気がした。) そうやって、艶子さんを殺したとして、艶子さんの知り合いは、自分を憎むでしょ? 結局同じことになる (そうして言葉を続ける。) 自分は自分を殺した奴しか、できれば憎みたくないから (そんな事を言いながら、椅子から立つ。) だから殺せない、それに自分はあいつとは違うから (あの化け物とも、自分を殺して吸血鬼にした。あの親とも。 少年は泣いてた。 涙流して、声は普通なのに涙だけが溢れてきている感じだ。) [Sun 18 Jan 2009 23:58:30]
艶子 > 良いのか?私はご覧の通りろくに動けない。お前が吸血鬼かもしれないという疑いを抱いているのは、多分私だけだ。今私を仕留めてしまえば、お前は追われなくて済むかもしれないんだぞ。 ( 今は病院内にも人は少なかろう。私一人を捻り潰すぐらい造作も無い事のはずだ。 ) [Sun 18 Jan 2009 23:43:12]
艶子 > …確かに、そこからの説明が必要だな。 ( 彼らとしてはそう思うのが自然だろう。自分たちは無害だと、彼らはしきりに訴える。 ) 退治する吸血鬼の選り好みをしていたら、必ずその抜け穴を狙う吸血鬼が現れる。そしてそれは平等じゃない。自分の親しい人とか、上手く自分の凶暴である部分を隠し通して、影で人を襲っている吸血鬼を見過ごしている狩人が居たら、我慢ならないだろう。物凄くフェアじゃない。私が吸血鬼だったら、凄く腹が立つ。 ( もっとも、これは私個人の考えだけど。 ) 私は私の親しい人が吸血鬼になってしまったら、平等に滅ぼすぐらいの覚悟でやってるんだ。だから、お前もその対象だ。 ( 今のオウルの物言いは、自分が吸血鬼であると言っているようなものだが。 ) [Sun 18 Jan 2009 23:42:27]
オウル@病室 > (貴女の言葉、辛くて、逃げ出したくなるけれど、逃げても何も解決しないから。 それだけは解るから。) 心までそうじゃない……なら? (体はどんなに化け物になっても人の心は忘れない。 そう決めてるから。 複雑そうな表情が力なくした。) 退治は、人を殺そうとする人とか化け物にやれば良いと思う……仮に自分が吸血鬼だとしても、自分は艶子さんとはきっと戦えない (それから少し間を置いて口を開く。) 知り合いになった人とそういう事は自分はできないと思う (自分には殺意が無い。 相手が殺意を持って戦ってきても、自分を対象とするなら逃げればいいと思っているから。) [Sun 18 Jan 2009 23:31:10]
艶子 > 病気や怪我は気の持ちようってこと?まあ、間違いじゃないけどさ。 ( 怪我に関しては後で医者の話を聞いておくしか無いだろう。それを聞いてから考えよう。 ) そう言うな。このままこっちが世話掛けっぱなしってんじゃ、後味が悪いんだよ。 ( そして私の問いかけに対しては、オウルはすぐには答えなかった。 ) …お前の身体からは体温が感じられなかった。それに、昨日の化け物の攻撃。私ですら両手で防ぐことは出来なかったのに、お前はそいつをやってのけた。 ( 瞳に関しては良く見えなかったので言わないでおこう。 ) 私はこの街の吸血鬼や悪魔を退治して回っている。狩人やエクソシストって訳じゃないけど、そうする事で街の平和が保たれると思っているからやっている。 …昨日の奴も多分吸血鬼。だから退治した。もしお前が吸血鬼だとしたら、私はお前もやっつけなくちゃならないんだ。 ( 私はそう答える。 ) [Sun 18 Jan 2009 23:17:54]
オウル@病室 > (人の血は基本は我慢、貴女から血をすすったりは出来ない。 もしかしたら全開の返り血を少しなめたりしてはいたかもしれないが。) 絶対治るって思ってたら、治ると思う (引退するかもしれないなんて露知らず。 あなたの話を聞いて。) お礼されるような事はしてない (貴女の次の唐突な質問に固まった。 とても聞かれたくない、いつもなら自分でばらすような感じなのに聞かれると答えにくい。) 何でそんなこと聞くの? (表情には小さく、焦りが見えたか。 その後にすごく複雑そうな表情していた。 どう答えたら良いかわからなくなってしまった。)  [Sun 18 Jan 2009 23:08:57]
艶子 > オウル、お前は吸血鬼か? ( その質問は唐突で、そして尋ねる声はとても静かだった。 ) [Sun 18 Jan 2009 23:00:38]
