暗黒街 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 案の定。 着の身着のまま出たのか、何も持っていなかった。 )』 [Tue 3 Nov 2009 01:18:53]
◆エアリー > ( ―――突っ立っているくらいなら。 さっさと済ませて立ち去ろうと、思い直す。 こんな街で暮らしているからというわけではなく、逃亡奴隷という身の上で人間社会を敵とみなしていれば、今更死体に何の抵抗もない。 むしろ、全てこうなってしまえば良いのにと思うくらい。 …正直、我が身も危険に晒されているのでなければ、この状況はすっとするばかりだ。 物価の高騰はいささか困るけれど、人間が減った代償であれば仕方ない。 喜んで払える。 ) ( 死体(?)に近付いて、もう息はないかと爪先で小突いてみる。 まだ新しい。 …一度人間の体がどうなっているのか掻っ捌いてみたかったのだけれど、それはさすがに止めておこう。 それも手遅れっぽいけれど、体液の中に手を突っ込むというのは、肌に触れるのとまた別だ。 ) [Tue 3 Nov 2009 01:11:11]
◆エアリー > ( いつにも増して激しい雨が、パーカーを打ち付けて染み入ってくる感触が心地いい。 すぐそこにある死体(?)には危機感も覚えるけれど――― 金目の物を持っていないか。 持っているようには見えないけれど一応漁ってみようかどうしようか、そんなことに悩んで佇んでいた。 ) [Tue 3 Nov 2009 00:56:55]
◆エアリー > ( コツコツ貯めているへそくり(?)があるし、ロッテがお金ないと言うのなら、この際こちらで出しても良いと思うのだけど、なかなか言い出せない。 何より先に申し出たら、それでも街を出るかどうかは分からないけどまず間違いなく自分では出そうとしないし、そしてこちらが費用負担するくらいのことを言えないと、なかなか強く出ることもできない。 何しろメアリアン邸にあった金をネコババしたり、細々した物を売った金があるのは知っている。 微妙に保護者な気になってこちらの旅費を持ってくれるなら、それにたかろうという思いもあるのだ。 …いいとこそれぞれ勝手にやるくらいだと思うけど、一応。 そういえばこんな気持ちは、ロッテに甘えているのだろうか。 ) [Tue 3 Nov 2009 00:53:37]
◆エアリー > ( 避けようとは思うのだけれど、一応流れはあるものの一面水浸しには違いなく、もはや水溜りという部分ごとに分けることができない有様。 ランニングの足を止めた娘はぐるりと周囲を見渡して、しょうがないかと肩を竦めた。 …これではそのうち、別口で疫病なんかが流行り出してもおかしくない。 メアリアンのことは保留だと言うのなら、ロッテは本当に、街を出ないのか。 ) [Tue 3 Nov 2009 00:44:43]
◆エアリー > ( どしゃぶりの通りに他にひと気はなく、特別夜目が利くような種族でなければ灯りを持っていても見落としてしまいそうな建物の影に人間が転がっている。 部屋着のような長袖の上下を着て、うつ伏せになっていてはほとんど肌も見えないけれど、首筋や手は黒く染まっている。 持っていかれてしまったのか、それとも履いて出なかったのか、靴はなく、足にはよれた穴開き靴下だけ。 その傍らでは排水溝から雨水が溢れ、倒れている男だか女だかを押し出そうとでもするかのような勢いで通りに流れ出している。 ) [Tue 3 Nov 2009 00:40:59]
◆エアリー > ( いや、慣れたわけではないのだけれど、黒い患者と取っ組み合いまでして今更手遅れというか、蝶にさえ近付かなければ良いのではないかというくらいには感覚が麻痺している。 …今まで感染しなかったのは運が良かっただけ、だから今後とも気をつけようとは思うのだけれど、それでも気が緩んでいるのを実感できた。 ) [Tue 3 Nov 2009 00:30:11]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( ―――慣れとは恐ろしいもので。 )』 [Tue 3 Nov 2009 00:27:53]
お知らせ > メルティカさんが帰りました。 『 さて、とッととかーえろ。 ( 後ろ振り返る事無く 店へと走ッた。 )』 [Mon 2 Nov 2009 22:44:38]
◆メルティカ > …、 ( 曲がり角の向こうに、物音は聞こえない。 ) … ――――、 ( いち、に、さン 。 心の中で数を数え、 )( 其の先へと顔を覗かせれば、 ) … お? ( 犬ッころだ。茶色の、少し小汚い野良犬。血塗れで、地に伏せている。 見下ろしただけで もうソイツが生きて無い ッて事はよく解ッた。 ) ……あーらら、可哀想。まァ、目ェ付けられちゃッたのが運の尽きかな。 ( 肩と顔で傘を支え、紙袋から林檎を一つ。 ) ――― おやすみ。 ( 其れを 犬の前に置いて、お花代わりに。 ) [Mon 2 Nov 2009 22:39:49]
◆メルティカ > ( 黒い病気の所為でただでさえ店の売り上げは悪い のに。今日の此の雨じゃァ まッッッたく期待出来そうもない。 ) …、 ( 空をもう一度見上げて、 溜息。 ) 料理の練習でもしよッかなー。 にーにー厨房使わせてくれると良いけどッ。客が居ないンだからちょッとくらい …―― …? ( ピタリ、と足を止めて。 )( 曲がり角 の地面が変に濡れている。 雨じゃ無くて、―― 雨の色よりももッと 嫌な、赤の様な 黒の様な、 ) … 血? ( 若干眉を顰め。 ) ( 足音を立てない様にして、其処に近付いて いこう。 ) [Mon 2 Nov 2009 22:31:16]
◆メルティカ > ( ふらッと道を歩けば黒い人が死ンでたり、チンピラだかマフィア同志だかが争ッてたり、意味の解ンない言葉を叫びながら黒い人が暴れてたり、 ) ――― 異常 だよねー。 ( ハ、と溜息。 )( 今ンとこ 家族は其の病気に掛ッていないから、他人事。 ) ―― 蝶々だッて毎日見てりゃ慣れるしね。 …あァ、でもお客さン減るのは困るなァ。ただでさえ最近売上悪いのにッ、 ( むすー、と膨れッ面。 )( 店の売り上げがあたしの小遣いにも関わッてくるンだから、何とかしてほしいトコロ。 ) [Mon 2 Nov 2009 22:18:19]
◆メルティカ > ( 暗黒街の裏道。片ッぽには紙袋、片ッぽには青い傘を持ッて、 少女は空を見上げた。 ) なァンか最低な天気? 雨降ッてると人も少なくなるから、この辺は気味が悪いッてゆー…。 ( ブツブツと文句を言いながら、早足で道を歩く。 )( 此の道は薄暗くて、人の通りも少ない が、店へは近道なンだ。 黒の病気の人とか、変な通り魔だとかに遭わなきゃ 絶好の道。 ) [Mon 2 Nov 2009 22:08:08]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『( こりゃ ヒドイ 。 )』 [Mon 2 Nov 2009 22:01:42]
お知らせ > アラタ@蝶さんが帰りました。 『( 空を見上げたら、真っ黒い敵が 空にいた。 )』 [Mon 2 Nov 2009 03:00:04]
◆アラタ@蝶 > (判定:42+1=43)( 嗚呼 世界が暗い ) ─── やっぱてき。 ( 抱きしめてた野良犬を手放した。 ぐたりと、そのまま野良犬は倒れ 少年は歩き出す。 もっとたおさなきゃ もっとたおさなきゃ─── ) 暗いよ くらい ( 紅く染まった少年は、目の焦点が合わない。 ぶつぶつ、何かを言いながら歩き出す。 全身黒くなり、そしてその下で何かが脈打つ─── ) ぜんぶ もどそう。 [Mon 2 Nov 2009 02:59:42]
◆アラタ@蝶 > ( 目の前で、泣き声を上げながら朽ちて行く野良犬を抱きしめた。 ) ごめんね、ごめんね───本当に ごめんね ・・・・ ( 服は血まみれになり、目からは涙が溢れ出す。 自分ではどうすることも出来なくて、抑えることのできないこの衝動─── 見えるものが全て暗く見え、全部が敵に見える。 ぼくらのてき。 倒さなきゃ、殺さなきゃ───自分が殺される。 ) ( 最後の声を上げれば 野良犬は死んでいく。 ) 僕が殺した─── ( 違う、 あのとき。 ) やらなきゃ・・・僕が殺されていたんだ・・・・ ( でも、出てくる涙はなんだろう?溢れるこの感情 頭の中にまた暗闇が襲い掛かる気がしてきた )【判定】 [Mon 2 Nov 2009 02:52:51]
◆アラタ@蝶 > ( 野良犬は、そ知らぬ顔で道を歩く、でもそれすら 今の少年にとっては 敵 なのだ。 )( 走り寄れば、直にナイフを振りかざし、野良犬の首めがけて振り落とす。 ) 許さない ( 吹き出た血が顔に飛び散る。 暖かい─── ) ・・・・ 違う ・・・・こんなこと、したくなっ ( 手が震え始めて、ナイフを落とした。 ナイフを持っていた右手は震えて左手でそれを抑えるように掴む。 ) 違う違う違う!!! ダメだよ、ダメなんだよ ・・・! ( そのまま その場に崩れ落ちた。 ) [Mon 2 Nov 2009 02:45:55]
◆アラタ@蝶 > ( 真っ黒い、真っ黒い もの は 自分を襲ってくる悪い人。 自分は? 真っ黒だから───悪い人 ) あは ( 全てがゆがんで見えて 怖かった。 目の前の 全てが怖かった。 ) みんな 悪いンだ。 ( あの子を助けられなかった自分、焼いてしまった人、侮蔑の言葉を叫んだ人々───石を投げた人だっていたよ。 自分に? ・・・自分に。 ) 許さない?・・・・ 許さない。 [Mon 2 Nov 2009 02:41:17]
◆アラタ@蝶 > ( 感情、ここにあらず。 嗚呼世界が暗い ) てき。 ( 今、目に見えるもの全てが敵だ。 )( 手にしていたのは、さっき拾ったナイフ。 襲われたから、襲い返した。 息がないのを確認すれば 顔を蹴飛ばしてやった。 ) [Mon 2 Nov 2009 02:33:54]
お知らせ > アラタ@蝶さんが入室されました。 『( 転がった死体を、眺めていた。 )』 [Mon 2 Nov 2009 02:32:13]
お知らせ > アイゼンリッター@裏さんが退室されました。 『――活動は続く。』 [Mon 2 Nov 2009 01:37:23]
◆アイゼンリッター@裏 > …………気絶したか。(着地し、ローブからフックを外して回収しながら、倒れたままの小男を眺めて溜息を吐く。 起こして叩きのめしても構わないが……あまり時間をかけすぎても良くないだろう。 むしろ、逃がさずに捕らえたことを喜ぶべきか)……揺さぶりをかけるとはいえ、いきなり警戒されたんじゃ元も子も無いからな。(先ほど叩きのめしたチンピラとあわせて二人を縛り上げ、自警団詰め所の前まで運び、放置することになるだろう。 ――――これで『奴ら』には此方が動いていることが、まだ知られない筈だ。 少なくとも、まだ、今のところは、だが……) [Mon 2 Nov 2009 01:37:11]
お知らせ > チンピラAさんが帰りました。 『暗黒街は弱肉強食。後は煮ようが焼こうがご自由に(ただし情報は幾等絞っても出て来ない)』 [Mon 2 Nov 2009 01:33:45]
◆チンピラA > ……畜生めが(意識を繋いでいる時間は極短い。尚も這って逃げようと掲げた片手は間も無くして)……(ぱったりと尽きた力に従い地に眠る) [Mon 2 Nov 2009 01:32:23]
◆チンピラA > ああああくそ失敗した!今日は厄日だっ!(相手の考えを知る由も無く尽きぬ罵詈雑言。手早く脱ぎ捨てた布の塊が、ばさりと音を立て、引っ掛かったフックと共に地面の上に零れ落ち。漸く自由の身になった所でもう既に遅い。鋭い風切りの音を耳に捉えた次の瞬間に)ぐぇ!?(先程のフックの衝突が可愛く思える程の衝撃に見舞われた。小柄な背中にめりこむ靴型の感触を味わっている時間は極一瞬)っっっっ!?(其の侭突き飛ばされるかのように前のめりに吹き飛んだ体は堪らずに前方にへと倒れこみ)おごっ!?(挙句に其処に待ち受けていた瓦礫の出っ張りに強かに額を打ちつけられ身を跳ねさせたっ) [Mon 2 Nov 2009 01:31:22]
◆アイゼンリッター@裏 > (フィッシュ。 ロープを通じて感じ取った手応えも口元を僅かに緩める。 ――イカれ野郎? わかって来たのだろう、お前は。 このような装束を着込んで、暗黒街に喧嘩を売りに来る輩がマトモだとでも思っていたのか? ならば、思い知らせてやろう。 そんな考えさえ浮かぶ。 そうだ、思い知らせてやらねば……)(相手がローブを脱ごうとしているのを見れば、肉には食い込んでいないらしい。引っ張れば相手の行動を助ける事になる。 そして足元には瓦礫の山。 些か不安ではあるものの……)それならば、だ。(ダン、と踏み切って跳躍し――そのままの勢いで、ローブと格闘している男へと飛び蹴りを放つ) [Mon 2 Nov 2009 01:23:41]
◆チンピラA > っ!(逃亡経路は飽く間でも直線的。馴染んだるとは言え累々と瓦礫の転がる道の中においての走り始めの速度はまだトップスピードには到達しない、射出された加速にあっという間に追いつかれた末において)っっ!(ごっ。と。重く鈍い感触が背に走った。堪らずに蹈鞴を踏む。ゆったりとしたローブが仇となり引っ掛かったフック部分に半ば縫いとめられるように立ち止まる一瞬から)っきしょおっ!予想以上のイカれ野朗かよっ!関わらなけりゃ良かったぜっ!(吐き出す悪態も咳混じり。ぎりぎりで転倒には至らない。やるべきことは一つだけ。邪魔なローブのフード部分から首を抜いて。足枷にしか最早成り得ない上着を。トカゲの尻尾のように脱ぎ捨てるだけだ。再行動の疾走に至るまでは要1ターン) [Mon 2 Nov 2009 01:18:09]
◆アイゼンリッター@裏 > 自分達のルールが世の中全部に通じると思うなよ、おチビさん。 ああ、まだ子供だから常識は知らないか。これは失礼した。 是非とも親御さんの顔が見てみたいね……ッ!(相手が動くと同時、此方も前方へと駆け出した。 甲冑を着込んでいるとは思えないほどの速度――だが、機敏な種族であろう小男には及ぶべくも無い。このままでは追いつくことなどできないだろう。 ――無論、それで良い。 端ッから追いつく気が無い以上、それで良い――否、それ『が』良い)――――――!(既に右拳に握りこんでいたフック付ロープを、一挙動で振り抜き、此方に背を向けて走っている男へと放つ。 ロープの長さから行って、射程距離内である事は間違いない。 後は、命中するか否か、だ) [Mon 2 Nov 2009 01:09:58]
◆チンピラA > 暴虐の酒場に行ってみな。あそこの情報屋の連中はヴェイトス中に目を付けてる。もしかしたらあんたの望む話が聞けるかも知れねえぜ。あんたに積み上げられる金と信頼があるってえならなっ!(そしてその一言だけを引き金にして早々に踵を返したっ。手元のナイフだけで倒せる相手ではないという判断の下に地を蹴り上げて退転の構え、小柄な体躯に相応しい身軽なフットワークで街の闇にへと向けて駆け出したっ) [Mon 2 Nov 2009 01:06:12]
◆チンピラA > ………(耳を澄まして聞き入る。一瞬の沈黙)ほう?(語尾上がりの一言が重い)それが。あんたの答えか(半歩下がる後退。表情の変化は薄いが滲み出る殺気のうねりを、記憶に焼き付けんばかりに凝視する眼差しにへと通わせて)…此処では。阿呆は食い物にされて死ぬしかねえ。腕っ節だけで全て解決出来ると思うなよ、ヒーローさんよ―― [Mon 2 Nov 2009 01:03:52]
◆アイゼンリッター@裏 > 情報を話してから殴られて自警団に突き出されるか、殴られてから情報を話して自警団に突き出されるか。 好きなほうを選べ、パットフット(ぱたぱた足)。 [Mon 2 Nov 2009 00:55:05]
◆アイゼンリッター@裏 > そう思いたいなら、そう思っていれば良い。 お前の感想など興味も無い。(互いに緊張感を保ったまま、しかし臨戦態勢に入った――という所か。 微かに聞こえた瓦礫の音に、その事実を認識する。 それに応えるかのように、腰に当てていた右手が握り締められた。 ふむ、と微かに首を傾げて)――なら、聞き方を変えるべきだったな。 中に詰まっているモノが握り拳くらいの大きさだというのを失念していた。――これならお前の『小さな』頭でも理解できるだろう。 [Mon 2 Nov 2009 00:54:34]
◆チンピラA > ……所謂無謀と勇気を履き違えてる馬鹿か。その阿呆な考えが確実に今も刻一刻と寿命を縮めてるぜ、手前のな(は。吐き出す呼気が太く重い。だらりと力の萎えた肩口の線が下向きにハの字を描いた)そうだな(挙動の変化に対して過敏な反応。篭る力。膝元に溜め込む脚力のバネ。踏み付けた瓦礫の僅かばかりに軋む音。疑問に応答する一言に交えて、首を捻りつつ)俺が例えば此処で御前に御前の望む情報を提供したとしよう。御前はそれを素直に信じてくれる訳か?御前がぶん殴りたい悪党の言った事をよ? [Mon 2 Nov 2009 00:50:01]
◆アイゼンリッター@裏 > この界隈で、大なり小なり犯罪に関わっている輩だ。 いずれ全員殴る。(躊躇いの無い否定。 それが逆に怪しい、というのは自分の妄想だろうか。 判別はつかないが、構うものか。 どうせいつの日か、この小男へも制裁を加える事になる。 順番が前倒しになった。 ただ、それだけの話だ)(すぐに動かない、という事は――それなりに手馴れている、という事だろう。 怯えている様子は見られないし、演技をしているとも思えない。 仮面の下で唇を舐め、腰のベルトに手を添える。 格好つけたポーズを取っているかのように……)――まだ、お前の答えを聞いていない。 ――――知っているんだな? [Mon 2 Nov 2009 00:42:46]
◆チンピラA > しらねー(即時応答の一言には全く躊躇いが無い。最低限の揺れ幅で頭を左右に揺すりつつ)…って言って来た奴を(細める眦に篭る刃物の切っ先のような鋭さ。最早視界の端にすら入らない眼下のチンピラにへと彼方を指して指先を下ろしつつ)あんた一体何人ぶん殴って来たんだ?仮面の正義の味方さんよ。やり方が粗いにも程ってもんが在るぜ。こいつが一体何処のどいつだかも知らねえだろ?(頬の片端を歪める上品とは言えない笑い方。漲る緊張感を維持しながらも、それを破裂させるような真似には出ない。多少の目に見えた隙を前にしても、其の場での立ち位置を残した侭語り掛けるのみ) [Mon 2 Nov 2009 00:35:33]
◆アイゼンリッター@裏 > (暗黒街やスラムでは日常的に自警行為を繰り返している。 噂くらいは流布しているだろうから、相手は此方の事を知っていると認識して問題あるまい。 ……その上で話しかけてきているなら、警戒して損は無い。 ――もっとも、この界隈で気を抜ける時間など、あるわけもないのだが)…………居住区でゴーレムを暴れさせた馬鹿がいてな。 私としては、そういった手合いは叩き潰す事にしている。 ――奴を雇ったのは誰か、知っているな?(首を動かして、指差された方を見る――と見せかけ、視線自体は小男から逸らさない。 こういう時、この鉄仮面は便利だ。 表情も、視線も、全て隠せるのだから) [Mon 2 Nov 2009 00:29:20]
◆チンピラA > あらら(制止も時既に遅し、鼻面の拉げた面構えを一目見て生暖かい笑いが満面に満ち渡った。虫の息で倒れ込んでいる人影を見下ろす一瞥は、間も無くしてそれを成した男にへと振り返り)いやー、さー、イカれた格好の奴が来たって話を聞いたもんだからさ(頬から顎辺りにへと手を当てて。撫で回しつつ)好奇心って奴が疼いてな(吊り上がる口端の口角)一体何の用だい。兄さん。こんな場違いな場所に。芸能通りならあっちの方だぜ?(無造作に掲げた左手の指先で、ひょいとあらぬ方向を指し示す間も。見詰める目線は釘付けられたまま離れない。目を逸らすような馬鹿はしない) [Mon 2 Nov 2009 00:24:15]
◆アイゼンリッター@裏 > 『奴ら』に関わっていたら、泣いたり笑ったりできなくしてやる。――他の奴らにも伝えろ。 良いな?(ぐしゃり、と鉄拳がチンピラの顔面に振り下ろされ、その身体から力が抜ける。 ふん、と小さく鼻を鳴らして手を離し、意識を失った男の身体を放り出すと、ゆっくり入り口へと降り返った)……何か私に話したい事でもあるのか? [Mon 2 Nov 2009 00:19:29]
◆チンピラA > …まあ。待てよ。其処の兄さん(チンピラの一人が拷問紛いの尋問を受けている真っ最中の路地裏の入り口辺りにおいて佇む。小柄な影。此処に至るまでの足音は、無い) [Mon 2 Nov 2009 00:15:21]
お知らせ > チンピラAさんが入室されました。 『おいおいおいおい…』 [Mon 2 Nov 2009 00:13:10]
◆アイゼンリッター@裏 > (カクカクと、チンピラが何度も首を上下に振る。 宜しい、と優しげな声で囁いてやる。 だが、襟首を掴む手はまるで緩めない。 チンピラを壁に押し付けると、骨が軋む音がして、微かに悲鳴が聞こえた)では、質問をもう一度する。 ――――誰が雇ったか、知っているな?(「知らない! 本当に知らないんだ!」)…………そうか。それは残念だな……。 なら、此方も方法を変えるとしよう。(不意に、襟首を締め上げる力が緩くなり、安堵した様子でチンピラが鉄仮面を振り仰ぐ。 そして目にするのは――硬く握り締められた、拳だった) [Mon 2 Nov 2009 00:08:54]
◆アイゼンリッター@裏 > (「知らない」とチンピラは喚く。 だが、それこそ知った事か、だ。 まるで取り合わず、淡々と言葉を紡ぐ)――暗黒街と居住区で住み分けができている。だから首を突っ込むな。 お前らアウトローの決まり文句だ。 笑わせるな。 どの口でそんな事を喚いている。 いくら格好つけようが、お前らは盗人で人殺しの強姦魔だ。 違うか?(ドンッ!とチンピラの背を壁に叩きつける。 息が詰まったのか、陸に上げられた魚のようにパクパクと口を開く様に、仮面の下で微かに笑みを浮かべた)――他人の人生を踏み躙っているんだ。 踏み躙られる覚悟も、当然ある筈だ。 ……違うか? [Mon 2 Nov 2009 00:02:57]
◆アイゼンリッター@裏 > 私が聞きたい事は一つ。 ――先日、居住区でゴーレムを暴れさせた大馬鹿がいるだろう。 そいつが、果たして誰に雇われたのか、だ。(薄暗い路地裏。 不幸にして目をつけられたチンピラの襟首を締め上げながら、鉄仮面が囁きかける。 その地の底を吹くような低く冷たい声と、表情が全く伺えない無貌が、たまらなく恐ろしい。 目前の鉄仮面が気の狂った通り魔であろうと、得体の知れない怪物であろうと、彼には関係無いだろう――犯罪者というのは概して臆病で、迷信深いのだから。 ……ゆえに、カイン・グレイホークはこの装束を纏うのだ) [Sun 1 Nov 2009 23:57:13]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――よし、ではもう一度おさらいしてみよう。』 [Sun 1 Nov 2009 23:51:35]
お知らせ > ライシンさんが退室されました。 『( それもまた白黒の蝶が齎した、―――― )』 [Sun 1 Nov 2009 15:28:01]
◆ライシン > (「真ッ黒いのと揉み合ってた」――――そんな、身も蓋もない結論が ) [Sun 1 Nov 2009 15:27:02]
◆ライシン > ――…とりあえずだ。 コイツが夕べ何してたか口の固い情報屋に当たってきな。 ( つまらない泥を被る気なんぞ毛頭ない。 死体は一時隠させて暫く情報を待っていると、 ) [Sun 1 Nov 2009 15:25:58]
◆ライシン > ( 殴られ、蹴られても核が傷つかない限りは平気。 ――綱渡りはそう考えていたんだろう。 だからうすら笑っていた。 それが何かの弾みで喉をやられ、核石をやられてくたばった。 「そんな馬鹿な」――――そう考えながらおっ死んでいった事だろう ) 「だから」強気だったンだよなァ。 ( 死ににくい。 喉の石を厳重に、今のようにシャツで隠せばまず大丈夫なはずだろうと。 だが、現実はそう甘くなく、石さえ傷めなければ老いも衰えも遠いとタカを括っていたバンクルは、今はこうして冷たい骸 ) [Sun 1 Nov 2009 15:23:05]
◆ライシン > それで中途半端に笑ッてくたばってんだナ。 ( 果たして処理はどうしたものか、組織の若いのが尋ねてくる。 己の呟きを聞き止めたものか、腑に落ちない面を浮かべたので ) シャツの襟ィ開けてみな。 口の達者な野郎でサ、――――ほれ。 ( 寛げられた喉元に石が嵌って罅割れている。 自称綱渡りは今となっては核を傷つけられてくたばったバンクル ) [Sun 1 Nov 2009 15:19:40]
◆ライシン > …………。 ( 元の面構えが分からないほど殴られ、腫れ上がった面は酷く奇妙な表情をしていた。 余裕ぶった笑みと驚愕とを同時に浮かべて固まっている。 ただならぬ変形具合の為、暫くは誰だか見当もつかなかったが ) …………嗚呼。 綱渡りのアイツじゃねェかよ。 ( カタギで下手を打ちこちらの世界に流れたばかりの。 自称の経歴なんぞアテになりゃあしないが、元々人攫いの真似事をしていた男だ。 利益を丸儲けする為に誰ともつるまず、恃むは己の才覚ばかりと豪語する、正しく綱渡りの男はとうとうロープから滑り落ちてしまったらしい ) [Sun 1 Nov 2009 15:16:01]
◆ライシン > ( 靴の爪先で死体をひっくり返した ) [Sun 1 Nov 2009 15:10:42]
◆ライシン > となると――――どっかの手のモンが俺等に引き金引かせようって魂胆か。 ( マッチポンプ。 自ら死体をこさえ上げ、喧嘩を売りたい相手のシマへ放り込んで相手の方から喧嘩を「売らせる」――そんな可能性も、ある ) …。 ( だとしても、ならばこの名無しの権兵衛が誰だか知る必要がある。 もし「そう」だとしたら、火付けと火消しの両方を狙っているのは権兵衛が所属している組織か、関係のある処だろうから ) [Sun 1 Nov 2009 15:10:12]
◆ライシン > ( 今のところ己等は何処とも抗争状態にない。 代替わりから日の浅い現当主はどちらかと云えば保守的で、ましてや新興組織ともなれば地盤を築く方に重きを置いているようだ。 その為、「御近所サン付き合い」に於いては腰を低くと務めている節もあり、事実余程の事情がない限りは、他所者には手を出さないようにと当主の言葉を託ったのは他でもないこの己だ。 そして余程の事情があって人をバラしたという報告は届いておらず、従ってこの死体を死体たらしめたのは組織の者のはずがない ) [Sun 1 Nov 2009 15:06:28]
◆ライシン > ( 組織内、または組織間ではカタギの世界なぞよりも道理を重視するケースもままあれど、こうして死体が転がる事も珍しくないのがこの界隈だ。 死体が「生産」される理由は様々で、業界の筋を通さなかった阿呆がケジメをつけさせられた結果だったり、カタギの人間が観光気分で足踏み入れたその代償だったりとそれはそれは多岐に渡る。 そうして生まれた抜け殻がトラブルやビジネスの種にもなったりして、中には死体専門の片付け屋もいるくらいだ ) 派手にやられちまッってんなあオイ。 フクロか? いや――――そう云うワケでもなさそうだなァ。 ( 死体の背中はぼろぼろで、日向へと引きずり出せば無残を越えて惨めか無様に映りもしたことだろう ) [Sun 1 Nov 2009 15:01:11]
◆ライシン > 嗚呼――死んじまッたか。 ( 日の差さない路地裏に真新しい死体がうつ伏せで転がっていた。 シマの片隅で発見されたその亡骸を見下ろして ) [Sun 1 Nov 2009 14:53:45]
お知らせ > ライシンさんが来ました。 『( 見下ろす )』 [Sun 1 Nov 2009 14:51:33]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( とりあえず病人に対する認識を改めよう。 …で、風呂だ。 )』 [Sun 1 Nov 2009 01:04:13]
◆エアリー > ( ―――耳鳴りのような駆動音を立て、地面と水平に弧を描いて飛んだそれは、男の身体から脚にかけて大雑把に絡み付き… けれどもちろん、縛り上げたり動きを止めるには至らない。 ただ動き辛くなったという程度で、まともな頭があればすぐに解けただろう。 しかし単純に暴れるだけでは、すぐに脚をもつれさせて転倒する。 ) ―――っぐ…! ( それを起き上がらせないように、暴れる身体に広げられては巻き直すのは一本のストリング。 指一本で成人男性の動きを封じるのは当然困難で、左手をストリングに絡めて掴むが、力任せの勝負にストリングが手へ食い込む。 すぐに皮膚が裂ける。 ) ―――手伝えッ! ( 起き上がろうとする男性を転倒させるのに手一杯で、取り押さえるのは無理だ。 けれどここまですれば、あとは逃げようがないし、どのように人手が必要なのかも明らかな状況。 ぽつぽつと同じアパルトマンの住人が駆け寄って――― ) [Sun 1 Nov 2009 01:01:14]
◆エアリー > ( 腰に吊るしているヨーヨーに指を通す。 冗談みたいな、一応武器だ。 おもちゃの比でない無駄な耐久力があって、よく故障するが壊れない。 スリングも同様、自分の腕力でナイフを立てたくらいでは切れなかった。 …触れるなり手の中で不規則な回転を始めるそれは、まだ上手く扱えないけれど、この男は力こそついているが見ての通り知能とかそういった点は障害されているらしい。 触れれば振り払おうとするけれど、あとは見えない何かに向かって叫び、暴れているだけだ。 ) ( とは言え、それに勝てないというのが現状。 自分の能力。 身の程。 殺すのならば何とかなると思っているが、それも、実際にはどうだか怪しいものがある。 ―――自嘲的な意識はおいて。 腕を大きく振り、ヨーヨーを放った。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:50:33]
◆エアリー > ( ―――最初から、関わらなければ良かった。 事実、子どもから直に助けを求められたのでなければ、その時他の誰かが取り押さえようとしていれば、自分が協力するいわれはないと傍観していたに違いない。 貧乏くじだ。 …父親の名を呼んでいた子どもがこちらに目を向ける。 縋るような表情や、弱々しい声音が鬱陶しい。 救いを求めるのに効果的な芝居だが、跳ね付けるデメリットを計算に入れてのことなら、成功させた時のメリットは用意しているのか。 ) …邪魔だ。 近付くな。 ( とはいえ、この子では足止めにもなりはしない。 下がってろと言い捨てて、とにかく男との距離を詰める。 どこへ行く気なのか知らないが説得が通じる状態ではないし、問題起こしてあのアパルトマンに、自警団ではないにせよそういったポジションの人間が事実関係の調査に来るなどぞっとしない。 意識し過ぎているのかもしれないし、全体を管理できるわけでもないのに無駄な努力とも思うが、せめて目の届く範囲では、あの場所が何かで少しでも注目されるようなことは避けたかった。 ) ―――。 ( 『助けてー!アイゼンリッター!』 子どもなりに困り果てたのだろう。 割と本気の叫びに苦笑する。 …好きにすれば良いが、私にやらされて癖になったとか、そういうことは言わないで欲しい。 ) ( 腕力では圧倒的に負けている、技術の持ち合わせもない、協力者は得られない、ではどうするか。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:43:00]
◆エアリー > ( では私には無理だと――― 現状それが本心なのだけど、そう言って引き下がるか。 それもありなのだ。 一応止めようとした、助けようとしたという義理は立ったろうし、自ら手にかけるよりはずっと穏便だろう。 …しかしそれでは、負けたような気がして癪という。 ) ―――手伝え! ( 何事かと顔を出して遠巻きに見守る住人に声を上げるが、ものがものだ。 空気・接触感染はせず幻の蝶がこの病を媒介していると聞いても、それで心理的な不安や拒否感まで拭い去れるわけじゃない。 エールのジョッキに尿を入れて、その後きっちり洗い、必要なら煮沸消毒しても良いが、それでエールを美味しく飲めるかという話。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:14:55]
◆エアリー > ( 元々肉体労働者ではあったと思うけれど、剣闘士じみたその膂力は明らかにおかしい。 男性を組み伏せようとした経験があるわけではなく、これが男性の標準といわれても自信喪失するしかないが、手応えとしてはランナーの男くらいか。 …奴隷を使った狩りという趣向に、狩人として参加していた男。 あれはそれなりの能力がなければ雇われなかったろうし、ゴーテンジのような化け物もいたくらいだから、個人差こそあれその水準は低くなかったと見て良いだろう。 単純に腕力だけで測れるものでもないけれど、病で頭をやられて自分の身体の損害省みず力を発揮することができれば、この程度の飛躍はありなのか。 …多少心惹かれるものもあるのはさておき、取り押さえなければならないと思うと途方に暮れる。 ) ( 男はアパルトマンの敷地から通りへ。 追って来ているわけではないが、ここまで付き合った手前好きにさせておくわけにもいかない。 何やら叫びながら縋りついた彼の子どもも振り払われた。 固定が甘い分尻餅で済んでいるけれど、もしも男が方針変更して追撃を始めたら、殺されかねない。 気持ちは急くが、体術の心得もなく繰り返したところで結果は同じ。 いっそ殺してしまえば楽なのだけど、自分でそうするという発想は持てなかった。 周辺住民に、必要とあれば人殺しができる者という認識を与えたくないし、何よりそれをして、ここでそのまま暮らせるのかどうか。 結果無罪になる形式だけのことでも、自警団や、もしくはこの辺りを支配している何かに直接関わるようなことはしたくない。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:09:19]
◆エアリー > ( ―――吹き飛ばされて、といった方が正確だろうか。 頭から地面に落とされるような狙いすました攻撃ではないため、それ自体は大したことないのだが。 ) ―――っくそ。 ( 埒が明かないと舌打ちしながら身を起こす。 ―――何度目か、組み伏せようとした男からの追撃はなく、めくらめっぽう両手足を振り回すだけだが、その力が度外れていた。 彼は同じアパルトマンに住む男。 字を教えている子どもの父親。 名前は忘れたが顔を合わせたことはある。 ホワイティアだったはずだけれど、今はブラリティアというくらい露出している肌のどこも真っ黒だ。 肌の色が変わると顔って分からなくなるものだとか、そんな感慨はさておき。 これは例の奇病患者で、しばらく伏せっていたらしいが、いよいよ末期ということか。 むしろ高められていそうな身体能力を回復と受け止めるのは無理があった。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:46:41]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 投げ飛ばされて通りを転がった。 )』 [Sat 31 Oct 2009 23:31:40]
お知らせ > コープスさんが帰りました。 『( 死体回収仕事。雨の後には、結構多い )』 [Sat 31 Oct 2009 15:31:23]
◆コープス > ……重たい…… ( 自分より背の高い人間を担いでいるから、足は当然のように引きずっている。濡れた地面に歪な線が描かれていくのが、足跡よりもはっきりした痕跡。ずっしりと重たい人の身体を担いで歩きながら、痩せた四肢はさほどふらつく様子も無い。薄い呼吸だけが、少し乱れて唇から漏れる程度 ) ……はれてきちゃった。 ( 憂鬱に厚く垂れ込めていた雲間が割れて、午後の日射しが街を照らし始める。今からでは、それほど気温も上がらないだろうけど。急がないと叱られるのは確かか―― ) [Sat 31 Oct 2009 15:28:27]
◆コープス > ……生きてる? ( もしも、この光景を傍から見ている人間がいたとしたら、それを愚問と断じるだろう。金色の髪の合間から、ぱっくり開いた頭蓋の傷と、其処から滴るどろりとしたものを覗かせたそれは、間違いなく死んでいるだろうから ) ………やっぱり、あたり。 ( 暫し待ち、返答が無い事を確かめて、憂鬱げに溜息をつく。のろのろと動かない身体の前にしゃがみ込み、投げ出された冷たい腕を抱え上げて、肩に担ぐ。体勢としては、酔っ払いに肩を貸す時に似ているが、違いは酔っ払いどころでなく、相手が自力で身体を支えようとはしてくれない所 ) [Sat 31 Oct 2009 15:14:17]
◆コープス > ( 黒く濡れた地面の一角が、水濡れとは違う色に染まっているのが見えて足を止めた。 澱んだ空気の中に、一際どろりと饐えた匂いが混じっている ) ……あたり。 ( 嬉しくもなさそうな声で呟いて、のろのろと歩みを進める。如何にも頼りない動きではあるが、見た目の印象ほど歩幅や足取りはふらついてはいない。ドス黒く染まった木箱の陰を、ぼやけた視線が覗き込む ) ( 金色の髪が見える。俯いて、項垂れて据わった人間の身体。だらしなく投げ出された四肢は、打て捨てられた人形のようにあらぬ方向にねじ曲がり、見える肌の色は黒い ) [Sat 31 Oct 2009 14:41:46]
◆コープス > ( 区画整理の行き届かない一角の事。雑多に積み上げられた木箱や、道の方にまで張り出した庇やらが昼尚暗く影を作る。昨夜の雨がまだ乗っているのだろう、濡れた路地を歩いていけば、安物の靴から染み込む雨水は、冷たいと温いの狭間で気持ちが悪い。微かに顰めた眉は無意識の事 ) ……こっちの方だっけ…… ( 先刻、蝶が飛び立つのが見えた辺りを探して、薄暗がりに目を細めた ) [Sat 31 Oct 2009 14:26:09]
◆コープス > 次はあっち。 ( 道筋を確認するように指さして、路地角を曲がる。雨の気配がまだ色濃く残る空気の中に、白黒の羽根を持つ蝶が数羽、ひらひらと空目掛けて舞い飛ぶのが見えた ) ……ありそう。 ( 軽く肩を回すと、関節の鳴る音。それを掻き消す相変わらず耳障りな鎖の音。何かの覚悟を決めるように深呼吸を一つして、歩みを進める ) [Sat 31 Oct 2009 14:15:27]
◆コープス > ( 歩く度に金属同士の擦れる音が鳴り響く。耳障りな音 ) こっちの通りは、これで仕舞い……? ( 昨夜から降り続いた雨が漸く上がり、濡れた路地に響く奇妙な音の源は、粗末な衣服を身につけた一人の少女。金属の光沢を鈍く湛えた黒い首輪と、其処から伸びる半端な長さの鎖。それと、片足に付けられたやはり金属製の枷。それらが、歩く度に煩く響く ) [Sat 31 Oct 2009 14:07:42]
お知らせ > コープスさんが入室されました。 『( ガチャン )』 [Sat 31 Oct 2009 14:05:18]
お知らせ > ストレッツさんが退室されました。 『 その日がくるまで、あらゆる屈辱に耐えてみせよう。 』 [Sat 31 Oct 2009 01:18:18]
◆ストレッツ > ( 忌々しい話だが、傷ついた身体では思うように戦うことができない。今は身体を癒すのが先だ。 ) …俺は必ず、全てを跪かせてみせる。 ( この世でもっとも強い存在として君臨するのだ。戦闘種族として生まれたからには、その最大の目標はあらゆる生物の頂点に立つことだ。何故なら戦闘こそが生きがいであり、喜びであるからだ。生ぬるい情など一切入り込む余地の無い、勝者と敗者のみが存在する世界なのだ。 ) [Sat 31 Oct 2009 01:16:23]
◆ストレッツ > 結局力だ。強い者がそうでないものを支配する。それは魔界も人間界も変わらない。 ( 力だ。力が欲しい。多くの戦いの中で悪魔としての力をつけ、このヴェイトス島に幅を利かせる紅の悪魔、ヴァイオレートを始末する。クロゥアーテと同程度の力を持つヴァイオレートを倒せば、魔界の連中もこの俺の力を認めざるを得ないだろう。そして俺が代わりにこの島に君臨し、人間どもを支配するのだ。そしてそれを足がかりにして魔界に戻り―――…。 ) ……ふん。夢物語で負けの屈辱を癒すようでは笑い話にもならんぜ。 ( 痛む肩を抑えながらゆっくりと立ち上がる。鬱陶しい雨は止む事無く、その灰色の肌を打った。 ) [Sat 31 Oct 2009 01:07:40]
◆ストレッツ > ( 気が触れて凶暴性を増したとはいえ、元は単なる人間相手に苦戦するようでは、魔界を統べることなど夢のまた夢に過ぎない。認めたくない話だが、自分は人間と同レベルの強さなのだ。いや、自分より強い人間はもっといる。爪も牙も持たない軟弱な種族が、この自分の上を行くのだ。なんと腹立たしいことか。 ) ………。 ( 同時に悪魔は思い出していた。魔界で受けた屈辱のことを――。 上級のデーモンからすれば、自分達など蚊や蝿などと等しい存在だった。奴らは、跪き頭を垂れる自分の姿に気付く事無く、目の前を通り過ぎていった。取るに足らない存在、それ以下だったのだ。忠誠心は無くとも、主の為に戦う者に対しての反応がそれだったのだ。 ) [Sat 31 Oct 2009 00:59:45]
◆ストレッツ > ( 戦闘種族が戦いに負けるようでは話にならない。敗北いしたその時点で無価値、無意味なものになるからだ。 偶然出くわした肌が黒く変色してしまうあの奇病に侵された男に、突然背後から襲われた。もつれ合うように抵抗したが、狂った獣のように襲い掛かる相手に対し徐々に追い詰められていってしまう。辛うじて相手を川へと突き落とし逃げてきたが、今の自分の姿はあまりにも無様だ。 ) ちっ。 ( 舌打ちと共に人通りの少ない道端に腰を降ろし、身体に走る痛みに顔を顰める。相手は素手だったので致命傷になるような傷は負ってないが――。 ) [Sat 31 Oct 2009 00:48:41]
お知らせ > ストレッツさんが来ました。 『 油断した。 』 [Sat 31 Oct 2009 00:39:38]
お知らせ > ルァ@蝶さんが退室されました。 『( 今は 分からない。 )』 [Fri 30 Oct 2009 01:49:42]
◆ルァ@蝶 > ( 本人の意思 、 周りの願いとは裏腹に、 症状は進んでいく 。 今は大人しくなったが 体力が戻ればまた暴れるのだろう。 安全の為の拘束は免れないだろう が 。 白と黒の蝶はいつまで飛び続けるのか あの幼子は何故現れたのか この騒ぎはいつ終わるのか 奇病は治るのか 全てが終わった時、 この子どもがどうなっているか ―――― 。 ) [Fri 30 Oct 2009 01:49:31]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『病院に青年を連れて行けば、気が付かれないように姿を消そう』 [Fri 30 Oct 2009 01:48:54]
◆ヴァネッサ > ( 抱きかかえた青年の傷の辺りが血で濡れている。 生きるか死ぬか、それは今見ても自分には分からない。 ただ、自分は青年を抱きかかえて、できるだけ揺らさないように連れて行くだけだ。 道は、鉄仮面の後ろをついていこう。 迷いのなさそうなその足取りから、きっと大丈夫なのだろうと思えるから。 ) ふふ、寝て起きたら、きっと病院だよ…。 ( 私は、病院には居ることはできないから、ルァのことを頼もう。 だから、生きて。 あの子を見守ってあげて欲しい。 そして、私は半身を失いたくはないから。 ) [Fri 30 Oct 2009 01:47:44]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『対処療法的な戦いは、続く。』 [Fri 30 Oct 2009 01:43:04]
◆アイゼンリッター > (実際問題、ナイフを抜かないままの方が良いのかどうか、青年は知らない。刃で内臓が切られそうなものだが、刺された本人が『失血死する』というのなら、それを信じよう。 この街には様々な種族が存在する。 青年自身、元よりその種族的な肉体構造から、応急手当だの何だのの知識は持っていないのだ。 だが人を治療することを考えた場合――しかも、これで二回目である以上――多少なりとも学ぶべきだ、と。 彼は密かに心に決めた)(……目の前で腹を刺されて死んだ、自警団員の姿が重なる。 二度は御免だ。 そう思い――少女を肩に担いだまま、アイゼンリッターは病院へと直走った) [Fri 30 Oct 2009 01:42:26]
お知らせ > ヴァリス(中年)さんが退室されました。 『( 深夜。中央病院に意識不明の重体患者が運ばれることだろう。 )』 [Fri 30 Oct 2009 01:36:12]
◆ヴァリス(中年) > ほっとけば死ぬねー・・・・。ただのミックスですよ。治癒力も人並み以下。 ということはヘタしたら死ぬかも? 少なくともナイフを抜いたら失血死する。 ( まあ、死んでもカリンがいる以上、死ぬことはないのだろう、と楽観できることもある。もっとも、カリンがそうしてくれるかはわからないのだが。ともあれ、死なないのが一番なのだが ) ゆっくり優しく、大切に運んでくれればね。たぶん大丈夫 ( と、冗談めかして言うが、眉根を寄せる。痛い、物凄く痛い。だらだらと嫌な汗があふれ出る。 ) ねぇ、カリン ( と、小さく、抱きかかえられた中年は少女の名前を囁くように小さく呟こうか ) ごめん。 ちょっと眠いから寝るね ( と、笑ってそう言おうか。眠気はすぐそこにある。ゆっくりと、身体から力を抜いていき・・・。 意識を手放した ) [Fri 30 Oct 2009 01:35:43]
◆ルァ@蝶 > ( 鉄仮面に担ぎ上げられれば、 少女はばたばた足を動かして暴れるものの、 いい加減、 そろそろ疲れてきたらしい 。 3人が歩き出す頃には、くったりとしているだろう 。 ) ―――――― …… ( ぼんやりと 、 冷たくない 雪 を 見る 。 何をしているのか、 何をしていたのか、 何をしたかったのか 、 もう 全てが 虚ろで 。 ) ( 自分の犯したことを 少女はまだ 理解していない。 自覚していない 。 けれど、 なんだかとても とても 悲しくて 、 ぱたり 。 担がれたまま また 涙を零した。 ) ( 【 判定 】 ) [Fri 30 Oct 2009 01:34:03]
◆アイゼンリッター > 抜かなくても死ぬぞ。 あんたが何者かは知らないが……。(腹を刺されるのは何度経験しても痛い、と小さく零した。 自分はバンクルだから助かったが、まともな人間ならかなり危険だ。白い血液の種族が何かは知らないとはいえ、不味い状況には変わりない。 応急手当の方法くらい勉強しておくべきだったか――ああ、糞!)布でも何でも良いから、傷口を押さえて、血を止めろ。 医師でないから助かるとも助からんとも言えないが、此処に置いておけば死ぬ。 間違いなく、な。(とにかく、一瞬でも落ち着いたなら、その隙を突いて娘を担ぎ上げてしまおう。 これ以上騒がれたら適わない。 ロープは握っているから、逃げられるとは思わないが……)……急ごう。 俺は彼女の事を知らないが、殺人者にはしたくない。(そう言って、歩き出そう。 暗黒街から病院へは何度も何度も通っている。 最短ルートくらいは、わかる……) [Fri 30 Oct 2009 01:21:53]
◆ヴァネッサ > 死 ぬ ? ( 突き飛ばした鉄仮面から出た言葉にぴたりと身体が止まる。 死ぬ。半身が死ぬ。そうしたら、私は半身になってしまう、半身じゃ人は生きられない。 頭の中からスゥっと血が引くような寒気がするような気がする。 落ち着くとは、少し違うかもしれないが、頭の中は興奮によるパニックからは抜け出した。 冷えた所で、青年の声が聞こえる。 ) ぁ 大丈夫、なの … ? ( 視線を向けた先の青年は、深く呼吸をしている。呼吸をしているのを見れば、少し安堵する。 今は生きているということだから。 ) 病院、病院まで運べば、ヴァリスも、ルァも助かるんだよ、ね ? ( そうだよね、と手招きに応じて、青年に歩み寄って、その身体を抱きかかえながら聞こう。 ちなみにお姫様抱っこだ。 ) ごめん、なさい。 取り、乱した … ( それを聞いて、すぐに鉄仮面からも言葉が聞こえる。 最初の興奮しているときとは違って、ちゃんと聞こえる。 確かに、今は言うとおりにしないと、いけない。 二人とも助けたいから。 ) 私も、助けたい…だから、手伝う … 。 だから、他に何をすれば、いい ? ( 鉄仮面に問おう。 さっき突き飛ばしてしまったから、まともに顔、(と言っても仮面なんだが) を見てはいえないけれども。) [Fri 30 Oct 2009 01:13:50]
◆ヴァリス(中年) > 落ち着いて。 抜かなきゃすぐ死なないから ( と、ひらひらと手を振る。 頭を少し振って自らを落ち着かせるように深呼吸を一つ。げほげほ ) ルァは 今町で流行してる病気に掛かってる。 殺されたり、罪に問われたりはしないから大丈夫だよ ( 現在、被害者は己だけなのだから。此方が生きている以上、被害届を出さなければ逮捕されることも無いだろう。身柄の確保、隔離は致し方ない。この病気に掛かった者は全員、善悪関係なくされるのだから ) カリン、僕を病院まで運んで ( と、小さく手招きしようか。脂汗の浮いた顔で、精一杯笑う。暴れる少女を哀しげに見るが、忘れるように頭を振った。 ) リッターさん。その子、頼みますね。僕なら大丈夫ですから ( 精一杯、笑った ) 傷、慣れてますから [Fri 30 Oct 2009 00:43:19]
◆ルァ@蝶 > ( ピタリ と、 動きを止める。 分からない。 何が起こっているのかが 分からない。 帰りたいだけなのに。 早くこの変な病気を 治して、 ただいまっ って ―――― 。 ) ――――――………。 ( カリンさんが鉄仮面を突き飛ばし 、 多少身体が自由になっても 子どもは動かなかった。 ―――― 動けなかった。 ) ( 中年の男性が 、 呟いた 。 「 おかえり 」 それは、 少女が 欲しくて たまらないもので、 それを言ってくれるのは ―――― このヒトじゃない 筈なんだ。 だって、 このヒトが ヴァリスさん なら 、 自分は ) ――― ッ … ぅ ぁ …… ( 違う。 そんな訳が無い。 この人たちは全然知らないヒトだ。 会ったことも無いヒトだ 。 そう結論付ければ、 少女はまた 暴れるだろう。 ) [Fri 30 Oct 2009 00:38:40]
◆アイゼンリッター > ぐ、ぅッ……!?(それ見たことか。 糞、悪党扱いは、これで何度目だ……?)(以前に交戦した、鉄塊を振り回す怪物を思わせる膂力での突き飛ばし。 少し吹き飛ばされただけで済んだのは、少女を縛った縄を手に握っていたからで……鎧と、この肉体のお陰だ。 体力にだけは自信がある。 ただの人間なら、さて、どうなっていた事か)つ、ぅ……。 知り合いだと言うのなら、騒いだりボゥッとしてないで、とっとと落ち着け! 腹を刺されてるんだ、死ぬぞッ!(此方は此方で、ロープを放さないでいるので精一杯だ。 例の病に罹患した者は、何故だか知らないが筋力が増加される。 常人並みの自分では、縛りでもしなければ抑え込めないだろう)……糞、自警団より先に病院だな。 あそこなら鎮静剤の類もあるだろうし……。(むしろ逆に、この少女のほうを任せるか? 自分より力はあるだろう、彼女なら)――2人を病院に連れて行くぞ。 助けたいなら手伝ってくれ。 そうでないなら、せめて邪魔だけはするんじゃない! [Fri 30 Oct 2009 00:25:18]
◆ヴァネッサ > ヴァリス、刺された…? ( 嘘だ。 そんなはずは、ない。 そんなはずは ) ルァ ( 青年の血にまみれた手が見える。 そして、押さえ込まれているのは、あの子だといっている。 あの子が、黒い。 そんな、そんなはずは。 ) そんな ( 鉄仮面の発する言葉には、返事は出来なかった。 今、目の前にある出来事が、とてもじゃないけれども、信じられない。信じたくないものだから。 頭の中が渦を巻いている。 何が何だ。 あの子が青年を刺した。 そして、鉄仮面があの子を縛ろうとしている。 自警団?あの子はそこに連れて行かれる? ) 止め、て あの子が、ルァが、嫌がってる…嫌がってるんだよォ! ( 縛ろうとしている鉄仮面を、ただ感情に任せて突き飛ばそうとするだろう。 もう、その頃には縛り終えているだろうが。 分からない。私、今何をしていいのかわからない。 あの人が、青年が刺された。 あの子が、ルァが。 でも、あの子は、今嫌がっている。 嫌がってるんだ。だから、助けなきゃ。 いや、でも、あの人が、青年が。 私は、どうすれば、どうすればいい。 ) ヴァリ、ス ? ( どうしていいか、わからない。 それが頭の中を支配したまま、傷ついた青年の方を見るだろう。 ) [Fri 30 Oct 2009 00:17:15]
◆ヴァリス(中年) > ( 蹴るんだ! 弱らせるんだ! 二人係で抑えるんだ! とか。なんとか。なんて。まあ、刺されてもずっとしがみついてる自分が悪いのかもしれないが ) ―――― ぁ ( ぐらり、と少女が暴れたの境に、男の身体がぐらつく。ふらり、ふらりと壁に背を預け、白色の血を地面に染み込ませる。ぼんやりと焦点の定まらない視線が少女と鉄仮面に注がれる。 ) ――― ・・・・・ ぁぁ ルァ ( 頭はすでに合理と秩序がまばらに入り混じっている。混迷し、混雑している。にんまりと浮かべた笑顔を少女に向けて、「おかえり」と小さく呟こうか。呟いて――― ) ぁ やぁ ( と、血だらけの手を吸血鬼の少女に振ろうか。ナイフは刺さったまま、傷口と口から溢れた血が軽く身体を染めている ) [Fri 30 Oct 2009 00:00:39]
◆ルァ@蝶 > ( ナイフは 、 深く刺さる前に手を離した筈なので 致命傷にななっていないだろう。 なっていないといいが。 ) ( 生きている人間の 肉の感触の残る手を振り回し 、 尚も少女は暴れるだろう。 声を荒げる少女 が、 カリンさんということに やはり少女は気付く様子も無く。 ) ( 縛られるのならば、 当然のように抵抗し。 強く殴られれば、 その時は動きを止めるだろう 。 縛られても尚、 少女は逃れようと 暴れ続ける。 ――――― 鉄仮面から発せられた 、 自警団 。 ) ―――― ッ … なせ … ッ ! は な せ …… ッ !! ( 逃げなきゃ。 自警団 連れて行かれたら ――― 連れて行かれた ら 、 どうなる ? ) いや ぁぁぁぁぁぁぁ ッ !!! ( ―――― 帰られなくなる 。 ) [Thu 29 Oct 2009 23:55:44]
◆アイゼンリッター > (押し倒された相手だけを捕縛する術があるなら、むしろそれを教えて欲しい、が……!)…………ああ、糞ッ!(間に合わなかったか。 空の手を打ち抜いた蹴りに舌打ちを一つ。 とにかく、ロープでこの娘の手を縛らせてもらおう。 押さえ込まれながらも暴れている相手に、それが可能かどうかはわからないが……。 もしも抵抗するようならば、一発二発は殴ることも辞さないつもりだ)(「何がどうなっている!」)(その叫びに、視線は手元から離さぬまま、大声で返そう)この男性が彼女に刺された! 傷口の具合はわからないが、医者と自警団を頼む! [Thu 29 Oct 2009 23:45:04]
◆ヴァネッサ > ( 見えた。見えた。見えてきた。 ) ――何が、どうなってる…ッ ( 建物から建物へと飛び移り、騒ぎの中心へと降り立つ。 そこにあるのは、三人の人物。 その三人を視界に入れることの出来る場所へと降り立つ。 ) ヴァリス…、そこにいるのは、ヴァリス…? ( 黒い少女を押さえつけている人が見える。 その人影はとても見覚えがある。 中年になった姿だって、もうたっぷり見た。 まだ揉みくちゃになっている二人の状態は、未だどうなっているかは分からない。 そして、その傍にいる人物。 変な格好をした奴だ。 それと、押さえつけられている人物は、もしかして ) ルァ ? ( 暗闇の中でも見える眼はその顔を捉える。 黒い、黒くてさすがに鮮明には見えない。 でも、あれは、あれはあの子じゃないか。 ) 何がどうなってるッ! ( 誰かに、というよりも、この場に居る人間全てに言うように声を荒げるだろう。 何がどうなっているか、わからなくて。 ) [Thu 29 Oct 2009 23:41:48]
◆ヴァリス(中年) > とうさん!? ( なにやら、トラウマチックな言葉に聞こえる気がするのは気のせいでしょうか。 中年という体格が何かを想起させたのかもしれない。なんて、考えていたところで――― ) ――― ッ ( ぐさり、と。腹部にナイフが刺さった。ごぼ、と口元から血があふれ出てくる。それでも、拘束する力は緩めない。がんばる。口元を引き締める。斬るよりも斬られるほうを選ぶ。はやく、リッターさんが少女を拘束して欲しい。暴れないようにしてほしい。そうしてくれれ、ば―― ――― ――― ・・・・・ 意識 が 飛びかけて ――― る ) [Thu 29 Oct 2009 23:29:55]
◆ルァ@蝶 > ( ひらり ひらり 闇を舞う 白と黒の 蝶 。 黒の部分は闇に溶け、 白の部分はよく映える。 それは、 まるで ) ―――― ゆ き ……… 。 ( そう。 まるで 雪の様 だ。 一瞬 頭の中に 何かが 浮かんだ気がした。 けれど それが何なのか考える前に 、 中年に押し倒されそうに なり 。 ) ――― ッぅ ぁ …… ゃ …め …ッ ――――― とう さん ………… ッ !! ( 雪。 中年の男。 繋がった感情は 恐怖だった。 捕まったら、 また、 ぐちゃぐちゃに され る 。 ) ―――― ッ !! ( だから子どもは 、 中年の腹部を 、 ナイフで 刺そう と 。 ) ( 刺すことが出来たならば、 鉄仮面の動きに気付いた子どもは 偶然か、 わざとか 、 ナイフから手を離し 、鉄仮面の蹴りは空になった手に 当たるだろう。 ) ( 家主の腹部にナイフを刺すことが出来なければ、 鉄仮面の蹴りで ナイフは地面に落ちるだろう。 ) [Thu 29 Oct 2009 23:22:41]
◆アイゼンリッター > ……捕縛の準備と言われてもな。(流石に揉みくちゃになっている二人を分けて捕まえる術など学んでさえいない。 まあ、手っ取り早い方法で行くとしよう。 アイゼンリッター「らしい」振る舞いかどうかはさておき、殺さずに捕らえるなら、それが一番「らしい」という事だろう。 少なくともそれが目的の筈だ)(男が少女を押し倒すなり、押さえ込もうとするならば、まずはナイフを握っている彼女の手に対して蹴りを放つ。 刃物さえ手放してしまえば、危険度は段違いに下がるからだ。 捕縛するならば、その後だろう) [Thu 29 Oct 2009 23:08:59]
◆ヴァネッサ > ( さすがに暗黒街で建物の上を飛び歩くのは目立つかもしれない。 だけど、そんなことを気にしている余裕はない。 もし、まさか。そんな考えが、頭の中にじわりと滲んでいく。 それが広がっていくたびに気持ちは焦り、足を速める。 建物から建物へと飛び跳ねる。 次第に騒ぎのある場所。 黒い少女と中年と鉄仮面が居る場所へと近づいていく。 ) く、ぅ っ ( もっと、もっと速く。私の足、もっと速く動いて。もっと、もっとっ。 ) (次ターン到着) [Thu 29 Oct 2009 23:03:49]
◆ヴァリス(中年) > ( 鉄仮面の噂とか、色々聞いてただけに、鉄仮面の今の援護は驚いたものだ。どちらにしても鉄仮面と直接会えたのはいいことだと思う。しかも共同戦線だし。近所の子供に自慢しちゃおう! なんて思ったりしなくもないが。ともかく、 ) お、落ち着いて! ええい! ヴァリスだって言ってもわからないのか! ( ならどうする? 気絶させる? どうやって? 取り押さえようとするけれど――うまくいかない。ナイフを取ろうとして、ヘタすれば刺されてしまう状況。少女がどこかを狙ってナイフを振るえば、確実にHITするだろうが。それ覚悟の捨て身で、 ) アイゼンリッターさ――・・・・名前なが! リッターさん! ( 勝手に省略した。 ) 捕縛の用意をお願いします! ( はたして、捨て身の覚悟での特攻は、功をなすのか? 押し倒そうとするが! ) [Thu 29 Oct 2009 23:00:11]
◆ルァ@蝶 > ( 薬の副作用とか 、 今の子どもの状態で考えられる筈もなく。 野良犬と見間違うくらいだし。 ) ( 自分と対峙する鉄仮面 。 大仰な仕草をすれば、 鉄仮面に稲妻が走った。 魔術とか、 そういう系の知識な疎い少女にとって、 その不可解な稲妻は警戒をするには十分で 。 だから、 後ろから飛び掛ってきた中年に気付くのが 遅れた。 気配を感じ 振り向いた時には既に逃げられぬ距離で 。 ) ――――― い ゃ ぁぁぁぁぁぁぁぁ ッ … !!! ( 中年に捕まれば、 手と足を動かしがむしゃらに暴れて、 逃げようとするだろう。 ) ( 早く帰りたいだけなのに。 帰って、 ヴァリスさんと カリンさんに また、 ただいま って 言いたいだけなのに。 な ん で このヒト達は ―――― 邪魔を す る ン だ ? ) [Thu 29 Oct 2009 22:51:50]
◆アイゼンリッター > (忠告は無意味だったか。 余裕があるのは良い事かもしれないが――まあ、仕事をしてくれるならば、それで充分。 真剣になる必要性はあるまい)…………やれやれ。(微かに仮面の下で呟いて、ロープを手放すと、ゆっくりと腕を動かしていく。 男が背後から飛びかかろうとするのは見ている。 なら、此方の行動としては一つしかあるまい。 こういう時、視線や表情を隠せる鉄仮面は便利だ)私の仕事は、君を無事に家に帰すこと、だ。 ――どかしたければ、力ずくで来いッ!!(叫び、両手に帯電――演出効果しか意味は無いが――させながら、大きく一歩を踏み出して見栄を切る。 先にゆっくり腕を動かしておき、緩急をつけて素早く動くことで、より迫力を増すように。 ――派手に動くのはお手の物。おとり役には充分だろう) [Thu 29 Oct 2009 22:41:22]
◆ヴァネッサ > ( いくら探しても、あの子は見つからない。 あの家にも戻ってきていない。 スラムのどこを探しても見つからない。 スラムのどこにも見つからない。 じゃあ、どこ? どこにいる? スラムよりも危険な暗黒街? いや、そんなところに、あの子が居るわけが、いや、分からない。 そんな考えが頭の中を彷徨わせながら、歩き回っていると、何か騒ぎのようなものが聞こえる。 鉄仮面だとか黒い人が暴れているだとか。 ) まさか、ね っ ( 変な胸騒ぎがする。 まさか、あの子? そんな、わけが。あの子があの黒い奴にかかっているわけがない。 だから、この根拠もない胸騒ぎはきっと気のせい、見てみれば、何だ。 一人とて知らない顔の人達のごたごたがあるに決まっている。 そう、自分に言い聞かせて、路地へと入り、そこから建物の上へと登って、騒ぎのする方へと向かおう。 )(到着まで2ターン) [Thu 29 Oct 2009 22:37:36]
◆ヴァリス(中年) > んにゃことはわかひゃってるけどさ! ( こう、情緒的な問題! なんて、言ってる暇は無い。 我が通るのは剣を抜かないところまで、だろうか。難しいよね、 こういうの、 って ) ぇー! 薬の副作用後の姿見てるでしょ!? ( と、叫んだ。ついで、犬を指差した。野良犬である。ぐちゃ、とヴァリス・ファングレーの心にヒビが入った。どうやら僕は犬同然らしい。その場に両手を突いて落ち込みたい所存。気を奮い立たせて、どうにか面をあげる。――ついで、鉄仮面に背中を見せてる姿を確認。これはチャンス! ) もう誰も彼も判断ついてないのは危なすぎるだろう! ったく! ( と、その隙を突いて後ろから拘束せんと、少女に飛び掛らんと! ) [Thu 29 Oct 2009 22:34:06]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『騒ぎが耳に入る』 [Thu 29 Oct 2009 22:32:07]
◆ルァ@蝶 > ( 蹴りは見事にヒットしてしまったらしい 。 着地し、 中年から離れた子どもは、 間合いを計るように中年と鉄仮面を 、 見て 。 そして、 ふ と 、 瞬きを した。 ) ―――― ヴァリス … ? ( ぽつり 。 自分がよく知る 青年 の、 名前 。 けれど 目の前にいるのは ――― ) チガウ。… アンタ は、 ヴァリスさんじゃない ……。 ( こんな中年が青年の名を騙るなど 。 ) アンタなんかより、 あのヒトのほうが まだ ヴァリスさん に、 似てる… ! ( と言って指を指す先には、 鉄仮面 ―――― ではなく 。 突然指を指され「 ほゎぴゃ? 」 とか変な泣き声を出す野良犬(?) だ。 ) ( とかそんなことをしていれば、 鉄仮面にの背後へと回りこまれ。 子どもは男2人に挟まれる形となる。 ) ――――― どいて よ …… 。 かえ れ な い … ッ ( 白と黒の不気味な子どもを 追いかけないと 、 止めないと 、 あの家には 帰られない から。 だから ――― ) ( 視線を 、 中年から 鉄仮面へと移し 、 ナイフを構える だろう。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:28:53]
◆アイゼンリッター > (接近して確認した限り、黒い少女の衣服に返り血は見られない。 周囲には血の匂いも無い。 まだ間に合う――少なくとも、罪という観点で見た場合は。 病気が治るかどうかは、自分にはわかりかねる事だ)話が通じる相手ではない! 真剣にやらなければ死ぬし、『殺させる』事になるぞ!(――殺人は許されざる罪だ。 外的要因によるものであっても、少女を罪人にして良いわけがない)(走りながらヒュンヒュンと軽くフック付ロープを回転させ、投擲。 手近な壁に引っ掛けると同時に跳躍し、振り子のような動きで、壁を走りながら娘の背後へと回り込もう。 ――此処で止める。 その為に、逃げ道を塞がねば) [Thu 29 Oct 2009 22:19:35]
◆ヴァリス(中年) > (「アイゼンリッ――」 いや、それはいい! どうやら、乱入者は件の鉄仮面らしい。 なんて、頭の隅で考えていたのが、相手が少女だから、とか。まあ、それらはすべていいわけに過ぎない。 ) 落ち着いて! 僕だ! ヴァリス・ファぐちゃらばぁ! ( 手を引く反動を利用した蹴りが顎にヒットした。ついで、説得を続けようとした中年は舌を噛んだ。だらだら口から血が出てる。 ) ぅほぅわぁ! ひたかんだ! ( 舌噛んだ! といいつつ、一歩後ろに下がって少女を見やるが――、「介入させてもらうぞ!」と叫びながらフック付のロープを取り出したコスプレを見て、 ) ひひいて! ―― ( 一拍 ) 女の子相手に大の大人が二人!? 場違いな情けなさに泣きたくなる! ( そんなこと言ってる場合ではないのだが。状況を見るに、情けない事このうえない。男としてそれは如何なものなのか、と問われてもしょうがない光景。中年はさらに一歩下がり、鉄仮面に次の攻防を譲る。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:14:36]
◆ルァ@蝶 > ( 中年が剣を地面に突き刺した理由、 今の子どもには分からない。 何故 を考えてすらいない。 そもそも、 目の前の中年が 自分にとって恩人である人 ということにさえ 気付いていない 。 だから ――― ) ―…… ぅ ぁ …… ッ ( 手首を掴まれれば 、 怯えるような眼を して 。 けれど 次の瞬間には その手から逃れようと身体を捻らせ、 思いっきり腕を引こう と。 可能なら その反動で跳び、 青年の頭目掛けて蹴りを入れようとするだろう 。 ) ( 追いかけられていた少女は 、 思わぬ助けに安堵したような笑みを浮かべて、 アイゼンリッターの 大丈夫 という言葉に頷いて 逃げていくだろう。 大分混乱しているので 自警団を呼びにいけるかは分からないが 。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:08:36]
◆アイゼンリッター > (――――ドン!と地面に着地。 流石に何度もやっていれば、慣れる。 夜風にマフラーを靡かせながら、鉄仮面の男がゆっくりと立ち上がった。 ポジション的には、最初に襲われていた少女の背後――つまり男の背後。 黒い肌の娘の視線の先だ)(息を大きく吸い込み、吐く。 スイッチを切り替えろ。かつて舞台でやっていたように。 「服装を糺し、らしく振舞う」だ)――アイゼンリッター、推参。(低く、重たい、しかし良く通る声で名乗りを上げる。 そして自分もまた、少女を庇うように一歩前へ。 そして揉み合っている男と娘の方へと歩き出す)……もう大丈夫だ。 君は、早く逃げて、自警団を呼びなさい。 (黒い肌、か。 男は説得しているようだけど、この状況を見る限り――)――――其れと、君! 介入させて貰うぞ……!(――あの病の患者は、総じて身体能力が向上する。 単独では余程の腕前でもない限り、殺さず抑えるのは難しいだろう。 そう叫びながら、腰のベルトからフック付ロープを引きずり出した) [Thu 29 Oct 2009 22:01:07]
◆ヴァリス(中年) > ( ふ、と。気配を感じた。曇天の空の下、何者かの影。それをちゃんと確認する暇も無く、「ヤダ」と呟いた子供は――少女は―――ルァは ) え? 蝶のこど――あぇええええええい! もう! ( 言葉の疑問には意味はなく。ただ、目前の既知の少女をどうにかするほか無い。剣を構える手に力を込めるも―――無理、と判断。子供に剣を振り上げていい道理は戦争でない場所ではない。まして、この奇病の犠牲者でもあるのだから、さらに剣を振り上げていい道理もまた、無い。故に剣を地面に突き刺し、中年は手甲で対抗しようとする。可能ならば、手首を掴みたいところだが、それが無理ならナイフを手に刺されてでも、止める所存。さて、どうなるか。また、この刹那の攻防に気配の人物はどう介入するのか、というのもまた関わってくるだろうが。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:52:12]
◆ルァ@蝶 > ( 逃げる少女を守るように立ちふさがる中年見れば、 子どもは一度 立ち止まる。 涙は静かに 流れたまま 。 ) ( 落ち着いて、 君! その言葉に ガングロ娘は ) ヤダ 。 ( そう 即答した。 正確には ちょっと待った。 という方への返答だろうが。 ) ―――――― 蝶 ………… の、 子ども … 止めなきゃ 、 帰れない ―― ( そう 呟けば、 ナイフを構えて ) どいて …… ( 一度止めた足を また動かすだろう。 青年に向かって走ろう と 。 ) ( 屋根に佇む鉄仮面に気付く余裕は無く 。 オッドアイの子どもはナイフを振り 、 まっすぐに中年に向かっていこうとするだろう。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:46:15]
◆アイゼンリッター > (ややあって辿り付いた先――上から眺める限り、だが――には、3人の存在があった。 状況の正確な把握をするには難しい距離ではあるものの、悲鳴と「落ち着いて!」という叫びを鑑みる限り、介入する理由としては充分だ)(もしもこの時、上を見る余裕があったなら、屋根に佇む何者かのシルエットに気付けるだろう。 そしてその人物は、迷う素振りを見せることなく、宙に身を躍らせた)【次発言時、到着】 [Thu 29 Oct 2009 21:39:16]
◆ヴァリス(中年) > ( ぐんぐん進む視界の中で、此方へと逃げてくる女の子がいた。それを追う女の子。 それを庇うように前に一歩さらに踏み出し、逃げる少女の代わりにナイフを持つ少女に対峙しようか。見た目、黒い。ガングロである。夜と言う環境も相まって、「女の子である」という以外に誰か最初認識できなかった。だが、 ) ・・・・泣いてる? ちょっと待った。落ち着いて、君! ( と、剣を構えて言うが、止まってくれるだろうか。止まって欲しい。てか止まれ。止まってくれないとどうしたらいいかわからなくなる! ) [Thu 29 Oct 2009 21:33:06]
◆ルァ@蝶 > ( 子どものナイフは 少女の腕を掠めた。 命の危険を感じ 、 逃げ出そうと体を動かす少女を ――― ) ―――― だめ 。 … だめ 。 ( ぽつり ぽつり 呟いて。 ) ―――――― 逃がしたら … ( オッドアイの子どもは、ゆっくりと 、 少女を追いかけるように足を踏み出す 。 ) ――――――― あの 子を 、 止めないと ――― ( ナイフを握り直して ) ―――― 帰れない … 。 ( パタリ パタリ。 地面に落ちる滴は、 少女の瞳から流れる透明な ―― ) ( 追われる少女は 、 此方へと向かってくる家主の青年(今は中年)のほうへ向かって走っていくだろう。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:28:57]
◆鉄仮面 > (昨夜は参った。 なにやら悲鳴が聞こえるからと向かってみたら、子供達が空に向かって『タスケテー、アイゼンリッター!』の大合唱。 罰ゲームか何かだったのだろうか? 流石にアレだけ楽しそうな様子だと、事件性と結びつけることはできなかった……と、いうか手習いの光景に和んでいたのだが)(閑話休題)(赤いマフラーを翻し、屋根の上を駆けての警邏活動中。 響き渡る悲鳴も、自分にとっては慣れ親しんだものだ。 躊躇うことなく其方へ向かうが、流石に間近にいた傭兵よりかは遅れてしまうだろう)(ヴァリス到着1ターン後に到着) [Thu 29 Oct 2009 21:26:43]
お知らせ > 鉄仮面さんが来ました。 『――夜闇を駆ける。』 [Thu 29 Oct 2009 21:22:29]
◆ヴァリス(中年) > 次はC-226地区、と。っていうか、細かく分類しすぎだろー、これ ( 本来の丁目、という区分けをすると非効率だとかで、細分化された地図で、小さな範囲を探索していく事になる。 ) しかし、 状況は好転してるわけでなし、 何が原因なのか未だにわからないんだよね・・・ ( 白と黒のコントラストがそこかしこでひらひらと踊っている。切ってみたり、捕獲を試みたりはしてみたが、あまり意味が無いとわかるのに時間はかからなかっ 悲鳴 ) ――― ( つと、悲鳴の方向に視線を向ければ、二度目の悲鳴。地面に靴底を叩きつけ、走り出す。走り出しながら、抜刀。一見すれば包丁。首狩り刀(西洋では断罪剣。東方では斬馬刀など)を握る手に力を込めながら、悲鳴のあった現場へと向かう。はたして、間に合うのか。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:17:51]
◆悲鳴 > ―――― … 。 ( そしておもむろに少女へと近づけば 、 血が乾ききっていないナイフを 少女に向かって振り上げた。 )( 2度目の 少女の絶叫が 響く。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:15:06]
◆悲鳴 > ( 悲鳴の主は10代前半の少女。 壁に背をつき地に尻をついて、ガクガクと震えている。 その少女の視線の先 に、 黒い肌の男が倒れている。 生きているのか 死んでいるのかは分からない 。)( そして その男を見下ろしているのは 、 震える少女と同じ年くらいの、黒髪に蒼と桃のオッドアイの子ども。 流行っている奇病の特徴である黒い肌。 黒い手に握られている銀色のナイフの先から、 真紅の液体が パタリ 地面に落ちた。 ) ( どうやらオッドアイの子どもは 、暴れる男から少女を助けた様子だ が 、「 ありがとう 」 地面に座り込む少女が、震える声で そう、オッドアイの子どもに 告げ 、蒼と桃の瞳が 少女に向く 。) [Thu 29 Oct 2009 21:14:37]
お知らせ > 悲鳴さんが来ました。 『( 闇と静寂を切り裂く 悲鳴 )』 [Thu 29 Oct 2009 21:03:44]
◆ヴァリス(中年) > ( みつから。うえに黒いのが多すぎて手が回らない。白黒の蝶が飛び回ってる。白黒の幼子とか、まあ、色々話は聞くけれど。たぶん、そういった真相だとか核心だとかに近いのは別の人なんだろうな、なんて思う。いつもどおり、此方は雑務処理に追われたりするんだろうなぁ、とか思ったり。それ以上に組織に属してないし、今回は雷電のお手伝い、という名目でやってきてるわけで。 ) ―― B-331地区終了。 っと ( 地図に丸印を書き込み、頷く。手が回らないからといってやらないわけには行かない。見回り、異常なし、と地図の下に書き込む。 ) [Thu 29 Oct 2009 20:59:25]
お知らせ > ヴァリス(中年)さんが来ました。 『――みつからない』 [Thu 29 Oct 2009 20:57:04]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 投げやりな悲鳴がしばらく続き。 周辺住民から追い返された。 )』 [Thu 29 Oct 2009 00:20:03]
◆エアリー > ( 『なあエアリー、アイゼンリッターは正義の…』 ) …呼ぶなと言った。 叫べ。 ( 『何だよー正義の味方を騙すなんて…』 ) …正義ってのはそれで得する奴が多い事だ。 関係ないなら無視していいし、損するなら敵だ。 呼び名に意味はない。 …あ、そこ違う。 “正義” だ。 一緒に叫べ。 ( 『ヒーローなんだぞー』 『いいから呼ぶぞほら』 『『助けてー!アイゼンリッター!』』 ) …。 ( はもりすぎーと笑い声の上がる中、やらせている当人はなんだかなと首を傾げる。 闇に阻害され難い視野で周囲を見回してみても、屋根の上や路地の角に人影が現れることはない。 罠にしたってお粗末過ぎるが、やはり出て来る理由も無さ過ぎるか。 ) [Thu 29 Oct 2009 00:16:59]
◆エアリー > ( 通り魔、といわれている相手だけれど、呼び出すことに不安はなかった。 メアリアンを狙っている辺りあてにはできないが、女子どもに手を上げたという話はあまり聞かないし、むしろ女しか助けないなんていう話を聞くくらい。 相手にされないことこそあれ、即攻撃されるとは思っていない。 ) …ああ、あとエアリーって呼ぶな。 今は。 お前達の名前も。 で、もし鉄仮面が来たらとりあえず帰れ。 ( 『えーなんでー』 『やっちまうんだろ手伝うぜ』 『アイゼンリッターは正義の味方だぞ』 『アイゼンリッターに会ってどうするのー』 ) …何もしない。 どんな奴か気になっただけだ。 じゃあ “正義” 書いてみろ。 [Wed 28 Oct 2009 23:59:41]
