スラム 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『(うふふあははー)(ある意淫夢に囚われるよりも酷い状況に身を置きながら昼夜を過ごす奴も)』 [Thu 21 Jan 2010 23:04:13]
ブルーボックス > (へべれけやジャンキーと殆ど変わりない空気。軽くヤバい)(周囲にまだ浅く積もっている雪を掻き集めてそれを原材料にして妄想のハニーを形作るという芸術活動に従事し始めた)(入りびたり続けた人里に影響を受けたのか本来の嗜好を越えた人型だ)(周囲に乱立する雪の女神)(すごくまんぞくそうなくうき)(でもそんな器用でもないしそもそも芸術家でもないので粗製される雪像は前衛芸術もびっくりのゆきだるま)(悪魔崇拝のサバトか旧支配者たちの集いの如くに異様な空気ばかりが濃厚になる周囲風景) [Thu 21 Jan 2010 23:02:03]
ブルーボックス > (すりーすりー)(しかし気にも咎めずあたかもにおいづけの如くにその絶壁の壁にすりよっている真っ最中)(体内で異常分泌される麻薬の前では苦痛など瑣末事に過ぎぬのだ)(今のぼくはすたみな15状態!)(気持ちだけ) [Thu 21 Jan 2010 22:55:18]
ブルーボックス > (だんだんとなけなしの理性が砂の城の如くにもろく砕けて行くのを感じる)(靄のかかった思考は知性の歯止めを叙々に欠き)(擬似的ながらも賜った心の深層心理に潜んだ何かが表に噴出を始める)(ありていにいえばえろいもうそうだ)(夢と現のネバーランドに片足突っ込みかけの状態から)(半ば無意識に虚空に差し伸べられた肉腕の二振りが何も無い筈の空間に緩やかに踊り)(うふふー。追いかけてご覧なさい)(ああん。待てよハニー)(←現在の幻覚状況)(跳ねる跳ねる)(見えない誰かを追いかける)(ごっ)(家の壁にぶつかる)(壁凹む)(箱の外殻もちょっと凹む) [Thu 21 Jan 2010 22:52:24]
ブルーボックス > (もう二度と深みに嵌れば戻って来れないのではないか?)(曖昧ながらに夢の揺り篭で感じ取った不安に苛まれ)(殆ど無睡眠で活動している今日この頃なのだ)(眠い)(眠い眠い眠いねむいねむい)(でも寝れない)(手放しそうになる意識を取り戻すために)(雨水の蓄えられた軒先の水がめから)(ちゃぷ)(差し伸べる触手に絡め取った柄杓で冷や水を救い上げ)!!(ばしゃ)(自分の体にぶっかける)(つめたい!)(きりっ)(荒療治の強い刺激を受ける度にぎりぎりで戻って来るものの瀬戸際感が否めない)(ぶるぶると気化熱でどんどん体温の奪われていく触手から水滴を揺すり払い散らしながら) [Thu 21 Jan 2010 22:47:51]
ブルーボックス > (眠れなかった)(生物の端くれとして必要な休養をここ最近極端なまでに削らざるを得なくなっている)(往来の隅っこに引っ込んでいる青箱に埋め込まれた青い石が)(曇天の元に自ら鈍い発光をゆらゆらと繰り返し明滅させ)(は!)(そして時折に思い出したように薄れ掛けた照度が濃くなる繰り返し)(人間で言う舟漕ぎ状態、うつらうつら)(肉体的な本能が要求する眠りに移行出来ぬのは、当然のごとくにまだはびこっている淫夢の影響である) [Thu 21 Jan 2010 22:43:14]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『眠かった』 [Thu 21 Jan 2010 22:38:59]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『――やだ ぁ…ッ!( 振り切るように、 雪の中 子どもは走り出す。)』 [Thu 14 Jan 2010 21:11:54]
ルァ > ( 白い。 寒い。 冷たい。 悲しい。 ) ―――― はぁ…。 ( 嫌な思考ばかりが巡る頭を、軽く横に降る。 頭痛は止まらない。 風邪では―――無い と、 思うのだが 。) …しろ ………。 ( 白い   、  ) ――――― … ( 「 カエリタイ。」) ―――― ……ッ … ( ( かえりたい。 かえりたい。 あの家に帰りたい。) ) ( ――― 蝶、 子ども 、  ) ――――っぅ… 。 ( あれはいつだった か。 少し前? 結構前? もっと前? ずっと前? ) [Thu 14 Jan 2010 21:11:12]
ルァ > ――――頭、痛い…。 ( 白い、 白い―――。 脳裏をよぎる光景がある。 忘れられない光景がある。 思い出そうとすると、ただ、ただ、怖くなる。) ………あはッ…。 ………………雪は、嫌い…。 ( 嫌い。 嫌い。 大嫌い。 こんな冷たいもの、無くなってしまえばいいのに と、 何度も何度も思っても、 季節が巡れば必ず――。 ヴァリスさんの家に引きこもっていたいくらいだが、そうもいかないのが悲しいところ。 ) ( 働いたら負けだと思ってますッ! って言ってみたい。 でもそうなったらイロイロお終いだと思う。うん。) [Thu 14 Jan 2010 20:48:38]
ルァ > ( 見慣れた光景は冷たい白銀に染まり、振り向けば、歩いてきた足跡はまだ降り続ける雪に消されていく。) ―――― ………寒い…。 ( 吐き出す息もまた白い。 古く擦り切れたコートで身を包んだ少女は、 ゆっくりと、スラムの白い路地を歩いていく。) [Thu 14 Jan 2010 20:36:24]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『――― 寒い。』 [Thu 14 Jan 2010 20:32:32]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『こうしてヴェイトス市での苦い片思いは幕を閉じる――』 [Mon 11 Jan 2010 16:07:00]
ブルーボックス > (彼女は鍵開け練習用の真っ赤なチェストだった――) [Mon 11 Jan 2010 16:05:33]
ブルーボックス > (彼女は居なかった)(彼女は長年連れ添って来たシーフに捨てられたのだ)(余りにも酷使され続けぼろぼろになった体を更に別の男に払い下げされていた)(今のシーフは彼女のことなど忘れてしまったかのように新しい女と一緒にこのお天道様の高い内から励んでいる)(悔しかった)(憤りで身を焦がしそうだった)(ガタついた窓をこっそりと押し開けた触手がぶるぶると戦慄いた) [Mon 11 Jan 2010 16:04:39]
ブルーボックス > (昼間に目覚めてから真っ直ぐに件のシーフの家宅に直行する)(外壁に黴が浮き上がっているような襤褸家の窓から)(普段のように彼女が居る定位置を覗き込む) [Mon 11 Jan 2010 16:02:19]
ブルーボックス > (近所に在住しているシーフ見習いと同居していて)(毎夜のように孔という孔を穿られて啼いている彼女の夢だった)(寄り添い合うようにして御互いを確かめ合い無言の内に愛を語らい合うそんな夢だった)(夢精は、していなかった――) [Mon 11 Jan 2010 16:00:52]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『淫夢を見た――』 [Mon 11 Jan 2010 15:58:48]
お知らせ > アルスさんが退室されました。 『路地裏で2回戦があったかは謎』 [Sun 3 Jan 2010 00:50:24]
アルス > (雪玉を作りつつも相手の方へ警戒…若干後ろに下がっている相手は攻撃の間合いを計っているのだろうか、とあせってしまった勇者) く、やらせはしないのですっ!(弾の数は不足だが精密さで!と細い路地にもぐりこまんとする相手に 雪玉を投げつけながら追いかけていって) [Sun 3 Jan 2010 00:50:14]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(がしゃ)(何か重いものに潰されているかのような鈍重な音の響き…)』 [Sun 3 Jan 2010 00:48:44]
ブルーボックス > (すすすっ)(後退)(後退)(攻撃準備の有機質のカタパルトに一際に大きな雪球をセッティング)(まごついている相手の様子を窺いながら)(何かあれば直ぐに反撃に出る後の先を取らんという構えだ)(決して克ち合った眼差しは逸らさぬ侭後退り続け)(間も無くして辿り着く路地の狭い隙間にへと我が身を踊り込ませてしまうのである)(逃亡…!) [Sun 3 Jan 2010 00:47:33]
アルス > (ニヒルなしぐさをしている相手に雪玉をぶつける…それはとてもいい気分になるもので…楽しそうに笑う少年風。だが)…た、盾、だと…っ(相手は箱である。そこまで高い知性があると思わなかったのだが…盾のように木材を持ち、更にもう片方の手で雪玉を作成し始めた相手…それもやけに手際が良いわけで)く、このままだと!(此方も慌ててしゃがんで雪玉を作るも…形や大きさは良いのだが、製作に両の手を使う必要があるらしく、更に手袋が薄手の物だったのか雪の冷たさにどうにも素早さを制限されてしまい…) [Sun 3 Jan 2010 00:36:09]
ブルーボックス > (死闘があわや繰り広げられる寸前だったなどとは気付かない。周囲にうろうろと漂い始める知り合いの死霊達をギャラリーに取り巻かれながら勃発するスノーウォー)(ちっちっちっ)(ニヒルな仕草でヒットを確認した直後に立てた触手を左右に振り)…!?(ばさっ!)(同じ反復運動の最中に打ち込まれる雪球をそのポーズの侭諸に受け取った)(箱の上で砕ける衝撃に突き飛ばされて滞るステップ)(がしゃっ)(動揺は束の間)(直ぐにシールドとなる足元の板切れを左の触手で巻きつかせるようにして拾い上げて)(向かう勇者に向けて翳し防御の構え)(合間において足元にある雪を引っ掻きころころと柔らかな雪を固めて武器を作り始める) [Sun 3 Jan 2010 00:31:03]
アルス > (相手の構造は木材っぽい雰囲気なので火がいいのだろうけど、火災になれば洒落にならないし此処は雷でも…と思い詠唱をしようとすると 顔に向かって白いものが飛んできて) う、に、っ?!(見事に額に直撃、顔が雪まみれになった勇者。 顔を軽く振って雪を落とすと相手の不適に笑い)ふ、ふふ……(ずざっ、としゃがんで足元の雪を素早く丸め)…そういうことなら…幾らでも相手してやる…ですっ!(雪玉を素早い横手のモーションから左右にフットワークする相手めがけて鋭く投げ返して) [Sun 3 Jan 2010 00:25:50]
ブルーボックス > (最早サイは投げられてしまったのだ)(後戻りはとうに出来ぬ)(サイドステップ)(繰り返し)(雪原に箱底のスタンプを押しながら右に左にフットワークを効かせつつ)(遠距離を維持しているその状態から)(おもむろに足元に横たわっている雪原にへとシャドーを成していた触手を埋め込み)(ざくっ)(白い雪の欠片の一部を掘り返して軟体の上で粗雑に丸め込み)(ぽおいっ)(挟み込まれた思考の間に割り込むようにして)(正面に対峙している相手にへと向けて投擲せん)(ミミックの雪玉の攻撃) [Sun 3 Jan 2010 00:14:56]
アルス > (なんとなく ショーの準備中に間違えて入ってしまった…?とかそんなせっかちな客になった気分でもある少年風… 視線(?)らしいものを少しだけ感じて…不穏な気配にそれが変わったのに気が付いたようで…スッと左足を半歩だけ後ろに引いて半身の構え… 腕のような触手は…前に悪戯されまくった蟲人間の少女を連想させてくるので若干青くなりつつ)良く分からないけど…やるなら…相手します!(牽制するように動く遠い間合いの相手の触手とその本体らしい箱の身体に向かって鋭く告げて…)…堅そうだし…魔法、かな…っ(攻撃方法を考えてみたりしてた) [Sun 3 Jan 2010 00:09:08]
ブルーボックス > (絶賛自律稼動中)(雪の霞の掛った宝石を鈍く輝かせつつ)(じろ)(向ける眼差しがその声に引き込まれるようにして仰ぎ見る形)(ぺっ)(かしゃ)(舌先ならぬ触手先で押し出すようにして捨てた板切れが地面に落下)……(一瞬の見詰め合い)(何か不穏な空気)(相手の様相から何かを察知したのか)(しゅっ)(しゅしゅっ)(警戒警戒)(全開になっている蓋の裏側から鎌首を擡げる触腕二つが小刻みに風切りの音を幾度か劈かせた。人間の拳闘を真似るかのように遠い距離を隔てて虚空に向けてフックフック、牽制の構え)(ミミック(仮)が現れた) [Sun 3 Jan 2010 00:00:16]
アルス > っ!?(割と大きな音がした。何か雪かきに近いけど何か違う気がして、フードの付いた暖かそうなコートを着た少年風、少し急ぎ足で現場に急行し…)……も、もしかしなくても……ミミック!!?(ものすごく嬉しそうに、箱から何か生えたそれを見て、知識だけ知っていた名前を呼び) ……え?でも僕、まだ箱を開ける、とかしてないよ…ね?(何で正体を見せてるの?と小首を傾げてみた) [Sat 2 Jan 2010 23:54:15]
ブルーボックス > (ばがあっ!)(しかして本物の勇者が其処に辿り着く其の前に)(眼前の雪壁を押し破るようにしてその全貌の全てを外界に露出させるのであった)(半分箱蓋に噛み込んでいる板切れを担った侭)(がっさがっさと箱内を献花の代りに埋め立てていた雪の欠片を触手の端で掻き出して)(かくして其処に訪れる人物と対面することになるのは)(魔法生物という名のモンスターである) [Sat 2 Jan 2010 23:50:54]
アルス > ( 世の中とりあえず名乗ってしまえば勝ち、といった職業というのがいくつかある。たとえば本なんか書いてなくても小説家とか詩人とかは名乗っておけば問題を起こしたときに『住所不定無職』だとか『自宅警備員暦30年』とか呼ばれたりしない。 さて雪の積もった貧民通りを歩いてきた少年に見える子が名乗っている『勇者』はどのような意味があるのか…?正直、かわいそうな子としか思われないのが大抵の場合である) うん、雪が降って寒いけど動くと温かいですっ。(そんな事を呟きつつ歩いてると前方から不振な音…何か年末の粗大ごみとかが積み重なったりしてる辺りで誰か転んだりしたのかな?と気になったのか…覗きにやってきた) [Sat 2 Jan 2010 23:40:35]
お知らせ > アルスさんが入室されました。 『勇者推参っ』 [Sat 2 Jan 2010 23:36:14]
ブルーボックス > ……(だがそんなもん幾等待っても都合良く来る訳無かった)(立ち寄って来るのは風雪に紛れ込んで漂う)(この寒さに呆気無くポックリ逝ったばかりの死霊ばかりよ)(時代は待ち一手ではないのだ)(寧ろ伝説の武器こそ己に相応しい使い手を探し求めてその大地を踏み締め突き進むべきなのだ!)(そんな想いを掻き抱いたかどうかはさておいて)(ぴきぴきと静を保っていた肉腕がやおら小刻みに震えて張り巡らしていた白い霜を周囲に振い落とした)(短期間の冬眠もどきより意識を取り戻し)(ずぼっ!)(今もう一振りが積もりたての柔らかな雪を掻き砕いて外へと脱出) [Sat 2 Jan 2010 23:33:37]
ブルーボックス > ……(只今)(積年を経て伝承の勇者を待ち構える伝説の剣の気持ちを噛み締めている処) [Sat 2 Jan 2010 23:25:06]
ブルーボックス > ……(【伝説の剣です。勇者のお方はご自由に抜いて下さい】) [Sat 2 Jan 2010 23:22:44]
ブルーボックス > ……(何か知り合いの子供来た)(近所のアマウラの人から書道を習ってる子だ)(ざくっ)(墨で何か書かれている板切れを側に突き立てられる)(通り過ぎて行く)(救いの手は差し伸べられない)(矢鱈に達筆な毛筆の文字はかくに記されていた) [Sat 2 Jan 2010 23:22:03]
ブルーボックス > ……(微動だにしない)(あたかも当たり前のような風景の一部)(こうしている間にも世界は進んで行く…) [Sat 2 Jan 2010 23:19:20]
ブルーボックス > (去年から降り続きでえらいもっさりと積もった雪化粧の風景に紛れて)(貧民窟の往来の片隅において)(ちょこん)(一際に端っこに寄せ上げられて軽い小山を形作っているその頂より)(曲がる鉤を描いて白雪を破って外気に覗いている触手が一振り)(恐ろしく寒い市内の冷気を浴び続け)(軽くチルド冷凍かちんこちん) [Sat 2 Jan 2010 23:18:16]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『生えている』 [Sat 2 Jan 2010 23:14:57]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『「では、お片づけ宜しくですわー♪」(と、お願いして帰るのでした。しかし常識人だ。箱だけど)』 [Wed 30 Dec 2009 03:03:34]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『(また線が結ばれるかは運命次第)(背景で片付けに励み出す箱の絵図)』 [Wed 30 Dec 2009 03:02:04]
ブルーボックス > ?(羅列される言葉の限りに長い触腕がクエスチョンマークを描きそうな勢いだ)(激しいビープ音の中身が理解出来ぬ知識の偏り、スラムの皆にも性教育を施すべき)(夜更けの最中において殊更に生き物の温度を奪うために覆い寄せて来る風の冷たさに、合戦で興奮した熱量が丁度良く下がり↓)(びーくーる)(にゅるにゅると踊る軟体の揺らぎが其処はかとなく挑戦的だ。ぐぐ。と。末端から折り曲げる身振りでのぞむところだーの意を示したその後に)(ぴ)(曲がる触手の末端で辺りに散乱している障害物の山を指した)(遊んだ後には)(後片付け)(まずは此処を綺麗にして行かないと)(詰りは此処に残るという返答だ)(がしゃ)(跳ねる箱の影)(蓋から食み出した長い触手を掲げてぶんぶんと千切れんばかりに相手に振りたくって言葉にならぬ別れの挨拶)(此処で束の間人外一匹一人の縁は分かたれる) [Wed 30 Dec 2009 03:01:16]
アルマ > (脱いだら凄いけど今は違う意味で凄い。健康とか命的な意味で危ないから。裸は。さてなんの話やら)……ああ、やっぱり…その実に柔らかな触手は”ぴー”して”ぴぴー”して”ぴ――――”するためのものですのね…(いやん、と頬染めつつもまんざらではない模様。発言のところどころが大変不明瞭なのは仕様です)………………えー…………(スカートをくい、と直して終わりの結末にものすごく不満たらたら。唇を尖らせて…)よし。では次は私が勝ってハーさんの人生いや箱生を帰るような展開を繰り広げますわ♪乞うご期待♪(びし、と新たな決意を固めつつ、やせるとか乳増やすならともかく角ばるはちょっと無理だ)…よし。私はそろそろかえりまーす。ハーさんはどうしますー? [Wed 30 Dec 2009 02:54:56]
ブルーボックス > ――(すっ)(肌蹴た肌の白さを覆い隠し直そうと手繰る)(お子様でも安心展開)(風邪引くよー)(箱の美的感覚には丸まっちさは余り響かないという種族の差)(もう少しばかり角ばっていたら結果は異なっていたやも知れぬ)(知れぬ) [Wed 30 Dec 2009 02:47:42]
ブルーボックス > (別の意味で脱いだら凄いんですというそのサンプルが目の前に居るという貴重な体験をしているという事実に未だ気付いていなかった、気付かなくても良かった。子供達相手にも去年一度やって思い切り顰蹙を買った卑怯作戦の成功に喜色てんこもり。握り固めた雪玉を左右にして降参の意図にぱんつぁーい)(敗北を認めた後の相手に追撃を食わすのはル−ル違反なのである)(多数バトルであれば捕虜として陣地に確保することになるが1vs1ルールにおいてはこれで勝利が確定である)………(がしゃんがしゃんがしゃん)(猛然と勝利の美酒を呷りその権利を行使するが為に打ちひしがれた彼のフールの元にへと押し迫り)(にゅるっ)(差し伸べられた触手が其のスカートの端に這い寄って)(皺の入った布地に絡み付き――) [Wed 30 Dec 2009 02:46:21]
アルマ > (さながら牛のライカニアのおねーさんだとおもったらフールの両性でしたというこのオチ。存在そのものが激しくアレなところがまた素晴らしい。さあカモンジョイナァーズ。どこにだ。)……んむーっ(箱、箱箱箱。しくじった。昼間ならまだしも、この夜の暗さの中で「蒼い箱を探せ!」と言われても無理。故にぴょこん、と右斜め後方で飛び上がった箱に気づく事も無く…)あうっ(ぼふん。背中に見事に雪球がヒット。これで頭と胴体に一撃ずつ喰らったことになる。遠くからは迫撃し、近づいたら隠遁から奇襲。見事な戦略ですわと無意味なまでに大事ライク)………はう…まいりました(頭と胴に一撃ずつでは負けを認めざるを得ない。かくり)…では、敗者の定めとして身体を好きに…(しなっ、と足を崩しスカートを少し捲り上げた。むっちりとした太ももとかは垂涎の光景ですが多分ハーさん興味ない) [Wed 30 Dec 2009 02:39:19]
ブルーボックス > (ぱふぱふ娘に部屋の灯りを消して貰って励んだら実は覆面父ちゃんのマッサージだったフラグが此処に立ったとは思いも寄らぬ。軽快なリズムで押し迫って来る一騎当千の絵図に前にして如何なる作戦に出たかと言えば)………(疑問符に応ずるのは沈黙のみ)(滅茶苦茶にごたごたしくなっている周囲の陣地に置かれている箱箱箱)(無数に設置されたダミーに紛れ込んで方々を掻き回す相手をじっと見詰めている唯一の本物なり)(草陰、もとい陣地より飛び出してきた野生のフールに向けてモンスノーボールを投げ付けろっ)(恐らくは背面辺りより箱の一つが飛びあがったかと思うと、その背中に向けて蓄積した雪玉の一つを繰り出さんっ)(ぶうん!) [Wed 30 Dec 2009 02:32:50]
アルマ > (今日はそんな万年賢者状態のブルーボックスさんをめくるめく18禁ゾーンにご招待したいと思います。)ふ、ふふふふふふふ。陣地とは常に動くもの!戦場は生き物ですわー♪(ずーりずりずりずりずり。すすめーすすめーものどーもー的に頭に雪球つけたままごーごー。そして敵陣地を突き崩し、さあ止め、とアルマが影から躍り出た!)………………あれ?ハーさんどこですかー?(突き進んだは良いが調子に乗りすぎていろいろごちゃごちゃにしてしまったせいで相手を見失った。きょろきょろと辺りを見回したり、適当な物陰を覗き込んだりひっくり返したり。まさに策に溺れる形だ) [Wed 30 Dec 2009 02:23:28]