艶子 > ( 一つだけ懸念している事がある。もしこの少年が吸血鬼だったら、私が寝ている間に私の血を啜ったのでは無いだろうかという懸念。しかし、もしそうではなかった場合彼の善意を貶す事になってしまう。 ) 手酷くやられたから、元に戻るかどうかもちょっと危ういかもしれないけどね。 ( 吸血鬼になってしまうかもしれないという恐れとはもう一つ、そのことが心配だった。これで腕が回せなくなりましたなんてなってたら、引退を考えなければならない。…それにしても、私は良く肩を怪我するなあ。 ) オウル。オウルか。…いつかお礼をしなくちゃいけないな。 ( お礼をしなくてはいけない立場なのに、こういう事を尋ねるには少し心苦しいのだけど、私はちゃんと聞かなくちゃならない。微笑む少年の顔をじ、と見つめ、私は静かに口を開いた。 ) [Sun 18 Jan 2009 23:00:30]
オウル@病室 > でも、それがもし知ってる人だったら、見捨てるって嫌だから…… (半分は本能的に助けたいと思った行動。 もう半分は興味本位だぅったかもしれないが、過ぎた事を時々覚えていない。) 怪我はゆっくり寝ないと治らないからね (相手が吸血鬼になってしまうかどうかは、少年にはわからないけれど。 ただなんとなく、深刻そうだとか思ってみていた。) オウル…自分は、オウル (もうひとつ、人だった頃の名前もあるが、それよりも此方の方が知り合いも多くなってしまって今ではこれが本当の名前に近い名前である。 返す言葉は何処か複雑そうにも見えた。) 艶子さん……よろしく (そんなこといって、小さな笑みを見せる。 それから少しあなたの様子をみているか。) [Sun 18 Jan 2009 22:52:20]
艶子 > …恩に着る。しかし、助けて貰った身で偉そうな事は言えないけど、あまり感心しない行動だったな。ああいう場合は関わりあいにならないほうが良い。 ( もちろん、加勢して勝つ自信がある、戦いの心得があるという場合は別だ。そして、少年はそのどちらかだったのだろう。 ) ああ、うん。そのようだ。…せいぜいゆっくりするさ。 ( 後でVHGに自分の事を連絡する必要がありそうだ。経過を観察する為に暫くVHGの中で過ごさなくてはならないかもしれない。もし吸血鬼になりつつある事がわかったら、そこで滅ぼされるかもしれない。それを思えばとてもゆっくりしている気分にはなれなかったが、けじめだけはつけなければ。ああ、MJや白夜やナッキー、それにハッシュに何て説明したら良いのか。 ) ………。 私は豪天寺艶子という。もし良かったら、お前の名前を教えてはもらえないか。 [Sun 18 Jan 2009 22:42:49]
オウル@病室 > 別に、たまたま通りかかって、危ないと思ったからああしただけ (自分はたいした怪我も無く、この人が大怪我をしたのを思うと、少しだけ胸が痛くなる。 もう少し早ければどうにかなったんだろうかとか、そんなことだ。) …… (何か慌てた様子の貴女に少しだけきょとんとした。 何をしているんだろうとかそんな疑問の表情浮かべていた。) 結構ひどい怪我だったみたいだから……ゆっくりしてないと駄目だって、医者の先生は言ってたよ (そんな他愛も無い事で口を開く。 琥珀の瞳は貴女を見ては安堵して、表情をやわらかくした。 時折しゃべる時に薄く牙が見えない事も無い。)  [Sun 18 Jan 2009 22:32:54]
艶子 > ( 私はゆっくりと昨晩の出来事を思い出す。あの吊るされた男との戦いの中で私は左肩を噛まれ、酷い怪我を負った。その後この少年が現れ、戦いに加勢した。協力もあって何とか敵の首を刎ねた後、こいつに病院まで届けられたのだろう。 …私ははっとした表情を見せ、薄着一枚の自分の身体に触れその体温があるかどうかを確かめた。次に心臓が規則正しく動いているかを。…どちらも正常だった。今のところ吸血鬼化は起こっていないのか? ) ( やがて少年は私の側へやってくる。怪力。熱の無い体。良く見えなかったが、今の目の変化。この少年は……。 ) …どうやら、世話になったようだ。命拾いをしたよ。あそこでお前が来てくれなかったら、今頃どうなっていた事やら。 [Sun 18 Jan 2009 22:24:49]