◆エアリー > ( 『助けてぇー!アイゼンリッター!』 『『あはははははは』』 ) ―――来ないだろうけどな。 ( 『エアリー!?』 『でも来ないよなー』 『来たらバカだよねー』 『でも今の上手かったじゃん』 『お前役者になれよ』 ) …その前に字読めるようになれ。 次。 ( …どういう訳だって感じだけれどそういう訳で。 ようするに親心?とか芽生えて真面目に字を教える気になったわけではなく、自分達の住まいからは離れた場所で、一字ずつ基礎からしっかり教え直す代わりに、間違えたら一度叫ばせている。 …それで来るわけがないし、本当に来たら来たでどうしようというアバウトさだけれど、会えれば良いし、字を教えながらであれば無駄にはならない。 綴り以前に文字を間違えていては、写本の片手間に覚えさせるのも非効率だ。 ) [Wed 28 Oct 2009 23:36:44]
◆エアリー > ( 『形が同じなら良いだろー』 『ねえエアリーどうしてアイゼンリッター呼ぶのー』 『やっちまうのか』 『ばかお前アイゼンリッターは正義の味方だぞ』 『何おまえあいつ好きなの』 ) …読めれば何でも良いけどな。 書き易いとか、理由があってそうなってるんだろ。 縦が先だ、一応。 叫べ。 ( 『えー間違ってないんだろー』 『違ったんだろ叫べよー』 『男は助けに来ないんじゃないのかよ』 『叫べ叫べ』 『ああちくしょう、タスケテーアイゼンリッター』 『声小せー』 『小さいー』 ) ―――大きな声で。 ( 『タスケテー!アイゼンリッター…』 ) …声が小さい。 もっとはっきり。 ( 『タスケテー!アイゼンリッター!』 ) …心をこめて。 ( 『そんな注文してなかっただろー』 『心をこめてー』 『こめろよー』 ) [Wed 28 Oct 2009 23:24:35]
◆エアリー > ( なんともやる気がないというか義務感丸出しというかこの上ないような棒読みで、声だけ大きな悲鳴が上がる。 まだ幼さの残る女の子の声。 口に両手を添えて叫んだその子の背後からは 『へたくそー』 とか 『絶対来ねー』 とか、楽しげな野次が飛んだ。 ) …ダメ元だ。 ( 自身不満そうにしながら数人の輪に戻る少女に、グループの中では最年長らしいハーフエルフの娘がぶっきらぼうに言う。 だったらやらせないでよと口を尖らせるのは黙殺して、ぬかるんだ土の地面を木の枝で削った。 ) ―――…違う。 縦に一本引くのが先だ。 ( ―――いつものアパルトマンの洗濯場ではなく、適当な空き地。 この時間は誰も溜まり場などにしていないらしいそこで、ハーフエルフの娘は近所の子どもに字を教えていた。 写本の内職をする片手間ではなく、一応しっかり見てる。 人数分用意できる筆記用具などないから、地面に木の枝や小石をつき立てての授業。 ランプ一つに照らされる小さな輪はわびしいものがあるかもしれないけれど、雰囲気だけは楽しげだった。 片手間でも、教えるのに専念しても、口数が変わらない教師役はさておき。 遠足気分というか、いつもより違うのが嬉しいらしい。 ) [Wed 28 Oct 2009 23:16:10]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 『タスケテー! アイゼンリッター!』 )』 [Wed 28 Oct 2009 22:50:34]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( おやすみと言い残して、店を出た。 )』 [Sun 25 Oct 2009 05:34:40]
◆エアリー > ( ただ――― 今後メアリアン絡みで関わらず、けれど、もしかして、組織の方で関わることになったなら。 エアリーという、その名前の方が良いだろう。 どちらが良かったのか、何にせよ、これは本当に他の話ができたなかったのだが、質問攻めは上手くなかった。 …やっぱりロッテと一緒に来ていればと思う。 …笑われるか怒られるかしてしまうかもしれないけれど、このことは、ロッテにも話しておこう。 ) [Sun 25 Oct 2009 05:34:27]
お知らせ > ヴェクさんが退室されました。 [Sun 25 Oct 2009 05:28:06]
◆ヴェク > ハハッ、すまなかったな気が利かなくて。 (気安い調子だ。――――さて、実際のとこはどうだかな。言い分を鵜呑みにするのもどうか。まあぶっちゃけただ考えすぎの線もある) 今度は入り口で俺の名前出せよ。少しは割り引いてやるさ。 (本当に少しな。五百か千エンぐらい。ばーいばーいと騒音ひしめく場所から去る貴女へと手をふり)(懐から飴取り出して舐め始める。―――――おっと、そろそろ朝か) [Sun 25 Oct 2009 05:27:50]
◆エアリー > …ああ。 それから、私はあんまり喋りが上手くないから。 ( 面白いやつだ、というのもそう。 あとは、共通の話題がないからだと肩を竦めてみせた。 …しまった、固執し過ぎたか。 こちらも、グラスを空にしよう。 ) …機会があったら、頼む。 また来るよ。 高いし、気が向いたらだけどな。 ( いつになるやらという感じだけれど、また来てみよう。 …とりあえず、紹介できる間柄というのは分かったし。 ―――そこでふと、しまったなとほぞをかんだ。 どうせ偽名だからと名乗ってしまったけれど、エアリーというのは暗黒街での本名のようなものだ。 ロッテがメアリアンに話しているかもしれないし、そのうち会わせるとは聞いている。 …しくじったかと思うけれど――― そうでもないか。 私はメアリアンを知らない。 ビラの話を聞いて、ロッテが心配だったのだと言えば。 …初めからそう考えていたのでなければ、0点だ。 ) [Sun 25 Oct 2009 05:11:15]
◆ヴェク > なあエアリー。 (空になっていたグラスをカウンターに置く) 随分興味ありそうだな。メアリアンに。面白い話で気に入ったか? (笑った顔のまま訊ねる。人を観察するのはついやっちまうことだ。いけないいけない。悪い癖だ。けど振られた話題は大抵がメアリアン絡みのことじゃないか?そういえば話始めた切っ掛けはあのビラだっけ) 良かったら紹介しようか。ブラコン入ってるけど俺的には面白い奴だぜ。 (重ねられる質問に質問で答える。おっとこれじゃテストで0点だ) [Sun 25 Oct 2009 04:57:13]
◆エアリー > ( まずは取っ掛かりを掴めなければ話にならない。 その点では今、ウロボロスはどうだろうという意識があるけれど、何にせよ相手をもっと知らなければ、本当に緩い考えの持ち主なのだと確信できなければ、安易なことはできなかった。 メアリアン絡みとは別に、どんな奴なのだろうと観察してる。 呼び方には素直に頷いて。 ) …そうか。 アイゼンリッターの仮面を剥がすと、何が叶うと思ったんだろうな。 ( とぼけているのか本当に知らないのか、はどうでもいい。 ただ、悪魔については心当たりがないかと思ったのだけど… ないか。 ) 〜ああ、私は悪魔がどんなものかも知らない。 魔法を使ったりは? ( 本当に凄く大雑把なイメージだ。 メアリアンの能力に絡めて聞いてみるけれど、やはり悪魔というのは、何だろう。 蘇生絡みで出て来ただけか。 ) …今は、アイゼンリッターを追ってはいないのか? というか、その子は結局、ヴェクの組織なんかとは関係ないんだな。 …その子との付き合いは? ここにも来るか? ( 何にもならなかったかも… ということは、今はアイゼンリッターに対するアプローチ=メアリアンへの協力はしていないのかと、首を傾げる。 口振りから察するに、偶発的に遭遇したその一時、もしくは一件について協力したような印象だけれど、付き合いの長さはどんなものか。 今は、どうなのか。 …半信半疑だが、その一件が目玉泥棒か自警団員殺しに絡んでいるとも考えられる。 ―――とはいえ、アイゼンリッターが問答無用、というのも無視はできない。 何せ、通り魔だ。 ) [Sun 25 Oct 2009 04:36:48]
◆ヴェク > ヴェクでいいさエアリー。ファミリーネームは苦手でね。 (逃亡奴隷の事は詳細を知らないから気付いていない。もっとも働きたいというなら気にせず雇うだろう。ただいざという時は少しも悩まずに切り捨てるけど) みたいだねえ。マジにそんなのあったら苦労しねー。 (正確には正体を明かしたらだかそれともぶっ殺したら?まあそんなオカルトどうでもいいや) 願いが何か…は知らねえなそういや。それとも聞いたけど忘れたか (それは本当。他人の願い事なんてどうでもいい) まさか。もしそうだとしたら裸でヴェイトス市内まわってやるね。 (悪魔憑きに関しての事実関係は男も知らない。精々店に来てメアリアンと喋っていた何人かが候補に浮かぶぐらいか) そゆこと。まあ実際特に何にもならなかったかもしんないけどね。 (都合が良かったんだよ結構) ――――おいおい。ありゃデマだって言ったろ?少なくともそんなオカルトは知らねえな。 (きっぱりと否定。先程までと変わらない言葉の調子) いや問答無用で最初襲われたからな。多分そのせいじゃね。 (何かしたっけなと当時の会話はすっかり忘れてしまっている男) [Sun 25 Oct 2009 04:17:04]
◆エアリー > …ウロボロス。 ラースか。 ( 組織名は聞いたことがある。 詳しくはないけれど、覚えておくと頷こう。 …ふと、そこで使ってもらえないだろうかなんて考えるけれど、だめだ。 ギャングスターに憧れてみても、逃亡奴隷なんていう身の上でマフィアの中に入っていくのはあまりにもリスキー。 どうしてもというなら逃亡奴隷だからといって切り捨てるには惜しい何かを身につけて、それを必要とする組織でなければならない。 ) …願いって? ジンクスみたいだな。 黒猫に横切られるのは不運の前触れみたいな。 ( 思いは胸の内。 仮面を剥がせば願いが叶う、なんて言い方をするとアイゼンリッターが何かありがたいもののようにも思えてくる。 ) 〜でもビラには、あの子が悪魔憑きだとか書いてたか。 本当に、何か叶えてもらえるのかもしれないな。 ( それが、自分で殺した兄の蘇生。 ああ、笑える。 …そうは思っても、この娘は男とは対照的に、可笑しそうに表情やわらげているだけで、はっきりとした笑顔を作らない。 ) 元々目障りだったから、丁度良かった? …その子の方は、自警団員殺しには関係ないのか? 自警団員を殺せば願いが叶う、とか。 ―――さすが有名人? ( 最初から嫌われていた、というのも立場を考えれば。 …もしかしたら、服装がワルっぽいとか、そんな理由かもしれないけれど。 ) [Sun 25 Oct 2009 03:51:24]
◆ヴェク > まあだからセットと言うか俺も最初から嫌われてたからな。―――――ああ世話焼きなのかねこれ?わかんねえな。 (打算と興味で動く。その結果が今回はお節介を焼く立場になったのかね) [Sun 25 Oct 2009 03:37:55]
◆ヴェク > (というかあいつにとって俺らみたいな存在は全員敵。特定のライバルとかいないんだろな) ラース・I・ヴェク。【ウロボロス】二代目。 ――――あー別によいよ。カタギは知らんのが普通だろ。 (実際気にしてない。現状のトップならともかく組織の二代目なんてのは普通は知らないのが当然だ) 笑えるぜこれがもう。 (いつも笑っている癖に) 願いが叶うんだとさ。あの鉄仮面ひっぺがえしたらよ。マジ笑えるわー (可笑しそうに男は声を挙げて笑っている。秘密にすると約束したのは自警団殺しと目玉泥棒。それ以外は何言おうと俺の勝手だろう?なあ) 近いねえ。まあそれだけじゃないけどな。 (視線細めて男は笑う。歪んだ殺意に満ちた声) 嫌いなんだよアレ。そろそろ消えてもらわないと、困るんだよね。あの仮面野郎。 (ブームは去ったろう?なら潔く舞台を降りろ) [Sun 25 Oct 2009 03:34:00]
◆エアリー > …ああ、力不足と役不足? 役不足か。 ( 何で知ってるのかって、きっと写本の仕事で。 マフィアの武勇伝に出てきそう。 間違ってないんじゃないかと頷いておく。 実力のほどは知らないが。 …何、マフィアの? ………。 ) そうか、知らなかった。 …名前は? 私はエアリー。 写本の内職で食べてる。 ( 悪いね。 でもいわゆるカタギだし、知らなくてもしかたないだろうとアピール。 もっとも、相手は知名度気にするタイプには見えないけれど。 …実は逃亡奴隷なのは、さておき。 ) アイゼンリッターについて調べる… って何を? あれ、元ネタは横丁の劇だったか。 ファンとか? …違うな、アイゼンリッターからは嫌われているんだし。 ( 知っている。 アイゼンリッターの正体を掴めば、あいつが殺した兄が生き返るのだそうだ。 知っているけれど、まず、何も知らなければどう言うか。 ―――この男がメアリアンの 『味方』 というわけではないのは、何となく感じている。 勘違いかもしれないけれど、面白ければ何でも良いのだろう。 ただ、メアリアンについてこちらが思うことは一方的なこちらの都合。 面白みもなく、それを相手に話すことは、まだできない。 ) 〜で、あんたはその子に手を貸して、アイゼンリッターからはセットで目をつけられた? 意外に世話焼きだ。 ( そんなところだろうと言ってみるが… 本当は、どこでどう、この三者が繋がるのか。 ) [Sun 25 Oct 2009 03:14:12]
◆ヴェク > んなバカな。ライバル関係になるにゃ俺の方が役不足だっての。………あれ?役不足って使い方違ったっけ?まいっか。 (というか俺的には御免だねそんな役割。だって英雄譚ならやられ役じゃん) そこそこに。まあマフィアの跡継ぎだし。好き勝手やってるしなあ。 (別に黄金の意志は持ってないがまあイメージ的にはそれで間違ってないか。) 面白いだろー。だってそんな大人しそうな奴がこんなとこまでわざわざ来てんだぜ。噂のアイゼンリッターに付いて色々調べる為に。 (少し口が軽かったか。まあこの程度なら別にいっかたぶん) [Sun 25 Oct 2009 02:56:44]
◆エアリー > …アホらしいほど会ってるのか? ( それなんてライバル、と可笑しそうにして… ふと。 ) …いや、そうか。 もしかして有名人? ( 自分が知らないだけで、面識がなくてもアイゼンリッターに狙われる可能性があるのかもしれない。 ただの取り巻きとは少し毛色の違うお供なんか連れていることだし、ギャングスターか何かかと目を瞬いた。 ) …面白そうって? 絵じゃ、大人しそうに見えたけど。 ( 彼にとってはどんな子なのか。 とりあえず飴玉はその場に。 一応、帰り際持って行こう。 たぶん、食べないと思うけど――― 食べそうなやつを捕まえて、何をもらったのか試すかもしれない。 ) [Sun 25 Oct 2009 02:43:03]
◆ヴェク > (バッチリ記憶なんて言ったけれど実際にはこんな日常のやりとりなんて簡単に忘れてしまえるもの) いやいや、お気になさらずー (怪文書がバラまかれたのとそれをしたのがアイゼンリッターである事はイコールでは繋がらない。つまりアイゼンリッターにそれをされる心当たりがあったからすぐに誰の仕業かわかったということ) まああいつら俺達チンピラにとっちゃ通り魔同然だからなー。嫌われる理由なんてアホらしいほど思い当たるね。 (チロリと舌を出す。) 犯したり奪ったり騙したり殺したり。はてさて一体どれで嫌われてたのか。 (楽しくても楽しくなくてもニヤケ面。ポーカーフェイスするよか楽でいい) お友達。かな?面白そうな奴だったからちょっと仲良くなってな。 (それは事実。まあパッと見でヤバげな男と少女にどんな繋がりがあったかと思われそう) どうぞお好きに。 (雑音ひしめく店の中で話を続ける。取り出した飴は激辛ハッカ味。つまらないイタズラだ) [Sun 25 Oct 2009 02:32:48]
◆エアリー > ( 人と接する機会がそもそも少ないのだけれど、この男の視線は落ち着かない。 記憶する、なんて言われたせいかもしれないが、目を合わせようとはせずに。 ) …そうだな、悪い。 ( ちびちびグラスを傾けて、ビラの内容を信じているわけではないと首を振った。 ただ――― そのビラを 『アイゼンリッターが』 ばら撒いたというのは、知られているのだろうか。 ロッテからの又聞きで、ロッテはメアリアンからそう聞いていたが。 ) 〜信じてるわけじゃない。 あのビラで分かるのは、鉄仮面があんた達を嫌ってるってことだけだ。 でも、どうして嫌われてる? 何かもめたから、あんな事したんだろ。 もう一人の子はお仲間か? ( カウンターに背中を預けた彼に対して、こちらはカウンターに向き直る。 互いに横顔、何が嬉しいのか彼のニヤケ顔にも不安になってしまうし、これくらいで丁度良い。 ) ―――? …ありがとう。 ( 置かれる飴?には、どうしたものかと逡巡。 菓子は食べないとか言って適当に断ろうと思うのだけど、まだ話したいし、とりあえず――― ) …味が混ざるから、後でもらう。 [Sun 25 Oct 2009 02:08:39]
◆ヴェク > 何でもないさ天然ちゃん。 (実際は天然とは少し違うのだろう。しかし男の目からはそう見えただけのこと。自分の服など見下ろしてるエルフに爬虫類のような視線向けてクツクツ笑う) (グラスをあおる。安酒は嫌いだ。何故あんなのを飲まなきゃいけない。良い飯良い酒良い女。人生を楽しむ三ヶ条だ) おいおい。人聞きの悪い話はマジよしてくれよ。 (―――あのビラになんて書いてあったっけ?まっいっか) あんな仮面被った変態馬鹿の言い分鵜呑みにするか?俺はなんもしてないぜ?濡れ衣って言葉はこういう時に使うもんだな。 (自然に話す。自分に都合の良い言葉を勝手に言うのに良心の呵責があるわけもない) あらそ。 (カウンターに背中預けて肘を付く。そしてポッケから小さな物体を取り出す) なら気分を変えて飴玉なんてのはいかが?――――おっと、クスリの隠語じゃなくてマジに普通の飴の事な。 (トンとカウンターに袋に包まれた飴玉置き相手の方へと)(ニヤケ面は最初からずっと変わっていない) [Sun 25 Oct 2009 01:51:40]
◆エアリー > …? 何が? ( そういった自分の行動を省みることができないというのが、社交性の乏しさか。 珍しい? それはハーフエルフだけれど、それ以外にどこか変だろうかと、自分の服など見下ろしている。 …酒の値段は分からないが、なんというか、高いのが似合うような気はする。 酔ってくれると、やり易い。 ただ――― 『一目でバッチリ記憶に残す』 そんな言葉に抱くのは、危機感だけだ。 残念ながら、相手に興味を抱かれることを喜べる立場じゃない。 ) …。 ( こいつだ。 『アイゼンちゃんの怪文書』 と言う相手。 もちろんこの男が自警団員殺しを隠そうとした 『とアイゼンリッターが言っている』 のは認識しているけれど、そうだったっけと空とぼけた。 ) …ああ、そういえば女の子とセットだった。 じゃあ、あんたは何だ。 自警団員の死体を隠したんだっけ? ( ビラの内容は本気にしていない口振り… というか、本気にしていないから実際どういうことなのか知りたいのだけれど、まずはさほど興味ない風に、知っていることも少しずつ逸らして話す。 ―――酒、と言われるとバツ悪そうに。 ) …別に。 ただ、まだ酔いたくなかった。 ( 酒が嫌いでこんな所に来るのも変だろう。 まだ宵の口だしと言っておく。 ) [Sun 25 Oct 2009 01:25:19]
◆ヴェク > (すっげえじろじろ見られてる。素性や外見からそんな事されたのないから何か新鮮) 珍しい奴。お前みたいな奴一目でバッチリ記憶に残す自信あるね。 (グラスを手に取り一番高い酒を揺らしながら相手に興味を持ち始める) ――――あーあーあー。なーる。アイゼンちゃんの怪文書。 (納得出来た。そりゃ道理で向こうが知ってて俺が知らないわけだ) おいおい冤罪は勘弁してくれよ。それにあれに書いてた自警団殺しはもう一人の方だろ? (―――あれ、合ってたっけと傍にいる護衛に聞く。正直具体的に何書いてあったか忘れた。訊ねる相手を咎める雰囲気もなくよくある世間話のようだ) (顔をしかめる女にくつくつと笑う。楽しそうだ) お酒は嫌いかいお嬢さん? [Sun 25 Oct 2009 01:11:06]
◆エアリー > ( 対してこちらも、この男が本当に人相書きの相手かどうか、考える。 写真を見たわけではなく、あくまで又聞きの人相書きだ。 特徴は捉えているかもしれないが、他人の空似ということも考えられなくはない。 じっと見つめる視線はいっそ不躾なくらいだけれど、強気な逆ナンに見え… なくもないような気がする? ) …そうか? ( 口数少なく一つ頷いて… 人違い、ということで話が終わりそうな雰囲気だけれど、一度視線を外してから続けた。 ) …いや、やっぱり私は見てるな。 人相書きだ、アイゼンリッターがばら撒いたっていう。 自警団員殺したって、本当か? ( 笑いはしないけれど、どこか可笑しそうに雰囲気を和らげて口にする様子は、強いて言えば遊んでいる風で、本気にしていたり、それを問題にするような雰囲気は とりあえず ない。 …トマトジュースに口をつけて、顔をしかめた。 ) …酒入りだ。 ( ただのトマトジュースを頼んだはずなのに、そんなわけがないと思われたか。 ばっちりカクテルでしたという。 ) [Sun 25 Oct 2009 00:54:39]
◆ヴェク > (後で歌い手たちには色を付けられた報酬が支払われるだろう。大体ステージの出来云々で生きる死ぬの話になったら誰も舞台に立ってくれやしない) ――――んあ? (声を掛けられて振り向く。物覚えは良い方だ。こんなトンガリ耳で器量良しの女が知り合いにいたらまず忘れないとは思う) 俺知らね。気のせいじゃないの? (手配書の事を察してすっとぼけてるのじゃない。特に何もなかったから忘れているのだ) それとも新手の逆ナン?どっちかというともうちょい大人な雰囲気の人のが嬉しいんだけど。 (笑う男は相手を見つめながら戯れる。男にも置かれた琥珀色のグラスには手を付けず) [Sun 25 Oct 2009 00:42:49]
◆エアリー > ( 歌い手たちの生き死にはどうでもいいけれど、止めて欲しいとは思う。 とはいえ、納得して入る店だ。 仏頂面しているだけで、野次なんか飛ばさない。 …ただ、冗談の通じない娘は、途中からよく聞こえなくなったけど、彼の野次を本心からのものと思ってしまっていた。 ) ( さて、どうしようか。 とりあえずカウンターの店員にあの男のことを聞いてみようとしたところで――― おや、こっちに来る? ) …。 ( ロッテと一緒に来るのだったと後悔するけれど、あんまり頼りきりというのも気持ち悪い。 トンガリ耳と声に出されたのを機に、口を開こう。 ) …どこかで会ったか? 見たことあるな。 ( どこで、とは言わない。 視線を外した男の横顔を、こちらからは見つめたままで。 娘の前に、トマトジュース?が置かれる。 ) [Sun 25 Oct 2009 00:19:09]
◆ヴェク > なんだかねホント。生きてる価値あんのアレ。 (笑う。下手だなんだと嘲りながら男はこの歌い手達を気に入っている。下手でいいさ。上手い奴らなんぞ芸で売ってる横丁にでも放り込んどけ。此処で鳴らすのは雑音ぐらいがちょうど良い) と。お前もなんか飲む―?あ、いらない。あっそ。 (空になったグラスを振る。そして飲み物の追加を頼む為に内心不機嫌な護衛と一緒にカウンターへと歩いてく。) (その際に見ない顔に少しだけ視線やって。あらまトンガリ耳と呟こう) マスター。いつものちょーだいな。 (そこまで珍しくもないそれから視線外してご注文する) [Sun 25 Oct 2009 00:07:36]
◆エアリー > ( 細身な革のパンツとタンクトップの上に、フード付きのパーカー。 微妙にミスマッチな服装は、けれどどれもブランド物で、ちょっとセンスがないというだけでこの場に居ておかしいというほどでもないだろう。 運動する格好でもないが、多少、防具効果に気を遣うようになっていた。 ) トマトジュース。 ( どうせならミルクがお約束かもしれないし、どちらも飲めるけど、そういう気分。 3000エンは高いという不満は胸の内、カウンターにチケットを出してスツールに浅くお尻を乗せた。 ) ( カウンターに片肘乗せて、横向きに。 店内を眺めながら、とりあえずフードは脱いでおく。 顔をさらすのは避けたいのだけれど、不自然に隠そうとしているとかえって注目されるとはロッテからの助言か。 横に長く鋭角な耳にちらちら視線が寄せられるのも一瞬。 もっと露骨な亜人がごまんといる中で、ハーフエルフはそう目新しくもないだろう。 ) ―――。 ( いた。 その男を見つけて、おそらく本物だろうと内心頷く。 特徴的な容姿もあるけれど、存在感というか、自然と視線がそこへ誘導される感覚。 付き人などがいるせいだろうか。 ) [Sat 24 Oct 2009 23:49:29]
◆ヴェク > こんのへったくそー。生まれ変わって出直せってレベル? (カラカラと笑ってるのは目付きの悪い髪を逆立てたパンクな男。鳴らして歌ってる連中に野次りながらグラスをあおる。その傍にはこんな場所は苦手なのか騒音に顔しかめている帯刀した女が付き従っている) [Sat 24 Oct 2009 23:41:32]
お知らせ > ヴェクさんが入室されました。 『グラス片手に』 [Sat 24 Oct 2009 23:33:15]
◆エアリー > ( その酒場… クラブと言った方が良いのだろうか、中から重低音が響いてくる店の前を素通りして、まずは周りをざっと見ておく。 馬に乗っているわけでなしけっこうな時間がかかってしまうけれど、せめてもの万一の備え。 ロッテに連れられてこういった店に入った経験がなくはないから勝手は分かっているし、別に何か事を起こす気もないが、トラブルに巻き込まれないとも限らない。 ) ( 何軒か店が連なっている通りにしては人通りが少ない気がするのは、やはり奇病のせいだろうか。 ) ( 一度駆け足で素通りしたのを見ていたらしい、せっかちだなとニヤつく店の男からワンドリンク付き3000エンのチケットを買い、厚い扉を引き開ける。 掻き鳴らされる楽器の音と、ほとんど叫んでいるような歌声にさっそく回れ右したくなるがしょうがない。 煙草と酒と安っぽい肴の油、人間の体臭と香水に埃のにおい。 淀んだ空気の中、とりあえず店内がよく見えそうな席を探す。 ) [Sat 24 Oct 2009 23:24:16]
◆エアリー > ( 先日ご近所に当たってみた、アイゼンリッターがばら撒いたというビラの人物について。 メアリアンはさておき男の素性が気になっていたのだが、これまた内職の片手間に字を教えている子どもから、それらしい人物がどこそこの酒場に入って行くのを見たという話が入ってきた。 これは暗黒街で育った子どもの勘か、付き人従えているような相手に、それ以上待ち伏せて尾行したりということはしなかったようだけれど、妙に張り切って協力的なのは教材になっているワンコインノベルの影響だろうか。 付いて来るというのを何もないからと止めさせて、ランニングがてらその場所を目指す。 付き人従えていたというので何となく当たりは付けられるけれど、一度自分の目で見てみたかった。 確認、という感じはあまりしない。 骸骨ファッションのトカゲ男… 案外よくいるタイプなのかもしれないが、そう多くもないだろうし。 ) [Sat 24 Oct 2009 22:48:59]
◆エアリー > ( 疫病に対する危機感と、そこからくる街全体を覆うような居心地の悪さは拭えないけれど、感染源と噂されている白黒の蝶に関しては締め切った部屋の中さえ横切っていくのだから、あまり気にするのもばからしくなってくる。 もちろん近付いたりはしないし、寄って来るようなら逃げるが、必要があるのに外へ出るのを止めたりはしない。 ) [Sat 24 Oct 2009 22:32:20]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 慣れたのか、あるいは怖いもの見たさか。 )』 [Sat 24 Oct 2009 22:26:42]
お知らせ > リジュナさんが帰りました。 『じゃあ、次は聖堂の公証人立会いで作った証文と、アマウラの約束手形の扱いの違いについて──』 [Sat 24 Oct 2009 06:40:22]
◆リジュナ > 件のお店──ちょっと遠目にでも眺めてこようかしらん。 (ぽつり、独白。 声に出して呟いたそれに、きょとんとした顔を向けられて──) …なんでもない。 (緩く手を振って、否定した。) [Sat 24 Oct 2009 06:38:56]
◆リジュナ > (──ただ、それがとてもとても長く、執拗だとしたら? 左前の状態の店──借金まみれで、その上やくざものまで来たら? それは、名を変えて地方村あたりに引き篭もるか、アングリマーラあたりに逃げ出すフラグが立つだろう。 持ち堪えるのは、商売が健全で無いと無理だ。 詰り、常と異なる匂いがそこにあった。 ──漠然とした違和感だけで、何かはよく分からないし、調べるにしてもただ働きではイヤだ。) [Sat 24 Oct 2009 06:30:11]
◆リジュナ > (食い詰めた破落戸に、どこだかの小さい店に嫌がらせに行かせる仕事を斡旋してる者がいる──ということ。 特に珍しい話じゃない。 閑古鳥が鳴いてる店が、高利貸しから金を摘まむと、遅かれ早かれそういう展開が待っている。) [Sat 24 Oct 2009 06:19:47]
◆リジュナ > だれかの財布の紐が緩んでる隙に、横合いから手を突っ込もうと考えてるのは、少なからず居る──ってこと。 ( そこまで一気に語って──ふと、思い出した事が一つ。 ) あたしたちも、そういう商売だって事、しっかり肝に銘じておきなさい。 [Sat 24 Oct 2009 06:12:53]
◆リジュナ > 逆に言えば、何かをしようとしているときには、手元に現金を作ってるわけ。 ──でもって計画がぽしゃッたら、それが宙に浮く。 まぁ、潰すまではしなくても── (茶を一口、口に含む。 口中の乾きを潤して…) [Sat 24 Oct 2009 06:09:02]
◆リジュナ > (縄張りが無いので、カスリ(守り代などの上納金)は取れない。 収入は専ら、様々な処理業務の下請けと、切り取り(取り立て、債権回収)が主体となる──そのため、折りに付け教育しておく必要があるわけだ。 ) 資産が1000万エン、って言っても、動産、土地と上物、商売道具、短期、長期の手形。 カネに出来るもの、出来ないものがあるからね? 石投げればぶつかるくらいウヨウヨしてる、冒険者って連中じゃあるまいし──手元に、金貨じゃらじゃらさせてる奴は、そう居ないでしょうね。 [Sat 24 Oct 2009 06:00:55]
◆リジュナ > ──動かせるおアシには、限度があるってものでね。 特に、商売やってる人間は。 (“三日月刀”は、これといってシマを管理しない──遠からず、宙ぶらりんの旧アマウラヤクザの縄張りを押さえる心算ではあるが。さておき。 ) [Sat 24 Oct 2009 05:48:30]
お知らせ > リジュナさんが来ました。 『右から左に、ぽん、と。』 [Sat 24 Oct 2009 05:40:49]
お知らせ > 夕さんが退室されました。 『( なぜか ペットができました 種族:人間 )』 [Sat 24 Oct 2009 04:30:54]
お知らせ > 茉莉花さんが帰りました。 『( ―― 三秒後には 寝息を立てる。 )』 [Sat 24 Oct 2009 04:29:42]
◆茉莉花 > ―――… ン ぅ、 ( 少しだけ頬に熱を帯びた。抱き付いたまま、唇を離して、 表情を綻ばす。久し振りに 暖かかッた。 ) …… ン― 。 ( 熱は、体温は、触れ合いは、如何にも眠気と云うものを誘うらしい。 毛布が二枚になれば、暖かさも二倍だ。 ) …… あ ゥゥ、 ( おやすみなさい。 ――と告げた音は、きッと理解出来ないンだろうが。 ふわりと頭に感じる感触に 心地よさそうに眼を細め 少年へと擦り寄ッて、 ) [Sat 24 Oct 2009 04:29:23]
◆夕 > ( なるほど、と思う。こういった経験はあまり無いらしい。それだけわかれば、少女がどのような環境で育ったのか、推察もできるというものだ。 ) ―― ん ( 少女から抱きついたまま唇が重なった。やや湿った呼気。小さく舌で少女の唾液を絡めとる。 ) ――― ん これぐらいでいい か ( と、そう言えば少女の太ももから手を離す。どうやら随分と眠たいようだ。睡魔に負けたのかと思うとちょっと哀しい気もするが、別段この少女の環境を理解するのに必要なだけだから、問題は無い。 ) もう寝ろ。 ( ばふ、と少女の毛布も引き寄せ、二人で一つの毛布を共有して眠ろうか。そろそろ寒くなってきた。 なでり、と少女の頭を撫でようか。この経験で、明日からどのような動きをするのか、色々と実験してみないといけない、か ) [Sat 24 Oct 2009 04:23:58]
◆茉莉花 > ( 少年の頬の三本の線を見遣る。特徴的だ。これなら毛が生えて無くても判別出来る。 ) ―― ン、 ( 唇の感触も心地良い。母や兄弟達とは全然違ッていた。 ) … ン ゃぁ ゥ 、 ( ぞわぞわと変な感覚が身体に走る。太ももを撫ぜる少年の指が 秘所に当たる度、ぴくッと身体が揺れて、 ) ――― ン ッ、 ハ ァヴぃ …? ( 問い掛けの声には、またも鸚鵡返しに。 )( 母犬や兄弟達とずッと暮らして来て、ニンゲンは基本は敵だッた。ニンゲン同士の交尾等見た事も無いし。 ) ――――― … ぁ、 ぅ、 ( 抱き付いて、体温を感じる。 鳴るのは、心の音か。伝わる熱は心地良くて、生きてるン だと実感できる。 ) ――――… ン ッ、 ( 抱き付いたまま、少年の唇に 真似する様に、口付けようと。 ) ( 暖かさは心地良くて、 あァ、 なンだかとても 眠い。 ) [Sat 24 Oct 2009 04:14:36]
◆夕 > ( むしろ、喜んでいる。ふと顔が近い。見れば結構可愛かった。 可愛い、と判断。 ) ん ( と、唇をそっと重ねる。そのまま少女の服の結び目に手を伸ばせば、少女の太ももをそっと撫でようか。ゆっくりと、焦らすようにしていこう。つと、指先を秘所に時々当たるようにしながら―― ) ―― こういうことは、初めて? ( と、そう問いかけようか。今までの反応が、どことなく、恋を知らなかった貴族の娘達に似ていたからだ。その娘達も今ではどこかの空の下、奴隷の身になっているかもしれないが。 そうならないよう、大半は殺したが。 もっとも、旅に出た者のほうが多かっただろう。奴隷になるぐらいなら放浪の旅、ということだろうが。 ) ―― ( ぐい、と少女をさらに引き寄せ、熱を感じさせようか。熱い、命の、心臓の音が聞こえるぐらい ) [Sat 24 Oct 2009 04:04:18]
◆茉莉花 > ( 舐めたり、軽く噛ンでみたり。母や兄弟にする様に。 ――ふと、頭に過る。母達は如何しているだろう。兄弟達は如何しているだろう。探しても見つからないンだ。 もう、居ないと考えた方が良いンだろうか。 ) ――――… ッ、 ( 其の思考は、掴まれた手によッて中断され。 ) ――― ヴぃ ぅ …ッ、 ( ぼふり、と毛布の中に引きずり込まれた。 ぱちり、眼を大きくする。あ、あッたかい。 ) ( 嫌がる事も、動揺も無いのは。 子供が何も知らないからだ。 ) ―― ひ ぅ ッ、 ( 背筋に、ぞわりと奇妙な感覚がはッた。くすぐッたい。 唇が近付くなら、抵抗はしないけども。 ぎゅうッと抱きついても 良いンだろうか。 熱が心地いい。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:58:34]
◆夕 > ( まるで、じゃれるように首筋をお互いに甘噛みする。でかい憎悪も怒りも感じない。逆に楽しがるような感情がするりと入ってくる。ふむ、と少しだけ考え、 ) じゃあ、これはどうだろう ( ぐい、と手を伸ばせば少女の手を握ろうか。握るのに成功すれば、そのままぐいっと引き寄せ、毛布の中に引きずり込む所存。女性なら、娼婦でなければ相当嫌がる行為のはずだが、どうだろう。行き着く先まで行っても少年としては構わない。そういう経験は多すぎるほどに多かった。つい、と舌を少女の首筋を撫で、そのまま唇に軽く触れさせようとしようか ) [Sat 24 Oct 2009 03:50:04]
◆茉莉花 > ( 意味は理解していない。理解する必要があるならば、数か月掛けて理解できるように 頑張るかもしれないが。 べろン、と舐めた顔は ちょッとしょッぱい気がした。 ) ――――… ン 、 ( 顔を離して、 ふにゃふにゃ、と緩い笑みを浮かべていた顔は 元のへの字口へ戻り。 ) ―――……、 ( 首に感じる感触が くすぐッたい。母に舐められるみたいだ。 ) ――― ァ ヴ ゥゥ 、 ッ、 ( 笑い声と一緒に 音が洩れる。 顔が近付いているのなら、其の首を 同じ様に何度か 舐めたり、甘噛みしたり し返すつもり。 嫌がらせでも発情行為でも無く 、愛情好意 だ。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:45:23]
◆夕 > ( 意味は理解してくれたと思う。が、さてどうするべきか。最近は市内で恐怖と憎悪とかまあ、色々と負の感情が渦巻いているので正の感情は食べてない気がする。 ) ――― 笑ってる。 ( 意味がわからないが、了承されたのだろうか。なんて、考えていたら、べろっと顔を舐められた。面食らった。ぱちくりと瞬きを一つし、その意味を理解。どうやら、発情しているらしい。(違います)。 ) ―― ( 少しだけ考え、顔を近づけてみる。そして、首元辺りにそっと唇を寄せ、甘噛みしてみようか。嫌ならやめるだろうし、主人だと言ったのならば、これぐらいの事は想定済みだろう、と。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:37:50]
◆茉莉花 > ( 毛布に包まりながら、じいッと主を見遣る。 言葉は、接していく内に覚える事は可能だ。少しの間で これでも結構言葉は覚えた方 だ。 ) ―――… ン ッ。 ( 頷いた。主、そう主であッていた筈だ。 ) ( 死に掛けのところを餌を与えてくれたのだ。少年の事を 命の恩人として見ている。 ぴくぴく、と動く耳へ視線を移動させて。 声に、再び金の瞳へ視線を戻す。 ) た ァ ヴぉ 、 ( 突きつけられた指を、じいッと見て。 ぱちり、瞬きを一つ。 ) ( 憎悪、憤怒、哀しみ、歓喜、 ――とりあえず、全て意味は分からなかッた。きょとンとした表情を崩さず、 じい、と。 ) …、 ( 見ていたが、 ) ――ン ヴぁ ァ ア ゥ。 ( 意味の無い音を洩らし。へにゃ、と笑う。 ) ( 主が望むなら食事だッて構わない ンだ。 べろッと其の顔を舐めンとしながら。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:29:54]
◆夕 > ( まずは、言葉を教えないといけないようだ。ちゃんとした発音。とはいえ、それは勝手に覚えていけるものだろう。 ) ―― ああ 主 ( そこだけはわかった。 マカとかはわからないが、あぅじというのは主のことだろう。つまり、己のことを主というわけか、この子は。まったくもって、ご飯の効果絶大だ。奴隷として売り込めば幾らほどの利益が見込めるか、頭の中で数えたくなる ) まあ、 君が僕に求めている事はわかった。 ( と、そう言えば少しだけ思案する。ぴくぴくと少年の長い耳が動く。さて、どうするべきなのか。主、と。下僕、と。そう言いたいのだろう。しかし、自分に下僕など必要なければ、友達も相棒も必要ない。所詮、すべて感情を食うだけの食物なのだから、 ) なら、君は僕の食べ物だ ( そう、少女の鼻先に指を突きつけて言おうか。 ) 君の憎悪、憤怒、哀しみ、歓喜、全てが僕のご飯になる。それでも構わないのかい? ( それで構わないのなら、存分に食事として利用させてもらうだけだが ) [Sat 24 Oct 2009 03:22:03]
◆茉莉花 > ( 普段はトレーナーの袖に隠れているようなもンだ。 16年間ずッと身に付けているもの。手入れの方法等分からないから、薄汚れているが。 ) ――― マ ァ ツ ィか。 ( 其れが己のナマエなンだと思う。母犬からも兄弟からも名は呼ばれた事は無いが。 意識の奥底に沈ンでる何かが、そうだと 告げている様な気がする。 ) …、 ( じいッと 近くなッた少年の顔を見よう。 ) ( どーする、 と云うのは、聞いた事がある。どう行動するか、と云う事か。 ) …… マ ァ カ、 ( 自分を指差して、 ) ―― あー ゥじ。 ( 少年を指差した。 ) … ( 私の主は貴方です、 と 伝えたい。 ) … ン ヴ、 ヴぁ 、 ァ ―― … ヴぁ ォ う ? ( だから 守ります、 と。 ) ( 人間が会話をしていた 事を思い出して、それッぽい言葉を繋げてみたが。 さて、彼には届くだろうか。 子供風貌は 期待の眼。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:15:53]
◆夕 > ( ぐい、と差し出された金のブレスレット。それだけでも相当な値打ちにはなるだろう。それ以前に、金であるというだけで狙われてもおかしくは無いだろう。 ) ―― まつり ばな? いや、この場合は か か。 まつりか 茉莉花? ( と、軽く問いかけようか。長い袖に、健康的な足腰。言葉をかけたときの反射といい、獣然としている。 期待するような視線には少々困るものがあるが、 ) ここまでついてきて、 どうするつもり? ゆっくりでいい、言ってみて ( と、問いかけようか。言葉にしようとして、うまく言葉に出来ないかもしれない。まずはコミュニケーション ) [Sat 24 Oct 2009 03:05:15]
◆茉莉花 > ( 暖かい毛布は久し振りだ。母の体温の様。 ぎゅむッと毛布に包まッて、一部を抱き締める様に。 うつらうつら、瞳が閉じ掛けたところで、 ) ―――― ッ!! ( がばッと起きた。掛けられた声は己に向けられたものだろうか。 じいッと少年を見遣る眼は、今度は期待する様な 眼。 ) …… ゥ うア ア ヴ…。 ( 手招き。あれをなンていうか知ッてる。 あれは、ニンゲンが何かを呼ぶ時に行う行動だ。むく ッと身体を起こして、毛布を持ッたまま、 彼のすぐ傍までいッて 同じ格好をしようか。 ) ―――…… ハ ァ アシ 。 ン。 ( ナマエ。その言葉が最初の問いか。 ナマエを尋ねられたら コレを見せれば良いンだ。 ぐいッと少年の前に 長い袖に隠れた腕を差し出す。 腕には金のブレスレット。 茉莉花の花と名が刻まれた物。 ) [Sat 24 Oct 2009 03:01:41]
◆夕 > ( 毛布を渡せば、此方を見なくなるだろうか。 毛布と此方を交互に見やり、少女は結局毛布に包まって眠ることにしたらしい。しかし、気づかぬうちに主にされていることは夕にも知らないことである。 ) 君の名前はなに? ( と、問いかけようか。眠るならば、そのまま眠れそうな小さな声である。よもや、名前を尋ねる気が起きるとは自分でも思っていなかった。この獣然とした行動が、いなくなった幼馴染に似ているからだろうか。わからない ) もう少しこっちに来ない? 話をしよう ( ついつい、と手招きをしようか ) [Sat 24 Oct 2009 02:55:44]
◆茉莉花 > ―――――――――…、 ( ガン見も特に意味は無い。主を見続けるのは当然だ、と云う変な教えの所為だ。 ) … ツ ――― ォ イ、 … ? ( 言葉は一部分のみ鸚鵡返し。ふわッと 毛布が飛ぶのを眺めて、 ) ―――― ヴ ィ ウアッ、 ンぶ ッ、びぶッ、 …!!! ( 視界が一気に暗くなッた。もごもごと毛布の中で暴れて、 少しの後、漸く顔を出す。 ) ――――… 、 ( 主と、毛布を見遣り。 ) ( どうやら主は己に此れを与えてくれたようだ。 もそもそもそッと真似ッこする様に毛布にくるまッた。 暖かい。 うつらうつら、瞼が閉じそうになる。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:47:21]
◆夕 > ―――――――――――― ( 何がしたいんだ、この子は。本当に。 いみがわからない。ガン見されているのが余計にわからない。 というより、なんか期待に満ち溢れた目をしている気がする。放置、 というのもいいかもしれないが。 ) ここに泊まるつもり? ( と、そう問いかければ荷物から毛布をもう一枚取り出せば、それを放ろうか。うまくいけば、頭からばぶ、と被ることになるだろう ) まだ暖かいから一枚でいい。寒くなったら返して ( それだけ言うと。もそもそと毛布に包まる。まだ此方を見ているならば「なに?」と問いかけるだろうが。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:40:19]
◆茉莉花 > ( ズリズリ、ッと靴を引き摺ッて。面倒くさそうな視線も、少年の心の内にも気付かぬまま、 慣れない二足歩行で少年の後を続こう。 ) ――――… ア ゥゥ ヴヴ…、 ( ぺたン、と腰を下ろすのは少年よりちょッとだけ離れた位置に。すン、と鼻を啜る。美味そうな匂いがする。 けども、さッきの2個で満腹だ。見ていても涎は出ない。 ) ( ジ―――――― ッとガン見。 視線が向けられれば、視線が合えば、ぴくッと背筋が伸びるけど。 ) ( 主人の御機嫌うかがいをする犬だ。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:34:18]
◆夕 > ( 結局、廃墟までついてきたな、この子。少年はややめんどくさそうな視線を少女に投げつけたものの、さりとて「勝手にしろ」と言ったのは己である。ともあれ、廃墟自体は己の持ち物ではないので勝手に使えばいいと思う ) ・・・ ( なにも言わず、少年はそのまま廃墟へと入る。窓際の脱出経路が確保しやすい角部屋を選び、そこに置いてあった荷物から毛布を取り出し、肌着に着替えて毛布に包まるという、即効で話す気も無ければ言葉を教える気もなさそうな態度である。というより、無い。無さ過ぎる。毛布で身体を包みながら、まだ買っていたのか、パンと水をもぐもぐし始めるが、少女がどうするかはわからない。ちらり、と視線を向けてみる ) [Sat 24 Oct 2009 02:28:18]
◆茉莉花 > ( 手に付いたパン粕等も舐め取ッて。 べろン、と舐めた。本当は顔を舐めたいのだけれど、背が届かない から。 ) ――――… イ゛イ 。イ ―― イ。 ( 取り敢えず、良いッて言葉を真似てみた。 てくてくてく、と歩き出す少年の後を ずりずりずり ッと靴引き摺りながら付いていく。 蹴り飛ばすか、殴り飛ばすか すれば、直ぐに離れるけども。 ) ………、 ( 其のまま、何も無いのなら 少年の後ろを歩き続け。 廃墟まで行く 。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:23:59]
◆夕 > ( そして、さらに即効でご飯を食べた少女。いみがわからない。いみがわからなすぎてひらがなでぶんしょうをうちこみはじめた。いみがわかりません。いぬ? いぬなんですか? このひと ) ――― なんで舐める。 もういい。 勝手にすればいい。知らない。 ( もう、意味がわからなすぎて少年は溜息を一つ呟いて、歩き出す。ともかく、はやく廃墟にでも戻らないと風邪を引く。てくてくと歩き出す少年はよそに某背後霊は今の現状が「飼い犬プレイ」という名の変態行為である事に大喜びである。もし、そのまま少女がついてくるならば、廃墟に辿りつくだろうか。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:18:09]
◆茉莉花 > ―――― …… ゥ アア ゥ゛ ? ( かくン、と首を傾げて。追及する方が負けなのだ。 子供風貌の行う事には大体意味は無い。 ) ――― ン 。 ( 転がッた容れ物を指すのを止め、ズリズリ 近寄る。 ) ―――――! ( 再び餌が差し出された。 早く食べると、喉が苦しくなるらしいから。受け取ッて、今度はゆッくりと食べようか。 ) ( このニンゲンは己の飼い主らしい。餌をくれた。 ) ( ペロン、とパンを食べ終えれば、 少年の傍にぴッたり付いて。 ) ン ア ッ、 ( 抵抗されないのなら、 其の手を掴み、べろンと 舐めまわすだろう。 愛情の証、忠誠の証。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:11:34]
◆夕 > ――― 意味がわからない ( わからなかった。 意味がわからなかったが、まあいいか。いいのだろう。そう追求しても仕方ない。 ) ―――? ( さらに水の入っていた瓶を指差す。さらにいみがわからない。露店で買ってきたものだが。まさか、もっとよこせ、と言っているのでは? ) ん ( と、再び手に出す肉レタスサンドと水。食べるか知らないが。食べるような気もするが。靴を引きずりながら、近づいてくる少女を怪訝そうに見やる。また噛み付かれたりするのだろうか。少しだけ警戒しつつ、少女の動きをさらに待ってみる ) [Sat 24 Oct 2009 02:06:58]
◆茉莉花 > ( 己よりずッと身長の高い少年を見上げる。何かを考えている様だ。 真似をする様に空を見上げた。灰色と黒が混ざる空。 これは、クモリ だッたか。 ) ――― ア゛ アゥ ウ 、 マ ジ −。 ( 以前覚えた言葉をなンと無くつかッてみた。 如何する、ッて尋ねられた言葉の意味も。ついてくるの、ッて尋ねられた言葉の意味も 分からないが。 ) …… 、 ( スッと転がした水の入れ物を指さす。 ) ( 餌をくれた命の恩人だ。 母は言ッていた。餌を与えてくれる飼い主には、最大の忠誠を捧げよ、と。 ) ――― ン、 ン ア゛ 。 ア 。 ( 返事の言葉を出せぬ代りに、 ずりずりッと 靴を引き摺りながら 少年へと歩む。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:02:37]
◆夕 > ――― 言葉がわからないんじゃなくて、喋れないのか ( それも、喉がやられた、というようなものではなく、発音がうまくできないのだろう。少しだけ考える風に少年は天を見上げる。 ) 君は これからどうするんだい? というより、 ( 家もなく、また路地で生活するのか。それもいいかもしれない。町で人間と共存する生き物は一杯いる。のだが、いま、ついてこようとした? ) ついてくるのかい? ( 軽く首を傾げて問いかけよう ) [Sat 24 Oct 2009 01:56:06]
◆茉莉花 > ( 一気に水を飲み干して、容れ物は地面に転がした。返す、と云う思考なンて無い。 少年の頭の中は覗く事が出来ぬから、例え 其れが同情であッたとしても。 己にとッては命の恩人だ。 ) ――― ン、 ァ ア゛ … ヨ ァ゛ ア゛。 ( 良かッた、と真似て云ッてみたが。思い通りの言葉にならなかッた。 口をへの字に曲げて、 ) ( 少年が立ち上がり、数歩歩む様を 見て。 己を ヨロヨロと立ち上がる。 ) ( ずり、と サイズの合わない靴で一歩踏み込めば、 ) ( 掛けられた、声。 ) ―――――… い、 イイ エ゛? ( 家? と、鸚鵡返しに尋ね返したつもり だッたが。 声は、否定の音を紡いだ。 家は無いンだから、嘘では無い。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:52:20]
◆夕 > ( ごくごく、と水を飲む様をぼんやりと少年は見やった。何日ぶりの食事なんだろう。ひどい人は一杯見てきたし、可愛そうな人は一杯みてきた。殺した人間の顔も一杯みてきた。殺した人間の中には、殺す前日に寝を共にし、家の中に案内してくれるように頼んだ事もあったっけ。そんな回想。もしかしたら、同情しているのかもしれない ) よかったね。 ご飯食べれて ( それだけ言うと、少年は立ち上がり、一歩二歩、と歩き出そうか。少女がついてくるかはわからないが。ふと見上げれば雲行きが怪しい。雨でも降るかもしれない ) 家はある? ( と、問いかけよう ) [Sat 24 Oct 2009 01:45:56]
◆茉莉花 > ( 雨の中建物の中に入る事も無く、歩き続けた所為か。母犬や兄弟が其れで平気だからと云ッて、種族の違う己が平気とは限らない。 ) ……… ッ、ンぶ ぶ ッ、 ( 差し出された水を、パッと素早く受け取ッて。 喉に詰まッたものは水で流せば良い、と思う。 渡された水の入れ物の蓋が空いているのならば、そのまま 呷る様に飲み干し。 空いていないのなら、かッかッ、 と喉に詰まッたもンを出そうとしながら、不器用な手先で なンとか蓋を開けようとするだろう。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:39:32]
◆夕 > ―――― 、嫌な咳だね ( 風邪をひいてるのかもしれない。差し出したパンを急いで食べる様子をじっと見る。回想するのは、己がまだ人を知らず、ただのアヤカシであった時代。そして、暗殺者の卵として売られてきた頃だ。あの時は、周りの人間の判別すらつかなかったように思う。そういうのと同じなのだろうか。と、そこまで考えてから、ちょっと驚く。昔を思い出すなど、どれぐらいぶりだろう。そして、驚いたことにも驚いた。兎も角、 ) 水 ( と、小さく言って水を差し出せば、その後どういう反応をとるのか、と。少女のことを見下ろしていようか ) [Sat 24 Oct 2009 01:32:09]
◆茉莉花 > ( 言葉は解らない上、人の顔もよくは判別出来ない。特徴があれば別 だけれど。 毛生えて無い奴ッて皆同じ顔に見える。 ) ……、 ( げほッと咽る様な咳。 のろのろと身体を起こしながら、べたンと 地面に足を伸ばして座る。 ) …、 ( 少年が何処かへ行くのを見遣り、 餌が去ッた、と思う。 ) …、 ( あ、戻ッて来た。 ) ……、 ( 差し出された其れを受け取ろう か。 すン、と匂いを嗅いで。肉の匂い、野菜の匂い。 ) ――――― ンン ぶッ、 ! ( 勢い良く其れを頬張る。久し振りの食事だ。 ) ―――…… ッッ、 ( 早く食べ過ぎて、 パンが喉に詰まッた。 ンぐンぐッと 短い声。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:28:11]
◆夕 > ―――、そっか ( 言葉がわからないということが判明。知能指数やばめ。 言葉は通じるかは不明。 話せないと暫定結論 ) お腹が減ってる・・・。のか ( 言葉はわからないらしい。とりあえず、と少年は近場の露店から肉やレタスをパンで挟んだ物を買ってくれば、それを差し出そうか。 ) 食べるといいよ ( 差し出せば、それを受け取るかするまで眺めていようか ) [Sat 24 Oct 2009 01:23:14]
◆茉莉花 > ――――………、 ゥゥゥゥゥ… ッ、 ( お腹が空いて力が出ない。べッしゃり地に伏せたまま、少年の問いに 唸り声。 ) …… ッ、 ( つッ付かれた。その指を食い千切らンとするけども、顔を上げるだけが精一杯だッた。 首痛い。頭がぐるぐる回る。 ) …… アアアア ゥゥ ア゛ …、 ( 再び頭上から降る言葉に ばさッと髪で隠れた顔を 少年へ向け、 ) ( ぎゅるるるるるるる、と 腹の虫が鳴いた。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:19:01]
◆夕 > ( べちゃ、と少女が落ちた。 ・・・・・。 まあ落ちた ) ――― 生きてる? ( 腕にくっきりと少女の歯型がついていた。犬歯に噛み付かれたのだろう。二つの穴が出来ており、そこから小さく血が漏れていた。 戦闘行為、及び日常生活に支障なし ) 大丈夫? ( つん、と爪先で突こうか。あれで気絶までいくかはわからないけれど。さて、考察。 無作為に選ばれた獲物。己。 お腹が減っているのだろうか。 カニバか。 それとも恨みがあるのか。 遠縁から恨みを持って追いかけてきたのかもしれない。 ) お腹減ってる? ( と、問いかけてみよう。疑問を明確にできるならば、明確にしたい ) [Sat 24 Oct 2009 01:13:43]
◆茉莉花 > ( がぶッと噛み付けば そのまま両手で少年の腕にがッちりと掴む様にしながら、 歯を皮膚に突き刺していこうと ―― ) ( なンだか音が聞こえるが、怒鳴り声ッてやつでも無いし 叫び声ッてやつでも無いし。 気に留めずにいた。 ――ら、 ) ―――― ン ガ ッ、 ( 首筋に衝撃が走る。 バッと一気に歯を離し、手も離し 、 べちゃンと勢い良く 地面に 落ちた。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:07:52]
◆夕 > ( がぶ、と少女に噛みつかれた。痛い。ちょっと痛い。 ) ―――、 痛いんだけど ( がぶがぶ、と噛み付かれたまま少年は少女を見下ろした。 こういう場合、どうするべきなのか。この町での暗殺をしていないので、狙われる理由がわからない。ということは、無作為に選ばれたのかもしれない。 ) ―――― 痛いって。 言葉がわからないの? ( と、平坦な声で言えば、そのまま少女の首筋辺りに手刀を叩き込もうとしようか。 ) [Sat 24 Oct 2009 01:03:05]
◆茉莉花 > ――――…… ゥゥゥゥゥ…、 ( 喉の奥から絞り出す様な そンな音。 ) ( ごめン と云う言葉も、後に続く注意の言葉も 己には理解が出来ず。 ただ、 もそもそ と、死体から抜け出して、 ) ――――… ア゛ア゛…、 ( すン、と鼻を啜る。 ゆるゆると、少年へと 犬の歩みで、近寄り、 ) ―――― ッッ、 ( 一気に、腕に噛み付かン と、飛び掛かる 。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:59:45]
◆夕 > ――― 、 ・・・・・ ( 気づいた。少年は気づいた。だが、 ) ごめん ( と、それだけだった。それだけを言えば空腹だろうが、なぜ死体に隠れているのかなど、全て興味なし。感慨なし。死体を踏み越えてから、「嗚呼」と小さく呟き振り向けば、 ) あまり その死体に触れないほうがいいよ ( 伝染病だという噂が本当なら、次に死ぬのはこの子だろう。ただ、そういった。そう言ったのは、踏んでしまった負い目があるからだろうか。たぶん。うん ) [Sat 24 Oct 2009 00:54:06]
◆茉莉花 > ( 子供風貌は空腹だッた。何時の間にか母犬や兄弟が居なくなッてしまッたから、餌を与えてくれる人が居なかッた。 黒い死体は食べる気が起こらず、――故に、死体を隠れ蓑にして 獲物に噛み付くつもりだッた、 ――のだが、 ) ――――― ンぐウウウ ゥゥ …ッッッ、 ( むぐ ッと死体ごと踏まれた。 此れはなンだ。重い。押しつぶされそうだ。 ) ( 唸り声の様な、小さな悲鳴の様な くぐもッた声を、少年の下の、更に下から響かせて。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:49:50]
◆夕 > ( 皮袋を懐に入れた少年はこれからどうしよう、と考えている。この先、少しばかり歩いた場所に未だに無事な廃墟がいくつかある。そういった廃墟を転々としているのだが、果たしてさっきの男はどうやって連絡を取るのだろう。そんな事を少しだけ考える。まあ、お金が無くなればまた日雇いの護衛依頼に飛びつけばいいし、暗殺依頼があれば検討すればいい、か。 ) ―――― ( そして、少年はそのまま歩き、地面に転がる黒い死体を見やる。誰もがその死体を避けて通る。近づいて感染したら大変だ、という流言のせいだ。だが、少年はすべてにおいて興味が無かった。興味が無かった故に―― むぐ と、その子供が隠れているだろう死体を避けて通る必要なし、という意味合いでもって、踏み越えて行こうとするだろう。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:43:13]
◆物体 > ( 貴方が少し歩けば 、其の黒の死体は地面に無造作に転がッているだろう。 ぴく、ぴく、と 僅かに動く黒い死体。 ) ……、 ( 其の死体の下には、薄汚れた子供風貌が 獲物を狙う眼付で 周囲を 見遣ッている。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:39:27]
お知らせ > 物体さんが入室されました。 『( 黒の死体の すぐ下に、 )』 [Sat 24 Oct 2009 00:37:04]
◆夕 > ( おお! やっとついた。まったくもって無駄な時間を食った! 小太りの男が鷹揚に言った。視線を其方へと向ければ、ある建物の前で男は頷いていた。気づけば回りには黒服の男達が小太りの男を囲っていた。警護していた、というべきなのか。「ほれ、そこのお前! よくやった! これが今日の報酬だ」 と、渡された皮袋の中には報酬が入っているのだろう。手の平に載せられた皮袋と小太りの男の顔を交互に見やった後、 ) ありがとうございます ( と、短く礼を言った。男は「また今度必要になったら呼ぶからな」と、そう言って建物の中へ消えていった。続いて黒服が入り口を固める。後は用は無いといわんばかりに手を振って追い払われた。別に何かの感慨があるわけではないので、そのままその場から離れて歩き出した ) [Sat 24 Oct 2009 00:32:35]
◆夕 > ( 日雇いの護衛の依頼。こういった危険な町では多い話。ただでさえ、今は街の治安は良くない。 ふらり、と視線をやれば黒い人、身体の半分が黒い人、白黒の蝶、など色々見える。 ) ―――、・・・・ ( 事、この事件の真相など興味は無い。それは自分に関係が無いから、という意味ではない。本当の意味で興味が無い。自分がたとえこの奇病なり呪いなりに掛かったとしても、やはり興味は無いだろう。死が怖くないわけではない。死にも興味が無い。そもそも、 ) ――― ( 全てに興味が無く、己にも興味は無い。興味があったのは昔の自分についてだけだった。気がする。 ) ――― ん ( ひゅん、と白黒の蝶を切ってみた。それでもひらりひらりと、遊ぶように飛んでいく蝶を見送った。ただ切れないのか、と思った。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:25:53]
◆夕 > ( ったく、危険なんだよ危険! まったく最近は奇病だかなんだか知らないが、こういう輩が多くて困る! そう、叫ぶようにして、額の汗を拭ったのは己の雇い主だ。なんでも、暗黒街の中の組織の中でも重要なポストにいるなのだとか、これから伸し上がるんだとかなんとか。どっちなんだ。まあ、金払いいい客ではある。 ) ――― 終わりました ( ひゅん、と剣を振るい、鞘に収めた。「おお、おお! よくやった!」 そういった小太りの男は喜色満面に、他の護衛をつれて歩き出した。遠めに視認した黒い人。あれは最近の奇病に掛かった奴だ。殺してしまえ、と。そう言われた。だから殺した。 ) ――― ( 見下ろした死体。胴を一閃された男は奇病なのか、それともただのブラティリアだったのか。それを確認することは無意味だと思ったので、視線をすぐに戻し、依頼人の後に続いて歩き出した。 ) [Sat 24 Oct 2009 00:10:33]
お知らせ > 夕さんが入室されました。 『どぅ と黒い人が倒れた』 [Sat 24 Oct 2009 00:01:26]
お知らせ > ヘンドリックさんが帰りました。 『元気が良いのは“ニンゲン”だけだ。そう思う。神や悪魔も聊か老いた。』 [Thu 22 Oct 2009 23:16:01]
◆ヘンドリック > (胸ポケットから、ハンカチを取り出すと、ヘンドリックは汗を拭いた。 自分は歳を取ったと、そう思った。) [Thu 22 Oct 2009 23:15:19]
◆ヘンドリック > ──人は、蝶などに負けはしませんな。 (眼鏡の奥の赤い瞳を、優しげに細めた。) (例え、一時、人同士で猜疑や偏見を抱こうが──いつかは、それを自ら改め、省みる事が出来る。) [Thu 22 Oct 2009 23:14:34]
◆ヘンドリック > (どれ程、呪詛や怨嗟、病魔に屍骸が街に充ちて居ようと──その中で生き抜こうとする、人の意思がある。強さがある。) [Thu 22 Oct 2009 23:11:36]
◆ヘンドリック > (すると、違うものが見えた。) (人だ。) (人の街だから当たり前だが、そこには人がいる。) [Thu 22 Oct 2009 23:10:32]
◆ヘンドリック > (下を見れば、遺骸が転がっている──それも事実ではあるが── 老魔は、背筋を丸めない。 真っ直ぐに、正面を眺めている。) [Thu 22 Oct 2009 23:09:55]
◆ヘンドリック > ──(道を進む。 辻を二つ、三つ越える頃に、また遺骸を見つけた。) (懐から薔薇を取り出すと、遺骸に手向けた。) [Thu 22 Oct 2009 23:08:45]
◆ヘンドリック > (懐から、一輪の薔薇を取り出した。 そして、屍骸へと手向ける。) [Thu 22 Oct 2009 23:07:20]
◆ヘンドリック > (折り目正しい、糊の利いた黒い服を着た、眼鏡の老人。 その背筋はぴんと伸び、せかせかと早くは無く、ゆったりと遅くもない一定の歩幅で、ただ、通りを迷い無く進んでいた。) ──フム。 (足下に転がった、黒ずんだ遺骸。 それに目を留め、沈痛な面持ちで) [Thu 22 Oct 2009 23:06:38]
お知らせ > ヘンドリックさんが来ました。 『──執事とはいかなる者であろうか。』 [Thu 22 Oct 2009 23:03:27]
お知らせ > ヴェクさんが帰りました。 [Thu 22 Oct 2009 02:37:58]
◆ヴェク > (あー怖い怖い。怖い女。) [Thu 22 Oct 2009 02:37:48]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『 ( 赤い傘は遠ざかる。―― 約束は、絶対に忘れない から。 ) 』 [Thu 22 Oct 2009 02:34:06]
◆メアリアン > ―――…結構、大変なンですね。 うふふ、遊べる時には遊ンでた方がいいと思います。 ( 無駄になる事は何一つ無いらしい ですし? 助けて貰ッたお礼にお手伝いを、なンて次元の話じゃ無いから。 応援だけ。 ) うふふッ、 ( 嘘じゃないですよ、ッて言葉は声に出さず。ただ、笑い声のみ。 )( なンだかンだできッちりと約束の言葉を云ッてくれた彼に、ちょッと驚いた様な顔をして。 ) ( 申し出には、 ) …う―ン、結構近いンで 大丈夫です。 ( 今日はお兄ちゃンの所に返るから、淫売窟が帰宅場所。 丁重にお断りさせて頂きましょう。 沈黙の続く帰り道は避けられた様。 ) …それじゃあ、今度お礼に作ッて来ます ね。 ( 変な物は入れないから、安心して下さい。 なンて。 最後にもう一度 頭を下げて、手を振れば、 ) [Thu 22 Oct 2009 02:32:47]
◆メアリアン > ――― アイゼンリッターの正体を暴いたところで、得する人は何人いるのかしら。 ( お兄ちゃンを蘇らせるッて名目で娘は頑張ッて来たけれど。結局得が無いのならば、命を掛ける人はいないと思う。 今後アイゼンリッターの正体が分かる時は、来るのかしら? ) ―――――――…、 ( 独り占めしたい ッて事。 ) … う ン。 ( 頷いた。そう、つまりはそう云う事。 考え方が似ていて、少し嬉しかッた。其の差はあるとしても。 ) ―――そうね、本当 色々と起こる街だと思います。 ( 長く継がれる様な、そンな事件に比べたら。なンて ちッぽけな事。 ) [Thu 22 Oct 2009 02:26:47]
◆ヴェク > そうだな。しかしこれが手間でマジにやると頭痛くなってきそう。だから親爺がいる内に遊んどく。 (勢力拡大の手法とか現状の利益を維持する手段とか。マフィアもマフィアで大変なんだ。特に大きめの組織の上は) ハハッ、こえー。 (肩を竦めて笑う。冗談に聞こえねー。いや素でマジに言ってるかもしれねえ) うーそつーいたーらーはーりせんぼんっと。 (やる気なさげだけどちゃんと言う) ――…わかったっての。 (こうも釘を刺されると流石にな。軽口は世間話だけで充分だ) おう。なんなら馬車あるとこまで送らせるか? ――――いやいやどーいたしまして。 (承諾したら無口な狼さんとの二人歩きになるだろう。俺は家近いし一人で帰る) アイサー。ん?まあ嫌いじゃないケーキの種類はないぐらいに好き。 (つまりは好きと。くれたらありがたくもらうよ。) [Thu 22 Oct 2009 02:20:41]
◆ヴェク > (悪者を作っておけばいい。どれにせよ恨みをぶつける悪役ってのは被害者には必要なのさ。黒人にはいい迷惑?知らねそんなこと) いやマジにな。誰かとっととひっぺがしちゃえよあの仮面。 (自分もまた他人任せ。皆そういうスタンスだからこそアイゼンリッターは今も正体不明のままなんだろう) おかしかないさ。だって好きってのはつまりは独り占めにしたい事だろ? (この男の恋愛観。それはメアリアンとベクトルは同じだ。ただあっちが遥か突き抜けてるだけ) つうか唯でさえ騒がしい街だしここ。 (中には魔界戦争や鼠戦争のように長く語り継がれるものもある。しかしそれに比べたら自警団殺しと目玉泥棒なんて『そんなことがあったね』だ) [Thu 22 Oct 2009 02:07:48]
◆メアリアン > ―― ヴェクさンも?勝ち組になりたいから、頑張ッてるのかしら? ( 面倒臭いッて言葉がなンだかとても重みがあッて。 頭、ッて立場は大変なンでしょうね、 なンて。 ) ――― 、そうですよ。約束を破ッたら、それこそ地の果てまで追い掛けて いくわ? ( 其の口を糸で塞ぎに。あ、でもこれは指切りの約束には 入らない、わね。 ) ( 差し出された小指に、小指絡めて、 ) ゆーびーきりげーンまーン 、 ( なンて、子供みたいに 約束を。 ) はい、指きッた。 約束、しましたからね。 ( くすくすッと 笑い。 ) ( はたッと気付く。もうそろそろ良い時間。 ) ――わたし、お兄ちゃンが心配すると思うから、そろそろ帰らないと。 …あの、本当にありがとうございました。 ( もう一度頭を下げ、 ) 今度お兄ちゃンのこと、教えて下さいね。―― あッ、ヴェクさン ケーキとか甘いもの好きですか? ( お礼に作ッていきたいな、 なンて。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:59:37]
◆メアリアン > ―― 本当に。差別されても仕方無いわ。 ( 撒き散らす原因が彼等とは限らないけれど。病気にも戦争にも、悪者ッて必要なンだと思うの。 ) ――――…うふふ。どッちなのかしら。 いつか誰か正体を暴いてくれないかしら。 ( ふう、と溜息一つ。他人任せ。 もう顔が割れているし、私が行うのはきッと無理だもの。 ) ――知ッてる範囲で全然構わないわ。 うふふ、楽しみ! ( 今のお兄ちゃンは記憶が色々混濁している様だから、私が教えてあげないと。 からかう様な口調に、こちらは楽しげに笑い、 ) … 分かッてくれて 嬉しいです。みンなオカシイ ッて云うンだもの。 ( 事実を知らないッて怖い事だ。 ) ――― 続きが無いと、 ね。 じゃあ 例えば。今誰かを殺したとして、目を盗らなければ、 其れは誰も同じ犯人だなンて気付けないッて事よね。 ( ぼそぼそッと呟く言葉は、掛けると云うよりも独り言に近く。 )( 自分に関係が無ければ、被害が無ければ。人は新しい事件のみを気にする。 ウォッシュベア―なンかも きッと良い例。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:54:26]
◆ヴェク > みんな勝ち組になりたいからそうして頑張るわけ。腕っぷしにせよ小賢しさにせよな。―――あーめんどくせ。 (心底からの言葉) わかったってばよ。女の約束を破ると後が恐ろしいからな。 (茶化そうとするけどその目が得体の知れない。こええ女) 子供かっての………あいよ。 (促されてやれやれと小指を差し出す。―――やべえな。迂闊には喋れねえ)(物騒な約束―――――マジにな) [Thu 22 Oct 2009 01:48:47]
◆ヴェク > 今時白人絶対主義を唱える気はねえけどこりゃな。差別されても致し方なし。 (ごっちゃまぜになった文化といえどこれはない。これから更に悪化したらひょっとして自分たちもかかっちまうかねえ?) なんかやっぱりあの鉄仮面の中身は野郎でいい気がしてきた。 (流石ヴェイトスだ。何があっても違和感がない) 愛されてるねー。まあ俺が知ってる範囲だけどな。 (からかう様に笑って) いやいやその通り。間違っちゃないなあ。 (事実だわななんて。どれほど病的かを知らぬからこそ出来る発言だ)(まあどっちでもいーか!) そうだな。実際そうなんだよ。続きがなけりゃ結局みんな忘れちまうのさ。 (果たしてそれは無責任と言えるかな。違うな。それが大衆ってやつなんだよ。) [Thu 22 Oct 2009 01:41:35]
◆メアリアン > ―――やッぱり?そうですよね。 うまく立ちまわッた人が勝ちッて感じなの。…喧嘩の強さとかも、ありそうだけど。 ( 納得しながら、そンな言葉。 ) ( 彼の笑みが引き攣ッていた様な気もするけれど。そンな細かい事は気にしない。 にッこり笑みを浮かべたまま、すッと手を離して、 ) ――――約束は、破ッちゃ駄目ですよ? あ、そうだわッ。指切りしましょ? ( 肯定の言葉には嬉しそうに頷いて、更なる確認と約束を。 ) ( じい ッと瞳見遣ッたまま、小指だけ 彼の方へ。 ) ( 指切りッて 何処の約束の証だッたかしら。 嘘吐いたら 指を切ッて、万回殴ッて、針を千本飲ませて良い なンて、怖い約束ね? ) [Thu 22 Oct 2009 01:28:52]
◆メアリアン > そうですね、死ンだ人ッて まるで、ヴェイティアンとかブラティリアみたいに真黒だもの。 ( 迫害されてもおかしくない、ッて話。特にホワイティアが多い地域では大変そうな。ゾンビの後は奇病ッて 私にとッてはラッキーな事なンだけども。奇病は掛るかもしれないから、ちょッと怖い。 ) ――― そう、ですね。えぇ、私もお友達になりたくないわ…、 ( 色々な意味で。女の子だッたら、それは空想の産物でしょう?とか言えないのがヴェイトス。さておき、 ) ――― ッ、ありがとう!ええ、知りたいわ。お兄ちゃンのことは何でも知ッておきたいの! ( ニヤニヤとした笑みに、ちょッと へなッと眉を下げ困ッた様な笑み。 ) ――好きなら、何でも知りたいッて思うの 当然でしょう? ( なンて。 ブラコンッて云われたらきッと否定するけども。私の愛はそンな軽いものじゃない、と。 ) ―――…して なく、なく、なく、ない …、 ( 数えたけど自信ない。どッちの意味になるのかしら。 ) ―――…そう、大きな事件があれば小さな事件なンて消えてしまうンだわ。 ずッと残るのは本人とその家族だけ。 ( 何時も通りの空回り。可哀想ね? なンて、心の中で笑う。 ) [Thu 22 Oct 2009 01:24:22]
◆ヴェク > うん合ってるねそれ。 (だから実生活ぐらいねーと) (碧い目がじっと見つめてくる。その指先に、笑顔に何故かうすら寒さを覚える)(絶対絶対に絶対。繰り返されるセリフに俺も笑った。それが引きつらなかった自信はない) オーライ約束だ。誰にも言わないぜ。これは約束だ。 (電波な相手への対応の一つ。決して相手を否定するなだったかな?) [Thu 22 Oct 2009 01:20:02]
◆ヴェク > マジにな。黒死病かっての。この調子だと魔女狩りならぬ黒人狩りとか起きるんじゃね。 (死人がいっぱーい病人はもっと沢山。ゾンビの村といい不幸続きだことで) 物騒なオンナノコだこと。マジ彼女にしたくねー。 (もし仮に仮面の中身が女の子だったらソレナンテ=エロゲ) ああよいよ。――――何。愛しのお兄ちゃんがどんな人と付き合ってとか知りたいの? (ニヤニヤ。ただの兄大好きっ子へのからかい。) そりゃまたお疲れ様だったろうな。 (その嬉しそうな顔の意味を知ることはない。せいぜいただのブラコン程度だ) えー俺別に何もしてなくなくなくないじゃん。………あれ?これどっちの意味になるんだっけ?まいっかどうでも。 (ならないだろうねそりゃなあ) そうそう。全部それで終わりさ。今はもう世間じゃ目玉泥棒なんて忘れちまってる。一つ大きな事が起きりゃその前の事なんて大抵みんなそんなもんさ。 (だからアイゼンリッターの行為はきっと空回りに終わる。――――なんだいつも通りじゃないか) [Thu 22 Oct 2009 01:11:50]
◆メアリアン > ――― マフィアッて、探りあいばッかりなイメージだわ。 ( 本音とかあまり言ッちゃいけないような、 ) ( じいッと彼を見遣り、こてン と首を傾げて。 ) ―――幸せだと思うでしょう?こンなに愛してるンだもの。 ( うふふ、と小さく笑えば。すッと指先を彼の顔の前へと向けようか。 ) ――― 絶対に、秘密ですよ?絶対、絶対に。 誰かに云われたら幸せが壊れちゃうから。 絶対、誰にも言わないで下さいね? ( 何度も確認する様に、表情は笑顔で固定したまま、 ) [Thu 22 Oct 2009 00:46:26]
◆メアリアン > ―――…それ位、騒ぎにもなッてますよね。大聖堂も病院もいッぱいらしいですよ。 ( ついでにスラムにも死体が結構転がッているらしいし。 ) ――――…うふふ、でも、あンな仮面を被ッて犯罪者を殴る正義の味方が オンナノコでした なンて少し嫌ね。 ( イメージ的に。其れに被害に遭ッた人から色々と報復を受けそうな気もする―― 其れこそ、あンな事やこンな事。口には出せない様な 事。 ) …そうだッたの…。今度、お話聞かせてくれませンか?わたし学校のお兄ちゃンッて知らなくて。――女性関係とか、知りたいわ。 ( 今後の参考に。 ) …ええ。遠い所へお勉強しに行ッてたみたい? うふふ、でもこれからはずッと一緒なの。 ( ずッと、ずッと。 ポツリポツリとつぶやく様に。嬉しそうな表情は崩す事無く。 ) あら、 ( 何もしてない、にはならないと思うけれど。 ) ――― そうね、全てはアイゼンリッターの勘違い、で良いと思うの。 だッて、もうあの事知ッてる人ッて、私とヴェクさンとアイゼンリッターしか居ないンだもの。 ( いッそ自警団殺しも彼の所為にしたいけれど、それはちょッと難しそう。 ) …変な言いがかりをつけられました、 で大丈夫だわ。きッと。 ( 不満そうな顔は崩れる事が無い様。彼はやはり面倒臭い事 ッて好きじゃないみたいだ。普通そうだと思うけど ) [Thu 22 Oct 2009 00:40:48]