ブルーボックス > (しかたないね けものだもの)(万年発情期の人類をブルーアイで見詰める魔法生物の眼差しは常に賢者状態)(香り立つそーゆう相手からの空気を幾許嗅ぎ取れたかも知れぬが、今は危機感に先立って目先の熱い血潮を滾らせる別の本能に駆られているのである)(少なくとも雪原に雪玉が押し潰れる音響とは異質な手応えと声にぐぐっと空っぽの右触手がガッツポーズ)……!(しかしいい気になっているのも其れまでだった)(その身丈の低さは一長一短)(ターゲットとしては小さいかも知れないが)(その視点の低さ故に、どれだけ小さかろうとも其処に在る防壁は小山に等しい)……!(さながら動く要塞と化した牛歩に戸惑いぴょこぴょこと雪原を跳ねて退けー、退けーっ)(陣地内への進入を許し壁際にまでその背中が突き当たるまでも時間の問題だ)(其処に積みっぱなしの三角錐の隣にまで逃げろ逃げろ) [Wed 30 Dec 2009 02:17:14]
アルマ > (けものつかいなんてひつようない えろいこことがあればいい ミツーオ)(人はそう語り継ぐだろう。そんなわけの解らないしかし兎に角酷いサーガを捏造しつつも何しているかといえば雪球こねこね。何せこちらはゼロである。開戦してから弓矢を作り始めるようなものだ)………小さい分あっちの方が有利ですわー…(こねこね、こねこね。先ほどの言葉とは裏腹に雪100%の球製造中…だったところに)あう(ざく。ぎりぎり頭には当たらなかったが角に当たった。というか刺さった。見ようによっては可愛らしいアクセサリーにも見える雪だまを装備したまま…)…………(バリケートにしたガラクタを構えつつ、ずーりずーりと前進する。陣地そのものと一緒に肉薄するという全く新しいルール破りの悪の超人状態である。その足元にやたらといびつな雪球モドキが転がっていたことを忘れてはいけない) [Wed 30 Dec 2009 02:08:44]
ブルーボックス > (スキル獣使いが在ればまた展開は異なったやも知れぬ、此処に伝説の彼の人ハチゴローさんの姿は無い。物柔らかな空気にすら憶える一寸先は闇ばかりのカオスな印象に気圧されるばかりだったのだと後に青箱は語る、もしも生きていれば、そう既に此処は戦場のシーンなのだ。人生の中では時に戦わねばならぬ時も在るやも知れない)……!(べしーんっ。思う様弄ばれた肉感に涙腺が在れば泣きそうだった)(ばしいっ!)(漸く解放された瞬間に弾性の限りを尽くして舞い戻って来る肉鞭が強かに箱蓋を引っ叩く高い音が戦いの始まり)(いてえ!)(しかし挫けぬ)(彼処に転がし直した障害物のバトルゾーンを渡る跳躍音)(反転より逆襲に踏み出るのだ)(少量の玉(礫は入ってないヨ!)を備えて突っ切る風切りの音と共に)(ひゅうんっ)(右手に振り被った一弾目が高い壁を越えて相手の陣地内に頭上にアーチを描いて踊りこまん)(場所は大体の予想だけ)(ちらつく降雪よりも重い雪玉が当たるかどうかは運次第なのである) [Wed 30 Dec 2009 02:02:33]
アルマ > (コワクナイヨー?アーサンコワクナイヨー?そんなイメージ戦略を全力でプッシュしていきたいこのスラム路地裏劇場。いつの間にか劇場に。人生は演劇だ!適当)………本当にやわらかいというか、弾力があるというか…(むにむに。これ以上握ると千切れそうなのでとりあえずぎゅー停止。そして)…よし。ならば戦争ですわ♪この雪色の石の塊(雪合戦条約違反のウェポン)でひーひー言わせて差し上げますわ♪(ぱっ、と手を離してハーさんと反対側の路地に向かって、適当に転がっているものを積み上げて陣地構築。さあ、俺たちの戦いはこれからだ!)…………(しかししばらくは雪だまつくりに専念せざるを得ない) [Wed 30 Dec 2009 01:53:18]
ブルーボックス > ………!!!(ひい!)(えくすとらめーしょん色に色付いた沈黙)(言葉を持ち得ぬ代わりに食肉を待つ野兎の如くにびくびくする)(びくびくする)(撫で付ける手指が通った先で自然と掻き落とされた積り雪がどさっと落下する音にまでびくびくする)(怖いよアーさん怖いよ)(言葉には出ずとも空気的に物語りたいこの気持ち)……(あわわわ)(手垢どころか手形の痕跡が残らんばかり)(むにゅう。と。掌握する指の股から食み出す柔らかな肉が掌に吸い付き)(今の状態はリードを握られている犬か馬)(互いを右の触手一本で繋ぎ合っている状態から)(建物の物陰に向けてバックステッポバックステッポ)…!(がしゃんがしゃん!)(語る心意気に重ねて)(騒音公害)(後退をしながら)(こねこねと組み上げる雪の塊を自由な左蔦に絡めて既に開戦準備だ!) [Wed 30 Dec 2009 01:45:56]
アルマ > うふー♪うふ、うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ――――♪(すごく たのしそうに わらう)(とりあえず食べるのはまだやめておこうと思った。まだ。そして食べるがどちらの意味かは秘密。さらにいうなれば箱さん略してハーさんだ)あはははは♪そんなに興奮しちゃダメですよー?(よーしよしよし。開いてる左手で頭(蓋の辺り)を撫でてみた。効果があるかどうかは不明だ)………あうっ。よし解りました。ここで戦いたいと仰るんですねー?(ぎゅー、と右手硬く握り締めつつ「vs」とか出そうな雰囲気をかもし出してみる。ぎゅー) [Wed 30 Dec 2009 01:37:22]
ブルーボックス > ……!(やー。やー。その手中においてじたばたと足掻く蔦の加減が割合に本気だった。凍り付いた外殻と比べて有機質的な温もりを孕んだ部分がぴるぴると小刻みに震え。通わせた新鮮な血の色も相俟って、茹で上げればそのままソーセージになりそうな粘膜が、握る手を中心にしてあたかもゴム鞠のように撓んで延びる)(むにゅー)(がしゃがしゃ跳ねて離れ距離を置こうとしている其の端において)……(ぶん!ぶん!ぶん!)(思い切り左腕の指の無い手を振って示す否定の意も強い)(困る困る萎縮する)(箱の隙間から吐き出す空気の流動を真っ白に染めながら)……(茫漠たる無人の地において)(掻き取る周囲の雪を左手だけで粗雑な雪玉にかえて)(ぺしっ)(目の前の相手の足元に投擲せんと)(一人→二人) [Wed 30 Dec 2009 01:31:53]
アルマ > ………んー…ここですか?ここがいいんですかー?(いつの間にか右手をそれっぽい動きで動かしつつ尋ねる始末。そっち系だと思ったらしい。というわけでしっかりと見てたけどその解釈が全く以って間違っていた、でFAでした)……とりあえずー、私100人審議会では既に98名がえちいことのために作られたものですねとの結論に到っているんですよハーさん。そのあたりどうなんですかハーさん?(喋れない、と聞いたくせにしかし尋ねる。アルマ容赦せん。その間も触手の弾力楽しみつつ、スライスして食べたら美味しいかなーとかも思う。色々酷い)…………雪合戦…?でも、お相手さんは?(一人プレイですかー?などとまた首傾げた) [Wed 30 Dec 2009 01:23:21]
ブルーボックス > …っ!(びくくっ)(何か滲み出るものに格の差のようなものを感じて竦んだ)(フールの片鱗が此処に)(一寸ばかり箱半分だけ後退った痕跡を見咎めるも見逃すも気付かないも自由)………(ふにゅふにゅきゅー)(弾力と柔軟性だけなら胸元にでかでかと盛り上がっている小山と比較しても負けないぜ!)(指先の窪む反動の弾性で肉質てんこもりに押し返す端から擽ったそうにうねうねと踊る触手触手)(にゅるる)(何だろうこの神様の箱庭で禁断の果実を齧った誰かさん達のようなこの気持ち)(心持に気恥ずかしそうに捩る肉蔦はその掌の上から引っ込もうとする其の合間に)……(疑問)(応答)(がしゃ)(跳ねる体が振り向いた行方には)(まだ片付け終わっていない三角錐に積まれた雪玉タワー)(ビンッ)(と)(突っ張った肉蔦の切っ先で備えられた弾薬の限りを指差して示さん)(言葉で語れぬもどかしさも一寸ばかり) [Wed 30 Dec 2009 01:17:00]
アルマ > (こちらはものっそカオスのダークあるいはエビルである。なさけむようなのである。色々と。)………手触りはなかなかのもので………(きゅー、ふにふに。時折マッサージするみたいにかるくもーみもみしてみる。特に意味は無い。時折先っぽを眺めたりゆらゆら揺らしてみたり。微妙に玩具扱いなきがするのはきっと気のせい。気のせい(大事なので以下略)……なるほど。しゃべる事はできないんですねー。で、何してたんですかー?箱さんは(お仲間さんでも探してました?なんて首かしげながら問いかけるのでした) [Wed 30 Dec 2009 01:09:59]
ブルーボックス > ………(基本的に当方はニュートラル属性である)(悪にも善にも染まります)(貴方の色に)(異文化というレベルではない遣り取りの過程においてなんだこのひとなんだこのひとみたいな空気を目一杯に醸し出しつつ、宝石のような青石から注ぎ込む眼差しは最早釘付けられて離れない)(目には見えない御互いの感情表現)(びくっ)(掌握する握力に聊かばかりに冷えた粘膜が跳ねるものの逃げない逃げない)(にゅるきゅー)(やわっこく手指の形に窪んだ蔦は手指に極浅く絡み直し)(パッと解く握手の模倣)……(意思疎通の頼りはボディランゲージのみ)(目の前に翳した左手の触手をぶんぶん横に軽く振った)(無理無理)(でもヒアリングはイけるの意) [Wed 30 Dec 2009 00:59:02]
アルマ > …………(冷静に考えて見ると未知との遭遇に近い。生き物の形をしてない生き物、というものを見たことが無いわけではないが、しかし箱は初めてだ。それになんか愛想が良いというか友好的なブルーボックス(戦うと性格が悪になる可能性がある)というまた珍しいもの。そしてぺた、と右手に触れた触手を眼にすると)…言葉通じましたわー(今更驚く。驚いた様子皆無だが驚いてる。多少。そして逃げられなければきゅー、と両手でその触手と握手するでしょう。きゅー)えーと、箱さんは喋れますかー?(多分無理っぽいけどとりあえず聞くだけは聞く、の構え) [Wed 30 Dec 2009 00:53:18]
ブルーボックス > (ぶるーぼっくす は ようすをみている!)(あるま は お手を要求して来た!)(ぶるーぼっくす は まごまごしている!)(←箱視点的思考の羅列)(思い切り見下されている感も日頃からの住民との遣り取りに馴染み切ったものだが突然の言葉に多少戸惑っている感も否めなかった)(混乱を示すようにうねうねと空気を読もうとしていた触手が一瞬石のように硬直し)…(ぺた)(間も無くして右の肉蔦をそっと差し出してその掌の上に乗せる)(コミュニケーション成功だ!)(コマンド?)(仲魔になれ)(魔貨をくれ)(アイテムよこせ)(その他) [Wed 30 Dec 2009 00:49:39]
アルマ > …………んぅ?(うごくはこがあらわれた!コマンド?状態だ。今まで色々な人とかものとか見てきたけど、ちょっとばかり珍しい。がこがこと動く箱を眼にすると足を止め、じ――――と見下ろすのであった。上から目線で(角度上仕方ない)………(そして油断せず身を屈め…)…………(静かに右手をすっ、と構え…)…………お手!(注:犬に見えているわけではありません。ちゃんと箱に見えてます。色々と残念なのは仕様です。ご了承ください) [Wed 30 Dec 2009 00:45:15]
ブルーボックス > (滅茶苦茶に踏み荒らされている雪原は一人乱戦の傷痕を色濃く残していた)(其処に新たに踏み込んで来るソルジャーもとい通行人の気配に合わせて)…(一呼吸ついた作業に一旦休憩)(箱蓋を持ち上げている触手を木箱に押し付けている状態から)(じろー)(はめ込まれている石から放たれる視線が振り仰いだ)(角い頭)(靴の爪先)(もう一度顔)(だあれ?)(がしゃ)(若干跳ねて跳ねて振り向き直りつつ)(言葉はなくとも態度で物を語りたいつもりの希望的観測)(自律稼動している箱への反応はさてやいかに) [Wed 30 Dec 2009 00:40:16]
アルマ > ……なんだか、こっちのほうから肩車して遊んでいたゴブリンが倒れるような音が聞こえたような気がしますわ…(実に訳の解らないたとえをかましつつ、ざっくざっくと雪を踏んでブルーボックスの方へと足音が近づいてゆく。程なくしてコートとブーツに身を包んだ、背の高い女の姿がブルーボックスの居る直ぐ近くまで足を進めるでしょう。さて箱さんの行動はいかに) [Wed 30 Dec 2009 00:35:45]
ブルーボックス > (ピラミッド建築の奴隷の如くに木箱を道端に除ける労働に従事中)(びしぃっ!ばしぃっ!)(脳裏で乗馬用鞭の音が爆ぜる)(体全体を押し付けるようにしてずりずりざらざら移動させる過程が作成中よりも深まった雪の深さが相俟って多少艱難辛苦) [Wed 30 Dec 2009 00:32:28]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『んぅー?』 [Wed 30 Dec 2009 00:32:11]
ブルーボックス > ……(仮想敵を相手取る遊びが冷めた時の虚しさは割と筆舌に尽くし難い)(例えるならばヴェイトス大学などで授業中にテロリストや悪魔どもが攻め込んで来るのを華麗に撃退する学生がそんなこと起こる訳ないよねと我に返ってしまった瞬間に相似している)(詰りはそんな雰囲気が漂っていた)(箱の中で高まった温度によって融解しかけている雪の玉をぽいぽい外に吐き出す)(無茶苦茶に通行の邪魔になっている木箱を天辺に近い部分から昇る触手を押し付けて)(後は少し力を込めるだけで良い)(ドサアアアッ)(白い巨壁を倒壊させるには)(遊びには)(後片付けがつきものだ) [Wed 30 Dec 2009 00:24:46]
ブルーボックス > (こんな糞寒い時に好き好んで外に遊びに出て来る人はそうそう居ないのが現実だった)(チームも何も無い一人切りの空間にナイフのように鋭い風雪が斬り付けて来る)(ひゅごおっ)…(寒っ) [Wed 30 Dec 2009 00:19:55]
ブルーボックス > (ぱすっ) (誰も居ない場所に着弾した雪玉が)(白い大地に飲み込まれた) [Wed 30 Dec 2009 00:18:48]
ブルーボックス > ……!(きらり!)(輝く埋め込まれた青い石!)(其処だ!)  (ざざざざざざざ!) (一層に動きを激しくサイドムーブ) (物陰から飛び出した瞬間に頭上高々に掲げた肉の蔦に握る己自身の得物を構え!) [Wed 30 Dec 2009 00:18:10]
ブルーボックス > (さあ。後は出陣するだけだ!)(しこたま箱の空洞内に弾を詰め込んだその後に)(がしゃっ)(堆積した白く塗り固められた地面を蹴り上げて其の場より走り出す!)(ムーブ!ムーブ!)(移動は迅速且警戒を怠らず進めるべし)(夜の暗闇に覆い尽くされた空間に敵の気配を探りながら)(跳ねる端々に砕けた雪の欠片を盛大に撒き散らし)(右折)(左折)(壁を迂回した向こうで鉢合わせても良いように引き金には既に指が掛っていた)(抜かりなし)(馬手にも弓手にも大振りの雪玉) [Wed 30 Dec 2009 00:16:56]
ブルーボックス > (止まぬ降雪の端から往来のど真ん中で一心不乱に捏ね上げる雪球)(柔らかな粉雪に手際良く絡める触手で圧力をかけてぎゅうぎゅうに凝縮して一つの塊に仕立て上げ)(此処はスラム街?)(否)(此処は猛者どもの集うバトルフィールド)(行く手に積み上げた木箱が真っ白にスノーデコレーションを施され)(背の高い防壁を幾つも其処に形作っている)(弾薬の備蓄は十二分)(吐き出す気息が真っ白に凍り付く程の低温世界を背景にしてピラミッド状に真後ろで積み上げられている手製のスノーボール) [Wed 30 Dec 2009 00:13:26]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『うおおおお』 [Wed 30 Dec 2009 00:09:18]
お知らせ > ドライツェ@サンタさんが退室されました。 [Sun 27 Dec 2009 00:49:49]
ドライツェ@サンタ >  …………。 ( ぽかんとして口を開ける。 頬にも口の中にも冷たい雪が当たるけれど、それにも暫く気づけなかった )    ( ――ちょいと指をお空に向けて"ho!ho!ho!"と笑ってやる。 ニコ氏の言う『クリスマスの魔法』は実践できなかったけど、ひょっとしたら流れ星を望んだ少女よりも自分の方に。 クリスマスの奇跡は起きた。 ) [Sun 27 Dec 2009 00:49:42]
ドライツェ@サンタ > ( 視界の端を物凄い速さで流れていった、 )   …  星 、 ………  ( トナカイとソリは虚空に光を曳いて賭ける。 トナカイの足元に生まれ零れた光の粒から拳ほどの大きさのそれがまろび出て、ターンの勢いに乗って斜めに窓の前を横切っていく。 名前を呼んだトナカイの分だけ、約束した星の数だけ――三つ、夜空を滑り落ちる ) [Sun 27 Dec 2009 00:45:28]
ドライツェ@サンタ > ( 真正面からの風圧に雪が眼鏡に張り付いてきて視界が利かないったらない。 根性なしが変に気を張ったせいか殆ど空の暴走族状態になった。 一人暴走族が降下時のGを頼りに片手を手綱から離し、衣装のポケットへと突っ込んで、中のものを探り当てる。 すっかりかじかんだ指先が外気よりは温かい布地に包まれてちりちりと痺れを訴え始めるのを何とか堪えた。 取り落としてしまわないよう苦労して引き出したのは、本来であればツリーのてっぺんに飾られるべき星飾り――それが、三つ ) …。 ( 溶けた雪による水滴と呼気で曇った眼鏡越しに星飾りを見る ) ――…やっぱり嘘になっちゃうんでしょうかね。 ( 倉庫の中からニコ氏が探し出してくれたその星飾りはとても立派なものだったけれど、 ) 来年の今頃にはただのつくりものと気づいてしまいそう。 ( 頭の回転の早い子だ。 ――けれど、嘘とばれるのが怖いというよりは後悔の方がずっと強い。 子供に夢は必要だけれど、すぐに破れる夢ならば見せない方がよかったんじゃないか―― )( と、 ) と、とと、  わ、  ( 降下の勢いを失念していた。 気がつけば目的の窓はすぐ目の前にまで迫っていて ) 待った、トナカイ、…じゃなくてええと、ゴールドとシェスタとラムダと、( 後一頭の名前が思い出せなかった )  兎に角戻って下さい――――ッ ( 殆ど手綱にしがみつく。 しがみついた上で、全力で引き絞る。 ――殆どドリフトの要領でソリが180度ターンした ) [Sun 27 Dec 2009 00:41:17]
お知らせ > ドライツェ@サンタさんが入室されました。 『( 急降下で高度を落とす )』 [Sun 27 Dec 2009 00:22:17]
ドライツェ@サンタ > ( トナカイに着せた赤い衣装もいつしか雪に覆われている。 短い尻尾を震わせて何度か虚空で足踏みを始めたのに合わせて、手綱を一度強めに引いた。 ぐん、と手応えが伝わって、大きくカーブを描きながらトナカイとソリが空を駆ける。 トナカイが虚空を踏み締めるごとに、その足とソリの軌道にシュプールのように虚空に光の帯が曳いた ) ええと、あれです、あの家。 ( 目指す場所はまだだいぶ遠いけれど、 ) 確かあれが、私が約束した子の部屋だと思ったです、よ…! ( トナカイが徐々に速度を上げる。 目的の部屋の窓を見つけて、手綱を頼りに知らず立ち上がっていた。 身を乗り出す ) [Sun 27 Dec 2009 00:11:06]
ドライツェ@サンタ > ( 二軒めの家ではほんのつい先日から仔犬を飼い始めていたようで、玄関から上がり込んだらそこでご対面と相成った。 吠えられそうな気がしてポケットに忍ばせていたお菓子を与えて黙らせたが、 ) まるで空き巣ですよね、… ( へふー。 溜息 ) 実はライカニアの子でした、とかじゃなければいいんですが。 ( 付け髭もして行くべきだったろうかと一瞬考え、そんなことを考えた自分にどっしりもう一度溜息をつく。 ――事前に練習の機会を設けてもらえていても慣れない作業なんてこんなもの。 その後もこまごまとしたトラブルは後を絶たなかった。 家人に顔を見られずに済んだこと、最後の施錠を忘れなかったこと。 その二つの最低ラインだけは辛うじて遵守できたとは思うのだけれど。 しんなりしていると風が雪を飛ばしてきて、喝入れのように横面を引っぱたいてスラムの空を舞って行った ) ――…行きましょうか。 [Sun 27 Dec 2009 00:03:48]
ドライツェ@サンタ > ( ソリの荷台に積んだ袋はあらかた荷を届け終えて今はぺしゃんこになっている。 途中からトナカイの足取りがやけに軽くなったような気がしたのは、こちらの要領がよくなったのではなく荷が軽くなったせいだったんだろう。 どう考えても手際よくとはいかなかった ) ……××地区のお宅には悪い事をしました。 あの床、へたするといつか腐りますよねー… ( それは一軒目に忍び込む、もといおじゃました時の話だ。 借り物のサンタの衣装は練習通り体を浮かせてはくれたが、屋根の上でうっかり足を滑らせかけて早々に雪まみれになった。 そのまま煙突から入り込んだものだから、子供部屋の床には濡れた足跡がべったり残った。 拭っていたら子供が目を覚ましかけて、届けるものは届けたものの慌てて逃げ出してきました――という。 玄関からではなく、煙突から出てきた自分をちょっとだけ褒めてやりたい気もする ) [Sat 26 Dec 2009 23:53:52]
ドライツェ@サンタ > ( 鈍色の雪雲が斑に空を覆い隠し、風に雪を散らせている。 けれど、雲は空の全てを覆い尽せはしていないから、上空で風が強く吹けば雪雲が押し流されてそれでいっとき止みもする。 そんな空模様に紛れて、天上には程遠い高さに雇われサンタとトナカイとソリ ) ……もう少し、もう少しなんです、 よ――… ね。 後はこの界隈でおしまいの、はず。 ( 高所恐怖症ではないのだけれど、決して届くはずのなかった高さに目を白黒させていて、トナカイの方がよほど落ち着いている始末。 四頭立ての半分が仕事を完遂すべく急かし、もう半分が拙い乗り手の合図を待っている ) [Sat 26 Dec 2009 23:46:14]