オウル@病室 > (内心がざわついてて、起きた貴女への対応が遅れる。 けれど目を覚ましたらしい貴女の声を聞けば。) …良かった…目が覚めて (立ちながらそんな事を良いながら、貴女の方へと少し近づく。 貴女が少年を見れば、針目が徐々に人の目に戻っていくのも見える。) ちょっと失礼します (そういいながら椅子を持ってきて話しやすいように座る少年は、何処か疲れたような表情をしていたかも知れず。)  [Sun 18 Jan 2009 22:18:57]
艶子 > ( ベッドの上で起きてまず左肩の痛みを感じた。いや、左肩の痛みを感じて起きたのかもしれない。とにかく、昨晩意識を失ってからたった今目を覚ました私はまず自分の身が置かれている状況に対しての理解が追いつかず、薄目のまま室内を見渡した。 ) ……… 病院。 ( そして、腕ごと固定するかのようにがっちりと包帯で固められた左肩と、その向こうに昨晩の少年の姿があった。 ) [Sun 18 Jan 2009 22:12:23]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『う… ん……。』 [Sun 18 Jan 2009 22:08:32]
オウル@病室 > (運んできた剣士の病室の部屋の隅、といってもすぐに見える程度の距離なのだけれど。) …… (半分寝ていた。 夢と現の間にいる感じで部屋の隅で体育座りの体勢で顔を埋めていた。) …… (夢、自分の体が壊れていくようなそんな夢を見ていた。 助けを呼んでも誰も来ず。 あいつが笑っている。 そんな夢だった。) っ! …夢…だよね (顔を上げて、ようやく夢だと気付く。 針目の瞳、銀の髪、服は着替えてしまったけれど。 マフラーは洗って乾かしている。 まだ少しだけ血の匂いが残ってるかもしれない。)  [Sun 18 Jan 2009 22:07:18]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『病室の隅で体縮めている者が一人』 [Sun 18 Jan 2009 21:59:29]
お知らせ > 銀嶺さんが帰りました。 『( 一夜にして姿を眩ました。 助手の足跡も残らずに。 )』 [Mon 22 Dec 2008 22:10:16]
銀嶺 > … うえっ、ぷ (急に動き出した途端に、軽い眩暈に襲われては口元を手で覆った。怪訝な顔をする助手を見れば、苦笑でしか出て来なかった。) さて、自警団の関係者に会ったならば、旅立った、とでも適当な理由を付けてくれ。 (自警団の関係者で面識があるといえば、ケイミさん位なのだが都合よく会えるとも限らない。) …迷惑を掛ける事にはなるか。 問題なのは、娘が何処にいるのか、――であろう。 (あの中途半端なままで終われない。困惑の表情を浮かべるもの、何か出来る事は無いのだろう。あるとしても余計なお節介か。) [Mon 22 Dec 2008 22:04:15]
銀嶺 > ―― …、ああ。 事情は後回しだ。 (今回は見知らぬ人や助手に発見されたのは良かった。だが自警団が事件性があると判断されれば面倒の臭い事になる。) 金払いを頼まれてくれないか。 私は宿屋を変える手続きをする。 ――ああ、…足を消す、とも言う。 (寝台から起き上がれば、支給された衣服を抜き捨てよう。漆黒の着物を羽織れば、更に黒衣を纏おう。骨や角などのアクセサリーを片手で鷲掴んで、懐へと納めていった。) [Mon 22 Dec 2008 21:43:58]
銀嶺 > (視界に飛び込むは助手の泣きそうな顔だった。) ――ん、ああ そうか。 (自分の置かれた状況を把握するなり、深い溜め息を吐いていった。前日の娘の蹴りを食らってしまい、意識が保てなくなったのだった。自分ながら情けないと思ってしまう。) …心配を掛けてしまったな。 (微笑し、助手の頭を撫でよう。髪の毛を丁寧に梳くように、真っ先まで引かれていった。) [Mon 22 Dec 2008 21:36:10]
銀嶺 > (何度も空白の部屋へ訪れたことはある。 其処は自分ひとりだけの世界であって、戦死した戦友の武器が地面に突き立てられている。 ――それだけだった。戦争の歴史を、武器の知恵を、戦友の意思を、ここへ残していたのだ、と実感をさせられた。) ……、…。 (ぎこちない動きだった指先も、滑らかに動くようになった。次第に目蓋を重々しそうに瞬くようになる。) [Mon 22 Dec 2008 21:31:54]
