芸能横丁 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『 ぶえ ッくしゅ! ( やッぱ冬服買おッかなァ、なンて。 ずぴッと、鼻啜りながら。 )』 [Fri 30 Oct 2009 22:00:57]
◆グレーテル > ( 視線周囲へ巡らせば、ばちン、と幼い少女と眼が合ッた。片手には巾着袋を持ッた踊り子の様な少女。 ) あら、落としちゃッたン?気を付けなきゃ駄目ヨー。悪い人には盗られちゃうからネ。 ( へらり、気の緩い笑顔を浮かべ。 ぽかンとしてる少女の手に、銀貨を1枚 ちょこンと置いて。 ) ―――…如何したの?あァ、男か女かッて話し ネ。 ( 外見は女ッぽいけど、声も態度も口調も俺は男だ。 ) ンー、じゃァ女ッてことで。ン?声はねー、酒の飲み過ぎで妬けちゃッたンよ。 お嬢ちゃンも気を付けてねー? ( 頷いて、礼を告げた彼女を見送ッて。 また、ふらり、当ても無く歩き始める。 ) [Fri 30 Oct 2009 21:48:09]
◆グレーテル > ――― お? ( こン、こン と足元に転がッてきた銀貨に眼を遣り、 ) ( 拾い上げ、辺りを見渡した。 ) [Fri 30 Oct 2009 21:39:51]
◆グレーテル > ( 足に巻いた血痕付きまくりの包帯とか買い変えたいンだけど、 ) …、 ( 未だ使える様なもンを買い替えるのは勿体無い。 ハ、と短い溜息吐いて。 ) ……肩出してンのがいけねェのかね。 ( 冬服新調とか、久し振りにしてみッか。 そンな事考えながら、ゆるゆる歩みを進め。 視界に映るのは可愛い踊り子だッたり、まだ幼い歌い手だッたり、様々。 ) ( 特に これ、と意識向ける事無く、 流し見る。 ) [Fri 30 Oct 2009 21:36:56]
◆グレーテル > ( 盛大なくしゃみが洩れた。 ) ―― ぅあー… 風邪とか引く筈ないッて思ッてたンだけどォ。 ( 雨ン中 傘も差さず 通りを歩く仮面少女風貌。 此処ら辺じゃァ傘差して無い奴もちらほら居るし、変じゃ無いッて思ッてたわけだけど、 ) ……客は傘差してンのが普通 かァ。 …ふ ッ、ぁ、 ッくしゅ ッッ! …あ゛ァ―― 寒…。 ( 仮面、核側に寄せて ぐしッと鼻を啜る。最近めッきり寒くなッてきた。薄手の洋服じゃァ寒いと感じつつ、服を買う様な機会も無く。 ) [Fri 30 Oct 2009 21:28:29]
お知らせ > グレーテルさんが入室されました。 『( ぶえ ッくしゅ―― ッ! )』 [Fri 30 Oct 2009 21:22:35]
お知らせ > マリーさんが帰りました。 『以上の中にぽっかりと残った日常』 [Thu 29 Oct 2009 22:48:55]
◆マリー > (たぶんこの先輩が明日倒れても、自分の体に黒いしみが見つからない限り取り乱すことはないのだろう。両親がかかってしまったら……やさしく食べてあげよう。苦しめる必要なんて全くないのだから。そう、真夜中にキスをして、目が覚めたらお休みの挨拶をして、心臓を一突きにして食べてあげよう。私なりの親孝行だ) よいしょっと。 (思考とは全く関係なく体は業務を進めていく。新しく届いていた商品を明日のために梱包を解いていく) [Thu 29 Oct 2009 22:45:52]
◆マリー > …………ふと考えたんですけど…………いやいいです。 (全く意味のないことを考えてしまい、かろうじて口に出すのをやめる。 家族は元気だ、仕事も普通どおりに出ている……さすがに知人で病気になった人は出てきたけれども……人というのは、こんなにも他人の不幸には鈍感なのだなぁ、と思う。私が心配しているのは自分が病気になるのが怖い、ということだけで。もちろん、二人の仮親のことは心配だが……せいぜい自分の手の届く範囲のことだ) [Thu 29 Oct 2009 22:34:09]
◆マリー > 職人さんも一人、倒れちゃったんですってねえ。 (大聖堂や病院はまるで戦場のようなありさまらしい。お祈りなんてしないけれど、信心深い人たちからすれば、その場所はどんな風に感じられるのだろうか。聖堂にまで反死人があふれかえったように錯覚してしまいそうだ) ……世界の終り、って意外ともうすぐなのかもしれませんねぇ。 (苦笑しながら先輩に話しかければ、彼女は笑ってくれず、かすかに顔をひきつらせ、無言で不安なまなざしを返した) [Thu 29 Oct 2009 22:15:41]
◆マリー > …………売れませんねぇ。 (売れない、というか、人通りが少ない。カウンター裏で、あえりゃこれやと雑務をしながら、栗色の髪の先輩店員に話しかければ、そんな風に肌だしてられるだけで幸運なもんよ、なんて言葉が返ってくる) まぁ、あの病気?のせいで大変ですもんねぇ……ちょうど、皮のジャケットとかいろいろ入ったから体隠すのにいいか、なんて思ったけど、よく考えてみればそんな時に服どころじゃないですよね? (いまだに夏の露出度を維持し続ける男着のある女、マリーはそういいながら深くため息をつき、入口の扉をじっと眺める) [Thu 29 Oct 2009 22:08:15]
お知らせ > マリーさんが来ました。 『TOZZI』 [Thu 29 Oct 2009 22:04:09]
お知らせ > カーネルさんが退室されました。 『 ―― … 間違っても、首を絞めないで下さい。 ( 唇の端を引き攣らせる。 )』 [Wed 28 Oct 2009 00:30:25]
お知らせ > スピカさんが帰りました。 『 兄様、今日は離さないです。 ( 腕の力をこめた。 )』 [Wed 28 Oct 2009 00:28:21]
◆カーネル > ――― … これでも広い方だと自負しているのだけれど? (年下から年上まで、異種族や両性持ちまで半ば交際を交えた経験はある。其れを妹が知っているかは、確かではない。そして離婚や別れの原因が妹に有るとは、未だに知らない事実。) そうだね。 そうなる前にバケツに水を張って置かないと。 (肩を竦めて、話題を冗句へ摩り替えよう。火遊びが花火での遊びに摩り替えた形で会話を進めよう。) … ( 芋 ) ―― … 。 (言葉が詰まる。何事も無かった様に、笑顔で振舞おう。相談する相手が居ないのが辛い。舌打ちもスルーした。) ―― … 暫くは安静してて下さい。 (関節の周囲の靭帯に損傷があれば、直ぐにでも手当てしないと後遺症が残る。筋力の低下や関節の稼動の部分が以前より悪くする可能性がある。―― 詰まり、妹が転んで怪我する確率が跳ね上がり、今みたいに背負ってあげる必要になる。取り敢えずは湿布を使ってから、無理に動かないようにテーピングで補強する必要がある。) 遅くなりましたし、さっさと自宅に戻りましょう。 (両手を後ろ手に組み上げ、彼女が楽に座れる形を取ろう。確認を終わればゆっくりと立ち上がってから歩き出そう。) [Wed 28 Oct 2009 00:24:59]
◆スピカ > ――兄様。兄様はもう少し視野を広げれば良いと思います。 (こんなに身近にいるのに、と溜息交じりに。) (兄が誰かと交際する度、結婚する度嫌がらせする方の身にもなって欲しい。バリエーションはそこまで豊かでは無いのだ。 眉を下げた困った様な表情を。) …、 (遊び?其の先に続く言葉は催促はしない。何と無く想像がつく。) 兄様、火遊びも程々にしておかないと、酷い火傷になりますよ。…スピカは良いんです。兄様が居るので。兄様以外の男なんて芋と同じです。 (サラリ、失礼な事言い放ち。肝心な部分はスルーされた。ちッ、と舌打を。) …兄様、スピカは歩けないようです。 (尻餅付いた尻も痛いけれど、捻った足が痛い。厚底靴はこういう時厄介だ。) ………兄様…、 (隣で向けられた背に、表情綻ばせて。)(首に腕を軽く回す様に、背に乗ろうか。) [Wed 28 Oct 2009 00:09:46]
◆カーネル > 其れを選ぶのも探し出すのも大変なんですよね―― …。 (両手をポケットに突っ込んだまま、遠い目で夜空を見上げた。交際を何度も繰り返し、少しでも長続きしそうであれば結婚も申し出した。其れでも二度も失敗を繰り返す始末。自嘲めいた笑みを漏らしてしまった。) ま 、 今は遊び… (遊びで割り切った関係なら、と言い出す寸前に、話し相手が妹だと感付けば、途中で言葉を遮らせた。) 如何でしょうか? スピカも家に篭ってないで、ボーイフレンドでも探しましょう? (見上げる妹に対して、見下ろした兄。) ――― …。 (其処は敢えてスルーした。視線を喫茶店の店員へ向けたり、歌う人へ視線を巡らせて――誤魔化した。錠剤が効いて来たか、安らぎと同時に眠気も襲い掛かる。) ―― … こらこら。 伸びてしま、 (妹が尻餅に付いた。嘆息を漏らせば、妹の挫いた足首を指先で触れよう。) ―― … 足を痛めたかも知れませんね。 (素っ気無い態度で、小さな嘆息を漏らした。妹の隣に跪けば、妹へ背中を向ける。乗れ、と言わんばかりに。細身の割りに筋肉は引き締まっている。背負う位何でも無い。) [Tue 27 Oct 2009 23:59:34]
◆スピカ > (頷かれたが、考えてもよく解らないから、考えない事にした。貧民窟だろうが暗黒街だろうが、見失わない限りは付いていく気満々だが、さておき。) ………。良いじゃないですか、兄様。人間、長い人生で本当に幸せに出来る人はたった一人だそうですよ。その一人に必要とされるなら、その他大勢なんて如何でも良いと思うのですが、 (如何ですか?と、首傾げ。) …絆も愛も大差無いかと。 (小さく溜息を吐いて、見上げる様に兄を見る。) 禁断の愛ッて素晴らしいですよね。 (ふふ、と洩れるは淡い笑み。) (薬の服用し過ぎは×××に影響があるらしいのでおススメしません。と口にする前に噛み砕く音。×××の中身はお好きにどうぞ。) ええ、乾しっ放しで。 (頷いた。) ―――気の所為です。幻聴です。さあ、兄様…ッ、 (ぐいぐい白衣の裾引張らンと。しかし力2では動かなかった、どころか、) ――――あッ、 (がくンと厚底靴が変な方向に曲って、思わず白衣の裾離し、地面に尻餅。) ――〜〜〜〜〜〜……ッッ、 (無言で俯いた。) [Tue 27 Oct 2009 23:38:48]
◆カーネル > (妹の言葉に、偽り無く頷こう。首を傾げる妹には、自覚が無いのか、と分析した。貧困街や暗黒街は――…完全に管轄外だ。其処へ視線を向けるよりも、身の回りの不運を取り払う。其れが優先すべき事項の一つだ、但し気分が変われば赴く事もあるが。妹が其処まで付いてくるとは、頭の中に無かった。) ―― …。 じゃあ、もっと 沢山の人に必要とされるように頑張らないと。 (気の無い返事。心底から笑えないけど、無理をした薄っぺらな微笑み。) … 思いません。 兄妹の絆を深めるなら、分かる気がしますが――。 (愛を絆へ摩り替え、話を圧し折ろうと。) 血の繋がりがある以上、―― 恋人の所が嫁ですらなれませんよ? (妹の仕草を横目で見遣った。微苦笑を漏らせば、頭が痛くなる。ポケット内の錠剤、頭痛薬を手元に寄せれば口許に持っていく。錠剤を噛み砕く音が響いた。) 干し…っ? (あれか。) ――― … 全部、婚約指輪じゃないですか!? (精神の限界に頭を抱え込みたくなる衝動が刈られる。満面な笑顔のまま、其の場で踏ん張った。) [Tue 27 Oct 2009 23:25:05]
◆スピカ > ―――…?そうですか? (独り言はバッチリ聞こえた様。少しだけ不思議そうな表情を浮かべ、首を傾げた。) (厚底靴は普段歩く分には特に危なっかしくも無いが、兄がスラムや暗黒街に警邏に行くと云うなら別のものを考えよう、なんて心の中。) ――市民に必要が無いと判断されても、スピカは兄様が必要ですから。 (必要無い事は無いと、と真顔。眠そうな目のまま、薄く笑み浮かべる兄を見る。) …籠の中で愛を深めるなんて、素晴らしいと思いませんか。 (蝶の飛ぶ様を、兄を同じ様に視線で追い、) 妹兼恋人兼嫁にしてくれても構いません。 (むしろ歓迎です、と白い頬を薄紅に染めた。表情に大した違いは無いけども。) 雨が降る前に帰らなければなりませんね。…干しッぱなしです。 (洗濯物の話。) …一軒、付き合ってくれるのですか。…そうです、ね …、 (口許に手を当てて悩む様な仕草。) 兄様、アクセサリーが見たいです。 (喫茶店、と迷ったけど。買い物と云われてしまったら、買い物にするしかない。) お揃いを買いましょう?指輪と、リングとか、エンゲージリングとか。マリッジリングも良いですね。 (さァ行きましょう、と云う様に白衣の裾引張らンと。) [Tue 27 Oct 2009 23:09:53]
◆カーネル > … 痛みを知れば、知るほど優しさが育む、と心理学の本にありましたが―― … (スピカに当て嵌まりますね、と独り言。後半の言葉は下手に反応を示さない。駄目だ、無理するな、と下手な発言をすれば反抗心やらで何かが増長すると聞いた。肩を竦めれば、小さな苦笑を漏らす。) ――― … 守らせてくれないなら、兄さんは必要が無いね♪ (クスっ、と唇を歪ませる。そして目の前に通り過ぎようとする白黒の蝶。ふと手を伸ばせば、羽を掴んでしまおうとした。が、手は空振りで虚しく終わる。) … 丁寧にお断りします。 鳥篭の中で暮らす、気になれません―― … 。 (白黒の蝶が夜空の彼方へ、舞うように飛ぶ姿を見届けよう。) ―― … 自慢の妹です。 (淡々に言葉を告げる。妹、と強調をしては其れ以上の関係は無い、と線引きする言葉を漏らした。) …雲行きが怪しい。 これから如何します? (一軒だけ買い物を付き合う、と付け足した。視線は妹を捉えていない。あちこちへと気紛れに移り変わるばかり) [Tue 27 Oct 2009 22:56:30]
◆スピカ > ―――――…。 (嘘吐き、と心の中で叫んでおく。敢えて口にしないのは、嫌われたくないから。) …大丈夫です、慣れていますから。――其れに、これを履かないと、兄様と釣り合いませんし。 (こン、爪先で地面を叩く様な仕草。サラリと音にした言葉は本心だけれど、恐らくまた流されるンだろう。そんな事もう慣れっこ。) いえ、全く。兄様が怪我をする位なら守られなくて良いです、市民なんて。其れに――、 (眼の前を白黒の蝶が飛ぶ。) 今はあちこちに居るじゃないですか。此れ。近くに居る事であの病気に感染するのなら、兄様も危険です。家に引きこもっていましょう?一緒に。 (此れ、と指差すのは蝶。煩わしげに払う様な動作をするけども、蝶に触れる事は叶わなかった。) (踊り子なんて既に少女の頭からは消え失せている。兄が色々な奴に眼を掛けるのなンて日常過ぎて、もう慣れた。) …ええ、兄様の妹ですから。兄様を心配するのは当然の事。 (僅かに眼を細めて、微笑み浮かべ。健気な妹作戦実行中。兄の視線が周囲へ巡れば、チッ、と小さな舌打。ずっと見つめてくれれば良いのに。) [Tue 27 Oct 2009 22:40:46]
◆カーネル > おやァ … 気付きませんでした。 (眼鏡の度が合わなくなったか、と眼鏡のフレームを軽く叩いて、軽い笑みを幾度もなく浮かべよう。わざとらしく、肩を竦めて見せる等お茶目に。) 転んだら、痛いじゃないですか―― … 其れ。 (其れは、妹の靴を人差し指で指した。見ていて危なっかしい。普段は別に危険を感じず、注意すらしないけれど。今みたいに急いだり走るのは流石に危な過ぎる。冷え切った様な双眸は、薄らと細めると微笑みが深まった。) その『危ない』から、市民の皆さんを守るのが―― … 自警団のお勤めです。 お分かりかな。 (首を傾げて、妹の眼差しを見詰める。眼鏡の橋を直そう。)(先程の踊り子は敢えて触れない。触れたら自宅中でも、ずっと話題の持ちきりにしそうだった。) ―― ふふッ 、 優しいですね。 (軽い笑みを浮かべた。其れは妹の私情に過ぎない。折った腰を戻して周囲へ視線を見遣った。) [Tue 27 Oct 2009 22:29:44]
◆スピカ > (毎日毎日怒られない限り後を付け回しているのだ。慣れるのも当然か。) (一瞥向ければ、後はこんな女に用は無いと云う様に、視線も意識も向けず。) ――― ハッ、ふ、……ぅ、兄様ッ…!早ッ…、 (どんどん離れる距離に、速度を速めて追い付こうとするが躓きそうになる頻度も増す。元々体力の無い少女が息を切らして、立ち止りそうになったところで。) ……兄様…、何の …ご冗談です ッ …か。 (立ち止り、振り返った兄。其の方まで、ヨロヨロと近付いて。) ―――〜〜〜〜……。 (大きく息を吐いた。気付けば視線は近い位置に。) 兄様…、此処の… 見回りは―― …ハ、 ッ、 危ない と、…ッ…――。 (事件的にも、人間的にも。兄様が云う良い女というものも沢山居るし、此の場所は事件も多いと聞いた。) 心配で …、付いてきてしまい…、ました。 (はー、と最後に一度長く息を吐けば、大分落ち着いてくる。ちらり、上目遣いで兄を見た。) [Tue 27 Oct 2009 22:13:49]
◆カーネル > (感覚的に人一倍も鈍感だが、妹の行為は慣れ過ぎた。眼鏡が無くても、自然に避ける行為を身に付けた。其れがスルースキルであった。) ―――― …。 (得体の知れぬ視線を感じ取った踊り子は、キョトンっと戸惑いつつ視線をあちこちと巡らせるだろう。) … ああ、 眠い。 (妹の独特な足音が、距離的に離れた気がしない。片手をポケットに突っ込んでは、規則の崩さない足取りで距離を引き離そうとする。ごく自然に気付かぬ振りを続けようとした。) ―― なんでしょうか? 迷子でもなりましたか? (距離が開いた時に、其の場で立ち止まれば振り返ろう。妹の姿を目にすれば、大胆な格好に微苦笑を零した。腰を折って、視線の高さを合わせて問い出そう。) [Tue 27 Oct 2009 22:01:11]
◆スピカ > (ぼんやりと眠そうな瞳に若干殺意を混めつつ、背を伸ばす兄へと抱き付く様に手を伸ばしたが、) ―――――――…。 (歩き出されてしまッた。) (睨み付ける様に踊り子を一瞥し、振り返らず歩き始める兄の後ろを靴音鳴らして、付いていく。) 兄様、無視は酷いです。そろそろお仕事は終わりの時間じゃ無いですか。 …何処へお帰りになるのです?家とは反対の方向ですけども ―― 兄様ッ。 (兄が普通に歩くのならば、少女は少し早歩きだ。10センチの厚底靴で、時折躓きそうになりながらも、てッとらてッとら、付いていく。) [Tue 27 Oct 2009 21:50:17]
◆カーネル > ――― …? ( 兄様。見る目が有りませんね。 ) ―― 、 (聞き慣れた声。距離的に物凄い近い場所に居ると、判断を下せば嘆息を漏らそう。) … クスっ ♪ (向こう側の踊り子と視線が重なれば、片手で軽く振ってあげよう。唇の形で『良かった。また見に来る。』と告げる。踊り子に伝わるか確かで無いが。) さぁて 、 そろそろ …お暇するとしましょうかねぇー。 (其の場で背を伸ばし、身体の疲れを解そうと。それが終われば、―― 妹の方へ振り向かず歩き出した。自宅とは反対の方向。自警団の方の道筋に歩き出す。) [Tue 27 Oct 2009 21:40:22]
◆スピカ > 自分が可愛いと解っている顔ですね。着てる服の素材も低級品ですし、゛魅せる゛為で無く、゛見せる゛為だけの衣装の様な気もします。…踊りも中の下といったところでしょうか。――兄様。見る目が有りませんね。 (貴方の真後ろから掛かる幼い少女の様な、舌ッ足らずの高い声。) (此処に警邏へ行く、とは事前に調査済み。歩く兄の後ろを見付からぬ様、人波に隠れて付けて来ていたけれど、下心満載の言葉を耳にすれば、声を掛けずにはいられないだろう。) (貴方が振り返れば、際どい丈のミニスカートにジャケットを着た、クマのリュックを背負う少女が眼に入る だろうか。) [Tue 27 Oct 2009 21:29:33]
お知らせ > スピカさんが来ました。 『 ( ――――― …。 ) 』 [Tue 27 Oct 2009 21:19:24]
◆カーネル > (異常が見られず、帰還決め付けたが――…気が変わった。) … まだ幼いけれど。 (将来が楽しみですね、と独り言で薄い笑みを浮かべる。自警団の制服を着用し、長い丈の白衣を羽織った青年。) ん、 ああ―― … 太股。 (踊り子の太股の付け根に視線を移動した。スリットの入った露出度の高い衣装。素材も素材で、踊り子の笑顔も元気で満たされていた。) … うん、 和みますよ。 (表情に何の変化も無いが、目の色が違った。目の保養になる、と下心が一杯だ。小さく頷けば、眼鏡の橋が落ちかけ、左手の突き立てた中指で押し上げる。) [Tue 27 Oct 2009 21:17:47]
◆カーネル > (目の前の光景は変わり映えしない、筈だった。大量に出現した、謎の蝶により次々と奇ッ怪な事件が発生し続ける。) 困りましたねぇ――…。 (喧騒が続く筈の日常も壊れ掛け、人々の表情に貼り付ける笑顔ですら忘れ去られている。今や黒き人が彷徨い始め、病院も自警団も聖教会も人手が足りなさ過ぎた。) … まっ 、 折角ですし。 (警邏の活動を繰り広げ、異常は見られず――。薄い笑みに細めた眼差し。その視線の先は、踊り子の連中だ。大通りの端側に立ち尽くし、向こう側の踊り子の連中がいた。) [Tue 27 Oct 2009 21:06:24]
お知らせ > カーネルさんが来ました。 『(嘆息を漏らせば、微笑へ移り変わる)』 [Tue 27 Oct 2009 20:55:31]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 [Tue 27 Oct 2009 00:12:51]
◆シャーリー > (楽器の変わりに止まない雨音でリズムを取ろう。冷たい冬の風と雨が晒した肌を遠慮なく打つ。人通りも疎らな雨の中でのソロステージ。その中で陽気に愉快に鬼は踊る。ヒラヒラとパシャパシャと) (雨の中。傘を差さずに踊る人間がいてもいい。自由というのはそういう事だ) [Tue 27 Oct 2009 00:08:27]
◆シャーリー > (この街は何度駄目だと言われてきただろう。けれど此処はいつも必ずその危機を乗り越えてきた。だからきっと今回も大丈夫。絶望して歩みを止めるのも人ならば、それでも立ち上がり前へと進んでいくのも人なのだから) ――――あ、そうだ。 (私はふと思い付き、再び扉を開けてカフェの中へと戻る。傘を貸しましょうかとのマスターの気遣いに首を振って笑顔を向ける) いいよいいよ。それより上着預かってて!ボクちょっと外で踊ってくるからさ。 (脱いだ上着を押し付けて肌を晒した踊り子の格好になった女は路上へと飛び出した) ――――― (そして楽器も共に踊る人もいない。ひょっとしたら見る人もいない道のど真ん中の中、吸血鬼は一人舞い陽気に踊る) [Mon 26 Oct 2009 23:50:20]
◆シャーリー > (悲しさと苦しみが広がっている。病の影響を受けない黒人と先住民への風当たりは強くなり、親しい者を病で失った者は嘆き、あるいはその変わり果てた姿に絶望を覚える。この市にはただ負の連鎖が蔓延していた。) (ある者は逃げ出し、またある者は今度こそ終わりだと未来を悲観している) 違うよ。 (けどきっとそれは誤り)(私は席を立ち勘定を払ってカフェの扉を開けた。雨の勢いは相変わらずだ) まいったな。傘持ってきてないや。 (店の前で止む気配のない空を見上げて私は呟く) [Mon 26 Oct 2009 23:34:28]
◆シャーリー > (今日は他の楽団のバックで踊りを務める約束をしていた。しかし結果的にそれは向こうの一人が黒くなる病に侵されて流れてしまう。近頃はこの横丁にも活気は少しずつ減り、訪れる客も披露する芸人も徐々に少なくなってしまっている) (窓際の席で人が疎らになってきた通りを見つめて、物憂げな顔で溜め息を吐いた) [Mon 26 Oct 2009 23:22:10]
◆シャーリー > (また雨だ。雨期には何人の同胞が外に出られずに苦しむ事になるだろう。踊り子の格好に上着を羽織った青い髪の女は、カフェの一席で紅茶を口にする)(店の中に人は少ない。これだけの規模で病が広がると影響は何処にも出てきてしまう) [Mon 26 Oct 2009 23:11:21]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『ああ。』 [Mon 26 Oct 2009 23:04:14]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『…………やらせて下さい。』 [Mon 26 Oct 2009 21:56:56]
◆カイン > ああ、いや、自分は――(自警活動がある。 そう思って、断ろうとしたのだが……口ごもる。 脳裏を過ぎるのは、ヘンドリックの事だ。 このままの安月給で、彼を延々と従えていくのは……。 いや、ヘンドリックは気にしないかもしれないが、自分は嫌だ。 自分に尽くしてくれる人間を、子供の駄賃か小遣い並みの給金を支払って良しとする、なんて)――――……わかりました。 [Mon 26 Oct 2009 21:56:50]
◆カイン > (舞台袖に引っ込み、やれやれと一息。 これでどうにか、自分の仕事はこなせたわけだ)…………まったく。急に代役とか勘弁してくださいよ。 立ち回りだけなら何とかなるけど、台詞はトチりそうで怖いですし。(帽子とマスクをひっぺがして、舞台監督に文句を言う。 自分を此処へ引っ張ってきた張本人で、『アイゼンリッター』をやってた時のスタッフの一人だ。 独立したとは聞いていたけれど、監督になっているとは知らなかった)(「ああ、わかってるって。 次は最初から台本渡すから――っていうか、普通にキャストとして舞台に立ってみないか?」)……………はい? ええっと、俺がですか? (「ああ。アイゼンリッターの頃よりも上達してるしな。顔は地味だけど」) [Mon 26 Oct 2009 21:54:17]
◆カイン > 武勇の化身の如く、道を切り拓きて――(さて、残るは最後の一人。 悪徳役人である。 そして、その傍らに抱えられた人質の少女。 「こいつがどうなっても良いのか!?」 お約束どおり、ステレオタイプな台詞だが、こいつを上手く演じられる人はそう多くない。 これもまた才能、必要な役者だ)――姫君の前へと疾駆せん……!(トン、トン、トン、と軽く跳躍を繰り返しながら、素早い動きで役人に迫ると、レイピアを横薙ぎに一閃。 ズバッ!という効果音を伴い、赤い鮮血を噴出しながら役人の手首が宙を舞う。 そして囚われの少女を此方へと抱き寄せながら、ニヤリと笑った)……そして、握手をする事は無く……別れを告ぐる事もなく……!(バサァッと大きく外套を翻し、少女を包み込んだところで……暗転、である) [Mon 26 Oct 2009 21:48:38]
◆カイン > (ああ、実戦でこんな動きができたなら……どんなにか楽だろう。 相手の武器は殺傷能力の無い木剣であり、結末は舞台なればこそ幸福な幕引きが待ち受けている。 そう決まっているのだ。 舞台も、飛んだり跳ねたりしやすい素材で出来ている。 現実はお話のようにはいかない)激しい運命に向け、鋼の刃を振りかざし――(続いて二人目。 素早い動きで繰り出される切っ先を、口元に微笑を浮かべたまま身体を左右に僅かばかり動かして、紙一重で避けていく。 まるで子供の戯れをあしらうかのような振る舞い。 そして次の瞬間には、稲妻の如き突きが、悪漢の胸元を貫いていた)――血の嵐をば巻き起こし……!(正直なところ、剣戟の練習はここの所サボっていた。素手での立ち回りならともかく、格好をつけるなら派手に動き回るしかないのが実情だ。まあ、それは得意だから良いのだけど ……剣の方も練習しておくかな?) [Mon 26 Oct 2009 21:30:53]
◆カイン > (すぅーっ……)現世のあらゆる悪徳が我に襲い掛かり、闘争を見守る戦乙女が逆徒の情夫の如く微笑む――(シャリンとレイピアを抜き放ち、バサリとマントを大きく翻す。 圧倒的な敵勢を前にして、威風堂々たる態度を欠片も崩さない。 何の事は無い。 暗黒街で、スラムで、幾度と無く経験したことだ)――なれど不足なり! このVの名を前にしてはッ!(疾風の如く舞台の上を駆け抜ける。 目前からは「やっちまえ!」の叫びと共に、木剣片手に迫り来る悪漢ども。 覆面の下、露になった口元に微かに笑みを浮かべ、床を蹴る。 次の瞬間、観客が目を見開くのが、視界の端に飛び込んできた)(マントを翼の如く広げて軽々と悪漢を飛び越えたかと思えば、擦れ違い様に一閃。 背中をバッサリと切り捨てたのだ) [Mon 26 Oct 2009 21:22:09]
◆カイン > (マスクとソンブレロ、そしてマントを羽織り、レイピア片手に舞台の上。 対峙するのは不正に耽り暴虐を働き私腹を肥やした悪徳役人と部下一味――そして眼下には固唾を呑んで『主役』を見つめる観客達、と。 ……どうしてこうなった?)(いや、理由はわかっている。 昨日、往来の真ん中で一人の少女が不審な死を遂げた。 得たいの知れない単語を喚きながら、全身から血を噴出して、潰れるようにして死んだのだ。 軽く調べてみたところ、行方不明になってから二週間弱の、何処にでもいる平凡な娘だった。 先達てから発生している流行病の仕業か、それとも何らかの呪術的犯罪か……。 当然、現場に脚を運んだところ――「おい、カイン! 代役をやってくれ!」と、知り合いに捕まった次第。 どうも主演俳優が立ち回りで脚を捻ったかしたらしい。 何度か手伝いに顔を出したし、クライマックスだけなら台本うろ覚えでも何とかなる。 とはいえ――)……やるしかない、か。(――ここまで来たら逃げられない。 スイッチを切り替えた) [Mon 26 Oct 2009 21:14:49]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(どうしてこうなった)』 [Mon 26 Oct 2009 21:08:49]
お知らせ > ハニィさんが帰りました。 『( 嫌な予感は無くなッて 、 けれど、不気味な黒い何かを 胸の 奥へ残して ――。 )』 [Sun 25 Oct 2009 15:00:26]
◆ハニィ > ―― あ…ぁあ ッ、 あ…ッ… ( 最初に零した悲鳴の後は、息をする度に 言葉にもならない音だけが 洩れる。 ) ( 握ッていた手は、握り返された手は 確かにヒトだッた筈なのに。其れはもう赤に濡れた人形でしか無い。 ) …… ―――ッ、 ひ、 ぅ、 ぁ… ッ、 ( 悲鳴が、周りから聞こえる。其の音が 何処か遠く、水の中で聞く様な そンな音に聞こえて。 ) ( 誰かが 此方の方へ声を掛けて来る。 血を浴びた黒蝶は 呆然と、ただ、 其の 掴ンだ 手を 視線に映して、 ) ( ――ひら、り。 白黒の蝶が とンでッた。 ) ( タスケテ。きょーかい。 マガツヒ。 声が、言葉が離れず。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:58:12]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 そして誰の胸にも、重たい毒のような感情が残った。 』 [Sun 25 Oct 2009 14:51:27]
◆マガツヒ > ( 遠巻きに見ていた人々にも悲鳴が伝搬する。 良く晴れた真昼の芸能横丁大通りで起きた異常な事件―――― 一部始終を見ていたとしても、何が起きたのか誰も説明できないだろう。 昨今世間を怯えさせている白黒の蝶の事件に埋もれてしまうか、一緒くたに扱われてしまうかもしれない。 恐らくは間近で見て、感じて、聞いた貴女が一番その異常性を体感した事になる。 ) ( 少女はとある平穏な一般家庭に生まれたホワイティア。 今年で12歳になり、来年は魔術学校に入学する予定だった。 両親は健在で、行方不明届けが自警団に出されていた。 行方不明になって13日目だった。 ) ( この件について調べる機会があれば、貴女でも、その他の誰かでも、簡単にそこまでは分かるだろう。 ) ( 何か波が引くように、貴女の感じた嫌な予感が引いていく。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:50:52]
◆ハニィ > ( 距離が近くなッて、ほうッと安堵の息を吐く。話が通じるンだ、害のある子じゃないのなら、怖がる必要なンて 無いと、 ) ―――… ううン、だいじょーぶ なのぅ。 … ッ あ、血 ――…、 ( 驚いた様に、瞬きを。少女の鼻から血が零れて、 其れが、口からも 水の様に零れて、 ) ( あァ、 早く連れていかなきゃ。 何処へ?病院?協会? ――何処へ、 ) ( 握ッた手に 強い力が籠められた。 ) ――――…ッッ、 ( 口を 「あ」 の形のまま、眼は驚いた様に大きく 見開いて、 ) …… あ … ぁ、あ ……ッ … ( くン、と 腕が引かれた様な感覚。 血だまりの上、座り込む少女を 視界に映して、 ) ――― …… … ッ、 ( マ ガ ツ ヒ ―― 。 ) ( 紡がれた言葉と 同時に、 あァ、あァ ――崩れて いく。 ) ( 血が、己の身体にも降り掛ッて、 繋いだ手は そのままに、 ぺたン と 其の場に、座り込ンで、 ) ――――ぁ、 ぁああ ッ いやああああぁあ ぁあああッッ!!! ( 何も分からないまま。 ただ、 悲鳴が 洩れた。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:41:52]
◆マガツヒ > ( 気持ちを振り絞って、生きたいと願って、手を差し伸べてくれた人に報いたいと思って、少女は一歩、踏み出した。 ) ―――…唖唖 ( だが。 禍津卑の在る場所で上手く行く事など何もない。 希望は絶望へ、悦びは悲しみへ、成功は失敗へ。 この場は既にもう、禍津卑に汚染されていた。 ) あ りが とぉ ( ぽたぽたと少女は鼻血を溢し、それはやがて濁流のようにどぼどぼと音を立てて口からも毀れ落ちた。 握られた手を握り返す力が一瞬、ぎゅうと強くなって少女がぺたんとその場に膝をついて血溜まりの上に脚をハの字にして座り込む。 ) あ゛ィッ… ま ま まが 禍ツ まがつひ マガツヒ ま゛ が つ ひ ッ!!! ( ぼこぼこぼこぉっ、とあり得ない音を立てて少女の身体が歪み崩れ、全身からぶしゅうと鮮血を撒き散らし―――――つないだ手を離すまいとしたまま、ぺたん、と前のめりに崩れ落ちた。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:31:48]
◆ハニィ > ( 少女が笑うのと一緒に、涙が零れていた。其れを 視界に映した黒蝶は 少し不思議そうな顔をして。―― あァ けれど、彼女は何かが苦しかッたのかも知れない、ッて思ッたら 。へな、と眉が下がッた。 ) ――!うン ッ、じゃあ 案内 するの ぅ。 ( 連れてッて、ッて聞こえたから。何度も頷いて。 ) ( ―― 一瞬だけ、本当に少しだけ、 笑みを浮かべた彼女の顔が 普通の女の子 だッた。 ) ( 直ぐに其れは、戻ッてしまッた けれど、 ) ( 特別な子じゃァ無いのかもしれない。 悪魔憑きッてやつなのかもしれない。 だから、教会に行きたがッているのかも なンて。 ) …… どうし たのぅ ? いこ ぉ? ( 彼女の前へと 踏み出して。手を 握ろうか。 ) ( 纏わりつく、 嫌な 感覚は 気にしないフリ で。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:20:37]
◆マガツヒ > ( 誰かがはじめて話を聞いてくれた気がした。 独りでずっとずっと寂しかったから少し嬉しくて、はひひと嗤ったら涙が毀れた。 少女は(マガツヒは)声をかけてくれた誰かに、興味を持った。 ) いぎ、ぐ、ぎ 行 ぅ きょ かい 連れて て ( ぎょろぎょろと定まらない視点が一瞬だけ止まり、歪んだ口元が少女らしい笑みに戻り―――――いぎぎ うぎ という奇声と共にまた歪んだ。 お腹の中でぐじゅぐじゅと嫌な感触がして、イキタクナイイキタクナイと誰かが歩きだすのを拒む。 意識が遠のきそうだ。 次はもう目覚めないかもしれない。 苦しいしそれでもいいかと思ったけれど、助けてくれる人が現れて、また死にたくないと思ってしまった。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:11:26]
◆ハニィ > ―――… 一緒に 行く ぅ ? ( 教会 へ。場所ならば なンと無く解るから。 ) ( 手を差し出そうか。―― 嫌な予感を、漠然とした何かを 忘れるように。振り払うよう に。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:04:31]
◆ハニィ > ( 少女の歩みが止まり、黒蝶は数歩 彼女から離れた距離で。遠目に向けられる通行人の視線を感じる。ポソポソ と語られる音が 聞こえる。―― けども、大して気にはならない。 ) ( 困ッてる人を助けなきゃいけない、ッてお婆様も教えてくれた。 ) ( ―― けど、 ) …… ッ、 ( 紡がれる言葉は、しッかりした人で無い其れの様に感じて。少女から音が洩れる度、びくンと 震える。 ) ――― … し ン …? きょー かい? 教会へ 行くの ぅ …? ( ぞわり、と纏わりつく 嫌な感じは、なンだろう。 彼女からなのか、周りからなのか。ただの勘違いなのか、本能なのか 分からないけど。―― 嫌な 、不安な 予感がする。 ) [Sun 25 Oct 2009 14:00:47]
◆マガツヒ > ( 思考が定まらない。 時折本当に何もかもを思い出せなくなって、ぼんやりと立ち止まってしまう。 自分が誰で、今何をしていて、何でこんなに苦しいのかとか、少しずつ、少しずつ、わけがわからなくなってきている気がする。 ただ まずいまずいと、逸る気持ちを思い出しては先に進む。 ) ぁ え゛唖… ( 奇声が少女の口から毀れて歩みが止まる。 周囲の人々はお祭り気分から一転してその異物の登場に露骨に顔を顰め、遠巻きに通り過ぎていく。 これが普通の反応だろう。 貴女の行動に皆、驚いている。 ) し し 死ん いぎぃ…! きょ かい いか なきゃ ( 貴女には禍津卑に触れる資質が僅かにある。 この少女から何かが発しているとかそこまで理解は出来ないが、「嫌な予感」とか「凶兆」という漠然とした感覚として訴えかけるものがあるだろう。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:52:50]
◆ハニィ > ( 通り過ぎる大人たちは、少女を避ける様に眼を逸らし 離れていッていた。黒蝶は、少し後ろから、其の少女を見ていたけれど、 ) ―――――… ッ! ( くるり、振り向いた其の女の子の眼は、ぎょろッと 違和感があッて。普通の人間じゃない、様な気もするし 気が狂ッてしまッた人の様にも 感じる。 )( びくッと身を震わせて、マジマジと 少女を 見ていた、けど。 ) ―― … た す … て? ( 紡がれた言葉を 鸚鵡返し。 ) … たすけ て ?―― う、うッと 。えッと、 ま、迷子 なのぅ ? ( 其れとも、誰かに襲われた のだろうか。分からない。 格好が、私が奴隷の檻に居た時と似ているから。何処からか 逃亡した奴隷なのかもしれない。 ) ( 震えてしまッた身体を、深呼吸一つして なンとか収めて。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:44:32]
◆マガツヒ > ( 少女はもうずっと歩いていた。 何かに憑かれた。 頭の中で何か全くわけのわからない音と光と激痛が明滅していて、それが言語かなにか他人の思考みたいなものだと理解した。 一切の目的と意思の無い、ただ純粋な「わるいもの」が自分の身体を通して蠢いている。 何か悪い事をしようとするわけでもない、何か酷い事を考えているわけでもない、ただ、存在しているだけでそこは「わるいもの」で満ちた。 だから、教会へ。 教会へ行かなければ。 大聖堂がいい。 そう思ってずっと歩いていた、のに。 ) た す t k け t ( 辿り着かない。 そんなに遠いわけが無い。 サーカスのテントが見える。 ここは芸能横丁だ。 そんな所には向かっていなかった筈なのに。 時々思考がブツリと止まって暗い所でひたすら痛みに耐え、また戻ってくると全然別の場所に居る。 永遠に大聖堂には辿り着かないのかもしれない。 歩いているけれど、この方向がどっち向きなのか分からないし、とにかく、お腹が空いて、きもちが悪くて、とても痛かった。 ) ty た 助 て 。 ( ずっとその言葉だけを繰り返しているのに、誰も助けてくれない気がした。 すぐ近くで声がしたからそっちを向いて、もう一度言ってみた。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:38:29]
◆少女 > ( よく晴れた日。数日降り続いた雨が上がッて、久し振りに外に出た少女は、 其の、黒髪の女の子を見た。 ) ―――――……、 ( 裸足で、傷だらけで、何処か 違和感のある少女を じいッと 見遣り、 ) ( 一歩、彼女へ近付こうか。 ) ――― だい じょぉ ぶ? ( 恐る恐る、 声を 掛けながら。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:28:30]
◆マガツヒ > ( 幸か不幸か少女は今までの23人の依り代に比べて禍津卑との相性が良く、且つ心身ともに強いものを持っていた。 禍津卑の侵食から二週間近くを経過しても未だ生きて自我を残していたニンゲンは今まで居なかったし、こうして自分の身に起きている事を直感的にせよ理解して、行動する事が出来るというのは驚異的な程だった。 さっさと精神を破壊されて肉人形になってしまえば楽になれたのに。 禍津卑自体が学習して、多少なり依り代への互換が上手くなったというのも一因か。 そもそも根本的に、五次元的な概念である禍津卑と、三次元程度の物質であるニンゲンを互換する事自体に無理があるのだ。 どのみち依り代は皆、拉げ毀れ爆ぜる。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:26:14]
お知らせ > 少女さんが来ました。 『( 通行人の ひとり。 )』 [Sun 25 Oct 2009 13:24:20]
◆マガツヒ > ( はやく いかなきゃ これ くるしい だれか たすけて おなか すいた わたし だれ しぬ たすけて いかなきゃ きょうかい どうして どこに どこ? たすけて。 ) ( 黒いワンピースを着た、黒くて長い髪の少女が裸足で歩く。 よたよたと脚をもつれさせながら、傷だらけの脚で芸能横丁の大通りを独り歩いている。 目玉はぎょろぎょろ 涎はだらだら アンモニアの匂いもする。 時折短い悲鳴みたいな奇声を上げて何か訴えるような目を通行人に向けているが、あからさまな気味の悪さに誰もが目を逸らして少女から離れた。 かたかたと震える血のついた手を伸ばされて、怯えて振り払った人も居た。 少女は涙を流していたが、恐ろしさの方が先に立って誰も近づかなかった。 良く晴れた昼下がりの芸能横丁で、少女は独りだった。 ) [Sun 25 Oct 2009 13:08:48]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 教会へ 教会を 教会に きょうかいで 』 [Sun 25 Oct 2009 12:59:53]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『服、わたしの小さな頃のもので良ければ着てください。(オルゴォルと、お菓子でも買って帰ろう)』 [Sat 24 Oct 2009 20:53:28]
◆キヨ > ――― はい。 勿論です。 ( 微笑んで。 頷けば、小さなちいさな、 けれどやわらかな白い手をひいて ) [Sat 24 Oct 2009 20:51:04]
◆キヨ > じゃぁ、着せてあげますよ。 着方、教えてあげますから。 ( ね、って笑おう。美しく和服を着こなしている貴女だから、洋服の着こなしは簡単に会得できると思う。 あぁ、わたしが何か仕立てるのもいいですね。 ワンピースとか、そういう簡単なものになってしまいますが。後は毛糸のショールだとか、和裁も出来ますから着物を仕立ててあげてもいいかな なンて、勝手に思いを巡らせ ) ……、 ( 必死に否定してくれる、貴女にほっと息を零すわたしはなンてゲンキンなのだろう。それでも胸の奥底の蟠りは簡単には拭えぬまま ) … ありがとうございます。 ( 懸命に振ってくれる、その頭にそっと手を置こう。そんなに振らなくてもいいのだというように。 貴女の優しさは受け取ったから、 ) ―― じゃぁ、かわりに わたしも話をしましょう。 煌耀に比べたら、他愛ない悩みです。それでも、煌耀が聞いてくれたら 少し、心が軽くなるような気がします… だから、 ( ただ居るのが申し訳ないなら手伝ってくれたらいい。 自分だけ話すのが嫌ならわたしの話も聞いてくれたらいい。 ほンとは後者は必要ないものだけれど、それで煌耀の心の釣り合いが取れて安定するというのなら。安堵するというのなら。 ) ( 一人で涙を流させてしまうことの方が、撫でようとする手を拒まれてしまうことの方が、よほど気になってしまうから――― 貴女が望んでくれるなら、繋いだこの手はいつまでもこのまま、 ) [Sat 24 Oct 2009 20:48:38]
お知らせ > 最上煌耀さんが帰りました。 『―……本当に、ゴヤッカイになッても宜しいのですか?(と、その条件なら迷いながらも頷こう、)』 [Sat 24 Oct 2009 20:35:21]
◆最上煌耀 > (何も返すものがないわたしに、そンなに優しく微笑まない で、)(抱き締めてくれる手の中で、小さく小さく背中を丸めて、両手で顔を覆ッて、ただじッと嗚咽を堪えていよう。でも、その激情の波が過ぎれば、) [Sat 24 Oct 2009 20:32:34]
◆最上煌耀 > わッ…、わたし、み、御共、は、だッて、ヨウフク、など…、着たこと、が、ございませぬ…ゆえッ…、(裾や袖がうまくさばけなくッて、汚してしまうかも知れないと思うと、一層申し訳なくッて。人に仕立てて貰うなンて手間を掛けさせてしまう顛末になッたりしたなら、よッぽど恐縮してしまう。わたしはおきよさまに、そンなにいい境遇に置いて貰えるような立派な人間なンかじゃない。) ちが…、違うン…です、おきよッ…さま……、誰も、そのお方も…ッ、サヨウなことを、思うはずが、ございませぬッ…、(ぶンぶンと首を振り続けン。止まれ止まれと思うほど、涙は後から出てきてわたしのちッぽけな私情なンか押し流してしまう。でも誰がこの人の気遣いをお節介だなンて蔑むンだろう。余計なお世話だなンて思うだろう。そンなことを思う人間に人から思いやりを受ける資格はない。この人に手づから見舞われるご友人は世界で一番幸福だ。) お…きよさま…のッ…、お気持ち、が…、お優しい、からッ…、おきよ、さまの、思いやり、が、申し訳ない、から……ッ、う゛…ぅ゛ッ…、わたしッ…、言、たくないン、です…ッ…、言えば…、わたし、わたし、酷い人間だから、わたしのこと、みンな言えば、おきよさま、は――、(煩わしく思うンじゃないかッ て。一方にひとかたならない世話を押し付けてしまッたら、もうソレは等価値の友情とは呼びがたくなッてしまう。「鬱陶しい」とか「重い子」だとか思われたくない。おきよさまがそンな事を思うはずないッて理解していても、失うことを考えるのは何より怖ろしい。わたしはもう、誰の繋がりも、誰の手も放したくない。)(強欲で、浅ましくて、無力な小娘。それがわたしの本性だ。おきよさまのように、内も外も白く輝いている清らかな方とは並べられない、) [Sat 24 Oct 2009 20:28:32]
◆キヨ > ―― ね、 うちに来てください。 煌耀。 ( 俯く貴女、しゃがンだまま 見上げるように。 そっと囁いて、誘う ) [Sat 24 Oct 2009 20:15:22]
◆キヨ > おや、そうなんですか? でも、機会なンて作ればいいンですよ。ほら、わたしと出かける時とか、メルさ… メルと三人で出かけるときとか、いつでもどこでも! ( あるし、無いならわたしが作りましょう なンて。 ね、とからから笑い飛ばして ) え、気を遣おうとしてつかってるンじゃないですよ。考える前に動いてしまって…、 余計なコトだったらすみません。お節介の自覚はあるンですが、つい…、 ( どうしたンだろうって、思った時には手が伸びてしまって。 拒むように翳された手に、ちょっと哀しげに苦笑してゆっくり手を下ろそうか。 やはり嫌がられてるンだろうかなんて、そんな擦れ違い。それでもハンカチを持ったままの柔らかな白い手に、小さく安堵めいた息を漏らして ) …、 えぇ、 そうなンです。 苦しそうで、どうしたらいいかわからなくて――、 ( 少しでも慰めになればと、思ったのだけれど。オルゴォル。どんな曲が、いいだろう―― 黒く染まった姿を思い出して眉と視線が軽く下がるけれど、また真っ直ぐ貴女を見 ) ――― 貴女がわたしに背負わせたくないと思うているように、わたしも貴女一人に背負わせていたくはありません。 聞いたところで力になれないかもしれませんし、貴女の重みを減らす事も出来ないかもしれませんが―― 少しでも何か、してあげたいンです。 ( 伸ばした腕で、小さな体を抱きしめようか。 簡単に腕が回ってしまう、こンな華奢な肩にいったいどれほどの荷を背負うているのだろう ) 誘ったのはわたしなんです、そんなコトは絶対言いませんよ―― わたしが、言い出すような人間に見えるのなら、すみません。 ( もっと、煌耀のような気遣いにあふれた心優しい人間で在らなければ。 ) それでもただ居るだけが嫌なら、じゃぁ、家事を手伝ってくださいませんか? わたしが働きに出ている間は、つい疎かになりがちですし。 ( そっと体を離せば、 かわりに手をのばし 貴女のたおやかな手を、握ろうとそっと重ねン ) [Sat 24 Oct 2009 20:14:12]
◆最上煌耀 > ………じょッ、ジョウダン、で、ござりまする…、 それに、いずれ女モノの衣服を設えて頂いても、着てゆくキカイがござりませぬゆえ…ッ、 い、いえッ! 平気…ヘイキでござりますッ…、どうか、あまりお気を遣われずッ…、(三歳児みたいな返答に誤魔化されたふりしてくれる彼女を、やッぱり眩しく思ッたッておかしくないはずだ。モグモグと口の中で返答したあと、童女のフチが赤く染まッた瞳は少し眇められて、下方へすとンと落ちて行かン。あァ駄目だ、いつものとおり、格好悪い。背中に回ッてくれる優しい手に遠慮せンと手を翳さンと。こンな擦り切れた衣服に、しッとりした指先に触れて貰うなンて良くない。駄目だ、こンなンじゃ。わたし、頼るンじゃなく、頼られるひとにならなくッちゃ誰も付いてきてなンてくれないのに。大丈夫、ハンカチを貸して貰ッたから。そう言ッてみせるよに借りたハンカチを両手でモゾモゾ喉元に当てンと、) あ…、あ、ァ、そう言えば、この街では、今ヤッカイな病魔が蔓延ッておるとやら…、よもや、ご友人殿も、そのハヤリ病…に…? (チラ チラ、上目使いめに遠慮がちに問い返してみて、ふと真顔になる淡麗な面差しに「しまッた」と再度俯かンか。なンて無神経な質問を返してしまッたンだと微妙な擦れ違い。 ふる ふると頭を左右へ降ッて、下唇をグッと噛み込まン。言葉と単語を呑みこむように、続いて行く言葉の、羅列、)馬鹿な…、ばかな事で、いつも悩ンでいるのが煌耀めにござりまするッ…、思うても思うても、答えの出ぬ事で、―……とうてい価値の測れぬもので、愚かな頭でクノウしているのが御共にござりまするッ…、そのような要らぬ重み要らぬ荷を…、どうして、おきよさまに背負わせることができましょう や…?(あァ、おきよさまは笑ッてくれるのに。わたしは、わたしはまた泣き出しそうになッてしまう。笑顔と顔が合わせられずに、きつく項垂れて。ぐ、と零れそうになる滴は、ギュッと眦で抑え込ンで、)今は…良うても、何日もゴヤッカイになれば、いずれ唯飯喰らい、たかり者と思われるやもございませぬ…、わた…、御共は、それが厭なのでござりまするッ…、おきよさまに…、いつか…、いと…われてしまう…かも…しッ、知れないッ…と、思う、とッ……、ぅ…、ぅ゛ッ…、ぐッ…、(怖い。それが一番、怖くッて厭だ。おきよさまに嫌われてしまうなンて、) [Sat 24 Oct 2009 19:56:53]
◆キヨ > そうですねぇ、わたしに魔法がつかえて、煌耀が呼んだらいつも飛び出せたらいいンですけれど。 ( あはは、と笑ってそンなこと。 ) あ、そうですね。 煌耀は飾らなくッても、そのまンまで可愛らしいですもんねー。 でも偶には着てみてもイイと思うンですよ。 ( ふふッと笑って、砂という貴女の嘘に誤魔化されるよな。暢気な言葉を吐いてみるけれども ) ―― あ、大丈夫ですか? ( 咳が漏れれば、背に手を回し撫でようと。 ) 最近空気が冷えてきましたし、オカシな病気も流行ってますし―― 体を壊したりしていませんか? ( どういたしまして、と。 ハンカチが受け取られればほッと息を着く。もしかしたら気を遣われたのはわたしの方かもしれない、 ) ―― そうですねぇ、 ( と。砂塵が厳しいという言葉に、ぼンやり答えて ) ―― わたしは、ちょっと 病で伏せっている友人がいるもので、何ぞ見舞いの品をと… 思ったンですけれど、 ( 二度目の問いに何気なく答えれば、じッと真顔で貴女の小さな顔を見つめ ) …言いたくなければ言わなくていいですけれど。 友人が泣いていたら気になるものなンですよ、 煌耀。 ( … 告げてから、へろ、と情けなく笑みを浮かべた。 貴女を泣かせている誰かがいるなら、許せないと黒いモノが胸のうちにくゆるくらいには ) 女衒様も仰っていましたが―― わたしのことも、いつでも頼ってくれていいンですよ。 …やっぱり、わたしの家に居ませんか? 貴女が何をしているかわかりませんが、それが済むまででも、 ( 抱きしめようと、両手を伸ばし ながら、 ) [Sat 24 Oct 2009 19:27:54]
◆最上煌耀 > (ポケット≠ポシェット。過ちばかり繰り返して 秋☆) ―……そンな、の(へくッ、) 魔法みたい、ではありませぬ、か……、(できることは喉から込み上がる熱に声を詰まらせながら面白味のない回答するばかりで。あァ、だけど彼女はもともと仙女様だから。わたしのことなンかきッと何でもお見通しなンだ。思えば彼女には、本当に格好悪いところしか見せていない気がする。熊倉でもその後も。空回りしてたりへどもどしてたり真ッ赤になッてみたり泣いてたり、何に付けろくな挙動じゃない。慕うひとに好かれるには、もッと確りしたところを見せなくッちゃ駄目なのに。止まれ、止まれ、涙、止まれ、せッかくおきよさまが魔法みたいに現れて、わたしの頭を夢みたいに撫でてくれているのに、)(袖の影で、ズッと鼻を啜らンと、)…よ…ごれる、のは…、慣れております、故ッ…、……わたし、みたいな、かざりけない子供には、綺麗な服なぞ、似合い…ませぬ…、(袖の向こうから彼女の困ッたような気配を察せられるなら、慌てて体裁を繕わンと表情が強張るか。あァ結局、今日もおきよさまを困らせて しまう、)(けほ けホン と軽い咳き込み。ぐしゃぐしゃと袖で顔中を拭うよにして、貴女へと向きなおらンと。多少残ッた涙の跡は暗がりが消してくれると、いい、)(ただ、心遣いを無碍にしたくなくッて、目を合わせないよにしたまま、ぺこン、頭を下げて「ありがとうございます」ッてハンカチだけは両手で恭しく受け取ろうか、) ―……い、否ッ、御共の行く手のことなど、どうかお心悩まされずッ…、砂…が、目に入るのは、いつもの事にござりまする故…。ほッ、本日は、とくにサジンが厳しいゆえッ…、 あ…あァ、おき、おきよさま…は、なにゆえ、コチラへッ…? [Sat 24 Oct 2009 19:10:43]
◆キヨ > ( 貴女が望めばいつだって、 そう思ったあの日の続きのようだと、ふと思う。 ) どうしてッて。 煌耀がわたしの名前を呼んだからですよー? ( なンて笑みを浮かべて答えるけれど。 実際は見舞い品にオルゴールはどうかと思って近くまで買いにきていただけ。 わたしは体質状昼間は外に出難いから夜に出かけているッてだけ。 それでも出会えたのはやっぱり、貴女が名前を呼んでくれたからじゃないかな なンて、思う )( 強張った体に微かにぴくンと指先が跳ね、それでも構わず撫でようとした。 大丈夫、ここにいるよ。まやかしなンかじゃなくッて、 ) ――― ( 濡れた大きな瞳は宝玉のよで、美しいなンて場違いに見蕩れた ) ――― ああ、袖が濡れてしまいますよ。 濡れたら新しい服を買わせて戴きますから。前にメルティカさ…、 …メルもいってましたが、フリルのついたお洋服なども似合うと思いますし? ( とか。 くすり、悪戯っ子めいて告げてみよう。まぁ構えているのはハンカチなンですけれどももも。 ) その様子じゃァ、 いかなきゃいけないところ には、まだ行けてないみたいですね。 ――― どうしました? ( 怖くないですよー。 ッて。 頑なな少女の様子に困ったよにへなり、少し眉が下がる。 警戒されてるのか、それともわたしに触られるのが嫌なのかなぁ、なンて、 ) … ( ハンカチを持った手が中途半端に宙に浮いたまま ) [Sat 24 Oct 2009 18:56:18]
◆最上煌耀 > (そして、ごソリ、彼女が懐を探る仕草に、泣き濡れた顔にはッと理性と驚愕の色が戻れば、バッと顔をななめに背けて袖を翳さンと。これ以上情けないところを見せたくない、うンざりがられて、嫌われたくない から、反射的に、) [Sat 24 Oct 2009 18:43:31]
◆最上煌耀 > (決めなくッちゃァいけないのに。早く決断しなくちゃァ、折角のお金は生活のなかで使いべりして行くだけなのに。なのに大事な家臣達の価値はどこの何とも比較することができないくらい重くッて、名前を上げるだけの軽い衝撃で心はあッさりヒビが入ッて壊れてしまいそうだ。命と命を比べるなンて不遜なこと、いッたい誰が出来るンだろう。だけど行かなくッちゃいけない。“ぎるど”へ赴いて、運命の名前を上げなくてはならない。誰か、誰か、誰か、どうすればいいのか教えて欲しい。誰か、お願い、助けて――――― みンなのことを、) ―――……ッッ…!?(ほワン、とうつ伏せた頭頂に掛かる柔らかい感触に、縮こまッていた体躯はいつかと同じような動作で ひクンと一瞬強張るか。ばら ばら と頬に掛かる髪の筋と涙の粒を落としながら顔を上げると、夕顔のような白い面差し。ほンのさッきまで思い浮かべていたひとの顔だから夢想の続きかと思ッてしまう。涙でくすンで焦点のボヤけた瞳が二ッつ、貴女の紅い眼差しと結びあうことだろゥ か。あァ霞ンだ光景のなか、彼女の頭の上で長い帽子飾りがユサユサすれば「本当にウサギさンみたい」ッて場違いな感想すら思う、) ―………お きよ さま………、(胡乱な声が質問にも成りきれずに漂ッて、) ―……ど、して…、ここ…、(ひクッ、としゃッくり。最後の「〜へ?」まで言いきれずにぼンやり間抜けな問い未満に続かンと、) [Sat 24 Oct 2009 18:40:15]
◆キヨ > ( リートさんのお見舞いに行くのに、何か持っていかなければ。でも、何がいいだろう? お菓子はきっと食べられない。お花も、男の人の見舞いには似つかわしくないだろうか? それに近くに花瓶を置いて、もし落としたりしたら大変だ―― じゃぁ、何がいいだろう。 オルゴール、とかなら―― 歌い手たる彼の慰めになるだろうか。 )( そンな事を考えながら、お見舞いの品を買うために通りを歩いていたところだった。 嗚呼表通りのような賑やかな場所より、こういう静かなトコロで演奏を聞くのがわたしは好きだ。彼もよくこの辺りでハァプを奏でていた なンて、通りの片隅を歩いていれば耳に届いたのはどこぞの楽師のギターでも歌い手の歌声でもなく、 ) ( ぽン。 )( 夜闇に塗り潰されてしまいそうな、柔らかな胡桃の色に手を乗せン ) 御呼びですか、お嬢様。 …なンて? ( あぁ、きっとこの様子じゃぁ 「おかえりなさい」を言うにはまだ早いンだろうなッて。 思いながら、目の前にしゃがみ覗き込むよう見上げようか。ポシェットからハンカチを取り出そうとごそごそ手を動かせば、もらい物のウサ耳ニットの耳が揺れる。 ) [Sat 24 Oct 2009 18:29:16]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 ――― はい。 』 [Sat 24 Oct 2009 18:15:13]
◆最上煌耀 > ―………ッひ…ッ、ぃ゛う゛ッ…えッ…え゛ぇぇッッ…、(涙の膜は一度堰を切ると我も忘れる。ばた ばた 止めどなく流れ落ちてく熱い水滴は、守るもののない顔の表面にぶつかッてく秋風に容赦なく冷まされて行く。古傷だらけの両手の指で拭ッても拭ッても止まらない。薄ッぺらく丸まッた背中の後ろから音もなく這い寄ッてきて圧し掛かるお馴染みの重圧感。未来に正面を向くと否応なくあらわになッてく薄暗い青写真に、重心を失ッた心がザラ付いて行く。濡れた両手を胸の前でカサカサと開いて指折り大切なひとを数えてみる。本当のおじいさまのようだッた重蔵、優しい口調のおふじ、やかましくッて明るい金、無愛想で落ち着いた銀、大人しいお三輪、大好きな一太郎先生、――――兵衛、)(わたしはいッたい、誰を選び、誰を捨てようとしている?) …ひッぃ…ぅ゛ッ…め るさま…、おきよ さまッ……、う゛、う゛ぇ゛え゛ッ…、(食いしばッた歯と歯の間から久方ぶりのみッともない嗚咽が漏れる。縋るように呼ンだ名前は喧騒と紙吹雪にかき消され、最早誰にも届くまい。こンなことで頼られたッて誰だッて迷惑なだけだ。彼女たちに嫌われたくない。わたし、わたしだッて頑張るンだから、幸せな昔を取り戻すンだからッて自分を鼓舞するはずだッたのに。嗚呼わたしがあのとき、皆の手を離しさえしなければ。あの手を解けばきッともう逢えないよ。薄情なわたしのことなンて、みンなみンな嫌いになッて忘れてッちゃう、)(風が冷たい。身体中を巡ッてく血と心はもッと寒々しい。苦しくッて、寂しくッて、――夢はまだ遠くッて、) [Sat 24 Oct 2009 18:12:31]
◆最上煌耀 > (櫻ノ守邸でのもてなしは暖かかッた。おきよさまが手ずから作ッて下さッた料理は、豪華で絢爛な宮廷料理なンかじゃァ味わえッこない、家庭の温もりと作り手の愛情に溢れてた。その美味しかッたこと、心も胃も満ち足りたこと。贅沢にも入れて貰ッたお風呂の暖かかッたこと。用意してくれたフカフカの寝床がなンて心地良かッたろう。一緒にお風呂に入ッていれば、きッと童女は恥じらいすぎて終始、自分の身体を両手でかたくなに抱き締めていたろうけれど。傷だらけのいびつな自分の腕を、真珠色した滑らかな肌の前に晒したときの羞恥心を思ッて差し引いたッて、わたしは櫻ノ守邸で生まれてはじめて安息という喜びを得ることができたンだ。)(だから、嬉しかッたから。泣きたいぐらい恵まれていると感じたから。嘘偽りない真心を受ければ受けるほど、豊かな心遣いを貰えば貰うほど、童女の気持ちの根底は「こンな幸福を家臣達に分け与えられたら」に傾いてく。こンな美味しい料理を皆に食べさせてやることが出来れば、こンなに暖かい布団を掛けてあげられれば。すぐにそういう衝動へ直結してしまう。お給金と一緒に貰ッた金平糖は有り難みを込めて一欠けかじッただけで、どンなにお腹が空いても手を付けず丸々残してある。これはお三輪やおふじにあげる分だ。可哀想に、あンな牢屋暮らしでは大好きな甘味ひとつ口に出来まいに。) ―……わッ たし の…、せいで…ッ、ッ…、(そして今また、わたしの決断で誰かが救われ、誰かが見捨てられようとしている。)(じワリ、)(俯いた仏頂面のなかで、当人に断りもなく目頭が潤む。握ッた両手が肌寒さと、肌寒さ以外の理由で震えて行く。) [Sat 24 Oct 2009 18:04:11]
◆最上煌耀 > (わッと通りが沸き立ッて、童女は びクンと反射的に肩を縮める。歓声に警戒してソッと首を伸ばして様子を伺えば、色彩鮮やかな紙吹雪が口笛と共に風に踊ッて、富士額の上にも舞い落ちてくる。どうやら新たな催し物が始まッたようだ。これからは人通りが一層多くなり始める時間帯なンだろう。)(サッと膝の上の金子を掻き集め手巾で丁寧に畳ンで厳重に結ぶ。肩を竦めたついでのように今さらオズオズ背中を丸め込まン。近付いてくる決断の時に、見えない足音を伴ッて迫る焦燥感に、ぐニャリ 黄玉めいた瞳の光がどうしようもなく歪ンでゆく。眼差しは上目がちに周囲の光景をソロソロとさまよッて、結局どこにも焦点を定められないまンま最後に地面に深く食い込む。両手で腕を抱き締める。浅黄色の羽織一枚では凄く凄く寒い。鉄格子のなかは、きッともッと寒いだろうに。) ―……おきよ…さま…、める さま…、わたし、どうしよう……、(ぽツリ。噛み締めすぎて紅い朱唇を付いて出るのは、いつも笑ッて童女を励ましてくれた彼女達の名前だ。わたしはこンなとき、優しくして貰えた記憶のなかにしか拠り所がない。大事な家臣の誰かを選ンで助けて、大事な家臣の誰かを選ンで見捨てて。去ッて行くわたしたちを、置き去りにされた他の皆はどンな目で見送ることだろう。)(わたし、お前達にどうやッて、償えばいいン だろう、) [Sat 24 Oct 2009 17:53:57]
◆最上煌耀 > (――置いて行かねば ならない、) ―……ッ…置い て…ッ…、(浮かンだ言葉が意味する重圧に、ずンと胸が押し潰される。背中からは現実感に正面からは責任感に挟まれて、童女は背を縮めることも胸元を抱えることも出来なくッて、何もしないうちからすでに窒息寸前だ。貨幣を広げたままかじかむ両手を膝に置き、キリ と唇を噛み締める。小生意気に単語として解ッているつもりのことと事実を伴ッた響きとはぜンぜン定義が違う。以前“ぎるど”で門前払いを受けたとき黒髪の職員の冷笑を食らッて、相当する金額にどれほど届かなかッたのかは、うすうす具体的な理解に及ンでいる。三万八千エンは大金だ。だけど、どう工面してみせたッて家臣達六人全員分の解放に値する金額に及ぶことが叶わない。確実に何人かは牢獄に置き去りにせねばならぬ。そして家臣達の運命を決定付けるのは理不尽にも、このわたしなンだ。)(うゥン、例え誰かでも買い戻せるならまだいい。少なくともその家臣は不自由な暮らしと惨めな境遇から解放される。もしかしたらまだちッともお金が足りてなくッて、一人だッて取り戻せないかも知れないンだ。ザワつく暗雲は墨汁みたいに心のなかに広がッて、不安を助長させて行く。) [Sat 24 Oct 2009 17:45:45]
◆最上煌耀 > ―……ひぃ…、ふ…み…、(鈍色の輝きが荒れはてた指の中でホンのあえかな光を放つ。旧い貨幣が大小ざらざらと数えて三千いくらに、真新しい五千エン紙幣が一枚で合計八千エン。折り畳ンだ封筒に綺麗に揃えられた一万エン紙幣は、熊倉で給金を手渡されたときのまンま残ッて丸々三枚だ。) ―……して…ソウガク…、さん…万、はッ千…エン…か……、(口に出しながらこめかみを揉む。吐息が漏れでるを抑え切れない。負けン気も訊かン気も強そうなツンとした幼い顔立ちに、生活に疲弊しきッた大人が良くする萎れた仕草が妙にシックリくるのがこの小娘の特性だ。この額で、果たして家臣の何人を買い戻すことができ、何人を置いて行かねばならぬのだろう。)(夕暮れ時の賑々しい通りの片隅の、閉店して幾何年といッた風情の元軽食屋らしき店舗の手前。ほこりの積もッた上がり階段口に腰掛けた姿勢の小姓振りをした童女は、先端が赤みがかッた指先を擦り合わせて はァッと息を吐き掛けン。肘から手の甲まで覆うかつては立派な紋付手甲も、今は随分色褪せ摺り切れして、日増しに冷たさを増す寒風を防ぐ役には立たない。) [Sat 24 Oct 2009 17:37:48]
お知らせ > 最上煌耀さんが来ました。 『(膝の上に手巾を広げて、金子の額を改めてみる、)』 [Sat 24 Oct 2009 17:20:22]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( でもどこの病院行ったンだろ。お宿で訊いたらわかるでしょーか )』 [Fri 23 Oct 2009 22:51:08]
◆キヨ > ( メアちゃんは連絡くれるッて言ってたし。 臨時三人で一緒にって約束もあるし。 煌耀にはおかえりなさいッて言うつもりだし――、 ) … ( とりあえず、リートさんの様子でも見に行こうか。 立ち上がり、 ) [Fri 23 Oct 2009 22:50:36]
◆キヨ > ( そして思い出すのは、 ) ――― … ( 思い起こしかけた面影に小さく眉を寄せて、 ) ( マグを持ち上げ、ぐぃッと中身を飲み干す。 ) …ぷは、 ( テェブルにマグを戻せば からン、 からっぽになったマグの中でスプーンが円を描いて踊った ) ( こンなとこでのんびりしてる場合じゃないぞ。 そう自分に言い聞かせ、ぺちッと両手で軽く頬をたたく。 次のお仕事も今のとこ特に決まってないし、…熊倉サンが誘ってくださってたンがお世辞じゃなきゃァお願いしたいトコですが ) [Fri 23 Oct 2009 22:44:22]
◆キヨ > うー… ン、 ( 掻き混ぜていた手を止め スプーンを持ち上げればぽたッと涅色の雫がマグの中に落ちる。 ) … ( 掬ったワケじゃない、ただココアにまみれただけのソレをぱくッと口に入れながら、 ) …。 ( ぼんやりしていると頭の中に、断片的に色々なコトが浮かんでくる。 ) ――― ( クリスティアの喫茶店でのメアちゃんの問いだとか。 ) … ( 夏祭りのコトとか、 ) ( 泣いていた煌耀とか ) … ( 熊倉の洗い場でのコトとか、 ) ( 肌が黒く染まっていたリートさんの姿とか ) ―――― ( 色々と、 ) … ( ちゅ、とスプーンを吸って 力なくまたマグの中へ沈めた ) [Fri 23 Oct 2009 22:22:40]
◆キヨ > ( ヴェイトス市に帰ってくるッて言っていた、メアちゃんも心配だ。こんな時に帰ってきて、病気にかかってしまったりしないだろうか――― なンて、とッくに彼女が家に戻っていることを知らずにぼンやりと思う。 ) ( もちろんマリアさんとかレェナさんとか、メルや煌耀も心配だけれど。 ) ――― … ( だから様子を見に来てみたンだけど。 さっきまで雨だったし、準備とか色々お忙しいかなぁ なンて、 ) …せめて何か、お土産でも用意してくるべきだったー…… ( ぐでり、テェブルの上に顔をつっぷす。そしたら差し入れ置いてくるくらいは出来たンでしょーが。 心配になって衝動的に出てきてしまったから、 ) [Fri 23 Oct 2009 22:04:55]
◆キヨ > ( ひら、 ひら。 ) ――― ( 白黒の蝶が当たり前の顔をして、視界を横切ってゆく ) …… ( それをなンとなく、ぼんやりと目で追えば へなり、眉が下がった ) リートさん 大丈夫かなぁ…… ( 病院、行けたかな。 )( ココアの上にのっていた生クリームはとっくに溶けて同化している。 かちゃかちゃ、意味も無く音を立ててスプーンをマグの中で掻き混ぜた。 お行儀悪いッてことは、承知してるンですけれども。 ) [Fri 23 Oct 2009 21:53:13]
◆キヨ > … ( あぁ、雨があがったな なンて、ふと窓の外へ視線をむけた。 ) ( 横丁にあるカフェの、窓側の席。両手をテーブルの上に投げ出してつっぷし、ごろごろと。 たまぁに、はっふりと。 息をつく。 ) ――― ( あたたかかったホットココアは、もうぬるくなってしまっている。 熱くて持てなかったマグは、今はほンのり熱を伝える程度で、 ) [Fri 23 Oct 2009 21:46:14]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( でろーん。 )』 [Fri 23 Oct 2009 21:37:08]
お知らせ > ナーサリーライムさんが帰りました。 『雨を避けるべく、庇伝いに走り出した。 いまさら何もかも遅い。』 [Fri 23 Oct 2009 01:46:29]
◆ナーサリーライム > (×野外劇場 ○広場) [Fri 23 Oct 2009 01:45:54]
◆ナーサリーライム > ( 振り返って…野外劇場にも、ぺこり、一礼。 誰か居ても、誰も居なくても。 ) [Fri 23 Oct 2009 01:45:19]
◆ナーサリーライム > (ふぅ。) ──、はふ。 (辺りを見回して……ぺこん。) [Fri 23 Oct 2009 01:41:13]
◆ナーサリーライム > あなたの声 私の未来繋ぐか ら──♪ ( ……。 ) [Fri 23 Oct 2009 01:40:46]
◆ナーサリーライム > この世界が──闇に包まれても ( 祈りを歌に乗せて。 半機の少女は歌い続けた ) [Fri 23 Oct 2009 01:38:09]
◆ナーサリーライム > (くるりとその場で回りながら──声を限りに、サビを謳う。 立ち込める暗雲が晴れるようにと。 遠く、遠く。) [Fri 23 Oct 2009 01:36:07]
◆ナーサリーライム > 明日という暗闇 進んでく光は── あなたという真実 すぐ傍に、感じるから♪ [Fri 23 Oct 2009 01:32:47]
◆ナーサリーライム > ──囁く 風 時間を止めた♪ (身体を揺すり、リズムを取りながら。) [Fri 23 Oct 2009 01:31:11]
◆ナーサリーライム > (すぅ──と、 息を吸い… 吐いて ) 出会いは 奇跡 握るその手に── [Fri 23 Oct 2009 01:29:49]
◆ナーサリーライム > ( 傘をささずに踊る人間がいてもいい。それが自由というものだ──と、昔の詩人は言ったらしい。 であれば──観客も居ない、雨の中、歌を謳っていても誰に対しても後ろめたい事は無い──) [Fri 23 Oct 2009 01:27:58]
お知らせ > ナーサリーライムさんが来ました。 『雨の中──』 [Fri 23 Oct 2009 01:24:57]
お知らせ > 静馬 爛花さんが帰りました。 『( …そしてそんな風に一応の理由をつけられても、溜息は止まらない。 )』 [Thu 22 Oct 2009 01:42:07]
◆静馬 爛花 > …あ。 ( そうか、と呟いた。 彼女… もとい、惹かれた彼は女に戻る。 男だから私を誘うようなことを言うけれど、それは一時的なものでお遊びというのが前提。 相手に飽きるのが早くてあまり経験なかったけれど、好意を向ける前から振られているのかもしれない。 そのくせ、相手の方が先に好意を伝えてきたから… というかそれが本気ではなかったのだけど、私はそう思っているから、感情の何もかもが後手に回ってしまって、処理できずにいる。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:40:49]
◆静馬 爛花 > ( いつもなら、興味全開で… 言い方は悪いけれど迫れるのだ。 好意を持った相手に、あなたをもっと教えてと。 そうして意識を向けている間に、切ないとか寂しいとかは感じない。 ) ( これは彼女が本来女で、それが薬のせいだとかで男になっているからか。 それとも、匙を投げられた経験から嫌っている神職だからか。 逆に、そんな神職でありながら見直せるところがあるからか… 分からないが、どれも違う気がする。 もちろん、そのどれも興味を惹かれる理由ではあるけれど、それなら素直にアプローチできるはずだ。 できないのは――― ) [Thu 22 Oct 2009 01:31:42]
◆静馬 爛花 > ( …スイッチが入ってしまうというか、フィーリングで一目惚れしてしまうような、そんなことはよくあった。 それはほんの些細な一言とか、ちょっとした切欠でも良い。 胸の奥にぱっと火がついて… そして大抵は、相手に近付いて、よく見て、けれどよく知りもしないまま、そんなものかと失望して終わる。 いつものパターン。 ) ( 大人のお店で再会した藍音さんのことだって、そんなものの一つのはずだ。 そこまでは分かるのだけれど、何か、趣の違うところがある。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:24:54]
◆静馬 爛花 > ( 気分的にはちょっと複雑だけれど、いつもお世話になっているし、それはいい。 大人のお店なら脱いでも分からないようなリアル胸パットとか置いているのではないかと覗いてみたけれど、あっちの世界の奥深さに物怖じして諦めた。 だから、この仕事が憂鬱とか、そういうわけじゃない。 ただ――― ) ( 秋の夜風に吹かれると、胸がきゅうと息苦しくなる。 季節ものかもしれないが、切ない溜息をまた一つ。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:13:50]
◆静馬 爛花 > ( 本来はトレジャーハンターズギルドの所属で、芸能ギルド員ではないけれど、よくお小遣い稼ぎに横丁の場所を借りるため、そちらでも馴染みになっている。 それでもアルバイトを紹介されるなんて珍しいことだけれど、たまたま適当な芸人が空いていなかったらしい。 どこぞの牧場の、牛乳のPR。 条件など悪い話ではないものの、変な受けを狙ったのか、前面に押し出しているのはなぜか豊胸効果だった。 それも 『飲んだら大きくなりました』 というのではうそ臭いと妙な誠実さをみせて 『これから飲んでがんばるから一緒にいかが』 なんて内容の歌で宣伝しようという。 歌い手は当然、ホルモン牛乳なんかを必要としていそうな娘ということになり、目出度く?白羽の矢が立った。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:08:52]
◆静馬 爛花 > ( ―――どうしてこんなに気になるのだろう。 …一頻り牛乳のPR曲を練習した後の小休止。 イベントがない時には芸人達の溜まり場になっているような空き地の隅で、自虐的?な歌詞を半ばやけっぱちに歌い上げていた少女は、疲労とは若干色合いの異なる溜息をこぼして芝生に座り込んだ。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:00:15]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( 上の空。 )』 [Thu 22 Oct 2009 00:52:28]
お知らせ > 鶯さんが退室されました。 『( 良い拾い物、と男は勘違いするのでございます。 )』 [Tue 20 Oct 2009 05:36:22]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『( 幸せよ、お兄ちゃン。 今度こそ、ずッと 一緒ね? ―― 小さく、嗤う。 )』 [Tue 20 Oct 2009 05:35:38]
◆鶯 > 声が───まるでさぁ?鳥みたいだって言われてるンだァ ( 大丈夫、全ては上手く行くと 思うことに致しましょう。 今この手に感じる温もりは確かなものでございます。 ) 嗚呼───メアはやっぱ良い子だなァ。 兄ちゃん、良い子のメアが一番好きだよォ ( これである程度は自分の言うことを聞くようになるでしょう───。上手いこと行けばよい、と男は考えます。それは少女のためになるか分かりませんが─── ) そうだねぇ。そうだねぇ─── 早いとこ行って片付けて 少し寝てから仕立て屋でも呼ばなきゃねェ。 メアにぴったりの着物を作ってもらわなきゃ。 ( 可愛いから、何を着ても似合うよ。と付け足しましょう。 真紅の着物も瞳と同じ碧色の着物も 刺繍も好きに入れてあげちゃいますよ。 )( これから 何があるか分かりませんが───今はどちらも幸せな気分でございますから、今はこれでよいのでしょうか? 先を知るものは誰もおりませぬゆえ ) [Tue 20 Oct 2009 05:32:39]
◆メアリアン > ( 嫌な思い出は忘れてしまう。其の言葉に、安心した様に 息を吐いた。 ) ――― 鶯…?変ッた名前で呼ばれるの ね。 あ、でも今のお兄ちゃンなら 似合うわ。 ( あァ本当にお兄ちゃンなンだ。肌も髪も確かに色は違うけれど。おンなじなのは碧色の瞳だけだけど。 暖かい雰囲気は一緒 だもの。 ) ――――… うう、 ( お仕事。其れは仕方の無い事ッて頭では理解出来るけど。 ) …本当に?心はずッと私だけよ? ( 良い子なら、ッて云われれば。うン、と渋々ながらも頷くしか無くて。 だッてもうお兄ちゃンを失うのは 嫌なンだもの。 ) ええ。お片付けもしなくちゃ、だし。 それに、あの、護衛さンにも云わないと だもの。お友達にも…、 ( お兄ちゃンと一緒のお洋服? きょとり、と不思議そうな顔で見遣り、 ) … うン。私に似合う かしら。 ( アマウラとかのお洋服ッて着た事も無い。ちょッと恥ずかしそうに、へな、と眉を下げて。 ) ( お人形は、全部全部 お兄ちゃンがかッてくれた大事な物だから。 ) ―――― うン、ちゃンと言う事聞くわ ッ? …ずッと一緒だもの ね? ( 立ちあがり、ぎゅうッと手を繋いで。 ) ( 勘違いを起こしたままに、一緒に行きましょう か。 それが娘にとッて幸せか、彼にとッて得なのか 分からない けども。 ) [Tue 20 Oct 2009 05:25:11]
◆鶯 > 忘れてしまったさァ。 嫌な思い出はすぐに忘れちまうよ。 ( 笑う姿を見まして一安心───でも、この兄に固執しているところは少しだけ何かおかしい気がしまして。何せ、何故ここまで兄に許しを求め恋焦がれるのか 少しだけ興味と畏怖を持つのは仕方のないことだと思いませんか?碧色の瞳に写る貴女の兄は───一体どうなっているンでしょうか。 ) 嗚呼、メア。 兄ちゃんはなァ、今は鶯って呼ばれてるンだよ。 メアと肌の色も髪の毛の色も違うけど 大事な妹だからなァ? ( 今は、自分を兄だと思わせるのが良いことだと思いまして。これ以上なにかオカシナ行動に出るのでしたらぁ お医者に見せようと思うのでございます。 ) メアだけのことを考えようと思うけど、兄ちゃんには仕事があるからさァ?仕事で、他の人も相手にしなきゃいけねェからさ?それでも心はいつもメアだけだから そこは分かってくれるかい? ( 良い子なら分かってくれるよなァ?と告げましょう。 他の遊女の相手をしてるときに、ヤキモチを妬かれたら後が面倒だからでございます。 今のうちに言い聞かせておきませう。 ) そうだねェ。 前の家の片付けもしなきゃなんねェーから・・・。 嗚呼、洋服は兄ちゃんが新しいの買ってあげるさァ? 兄ちゃんと似たような服を着よう? 心機一転って言っただろぅ? ( 昔の思い出は人形ぐらいにさせておきましょう。 昔を思い出して錯乱されるのが一番怖いことでございます。本当は人形も持っていかせたくないけども───それぐらいは仕方ない、と思うことにしました。 ) 兄ちゃんの言うこと、ちゃんと聞かなきゃダメだからなァ? ( さぁ 立ち上がって。手を繋いで過去の思い出にさよならをつげに行きましょうか? ) [Tue 20 Oct 2009 05:14:25]