お知らせ > ドライツェ@サンタさんが入室されました。 『 聖夜と呼ばれる晩の出来事 』 [Sat 26 Dec 2009 23:34:35]
お知らせ > クレェイン@自室さんが帰りました。 『―――? おやすみぃー ( なんて、ちょっと少女の間に疑問を感じながら、少年は手をふった 』 [Sat 26 Dec 2009 03:46:55]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『しょれじゃ ぁ、 おやしゅみなしゃい なの よー 。( 眠そうに、 欠伸をひとつ。)』 [Sat 26 Dec 2009 03:44:47]
黒兎 > ( 冗談なんだか本気なんだか分からない少年の言葉。 本気でされたら、 困ってそのまま硬直してしまいそうな気もする が。 それか大笑い。 ) ――――― …… じゃ、 んーと。 冷えるから、 温かくしないとダメなの よー 。 ( いいお嫁さんになるよ には、 どう返せばいいか分からず、 困ったように苦笑するのみ で。 友人でもなければ恋人でもなく 。 本当、よく分からない関係だよなぁー なんて 思いつつ。 けれどまぁ、 ――― 一緒にいられるなら だ。 )( 椅子から立ち上がれば、 使ったお皿などを片付けて ) [Sat 26 Dec 2009 03:44:22]
クレェイン@自室 > さー? コクトに好きな人ができたら? ( なんて、少女の心少年知らず。そんな冗談交じりに笑って言う。 ) んー・・・そんな、いらないなんて! 欲深い子! じゃなかった欲の無い子! よしわかった。なら、僕をあげよう! 明日の朝一番にリボンを買ってきて裸の身体に巻きつけておくから! ( 意味がわかりません。しかし、実行する気満々なのは確かである。 ともあれ、ケーキにフォークをつきたてながら、 ) うん。 まだ納期に間に合うか目処すら立ってないから。 ( と、そう言ってから少年は顔をあげ、此方を心配そうに見つめる少女の顔を正面から見据え、にっこりと笑おうか。 ) ありがと。 もう、コクトはいいお嫁さんになるよ ( 些細な褒め言葉を返す。 ) [Sat 26 Dec 2009 03:38:41]
黒兎 > ……もうしゅこしって、 どのくらい よー ぅ? ( 自分では結構いっぱい大きいつもりなのにッ なんて、 頬を膨らませてみよう。 年の差あんまり無いはずなのになんだろうこの扱い! ――― 精神年齢? ) ( プレゼントの話題を出されれば、 キョトンとした様子 で、 ) いらないの よー。 うしゃぎも用意してない  しー 。 ( お肉がささやかにプレゼント代わりだったのはナイショのお話で ッ ) お金ない しー、 うしゃぎ、 もらいたいもの も、 無いも のー 。 ( プレゼント交換 なんて、お金がかかるだけじゃないかッ なんて思いながら 。) ( さて。 ケーキはまだ食べていないが、 明日食べることにしよう 。 ん〜〜 と、 身体を伸ばして から、) クレェイン は、 まだルーンの しゅる のー? うしゃぎ、 しょろしょろ寝るの よー。( あんまり無理はしちゃだめだよ? と、 心配そうな表情を浮かべて 言おう。) [Sat 26 Dec 2009 03:32:19]
クレェイン@自室 > クリスマスなぁ。 俺としてはあまりなじみが深いような、無いような・・・。 コクトももう少し大きくなったら、好きな人ができて、その人とクリスマスを過ごしたくなるのかなぁ ( なんて、まるで子を眺める父親のような目で少女を見る。年の差はそんなに無いんだけどね。 ) コクトには苦労かけっぱなしだ・・・プレゼントだって・・・はっ! ( と、ケーキを食べようとフォークを握ったところで気づく ) プレゼント! 買ってない! うわぁ、 どうしよ! コクト、何がほしい!? 明日朝一で買ってくるよ! [Sat 26 Dec 2009 03:23:53]
黒兎 > クリスマ  ス だから ねー。( お店の主人もはりきっていたが、売れ行きはライバル店などもあってイマイチだった様子。 給料があまり出ないので、その代わり ということで売れないようなものをもらえたのだった。 チャンチャン。) んーにゅー?? ( 恋の嵐?) うしゃぎー、 そういうのよくわからない も のー? クレェインと一緒にいられれ ば、 いい もーん 。( 撫で撫でされれば嬉しそうに笑ってから、 ハッ! と思い出す。 脂! 油が…!!  …まァいいか。 ) [Sat 26 Dec 2009 03:08:05]
クレェイン@自室 > クリスマスのお手伝い? ああ、売り子か! しかし、よく売ってたなぁ、こんな豪華なの ( ぺろぺろと指先についた油まで舐めとりながら、少年は軽く首を傾げる。わかった。それほどロリミニスカサンタに需要があったのだな ) でもさ。コクトだって俺みたいな騎士から転げ落ちたような奴よりも、もっとこう・・・ウハハハハ! ウキャキャキャキャ! ヒヤハハハアハ! みたいな、それこそ恋の嵐が吹き荒れそうなクリスマスを送りたかったんじゃない? ( と、笑いながら、鳥の骨をさらに戻す。ご馳走様でした。美味しかったです。 ) 正直な話、俺と一緒にいてもいい暮らしできるかどうかわかんないぜー? ( と、冗談めかして頭をなでなでしようとしようか。 油ついてるけどな! ) [Sat 26 Dec 2009 02:58:20]
黒兎 > ( ガスヨか…ッ! なんて、どっかの誰かが衝撃を受けていたり。) ( とてもいい食べっぷりに、兎はご満悦。 途中で食べたくなっちゃうのを堪えて持ってきた甲斐があるというもの。) ―――にゅー? くりしゅましゅ、 お手伝いしてきたの よー。 いろんな人いて、 とっても楽しかったの よー 。 ( 来る人の8割はとても楽しそうな、嬉しそうな表情をしていて、それが新鮮だったり。) ……… ? ( 鼻先に指をつきつけられれば、少しだけ首を傾げて ) うしゃぎ、 苦労につき合ってるつもり は、 無いの よー。( だって一緒にいたいからいるだけ 。 ……これで少年が完全ヒモ状態なら嫌になるかもしれないけれどッ! そうじゃないなら別に、 基本的には自分はどうすればいいか だけを、考えていればいい から。 ) [Sat 26 Dec 2009 02:48:18]
クレェイン@自室 > ガス代(よ)ね。ガスヨ。まあ、冗談はさておき、 ( と、肉を切り分けながら――食べていい、といわれた。きら! と目を光らせて丸齧りしちゃうもんね! ばくばく ) ふぉんで ( と、肉をもぐもぐ食べながら少年は軽く小首を傾げようか。 ) ふぉくとは何かあったの? くりふぃます ( コクトには何かあったの? クリスマス。 と問いかけたかったのだろう。ごくん、と飲み込んでから。 ) こんな俺の苦労につき合わせて・・・・豊かな青春を落としちゃいけないぜ!? ( と、鳥の油で汚れた指先を鼻先に突きつけようか ) [Sat 26 Dec 2009 02:41:56]
黒兎 > ………。( やっぱりと言うか、うん。 やはり忘れていたようだ。 一応、己が出て行く時に言ったような気はするが――― 聞こえなかったかもしれない。聞こえていなかったと思う。) …… がすだい? ( とりあえずデートと言うからには女の人なんだろうか? なんて、考えつつ。 よく分かっていない兎は首を傾げながら、 飲み物でも用意しよう。) ぁ、 うしゃぎは食べてきた からー、 お肉はクレェイン いいの よー。  で も、 ケーキは ひと つ、 ちょーだい ねー ?( 切り分けるのを横目に見ながら、コップを二つ用意しつつ そう告げて 。) [Sat 26 Dec 2009 02:38:03]
クレェイン@自室 > そお? って、え、あ、う? 12月の26日・・・・? ( と、おそるおそる問いかける。今この瞬間、少年の目には豪華なチキンもケーキも入ってない。純然たる、クリスマスイブとクリスマスを無為に過ごしてしまったという現実が・・・ ) うがあああああああ! ガス代(娼婦)をデートに誘うの忘れたぁあああああああああ! ( うわぁーん! と涙目になりつつ、手をひらひら。「いや、これだけで食べよう。足りる。足りるはずなんだ・・・」と、元気なさげ。 ) うう、今年のクリスマスも色恋恋愛熱愛発覚なにもなし・・・ちくしょう ( などと呟きながら、ナイフをとってきて鶏肉の切り分けに入ろうか ) [Sat 26 Dec 2009 02:31:47]
黒兎 > にゅ? イカガワシク ないの よー ( 冗談交じりの言葉に、 笑いながらそう返す。 少年が椅子に座るのを見れば、テーブルの上に袋の中身を出す。 中に入っていたのは、クリスマス料理の定番(?)。 小さめのチキン( けれど残り物と言うか焼くのに失敗したようで。少し焦げがある ) 3つと、崩れてしまったのだろう、クリームとイチゴの位置が歪になってしまったショートケーキ2個。 実はそんなに中身は入っていなかったり。 両手に持っていたのは、ケーキをこれ以上崩さない為だったらしい。) 足りないなら、何かだしゅー?( パンくらいならあったっけ? なんて、考えながら。) んーとね、 今日 は、26日になったの よー! ( と、少年の質問にはそう答え。) [Sat 26 Dec 2009 02:26:59]
クレェイン@自室 > ( ぼさぼさの髪はあまり気にしている様子は無い。騎士団寮を出て、未熟な腕をギルドから紹介される小さな仕事でほそぼそとやっているうちに、気にならなくなった。元々、そこまで気にする性格でもない ) お手伝い? ほぇー、 そのミニスカサンタ(ロリ萌え)の格好で? ・・・・まさか、如何わしい仕事じゃないだろうね? ( なんて、冗談交じりにそう言えば、椅子を引いて座る。 両手一杯に広げられた袋の中身を見やり・・・なにが入ってるのかな? ) そうだね。食べよう! うーっし、食べて次の仕事に集中するぞ! ( うっし、と腕まくり ) ―――あー、で、今何月何日? ( なんて、多くなった質問をする。勉強と研究に没頭しすぎて、日にちわからなくなっているのだ。ただでさえ、ルーンによる明かりの実験のために、部屋を暗くしているのも影響してるのかもしれない ) [Sat 26 Dec 2009 02:16:30]
黒兎 > ( おかえり 言われれば嬉しそうににぱっと笑って。 髪は―――気にしない。気にしない。 本人が気にしていないのならば…ッ ) そして、サンタ姿には驚く様子もなく、寧ろ苦笑いをされてしまって、少しだけ肩を落として から 、) ん とねーッ! うん! お手伝いだったの よー! しょれで ねッ、 あまったのちょっともらえたの よー! ( 両手を伸ばし、袋を見せつつ、  お腹空いてるなら食べない? と、首を傾げてみせて。) [Sat 26 Dec 2009 02:11:19]
クレェイン@自室 > ん? ああ、 おかえりー、 コクト ( ぼさぼさに乱れた髪。 騎士団で清潔に、かつ丁寧に梳かしていた髪はいまや、平民のそれだ。いや、むしろ今こそ、平民であるかもしれない。ちらりとテーブルの上の封が開けられた封筒を一瞥し、少年は部屋から出る。と、そこにミスカサンタがいた ) コクト・・・・コスプレ? ( と、苦笑いでそう少年は首を傾げる。それから、「おかえり」と小さく呟くように言って、 ) 寒くなかった? てか、なにその格好。 何かお祭りでもあったの? ( と、笑いながら店の入り口にほど近い、椅子に腰掛けて言おうか ) [Sat 26 Dec 2009 02:05:33]
黒兎 > ( ―――― 時間に合わない元気な声が響くだろう。 続いて、 ) ただーいまー なーのよーッ ( と、そんなセリフを言いつつ、帰ってきたばかりの少女は少年の部屋へと向かって歩いていくだろう。 声音は元気だが、歩き方は静かなのできっと少年の実験結果を台無しにするようなことはないだろう。 無いといいなッ。) ( 昨日今日と、少しだけ顔を知っている小さな飲食店で手伝いをしていた兎。 少しでも生活の足しになればいい と。 まぁ、 お金はあんまりよくは無いのだけれど。) うにゅー 。 くれぇいん、 いるー? ( と、 少年の部屋の扉の前に立てば、 聞いてみよう。 両手には袋があって塞がっているのでノックは省略。 あと、手伝いをしている時に来ていたミニスカートのサンタっぽい格好だ。 洗って返すようにといわれたので、せっかくだから少年を驚かせてみようか と !) [Sat 26 Dec 2009 01:57:33]
クレェイン@自室 > ( あらゆる試作品が部屋のいたるところに置いてある。ビーカーやコルクで栓をしたガラス管があるのはまだいいほうで、中には台所のほうからとってきたコップに直接いれてあったり、はてはインクには使えないだろう「飲み薬」的な試作品まである。はては身体に直接なぞるための液体などなど。 地震が起きてしまえばこれらの実験結果は全ておじゃんとなることだろうが。 ) ――― んし 。 水晶亀と火山灰をこの割合で・・・。 これにウンディーネの鱗を一枚粉末にしたのを加えれば――っと、こんな感じか。 後は―― ( きゅ、と蓋を閉める。一応の完成をみた試作品を棚に置き、大きく伸びをひとつした。 片腕が天井にむけてぐっとのびる。 ) こんなところかな、今日は ( はふ、とため息を落とした。 今が何月何日か、なんて少年はすっかり忘れている ) [Sat 26 Dec 2009 01:47:57]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『クレーェイーン!』 [Sat 26 Dec 2009 01:47:32]
クレェイン@自室 > ( それよりも今はルーンの腕前を磨くべく、ルーンの修行を行っている。ひたすらに、まずは初歩の「インク」作り。 水晶亀の甲羅をがりがりと臼にかけて粉末状にし、インクに流し込む。割合的に見て、少しだけ火山灰を追加。などという細かい作業が続く。 ) ――― ん けほ ( ごりごりと臼を回せば粉が飛んだ。気管に入って少し咳き込んだ ) [Sat 26 Dec 2009 01:40:48]
お知らせ > クレェイン@自室さんが入室されました。 『お店を開くにはまだ準備が必要で、』 [Sat 26 Dec 2009 01:39:02]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『哀しげ瞳に、空を見上げれば眩しい程の星々が映った』 [Sun 13 Dec 2009 19:18:58]
ルジェ > 「痛っ!」 (と、膝をついた途端に片方の膝の痛みにルジェは眉を寄せた。 先日立ち寄った鍛錬所で鍛錬を積んでいた際に、転んで擦りむいた傷がまだ完治していなかったらしく。 ルジェはぺたり、石畳に座り直しては壁に体を凭れさせて。 足を放り出した状態にて足を立てては膝をゆっくりと摩った) 「ルジェ足をひきづって走ってたから、お姉ちゃんに追いつかなかったのか、な」 (気づかぬ内に庇いながら走っていたことに今更ながら気づいたルジェ。 足を摩りながら視線は薄っすらと今は闇に溶けてしまった街路地を見つめて。 寂しげにぽつり、そう呟いた) 「あれくらいの、お姉ちゃんくらいの女の子とか、男の子とかもいたんだよ、ね。 生きるのに、皆一生懸命なんだよね。 …なのに、なんで、どう、して」 (決してこれが始めてではないけれど。 自身の身の振り方にも時折悩んでいた最中に耳にした出来事。 ルジェは脇に刺すショートソードの柄にそっと、触れた) 「傷つくだけじゃなくって。 …命のやりとりなんだって。 …だけど」 (弱い。 心の諸さに下唇を噛む力を強くした。 子供の魂は何処へ向かうのだろう? 自身の肉体を失いながら、向かう先に何があるのだろう。 ルジェは幼い、幼い命が儚くも散ったその現状に。 ずきずきと痛む膝の痛みに、唇を噛んだ時に咥内に広がる血の香りに。 己の力の無さに静かに肩を震わせた) [Sun 13 Dec 2009 18:47:16]
ルジェ > (年の頃10歳くらいに見えただろうか。 まだ、あの狂気を纏った頃の面影はなく。 冬の、真っ白な故郷で一緒に遊んだ無邪気な頃の姉の姿。 自身と同じ姿なれど、いつも得意げな表情をしては照れたようにはにかんだ笑顔を浮かべていた少女。 ルジェは寒さが強くなるにつれ、時折づきん、と強く脳裏が痛くなる事がある。 真っ白な雪が真っ赤に染まるような錯覚に襲われるときがある。 だから、冬がいつまでも苦手で、怖かった。 少女はルジェに一度、二度ほど振り返っただろうか。 しかし、ゆっくりと歩くその少女に結局は伸ばした手も届く事もなく。 ルジェは片手置いたその壁にずりずりと、体を預けた) 「大丈夫だよ、お姉ちゃん。 ルジェ、一杯怖いけど。 でも、ルジェに出来ること、一生懸命やるって決めたもの」 (だから、暗黒街に一度訪れてみようと、思った。 闘奴に僅かに聞いた教会の場所がヴェイトスでは有名なところであることを始めて知った。 其処へ足を向けるには大変な勇気が必要だったけれど。 一つ強くなろうと思ったのだ。 機械娘なりに。 …けれど) 「一杯、一杯ー…、どうして」 (子供達が折々に重なり亡くなる事件を耳にした。 間、ルジェは言葉を失った。 スラムで精一杯生きているであろう子供達に、一体何があったのか、ルジェには知る術も、なく。 ルジェはほろほろと涙を流した。 恐らくはその現状を、現場を見ていたならば、咥内からなにをも吐いたやもしれない。 膝がことり、と石畳に落ちる。 俯くルジェの外套をスラムの街を縫うように吹き抜ける風が靡かせた) [Sun 13 Dec 2009 18:12:32]
ルジェ > (冬の色が濃く滲むような空。 晴天とはいえ風の冷たさがルジェの外套を揺さぶり、ぎゅ、と飛ばされないようにフードを握る手を強くした。 目を薄く開き、眩い何かを目に映せば必死に、其れに近づくかのように走り、走り、そうして。 気づけばスラムの街角に着いていた) 「お姉ー、…ちゃん」 (ルジェのか細い声が強い風の音にかき消された。 夕暮れ時、幼い、自身の分身かのようなその長い髪を持った少女の姿に。 ルジェの鼓動がどくん、一つ大きく体を揺さぶった。 高鳴る鼓動の赴くままに、ゆっくりと霞のように消えては映るその少女の後ろ姿に。 どれ程走り続けても、距離が縮まらない事に歯がゆい気持ちを押えながらただ、ひたすら走り続けて。 やがては足がよろよろと止まり。 街角の壁に片手ついては俯き肩で呼吸を取り戻そうと、上下する姿が、そこにあった) 「はぁ、はぁ、…はぁー…」 (俯き、金色の髪が僅かにフードから現れる。 ルジェは目をごし、と擦ってはきゅ、と下唇を噛んだ) [Sun 13 Dec 2009 17:52:12]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『後を追えば、気づけば其処に辿りついた』 [Sun 13 Dec 2009 17:44:12]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『( 友だちなのに…。)』 [Mon 7 Dec 2009 23:27:28]
ルァ > でも、それじゃ駄目なんだよなぁ…。( いつ止むかも分からない雨だ。 ばしゃばしゃと、水を弾きながら走る人が目の前を通っていく。 家に帰るんだろう か。) ―――――― …。( 寒い。 辛い。 ――― サミシイ。 サミシイ。 ) ――― ど して… ( どうしてこんな気持ちになるんだろう? メアがズルイ。 家族を、大好きな人を殺して、 他の人もたくさん殺して、 それなのに、――― それなのに。) ――――― あはッ…私、最低だ…。 ( 倒れこんだまま、止まない雨に濡れる路地を見つめながら そう、 呟いて。) [Mon 7 Dec 2009 23:23:55]
ルァ > さむ……。 ( は と吐く息は白い。 ぺたりと地面にお尻を付けて座り込みながら、 雨空を見上げる。 まだ止む気配を見せない空。) ―――――…。 ( ぎゅぅ と身体を丸める。 風邪は酷くはなっていないが、治ってもいない。 雨に濡れたせいで酷くならなきゃいいと、思いつつ。 その為にはこんなところにいないで、ヴァリスさんのお家に行って温かくして寝るのがいいんだろうけれど。) ―――― 動きたくない なァ…。 ( なんだか疲れてしまった 上に、 右の目がおかしい。 見えづらいというか、何というか。 このまま見えなくなってしまうんじゃ という不安は日に日に増していく。)( 何度か咳き込んで、 ずるずると体勢を崩し、地面に倒れこむ。) ――― 雨が 上がるまで… ( 此処で待っていようか? なん て。) [Mon 7 Dec 2009 22:59:33]
ルァ > ―――― どーしよっかなぁ… ( 今日のお仕事はオワリ。 帰る前に、この間会った子どもに食べ物を渡しに行った。 母親を亡くし1人で生きていかなきゃいけない子ども。 どこか自分と重ねてしまっているんだと 思う。 つい何か、したくなってしまって。) …傘…… 買わなきゃかなぁ…。 ( 廃屋の入り口。 雨宿りをしながら呟いて、 ケホケホッ と何度か咳をする。 雨が降る度、買ったほうがいいんだろうと思うものの―――。 なかなか手が出せない。) [Mon 7 Dec 2009 22:53:20]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『( 水が跳ねる音 )』 [Mon 7 Dec 2009 22:46:29]
お知らせ > ドライツェさんが退室されました。 『( ――――経典が開かれる、ページが空気を孕む音 )』 [Sun 6 Dec 2009 03:59:58]
ドライツェ > ( 痩躯がこの時ばかりは背筋を伸ばした。 どこか血の臭いが残る気がする夜の空気を肺へ送り、小瓶を取り出しては中の水を辺りに撒く。 祈りを捧げ、清めた水は、壁にこびりつく錆色を流し落としはしないけれど。 残るモノの上書きをするように、――…壁の染みならぬそこに留まるモノをこそ流すように )( 冷たい空気を深く吸う。 ――静かに目を閉じ、開く。 未だ残る救われない魂を主の元へと送る為の、それはほんのささやかな ) [Sun 6 Dec 2009 03:59:13]
ドライツェ > ――――…  ( そこで起きた狂気がいずこより齎されたものかは分からない。 流行り病のようなそれに満たされ、傷つけあい、血を流しながら折り重なって死んでいった子供たちは与えられた喜悦の中で事切れていったのかもしれない、…けれど。 死んでから、痛みや苦しみや無念を思い出してしまった残滓が、ひとつ ふたつ――――… 視える ) [Sun 6 Dec 2009 03:53:59]