銀嶺 > (――見知らぬ親切な人物が、青年を病院に運んだ事だろう。頭部や首に衝撃を食らい、打撲や掠り傷で留まったが意識だけは何処かへいった。) ―――。 (助手の声や言葉が聞こえる。 先程まで佇んでいた、空白の部屋に割れるような音が響いた。 次第に指先を動かすなど、意識の回復の兆しを見せ始めた。) [Mon 22 Dec 2008 21:28:20]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『( 混濁した意識を揺さ振らせる。 )』 [Mon 22 Dec 2008 21:20:01]
お知らせ > アルマイア@捕獲さんが帰りました。 『(季節はずれの昆虫採集は、こうして幕を閉じた。)』 [Sat 15 Nov 2008 23:17:12]
アルマイア@捕獲 > ( 虫取り網の中に、カブトムシが入った。あたりに響くような音は聞こえないが、さて―― 恐る恐る網の中を覗き込んでみると。 ) 足が、割れて砕けてしまっているな……。三度目とはいえ、いささか軽率だったか。 ( 今度こそは、無傷で捉えたかったのだが。残念。大丈夫ですか? と後ろから覗き込む看護士に、やや疲れた笑みを浮かべて答える。 ) あぁ、協力してくれてありがとう。100点満点とは行かなかったが、十分依頼主に報告できる結果を得られたよ。感謝する―― [Sat 15 Nov 2008 23:15:21]
アルマイア@捕獲 > 下がっていたまえ。なぁに、ガラスを割るような失態は慎むよ。 ( 冗談交じりに余裕があるのも、3度目という手馴れがあるからか。そっと虫取り網を伸ばし、カブトムシを捕らえる準備に入る。一歩、また一歩と距離をつめる間にも、窓を叩く風で虫が逃げないかとひやひやさせられる。 ) さぁ――おとなしくしていてくれよ! ( 最後くらい、綺麗に捉えたいものだが。果たして、捕獲なるか? ) 【判定】 [Sat 15 Nov 2008 22:56:26]
アルマイア@捕獲 > ( 先に気づいたのは、看護士のほうだった。何気なくかざした光に反応し、闇にきらめく光を見つけたのだ。さっそく促されるまま、そちらに目をやると―― ) おぉ、あれはまさしく! ( 3度目の邂逅に、しかし歓喜は衰えない。人が作り出したものなれど、月明かりを受け手きらめく水色のカブトムシは、見るものを魅了してやまない。始めてそれを目にした看護士のためらいからも伺える。 ) [Sat 15 Nov 2008 22:44:19]
アルマイア@捕獲 > ( 今、街中ではいたるところで、ゴーレム同士の戦闘が行われているという。それも参加者が自分の手で作り上げた代物だというのだから驚きだ。カバリストのギルドも、面白い依頼をだしたものだ。ぜひとも参加者とであったら、取材をしてみてない。なんて考えたり。 ) ん? いま、なにか動きませんでしたか? ( 看護士を呼び止め、気になった窓に明かりを向けて確かめる。――何もない。やはり気のせいだったのだろうか。風が強いためか、時折窓がガタガタと音を立てている。 ) 【判定】 [Sat 15 Nov 2008 22:33:14]
アルマイア@捕獲 > ( 一般患者の消灯時間も過ぎた頃か。廊下は薄暗く、進む先からひんやりとした風が流れ込んでくる。今宵はよく晴れた夜。それゆえ、冷え込みも強いのだろう。星と月明かりが、病院の雰囲気にはよく似合っていた。きょろきょろと辺りを見渡し、虫らしきものをさがすが、この階にもいないようだ。仕方なく、階段を登って上へと向かう。 ) [Sat 15 Nov 2008 22:21:15]
アルマイア@捕獲 > この病棟から、でしたか。 ( 夜の病院。冷たい廊下を歩きながら、案内役の看護士に言葉を投げかける。患者たちの証言によれば、夜、窓に張り付いて光る虫を見たという。わざわざ病院関係者に許可をもらって、その虫の捕獲にきたのだが。 ) それらしいものはなしか。すまないが、もう少し中を案内してもらってもかまわないかね? ( 看護士は頷き、明かりを片手に先導する。病院には幽霊が出るなどと噂は耐えないが、でかいミミズクが夜な夜な徘徊していたら、それはそれで怖いとおもう。ゆえにこうして関係者同伴なわけだが。 ) [Sat 15 Nov 2008 22:13:24]