◆ヴェク > 腹の探りあいとか苦手なのよね俺。 (笑いながら言う。本音か嘘か。白々しいセリフだこと) …………ふうん。 (それを聞いてニヤツク。) お兄ちゃんは愛されまくって幸せ者だこと。 (つまり兄がいりゃ目玉ドロなんてしないと。なるほどなるほど。―――――いや何の繋がりがあるか俺には理解不能だけどね。やっぱ電波だこいつ) ハイハイ了解。 (犯人もわかってこれにて目玉泥棒事件終了と――――なんてなるわけないよね。自警団的に考えて) [Thu 22 Oct 2009 00:38:07]
◆ヴェク > 鼠って聞くとどうしてもアレを思い出すけど今回の騒動も被害はひょっとしてそれ並み? (ラットマン戦争とも呼ばれた騒ぎ。ここまで病気が広まってるとなるとそんな錯覚もする) そうさね。ちょっとは楽しいかも――――まあ結局仮面ひっぺがして見てのお楽しみか。 (手間だからやらんけどな。けどもしそうなら捕まえて見せしめにあんな事やこんな事―――っと女の子に言って喜ばれる話題じゃないから自重) そうそう。ま、しょっちゅうじゃなかったけどな。―――あ、そうなの。いや何よりだわ。アイツどっか行ってたのね。道理でそりゃ見ないわな。 (あまりに自然な会話の流れだったから違和感なんて感じなかった。しっかしまあ嬉しそうな顔だこと) 確かに面倒だなあ。けど俺今回は何もしてないし。 (匿ったんじゃないよ。店に泊めただけだよと言い訳。まあそんなん通じないだろうし心配は普通のことだよな。まあそれでもブーって不満そうな顔するけれど) [Thu 22 Oct 2009 00:29:25]
◆メアリアン > ――――…随分 はッきり云うンですね? ( へにゃ、眉が下がる。 ) … わたしが、その犯人だッたとしても もうしないわ? ――お兄ちゃンが帰ッて来てくれたンだもの。もう必要ないの。 ( あ、でも。女が近くに居る以上 其れを抹消していかないと。 ) … あ、だから。次同じ様な事件が起きても それは私じゃないわ。 ( なンて。 ) [Thu 22 Oct 2009 00:12:19]
◆メアリアン > 鼠とかなら病気を撒くッて理解出来ますけど、蝶々は 予想付かないですよ ね。 ( 蝶々にすッと手を伸ばしても、 其の手は触れる事無く、通過する。本当に不思議。 ) ( 受け取ッた飴は 舐めずに手に持ッて。捨てるのも勿体無いから、後で少し 確認してから舐めよう。 ) ――――…え、えッ…。ふふ、そンな、 あ、でも、そうですね。そうだッたら楽しい ですね ? ( 少しだけ動揺。だッて100%そうじゃないッて断言できないもの。あの声だから、男の人なンじゃないかなッとは思うけども。 ) ええッ、知ッてるの? ―― 遊ぶ、仲。そうだッたンですか。 うふふッ、お兄ちゃンは元気ですよ。やッと帰ッて来てくれたの!ふふ、 ( にこにこッと嬉しそうに笑う。全然違う赤の他人を、お兄ちゃンが身体を変えて帰ッて来てくれた、なンて勘違い中の娘。 クスクス、言葉には笑い声が混ざる。 ) ――― お父さンだから、心配しているンじゃ…?もし自警団に追われる事になッたら大変ですし、 ( 不満そうな表情がどこか子供らしくて。さッきの笑みとはまた違う、小さな笑い声を零して。 ) [Thu 22 Oct 2009 00:09:38]
◆ヴェク > うん、思ってる。 (変わらぬ軽い口調のまま首を縦にふる) ま、どっちでもいーけどねー。マジ今更な気もするし。 (だってほら自警団殺しはマジだし。目玉泥棒してても別になあ)(それになんか、会った時から違和感感じてたし) [Thu 22 Oct 2009 00:03:34]
◆ヴェク > あるんじゃないの。病気が広がってからこんな変態蝶々が出始めるとか怪しすぎ。 (シッシッと近付いてきた一匹を払おうとするけどやっぱり触れない)(今度はちゃんとフルーツ味。まあ激辛の前科があるから食わずに捨てるのもよし) 中身が実は美少女でしたとかいうオチだったら楽しかったんだけどな。捕まえて晒し者にするヤル気も湧いたのに。 (ん、まあその可能性は零じゃないかも知らんが) (どういたしましてと礼を受け取る。ある意味ナチュラルに嫌がらせしてる存在なのね俺) 兄貴はトゥィードル=ロッドだっけか。いやたまに遊ぶ大学での知り合いでさ。前からアンタどっかで見た事あるなーって。お兄ちゃんは最近見ないけど元気してる? (緩い調子だ。ただの世間話のように男は聞く。まさか流石に殺してるだなんて知らないもの) 全く年寄りは頭が固いのなんの。マフィアの息子がこうして指名手配っぽいのされたらむしろ喜べよな。 (不満げにブー垂れて) [Wed 21 Oct 2009 23:59:12]
◆メアリアン > ―――――――……。 ( ぱち、と瞬きを一つ。 ) ( 口許が一瞬歪み、 其れも直ぐに普通の笑みへ。 ) 鉄仮面の勘違い、ですよ。わたしがそンな事出来る筈――……、 ( 云ッてから気が付いた。この人はコンスタンツェさンを殺したところを見てるン だッた。 ) ……、 怪しいと 思ッてますよね。 ( 小首傾げながら、じいッと彼を見遣り。 ) [Wed 21 Oct 2009 23:41:11]
◆メアリアン > ―― 本当に…。この蝶々、何なンでしょうね?…病気と関係があるとか無いとか、ッて噂ですけど。 ( ひらり、と舞い飛ぶ蝶を一瞥し、 ) …あ、ありがとうございます。 ( 取り出された飴を一つ、頂こう と。 ) ―――アイゼン ちゃン…、 ( 呼び方次第で随分可愛くなる事。 ) でも、助けて貰ッたのは事実ですし。 ありがとうございました。 ( 彼が嫌がる事ッていッたら犯罪だと思うけども。其れか正体を暴く事。やッてくれないかな、なンて他人任せ。 へにゃりと気の緩い笑みを浮かべながら、 ) ――― 大学生、だッたンですね。 …え?えぇ、ロッドです。 けど、どうして…? ( 知ッてるンですか?なンて 小首傾げ。お兄ちゃンの知り合いに居たかしら?皆同じ顔をしていた様な気がして、全く思い出せない。 ) … あ、 そうですよね。お父さンは怒りますよね。 ( 小さく肩を落として。 あァ本当に申し訳無い事をしてしまッた。 ) ( 渋い表情が一転して、いつもの顔に変れば 少し安心するンだけれど、 ) [Wed 21 Oct 2009 23:38:41]
◆ヴェク > そういや実際したの?眼球ドロ。 (ニヤニヤしたまま。本気とも冗談に取るのも自由だ) [Wed 21 Oct 2009 23:30:40]
◆ヴェク > いやカオスだね。どこに行っても蝶々見ないとこ無い感じじゃん。 (飴いるかい?と自分の分と一緒にもう一つ取り出そう) まあ大した事してないし。アイゼンちゃん俺も嫌いだし。 (アイツの嫌がる事は喜んでやるよーとふざけた事を口にする。) そそっ。こう見えても大学生ですから。 ――――ああそうそう。そういやそっち名字聞いてなかったけどひょっとしてロッド?メアリアン=ロッド。 (兄の方とはたまに遊ぶような軽い知り合い。深くは付き合っていない。彼女を見た時から少し感じていた既視感の確認) 親爺に怒られた。何してんだお前とか二代目の自覚を持てとかなんとか。 (渋い顔を作るだろう。しかしそれはすぐにいつものニヤケタ顔に変わる) [Wed 21 Oct 2009 23:29:26]
◆メアリアン > いいえッ、…お仕事、なンですし。最近は物騒だッて聞いてるので、 ( きッと仕方の無い事。此処に来る途中、幾人かの黒い死体も見たし。 ――けれど、鋭い視線が消えれば、ほうッと安堵した様な吐息。 ) ―――…その節はありがとうございました。お陰で助かりました。 ( 現状何も変ッてはいないンだけれど。悪い方向に進ンでいる訳でもないから、其れは其れで。 ) …だいがく 、ッてヴェイトス大学ですか? ( ふとした疑問。お兄ちゃンのこと、知ッてるのかな、なンて。 ) ええ、元気 ――…です。ヴェクさンもお変わりない様で 安心しました。… えッと、 ( 少しだけ 口籠り、 ) アイゼンリッターの …、あの、ばら撒かれた紙 大丈夫でしたか?何も害は …―― ( 確か2枚放り撒かれたあの紙には彼の似顔絵もあッた 筈。 )( 気楽な彼の口調に、娘が敬語なのは 癖でも怯えでも無く、一種の敬意。 ) [Wed 21 Oct 2009 23:05:12]
◆ヴェク > 悪いねー。こいつもこれが仕事だし。………だからいい加減睨み付けるの止めなさい。 (こいつ知り合いだからと護衛の頭をはたけばやっと睨むのを止めるだろう) そりゃご丁寧にどうも。こっち来るの面倒だったら大学とかにもたまにいるから。そっちはどうよ?最近見なかったけどゲンキー? (こっちは元気だけどなと飴を取り出しつつ気安く話す。) [Wed 21 Oct 2009 22:58:04]
◆メアリアン > ( やッぱり護衛として傍に居ンだろう彼は、其れだけあッて睨まれると少し怖い。 おどおどッとした視線をフード越しに掛けながら、両手は手持無沙汰に傘の柄を 握ッたり、軽く離したり。 ) …、 ( 彼が護衛にそう告げれば多少は視線が緩和されるだろうか? ) ( 信憑性が無い、 ) … あ、ごめンなさい。 ( 小さな声で、呟く様に。 ) ( 近付いてきた彼を見上げれば、ぺこンと小さく頭を下げて、 ) … こンばンは。 メアリアンです。 ( へにゃ、眉が下がる。 ) ―― あの、 …お礼も言えず仕舞いだッたので、それで、 ( 探していました、と。 やはり護衛の視線がちょッと気になる。 視線が僅かに下にさがッたり、彼を映したり 落ち着き無く。 ) [Wed 21 Oct 2009 22:40:40]
◆ヴェク > ハイハイカタギの人ビビらせないの狼さん。取って食うような目付きすんな。 (立ちすくんでるフードをすっぽり被った小柄な人影。最近の事情だからか警戒心が強い護衛の様子に軽口叩いて) んで何かよう怪しくない人。信憑性少しねえぞその格好。 (物乞いはお断りだからとふざけた笑いを浮かべて近付き) ――――あらお前。 (近付きよく見ればようやく彼女が誰だかわかるだろう) [Wed 21 Oct 2009 22:32:21]
◆メアリアン > ( 此処からは彼の言葉は途切れ途切れの音でしか聞こえない。ゆるり、ゆらり。 一歩ずつその背後へと近付いていッて、 ) ―――――…ッッ、 ( 不意に、振り返ッた護衛の鋭い視線に、びくッと身を震わせ、 ) ( 一歩だけ、後ろに下がり。 ) あ、あの …、わたし、怪しい者では無く ッて、 ( 口から洩れたのはそンな言葉。 フードで顔を隠してるのは未だ 見つかッたら困るッて意志から。 少し前から彼に声も掛けずに付けていたのは、話し掛ける隙が無かッたから。 ) …、 ( 護衛の其の視線に、 蛇に睨まれた蛙の様に立ち竦ンで。 ) [Wed 21 Oct 2009 22:20:28]
◆ヴェク > あと十年は現役張ってくれると信じてたんだけどな。これじゃ遊べなくなっちまう…………ん? (将来設計が破綻しそうな事を愚痴っていたらまた死体。不釣り合いに身形が良さそうだ。流れ者の死体かねとかそっちを見てる金髪の男) (男の代わりに気付いたのは人狼の護衛。後ろを振り返り小柄な人影に鋭い視線を送る)(ヴェクが後ろの人に気付くとしたらその少し後か。護衛の様子に気付きどかしたか?なんて気楽な様子で振り返ろうとするだろう) [Wed 21 Oct 2009 22:13:19]
◆人影 > ( 付ける様に、何かを窺う様に。 貴方と護衛の背後を、少し離れた距離で歩む 人影。 ) ( 振り返ッたのならば、映るのはきッと、 フードをすッぽりと被ッたコート姿に、赤い傘を持ッた 小柄な人間風貌。 ) [Wed 21 Oct 2009 22:01:49]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( ゆら 、 り 。 )』 [Wed 21 Oct 2009 21:55:59]
◆ヴェク > うちも結構ヤバいんだよね。親爺の奴まで感染しちまったんだっけ?困るわーそういうの。 (それを知ってるのは身内と周りの人間だけだが。まだ痣程度の小ささだが後々には全身に広がっていくかもしれない。勘弁してくれよな。後を継ぐのは構わないけどもうちょい時間てものが必要だろうに) だっりー。ああやだやだ。 (近頃多い雨もとにかく鬱陶しいたらありゃしない。) [Wed 21 Oct 2009 21:53:08]
◆ヴェク > またくろんぼ死んでるし。てかさ、もうわっけわかんないね。黒人が別件で野垂れ死んでも区別付かなくなくないんじゃない? (スラムの方よか被爆状況はまだマシかもしんないけど。路上でぶっ倒れてる黒い奴に一瞥くれた金髪を逆立てた男は護衛と二人で連れ添い道を歩く) [Wed 21 Oct 2009 21:40:08]
お知らせ > ヴェクさんが来ました。 『うっわー』 [Wed 21 Oct 2009 21:30:06]
お知らせ > ティエン@蝶さんが退室されました。 『( 祈る先なんて、きっと最初から無いのだから。 )』 [Tue 20 Oct 2009 23:57:16]
◆ティエン@蝶 > ――……何を、するつもり ……だ。 ( 見付けて、そして ――…そして? 投げ出していた手が、ぎちり ぎちり 屋根上に爪を立てていく。掻き傷のひとつも残せはしない、脆弱な指だけれど。 ) …… いけない、もの……。 ( 救いを求めるものは、病院に、聖堂に 詰めかけているというけれど。 でも わたしは。 ) [Tue 20 Oct 2009 23:56:52]
◆ティエン@蝶 > ……子供…? ( 泣き声。 雨の中、弱々しく伸ばされる白い手の幻。 握るものは無く、抱き上げられる事の無い子供の。 ――… 雨音に混じる泣き声は、まるで絶望と切望の歌。 ) ……いや、だ…… ( 聞きたくない。聞きたくない。 だって、これを聞いてしまったら、思い出してしまう。 ――…塞いだ耳の中、反響するようにぐるぐる回る音、声 嗚呼 まるで、なみだあめみたいだ。 ) 何、なんだろう……これ…… ( 両手で耳を覆った侭で、瞬きを忘れた視線が揺らぐ。 ――…蹂躙の幻はもう見えない。雨に煙る世界の向こう、標みたいな屋根を探す。 この界隈の中の異端。正当だからこその異質。 暗い昏い夜の中、無言で佇む十字の影を探して、 ――… 霞む世界の向こう側、見出しかけて目を伏せた。 ) [Tue 20 Oct 2009 23:51:38]
◆ティエン@蝶 > ( ぼんやりと浮かび上がる景色。 あれも雨の中だろうか。跳ねる泥、褐色の腕が暴れる気配。 振り乱された金糸に泥が跳ねる。 忌々しげな舌打ち、罵倒 阿木枯れるものは、人としてのあるべきもので。 ――…でも、そんなのはとてもとても、簡単な事。 相手を人と、同じモノだと認めさえしなければ、きっと簡単にできてしまう事で。 ) ――……ひ、 ( フードで覆った筈の耳元に、ひどく生々しい息遣いが触れた気がして。 ぞわり、背筋が泡立つような感覚。 咄嗟にフードの上から耳元を押さえ付ける手の下に、滑り込むようにして 泣き声が聞こえた、気がした。 ) [Tue 20 Oct 2009 23:38:31]
◆ティエン@蝶 > 【侵食値13→23】 ぅ、あ――… ( ぐら、り 。 全身を覆う白い外套の下、更に包帯に覆われた腕が。じくり、じくり 黒く黒く染まっていく。 まるで、蝕まれていくような感覚。奪われていくような、侵されていくような。 ぱしゃん … 濡れた音は何処か、近くから届いた。 ずぶ濡れの屋根上、膝を着いた音だって気付くのは、だらり 投げ出した自分の腕ばかり、良く見えるって気付いたから。 しろと、くろ 。 ) ……そう、いえば…… ( 黒に白、モノクローム。 地から溢れて、天に満ちる蝶々の群れ。 ) ……あの時に見たのも、蝶々だったっけ……。 ( あの頃は、わたしが見ているだけの幻で。 … 違う。他にも見えてるひとは、いたんだ。 記憶がぐらぐら混濁する。 支える意識がゆらゆら揺れる。 ぐらり、傾ぐ視界の片隅で、金色と褐色がちらつくのが見えた。 ――…罵声、罵倒、鈍い音。 びくり、視線が跳ね上がる。 ) [Tue 20 Oct 2009 23:21:42]
◆ティエン@蝶 > ( 街中のあちこちで、飛び回るモノクローム。白と黒、黒に白。色違い、食い違い。羽ばたく様は軽やかで、けれど 何だか酷く歪な印象のある 蝶々。 ) ――…こんな所にも、いる、かー……。 ( 伏せる眼差しがほんの少しの苦味を帯びて、フードから僅かに零れた白の陰に埋没していく。 翳した指先を、ひらり 掠める黒い翅、白い翅 ――… じくり。 まるで呼応するみたいに、僅かに露出した手首に、ぽつり。浮いた黒い染みが広がっていく。 ) 【判定】 [Tue 20 Oct 2009 23:14:20]
◆ティエン@蝶 > ( 雲に覆われた空は、霞む灰色を広げるばかりで。雲間に零れる月明かりすら、見付ける事が出来ないくらい。 暗澹、宵闇、酷く暗い夜と、雨。 ――…だから、景色は酷く霞んでいる。瞬きの先だって、見通す事は出来ないくらいに。 ) …ぅん。何でもない。 水が流れたって、動けるもの。 ( 出来る事は少なくて、出来ない事が多すぎる。 そんな、何処もかしこも半端な代物だけれど、だからこそ 出来る事も幾つかは。 雨ざらしの屋根の上から、暗闇にじっと目を凝らす。 ――… ひぃら ひら 。 視界に過ぎる、幻のような白に黒、黒に白。 羽ばたく翅のモノクローム。 ) ……蝶々…… ( 雨の中、ゆらゆら手を伸ばす。 ) [Tue 20 Oct 2009 23:05:18]
◆ティエン@蝶 > ( 暗澹と澱む夜に紗幕を掛けるのは、厚く垂れ込めた雨雲の灰色。 ――…この場所に降る雨は、全てを流し浄化するよりは 凝り、澱んで、泥になって朽ちていくみたいな。 そんな散漫とした印象があるのは何でだろう。 ぽつり、ぽつり ざ、ぁ ぁ ――… 止まない音と、流れる水。それらが落ちる場所に、ほんの少しだけ近い場所。 闇の名を冠された町並みに並ぶ建物の屋根上に、白い影。 ) ……止まない、かー……。 ( 目深に被ったフード越し、地の上から見るのより ほんの少しだけ近い空をぼんやり見上げ。 その顔の上にも、ぽつり 落ちる雨雫。 ) [Tue 20 Oct 2009 22:52:41]
お知らせ > ティエン@蝶さんが入室されました。 『( ――…トン、 )』 [Tue 20 Oct 2009 22:49:06]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( とりあえず、ロッテにビラを見てもらおう。 )』 [Tue 20 Oct 2009 00:46:13]
◆エアリー > ( 思わず考え込んでしまったらしい。 ―――流行りの奇病にかかったか、それともかからないように出て来ないのか、そんな賢明さがあるとは思えないが、そもそも夜遊びなんて珍しくもない。 とはいえ、いつもより何人か少ない気がする子どもらから、何をしているのかと声がかかる。 ビラを読んでいるのは分かるけど、それがそんなに気がかりなのか? ) ―――こいつら、知ってるか? ( 戻って、ビラを見せてみる。 ビラを見たことがある者、そうでない者、どこそこの誰に似ているのではないかと言い出す者、様々だが、決定打はない。 何か思い出したら教えてくれと――― 質問には何も答えていないのだけれど、この娘の口数が少ないのはいつものことだし、基本用心深い性格で事件など起こしそうにないというのが大まかな評価だ。 どういう関係で気にしているのかという追求はなく、何事もなかったかのように、写本の内職に戻る。 ペンを走らせながら淡々と音読するのは、マフィアの武勇伝。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:45:12]
◆エアリー > ( そして二枚目。 こちらは何だろう。 ヤクザ者らしいホワイティア男性。 『髑髏をあしらったパンクファッション』 というのがよく分からないが、どんな恰好であれ色次第では黒ずくめになる。 こいつが黒ずくめの男かとも思うのだけど、こいつの場合、ロッテはトカゲ野郎とかそんな言い方をしそうだ。 …変な先入観かもしれないが。 ) ( 自警団員殺しを隠そうとしたというこの男も、メアリアンの協力者か… あるいは一面識もないのかもしれないけれど、アイゼンリッターの敵ではあるのだろう。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:29:36]
◆エアリー > ( ―――気になるのは、二つの犯罪の間に挟まれた 『悪魔との契約者』 というくだりだ。 脈絡がないが、メアリアンのような子どもが男一人を監禁してのけるというのは、何らかの助力があったのかもしれないし、特別な力を使うのかもしれない。 それが魔術的なものだといわれれば、馴染みのない世界ではあるものの、その方が納得できるような気もする。 というか… トウィードル・ロッドの監禁と殺害までは目を瞑る。 両親の寝室にあった血痕もとりあえずおいておこう。 …アイゼンリッターからは、どう逃げた? ) ( メアリアンの交友関係で、ロッテの知っているところでは、黒ずくめの男というのが謎だ。 この間帰って来たときには一月契約の護衛というのが増えていたらしいが、クリスティアへ行くということで雇ったのなら、それ以前は… いや、分からないか。 ) ( 悪魔との契約者、というのがどこから出て来たのか。 いっそアイゼンリッターに聞いてみたいものだけれど、捕まえたがっているやつがごまんとある中で、探してみても無駄だろう。 …そういえば、女を助けに現れるのだったか。 適当に悲鳴でも上げれば――― 来ないかな。 来ないな。 絶対にとは言わないが、暗黒街は広いし、そんなことするのは間抜けな気がする。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:21:11]
◆エアリー > ( まずは一枚目。 晒されているのはメアリアンと思しき女。 名前はどこにもないが、記されている特徴はロッテから聞いたものと一致する。 メアリアンの顔も知らないし、せっかくの似顔絵付きもロッテに見てもらわなければならないが――― それにしても。 本当に、自警団員殺しと目玉泥棒をセットにしているとは。 思わず失笑してしまった口元を引き締めた。 …まさかとは思うが、全部本当か? もちろんアイゼンリッターも信用できないが、メアリアンも同様。 双方共に、言い分全てが嘘である可能性も、真実である可能性もある。 ) ( しかし。 ) ( これは、本当にメアリアンのことなのか? メアリアンはアイゼンリッターと直接対峙しているというから、そこは間違いないような気もするが… メアリアンはこのビラを見たのだろうか? ) [Tue 20 Oct 2009 00:05:40]
◆エアリー > ( 焚きつけにでもされる予定だったのだろう。 細く丸められていたらしいそれはクシャクシャで読み難いけれど、内容は分かる。 ―――メアリアンのだけかと思ったら、どうやら二種類。 二組が自警団員殺しに関与していると “アイゼンリッターはそう訴えたい” らしい。 ) ( 勝手にやってろ、でも仕事道具には触るなと言い残して、何やかやとやかましい子ども… といっても同年代くらいまでいるのだが、その輪を離れて、ご丁寧に似顔絵付きのビラに目を落とす。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:48:55]
◆エアリー > ( 淫売窟にほど近い暗黒街の安アパルトマン。 ロッティ・アレンビーの部屋がある建物の洗濯場で、そのあまり評判のよろしくない女のところに居候しているハーフエルフの娘は、机と椅子とランプを持ち出し、写本の仕事をする片手間に近所の子どもに字を教えていた。 どうしてこうなったのかと首を傾げることもあるけれど、周辺住民の素性・近況を知っておけば安心できるし、お駄賃やちょっとしたお土産程度の見返りもある。 どうせ片手間にしか相手にしないし、悪くはないかと納得していなければ、そもそもやらない。 ―――そしてこんな時には、ロッテではないけれど、口の上手さというか付き合いの上手さ、人間関係って大事だと思うのだ。 ) ( 求めたのは、以前アイゼンリッターが暗黒街でばら撒いたという自警団員殺しの犯人を暴露するビラ。 ちょっと近所に声をかけただけでは出てこなかったが、字を教えていた子どもがどこかで見たと、心当たりから持って来てくれた。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:42:35]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( ―――とりあえず近所を当たってみたら、あった。 )』 [Mon 19 Oct 2009 23:28:37]
お知らせ > ヘヴンさんが帰りました。 『( 引きずる音と共に暫し響いた。 )』 [Mon 19 Oct 2009 20:16:00]
◆ヘヴン > だいじょうぶです。 ちゃんと、おなかまのいるところにつれていってあげます。 ( 僅かな斑の白を残して、全身が黒く染まった物言わぬ身体に向かって、年端もいかない子供の顔が笑う。 もう沈んだ陽の光に向かうように、何の屈託も無く。 ) だから、さびしくなんてないです。だれも、だれも。きっと。 ( 語りかけるような響きは、いつしか何処か歌声に似て。 ) [Mon 19 Oct 2009 20:13:06]
◆ヘヴン > ( かつて動いていたもの。いまはもう動かないもの。この界隈では決して珍しいものでも無い。昨今は尚更に。 ) すこし、めをはなしたあいだ、に… ずいぶん、ふえました…… ( ずるり 。 相変わらず誰かに語りかけるような口調は、何処か習い性じみて。決められた文面を読み上げているような奇妙さが微細に混じる。 苦悶に目を見開いた表情を永遠に固定した『それ』は、身なりも粗末で体格も決して良くはない。少なくとも、目一杯頑張ればこんな子供の手で引きずって行けてしまうくらいには。 それが病の所為なのか、元々なのかは分からない事。知らなくても、大して関係は無い事。 ) ……ひきぐるま、やっぱりもってくるべき、だったでしょうか…? でも、ひけないんですよ。 ごめんなさい? [Mon 19 Oct 2009 19:58:17]
◆ヘヴン > …やっぱり… ち、さくな … ると、… ちからも、おちる もの、ですか……? ( ずる、ずる。 重たいものを地面に引きずる音の合間、息切れ混じりに呟き声。 何処か問いかけのようで、答える声がなければ只の独り言。 相槌でも待つかのように振り返っても、物言わぬものがあるだけ。 ) こたえがないのは、しらないから。こたえがないのは、もうわからないから。 ( 『それ』を握り締めた指がやけに白く見えるとしたら、それは煤のような黒との対比の所為なんだろう。 奇妙に弾力を無くした皮膚に、細い五指が食い込んでいる。 … 黒い、真っ黒い棒状の、 ひとのうで。 ) [Mon 19 Oct 2009 19:45:22]
◆ヘヴン > ごめんなさい。いたかったですか? ( しゃがみ込み、路地に落としたものを覗き込むようにして掛ける声は、誰かに尋ねるような代物で。誰かに伺うような代物で。 暫し流れる沈黙は、返答を待つかのよう。仄かに冬の気配を漂わせ始めた風が、傾げた顔に掛かる黒髪を揺らして。 ) おへんじないですね。しかたないです。 ( ぐーぱーと掌を開閉させて、『それ』をもう一度拾い上げる。 …目一杯握り締めて、掴み上げれば。 黒っぽい棒状の『それ』に付随する部分が ずるり 動く。 ) [Mon 19 Oct 2009 19:32:38]
◆ヘヴン > ( 舗装等という言葉からは遙か遠くに位置する裏路地に、細くも荒い呼吸音。 音の主は粗末なワンピースに身を包んだ娘子。年端もいかない、そんな言葉がまだ丸々当て嵌まる風体は、それだけでこの場には不釣り合いには違いないけれど。 ) ……おもったいじょうに、ままなりません……。 ( 額にうっすら浮かんだ汗を拭う拍子に、手に持っていたものが落っこちていく。 地面に落ちれば、ごとん。 重いような柔らかいような奇妙な音が響くもの。 あ。 唇がその形に開いて、その場のしゃがみ込む。 ) [Mon 19 Oct 2009 19:24:57]
お知らせ > ヘヴンさんが来ました。 『( 息切れ。 )』 [Mon 19 Oct 2009 19:21:40]
お知らせ > 刹那さんが帰りました。 『 (暗黒街の一風景) 』 [Mon 19 Oct 2009 00:42:43]
◆刹那 > (今のところ己の知り合いが奇病に感染したって話は聞いていない。お偉いさんも無事、連れも無事、仕事関係以外の人間は――さっぱり分からん。まぁ、あの面子ならばふてぶてしく生きているだろうと、甚だ失礼なことも考える) …と、今度は女か、 (言葉通り女が道に伏していた。一応服は着ていたが、今の季節にしては露出が多いのでたぶん娼婦だろう。白い腕――とは程遠い黒い腕が目についた。女はまるで赤毛の行く手を遮るかのように大の字で倒れている) …死んだ奴が生きてる奴に迷惑掛けんなよ (――これだから女は。とまでは言わんが) (女が今目の前で死んでるのは日ごろの行いが悪い所為だが、赤毛が今平穏無事なのは赤毛の日ごろの行いが良い所為だ、きっと) (赤毛は女の死体をひょいと飛び越えて、元客の家に向かった) [Mon 19 Oct 2009 00:42:14]
◆刹那 > (後門じゃなくて肛門だ。アイタタ) (ともあれ、死体となった男に感じるものなど、赤毛にはその程度だ。男の死亡を確認したらそれで終わりってわけでもない。この男の家を調べて借金返済に充てる家財を見繕わなければ。奇病も人を選んで欲しいものだ) つぅか、さっきから飛んでる妙な虫もうぜェ (白黒の虫を赤毛は初めて見た。叩いて追い払おうとしても触れず、暢気にその辺を飛び回っている。無駄だと知りつつ、蝶を追い払おうと右手を振ってみた。やはり赤毛の手は蝶をすり抜けて、微かに空気を切る音をさせた。この蝶は奇病と関係はあるのかないのか。あったとしても己とその周辺に悪影響がない限りは放置していてもいいだろう) [Mon 19 Oct 2009 00:18:17]
◆刹那 > (苦悶の表情に生前の面影はあまりない。己が蹴ったせいだろうか、耳や口や後門から赤みがかった体液が漏れた。その体液の悪臭には赤毛はそこそこ慣れているつもりであったが――) 気持ち悪ィ (眉を顰めて足をどけた。例えば腸とか脳みそとか出してる死体程度なら汚れを気にしなければ普通に触れる。けれど、こういう病気で死んだ奴ってのはあんまり触りたくない。肌が黒くなるとか気持ち悪いし、接触して感染したとかかなりダサい。こうも爆発的に増えているのだから、その内この辺の人間全部が羅患するのではないかと思わないでもないが) どうせ死ぬならもっと搾り取ってやりゃよかったぜ (この客は赤毛が出来る限り穏便に頼めば、まともに返済はしていたのだ) [Mon 19 Oct 2009 00:08:43]
◆刹那 > 景気よく死ンでるなァ、オイ (ブラティリア然とした風貌の人間だけでなく、血を流して倒れている人間も何時もより多い――気がする。どんな理由で殺されたかなど知ったことではないが、奇病が流行り始めたあたりから不穏な空気が暗黒街にも漂い始めた) しっかし、コイツホントに元ホワイティアかよ。 ブラティリアだろ、どうみても (うつ伏せに倒れている男の腹を強か蹴って転がす。もう既に事切れているのか呻き声の一つも上げない。ひっくり返って見えるようになった顔は、黒いシミで塗りつぶされていた) [Sun 18 Oct 2009 23:53:58]
お知らせ > 刹那さんが入室されました。 『 ( 赤と黒 ) 』 [Sun 18 Oct 2009 23:47:35]
お知らせ > 緋色さんが退室されました。 『――― 相談しよォ。 そうしよォ。』 [Sun 18 Oct 2009 23:11:10]
◆緋色 > あの子がァ欲しィ。 あの子じゃァ負からン。 ( 歩く 歩く 少女の髪が ゆらゆら揺れる 。 ) その子がァ欲しィ。 その子じゃ負からン。 ( そういえば、 奴隷ギルドの公開処刑で 執行人を募集していたなと 思い出す。 愉しそうだ ――― 。 普段は独りで 黙々とする作業 。 誰かに見られてするのは興奮するだろうか 。 いつもとは違う感じがするだろうか 。 ) ――― くひッ 。 愉しそォでェすけェどねェー 。 ( けれど 、 大勢の人間の前で 見世物の1つ となるのは きっと ―――― 普段は沈んでいる 嫌が記憶が 浮かび上がりそうで。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:10:35]
◆緋色 > ( ちょっと前だと眼球泥棒 。 少し前で自警団殺し 。 割と最近でウォッシュベアーの村。 そして今は ―――― 謎の奇病 。 眼球泥棒はもう数ヶ月も前になったし、 自警団殺しも 一時期チラシが貼られて噂にはなったが、 結局それも 流れるようにすぐに消えた 。 もう口に出す者もいない。 眼球泥棒もいつの間にか消えたし 。 ウォッシュベアーも封鎖になり 、 復興支援云々という話は耳に入ったが 終息したと 言えるだろう。 ) 時間が流れるのはァ、 早いでェすねェー 。 ( くひっ と 、 歪な笑みを 落とした 。 ) ――― 病気だとォ 売れないからお金にならなィでェすねェ 。 ( 死体に 告げるように 口を開いて 。 感染する病かどうかも不明 。 だから 血も 肉も 売ることが出来ない 。 なので この死体は誰かが金を払わぬ限り 少女は 回収しない 。 ) ( ―― カラン。 下駄の音が 再度鳴る 。 行く手を阻むように横たわる死体をまたいだ。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:01:23]
◆緋色 > ォ布団かぶってちょィと来ておくれェ ? ォ布団ボロボロ行かれませんよォ 。 ( トキノミヤコの服は嫌いではないけれど、 動きづらいのが少々困る 。 幼い頃は 美しい着物に憧れたような きがする。 まるで 遠い 遠い 過去の記憶 。 けれど ずっと近い記憶にも思える 。 色々と曖昧な少女には それすら曖昧 だ。 ) ォ釜かぶってェちょいと来ておくれェ ? ォ釜底抜け行かれませんよ―――― ォ ? ( コロン 。 下駄の音がしなくなったのは 少女が立ち止まったからだろう 。 片方しかない緋色の瞳に映ったのは 、 ニンゲンの死体 。 暗黒街じゃァ 何の不思議にも思わない が 。 ) あぁァー 。 まァた 、 黒い でェすねェ? ( 散々暴れまわったのだろうか。 この死体の回りは 荒れていた。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:49:04]
◆緋色 > ( カラン 。 コロン 。 と 下駄の音が鳴る 。 同時に響くのは ジャラジャラという 鎖の音 だけれども 。 ) 買ァッて嬉しィ花一匁ェ。 負けェて悔しィ花一匁ェ。 ( 真紅の着物を着た少女は 歩きながら 唄を紡ぐ 。 はらり はらり 。 少し癖のある緋色の髪が 狂気が混じる風に揺れる。 ) 隣のォばさんちょィと来てェおくれェ ? 鬼が恐くてェ行かれませんよォ 。 ( 昔々に聞いたことのある 歌 。 別段好きな歌でも無いけれど 、 気が付くと こうして 口から出ている。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:35:19]
お知らせ > 緋色さんが入室されました。 『( カラ ン )』 [Sun 18 Oct 2009 22:26:12]
お知らせ > ラジーさんが帰りました。 『(古地図を一枚受け取って──夜には街を発つ事となろう。)』 [Sun 18 Oct 2009 15:16:09]
◆ラジー > ──( 煙草が見る見るうちに白く燃え尽きていく。 ぼろっ──と灰が落ち ) ……ッハ。 (鬼相で笑いながら──濛々と煙を吐き出した。) (煙を吐きかけられて、辺りは気色ばむ。 懐に呑んでいた匕首に手を伸ばす若い衆どもに、造りモノの赤い瞳で睥睨すると、石に生ったかのように硬直した。) ──イイぜ。 何処に篭もりゃいい? それとも──殴ッ壊す方かい? [Sun 18 Oct 2009 15:07:49]
◆ラジー > (テーブルを挟んで正面の、真っ当でない雰囲気を纏った男。 ティアンの黒社会の頭目か。 ニチャリと粘ついた笑みを浮かべると、言葉を紡ぎ始め…… 『随分と御謙遜を、一眼鬼と言えば、知らぬ者はモグリでしょうに。』) 遺跡の保全率は高かァねぇがな。 ぶッ壊して先に進むからな。 (こいつで、と。 物騒に鈍く光る、左のカラクリ仕掛けの腕を上げて、拳を握り固める。 ギチチ、と軋む音が、空気を張り詰めさせていく) [Sun 18 Oct 2009 15:02:05]
◆ラジー > 此処数年、碌に遺跡に潜ってもない老頭児遺跡荒しを態々呼び出して──何の御用やら。 (口の端を歪めながら、煙草を咥えると、相手の部下──若い衆かが、燐棒を擦って火を点した。) [Sun 18 Oct 2009 14:51:17]
お知らせ > ラジーさんが来ました。 『で…』 [Sun 18 Oct 2009 14:47:06]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( しばし悶絶。 ロッテに見られなくて良かったと思う。 )』 [Sun 18 Oct 2009 05:07:00]
◆エアリー > ( 一応武器というだけあって頑丈にできているらしいが、なまじ複雑な機構は繊細で、破損こそし難そうだけれど練習しているだけでよく故障する。 上手く扱えるようになればその頻度も減ると思いたいが、小まめな調整が必要で、それはつまり分解してからの部品のはめ直し。 その時四枚の刃は抜いてみたけれど――― ) ( 指にストリングの先端についているリングを通すのも慎重に。 丁寧に優しく扱うが――― ギュン。 何か刺激してしまったようで、ボディ内の動力発生機が起動。 床を転がっていってしまう。 ストリングは付けているから、ここで拾いに行くのではなく、引き戻せないといけないのだけれど。 ) ( 引き戻すように、腕を引く。 ピタリと動きを止めたボディは、糸を巻き取りながら高速で手元に戻り… 受け止めようと指を広げた動作で軌道変更。 ゴッ と鈍い音を立て、額を強かに打ち付けた。 ―――武器というだけあって、痛い。 ) [Sun 18 Oct 2009 05:06:39]
◆エアリー > ( そわそわと歩き回ってから、寝床に使わせてもらっているソファーに腰掛けた。 テーブルに置いてあるヨーヨーを、そっと手に取る。 ) ( おもちゃのようだけれど、れっきとした武器。 ヘンルーダで誰も知らないような珍品はないかと求めたところ、店員が引っ張り出してきて、値段も手頃だったから買ってしまった。 …しかし、安かろう悪かろうとまでは言わないけれど、安いのにはわけがある。 複雑な機構を内蔵しているにも関わらずストリング一本で操作しなければならないこのからくりは、扱いが非情に難しく、利き手はテーピングかというほど包帯だらけになってしまった。 指を落としたり掌を断ち割ったりしていないのが、上出来というくらい。 ) [Sun 18 Oct 2009 04:54:52]
◆エアリー > ( 気持ちの問題でしかないけれどカーテンを閉めて、まだそれほど寒いということはないのに、暖炉に火を入れた。 起きていても一人ではあまり灯りをつけない部屋が、暖かな光に照らされる。 この空気を払い除ける足しになりはしないが、ほんの少し気持ちが落ち着くのは何だろう。 単純に暖かいから、というだけではないような気がする。 ) ( 冬場の乾いてしょうがないときのように、水を張ったやかんを火にかけてとりあえず満足。 というか、これで何か効果があるなんていう確信はないし、それでも他に何をしようとも思いつかないから、途方に暮れているのだけれど。 ) [Sun 18 Oct 2009 04:47:47]
◆エアリー > ( それが噂されているような流行り病ではなく、人から人への感染もないということは知らない。 ただ、何であるにせよここに居てはいけない気がするのだ。 街の外へ行けば消えるという確信があるわけでもないけれど、表通りや暗黒街の区別なく広がるそれから逃れようと思ったら、まずは街から出なければしょうがない。 …だというのに、ロッテは今日も出かけている。 ここまで遅いと、今夜はもう帰らないかもしれない。 ) [Sun 18 Oct 2009 04:39:55]
◆エアリー > ( 淫売窟にほど近い暗黒街の安アパルトマン。 ロッティ・アレンビーの部屋で、そこに居候しているハーフエルフの娘は閉じた窓の外を眺めていた。 何日か前から感じていた違和感。 妙なにおいというか、近付いてはいけないような気がする空気のようなものが、今や街中に広がっている。 ) [Sun 18 Oct 2009 04:35:40]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( ―――街を出るべきだろうか。 )』 [Sun 18 Oct 2009 04:30:33]
お知らせ > アラタ@蝶さんが退室されました。 『 お月様が───近くなった。 ( 手を伸ばせば届く気がした。 )』 [Sat 17 Oct 2009 01:59:14]
お知らせ > ヒルダ@蝶さんが退室されました。 『( ぴたりとくっつく身体が少しくすぐったい。 興奮する少年の様子に、私はまた笑って。 )』 [Sat 17 Oct 2009 01:58:26]
◆アラタ@蝶 > ( 顔は慌ててあげて、笑顔を作ろう。慌ててぬぐったので目の周りが赤くなってしまった。 ) な、泣いてないですよ・・・? ( バレバレだけど、少しだけ見栄をはりたいと思うこともあるんだ。男の子だからさ? ) ヒルダお姉さんは───空を飛べるんですね・・・・! ( 心臓がバクバクした。 腰に腕を回して慌てて身体をぴったりとつけた。 ) わ─── ( 初めて見る光景に少年は恐怖よりも好奇心が勝った。 ) すごい! すごいです! ( 最近、嫌なことばかりだったから だからすごく 楽しくてつい興奮してしまった。 ) [Sat 17 Oct 2009 01:55:39]
◆ヒルダ@蝶 > 馬鹿ね、男の子はそう簡単に泣くものじゃないわ。 ( くすくすと笑う。そうは言っても、やっぱり安心したのだろう。慌てて涙を拭うところなんて可愛いじゃないか。 …でも、染みを見て嫌だと感じた事には気付けずに。 ) ( アラタが後ろに跨ったのなら、ふ、と息を吐いて心を集中させて。 ) しっかり私に捕まってなさいね。でも、変なところに捕まっちゃやあよ。 ( そんな冗談を言うと、魔女は地面を蹴る。するとふわりと箒が浮いて、少しずつ高度を上げる。あんまりスピードは出せないけど。 ) それじゃ、行くわよ。 ( そしてそのまま家屋の屋根の上ぐらいの高さに達すると、空を進みだした。 ) [Sat 17 Oct 2009 01:50:13]
◆アラタ@蝶 > 自分で進むしかないですよね─── ずっと一人で何かしなきゃいけないと思っていたので、本当に本当に良かった。 ( 安堵しすぎて、すっと頬に涙が走って 恥ずかしくて慌てて手の甲でぬぐった。 ふと、自分の腕を見るとシミがまた少しだけ増えてて すごく嫌になった。 ) こちらこそ、よろしくです。 ( つられて、微笑を返した。笑顔がすごく似合う人だな、と一瞬見惚れるものの、 またがった箒、不思議そうに首をかしげたが言われたように後ろに乗ることにした。 ) あ、あの───? 【判定】 [Sat 17 Oct 2009 01:44:02]
◆ヒルダ@蝶 > ( 頷く様子に私は微笑んで。 ) いい子ね。 ( と、言った。 ) 怯えてこのまま真っ黒になるのを待つよりは、こっちから解決の糸口を探してやるほうがずっと良いわ。でも、無茶はしちゃ駄目よ。捕まえて何が起きるのかわからないんだから。 ( それを思うと私が一人で捕まえにいった方がいいのかもしれないが、正直言って虫取りは苦手だ。子供の頃は仲間内で一人だけカブトムシを捕まえられなくて―― いや、その話はどうでもいい。 ) アラタ君、よろしくね。 ( もう一度微笑むと、ぽんぽんと肩を叩き、それから身体を離した。 ) 家まで送るわ。乗せていってあげる。 ( そう言うと、箒に跨って、後ろに乗るように言おう。 ) [Sat 17 Oct 2009 01:38:34]
◆アラタ@蝶 > ( 同じ症状、同じ幻覚と幻聴 嗚呼、自分だけではないという安心感は肩の力が抜けた。 安心するのは申し訳ないと少しだけ思ったけども。 ) 見ました。白と黒の蝶───僕、あれが空に広がっていく幻も見たんです。だから、絶対何かあると思います。 ( 捕まえてみよう、という言葉に大きくうなずくことにした。 何かをしてみなくては行動ができない─── 自分では考えることの出来ない言葉にさらに安堵をした。 ) 僕は、アラタと言います。 ヒルダお姉さん─── ( 有難う、 という言葉を飲み込んだ。 何故だか出てきてしまったこの言葉。 ) [Sat 17 Oct 2009 01:32:27]
◆アラタ@蝶 > ( [Sat 17 Oct 2009 01:29:06]
◆ヒルダ@蝶 > ( 最初はペストの呪いかと思ったけど、違うようだ。ペストならこんな風にはならない。 ) 私と症状は同じみたいね…。 ( だるさを感じ、考えるのが億劫になっていく。一体私達の身体に何が起きているのか。 ) ええ、見たわ。とはいっても、見たのは今日が始めてだけど。 君も見たのね? ( そしてこの子はその蝶を見たときから具合が悪くなったという。 ) …どうやら、ただの蝶じゃ無いみたいね。 ( 少なくともシロクロヴェイトス蝶なんていう種類の蝶ではないようだ。 ) …捕まえられるかどうかわからないけれど、そして捕まえたらどうなるかわからないけれど…捕まえてみましょう。何かわかるかもしれない。 ( 断片的に見える幻覚も気になる。私とこの子は、この場所で同じものを見た。他の場所でも似たようなものが見えるのだろうか? ) ……君、名前は? ――私はヒルダっていうの。 [Sat 17 Oct 2009 01:25:46]
◆アラタ@蝶 > ( ここ数日、家にある見える鏡は割ったり布で覆ったりしていたから 今自分の顔がどうなってるか気づかなかった。 ) お姉さんも突然・・・僕もなんです。 ある日突然具合が悪くなって─── 寝ても治らないし、薬を塗っても治りませんでした。 ( 正直、今も物事を考えるのは凄く面倒で仕方ない。 でも、どうにか自分を保つために 時折自分で自分を痛めつけたりしている。 )( 先ほどの黒い男、やはりそういうことだったのか。 ) ああなるまえに、僕達はどうにかしなければダメですね─── ( スラムでは死者が出始めてると聞いた。 教会には人が詰め掛けてるというし ) あの・・・ 白黒の蝶はみましたか? 僕───あの蝶を見たときから具合が悪くなった気がするんです。 ( この時期なのにおかしいと、心の底から思ったもので。今も脳裏に記憶される大量の蝶々たち ) [Sat 17 Oct 2009 01:14:04]
◆ヒルダ@蝶 > ( その子の手が私を抱き返せば、私はそれに応じるようにもう一度抱きなおす。その子に安心を与えるように、自分が安心を得られるように。 そして、その子は私を見上げる。黒い染みが広がりつつある顔、けれどその表情はあどけなく、それが痛ましかった。 ) わからないわ。私の身体にも突然黒い染みが出来て、おかしなものが見えだして。 ( 残念ながら、その問いには答えることができない。私にもまだわからないのだ。…ただ。 ) ――ただ…さっきの真っ黒な男が居たでしょう。私、あの男に行き成り襲われたの。多分だけど、私達もいずれああなるわ。 ( 少年を怖がらせる事になってしまうかもしれないけれど、はっきりとそう言った。これも多分、でもきっと間違いは無い。私もあんな風に狂ったように人を襲ってしまうのだろうか。 ) ――そのようね。 でも、このまま何もせず黒い染みが広がっていくのを見ているだけという訳にはいかない。なんとか治す手段を見つけるのよ。 [Sat 17 Oct 2009 01:07:16]
◆アラタ@蝶 > ( まるで自分が辱めを受けるような立場になって───悲しくて怖くて仕方なかった。少なからず自分は、過去に人権を損害されるようなことを受けたことがあったから───余計にこの出来事に恐怖を覚えたのだ。 ) ハァ・・・ ハァ・・・ ( 少年は肩で息をした。 行くところがなかった手は、目の前の人に安心感を求めるように相手を抱き返すことで居場所を得ることができた。 今は聞こえてくる言葉がとても自分に安堵を与えるのだ ) ・・・ これって 何なのでしょう・・・ ? ( 自分と同じ、ということは相手は何かを知ってるかもしれない。 埋めていた顔を上げて、相手の顔を見上げることにした。 涙は止まっていたけれど、その後は少しだけ残っていた。 ) 僕達・・・病気なのでしょうか─── [Sat 17 Oct 2009 00:55:38]
◆ヒルダ@蝶 > ( そうだ、さっき見た光景は確かに金髪の男が褐色の肌の―― ブラティリア?それともヴェイティアン?格好からすると後者だろうか。 …の女を辱めている光景だった。今こうして自分の目の前で見て、そしてこの子も同じものを見て。私は記憶を補完する。 ) 大丈夫よ、泣かないで、怖がらないで。私が側に居るから。 ( 残念ながら、ヒルデガルド・グレーテという女が側に居たところで今の事態は何も解決しないし、私だって怖い。だが、大抵は言葉に根拠なんていらないものだ。その頭を優しく撫で、唇を近づけて言う。 ) そう、私と同じ。私にもあなたと同じものが見えるわ。今も見えているし、聞こえている。 ( 可哀想に、こんなにうろたえて。私もさっきはもっとうろたえていたけれど、自分と同じ境遇の相手を見つけたことは私自身にとっても安心を与えてくれた。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:50:04]
◆アラタ@蝶 > ( 目前が突然暗くなった。 そして、暖かい感触に覆われた───小さな頃体感したようなそんな記憶 ) あ、あ─── ( 耳をふさいでしまいたい。 目を見えなくしてしまいたい。 聞こえてくる言葉は自分を傷つけるに等しいようなそんな言葉なんだ─── ) 泣いてる───泣いてるんです!!! 金色の髪の毛をした人が───黒い肌を持った人に、酷いことをして・・・ 酷いことを言って─── ( 何故か目から涙があふれてきてしまった。聞こえてくる泣き声は自分の声な気がしてならなかった 身体はカチカチに固まり手は何処に行けばいいのか、宙を彷徨っていた。 でも、 ) ぼくと おんなじ───? ( 聞こえてきた声、たずねられた言葉。 少年は腕の中で大きくうなずくことにした。 いっしょだよ、一緒なんだ。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:40:38]
お知らせ > アラタ@蝶さんが来ました。 [Sat 17 Oct 2009 00:36:43]
◆ヒルダ@蝶 > ( 嗚呼。と、私は思った。やっぱりそうだ、この子―― 多分、声色から男の子だと判断するけれど。この子は私と同じなのだ。そしてその少年に少し遅れて、その声は再び聞こえてきた。 私はすぐに両手を伸ばし、そのフードごと抱きしめようとする。人を突き落としたり抱きしめたり、私も忙しい女だ。 ) ――ええ、聞こえるわ。でも大丈夫、すぐに聞こえなくなるから。 ( 良くはわからないが、この幻視と幻聴は恐らく身体にあらわれた黒い染みと何らかの関係がありそうだ。その幻覚が持つ意味まではわからないけれど。 ) でも、耳を済ませて。よく見て。何て言っている?何が見える? 多分、あなたは私と同じよ。身体に黒い染みがあるのでしょう? [Sat 17 Oct 2009 00:31:53]
◆アラタ@蝶 > ( そこは人気のなくてどこか湿った場所だ。気持ちも湿った感じになりそうで不快感がある。 )( 自分にはあまり縁のない場所だし、目の前の女の人にも縁のない場所だと思う もとより、暗黒街に縁はないはずなのだが ) 声 ? あ、あの─── ( 耳元で相手が喋ったわけじゃないのに、少年は不快感を表すように眉を潜めた。 ) こえ、きこえませんか ・・・ ? 人を馬鹿にするような─── ( おかしい人だと思われても仕方ないけど、この状態を確認したかったんだ。目まで覆われたマントだから、相手の顔色を伺うことはできないけど───自分だけじゃない、と思いたかった。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:24:51]
◆ヒルダ@蝶 > ( くそっ、どうしてこんな事になった?私ってば本当についてない。美人は薄幸だっていうのは本当なのかしら。でも、冗談じゃないわ。少なくとも私は不幸になる為にこの街に戻ってきたんじゃあない。 ) ( 背後で呻き声をあげる男に目もくれぬまま、掴んだ手を離さず早歩きで移動する。一定のリズムでヒールの音が辺りに響いた。 ――もうここまでくれば良いかしら、と思ったとき。不意に腕を掴んだ相手が足を止めた。まあ、それが普通の反応か。突然空から降りてきた女に何も言わずに腕を引っ張られたら、いくら私が美人でも怪訝に思うだろう。そろそろ気持ちを落ち着かせて、話さないと。私は掴んでいた腕を放し、相手の方へと向き直った。 …少年が足を止めた理由も知らぬまま。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:17:41]
◆アラタ@蝶 > ( 降りてきた人は、女性だということが分かった。 どこか怒っていて───すごく怖く感じた。 )( 立ち上がり、立ち去ろうとしたけども ) え、あ あ ( 放たれた言葉、掴まれた腕。何も言えずに少年は引っ張られるような形で女性と共にその場を後にした。 気にするように、倒れこんでる人を振り返るものの 女性からは恐怖を感じるものの敵意は感じ取れなかったから。 )( きっと、何かこの場にいたくない理由があるんだと思うことにした。 けど、 突然耳元で誰かの吐息を感じた。 ) え? ( 少年は歩く足を止めた。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:10:40]
◆ヒルダ@蝶 > ( 何だろう、フードで顔を隠した。顔がよく見えないから相手が男なのか女なのかはわからない。 地面に降り立ってから相手に睨むような表情を向けてしまうのは、そのコートの相手に対して怒りを感じているのではなく、今しがた襲われそれを撃退した緊張が解けていないからだ。 ) 来て。 ( 短くそれだけ言うと、私はその相手の手を引っつかもうと腕を伸ばす。つかめたのなら、そのまま腕を引っ張ってつかつかと歩き出すだろう。とりあえずは、人気の無い場所を目指して。一刻も早く自分が突き落とした男から離れたかったのだ。 ) ( そして、妙な感覚。妙な確信。多分、こいつも私と同じだ。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:03:23]
◆アラタ@蝶 > ( 空から人が降って来るなんて予想できるだろうか? でも、暗黒街ならありえるのかもしれない、と少年は思うことにした。 )─── も、もしもし・・・? ( 死んではいないだろうけど起き上がらない人を見て少年は少し焦っていた。 よく目を凝らして見れば身体中に黒い斑点もある これは、 ) びょうき─── ( 自分と同じ病気なんだと理解した。 触れようとした手は宙で止まりこぶしを作った。手は少しだけ震えたんだ。 )( 包帯をした手は無念そうに引っ込み、立ち上がろうとしたところ ) ・・・・? ( 空から人が降りてきた。 少年は慌ててコートのフードを被った。万が一怖がらせてはいけない気がしたんだ。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:55:42]
◆ヒルダ@蝶 > はっ…… はっ…… はぁ……っ ( 荒い呼吸を繰り返しながら、突き通した男を空から見下ろす。微かに動いているのを見ると、死にはしなかったようだが。でも立ち上がれないところを見ると、打ち所は悪かったみたい。そのまま放置すれば死んでしまうかも。 ――人を一人高い場所から突き落とした事が急に怖くなり、私はごくりと唾を飲んだ。でも、私が悪いんじゃない。こいつが悪いんだ。いきなり襲い掛かったりするから――…。 ) ………。 ( そして間一髪、その落ちた男の下敷きになりそうになった姿の方を見る。その時は顔を見られないうちにとっとと飛び去って逃げよう、って思ったんだけど。 ) ………? ( 何だかそのコート姿から、妙な感じがした。私は何秒かその姿を見下ろしてから、突き落とした男が立ち上がらないのを見て―― ふわりと箒を操り、地面に降りる。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:51:03]
◆アラタ@蝶 > ( 滅多に来ることのない暗黒街に、何故か足を運んでしまった。 包帯で首を隠して フードつきのコートを着た少年は 何かを求めるように歩いていたのだ。 ) え ─── ( 空から聞こえてくる人を罵る言葉と、数秒後に何か大きな物が上から落ちてきた。 ) うわあ! ( 後少し遅ければ、このものの下敷きになっていただろう。 少年はしりもちをついて その男を見ていた。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:46:07]
お知らせ > アラタ@蝶さんが来ました。 『( 落下した地面の下には少年がいた。 )』 [Fri 16 Oct 2009 23:43:19]
◆ヒルダ@蝶 > 死ねっ!死ねっ!死ねっ!落ちろ、落ちて頭ぶつけて死ねッ!!くそっ!!この黒ン坊ッ!!ホワイティア様にッ!汚い手でッ!ファック!ファック! ( 私の罵倒の言葉に、誰かの罵倒の声が重なる。その男は多分、目鼻立ちを見るに黒くなってしまう前は普通のホワイティアだったのだろうけれど、そんな事はどうでもいい。。ヒールで何度も男を蹴りつけ、とうとう男は手を滑らせて箒から手を離した。その時には4、5メートルぐらいの高さになっていて、男はその短い空中遊泳の旅路の中で手足をばたばたさせるけれど。それで空が飛べるんなら、魔女の箒は要らないのよ、マヌケ。 ) ( どんッッッ、と大きな音を立てて男は地面に落下した。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:41:18]
◆ヒルダ@蝶 > ( その瞬間だ。スラムで見たあの妙な光景の時と同じように、急に私は暗黒街ではないどこかに飛ばされる。 女の肌は白でも黄色でもなく、褐色の色。男の肌の色は黄色でも褐色でも無く、私と同じ白。私は誰かを詰って、誰かが私を詰った。私は誰かを犯し、私は誰かに犯される。 ) うあああぁぁぁッ!!離せこのビチクソ野郎――ッ!! ( その光景と、私が直前に見ていた暗黒街の光景が混ざりあう。箒は男をぶら下げたまま徐々に高度を上げ、私はしがみ付く男を蹴り落とそうと、スカートが捲くれるのを気にせずに足を上げて思い切りヒールで踏んづけていた。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:35:13]
◆ヒルダ@蝶 > ( そしてふわりと足が地面から離れ、そのまま飛び立とうとした時――― この世のものと思えないような獣染みた叫び声が背後に響き、何かが駆けてくる足音が響く。なんだ、と振り返る前に私は何者かに飛びつかれ、ぐらりと箒のバランスが崩れかける。首だけで後ろを振り返ってみると、身体を私の乳首の3センチ下にあるほくろより真っ黒に体中を染めた男が、私の箒にしがみついていた。狂ったような瞳で私を見て、狂ったような叫びをあげて。 ) ひ……!! ( やっぱり暗黒街では楽しい思い出は作れそうになかった。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:29:05]
◆ヒルダ@蝶 > ( 【侵食値:5→14】 ) ( ひら、と視界の隅に何かが飛ぶ。それは白と黒の蝶々だった。なんだ、こいつ。いつから飛んでいたの?私がスラムで感じた気配は、こいつだったの?ううん、多分違うわ。きっとこいつは―― そう、クロシロヴェイトス蝶よ。私が今発見して名づけたわ。きっと新種の蝶々。捕まえれば、私も発見者として有名になれるかも。とにかく、こいつはただの蝶々。この不吉な出来事とは何の関係も無い。 ) ついてるわね、蝶々さん。私は気分が悪いから、もう帰るわ。捕まえられるのが嫌だったら、とっととこの街から出て行くのね。 ( その蝶々から離れるように後ずさりすると、私は箒に跨る。そして意識と魔力を集中させるのだ。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:24:53]
◆ヒルダ@蝶 > ( 目の前でくたばっている男が、私の未来の姿だなんて事はありえない。 ―――【判定】 ) [Fri 16 Oct 2009 23:17:59]
◆ヒルダ@蝶 > ( 私の右の胸の先端の乳首から、およそ3センチ下にほくろがある。それは私を抱いたことのある人しかしらない小さくて黒いほくろ。でも、その死体の表面を覆う黒はほくろの色よりずっと濃く、例えば私の右腕の包帯の下に最近浮かんできた黒い染みの色とそっくりだ。おそろいだ。きっとヴェイトスでは、こんな黒い染みを作るのが流行っているのだろう。あはは。 ) …………。 ( ひく、と口元を歪ませながら一歩、二歩、その死体から離れる。嘘よ、こんなの嘘。私は自分の右腕をちらりと見てみた。…包帯で覆い隠してあった筈の黒い染みが、包帯の隅からちらりと見える。多分、また包帯がずれてしまったのだろう。そうに決まっている。その黒い染みが少し広がっただなんてこと、ありえない。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:17:10]
◆ヒルダ@蝶 > ( 正直言って、暗黒街には良い思い出が無い。あまり近づきたくない場所だったのだけど、私はここに居る。きっと私と暗黒街の間には強い何かで結ばれているのだろう。そしてそれは、多分赤い色をしている。どうしてここに来たのかといえば、何となく―― そう、何となく気配に誘われて、だ。スラムで感じたあの気配に誘われて、私は箒を持っていつでも空に逃げられるように心構えをしながらここに来た。 ) ( そして私は今、全身を真っ黒に染めた男が私の足元で息絶えているのを見下ろしていた。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:11:40]
お知らせ > ヒルダ@蝶さんが来ました。 『 私は息を飲む。 』 [Fri 16 Oct 2009 23:03:17]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『すべてをただ受け入れ、素直に心にしまっていく。』 [Fri 16 Oct 2009 01:20:08]
お知らせ > ジョゼ@蝶さんが退室されました。 『 Tozziでのイメチェン、試着室でのキス、初体験、ピアス、ドラッグ―― 記憶の断片小説 』 [Fri 16 Oct 2009 01:18:17]
◆ジャスティス > っ……ふぅっ……っ。 (ふいに頬に当たる掌の感触。触れる額と額。ただそれだけなのだろうけれど、頭の中身を。心の中身をみられたようで空気がしぼむように肩を落とし、我慢できずにしゃくりあげてしまう。ジョゼが目をひらけば、あわてて半歩後ずさり、顔をそむけて袖口で顔をぬぐう) ……っ、ありがとう。 (多少持ち直し、素直に背後をついていく。どんな話でもいい。いいことだとか悪いこととかも今はどうでもいい。ただ元気に生きて、話をして動き回っていたアザリーのことが、知りたいだけなのだ) [Fri 16 Oct 2009 00:51:46]
◆ジョゼ@蝶 > ―― 。( 暫く、二人 奇妙な感覚を共有しながら蝶を眺める。 私の体の中の何かが警告を発している。 けれど、それよりもひらひらと宙を泳ぐ頼りない蝶の軌跡に見蕩れていた。 やがて、再びのジャスティスの接近にその時間は破られた。 )―― ( 続けられた言葉に、ああ、と理解する。 そして、ジャスティスの泣きそうな笑い顔へと、そっと掌を当てる。もう片方にも。 両手で頬を捧げ持つように触れ、目を閉じて、こつんと額をつける。 ) かなしいのね。 ( アザリーが、いなくなって。 自分にはわからないその感覚に、感情に、彼女のこころは震えているのだろう。 こころとは、なんだろう。 遠い疑問。 目を開ける。 ) わかった。 ( アザリーと、同じ事をしてあげる。 了解を示したまま、付いて来いとも言わずに ふいと背を向けてのろのろと歩き出す。 喋るのは、苦手。 ) [Fri 16 Oct 2009 00:39:44]
◆ジャスティス > この時期、蝶なんて飛んでいたのかしらね。 (雨もやみ、なんだかよくわからない虚脱感に襲われる。何dか……夢でも見ているようだ。特に衝撃的でもない、日常にしみ込んでくるような違和感。あからさまに不自然。しかしだからと言って危機感を抱く必要もない。沸き起こるのはやはりただの違和感。しばらくは一緒になり蝶を眺めていたが、少し微笑みながら、じっとジョゼを覗きこみ、その言葉にいちいちうなづいて。小首をかしげ、伸びてきた髪を指先ですくい上げ耳にかけると、顔を近づける) うん、うん、何でもいいの。ゆっくりでもいいし、単語でもいい。ただ、どんなふうにあなたがアザリーと過ごしたか、それだけを知りたいの……私の気持ちの整理のために。だから、ねぇ?ひと晩だけ、付き合ってくれないかな? (そう言って泣きそうな顔で笑った。) [Fri 16 Oct 2009 00:22:12]
◆ジョゼ@蝶 > ( 先輩。なんのだろう、とふっと浮かんだ疑問もだるさに沈んでゆく。アザリーは死んだのだ。全部、終わった話。それ以下も、以上もない。 だから、了解の意で頷いた。 外された視線に、視線を追えばさっき出てきた場所。 再び、ジャスティスに視線を戻して首をかしげた。 ) アザリーのこと。 ( おうむ返しに答える。その言葉に浮かんで来たイメージは乏しい。 ) アザリーの、なに? わたし 喋るの、苦手。 ( 口調も少々たどたどしい位だ。もっぱら聞く側であるし、聞いた内容もよく理解していない上に忘れてしまうし、ざっくり流す事も多い。 言葉はとても不自由だ。 続きを待つ視線からも、ついと目を逸らす。 ふと、何かがチラついた )… papillon ( 白と、黒の。 それに見蕩れるように、ぼんやりと眺めて ) [Fri 16 Oct 2009 00:10:03]
◆ジャスティス > そう、アザリーの先輩、よ。 (どうしたの?お疲れ?まぁ疲れるわよね、なんてちょっと流し目で物陰を眺めながら苦笑して) ……なんなら、お湯くらいは用意してくれる安宿に行きましょうか?御飯も食べさせてあげるから……何でもいい、アザリーのことについて、お話を聞かせてほしいの……え? (アザリーは……その、続きは何なのだろうか。 目を見開いて次の言葉を待つ。が、その時また視界に蝶が舞った) [Thu 15 Oct 2009 23:48:18]
◆ジョゼ@蝶 > ( 新作です、って着せられたブラウスは汚れた雨を吸って汚れてしまった。ボタンが千切られてなかったのは幸い。洗濯 してもらわないと。 ぴたりと張り付く感触が冷たい。 別に汚れていても気にならないけれど、ことさら不潔を好む訳でもなく、ぱた、ぱたと緩慢に汚れを払い のろのろと歩み出た先に、この場に馴染まない装いの人物が浮いている癖に馴染んでいた。 ) … アザリー、の ( 何だっけ?よく思い出せない。 わたしはアザリーとよく遊んでいたけれど彼女の事をよくしらない。 寝物語に、話してくれた事があったけれどほとんど忘れてしまった。 何度も繰り返された名前を思い出す。 ジャスティスさま、とかなんとか。 なんで、こんな所に。 )( ぼんやりしているうちに手を取られ、吐きかけられる酒臭い息―― 必要以上に近い距離感。 こんな人だったっけ?そんな事を考えながらも、問いに首を横に振る。 ) アザリーは―― ( もう埋めたのか、と問いかけたが、しんどさに途切れた。 体がだるい。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:39:58]
◆ジャスティス > (待ち構えていたのは、一杯機嫌で空き箱の上に足を組んで座った女。修道服姿は暗黒街の空き箱の上には似合わないはずだが、この修道女は、なぜかなじんでいた。まぁつまり、ごくごく”一般的”な人間から見ればこの修道女もどこか異質、胡散臭い物の側に近いのだろう) こんばんは、ジョゼさん。ちょっとあなたと話がしたくて。 (必要以上に笑顔を浮かべながら、大きな歩幅で近寄るとその手を握りしめる。吐きかける域にはかすかに酒のにおいがした) アザリーのことで、少しお話があるんだけど……食事は、もうすませた? (耳元で猫なで声でささやく) [Thu 15 Oct 2009 23:19:37]
◆ジョゼ@蝶 > ( 全てが収まった後、起き上がる気にもなれずに乱された着衣も直さずぐったりと横たわる。 聞こえるのは少し遠い話し声と、ぴちゃり、ぴちゃりと雫の垂れる音だけ。 もう、あの意味不明な音の羅列も、押し殺した声も、泣く声も聞こえない。 体が重く、倦怠感が酷い。 じわりじわりと染み入ってくる肌寒さの中、自分の身に起きた事を回想する。 今のは、何だ。 強烈な絶頂感も、押し寄せたイメージ群も、今まで感じた事の無いものだった。 この体に入力される情報は全て阻害され、鈍く鈍ったものばかりで 今のような鮮烈な入力は無かった―― 欲求のままにチカラを使っている時以外は。 ) ( どきん どきん ) ( 奥深くに残った残響に、高鳴る胸―― これは、高揚感だろうか。 鮮烈に刻み込まれた印象が薄れない。 )―― ぁ ( ぶるり、震えて 漸く我に返る。 服を、きなきゃ。 亀裂から流れ出た液体をぐしぐしとぬぐって、もそもそと普段の2割り増しトロくさく着衣の乱れを直す。 動作の一つ一つが億劫だ。 このまま寝てしまいたいが、風邪を引いたらクリスが怒る。 そして、ふと目をやった胸元に見慣れない痣を見つける。 )―― ぶ つけた ? ( 擦っても、痛みは感じない。 ) あぁ―― 刺青 ( 誰に入れられたのだ、と責められたのだった。 いつもより、ひどいめにあった気がする。 そんな事は、した覚えが無いのだけれど、あるのかもしれない。 今だって、気付いたら知らない男と交わっていた。 どうでもいいけれど。 ) おなかへった―― ( 男はこれで拭ったのだろう、足に引っかかっていた粘液で汚れた下着をどうでもよさそうに穿いて、のろのろと物陰から歩み出る。 寝る所、探さないと。 ) [Thu 15 Oct 2009 23:11:43]
◆ジャスティス > 寒い、わね。もらえる? (煙草。そんなものはほとんど吸ったことはない。ヴェイトス市に来る前、まぁつまりはぐれていた頃、一度吸ってむせかえったっきりだ。なんだか、その小さな火種はやけに温かく感じられたから。ずうずうしいな、と青年は本心を隠すこともなく、無粋な乱入者に言葉を投げつけ、同時に一本の紙巻きの煙草を差し出せば、火をつけろとでもいうように自分のくわえた煙草を突き出し、顎をしゃくって見せて) はは、なんか照れるわね。 (そう、これは吸わないと火がつかないんだ確か。やはりむせてしまいながらも二度、三度吸いこんでいるうち。何も考えてなさそうな顔をした男が物陰から出てきた。特に興味もなく見送り、ジョゼのいるであろう場所に視線を送る) ……蝶? (顔をしかめ、加えていた煙草を離す。こんな時期に、蝶だなんて) [Thu 15 Oct 2009 22:46:31]
◆ジョゼ@蝶 > ( 頭頂から会陰へ。会陰から登頂へと押し寄せた波に白んだ意識の中、ちらちらと舞う 蝶 しろくて、くろい。 ひらひら、ひらひら と )――― ( そして自分の鼓動で、我に返った。 どくん、どくんと脈打って―― 頭の芯が痺れて、脈打つたびに痛む。 自分の状態が理解できずに、にじんだ視界で見上げる狭く切り取られた空。 遠く、かちゃかちゃと耳障りな金属音がする。 合わせていた肌の温もりはすでに無く、ごぽりと吐き出された白濁が溢れて、伝う。 生温い舌が這った胸元が乾いて突っ張る間、野晒しになっても鼓動が収まらず、じぃん、と痺れた心中は、密やかに高揚していた。 ) ( ややあって、腰掛けたシスター・ジャスティスの横を出てきた男が通り過ぎ、周囲にぞんざいに挨拶して雨の上がった路地を歩いていった。 ) [Thu 15 Oct 2009 22:39:54]
◆ジャスティス > (男と、女が交わっている。これ以上ないくらいにわかりやすい光景にさすがに修道女も気まずそうにして。汗と精のにおいがする。少し不思議そうに眉をしかめ、すぐに納得する。雨の中、こんなにしっかりした匂いが届くはずはない。つまりはこれは、私の中の匂いの記憶だ。長いことあっていない恋人のことを考えて、ため息を長く漏らす。二人の興を殺がないうちに先ほどの場所に戻り、サイド腰をかけてバーボンを飲み、そして少年少女にも勧める) 寒いからね。 (否。ぐっすり眠れるかもしれないと思っているから飲むのだ。しかし飲めば飲むほどただ怠惰な疲労が重なり、安らぎも、す目のない睡眠も一向に訪れない。) まぁ、元気があって結構。健康な証拠じゃない。 (注意しなくていいのかという問いかけにそう笑って答えて。そうだ。死んで土になってしまうよりよっぽどいい。歯を食いしばる。しばらくはだらだらと二人が後始末を終えるのを待つだろう) [Thu 15 Oct 2009 22:24:16]
◆ジョゼ@蝶 > ( 独り善がりな行為と空しいフィナーレ 圧し掛かる圧力に窮屈な思いをしながら、胎を突き破らんばかりに押し込まれたモノが時折脈打ちながら萎えて行くのを、ぼんやりとした頭の隅で感じていたら―― ふと、奇妙な感覚に気がついた。 ちりちりと鈍い感覚を刺激するナニカ。 目の前がじんわりと滲み、歪む。 ) ( なんだろう。 耳を済ませても雨音だけ。 動かせる範囲で視界の中を探ってみても、沈んだ風景に特に気になるものは無い。 じわり、じわり、とそれは繰り返し その度に 少しづつ気が遠くなる。 ぐらぐらして キモチワルイ。 キモチイイ。 上へ。 下へ。 せかいが、ひっくりかえる ) ( 瞬間、ハンマーで頭を殴られたような衝撃と共に、イメージが炸裂した。 ) ( 鉄と火薬の匂い 酸い体臭 抗えぬ暴力 狂おしい怒り 憎悪 無力 苦痛 理解不能の音の羅列 苦痛 哀れみと、軽蔑の篭った青い瞳 慟哭 苦痛 憎悪 流れる血 結合 絶望 泣き声が。 ) ( 時系列を無視し、同時多発的に押し寄せたイメージ群は、ヴェールを突き破り、脳髄を直撃した。 あらゆる感覚が真っ白に焼け付いて、うねり、昇り詰め―― そして落下した。 圧し掛かる男の下 がくがくと痙攣しながら、きつく 立てた爪先に血がにじむほどきつくしがみ付いて―― ) ( 物陰を覗き込んだ修道女が覗き込んだ先、男の下、今まさに絶頂する娘が見えることだろう。 )【判定】 [Thu 15 Oct 2009 22:08:23]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 15 Oct 2009 21:59:26]
◆ジャスティス > (この雨の中では暖をとるのも難しいだろう。路地の迷路の中、四角く切取られたような空間にいる者たちは、皆体を丸くするか、度の強いばかりの安酒をちびりちびりと嗜んでいる。自分に向けられる視線の種類は、何とも微妙なものだ。煙たがられているのわかる。だが対立しようという敵意も見られない。まぁ、つまりは面倒くさいヒトが来た。そんなところだろう。あと数年もすれば説教婆に昇格だ。まぁ、それまで生きていればの話だが) ……いるの?別に何ってわけじゃないわ、ただ、話がしたくてね。 (比較的歳の近い、見る者尾を不安にさせるような細身の少年の横に座ると、ブランデーの入った陶器の瓶を取り出し、一口飲む) ……どこにいるの? (物陰を指さされれば、少し不思議そうに近づく。あと一歩、と言う所で漸く状況を把握するが、結局最後の一歩をそっと踏み出した。無粋な乱入だとは思うが、とにかく何でもいい。早くアザリーの話が聞きたい。今更壊れた器の欠片をかき集めようとする修道女は、そんな思いに駆られ出歯亀となる。そっと物陰に疲労の濃い油の浮いた顔を差し入れ、その場の様子を覗う) [Thu 15 Oct 2009 21:33:20]
◆ジョゼ@蝶 > ( 溜まり場に人影は疎ら。その上、明らかにこの場に馴染まない空気のストレンジャーに投げかけられる視線は白い。 相手がシスター・ジャスティスだと知っているからこそ、高圧的な物言いと態度に食って掛からないようなもので―― あっち、と陰になった方を指差されるだろう。 よく良い雰囲気になった即席カップルが知らないうちに引っ込むあたりだ。 空気を呼んでいないと気まずい思いをする。 ) [Thu 15 Oct 2009 21:28:51]
◆ジョゼ@蝶 > ( 磨り硝子越しの世界が、より不鮮明で、ぼやけて、掴めない。 頭の中に霧が掛かったようで芯がじんわりと痺れている。 体も重く、何もかもが鈍く感じられた。 起きているのか、眠っているのか、良くわからない。 こんな状態が2〜3日前から続いている。 最初に違和感を覚えたのは、クリスティーナ・バルトロッツィのセイフハウスで目覚めた時だったか。何時も以上にぼんやりとした自分に、何かを言ってたような気がするけれど思い出せない。 なんだか、怒っていたみたいだったけれど―― ぐるぐると渦を巻く思考も、鈍っていて自分が何を考えているかも不明瞭。 今、自分の胎の中に割り込みながら、耳元でぼそぼそと何かを言っているのは、誰だっけ。 足を高く上げられた無理な体勢がちょっとだけ苦しくって、ちょっとだけキモチイイ。 はだざむい。 ふくがよごれる。 おなかすいた。 あったかい。 ああ、おっきくなってきた。 )―― 出し て ( いいよ。 押し出される吐息の合間、顔の見えない男に囁いた。 一番奥まで押し込まれたのが膨らんで、どくり、どくりと脈打って―― 強く押し付けられる壁面の冷たさと、ざらついた感触が、すぅこしだけ気持ち良い。 そんな自分の有様を俯瞰するよな頭とは裏腹に、習い性にしたがって指先は男の背中に爪を立てる。 痙攣してみせるまではしなかった。 ) ( 男が口付けを寄こし、なんとなく応じる。 アルコールの匂い。 誰か呼んでる―― ) [Thu 15 Oct 2009 21:19:08]