ドライツェ > ( 過去視などができないかわりに備わったもの。 かくあれかしと紡ぎ、紡いで、そうして備わったささやかで未熟な祈りのかたちは、 )   ( 眼鏡の奥で目を細める。 薄く靄じみた、けれどヒトのかたちを残した――――遺したヒトの残滓がそこに揺蕩う。 … ちり。 片側のこめかみに、焼いた針を刺した痛みに、細めた目が更に細く。 ) [Sun 6 Dec 2009 03:50:30]
ドライツェ > ( 壁をもうひと撫でして身を引く。 引いて、そこから目は離さず、体の向きを変えずにそのまま数歩後退る。 ここで起きたとされている惨劇の、その全景を幻視するように ) ……………。 ( 過去視などができる目ではないのだから、それで何かが見えるわけではないのだけれど。 マフラー代わりのストールを口元から引き下ろし、息を凝らせての溜息 ) [Sun 6 Dec 2009 03:40:10]
ドライツェ > ( ――…壁には。 数日前の激しい雨をもって尚、洗い流されずに残った鉄の錆びた色。 点々と血の飛沫く痕 ) [Sun 6 Dec 2009 03:35:33]
ドライツェ > ( 廃屋の壁にカンテラの乏しい光を掲げる。 近づき、経典は小脇に抱え、そうして空いた手を沿わせてみると、伝わるのは固く荒れた壁の冷たさ。 指先が壁を撫でていって、――…やがて止まる ) ――――…ああ。 やっぱりここ、なんです――…  ね。 ( 面は壁にごく近いところ。 ――そうしないと、スラムの闇はねとりと深く、この目では確認しようがないから ) [Sun 6 Dec 2009 03:34:05]
ドライツェ > ( 奇禍の痕、も。 今となっては豪雨に洗い流され、亡骸は既に片付けられてスラム特有の錆びて寂れた空気がそこに虚しくわだかまるのみ。 )( ――――…とは、 ) いかないのー… かな。 ( 最早マフラー代わりのストールの下から凝り出づる呼気が白い。 ――呼吸は努めて薄くしている。 そうしないと眼鏡が曇る ) [Sun 6 Dec 2009 03:29:44]
お知らせ > ドライツェさんが入室されました。 『( 数日前の―― )』 [Sun 6 Dec 2009 03:25:16]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『( 少ししてから立ち上がり、 ゆっくり歩きはじめる。)』 [Sat 5 Dec 2009 01:30:52]
ルァ > ――― ? ( こめかみ抑えて息吐く姿を見れば、 怒らせてしまっただろうか? なんて 思うけれど。 どうやらそうではない様子。) ( そして、 変な勘違いされているとは全く気付かない。 ――― 男でも、 女でも、彼が見てどう思うか で、 決めればいいと 思うから。 ――― そして、 そんな様子を見るのが少しだけ、 楽しかったり。 ) ―――― うん。 バイバイー。 ( ひらり ひらり、 手を振れば見送って から、  ) ―――― ぅーん… どうしよう……。 ( 立ったら こう、ふらふら〜としそうな。 でもこのままこの場所にいるわけにもいかないという罠。 ) [Sat 5 Dec 2009 01:30:39]
お知らせ > ライヴィスさんが帰りました。 『( 姿は、道の向こう側へ 消えた。 )』 [Sat 5 Dec 2009 01:22:43]
ライヴィス > ( そンな変な心配されない様に、少女の前では 素の自分でいる事にしよう。 )  ……、 ( 何の感情も見えない笑い声。 ぐり、と自分のこめかみ抑えて息を吐き、 )  …ティースの事だから、もう何も言わないけど。 ( 掛ける言葉は溜息交じり。 )     ( どッちでもいい、ッて言葉に瞬き一つ、 )  …、 ( あぁ、両方ッて事か。なンて変な勘違いをしつつ、 )  平気だよ。そンな軟じゃ無い し、 ティースも早く帰ンなよね。 ( 送ッていく、とは言わない。多分、断られる様な気がするし。 時間も時間だ。主人が起きてたらマズイ、し。 )  ( 浮かべられた笑みに、一度ひらりと 手を振ッて、 ) [Sat 5 Dec 2009 01:22:24]
ルァ > ( 礼儀正しくニコニコしてるところなんて、 見たこと無いと 思う。 ――― 多分。 今さらそんな風にされたらきっと、鳥肌立っちゃいそうな。 何か悪いものでも食べたんじゃないかって心配しちゃいそうな。 ) ………。 ( 気にし過ぎて具合悪くなったら更に迷惑 ――― うん。 きっと今がそんな状態。 ) あははははー ( なんて 乾いたような笑いだけ、返しといた。 ) ( オンナノコの部分、 否定することをすっかり忘れてしまっていた。 ) ―――― ま、 どっちでもいいじゃん。 ( 少年が見たいほうを見ればいい と思う。 女だとか男だとか、 関係ないと思う し。 ) ――――…。 ――― ソッチも、 夜道は危ないんだから 気をつけてねー ? ) と、 立ち上がるのを見れば 自分は座ったまま。 へにゃ と笑顔向けて言う。) [Sat 5 Dec 2009 01:16:28]
ライヴィス > ―――…そう?どーも。 ( 世渡り上手い訳じゃ無いけどね、なンて苦笑にも似た笑み。 ) ( 普段は 礼儀正しくニコニコとしているつもり なのだが。そう云えば最初ッから彼女にはこンな感じだッたか。 )  ―――…気にし過ぎてさ、具合でも悪くなッたら更に迷惑掛けンじゃないの。 ( 知らないけど、 なンて言いながら 階段から立ち上がる。 )  ――― 考えても如何にもならないッて。 僕の意見。 ( デコピン、決まれば 手を離し、楽しげに笑う。 )  ―― ッてか否定しろよ。 ( オンナノコ ッてとこ、なンて 付け足して。 )  [Sat 5 Dec 2009 01:11:11]
ルァ > ―――― へェ…。 あぁー、でもなんだか世渡り上手そう。( なんて、 使い分けてる にはそんな感想。 でも、 少年が丁寧な言葉でニコニコ笑っている姿はなんとなく想像できない。 ) ―――― そう かなぁー…。 ( 自分にとっては結構な悩み事なんだけれど、 さらっと流されてしまった。 いや、 これで重く受け止められてしまってもそれはそれで困るから、 いいのだが。 ) そうだね。 そうだといいなー。 ……… アリガト。 ( わざわざ探さなくてもいいってコトか。 なんて、解釈。 それでもやっぱり、 役に立てるなら、立ちたかったんだけれ ど。 ) ( 少年の伸ばした手、 思わず身を引いてしまって、 気まずい気分になった。 ) ぁ…んー…… そだね。 ―――― にァ? ( なんだか、やたらといい笑みをしてるモンだからすっかり気を抜いていた。 デコピンされて、 驚いたように目をパチパチ瞬きさせるだろう。) [Sat 5 Dec 2009 01:03:31]
ライヴィス > ――― … 、 ( 笑われた。ムッとした表情のまま、僅か少女から視線を外し。 )  …えー、  ( 不満げな声。 ) … あァ、でもティースの前だと良くないかもね、言葉遣い。 時と場合を使い分けてンだよ。 ( ずッと気ィ張ッたら疲れるし? なンて、拗ねた表情のまま。 )  … ふゥン。 別に相手が迷惑だッて言わなきゃ良いンじゃン?気にし過ぎだと思うけど、 ( 何も知らない吸血鬼は、さらッと流す様に。 )  迷惑掛けた分は迷惑掛けられる様な仕組みになッてンだよ。 お前が敢えて善意を売り付けなくてもさ。  ( 伸ばした手は、僅かの距離 少女には届かず、 )  ( 短く息を吐けば、 )  夜も遅いし、帰ッた方が良いよ。 今襲われても文句は言えないし? オンナノコなンだから気を付けなきゃー? ( にンまり、人懐こい作り笑顔。 のまま、伸ばしたままの 手で、届くならデコピンを。 ) [Sat 5 Dec 2009 00:51:42]
ルァ > ぁ〜〜〜………( いいことばじゃないと思う は、 ) なんとなく、予想ついたからいいや……。 ( 紳士だけど辛口少年 というやつだろうか。  ムっとした様子には、 少しだけ 笑った。 ) だって、 口はそんなに良くないじゃん。 ライヴィスって。 ( だから意外だったんだよ。 と、 やっぱり失礼な言葉を言ってから 、 ) うーん…吸われたかった と言うか…。 まぁ、 そうかも。 最近さ、 人に迷惑かけてばっかりだったから…。 ( だから、善意の押し売りです。 なんて言えば苦笑を向けて 、 少年の頬に当てていた手を離せば、 ヒラヒラと手を振って、 ごめんね と 、 謝るだろう。) ―――― … ずっと外にいたからね。 ( 冷たいな と言われれば、 苦笑した侭そう答え。 手を伸ばされれば、 驚いたように僅かに身を引き。) [Sat 5 Dec 2009 00:42:59]
ライヴィス > 言ッて欲しいッつ―なら遠慮無く言うけど。ティースにとッては良い言葉じゃァ無いと思うよ? ( ハ、と短く笑い交じりの息を吐き。 )    …、 ( 女ッぽいッて言ッたら普通 悲しい様な、 の方だろう。 と、思うのは心の内で。 )   ――― ハ?何その意外とッて。 ( 明らかに ムッとした表情。拗ねた子供の様な其れ。 )  ――…… 、 ( 少女の様子に、僅か眉を顰め、 ) ……吸われたかッた? ティースッてドМ? ( さらりと呟く様に。 普通吸われたいッて思う人間は居ないだろう。多分。恐らく。 )   ( 頬に触れる手に抵抗する事は 無いが、 )  ティースも手も冷たいな。 ( 今は、 とそンな感想。 じ ッと左右違う少女の瞳を見遣り、 )   ( 其の額に触れようと 手を伸ばす。 ) [Sat 5 Dec 2009 00:33:58]
ルァ > ―――― 言いかけて止めるのは失礼なんだぞー? ( と、 おどけた調子で言ってみよう。 何を言おうとしたのかは、 ――― まぁ。 頭悪いんじゃないかと言われても、 そうだねとしか言えない。 実際、 こんなところで ぼんやり座っているのは馬鹿だと 思うし。) ――――――…… あはは。 なんか、嬉しいような悲しいような。( 女っぽいし と言われて。 とりあえず女には見れるんだ と。) …んんー? ライヴィスって意外と紳士?( 意外と と言うのは失礼だとは思うけれど。 ) ―――――そう。 ( と、 なんだか、血を座れなかったのが残念そうな様子で 答えて。 ) ……… 。 ( それから、 じぃ と少年の顔を見れば、 ほっぺたに手をつけてみようと。 ぺた と。 拒否されたら手は下ろす。 されなかったら、 やっぱ冷たいねー なんて感想言うかもしれない。) [Sat 5 Dec 2009 00:27:15]
ライヴィス > ――― …、 ( 咳込む様子に、一度視線を遣り、 ) ……良いと思うけど。風邪引いてる時にこンな場所に居るのは、 ( 頭悪いンじゃない、ッて言い掛けて止めた。流石に失礼か。 )  あァ―…うン、分かる。動きたく無くなるンだよねー、こンまま寝たくなる。 ( くぁ、と欠伸を一つ。吸血鬼が皆夜お盛ンかッつッたらそうでも無い、――筈。 )    …春を売る仕事? ( 首傾げ、 ) ティースは女ッぽいし違和感無いし、通用しそうだな。 ( 稼げるかどうかは、己には解らないが。 微妙に逸らされた話題、 ) …… 具合悪い奴からは吸わない事にしてる。 ( 以前具合悪い時に吸ッた様な気もしなくもないが。これはこれ、其れは其れ。 )  ――さッき吸ッてきたし、多分平気。 駄目になッたら、宜しく? ( 感謝してるー、とかどこか軽口で。 ) [Sat 5 Dec 2009 00:14:29]
ルァ > んー? ( 少年が隣に座るのを見ながら、 質問には のんびりとした調子で 、)好きなんだよねぇ こ ―― ( 此処 。 と言おうとして、 少し咳き込んで 。 ) ――― 此処。 ( 言い直した。) それに、 なんか動くのも嫌でね。 ( 一回座ると、 なんか根っこが生えたみたいになるよね と、 少しだけ笑ってから、  仕事だったの? には、 その意味を理解するまで数秒ほどかかった。) ―――――― いや。 ど ん な 仕 事 だ よ そ れ 。 ( とりあえずツッコミ入れとこう と。) ―――― ぁー。 血、飲む? 風邪気味だから移しちゃうかもしれないけど。 ( それでもいいなら と。 微妙に話題を逸らし 逸らし。 いや別に女ってバレてもいいんだけど ね。) [Sat 5 Dec 2009 00:06:19]
ライヴィス > ――…ティースも生きてるようで何より。 ( くすッと小さく笑い声零せば、少し悩ンだ後に、 ) ―― じゃあ、御言葉に甘えて。 ( 一番上がり、少女の隣へ腰を下ろそうか。 )  ……立ッてるよりはあッたかいとは思うけど。――俺が云いたいのはそこじゃ無くッてさ。 何で屋根ある場所に行かないンだよ? ( 廃墟は定員オーバー? なンて、悪戯こい笑み浮かべ 小首を傾げた。 )  ( 視線やッた相手の服装は、 )  ……、………。 ( 無言 の後、 ) 今日は 仕事だッたの? ( ソッチ系の、 と視線を僅か逸らしながら。 ) [Fri 4 Dec 2009 23:55:31]
ルァ > ――― そう、 それはナニヨリ。 ( 生きてるのが一番大事。 なんて、 ちょっと笑って。 吸血鬼って既に死んでるんじゃ なんてツッコミはいれず。) …座らない? ( と、 一段下がった場所に立っている少年を見上げて聞いてみよう。 見下ろされてるのはちょっぴりコワイ。) ―――― や。 ほら。 とりあえず丸まってると少しはあったかいかなーと。( この時間から運動してあったまろうって気にもならないし と。) ( 服装は、 ―――― ぁ。 スカートだ。) [Fri 4 Dec 2009 23:49:36]
ライヴィス > ――…うン、まァ生きてるよ。 ( 元気かどうかは自分でもよく解らないが。隣に、座る事はせず一段下がッた場所で 少女を見遣る。 )  …、 ( 違和感は感じるが、決定的に違う事も無い様な気が し。取り敢えず 服装は、少年の時と違うのか、 一瞥くれようか。 )  ……… ハ? ( 寒いからッて何、 と怪訝そうな顔隠す事もせず。 ) …… 階段に座るとあッたまンの? ( 僅か、眉顰めたまま ) [Fri 4 Dec 2009 23:41:51]
ルァ > ゃー。 元気だったー? ( と、 立ち上がりもせずに階段の上に座ったまま、そんな質問。 隣に座るかな? と、 身体を少し移動させる程度だろう。) ( 前あった時は男の子の姿。 特に自分から言わないでおこう と、思ったのはちょっとした悪戯心が70%と、なんか言うのも妙に照れるからが25%。5%は説明が面倒だから。 ) ―――― んー…。 ( 何してンの? 聞かれれば、 困ったように首をかしげ 傾げ ) ――― 寒いから。 ( 答えになってるんだかなってないんだか。) [Fri 4 Dec 2009 23:37:07]
ライヴィス > ( 少女が辺りを見回している間も、のンびりと近寄る足は止めずに、 )  ――― あァ、やッぱティースだ。 ( なンか女ッぽくなッた、様な気もするが。気の所為か、気の所為だろう。 ) ―― 久し振り。何してンの? ( こンな寒空に、階段になンて座り込ンで。 ゆるり、少女と同じ様に、小さく首を傾げようか。 ) [Fri 4 Dec 2009 23:33:33]
ルァ > ( 寒いから、 背をくるっと丸めていて 。 ふと、 声がして 顔を上げて 。 キョロキョロ右 左 とみて、 最後に階段の下へと視線を 。) ――――― あ ぁー…。 ( 自分を、 "ティース"と呼ぶのは一人しかいないか と。 魔女からもらった薬で男の子になってる時に会った、 吸血鬼の少年。) ―――― ライヴィス ? ( …… 久しぶり。 と、 小さく首を傾げて。) [Fri 4 Dec 2009 23:29:58]
ライヴィス > ( 声は、少女が座る階段の下から。 )  ―――……ティース?  ( 声は、僅か疑問が残る様な 音。 ) ( 以前逢ッた少年によく似ているけれど、何処か違う様な 雰囲気 から。彼女があの少年だと 確信を持てずに。 )  ( こつン、と靴音させながら、 少女に近寄ろうか。 ) [Fri 4 Dec 2009 23:25:28]
お知らせ > ライヴィスさんが来ました。 『  あれ?  』 [Fri 4 Dec 2009 23:23:07]
ルァ > ヤダ なぁ…。 ( むぅ と、 立てた膝に顎を乗せて唸る。 奇病の次は風邪? また迷惑かけてしまう。) ―――― うん。 治ればいいんだよねッ 治れば! ( これは名案!! とばかりに左右異なる色の瞳を 輝かせた。) ―――― って、 それは当然か。 当然だよね。( 治らなかったらそれこそ問題。 ) …。……。………ケホッ …。 [Fri 4 Dec 2009 23:17:20]
ルァ > ( 静かな夜。 くしゃみは、 スラムがよく見える 階段の上に座っている、黒髪の子どもから。) ぅーぁー…さっむい…ッ! ( チラホラと、 【 クリスマス 】 という言葉が聞こえ始める時期に入った。 元はパプテス教の何かだったんだっけか。 でも、宗教的な行事と言うよりも、既にある種のイベントと化しているようだ。) ―――― 関係ないケド。 ( 呟いてから、ケホケホッ と、 何度か咳をしてから、 苦しそうに顔を歪めて。) …風邪かなぁ…。 ( やだなぁ。 と。 カリンさんに移したら大変だし。 ――― 吸血鬼って風邪引くのかどうか分からないけど。) [Fri 4 Dec 2009 23:04:42]
お知らせ > ルァさんが来ました。 『――ふぇっ…くしゅっ』 [Fri 4 Dec 2009 22:56:09]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 [Thu 3 Dec 2009 01:12:56]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 [Thu 3 Dec 2009 01:10:47]
ミーシャ > はーい。それじゃあアイゼンリッターさん、おやすみなさーい。 (和やかな別れの挨拶。母は礼儀を知っている人物だ。最愛の娘を二度も救ってくれた恩人を歓迎こそすれ心配する事はなかったろう。割とおおらかな人柄だし。)(家に帰って彼と出会った事を母に話し二人で飴を食べる。ついでにおまけのカードがなんだったか一応【判定】。) [Thu 3 Dec 2009 01:10:28]
アイゼンリッター > 一応言っておかないとね。 あとで虫歯になったりしたら困るだろう?(飴を彼女の掌に乗せ、その後、彼女の頭を軽く撫でてから立ち上がり――差し出された籠。 少し悩んでから、一本だけ花を摘んで取った)……ありがとう。 それじゃあ、もう家は目の前だけど――気をつけて。(そう言って、再び夜闇の中へと歩き出そうとする。 親御さんが自分のような人間を見たら、きっと心配するだろうし) [Thu 3 Dec 2009 00:58:49]
ミーシャ > (差し出された雨にうわあと喜んで。) ありがとうございます。――――――もう。それくらいちゃんとしていますよ。 (喜んだけれど子供扱いに少し複雑。いや子供だけど。正義の味方としてそれはやっぱり当然の注意だけど。) ―――そうだ。お返しにお花…いりますか?売れ残っちゃったものですし、良かったらですけどお一つどうぞ。 (腕に提げた籠差し出して。その中には色とりどりの花たちがある。) [Thu 3 Dec 2009 00:54:58]
アイゼンリッター > ……そう言ってくれると、本当に励みになるよ。(そして食い詰め者の犯行だからこそ、自分の行動は対処療法にしかならない。 貧民達を助けなければ、抜本的な解決にはならない。 ……今はただ、自分に出来ることをするだけだ)……忘れておくよ、うん。  ふむ……面白いって言われたのも初めてだなぁ。 まあ、こんな格好をしているから仕方ないだろうが。(と言いつつ、ポーチから取り出すのは二つの紙包み。 どちらも彼女の掌の上に乗っかる程度のサイズで、実際にそうやって渡そうとするのだが)夜遅いから、食べるなら歯を磨くべきだけど――飴だよ。 親御さんとわけて食べると良い。(『アイゼンリッターキャンディ』という奴だ。カード付の。 子供を宥めるのが苦手だからこそ、持ち歩いておくようにしているのだが、役に立ちそうで良かった) [Thu 3 Dec 2009 00:39:19]
ミーシャ > 凄く大変そう……いつも感謝しています。 (この区画には食いつめ者が犯罪を犯すのが多い。だから先日のような強盗にぶち当たるのは運が悪かったとしか言えないのだが、彼らが駆けつけてくれた事を考えればやっぱり運は良かったんだろう。) ――――――きか…聞かなかった事にして下さい………… (―――自分の発言の恥ずかしさを冷静に振り返ってみたら穴があったら入りたくなるぐらいだった。)(それを仕方ないで済ませてるのが私達。引ったくりや誘拐犯、強姦魔に襲われる可能性は付き物だ。まあ私みたいな貧乏そうな子供はそういう対象には――――……いやなるなあ、と最近の事を振り返ってふと思う。) はい。ちょっと。――――ええ、甘いのは好きですよ。 [Thu 3 Dec 2009 00:33:16]
アイゼンリッター > ああ。どうにも、中々ね。 正義の味方っていうのも楽じゃないんだ。 でも、君みたいにありがとうって言ってくれる人がいるから、頑張れる。(彼女にとってのアイゼンリッターという存在。それをあえて壊すような馬鹿はいない。 だから笑って、そう応じる。 服装を糺し、らしく振舞え、だ)あとまぁ、女の子がそういう事を大声でいうのは控えた方が良いかなぁ、と思うよ、私は。(そして今度はたしなめるように、だ。 あの少年に関しては言い訳の余地なく鉄拳制裁すべきだったと思ってはいるものの、彼女の心に傷が残っていないようで何よりだ)まあ、仕方ないで済ませるわけにもいかないんだがね。 ……面白い? 私が?(不思議そうに鉄仮面の青年は首を傾げて――ああ、と思い出したようにポーチを探る)……君、甘いものは嫌いじゃないよね? [Thu 3 Dec 2009 00:18:30]
ミーシャ > …………そうだったんですか? (きょとんと目を瞬かせる。私みたいに色々助けられてる人もいたと思っていたから少女にとっては少し以外。) まったく…嫌がる私にそういうプレイかと勘違いしたって……そんなわけないじゃないですか!ねえ! (子供がプレイとか言うな。すっかり耳年増になった昨今。……いや耳だけじゃないか。) ―――それは難しいですよ。元々表通りだって放置してちゃいけないものですし、この辺りが危ないのは仕方のないことだから……… (食うに困った人達や居住区に住めない人達が集まる場所。人が増えれば犯罪も増える。そうして自然とこうした場所も生まれてしまうものだ。) (少女は鉄仮面の言葉にクスッと笑った。) アイゼンリッターさんって面白い人なんですね。 (彼の方がありがとうと言いたいだなんて。ちょっと可笑しい。) [Thu 3 Dec 2009 00:11:14]