お知らせ > アルマイア@捕獲さんが入室されました。 『(逃げた虫の目撃情報は)』 [Sat 15 Nov 2008 22:09:34]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『思索に耽る。 決着のついた“後”のために。』 [Mon 10 Nov 2008 00:03:55]
ルゥ > わたしの【浄化】がそのまま効けば、話が早いんですけど。(はふっ…) ──まー、そうは行かないでしょうね。 (難しいですよ、と。 ひとりごちつつ。) [Mon 10 Nov 2008 00:00:07]
ルゥ > まぁ……前提として、「異物として排除されないか」とか「コアが二つになると分裂しないか」とか、いろいろ問題ありそうですけどね。(はふ…) なんというか、白魔術は、切らずに治す技ですし、 できれば抜き差し無しになんとかしたいとこですけどねー…。 (うーん、と思索を続けながら、ドーナツをまた一口、齧り。) [Sun 9 Nov 2008 23:58:40]
ルゥ > 入れて、差し替えて…というのは、流石に乱暴な話で、難しいかもですが……。(椅子に腰掛けて、お夜食のドーナツを齧る…) ──たとえば、そう。コア2つの状態で、一週間ほどなじませてから。(ドーナツの穴に、指をつっこんで…) 悪いほうのコアを、抜く。(引き抜いて、穴を覗き込みながら、呟く。) [Sun 9 Nov 2008 23:54:22]
ルゥ > 綺麗な状態の、“これ”。 別のコアを体内に打ち込んで──機能を代替することはできないでしょうか?(かくん、と。) [Sun 9 Nov 2008 23:50:22]
ルゥ > 水魔は、これを…“コア”を抜くと死亡するとのことですが…(とん、とん。 腕組みして指で二の腕をリズムを取るようにたたきながら、思索を続ける) [Sun 9 Nov 2008 23:49:17]
ルゥ > んぅ…、わかりませんねー。(水魔からくりぬいた“コア”。 実際、今回の問題となってる“水魔”と同種のものであるかも判らないし、互換可能かどうかすら判らない。) [Sun 9 Nov 2008 23:47:49]
ルゥ > ふぅ……。(臨床試験用に借り出した、“球体”を、突付いたり、撫でたり。覗き込んだり、日に眇めたりして……) はー…。(ため息をついた。) [Sun 9 Nov 2008 23:45:26]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 [Sun 9 Nov 2008 23:43:25]
お知らせ > ランセットさんが帰りました。 『そして急患のコールに立ち上がり…』 [Thu 30 Oct 2008 00:07:53]
ランセット > せっかく、すげぇ術士が帰ってきてくれたんだから、俺もあんなオペやってみてーよなぁ…(ほおばったパンを紅茶で流し込めば、はぁっと一息つきつつ呟く。)わぁーってるよ!まだまだ縫合も練習しなきゃいけないレベルですよ、俺は!!(そして同僚のジト目を振り払うように手を振った) [Thu 30 Oct 2008 00:07:23]
ランセット > (しかし、そこでまたオーベン・コデンタルの名が挙がる。)お前、オーベン教授と前に病院にいたジンノヴァ先生の共同治療の症例報告読んだことあるか?ほんと目からウロコだよ、あれは。(オーベンはそれまで漠然と医術と併用していた白魔術を、適切な処置の上、適切なタイミングで最低限施術する事で最も効果が上がる事を提唱し、実践した。彼の症例報告では重傷患者に対する手術の予後が捏造ではないかと疑われるほど良好なものとなっていたのである。) [Wed 29 Oct 2008 23:18:15]
お知らせ > ランセットさんが入室されました。 [Wed 29 Oct 2008 23:10:26]
ランセット > まぁ、いずれにせよ………患者は人間じゃねーんだろ?少なくとも素直に受診してくれるようなもんでも無いんだろうし…(まぁ、病気のことを論ずるのに患者がいないんじゃあ話しにならない。全ては実際会って診察してからだ。それが出来ないのならば、病院の出る幕は無い。)あ、そうそう…そういやこの間再就任した白魔術の先生だけど…すげぇ人なんだろ?前にここでやってた時は俺学生だったから良く知らないんだよね?(いかにオーベン・コデンタルが医術を進歩させたからと言って、未だ白魔術の域には遠く及ばない領分が多数ある。理論と実践と鍛錬により培われる医術が、第一に才能を選ぶ白魔術に引けを取るのは医師にとって最も歯痒い事項なのだが…) [Wed 29 Oct 2008 23:06:47]