◆メアリアン > ―――… そッかぁ、そうよね。見た事あるわ、怒ッた顔。一番最後の時に お兄ちゃン、すごく怒ッたでしょう? ( 怒る顔のモノマネには、可笑しそうに小さく笑い。 もッと怖かッたもの、なンて。 ) ( 忘れてしまう程、ならば、もう怒ッていないかな。お兄ちゃンが知らない間も沢山 殺して来たけれど、許してくれる よね? 合ッた碧色の瞳に映る光は、暖かくて優しくて。 昔のお兄ちゃンと 一緒だ。安心する。 ) メアリアン 、よ。メアッて 呼ンでいたでしょう? …うン、思い出してくれた?ふふッ。 ――全部うまく いく?そうかな…、うン、お兄ちゃンは 嘘は言わないものね。 ( そうッと其の片手を握ろうと手を伸ばして、 ) …でも、私の事 また裏切ッたら 許さないわ? ( もう他の人は見ないでね、お兄ちゃン。 にこにこと表情を笑みに変えて、小さく小首傾げながら そう告げようか。 ) ( 新しいお家。――私にとッては幸せな思い出もある家、だけど。お兄ちゃンにとッては やッぱり嫌なのかしら。 ン−と、少し悩ンでいたけれど、 ) ( 褒められて、撫でられて。 へにゃ、と笑みが零れる。 ) わかッたわ、お兄ちゃン。 でも、お洋服とか、お人形とかもあるから …―― 一旦は帰らないと。 ( 護衛さンにも云わないと、だし。 お兄ちゃンが一番だから、云う事をすぐに聞いて傍に行きたいけど。 日記も置いて来てしまッたし。 ) [Tue 20 Oct 2009 05:05:56]
◆鶯 > 怒ってたら笑いかけたりしないさァ?怒ってるヤツの顔は見たことありやすかい? 眉間に皺なんか寄せちゃってェ可愛くねェ顔をしてるでしょう。 ( 怒った顔の物まねなんてしてみましょうか。 自分は何も怒っていないって顔をすれば───安心するかなァなんて。 ) それに、怒ってたとしてもよォ もう忘れちまうことだってあるでしょうに。 ( だから、大丈夫。 安心させるようにさァ?顔を見て話をしましょう。 大丈夫だよ、大丈夫だよ、と。 ) メアリン 嗚呼。 メアリン ( 覚えましょう。この子は、メアリンという子なのでしょうなァ ) 兄ちゃん、物覚え悪いから───ごめんなァ?大事な名前忘れちまって。でももう思い出したからねェ。 ン───?不安なんて何もないよォ?兄ちゃんが一緒にいるんだからさァ。何不安がってるんだい。ちゃぁんと言うことを聞けば 全部上手くいくよ? ( こんな上玉は滅多にいないから。 自分が兄の代わりになって 育てて行けば今からでも遅くないと思ってしまうのは、悪い癖でございます。 )( この兄と娘が暮らした家がある、ということは分かりましたがァ 家に帰られちゃたまったものではありませぬ。 話術は男の得意分野でございまして、 ) 嫌なことがあった家よりさァ? 新しい家のほうがよくなくないかい? 心機一転してさァ───全部やり直ししましょうや。 ( 大事に守ってくれたんだね、と頭を撫でようと手を伸ばし ) [Tue 20 Oct 2009 04:53:47]
◆メアリアン > ( ぐしッと鼻を啜り。 泣きやンでからいつも思う、こう子供ッぽいから相手にして貰えないンだ、と。 ) …… 、 同じ 気持ち? 本当に?怒ッて いない? ( 其の問い掛けは、殺した事、に対する問い掛けだけれど。 きッと彼には分からない。 眼もとに手が触れれば、僅かに眼を閉じて、 すぐに ぱちりッと開ける。 ) ――――… お仕事、…、 ( 今のお兄ちゃンは御仕事をしているらしい。 娘の勘違いも続く。 ) ( 「 お嬢さん。 」 ) …メアリアン。 … メアよ、お兄ちゃン。 ( わすれちゃッた? なンて小首こてり、ッと。 ) … 料亭 、…――そうなの ね。 ええ、お兄ちゃンと一緒に居たいもの。 …でも、 …、 ( 学校すら満足に行く事も出来なかッた私に出来るかしら、と不安は募り。 ) えぇ。 お兄ちゃンが一緒に居てくれるなら、云う事も聞くわ? もう あンな事もしないから…。 ( こくンと一つ頷いて。後の言葉は 付け加える様に、小さく。 ) ( 不意に 気付いた様に顔を上げれば、 ) こッちのお家には もう帰らないの ? ( お兄ちゃンのお部屋もそのままよ? と 尋ねよう。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:43:43]
◆鶯 > ( 落ち着いた様子を見れば 安心するかのように肩の力を抜きまして。良かったなぁーと暖かくなった胸をなでおろすのでございます。 撫でる手は止まることもなく ) そうかい、そうかい。 あっしも同じ気持ちさァ ( きっと孤児なのだろう とまだ勘違いは続く─── そっと胸から顔を離して 目に溜まった涙を手でぬぐってあげましょう。 ) あっしは、いつもヴェイトスにいるからねェ。仕事もありやすし───どこにも行けませんよォ ( 博愛主義者、というものは全てを愛すものでして。でも、本当に好きな人は誰もいないから───だから望まれるなら形だけ一緒にいてあげることは、 ) そうですねェ、お嬢さんが望むなら一緒にいてあげれますがァ─── ( 顔は微笑んでおりますが、内心どうすればよいか迷うもので。 このまま亭に連れて帰って養生させてあげるほうが良いのだろうか?自分のことを勘違いしているようでございますし。 笑みは崩さずに、 ) あっしは───今、淫売窟のとある料亭で働いているンですが───おめぇさんもきますか? ( けして、兄とは言いませぬ。 一緒にいたいと望むのであれば───男は女衒でございますゆえ。 ) そこで働いて───あっしの側にいてくれやす? ( 綺麗な子をやすやすと逃すことが出来ないのが、商売柄でございます。 優しいだけ?いいえ違います───商売女を作って、稼ぐ世界に優しさだけでは生きていきませぬ。時に人の隙間に入り込むことも致しますゆえ─── ) ちゃぁんと、周りの人の言うこときけますかい? [Tue 20 Oct 2009 04:32:57]
◆メアリアン > ( 好意でくれた物を、捨てるなンて事は出来ないから。 ずッと、大事に取ッておく。 ) ( ぎゅうッと 可能ならば 抱きつかンと 其の背に手を回して。 ぼろぼろッと零れる涙は 今は止まらないけれど。 其れでも、徐々に 徐々に 嗚咽は小さくなり、涙も 止まッてくるだろう。 ) ―――… おにいちゃン… あいた か ッ 、 ( ひくッと 最後まで言葉にならず、嗚咽で切れて。 撫でられる頭が心地良い。 ) ……… ほん とォ に? ( 何処へも行かない? ) …… ほんと ぉに、 私、だけの――― ? ( あの女の所にもいかない?ずッと一緒に居てくれるの? 抱き締められて、伝う体温が暖かい。ぼうッとしていた頭が、更に ぼンやりする様。 ) ( 口許に浮かぶは、小さな笑み。 ) … お兄ちゃン ――。 一緒に 居たい …、 ( ずッと、ずッと。 ) ( 兄と勘違いしている娘の思考。 優しさは、時に危険であるもの。 ――違う、と今一言 告げなければ、ずッと 貴方を お兄ちゃン だと、思い込む事になるだろう。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:23:08]
◆鶯 > ( 一度差し上げたものを返せ、というような教育は受けておりませぬゆえ───受け取って気に入らなければ捨てていただければ、と思っておりやんす。 )( 泣く子をあやすのは得意でございましたが、少々幼すぎるのが気になるところでございますが───仕方のないこと。今胸の中でないている子の気持ちを落ち着かせてあげましょう─── ) 張り詰めていたモノがあるんでしょうねェ───嗚呼、 ( きっと、兄が死んで こう今も苦しんでいるのだ と男は思うことにしまして。 よしよし、といいながら頭を撫でてさしあげます。 ) あっしは───もう何処にも行きませんからねェ。 だから悲しむことはないですよォ ( 戻ってきてくれた、ということは今自分を兄と勘違いしてるのだろう。 だから、兄代わりになって今は慰めてあげることしか出来ないけど。それで気持ちが落ち着くのであれば─── ) 兄ちゃんはもう、おめぇさんのだけ だよ─── ( 頭をそっと抱きしめならが撫でましょうか。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:14:45]
◆メアリアン > ( 器の広い人、ッてこう云う人の事を云うンだと思う。なンだか 心がほンのり暖かくなる様 。 ) ( 差し出したハンカチは 受け取ッて貰えずに。娘の手の中で、ほわり、と香の匂いをさせて。 縋る様に、彼の胸元に顔を埋めて、 しゃくり上げる。子供の時 みたいに。 ) ――― ひッ …ぅ…、 …ッ、 ( 頭の中が絡まッて。凄く疲れていた から。何も知らない人の暖かさが 嬉しかッた。髪に触れる手の感触は 女性とは違う、もので。 ) ――― …ッ、 おにーちゃン…ッ、 ( 抱き締められて、 其の言葉をポツリと零した。 ) ( 口調が少し違うのも、 見た眼が違うのも 気にならない。 碧の瞳に 映す色が そッくりなンだもの。 ) … ッ、 ぉ、お兄ちゃン … ッ、 ねぇ、…もどッて、 …ッく、来て くれたン で、しょ …? ( 嗚咽交じりの 問い掛け。 ) [Tue 20 Oct 2009 04:07:33]
◆鶯 > 迷惑だなんて ( とんでもない、と首を振りまして。自分で好きでやってることでございますから、男は何も迷惑だなンて思っておりやせん。 ) 一度差し出したハンカチは、もう受け取らない主義でさァ? お嬢さん お使いなさいな ( 泣き出した様子に、おやおや 内心。 よっぽど溜まっていたものがあったのだな、と暖かくなった胸元で思いました。 ) 泣きなさい。泣きなさい。 たくさん泣いていいンだよ ( べとべとの手、頭を撫でてあげたいと思いまして 気に入っていた着物でございますが、洗濯すればまた使えますもの───そっと着物でぬぐうと頭を撫でて差し上げましょう。 それから両手で抱きしめても良いでしょうか? ) 良い子だねェ。 素直なよい子だよォ ( 男は気づいておりません。 困ってる人を放っておけないのが性分でございますから───おにいちゃん、とすがられてもきっとそれを素直に受け止めるでしょう。 年もだいぶ離れてるみたいだし、妹が出来たと 喜ぶことでしょう。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:57:46]
◆メアリアン > ( あァ、違うのかもしれない。 )( 何度も何度も 呼ンだから、 ――― お兄ちゃンが姿を変えてきてくれたのかしら? ) …… ふッ、 ぅ… ッ、 ( 泣いて良いよ ッて言ッてくれるのは いつもお兄ちゃン だッたンだもの。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:54:41]
◆メアリアン > ( はふ、と息を洩らして。さッきまでの気持ち悪さが嘘の様に 引いていく。 ) … あ、ありがとうございます、 …―― だ、だッて 見ず知らずの方にご迷惑を …、 ( きゅうッと借りたハンカチを握ッて。 はた、と気付いた視線は 唾液で濡れた彼の片方の手。 ) あッ、ああァ … あの、これ… ッ、 ( ハンカチをお返しします、と。情けなくて恥ずかしい。 ううう、と小さく声零して、顔が更に熱くなる。 ) …、 ( 不意に、掛る言葉に。其の碧の瞳を、じいッと見つめて、 ) ……… う、… ッ、 ( 身体に触れた手の暖かさが伝わッて。 ) …… ふッ、 うううー…ッ、 ふぇええ ぅ… ッ、 ( 情けないしゃくり声が零れる。 少しだけ、抵抗されないなら少しだけ、 彼の胸に ぼすッと顔を埋めンとしながら、 ) …… ッ、 ( 優しい気持ちが嬉しい。 とても暖かくッて。 だッて見ず知らずの 他人の筈なのに ―― ) [Tue 20 Oct 2009 03:51:39]
◆鶯 > ( 全部出た様子でございましたので、ほぅと一息つきました。 口端を上げて目を細めて微笑みましょう。 ) これで、少し楽になりますからねェ。 病院は行きたくないと言ってたので連れて行きませんがァ─── 嗚呼、何故謝るンです? ( 片方の手はべとべとになってしまたので、何かしてあげることが出来ず宙をさまよいまして、片方の手でしっかりと支えておりやんす。 ) 小さいお嬢さんでも、悩みはたくさんあるでしょうし 人に言えない事情もたくさんありやんす。 ( このまま、少女を放してしまったら なんだか取り返しの付かないことになりそうな気がして。 支える手が少しだけ強く支えさせていただきまして ) だから、泣きたいときは 一人で泣くンじゃなくてェ 誰かの胸で泣きなさいな。 ( 今、目の前にある胸で泣いてよいですよ って笑って付け足してみましょうかァ ) [Tue 20 Oct 2009 03:43:21]
◆メアリアン > ( 綺麗な瞳を見る度に 奪い取ッてしまいたい、と思うのは もう癖だ。悪い癖。 穏やかな声音と、表情に 少しばかり、娘も表情を緩めて。 ) …… 、 ( けれど、 このつッこまれた手の意味はよく理解出来なかッた。 如何すれば良いンだろう? と思ッて、抵抗する事も無ければ、 喉に触れる 指。一気に 何かが込上げて来る。 ) ―――… ッ、 うッ、 ぐッ、 …、 ( 顔を下げて、咽ながら。 吐き出すのは 水の様なものばかり。やはり 胃は空ッぽの様だッた。 ) …… ン … ッ、 ( 息切れする様に 細かな息を吐いて。 よろけた身体は、きッちりと支えて貰えた様。 ) …… ごめ … ン なさい…、 ( 恥ずかしいのと、情けないのと。 感情が絡まッて、 耳まで熱い。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:37:22]
◆鶯 > ( 少女の碧色の瞳は何か酷くおびえたような、怖がってるように見えたのでございまして。 一瞬何か光る感じがしましたがァ。 なぁに気のせいでございましょう。 ) いえいえ。困ったときはお互い様なンです。 ( 泳いだ視線に目を細めて微笑みかけませう 可愛い子を見ると放っておけない性分でございまして─── 突っ込んだ手は喉辺りを刺激して 吐き気を促進させましょう。 さぁ全部吐き出して胃の中をすっきりしましょうネ。 )( 自分の身体を支えれなくなったら、そっともう一つの手で支えてあげませう。 何も怖くない、全部包みこんであげますヨ ) [Tue 20 Oct 2009 03:30:00]
◆メアリアン > ( 視線が近くなッて、一瞬びくりと身を震わすけども。 彼の碧色の瞳には、悪意なンて見えなくて。 ) ―――… そンな 、 …、 ( 差し出された ハンカチから、ふわり、と何かが匂ッて。そうッと手に取る。 何だか、落ち着いてきた気がする。 ) ありがとう ございます …。 ( こンなところを見られてしまッたのが、恥ずかしくて。まともに瞳も見れずに おろおろと視線は泳ぐ。 ) … 風邪とかじゃ無いと、 ( 思うンで、大丈夫です ッて全ての言葉を紡ぐ前に 掛けられた謝罪。 疑問符浮かべて顔を上げて、 ) ……――― ッ …、 ( 口に手をつッこまれたわけで。 そンな体験、初めての娘は 理解出来ずに 眼を丸くして間抜け面。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:25:10]
◆鶯 > ( 目線近く、膝を折りまして。 顔をそっと覗き込むように ) 嗚呼、可愛い顔が台無しになっちまいますよォ。 むやみに擦るンじゃなく、これをお使いなさいな。 ( 胸から出したのは、何の変哲もない、少しだけ香の匂いがするハンカチでございます。これで涙をぬぐってくださいませ。 ) おやおや─── ( 胃液しか出てこないそのふりに、心を痛めまして。ストレス性の何かでございましょうか?熱が出てもおかしくない状況だと思います。 ) ちょっと ごめんよォ─── ( この吐き気を少しでも収めたくて、申し訳ないですが 手を突っ込もうと口元に。 嫌だったらすぐにやめますからね? ) 吐き気がおさまったら───少しは楽になりますからね。 [Tue 20 Oct 2009 03:17:42]
◆メアリアン > ( あァ何だか恥ずかしい。ごしごし、と既に涙も無いのに、無意味に眼の周りを拭ッて。 近付く足音に、彼を見上げよう。己よりも幾分も高い視線。 ) …… 苛め られる、なンて そンな、 ( 事無いです、 ッてごにょごにょと呟く様に。 近くなッた距離に、男の様相もよく解る。甘栗色の髪に、綺麗な 碧の瞳。 ) ―――… 、 ( 欲しいな。 ) ( ッて、思ッたら、背に感じる感触に、 再び うぐッと口許抑え、 ) …〜〜〜… ッ、 う、 ぇ… ッ、 ( 空ッぽの胃じゃァ何も吐き出せなのが辛い。 洩れるのは 息ばかりで。 ) ……… ごめ ン ッ、 なさ…、 ( 嫌な事 では無く、吐きそうです。胃液を。 げほげほッと咽て、吐かない様にするけども。 手をつッこまれたら、呆然とした直後に大泣きしそうな感じ。 ) [Tue 20 Oct 2009 03:10:53]
◆鶯 > ( 一瞬、こちらを向いた少女と目が合った気がしたのですがァ すぐに目がそらされてしまいました。 涙をぬぐうその姿、おやァと首をかしげて男は近づいて行きませう。 ) 可愛い子がァこんなトコで泣いてるのは、誰かに苛められた証拠ですかァ─── ( 大丈夫じゃない人ほど、大丈夫、という言葉を使う と男は思っておりやんす。 触れることの出来る距離まで近づけば ) おやおや───熱でもあるんでしょうかァ ( 吐いてしまいなさい、と言わんばかりに 相手が嫌がらなければ背中をさするでしょう。 ) 嫌なことは全部、吐き出すのがいいですよ? ( なんなら、手でも口に突っ込んであげましょうかァ? ) [Tue 20 Oct 2009 02:59:23]
◆メアリアン > ( ひンやりと冷たい壁は、何時の間にか己の体温で温くなッてしまッた。 じわり、と浮かンだ涙の所為で、視界も歪む。 其の視界の所為で 気持ち悪さは2倍になる悪循環。 ごつン、と先よりも強く壁に 頭を打ち付けて、 ) ( ―― 雑音と認識してた音の中に、一つだけ、違う音が 聞こえた。 ) …… え? ( 其の声は己に向けられたものなのか、そちらへと視線を遣れば、 細身の男性が視界に映ッた。 一歩、一歩と近付く距離に、ぼンやりとしてた頭が 僅かに覚醒して、ぐしッと 手で涙を拭う。 ) …、 ( 病院? ) ――― 嫌…ッ、あ、いえ、 大丈夫、です…。 ( 首を横に振ッて、病院は 嫌だ、と。 変に顔を動かした所為で、再び込上げる嘔吐感。 俯いて、口を抑えた。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:53:55]
◆鶯 > ( ここいらに、うちの遊女が習い事をしてる場所がございまして。 夜お伺いしましたら、話が弾んでこんな時間になっちまいまして、 ) お嬢さん大丈夫ですかァ? ( 帰り道、具合の悪そうな少女を見つけた次第でございまする。 少し離れた場所から、そっと話しかけまして。 ゆっくりと近づいて行きませう。 ) もし具合が悪いンなら病院にお連れしますヨ? ( なんなら、送っていきましょうか。と付け足しまして ) [Tue 20 Oct 2009 02:47:17]
お知らせ > 鶯さんが来ました。 『( それは、久しぶりの外出中のことでした。 )』 [Tue 20 Oct 2009 02:42:44]
◆メアリアン > ( 息を吸う。息を吐く。 繰り返していけば、此の体調の悪さも 幾分改善されて、 ) …… はしゃぎ過ぎたかし ら。 ( クリスティアで。其れとも、帰ッて早々あンな事があッたからなのか、 分からない けど。 ) …、 ( 身体中は冷たくて、なのに 頭だけが熱い様。 こつン、こつン。壁に額を付ける。 ひンやりして、気持ちが良い。 ) …、 ( そろそろ帰らなきゃ、 ッて思うのに。 帰りたくない、ッて気持ちが混同してる。 ) ――― はやく、… 早く逢いたいよう … お兄ちゃン…、 ( あァ、 また視界が、水の中に居る様に 歪む。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:34:49]
◆メアリアン > ( 両手を顔の前から離し、 そのまま 強く、強く 鞄の紐を握り締めて。 何度か 小さく深呼吸。 ) … 、 ( 視線を少し上に向ければ、 月の見えない曇り空。 ) ――――…、 ( ぐるぐる、ぐるぐる。言われた言葉が回る。嫌な感情が回る。 ) ―――― 気持ち悪い……、 ( 何かが込上げて来るような 吐き気。うぐ、と口許を手で押さえて。 頭がぼンやりするのに、 嫌な言葉だけ鮮明で。 気持ちが悪くて、ふらふらして、視点が 定まらない。 ) …、 ( 建物の壁に、 こつン、と身を寄せようか。 少し経たないと 歩けそうに、無い。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:21:58]
◆メアリアン > ( ――ひらり、眼の前に白と黒の翅。 触れようとしても、其の手は蝶に触れる事が出来ない。 なンて、不思議。 ) …、 ( 地面にぺッたりと座り込む感じで、何度か 蝶に手を伸ばしていたけれど。 ひらッと 何処かへと飛ンでしまッた。 ) ――――…… うふ、ふ。 ( 捕まえようと手を伸ばしても触れる事すら叶わない なンて。 お兄ちゃン みたい。 ) ( 息を一つ吐いてから立ち上がり、服に付いた汚れを払い落す。 雨が降ッていなくて良かッた。 ) …、 ( 夜は、嫌な感情が纏わりつく。 ――何かを殺すと、一時忘れる事が出来るのに。 あァ今は駄目だ。 立ち止まッたまま、両手で顔を覆いながら、何度か 首を振るッた。 ) [Tue 20 Oct 2009 02:07:58]
◆メアリアン > ( 視線は地面へと落として、 ふらり、ふらり。 )( 遠くから聞こえる派手な歌声が煩い。道化師の行動に笑う人の声が煩わしい。 … ぐるぐるとまわり続ける思考を、止めたい。 ) ――――……、 ( お兄ちゃンの事。友人の事。蘇生の事。看護師の事。…他にも色々。考える事が沢山あり過ぎて、 ) ( じわりと涙で歪む視界。 ぐしゃッと流したままの髪を掻いて、 ) …… たすけて、 ( お兄ちゃン。 ) ( 何度呟いても、来てくれない事は分かッて いるのに。 ) … ッ、 ( 不意に、がくッと身体が揺れる。 段差に気付かなかッた 様。 そのまま、べしゃン と地面へと 転ンで、 ) [Tue 20 Oct 2009 01:58:02]
◆メアリアン > ( 白い翅と黒い翅。この季節には珍しい 蝶々を追いかけて、こンな場所まで辿り着いた。 ) ――――… 懐かしい、 ( 流石にこの時間帯だからか、人の通りは幾分少ない。其れでも、日銭を稼ごうと未だ動き続けているパフォーマーも居る。 ) …、 ( 短く息を吐いて。 ) ( 久し振りに外に出て来たのに、何だか 気分が晴れない。 ぐるぐると頭の中を色々な考えとか、感情とかが巡ッて パンクしそう。 ) … お兄ちゃン、 ( 如何すれば良いンだろう? へにゃ、と情けなく 表情が歪ンで。 覚束無い足取りで、通りを歩く。 ) [Tue 20 Oct 2009 01:44:36]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ひらり、 ひらり ―― )』 [Tue 20 Oct 2009 01:38:35]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『 窓の外を白黒の蝶が一匹過ぎった。 溜息が一つ毀れる。 』 [Mon 19 Oct 2009 11:47:27]
◆クリスティーナ > ( 件のウォッシュベアーの影響で市のあちこちに影響が出ているようだ。 病院や教会は勿論、鉱物資源の不足、高騰、死者の数だけ葬儀があって、死者の数だけ遺族が居て、生き残った人間も途方に暮れている。 この重苦しい時期に今度は疫病の流行なんて、まるでこれからどんどん転げ落ちていく未来の予兆みたいで気が滅入る。 親爺はウォッシュベアー鉱山で働いていた鉱山夫やその家族をうちの所有する鉱山で雇用するつもりらしい。 うち―――バルトロッツィは元々鉱夫ギルドから鍛冶ギルドを吸収して銃砲を扱うようになって拡大していった一族だ。 今も多くの鉱山を抱え、そこから派生する多くの事業のシェアを握っている。 雇う先は幾らでもあるだろう。 ) ……鬱陶しい空。 ( 書き物をする手を止め、また窓の外を見下ろす。 息抜きをしようにも、外に出られないんじゃあ出来る事は限られている。 今日のボディーガードは誰だったか――――…フジキだ。 よりにもよって一番喋らない、一番面白みのない、一番空気が重くなるフジキだ。 まったく、こういう時に限ってジョゼは来ない。 ひょこっと現れれば書き物なんか放り出して、一日中ベッドで過ごすのに。 ) [Mon 19 Oct 2009 11:44:12]
◆クリスティーナ > ( 朝から生憎の雨模様。 それでなくても窓の外を見下ろせば、遠く近く気味の悪い白黒の蝶が時折横切るのが見えて、とてもじゃないが外出する気も起きない。 ここ数日はこの隠れ家から一歩も出ていなかったりするが、食料はボディーガードに買いに行かせれば良いし、机に向かっていても出来る仕事は山程ある。 最近は芸能横丁に進出した3店舗も上手く回っているようだし――――ああ、Tozziで雇ったエルフの娘が2ヶ月も行方を晦ましてるとか店長が言っていたか。 もうクビでいいんじゃないかと思うが、判断は店長に任せる。 確かまったく未経験者でこれから頑張って覚えるとかだったが、片手間のバイトなんて気楽なもんだ、って話か。 経営なんてしてりゃあよくある話。 ) ( ジョゼを連れ込んだのは最後何日前だったか。 放し飼いの野良猫みたいなモンだから、何処へ行ったとしてもどうこう言うもんじゃあないが―――――お腹が空いたらここに帰ってくるだろうっていう自惚れがあるから放し飼いにしているんだっていう自覚は一応、ある。 私以外の人間にもそこらで身体を開いているって事も知っている。 それに嫉妬もしている。 だけど拘束はしない。 固執もしない。 いずれ組織のボスになる人間が私情で過度に何かに入れ込むような事があってはならない。 ) [Mon 19 Oct 2009 11:32:16]
◆クリスティーナ > ( 芸能横丁外れにあるとある高級アパートメント通りに建つ、庶民がどう逆立ちしても手が出せないようなそういう建物の、とある一室。 パレンティ・ロゼ・サングェ―――「薔薇の血族」と呼ばれるガッリア系マフィアの所有する物件の上層階。 その一室にクリスティーナ・バルトロッツィの隠れ家がある。 そのフロアーにある全室が組織の所有する部屋で、隣の部屋には常に4人居るボディガードの内誰か一人は詰めている。 ボスであるアゴスティーノ・バルトロッツィの一人娘にして既に事業の一部を受け持つ若干17歳の娘は反抗期という程ではないが生来の面倒臭がりのへそ曲がりの負けず嫌いで、何かと過保護なくせに口煩い両親の元に毎日帰るのが煩わしいと思い、結構な頻度でこの別邸に寝泊まりしている。 隠れ家的な意味が失われるとボディーガード達に苦言を受ける事もあるが、あくまで隠れ家の一つに過ぎない。 ) ――――何から隠れてるって、そりゃあ。 ( 空気の読めない親爺と、怒ると面倒臭い母親からだ。 それでも目の届く所に居るんだからまぁ、大目に見てくれと。 家を継ぐ気があるから学校にも一応通いながらあれこれ事業に手を出してるんだし。 ) [Mon 19 Oct 2009 11:15:32]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『 芸能横丁別邸 』 [Mon 19 Oct 2009 11:01:16]
お知らせ > ナイトさんが帰りました。 『( それは割りと死活問題で、猫はもう少し真剣に考えることにした。 )』 [Sat 17 Oct 2009 01:37:43]
◆ナイト > (その姿は――直立して歩くその姿は――つまりは素早く地面を駆け抜ける術などその生き物に必要ない、という証明だった。馬を初めとする動物を使役し、海原には帆を上げて船を走らせ、あるいは外敵から逃れるより、戦う術を選ぶことができる。それ故、人間は地面につける足を二本に減らすことができた。猫や、犬や、鳥や、その他全ての生物が選ぶ余裕など持たなかった進化のルートに、この動物だけが踏み出すことを許された。絢爛華美な衣服も、豪奢なアクセサリーも、猫には鑑賞することができないが、人間という生物が辿りついたその体の形だけは、疑いべくもなく美しいのだ。自然から遠く離れた姿を許された、選別の徒なのだ。) (猫の吐息は、既に冷えた空気を少しだけ白く染めて、消えた。嗚呼、秋が深まり、やがて冬が来る。冬が訪れること、猫はどこかの屋根の下にいるのだろうか。それとも、まだ此処を彷徨っているのだろうか。) [Sat 17 Oct 2009 01:36:49]
◆ナイト > (猫は自分を蹴り上げた男を哀れんだ。猫には「憐れみ」という感情がある。既に確定できるほど、それは猫に宿っている。だから、猫はそれを惜しみなくあの男に使った。一体何が原因なのかは分からないが、あの男が黒い猫を不吉だと思っている限り、これから先道中で出会う全ての黒い猫を蹴り上げなければいけない。それはとてつもなく労力を必要とすることなのだ。或いは、蹴り上げなくとも、黒い猫を見るたびにあの男は原因不明の怒りに囚われるだろう。それもまた、とてつもなく精神を磨耗させる代物だ。憐れな生き物だ。人間と、人間に似るものと――人間に擬態する精神を持つものは。) (ぶるり、と猫は震えた。此処は寒い、酷く寒い。そう結論付けることにした。寒いから猫は震えたのだ。断じて何か、望まぬ予想が心中に浮かんだわけではない。行き交う人の足を、地面に近い場所からただ見上げていた。すべからく、人間は美しい。地面を素早く駆ける為に、四足として進化した猫と違い、二本の足で大地に立ち、背筋を伸ばして歩ける。感嘆したい気分だった。人間は気づいてないのだろう。その姿こそが、世界の覇者として誇るべき証であった。) [Sat 17 Oct 2009 01:31:05]
◆ナイト > (自分の腹を舐める器用さを、猫は持ち合わせていた。こればかりは人間にも、もっと言えば大多数の動物にもできないことだ。体を曲げて、痛むあたりに舌を這わせる。外傷は無いが、猫は外傷と内傷の違いなど知らない。猫はただ、自分の舌が傷と痛みを退ける性能を持つことを、経験によって知っているだけ。何度も何度も、丁寧に舐め上げていれば、そこの痛みは少し薄まったような気がした。そろそろ立ち上がれそうな気もしたが、試してみれば軟い足がまだ言う事を聞かなかった。仕方なく猫は長居を決め込んで、じりじりと道端へと体を寄せて、また伏せた。せめて、人の目に付かないところに。せめて、また理不尽な恨みを受けないように。) (本当はずっと前から、猫は自分に石を投げることもたちの口から、この毛並みを厭う人間がいることを知っていた。だけど――、石は当たらなかったのだ。たったの一度も。だから、気にしたこともなかった。嘆いたところで、毛並みは変えられるべくもにない。顔も知らない親から、猫が確かに受けづいたものなのだ。猫の体は脆く小さい。武器を振り上げる腕もなく、鎧を纏う力もない。恐怖から逃れる術は、ただ逃げること、としか知らない。それが近頃は、少しもどかしい。――それはおかしいことなのだ。とてつもなくおかしいことなのだ。自分の体に満足しない動物などいない。いないはずなのだ。猫は動物ではなく、猫はヒトではない。それならば、ここにいるのは何だろうか。) (少し考えかけて、頭を振るった。多分猫は、まだこの先には行けない。根拠はないけど、根拠も無く確信できる。猫はまだ――それに足りない。) [Sat 17 Oct 2009 01:19:42]
◆ナイト > (無慈悲な重力が猫を地面に縫い付けていた。痛みは時と共に少しずつ薄れては行くが、立ち上がるまでにはまだ時間がかかりそうだ。既に真夜中を過ぎても、時折人通りが確認できるとおりで、猫は背景の一部になり、ただそこにいた。息をするたびに、痛みが波のように腹から混みあがってくる。先ほどまで見上げていた月を、いつの間にか見失っていた。猫は転がったまま色違いの瞳を動かして、夜空を探す。 ―― あった。きゅ、と瞳孔が狭まる。蹴られて飛んだ分だけ猫は移動して、月は建物の後ろに半分隠れていた。月を見ていたから、蹴られたのだろうか。少し考えて、結論を出す。そうだとも、普段の猫ならば、あの程度の悪意は直ぐに嗅ぎ取れた。猫は悪意に敏感な生き物なのだから。それが、あの月によって呼応された何らかの感情が、猫の視点を空へと吸いつけた。それ故、こんな苦しみが訪れたのだ。) (お前のせいだぞ、と猫は不服そうに月へと語りかけた。小さく、ミィともニャともつかない声を奏でて。男のように、理不尽な怨嗟ではない。猫の怨嗟には根拠がある。) [Sat 17 Oct 2009 01:09:42]
◆ナイト > (痛い、とてつもなく痛み。人間のそれより幾分か脆弱な肺が機能を失い、呼吸が苦しくなるほど。幸い、男は今の一撃で気が済んだのか、低い声で怨嗟と罵倒を浴びせかけるだけで、二度目の攻撃に移る気配は無いようだ。僅かに香る酒精が、猫の仮説を肯定していた。――男はきっと、機嫌が悪いのだ。どんな理由があるのかは知らないし、興味も無い。猫はそれより、どうして男の怒りの鉾先が自分へと向けられたのか、そのことを考えたい。黒い毛並みが不吉なのだと、一体誰が決めたのだろうか。) (猫は蹴り上げられた瞬間も、壁にぶつかったときも、声を上げなかった。骨を痛めていないといいのだが、と密かに願う。当たりところによっては、十分猫を殺せる重たい一撃だった。それでも猫は声を上げなかった。今の猫の声は――例え人間である相手に伝わらなくとも言葉だった。単なる鳴声ではなく、意思表現の手段だった。苦痛に揺さぶられて声を上げることは正しくない、それは表現ではなく、それをしてしまえば猫の自我は再び忘却の水面へと潜る、そんな気がした。) (気味の悪い猫だ、と言い捨てて男は立ち去った。猫は密かに安堵を覚える。何せこれでは、逃げたくとも叶わなかっただろう。冷たい地面に伏せたまま、猫は何度も、苦しげな呼吸を繰り返す。) [Sat 17 Oct 2009 01:03:23]
◆ナイト > (まず間違いなく、猫は空腹だった。それに加えて、酷い疲労を感じていた。だから、鋭く磨き上げられたはずの感覚が鈍ってしまったのだろう。男の蹴り上げたつま先が、したたかに横腹へとえぐりこむときまで、ただぼんやりと芸能横丁の道端に座り、月を見上げていたのだ。) (男は喚きながら、猫を蹴り上げた。たったの一撃、だけど、十分猫から体の自由を奪うのに足る苦痛を与える一撃。 ――壁にぶつかって、猫は思う。猫は何か、こんな仕打ちを受けるようなことをしたのだろうか。否、少なくとも心当たりはなかった。) (男が、何かを言っている。不吉、黒い猫、不吉。微かに動いた耳が、その単語を拾い上げてレパートリーと照合し、ようやく猫は心得るのだ。) [Sat 17 Oct 2009 00:57:23]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 体が宙に浮いた。 )』 [Sat 17 Oct 2009 00:53:31]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが帰りました。 『 ( 空白の言葉は、紡いだ唇だけが知っている。 )』 [Thu 15 Oct 2009 23:51:12]
◆ヘヴン@試薬 > ないわけには、いかないばしょですから。 ( くすくすくす。きっと擦れ違う人間達には、機嫌よさげに見えるのであろう子供の造作。 小さく笑いながら、流れる世界を忙しなく見渡して。 鮮やかに弾ける色彩に瞳を細めて、耳朶を擽る異国の言葉に、物語に胸を押さえる。まるで高鳴りでも堪えるような仕草で。 きっと其処に偽りは無いのだ。表れるものは何処までも、ほんとうの事には違いないのだから。 ) ここは、とても きょうかいの上にいる、せかい。 だから、どうか。 ( 長い袖から覗く指先、まだイキモノのカタチとして完成しきっていないような、小作りな子供の爪と爪がかつんと不器用にぶつかって、胸の前で祈るような形を組む。 道の端、まるで歩きながら祈るような造作で。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:48:54]
◆ヘヴン@試薬 > ( 通りの方に足を踏み出せば、鮮やかな色彩が目を奪う。煌びやかな衣装を翻すのは、客引きの踊り子か。舞台を宣伝する看板役か。語られる口上は物語。耳元を掠めていくのは謳う声。 鮮やかに色付く世界へ幼子の姿で踏み出して、紫色の視線はくるくるとあちこちを踊る。 ) ……ここは、とても…… ( 如何にも年端もいかない風情の子供が、真夜中に一人歩いていれば、多少の奇異の目は向けられようが当然の事で。 もう少しはしっこそうな印象なり、着飾る風情でもあれば、何処かの一座の子供として、さらりと見逃して貰えるのかもしれないが。 質素なワンピース姿では、中々そうも行かない。 ) ……けいらでもあったら、たいへんです。 ( くすくす。通りすがりに擦れ違う人に、聞こえたかもしれない笑い声。 子供らしく、らしからぬ。 くすくす、さざめいて流れるばかり。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:38:50]
◆ヘヴン@試薬 > ……してんが、ひくい。 ( 空に向けて翳すようでいながら、指先は大まかに高さを測る。 確か、これくらいだったろうか。いつもの自分の姿は。背伸びした先、随分高い位置に指先はあるように見えて、きゅうと眼差しが細くなる。 ) ……ずいぶん、人って育つものなんだ。 ( 耳に届く声が高い。後、呂律も微妙に回ってない気がする。 嗚呼、そうか。子供だから、舌の長さが足りなくて。難しい音はまだ発音出来ないんだ―― ) ……そだつというのは、おかしなもの …です。 ( 不変に慣れきっていたのだろう。だってそれは最初からの事なのだから。当たり前は揺らがず、だからこそそれ以外の可能性など考えはしない。 仮定すら入り込む余地が無い場所に、今はこうして発生しているイレギュラー。 … ぱしゃん。踏み出せば、足元で水の音。 耳を澄ませば、賑わいが戻りつつある横町の音。 ざわめき、喧噪、ひとの気配。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:30:08]
◆ヘヴン@試薬 > ( うっかり色々寸断し過ぎていた気がする――… さておき。 ) こどもの目って、こんなふうに見えてるんですか。 ( 雨が退く。地にたゆたう水溜まりから、波紋の色がゆらりと消える。空は未だ薄曇りの澱みを残しながら、雨上がりの空気を吸い込んだ。 舌先残るのは、湿った雨の味。 庇から出て見上げた空が随分遠く、高く見えた気がして。 色味だけは変わらない瞳が、じぃ、と空を向く。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:23:30]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが来ました。 『( ぱちり、瞬く。 )』 [Thu 15 Oct 2009 23:21:12]
◆ヘヴン@試薬 > ( ざあざあ激しく地面を打つ音。いつもは賑やかな横町に響く、今は自然のオーケストラ。 路上で芸を披露する芸人達も、今は軒先やらテントやらに避難済みか、出ている人影はいつもよりは少ない。 そんな中でも、そんな中だからこそ、張り切る輩も無論、いるものだけれど。 ) 一昔前なら、見せ物の人魚の子とか出てきたかしら。 …今はどうしているのかな。 ( ひとむかしまえ。 そんな言葉を呟くには不釣り合いな小さな影は、とあるテントの脇に積まれた機材の作る影の下。臨時に軒先を借りるような形で、雨に煙る町並みを見る。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:06:23]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが来ました。 『( あまおと。 )』 [Wed 14 Oct 2009 23:59:43]
お知らせ > リート@蝶さんが退室されました。 『 (そして、首筋に浮かぶ痣には気付かぬまま) 』 [Tue 13 Oct 2009 00:13:59]
◆リート@蝶 > (普段なら、きっとこんな愚かはするまい。ましてや楽器を奏でる手に怪我など――) … すみません。 破片、片付けてもらっても―― (良いですか、という言葉さえ詰まる。矢張り風邪を引いてしまったのだろうか。まさか以前みたいに伝染病なんてことは――) (ない、とは言い切れない。けれど――まさか。まさかだ) (店員には布巾を貸してもらって汚してしまった椅子や床を拭こう。店員が粗方掃除してくれているであろうが、今度は破片で手を切らないように気を付ける) 本当にすみませんでした (店員に頭を下げて、会計に向かう。割れたカップのこともちゃんと説明しなければ。ケースと杖を持つと、手に走った痛みに眉を寄せた) [Tue 13 Oct 2009 00:13:34]
◆リート@蝶 > (店員が歌い手に駆け寄ってきて、漸く歌い手は己の口を動かすことを思い出した) あ――、ご、めんな さ …い、弁償、しま すか ら (指先の震えはなくなったけれど、代わりに倦怠感が更に重くなった気がする。――頭が重い。何が起こったのかを振り返ろうとして、その作業が存外難しいことであるのに戸惑う。耳に残っているのはカップが悲鳴を上げた音――、) …あ、すみません (そうだ、破片。カップの破片を拾わないと。散らかった思考のままにテーブルに両手を伸ばす。カップの破片を拾わないと――) ――い…ッ (破片を探すような素振りをするまでもない。両手の指先に鋭い痛みが走って、伸ばした両手を引っ込める。何が起こったのか分かったのは一瞬の後。破片で手を切ってしまった) [Mon 12 Oct 2009 23:59:57]
◆リート@蝶 > (侵食値1→5) ッ、 (突然背筋に寒気が走った。それに呼応するかのように全身の体温が下がっていくような感覚。指先は冷えすぎて、まるで麻痺してしまったかのように震えた。上手にカップが包めない) (――カップが手のひらから零れてい く ) …、 あ、ッ (嫌な音がした) (静かな店内にカップの割れる音はよく響いただろう。ささやかながらも交わされていた会話の音が途切れてしまった) ――、 (残った紅茶が床と靴を濡らした。けれど、歌い手は動くことができなかった。まだ手は瘧の様に震えている) [Mon 12 Oct 2009 23:49:15]
◆リート@蝶 > (体調はあまりよくない。…風邪だろうか。倦怠感が身体に圧し掛かってくるようだ。それでも歌えないほどではない。幸い喉は普段どおりで、歌うのに支障はないのだ。音に聡い者ならば歌い手の不調などすぐに見抜いてしまうだろうが) 特に不摂生したわけでもないのに…、 (――風邪だなんて) (流行っているのだろうか。けれど、今のところそんな話は聞かない。人は少ないが、少なくともカフェにいる人間で咳き込んだりくしゃみをしたりする人間はいないようだし) ……、 (そう、気にすることもないか。また一口、紅茶を口に含んだ) 【判定】 [Mon 12 Oct 2009 23:39:04]
◆リート@蝶 > (歌い手はカフェで時間を潰していた。紅茶を飲みながら、途切れ途切れの会話を耳に入れる。もしかしたら今日は歌うことなく終わってしまうかもしれない。雨の中で歌うことができないわけではないが、楽器が湿気で駄目になってしまうのは困る。使い潰し、駄目になったら買い換えると言うような豪快な金の使い方はできない。楽器は長く、永く使い続けるものだ) はー… (温かい紅茶にほっと息を吐いた。不調を訴える身体に温もりが染み込むかのようだ。両手でカップを包むように持つ。――随分と手が冷えているような気がした) [Mon 12 Oct 2009 23:33:00]
お知らせ > リート@蝶さんが来ました。 『 (雨はやまず) 』 [Mon 12 Oct 2009 23:26:14]
お知らせ > 雨吉さんが退室されました。 『ありがとうを言う代わりに、一曲歌ってくれるかいと尋ねた』 [Mon 12 Oct 2009 23:12:26]
◆雨吉 > ( 『お気の毒様、まぁ、その内良い事もあるよ』 そういって女の子は肩を竦めた。 その笑顔は、なんと言うか、屈託ないというか明るいと言うか……… )( ほんの少し、救われた気がした。 ) [Mon 12 Oct 2009 23:11:19]
◆雨吉 > ( 思わず溜息が漏れた。 ) ( そのせいかどうかはわからない。 歌を歌っていたホワイティアの女の子がこちらに振り向いた。 『おじさん、傘も差さないでなにしてんのさ?』 にっこり笑いながら、話しかけてくるので、釣られて僕も笑った。 ) 傘、盗られちゃってね。 [Mon 12 Oct 2009 23:05:43]
◆雨吉 > ( 音楽が聞こえる。 ギターと言ったか、琵琶や三味線に似た楽器だ。 バチを使わずに指で弦を弾いている。 ) ( 歌が聞こえる。 若い女の子特有の張りのある高音。 ホワイティアの女の子だ、ホワイティアはちょっと年が判りにくい様に思う。 多分16・7くらいだと思う。 ) ( わかっている。 考えまいとして、他の何かの事を考えようとしている。 何かを見たり聴いたり、誰かに関わったりしてそれに集中すれば、その間は他の事を忘れていられる。 それが人を殺した事でも、忘れていられる。 僕は最低だ。 ) [Mon 12 Oct 2009 22:54:25]
◆雨吉 > ( 思考は連続する、と言う事をどこかの偉い学者か何かが言っていたような気がする。 例えば、何故雨の日は人恋しくなるのかと言う事を考えていたとして、それを考える過程で、雨に関連する事柄の知識や記憶が呼び起こされる事があるという事だ。 )( そう言えば昔から雨の日は好きじゃなかったな、なんてことを考えてしまうのは、きっとそういう事なんだろう。 家業の訓練は雨の日が多かった。 雨は物音や足跡を消してくれるし、目撃者も減るからだ。 それに、雨の日は外に出れなかったので、妾の子だった僕はウチの中で肩身の狭い思いをしながら過ごす事が多かった。 こうやって雨の日が嫌いな理由を考えてるって事は、思考が連続してるって事だ。 ) [Mon 12 Oct 2009 22:39:29]
◆雨吉 > ( 自分でも説明のつかない行動と言うのが、この世にはあると思う。 大概、人はそれを癖だとか気分だとか、そういう物だって事にしてそれ以上考えるのを止めたり、そもそも考えようともしない者もいる。 まぁ、説明をつける必要がないって事は考えたって仕方のない事だったり、考えるまでもないような些細な事だってことなのだから、それはそれでいいのかもしれない。 ) ( そう考えるに至り、僕は何故雨の日になると人恋しくなるのかを考えるのを止め、雨で疎らな観客が集まっている所を探した。 ) [Mon 12 Oct 2009 22:27:56]
お知らせ > 雨吉さんが来ました。 『雨』 [Mon 12 Oct 2009 22:19:01]
お知らせ > ヒルダ@蝶さんが退室されました。 『 不安を紛らわせる為に、今日はお酒を飲もう。 』 [Sun 11 Oct 2009 19:25:09]
◆ヒルダ@蝶 > …とにかく、やっぱり今日はこれで切り上げて宿でゆっくり休もう。きっと疲れてるのよ。ほら、疲れてたりしてる時って、お肌の荒れが酷くなる時があるし。体調を整えれば大丈夫よ。 ( …そう自分に言い聞かせて、魔女は椅子から立ち上がり荷物を纏めだした。鞄の中から雨具を取り出し、それを被って雨の中を走り出したのだ。 ) [Sun 11 Oct 2009 19:24:13]
◆ヒルダ@蝶 > ( 【侵食値:1→3】 ) ( 私は捲った包帯を下に引っ張って、その黒い染みが見えないようにした。もしこれがペストだったらどうしよう?今から魔女ギルドを尋ねギルド員として復帰しても、事と場合によってはギルドに迷惑を掛けてしまうことになる。 ) なんでこっちに戻ってきて早々こんな目にあうのよぉ…。 ( やっぱり戻ってくるべきでは無かったのだろうか。神様の罰ぐらい今となっては屁でもないけど、悪魔にまで見限られるのは困る。 …それに、まだ大変なことになってるって訳じゃないかもしれないし。このだるさはやっぱりただの風邪で、この黒い染みは―― そう!お肌の手入れを怠ったからかもしれない。考えてみれば、外にでるときはずうっと包帯をしっぱなしだったし、きっとそのせいだ。 ) [Sun 11 Oct 2009 19:19:25]
◆ヒルダ@蝶 > ――― やだ、何これ…。 ( 逆の手で包帯を持ち上げて見てみると、確かに自分の肌に黒い染みが浮かんでいた。昨日、包帯を取って手を洗った時には気付かなかったのに、いつの間に出来たんだろう。ここでは包帯を外すわけに行かないので、その染みがどれだけ広がっているかはわからないが…。 ) 火傷の後遺症?でも…。 ( 火傷の跡は残ったが、それだけの筈だ。痛みは随分前に治ったし――。風邪ばかりと思っていた今のこの身体のだるさに何か関係があるのだろうか? ) ちょ、ちょっと。冗談じゃないわよ。まさかペストの呪いじゃないでしょうね。 ( 病気と言わず呪いというのは、ヒルデガルド・グレーテが魔女だからなのだが、対処の仕方が判らない時点で病気であろうが呪いであろうが同じことだ。それにきっとペストなんかじゃないはず。魔女はペストをばら撒く側だから…いや、その考え方には無理があるか。とにかく、これは隠した方が良い。魔女の身体に黒いシミが浮かんだなんてことが知れたら、大聖堂の連中が私を捕まえにやってくるかもしれない。今の私は魔女ギルドの保護を受けられない立場にいるのだ。 …【判定】 ) [Sun 11 Oct 2009 19:09:32]
◆ヒルダ@蝶 > こうなったら、次に来た客に吹っかけてやるわ。一万…いえ、二万ぐらいなら大丈夫でしょ。私の占いの術っていうのは、凄いのよ。本来ならもっととっても良いぐらいにね。 ( 勿論、あんまり貧乏そうな相手にそうするのは可愛そうだが、二万稼げれば少し余裕が出来て何日か休んでいられるし。あまり体調を崩すと、今度は占いの能力の方にも影響がでてしまうので、なるべくなら早めに休みたいものだ。 ) ( ぎ、と粗末な椅子の背もたれに寄りかかり、机の上に手を組みながら人影のまばらな通りを眺める。こういう日はむしろ酒場とか喫茶店とかで占いをした方が儲かるんだけど、お店の許可を得なくちゃならないし、早めにどっかのお店の店主と仲良くなって占いをさせて貰えるよう交渉して――。 ) ………ん? ( その時だ。 …私の右手には、以前フェザリアンの友人―― エンジェル・マギーを辱めた報復として「強姦魔」という焼き鏝による醜い傷跡があり、同様のものが顔にもある。その二つを包帯や湿布で隠しているのだが、右手に巻かれた包帯の端から何か黒ずんだ奇妙なものが見える。最初はゴミか汚れかと思ったが、どうもそれは私の肌の色のようだ。 ) [Sun 11 Oct 2009 18:55:50]
◆ヒルダ > ( どうやら本格的に風邪をひいてしまったらしい。身体のだるさが残り、頭もぼうっとしてあんまり考え事ができない。けれども、今の私の経済状況はゆっくり休んで体調を整えるっていう余裕は無く、当然医者に診てもらう金も無い。身体を冷やさないように注意だけして、占いの仕事にでた。 ) だというのにこの雨は――…。 ( 本当に苛立たしい。今日もその激しさは変わらず、雨が凌げる軒下で机と椅子と水晶玉を並べて客を待つけれど、今のところ来てくれた客はゼロ。これならやっぱり宿で休んでいた方が良かったかもしれないが…。 ) [Sun 11 Oct 2009 18:44:22]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『 倦怠感。 』 [Sun 11 Oct 2009 18:39:43]
お知らせ > 藍音@試薬さんが帰りました。 『ちょっと背伸びした風バングル+αが色々で大体5万エンくらい。』 [Sun 11 Oct 2009 03:17:48]
◆藍音@試薬 > 皮帯・・・べると だったか? べると と小物がほしいナ・・・ 香は要らんか。鼻が曲がる。 (この薬の効能も取り込んでしまえれば、男の娘に擬態した女の子――とか訳のわからないものになることもできるかもしれないな―― とかも思いつつ。 すっかり非日常がお気に入りである。 ) む・・・此処か。 判り辛い所にあるものだ。 (暗黒街辺りにあった目当てのお店の一号店は、品揃えも相応にあった気がしたが――今しがた漸くみつけたこっちの二号店はどうだろうか? 雨もいまだ酷いし、早速中に逃げ込もう。) [Sun 11 Oct 2009 03:06:02]
◆藍音@試薬 > ・・・・まぁ良いか。(徘徊してこのあたりの道程をを叩き込んでしまうのも悪くはないかもしれない、とか。唯一の懸案事項は)この時間でも空いているといいがな。(ってことだが、よしんばダメなら隣の地区にでも梯子すればいい事。遊びのネタには事欠かない街だ・・・”あちら側”でも期間限定の変わった遊びができるに違いない。 ミニ過ぎて機能を果たしていないチェック柄のスカートにショートパンツ、シャツの上からはネクタイなど締めてて、今の格好ではどっちかというと楽しませる側の男の娘扱いされそうだが。) [Sun 11 Oct 2009 02:42:25]
◆藍音@試薬 > しかし・・・この辺りは空模様で様相が違いすぎるナ。いっそ看板だらけにしてしまえば――(地図を見れない女である自分は助かるが、若者向けのしゃれた雰囲気が台無しになるだろう。 一部の人間からの訓練もあってある程度身を飾る事には理解がでてきたが、空気の読み方は相変わらずのようだ。 道に迷うのも。)――誰ぞに案内させればよかったか。(普段なら道行く人間捕まえて聞けたのだがネ。) [Sun 11 Oct 2009 02:33:06]
◆藍音@試薬 > ・・・・逆は然らずか。 楽しまぬうちに面倒な季節になったものだ。(春〜夏の思い出をぐるぐる見回すが大した物がない。祭りに出損ねたり、民族対立に心を痛めたり――) 噂に聞いた村といい、厄年なのかも知れんな・・・せめて現場に居れればああはさせなかったものを。(何かしていないとどんよりと凹みそうであり、今回の無茶な遊びも無力感を紛らわせるための道楽のよーだ。 幸い仕事先に出向いたら頭抱えつつ家でねてろとおおせつかった為、特段の事情ない限り、効力終了まで遊び倒す事ができる。) [Sun 11 Oct 2009 02:19:52]
◆藍音@試薬 > (本日の目的は現状におけるファッション性の充実であって、この辺りで密かな人気を誇ってるらしい芸能横丁裏通り、通称キャットストリートを歩いてる。 表のバカ騒ぎの方が本来は好きなのだが、芸人の皆様方はどうにも自分ほどは気合がないらしい―― ) 我が祖国では心頭滅却すれば火もまた涼しと・・・・っくしゅ。(小さくくしゃみ。そろそろ夜は寒くもなってきたか。 雨宿りを兼ね目当ての店を探すべく、左右看板を確認しつつ。) [Sun 11 Oct 2009 02:05:09]
◆藍音@試薬 > (雨は仕事に差し障る厄介なものだ。 呪符は濡れて役目を失い、重たい仕事着はさらに重くなり、”朧侍”を憑かせるためのボディペイントも落ちてしまうから――逆に言えば、それらを携帯していない時なら雨の中でも水の中でもさほど困る事は、ない。 嫌悪感と好奇心なら後者が勝つのが藍音という人格であり―― ) ・・・・さて、どのあたりだったか。(本日も酷い天気に負けず、横丁に繰り出したわけだ。) [Sun 11 Oct 2009 01:51:38]
お知らせ > 藍音@試薬さんが来ました。 『雨の中を歩く。』 [Sun 11 Oct 2009 01:43:25]
お知らせ > マリアさんが帰りました。 [Thu 8 Oct 2009 15:00:14]
◆マリア > (少し時間を取ってもう何度か今日は頑張ろうと思う。掛けられる声に笑みで応えながら、話しかければ無難な返事を返しながら。) (ウォッシュベアーから帰った人の幸せを願うのだった。 今日の分の収入は全額募金箱に送られる。) [Thu 8 Oct 2009 15:00:07]
◆マリア > (暫くして緩やかにバイオリンがクライマックスへ向かい、音の数に合わせて踊り子のステップも増える。 ダダダ っと踏み鳴らした音と演奏が終わるのが同時で、2人はそのまま停止した。終わりだ。) (パラパラとした拍手が始まってから、楽師が被っていた帽子を脱いで礼をする。そのままその帽子で集金に向かった。 踊り子も後ろで一緒に礼をした。) 、、(たいした時間ではなかったけれどほのかにあがった息を整えながら、体を冷やさぬようバイオリンケースと一緒に置いてあったカーディガンを羽織り、) [Thu 8 Oct 2009 14:55:03]
◆マリア > (360度観客を集められるように、パフォーマー2人は道の真ん中を陣取った。屋根がないから雨が降り出したらアウトだ。踊り子は良いが繊細な楽器は水に弱い。) ―― (2人とも薄く笑みを浮かべただけで、表情に大きな変化はない。言葉もない。黒いワンピース一枚のシンプルな衣装で、その空間は非常に大人しいものだ。) [Thu 8 Oct 2009 14:48:09]
◆マリア > (横丁の片隅。すっきりとしない天気だけれど、そんなの関係なしに賑わう広い通り。僅かに出来た群集の中央から、高いバイオリンの音が響いた。 スローテンポなそのリズムに合わせ、楽師の周囲を円を描くように踊り子はステップを踏んだ。) (バイオリンの心地良い音と一緒に、カツカツと切れの良い靴音も響く。ダンスはアイリッシュダンスのステップを踏みながら、穏やかなクラシックバレエを思わせる。) [Thu 8 Oct 2009 14:42:36]
お知らせ > マリアさんが来ました。 [Thu 8 Oct 2009 14:33:09]
お知らせ > ハニィさんが退室されました。 『 紅梅さまにも 教えてあげよぉ ッ、 ( スキップで、 お家に帰る。 )』 [Mon 5 Oct 2009 00:07:47]
◆ハニィ > ――――― 、 ( キラキラしてて、 ピカピカした世界。音が溢れてて 光が溢れてて。自然と 笑顔になる様な、場所。 ) …… 、 ( 小走りで、黒翅 パタパタと動かしながら、 視界に色々なものを映していく。 ) … わああッ、 ( 綺麗な踊り子さン。 ) ふあッ、 ( 澄ンだ音色の歌姫さン。 ) うゅッ、 ( 不思議な動きの役者さン。 ) ( 面白いお顔のピエロさンに、演奏家さン。物語を紡ぐ人に、絵を描く人、 ――此処には、すごくいッぱいの人が居て、 ) …… えへへへー ッ、 ( 笑みがこぼれた。 何だか、回ッて見るだけで 凄く楽しい。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:57:47]
◆ハニィ > ( 大アルカナ、小アルカナ、 ――枚数を数えて、ほうッと安堵の息一つ。 ) ―― ふゅッ、…、 ( きちンときッかり拾い上げた。お洋服のポケットに入れて、占いの練習は諦めて。 ――そこで漸く、何人かから向けられてた視線に気付く。 ) … ? ( こてン、ッて小首傾げて不思議そうに 見遣れば、視線向けてた人達は何処かへと行ッてしまい、 ) … … ? ( 不思議ッて気持ちが 増えて、首と一緒に身体まで傾いていく。 ) … あッ、そーだ ッ、 ( 思い付いた様に呟けば、 身体は元の位置。 ) めでる のに、色々 見るのぅ ッ、 ( 此処は 自分の知らない世界 だから。 ドキドキする胸をぎゅうッて抑えて、 賑やかな場所へと歩き始める。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:41:40]
◆ハニィ > ―― ンン、でも 待ッてるだけじゃ チャンスは まわッてこない のぅッ! ( すくッと立ち上がり、 ) ハニィからも ぐぐいッて声 かけなきゃ ッ、 ( 何人かが振り向いたが、黒蝶は気付かない。 膝の上に乗ッけてたタロットカードが 立ちあがッた瞬間 バラバラッと落ちた。 ) …… ? ( 音と 違和感に下を向いて、 ) …ッ 、 ( タロットに気付いて、へによンと 眉下げた。 ) ああーッ!ふまないで ッ! ふンじゃ ダメーッ なのぅ ! ( バッとしゃがンで 拾い始める。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:31:32]
◆ハニィ > ( 占いは、困ッている人の為にあるッて お婆様が話してくれた、から。 困ッてそうな人を探していたのだけれど、 ) …うゅ、―― 。 ( 此処に居る人は、皆キラキラしてて楽しそう。通り過ぎていく人も、ニコニコして楽しそう。 ) … ここは、 たのしい 場所 だから、なのぅ ? ( こてり、小首を傾げる。 賑やかな音楽と、歌い声。笑う声。 色々な 楽しい音が混ざる、場所。 ) …… なンだか ッ なンだか ッ、 わくわくッて するの ぅ。 ( 両手を口許に持ッていッて くすくすッて小さく笑ッた。 此の笑い方は、お家の女中さンの一人の真似ッこだ。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:23:03]
◆ハニィ > ( 芸能横丁の表通りの端ッこに、座り込む黒蝶の翅の少女。 ) ( 視線は、道化師さンや歌い手さン、踊り子さンに向いたり。道行く人へ向いたり 忙しい。 ) ―― これも、 じんせーけーけンのおべんきょ なのぅッ 。 ( にへらッと笑い、膝の上のタロットに触れる。商売できる程じゃァないけれど、占わせてくれないかな、なンて。 さッきから視線はちょこちょこ 動く。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:16:29]
お知らせ > ハニィさんが入室されました。 『( ちょこン ッと、 )』 [Sun 4 Oct 2009 23:12:17]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『さて、それじゃそうと決まったら早速月の滴に向かうとしよう。』 [Sun 4 Oct 2009 02:11:31]
◆ヒルダ > ( これからどうなるのかなんて、占い師の私だってわからないし。わからないほうがきっと刺激的で楽しいかもしれない。少なくともあんな田舎で一生を腐って過ごすよりは、トラブル続きのこの人生を楽しんだほうがまだお得ってものだ。きっと師匠もそう言うに違いない。…多分だけど。 ) さぁ、て。やっぱり手ごろなのは月の滴かしらね。値段的にも丁度良いし、安全だし。スラムの方に行けばもっと安い宿はあるんでしょうけどねぇ。そういうところってベッドが臭くて汚いのよ。ノミとか勘弁してほしいし。 ( 私のように若くて綺麗でイイ女は、それはもうお貴族様が好んで泊まるようなところに行くのが普通だけれど、お金が無いのだから仕方ない。まあいずれって事にしておこう。 ) [Sun 4 Oct 2009 02:08:32]
◆ヒルダ > ( 他にも、贔屓していた喫茶店がまだ残っていたり、お気に入りだったお店が潰れていたりなんてことに一喜一憂しながら歩く。まるで観光を楽しんでいるみたいだけど、明日からここが私の街になるのだ。新しい物好きで、人の流れが激しく、辛い出来事をなるべく早く忘れ、刺激的な快楽に弱く、まるで私のような街。それがこのヴェイトス市。 結局故郷に帰っても父親とは仲直り出来ず、ここに戻ってきてしまった。 ) 一生師匠のお墓の側に居るっていうのも考えたんだけどね。 [Sun 4 Oct 2009 02:00:34]
◆ヒルダ > ( 前にここで占いの仕事をしていた時は顔見知りも結構いたけど、移り変わりの激しい場所だから、今はもう占い師のヒルダなんて覚えてる人は殆ど居ないだろう。私も『ファイアー・マン』と同じように、いつの間にか居なくなった芸能横丁の芸人に過ぎないのだ。案外『ファイアー・マン』も芸風を変えて、どこかで別の芸をしているのかもしれない。私はまた占い師をするつもりだけど――。 ) …ま、人間そう簡単には変われないもんよ。女は変わるものじゃないわ、いつまでも昔のままでいるものなのよ。 ( 変わったね、って言われて喜ぶのは若い娘だけ。いつまでも変わらないねといわれた方が女は喜ぶ。…勿論、私はまだ若いが、精神的には成熟した大人という意味で、こう…。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:55:01]
◆ヒルダ > やっぱ変わってないわね。…ま、そんな簡単に変わるようなものじゃないんでしょうけど。 ( 重い荷物を持ち通りかかったこの芸能横丁。今から今晩泊まる宿を探さなくてはならないのだが、その途中でこっちに寄ってみた。ここは色々と思い出深い場所で、占いのお仕事もまたここでもやらせて貰おうかと思ってる。他にも公園とか、淫売窟とか商業地区とか酒場とか、仕事できる場所は沢山あるけど。 ) あー、でもやっぱり芸人さんは変わってるわ。私の知らない人が芸をやってる。あそこは『ファイアー・マン』が火吹き芸をする場所だったのに、今は投げナイフのショーをやってるのね。やっぱり、自分で吹いた火で毛髪が全焼しちゃった事故が不味かったのかしら。 ( 何て事を言いながら、そのショーの側を通り過ぎていく。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:47:11]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『 この通りも懐かしい。 』 [Sun 4 Oct 2009 01:41:30]
お知らせ > チエリさんが退室されました。 『(帰り道は、時折見世物に目を輝かせ)』 [Sat 3 Oct 2009 23:51:02]
◆チエリ > (表記に矛盾を孕んでいたような気がしないでもないが。さておき)(奴隷に求められるのは。一定の範囲において自律して動くこと。そして、自由行為によっては動かぬこと。 そういう道具) 多分、そろそろいいです……よね (視線をさまよわせる先には、さまざまな服装の、時に着飾った艶やかな、時に秋の落ち着きを持たせたしなやかな、そんな主人とは違う人々しか通らない)(彼ら彼女らが、何を求めて動くのか。それを知ることが、この奴隷に課せられた一つの命令。答えをうまく見つけ出せぬもの) [Sat 3 Oct 2009 23:46:37]
◆チエリ > (何故か。それはそれが奴隷であるからに他ならない。主人とはぐれたならばそれは紛失物、落し物。落とした道具が勝手にどこかへ歩いていくわけにもいかぬ。下手に動いて互いを見つけられぬよりは、じっとその場で待つほうが懸命である。 その人の形が、それをどれほど理解しているかはわからねど。精神的に見れば、それはとても奴隷らしいものであった) あと、もうすこしだけ (とは言え。最初にはぐれた時に、すぐに合流できなかったら家へ帰るようにも言われている。 落としたものが勝手に帰ってくるのなら、それはそれで便利である) [Sat 3 Oct 2009 23:36:42]
◆チエリ > (幸いなのは、はぐれた場所が家からそう離れていないこと。そして、これが初めてではないこと) どういたしましょうか (それが帰るべき場所は近い。人の波があるとはいえ、帰れないほどでもない。しかしながらそれはその場から動かず、どうしようかと悩んでいる) お先に帰られていればいいのですが (呟きながら、それは人の行き交う通りを見上げ、静かに視線をさまよわせる。 そこに主人の姿が無いものか、と)(もし主人が自分を探しているのならば、一人で先に帰るわけにはいかない) [Sat 3 Oct 2009 23:24:11]
◆チエリ > (暑さも過ぎて、秋になり風も涼しくなった季節。それでも熱気を絶やさない通りの中で、一つ小さい人の形がポツリと立っていた。人の波を避けるように、道の端によって) これでは、落ち合うことは難しそうです (その人の形は、子供のように背が低く、アマウラやトキノミヤコで見られる装束を着ている。人形のような佇まいは、この通りにおいてもある程度人目につくのだろうが。 それにしては日が悪かった。人の形は知らないことだが、なにやら最近流行りだした人間が近くでパフォーマンスをしているらしい。 人の波に押される形で、人の形は主人とはぐれてしまっていた) [Sat 3 Oct 2009 23:13:45]
お知らせ > チエリさんが来ました。 『(はぐれた)』 [Sat 3 Oct 2009 23:05:23]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『( 鞄の中身が 転がる音を 聞いた 。 )』 [Thu 1 Oct 2009 23:04:56]
◆セィナ > ( つン、と 爪先が地面につッかかッて、 ) ――― ふえッ、 あ、 あッ、 ( ぐらり、 と視界が 一気に前方から 地面へと移り変わり、 ) [Thu 1 Oct 2009 23:04:32]
◆セィナ > ( 木箱の所をひょこひょこッと覗きこンで調べてみたり、壁に触れてみたり したけれど、 ) …、 ( 何も解らない。 はふ、と一つ溜息を吐いて、 ) ――― やッぱり ただの噂 、 …、 ( なンでしょう ッて自己完結。くるッと踵を返したけれど、 ) …、 ( やッぱり気になッてもう一度 後ろを振り返る。 視界に映るのは、木箱と塵 そればかり。 ) …… 、 ( 今度こそ、 くるッと方向転換。来た方向 を、ゆッくり戻り始め、 ) [Thu 1 Oct 2009 22:56:26]
◆セィナ > ( 道を頭の中で描きながら、裏道へと入る。 ―― 華やかな世界の裏側は、暗くて何だか怖い場所。きょろきょろ、と辺りを見渡しながら、歩く。 ) ――――― … お父さン、 …こンな場所 来くるでしょうか …。 ( 明るい場所も華やかな場所も苦手だッたのに。――わざわざ明るい場所を通ッてまで此処に来るのかな、なンて 考えてしまう。歩みは止める事無く、どンどン奥へ行きながら、 ) … あッ、 ( ぴたッと 止まッた。 ) … 行き止まり …、 ( しょぼン、と眉を下げて。 ) ( 木箱やらなンやらが色々積み重ねられていて、此れ以上先へは行けない様。 ) …、 ――― 吸血鬼ッて こンな場所 くるの、かな。 人、あンまり居ない のに 。 ( 噂は所詮噂だッたンだろうか。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:46:56]
◆セィナ > ( 一歩、二歩、三歩 ッ、 ) ( 何とか踏みとどまッて、ほうッと息を一つ。 ) ……、 ( 謝ろうと振り返ッても、ぶつかッた相手はもう何処かへと歩いて行ッてしまッた様。 ) …… 、 ( 本当に、鈍臭い と思う。もッとしッかりしないと いけないのに。ぎゅうッと鞄を抱き締めて、前を向いて、 再び歩く。 ) ――― … え、 ッと …? ( 聞いた場所は、横丁の裏に入ッた場所 だッた。何処から行けば良いンだろう? なンて、辺りを見渡して、 ) ―――… あ、 ( あそこ、かな。 と、目に付いたのは、建物の影になッてる細道。 ててッと小走りで其方へと 。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:32:13]
◆セィナ > ( お家でのお仕事は全部終わらせて、お料理の傍に 「芸能横丁に行ッて来ます。」 ッてお手紙も置いて、 ) ( ―― 此処に来た理由は たッたひとつ。前みたいに、お洋服を買いに では無くて、 ) …… おとう さン …。 ( ポツン、と呟いた。 ) ( 何時もみたいにお買い物をしていた先で、 お客さンと店員さンが話してた 噂話。――其の、噂の中の人物がお父さンに似てる気がして。 噂場所だッた此処まで、 出て来たのだけれど、 ) ――― …ッ、 きゃッ…! ( ぼンやり考えていたから、足が止まッていたらしい。 どンッと後ろから人がぶつかッて、身体が前によろける。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:21:53]
◆セィナ > ( 此処には、たくさンの音が在ッた。 ) ―――――… 、 ( 綺麗に晴れた空。それ故か、何時もの通り 賑やかな通り。 ) …、 ( 右を向いても、左を向いても 人、人、ひと 。 ) ( 一人でこンな場所に来るのは、お父さンが居なくなッて、 初めて、だと思う。鞄を両手で抱き締めて、 ゆッくりした歩調で、 人の波に乗る様に 歩いた。 ) ( きょろきょろ、と辺りを見渡して。 不安げに、 眉を下げながら 。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:10:42]
お知らせ > セィナさんが来ました。 『( 音、音、おと ――…。 )』 [Thu 1 Oct 2009 22:06:50]
お知らせ > メルティカさんが帰りました。 『( 帰路につく。――お土産のお菓子買うのはすッかり忘れたまンま。 )』 [Tue 29 Sep 2009 23:17:19]
◆メルティカ > ( 何だかさッきまで苛々してた気分が嘘みたいだ。 ) ンふふふふ−ッ、 ( 能天気に笑い声上げて、拾ッた硬貨を財布に戻し、鞄に仕舞う。 ) ( この場所にはあンまり好かれていない様だけど、何だか今日は気分が良い。雨なンか消えちゃえッて気持ちは変わらないけど。 ) … あたしもお姉さンッて年になッたのかなぁー ッ、 ( 甘やかしてくれる兄が居たし、知り合いと云えば年上が多かッたから 何だか新鮮だ。子供ッて素直に感情出せて良いなあ ッて思いながら、 ) [Tue 29 Sep 2009 23:16:41]
◆メルティカ > ……、 ( やばッ、て思ッたけど後悔ッて云うのは後で悔やむから後悔ッて云うンだ。 ) ……、ご、ッ、御免 ね? ( 振り返ッた先に居たのは、数枚の硬貨を拾ッてくれたらしい小さな子供。 怯えた様な、泣きそうな顔でこッちを見てる。 ) …… ちょーッとほら、お姉さン 苛々してて、ねッ。 あンたに怒ッてた訳じゃないからッ! ( お姉さンッて言う程 身長は子供と大して変わらないッていう悲しい話。 ) ( 言訳の様な言葉を紡いで、子供の手に500エン硬貨を乗ッければ、 ) 拾ッてくれてありがと。それ、お礼ね? ( 感謝しなさいよ、と 子供の頭を撫ぜ。 ) ( 頷いて、笑顔で走り去る子供を 見送ッた。 ) …… 、 ふふ、うふふふ−ッ、 ( 子供が見えなくなッて、にンまり笑いだす。 何これあたしッてちょう素敵な女性みたいじゃない?なンて 内心。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:04:31]
◆メルティカ > ――――…… ( きン、こン からン、 ) ………、…………、 ( そンな音を立てて、赤い財布から落ちた硬貨は散らばッた。 ) 意味解ンないしッ。最悪ッ、 もう…ッ! ( 眉間に皺を寄せて、不機嫌面マックス。 ) …ン もうッ、雨なンて無くなッちゃえば良いのに−ッ! ( 傘を持ッてるから拾い難い。屈ンで、傘の柄を脇に挟む様にして、 手を開けて。 ) …、 ( 溜息一つ吐いて、拾い上げる。 ) ( あたし、この場所に嫌われてるンじゃ無いだろうか。 ) ( そンな事考えてたら、 ) ( 「 あの、 … 」 ) ( 控えめな声が掛ッて、 ) ――― なにッ!? ( 苛立ち露わに振り返る。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:49:02]
◆メルティカ > ( 前来た時に迷子になッたから、今度はちゃンと兄や常連客に色々聞いて 無事目当ての店で買い物出来た訳だけど、 ) ―――― もう、最悪ぅ …、 ( 何度目かも解らない台詞に、溜息。靴は濡れるし、スカァトにも水が跳ねるし、買ッたばかりの服や装飾品も濡れそうだしッ。 ) 雨なンか降らなきゃいいのにッ、 ――ッもう、財布出すのも大変 なンだからッ、 ( 赤い鞄を戦利品持ッてる方の手で漁ッて、財布を取り出す。確か此の辺りにあるッて云う店のパイが美味しいらしいから。 ) … おあ ッ、 あッ とおッ…! ( 財布開こうとすれば、ずるッと手が滑り コンコン、ッと硬貨が 落ちていく。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:39:42]
◆メルティカ > ( 思いッきり嫌そうな声出した。顰めッ面で、口はへの字。 ) ―― あたしが此処に来る時ッて何かしら最悪な事が起こる気がすンだけどッ。 ( 前回の事と云い、今回の事と云い、 ) なンなの、嫌がらせッ?マジ最悪ーッ、 ( 片手にはショッピングの戦利品持ッて、もう片方の手には買ッたばかりの赤い傘広げ。ぶつくさ文句云いながら、ばしゃンと水溜りの上を歩いていく。 ) ( ―― あッと云う間に水溜りが出来るなンて、どンな雨だよッ。 とか、内心でも文句垂れ流し。 ) [Tue 29 Sep 2009 22:29:16]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『 さァ― いー あ― くー…。 』 [Tue 29 Sep 2009 22:26:22]
お知らせ > メアリィ@試薬さんが退室されました。 『(薬は世界を変えてくれる。より狂喜できるように)』 [Mon 28 Sep 2009 20:14:37]
◆メアリィ@試薬 > (それらを一気に飲み込んで。さらに通りを歩き続ける。 女の頬は上気し、鼓動は早まる) あっははははぁはははは (何が楽しいのか、女は笑い声を上げて通りを進む)(あれもこれもくだらない。それもどれもつまらない。 でもそんな世界が、よくわからないが楽しい。大道芸人がちょっとしたミスを犯すだけで面白い。歌売りがちょっと音をはずすだけでつぼに入る。無愛想な物売りを見ても笑ってしまう) やっぱいいわ、コレ [Mon 28 Sep 2009 20:09:52]
◆メアリィ@試薬 > (久しぶりに顔出しに行こうか。こっちの姿なら、舞台にだって上がれるかもしれない。 そうなれば、確かに刺激的かもしれない) ふふふ、いいわぁ (そこの狂気を想像して、女は怪しく笑う。すれ違った男が、怪訝な顔をして後ろへ流れた) きっかけくれたあの音には感謝しないと (退屈なものだったけれど。刺激がある世界を一つ思い出させてくれたのだから) 他には何か無いかしらぁ? (刺激そのものでもいいし、きっかけでもいい。思ったよりも気が紛れそうで、胸が高鳴った。これを冷まさぬためにも、と女はポシェットに手を伸ばし、中から数錠の薬を取り出す) [Mon 28 Sep 2009 20:03:43]
◆メアリィ@試薬 > (こぉー、突き抜けるような刺激とかさ。ぶっ飛んだ快感とか。頭カチ割れるような衝撃とか) そんなものがほしいわけ。わかる? (誰に聞いてるんだか。通りの隅で奏でる楽隊の音色は、秋に染まって、どこか物悲しい。そんなんじゃあたしは満足しない。 耳を劈く様な激しい、腹を殴られるような重たい、見てるこっちが失神しそうな激しい、そんな音楽は流れないものか) ま、そんなんこんな場所でやったら顰蹙か (そんな楽隊があっても、地下でしかその音は聞けないだろう) うちの店の近くにもあったっけか (そんな煩い音が店を支配するような場所が、あった。音と暴力と狂気が一緒になって店の中を駆け巡っているような) [Mon 28 Sep 2009 19:52:13]
◆メアリィ@@試薬 > (冷やかし半分に横丁歩く女が一人。急いで用意した、ワンサイズ上の服、少し派手な赤交じりの秋もののワンピースにいつものポシェット下げて、前よりも高い視線で歩く) ったく、なーにが新しい世界よ 体ばっかし大きくなっただけで何も無いじゃない そりゃ客は増えたかもしれないけどさ (物珍しさか、餓鬼っぽい体が嫌だったのか、うわさが流れて、体の売り上げは伸びた。ついでにセットの薬も売れた。でもそれだけ。 そりゃ最初だけは、視線が違ったり、胸が膨らんだりは面白かったが。二日で飽きた) [Mon 28 Sep 2009 19:43:45]
お知らせ > メアリィ@@試薬_さんが来ました。 『(気晴らし探して)』 [Mon 28 Sep 2009 19:36:55]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 ――で、お腹を壊したというわけです。 』 [Sun 27 Sep 2009 23:10:47]
◆だいだら > ( 駄目だ。これはここに捨てていこう。本当にもったいないけど、流石にこれは食べられない。足元におむすびを捨てて、私は立ち上がった。 ) 帰ろう…。お口の中が気持ち悪い。水飲みたい。 ( ふぅ、と溜息を吐くと私は歩き出した。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:10:33]
◆だいだら > ( と、直後に思わせるような恐ろしい味がしたのである。味には疎い私だけど、この危なさだけはわかった。 ) ぐええええ。 ( ぺっ、ぺっ、と必死に口の中のものを吐き出す。口の中一杯に酷い味が広がり、吐き気すら覚えて。 ) お塩でしょっぱいんじゃなくて、すっぱい!座長の足の味がする! ( いや、座長の足がどんな味なのかは知らないが。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:08:16]