◆ジャスティス > (黴の臭いが漂って来そうな、陰気なフード付外套。その上には厚みのあるショートマントを肩にかけ、それが揺れるたびに胸元の短剣が見る者を威嚇するように姿を現す。うつむいたその人影は、男にしては細身で、足取りもやや不安定だった) 袋小路が単なる広場か、視界の左右から壁が取り除かれた途端、人影はまず何よりも先に空を見上げた。圧し掛かる暗闇をわずか睨みつけ、漸く顔を降ろせ場その拍子にフードがずれる。濡れた青い髪が露になって。子供の秘密基地のような、いやそのものなのであろう広場を見つめた青髪の女は、暫し沈黙して ) ジョゼ、ジョゼという子はいるかしら。 (水を跳ね上げるように一歩大きく踏み出すと、誰とも視線を合わせず、落書きに塗れた壁をむき歌いあげると、もったいぶるように生きた人間たちを一人一人眺めまわした。ざぁざぁと雨の音に包まれながら) [Thu 15 Oct 2009 21:06:15]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『降りしきる雨の中。水音』 [Thu 15 Oct 2009 20:52:46]
◆ジョゼ > ( 暗黒街の路地裏にある其処は暗黒街に屯するキッズの溜まり場。置かれた資材は椅子やステージとなり、壁面にはそこに集まるキッズが勝手に描いた色とりどりの歪んだ文字列やコミカルなキャラクターが描かれ、何処ぞのゴミ捨て場から持ってきたと思われるヒビの入った大きな鏡がいくつか立て掛けられ、ぽっかりと開いた空間の中央には火を焚いた痕が黒く焼きついている。 若さと時間を持て余した十代が夜な夜な集まっては思い思いに青春を浪費する其処は、今は降り注ぐ雨に灰色に沈み、人気は疎ら。 薄ら寒さを覚える雨に、酒を求めたり、どこぞに湿気こんでいたりするのだろう。 こんな天気にここに居るのはよっぽど誰にも相手にされていないか、孤独を気取っているか、秋風にセンチメンタリズムを覚えた者くらいのもの―― だが、まったく誰も居ないわけでもない。 雨に当たらぬ少し陰になった軒下 雨音に混じる 息遣い。 )―― ぁ ん ( 放置された木箱の上、脚を高く抱えられ、圧し掛かる男の為すがまま、温い吐息を吐き出して、ショッキングピンクに染められた髪が揺れている。 ) [Thu 15 Oct 2009 20:44:07]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 『 Knock, knock, knockin' on heaven's door 』 [Thu 15 Oct 2009 20:41:44]
お知らせ > 白黒の蝶さんが退室されました。 『 ――雨の中。だからその蝶に気付いたものは、未だ少なかった―― 』 [Thu 15 Oct 2009 02:03:33]
◆白黒の蝶 > (夜闇に沈んだ路地裏をとんで、空を高く――そのなかで。 ぽつり、ぽつり。 夜になお目立つ白い羽が、ひとつ、ふたつ、みっつ――ちらほらと。少しずつ、その数は増えて街の夜空を埋めていく) [Thu 15 Oct 2009 02:02:19]
◆白黒の蝶 > (奇声を上げ、全身を震わせながら豪雨のなかへと駆け出す男。呆然と見送る女の――首筋には、黒い染み。 そのままふわりと、白黒の蝶が空き家を飛び立つ。) [Thu 15 Oct 2009 01:59:45]
◆白黒の蝶 > (―――跨っていた男がびくりと跳ねる。女の上から起き上がると紙巻を咥えて、煙が昇った。 ふい、と蝶が飛び立ち―――――――男の全身が、真っ黒に、染まった) [Thu 15 Oct 2009 01:58:35]
◆白黒の蝶 > (フラッシュバック――――毛皮を纏った半裸の女。 銃を担いだ帽子の男。 生臭い吐息と理解できない侮蔑の言葉。 褐色の女の上で、金髪の男が笑って跳ねる) [Thu 15 Oct 2009 01:54:20]
◆白黒の蝶 > (攫われてきた哀れな街娘。布地が引き裂かれる音と啜り泣く声。屈辱の喘ぎと愉悦の吐息。――腰を振る男の傍で、割れたテーブルの上に留まった蝶の白黒の羽が、ぱたりと揺らぐ) [Thu 15 Oct 2009 01:50:56]
◆白黒の蝶 > (空き家のなかには、蝶のほかに人間が二人。 男と女。 泣き叫び暴れる女を殴りつけ、圧し掛かり跨る男の荒い息) [Thu 15 Oct 2009 01:46:06]
◆白黒の蝶 > (激しく打ち付ける雨の中。片側が白、片側が黒の羽を持つ蝶が一匹、壊れかけた空き家のなか、じっと留まっていた) [Thu 15 Oct 2009 01:44:35]
お知らせ > 白黒の蝶さんが入室されました。 『 ――また、雨 』 [Thu 15 Oct 2009 01:43:09]
お知らせ > メアリィ@試薬副作用さんが帰りました。 『(そんな浮遊感に包まれて店へ)』 [Wed 14 Oct 2009 01:36:15]
◆メアリィ@試薬副作用 > (大方粉末が溶ければ、女はそれを喉へと流し込む。胃液とはまた違う、ぴりぴりとした刺激が下から喉へと新たに加わり、同時にその刺激が少し離れた場所に感じられるようになってゆく) ふん これなら、いいかねぇ (あらゆるものを吐き出した喉の痛みが、壁についていた手のひらの痛みが、縺れたときに少しひねった足首の痛みが、そして体に染み込んでいく薬の刺激が それら全てが体から遊離していく。現実から一つ浮かび上がり、別なところを飛んでいるような気分。痛みも、吐き気も、気分の悪さも、全て置いて浮かび上がるような)(薬の選択は、正しかったよう) [Wed 14 Oct 2009 01:32:37]
◆メアリィ@試薬副作用 > (吐き気の波が収まるのを待って、女はまた歩き出す。服を押さえながら、気分が悪い中で足は少しもつれ気味。今日はもう散歩なんて気分じゃない、取りあえず店に帰って寝込んじまおう) まぁ これ以上悪くは…ならねぇよな… (店までの道のりを考えるときが滅入る。店を出た直後ならまだましだったのにと、胸のうちで悪態をついて。女の手は腰のポシェットを探り当てた) 走って帰るのもいいけど…途中ではいたらさすがにやばいしな こいつでいいか (ガサゴソ、ポシェットの中を、今の気分を替えてくれる薬はないかと漁れば、一つの薬包を取り出した) コレまで吐き出したら、もっと最悪だな (一人ごちて、口を開け。天を仰ぐように口の上へ紙包みを持っていく。そのままそれを歯で噛み破いて、口の中へ流し込む)(粉末薬が、口の中の唾液と、吐瀉物の残りと混ざり合わさり溶けてゆく) [Wed 14 Oct 2009 01:22:27]
◆メアリィ@試薬副作用 > (少し大人になった姿で、ちょいとそこらを散歩していたら。気がつけば服はぶかぶか、ずり落ちそうになったのに慌てて近くのガラスを覗き込んだら、それは変な女からもらった薬を飲む前の姿)(ようやく切れたか、なんて安心していたのもつかの間。猛烈な吐き気が女を襲った)(胃をひっくり返されたかのようなそれに、慌てて地面にへたり込んだ。服が汚れようが、吐いたもので汚れるよりはましだった。そうしてしばらくげえげえと吐き出して。胃の中のものが全て出て、つんとした臭いが鼻にこびり付き、涙か鼻水かわからないものが口元まで流れてきたころにようやく動けるようになった)(それなのに) ちったぁ、おさまれっての ぅぷ (腹に何もなく、もう何も戻せないのに、吐き気はおさまらない) バッドトリップってレベルじゃねぇぞ (ここまで最悪なぶり返しなんて、そうそう記憶にない。片っ端から手を出すようになったとき、最初のころに安物を使ったときだとか。変な飲みあわせだったときだろうか) [Wed 14 Oct 2009 01:10:50]
◆メアリィ@試薬副作用 > (暗黒街の路地、本通りからちょっと入った場所に、ゆるい服を身につけた餓鬼くさい女がいた) 最悪 だっ かハ (その女は、ずり落ちそうになる服を片手で押さえつつ、もう片手を使って壁に寄りかかり、建物の影で、地面へ向けて口の中のものを吐き出している) ったく、いきなり元に戻ったと思ったら っ はぁぁ (気分のいいのが全て吹っ飛んだ。コレは悪い薬のせいだ) [Wed 14 Oct 2009 00:57:13]
お知らせ > メアリィ@試薬副作用_さんが来ました。 『ぅえっふ がほっがほ』 [Wed 14 Oct 2009 00:48:41]
お知らせ > 茉莉花さんが退室されました。 『( オカアサンと兄弟を 見付けなくちゃ 。 )』 [Tue 13 Oct 2009 02:17:56]
◆茉莉花 > ( 店の前で、足を止め、 ) ――――――、 ( 言葉が 出なかッた。店はボロボロで、中もボロボロで。 所々に血が付着していて、 ) ( 何が あッたのか、野良には分からない。 ) ……、 ( オカアサンと 兄弟は何処へ行ッたのだろう。 ) ( むく ッと身を起して 慣れない二足歩行。 ) ( 背筋を這う様な寒気も、頭にだけ溜まッた熱も 今は気にならない。 ) ( 早く、早く、早く ――― ) [Tue 13 Oct 2009 02:17:40]
◆茉莉花 > ( 母犬が居ない。兄弟が居ない。 誰も、何も、居ない。 ) … ? ( ぽかン、と口を開いたまま、立ち竦む。 ) ( 裏路地の、とある酒場の裏だ。木箱が幾つも放置されていて、食べ残りッて云う餌もあッて。店のニンゲンも煩く無い。 その上、雨を凌ぐ屋根が在る。素晴らしい寝床だッたのに、 ) ( 何も無い。 木箱も、食べ残りを入れてた樽の様なものも。 ) ……… ッ、 ( 慣れない二足歩行は止めだ。 両手両足付いて、犬の様に駆ければ、 店の前へと回る。 ) ( 膝を擦り剥いたッて、 手が傷ついたッて 気にしない。 ) ( 母や、兄弟は何処に行ッた? ニンゲンに聞かなくては ―――、 ) [Tue 13 Oct 2009 02:09:17]
◆茉莉花 > ( ぶるぶるッと意味も無く身体が震える。雨に当たる度、悪寒が走る。 身体中は冷たいのに、何故か、頭だけは熱く 重い。 ) ( ―― だから、 あンな夢を見たのか。 ) ( 怒鳴るニンゲンと、 己を抱き締めるニンゲン。 ) …、 ( だッて、可笑しい。己は ニンゲンであッた事は無い筈なのに。 ) ふッ、ぶ、 ( くしゃみが、洩れそうで洩れなかッた。鼻の奥がむず痒い。 ずずッと鼻を啜りながら、 ) …… 、 ( 辿り着いた寝床を見遣り、 ぼうッと半眼だッた瞳を、 大きく見開い た。 ) [Tue 13 Oct 2009 02:00:18]
◆茉莉花 > ――― ぶッ、 ( 息吸ッて、 ) べくしゅッッ! ( 大きなくしゃみが洩れた。 ) ( ずぴッと鼻を啜る。ぞくぞくッと冷たい何かが背を這う様だ。 寒い。 ) … あ あ ぅ、 ( 喉から唸り声を上げる事が出来ぬ程、がちがちッと歯が鳴る。 木箱の中から這い出る様に抜け出して、 裸足のまま 裏路地を歩き出した。 ) ( 屋根のある場所、暖かい場所。 何処にあるだろう。 二足歩行で、無意識に己の身体を抱き締めながら、 ぺたぺたと歩く。 ) ぶッ、 くしゅッッ ! ( 時折、おッきく くしゃみをして。 ) [Tue 13 Oct 2009 01:46:21]
◆茉莉花 > ( 夢なのか、忘れ去ッてしまッた記憶なのか ――定かでは無いが。確かに、今夢を見た。 ) …、 ( 暗黒街の裏路地。 何処か遠く聞こえていた雨の音が、今ははッきりと耳に届く。なンだか、酷く寒い。水風呂に浸かッている様だ。 ) ( ぼンやりと開けた瞳で、己の身体を見遣れば ―― 少し水のたまッた木箱の中で、濡れた毛布に包まる己が見えた。 ) ―――― …? ( 僅かに首を傾げる。 ) ( ――なンかおかしい。 己は雨の当たらぬ屋根の下に居た筈だ。 けれど、此処は 思いッきり道の真ン中。雨を防いでくれるものは、何も無い。 ) [Tue 13 Oct 2009 01:34:12]
お知らせ > 茉莉花さんが来ました。 『( 夢を みた。 )』 [Tue 13 Oct 2009 01:29:20]
お知らせ > 刹那@試薬さんが退室されました。 『 (赤毛の雨宿りはまだ続く) 』 [Sun 11 Oct 2009 22:12:55]
◆刹那@試薬 > (世界はさほど変わっていなかった) (雨は相変わらず強く地面を打っていたし、廃屋は矢張り今にも崩れそうだった。唯一つ、雨宿りしていた赤毛が10年の時を遡ったこと以外、世界は何一つ変わらなかった) …お、 (己の手を見る。己の掌は先ほどよりも少し小さくなって、服は少しだけ大きくなった。元に戻ったのだ、と認識した。ずっとあっちでもいいと思っていたけれど、いざこっちに戻ると不思議と落ち着くものだ) …どうせなら雨が上がって欲しかったぜ (空を見上げて呟く。未だ雨の止む気配は無い) [Sun 11 Oct 2009 22:11:28]
◆刹那@試薬 > (――そういえば、薬は何時になったら効果が消滅するのだろう。今までの噂では一部を除いてどんな薬でも数日で元に戻っていたはずだ) …ま、別にずっとこっちでもいいけど (――どこかで野垂れ死んでいなければ10年後くらいの己はこうなっていると言うのが知れた。それは悪くなかったと思う) (ほんの一瞬、瞬く。…一瞬であったはずが、やけに長く感じられた。そして目を開けたとき――) [Sun 11 Oct 2009 22:06:44]
◆刹那@試薬 > (身体だけ大人になっても精神面は相変わらず。事あるごと、何かに対して苛々しているしかない) こんなんじゃ集金にもいけねぇ… (今から行った所でずぶ濡れ。どんなにすごんで扉を叩いても怯えるどころか家の者が見たら笑われる。扉が開かなかったとしても、その光景を見ていた誰ぞが笑うだろう。そんなのはごめんだ) 紅姫の傘でも持ってればなァ… (赤毛に傘を遣した本人はどうやらくれてやったつもりらしい。しかしこんな時ですら家の中で眠っているという有様だから傘も浮かばれない。――放置しすぎて穴が開いていなければ良いが) (――はァ、とため息が漏れた。) 【副作用判定】 [Sun 11 Oct 2009 21:58:54]
◆刹那@試薬 > いい加減に止めよ… (今にも崩れそうな廃屋の、唯一の長所は雨風をしのげる屋根があるということだけだろう。それでもこの豪雨だ、跳ねたり吹き込んで来る雨までは凌げず、服はあちこち濡れている。空を見上げるも、未だ降り止む気配は見えない) あー、クソ、ツイてねー! (知り合いの家が近ければ家の中までズカズカ上がり込んで何か食い物でも馳走になっていただろうに。残念ながらこのあたりに知り合いの家はない。赤毛が知らないだけかもしれないが) [Sun 11 Oct 2009 21:48:27]
お知らせ > 刹那@試薬さんが入室されました。 『 (雨宿り) 』 [Sun 11 Oct 2009 21:39:57]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 心地好く体を濡らす雨を振り仰ぐ。 )』 [Sat 10 Oct 2009 22:00:03]
◆エアリー > ( ―――森で暮らす、というのは、ちょっと街の外に出かけて以来、魅力的な提案だった。 何もこんな住み難いところで、生き難い思いをしなくても、静かに暮らすことができれば、それはそれで悪くないと思う。 ただ… それでは許せない。 私の命を自由にできると勘違いしているやつらに、少しでも思い知らせなければ我慢ならない。 ) ( 実行する機会があるかどうかは分からない。 可能性は低いと思うが――― もしもその時が来たらどうするか。 日課にしているトレーニングを気持ちハードにしながら、明確な答えは出ない。 このままで良いわけがない。 何とか打開しなければ、何も出来ない。 けれど、ロッテからの誘いが本当に打開策なのか――― ) [Sat 10 Oct 2009 21:51:06]
◆エアリー > ( 最悪の場合、殺すだけ殺させてあとは知らん振りを決め込まれる。 もちろん許さないが、私一人からの守りを固めるのは、予測できて金さえあれば容易だろう。 ) ( 疑い過ぎているかもしれない。 気分屋のロッテは私が成功すれば、単純に喜んで、一時的にでも良くしてくれるかもしれない。 しかし――― ) ( やはり、先は見えるのだ。 成功した場合、ロッテは地位と金を手にする。 私には 『ロッテから』 金を与えられるかもしれないという可能性があるだけ。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:44:09]
◆エアリー > ( 得るものは、ロッテからの信頼?というか評価?と、金だ。 しかし殺しと直結して手に入るわけではなく、ロッテのわるだくみ、偽装結婚が成立させられなければならない。 殺してくれないかと持ちかけられたということは、信頼については、実はさほど気にかけることもないのかもしれないが、ロッテがある程度の金や地位を手に入れたら、信頼の程度などとは関係なく、身元不明で転がり込んでいて、おまけにわるだくみの全容を知り、さらに依頼されて手を下した私を、無条件で切り捨てる可能性は大いにあるのだ。 家政婦が欲しいなら雇えば良いし、ロッテは私のことを意のままにできるとは思っていないだろうから、用心棒というかビジネスパートナーというか、汚れ役としての立場だって、敵に回った時のリスクを冒してまで与えるものではないはずだ。 写本の内職して家賃の足しにしているとか、そういうロッテとの利害関係の一致が崩れてしまう。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:37:13]
◆エアリー > ( 同居人に持ちかけられた殺しの話。 対象者行方不明では実行する機会もないかもしれないけれど、もしもどこかで生きているようなら、同居人のわるだくみの邪魔になるらしい。 ) ( 生まれついての奴隷の身に、倫理観など存在しない。 そこで下される判断は、実行可能であるか否か、リスクはいかほどか、即座に実行することを前提としたものだ。 ) ( 対象者は自分と同じくらいの歳の女。 武術の心得があるわけではないらしく、単純な体力的にも、特別頑丈ということはなさそうだ。 能力的には実行可能。 しかし表通りの住人で、殺した後に追われるリスクは計り知れない。 家族がおらず親戚とも疎遠といったって、それは生きてどうにか暮らしているからで、死ねばどこからともなく集まってくるものではないのか。 とりあえず、私の所有者だと名乗っていた男の最後はそうだった。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:24:59]
◆エアリー > ( ―――けれど、それでも、必要があるのなら、一般人一人というのは十分に検討できる。 というか、それ以下がない。 老人や子どもといったカテゴリーと肉体労働の成人男性では確かな差をもっているとしても、そこまで選り好みして機会など掴めるものか。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:14:16]
◆エアリー > ( ―――人一人、上手く殺せるだろうか。 人類皆殺しにしてやりたいなんていう気持ちはいつだって持っているものだけど、持てる力では、現実的な線として、健常人一人相手に、不意打ちしかけたとしても怪しいものだった。 例えばロッテのような、いくらか荒事にも慣れた人間が相手となると、それだけでもう良くて五分五分だろうと思う。 さらに殺せたとして、相手が表通りの住人となれば、誰が殺したのかを調べられるだろう。 街は広く人も多いが、だからこそ侮れない。 少しでも騒げばどこで誰に見られているか知れず、基本的には目撃されて姿を知られれば、追い詰められるのも時間の問題ではないか。 自警団その他の組織を過大評価しているのかもしれないが… しかしそうでなければ、表通りの治安はもっと悪くて、逃亡奴隷などの追われる身にも住み易い土地なのではないか。 ここのように。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:09:04]
◆エアリー > ( べしょり。 叩いた感触に力がなくなり、ホットパンツとタンクトップの上にパーカーを羽織った濡れ鼠の娘は、ようやく素早くもない動きを止めた。 転んだりしないだけでも努力の成果と言えるが、どこまでも凡人の域を出ない。 勘だけは良いのだけれど、基礎的な体力もなしに荒事で活かせるものではないだろう。 ) ( ざあざあと冷たい雨が降りしきり、時折稲光が走る。 汗を拭うも何もなく、壁の無い二階の縁まで歩み寄り、雨音くらいしか聞こえない通りを見渡した。 暗闇に障害されない視力も、この雨ではそう遠くまで見通すことができない。 ) [Sat 10 Oct 2009 21:00:09]
◆エアリー > ( 焼け落ちた階段の代わりに廃材を置いて登った二階。 壁も落ちてがらんとしたスペースには、屋根などないけれど辛うじて燃え残った梁があり、そこに手製らしいサンドバッグが吊るされている。 石造りの床の上には、せっかくの平らなスペースにごろごろと角材が転がされて足の踏み場もない。 が――― その中で、音の主であるハーフエルフの娘は、雨など意に介さずといった調子でランプもない空間を動き回っている。 足場を変えて、重心を制御して、可能な限り力の込められる一撃をサンドバッグに。 特別器用ではないようで動きは緩慢。 力も弱く、叩いたところで大した音も鳴りはしない。 体重だけは乗っているが、心得のある者に言わせれば加減を知らないやり方だろう。 理論的には効率良く力を発揮できていても、素手で何かを叩いたりするときに、それが正解とは限らない。 ) [Sat 10 Oct 2009 20:51:03]
◆エアリー > ( 住宅街というか、無人の建物も多いのだけれど、増改築を繰り返されている危なっかしい建物が所狭しと並んでいる通り。 中でも特に地権者からさえ見放されていそうな焼け落ちた建物の二階から、雨音にかき消されてしまいそうな小さな物音がしている。 どうやら、けっこう活発に動いているらしい。 基礎だけ残して焼け落ちている石造りの建物はびくともしないが、争うにしては静かな、踊るにしては単調な何かを叩き踏む音が、飽きもせずに続いていた。 ) [Sat 10 Oct 2009 20:40:15]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( どしゃ降りの通りに、乾いた音が小さく鳴った。 )』 [Sat 10 Oct 2009 20:32:59]
お知らせ > 緋色さんが退室されました。 『( 戻って思う。 吸血鬼に血を抜かれた死体は 解体しやすいようだ。 )』 [Fri 9 Oct 2009 21:03:48]
◆緋色 > ――――― … くひッ 。 ( 嗤う 。 どこかで誰かが 泣き喚く声が した 。 さすが暗黒街と 言うべきだろうか 。 負の感情の塊のような 場所 。 まァ そうではない所もあるけれど 。 例え暗黒街と言えどそこにヒトがいれば、 負とは別の感情だって生まれることは ある。 その感情も 次の瞬間はやはり 負のものになることが 多いけれど 。 ) ――― ひひッ 。 飽きねェでーすねェ 。 ( ゆっくりと 歩き出す 。 ひらひらと 緋色の髪が 揺れる 揺れる 。 ジャラリ 、 ジャラリ。 鎖の響く音を 残して 。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:02:27]
◆緋色 > ( つまるところ、利害の一致 というやつだ 。 ) はァい。 どゥもォ。 今後もご贔屓にィ? ( 嗤いながら 少女は吸血鬼から金を受け取り 、 手を振って見送る 。 それから、 すっかり血を抜かれて多少は軽くなった死体に手をかけ、 ずるずると引いて近くに準備していた荷車に 乗せる。 じゃらじゃら と、 少女の腕にある鎖が 鳴る。 ) じゃァ露涙ィ、 後でバラすから 先によろしくゥ? ( 死体には申し訳程度に麻布を被せ、 周りから見えにくくしつつ 。 いつも連れている少女に そう、声をかけた 。 眼が見えぬ少女だが 、 その分他の部分は良いようで。 問題無く作業所へ戻ることが 出来るだろう 。 ) ―――― さァてェ 。 ( 荷車も見送り、 緋色の少女は1人となる 。 これからもう ひと仕事あるが、 その前に少し 気分転換でもしようか 。 ) [Fri 9 Oct 2009 20:48:37]
◆緋色 > ( ズ 、 ズ … という 、何かが 何かを啜る音を聞きながら 緋色の髪の少女は空を見上げる。 右の眼は 髪と同じ緋色 。 左の眼が包帯をしているので見えない 。 ) ―――― くひッ 。 いィ 夜でェすねェ 。 ( 歪な笑みを浮かべて そう呟けば、 視線は耳に入る音の主へと 戻る 。 ) ( ―――― ズ と いう音を最後に 、 音は消え た。 ) あァー 。 終わり ました かァ? ( 視線の先にいるのは 長身の男 。 そして その男が抱くのは 冷たくなった 女 。 長身の男は吸血鬼で、 緋色の少女の 【常連客】 。 女は 回収すべきモノだ 。 いつもならば抜いた血を吸血鬼に売っているのだが、たまたま新鮮な死体ということもあり、 同じく たまたま 買いに 来た吸血鬼に声をかけて、 此処へ来た ということだ 。 吸血鬼だって飲む血は出来る限り新鮮なもののほうがいいだろうし、 少女としても 回収物 は、軽いほうがいいに決まっている。 ) [Fri 9 Oct 2009 20:40:51]
お知らせ > 緋色さんが入室されました。 [Fri 9 Oct 2009 20:33:44]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』@試薬さんが退室されました。 『(気失うまで男は続け)勉強代だと思っときな?(女は安いが薬は高い)』 [Fri 9 Oct 2009 00:25:38]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (一方的にいろいろやられるほうが楽なんだけれど。薬の効果があるうちは楽しんでおきたい)(それとももしかしてずっと続くの?この薬。飲んでからそれなりに立つと不安にもなる)(力を込めると同時に、男の動きも激しさを増した。限界なんだろう。あたしももう少しだ) んっ つ あぁぁ ! ふぅぅん (ああ、この勝負、引き分け、か。 女は、鼻にかかった嬌声を上げ、頭の中を白くしながら、腹の中に熱を感じて考えた) って、ちょ ん 休みなしか (きっと声も届いていない。男は女の中で果て、欲望を全て出し切る前に動きを再開していた)(いったばかりにはちょっときつい。それでも、薬のおかげでより高みへと登っていける) [Fri 9 Oct 2009 00:19:39]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (男のほうはどうなのか。もっといい薬を飲ませてやった。 だからこんなになっているんだけれど) ほら、一度出しちゃいなよっ! (取りあえず、理性が飛んでるのはわかる。きっと目くるめく快感にイかれてしまったんだろう。しばらく愛撫していたら、いきなり激しく突っ込んできたのだから)(興奮に、感覚の鋭敏化、そして本能の刺激、さらにはきっといい感じに世界が歪んでいるんだろう) ほらほらっ っぅん! (さっさといけと、下腹部に力を込めれば、一緒に刺激も増える。どっちが早いか根競べ) [Fri 9 Oct 2009 00:08:02]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (男の返事はそっけなく肯定を返すのみ。会話をしているほどの余裕はないらしく、瞳に欲望の火を灯して、腰を激しく動かしている。 それにあわせるように、古いベッドがぎしぎしときしみ、男も女も快楽を高めてゆく) がっついてんのね (はだけた胸は、薬のおかげで人並みのサイズ。男はそれに舌を這わせば、生暖かい唾液が粘りつく) 胸、好きなのね ふ はぁ 刺激的よ、ぴりぴり感じちゃう (行為の前に、追加で飲んだ薬のおかげで全身が敏感になっている。背筋がちりちりと焼かれるような、快感が走る) [Thu 8 Oct 2009 23:59:06]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (男と女が一つのベッドの上にいる) あ、 はぁはは いいわぁ (ベッドの上、男に抱かれた女は、喘ぎながら男に語りかける) あんたも、この姿のほうが良いってタチ? (ある薬を飲んで、姿が変わってからは客が増えた。餓鬼じゃ抱く気にはならねぇ、なんて言っていたやつが来た。料金据え置き、手軽な女だ) [Thu 8 Oct 2009 23:47:51]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』@試薬さんが入室されました。 『(二階の一室にて)』 [Thu 8 Oct 2009 23:40:27]
お知らせ > 茉莉花さんが帰りました。 『( 人間は面倒だ。 ――己は犬でありたい、と思う。 )』 [Thu 8 Oct 2009 01:40:34]
◆茉莉花 > ( ぼンやり、ぼンやり。 )( 人間が慌しく生活しているのを見ると、 自分は犬で良かッたと思う。 けど、 ) ( ぼやッと閉じ掛けた瞳を 開いて、己の手を見遣る。 どンなに見ても、何度確認しても、此の手は兄弟の手とは違う。毛が生えていない。 ) …、 ( むくッと起き上がり、木箱から這い出る。 ) … ( その拍子に、靴が脱げて。 眉はハの字、口はへの字。 ) [Thu 8 Oct 2009 01:31:54]
◆茉莉花 > ―――…、 ( 幼児程の身長を持つ子供は、すすッと人混みも軽く抜け、 ) ( 辿り着くのは裏路地だ。 ) ―――――― ヴヴ、 …、 ( 此処にはお気に入りの場所が有る。乱雑に置かれた木箱の中だ。其の中に捨てられてた毛布を敷いて、寝転ぶのが好きだ。 ちょッと箱が狭いから、足は放り投げる形になるけども、 ) …… 、 ( へにゃり、と崩れる表情は赤子の笑みの様な 。 ) ( 寝転ンだ 木箱は暖かくッて、 視界に映る空は濁ッているけど汚くは無くて、 ) ( ぼンやりする、 食後のこの時間が好きだ。 ) [Thu 8 Oct 2009 01:18:08]
◆茉莉花 > ( ――人間の履く この靴ッてやつは歩き難い。 ) ( 口をへの字に曲げて、人ン中を歩く孤児風貌。 …此処はこンな曇り空でもいつも通りだ。 笑い声、叫び声、怒鳴り声、泣き声、 …色々な、おと。 ) … 、 ( 二足歩行を初めて覚えた幼児の様に、 よろよろと時折躓きながら、歩く。 ) [Thu 8 Oct 2009 01:08:38]
お知らせ > 茉莉花さんが来ました。 『( がぽ ッ、 がぽ ッ、 )』 [Thu 8 Oct 2009 01:05:07]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『( 小さく小さく 、 頷いた。 )』 [Wed 7 Oct 2009 23:51:57]
お知らせ > ペセルさんが帰りました。 『先ずは、ゆっくり出来るところへ行きますよ。 (宿はすぐに見つけて…)』 [Wed 7 Oct 2009 23:50:46]
◆黒兎 > ……… 抜け出しゅ、 つもり は、 無かったの よー…… ( と、少女の言葉には 掠れた小さな声で返す。 獣化してすぐはただ本能で行動してしまうようなので、 いたくなかった と言われれば、 そうなのだろう が。 けれど戻らないと心配をかけてしまうし、 治るものも治らなくなってしまうだろう し 。 どちらにしろ、このまま素っ裸で戻る訳にもいかず、 宿に移動する と言われるのには、 頷くだろう 。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:47:28]
◆ペセル > はい。 ペセルですよ。 それにしても、はぁ… (病院を抜け出してきたと聞けば、少しあきれたように息を吐く) 病院が怖かったんですか? このままここに居たら誘拐犯と間違えられてしまいそうですね。 (あまり安全な場所ではない。 世話になっている家もこういうことには煩い。 となれば宿に向かうのが一番だろう。 この辺りに安宿はあったはず) 宿に移動しますが構いませんね。 病院には戻りたくないから抜け出したのでしょう? (裸のままの彼女を抱きかかえたままで) [Wed 7 Oct 2009 23:43:41]
◆黒兎 > ――――― …… ぺ …しぇ…………… ? ( 幸運にも落とされることは無かったよう で、 少女の腕の中、 兎の少女は苦しそうに眉を寄せ、 紅い瞳を 向ける 。 病院にいたおかげで 、 多少は治りつつも まだ完治には至らない傷 。 右腕のほうは自分で爪を立てて引っかいたので傷が増えている が ――― 。 夜の冷たい風に晒されても、身体の熱は冷めることもな く 。 どうして此処に? その言葉を聞けば 、 ぼんやりとした頭で 考えて 、 ) ――― びょーいん …、 ぬけ だして 、 きちゃ ……… た ? ( と。 なんでか疑問系で 答えた。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:37:50]
◆ペセル > !? (腕の中に抱いていた憂さ外が突然重量が増したことで前につんのめりそうになるが、何とか落とさずに体勢を立て直す。 抱きかかえていなかったら確実に落としていた所。 セーフ) …黒兎? (怪我の場所は確かに彼女と一緒だった。 偶然かと思った矢先に本人が出てきたわけで。 軽く混乱する) 獣人ですからね。 そういうこともありますよね。 (とはいえ、裸になられたのはちょっと困る。 理性的に) どうして、此処に? (問いかけつつお姫様抱っこをするように態勢を整えていく) [Wed 7 Oct 2009 23:31:14]
◆黒兎 > ( 性別を確認されれば、 流石に兎にも羞恥心というものがあるので、 ぱたぱたと右足を軽く動かすだろう。 左足は骨折しているので 動かせない。 傷の場所を確認すれば、 黒いワンピースの少女が あの霧で満ちた村で助けた兎の耳の少女と同じ場所を怪我しているのが 分かるだろう。) ――――――――――――――― ……… みゅ …… ( 少女が一瞬目を離したか、 瞬きをしたか、 その瞬間。 少女の腕の中に抱いていた筈の兎は突然重量が増すだろう。 正確には26sくらい。 落とされても文句は言いません。言えません。 どうやら獣化が解けたよう で。 黒い兎の獣は、 兎の耳の少女になっているだろう。 服なんか着ているワケがないので、 裸で。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:25:08]
◆ペセル > (どこかの谷の人のようだったとか言ってはいけません) やれやれ、ようやく落ち着きましたか。 よほど怖い目にあったようですね。 この怪我では仕方がありませんけれど。 (ただの獣と思っている分、遠慮なく男女確認しようとしたり、怪我の場所を確認しようとするだろう。 頭を撫でて気分を落ち着かせるようにしたまま、だけれど) 拾って帰ってもいいものですかね。 (今日のところは一旦宿に向かったほうがいいかなーなんて考えつつ兎を抱く) [Wed 7 Oct 2009 23:15:23]
◆黒兎 > …。……。………。 ( 兎としては精一杯噛んだつもり。 けれどそれで離されることもなく、 何かをされるようなことも 無かった。 されたことと言えば、 己の頭を 撫でられていること くらいで 。 此処でやっと 兎は、 相手が自分に危害を加えるつもりが無いことに 気付いたのだろう 。 噛むのを止めれば口を離し、 噛んだ部分を 、 ごめんなさい と言うように 舐めよう と。 ( 某ジ○リであったシーンとか言わないでッ ) ) [Wed 7 Oct 2009 23:08:51]
◆足音 > (こう怯えているのだから、暴れられたり噛み付かれたりしそうだとは考える) っ! そんなに怯えなくても良いですよ。 別にとって食べようというわけじゃありませんし。 (落ち着かせるように噛み付かせたまま兎の頭を撫でる。 こういう小動物に噛まれるのは不思議とあんまり腹が立たないもので) ふわふわしてさわり心地はいいですね。 (むしろそんなことの方が気になる) [Wed 7 Oct 2009 23:01:43]
◆黒兎 > ( 己の頭上から 声が聞こえた。 女? そう考えるか考えないかの間に 、 兎の足が 宙に浮いた 。 性格には、 黒いワンピースを着た少女に抱き上げられたのだろう 。 何を 、 されるのだろう 。 食べるのか、 傷つけるのか 。 兎は少女の腕の中で逃げようともがくだろう。 そして、 己を抱き上げる腕に 噛み付こうと 。 けれどほとんと体力は残っていない為それほど強くは噛めない。 もちろん少女が気付いて兎を腕から放したのなら 空振りに終わるだろう。 ) [Wed 7 Oct 2009 22:56:34]
◆足音 > (しばらく歩いていれば逃げ出そうともがいている様子の黒い兎の姿を視界に捉える。 こんな治安の悪い場所に珍しい、などと考えつつ) おや、どうしました? こんなところで悪がきに虐められたか、野犬にでも襲われましたか? (逃げようとしているのにうまく逃げられないとみれば怪我をしているようだとは推測をする。 そのまま其の兎を抱き上げてしまおうとするだろう) [Wed 7 Oct 2009 22:48:41]
◆黒兎 > ( 立ち上がり、1歩、2歩歩いてはカクンと崩れ落ち、 地に這い蹲る 。 それを繰り返していれば、 人間の足音が 兎の耳に入った。 通常時ならば、 足音の大きさ、感覚から 、 歩幅や 相手のだいたいの重さ等で それが子どもだということは分かったかもしれない 。 けれど 今の兎の状態でそこまで考えることは出来ず、 ただ、 耳に入ったその音は 、敵の接近を告げるものとして 認識され た。 一目散に逃げ出したいところだが、 怪我をし 弱った身体はそれを許さない。 足音の主が 会ったことのある人物など 、 認識できない様子 で。 ) [Wed 7 Oct 2009 22:45:05]
◆足音 > (あまり大きくは無いが、特に抑えようともしていない足音。 其の足音は貴女の方へと向かっていることだろう。 のんびりとした調子からただの通りすがりという推測は出来ると思われる。 黒いワンピースに身を包んだ少女の姿は、黒兎にとってはどこか見覚えのあるものかもしれない) …こまりましたね。 魔力体質がちょっと変わりましたか…? (片手を握ったり開いたりしている様子) [Wed 7 Oct 2009 22:37:53]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『(静かに、地面を踏みしめる足音)』 [Wed 7 Oct 2009 22:32:27]
◆黒兎 > ( 体が熱い。息が荒い 。 流石にこの怪我で出歩くなんて どこの馬鹿だろう と 。 此処にいるけれど 。 何故 こんな場所に 来てしまったんだ ろ う ? ) ―――― … ( ぴたり と 足を止めて顔を上げる 。 それほど遠くない場所から 犬の鳴き声が聞こえた 。 小さな兎は ふらり ふらり 歩いて 、 何処か物陰に隠れようと 。) ――― ッ … ( カクン と 、 足から力が抜けて 体が倒れる 。 右肩の傷もそのまま。 ズキズキと痛くて痛くてしょうがない 。 衰弱しかけている小さな兎に 体力もそれほどある筈も 無く。 それでも、 路地でそのまま止まっていたら、そのうち犬か猫か、人間か、 別の動物か――― 。 食べられてしまうかもしれない 。 目を上げた先に見えるのは、白骨。 ああならない為にも と、 必死で足に力を 入れるだろう。 ) [Wed 7 Oct 2009 22:23:00]
◆黒兎 > ( 夜の帳が降りた暗黒街 。 闇が支配するこの場所で、 闇に溶けるような色の 小さな兎は 、 左後ろ足を引きずりながら歩いている 。 帰巣本能とでも言うべきか ――――― 黒い兎は 、 暗黒街に戻ってきて いた 。 獣化した時は意識はほとんど無く、ただただ本能に任せていて ―――― 今は なんとなく 分かる という程度か 。 それでも頭は霞がかっているよう な 、 どこか ふわふわとしている 。 怪我のせいで 歩きづらい な と 。 ぼんやりと 考えつつ 。) [Wed 7 Oct 2009 22:16:45]
お知らせ > 黒兎さんが来ました。 [Wed 7 Oct 2009 22:10:10]
お知らせ > 刹那@試薬さんが帰りました。 『 (曇り空の下で団子食べた。赤毛は満足した!) 』 [Sun 4 Oct 2009 23:38:22]
◆刹那@試薬 > 違ったけどな (咎めるような響きには素知らぬ顔で。やっぱり男よりも背が高いのはいいと再認識しただけだ。不思議そうな顔にはなんでもないと告げよう) ヴァーシャ。ほとんど記憶にないけど。そういえばアンタなんでヴェイトスに来たんだ? (出身地を教えるのに赤毛は特に躊躇いもなく、渋りもせずに答えた。とはいえ、出身地の事を聞かれても本当に記憶がほとんどない。これ以上聞かれるのも面倒で、最初に断っておいた。そして代わりに男にヴェイトスに来た理由を問う。答えたくなければそれでいい。矢張り男の考えているのと同じ理由で) 散歩がてらに見たから俺はもう満足 (月に関しては、と答える) 頼もしいなァ、オイ (男の答えに笑って男の家にお邪魔する) [Sun 4 Oct 2009 23:37:20]
お知らせ > 夜合さんが帰りました。 『さ、いらっしゃい。(犬は、取り合えず門の柱にでも。後で縁側、庭へと呼んであげよう)』 [Sun 4 Oct 2009 23:26:58]
◆夜合 > …麻薬と思って飲んだの? (軽く眉を顰め紡ぐのは咎めるような響き――何故か機嫌の良さそうな彼に男は少しばかり不思議そうな顔をして) ……そう。 そういえば、生まれは? (何処なのか、聞いても構わぬだろうか。こんな場所であるから、他人の名であったり家族であったり出自を尋ねるのは気軽に出来る事では無く。御両親の事も、今まで尋ねた事は一度も無かった) 曇ってしまったのが残念だね。まぁ月見は昨日であったけれど―― (薄は、態々用意せずとも家の庭の片隅に生えているだろう。主役の姿が無いのは残念だが貴方の目当ては月では無い様) その時は逃げていいんじゃないかな。 (その時は私も客に頼んでみるよ、なんて微笑んで言えるのは冗句と捉えているから)(からり、下駄足が家の敷地へと入り。戸を開けながら男は貴方を見) [Sun 4 Oct 2009 23:24:47]
◆刹那@試薬 > 麻薬の類かと思ってたらぜんぜん違ェし。これはこれでそこそこに楽しめるけど。あんた吃驚させたりとか (他に有効活用できる場所があるだろうか。いや、ない。少なくとも考えようと思わない。にまにまと見上げてくる男に笑みを返し) 言ったっけか? ……。 (一瞬間があって) ……どっちがハーフでクォーターだっけかな……ずいぶん昔のことだし忘れちまったわ (考える所作は見せるものの、すぐに諦めて肩を竦めた。何せ幼い頃に家を飛び出してからずっと此方暮らしだ) おお、なんでもいーぜ (風流行事とか好きなんだろイエロティアは、と首を捻る男に告げる。だから団子とか用意してると思った、なんて) 死ねって言われたら死ぬしかねぇかな。サンキュー (己はリードを引っ張って、犬が風呂敷に飛びつかぬように。だって己も食うんだし、団子。阻止しなければ) [Sun 4 Oct 2009 23:08:51]
◆夜合 > 嗚呼…、 (時々類似の依頼を目にする事がある。成程あれかと納得してしまうのはこの街の暮らしが長い所為か。しかしながらこうして実際に姿の変わった相手に出会う事は余り無い事で、相手を見上げながら) 前にもそんな事を言っていたっけ? お父さんかお母さんがハーフかイエロティアなのかな。 (見た目は西のようなのに、名前は男の故郷と変わらぬものであるし――最もこの界隈では、名乗った名が真実本名であるとは限ら無いのだが。名前の無い者も少なくは無かろう) ん? うん、ほうじ茶でいいかな? (やっぱり、という言葉に少し首を捻ったが、微笑んで飲み物を尋ね) 下っ端は言われた事は何でもしないといけないから大変だね。 ああ、勿論構わないよ。 (自宅へと歩き出しながら後ろへ視線をやり。犬に取られぬよう風呂敷を持ち直そうか) [Sun 4 Oct 2009 22:52:07]
◆刹那@試薬 > ちょっと前に薬作ったから飲めっていう依頼あったじゃん? 金払いも良いし、飲んでみたらこうなってた (敬語ではなく何時もの口調に戻ったことに関しては特に赤毛は何も思わなかった。子供に語り掛けるような調子が気にならないわけではないが、いつも通りという気もしないでもないし。…。) 俺もイエロティアの血、かなり入ってるからこれ以上は無理っぽいなぁ… (見た目的にはホワイティアと変わらないくせに、血筋的にはイエロティアの方が濃い。イエロティアには見えぬ最たるものだろう、赤毛を摘んでため息を吐いた) お、やっぱり団子用意してあるんだな。俺も付き合うぜ? (あくまでも月見ではなく団子にだ。犬はふんふんと興味深そうに風呂敷を見たり、男を見たり) 上の人の飼ってる犬。なぁ、こいつに水やって良いか? (寄っていくかとの問いには勿論と答えて、男の後に続いた) [Sun 4 Oct 2009 22:39:55]
◆夜合 > へぇ… 何があったんだい? (体が大きくなっても彼は彼。先の間違いならば、と断った口調とは違い常の敬語の抜けた、子供に語りかけるような調子の侭。無論初めの頃は敬語であったけれど、今は幾分雰囲気も砕けてきている) そうなの? 嗚呼、そうだね。私は朱鷺乃都の出だから西の人達と違って余り背は大きくならないから…、 (おそらくこれ以上背が伸びるという事は無いだろう。ほんの少し気恥ずかしげに苦笑した) ああ、こんばんは。 …うん? 嗚呼、お団子が気になるのかな? (流石鼻が良いね、と足元の犬に微笑みかけた。手に提げた木箱――道具箱と共に手に有るは小さな風呂敷包み。昨日の余りで悪いけれどと、今宵客であった遊女が持たせてくれた物) どうしたんだい、この犬は。 (寄って行くかと尋ねながら男は己の家の方へと体を向け) [Sun 4 Oct 2009 22:28:37]
◆刹那@試薬 > 嘘言ってどーすんだよ。マジもマジだよ。…まぁ、俺も最初はぎょっとしたけど (薬飲んで気付いたらコレだ。今までは他人事だったものが己にも降りかかってきただけのこと。思うところはあったが、ある意味新しい世界を楽しめた) ああ、やっぱり視界が違うわ (ほんの数センチだけれど、目の前の男を追い越して) だろ、羨ましいだろう (ホワイティアにしては身長が伸び悩んだのは、恐らくイエロティアの血のせいだろう。のほほんとのたまう夜合に軽く自慢げな視線を遣す) (犬は近づいてきた初めてのにおいに夜合の足元に鼻面を寄せてしきりに臭いを嗅いでいることだろう) [Sun 4 Oct 2009 22:17:41]
◆夜合 > (正解、と言われ男は驚きに少しばかり肩を後ろに引いた。貴方を見つめたまま時間を掛けて瞬きを一つし) …、本当に? (信じられない、という響きがその声には宿っていた。けれど、嗚呼、此処はヴェイトス市だ――有り得ぬ話では無いか) ああ…、うん、 (男は歩みを進め、貴方の目の前まで寄り来れば) ――大きくなったねぇ。 (貴方を見上げながら、のほほんとそうのたまった) [Sun 4 Oct 2009 22:07:12]
◆刹那@試薬 > (非常に分かりにくい。非常に分かりにくいが、恐らく夜合は己の姿に驚いてはいるのだろう、と思う。まじまじと見やる夜合の面に、男はにまにまといやらしい笑みを浮かべた。一寸だけ気分がいい。下らぬことで気分がよくなるのもまだ餓鬼である証拠だろう) 何? (にまにまというか、にやにやというか。困り顔の夜合を見て問う。この薬を飲んだ甲斐もあるというものだ) はい、正解。 どうよ、あんたよりでかくなってやったぜェ? (餓鬼は胸を張りながらたった2cm追い越したことを自慢げに語った) [Sun 4 Oct 2009 21:57:40]
◆夜合 > …… (名前を呼ばれ、男は寝ぼけてでもいるかのように酷く鈍い動作で瞬く) (声も幾分低く落ち着いたものになったように思う相手の顔を、無礼だという事を忘れまじまじと見やり。時折犬にも視線が動いた。男の家に寄り来る猫への態度がおざなりだった印象もあって、犬の散歩をしている姿は尚更男の知っている貴方を遠のかせる) えぇと――― 、 (客商売に何処かでお逢いしましたか、は許されぬのだろうが。少し困った顔で苦笑してほんの少し首を傾げた) 人違いならば申し訳ないのですが…、 (そう言い置いて尚、もごりと躊躇し) 刹那君。 かな? (もしかして。) [Sun 4 Oct 2009 21:46:27]
◆刹那@試薬 > (不意に、己の視界に闇が落ちた。赤毛が上を見上げると月夜は暗い雲の奥に隠れていた) あーらら、曇ってやんの (上司は月を肴に団子だか里芋だかを食うとか食わないとか言ってた気がする。相伴に預かれないのは明白で、その会話自体に興味は持てなかったが。――知り合いの家に行けばそういうの食えるんじゃないだろうかってそんな事を期待した。ちょっとだけ。…大分。かなり) お、っと… (道歩く知人を見つければ) よぉ、夜合。どっか出かけてたのか? (わん! と犬が呼応するように鳴いた。夜合の思考など知らぬ赤毛は、普段どおりの態度で夜合に軽く右手を振った) [Sun 4 Oct 2009 21:36:49]
◆夜合 > (貴方が歩む道、その次の角――道に交差した路地から、靴で道を踏むのとは違う足音が聞こえ来る) ――― (昨夜も仕事で月見を逃した男は、望月の今夜は縁側でゆっくりと月を仰ごうと思っていたのだが――雲に覆われ其れは叶わぬ様子。先程までは良き月夜であったものをと、息を零し)(和装の男が手にした木箱からはからからと、何かが中で転がる乾いた音。己の家へと続く道に出れば、犬を連れた人影に目を留め) ―――、 おや、 (何気なく会釈、を)(しようとして、鈍い動作で瞬いた) (雰囲気や顔立ちは知り合いの少年に良く似ているのだが、背格好がどうにも、) ――こんばんは。 (兄でも居たのだろうかと思いながらも、何時までも眺めているのもおかしい気がして) [Sun 4 Oct 2009 21:28:52]
お知らせ > 夜合さんが入室されました。 『( ざり、)』 [Sun 4 Oct 2009 21:14:17]
◆刹那@試薬 > (いつもだったら角を右に曲がって行く散歩道だが、己は気まぐれを起こして左に曲がろうと犬の紐を引っ張る。犬は初めての道に尻込みし、右に曲がろうとしたが、己はリードを横に引っ張って左を向かせた) 一寸は言うこと聞けよ、お前。お前にだって悪ィ道じゃないんだから、よ (しばし抵抗していた犬も諦めたのか、渋々己に従って歩き始めた。この道の向こうの先、知り合いの家がある。そういえば10歳年をとってから会ってないなとふと気付いた。驚かせてやるのもいいかもしれない) [Sun 4 Oct 2009 21:07:41]
◆刹那@試薬 > (己に向けられていた好奇の目も大分少なくなった気がする。尤も、組織の上の連中は己が図体ばかりでかくなったが、中身は餓鬼のままというのを早くから認識してその扱いに差が出ることは無かった。しかし内面も変わったとしても扱いが変わるかどうか――たぶん変わらないな。アレしろコレしろと全く容赦がない) ホント下っ端って辛ェなァ… (きれいな満月の出た夜空の下、上司の飼ってるお犬様の散歩とかホント泣けてくる。早く来いとばかりにぐいぐい引っ張っていく犬のケツを見下ろして半眼、舌打ち。上司の犬じゃなきゃ蹴り飛ばしているところだ。――暢気な奴) [Sun 4 Oct 2009 21:01:11]
お知らせ > 刹那@試薬さんが入室されました。 『 (日にちが経ち) 』 [Sun 4 Oct 2009 20:50:25]
お知らせ > ロッティさんが帰りました。 『(翌朝、喋り過ぎたとようやく気付くが―――)』 [Sun 4 Oct 2009 04:46:29]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 自分も、このままでは身動き取れないのも事実。 矢面に立たず、お金になるのなら――― )』 [Sun 4 Oct 2009 04:44:14]
◆エアリー > …。 ( 頼る人間がいないからって、金持ちの娘が一人で暗黒街へ来られるものなのか。 疑問は尽きないけれど、とにかくそういうイレギュラーな対象で、メアリアンを知らない自分が何を言っても、ロッテの行動は分からないのだろう。 信じるわけではないが、納得することは諦める。 どちらにせよ、面倒の矢面に立つのはロッテなのだし。 ) ( 機嫌の良い語りのトーンが落ちる。 富や名声には興味ないが、森へ逃げたのでは何にもならない。 逃亡奴隷という身の上もあって方向性は違うが、ロッテの欲も、そういうストレートなものではないのか。 [Sun 4 Oct 2009 04:41:13]
◆ロッティ > 頼る人間が居ないから一人で暗黒街なんて来るような餓鬼よ? どって事ないわ、だいたい法的にあたしがその名前を名乗って、その家に住む権利を持てば――――誰が何を言ったってただの言いがかりだわ? あたしは「夫を探して!」って被害者面して泣きながら自警団に縋るだけよ。 ( それくらい、あたしが見たメアリアン・ロッドは孤立して、わけありで、弱い人間だった。 恐れる理由がない。 この賭けは酷くあたしに有利なのだ。 あたしが迅速に、能動的に、不意打ちでやる限りは。 ) 偽物じゃないわよ。 家とか名前は足がかり。 それだけじゃすぐに無くなっちゃうあぶく銭。 それを元手に今とは一段も二段も上の暮らしを始めれば良いんだわ。 事業起こしても良いし、金持ちと結婚しても良いし、とにかく元手が無きゃこんな可能性は0なのよ。 ( 上機嫌に熱く語り、一つトーンを落とした。 ) 他にあんた如きに出来る事があるならやって見せれば良いじゃない? ええ? 質素に平和に生きたいならなにもヴェイトス市じゃなくても良いし。 森にでも住めば? 案外お似合いかもしれないじゃない。 [Sun 4 Oct 2009 04:30:17]
◆エアリー > …。 ( その言い方はとっても太りそうだけど、気にしてなかったっけ? とは、言わないでおく。 今は。 ちょっと給仕で行ったり来たりして――― ) …ロッテを信じたみたいに、他の、ロッテみたいなのを信じていることはない? ( その世間知らずに付け込もうという奴だって、少なくないと… ロッテなら分かるはずだから、その辺りは見極めているのかもしれないが。 強奪ならそれっきりであるところを、占拠してそこに居続けるというのも、酷く居心地が悪い気がする。 自分の立場を脅かすものの上で生活するというのは――― そんなこと言ったら、ロッテが完全に味方だとも限らないのだが。 ) …その場しのぎなら、どうにかなるかもしれないけど――― ( 結婚だとか、手続きが入り込むのも落ち着かないのだ。 周囲を積極的に欺く、なんていう姿勢そのものが。 …だから、やるというのなら仕方ないが。 ) …偽者でも? ( 自分の立場から、手に入れたという結果まで、発覚すればお終いの成功。 犯罪全部そんなものかもしれないし、好みの問題と言われてしまうとそうなのだが。 ) [Sun 4 Oct 2009 04:19:20]
◆ロッティ > あるなら食べるわよ。 あるだけ。 ( お酒だけ飲み続けても物足りない。 ほら、とせっついていったんグラスをテーブルに置いた。 ) 散々色んな嘘をついた揚句―――自白したわ。 大丈夫よ、あいつあたしを信じてるもの。 色々親切にしてやったし、家まで行って心配してやったら泊めてくれたわ? 普通こんな、一度二度会ったくらいの素性の怪しい人間、家に入れないわよねェ? ( どこまでも世間知らずな餓鬼だ、と嗤う。 あいつだったらまだエアリーの方が怖いくらいだ。 ただ、生きてるとあたしの嘘が綻ぶ。 こんなにずっと行方が分からないんだから――――死んでるんじゃないかと思うけど。 ) だから、暗黒街で結婚なんかするから、失踪したのよ。 両親が殺されたりして、結構複雑みたいよ? まともな家じゃないって。 ( そのまともじゃない家を乗っ取ろうなんていうのだ。 ) あんな家がほったらかしにされるなんて勿体ないわ。 それに二度とない話よ。 お金と、ステータスが手に入る。 あたしは負け犬は嫌なのよ。 こんな所で地道にちまちまやっててチャンスなんか巡ってくるもんか。 [Sun 4 Oct 2009 04:04:41]
◆エアリー > ―――え? あ、しっかり食べるんだと思った。 ( 酒の肴で良いのかと、目を瞬いた。 やってしまったものはしょうがないから、肉に野菜炒めを添えた皿を持って来る。 パンとチーズはバスケットに。 あとスープくらい作ろうかと思っていたが――― そういえば酒を飲む時って、他に飲んだりしなかったような。 ) …どうして、行方不明? その親戚が、財産狙いでやったとかは… ( 『兄』 の部分に付け入る隙がある。 と、それだけ見つめてしまって周りがよく見えなくなっていそうなロッテの様子が不安だ。 来る気配がなくたって親戚はいるのだろうし、何か抜けていないかと首を傾げる。 ) …死んでる、というのは、メアリアンから聞いたこと? それ、ロッテに話したのに他の人には言ってない? ( 誰にもナイショだよ? なんて、皆知っていることだ。 ロッテがどの程度信頼されていたのか分からないけれど、それにしたって簡単過ぎる。 気がする。 ) …そういうところのやつって、暗黒街で結婚したり… ( 分からない。 分からないが、どこもかしこも引っかかりだらけだ。 とんとん拍子に進む話に、首を振った。 ) [Sun 4 Oct 2009 03:52:15]
◆ロッティ > ( 気がつけば1年。 男日照りもいいところだが、コイツを部屋に置いてそんなに経っている。 自分にとってどの程度危険があるか、どんな奴で何ができて何が出来ないかくらいは把握できる。 現状エアリーは、「ほぼ」無害。 なにせ損得関係が上手く回っている。 少なくとも、性格や素性をよく知らない奴に何かを頼むくらいならコイツを使った方がだいぶマシだ。 適当な小遣いでもやればいいんだから。 ) 面倒くさい話だわ―――まだ出来ないの? ( 夜食。 摘みがほしい。 ) メアリアン――――前に話したわよね? そいつが長い事行方不明なのよね。 親が居なくて、親戚も繰る気配も無くて、兄貴は行方不明――――っていう名目で、本当は死んでるらしいわ。 わかる? 「世間的には行方不明」だけど「本当は死んでる」のを、知ってるのはあたしとメアリアンだけなのよ。 ( この憶測が致命的な思い込みである事に、ロッティは気付かない。 以前遭遇した胡散臭い男がこの兄の件を詳しく知っている、ということ。 ) だったら見つかれば良いじゃない? 兄貴―――トゥードル・ロッドが。 暗黒街でリーザ・ベルって女と結婚してた、のよ。 でもその後また失踪しちゃった。 するとロッド家に残るのは誰? 家の持ち主は。 ( 偽物のトゥィードル・ロッドをでっち上げて婚姻届を出して、その男とは小金渡してそれっきり。 残るのは「ロッド夫人」ってわけだ。 ) [Sun 4 Oct 2009 03:24:06]
◆エアリー > …。 ( おや、と思う。 そんなに当てにはされていないというか、小道具程度にしか思っていないのではないかと考えていたから――― いや、それでも話術くらいは求めるものなのか。 …悪い気はしないことに戸惑いながら、お喋りであることと、調子を合わせるのは違うと思う。 とはいえ、できる自信なんかないのだけど。 ) ―――? ああ、“ロッド”… どうして、そんな話になってる? ( 以前、メアリアンの話は聞いている。 が、すぐにファミリーネームが一致しない程度には話が飛んだ。 当たりはつけられるけど、前後が分からないし、何にしたってとんでもなく抜けたことをしでかそうとしているのではないか――― ロッテはバカではないし、一応、通りそうな話ではあるのかもしれないけれど。 ) …。 ( 用済み云々はとりあえず聞き流しておく。 問題は当面の成功率とか安全性だ。 ) …結婚って、そいつ一人殺すだけででっち上げられるもの? ( 良いとも悪いとも言わない。 利益が得られ安全なら殺すし、危険なら要検討。 ) [Sun 4 Oct 2009 03:11:24]
◆ロッティ > 足引っ張るなッてんのよ。 ( ニコリともせずに。 だが見方を変えればそう言う程度には自分側の人間だと認識しているのかもしれない。 当人に自覚があるかどうかは別として。 ) そうね――――結婚? そうね。 まずはトウィードル=ロッドを見つくろわないとねぇ…20くらいの優男でそこそこ小奇麗なの――――。 ( まったくもって説明不足な独り言を呟き、小さく笑った。 成功したらラッキー、でも大それた賭け事だ、うまく行きゃしないだろうけど夢見たって良い、いろんな意味の籠った笑い。 「グダグダしてるうちにつまんないババァ」になるよりずっといい。 ) まともな家政婦雇えるようならアンタはもう用済みね? それとも拾ってほしい? だったら今の内にそれだけの価値を磨いておきなさいよ? ( 平凡な家事が出来て字がかけてバイト出来る程度、じゃ要らないって言っているんだ。 もっと上等な家政婦雇うわ。 気のきいた話が出来て、家事のプロで、料理が上手いのを。 ) さぁね、準備が出来次第よ。 ああ、そうだ―――――若し、そうね、困ったヤツがいてね。 あたしの結婚を邪魔する餓鬼が。 あいつが現れるようだったら、アンタ殺してくれない? そしたらうちに置いてやるわ。 [Sun 4 Oct 2009 02:59:37]
◆エアリー > …いつ? ( なる、と断言しているということは、近々か。 ロッテの場合、そう話していてもそうなる事を期待していただけという可能性もあるのだが。 気分がノっているうちに聞き出せるだけ聞き出そうとして――― 違和感抱きつつ、視点がぶれてしまう。 ) [Sun 4 Oct 2009 02:51:34]
◆エアリー > …ありがとう? ( 心配してくれてるの?という疑問系。 そんなわけないと思うから、こんな時はどこか可笑しそうにするのだが。 …少なくとも自分は、お喋りよりも下手な者の方が信用できる。 嘘も下手だろうなんて考えるのは、短絡的かもしれないし、だからこそ、喋りは上手い方が良いのだけれど。 こればっかりはセンスと、あと努力の問題か。 できないからしない、で済ませてしまっている部分だ。 どうしても、それは媚びだという感覚が拭えないし。 ) せれぶ? …。 結婚するんだ。 ( 偽名というか、そこで本名?名乗ることに内心驚くけれど、きょとんとしてしまうのは、その後半部分に対する素の反応だろう。 ファミリーネームが変わることの意味くらい知ってる。 …そういえば、偽装結婚とか、色々あるみたいだけど、とりあえず――― ) おめでとう? ( 本名については記憶しつつスルーして、うっかり傷ませそうになった肉をじっくり火にかけながら首を傾げた。 …ここではもう暮らさないということか。 …そうなると、私はどうすれば良い? ) [Sun 4 Oct 2009 02:48:15]
◆ロッティ > 極端だってのよ…喋り下手は損するって言ってるでしょ? ( この遣り取りも何度目か。 もっと上手く喋らないといらない損ばかりするっていう―――あたしが一番学んできた事だ。 口が回らない奴と調子を合わせられない奴は周りから疎外されるっての、何度も見て来た。 バイクツ辺りじゃ当たり前のスキルだ。 まぁこいつはこの服装といい、社会性全般、傍目を気にする事全般が駄目過ぎるが。 ) そう、そういうこと。 ( よくわからない相槌によくわからない相槌を返し、また一口呷る。 わかりゃ良いのよ、と。 ) どうって―――――そうね、セレブの仲間入り? 「ロッティ・アレンビー」とはおさらばかもね。 元々本名でもないし。 ( 余計な事を言っている事には気づいているが、酒で気が大きくなっている。 こいつに話したってこまりゃしない、と。 ) リーザよ。 スラムのリーザ・ベルはセレブのリーザ・ロッドになるの。 [Sun 4 Oct 2009 02:34:36]
◆エアリー > …無闇に楽しくしてたって嫌がる。 たぶん。 ( あえて楽しくしようとすることを知らない。 一般的にいくらかは備えているはずの気遣いと、媚びとの区別がつかないのだ。 それでも生まれついての鑑賞奴隷として考えれば、まだマシな部類かもしれないが。 さておき。 顔立ちから、細く平たい体から、物腰から、ロッテ系の派手目な着こなしは難しいというか、そこは鑑賞奴隷、やろうと思えばどうにかなるのかもしれないけれど、そもそも服装に頓着していない。 …ご機嫌斜めなようで、かけるはずだった手間のいくつかを省略し、素っ気無い野菜炒めに変更したのはナイショの話。 ) ―――ああ。 そうだった。 ( ぐだぐだやっているうちに、愚痴ばっかりに――― 見た目はまだ若かったが、自分を産んだエルフの女を思い出した。 そういえば、彼女は何歳だったのだろう。 …何かピントのずれた返事も、よくあることか。 ) …ロッテは、どうするの? ( 答えることじゃないと、また機嫌を損ねるかもしれないが。 相手が何をしているのか知っておきたいのはお互い様。 それにこっちについては 『私はお前と違うんだ』 って、話してくれそうな気もする。 売れそうにない店を始めるとか言い出したらどうしよう。 ) [Sun 4 Oct 2009 02:23:05]
◆ロッティ > そうね、辛気臭いあんたがもう少し楽しければ良いわね。 ( 会話は弾まない、弄っても反応が薄い、特別魅力的な特技があるでもない、つまんない奴。 あたしのお古の服が酷く似合わないのは笑い所? タッパが足りてないのより、着こなしっていうか、姿勢っていうかが様にならない。 ) グダグダやってるうちにババァになるんだわ。 で、後から後悔して愚痴ばっか言うようになるのよ。 そういうつまんないババァをいっぱい見て来たわ。 ( もうすぐ二十六歳月収五万前後の独り身バイト女が偉そうに他人を嘲笑う。 大きなチャンスを得た(ような気になって)、大口を叩いているのだ。 既にあの邸が自分のものになったような、それどころかホワイティア居住区の金持ちになったような。 ) [Sun 4 Oct 2009 02:07:01]
◆エアリー > …うん、楽しければ良いなって。 ( 危なくなければ、だけれど。 とりあえず面倒がなくて良い。 とはいえ――― 今はそうでもないのか。 機嫌の良いタイミングもあったような気はするが… 賭け事? ―――跳ねた語尾は気にしない。 そのくらいで一々反応していたら、ロッテとは暮らせない。 トーンを変えずに頷いて、食材刻む。 ) 今は… 何も。 別に。 他の仕事ないし… ( 家とか借り難いし… 仕事か家かどっちかないと、他所に移って生活の基盤を築くのは難しいものだ。 そんなの全部言うのはなんだか自分から弱みを見せるみたいで癪だから、途中で止める。 ロッテだって、分かってるだろうに。 ―――そういう根本的な生活の話ではなく、生きる道ということなら、ギャングスターとか憧れるが。 元奴隷では、やり難い。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:54:58]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 [Sun 4 Oct 2009 01:48:16]
◆ロッティ > ( 「むこう」の広さに麻痺してくると、今度はこっちの狭さが気になってくる。 なんだって人間が住む場所にこれだけの差が出来るのかってぇ―――――結局全ての権利は金で手に入れるしかないってことだ。 だってあの餓鬼―――メアリアンは良い事をしてる? 凄い能力がある? 人に愛され信用される素晴らしい人? 違うでしょう? あいつは金持ちだからあんな家に住めるんだ。 それ以外の何でもない。 ) あんたいつもそれ聞くわね? 何かあったらなんか言うわよ別にッ。 ( 何て事ない問い返しに苛ッときた。 見張る側はあたしで、見張られる側はエアリーの方だ。 いちいちそんな事を聞かれる筋合いは無いっての。 ) ―――――あんた、この先どうするかとか考えてんの? ( 安いコーン酒を一口呷って、不意にそんな問いかけをした。 気紛れでもあり、時々思う疑問でもあり、あたしの今後にも関係する事だ。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:42:47]
◆エアリー > ( 頷き一つ。 他人を上げるなんてありえない。 ここは自分達だけの空間で、だからこそ安全で… そんな風に考えてしまうのは複雑な部分もあるのだけれど、確かに我が家だ。 居候という自覚をなくしているわけではないが、住み易さ的な感覚で。 ) 変わらない。 …ロッテは? 楽しいことみつけた? ( まさかやばいことは… していたらもっとピリピリしていそうだけど、今日の様子はどうみるべきか。 話の流れで聞いてみる。 ロッテが何かやらかしたりしたら、ここも安全じゃない。 ) うん、今日はロッテの分どうしようかと思ってた。 ( 丁度良かった。 肉なんかはロッテ用の食材だ。 もちろん値段の問題ではなく、好みとして。 ただ、食べないと強くなれないらしいから、ロッテと一緒の時には我慢して食べる。 …狭い部屋だ。 調理しながらでも話くらいできるだろう。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:35:21]
◆ロッティ > ( こいつはこいつで相変わらずの反応だ。 愛想振り撒きもしなければ卑屈になるでもなし、時々苛ッとくる。 金だけはしっかり稼ぐし家事もやれと言った分だけやるから置いているようなもんだ。 ) チッ…変わりは無い? 最近留守にしてるけど、他人を上げるんじゃないわよ? 溜まり場とかにしたら追い出すからね。 ( 言うまでも無いことだし、こいつの態度同様、今までこいつがそんな妙な変化を見せた事は無い。 …一度だけ姿を晦まして、汚い鉢植えを持って帰って来たことがあったか。 詳しい話を聞いて、興味を無くした。 ) …今から作るの? あたしのはあんたと別に作って。 味付け濃いめで。 ( そう言って奥の部屋のベッドにジャケットを放り出し、サイドボードから安酒をひとビン取り出すと、エアリーが普段寝るのに使っている皮張りのソファに腰をおろして足を組んだ。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:24:06]
◆エアリー > ―――おかえり。 寒くなかったし。 あと、月が出てる。 …明日とか、アマウラ人は月を見る日なんだって。 ( 写本の内職は外で… 近所に住む子どもに片手間で教えながらしているから、暖炉をつける必要もないと暗いままというのもざらだ。 月の明るい夜、カーテン開けておけばそれで十分。 ロッテには足りないようだから、帰って来たらつけるけど。 ) …食事は? ( 狭い、という文句は最近増えたような… そうでもないような。 掃除し易いし、二人で住んでもどうにかなる良い家じゃないかと思う。 管理・把握がし易いというのは良い。 ) ( おさがりを貰ったホットパンツにタンクトップで、台所に立っている。 ) [Sun 4 Oct 2009 01:12:17]
◆ロッティ > ( 何日か空けていた自宅は相変わらずのショボさで、このくそったれ扉を開く度に落胆する。 立地は最低、治安も最低、建物も最低。 男に強請って買わせたり羽振りのいい時に自分で買ったりした家具と服だけが上等で、アンバランスこの上ない家だ。 はァ、とその兎小屋に顔を顰めて玄関に煙草を捨て、部屋の奥に声をかける。 無視する日もあるが、あまり勝手にさせ過ぎると調子に乗ってあたしの預かり知らない所であたしを出し抜こうとするかもしれない。 だから時々様子を見て色々喋らせておかしなところがないか確認しないと。 ) ―――居るの? 灯り点けろッての! ああクソ狭いッたらありゃしない――――。 [Sun 4 Oct 2009 01:03:18]
◆エアリー > ( よく行くサラダの美味しい店で教えてもらい、料理のレパートリーは増えている。 たまにとんちんかんな事をしてしまうらしいが、応用も… いや、できていないのか。 できてるような気はするのだけれど。 ) ( ―――おや、早い? ) [Sun 4 Oct 2009 00:59:15]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『 鍵が回り、立て付けの悪い扉が軋んで乱暴に開いた 』 [Sun 4 Oct 2009 00:56:50]
◆エアリー > ( 窓は少し開けたまま。 寝床として使っているソファーで、毎日していればすぐ終わる二人分の洗濯物を畳む。 どうせまた広げて着るのだからその辺に吊るしておけば良いのにと思うのだけど、ロッテは続けて同じのを着たりしないし、部屋が散らかっていたりすると煩いからしょうがない。 ) ( まだ済ませていない夕食をどうしようかと考えながら、手早くきっちり畳めた衣類にちょっとした満足感。 無駄な気もするが、すっきり片付くのは悪くない。 …で、夕食だけど。 ロッテの外泊が増えて、作り置きは止めている。 一人なら、生野菜や果物齧って満足なのだけど、そろそろ悪くなってしまいそうな食材があるのだ。 涼しくなってきたからと油断していた。 ) [Sun 4 Oct 2009 00:52:07]
◆エアリー > ( 週末の夜。 淫売窟にほど近いこの部屋には、遠く喧騒が届く。 確かに月は見ていて落ち着くものがあるけれど、今日だけ特別という気はしないし、満月に拘るつもりもない。 心の平穏というのなら街の音で帳消しになってしまうし、すぐに頭を引っ込めた。 ) ( ―――そんな感覚に、ふと首を傾げる。 四方人間に囲まれた街中で、平穏も何もないだろうに。 『変わりない』 という表現ができる程度には、ここでの暮らしに慣れたのか。 たるんでいる、と思わなくもない。 ) [Sun 4 Oct 2009 00:39:59]
◆エアリー > ( 鉄仮面とか目玉泥棒とか、この街で自警団員が殺されたとか、それに、どこぞの村で怪事件が起きたとか。 新聞広げればどこから集めてくるのかニュースには事欠かないようだけれど、暗黒街で暮らしていても写本の内職して慎ましく生計を立てている者にとっては、どれもどこか遠い話。 鉄仮面や目玉泥棒や自警団員の死は地元のネタで、だからこそ知っているというのもあるのだが――― 元々、逃亡奴隷にとっては道行く人間全て仮想敵だ。 ) ( 実は同居人がその目玉泥棒と関わっていて、目玉泥棒が鉄仮面や自警団員の死と関わっているのだから世間は狭いが、そんな話は知らない。 同居人――― ロッテが外泊して帰って来ないなんてのはよくある話だし、それにしたって最近頻度が多いけど、仲良しでもできたか新しい趣味でも始めたか。 変な臭いとかさせて帰って来るのでなければ干渉する気もなかった。 目玉泥棒邸に我が物顔で入り込んでいるなんて、どうして気付けるものか。 ) ( 転がり込んでもう一年になる。 ロッティ・アレンビーの部屋の窓を開けて、身を乗り出し空を仰いだ。 よく分からないけれど、アマウラ人は今日か明日か、月を愛でる日というのを設けているらしい。 このところ雨が多かったけれど、今夜はよく晴れている。 ) [Sun 4 Oct 2009 00:31:39]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 変わりない。 )』 [Sun 4 Oct 2009 00:18:27]
お知らせ > 茉莉花さんが退室されました。 『( 人間は、沢山他の人間が居る場所に弱い と云う事を知ッている ) 』 [Sat 3 Oct 2009 00:33:46]
◆茉莉花 > ――― ぐッ、 ゥ、ゲホッごほッ、 ( 一瞬息が出来なくなッて、咳き込む。さッき食べたばかりの肉が逆流しそゥだ。 ――ソイツは、変らずニヤニヤと嗤ッてる。これを人間達がなンて言うか 知ッてる。 ) ( ――悪魔みたいなやつ、だ。 ) ……ッ、 ヴ ゥ ( 腹を抑えながら、ヨロヨロと立ち上がり。ソイツを睨みつける が、 ) ( 男の手に 鈍い光を見た。 これをなンて言うか知ッてる。武器だ、あれは拙い、勝てッこ無いンだ。 ) … ッ、 ( 敵に背を向けたくない、なンて言えない。今は逃げるしかない。 子供が初めて歩行を覚えた様な、覚束無い足取りで ――人間の居る方へと 逃げる。 ) [Sat 3 Oct 2009 00:27:57]
◆茉莉花 > ( ソイツの足が髪から退いた瞬間に、起き上がり 唸り声を上げる。 ――人間は己が見る限り三通り居る。 怯えた様に逃げる奴と、敵対して来る奴と、コイツみたいに意味も無く笑う奴。 ) ―――― ヴヴヴヴヴ… ッ、 ( 犬の様に四足で、目の前に立つ相手を睨み、 グッと足に力を込める。 ) アアアア゛ア゛ッ ! ( ダン、と地面を蹴れば ソイツに向かッて飛びかかる 、 ) ( けども、 ) ンぎゃ ッ!? ( 腹部を蹴り飛ばされ、 地べたにガンッと勢い良く落ちた。 ) [Sat 3 Oct 2009 00:16:25]
◆茉莉花 > ( ―――髪のひッぱられるような感覚。寝転ンだ体勢のまま、視線だけを其方に向けた。 ) ……、 ( 思いッきり己の髪を踏まれている。起き上がろうとすると頭部に痛みが走り、起き上がれない。 ) ( 口をへの字に曲げて、眉顰めながら ソイツを見る。 ) … ヴヴヴヴヴ…、 ( 喉の奥から 僅かに唸り声を上げて、 ) ( いつも思うが、なンで人間は皆同じ顔してンだろうか? 顔に毛が生えてないから解らない。 ) [Sat 3 Oct 2009 00:05:53]
◆茉莉花 > ( 仰向けに寝転べば、闇の中に幾つも星が輝いているのが見える。 ) …、 ( あの星は、如何やッて光ッてるンだろう。何処に在るンだろう。 前に屋根に登ッて 捕ろうとしたけど無理だッた。 ) ………、 ( 遠い様に見えて 案外近くにあるものなのか。 ) ……、 ( 体勢は其のままに、右手だけ ぐぐッと空に向かッて伸ばす。 ) ( ―― 頭の方から響く足音には 気付かないまま、 ) [Fri 2 Oct 2009 23:53:05]
◆茉莉花 > ( ―― 欠伸が洩れた。 ) … イ゛ イ゛ ヴェ イ゛ 。 ( 濁ッた声が喉の奥から零れる。 「 イイテンキ。 」 人間がこンな天気の日によく使う言葉だ。 ) ―――――、 ( さッき兄弟が捕ッてきた餌を食べたばかりだから、腹も満腹。口と服にはべッたり血液が付着しているけれど、 ) ン ―――― 。 ( 満足そうに、 路地裏の地べたに寝転ンで 伸びをした。 ) [Fri 2 Oct 2009 23:44:20]