ランセット > まぁ、よくわかんねーけど…その亜人が下流に住んでて今までは何とも無かったって事は…毒素が問題ってよりどっかで川の流れが変わったとか何とかあったんじゃね?(村人の被害は今まで無い…まぁ、染料そのもの出なくとも、その生成過程でできる何かが有害だったとしたら不思議な話では無いんじゃないかと思う。有害物質は全部下流に流れていって、自分達は上流からの水を使っているのだから。それでいて今になって騒動になっているってことは、何か川の方で問題が起きたか、もしくは余程遅発性の毒だったかということなのだろうか) [Wed 29 Oct 2008 22:55:46]
ランセット > (ちょっとばかり良く関わった患者はいつの間にか退院していた。まぁ、別に日常茶飯事ではあるけど、やっぱりお大事にの一言ぐらいかけておきたかったかも。そんな事を思ったのはもう一週間以上前…また足りない医師の枠を無理やり埋めるように当直業務をこなしながら、空いた時間にパンを齧りながら妙な噂を聞いた。)…まぁたまーに聞くけどな、そんな話。(背もたれを前にして椅子に行儀悪く座りながら答える。なんでも染業を主産業としていた村にその下流だとかにすむ亜人がクレームをつけてきているらしい。まぁ、実際はクレームなんて一言で片付けられるような生易しい次元の話じゃないのだろうけど…) [Wed 29 Oct 2008 22:49:16]
お知らせ > ランセットさんが来ました。 『毒??』 [Wed 29 Oct 2008 22:39:22]
お知らせ > ルゥさんが退室されました。 『夜警の続きを、再開した。』 [Tue 28 Oct 2008 00:02:54]
ルゥ > ……ともあれ、落とし主が見つかればいいんですけど──。(ぽふ、とぬいぐるみを服の上から撫でて、ドーナツの大皿片手に──) [Tue 28 Oct 2008 00:02:33]
ルゥ > あんまり見えたり気づかれたりは、いいこと無いような気もしますが──。(そういや私筒抜けなんですよね、なんででしょう──むぅ。) いや戴いてもー!(わーわー) (まぁ、さすがにこの時間に洗濯物も無いだろうから、よしとしておこう──) [Tue 28 Oct 2008 00:02:01]
お知らせ > 雷鳥さんが退室されました。 『(――神だ)』 [Mon 27 Oct 2008 23:57:28]
雷鳥 > 見える者は、そう多くないからなァ。(様々な種族がいる島だから、ヒトは皆、慣れているのだろう。とはいえ、見える者と見えない者の二種類が存在する以上、やはり驚きはするのではないか。 私もまだまだ、多くのヒトと関わってみなければならないな)ふむ、そうなのか? まあ、どだい我々のようなモノは似たりよったりだ。さして違いは無いだろうさ。――と、そうか、台風が好きか、君は(その返答に、私は声をあげて笑った。と同時に、彼女には雷の唸る音が聞えただろう。 私の声とはつまり、雷鳴であるのだから)では、今日はお礼として、君に雷をあげるとしよう。久しぶりに誰かと話すことができて、私は割と嬉しかったよ。手伝ってくれた事も、ね。――改めて感謝を、同胞のヒトよ。(そして、私は大きく翼を動かして空へと飛び立った。 ほどなくして――彼女が屋根の下に戻った頃を見計らったかのように――雷や稲光を伴った「派手」な夕立が、小一時間ばかり降り注ぐだろう。 私は雷鳥。或いは雷を呼ぶ鳥、ワキンヤンとも呼ばれる存在。即ち――) [Mon 27 Oct 2008 23:57:17]
ルゥ > この街の、この島の皆さんは、ある程度慣れてると思いますよぅ? ──というのも、少し妙な話ですけど。 (看護士に天使と悪魔が居るしなぁ、とか。自分の事を少し棚に上げて思ったりもした。) ──ここでは客人(まろうど)ですから、恐らく起源はかけ離れていると思うんですよぅ…? (同じ、神族の匂いはしない──と思う。ただ、自然現象変じる処の戦神としては、通ずるとこがあるかも、ないかも。) ──ああ、ええと……台風とか大好きですよ。すぺくたくるで。(日輪の娘は頭が悪い答えを返した。) [Mon 27 Oct 2008 23:48:50]