◆だいだら > ( 食べなきゃよかった。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:05:15]
◆だいだら > ( 食べた。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:03:44]
◆だいだら > ( きっと気のせいだろう。そう思って私は再び歩き出した。 ) …というかこれ、食べられないのかなあ?見た目は確かにひどい感じはするけど、見た目で判断するのは良くないと思うんだ。私だって目玉は一つしか無いけど、悪さはしないし。 ( 私は道の隅っこのほうにしゃがみ込むと、元・塩のおむすびを懐から出した。この白いのはカビだろうか。おむすびの表面がなんだがぬるぬるしていて、お米が変な光り方をしている。力を入れて少しだけ割ってみると、米と米の間に細い糸が引いた。 ) ……んんん。初めて「キノコを食べよう!」と思った人に比べたら、ずっと常識的だし勇気もそんなに要らないと思うんだけど。 ( 私はじぃ、とそのおむすびを見つめ。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:02:21]
◆だいだら > もったいないお化けが出るよ。ううん、むしろ私がもったいないお化けになる。 ( 座長は結局酔っ払ってておむすびが一つ減っていたことなんて気付かなかったんだけど、気付いてくれていれば私も後で思い出せたのに。こんな塩のおむすびなんて、滅多に食べられるものじゃないのに。でも、私がこんなもの持っているのがバレたら絶対に怪しまれて思い出してしまうかもしれないし、とにかく私はこれを処分する必要がある。 ) ………? ( ふと気付いたけど、何か私の周りに居る人が突然鼻を抑えたり顔を顰めたり、鼻を鳴らしてきょろきょろしたりしている。今は目玉はフードで隠しているから私を怪しんでいるわけでは無いと思うけど…。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:56:23]
◆だいだら > ( しかし、部屋を出た直後に他の芸人仲間に見つかりそうになった。その人は別におむすびの事なんて知らなかったんだけど、私は咄嗟に物が乱雑にしまってある棚の中におむすびを隠した。その後、その芸人仲間からお仕事を頼まれて――その後、いつもの仕事をして――お洗濯とかして――そうしている内に、私はすっかりおむすびの事なんて忘れてしまっていたのだ。そして今、その忘れられたままのおむすびと感動の再開を果たしたのである。 ) ………。 ( 得体の知れないくりーちゃーと化した塩のおむすびを懐に隠し、私は一人小屋を出て、処分する場所を求め芸能横丁を歩いていた。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:51:54]
◆だいだら > ( 7月の頭だったか。だいだらは座長に呼ばれ座長の部屋に行ったが、どこに出かけたのやら座長は部屋には居なかった。自分で呼び出しておいて、と誰にも聞こえないように文句を言って立ち去ろうとしたとき、座長の机の上に素敵なものがお皿に乗っておいてあったのだ。 ――おむすびである。白いお米だけの、塩がたっぷりまぶしてあるおむすびである。それがいち、にい、さん個も。自分はあまり良いものを食べさせてもらってないのに、座長はこんなにいいものを食べているんだ。――私はごくりと生唾を飲んで、誰も側に居ないことを確認してからそのうちの一つに手を伸ばし懐に隠すと、大急ぎで部屋を出た。私の目玉のように二つあるものが一つしかなかったら皆おかしいって気付くけど、三つあるものが二つしかなくても案外気付かないものだ、と自分に言い聞かせて。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:48:47]
◆だいだら > ( なんとも気の抜けた声だったが、だいだら的には心の底から驚いていたのであった。 ) ( 私には鼻が無い。そのため、異臭や悪臭がしても気付かないという事が多々ある。座長は「羨ましい奴」なんて言っていたけど、やっぱり困ることの方が多い。今回も、鼻が無く臭いがわからなかった為にひとつの事件が起きてしまった。 自由に動き回れない芸人が多い芸能一座では、基本的に一つの部屋に雑魚寝であったが、だいだらのように普通に動き回れる芸人達は自分達の好きな場所を陣取って、そこで寝起きをしていた。そして、それ以外の場所というのは一座の人間とはいえ用事が無い限りは近寄ったりせず、何かを隠すにはもってこいだったのだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:44:32]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『うわぁ。』 [Sun 27 Sep 2009 22:39:24]
お知らせ > 最上煌耀さんが帰りました。 『(――そして、秒末一桁×1000が、生まれて初めての詐欺の成果で手にする金子になる、)』 [Sun 27 Sep 2009 00:45:33]
◆最上煌耀 > (後で刀のからくりが露見しても、身元を調べに調べて最終的に問い詰められるのは憎ッくき小西のやつだと言うわけだ。いい気味。貴様たちがばかにするわたしにだッてこれぐらいの悪知恵は働く。後はなるべく捨て目の利かないような御仁に目を付けて。そして出来ることなら、悪どい行いにためらいがないような凶悪な顔立ちの大人がいい。この期に及ンで良心の痛まないところを確保しようと言う、わたしの醜い弁護心を守るために。) ―……ッ、(重蔵、おふじ、皆。今に待ッておれ。)(家臣達の顔を思い浮かべると、こころはスッと冷水を被ッたみたいに冷たくなる。どンなに非道なこともずるいことも、何だッて出来そうな気がしてくる。深呼吸。ゆッくりと。わたしに勇気と狡猾さをおくれ、お前たち――、)(暗がりでシャラと本身を少し抜いて確認する。交差する独鈷杵の飾り掘り。将軍家ゆかりの逸物だとたやすく勘違いさせることができる葵紋。黒光りするなめらかな刃。いつわりの銘は名森是定。何度も心のなかで反復する。ぜッたい言葉になンか詰まらないように、さも自然に言葉に出せるように。頬当ての隙間から横目で人の群れを凝視する。誰がいいだろう、誰が騙しやすそう――…だろゥ、)(躊躇う な、) ……ッ、もし――、……そこな御仁ッ!(そうして目星が付けば。意を決して雑踏へ向かい踏み出さンか。これからが腹の括りどころだ。裏ッ返りそうな声を抑えて低く声音を作ッて。このあと何があッたッて、きッと最後まで台本を読み上げてみせる。) ――その方ッ、和国の刀にキョウミはないかッ? 然らばソナタになれば、これなる業物、お譲りしても構うまいッ、 [Sun 27 Sep 2009 00:41:13]
◆最上煌耀 > (童女はまるで汚物にでも触れるように己が袖を指先でつまむ。いかにも着古したというふうのシナリとした感触に鳥肌が立つ。鼻を寄せてフンと匂いを嗅ぐと焚きしめた梅香の薫りのなごりがした。ゾぉッとする。あのいけ好かない男の身を包ンでいた着物だと思うと身の毛がよだつ。だけど、) …ふンッ。致し方あるまいて。この羽織は身分のインペイに必要不可欠よ。あとは頬宛てを被れば、ある程度ニンソウも隠れようッ…、(仏頂面で己に言い聞かせるような独りごと。瑣末事を気に掛けていられる身ではない。大願成就のためなら気持ちの悪さぐらい、高慢ちきな大人を相手にして床に額を擦り付けるぐらい、何でもないことじゃァないか。臣下の重みより良家の誇りが優先するような卑しい性根など無くッて良い。鼻に皺を寄せたまま頬宛て頭巾と襟を引ッ張りあげン。これで裾の影に隠して高足下駄を履けば、少々身のたけの低い若侍風貌に見えるだろうか。さしずめ海のむこうの都落ちの武士が食いつめて、刀を質に入れにきたと言う理屈を不自然に思われないぐらいには。) [Sun 27 Sep 2009 00:27:22]
◆最上煌耀 > (番い柊が目印の最上家とは異なる紋入れの墨羽織は、ヴェイトスへ来る前に拝借した着物だ。まさに拝ンで借して貰ッたンだ。故郷の伊駿河城で名ばかりの同僚、イヤらしい賺した笑い方をするあの大人、若年寄筆頭の小西影虎に頼み込ンで。落ちぶれた当家には着るものにも事欠くのですッて言ッて、どうか大江様の古着の一着なりとお恵み下さいと土下座して。わざわざこちらから詰所まで行ッて人気のない場所へ呼び立てたことが現実味を帯びたみたいだ。あの耳障りな嘲笑をあげながら一頻りお家とわたしの両方を念入りに虚仮にしたあと、さして疑いもせず着古した紋付きを放り付けてきたッけ。) ……ふンッ。若年寄衆が頭と言えど、ショセン青二才よ。何に使われるかも知らねど…、(あの時の小西のいかにも得意気な顔つきを思い出して小鼻を鳴らす。あいつらなンて武家に頭さえ下げれば屈伏させたと思い込むンだから手間料の安い男たちだ。大人たちはあンなに威光をかさにきて威張り散らすくせに、目先のことしか見えていないンだから本当にばかみたいだ。わたしのほうがずッとズル賢い。ざまをみろ。) [Sun 27 Sep 2009 00:17:07]
◆最上煌耀 > (兵衛――、) ……ッ…くッ、(思い出の余韻を振り切ろうとしてぶンと頭を振る。弧を描く髪と一緒にしゃらンと鳴る飾り紐の鈴の音さえうッとうしい。昔ッからあンなにも怖くて厳しくて大嫌いだッたいかめしい隻眼面さえ、脳裏に思い浮かべれば懐かしさと人恋しさで胸が潰れそうになるからイヤな気持ちだ。手のなかの風呂敷とその中の模造刀を知らず知らずのうちに握り締める。ここへ来る前にちゃンと確認した。食うや食わずの状態のときも手入れだけは欠かさず行ッていただけあッて、きンぴかのなまくら刀の拵えも斬れない刃も今も奇跡的に綺麗に輝いてる。和刀のことなど何も知らない素人が気軽に持ち上げても、役立たずの武器だッて一見分からないぐらいには。)(嗚呼、いよいよだ。忙しなく指を握り合わせ片手をヒラと広げて羽織の柄を確認する。単衣の上に重ねているのは柊紋の入ッた浅黄色の上衣ではない。上から下まで墨汁色した真ッ黒の墨流し。白い染め抜き紋は散り松葉。模造刀と同じにこの日まで密かに大事に保管してきた切り札。) [Sun 27 Sep 2009 00:07:49]
◆最上煌耀 > ………ッ、(眩しい。ぺタンと横丁の壁に背を預ける。瞼を閉じ喉を小さく鳴らして上向ける。なるべく肩の上を滑ッてく結い髪の感触だけを意識する。大きく息を吸い込ンでから三秒溜め、唇を解いてゆッくりと吐き戻す。この呼吸法を二度も繰り返せばどンなに高ぶッた神経も落ち着くと教えてくれたのは父だッたろうか。技術指南方の兵衛だッたろうか。職人なら誰でも教わる精神安定法を教授されたときはまだ十(とお)になる前のことだッた。当時から居丈高な大人に反発してばかりだッた可愛げのないわたしは賢らな理屈や道理に関係なく、ただ偉そうに叱り付けられたり説教されたりすることが気に入らなくて、教わッてる間中やッぱりじッと無言で彼らを睨ンでたように覚えてる。) ……う、(「嘘つき」と今なら口答えだッて出来る年になッたのに肝心の文句を言う相手は居ない。何度となく深呼吸しても胸は落ち着かないし鼓動だッて収まらない。ちッとも役に立たないじゃないか。兵衛のばか。) [Sat 26 Sep 2009 23:55:42]
お知らせ > 最上煌耀さんが入室されました。 『(光の奔流に圧倒される、)』 [Sat 26 Sep 2009 23:45:01]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(先程の出来事を、触れる程度でも、彼女に話さなければいけない気がした)』 [Wed 23 Sep 2009 12:21:07]
◆シャリネ > (足早に消えて行く彼女。暫く私は、もう拾いようもなく手をつけることができなかったぐしゃぐしゃに転がった野菜たちを眺めていた。―――どうにも、嫌な不安感が頭から離れない。見上げたら、貴女は雨の向こうにいなくなって。そしてまた繰り返される言葉。「マギーに会ったら伝えて」) (私は何も知らない。事情さえ分からない。けれど、マーガレット・エンジェル・ストーンズという歌姫に、何となく会わなければならない気がした。けれど思い当たるのはブルーローズくらいで、私は彼女のことをほとんど知らない) ――― 探そう。(静かに呟いた細い声は豪雨に掻き消える。会ったら、ではなく、会わなければ。私が探して見つからない間に、霧子さんが帰ってくるならいいけれど、帰ってくる前に伝えることができるなら――――) [Wed 23 Sep 2009 12:20:48]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 (そしてその姿は別れの挨拶も無く、雨の向こうに消えた) 』 [Wed 23 Sep 2009 12:14:23]
◆シャリネ > (彼女が自分の話を聞いていないということは、自分がハンカチを差し出したときの返答で気がついた)え、霧子さ――――(白い傘から飛び出た貴女にきょとんとしてしまい、その後の言葉耳にすれば、貴女見上げて暫く何も言えないまま) ―――――― …… わかった。(静かに頷いて。これ以上、ついていかないほうがいいのだと、何となく感じたから。私は頼まれたことを成しに行こう) 気をつけてね。 マギーさんには、会ったらちゃんと伝えるから。(立ち上がり、私は貴女に手を振ろうか) [Wed 23 Sep 2009 12:10:10]
◆霧子 > ( トマト―――タマネギ―――キャベツ―――ぼんやりと耳に入る言葉を聞き流しながら、別の事を考える。 自分の事はいい。 最初から想定で来ていた事で―――タイミングはあまりよくなかったが、それでも思ったよりずっと遅かった。 最近になってようやく世間の目に留まるようになったから、か。 それは、別にいい。 だがマギーに被害が及ぶのは駄目だ。 ギルドや知り合いや、目の前に居るシャリネにも。 男がこれ以上何もしてこないという確証が無い。 歌っている所は見られていた。 芸能横丁の自宅は? マギーの事は? 何処まで固執されているかもわからない。 反射的な行動だったのかもしれないし、これで憂さが晴れたのならいい、のだが。 ) ―――――…行くわ。 ( まるで返事らしい返事を返さず唐突に切り出して、白い傘から出る。 ) マギーに会ったら伝えて。 出来るだけすぐ帰るって。 [Wed 23 Sep 2009 12:03:10]
◆シャリネ > (買い物袋の惨劇を目にすれば、酷い――――と口にはせずとも落ち込んだ表情浮かべ。屈みこんだまま、「問題ない」の一言は、世間で言う挨拶の応答のような気がしてしまい) ―――― ……… とりあえず、これ使って?風邪ひいちゃう。(ハンカチをバスケットから急いで取り出して) ――― ……トマトはだめそうね―――タマネギも衛生的に……キャベツならまだ何とかなりそうだけど表面は痛んでそうだし……(転がった野菜たちに、可哀想に。と視線を向け、そっと、地面に瞳を伏せ) ――― ……… 確か、ニンジンなら貰ったものがあるけれど――――(地方村で手伝いをしていたときにくれた、他の経営者からの野菜の差し入れがあった。たくさんありすぎて、食べきれなくなってしまって。結局此処まで持ち帰ったはいいけれど、使い道がなくて困っていたところ) (とりあえずは、貴女の濡れた髪を拭おうと、そっとハンカチを持った手が動く。振り払われればすぐさま退けるつもりで) [Wed 23 Sep 2009 11:50:27]
◆霧子 > ( 買い物袋の中身はほぼ全滅。 横に倒れて泥水が沢山入ってしまったし、零れ落ちたものも多い。 洗って食べられるものもあるが、自分だけが食べるものではない。 マギーと食べる予定だったものだ。 ) ――――――。 ( かかる声に顔を上げる。 張り付いた前髪と頬を濡らすものが視界を遮って、雨のノイズが声を歪ませている。 雨の匂いに混じる僅かなバニラの匂いで、それがシャリネ・エレノアだと理解した。 ) 問題ない。 ( 白い傘が自分の傘より先に雨を遮った。 短く一言だけ言葉を返す。 それ以上の応答は思いつかなかった。 ) [Wed 23 Sep 2009 11:41:02]
◆シャリネ > (男の罵声がとめどなく耳に入る。不安が募っていく中、今あの場所を通ってはならないと、それだけはわかっていた。―――― 一瞬。男の声が止まる。気になって少しだけ顔を覗かせれば、知り合いは何かを男に言っている。それも束の間) (「悪魔」―――憎悪の声だということは、耳にしてあからさまにわかってしまう。買い物袋を拾い上げる彼女に、切羽詰まった心配げな表情を隠せぬまま道へ飛び出さん) ―――― 霧子さん…… っ (真っ先に、彼女の上に傘を差し出そう。貴女がこれ以上濡れないように) ――――大丈夫?怪我はない―――?(荷物があるなら、一緒に拾い上げようとするだろう。転がったものがないかどうか、辺りを見回して) [Wed 23 Sep 2009 11:31:53]
◆霧子 > ( 男が解放奴隷ならこれ以上あまり事を荒立てるのは良くない。 捻った指を捕まえたままスカーフを引っ張って男の耳に口を寄せる。 そしてただ、「私に関わるな」とだけ警告した。 喚き散らす理解力の無い奴隷に制裁を加える時のような感覚を思い出す。 ) ( 男は脅えるような眼で一度黙り、掴む手を緩めると土砂降りの水たまりの中に手と膝を着く。 そして飛び退くように立ち上がると、憎悪の籠った声で最後にもう一度だけ「悪魔め!」と叫び、走り去っていく。 ) ( 私はその背中が見えなくなるまで見送り、地面に落して台無しにした買い物袋を拾い上げた。 傘も、だ。 ) [Wed 23 Sep 2009 11:23:34]
◆シャリネ > (こんな豪雨じゃ仕事はできない。殆ど野外で仕事をする身の上。仕方なく外でお茶をして、どうにも雨が止まないから帰ろうと思い、店を出て歩いた先) ――――― ?(強烈な罵声に、降りやまない豪雨。思わず立ち止まり、白い傘からそっと顔を覗かせた。位置は、貴女の対角線沿い。男の斜め後ろ。不思議そうに窺う姿から微かにバニラの香)(だが、その姿を確認して瞳を見開いた。)(あれは、霧子さん――――。)(言葉を飲み込むように、唇を結び。なぜか思わず壁沿いに隠れてしまった。壁に背をつけ、暫くはじっとしている。何が起きているかもわからないし、何だか此処にいてはいけない気さえして。見てはいけないものを目にしてしまったような、僅かな罪悪感と、不安。どう見ても良いことが起きているようには見えない。只事ではないと感じるからこそ) (事実なのは、彼女の目の前にいる男の人は、”怒っている”のだということ)(壁からは、白い傘の角だけが僅かに見えるだけ) [Wed 23 Sep 2009 11:12:21]
◆霧子 > ( 男は散々言い散らし、私の反応が薄い事に業を煮やして襟首を掴み上げようとした。 反射的に男の小指を捕まえて外側に捻り、足を引っ掛け、スカーフを引き絞る。 これ以上を許す道理はない。 男が奴隷ならこの場で処分しても法的な問題は無い筈だが――――――そこだろう、と目星をつけた首の奴隷印の位置には、抉れたあ赤黒い痕があるだけだった。 ) ( 解放奴隷だ。 ) [Wed 23 Sep 2009 11:02:45]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『(豪雨と 罵声)』 [Wed 23 Sep 2009 10:58:28]
◆霧子 > ( 今の私にはこの男の耐え難い怒りや絶望を理解できるし、この男はそういう沢山いる中の一人だという事も想像できる。 だからどれだけ口汚い言葉を吐きかけられてもただ受け止めることにした。 ) ( だが私は決して謝ってはいけない。 それは私が罪人だと認める行為だ。 私は法的認可のもと、奴隷処刑人の職務に基いて奴隷―――自由と権利を持たない非市民を処刑していた。 法的認可なしに殺した事は無いし、そもそも私はその為だけに育てられてそれ以外の存在意義を持たなかった物だ。 ) ( だから謝ってはいけない。 私が罪人であると認めるという事は、多くの物を揺るがしてしまう。 ) [Wed 23 Sep 2009 10:56:18]
◆霧子 > ( 私は黙って罵声を受け止める。 男の気が済むのを待つ。 男は私に連れられて帰ってこなかった友人の名前を上げたが、私はその名前を知らなかった。 管理番号でしか商品を覚えていなかったし、これから処分する粗悪品なら尚更。 ) ( 私は耐えなければならない。 おそらくこの男の言う事は事実だし、私はその友人を殺したのだろう。 性別、年齢で括っても心当たりは2桁はある。 単純に殺した奴隷の数だけなら3桁。 4桁は無い、という程度にしか覚えていない。 ) [Wed 23 Sep 2009 10:46:48]
◆霧子 > ( 何でお前みたいな悪魔がのうのうとこんな所で歌っている? 男はそう言っていた。 悪魔、と揶揄されるのは久しい。 私は前の仕事場では陰でそう呼ばれていた。 だがそれは私の素性を知っているごく一部だけだった。 公式な書類上で記される私の肩書きは、「奴隷ギルド職員」以上でも以下でもなく、今もそうだ。 芸能ギルドに提出した書類の前職の欄にはそう書かれている。 だから私の事を「悪魔」と呼ぶのは、直接私の仕事を見た事がある職員か顧客か―――――奴隷くらいのものだ。 ) ( 男の首には不自然に大きなスカーフが巻かれている。 これは罪人や奴隷が焼印や刺青を隠す典型的なやり方。 この男は奴隷か解放奴隷だろう。 同僚とそうまともに会話をしたことは無かったが、この顔に覚えも無い。 並ぶ檻の中の何処かで、私を見ていたのだろう。 ) ( 男は私を殺人鬼と罵り、私が歌う姿を嘲り、買い物袋の中の肉とトマトにまでケチをつけた。 血の赤がお似合いだな、と。 ) [Wed 23 Sep 2009 10:40:07]
◆霧子 > ( 夕食に使うつもりだったトマトが一つ、二つ、袋から零れ落ち、汚濁の中に転がり落ちた。 呆然とその行く先に目を奪われながら、浴びせられる罵声をただ受け止める。 突然降り出した豪雨が空をどんよりと黒く染め、男のがなる声にノイズをかけている。 トマトなしのボルシチは冴えない、と思ったがこれからまたトマトだけ買いに戻るのも面倒。 男の罵声は続いていて、私はまた肩を小突かれ、それを黙って聞いている。 雨粒が前髪を濡らして頬を伝い落ちる。 なにもこんな日に現れなくても良いのに、と胸の中で呟いた。 ) [Wed 23 Sep 2009 10:29:46]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 濁流 豪雨 転がるトマト 』 [Wed 23 Sep 2009 10:20:05]
お知らせ > メルティカさんが退室されました。 『( 落ちてた気持ちが無くなッたのは 確かだ。 ――気付くのは、もう少し後 だけど、 )』 [Tue 22 Sep 2009 02:51:13]
◆メルティカ > ―― 何だか言ッてる事 ババ臭いけどあンた幾つよ? えた、えたーなるふぉーす ぶりざー ど? ( 阿呆みたいにぽかンッて口開けて。なんだそれは、ッと。 ) ―― …あの辺物騒だけど 家賃が比較的安いからねッ、 ―― 、よ、 よろしく…。 ( 道案内。送ッて貰うのは方向音痴の自分にとッて ものすッごい助かる。けど、素直に礼を云えず、もごもごッと口の中で、呟いた。 ) ――― 怪物、ッぽいと思うけど。ああ、でも、 ( 何となく解るよ、ッて答えて。区切られるのならばそこからはその話には触れない。 ) ―― 魅惑の新星、ねェ。じゃあその新星さンを覗きにたまーになら来るよッ。 どンだけ凄いのかしッかり見てやンだからッ。 ――― …ッ、 ( なンか今 履かないッて云われた気がした。履いてるよッ! ) 儚い美少女ッてとこで笑わないで ―― ッて、触るなぁああ! ( 最初に触ッたのはあたしだとか、そンな事は些細な問題だ。 ) えッ、ちょ ―― !待ッ !置いていかないでよ 、ちょッとぉぉ―――ッ!! ( 逃げ出した彼女を 追いかける様に駆け出す。 キャッキャウフフッて スピードじゃ無い気もするンだけどね…! ) [Tue 22 Sep 2009 02:49:28]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 (こんなんでも幸せの足しになると良いんだけど) 』 [Tue 22 Sep 2009 02:39:16]
◆エリー > あれはね―――真っ盛りだとわからないものなのよー。 かっこいい単語を適当に組み合わせて必殺技名とか考えちゃうのよ。 エターナルフォースブリザードよ。 敵は死ぬ、よ。 ( 何だか分からなくてもんだいなし。 ) あら、結構物騒な方向に住んでるのね―――まぁスラムなら多少地理も詳しいし通り道だしいいか。 ( こっからスラムを抜けてホワイティア居住区に行けた筈。 ついでだからその辺までは送っていこう。 地元ったって、女の子一人歩きが危ないのには変わりない。 ) 怪物、ね…まぁそうかもね。 そういう事情の怪物も世の中には居るかもって話よ。 ( 例が極端すぎたわね、と苦笑してひとまずその話を区切る。 そんな人間の実在を想像できないうちはまだ、健全かもしれない。 ) 目立たなきゃ駄目なんだから。 格好だって肩書きだってそりゃぁ派手になるわよー。 まぁこういう格好するの楽しいけど。 メルティカ。 メル? これからもめげずにこの辺に来るなら今後ともヨロシク? 可憐で履かない( 誤変換したがあえて直さないのがジャスティス! ) 儚い美少女ね。 ぷふ。 ( 無い胸押されてなんだこのやろーうとやり返し、逃げるように駆け出す。 キャッキャウフフ部分である。 ) [Tue 22 Sep 2009 02:38:26]
◆メルティカ > ( 50文字以内できッかり答えられた。何だか負けた気がした。 ) 何さ、過ぎ去りし思春期ッて!何だかくッさい! ( 取り敢えず思春期ッぽく反抗してみた。其れは反抗期だ、なンてツッコミは受け付けないンだから…ッ。 ) くう…ッ、分かッたわよ−ッ。生クリームのッけた うンッッッッッと甘い冷たい奴ね! ( 歩きだした彼女の後ろを、焦ッた様にパタパタと小走りで追い掛ける。 ) ―― スラム、若しくは暗黒街ッ。 ( 家の場所。 ) ――― お金よりも命よりも 未来より、も…?全部捨ててまで殺したいッて それ最早人間じゃないと思うンだけどッ。化物だよ、怪物。 ( そンな幸せならば下でも良いとか思ッてしまう。――取り敢えず、自分が幸せならば、今は其れで良いか なンて、ぼンやり。 ) シンガー…ッ。へぇー、ふ―ン、 どーりで派手なわけねッ、 ( シンガーッて聞くと華やかなイメージ。ぴッたり彼女に当てはまッて、 別にどうだッて良いけどォ、みたいなニュアンスを言葉に込めた。華やかな女性の姿は、ちょッと羨ましい。 ) ――― … 魅惑の新星とか自分で云うのはどうかと思うけど―ッ! ( 彼女の胸を、ぼすッと押す様に手を伸ばし、 ) ―― あたしは 、メルティカッ。メルティカ・フィシュナート。 ( 職業は、云わなかッた。 その代り、 ) 可憐で儚い美少女 ッて有名なンだから …ッ、 ( 自分の中でだけどね…ッ! ) [Tue 22 Sep 2009 02:19:42]
◆エリー > 過ぎ去りし思春期の甘酸っぱさを堪能? ( ひらがな21字でOK。 悪趣味な幸せゲットだよ! ) 生クリームのっけた冷たいヤツよ? じゃないと歩けない。 ( 注文の多い案内人は勝手な事を言いながら歩き出す。 とりあえず表通りに出るとして、どっち行きだろう? ) あ、家どっち方面? うーん、でもその人にとっては殺す事がお金よりも命よりも未来よりも最高に最高に欲しいもので、貴女が欲しいと思うようなものなんてドブに捨ててしまうかもしれないわよ? ほら貴女が下だ。 ( 禅問答みたいなキリのない話。 だから誰より上なんて意味が無いのだ。 自分が満足すればそれで良い。 ) え、うそー。 私芸能人よ? シンガーよ? 私の方が似合うもんねー。 ( 張り合った。 ) 人の名を聞く時は先に名乗れ!って感じね? OK、魅惑の新星、カミラ・エリザベート・ルースの名前を胸に刻み込みなさい! ( そしてお名前改めてプリーズ! 偉そうに(そんな立派でも無い平凡な)胸を張って高らかに名乗り、さぁ、と両手を広げて促した。 ) [Tue 22 Sep 2009 02:05:20]
◆メルティカ > どこがッ、なにがッ、理由を50文字以内でッ! ( 貴女の感じる其の幸せの理由をッ、と 笑顔浮かべる女性に喚く様に云わンと。 ) ――― そうそう、複雑な道なのがいけない ッて、いう …! ( 両手なンて広げつつ。こッから先は行かせまいと。耐えろ、耐えるンだタフネス2…ッ! ――けれど、少しの後に、 ) 奢れば良いンでしょーッ!奢ればッ! その代りきッちり案内しなさいよッ! ( むッすーと膨れッ面継続中。キィキィ喚きながら、偉そうに言い放つ。 ) ――――… なンかいッきなりヘビーなンだけどッ! ( 其の例えがッ。―― 阻む様に伸ばしてた手を腕組みして、ちょッと首を傾げる。 ) ――― その幸せ はァ、… あたしより、下、かな。だッてそンな事したら こう、正義の連中とかに追われる訳じゃない?未来を犠牲にして一瞬の幸せを得るッて利口とは言えないしィ、 ( と、返した所で ころッと変ッた話し。 ) ―――― …… 、 ( なンだかツッコミたいとこはたッくさンあるけれど、 ) そのポーズ 絶対あたしの方がはまる…! ( とか、一番如何でも良い様なトコに眼を付けた。いや、如何でもよく無い。小娘にとッては重要なンだ。 ) ――― とりあえず、 あンたの名前はッ?何やッてる人? ( とりあえず、まずはそこから。きちンと覚えておこう、と思う。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:51:30]
◆エリー > ああ楽しい。 すごい幸せ。 声かけて正解。 ( 本当に幸せそうなこの笑顔。 高らかに歌いだしそうだ。 ) そうねー、この辺の道複雑だものね――――ああ、お姉さん珈琲飲みたくなっちゃった。 でも進めないわ。 ( 唐突に。 そして行く手を阻まんとする少女の肩をわざとらしくぐいぐい押して、進めないわ、とか。 案内してほしければ珈琲奢れ、的な。 性質の悪いタカリである。 ) とことん勝負の世界ねー? じゃぁさ、人を殺すのが生き甲斐の人が―――毎日獲物を探して街中を練り歩いて、ようやくターゲットを見つけてその胸を貫いて、血塗れで感じる幸せは。 貴女の幸せより上? 下? ( 「人間」を「吸血鬼」に挿げ替えるだけでいい。 それが私の生きている理由の全てだ。 ) …まぁ当面の幸せは、可愛いお嬢ちゃんの名前を聞いてー、一緒に珈琲でも飲んでー、キャッキャウフフと家に帰る事ね? ( まるでおっさんの願望である。 きらっ☆みたいな感じでポーズをつけて可愛いぶる様が若干気持ち悪いかもしれない。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:36:52]
◆メルティカ > 何それッ、何それッ!ちょ―ッとあたしより背が高いからッて!子供扱いしない ――――… ( 迷子、ッて言葉に止まッた。ついでにぽかぽか叩く手も止まッた。 ) まッ、迷子じゃ無いもン …。此処がッこう、解り辛いからいけないのッ! ( 場所の所為にして、プイッとかそッぽ向いたり。けど此れで置いてかれたら止める。喚きながら行く手を阻む心算。 ) ――― 幸せ ねぇ。…あンたの思う幸せッてどンな事? ( 差した指は華麗に避けられた。くッそう、とか思うも、顔にしか出さない。 ) ―― 下から狙われるのは、面倒臭いけど…。でもさァ 、誰かと比べないと やッてられ無いじゃない、 ( あいつより幸せだから、とか、自分より下が居る、とか そンな安心感があッて生きていける様な気がする。 とか、ブツブツつぶやきながら。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:24:08]
◆エリー > お嬢ちゃん迷子? 綿あめ買ってあげようか? っぷふふふふふふ! ( ぽこぽこ叩かれながら子供扱い続行。 いや本当に迷子なんじゃないかって思うんだけど。 何でもいいけどおねえちゃん見た目の何倍か華奢だから子供パンチすら響くわ。 一回だけウッとか声が漏れた。 ) えー? 何番だっていいじゃない。 私いま結構幸せだもの。 上位キープって疲れない? ずっと下から狙われるのよ? 自分が誰よりどうかなんて知らない知らないっと。 ( 突きつけられた人差し指を避けるようにひらひらステップを踏んでご高説。 本当、どうでもいいのだそんな事は。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:14:41]
◆メルティカ > (誤字:正体面 ッてなんですか、初対面でお願いします (…。)) [Tue 22 Sep 2009 01:07:39]
◆メルティカ > ――――… ッ!? ンなぁああああッ!!? ( 爆 笑 さ れ た …! ) ちょッ、人が真剣に言ッてンのに笑うとかッ!爆笑とかッ! なにそれッてちょ、撫でるにぁあああッ!! ( ちょッち噛ンだ。わしわし撫でられる頭に、ぷッく―とか脹れッ面しながら、相手をぼすぼすッと叩こうと。 ) 子供ッていうなぁあ−ッ!あたし もう大人だもン!あンたと同じ位… とはいかないかも知ンないけどッ! ( 何この人、正体面なのにちょう失礼。早速印象が更新された。 ) ( 笑われて ぶッす―とふくれッ面崩さないけど。 くすくすと嘲笑われるよりは まァずッと良いのかもしれない。 ) ――― じゃァ あンたは大人の回答が出来るッて云うの!?何番目なら満足なのよッ! ( びしいッと指差して。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:06:29]
◆エリー > ( 演技と言えば演技、演技じゃないといえば演技じゃない。 頭の中にエリエッタの客観とカミラの主観が同時進行している感じ。 主観がカミラだからその言動も行動も一貫して 派手で、少し言葉がキツくて、自信に満ちた女だ。 ) あっははははは!? こどもがいる! 子供がいる!! どうやって測るのよそれ――――――っはははははは!!! ( 指さしてお腹抱えて笑った。 そして子供扱いするように頭をわしわしと撫でてやろうかと手を伸ばす。 こういうのは諭したり怒ったりすれば良いってもんじゃないだろう。 説教臭い言葉も、理屈は通る説明も、塞ぎ込んでいる子には届かないし。 たまには誰かが笑って上げるのがいい。 そんななにをしかめっ面になってるんだって。 誰にも笑って貰えない人こそ本当に不幸だ。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:59:03]
◆メルティカ > ―――… 、 ( 彼女の言葉で、立ち止ッて笑ッてた様な奴等が再び歩き出した。 ) ( 其の様子を、 拗ねた表情から、ぽかンッと驚いた様な表情に変えて。 ――何だか、彼女は見た目通りッぽい性格の様だ、なンて勝手に解釈。 距離の近くなッた彼女を見遣る。 ――あ、背高い。羨ましい。とか、派手だ、特に髪とか服とかッ。 なンて頭ン中にぐるぐるッと 如何でも良い様な事が巡る。 ) ―――― …ハ? ( 「何番目くらい。」 ッて云われても。 口の中で もごもごッと呟いて。ちょッと考える。 ) ――――… 一番!あたしが一番幸せッてとこまでいッたら満足。 ( 近寄ッた彼女の瞳、ジッと見てこッちの答えを返そう。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:49:58]
◆エリー > ( ただの迷子にしちゃ物言いが物騒だ。 身なりはそんなに悪くないというか、気を使っているくらいか。 一人で泣いちゃったり、衝動的に叫んじゃったり、微笑ましい程度に繊細なお年頃だ。 私も多少心当たりが無くも無いし、それが不快だとは思わない。 ) っと――――質問のその前に。 ここ雰囲気悪いわね。 はいはい、見世物じゃありませんよー? ( 少女に近づき、両手を広げて視線を向けていた野次馬に向けて、はい行った行った、と促す。 こういう行動もまた、内気で目立つのが嫌いなエリエッタには出来ない事だ。 ) さて、と……で、あなたは何番目くらい? 上から数えて何処らへんまで行けたら満足? ( 覗き込むようにして顔を近付け、質問に質問返しだ。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:39:10]
◆メルティカ > ( 拗ねた子供の様に、ジッと其の場に立ち尽くして。 時折腕だけ動かして、涙を拭う。 ) ( ―― 気分を紛らわす事なンて出来ない。やッぱり来るンじゃ無かッた。来るなら、せめて にーにーと、 ) ( そンな事、俯きながら考えていた矢先、 ) ―――… ッ、 ( びくッと一回身を震わせて、勢い良く 声のした方を見遣ッた。 ) …、 ( 派手な人。 第一印象はそンなもの。 ) ( 観察するかのように、 じいッと、ちょッと彼女を見遣ッた後、 ) ――――… 多くないッて、 あたしより幸せな奴 ? ( 苦笑気味に掛けられた言葉へ、 むすッと拗ねたみたいな表情崩さずに 言葉を返す。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:27:02]
◆エリー > ( ああ、こりゃ酷い。 この辺りは始めて来るような人がよく迷う。 なんというか芸能横丁というの、知る人ぞ知る、みたいな、通好み、みたいな妙なマイナールールがまかり通る事が多く、一見さんを冷ややかに扱う人間も少なくは無い。 ありがちな光景といえばそうだけど、素通りするのはあんまり気分が良くない。 ちょっと声をかけるくらいしても良いだろう。 余計な御世話だったとしても。 ) ―――――。 ( と、少女が不穏な言葉を発した。 小さな娘が口にするには随分、悲しい言葉だ。 思春期的といえばそうだけど。 ) 案外そんなに多くないかもしれないわね、それ。 ( 苦笑気味にかける言葉はあんまり優しく無かった。 エリエッタ・嘉村なら違う言葉を選んだだろうけど、私はカミラ E ルースだ。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:20:50]
◆メルティカ > ( 何だか笑い声が聞こえるしッ。ひそひそと話される会話が己を笑ッているンじゃ無いか ッて感覚。 ) ―――… …、 ( むすッて口をへの字に曲げて。顰めッ面しながら、視線は地面。 ぎゅーッと掴ンだ、スカートもそのまンま。何だか歩き去る事も出来無くて、つッたッた。 ) ――――… ぐ ッ、 ( こッちの意思に関係無く 涙なンか出て来て。 ) … あたしより幸せな奴なンか 皆 死ね、 ( ポツリと物騒な言葉吐いた。 周りに居た人が怪訝な顔をしたから、其れなりに声量は有ッたンだと思う。 ) ( 立ち止ッた女性に気付かないまま、 ぐしッと小娘は涙を拭い。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:08:47]
◆エリー > ( 一仕事終えてギルドの人達との打ち上げをそこそこに、少し歩いてから帰ろうかと思っていたところ―――此処で言う所の「仕事」とか「ギルド」とかいうのは「こっち」の仕事を指す。 二重生活を始めてしばし、吸血鬼狩人エリエッタ・嘉村と 芸能横丁シンガーカミラ・エリザベート・ルース、使い分けに幾らか慣れてきた頃のこと。 ) ――――おっきな声。 ( ふと毀れた率直な感想。 声の主はまだ若そうな女の子だ。 保護者の同行が必要か、そろそろ独りで歩きまわりたい年頃かっていうくらいのホワイティアの。 あまり見る顔じゃない。 迷子かなにかだったら声をかけた方が良いだろうか? 他に誰もそうしないなら。 ) [Mon 21 Sep 2009 23:59:07]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 ふと立ち止まる 』 [Mon 21 Sep 2009 23:53:57]
◆メルティカ > ( ハッと気付く。 ) …、 ( めッちゃ見られてる。 ) ……、 ( あぁ、もう嫌だ。こンな事ばッかり。 ) ( 自業自得なンだけどッ。解ッてるンだけどッ。 ) ( 恥ずかしくッて、立ち止ッたまンま、 スカートをギュッと握りしめる。 ) [Mon 21 Sep 2009 23:53:16]
◆メルティカ > ( 何だか ひどく、つまらない と思う。 ) ( ―― 断じて、今迷子になッてるからじゃなくッて、 ) ――――… あたしでも、 …、 ( 落ち込む事ッてあるンだなあ、 なンて ぼンやり。 ) ( 悪の大魔王だー ッて、襲わなくなッてどれ位経つッけ。 ) … ン ぁああああッ!もうッ!もうッ! 気分紛らわすのに来たのに意味無いじゃンか 馬鹿ぁあああ―――ッ!! ( つい 道の真ン中で 叫ンだ。 ) [Mon 21 Sep 2009 23:51:06]
◆メルティカ > ―――― …… あァ、もうッ。 ( 口から出る言葉は苛立ちばッかり。 くしゃッと髪を掻いて、周りを見渡す。 ) …、 ( 歌う人。踊る人。あそこに居るのは道化師―― あッちに居るのは役者、か。結構美形… ッてそンな場合じゃないンだけど。 ) ( ついつい見惚れた視線を、ツィと横に流して、 ) ( 改めて解るのは、暗黒街とかスラムなンかとは全ッ然 違うッて事だけだ。 ) ―― 暗黒街も明るいッちゃァ明るいけどね、 ( 夜でも賑わしいと云うか騒がしいと云うか。 ) ( はあッと溜息吐いて ――立ち止ッた。 ) [Mon 21 Sep 2009 23:40:43]
◆メルティカ > ( 慣れない道は行くもンじゃないな、ッて後悔したところでもう遅い。此処は何処だ。 ) ――― 目当ての店も見付かンないし、意味わッかンないッ。つーか、今あたしは何処にいンのッ。芸能横丁なの、此処は−ッ!? ( 横丁の表通り。こンな時間になッても 道化師だとか歌ッてる人とか踊ッてる人とか居るから 芸能横丁だとは思うンだけど、だけど …ッ、 ) ( 迷子になッた事を誤魔化す子供みたいに、口をへの字に曲げて。眉間に皺寄せて。 ズンズンと人の波を歩いていく小娘一人。 ) [Mon 21 Sep 2009 23:27:00]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『 ( 迷ッた。 ) 』 [Mon 21 Sep 2009 23:22:26]
お知らせ > ネネさんが退室されました。 『 まッてろ、サカナーッ! ( そンな声と共に、 )』 [Thu 17 Sep 2009 22:04:46]
◆ネネ > ( 手の中で硬貨を弄る。――結局 金で食べ物買う方法が解ンないから、いッつも青年に任せッきり。 ) ―――― うし ッ、 ( ぴょン ッと木箱から飛び降りて、 ) 食いもン ! かい いくぞ ッ! ( 幾らッて云われたらこの硬貨を差し出せば良いだけ だと思う。なンて簡単なンだろ。きッと出来る筈 だ。 ) ――― お ッ? ( 手に持ッたまンま だッた財布は、其の場に放り投げて、 ) ( 白猫耳は、 楽しそうに 駆け出した。 ) [Thu 17 Sep 2009 22:04:18]
◆ネネ > ( ――― どうやら、ばれる事無く成功した様。 にンまりと笑う。 ) ( ぺたぺた、ともう少し歩けば少し開けた場所に 木箱が沢山放置されている。其の中の一つに 飛び乗ッて座れば、 カーディガンの中に隠しこンだ財布を取り出して、 ) ――― しゅーかくッ。 しゅーかくッ。 ( 嬉しそうに声上げながら、 財布を逆様にした。 ) ( コロコロ ッと手に落ちてくる硬貨。 ) ―― ンッと、 これが え−ッと、 いくらだ? ンむゥ、 ベニなら わかるのに ナッ、 ( 白猫耳は、お金ッて良く分かッていない。 首を思いッきり傾けながら、掌の硬貨を見遣る。 ) ( ―― 本日の収穫 1万エン。 ) ―― パン、かえる かー? ミルク とか どうだッ ? ( 唇への字にして。ちょッと 困惑顔。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:54:52]
◆ネネ > ( 盛り上がッてる観衆の後ろを す−ッと通り過ぎるフリをしながら、 ) ( 一番後ろに並ンでだ 男の尻ポケットから財布を抜き取ッて、それをカーディガンの袖口へと隠し込む。 ) ( ―― あとは、素知らぬフリして ぺッたンぺッたン歩くだけ だ。 ) …… みぅ 。 ( 今迄はわざとぶつかッて、荷物落とした所をかッさらッたりしていたが。 こッちの方が成功率が高い。 ) ( ぺッたンぺッたン、ぺッたンぺッたン。 ある程度まで離れた所で、裏路地に 入りこみ、 息を吐いた。 ) ――― ばれて ない かッ? ( 来た方向、 ひょこ ッと見遣る。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:43:18]
◆ネネ > ( 横丁の表通り。晴れだッてこともあッて賑いを見せている 場所に、 ) ( ぺたぺた。 そンな音を立てて、裸足で歩く白猫耳。 ) ―――― ……、 ( 息を潜めて、 ぺッたンぺッたン。 ) ( わあッと 歓声の聞こえる方へ 歩く。 ) ――――― おお ッ、 ( 盛り上がりを見せていたのは、とある踊り子の前。彼女が舞う度に 集まッた観客から拍手と歓声が飛ンでいる。 ) ( にしし、ッと白猫耳は ちッちゃく 笑い、 ) [Thu 17 Sep 2009 21:33:20]
お知らせ > ネネさんが来ました。 [Thu 17 Sep 2009 21:27:20]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 もう暫くの間は―――吸血鬼殺しを続けられる。 』 [Wed 16 Sep 2009 02:24:27]
◆エリー > ( 当面はこうして時折姿を見せてこの界隈で認知されるようになる事だ。 VHG職員には話せない事でも、慣れ親しんで馴染んだ女になら話せる事もあるだろうし―――ごく個人的な話、この恰好と仕事は私の精神衛生上良さそうだ。 いい具合にストレス解消になる。 ここ暫らく塞ぎ込む事も多かったし、心身ともに疲れ切っていた。 限界が近いんじゃないかとすら思った。 これならもう暫くは大丈夫。 ) [Wed 16 Sep 2009 02:23:18]
◆エリー > ( 潜伏調査、と一言で言い表せない事も無い。 まぁ要するに、ヴァンパイアハンターズギルド職員、エリエッタ・嘉村では深く入り込めない場所というのもあって。 おまけに普段の私ではどうしても浮いてしまう区画もある。 この芸能横丁とか、淫売窟とか、普通にしていると子供っぽくて大人しそうに見える私ではどうしても駄目な時と場合、というか。 ) ( そんなわけで用意された、私のもう一つの顔―――まぁ、二つどころか幾らでも別人を演じる事は出来るけど―――はっきりとした所属先と名前を持った別人、としてのもう一つの顔がこれだ。 芸能ギルドに話を通して偽名で籍を入れてある。 カミラ・エリザベート・ルース。 仰々しい上に本名もじりという微妙な偽名で。 まぁ―――――化粧でこれだけ化ければそうそう知り合いにもバレやしないだろう。 ) [Wed 16 Sep 2009 02:11:19]
◆エリー > ( 数曲を歌い終えて聴衆に手を振り、舞台袖へ引っ込む。 思ったより声も出たし、雨ふりがかえってテンションを上げた。 タオルを受け取って髪を拭きながら―――ああ、脱げばいいのか、と気付く。 ピンク色の長髪はウィッグだ。 地毛は栗色のセミショート。 ) お疲れ様―――どうです? 問題なかったでしょう? ( イベントのプロモーターを務めた小さな事務所の支配人が満足げに頷いて絶賛した。 私の態度が少し大きくなっているのは完全に役に入っている証拠だ。 演技をしているという自覚を持ちつつ人格の根底から別人になるから、わざわざ意識して言葉を選ばないでも私は、自信とエネルギーに満ちたシンガーの人物像に入り込める。 私はエリエッタ・嘉村。 何でこんな所でこんな事をしているかというと―――まぁ少し経緯がある。 ) [Wed 16 Sep 2009 01:50:29]
◆シンガー > ( 数曲を歌い終えて聴衆に手を振り、舞台袖へ引っ込む。 思ったより声も出たし、雨ふりがかえってテンションを上げた。 [Wed 16 Sep 2009 01:45:01]
◆シンガー > Now, Possible to charge, to attack, to throw, and to go !! I'm waiting while getting irritated. ( 情動に任せてステージの前へ前へステップを踏み、両手で観客を煽る。 拳を突き出し宙を蹴り、かかってこいとばかりに両手をひらひらさせてくるりとターン。 大きく息を吸い込んだ。 ) Now, Possible to charge, to attack, to throw, and to go―――――――――――――a a ah !! Ah...I am waiting while getting irritated. [Wed 16 Sep 2009 01:39:01]
◆シンガー > However, become silent only if you want to attack me. I'm not in such a tiny place indefinitely, and am not interested. ( 黒と金の衣装に長いピンク色の髪をなびかせる、大人びた力強い声の女性だ。 人種はホワイティアのようにも見えるし、イエロティアのようにも見えるし、衣装の派手さが目立って特定し辛い。 雨の中、時折長い髪を払って歌い続ける。 発散するような、挑みかかるような、挑発的な声だ。 ) I hear it if there is an insistence. Say with confidence. I am always an attack mode. There is no scary thing. Barrel-ass you if slow ! [Wed 16 Sep 2009 01:26:03]
◆シンガー > ( 芸能横丁大通りの一角、とあるステージ。 扇形に広がる石段の席に聴衆が座り、申し訳程度に雨避けの付いたステージの上では一人の女性シンガーが歌っている。 20代くらいの女性で、良く伸びる張りのある声だがシャリネでもない、マーガレット・ストーンズでもない、ごく最近現れた新人だ。 新人、というには随分と肝が据わっていて、堂々とした振る舞いが目を引き、興味を惹いた通行人が時折足を止めて眺めている。 ) [Wed 16 Sep 2009 01:19:55]
お知らせ > シンガーさんが入室されました。 『 雨の中声を張り上げ、両手を広げる 』 [Wed 16 Sep 2009 01:10:34]
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『エルぴょンが呼ンでくれれば何処にだッて参上するよ。 (住所不定者はそゥ言ッて、誤魔化し。)』 [Tue 15 Sep 2009 22:52:46]
◆グレーテル > ―― エルぴょンッてやッぱ可愛い。 (チョコレェト食べる様子を見遣りながら、ポツンとそンな事呟いて。何だか孫に甘い爺さンの気分だ。そンな年齢じゃないがッ。) まッ、コインがオンナノコでもオトコノコでも、感謝しないとなァ。転がッてくれたお陰でエルぴょンと逢えたンだし。 (口説き再挑戦。) 錬金術。へ−ッ、すッげ!エルぴょンの将来は有名錬金術師 かなァ。 (他愛の無い話、楽しそうに頷いたり。驚いたり、相槌うッて。) ――じゃ、そこにいこッか。ケーキとか色々あッたし。 ――…好きなお菓子、かァ。ンー… パンプキンパイとか、結構好きヨ? (作ッてくれるならなンでも、ッて付け足して。だッて女の子からお菓子のプレゼントとか、貰うだけでちょう幸せ。) [Tue 15 Sep 2009 22:50:42]
お知らせ > イェルクさんが退室されました。 『( あ、でも住んでるとことか、聞いちゃだめなのかな。どうかな。 )』 [Tue 15 Sep 2009 22:42:26]
◆イェルク > わぁ いっ。 ( ありがとーっ、って笑って。 くるくる包みを広げれば、ぱくってチョコを口の中に入れよう。ころころ、転がせば時々ほッぺがぷくってカタチを変える。 ) そうかなーっ? じゃぁやっぱりおんなのこだねーっ。 ( だっておにぃちゃんの方へ、転がっていっちゃったンだもん。 ) ンと、錬金術の、センセイーっ。 お父様のお知り合い、なの。 ( 工房で色々教わってるんだよーっ、て。工房の場所とか、他愛ないハナシをしながら、 ) うんーっ。 おにぃちゃんがつれてってくれるとこなら、どこでもいー、よーっ。 ( ぇへへ、って笑って。 ちょッとだけ、きゅ、って。握った手に力こめ、ついていこう。 ) おにぃちゃんは、好きなお菓子とか あるーっ? ( お礼に今度何か作ってあげるよ、って、 ) [Tue 15 Sep 2009 22:41:49]
◆グレーテル > (ポンポン、ッて何度か撫でれば、名残惜しいけど手を引いて。俺がしたらウザさ10倍だと思うンだ。) ――ン、良いよゥ。食べな? (期待の眼差し向けてくる少女に、親戚の伯父さンよろしくにまにまッと笑いながら頷く。) ――えッ、いや。いやいやいやッ、?コインが男だッたらエルぴょンの傍から離れないと思うヨ?片時もッ。 (ッつーか、可愛いッて。え、可愛いッて。容姿か?なら嬉しい。努力してるもンねッ!とかにこにこ笑う少女に、ちょッとなンとも言えない気分になりつつ。ポツポツ雨降ッて、視界が悪いのと、元々片方しか視力が無いのと の所為か、例え目元が赤くなッてても気付く事無く。気付いていたら、嬉しそうににへ−ッと笑ッたンだろうけど。) そゥなンだ。先生ッ、へー、ガッコの? それとも、何かやッてンの? (雨を見遣る少女。そンな普通の動作ですら萌に変えてしまうンだなァ。なンて、にまにま。) ―― マジッ、やッた。じゃ、いこッかー?この先のカフェとかどーう? (握られた手を、握り返して。少女に合わせる様に ゆッくり歩き出そうか。) [Tue 15 Sep 2009 22:33:24]
◆イェルク > うー…っ、 ( そうかなぁって思いつつ、大人しく撫でられる。 おにぃちゃんがしたらみんな萌えるンじゃないかと思うよ。…。 ) チョコ、食べていーのーっ? ( お金をちゃンと袋に収めて、 ちゃンとポッケにしまえば。 チョコの包みを摘んで、期待するよう貴方を見つめる ) … でもこのコインがおとこのこでも、おにぃちゃんのことはすきー、かもーっ? ( おにぃちゃん可愛いもんねーっ、って。 悪気なくにこにこ笑った。 だって巡り合うためだなンて。恥ずかしくッて、 …目元が紅くなってたら、ごまかしたのがバレちゃうかもしれない、けどーっ、 ) うぅ ん、 ( ふるふる。首を横へ振った ) あ、私も好き、だけどーっ。 師匠(センセイ)が、ねーっ。 ( 好きなの、って答える。 ) … ふぇ、 ( 問いかけにきょとン、てして、 ) …、 ( お空をみあげて、 )( ほっぺに落ちてきた雨に わ、って反射的に目をつむッて、ごしごし拭いながら上にあげてた顔を戻す。 ) … うン、 するー っ。 ( 答えながら、伸ばされた手をきゅっと握ろう。 お使いのお金とは別に、自分のオサイフは背負ってるウサギさんカバンの中に入ってる し、 ) [Tue 15 Sep 2009 22:20:40]
◆グレーテル > エルぴょン嫌いになるとか無いからッ。 (へーきへーき、なンつッて頭ポンポンッと撫でようか。にへらーッと崩れた笑みはそのまンまで。全力で否定する少女もきッと萌えると思うンだ。) (安心させる為に言ッた言葉が、逆に不安を与えてるなンて気付かないまま。落としたモノに笑みを浮かべた少女を微笑ましく見つめ、) どーいたしまして? あー、コインが。うーン、そッかあ。 (格好良く決めたつもりだッたのに見事にスル―かッ。あれだ、天然には勝てないよネ。ちょッと肩落として、コイン見つめる彼女に、どーだろうねー?なンて。) バナナマフィン? なに、エルぴょン好きなの? (反対側へ小首傾げ。) あッ、でもお使いならあれか。おかーさンとかァ? (なンて。――もう一度空に眼を遣り、雨が止ンでいない事確認すれば、少女へと手を伸ばす。) 傘無いならさ、雨止むまでどッかでお茶でもしない? 雨宿り。 (ど?ッて少女の答えを待とう。) [Tue 15 Sep 2009 22:08:39]
◆イェルク > うー… 私がきらい、なの かもーっ、 ( だから手を離れてッちゃうのかな、なンて。ちょっとしょンぼり項垂れて、ぎゅッと両手で袋を握る。 仮面の下が知れていたら全力で否定させて頂く所存だけれど、 ) えッ!? ( こわいもの。 出てこない、ッて言われたら 何故か、出てくるのかなって身構えてしまう。 怖いものが手の中に入ってるなンて考えてなかったから、逆に。 ) …あ、 ( でもてのひらの上に落ちてきたのはかくれんぼしてたコインと、ちぃさなチョコで。 ほッとして笑みを浮かべ、 ) ありが、とーっ。 えー? うー…ん、私より、おにぃちゃんが好きなの かもーっ? ( コイン、が。 ) … おんなのこ、かなーっ… ( このコイン。 思わずじッと、手のひらの上の金色見つめた。 ) いまーっ? いまはねー、後はバナナマフィン買って帰ったら いいのーっ。 ( こてン。 一緒になって、逆方向へ首を傾げ。 ) ( 少女の師匠は工房で何か製作中だろうし、雨が降ってるのが解れば雨宿りして帰りが遅れるくらいは承知してくれるだろう。 ) [Tue 15 Sep 2009 22:00:26]
◆グレーテル > (コインだけじゃ無かッたのか…ッ。ッて内心隠しながら。) あー…ッ、そッか。エルぴょンの持ち物ッて茶目ッ気あるンだネ。 (笑ッていッた。もじもじと照れ臭そうな仕草をする少女が可愛らしくッて、仮面の奥で表情が崩れる。萌殺す気か。) 別に怖いもンとか出て来ないし?安心して良いよゥ。 (手を仮面に視線が動く少女にゆッくりそゥ言ッて。伸ばされた手に向かッて、グーにしてた手を開放する。ぽとンッて少女に手に落ちるのは金のコインと一口サイズのチョコレェト。) 拾ッたッつーか、コインが俺の方まで転がッて来たンだよ。あれかなァ?エルぴょンと俺を巡り合わせる為にコインは落ちたのかも ネ? (なンて、ケラケラ笑ッて。傘が無い、ッて言葉に空を見上げた。――降り始めたばッかの雨は止む気配が無い。ン−ッて腕組みして考えれば、) 俺も傘持ッて無いンだよね。エルぴょン 今時間ある?お使い中とかァ? (小首こてンと傾げて。) [Tue 15 Sep 2009 21:49:10]
◆イェルク > こんばんはーっ。 う、 ち、ちがーぅ、 よーっ? わたしじゃなくって、メガネと、メモと、おかねー、が、 ( かくれんぼしたんだもんーっ、 って。 気恥ずかしそうにもじもじ、手にした袋を無意味にいじくッた ) え、あれ、 わ 、 ( おろおろ、今度は貴方の仮面と、ぐーって握った手とを視線が往復、して、 ) … ( 握った手の下に、そッと開いた手を伸ばす。 ) 拾ってくれた、のーっ? 傘、は、 …持ってきてなく てー… っ、 ( あう。しょンぼり肩を落とす。 曇りのうちに行けば大丈夫かなって、思ってたから。 ) [Tue 15 Sep 2009 21:39:33]
◆グレーテル > (ポツリポツリ雨が仮面に当たッたなンか嫌な音。) やッほう、エルぴょン。こーンなとこでかくれンぼ? (コイン持ッてる手ヒラヒラ揺らし。少女のポケットから出た皮袋見て、少女を見て、また皮袋に戻した。彼女のやッた仕草を真似ッこ。) うンうン。正直者には全部あげよッか。まァ銀のコインは無いンだけど。 (コイン持ッてる手、グーに握ッて少女の方へと伸ばす。) ――― エルぴょン、傘は?オンナノコは体冷やしちゃいけねェのよ? (軽い感じに尋ねようか。ちょッち心配。身体強そゥな子に見えないし。) [Tue 15 Sep 2009 21:30:39]
◆イェルク > ( さッきまで曇ってた空からは雨まで降ってくるし、 ) あう、 ぅ、 ( 私も泣いてしまいたい。 あぁ確か、前にオマツリの時お父様とはぐれた時もうろうろしてたら雨が降ってきて、 ) … ふぇ、 ( あれ、今日は声も降ってきた。 )( 驚いて振り返れば、前にも見た赤と青。 ) あ、 ( 目をまァるくして、「あ」の形に口が開いて、 ) あ、う、 えぇ とッ、 ( ポッケから取り出した、お金の入ってた小さな皮袋見つめて、 アナタを見つめて、 袋を見つめて、 ) ふ、袋に入ってた コインッ……! ( ずぃッとソレを差し出して一生懸命示してみた。 ) …た、たぶん きん、 いろー っ? ( ちょこン。ちッちゃな声で付け加えて。 たぶん、たぶん、そのくらいの、金額だったと 思う。 ) [Tue 15 Sep 2009 21:23:47]
◆グレーテル > (横丁の表通りを、ぼや−ッと散歩していた。仕事の失敗した所為で、暗黒街とかには居辛いし、仮面なンか被ッた俺が普通の歩ける場所ッつッたら芸能横丁した思い浮かばなくッて。) (当ても無く、目的も無く。強いて言うなら女の子探し?してたら、ちょッと離れた場所できょろきょろッと辺りを見回してる子を発見。しかもどッかで見掛けた感じ。声を掛けないまま近寄ッて驚かそうとした けど、) (足元に転がッてきた金貨を拾い上げる。其れと、少女の後姿を交互に見遣ッて、) ――お嬢さン、お嬢さン。アナタが落としたのは金のコイン?銀のコイン? (仮面の奥でにンまり笑いながら、後ろ姿に声を掛けようか。) [Tue 15 Sep 2009 21:14:09]
お知らせ > グレーテルさんが来ました。 『( 拾い上げた 手。 )』 [Tue 15 Sep 2009 21:07:45]
◆イェルク > ( メガネを見つければほッとして、あちこち見回した。 大丈夫、壊れてないみたい。掛けなおしながら、近くに落ちてた買い物メモを拾おう。 ぱたぱた、手を動かして持ち物の確認。 ) ( ウサギさんカバンの口はちゃんと閉まったまンまだし、 後は、 ) …あ、 ( ぽふ、って。 叩いたポッケの中に、あるはずの重みと硬さが無くなっていて、 ) …… ( さぁッと、頭の先から冷気がおりてくる。 ) お、 ( ぱくぱく、口を動かして、 ) おか ねッ…!? ( うそ。 あれ。 あれ、 ) ど、どこー…っ 、 ( どこに落としちゃったんだろーっ?! )( 転んだあたりをきょろきょろ見回して、 ) [Tue 15 Sep 2009 21:05:44]
◆イェルク > ッ、 ぶ、 ( かしゃン、 メガネが外れてどッかに落ちた。 )( 前に手を伸ばしたおかげで少しはマシだったけど。よろけて足がもつれたまンま倒れて、マトモに地面とキスをして、 ) い、 いたたた たー… っ、 ( 手のひらで押さえながら、顔をあげる。 ) うー、 ご、ごめん な、 ( ごめんなさい、ッて。 きょろり、周りを見回しながら言おうとして、 ) …あれー っ? ( 地面に座り込み、きょとん、首を傾げた。 確か青っぽい服を着てたヒトだとおもったンだけど。 ぶつかったッぽいひとは周りにいなくって、 ) …あ、 ( そうだ、 メガネ。 どこにいったかな、って、きょろきょろ、周りを見回す ) [Tue 15 Sep 2009 20:56:39]
◆イェルク > ん、と、 ( もらったお金でお買い物して帰って来てね、ってセンセイに言われてるんだけど。 こっちで良かったかな。道を窺いつつ右側に曲がって、お金が入ってるのとは逆のポッケから買い物メモを取り出す。 ) …ば、バナナ マフィンー っ? ( 御丁寧にお店の名前までばっちり。 ) ( そういえばここのお店のマフィン、好きだって前に言ってたっけ? センセイのお友達も好きだって言ってたから、きっと明日か、近いうちにでもそのヒトが来るんだろう。 ) … でも、 じゅっこ、 は、 ( 多いんじゃないかなぁ、って。 こてり、首を傾げた ら、 ) ふ、 ぁッ! ( メモに視線、落としてたせいだろうか。元々トロいせいもあるンだろうけど、 誰かにぶつかって、よろける ) [Tue 15 Sep 2009 20:45:23]
◆イェルク > ( はい、確かに。 と、言葉を返されてほッとする。 ウサギさんのリュックを背負って、代金を受け取った。マエキン、ってのはもらってるらしいから、受け取った金額は渡した品物に比べれば少ない。 それをポッケにしまって、 ) ありがとーございまし、たーっ。 ( またよろしくおねがいします、 って。 ぺっこり、お辞儀をして劇団のテントを出ていこう。 ) …、 ( こッちであってるよね、なンて。きょろきょろ辺りを見回しながらテントの裏から表通りへと出てこれば、夜の横丁は相変わらず賑やかできらめかしい。 ) [Tue 15 Sep 2009 20:35:17]
◆イェルク > ( いち にー、 さん しー…、 ) …、 ( ウサギさんのリュックから取り出し、テーブルの上に並べた品物を指差し確認、 して、 ) これでぜんぶー…っ、 です、 ( トコトコ劇団の人に近づいて書類を渡し。その人にも確認してもらう。 センセイのオツカイで、今日は納品に来ていた。 ) [Tue 15 Sep 2009 20:28:36]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『 …ぇ、と、 』 [Tue 15 Sep 2009 20:23:43]
お知らせ > クリスティーナさんが帰りました。 『―――ええ、とても楽しい事を。( 今日はマニアックプレイの日のようだ。 )』 [Mon 14 Sep 2009 02:54:42]
お知らせ > ジョゼさんが退室されました。 『何か、いい事思いついたの?( スタッフの白い視線の中、するりと腕を取って )』 [Mon 14 Sep 2009 02:50:36]
お知らせ > クリスティーナさんが入室されました。 [Mon 14 Sep 2009 02:43:07]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 [Mon 14 Sep 2009 02:39:59]
◆クリスティーナ > だったら頭の中ずっと私の事一色でいーです。 私の事ばっかり考えてれば良いんです。 ( 無茶を言いながら複雑な作りのベルトをキュッと締める。 自分で脱げないっていうのも悪くないかも? 脱ぎたくなったら私におねだりしなくちゃいけないっていう。 私の機嫌が悪かったら脱げないっていう。 あ、またオヤジ笑いしそう。 ) さ、ちょっと遅くなっちゃいましたけど軽くなんか食べて―――帰りましょ。 ( そっからが本番ですけどね、と呟いて先に更衣室を出て振り返る。 うん、カッコカワイイ我が自信作だ。 おいで、と手をのばして腕を組んで歩こう。 ) ( その晩、まさかの反逆があったかどうかは―――次回ロルでわかるかもしれない。 ) [Mon 14 Sep 2009 02:36:26]
◆ジョゼ > ( ずきん、ずきん、と脈打つたびに響く痛みが引けていくに従い、腕の力を緩め、次第に長くてさらさらした栗色の髪を撫でながら乱れた息を整える。 無理やり押し込まれたから痛み自体は酷いが、傷自体はほんの数センチほどの小さなもの。刃物で刺される事もあるのだから、デリケートゾーンとはいえピアス2つ程度はまだまだ軽症な部類か―― ) ン・・・ んんっ・・・ 沢山すぎて、覚え切れなくなっちゃうよ・・・。( きっと、その度に空けられるのだろうけれど―― そのうち、クリスにも付けてあげよう、なんて思った。 おそろいだ。 唇を何度も触れ合わせ、舐め、食んで、舌先を舐め合って―― っと、いけないいけない。夢中になりそうだ。 ) ん、きっと痛くて、はけない・・・。 これ どう、きるの?( と、やっぱり見ただけでは着方が判らなくて、ほとんどマネキン状態で着せられていく事だろう。 ) [Mon 14 Sep 2009 02:20:11]
◆クリスティーナ > っふふふ――――( そしてこの笑顔。 頭を抱きしめられて頬をお腹に押しつけながら、子供みたいな御満悦。 間違いなく歪んだ愛情表現だが、普段我慢しているものを思い切り吐き出すとどうしてもこうなってしまう。 独占欲だ。 多分同じ事を自分以外がやったらそいつを殺しかねない。 ) 痛くて良いんです。 痛みで疼く度に思い出しなさい? 擦れて気になる度に思い出しなさい? それを見る度に思い出しなさい? あなた、忘れっぽいんですから。 ( 一先ず満足して立ち上がって、何度も何度も唇を重ねる。 続きは帰ってからにしよう。 いい加減、スタッフに迷惑だろうし。 ) ほら、着替えちゃいましょう? 下着はナシで。 直接着るんですよコレ。 ( 拘束衣だかカジュアルドレスだかっていう黒のレザーを掴み上げ、あっちこっち悪戯しながら着せていこうか。 かなり目立つデザインだけどまぁ、Tozziの看板にでもなってもらうとして。 芸能横丁なら丁度良いくらいだ。 ) [Mon 14 Sep 2009 01:54:44]
◆ジョゼ > んッ ふ・・・ ッ ! っ ―― ( 普段真綿に包まれたような感覚を突き破って鋭い痛みが入力され続けて、思考が乱れて形を成さない。 歯をかみ締め、余裕なく鼻から息を漏らしながら、ただじっと堪えていれば―― 漸く、一本目が貫通した。 滲み出した血が作った球が張力の限界に達し、つ、と伝い 露出した粘膜の肉の色と、カフェオレ色の肌の上を生温く伝い ぽたりと床に敷かれたフェルトに落ちてじわじわと染みて行く。 押し込む手が手が離れてから漸く、引き絞られて詰まった息を無理やりに吐き出し、吸って。無理やり通された大陰唇は腫れ上がり、ずきん、ずきん、と痛む熱さが脈打っている。 ) クリス・・・ いたい、よ。( 漸く終わった、と肩を掴んでいた手を、頬に当て、撫ぜようとしたら―― ずッ ) ぁ ――― ッッ !! ( 声にならない声を吐き出し、びくりと引いた体が壁面にぶつかって再度大きな音を立てた。 頭の中が痛みで塗りつぶされて、何も考えられずにおなかにキスをするクリスの頭をぎゅう、とおなかに押し付るように抱いて。 ) [Mon 14 Sep 2009 01:30:48]
◆クリスティーナ > 世間の好印象と数字の実績とおエライに貸しさえあればファミリーはもっと大きくなりますよ。 私の代で市政にだって口出しできるくらいまで育てようかって思ってますし。 ( 王政でもなければ宗教がデカい顔してるわけでもない。 この街を掌握するのはお金と人望だ。 その為なら慈善事業だってするし、いい顔だって見せる。 皆がそれで幸せならいいんじゃないです? ってなもんだ。 ―――みんな、っていうのは。 私とファミリーと、そのお友達、のことですけど。 ) ほらほら、動くと千切れちゃいますよ? うふふふふふふふふ…! ( 好き勝手やって好き勝手どっか行って知らない服なんか着てくる子に手加減なんかしてあげない。 許容してるつもりでもこう、結局、嫉妬して、でもそれを言っちゃいけないって我慢してるのは、いっつも私なわけで。 こんな方法でその言葉を飲み込もうなんていう私も相当不器用だ。 愛憎入り混じってサディスティックな笑い声を洩らし、乱暴に二つ目のピアスを掴み上げる。 ) そうそう、確かそんな名前。 前に来たんですよ、お店に―――無理してシルバーのリング買ってって。 お金持ってなさそうなのに。 ( いたって普通の声色で、普通に話を続けながら二つ目のピアスを血のにじむそのすぐ横に突き刺す。 やってるこっちまで痛くなりそう。 カーテンの一枚向こうに人の歩き回る気配がする。 頬が紅潮して胸がどきどきする。 珍しく表情を作るジョゼの顔を見上げながらその臍の辺りに舌を這わせ、何度もキスした。 ) [Mon 14 Sep 2009 00:48:21]
◆ジョゼ > ―― ジゼンカ ?( なんだか機嫌の良さそうなリズムに身を任せながら、するりと下着を脱いでどれから着るの?とフィッティングを待っていたら何かをあけるようなパチ、と小さな音。 なにやらしゃがみ込んでごそごそ、と―― ) ッ あ !! ッ ( 突如思考を塗りつぶす鋭く強い痛みに珍しく、小さく悲鳴を上げた。反射的に腰が引けて、クリスの肩を掴み、もう一方の手はブースの壁にぶつかってガタッ!と、と少し大きな音が上がる。 容赦なく押し込まれる針にみるみる間に染み出した血が赤く球をつくり、押し込む針と指を汚していくだろう。 ) っく・・・ ン――― ッ Da i ッく ( ぐりぐりと無造作に捻じ込む動作に体が引きつり、息が詰まる。ぎゅう、と肩を掴む手に力が篭りながらも、抵抗らしい抵抗は見せず、ぶるぶる震えながら腕をつっぱって体を支え―― ) Da ・・・ R a ? [Mon 14 Sep 2009 00:26:59]
◆クリスティーナ > ―――そーですね。 良い事言う。 ( ジョゼは他の誰とも全く違うから良いのか。 見た目だけじゃなくて、喋りも、仕草も、返ってくる反応も、独特のものだ。 だから良いのか。 特別な感じがして。 ) 悪巧み? 人聞きの悪い―――慈善家で通ってるんですよ? 私。 今どき悪いやくざなんて流行らないったらない。 ( それとこれとは全然別である。 小さなケースに1つかみはある消毒済みのピアスから一つ掴み出して鼻歌交じりにジョゼの前にしゃがみ込み―――前置き無しで無造作に大陰唇に針の先端を突き刺した。 それはもうとてもいい笑顔で。 何個付けようかとか既に二つ目以降を想定しつつ。 ) Dyndalla? アマウラ系っぽくない―――アレ、名前前に聞いたことあるような…もっとなんか、アマウラっぽい変な発音じゃありません? Da Da Die? なんだっけ。 ( 変な名前だったから覚えてた筈なんだけど。 なんて言いながら手元は針を貫通させんとぐりぐり薄い部分を探しつつ。 服着せる筈だったのになんか変な方向に楽しくなってきた。 ) [Sun 13 Sep 2009 23:54:51]
◆ジョゼ > ううん、クリスと居る感じがする。( 矢継ぎ早で歯切れの良いリズムでいっぱいになって、ふわーっとなる感じがそれっぽい。この感じは好きだ。 実際、言葉の意味自体はあんまり頭に入っておらず、雰囲気や動作から推測して判断してる所が大きい。 だからピントがずれる事も多いけれど、クリスは呆れても怒ったりしないから好きだ。 )――― クリス、楽しそう。 何か、わるだくみ?( いい事思いついた、って顔に、なになに、と顔を寄せて。 こういう顔をしたときは大抵ひどい目にあわされるのだけど。 ) うん、そう。 でぃ・・・ んン でぃだら?って言うの。( おおきなおめめのジェスチャーに頷く。なんだかクリスも知っているようで、すこぅし嬉しい。 ) ん、わかった。 ねえ、クリス これ、どう着るの?( ひと段落、とばかりに一抱え抱えてきた衣装の山からチョイスを始める彼女の隣、なんだかベルトが沢山ついた服を摘み上げて首をかしげ。 なんだか、フクザツでひとりでは着れなさそうである。 ) [Sun 13 Sep 2009 23:35:17]
◆クリスティーナ > ん、あ―――気をつけますけど。 半分くらい聞いてれば良いです。 ( ジョゼにはそんなに大事な話も難しい話もしない。 どうしても訊かせたい事があったらそれ一つだけに絞って細かい事は言わない事にしている。 最初の頃はこのコツを掴むまで大変だったけど、まぁ慣れればこれはこれで気楽だ。 面倒な背後とか思惑が無い子だから隠れ家にまで入れているのだし。 ) ま、ピアスは新しいのまた付けましょ…沢ッ山ありますし―――新作発表会みたいにしてあげます。 ( ふふ、とか恍惚の笑み。 決めた。 今日は耳のヤツだけじゃなくって新しい穴いっぱい開けてやろう。 これでもかってくらい性器の辺りに。 いっぱい。 テンション上がってきてオヤジ笑いになるのを堪えるのが大変だ。 ) 友達? 珍しい―――…ああ、それ、知ってるかも? こぉんなの? 黒い髪の。 ( こぉんな、と両手で自分の顔の前に大きな一つ目を作る。 前にこの店に来た子じゃないか? あんなのそこら辺に二人も三人も居ないだろうし。 ) あー…あんだけ辛ければ鈍くても分かるかしらん―――ま、今度行ってみましょ。 ( さて、そろそろこの子風邪引いちゃいそうだ。 いったん身体を離して、下着からチョイスしてみる。 バッティスティッラ・トッツィの作るものは想像出来る範疇の少し上を行ってくれる感じが心地良い。 今日のテーマはボンテージとカジュアルの融合?みたいな。 ええ、ええ、ボンテージ好きですけど。 黒レザーとかベルトとか拘束具とか。 ) [Sun 13 Sep 2009 23:08:31]
◆ジョゼ > ( 自分の顔を眺めて呆れたような、でもちょっとだけ拗ねたような顔で零した言葉に、ンー?と首をひねる。 ねこ。 うまく説明できないけれど、あれは脚のあたりの毛皮と骨格の関係が好きだ。 そんなナナメ上の思考はさておき、主に彼女の消化不良のジェラシーはあちこちあけられたピアスホールや、刃物傷なんかに表される訳だ。 彼女と過ごすたび、何かしらの徴を付けられる感。 ) ―― クリスは、早口。 すこぅし目が回る。( リーダー的な立場に居るせいか、言動がきびきびした彼女の言葉は忙しい。矢継ぎ早に繰り出される言葉に頭が追いつかずに、ええっと、と、一拍置いて そうだ。 ) ともだちが、できたの。 お目目がとっても大きくて、おもしろい子。 Tozzi、好きって言うから。( あげた、という事をトロくさく時系列もめちゃめちゃに述べ、最終的に、外したのか、という言葉に うん、と頷き。 ) ふぅん? わたし、味がよく、わからない。 辛いって、どんな感じ? ―― ぁん( つつつ、と背筋をすべる指がくすぐったくてぴくん、とお尻を突き出すよに背筋を伸ばす。 この娘、感覚が何もかもが不鮮明なようで、頭だけでなく五感も鈍い。 何を食べさせてもほとんど味を判っておらず、なんとなくおいしい気分?といったもので―― ゆらゆらとあやされながら、かるぅく寄りかかって、ほぅ、と息をつき ) [Sun 13 Sep 2009 22:41:43]
◆クリスティーナ > ( 立場上、あんまり入れ込み過ぎて私情が入り過ぎるのは良くない。 だから放し飼い。 余所で知らない奴の家に泊まってくるのはしょっちゅうだし、ジェラシーが無いわけでもないが、独占は駄目だ。 私は自分の者には固執する方だから。 嫉妬心を楽しむくらいの余裕を持たなきゃ。 ) 部屋猫でもなし―――。 ( ひとりごと。 ほったらかした方がいい猫も居るって話。 ) はいはい、今日はこれからどっか食べに行って一緒に寝ましょ。 ここんとこどうしてたかも聞きたいですし―――あら、ピアス、こないだあげたのもう外しちゃったんです? ( 腰に腕を回して癖の強いピンク髪を撫ぜていてふと気付いた。 食費とかに充てたんならそれはそれで構わない。 お金の計算もしないし、物持ちの悪い子だから何かの時にそういう風に使わせるくらいのつもりで与えているものだ。 ) ああ―――ありましたね、そういう話も。 企画段階じゃ聞き耳立ててたんですけどね―――味は悪くないですよ、あそこ。 ダートとエミリーは嫌がりましたけど。 ( もう少しお店は選んでください、って。 庶民の生活を知らないボスなんて今時やってけるかっての。 ) 貴女、辛いのとか大丈夫でしたっけ? ( 好き嫌いがあった記憶は無いけど。 そんな話をしながらしばらく腰の後ろにまわした腕を背中の筋からお尻に向けてつつつと滑らせたり、子供をあやすみたいに狭い個室内で右に左に緩くステップを踏んだり。 こういう何でもない時間も嫌いじゃない。 ) [Sun 13 Sep 2009 22:14:08]
◆ジョゼ > ( 自分の持ち物はほぼ100パーセント貰い物である。誰かのお下がりだったり、見立ててもらったり、プレゼントされたり、拝み倒されて着たり。 えり好みはあんまりしない。 色んな服が着れるのは楽しいし、身についた習性で唯々諾々としたもの。 うろうろしてる内にてんでちぐはぐな格好になる事もあるけれど、それはそれで。 ) あ ――。 おかえり。( 少し広めのフィッティングルームのカーテンを空けて入ってくるクリスに、もそもそ向き直って首に腕を絡め、かるぅくお帰りのキスなど。 ) うん。 でも すこぅ し 寂しかった。( 出るな、というのに頷き、寒かったし、と体をくっ付け暖を取りながら詰まれた服をチラ見など。 ) ン・・・ 辛いもの、は?( なつのできごと、と脳内検索した結果思い当たったのが、からいもの。 なんだか、一部で頑張ってたお店があったような話を聞いたけれど、行く機会には恵まれなかった。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:58:52]
◆クリスティーナ > ( 匣の中の娘。 とか思ったらそんな事は無かった様子。 しばらく忙しくて見なかった放し飼いの娘をそこの通りで捕獲したのがしばらく前。 ここんとこ陰惨な話ばっかりで少しリフレッシュしたかった所――――さっそく横丁の隠れ家にでもシケこんで暫らく隠遁しようかと思ったら、何だか見覚えのない、気に入らない服なんか着ている。 私はこの子―――ジョゼを過剰に拘束しないが、他人の趣味の服を着せられているのは気に食わない。 全部捨てさせてまるごとお着替えタイム。 私の趣味全開の格好にして遊ぶ事にした。 ) お待たっせ――――その恰好でお店に出ちゃ駄目ですからね。 ( お行儀悪く足で脚を掻く娘の前に着替えを積んで、更衣室のカーテンを閉める。 あら寒そう、なんて脱がしておいてなんだけどそろそろそういう季節か。 ) …まったく、何だか色々お寒い夏でしたけどね。 ( 雨もそうだし、世間もそうだし、薄暗いことこの上ない。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:34:26]