アイゼンリッター > うーん……すまない。どうにも、お礼を言われるというのに慣れてなくて。(と苦笑い。 助けた際に「ありがとう」なら稀にあるけれど、改まって面と向かって、となると……途端にガクッと回数が減る。 覚えている限り、そんな事は無かった筈だ。 鉄仮面の上から思わず頭を掻いてしまう程度には気恥ずかしい)いや、非があるのは相手の方だから、それこそ君が気にする必要はない。……この辺りにまで自警団が来てくれれば、それが一番なんだが――(どうにも難しいのが現状だ。スラムの住民の多くも、我関せずを貫くだろうし。 とはいえ、嬉しい事があったのも事実だ。 あの時、この場に駆けつけたのは自分だけではなかった、という事。 励みになる)……逆に、こっちが「ありがとう」と言いたくなるね。 本当は「どういたしまして」と言うべきなんだろうけれど。 [Wed 2 Dec 2009 23:56:49]
ミーシャ > (彼の評価は色々だ。曰く変人。曰くヒーロー。曰く本物etcetc………行為も格好も目につく目の前の鉄仮面は話題になりやすい。)(まあけれど私にとっては助けてくれた恩人。) お礼ぐらい言わせて下さい。あの時割と本気でダメかと思ってたんですから……… (あそこまで堂々とした強盗に襲われたらこっちはどうしようもない。彼らが来てくれなかったら今頃どうなっていたことか。) ――――そんな。謝る所じゃありません。今思うと以前のあれは私にもほんの少し非がありましたから……… (花を売る=売春=娼婦だと勘違いされたというお話。それでも20エンとかいう値段設定とか明らかにおかしいって気付いてよ!だったけど。) どちらも貴方がいてくれたからこうして元気なんです。私は凄く感謝しています。 (視線合わせてくれる彼に笑顔向けて。) [Wed 2 Dec 2009 23:51:13]
アイゼンリッター > いや、私は好きでやっている事だから、君が気にする必要は……って、その前? ――――………。(言われて腕を組み、記憶を手繰り寄せる。 そういえば、あの晩はバタバタしていてろくに顔も見れなかったけれど、こうして改めて見ると、随分と前にあっているような記憶がある。 あれは……そうか。 まだ自分がデビュー仕立ての頃だ。 貴族の少年に襲われていた女の子)………そうか、君だったのか。 ――すまないね、何度も怖い思いをさせて。(結局、彼女は二回も犯罪の被害にあったわけだ。 ……内心、自分の力不足に唇を噛み締める。 こういう時、鉄仮面は便利だ。 そして、屈みこんで彼女と視線をあわせよう)  [Wed 2 Dec 2009 23:36:27]
ミーシャ > ――――― (ちょっと面食らってポカーンとしてたけどこんばんはと言われればハッとして) こ、こんばんはアイゼンリッターさん。先日と、それからその前も危ない所を助けて頂き本当にありがとうございました。 (小さな女の子はぺこりと丁寧にお辞儀してお礼を口にする。色々とバタバタしてたからまだまともなお礼の言葉も言えてなかった。) [Wed 2 Dec 2009 23:29:15]
アイゼンリッター > (全身を防御し、動きやすく、目立ち、相手を威圧できる。この装束も単に伊達で着ているわけじゃあないのだ。 変人扱いされることは多いが)――――おや。(ふと目に留まったのは、誰であろう、この前の事件で遭遇した女の子だった。 あんな事が起きた後に、この鉄仮面だ。 怖がらせちゃいけないと、軽く咳払いをして)……こんばんは、お嬢さん。 この間はどうも、お騒がせしてすまなかったね。 怪我は無かったかい?(できるだけ優しく声をかける。 ――相手を怯えさせる声は簡単なんだけど、どうにも、こういうのは苦手だ。 何度か握手会をやってなかったら、どうして良いかわからなかっただろう) [Wed 2 Dec 2009 22:59:45]
ミーシャ > ―――― (けどその帰り道に鉄仮面さんがいたから私はちょっとびっくり。今更だけどすっごい格好だ。) [Wed 2 Dec 2009 22:56:13]
ミーシャ > (遅いっ!!そんなえいゆうさんの叫び声が頭の中で響くある冬の一日。) (随分久しぶりだった気もするけど相変わらず売れなかったなーと。腕から下げた籠の中のお花たちはちっとも減っていない。) (暖かそうなショールを巻いた桃色の髪の少女がスラムの路地をとことこ。路上で花売りをした帰り道。) [Wed 2 Dec 2009 22:54:38]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『(終わった。うん、警邏は)』 [Wed 2 Dec 2009 22:53:52]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『パチクリ』 [Wed 2 Dec 2009 22:48:16]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『何事も無く、スラムの警邏を終えた。』 [Wed 2 Dec 2009 22:47:59]
アイゼンリッター > (――少なくとも、今夜に限っていえば、だが……) [Wed 2 Dec 2009 22:47:49]
アイゼンリッター > (先達て、鉄仮面を被った強盗団が暴れていた区画にも立ち寄る。 さすがにわざわざ家を一軒一軒訪ねて回ったりはしないが、あの家の娘さんがまた怯えるといけないし、連中の報復という可能性も考えて、ちゃんと見て回るよう心がけている。 もっとも、一人で暗黒街やスラムの全域をカバーできるわけではないから、何処まで意味があるかもわからないのだが)……まあ、今夜は大丈夫――そうだな。 [Wed 2 Dec 2009 22:30:17]
アイゼンリッター > (この街で平穏無事に、幸せな生活を送っている人はとても多い。 にも関わらず、犯罪や怪物といった外的要因は、その人生をあっさりと打ち砕き、踏み躙る。 対処療法であっても、やめるわけにはいかない)――となると、弱音を吐いている暇は無い、か。(普段は屋根上を走っているのだが、この辺りの区画になると、踏み抜いてしまいそうな薄い屋根の建物も多い。 自然、地に足をつけて周囲に警戒を配りながらの自警活動、巡回になるわけだが。 目立つこの装束と、赤いマフラーが、犯罪を思いとどまらせる一因になってくれればいう事は無い) [Wed 2 Dec 2009 22:16:00]
アイゼンリッター > …………とはいえ。(ふと道の真ん中で立ち止まり、溜息を吐いてしまう。 ――死霊術師を逮捕し、これで一段落と思っていたというのは、決して否定できない。 けれど事件は次々に起こる。 自分の活動が、本当に対処療法でしかないのだという事を実感させられる現実だ)……せめてクリスマスぐらいは、何事も無く終わって欲しいもんだが。(もう今年も一ヶ月を切った。 せめてその間くらいは、これ以上の惨事が起きない事を願いたい) [Wed 2 Dec 2009 21:42:47]
アイゼンリッター > (頻発する災厄によって発生した孤児たちがスラムや暗黒街に流れ込み、互いに生き残る為に争っている。 ――異常なほどに残忍な、殺し合い。 ……左腕がまともに動かないような状況では、多勢の中に乗り込んで戦う事は困難であるし、止めたところで根本的な解決にはならないが、放置してはおけない。 今夜もこうして、パトロールをしている次第である) [Wed 2 Dec 2009 21:33:54]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――少年達の抗争』 [Wed 2 Dec 2009 21:26:02]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 マガツヒはじわじわと溶け込んでゆく』 [Wed 2 Dec 2009 00:30:11]
マガツヒ > ( 然しこのシステムはそう長く維持できないだろう。 所詮このニンゲンの子供達はこの街で最も貧弱な存在であり、自ら生産する知恵が備わっていない。 その癖野生生物のようにただ捕食していれば維持できるわけでもない。 どこかから、誰かから常に糧を略奪し続けなければ成り立たないのだ。 無理だろう。 遠からず皆、死ぬ。 禍津卑と共にあるという選択肢が既に誤りであるという事にも気付かず、何かを理解する前に死ぬだろう。 一人残らず。 ) [Wed 2 Dec 2009 00:24:24]
マガツヒ > ( こうしてマガツヒは依り代の肉体の安全と維持をする為の最低限のシステムを構築した。 粗末で出来の悪い組織だが、依り代の外見や年齢や素性や現状を見るに、これ以上を即座に望む事は不可能であると判断する。 恐らくもっと維持に適した環境を望むと、今度は移動や行動の自由を損なうことになり、特定のニンゲンからの干渉が強くなるだろう。 それはマガツヒの望む所ではない。 依り代を得た意味が無い。 ) [Wed 2 Dec 2009 00:13:42]
マガツヒ > ( 子供達は娘を「姫」と呼んだ。 子供達は手に手にきれいな服を持ってきて、出鱈目に姫を着飾らせた。 子供達は歪に笑い、媚び諂ってみせた。 子供達はそれでも、惨めさから解放されて自分達を勝ち組と思って、毎日楽しく遊んで、食って、殺して、犯した。 危ない連中が居ると知れ渡って人が来なくなり、この辺りはちょっとした子供達の王国だった。 普段は黙っている姫が口を開くと、大抵子供達に利益を、それ以外には死や敗北や屈辱を与えた。 ) [Wed 2 Dec 2009 00:02:37]
マガツヒ > ( まだ11、2歳くらいの少女だ。 視点は定まらず、歩む先は知れず、まともな意思疎通も怪しい。 時折身の毛もよだつような奇声を上げたかと思えば、予言めいた言葉を発して知性らしきものを見せる事もある。 そんなわけのわからない娘に従うように子供達はついていく。 何故か? 一緒に居る限り常に生き残れるからだ。 負けるのは娘に敵対した奴ら。 死ぬのは娘の邪魔をした奴。 余計な事を言って邪魔をした大人だってただじゃ済まない。 皆目玉を抉られて、負け犬みたいに惨めに転がるのだ。 ) [Tue 1 Dec 2009 23:57:16]
マガツヒ > ( 裸体に羽織る真っ白いローブ。 ちりばめられた金の装飾。 デニムのハンチング。 ブリキの缶バッヂ。 薄汚れた裸足。 地肌に出鱈目に描かれた魔方陣みたいな意味の無い模様。 ちぐはぐな格好をした黒い髪の少女がゆらゆらと虚ろに先頭を歩き、その後ろに子供達の群れが連なっている。 元々スラムに住んでいた子供も居れば、最近流れ着いてきた子供も居る。 数は20人弱。 皆、孤児だ。 昨今の陰惨な事件の連続で溢れだした親無しの家なしが固まって集まって、そんな集団が幾つも出来ていた。 誰かがどうにかしてやれれば良かったのだろうが、この数では半端な善意で助けられるものではない。 一人二人、養ってやるくらいなら兎も角。 だから子供達は自分達だけでどうにか生きていた。 数はだいぶ減った。 沢山病気や餓えで死んだ。 それでもまあ、たまにはいい事があったり、楽しい事もあった。 ) [Tue 1 Dec 2009 23:43:25]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 凶躯の姫と猖狂の子供達(まがつみのひめとくるぐるのこどもたち) 』 [Tue 1 Dec 2009 23:33:06]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『(step5)(そしてあすもおなじことをくりかえす)(青箱の死霊術は趣味級である)』 [Tue 1 Dec 2009 23:17:30]
ブルーボックス > (step4)(しかたないのでたちさる…)(きっとあすがあるさとわるかったことをわすれる) [Tue 1 Dec 2009 23:16:32]
ブルーボックス > (step3)(おろおろする)(ひたすらにおろおろする) [Tue 1 Dec 2009 23:15:00]
ブルーボックス > (step2)(あまりにもふひょうでほうぼうにきえてゆくしりょうたち!) [Tue 1 Dec 2009 23:14:23]
ブルーボックス > 壁】笑ってる顔ー>【(:【壁 [Tue 1 Dec 2009 23:13:27]
ブルーボックス > 壁】((((((【(:(】【壁 [Tue 1 Dec 2009 23:12:47]
ブルーボックス > 壁】:(】<怒ってる顔ー【壁 [Tue 1 Dec 2009 23:12:02]
ブルーボックス > 壁】【(:(】))))) 【壁 [Tue 1 Dec 2009 23:11:34]
ブルーボックス > スラムの建物の壁】  【(:(】  【スラムの建物の壁(本体に描かれた模様の画材は黒い炭) [Tue 1 Dec 2009 23:10:21]
ブルーボックス > (step1)(しりょうたちのごきげんをとっていうことをきいてもらおう!) [Tue 1 Dec 2009 23:09:08]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『青箱流ネクロマンシー』 [Tue 1 Dec 2009 23:08:27]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 そして私は歩き出し、広場から出た。 』 [Mon 30 Nov 2009 23:23:53]
艶子 > ( ここには居たくない。もっと調べるべきことがあるのだろうが、一刻も早くここから立ち去りたかった。 ) ( 私は踵を返すと、その場を後にする。彼らの死体はそのままになってしまうが、見かねた誰かがきっと片付けてくれるだろう。私は―― 私はいやだ、触るのも嫌だ。 ) [Mon 30 Nov 2009 23:22:37]
艶子 > ( 私は薄ら寒さを感じていた。狂った何かがここで起きたのだ。それは到底理解しがたい何かで、迂闊に触れてしまえば私まで狂っていってしまうような。まるで、そう。子供達だけで乱闘して、その結果として死体が幾つも転がっているような。 ) ( 私は目を瞑り、幼い頃に旅の途中で出会ったガキ大将との決闘を思い出していた。自分より図体のでかいガキ大将を負かす為に尻に噛み付くぐらいのことはしてやったが、流石に目玉を穿り返すなんてことはしなかったし、してやろうだなんて考えた事も無かった。この少年の目玉を抉った奴は、何を考えて抉ったというのか。 ) ……怖い。 ( ぽつんと私は呟く。 ) [Mon 30 Nov 2009 23:18:44]
艶子 > ( 一体何があったのか、重要なのはそこだ。何がどうしたら、いくつもの子供の死体が地面に転がるのだろう。 強盗の仕業でないことはわかる。殺して金を奪うにしたって、一度にこんなに殺すことは考えにくい。では、狂気染みた変質者か化け物が彼らをこんな風にしていったのか?そういう可能性もあるだろうが、私はもっと別の何かを感じ取っていた。 ) ………。 ( 足元に横たわる少年の眼球は、両方とも潰されており、執拗に殴られたような痕がある。もはや元の顔がどんなだったかわからないぐらいに歪んでしまっており、ぽっかりと空いた黒い眼の穴だけがうつろに私を見つめ返している。――最近流行った、目玉泥棒とかいう奴の仕業だろうか?だが、それにしては――。 ) [Mon 30 Nov 2009 23:12:12]
艶子 > ( その正体を確かめる為に一歩足を踏み出した時、私は思わずその足を止めてそのまま引っ込めた。片手に持った灯りの頼りない光が、床に飛び散った血飛沫を浮かび上がらせたからだ。一歩踏み出した足で、その痕を踏んづけてしまっていたというわけだ。私はきゅ、と胃が縮むのを感じながら刀に手を伸ばす。――だが、その血飛沫は既に乾いており、新しいものでないことはわかる。更に辺りを照らせるように灯りを高く掲げると、その光景に私は思わず息を飲んだ。 ) なんじゃ、こりゃ…。 ( 転がっているのは子供達の死体であった。 ) [Mon 30 Nov 2009 23:02:10]
艶子 > ( 本来ならば、それはスラムの人たちの手で行われるべきことなのだと思う。昔はどうして自分達でやらないのだと思っていたが、まあ仕方がない。彼らには争いごとをする力が無いのだから。その代わり、もっとすごい力を他に持っている。それならば、争いごとをできる力を持つ私がその部分を補ってやればいいとおもう。 ) ………ん。 ( ――と、その時だ。路地を一本折れてそのまま前に進むと、目の前に広がるちょっとした広場に何かが転がっている。暗くて良くわからないが、何か―― 沢山転がっているのだ。 ) [Mon 30 Nov 2009 22:55:51]
艶子 > ( だからきっと今日も何事も無く過ぎるだろう。そもそも、私の敵は犯罪とかそういうものではないのだ。ここは人間の街だから、人間が犯罪を起こすのは別に良いと思う。それを解決するのも人間なのだろうから。流石に目の前で何か起きれば対処するだろうが――だが、そこに化け物が関わってくることは許されない。化け物が起こす事件は犯罪ですらない。犯罪という言葉は、人間に対してのみ使って良い。私は人の街に巣食う化け物を駆除したいのだ。 ) 臭いものには蓋を、というわけではないが。最悪でも、暗黒街やスラムの外に漏れ出さないようにしないといけないんだ。 [Mon 30 Nov 2009 22:47:14]
艶子 > ( 暫くこの辺りから離れていたせいで、どんな事件が起きているのかとか今一把握できていないが、まあ問題はないだろう。そんなもの、暫く歩き回れば自然と情報は拾えるし、第一情報を集めたからといって何になるというのだ。私に出来ることは目の前に現れた敵をただ倒すだけだ。 ) ( 時折立ち止まっては辺りを見渡し、暗闇の中に何かが潜んでいないか片方だけ残った目を凝らす。そうそう居るわけがない。そうそう何かに出くわすわけでもない。こうして警邏して歩き回る日々を10としたら、ハプニングに出くわすのは精々1か、2だ。治安が悪い場所ではあるが、都合よく目の前で起きる犯罪に出くわすものでもない。目の前で起きていないというだけで、目の届かないどこかでは事件が起きているのだろうけれど。 ) [Mon 30 Nov 2009 22:36:32]
艶子 > ( 今年も残すところあと一月で、この街に移り住んでから何度目かの年の終わりを迎えようとしていた。季節の変わり目には季節感の無いような―― 秋の寒空だというのに半袖で外を出歩いてしまうような私でも、この冬の寒さにはちゃんと防寒対策をしている。幾らなんでも寒すぎれば私だって辛いから。 ) ( …折れた腕の調子も戻ってきて、もう傭兵の仕事には復帰している。今日は久しぶりの警邏活動、というわけだ。 ) [Mon 30 Nov 2009 22:28:59]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 夜の貧民街を行く。 』 [Mon 30 Nov 2009 22:23:13]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『―――― 寒い なァ…。』 [Sun 29 Nov 2009 06:23:43]
ルァ > ―――― 声を、出して泣かなきゃ、 誰も気付いてくれないよ。 助けてって、 言わないと、 誰も助けてくれない よ 。 ( 歩きながら、 呟くように少女へと言う。 ――― 少女へと言っているのか、自分へと言っているの か。 「 助けて 」 今でも、 あまり口に出せない言葉 。 言っても、助けてくれない人のほうが多いことくらい、この少女も知っているだろう。 けれ ど、 助けてくれる人も、きっと ―――。 ) ……… 大丈夫。 朝までは一緒にいるよ。 ( とは言え、薄く明るくなってきた空。 多分そろそろ朝だ が。 少女が寝て、 起きるまでくらいは一緒にいようかと思いながら。 ――― 郊外の家 に、一緒に…。 きっと駄目とは言われない と は、思うものの、それをしたらキリが無くなりそう。 自分の家でも無い し。 ) ( ひとまず、 廃屋で、毛布にくるまって一緒に寝よう。) [Sun 29 Nov 2009 06:22:37]
ルァ > ( 動いているのが不思議なくらいの、 細い少女の身体。 ―――― 少し前までの自分を、思い出す。 今は、ちゃんとご飯も食べているから大分肉付きはよくなったと思う 。 ) ――― … あれ、お母さん? ( 問いかけに、 少女は頷い て 。目が真っ赤だ。 多分ずっと泣いていたのだろう。 母親が死んで、 独りになって ―― どうすればいいか、分からなくて。 ) そう。…… どこか、屋根のあるところに行こう…? あんなトコロで寝てたら、 駄目。 ……… オカアサンはいなくても、生きなきゃ。( いつまで生きれるのか分からないし、 生きてていいことあるのかすら、分からないが。 少なくとも、 死んだらそこでオワリ だ。) ( 幼い少女が頷くのを見れば、 手を繋いで、 歩き出す。 行き先は、前、自分がよく塒にしていた廃屋。 …今もたまに使っている。 遠くないし、毛布も隠してあるし。)( くすん くすん。) ( 小さな、すすり泣く声が耳に届く。) [Sun 29 Nov 2009 05:54:16]
ルァ > ( 思わず、息を呑んだ。 細い路地の中。 まるで隠れるように、 其処に座り込んでいたのは、自分よりも幼い少女だった。 そしてその奥。 少女の傍で横たわっているのは、1人の女性。 女性も、少女も、服から伸びる手足はまるで枯れ木のように細く ―――。 ) ……… 死んでるの? ( 少女のほうは僅かに動いているから、少なくとも生きているのは分かる。 ―― 女性のほう は… ) ( 「 おかあさん、動かないの。 」) ( 暗い路地の中から、 小さくか細い、少女の声が返ってきた。) ――――… おいで。 …………………… おいで。 ( 1度目の言葉には少女は反応せず。 2度目の言葉に、やっと顔を上げて、 路地から出てくる。 ) [Sun 29 Nov 2009 05:47:14]