お知らせ > 茉莉花さんが来ました。 『( ―― ク ア ァ、 )』 [Fri 2 Oct 2009 23:39:53]
お知らせ > ルァ@試薬さんが帰りました。 『スラムまでと言わず、近くまで送ろうか?( なんて冗談言って 笑う。 )』 [Tue 29 Sep 2009 04:24:09]
◆ルァ@試薬 > ……? ( 無理だよ と 眉を顰める様子を見れば 、 怪訝そうな表情を向けるだろう 。 肩の辺りを掴むのは目に入ったが 、 嗚呼、 種族的なものが 理由かな ー と、 解釈をした。 吸血鬼は あまりいいものとしては見られないから 。 ) ――― みゅ。 いひゃい――― いひゃいよ … ( 頬を引っ張られれば、 痛いと 抗議の声 を 。 どうやら彼は見かけよりも年上らしい ということを 、 子どもは知った 。 ) ――――― … 人間だから ね 。 ( あったかい といわれれば、 そう 返して 。) ん。 じゃぁ 帰ろうかな・・・ 。 ( 答えて、 差し出された手を 取って ) [Tue 29 Sep 2009 04:22:21]
お知らせ > ライヴィスさんが帰りました。 『 スラムまで案内してよ? ( 偉そうに手を 差し出した。 )』 [Tue 29 Sep 2009 04:15:27]
◆ライヴィス > ――― …無理だよ。 ( 僅かに眉顰め、溜息交じりに返す。 ) …… 良い仕事なンて、さ。俺が付けるンなら ティースはとッくに付いてるッて。 ( 片手で肩の辺りをグッと掴む。 行動は、無意識 だけれど。 ) ――― ハッ、吸血鬼ッつーのは 見掛けより長い時間を生きる種族なンです−。 ( からかう様な声音で、少年の頬をむにッと引張ッてやろうと。 ) ( まァ、己は吸血鬼としても全然生きてはいけないけど。 ) …――ティースは、あッたかいよ。 ( 流石子供、なンて。如何にも余計なひと言を付けたしたくなッてしまう。 ) ( 強張ッた少年の身体、 首筋を一度すうッと撫ぜれば手を離し、 ) …… ありがと。約束な。 ( なンて、云おうか。 彼はお人好しだと思う、己が次は殺さないとも限らないのに。 ) …さて、と 、 ( ひとつ息を吐き、 ) ――…そろそろ帰らないと 。 ティースも帰るンでしょ? ( 彼を見遣り、こてンと僅かに 首傾げれば、 ) [Tue 29 Sep 2009 04:14:27]
◆ルァ@試薬 > ――― いい仕事、 ねェ…。 こんなトコより もっといい仕事、ライヴィスならつけると思うけど ? ( と、 少年が奴隷ということを知らぬ子どもは 、 言う 。 此処の薄汚いような仕事よりも、 少年が住むトコロ辺りのほうが いいのではないか と 。 ) ―――― む。 ガキって 、 ひどいなァ…。 ( そんな年変わらないじゃん なんて、 ブツブツ言いながら。 ) ( 触れた頬は 冷たい 。 その冷たさに子どもは淋しそうに 笑った 。 ) ――― 冷たいね 。 ( と 言葉を落としてから、 手を離そうか。 ) ( 少年の手が 自分の首筋に近寄れば、 子どもはビクリと 身体を強張らせるも、 次の言葉には 笑って 。 ) 体調が悪く無い時なら、いいよ 。 [Tue 29 Sep 2009 04:06:13]
◆ライヴィス > ―――… 、 ( 言葉に深く頷いて、同意。 腐ッてしまえば人肉嗜好主義者だッて食べないだろうし、片付けられるか土に還るまで其のまま、だ。 ) …そ?なら良いけど、 ( 何でも無い、と云われればそれ以上訊く事もせず。僅かに小首傾げたが、 ) …、 ( 仕事の話に、かくッと肩を落とした。 ) ちょッとずつ集まれば良いンだよね −。…なるべく早く貯めたいン だ。 ( 何か仕事あッたら教えて、と 。笑いながら、軽く告げ、 ) … 俺はティースよりしッかりしてると思うよ。 ( 頬を膨らませた少年に、 ガキ、ッて呟きながらクツクツと笑う。 ) ( 頬に触れた手、一度視線を其方に向け、彼へと戻そう。 ――己には暖かい子供の体温が伝わるけれど。少年に伝わる己の体温は きッと冷たい死体の其れ。 ) ―― 大丈夫なら良かッた。 …俺も、平気だよ。さッき吸ッたばッかだし、 ( 云いながら、口許は弧を描き笑む様に、 ) ―― けど さァ、 ( 片方の手を少年の首筋へ、撫ぜる様に持ッて行こうか。 ) また 足りなくなッたら お願いするかも。 [Tue 29 Sep 2009 03:58:30]
◆ルァ@試薬 > ――― … 腐った死体とか、 見たくもないよ …。 ( 本当。 あれは放置するようなものじゃァ無い 。 生ゴミよりもタチの悪いゴミだと 思うんだ 。 ) ――― ぁー 。 … なんでもない 。 ゴメン。 ( どうしたの ? と尋ねられれば、 困ったように 小さく笑って そう返す 。 お金の話には 少しだけ首を傾げて 。 ) うーん …。 でも 、 僕の仕事は大金が手に入るようなものじゃ 。 無いから ……。 ( そんないい服を着ているのにお金が必要なのか。 家が大変なのかな なんて、 勝手に想像を 巡らせていたり 。 ) ( 強調された は には、 気付いたようで。 なんだようー なんて 小さく頬を膨らせてみせよう か 。 一人称につっかかったこをと気付かれなかったのには、 ほっと しつつ。 ) ( 体調のことは、 軽く 笑って 。 ) ただの貧血だから、 大丈夫だよ 。 休めばすぐ直った し 。 ( そう答えながら、 右の掌を 、 少年の頬へと 軽く触れるように 伸ばそうか 。) ――― そっちは? ( と、 眉尻を下げる少年に 小さく首を傾げ。 ) [Tue 29 Sep 2009 03:49:40]
◆ライヴィス > ――― 腐ッた死体は吸う気起きないンだよ ねー。 ( ぼンやり死体思い出して、吐き気が込上げて来た。あれは路上に放置しちゃァいけないと思う。 ) ――――… ? ( ふと、少年の動作が視界に入ッて。 どうしたの?ッて小さく尋ねようか。 ) ――― あー、うン。 時間に融通が利く様な仕事 探してンだよね。ちょッと大金が必要で、 ( 頬掻きながら、微苦笑浮かべて問い掛けに答える。 ――金額ザッと80万。解放される為に絶対必須の金だ。 ) ―――… 俺 "は" 迷子じゃないよ。ちょッと場所が解ンなかッただけだし。 ( は、の部分強調した。一緒にすンなと云わンばかりに。 つッかかッた一人称には気付かずに、 ) ――― ン ぅ、あンまり危険が多いのもな…。 ( 餌が無いのも嫌だけど、悩むところだ。 ) ( 薬物中毒者の死体が多いッて言葉が少年の口に出ていれば、 もう2度と近付かない、と心に決めた のに。 ) ――――… あ、 ( ふと、思い出した様に、 ) あれから、体調悪くなン無かッた? ( 吸血の後、 ――若干申し訳無さそうに眉尻下げて、 飲み過ぎたから、ッて付け足そう。 ) [Tue 29 Sep 2009 03:38:54]
◆ルァ@試薬 > ( 疲れるから という理由も、 大いにあるけれど 。 死体は腐るのが遅くなる という言葉には 1つ 頷く 。 ) そうだね 。 夏だと腐ってひどい匂いするからねー 。( そういう意味では、 この子どもも、 寒いのは嫌ではないのだけれど 。 けれど、 雪 。 物言わぬ躯 。 ただただ冷たく 寒い ――― 脳裏に浮かぶ 白い光景 。 ) ( ふ 、 と短く息を吐けば 、 軽く頭を 横に振った 。 ) ん …? 人出不足は どうなんだろう …。 ( なんで? と 聞いてみようか。 ) ( そっぽを向く姿を見れば、 困ったなぁ と 言うように 苦笑を漏らして 。 ) 確かに境界線は無いねー 。 わた ……… 僕も 、 よく迷子になったし 。 ( そう言って 肩を竦めるような動作をして から ) 餌 … は、 どうだろうね 。 スラムよりは死体も多いけど、 スラムよりも 危険が大きいと思う よ 。 ( 逆に自分が餌にされても 文句は言えない と 。 更に言えば、 薬物中毒者の死体も多い為、死体だからと言っても、飲むのは注意が必要だろう。 ) [Tue 29 Sep 2009 03:29:45]
◆ライヴィス > ――― ふぅ ン? ( 返された言葉に、不思議そうな表情浮かべ 小首を傾げた。 )( ――少年の事等殆ど知らぬから、 疲れるからかなあ、なンて勝手に解釈をし。 ) … あァ、そうだね。寒くなる な。 死体は腐るのが遅くなるし、俺には好都合。 ( 仕草見る限り、少年にとッては寒くなるのは好都合、では無い感じ。さらりと己の意見呟けば、其れ以上は言葉に出さず。 ) … へえ、仕事。――― …ねえ、其れッてさ、人手不足とか 無いの? ( 首傾げたまま、彼を見遣り 問い掛けよう。 ――呆れた様な、困ッた様な。そンな視線が向けられれば、口をへの字に曲げて、ツィとそッぽを向くけど。 ) ――― 此処が暗黒街ね、境界線とか無いと解り辛い…、 ( 溜息交じりに呟いて、 ) 怖い人がいッぱい居るならさァ、 餌も大量に在るかな。 ( クツクツ 軽く笑いながら。問い掛け と云うよりも楽しそうな独り言を。 ) [Tue 29 Sep 2009 03:19:10]
◆ルァ@試薬 > ……? ( 少年の 声に、 不思議そうな表情で顔を向ける 。 弔わないンだ という呟きは聞こえたようで 、 子どもは複雑そうな 表情を浮かべて ) ――――― … 掘って埋めるの って 、 嫌いなんだよね 。 ( と 。 火葬しようにも火も無いし 。 ) どんどん寒くなってくし 。 ( 付け足すように呟けば、 手で頭を掻いて 。 とても弔わない理由は 、 子どもの とっても個人的なものだった 。 ) んー …? ( スラム在住じゃなかったっけ? と 聞かれれば、 ちょっと 考えるような様子を 見せてから ) ―――― 僕は 、 仕事でね。 こっちのほうに 届け物 。 ( で、 キミは? と聞こうとする前に、 少年の 言葉。 スラムじゃないよね? というのに、 若干の呆れも含んだ、 困ったような視線を 。 ) ―――― 此処は暗黒街 。 スラムよりも怖い人たちがイッパイいる所だよ 。 [Tue 29 Sep 2009 03:10:50]
◆ライヴィス > ( 少年の仕草をジッと何も言わず 見遣り、 ) ――――… あれ、 ( 間抜けな声出した。路地の隅に置かれた猫との屍と、少年を交互に見遣り。 …弔わないンだ ッて言葉は呟く様に。 ) …… 弱いから ね。 ( 仕方無いッて言葉に、頷きながら告げ、 ) ( 僅かに 首を傾げた。 ) … ティースッてスラム在住じゃ無かッた ッけ? ( 在住と云うより寝床にしてるッて感じの話だッたが。 ) … つーか、此処ッて 何処。 ( スラムじゃないよね? と、 ) [Tue 29 Sep 2009 03:03:03]
◆ルァ@試薬 > ( 魔女さんの薬によって再度少年になっている子ども 。 この吸血鬼の少年と会う時は、 このほうがいいなぁ なんて 考えつつ 、 猫を一度 優しく撫でてから 路地の隅へと 置き、 吸血鬼のほうへと 近寄ろうか 。 ―――― 猫を弔う とか そういうつもりは無いらしい 。 ) そう …。 かわいそうだけど仕方ないよね 。 ( 俺が殺した訳じゃない という言葉を聞けば、 少しだけ苦く笑ってから 、 そう返す 。 傷だらけの猫 。 おそらくどっかの誰かの戯れに 殺されたのだろう 。 もし吸血鬼の少年が殺していたとしても 、 怒ったりは しないが 。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:58:45]
◆ライヴィス > ( さァまた迷ッて帰ろうか、と進行方向に向けた足は、驚いた様な小さな声が聞こえて、 そのままの体勢で止まッた。 ) ―――― … ン 、 ( ゆるりと振り返れば、以前知り合ッた少年の姿。 ) ( あ――― 、ッてやる気の無い声洩らして、 ) そう、餌。でも俺が殺した訳じゃないよ。 ( と、視線は少年へ向け、指先は猫を差す様に向けて、返した。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:54:40]
◆ルァ@試薬 > この猫はキミの食事だったのカナ? ライヴィス 。 ( 既に息も、 血も無い猫の首根っこを持ち、 ぶらり と揺らしながら 顔見知りの少年へ そんな声をかけようか 。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:48:56]
◆少年 > ――――― ゎッ ? ( 暗黒街を歩いていた少年は 、 突然 目の前に投げられてきた物体に驚いたような声をだし、 それを両手てキャッチしよう 。 ) ―――― …… ? ( そういえばさっき、すれ違いざまに楽しそうに笑う男達が 、 猫がどうの と、 言っていたが ――― 。) ( 猫が飛んできたほうを見遣れば 、 黒髪の少年は 少しだけ首をかしげた 。 そして 、 ) [Tue 29 Sep 2009 02:48:34]
お知らせ > 少年さんが来ました。 『( 円を描いて投げられる猫を 受け取る )』 [Tue 29 Sep 2009 02:43:49]
◆ライヴィス > ――――…… 、 ( 血液を流し込めば、一旦は渇きは治まる。此れが何時まで続くか解らぬけれど、 ) …、 ( 手に持ッたままの猫を、 ) …、 ( ぽォン、 と 投げ捨てた。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:41:48]
◆ライヴィス > ( 嫌な笑い声を上げて、男達は何処かへ去ッた。 完全に見えなくなるのを確認して、ゆるりと足は 怪我を負ッた猫の方へ。 ) ――――――…、 ( 手を伸ばす。触れても、撫ぜても、ぴくりとも動かない。どうやら息絶えた様子。 其の小さな体を持ち上げて、先程の細道へと 戻り、 ) ――――… 勿体無い、 ( 呟いた。折角の血液をあンな場所に捨ておくなンて、勿体無い。動かぬ猫の首元に噛み付いて、―― 血を啜る。さッきまで生きていた暖かな血液が、喉を通り、身体に流れ込ンで きて、 ) … ハ ッ、 ( ギリギリまで吸えば、口を離し。 顔に付いた血も舐め取ろう。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:28:08]
◆ライヴィス > ( こン、こン、こン。 ) ( 何かを蹴る様な そンな足音。 ) ――――― …? ( 後ろを振り返り、其方へと歩みを進める。 ――近寄る5度に、音は鮮明に聞こえてくる。笑い声、と、悲鳴の様な 音。 ) ( 建物の陰から見えた ものは、小さなネコを蹴る無法者の姿。笑いながら楽しそうに、蹴り飛ばして。 ) …、 ( 其れを、可哀想だとは思わない。 死ンだら血が吸えるかな、とか そンな事。 ) [Tue 29 Sep 2009 02:09:31]
◆ライヴィス > ―――……、 ( 血が欲しい。喉が渇いた。 …そンな事ばッかり考えると人を襲いたくなッてくる。ぶン、と一つ首を横に振ッて、 ) … 別の 事、 … ( 溜息交じりに呟く。 ) ( ―― 例えば、日を重ねる毎に増える 主宅のクッションの出所とか。なンであンなに買い漁るンだとか。 そもそもあの量は必要なンだろうか、とか。 ) ( ―― クッションの事しか思い浮かばない。 ) … ッ、 ( ギッと 壁に爪立てる様にして力を篭め、 立ちあがる。 ) ( こン、と 背後から足音が聞えた。 ) [Tue 29 Sep 2009 01:53:59]
◆ライヴィス > ( ぐらッと視界が歪ンで、建物の壁に手を付いた。 ) … ッ、 ( ――血が足りない。前回吸ッてから、どれ位経ッただろう?頻繁に動物の血液を啜ッているが、物足りない。 ――ごン、と壁と額がぶつかッて、 ) …… 疲れた な ァ。 ( なンて、ポツリ呟く言葉。 ) ( 小刻みに指先が震えるのは、血が不足しているからか。だからッて、人を襲う事も出来ず。 ずるずる、と壁に凭れかかる様に座り込ンだ。 ) [Tue 29 Sep 2009 01:41:04]
◆ライヴィス > ( 夜と云ッても完全な黒と云う訳では無く、濃紺。其れは己の眼に映る空の色であッて、他の奴が見たら如何だかは解らない。 ) ( 例えば、今歩いてる此の道だッてそうだ。 己には細道が何本も続いている様に見えるが、他の奴が見たら大きな道一本なのかも知れないし。 ) …… ふう、 ( 溜息一つ。 ) ( こンな事ぼうッと考えてたが、まァ状況が如何にか変る訳でも無い。 手ッ取り早く今の状況を云えばこうだ。 ――迷ッた。 ) … あァ― なンか前にもあッた気がする、 ( 暗黒街の細い通りを、ゆらゆらと力無く歩く 奴隷吸血鬼。 ) [Tue 29 Sep 2009 01:30:49]
お知らせ > ライヴィスさんが入室されました。 『( ―― 空は 濃紺だッた。 )』 [Tue 29 Sep 2009 01:26:22]
お知らせ > スズキさんが帰りました。 『(性別なんて関係ないんだってことを。)』 [Sun 27 Sep 2009 07:47:08]
◆スズキ > (どんなに見えない格好をしてても自分は女だと気づかされるこの瞬間がすごく腹立たしくてたまらない。)だから───証明したい。 [Sun 27 Sep 2009 07:46:55]
◆スズキ > (辛いよ、痛いよ。なきたくなるけど───でもやらなきゃいけないんだ。立ち上がって腹を抑えながら台へ向かおう。) [Sun 27 Sep 2009 07:45:44]
◆スズキ > (自分でこうありたいと決めてなったことじゃないのに、選択できなかったことにとても腹が立つけどもそろそろやらないと薬だって買えなくなる。) [Sun 27 Sep 2009 07:45:13]
◆スズキ > (それは言い訳にすぎないし、そうなりたくないと望んでも仕方のないことだと自覚していた。でも現実を見るには今辛すぎて少しだけなきたくなった。) [Sun 27 Sep 2009 07:41:23]
◆スズキ > (今日はあとやらなければいけないのが2つあった。まだ3しか終わってない。本当に不調すぎて自分の身体が憎かった、) [Sun 27 Sep 2009 07:32:28]
◆スズキ > (台の上のソレはまだ中途半端なままであった。どうにか片付けようと思うものの中々進まないのが現状であった。)今何時だろう───(日はもう上がっているのか?地下室にはわからない。) [Sun 27 Sep 2009 07:26:59]
◆スズキ > (この日が人生で一番嫌いな日なのだがいかんせんなくなることもなかった。)───ガキなんて絶対───(いらないって言葉を飲み込んだ。自分はそういう立場に立てないと自覚しているのだ。) [Sun 27 Sep 2009 07:24:31]
◆スズキ > (腹が物凄く痛くなる日。それは地下室の角で蹲っていた。) [Sun 27 Sep 2009 07:23:06]
お知らせ > スズキさんが来ました。 『(月にある機嫌の悪い日)』 [Sun 27 Sep 2009 07:22:07]
お知らせ > スズキさんが退室されました。 『───最後は小川で昼寝だ。(本も持っていこう。)』 [Sat 26 Sep 2009 06:33:26]
◆スズキ > (林檎を買って少しだけショッピングをする。ウォッカが好きだから安いウォッカを探そう───シガーも買っておきたいし。)後は───(空を見上げて───。)(煙を吐いた。) [Sat 26 Sep 2009 06:31:43]
◆スズキ > (元々片付けは嫌いじゃないし、狭い部屋だからすぐに綺麗になる。反面狭いからすぐに汚くなるけれど。)───帰って洗濯して、買い物でも行くか。(丁度洗濯を干し終わる頃には市場も空くだろうから少しだけ贅沢をしよう。) [Sat 26 Sep 2009 06:29:57]
◆スズキ > (吐き気というより頭痛に近かった。最近ずっと地下にこもりっぱなしなのがいけないのだろう。)───洗濯しなきゃな。(シガーを加えたまま頭をかいた。数日忙しさにかまけて部屋の中を乱している。部屋の乱れ心の乱れにつながるから。) [Sat 26 Sep 2009 06:19:41]
◆スズキ > (ポケットからシガーを出してこの吐き気、どうにかならないか試したみたけど。)───余計無理。(頭にまで煙が蔓延しそうになって吐き気がした。) [Sat 26 Sep 2009 06:16:14]
◆スズキ > (ここ数年お日様の下で働くときは必ず睡眠をとってからにしてるものの、日の光は相変わらず苦手で どうすれば元に戻るのか考えることがあった。) [Sat 26 Sep 2009 06:14:24]
◆スズキ > (数時間も暗い中にいると太陽が凄くまぶしくかんじて、少しだけ吐き気がしてくる。) [Sat 26 Sep 2009 06:12:48]
お知らせ > スズキさんが入室されました。 『───太陽がまぶしかった。』 [Sat 26 Sep 2009 06:12:07]
お知らせ > 茉莉花さんが退室されました。 『( さあ、あとは喰うだけだ。 )』 [Fri 25 Sep 2009 23:20:46]
◆茉莉花 > ( ――悲鳴が雨の音より大きくなる。 ) … ヴヴヴ ッ、 ( 威嚇する様に唸り声を上げて、泣きじゃくる子供の首に噛み付いた。バタバタと動く子供。落ちてる石で何度も何度も頭を殴る。 ) … ひッ、 ひひッ、ハハァ アハッ、 ( 子供の頭から血が溢れだして。動きが止まッた。 ――孤児風貌は楽しげに嗤う。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:19:12]
◆茉莉花 > ( ―――子供がいた。 ) …、 ( 建物の陰に隠れる様に、己より幾分か大きい位の人間の子供が、啜り泣いていた。 ) ……、 ヴ、ア ゥ、 ( 喉の奥から零れた音。驚いた様に見上げてくる子供。 ) ( 少しの間、眼と眼を合わせて、いたが、 ) ――――、 ( 「 いただきます。 」 音には出さず、口だけ動かして 其の子供に飛びかからン。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:13:08]
◆茉莉花 > …、 ……? ( 声が聞こえた。 ) ( そッちを振り返る。声とか音なンて何時も聞こえるものだが。 今の声はちょッと何時もと違う気がした。 ) …、 ( サイズの合わぬ靴を引き摺る様に歩いて、音のする方へ。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:00:23]
◆茉莉花 > ( 濡れた髪が鬱陶しい。ぶるッと顔を振るうけれど、顔に張り付いただけだッた。 空に向かッて口を開ければ、水が口の中に入ッてくる。川まで行かなくて良いのは、楽だ。 ) … ア 、アア ヴェ 。 ( 雨、と云う天気。人間達はあまり好きじゃ無いらしい。 )( あの顔は知ッてる。 嫌悪ッて顔だ。己や兄弟を見る時の人間の顔。 ) [Fri 25 Sep 2009 22:53:19]
◆茉莉花 > ( ―― 裏路地の一角で、空を見上げた。 ) … ッ、 ( 眼に雨が入ッて、眼を閉じて擦る。 ぱちぱちと何度か瞬きして、また空を見上げ。其の繰り返し。 ) …、ヴヴ 、 ( 雨の日は餌が少ない事を知ッてる。此処ら辺を出歩く人間が減るからだ。 )( ぐうううう、と切なそうに腹が鳴ッた。 ) [Fri 25 Sep 2009 22:45:05]
お知らせ > 茉莉花さんが来ました。 『( アメ。 ――空から水が落ちてくる天気のこと。 )』 [Fri 25 Sep 2009 22:41:33]
お知らせ > スズキさんが退室されました。 『(マスクをつけて地下に戻ろう───)』 [Fri 25 Sep 2009 08:06:23]
◆スズキ > (何も変哲のない顔をして全てを粉々にする自分はここのやつらからどんな目で見られてるのか。たまに考えると具合が悪くなる。でも───これが自分の人生だ。) [Fri 25 Sep 2009 08:06:10]
◆スズキ > (家に帰ったらすぐに寝て起きたら白いライスが食べたいと心の底から思った。ナットーなんてあれば最高だけど。)───いくか。(珈琲を飲んだ胃が少し重かった。) [Fri 25 Sep 2009 08:04:46]
◆スズキ > (向こうは気を使って出してくれたのだろうが珈琲ではなく水にしてほしいと伝えるべきだったと反省した。)(頂いたものだし、全部無理やりクチにつめることにしよう。) [Fri 25 Sep 2009 08:03:22]
◆スズキ > (貰った干し肉が唯一まともな味がした。でも塩をまぶしすぎて点数的に言えば30点というところだろうか。)───味付けがおおざっぱすぎる。(料理がちょっとした趣味だから文句をぶうたれてしまった。) [Fri 25 Sep 2009 07:59:56]
◆スズキ > ───苦い。(正直に言えば珈琲は苦くて好きじゃないし、パンはぱさぱさしてて 口の中の水分を全部取られそうで好きではなかった。) [Fri 25 Sep 2009 07:56:46]
◆スズキ > (流石にこのままだと体力のほうが疲弊してしまうからと、差し入れでもらった硬いパンと不味い珈琲を飲むことにした。少しはこれで眠気もまぎれるだろう。) [Fri 25 Sep 2009 07:56:09]
◆スズキ > (下を見れば真っ赤に染まったエプロンが見下ろせてどことなくこの場所にそぐわないそんな雰囲気に酷く嫌気がさしていた。) [Fri 25 Sep 2009 07:55:26]
◆スズキ > (しゃがみこんでシガーを咥えていた。そろそろ眠くなってくるし早く終わらせたいものだな、と。)ハァ───(見上げた空は青く、朝を彷彿させた。朝はあまり好きじゃなかった。) [Fri 25 Sep 2009 07:54:40]
◆スズキ > (今日はまだ仕事が終わらなかった。中々忙しいみたいでそんな日は決まって夜まで返してもらえない。なれたものだ。) [Fri 25 Sep 2009 07:53:31]
お知らせ > スズキさんが入室されました。 『(建物の裏口にて)』 [Fri 25 Sep 2009 07:52:48]
お知らせ > スズキさんが帰りました。 『暗黒街じゃよくある風景だ───か。(吐き気はしなかった。)』 [Thu 24 Sep 2009 07:43:07]
◆スズキ > ───はァ (そういえば今日のバラした亡骸は恰幅の良い女だったことを思い出した。顔はぐちゃぐちゃで覚えていない。) [Thu 24 Sep 2009 07:42:41]
◆スズキ > (”知ってるか?ここの店の女将さん事件に巻き込まれて死んだってよ”)(”どうやらどっかの喧嘩に巻き込まれて死体も見つかってないんだと”)(”親父はそれでも変わらない”)(”暗黒街じゃよくある風景だ”) ─── (ポケットからシガーを取り出してマッチを擦って火をつけた。) [Thu 24 Sep 2009 07:41:58]
◆スズキ > (じゃらんと小銭を出して出て行くことにしよう。朝日がまぶしくて目にしみた。)(これから家に戻るのかチンピラ風情の男二人が定食屋の前を通り過ぎていくときに───) [Thu 24 Sep 2009 07:40:21]
◆スズキ > ───お勘定(いつもと変わらないメニューでいつもと変わらない値段。そして無愛想な亭主)(たまたま女将さんがかけているだけなのだから。) [Thu 24 Sep 2009 07:39:09]
◆スズキ > (ただ食べ終わった後に恰幅の良い身体をのしのしさせてお茶をくれる女将さんがいないのは少しだけ寂しかった。) [Thu 24 Sep 2009 07:38:19]
◆スズキ > (そのたびに喧嘩をするけど、女将さんが誤りにきてくれたことが懐かしかった。)─── ふぅ。(最近そういえば女将さんを見ないな、とふと思った。聞くことでもないし聞く仲でもないと自覚していた。) [Thu 24 Sep 2009 07:37:47]
◆スズキ > (シガーを吸いながら料理を作るし勿論たまに灰がミソスープに入る瞬間を目撃したこともある。何食わぬ顔で出す料理を何度かぶちまけてやったこともあった。) [Thu 24 Sep 2009 07:36:31]
◆スズキ > (毎日顔を合わせてるから、自分の姿ぐらい覚えてもらえてるだろうが挨拶はしない。)(互いに面倒臭がり、ということがよくわかる。) [Thu 24 Sep 2009 07:35:35]
◆スズキ > (店の主人は無口でごつい。儲かってるのかそうじゃないかわからないけど───不味いしたまに臭いし最悪だと思うこともあったけど、どこか懐かしい感じがたまらなく好きだった。) [Thu 24 Sep 2009 07:34:45]
◆スズキ > (面倒だから何の鶏のエッグか分からないものにライスにぶちまけて食べるのが日課だった。) ン。 (最初こそ吐きそうになったけど今となっては手軽に食べれる一番いい食事だ。) [Thu 24 Sep 2009 07:33:55]
◆スズキ > (どちらかと言えば味覚がアマウラなので朝からライスを食べるなんて当たり前なことで) [Thu 24 Sep 2009 07:33:02]
◆スズキ > (そこを気に入っているのか仕事帰りの朝はここで朝食を食べることにしていた。) [Thu 24 Sep 2009 07:32:33]
◆スズキ > (よく分からない安くて早くて不味いことで有名な暗黒街のさびれた定食屋があった。) [Thu 24 Sep 2009 07:32:08]
お知らせ > スズキさんが来ました。 [Thu 24 Sep 2009 07:31:25]
お知らせ > 茉莉花さんが帰りました。 『( 丸ッこくなッて眠る。口の中に残ッた甘さがシアワセだッた。 )』 [Thu 24 Sep 2009 04:41:57]
お知らせ > ヴェクさんが帰りました。 [Thu 24 Sep 2009 04:39:02]
◆ヴェク > (ガキだなガキ。ま、これはこれで見ててつまんなくはないか)(真似しようとしてうまくいかない幼児。無理すんなってクスクス笑った)(ま、そこら辺はマフィアの後継ぎと獣少女の差。)(む図痒いのはそれだったからか。ふとその孤児の風貌には不釣り合いな金のブレスレットが目を惹く。ふぅん。―――綺麗だな。) 大事にしとけよ。盗られないように、な。 (けど趣味じゃない。俺が欲しいとは思わないから飴を噛み砕いて表情緩ませる相手にそんな台詞を。ま、通じないだろうけどな。)(さてこれで綺麗さっぱり。まあ次に会うときもまた口元血だらけでやっぱりビビる可能性はあるけどな) これでよし。そんじゃな…ってそっちもオネムの時間ね。風邪引くなよい。 (ビビるを真似出来なくて口をへの字にしたら今度は欠伸。普通の人間みたいな別れの仕草にクスリと笑ってヒラヒラと手を振り返そう)(そうした帰り道。昔馴染みの護衛の女と軽い雑談) ――――な?ああいうの中々楽しくね? (若だけがですと辛辣なお言葉。さいですか) [Thu 24 Sep 2009 04:38:39]
◆茉莉花 > ( 行動を真似するのは子供の習性の様なもの。 賢いッて言葉は解らないが、悪い気はしない。にまッと笑う。 ) ゥ゛ウ゛…、 ゥ゛ ア ア゛、ゥヴォ 、…、 ( オッケーッて言葉は難しかッた。一度に二個覚えるのは止めよう。今日は「マジ」ッて言葉を覚えたから、其れで良い。 ) ( 基本生肉だ。食べた後に吐き出すのは人間としての本能か、何か。 料理された物なンて、料理屋から出る塵屑くらいだ。 ) ―――…、 ( べろン、べろン、と親が子にする様に舐めた。が、 )( アメが手に持たされた。ちゃりン、と少し大きめの金のブレスレットが鳴ッた。 ) …、 ( じいッと手の中のアメを眺めて。あむッと丸ごと口の中に。バキン、ッて音立てて噛み砕く。さッきよりも濃い甘い味。自然と表情が緩ンだ。 ) ――― ィ゛ ア゛ …アア゛ ゥ゛ 、 ( 女が男に何か渡した。物珍しそうに 眼を大きくして見てたら、 ) …… ンぶッ。 ヴェ 、ブ… ウウ゛ ッ、 ( 其の変な布みたいので口を拭われた。血液は綺麗さッぱり落ちるだろう。 ) ヴィ … ヴェ ヴ …、 ( ビビるッてなンだろうか。真似してみたけどやッぱり上手く言葉にならなかッた。 口はへの字に、 ) ――― ゥ ア、 ( 曲げた所で、欠伸が洩れる。もう寝る時間だ。腹も膨れて満足した孤児風貌は、其の場に ごろンと寝転ンで。 ) …、 ( ブンブンッて人間がするみたいに、一回手を振れば、そのまま御就寝と行こうか。 ) [Thu 24 Sep 2009 04:19:02]
◆ヴェク > (なんかおもろいなコイツ。しょっちゅうこっちの行動真似してくる。まあとにかく大事なくて御の字か。) それでオッケー。中々賢いじゃん。 (どうやらすんなり言えるようになったみたい。それに少しご機嫌。しかしマジって言葉覚えて何か意味あるのか。いやない。――まあ気にしなくっていいかんなこと。)(まあ肉は俺も好きだが。孤児みたいにワイルドな食べ方じゃなくて料理した奴な。)(肉好きな獣。やっぱこのまま食われたら困るなーとかわりと冷静に構えてたりしてるけど) ……………やめいってのな。 (してるのはなんか甘噛みみたいな感じ。くすぐったいぞオイ。) (そして口の中から手も飴も出されてベロっと舐められる。ホッと胸を撫でる女。どうやら噛んだりしてくる気はないらしい。うん、偉い偉い。けどな。) だーかーらーくすぐったいっつの。 (む図痒いぞ。しばらくされるがままだったけど、飴を相手の手に持たせようとして手は舐められるのを避けるように逃げようとする) っと。じゃまあいい加減帰るかな………の前にか。 (ハンカチって女から貰う。それで手を拭くと次に相手の血で覆われた口元を拭おうとするだろう。拒否されなければだけどな) 夜道じゃビビるからちょっと…な。 [Thu 24 Sep 2009 04:04:31]
◆茉莉花 > ( 怒るッて感情は良く解らない。首を大きく横に傾けて 男が笑う様子を見ていたが、真似する様に にまッと笑ッてみた。 ) マ ジ。 ( すンなり云える様になッてきた。大きく口を開けて、「マ」。口を横に広げて 「ジ」。覚えた。意味は解らないけど、言葉は覚えた。 ) ( 肉、大好物だ。人間と兄弟(犬)と猫の肉しか食ッた事無いけど。 )( あむッて口の中に入れたアメッてやつは甘かッた。初めて食べる味。 一緒に口の中に入れた男の手は、何度か食べた事がある人間の味だ。 ) ( 上から男の声が聞こえて、口の中に手入れたまま見上げたら、 ) … ンギュッ、 ( なンか頭叩かれた。ビックリして噛む所だッた。 ) ……、 ( 男を見上げたまンま、飴と一緒に手を あむあむ。甘い肉みたいだ。 ) …、 ( かむな、ッて聞こえた。後ろの女の慌てる声も聞こえた。 噛ンで良い時ッて言うのは、肉を食べる時と、攻撃する時。ッて言われてるから 噛まない。 )( 其れを示そうと、手もアメも口の中から出して。 べろン、と舌だけで其れら両方を舐めようか。 ) [Thu 24 Sep 2009 03:41:41]
◆ヴェク > (別にしょっちゅう敵を作ったりはしない。好き勝手やってその障害になる奴は敵だし、それを一緒に楽しめる奴は味方なんて言えるのかも。それ以外は別になあ、どうでも) あら、怒ってる?って訳でもなさそうか?わりいわりい。何かがマジツボに入ったらしくてな。 (目を大きくさせる相手にカラカラ笑いながらそんな事を) そう、マジ。 (なんか楽しいぞコイツ。無邪気に笑う孤児に対してこちらはニヤニヤと。後ろでは女が若は何やっているんだかと溜め息吐いていたり) (肉の単語に反応したのにしっかりと気付く。やっぱ肉好きなのか。少女っていうよりもう獣だな。) (うーん理解してるのか?って相手の反応にちょっと不安に。まあけどあむって食べる姿にやれやれと―――) ―――お嬢さん。小娘。ガキ。ちょっと待てオイ。 (パクりと俺の手ごと口の中に入れやがったこんにゃろ!何すんねんと頭に載せるようにあいた手でチョップ) か、かじるなよ。絶対かじるなよ! (わ、若!?とか驚く女。痛みとか感じないからガリッていかれると少し困るぞコイツめ) [Thu 24 Sep 2009 03:29:28]
◆茉莉花 > ( 如何やら男は敵で無い様だ。女も今は警戒がそこまで強く見えない。 がぽッがぽッ、とサイズの合わぬ靴が脱げそうになる度、立ち止ッて直して。其れを繰り返して漸く 二人の近くへ。 ) …、 ( ジッと男の顔を見る。笑われた。 何故だか解らなくて、口をへの字にしたまンま、眼をぱちりッと大きくした。 ) ―― ア 、アア 、… ン ァ゛ … ( ゆッくりと再び紡がれた言葉。同じ様に真似をしながら、 ) ン 、ン ァア゛ 、マ ァ 、ジ。 マ ジ。 ( たどたどしくなッたが、云えた気がする。少なくとも、子供の耳に届いた音と同じ様な 気がした。赤ン坊みたいに キャッキャと手を叩き合わせ笑ッた。 ) …、 ( アメと云う食べ物らしい。 男と女の会話は、早くてよく解らないが。肉ッて聞こえて ぴくッて身体が動いた。 ) …、 ( 飴を口に含ンだ男を見遣る。アメから出てた棒が回る。 ) ( ぽかッと口を開けて見てた其れが、再び子供の前に差し出された。 ) … 、 ( 取り敢えずは、食べられるらしい。 ) ( あむッと丁度背丈的に 口の傍に在るだろうアメに食いついてみる。一緒に男の手まで口に入れるかも知れないが。 ) [Thu 24 Sep 2009 02:56:56]
◆ヴェク > それでよし。裸足は後でつれーぞ。 (若は昔から子供には優しいですね。)(なんかガキは苛める気が起きないからなって身内話。靴を履きなおした孤児にそれでよしって頷いた) あん?味?――――――ッ、カカカカッ!あーあーそゆこと? (言葉っぽいこと言った孤児。最初意味がわからなかったけれど、それが自分の真似に失敗したんだと気付けば軽く笑ってしまったもんだ。) マ・ジ。 マジ。 (何となくゆっくりと丁寧に言い直してみるとしよう。唇の動きもわかるようにゆっくりな。)(見上げてくる孤児。差し出した飴に触ろうともしない) ―――あ、わかんないかこれ。やっぱこういう時は肉とか…持ってないよなー? (あるとでも思いますか?って冷たく言われた。ですよねー) あん。 (取り敢えずそれを自分で口にくわえてみる。棒の部分をくるくる回してたりしてて。) ほい。これこんな感じで舐めるもん。甘いやつ。オーケイ? (唾液にぬれたそれをまた差し出してみた。こんなんで理解できるかねどうも) [Thu 24 Sep 2009 02:45:54]
◆茉莉花 > ( 男と女が話している。其の様子を、子供は見据えていたが、 ) …、 ( 前向いたまま、後方に後ずさる様に下がり、 脱ぎッぱなしにしてた靴を履く。 がぽッがぽッ、と音させながら再び二人の方へと警戒したまま近寄ろうと。 ) … ゥ゛ ア 、 ア −…ジ。 ( 最後の所だけ聞き取れた。真似してみた。 マジ、が、アジになッた。口をへの字に曲げて、 ) ……、……………、 ( 男が何か出して来た。 肉でも無い、物体。 ) …、… 、 ( 男の方へと人に慣れぬ野良犬が近寄る様に そろりそろり、と歩を進ませ。すン、と鼻を啜る。匂いが解らない。 ) ……、 ア ――― ヴェ、 ( アメ、此れは食べ物なのだろうか。差し出された飴に触れるか触れないかの位置で手を止めたまま、男を見上げる様に 見る。 ) [Thu 24 Sep 2009 02:28:26]
◆ヴェク > ………あーいや良かった。お前が信頼出来る強さならな。ぶった切ってとか言えたんだけどな。 (弱っちい若にだけは言われたくないと女は柳眉をひそめる。まあよしだ。無駄な事は嫌いじゃないけどそれで損するのはキライだな俺) ………今まさに言葉ってやっぱ大事なのねとか実感してるよマジ。 (なんか喋ってきたようにみえるけど俺の耳には唸り声と大差ない。いやちょっと雰囲気違うようにも感じるかも) (えっと。取り敢えず俺はその――――) ―――― 飴ちゃん。食う? (ポケットから自分用の棒つき飴取り出して差し出してみる。ちゃんと甘い果実の味のやつだぞ。ハッカとかあげたら噛み付いてきそうで怖いわ。) [Thu 24 Sep 2009 02:20:13]
◆茉莉花 > ( 女が前に出た。手に何かを持ッている様。 あれを何か知ッてる。ブキだ。 )( 睨みつける様に女を見据え、喉の奥で唸り声を上げながら、一歩 警戒心露わに近付いていく。 ) …、 ( 男が言葉を紡いだら、女の手から武器が離れた。ぱちり、と眼を見開いて。 子供の足も止まる。腹を満たした直後だ、別に餌を探していた訳じゃない。敵意が無いなら、攻撃はしない。 ) … ゥ゛ ア ア 、 ア゛ ヴェ … ? ( 両手を挙げた男を、其の後ろに居る女を交互に見遣り。 人間の言葉では無い音で、子供は問い掛ける。眼には未だ 警戒の色を残したまま。 ) [Thu 24 Sep 2009 02:07:03]
◆ヴェク > (やっべ。なんか敵として認識されてない俺達。一歩前に出た孤児に呼応するかのように女はヴェクの前に立ち静かに刀に手を添える)(俺は迷う。このまま切り捨てるように言うかどうかって。つうかこいつは古参で優秀な奴だ。チェスの相手も出来るし傷付いて欲しくはない) 待て。ストップ。怖いお姉さんが近くにいたらそりゃ向こうも唸るってな。 (前に立った護衛の女を止めて取り敢えずは刀から手を離すように命令する) (しかし困った。敵対心があるから強く警戒するのか場所柄的に当然か。それとも無差別に人を襲うかがまるでわからない) …………………ま、レディが素足は少しはしたないかな。 (女をちょっと後ろに下げて自分は軽く両手を挙げて敵意がないことアピール。あ、これ人間相手のジェスチャーか。通じるかねこいつに。) [Thu 24 Sep 2009 02:00:27]
◆茉莉花 > ( だぼついたトレーナーの袖口にも血液は付着し、幼児にも似た身長の孤児風貌。 ) ―――… ゥ゛ウ゛ …、 ( 視界に映ッたのは 人間だ。多分 オスとメス。片ッぽのメスは敵意を出している。敵か、敵だ。 ) …、 ( 男が紡ぐ言葉は子供には理解が出来ない。 何となく意味の雰囲気位は、 掴めるけども。 ) ――――…、 ( 喉の奥から唸り声にも似た音零しながら、一歩其方へ近寄る。 がぽッ、とサイズの合わぬ靴が脱げそうになッて、 ) …、 ( 其のまま脱ぎ捨てた。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:45:58]
◆ヴェク > (他愛もない雑用だ。そういう仕事を親父から回されるあたり俺への信頼度は推して知るべき。それとも目玉泥棒の件まーだ怒ってんのかな)(若はどうにも無用心です。お気をつけ下さい、って言われた。なんのことかわからんかったけど、それは一つ角を曲がってよく理解した) …………へ、へろう。いや…夜か今は。 (口元に血液べったりの女というより少女。そいつが警戒心満々に唸り声挙げてたらビビるだろ少しぐらい)(姿を現したのはやや及び腰で愛想笑いを浮かべている男と少女と同じ程度に警戒心を露にしている護衛の女。) [Thu 24 Sep 2009 01:37:03]
◆茉莉花 > ( 袖口で口許を何度も拭う。―― けど、血液ッてなかなか落ちない。眉間に皺寄せて、擦り続けて 、 ) …、 ( 音が聞こえた。 ) ( さッきの 怒鳴り声と、叫び声も相変わらず聞こえるけれど。其れだけじゃ無い ―― 足音だ。 ) ゥ゛ ウ゛ウ゛ウ゛ …、 ( 威嚇する様に喉の奥から洩れる音。 未だ見えぬ裏路地 の先見据えて 、口許を血で汚した孤児風貌は 居る。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:10:19]
◆ヴェク > (それらの音が聞こえてくる方面から二人連れの男女が歩いてくる。一人は棒つき飴をくわえたパンク系の男。もう一人は物静かな雰囲気の帯刀した女性だ) で、まああれでよしな感じかね。許してなんてガン無視でフルボッコと。俺もういる意味ないし後は連中に任せて帰るー。 (若のご自由にとの返事を耳にしながら近道の裏路地へと足を向ける。このまま行けば鉢合わせのタイミングだ。) [Thu 24 Sep 2009 01:05:43]
お知らせ > ヴェクさんが来ました。 『はいお疲れさん』 [Thu 24 Sep 2009 00:58:06]
◆茉莉花 > ( どッか遠くの方で人の声が聞こえる。 ) ――――― …、 ( 怒鳴り声。叫び声。怒鳴り声。赦しを乞う声。 交互に聞こえる。 ) …、 ( 此の場所は 音が絶えない。―― ハッと息を吐き、だぼついたトレーナーの袖で顔を拭う。 ) ( さッき 喰ッた死体の血液が 口にべッたり付着して 気持ち悪い。不快感。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:52:44]
◆茉莉花 > ( ―――裏路地で空を見上げた。 ) …、 ( 今日は星が見えない。薄い幕で覆われた様な空。 此れをなンて言うか知ッてる。クモリ ッて奴だ。 ) ヴ も ィ゛ …。 ( 声に出してみようとしたが、出た言葉は濁ッた音。 口をへの字に曲げて、壁に寄り掛かる。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:45:42]
お知らせ > 茉莉花さんが入室されました。 『( クモリ。 ――灰色掛ッた空のこと。 )』 [Thu 24 Sep 2009 00:41:32]
お知らせ > 緋色さんが帰りました。 『( いい服はァ あるかなァ? )』 [Wed 23 Sep 2009 23:45:12]
◆緋色 > ( ジャラジャラと 音を鳴らしながら 、 少女は歩く 。 此処の治安は最悪。 夜に出歩くのは危険なことを承知しているけれど 、 ) ―――― … くひッ ( 嗤う 少女は 、 その様なことは気にしていないようで 。 そもそも 、 気にするような人間は この街で行き続けることなんて 出来ないだろう 。 ) そォいえばァ、 そろそろ新しィ服を買わないとォ でーすねェ 。 ( 今度 商業地区の方面にでも出てみようか 。 暗黒街付近にも店があると言えばあるが、 品揃えは劣るし、 たまには少し出てみてもいいかもしれない と 。) [Wed 23 Sep 2009 23:45:00]
◆緋色 > 死体がァ いっぱィあるんでしょゥね ェー ( くひひッ と また嗤う 。 暗黒街の路地を歩く緋色の少女は くるり と 、右足を軸にして 回った 。 新鮮な死体はあるだろうか。 あの鮮やかな紅はあるだろうか 。 嗚呼、 けれど ――― グールはほとんど死んでる人間と同じだと言う。 身体は腐っているとか 。 ) ――― … 。 ( ふ と 。 表情が消える。 嗚呼。 そうだ。 腐っているのか。 それならば ――― つまらないな と 。 ) ( どちらにしろ、 自分が行くことはないだろう。 多大に興味はあるが 、それは 新鮮な死体がたくさんあるかもしれない という部分と、 人間の恐怖や憎悪の感情 へであって、 救出に関しては 全く興味が 無いのだから。 下手をすれば 捕まってしまいそうだし。 ) [Wed 23 Sep 2009 23:31:30]
◆緋色 > ( しょっぱなからミスって背後は涙を流した。 失礼致しました。 ) ( ジャラリ と 、 鎖の音と共に歩く 緋色の髪の少女 。 気持ちのいい曇天。 北から吹く風に混じる 僅かな腐臭に 、 少女は 嗤った 。 ) くひッ 。 ―――― 北のォ 村ー。 ウォッシュべァー ? ぉもしろそォ ( にィ と 、 唇を吊り上げた 。 最初はただの土砂崩れと見られていた北の鉱山の村。 けれどどうやら、 おかしなことが起こっているらしい。 噂によると 、 中には人間が人外のモノになっている とか。 僅かに開いた道から、 少しずつ人が入って村人の救出に向かっているとか。 この 、 緋色の少女にとっては 、 救出はどうでもいいことだが。 ) [Wed 23 Sep 2009 23:17:34]
お知らせ > 緋色さんが来ました。 『(』 [Wed 23 Sep 2009 23:12:40]
お知らせ > スズキさんが退室されました。 『(マスクとエプロンを投げ捨てて帰っていこう)』 [Wed 23 Sep 2009 06:54:09]
◆スズキ > (ここでもどこでも。死を隠蔽しておきたい亡骸が出れば動かねばならない自分。むしろ出てほしいと願う自分)───商売上がったりだよ。 [Wed 23 Sep 2009 06:53:55]
◆スズキ > (ここでマスクを外すことはしないで別の部屋に行こう。エプロンとマスクはここにおいていくのだ。誰かが洗濯をするから。) [Wed 23 Sep 2009 06:52:52]
◆スズキ > (今日の亡骸は男だった。何をしたかわからないけど若い男だったから───きっとチンピラどうしの喧嘩だろう。)───いい気味だ。 [Wed 23 Sep 2009 06:52:15]
◆スズキ > (形が分からなくなったただの肉の塊を麻袋に詰めて置いておこう。誰かがこれをゴミに出せば野犬がそれを食い散らかすから。) [Wed 23 Sep 2009 06:51:41]
◆スズキ > (数度目かの鉈をおろして息を吐いた。もうそろそろ良いだろう。)(いつものように使った鉈は跡で誰かが綺麗にしておくだろうしまたそのうち呼ばれるんだ。ここに) [Wed 23 Sep 2009 06:50:57]
◆スズキ > (でもこの仕事が一番自分に合ってる気がしていた。)(男も女も関係なく───全部平等なこの仕事が実は一番気分的に落ち着いた。) [Wed 23 Sep 2009 06:49:51]
◆スズキ > (でもその反面服に臭いがつくからいやだな、と思うのとたまに服に染みてしまうのが物凄く嫌いだった。) [Wed 23 Sep 2009 06:41:41]
◆スズキ > (もくもくと目の前の亡骸を何か分からない状態にして行く。)(この仕事にプライドなんてなくて、自分の道具を持ち歩かないから身軽で良いと思ってる。) [Wed 23 Sep 2009 06:41:10]
◆スズキ > (最初の頃こそなれない臭いで何度も逃げ出したし何度も戻した。)(今となってはこれの後にステェキを食べれるぐらい平気になってしまった。)───鳴れって怖いね。(この空間には誰もいない。自分ひとりだけだった。) [Wed 23 Sep 2009 06:39:04]
◆スズキ > (手に持ってるのは大きな鉈。それだけだ。これに美学なんて感じていない。) (死体処理班とはよく言ったものであってこうして身元の分からないようにするまで切り刻むのが仕事であった。) [Wed 23 Sep 2009 06:37:28]
◆スズキ > (そこは空気が淀んでいてなれていない人なら吐き出したくなるような臭いをしていた。) [Wed 23 Sep 2009 06:36:13]
お知らせ > スズキさんが入室されました。 『(とある建物の地下室)』 [Wed 23 Sep 2009 06:35:42]
お知らせ > 茉莉花さんが帰りました。 『( ああ、 腹が痛い 。 )』 [Wed 23 Sep 2009 01:49:38]
◆茉莉花 > ( ―― 結論なンか出ず、 ) ( 立ち止ッてた足を再び 動かす。 がぽッがぽッ、歩く度に脱げそうになる靴が煩わしい。 ) ( 歩き始めた子供の様に、 危なッかしく、時折 よろめきながら、人の合間を縫う様に 歩いていく。 ) [Wed 23 Sep 2009 01:42:02]
◆茉莉花 > ( ――― けれど、 ) … 、 ( 己の両手を見遣る。兄妹と違い毛は生えていない。 ) …、 ( 己の種族は、 母や兄弟とは違い、人間ッて奴等と同じらしい。 ) …、ゥゥウ゛、 ( 喜ばしい事なのか、如何か。 ――孤児風貌は口をへの字に曲げて、思案顔。 ) [Wed 23 Sep 2009 01:32:14]
◆茉莉花 > ( 兄弟が死ンでいたのも 此の場所だッた。 ) ( 兄弟や母と違い、身体に毛の生えて無い 人間ッて奴らは迷惑そうに兄弟を蹴ッていたから、己は兄弟を食べた。 ) …、 ( そうしたら今度は、己を 怪物でも見るかの様に 見てきたンだ。 )( 迷惑そうに嫌な顔をしてたから、食べたのに。 人間ッて奴等はよく解らない。 ) [Wed 23 Sep 2009 01:24:17]
◆茉莉花 > ( 狙ッた餌が悪かッたのかも知れない。背の高い大柄の変な匂いのする男。 …胃の中全部吐き出して、だぼついた服の袖で口を拭ッた。 ) ――――… ヴ 、ヴェ 、 ( 音が口から零れる。腹が痛い。如何にかなッてしまッたのかも知れない。 べろン、とトレーナー捲りあげて確認する。大きな痣が一つ出来ていた。 ) … ア゛ア゛ 、 ( お母さンに怒られる。 )( ―― がぽッがぽッ。サイズの合わない靴を引き摺る様に 歩いて、暗黒街の大きな通り道へ。 ) …、 ( 此処は、喧騒や叫び声のする場所。 ) [Wed 23 Sep 2009 01:19:40]
◆茉莉花 > ( ――ガッコン、と激しい音を立てて樽が転がッた。 ) ―――――…、ッ… ィ゛ ア…ッ! ( 転がッた樽の間にうつ伏せに倒れた孤児風貌は、必死に肺に空気を送り込む。 )( 自分の腹を殴ッた男は逃げ出したようだが、其れを確認する程余裕が無い。 ひッひッ、と短い息を吐いて、長く息を吸う。食い千切ッた男の腕の肉を全部地面にぶち撒けながら、 ) [Wed 23 Sep 2009 01:08:35]
お知らせ > 茉莉花さんが入室されました。 『( 殴られた。 )』 [Wed 23 Sep 2009 01:04:02]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 『気を、失った』 [Tue 22 Sep 2009 03:39:58]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > うん、アザリーに、ようやく会える、よね。 (ややぎこちなくそう告げながら、ゆっくりとペンを置く。明日、大聖堂でこの修道女は知るのだ、村内の異変を、怪物の出現を) [Tue 22 Sep 2009 03:23:45]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > ……。 (炊き出しの準備でもしようか。人手が足りないから、大聖堂によって、修道女長様にも相談をして。何人かのシスターで炊き出しに行こう。うんそれがいい) [Tue 22 Sep 2009 03:17:27]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > (獣脂の焼ける匂いと、ゆらゆらと視界で揺れる羽ペンの白い羽。アザリーもブロウンさんもいないと静かなものだ。あの二人はどちらも夜行性のような気がする) …………ふぅ。 (ウォッシュベアーの街道復旧工事も、だいぶ進んだらしい。明日あたり、行って見ようか、などと考えて) [Tue 22 Sep 2009 03:05:16]
◆ジャスティス@暗黒街教会 > …………。 (洗礼を受けたものの書類。戸籍のようなものだ。それをカリカリと書きながら、ジャスティスはカンテラの光を頼りに目を細める。それにしてもこの羊皮紙も脂が多い。いっそのこと神で送れればいいのに、などと考えるも公文書なのだから仕方が無い。ここは、暗黒街教会の食堂兼台所。礼拝堂から入れるし、裏口から声をかけることもできる。夜の帳の中、なれないそる石ごとに肩がこって) [Tue 22 Sep 2009 02:57:27]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 [Tue 22 Sep 2009 02:50:20]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』@試薬さんが帰りました。 『取りあえず一度飛んでくるわー(そう言って二階へ戻った)』 [Mon 21 Sep 2009 01:25:04]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (「いや、なんか昔の母ちゃん思い出すから…やめとく」) はっ、マザコン? (「ちげぇよ」) ふぅん、いいけどサ しっかし、これいつまで続くんだかねー今だけならいいけど まっ、どーにかなるか (客の返事には変な野次飛ばし。女は少しだけ今後のことを考えた。本当に少しだけ) 飛んじまえばどっちも一緒か、マスターしばらくはあたしのこと違う広告で売っといてね (とりあえずは、薬でも飲んで気を紛らわせることにした。後はどうとにでもなるだろう。ものめずらしさで抱きに来る客も増えるかもしれないし。何より、ああだコウだと考えるのは面倒だ) [Mon 21 Sep 2009 01:20:11]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (部屋で一人で飲んで、体がなんか変な感じがして鏡を覗き込んだときは「ああ、こんな幻覚なのか、安っぽいな」なんて思ったが、どうも飛んだようでもなかった。店に下りれば、マスターが口をあんぐり開いてる。その光景のほうがよっぽど飛んでいた) いつまでこんなカッコなんかねー 大人に成るなら、もうちょっと色気で手もいいとおもうんだ・け・ど …ニイさんどう? (元が発育不全気味だからか、、成長の風合いは大人の色気というよりは、疲れた母親的な雰囲気をかもす。年寄りは若く見える姿を売っていたが、これでは年を越えてしまった感じか。ひとまず今いる客に軽く色目を投げてみるが) [Mon 21 Sep 2009 01:06:02]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (「ちょっと面白そうなの手に入ったからやってくる」そんな台詞を最後に二階に消えて。暇でもない時間を主人を一人で切り盛りしていた。言っても仕方がないが、小言のひとつでも言おうとしていた主人すら絶句した) あぁ、やっぱ見間違いでもないのかぁ マスターが驚いてるんだしさ (やっと下りてきたか。主人がそう思いながら見た先にいたのは、顔に皺の寄り始めた、中年一歩手前の女。服装と声は店をサボっていた女性従業員。咳払いひとつして「お前、メアリィか?」) そ、薄汚いメアリィよ 例のブツ、面白いことしてくれたみたいねー ま、餓鬼っぽいときよりは客ふえるかー? [Mon 21 Sep 2009 00:57:23]
◆メアリィ@『首吊り亭』@試薬 > (その声はいつもの調子、いつものイントネーション。二階の連れ込み宿兼従業員の寝室から降りてくる階段より一階の、店の主人が客を相手にしているところへと声が飛ぶ) これあたしが薬で見てる幻覚だとうれしいって言うか、飛んじゃって変なの見ているだけだとうれしいんだけどさぁ? (声の主は、焦点合わないような目で、ふらりふらりと階段を下りてゆく。いつもと少しだけ違う声に、主人や客はその声へと目をやって。時間停止) [Mon 21 Sep 2009 00:48:39]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』@試薬さんが来ました。 『マスター大変よ…(ついでに判定)』 [Mon 21 Sep 2009 00:43:07]
お知らせ > 茉莉花さんが退室されました。 『( 通りの隅で兄弟の屍を発見した。 ――― 喰ッた。 )』 [Sun 20 Sep 2009 22:27:53]
◆茉莉花 > … ―――― 、 ( 兄弟の悲鳴が聞こえた気がして、振り返ッた。 ) … あ゛ … ヴェ …、 ( 意味を成さない言葉の羅列。 だぼついたトレーナーの袖口で真ッ赤に染まッた口を拭い、立ち上がる。 )( 兄弟の悲鳴は一度ッきり だ。もう聞えない。 ―― がぽッ、がぽッ。サイズの合わない靴が音を立てる。 ) … 、 ( 二足歩行。ここ等を歩く人間の真似をしてたら出来る様になッた。 まだ其の動作は拙く、 歩く事を覚えたばッかりの幼児の様に よろよろ、とよろめきながら 通りへ抜ける。 ) [Sun 20 Sep 2009 22:20:07]
◆茉莉花 > ( グチ、と硬い肉を噛み切る。血を啜る。 人間が動物の肉を食べ、水を飲むのと同じ様に。 ) ――――… ゥ゛ アア ゥア ッ、 ( 途端、こみ上げる吐き気。耐える事無く 死体の顔に食べた物をぶちまける。 ) …… 、 ( 何時もそゥだ。死肉を喰らうと何時も気分が悪くなッて、吐き出してしまう。 口に合わぬ、と云う訳でも無いのだが。 ) ――― … ンッ、 ン、 ( 仕方無いから肉は諦め、血を啜る。 ――人間 ッて奴は可笑しい。こンな上手い餌をこンな場所に放置していくンだ。 ) [Sun 20 Sep 2009 22:11:25]
◆茉莉花 > ( ――見上げた空は、雲一つ無い闇色だッた。 ) … ゥ゛ ア 、 ( 喉の奥から、潰した様な濁ッた音が洩れる。 )( 空に遣ッてた瞳を、目の前に転がッた死体へと戻し。にィ、と口の端釣り上げる。 餌だ、餌。久し振りの餌。 )( 腹の裂かれた其れは、ご馳走だ。両手を死体の腹部に押し込ンで、其の間に顔を埋める。 … 血の味がする。死肉の味がする。 ) [Sun 20 Sep 2009 21:58:49]
お知らせ > 茉莉花さんが来ました。 『( 裏路地の 一角 、 )』 [Sun 20 Sep 2009 21:52:12]
お知らせ > 刹那@試薬さんが帰りました。 『 (促されるままに鏡を覗き込んで、一気に酔いが吹っ飛んだ) 』 [Sat 19 Sep 2009 23:20:21]
◆刹那@試薬 > (だが変調はじわじわとだが、赤毛に違和感を齎していた。何だか息苦しいような気がする。自身の手が自身のものでないような気がする) マスタァー 、水……何か一寸 気持ち悪ィ (吐きたいわけじゃない。そういう気持ち悪さじゃない。ゆっくりと起き上がり、押し付けて少し赤くなっただろう額を右手で軽く摩りながら店主に告げる) (そして赤毛は見た) (己を驚愕の表情で見る店主を) [Sat 19 Sep 2009 23:19:55]
◆刹那@試薬 > (8→外見年齢アップ) (――暑い。暑いのは酒の所為か。全て飲んでしまうと、小瓶をカウンターに転がして、赤毛自身も突っ伏した) ………あッれーェ。ぜんぜん気持ちよくなんねェな、コレー。不良品じゃね? (カウンターに額をぐりぐり擦り付ける様にして赤毛が呻る。店主はそれにも適当な相槌を打って、こちらを見向きもしない。急速に老化していく感覚も、酒の所為で赤毛は良く分からなかった。それが幸せなことか、不幸なことかは分からないが) [Sat 19 Sep 2009 23:14:58]
◆刹那@試薬 > (そういえば何の薬なのかちゃんと聞いてなかった。――まぁ、どうでもいいか。依存性があるのかとか、今なら全く気にせずに飲めそうだ。店主が深酒の後の薬の服用を咎める様なことを言ってる) いいだろ別にィー。店にゃ迷惑掛けねェってェ。 (へらへら笑いながら瓶の蓋を開ける。――この赤いのなんだろ。じーと真顔で見つめてから、薬を煽った) 【判定】 [Sat 19 Sep 2009 23:04:18]
◆刹那@試薬 > ……でぇー、俺ァー、その時奴に言ってやったわけよォー (カウンターのスツールに座った赤毛は、常にない調子で店主に語りかけていた。顔も赤い。どうも割のいい(と思っている)依頼を受けて浮かれているようだ。店主はまともに聞くつもりがないのか、自身の仕事をてきぱきを片付けながら適当に相槌を打っている。それも大量の酒が入った赤毛にはどうでも良いことのようだ。空になったジョッキを覗き込み、何もないことを確認すれば、詰まらなそうに口を尖らせ) ……あァー、そォだー (ポケの中から取り出したのは件の魔女から受け取った薬瓶だ) コレ飲むの忘れてた… [Sat 19 Sep 2009 22:57:11]
お知らせ > 刹那@試薬さんが入室されました。 『 (馴染みの酒場にて) 』 [Sat 19 Sep 2009 22:48:57]
お知らせ > 亜好さんが帰りました。 [Thu 17 Sep 2009 02:59:43]
◆亜好 > 帰ったら、 ( 何させてやろう。 ) … メイド服で御奉仕なんて、面白そうですわねぇ。 ( 置きっぱなしだった斧持ち上げ、笑った。 )( 目的は、下等娼婦の家。――さて、お姫様が騎士を助けにいくとしますか ) [Thu 17 Sep 2009 02:59:27]
◆亜好 > ( 欠伸が洩れた。 ) にしても、キオは遅いですわねぇ … ( 護衛の男が集金に向かったのは、今から1時間も前の話。 ) …。 ( 頭によぎる想像に僅かに眉をしかめ ) 全く、世話の焼ける …! ( 木箱から飛び降りた ) [Thu 17 Sep 2009 02:55:55]
◆亜好 > ( 目玉泥棒だの鉄仮面だのも最近大した活躍を耳にしない。 ) は ァ 。 このままじゃ、暇過ぎて死んじゃう。 ( 背を反らし空を見上げた。感傷に浸る気はない。が、暇だ。その事実は抜けない。 ) ( 暇ならお前が騒げば良いという奴が居そうだが、自分を犠牲にするのなら暇で構わない。 自分に害は無く、が絶対条件。小娘の楽しみ方なんてそんなものだ。 ) [Thu 17 Sep 2009 02:49:10]
◆亜好 > ( 裏路地。乱雑に置かれた木箱のひとつに腰を下ろして、お行儀悪く足をブラブラと揺らした。 ) もっと賑やかになりませんかしら? ( 欠伸洩らし乍、呟く。 ) ( 最近は特に面白いことも無く、暇だ。 ) [Thu 17 Sep 2009 02:37:41]
お知らせ > 亜好さんが入室されました。 [Thu 17 Sep 2009 02:32:02]
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『(背中に掛けられた怒声は 聞こえないフリ。)』 [Thu 17 Sep 2009 00:58:50]
◆グレーテル > ―――― あは、 ハハハ…、 (ぶつかッた大柄の男と、お互いに顔を見合わせ。渇いた笑い。)(一歩一歩、足は後ろへと移動し、) ( 駆 け 出 し た ッ。 ) [Thu 17 Sep 2009 00:58:23]
◆グレーテル > (前回の仕事の失敗の所為で顧客が減ッた。もともと大して居なかッたのに、此れは拙い。) まともにお仕事、探しますかネ。 (仮面の奥から見える星は、此処まで輝きを届けてくンない。)(むくッと勢い良く起き上がり、立ち上がる。若干痛む足は、過去の怪我の所為だ。) 足脆いし、遅いし、走りまわる職業は無理だしなァ。 (自警団とか憧れるのに、ッとか。程遠いどころじゃ無い職業、憧れたッてなれる筈も無いか。) ―― スラムの孤児ッて 何して稼いでンのかな。 (暗黒街は非合法ッぽい感じ。スラムも変らないか。――女性の亡骸から離れる様に歩きながら、指を頬(*仮面)に当てて、小首傾かせ。) ――出来る職業ッて なッかなか思いつかンのねー。 (少し考えて、) 金出せコラァ! (ビシッと手を伸ばし、) ッてやつ と か …? (其の手が、丁度曲がり角に居た人に当たッた。) [Thu 17 Sep 2009 00:51:55]
◆グレーテル > (――にィ。) ―― なァンだ、お前かァ。美人さンネ?何処の子? (振り返ッ先に居たのは、綺麗な白猫。仮面の奥で、馬鹿みたいに表情崩して。其の毛並みに手を伸ばし、) (―― すた、ン。)(猫が逃げた。――伸ばした手を其の儘に、がッくり肩落とし。) …な ァにがいけないンかなァ? 仮面?声?存在そのもの? え、其れやだ。マジ傷付くわー…ッ、 (独り言をブツブツと。猫に振られる回数メッチャ多いンだ。) ッてか、腹減ッた。うーごーけーなーいー…。 (地面に寝転ンで。少し先にはさッきの女性の亡骸。変な状況−ッて仮面の奥で笑ッた。) [Thu 17 Sep 2009 00:40:32]
◆グレーテル > (じいッと女性の顔を見遣る。――恐怖ッつーより、驚愕した顔だ。顔見知りの犯行か、其れとも殺しとは無縁ッぽい奴から殺されたのか。――推測した所で、当の本人は死体だから正解なンて解ンない。) ――― ごッめンねー?お姉さン。 俺じゃァ運べそうに無いや。 (眼ェつけられたら嫌だしネ。――其の場に屈み、彼女の赤毛を何度か撫でて。何事も無かッたかのよゥに立ち上がる。)(なンか視線を感じるのは気の所為か。――こつンこつン、ッて靴音鳴らしながら数歩歩いて、不意に後ろを振り返る。) [Thu 17 Sep 2009 00:35:16]
◆グレーテル > (暗黒街の細い路地の一角で立ち止まりながら、そンな事を思う仮面の少女風貌。――足元には仰向けに倒れ、空を見上げる女性の亡骸。特に外傷とか見られない辺り、如何死ンだかなンて、とンと見当も付かない。) ――― 死体が腐りにくくなンね。 (溜息一つ。別に己が困る事じゃァ無いけど、腐敗してない亡骸ッてなンか嫌だ。まだ大丈夫ッつッて誰も片したりしなそう だし?) 如何したもンでしょ。 (腕組みしながら、亡骸と睨めッこ。別に死体に興味は無いから放置しても良い、 けど、其れはちょッち気分悪いし。) [Thu 17 Sep 2009 00:28:05]
お知らせ > グレーテルさんが入室されました。 『( 涼しくなッてきたなァ ――… )』 [Thu 17 Sep 2009 00:21:38]
お知らせ > 緋色さんが帰りました。 『――― あの子が欲しい 』 [Wed 16 Sep 2009 22:01:12]
◆緋色 > 買って嬉しい花一匁 負けて悔しい花一匁 ( 歩く少女は 呟くように 歌を唄う 。 昔々に聴いた 歌だ。 ) 隣のおばさんちょいと来ておくれ 鬼が恐くて行かれませんよ 。 ( ジャラリ。 ジャラリ 。 唄う少女を追いかけるように、 冷たい鎖の音が 闇の中に響く。 ) お布団かぶってちょいと来ておくれ お布団ボロボロ行かれませんよ。 ( 楽しげな声音。 けれど 底の無い闇のような ――― 。 ) お釜かぶってちょいと来ておくれ お釜底抜け行かれませんよ 。 [Wed 16 Sep 2009 22:00:58]
◆緋色 > くひッ ―― 。 いィ風ェー 。 ( 少女の 緋色の髪が風で揺れる 。 微かに腐臭すら混じる風だ。 この腐臭は何処から だろうか 。 まァ良い。 腐った死体など価値が無いのだから 。 ) やっぱりィ 、死体はァ 新鮮なのがァ一番でェすよねェー 。 ( 嗤う 。 細い路地の先、 床に転がっている黒い物体を発見し ) ―――― … 。 ( 足で転がしてみれば、 既に死んでから相当経った死体のようだ 。 少女はまた嗤い、その死体を越え、振り向きすらせずに 歩き続ける。 ) そォいえばァ、 目玉泥棒もォ最近は聞かなくなりましたねーェ 。 ( 一時期は 目玉泥棒 だという少女の似顔絵の貼り紙もあったが 。 まぁ。事件なんてきっとそンなものなのだろう 。 いずれは当事者以外からの人の記憶からは 消えていく。 ) [Wed 16 Sep 2009 21:41:08]
◆緋色 > ( 男の1人が、 死体を担いで歩き出す 。 他の男たちにそれに続く 。 それを見送れば、 緋色の髪の少女は 、 傍らに付き添っていた白い少女へと 顔を向けた 。 ) 露涙ィ、 先に戻ってェ 準備をしていて下さァいねェ? ィヒヒッ 。 久しぶりのォ 新鮮な死体だよォ ? ( 少女は 引きつるように嗤いながらそう言えば、 白い少女へ ひらり と手を振って 、 自分は男たちとは正反対の方向へと 歩き出した 。 別に急ぐ仕事でも無い。 多少散歩してから帰ったとしても問題は無いだろう と 。 ) [Wed 16 Sep 2009 21:24:03]
◆緋色 > ―― … くひッ 。 緋色はァ 、 其れで構わねェでーすよォ ? ( 暗黒街の裏路地。 数人の男に囲まれ 、 闇色の着物を着た少女は 、この状況に臆することなく 嗤った。 ) 代金は今もらいまァすが ? あァ 、この死体はァ 、 先に運んどいて下さいねェ ? ( 言って、 軽く足で小突くのは既に息の無い死体。 数刻後には 、 この少女の手によって唯の肉と骨になっていることだろう 。 何処の誰かは知らない。 興味も無い。 少女は 少女の仕事を行うのみだ。 ) それじゃァ 。 商談成立ってェことでェ? ( 少女が軽く手を伸ばす 。 じゃらり と 、 その両腕にある鎖が鳴った。 取れないのか、 取らないのか。 鉄製の枷は 少女には不釣合いな重さ 。 それを気にした様子も無く、 少女はまた 嗤った 。 どうやら商談は無事 成立したらしい。 ) [Wed 16 Sep 2009 21:11:39]
お知らせ > 緋色さんが入室されました。 『 ( 嗤 った 。 )』 [Wed 16 Sep 2009 21:04:36]
お知らせ > メルティカさんが退室されました。 『( 兄に笑われたり、風邪引いたり、 散々 だッ! )』 [Tue 15 Sep 2009 23:56:17]
◆メルティカ > ( ばしゃン、ッて響いた水音。 ) ( 自分が転ンだ後 からだ。バッとさッきの人影が居た辺り、見遣れば 既にそこには誰の影も無く。 ) ―――……… 逃げた、 とか …? ( ぽかン、ッて馬鹿みたいに口開いて。そッちを見ていたけど、 ) ( 溜息。 これは、やッぱり鍛練所とかで鍛えるしかないかも知れない。面倒臭いけど、大魔王の名を広める為 だッ。 ) ( 外套からスカートに、びッちゃり水浸し。 ) ―― 店で乾かしてもらおー …。 ( 溜息交じりに呟いて。 ぱしゃン、ッて水溜りふンで 店へと引き返す。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:55:32]
◆メルティカ > ―― え、ッと。 ( 真ッ黒な人影。恐らくあッちにも 同じ様に映ッてるのかも知れない。雨と夜の効果ッて凄いなあ なンて思う。 ) ( ―― ズ、 ) ( 足を擦る音。其れは己からだ。 ズ、ズ、と引き摺る様に 後ろへ下がる。なンだか、こう 悪の大魔王だッ!ひれ伏せーッ! ッて雰囲気じゃ無い。 ) ( 相手が怖く見える、とかじゃ無くッて。お互いに隙を窺ッてる様な そンな感じ。 ) ( ズ、ズ、 路地の曲がり角まで来た所で、 ) う ッ わあ ッ!? ( 棍棒 みたいな棒きれ踏ンづけて 、べしゃンッて水溜りに尻餅付いた。 ―――冷たい。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:44:01]
◆メルティカ > ( ジーッと其の体勢で路地の奥 見遣り続けてれば、歩く黒ッぽい服来た人影発見。 ) ふッふッふッ。今度こそッ、今度こそッ ギャフンッて云わせてやるンだからーッ! ( グッと拳握り。 ―― 路地へと一歩踏み出せば、其の人影は此方を 振り返ッていた。 ) あ、 ( 外套の奥で、バッチリ眼があッてしまッた 様な気がする。 ) ( そういえば、巷で流行ッてるよね。目玉泥棒とか、内臓喰われた死体とか、色々。 ) ( 思考が 停止中。歩きだした!ッて感じのポーズのまま、止まッて。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:33:15]
◆メルティカ > ( 片ッぽの手に黒い傘、片ッぽの手に黒外套。 雨が降ッてるッて事は視界は悪くなるッて訳で。大魔王の出番でしょ、ッてそンな甘い考え。 ) ――― 外套濡れたら嫌だけど、 晴れの日はバレル確率たッかいしー。 ( はふ、ッて溜息。 バサバサッと外套頭からすッぽり被れば、其のまま 暗黒街の裏路地を歩き出す。 ) ――― 聖職者ッて ここら辺にはいない感じー? ( いやでも、教会があるッて話しだし! こそこそッと 建物の陰に隠れながら、 路地の奥を 見遣る。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:23:38]
◆メルティカ > ――― にしても、 ( 店からちょッと離れた所で足を止める。 ) もともと物騒ッつーか、不気味だけど。雨降ると尚更だよね−ッ。 ( これで客引きなンか出来るか?答えは、否 だと思う。くるッと方向転換。再び店へと戻ッて、勢い良く扉を開ける。 ) ―― にーにーッ。通りに人ッ子一人居ないから、あたし今日は帰るね−ッ! ( 了解、ッて言葉聞けば 小さく笑ッて。お疲れ―ッて外に出る。右手には、黒の外套携えて。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:17:44]
◆メルティカ > ( 暗黒街のとある路地の隅ッこ。喫茶店兼バー 「シャイターン」。其の店の扉の前で。ぼやあッと空見上げる少女。 ) ―― 雨降ッて来ちゃッたし。 ( 溜息一つ。どうりで客の入りが少ない訳だ。今だッて店内に居る客はたッた ――0人。何だか自分がいる日はいッつも0人に近い気がする。気の所為? ) ―― にーにーッ!やッぱ雨降ッてるンだけどーッ! あたし客連れてくるから傘貸してッ! ( 客引きッてやつだ。まァ怖そうな人に声を掛けないから、なッかなか掴まンないンだけど。こう、雨宿りして居る人とか狙ッてこうかな、なンて。 ) ( 兄に手渡された傘を差して、通りへと進む。 ) [Tue 15 Sep 2009 23:11:28]
お知らせ > メルティカさんが入室されました。 『( cafe&bar 「shay-」 )』 [Tue 15 Sep 2009 23:06:59]
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『( 足音の主は全く知らない奴だッてオチ。――無事、今日も生き延びる事が出来マシタ。 )』 [Mon 14 Sep 2009 22:03:56]
◆グレーテル > (伸ばした手はそのまま びッたンッて仮面の方へ。) ――――――― つかれた 。 (ポツリと零す声は息交じりに。アサシンッて楽じゃ無い。運動能力鍛え様にも、種族上限界があるッつーのは自覚済みだ。) (靴音が少し遠くから聞こえる。嗚呼ばれたかなァなンて呑気に考えているけど、如何しようも無い。足が動く気配を見せない。体力、もッと付けておけば良かッた。いや、そもそもついうッかり声を出したからバレたンだ。うッかりッて嫌だよネ。) (近付いてくる足音。拡がッた袖の中で毒針を用意して――) [Mon 14 Sep 2009 21:58:36]
◆グレーテル > (一、二、三...。数字を数えていれば何時の間にやら追手の気配も無く。のッそりと樽の間から顔を出す。) ―――オッケィ。撒いたかな?あ――…焦ッたッ (ズシャー、と壁に背くッ付けて座り込む。ズルズルと尻の位置がずれ、次第に仰向けに寝そべる形。狭い通路を塞ぐ様に。) ――― あ、 (仰向けになッたまンま、見上げた空。) やッべ、ちょう星綺麗じゃン。俺運良いー。 (にへッと仮面の奥で笑う。疲れてもう足が動かない。動く気力が無い。ぼうッと空へと手を伸ばし、) ――寝床と食事と風呂と、あとプラスで可愛いメイドさン。頑張ッた俺への御褒美に下さい。 (星に願いを掛けた。因みに流れ星でも何でも無い、ただの星へ。) [Mon 14 Sep 2009 21:47:38]