◆ジョゼ > ( ハコといっても変態の手によって匣の中に「みっしり」と隙間なく押し込まれている訳ではなく、ましてや脱出ショーの類でもない。 何時かそんな戯れででっかい金庫の中に閉じ込められた事があったなあ、なんて この店のオーナーに連れ込まれた気が狂ったようなピンク頭の娘は、フィッティングルームの中、凝ったレースがふんだんにあしらわれた下着姿で立たされ坊主。 )( 例によって無目的にあちこち徘徊してるうちに、「あら、ジョゼじゃありませんか」なんてとっ捕まって、服装を見咎められて「ちょっと来い」と連れられてきて、下着までひん剥かれ、1からコーディネートしなおされている最中である。 ) ( カーテンの向こう側、歩き回るヒールの音と、スタッフが若いオーナーに自分をアピールしている声がする。 ちょっと寒いなあ、なんてなんとなく手持ち無沙汰の片足立ち、一方のつま先で軸足をかきかき。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:22:05]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 『 *はこのなかにいる* 』 [Sun 13 Sep 2009 21:03:47]
◆クリスティーナ > ( 芸能横丁メインストリートから細い脇道に逸れ、ごちゃごちゃと入り組んだ路地に入り込んだ辺り。 目的が無ければ先ずそんな道に入らないし、雑然とマニア御用達の小さな店舗がひしめくそんな裏路地。 そこが芸能横丁キャットストリート。 情報に熱心な若い子達を中心にファッションに興味のある人々に注目されるその一帯がそう呼ばれている。 名前の由来は「やたらと野良猫が住み着いているから」なんていい加減な理由で女の子達がつけたとかなんとか。 本当の名前は知らないが、もうそれでいいんじゃないかっていう。 だからファッションブランド「Tozzi」の新店も、芸能横丁裏通りキャットストリート店、が正式名称。 名付けは私、オーナーのクリスティーナ・バルトロッツィである。 誰に話しているのだ? 取材とか来た時はこういう風に最初説明しているのだ。 ) さて、そんな話はまぁ今日は良いんです。 ( と、店内をうろうろ歩きまわりながら次々と衣類を選んで歩く。 店長を任せている若いスタッフが自分達の頑張りをアピールしながらついてくるが、今日は別に仕事の視察をしにきたわけじゃないから適当に追い払う。 まぁ抜き打ちで見にきたってのもあるけど、ちゃんとやっているようでなにより。 ) 今日は面倒くさい話抜きのプライベートなんですからね? ( と、両手いっぱいに抱えた各種衣類を持って更衣室の方へ。 ツレはちゃんと待っているだろうか? ほっとくと何処で何をしているか分からない娘だ。 ) [Sun 13 Sep 2009 21:00:51]
お知らせ > クリスティーナさんが来ました。 『"Tozzi"芸能横丁裏通りキャットストリート新店』 [Sun 13 Sep 2009 20:49:13]
お知らせ > ティーピーさんが退室されました。 『 ずいぶん冷えるな――。 』 [Thu 10 Sep 2009 02:32:45]
◆ティーピー > まァ、良ィ修行にゃーなるんだけど――。 (ついでに腕を見込んだどこかの酒場のマスターとかが声を掛けてきたり――それは流石に虫が良すぎる。路上演奏で得られるものなんて、わずかな満足感と、その数倍の疲れだけだ。多くを期待するものでも、ない。) ――帰ってクソして寝る、か。 (通りの隅で楽器を大事そうにしまいこみ、なおも賑わう通りを一度だけ、ちらりと見て――) [Thu 10 Sep 2009 02:32:33]
◆ティーピー > (曲名を告げて深く一礼すると、わずかに残っていた聴衆も終わりを察して、散っていく。) ――こんなモンか。 (ここで引き止められてアンコールなんかせがまれるなら、それはもう楽師冥利に尽きる、というものである。 ) ――ほんの二、三曲なのに、やっぱ疲れるなココは――。 (少しくらいおヒネリがもらえるかと期待してもいたが――まあ、そう甘いものでもない。大多数の人間にとって金は食うためにあるもので、腹も膨れない芸事に投げ込む小銭なんて持ち合わせていない人間の方が多いのだから。) [Thu 10 Sep 2009 02:29:31]
◆ティーピー > (息を吹き込みながら、ちらりとギャラリーを見ると――幸い、飽きて帰られたりはしていなかった。 そのまま憂いを帯びた旋律を交えながら、突き抜けるような高音で曲を終える。) ――っはァ。…『荒野の民』でした (楽器を降ろして) [Thu 10 Sep 2009 02:25:37]
◆ティーピー > ――ふう。 (ぱらぱらとギャラリーが立ち去り、お客が数人になると、笑いかける程度の余裕も出てきて――。) お嬢さん、どんなのがいい――? (残っていてくれたお姉さんに、くるくるとトランペットを回しながら笑いかける。 ――『かっこいいの!』―― ) 格好いいのね、オーケイ… (ちゃっ、と楽器を構え、思い出すように視線を上にやり――。 曲目は一瞬で決まった。よし、この曲で行こう。) 『 ―――…… ♪ 』 (耳をつんざくような刺激的なフレーズから始まり、勇壮なメロディを高らかに歌い上げる――) [Thu 10 Sep 2009 02:22:16]
◆ティーピー > 『 ――― ♪♪ 』 (子供の喜ぶような、聞き映えのする派手な唄を。 ――自分の音だけで表現するのは、少し大変だけれど――ごく短い曲を、ぱンッ、と、乾いた音で閉じる。 ――群集の低いところから、たどたどしい拍手が聞こえた。) (再び深く頭を下げて――、上げる頃には、お客の数は更に半分に減っていた。 ――そんなものだ。) [Thu 10 Sep 2009 02:12:44]
◆ティーピー > (深く一礼して、ぐるり、と周囲を見渡す。 思ったより多く残ってくれた。 子供の姿もちらほら――、 そしてどの子供も一様に、次を期待している顔だ。 ) (演奏がひと段落するまでは、余計な言葉は要らない。子供達がわくわくした表情をしているなら、なおさらだ。 ) (次は楽しげな曲にしようと、楽器を構え直して。) [Thu 10 Sep 2009 02:08:27]
◆ティーピー > ―― (真っ直ぐに立ち上がり、吹き口を唇に宛がって――すぅ、と息を吸い込み。) 『 ――――♪ 』 (弾けるようなファンファーレが、人の群れの真ん中を貫いた。) 『 ―――…、 ――― ♪ 』 (始めの一瞬で振り向いた通行人の半分以上が、興味ない、という風に視線を外す。 ――上出来だ。) (独奏で人目を惹くなら、超絶技巧をひけらかしてやればいい。 派手に体をひねっておどけながら、複雑な指使いをなぞり――見る者によっては魔法のようにも見えるような技巧をこらした一曲を、情熱たっぷりに吹き切った。 ) ――お、ぉ。 (楽器を下ろすと、思ったより多くの客が自分を囲んでいる。 ――興奮、する。) [Thu 10 Sep 2009 02:03:26]
◆ティーピー > (この賑やかな横丁に来ると、いつも思う――ここは随分大きな街なのだ、と。 ) (他に街は知らないが、こんな贅沢な路上ステージ、そうそう各地にあるものでもない。 喧騒は正直だ。 下手な演奏、華のない音を一瞬でも見せてしまえば、お客は一瞬で引いていく。 お上品なステージでならふんだんに許される「間」というやつを、ほとんど許容してくれない。) ――やっぱり緊張する、なァ―― 。 (あまり上等でない服に、不似合いなほど輝くトランペット。 慣れた手つきで指慣らしをしながら、ぼんやりと雑踏を見上げる。 ひとつひとつの顔など、見ている暇もない――何かの群れのように、絶えずうごめく人の流れ。 今から自分はこの中に大音量を放り込むのだ―― ) なまじ音量があるだけに、なァ――。 (トランペットが爆音を響かせれば、誰もが一瞬そちらに目を向けるだろう――そこまでは簡単だ。 そして、それ以上の時間、お客の足を留めたいと願うなら――) クールに吹くしかねーってか。 …うし。 ファンファーレから行くか―― 。 [Thu 10 Sep 2009 01:54:49]
お知らせ > ティーピーさんが来ました。 『 賑わう一角に、トランペット抱えた少年が一人。 』 [Thu 10 Sep 2009 01:45:22]
お知らせ > ルビエさんが帰りました。 『(巡り逢えなかッた誰かに向けて、安らぎの鎮魂歌を――、)』 [Wed 9 Sep 2009 23:00:12]
◆ルビエ > (朗らかな心遣いを忘れない人々のほほえみを、けして『護りたい』などと大それた望みを抱きはしない。武力もなければ知恵もない仔鬼ごとき非力な歌い師が、どれほど愛おしさを人々に向けていても何ほどの力にもならない。奇跡のように理解を示されたとして吐き気をもよおされるか嘲笑われてしまうに違いない。手を見てごらン。垢と膿にまみれた不潔な爪。顔を水たまりに映してごらン。真ッ赤に光る嫌らしい瞳に裂けた唇。お伽話の唄いに出てくる悪魔そのもののみにくい風貌。身体からはいつもひどい悪臭がする。)(かつてこのすがたを一目見て顔を歪めなかッたかたはいない。わたくしと姿麗しいかたがたとの隔たりはどこまでも遠い。わたくしはこれからもずッと、永久にかなわない憧れをどなたにも気取られないよう、ひそかに想いつづけることしか許されない。)(だけどそれでいい。) ……それデ、わたくしハ、かまわなイ……、(胸元にそォッと両手を重ねて瞼を閉じる。祈るように。想いをはせる。それだけで胸はいッぱい。だから今夜は、旅立ッて行く見知らぬ愛しいかたがたに向けて、ただ気付かれはしないように、怖がられないように、気持ち悪がられないように、静かに静かに、) [Wed 9 Sep 2009 22:58:07]
◆ルビエ > (たとえばどれほど永えていようともいつか寿命の最果ては訪れる。誰しも永遠の別れは避けられないものなのだろう。だけど“殺す”という出来事は、とてもにわかに信られない事にひとがひとに害を成して命が失われていくと言う意味を現すらしい。そのようなおぞましい事が本当にあるものなのだろうか。そンな意思がもし本当にこの世にあるというのならば、その思いには名前すらあるまい。この芸能横丁ひとつ見ていても分かること。ひとはやッぱりひとが好き。ひとはひとのかたわらが好き。) ………、(すン、)(仔鬼は黄染みまみれの袖口でコレも黄色い涙の粒を瞼を抑えるようにして拭い、馬車の前輪の隙間から外の様子をソッと伺う。口々に残酷な事件をささやいて顔をしかめる華麗な衣装の芸人達。誰かれと大きな声でしゃべるのは相手に注意して欲しいから。笑いが掠めるのは相手が惨たらしいことに巻き込まれていない今が嬉しいから。そこには善良な他人の安否を気遣う思いやりが、こうして目に見えるかたちで溢れている。もしもこのうえ、ふたたび見知らぬ誰かが亡くなッてしまうのなら街中の皆が泣いてしまう。きッと今までの不幸と同じように。) [Wed 9 Sep 2009 22:48:36]
◆ルビエ > (何気ない忌み言葉が、起こらない奇跡が、生来気の細い仔鬼の神経を静かに痛めつけて行く。ひたすらぼンやりとした形で怖い。この戦慄の出所がわからないからいッそう怖い。膿で常に湿り気をおびる肩をローブごと両手で抱き締めて身体中で微かにおののく。ざわ、ざわ。とりとめない喧騒がふたたび不吉な話題を口にする。) ……土砂、崩レ……、(あァ、何人も出ていッて帰ッてこないと、楽師のかたがささやき交わしているのを聞いている。もしかすると彼らもまた。とりとめのない想像は無惨な映像を頭で結び、脆弱な心根を勝手に追い詰める。自分や自分を取り巻くなにかに及ぶ災禍でないとしても、取り返しのつかない哀しみと喪失感の物語に胸の痛みを覚えるなと言う方が無体な話だ。誰かを亡くすと言うことは世界中で嘆きに伏さなければならない悲しみなのに。その方を知らない方はもう出会うこともできない。その方を知る方はもう話もできない。言葉を交わす。例えば挨拶のようにほンのりと互いの心を潤す、ただそればかりの小さなやりとりすら叶わなくなるのに。) [Wed 9 Sep 2009 22:38:27]
◆ルビエ > ………ッ! (尖ッた耳を両手で塞ぎ首を可能なまでに竦める。べちャリ、各所から分泌された膿同士が混ざり合う汚らしい感触。きつく閉じた目の端から滲ンで玉になる涙さえ、黄色い異臭を発して落下する。)(もう沢山だ。聞きたくない。もうこのようなことは耐えられない。考えられる許容量を越えている。器から零れた忌まわしい単語は北国の根雪のように心の底にわだかまり、内側から仔鬼を浸食して行く。わたくしの中身が怖いものに削り取られて行く。通りを行きかうかたがたはただ在ッた事実を口になさるだけなのに、どうして怖ろしいことがらばかりこンなにも耳の奥に残ッてしまうのだろう。わたくしはいつまで立ッてもこの美しい街の影が受け入れられない。この宝石箱のような街のどこかで毎日のように誰かが儚くなッているなンて。それはどうしても取り返しがつかないことなのか。落としてしまッた尊い御霊(みたま)は、散らばッた断片を硝子細工のように寄せ集めて、もう一度輝きを取り戻すことができないのか。) [Wed 9 Sep 2009 22:28:07]
◆ルビエ > (煌びやかなはずの芸能横丁の空気が汚らわしい自分の身体の末端へ押し寄せてくる。瘡蓋だらけの肌から黄色い爪の縁から汚れた赤毛の先端から、じわじわと浸透してくる喧騒にうッすらと恐怖を覚えて仕方がない。馬車の下、泥草だらけの車輪の真横に、ただじッと息を殺して座ッていてても不穏なささやきが聞こえてしまう。 ――自警団が、――目玉泥棒に、――犯人がまだ捕まッていないッて、――そこの暗黒街で、――怖いねぇ、――かわいそうにねぇ、――まだ若い子がねぇ、――あンな死に方するなンて、――死ンで、――死ンでたの、――殺されて、) ……殺され、テ、(漠然と呟く声の旋律は少女みたいに淡く震えて、微かに大気を振動させながら消え失せる。楽師達が忙しく動く足音とざわめきが、またあたりを支配する。)(黒い耳朶の周囲をかすめて去ッていく断片的な単語の渦。はッきりしない会話の輪郭がいッそう気味の悪さを増長させる。外見(そとみ)のおぞましさなら、わたくしこそ同じようなものだと言うのに。なンて勝手な解釈だろうか。) 殺、さ――…、 [Wed 9 Sep 2009 22:18:17]
お知らせ > ルビエさんが来ました。 『(薄ぼンやりと不安になる、)』 [Wed 9 Sep 2009 22:09:33]
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『いンや、ここは男が出すもンでしょッ。 ―で、クレープ屋ッてどッち? (困ッた様に訊いた。)』 [Wed 9 Sep 2009 00:24:45]
◆グレーテル > (抵抗される事無く握ッた手。其の感触を確めるかのように、ちょッと強く握ッたり、緩めたり。少女の表情に、へらンと満足げに笑う。) ――― ンー。うン。そッかあ。 うン、 (言葉とか、仕草とかジッと黙ッてみていたけど。言葉が終われば何だか照れ臭そうに、空いている方の手で頬掻いた。) ――― そンな事云われたの、初めて。やばいな、照れる。 (なンて。仮面の奥、頬を赤くしながら。ぎゅーッて少女の手を強く握ろう。) …、 (へにゃッと笑う少女。素直な子。) ―― ン、ホントー。お仕事はたまにしか入ンないしッ。だからー、エルぴょンが遊びたいな―ッて思ッた時、呼ンで?呼ンでくれたら何時でも行くから。 (仮面を取る事が出来ないから、商業地区とかそッちには行けないけど。精々芸能横丁位だ。) ―― よしッ、しゅッぱーつ! (手を引いて、楽しそうに歩きだす。) [Wed 9 Sep 2009 00:23:11]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『 …でも、お金はちゃんと自分で出す よーっ? 』 [Wed 9 Sep 2009 00:14:28]
◆イェルク > … わ、 ( 手を握られて。ちょッと驚いたような、照れたような声。 ほんのり目元を染めて、握られてない方の手が閉じたり開いたり、もぢもぢ動く ) …あ、 ン と、 ( 自分でも良くわからない言葉は、やッぱり相手にも伝わってなくって、 ) …名前も性別も関係なく、アナタのことを見てる けど、 ( だから教えてくれなくてもいいんだけど、 ) 性別がわかったらおにぃちゃんって呼べるし、名前がわかったら グレーテルおにぃちゃん、て呼べる から、 ( むー。 難しいな、ッて口がちょっとへの字になって、 ) … それは、嬉しいなー…っ、 て、 ( 思って。 だから、アリガトウ? )( 少しでも伝わればいいな、って。 まっすぐアナタを見て一生懸命に、 ) … うン、 ( 反対に、自分の名前を知れて嬉しいと言ってもらえれば ほッとして。 くすぐったそうにへにゃっと笑った ) ほん とーっ? ( お仕事中じゃ ない。 のに、なんで仮面つけてるンだろーっ? この場所なら芸人さんいっぱいだから、目立たないだろうけど。 ) … ん、 い こー っ、 ( 小さく頷き。 手を引かれて、足を踏み出す ) [Wed 9 Sep 2009 00:14:13]
◆グレーテル > (危なッかしいとは思ッている。さッき人にぶつかッて謝ッてる様子、バッチリ見ちゃッてたからねッ。) …、 (少女へと伸ばした手、) ―― (おずおずと少女の手が伸ばされれば、其の儘ギュッと握ッてしまおうと。) ――― ぅえッ? (不意に少女が紡ぐ言葉。こてり、と小首を傾げよう。―そゥ、性別も名前も関係無い、だから何でも良い。) (ワタワタと必死に言葉を探る少女を、不思議そうに仮面は見下ろし。視線があちこちに動いたり、小さく手を動かしたり。ああ可愛い、なンて思いながら言葉を待つ。) ―――― へ、 (呆けた声。礼を述べられた理由が良く解らない。) …ンー、良く解ンないけど、 どーいたしまして?俺も嬉しいよ、エルぴょンの名前とか知れて。 …だから、ありがとう、なのかなー? (へらへらッと笑いながら。礼を云われる事なンて滅多に無い。理由は あンま良く解ンなかッたけど。悪い気分じゃァ無かッた。) (サラサラとした少女の髪を撫ぜるみたいに、軽くポンポンッてやッて手を離す。) ン―?どーしたの? …ああ、仕事中じゃ無いから平気だよゥ。今日は俺も遊びに来たンだよね。 (何だか言いたげな様子に、そンな言葉。実際役者とかじゃァ無いけれど。そう思ッて貰ッてた方が良いだろう なンて。) クレープッ。良いね、決定。食べにいこッ。 (少女と視線と合わせ、笑いながら言葉を返す。手を引いて、歩き出そゥか。) [Wed 9 Sep 2009 00:01:09]
◆イェルク > ―――― あぅー… っ、 ( 説得、の言葉に へにょり、頭と眉と肩が下がる。 やっぱり危なっかしくみえるのかなぁって、 ) …、 ( ちらり、差し出された手を見、 ) …。 ( おずおず、手を 伸ばす。 ) ―――― ( なんでも、いい。 …が、多いな、って思った。 性別も、名前も、あなたを構成するモノなのに。あなたにはどうでもいいモノ、なのかなー…っ? ) …、… あのね、性別も名前も 私が目の前のアナタ自身を認識するには関係ないかも、だけどーっ、 ( ぱふ、て。言葉の合間、息ついて、 ) でもね、あの、 …な、なんてゆーのか なーっ…… ( センセイとかお父様みたいに、スラスラ言葉が出てこない。視線が逃げる見たく横とか下とかに向いて、鞄の紐を掴む手がもそもそ小さく動く ) …あの、おにーちゃん、って呼べるのも、お名前教えてくれたのも ね、… うれしー、 からー…っ、 ( うン。 嬉しい、で合ってるのかどうかも良くわかんないけど、 ) …ありが とーっ? ( …なのかな。 首を傾げて告げた礼の言葉。 うン、よくわかんない。 ) ( ぴょん、は、 良くわかんないまま うン、て小さく頷い て。 ) …わッ、 ( ぽんぽン、てされて。 気恥ずかしそうにちょっと俯き気味のまま、なんとなく頭、手で押さえよう ) …あ。 あ、 えーっと、 ( 何でも屋サン で、役者さん で。 宣伝中とかじゃないのかな、いいのかな。 なンてアナタの姿に勘違いしたまンま、 ) …く、 クレー プ… っ、 ( 道行くヒトの食べてたの、美味しそうだった から、 )( 恥ずかしさに下向けてた視線、 ちら、と上げてアナタの反応を窺う ) [Tue 8 Sep 2009 23:45:17]
◆グレーテル > (少女の視線が、揺れて、) ――いやッ、ほら、危ないし?迷子になるかもだし?ヘタしたらぶつかッて転ンじゃうかも知れないしッ! (手ェ差し出したままなンか必死に説得する。単に手繋ぎたいだけなンだけどねッ。) ―― ン、あ、そッかァ。何でも良いけどォ、 (名前を教えて良いものか、少し迷う。まァ良いか。) 俺の名前、グレーテル。そッちで呼ンでくれて良いよ? (ッて云いながら少女を見た。悩ンだ様な声 だけど、嬉しそうな笑顔。見ちゃッた。ああもう可愛いなァ…ッ!落ち付け俺の欲望…ッ。) ―― ぴょン。おッ、良いの?じゃァそう呼ぶ。 (呼び名決定→エルぴょン。うン可愛い。彼女の新しい面何か発見出来たら随時更新予定、だッ。) ―――… (口噤む彼女に満足そうに頷いて。別に秘密にしてる訳じゃァ無いけれど。何となく響きが良いじゃないか、二人だけの秘密ッて。 性別に関しては疑問符いッぱい浮かべてる様が見える。クツクツ、仮面の奥で笑うのに。手は己の口許隠す様に添え、) ――――… ( 何この可愛い笑顔…ッ。いけない道に走りそうだ。 ) そッ、おにーちゃン。 (にへッて笑いながら少女の頭に手を伸ばし、可能ならポンポンッて撫ぜたいトコロ。) ―― さッて、と。何食べたいー? (仮面のまンま、少女を見降ろして。) [Tue 8 Sep 2009 23:24:50]
◆イェルク > …… え、 ( おろり、目が揺れる。 あなたの手と、自分の手と。何度も何度も、視線が往復して、 ) ぅ、ち、ちゃんと 歩ける、 よー…っ? ( 繋がなくても大丈夫、って。 視線を上げて見つめ、 ) … うン、 ( たいした問題じゃない。そう言うあなたに、こくンて頷いた。 ) あの、でもね、なんて呼んだらいいのかわからない、 からー…っ、 ( おねぇちゃん、か。おにぃちゃん、か。 どっちで呼んだらいいかな、て、 ) か、 …可愛い かなーっ、 ( 悩み声。 だけどちょっと嬉しそうに、ぇへって頬が緩んで、隠すように前髪を直すフリ。 ) ぴ、ぴょんー… っ? ( ぱちり、瞬く。 ぴょん、てなんだろ。私が知らないだけで、 さん、とか、ちゃん、とかみたいな接尾語なのかなーっ? ) あ、あの、好きに呼んでくれ て、 ( いいよ、ッて。 もそもそ、スカァトとか袖とか掴んで、ちょっと落ち着かないカンジ。 ) …あるいみ、で? なんでも や、 ( なんでもやさん? って、言われた事繰り返そうとしたら、 指先がわたしのお口の前。 ) …、 ( 秘密。 言ったらダメなことなんだ、って。口を閉じた ) …ぅー… っ? ( 両性? 無性? ハテナマァク頭の上に浮かべて、 白状してもらえればきょと、と見上げ ) … じゃぁ、おにぃちゃん だねーっ。 ( へら、とちょっと笑う。 ) [Tue 8 Sep 2009 23:13:26]
◆グレーテル > そッか。なら決定−。いこ? (ゴーイングマイウェイ。頷いた彼女の手を引こうと、袖に隠れた手を伸ばす。) ン、そゥ。どッちでも良いの。 (クツクツ楽しげに笑い、) だァッてねー、性別なンてたいした問題じゃないデショ? (頬に手当てて、小首こてンッて傾げる。少女の名が告げられれば、声色明るくして。) イェルクッて云うの!かッわいい名前。ンじゃー、なンて呼ぼう?エルぴょンとか? (早速呼びな考え中。ぴょンなのはどッか彼女がウサギッぽいからだ。スカート摘ンで御挨拶、なンてされる程良い身分の物じゃァ無い。名前聞ければ満足した様に仮面の奥で笑う。) ―― ンー?ある意味で役者 なンかなァ。実際のお仕事は 何でも屋さン。 (秘密ね―?ッて彼女の口許に指先持ッていこゥか。) ――両方 ッて、 (嗚呼、両性ッて奴か!いやいやッて首振る。) 両性ッつーより無性に近いかもね?まァ良いや、白状しよゥ。生物学的に見れば立派な男性だよゥ。 (小首傾げる仕草可愛いなァ―、なンてえへらッと。擦れてない感じのとこが良いと思う。) [Tue 8 Sep 2009 22:56:09]
◆イェルク > ( あとは、多分、あなたが仮面をつけているから。 ) …ぁ、 う、うんっ…… ( こく、ン。 ちッちゃく、一度だけ頷いて、 ) ――― ふぇッ!? ( 驚いて、目をまぁるくした ) ど、どっちでもいー のーっ……? ( おろおろしながら、そう口にして。 名前を尋ねられたら一度きゅっと口を噤み、 ) … い、 イェルク = ヒルシュ、フェル ト …… で、す… っ。 ( ちょッと緊張しながら、そう名乗った。もじもじ、手が今度はスカートをいじるのは、お父様のお客様に会う時みたくちゃんとスカート摘んで御挨拶しなきゃいけなかったのかな、なンてちょっと悩んで。 ) … ぇと、 役者、 さんーっ? ( 役者さんで、男だけど仮面被ってオンナノコの役をしてるのかな、って思って。 それとも、 ) … おねーちゃんとおにーちゃん、両方なのー っ? ( どっちでもイイ、っていうから。 両性、とかなのかな って。 ちょッぴり首を傾げて、窺う ) [Tue 8 Sep 2009 22:44:52]
◆グレーテル > (さッきの罵声は相手が男だッたからッつー最低な理由。因みにぶつかッたのが女の子だッたら、気を付けてね―♪で終わッたと思われる。) ―― ン、そゥ。デザート。甘いの好きィ? (鞄の紐弄りながらも、ちょッとたどたどしく返してくる少女の言葉に にへにへと笑みは止まらない。) ―― …、 (お姉ちゃン?お兄ちゃン?そンな言葉に少女と同じ様に首傾げて思案。指先を頬に当てたりして、) ―― どッちでも良いよゥ?どッちが良い? (変な質問だと、我ながら思う。小首傾げたまンま、 お嬢さンのお名前は?なンて尋ね返し。 包帯に付いている血は本物だッたりするけれど。結構古いものだ。既に赤よりも黒に近い染み。) [Tue 8 Sep 2009 22:32:30]
◆イェルク > ( びくってはねたりなンだか怯えたようなのは、さっきの罵声が尾を引いているせい。 コワイひとなのかな、て思ってるのと、 あれ、声が、ッて悩んでるのと。 ) … あ、 ( 何か言わなきゃと思ってるのに、口からでたのはその一音だけで。 鞄の紐、もじもじと手でいじりながら、 ) え、ぅ、 で、でざーとー…っ? ( ひかれる言葉、だけれど。 いいのかな、って。申し訳なさそうな悩み顔であなたを見つめ、 ) … ( 見つめ て、こくり、小さく喉を鳴らし。 そっと、唇を開く ) ―――― お、おねー ちゃん? ( かなって、思ってたンだけど。ハスキーなのとは多分ちょっと違う、低音。 ) …… おにー ちゃんーっ? ( なのかなぁ って。 こてり、首を傾げて。 ) … ( 喋らなければ、おねぇちゃんなのになーっ? 足の包帯についてるシミは、なんだろう? エンシュツ、ってやつなのかなぁ ) [Tue 8 Sep 2009 22:22:33]
◆グレーテル > (止まれたは止まれたけれど、無理に足に力を入れたからかちょッと挫いたッぽい。此れだから貧弱は嫌なンだッ。もッとこう、格好良くいきたいのに。) ――― ン? (あ、の口で止まる少女見遣り。ちょッと考えて、嗚呼さッきの暴言の所為かッ!ッて納得。うン、恐らく通行人に罪は無かッた。立ち止ッたのは仮面の方だ。) ――― ぅおッ (声掛けたら少女が跳ねた。え、変な事した?やッべーとか仮面の奥で困り顔。あァでもこう、鞄の紐握り締める仕草とか。ちょッと俯いた感じとか。なンか小動物ちッくな瞳とか。胸にピンポイントでときめきをくれるンだよなッ。) ―― そ?なら良かッたァー。 いンや、悪いのは俺 ――ッつーかあの通行人Aの所為だし?気にしないでー? (なンて、袖に隠れた手をひらひら顔の前で振ッて。) (可愛いなァ可愛いなァ。にへーッと顔が崩れる。そンな表情も隠す仮面ッて本当に便利だ。) …でさッ?驚かせちゃッたお詫びとして −、何かデザートとか食べに行かない?俺奢るし? ( ちゃッかりナンパ開始。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:08:55]
◆イェルク > ( あなたの方見て固まったまンま、 ) …、 ( 目の前で足を留めてくれたなら、数拍の後ようやくそれを認識する。止まってくれてありがとう。 無意識に体に入ってた力を抜いてほッと息を、 ) ――― ッ、 ( …つこうとして、ひゅッと飲み込んだ。罵声にびくっと肩が揺れる ) …… あ、 ( なンか思わず私が ごめんなさい、て、言いそうになったけど、 )( え? あれ? ) … ( 逃げてく通行人さんに罪は無いと思う、けど。口を挟む間もなくッて、ぽかんと見送り、 ) … ふぁッ!? ( 声掛けられてびくっと。ちょっと跳ねた。 ) あ、 … う、 ( 思わず肩掛け鞄の紐をぎゅッと両手で握り締めて。俯き気味にこくこく頷く。 視線は窺うよう、あなたを見上げたまンま、ちょッぴり眉がハの字。 ) あ、わ、 わたし は、だいじょう ぶ ……っ ( 小さく、頷いて ) あ、ぇ、と … ありがとーござい ますーっ? ( なンだろうか。一応、 ) [Tue 8 Sep 2009 21:59:05]
◆グレーテル > (がッつり少女の方を見ていた仮面。其の恥ずかしそうな彼女の仕草に お持ち帰りしたい気持ちを抑えて、抑えて。) ―――― …ッ、と、 ぐッ、 (トントン とンッと。ちょッとよろめいたけど、彼女のすぐ傍で何とかギリッギリで止まるだろゥ か。) ――― ぁ、 (ぽつン、と小さく呟いて。ぐるりッと身体を通行人A(*男)に向ける。) ッぶねェなッ!前見て歩けこンの猿顔ッ! (俺が転ンで此の子に激突してたら如何してくれるンだと。いや、其れで彼女が怪我とかしちゃッたら責任もッて嫁にしますけどネッ。そンな内心は隠しながら、男にびッしぃ云い放ち。男が慌てた様に逃げ去れば、くるン、と彼女へ向き直ろう。) 大丈夫ゥ?ぶつかッてない? (小首かくン。親近感もッて貰えるように可愛い仕草心掛けるけど。――多分此のどッから聞いても男!みたいな声とさッきの暴言で台無しだと自分でも思うンだ、正直。) [Tue 8 Sep 2009 21:46:07]
◆イェルク > ( 横丁のコたちはみんな美しく輝いてて、お客さんたちはみんなそッちばかり気にしてる。 から、まさか貴方がこっちを見ていたなんて、仮面のせいでわからなくって ) …あ、 ( おろ、 視線は貴方に向けたまま、気恥ずかしそうにほんのちょっと俯いて、足を半歩後ろに引いた。 なンだろう、何かの宣伝とかかな、なンて。 手を振ろうとした所作に思うのはそンなことで、 ) … ふ、ふぇッ!? ( コチラによろけてきた女性に目を丸くしてびくっと。逃げるどころか足が竦む。 てかあの、もし倒れこまれたら絶対支えられないけど、…ふ、踏み止まってくれる かなーっ? ) [Tue 8 Sep 2009 21:34:47]
◆グレーテル > (歌う少女の周りに人が集まッている。キラキラと踊る女性に観客から声援が飛ぶ。こう云う場所は 自分とは縁の遠い場所の様だ。ッてかあの踊り子可愛い。ッつーか美人。 なンて考えながら、ツィ、と視線は他の場所。一人だけに留まッたりはしない。) (不意に耳に届いたのはオンナノコの謝る声。此処ら辺はぼうッとしてると人にぶつかりそうだ、なンて其方を見遣る。あ、やばッ、可愛い。丁度視界に入ッたのは ぺこぺこと謝る小動物ちッくな子。へらーッて仮面の奥の顔がにやければ、) ( ぱちッ、 ) (ッて視線が合ッた。仮面を被ッてて良かッたと心底思ッた瞬間。あンなにやけ顔、女の子には見せられないッ。) (立ち止まッて、袖に隠れた手をひら−ッて振ッてみようとしたけども。後ろからぶつかッてきた通行人A(*男)の所為で思いッきり少女の方へよろめいた。) [Tue 8 Sep 2009 21:23:27]
◆イェルク > ( おどおど、窺うように。 あッちこっち、視線をきょろきょろと動かした。 ) …、 ( 顎にあてた手は唇に触れたり顎を触ったり頬に添えたり、無意識にそわそわと動く ) あッ、 ( みんな、歌い手サンとか踊り子サンとか、キラキラした人たちに夢中で、 ) す、すみま せ ん… っ、 ( だから時々、誰かとぶつかってしまう。芸人サンに気を取られて、私が歩いてるのに気づいていないから ) ( ぺこぺこ謝って、はふっと息をついて、 ) …、 ( 情けないカオしてまた歩き出そうとしたら、視線の先に仮面のオンナノコがいた。 どッかの役者さんとかなのかなーっ、 て。 思わずぱちり、派手な色した面を瞬いて見つめる ) [Tue 8 Sep 2009 21:15:17]
◆グレーテル > (のッたりのッたり。時折躓いたり、よろめいたり。足腰はあンま丈夫じゃないみたいだ。) (右向いて、左向いて、左向いて、右向いて。時々振り返ッてみたり、少しだけ早く歩いてみて転び掛けてみたり。行動はまンま子供の其れ。) (初めて来た場所だが、今後も来てみたい と思う。だッて可愛い子多いしッ。にへーッと仮面の中はにやけた笑顔が零れる。) [Tue 8 Sep 2009 21:05:31]
お知らせ > イェルクさんが来ました。 『 ――― ぅ、 ( おろり、周囲を見回して )』 [Tue 8 Sep 2009 21:05:07]
◆グレーテル > (のッたりと緩慢な動作で横丁の通りを歩く。足が遅いのは如何しようも無い、バンクルの核が目の位置にある所為だ。 キラキラとした世界、だと思う。裏の世界が基本の自分にとッては眩しい位だ。) (歌い手、絵師、吟遊詩人、楽師に役者 ――その他大勢。) やあッぱ、こう云う所に居る女の子ッてキラキラしてるよなァ。マジ完璧。 (溜息交じりに呟くンだ。夢に向かッて行動する子ッてメッチャ良い。呟いた独り言。隣歩いてた奴が振り返ッた。) (声は成人男性の其れだ。容姿と合わない、なンて知ッた事。あンま喋らない様にしよゥか。) [Tue 8 Sep 2009 20:53:21]
◆グレーテル > (空は綺麗な濃紺。星が良く見える晴天。表の世界デビューにはぴッたりだと思うンだ。) ―――… 。 (そンなこンなで何時もはスラムとか暗黒街しか出た事の無かッたが、芸能横丁に踏み込ンでみた次第。 仮面被ッた少女風貌は、キョロリと辺り見回した。美女美少女テンコ盛り選り取り見取り。はあッて仮面の奥で感嘆の溜息吐いて、表情はにへにへ、ッと。) ( しかし、 ) (何だか自分も注目を浴びている気がする。仮面の所為か、此の恰好の所為か、はたまた足に巻いた血濡れの包帯の所為か 解らぬけれどッ。) [Tue 8 Sep 2009 20:43:06]
お知らせ > グレーテルさんが来ました。 『( 踏み出してみた。 )』 [Tue 8 Sep 2009 20:38:25]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 『(さわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわさわ)』 [Mon 7 Sep 2009 23:41:09]
◆レェナ > そういっていただけるなら ばしばし頑張っちゃわなきゃデスねっ (ぐっと両手で小さくガッツポーズを作って。 そんな風に幅が広がっていくのに少しでも貢献できてるのなら、本人は知れば喜ぶでしょう。) ああ、 そんなたいした部屋じゃないのですよ〜 (一緒に笑いながら、うふふふふふ。 是非遊びに来てください!) だだだ、大丈夫って… !(大丈夫かどうか自信がないとか。 ただ目の前に差し出されれば、もうにんわり理性が吹っ飛ぶだろう。) はぁぅ… では… そそその、お言葉に 甘えて… (そうつぶやけばその場に座り込んで、そっと手を伸ばそうか。) [Mon 7 Sep 2009 23:40:38]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( 愛犬は、 少しはレェナさんを癒せただろーか。 )』 [Mon 7 Sep 2009 23:29:28]
◆キヨ > ふふー。 レェナさんがそンだけ力入れてるお芝居、また次も観るのが楽しみですよ。 ( ほンとに。 わたしが横丁来る目的は主に楽師の演奏聴きたいが為だったのに、 今じゃァお芝居とか踊りとか、興味の幅が広がっている。 まあ同じお芝居でもやっぱり率先して観に行きたい!って思うのはレェナさんの劇団ですけど。 ) … あッ、いや気にしないでください。どんなお部屋なのかなー? って思ってただけですよー。 ( うふふ、うふふ。笑って誤魔化 す! おうち、行っていいんだろうかッ… ) …。 ( きょとん。 ) … ( にこッ。 ) ( ふふふふふー とレェナさんを見つめる。 あぁ、そんなトコが可愛いなぁッ ) 大丈夫ですよ、 ハゲる前にすとッぷかけますから。 ( あと撫でられすぎて、もしかしてくまごろーが犬ぱんち食らわせたり、 しそうになった時とか。 ) ちゃんと止めます。 だからそれまでは存分にッ。 ( さぁ! なんて促す。 わんころはくふん、とレェナさんの足元に擦り寄ろう と、 ) [Mon 7 Sep 2009 23:28:09]
◆レェナ > え? えーっと そうですねェ (お芝居関係のやりたいことで結局時間を使うのだと恥ずかしそうに苦笑しようか。 ちょっとの時間をも芝居に打ち込みたいのだろうと自己考察。 いいと思ってくれるそんな方のためにも頑張らねばです。) そうなんですよー え、椅子っ?? (きょとんと目を丸くして。そんな事いわずに家に来てあげてくださいvv きっとマリアも喜ぶことでしょう。) はぅぁっ … わわわ、 そそそその… (近ずけられれば少し足を引いて。それはかなりの危険行為だとよりいっそう力がはいるだろう。 ) うち… その、好き過ぎて好き過ぎ、て、 たぶん… わんこが ハゲちゃうかも しれないのです よ (もう、それ以上そんな目で見られたら理性なんてさよならバイバイまた明日で吹っ飛んでしまうだろう。) [Mon 7 Sep 2009 23:11:58]
◆キヨ > ふへへー。 どーいたしましてッ。 ( 笑顔が見れれば、わたしもにへっと。 頬をでれでれと緩めて、 ) そーですか。 じゃァおうちでのンびり…、 ( してください、と言いかけてふと視線が貴女とわたしの荷物に行って ) …のんびり、劇の内容煮詰めるンでしょッか? ( そのための大荷物かなぁ、なんて。 あぁでも、相変わらず一つの劇に対する力の入れようというか、そういうのが凄い――良いなぁ、って思う。こゆとこ見るとなおさら、劇観るのが楽しみになるッてもんで。思わずふふっと笑った ) ほほぅ、ルームシェアですかー。 いいなー部屋になりたい。 椅子とかでもいいッ…! ( ぐッと手に力を込めてなんか切実に。 レェナさんもマリアさんも訴えて勝てると思います。…。 ) …、 ( ぱちくり。 瞬き、 ) え。 じゃァどうぞ、構ってあげてください。 ( なンて逆に近づく。 ちかづく。 )( わンころは尻尾振って貴女を見上げている よ! くぅン? とか首を傾げるオマケつき。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:53:50]
◆レェナ > はい、ありがとうございますです (そんな風にいっていただけて、自分は本当幸せ者だとありがたそうに笑うだろう。) (そんなに意気揚々に答えてもらえば、申し訳ない表情も和らいで、感謝の意を込めて笑うだろう。) はい、このまま今日は おうちに帰るので … あ、はい。マリアとはルームシェアしてるんですよ (お金がもったいないからなんて笑ってみようか。 何より節約節約。 ステキ空間かはあやしいとかなんとかかんとか。) いえいえいえいえ、 そんな… では ないのです よっ (少し距離をとられるのを悲しいような安心のような複雑な感情でぐるぐるしてきて。 わんこにそんな目で見られては我慢の限界を感じずにはいられないだろう。) その… 実、は… なんといい、ますか… 大好きすぎる、です よ・・・っ (力んだまま眉をさげて。情けない自分の姿に涙が出ると握り締めたこぶしに思おうか。) [Mon 7 Sep 2009 22:44:13]
◆キヨ > 一生懸命なレェナさんはとッても魅力的ですけど、たまには思いっきり寝ちゃおー、とかもしてくださいねッ。 ( なンて、にへっと笑った。 ) そうですよ。 ( こッ くり。 重々しく頷いて、 ) うはーい! まッかせてくださいなー! ( 申し訳なく思う必要なンてないッくらい、むしろはしゃいだカンジにわたしはお荷物をお預かりしませう。 ) おうちまで持ってけばいーンでしょッか?? あっ、そーいえばレェナさんマリアさんと一緒に住んでるンです かッ…!? ( 以前雨ン中レェナさん送ってったとこと、こないだマリアさん送ってったとこを結びつけ。 ふと。 かわゆいおなのこが二人で住んでるお部屋とかもうなにそれ。なにそのステキ空間。 ) 危険ッ!? も、もしかして前に噛まれたことがあるー、 とか?? ( 思い切り撫で回したくなるのを我慢しているだなんてわたしは知らないので。 申し訳なさそうに、ちッとリードをしっかり持って。あんまりくまごろーが貴女に近寄らないようにと ) ( まぁ話題のわんこは貴女に 撫でて撫でてッ遊んでッ とでも言いたげな期待した目を向けてはッはッと舌をだしてるワケですが。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:28:35]
◆レェナ > (遭遇率のもんだっ… とか、ゲフゲフっ。 きっとつけが回ってくるのは私達、笑。) そうでしょうか… ? (疲れてるのかどうかと聞かれれば疲れてるのかもしれないと。確かに充実しているからこそ、その疲れは気にもならないようだ。 舞台関連の資料が一式詰まったかばん。中身は台本やら楽譜やら舞台図やら… なんでこう紙類って重いのか。) そ、 そうですか? (真顔でそんな言われては、断るのもなんだか申し訳なく。 うーんと考えるように視線が宙を泳ぐ。) ではお言葉に甘えてしまいましょうか ? (もうしわけなさの入った顔のままだがにこり笑って。 かばんに差し込んでいた舞台図の入った数本の筒を抜き取って差し出そうか。 なんだか本当にすみませんとペコペコ頭を下げて。) そうなんです、かぁ 拾ってもらえ て 、 良かったですねぇ … はぃっ…! ( わんこの目線を感じて体をより強張らせて。こちらもヒクヒクと息をするだろう。) え? いややや、 そ、そんなことはないのですよ! た、ただ、 その… ちょっと危険で・・・ (自分が、と心でつぶやく今日この頃。むしろ大好きなんだとこぶしを握り締めて涙ながらに思うだろう。) [Mon 7 Sep 2009 22:19:36]
◆キヨ > ( マリアさんといい、何故か恋人さまが不遇な…! 役得過ぎませんかわたし。後でツケが回ってきそうな感。 ) ( 笑顔にほンわり、癒される。きっとこう、ほわッほわした空気が周りに飛び交ってるみたいなカンジ。 ) ンー、まぁ元々細いですからアレですけど。 疲れてませんー? ( 大変だけど充実してる、ッてカンジなんでしょっか。お荷物の中身はやっぱりお芝居関連? ) いえいえ、でもそんな、可愛いお嬢さんに重い荷物持たせてわたしは何もナシなんていうのは。 ( こう、ね。 心苦しいじゃないですか。 なンて。 なンて。 真顔で告げますが何か。 でも体力は貴女のがあるという事実。 ) …あ、はい。 野良犬だったのを知り合いの方が拾って―― わたしがいただいたンですよ。 だから熊五郎って名前はたぶん、その方がつけたンでしょうけどねー。 ( なんて話している間、くまごろーはじーっとじーっと貴女を見上げている。鼻はひくひく、動いたまンまでしたが ) …。 ( はて。 ) … わんこ、お嫌いでした? ( 軽くリード引いて飛び掛ることないようにしつつ。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:01:19]
◆レェナ > (彼が殴りかかろうとするならば喧嘩ストップ方式で、ボケ役者は間に割って入るでしょう、笑。)(あなたの笑顔につられてまたへなり笑って。「はい」と答えながら小さくうなずくだろう。) えぇ?? そうですかね?? (細くなったかどうか本人の自覚は内容で。 そういえば体重なんて最近計ってない事に気づく。 覗き込まれたらなんとなく恥ずかしくて、多分荷物のせいですよ、と笑ってみる。) ややや、大丈夫ですよっ (両手を前に小さく振りながら。 こんなものを持ってもらうには申し訳ないと首を横に振ろうか。 ) 体力には自信あるのでっ (力2の体力5っていうアンバランスに苦笑をひとつ。) っふぇ!! ・・・ ――― っっ!! (思いのほか自分は疲れてたのかも知れないと目を見開いて。 足元に可愛らしい茶色のわんこがふンふン… 条件反射のようにぐっとこぶしを握り締めありえないくらい力を込めようか。) く、くまごろうさんって言うのですか・・・ ? (くすぐったいのを通り越した危険状態で、プルプル震えて。すぐにでも飛び出して行かないようにきゅっと体に力を入れたままわんこを見て。 あなたのコでしょうかとぎこちなく小首を傾げるだろう。) [Mon 7 Sep 2009 21:48:55]
◆キヨ > うぃ、おひさしぶりですよー! ( ぇへへぅへへ。 にへにへ笑っておでこにすちゃ!と手をあてて敬礼モドキ。 あぁ可愛いなぁ可愛いなぁ。相変わらず目とか、足とかこう、綺麗だ。太ももとかすンげく触りたくなる。マリアさん時と同じく恋人さまにへち殴られる覚悟完了済み。 ) あッ、でも後でお渡ししますねっ。 ( 荷物背負い直すの見ればそんなこと。にこっと ) なンかレェナさん前より細っこくなりました?? 荷物大きいせいでそー見えるンでしょッか。 ( はて。 覗き込むよう首を傾げて。 ムリしてないといいけどなぁ。 ) お荷物お持ちしましょッかー? だいじょうぶ、コレでも小さい時からオツカイ任されてましたからねッ。 ( ようやく一昨年くらいから重いものもちゃんと運べるように(具体的には力3に)なったンですよ! なンて。 腕をぐッとまげてみせた。 ちなみにクッキーは肩掛け鞄の中ですよ、と ) … あッ、こーらくまごろーうらやまs…… じゃない、ダメですよー? ( レェナさんがくすぐったいでしょう、なンて。 貴女の足元に近づいてふンふン匂いを嗅ぎ回る愛犬に ) [Mon 7 Sep 2009 21:29:37]
◆レェナ > (大きく息を吐いて。 荷物を背負いなおす。 ) ・・・――― よいしょっと。 (楽譜やら台本やら詰め込んだ荷物はやたら重い。 ) … え?? (聞きなれた声を耳にすれば、少し先から駆け寄ってくるあなたを見つけて。 自分も少し駆け寄ろうか。) キヨさんっ お久しぶりですねェ (クッキーの話を聞けば、ふと幼馴染の顔を思い出して。ふにゃふにゃしてるときにそんな事を言っていたような記憶がちらり。) わぁ、本当に持ってきてくださったですね (「ありがとうございます」とぺこり大きく頭を下げて顔を上げれば満面の笑みを浮かべるだろう。早帰りは三文の得だとか造語が頭をよぎりながら、荷物を軽く背負いなおして。) [Mon 7 Sep 2009 21:18:53]
◆キヨ > ( 少し遠くから、手をぶんぶん振って。 貴女のトコへと駆けてこー。 おろしてる方、右手にはリードを掴んでいたりして。その先には首輪に繋がれたわんころが、舌を出してはッはと息をしながらわたしとおンなじよーに貴女の元へと駆けていく。 ) こんばんはぁッ、 お忙しいですかー?! ちょうど、クッキー焼いたンで持ってこーかと思ってたトコだったンですがー ( 近寄りながらそんな。 前にマリアさんに 差し入れ持ってくってレェナさんにお伝えください、って言ってたのを有言実行。 お忙しいかもだけど、ちょっちくらいお話出来るお時間とか無いかなとか。とかとか。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:08:50]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 レェナさんッ! 』 [Mon 7 Sep 2009 21:03:06]
◆レェナ > (自分達の公演準備におわれ、ばたばたの毎日。何か忘れてることはないか、明日することはなんだったか、何度も確認する。 団員の一人が気を使って早く帰るようにしてくれたので、今日は思いのほか早めにあがることができたが、 逆に何か忘れてないか心配になる。) …―――むん、 大丈夫のはず・・・ (きゅっとよせた眉間をへなり緩めて。 スケジュール帳を荷物の中へ押し込もうか。) [Mon 7 Sep 2009 20:59:27]
◆レェナ > お疲れ様でしたぁ (事務所のに残っている団員に声をかけて、がさがさと大荷物を背負って通りへと出ようか。 夜の空気はもう秋のにおい。 少し涼しくなった夜の道を歩き始めて。) (にぎやかな道の脇を通りながら、荷物の一部からスケジュール帳を引っ張り出して、チラチラ今後の予定に目を通しながら進む。) [Mon 7 Sep 2009 20:54:09]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Mon 7 Sep 2009 20:48:16]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 …まだ人前で歌ったり出来るなんて、確認したくは無かった 』 [Mon 7 Sep 2009 00:18:59]
◆エリー > ( 歌う事自体は嫌いじゃない。 感情を刺激されるし、内に込めた物を吐き出せる。 少々不本意なシチュエーションではあるけれど、まぁ、長い事鬱々と溜め込んだ精神衛生上良くないものを出してしまおうか。 お酒も弱いし、人付き合いも悪いし、つくづく私は発散が苦手だ。 ) It... begins to walk when the fog clears up. It's likely to end without fail some time though my journey course still continues―――――――――――。 ( 最後にひとつ静かに一礼すると、それなりの数の拍手と声援を貰ってほっとする。 ほら、やってのけましたからね、という顔を興行主に向けてステージを降り、大きく息を吐いた。 こんなぶっつけ本番、緊張しない方がおかしい。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:47:12]
◆エリー > ( 地道な活動の一環として、今まで居住区、商業地区、淫売窟辺りで吸血鬼に関する注意を促し、説明をして回り、馬蹄を配って回っていた。 今回はこの区画がその対象だったのだが―――とあるひねくれ者の興行主がこう言った。 「時間割いてそんな辛気臭ぇ話聞かされるだけ聞かされて、辛気臭ぇアクセサリ押しつけられて、はいどうもって受け取れって?」 そんな意地の悪い言い方をした後、男はさらに意地悪く続ける。 「ここは芸能横丁だ。 俺がこのダサい馬蹄を玄関に吊るす代わりにあんたはうちの店で芸を見せる。 それで手を打とう。」 困る様を見て面白がっている顔だった。 お断りする事だって出来た。 出来たが、そんな理由で若し後になってこの区画に此処だけ防犯の穴があくような事があったらそれこそ私が大人げなかった所為になる。 ) ( だから、不本意ながら。 ) I seem to be strongly made though I want to break down unfortunately―――――― ( 私は借り物の真っ赤なドレスを着て、久しぶりに本気のメイクをして、髪を結いあげて、バーのステージに立って高らかに歌い上げているのである。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:33:24]
◆エリー > ( 聞き齧った程度の歌だ。 たまに横丁で休日を過ごしたりする時に何度か耳にして覚えた、そう長くない曲。 突然上がらされた舞台だし、アカペラで歌えそうなのが他に思いつかなかった。 ) ―――I'll put away sadness in the interior of the heart. Because it loved. As long as loved. ( ゆっくりとお腹の底から声を出す。 久しくこういう事をしていなかった。 自己主張は最低限に抑えていたし、声を張って喋るのもあんまり好きじゃない。 ギルドじゃ私の声を思い出せない人だって沢山いるだろう。 それは別にいい。 そういうつもりでそういう人物像を演じているんだから。 さて、むしろ現状の方が不本意だ。 今日は休暇ではなくて、VHGのまっとうな仕事として来ているというのに。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:24:18]
◆エリー > It... begins to walk when the fog clears up. It's likely to end without fail some time though my journey course still continues―――― ( 小さなステージの上、スローテンポの出だしで静かに歌い始める。 聴衆はひとたび黙り込み、私の声に耳を傾けた。 人前で歌を歌うなんて学生時代殆どなかったし、あったとしても独りじゃなかった。 大抵誰か、クラスのもっと目立つ子の傍らでコーラスをする程度で、そもそも芸能科って言ったって私はどちらかといえば主張は控えめで、地味で目立たない方だった。 ) Your memories aren't forgotten. It begins to walk again though it's lonely.... ( 何でか今、独りでステージの上に立ち、歌う羽目になっているわけだが。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:14:28]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 (深呼吸) 』 [Sun 6 Sep 2009 23:07:59]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 [Sat 5 Sep 2009 21:26:40]
◆アヤ > ( そのかわり、次にスタンツェルに――葬儀とか、お墓とかで――逢う時は、 彼女に笑顔をみせられるようにしよう。 ) [Sat 5 Sep 2009 21:25:31]
◆アヤ > ―― すみません、 ( 空いたグラスを置いて、カウンターでカクテルを作っていた店員をそっと呼んだ )( 頼んだ料理は全然減ってない。 その代わり、普段一杯で酔いが回ってやめてしまうお酒は次に頼むので三杯目だ。 ) … ( ああ、泣いたせいで頭が痛いなぁ。 ) …ありがとう、 ( もう今日は、たくさん呑んで はきだしてしまおう。 ) [Sat 5 Sep 2009 21:23:36]
◆アヤ > ( アレだけ泣いたのに、まだ出てくるなンて。 情けないぞ。スタンツェルが困ってるぞ。 そう目尻にハンカチをあてながら自戒してみるけれど、結局更に涙が滲んだだけだった。 ) ( 元気の無さは同僚にも伝わってるみたいで、最近はカウンターじゃなく奥での目録整理や書庫作業ばかりやらされてる。 そンな気遣いが嬉しくて、申し訳なくて、 ) … ( ふっと息をついてグラスを手に取れば、中でからンと氷が踊る ) [Sat 5 Sep 2009 21:06:59]
◆アヤ > ( …思ってたのに。 ) ( 結局一人で来ることになっちゃったよ。ねぇ、 ) ――――― ( 唇が声無く彼女の名を紡ぐ。 ) ( 薄暗い店内にはオレンジ色に灯るあかりの他に 魔法で作り出されたものだろうか、曇りガラスに閉じ込められた一定時間で光の色が移り変わる灯りが、仄かに店内を照らしていた。そンな暗い店内に、私はきっと救われている。 店は入り口から細長い作りになっていて、私のいるカウンター席は一番奥。 ホールに2人しかいない店員さんたちは皆さん忙しいようで、お酒作る時以外はあンまりカウンターの中にいない。 ) [Sat 5 Sep 2009 20:54:32]
◆アヤ > ( ジメジメと湿っぽくていけない。 ) … ( すン、と小さく鼻を鳴らした ) どうしてよぅ…… ( ユカイな気分になれるかと思って、逃避に呑んだ慣れないオサケは 今日に限って、気持ちをどンどこ沈ませるばかり。 ツマミの美味しい無国籍料理のダイニングバーは、いつか彼女と来たいなって思ってた店の一つ。今担当してる事件が落ち着いたら、一緒にどうかなって、 ) [Sat 5 Sep 2009 20:40:03]
お知らせ > アヤさんが来ました。 『( 空は、 曇っていて )』 [Sat 5 Sep 2009 20:31:45]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『(衣装を返して帰り道。ブランド店を見かけてふと思う)……テレサに何か埋め合わせしないとな。』 [Mon 31 Aug 2009 23:51:52]
◆カイン > (魔法のように数秒で何枚も何枚も複写できたら良かったのだけど、そんな便利なものは無い。 自分が知らないだけだが、あったとしても、とんでもなく高価だろう。 基本的に手作業で複写する以上――しかもそれが百枚以上ともなれば――時間もかかる。 また何日かあとに来てくれと言われ、ピエロはひらひらと手を振って複写屋を後にした。急いでくれよ、とは頼んだけれど、あちらも仕事だ。 数日かかるのなら、それより早くは無理なのだろう)…………これで準備は良し。完成したら実際に行動して――あとは仕掛けをご覧あれ、ってな所か。(正面から戦ってやる、なんて事はしない。してやらない。 ――目玉泥棒め。徹底的に追い詰めて、叩き潰してやる) [Mon 31 Aug 2009 23:50:54]
◆カイン > (そして二人目。 【ホワイティアの男】【ツンツンと立った金髪】【嫌らしい面構え】【長い舌】【耳に大きなピアス】【髑髏をあしらったパンクファッション】 ――自分は、その男の顔しか知らない。恐らく暗黒街で、それなりに幅を利かせられる立場のものだろう、という程度しか知らない。 この男が本当に目玉泥棒を匿っているのかどうかさえわからない。 だが、知った事か。 事実であったにしろ、此方の勘違いだったにしろ、『この男が自警団殺しを匿っている』という情報が知れ渡れば、暗黒街の他の面々にとって――あまり都合が宜しくない。 それに目玉泥棒である娘に対して、更なるプレッシャーを与える事ができる、筈だ)……うん、まあ、だいたいそんな所かな。(描きあがった絵を、丸めて小脇に抱え、二枚分の代価を支払うと立ち上がった。 ――次はこれを、複写屋に持ち込む) [Mon 31 Aug 2009 23:46:10]
◆カイン > (まず一人目【典型的なホワイティアの少女】【二つに括った蜂蜜色の髪】【碧眼】【十代前半】【上等な衣装】【小柄で華奢】――などなど、事細かに特徴を伝え、絵師に描き起こしてもらい、随時その絵を確認して修正を加えていってもらう。 なるべく写実的に。 あの殺人鬼に似るように。 もちろん、実際に本人を目の前にして描いているわけじゃあないから、多少の違いはあるだろう。 だが……ハッキリ言うと、そこはそれほど問題じゃあない。 絵を目にしたものが殺人鬼を見て「あれ、似てる?」と思う程度で、十分なのだから) [Mon 31 Aug 2009 23:40:31]
◆カイン > (ついで赴くのは、無論、似顔絵屋である。 ――しばらく通りをうろついて、比較的腕の良い絵描きを探す。 単に土産としてディフォルメした絵を描く者もいるし、写実的な絵を描く者もいる。 千差万別だ。 探すのは写実的な絵を描く似顔絵屋。 人気や客足の有無などは関係ない。 絵が上手ければ、それで十分だ)…………ああ、いや、俺の絵じゃぁ無いんだ。 特徴を教えるから、二人ばかり似顔絵に起こして欲しいんだけど――頼めるかい?(問題無いよ、と絵師はそっけなく言った。 ならば、と対面に腰を下ろし、事細かに二人の――ある娘と、男の特徴を伝える事にする) [Mon 31 Aug 2009 23:36:26]
◆カイン > (これから自分がやろうとしている事は、まあ、ハッキリといえば、あまり性質の良い事じゃあるまい。通常ならば人格を疑われても仕方ない事だと思う。 ――だが、知ったことか。 連続殺人鬼、そしてそれを匿っている輩。 そいつらを徹底的に締め上げ、炙り出すのに、手段を迷ってなんかいられない。 奴らは――ヴェイトス市の敵なのだから)(まず訪れたのは、貸衣装の店だ。 そこで適当にピエロの装束を着込み、メイキャップを施してもらう。 これでパッと見て誰からも素顔はわかるまい。 芸能横丁の良いところは、多少なりとも奇抜な格好をすれば、それで変装が済んでしまうという辺りだ。 ――この区画にピエロが何人いると思う?) [Mon 31 Aug 2009 23:31:34]
◆カイン > (治療の為に訪れた病院で聞いたのは――乱暴な応急処置を見た医者からはお叱りの言葉を受けた――そんなあっさりとした事実。 鉄仮面によって運ばれてくる途中、既に死んでいたのだという。 もっと早く病院に来ても助からなかっただろう――というのは、何の慰めにもならないけれど。 これで手加減する理由は、完全に消え失せた。 何人も殺された。 ……何人も。 「お兄ちゃんが戻ってくる」とかいう理由で。全くの私欲で。 あの殺人鬼にはきっと理解できないのだろう。 殺された人々にだって、大切な者はいただろうに)(――だが、だからと言って青年は、すぐにスラムや暗黒街に飛び出したりはしなかった。 テレサという娘からの助言が無ければそうしていただろうが……病院の帰り道、彼が赴いたのは芸能横丁であった) [Mon 31 Aug 2009 23:26:26]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――彼女が亡くなった。』 [Mon 31 Aug 2009 23:19:23]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( 多少なり、受けたのか。 会場の空気・旋律と対照的に、それを知る余裕はなかった。 )』 [Sun 30 Aug 2009 23:20:14]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( わあ何これ。 あれ、この間と違わない? そんな声は聞こえないが――― やがて、蠢く人影たちが同じ姿勢を取り始めた。 細くなり太くなり、その輪郭を不気味に… 見方によってはひょうきんに変えながら、緩急つけた旋回運動を開始する。 群舞だ。 ) ( 物珍しげに、でもどうせ魔術でしょ?というスタンスで立ち尽くす観衆の周りで、その影と、幻の提灯が踊りだす。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:00:08]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( ―――結局。 初日・二日目と同じように、お子様と心臓弱い方への注意を促し演奏を始める。 心なしか人が集まって来たような気がしなくもないけれど、舞台上からは照明の逆光で客席がほとんど見えない。 そしてすぐトランス状態に陥れば、人の目も何もなくなってしまう。 ) ―――! ( 鬼気迫る演奏という点では、むしろ迫力を増している。 文字通り肝心要である姉がいない状況で、暴走しがちな… むしろ暴走しなければ術として成立しない魔術を、自らの意思で制御しようとするのは難しい。 楽器の種類・サイズからすると妙に響く音が、術の媒体として空間を支配する。 浮かび上がるのは幻の提灯。 長く伸びる観衆の影が踊りだし――― けれど、提灯お化けが襲いかかることはなく、むくむくと膨らみ立ち上がった観衆の影にも、鮫のような口は現れない。 ) ( 恐れろ哀しめ怒れ怯えろ、そうすれば私は気持ち良くなれる。 害意一色に染まりそうな意識を必死で食い止めて、頭に浮かぶ食人祭りを書き換える。 まじにならないでよ。 茶化すように、すかしてかわすように。 ―――そんな余裕ありはせず、そしてこれは奏者本人も認識していないことだが、蠢きながら立ち上がった観衆の影たちは、何をしているのだと戸惑うように術の主を仰いでいる。 もっとも、目も口もなくてどこを見ているかなんて分かるものではないけれど。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:55:07]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 結局、名のある芸人の舞台なんかとはかすりもしなかった。 …いや、そういうところは前座も競争厳しいような別世界なのだろうけど。 ―――大した舞台じゃないんだし、ふけちゃおうよ。 安易な誘惑との間でゆらゆら揺れる。 ) ( もう行かなきゃ。 でも、行くの? ) ―――でも、そうね。 これが憑き物のせいだって言うんなら… ( その克服は、課題だ。 かつて祓えないと匙を投げたアマウラの神官は、この憑き物がいつか私達に取って代わると言っていた。 喰われる、とかそんな表現だったっけ。 今まで、そんなことを自覚したことは… あまり、なかったのだけど。 そうだとすれば、負けてたまるか。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:36:14]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 肩に乗せた赤い蛇の目傘は二人で入れる大きなものだけど、それでも足元は濡れてしまう。 気持ち悪くて、下駄に足袋の小さな足をもじもじさせる。 ぼうっとしているうちに、ありがちな歌を歌っていた芸人がまばらな拍手に見送られ引っ込んだ。 ステージには興味の無い祭り客が、会場眺める少女の前を次々に素通りしていく。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:24:07]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( やんなきゃね。 …でも、このままふらっといなくなったって大した問題にならないんじゃないか。 時間になっても来ない芸人が、縁日で酔っ払っていたなんてよくある話。 ―――というか、そんな選択肢が首をもたげている時点でもうダメじゃないか。 ) やなやつよ。 ( 思いっきり怖がらせてやれば良い。 そういうのが好きなのだっているだろうし、どうせ幻だ。 百鬼夜行レベルで現実に作用する術が使えるのなら、もっと他の事をしているだろう。 芸人でもトレジャーハンターでもなく… では何だって思うと、やっぱり考えたくもないのだけれど、すると思う。 ) ( いつからこうなのか。 自分と姉の中に入ったという憑き物のせいにすることは簡単だが、自分が人の負の感情を好むらしいという事実を、受け入れ難い。 ) ( どうして… 喉が渇いた時の水、お腹が空いたときの食べ物、初めて口にする甘味みたいに、罵詈雑言浴びせられているわけでもない、人の気持ちが美味しいと感じるのか。 というかトランスしていて周りが見えないはずの状態で、どうしてそこだけ、形すらないものを捉えられるのか。 それがただの思い込みだとしても気持ちの良い話ではないが、錯覚でないとも言い切れない、どこか宙ぶらりんな感覚で、首を傾げた。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:16:42]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 花火の時にはどうにか晴れた空も、すぐに再び豪雨となって、今もしとしと降り続いている。 始めの頃こそお天気を窺って様子を見ていたものの、まだノルマがあって、今更そうも言っていられない。 おひねりなんてもらえないし、横丁に立つ時と同じくらいの稼ぎにしかならないけども、一応契約しているという自覚はある。 それに、仮にも初の大舞台だ。 あまり売れていない芸人の、そのまた前座だとしても。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:02:54]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 一日、二日と大盤振る舞いで術を披露してみせたけれど、スキルアップさえすればそのまま攻撃になりかねない幻覚は、エンターテイメント性に欠けていた。 そもそも 『魔術』 なんていうカテゴリーが大道芸においては邪道とされる節もあって、受けがイマイチなのはもちろん、本人も納得できない。 けれど。 ) ( 驚き、怯え、恐怖心、そんな思いをさせられる怒り、などなど… 観衆のそんな気持ちが肌で感じられることそのものは、なぜだか心地好く、術を行使するトランス状態で楽しませるように工夫するのは難しかった。 ) ( 相容れない感覚を保留するように、三日目は演奏だけにしたけれど、それこそ何の反響もなく、誰の記憶にも留まらなかっただろう。 自分でも、やっていて居た堪れないくらいで。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:59:06]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 特設のコンサートステージを見つめる観衆を更に後ろから眺める位置に立って、楽器ケースらしい鞄を抱えたファンタジー和装の少女は思わしげな溜息をついた。 出番は次の次、そろそろ舞台袖に行かないといけないけれど、今日はどうするか、まだ決めかねている。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:51:53]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが入室されました。 『( そして四日目。 )』 [Sun 30 Aug 2009 21:48:11]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『自宅に初めて招いた友人の正体は…』 [Fri 28 Aug 2009 02:06:16]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 こういう他愛も無い時間というのも、今の私には結構大事なのかもしれない。 』 [Fri 28 Aug 2009 02:01:55]
◆シャジャール > ………?うん、そりゃそうだ。(何か当然の事を、改めて言いなおすような娘の様子に変なのっと軽く首を傾げたりもするが)はは、良いって。人が来てくれるのは嬉しいんだ。(実際、性的な意味ではなくて寝るときにちょっと人肌恋しいのだ。昔は一緒に寝てくれる親友がいたが、今のお手伝いさんには断られたし…旦那にはまだ何となく気恥ずかしかったりする)はいはい…えぇっと、タコヤキ回って…(などと最短ルートを脳内で検索し始め) [Fri 28 Aug 2009 01:59:30]
◆フラン > ―――っ。 ( その言葉に一瞬言葉に詰まる。何か意図が無いにしても、こういうのはやはり驚いてしまう。 ) そ、そうですね。土砂降りとかだと、本当に屋根の下に逃げたりしなくちゃいけないし。 ( それを隠そうとしながら、会話を続けて。 ) …そうですか?では、お言葉に甘えて―― い、いえ、特に何が心配だというわけでは、決して。 ( 自分から話のきっかけをつくっておいて何だが、こういう話題にはどうにも弱い。 ) と。それじゃあ、行きましょうか。 ( 暫くは降り出すことは無いと思うけど、外にいるときに降られたら大変だ。そう想いながら、歩き出そうか。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:50:17]
◆シャジャール > だよねぇ、最近のは特に酷いよ。吸血鬼じゃなくたって、屋根の下に逃げ込むっての。(そんな相手の心情を知るべくも無いが、さらりとダイレクトな例え話を挙げてしまう。勿論意図など無い。)あぁ、まぁね。(元は偽装結婚。でも、ちょっと偽装じゃなくなってきてたりする。)ん?だいじょぶだいじょぶ。旦那部屋別だし。心配だったら、アンタアタシと一緒に寝る?(旦那の性格が性格なので毎日盛るような事はない。部屋も、プライベートルーム完備なのだ。) [Fri 28 Aug 2009 01:45:13]
◆フラン > ( 確かに悪い遊びとか教わることになっていたかもしれない。が、悪い人ではなさそうなので何だかんだで交流があったかも――。 ) 本当、雨は困ります。中々外を出歩けませんし、降り出したらすぐに屋内へ―― ( は、とそこで気が付いて口篭る。正確には屋内で無くとも良いのだが、自分の吸血鬼の弱点に関わることだ。話題は避けるべきか…。 ) 旦那さん―― シャムさん、結婚なさっていんですね。 ( 自分と同じぐらいの年代だと思うので、少しびっくりだ。でも、この時代だと別に珍しいことでもないか。 ) ……でも、あの……。 ( 旦那、ベッド、という単語を変にくっつけてしまうと、これまた変な考えが。ほら、夜の営み的な。 ) お邪魔じゃあないですか? [Fri 28 Aug 2009 01:38:26]
◆シャジャール > (良く店に→来る店に) [Fri 28 Aug 2009 01:34:25]
◆シャジャール > あははは、まぁまぁ。(もし自分がスクールメイトだったら絶対悪い遊びとか教えてたタイプだろう。フランベルジュからすれば、関わらないほうが良いタイプ、とか言われてたかもしれない。)…あぁ、雨かぁ。最近凄いよねぇ…うちも水入りかけたよ。(最近の豪雨を考えれば雨を心配するのは極自然と思えた。)あ、勿論大歓迎。時間も時間だし泊まってってもいいよ。旦那とお手伝いがいるけどベッド空いてるから。(初めて良く店に泊まれとは中々奇抜な提案かもしれないが、自分には自宅としての認識が強いのだ) [Fri 28 Aug 2009 01:29:58]
◆フラン > い、いやっ、だって…うううう。 ( 背中を叩かれながら。これが男性だったら「失礼な方」って言ってつんとそっぽを向いて立ち去ることも出来るのだけど、何せ同じ女の人だからただ恥ずかしくて。…でも、あまり反応しすぎる私が変なのかも…。 ) 生理のことじゃなくて! …雨、また降りそうだなって思ったんです。 ( 雨が降り出したら、私は吸血鬼特有の奇行に走ってしまう。それならば最初から屋内に居たほうが良いかもしれないと思ったのだ。 ) あっ。 そういえば、まだシャムさんのお店にお邪魔してませんでしたよね?屋台を一通り見て回ったら、寄らせて頂いても宜しいですか? ( まるで雨宿りにでもしにいくみたいで恐縮だけど、一度行こうと思っていたのだ。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:22:25]
◆シャジャール > …なのかなぁ…(そんな強い奴がいたなんて話は、ベルゼルガにいた頃にも聞いたことは無かった。だから思わず目を細めてしまう。)…あはは、誰も聞いちゃいないって、そんなの。(妙にパンツに反応する様子がおかしくて、かるくぱしぱしと背中を叩きながら言って)だよね。アマウラ人じゃなけりゃ知らない人も多いだろうし。…そーだね、すーすーして案外気持いいかも。…ん?あぁ、時期的に怪しいなら履いとけば?アンタ結構重いタイプ??(あくまで月のもののことかと思ってて。あいも変わらずあっけらかんと) [Fri 28 Aug 2009 01:09:42]
◆フラン > もしかしたらすごく強いのかもしれませんね。 ( しかし、吸血鬼である私とはきっと敵対する関係になるのかもしれない。吸血鬼を捕らえたという話はまだ聞かないが。 ) あ、あの…あまりそんな、大きな声でぱんつのお話は…! うーん、その辺は屋台のおじさんに尋ねてみるときっと教えてくれると思いますよ。何せタコヤキを売ってるんですから、誰よりも詳しいはずです。 ( そしてぽかんとされそうな。 ) よりアマウラの空気を楽しむのなら、やはり付けない方がいいのかもしれませんが――― せっ! …ち、違います。 ( 突然だったのでびっくりしたが、まあ同性だし…。 ) ああ、でも…。 ( ふと曇り空を見上げてみる。突然降り出したりはしないといいけど…。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:03:49]
◆シャジャール > あぁ、その事件結構有名だよね。まだ(マフィアとかに)捕まんない…ってある意味尊敬するよ。…ん?パンツがどうかしたの?(生憎こちらの育ちは底辺だ。まともに下着をつける習慣が出来たのも、そんな昔じゃないぐらいに)いいね。…でもタコの個数がどうやって運勢に繋がるんだろう?多分多いほうが運がよさげだけど…(では12個パックで入ってたり入ってなかったりだとどうなるんだろう?8個パックの場合は?などと混乱し始め)…あぁ、アタシ達も着てみちゃう?…ん〜、つけないほうがいいって話は聞いたことあるけど………あ、もしかして生理?(はい、こちらは完璧に良家のお嬢様的なデリカシーは欠けてます) [Fri 28 Aug 2009 00:55:53]
◆フラン > 確か、アイゼンリッターの姿をした男が、暗黒街やスラムで喧嘩をする事件が起きて、恐らくそれで煽りを受けたのではと聞きました。…まだ出没するらしいですよ、アイゼンリッター。 ( 自分は会ったことはないが。 ) ぱんつ…… ( 急に出てきたその単語に、恥じらう私は良家の娘。そう、良家の娘。ああ、良家の娘。 ) そ、そうですね。最初からつけてないのでしたら、無くなりようがないですからね…。 ――ああ、オミクジ。それも聞いたことがあります。屋台を見かけたら、二人でやってみましょう。 ( 多分普通にタコが一個ずつ入っていたら、普通の運勢ってことだ。 ) それとユカタと調達しないといけないですね。でも、あの、その…やっぱり下着は付けちゃいけないんでしょうか? ( ボンダンスで自警団にしょっ引かれることになるとは…!いやまだしょっぴかれてないけど。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:47:29]
◆シャジャール > 役者が怪我でもしたのかね?(人気あったんでしょっと)そうそう、だからパンツも履いちゃダメなんだってさ。この間の騒動でも多分アマウラ人は平気だったんだよ。(何か合ってる様な合ってない様な事を言いつつ横に並んで言い始め)あぁ、それはアレだね。オミクジ…ってやつだよ。フォーチュンテリングってあるじゃない?タコの個数で運勢を占うんだよ。…じゃあ、ボンダンスの前に爆薬用意しとかないとね?(傍から聞いてたら自警団にしょっ引かれそうな話をにこやかに語る娘二人) [Fri 28 Aug 2009 00:39:58]
◆フラン > そのアイゼンリッターも随分前にやらなくなってしまったみたいですけどね。 …えっ ユカタってそういう意味があったんですか!…なるほど、確かに脱がし易い服ではありますね。ふむーっ。 ( 歴史文化学科の目が光る。流石は性に奔放なアマウラ文化だ、要チェック! ) タコヤキは中にタコが入ってるのですが、稀にタコが入ってないハズレと、タコが二つ入ってる当たりがあるそうですよ。 ――なるほど、フォーウンのお祭りの時のものですね!それなら私も一度見たことがあります。 ( フォーウンとトキノミヤコは外交的にも密接な関係にあるというし、それがBON-Danceに継承されていてもおかしな話ではない。要チェック! …と、どんどん間違った方向に行くのでした。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:31:34]
◆シャジャール > あぁ、そうそう、それ、あいぜんりったー、あいぜんりったー(訂正されると、何か100万年前からそんなの知ってたよ風にしたり顔で返答し)へぇ…アレだね、あのアマウラの人たちが着てる服だね。何か、腰紐を引っ張って脱がしやすくしてる構造になってるんだとか…(どっかで、よいではないか、よいではないか的な資料を見た模様)食べ物はおいしそうだね。…って、ボンダンス!?…あ、あぁ、それ多分知ってる!フォーウンとかで爆弾爆発させながら大騒ぎしてるの見たことあるもん。いや、凄いよあれ、踊ってないヒトとかも爆弾放り込んだりしてボンボンボンボン煩いの。(何か、竜とか派手な装飾が爆竹の中で舞い踊る的な中華祭りを想像しています) [Fri 28 Aug 2009 00:24:40]
◆フラン > ろーぜん…ああ、アイゼンリッターですか?いえ、アイゼンリッターは観たことは無いです。小さな子供とか、男の人とかは結構観ていたみたいですけど…。 ( それに、アイゼンリッターは最近変な話ばかり聞くし。 ) そうなんですか?ユカタという前で合わせる服を着て、リンゴアメとか、タコヤキとか、オコノミヤキっていう食べ物を売ってるんです。確か芸能横丁でもBON-Danceっていう踊りをやっていたような――。流石にどんな踊りかは知りませんが、"BON"っていうのは多分爆発音の事だと思うんです。なので花火を利用した踊りではないかと推測しているのですが…。 ( 真面目な顔してすごい変なことを言いました。 ) [Fri 28 Aug 2009 00:13:21]
◆シャジャール > じゃあさ、ほらアレ、有名ななんだっけ…ろーぜんりったー?とかも見たりしてるの?(そうは言いつつも、演劇と聞けば何となく知ってる単語(間違えてるが)を出してしまい問い返す。ちなみに、アイゼンリッターの劇がとっくの昔に終わってる事なども知らない。)あ、うん、いくいく。アレって、アマウラ式なんだろ?アタシ、フォーウンとかリャルオス式のは良く行くんだけど、アマウラ式のって行ったことなくって。(財布の中にはまだ小銭が結構残ってたはずだ。予想外のエンターテイメントにちょっと心躍った。) [Fri 28 Aug 2009 00:04:27]
◆フラン > ( そう。マニアやファンの取り扱いは注意しなくてはならない!ついつい熱く語ってしまうことを自覚しているので普段はなるべく抑えているのだが、劇を見逃したという悲しみと怒りでいつもより感情を外にむき出しにしがちなのだろう。 ) はい、まだやってますよ。8月一杯はやってますし、確か明後日は花火大会があったと思います。 宜しければシャムさんもご一緒しませんか? ( 一人で食べ歩きっていうのも何だか切ないし、それに時間も遅いから二人の方が何かと安心だろう。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:58:45]