ルァ > ( 昨日は濡れたままヴァリスさんの家へと帰って、 着替えて、 そしてスラム。 取引の時間云々でお仕事が伸びて伸びて、こンな時間だ。) 服、欲しいなァ…。 上着……。 ( なけなしのお金で買ってしまおうか? なんて。 住む家が無かった頃には考えられなかったことを、 考える。 前は ――――、 ) …… 寝たら、 起きられるかっていう不安ばっかりだったのに なァ…。 ( は 、 と吐く息は白い。 寒さで、 飢えで、 病気で、 暴力で ――― 目を瞑ったら覚ませるかすら分からない、 不安定 な。 ) ―――― ……? ( 早足で歩いていた足を 、 止める。 異なる色の双眸が動き、 歩いていた道の、まるで穴のように分かれた 細い 細い路地の中へと視線が移った。 ) [Sun 29 Nov 2009 05:30:17]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『さっむ……!』 [Sun 29 Nov 2009 05:23:15]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 壁に映る影の群れの中にまた、ぶしゅうと飛沫が映った 』 [Sun 29 Nov 2009 02:24:57]
マガツヒ > ( ある日そこらを彷徨っていたぼさぼさの黒い髪の娘。 薄汚れた格好に裸足で、1yenも持ってなかった。 何を考えてるのかよく分からないけど、飯を食わせたら笑った。 冗談半分で脱がせて犯っちまっても別に嫌がらなかった。 汚ったねぇからお湯沸かして皆で洗ってみたら、結構可愛い顔をしていた。 だから仲間内に置いておいた。 それだけ。 名前もわからないし、頭もおかしいし、頭数にも入って無かった。 それだけ。 ) ( 誰ももうそんな事は覚えていない。 自分が何をしているのかもあんまり分かっていない。 ただ憎悪と誇示と欲求があって、それが満たされて、わああウレシイなタノシイな、っていう。 ) ( 死屍累々、男の子女の子、子供達の屍があちこちに転がり、片端から眼孔をほじくり返されて虚ろな穴を二つ作っている。 やり返されて少し顔を晴らし、指が折れて曲がった、赤黒いワンピースに黒いマフラーをした娘がその真ん中に立っている。 その周囲で歓喜の奇声を上げて踊り狂う少年少女達の影は、まるで悪魔崇拝者の群れのようだった。 ) [Sun 29 Nov 2009 02:00:39]
マガツヒ > ( そこで遭遇したのがこの幼体の群れだった。 依り代と同じ程度の成長過程にある幼生体達は二つの相反する性質を持つ群態を成し、双方が互いの排除を目的としていた。 観察過程でそれを理解した頃、本格的な殺し合いが始まった。 本来、死をもって決する程の争いではなかったのだろうが、なに、仕方の無いこと。 長くマガツヒが居憑いてしまってはもうこの場所はそうなってしまう。 誰もが気付かぬままじわりと狂気に犯され、憎しみを増し、歯止めを忘れ、判断を失い、そしてこうなった。 ) 怨敵は亡びるぞ!!!!! 願いは成就されるぞ!!!!!!! イ゛イイイイィィぎあァァアァァァァァァァァァアアアア゛ア゛ア゛アアアアアアア!!!!!!!!!!!! ( とっくに息絶えている少年の眼孔に指を突っ込みねじ込み執拗にほじくり返して眼球を抉りだす、明らかに異常なその娘の存在に誰も疑問を投げかけない。 あるのはわけのわからない心地好い放出感。 射精感にも似ているし、実際気付かず達してしまっている子供も居た。 殺してやった。 俺達の勝ちだ。 ザマーミロ屑野郎。 そんな。 悦び。 ) [Sun 29 Nov 2009 01:51:00]
マガツヒ > ( しばらく依り代が安定して静かにしていた。 依り代を上手く操る感覚を理解して、依り代を上手く維持する方法を覚え、そして元々依り代に入っていた人格がほぼ死滅して、この身体のまま学習を続けるだけの選択肢が出来て来た。 ただ只管観察と考察を繰り返し、ニンゲンの視点とニンゲンの世界の情報を得る。 同時にニンゲンが自分と遭遇した時の反応をつぶさに観察し、何をどうするべきかも取り込み続ける。 「ニンゲンらしさ」で外側を覆わなければ依り代の維持は難しいようだ。 だからどうにか「ニンゲンらしく」振舞うという実験観測をしてみる事にした。 ) [Sun 29 Nov 2009 01:37:55]
マガツヒ > ( 松明の炎が揺れている。 子供達の狂気を孕んだ歓声と怒声と悲鳴が入り混じり、松明に照らされた無数の影が狂ったように蠢いている。 ごっ、ごっ、ごっ、と立て続けに何度も何度も鈍い音が響いて、飛沫が散った。 皆が悦んでいる。 すこぶる心地好い。 狂気と欲望と性的興奮が入り混じった暗い悦びだ。 跨って頸を絞めて何発も何発も何発も殴りつけた少年の顔が赤黒い歪な球体になってもまだ、マガツヒは殴り続けた。 ) [Sun 29 Nov 2009 01:27:13]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが帰りました。 『(ブッキング…。 建て直しんぐ。)』 [Sun 29 Nov 2009 01:16:48]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが退室されました。 『(ブッキング…。 建て直しんぐ。)』 [Sun 29 Nov 2009 01:16:47]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが来ました。 『スラムの小さな診療所。』 [Sun 29 Nov 2009 01:10:38]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 宴 戦 贄 歓喜 』 [Sun 29 Nov 2009 01:10:16]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『小さな幸せを全力で噛み締める。そんな日が在っても良い』 [Thu 26 Nov 2009 20:29:48]
ブルーボックス > (子供達に囲まれて)(故郷の神様の御伽噺を語っている女性が居た)(あの時はもっと大変だったと)(咽喉元を過ぎた熱い湯の話を語り合っている、蝶の事件から生き残った住人達が居た)(死んだ誰かのことを思い出して泣き上戸になっている誰かが居た)(皆全てを暖かに広がる火の温もりは包み込む)(きょろきょろ)(施しの際などを除けば珍しいぐらい人の集いの観察に余念が無いながらも)(塩梅良く焼きあがった蟲焼きを箱の中に頬張り)……(あつあつ)(火傷しそうな粘膜に転がりながら)(立ち昇る白い湯気がその隙間から抜け出て夜に昇る)(滅茶苦茶に厳しい生活だけれども)(まるっきり不幸のどん底って訳でもないのだ) [Thu 26 Nov 2009 20:27:09]
ブルーボックス > (めらめらぱちぱち弾ける薪木)(夜風に煽られ散り舞う真っ赤な火の粉)(少しでも長く火を灯す為に拾って来た不必要なものをさあさあ火に焼べよう)(昼間の日向よりも熱い光が赤々と周囲を取り囲う襤褸家の風景を浮き立たせていた)(天をも舐めよとばかりに燃え上がる熱源に翳す、触手に巻きつけ握った木の棒)(樹皮の裏側で冬眠中の蟲の幼虫を穿り返してきた奴を熱で炙っている)(見た目は気持ち悪いけれども味はそこそこ)(ぷくぷくに膨れ上がった奴に塩を振れば立派な酒のツマミである)(一時に厳しい寒さを忘れた赤ら顔の中年たちも肩を寄せ合い酷く雑多な其々の肴を摘まんでいるところ)(話し合う言葉が聞こえる)(風の音が聞こえる)(其処に乗っかった曲が聞こえる)(遠い故郷で学んで来た歌が聞こえる)(市の外で命を賜り)(此処までやってきた種族達も少なくない) [Thu 26 Nov 2009 20:21:40]
ブルーボックス > (もう、大きな悪い事件は一寸暫く御腹一杯です)(襤褸布流木ガラクタ様々その他)(掻き集めた燃料を盛大に燃して作った焚き火を相手に拝んでいた所)(人が来る来る)(人が来る)(この寒い時期に暖かなことそれ一等の御馳走)(少しでも暖気を得る為に引き寄せられて来た貧民窟の住人が軽く周囲に集っている一風景)(皆其々に焚き火に当たるその代りに出しあった魚や干し肉木の実)(低品質ながらに酒まで振舞われ)(ちょっとした宴のような状態だ) [Thu 26 Nov 2009 20:14:29]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『神様仏様アフラ・マズダー様』 [Thu 26 Nov 2009 20:09:26]
お知らせ > ドライツェさんが退室されました。 『( 間の抜けた声が路地裏で上がる )』 [Wed 25 Nov 2009 03:04:14]
ドライツェ > ( 古く青い箱の中には夢と希望と、吃驚も詰まっているようだった ) [Wed 25 Nov 2009 03:03:54]
ドライツェ > ( 角を曲がった先には )    ( いわく、『棒人間よりちょっとマシ程度の二次元の存在が両手を上げて万歳したりウンコ座りしてたり一粒百メートルというフレーズで売っている何処かのキャラメル屋のマスコットのポーズを取っていたり』――――『暗がりで見たら多分吃驚するぞお』)      ( 吃驚したぞお! ) [Wed 25 Nov 2009 03:02:23]
ドライツェ > ( 祈って人が生き残れるならとっくにパプテスに改宗している。 そういう声は少なくない。 ――…ならば信仰とは何だろうと、考えてしまうのはこんな時。 未熟といえばそれまでで、けれど未熟という言葉で逃げられるものでは決してなく。 答えを常に探し続けるのが己のあるべき道だろうと―――― ) …と。 ( 中断される思考 ) 確かここを曲がると近道だったよう、 な……っ  [Wed 25 Nov 2009 03:00:50]
ドライツェ > ………。 ( 結局はそれすらも他力本願に過ぎないのだけれど ) 今年は、無理か――――なあ… ( 過去に何度かあったという毛布やらの支給品。 結局は他力本願に過ぎないのだけれど、時折そうして支給される品々がひとの命を救い得るには違いない。 けれど、今年はそれも望めない――か。 地方村の一件といい先日までの蝶といい、今年は人が死に過ぎた ) [Wed 25 Nov 2009 02:51:04]
ドライツェ > ( かつり。 瓦礫を蹴飛ばす。 ――…蹴飛ばされて転がる瓦礫が廃屋の壁に当たって止まる。 窓にぽつりと、小さく小さく蝋燭の炎と炎が生む影絵が映る。 背中を曲げた老人と、その傍らに控える子供、の。 ) ( 薄い壁を通して聞こえる苦しげな咳 ) …………。 ( 早足で抜ける。 聞かなかったふりをするしかない身を恥じる。 けれど、恥じようが何だろうが、何もできないには変わりない ) [Wed 25 Nov 2009 02:46:44]
ドライツェ > ( 両腕をそれぞれに抱え、肩を竦めての早足を導くものは月明かりと星明かり。 スラムには光量が足りない。 街灯があったとしても、明かりの灯らないものが多かった ) …………うう。 ( 鼻の奥がつんとする。 路地裏を吹き抜ける風をさながら殴打の如く、身を屈めては避けようとする一人芝居。 支給品のストールなんかもうマフラー扱いだ。 ) [Wed 25 Nov 2009 02:40:49]
ドライツェ > ( 石畳がところどころ捲れ上がり、瓦礫の散らばるスラムの路地裏を早足で歩く。 何かを恐れているというよりは純粋に、 ) 夜ともなると本格的に冬到来です ねっ…! ( 吐く息が白い。 支給品のカソックはそれでもこの界隈ではまともな服装ではあるのだけれど、それでも。 ) [Wed 25 Nov 2009 02:35:46]
お知らせ > ドライツェさんが入室されました。 『( 早足 )』 [Wed 25 Nov 2009 02:33:28]
お知らせ > キティさんが帰りました。 『 でも、お風呂 行きたいな ぁ …  ( なンて、 ポツリ。 ) 』 [Wed 25 Nov 2009 00:50:22]
キティ > ( 立ち上ッて、再び 歩き始める。 ) ( 速度は、今までとおンなじ位 のンびりとしたもの だけど、 )   … わたしに出来ること、 がンばらな きゃ、 ( きゅ、と拳を握ッて。 )  ( 音のする方へ、匂いのする方へ、 )   [Wed 25 Nov 2009 00:49:57]
キティ > (  其の為に、居るン だから。  ) [Wed 25 Nov 2009 00:47:57]
キティ > ( 随分と酷い仕打ち、 ) ……… お風呂、行きたい なあ。 ( 新しいコートも買わないと。いつだッて人間の様に振舞わないと。 )  …… 、 ( すン、鼻を啜る。 )  ( 蝶の事件、ウォッシュベア―の事件 の所為で、物価が高騰し始めている らしい。 ) ( まだ、多分人が死ぬンだろう、 )  ( そンな音が 匂いが、する。 )  …… いかな きゃ、 ( 次は失敗しない様に、 )( 一人で 死なせたりしない様に、 )  ( 誰かが泣けない代わりに 泣けるように、 ) [Wed 25 Nov 2009 00:47:40]
キティ > ( 折角のチャンス、なンて事は云わない。それは、消えた人に失礼だから。 )  …だけど、 だけ ど ―――… ッ、 ( 如何して、いつも失敗しちゃうンだろう。 ) ( ぐすッ、と啜り泣く様な声。音。 顔を隠す様に足を抱えて蹲ッていれば、 )   (  ぴちょ、  )  ( 頭に何か落ちてきた。 )  …… ふぇ ? ( 頭 触れてみれば、 ) ( 白ッぽい様な、緑ッぽ様な、 )  ( 鳥の糞。 )    [Wed 25 Nov 2009 00:43:00]
キティ > ―――― … ううう、…臭い、つかないと いい な…? ( すン、と鼻を啜り、 ) ( ゆるゆる立ち上ッて、 塵溜めから抜け出す。 )   ―――――――  、 ( 少しだけ、歩いて、 ) ( 息を吐いて 其の場に、しゃがみこンだ。 )   ( 最近はお仕事が多かッた。 黒い人達が居たからかも知れないし、偶然かも知れない けど、 )   … 、 ( なのに、 ) ( お仕事、成功したのはたッた数回。 )  は ぅ …、 ( やッぱり才能が無いのかな、なンて へッたり。背に影背負うかのように 項垂れて。 ) [Wed 25 Nov 2009 00:37:35]
キティ > ( そンな悲鳴が スラムの一角で、上がる。 )       …… ッッッ、  ( 暫くの後、 のそッとゴミ溜めから 起き上がッた白髪の少女は、 顔を上に向けて、 )  …… 窓、こわれてた ン だ ぁ ……、 ( 涙目で、そンな言葉。 ) ( 或る廃墟を今日は寝床にしようとして、 三階の窓から 何故か落ちて。 )   ――― 痛 ……、 ( へなり、眉が下がる。 ) ( 服も身体もボロボロ だ。 ) [Wed 25 Nov 2009 00:29:52]
お知らせ > キティさんが入室されました。 『 ―― きゃああぁあああ ッッ !! 』 [Wed 25 Nov 2009 00:26:23]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『ゆっくりと、眠らず移動する少年にはあまり元気は無かった』 [Tue 24 Nov 2009 22:45:02]
オウル > …… (何かに後ろから、視線は感じた気がする。) ほんとに物騒だ……昔より (少し走り始めた。 段々スピードを上げていくのだが、これは少しだけ楽しいのだが、それでも普通の人より少し早い程度だが、地理はそれなりにわかるので少しすればまくだろう。 そして少年は、色々な思い出を思い返して整理しながら歩く。) [Tue 24 Nov 2009 22:44:11]
オウル > ……寝起きよりましか (腕組んで、首をコキリと鳴らして、そのまま歩いた。) まぁ……今度言ってみれば良いし…… (居るかどうかわからないが、知人を訪ねるも良いかとそんなことを考える。) 自分はお金も持ってきてないから……何かあったら逃げなきゃだめかな…… (歩きながら、考えるのは、これから何をするかだった。) とりあえず、昔いった所を見物してみるかな……笛だけじゃ一人だし  (他の知人とかにも会いたい、そんなことを考えて、期待を少しだけ膨らませていた。) [Tue 24 Nov 2009 22:34:18]
オウル > 少し……体を動かして……だめか (ぶつぶつと珍しく思案しながら歩き始めた。) あ〜、うん (考えたくない事に蓋をして、勝手に一人納得して歩いていたのだが、気味の悪い音を聞いた気がして、立ち止まった。) ……? (良くないものを感じたが、周りを数回見ただけで、また歩くのを再開する。) [Tue 24 Nov 2009 22:20:39]
オウル > (此処もまた、騒がしい、喚く声とか泣く声とか、少し前とは違って周りが聞こえる気がする。) ……周りに気をつけると……良くないものも聞こえる… (食事の事だけ考えてたあの頃と少し違う意味で、少年は歩いている。 いろいろな意味で立ち止まって回り見てみれば、とか考えたからこうしている。) ヴァネッサさんの家はダメだし…… (これからどうするべきかとおもって立ち止まって、考え始めた。) [Tue 24 Nov 2009 22:11:38]
オウル > (銀髪に金目の少年がウロウロするのは久しぶりなその場所、何の他意も無く服装は綺麗な物ではなくラフなもの、動きやすい服装で来ている。) 騒がしい……前来た時より少し怖くなったかな…… (此処に来る時は、普通に歩いているつもりでも、常に視覚と聴覚は張り詰めている感じだ。) 物騒……絶対前より物騒…… (友人の家にいればよかったかもしれないが、油断もすきも無いので一度戻って着替えたのだが、街に出てふらりと昔通った場所、少し前にはよく空き家とかを使わせてもらった区画の近くにいる。) [Tue 24 Nov 2009 22:01:07]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 『久しぶりに着たその場所は、騒がしくて良くない感じがした』 [Tue 24 Nov 2009 21:52:20]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 [Tue 24 Nov 2009 04:07:31]
お知らせ > ラナウェさんが帰りました。 『そこでふと、思うのだ。 「サニシュ、ミーシャ、そしてアイゼンリッター…か。」と。』 [Tue 24 Nov 2009 04:07:14]
ラナウェ > お礼なんていいよ、困った時はお互い様だもの。 ( 笑顔を浮かべる事は出来ないけれど、そう呟くように答えるとタオルと洗面所を見つけ、濡らしたタオルを持ってくると少女の頭の上へと乗せた。 これで少しはよくなればいいけれど。 ) ( そんな所でふと、声が聞こえた。 少女の名を呼ぶ女性、恐らくは母親だろう。 頭を下げられても困ったような顔をするしかなかった、実質守ったのは私じゃないわけだし。 ――兎も角、無事に母親が戻ってきて、少女の事は後は任せて大丈夫だろう。 こうして何とか無事にこの事件は終わった…のだろうか。 ) ( そう願いたいな、なんて考えながら少女の家を背後に私も学生寮へと帰るとしようか。 ) [Tue 24 Nov 2009 04:05:30]
ミーシャ > あ、そんなっ、わざわざ………――――ありがとう…ございます。 (助けてもらった上にそこまでしてもらうなんて――――と考えたけれど、その好意を無下になど出来る筈がない。家は大分荒らされてしまったが、洗面所の傍に目的の物は見つかるだろう。) (やがて母が帰ってくる。壊れたドアにミーシャ!と娘の名前を呼び必死な様子で家の中に入ってくる。無事な娘に涙を流しながら抱くと、助けてくれた上に看病してくれた学生の彼女にありがとうと何度も深く頭を下げることだろう。) [Tue 24 Nov 2009 03:59:07]
ラナウェ > ( 抱きかかえた際に、大体状況を理解した。 ものすごい熱だ、恐らく病人で調度休んでいるところを襲われたんだろう。 そう推測しては少女をベットへと寝かせ布団を掛ける。 そこでふと気付いた。 指のあちこちに擦り傷があって、血が滲んでいる。 まぁ尤も、これくらいならいつもしてる怪我よりは軽いから平気だとは思うが。 ) ちょっと待ってて、タオル濡らしてくるから。 ( 勝手に行うべきではないのだろうが、直接高熱だと知ってしまってはやはり放置は出来ない。 慌てるように身を翻し洗面台か、台所を探そうとする。 見つけたなら何かタオル、代わりになる物を濡らして持ってこよう。 ) [Tue 24 Nov 2009 03:47:26]
ミーシャ > (私の傍に誰か新しい女の人が近付いてくる。その人のなすがままに私はベッドに乗せられるだろう。幸いにも家捜しの影響も受けてなくてベッドは無傷だ。) ………大丈夫…です。…………ありがとうございます。 (少女を抱き抱えればかなりの熱がある事がわかるだろう。けれどそれはきっと下がるし、掌の傷だって深くはない。だから大丈夫なんだ。きっと。) [Tue 24 Nov 2009 03:41:49]
ラナウェ > …。 ( なんだか、ややこしい事になってるんだなぁ。 闇へと消えた味方(?)の鉄仮面を見送ると、あ、と思い出したように建物の中へと走り込んだ。 どうやら『敵』はいなくなっているらしい。 ――酷い有様と言ってしまえばそれまでなのだが。 ) ( そこで鉄仮面の言っていた少女の姿を目視した。 そして、慌てた。 なぜってそりゃあ、倒れこんでるからに決まってるじゃないかッ。 ) ちょ…、大丈夫? ( 慌てて駆け寄りしゃがみこみ声を掛ける。 どちらにせよ床に寝かせておくわけにもいかないし、ベットか何かに乗せてあげるべきかと両手をそっと差し伸べた。 息が荒いし、あまりよくない状態にも思える、し。 ) [Tue 24 Nov 2009 03:35:06]
お知らせ > さんが退室されました。 『そして鉄仮面は誰もいなくなった』 [Tue 24 Nov 2009 03:29:32]
> クソ、憶えてろよッ! 次は絶対、絶対ぶっ殺してやるッ! ( 抱えあげられ、遠ざかっていく真・鉄仮面に呪詛の言葉を叫びながら――――このイベントに遅刻し、自分の名前を叫び、そして自分より早く逃げ出した取り巻き( 名前が入ってると認識されたし。 )のあだ名を『遅刻逃げ男』にしようと考えていた。 ) [Tue 24 Nov 2009 03:28:44]