◆グレーテル > (暗黒街の狭い通り道。置き去りにされた樽の間に隠れる様に座り込ンだ仮面少女風貌。) ――― …ッ、ハッ、ゲホ…ッ、ン ッとに最悪ゥ …。 (何時も通りの仕事だッた筈だ。警戒心の無い富豪の男に、女の振りして近付いて。気を許した所で抱き付いて首後ろに毒針を―― なンて、慣れた手口だッた筈なのに。己が刺客だッつ―のはばれてた様。お陰で護衛とやらに追い掛け回され、逃げ隠れている。状況説明終わり。) …如何しよう ね。ンもう、あちらさンもいい加減諦めてくれれば良いのに。 (溜息交じりに呟く声は己にしか聞こえないであろう程小さく。――バンクルの核が眼の辺りに在る所為か、己は足が遅い。隠れるしか能が無いッつ―訳で。) (バタバタと走る音 聞こえれば、息を潜め 去るのを、待とう。) [Mon 14 Sep 2009 21:32:30]
お知らせ > グレーテルさんが来ました。 『( 失敗 した 。 )』 [Mon 14 Sep 2009 21:25:55]
お知らせ > リジュナさんが帰りました。 『回答は、とりあえず保留して──お開きとなった。』 [Mon 14 Sep 2009 01:24:12]
◆リジュナ > (「うちとしてもな。もう少し、デカい商談を廻したいが……アンタの処の規模が規模だろ。」 酒盃を傾けた。 私も、親指の付け根に盛った塩を舐ぶって、ショットグラスをあおる。 「もう少し、“商売”を拡大する向きで考えても良いと思うぜ。 アンタにはその器量は充分にあるだろ。」) 買いかぶり過ぎですよ。 うちの娘連中食わせてくだけでも大変なんですから……。 (5人そこらの小組織。 実際、口にする程余裕や余力、蓄えが無いわけではないが──さて。) 他の親分さん方には、話は通ってると考えても…? (「とりあえず、俺は構わんよ。 あとは…まぁ、知らん。 ──あんたの器量で何とかしてくれ。」 煽るだけ煽っといて、この古狸。) [Mon 14 Sep 2009 01:19:43]
◆リジュナ > ( 「空いてるシマならあるだろう。ホラ、あのときの……」 と、首を絞めるジェスチャー。合点がいった。 ああ、と顔を顰め) アマウラ・ヤクザが幅利かせてたところ、でしょ。 いつだかの吸血鬼騒ぎのどさくさの時に……。 (ボスの一人は、そのときの吸血鬼に縊り殺された、とされている。 丁度その頃、屋台骨が傾いたのがそのアマウラ・ヤクザで──“そういうこと”と考えられている。大っぴらに口にする事は、流石に憚られるが。 知っているあの人物は、老人だったし、当人だか……その後を継いだ当代だか、は定かではない。) [Mon 14 Sep 2009 01:07:57]
◆リジュナ > (洋の東西を問わず、縄張りというものはある。 縄張り内の店舗から、みかじめ料、守り代を取る──という“業務”は、アウトロー組織にとっては重要な収入源ではある。 が、然し──ぶっちゃけた話、【三日月刀】にはシマは無い。 縄張り争いで喧嘩になったとき、投入できる兵隊が無いのと、縄張りを守る為にある程度の人を貼り付けて置くことが無駄としか思えなかったからだ。 人が増えて、規模がもう少し大きくなれば…先々考えざるを得ないだろうけれど。 さておき。) ……賭場といっても…、ウチはこういう小さい所帯ですし、何処かの親分さんに縄張りを間借りする事になってしまいますよ? (無理なものは無理、と早めに伝えておく方がいいだろう。) [Mon 14 Sep 2009 00:44:33]
◆リジュナ > ……ええと、唐突なお話で、私としても即答しかねるのですが。 (暗黒街の地下。重い鉄扉で外界と遮られたBARの中。 宿木に隣り合って、グラスを傾けながら──相手の意図を伺い。) ……ああ、いえ。とても良いお話とは思っていますが。 [Mon 14 Sep 2009 00:33:56]
お知らせ > リジュナさんが来ました。 『…賭場の仕切り?』 [Mon 14 Sep 2009 00:30:58]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( 樽から降りて、 歩き出す。 )』 [Sun 13 Sep 2009 01:38:26]
◆ルァ > ( 後は ――― 自分はこれからどうするか だ。 ) … ふりだしに戻る かな 。 ( 樽に座ったまま足をぶらり ぶらりと動かし そう呟けば、 可笑しそうにクスリと 笑って 。 ) ふりだし じゃ、ないかぁ 。 ( 独り では 無くなった――― と、 思う。 だから、 ふりだし ではない。 じゃぁドコなんだろう? と 、首を傾げて 。 ) ( ――― まァいいか 。 ) [Sun 13 Sep 2009 01:38:01]
◆ルァ > ネッビェはどうしているんだろうー ? ( 悪魔の彼とは 、 友人を見送ってからは会っていない。 忙しいのかなぁ と、 思いつつ。 ) ―――― むぅ 。 ( なんだか、 ぽっかり穴が空いてしまったような 気分。 きっと … そう、きっと、 ぐるぐると回るような変化が 落ち着いたから だ 。うん。 そうに違いない 。 ) ほーんと、 落ち着いたよなぁ 。 ( 居候させてくれている家のほうも。 友人のほうも 。 それはとてもいいことなのだろうけれ ど ―― 。 ) [Sun 13 Sep 2009 01:10:35]
◆ルァ > メア、 元気かなァ …。 ( そ と、触れるのは首にかけてある、少女とお揃いのネックレスだ。 元気だろうと思っていても、 心配してしまう。 なんだろう 。 そうやって心配している自分がなんだか 、 変な感じだ 。 なんだか 、 なんだろう、 くすぐったいような 嬉しさというか。 うまく表現できないけれど。 ) ――― … イヤなカンジじゃァ、 無いけどね 。 ( そう呟けば 小さく 小さく 笑った 。 ) [Sun 13 Sep 2009 00:51:58]
◆ルァ > ( 友人が殺害した自警団の葬儀が 今日行われる と 。 噂で聞いた。 ――― 自警団 か 。 きっと 、 たくさんの人を助けてきて、ヴェイトスを守るために動いてきた人なんだろう。 きっと、その人を慕う人も多かっただろう 。 ) ―――― ま、 私には関係ないよね 。 ( 路地に転がっている樽に座りながら、 自分の黒髪をがしがしと 掻いた 。 ) ( 関係ない? 本当に ? ) ――――― … はァ 。 ( 大きなため息を落とす 。 関係無い と言えば無いし、 あると言えばある 。 けれどそれを考え出したら止まらなくなってしまうでは ないか 。 ) [Sun 13 Sep 2009 00:39:51]
お知らせ > ルァさんが来ました。 [Sun 13 Sep 2009 00:34:47]
お知らせ > クゥリッヒさんが退室されました。 『(友達という言葉は、己にとっては温かすぎるな、なんて。)』 [Thu 10 Sep 2009 04:22:33]
◆クゥリッヒ > 取り柄か…確かにな、バカにしたもんじゃない。 ( 自慢げに告げるメルティカを何故か羨ましそうに見つめて。 ) ま 、 私の場合騙されやすいんだけど、 な。 ( お人よしすぎるせいもあるのだろうけど、己の場合悪魔の姿になった時のように疑う心を持っていない。 だからある意味、自分の経験をそのまま言ったに過ぎないかも。 ) ( 再びに、と笑顔を浮かべる少女に少し顔を朱に染めた。 ) ぐう ッ。 判ってるぜ…、あんな状態でもなきゃこんなとここねーッ。 ( 手を引かれながらもしぶしぶとはいえ、はたまた嬉しそうな笑みを一瞬でも零しながら、店の扉を開く姿を見据えた。 ) まァ、確かに私の言った事には変わりないけど…。 兄?へェ、兄弟で経営してるってことか。 ( その後に続く評判を下げるような台詞にくすっと噴出しそうになりながら、店の中へと足を踏み入れる。 その後、久々に心が温まった気がした。 ) [Thu 10 Sep 2009 04:22:08]
お知らせ > クゥリッヒさんが入室されました。 『(』 [Thu 10 Sep 2009 04:21:55]
お知らせ > メルティカさんが帰りました。 『にーにーッ!友達−ッ ( なンて、店の中で報告。きッと暖かく迎えてくれる 筈。 )』 [Thu 10 Sep 2009 04:03:00]
◆メルティカ > そッかなあ?まあ、前向きポジティヴなのがあたしの取り柄だし―ッ、 ( なンて自慢げに云いながらも、表情はにへら―ッと。前向きな単細胞ともいうが、そこは知らン顔だ。 ) ――― ン、まあ ね…。はあーッ!親切な人には裏があるのかあ、要注意だね。 ( 甘いお菓子に釣られてひょこひょこ付いていッちゃいけない訳だ。子供ッて訳じゃ無いし、もう少し危機感を持たなきゃな―、なンて内心。彼女の思考は判らない けども。確かに少女にとッては人生に関わる大事件に なるだろう。 ) ( 強くならなきゃね、なンて呟いて。続く言葉に、にッと笑う。 ) ―― そッかあ。今日は失敗ッてやつだね。 暗黒街は危険がいーッぱいあるンだから、気を付けないとね―? ( 女性の表情に見遣りながら、楽しげに言葉を紡ぐのは。もう襲ッてくる事は無いだろうッて安心感とちょッと話して警戒が溶けたからか。あの異形の姿のままだッたら手を差し伸べる事は、きッとしなかッた。出来なかッた。 ) ( 彼女の手を掴む事が出来れば、笑み其のまま 空いている方の手で店の扉を開く。 ) ―― えー?成り行きでも自分の言ッた事には責任持たなくちゃ― ね? … ぅえ?別に迷惑じゃ無いけどッ。客は今居ないし−ッ、 あ、兄が2人居るから煩いかもしンないけど気にしないで? ( 奴等は女好きだかンね!とか兄の評判下げる様な言葉付け足して。 そのまま、彼女の手を引ッ張りながら 店の中に入ろう。 朝には、きッちり兄2人と一緒に彼女を送るつもりで ―― ) [Thu 10 Sep 2009 03:58:39]
◆クゥリッヒ > 少なくとも、私に比べたら前向きだ。 後ろ向きになるよか、強いと思うぜ。 ( どうにも、メルティカは己にはまぶしい存在のようだな、と思う。 真実なんて知らないし判らないけれど、少なくとも今の"空虚"しかない自分に比べたら強いと、そう感じた。 嬉しそうな笑みさえも、力強く思えた。 ) 言うまでもねェだろ? ( くす、と笑う。 自分はなんて事はないのだ、どうせ何されようが変化の訪れない身体なんだから。 だがメルティカのように普通な人間には人生に関わる大きな問題だろう、そんな事を考えると、何を考えてるんだ私と思わず殴りたくなってしまう。 ) 他人に取られない為に強く、か…確かにそぉだ。 ( だが強くなるにしたって限界はあるだろう。 ド素人がいきなり訓練初めていきなり強くなる、なんて事は在り得ない。 強くなるというのは楽な話ではないが、そうでもしなければ生きていくのも大変なんだろう。 それくらいは、理解している心算だから、何も言うつもりもなかった。 ) ―― ああ、そうなる。 いつもは戻る前に暗黒街から出ちまうんだが、なァ。 ( 失敗したぜっ☆ なんて悪戯に舌を出してみせる。 確かによわっちい身体をしているが性格や意識はまだ、まともになっている。 だからもう襲い掛かるなんて事はないのだが、 ) ……う、そ、それは言うんじゃねー…。 ( だから見られたくなかったんだよっ、と慌てたような表情を浮かべる。 実際体力で言えば子供にすら劣るわけだし、否定も出来ないから困ったものだ。 ) ( ふと、手を掴まれる。 今度きょとんとした表情をしたのは、己だった。 ) えッ…いや、おい、待てって! た、確かに昨日そうは言ったがあれは成り行きでだな…ッ ( と、言いつつも正論を述べているのはメルティカだ。 武器は小刀一本のみ、体力もなければ力もない。 カモどころか魔物の餌として撒かれてるレベルだ。 ) …判った、が、迷惑じゃねェのか?私なんかが行ってサ。 ( 確かにありがたいけれど、大丈夫なのかと問い掛ける。 少なくとも彼女一人で経営しているわけでもないだろうに、と。 ) [Thu 10 Sep 2009 03:44:46]
◆メルティカ > ―― つよッ、えッ、強いッ?そッかなあー? ( なンて云いながら、表情は嬉しそうに へにょりと崩れる。弱いなあッてさッきまで落ち込ンでたから。 ――結局、忘れる事が出来ないから忘れない、ただ其れだけ。忘れられないから、復讐をしようとしてる、なンて口には出さないけど。 彼女の笑みを見遣り、えへー ッと何だか嬉しそうに笑ッた。 ) そーそー。――別の意味で危ない奴 ッて、もしかして…。 ( 彼の事だろうか、なンて推測はするけど。何が起きたか、とか彼女が口にしないのなら聞く気は 無い。確かに、知らなくても良い事、の様な気がするしッ。 ) ―― でしょ?他人に奪われて人生終わるなンて嫌だもンッ。 ま、其の為には強くならなきゃいけないンだけどッ、 ( 軽く頬掻きながら、微苦笑浮かべて。此の前自分は強く無いッて事は知ッたから。訓練を始めてみようと思う次第。人間外に敵う程 とまでいかなくても、せめて自分の身を守れるくらいには。 ) ――――… そッちが本当、 なンだ 。 ( なンて、本当の姿見遣れば ポツリとそンな言葉。とン、ッて軽く押されれば、其れに抵抗する事無く 彼女から少し離れ。 ン―ッて考えた様な仕草、顔浮かべ、 ) ――― 其の姿 こそ、カモにされそう だよね、 ( ッて呟いた。見るからに弱そうな女性。此の街は昼よりも夜危ない奴が出る分も有るし、 ――彼女が眼鏡を着用し終われば、其の手を掴もうと手を伸ばす。 ) ―― 朝が来るまで、店にいれば良いと思うンだけどッ 如何かな?朝が来たら一緒に帰ろうよ。 その姿でふらふらしたら 狙ッて下さいッて言ッてる様なもンだし! それに、 ( にンまりと笑う。 ) ―― 昨日あたしに色々言ッておいて、自分は無防備にふらふらする なンて事、しないよねーッ? [Thu 10 Sep 2009 03:29:17]
◆クゥリッヒ > いっひひ…なんだ、メルは強いな。 ( そんな風に割り切れずに衝動に身を任せている自分が目の前に居るというのに、なんだろうこの違いは。 言われて初めて、自分は逃げてばかりなのかもしれないと思う女だった。 きょとんとした顔を見れば、落ち着いたような、狂った笑みではない普通の笑みを浮かべた。 ) 確かにな。 前も言ったが目玉泥棒だったり、魔物だったり色々住んでるからなこっちの街は。 話が通じても別の意味で危ない奴もこの前居たけどな? ( あの後襲われた、なんて話はしないでおこう。 下手をするとメルティカがあなっていたかも知れないし、知らなくても良い事もあるさッ、なんて、言いたくないだけの口実を作りながら。 ) 天寿――な。 確かに他人に殺されて終わるっていうのも、味気の無い話ではあるな。 ( 折角与えられた命、他人に取られるというのは勿体無い話だ。 ある意味、商売と一緒かもしれない。 一部だけだけどなっ。 ) ( 体が支えられたまま、変異は終わりを告げた。 時間切れだ、もうこれ以上ここに居る意味も無いだろうな、そんな事を思う。 あまり、見られたくはなかったという感情もあったのだが、ぽかん、とした少女の姿に苦笑を浮かべる。 ) これが…本来、の… 私の 姿 だぜ…。 ( 人よりも弱い、人。 この姿に戻った時はただの非力な人間より弱い人間となる。 力もなければ体力もない、病弱というならそれも間違いではないのかも。 ) この街でこれが解けると狙われやすくなるんだが、まぁ…なっちまったもんは仕方ねェよな…。 ( 軽くため息を漏らすと、メルティカの体を軽く押して、ゆらりと立ち上がる。 ) 大丈夫だ、すまなかったな。 ( 目の色が赤く染まり、しかし霧を纏ったかのようにその色はおぼろげ。 右のポケットへと手を入れると眼鏡を取り出し着用する。 これで、同じ視力になった。 ) [Thu 10 Sep 2009 03:16:16]
◆メルティカ > そーゆー事ッ。だからねー、無理に忘れようとはあたしはしないンだよね、 ( 結局忘れられないンだから。小さく笑う女性に、再びきょとンと不思議顔。笑われた理由が解らない、とでもいう様に。 ) ―― あー…吸血鬼、ね。うン、確かに。話しが通じてる人だッたッてだけでも、あたしは運が良いと思うンだー。 ( なンて。言葉も何も通じずに、ただ襲う奴等も居るし。問答無用で殺しに掛る奴も居るし、吸血鬼みたいな種族も居るし。結局、今自分が此処に居るのは運のお陰も有るンだと思う。 ) ――― 死ぬ時は皆死ぬ、かあ。出来れば天寿ッてやつを全うしたいね!誰かに殺されるとか、そういう酷い死に方じゃなくッてさ、 ( 人生を本当に遣り直せるなら、そう思う人が居ても可笑しく無い。――近付くな、と云われても。倒れ掛ける人物に手を貸さないのはやッぱり自分の気持ち的に嫌だッて云う我儘な思考。 彼女の体支える事が出来れば、ほうッと一つ息を吐く。 ) ――――… おッ、 あッ、 あ? ( 何時の間にか羽が消え、手も普通の人間の其れ。混ざり物ッて事が漸く理解できた。 驚いた様に口を開けたまま、ぽかン。 ) ―――… え、えッと。 え?これは、大丈夫 なの ――…? [Thu 10 Sep 2009 03:02:19]
◆クゥリッヒ > ( 実際嫌われているくらいなものだと考えていたから意外だった、何もかもが意外。 何故こんなに落ち着いて話ができるのかすら、不思議なくらいだ、自分に対しても。 ) そういう、ものか。 いや、そうだな――その通りだな、忘れたくても忘れられない事なんてのは幾らでも在る。 ( 自分の生まれだとか、その辺りも含めて。 勉強になったと言葉を発せば小さく笑う事になった。 別にそういうつもりなんてなかったんだから。 ) ま、そういう事にしておくぜ。 遭ったのが吸血鬼とかじゃなくて良かったな?もしあの類だったら問答無用で血吸われてたと思うぜ。 ( 破壊衝動以上にタチが悪いのはそういう類。 殺すだけに飽き足らず同属にまで至らせさらに連鎖させる。 暗黒街で何より厄介な類でもあるだろう。 助けた、というのも成り行きだったのだが、あまり続けても仕方ない議論かと思えばこれ以上は紡ぐまい。 ) ( ふと続けて聞こえる許可という言葉、成る程、この娘は、 ) ルール、なァ。 守ろうにも私にはどうにも出来る物じゃねェし、そん時はそん時だ。 死ぬ時ぁ皆死ぬのと同じさ。 ( 死んで人生やり直せるならそれの方が良いくらいだ、なんて物騒な事を口にするも、苦笑いを浮かべる。 なりたくてなった訳じゃないが、そのせいで周りに迷惑掛けるというのも情けない話だ。 …ああ、理性が戻ってきてるのか、なんて思えば、片膝を付き大きくため息を漏らした。 ) バカ、近付くんじゃねェ。 まだ――、 ( 続く言葉は止まった。 体が支えられて居た、片膝を付いたと思ったのだが助けられた。 もう破壊衝動も薄らいでいる、近付いてきたのがこのタイミングで助かった、が。 ) ……や、べ。 時間忘れてた。 ( そんな事をメルティカの傍で呟く。 いつしか羽は無くなり、腕も黒ずんで入るが人の其れへと戻っているだろう。 ) ――混ざり物、ってのはこういう事だ。 ( つまり、人の姿。 ) [Thu 10 Sep 2009 02:50:33]
◆メルティカ > ( 恐怖を覚えていた相手と、名前を省略し合うなンて思いもよらなかッた。悪い気分じゃァないけれど。 ) 良かッたあ。――ぅえ?そッかなー?忘れたいッて望む事ッて忘れられないもンだし、まあ勉強になッたッて云うか。 ( 自分で何言ッてるか解らなくなッて、ちょッと頬掻いた。 ) まあ、あれだよッ。 感謝はしない けど、―― 責める気も無い 的な?あたしもあンな時間に一人で歩いてたのが 悪い訳、だし。ある意味助けて貰ッた訳だし! ( そンな感じッ、と話しを切ッて。 店ッて言葉には頷く。彼女の、なるほどッて納得した部分はよく解ンなかッたけど。 ) ――…あははッ、どーも。一応上の許可は取ッてるみたいだからー、 … ( 云い掛けて、止まる。 ) あンね、暗黒街ッてさ、確かに無法地帯に近いンだけどー。あンま騒ぎ起こすとこッわ−い連中が追ッ掛けてくるから、程々にしといた方が良いよ?暗黒街には暗黒街のルールがあンだッて。 ( 意思で如何にも出来ない、と云われれば微苦笑浮かべて。まァ気を付けてよ、とかそンな言葉。一歩、一歩 近寄る彼女を避けたりも しなかッたが、 ) ―――― ちょッ、 大丈夫ッ?何? えッ、なに? ( 不意に、よろめく女性の身体。慌てた様に其方に手を伸ばし、其の体を支えようと。 ――甘いッつーことは百も承知だ けど。けど、弱ッてる人を放ッておくのは、良い気分じゃ無い。 ) [Thu 10 Sep 2009 02:34:47]
◆クゥリッヒ > あァ、それでいいぜ。 ( 名を決められれば一つ頷いた。 こんな風に名前を呼ばれたのはいつ振りだただろう、なんて。 ) そうなのか、じゃあメルって呼ばせてもらうか。 ( 私としても呼びやすくていい、なんて付け足しながら見せたメルティカの笑みに思わず気が抜けた気がした。 なんだろう、この姿で他人の明るい笑顔を見る事になるなんて思わなかった。 複雑だ。 ) そうだな、私達も行けと言った以上それに対して何か言うつもりはないぜ。 気になるって言うのもやっぱり意外だぜ、さっさと忘れてしまいたいって思うような事だと思ったんだが…。 ( あの時のような恐れは見えない。 逃げ場所があるからなのか、本当に怖くなくなったのか。 その辺りは判らないが。 ) 店の前――? あァ、成る程だからか。 ( どうにも此処は人が多い気がすると思った、なんて呟く。 荒々しいというよりも表町に近い雰囲気だから。 通りで獲物になりそうな奴が殆ど居ないはずだと納得する。 ) 判った、此処には来ないように注意するぜ。 別に営業の邪魔したくて来たわけじゃねェんだからな。 ( もっとも破壊したいという感情とそれが同じ意味ではないのは彼女の中だけの話だろうが。 男については、一つ頷いて注意つすと呟いた。 ) 弱いものいじめな、ァ…正直私の意志でどうにかできる問題じゃねェしな、殆ど。 ( さすがにそんな所までは保障できねぇぞ、と言葉を紡ぐ。 現に一人壊そうと――ああそうか、目の前のこの子だって同じ存在じゃないか。 なんで、壊さない? また一歩前に出る。 時間的には変異もそろそろ終わる頃だ、破壊衝動が焦っているのだろうか? ) ( 他人が他人を殺す理由なんてそれぞれだ。 自分なんて衝動に駆られて狩るだけ。 人によっては己の欲求を満たす為だけに殺人を犯す者もいるだろう。 思考だけなら、人も化け物も似たようなものなんだろうか、なんて考えた時。 ) ……っと…? ( ふと、体のバランスが崩れ、ふらふらと歩きはじめる。 一直線にメルティカの方へ、というよりも倒れそうな体のバランスを無理矢理とるような、足取りになっていて、羽や腕が段々と崩れるように粉になって行く。 徐々にではあるが、変異の終わりを告げているらしい。 ) おっと、こりゃァ…。 [Thu 10 Sep 2009 02:22:09]
◆メルティカ > ( 気にするなと云われれば気にしない。こくンと一つ頷いて。 ) ン― じゃあ、クゥちゃンでッ。 ( さンよりちゃン付けの方が恐怖心が消える気がする。 ) ―― うン、オッケー。メルでも良いよッ。家族にはそう呼ばれてるし。 ( いい名前だと云われれば、悪い気はしない。にへらッと浮かべた笑みは気の緩い能天気な笑顔。―少女自身も彼女の名を知ッたところで調べようとは思わない。 ) ――― あの場は逃げるのが利口でしょッ。あたしじゃァ如何にもなンないし。 …けど、気になるもンは気になるの。気遣ッてる訳じゃないしッ。ただ、あたしの所為だッたら ちょ―ッと、こう、悪いなあ ッて思ッちゃッただけだし! ( 神経は図太いッぽい少女。寝ればすぐ立ち直る、ッて程じゃあ無いにしても、逃げ場所が近くに在れば此の前の様な恐怖は無い。 ) ――― あッ、そうだ!誰かを投げ飛ばすなら こう、店の無い場所でやッて欲しいンだけどッ! ( なンて、云いながら倒れている男を指差した。 ) 店の前で死なれたらなンか嫌だし――。 …化物同士戦ッてる ッて云ッてもあなた卑怯な手段とか使ッて無いじゃない?同じレベルの相手と戦うなら悪い事じゃ無いと思う しー。 あッでも!弱い者いじめは悪だと思うンだよねッ。 ( 人間の、ッて言葉に関してはひとつ頷いた。自分と思考が違うだけ、自分と宗教が違うだけ、自分より幸せな奴、とかそンな簡単な理由で 色々な方法で殺されていく。人間だッて そうなッてしまえばある意味化物、だ。 ) [Thu 10 Sep 2009 02:04:40]
◆クゥリッヒ > こっちの話だ、気にするなよ。 ( くす、と笑みを浮かべると肩を竦ませた。 とはいえ、動いたのは左肩だけだけど。 ) 好きに呼べって言ってるだろ?堅苦しいのは苦手だぜ。 ( 化け物と呼ばれようが魔女と呼ばれようが、今となってはもう慣れたのだから。 別に、なんでも構わないな。 そんな事を考えている中で、相手の口から名前が出てくれば一瞬間を空けて、 ) ――メルティカ、か…。 いい名前だな、そのまま呼ぶのでもいいが…メル、でも構わないか? ( そんな他愛もない言葉を、問いをかけながらふといつも邪魔してくるのだ。 今の私はなんだ、和んでいる場合なのか?と。 どの道名前を知ったところで何かしようとは思わない。 相手の細かい事なんて興味あるわけでもないのだから。 逆に己の名前もまた調べても何も出てこないかもしれない。 以前の街とは名前が違っているから、だけど。 ) いっひひ…悪ィな。 意外だったんだよ、一目散に逃げてった奴がその対象である奴にそんな気遣うなんてさ。 ( 普通見ただけでまた逃げられるんじゃないかと思っていたのにもはや堂々と話してくる。 逃げ場があるにしたって、ちょっと驚きだなと女は思った。 ) ――ま、判らねェよな、そりゃあ。 ( だが、続く言葉に首をかしげた。 ) おいおい、今さっき男吹っ飛ばしたり化け物同士で戦ったりしてる奴だぜ私は。 ま、人間のが怖いって言うのは…一理あるんだけどなァ。 ( 実際人間の悪意は底無し。 悪魔のように単純な破壊衝動ではなく、いかにして殺すか、だとか色々考えて行う。 腹黒い奴もいる、時には病的な奴も。 だから、ある意味でそれは的を射ているな、なんて考えて一歩、また近付いた。 思考が破壊衝動を上回ったのは、一時的でしかないんだから。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:52:25]
◆メルティカ > ―――… ? ( 判ッてる?何が?――内心そンな事思いながら小首傾げた。警戒心が相手に伝わッてるなンて思ッてない小娘。 ) ――好きにして良いならクゥちゃンかクゥさンが良いけどッ。 あたしは…、 ( 偽名にしようか本名にしようか、ちょッと迷ッたが、 ) メルティカ。好きに呼ンで良いけど、変なあだ名は勘弁。 ( 結局本名を名乗ッた。名前知られた所で別に困るもンじゃないし。調べられて困る事なンてしてないし。 …多分。 ) ―――… 混ざり物、かー。でもフジエさンより強そうな感じだッたンだけどなァ。 何となく。イメージで。 ( うーンッて、何時の間にか店の扉から手を離し 腕組み。 怖くて眼を逸らしぎみだッたのと、彼の後ろに居た事で余り術は見えなかッた。 ) ( 不意に、噴出した女性に、ぽかン、と眼を大きくして。 ) なッ、笑う事無いでしょーッ!? ――… まァ、あたしの所為じゃ無いッて云うなら、良いけど ォ。 ( 笑われた事に対する 不満からか、ちょッと表情顰めて。 ――続いた質問、 ) ―――… なンだ ッて云われても。良くわッかンない。あなたもあの人も。 怖いし、人間じゃ無い とは思うけど。―― そンなに化物化物 ッて云う程、でも無いかな −ッとか? ( うまく言葉が出て来ない。云い切れば、あはッなンて小さく笑い、 ) ―― 人間の方が、怖い事も有るしねー。 ( 見た目とかじゃ無いよね、なンて。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:37:59]
◆クゥリッヒ > そうか。 …あァ、それでいい、ちゃんと判ってるじゃねェかよ。 ( 足を止める。 見ても警戒心が伝わってくる、それでいいのだ、この街で生きるには。 ) へッ、まァ好きにしな。 …そういえばお前の名前聞いてなかったな、言いたくないなら言わなくてもいいがよ。 ( 無理強いする心算はない。 警戒する相手だ、そんな簡単に名前を教えようとは思わないだろう。 尤も、教えてくれないのであれば適当に渾名を付けるなりして呼び始めそうだが。 ) ( 次に続く言葉に思わずきょとんとなった、そんなに驚く事だったろうか、なんて。 ) 私だって所詮混ざり物だ、ちゃんと自分自身を使いこなせてる奴にゃ、まだ勝てねェって事だろうぜ。 ( どこまで本気なのかよく判らない人物だったのには違いない。 少なくとも、悪意ある人間ではないのだろう。 怪我までさせたというのにわざわざ人目に触れないような場所まで移動させてくれていたし。 尤も己には敗北感しかないのだけど。 ) ( 次に続く少女の言葉に思わず噴出した。 なんだ、あそこまで、恐ろしいものでも見るような反応をしていた奴が。 何の心配をしている? ) はッははッ! 何言ってやがる、私の獲物は見ての通り右腕だけだ、鞄があろうが無かろうが捕まった時点で私の負けさ。 ( 確かに左腕を使って小刀を使えば反撃の余地はあっただろうけど、少なくとも最初の時点で両手を拘束された、引き摺られたとなれば鞄は関係ない。 ) 変な事考えるんじゃねェ、お前にとって私達はなんだ? ただの化け物だろ? そんな相手に変な気遣うじゃねェよ。 ( 普通なら笑って茶化すのだが、どうにも気が乗らない。 あれだけ怖がっていた人物が何でそんな事を。 破壊衝動よりも思考が上回る、己は足を止めた。 よくわからないと言えばあの男もそうだが、この少女もよく判らないな、なんて。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:25:53]
◆メルティカ > ――――… ねえ、あなたが負けたのッて あたしの所為じゃ ないよねー…? ( 若しかして、鞄の所為か。とか、あたしが変な事口走ッたのか、とかぐるぐる考えが回る。ちょッとだけ 眉尻が下がり。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:15:16]
◆メルティカ > ―― いや、別に…。そろそろ終わりの時間だし、 ( 詫びる様な彼女の台詞に、警戒心露わにしつつ首を横に振ッた。終わりの時間、は店の終わりの時間の事なのだけれど。 ) ――― まァでも、年上 みたいだし?一応 クゥリッヒさンッて呼ぶ。 ( 流石にあンたは拙いしね、なンて内心。店の扉に手を掛けたままの状態で 続く彼女の言葉に、あからさまに驚いた様な素ッ頓狂な声を上げた。 ) ――負けたのッ!?あなたがッ!? なッ、なな、なにッ あの人そンなに強かッた訳!? ( 変な格好の、怪しい人物。けど一緒に探し物してくれる良い人。の筈なのに女性襲ッたり訳解ンない奴。ッつーのがフジエの印象だ。女性に関しては、強そう。とか怖い。と人間じゃ無いとか、そンな印象が強過ぎて まさか負けるなンて思ッて無かッた。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:13:37]
◆クゥリッヒ > ( 今まで殺す程の暴力を振るった事はない。 勿論打ち所はすごく大事だなと後々思ったが、この辺りの奴等なら投げられたくらいじゃ死なないだろうなんて勝手な解釈をして、他人の迷惑など露知らず。 ) ……悪ぃな、邪魔したか? ( まさかまた出会うなんて思ってはいなかった。 あれだけ脅したし、一人でうろつくって事も無いだろうなんて思っていたから。 店の存在まで知らない女の怪物は取り込み中かと思って、詫びるような台詞を吐いた。 尤も心から謝ってるわけではないのだけど。 ) そうか、そりゃァよかったな。 後変に畏まらなくていいぜ、私にゃ意味がねェ。 ( どれだけいい格好しようが何をしようが、破壊衝動の塊なんて抑えられるものじゃない。 自分の意思では、どうにもならないんだこれは。 ) 私は……結構酷い目にゃあったな、勝てなかったし当然っちゃ当然だが。 ( どういう事、までは説明しない。 しても良いが、話しても聞いても面白いわけでもないし。 ) ( 実質店に逃げ込むならそれを追う事はしない。 破壊衝動の対象として選んでいても、本人の意思が必死で拒んでいる。 自分が身を張って逃がした相手をみすみす壊すなんて情けない話もねぇな。 そんな事を破壊衝動の意識の中で呟いた。 ) [Thu 10 Sep 2009 01:05:15]
◆メルティカ > ( 打ちどころッて結構大切だと思うンだ。後頭部思いッきりうッただけで死ンじゃッたりするし、ね…!取り敢えず男は生きている様で、安心した。全然知らない人間だけど、店の前で死なれたら少し ――いや、かなり困る。 ) ―――… あッは、 は… どーも。 ( 渇いた様な笑い。左手あげて挨拶して来る女性風貌に、此方も軽く手を挙げて見せ、 ) ―― お陰様で、 なンとか…ッ。あンた ――じゃない、え−ッと クゥリッヒ さンは、 無事だッたの ? ( 話し掛けられれば、若干戸惑いつつもきちンと言葉を返す。女性から離れる様に、ちょッとだけ足を引いて、店の扉に手を掛けつつ、 ) ( 走ッて逃げたりしない。いざとなッたら店に飛び込めば大丈夫…!なンて考えてたりする。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:54:35]
◆クゥリッヒ > ( ただ投げ飛ばしただけである為、死ぬ事はないだろう。 いずれにしても暫くすれば目は覚める…筈だ、打ち所が悪くなければ。 ) よォ、私だ。 ( 左手を軽くあげて見せる。 挨拶をするのは少女にだけ、他の奴等は別にどうでもいい、襲い掛かってくる者もあまりいないだろうし、居たとしても吹っ飛ばされた男の仲間だろうし。 苛立ちの声が聞こえてくれば苦笑を浮かべてしまう。 破壊衝動を抑えて雑談、出来るような人間ではないのだ、自分は。 ) あの後、ちゃんと逃げられたみたいだなァ。 ( 馴れ馴れしく話し掛ける。 ゆっくりと歩き始め、近付いて行こうか。 勿論移動速度は遅い、速さなんて殆ど無い。 だから逃げようと思えばすぐに逃げられるだろうし、そうした所で追い掛け回す必要もない。 それが正しい判断だと、訴えたばかりだから。 どうでようが、文句は言うつもりはない、狂気だろうとなんだろうと、自分で言った事は多分、間違っていないと思うから。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:48:38]
◆メルティカ > ( 飛ンで来たのは男だッた様だ。恐る恐る近付いて、ツン、とか突ッ付いてみる。意識は無い様だけど、命はまだ有るようだ。 ) ――― ッたくもう!誰よッ、あッぶないなあ! ( なンて、苛立ち露わにしながら飛ンで来た方向見遣れば、 ) ( ―― ちょッと離れた場所に、なンだか、見知ッた様な姿が見えた気がした。羽を生やした、大きな手の ――。そう、良い意味で見知ッた相手では無い事は確か だ。 ) ( あ、 ッて口を開けたまま。驚いた様に目をまァるくして其方を見よう。恐らく、周りと似た様な顔をしているとは思われる。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:42:48]
◆大きな影 > ( 鍛錬所には行った事はない、だって本来の姿の頃は体力もろくに存在せずちょっと動かしただけでも疲れてしまうような奴。 鍛錬なんてしたら体がきっと持たない。 第一鍛錬しなくても、力が無くても扱える攻撃方法もあるといえばあるわけだが、それは本来の姿の話。 ) ――あァ、私と同じくらいの強さの奴はいねェもんかね。 ついでに勝てる奴。 ( 独り言を呟くように投げ飛ばした右腕はそのままゆっくりと下ろす。 間接は、治っている。 恐らく変異が解けた事で間接がまたズレて治ったのだろう。 あるいは、あの男が直したのか。 ふと、吹き飛ばした前方から男の声ではない、高い声が聞こえる。 あれ、投げ飛ばしたのはおっさんじゃあ――、 ) ……あ? ( 今は笑顔を浮かべていない。 常に笑っているというわけではない、だから少し離れた距離ではあるが、その姿が見えたなら不機嫌そうな表情をしているようにも思えるだろうか。 そして少し遅れて聞こえた悲鳴。 ――あァ、なんでまた。 ) …出会っちまった。 ( また小さく呟いた。 少なくとも、少女よりは間が空いて吹き飛んでいった筈。 狙ったわけでもない、単なる偶然、下手をすれば命中する方に投げていたかもしれないが、それは今は己にとってどうでもいい。 折角見逃した相手と、鉢合わせするなんてなんて運の無い――。 当然のように周りは、 ギョ、 とした顔で此方を見ている。 それはそうだ、羽を生やした大きな手を持つ化け物が其処に居れば誰でもそんな顔になる、と思うが。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:36:05]
◆メルティカ > ( 鍛練所。自分にとッては無縁の場所 ――だと思ッていたけれど。一度位行ッてみても良いかもしれない。努力とかあンま好きじゃないけどこの際仕方が無い。 此れも全部、自分の為だし。 ) ――― ッと、そうと決まればッ!悩ンでる場合じゃないッ。 ( むくッと立ち上がり、うしッて拳を握り空に掲げる。 ) ―― 負けてなンかいらンないンだからッ! ( 偉大なる悪の大魔王 だもン。ッと気合いを入れた所で、 ) ――――ッ、 きゃあぁああああッッ!!? ( なンか飛ンできたッ!少し身体を逸らしたが、逸らさなくても当たらなかッた と思う。バクバクバクッてなる心臓抑えて、放り投げられた其れを見遣ろう か。放り投げた方よりも 投げられた方に気が行ッた様。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:28:04]
◆大きな影 > ( 路地を堂々と歩く大きな影。 黒の片翼を揺らしながら巨大な腕を引き摺るように歩く、化け物のような形、いや化け物がいた。 先日敗北して以来妙な場所で放置されていたが、拘束されたわけでもなく閉じ込められていたわけでもなく抜け出すことは容易かった。 異形ではない自分の時間帯でさえも、容易く。 問題としては服を一着失った事くらいか。 本人曰く、「同じのあるし問題ねー。」との事だったが。 ) ったぁく、酷い目にあったもんだぜ。 ( 元はと言えば自業自得なのだが、悪態を垂れるのはいつもの事。 というわけで憂さ晴らしに何時も通りの暗黒街。 この前の少女が居るなどと微塵も思ってない化け物は、一人男を掴み、そのまま少女の前方へ向けて投げ飛ばしてしまう。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:18:17]
お知らせ > ookina_さんが来ました。 [Thu 10 Sep 2009 00:04:29]
◆メルティカ > ――― はあ…、もッと、根性ついたと思ッたンだけどなあ。 ( 店の扉の前、ずるる、としゃがみこンで。―両親が死ンで、兄と3人で此処に来て。怖いお客さンとか色々な人と喋ッたり、して。 ) ――――… 、 ( 自分は強いッて思ッてきたけれど。そうだ、此の街には色々な人種が居る。ただの人間で、何の能力も持たない小娘なンて強くもなンとも無いんじゃないか な。 ) あたし らしくない ―― なあ…。 ( ボロボロと零れる涙を手の甲で拭い。はあッて吐く溜息。 ) ( 弱気になッちゃいけない。せめて、気持ちだけでも強くいかなきゃ。力はこれから付けていけば良いンだから― ) ―― そういえば、 ( ふと思い出した。前に店に来た大きい荷物のお客さン。 確か、鍛練所は自由に出入りできる とか言ッてた気がする。 ) [Thu 10 Sep 2009 00:03:02]
◆メルティカ > 怖い目に遭ッた ッて言ッたじゃン。――…ほンッとーに怖かッたンだから!そりゃァ、…あたしが何かされたッて訳じゃないけど さー。こンな事無かッたンだもン…、 ( 三角座りしたまま顔伏せて、溜息吐く兄に言葉を零す。――此れ云うとまた、じゃァ手伝いに来なくて良い、とか言われるンだけど。手伝いには来たいンだもン。 ) ―――… 、 ( ポンポンッて子供みたいに頭撫でられて。涙浮かべたまま兄を見遣る。 そうして、すくッと立ち上がれば、 ) ―― あたし 呼び込み行ッてくる。此処でこうしたッていつまでも直らなそうだしッ! 店の前くらいなら平気だからッ! ( 云いながら扉の前まで駆けだして、其のまま外に出る。―― 泣いてる顔なンて 兄に見せたく無かッたンだもン。 ) [Wed 9 Sep 2009 23:51:27]
◆メルティカ > ( 暗黒街のと或る路地、隅ッこの一角。10人客が入ればいッぱいいッぱいになッてしまいそうな、小さな喫茶店兼バー。 ――其の店内で、 ) ――― やーだーッ。にーにーが終わるまで待ッてる。絶対帰ンないッ。 ( なンて、客が居ない事を良い事に、一番良い席に三角座りしながら文句をブツブツ言う少女が一人。 ) ―― 一人で帰るの怖い し、其れに… ほら、まだお客さン来るかもしンないじゃン? 絶対あたしが居た方が―― ( 「とッとと帰ッて寝ろ。」 ッて厨房から出て来て首根ッこ ――と云うか服の襟を掴まれた。 ) いーやーだーッッ!帰らない−ッ!此処に居る−ッ!! ( じッたンばッたン足動かして必死の抵抗。兄は溜息吐きながら手を離し、少女はまた椅子の上で三角座り。 ) [Wed 9 Sep 2009 23:40:56]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『( cafe&bar 「shay-」 )』 [Wed 9 Sep 2009 23:34:55]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『…痛い…ッ 。』 [Tue 8 Sep 2009 21:59:48]
◆ルァ > ( さて、 どうしようかな と 、 考える 。 痛いからと言ってこんな処でのんびりと痛みが消えるのを待つのは危険 か。 小さく息をつけば、 痛みに顔を顰めつつ 、 ゴミ箱の中でもがいてみる。 紙やら何やらのせいで動きづらい。 ) ―――― ッ ( 動くたびに走る痛み に耐えて耐えて 、 やァっと 、 ゴミ箱の中から出ることに成功 。 地面に崩れ落ちれば、 立ち上がり、 壁に手をついて体を支えながら 歩き出した。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:59:06]
◆ルァ > ―――――― 何してンだろ ……。 ( 馬鹿らしく なった 。 押されて 、 落とされたのは自分の不注意だ。 つまり自分のせい ということだ。 相手がなんで突き落としたか なんて理由は分からないし 知ってどうする 。 自分の不注意で相手に怒りを覚えるのなんて 馬鹿らしい 。 ) ――― … あはッ 。 ( ため息の代わりに出たのは、 小さく短い わらい声 。 此処で叫んで誰かに助けを求めたら、 此処から手を引いて 起きるのを手伝ってくれるだろうか。 いやいや。 叫んだところで来るのは、 きっとロクでもない奴らだ。 ) むぅ 。 ( もう一度身体を少し動かしてみるも、 やはり背中を中心にして 痛みが走り 、 顔をしかめた。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:47:36]
◆ルァ > ( 大きな音がした 。 同時に 背から全身に 衝撃 。 無意識のうちに頭を浮かせて受身をとったものの その衝撃は大きく。 ) ―――― ケホッ ( 一瞬息が出来なくなり、 次いで 肺から一気に 空気が出た。 ) ―――― ぁれ …。 ( 生きてる? なんて 呟く 。 気が付けば、 自分の身体は何かに埋もれている。 ――― 紙だ 。 多分ゴミ箱のようなものの中に落ちたのだろう。 生ゴミが無かったのはせめてもの救いか。 紙やら布やら 。 自分はよほど 運が良いらしい 。 ) …くっそ 。 …っざけんな …… …ッ … ( ゴミ箱から出ようともがくものの、 身体に痛みが走って 動きを止めた。 大きく大きく息を吸い、 長いため息 嘲笑うかのような月を見上げながら 吐いた。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:29:46]
◆ルァ > ( そう。 見た。 別に下には何も無かった 。 そう認識したか 、 しないか、 その瞬間 。 背 に 、 何かが当たった。 ) ( トン ) ( そんな軽い 刺激 。 ( 手だ。 ) ( 思ったときには オッドアイの子どもの体は バランスを崩して窓から身を乗り出していた。 ) ( 押された ) ( そこから先は何も考えられない 。 廃墟の2階。 それほど高くない場所だけれど、 普通の人間が無防備に放り出され、 何の訓練も受けていない子どもが 、 ヒーローのようにカッコよく着地できるはずもない 。 ) ―――― やっべ 。 ( 小さな小さな呟きは、 風の音に 消える。 いや、ヤバイって 。 何コレ冗談じゃない。 この下って何だっけ? ただの地面? 落ちていく子どもは、 下に何かあることを 祈るのみ。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:11:39]
◆ルァ > ( 廃墟の2階。 いつものように、 働いている雑貨屋の主人から 暗黒街に行って 渡して来い と 、 荷物を渡されて 。 相変わらず軽い荷物。 中身は知らない。見ていない 。 きっとロクなモンじゃァ無いだろう。 知って何が変わるワケじゃないから、 知らない。 荷物を渡した後、 壊れた窓から下を覗いて、 何かを言った。 それから、 お前も見てみろ という仕草をされて 。 見た 。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:05:24]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『( 落ちた。 )』 [Tue 8 Sep 2009 21:01:15]
お知らせ > フジエさんが退室されました。 [Tue 8 Sep 2009 04:49:40]
◆フジエ > ふむ、別に無理に襲ってくれる必要はないからのぅ。 (そのときはまた、別の獲物を求めてさまようだけだ。 彼女にはそんなことを伝えよう) [Tue 8 Sep 2009 04:49:21]
お知らせ > クゥリッヒさんが退室されました。 『(その後どうなったかは、変異が解けた後の話になるだろう。)』 [Tue 8 Sep 2009 04:48:59]
◆フジエ > (そのまま、気を失った後まで彼女の体を使い、性欲を満たす。 その後、此処に捨て置くわけにも行かず。 自らの外套で彼女を隠しつつ、ひとまずスラムで見つけた廃屋へと向かう。 次、彼女が目を覚ますのはスラムの廃屋。 服こそ破かれてなくなっているが変わりにコートを羽織らされ、特に拘束も無く変えることが出来るようにしてあるだろう) [Tue 8 Sep 2009 04:48:14]
◆クゥリッヒ > 私 ァ … 大迷惑 って ェな …ッ ( 尤も此方も殺すギリギリまで追い込む事はしばしばある。 殺されても文句の言える立場では最早ない。 ) けッ、物好きなことだ、ぜ…が、ぅがっ! は、 が、 ぅ、 がァッ !!? ( 抑えられた腕は動かず、激痛に悲鳴をあげる。 尤もそれは自分の意思ではなく、勝手に漏れているものなのだから、最早どうしようもない。 引き裂くような痛みを最後に、やがて意識を失う事になるだろう。 ) 他の… 奴に、 して ェ、 欲しいもん、 だ、 ぜ…。 [Tue 8 Sep 2009 04:38:09]
◆フジエ > こうして相手をしてもらえるなら歓迎はするがのぅ? (殺すような事件であればそれは奴隷などで行うこと。 さすがに市内での殺しはしたくはないと思う) そうかの。 ただ今はこのまま、犯させてはもらうからのぅ。 (とはいえ、相手も意識を保つのが限界のようで。 このまま連れ帰るか放置するのが賢いのだろうが…、右腕を封じてしまえば、乗せていた脚をどけて、彼女の左腕を右手で押さえたまま、樹のように硬い肉棒を彼女へと突き刺してしまおうとする。 録に愛撫もして居ないが今日は彼女を楽しませるために抱くわけではない) こういう時間が作れるなら、何度でも踊ろうぞ? [Tue 8 Sep 2009 04:31:44]
◆フジエ > こうして相手をしてもらえるなら歓迎はするがのぅ? (殺すような事件であればそれは奴隷などで行うこと。 さすがに市内での殺しはしたくはないと思う) そうかの。 ただ今はこのまま、犯させてはもらうからのぅ。 (とはいえ、相手も意識を保つのが限界のようで。 このまま連れ帰るか放置するのが賢いのだろうが…、右腕を封じてしまえば、乗せていた脚をどけて、彼女の左腕を右手で押さえたまま、樹のように硬い肉棒を彼女へと突き刺してしまおうとする。 録に愛撫もして居ないが今日は彼女を楽しませるために抱くわけではない) こういう時間が作れるなら、何度でも踊ろうぞ? [Tue 8 Sep 2009 04:31:44]
◆クゥリッヒ > はッ、信用できたもんじゃねェなぁ。 私にこんな事するような輩の言う事なんざ、どこまで信用できるってんだ? ( 殺す、でもない。 犯すというならそれもまた在り得ない話ではないが。 少なくとも己のような存在なら兎も角、人間には手出しさせるわけにはいかないな、なんて考えていた。 ) 別に大した事じゃねェだろう。 むしろ粉々にならなかっただけマシだと思うぜェ? ( とはいえ物理的に戦えば圧倒的に不利なのには違いない。 身長差も大きければ、右腕以外は人と同等程度の力しかないのだから。 ) 私を女として見る奴は早死にするぜ? 少なくともてめェみたいに私より強い奴ァな。 ( 無論強かろうが弱かろうが破壊衝動は変わらない。 ただ最近の相手には飽きていただけに過ぎない。 だが、破壊は出来なかったのが残念で仕方ないらしい。 ) 難儀、難儀なァ。 そりゃそうだ、理性の欠片も……いや、残ってたのか? う ―― ギ ァ !? うが、 ァが…ッ!? ( 頭を劈くような痛みが右腕から走った。 意識をあっさり手放しそうになる。 変異の時間だってそろそろ過ぎている頃だ、このままだと意識を失うのも時間の問題かもしれない。 さすがに間接を外されてしまえば動かす事なんて出来るはずもない。 強くなっているのは筋肉だけだ。 ) は、ッ、残念 なが、 ら、 てめェの 思うようには いか、ね ェぜ? 私 ァな… 生まれた 時、 からッ、 欠落してる、 のが あ、んだ、 よッ ( 言葉が途切れ途切れになる。 ヤバい、無茶をしすぎたかもしれない、戻った時どんな反動がくるか、判ったもんじゃないな、これは…。 ) [Tue 8 Sep 2009 04:21:01]
◆フジエ > わしか? そうじゃのぅ。 面白そうな小娘をからかってやるつもりだったかの? (あまりにも無防備であれば襲うつもりもあったのは否定しない) わしとて、壊れるときは壊れるぞい。 しかし、見事にぱっくりと斬ってくれたものじゃのぅ。 (そろそろ血は止まったが腹部は血濡れになってしまった。 植物的に体の一部からでも再生しそうだが、そこまで生命力は強くない) クウはなかなかいい女じゃよ。 口は悪いがの? (なんだかんだと言っても少女を助けたと言う事実は変わらないわけで) 変異、か。 なかなか難儀する体質のようじゃのぅ。 もう少し、手荒にさせてもらおうかの? (暴れるのを封じるには・・・と、彼女の右腕の骨をはずしてしまおうと左手をかける。それでも動かせるような右手ならまた踏みつけるつもりで) それより、お主こそ化け物に犯されることになるわけじゃのぅ。 (抑えている右手、其の中の蔦一本だけを別に動かして、彼女の下着を取り去り裸体を晒してしまおうとするだろう) [Tue 8 Sep 2009 04:09:28]
◆クゥリッヒ > 悪役なァ、てめェ…最初どうする心算だった? ( 少なくともただ言い寄ったというわけでもないだろう。 何か目的が無ければ――例えば獲物として捉えていた、とか。 ) つっても壊しても壊れ無そうなイメージが強いな、てめェは。 ( 壊してもそこから再生してしまいそうだ。 そんな事を考える。 鞄に関しては気まぐれなのか、己の善意なのか、もはやよく判らない。 だが、この場にあのまま居たのではいずれ変な奴等に絡まれてもおかしくはなかっただろう。 …なんだ、結局善意なのか? ) は…ッ、異形の悪魔に手を出そうなんざァ、物好きな野郎だな… ッ ! ( 服を引き裂かれれば反射的に目を瞑る。 勿論こんなことで破壊衝動は止まらない、一瞬でも隙が見えれば暴れだすだろう。 相手には片足、片手が空いているという状況から考えて、不利この上ないのだが。 ) 最初ォ?あァ、私が変異する前だったからじゃねェか? てめェには関係もねぇ事だぜ。 ( いっひっひと笑む。 いずれにせよ普段ならこんな所に足を踏み入れる必要もないわけだ。 ) [Tue 8 Sep 2009 03:57:28]
◆フジエ > 悪役なら悪役らしく、と言うことにはなるかのう。 (己も巻き込まれた状態ではあるが、今の状況を楽しんでいるのでそれほど巻き込まれたと言う意識はない) あまり壊されてもこまるがのぅ? (自分が壊れないようにするには相手を壊すしかない。 そして、鞄は…どう理由をつけても、優しいと言う言葉でしか言い表しようが無い) 降参はないか。 それならもう少し痛い目を見てもらうことにしようかの? (助けた少女が完全に居なくなったのを確認してから、クゥリッヒの服へと左手をかけ、そのまま、荒っぽく服を引き裂いてしまおうとするだろう。 両手を拘束しようにも、縛るのは先ほどのように右手を使って脱出されてしまうだろう。 そのために手はこうして押さえたままにして) それにしても、最初出てこなかったのはどうしてかの? (自分たちの姿は少し前から見ていたようだ。 すぐに姿を現さなかったのは何か理由があるのかと問いかけた) [Tue 8 Sep 2009 03:47:49]
お知らせ > メルティカさんが帰りました。 『――――ッ (鞄抱き締めて、走り出す。―― 家に辿り着けば、大声で、泣き出すンだろう。)』 [Tue 8 Sep 2009 03:30:39]
◆クゥリッヒ > 反吐が出るッてんだよ。 大体その為の役者として選ばれたてめェは少し自覚しやがれ。 ( 巻き込まれたのは少女ではなく、フジエなのかもしれない。 尤もそう認識していないなら、そうじゃないのかもしれないが。 ) 通り掛かりの化け物ってのも味があるじゃねェか。 ぶっ壊 したく なるな ! ( いっひっひ、とまるで魔女のような笑い声をあげる。 全く堪えた様子を見せずに。 ) 降参?馬鹿言っちゃいけねェな、破壊衝動に駆られた悪魔が何をどうして降参するってんだァ? ( 降参の二文字など存在しない。 鞄を投げたのは、見せるものは見せたから拘束する理由が無くなったからに過ぎない。 ギャラリーが此方から興味を外す前に、というのもあるのだが何よりこれ以上は少女の精神を壊しかねないだろうか、そんな事を考えた。 鞄を避けてくれたのには、ある意味助かったと言えるだろう。 …壊せば良いものを、何故こんな真似を。 自分自身に問い掛けるが答える者はいない。 ) ほォ、そうなのか。 それなら話が早いな、私も、そういう種族で、なッ…ってぇな、少しは加減しやがれ…! ( 額に汗を滲ませながら、笑みを消さぬままに訴える。 とはいえ、加減されるなどと思ってはいない。 左腕を握られれば両腕は動かなくなり抵抗する為の武器を失う事になる。 かといって、抵抗するには相手の体重が重すぎる。 いくら同等の力であっても、体重負けをしているのではここからどうにかするには不可能に近い。 ) 悪いが降参なんてする気はねェ、つーかそんな事してみろ、次の瞬間てめェは八つ裂きだ。 ( 破壊衝動は自力で抑えられる物ではない。 食欲、性欲と言った欲求とはまた違う、衝動的なもの。 これを抑えるのはそれより勝るものが存在するか、或いは対象がなければならない。 故に降参という言葉は存在できない。 ) [Tue 8 Sep 2009 03:26:16]
◆クゥリッヒ > ( 逆に言えば。運が悪かったのだ、此処で死んだ奴も吸血鬼になった奴も、殺された自警団員でさえも。 何もかもが運だ、悪運が強ければいつまでも生きていられる、悪ければそれまで。 自分だってそうだ、何時死ぬかもわからないのにこんな場所に足を踏み入れて! あちこちに喧嘩を吹っかけては怨みを買ってる。 言葉を告げる人間がこれでは、傍から見れば説得力の欠片も無いんだろうなァって、そんな事を考えた。 ) この街で命狙われるようになったら逃げ場なんて表の街しかねェ、精々気を付けるんだなァ。 ( にや、と笑みを浮かべるのはただの狂気だろうか。 どうでもいい、なんでこんな事を 喋ってるんだ 私 は。 ) ( 嗚咽する声が聞こえた気がした。 知った事じゃない、これが現実、それを見せただけだ。 それを見て怯えるという事は、今までこんな光景を目の当たりにした事が無かったという事だろう。 ごく普通に生活していたならきっとそうだ、見える訳が無い。 だが此処は暗黒街だ、危険の塊だ。 そこで、何も恐れる事無く生きるのは、あまりにも危険だ。 ) ――次来る時は気をつけろよ、お嬢さん。 ( 聞こえているかなんて判らない、殆ど呟くにも等しい。 ギャラリーはもう、視線を此方に向けているか、或いはとうに逃げ出している。 己は兎も角、フジエという異形を相手にするにはさすがに不利と判断したのだろう。 万一この二人を相手にしようとするなら、ただの不良風情では辛い相手になるのは間違いも無し。 だから逃げようとする少女を追う者もいないし、自分も追う気などない。 いや、追う事も出来ないという方が正しいだろうか。 ) [Tue 8 Sep 2009 03:25:59]
◆フジエ > それをやさしい、と言っておるのだよ。 結局そなたは傷一つ付けることなく、この街の脅威を見せ付けたではないのか? (優しくなければ、其の体に直接教え込んでやればよい。 そうしないのは彼女の優しさだ。 彼女自身が否定しても、その優しさに変わりはない) こんな現実は見たくは無かろうが。 しっかりとした現実、じゃよ。 わしの場合は本当に通りがかっただけじゃがの。 (下心が無かったとはひとことも言って居ないが) それを投げた、という事は降参、かのぅ? (投げられたかばん。 自分の方に向けて投げられたようなそれは避けて、そのまま持ち主へと向かうだろう。 特別彼女をこの場に拘束する意味も無い) 混ざり…、そうじゃのぅ。 元々、こういう種族なんじゃよ。 半分は植物で半分は人の身、という…のぅ。 (右腕は踏みつけたまま。 左腕でさらに抵抗を見せたなら、右手で左腕をにぎり抵抗をさせないようにと試みるだろう。 結局のところ、自分を犠牲にして彼女を助けたようなものだ。 去っていく彼女を追おうとはしないだろう。 ギャラリーをひきつけておくにはもう少しショウが必要になると思うのだ) さて、これで降参なら…そうだの。 クウと呼ばせてもらおうかの。 クウの体を抱くと言う褒美が欲しいものだがの。 (ギャラリーがいればこういう瞬間を見逃すか、とよりこちらに集中するだろう。 助けた少女には完全に嫌われそうだが) [Tue 8 Sep 2009 03:07:45]
◆メルティカ > ( 身を守る術も、何も無い。武器無い。あるのは屁理屈並べる口と、逃げ足位だ。けど、其れでも。何も無く今迄来れたのは、運が良かッたン だろう。 ) ――――…… ッ、 ( 尻餅付いたまま、外套を抱き締めて。手に籠る力が強くなる。ひくッ、と無意識に嗚咽が漏れる。 ) ( 女性の言葉の1つ1つが重い。――子供?あァそうか。もしかしたら彼女は襲われて出来た子供なのかも知れない、とか。 ) ――――… ッ、ふ ゥ、く… ぁッ、 ( 油断したらいけない。妙に優しい奴には気を付けろ。子供の時に注意されていた事に似ている。 お菓子をくれる人に付いていッちゃ 駄目。 なンて当たり前のこと。 ) ―――――… や ッ、 ( 嫌だ、怖い。此処はそう云う街だ。解ッてる。解ッた 筈だ。 なのに、怖い。怖い。さッき人が良かッた筈の青年が、女性を苦しめてる。何だろう、これ。何なんだろう。 頭は混乱して、パンクしそうで ―― ) ―――――― ッ あッ、 ( 放り投げられてきた 鞄。其れに向かッて 立ち上がり、手を伸ばす。もう嫌だ、一刻も早く 早く逃げたい。 ) ―――… ッ、 ( 彼女の言葉も、青年の言葉も 視界さえも何だか水の中の様だ。聞こえづらくて、見えづらくて。現実じゃない様。 けど、言葉は胸に刺さッてくる。 鞄を上手くキャッチできたなら、其のまま、反対の方向へ走り 抜けようか。もう ギャラリーだッて 少女の方は見ていない し。 ) [Tue 8 Sep 2009 03:02:12]
◆クゥリッヒ > ( 勿論妨害があればそれは届かないだろう。 しかしどの道己の見せたい事、伝えたい事はこれで全てだろう。 ) [Tue 8 Sep 2009 02:46:05]
◆クゥリッヒ > 優しい?はっ、反吐が出るねェ……現実を知らない奴がどんな目に遭うのか、教えてやってるだけじゃねェかよ! ( 善意などない、あったら己は自壊している。 己は悪魔だ、人の体を持った悪魔。 其れに優しさなど、無い! 心の声はそう断言するが、状況はそんな事を考えている場合でもない。 自在に動かす事の出来る蔓程、動きの鈍い己にとって厄介な物は無い。 変異した己と力は同等程度とは言え、こうも自在に動き回られては武器一つの己がまともに戦っても勝ち目なんてあったものじゃない。 ) はッ、違ェねぇな。 そうさ、私は悪魔だ! 破壊衝動の塊だ! 血が疼くのは、当たり前だろうがよォッ! ( 強い。 コイツは本当に強い。 今まで人間ばかり相手にしてきたせいだろう、狂気に満ちる程強い。 活路さえ見出せない、なんてことだ。 何より自分はここまで弱かったのか――化け物でありながら、まだ半端に人であるとっ!? ) あァ、当然だぜ? 手加減した相手なんぞ壊しても詰まらねェからな! ( 手応えは、あった気がする。 だが外套を引き裂き、腹部や胸を切り裂いた。 血のような液体が見える、完全な化け物と思ったが――人間でもあると言う事か。 ) ……なんだ、てめェも一種の"混ざり"なわけか。 ( 完全に植物であったなら手応えは期待できないと踏んだのだが、あった。 という事は、攻撃面の有利さを除けば勝ち目は――、 ) あ? 今更何を言ってやが――ん、が ァッ!? ぐ、…ッ! ( 右腕が地面に伏した。 理由は簡単だ、踏みつけられたのだ。 しかしそれは人の足の痛みではない。 完璧に硬い、木の根のような痛み。 己の腕は確かに化け物のようになっているが痛覚が無いわけではない。 踏み付けられればそりゃ、痛いさ。 ) くそったれ……、チッ! ( さすがに左腕も使えない状況ではもはや対抗する手段が無い。 となれば、どうしたらいい? そもそも、これだけやれば周囲へのアピールは十分だろう。 これ以上、縛り付けておく意味はないかもしれない。 そう考えれば左脇の力を抜く、そうしたらな鞄が地面へと触れる。 己は寝そべった状態である為、叩き付けられ傷つく心配もないだろう。 だから、 ) そ、ら、 ――ッ! ( 咄嗟に鞄を左手で掴み、フジエの顔面へ――違う、さらにその後方で居るであろう少女へと投げ渡すように放り投げようとする。 ) [Tue 8 Sep 2009 02:45:22]
◆クゥリッヒ > ( 誰だって死にたくは無い。 志願者でもない限り、死にたくなんてない。 だから身を守る術を考えるし、時には殺人だってするのだろう。 ) だァっ た ら… 不用意に 近付くんじゃ ね ェ よ。 ( 目の前の化け物がどんな思考で彼女に近付いたかは知らないが、何も無くて、こんな危険な場所にいる奴に近付くか? ここは、表の街じゃない。 悪意を持った者が殆どの場所なのだ、不用意に信用すべきでは、無い。 善意もなければ悪意こそない。 だが、あまりにもそういう人間を見ると腹立たしいのは、 ) 私みたいに、あるいはそういう子供生みたくなかったらなァ、ちったァ警戒しやがれ。 ( 自分の母親があまりにも無用心で、愚かだったから。 故に無用心な奴が憎い、破壊したくなる。 同時に、それを狙う奴も同等だ、消えてしまえ。 壊れてしまえ。 全部、憎い。 ) よォく見ておけ。 お前が普通に歩いているこの街はこんな奴等が沢山いる。 私達だけなんて思うなよ? 油断した途端お陀仏だ。 さァさ目に焼き付けろ、それと妙に優しい奴には気をつけな。 ( 綺麗なバラには棘がある、だったっけ? そんな言葉を頭に思い浮かべる。 優しいからとホイホイ付いていったらその先は地獄でした、なんてきっと良くある話。 考えてみれば小さい頃に教わる話なのだ、親切な人に付いて行ったらいけないって。 ) 今更怖がるんじゃねェ、此処はそういう街だろ?なぁ、お嬢さんッ! ( 高らかに叫んだ。 痛みからか憤りからか、はたまた狂気だからかは判らないが、現実を認識したなら、彼女を何時まで束縛するつもりなのかと己に問うた。 壊す目標は、そっちじゃないんだろう? ) [Tue 8 Sep 2009 02:44:57]
◆フジエ > やさしいものだのぅ。 (近くで見学中の彼女へ伝えたいことはすでにクゥリッヒが告げている。 自分よりよほど人間らしいと思うが彼女の言うとおり、最初から手加減をする気などは無い。 大きく、派手に暴れたほうが周囲の威嚇にとよりふさわしいだろう) 血が疼く、か? それは結局は血が狂気を求めているのだろうて。 体が好きなことには変わらんよ。 (自分の意思でもとめられぬものだからこそ狂気。 戦いが始まってしまえば、疼いて疼いて仕方が無い。 嗚呼。 この女をもっと嬲りたい、と思ってしまう) 手加減をするのは失礼じゃろうが。 (そしてクゥリッヒも手加減なしの自分を破壊することを望んでいたのではないかと言う口調。 振り上げられた右腕に、覆っていた外套が切り裂かれ、さらにその下の胸から腹部にかけてを切り裂かれた。 鈍い痛みが走り、血がこぼれる。 そこまで深い傷ではないが、十分に通用すると言う証拠) どうやら、おぬしの獲物は、それのようじゃのう。 (化け物、と名乗ったとおり、自分の体の半分は樹。 それがそのまま武器として使う。 彼女の最大の武器であろうその右腕。 次の反撃をされる前に、今度は左足で彼女の右腕を踏みつけてしまおうとする。 斬られた蔦はそのままにして、右腕は残りの蔦を纏めて人の腕の形へとまとまった) [Tue 8 Sep 2009 02:22:28]
◆メルティカ > ( 死にたいのか、ッて言葉に そンな筈無いでしょッて 返す言葉は心の中。 ) ―――… そ、れは ッ、確かにあたしが悪かッたかもしンないけど…。 ( なンて、女性の言葉に口の中で呟く様な、そンな不明瞭な言葉を返し。意外と、思ッたよりも、普通の人なのかも知れない、なンて思ッてる。彼女の言葉は 別に怖くは無いし、嫌では無い。此れは忠告、という奴だろうか。少なくとも、悪意は余り見てとれない 不思議だ。 ) ( ズリ、――と二人から距離を広げる。余り近く居にたら巻き込まれそう だッたから。 ) ―――… ッ 、 ( 何なのだろう。何なのだろう、此れは。何時もなら兄と一緒に帰る道。何時もなら、常連客を見送る道。 其れが今は?今は―― 異形同士の戦いの 場所だ。周りにいる観客も楽しそうだし、 あァもう何なんだろう。なンで自分は此処に居るンだろう。 ) ――――… 痛 ッ、 ( 距離を取る為に動いていた足、 不意に がくン、と躓いて。其の場に尻餅付いた。 ――痛い、ッて事は 夢じゃない。 ) ―――…… ( 危ない事は自分の身には起きない、と。きッと誰でも考えてると思う。 ) ――― う ッ あ、うッ … ( 例えこンな場所だとしても、 自分には害が無いと思ッてた。戦いは、あまり 見えない、けど。怖い、無性に 怖い。 勝手に浮かンで来た涙で 視界が歪む。 ) [Tue 8 Sep 2009 02:06:11]
◆クゥリッヒ > 別に好きって訳じゃねェさ。 これは混ざった血がそうなってんだ…仕方ない。 ( 己の混ざった血には若干悪魔のものが入っている。 少量であるというのに、見た目がここまで変わってしまうというのもまた混ざった血のせいだろう。 この危険な場所に足を踏み入れたのもまた己の狂気を発散する為。 無論、人は選ばなくてはならないというものを学ぶ事にはなりそうだが――! ) 景品?勘違いするんじゃねェ…誰が"フジエ"に渡すなんて言った、よッ! ( 怪我なんて何時もの事だ。 正真正銘の化け物と戦って無傷でいられる自身はない。 だって身体能力は腕と羽以外はそのまま人間だ。 混ざりのない化け物相手にどこまで太刀打ちできるか判ったものではない。 守るべきは己だけではない、この鞄も、同等ッ!! ) ぬ、 あ ッ ?! ( 転倒。 右腕のせいで体重はかなり増えている、が。 その蔓が大きく引かれた。バランスを崩し己は一回転、相手に背を向けるような状態で尻餅をつき、そのまま頭を地面へとぶつけた。 だが左脇を若干上へと逸らすように地面に擦り付けられる状況から逃れさせる。 そのせいで引き摺られる右腕の肌が削れ、やがて痛みを伴う事になるだろう。 ) てめ ェ 初めから、 手加減 する気なんざ、 ね ェ だろぉ ッ! ( そのまま一気に引き摺られていけば。 次の瞬間頭部に激痛が走った。 踏みつけられた上で蹴られたのだろう、頭の中がグラグラ揺れる。 ヤバ、イ、こいつは体が武器なのか?! 頭を押さえ様としたがそんな隙を与えれば次はどうなるか判ったもんじゃない! だが痛みに反応して反射的に強い力が入ったのか、蔓が爪によって握り潰すように引き裂かれる事になるだろう、それからの行動、右腕を唐突に突き出す事になる、どこまで届くかは判らないが相手の顔面目掛けて、引き裂くように大きく振るった。 爪の切れ味は剣やそれら刃物と同等の威力があるが、果たして通じるのだろうか。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:52:57]
◆クゥリッヒ > それとも――死にたいのか、お前? ( 笑顔を崩して問いかける。 殺人事件まで起きてるような場所なのに、足を平気で踏み入れるのは危険極まり無い。 正直今の状況を見ているとただ無謀なだけ、そう見えて――己も口を噤んだ。 此処に家がある 、 その言葉に一瞬言葉を考えた。 ) 成る程、確かにそれなら仕方ねェ…が。 一人で歩き回るのは狙ってくださいって言ってるのと同じだぜ? 毎日誰かと行動しろとは言わねェがこんな夜中に一人で歩くのは関心しねェな。 ( 自分のように破壊衝動の塊である奴も居れば、吸血鬼も居る。 吸血鬼レベルの存在と出会ったらそれこそただでは済まないだろう。 逃げ足なんて関係ない、中には飛ぶ奴だっている。 人間の、しかも子供が一人で、どうにかなる連中じゃない。 ) ( 鞄は左脇へと挟んだ。 とりあえずはこれで破損する事はないだろう、フジエが乱暴な攻撃さえしなければ、だが。 ) 言っただろ? 此処 には 酷い奴等 しか いねぇッ! ( これは喧嘩だ、だが同時に周りから狙っている奴等へと威嚇でもある。 どうだ、こんな奴等相手にしてまでそこの娘を狙うのかと。 今の己からすれば、獲物を取られないようにという意味でもあるのだろうけど、ハイエナ達が何より気に食わなかった。 だから、喧嘩を売った。 化け物に! ) [Tue 8 Sep 2009 01:52:47]
◆フジエ > (右手の爪で蔦は問題なく切れただろうが、それが引き寄せる前か後かで状況は変わるだろう) [Tue 8 Sep 2009 01:42:50]
◆フジエ > 皆、狂気が好きだのぅ。 (それは自分も含めて、ではあるが。 危険な場所である認識はあり、できればこちらに来たくなかったのもそれ。 一度染まってしまえばとても甘美なものと知ってもいることだ) クク。 景品、というわけじゃのぅ。 だが、わしも少々荒っぽくてな。 そのまま無事にいられるとは限らんの。 (勢いあまってかばんを壊してしまう可能性は十分ある) そこだと少々危ないかも知れんぞ? (大人しくするのは良いが、大暴れするとばっちりが来ない場所で大人しくしてくれると巻き込まずにすむ) 痛い目は重々承知じゃよ。 それはお互い様じゃろうて。 (まず右手の蔦は両腕を縛り付けることに成功した。 ただ、相手の爪は自分の蔦を切るのに十分な長さを持っていることに気が付けばそのまま蔦を思い切り自分へと引き寄せるように引っ張ってしまおう。 そのまま、引きずってきた勢いで彼女の頭か腹部かを先ほどからずるずると音を立てて引きずっていた根の付いたような硬い脚で踏みつけるようにけってしまうようにつなげる算段) 手加減と言うのは苦手でのう。 全力を出させてもらうぞ? [Tue 8 Sep 2009 01:36:55]
◆メルティカ > ―― う ッぐ、ぐ… 。 ( 口を噤ンだ。話しが通用しない相手も確かに居るし、化物も居るし、自警団は此処には来ないだろうし。常識を持ち込む事が無駄ッて 分かッてたつもりだけど。所詮は つもり、だ。 ) ―― ふ、ふン だッ。家があるンだから 仕方無いでしょ。逃げ足は速いンだから 大丈夫 だもンッ。 ( 女性の翼が羽ばたく。あァ本当に人間じゃ無い。此処にはそンなのいッぱい居る らしいけど。少女はまだ殆ど見たことが無い。 ) ( ―― クゥリッヒ に フジエ か。 ) ( 聞いた名前、頭の中で復唱。 と、鞄を壊すつもりか、ッて青年の声が聞こえて ええッ、てそッち振り向いた。其れは嫌だ。けど、 未だ壊される様では無い。女性の指にひッかかッてるだけだ。 ) ―――… 気が変わッた ッて…!そンな酷 ――…、 ( 言葉途中でとめて、ちょッと考える。 ) … 分かッた。大人しくしてる。 ( 約束なンて、当てにならないけど。下手に騒いで目ェ付けられたら嫌だし。 一歩、二歩、さがッて行けば、 ) ―――― ッ、 ( 青年から伸びた、鞭みたいな何か。其れを女性が 切り裂こうとしてる。あァもうッ、なンて頭の中で文句云ッても現実は変わらない。 ) ( 言葉も出ず、黒外套を 抱き締めたまま、其の様子を見遣ろう か。騒いでも 泣いても変わらない ンなら、極力目立たない様にするン だ。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:27:23]
◆クゥリッヒ > 痛い目を見るのはそっちかもしれねぇぜ? 何しろ見た目化け物と中身化け物との戦い、なんだからよォ。 ( ぶん、と右腕を大きく後ろへと振るった。 一気に走りこみ叩き込む心算の体制だが、仕掛けるのは――まだだ。 ) 壊してもいいが…それじゃあ、私もてめぇも、その子も詰まらんだろ? ( 楽しもうぜェ 。 そんな事を呟いた途端目を見開いた。 不意に現れた、鞭か蔓だろうか? よくは判らなかったがそれが両手を縛りつけようとしてきた。 何これ、鞭?触手? まぁ、どうでもいいが。 ) うぜェんだよ! ( 伸びきった右腕の爪、指は両腕を縛り付けたその触手のようなものへと伸ばす。普通の人の手であれば届く事もないだろうが、切れ味も長さも増した爪ならば、届く。 そのまま切り裂いてしまおうと右腕を動かしていく。 勿論その間には隙が出来る為、その間に行動する事も可能だろう。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:12:22]
◆クゥリッヒ > 同じ人間だろぉと 、 化け物だろぉと。 ここの住民に話が通用するわけがねぇ、何か変な事?さてなぁ、そこまでは私も聞かなかったからななんとも言えねぇが。 少なくともこの街で常識なんてものを持ち込むのは無駄だぜ? ( 私を見ても判らねぇのか、と首を傾げてみせる。 表情は少し困ったように歪めて見せるがそれだけだ。 ) 痛い目も嫌な目も見たくねぇなら、お前みたいに何の力もねぇ小娘がこんな所に足踏み入れんじゃねぇよ。 言ってる事と行動が矛盾してんだ、判るか? ( ゆらりとまた体が揺れる。 大きく片翼を羽ばたかせて見せるが別に飛べるわけではない、大事な事だ。 黒の外套を両手で抱え持つ少女を見れば、ああさっきのアレはやはり探し物だったのか、そう頷いた。 ) だぁから、言っただろ? 言わなきゃ 良かった ってな。 ( 乱暴に扱うわけでもない。 ただ指に引っ掛けてぶら下げる。 別段破壊する気も無ければ奪う気もない。 だが、どうせ大方周りに潜んでる連中はこれが狙いだろう。 後は、そういうのが好みの変態どもか。 少なくとも一人にするよりは危険も減る、破壊衝動があると同時に、本来の善意の全てが無くなったわけではない。 勿論それを善意と思っているわけでもないし、相手もきっと思うまい。 ) 最初は帰してやる心算だったけどな、気が変わった。 ( 紐を左腕へと手渡し、再び笑みを浮かべた。 狂気の笑みはやはり少女は見据えていない。 ) ――ま、少し大人しくしてろ。 そうすりゃ無事に返してやってもいいぜ。 ( 無論状況に応じて投げ渡す心算だからこそ左手に渡したのだが、そこまで相手に気が回るはずもないか、なんて後々で困る事になるだろうが。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:12:16]
◆フジエ > (こんな場所に暢気にくることが出来るくらいには平和ボケをしていた用に思える) 痛い目を見た後にどうなるかは確かに保障できないものだのぅ。 (どこか楽しそうにつげつつようやく聞けた名前。聞けばトキノミヤコ出身の自分には少々発言しにくそうで) ふむ。 其のかばんを壊すつもりかのぅ。 (なんだかんだで、メルティカを返す様子がなさそうなクゥリッヒ。 右手をかばんに向けたのを見れば、やれやれ、とは言いつつもどこか楽しげに。 そして、クゥリッヒからは唐突にコートの下から木が生えたように見えるだろう右腕を一気に伸ばし、不意打ちで彼女の両腕を縛り付けてしまおうとする。 こちらが化け物と名乗ったとはいえ、こんな攻撃は予測していただろうか? こんな攻撃パターンをあんまりメルティカへと見せたくもなかった。 おそらくは次回から強く警戒されるだろう) [Tue 8 Sep 2009 00:57:20]