◆シャジャール > …え?…そ…そぉなの??(いきなりの剣幕に、マニアとかファンにはしてはいけない質問があるなんてことを少しばかり学習した元職業暗殺者。)ふぅーん、そうなんだ。その、屋台ってお祭りの?まだやってんの??(祭りがやってるらしい地区とは関係ないほうを通ってきたのか、屋台と聞けば興味を引かれたようで、少し身を乗り出すようにして問い返し) [Thu 27 Aug 2009 23:54:51]
◆フラン > え、ええ。まあ…当の昔に帰ってしまっています。ええ。 お、面白いですよ!確かに大きな劇団に比べて演技のレベルは下がるかもしれませんが、それを補う荒削りながらも斬新な演出が見所の…っ。このまま引き抜きとかなく上手くいけば絶対有名な劇団になるはずです! ( と、ここでヒートアップしてしまった事に気付いて深呼吸。 ) ……失礼しました。 まあその、ここにいつまでもいても仕方ないので、そろそろ屋台でも巡って帰ろうかと思っていたところで…。 [Thu 27 Aug 2009 23:50:19]
◆シャジャール > …見たい劇??(何か話しかけたら急に大人しくなったようなフランベルジュの言葉を聞けば、ふと舞台らしきセットが薄闇に浮かび上がってるようで…なんか演劇を見に来て見逃したというより、誰もいない舞台に忍び込みに来たといった雰囲気で)…なんか、もう舞台裏の役者さんとかも当の昔に帰っちゃってる感じだけど…(何か、熱狂的舞台ファンの真理を理解できない褐色女は呆れるともなんとも取れないような声色でボソッと。見られないもんはいくら来たからって無駄でしょう?みたいな思考だ。)そんなに面白いもんなの?? [Thu 27 Aug 2009 23:46:00]
◆フラン > ( ハンケチを勢いであるってなんだ。ハンケチを食い破る勢いである、だ。…いや、それはそれで問題だが。 ) はぁ…。ちょっと泣きそう。 ( がっくりと肩を落とす。いつまでもこうして突っ立っていても仕方ない。折角の夏祭りなんだし、何か屋台でも回って美味しいものでも食べてみようか。わざわざこうして外に出てきたのだから、それを無駄にしたくないし―― なんて思いながらくるりと振り向いて歩き出そうとすると。 ) あ。 ( と、声を漏らした。 確か一度…そうだ、色街で出会った女性だ。名前は、そう―― ) シャムさん、こんばんは。 …あ、いえ、その。 ( もしかしてうーうー唸っているのを見られたのだろうか。口をもごもごさせて、恥ずかしそうに視線を逸らしつつ。 ) じ、実は観たい劇があったのですけど、時間の関係で観れなくて…。未練がましく足を運んでみて…。 [Thu 27 Aug 2009 23:36:00]
◆シャジャール > (いつもの買出しの帰り道、何だか世間では祭りとかそんなのをやってたみたいだけど、そんなものに行かずともこの季節は自分にとってしっくり来て嬉しいわけで…生暖かい夜風に当たりながら鼻歌交じりに闊歩すれば…なんだか、う〜う〜とか心霊現象みたいなうめき声が…)………アンタこんなとこで何してんの?(心霊現象の発生源…いや心霊ではなかったのだが…の女に少し控えめに声をかけてみる。確かずっと前に会ったフランベルジュとか言う学生だったか…) [Thu 27 Aug 2009 23:31:04]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 『ありゃ?』 [Thu 27 Aug 2009 23:27:03]
◆フラン > ( もしかしたら来年の夏に同じ劇をやるかもしれない。けれど劇団は水物で、劇団員が変わっていたりするものだ。今年と来年と、二度同じ劇を観た客が「やっぱりあの役はあの人じゃないと駄目だよね、去年の方が良かったね」って評価しているのを聞いたら、それこそ私は悔しさでハンケチを勢いである。そういった評価は、二度観た者にしか許されないのだ。その時点で私は評価するというラインに立てていないのだ。好きな劇団なのに! ) や、やっぱり悔しいよう! ( 誰も見ていないと思って軽く地団駄を踏んだ。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:19:33]
◆フラン > ( 些細な失敗や不幸ならば、まあこんなこともあるよとなるべく早く忘れるようにするのだけど。絶対に見に行こうと心に誓っていただけに、どうしても悔しさがこんこんと沸いてくるのだった。それはもう、こんこんと。 劇というのは例えば何度も同じ内容、同じキャストでやっていたとしても、その日その日で少しずつ微妙な変化や慣れが出てくるものだ。だから私のような演劇好きは何度も見に行ったりするし、演技の微妙な変化を見抜いて通ぶったりするのだ。ましてや夏祭り限定の一度限りの劇ともなれば……。 ) う。 うう。 ううううう。 うーうーうーうー。 ( 駄目よ、抑えるのよフランベルジュ。お前は良家の娘、はしたない真似はお止しなさいったらお止しなさい。 ) [Thu 27 Aug 2009 23:13:32]
◆フラン > ( 当然、贔屓の劇団も何かしらやったりする。それを逃すフランベルジュさんでは無いというわけだが、吸血鬼の特性上雨が降れば逃さざるを得ない。がらんと空いたステージと、がらんと空いた客席の前で、私は悔しさのあまりぷるぷる震えていた。夏の湿った風に下に落ちたごみが流れ、私の足に一度ぶつかってから、また流浪の旅を続ける。 ) た………。 楽しみにしていたんですけど。 ( 愚痴っても仕方が無い。けれども愚痴を言わずにはいられない。その劇団の催しものが終わってから随分経ち、終わっている時間だろうとわかっていながらもここにきた私の執念、お分かりいただけるだろうか? ) [Thu 27 Aug 2009 23:06:09]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 夏祭りともなれば。 』 [Thu 27 Aug 2009 22:58:41]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが帰りました。 『( だから今日は、演奏だけ。 妙に響く音だけれど、聞き流されて終わる。 )』 [Thu 27 Aug 2009 02:42:20]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( ―――やがてつつがなく順番が回り、しとしと雨が降り続ける中、三度目の舞台に立つ。 土砂降りというわけではないけれど、どうしたってお客は少ない。 雨音に負けぬ、それ自体魔術の一部である声を張り上げた。 お子様や心臓の弱い方への注意は省く。 そして、術を使うということも報せない。 ) [Thu 27 Aug 2009 02:41:33]
◆静馬 爛花 > ( がんばって練習したのだろうけど、どこかで見たような大道芸を終えて前座が引っ込む。 出番が近付く舞台を見つめながら、落ち着きなく楽器のケースを抱いた。 ) ( ふらりと立ち寄っては適当なところで入れ替わる観客達。 それを背後から眺めて、もうしばらくしたら、彼らにまたあんなものを披露するのかと思うと気が滅入る。 反面、舌なめずりしてしまう。 ) ―――イヤなやつよ? 静馬爛花。 ( 良い人になりたいなんて微塵も思わないけれど、粋じゃない卑しさのようなものが身に付いてしまうのは、ごめんだ。 言い聞かせようとするけれど、難しい。 もしかすると変態趣味の人間とかって、こんな感覚なのだろうか。 好きなものは好き、という。 どこまでもシンプルで、抗い難い――― ) [Thu 27 Aug 2009 02:01:18]
◆静馬 爛花 > ―――なんだろ。 ( 思い出し笑いした口をそっと押さえて、また呟いた。 この感性は何だろう。 自分がひねくれた子どもだという自覚はあるし、確かに優位に立つのは好きだ。 でも、進んで反感を買ったり、哀しませてやろうなんて思うことは滅多にない。 そんなことには興味がないというか、つまりどう思われようが構わないくらいの無神経さはあるのだけれど、結果的にそうなってしまったとしても、それは何かの副次的なものだった。 今までは。 ) ( それが、進んで求めるには至らないとしても、心地好く感じている。 もっと、欲しいと思う。 …それこそ嫌がらせして喜ぶような卑しいやつになりたくないと思っていても、キモチイイという感覚は誤魔化しようがない。 何故そう感じてしまうのかは分からないが、とにかく、感じてしまうものはどうしようもないのだ。 思えば自覚はなかったものの、その気はあった。 いつからか思い出せないが、ヴェイトス市でそこそこ落ち着いた辺りからか… 家を出てからしばらくは姉と二人きりという時間が多くて、人との感情の交流は少なかったけれど。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:52:45]
◆静馬 爛花 > ( 緊張するということはない。 今日で三度目。 きちんとした舞台にも一応慣れた。 それに、素人だって申請すれば出してもらえる前座は、喉自慢のようなところもある。 ―――それは良いのだけれど。 ) ( 二度に渡って歯止めが利かず、芸として披露したはずの術は娯楽性に欠けてしまった。 それを反省するものの、どうすれば良いかは分からない。 かなめがいれば、解決だ。 でもいないと、途方に暮れてしまう。 何しろ術の行使中、観客のことなどほとんど意識している余裕がないのだから。 そして何より、一番の問題は――― ) ―――っくふ。 ( 戸惑う心境に反して、口角が吊り上がる。 つい漏らしてしまったという感じの笑みが零れる。 誰より本人がよく分かっている、その本物の笑みを浮かべるわけは、観客の悲鳴、恐怖、怒りさえもが、心地好かったからだ。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:43:08]
◆静馬 爛花 > ( なんだかなあ。 ) ―――なんだろ。 ( 何人か前の前座が舞台で大道芸しているのを、観客よりもやや引いた位置から眺めて。 芸人らしいファンタジー和装の少女は、その衣装にも祭りにも不似合いな溜息を零した。 露店の脇に置かれている背の高い樽に腰かけて、地に付かない足をパタパタ打ち合わせている。 アンニュイ、というわけでもないけれど、乗り気がしない。 調律済みの楽器が納まっているケースは膝の上。 細かな傷とかたくさんついて貫禄がついてきたそれを、手持ち無沙汰という感じで撫でている。 ) [Thu 27 Aug 2009 01:30:35]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( 三日目の出番を待ちながら。 )』 [Thu 27 Aug 2009 01:23:18]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( これは、芸能ではないと。 )』 [Wed 26 Aug 2009 05:03:30]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 賛否両論。 やはりまばらな拍手。 あまり売れていない芸人のそのまた前座という立場では、どちらにせよこんなものかもしれないが――― 奏者にも、よく分かっている。 ) [Wed 26 Aug 2009 05:02:43]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 物好きなリピーターがいたかどうかは分からない。 あるいは、偶然居合わせてしまった人があれば、この夜が前回よりも 進んでいる ことに気付いただろう。 ―――緑や紫の火の玉が、観客の影を長く長く地面に伸ばす。 するとその影が躍りだし、やがて膨らみ起き上がる。 提灯お化けか人魂かという違いはあれど、ここまでの流れはワンパターンだ。 しかし――― ) ( 前回は立ち上がるところで消えていた影達が、今夜は観客達へ腕を伸ばし圧し掛かろうとする。 ―――その腕が実際に触れることはないのだけれど… うねうねと蠢く影のずんぐりとした頭部に、真っ赤な線が一本走った。 口だ。 楕円に開いた線の中に、そこだけ妙に生々しく並んだサメのような歯でそれと分かる。 人を丸呑みできそうなサイズまでむくむくと肥大した頭部が大口を開けて――― ) ( そこで霧散。 辺りは何事もなかったかのように… けれどその影響を受けた人々を取り残して、静まり返っている。 遠い祭囃子も喧騒も聞こえてはくるが、術のためか、虫の音はなかなか戻らなかった。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:57:05]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 例えば無数の怪物を生み出すような――― そんなものを現実にする力はまだないけれど、このような幻としてでも、思い描いたものを現実に投影した場合。 その怪物達は発生したきり、誰に率いられるでも滅ぼされるでもなく、怪物として、際限なく活動し続ける。 それは悪役でもやられ役でもない、ただの暴力。 単純な力として、襲い掛かるもの。 ―――音も気配もするけれどそれ以上物理的には現実に干渉しない幻の段階だとしても、決して楽しませるものではないのが伝わってしまうというか、恐ろしいばかりになってしまう。 それでこそ楽しめるという人も、中にはいるかもしれないけども。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:42:06]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 姉がいないと、歯止めが利かない。 というか、締まりがなくなってしまう。 ―――本気で術を行使する間、認識することができるのは姉だけと言っても過言ではないだろう。 むしろその状態だけは自分の夢想にどっぷりつかっている意識の中で鮮明に再現される。 ) ( だからきっと、その気になれば、姉だけは 【乱火】 の炎の対象外に指定することができるだろうし、その能力を強化したり、身を守る鎧を纏わせることもできる。 基点に、することができる。 けれど――― ) [Wed 26 Aug 2009 04:26:06]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 芸の世界で魔術というのは、きっと邪道だ。 それはようするに、いつかずっと未来における特撮のようなもので、不思議なこと・凄いことが起きて当たり前。 そのセンスや完成度を問われることはあっても、生の曲芸目の当たりにしたような感動はないと思う。 もっとも、そういった魔術に馴染みがなければ話は別で。 子どもが泣き出し大人も驚き、反応いまひとつなのは、怖がらせようとしたならある意味でいい線いっているのかもしれないが。 ) ( 提灯お化けの変わりに、今日は人魂。 紫や緑といった火の玉が、ときに苦悶する人の顔などに形を変えながら飛び回る。 その表情だとか呻き方だとかは、心底恨めしそうで、背後で掻き鳴らされる旋律とあいまって、冗談にしては余裕のない仕上がりになっていた。 ) [Wed 26 Aug 2009 04:12:47]
◆静馬 爛花 > ( 一日目よりも緊張はしなかったけれど、前回の受けを思うと気がかりではある。 複雑な心境で舞台に上がった双子の片割れは、お子様・心臓の弱い方への注意を促し、余計な挨拶は抜きで演奏を開始した。 ―――前回のことがあるから分からないけれど、わざわざ自分を見に来るような客はいないと思っている。 名前とか、何してるかなんてどうでも良い。 自分だってそうだ。 それを気にかけるのは、芸が気に入ったその後で。 ) [Wed 26 Aug 2009 03:50:01]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( 出番、二日目。 )』 [Wed 26 Aug 2009 03:37:09]
お知らせ > リートさんが退室されました。 『 (後はお土産話など良ければ) 』 [Wed 26 Aug 2009 01:43:22]
◆リート > 楽しんでないわけじゃない、と、思うんですけどねぇ… (あ、甘かった、だと?!) ああ、無理はしませんよ。大丈夫 (そうしたら暫く興行は中止――まぁ、己にはまだ歌があるけれど。指先に手が触れて、歌い手は軽く笑った) そうなんですか。…ウサギならかわいいから喜ばれるかな、なんて思ってたんですけど。猫のほうが好きでした? (それとも犬なんかのほうが良かっただろうか、ううん…) (考え事をしている時だって、目は閉じたまま) いいえ (ありがとう、と聞けばほっとしたように息をついて) あ、あれ、また盆踊りに行くんですか? (手を掴まれれば立て掛けてあった杖――奇跡的にすぐに指に引っかかってすぐに掴むことが出来た――を取り) [Wed 26 Aug 2009 01:42:28]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( 部屋に帰ったら人形を、大切に大切に棚に飾ろう )』 [Wed 26 Aug 2009 01:32:55]
◆キヨ > そーですかねぇ。 一緒に楽しめばいいのにー。 ( 小さいとこのを含めたら、月に一度とか甘すぎると思う。 …。 ) ふーん… じゃぁムリにしなくても。 ( 指先割れちゃったりしたら困りますものねぇ、とか、貴方の指先を手に取ろうとしつつ ) ( だから別に拗ねてません てば。 ) …… はぇ? ( 問い返されて、きょっとん。 ) あ。 あぁいえ、周りにうさぎぽいもの贈られることが多いものだからつい―― …、 ( まっくろくろすけサンに貰ったうさみみニットだとか。 だから、 ) …。 ( 閉じたままの貴方の目を見つめ ) はい。 嬉しいですよ―― ありがとうございます。 ( 微苦笑を浮かべて。 けれど声ばかりは明るく、 )( 嬉しいのは、ほんと。 うれしいのも、 ホント。 ) ―― さてッ。 ( ウサギを箱にしまいなおし、籠バックにしまいこんで ) じゃァ、もうちょっと踊ってから帰りましょうかー! ( 今度はリートさんも一緒に、なンて手を掴んで引こうと。 ) [Wed 26 Aug 2009 01:31:40]
◆リート > 楽しいですよ。けど、一年を楽しむことに関しては、イエロティアの方には敵いませんよ (ヴェイトスにいればそりゃもう各国のお祭りとか楽しんじゃうんだろう。月に一度は祭りとか楽しんでるんじゃないだろうか…。…。) 多少は仕方ないですねぇ。全部の弦でそういう演奏が出来るわけじゃないですし (出る弦と出ない弦ある。し、ハープのピチカートはギターのピチカートよりも難しかったりするのだ) (だってそんな拗ねるとか思ってなかったし。し) どうですか? (声が聞こえてきたから思わず問うた) え? キヨさんはウサギなんですか? (問いにはずれた答えが返ってくるだろう) (はっきりした色の区別は出来るが、常閉じたその瞳はその色すら映さない。目を開けるとどこを見ているのか分からぬ、ほとんど色を失った瞳が見えてしまうだろうから。気味悪がられないようにと決して開けることはない。だから己は貴女をまだアルビノイアではなくイエロティアと思っている。あなたが言い出さない限りはその認識は変わらないだろう。だからその質問の意味がよく――) …あ、いいえ。喜んでもらえたみたいで、良かったです (今の問いは何だろう? 問うて良いのか、どうか) [Wed 26 Aug 2009 01:18:33]
◆キヨ > うや、リートさんは楽しくないンですか? いちねん。 ( 年中行事には予定がそこココに入ってるし、トキノミヤコやアマウラなら神社仏閣とかで其々行事ごととか催されるだろうし。 異国の祭も祝っちゃうし。大人しく見えて祭り好きな ) あ、そうそう。 ( 聞いたことのある言葉に、ソレソレ、と笑って頷く ) …ん。指痛めたりとかしません? ( 単に思いついたままぽんぽン言葉を出すばかりで、あんまり深く考えてないものだから。 こてン、首を傾げて ) うー…… ( あれェなんでわたししょうがないなぁとか宥められてンでしょっか。いやそもそも貴方がたった200エン気にするから。どうせどッかで気ィ使われて奢られてしまうンだろうし、今日くらいはわたしが出したっていいじゃない。 ) …、 ( なんだろう。両手に乗るくらいの大きさだけど、ちょっと重い箱。 じッとソレを見つめて、どきどきしながらリボンを摘んで―― しゅるり。 ) … わッ、 ( 開けた箱の中から出てきたのは、ウサギの。白磁にちょンと黒目のさした、 ) … えッと、 ( …ウサギの黒と、目が合う。 あぁ白いのは、一緒なのに。 ) … わたしですか、 これ。 ( フルートを吹く様、まじまじと眺めながら。 はっきりした色の区別はできる らしい、貴方の視界では。白い色はわかっても、瞳の色まではわからなかったンだろうか。 ) ―― ぇへへ、ありがとうございます。大切に飾らせてもらいますね! ( そッとウサギを両手で胸に寄せ、嬉しそうに笑う。 けど、なぜだろう。嬉しいのに、胸につきンと陰がさす ) [Wed 26 Aug 2009 01:00:10]
◆リート > …イエロティアの方って本当に一年を楽しんでますよね (夏にも秋にも冬にだって祭りがある。楽しそうで何よりだが) …ピチカートですかね? それならちょっと練習しないといけないですね (ハープは琴の代わりはでいるかもしれないけれど) …。 (にこ。ふふっ。妙な間がそこにはあった) はいはい、分かりました (ちっともその言葉を信じてなさそうな声で。仕方のない人だと苦笑浮かべつつ) (貴女の手が箱を受け取る気配がすれば、己は手を離そうか) いいえ、どういたしまして (己はぎゃくに置いてあった茶を探して、口をつけようとする) どうぞ。お気に召すかどうかは分かりませんけど (その場で開けてください。貴女の喜ぶ声が聞きたいんです。――お気に召さなかったらごめんなさいだが) (開ければ中に陶器で出来たウサギの人形。青いチョッキを着て、フルートを吹いている。己は貴女がアルビノイアであることを知らないまま、黒目のウサギのソレを買った) [Wed 26 Aug 2009 00:44:49]
◆キヨ > ン、秋祭りとかもどっかの神社であるかもしれないですしねー。 ( 今回に間に合わなくても来年とか、まぁ気長に。今回みたいな大々的なお祭ではなくても。 ) でもハープでも… なンでしたっけ、あの指で弾くやつ。ああいう演奏なら意外と合うかもしれませんよー? ( わたしは、フルートはともかく他楽器はよくわからないので首を傾げつつそんな。琴みたいなンをイメージして ) …。 ( へら。 にこっ。 笑ってごまか せ! ) べ、べつに機嫌損ねてるわけじゃないですよ! ( むぐー。 口をへの字にしたまンま、 こう、せめてもの抵抗のように貴方の頬をつつこうと手を伸ばし、 ) ン、 ( その手が、差し出された箱を思わず受け取った。 …。 ぱち、と瞬き ) …。 …ありがとー ござい、ます。 ( 石段の上にお茶を置き、両手で箱を持って。 何故か子どもじみて拙い、お礼のことば ) …。 …開けても? ( わたしのトコの文化なら後で開けるンですが。リートさんとこはその場で開けるンでしたっけ? ) [Wed 26 Aug 2009 00:26:41]
◆リート > そうですか? それじゃ、楽しみにしてます (やっぱりこう、渋い色合いが多かったりするのだろうか。きっと男物も女物も着付けられるままに着てしまう事だろう。でも、貴女はそんなことをしないって信じていますから) そうですね、お祭りに来て気分を害されては困りますし (己もそうだが、周りもだ) じゃあ出任せ? (にこっ) (おや、今の音は…踏み潰されたような音は彼女の声だろうか) 意地悪を言ってるつもりはないんですけど。……、…、… (声の感じから、彼女が拗ねているというのをひしひしと感じる。歌い手は暫く黙っていたが終に折れた) …分かりましたよ、お茶は頂きますから。機嫌を直してください。 (後コレ、と、鞄の中で形を確かめてから差し出すのはちゃんと包装された箱だ) [Wed 26 Aug 2009 00:16:47]
◆キヨ > わたしはむしろ似合うとおもいますけどもー。 ういうい、まぁうちにあるもンしか貸せませんけど。 ( 柄とか色とか選択の幅が狭そうだけどまぁ男物なら女物に比べて元々そう数や種類もないでしょっし。 むしろわたしの私物の浴衣やら甚兵衛着せたりとか… たぶんしない。おそらく、しない。 ) まぁ、不協和音になると頭痛くなりますしねッ。 ( 視覚以外の感覚に頼る貴方なら尚更でしょーか。 ) いや、嘘じゃないですよ。 ぽろっと出たのがそれだっただけで。 ( まがお で、告げて、 ) …んぐ。 ( 踏み潰されたみたいな声をもらす。 ) …。 ( ちょっと む。 としてふいっと顔を前に向け ) …。 ( お土産は じゃぁいいです、 っていえるけど。お茶飲んでもらえないのは困る。 だって慣れない雰囲気で疲れてるだろうし、 ) …。 なんでそんないじわるいうんですか。 ( むー。半眼になッて視線を向ける。 石段にひざを立てて座っている、その膝に軽く顔を埋めて。ぷー。 ) [Wed 26 Aug 2009 00:07:36]
◆リート > ホワイティアが着ても、変じゃないですか? そうですか…では良いと言って下さったらその時はお願いします。柄とか違いとか良く分からないもので… (兄君のものを貸していただけるのか、それとも父君のものか。十中八九お任せになるのではなかろうか。ううん) 演奏するときはそう心がけてます。たまには聞く側も悪くないですよ。色々と勉強になりますから (もってきてないのだ、残念) お土産です (こっくり頷いた) ……もうちょっとマシな嘘をつきましょうよ (10エンって。10エンって。ため息が出た) お金を受け取っていただいたら飲みますし、お土産も差し上げますよー (どうします? ってにこにこ(にやにや?)笑ってみせた) [Tue 25 Aug 2009 23:59:11]
◆キヨ > おッ、じゃぁ機会があれば是非にッ。 あはは、一着だけじゃないからだいじょーぶですよ。父者のの方がいいですかー? ( とか、気軽に。 ) そうですかー? 櫓から離れたとことかならいーンじゃぁ。ライブとかもやってるみたいですしねー。 ( うや、持ってきてないのか。残念、持ってきてたらお祭の雰囲気に流されて一緒にやりますかーとか言ったかもしれなかったけど。 ) お土産? ( ぱち、と瞬く。 旅に行ってたンは知ってましたが、まさかもらえるとは思ってなかったのででで。 ) え。 …10エン? ( にへらー。 ) まぁまぁ飲みねィ。 ( 酒をすすめるかのように。 ) ソレよりもお土産が みたーい なー? ( うふ ふー? ) [Tue 25 Aug 2009 23:37:56]
◆リート > 浴衣ですか。一度くらいは着てみたいですね、前から興味はあったんですけど…。…お兄さんのですか? 一寸悪い気が… (ヴェイトスに着てから浴衣とか着物を見る機会は多々あったけれど、見る機会は見る機会のままだった) ええ、盆踊りにハープの音ってなんだか妙でしょう? うーん、最近は余り。やっぱり祭りが主役ですから (余り目立たぬ所で演奏する事はあっても、祭りの雰囲気を壊さない程度だ。そして今日はハープを持ってきてはいない) すみません。 いいえ、ちゃんとお支払いします。 あはは、違いますよ。お土産です (冗句には軽く笑って。ベンチか石階段か一先ずそこに腰を下ろせば杖を立て掛けて、一旦茶も置いた。鞄の中から取り出すのはまず財布) おいくらでした? (財布の中の硬貨を、指の腹で擦りつつ) [Tue 25 Aug 2009 23:29:13]
◆キヨ > そうですかー? うーん、うちに寄ってくだされば浴衣くらい着付けてあげたンですけど。ホラ兄者のとか、きっとちょうどいいくらいじゃないですか? ( 浴衣は有る程度フリーサイズなのが便利。 ) どーいたしまして。 ってか、リートさんは今回参加しなかったンですねー。 残念。そのへんで普通に演奏はしてるンですか? ( 演奏しますー? とかお茶受け取って飲みつつ、 ) ン? あぁ、ハイ。 ( 手を握りなおして、 ) こッちですよーぅ。 代金は結構ですが。 渡したい物ってなんでしょう。三行半? ( いや結婚とか以前に恋人ですらねーですが。だからこその冗句。 ともあれベンチか、そのへんの石階段あたりにでも手を引いて ) [Tue 25 Aug 2009 23:13:44]
◆リート > (以前は定期的にイベントに参加していたから祭りで此処がどれほど混むかはいくらかは予想がつく。今回はイエロティアのお祭りということで見送ったが。だって音色とか明らかに浮いてしまうし。歌い手は常と余り変わらぬ格好だ。異国の装いは少し興味はあるけれど。歌い手が見れないのが本当に残念なくらいかわいいと誰かが言ってた。とまれ) あ、いえ。僕はいいです。…踊りは下手ですし (故郷の踊りならともかく、異国の踊りはかなり自信がない。少し困ったように、照れたように笑み返しながら。一応お土産を持ってきたのだけれど。今まで渡すタイミングがなかったからまだ肩から提げた鞄の中だ) ありがとうございます (渡されたソレを受け取り、歌い手は見えぬくせに、また目を閉じたままきょろきょろと周囲を見回す) どこか座れるところはあります? お茶の代金と…あとキヨさんに渡したいものがあるんですけど [Tue 25 Aug 2009 23:02:25]
◆キヨ > ( 確かに晴れてたらもッと賑わってたンでしょうねー。 どっちにしても杖とかあぶなッかしいので今日はわたしが杖の代わりになりませう。 浴衣は前にマリアさんとお会いした時とおんなじもの。たった今ちょっぱやで誰かが細工したらしいので柄の適当感は目をつぶって欲しいってゆってた。浅緑の地に花が散った浴衣らしい。団扇は背中のほう、帯に挟んでいますとも ) 良かったですねー。後でリートさんも盆踊りします? ( へらり、笑いかけつつ。声に混じるのは悪戯な色。 旅から帰った貴方から連絡を貰って、ちょうどお祭やってるから一緒にどうですかってなったンだけども。わたしなりにはしゃいでいますよ、一応。いつもどおりとかいうなー ) ン、りょうかーい ( お店のおにーさんにお茶をオーダーしてお金払いつつ。 まず一つを貴方に ) [Tue 25 Aug 2009 22:47:23]
◆リート > (何時もより人の気配が少ないのは歌い手には少し助かっている。誰かとぶつからないか普段は結構気を使うものだ。常に己の目の代わりとして使っている杖は今は左手に収まっている。今は彼女が杖代わりになってくれているから。少女の足音は常とは違う下駄の音。浴衣を着ているのだろうが、残念ながら歌い手にはどの様な柄かはわからなかった) ええ、そうですね。今日は祭りに行くのは無理かな、と思ってたんですけど (目は見えぬくせにきょろきょろと周囲を見回す。雰囲気の変化につられてだろうか。ともあれ不意に声をかけられて、音に顔を向けて) あぁ、じゃあお茶でも… (冷えた麦湯とか売ってるんだろうか) [Tue 25 Aug 2009 22:27:04]
お知らせ > リートさんが来ました。 『 あ、はい… (手を引かれながら) 』 [Tue 25 Aug 2009 22:14:53]
◆キヨ > ( 未だ豪雨が上がって一時間程の、人のまばらな横丁で ) ( 濡れた石畳をかこン、と下駄で踏みしめ ) いやー、 雨が上がって良かったですね! ( お久しぶりの挨拶もそこそこに、ほんの十数分だけ盆踊りに混じってきていた。 今はその輪から離れ、貴方の手を引いて手近な出店の前 ) えぇッとー… あ、何飲みますー? ( 手首を軽く掴んだまま、振り返る ) [Tue 25 Aug 2009 22:12:15]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 ほらッ、こっちですよー! ( 貴方の手をひいて、 ) 』 [Tue 25 Aug 2009 22:04:33]
お知らせ > 静馬 爛花@夏祭りさんが退室されました。 『( 下手に引っ込んで、精根尽き果てたようにダウンした。 )』 [Mon 24 Aug 2009 02:21:33]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( とりあえず。 このまま突っ立ってもいられない。 すごすご引き下がろうとしたところで――― まばらな拍手。 前の漫才よりはいくらか大きい気がしないでもない拍手をもらう。 喉元過ぎれば、ということか、それともやはりただの芸でしかないと納得してもらえたか――― ) ―――〜ありがとーッ! ( 詰まりそうになる声でようやくそれだけ言って、退場。 多少の動揺を残しながら、アナウンスがつつがなく進行し――― ) [Mon 24 Aug 2009 02:20:47]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( ―――そこかしこで影が立ち上がり、それぞれ近くの観客へ向き直ったところで、唐突に、それらが霧散した。 ) ( 演奏を終えて… もしかして中断されたのかもしれないが、続けられそうにないありさまで、奏者は肩で息をしている。 ) ( 後に残るのは遠い祭囃子と、子供の泣き声。 俯いていた奏者は顔を上げ、しんと静まり返った会場を見渡す。 まばらな反応は、好意的なものではないような気がした。 ―――かなめがいないと、特に周りが見えなくなる。 締め方も、舞う姉がいれば、彼女を怪物の親玉なり正義の味方なりに仕立てられるが、今のは途中で力尽きたといった感じだ。 ) [Mon 24 Aug 2009 02:15:00]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 幻だから大丈夫、本物じゃないのよ。 泣く子をあやす声が聞こえるが、そう言う本人もどこか不安げなのは、確かに触れられないが気配もすれば音もある幻のリアルさと、その後ろで掻き鳴らされる、次第に不協和音になりつつある演奏のせいだろう。 もはや音楽とは呼べない代物だが、不思議とこの光景には合っている。 ) ( 一際大きく、悲鳴が上がった。 ) ( いつの間にかむくむく膨らみ 『立ち上がっていた』 影が子供をあやすお母さんを後ろから――― ) [Mon 24 Aug 2009 02:01:21]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 人体の関節を無視した形で、もみくちゃにされるように踊り狂う自身の影。 思わず自分の体を確認する観客達の傍らに、宙に浮いていた提灯がすぅっと降りてくる。 ) ( 長く長く伸びた影はもはや原型を留めない。 膨らみ細まり破裂して、再び現れる。 影と影がくっついて、渦を巻き、御伽噺に出て来る怪物のような姿をつくる。 ) ( 驚いた、気味悪いが、でも体はなんともないし、楽しめる。 観客がそんな余裕を取り戻したところで――― 傍らに降りて来ていた提灯が割れた。 横にぱっくりと二本の線が入り、巨大な一つ目と真っ赤な口が開く。 実体のないはずのそれらが 『ケケケケケケ』 と奇声を発し長い舌があかんべえ。 コミカルなデザインではあるが、口の中に並ぶ鋸のような歯が異様に鋭く、目玉のぎょろつき方が変に生生しいせいで、大人もひるませ幼い子供は泣き出した。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:53:07]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 提灯だ。 そこら中に糸を張り巡らせ吊るしてある 『〜商店』 とかいう名前が入っているやつ。 その無記名のものが、ポツポツと宙に浮いている。 数が、増えていく。 ) ( うっすら浮かび上がり、次第にくっきりと。 風に吹かれてゆらゆら揺れる提灯はまるで本物のようで、けれど手をかざしても触れるものは何もない。 『すごいすごい』 とは言うものの、簡単な手品を見たようなものだ。 ここまでは。 物珍しげな空気の中で 『ひゃ、下』 驚いたような声が一つ。 ) ( 宙に気を取られる観客の足元で、彼らの影が、踊っていた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:42:57]
◆静馬 爛花@夏祭り > ( 決してとびきり上手いわけじゃない。 ただ、不思議と空間を震わせる響きを持った音色が、祭囃子のような旋律を奏でていく。 …次第にハイテンポに。 それでもメロディーラインは安定しているが、どこか人を不安にさせるような危うさがあった。 どこかに急激な変調がありそうで、けれどもそれがなかなか訪れないような。 ) ( それでも始めはただの演奏だった。 何だ、仕掛けが動かなかったのかと、観客が首を傾げる頃――― 『あれ?』 という声がぽつぽつと聞こえてくる。 ) ( 憑かれたように弓を躍らせる少女には、そんな反応が届いているのか。 ―――徐々にテンポを上げていく中、観客を取り巻く提灯の数が増えていた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:37:17]
◆静馬 爛花@夏祭り > トレジャーハンターやってます、らんかです! 〜はい、ホントはゲーノージンじゃありませーん! 術に楽器を使うので、出させてもらいましたっ! これから演奏始めると、皆さんの周りで色々おかしなことが起こります! でも全部そう見えてそう聞こえるだけの嘘っぱちですから、慌てないようにお願いします! あ、坊ちゃん嬢ちゃんおじいちゃんおばあちゃん、心臓の弱い方も要注意! 目を瞑ってればすぐに終わりますので――― それでは! がんばって聞いてくださいっ! ( 色々突っ込みどころ満載な挨拶に、さざなみのような苦笑。 芸人じゃないのかよ、とか。 がんばるのはそっちだろ、とか。 ちょっとした野次に笑い返して、トンと楽器の尻に据え付けた片手棍で舞台を叩き、弦に弓を当てた。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:27:46]
◆静馬 爛花 > ( なぜか息苦しくなるのは何だろう。 大きな舞台という、中身のないただの施設に気圧されているのだとしたら、笑ってしまう。 度胸ならそれこそ、武術をやっているかなめよりもあるつもりなのに、その姉がいないとこんなものなのか。 吸いきれない息を大きく吸って、長く深く吐き出した。 ) ( 前に出ていた前座の漫才が終わろうとしている。 まばらな笑い。 それだって義理を含むという感じの。 この程度なら、演奏だけで良いかもしれない。 消耗激しい魔術の方は、横丁でもあまりすることがないし、自前の技術だけで勝負するというのなら、元々は魔術なんてその片鱗さえ持ってはいなかった。 でも――― ) ( それでは一人でも出る意味が、なくなってしまう。 かなめとの都合も合わせずに滑り込みで申込んだのは何のためだったか。 つまらない意地だけど、自分には芸人としてどこまでできるのかという――― ) ( …まばらな拍手。 アナウンスに送られて下手へ退場する芸人を見送り、立ち上がった。 薄く化粧を乗せた、鏡の中の自分に微笑む。 いつも通りやればいい。 むしろ、おひねりなんてそれ以上に期待できないのだから、それこそ好きにやらせてもらおう。 『ランカさん!』 そう促すアナウンスの声も、年齢見てか微笑ましげだ。 ) よし、行こ。 ( そう声をかける相手はいないから、小さな声で呟いて歩き出す。 ちょっと頭の中が白いけど、緊張は遠退いた。 舞台を照らす照明のおかげで客席の方はほとんど見えないし、大丈夫。 いける。 ) ―――〜こんばんはーッ! ( 挨拶大事。 立って演奏できるよう片手棍を据え付けた楽器振り上げて、舞台の下に広がる暗闇へ声を張り上げた。 魔術回路起動。 妙によく通る声が、空間にキンと響く。 ) [Mon 24 Aug 2009 01:16:17]
◆静馬 爛花 > ( 特設ステージの袖で出番を待つファンタジー和装の少女は、緊張しているのか、やや心細げに調律を済ませた楽器を撫でた。 ) ( 本業はトレジャーハンターだと自称しているこの芸人は、横丁に立つ大多数の中に埋没していて、特に知られているということはない。 マーガレットだとかシャリネとかマリアとか、最近ではキリコ? とにかくそういったゲーノージンとは別世界の住人で、参加受付のミーハー女にもがっかりされた。 それでも通ならば、本来は双子の姉妹で出し物をしているのだと知っているかもしれないが、今は一人。 申し込みも、とりあえずそのようになっている。 ) ( 芸能ギルドに所属しているわけでもない素人が、前座でもいわゆるビッグネームに関われるはずがなく、この後に予定されているメインのことも、その話を聞いてから慌てて調べた。 とにかく、注目度は低いコンサート。 屋台で買ったもの食べながら歩くのもなんだし、足を止めるついでにちょっと見て行く?とか、観客のノリもそんなものだ。 普段横丁に立つ時の方が見物人の反応はダイレクトなのだし、今更緊張することもない。 そのはずなのに――― ) [Mon 24 Aug 2009 00:57:31]
お知らせ > 静馬 爛花さんが来ました。 『( やっと晴れて、一日目。 )』 [Mon 24 Aug 2009 00:35:31]
お知らせ > キヨ@花火大会さんが帰りました。 『( まったり花火を堪能したら、盆踊りの方も行ってこよう。 )』 [Sat 22 Aug 2009 23:07:31]
◆キヨ@花火大会 > そンなにイヤか…! ( この子ッたら…! ) むぅッ。 ( 膨れっつらで手を離す。 いいですよわたし一人で花火堪能しますから…! )( わしわし、ちょっと乱暴に頭をなでくりつつ立ち上がりましょうか ) 来週は海岸まで行きましょッかねー ( 次こそくまごろーに花火を拝ませてや る! ) ( あぁでも大人しくしててくれるかなぁ。 帯に挟んでた団扇を抜き取ってはたはた、扇ぎつつ ) [Sat 22 Aug 2009 23:06:12]
◆キヨ@花火大会 > ( 抱きしめるよう腕を回して持ち上げようとしたらば、 ) …んぶ。 ( ねこぱんちならぬ いぬぱんち をマトモに顔に食らった。 ) ……… 。 ( わんころがわたしの顔に手をあてたまンま、しばし時が流れる。 ) ッ、ちょ、 ( ひょいと顔を横向けて手から逃れて、 ) むぶッ、 ( またわんころの前足を顔に食らう。 まるで手招きしてるみたいな動作でこう、足は繰り出されているワケで、 いやそんなのを観察してる場合じゃなくッて ) [Sat 22 Aug 2009 22:51:49]
◆キヨ@花火大会 > ( ちなみに今日の浴衣は藍色です。 ) てゆっかくまごろーは見えるン? ( わたしの視界でも遠いしそのへんの屋根に遮られてたりするワケで。 目線の低いわんころなら、尚更見えないンじゃないかなァと、 ) ンー、 ( しゃがんで、頭を低くして。くまごろーとおんなじくらいの目の高さで見てみたらば、 ) あー… ( 端っこだけちょっと見える、くらい? ) 更にびみょー… ってわひゃ、 ( 顔が近くなったせいでしょう、ほっぺ舐められてそンな声。 こらーと言ってみても愛犬は尻尾を振るばかり。 あ、ちっと元気になったンかしら。 ) ッし、くまごろーにも花火を見せてあげよー。 ( うふふー。 )( にへにへ笑みを浮かべつつうちわを腰の方、帯に挟み込んで。 籠バックを腕に通し、わんころ抱き上げてやろーかと ) [Sat 22 Aug 2009 22:39:35]
◆キヨ@花火大会 > ( 海岸やFSでなくとも居住区など「(景観の差はあれど)見えそうかな?」と言う場所であればどこでも構いません ってどっかのエライひとがゆってたらすぃとのことなので横丁ですともよ。 閑話休題。 ) ( 大急ぎで補修されたらしい櫓の上ではドンドンと、太鼓の音が心地よく響いている。 ) ッていうか腹にくるー。 ( オトが。 足元では愛犬が鳴いている。花火やお囃子の音に驚いてるンだろか。 しぃー。と、指を立てて静かにと注意すれば くぅん、と尻尾を丸めてお座りした。 あ、なんかすごい情けないカオ。 笑って指先でわんころの眉間を軽く小突く。 ) おうちで待ってた方が良かったンじゃないかいー? ( お出かけしようとしたらつれてけとばかり吠えてごろごろしていたもンだから。散歩ついでに連れてきたけども ) [Sat 22 Aug 2009 22:24:17]
◆キヨ@花火大会 > かー ぎやーァ ( とか言ってみてもホントに玉屋さんと鍵屋さんが打ち上げしてンのかどうかはわかりませんけれどももも。 むしろ さおだけーとか続けたくなるこのキモチはなんだろうか。さておけー ) うーン、 やッぱこのアタリからだとちっとばか遠いなー… ( はたはた、うちわで扇ぎつつ。 目の高さに手を翳して空をみやる。 少し曇ってきたような気がするのは気のせいだと思いたい。打ち上げた時の煙が空にわだかまってンだろか。 ) [Sat 22 Aug 2009 22:13:25]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 たァまやー 』 [Sat 22 Aug 2009 22:07:30]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『本当のお兄ちゃンに早く逢いたいな…。 ( 空見上げて、呟いた。 )』 [Fri 21 Aug 2009 22:11:47]
◆メアリアン > ( 何人かのお友達ッぽい人と居た。…お兄ちゃンに似てる人。 ) ( 店員がケーキを持ッて来れば、ぺこンと小さく頭を下げて。一口。 ) ――…… ( 視線は彼の方に向いてしまう。大きな声で話しているから会話も聞こえる。 「あの女が――」「――今度は、」「暗黒街とか…―」「――大学で…」 途切れ途切れの会話。如何やら誰かを騙す作戦の様。 ) …… 似てる 。 ( 容姿も、中身も。お友達と遊ぶ兄も彼等と同じ様な話しをしていた から。 ) ―― ご馳走様でした。 ( あッという間に平らげれば、店員にお金を渡して、扉の先へ。 ) ( 店内の音が、全て聞こえなくなッた。 ) [Fri 21 Aug 2009 22:10:54]
◆メアリアン > ――― …お兄ちゃン… 。 ( 逢えるまで最低でも後4日。 ) ( 逢えたら笑ッてくれるのかな。何時も思い出すのは酷い酷い罵倒の言葉 ばかり。其れを拭えるくらい 優しく笑ッてくれるのかな。 ) ―――… お兄ちゃン…。 ( お兄ちゃンを考えている時はどンな言葉だッて聞こえない。素直に頑張ろう、ッて気持ちになれる。 ) …――ケーキ食べたら 帰ろうかな。 ( 食べ終わッたパスタの器片付けに来た店員さンにオーダーして。ぼンやりと扉を見遣ッた。 ) ( ――からン、 ) ( 開く音。こンな時でもお客さンッてやッぱり来るンだあ、なンて見ていたら。 ) ……―― ッ あ、… ( ちッちゃく声上げた。 ) ( 蜂蜜色の髪に、碧色の瞳。背が高くて色が白くて、… ――お兄ちゃンに 似てる男の人。 ) [Fri 21 Aug 2009 22:04:56]
◆メアリアン > ( ふう、と小さく息吐けば再び顔を上げ、鞄の中の黒い本を取り出す。前回雨の中置きッぱなしにした所為ですッかり汚れた其れは、中身も一部読めなくなッてしまッて。 ) ……―― 肝心な所が… ( 悪魔召喚方法の頁が丁度、読めない。 ) ……―― ( 店内に居る恋人同士の会話が聞こえる。言葉にするのも嫌な位、有触れた愛の言葉。馬鹿みたいだ。 ) … 死ンじゃえばいいのに…。 ( ぽつン、と呟く。――通り魔か、若しくは此の豪雨の所為で死ねば良いのに。絶望を味わッて 消えればいいのに。 ) ―――… ッ ( 考えを消す様に、一度首を横に振る。 …考えると殺したくなる。此処は駄目だ。騒ぎになるもの。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:52:10]
◆メアリアン > ( 情報収集は進まないし、本人に逢えても失敗するし、此の天気じゃァ復讐だッて出来ないし。家でぼうッとしているのが嫌で、傘片手にぶらぶら歩きまわるけれど。 ) ( ――結局何もしていない事に変りは無い。 ) ( 雨の日こそ人が少ないから排除を重点的に遣るべきなのか。けれど反撃されたら視界も悪いし少し怖い。 …頭ン中はごちゃごちゃ。う―ッて小さく唸りながらテーブルに突ッ伏した。 ) ( 魔術の勉強とか?でも、家で出来る事じゃァ無いし。 何かを遣りたくて、けど何も思い浮かばなくて。苛々する。――同じ店内に座る幸せそうな恋人とか、見るだけで苦しくて悔しい。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:42:36]
◆メアリアン > ( 芸能横丁の一角に在る喫茶店。一番後ろの隅ッこの席に座り、ぼンやりと窓から風景を眺める娘が一人。 ) ―――流石に、このお天気じゃァお祭りどころじゃないわね…。 ( 溜息交じりに呟きながら、紅茶を啜る。「BON-Dance」ッてやつ見てみたかッたのに、なンて。喫茶店も人が疎ら。こンな日に外に出る人は少ないンだろう。 ) ………―― 帰りたくない な ぁ 。 ( 雨の中外を出歩くのも嫌だけれど、最近はあまり家にも帰りたくない。はあ、と大きな溜息吐いて。食べ掛けのパスタを口に運ぶ。 ) [Fri 21 Aug 2009 21:34:29]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Fri 21 Aug 2009 21:29:42]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『それから部下の服が乾くまで二つの言葉で騙りと相談を続けるだろうか?』 [Thu 20 Aug 2009 23:17:11]
◆デュラハン > (マフィアではない一介の奇術師にはスパゲッティを注文する程の気概は無いのですよとかいうのは誰かの呟き。)(咄嗟に付いた嘘であったが自身の様な職業の者と付き合いの多い店主はソレを信用してくれたらしく、すぐに湯気の立ったコップとタオルを持ってきてくれて。)ありがとうございます、御代の方はいくらに・・・(店主の手早い応対に感謝の言葉を告げ代金を払おうとすれば店主に制されて。それから店主はデュラハンのイベントショーの報酬から代金は差っ引いておくよなんて笑いながら口にし、部下が脱いだ濡れた服を手に店の奥に引っ込んで行き)大丈夫ですか?「そうですか。まぁ、潜入において重要なのは貴方の知識や見聞を深めることですからね。」(その姿を見送れば、同時にくしゃみをした部下を気遣う言葉と経過報告への言葉を口にするだろう。)(そして続けられた部下からの次の行動を伺う言葉を聞けば)「そうですね・・・貴方が現状で得れるものが多くあると思うなら続けた方が良いとは思いますが、あまり無いと思うならば原状を維持しつつ次のターゲットを探すのも手かもしれませんね。」(どこか曖昧な気配を含む言葉を返すだろう。実際の所今回の潜入行動に対しての大まかな判断は部下に任せてある以上、自身は活動に大きく関わる様な指示を出す気はなく。またそういった状況を判断する力を養う為の潜入でもあるのだから自身が具体的な指示を出すのはあまり良くないとも思えて。) [Thu 20 Aug 2009 23:15:21]
お知らせ > チョコさんが帰りました。 [Thu 20 Aug 2009 22:52:17]
◆チョコ > ( 『 きィ ―― 』 扉を開く微かな音は、雨粒の叩くそれに掻き消えてしまう… か。扉を開け、店内に居たであろう方に貴方の伝えた御言葉―― 『この子にスパでティを食べさせてやりたいのですが、構いませんか?』でなかった事に、少年は何処かホッとしていたとかいないとか…。… さておき、自身を連れて入店した『理由』を伝えて下さっている貴方を少年は見遣っており… やがて。椅子に促されるまま、腰掛け。 ) …… ありがとうございます。 でも、 ぼく…… お洋服。お借りするワケには ―― ッ くしゅ っ ( 躊躇っているうち、小さなクシャミが零れてしまい。しゅん、と俯いた少年は貴方に勧められるまま、濡れた服を脱ぎ貴方が示して下さった外套を纏うことでしょう。 そして―― ) 『 ご期待に沿える様な報告をご用意出来ず、申し訳在りません。 …今現在。これ、と云った変化の兆しは見受けられませんでした。 』 ( 貴方の部下として。応えるその声は、ご期待に添えなかった事に対して、気落ちした様な 声音。次いで、「こう云った現状を続ける事と、新たなターゲットを見つける事 …どちらの選択が貴方にとって有益となるでしょうか?」 と、新たな選択肢を天邪鬼なりに模索していたようで。 ヒトデナシの言で以って、貴方に、お伺いすることでしょう。 ) [Thu 20 Aug 2009 22:50:00]
◆デュラハン > (ライカニアの少年を騙る部下からの表向きの言葉に軽く首を傾げて見せれば)えぇ、お客さんの名前は全員ではありませんが覚えていますから。(奇術師とその客らしく振舞い返すだろう。)(自身の手を握る貴方の濡れた手により付けている手袋が僅かに湿る感触を覚えるも気にすることは無く。貴方の手を取ればすぐ後ろにあった店の戸を開け)すいません、この子に暖かい飲み物と体を拭くタオルを貸して頂けますかね?(その場で店の中にいる者にそう大きな声で伝える。つい数分前に仕事の打ち合わせを終えて出て行った筈の者が濡れ鼠のライカニアの子供を引き連れて戻ってきた事に店の人間から少しばかり不思議な目で見られたが、傍らの少年が知り合いの同業者の子供で風邪をひかないように雨宿りをさせたいのだと伝えれば店の主はソレを承諾する言葉とともに奥に引っ込んで行って。)それじゃ其処に掛けて。(雨が降っているからなのか定休日だからなのかは分からないが他の客の姿の無い店内の中、手近にあった椅子に腰掛けるように指示し)とりあえず風邪をひいてはいけませんし、とりあえずその服を脱いでコレを着ていてください。「それとアレから何か報告するような事はありましたかね?」(濡れた服を脱ぎ自身の外套を纏う様に促しつつ、同時に貴方の上司として活動の成果を尋ねるだろう。) [Thu 20 Aug 2009 22:17:39]
◆チョコ > ( ―― 此方に向けられた貴方の視界。そこに映ることでしょう、犬耳少年。『現時点』での自身の名を呼ばれると、茶色の犬耳が ぴくくッ と小さく揺れて。 ) は ……はい。 覚えてて、 下さったンです ね。 嬉しい、です ! ( 連動するかの様に、尾の振り具合が幾分激しくなりました。 ) 『 ありがとうございます。 』 ( 返される貴方の御言葉、ほッとしたように。口元を僅かに綻ばせて、 ) 雨宿り。 ……した方が良かった、みたいです。 もう、 遅い気が……します、 けど… ( 随分と濡れた事を指摘され、自身の身体を見遣れば正に濡れネズミ。 思わず、しゅん、と耳と尾が萎れ掛けたところ… 差し出された貴方の御手。気付いた途端、少年の顔は嬉しさに彩られ。そゥ…と、貴方の御手に触れることでしょう。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:58:51]
◆デュラハン > (普段であれば雨の降っている芸能横丁に来る事は滅多にないこの男。ただ、今日はそれなりに付き合いのある同業者から手伝いを頼まれたショーイベントの打ち合わせがあった為、天気的にもあまり乗り気ではなかったのだがこの場所に来る事になって。無論、手伝いを拒否することも無理ではないのだが、人の存在を騙る上で横のつながりを無碍にする事はあまり得策ではなく。まぁ、これくらいである程度の信用が得れるならばこの悪魔にとっては安い労力だろう。)(それから暫く空を見上げていたが降り続ける雨が止む気配は無く。此処に来た時と同じように雨に打たれて帰るべきかと考えていた矢先)はい?(雨音に混じり聞こえ始めた異音、そしてソレに続けて聞こえたピエロと言う言葉に視線を其方に向ければ)おや、君は確かチョコ君だったかな?(誰に聞かれていると言うことは無いのだが、表向きの今の貴方の名前を口にした後)「必要であれば多少の遅れくらいは構いませんよ黒紫。」(続けて貴方の本当の名前と貴方の謝罪を不要な物であると伝えよう。)(それから貴方の姿をじっと見れば)ずいぶんと濡れているね?風邪をひくと行けないからこのお店で少し雨宿りしていかないかい?(そう言って握手をするように手を差し出そうか?) [Thu 20 Aug 2009 21:42:22]
◆チョコ > ぁ、 何か。 じッとり、してきた。 ( ぷるぷるッ、と。しきりに頭を振り水滴を弾いている少年でしたが、雨粒の速度と量の方が優に勝っている模様。淡い茶の髪と、そこから覗く犬耳も洩れる事無く… 雨粒を被弾しており。 ) 雨宿り …… した方が良い。よね ? ( そう云う事はもっと早くに思いつきましょう。… てくてく。 濡れネズミ少年はそのまま足を進め行き… ) ――… ぁ ( 進行方向。その先に有るのは小さなバー。けれど少年の注意が向いたのはバーそのものではなく、 ) ピエロ、さん … ! ( 『貴方』のお姿見つけた少年は嬉しそうに、駆け寄ろうと… そして貴方のお傍まで近づけたならば。 ) お久しぶり、です。 ピエロさん …! ( ぱたぱた。尾を振りながら、 ) 『 あれから間が空いてしまい、申し訳在りません。黒紫です。 』 ( 貴方にのみ、届くことでしょう ――ヒトデナシの言で以って。自身の素性を明かします。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:31:05]
◆デュラハン > (空を覆う雲から落ちて来る大量の雨粒のせいで普段よりも人通りの少なく見える芸能横丁。その場所に普段であれば些か不似合いにも思えるよれた灰色の外套を纏う人影があって。)終わる頃には止むかと思っていましたが中々に止みませんね?(外套の端から出した手にステッキを持つその人影は空を仰ぎながらそんな言葉を口にすれば小さくため息を吐く。)(人影のいる場所は濡れ鼠になっている少年から見れば丁度進行方向にある小さなバーの前。貴方が何事も無く歩を進めたのならばその存在にすぐ気づけるだろう。) [Thu 20 Aug 2009 21:19:01]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『空を仰ぐ灰色』 [Thu 20 Aug 2009 21:08:03]
◆チョコ > ( ―― バシャバシャ と。 叩きつけるような雨のなか、ひとりの少年が人通り疎らな横丁を歩いていた。 ) 雨 ――… 濡れちゃった。 お兄さんとこ、帰るまでには 渇く かな …。 ( 渇きません、寧ろ傘もさしていない時点で濡れる一方。現在進行形です。 )( そんな少年は濡れネズミ状態なまま。あちらをキョロキョロ、こちらをキョロキョロ。雨のなか、探しものでもしているかの様な。そんな素振りを先ほどからしております。 ) [Thu 20 Aug 2009 21:05:56]
お知らせ > チョコさんが来ました。 [Thu 20 Aug 2009 21:00:58]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『――――――神だ。』 [Wed 19 Aug 2009 01:54:40]
◆雷鳥 > (――多くの人間にとって、それは単なる雷鳴であり、稲妻しかあるまい。 或いはこの時代に、私の本来の言葉を聞き取れる者がいたならば、その意味が伝わったかもしれないけれど。 しかし、聞こえなくとも意味はある。 これは神鳴だ。 悪しきモノを退ける事のできる、今の私にできる、精一杯の感謝。 今となってはどれほどの効果があるかもわからないが、大事なのは何よりも想いである。 私は人間に感謝している。 その証明の為の、一声なのだから)(そして私は大きく翼を広げ、ゆっくりとヴェイトスの空へと飛び上がった。 私は雷鳥。雷を呼ぶ鳥。或いはワキンヤンとも呼ばれる存在。つまりは――) [Wed 19 Aug 2009 01:54:28]
◆雷鳥 > 我らが祖なるマニトゥよ(Oyutin Amuran Osaga Reraw) 真理の道へと導きたまえ(Eamati Kibitimo Tehitimo Nirnis) 摂理の道へと導きたまえ(Eama Tikibi Timotehi Timo Nirutes) 我がスピリットを清く保ちたまえ(Eama Titomatu Koyikowo Tiripu Sagaw) 子たる我らを教え導きたまえ(Eamati Kibitim Eisoowa Rerawu Ratok) 地の全てに平安を与えたまえ(Eama Teatao Wnaiehi Netebu Sonit) 太陽の恵みに感謝致します(Usamisa Tiaysna Kini Mugemo Nuoyiat) 今年も動物たちには豊かなる草を(Owasukura Nakatuya Hinitatu Tubuodomi Sotok) 人の子には豊かなる実りを齎したまえ(Eamati Saratomowi Ronimura Nakatuya Hinoko Notih) [Wed 19 Aug 2009 01:41:38]
◆雷鳥 > (――さて、私も一つばかり仕事をしておこうか。この土地に古くからいる者として――別にそんな偉そうに振舞うつもりは毛頭無いけれど――祭りを行ってくれたのなら、応えるのが当然だろう。 もはや忘れ去られて久しいこの身ではあるけれど、まだ幾許かの力は残っている。 簡素ながら、この土地に暮らす全ての人々への感謝を込めて――嘴を大きく開いた) [Wed 19 Aug 2009 01:40:01]
◆雷鳥 > (祭祀という事を抜きにしても、こうして人々が喜び、楽しむ姿を見るのは、私としても嬉しいものだ。 私は、近頃に街で起こっている騒ぎの事を知っている。――人が人を殺す。たったそれだけの行動だが、日常的に起こるとなれば酷く陰惨なものだ。 そして、私はそれに関わる事ができない。 なぜならば、それは人が人の手で解決できる問題なのだから。 私の手は必要ないと、そう信じているのだから。 故に――)…………今日は、本当に良い日だ。(私は、そう想う。 皆が楽しそうに、幸福なのだ。やはり人というイキモノは素晴らしい。 我々のような存在には出来ない芸当だ。 ――喜びを分かち合うという、単純だが、とても難しい事を、彼らはいとも容易くやってのける) [Wed 19 Aug 2009 01:04:26]
◆雷鳥 > (いつの世であり、人間たちが様々に変化しようとも、変わらないものの一つ。 もちろん、本人たちがそれを意識しているかはわからないけれど、本質は等しく同じだ。 ――神々、精霊、あらゆる万物に宿りし者どもへの感謝。 私のような存在にとって、これほど心地良い時はない。 そして何故だか、不思議と懐かしい気持ちになる。 未だ、大地に線が引かれておらず、誰のものでも無かった時代を思い出す)―――ああ、そうか。(太鼓のリズム。 笛の音や踊りこそアマウラの民が神々への感謝を表す為に生み出したものなのだろうけれど、この太鼓を叩く音は、このヴェイトスの地に古くから住まう人々のそれと、同じなのだ。 ―――――そんな事を考えながら、私は芸能横丁の建物の屋根に止まり、道行く人々を見下ろしていた) [Wed 19 Aug 2009 00:55:25]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『――――祭りだ』 [Wed 19 Aug 2009 00:49:36]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 あれ… ッ? ( この方向ってレェナさんちの? なンて首を傾げたりする ) 』 [Tue 18 Aug 2009 21:03:57]
◆キヨ > ――― 、 ( 呼ばれた名前に、 なンだかどきっとした。 ) はい、任せてください! ( くるッと傘を翻して。 お嬢さんの濡れないよう に。 ) ( 傍で風に揺れる柔らかな髪の動きに目を奪われたりしながら、 ) [Tue 18 Aug 2009 21:03:11]
お知らせ > マリアさんが帰りました。 [Tue 18 Aug 2009 21:00:37]
◆マリア > ええ、ぜひ。 教えてください。 (盆踊り。) ――キヨさん、 (復唱して、微笑んだ。) どうもありがとう、じゃあ近くまでお願いしようかな。 (そしたら行き先は、レェナちゃんちの同じ方角。近所だから走って帰ってもいいのだけれど、もう少し、話をしていたいな、なんて。) (彼女の隣、傘に入ったのだった。) [Tue 18 Aug 2009 20:58:37]
◆キヨ > ( それでも可愛いとか思うあたり大分盲目かもしれないが、構わない! 控え目なお二人のラヴを草葉の陰からこそッと応援してます。 ) わぁッ、 じゃぁ晴れた日があったらぜひ! ( 盆踊りするマリアさん一目見ようと毎日横丁通いそうな自分がいる。 大歓迎とか言ったらたいへんなことになるぜ! 本気で恋人様の風魔法にやられるふらぐ。 ) あ、はい。また何か差し入れとか持って行きますッて、 お伝えください! ( にへっと笑って、 ) ン、 ( 言い淀む様にちょっときょとンとしてから、 ) あ。えっと、わたしは キヨ、 って言います。 ( 覚えてくださったら嬉しいと、ぇへら、照れまじりに笑みを浮かべ ) ぇへへ、どういたしまして。 また、踊り見にいかせてもらいます ねっ。 ( 今日は生憎の雨だから、残念だけども。 ) ―― あ、そうだ。 よかったら送って行きましょうかー? ( ひょぃ、と傘を軽く振って示し。 雨、いつ止むかわかりませんし。 前にレェナさんも雨の中送ってったことがあるような。 ) [Tue 18 Aug 2009 20:51:25]
◆マリア > (飛ばされたらヤバイかも! いえ、もうグーで行きます。ゴリッ みたいなヤバイ音も鳴らします。…、) このあいだ、遠くからだったけど、見かけました。 みんなでワイワイ楽しそうだったから、もう少し天気が回復したら行ってみようと思ってたんです。 (天気関係ないとか行ったくせに。) (こんな可愛いストーカーなら大歓迎だッ! ―― 幼馴染のファンに出会うのは初めてで、大ファンだなんて、なんだか暖かい気持ちになった。あ、コブシ。) ありがとう、 レェナちゃんにも伝えておきますね。 えっと、… (名前は?再び首を倒し、) ――― (大 好 き で す! なれない言葉に、踊り子も赤くなる。 そわそわ、落ち着かぬ様子で、) え、 ありがとう。 (そわそわ) 嬉しいです。 [Tue 18 Aug 2009 20:40:21]
◆キヨ > ( むしろ風で飛ばされるのかな! こらッ!とかって恋人様を殴るマリアさんとかなにそれいっそ萌える。微笑ましい。 ) ンっと、トキノミヤコとかアマウラ系独特の踊りで――、 あっちの櫓の方でやってるンですけど。 ( たぶん兄者ならもッと流暢な説明ができるンでしょうけど。 わたしじゃぁなんて説明したらいいかわからず、百聞は一見にしかずと櫓の方さししめし。 ) あはは、そうですね。あ、太鼓とかも叩きたいなぁ! ( ビール撒き散らすとかなにそれ楽しそう。誰か優勝でもしたみたいな。目に入ったらたいへんでしょうけど。 ) 簡単なモノですからマリアさんも今度、気が向けばぜひ。 ( とか。 とか。 首を傾げてえへへって。 照れ混じりに告げる ) へぇ、そうなんですか! ( わぁいあたっちゃった! でもけしてストーカーとかじゃないよ。ないよ。 ) 次の公演が楽しみだなぁッ…。 えぇッ、 レェナさんの大ファンなんです! ( 劇は全部みてます! と、こぉ、軽くコブシを握り締めつつ。 前にチラシ配布のお手伝いとかも、させてもらったことある。 同居人さんには色々お世話になっております、なンて? ) あッ、もちろんその、 マリアさんも! ( 緊張にぐッと手を握って、興奮に赤く染まった顔で意気込ンで、 ) だいすき ですッ… ! [Tue 18 Aug 2009 20:23:20]
◆マリア > (彼の場合力は3だから大丈…ゲフゲフ。そんなことがあろうなら、わたしが彼を殴りますが何か?) ボンオドリ? ああ、 (こないだ見かけたやつだ。) 思いっきり踊りまくったら、雨も関係ないですよ。 (汗とか、ノリでビールを撒き散らしたりとか…。?) (ぎこちなく紡がれる自分の自分は、なんだか違うものみたいに優しい響き。 続く彼女の言葉を聞いて、面白そうに、笑みを浮かべる。) よくご存知ですね、 (その通りだったのだ。) ――最近ずーっと基礎ばっかりやっててみんな退屈してるけど、順調に上達してますよ。 …、あ、レェナちゃんちの劇見たことは? (首傾げ。) [Tue 18 Aug 2009 20:09:12]
◆キヨ > ( なにその反応ッ。 ほれてまうやろおおおぉぉ…ッ! ) ( ひッくり返った高音さえ愛らしい。 恋人様に殴られる覚悟は始めから完了済み だ! かのドラゴンキラァに殴られるならいっそ本望である。 ) あ、 あ ぁ。 ええッ! ( 両手で傘を持ったまンま、そろそろと近づく。 右手には巾着を下げて、 ) 盆踊りやってるッてハナシを聞いたンで、もう、思いっきり踊りまくるつもりだった ンでー すー… がー … ( へふ。 微苦笑してひょぃと上を見、雨空を示しましょうか。 夜になれば止むかと思ったけど、まだまだ降り続いたまンまだ ) あ、あの、 マリアさん は? ( ちょっと呼び方に迷ってから、ぎこちなく ) レェナさんとこの練習見た帰りとか、 ですか? ( 確か振り付け指導してるとか。 かくり、首傾げて窺うような ) [Tue 18 Aug 2009 19:52:56]
◆マリア > (そういってもらえると、日々の女の子努力も報われるのだ。 なんだか緊張気味の様子の彼女に、踊り子も驚いたように眼を開いた。) こ、 ( ぱちぱち。 ) こんばんはァ ッ。 (緊張は感染する。なんか、ちょっと語尾が跳ねた。) (落ち着け、落ち着け。踊り子は息を吸い込んで自分に言い聞かせつつ、屋根の下、同じく彼女のほうへ足をすすめ。) ――素敵な浴衣ですね。お祭りですか? (和装は彼女の白い肌が良く映える。) [Tue 18 Aug 2009 19:41:58]
◆キヨ > ( あ、 目があった。 ) …、 ( わたしを見返す不思議な色の瞳に、思わずちょっと赤くなッて、目をまンまるに見開く。 ) ( うわ、手足ほッそい。顔ちっちゃい。睫毛長い。 …レェナさんも可愛いけど、レェナさんとはまた違う雰囲気の美人さん だ。 耳に髪をかける仕草が、こう、ぐっとくる。 ) …、 あ、 ( ぱくぱく。 )( 出店の金魚みたいに赤くなッて口を動かして、 ) こッ… こんばん は! ( カタイ声で、ご挨拶。 ) …、 ( 許されるならこう、遠慮がちにちょこちょこ近づこうか。 浴衣は浅緑の地に花が散ったもので、薄墨色がちょっとしたアクセントになっている。 ) [Tue 18 Aug 2009 19:31:51]
◆マリア > (ひとまず大きな屋根の下に入れば足を止める。服についた雨粒はすぐに沁みてしまうけれど、それでも両手で軽くはたき落として、) ふう、 (横髪を耳に掛けた。 瞬間、視界の中に自分に向けられた視線に気付いて、浴衣の彼女と目が合うか。) …、 (お祭りに合わせて浴衣かな、なんて思い。笑みを作ってはっきりと瞬きと、踊り子はほんとうに小さく、頭を下げた。 挨拶をするように、または、自分の名前に答えるように。) [Tue 18 Aug 2009 19:22:15]
◆キヨ > ( 駆け出したその姿を、思わず目で追った。 ) ( 浴衣を着て、和傘を手に。 止まない雨にうんざりとして、傘をくるくる回しながらあてもなく通りをぶらぶらと歩いているところだったワケですけども。 思わず立ち止まって ) … 踊り子、 マリア? ( 目をまァるくして、ぱちン。瞬く。 ) ( えッ、ホンモノ? ) [Tue 18 Aug 2009 19:11:07]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 あ。 』 [Tue 18 Aug 2009 19:05:21]
◆マリア > (そう決めたら、だらだらと食事をしていた手を早めた。たいした量ではないと思ったけれど、ゆっくりとチップスを食べていたら思ったよりお腹が膨れた。 店の入口のウェイトレスに、食事代をずいぶん居座ってしまったから、多めに手渡し、) ありがとう、 (屋根のある場所まで、雨の中を小さく駆け出した。) [Tue 18 Aug 2009 19:04:28]
◆マリア > (そんなふうに遠い記憶を思い起こすなんて、きっと止まない雨のせいだと思う。 右手のフォークでレタスを突きながら、それでも雨の中忙しなく歩く人たちを眺めた。きっと夏祭り運営部のスタッフだと、書類なんかを持って歩く人を見ながら思った。) わたしも参加すればよかったな。 (気が付いたら受付が終了してショックを受けたのだ。 こんな天気が続いているせいで、何かないと外に出る気にもならないから。 ライブ会場はこの近所、もう少し賑やかなほうだったし、食べ終わったら見にいってみよう。) [Tue 18 Aug 2009 18:58:27]
◆マリア > (とは言っても、花火大会に行く、と具体的に予定を立てたわけでもなく。いつも忙しそうな幼馴染は、一緒に住んでいてもなかなかゆっくりと時間が取れない。) 手伝ってあげたいのは山々だけど、わたし台本とか書けないしな。 (演技をしたのだって小さい頃に学芸会でやったくらい。何の役だったか?魚B とか?) …、(こりゃだめだ。伏せた両目が情けなそうに笑む。) あのときの劇、レェナちゃんは何役だったっけかな。 (思い出せないくらいだから、たぶん主役じゃなかったんだろう。そんな彼女も今では一劇団の団長だ。) [Tue 18 Aug 2009 18:45:57]
◆マリア > よく降るなァ…、 (喫茶店の外席、テーブルに肘を着いて、通りをぼんやりと眺めながら、踊り子は軽い夕食にサラダとチップスをつまんでいるところだった。 テーブルのしたで退屈そうに組み替えられる足は、時々吹く風と共に入ってくる雨に濡れた。) せっかく今年はお祭りなのに、 …、週末の花火までには良くなると良いけど。 (チップスを指でつまんで口に入れ、) [Tue 18 Aug 2009 18:38:05]
お知らせ > マリアさんが来ました。 『(雨…、)』 [Tue 18 Aug 2009 18:32:10]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( ソコで踊るお父様を発見しました。 ) …。 ( 微妙なキモチ。 )』 [Sun 16 Aug 2009 22:27:02]
◆イェルク > ――― ( ヒトの波に流れ流され、いつのまにか櫓のトコまで来ちゃって、 ) [Sun 16 Aug 2009 22:26:48]
◆イェルク > こ、 こー えんー … っ ( こうえん。 公園。 はぐれたらソコに集合しようねって、お父様言ってたけど、 ) どこー っ、 ( ヒトが多すぎて、方向がわかんない。 方向感覚、麻痺してしまった感。 おンなじとこでぐるぐるぐるぐる、回ってそうな。 ) う、 ( こーえんみつけるのと、おとーさまみつけるのと。 どっちが早いだろ。 )( 泣きそうだ。 でも、堪えなきゃ。 ) [Sun 16 Aug 2009 22:23:31]
◆イェルク > ( でも、ヒトが多いから転ぶこともなくって、 ) ふ ぁ? ( 数歩たたらを踏む。 おでこが前のヒトの背中にぶつかって、 ごめんなさい、 って咄嗟に口にした。 恥ずかしい。 誤魔化すみたく周囲にきょろっと視線を向けようか。 前のヒトは良くあるコトだと熟知してるのか、あんまり気にしてないみたいだけど。 恥ずかしさにココから逃げてしまいたい。けど、逃げていく隙もない。 ううぅ。 ) [Sun 16 Aug 2009 22:07:10]
◆イェルク > ( 設置された櫓が、人波の上 目印みたいに、立っている。 ドンドン、響いてくるアレはなんだろう? 櫓の上に何かあるみたいだけど、そこまではよく見えない。 ) …、 ( お父様はおっとりに見えて アレで中々ユカイなことがお好きなヒトだから、 ) BON-Dance とかー…… っ、 ( しに行ってる、 のかなーっ? ) ( そういえば 興味ありそうだった、し。 ) …。 ( でもなんだろう、すごい 違和感 が、 ) ―― あ、 ( なンて考えてる間に、私もまた波に流されてしまう。 ) …ひゃ っ、 ( ヒトの波に足がついていけないでいたら、後ろから来た誰かにぶつかってしまったみたい。 ごめんなさいって言う間もなく、 ) ( あ、転びそう。 ) [Sun 16 Aug 2009 21:56:29]
◆イェルク > … ( 動きにくいし、 転ぶンじゃないかって不安で、 ) お、 おとー さまー…… っ ( どこ? ) …、 ( どこにいっちゃったんだろ、 ) … っ、 ( 人の波に飲み込まれたまンま、 ) …、 あ、 ( 見上げたおそらからは、 雨まで降ってきちゃったし ) ( 人がいっぱいで、どこに何があるのか見えない。 ) ぅ。 ( 口も眉も、へにょんと情けなくたれる ) [Sun 16 Aug 2009 21:40:27]
◆イェルク > ( 見知ってる筈の横丁が、まるで全然違うトコみたい だ。 ) … う、 ( 見慣れない服装に、 聞き慣れない音楽。 知らない言葉。 そンなものばかりが目についた。 ―― もうちょっと周りを良く見たら、見知ったモノも聞き知ったオトも認識できたんだろうけど、 ) …、 ( おろおろと見回す視界に映るのは、目立つものばかり。 ) ( 慣れない履物のせいで、足が痛い。 せっかくだから、って、お父様にユカタっていうのを着せさせられてるんだけど ) [Sun 16 Aug 2009 21:32:41]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( ここ、 ド コ? )』 [Sun 16 Aug 2009 21:22:50]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『――――〜〜〜ッッ!!? ( 激辛ハッカ味に、声にならない悲鳴を上げた。 )』 [Thu 13 Aug 2009 23:29:45]
◆メアリアン > ( すう、と息を吸ッて吐く。最近はお兄ちゃンを考えても不安になッたり苦しくなッたりしない。 もッと頑張ろうッて気持ちに、なる。良い傾向だ、と自分では思うけれど。 ) ――――… ( 顔をあげて、残ッていたケーキとサンドイッチを平らげれば、最後に紅茶を飲ンで。もう一度窓の外を見遣る。 雨は止む兆しを見せない。仕方無い、もう帰ろう。 鞄を肩に掛けて立ち上がる。 ) ――― ご馳走様でした。 ( 店員に声を掛け、金を払う。 店の外、真ッ赤な傘を広げて歩き出せば、 ふと昨日貰ッた飴に気付いて、 ) ――― あァ、忘れてたわ…。 ( ぱくン、と口の中に入れる。 ) [Thu 13 Aug 2009 23:26:17]
◆メアリアン > ( そう云えば、今日は何日だッたかしら。確か―― 13日。悪魔と約束した期日は1ヶ月後。 この怪我が治る頃には一度お兄ちゃンに逢えるンだ。 ) ―――― 逢いたい、逢いたい… お兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃンお兄ちゃン……。 ( お兄ちゃンを解ッてあげられるのは私だけ。守れるのだッて私だけ。 戻ッてきたら、今度は逃がしたりなンか、絶対しない。 ――近くに居なければ聞こえない様な、其れ位小さな声で、呟く。 ) ――――頑張ッて 殺すわ。 ( 大好きなお兄ちゃンの為に。 …汚い女は殺して、其れでも足りなければ子供の殺して、其れでも駄目なら強くなッて男も殺そう。情報だッて もッと頑張ッて沢山得なくちゃ。 ) ( クスクス、クスクス。嗤う。 ) [Thu 13 Aug 2009 23:11:04]
◆メアリアン > ( 記した情報見遣り、再び溜息。報告する程多くも無い情報―― と云うか、 ) …如何やッて復讐、するのかしら。 ( あの悪魔の彼は。其れによッて必要だと思われる情報も変わッてくるンじゃ無いかしら、なンて。 こくン、と紅茶を一口啜れば、ノートは閉じる。 ) ( ――正体を暴いてしまえば簡単な様な気がする。鉄の仮面を付けて犯罪者を倒して回る、なンて 生身には自信が無いからじゃないか、とか。 ――ぐるぐる、ぐるぐる、回る思考。収集が付かなくて、其の場に突ッ伏した。 ) ―――…… ( 協力者、と云うのも中々集まるものでは無いし。 此のままだと、お兄ちゃンと一緒に暮らせる日が何時になるのか解らない。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:58:58]
◆メアリアン > ―― なンだか、あの時が一番うまく進ンでた気がする わ。 ( 窓の外見遣りながら、ぽつンと呟いて。 ――視線を元に戻せば、ケーキを一口。うン、甘い。 重い物を持つと腕に痛みが走るから料理なンて出来無くて。結局外食、 しかも甘い物ばかり食べている。 ) ――― あ、そうだ。 ( 思い付いた様に、鞄の中からノートとペンを取り出して。昨日聞いた鉄仮面の情報を忘れない内に記す。 ) ……え―ッと、 … ( つらつらと覚えている情報を小さなノートへと。 ペンに力が入る度、腕に鈍痛が走り、若干顔顰めるけども。 ) …こンな感じ かしら。 ( 今迄聞いた情報は覚えて居る限り全て記している、メモ帳。 喫茶店の一番奥の席だからか、見られないと云う安心感も有り、大ッぴらに広げて。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:47:22]