ミーシャ > あ………… (握りしめた自分の掌から血が流れている。破片を強く握りしめてしまったのだ。当然の結果といえるだろう。)(これは、違う。) ()(赤い血を見て何かがそう囁いた。零れる命の滴。けれど私が求めるのは自らのではなく――――――) (少女はふらりと床に倒れる。ゼェハァと荒い息。そろそろ限界か。元々絶賛体調不良だ。そのうえにこの騒動に巻き込まれてしまったんだから当然といえば当然。) [Tue 24 Nov 2009 03:26:52]
ラナウェ > ( 直接的な力の差では勝ち目はない。 でも戦い方はある、ちょっと痺れたけどまだいける…! 反撃の糸口を探るべく姿勢を低くして再び身構えた。 だが男の行動は意外にも地面を蹴り上げ、砂埃を上げるという行為だった。 確かに視界潰しには有効であると言えるが――って、あれっ? ) …に、げた? ( 追いかける、なんて真似が出来る立場の人間じゃない。 というか、ただの学生が追いかけて倒すなんて真似できるはずもない。 ) ( 男が逃げた直後に聞こえてきたのは建物の中から、言葉が聞こえてくる。 恐らくもう一人駆けつけた人物なのだろう。 不気味な仮面男達とはまた違った仮面の男が出てくると、何やら頼まれる事になった。 断る理由こそまぁ、ないのだけれど。 ) [Tue 24 Nov 2009 03:21:29]
お知らせ > 取り巻きさんが帰りました。 『何れにおいても敗北は必定であった』 [Tue 24 Nov 2009 03:12:58]
お知らせ > アイゼンリッター@裏さんが帰りました。 『(――夜闇の中へと、再び駆けて行った)』 [Tue 24 Nov 2009 03:12:52]
取り巻き > (ジャリィィッ!耳障りな金属音と同時に周囲に飛び散る火花。一瞬において弾き合う硬質の感触に圧されるようにして、振り下ろし切らぬ強刃が、ぐん、と、得物を握り締める太い腕と一緒に軽く浮き上がった。朧気な視界の中でしなやかな軌跡を引いて距離を取る対峙者の姿を認めたが、追撃には出ぬ)ええい糞!約束が違うぜ!こんな奴等を相手にするなんて聞いてねえぞ!こんなことやってられっかっっ!(忠誠心の低さは折紙付き。楽しい楽しいサバトには喜んで付き合うが、こんな命の遣り取りに身を投げ打つには繋がりが薄過ぎる。ばさあっ!乱暴に蹴りつける右の爪先によって、足元に散らばったいる路上の砂土細かな瓦礫を巻き上げたっ!其処に居る相手にへと浴びせ掛ける煙幕代り、目隠し代り)後は手前で手前のケツを拭きな!サニシュよぉっ!(効果の程を確かめる間も置かない、後はもう必死の形相の這う這うの体で身を翻し其の場よりトンズラぶっこくだけである。追いかけてぶちのめすというのであれば其れも自由。放置するというならば其れも自由) [Tue 24 Nov 2009 03:12:22]
アイゼンリッター@裏 > (――ぶっ倒れたCを確認して、次はリーダーらしき男の方へと向き直る。 這い寄る仕草と、欠片を突きつけられて怯える様子に、我知らず鉄仮面の下で溜息を吐いた。 本来なら、ここで全員叩き潰すべきだ、が……自分の傍らには、女の子がいる。 優先すべきは、其方だ)――失せろ。 二度と、こんなマネをするな。 次にこの子に手出ししてみろ。 …………この程度で済むと思わない事だな……!(――逃げるならば、追わない。 そして、全てが終わったならば、外で戦っている娘に、母親が来るまで少女の傍についていてもらうように頼み……) [Tue 24 Nov 2009 03:12:07]
> 動かないんだよ、足がぁっ! どいつもこいつも馬鹿ばっかりかぁ! ( 鉄仮面リーダーは足が震えて立てない。 マグカップの欠片を突きつけられれば、ひぃっと叫んでその場で止まる。 Cは予定通り突っ込み、予定通りカウンターを貰い、予定通り倒れた。 立ち尽くしていたDは鉄仮面リーダーの元に駆け寄る。 抱き上げて回収するつもりだ、まぁ出来ればだが。 ) [Tue 24 Nov 2009 03:05:49]
ミーシャ > (ガキだあ!と叫ばれて私はビクリと体を竦める。) い…イヤっ………! (何か――――何かないか。視線を巡らした先、足元にマグカップの破片があった。大分大きな破片だ―――――) こないで………! お願いっ! (私はそれを震える両手で握りしめてはいよろうとする相手に突きつけようとするだろう。武器にもなるわけがないそれを。) [Tue 24 Nov 2009 02:59:06]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 [Tue 24 Nov 2009 02:52:21]
ラナウェ > ( サニシュ?名前…だよね。 聞こえてきた声ははっきりと認識する。 この距離だ、聞き逃しはしない。 それより問題は目の前の男だ、追撃を上手く避けてくる、さすがに不意打ちの時のようにはいかな――、 ) !! ( 一回転が終わった直後に頭上に影が降りる。 男の右腕だ、片手には武器があるし何より身長差、腕の長さの差、リーチが長い。 さらにその大きさをまともに受ければ私の身では耐え切れない。 だが体勢を崩した状態では防ぐ以外の方法はない。 まして武器も無しに止められる攻撃ではないのだ。 では、どうするべきか。 ) ( 身を屈みこませ咄嗟に右手を腰に充て、刃のない短剣、スティレットを引き抜き頭上へと掲げた。 攻撃の反対方向、斜めへと身を屈ませ、直撃を避けるようにスティレットの刃を頭上へと構え――受ける。 ) ッ゛ッ! ( 直撃でなくとも、その小さな体には大きな負担が掛かる。 右腕にしびれるような感触が走り、男のククリがスティレットに当たったと同時にその衝撃を利用して転がり、距離を離す。 ) …っ。 ( そのまま左手で地面を叩き、軽く飛び起き、身構えた。 普段の訓練ならこれ以上だ、まだ戦える。 ) [Tue 24 Nov 2009 02:48:47]
アイゼンリッター@裏 > (サニシュ、ね。……記憶に刻んでおこう)(外でもなにやら騒ぎが起こっているらしい。 ――ふむ、自警団か何か知らないが、応援が来てくれたのなら有難いところだ。 真正面の相手に集中できる) [Tue 24 Nov 2009 02:31:34]
取り巻き > いいからてめえも逃げろよサニシュ!E(名前が入っていると認識すべし)と一緒に誰かこいつらをぶっ殺せそうなヤツラを連れて来い!金で幾等でも釣れるだろうが!(血泡混ざりの叫び。素敵なチームワークをご披露悪党チーム。しかし知力は低いが、再び相手の間合いに立ち入るような馬鹿はしない。捕まえる為であればその蹴撃の範囲内に踊り込んだかも知れないが、今現在脳裏に過ぎっている意識は殺し一色だ、ククリの絶好の距離を計ることに気を傾けていたからこそ)……っ!(繰り出される連続のコンボには身を晒さない。跳ね上がる体に従い吹き付ける風切りの予感に応対して退く半歩の距離によって、剃刀のように斬り付けて来る弧月よりぎりぎりで身をかわし。鉄仮面の鼻先に空気の流動を感じ得たその直後に振り上げた右腕を)っっっらぁっ!(足の長さより勝る武器を足した分のリーチを用いて袈裟切りの要領で目の前の空間に目盲滅法に振り下ろした。前方への踏み込みが無い分だけ鋭さに欠き、威力の減退は確実にある。牽制としての意味もあるが、しかし手首の捻りを加えて木の棒でも扱うような無造作さで叩き込む膂力を込めた一発はまともに総身に食らえばただでは済むまい!) [Tue 24 Nov 2009 02:31:17]
アイゼンリッター@裏 > (真正面から突っ込んでくるのが変わらない以上、此方の行動はさして、というか……まるで変わらない。 放り投げられた鋸を払い、右の拳を相手の顎へと放つだけだ。 顔面は仮面で隠れているだろうが、顎に打ち込まれた衝撃までも防げるわけじゃないのは実体験済み。上手くすれば脳震盪が起こるだろう。 そして最初からカウンターを狙っていた分、鋸を投げるなどしているCよりは早い――筈だ)( [Tue 24 Nov 2009 02:30:45]
> ( 突っ込むC。 そして投げる鋸! 鉄仮面仲間といえど、戦闘経験は一律ではない。 こいつは他よりちょっとばかり喧嘩馴れしている。 ) 『 サニシュ、ガキだぁッ! 』 ( Cは鋸を投げた後、叫びながら走り出す。 組討狙い、相手の仮面を一寸ばかり横にずらす。 その後ボコる。 ) 貴様、何で名前を言うんだよッ! ( 鉄仮面リーダー、叫びつつも這い寄る。 這い寄る混沌鉄仮面リーダー! ) [Tue 24 Nov 2009 02:23:36]
ミーシャ > (私が今一番しちゃいけないことはこいつらの人質になる事だ。このアイゼンリッターの目的が私のような弱い人を守るという事が目的なら、ただそれだけでマズイ展開になる。)(かといって身を守る術なんて何一つない。だから私は体を震えさせながら彼の傍にへたりこんでいるだけだ。) [Tue 24 Nov 2009 02:11:49]
ラナウェ > ( 回転蹴りは命中、自分の体重の軽さから威力には自信がなかったのだが、注意を向けられれば良いというだけのこと。 しかし思いの外綺麗に入ったのか、男を見上げると仮面の奥で呻く声が聞こえた気がする。 足を引き戻し、地面へと着地。 相手は武器を持っている、まだ相手は立っている、攻撃の手を緩めてはいけない、これは戦闘科でも散々教わった事だ。 だから。 ) ( 大きく身を仰け反らせる。 いや、背後へ一回転しようとしている。 右足を再び突き出すとそのまま左足で地面を蹴る。 身が宙に浮き世界が反転する。 右足の爪先は勢いを着け、一気に空中の体制で右足を振るう。 バック転と同時に蹴りを放うとする、所謂サマーソルトの真似事で、男の顔面を狙って放たれたものに違いはない。 ) [Tue 24 Nov 2009 02:09:08]
取り巻き > 挽肉にしてやぼぉっ!?(大将のどもる命令に続き張り上げる怒声が途中で瞬く間に崩壊した。まるで意識していなかった方角から突如として叩き込まれる蹴撃の一発を諸に受け止め。体を覆う肋骨の隙間にまで潜り込む衝撃に突き飛ばされるように堪らずに蹈鞴を踏んだ。圧倒的なウェイト差の御蔭で大将の様に吹き飛ぶまでには至らぬのは幸いなる哉、筋肉の鎧で幾許の力の流れを塞ぎ止めたとは言え、苦痛と混乱からは免れえぬ。身を捻る。ドアの入り口から遠ざかる五体は偶然にも脱出しようとする仲間への路を譲り)っっ!(嘔吐物と涎を口角から垂れ流しにしつつ、踏み込む足で安定に辿り着き、対峙の構えを取った。目の前にUNKNOWN。睨み付ける認識。涙目になっている御蔭で何者かは判別不可能。右手に握り締めるククリ。体勢を整える合間において1ターンを消費) [Tue 24 Nov 2009 01:57:58]
アイゼンリッター@裏 > (飛んできた石は外れた。良し。逃げる奴は放置していて良い。これで戸口の奴もすぐには来れなくなるだろう。もう一人は床に転がっていて、もう一人は叫んでいて、もう一人は棒立ちだ。 となれば、向かってくる一人に対処すれば良い)(避けるという行為は最初から捨てている。 後ろに少女を庇っている以上、彼女を不安にさせるわけにはいかないし、此方が動けば危険に晒すことになる。 ならば真っ向から迎え撃つ。 鋸なら……剣を受けるよりは、傷も浅くて済むだろう)(突き出していた左手で横に掃うようにして鋸を受け止め、一歩踏み込みながらカウンター気味に右手を鉄仮面の顎に向けて放つ。 常日頃と違ってサンドグローブではなく、ただのグラブだが……それでも、それなりの威力はある)(そしてこの状態では、流石に外部に味方が現れたことには、まだ気づけない) [Tue 24 Nov 2009 01:53:22]
> こ、殺せッ! こいつぶっ殺せッ! ( 腰が抜けて立てない。 悪意と激痛、与える側だったはずのそれが自分に向けられるという初体験に鉄仮面リーダーは硬直びびっている。 後退りしながら命令するが、とりあえずそれだけだ。 ノープランである。 アホ面こいてるC・D・Eは、各々命名好き勝手やり始めた。 Cは血まみれ鋸を振り上げてアイゼンリッターに突進する。 Dは棒立ちだ。 Eは仲間呼んでくると叫んでドアに向かっていった。 )  [Tue 24 Nov 2009 01:46:18]
ラナウェ > 訂正:( 二、三歩駆けた所で地面を蹴り前方の男へ向けて飛び上がる。 かといってそれほど高い位置ではなく、せいぜい両足を振り上げれば男に届く程度だろう。 だが、狙いはそこではなく――、脇腹だ。 空中で身を横に一回転させ、右足を突き出し、回転の速度に任せ加速させる。 ただの蹴りでは威力にはならない、ならば勢いをつけて放てばいい、石を投げた男の、隙の出来た脇腹目掛けて。 反応しなければ容赦ない不意打ちを叩き込まれる事になるはずで。 ) [Tue 24 Nov 2009 01:43:37]
ミーシャ > (大丈夫―――そうか。もう大丈夫なんだ。私も助かるし、お母さんが帰ってきてもこいつらに襲われる事もない。)(安堵に思わず意識が飛びそうになった。―――――まだダメ。ここで倒れたら更に彼の負担になる。だからもう少し頑張らないと。こいつらを追い払ってくれるまではもう少し。) [Tue 24 Nov 2009 01:36:12]
ラナウェ > ( 成る程。 内部からの情報は聞こえた。 つまり敵は二名を除いた奴ら、だと思う。 内部を見たわけではないから何とも言えないのだけれど、少なくとも一人は守ろうとして戦っている様子だ。 だとすれば、新たに現れた人物は? ) ……。 ( 第一に見た目からして正義の味方とは思えない。 いやむしろ――動いた。 突然叫びをあげる、敵だなと言っている対象は恐らく――内部にいる敵の敵。 あるいは救世主とでも言うんだろうか、難しい事は知らないや。 ) ( そしてそのまま男の動きは投擲の体勢へ。 不味い、このままじゃ内部の人物は挟み撃ちだ。 ) ――行こう。 ( カス ッ 。 地面を蹴る――その音は軽やかに。 体重そのものが軽い為物音は大きくはならない。 身の動きにも支障はでない。 兎に角、私がすべき事は決まった。 ) ( 二、三歩駆けた所で地面を蹴り前方の男へ向けて飛び上がる。 かといってそれほど高い位置ではなく、せいぜい両足を振り上げれば男に届く程度だろう。 だが、狙いはそこではなく――、脇腹だ。 空中で身を横に一回転させ、石を投げた男の、隙の出来た脇腹目掛けてそれを放つ。 反応しなければ容赦ない不意打ちを叩き込まれる事になるはずで。 ) [Tue 24 Nov 2009 01:33:37]
取り巻き > っ!?(目に飛び込んだのはさながら演劇の如き風景であった。ワイヤーで吊られている訳でもないのに軽々と宙に浮き上がる、自分達の今のスタイルに似通っていながらも圧倒的なコスチュームの造りの緻密さとアクションを見せ付けている謎の仮面。そして易々とぶっ飛ばされている俺達の対象。凍り付いている面子の中で唯一声を張り上げる仲間内の中のBの叫び声まで知覚したところで)うおおおおおおおお!訳わかんねええええっ!(知力の乏しさを露呈した。一瞬の思考では辿り着けぬ事態の把握。その代りに仲間がぶちのめされているという事実のみに乗じ、構える石を傲然と其処に在る本物のヒーローにへと向けて)わかんねえけどてめえは敵だなっっ!?(投げ付けたっ!但しフォームも滅茶苦茶落ち着き払って狙いも定めていない其れの命中性は推して知るべし。もしも高筋力に任せての投擲。当たったら当たりどころが悪ければ危ない程度の大きさの石ころが放物線を描いた。もしも秒数一桁が偶数であれば目論見通りの正義の味方狙い、それ以外はあらぬ方向に衝突。半分以上は牽制狙い、少女とならずものとヒーローを交えた混沌の風景の中に踏み込む準備はもう出来ている、というところで1ターンを消費。無論のこと目の前に意識を傾けすぎている所為で背後において既に到着している新たな第三者の気配には欠片足りとも気付いておらぬまま) [Tue 24 Nov 2009 01:24:13]
アイゼンリッター@裏 > 試してみるか? 現実は、娯楽小説のようには行かないぞ? ……いや、娯楽小説の通りかもしれないがな。 お前らが、勝てるとは思わない事だ。(今の一撃に対する反応を鑑みる限り、相手は実戦慣れしていない。 圧倒的に、致命的なまでに、だ。 スラムを歩き回っているゴロツキの類でさえ、もう少しマシな防ぎ方をするだろう。 そして着地と同時、一度ぐるりと周囲を見回して――新たに現れた鉄仮面の存在を視認。 糞、新手か)……もう大丈夫だ。(此方へと近づいてきた少女を庇うようにしながら、その言葉を口にする。 敵の数は多く、此方は独り。しかも女の子を守らなきゃいけない。 困難だが、「大丈夫だ」と言ったからには負けられまい)(とはいえ、どうしたものか……。 相手も顔を覆っている以上、目潰しは効くまい。 聖水は意味が無い。 火炎瓶は……彼女の家を燃やせるわけもなく。 退路は窓か、ドア。 窓に行くまでには敵がいるし、ドアも同様。 となれば、だ)(少女を背中に庇いつつ、左手を前に突き出し、右拳を引いた構えを取る。 飛び掛ってくる輩を、迎え撃つのが最良だ) [Tue 24 Nov 2009 01:17:40]
ミーシャ > あっ!? (私は無様に転んでしまう。――――ダメ。落ち着くのミーシャ。冷静に考えなさい。助けがきているのだから。) ―――――― (いじめられっ子ガードをして吹き飛ばされたのなら少女を掴まえる事は出来なかったのだろう。そしてこの状況ならきっと窓から逃げ出すよりも、この噂のアイゼンリッターの傍にいる方がきっと安全。)(熱で朦朧としながらも、ちゃんとした鉄仮面の傍に逃げ込もうとする) [Tue 24 Nov 2009 01:10:56]
> リテイク――ー――― ひ・・・・・・っ!? ( 向かい来るアイゼンリッターに対し、鉄仮面Aこと鉄仮面リーダーことフェアリン貴族アロダン家次男サニシュ・アロダンは、引き攣った短い悲鳴を上げ、棒立ちのまま申し訳程度に両手を体の前に出し、顔を逸らして立ちすくんだ。 いわゆるいじめられっ子ガード。 無抵抗の相手を嬲り殺すのは手馴れた物だが、反撃してくる相手と戦った経験は片手で足りる程度だ。 そういう人間は悪意剥き出しで迫ってくる相手に見せる最も有り触れた反応――――硬直びびり。 当然の如く命中率は100%、動かない的、鴨撃ちもいい所だ。 不用意に前に出していた手に深々と突き刺さるとび蹴りは、助走の勢い無くとももやしっ子一人吹っ飛ばすのはたやすい威力だろう。 ) 『あ、あのベルトだ! アレが無きゃ、変身できねえっ!』 ( 叫ぶマニアこと鉄仮面B、蹲るAこと鉄仮面リーダー。 そして硬直びびるC・D・E!) [Tue 24 Nov 2009 01:03:58]
> ひ・・・・・・っ!? ( 向かい来るアイゼンリッターに対し、鉄仮面Aこと鉄仮面リーダーことフェアリン貴族アロダン家次男サニシュ・アロダンは、引き攣った短い悲鳴を上げ、棒立ちのまま申し訳程度に両手を体の前に出し、顔を逸らして立ちすくんだ。 いわゆるいじめられっ子ガード。 無抵抗の相手を嬲り殺すのは手馴れた物だが、反撃してくる相手と戦った経験は片手で足りる程度だ。 そういう人間は悪意剥き出しで迫ってくる相手に見せる最も有り触れた反応――――漢字かんじ [Tue 24 Nov 2009 00:52:58]
ラナウェ > …んっ? ( ふと走る速度を落とし、緩やかに木箱の物陰へと身を隠した。 遅れて来たのか、騒ぎを聞きつけてきたのかは判らないが一人の男が現場へと現れた。 誰、あいつ。 首を傾げて気付かれないようにそっと様子を伺う。 すると不意に家の中から声が聞こえてきた。 え、なに、アイゼンリッター…?どこかで聞いたような。 ) ( 状況は良くわからないが、ひとつ判る事は扉が破壊されていて、既に中に何名かの気配があると言うこと。 どう考えても尋常じゃないし、何より――。 ) 刃物。 ( しかも、何かがこべりついている。 この生臭い臭い――血だ。 男が外から様子を伺うように扉の影へと立った。 それにしてもなんか、変な仮面つけてて怪しい――善人とはとても思えないや。 だが急に仕掛けても、状況が判らないのでは下手に手出しができない。 内部の人間と仲間なのか、それとも敵なのか――中にいる人物はおそらくすべて敵だと思うのだけど。 ) [Tue 24 Nov 2009 00:41:57]
取り巻き > …んだぁ――?(其の現場に踊り込んで大登場!アイアンマン!とかぶちかます予定だったつもりが少しばかり様子が変だ。とっくにならず者流儀で開門されているドアの向こう側から聞こえる数多の喧騒の数々に制止されるように、一度走る途中で其の場に立ち止まる急ブレーキ、まだ家の中には立ち入らない)……(首を傾げる。思考は一瞬。気息を整えながら歩き出し際に足元に転がっている手頃な大きさ、大人の握り拳大の石ころを左手の手中に拾い、握り込んだ。右手に刃物をぶら提げながら進む足運びは走ることからある程度物音を殺す歩みにへと移行、慎重に開け放たれているドアの近くにまで外部から近付き中の様子を窺おうとする心算である。立ち位置としては既に跳躍している真鉄仮面の背後、その向こうに居る取り巻きを含めた偽鉄仮面たちの前に出る形) [Tue 24 Nov 2009 00:33:23]
アイゼンリッター@裏 > 私の名を騙りたいんなら、覚えておく事だ。 アイゼンリッターは、一人でしか行動しない。(実際問題、コスチューム自体は本物だが、度重なる実戦で補修や改造が施されている。マフラー自体も三本目――だった筈だ。 鉄仮面の下で微かに唇を噛み締める。 あの劇を見ていたような人間が、悪事に手を染めるのか。ましてや、アイゼンリッターの模倣に見せかけて。 ……だが、動じることは無い。 そんな経験も、これで2回目だ)(屋内へ突入すると同時――少女へ手を伸ばそうとする人物=Aに対して、飛び蹴りを放つ。 両手こそ今は普通のグラブで威力は低下しているが、両足には変わらずチェーンが巻かれている。 何の問題も無い) [Tue 24 Nov 2009 00:29:34]
> ( それの登場は、あらゆる意味で鉄仮面五人集の想像を遥かに超越した超インパクトだった。  夜の凍りつくような静寂を破って朗々と響くその声! 硬質なフォルムが齎す威圧感! 冬の風に踊る真紅のマフラー! ) 『ア、アイゼンリッターだっ!?』 ( 叫んだのは鉄仮面リーダーではなく、古びたマグカップを頭上に掲げ、勢い良く地面に叩きつけようとしていた鉄仮面だった。 仮にBとして置こう。 ) 『 あのマフラー! 第十三話で次元移動怪人ティンダロスと戦った時に出来た布の解れまで再現されて………? まさか―――本物!? 』 ( どうやらマニアだったらしい。 驚きの余りマグカップを取り落とし、足元でガチャンと言う残念な音が響く。 さておき、先の自分の言葉通りに逃げ出そうとした少女。 その髪を掴んでひっ捕らえようとするのは行った本人の鉄仮面リーダー。 もともと逃げたところを手下に追いかけさせて嬲り者にする予定だったが、反射的に手が伸びた。 今の所、特に人質にしようとかそういった考えは無い。 今の所は。 )  [Tue 24 Nov 2009 00:23:57]