◆メルティカ > 同じ人間なら話しくらいは通用 ――するとは思わないけどもッ。…かなりの人数に?それッてその子も変な事したンじゃないの? ( 若干眉間に皺寄せつつ、強気にそンな言葉。平和ボケ なンてしているつもりは無いけれど。店が此処に在る関係で知り合いがちらほら居る ――面では安心して居たのかも知れない。 ) ―― 痛い目もッ 嫌な目も あたしは合う気なンか ありませンッ! ( 怖いもの見たさ、は有るかもしれないけど。取り敢えず今度は武器でも持ち歩こう。心に決めた。 青年の後ろで黒の外套両手で持ちながら、鞄見遣ッて いたら、 ) あああああ―――ッ!!!ちょッと返しなさいよッ!あたしの鞄ッッ! ( 色々如何でも良い物ばかり入ッている鞄だが、金も入ッてる。取られたら、結構拙い。何だか此の二人から逃れても、危ない様だし如何すれば良いンだろう、あたし…ッ!グッと拳握り締めて、青年の後姿と、鞄持つ女性を見遣る。 ) …… ッ、 ( 何だか二人とも名乗り始めちゃッてるし!戦う気満々だし! なンて。元々出来の良く無い頭はこンな時どうすれば良いだろう、なンて冷静に考えられず。 ) ――― とりあえずッ、鞄は返してよ。あたしが居たら、ほら、邪魔でしょ?帰るから ッ ( 強気に云い放つも、声には震えが混ざる。足も若干震える。 暗黒街を散策するのは、慣れてるつもり だッたのに。 ) [Tue 8 Sep 2009 00:41:08]
◆クゥリッヒ > 必ずしも全部が全部逃げれるわけじゃないぜ?私がこの前お前と同じくらいのちみっこに会ったが…その時もかなりの人数に追い掛け回されてた。 これが何を意味してるかわからない、って程平和ボケしてるわけじゃねぇだろ? ( 特に暗黒街の連中は過激だ。 怖くない、逃げれば良いというのは確かにそうだが大の大人相手に人間の少女一人がどこまで通用するかは判らない。 ) いっひっひひ……痛い目を見てからじゃ手遅れかもしれねぇぜ? ( この街で痛い目とは死にも近いだろう。 目玉泥棒、殺人、そんなのは日常茶飯事なのだから。 獲物として認識してるかどうかなど興味はない、どの道この男がどういう目的でここにいるかなど関係ない、己は破壊したいだけなのだから。 ) 鞄――? …ああ、言わなけりゃよかったのになぁ。 ( 別の興味も、沸いた。 この男がどれだけ善人なのかは知らないが、守るべき対象の物がどうにかなれば動くかもしれない。 何しろ、楽しそうに話す相手は好戦的とは思えない。 だから傍にある木箱、その上にある鞄へと視線が写れば、巨大な右手を伸ばし、長い指を爪でその鞄を掴み取ろうとするだろう。 ) 謝っても遅いと思うぜ、どうせハイエナみたいな奴等だ。 ( 謝ろうがどうしようが関係ない、少女が離れた瞬間を狙っているのだろう。 少なくとも少女以外の二人は危険なのだ、男は兎も角女の方は化け物同然なのだから。 ) ただのでくの坊だったら、なァんで暗黒街なんてうろついてるんだ? そんな目立つ体系じゃいいカモだ…どうせなんか隠してんだろう? ( そうじゃなければ面白くない、とでも言うように。 確かに飢えている、破壊という名の衝動に。 ) 騎士じゃないなら…守護者か? いやさて、どう考えてるかなんて判らないんだけどな。 ( 一言も守るとは言っていない、言葉は形を表しもする。 成り行き、かもしれない。 だが互いに戦う気はあるとするなら迷いはない。 ) ま、いいぜ。 私はクゥリッヒ、言い辛いだろうからあまり名乗りたくは無かったんだよ。 ( 呼び辛い発音だと理解しているから尚更だった。 相手が名前を告げれば一つ頷く。 何か、動いたようにも見える。 ) ならフジエさんよ、…どうする? [Tue 8 Sep 2009 00:27:19]
◆フジエ > (確かにこの場はメルティカを守ろうとしている。 最も、それはせっかくの獲物を他人に横取りをされたくないと言う独占欲に過ぎない) 痛い目を見ねばわからぬ類ではあろうて。 (もしくは怖いもの見たさ、と言う奴だと考えている) それは少々失礼したのぅ。 (周囲に狙っている連中が集まってきているなら一人で帰らせるのは危険とは思うが…上手く逃げてくれるのを期待する) なぁに。 ただのでくの坊じゃよ。 そうじゃのぅ。 飢えが見えるのぅ。 (明らかに戦いを誘っている。 鈍い自分でもわかる程度には) 騎士様とはなかなかに縁は遠いものだからのぅ。 (別にそんなつもりではないとは伝えつつ。 やる気そのものは満々。 ただ、メルティカがかばんを取りたいと告げれば、どうするのか、退治する彼女へと視線を向けよう) いいや、ただ、何者なのか知りたい、と思ってのぅ。 名は体を現す、というじゃろう? (そういう割には自分も名乗っていないのだが) こういうときは聞いたものから名乗るべきかのぅ。 フジエじゃ。 (こちらはコートの下で右腕を伸ばし、限界まで長くした鞭またはロープのように使えるようにしていた) [Tue 8 Sep 2009 00:08:31]
◆メルティカ > ―― 何が よッ…!危険だと思ッたら 逃げれば良いし−ッ、別に怖くなンて 無いンだからッ… ( 笑みを崩さぬ異形の女性。楽しンでいる様な青年の声音。 ――此の状況は逃げるべきなンじゃ無いの?とか思うけども。ズリ、ズリ、と少しずつ後ろへ下がッて行く。 ) ―――― … ( バクバクと心臓が煩い。ちょッと身体が震えるけど、なンとか逃げる事が出来そうだ。女性の狙いは自分じゃ無い と云ッているンだから。後は走るだけ。兄が営む店までは、走ッて5分程度。きッと大丈夫だ。 すッ、と息潜め、駆けようと足に力込めたが、 ) ―――――… すッ、 ストップ!あたしに用が無いなら あたしはこのまま帰るから、ッ、 ――鞄だけ、取りに行ッても良い? ( 鞄は女性の傍に在る 木箱の傍だ。中身は零れていないけど、無造作に投げ捨てられた感じに落ちている。 此の状況で急いで取りに行ッて逃げ去る、なンて芸当は出来そうも無いし。素直に 問い掛けよう。空気が読めないとか、知らない し? ) [Tue 8 Sep 2009 00:00:54]
◆クゥリッヒ > (二人の言葉を耳にしながら路地の、二人からはっきりと見える位置まで出てくる。 どうにも、自分の狙いは小さい方の少女だと思われているらしい。 ) いっひひ…なんだ、そこの娘もこの前あった奴と同じか。 ――んな危険て判ってる場所に易々と足を踏み入れて暢気に雑談か?気を付ける点を間違えてるぜ? ( どう見ても戦闘を得意とするような見た目ではない少女の言葉を聴けば奇妙な笑い声をあげた。 ) ――怖いか? そこの美女さんとやら。 ( くけけ、と楽しそうに肩を竦ませる。 だが狙いは少女ではない。 弱い者を壊す楽しみなんて薄れてきている。 ) にぎやかなのは嫌いじゃねぇ。 だが、少々周りの奴等には鬱陶しがられてたみたいだぜ? ( 周囲に軽く視線を向ける。 恐らく、こっちこそ少女を狙っていたものだろう。 暗黒街の住民からすれば弱い者はいいカモなのだから。 ) 化け物?ほぉ…確かに背丈はすげぇな、それくらいの身長が私も欲しいぜ。 ( 相手の姿を見るなり、首をかくん、と横へと倒し、笑った。 雑談をするのも悪くは無い。 悪くは無いが、満たされない。 満たされないッ!! ) いんや?別に名乗れない理由なんてないが、そもそも名乗る必要があったのかよ。 ( 薄く目を瞑り、顎を引きながらくすくすと笑む。 何が楽しいのか、笑みが消えることはない。 ) いっひひひ――とはいえ、そう言うお前は騎士様みたいな行動してるじゃねぇか、私の見当違いか? ( 恐らく、守ろうとしている。 どこまで本気なのかは判らないが少なくとも今この場は危険から遠ざけようとしているような動きが伺える。 尤も、関係の無い話だ。 ) 安心しろよ、私はそっちのちっさいのには用はねェ。 ( ゆらりと体が揺れる。 強い奴を壊す、なら…弱い方に気を向ける必要が無い。 尤もそれは見た目だけだ、敵対するというなら油断する心算も無い。 だけど今は目の前の男、だと思うが、そちらへと視線を向けている。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:47:58]
◆フジエ > ふむ。 にぎやかなのは嫌いかのぅ? (どこか会話を楽しんでいるような口調) ふむ。 妙な音、といえば妙なのかも知れんのぅ。 なぁに。 少々わしも化け物に分類されそうな外見でのぅ。 (ずるずると何かを引きずるような足音。 先ほどのメルティカがたたいた時のようにただの人間と言うわけではない) ふむ。 化け物…というよりは穣ちゃん、じゃのぅ。 名乗れぬ理由でもあるのかのぅ。 (そう告げつつ) ほっほ。 男は皆狼じゃからのぅ。 下心がないといえば嘘にはなるの。 (メルティカが数歩下がる。 そのまま逃げられるならよし、腰が抜けたのであれば彼女を抱えての行動。 そうなれば基本は逃げの一手となるが) [Mon 7 Sep 2009 23:34:37]
◆メルティカ > そうだよねーッ。此の前も自警団が殺されたッて云うしさー、 ほンと、気を付けなきゃだよね−ッ ( 青年の言葉に うンうンと頷きながら。自分の事云われてるなンて全ッ然気付かない風。 ) ――― 痛ッッた!何!?鉄!? ( バシバシッと叩いた手は思ッた以上に痛かッた。人間の柔らかいものじゃなくて、固い何かを叩いたみたいだ。ぶンぶン、ッて片手振りながら ――― 見遣ッた女性の姿。人間では無い、なンて一目で解る。あれは、化物だ。 パクパク、と何か発し様にも言葉にならず。片手に持ッてた黒外套を両手で抱き締めて、数歩下がッた。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:27:36]
◆クゥリッヒ > …しっかし、騒がしい奴等だな。 ( ぼそ、と呟きながら吹き飛ばした樽は壁にぶつかり砕けた。 脆いものだ、物なんてのは。 ) ――聞こえてるぜ?誰が化け物、だって? ( しかしそれは笑みも含んだ声。 別に苛立ちを覚えたわけではない、だって背中かた片翼を生やして右腕が巨大な怪物のような腕になり、爪も大きく伸びた女性の姿。 どう見たってそれは、化け物なんだから。 ) 美女、なぁ……正直狙ってるのはてめぇかと思ったんだが。 ( 確証はない。 暗黒街にいる、男、妙に親切。 この付近からそう思っていたに過ぎない。 勿論そう考え出したのはこの姿になってからなのだが。 ) 名前なぁ…別に名乗ってもいいんだが。 ( 左手で自分の後頭部をがりがりと引っ掻く。 口元には笑みを浮かべたままだが、化け物となった己の笑みに意味などない、狂っているだけ。 別に普通の人間を壊すだけならいつもの事だ。 だから気になっているのは妙に背の高い男の方だった。 ) まずお前、さっきから妙な音立ててンのは、てめぇか? [Mon 7 Sep 2009 23:20:59]
◆フジエ > 物騒だからこそ、気をつけるべきだと思うがのぅ。 (乗せやすい相手だと言うことを覚えつつ、罠にははめやすそうだと一人思う。 それより、今気になるのはもう一人。 樽を吹き飛ばして現れた相手にほぅ。 と呟いた) 先ほどからごそごそとしていたのはお前さんのようじゃな。 そこの美女が一人になるのをまっていたのかぇ? (等とかっこよく決めたつもりのところで背中をたたかれた。 衝撃に数歩前にたたらを踏んだが、痛くはない。 硬い木の皮をたたいた感触が残るだろう。 結構痛いかもしれない) …名乗れるかのぅ? (どこか、楽しげな口調。 彼女もまた狩人にみえるが…、逃げるか、それとも戦うか) [Mon 7 Sep 2009 23:11:47]
◆メルティカ > えッ、えッ、えッ!マジで?何、やッぱり結構良い奴ッ! ( なンて、にへッと満足げに笑う。自称してても納得される様な事ッて滅多に無かッたからね…! ) ―――… 大きいもの?子供とか―? …化物、とか?止めてよね−ッ、ただでさえ最近は化け蜘蛛とか目玉泥棒だとか色々変な奴等が ――ッ、 ( ちょッと蒼褪めて、そンな言葉云い掛けるけど、 ) 〜〜〜〜〜〜 ッ!! ( イチゴ柄。見られたらしい。 叩けるのなら、前に居る青年の背中をバシッと思いッきり叩こうか。 ) …あ、 ? ( ―― 誰かが、物影から出て来た様子 見えるだろうか。眼を更に細めた 瞬間、樽が ぶッとンだ。音と、其の様に、 ぽかン、ッて呆けた顔。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:03:30]
◆人影 > ( さて、と周囲を見渡した。 壊せそうな物は幾らでもある。 別に血が欲しいわけでもない、壊せれば何でもいい。 ただ暴れるだけならいつでもどこでも出来る。 ) ………。 ( 取り合えずゆっくりと路地の外へと出て行こう。 こんな狭くて陰気臭いところに何時までも居たら興醒めするに決まっている。 右腕は相変わらず重みとなるが気にはならない。 引き摺るように歩けば樽に腕が引っ掛かる。 邪魔だな、と振り払えば――それは路地から一直線に前方の建物へと吹き飛ばされるだろうか。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:56:44]
◆フジエ > ふむ。 見込み違いかのぅ。 確かに繊細で可憐な美しさはもっておるがのぅ。 (素直にほめ返してみた。 誰か入るだろうが、その「誰」かは結構な問題。 緩やかに向ける視線は相変わらず先ほどの路地の先。 やはりなにか大きなものが動いているような) 犬猫ならばよいのだがのぅ。 かなり大きかったのでな。 (こんな所に熊がいる可能性もヴェイトスなら否定はしないが) なかなかにおいしそうなイチゴだのぅ。 (ばっちりみました、とか。 メルティカよりは前に出て何かあっても盾にはなれるような立ち位置に。 フジエはあまり痛みを気にしない) [Mon 7 Sep 2009 22:52:55]
◆メルティカ > ひどッ。あたしは繊細可憐な美少女だからァ― そンな性格悪い事 しない、 …しッ? ( 語尾に行くにつれ声が小さくなッた。ついでに 繊細可憐な美少女ッて部分は強調しておこう。 ) ―――― ? ( 青年の声が耳に入り、小首傾げた。 ) 誰かッて そりゃあ居るでしょうよ。家ン中ッつー訳じゃないし、猫とか犬とか鼠とかッ。 ( さあよこせ、とばかりに手を差し出した。黒いマントが無事戻ッて来れば、 ありがとッ、 と礼を云い。 ) ――― あたしも育ちが良い訳じゃないから まァあンまり云えな ああァあ――― ッッ!!? ( 青年の動作には気付かなかッたらしい。捲られたスカート 思いッきり抑えて。ジト眼で青年 見遣る。 ) ――――… 見た? ( イチゴ柄。 ) ―――…? ( ふと、音が聞こえた様な気がして。影を見遣る。何かが 居る様な気がするけども。ちょッと 眼を細め。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:46:01]
◆人影 > ( だが勿論物音が立たなかったわけでもない。 それを人を判断するかどうかは貴方次第なのだが。 ) …ッ。 ( 物陰へと入り込めば息をまた潜める。 とはいえ、困った事に理性も余り持たない。 近付いて来た人物が背を向けると同時に黒い羽が背中から現れ、右腕が肥大化し、爪が伸びる。 言葉への反応はしない、気付かれるのも、あまり好ましくは無い。 勿論それは今の"自分"がそうしているだけで後の事なんて判ったものではないのだけれど。 ) 近付いて来たのは一人だけだろうか、二人居た気がしたのだけど。 ) ぅ……。 ( 変異が収まる、目の色が変わり、見た目も変化した。 眼鏡はもう、要らない。 左手で外し服のポケットにでも押し込もう。 さて。 ) …。 ( ゆらりと立ち上がる。 別に飛べたりすごい勢いで走れたりとかするわけではない。 だからのろのろと物陰から出てくるも暫く闇の中から路地の外を見据えていた。 頭上を見上げるも既に先程の黒いひらひらは無くなっている。 探し物とは、それだったのだろうか? ) [Mon 7 Sep 2009 22:38:35]
◆フジエ > そうじゃろぅ。 案外、お主もそうやって楽しむほうと見たがのぅ。 (実はぜんぜんいい人などではないのだが、ここで警戒させるのも、という考え。 そして、階段まで行き、黒い布を手にした辺りでなにやらうめき声のようなものと何かが奥へとかけていったように見えた。 そこまで視力が言い訳でもないので、ぼんやりとした影が動いた、と言う程度のこと) ふむ。 まだ、誰かおるのかのぅ? (向ける問いかけ。 視線は闇へと向けたまま、手にした布を持ち主へと返すこととしよう) じぇんとるまん。 のぅ。 残念じゃが、育ちはわるくてのぅ。 むしろ。 こうする側じゃて。 (そして、返すときにでも、彼女のスカートをすばやくめくってしまおうとするだろう。 何処の子供か) [Mon 7 Sep 2009 22:31:47]
◆メルティカ > ―― うわッ、性格悪ッ! …あァでも、否定出来ないッ。 ( 怪しい者かと思ッたら一般市民でしたあ―、疑ッた人土下座 なンて展開はとても楽しそうだッ。――続いた青年の言葉に、まだ赤い顔を ぷすーッて膨れッ面にして。 ) いや、それは 無し…ッ。もッとこう、さァ― 何?何だろ。こう、ッ ジェントルマン的にッ…! ( スカートが破けてる事を紳士的に教えろ、と。スカート隠したままではあンまり探索できないし、動き回れない。見えたら恥ずかしいし。 ) おッ願い しまーすッ。 ( 鉄階段へ歩いていく青年に、満面の笑み浮かべて見送ッた。いや、良い人に出逢えたものだ ッなンて内心。少し離れた場所に居る少女は、未だ 人影に気付く事も無く。へらへらと、相も変わらず緩い表情。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:24:20]
◆人影 > ( ドク ン 。 不味い、もう来た。 時間が来た。 体がみしみしと嫌な音を立て始める。 まだ人が居る、こんな所で暴走させたら本当に不味いのに。 ) ぐ…く…。 ( 小さな呻きは彼女達に聞こえるだろうか。 ゆっくりと背から羽が、右腕が黒く染まり始める。 まだ羽も生えてきているわけではないが、いずれにしてももう直ぐ変化が訪れる。 足音が近づいてくるのが判るが、押さえ込むのに精一杯でそれどころではない。 何とか身を隠さなければと鉄階段より先にある木箱へと走り出そうとする。 視力が良いならその動きが背の高さから見える事だろう。 傍から見れば逃げているようにも見える人影となって。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:18:22]
◆フジエ > 怪しいものだと思って話しかけたら、まっとうな人物だとわかって平謝りされる、というのは愉快なものだと思うがのぅ。 (最もこのヴェイトスではあまり気にされている様子は無いのだが) ほほぅ。 それならば、黙っておいて目福を楽しんでおればよかったのかの? (此処でならまだしも、もっと人がたくさん居たら、そんなことを告げつつ面白そうに笑みを浮かべよう) ほぅ。 なかなかの場所まで移動したようじゃのぅ。 取りに行くとするかのぅ。 (身長がある自分のほうが良かろうと考えて、ゆっくりと足音を立てながら鉄階段へと歩こう。 もう一人の存在には今のところ気がついてはいないが、周囲は十分に警戒している。 近づくことになればもうひとりに気が付くことはできるだろうか) [Mon 7 Sep 2009 22:11:31]
◆メルティカ > えーッ、怪しいものッてだけで自警団に声掛けられたり、聖職者に悪魔信仰者扱いされたりしない?楽しいかな―ッ? ( 理解できない、とでもいう様に腕組みしたまま 表情顰めるけども。己も外套被ッて大魔王ーッとか怪しげな事してるから、ある意味でお互い様か。 ) ―― … そッちにありそー?あれ無いと困るンだよね…ッ。 ( 色々と。高かッたし。 なンて、ブツブツ小さく呟けば、 ) ――――…ッ!! ( ばッッとスカート両手で隠す。顔真ッ赤にしながら、金魚の様に口パクパク。 ) そッ、そそそそッ そう云う事は ッ 口に出すべきじゃない ッ! ( 早口で捲し立て。破れたスカートの所隠す様に摘ンで 探索開始。ふと、見上げた先 ――或る建物の鉄階段。ひらひらと揺れる黒いもの。 ) ああああぁぁ―――ッッ !! ( 大声出した。そッち指差しながら。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:06:37]
◆人影 > ( 出来る限り気配は消しているつもりだけれど、いつ察知される事やらと冷や汗を垂らす。 どの道心配すべきなのは己の身ではない、話をしている二人組み。 あの状態になったら、何をしでかすか判ったものじゃない。 暗黒街だから善良な一般市民がいるわけない、なんて別にそう証明できるものがあるわけでもないのに心の中で呟いた。 ふと、そこで奇妙な音を耳にする。 先程も聞こえた、何かが這う音だ。 なんだろう、気になりはするが顔を覗かせれば恐らく見つかる。 移動を開始したようだし暫く様子を見るべきだろうか。 こんな時に限って時計を持っていない己が愚かしい。 いつどのタイミングで"アレ"になってしまうのか、それすらも判らない。 樽の陰から少し奥へと移動し闇へと身を潜める。 二人の思惑なろ知る由もないが、どの道今の自分が出て行っても何もできないんだから。 ) ……? ( ふと、頭上を見上げると。 何かひらひらしたものが自分の真横の建物にある鉄階段に引っ掛かっているのが見える。 さっきまでなかったのに、そんな事を考えながら暫くそれに注意を取られようか。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:00:07]
◆フジエ > 怪しげなもの、として生きてみるのもなかなか楽しいものでなぁ。 (奴隷ではない一般人。 狩るなら目撃者がいない状況が良いのだが。 ひとまず周囲に人影はない。 暗黒街という場所なので口調とは少々過剰に警戒気味なヘタレ) ふむ。 こちら、だのぅ。 (身長もある男はそのまま、ずるずると木箱の後ろから行くことができそうな路地を見てみようと移動を開始する。 探す手も外套からは出さないようにして) なかなか刺激的な格好になっておるからのぅ。 (動くたびにスカートの切れ目からのチラリズム。 ただで見ては目の保養。 余計なことなど言わねばいいのに) [Mon 7 Sep 2009 21:52:59]
◆メルティカ > ―― いやいやいやッ、怪しいと思ッてるなら 止めるべきだとあたしは思うッ! ( なンて、びッし―、とフジエを指差して。ずるずる、と引き摺る音は 青年が歩く度になる様。 ン―?なンて不思議そうに ちょッと小首傾げてみたり。 ) ―――… 手持無沙汰、マジですかッ。 じゃあお願いしまーすッ。真ッ黒な事以外特徴のないマントなンで―、 ( さッきまでの警戒は何処へ消えたか、にへッと緩い笑みを浮かべ。見上げれば、ちょッとだけ青年の顔が見れるだろうか。マジマジと見るのは失礼だから、あまり見ない けれど。 ) ―― さッて、と。えーッと…、 ( 意外に見付からないもンだ。木箱の後ろに置いてあッたのに、風で飛ばされた? う―ン、ッて腕組みしつつ。人影には、少女は未だ気付かぬ様。きょろりきょろりと 外套探して辺り見渡したりはしているけども。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:45:56]
◆人影 > ( 近くの建物と建物の間に身を潜めるように座り込んでいる人影が一つ。 別に様子を伺っているだとかそういうのではない、ただ隠れているだけ。 近くから男女の声が聞こえてくれば身をさらに縮めた。 ) ――…。 ( 自然と声に耳を傾ける、彼女達が居る方からすると反対側の樽が並べてある物陰に其れは居た。 いつもの発作のようなもの、それが出る日は大体わかっているから、被害もなさそうな所を選んでは身を潜めているのだけれど、何を話しているのだろうかという好奇心が在った。 不安もあるが、今は息を潜め言葉を聞き取っていく。 ……探し物、してる? ) [Mon 7 Sep 2009 21:42:39]
◆フジエ > 別に構わぬよ? 自分でも怪しいと思うからのぅ。 (くつりと笑みを浮かべ。 ずるり、ずるりと相変わらず何かを引きずるような足音と共に貴女のすぐそばまで。 それから、貴女の背中越しに周囲を見るような気配。 目深に被った外套。 覗き込めば案外若い顔と、なにやら植物の葉のようなものがのぞいて見えることだろう) ふむ。 ちょうど手持ち無沙汰でな。 手伝おうかの? [Mon 7 Sep 2009 21:36:39]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『(物陰で小さくなっている人影)』 [Mon 7 Sep 2009 21:31:18]
◆メルティカ > ( 返された言葉。探し物していた手を止めて、 やッべ、聞かれた!みたいな困り顔。 ) ―― いやいやッ、怖いとか 別にッ いッてないです よーッ? ( つッかえつッかえ。あははー、ッて笑いながら言葉返し。 結構年齢いッてるかと思えば、そうでもなさそうな声の感じ。なンか違和感を感じる とか、失礼な心の中。 ) ―― ああ、そうそう。黒いマントをね―、落としちゃッたみたいで。さッきまであッたンだけどー、 ( 近寄る様子に 別段気にする事も無く。再び もそもそと探り始め。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:27:36]
◆物音 > ほぅ…。 (貴女の悪態をみて、こちらは感心したような声を上げた。 スラムで成果が上がらなかったので仕方なく暗黒街へと足を運んだかいがある、と言うようにゆるりと近づいて) 怖いとは失礼だのぅ。 (声は意外と若く聞こえるだろうか。 少年のような声色で、ずるり、ずるりという足音と共に貴女へと近づいてくる) なにか、探しものか? [Mon 7 Sep 2009 21:22:52]
◆メルティカ > ―― もうやだッ、最悪。死ねッ、幸せな奴はみンな死ねッ! ( 本日二度目。スカートの破けた部分隠す様に、もッてた黒外套巻き付けようとすれば、 ) ――― ずる ? ( 何か引き摺る様な、そンな不気味な音が耳に入ッた。若干眉間に皺寄せつつも、其の方見遣れば 怪しい、ッて言葉がぴッたり当てはまる様な 何かの姿。 ) ――― 長ッ。ッてか怖ッ。 ( 思わず零れた言葉はそンなもの。ぽかーンとそッちを見ていたけど、 いけない、いけない。こンな事してる場合じゃァ無い。外套どこやッたけな? なンて、視線を外して倒れた木箱の後ろ側とかを 探り始める。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:17:54]
◆物音 > (暗黒街の路地の一角から響いてくるなにやら引きずるようなアシオト。 貴女がそちらを見たならば、怪しげなコートを纏ったひょろ長い人物が歩いてくるのが見えるだろう。 ずるぅり。 ずるぅり。 アシオトは確実に近づいており、このままそこにいれば遭遇することにはなるだろう) [Mon 7 Sep 2009 21:12:59]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『(ずるぅり…)』 [Mon 7 Sep 2009 21:07:44]
◆メルティカ > へぶッ! ( 思いッきり顔面から落ちて。何かが潰れた様な声出した。 ) ―― うッ 痛 ァ ッ…―― ッた、た、た。 ( 鼻血は出ていない様だ。安心。むくッと身体を起こし、服に付着した埃を払う。 何時も思うけど、此処は汚すぎると思うンだよね。掃除とかこまめにしたら良いンじゃないかな、あたし以外の誰かがッ。 ) ―――… ぁッ、 あああああッ! ( 不意に絶叫。破けてる、スカート。お気に入りだッたのに! ) ( 木箱から落ちる時に、どッかに引ッかけたらしい。 うぐッて、涙堪え、 ) [Mon 7 Sep 2009 21:05:32]
◆メルティカ > ( 一度、ふンッとそッぽむく様な仕草した真ッ黒な猫は そのままどッかへ消えてしまい、 ) ――― …! あ―ッ、ちょッ、待ッてよ にゃン太郎 ―――ッ! ( グッとを乗り出せば、 ) おッ …わぅ、あッ 駄目ッ! ひにゃああぁぁぁあ―――ッ!!? ( 自分が木箱の上に居るッて事を思い出した。思いッきり片側に体重掛けた結果、 ぐらりと木箱は傾き。其のまま 少女諸とも崩れ落ち る。 ) [Mon 7 Sep 2009 20:59:29]
◆メルティカ > ―――… ッ な ッ、 ( ひくッと一瞬声が止まり、 ) … ンだァ、 猫かあ…ッ。ビックリさせないでよーッ。 ( ほうッと、安堵の溜息。此処が治安が悪い場所だッて事くらい自覚済みだしねッ。 ち、ちッと舌鳴らして、 猫を手招きしてみる。 ) ―― … ン― ッ? ( 向かッて来ない。野良か。 飼い猫なら普通に来そうな感じだし、 ) ほーらッ、怖くないよ−ッ。おいでー、 え−ッと、にゃン太郎ッ。 ( 勝手に名付けた。さッきまでの不機嫌面は消え、 にへにへと奇妙な笑い。 ) [Mon 7 Sep 2009 20:55:21]
◆メルティカ > あと一品、だッたのになァ。ッてか水煮牛肉完食した奴も居るらしいし、全品制覇した奴も居るッて噂だしィ−ッ!もうッ! ( 文句云いながら。グッと右足振り上げて、勢い良く下ろす。その反動で持ち上がる上半身、流れに乗ッたまま起こして。 人が居ないから出来る所業だ。これ、見られてたら乙女失格だしねッ。一応 可憐で儚い美少女ッて云いまわッてるンだから。 ) ―――…あ―ッ、もうッ。本当やだ、馬鹿。死ね。幸せな奴みンな死ねッ。 ( 物騒な言葉零しながら、木箱の上 膝抱えてまるくなる。 ) ( ――― こン、 ) ( 背後から音が聞こえて、 びくうッて身を震わし。恐る恐る 振り向いた。 ) [Mon 7 Sep 2009 20:44:00]
◆メルティカ > ( 項垂れていた、と云うよりも 寝ッ転がッている。暗黒街の人通りの少ない裏の一角、放置された木箱の上で。 ) ――――… あたしとしてはさァ、 ( 傍には誰も居ない。今の所猫とか鼠さえも居ない。 ) こう、ね―― 有言実行ッて云うか、完璧を求めたいッてゆーかァ― …、 ( 闇夜にぽッかり浮かンだ月に 涙声混じりで語り掛けるのだ。だらン と力無く木箱に横になッたまま、最低限の声音で。 ) ――― … はあ、… ( 言葉は溜息に混ざり、消えた。まァ何が云いたいかというと、激辛祭り完食ならず ッて所か。最終日に仕事を任せてきた兄を憎む。恨む。殺してやる。 ブツブツ、ブツブツ、呪詛の様な言葉を洩らして。 ) [Mon 7 Sep 2009 20:35:40]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『( 項垂れていた。 )』 [Mon 7 Sep 2009 20:29:59]
お知らせ > ノア@『方舟』さんが帰りました。 『えっと、店番中にさっき途中だったのを読んで、幽霊狩人1が寝る前、二巻が…』 [Sun 6 Sep 2009 01:08:58]
◆ノア@『方舟』 > ( 彼につられて、こちらもククッと笑う。多分、まあ、間違いないのだろう。でもむしろ、本をくれる動機に裏が無さそうである事がハッキリして安心した。 ) 感想、ちゃんと送りますねー。はい、ありがとうございましたー。 ( またも、やかましい音を立てながら店の扉が開き、客は去って行った。 ) [Sun 6 Sep 2009 01:06:47]
お知らせ > グレアムさんが退室されました。 『(乞うご期待、と言った所だ)』 [Sun 6 Sep 2009 01:00:43]
◆グレアム > さてね、私が誰かは、次に逢った時にでも。(なんて冗談めかして笑ってる時点で、答えを教えているようなものだけれど。 チッチッチ、と人差し指を立てて左右に振る。 役者の勉強もしておくべきだったかな。 まあ、今となっては後の祭りか)(ともあれ、少年は早く読みたくてたまらないようだし、ここでお暇させてもらおう。 また来るよ、と言い残して、私は『方舟』を後にする。 ――さて、我らが主人公である幽霊狩人(Ghost Finder)ジャック・アバラインは、この少年の心を掴むのか否か。 ヴェイトス市――この『現実』の世界に異界から忍び寄る邪神たちを前にして、彼は科学と魔術を駆使し、如何にして立ち向かうのか!) [Sun 6 Sep 2009 01:00:22]
◆ノア@『方舟』 > はい、ショウジンしますー。 ( 意味は理解して使っている…はずだ。 ) 真の意味での恐怖…難しい事をおっしゃりますね? ( 違いが分からなかった少年は首を傾げた。 ) なるほど、タダで本を頂けるのですから、それくらいはお安いゴヨーですよ。 ……お。途中の巻から読んで、最初の巻に戻るという読み方もオツですけれども、貸し出し中でヤムを得ない時でなければ、確かに通常通り読みたいですね。ありがとうございます。 ( 既に読みたくてたまらなくなってきた少年の視線は、とっくに客から離れている。さすがに客のいる前で堂々と読む訳にはいかないので、カウンターに置いたままチラッチラッとページを開いてみたり。そこで、ふと。 ) ……グレアム、ハンバートさん? ( なんとなく、といった感じに呟いた。そして視線をチラッと客の顔に。書籍ギルドの職員なら、他の作者の本も奨めるんじゃないか? ) [Sun 6 Sep 2009 00:53:36]
◆グレアム > まあ、意図は理解できるから問題は無いが。そうだな。……うん、的確な引用ができるようになる事を祈るよ。 勿論、引用されるような言葉を口にできれば、一番なのだけど(まあ、難しい話だ。 物書きをやっているからこそ理解できるが、素晴らしい名言、名文なんて、書こうと思って書けるわけもない。 この少年の努力次第――そして私自身、頑張らなければならないのだが。 やれやれ、言ってて自分の心が痛んでくる)真の意味で恐怖を描き出すならば、それこそ人知を超えた――想像もつかない、宇宙的恐怖とでも言うべきものを生み出さねばならないのだろうね。(後の世であればパルプ小説などと呼ばれるような、一般の書籍とは程遠い、粗い印刷の本で、主に娯楽目的の作品ばかりの――まあ、少年少女向けの、そういう代物だ)ああ、そうだね。後は、ギルドのほうに感想を送ってくれれば、次に繋がるから。 そうしてくれるとありがたい、が……そうそう、これは2巻だから、1巻も置いていくよ。(なにせ私自身が書いているし、ちょうど2巻が出るからということで1巻も貰ってきている。 それも横に並べて、置いて)気に入ったなら、その人の他の話も読んでみてくれ。――図書館には置いてあった筈だから。 [Sun 6 Sep 2009 00:42:22]
◆ノア@『方舟』 > ん? あれっ? えーと、多分、「初めて来る人に店の詳細が分かるはずないから」という風な事を言いたかったのだと思います。はい。 ( 自分で言っててよく分からなくなってきた。目に見える才能なんて、限界まで簡単に知れそうで恐ろしい。 ) 「事実は小説より奇なり」ですよね。それを上回る想像力、という才能も大変キョウミ深いですけれどもー。 ( 頷きながら語っていたが、本をあげると言われ現物を差し出されると驚いた。本が高価なこの時代にコイン一枚で買えるということはペーパーバックのような品なのだろうか。何にしろ、「たからもの」のほとんどが本である少年は慌てて。 ) えっ、ちょうっ! ( 本をジッと見つめて考え。 ) …………えっと、知り合いに宣伝してね☆ …とかです、か? ( 無償で本を貰える合理的な理由を考えた結論がそれ。 ) いいんですか? 本当に頂いてしまいますよ僕? …か、怪奇でありつつ冒険ものですか。ふむ。 ( キラキラした目で、両方とは贅沢な。と呟く。早速興味が湧いてきたらしく、頂いた本を裏返したりパラパラめくって中を見たり。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:31:41]
◆グレアム > せめて其処は『初歩的な事だよ』とでも言うべきじゃないのかな。――まあ、どちらにせよ使い所は違うか。(小さく肩をすくめて、少年の言葉に応じた。 もう少し気の利いた返事ができるようにならないとな、私も。 作家がつまらない事しかいえないのでは、先も知れたものだ。 やれやれ。 才能という奴が、目に見える泉であれば良いのだが)ああ、実在の冒険者が――云々という奴だね。 ふむ、成程。まあ、私も、怖がらせる為だけの恐怖というものには惹かれない。 恐怖というのは感情の中でも最も古いものだから、それを刺激するだけならば容易だ。 単に化け物を出せば済む。 ……が、それで済ませては面白くない。(とはいえ、そういう性格の少年であるならば――うん、良いだろう。 私は書類鞄の中を漁り、真新しい装丁の――とはいえ、コイン一枚で買えるようなものだから、刷りは粗いが――小説を取り出し、彼の前に置いた)私は、書籍ギルドの方の者でね。 まだ発売になってないが、今度の新刊だ。 何かの縁だし、君にあげよう。(タイトルは――幽霊狩人シリーズの2巻『鎖錠聖典(Shackle Scripture)』 著者:グレアム・ハンバート。 ――まあ、目の前で私の書いた本だ、というのは、少し照れくさいのでね) [Sun 6 Sep 2009 00:19:32]
◆ノア@『方舟』 > ( ギャップ……。小さな少年だと思っていたら実は──ムキムキのオッサ…いや、なんでもない。 ) いえいえ、「誰にでも『初めて』はあるものです」。 ( 少年は堂々と口にしたが、言葉の使いどころが何か違う。 ) お手に取りたい時はエンリョなく言ってくださーい。 ( 壁の至る所に飾られた武器類に触れる事は自由だが、固定されていて動かす事ができない。 )( 本の話題になるとペラペラ話し始めて。 ) 本は、大体のジャンルには手を出した事があります。冒険小説は、創作よりも実話の方が好みですね。恐怖小説は…… あー、単純に「怖がらせてやろう」という作者の意図が透けて見える作品は好みではありません。霊や怪奇の背景にあるドラマに惹かれるタイプですね。僕は。( うんうん、と一人うなずきながら。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:10:17]
◆グレアム > (まあ、私は彼の事情を想像するより他に無いのだが、なかなか面白い状況であるとは思う。 先達ての打ち合わせの際にも、ギャップ、という言葉について担当の編集者からしつこく言われた。 また恐怖小説などを紐解いても、美しい少女と思っていたら実は――という展開は、古今東西、山のようにある。 活かせる機会があるかもしれない)ふむ。 成程、まあ、そういう趣旨の店であるならば、私のような客は場違いなんだろうな。 とりあえず、買うかどうかはわからないけれど、もう少し見させて貰っても構わないかな?(もっと危険な地区に行くと良い、との言葉には苦笑い。 まあ、そういう場所にある店にも、一度くらい顔を出してはみたいものだが――ともあれ)うん、そうか。……そうか。 なら、冒険小説だとか――あとは、恐怖小説なんかを読んだりする事もあるのかな、君は。(この笑顔! 物書きの端くれとしては、やっぱり嬉しくなるものだ。 私が書いたものでないにしても、どこかの作家が心血注いで書いた本を、こうして読んでくれる人がいる。 安心感、のようなものが沸くのだ) [Sat 5 Sep 2009 23:56:00]
◆ノア@『方舟』 > ( 彼の考えた通り、子供が武器屋の店員をしていることは珍しい。単に危険だし、多くの武器は子供には重くて運ぶ事すらままならない。それでもこの少年が店番を続けているのは理由がある。父一人、子一人の家庭で手も金も足りないからだ。簡単な客の応対と店番だけなら、子供にもできなくはない。その間に父親は他の仕事ができるというわけである。 ) 変わった武器、ですかー。あいにくですが、この店は「暗黒街という土地で暮らすにあたって、質が悪くてもいいからとりあえず安く武器を手に入れたい」人達のための武器屋なんでー。キショーセイは全く重視してないんですー。 ( 少し考えると。 ) 貴重な品々なら、この辺のもっとアウトローでキケン極まりない所のお店に行くといいですよー。もちろんーお客さんの生存率はイチジルシク下がりますけど。その際の護身用の武器なら提供できますよー。 ( 本気か冗談か、それこそ本でも読み上げてるような調子でセールストークしていたが。 ) ……え。 ああ、そうですね。「三度のメシより」ってくらいには大好きです。 ( 好きな物の話だからか、少し笑顔に。 ) [Sat 5 Sep 2009 23:48:19]
◆グレアム > (少年が店番――というのには、聊か驚いた。 大概、武器屋というのは屈強な男が店員を勤めているのではないだろうか。 勿論、単に小遣い稼ぎに手伝っているだけ、という可能性も否めないが。 ふむ、小さい子が普通は考えられない事をやっている、というのは、意外性があって面白いかもしれない。 頭の中のメモに刻んでおく)いや、護身用とかではなくてね。 変わった武器やなんかを探しているんだが――(と言いつつ店内を順繰りに見回して、おや、と目を留めたのは、少年の手元。 本、だ。 それもチラッと見えたタイトルを見る限り、小説か何かの様子。 ふむ、と私は顎に手を当てて頷き、彼の方へと歩み寄った)もしかして、君、本が好きだったりするのかね? [Sat 5 Sep 2009 23:28:36]
◆ノア@『方舟』 > あ、いらっしゃいませー。 ( ドアベルの音に読んでいた本から顔を上げ、客に声をかける。無愛想とまではいかないが、「メシのタネが来たぜ!」なんて感じの意気込みは一切無い。 ) ……。 ( 一応、ちろちろと客を観察。アウトローと言うよりは、護身用の何かを求めにきた一般人だろうか。店番として暗黒街の様々な住人を見てきた少年はそう判断した。 ) …護身用ならナイフ程度がおすすめですよー。両手剣とか、重くて扱えたもんじゃないですー。 ( 客の目的を勝手に判断してカウンターから話しかける。 )( とりあえず、暗黒街なめちゃいけない。この武器屋だって、比較的マシな治安状況の地区に建ってはいるが、あくまでも「比較的」である。今だって、店番をしているのは確かに子供だが、店の二階では店主である父親が休憩中だ。子供一人だけで店を開けられるような場所では決して無い。 ) [Sat 5 Sep 2009 23:25:05]
◆グレアム > (私はそんな事を呟いて、なんの気なしに『方舟』というらしい武器屋の中へと足を踏み入れ、大きなドアベルの音に迎えられた。 無論、私は武器を扱うような類の人間ではなく、武器を買う気もなく、ハッキリと言って冷やかし以外の何者でもない――つまり、武器屋においては主に迷惑な部類の客である。 とはいえ奇妙な意匠の施された短剣や何か、そういった掘り出し物を探して回る事はあるので、目的が違うだけだ、と主張しておきたい)(その日、私が珍しく暗黒街にまで足を伸ばしていたのには、ある理由がある。 先だって書籍ギルドへ新刊の原稿を収めた事で、財布がいつにもまして膨らんでいるのだ。 資料収集や読書などという、半ば仕事合一化した趣味以外に金の使い道は無いのだが、憧れているブランドのスーツがあり、買うかどうしようか悩みつつ、ぶらぶらと散策していたのである。 ――暗黒街が危険だという風聞は百も承知だが、一般市民も立ち入る区画から遠くへ行かなければ、治安自体は居住区と変わらない) [Sat 5 Sep 2009 23:11:49]
◆ノア@『方舟』 > ( まあ、店番くらいは義務と割り切っている。どうせ客が来ない間は本を読んでいるだけなのだし。 )( 貴方がその武器屋の扉を開けるなら、『ガラガラガランー!』と大きな音が鳴る。音の元は扉の裏に取り付けられたミニカウベルなど。そうでもしないと店員が客に気づかないんだとさ、この本の虫が! ) [Sat 5 Sep 2009 23:09:55]
お知らせ > グレアムさんが来ました。 『――――ふむ、こんな所にも武器屋があるのか。』 [Sat 5 Sep 2009 23:06:00]
◆ノア@『方舟』 > ( 栗色のくせ毛をした小さな店員は、ぶかぶかの衣服の襟ぐりを直すと、また本に熱中しだす。 ) ──っと、眼鏡が。 ( 今度は眼鏡がズレた。この少年は視力はそれなりに良いし、レンズの入っていない眼鏡など邪魔でしかない。それでも「眼鏡」にこだわるのは、「賢者や研究者など、賢い人の多くはメガネをかけているの法則」に乗っかりたいがためでしかない。結構形から入るタイプ。息子が初めてねだった「本以外のプレゼント」がメガネフレームだった時の父親のガッカリした様子と言ったら。 )( あいにく、武器屋を継ぐ気など全くありませんからね。 ) [Sat 5 Sep 2009 23:04:21]
◆ノア@『方舟』 > ( 中に入れば本当に狭い店で、在庫の多くは店員がいるカウンターより更に奥に置いてある。客の手の届く範囲に置いてある武器はごくわずかで、見本の武器は文字通り見るだけのために壁に固定されるようにして飾られていた。土地柄、客に好き勝手に商品を触らせたら何が起きるか分からないからだ。 )( 壁が剣や短剣だらけなおかげで狭い店内の圧迫感が増しており、武器類の物騒で重厚な空気の中、カウンターの椅子にちょこんと座っている小さな店員だけが酷く場違いであった。 ) ……。いや、これは…読めましたよ、展開。なんともまあ使い古されたネタを使うものですねー。この作者。 ( ブツブツと独り言を呟きながら読書に耽っている少年。 ) [Sat 5 Sep 2009 22:56:02]
◆ノア@『方舟』 > ( 暗黒街の、まだ比較的「まとも」な店が並ぶ通り。間口の狭い造りで入口側に一切窓の無いその店は、一見何の店か分かりづらいかもしれない。貴方がその店の前でふと顔を上げれば、短剣の形を模した小さな看板がぶら下がっており、そこが武器屋らしい事が分かるはず。そして、看板に彫られた店の名は「方舟」。『自分たちさえ生き残ればそれでよし』という精神の、暗黒街のしがない武器屋であった。 ) [Sat 5 Sep 2009 22:37:04]
お知らせ > ノア@『方舟』さんが入室されました。 『武器屋『方舟』にて』 [Sat 5 Sep 2009 22:25:28]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 他愛無いお喋りして、笑って ―― 幸せ 。 )』 [Sat 5 Sep 2009 00:45:45]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『( これが最後の夜 に、 なるのだろうか ―― ? )』 [Sat 5 Sep 2009 00:42:54]
◆ルァ > ―――― … 。 ( 少女は虚をつかれたように、 キョトン とした後、 困ったように 笑うだろう。 ) そっか。 それなら、 ――― 優しくって、 メアと友だちになれたなら、 よかった 。 ( 言って 。 御免ね? という言葉には、 気にし無くっていいんだよ と 。 だって 、 自分がしたいから、 しているのだから。 ) ――――― … うん 。 がんばってお金貯めるよ 。 ( 遠い距離。 けれど、 お金が貯まったら、 機会があったら 、 少女へ逢いに 行きたいと思う 。 そうだネッビェも連れて行こうか。 ―――― クリスティアが悪魔にとってどんな場所か 、 子どもは知らないから 。 そんなことを考えられるのだろう。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:42:36]
◆メアリアン > ―― うン、優しいわ。 ( 不本意そうな少女の風、小さく笑ッて小首を傾げる。 ) 優しく無かッたら、 ――きッと此処でこうしていないと思うもの。 ( なンて、冗談交じりに。――彼女が今の様で無かッたら、殺そうと斬り掛ッていた可能性も あるンだから。 ) ( 一緒に行こう、の言葉に 満足そうに頷いて、 ) ――― 何から何まで、御免ね? ( ッて、申し訳無さそうな表情を浮かべよう。 出発は何時になるンだろう。今は娘にも解らないけど、―― ) … うン、 ( 少しばッかり 物寂しい気持ちになる。此れで御別れ、暫く会えない。そンな思考が巡れば、胸が 痛む。 ) ―――― … ルァ、 遊びに来てね。 ( 寂しい気持ち隠す様に、笑顔で云おうか。遠い距離、無理なのは承知で ―― ) [Sat 5 Sep 2009 00:37:23]
◆ルァ > ―――― … そうか なぁ ? ( 優しい といわれれば、 むぅ と 、 本人はなんだか不本意そうと言うか 、 何というか 。 ) ん …。 じゃ、 一緒に行こうか 。 ( ハタから見れば、 ただの子ども2人。 おかしいところは何も無い か。 スラムに置いてあるほうは少女と取りに行くとして ――― 郊外のお家にあるほうはどうしようかなぁ なんて、 考えつつ。 やっぱり後で届けたほうが よさそうだ 。 まぁ。 行く時に考えよう。 ) ――― … 出発の時間、 決まったら教えて ね ? ( 出来るなら 、 やっぱり見送りはしたいから。 無理ならば仕方がないけれど 。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:32:11]
◆メアリアン > ( 首を傾げる少女に、 ううン、ッて首を横に振る。少女の様子に、くすくすと小さく笑みを零して。 ) ふふ、―― ありがとう。ルァッてやッぱり優しいわ。 ( なンて、小さく零して。 約束が守れるか、未来の事等解らないけど。少なくとも今は 幸せだと思う。 ) ―――… そろそろ、帰らないと危ないわね。…長居しちゃッた。 …ルァ、やッぱりお薬とか 一緒に取りに行くわ。 ( 一緒に行きましょう?と、両手は塞がッていて手が差し出せない代わりに 小首軽く傾げて。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:26:41]
◆ルァ > ――― ? ( 見られれば、 なぁに? と首をかしげて。 まさか殺そうと思われていたなんて、 思いもしていない。 そりゃぁ、 目玉泥棒だって知った時辺りは 、 若干の警戒はしていたのだけれど 。 今は全くと言っていいほど 警戒していないの だから。 )―――― よかった 。 ( 幸せだと 思ってくれたのなら 、 それ以上に嬉しいことはない。 安心したように 笑って 。 ) ( 少女の心の内は知らない。 子どもは知らず ただ待つのだろう。 友人が、狂っていない笑顔で この街に戻ってきてくれる日を 信じて。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:18:32]
◆メアリアン > ――――… 、 ( ジッと、彼女の表情を見遣る。嘘を、言ッてる様には見えない。 本当に、素直で、良い子で、――お人好しだな、なンて思う。さッき 謝ッていたのは、―― 今此処で少女を殺せば、幸せになれるンじゃないかッて 思ッたから、なのに。 ) ――――… 約束、出来ないかもしれない けど。 …でも、 うン、頑張ッて みる、わ。 ( こくン、とひとつ頷いて。不意に 少女の手が頭に 撫でる様に触れれば、照れ臭そうに笑う。 ) … ありがとう、 ―― ね、私 今が幸せなのかも知れないわ。今迄 私を心配してくれる人なンて お兄ちゃンくらいしか居なッたから。誰かに想ッて貰えるのッて、 幸せ、ね。 ( 笑いながら、そンな言葉を。 ) ( ――けど、けど。 もしも、逃げて此の幸せすら、壊れてしまう様なら。また殺そう。幸せを取り戻す為に 沢山、沢山、殺す わ。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:11:58]
◆ルァ > ( 泣きながら、謝る少女 。 子どもはどう声をかけていいのか分からず、 ただただ 、 手をそえるだけ 。 ) ( 逃げたら 幸せになるのか? その問いは 、 その答えは 、 難しい。 とても難しい 。 ) ――― … 少なくとも、 私は幸せになれるんだけど な 。 メアが逃げて、 誰も殺さないでいて、 それで、 こっちのほとぼりも冷めた頃に戻ってきてくれたら ――― すごく嬉しいよ 。 ( メアが幸せになれるかどうかは、 メア次第になると 思うけど と、 小さく笑うだろう。 少女が泣き止めば 、 耳へそえていた手を 少し頭のほうへと動かし 軽く撫でてから 、 手を下ろそうか。 ) [Sat 5 Sep 2009 00:00:39]
◆メアリアン > ( 肌に触れる少女の手は暖かい、生きている人間の其れ。 嗚咽零しながら、何度も何度も謝ッて。 ) ――――… ッ、 ( 呼ばれた名に、ビクリと身を震わす。 ) ――… ……、 ( 少女の言葉は良く解る。 こくン、と小さく頷いた。――捕まる事は、幸せな事じゃ無い。逢えなくなる事は、幸せな事じゃ無い。大人しく逃げて、逃げて、 ―― 其の後は? ) ……―― 逃げたら、 また逢えるの…?逃げた先でも殺しをしなければ、 ――幸せになれる の? ( お兄ちゃンにも 逢えるンだろうか。 ) ……… ―― ( ずる、と荷物を腹部の辺りまで下げて。ちょッとだけ 涙の跡は残るけど、もう泣いて無い。 ) ―――― ……… ごめンね、 ルァに聞く事じゃ 無かッたわね。 [Fri 4 Sep 2009 23:53:21]
◆ルァ > ――――― … 。 ( ごめんなさい と 謝る少女。 けれど、 殺すことが楽しい 。 その言葉には 、 子どももショックを受けた 。 それでも耳に触れる手は 、 そのまま 。 嗚呼。 もっと早く 、 殺すのはやめてって言ったら、 また違っていたのだろうか と 、 思うけれど。 過ぎ去ってしまった過去を 悔やんでいても仕方ない。 どうしようもできない。 昨日、家主の青年にもいわれででは ないか。 ) メア …。 ( 何と 言ったらいいんだろう ? ) メアが、また、ずっと殺していたら、 捕まっちゃうよ…? そしたらもう、会えなくなっちゃうよ…? 私にも、ネッビェにも、 …お兄さんにも 。 ( そんなの、ヤダな 。 と 、 ポツリ と 落とした。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:40:15]
◆メアリアン > 幸せになる為に 殺してる筈だッたのに ――… ( 殺す事が幸せ になッて しまッたンだ。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:35:25]
◆メアリアン > ( 荷物はきッちり抱き締めているから、きッと少女の手は耳の辺りに触れるンだろう。 ジッと、彼女の瞳を見遣る。 ) ―――――…、 ( 確かにそう、其の言葉に 大きく頷く。離れる 事は 無駄になる事だ。今迄殺して来た人達。 お兄ちゃンも捨てる事に なるンじゃないか。 ) ―――…… お買い物、 楽しかッた 。うン、お買い物にも、お祭りにも、 一緒に行きたいわ。 ( 荷物抱き締めたまま 腕の力が強くなる。 ) ………―― 誰かをね、殺す度に幸せに、なれるの。 ずッと 信じてきたの よ。誰かを殺す度に、… お友達が増えて、お話できて、 楽しくて ―― ( 少女の顔が見れなくて、再び荷物で顔を隠そう。 我慢しても、嗚咽が零れる。 ) … ―― ごめンね、 …ごめンなさい…ッ、 ( ひくッと 泣くのを堪えて、 ) 私、―― 殺す事が 楽しいンだわ…。 ( 何度も、何度も 謝るけども。其れは、 変わッて欲しいな、と 告げる少女に対しての 否定の意 。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:33:46]
◆ルァ > ( 少女の言葉聞けば、 ス と 、 右手を 伸ばし ――― 触れるのは頬 ―― は、 荷物があってダメか? 耳の辺りなら触れられるだろうか。 ふわり と、 壊れ物を包むような そんな仕草で。 ) そうだね ―― 。 確かに、 そうなのかも ね 。 ( やってきたこと、 此処を離れるということは 、 無駄になるということ なのだろう と。 ) でもね ―― 。 私はまた、 メアとお買い物行きたいな ? ( 楽しかったよ と 笑い 。 それから少し 恥ずかしそうに俯いて ) あとね、 お祭りも ―― ( 一緒に行きたかった と 。 小さな声で 。 ) ――――― … 変わってほしいな ? ( だって、 少女が変わらなかったら、 きっと 、 きっと 、 また一緒に買い物も、 お祭りも、 行けないかもしれない から 。 ) ( 護衛の話には、 ちょっと悪戯っぽく微笑んで ) へぇ、 やるじゃん、 ネッビェ 。 ( なんて 言うのだろう。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:19:12]
◆メアリアン > ( 護衛、の言葉には 僅かに笑み浮かべて頷こう。 ) うン、 ネッビェさンがね、連れて来てくれたの。 女性の、傭兵さンよ。 [Fri 4 Sep 2009 23:12:25]
◆メアリアン > ―――…、 ( 気を悪くしてしまッただろうか。恐る恐る視界に入れた少女は、何か考えている様。 ) ―― …やり残したこと… 、 ( 少し考える様に黙ッていれば、 少女の口から紡がれる言葉に、 小さく頷いて、 ) ―― 私、… わたし、も、友達なンて 居なかッたから、 ……どう 言ッて良いか解らない の。 ( 少女の 桃と蒼の瞳が眼に映る。 ) ――… … 今逃げたら、 私がやッてきた事ッて なンなのかしらッて 、思ッて、 ( 途切れ途切れの言葉を 小さな声音で告げる。 ) ―― … 私、 逃げたッて 今と変われない気がする。きッと、向こうでも ―― ( 殺す気がする。 其れは、言葉には出せず。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:11:45]
◆ルァ > ( 少女の感謝の言葉には、 気にしないで? と 、 笑って 。 ) ――― んー … 。 ( 気にしないで 。 そういわれても、 気になってしまうワケで 。 ) やり残したことが あるとか ?? ―――― … ねぇ、 メア 。 あのね、私、あんまり友達っていなかったから 、 わかんないの 。 言ってくれないと分からないの 。 だから ――― ( 言いたくないことならいいけど、 言えることなら、 言ってほしいな ? と 、 少しかがんで、少女の眼を見ようか 。 ) ぁ。 そういえば。 明日出発ってことは、護衛は見つかったの?? ( ふと 。 思い出したようにそんな問い。 ) [Fri 4 Sep 2009 23:06:14]
◆メアリアン > ―― ううン、いきなりだッたものね…。御免なさい。 ( 首を横に振り、謝罪には気にしないで、と。 ) ―――… 本当?ありがとう。じゃあ、今住ンでる場所 後で教えるわね。 ( 何から何まで頼ッてしまうのは如何かと思ッたけれど、余り出歩かない方が良いのは 事実だろう、し。 ) …、ありがとう。 ( 苦笑気味に告げる少女に、笑み浮かべて軽く頭を下げた。やッぱり、見送りは嬉しいもの だと思う。 ) ―――…、 ( 如何いう意味、なンだろう?自分でもあまり解ッていない。 うン、と小さく頷いて、そこからまた言葉を止める。 ) … ―――、 ごめンね。何でも無いの、気にしないで…ッ。 ( 結局自分の中の考えなンて纏まらなくて。――首を振りながら言葉を紡ぐ。折角、協力してくれているのに なンて失礼な言葉を零しちゃッたンだろう ―― 内心思いながら。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:59:38]
◆ルァ > … ぁ。 ゴメン。 ( まくしたてるように質問して、 少女が困っているような そんな様子に気が付けば 一言 謝って 。 ) うん、わかった … けど、 私届けようか ? ( 変装していてもあまりふらふら出歩くのはどうなんだろう? と。 ) ――― … 私、 メアのことお見送り 、 したいな 。 危ないとかそういうのは、もう気にし無くってもいいや 。 ( そう、 苦笑気味に言って 。 一番の心配事だった家主にも、昨日全部ぶちまけてしまったことだし 。 あとはどうにでもなれ と 。 ) ――――― … 。 ( 逃げていいのかしら その声は 、 子どもに届いたよう で 。 ) ……… それは、 どういう意味で なのかな ? ( 罪を償うという意味で なのか、 それとも 兄の復活を中断させることへの なのか、 それともそれ以外の何かの理由 か と 。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:51:07]
◆メアリアン > ―― 良かッた! ( 解らない、という言葉に ほうッと小さく息を吐いて。 ) ――― そう、明日 なの、でもまだ確定では無いし、…ッ、時間とかもよく …、 ( 云いながら、首を横に振る。立て続けに掛けられる質問に、 えッと、 とか うンと、なんて云いながら、 ) ―― 準備ありがとう。… え−ッと、お薬とか、…そうね、後で取りに行くわ?… お見送り、―― してくれたら嬉しい、けど。危ないかもしれないし、 ( 言葉は段々と小さくなり、顔を俯かせる。 ) ――… ( 少し考えた様な間を開けて。 顔を隠す様に、荷物を抱きあげ ) ―― ネッビェさンもルァも、色々助けてくれて、凄く 凄く感謝してるの。だけど、 ―― だけど、私、逃げて良いのかしら…。 ( 独り言とも取れる位の、小さな声音。彼女に届くだろうか。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:44:07]
◆ルァ > ――― うん、 多分ぱっと見じゃぁ分からないと思う。 ( 少なくとも、 貼ってあったビラの少女とすぐにイコールでは結ばないだろう 。 直接会ったことがあるならば、 別かもしれないが。 ) ( 教えたかしら? というのに、 ん? と軽く小首を傾げ ) あしッ ………… た ? ( 思わず声を張り上げそうになるのを 抑える 。 ) うゎぁ。急だねぇ ー。 ( でも急いだほうがいいもんねー と、 うんうん と 、頷きながら 。 ) 明日の何時頃? お見送りできるかな? 薬とかイロイロ買ったのはあるけど、どうしたらいい? ( と、 何個も何個も質問をぶつける 。 明日出発 なんて突然言われたモンだから、動揺しているらしい。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:38:49]
◆メアリアン > ――――………、 ( たッぷり数十秒間。少女が落ち着くのを待ッていよう。 ) ――― ご、ごめンね?… 色々準備してたら、後姿見掛けて…、 ( 追い掛けて来ちゃッた、なンて苦笑浮かべ。大きな袋に詰めた 取り敢えず必要そうな食料品だとか。両手で確りと抱き締めて、 ) ――― ふふ、私ッてばれないと 良いけど、 ( つられた様に 笑い。ジーッと少女見遣れば、こてり、小首傾げる。 ) ―― ぁ、あのね、ネッビェさン ルァに教えたかしら…? 出発の予定がね、一応明日になッたの。 ( と、申し訳無さそうに眉尻下げた。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:33:37]
◆ルァ > …。……。………。………… ( たっぷり数十秒。 大きく息を 吸ったり 、 吐いたり を繰り返してから、 ガックリ と脱力したように 肩を 落とした。 ) ――― メアかぁ 〜〜〜 。 びっくりしたぁ 〜〜 。 ( ぁー、呼ばれた気がしたんだけど、 気のせいだと おもっちゃった なんて 言いつつ 、 目の前の少女を見れば、 おぉ。 変装してるー なんて 。 ) いいねー。 そういう格好も似合うねぇ 。 ( なんて、言って、 へらりと笑うだろう。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:29:40]
◆メアリアン > ――――――ッ !? ( 物凄い勢いで振り向く少女に、今度は此方が驚く番。びくッと身を震わせて、 ) ―――… こ、今晩和、 ルァ? ( ちょッと引き攣ッた笑みで 声潜め。心臓はバクバクと煩い程に鳴ッているが、気にしない振り 。 ) ( 髪は纏めて、大きめの帽子の中に入れて。白いシャツに黒のズボン、其れに眼鏡。何処にでも有りそうな変装だけれど、何となく、一番気付かれ無い様な気がした格好。 ) ―――― 驚かせちゃッた?…ごめんなさい、一度呼ンだけど、 ( 聞こえなかッた? ッて小首を傾げよう。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:26:06]
◆ルァ > ( やめよう。 変なことを考えるのはやめよう なんて、 大きく息をはいた その時 、 肩を 叩かれる。 ) ――――― …ッ !!!!!!!! ( 驚きすぎて声も出なかったのだろう 。 ビクンッ と 、 身体を強張らせ、 ものっすごい勢いで振り向けば ) ――――― ……… め … め… ( パクパクと口をあいたり閉じたり。 金魚みたいに。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:20:08]
◆人影 > ( ――― とン、とン。其れは 後ろから。軽く貴女の 肩を叩くだろう。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:17:08]
お知らせ > 人影さんが入室されました。 『( とン、と 貴女の肩を叩くもの )』 [Fri 4 Sep 2009 22:15:29]
◆ルァ > ―――― なんだ、 気のせいか 。 ( 警戒しすぎかな? なんて呟きながら、 がしがしと髪をかく。 この癖もそろそろ直した方がいいだろうか。 なんだか女っぽくは無いような きがする。 ) そういえば、 後ろから呼ばれたら振り返るなって、 ホラーなお話が ――― ( あったような、 無かったような。 …あったような ? 暗黒街の路地を歩きながら、 考えて 。 むしろ此処はリアルにホラーな何かが出てきそうで怖い。 ゾンビとか。 ゾンビとか グールとか 。 某村では本当にそのようなコトになっているなんて、 この子どもは知りもしない。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:13:01]
◆ルァ > ( 泣きはらしてしまった眼がショボショボする。 むぅ と小さく唸りながら、 眼を擦り ) 泣き虫、 だめ だめ 。 ( 私はカッコイイ大人の女性になるんだーッ なんて 、 心の中で叫ぶ。 直後、 無理だよ なんて、別の自分の声も聞こえてくる気がしたが・ ウン。 分かってる。 なんか無理そうなのは分かってる 。 でも、夢見るくらいなら ――― ) って、 今はそういうコト考えてる場合じゃなくテ。 ) ( むなしいむなしい1人コント。 …モドキ。 ) ――――― ん ? ( 不意に、誰かに呼び止められる声が聞こえた気がして 、 キョロキョロと 周りを 見る。 ) [Fri 4 Sep 2009 21:53:24]
◆ルァ > ―――― あぁイヤだイヤだ …。 ( 盗みを失敗して店のヒトに捕まった時のコトなんで思い出したくない と、 頭を横に振る 。 でもって、そういう店には未だに足を踏み入れられない 。 スラムにはそういう子もいるので、 ―――― 誰かに頼んで何かを買ってきてもらう ということも、 頼まれるほうはきっとそういう事情だろう なんて 、 勝手に思ってくれたりする。 ) ―――― …… 何枚くらい貼ったのかなぁ …。 ( 異なる色の双眸が 、ぼんやりと空を眺める。 ) ―――― また貼られていくのかなァ … 。 ( もったいない。実にもったいない。 字の練習に使いたいくらいだ。 ) [Fri 4 Sep 2009 21:45:25]
お知らせ > ルァさんが来ました。 [Fri 4 Sep 2009 21:41:29]
◆ルァ > ぅ 〜〜〜 ( 両手を上げて 、 大きく伸びをする 。 暗黒街を歩くのも、 最初よりはずっと慣れてきた。 慣れてきてしまった とも、 言うべきか 。 とは言え 警戒はしつつ だけれど 。 今はこわーいお兄さんやオジサン達に会うのも、 正義の名の元に動く人たちに会うのも、 避けたいトコロ 。 ) … まァ、 いくら何でも私とかは話にすら出てきてないと思うけどね。 ( 目玉泥棒の仲間に だ 。 だって全然目立ったこともしていないし。 もし自警団に、自分の名とか容姿の記述があるとしたら、 蜘蛛に襲われた被害者少女 A 程度だろう。 それ以前もそれ以降も 無いハズ。 多分。 ) …盗みとかイロイロしたけどね… ッ 。 ( 捕まって無いしッ! なんて 、 胸を張って言えることでもないのだけれど。 正確には、捕まっても店主に暴行加えられてオワリくらいで。 スラムじゃァよくある話だ。 ) [Fri 4 Sep 2009 21:34:20]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 [Fri 4 Sep 2009 21:23:30]
お知らせ > 亜好さんが帰りました。 [Thu 3 Sep 2009 19:31:42]
◆亜好 > ――――… キオぉ…。 ( ずび、鼻啜り。和傘を握り締め乍立ち止まる ) ( 不意に後ろから溜め息混じりに掛けられた声 ) ( 「帰りますよ、お嬢さん。」 ) ―――〜〜〜〜っ……… ( 声に振り返ることなく肯き、差し出された右手を握った ) ――……帰ったら、タダじゃおきませんわっ…… ( 暖かい右手にほっとしながら、口から洩れるのは恨み言ばかり。時々護衛の足を蹴っ飛ばし乍も、―小さく 有難う と呟いた ) ( 自宅から歩いて5分程の場所だったなんて、恥ずかしくて死ねる。そんな話 ) [Thu 3 Sep 2009 19:31:36]
◆亜好 > 大体、主人より仕事を優先するなんて、お父様の教育は間違っているんじゃありませんの?お陰でこんな恥ずかしい目にっ…! ( 恨み辛みグチグチ零し乍歩いて行けば、見知らぬ通りへ辿り着く ) ―――――〜〜〜……っ ( 辺り見回せど、目に入る建物はどれも同じように映り。和傘に当たる雨粒は嫌な音を立て、状況を自身に知らしめる様 ) きっ、キオ…!隠れてたりしませんの…!?キオ…! ( 甲高い声上げて、護衛の名を叫べども ) ………―――――。 ( 返ってくるは沈黙ばかり ) ――――…… 護衛はっ、主人を護るために存在するのでしょ ぉ…!これじゃあ意味がありませんわ…! ( 憎々し気に吐く恨み言を聞く者も居らず。声に若干の震えが混じる ) [Thu 3 Sep 2009 19:21:51]
◆亜好 > ( 紙に書かれているものは、似顔絵と、何かの文字の様に思える、が。降り続いている雨のせいか、原型も分からない程滲んでしまっていて。手に持った其れを投げ捨て、読むことを放棄した ) ―――そういえば、聞きましてぇ?自警団がこの辺りで殺されて、 ( くるり振り返ってから気付く。護衛は今日は仕事だったか、と ) ―――…もうっ、帰ったらお仕置きですわァっ…! ( 嘲笑含まれた視線が、通行人から向けられて。苛立ち隠さず歩き始める。バシャ、と跳ねる水たまり 気にする事も無く ) [Thu 3 Sep 2009 19:10:40]
◆亜好 > ( 普段は比較的人の多い通りも雨の日は随分と静かなもの。和傘をくるりと回し、歩く放蕩娘。今日はいつもの護衛は側には居ない。自分より仕事を大事にする男だ。仕方の無い事だけど、 ) それにしても、暇ですわねェ。集金がスムーズに済むのは良いこと、ですけれど。 ( 溜め息混じりに呟いて、足元に転がる石を蹴り上げる。ーー石と共に落ちていた紙が靴にまとわりつき、苛立たし気に拾い上げて、 ) ーーー ? ( 雨に濡れ、汚れ、既によく読みとれぬ紙。首を傾げて、目を細める ) [Thu 3 Sep 2009 19:03:45]
お知らせ > 亜好さんが入室されました。 [Thu 3 Sep 2009 18:56:45]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 [Wed 2 Sep 2009 21:32:20]
◆ディーフィール > はぁ、失敗かぁ…。 (すっかり淫気を吸収して満腹となったところで、奴隷の少女を抱き起こしてやる。 さすがに24時間365日誰かが助けにこれるわけではない。 仕方が無いかと思いつつずぶぬれのままでこの場を跡にしよう) [Wed 2 Sep 2009 21:30:44]
◆ディーフィール > (行為は進み、奴隷の少女の服は肌蹴られ、十分に調教を施している彼女もなんだかんだと興奮してしまっているようで泣きじゃくりながらも荒い息を吐いている。 耳元で小さくお仕置きだね、と囁けばひぃっ、と息を呑むような悲鳴が上がる。 そこから笑みを浮かべて、其の奴隷の片足を上げさせて、肉棒を取り出しては、其の奴隷の秘所へと付きたてた。 いやーと声が響くものの、気にせずにそのまま犯し始めた。 ここまでしても誰もこないとなるとちょうど警備などの穴だったようで。 失敗したかなぁと思う。 最もそれで止める気は無く、こうなったら最後までしてしまうつもりなのだが) [Wed 2 Sep 2009 21:19:51]
◆ディーフィール > (ただ、つかまってから入れられたらお仕置きだと言い聞かせてあるので此処からの抵抗は本気でされている。 こちらも手を抜かず、彼女の口をふさいだまま、手を這わせて性感を高め、足を彼女の股間へと差し入れては性感を高めさせる。 口を離せば息は荒くなっているものの、助けを求める悲鳴が響く。 …さて) [Wed 2 Sep 2009 21:10:09]
◆ディーフィール > (どの道ビラは晴れた日に改めて撒き直すのだろう) …… (地面へと降り立てばあらかじめ指示していたコースを通りがかる奴隷の体をいきなり抱きしめ、路地へと引き込んで壁に押しつけた。 本来はこんな力技などできないのだが、今は協力してもらっているわけで、甲高い悲鳴が周囲に響いた。 其の悲鳴をふさぐように口付けをして、先ずは様子をみる。 いきなり刺されるのはイヤなので周囲への警戒は怠らないようにして。 また別な人物が釣れてしまう可能性もあるのだけれど) [Wed 2 Sep 2009 20:59:57]
◆ディーフィール > (正義が罪無き人を殺すこともある。 助けたはずの人間が実は悪人だった。 そんなのは案外よくある話。 盲目的に人を助けるということは悪人を助けることもありえる。 せめてそれには気が付いて欲しいのだが) …誘えば出てくる、かな? (実は手元の奴隷を一人暗黒街に放っている。 彼女を強姦に見せかけて襲えば彼はやってくるだろうか。 奴隷には一般人の格好をさせて買い物帰りを装うように告げている。 今は目玉泥棒を追うのに必死で構ってもらえない可能性もあるが) …始めようかな。 [Wed 2 Sep 2009 20:55:19]
◆ディーフィール > (刺し殺された自警団は目玉を取られては居なかった。 そしてあれからぴたりと殺人は止まった。 ようやく彼女は壊れたのだろうか。 いつかは壊れると思っていたけれど) 私にはあの子は壊せなかったからねぇ。 (あの日、邪魔をした彼。 もしも美味く彼女を壊せていたら悲劇は避けられたのだろうか。 IFは無い。 この結果がすべてである) 「彼」が間接的に殺したことになるのかな? (正義を守ろうと必死になっている鉄化面。 話もろくに聞かずに自分の正義を貫いた結果がこれだと言う事に彼は気がついているのだろうか) ……隠匿者と犯人、ねぇ。 (そしていつの間にか散らばっていたビラ。 この雨の中ではすぐ、ぐちゃぐちゃになってしまいそうなものだが、気にせずに数枚手に入れていた) [Wed 2 Sep 2009 20:47:23]
◆ディーフィール > (黒い服。 そして髪の毛は念のため束ねて。 雨の中傘もささずに濡れるがままになり、笑みを浮かべている。 そんな女が一人屋根の上に居た) 皮肉なものだよね。 (病院に運ばれた患者の情報は病院勤めであれば入ってくる。 今回はその犯人も。 彼女を連れてきた人も) [Wed 2 Sep 2009 20:38:54]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『クスクスクス…。』 [Wed 2 Sep 2009 20:36:26]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――こういう戦い方もある。そういう話だ。』 [Wed 2 Sep 2009 20:21:49]
◆アイゼンリッター > (当たり前の話をしよう。 アイゼンリッターは嫌われている。だが――目玉泥棒は、その比ではない)(あの殺人鬼の犯行現場は、スラム、暗黒街、芸能横丁と多岐にわたる。つまり、ヴェイトス市全域だ。 普通に暮らしていた市民が何人も犠牲になっている。 今度は自警団員まで殺された。 ――――――あんな殺人鬼を好む輩など、いるわけがないのだ)(おまけに自警団殺しを匿っているのが、暗黒街の住人ともなれば? 常々、連中が口にしているルールが崩壊するのは目に見えている。 『暗黒街には暗黒街のルールがある』だそうだ。 無論、自警団の人手が足りないという事もあるが――それは一般居住区で騒ぎを起こさない事と引き換えの、暗黙の約定だ。 それを破れば……さて、どうなる事やら)…………よし、もう少しここらを回ったら、次は居住区の方へ向かおう。 [Wed 2 Sep 2009 20:21:08]
◆アイゼンリッター > (そしてもう一枚。【ホワイティアの男】【ツンツンと立った金髪】【嫌らしい面構え】【長い舌】【耳に大きなピアス】【髑髏をあしらったパンクファッション】『自警団殺しの隠匿者』 ――まあ、自分はこの男の素性を知らないが、恐らくは暗黒街の顔役か何かだろうと睨んでいる。 少なくとも護衛を引き連れているのだから。 その上で、これだけ特徴的な容姿をしているのだ。 交流のある者ならばピンとくる。 ――まあ、匿っているとは限らないのだが、なんにせよ、暗黒街でも目玉泥棒を探す輩が出てくる可能性は、これで上がる。 そういう事だ) [Wed 2 Sep 2009 20:19:41]
◆アイゼンリッター > (ビラは二種類が存在する。 一枚目に描かれている似顔絵と、文字は――【典型的なホワイティアの少女】【二つに括った蜂蜜色の髪】【碧眼】【十代前半】【上等な衣装】【小柄で華奢】『自警団殺し』『悪魔との契約者』『目玉泥棒』――といったようなものだ。 あの犯罪者の顔を広く公開し、同時に何をやったのかを市民達へ伝える。 現在、顔を知っているのは自分だけなのだ。 ――である以上、それを武器にするのは当然だった)(もちろん、変装のしようはあるだろう。――だが、顔が知られているという単純な事実は、プレッシャーになる。 そしてもちろん、これだけで終わる筈も無い)(ビラは、もう一種類あるのだから) [Wed 2 Sep 2009 20:12:29]