◆メアリアン > ( お気に入りの場所になりつつ有る、芸能横丁の一角に在る喫茶店。 テーブルにはケーキが数種類と、紅茶と、サンドイッチが並ンでいて。 ) ――― … 雨、ねぇ…。 ( 窓の外見遣りながら、小さく呟く。 さッきまで歌ッたり、踊ッたりしていた人達の姿は何時の間にか見えなくて。なンだか、閑散としてしまッた。 ) ……―― 雨、 ( そう云えば、此処で唯一殺害を起こした日も、雨だッたなァ、なンて 思い出す。思えばあれが原因で一般にも知られちゃッたのよね、眼球泥棒。 はあ、と一つ溜息を。 ) [Thu 13 Aug 2009 22:34:11]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( 或る一角の、喫茶店 )』 [Thu 13 Aug 2009 22:29:42]
お知らせ > マリーさんが帰りました。 『ありがとうございます。 売れた〜。挨拶だけ、丁寧に(マニュアル対応)』 [Sun 9 Aug 2009 23:53:47]
◆マリー > (キッツい視線が一瞬目に突きささる。そして一瞬で和らぐプレッシャー。お客さんの視線が届く前に、つんと澄ました顔になる。さすがプロ私じゃ真似できない) ごめんなさい、今のは冗談です……うう、というか、時期も時期で、もともと一点ものみたいなものですから、ほとんど同じ型ってもう在庫ほとんどないんですよね。あんまりヒール高いと、似合わなくなっちゃうし、これ、お勧めですけどねぇ、いいものだから二シーズン三シーズン余裕ですし。 [Sun 9 Aug 2009 23:46:53]
◆マリー > こう、一点だけ、こう冒険しちゃってる!!って感じでワクワクしません? (かーなり主観的な同意を求められお客さんは苦笑い。ちょっと押しが強いかなと自分でも少し気になったけどもういけるとこまで行くまでだ) お値段、お勉強……していいのかなぁ? (調子に乗っていってしまう前に何とか踏みとドまり、先輩店員の方を振り返って) [Sun 9 Aug 2009 23:29:26]
◆マリー > 幾何学模様にも見える繊細な織りこみの焦げ茶の牛皮。内張りも外張もとびっきりの牛側を使っているため、本当に足は痛くない。それはしばらくはこすれる部位が多いからしんどいかもしれないけど。とにかくこの人は足が指先まできれいだから、ほんとに会う。) ね、足袋穿いてないのが始めは気になるかもしれないけど、ほんときれいな指してるんだし、こっちの方がいいですよー。え?恥ずかしい? もーまたまたー。 (アマウラ人にしては長身の女性は頬を赤らめて口元を袖で隠して苦笑い) [Sun 9 Aug 2009 23:25:32]
◆マリー > どうです? 似合うでしょー?意外と。あんまり溶け込み過ぎてないところが、逆にポイント。牛皮で、布の緒と比べても全然こすれないし痛くない。ねー、どうですか?その深い藍色に会うと思うんですよ〜。 (なーんて、店先にいたアマウラの女性を呼び止め、サンダルを見せるのは露出度の高い店員) [Sun 9 Aug 2009 23:20:22]
お知らせ > マリーさんが入室されました。 『TOZZI芸能横丁店』 [Sun 9 Aug 2009 23:10:01]
お知らせ > ルビエさんが帰りました。 『(だけど恐怖は拭いきれなくて。その日の歌声は、少し震えた、)』 [Sun 9 Aug 2009 01:31:32]
◆ルビエ > (前奏曲が始まる。ゆるやかな竪琴と胡弓のスロー。奏でられる長調に合わせて涼しげに銀の鈴が鳴る。どこか懐かしく旧い民楽は、朱鷺の都の小さな村に伝えられた心優しいあやかしの豪族を讃える唄。豪族はよその国からいくさに敗れて、流浪のはてに東国の村に落ちつくのだけど、彼のおもざしはとてもみにくくて最初はどの家も門を閉ざしてしまう。だけどその優しく無欲な心根を知ッて、やがて彼は受け入れられる。豪族はお礼に村にはがねと金と真珠を与えて作り方を教えるのだ。村人たちが欲に眩ンで、宝を奪い取ッてみにくい彼を追い出してしまうまで、豪族はひとびとを信じていたのだと。)(おのれの容貌さえおそろしくなくば、ずッと仲良く暮らしていられたかも知れぬのに。そう涙を流した豪族の気持ちのなかの、どこに恨みや怒りがあッたろう。彼はただ悲しくて。良くしてくれたひとびとのたくさんの望みにこたえられなかったことが、ひたすら悔やまれて。感謝ばかりが伝えきれないままで。)(だからこそ、この唄がふさわしい。はてしない哀しみの残像から与えられためぐみへの感謝だけを抜き取ッて。この街の、このステージで、このうす曇りの夜のなか、唄を聞いてくださるかたがたへの感激を思えば何もむずかしいことはない。) ―――…Ah……、(胡弓の音階に重ねて小さく喉のチュゥニング。息をひゅぅと吸い込んで、) [Sun 9 Aug 2009 01:29:05]
◆ルビエ > (湿気た熱気と臭いも籠もる。饐えた空気。まばたきをした拍子に地面に落ちる黄色い膿。べチャリ、) ―――…ッ、(背けるように顔を捻れば、頭上に当たる床下の向こうからさわさわと大きくなる人の気配。動揺がそォッと沈下する。髪の中からこわばッた指を引き抜く。板一枚隔てて存在する生命力の匂いを嗅いで、仔鬼は少し安堵を取り戻す。)(いいえ。わたくしはなんて愚かなのだろう。むごい空想をひとりでえがいては怯えてばかり。ディルはいま、生きてここにいるのに。いま、こうして確かに輝いているのに。)(板間から降り注ぐあわいひかりはディルノルトの金髪に魔術灯が反射しているから。こンなにも美しい。途方もない恐怖を塗り替えられる。それはひとえに、ディルとディル達を讃えてくれるお客様がたのおかげに他ならない。不穏なうわさにおののき、怖ろしい思いをしていらッしゃるのは、この街に住まうかたがただッて同じはず。だけどこのように、不安なきもちのなかのささやかな娯楽としてディルの唄を聞いて下さる。ほんのわずかの安息を、わたくしどもの音楽に求めて下さる。なンて光栄なことだろう。ほら、もう。わたくしは充分なおちつきと幸福感に満たされる。この醜怪なすがたを晒せずとも、せめて感謝を唄で伝えなくては。) [Sun 9 Aug 2009 01:21:23]
◆ルビエ > (「殺す」)(身震いが止まらない。ひととはとても美しく賢いかたがたなのに、なぜこのような言葉を作り出してしまうのだろう。彼らの繊細な心にふさわしいのは、親愛や友情や育みの喜びであり、彼らのきらめく瞳が映すものは、ツバキの花びらや蒼い切り子の硝子細工や眩い春の日差しなどのやさしいものたちこそが、このうえなく似合うのに。)(なのに。――目玉を取り殺す、金属の面を被ッて殺す、刃物を操ッて裂き殺す、蜘蛛の怪人が襲い殺す、内臓を抉り殺す――、殺す、殺される、ころす なンて、ことば さえ、) ――…っ。あァっ…、(い や。気が、狂いそうになる。垢まみれの赤毛を爪で掻き毟る。裂けた唇から漏れる戦慄の声音。おぞましい単語が自分の内側に充満していく恐怖。わたくしはこのけがらわしい外見ばかりか、今にこころのなかまで真ッ黒なもので埋まッてしまう。)(この街はこンなにも華やかで麗しいのに。なぜ「死」や「血」や「殺す」などと言う、たくさんのものを脅かすような非現実な言葉と隣合わせでいなくてはならないのだろう。なぜ忌まわしい言葉を添えねばならない出来事が起こらなくてはいけないのか。) [Sun 9 Aug 2009 01:10:12]
◆ルビエ > (ディルと言う至宝を失ッたときの世界のことを考える。黄金色の天使のように輝く彼をなくしてしまッた瞬間のことに思いをはせる。彼が無残にあやめられて打ち捨てられてしまうことを思うだけで、怖くて怖くて堪らない。瞼をねばりと伏せる。涙ぐんで痩せた肩を抱き締める。) ……ッ、わ、わたくし。ハ……、(ギュゥと爪が肩に食い込む。わたくしはなンて不遜なことを考えるのだろう。明日がかなたへ消え、太陽のひかりがなくなッてしまうような計りしれない嘆きと、わたくしごときの哀しみを比べたりして。あァ。だけど、思うことそのものがどれほど不敬なことと分かッていても。たかが想像のなかで「もしも」などと考えてしまう残酷な出来事ひとつひとつのそれが、あまりにも怖ろしくて夜も眠れない。時間差で耳に入る忌まわしい事件の何もかもが頭のうちで明瞭な映像を結ンで、無力な仔鬼を怯えさせる。陶器人形のように美しいディルが壊されてしまう。あの女性も壊されてしまッた。どうして?どなたが? なぜ、このようなむごたらしい仕打ちを?)(考えたくない。このようなおぞましい話など耳にしたくない。このような身の毛もよだつ想像などしたくないのに――、) [Sun 9 Aug 2009 01:01:30]
◆ルビエ > (仔鬼はいつものようにステージの下でディルノルトの出番を待ちながら、大きすぎる深紅の瞳に涙を溜めて固く閉じ、両手で尖ッた耳を強く塞ぐ。光の届かない板張りの床の中はとてもとても暗くッて、ただでさえ小さな仔鬼の体躯は、仔鬼自身の萎縮によッてもッとちッぽけなかたちにしぼんでしまう。) あ…ぁぁ…、イや…ダ…、ソレは。イや……、やメテ……、(怯えが滲むメゾアルト。鼠色のローブも黒いウロコみたいな皮膚で覆われた手も指も、とめどなく震えて止まらない。痩せた膝を折りたたんで背中を丸めて必死に自分を守ッていても、怖ろしいイメージは想像力のむこうから勝手に顔を覗かせる。)(ここでも、おひとり亡くなられたのだと。ディルが、もしもディルまであやめられてしまッたらどうしよう。哀しみのあまり明日は来ないのではないか。打ちひしがれるあまり太陽は昇らなくなッてしまうのではないか。星と月はきらめきを失い、空は地上へ落ちて来てしまうだろう。喪失感は止まるまい。) [Sun 9 Aug 2009 00:53:37]
お知らせ > ルビエさんが入室されました。 『(わたくしは、たまらなく怖ろしい――、)』 [Sun 9 Aug 2009 00:42:33]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『( 他人とは違う事。ッてどンなだろう?――会話の向こうで、そンな思考。 )』 [Fri 7 Aug 2009 02:24:32]
お知らせ > ロッティさんが帰りました。 『(調子よく喋り、良い店を紹介し 特技/話術 趣味/買い物 が発揮される一日だった)』 [Fri 7 Aug 2009 02:22:54]
◆メアリアン > ―― 優しいのね、 ( あァ云う場所、何となく其れには納得した。普通に居住区で、そう云う訳有の子がいたとしても世話を焼く人間なンて殆ど居ないだろうし。 ) …。 ( 暗黒街の怖さは忘れそうになるけれど。そう云えば一度浮浪者の様な男に襲われそうになッた な。なンて。 時間ッて怖い。恐怖も忘れてしまうもの。 ) ―― アイゼンリッターの情報を集めるには、どうしても暗黒街とかスラムに行かなきゃいけなくて、… ( 治安が悪い場所に来る正義の味方だから、当然と云えば当然かもしれないけど、 なンて苦笑浮かべ。 ) ―――でも、… ( 本当にお礼を良いのかしら? ――大人ッてそういうもの? …少し考えるけれど、疑うのは、いけない事だし。 ) ―― ありがとう。 … ――あッ、そう、ね。 ( 随分長居してしまッた。 ――鞄を持ッて立ちあがり。 ) ほんとう?――私お店とか知らないから嬉しいわッ。 [Fri 7 Aug 2009 02:19:11]
◆ロッティ > まぁ偶然でも出会って、話して、関わっちゃったからねェ…まぁああいう場所だし、助け合いも必要ってことよ。 ( 綺麗に纏めてみた。 そういや最初家に泊めた時はお互い警戒心剥きだしだったか。 馴れたもんだ。 ) ほっといたらそこら辺で妙なのに捕まって酷い事になるんじゃないかってェ暗黒街の外まで送ったんだから。 ( あたし以外の妙なのにさ。 マジであの辺こんな子供が一人で歩いてたら奴隷にされるか強姦されるか殆ど二択だろうに。 ) お礼? そういや前もそんな話になってたっけね。 いーのよそんなの。 あたしゃ大人なんだからさぁ、たまに元気な顔見せてくれりゃ。 ( ここで「お礼」なんかされちゃいったん「貸し」がリセットされっちまうっての。 長い目で見て―――ロッティ・アレンビーには世話になりっぱなし、ってくらいにならなきゃ。 ああ、「いい人」も維持してかなきゃね。 ) ( タダより高い物は無いってもんさ。 ) 少し長話になってるわね。 そろそろ出ましょ? 帰り道にお勧めのお店とか教えてあげるわ。 [Fri 7 Aug 2009 02:09:27]
◆メアリアン > ―― 何か事情は有るのかもしれないもの、ね。 ( けれど。エルフの子が犯罪者だッたら如何するンだろう? 凄く親切だけれど、少し心配だ。 なンて。 ) …そ、そうかしら?あァ でも、怖い場所、だものね。 ( 今迄普通に行ッていたから気付けないが。本当はすごく怖い場所 なンだと思う。一般市民にとッては。 ) ――隠してるつもりだッたのに、最初からおかしいッて思われてたなンて。 ( かッくり肩を落とし。 ――何時もそうだ。何故だか上手く隠せない。 ) … 私、解り易いのかしら。 ( なンて呟く。も。 言い回らない、ッて言葉に安心した様な表情を浮かべて。 ) ありがとうッ。 信じてるわ。 ( メリット。確かに メリットは無い。 ) ――そうだ、ねえ、私ロッティさンにお礼がしたいわ。 前にアイゼンリッターの事教えてくれたお礼もしていないし… ( 小首傾げて。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:53:16]
◆ロッティ > ―――言いたくなったらそのうち言うと思うから待ってるわ。 ( これは少し嘘だ。 アレは多分奴隷かなんかで、しかも追われている身。 人目につくのを嫌がったり、自衛する為に無暗に体を鍛え出したりするし。 懐きもしなきゃ笑いもしない、辛気臭い餓鬼だ。 利害関係が無きゃあんなの家に置いておくかっての。 ) フツー、あんたみたいな子が暗黒街まで一人で来てアイゼンリッター探してるなんて時点であり得ないって。 最初っからよ。 ( じゃなきゃ二度も三度も関わる理由が無い。 臭うからわざわざこっちから近付いたんだし。 ) OKOK、あっちこっちで言い回って良い話じゃないわ。 大丈夫よ、あたしはただのカフェのねぇちゃん。 パプテス信者でもなきゃ自警団員でもないし―――メリットが無いでしょ? あっちこっち言い回るような。 ( あたしが「いい人」なら。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:44:01]
◆メアリアン > ――何処かから逃げ出して来た子、なのかしら…? ( 服もボロボロで、知り合いも行き先も無い、なンて。 ) ――ロッティさンはやッぱり良い人、なのね。 ( 部屋を貸して、きちンと管理もさせて。――エルフの子の事は知らないけれど、きッと感謝してるンだろうなァ、とか。ぼんやり考える。 ) …おかしかッた?――じゃあ、結構前から嘘吐いてるッて気付いていたの? ( 娘なりに頑張ッて吐いていた嘘、だが。頭に手が乗れば、なンだか隠し事が無くなッて、楽になッた気分。…否、隠し事はまだあるンだけれど。其れは此処には必要ない もの。 ) …―― え、えッと… ( この間の、――其れで通じる相手なンて一人しか思い浮かばない。此れは言ッて良いもの、なンだろうか。違う、と云えばいいのだけれど。 では誰、ッて云われたら何も言えないし。 ) ( そンな事、考えている間が空いて。 ) ――― うン。 ( 頷いた。 ――もし、不都合があッたら。殺せば良いッて 彼も言っていた し。 ) でも、本当に 内緒ね?喋ッた事がばれたら お兄ちゃンを戻して貰えないかもしれないわ ( 焦ッた様に、そう付け加えた。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:35:17]
◆ロッティ > だって服はボロボロだし知り合いは居ないっていうし行き先も無いっていうしさ。 まぁ最初は一晩二晩のつもりだったけど、良く働くもんだからついね――――自立できる位になったらその後は本人次第ね。 ずっと置いとくってのも変だし、内職代から幾らか貯金させてるわ。 ( これも嘘じゃない。 飴と鞭をやらないと誰だってそのうち不満を並べ出す。 あたしは家事全部やらせて家賃まで払わせて万万歳だし、あいつ―――エアリーにとっても悪い環境じゃない筈。 利害関係だけで成立している共存だ。 ) 話した方が楽ンなるわ。 辻褄合わせ大変だったでしょ。 ( あっちこっちおかしかったもの、と付け足して笑う。 そっから先の話は―――― 一つ一つ断片的に見えていた情報が纏まった感じ。 お兄ちゃん、死者の蘇生、アイゼンリッター、が線で繋がった。 復讐、ってのはやっぱ嘘。 ) こっちもすっきりしたわ。 ( と、少し身を乗り出してメアリアンの頭をぽんと軽く撫でようと手を伸ばす。 で、だ。 ) 悪魔ってのはあいつ? なんだっけ。 この間の。 ( 悪魔、ねぇ。 神様と同じくらい胡散臭いわ。 ちょっとクレイジーな人間にしか見えなかったし。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:23:27]
◆メアリアン > ―――ふふ、そうね。 ( 大きな話。確かに ――小さく笑ッて同意する。 ) ―― え? ( 嘘、嘘?――柔らかい口調に一言零した後、ツィと視線を外す。 …彼女の言葉を聞きながら、 喋り過ぎた、とか、如何しよう、とかそンな事ばかり巡ッていたけれど。 ――彼女を信頼して、全て話して、協力を仰ぐ?なンだか、もうそれしかない様な気がする。 彼女はお友達、だし、きッと大丈夫。 ) ――行く場所が無い、 知らない子を? ( やッぱり彼女は優しいンだ。 ――少し考える様な、そンな間が在ッて。 ) ――嘘、吐いても きッともう駄目だと思うから。お話するわ。 …でも、 ( 内緒にしておいてね?なンて 付け加え。 ) … お兄ちゃンはね、もう居ないの。最近、死んじゃッて ―― それでね、その時にお兄ちゃンを生き返らせてくれる ッて云う人とあッたの。 交換条件は、アイゼンリッターの情報、で 。 ( だから彼の情報と、協力者を探してるの。 と。 ) ( 肝心な部分なンて云ッてない けども、此れで通じるだろうか。 外していた視線を、彼女へ向けて。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:11:57]
◆ロッティ > ――――ふぅ。 何だか随分と大きな話になってきたわね。 ( 大きく息を吸い、肩を竦めながら呆れたような声で。 相手を緊張させないための間ってヤツだ。 …さて。 ) メア。 お兄ちゃんが叔母さんの所に居るって嘘でしょう。 ( 硬くならないように、責めるようにならないように、そのままの柔らかい口調で苦笑して。 はは、演技の天才かも? 餓鬼相手の子供騙しか。 ) 今までの話総合してきゃちょっと想像できるわよ。 責めないわよ? 前からいつも言ってるけど――――ちょっとそっと会って話した程度の相手に何でもかんでも話さないのは正しいわ? ( 珈琲を一口。 こうして間を空けるのは次を考えながらアドリブで喋ってるからだ。 どうする? 突っ込んだ話始めちゃったわ。 でもタイミングだと思ったんだもの。 そんな事を考えながらだ。 ああ、丁度いいや。 あのエルフの餓鬼の話も混ぜてクッションにするか。 ) ちょっと無口だから自分の事言いたがらないんだけどね―――行く場所が無いみたいだからうちで預かってんのよ。 タダ飯食わせる程余裕は無いから家事と内職くらいやって貰ってるけどさ。 ( そのうち会わせるわ、などと次につなぐ為の約束。 「見知らぬエルフを保護するような人」なのよ私は。 ほら信用しちゃいなさい。 ) [Fri 7 Aug 2009 01:00:17]
◆メアリアン > ――― そう ね。有名になりたい訳じゃないけど …――けど、 ( お兄ちゃンの為の行動が他の人と一緒なンて、そンなのは嫌。―けど、案外他の人が遣ッていない事ッて云うのは難しいもの。ふう、とひとつ息を吐く。 もう少し頭が良かッたら、何か思い浮かぶかもしれないのに。 ) ―――― そうよねッ!悪魔なら其の力が在る筈よね! ( ぱあッと表情輝かせ。 ――少しでも疑ッた自分が恥ずかしい。悪魔、なンだもの。 誰かに、肯定して貰えれば其れだけで今迄の疑問なンて消えてしまう。 娘の思考は単純。 ) ――月の御姫様。何だか御伽噺みたいね? … 不思議だわ。 ( お姫様の為にみんなが協力して― ッて考えるとなンだか素敵だけれど。 …其の時期は何をしていたッけ。 記憶辿れば、 あァ監禁したお兄ちゃンの御世話ばッかだッたなンて思いだす。 ) ――― エルフ? …人間じゃないのね。 ( 人で無い事には少し、気後れするけれど。 彼女が2人で出掛ける位の相手だもの。きッと 良い人な 筈。 ) ―― 是非お逢いしてみたいわ。 …私もお友達になりたい。 ( なンて。笑みを浮かべて 彼女へと。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:48:29]
◆ロッテイ > そうそう、有名人なんて皆そうじゃない。 どっかなんか凄いのよ。 ( 煽る煽る。 折角メアリアンの周りに居る他の誰もが彼女の無茶を諌めたり自粛させたりしているのに、この女だけは全く逆の方向に誘導しようとしている。 このまま大人しくなられちゃ話にならないという無責任な野次馬の感覚で。 火事場泥棒の方が近いか。 目的はそこから自分の利益を生み出す事だけだ。 ) 悪魔? まぁそりゃぁ――――神様が奇跡で蘇るなら、悪魔が魔法で蘇らせるんでしょうね。 実在するんなら。 ( 単純なイメージだ。 残念ながらオカルトや魔術にまったく知識のないロッティにはいつもみたいないかにもっぽい蘊蓄を言う事が出来ない。 神様の反対は悪魔、奇跡の反対は魔術だろうって程度のホワイティア的な考え。 さっきの本はそういうのか、と少し考えを巡らせるが。 ) 月のお姫様が作らせたとか、よくわからない噂だったけど―――結局誰も何だかわかんないままなのよね。 ( あの事件に真相を誰も理解できなかった。 月に帰りたいという娘が現れて、皆がその話に乗せられて、街中巻き込んでお祭り騒ぎになって、っていう。 ) ちょっとした縁でねぇ―――仲は良いわよ? この間も二人で出掛けたし。 ( 嘘じゃぁ無い。 ) 妹分みたいなものかしらねぇ。 なんかエルフとかみたいだわ。 ちょっと喋りが固いけどそういうものなのかも。 [Fri 7 Aug 2009 00:37:04]
◆メアリアン > ―――… 同じ程度…。 う―ン、じゃあ、他の人よりもッと凄い事を起こせばいいのかしら ? ( 考える様に小首傾げて。思案顔。 ) ええ、生き返らせる事ッて 出来るのかしら。 ( 彼女の真剣な様子を演技と見抜ける筈も無く、 真剣に考えてくれる様子が素直に嬉しい。 ) 聞いた事、無いけれど。何処かに 人知れず居るンじゃないかしらッて 思ッて…。 例えば、 例えば、ね。 悪魔とかにお願いしたとして、 完璧に蘇る事ッてあるのかしら? ( パプテスの聖人様。――居るのならば、生き返ッた経緯とか、方法とか聞きたいけれど。 ) ――見たかッたわ。その船… ――なンだか、楽しそうね。 ( ぽン、ッて両手を叩いて。 ) 居候さンが居たのねッ。 ――年が近いの?逢ッてみたいわ! ( お友達に、なれるかしら? ) ―― その子は ロッティさンのお友達? ( 居候させる位の、仲なンだろうけど。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:24:45]
◆ロッテイ > 他人と同じことしてる内は他人とおんなじ程度って事よ。 ( 口では何とでも言えるもんだ。 特別な何様でも無い暗黒街のアバズレ女でもこれくらい景気のいい事は。 それに自分を大きく見せるのは―――何だか優越感があって気持ちがいい。 メアリアンの中で自分が幾らかでも頼れる大人に見えているだろうと勝手に想像していい気になっているのだ。 ) 死者を …蘇らせる? 生き返らせ、る? ( …きた。 ) 大きな話だわね。 ( 少し真剣な顔(をする演技)をして背筋を伸ばし椅子に凭れかかる。 ) そういうのって魔法とか奇跡とかそういう類よね。 少なくともそんな事が実際に出来るって話を信じてる人間はそう居ないと思うけど――――聞いたこと無いじゃない。 生き返った人の事なんてさ、ああ、一人だけ居るか。 パプテスの聖人サマ? ( 作り話だ。 あんなのは。 生き返ったジーザスは何処行ってどうしたのさ。 ) 飛んでったのは見たわよ? それで月まで行ったかは知らないけど。 結構な馬鹿騒ぎだったわ。 ( ※一般イベント板No.8170参照のこと。 ) 16ったらそろそろもっといろんな事知っても良い年だしねぇ…うちの居候…変な子だけど、まぁあんたと歳近い子が居てさ。 アレとも会わせてみたいわ。 [Fri 7 Aug 2009 00:14:24]
◆メアリアン > ――待ッてるだけじゃ、駄目…。 うン、そうね…ッ。一人でお家に居ると、色々考えちゃうから …―― そう、何でもやらなきゃ駄目、よね。 ( 自分が出来る事。考える方が先だけれど。―― 兄の為に、頑張らないと。なンだか、悩ンでいた色々な物が抜けたみたい。 彼女の内心なンて、解らないから。 ) ―― あの、 ねぇ、 ロッティさンは、死者を蘇らせる事ッて 出来ると思う? ( 物知りな彼女なら、何か知ッている事があるかもしれない、 なンて。 ) ――― 月に船を飛ばす …成功、したの? ( そンな事出来るンだろうか。 ――すッかり冷めた紅茶、飲み干して。 ) …えぇ。――色々、知る事も大事よね。外に出ないと。 ( 何が起きているか、とかは知る必要があるかもしれない。 ) ―― ほン とう?ロッティさンさえ良ければ 一緒にどこかへ行きたいわ。 ( お友達と遊びに行くのが楽しい ッて、つい先日解ッたばかり。 誘いに行こうかしら、ッて言葉に嬉しそうにそう告げて。 ) … 16歳 なの。小さいかしら…? ( 驚いた様子の彼女に、 ちょッと肩を落として。 ) [Fri 7 Aug 2009 00:01:04]
◆ロッテイ > なんか危なっかしいのよね―――そうね、でも待ってるだけじゃダメよ? 出来る事は何でもやってみなさいよ。 じっとしてるより気分も晴れるでしょう? ( 自分じゃ絶対やらないような耳触りの良い事をしゃあしゃあと言ってのける。 けしかけているのだ。 勝手に暴走して勝手に自滅して馬脚をあらわしてみろ、と。 そしたら恩を売っても良いし、自警団かどっかに突き出してやっても良いし。 ) そりゃ、去年だって何だか月に船を飛ばすとか言って海辺でお祭りしてたし―――駄目よ本当、家が大変でももっと外出なきゃさぁ。 機会があったらどっか誘いに行こうかしら。 ( 氷の溶けたアイスコーヒーをかき混ぜてひと啜り。 最近は餓鬼の子守りばっかりか、なんて自分に突っ込みつつ。 ) え、なに、16!? 13くらいかと思ってたわ。 ちっさいわねぇ…。 ( 素でちょっと驚いた。 自分が16の時ったらとっくにお酒に煙草にセックスまで覚えてスラムのボロ家のクソババァの所を出てた頃だ。 何処居たっけ、どっか男の家だ。 背も今くらいあった。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:51:13]
◆メアリアン > ―― 心配してくれてありがとう。お兄ちゃン… 早く良くなッて戻ッて来てくれると良いンだけど ―― ( 彼女の言葉に 一つ息を吐いて。 ――如何にか信用して貰えた様子。叔母が居るのは嘘では無い。 嘘では無いが、娘は叔母をとことン嫌ッている。生活費を払ッてくれているのは叔母だが、ここ数年は逢ッてもいない。 ) ―― 激辛祭り … アマウラのお祭り―― お祭りッて、行ッた事無いわ。 ねえ、ロッティさンはある? ( お祭り、ッて云う位なンだから賑やかで楽しいンでしょう。 人も沢山、集まるンでしょうね。 ) ―――飲み屋… お酒、ね。 お酒ッて美味しいのかしら? ――子供、だけど、…私、もう16だわ。お兄ちゃンはそれ位から飲ンでたもの… 。 ( 親にも誰にも秘密で、だけれど。こッそり兄の後を付けていッたから知ッている。 ――彼女の知り合いの店は、酒以外にも有そう、だが。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:38:53]
◆ロッテイ > ( 少し逃げ場を塞ぎ過ぎているか。 細かい事実は分からないが、メアリアンが人には言い難い事情を抱えているって言うのは十分過ぎる程分かった。 なんせ初対面からして「アイゼンリッターに復讐」なんて言って一人で暗黒街ウロウロしてたんだもの。 これくらいは予想出来る範囲内。 …急ぎ過ぎるな。 自分から助けを求めさせるのが理想だ。 その方が恩を着せ易い。 ) ああ、そっか。 この間泊まった時ちょっと訊きづらかったのよね。 お兄さん大丈夫かって。 それなら安心だわ。 ( 親戚、か。 半々だ。 嘘だと言い切る根拠もないし、急に降って湧いた感が無いでもないし。 …今度また調べてみるか。 ) 激辛祭りだのアマウラの祭りだのってあっちこっちで宣伝してるわよ? アマウラってあんまり詳しくないしイエロティアで勝手に盛り上がるだけかもしれないけど。( ロッティ・アレンビーは差別家だ。 ホワイティア以外はロクなもんじゃないと思っているし、少し前に会った浪人騒ぎのお陰で最近はイエロティアも信用していない。 少し偏見が入ると「イエロティアは野蛮で無知」と全体で括るような女。 少し付き合いが長くなるとロッティのそういう露骨な部分に気付いて離れていく人間も多い。 ) あぶく銭でも入ったのかしらね――――ああ、飲み屋よ飲み屋。 オコサマにはまだ早い早い。 ( 少しからかうような口調。 まぁ実際淫売窟よりの暗黒街の知り合いが出すような店だ。 いかがわしさは否めない。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:28:55]
◆メアリアン > お祭り? ―― あ、えぇ。一緒に帰りましょう。 ( お祭りッてなンだろう。情報に疎い娘は、何も解らず。 こてン、ッて小首傾げるだけ。 ) ―― そうだッたの。 お店を開くなンて凄いのね…ッ。 どンなお店なの? ――ッあ、 聞いても大丈夫かしら? [Thu 6 Aug 2009 23:19:06]
◆メアリアン > ――――… え え。料理は好きだもの。 ( 若干顔色が悪くなる、が。 ) ――今は、お兄ちゃンはお家に居ないの。 怪我が酷いから、今は叔母の所で看病をして貰ッていて…―― ( 苦笑を浮かべてそう返せば、紅茶を啜る。…嘘を吐けば吐く程 身動きが取れなくなッていくような気がする。――いッそ全て話して協力を仰ぐか、黙ッて距離を置くか 、ッて彼は云ッていた けど。彼女はお友達、だし 黙ッて距離を置くのは―― …なンて、思考が頭を巡る。 ) ――― [Thu 6 Aug 2009 23:15:05]
◆ロッテイ > 自炊してる? お兄さんの世話とかもあるじゃない。 ああ、責めてんじゃないわよ? あんたくらいの歳じゃ人一人世話するのなんて荷が重いとは思うし適当な息抜きは必要だわ。 ( …というか。 私はその「お兄ちゃん」の実在をかなり疑っている。 この間泊まった時もそうだ。 病気とか怪我とかで顔を出せないのは良い。 人に見せられない酷い有様っていういのもあり得る。 でもそういう身内が居るんだったらもう少し――――ちょくちょく様子見に行ったり、楽しく雑談なんかしてないであたしを帰らせたり、ねぇ? ) 本当にキツかったら言いなさいね? ( 少なくとも身内に兄が存在した事だけは事実だ。 近所の人間に聞いている。 メアリアンの妄想じゃぁない。 だとすると――――。 ) ま、あっちこっちで祭りとかの準備もしてるし。 辛気臭い話ばっかじゃやんなるわ。 別に用事とかなかったら途中まで一緒に帰りましょう? ( 「死者蘇生」ね。 少し、読めたわ。 コイツとその家から感じるどこか薄っ気味悪いのの正体。 ) ( 利用するにしても情報売るにしても、使えるネタだわ。 ) ん、ああ? 用事はもう終わったわ。 知り合いがこっちにお店開くっていうから顔出してきただけで―――お酒少し入ってるけど大丈夫よー。 ( おっと。 あんまり考え事ばっかしてると不審がられる。 「お友達」だったっけね。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:07:08]
◆メアリアン > ――ええ、大丈夫。ちゃンと食事もしてます。 ( 有難う、と彼女へ返し。―独り言、聞かれていなかッた様。小さく息を吐いた。 だッて、彼女は、何時も通りだもの。 ) ―― そうね、最近は 聞かない、わね。 ( 妙な事件の話は。――鉄仮面の話も、内臓泥棒の話も、蜘蛛の話も、あまり耳にしない。情報に疎いだけ、なのかもしれないけど。 ) ――― え? ( 目玉の。 ――少しだけ視線をテーブルへ移した後、彼女へとまた戻し。 ) ――でも、その 事件も最近は聞かないから 。 ( きッと大丈夫、なンて付け足して。自分が目玉泥棒に狙われる事なンて在る筈が無いと 思う。―― 完全に無い、ッて云い切れないのは模倣犯が居るッて話を聞いたからだけれど。 ) … そういえば、ロッティさンは待ち合わせ とかですか? ( 話を変えよう。 少し小首傾げて。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:53:53]
◆ロッテイ > ( ロッティ・アレンビーはずっと見ていた。 メアリアンを見つけて店内に入り、ウェイトレスを追い払ってから直ぐにメアリアンの後ろ側から近付き――――声をかけるでもなく、何をするでもなく、とぎれとぎれに聞こえる言葉の断片に聞き耳を立てて。 見つかったら見つかったで悪びれるでもなく「見つかっちゃったわね」などと言って笑って、何も聞いてないような態度で誤魔化しただろう。 先に声をかけたのは、店員や他の客が不審に思う前に切り上げたに過ぎない。 ) ちゃんとした食事も摂ってる? その辺心配だわ。 ( 心にもないこと―――客商売で覚えたリップサービスだ。 先ずは相手に関心ありげに外堀から会話を始める。 直球は駄目だ。 自分の話とかも駄目だ。 相手を中心に話を組み立てること。 自分から喋らせるんだ。 ) 独りってのもね――――最近は少し妙な事件も減ったけど、ほら、この辺もあったって知らない? 例の、目玉の。 ( 向かいの席に座って珈琲を一杯頼み、喋り出す。 相手がその「目玉の」犯人だとは全く頭にはなく、少し脅かす程度のつもりで自分の目を指さしながらそんな話。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:46:09]
◆メアリアン > ――――… ( 眼球採集は割合上手くいッていたのに。――なンだか最近は上手く事が進まない。情報は集まらないし、叔母は煩いし、良いアイデアは浮かばないし―― 何度目かの溜息、吐いた所で ) ――――きゃあッ ( 後ろから掛ッた声に小さく声を上げる。…背後も気配もなンにも気にしていなかッた。気にしていた所で、殆ど気付かなかッただろうが。―― くる、と顔を向ければ、見知ッた女性の姿。 ) ロッティさン…――今晩和。 待ち合わせ、とかじゃ無いの。何となく、甘い物が食べたくて。 ( 黒い本を鞄の中へ仕舞い込めば、 ) ええ、どうぞ。 ( 此処いい?の言葉に、そう返す。 ) ―― そう かしら? ( 良く食べるのかな、解らない。まだ少し残ッた紅茶と、空になッたケーキの皿。 少しだけ、気持ちが落ち着かないのは、聞かれていたかもしれないッて云う 不安から。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:35:12]
◆ロッテイ > ( 偶然だった。 別に大した用事も無いが、腐れ縁の男がここらで店を開くっていうから顔出して、顔見知りと少しだけ飲んで雑談して、興が乗らなくて先に帰ろうと抜け出した所――――覗きこむ気も無く、ただ眼がそこを通過しようとしただけ。 そこに見知った姿が映らなかったら。 ) ( それが10分か少し前のこと。 すぐに喫茶店の中に入り、席へ案内しようとするウェイトレスを追っ払った。 ツレが其処に居る、と。 ) ( そして ) ――――メア? こんな所で誰かと待ち合わせ? ( いつもどおりの猫なで声で後ろから話しかける。 待ち合わせるような相手なんかこいつに居るのか? なんて心の中でせせら笑いながら。 ああ、あの胡散臭い男―――ネッビェとかいうのはそうかもしれないが。 ) 邪魔じゃなかったらここ、いい? あんたよく食べるわねー。 ( それで ) ( さっきの ) ( 「死者蘇生」ってなぁに? ) ( 後ろで聞いてたけど。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:27:53]
◆メアリアン > ( そもそも彼にそンな力が無かッたら如何しよう。――こてン、少し小首傾げた後、首を横に振ッて。 ) ――疑ッちゃ駄目よね…。 ( 親切で、お兄ちゃンを蘇らせてくれるッて、云ッてくれるンだから。 ) ―――…私も情報収集、頑張らなきゃ。 ( 紅茶を飲ンで、呟く。最近の活躍の話はあンまり聞かない。中身の、未だに良い情報は得られないし。 ) ―― 難しい わね…。 ( 情報収集も、何もかも。 ) ( 最後のケーキを食べ終えれば、口を拭い。本を閉じた。 ) ――――… ( お兄ちゃンを蘇らせるのに、沢山犠牲が必要だと云われたら … ) 手ッ取り早い方法ッて、火を付ける事よね。 ( 元々小さく呟いていた声を、更に潜め。 ) ( ――けれど、家の近くじゃないと難しい。魔法が使えない以上、遠くで行うなら火を持ッて歩かないといけないし ―― ) [Thu 6 Aug 2009 22:20:26]
お知らせ > ロッテイさんが入室されました。 『 忍び寄るもの 』 [Thu 6 Aug 2009 22:20:14]
◆メアリアン > ( むくッ、と身体起こせば紅茶を啜り。ケーキを一口、運ぶ。 ) ――――… ( 砂糖の甘みが口の中で広がり溶ける。こくン、と飲み干せば、 ) ―― 犠牲が必要なら云ッてくれれば、 ( 頑張るのに、と。…やッぱり彼に、怖い、ッて云ッてしまッたのは間違えだッたかしら。 ) ( ――あの時は、人殺しを好き好ンで遣ッている様で自分が怖かッた、けれど。でも、全てはお兄ちゃンの為ッて考えたら、そンな恐怖も消えてしまッた。悪い事じゃない、大好きな人の為に遣る事。 ) ――― … ( ぱくッ、ともう一口。 ) ( 犠牲が必要だ、と云われたら如何しよう?―― 一人一人殺してたンじゃ捕まるリスクも高い、し。 ) [Thu 6 Aug 2009 22:09:58]
◆メアリアン > ( 真ッ黒な表紙の本は、鉄仮面の情報を探して暗黒街をふらふらしている時に見掛けたもの。魔術だとか、悪魔だとかそンな言葉に惹かれ、突発的に購入してしまッた、が。 ) ―――…ッ、 難しい…ッ ( ぺたンッてテーブルに突ッ伏して。細かい文字を読むのは苦手だ。――学校には依然通ッてはいたけれど、成績は良くなかッたし。 ) …死者蘇生 ――の事なンて殆ど載ッて無いし…。悪魔は邪悪なもの、としか書いてないし。 ( はあ、と大きな溜息を吐いて。なンだか色々な人から色々な話を聞いて。何を信じるべきなのかが段々解らなくなッてきた。 ) ……―― ( 頼らず自分で遣るべきなのかもしれない。けど、魔術なンて今迄見た事も無かッたし。 ) ―――ネッビェさンは、本当に叶えてくれるの、かしら。 ( 1ヶ月後の約束。――叶えられるならば直ぐに出来る筈。何故、1ヶ月と云う期間が必要なのかしら? ) …力が、足りない? ( とか?なンて。 其れは、犠牲が足りないッて事なのだろうか。 ) [Thu 6 Aug 2009 21:58:27]
◆メアリアン > ( 芸能横丁の一角に在る喫茶店。外からは歌い手や踊り子が見れる、そンな場所に在る。 …其の喫茶店の奥、隅ッこで外には目も向けず一冊の本に目を通す娘が一人。 ) ――――… うー…ン。 ( 僅かに眉顰めて。文字だらけの本と睨めッこ。席は2人掛け用であり、テーブルの上には紅茶と小さなケーキが数種類置いてある。 ) [Thu 6 Aug 2009 21:48:51]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――一角にある喫茶店 )』 [Thu 6 Aug 2009 21:45:30]
お知らせ > チョコさんが退室されました。 『( 淡々と、これまでの『経緯』を上司様にお伝えする事でしょう。 )』 [Wed 5 Aug 2009 23:53:54]
◆チョコ > ( 貴方も …、と告げられた少年は きょとん、とした表情で。犬の耳が生えてるからかな、それとも、尻尾かな? そんな思考巡らせていた処。 ) ぇ …?…… あれ? 何で ? ( 貴方のステッキが、自身の手にしたシルクハットを突付いた 途端。被り口から顔を覗かせた孔雀鳩。間も無く飛び上がり、ピエロさんの肩に乗り此方を見遣って来。 ……そんな様子に少年は、 ) わァ …! おにぃさん、 あの人たちより 凄いですね! だって、おにぃさんが渡してくれたこのお帽子、鳩さんが出て来るお帽子、なんて …! ( 緩やかであった尾の振りは、孔雀鳩を目にした途端。高速に振り始められ。 ステッキで示されたお店に向かう際にも、ピエロさんに向ける眼差しは興味深そうなもので。 端から見ればそれは、興味津々にピエロさんに懐いている風に見受けられることでしょう。 ) ( やがて、お店に着く… と。ライカニアの少年は先ほどまでの言葉遣いとは、一転。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:52:56]
お知らせ > デュラハンさんが帰りました。 『奇術師らしい立ち振る舞いで周囲の人間に騙るだろう。』 [Wed 5 Aug 2009 23:46:57]
◆デュラハン > (微妙にズレている感がある言葉にこの上司が突っ込むこともなく。)私が不思議な人・・・確かにそうかもしれませんね。けど、私からすれば貴方も不思議な人だと思いますよ?帽子から鳩を出せるんですから。(そう言えば貴方が手にしたシルクハットをステッキで軽く突付き、一羽の孔雀鳩を呼び出すだろう。シルクハットの被り口から頭を出した孔雀鳩は外の様子をキョリョキョロと伺えば、間を置くことなく飛び上がりすぐに主の肩に乗り・・・ソレからライカニアの少年に視線を向ければ、その正体を知ってか知らずカどこか不思議そうな感じで眺めるだろうか?)とりあえずあのお店に行きましょうかね?(先ほど指示した店にステッキで向かうような素振りを見せれば貴方の手を引き) [Wed 5 Aug 2009 23:35:19]
◆チョコ > ――…それでは。 紫色の服のピエロさんに貰いました、ッて云います。 ( 微妙にズレている風にも聞こえる、その返答。… けれども、 ) そう、ですか。 … でも、ぼく。 ピエロさん見たの初めて、なので。 ピエロさんて、何だか… 不思議な感じがしますね。 ( 未知のお人への遭遇。その事に少年の犬耳は、忙しなく ぴこぴこ、動いており。… 不意に、貴方のステッキがシルク法度を持ち上げ。それが此方へと差し出され。一瞬、戸惑うような素振り見せるも… そゥ、とシルクハットに指先を伸ばし。触れてみよう、と… ) 『 …… はい。 』 ( 短く、了承の意を伝え。… 期待に尾を振り振り、ライカニアの少年はピエロさんに付いてゆきます。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:23:23]
◆デュラハン > (二つの顔を持つ自身の言葉に部下はその意図を理解したのだろう、先ほどの言葉とはかけ離れた少年の言葉を聞けば)良い両親なんですねぇ。まぁ、紫色の服にピエロの仮面を付けた人から貰ったと言えばきっと許してもらえますよ。(他人の子供を甘やかしている様な素振りそう返すだろう。)(それから自身が伸ばした手に貴方の手が触れたのを確認すれば)えぇ、あの人達のようなすごい事は出来ませんが、私もここでお客さんを楽しませるのが仕事でしてね。(反対の手に持ったステッキで頭上のシルクハットをヒョイと持ち上げ貴方が手に取れる位置に差し出すだろう。)「それではすぐ其処の店にでも入りましょうかね。」(それから自身の指示を素直に受け笑みを返した部下にすぐ傍にあったカフェのような場所に入る指示をだそうか?) [Wed 5 Aug 2009 23:01:13]
◆チョコ > ( 先ほどまでの気配とは異なり。今の、貴方のそれは和らいでいるようにお見受け… 出来た、から。 )( お詫びに、何か買ってあげますよ。… 貴方の、表向きの装いに天邪鬼は漸くと、安堵して。 ライカニアの少年は、 ) …… わァ ! ぁ、 でも。 ぼく、 『知らないひとから、物を貰っちゃいけません。』 ッて… 云われてる、ので。 ( 貴方の御好意に対し、何か云いました。――御好意は、素直に受けましょうよ? そんな風に戸惑い見せていた少年もやがて、貴方に頭を撫でて頂けると尻尾を ぱたぱた、 軽く左右に振り始め。差し出された御手に、 そゥ、と触れて。 ) でも、ぼく ……お話。聞いてみたい、です。 おにぃさんも、あの人たちみたいな事。出来ますか? ( あの人、と視線向けるは先の大道芸人。 ) 『 分かりました。お供します、どちらへでも …。 』 ( 次いで口にするは、ヒトデナシとしての 返答。… そうして、少年は貴方に向かい。懐こい笑み向けることでしょう。 ) [Wed 5 Aug 2009 22:47:11]
◆デュラハン > (部下からの謝罪の言葉を聞けば僅かに肩を揺らし)いやはや、怖がらせてすいませんでしたね。お詫びと言っては何ですが、何か買ってあげますよ。(歓声の為に自身とライカニアの少年が何を話しているのを誰かに聞かれる事はないだろうが、ずっとヒトデナシの言葉で会話していれば流石に誰かがその不自然さに気づかないとは言い切れず。その為に表向きは子供のお客さんを驚かせた事を謝る奇術師として、本質は部下を許す意味を持つ言葉を口にすれば、貴方をあやす様にその頭に手を伸ばすだろうか?)(それから貴方の方に手を軽く差し出せば)それで機嫌を直して貰えます?「とりあえず報告を聞きたいので、出来る限り仲良さげに一緒に来てもらえますかね?」(続けて人の言葉とヒトデナシの言葉で貴方にこの場から動く言葉を告げるだろう。) [Wed 5 Aug 2009 22:31:33]
◆チョコ > ( 貴方から返されたのは、数秒の沈黙。 染み付いた癖が出てしまったにしても、流石にマズかったのかな。少年のなかで、困惑気味な思考が回り掛けた処。 貴方から発された、御言葉 ――それを受けた少年は、 ) 『 脅かし、だなんて…… そんなつもりは、まったく。でも ……その… ごめんなさい。 』 ( 酷く慌てた様子。それでも何とか、貴方と同様―― ヒトデナシの言語で以って、返し。 ため息、ひとつ。貴方の気配から、何とも… 呆れのオーラのようなものを感じた気が、して。 少年は、しゅん、と俯いてしまう。貴方のお姿に、ぴょこ、と跳ねていた犬耳も今は。申し訳無さそうに、 ぺたり、と伏せられており。 ) [Wed 5 Aug 2009 22:14:48]
◆デュラハン > (自身の突飛な言葉に薄っすらと涙を目に浮かべるライカニアの少年。一瞬、子供相手なので不味い応対をしたかとも思ったが)・・・・・。(ライカニアの少年から返された言葉に対し考えを廻らせること数秒。一度だけ見たその顔と眼前の貴方の顔が合致すれば)「報告の為に上司を脅かしに来るとは貴方らしいですね?」(ため息を一つ吐いた後に一応ではあるが本当に貴方であるかを確認する為にヒトデナシの言葉でそう口にして。その顔に浮ぶ表情は仮面に遮られ見えないが、言葉の抑揚で苦笑いや呆れている様な気配をj感じさせるだろうか?) [Wed 5 Aug 2009 22:06:00]
◆チョコ > ( ―― わァ …! と沸き起こった歓声。何事か、と其方を見遣れば空を舞う焔の筋が、幾筋か …それを目にした途端。本能的なもの、か如何かは定かではないけれど。少年の纏ったワンピースから生えた、犬の尻尾が びくッ、と竦んだようで。 そんな時、 『何処かでお会いしましたか?』 との、貴方の問いかけ。 先の、焔への怯えも重なり。ライカニアの少年の双眸は、じわッ、と涙で潤んでゆき。 ) … お忘れ、ですか? ぼくの、こと。 ぼく、 貴方の『部下』の…… 黒紫、です。 ( 口元に、ぐーの手を宛がって。潤んだ瞳で貴方を上目遣いに見詰める… そんな『芸当』は、この姿になってからいつしか。素の状態でも、染みつきつつあるようです。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:50:42]
◆デュラハン > (「戻った方が良いか」とは言ったものの、別に天候が悪い訳でもなければこの後に何か用が在るわけではなく。)(ふと歓声が聞こえた方に視線をやれば、恐らくは大道芸人が投げたのだろう火の付いた棍棒の様な物がいくつかお手玉の様に空を舞っていて。)ん・・・?(職業柄かそれともそれが知った声だからか。歓声とはどうにも違う質の驚く声が僅かに聞こえれば、その視線をすっと下に落とし)・・・・・・。(其処に居るのはどこかで見た様な記憶があるライカニアと思しき少年。ただ、その姿を一度しか見たことの無いこの悪魔はすぐに貴方と気づくことはなく。)どこかでお会いしましたかね・・・?(僅かに身を屈め道化を模した仮面を付けたその顔を貴方の眼前にまで近づければそう告げるだろう。)(スラムならばもう少し距離を置いて観察していたのだろうが、貴方に対して不思議と警戒感が湧かなかった事と場所が場所だからか悪魔はいつになく大胆なアプローチをしてみて。) [Wed 5 Aug 2009 21:38:48]
◆チョコ > ( 夜尚賑わいの衰えぬ、 横丁。その人だかりに流されてしまわぬ様、気を払いながら歩いていたのだろうか。 淡い茶色の髪をした少年は、幾分覚束ない足取りで道を歩いており … ) …… そろそろ、戻った方が良い よね … ( 思わず、と口から零れる 呟き。―― 『彼』の指令により、とある少年の下に身を寄せている天邪鬼ではあったけれども。随分と、『彼』への現状報告に間が空いてしまっていることが酷く気に掛かっている。そんな風で。 そんな折、茶色の髪間から覗く同色の犬耳が ぴくッ、と反応するかのように。跳ねて。 少年は歩みを止めた。 )( それは、壁に背を預けた『貴方』からすれば… 距離的に極近い位置。恐らくは前方、に当たるでしょうか。 ) …… ぁ、 ( 見知った、どころか忘れるハズのないそのお姿に思わず。少年は、小さく声を零しており。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:26:50]
お知らせ > チョコさんが来ました。 『( ふらり、 と … )』 [Wed 5 Aug 2009 21:13:40]
◆デュラハン > (ココ最近はこれと言った大きな事件もない為か変わらぬ賑わいを見せる芸能横丁。その道の所々に出来ている人だかりから少しばかり離れた場所に目を引く色が一つあって。)そろそろ戻った方が良さそうですかねぇ?(この場所にしか似つかわしくない色の服を着たソレは間近の建物の壁に背を預けた状態でそんな言葉を呟けば、手にしたステッキの柄で頭上のシルクハットの鍔を軽く上げて空を仰ぐ。) [Wed 5 Aug 2009 21:07:02]
お知らせ > デュラハンさんが入室されました。 『雑踏と歓声の隙間』 [Wed 5 Aug 2009 21:01:37]
お知らせ > 静馬 爛花さんが退室されました。 『( まあ、良いか。 また来てみよう。 )』 [Wed 5 Aug 2009 03:22:21]
◆静馬 爛花 > ―――〜ん、馬鹿に…? ぁー… ( そう言えば、馬鹿にするなって怒っていたような。 …下には下がいる、というのは、座長の質のことなのだけど。 だって、取り上げられるお金を持たせるなんて、本来必要ないことだろうに。 奴隷、と勘違いしているからこその意識。 ) [Wed 5 Aug 2009 03:21:15]
お知らせ > 静馬 爛花さんが入室されました。 『( ふと、気付く――― )』 [Wed 5 Aug 2009 03:18:37]
お知らせ > 静馬 爛花さんが帰りました。 『(それにしても無駄な出費。 ごめんねかなめ。 一緒に来れば… いや、面白くなかったけど。)』 [Wed 5 Aug 2009 03:12:29]
◆静馬 爛花 > ( …あろうことか、その出し物をこそ、ちらりと見ただけで通り過ぎようとした。 けれども自分を意識してそうしたのは何となく分かるし、後ろ歩きで戻って来て言うことにゃ。 ) ―――〜やめなさいよそれこそ気持ち悪い! それよりほらほら、片目で受け取れる? いっくわよ――― ( 1000エン硬貨二枚をヒラヒラ振って、性交スルーで一つ目娘に放り投げた。 キャッチできなかったら返して欲しいが、好みじゃないけどがんばってくれたようだし、良しとしよう。 …まさか、そこまで読んだ嫌がらせじゃあるまい。 そう考える程度には趣味じゃない。 ) [Wed 5 Aug 2009 03:06:53]
◆静馬 爛花 > 〜でも、するしかないのよね? ( では? …もちろん普通に、仕方なくやっていてもいい。 何かするより、そこに居るだけの方が楽だから。 でもそれが不満なら。 ) …そうよね。 見ずにはいられなかった。 もしかして何かあるんじゃないかって… 何をしてもこうなのよ。 ( もう、どんよりと空を睨んではいない。 困ったもんだねという軽い調子で肩竦め、首を振る。 ) …そう。 我慢しちゃうんでしょうけど――― それでいいの? 他にしようがないのかもしれないけど、ほんとに何もない? 選択肢ってどんな状況でもあるものよ。 色々考えるまでもなく、するかしないか自動的に決まっちゃってるだけ。 …例えばこんな小屋一思いに燃やしちゃうとか。 例えばさっきのおじさんにもうちょっと好かれて待遇良くしてもらうとか。 ―――ワンポイントアドバイス、取り返しのつかないことは後回しね。 経験者談。 ( でも、客に声を張り上げられるなら、まだ好みだ。 相手の反応、捉えていないわけもないけれど、その上で意に介した風も無く――― ) [Wed 5 Aug 2009 02:54:58]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 今晩の出し物は、達磨女と一つ目娘の性交だ。 』 [Wed 5 Aug 2009 02:45:58]
◆だいだら > ―― それなら、私は芸人じゃなくていい。 ( 少なくとも私のこの一つ目を見て驚かなかったのだから、既に芸人ではなくなっている。芸が受けなかった芸人は、もう芸人じゃない。 納得していないのは自分の扱かわれ方だ。望んでも居ない芸をさせられて、つまらないと言われて終わり。…そんなの、あんまりだ。 ) あなたの言っていることはよくわからない。 私になんて声を掛けず、目を合わせずに通り過ぎれば良かったんだ。或いは私になんて声を掛けず、小屋の中を除いて「わあ、気持ち悪い」って思って、2000エンを置いてそのまま帰ればよかったんだ。 ――我慢、出来るよ。いつものことだもの。そうなるようにしつらえてあるんでしょ? ( 幾ら叫んでも、座長にお金を取り上げられるのと同じように、私の声は届いているんだか居ないんだか。こうやって叫ぶこと自体がもう意味の無いことなのだ。座長のように愛想笑いを浮かべていればよかったのだ。 ) …とてもじゃないけど、選択肢の総当りなんて私には無理。 ( それをやるには足りないものがある。目玉だ。 ) ――― 。 ( ぎり、と歯を食いしばる。笑うな。笑うな。…だが、叫んでも無駄ならば、私にも考えがある。客は私たちを見て、その内心で自分たちの幸せを密かに噛み締めているんだ。内心でああはならなくて良かったって思っているんだ。2000エンはその値段、絶対に払わせてやる。 ) 一度見ておけば、孫の代までの語り草。お代は見てからで結構です。 ( 静かにそういうと、爛花の横を通り過ぎて先に小屋の中に入っていった。 ) [Wed 5 Aug 2009 02:43:38]
◆静馬 爛花 > 〜うん、何が違うのかしら? …だいだらも、私とその、達磨女に違いはないって思うのね? じゃあ、見たって面白くないのも分かるわね? でも、代金を払えと言うの? ( くくくと肩を震わせて、楽しそうに笑う。 分かってるくせに、という意地悪か。 あるいは本当に、何も感じてやしないのか。 ) 〜まあ、せっかくだからどれほどの芸か見せてもらいましょ。 体張ってるって意味ではこれ以上ないくらいだし。 [Wed 5 Aug 2009 02:25:20]
◆静馬 爛花 > 〜どうかしら? お金とれるかっていうと分からないけど。 普通の芸人なら何かもってるわね。 でなきゃ芸人じゃないもの。 あなたは芸人なんじゃないの? 見せられるものがあるから芸はいらないの? ( 望んでしているわけではないとしても、他に道がないのなら芸人だ。 では、都合なんてお構いなしでそのように見る。 座長じゃない、だいだらが提供できる芸は見た目だけと。 でも、まあ普通のうちに入るとは思っていた。 つまらない芸人なんてごまんといるわけで、その中で一つ目の姿という芸がどの程度のランクかというと、そんなに低くないかもしれない。 不気味だけど、キャラクターとしてまとまっているというか、案外かわいいし。 肩を竦めて、それはそれでと頷いた。 ただ、それでは納得していないようだから、聞いたんだ。 ) 〜あっははは。 入る前から払わないなんて言わないわよ、見てもないのに決められないでしょ? ( だが、意地悪でなく心から、大したことないと思ってしまうのだ。 あなたと私にたいした違いはない。 きっと、達磨女や逆足男も。 だから芸がなければ。 この娘の感性では、例え感銘を受けたとしても直後に打ち消されてしまうのだけど。 ) …そうなのよね。 身体ばっかりじゃなくて、立場なんかも。 全部、そうなるようにしつらえられてるとしか思えないのよ。 成功も失敗もあらかじめ全部決まってて、私はそんなことを何度も何度も繰り返したのを覚えてる。 や、見るまで忘れてるから後出しなんだけど――― 何か起こるでしょ? 今日あなたに会ったのもそう。 今、こんな事が前にもあったような気がしてる――― つまんなくて、つまんなくて。 …こんな話、分かってもらえるとは思わないけど、あなたはどう? 全部そうなるように決められているとしたら、我慢できる? この後私がお金を払わないで帰って、あなたがあのおじさんからお金を取られて… きっとそうなるけど、それでいい? ( 言葉遣いは気にしていなかった。 けれど、声を荒げるのに対してものれんに腕押し、糠に釘といった調子で、かぶいた恰好の少女は、どんよりと暗い瞳で空を見上げて、わけのわからないことを口走る。 ) …一念発起して行動起こしてみても、それさえ、前にもそうしたって思い出すだけなんだけど。 選択肢の総当りをしてれば、いつか、新しいところにいきつけるんじゃないかと思うのね。 [Wed 5 Aug 2009 02:17:31]
◆だいだら > …うん、無理だよ。だって私、本当は普通の女の子だもの。それ以外に芸が無いのが普通でしょ? ( どうやら相手は興味をなくしたようだ。 ) 払わないって言ったら、本来ならただ小屋に入れないだけ。でもあなたは私という芸人を観ていったわ。だから、座長はお金を貰っとけと言ったんだ。回収できなければ、それは私のせいになるってだけ。 ( だが、下には下がいるというその言葉に私は頭の中がかっとなった。 ) ばかにするな! あなたなんて、偶々手足がちゃんと付いていて、偶々目玉が二つちゃんと付いてただけのくせに! ( けど、その声には迫力が無い。本人は一生懸命声を張り上げているつもりだけど。 ) 私とあなたの一体何が違うと言うのっ。 どうしてこんなに私は蔑まれなくちゃならないのっ?慣れっこなわけ、無いじゃないか! ( 嗚咽を混ぜながら、しかし大声にはならない。とめどなく溢れる感情をそのまま言葉にしているのだ。 ) 見ていきなよ。達磨女は最高だよ。元々はあなたと同じ、普通の女の人だったんだ。それがさらわれて、乱暴されて、戯れに手足をちょん切られて、気がおかしくなっちゃっただけの人だ。 偶々そうなっちゃっただけの人だ。 [Wed 5 Aug 2009 01:49:12]
◆静馬 爛花 > ―――。 ( 取り消されて、そこでようやく興味以外の表情を見せた。 失望とか、そんな感じの。 ぱっちり開かれて目がすっと細くなり、もう微笑んでいない口元から溜息一つ。 ) 〜まあね、普通無理だもんね。 でもその一つ目は、ただの奇形って感じじゃないと思うんだけどな。 人間として見るとおかしいけど、一つ目としてはすっきり纏まってるって言うか――― なのに無理って言うのね。 じゃあ、無理ね。 ( 拒まれれば、羽織もあっさり引っ込める。 どうやら気は済んで、すっかり興味をなくしたようだ。 そういった意味では、満足したのだろうけども。 ) 〜へぇ、それじゃあ払わないって言ったらどうなるのかしら。 払えって迫るわけじゃなくて、あなた達から取るの? 〜で、それを 「それで良い」 と言うの? …しょうがないのかな。 奴隷じゃ逆らったって誰も味方してくれないものね。 …ん、あれ、けどお駄賃くれるんだ? やっぱり多少は良いおじさんじゃない。 下には下がいるって意味で。 ( 初対面で縛られていただいだらの気持ちがいつもと比べてどうかというのは分からない。 でも、話しているうちに気になる部分を見つけたようだ。 また、見つめてる。 もっとも、もう足は何歩か小屋へ向けて歩き出しているけれど。 ) [Wed 5 Aug 2009 01:29:34]
◆だいだら > …うん。じゃあ、もう少し大人になるまで飲まないようにする。 ( お酒を飲むと喉がうえっ、ていう感じになるから嫌いだから、大人になってももしかしたら飲まないかもしれないけど。 ) ……… ごめんなさい、山を動かすのはやっぱり無理だと思う。 ( 相手が期待しているらしいのを見ると、急に自信が無くなったのか直前の自分の言葉を取り消してしまった。私はただ目が一つというだけで、あとは普通の女の子なんだ。山を動かせる女の子は普通じゃない。 ) だから、一つ目で満足できないのなら…私の芸はここまで、だよ。 ( ぐし、と目をこする。それを喜んでいいのかどうかはわからない。普通で居たい、普通に扱われたいと願うけれど、それじゃあ芸人としては出来損ないになる。 ) お代は見てからのお楽しみっていうのは座長の嘘っぱちだよ。入場の時にお金取られるもの。嫌なら払わなくても良いよ、私が代わりに出すから。そうしないと、また裸で外に放置されるから。 ( どうせたったの2000エンだ。 ) …要らない。 ( 肩に掛けられようとする羽織をそっと両手で拒んだ。 何だろう、変な感じ。気持ちがなんだか酷い。 ) [Wed 5 Aug 2009 01:08:26]
◆静馬 爛花 > ( お酒は気持ち良くなるもの? ) 〜知らないけど、圧倒的な美味しくなさだったから、あれを美味しいって言うには飲んだ後で酔う気持ち良さを知らないと難しいんじゃないかと思うのよ。 ついでに二日酔いなんかのデメリットも抱えるわけでしょ? あとけっこう高いし。 よっぽどなんだと思うんだけど、子どもがあんまり飲むと死ぬらしいから、もうちょっとお預けね。 ( うーんと考え込む風にして話すが、どこまでも主観的な感覚だ。 大人になると味覚が変わるということを知らない、小利口な。 山動かせるかも? ) 〜あ、じゃあそれ予約。 正直一つ目なくらいじゃあんまりだけど、山が動くのは見てみたいわ。 ( そっちには見物料を払っても良いと思う。 つまり、こっちには…? 壮大な絵を想像して楽しげにするものの、さらりと失礼かもしれない。 ) 〜ああ、行っちゃった? …ま、そんなに面白い人ではないわね。 てゆか、お代は見てからじゃないの? もちろん見せてもらうけど、満足できるのかなあ? ( 正直無理だと思う。 そして満足しなかったら、言葉通りに受け止めて払わない気満々だ。 …だったのだが。 ) …っておおっとちょっとちょっと? 泣くことないでしょ慣れっこなんじゃないの? あー… ( そこまでは考え及ばず泣いたと思ってしまう。 裸だし、楽屋?にでもなんでも引っ込んでくれて良いのだが、とりあえず、グラデーションになるよう重ねて着ている… というか肩からは落として腕に引っ掛けている、薄い生地の羽織を脱いでだいだらの肩にかけよう。 私が泣かせたみたいじゃない。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:49:36]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 [Wed 5 Aug 2009 00:47:34]
◆だいだら > ………。 ( だいだらは肌に残る縄の痕をさすりながら立ち上がると、自分の身体を手で隠しながら。 ) 全然、良いおじさんなんかじゃない。 ( 呟くようにそう言った。じわりと涙が滲むけれど、これは目玉が大きいからちょっと涙ぐんだだけで大げさに涙が出てしまうのだ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:29:07]
◆だいだら > ( いっそ燃えて―― 燃やしてしまえば良いのだろうか。ふとそんな考えが頭を過ぎったが、小屋が燃えても私や他の皆が困ってしまうのだ。 大きな瞳は肯定でもなく否定でもなく、あやふやに揺れ動いた。 ) うん。パンっていうこっちの食べ物は歯にくっつくから好きじゃないかも。 そうなんだ、気持ちよくなるものなんだ。 ( 確かに、座長が気持ちよさそうに酔っ払っているのを見る。でもその翌日は酷く具合が悪そうに見えるけど。 ) …ううん、お腹は壊す。 ( そこら辺は普通の人間と同じらしい。 いつの間にかだいだらの言葉が敬語ではなくなっているが、多分目の前の少女との会話に慣れてきたのだろう。 ) やっぱり、神社とか苦手なのが普通なのかな? …今はまだ山は動かせないけど、いつか動かせるようになるかも。 ( それを聞いて座長ははっ、と笑ったが、もしそれが出来るようになったら、誰も私のことを馬鹿にしなくなるに違いない。この前スラムで出会った蜘蛛のように、私を敬うに違いない。 爛花の問いかけに対しては、そいつに大した芸はありませんよとぶっきらぼうに返すのみ。そうして「おい、だいだら。きちんと金は貰っておけよ」とだけ言い残すと、そのまま何も言わず小屋の中に引っ込んでしまった。答えにくい質問から逃げたのだ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:29:01]
◆静馬 爛花 > 〜ん、ごめんね。 答えられないわよねえ。 ( おじさんいるし。 でも、どうなんだろう。 燃えてしまえば良かったか、それほどでもないか――― そこから何か読もうとするように、大きな目をじーっと。 ) 〜へぇ、和食なんだ。 私も好き。 …そうそう私も、何が美味しいんだかね。 〜でも一度しこたま酔ってみたいなあ。 どんな感じなのか。 たぶんあれは、美味しいものじゃなくて気持ち良くなるものなのよ。 ( 何だか世間話ムードだが、質問攻めはお客の特権か。 ) 〜傷んでても普通に食べられるなら、お腹壊さない限りは得してると言えなくもないけど… 熱いお風呂の温度が分からなくて火傷するようなものだもんね。 ( 良い物食べてないくらい、この小屋だしなんとなく想像出来る。 ただ、その中身が気になった。 もしかしたら、面白いもの食べてるかもしれないと。 ここは、拘る様子は見せない。 ) 〜ふぅん、妖怪だったら、ああいうところは苦手なんじゃないのかしら? ああ、そういえば平気だけど。 …あ、同じものなの? へぇ、知らなかった。 だいだらか。 それにしてはずいぶんと可愛らしいけど、じゃあ将来が楽しみね? 山を動かせるんでしょ? 今はそういう芸はないの? ―――それとも隠してるのかなあ? ( どうかしら? ここは座長に聞くところではないのだけれど、くるりとそちらを向くのは反応見るためだ。 とんでもない隠し芸があるかもなんて、考えたことある?って。 けれども、やはり他意はない様子。 どうであれば良い・悪いなどという判断はどこにもなく、ただどうするのか見ているという。 ―――だから、縄を外すのには意外そうにした。 ) 〜あれ、罰はおしまい? 恥ずかしいって言ったから止めるの? 恥ずかしがってる、とは思ってなかったのかしら? ―――同い年だしね、ちょっと目のやり場に困っちゃってたのはそうだけど。 ( いやん、なんてわざとらしく身もだえして頬に手を当てる。 それらしい素振りを見せたことはなかったが。 ) 〜私に遠慮したならありがとう。 良いおじさんね? ( くるりとだいだらに向き直って、同意を求めるような話し方だけれど、イントネーションはこのおじさんをどう思ってる?と聞いている。 実は、飼育員のようなものかな、という程度の感覚だ。 ) [Wed 5 Aug 2009 00:15:24]
◆だいだら > ( 一つ目娘は問いかけに対し、また座長の方をちらりと見る。座長は「そう!そうなんです、炊事当番だったんですよ」と言うが―― 直後の言葉に驚いたような表情を見せ、顔を引きつらせながら愛想笑いを。 ) ん、と。お味噌汁とかお芋は美味しいと思います。でも、お酒は美味しいと思いません。 ――辛いっていう感じは無いんです。ただ、偶に食べ物が痛んでることに気づかないで食べてしまうことがあるので、損はしているかもしれません。 ( あくまで味覚が弱いだけで、美味い不味いの判断はつくらしい。何を食わせているのか座長はまた愛想笑いを浮かべて言わなかったが、今のだいだらの言葉に答えはある。しかし、食べているものがそれほど良くないのは仕方が無いかもしれない。 ) ――う? ううん…別に、苦手じゃあないと思う。思います。 ( サイクロプス。こっちでは一つ目巨人のことをそう言うんだって知っている。 ) ――だいだらぼっちです。だから私の名前もだいだらって言います。いや、もしかしたらだいだらぼっちなんかじゃ無いかもしれないけど―― 13歳です。 ( 少女に問いかけられた座長はむ、とした表情を作ると。渋々だいだらの縄を解いた。このままだと色々突っ込まれそうだと判断したのだろう。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:51:05]
◆静馬 爛花 > 〜あらら、やっちゃったわね。 寝タバコはないでしょ、炊事当番だったとか? …火事にならなくて良かった? それとも――― いっそ燃えちゃえばすっきりしたかなあ? ( くくっと肩を震わせて、拳を口元に当てて笑う姿はなんとも無邪気だ。 でも、何か。 ) 〜ふぅん、美味しいとか不味いっていうのはあるの? 〜で、味覚の方はどうなのかしら? 鈍くて幸い? 損してる? ( 後半の問いは、くるりと座長の方へ顔を向けてだ。 どんな物食べてるのかと。 ) 〜何よ、はっきりしないのね。 神社仏閣は苦手? ほら、一つ目っていうと妖怪もあるけど、サイクロプスとかいるじゃない? 今いくつ? これからどーんと大きくなったりして。 …って、そっか。 売りが見た目だけにしては… いや珍しいけど、裸でも見せないとお客来ないってことなのかしら。 〜でも、そうよねえ。 恥ずかしいって。 ( 言ってるけど?と、また座長の方を向く。 どうするの? 罰だからそのまま? …どちらに対しても、ただ、問うだけだ。 あなたを知りたいと言いたげに、好奇の目を向けて。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:38:22]
◆だいだら > ( 座長はいまだ愛想笑いを浮かべているが、内心では僅かに「何だこの客は」と思っている。何しろ自分の痛いところを突いてくるのだから。 そして、なあにたいしたことじゃありません。ちょっとへまをやらかしまして―― そう、小屋でボヤ騒ぎを起こしたんです! と、適当な嘘を。 ) ………。 ( どう答えて良い物かちらりと座長の方を見たが、すぐに目の前のお客に視線を戻して。 ) はい、わかりません。臭いが感じられないから、味覚も他の人より鈍いみたいです。 ( これも自分では良くわからない。他人にそう言われたから、そうなのかなと思っているだけで。 ) 妖怪です。…妖怪だと思います。でも、もしかしたら人間かもしれません…。 芸は、出来ません。 ……。 恥ずかしい、です。 ( 続く質問に一つずつ答えたが、最後の質問には俯きつつ小声で言った。勿論、恥ずかしさの為だ。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:19:58]
◆静馬 爛花 > ( 強い口調に、ここは苦笑しても一つ肩を竦めた。 ) 見世物が挨拶しないのと、どっちがお客を引かせるかしら。 てゆか、話せるんだ。 〜で、何したの? これが芸とは言わないでしょ? おじさんの趣味? ( スルーされていることに気付かないわけはないのだが。 ごく普通に話すようなトーンで苦情に近い感想挟みつつ。 けろっとした顔で首を傾げる。 どうなのかと。 ) 〜でも残念ながら、あなたにその恩恵がどれほどのものかは分からないのね。 ( だって臭いという概念がないだろう。 きっと空気中に存在する刺激物を、角膜で捉えるくらいで。 よく言えました、でもお約束の口上か。 ) 〜人間なの? 芸はできる? …身体は普通なのね。 恥ずかしい? ( 声が震えているのは、怒りか恥辱か。 今自分が暑いせいで、寒い、とは思ってもみなかった。 何にせよ、ストレートに聞いてくる。 が、なぶるような調子も特にない。 ただ、好奇の色があるだけで。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:11:32]
◆だいだら > ( 少女の問いかけには「勿論ですとも!」と大げさに言ってみせるだろう。そうしてやっと捕まえたお客を嬉しそうに小屋の中に案内しようとするのだが、その前に少女がだいだらに話しかけたのを見て立ち止まる。男はお客様に挨拶しろ、と強い口調で一つ目の娘に言うだろう。 一つ目娘が何をしたか、という点は笑ってごまかすだけだった。淫売窟でぼったくられた話なんて、とてもじゃないが他人には言えない。 ) い、いらっしゃいませぇ。 ( 私はまだ少し咳き込みながら、大きな瞳でその相手を見上げた。 ) ――はい、鼻はありません。臭いもわかりません。便利なのは肥溜めの臭いも感じずに済むので、汲み取りのお仕事に向いてるということで御座いましょうか。 ( これはいわゆる客に対する語りである。寒いせいか、声が震えているが。 ) [Tue 4 Aug 2009 23:00:03]
◆静馬 爛花 > ( 愛想笑いににっこりと微笑み返す。 それだけ見れば愛想の良い娘だけれど、座長がバツ悪そうなのに対しては、いささか違和感があるか。 続く口上には、男から小屋へ、そして一つ目の女の子に視線を移す。 困ったな、ということか、あるいは悪趣味というニュアンスか。 ひょいと肩を竦めて、首を傾げて――― ) 〜本当に? おじさんは孫の代まで語り草にする? まいっか。 見てみないことにはね。 ( 期待しないけど、とでも言うようなさっぱりとした態度だ。 でも、そう言いながら二人の方へ足を進める。 どうやら入ることにしたらしい。 通行人から、おいおい的な視線が注がれるかもしれないが、何を気にする風も無く――― ) 〜で、一つ目娘は何したの? それとも、趣味なのかな? へぇ、鼻はないんだ。 臭いとかって分からない? ( 一つ目の女の子の大きな目を覗き込みながら、同年代の裸体がさらされて、縛られ濡れ鼠なことに対する言葉がそんな。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:48:42]
◆だいだら > ( 座長は一言二言私を罵倒する声を浴びせると、空になった桶を乱暴に放った。そして、丁度通りかかったイエロティアの少女が見ていることに気づくと、少しばつの悪そうな愛想笑いを浮かべる。それから、あなたに対してこう言うだろう。 「いかがですお嬢さん」 「世にも奇妙な生き物たちの芸を見ていきませんか」 「一度見ておけば、孫の代までの語り草!」 「達磨女に、逆足男に、一つ目娘、いろんなのがいるよ!」 ――と。 ) けほっ う、 ………。 ( ぎゅ、と目を瞑ってからぱちりとまぶたを開ける。視界が水で滲んでよく見えないが、どうやら客を一人呼び止めているらしい。小さく咳き込みながら、私は足を止めたイエロティアの少女を見た。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:33:16]
◆静馬 爛花 > ( それはもう、ガン見している。 タイミングとしては水の音にそちらを向いたら二人がいたような。 そそくさと通り過ぎたり目を逸らしたりするものだろうに、かぶいたファンタジー和装の少女は足を止めて、楽器のケースらしい、そのくせ片手棍も吊るされていたりする鞄を手に顔をそちらへ向けている。 顔を顰めるでも、嘲笑うでもなく、街角の寸劇に興味を引かれたような顔で、次どうするの?という感じで。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:25:47]
お知らせ > 静馬 爛花さんが来ました。 『( 見てる。 )』 [Tue 4 Aug 2009 22:20:13]
◆だいだら > ( と、その時だ。入り口から座長がぬっと顔を出し、私を睨み付けた。もう解放してもらえるのだろうかと思ったが、その怒りに満ちた表情と手に持った水の入った桶を見れば、どうやらそうではないことがわかる。 ) …っ。 ( 次の瞬間、座長は新たに冷水を私の頭に浴びせた。夏の外気と自分の体温で温くなりつつあった水が、また冷たいものにかわり、更に体温が奪われる。 その直前に感じていた憎しみは、冷水と一緒にどこかに流れていってしまった。 ) ぷはッ げほっ… う、 ぅ。 ( 水が目に入って思わず目を瞑り、咳き込んだ。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:18:52]
◆だいだら > ( …私は、ほんの少し。ほんの少しだけど、その時――…。 私を変な目で見ている連中を、憎く思った。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:15:12]
◆だいだら > ( 目玉が一つしかないこと以外は普通の女の子なのに。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:14:31]
◆だいだら > ( 時々通りすがる人の視線が痛い。見世物になるのはもう慣れてるけど、やっぱりこういうのは嫌だし恥ずかしい。私は―― 私は、目玉が一つしかないこと以外は普通の女の子なんだ。 ) ………。 ( ちらりと濡れて張り付いた前髪の隙間から、こちらを見る通行人の方を覗いてみる。視線が合った相手は一瞬ぎょっとしたような顔をして、そそくさと立ち去ってしまった。 …やっぱり、小屋の外に居る私は見世物としては成り立たない。小屋の中ではお客は気味悪そうにしていても、逃げ出すようなことは無い。それが小屋の外に出れば、一転してただの異物、ただの異形だ。関わり合いになるのもためらってしまうような。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:14:05]
◆だいだら > ( 座長がこんな風に怒り狂った時、一座のほかの人間は庇ったりしない。中には古株で座長との付き合いの長い芸人は、文句を言ったり否定したりするけれど、そういう発言力のある人も庇ってはくれない。彼らが不満を口にするのは、自分に対して不利益があった時のみだ。 そういう私も、他の連中が苛められている時に庇ったりはしない。だから少なくとも一座の中では、私のこの待遇は公平と言えるのかもしれない。私が普段から勇気を出して皆を庇っていれば、どうして今みたいな状況で誰も助けてくれないのかと文句を言うこともできるのだけれど。 ) ………。 ( ぶる、と身体を震えさせた。こういう時、普通の人間ならくしゃみの一つでも出すのだろうが、あいにく私には鼻が無い。 ) [Tue 4 Aug 2009 22:01:31]
◆だいだら > ……お腹空いたな。 ( そういえば晩御飯がまだだ。夕方前に病院から帰ってきた座長にずっと苛められていたから、ご飯を食べる時間なんてなかった。そもそも私が食事を用意する係りなので、他の連中もきっと空きっ腹だろう。座長だけは多分どこかで済ませてきたのだろうけど。 ) ( 幻想一座の小屋はそれほど人通りの多くない場所にあるが、それでも私の姿を見た通行人は何事かと一瞬足を止める。確かに客の注意を引くには効果はありそうだが、果たしてその後に客が中に入ろうと思うかどうか。家族連れとか、恋人同士とか、逆に気まずくて入りづらいだろうに。 …もっとも、座長はそこまで考えてはいないのだろうけど。 ) [Tue 4 Aug 2009 21:53:18]
◆だいだら > ( 私は裸のまま縄で縛り上げられ、更に冷水を浴びせられた状態のまま入り口に放置されていた。やはり、先日の淫売窟の一件がよほど気に入らなかったのだろう。私はいつも以上に座長に痛めつけられ、こうして一風変わった客寄せのお仕事をやらされている。私は項垂れた状態のまま、店じまいの時間が早く来ることを願っていた。 真夏とはいえ裸で水を浴びせられたまま放置されれば、身体の熱を容赦なく奪っていく。凍死するようなことは無いだろうが、それでもとても寒かった。 ) [Tue 4 Aug 2009 21:47:09]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 幻想一座の小屋の前で。 』 [Tue 4 Aug 2009 21:39:46]
お知らせ > キリルさんが帰りました。 『( 拾い上げたカァドは、フランドール嬢に宛てたものだ )』 [Mon 3 Aug 2009 20:27:26]
◆キリル > ――― 、 ( あぁ、そうか。 )( カァドを拾い上げようと、手を伸ばしながら思い出す ) … ( 帰りに出していこうと思ってたヤツだ。 適当にカバンにつっこンでたら折れるかもと思って、本に挟んだンだったか。 ) ( なンかもう、いい加減相手には忘れられてそうだけど――― ) ( 帰り支度を済ませて、暑いだろう店の外を思いながら。まだアイス珈琲と呼ぶことの出来るソレを、飲み込んだ ) [Mon 3 Aug 2009 20:25:53]