雷鳥 > 私が持って行ければ良かったのだけれどなァ……。まあ、驚かせてしまったかもしれないし、君に頼めれば一番良い。 杖を突いていたから、脚を怪我しているのではないかな?(女の子の特徴を伝えてから私は笑い、頷いた。 あとはもう彼女に任せれば良い筈だ。 私なんかよりも、ここに入院している人々について、ずっと詳しいだろうから。 感謝の言葉を言われれば、小さく首を横に振って)いや、私は何もしていない――というか、できないからね。君のお陰だ。 感謝を、私の同胞か――或いはその末裔のヒトよ。 生憎、礼と言っても何日か病院に夕立が来ないようにする事しか出来ないが。(そうして、大きく翼を広げ――ふむ、と首を傾げた)それとも、或いは君は雷が好きだったりするだろうか? [Mon 27 Oct 2008 23:39:28]
ルゥ > ……ああ、なるほど。(微笑んで、肯いた) これはどうもご親切に。 女の子──、(ふむ、と。 二階の隅部屋と、中庭の向かい側にそんな患者が居たような気がする。) ん…っと。 (神氣の足場に、大皿を置いて。 ぬいぐるみを拾い上げると、ぽん、ぽん。 土を叩いて、懐の中に仕舞い込んだ) 心当たりに尋ねてみますね。 ええと──おそらく、この土地の古い方。 どうもありがとう──。 [Mon 27 Oct 2008 23:31:22]
雷鳥 > ああ、話が早くて非常に助かる。大丈夫、先も言ったように、そう難しい事ではないから。(やはり、と私は頷いた。彼女が同胞なのか、或いは末裔なのか、そういった事までは見抜く事ができないが、慣れているらしい様子が心強い。 パプテスだとか、ああいった類の宗教を信じているものは、仮に私の姿が見えたとしても話も聞かずに悪魔だと決め付けてくる事があって――閑話休題。 ともかく、中庭にまで来てくれたのなら、もう後は簡単だ。 私は足元に落ちている熊のぬいぐるみを嘴で示した)昼にここで遊んでいた女の子が忘れて行ったのだが、生憎と私では持って行ってあげる事ができなくてね。良ければ君に頼みたいと思って、声をかけたんだ。(そう、私はモノに触れることができないのだ。だから昼間からこうして、ここで悩んでいたのである) [Mon 27 Oct 2008 23:22:03]
ルゥ > ふむぅ……なんだかよくわかりませんが、とりあえず手短に? 回診の途中ですので──。 (生まれ故郷のティル・ナ・ノグに居た頃は、ヨクワカラナイモノ、から良く不意に話しかけられたものだった。 多分その手の類だろう。──大丈夫問題ない。) ? (かくん、と首をかしげながら、中庭に下りて。 鳥のような薄くぼんやり見える幻像の前に立った) [Mon 27 Oct 2008 23:15:06]
雷鳥 > (もし彼女が私の姿を見る事ができるのなら、全身に白い模様の描かれた、帯電する黒鷲の姿が視界に入る筈だ。 見えなくとも、中庭の方を向いてくれたのなら――私にとっては実に喜ばしい事である)ああ、いや、別に私はそういった類の事をしに来たわけではないよ。 少し頼みたい事があってね。良ければ、中庭に来て貰えないか? 大丈夫。それほど難しい事では無いからね。単に私では無理だというだけで。(重ねて声をかける。たとえ彼女が菓子を手放さないとしても、病魔や怪我と戦っている存在というだけで、私は敬意を抱く。なるべく、丁寧な口調を心がけよう) [Mon 27 Oct 2008 23:07:14]
ルゥ > ふむ…? 声はすれども姿は見えず。ほんにあなたは──(こほん) ……押し込み強盗、襲撃魔族、早期魂盗、七難即滅、悪徳セールス、その他もろもろはお断りなんですが── (声のしたっぽい方向にアタリをつけて、向き直る。 患者からの差し入れ、心づくしのお皿一杯のドーナツは、とりあえず抱えたままなのは、抱えたままでも相応に対処できる自信故か、はたまた単に食い意地が張っているだけか。それは永遠の謎としておこう。) [Mon 27 Oct 2008 23:00:22]