◆アイゼンリッター > (無論、傷は癒えていない。だが、時間も無い。 連中だって気づいている筈だ。 自分達に残された時間は少なく、逃げるか、隠れるか、しなければならないと。 ……逃げ続け、隠れ忍び続け、精神を磨り減らされるのも一興かもしれないが、其処には一抹の安心感というものがある。 そんな大層な代物を、奴らに与えてたまるものか。 連中は震えて眠るべきであって、安眠を与えられるのは普通に生きている人々の筈だ)(――たとえば、死んでしまった自警団員のような)…………はじめるか。(そして屋根の上を移動しながら、手にした紙束をばら撒いた。 絵と文字の描かれたビラが、風に踊りながら、路上へと飛び散っていく。 ―――そう、似顔絵と、文字だ) [Wed 2 Sep 2009 19:51:53]
◆アイゼンリッター > (――金曜の夜、一人の自警団員が死んだ。 犯人はわかっている。 それを匿っている者も。 ならば容赦などしない。 彼女が追っていた犯罪者、目玉泥棒。 如何なる手を使ってでも炙り出し、制裁を加える。 ……何も容赦というのは、真正面から戦うことだけじゃあない。 そういう事を、先日理解した。 普通に考えればあまり趣味の良いやり方ではないかもしれないが、知った事か。 目玉を抉り取る方が、よほど趣味が悪い)(暗黒街の建物の屋根の上。 未だコスチュームの修繕は終わっていないため、ボディスーツと両手足の装甲の上から、厚手の革のコートを着込んで――鉄仮面が其処にいた。 両手には、何十枚もの紙の束を抱えている。 ――ここまでくれば、やる事はたった一つだ) [Wed 2 Sep 2009 19:48:51]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――――容赦などしないと決めた。』 [Wed 2 Sep 2009 19:41:54]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『ばかっ! やめやがれっっ! それだけはやめろ、やめてくれっっっ!(羽交い絞めにするぞ)』 [Wed 2 Sep 2009 00:51:56]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『ゼンブテヅクリニシテヤル!(怪獣は叫んだ)』 [Wed 2 Sep 2009 00:48:50]
◆レイ・シェリダン > 知らねぇけどよ、そこまであたしが首を突っ込むのも変な話だろ? 勘だけで言うなら男って感じはしなかったけど、な(環境が環境だからかあまり男にいい印象がなさそげなアザリー。男の人とかそんな言い回しからそんな推測で)まぁ、そこらはアザリーのセンス次第だぁな(まぁ土産話だけでもいいだろうしとか)や、十分に言ったつもりだけど、これ以上言うのも、な(姉ぶっていても妹分の方がしっかりしてるとかダメな図とか)まぁ、あたしの方は特になかったけど、な…。ああ、あたしはジャスティスが作ったものじゃなければなんでもいいぜ?(なんて意地悪く笑みを浮べてみせて…) [Wed 2 Sep 2009 00:41:58]
◆ジャスティス > ああ、ああああ、なるほどねー。実家に帰った友人追っかけて行ったのかー。けど、どうなんだろうねー。男?女?友達って。 (ちょっと唇とがらすあたり、気になるようで。自分のことは棚の上に置いて忘れ去っている) へぇ、そういうのもいいわねぇ、至福の時はつけるようにしよう。 (でかでかと安産祈願とか書いてたら、やだなぁ?) どういうことよどういう。 (相手を睨みつけながらもやがて笑って背もたれに体重を預けて) ま、アザリーが帰ってきたら、せっかくだからここで食事でもしましょう。二人の話を肴にね。飲みたいもの食べたいものあったら今のうちに行っといてね。 (なーんて、暗黒街の教会では和やかな空気が流れて……) [Wed 2 Sep 2009 00:34:48]
◆レイ・シェリダン > や、その友人の故郷が、な(アザリーはもっと辺鄙なとこだって聞いた気がしたとか)ああ、なんだ…さっきから弄ってたのはそれか。まぁ…あたしの方で土産に、輝石のアクセサリーみたいなのも頼んであるし、それと交換でもいいかも、な(本当に安産祈願の石のアクセサリー買って来たらどうするのやらとか思いつつ)んー…そこらの事情はわからねぇけど、な。なんだ、もう年頃の娘を持つ親の心境ってか? 保護者なんてジャスティスにゃ向かねぇんだし、そーやって一緒に遊んでた方がいいんじゃねぇか?(根っこはまっすぐなのはわかってるし、変に遠慮しててもはじまらねぇだろうしとか外部の人間は気楽に、そーするといいさなんて承認) [Wed 2 Sep 2009 00:23:37]
◆ジャスティス > それなら実家帰るって言うでしょう……。 (とりあえず、こういうのを用意したのよね、なんて取り出したのは、ピアス) アザリーの今の生活も、うん、いろいろ言っちゃったけど、無駄にはならないとは思うのよね。かといって口で好きにしなさい、とか言うのも変だし、これ渡して、一緒に服でも買いに行って、ご飯食べて遊ぼうかなー、ってさ。 (来週の土曜辺り、さそってみようかな?なんてはにかんで) [Wed 2 Sep 2009 00:17:57]
◆レイ・シェリダン > (確かに物取りとかならスラムよりかは治安がいいのかも知れないが…そのノウハウと言うか知識もなければ立場も立場だから警戒は絶えないわけで)ふぅん…ああ、アザリーもなんだかそんな事言ってたな。何で暗黒街の教会で牛かと思ってたしな(大体は聞いたとか…甘いものには縁はない身だが暗黒茶でない分だけましってなもので)あたしも外に出たのはヴェイトスの周りだけだし、な…クリスティアすら知らないしな(故郷がそこなんじゃねぇか?なんて推測を口にしつつ…)まぁ、人助けってなものだろ。いいこった(ん、ありがと、いただくぜと差し出されたミルクティーを受け取って…お茶は淹れられるのなとか失礼な感想をいだきつつ口にして…) [Wed 2 Sep 2009 00:08:57]
◆ジャスティス > (そりゃまぁね。まぁに三日すればなれるでしょう。それに治安だって、考えようによってはいいんだから。アザリーだって夜遊び帰りに襲われたことなんてないし。用は行っちゃいけない場所、やっちゃいけないことをやらなければいいだけよ) あー、うんうん、知り合いの農家?の人がいつも届けてくれるんだ。 (お土産のクッキーを皿に盛りつけながら、簡単に説明して) ふーん、そうなんだ、あんまり聞いたことないわよね。 (アザリーも友達も物好きね、なんて目を丸くして) やっぱり田舎に愛着がわいてきたのかな? うん、お土産楽しみにしときましょう。バナナ?なってるの見たことないなぁ。 (なんてミルクティーを差し出して) [Wed 2 Sep 2009 00:03:24]
◆レイ・シェリダン > そんな罠なんて、今時スズメですら引っかからねぇってんだ…ここは腑抜けてていい場所でもねぇだろうし、よ(ジャスティスは住み慣れた場所だろうが自分としては暗黒街ってだけであまりいい気はしないもんだと)あたしも言ってから「いいよ、やってみて」なんて言われたらどうしようかと思ってたとこだし、な(自分だってやりたくないと自分から言っておいてそんな事を言うね)…いきなり入り口んところにおいてあって、それこそ何の罠かと思ったけど、な…。ふぅん、そんなもんか…(チーズと言うかバターと言うか、ともあれ一緒に台所の方でジャスティスの背を見ながら…)…なんだったか、ああ・・・ウォッシュベア、だった、な(バナナ園とか意味不明の単語の呟きと共に村の名前を思い出して)いい気分転換にもなるってもんだろ。土産代も渡してあるし、な [Tue 1 Sep 2009 23:53:40]
◆ジャスティス > 籠の下にお金があったりとかしてね。こう、判断を誤ったりすることもあるかもしれないって話よ。 (地獄まじめに言いながらに三度咳き込んで) いいよ、なんかやだ。 (レイニアのテンションで言われるのはちょっと、とか。思わず熱ないか確かめようとするね!) まぁねぇ、それじゃあ、ミルクティーでも作りましょうか(ミルクを使わないと。その一言が彼女を救った。素直に紅茶を入れながらミルクも温め始めて) まぁ、ミルクもいざとなればチーズにしちゃえばいいしね。 いやぁ、ほんとのんびりしてきたわ。特に面白いこともなかったけどね。どっちかっていうと道中のほうが楽しかったかな。 (レイに背を向けながらそんなことを話して) あ、そういえば、アザリーってどこに行ったんだっけ? [Tue 1 Sep 2009 23:45:46]
◆レイ・シェリダン > うっかりほいほい着いていって、誘拐されましたーってか? 勘弁してくれ…(折りやしねぇからよ、とかいいながら体重は預けたまま…さすがに噛み付かれたら離れるが)ああ、なんか格好が派手になったってーか、前の印象とは違ったけど、な。代わりにあたしがやってやろうか?(根っこは変わってなくて安心したとか、こちらから声をかけたり詮索するような事はしなかったからあまり話はできなかったが。で、茶と言われれば…)・・・あー、チーズとミルクが届いてたぜ? チーズはともかくミルクは先に使った方がいいんじゃねぇか?(処分した茶葉に気付かれないように発掘した紅茶の方を勧めてみるとか) [Tue 1 Sep 2009 23:36:20]
◆ジャスティス > くえー。 うー、今なら人攫いに誘拐されそうな勢いで気が抜けてるわ。 (殺されるならともかくさらわれるのはすごい気の抜けよう。首折れる折れるとか言いながらタップし、かみついて) ……ちょーっとすねちゃっただけよ。お帰りなさいジャスティス様!とかそういうのを久しぶりに聞きたかったのに。 (mぁこんなところで具じぐ持しても仕方がない。お茶でも淹れましょうか、と移動を提案して) [Tue 1 Sep 2009 23:28:30]
◆レイ・シェリダン > (ちょうど入れ違いのようなタイミングで帰ってきたジャスティスにアザリーの事を伝えて…後は、いつも通り掃除だのなんだのとやって、そこらはもう慣れてたものでぼんやりしている家主を後ろから首に手を回してみるわけで…締め上げたりはしないが体重はかけてやる)久しぶりに長い休み取ったら気が抜けたってか? [Tue 1 Sep 2009 23:21:32]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『なーに、しけた面してやがるかな(なんて言いながら…)』 [Tue 1 Sep 2009 23:19:08]
◆ジャスティス > (ここは暗黒街の一角にある教会の礼拝堂。長椅子の背もたれに腰掛けながら、ぼんやりと修道女が掌の上のものを見下ろしている。室内はカンテラと食台の明かりに照らされ、大扉は開け放たれている) [Tue 1 Sep 2009 23:12:25]
◆ジャスティス > (レイ・シェリダンには、アザリーが友人のところに出かけて行ったときいた。2、3日ほどで戻るらしいけど、ちょっとがっかり。初めに帰っておけばよかったな。なんてしょんぼりしながら、アザリーに渡すはずだったプレゼントを掌で転がす。小さなケースの中に入っているのは、純金のピアス、いいものらしい。ほら、アザリーピアスつけてるみたいだけど、安いのって危ないって聞くから、できるだけ似たやつを選んできたのだ。クリスティアでは結構有名なお店で) [Tue 1 Sep 2009 23:07:59]
◆ジャスティス > () [Tue 1 Sep 2009 23:06:08]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Tue 1 Sep 2009 22:56:57]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『ばかーッ ( 雨の中 、 小さく叫んだ 。 )』 [Mon 31 Aug 2009 03:12:12]
◆ルァ > ―――――― とりあえず だ 。 ( ぐ っと 、 前を睨む。 冷たい闇 だ。 ) 会わなきゃ 。 ( 友人に 。 悪魔に 。 正確な情報を手に入れる為には まずはそこから 。 少女が殺したのがいつも通り 、 スラムや暗黒街に溢れるただのヒトなら 、 この心配は杞憂に終わるのだから。 )…もしかしたら …。 ( もしかしたら、 彼女がこれ以上傷つかない為には ―――― 。 そこまで考えて、 軽く首を振った 。 ) ( 兎にも角にも 、 何も分からぬままでは動けない。 ) ――― 何も出来ないなんて、 いやだからね … ッ ( 誰にでもなく 、 言う。 だって 。 前に 、 銀髪の吸血鬼2人と別れる時は 、 自分は何にも出来なかったから。 それはとても、悔しくて 、 悲しくて 。 次こそは ――― と。 ) [Mon 31 Aug 2009 03:11:51]
◆ルァ > ――― ( それとも だ。 これ以上、 眼球泥棒の少女に関わらないという選択肢も ある 。 もしかしたらそれが一番いいのかもしれない。 自分の為に。 ) ――― そうだよね 。 メアだって、 中途半端に関わられても 迷惑かもしれないし … 。 ( けれど 。 本当に? 本当にそれでいいのか と 。 そもそもコトの発端は何だったか。 そうだ。 彼女の兄だ。 それで、 何故彼女は人を殺すようになった? ――― 生き返らせる 為だ 。 ) … って、 黒幕はネッビェってなるのか … ッ ! ( とても 今更だが。 やっぱ、 こう。 下僕としては主人の為に動くべきッ ? というか、ほとんど口に出ている時点で全く落ち着けてない 。 ) ――――― メア …。 ( ぎゅ っと、 お揃いのペンダンとを 握る 。 彼女は今、 何処で何を 、 想って いるのだろう か 。 ) [Mon 31 Aug 2009 02:47:35]
◆ルァ > ( ベシャッ ) ( と、 雨で濡れた地面に転ぶ。 嗚呼。 おかげで服も泥だらけだ 。 ) ―――― く … ふ 、ぅ …… ( ポロリ と 雨に混ざって涙が こぼれる 。 ずるずると身体を引いて 、 立ち上がった 。 ) ―――――― … だめ、 だめだめ。 ぜんっぜん、 だめ。 しっかりしろ私 …ッ ( パチンッ と、 両の手で 頬を挟んで 。 慌ててどうなることでもない。 むしろ慌てていたら、 自分と少女が関係がると 、 わざわざ周りに教えるような ものだ。 それは ――― 。 ) 困った なァ 。 ( 友人の協力はしたい 。 けれど、 ――― 家主と、銀髪のお姉さんに迷惑はかけたくない 。 あの2人も何だかいろいろありそうな人だし 。 ) メアのほう に、 つくなら ―― あそこは出なきゃ、 いけない 。 でも ―――― ( とても 、 我が侭なことではあるけれど 。 あの、居心地の良い場所から離れたく ない 。 ) も〜〜〜〜〜ッ ( ぐしゃ 、 と 。 髪の毛をあげる 。 ) [Mon 31 Aug 2009 02:27:28]
◆ルァ > ―――― もう ッ … 。 ( どうすればいいの … ッ と 。 小さく小さく 、 けれど 、搾り出すような声を 、 冷たい夜風の中に 落とした 。 スラムや暗黒街の 、 ――― 自分のような 、 社会的にどうでもいいような者を殺すのならまだしも 。 流石に本当に自警団や、 社会的な地位がある者を殺していたら 、 マズイことになる 。 そして鉄仮面 。 いったいどういう経緯でそうなったのかは分からないけれど ――― 。 ) ぁ 〜 … 。 一回メアの家に行ってみるべきだったのかなぁ … 。 ( 情報収集をしたくって 暗黒街に来たものの、 まずは友人のことを心配するべきか 。 けれど 、 まさかノコノコと自分の家へ帰っているとも 思えない 。 ) てェか、私はどうすればいいんだろ ぅ …。 ( 其処も 、 大問題だったり する。 ) ――――― っぅゎっ ( 考え事をしながらはや歩きで歩いていたせいだろう 。 何かにつまづい た。 ) [Mon 31 Aug 2009 02:10:30]
◆ルァ > ( 曰く、 ついこの間、 暗黒街の一角で殺しがあった。 とか 。 曰く、 殺したのは身なりのいい少女で、殺されたのは女性だった 、 とか 。 女性は自警団の団員だったらしい 。 とか 。 いやいや、 娼婦の女だ とか 。 いやいやいや、 ラリっていた女装趣味の男だった とか 。 ) ――― … まさか …… ね ェ …。 ( 別に 、 人が死ぬのも、 殺人が起こるのも、 この界隈じゃァ珍しいことじゃない。 けれど気になるのは 、 殺したのは 身なりのいい少女 という、 ところ 。 そして 噂話の中に高確率に混じっている 、 自警団 。 そして鉄仮面 。 ) …… まさ か … ね …。 ( ぐ っと、 手に力を入れる 。 暗黒街の 、 細い道を歩きながら 、 黒髪の少女は ギリ と、 唇を 噛んだ 。 ) [Mon 31 Aug 2009 02:00:38]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『( 噂話 だ。 )』 [Mon 31 Aug 2009 01:55:19]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『この時、送り出した事を後悔する事になるかどうかは、それこそ神のみぞ知ると言ったところか』 [Sun 30 Aug 2009 23:48:20]
◆レイ・シェリダン > …手加減ってもんも多少は必要だと思うけど、な…(痛くなければというか、ガツーンと行きすぎると反省するどころか一撃KOだ。てか下手すればあの世で神様に直々に矯正してもらうなんて事になりかねないとか…アザリーはともかくジャスティスは手加減なんて出来そうにないとか)ん、見くびってすまなかったな。それじゃ、土産を楽しみにしてるから、よ(きちんと無事に土産届けにこいよ的ななんてーか一種のおまじないだ。当人も大した事なさそうな口調だし、単純にどんなものを買ってくるのか興味の方が先立つわけだが)ああ、任されたぜ。行ってこいよ(格好が以前より垢抜けた感じで留守がちだったからどうしたのだろうとは思ったが、こうしてみれば本質は変わってない明るいまっすぐな娘なのを感じて、その背が見えなくなるまで見送って…) [Sun 30 Aug 2009 23:46:43]
お知らせ > アザリーさんが帰りました。 『 明るく笑ってそう言うと、手を振って裏口を出て行った 』 [Sun 30 Aug 2009 23:38:27]
◆アザリー > そうですねー、大抵の事は許せても、人に迷惑をかけるのはダメです。 でもジャスティスさま式のガツーンだとほら、ポキッと。 ( あれはよくない。 まぁ迷惑の度合い次第でポキッといくのもやむなしだけど。 痛く無ければ覚えませぬってマフィアのボディーガードの人が言ってた。 ) あ、それとこれとは別ですよー! 旅費だけならダイジョーブ、まだ貯金残ってますし。 ( それ以外があったら多少面倒だけど。 さて―――うん、見送りがあるっていうのはいい。 これから一人、雨の中を黙々と歩く前に少しだけ人と触れる事が出来て少し、気分が軽くなった気がする。 ) それじゃ、行ってきますね。 よろしくお願いしますっ。 [Sun 30 Aug 2009 23:37:52]
◆レイ・シェリダン > 茶を飲むのに鍛錬が必要とかおかしいだろ、どう考えてもよ…っ(まさか自分が鍛えろとか言われるとは思わずに、しかも躊躇なく言い切られてちょっとショックを受けつつ。てか、あの茶を飲んでたら味覚馬鹿になる方が先だろうとか…本当捨てて良かったとか。どうせすぐに補充されるだろうが…っ)…そー言う連中をジャスティスの言う神の愛とかでガツーンと矯正してやるもんじゃねぇのか? ま、金が足りないなら土産はいいから、よ(その金はやるからよ、なんて。遠足の小遣いにしては1万エンは結構な金額だろうが、好きに使ってくれよってとこで)…ジャスティスはともかく、あたしは勘弁してくれ(さすがに笑えず首を振った、自分が孕む側じゃないにしてもそーなったら困るってもんだと)っと…呼び止めて悪かったな。ジャスティスには伝えておくからよ。気をつけて、な(一人で出て行くよりかは、見送りがあった方がいいだろうってなもんで…風邪は引かねぇように、ななんて…) [Sun 30 Aug 2009 23:30:23]
◆アザリー > 鍛え方が足りませんね!! ( 鍛え方に関してはこれ以上とかあるの?的な人間に偉そうに言った。 味覚中枢を抉れって事かもしれない。 ) まぁ多分お酒飲んで暴れて正坐してるか、お金足りなくなってお仕事してるかどっちかじゃないかなぁって。 ( そんな友達しか最近は居ないのだが。 払いきれないレベルの借金とかしてたら一緒にアルバイトしなきゃかもしれない。 まぁ、いいか。 それはそれで。 ) ――――安産祈願? ( しかもふた組。 イッツジョーク! 笑えない。 ) …さて、そろそろ出ないと馬車、行っちゃうかもです。 雨止まないなぁ。 ( 仕方無い、と傘を持って裏口の扉をそっと細く開けてみる。 湿った夜の匂いだ。 当分止みそうにない程度に雨は降っている。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:22:22]
◆レイ・シェリダン > …結構な確立で舌が痺れるんだけどよ…(そして、舌だけですまない場合もあったんだが、と。気にしろ、ぜひ気にしろっ!と声を大にしたい。なんだこの差は)…ああ、人助けは、シスターの面目躍如ってとこだぁな…。一応気をつけて、な。大丈夫だと思うけど、な(もしアザリーの身に何かあったらジャスティスが泣いて酒に溺れて男に走るだろうからとか酷い想像。でも大筋では間違ってないとは思う。もっとも、心配するほど弱くはないだろうしそこらの野盗なら返り討ちにできるだろーしな、とか)ああ気遣いありがと、な。ジャスティスは…なんだ、恋愛成就みたいなのを買ってきてやってくれよ(それを言ったらブロウンのも必要か、なんて…ともかく、冗談のつもりだが半分は洒落になってないのがなんとも…) [Sun 30 Aug 2009 23:11:39]
◆アザリー > 時々えも言われぬまろみがあって極上なのに。 ( 10回に1回弱くらいの確率で。 同じく10回に一回弱くらいの確率で雑巾から出汁をとったみたいな味がする事もあるけどあんまり気にしない。 気にしない。 ) 1回目の花火大会までに帰ってくるって言ってたお友達が帰ってこないから、ちょっと様子見ついでに観光してきますね。 向こうで面白い事でもあって遊んでるのかなぁ、なんて。 ( どうだろう? 花火も結構楽しみにしていたし、仕事だってある。 …わざわざ言葉にはしないけど、何か嫌な予感がしている。 ) …あ、はい! いい石見繕ってきますね。 二人とも危なっかしい生活してるし、こう、戦士の石みたいなのをですね。 ( 片方シスターだが。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:04:56]
◆レイ・シェリダン > (まともな人間の比率がかなり低いんじゃないかと危惧する部分はあるが、だからこそ自分がいれるわけなのだが…ブロウンは、歩み寄りはある気配?エロだけど、うん)…甘いとか、辛いで済む話か、あれが…あれが…っ。頼むから、まともな茶を飲んでくれよ…(あたしは何度も死に目にあってるんだと主張するものの、そこまでのはずれを引いてない二人には冗談だと思われてスルーされるわけで、涙を呑む日々とか)ああ、その程度のもんか。ま、留守は任されたぜ。ジャスティスにも伝えておくからよ。ジャスティスだけ旅行ってのもなんだしな(羽伸ばしてくればいいさ、なんて。やっぱり閉じこもっているより外で動き回る方がしょうにあうんじゃないだろうかとか)ああ、それはいいかもな。土産代出すから、あたしからジャスティスの分の土産も買ってきておいてくれよ(鉱石と聞けば、水晶や琥珀くらいはあるだろうとか、あんまりその点は詳しくないし、アザリーについでに見繕ってもらうのもいいかと。居候した部屋代と合わせてプレゼントも悪くなかろうと金貨一枚をアザリーに弾いて) [Sun 30 Aug 2009 22:58:10]
◆アザリー > ( ジャスティス様は時々懐が深過ぎて、この教会に出入りする人間にパプテス教徒ですらない人間(及びその他)も多い。 それが美点といえば美点であり、もっと引き締めなきゃいけない部分でもあり、あんまり酷くなるようなら口出ししなきゃいけないかな、と思っている。 ブロウンさんはいい人(ヒト?)だけど、やっぱり教会に住むならもう少し信仰に対して歩み寄りがあってもいいと思うし、うぅん。 ) 節約節約――――時々なんか辛いのとか甘いのとかヒットした時とか虚空に向かってツッコミ入れちゃいますよねー。 ( 死と隣り合わせになったりする人も居るという事を知らない無邪気さだ。 アザリーにとってアレはただのランダム茶程度。 ) うーん、今日帰ってくるか明日帰ってくるかもわかりませんし、ばーっと行ってばーっと帰ってきますから。 お土産でも持って。 ウォッシュベアバナナ園とか鉱石館とかあるに違いありません! ( ウォッシュベアーという村、行った事は無いけど。 綺麗な石のお土産とかくらいならありそうだ。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:48:15]
◆レイ・シェリダン > (まぁ…自分もジャスティスによる『よく判らない付き合い』の一端なわけで、塒が豪雨でつぶれそうだと言う背に腹は変えられない事情もあり居候させていただいた立場であり、その点は踏まえているものの…『お茶』の言葉に別の意味で顔に動揺が浮かんで)あ、ああ…えっと、その…な、確か別の茶があったはずだし、ああ、普段はそんな所にしまってたのな、どうりで見つからないわけだ…って、安すぎだろ、どう考えてもよっ!?(アザリーも留守がちなのをいい事に家捜しして、ようやく探したその茶は、焼却処分にしようとして出た煙に酷い目にあい、仕方なく厩舎近くに穴を掘って埋めたわけで…唯一ジャスティスの信頼を裏切るような事はこの部分なわけで動揺とへたくそな嘘が混じるわけで。てか半年で500エンってどう考えてもおかしいと突込みまで入れやがります)…ああ、いいけど、よ。そろそろジャスティスも帰ってくるんじゃねぇか?(なんかの任務か?なんて、そのマウントした十字架を見やりながら…家捜ししたついでに発見した別の茶葉を用意してお茶くらいは淹れれるようにしようとか…) [Sun 30 Aug 2009 22:38:25]
◆アザリー > ( 剣闘士とはいえ奴隷身分のレイ・シェリダン。 普通なら家の留守を任せるなんてまずあり得ない話だが、彼女(?)は別だ。 そう深く面識があるわけでもないけど、いろんな人に話を聞く限り、レイのアイデンティティは筋肉とか剣闘士とかより、その人柄に信頼があるっていう部分が大きいと思う。 少なくとも私も強さとか名声よりもそっちの方が得難いものだと思うし、こうして直接話してみると案外落ち着いたわきまえのある人だな、と思う。 ) お茶、要ります? って無い! 山盛りあったのにっ。 500yenで半年持つのに! ( 明かされる新事実。 お茶一杯飲んで出ても大丈夫、とか思って台所を見てみれば、見事に謎の空スペース。 なんということだ! ) ( 格好、といえば。 以前に比べて格段にシスターらしからぬフリーダムな格好をするようになったのは兎も角。 少し荷物の入った鞄を肩にかけ、腰の後ろに鉄塊大きな十字架を二つマウントしている。 傘は裏口に置いてあったっけか、と探し―――。 ) あの、レイさん何日か留守、お願いできます? [Sun 30 Aug 2009 22:30:00]
◆レイ・シェリダン > (よっ、とかそんな掛け声と共にミルクとチーズを台所において、人の気配がアザリーだった事に安堵するような様子で…さすがに留守中に上がりこまれて好き勝手されてるのは申し訳が立たないってなもんで)…そっか、なんで暗黒街で牛かと思ってたんだが、そのせいか…飼葉とかどっから用意したんだとか思ってたから、よ(ジャスティスの付き合いは自分もよく判らないからその程度…まぁ確かなルートで手に入れてるってんなら安心か、なんてこの教会の食べ物にはろくな思い出がない闘奴はのたまうわけで[暗黒茶破棄済み])相変わらず、外は雨が降り出してきやがったし、な…夏で良かったぜ、これが冬ならこごえちまってるとこだぁな…(そこらでアザリーの格好に気付くくらいか、あまり顔を合わせていないからそう言う格好もするのかとか認識しそうだが) [Sun 30 Aug 2009 22:13:27]
◆アザリー > ( 淫売窟で知り合った友達がしばらく帰ってこない。 元々気紛れでいい加減な子だったけど、夏祭りをやってるうちに――― 一回目の花火大会までには帰ってくるって仲間うちで言っていたのに。 2回目が終わり、夏祭り自体が終わってしまうという時期になっても戻ってこなかった。 最近は特に仲良くしてた子だし、少し心配だ。 娼婦だし、薬も結構やってるけど悪い子じゃなかった。 さびしがり屋なだけだ。 今日明日跨いで一泊二日、長くて三日くらいかけて様子を見て来ようかと思う。 馬車がまだ2本くらいあるのを確認してある。 ) …あ、お帰りなさいー。 ああ、それ…よく知らないけど、なんかジャスティスさまのお知り合い? の男の人です。 ほら、牛もその人かららしくて。 農場経営者? ( よく知らない。 何だかそのつながりがよくわからなくてもやもやするからその男の人の事自体、あんまり関わろうとは思わなかった。 話した事は無い。 ちらっと遠くから見た程度だ。 ) [Sun 30 Aug 2009 22:04:52]
◆レイ・シェリダン > ったく…いい加減雨はもう十分だってんだ…っ(鍛錬場→浴場のルートは相変わらずただ、そこから酒場→塒のルートが変更になってダイレクトに居候先の暗黒街の教会に帰還するパターンになってきた闘奴。酒に酔って暗黒街をうろつく気にならないのと一応留守番って事になっているのだから、それをすっぽかすのも気が引けるってもんで…)なんだぁ…?(玄関先においてあるチーズとミルク…寄付との事だが、あのチーズの出所はここか、と。チーズは艶子が来た時に食っちまってたから丁度いいと抱えて、とりあえずキッチンに運ぼうかと)失礼するぜ、なんか届け物ってーか、寄付ってーか、な(人の気配がすればそちらの方へ声を投げかけつつ、アザリーだったら出所知ってるかとか) [Sun 30 Aug 2009 21:55:08]
◆アザリー > ( 階段を降りればそこは聖堂の裏にあるキッチン兼食堂。 ジャスティス様もブロウンさんも居ないから、灯りは消してある。 静かなものだ。 ここにきてもう何年にもなるけど、独りになるのは初めてで―――何だか少し、寂しい気がした。 あの人、レイ・シェリダンさんが代わりに来てくれているけれど、寂しさを紛らわすように外出ばかりしている私は何度か顔を合わせて喋った程度だった。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:51:09]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『暗黒街教会の居候身分の闘奴が一人、外から駆け込んで…』 [Sun 30 Aug 2009 21:49:12]
◆アザリー > ――――降ってきちゃったし。 ( 微かな湿った匂いと雨音に気付いて、何もこのタイミングで、と溜息を吐いた。 纏める荷物は案外少なく、今すぐに出ようと思っていた所だ。 馬車だし、停留所で乗ってしまえばしばらくは濡れる事も無いんだろうけれど。 ) …ジャスティス様に留守、頼まれてたけど。 ( 少し迷って、それでも1日2日なら、と立ち上がって部屋を出る。 ウォッシュベアー、だっけ。 全然知らない村だ。 ) [Sun 30 Aug 2009 21:46:20]
お知らせ > アザリーさんが来ました。 『 -暗黒街教会- 』 [Sun 30 Aug 2009 21:37:49]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『Yes,when this heart and...』 [Sat 29 Aug 2009 21:02:09]
◆ロッティ > Amazing grace how sweet the sound That saved a wretch like me. I once was lost but now am found, Was blind but now I see―――――'Twas grace that taught my heart to fear, And grace my fears relieved, How...how..なんだっけ。 How...precious did that grace appear the hour I first believed――――― ( 10年ぶりくらいのドラッグの溶けるような陶酔感に任せて立ち上がり、一人うろ覚えの歌を歌う。 聖歌なんてまるっきり馬鹿みたいだが、昔こういうのが妙に好きで暇があったら歌ってばっかの奴が居た。 それで半端に覚えちゃったっていう――――まだ歌えるもんだな、とぼんやりと芯の熔けた頭で思う。 とっくにそいつは何処かへ消えてしまったのに。 ) Through many dangers, toils and snares I have already come... 'Tis grace hath brought me safe thus far, And...and grace will lead me home――――― [Sat 29 Aug 2009 20:54:08]
◆ロッティ > なんつったっけあの女――――あれは駄目だわ。 中毒歴何年目よって…ああ、そう、「メアリィ」だわ。 「メアリアン」に「メアリィ」。 ( 長い独り言だ。 セットで名前を覚えていた。 最近知り合う奴はイカレたのばっか。 そういやあの餓鬼はどうしてるだろう? この間も家に居なかったし、そろそろ様子を見ておきたい。 また今度家に押しかけてみようか? ) [Sat 29 Aug 2009 20:21:54]
◆ロッティ > ( 静寂に微かな雨音と壁掛けランプのじじじと燃える音。 オーナーはいつもどおり何処に行ったのか知らないし、話し相手の一人も居ない淋しいカフェバーで一人。 あれこれ考え事をするにもヒトと喋りながらの方が纏まり易いし、もともとお喋りなロッティ・アレンビーはこの沈黙を持て余していた。 ) ( ふと、カウンターの裏に置いてある小さなバッグを引っ張り出し、隠すように裏地に偽装してあるポケットの中をまさぐった。 確か入れてあった筈。 ―――前にイカレたバーでイカレた女から買ったのが。 ) …”DASH”ねぇ…こんなの何年ぶりだか。 ( アッパー系の安いドラッグだ。 10代の頃幾らかこの手のものに手を出した事があったが、幸い常習性がつく前にやめられた。 元々用心深く、疑り深く、そして飽きっぽい性格だ。 ハマる前にやめた。 今回もそう、薬に溺れて抜けられなくなるヤツなんて素人だ。 ちょっと遊ぶ程度で止めるのが普通。 ) [Sat 29 Aug 2009 20:16:53]
◆ロッティ > ( 近頃また少し暗黒街が騒がしくなってきたようだ。 昨日も何処か近くで流血沙汰の事件があったというし、その所為かただでさえ少ない客が今日はほとんど全く来ない。 暗黒街の住人は死ぬのが怖いわけでも腕っ節が強いわけでもない。 危険に酷く敏感なのだ。 こんな日は用も無く出歩かない方が良いって事を漠然と知っている。 ) ――――帰り、どうしようかしらね。 ( そう家から遠くないとはいえ、何だか一人歩きしたくない夜だ。 遠からず店を閉める時間だが、今日は心無しにか外の闇が薄気味悪く見える。 ) [Sat 29 Aug 2009 19:58:48]
◆ロッティ > ( 相変わらず今日も降ってる。 もういい加減気にするのも馬鹿らしいし、涼しくてまぁいいんじゃないかっていう。 淫売窟側に近い暗黒街居住区の隅、流行る要素の感じられない小さなカフェバーで、ロッティ・アレンビーは退屈そうに煙草を吹かしている。 客は無い。 カウンター席に座ってだらしなくテーブルに肘を着き、脚を組んでただぼんやり。 しょぼい給料だが、こんな仕事だか餓鬼の留守番だかで金が貰えるんだったらまぁ、良いかと思う。 多少なら食材使って勝手に食事をしてもいいし。 ) [Sat 29 Aug 2009 19:47:27]
お知らせ > ロッティさんが来ました。 『Cafe & barre le nid de Lapin(カフェ&バー 兎の巣)』 [Sat 29 Aug 2009 19:41:53]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 取り敢えず、報告はしないと、 なンて。 )』 [Sat 29 Aug 2009 02:49:44]
◆メアリアン > ( 嘘に、偽りに、甘い言葉に何時も騙される様な娘だ。 傘を両手で握ッたまま、彼から飴を受け取ろう。 ) ―― 辛いのじゃ無ければ、平気です。 ありがとうございます。 ( と、云いながら。 ) ( 情報が伝わるのは何時だろう。彼女は無事なのだろうか。私は、どうなるのかしら。 ――不安は、沢山在るけれど、 ) [Sat 29 Aug 2009 02:48:42]
お知らせ > ヴェクさんが退室されました。 [Sat 29 Aug 2009 02:44:38]
◆ヴェク > (ケラケラケラと笑う) ちゃんと甘いさ。ちょっとクセ強いかもしれないけどな [Sat 29 Aug 2009 02:44:27]
◆ヴェク > (あぁ。価値観の違いかな。手に負えない狂った化け物連中を強いと感じてるからなあ)(そうそう。マフィアは義理人情に厚く約束は必ず守り―――そしていつも一番大事な所でウソつき) [Sat 29 Aug 2009 02:42:59]
◆メアリアン > ――― 辛くない、 ですか? ( なンて、困り顔で。此の前のは、吐きだしそうになる位、辛い辛いハッカ味。 ) [Sat 29 Aug 2009 02:34:17]
◆メアリアン > ――― え? ( 強く無い、の言葉に不思議そうな顔を向ける。ナイフで刺されて、其れでも動けて、強く無い、なンて。 ) ――― … ありがとう ございます。 ( 優しい組織。――お兄ちゃンが連れて来ていた同じ様な人達も、意地悪では無かッたし。信用、しても良い だろう。アイゼンリッターの情報だッて彼は教えてくれたのだし、 ) … いえ、御迷惑はかけない様に しますので、 ( 自警団の彼女が生きていても、いなくても。鉄仮面から自警団へ情報は渡るだろうから ―― ) ( 近いうちに家に帰ッて、お金とか重要な物を取りに帰ッて、 …なるべく彼の所にお世話になるのは、短くしなきゃ。迷惑はかけられない。 ) … ッ、 ( 獣人と彼が歩き始めるのならば、其れに付いていく様に娘を歩み、 ) ――― はい? ( 飴、飴…。 ) [Sat 29 Aug 2009 02:33:28]
◆ヴェク > 飴いるかい?(今度はちゃんとハッカじゃなくて逸品物のミルク味なんだけどな) [Sat 29 Aug 2009 02:28:09]
◆ヴェク > つよくはない……けどな。 (鉄仮面が走り去った方へと目付き悪い視線向ける。強かったら俺の護衛なんざ相手にもならねえ。奴はただ、死ににくいだけさ) イイさ。 マフィアってのは、世界一女子供にやさしい組織なんだぜ。 (ポケットから飴を口に放り込みニヤリと笑う。)(一人や二人じゃねえだろどうせ。殺しまくりのバカガキ。面白くなってきたかもなあ) まあこの犬みたく変な奴らが多い所だが御勘弁。 ―――とりあえずこっちな。案内するか。おら先歩け犬。 (奴隷の護衛促して自分の傘下の店へと足を向けるとするか。) おっとそうだ。 [Sat 29 Aug 2009 02:26:06]
◆メアリアン > ( 娘は兄の後ろで殆ど挨拶する程度 だッたから、あまり良くは覚えてはいない。 話していた内容だとか、笑い声とか。覚えているのは そンな些細な事だけだ。 ) ――――… そう …ね…、 ( あれ位で死ンだのなら、確かに此処まで噂にはならないだろうし。悪魔だッて、彼は強い、なンて言わない筈。解ッていた筈なのに、甘く見過ぎていた。 ) ――― 行く宛て…、 ( 家は在る。けど――自警団を刺して、生死が解らぬ以上家には戻れない。 少しだけ考えた後、 ) ――― お願い、しても良いですか? ( と、彼へ。外に居る事も、家に戻る事も危険、ならば。 其の好意に甘えて、今度の策を練るのが 妥当、だと思う。 ) [Sat 29 Aug 2009 02:09:21]
◆ヴェク > (―――そうだあいつの妹。暫く前から見なくなったあいつ。メアリアン。思い出した。まあ向こうは今と学校の俺の落差に気付かないかもしれないが) それじゃぁ足りない。それで止まってくれるならアイゼンリッターは昔に消えてくれてる。 (それが厄介。そして人外だと踏んでる理由。人間があんなグサっと刺されて平気でいられるか) (どうだろうねぇ。抱えてた女はそれなりには重傷に見えた。けどまあ確かに死んでるとは言い切れないか。やれやれ) どうしようもねえ事で。あーぁ―――行く宛て無しなら少しの間俺のとこ来るかい?酒場兼宿屋だからうっせえけどよ。あとバカが多いか。 [Sat 29 Aug 2009 02:00:01]
◆メアリアン > ( 彼が、兄と関わッた事が有るのなら、娘の顔を知ッていても不思議では無い。家に招き入れるなンて、よく行ッていた事 だから。 ) ―――… ( 彼の言葉に、笑おうにもうまく笑えず。手の甲で涙を拭う。 ) … ―― だッて、殺せると思ッたンだもの。 ナイフが刺されば、 もう、動けなくなるンじゃ無いかッて、 … アイゼンリッターが死ねば 消えれば、 お兄ちゃンが戻ッてくるンだもの… ッ ( 残念、どころじゃ無い。此れを逃したら、きッともう御終いだ。自警団にだッてばれるだろうし、もう家にも帰れない。 悔しくて、悲しくて、苦しい。グッと両手で傘もッて 俯いた。 ) [Sat 29 Aug 2009 01:44:24]
◆ヴェク > そそっ。忘れられてなくて一安心。 (なんか物騒な雰囲気あると思ってたらホントに人殺しとはね。サイッコーじゃん) しかしまたこの世の終わりみたいな顔だこと。 必死こいてたけど逃げられてんな残念? [Sat 29 Aug 2009 01:38:58]
◆メアリアン > ( 振り回した傘は、アイゼンリッターには届かず。獣人に、僅かにかすッた 程度。 ) ( 握り締めた赤い傘、其の儘に ずるッと其の場に座り込む。 ――また逃がしてしまッた。今度は前見たいにはいかない。だッて、ばれてしまッたンだもの。 ) ―――…… ッ、 ( じわり、と涙が浮かぶ。 ――如何すれば良いの。何時も教えてくれるお兄ちゃンはいない。 ) …―― ッ、 ( 男の声に、伏せていた顔を上げる。敵かも、味方かも解らない 人。―― だと、思ッていたが、 ) ――― … ぁ ッ、 ( 先日逢ッた人だ。確か、 ) ヴェク、 ――さン ? ( 立ち上がれば、そンな 名前の確認なンて。 ) [Sat 29 Aug 2009 01:32:48]
◆ヴェク > (お兄ちゃん?)(こいつ……俺は何処かで見た事がある?あの時より前に。ここじゃない場所でだ) アハハッ。カスってやんの。ダッセ。 (少女の傘は獣人に掠めるように当たる。その様子を俺は笑い、そしてこのあと面白なガキに対してどうするか思考を巡らせる) まあ一発当たったのは溜飲下がったから良し。 殺人鬼ちゃんもお疲れー (緊張感のない態度で傘を振り回してた少女に労いかもしれないのを) [Sat 29 Aug 2009 01:27:47]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――自警団員が助かるかどうかは、わからないが。』 [Sat 29 Aug 2009 01:12:23]
◆アイゼンリッター > (一歩、一歩、一歩、一歩。 苦痛はある。血が込み上げてきて止まらない。 それでも歩けるのは、精神力や何かによるものではなくて、単なる体力の問題だ。 アイゼンリッター/カインには力も、魔法も、財力も、権力も、仲間もいないが……たった一つだけ持っているモノが、その体力だった)ぐ、ァ……ッ(獣人の爪の一撃。 それはさらに背中を抉り、たたらを踏んだ。 あやうく抱えた女性を落としそうになる、が……踏みとどまって、更に前へ。 時間が無い。 背中の傷口からは血が溢れ、雨に濡れたそれは足元へと流れていく。 前へ、前へ、前へ。 ――お兄ちゃん?)……知った、事……かッ!(搾り出すような声。 こんな屑の為に死んでやる義理は無く――そして彼女を死なせる事は、絶対にできない。 そして、そのまま病院へと、向かうだろう) [Sat 29 Aug 2009 01:11:41]
◆メアリアン > ( ずーッとナイフは金属に滑り、けれど運良く彼の背中に刺さッた様。荒い息を吐いて、ナイフの柄から手を離す。ナイフは彼の背へと刺さッたまま ―― ) ――――… ッ、 ( ハッ、ハッと何度か息を吐き。何故だか解らないけれど、手が震える。鞄の中のナイフを 取る事が出来無くて、地面へと落ちた閉じた傘、持ち上げれば、 ) ――― お願いだから死ンで、 よう。 貴方が死ねば… お兄ちゃンが 帰ッてくるンだから… ! ( ブンッ、と横薙ぎに傘を振り回すけれど、其れは適当過ぎる程のもの。 ――アイゼンリッターにも、獣人にも当たりはしない様な、運が良ければ掠る程度はするかもしれないが。 ) [Sat 29 Aug 2009 01:05:33]
◆ヴェク > (なんだなんだ)(クツクツクツ)(自分なんて眼中にない二人。けど別にいいの。俺は観客でいたいんだから。役者も監督も裏方仕事も御勘弁。席に座り万雷の拍手を送る役目でいたいんだよ。)(ま、だけど) 犬。 ちょっとは手伝ってやれよ。 (鉄仮面殺しのチャンスかもしれないんだぜ?舞台の上ならハプニングはお約束だよなヒーロー。)(命令された獣人はその鋭く伸びた爪で既に付いてる傷目掛けて降り下ろすが)(間に合わないかもなーと内心。) [Sat 29 Aug 2009 01:00:43]
◆アイゼンリッター > (傷は深い。自分も前に似たような傷を――浪人騒動の時だ――負った事があるので、医療の知識が無くてもその程度はわかる。あのとき、臓腑を抉られても何とかなったのは、自分がバンクルであり、そして即座に応急手当を受けられる状況だったからだ。 …………糞。間に合うか? 間に合わなくとも、急がねば。 そう思い、立ち上がった時だった)……ぐ、ガッ……!?(頭部に軽い衝撃と、胸から込み上げる鉄味の何か。 金属製の鉄仮面にナイフの切っ先はすべり、かわりに背中へと突き刺さった。 分厚い革を何重に使っているとはいえ、本式の武具ではない。あっさりと刃先は体の内部に到達し、口元からは血が溢れ――或いは鉄仮面からも毀れているかもしれない、が)………………ぐ、ゥ……ッ(あいにくと、この程度では死なない。 ゆっくりと、前に向かって歩き出す) [Sat 29 Aug 2009 00:44:29]
◆メアリアン > ( ナイフを握る掌に変な汗を掻く。――大丈夫、きッと。世界は私の味方、だもの。失敗する筈が無い、負ける筈無い、捕まる筈が無い。 ) ( アイゼンリッターが近付けば、不意にグッと目を瞑るけど、彼は横をすり抜けた、だけ―― ) …ッ、 ( 再び目を開けば、彼女の傷でも見ているのだろうか。彼女の傍に屈む姿 ―― グッとナイフをもう一度握る。逃がす訳にはいかない。 ズ、ズ、とする様に再度 足を動かす。其れは彼女の身体から離れる様に、 アイゼンリッターの後方へと 進む様に。 ) … ――――― ッ!! ( そのまま、彼女を抱きあげようとするアイゼンリッターの頭部にナイフを突き刺そうと振り上げる ッ ) ―――――― ッッ、 ( その最中か、彼の声を耳にするのは。聞き覚えのある声、けれど、其れに答える余裕は今は無くて。近付いてくるヴェクから、距離を置こうとする事も無い。 ) [Sat 29 Aug 2009 00:38:08]
◆ヴェク > 甲斐甲斐しいねえー。お兄さん皆勤賞挙げちゃうよ。 (ハァ)(何だ。アイゼンリッターの悪党退治か。期待して損でしった。楽しげなノリとは裏腹に内心ではガッカリだ) アララ。 (オマケに無視されちった。肩透かし。残念。あとは退治されそうになったマヌケの顔を拝んで終わりと) ―――アラララ?ドコカでお会いしませんでしたか? (アイゼンリッターを追うのではなく少女の方へと近付いていく。そして血塗れのナイフ持った相手にわざとらしく尋ねよう) [Sat 29 Aug 2009 00:35:58]
◆アイゼンリッター > (どうするか。一直線に少女――否、敵とコンスタンツェの元へ奔る最中も、その葛藤はあった。 だが……糞。 俺は、何のために戦いを始めた? それを、考えれば……答えは、すぐに出た)(ナイフを構えたまま、立ち止まっている敵の横を擦り抜けた。 無論――犯罪者を許す心算など毛頭無い。 だが、彼女に助かる可能性があるのならば……? それを放っておく事は、結局のところ、犯罪者と何一つ変わらないではないか。 路面に屈み、傷の具合を見――これは不味いと判断。 抱き上げようと身体を動かす)(聞き覚えのある男の声。 だが、それに反応する余裕は無い。 一刻を争うのだから。 たとえ間に合わないかもしれなくとも) [Sat 29 Aug 2009 00:23:20]
◆メアリアン > ( 目を瞑る彼女の様子は、窺えず。視線はアイゼンリッターの方へと向けたまま、ゆッくりと後ろへ下がる。必然的に、コンスタンツェからも離れる形になるが ―― ) …―― ( 彼女を人質に取れば良い、なンて今の娘の頭では考えられず。ナイフを少し前に突き出したまま、ズ、ズと足擦る様に下がッて行こう。 不意打ちは出来ても、戦闘なンて得意じゃァ無いンだから。 ) ―――――… ッッ、 ( 駆け出す彼に、息を飲み。ナイフ其の儘に立ち止まる。…彼女を助けるのか、其れとも、己を倒しに来るのか、なンてとンと見当も付かない から。 ) ――――… ! ( 此方から、ヴェクの姿は見えない。ただ、声だけは聞こえた。 一瞬、アイゼンリッターから声の方へと視線を逸らし。 ) [Sat 29 Aug 2009 00:15:51]
◆ヴェク > 黄色の連中のイメージアップに必死なクソ祭りよりよっぽど面白そうじゃん? (不満な顔をする理由は分かる。そんな座興で危険に身を晒すなと。護衛である自分に守れない者が出てきたらどうするなかと。) そんときゃ死ねよ。―――おっといやいやすまねえ。死んでも守れよ?って意味だぜ。 (犬が主人様差し置いて逃げんなよ。)(見えてきた見えてきた。―――あっるぇー。なんか何処かで見たイヤーなシルエット。) ハロー。お元気ぃ? クソ鉄仮面。 お祭り騒ぎのなか働いてるぅ? (道の先から声を掛ける。イヤらしく、ねちっこく、そして何より楽しげな声) [Sat 29 Aug 2009 00:11:28]
◆アイゼンリッター > ―――――――。(怒りが腹の奥底から湧き上がる。 言葉にならない。 何を? 何をだと? ふざけるな、くそったれ。 ここは俺達の街だ……ここは、俺達の街だ! 彼女は自警団員だ。俺達の街を守ってる人間だ。そして普通に暮らしている人だ。今日の仕事が終われば、明日が来る筈の人だ。 ――それに、ナイフを突き立てて、何を? 何を、と言ったのか。 ――ふざけるな)(次の瞬間、弾けるように地面を蹴って、駆け出した。 相手はナイフを握っている。 だからどうした? 対処すれば良いだけの話。 だが――最優先事項はどちらだ。 彼女を助けるのか、それとも――犯罪者を潰すのか) [Sat 29 Aug 2009 00:06:44]
お知らせ > コンスタンツェさんが帰りました。 『 …コンスタンツェは、そのままゆっくりと瞳を閉じた。 』 [Fri 28 Aug 2009 23:59:21]
◆コンスタンツェ > ( 大丈夫だよって、家族には言った。そこまで危ないことはしないよって、パパに言った。アヤにも心配されて――。 徐々に薄れ行く意識の中で、私は色んな人の事を思い出す。パパのこと、ママのこと、兄さんのこと、弟のこと。アヤのこと、デス君のこと、自警団の同僚のこと。 自警団の制服に袖を通して、鏡の前で敬礼してみたり。予想以上の仕事内容に疲れ果てたり。それでも、自分の仕事に誇りを持ったりしたこと。 ) ( それらは全て汚泥の中に沈み、自分の意識もまたそこに沈んでいった。痛みはやがて鈍くなって行き、強烈な眠気に襲われる。ああ、誰かが来たみたいだ。伝えなくちゃ、私が見た事を。伝えなくちゃ。 ――でも、もう……。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:59:07]
◆メアリアン > ( 掌が触れた彼女の頬を、吃驚する程冷たくて。そうッと、何も言わぬ彼女の唇の血を拭う。何か言いたげに、見えるのに。彼女が何も言葉を発する事はしなくて。 ) ――― な あに? ( ッて、嗤いながら小首を傾げた。 ら、 ) ―――… ッ、 ( 背後から聞こえた何かが落ちる、音。勢い良く其方振り向けば、目に入るのは あァ先日逢ッたばかりの 正義の味方。 ) ――― … やッた? 何を? ( 殺意の籠る彼の言葉に若干びくりと身を震わせつつも。 ――地面に倒れた彼女に合わせて、屈ンでいた身体を起こす。片ッぽの手にはちッぽけなナイフ。鉄仮面には 通用し無そう、だ。 ) ( もう一人の男たちの会話は、未だ娘には聞こえず。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:55:36]
◆ヴェク > だから、行くの。 わかる? (連れの犬っころは鼻が利く。その獣人が血の匂いが濃すぎるからこの道は止めとけっつうんだ。っとにあったまわりぃ犬。) だからだろ。 ちっとは目の冴えそうなものが見られんじゃねえか。 (声を潜める事のない男達の会話。道なりに歩いて大体こっちも2Tくらいで到着) [Fri 28 Aug 2009 23:51:18]
◆アイゼンリッター > (次の瞬間、暗黒街に盛大な水飛沫が上がった。 雨で濡れた路面に、上から何か――それなりの重量を持った物体が――飛び降りてきたのだ。 位置としては、倒れたコンスタンツェの視線の先。 メアリアンの背後。 雨の中、暗がりの中でも良く目立つ、真紅のマフラーに、冷たい鉄仮面)(しゃべっている内容はわからないが、聞き覚えのある少女の声。倒れている女の顔は見覚えがあるものだった)(襲われているのが先日遭遇した自警団員であり、襲っているのが先日遭遇した少女であるという、この状況を確認しての、まず一言目。 それは――)や り や が っ た な(――紛れも無く、殺意の篭った声だった) [Fri 28 Aug 2009 23:47:40]
お知らせ > ヴェクさんが入室されました。 『足りねえオツムだぁ』 [Fri 28 Aug 2009 23:43:49]
◆コンスタンツェ > ( 冷たい雨の後、冷たい地面に倒れ。けれども、広がる血はまるでお風呂にでも入っているかのように暖かかった。心臓のリズムに合わせ傷口から血が溢れ、それと同じタイミングで痛みが走る。その痛みはお腹からのものだったけれど、あまりに激しく全身に痛みが走るようだった。 ) ( それから、メアリアンは私の頬に手を伸ばす。その感覚の、なんと曖昧なこと。メアリアンの掌には、血を失った事による冷たさを返すだろう。 ) ………。 …………。 ……。 ( それからメアリアンはお兄さんのことを話した。留学しているというのは嘘だと話した。既に死んでいるという事を話した。…そして、沢山人を殺せばそのお兄さんが帰ってくるということも。そんな、馬鹿な話。 メアリアンが血を拭うその唇は、僅かに震え。 ) …。 ( 何かを言いかけたように口を開いたが、何も言葉を発しなかった。 温いと感じていた自分の血だったが、既に凍えるような冷たさを感じていた。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:43:08]
◆メアリアン > ( 思ッた以上に、深く突き刺せた様。視線は彼女の腹部では無く、顔へと向けて。其の表情に、どンどンと落ち着きを取り戻していく。 ) ――― ふふ、 ふふッ、うふふふふッ。 ( 真横に引いたナイフを、彼女の腹部から抜いて。其の刃にべッたりと付着した血液を見遣り、嗤う。 彼女の手から落ちた戦闘ナイフにそッと手を伸ばし、 ) ――― ど うし て? ( 聞こえた彼女の言葉に、落ちたナイフを拾うのは止め、其の頬に手を伸ばす。 ) … コンスタンツェさンには、 お話、したでしょう?あのね、 …お兄ちゃンが留学してる、ッてお話。あれ 嘘なのよ。 ( 拡がッてく血液。もう、先は短そう?こンな場所に来なければ、私に見つからなければ、きッと生きていた と思うのに。 ) ―― お兄ちゃンはねぇ、 神様の意地悪で、殺されてしまッたのよ。 だから、其の復讐をしてるの。い―ッぱい殺せばね、お兄ちゃンが帰ッてくるの。 ( 最後は小さく嗤いながら、地面へと倒れこンだ彼女へと 楽しそうに話す。若し、頬に触れる事が出来ていたのなら、口に付いた其の血を、ふき取る様に手を動かそうか。 ) ( ――屋根の上を走る男の姿には、 気付く由も無く。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:35:28]
◆アイゼンリッター > (奔って、奔って、奔って、奔って――立ち止まる。 屋根の上、片手を尖塔に添えて見やる眼下では、二人の女性らしい影が、揉み合っているような姿が見て取れた。 ならばどうするか。 何時も通りの事だ。 答えは単純明快。 次の瞬間には、その身体を再び空中へと躍らせた)(次ターン到着) [Fri 28 Aug 2009 23:29:34]
◆コンスタンツェ > ――― ぅ ぁ。 ( かふ、ともう一度。今度はもっと大量に血を吐いた。相手のナイフは驚くほどするりとお腹にめり込み、首に感じた鋭い痛みとは比べ物にならないほどの激痛が走る。信じられない、と言った風な驚愕の表情で、メアリアンを見る。 ) メ… ア―― ( こうして距離が近づけば、その姿も判別出来る。それは、私が居住区で聞き込みをしていた時に出会った少女の一人だった。 ) ひ ぐッ ( そこから更に、腹に突き刺さったナイフは勢い良く真横へ。増大する激しい痛みにからん、と金属音を立てて右手からナイフが滑り落ちる。ぱくぱくと金魚のように口を開閉させ、三度目の吐血。僅かに起こしていた上体も、ゆっくりと地面に沈んでいく。 ) ど う し、て ――…… ? ( それを口にするのが精一杯だった。通常、腹を切り裂いただけではすぐに死ぬことは無い。しかし幸か不幸か、首からの出血によって比較的早く楽になる事が出来るだろう。だが、まだ意識はあるようだった。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:25:18]
◆メアリアン > ( 立ち上がれぬ様子の彼女へと、着実に距離を詰めていく。バクバクと鳴り響く心臓が痛い、彼女の声がろくに聞こえない位。 ) ( ぜッ、と疲れた様な息の切れる音。――殺さなきゃ、殺さなきゃ、殺さなきゃ、殺さなきゃ。頭の中は其ればかり。 ) ――――― ふふッ、 ――あはッ、アハハ!ふふッ、…! ( ギラリと光ッた彼女のナイフを視界に捉えたのは、彼女の腹部を突き刺してからだ。変に柔らかい感触。今迄が毎回首だッただけに、手に嫌な感触が 残る。 ) ―― … ン なさい、 ( 驚いた様な彼女の表情。 ――あァやッぱり、眼鏡は無いけれど。其れは見知ッた顔だ。 ) ごめンなさい、――ごめンなさい… ッ… ( ボロボロと涙が零れるのに、歪ンだ様な笑みは変わらず。…小さく小さく、呟く声。腹部に突き刺したナイフ ―― 横に引いて、腹を切り裂こうと―― ) [Fri 28 Aug 2009 23:19:49]
◆アイゼンリッター > (屋根の上を、常と同じに、しかし常以上のスピードで。 雨の中でも――否、雨の中だからこそ、微かに聞こえた水飛沫の音。 別にそれが何の音かなんて事はもちろん気が付いていないけれども、何か起きたという事実を知るには十分な話。 其方へと向かっているのだが――だが、まだつかない。 もう少し時間がかかるだろう)(到着まで2ターン) [Fri 28 Aug 2009 23:17:37]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――奔っていた。』 [Fri 28 Aug 2009 23:15:15]
◆コンスタンツェ > ( それより早く、メアリアンの刃物は―― コンスタンツェの腹部に突き立つだろう。飛び掛ってくる動きに対応することが出来ず、コンスタンツェは右手にナイフを握り締めたまま、驚いた表情でそれを見つめていた。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:12:50]
◆コンスタンツェ > ( 必死に雨具の下を弄れば、指先に硬いものが触れた。買ってから一度も使った事が無い、戦闘用のナイフだ。 ) ( 相手は立ち上がれぬ私に向かってどんどん距離を詰めてくる。不明瞭な視界の中、それは更に恐怖となって襲い掛かる。早く、早くナイフを掴まないと。こっちだって刃物を取り出せば、相手も怯んでくれるはず。 ) ひッ ひッ ひ…ッ ( それは乱れた呼吸なのか、涙の嗚咽なのか、恐れに引きつった声なのか、わからない。動くなと相手は言うけれど、そんなお願い聞けるわけが無い。 ) ( ようやくナイフの取ってをつかめた私は、勢いよくそれを抜き放つ。曇天の隙間から覗いた月が、ぎらりとそのナイフに反射するけれど。 ) [Fri 28 Aug 2009 23:12:38]
◆メアリアン > ( 彼女から流れ出る血は地面も僅かに汚すンだろう。 両手でナイフを握り締めて、空いてしまッた彼女との距離を詰めていこうと、 ) ―― ふ、ふふふッ、 うふふふ、ふふッ。 ( 嗤い声を零しながら。視界に映る彼女の姿はなンて滑稽。 ) それ以上動かないで!―― ねえ、大丈夫よ。安心して? 痛いのなンて一瞬だわ。 ( ドクドクと早鐘の様になる心臓。其れを忘れる様に、気付かない振りする様に、言葉を捲し立てる。 だッて、私は彼女が自警団であると知ッているンだから。武器だッて持ッているだろうし、逃がしたら、確実に捕まッてしまう。 ) ―― 死ンで、死ンでよ…ッ!私の邪魔をしないで…ッ! ( 雨具の中、何かを探す彼女へ 興奮した様にそう云いながら、――倒れ込ンだままの彼女の腹部へと 勢い良くナイフ手にしたまま 飛びかかろうと ―― ) [Fri 28 Aug 2009 23:05:32]
◆コンスタンツェ > あうッ ( どう、とうつ伏せに地面に倒れ、その痛みと衝撃に声を漏らす。すぐにナイフで傷をつけられた部位を抑えるけど、出血が酷い。一気に死んでしまうような激しい出血の仕方じゃなかったけど、抑えててもどんどん手の隙間から溢れてくる。多分、早く手当てをしないと死ねる傷だ。 倒れこんだ姿勢からすぐに相手の方を振り返るけれど、眼鏡が無い状態では相手の姿はぼんやりとしか見えず、どんな顔をしているのか判別できない。ただ、背格好の低い少女のようだということはわかった。ナイフを握ったまま、相手が立ち上がったということも。 ) ひ、 ひぃ…… ( 私も立ち上がって逃げようとするけれど、刺されたショックと死の恐怖と地面を濡らす雨水のせいで、靴の踵ががりがりと地面を掻くだけで立ち上がることが出来なかった。 ) ( そうだ、私も―― ナイフを! ) ( コンスタンツェは仰向けで僅かに上体を起こした姿勢のまま、自分の腰の後ろに手を回した。だが、そこで更に驚愕。ナイフを差したベルトは、羽織ったままの雨具の下だ! ) っ う、 …! ( コンスタンツェは、次に自分の雨具を捲り上げ、その中に手を突っ込んだ。だが、まだ武器を手にすることができない! ) [Fri 28 Aug 2009 22:57:54]
◆メアリアン > ( 此処まで来て反抗されるなンて今迄は殆ど無かッた。後ろに手を引いたと同時に彼女も地面へと転がッて。 ――其の時離されたナイフ、後ろに引いたままの勢いで娘も思いッきり後ろに座り込ンだ。 ) ――… 痛ッ…、 ( 痛い。けど、ただうッただけ。大した怪我なンかじゃ無い。地面に転がッたであろう、女を見遣れば、漸くそこで、彼女の姿に気付くだろう。 ) …… ッ、 ( 驚いた様に目を大きくして。 あァばれた。やッぱり此の人は此処で殺さないと。 其れに、 ) ( ―― 前話した時も、お兄ちゃンを紹介して、とか言ッていたし。今のうちに消した方が良いわよ ね? ) ( 左手に持ッていた傘は、地面へと転ンだ拍子に落ちた。 ナイフを両手で握り締めて立ち上がろうか ―― ) [Fri 28 Aug 2009 22:51:38]
◆コンスタンツェ > ( 違う。こいつ、強盗じゃない。攫って私をどこかに売り飛ばそうなんていうのでもない。なんで、なんで私の命なんか。 でも、でも―― この声! どこかでッ! ) うっ、 うう …ッ!! ( 掴んだのはナイフの刃の部分だ、手に鋭い痛みが走り血が溢れる。しかし、相手に背後を取られた不利な姿勢のままのため、簡単に引き剥がすことも出来ない。何より恐怖のあまり冷静に対処できない。後ろから襲われたときの対処法は、何度も何度も教わった筈なのに。 ) う、 あうッ! ( それ以上突き刺さることは無かったが、刃が肉に埋まったまま両者とも捩れたので、更に傷口を広げた。でも、相手の手が後ろに引いたのを感じて、それと同時に相手から離れようとして、ナイフを突きつけられた方向とは逆に地面に転がろうとする。その時には、握ったナイフからも手を離してしまう。 ) [Fri 28 Aug 2009 22:44:08]
◆メアリアン > ( 彼女の反応は、今迄殺して来た奴等と殆ど同じ。ナイフを突き付ければ普通の人間は恐怖で動けなくなるのかしら? なンて思いながら嗤う。 ) ―――… ( かしゃ、と軽い音を立てて地面へと転がる物。一瞬其方に視線向けて、其れが武器で無い事を確認する。 ) お金なンか要らないわ?欲しいのはね ―― 貴女の命なの。ふふッ うふふ、ふふ…! ( グッと力を篭めれば彼女の首は薄く切れ、血が流れ出す。真ッ赤な、真ッ赤な血。大体の奴等は此処で諦めて泣き叫ンだり、呆然としたり、していたから。 咄嗟に彼女が動けるとは思わなかッた。――彼女の手に、ナイフごと掴まれて。焦ッた様に手を後ろに引こうとする。 ) ―――…ッ 離してッ…! ( 待ッて、も、お願い、も彼女の言葉は娘の耳には 入らずに。 ) [Fri 28 Aug 2009 22:33:26]
◆コンスタンツェ > ( 強盗? 女の声だ。 でも、その口調に戸惑いが無い。どんな強盗だって、人を脅すときはまるで興奮したような声を出す。 ) わ、わかっ―― い、言うとおりにする。でも、こんなことをして、あなた…。 ( そう言いながら、私は眼鏡を地面に落とした。多分、相手からは眼鏡だとわからなかったのだろう。 ) お金なら、あげるから。右のポケットに財布が入ってる。だか―― ( 言い終える前に、首にぐぐッという圧迫感を感じ、続いて鋭い痛みが走る。私は恐怖のあまり、咄嗟にナイフを握るその手を掴もうとした。しかし、背を向けたままではナイフを握る手の位置がわからない。つかめたとしても、刃を握ってしまうかもしれない。 ) ひ、 ぃ ま、待っ―― お、おねが ( かふっ、と声と共に何かが口から零れた。唇を濡らすのは己の血だったのだけれど、それを認識する余裕は無い。 ) [Fri 28 Aug 2009 22:24:57]
◆メアリアン > ( 人の通りが多くなる前に、早く回収しなくては。楽しげに口許が歪む。 ) ――― 手に持ッている物を、そのまま落として。 ( 首筋にナイフを寄せたまま、そう貴女へと告げる声は少女の声。 ) ―― 後ろは振り返らないで?間違ッてきッてしまうかも知れないから。 ( 彼女が振り返ろうが、振りかえ無かろうが。此方は彼女を殺し、眼球を採集するつもり、だけど―― ) ( クスクス、クスクス。大声で笑うのを抑えた様な、そンな控えめな笑い声。 彼女の首筋に寄せたままのナイフを、更に喰い込ませようと ―― ) [Fri 28 Aug 2009 22:13:09]
◆コンスタンツェ > ( 雨があがったばかりという事もあって、人影は少ない。もう少ししないと外に出てくる人は現れないかもしれない。それとも、雨があがったことにも気付かず明るくなるまで外には出てこないかも。どちらにせよ、今日は聞き込みには適さない日だ。もっとも、晴れていたからといってここの住人が自警団に対して友好的ではないのだけど。 ) 戸を叩いても返事してくれない事だって多いし――。 ( 明らかに居留守だってわかるような家でそれだと腹が立つ。中には「いませーん」なんてふざけた返事をされるぐらい。 ) ――――ん? ( その時だ。背後で笑い声が微かに聞こえたような気がして。何だろう―― と、振り返ろうとした瞬間。 ) ―――。 ( 首に何か、冷たい金属のようなものが触れた。 私はそれ以上振り返る事が出来ないまま、身を硬直させる。拭ったばかりの眼鏡は、まだ手に持ったままだ。 ) [Fri 28 Aug 2009 22:07:02]
◆メアリアン > ( 辺りに人の姿は無い。だッたら、別に生贄は誰でも構わないか。――神様への復讐に、此れじゃなきゃ駄目、なンて無いンだもの。 ) ( ゆるり、ゆるりと彼女へと近付く様に 後を付ける様に 歩き続ける 。左手に持ッた傘が少し邪魔だ。 ) ―――― … ( 右手には、鞄から取り出したナイフを握り締め ―― 後ろ手に隠して。 ) ( 彼女の歩みが、不意に止まる。 如何やら何かをしている様だけれど、此方からは何を行ッているかまでは見えず。ただ、彼女との距離を詰め、其の足は 彼女の直ぐ後ろで止まり、 ) … ふふッ、 ( 小さな嗤い声、零せば。其の首を目掛け、ナイフを突き付けようか―― ) [Fri 28 Aug 2009 21:57:01]
◆コンスタンツェ > ( 7月の頭に芸能横丁で起きた事件から、捜査を開始してからもう2ヶ月近くになるか。もっとも、目玉泥棒の犯人はもっと以前から反抗を重ねていたのだろうけれど。鉄仮面の情報を元に居住区の比較的裕福なホワイティアを洗ってみたが、これといって収穫は無く。昨日、新しく鉄仮面から情報が入ったらしいが、その真偽は同僚が洗ってくれていることだろう。私は足を使っての捜査だ。何とか犯人の素性―― 確定的なものではなく、疑いがある程度のもので良いのだ。それを掴む事ができれば、後は揺さぶりをかけられる。 ) ………。 ( コンスタンツェは不意に立ち止まる。しかし、背後に誰かが迫ってきているのに気付いたわけではなく―― どうやら、雨で濡れた眼鏡を外し、それを拭いているようだ。 ) [Fri 28 Aug 2009 21:46:12]
◆メアリアン > ( ぱしゃン、と水溜りの跳ねる音。クスクスと小さく嗤いながら思う ――今日の眼球は何色だろう?なンて。 つい此の前までは色々と迷ッていたけれど。今はもう、躊躇いは無い。 ) ――― … ! ( 通りの先に、人影が見えた。雨具を着た、女の様な後姿。 ) ( 足音が響かぬ様に、慎重に彼女の方まで、歩む。鞄の中のナイフの柄、一つ握り締めて ―― ) …、 ( 未だ、以前知り合ッた自警団員だと、娘は気付いていないけれど。其の後ろ姿が、己が生贄と考える女の容姿とは随分違う から、少しだけ表情を顰める。 ) ( 貴女との距離を、詰めようとゆッくり歩いた まま 。 ) [Fri 28 Aug 2009 21:39:07]
◆コンスタンツェ > ( コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは支給されている雨具のフードを外し、曇天から僅かに顔を覗かせ始めた夜空を見上げる。晴れれば真っ先に脱ぎ捨てて行きたいこの重い雨具だが、そうも行くまい。これからこの用済みになった雨具を着たままこの界隈を歩いて回らなければならないのだと思うと、少しばかり気が億劫になる。 ――そんな女の後姿が、メアリアンの歩く通りの先にあるだろう。薄暗いこともあって、自警団員の女は後ろの気配に全く気付いていない。 ) [Fri 28 Aug 2009 21:32:44]
お知らせ > コンスタンツェさんが入室されました。 『 雨があがった。 』 [Fri 28 Aug 2009 21:27:57]
◆メアリアン > ( 傘に当たッいた雨粒の音が聞こえなくなッて。傘の外へ手を差し出してみる。 …雨は当たらない。 ) ――― 雨 止ンだの ね。 ( 赤い傘を閉じて。空見上げれば厚い雲の裂け目から、夜の闇が覗く。 ) … ―――、 ( 雨が止めば選択肢は増える。 …情報収集を其の儘続けるか、其れとも、雨が上がッたからと客を取りに来る最下層の娼婦を殺すか。 余り目立たない様にするには、暫く眼球採集は控えた方が良いのだけれど。 ) ―― 折角の、お天気だものね。 ( なンて、口許に笑みを浮かべ。 ゆるりと狭い通りを歩きだす。 ) [Fri 28 Aug 2009 21:18:10]
◆メアリアン > ――― ………。 ( 柄の悪そうな人が数人。そう云う人には声を掛けず、其の儘通り過ぎる。 …そうして、辿り着くのは結局人の通りの殆ど無い様な、狭い通路だ。 ) ―――… はあ、…。 ( 通路に入ッて、ぴたりと足を止めた。大きく吐いた溜息は雨の音に消え。 ――もッと強い力が有れば、コソコソと情報収集なンかしなくてもあの仮面剥ぎ取れるのに、なンて。 ) ( ――早くお兄ちゃンと一緒に過ごしたい。 ) ( 壁に寄り掛かろうと、身体寄せれば、 かン、と傘の先が壁に当たる。 ) … 雨、 ( 降り続く雨は、なンだか不吉だ。 ) [Fri 28 Aug 2009 21:08:49]
◆メアリアン > ( 真ッ赤な傘を広げて、ぼンやりと歩いていた娘は不意に空を見上げた。先刻から降り続く雨は若干雨足が激しくなッた様に 思える。 ) ――― いつになッたら、晴れが続く様になるかしら? ( 小さく息を吐いて、空から視線外せば再び歩き出す。 ) ( ぱしゃン、ぱしゃン、と水溜りの跳ねる音。雨続きだと如何にも気分が沈ンでくる。 折角お兄ちゃンを見る事が出来たり、夏祭りで遊ンだりして楽しい気分だッたのに。其のまま楽しく、眼球採集も出来ればよかッたのに。 ) ―― 今日は情報収集かしら。 ( なンて。辺りに視線を巡らす。 ) [Fri 28 Aug 2009 20:57:04]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( ―― 雨、 )』 [Fri 28 Aug 2009 20:52:34]
お知らせ > ヴァリスさんが退室されました。 [Fri 28 Aug 2009 02:03:56]
◆ヴァリス > ( きっと、捨て猫君にも自分で選びたい道があるのさ。と己を鼓舞するのに10分ぐらい掛かった。 ) ん〜・・・ ( と、青年は胸についた猫の毛をぱたぱたと叩きながら目を線にしてのんびりと、 ) なんか、平和じゃね? ( とかなんとか路地から夜空を見上げて言った。いやぁ、平和も平和。結構噂に聞くと恐ろしいことになってそうな雰囲気があったんだけど、平和じゃん。 ) ―――こっちかな? ( と、幾分気を抜いて曲がり角を曲がった ) [Fri 28 Aug 2009 02:01:50]
◆ヴァリス > 名前性別年齢学歴まで調べればいいのだろうか。それとも恋人友人恩人知人師匠に弟子まで調べればいいのだろうか。 ―――自分で言ってて意味がわからなくなってきた ( まぁ、 ) こうして警邏っていうか見回るするだけでも意味があると思いたい今日この頃。 ( というわけでー、と再びてくてくと歩き出したが、何をするでもなく、のんびりと歩いていく。ゴミの山を漁る浮浪者を見つけたり、捨て猫を見つけて無視して――やっぱり無視できなくて一度抱きしめて抱っこしたまま歩いた。途中で「ぬぁああ!」と鳴いて腕から抜け出したので捨て猫君の小さくなる背中に手を振った。ちょっと寂しい。 ) [Fri 28 Aug 2009 01:46:50]
◆ヴァリス > ――噂だと、娼婦の中に悪魔がいて、その悪魔と寝たら悪魔になってた、とか。―――眉唾すぎる。それ以前にその悪魔って性病なのでは? ( むぅ〜、と唸る。そういえば、以前悪魔の隠れ家に行ってたことを思い出し、そういうえばどうしてるのかなぁ、と感慨深げに思い出し、苦笑。そういえば、あの悪魔の子に頼めばいいのだろうか? いやいや、そもそもある日を境にまったく会っていない・・・。 ) とりあえず、不老はひとまず置いといて。蜘蛛と鉄仮面かぁ。――まあ、これもばったり鉢合わせするのを待つぐらいしか方法が無いし・・・。 ( そもそも、どこまで調べればいいんだろう? と、かくん、と路地の真ん中で首を傾げた ) [Fri 28 Aug 2009 01:38:46]
◆ヴァリス > ( 市内ということなので、手甲はおろか。鎧も下地だけで済ませているし、見てくれは本当にただの冒険者か傭兵といったいでたちである。剣の柄を指先でとんとん、と叩きながら青年はのんびりと歩く ) 前は闇市を見たりしたけど。不死はなぁ。結構あれって眉唾だし・・・。こう、悪魔とかに願えばいいんだろうか? ( んー、と考えるがわからない。しかも、暗黒街に来てしまったら「蜘蛛の化け物」とかも「鉄仮面」とかもなんだか会える様な気がしない。なんかもっとブラックな悪人に会いそうな気がして内心ビクビクである ) しまった。逃げようと考えても道がわからない ( ん〜・・・。と米神に親指を再び突き刺しながら困ったように夜空を見上げた ) [Fri 28 Aug 2009 01:34:15]
◆ヴァリス > ( と、唸るのも久しぶりにきた暗黒街がかなり複雑になっているからだ。 ) どうしたものかなぁ。 ( と、やや困ったように米神に親指を突いて考える。探し人。あるいは探し物はいいとしても。迷ってしまったのでは意味が無い。とりあえず、探しているものを整理すると。「蜘蛛の化け物」「鉄仮面」「長寿になる方法」とかだろうか。前者二つは適当に探すしか無いとしても、後者もあまりアテにならない。それこそ伝説的な物なわけで ) ――まあ、犬も歩けば棒に当たるって言うしなぁ・・・意味、全然違うけど ( と、腰に剣を差した青年はのんびりと歩き出した ) [Fri 28 Aug 2009 01:31:20]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『ん〜・・・』 [Fri 28 Aug 2009 01:28:38]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( 一難去ってまた一難 なんて言葉は、 今は忘れておこう 。 )』 [Thu 27 Aug 2009 02:24:07]
お知らせ > クゥリッヒさんが帰りました。 『…あ、名前くらい聞けばよかったか(などと、する気もなかった事を道中に呟いた。)』 [Thu 27 Aug 2009 02:24:07]
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