◆キリル > ( 本当はノートやレポート用紙やメモ用紙も持ち込んでテェブルに所狭しと広げて進めたいところだが、ここでそれは少々憚られた。サイ○リヤならやるンだろうけど。西の方にもあるので安心してほしい。 …さておく ) …ン ? ( ペェジを開いたところで ひらり、 ) ッ、と、 ( 本の間から何か落ちた。 しおりのような細長いものじゃない、何か―― カァド? ) [Mon 3 Aug 2009 20:15:17]
◆キリル > ( 本には随所に、紙を細く切った簡易のしおりが挟まっていて、上の方に簡単なメモ書きがされている。 論文集のしおりはまばらなものだったが、物語の方は 全ペェジに挟んであるンじゃねーの、と友人に揶揄られた事がある。 だがそうでもないと、青年としては思っているのだ。 ただ、項目ごとに印をつけてしおりを挟んでいるから、同じペェジに何枚も挟んでいたりするけど。 )( 挟んである、といえば―― ) …、 ( もうおわり、と思ったくせにまた本を手にとり、ぱらぱらとペェジを捲る。 いい加減帰らないとと思ったのだが、今日新たにしおりを追加した箇所で気になるところがあったから ) [Mon 3 Aug 2009 20:10:19]
◆キリル > ンー、 ( 軽く伸びをして、首を左右に倒せばゴキッと嫌な音をたてた。 ちっと疲れた、と内心でごちながら小さく息をつく。 ) ( 読んでいた本は卒論のテーマに関わる物語と論文集だ。 自宅だとどうにも進まずに、こういう それしかできない、ッて場所に自分を追い込んでみた。 セィナには一応どこに行くかは伝えてあるし、もし晩御飯作ってくれてるなら入る余裕は十分あるから安心して欲しい。 ) [Mon 3 Aug 2009 19:58:05]
◆キリル > …、 ( このへんでキリにするかと、青年は紐を本に挟み閉じた。二人がけのテェブル席には青年が手にしているのとは別に厚く装丁のしっかりした本が二冊積まれている。その上に手にしていた本を積んで、ぬるくなったパンプキンスープを飲み干した。 オヤツ代わりにつついたラザニアの皿は、少し前に店員が下げてくれたようだ。 テーブルの上には本の他に今しがた飲み終えたスープカップと、まだ半分ほど残っているアイスコーヒーのグラスがある ) [Mon 3 Aug 2009 19:53:16]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『( La Bellezza Rossa )』 [Mon 3 Aug 2009 19:40:09]
お知らせ > リートさんが帰りました。 [Mon 3 Aug 2009 00:58:33]
◆リート > ……聞くだけ聞いてみよう (それだけなら多分迷惑にはならないはずだ。多分) [Mon 3 Aug 2009 00:58:30]
◆リート > (足を止めたのは比較的静かな区画だ。余り賑わっていないような、人気のある歌い手なら絶対歌わないであろう場所。己はこういった場所でよく歌っている) ――今日はここで歌おうか (ヴェイトスで歌うのは本当に久しぶりだ。最後に歌ったのは―― ) ……あ、 (そうだ、キヨさんに連絡を取ろうと思っていたんだった。クリスティアの土産も買ってきたというのにすっかり忘れていた) 連絡…取れるかな (今はどうしているだろう。もう既に働いていていたら、雇い主の家に住み込んでいるだろうし、仕事をしているのなら忙しい中わざわざ来てもらうのは気がひける。歌い手は少し考え込むような仕草) [Mon 3 Aug 2009 00:56:15]
◆リート > (噂話で分かる変化は他にもあった。知り合いだった幾人かがいつもの場所から消え、顔も名も知らない歌い手が当然のような顔で歌っているらしい。旅芸人の一座は別の街へと興行へ行き、別の見世物がごく自然に業を披露しているのだという) (そして、今の己には居場所らしい居場所はない) (まぁ、其れは当然だ) (興行しなければ芸人など忘れられていくものだ) (分かっていてもクリスティアに行ったのは吟遊詩人だったころ――目が見えていたころ――の放浪癖が出てきたせいだろうか) (そんなことを考えながら歩いていれば、以前聞くことのなかったような曲が流れ込んできた。ああ、これも変化だ。杖が石畳に引っかかったように、止まった) [Mon 3 Aug 2009 00:41:28]
◆リート > (噂話も歌い手の耳に入る。良いものも悪いものも、時に憶測や悪意や揶揄を含んだものも。人の口から齎される情報なので、主観が混じるのは仕方がない) 色々あったんだなぁ… (此処最近のヴェイトスの事情はクリスティアにいた己の耳にはまだ入っていなかった。情報の伝達は遅いから仕方のないことだろう。とりあえず、最近は随分と血腥い事件が多かったようだ。他は――どこかの飲食店がイベントを開催している、とかそんな) [Mon 3 Aug 2009 00:25:22]
お知らせ > リートさんが入室されました。 『 (様々な音と共に) 』 [Mon 3 Aug 2009 00:15:47]
お知らせ > セルマさんが退室されました。 『 ――――ぴぎゃッ!? ( 頭っから後ろにすっころんだ。 ) 』 [Thu 30 Jul 2009 00:54:25]
◆セルマ > (ざわざわと、人の心をざわつかせるような―――そんな、感情の乱れ。意識を集中すれば感じる、精神的な意味を含めての、自身の糧の匂い。) ………とは、言っても。 (小さく呟きながら、油で光っていた手、見直し。) やっぱ実際、食べてるってカンジするヤツの方が、好きなんだケドね。 (肩竦めながら、また天見上げ。) ―――んで、絶対つきって、やわこくて、もちもちしてそぉ。 (こっちの世界に落ちてきて、初めて体験した、食べるという事。中々どうして、面倒くさいながらも、楽しいそれは―――何度も、というわけにはいかないが、結構クセになってるわけで。) ――――ン。 (ぐ、と思わず片手、月へと伸ばし。) [Thu 30 Jul 2009 00:54:05]
◆セルマ > (ばり、ぼり、と骨を砕く音、民族音楽に紛れながら響かせ―――見事噛み砕けるのは、腐っても悪魔の端くれの証か否か。ごくんと喉を鳴らせば、見事噛み砕かれ、細かくなった骨が胃袋へと収まって。やる気の無さそうな半目ではふりと吐息零せば、自由になった両手、ぱたぱたと振り。) やっぱココは商売する以外は、裏通りの方がいいネ。おいし。 (呟きが指すものは、先程まで食べていたチキンに対するものではない。気の無い瞳が、一瞬何か狙うような、獣に近い色を帯び。) ココは、ニンゲンの嫉妬とか、そういうのがいっぱい溜まってる。 (すん、と鼻を鳴らせば―――そうする事で感じるわけではないが、人間のマイナス感情に、気を向けて。) [Thu 30 Jul 2009 00:27:08]
◆セルマ > (口端から、涎が垂れた気がして。ぐいと手の甲で口元を拭うと―――涎とは違う、油のべたついた感触。うへ、と表情歪めながら拭った手の甲見下ろせば、その先に見える、薄っぺらい黒服が、妙な艶を帯びて見える。横じまに見えるのは、浮いた肋骨か。一応性別的には、女である筈なのに、その証の一部であるはずの、柔らかな胸の膨らみ等は、一切見当たらない、薄っぺらい身体。見ごたえも何もない、見慣れた身体に小さく息吐くと、ごしごしと服に油で汚れた手、擦りつけ。) もっちりしてそーよネ。 いっぺん齧ってみたいわぁ。 (呟きながら、傍らに畳んでおいてある、真っ黒なマントに手伸ばし。) …―――あ、そっか。 (今日は"おうち"に商売道具を置いてきてたんだ。) どっかそこらに、ちょーどイイの落ちてるっちゃ無いだろし…いっか、メンドクセ。 (ナイフはあれど、切るモノが無いんじゃどうしようもない。居直るように、あぐりと殆ど骨だけになったチキンに、噛り付き。) [Thu 30 Jul 2009 00:13:10]
◆セルマ > (芸能横丁の隅っこ。どっかの民族音楽を、篝火の中心でどんちゃん賑やかに流している所から、少し離れた、楽屋裏に近い所。幾つか並べられた木箱の上、あまりお行儀が良いとはいえない体勢で座り込んでいる悪魔が一匹。片手には骨付きチキン―――だったものが、握られて。口の周りは、薄闇の中でも、気持ち悪い具合に油でてかり。開いてる片手に付いた油汚れ、ぺろりと舌先で舐め上げながら、天を見上げた。) ……――――つきって、うまいのかな。 (ぽつりと呟く、一言。) [Thu 30 Jul 2009 00:00:46]
お知らせ > セルマさんが入室されました。 『 ( ある晴れた夜の出来事。 賑やかな芸能横丁で。 ) 』 [Wed 29 Jul 2009 23:59:45]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( 納品先の人にぷって笑われてしまった。 あわぁ…。 )』 [Wed 29 Jul 2009 23:20:41]
◆イェルク > ( ―― でも、上手に縛れてなかったのか 歩いてるうちに乱れてしまったのか。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:20:11]
◆イェルク > うー…… 、 ( あぁ、ヘンなコトでヘンに時間くっちゃった。 おつかい、間に合うかなぁ? ) … いそがば まわれー、 …だっけー っ? ( 焦っちゃダメって、センセイも良く言ってるっけ。 誰かに笑われてるンじゃないかって不安になるのはおかしいだろうか。 気恥ずかしくて周りが見れない。 ) …、 ( シュシュを拾い上げて右手首にはめようか。 そうして今度こそ髪をしばろう。少しは首元が涼しくなるかもしれない。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:18:37]
◆イェルク > ( 純度の低い硝子窓が鏡のかわり。 ) んー …、 ( 覗き込んで、手櫛で髪を整えて ) ―――― ( 片手で髪を持ちながら、右手でシュシュを掴もうと ) あ。 ( した、ンだけど。 失敗して、指の間を白いシュシュが滑り落ちていく。 ) ッと、 あ、 ( ソレを追いかけて慌てて屈んだモノだから。 せっかく纏めた髪も乱れてしまって、 ) ああ ぁ … っ、 ( また、やりなおし。 ) … ( どころか、中途半端に手を離したせいで髪ぼさぼさだ。 ううぅ。 ) [Wed 29 Jul 2009 23:05:50]
◆イェルク > 私のほーが 防腐必要そうー… っ、 ( でろでろしてしまう。 帰りに服を見て帰りたかったンだけど、この暑さじゃぁ挫折してしまいそう。 ) もー… っ、 ( いやー。 って、叫び出したいきもちがいっぱいいっぱい。 ずりずり、道の隅ッこに避けて一旦バスケットを石畳の上に下ろした。 ) ひゃー、 ( 思ってたより重かったンだろうか。持ち手掴んでた両手のひらが真っ赤。 …でも大丈夫、コレも多分訓練? きっとくんれん。 持っていけない重さじゃないし、 ) …、 ( 荷物下ろしたのは、髪をくくりたかったンだ。 ちょうど首筋にあたる髪の毛が鬱陶しくて、 ) んー、 ( ポッケから出したシュシュを口で咥えながら、両手で髪を纏めよう ) [Wed 29 Jul 2009 22:50:08]
◆イェルク > うー… 、 ( あぁもう胸の間とかきもちわるい。 ぐっと服を手で押さえた ) …、 ( 昼間じゃないだけ、まだいーんだろうけど。 こういう混雑したトコだと、日傘とかもさしてらんないし、 ) ――― かぶとむし さん、見に行きたい なーっ… ( お父様のお邸に。 いつか依頼で貰った硝子のカブトムシさん。 見ているとなんだか涼しげなんだもん。 …工房で飼わないのはうっかり目を離すと師匠(センセイ)になんかされてしまいそうだから。解剖とか、 ) へ ぅー… っ、 ( 息を零して、重たそうに両手で持ったバスケットをよぃせ、と持ち直す。 一時期に比べれば減ったみたいだけど、まだまだ雨が多いから。防腐石とか、良く売れるんだ。 今日も、センセイのおつかいで納品に行くトコロ。 ) [Wed 29 Jul 2009 22:35:03]
◆イェルク > ふぉ あー…… ( 足元がフラついてる気がするのは気のせいなンだろうか ) …指先から とけ るー…… っ、 ( 気が、する。 お風呂上りみたいにぼんやりとした頭を軽く振って、息をついた ) …、 ( ズレた眼鏡を掛け直すついでに、目元を指先でくしくしと拭う )( 目がぐるぐる回りそうって、思うのは水分足りてないからだろうか。 ちゃんと水分ほきゅーしないとダメって、センセイが言ってた ) [Wed 29 Jul 2009 22:24:11]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( … あっちゅぃ。 )』 [Wed 29 Jul 2009 22:15:07]
お知らせ > ノエルさんが退室されました。 [Wed 29 Jul 2009 02:57:30]
◆ノエル > (社会見学の誰にも知らせぬ理由その三。 この世界を目に焼き付けて、強烈なモチベーションとすること。 今までの自分には動機とか信念なんてなくて、ただ生きながらえたかっただけだったが―― それだけじゃダメな時代がきてるんだよ。) ……来るんだ。(それは望みであり、剣姫としての正しいロールプレイでもある。)・・・・いつか、こっちに。(今まで十余年平気だったわけだし。時間はかかっても良いから、語世間一般様と同じ道に両足でガンとたってやろーじゃないか。 なんて大それた野望、どーかしら。) [Wed 29 Jul 2009 02:57:14]
◆ノエル > (勿論衆人姦視の闘技場で着飾ろうとは夢にもおもっちゃないが――寧ろ合理的な新装備を望んではいるが――こうした場外での活動に限って服くらい自由にならないもんだろーか。 プロモーターに進言してみようか。) …通ンないよね。(奴隷ってのはそういうものだと。 無体な扱いこそ受けてない? ・・・受けてないにしても、寧ろ一般より持てはやされる立場でも、やはり自由人と自分の間には壁がある。 よしんば通ったとして、服一つ、散歩一つでも、”許可が要る人間”なんてここらを歩く連中には居ないンだろう。 道端も道端、人気の少ない小さな人形劇に暫し見入る。 無双の勇者は繰り人形、枠から出た途端、糸の支えを失いぱたりと死亡した。) [Wed 29 Jul 2009 02:50:03]
◆ノエル > (普段なら時間は有限! とかほざいで面白いモノ以外は無視する所だが、街行く人も見逃せない事情があるのだ。 世間を見に出た第二の理由が服装とか装飾を見たいって事。 流行とか忘れたし。 思い出すは奴隷時代。 今の方が体は寧ろ楽だけど―― ) あの頃は着飾れたもンなぁ。 (勝手に着飾らされた挙句最後は黄ばんだ白に染め上げられるのだがさておき。 でも闘奴と化してからは、そういう子女めいた”趣味”を見せることは禁じられた。 何時でも野心と勇猛の剣姫であれと。) ほぁ ・・・・かぁいっ。(演劇用のひらひらドレス少女に憧れちゃうのが、最早名前も忘れた本来の自分である。) [Wed 29 Jul 2009 02:41:05]
◆ノエル > (無論金銭的にはそれほどの自由はない・・・ 気に入った技芸に軽いチップを出すのが精々って程度。 でも対等以上の目線から物を見て聴いて、時には野次を飛ばし気まぐれに賞賛する立場に立てるのは、普段が職業戦闘芸人なだけに新鮮といえた。)コイツが食費持ってると思うと、って―― お殿様だよなぁ。(コロセウムが繁盛する理由もわかろーってもんだ。 まぁそんな心理を試合演技に応用できるほど芸の道に達者ではないが―― 気分良く大通りを散策する間、目線が追うのは道端のパフォーマーと、それに集る群衆。 一つの出し物があるたびに寄る、寄らないは兎も角一旦足を止める感じでこぉ。) [Wed 29 Jul 2009 02:32:07]
◆ノエル > (晴れた日は試合があるのだが、それが終わってしまえば時間的な拘束はゆるい。 加えて怪我をしている自分は訓練や輪姦の強制を受けない分、普段より行動の自由があった。下された「良い機会だからお前ちょっと世間を見て来い」の言葉は正に天恵か何かだったに違いない。 使い古しの尻でよければ差し出しても良い程度の感謝を胸に、行き先のプランを告げて放置して此処にきた。) 華やかだな――やっぱり。 (病院のロル参照の野暮ったい怪我装束は仕方がないが、試合着で観客に食いつかれながら、ってのより遥かに気を使わなくて済んでいる。 今日は一般人を満喫しようと思うのだ。) [Wed 29 Jul 2009 02:23:41]
お知らせ > ノエルさんが入室されました。 『社会見学。』 [Wed 29 Jul 2009 02:15:45]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 愛しています。だから愛して下さい―― …小さく祈ッた。 )』 [Sun 26 Jul 2009 21:36:42]
◆メアリアン > ――― けほ…ッ ( 吸い過ぎて身体が変になりそうだ。咳が零れて、漸く落ち着いた。 ) ―― しばらく、 は… ( あまり外に出ないようにしよう。嫌な事ばかり考えてしまう。 …久し振りに料理でも作ろうか。お菓子を作るのでも良い。 何か、していよう。 ) ( ゆッくりと立ち上がれば再び大通りへと、戻ッて行く。 ) [Sun 26 Jul 2009 21:34:56]
◆メアリアン > …お兄ちゃン。お兄ちゃン。…お兄ちゃン…ッ ( 呟いて、其の場にしゃがみ込ンだ。また笑ッてくれるだろうか。また優しい声で名前を呼ンでくれるだろうか。 …脳裏に浮かぶお兄ちゃン。非難と苦悶の表情。冷たい声。悲鳴。 頭を抱えて、何度も何度も 首を振ッた。 ) …ッ、 お 兄ちゃンが 私に冷たくする筈、無いわ…。お兄ちゃンを守ッてきたのは私…ッ。此れからだッて ―――…ッ ( 嗚呼、息が苦しい。 ぜ、ぜッと不規則になる呼吸。視界が白に染まり、歪み、眩暈がする。 ) 悪いのは ッ… 悪いのは… ( 神様なンだから。 ――其の言葉は、声にならず。 息を吸ッて、吸ッて、吸ッて。其れでも足りない気がして、更に呼吸は乱れる。 ) [Sun 26 Jul 2009 21:24:25]
◆メアリアン > ――― ( 人を避けて、避けて辿り着くのは薄暗い路地。大通りから少しだけ離れた場所。 ) ――― ( 壁に寄り掛かッて、空を見上げる。厚い雲に覆われて、星一つ見えない空。 ) ―― 神様の示す道を歩いていくのは大変なのに、 …堕ちるのはこンなにも簡単、なのね。 ( 神様を信じて来た訳じゃないけど。――嗚呼 自業自得だと言われれば、それまでなンだけど。 ) でも、一ヶ月後には… お兄ちゃンに逢える、のね。 ( 兄に逢えばきッとまた何も考える事無く、兄の為に何でも出来る筈。此の変な恐怖も全部全部 其れまでの辛抱―― ) [Sun 26 Jul 2009 21:15:59]
◆メアリアン > ( くる、と足先別の方向へ向けて再び歩き出す。―賑いを見せる大通り。こういう場所は得意じゃ無い。 ) ―――… ( 煌びやかな衣装を纏ッて踊る女も。清楚な服に身を包んで歌う少女も。――殺さなきゃ。そう思う。お兄ちゃンの為に、殺さなきゃッて。 ) ―――…ッ ( 先日悪魔の彼に云ッた事は嘘じゃ無い。今はどうしようも無く怖い。 …捕まる事が?化け物を見る瞳が?…違う。誰かを見ると 殺さなきゃ、其の思考に辿り着く自分が怖い。 ) …… ( 地面を見て歩く。どくどくと早鐘の様に鳴る鼓動。巡る思考。 一回頭を振ッて、ぺちンッて頬叩いた。しッかりしなきゃ、お兄ちゃンの為 ―― ) [Sun 26 Jul 2009 21:01:56]
◆メアリアン > ( 暇を潰すのは苦手だ。 ) ( 降り続いていた雨が漸く止ンで此処まで出て来たのは良いものの、特に何にも眼を止める事無く、歩き続ける。―― かれこれ、数時間程。 ) ………はあ。 ( 小さく溜息を吐いた。―今日は、歌い手の歌声を聞いたり、楽師の演奏を聞いたり、踊りの子ショーを見たり。そして今は、道化師の遊戯を見ている訳だが。如何にも興味が湧かない。 ) ( 暫くは何も行動しない。情報収集も、眼球採集も、なにも。 そう、決めては居たけれど。なンだか落ち着かない。今迄自分に時間を使ッた事なンて殆ど無いからか。 ―お兄ちゃン、お兄ちゃン、ッて追い掛けて過ごして来た。 ) [Sun 26 Jul 2009 20:51:09]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Sun 26 Jul 2009 20:44:13]
お知らせ > ルィエさんが退室されました。 『 (詳しい場所は彼に聞いたり人に聞いたり) 』 [Sat 25 Jul 2009 02:53:17]
◆ルィエ > (すこしだけ腕の中の重みが軽くなる。はたと気づいて下に目を向けると、自分の力で立とうとしているのが見て取れた。けれど、それだけだ。先ほど己を突き飛ばした体力は残っていないらしく、己が抱えていても微かな抵抗さえ見せない) (微かに届いた声に天使の眉根が寄った) …貧民窟… (出来れば行きたくないと思っていた場所のひとつだ。暗黒街と呼ばれる場所よりもましだと言う話だが、天使にとって心地よい場所ではない。かと言って、このまま捨て置くわけにも行くまい。酷く鈍い歩みで天使は貧民窟へと歩き出した) [Sat 25 Jul 2009 02:52:56]
お知らせ > ティスさんが帰りました。 『―――貧民窟近くの、 (か細く問いに答える)』 [Sat 25 Jul 2009 02:45:05]
◆ティス > (駄目だ。そう自覚した時には既に体は推定天使の手の内に在った) (―――――最悪だ) … (浅く息を吐き乍胸中で一人ごち) (其れでも弱っている時に出会ってしまったからだろうか。体は笑える程思い通りに動いてくれ無い。嗚呼まるで己自身の体では無い様だと男は自嘲し乍) (抱えられる己が此の上無く無様だ) …、 (けれども目の前の御優しいコレがこんな状態の己を放っておくとも男には思えずに)(嗚呼諦めるより他は無いのだろうと毀れる諦観の息) ―――― (横丁の賑やかしい音声も景色も未だ滲んで歪んだ侭) (残った矜持が、せめて自ら地に足を着けンとし) [Sat 25 Jul 2009 02:43:50]
◆ルィエ > (其れを語る言葉を今は持たない) …聞こえてる? (先ほどからこちらの問いかけに答えが一切ない。答えるのも嫌なほど嫌われたか、答える体力さえないのか。今度は距離を縮めるようなことはしなかった。また拒否される気がして) 君――だいじょ… あッ (青銀の髪が踊る。こちらに向かって倒れてくる。開いたままだった距離を縮めんと足を踏み出し。崩れる体を支えんと両手を伸ばす。ずいぶんと軽い体だ。己よりもずっと軽いのではないだろうか。背丈は変わらぬように見えるのに。とにかく取り落とすことのない様、脇の下に腕を差し込んで回そうとし) やっぱり家まで送ろうか? えっと、住所って言うの? 言える? (言われたところで天使には分からないが。人に聞きながら行くしかない) [Sat 25 Jul 2009 02:29:25]
◆ティス > (此れ以上醜態が誰かの目に曝される等真っ平だ) ――― 、 (水も飲む気が起き無い) (―――けれど其れを伝える術の無い侭) ッ、… (駄目だと思った時には既に遅い)(かくン、膝が笑って体が眩しい白色の方へと傾ぐ) [Sat 25 Jul 2009 02:11:05]
◆ティス > (もしも其の背中の純白がフェイクで無いとする為らば―――) … (こんなモノが如何してこんな処に居るのだ)(真に男を気遣う言葉も今の男の耳には茫洋と声音が届くのみ。視界だけで無く聴覚もぼやけた侭) (ズキズキと目の奥が――頭が痛むのは恐らく酒の所為許りでは無い) ――― 、 (肩に手が触れる)(無意識に出した手にすみませんと謝罪する余裕もない侭) [Sat 25 Jul 2009 02:08:00]
◆ルィエ > (少しの間があって) ――私に触られるのが嫌なら他の人を呼んでこようか。それとも水を貰ってこようか (私がいないほうが回復するのか。眉を下げながら問う) [Sat 25 Jul 2009 01:57:35]
◆ルィエ > (深く眉間に寄せられた皺。ああ、相当辛いのだろう、と察した。その原因は己であるとはまだ分からずに。知った所で――彼の種族が分かったところで見過ごすような真似はしないが。――其れが更に彼を苦しめるのだろうけど) 歩けそう? 歩けないならどこか店にでも―― (己が近付く度に歪んでいく顔。一瞬見えなくなったそれに大丈夫? と声をかけようとして) …ッ ! (肩に軽い衝撃。二、三歩後ろに下がって止まり、呆けた様な表情で貴方を見る。この強い拒否は何処から来ているのだろう。一つだけ、思い当たる事はあったけれど、確信を得るまでには至らない) [Sat 25 Jul 2009 01:57:06]
◆ティス > (こんな酔っ払い等放って置けば良いのに) ……ッ、 (御人好しめ)(心中で毒吐いてキツく眉を寄せた) ――― (ざり)(近付いて来るイロに足が半歩退がる―――嗚呼でも背後は壁なのだ) … (気持ち悪い。気持ち悪い――― 酒じゃ無い、酔ったのは多分もっと悪いモノだ)(白い色が近付く度男は辛そうに瞬いて目を顰め) (口を掌で覆った侭俯いて) ッ、 (―――近付いてきた其の肩を押そうと、無意識に右手を伸ばした) (―――きもちわるい。) [Sat 25 Jul 2009 01:42:48]
◆ルィエ > (貴方が視線を逸らしたのがまるで合図のよう。貴方のほうに向かっていた足が止まる) そう? でもこんなところで休むより、ちゃんとしたところで休んだほうが… (言葉の続きは、ずるりと崩れかけた貴方の姿を見て飲み込んでしまった。やはりちゃんとした所で休ませたほうがいいか。どこか良さそうな店は――その前に彼の体を支えたほうが良いか、それとも、寝かせてあげればいいか。再度足は貴方のほうへと向く) (――其れ) え、何? (近付く、近付く。今はまだ白い羽を背負って。いずれ黒く染まる運命にあることを翼は知っているはずなのに、それはまだ聖くあれと言う) …よく聞こえなかった。気持ちが悪いならもう喋らないほうが良い (近付く、近付く。貴方にこの手が触れられるようになる距離まで近付こうと) [Sat 25 Jul 2009 01:30:32]
◆ティス > ――― 、 (近付けば近付く程、男は眩しそうに辛そうに目を細め) …(ふぃと視線を横に投げる) …平気、です。 暫く休んでいれば――― 、 (常ならば歩いて自宅に帰る位何の事は―――、) ッ、 (――なのに何故だか膝に力が入ら無い。ずるり、背中が壁を擦る)(滲んだ視界の中に在っても、桃と白は其の存在感を失わずに) ―――其れ (チラリ、)(羽根を散らす羽に視線を向け) …作りモノ で、 (ですか、と尋ねる言葉は吐息に紛れ)(嗚呼其れにしては白色が艶やかで活き活きとしている――― フェイクには無い輝きだ) (けれど、フェイクであって欲しい) …、 (気分の悪さに、口元を手で覆った) [Sat 25 Jul 2009 01:18:48]
◆ルィエ > (青銀の髪がとっても綺麗だ。しばらく髪の色を見つめていれば、その人はこちらに視線を向けてきた。――赤い目。まるで血のようだと思う。不吉、とまでは言わないものの、胸の奥の方が少しざわついた。無意識に天使の眉間にも皺が寄る) あ、 (喋った。気遣うなと突き放した声音は疲れたような音を漏らしていて、なんとなくほうっておけなかった。また数歩、貴方に近付こうと) でも、辛そうだ。歩ける? (一応、その声に敵意などは含んでいないつもりだ) [Sat 25 Jul 2009 01:08:21]
◆ティス > (道と壁許りの無機物な景色に、ひょこりと有機物が顔を覗かせた) ――― (一音しか無い声に反応したのか、視界の端に入った桃色に反応したのか――どちらが先であったか解らぬ侭、男は覗いた顔に視線を遣す) … (軽く眉が顰められ眉間に浅く皺を刻んだ)(視線の向かう先は白い白い翼。平和を司ると云う鳩の様な、) (――――芸人、だろうか。それとも…、) …、 ( くるり くら り)(視界が廻る) (眉間の皺が深く為った―――先程よりも気分が悪くなった気がするのは気のせいか?) ――――お気遣い無く。 (疲れたよな吐息混じり)(嗚呼、其れにしても随分と愉快な色をしている。桃が食べたくなった) [Sat 25 Jul 2009 00:52:23]
◆ルィエ > (歩いている最中、耳を澄ませてみたけれど、先ほどの悪態の声以外は何も聞こえなかった。尤も、大通りから離れているとはいえ、此処はにぎやかな地区だ。もしかしたら己が聞き逃したのかもしれない。曲がり角の前まで来れば立ち止まり、そっと顔だけ覗かせてそちらを窺ってみる) ―― あ (人がいる。壁に背をもたれて空を見ていた。それに吊られるように天使はちらりと空を見上げるが、きっと見えたものは彼の人と同じだろう) …大丈夫? (貴方から向かって右、顔だけ覗かせていた天使はひょっこりと姿を現す。何かあったのか、と問うような視線を向けて) [Sat 25 Jul 2009 00:39:49]
◆ティス > (掌に感じる煉瓦の冷たさが心地良い。折角の晴れ模様というのに男は無様にも下を向いた侭、天上の音楽を感じる余裕も無い) ッ、 (嗚呼、死ねば好いのに。)(なンて子供じみた毒言。馬鹿馬鹿しいと思い乍も如何にも幼い文言しか出て来ない。視界が滲んで、手を突いていた壁に背を預けた。紅い色から目を逸らす為に掛けているモノクルが今は煩わしく感じられて外す。其れをズボンのポケットに収め、少し許り顎を上げて空を睨み乍復小さく息をついた) … (星の光が朧にしか見え無い)(近づく聖の気配に気づかぬ侭男はぼんやりと月の無い星空を眺めていた。もう暫しすれば、視界の中に其真白い翼を認める事と為るのだろうか) [Sat 25 Jul 2009 00:29:29]
◆ルィエ > (まだ目立つ翼を背負ったままだ。出来るだけ人の少ない路地を選んで歩いていたつもりだったが、そのせいだろうか。何処をどう歩いてきたのかがいまいち分からない。喫茶店を曲がって、その前に雑貨屋を通り過ぎて――記憶を遡っても、途中で途切れてしまう。それならいっそ大通りに出てしまったほうがいいのだろうか。きょろきょろと周囲を見回すのは不審者のそれと変わらない) …? (そんな折に聞こえてきたのは小さな悪態の声。角を曲がってすぐ辺りから聞こえてきた気がする。――多分。…誰かいるのだろうか。一瞬躊躇ったが、そちらへと足を向けて) [Sat 25 Jul 2009 00:21:13]
お知らせ > ルィエさんが入室されました。 『 (此処に足を踏み入れるのは二度目) 』 [Sat 25 Jul 2009 00:13:41]
◆ティス > (喫茶店だか洋品店だか楽器店だか――、何の店かはわからぬ侭、煉瓦作りの壁に手を突いて体を支える) ――― 、 (気分が良いのだか悪いのだか)(判別のつかない奇妙な感覚。―――嗚呼、酔っているなと内心で自嘲した。けほッ、と空咳が咽喉を打つ) ――ッ、 (舌打ちが毀れて、その音を聴覚で捉えてからそうしたのだと自覚した) あの馬鹿棺屋 がッ、 (舌打ち交じりに口に出るのは男には珍しいストレートな悪態)(良く仕事を持ち込んでくる棺屋に、無理矢理酒に付き合わされてこのザマだ。嗚呼、今度会ったらどうしてくれようか) [Sat 25 Jul 2009 00:06:01]
◆ティス > ――――― ッ、 (ぐるり)(視界が霞み、廻る) … 、 (口元を押さえた指の合間から、はッ、と息を吐き出した) [Fri 24 Jul 2009 23:53:03]
お知らせ > ティスさんが来ました。 [Fri 24 Jul 2009 23:48:29]
お知らせ > 真護さんが帰りました。 『(横丁の喧噪に、口元を綻ばせて。)』 [Fri 24 Jul 2009 23:14:11]
◆真護 > (どうやら暑い時と空腹時は、いつもより凶暴な態度と言葉遣いになるようだ。勘定を済ませるのももどかしく、いちご味の赤い蜜をたっぷり掛けられた砕き氷を木製の匙に乗せ、慌ただしく何度も口に運ぶ。無言で。) ……………ふう。 (カップの中身が半分になった頃、やっと人心地ついたようで、満足げな溜息を一つ零した。匙を咥えたまま、周囲を見渡して。) 折角横丁に来たんやから、暫く見物してこうかな。 (のんびりとした歩調で歩きだす。) [Fri 24 Jul 2009 23:07:23]
◆真護 > うぐッ!あっついなホンマ…。 (美容院の扉を抜けると、そこは夏の気温と娯楽を求めて集う人々から生み出される熱気の世界でした。一般のフレイバーより暑さに弱い事を鑑みて、最近はずっとキャミソールにホットパンツ、サンダルと露出の高い格好をしているけれど、それでも容赦なく体にまとわりつく熱気に、露骨に顔を顰めた。) あ、暑い…と、溶けてまう…。 (より涼しい場所を求めて、ゾンビの如くよろよろと歩きだし。) なんでこないな暑い日に火ィ吹かなあかんねん…頭おかしいんかあのピエロ…。 …あ、かき氷あるやん。納涼納涼。 (多数のギャラリーに囲まれた通りがかりの芸人に、恨めしげに文句を呟きつつ、露店でかき氷を買って。) [Fri 24 Jul 2009 22:53:06]
◆真護 > (美容師さんは魔法使いに違いない。どんな針金みたいに固く方々に撥ねて言う事なんて全く聞いてくれない髪も、彼らに触れられた途端、羽毛のように柔らかく赤子のように素直になってしまうんだから。店員さんが掲げてくれた鏡越しに綺麗にブローされて滑らかな指通りになった髪を見ると、まるで女の子みたいだ、と思う。…女の子だけど。) おおきにー。また来ますさかい。 (勘定を済ませ、玄関先まで見送ってくれた店員さんに頭を下げつつ、行きつけの美容室の扉を開けて外へ出た。) [Fri 24 Jul 2009 22:36:58]
お知らせ > 真護さんが入室されました。 『(髪切った。)』 [Fri 24 Jul 2009 22:24:58]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 『( 帰り道。迷わず近道を通ったのは昔取った絹塚か、と苦笑を浮かべた )』 [Fri 24 Jul 2009 00:30:31]
◆ヴァリス > ―――? そうですね。まあ、色々な事件と比べると確かに規模は小さいですからね――っと ( と、気まずそうに手をわきわきとさせる。所在なさげな手をズボンに突っ込み、去っていく青年の姿に首を僅かに傾げる ) ――? 鉄仮面のアイゼンリッターって化け物とは違う、のかな? ( ん? と思うけれど、それは些細なことだ。鉄仮面という容姿だけを言えば怪物とは判断つかないだろうし、先ほどまで話に上がっていたのが鉄仮面だったのだから、分けて言ったのかも知れない。殊更気にすることではない、か。と思いつつ―― ) あ! やべ! ――用事終わったらさっさと逃げねば! ( シャリネとかエンジェルさんに鉢合わせしたらどんな顔をしたらいいかまったくわからない。「やべぇやべぇ」と言いながらそそくさと人混みに紛れて芸能横丁を後にしよう。次からはスラムや暗黒街で聞き込みだ! ) [Fri 24 Jul 2009 00:29:32]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(そして今夜も、自警活動へと身を投じる)』 [Fri 24 Jul 2009 00:24:27]
◆カイン > ふむ……。まあ、物騒な事には変わり無いですから(蜘蛛か。実際に遭遇したことはないが、これで『いる』という事は把握できた。 そして、どうやら件の友人とやらにも裏があるらしい、という事まで。十分だろう。 そう判断し、看板を担ぐ)物騒なところですから。自警団も、組織としてはあまり介入もしてないみたいですし――だから怪物も出てくるし、アイゼンリッターも出てくる。(それだけの話だ、という結論。 そう、それだけの話だ。 だから誰かが何かをしなければならない。 ――そう思っている)じゃあ、自分はこれで。仕事がありますんで。 ――それじゃあ(そして、男の手は握らなかった。 ヴァリス・ラングレー。便利屋。恐らくは前科者。調べてみる価値がある。 なに、これだけわかっていれば十分だ。 ――そのことで、頭が一杯で) [Fri 24 Jul 2009 00:22:41]
◆ヴァリス > 蜘蛛っぽいなんか? ――それで、調べて欲しいのがアイゼンリッターっぽい鉄仮面っていうんだから、よくわからないですよね。 ( と、にへら、と困ったように笑う。つい先ほど、「なんでだろう?」と首を傾げたぐらいだ。まあ、依頼と報酬という形式をとることで、スラムより安全な家にいてほしい、と思ったからこそ依頼を持ちかけたのだけど。まったくの別件なのかもしれないし ) ですかねー。まあ、今日で芸能横丁に久しぶりに来たし、蛇が出る前にお暇しちゃうのが吉かもしれませんねー。スラムや暗黒街、行ってもいいんだけど、蜘蛛とか目玉とか仮面とかに出くわすならいいけど、変に絡まれるとめんどくさいからあんまり用事ないと行きたくないんですけど。 ( 「でも、行かないと調べられないみたいですし」と、付け加えて先ほど買ったキャンディを口に放り込んで、にまっと笑おう ) ありがとうございます。これでアイゼンリッターについて幾らか知ることができました。今度はスラムやら暗黒街で情報集めてみます ( と、言って手を差し出そうか。 ) ヴァリス・ファングレーって言います。郊外に家があるんで、何か困りごとあったら言ってください。一応、なんでも屋とか便利屋とか代筆屋みたいな事してるんで! あ! でも、演技とか苦手なんで勘弁してくださいね! 端役とかで依頼されてもゴーレムダンスになっちゃいそうなんで! ( と、冗談を混ぜて破顔しよう ) [Fri 24 Jul 2009 00:15:05]
◆カイン > まあ、それがヴェイトス市ですから――襲われた? 誰に?(アイゼンリッターか、眼球泥棒か、蜘蛛の怪人か、それ以外の何かか。 まあアイゼンリッターだとすれば、他に模倣犯が出たという噂は聞かない以上、犯人は自分だ。 基本的に現行犯以外では襲い掛かってもいないのだが……ふむ)(そして自警団と告げた途端、露骨になる挙動不審な仕草。 前科者かと結論を出す。恐らく、襲われたという友人も犯罪者か何かなのだろう。少なくともスラムや暗黒街にいる住人だ。 なるほど、と小さく頷いた)まあ、だとしても調べるなら芸能横丁か自警団くらいだと思いますけど。 それこそスラムや暗黒街なんて、ほいほい脚を踏み入れられる場所でもないですからね。(まあ、明確な区分なんてないし、ファッションの店なんかは暗黒街にもある。 先達てオイルマッチを調達したブランドは、確かあちらの方に本店があった筈だが) [Fri 24 Jul 2009 00:06:33]
◆ヴァリス > ( いや、どっちも知り合いなんですけどね! ――とりあえず、心の封印札をペタリぺタリと心の中で貼りつつ、 ) ああ、それそれ! なんか目玉を盗まれる! とか。 蜘蛛の怪人が現れた! とか。吸血鬼が現れた! とか。 ―――相変わらず賑やかな国ですな、ここ。 でも、ここだけの話なんですけど――、 ( と、耳打ちするように手のひらを口の横に当てて言おうか。 ) 僕の友達、襲われちゃったんですよ。それで、ちょっと色々調べてるんです。ほら、やっぱりこう友達が襲われたと聞けば重い腰もあげたくなるじゃないですか ( と、なぜかひそひそ声で言う。僅かな間には気づかず、青年は気軽なほど ) ――じ、自警団ですか ( と、今度は砂糖と塩を間違えた手作りケーキを無理やり食べて「美味しいです」と言わされてそうな顔で視線を泳がす。だらだらだらと、嫌な汗が後頭部当たりで大量出勤中 ) ほ、ほら! 一般市民とかがそんな事件に首を突っ込もうとか、調べようとかわかったら教えてくれないし! それ以前に行ったら厳重注意とかされちゃうじゃないですか! そういうの嫌なんで地道に足で調べてみたりしたりしてますだったりするんですよ!! ( ――あ、あれ? 自警団× VHG× って、なんか・・・・僕。めっさ社会の敵になってませんか? あれ? 気のせいだよね!? と、心の中で虚空に問いかけてから、「うはははは!」と軽い笑い声が洩れた ) [Thu 23 Jul 2009 23:59:46]
◆カイン > (――ふむ。シャリネ……か、或いはエンジェルか。どちらかに関係のある人物か? いやいや、単にあまり好きな歌や演奏ではないのかもしれない。記憶にとどめておく価値はある)ああ。まあ、噂は聞きますけどね。目玉泥棒、蜘蛛の怪人、いろいろ。最近はあんまり騒ぎになってませんけど、吸血鬼とかみたいなバケモノも街にはまだいるんですし。 そういった与太話の一つなんじゃないですか? 心当たりとか言われても(あるわけがない、というのが普通の市民の反応だろう――とは思う。 流石にこういう時にどんな受け答えをすれば良いか、なんて考えてはいないとはいえ、わざわざ『俺がアイゼンリッターだ!』みたいな挙動不審な仕草を取る意味も無い。 まあ、考えてから答えているから、その間はあるが……不審なほどではない、筈だ)いや、仕事中ですし、遠慮しときます。 まあ、それなら芸能横丁より自警団にでも聞きに行った方が良いんじゃないですかね? [Thu 23 Jul 2009 23:52:40]
◆ヴァリス > あ、ああ、うん。シャリネにエンジェルさん、ね。まあ・・・・いい歌だとは思うけど。エンジェルさんの楽器演奏は聴いたこと無いけど。 ( と、やや視線を逸らして苦く言う。まるで不味いカレーを食べさせられて「美味しい」と言わされてるような顔だ。「大人でファンに」という下りではすでに青年の表情は平時に戻し、ふむ、と頷いて顎に手をやって少しだけ考える。 ) ―――そうですか。でも、最近は色々物騒なところにアイゼンリッターの名前があがったりもしますよねー。熱狂的なファンなだけかもしれないですけど。そういう大人とか心当たりありません? ( まさか、今まさに目の前にいる青年がそうだとは知らず、青年は問いかける。別段、やましい事を探っているわけでもない。 ) あ、さっきそのキャンディ買ったんですよ。食べます? ( と、先ほど子供達と会話しながら買ったキャンディを差し出しそうか。 ) [Thu 23 Jul 2009 23:44:57]
◆カイン > (依頼。アイゼンリッターへの調査。そんな物へ金を出す輩――好事家か、暗黒街か。其処まで組織的アウトローに脅威として見られている気はしていないが。独自に動いてみる価値はある)ああ、アイゼンリッターね。 まあ、有名は有名だったなぁ……あの頃、他に話題になった演劇も無かったし。 ここもほら、歌ならシャリネさんとか、演奏ならエンジェルさんとかいるけれど。(青年の言葉を脳裏に刻みながら、勤めて平静を装って受け答えを続けていく。 演劇自体、下火だった時期に出てきたのもあって、劇としてのアイゼンリッターは結構な認知度を得られた。 もっとも、だからこそ「本当に現れた」アイゼンリッターの煽りを受けてしまったわけだけれど)大人でファンになった人もいたとは思うけど、やっぱり子供だろうね。 まだキャンディーとか、ベルトとか、御面とか、売ってるみたいだし。(一先ずは様子見だ。 この人物が、果たして“どちらの”アイゼンリッターを調べているのか。それがわからない限り、当たり障りの無い情報を提供するのに留めておくべきだろう) [Thu 23 Jul 2009 23:38:37]
◆ヴァリス > ―――あつー・・・。おお、いてぇ。あ、らいじょうぶ(大丈夫)です ( と、手をひらひら振りながら起き上がった青年は鼻を擦っていた。かろうじて鼻血は出てないみたいなので安心だ。あと1ガロンパワー上だったら鼻血が出てたな。意味がわからない。ちょっとふらふらしつつ、 ) ああ、すんまへん。いやぁ、仕事道具っていうか、もうそれが無いと依頼も何もあったもんじゃなくなるところでした ( いやあ、申し訳ない、と、片手で拝むポーズを作れば、そのまま手帳を受け取ろうか。公演自体に行った事はないし、つい先日まで「あいぜんりったー?」という状況だった青年は、まさか目の前にいる青年が件のアイゼンリッターの俳優だとは知らない。知ってる人もどれだけいるかも知らないが。 ) あ、そうだ。お兄さん。(年齢あんま変わらないが)アイゼンリッターって知ってます? なんか結構有名な劇目だったらしくて――あ、そんな事きいたら仕事の邪魔ですよね。ごめんなさい! ( と、ぱん! と両手を合わせて謝る青年について貴方が知っているかどうかはわからない。事件やら前科者について調べたことがあるならば、知っていてもおかしくはないだろう。 ) 今ちょっと調べてて。詳しい人って言ったら子供になっちゃうんですかね? ( と、恐る恐るといった風に片目を開けて貴方を見やろうか。それでも、聞くらしい ) [Thu 23 Jul 2009 23:24:46]
◆カイン > あーあーあー……。(前方不注意をすると、これだからいけない。此方は看板掲げて大声を張り上げてるんだから、何か気を取られでもしない限りはぶつからないだろうし、転ばないだろうに。 芸能横丁にはインスピレーションを得られるとかいって麻薬に手を出す芸人もいるし、あるいは周囲の宣伝やら曲芸やらに気を取られてる客もいるから、仕方ないといえば仕方ないのだが)……まったく、大丈夫ですか? ――うん?(――とはいえ、そこで落ちた荷物を拾ってやるくらいは、義理というものだ。 そう思って手を伸ばした手帳に書かれていたのは、見知った単語。 アイゼンリッターについて。 こんな大人が、いまさらあの劇を調べているのか? 『大きなお友達』というのも、ありえなくもないが……大人は目立つ。自分が舞台に立っている間、こんな人物が来た記憶はない。 新しいファン? それこそまさか、だ。アイゼンリッターは既に公演終了している)落としましたよ。気をつけないと。(とはいえ、だからと言って慌てるのは得策ではない。何気ない振りを装って、そのまま手帳を拾い上げる。あとは彼が起きたら手渡すだけだ) [Thu 23 Jul 2009 23:17:28]
◆ヴァリス > ――ああ、それはよがっだばっ!? ( 肩がとん、とぶつかったのはいい。その拍子に足を絡めてしまったのはどうしたって自分の不覚だ。これでも傭兵。これでも強いんだぞ。と、見栄を切った自分が恥ずかしい。つとつと、と踊るように足が地面を刻んだあと、 ) うべっ ( 地面に顔面から激突した。大丈夫ですか? って言ったほうの形じゃない。転んだ拍子に手から落ちたメモ帳がアイゼンリッターについて、と書かれた部分を上にしたまま放り出され、貴方の足元にぱさりと落ちよう。 ) [Thu 23 Jul 2009 23:08:15]
◆カイン > 『博士の愛した時計塔』! まだ席あるよー! ダフ屋を使うよりも劇場行ったほうが安上がり!(まあ、適当な宣伝口上だ。自分も劇の内容自体、そう知るわけでもないし、仕事という以上のものでもない。 コメディもあんまり見ないからなぁ。やっぱり舞台の醍醐味は殺陣とか活劇なんじゃなかろうか。アマウラのとか結構良いと思うんだけどな。見栄切ったり、と――)(――トン、と肩が通行人とぶつかった。まあ、女の子じゃあるまいし、その程度で倒れるほど柔な鍛え方もしていない。衝撃もそんなに強くなかったし)ああ、いえ、大丈夫ですよ。 人が多いですからね、気をつけてください。(看板がぶつからなくて良かった。 薄い木板の代物とはいえ、結構な大きさだ) [Thu 23 Jul 2009 23:03:53]
◆ヴァリス > ま、いっか。なるようにしかならんし。後で聞いてみてもいいし ( うん、とその場で頷いた。路地の真ん中でメモ帳と睨めっこしつつ、独り言呟いていたので盛大に引かれまくっていたことに青年は気づいた。「あ」、と小さく声を出して驚いた後、 ) あ、なんもしませんよー? ほんとですよー? ( と、そそくさと人混みに紛れる。不味い不味い。なにかこう、芸をしなくちゃいけない雰囲気と言うか。期待っていうか。されそうで怖かった。ふぅ、あぶない、と心の中で呟いて汗を拭く。さて、これでやることは決まった――わけじゃないけど、一応スラムと暗黒街、それに図書館には行かないといけないか、などと考え事をしていたのが不味かったのだろう。看板を担いで歩く青年にぶつかりそうになろうか。もしかしたらぶつかってしまうかもしれない ) わわわ! ごめんなさい! 大丈夫ですか!? ( 素っ頓狂な声が洩れた ) [Thu 23 Jul 2009 22:59:09]
◆カイン > (懐かしい話だ。 自分のせいで舞台は終了に追い込まれたわけだが、あの頃は楽しかった。仮面を被っていたし、ようするにスーツアクターなわけで、顔も名前も表には出ていなかったが、“シン”だったのだし。 あんな機会はもう二度と無いだろう。 今じゃもうツァラトゥストラ劇団も辞めて、色んな劇団を端役や斬られ役で転々としている日々。或いは、こうして看板を担いで演劇の宣伝をして、日銭を稼いでいる。 ――後悔はしていない。 けれど、ああしてアイゼンリッターの真似をして遊んでいる子供を見ると、懐かしさを感じてしまう)えー……新進気鋭のノルマンディ一座による新喜劇『博士の愛した時計塔』! 次の回は1時間後、まだ席あるよー! 急がないとなくなるよー!(と声を上げながら、看板を担いで歩いている青年がいる。芸能横丁にしては少し地味な服装だが、まあ何処にでもいるような、平凡な人間だ)(ちなみに、アイゼンリッターはそもそも演劇として出発したので、小説自体が存在しない。 まあ「アイゼンリッターの パンチは コロセウム20こ ぶんの つよさだぞ!」とか書いてあるような、児童向けの読本の類はあるかもしれないが……それが図書館にあるかどうか、怪しいものだ) [Thu 23 Jul 2009 22:54:04]
お知らせ > カインさんが来ました。 『(――アイゼンリッター、か)』 [Thu 23 Jul 2009 22:46:15]
◆ヴァリス > ――まあ、蜘蛛と目玉は蛇足か。とりあえず、鉄仮面について調べるってのが依頼だしね。――――、・・・・、 ( なんで、鉄仮面のこと知りたいんだろう、あの子。と、ふと疑問が沸いた。蜘蛛を倒して欲しい、目玉事件について調べて欲しい、ならまだわかる。ラサートっていう人を探し出してお礼をしてほしい、とかだったらわかる。――あれ? 鉄仮面? なんで鉄仮面調べるんだっけ? ) [Thu 23 Jul 2009 22:45:47]
◆ヴァリス > これで模倣とかが始まるとこういうのって厄介になりそうなんだよなぁ。ルァが言ってた鉄仮面。アイゼンリッターの大ファンとして――同じような格闘家とか戦士とかが全員同じ格好して歩き出したら軽くホラーだな、ホラー――――・・・・・・いや、なんか先に笑っちゃいそう ( まあ、これで表向き、商業的に展開されているアイゼンリッターの情報は大体わかった。とりあえず、アイゼンリッターがなんたるかを知らなければ、暗黒街なり、スラムなりで出くわすような事があった場合、「あ、仮装した人がいる。夏になると沸くんだよなぁ」なんて感じで無視しちゃうことは無い、かな。 ) しかし、調べてみるとは言ったけれど、どこまで調べればいいのやら。その鉄仮面の身長体重誕生日性別とかまで仔細なプロフィールは必要ないだろうし・・・。うーん。まあ、適当に「ホウレンソウ」ってことで。後、気になるのは目玉となんか襲ってきたっていう蜘蛛みたいのと――。ラサートっていう海軍の人。―――ん? ラサート。 ( 沈黙。つまり、ルァが襲われたという現場に居たというならば―― ) この、ラサートって人に尋ねたほうがはやそうな気がしなくもなかったり。 ( とりあえず、それで蜘蛛とかの外見ぐらいも詳しくわかりそう。 ) [Thu 23 Jul 2009 22:38:32]
◆ヴァリス > ――ああいうのに熱中した記憶なんか無かったなぁ。あの頃には旅してたし ( 子供っていうのはいい。未来があって可能性がある。と、人は言う。それは違うと、青年は思う。子供に未来があるんじゃない。未来ある子供がそこにいるだけだ。幼いときに未来を閉ざされてしまった子供だっている。なんて、センチメンタルな気分に浸りながら首を振って霧消させる。さて、件の鉄仮面だが――――熱狂的なアイゼンリッターのファンというのが濃厚なのだろうか ) うーん ( と、メモ用紙に子供に聞いた言葉を書き連ねながら思う。熱狂的なファンの格闘家か何かがコスプレして歩き回っている。―――そう、今のところ思うのが自然な気がした。などと、推測を立てながらふと視線を外すと、アイゼンリッターの劇目とあらすじを書いたメモが目にとまる。公演記録という奴だ。その全51話の題名を眺めながら、 ) これ、C神話を基にしてるとは思うんだけどなぁ。――うわぁ、懐かしい。 ( 一応、元三流幻想小説家。このテの知識は齧った程度にはある。本当に齧った程度だが ) 今度図書館で調べてみるかぁ。アイゼンリッターの小説か何かってあるのかな ( ガシガシと頭を掻きながら、呟いた ) [Thu 23 Jul 2009 22:30:57]
◆ヴァリス > ( 「うん。すげーんだよ! こう、えいや、とぅ! って怪物たちをやつけるんだ!」 ) おお、それは強そうだね。お兄ちゃんでも負けそうだ。――お菓子いる? ( 「うん! いる! おじさ――お兄さんは見るからに弱そうだから無理だね! 悪いことしたらアイゼンリッターにぶっ飛ばされるどころか指一本で倒されちゃうよ!」 ) うわー、それは怖いな。悪いことしないように気をつけて――お、レア ( 「マジデー!!!」 と、芸能横丁の一角で青年は子供達と駄菓子を食べながら、アイゼンリッターについて聞いていた。ひらひらと手にしたレア――らしい、カードを手のひらで弄びながら、物欲しそうにしてた子供あげる。もう、カードを集めるとかそういう年でもない。キャンディをもごもご舐めながら、 ) ありがとう。また今度話聞かせてね ( 「うん! 兄ちゃんまたね!」と走り去っていった子供は近くに子供の集団に突撃し、件のカードを自慢している。ほら見て! すごいだろ! おー! という歓声に苦笑いを浮かべつつ、木箱から腰をあげた ) [Thu 23 Jul 2009 22:23:30]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『―――じゃあ、アイゼンリッターってのは、ヒーローモノなんだ?』 [Thu 23 Jul 2009 22:17:12]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( お休みなさい、 小さく呟いた。 )』 [Thu 23 Jul 2009 02:07:20]
◆メアリアン > ( 未だ誰も気づいていない様子。悲鳴だとかも聞こえない。安堵の溜息、一つ零し。 其の場所を去ろうか。 ) [Thu 23 Jul 2009 02:05:25]
◆メアリアン > 最近変ね、なンか ―― (くるりと踵を返し、其の歌姫からも離れる。 こンな時間だ。居住区を見回ッているという自警団にばれても厄介だから、早く帰ろう。) ( 其の路地の方、ちらりと視線送ッて――― … ) [Thu 23 Jul 2009 02:04:28]
◆メアリアン > ( 其の歌は恋の歌。切ない恋愛の歌。 叶わぬ恋の歌。 ) ( 疎らに居る人見遣れば、彼女はそこまで有名では無いンだろうけど。歌詞や、歌い方が好きだッた。 ) 愛しい人が死ンじゃうなンて 嫌な、はなし。 ( お兄ちゃンみたいだ。あァ、でも お兄ちゃンッてどンな顔をしてたッけ。 ) ( 思い出せるのは罵倒してきた時の声とか、悲鳴とか、 息絶えた時の、背中とか。 ) ( 拍手の音が聞こえて、ハッと我に返る。 彼女の歌が終わッたらしい。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:59:37]
◆メアリアン > ( 置かれた眼球一瞥し、来た時より早い速度で其の場を去る。頭の中に浮かぶ彼女の顔、思い出さぬ様小さく首を振ッて。 ) ( 何人も殺して来たのに、今更何かに怯えるなンて変な感じ。 ) ――― ( 早足で歩いて、漸く賑やかな表の場所へ出る。深夜なのに、相変わらず此処は賑やかだ。夜と昼では多少芸が変わッてくるけれど。 ) ―――― ( 耳に届いた綺麗な歌声。其の方へ顔を向ける。 あァ素敵な歌姫。なンて、素敵。少しだけ離れた場所で、彼女を眺め――。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:55:38]
◆メアリアン > (一度人の姿が傍に無い事確認する様に、左右見渡して。…――誰も居ない。足音もしない。ふう、と小さく息を吐く。 ) ――― 神様の所へ行けたかしら。 ( 他の女と違ッて彼女には悪いと思ッている。勘違い、だッたンだもの。 ) ( 白い鞄から小さな瓶を1つ取り出す。保存液に満たされた其の瓶の中には、赤紫色の眼球が1つ。 ) ――― 返しに、 来たわ。 ( たッた片方だけの瞳。其れを彼女が座ッていた、あの場所へ置いて。 ) ( 夢を見る。彼女が闇に続く様な眼窩で己を睨む、夢を見る。だから返しに来たのは罪悪感では無い。恐怖。―― これで、悪夢を見ない様になるかしら、ッて願う。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:49:36]
◆メアリアン > ( 星が見えない闇色の空を見上げる。夕刻は酷い豪雨だッた。外へ一歩も出れない位。――だから、来るのが遅れてしまッた。 ) …えッと、 此処を、曲ッて―― ( 演者や楽師、歌姫なンかには目も向けず、ゆッくりと歩みを進める先は、一歩細い路地を通ッた暗い場所。 ) ( 乱雑に積み重ねられる箱の在る場所。―小さな小さな踊り子さンを勘違いで殺した場所。 ) …着いた ァ。 ( なンだか迷ッてしまッた。ゆッくりと其の現場へ近付く。 もう人なンて全然居ない。事件なンて流れるンだ。何もしなければ其の内、人は忘れていく。 ) [Thu 23 Jul 2009 01:42:27]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Thu 23 Jul 2009 01:35:50]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 私のものに。 』 [Tue 21 Jul 2009 23:15:25]
◆フラン > ( 気分は少し沈み気味だ。それを発散する手段が少ないから。でも、きちんと発散していかないと、それは人間らしい生活とは呼べなくなる。私が彼女らの血を啜るのは、私が人らしくある為に必要なものなのだ。 だから、迷う。他の人に手をつけるべきか。 ) でもその前に、あの二人を――……。 [Tue 21 Jul 2009 23:15:16]
◆フラン > ( もう少し、他の手段も用意するべきかもしれない。例えばエレフだけとか、ミーシャだけとかじゃあなく。もっと他の人から。そうする事で二人の負荷は少なくなる。けれど、関係を広めれば広めるほど私が吸血鬼であることがばれやすくなり、それは私自身の首を絞める結果につながるし、それに可笑しな話だが―― 浮気はあまりしたくない、なんてのもある。本当におかしな話だけど。私はエレフもミーシャも愛してる。 それはお気に入りの劇団が無くなってしまったからと言って、じゃあ他の劇を見てみようかなっていう気分になれないのと似ているかもしれない。 ) 変なの。浮気はしたくないなんて思ったって、いざ目の前にチャンスがあれば簡単に手を出してしまう癖に。 [Tue 21 Jul 2009 23:08:14]
◆フラン > ( 何となく気分が乗らない。最近雨が覆いのも理由の一つだし、お気に入りの劇団が無くなってしまったことも残念に思うし。あとは、もう渇きは収まったけれど今月はまだ血を啜ってないからだと思う。最近ここで酷い殺人事件があったとも聞くし、そういうのが重なって今の私の何となく沈んだ気分に繋がる。 私は、なるべく物事を楽観的に考えるようにしている人間だ。何か嫌な事があったら、他の何かでそれを発散させようとする。――今日、劇を見に来たのも嫌な気分を発散させる為だったのだけれど、逆にもっと気分が沈んでしまった。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:58:03]
◆フラン > ( そういう劇団が解散理由は様々だ。他のところに引き抜かれたり、活動資金が底をついたり、メンバーが病気や怪我になったり、はたまた親の稼業を継ぐことになって止めざるを得なかったり。一人で出来ないものだから、劇団というのは本当に絶妙なバランスで成り立っているものだなと思うのだ。大きな劇団ともなれば代わりは立てられるのかもしれないけれど、小さな劇団はそうも行かない。どこか一つのピースが足りなくなると、もうその時点で上手く回らなくなるのだ。 ) まるで私みたい。 ( 呟きながら、私はその小劇場を後にした。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:49:00]
◆フラン > ( ある人にとっては本を読む時間だったり、絵を描く時間だったり、歌を聞く時間だったり、詩を書いてみる時間だったり。風景を楽しんだり、小鳥のさえずりに耳を傾けたり、柔らかな陽光に包まれたり、花の匂いを嗅いだり。買い物をしたり、恋をしたり、ふざけあったり。 例えその人がどんな人だろうと、そういう時間は決して外せないものだと思う。それは、人が人らしくあるべき時間。そういう時間が欠如するという事は、人らしくなくなるという事だと思う。 ) ああ、無くなってしまったのね。残念なこと。 ( 椅子とステージだけの、屋根のない木造の小劇場の今後の開演予定を眺めていた私は、そう呟いた。私が贔屓にしていた最近出来たばかりの劇団の名前が無い。芸能横丁の小さな劇団は出来たり無くなったりが激しい。それだけチャンスがあるって事なのかもしれないけど。 ) [Tue 21 Jul 2009 22:44:11]
お知らせ > フランさんが来ました。 『久しぶりに演劇を見て回ったり。』 [Tue 21 Jul 2009 22:37:17]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『そんなこと考えつつ帰宅をしよう』 [Mon 20 Jul 2009 22:48:18]
◆ディーフィール > (数日はこうして探偵ごっこをして暇をつぶしてみよう。 眼球収集の少女の事に関しても被害者が増えたりとか少女が捕まったという話は特に利くことは無い) たよりが無いのは元気な時だよね [Mon 20 Jul 2009 22:43:42]
◆ディーフィール > (十分に集中できていないままに歩いているので、鉄仮面さがしもナンパもなかなか見つけられそうにはない) うまくいかないときはとことんうまくいかないものだよねぇ。 (場所を変えてのナンパでもいいかな、なんて考えてみる。 それで駄目ならお風呂にでも入って売窟でご飯、とすることにしようと考える) [Mon 20 Jul 2009 22:20:10]
◆ディーフィール > (声をかけるにしても、明らかにカップルだったり友達と一緒に来ているような子に話しかけるのはしない。 そういう相手にとっては自分はお邪魔になるだろうし。 そう考えて見てみると声をかけやすそうな人を見つけるのは結構難しい。 視線はぼんやりお目当ての子を探すように動かしつつ勝手な推測が紛れ込む) ん〜…。 (一番気になるのは行動の動機。 自分の場合は暇つぶしだったりご飯目的のナンパだったりと目的はぼんやりとある。 一方で鉄仮面の彼の場合。 彼にどんな利益があるかを考える。 自己の強さの主張、偽善行動での自己満足。 あるいは過去の罪からの逃避。 こんな風に考えてしまうのは本質的には魔であるからだろうか) なかなか居ない…かなぁ。 (誰かの笑顔を見たいからとかそういう可能性もあるが、これもある意味自己満足。 そこまで考えてから軽く頭をふった) なんか余計なことばっかり考えちゃうなぁ。 (真実は本人の心の中にしかないというのに) [Mon 20 Jul 2009 21:56:56]
◆ディーフィール > (そして、鉄仮面の彼を見つけた所でどうするつもりかといえば、やっぱり話を聞いてみたいと考えている訳で) …いろいろと気になるんだよねぇ。 (本当に正しいと考え胸を張れることをしているなら、どうどうと顔を見せていれば良さそうなのに隠している事。 自分のしている事がどこか間違っている事を自覚しているのではないかと考える) …… (単純にあちこちから恨みを買っているから、周りに迷惑がかからないように、という理由ならただ顔を隠せば良いというのは甘い考えと思う。 自分のような存在も居るのだし、と) …まぁ、可愛い子いるかな〜? (シリアスチックな思考を置いてマイペースに見世物を見て回ることにしようか) [Mon 20 Jul 2009 21:42:48]
◆ディーフィール > (今日は髪の毛を三つ編みにして普段とは印象を変えてある。 例の鉄仮面の彼を自分なりに考察をしてこっちに出てきていた) ん〜、とはいえ、こう人が多いとねぇ。 (人探しをしてみているような居ないような。 鉄仮面で顔を隠さないといけないような人なら逆にこういうところで顔をだして目立っているんじゃなかろうかという推測からの行動。 鉄仮面の彼が見つからなくても可愛い子をナンパできればいいかなとも不純な思考) [Mon 20 Jul 2009 21:30:24]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『(私服の淫魔はふらりと現れる)』 [Mon 20 Jul 2009 21:25:30]
お知らせ > サジットさんが帰りました。 [Mon 20 Jul 2009 00:31:52]
◆サジット > ( 男は来た道へと帰って行くのでした。 執事に怒られるゥ ) [Mon 20 Jul 2009 00:31:50]
◆サジット > さて、小腹も空いた。帰るとしよう ( 何事もなかったように [Mon 20 Jul 2009 00:31:29]
◆サジット > ( ガバっと視線をそらし下を向く。苦しそうにコブシを作り胸に手を当て ) いけない―――私は、まだ半人前であって貴女のような素晴らしい演奏をする方を養う 男ではない―――( 顔を上げて少女の顔を見つめ )すまない、諦めてくれ。 ・・・・おや? ( するが、すでに立ち去った跡でした。 すっとんきょうなことを抜かしてる隙にどこかへ旅立ってしまったようです。 ) ―――ヴェイトスの女子とは照れ屋なのだな。 ( 拳をといたその手で、ふわふわの頭を軽く掻いた。 ) 男とは、愛を謳ってこそなのに。 ( ふんっとふんぞり返って腕を組もう。 ) ヴェイトスの男共が亭主関白気質で、女性を尻に引いてるのだな。 ( よくないなぁと思った。勘違い――― ) [Mon 20 Jul 2009 00:25:15]
◆サジット > ( ヴァイオリンを奏でてる少女の前で足を止めた。 あまり聞きなれない音に心を奪われたのだ。 ) ( 優しいその旋律に、聞き入ってしまったわけさ。 ) ――― ・・・ 嗚呼、終わりなのか――― ( ニコニコしている少女。 男は腕を組んで見詰め合った )( 男は生まれてこのかた一人で外に出たことがなく―――勿論、ここで何をどうしてあげればいいのかもわからないので、ふんぞりかえって見詰め合っている ) 貴様の演奏はなかなか良かったぞ。ご苦労だったな。 ( 偉そうにふんぞりかえって――― でも女は見つめていた――― も、もしやこいつ・・・! ) 私にほれたのか・・・! ( 盛大なる勘違いパーティーの始まりです。 ) [Mon 20 Jul 2009 00:15:15]
◆サジット > ―――母上にも見せてあげたかったものだな。 ( 今は亡き母を思い、男は呟いた。 父の元から離れることのなかった母は、このように自由に芸をする人間を見たことがあったのだろうか。 少しだけ胸が痛んだが ) いけない。私は今日 ここに楽しみにきたのだ。 ( 我を取り戻したかのように、動き出す――― 自由とはなんだ?男はいつも考えていた。 ) 歌か、 ( いつも誰かに見張られて。 ) む。ここは踊り ( 周りは敵だらけ、 ) ほぅ、楽器を奏でるときたか ( いつも死は近づいていた ) ふぅ――― ( 自由とは、こういうことなのだろうか。 気は楽だし、肩の力は抜けきった。 ) [Mon 20 Jul 2009 00:01:19]
◆サジット > ほぅ―――ここは、芸人が自分の芸を切磋琢磨するところなのだな。ふむふむ。 ヴェイトスにはこのような場所があるのだな。 ( ガンディアにもあったのだろう。でも、自分が知ることはなかった。いいや知る必要がなかったのだ――― くるくる くるくる 世界が回る ) おお!あそこのやつは華を出した!・・・!あそこのやつは白い鳩・・・・と、思えばあそこは歌を歌ってる! ハハハハ!ここは元気だな ( 夜中に外を歩く って、すごい危険なことだから 今までできなかった。けども、ここではできる 自分は自由なんだ! ) [Sun 19 Jul 2009 23:50:43]
◆サジット > ( 自分が今まで生きてきた世界は、とても狭く とても小さなものだと 最近知ったんだ。 ) ふん。馬鹿目―――この私が本気を出せばあんな防御壁、すいすい抜けてこれるのさ。 ( ひょろっとした、身なりのよい男は田舎から出てきたよろしくがごとく。辺りを見渡しながら すごい見ていた。 全てが新鮮に見えるんだ ) [Sun 19 Jul 2009 23:46:15]
お知らせ > サジットさんが来ました。 『少しだけ、興味があったんだ。』 [Sun 19 Jul 2009 23:42:13]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 [Tue 14 Jul 2009 22:16:23]
◆メアリアン > ……―― (ふう、と小さく小さく溜息を零して、くるッと踵を返す。) (情報収集はまた明日にしましょう。――凄く、眠い。) (ゆッたりした速度で、其の場所を去り、娘は帰路へ付く――。) [Tue 14 Jul 2009 22:16:17]
◆メアリアン > ――… (ふあ、とひとつ欠伸が零れた。最近夜更かしばかりしていただろうか、凄く眠い。) ……ン…ッ…。 (眠気取り払う様に、ゴシゴシと目を擦ッて。座ッていたら眠ッてしまいそう。とン、と空き箱から降りて歩を進める。――そう云えば、此処は前も来た事がある。あの、赤と紫の瞳の踊り子さンが居た裏道の近くだ。落とした傘、未だ何処かに在るかしら?) ―――…。 (其の方へと歩く。此の道を通ッて、此処をまがッて、嗚呼 此処だ。) (木箱の並ンだ場所。連日降り続いた雨のお陰か、誰かが掃除でもしたか、血は随分と薄くなッた。傘も、亡骸も此処には無かッた。) …―――神様の御許へ行ッてくれたかしら。 (其の木箱に触れ、呟く。 …神様への復讐なのだから、行ッて貰わないと 困る。) [Tue 14 Jul 2009 22:08:37]
◆メアリアン > (視線を周囲へ巡らす。踊り子、歌姫、道化師、絵描き――…此処にはたくさンの人が居る。乱雑に椅子の様に置かれた空き箱の上に、ひょいッと腰を下ろし小休憩。元々運動は嫌いなンだ。) ―――…綺麗。 (丁度正面に居る少女を見て思う。少し離れた場所に居ても解る存在感と、其の観客の数から解る知名度。) ―――…素敵、ね。とッても。 (笑みを絶やさぬまま歌いあげる少女。―色々な人から愛されて、優しくされて、幸せかしら。…彼女の心の底なンか解らないから、何も言えない、けど。) [Tue 14 Jul 2009 21:54:05]
◆メアリアン > (考えていても仕方無い。取り敢えず其れッぽい人に話し掛けましょう。全く検討がつかないけれど、) ――あ、あの。少しお尋ねしたいンですが… (ぼうッと前を歩いていた男性に声を掛ける。此処で仕事してる人ッて云うよりは観客、みたいな人。急いでいたのか、苛立ッていたのか 其の男性は 「五月蠅い!」と一言云えば、足早に通り過ぎる。) ―――… (元来あンまり怒鳴られた事の無い娘はぽかン、とした後、鞄の紐握り締めた。) (――あァ云うタイプは大嫌い。…けど、) (暫くは大人しくすると約束したし、恐らく今の自分は男性の力には敵わない。から、彼が行ッた方向とは反対へ足を進めた。) ――はあ、 (溜息ひとつ。良い情報ッてなかなか手に入らないもの?) [Tue 14 Jul 2009 21:37:01]
◆メアリアン > (一瞬気が遠くなッたのは気の所為。きッとそう。) ――アイゼンリッターッて云う舞台劇、知ッてます?ええ、最近聞いて…―少し興味があるの。 (彼女は準備の手を止め、暫く考えた後首を横に振ッた。最近来たばかりの子の様。) ――そう、有難う。お仕事、頑張ッてくださいね。 (彼女に軽く礼をしてから、ゆるり離れる。――なかなかに情報収集ッて難しい。話し掛ける人のタイプが悪いのかしら?) [Tue 14 Jul 2009 21:22:46]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――退室、してませン )』 [Tue 14 Jul 2009 21:20:19]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 [Tue 14 Jul 2009 21:19:52]
◆メアリアン > ―――あら、 (真ッ赤な傘広げていた娘は、不意に空を見上げた。) (何時の間にか雲が切れ、濃紺の空に星が幾つが浮かンでいる。) ――良かッた。止ンだみたい。 (ぱたン、と傘を閉じ、雨粒を落とす。 ―雨が降ッていては人も止まッてくれないし、情報は集めにくい。止ンでくれて良かッた。) ――さて、 (視界を巡らせ、一人芸の準備をする少女に話し掛ける。) あの、少しお尋ねしたいンですけど 宜しいですか? (にッこりと笑みを浮かべて。) [Tue 14 Jul 2009 21:06:02]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Tue 14 Jul 2009 21:01:33]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『知らなかったよ。』 [Mon 13 Jul 2009 23:52:49]
◆シャリネ > (やっぱり、伝えたいからなんだって。逢いたいからなんだって。淋しいからなんだって。そんな自分――――) [Mon 13 Jul 2009 23:52:44]
◆シャリネ > (歌をこうして歌ってしまうのは。)――――― ありがとう。(微笑んだ先、心の中で淡い苦笑をにじませた。) [Mon 13 Jul 2009 23:52:03]
◆シャリネ > 愛してた (伝わらなくてもいい。 そう思っていたけれど。)(最後の音は、静かに響いて。ギタラも暫く、口を開かない。) [Mon 13 Jul 2009 23:51:06]
◆シャリネ > ごめんなさい、なんて言わないで(貴方は悪くないわ)謝って、跪いたりなんてしないで(出逢わせてくれただけで、神様は優しいから。)此処に在っただけで よかったの(貴方に触れることができたから)好きだった あなたのこと(それは多分、愛しいという類の。)(手を伸ばす。届かない貴方の幻想を知っているから。私は淡く微笑った。)(抱きしめられないならずっと。この腕で抱きかかえるしかないの。私だけの想い。) (ギタラの音が激しい音を鳴らして、鳴らして、歌を重ねて――――そっと、無音になった。) [Mon 13 Jul 2009 23:49:48]
◆シャリネ > 笑顔見なくなってどれくらい歌を歌い続けたかなんて もう数えきれなくて(私がいないところで、どんな表情をしているんだろうなんて。私が考えることじゃないのに。)わたしはだんだん愛しい人が夢だったんじゃないかと 想うようになって(私の役目は、貴方を看取って、鎮魂歌を歌うことだから。)(でも、苦しいのよ。そんな顔、されてしまうと。―――私の中に、残った顔は、笑顔よりもずっと。困った顔のほうが多い。) [Mon 13 Jul 2009 23:46:02]
◆シャリネ > (リテイク)逢えなくなってどれくらい 歳月を過ごしたかなんて もう数えなくなって(時間は過ぎて行くから)わたしはだんだんあの出来事が 夢だったんじゃないかと 思うようになって(確かにそこに、在ったのに。)ただ想いを馳せて毎晩泣く夜も(忘れられない)川辺で抱き寄せてくれた優しい腕も(刻まれた私の罪)図書館での約束も(死に行こうとする人を、愛した私の罪)私は惹き寄せられて そして貴方は また謝るのね(そんなに困った顔、させたいわけじゃなかったのに)(ギタラの音が、哀しいフラットに、私の言葉に綺麗すぎる音を並べて。そしてそれに、私は歌を重ねた。懐かしさ、抱きしめる様な懺悔の歌を。) [Mon 13 Jul 2009 23:42:39]
◆シャリネ > 逢えなくなってどれくらい 歳月を過ごしたかなんて もう数えなくなって(時間は過ぎて行くから)わたしはだんだんあの出来事が 夢だったんじゃないかと 思うようになって(確かにそこに、在ったのに。)ただ想いを馳せて毎晩泣く夜も(忘れられない)川辺で抱き寄せてくれた優しい腕も,/i>(刻まれた私の罪)図書館での約束も(死に行こうとする人を、愛した私の罪)私は惹き寄せられて そして貴方は また謝るのね(そんなに困った顔、させたいわけじゃなかったのに)(ギタラの音が、哀しいフラットに、私の言葉に綺麗すぎる音を並べて。そしてそれに、私は歌を重ねた。懐かしさ、抱きしめる様な懺悔の歌を。) [Mon 13 Jul 2009 23:41:52]
◆シャリネ > 聞きたいことが聞けなくて 云いたい事が云えなかったあの日 見えることが見えなくて わかりたくないことがわかってしまったあの日(目を逸らす 貴方の姿)(それも全部)そんなあの日が ひどく 懐かしいよ(高い音。細い音。芯ある音は、響き渡って―――― 後ろのギタラが、バラードに重なって鳴った。) [Mon 13 Jul 2009 23:37:56]
◆シャリネ > 後ろ姿の困った顔を 知らないふりして 悩んだ顔 見ないふりをした (ごめんね ずるかったね) そして私は 貴方が少しでも傍にいてくれることが嬉しくて 時間を引き延ばして(明日はいないんじゃないか、なんて不安は。恐くて口に出せなかったから) そして貴方に我儘を重ねたね(一秒でも、一緒にいたかった)(横丁に響き渡る、ロマンスバラード) [Mon 13 Jul 2009 23:34:50]
◆シャリネ > ( [Mon 13 Jul 2009 23:32:32]
◆シャリネ > え小さな村の明かり ヴェイトスの街の明かりを見て 貴方は遠い目をしてた 一緒に歩いて 手を引いてくれる貴方の手は 切ないほど優しくて 私はいつも貴方を見上げて わざと手から離れて走り回る(悪戯をして ごめんね)(好きだった)(そっと、握った指先は、何も掴まない。)(メッセージバラードが、アカペラで。ただ流れる川辺の音のように響き渡るだけ。) [Mon 13 Jul 2009 23:32:11]
◆シャリネ > (無音の中。息をそっと、吸った。吐き出したのは――流水のような、細いせせらぎのような音。) [Mon 13 Jul 2009 23:30:25]
◆シャリネ > (タイトルを呟けば。楽師は音を鳴らさない。) [Mon 13 Jul 2009 23:27:41]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『ふたりぼっち。』 [Mon 13 Jul 2009 23:22:47]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――アイゼンリッターの、時間だ。』 [Mon 13 Jul 2009 22:23:29]
◆カイン > (眼が覚めた。 そんな気さえする。 ぐっちゃぐっちゃ言い訳なんぞ考える必要も無い。 それで良いんだ。 自分が正しいと思ったからやってるのに、理屈をこねくり回す必要は欠片も無い。 上等じゃないか)……よし、行くかッ!(パァンと自分の頬を叩いて、昨日とは真逆のベクトルで同じ言葉を呟いた。 まずは看板を劇団まで行って戻す。 その後は――) [Mon 13 Jul 2009 22:23:20]
◆カイン > ――――――ああ、もう、クソ。(結局、何が腹が立つって、自分が覚悟を固めた『気になっていた』事だ。 評価なんて関係ないと思うのなら、あの程度の罵声の一つや二つ、気にせずにやりゃぁ良い。 これじゃあヒーローごっこ呼ばわりされたって仕方ない。 当たり前だ。今どこかで誰かが殺されてるかもしれないという思いで始めたのに、ここでウジウジしてるのはまた罵られるのが怖いからじゃないか。 ――ああもう、止めだ止めだ。へこんでたってしょうがない。 やると決めた。間違った事だとは思っていない。 正義の押し付け? そう思うなら、それで良い。 犯罪が行われているのを黙って見ているのが『正義』だってのなら……)――俺の正義を叩きつけてやるまで、だ。 [Mon 13 Jul 2009 22:19:13]
◆カイン > (――結局のところ自分の評価がその程度なら、其処にやる価値はあるのだろうか? いや、評価が問題じゃない事はわかっている。誰かしら一人でもあの区画を守る人間が増えれば、助かる人が一人増えるのも事実。 頭ではわかっている。やり続けなければならない事だ、というのは。 だが……)…………悩んでたって、しょうがないんだけど、なぁ……(がしがしと頭を掻いた。 悩んだ所で解決するような事じゃない。悩んでいる暇だって無いのだ、本来ならば。 それでもどうしてか、身体が動かない) [Mon 13 Jul 2009 21:59:08]