雷鳥 > (ふむ、どうしたものか。かれこれこうして、夕方から今まで悩んでいるというのも間抜けな話だ。病魔や傷と戦う人々は忙しいようで、中庭に眼を留めるものもいない。 ――と、不意に鼻を擽ったのは、甘い匂い。何かの菓子のようで、それを辿って目を向ければ、見回りをしているらしい女性職員の姿に気がついた。 それに何とも懐かしい気配を纏っている。久しく出会っていなかった、同胞のそれだ。 懐かしさに思わず眼を細めてしまったが、もしかしたら声が届くかもしれない。賭けてみる事にした)――そこの君。 菓子を食べている君だ。 私の声が聞えるかね? 聞えたならば、返事をして欲しいのだが。(はっきりと声を出すのも久しぶりだったが、どうやら私の喉は掠れていたりしていないらしい。喜ばしいことだ) [Mon 27 Oct 2008 22:55:11]
ルゥ > オールドファッションドは神をも狂わす至上の美味だと思うのですよー。(はもはも。) (とか、いつものように、間食片手に病院の夜間回診に廻る、有る意味名物女白魔術師が廊下をてぽてぽと上機嫌に歩いてゐる。) [Mon 27 Oct 2008 22:49:56]
お知らせ > ルゥさんが来ました。 『左手にお皿。右手にドーナツ。』 [Mon 27 Oct 2008 22:48:13]
雷鳥 > (私といえども困るという事はある。生憎と全知全能などという形容詞とは無縁であるが故に――などと格好つけてはみたものの、こうして病院の中庭で私が困っているのは事実として揺らがない。 本来ならば、鼠や何かに頼んで事を為してもらうというのも可能なのだが、生憎とここは病院であり、そうそう間近に鼠だとかいった暗くてジメジメした場所を好む存在はいない。 場所柄、霊体の類はいたりするのだが、彼らでは私と同様、何もできないだろうし。そう言ったわけで私は、どうしたものか、と首を捻っているのである) [Mon 27 Oct 2008 22:44:35]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『(さて、困った)』 [Mon 27 Oct 2008 22:39:59]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『一通り話が済めば、再び調合作業へと戻るわけで…後で見回りも行かねば…』 [Sun 26 Oct 2008 04:14:58]
ビリー・ウォン > この見解は私の名で、斡旋所に伝えて構いませんよ(漢方医の一人がそのような事をほざいておりますとそんなところで、クライアントに情報提供というか、悪戯に混乱させるだけかも知れないが、『緊急』の事態がなしのつぶてよりかはましと見るか…難しいところ) [Sun 26 Oct 2008 04:14:54]
ビリー・ウォン > だいたい、私の見解としてはこんなところですね…。もっとも、長年やっていた村に急にそんな話が出てくるのもおかしな話ではありますね…、それまでにない新しい染料を作り出したと言うのならそれが原因の可能性はあるでしょうがね(どこのアームチェア・ディテクティブだと言わんばかりだが、こう言う仮定の話は嫌いじゃない…もっとも、根本的解決は最初に述べたとおり「私では無理」だけども) [Sun 26 Oct 2008 04:10:59]
ビリー・ウォン > マイナスの話ばかりしていてもなんですので、希望の持てる話をするならば…。たとえば、染料に含まれている毒はウォーターエルフに強く影響が出ている、のならば…その原因は突き止められると思います。 ええ、奴隷に染料そのものを飲ませて中毒症状を確認し、その症状から導き出すなどですね…(もっとも、そもそもが飲んで大丈夫なものだとは思わないが) [Sun 26 Oct 2008 04:04:39]
ビリー・ウォン > これで『解毒』の線は消えました。そして、無害化ですが…まず、どのような害が出ているかわからない以上は、手の施しようがありません。たとえば犬にタマネギは毒ですが人間には影響がないのと同じように…たまたまこのウォーターエルフにだけ影響があるとなれば、なおさら私の出番ではありませんね。残念ながら…(自分の技術で助かる見込みがあれば、協力したいが…ちょっと難しいだろうかとか) [Sun 26 Oct 2008 04:01:37]
Reload : off Line : 1000
TeaChat 1.8.3b
<noscript><noscript><noscript><noscript>