◆カイン > (最近始まった舞台の宣伝要員。看板を掲げて、大声を張り上げながら、横丁を練り歩いて……今は、やはりベンチに座って空を見上げていた。 ――――この仕事が終わったら、自分はまたスラム、暗黒街の警邏に向かう。 それはもう習慣になってしまっているからで、やらなければならない事だと思うからで、しかし……)……………………はぁ(……やった所で、という思いも、強く残っていた) [Mon 13 Jul 2009 21:43:51]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――今日も、横丁にいる』 [Mon 13 Jul 2009 21:41:22]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――行く、か。』 [Sun 12 Jul 2009 23:20:16]
◆カイン > (――じきに、日付が変わる。まだ自分がここにいるという事は、今夜のスラム、暗黒街で何かあっても、止められる者が一人減る、という事に直結する。 いや、既に何か取り返しのつかない事が起きているかもしれない。 いくらキツくても、やらなければならない事は、ある)――まったく、情けない。……俺、メンタル弱すぎだな。(溜息混じりに、そんな言葉が口から出た。 何がヴィジランテだ。 まったく、カイン・グレイホークという奴は……どうしようもない。 アイゼンリッターなら……戦うだろう。こんな時も。 そして、カイン・グレイホークは、アイゼンリッターなのだ。 ……だから、自分はベンチから立ち上がった)(……犯罪者や怪物、目玉泥棒どもには、此方の都合など関係ないのだから) [Sun 12 Jul 2009 23:16:28]
◆カイン > (――自分のやってきた事が無駄だった、とは思わない。 自分がいた為、助ける事ができた人は何人もいる。 だけど……結局『そう』見られていたのだろうか。 いや、見られていたのだろう。 変な格好をして、犯罪者を殴りまわっている、異常者。 正しい評価だ。 ――――わかっている。認められたくてやっているんじゃない。やらなければならないと思うから、やっているのだ。 だけど――)……………き、っついなぁ……(思わず、そんな言葉が漏れた) [Sun 12 Jul 2009 22:57:51]
◆カイン > (――昨日も、そうだった。 青年はコスチュームを身につけ、警邏に出て、少女が強姦されそうになっている現場に遭遇。強姦魔が女性であるというのが気になったが、躊躇せずに介入した。 連日街を賑わせている眼球泥棒の件もあるし、看過できるような状況ではなかったからだ。 警告の後、強姦魔が少女を解放する意志を見せず、何らかの魔術らしいものを行使しようとした為、戦闘を開始。 勝てるかどうかはわからなかったが、いつも通りの状況。しかし――問題はその後だった)―――――――(次々に、介入者が増えた。 一度病院で顔を合わせた事のある女性と、怪物アクセラレーター。 少女を強姦魔から逃す事には成功し、女性に彼女を任せ、自分は撤退しようとした瞬間だった)(『何言ってるのさ、そこの覆面強姦魔!!』)(――何だ、それは)(自分は少女を助けた。護れたのだ。だから何を言われても、胸を張っていれば良い。だけど……)―――――(……心が、今まで受けたどんな傷よりも――泣きたくなるほど、痛かった) [Sun 12 Jul 2009 22:37:35]
◆カイン > ―――――(ぼんやりと、その青年は空を見上げていた。 一見すると疲れ果てているようにも思えたが、青年の体力を鑑みれば、身体的にという事はなかなか無い。 だが、疲れ果ててはいたのだ。身体ではなく、精神、心が。とても、疲れていた)――――――(彼がアイゼンリッターを名乗り、非合法の自警活動へ身を投じてから、それなりに長い月日が経った。 人を助けた事はあるが、戦って怪我をした事も何度もある。 浪人騒動の際には手酷い傷を受けたし、焼け落ちる橋の上で生死の境ぎりぎりで助かった事もあった。 暗黒街やスラムの警邏中には、魔術を行使する怪人や、理不尽な力を持つ怪物を前にして、生き延びる事こそできたが、勝つ事はできなかった。 だが――そう言った事例は、青年に悩ませることはあっても、挫けさせるようなものではなかった。 正義とか、善とか、そういった事を気取るつもりは毛頭無いが、それでも誰かの為に戦うこと、ヴェイトス市を――生まれ故郷を自分の手で守ろうとするのは『間違っていない』と信じていたからだ) [Sun 12 Jul 2009 22:31:23]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――――ベンチに腰を下ろして』 [Sun 12 Jul 2009 22:23:12]
お知らせ > マリーさんが帰りました。 [Sun 12 Jul 2009 02:35:47]
◆マリー > (ようやく客がひけた、ちょっと遅くなってしまったが、まぁ客商売なんてこんなもんだと軽く溜息。暗黒街の本店の方は、時間が近くなると、すぐに人がいなくなるというのは本当だろうか。特に急がせるでもなく、あからさまに気を使うでもなく絶妙な間合いで客が引いて行くらしい) なんか色々あるんだろうなぁ。 (マリーはそんなことを呟きながら箒をもつのであった) [Sun 12 Jul 2009 02:35:11]
◆マリー > 【全く描写しておりませんでしたっ!!ここは「TOZZI」芸能横丁店ですっ!!!】 [Sun 12 Jul 2009 02:07:18]
◆マリー > じゃあ、ちょっと待って下さいね、こっそり会計済ませちゃいましょう。 (ほんのちょっぴりだけ悪いことをしている。そんな演出をしながら、にっと白い歯を見せて笑い、代金を受け取り、明日の分の伝票につけておくことにする。まぁ実際のところそう怒られるようなことじゃないと思うし(勝手な判断)ごっこだ、ごっこ。お客様もわかっているのか、ちょっと楽しそうにしていて) [Sun 12 Jul 2009 01:47:33]
◆マリー > jyaa [Sun 12 Jul 2009 01:46:00]
お知らせ > マリーさんが入室されました。 [Sun 12 Jul 2009 01:43:28]
◆マリー > ……とっておきの見せちゃいましょうか? 明日並べるはずなんですけどね。 (と新作のアクセサリーを取り出しながらいたずらっぽく舌を出して) どうです?結構人気がありますから、明日だと早く来ないと売り切れちゃうかも。 (とっとく、ってのがちょっと難しいんですよね、ごめんなさい、なんて謝りながら、どうです?と残った客に近づいて行く) [Sun 12 Jul 2009 01:15:24]
◆マリー > …………。 (窓から漏れ伝わってくる喧騒と明かりも、随分少なくなってきた。だんだんと客足も遠のき、ゆっくりと店じまいが始まっていく。看板の類が何気なく仕舞われ、いくつかのランプの灯が落とされる。店内にいるお客様には、他にお客様はもう来ない。あなたたちが最後のお客様ですのでごゆっくり、そんな印象を与えるように和やかに話し、普段よりものんびりした印象を与えるようにゆっくりあるき、ゆっくり片付けをして) [Sun 12 Jul 2009 00:51:42]
お知らせ > マリーさんが来ました。 『片付け』 [Sun 12 Jul 2009 00:38:55]
お知らせ > オーガストさんが退室されました。 『……有難うございました!(―― 一寸、気合が入った。)』 [Sat 11 Jul 2009 23:19:45]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが退室されました。 『そのスーツ、格好良いですね(なんて)』 [Sat 11 Jul 2009 23:17:53]
◆カイン@Vinotique > (その通りだ。 どうにかして早く、犯人を捕まえなければいけない。 店員の言葉に、真剣そのものといった表情で頷いた。 早く捕まえなければならない。――本当に)まあ、噂ですからね。…………それじゃあ、自分はこれで。 どうもありがとう。(そう言って、梱包されたオイルマッチを脇に抱えて、店を後にしようとし――外に出る前、一歩立ち止まって、こういった) [Sat 11 Jul 2009 23:17:45]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 『そうですね。』 [Sat 11 Jul 2009 23:14:27]
◆オーガスト > (身近な所で起こったとは言え、意識としては矢張り対岸の火事に近い物が無くも無い。誰しも、心の奥底では"自分は大丈夫だろう""自分がそんな事になるわけない"なんて意識を抱えている――それは良い事なのか、悪い事なのかは判らないけれど。)……早く捕まってくれると、良いですね。(不安はある。恐怖もある。けれど――やっぱり何処かで、自分は大丈夫だろうと思っているのかも知れない。自覚は無くとも。)……女の子、ですか。それは聞いたこと無いですね。(そう言えばうちのオーナーも女性だっけ。――流石に女の子と形容するのは違う気がしなくも無いけど。) [Sat 11 Jul 2009 23:13:28]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 [Sat 11 Jul 2009 23:03:52]
◆カイン@Vinotique > …………そうか。まあ、そうだな。(暗黒街の連中が関わっているなら、もう少し、何か――騒ぎになっている筈だ。 まあ、彼が新人だという事もあるのだろうけれど。 普通に暮らしている一般人には、やはりあまり関係の無い話題か。 物騒になったな、で済む程度の)芸能横丁でも殺人があったからなぁ。……気をつけた方が良い、お互いに。 犯人も、まだ逃げているようだし。(彼の苦笑いに、此方も自然と肩をすくめて見せて。 ――その為にも、この店で買った装備を活用しなければならないのだが)噂じゃ、女の子だって聞いたけどもね。どうなのやら。 [Sat 11 Jul 2009 23:02:03]
◆オーガスト > ……はい?(包装作業は、極めて速やかに終えられた。そもそも手先が器用な故に、この手の作業は比較的あっさり慣れる事が出来た。出来る事が増えると言うのは、良い事だ。) (そう言えば最近、殺人事件の話を聞いた事がある。確か目玉を抜き取る猟奇殺人の類だったか。帰宅の際は十分注意するよう言われたっけ。)そうですね。僕も入って日が浅いですので、あまり詳しい事は判らないのですが……これまでと然程変わりないと言う話は聞いた事がありますよ。(元より暗黒街は、あまり治安の良くない場所――少なくとも、一般的な観点から見ればだが――ではあるし。少なくとも、此方側の一般人よりは対応に困らないんじゃないかと思う。)……怖いですよね、殺人なんて。(一寸だけ、苦笑いが混じる。父と母は、元気にしているだろうか。) [Sat 11 Jul 2009 22:58:02]
◆カイン@Vinotique > ……………そういえば。(店員が慣れた手つきで商品を梱包していくのを――改めて彼の姿を観察してみると、服装が似合っていないし、若いから新人だろうか? それにしては手際が良い。慣れてきた頃合、か――見つつ、ふと思い出したように呟いた。Vinotiqueの本店が何処にあるのかは有名な話だし、先達ての事件はこの地区で起きた。 ……少し、話てみるか)暗黒街の本店は、最近どうなんだい? 色々と物騒だが……ああ、芸能横丁もそれは変わらないか。(殺人事件なんて、こんな場所ではそう滅多にあるものじゃないだろうし) [Sat 11 Jul 2009 22:41:09]
◆オーガスト > 有難うございます。今後もどうぞ、当店を宜しくお願い致します。(一礼し、包装に掛かるべく一度店の奥へ引っ込む。) (ちょっと無愛想なお客様かも知れないが、何。どんな客が来ようが、何かを買って行かれる限り客は客だ。多少そっけなかろうと、それは良い。が――何か引っかかる気は、した。今は置いておくけれど。) (手際良く包装紙――とは言っても、然程目立つ色合いでは無いが――で包み、シックな色合いのリボンで結ぶ。焦らず、急がず、但し早く。細心の注意を以て手際よく、要領よく。何、靴を作ったり直したりするのよりは簡単な作業だ。) [Sat 11 Jul 2009 22:36:00]
◆カイン@Vinotique > ああ、それで良い。 4万4千か。(装甲の修理費用と大差ない額だ。が、まあ、後は使いこなせるか否かだ。 頷き、再度一点ずつ商品を確かめてから、頷いた。 ジャケットから財布を取り出し、現金を引き抜いて店員へと手渡して。 包装については――先も言った通り。正直言って偽装以上の意味は無い。 多少そっけない返事になってしまったが、致し方あるまい) [Sat 11 Jul 2009 22:29:52]
◆オーガスト > (確認を取りに向かおうとした所で、再び声を掛けられる。――多少不可解ではあったが、取り合えず足を止める。)畏まりました。それではお会計の方ですが……オイルマッチ8,000Yenが4点、オイルアンプル2,000Yenが4点、代え芯1,000Yenが4点。計12点、44,000Yenになります。包装の方ですが、マッチとアンプル、代え芯それぞれ三種一セットずつお包みさせて頂いて宜しかったでしょうか。(つらつらと諳んじる。練習した通りに。精神の動きは可能な限り押し殺して、営業スマイルに徹さん。) (小物類だけなら、値段まで諳で言えるようになったけれど――父さん、母さん。まだまだ完璧に全部覚えるには時間がかかりそうです。) [Sat 11 Jul 2009 22:25:47]
◆カイン@Vinotique > ……ああ、いや、良いんです。忘れてください(店員が慌てて確認を取ろうとするのを見て、自分は首を横に振って否定した。 ここのブーツが悪いモノだとは思わないが、実際に戦闘において武器として扱うなら、そういった専門の店を当たるべきだ。 困らせるのは本位ではない。 なので、そう告げて)……とりあえず、先に会計の方だけお願いできますかね? [Sat 11 Jul 2009 22:12:20]
◆オーガスト > (客が何を求めているのかを、見ただけで判別できるようになれば一流と言うけれど。――父さん、母さん。一流への道って、険しそうです。) (そんな事を考えた瞬間、声が掛かる。)は、はい! ……頑丈なブーツ、ですか。(鉄板とか入ってるような。――さて、そもそも取り扱って居たか否か、記憶には自信が無い。そもそも作りが頑丈な物なら、ちょっと見ただけですぐ見付かるだろうが、鉄板入りとなると流石に扱って居ない可能性が高かろう――が。取り合えず店にある在庫を当たってから言うべきであろう。)……少々お待ち下さい。すぐに確認を取って参りますので。(手近なカウンターに預かった品を置いて――勿論、可能な限り丁寧にだ――在庫品のリストを持つ先輩店員に、確認を取らんと。) [Sat 11 Jul 2009 22:09:44]
◆カイン@Vinotique > (攻撃力の向上、というのが当面の目標だ。 何せ敵は『目玉泥棒』だけじゃあない。暗黒街で発見された異常な死体――前に遭遇した怪人どもも、倒された、なんて話は聞いていない。 いずれ戦わなければならず、戦う以上は勝つ必要がある。 頑丈さ以外に大して取り得のない自分なのだから、補えるところは補わなければ)……ああ、それじゃあ店員さん。 こう……頑丈なブーツとかって、ないですよね、流石に。鉄板とか入ってるようなの。(まあ、無いだろうなぁ、とは思うのだが。 少なくともファッション系の店で売っているような代物ではないと思うし) [Sat 11 Jul 2009 21:52:35]
◆オーガスト > 畏まりました。有難うございます。(一礼し、オイルマッチの包装に掛からんと下がる――心算であったのだが、お客様の視線が靴の方に向いている事にも気付く。多少逡巡した物の――)何か御座いましたら、御遠慮無くお申し付け下さいませ。(――取り合えず様子を見る事にして、一度下がる。何は無くとも、取り敢えずは一つ一つ落ち着いてこなす事からだ。優先すべき物を間違えないようにしないと。) [Sat 11 Jul 2009 21:48:42]
◆カイン@Vinotique > ええ、構いません。お願いします。(頷いて、あとは店員に任せる事にした。 プレゼント用の包装とはいえ、それ自体は別にどうでも良いのだ。 問題になるのは、携帯方法。そして実戦で使いこなせるか否か。 着火性能に関しては大丈夫だろうが、素早く、的確に操れるようにならなければ。 もたもたしていては命に関わる)…………鞄――は、今のままで良いが。 ……ブーツか。(多少なりとももっと頑丈なモノを使った方が良いかもしれないとは思うが。 一応、其方のほうにも眼を向けてみる) [Sat 11 Jul 2009 21:40:03]
◆店員 > プレゼント用の包装、ですね。少々お時間を頂きますが、宜しいでしょうか。(ダークスーツに身を包んだ――未だ青年と呼ぶには聊か若く見える店員が、受け応える。) (――誕生日のプレゼントにしては、ちょっと珍しいチョイスに見えなくもないが。余計な詮索をする物じゃあないだろう。努めて冷静に。) [Sat 11 Jul 2009 21:32:51]
お知らせ > 店員さんが入室されました。 『畏まりました。』 [Sat 11 Jul 2009 21:28:35]
◆カイン@Vinotique > …………よし。(頷いた。 魔術の類に頼らないなら、発明家や機構師でもない自分に手に入る方法は、他には無いだろう。 これ以上悩んだところで回答が出るとも思わない。 なら……これ以外に無い、だろう)すいません、このオイルマッチと、換え芯、アンプルを……そうだな、四個ずつお願いします。(四個? 店員がそう言って、一瞬驚くような顔をした。 ……まあ、当然か。こんなものを一人で幾つも買っていく客はいないだろう。 だから、付け加える。下手な誤魔化しかもしれないが)3個の方は簡単で良いんで、プレゼント用の包装をお願いします。 [Sat 11 Jul 2009 21:23:27]
◆カイン@Vinotique > (金属の箱――酒を持ち運ぶフラスコのようにも見えるそれは、オイルマッチという。 煙草を吸う時などに、ちょっと格好を付けたいときに使うものだが…………まったく。 下手な考えを巡らせるより、文明の利器に頼った方が早いのだから、笑えてしまう)…………ああ、換え芯とか、オイルもあるんですね。成程。 さすがに永久に使えるような代物ではない、と。(まあ、それは当然だ。しかし、実に良い。 携帯できる着火具。 しかも確実に素早く火をつけることができるのなら、これ以上の装備は無い) [Sat 11 Jul 2009 21:09:41]
◆カイン@Vinotique > (店員からの挨拶を軽く受け流し、陳列されている商品をざっと見回す。 ――基本的に衣服はオーダーメイド。 問題ない。 欲しいのは服なんかではないのだから)……こっちの小物の方、見せて貰いますね(そう言って、衣服ではなく、紳士用品。 財布やシガーケース、鞄といったものが並んでいる一角へと脚を進めて行く。 ………やはり、あったか。 そうだ。 自分は、これを探していたのだ)手にとって見ても?(良いですよ、というにこやかな店員の言葉に頷き、自分は“ソレ”へと手を伸ばした) [Sat 11 Jul 2009 20:58:26]
◆カイン@Vinotique > (ファッションにも似合う、似合わないというものはある。 カイン・グレイホークは平凡な男で、間違っても伊達男などと呼ばれる類の顔つきじゃあない。 Vinotiqueで売っているような服を着たところで、酷くアンバランスになってしまうだろう。 Vinotiqueや、そこの職人の責任ではない。 ファッションにも似合う、似合わないというものがある。 それだけの、単純な話だ)――――――(だけど、今日の自分は……意を決して、新しくオープンした芸能横丁店へと脚を踏み入れていた。 傍から見れば、初めてファッションに手を出そうとする野暮ったい青年のようにも思われるかもしれないが――自分の目的は、そうではなかった) [Sat 11 Jul 2009 20:47:59]
お知らせ > カイン@Vinotiqueさんが入室されました。 『――――場違いだというのは理解している。』 [Sat 11 Jul 2009 20:43:08]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 私の名前はだいだらだよ。 』 [Sat 11 Jul 2009 03:59:07]
◆だいだら > ん、と。芸能横丁の外れにある、幻想一座っていう見世物小屋。私はそこで働いているんだ。 …うん。どうしても耐えられなくなったら、その時は。 ( 駆け込む…と聞いて、この店の店員さんにしてくれるのかとちょっとだけ勘違い。ちょっと考えればそれは無いってわかるんだけど、先にきびきびと他の店員さんやお客さんに対応する自分の姿を想像してしまったので、ある。 でも、多分違うだろうなと思いなおす。 正直に言えば酷い扱いを受けているが、まだ客寄せが出来る分他の一座の人間よりかはましだ。シャジャールさんも誘ってくれたし、何だかんだで皆優しいな。 ) はーい。 ――あ、う、うん。座長には絶対見せないよ。 ( これを取り上げられたら、流石の私も烈火のごとく怒ると思う。 ) うん。色々有難う。 お金溜めたら、またくるね。 ( そして手に取るのは、シンプルなデザインのシルバーの指輪だ。値段は二万エン。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:58:36]
お知らせ > クリスティーナさんが退室されました。 『 ああ、名前くらい聞いときましょうかね。 』 [Sat 11 Jul 2009 03:52:26]
◆クリスティーナ > ―――何処の劇団? サーカス? あんまり酷いようならうちに駆け込んでも良いですよ? ( 座長、という名前がたびたび出てくるが、どうも胡散臭い人物のようだ。 そう軽がると「うちで引き取る」なんて言えたもんじゃないが、虐待されるくらいならマフィア家業の方がマシかもしれない。 能力が無ければいい目は見れない仕事だが。 ) あとは自分の感性で選んで御覧なさいな。 ああ、「座長」には見せちゃ駄目ですよ。 多分ロクなことありません。 ( 気分で虐められるか取り上げられる未来しか見えてこない。 何だか幸薄げな娘だ。 ) …と、少し遅くなっちゃいましたし、私はそろそろ時間です。 またいつでもお越し下さいませ? ( すっかり話し込んでしまった。 学校は休みだけどやる事は多い。 最後に少女の買い物が済むのを見送ってから行こうか。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:49:07]
◆だいだら > うん。じゃあ、私も自分の話ばかりしないようにする。 ( 今までそういうの意識したことなかった。結構自分の事ばかり話すことが多いような気がしたけど、それは色々尋ねられる事が多いからかもしれない。 ) う、うーん。貯金かあ。あんまり沢山溜め込むと、座長が持って行っちゃうから…。実はこの五万も私の隠し財産なんだ。 ( 財産というか、まあへそくりである。一応給料を貰っている身ではあるが、時折酒代が足りなくなったりすると座長がふらりと現れて、私の財布の中身を持っていこうとするのだ。 ) リングから。 ( 指輪のことだ。 …と、お姉さんは私の左手を取った。水仕事もしてるので、ちょっとぼろぼろの手だ。 ) じゃあ、最初はリングにするね。それでまたお金を溜めて、次のを買う。 ( こうして何度もここに通って買えば、私は立派なとっつぃ娘になれる。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:38:12]
◆クリスティーナ > あら、いい事言う人ですね。 あと自分の話ばっかりする奴は物事を自分基準で考えてるから気をつけなさいな。 ( 俺なら何とも思わない、私は別に平気、みたいな感じで他人に嫌な事を強要するタイプのはなし。 実際同じ事やらせようとすると大抵怒り出すおまけつきだ。 ) 貯金もしなきゃ駄目ですよー? うーん、そう、です、ね。 ( 5万がただの手持ちなのか、生活費を含めるのか、全財産だったりするのかでだいぶ意味合いも変わってくるが。 正直この子にとってうちの店はかなり敷居が高い。 それでも何か欲しいって思うのは―――正直まぁ、欲しいと思わせちゃううちらの演出の所為だろうけど。 上手い店ってのはディスプレイだけで購買意欲をそそるもんだ。 ) アクセサリの基本。 先ずはリングから買って、次にチョーカーなりバングルなり二つ目のリングなりを選んでくのがベストですね。 リングならもう少し安いのありますし。 ( と、少女の左手を取ってみる。 小さい手だ。 これから指が太くなるかもって考えるとピンキーリングは使えなくなってしまうかもしれない。 人差指用なら大きくなっても小指に移せるし、サイズも3号か4号くらいならだいぶ安く上がるだろう。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:28:17]
◆だいだら > ( フジキなる男の人は追い払われてしまった。確かに、隣に居ると変わりそうである。絵柄。 ) 座長…私の事を面倒見てくれる人が、こう言ってたんだ。自分の事を良く言わない人は、大抵良い人だって。 ( だから騙し易い…という風に言葉は続くのだが、そこは言わなかった。それに騙し易いと言ってる割には、他人を騙そうとして失敗してる事が多いし、あんまりあてにならないのかもしれない。でも、この人の第一印象は「いい人」だった。 一緒にお店の中を歩く。時々立ち止まって振り返るのは、こっちに進んでいいか確認しているらしい。 ) 五万エンあります。だから大丈夫。 ( ちょっと自信ありげに言いながら、明らかに小銭沢山って感じのがまぐちを見せた。 ) …あ。もし、お姉さんのオススメとかあったら、教えて欲しい。私に似合いそうなの。 ( 身形からしてかなり難しそうな注文だが、大きな目玉をちょっときらきらさせて見上げてみた。とっつぃの店長さん(厳密には違うが)がオススメしてくれれば、安心だ。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:14:40]
◆クリスティーナ > あら当たった。 あ、引っ込んでていいですよ? ( アマウラ系とティアン系の区別なんて正直無理。 フジキにしたって恰好はホワイティア式だし、自分の国の事とか話さないし。 とりあえず横に居ると絵柄変わりそう(?)だからしっしっ、と追っ払った。 箪笥と壁の隙間にでも挟まってればいい。 ) どうでしょ? 言葉はただの言葉ですよ。 あんま信じちゃいけません。 私みたいなのが実は裏社会の影のボスとかかもしれませんし。 ( それじゃお店の中案内しますかね、と先に歩かせつつ斜め後ろを着いて行く感じ。 見れば見るほど妙な生き物だ。 ああ、だから芸能横丁なのか、なんてようやく納得。 ) ご予算の方は大丈夫? 無茶買いしちゃ駄目ですよ? ( 3万前後するチョーカー。 アクセ系の中じゃ正直安い部類だが、相対的な話だ。 うちの「安いアクセ」は露店の名も無いシルバーの3〜5倍くらい値が張る。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:58:20]
◆だいだら > うん、アマウラ系。 ……。 ( どうやら私と同じ国の人が居たらしい。アマウラか、それとも朱鷺の都の人かまではワから無いけれど。何か屈辱を感じたら鼻血だしそうな人だなあ、と意味不明の第一印象が心に浮かんだ。 ) あ、ありがと…。お姉さん、良い人だね。 ( 私のような者に寛容な人とそうでない人との二通りいるけれど、普通の人間で寛容な人というのは中々居ない。世の中の全ての人がそうなら苦労はしないが、そうなってしまうと逆に見世物小屋は見世物として成り立たなくなってしまう。困ったものだ。 ほぅ、と安堵の吐息を一つ。 ) うん、あのね。えっと… あ、あれがいい。 ( そう言って指差すのは、シルバーのチョーカーだ。値札とお財布の中身の額の差がかなりぎりぎりな感じの。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:49:33]
◆クリスティーナ > ( 私は特別特定の何かの差別家じゃないが、かと言って未知の生物を無警戒に受け入れるほど世間知らずでもない。 目の前のソレをしっかりと自分の目で観察して自分で判断するだけだ。 ) ヨーカイ? えっと…格好からしてアマウラ系? フジキー? ( 「ふぁんたすま、の意に御座居ます」と控え目に囁いたのは今日のボディーガード担当「フジキ」。 うちじゃ珍しいアマウラ人で黒服に帯刀、まぁ普段は空気みたいに大人しく風景と同化してるけど呼べばいきなり現れる。 ニンジャじゃぁないらしいけどあんまりしゃべらないからよくわからない。 ) ふぅん…まぁ、いーですよ。 お客さんはお客さん。 小難しい事はいいなさんな。 トラの子は売ってませんけど。 どんなものをお探しで? ( よし、と両手でもにもにしていた頬を離してフツーに接客してみる。 珍しいものは嫌いじゃないし。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:32:07]
◆だいだら > ( 驚かれたり、気味悪がられたりするのは慣れている。何せ自分は見世物だ。 …だが、私ははじめて知った。こういう他の人のテリトリーでそういう扱いを受けるのは悲しいとか辛いとかじゃあなくて、心細いんだと。これが自分が働いている小屋とか、そこら辺の道端だったらそんな風には思わないのに。 ) 種族…… よ、妖怪。 ( 妖怪、って言って通じるのだろうか。こっちでは妖怪って何て言うんだろう。害のある種族の一つだし、言ったら警戒されて追い出されるかもしれないけれど、こんな大きな目玉を抱えて「人間です」なんていう嘘は、流石に出来なかった。 ) …うん。多分、驚かれるだろうって思ってた。で、でも、そんな事を怖がってたら、いつまで経っても私は欲しいものが買えないから。 虎穴に入らずんば虎子を得ずって言うし。 ( Tozzi=虎穴という例えは果たしてどうなのかというのはさておき。 頬を触られて目をぱちくり。程よく伸びる。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:19:16]
◆クリスティーナ > ( ちょっと理解不能なカタチした人外も稀に居るような街だ。 正直カナカンとかキッシャーとかフレイバーとかキリバナとかまでいくと意味分からないが、居ない事も無いっていう程度に。 だからいちいち容姿とかで驚いたりするのはイカンと思うんだけれど。 ) うわ、なんじゃこりゃ。 ( 悪いけど驚いた。 覚悟してたなりに。 私の声に何人か近くに居たお客やらスタッフやらが小さな声でひそひそと呟きながら異物を見る目を少女に向けている。 あー、可哀想だけどしょうがないわなぁ、なんて肩を竦める。 別に私は悪い事してない筈だ。 驚かれる顔に生まれた娘が自分の意思で此処に居るっていうだけで。 ) OKOK、正直驚きましたけど。 念のために種族とか聞いて良いです? 初めて見ましたし、何せこの街の基準は人間ベースで出来てますから。 ( どうなってんだこれ、とか考えながらしげしげ少女の顔を見下ろし、無遠慮に両手で頬を触ってみようと手を伸ばす。 あ、喋りは可愛い。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:07:42]
◆だいだら > ( 似たような経験がある。他の店で、今と同じように品物を選んでいたら万引きと間違われたって。だから逆に堂々とするべきなのだ、するべきなのだけど…わかっているの、だが。やはり顔をあげるのには不安があった。 ) そうです。その、カッコカワイイです。 ( また新しい言葉だ。今までの情報を統合するとくーる=カッコカワイイ=カッコイイになる。カッコカワイイとカッコイイは結構音が似てるし、多分間違いじゃないだろう。 ……ああ、でも、やっぱり私の顔に何か違和感というか、疑いを持ったようだ。もうこうなったらこそこそしていても仕方ない。勇気を振り絞れ、だいだらッ!! ) あ、あの。私こんな顔しるけど全然怪しい人じゃないよ。 ふ、普通に買い物しにきただけだよ。お、お金も持ってるよ。 ( そう言いながら、顔をあげた。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:58:23]
◆クリスティーナ > ( 普通に万引きとかしてもおかしくない雰囲気だ。 分かり易いアクセの一つでも盗んでどっかで売りさばけば貧しい人間が2週間くらい食べてけるくらいの額にはなるし。 ま、声かけといて悪い事はないだろう。 店員がウロウロするのも声かけるのも半分は防犯みたいなもんだ。 ) Cool? カッコカワイイ的な? ( 何だか微笑ましい反応ではある。 そりゃぁこんだけ疑ってはいても、こんな小さな子が悪い子じゃない方が良いに決まっている。 別に売り物に触らせるのも嫌なくらい薄汚れてるわけでなし、自由に触らせて構わないだろう。 ) ―――――んん? ( 今なんかみえた。 ) お嬢さーん? ( ちょっと声かけてみる。 首を急角度に上げないといけないような斜め上から。 何今の。 でっかいアクセサリ? ) [Sat 11 Jul 2009 01:52:15]
◆だいだら > ( しかし少し冷静になって品を選べ、だいだら。大金持ちならどんどん買っても良いが、私は大金持ちでは無い。…まだ今一自分が持っている「5万エン」の金銭価値が良く判らないけど。 ) こ、これぐらいなら買える。 ( 値札を見ると、桁は5つだ。そして数字は5万より下だ。 ) あ。 ( と、思っていたら店の人に指示を出していた若い女の人が近づいてきた。思わず顔をあげて、フードの端からちらりと大きな目玉を覗かせるけど、すぐに顔を伏せた。 …今顔をあげて気付いたけど、回りのお客は私と身形が全然違うし、歳も上だ。やっぱり私は目立ってしまっただろうか。 …いや、もともと浮くのは覚悟のうえで来たんだ、臆するなだいだら! ) あ、あのー。はい。 と、とってもくーるですね! ( 言いながら、春物の服を手に取ろうと。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:40:23]
◆クリスティーナ > ( お客の入りはそこそこ―――まあこんなもんだろう。 はっきり言ってうちは単価が高いし、一日の売れ方の上下が激しいのだ。 ヴィノティーク然り。 ベレッツァ・ロッサは安定してるけど。 ) はぁぃいらっしゃいませー。 ( 過剰な呼び込みトークはしない。 八百屋じゃあるまいし。 少々高慢な言い方をさせてもらえば、うちは来たいお客が自分から来るような店だ。 最初から来る客は来る。 半端に安売りはするべきじゃない。 さっきと言ってる事が矛盾しているようだが、さっきのは店内の効率化のおはなし。 ) ふむ…横丁のファッションセンス向上も進んできたわね―――――っと、と? ( 若い子達も垢抜けて洗練されてきている。 良いこと良いこと。 いまどき女の子は自分磨きも出来なきゃ大損するんだから。 と、其処に。 言っては悪いけれど場違いな雰囲気の小さな娘が一人。 別にお客を区別するわけじゃないが、背恰好といい、着ているものといい、浮いている事自体は間違いなく浮いている。 さりげなく近付いてみようか。 ) こんばんはー? その辺はちょっと季節外しちゃってるから2割引ですよ? ( 春物の棚、だ。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:33:03]
◆だいだら > ( 店内を覗くと、女の人がてきぱきとお店の人に指示を出している。このお店の店主だろうか。あんなに若いのに、店を切り盛りするなんて凄いなあと思う。 ) ……よ、よし。 ( 勇気を出して、私は店内に足を踏み入れた。私はお客だ!お金だって、5万エンも持ってるんだ!だから入っても大丈夫なはずだ! …と、そう自分に言い聞かせて。 ) ………。 ( しかし、顔をあげる勇気もフードを外す勇気も無い。結果、俯いたまま入るわけで。お客のフリをして、というか実際にお客なんだけど、棚に並べられている商品を見る。香水がメインみたいだけど、残念ながら私は鼻が無いので匂いがわからない。その代わり、他の商品に興味津々。うん、「くーる」だ。私は異国の文化には慣れてないけど、私のセンスに訴えかけるものがある。 ) に…20…… オフ。 ( パーセントが読めなかった。多分、値引きしてるんだろう。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:21:00]
◆クリスティーナ > ( さて、と――――折角来たんだし少し売り場を見て回るか。 新しいバイト二人は上手くやっているだろうか? 特に話は聞かないし、無難にこなしてるんだとは思うけど。 ) あ、これエンドに移しません? 折角カッコイイのにもっと目立つ所に飾らなきゃでしょう? あとそこ―――そう、そっちの棚半分使って夏物のシャツとハーフパンツディスプレイしましょ。 お客ってのは基本、「置いてあれば見て意図を理解してくれる」なんてもんじゃないですよ。 目を惹かせて意識をそっちにはっきり向けさせないと目の前に置いてあったって気づかないんですから。 あ、POPもですよ? これ小さいし、こまごま説明書きうるさいです。 これだったら「20%OFF !!」だけ大きく書いた方がお客は即座に理解するでしょう? 細かい文字なんて興味がない限りいちいち読みませんよ? ( 片っ端から指示を出してスタッフを動かす。 お客はだらけに来るのだ。 売りたければ店側が努力するもんだっていう前提で。 企画の意図を理解する義務はないし、POPの文字を一字一句いちいち読む義務も無い。 興味を引き、理解させ、読ませるのだ。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:12:38]
◆だいだら > ( ある人は「くーる」と良い、またある人は「いけてる」と言う。その言葉の意味はよく判らないけれど、多分格好良いっていう意味なのだろう。最近…とはいっても私はここに来てまだ日が浅いが、私は横丁で「いけてる」アクセサリー類を目にすることが多くなった。そういうのを身につけている人たちの話をこっそり聞いてみると、どうやら特定のお店で売っているものらしい。そしてそのお店は”とっつぃ”と言うらしい。 ――私はその人達の話を元にこの通りへとやってきて、入り組んだ建物の中から苦労してそのお店を見つけることに成功したのだ。 ) ………。 ( しかし、私はこんな形である。フードを目深に被ってはいるが、それでさっと入ってお店の人に怪しまれないかどうかが心配だ。いや確実に怪しまれるだろう。それでも来たのは、やっぱりどうにか買えないかと思っていたからで…そう思いながら、店の入り口をそっと覗いてみた。 ちなみに、売っている品物の相場とか全然知らない。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:02:10]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『こういうのを、何と言うか私は知っている。』 [Sat 11 Jul 2009 00:55:25]
◆クリスティーナ > ( ま、そもそも逃げ隠れするってのが気に食わないのだ。 帰りたくなったら帰るし、ボディーガード連れて自分も帯剣するなり普段あんまり持ち歩かない銃を持つなりすればいい。 ジョゼだってこういう時役に立つし。 ) あ、そういえば最近あの子来てます? 支払は全部私にツケといて良いですからね。 ( 暗黒街店から移動してきたそれなりに長いスタッフに確認しておく。 新規スタッフも居るし、話は通しておいてくださいねと。 ジョゼは自分でそういうの説明しないだろうし、ヘタすると勝手に持っていこうとしそうだ。 「これ貰うね」とか言って。 ※何故かニヤケ顔。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:48:43]
◆クリスティーナ > ( もう、ねー。 帰ってくるなって言うんですよ親爺の奴――――たまに顔見せるとちゃんと帰ってこい帰ってこい五月蠅いくせに。 まぁそんなわけですからちょくちょくこっちに顔出しますね。 ( 寝泊まりしてる所、近いですから。 と続けて試作品の香水のテスターを小さく嗅いでみる。 悪かないですね、なんて気の無い言葉を吐いて椅子を軋ませた。 まぁ今暗黒街は若い娘が危ないってんでしばらく横丁のセーフハウスに引っ込んでろっていうんだろうけど、ついに凶悪犯はこっちにも来ちゃったようで。 今度はどうする? 大学の友達に頼んで寮にでも籠ろうか? ) [Sat 11 Jul 2009 00:31:44]
◆クリスティーナ@Tozzi > ( と、いう長い説明終わり。 主観は店主ではなくこの店のオーナーを務める10代の娘、クリスティーナ・バルトロッツィに移る。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:19:51]
◆クリスティーナ@Tozzi > ( キャットストリート、という名前もいつの間にかついたのか――――この辺りを好んで歩く若い娘らが「猫多くね?」と言いだしたのが由来だとか。 猫通り。 キャットストリート。 まぁ実際、猫の通り道みたいに細くて狭くて雑然としているし、イメージとして間違っても居ない。 ) ( Tozzi――――「トッツィ」もそんなキャットストリートに最近できた店だ。 店主はバッティステッラ・トッツィという30代の女性。 オリジナルの香水とアクセサリをメインに売る、若い娘らに人気の店。 一号店は暗黒街に含まれる場所にあってなかなか品物が手に入りにくかったが、この新店が出来て以来、急速に広まりつつある。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:18:09]
◆クリスティーナ@Tozzi > ( 芸能横丁メインストリートから一つ裏に入った辺り。 綺麗な直線で区切られた整然とした区画ではなくて、新しいが小さな建物がごちゃごちゃと並んだ入り組んだ辺りで――――詳しくない人間はまず簡単に目的の店を見つけられないような所だ。 キャットストリート、と呼ばれるその細く入り組んだ路地は、近年若者の間で知られるようになった最新鋭のファッションストリートである。 芸能横丁が好きな若いアーティストやファッションデザイナーが、土地が安くて小さな店を所狭しと並べだした事から発祥したといわれている。 アトリエ風の小奇麗な店、ジャンクみたいに山積みにされた卸店、馴染みのない珍しい料理を振る舞う屋台、キャットストリートから口コミで人気ブランドにまでのし上がった有名店。 そんなものがひしめき合っている。 ) [Sat 11 Jul 2009 00:11:03]
お知らせ > クリスティーナ@Tozziさんが来ました。 『 "トッツィ"芸能横丁キャットストリート新店 』 [Sat 11 Jul 2009 00:04:40]
お知らせ > キティさんが退室されました。 [Thu 9 Jul 2009 21:43:26]
◆キティ > ―――………ッ……ッ―― … ? ( 少し息が落ちついてきた頃、死の気配に気がついた。 ) こ ッ ンどこそ お仕事 を ッ ( 途切れ途切れに呟いて、ゆッくり歩き出す。 ―さッきの道は通りませン。だって 怖いン だもン。 ) ( ふらふらッ、 と千鳥足。 酔っ払いの様な妖精は、 其の気配の方へと 消えてッた。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:43:25]
◆キティ > ( 走ッて、走ッて、走ッて。――漸く追い掛ける声が聞こえなくなッて、其の場に崩れ落ちた。 ) ――――――……ッッ ( ぜーぜーッと吐き出す息は荒く。足は速くとも体力の無い妖精は死ンだ様に其の場に倒れこむ。 ) ……ッ―― ッ――… ( 声も出せない、程。 ) ―――ッ… …… ( 倒れこンだ地面は服越しからもひンやりしているのが解る。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:36:04]
◆キティ > (恐怖のあまり指が勝手にエンターを、なンて背後の事情は置いといて。) ―― わ、わたしは ッ あの… ( 通りすがりですう、ッて軽く云ッてしまえば良いのに。妖精はおどおどびくびくと身を震わせ、さながら小動物の様に自警団の彼を見遣る。 ) …わわわわッ 何も 知り ま せんーッ ( 恐怖の余り孟ダッシュ。―怪し過ぎるとか そンなのお構いなし。だって怖いんだもン。 ) ( 「おい!?」――と追い掛けてくる自警団員。 ) いッ いやああああ ッッ ( 悲鳴上げながら、走る。逃げる。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:20:31]
◆キティ > ふえッ あッ はははは、はいッ ( びくッと身体震わせて硬直。 恐る恐る振り返れば、 ) ――…あ、あう…あうう…、 ( 怖い顔した自警団のお兄さン。 頭上に疑問符いッぱい浮かべて、妖精は彼を見遣る。 ) ( [Thu 9 Jul 2009 21:17:24]
◆キティ > ( 「死亡時刻は、――」 「第一発見者は――」 「白い傘の――」 声が響く。手遅れ、確定。 かくン、項垂れた。 ) ――― 死んでほしいわけじゃ、ない け どッ ( お仕事なんだもン。存在意義。存在理由。 ) …どうしよ う? ( 辺り見まわして。―死ンだッて云う踊り子さンの魂は見えない。消えたのかな…? ) ―― わたし もッ ( お仕事がないのなら、此処にいても仕方ない。帰らなきゃ。 くるッ、と踵を返した瞬間、 ) ( 「―― そこの君ッ」 ) ( 声を、掛けられた。 ) [Thu 9 Jul 2009 21:05:40]
◆キティ > ( 素ッ頓狂な声をあげる。――芸能横丁の裏道。普段は余り人の居ない場所、の筈。 ) ――……? ( 何故自警団の人が此処に居るのだろう? ) ( きょとン、と間抜け面。死に近い気配が何となくして、今度こそお仕事出来るかなッて思ッたのに。…手遅、れ? 自警団の方がテキパキと指示をする少し離れた場所で、マフラーを巻いた妖精はぽけッと口を半開きにして、其の様を見遣ッていた。 ) [Thu 9 Jul 2009 20:59:54]
お知らせ > キティさんが来ました。 『 あれ…ッ? 』 [Thu 9 Jul 2009 20:56:19]
お知らせ > 鶯さんが帰りました。 『 出会いは大切に。気にせずとも、気にせずとも。』 [Wed 8 Jul 2009 03:25:30]
お知らせ > ビービィさんが退室されました。 『 ここで遠慮しないでゴチになるのがこの女である。 』 [Wed 8 Jul 2009 03:24:21]
◆鶯 > なぁに、ギルト長なんかより もっと自由で大きくなるでしょう。そんな、瞳をしてますぜ。 ( 最後の珈琲飲み干してから、上がった雨を見上げた ) ええ。皆がそう呼ぶもので、気づけばそう呼ばれるようになりました。───確かに、長い。どっちの名前でも覚えておきますが、ビービィと呼ばせていただきます。( 晴れた、言葉思い出し。自分も立ち上がろう ) 中々スリリングな生活をなさってるようで───まぁ、何か困ったことがありましたら、一宿ぐらい貸しますよ。 布団部屋でェ良ければ。 まぁ、あっしの隣はいつでも空いてるので、お気軽にドウゾ。 ( お会計、今日は出会いの記念だよ、ってェなわけでご馳走させてくださいね。 ) [Wed 8 Jul 2009 03:21:32]
◆ビービィ > 未来の書籍ギルド長? ああそれもなんか狭ッ苦しいな。 まぁBigになったら何か奢るから、記事ネタあったら宜しくね? 知り合い広けりゃ広いほどいいわ。 ( 同じジャンルにそんなにたくさん要らないけど、あっちこっちに知り合い居るのは助かる話。 例えば彼がバイクツの外じゃあんまり情報拾えなくても、バイクツの中じゃあたしの何倍も情報通かもしれないわけで。 名詞もガンガン人に渡すわけである。 ) ゲンジナみたいなの? ああ、あたしもフルネームはもっと長いんだけど。 ベアトリーチェアールラブロック略してビービィラヴ、みたいな。 ( そっちのが覚え易いでしょ、と名刺を指し。 サインも全部それ。 今まで載っけてもらった記事にも必ず同じサインがしてある。 ) さて――――晴れたわ。 ( 気がつけば雨が上がっている。 5杯目の珈琲を飲み干して、勢いよく立ちあがった。 ) 今の内に移動するわね。 そろそろ長居し過ぎだし。 流石に此処で寝るのもなんだし。 ( ギルドに戻るか公衆浴場で3時間4時間寝てくか―――家? ない! ) またね、お休み? [Wed 8 Jul 2009 03:14:08]
◆鶯 > 成る程成る程、そこがお嬢さんの視点の広さが見えるワケか───きっと、売れる記者になるでしょう。今度、記事が載ったら教えてくださいナ。買いに走ります。( 広い、広い目で世界を見てるンだなぁって思ったら、その瞳になりたい、と一寸だけ思った。貴女の瞳で見る世界はどんなものだろうか。 溶けた氷のせいで、薄くなった冷たい珈琲、半分くらい一気に飲み干して、 ) 鶯は愛称でェございますが、気に入っているのでこう名乗らせていただいております。( 本名は、是非とも探ってみてくださいナ。ちょっとしたお遊び程度でかまいやせん。 ) 表通りを真直ぐ行くと、アマウラ風の家屋が並ぶ道があるでしょう?その手前から3軒目が、料亭熊倉でェございます。 ・・・まぁ、機会がなくとも、小腹が空いたり雨宿りしたり、そんなとき寄っていただければ 嬉しい限りで。 [Wed 8 Jul 2009 03:01:57]
◆ビービィ > 偏見持ちの書いた文章なんか読みたか無いでしょ。 そりゃ同族の耳には心地好いかもしれないけどさ。 物書きはいつも箱庭の外から物を見てなきゃイカンのよ。 ( 旅の傭兵団とかトレジャーハンターのPTについて行く事もある。 そりゃあ一緒に食事を作ったり眠ったり、時には後ろから戦闘の援護をしたりもする、が。 基本的にはあたしはその風景の外側から物事を観察しなければならない。 肩入れして書いた記事はきっと一方的で独善的になってしまうから。 ) "ウグイス"? 難しい名前ね。 何処らへん? 機会があったら――――あるかなぁ。 あったら寄らせて貰うわ。 [Wed 8 Jul 2009 02:50:15]
◆鶯 > お嬢さんは若いのに達観してるねェ。種族差別がないことは良いこったァ。 ヴェイトス市民というより、現代人だねェ。 これからは色んな種族が助け合って生きていかなきゃいけない時代さ───まぁ、まだこれからだろうけどねェ。 でも、人間ってのは、自分とちょっと違う所を見つけると攻撃してくるもんさ。あっしもよく、昔は瞳の色でいじめられたもんで───(何故か食らった減点。目を丸くさせたけど、こりゃぁ一本とられたなァ。 ) 大変失礼致しました─── あっしは、鶯と申します。 淫売窟の中にある 料亭熊倉で女衒もどきをやっております。鶯でェございます。 ( 名刺なんてェもってないから、口頭で失礼しますヨ。申し訳なさそうに頭を掻いた。 ) [Wed 8 Jul 2009 02:42:26]
◆ビービィ > 最近はヌボーっとでっかいイエロティアも増えてるけどね―――ま、移住始ってもう何代目だかって頃だし。 あたしだって知らないだけで先祖にイエロティア居てもおかしくないし。 「クリスティア人」じゃぁないわ。 「ヴェイトス市人」? ( 生まれた時から街は多民族多宗教だ。 排他的な単一民族国家とは根本的に価値観も違うってもんで。 お陰様で人種差別なんてよくわからない感覚も、ない。 ) んん――――――…オニイさん減点30―――自己紹介には自己紹介でっしょ? ( 相手がどこの誰だか分からない会話なんて拡がるわけがない。 ただでさえこっちは素性の知れない男に声かけられた方で、ホントはもっと警戒しても良いくらいなんだし。 話のネタ拾い程度に相席OKしてるけど。 ) ま、そんなわけで書くこと無いわけよ。 「変態野郎の仕業かなんか」でおしまいじゃない。 それ以上広がる話でもなし。 [Wed 8 Jul 2009 02:34:32]
◆鶯 > そうそう。ただのイエロティアだったらここまで、大きく成長もできません。 ───そのキリコ嬢も混血じゃぁないでしょうか。 イエロティア人は皆茶色か、黒い瞳ですなァ。 ( 自分の母を思い出しても、働いてる女中や、男衆を思い出しても、やっぱ似たり寄ったりだ。 最近、混血児が増えてるんじゃないでしょうかネ )( 話の途中、受け取った名刺をまじまじ眺める。 ) 若きながらのライターでございましたか。これはこれは、悪いことはできませんねェ。ゴシップされてしまう。 ( 両手で受け取り、有難うといいながら袖にそっと入れておく。帰ったら棚にこっそりしまっておきましょう。今日の思い出の品 ) ん?あっしですかい?あっしは───知らぬ女性の下着なんざァもらっても意味はございませんねェ。 これが、恋する女性のモノであれば使い道はあるでしょうが───(こほん。下品すぎました、失礼。) [Wed 8 Jul 2009 02:23:56]
◆ビービィ > ああ、ハーフなのね。 キリコみたいな眼だわ。 ( この辺で少し前に顔を出し始めた知る人ぞ知る新人シンガーの名前。 キリコってのはアマウラ系の名前らしいけど、蒼い目をしたイエロティアだ。 ) あたしは冒険したいんじゃなくて、冒険してるヒトのさまを見たいっていう―――――ああ、このまま話進めるとあたし変なヒトだわ。 はいこれ。 美味しい話があったらギルドへ連絡よろしく? ( と、話を中断して鞄の中から取り出す名刺。 「書籍ギルド所属ライター、Bebe R.V」と手書き文字に走り書きのジョリー・ロジャーラビットの絵。 本人サインの一部みたいな。 ) あー…も、そのネタはウンザリよ。 一日に何回パンツって単語聞かされるのかって――――男性代表としてはどうなの? 女のパンツ欲しい? 布キレよ? 穿いてなきゃ本当、ただの布。 [Wed 8 Jul 2009 02:15:13]
◆鶯 > ( 雨というのは、人のやる気も共に流すのでしょう───って、なんかの本で見たことがございました。なんの本か忘れたけども、 ) 遠慮も大事ですが、たまには自分から入ってゆくのも人間ってもんでさァ? それに、あっしの半分はホワイティア。だから、半分はお嬢サンと一緒でェございます。 ( 着てるものは純アマウラ。どこから見ても、アマウラ人でしょう?そこがポイント。でも、にやけた顔や背の高さ、どことなく混じりっ気がある感じがぁしませんか? ) はて。お嬢サンはどんな冒険がお好みで? ( 示された席に、どうもどうもと腰を下ろす。 給仕には冷たい珈琲を。ムシムシしてたまらない。 ) 冒険ではございませんがァ、最近は女性の下着がばら撒かれたそうで。 ( 自分の知り合いも、被害にあいましてぇっと、冗談めかして笑いました。 ) [Wed 8 Jul 2009 02:03:44]
◆ビービィ > ( 雨の日はあんま好きじゃない。 子供の頃は気にしなかったけど、どうも寝て起きて雨降ってるとやる気が激減する。 ああ、雨降ってるしいいや今日は、なんて思うようになるといよいよ若くないか。 ) …んう? 新手のナンパ? アマウラ人は遠慮が美徳じゃなかったっけ。 ( 窓の外を眺めながらアンニュイを堪能していれば、不意にかかる声。 人間追っかける物書きなんかしてると、フォーウン人とアマウラ人の区別がつくようになるもんだ。 大抵のホワイティアは分からないだろうけど、標準語のアクセントとか着てるものとか。 ) 冒険の種類にもよるわねー。 まぁいいけど大したお持て成しできないわよ? ( ソトヅラだけで人を判断するつもりも無いけどまぁ、そんな露骨に怪しい男でもない。 場所も場所だし、ヤバいヤツなら店員呼べば良いし。 時間潰しにはなるかもしれない。 ドーゾと向かいの席を手で示す。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:55:17]
◆鶯 > ( どこだか、なんだか、元気のナイ感じの女性を見つけた。 美しいものに目がないのは男じゃァないよ。 ってなわけで、ハンカチで肩の雨をぬぐったら 男はそっと、テーブルに近づいた ) 冒険は、森や山だけで起こるわけじゃァございません───よろしければ、ソチラのお席座っても良いでしょうか?お嬢サン。 ( 目の保養。目の保養。 女の子を見るのは心が洗われる───なんざァ言いますが、毎日見てる女性共。たまには違うカンジの女性とお話してみたいというのが本音でございます。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:44:35]
◆ビービィ > ( ネタが無いわけじゃない。 ただし下ネタかグロネタの二択だ。 もっと正確に言うなら早速風化してるパンツネタか、一日一回かってハイペースで抉られまくる眼球抉り子事件ネタ。 どっちも趣味じゃないし正直ねェ。 モチベーションなんか上がるわけがない。 不貞腐れてどっちもオコトワリしてきたってわけで――――。 ) 冒険ネタも枯渇して久しく、と。 ( 昨今のフィールド不人気は今に始まったこっちゃぁ無い、が。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:34:09]
◆鶯 > ( ここ数日の鬱屈とした雨に、嫌気をさした男は散歩に出かけた。 最近、何かと活気のよい芸能横丁───誰か良い子はいないかな?って顔を出した帰りってェわけさ。 ) ふぅ。雨は嫌だねェ ( 静かな店内に、珈琲のお代わりの声が聞こえた。 嗚呼、珍しくこの時間帯 人が居るのか。 男は声のほうに顔を向けた ) [Wed 8 Jul 2009 01:28:53]
お知らせ > 鶯さんが来ました。 『( 散歩帰りに。一休みに寄らせていただこうかしら。 ) よっとぉ───』 [Wed 8 Jul 2009 01:25:59]
◆ビービィ > ( まぁ欠点があるとしたら周囲に居場所を把握されにくいこと? そん時は書籍ギルドにでも伝言してくんな! と。 ) ん…が、ふが。 んん…寝た。 おねーさん珈琲御代わり頂戴―。 ( 暫らく意識が飛んだ。 景色は足しいて変わってないけど通りの人が少し減った。 周りの席からも。 1時間弱くらい落ちてたんだろう。 程よく眠気も取れた気がするし。 ソファに沈み込んでいた体を起こし、顔を覆っていたジョリー・ロジャーラビットの帽子を脇に避けた鞄の上に置く。 雨は止んでない。 相変わらず。 いくら雨期とはいえそろそろ飽きたわ。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:21:10]
◆ビービィ > ( 親無しの宿無しの名も無いライターは今日もこうして屋根の下を転々としてヴェイトス市を巡っているのである。 ある時は図書館。 ある時は書籍ギルド。 ある時は公衆浴場。 ある時は喫茶店。 ある時は友達の家、と。 鞄一つにまとまる荷物なら案外それでやってけるし、まぁ無くなっててもそんなにショックじゃない程度の大荷物はギルドにほったらかし。 気楽なもんだ。 物書きなんてフットワークが軽い方が良いに決まってる。 あたしなんて、今日明日、いや今目の前で誘われたって魅力的な話ならヴェイトス島を出てピラミダでもトキノミヤコにでも飛んでける。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:14:27]
◆ビービィ > ( 退屈で穴が開きそうだ。 何処に? 物の例えよ。 べこべこへっこんでってへっ込むところが無くなったら穴が開きそうじゃない。 ) ( そんなどうでもいい事を考えながらカフェーの端っこの奥の座り心地の良いソファ席。 背凭れに首を乗っけて一人ぼんやりと過ごしている。 長い時間居座っても文句を言われないのが長所みたいな安くて大して美味しくない珈琲を出す店だ。 最初の1時間2時間くらいは御代わりを持ってきていたウェイトレスもしばらくあたしの所に来る様子はない。 まぁ、今お休み中だから来なくて良いけど。 空気読んでる? だったら優良店だ。 ☆もう一つオマケしても良い。 ) [Wed 8 Jul 2009 01:04:45]
お知らせ > ビービィさんが入室されました。 『 Rainy season in Veytos 』 [Wed 8 Jul 2009 01:00:05]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『 …精々私も、目玉をくり抜かれぬよう注意しなくては。 』 [Tue 7 Jul 2009 23:31:08]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『そして今夜もまた、コスチュームを着て自警活動に身を投じる。』 [Tue 7 Jul 2009 23:29:33]
◆カイン > (人を殺し、目玉を抉り。それが独占欲の産物だとしたら――なんともおぞましいものだ。吐き気がする。 ……正に怪物だ。 理解不能な、異端者)……そうですね。 次の被害者が出る前に――なんとしても。(既に何人も殺されている。また殺すだろう。捕まらなければ、更にまた。 ――方法は選んでいられない。 コンスタンツェなる、この自警団員が本当に暗黒街にまで踏み込むのであれば……その時、また接触してみよう。 今この場の会話だけでは判断できないし、判断できるまでは一人でやるしかない。 だから、彼女の言葉に、自分は頷いた)ええ。自分も、出来る事はしますよ。(――出来る事は。 そういい残して、青年は現場を後にした) [Tue 7 Jul 2009 23:29:26]
◆コンスタンツェ > わかりません。が、そういうこともあるのかも。 ( そもそも人を殺してしまう心理というのは、あまり理解できないものだ。 「ありますよ」とすんなり頷いたが、実際にはこの調査は困難が予想されるだろう。暗黒街に調査に出て、はたして何かをつかめるか。…今から心配しても仕方ない。自警団員は足が命だ。他の団員にも協力を求めよう。 ) …次の犠牲者が出る前に何とか解決させたいものです。 ( 大々的に捜査して回って、一時的にでも犯人が身を潜めれば、捕まえられる可能性は低くなるが、新たな犠牲者が出る恐れも少なくなる。…勿論、それは一時的なものに過ぎないが。だが、もし自警団が捜査して回っているにも関わらず、犯行を続けるようならば。…それは恐ろしい犯罪者だ。品の無い言い方をすれば、イカれている。目玉をくりぬく時点でかなりイカれているが。 ) ………。 ( 内心では、私は怖い。一般市民の前だから取り繕っているが、本音を言えば有給休暇をフルに使って、一足早い夏のバカンスにでも行きたい気分だ。だが、そういう訳にもいかないだろう。 ) では、何かありましたら自警団本部までご足労願う事になるかもしれませんが、その時は宜しくお願いします。 ( 私はもう少しこの辺りの調べて回ろう。何か、何でもいい、犯人の痕跡でも見つけることが出来れば。 ) [Tue 7 Jul 2009 23:24:35]
◆カイン > 有名になる前に殺す、ってのも独占欲なんですかね?(まあ目玉を抉るほどなのだから、そういう可能性も無くはないのかもしれないが。 だとしたら死体ごと持って行ったりするんじゃ無いのか? どうなのだろう。そこまで熱狂的に夢中になる、という事が今まで無かったから、その心理は良くわからないのだが)(違和感を抱かれている事に、青年は気がついていない――というより、余裕が無い。 集中すべきは、どのようにして犯人を追い詰めるか、という一点のみだからだ。 それ故に、彼はコンスタンツェがあっさりと頷いた事に、少しばかり驚きをみせた。 暗黒街やスラムにまで踏み込んでくる自警団が、皆無ではないにしろ、そう多くない事は知っていたからだ)……そうですか。 それを聞いて、安心しました。(ならば、と自分は考える。 後は実際に、それを『確かめて』からだ。 今までは場当たり的に、強姦や強盗の現場に偶然遭遇して叩く、という戦い方しかできなかった。 ――この犯人、怪物を追うには、そのやり方では……多分駄目だろう。なにせ今まで証拠らしいものを――自分が見落としている可能性はあるが――残さず、芸能横丁の殺人現場からも逃げおおせるような人物だ。 もしも仮に、誰かと協力する事ができれば――これも甘い考えなのだろうか。 アイゼンリッターではなく、カイン・グレイホークの)今まで何人も殺されてますし、これが最後でも無いでしょうから。 このままじゃ、誰が殺されてもおかしくは無い。……誰が殺されても。(だけど、だからこそ、止めなくては) [Tue 7 Jul 2009 23:14:42]
◆コンスタンツェ > まあ、有名で無い頃からのファンというのも居るようですけれど。 ( 殺された娘がどうだったかは知らないが。そうやって有名になってから一方的な憎悪を募らせ、まるで昔から連れ添っていたかのような錯覚を覚え凶行に走るものも居る。暗黒街で起きている同様の事件と同じ犯人ならその線は消えるが、模倣しているということも一応考えて、可能性は捨てないでおこう。 ) ( それにしてもこの男性、やけに暗黒街の事件に詳しい。自分の意思で情報収集でもしない限りは、ただの横丁の一芸人がそこまで詳しくなるものだろうか。まあ、交流も多いだろうからそうやって話を伝え聞いたのかもしれないが…。なんだろう、妙な違和感。 ) はい、ありますよ。 ( と、カインの問いかけに対してはすんなりと首を縦に振った。何故彼が私にこんなことを聞いたのか、その理由はまあ何となく想像は出来る。だから不機嫌な表情は作らなかった。 ) 事件は私たち自警団の管轄で起きました。暗黒街で起きる事件に干渉していくのは限界がありますが、これは暗黒街の事件ではないですからね。 ( 私の眼鏡に映る場所で起きた事件だ。 ) [Tue 7 Jul 2009 23:04:04]
◆カイン > 其処までは自分も知りません。 熱狂的なファン、とかの可能性も自分は考えましたが――まあ、キリコやらシャリネやらと自分達じゃ、雲泥の差なもんで。(そういう可能性もなさそうだ、という話。 ストーカーや狂信者のようなファンができるほど、自分も彼女も有名ではなかった。 ……とは、思う。 暗黒街で起きている殺人事件のことも考えると、その路線も無い、か。 犯人像は想像もつかない)……自信がついたんでしょうね。あっちじゃ、特に失敗もしなかったみたいですし。 人ごみの方が狙いやすい……と。(反吐の出る考え方だ。 好き勝手に暴れやがって。捕まる可能性なんて、まるで考えていないに違いない。 ――愉快犯? いや、其処まで考えるには早急すぎる。 推理なんて、今までにしたことないが……考えなければ)…………その、犯人捕まえる気、ありますかね? スラムや、暗黒街にまで踏み込んで。 失礼な言い方だとは、思うんですが。(自警団に、ではない。 貴女に、だ) [Tue 7 Jul 2009 22:54:41]
◆コンスタンツェ > ( …やはり、今は目玉を持っていく理由は謎のままだ。一度この疑問は保留し、現実的な部分から犯人を追うべきだろう。追っていく中で、その疑問も解消されるに違いない。 ) ふむ。では、例えば恨みを買うような人物ではありませんでしたか? ( 恨み、というと実は曖昧な話しになってくる。自分の知らないところで恨みを買っているかもしれないし、目玉を抉るような恨みともなれば、それは特殊なケースになってくる。だが、一応聞いておいた。 …話をしながら、少女が殺された場所から少し先にある曲がり角を覗き込む。行き止まりか、だが木箱を積み上げれば塀は乗り越えられそうだ。 ) …そういう事になりますね。暗黒街からこちら側へ、踏み込んできた。 ( その行き止まりをざっと調べたが、特に何も発見できず。 ) ――はい、なんでしょう? ( と、地面に落としていた視線をカインへと向けた。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:47:19]
◆カイン > (まあ、本人もお尋ね者だという自覚はしている。同時に、間違った事をしているわけではない、という気持ちも。 本人は気がついていないが、単独で行動している限り、その独善的な性質は強まっていくだろう。 それこそ――『怪物』の様になりかねない)まあ、両目ともに持っていく事でカモフラージュしているのかも、って可能性はありますけどね。 あの子はバンクルじゃないから、無意味な仮定、と。――ああ、コンスタンンツェさんですね、よろしく。(自警団員、か。 横目で彼女の様子を伺いながら、考える。 ――果たして本腰を入れて、事件を追うのだろうか。 いや、自警団全体でなくとも良い。彼女は追うのだろうか? ……僅かばかりの、疑念)暗黒街じゃ、もう2,3人は殺されて目を刳り貫かれてるそうです。 つまり連続殺人鬼、と――どうしたわけか、此方にまで出張ってくるようになったみたいですが。(……さあ、どうするか。 再び黙り、僅かな思考。 つい先ほど抱いたばかりの疑念も混じる。 だが……やはり聞いておくべきだろう。一応は)……失礼な事かもしれませんが、一つ、聞いても良いですか? [Tue 7 Jul 2009 22:38:01]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 [Tue 7 Jul 2009 22:30:35]
◆コンスタンツェ > ( 目の前に居る男がまさかのアイゼンリッターだと知れば、詰め所にご同行願うところだったが。 ) そうですか。バンクルでは、無い。 ( こういう”良く判らない異常なもの”を、異常者の仕業として片付けてしまうのは簡単だ。しかし、例え異常者の仕業だったとしても、そこには必ず何かしらの理由があるはずなのだ。そしてそれは重要な手掛かりになりうる。 …もし少女の瞳がバンクルのコアだったならば、抉ってまで奪う理由が出来て、私の疑問はすっきりと解消されたのに。 ) ああ失礼、自己紹介がまだでしたね。私はコンスタンツェ・ヴィーゼンタールと言います。………そして生憎、暗黒街やスラム方面の事件には疎い部分があるんです。 ( と、言うからには全く知らないという訳ではないようだ。私も、よほどの事が無い限りはあそこまで出向かない。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:29:00]
◆カイン > (甘い考えだった。 認められようが、認められまいが、ヴェイトス市で怪物どもが好き勝手に暴れているのならば、それは止めなきゃならない。 ――カイン・グレイホークにとって精神的重圧が大きくても、アイゼンリッターはやらなきゃならないのだ。 迷ったり、落ち込んだり、そんな余裕は無い。 ――そう再確認する。記憶に焼きついた、虚ろな眼窩の少女の姿に)……いや、そういう話は聞いた事が無いですね。 眼がコアになってるバンクルもいますけど、コアは一つだ。仮に彼女がそうだったとしても、わざわざ両目とも持っていく意味が無い。(――と、彼女、この女性自警団員の言葉で、自分はある事実を改めて再確認する。 やっぱり知られていなかったのか、あの事件は。 少し黙り、考え、結論を出す。 なら、伝えておくべきだろう)……団員さん、『目玉泥棒』って――知ってますか? [Tue 7 Jul 2009 22:22:40]
◆コンスタンツェ > ( そして、何故目玉を抉ったのかという大きな疑問がある。それを見る限りでは、物取りや強姦魔の仕業では無いことは確かだが。 ――と、掛けられた声に私は視線をそちらへと向けた。彼はラサート准尉と共にこの事件に遭遇し、自警団へ通報した人物である。確か彼もこの辺りで仕事をする芸人だった。 ) …そうですか。 ( こうして見ているだけで、彼が心の底から怒りを感じているのがわかる。顔見知り程度だと言っているが、もしかしたらそれ以上の感情を抱いて……いやいや、事件には関係ないし、そんな好き勝手な憶測をするものではない。 ) では、あの白い傘は重要な手掛かりになりそうです。 ………。 ( しかし、あの傘は女物だぞ。仮に犯人の持ち物だとしたら、女がやったというのか? ) ――カインさん。一つお伺いしたいのですが、殺された彼女は―― 目がバンクルのコアだったりということはありませんでしたか。 ( 目玉が宝石で出来ている、なんていうバンクルが居るのかどうかは判らないが。 ) [Tue 7 Jul 2009 22:15:38]
◆カイン > (自警団員の言葉に、そう口を挟んだのは――少しばかり目付きの悪い事を除けば、何処にだっているような風貌の青年だった。 雨の降る中、傘も差さずに現場を眺めている――むしろ睨んでいる――彼は、フェアリン海軍人と同じく、この殺人事件の第一発見者だということが自警団には知られている。 職業は役者。と言っても仕事は脇役ばかりで、メインは雑用が多いらしい。 様々な劇団に臨時で雇われている事も、調べればわかるだろう)――いや、別にその子と仲が良かったわけじゃないんですけど、顔見知りだったもんで。 傘を使うような踊りはしてなかったと思うし、休憩中に傘を差してるほど良い身分でも無い筈ですから。(――と、自分は淡々と口にした。口にせざるを得なかった。機を緩めると、怒りが表に出てしまいそうで。 そう、顔見知り程度だが、自分は知っている。 彼女はこんな殺され方をするような子ではなかった筈だ。 何処にでもいる、平凡な、普通の、ヴェイトス市民だ。 ――糞、どんな奴かは知らないが、『目玉泥棒』とかいう殺人鬼、怪物め。こんな所でも好き勝手に暴れやがって) [Tue 7 Jul 2009 22:07:12]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――違いますよ。』 [Tue 7 Jul 2009 22:00:19]
◆コンスタンツェ > ( 雨が降っている。この季節のヴェイトス市の天候は不安定で、良く雨が降る。雨は人通りを少なくし、目撃者を減らす。もとよりこのような場所では多くの目撃者は期待できないが…。それと同時に、現場に残されているかもしれない手掛かりを洗い流してしまう。 ) …………。 ( 私、自警団員コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは下着が降り注ぐなんていうふざけた事件からこっちの殺人事件の方に回され、他の自警団員と共に現場に到着した。足元には殺された少女のものであろう、黒ずんだ血の痕が残されているが、それも雨で流されかかっている。 ) 現場に落ちていた血の付いた傘は、殺された踊り子のものかしら。 ( 真っ白な傘だなんて、随分と洒落ている。それにこんな所で踊り子をやっている娘が持つには少々上質の傘のようにも見えたが、しかしそういうところに拘ったりするものだから、どちらとも言えない。だが、もしこの傘が踊り子のものでないとしたら、重要な手掛かりになる。 ) [Tue 7 Jul 2009 21:59:03]
◆コンスタンツェ > ( いつだったか、前に芸能横丁で同じような酷い事件があった気がする。それと淫売窟でも。 どうにも、そういう華やかな場所というのはこの手の事件が起きやすいのかもしれない。このどこか享楽的な空気に中てられれば、眼球の一つや二つ抉ってみたくなるのかもしれない。 ) ( 事件が起きた場所は、大通りからわき道を通って人気の無い場所。いわゆる裏道という感じの。 この辺りで踊り子として仕事をしていた少女が、首を真一文字に切り裂かれ、両の目玉を抉られて殺された。首を切り裂かれてから目玉を抉られたのか、目玉を抉られてから首を切り裂かれたのか、それはわからないが。現場を通りかかったヴェイトス市駐留フェリアン海軍の―― 名をなんといったか。そう、ラサート=カルディス准尉の報告によれば、現場に黒尽くめの男が居たらしいが、関係は不明。ただの芸人かもしれない。 そして同時に、現場には血のついた白い傘が残されていた。 ) [Tue 7 Jul 2009 21:46:12]
お知らせ > コンスタンツェさんが来ました。 『雨だ。』 [Tue 7 Jul 2009 21:33:54]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『うふふふッ アハハハッ (笑う。嗤う。) 』 [Tue 7 Jul 2009 00:13:13]
お知らせ > 黒尽くめさんが退室されました。 『男は闇の中へと消えた。』 [Tue 7 Jul 2009 00:12:19]
◆黒尽くめ > ぁいよ。 (手を黒のローブ…というか、己の体の一部…に入れれば、やってくる自警団に表情が引きつる。やっぱり連中は苦手だ。群れて連携をとった人間ほど厄介なモノは無い。とっとと退散しようと、顔を回した刹那、眼の端に何かが止まる。) … ぁ 。 (見えた。女が、塀をよじ登り、向こう側へ飛び降りる瞬間が。一瞬で顔を背けて歩き出せば、男を目で追いかける野次馬共をすり抜け、現場から離れていく。) …あの姿…どっかで見た気が? (首を傾げながら、男はその場から居なくなった。)(自警団の報告書に、黒尽くめの男の事が記載されるかもしれないが、それは男の知ったことではない。) [Tue 7 Jul 2009 00:11:13]
◆メアリアン > (木箱に慎重に登り終えれば、現場から聞こえる声。怪しい者を虱潰しに探す気だろうか?其の声から新たに自警団か 其れに近い者が来た事がわかる。長居は禁物。) ―――… (塀によじ登り、勢い良く飛び降りた。着地は―― 失敗。思いッきり足を挫き、尻餅をついた。) ―――ッッ… 痛ぁ…ッ (幸か不幸か、海兵が此方に来る事は無く。――足摩りながら 思う。眼球無駄な事しちゃった。片方しか残らなかった赤紫色の眼球。まァ良いか。) (雨に打たれて多少血の色も落ちて来た。鞄を前に抱き締め、何事の無かったかのように 歩き出す。遠回り、遠回り。) (そう云えば犯人扱いされてた人には少し可哀想な事をした。注目の的、でしょう。―― ) [Tue 7 Jul 2009 00:06:17]
お知らせ > ラサートさんが退室されました。 『ただ一つ…犯人の手がかりを除いて…』 [Tue 7 Jul 2009 00:02:58]
◆ラサート > (その後、被害者の発見状況等、事件の詳細は細かく自警団に記録される。) [Tue 7 Jul 2009 00:02:34]
◆ラサート > (狂気の少女の運気は未だ尽きておらず…そのまま海兵は真犯人とは関係の無い方向へと散策を続けた) [Tue 7 Jul 2009 00:00:47]
◆ラサート > ………(意外にも素直に突き出される黒ずくめの両手。真っ白だ。流石にこれでは拘束する理由も無い。)ちっ…行ってよしっ!(軽く舌打ちすれば周囲に不自然な動きをしている者がいないかを出来る限り念入りに観察するが…真犯人の少女はそもそも、死角…自分は現場を離れられない。事態が好転する要素は何も無かった。やがて、3人ほど正規の自警団員が現場に到着するだろう。)お疲れ様ですっ!(直立姿勢で敬礼を送れば、自分の素性と事件の経緯を簡単に話すだろう。そして自警団に現場を任せれば、自分は周囲にまだいるかもしれない犯人を探さんと適当な方向を散策使用とするだろう。)(発言秒数二桁がゾロ目なら偶然にもメアリアンの隠れている路地へと向かうだろう) [Mon 6 Jul 2009 23:59:46]
◆黒尽くめ > (芸人風貌は自警団へと走って行った。自警団に顔を見られるのは、正直喜ばしくない。もう少し成り行きを見たら、とっととおさらばするか。そう思っていた矢先。) …あぁ? (此方へと突きつけられた指。一斉に男の周りから野次馬が離れ、一人になった男は、右向いて左向いて後ろ向いて、そして正面を向き直り。) …俺だよなぁ、どぅ考えても。 (うんざりした顔で呟いて。一寸ばかり用心が足りなかったか。かと言って此処で逃げりゃあ、確実に顔を覚えられる。其れは拙い。良くない。其れに、犯人でも何でもないのだし、堂々としていれば良いのだ。) へぇへぇ。幾らでも見てくれょ。 (陰鬱な口調でそう言えば、骨と皮だけの両手を突き出して。死人の様な其れ、返り血どころか、本当に血が流れているのか疑いたくなるような色合い。) [Mon 6 Jul 2009 23:48:24]
◆メアリアン > (木箱の後ろに座り込みながら音を聴く。―現場調査?雨音と野次馬の声で聞き取りづらいが仕切ッているのは一人の様。けど此処から動く事が出来ない。) ―― (お兄ちゃン、神様ッて本当に意地悪、なのよ。) (もういッそあの野次馬を切り付けて走ッて逃げてしまおうか。――否、逃げ切れる自信は無い。仮定は次々と頭の中却下される。) ―――。 (やッぱり塀を登るしか方法は無いのかしら。) (其処まで高い訳でもない。木箱を使えば登れるだろう。塀の先は 此処も裏通りの筈 だ。) (足を挫く―、なンて言ッてられない。群衆や、仕切ッている男の目が此方に向かぬ内に行動しなければ。) [Mon 6 Jul 2009 23:43:06]
◆ラサート > (くそっ、一人ってのは本当に拙い。近場の自警団員が数人来てくれればいいのだ。これじゃあ現場を動くわけにも行かない。と…群衆…と言ってもそこまで多いわけではないだろうが…の先頭にいつの間にか立っている黒尽くめ。)そこのオマエっ!(びしっと目が合えば指さし、少し少女の遺体から離れつつ近づいていくだろう。とりあえず疑わしきは罰せよだ。)そのまま動くな!…両手を出してこっちに見せろっ。(この時間差なら綺麗に手を洗い流しきれていない可能性も高い) [Mon 6 Jul 2009 23:38:11]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(――自警団の詰所へと、向かった)』 [Mon 6 Jul 2009 23:32:52]
◆カイン > (甘いことを考えていた。 だけど――……糞、無理だ)(……芸人風情、と思われているだろう青年は、一目散に自警団へとかけて行った。 今、カイン・グレイホークにできることはそれだけだからだ。 アイゼンリッターならば違う。絶対に違う。何かができた筈だ、と彼は考えているが――口惜しいのは、二人が同一人物であろうという単純な事実。 矛盾を抱えたまま、青年は芸能横丁を駆け抜けて) [Mon 6 Jul 2009 23:32:03]
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