ミーシャ > (壊されていく。思い出の詰まった大切な物たちが。やめてとか細く呟いた。いや。それは、お父さんが大事にしていたマグカップで――――) ぇ ……… ? (甘い囁き。―――――これがもしも普段の私ならあるいはその裏に潜む意図に気付いたのかもしれない。口振りやその周りへの態度からこの人がそんな立場にいる人間ではないと看破出来たかもしれない。)(けれど思考が鈍った今は無理だ。) (それを聞いた私はきっとその人に感謝するような視線を向けてしまったのだろう。なんて哀れで愚かな子羊。) ――――――っ (誰かが名乗りを挙げた。視線がその人に集中した隙にと私は窓へと駆け出して――――) (けれどそれは熱と恐怖で上手く走れず。なんとも遅いだろう) [Tue 24 Nov 2009 00:12:28]
ラナウェ > ( 大きな物音や悲鳴は聞こえなくなった。 距離を詰めているが、手遅れだったのかな? あまりにも静かになっている。 ) く…。 ( 全速力。 獣人である以上足の速さに自信はあったが、距離が離れすぎている。 急げ、音のした場所は目の前なんだ。 右手を腰に当て距離を縮めていく。 段々近づくに連れて、小さく声が聞こえてくる。 あと、荒々しい物音も。 ある程度距離が離れていても獣人の耳なら拾う事が出来る。 複数人、だろうか。 だとしたら私一人でどうにかならないかも。 ) ( かといって、見て見ぬ振りはできない。 学生服を風に揺らしながら駆けていく。 ) [次のターン到着。] [Mon 23 Nov 2009 23:59:10]
取り巻き > やべえ、やべえ!もう終わっちまってんじゃねえのか!?頼むから俺の分まで残してといてくれよ…!(尚。クックリや鉄仮面以外の服装武装に関しては他取り巻き達とほぼ同様である、一山幾等の無個性の極み。ぜーひー息継ぐ呼吸に合わせて温度差に触れた呼気に混じる水分が煙草の煙のように貧民窟の夜に靡いた。決して好環境とは言えない凸凹だらけの足場に騒々しく靴音を踏み鳴らし、どれもが同じように見える粗末なデザインの家宅の数々に挟み込まれた道路上を行く。目標の現場に大分距離が狭まって来るに従って、とっくに抜き身となっている山刀の柄を手中に握り込んだ。刃にこびりついている海老茶色に乾いた血の色を拭う暇すらもなく)ふっ!(ゴミの小山から飛び降りた際に黒いローブの裾がはためいた。もう遠目にも目指すべき場所が見える程。次々に其処に集まりつつある訪問客が居るとはまだ露知らぬ侭【次ターン到着】) [Mon 23 Nov 2009 23:51:36]
アイゼンリッター@裏 > ――――さて、随分とお楽しみのようだな?(――低く冷たい、しかしやけに響く声が、家の戸口から内部へと放たれる。 振り向いたなら、或いは家の外からその光景を見たのであれば、その声の主が鉄仮面である事がわかるだろう。 他の……家捜し中であったり、此方に向かって移動中であったりする者とは違い、夜目にも鮮やかな真紅のマフラーを巻きつけている。 そして、その装束も明らかに異なっていた)随分とまぁ、よく揃えたもんだ。……是非、私も混ぜて欲しいんだがね。 [Mon 23 Nov 2009 23:49:20]
> ( 嫌だとか、止めてとか、そういった台詞は彼らの大好物だ。 鉄仮面の奥から下卑た笑いを漏らしながら、わざとらしく且つ荒々しく、少女に見せ付けるように家捜しを続行する。 ) ねえ、お嬢さん? 此処だけの話し、僕はあいつ等に無理やりやらされてるだけなんだよ。 だから、僕は君を逃がしてあげようと思う………ね?今からこっそり其処の窓から逃げるといいよ。 後の事は僕がうまくやるさ。 ( 鉄仮面リーダーは、少女の傍にしゃがみ込むと、声を潜めて耳打ちした。 出来る限り、優しく、甘い声音で。 ) [Mon 23 Nov 2009 23:44:23]
ミーシャ > (ベッドの隅でガタガタ震える。―――物取り、もしくは単純に暴れたがり屋の連中なのか。平凡以下の貧しい家は望まれざる来訪者たちの手により無惨な形で荒らされていく。) あ、 あぁぁ っ (引きつった声を出して地べたを這いずり少しでも離れようとする。けれどすぐに背中は壁に付いてしまった。)(彼らの持つ凶器に息を呑む。震えが止まらない。―――――あれで彼らが何をする気なのか、ご丁寧にもちゃんと説明してくれたじゃないか。) い … や ………… (涙を浮かべてそんな言葉を口にした―――――) (バカ。私のバカ!そんな事を言ったってどうにかなるわけないじゃないか!) [Mon 23 Nov 2009 23:36:47]
ラナウェ > ( 獣の耳でさえ聞こえたのは微かな物音。 つまり、結構距離のある所からだ、はっきりと聞き取れなかったから何かが崩れたんだろうって思った。 だから近づきながらも大した気には留めていなくて――。 ) !? ( 直後に聞いた声。 うん、確かに聞こえた。 私の獣耳が確かに聞き取った。 だけど聞こえた場所は先程物音が聞こえた先。 つまり、かなり距離があった。 それだというのにはっきり聞こえたその声は――、 ) 悲鳴だ ( 一瞬足を止めた。 自分が襲われるならまだしも誰かが襲われてる場面になんて遭遇した事がなかったから。 どうしよう、逃げたほうがいいんじゃないかな。 そんな臆病風に吹かれる、今の私はただの学生なんだ、下手な事をするわけには。 ) ………って。 ( ほっとけるかっつーの。 何事もないならそれでよし、何かあったなら――ま、巻きこまれるならそれも仕方ないかなっ? いや、巻き込まれに行くの方がきっと正しいんだろうけれど。 ) ( 身を屈め、気づけば駆け出した。 いつから私はこんなにお節介になったんだろう。 見返りがあるわけでもないのに。 むしろ、貶される事のが多いのに。 構わないか、私の元の目的を考えれば言い訳くらい幾らでも作れるんだから。 ) [2ターン後、到着] [Mon 23 Nov 2009 23:33:00]
取り巻き > やっべえ!すっかり遅れちまった…!(本来ならば其の大騒ぎに参加する手筈であった一人は大遅刻。スラムの中を騒々しく突っ走る足運びが既に先んじている仲間達を追いかけていた。疾走する震動に合わせてがたがたと不恰好な鉄仮面を揺すり上げながら、現場で何が起こっているかも知らずに駆けつけるために全力の疾走に従事するのみ【2ターン後に到着】) [Mon 23 Nov 2009 23:31:16]
アイゼンリッター@裏 > (夜闇を切り裂く悲鳴。当然、それは彼の耳にも届いていた。 予感は確信へと変わり、それはそのまま走る速度へと転じる。 急がなければなるまい。 ボヤボヤしている時間は無い)(屋根の上を直走ることしばらく。 ドアが内側に倒れ、灯りの漏れている家を発見。 どうやら此処が目的地だと踏み、深呼吸を一度。 スイッチを切り替える)(そして、ひらりと路面へと飛び降りた。 相手が屋内にいるのであれば、頭上からの奇襲は難しいだろう。 ――なら、正面から堂々と。 行かせて貰おうじゃないか)【次ターン到着】 [Mon 23 Nov 2009 23:27:31]
お知らせ > 何かさんが来ました。 『(ザッザッザッ)』 [Mon 23 Nov 2009 23:23:59]
> 『ヒュー!』 『かっこピー!』 ( 哀れ玄関のドアはド派手な音を立てて破損し、破れた処女膜よろしく鉄仮面五人集の侵入を許してしまう。 ) アローお嬢さん? パパやママは? 一人かい? 俺達はアイゼン何とか、君やパパやママをファックしたり殺したりする為に糞スラムまで来ちゃった暇人だよ。 あ、君達は各自適当に家捜ししてて? なんかあったら呼ぶ、OK? あー、それからファックとか拷問とかは皆揃ってからな? パパとかママとか見つけても殺したりしないで連れて来いよ。 ( 勝手な事をホザキながら、ぞろぞろと家の中に上がりこむ鉄仮面黒ローブの五人組。 リーダー鉄仮面の号令に従い、4人はやけに刃の湾曲したナイフだったり血のこびり付いた鋸だったりを構えて家の内部に散っていく [Mon 23 Nov 2009 23:20:11]
ミーシャ > (もう一口飲んで喉元に手を当てる。でも駄目だ。やっぱり――――) え? (その瞬間私は何が起こったのかわからなかった。普段だったら少しは違うだろう。けれど今こうして高熱に体を蝕まれている私は何が起こっているのかすら理解出来なかった。) キャアアアアアッ!! (突如扉を蹴り破ってきた連中に私は悲鳴をあげて尻餅をついた。その時に棚から零れた水差しが少女の寝間着を濡らす。) [Mon 23 Nov 2009 23:12:59]
ラナウェ > ( やっぱり外は気持ち良い。 学園寮はどうにも私には息苦しい。 それに比べて外は開放感があって、まだ心が休まる。 本当はこんな時間に出てきちゃいけないんだけど。 ) くぅん……っ。 ( スラムの道を歩みながら背筋を伸ばして歩いていく。 すぐ近くに起きている事なんて知らず暢気な足取りでふらりふらりと道を進む。 駆け出した人物とは真逆の方向から進む獣人は、帽子の下に隠した獣耳を小さく反応させ、目を少し見開いた。――物音が聞こえた。 ) [到着まで3ターン] [Mon 23 Nov 2009 23:08:50]
ラナウェ > ( [Mon 23 Nov 2009 22:58:37]
アイゼンリッター@裏 > (アイゼンリッターと呼ばれる存在は独りしかいない以上、街全体の――といわず、スラムや暗黒街などの区画でさえ、完全にカバーできるわけがない。察知できる範囲は狭く、時間は有限だ。 故に……こうして家の屋根上を駆けながら、特に異常が無ければ別の区画へと向かっただろう)(ただ、今夜は違った)(幸か不幸か、鉄仮面Aは、難なくドアを蹴破る事に成功し、その音が微かにではあったけれど、彼の耳に届いたのだ。 当然、何が起きたかを確かめるべく、アイゼンリッターは其方へと駆け出した)【到着まで2ターン】 [Mon 23 Nov 2009 22:57:47]
お知らせ > ラナウェさんが入室されました。 『ふらふらと。』 [Mon 23 Nov 2009 22:54:54]
お知らせ > アイゼンリッター@裏さんが来ました。 『――――さて』 [Mon 23 Nov 2009 22:52:44]
> ( 家の外、人目も気にせず集まった鉄仮面五人集の中の一番偉そうなのが、演説を始める。 ) あー、君達。 今から俺達はー、この家に押し入る訳だがー………君達は、って言うか俺もだが――――なんだっけ? アイアン何とか? まぁ、それなんでー、ファックとかは控えめにして、スマートに殴ったり殺したりしてサクッと済ませるよーに。 (人目を気にしないというより、人目に着こうとしているかのように宣言して、男は玄関のドアを指差した。 指令に従い、鉄仮面Aがドアへと走りこみ勢い良くドアに蹴りを入れようと試みる。 壊れたらそのまま進入、壊れなかったら仲間に一頻り嘲笑されてから進入。 発言秒数1の位が偶数なら成功、それ以外は失敗) [Mon 23 Nov 2009 22:49:34]
ミーシャ > (フランさんには送ってもらって。………その時にはもうこんなに熱が出ていたんだっけ?…………駄目だ。そこまでは思い出せない。) (一口水を飲む。その喉越しに私はほう、と一息吐いた。) (けれどそれでも喉が渇く。どうして?) ―――――― (外にいる連中には気付かない。スラムの貧しい家の一つ。家にいるのはまだ幼いと言ってもいい少女が一人きりだ。鍵は当然掛けているが、力押しに押し入る事は容易いだろう。) [Mon 23 Nov 2009 22:38:04]
> ( 唐突だが、危険が迫っている。 ) ( 具体的に言えば、家の外に粗悪な鉄仮面を着けた5人の男がたむろっている。 彼らは全員武器を所持しており、貴女の家に押し入って好き勝手絶頂やらかすのを目的としている。 全員貴女とはまったく無関係な人間であり、貴女の家が襲われるのは、スラムにある貧乏そうな家だからと言うだけの理由である。 ) [Mon 23 Nov 2009 22:31:22]
お知らせ > さんが来ました。 [Mon 23 Nov 2009 22:22:26]
お知らせ > さんが入室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:20:33]
ミーシャ > (慌てる母に大丈夫だから仕事に行ってきてって言ったのはおもいだした。心配そうな母の顔。私はその顔が好きじゃないから熱に浮かされながらも大丈夫だよ。って笑ったんだ。)(だから今私はこうしてお家に一人。) ……………お水………。 (本当に喉が渇いた。ベッドの近くに用意された水差しとコップを取る為に億劫だけどベッドから出る) [Mon 23 Nov 2009 22:14:36]
ミーシャ > (体を起こす。ただそれだけの行為なのにあまりにだるい。) ――――…………家? (住み慣れた自分のお家だ。そうだ。あのあと家に私は帰って。) …………… (そして凄く高い熱が出ていた事に母の指摘で気付いたんだ。)(高熱。だからこんなに頭が回らないし喉が乾いているんだ。) [Mon 23 Nov 2009 22:06:20]
ミーシャ > (……………あれ?どうして私は寝ているのだろう?) (昨日は激しく愛しあって。お互いを求めあって。それから――――――) ――――――― (駄目だ。その後を思い出せない。) [Mon 23 Nov 2009 21:46:38]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『……っ…は……ぁ……』 [Mon 23 Nov 2009 21:44:02]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(がしゃ)(夜の黒さに呑まれて行くのである)』 [Mon 23 Nov 2009 19:15:56]
ブルーボックス > (きゅっ。最後の一筆まで触手を引いた後に)(よしよし本日の目的はこれで終了)(ぶるぶると振わせる体から泥を落としたその後に) [Mon 23 Nov 2009 19:15:25]
ブルーボックス > ……(別に何か目的が在る訳じゃない)(他人より生きるための努力をしなくても食うには困らないゆとりをフル活用)(生物としての種の存続を試みようと思ってもそもそも同種族が居ないし)(欲する侭に遊ぶことが生きることな訳ですよ)(雨上がりの泥だって遊び尽くせば楽しい玩具)(がしゃがしゃ)(其の場より立ち位置を変えて180度のターン)(単色の泥を絵具の代りに)(往来に建つ家の壁をカンバスに見立てて悪戯描き)(The 人間シリーズ)(顔も陰影も芸術性も何も無し)(棒人間よりちょっとマシ程度の二次元の存在が両手を上げて万歳したりウンコ座りしてたり一粒百メートルというフレーズで売っている何処かのキャラメル屋のマスコットのポーズを取っていたり)(暗がりで見たら多分吃驚するぞお) [Mon 23 Nov 2009 18:58:31]
ブルーボックス > ………!(いてっ)(案の定バランスを維持するのに失敗して直ぐに落下した一部が箱蓋の上に衝突した)(がん)(ごん)(がんっ)(皮切りに響き渡る音が三連続)(やっぱ駄目かー)(にゅるにゅると当たった場所を触手の粘膜でさすりさすり)(もう乾き掛けている泥膜の一部を剥ぎ取るようにして)(ぺいっ)(目の前の地面に放り捨て) [Mon 23 Nov 2009 18:51:03]
ブルーボックス > ――――(ただ茫漠とした時の流れに身を委ねている)(こういう一人の時間の無駄遣いは結構嫌いではない)(元々迷宮ではずっと単独で活動していた強い名残だろう)(こっちに来てからは人間達とも良く馴れ合うようになったのだけれども)(手慰みに)(ずっと前にスラムにやって来たジャグラーの物真似にチャレンジしてみる)(丁度掌サイズぐらいの適当な瓦礫を不精に触手の及ぶ範囲内から掻き集め)(ひゅっ)(一つ)(ひひゅっ)(二つ)(ひひひゅっ)(三つ目)(こんな風だったっけ)(空中で円陣を描くような軌跡を引いてお手玉お手玉) [Mon 23 Nov 2009 18:48:55]
ブルーボックス > ――(目標捕捉)(ヒュッ)(虚空に走る風切り音)(パシャンッ)(次いで着弾音)(材料ばかりが豊富な泥沼を掻き混ぜて捏ね立てた泥団子を浮き上がった箱蓋の隙間から、触手の端で投擲)(年季の入った襤褸っちい家屋の外壁にぶつかって放射状に拡がった痕跡を潜り抜け)(この寒風の中でも逞しく生き抜いている黒い蟲がもそもそと慌てて道を通り過ぎて行く)――(次弾は無し)(逃亡するに任せて窺う視線がその後を路地裏に消えてなくなってしまうまで追い掛けるだけに留め)(行き交う夜風の流れの中に煙草のようにくゆる白い水蒸気が溶け込んだ)(陽射しが消えた瞬間からしんしんと凍てつく気温は底知らず)(割と寒い) [Mon 23 Nov 2009 18:43:02]
ブルーボックス > ―――!(ザザザザザザザ!)(そしてすかさずに小刻みに跳ね回ってぴったりと襤褸屋の一つにぴったりと張り付いた)(風景に溶け込むカモフラージュ)(蓋を閉じてしまえばもう見た目はただの箱)(というよりも現在は正体不明の泥の塊)(微動だにせず)(息を顰め)(静寂の満ち渡った貧民窟の様子を窺う感覚郡)(足音は聞こえない)(この寒さの所為で外に出て来る機会が少し減っているようにも思える)(風を凌ぐ場所すらも無い面子などはこの時期でも立派に路上生活者をやっているけれども)(何時ポックリ逝ってしまうかヒヤヒヤだ)(其処ばかりは蝶が消えてしまった今となっても変らぬ危険である)(パプテスを筆頭にしたその他慈善家の暖かな施しがある意味命綱になっている人間もちらりほらりと) [Mon 23 Nov 2009 18:36:35]
ブルーボックス > …(同居人の狐さんもそろそろ外見年齢十代では通用しなくなる頃合なんじゃないだろうか)(あの時から見掛ける市民の顔触れも死んだり何処か行ったり新しくやってきたりして変ったり変ってなかったりするが昔からの住人は少なくとも年齢+4歳だ)(きゅっきゅっ)(何となく隙間から覗いた触手で外殻を擦ってみるが)(余り肌の質感的な衰えは余り感じられない)(耐久年数の限界は何時か来るかも知れないが)(目に見えるガタが無いのは幸いなるかな)(午前の大雨によってどろどろにぬかるんでいる地面の一角からぬったりと泥の一部を掬い上げ)(ぺたりぺたり)(井戸端会議のおばさん達が語らう泥パックの実施)(見る間に輝くような青色の輝きが、スラムの泥の膜に覆われて行く) [Mon 23 Nov 2009 18:29:53]
ブルーボックス > …!(背景に稲妻)(そんなことを度繰り返している内に気付けばこのヴェイトス市内に根を張ってしまい既に四年程度が経過しているという事実が、たった今乏しい知力の思考の裏側に過ぎってしまったというエフェクト)(主食となっている有り余った瓦礫を煎餅のように拾ってばりばりと上蓋と本体の縁で噛み砕きつつ)(冬になってあっという間に日が沈むようになった空の彼方を眺望した)(行き交う鳥影)(此処最近の食料に困らず飽食の限りを尽くしていた黒い鴉が一杯に翼を拡げ)(塒にへと舞い戻って行く風景)……(もう四年)(迷宮のことは朧気に憶えているが)(如何やって此処まで来たかはもう殆ど忘れてしまっているに等しい)(隠しといた貯金とかどうなってるかなー)(がしゃんがしゃん)(あてどなき考えを渦巻かせながら右に左に迷える絵図) [Mon 23 Nov 2009 18:25:08]
ブルーボックス > (でも今日は寒いし明日でいっか)―――(そして直ぐに消沈するオーラ)(ぷしゅん) [Mon 23 Nov 2009 18:19:28]
ブルーボックス > (という塩梅の悪いオーラを昇り立たせている、スラムの往来の隅っこの箱) [Mon 23 Nov 2009 18:18:43]
ブルーボックス > (やはり自分は野に放たれた一匹のケダモノだったのだ。人間とは決して相容れぬ水と油だったのだ。ただちに話が古巣である地下迷宮に舞い戻り熟練の技を駆使した地獄のトラップによって阿鼻叫喚の苦痛を味合わせなければならぬ人間達よ我等が魔物達の前にひれ伏せよ牙を持たぬ脆弱な子羊はただただ貪られるが定めなるぞ) [Mon 23 Nov 2009 18:18:12]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『目覚めた』 [Mon 23 Nov 2009 18:14:25]
お知らせ > ドライツェさんが帰りました。 『( …それでも。 傷んだ経典があの出来事を忘れさせてはくれないのだけれど。 )』 [Sun 22 Nov 2009 03:16:51]
ドライツェ > …。  私の仕事、何でしたっけ。 ( これだと本当に託児所の職員だ。 一介の拝み屋風情が訳知り顔で何を言うやら、カソックの肩を竦めてほろ苦く笑う。 ――つい先日だって、大聖堂の上役へと報告を済ませてきたばかりだというのに。 ――微苦笑の顔を不思議そうに見上げてくる子供の視線に気がついて、 ) 迎えが来るまでもう寝ましょう。 とっておきの蜂蜜をほんの少しだけ分けますからー… ね。 ( 迎えは多分早朝に来る。 その時、改めて教会を開けよう。 暫く閉めていたけれども、蝶の一件から世間も立ち直りつつあるのだから―― ) [Sun 22 Nov 2009 03:14:01]
ドライツェ > ( 今のところは、子供は泣きながら素直に頷く ) ――――――…。 ( 個人差はあれど、スラムの子供の癖は強い。 …満たされないものがあまりにも多いから、だろうけど。 主張の激しすぎる子もいれば、逆に周りの誰からも目につかないようにする子供もいる。 『花瓶より強い僕』は前者なんだろう。 省みられないから余計に主張が強くなる。 主張の強すぎるがゆえに、周囲からは孤立する――… と。 己は託児所や孤児院の職員ではないので、根拠のない想像の域を出ないが。 頬に手を当て、溜息をひとつ ) [Sun 22 Nov 2009 03:07:01]
ドライツェ > ( …でも、流石に ) だめですよ、『●●より強い僕』ごっこは。 ( 花瓶より強い僕ごっこの果ての惨状でもある、今。 ) ひとつ、それが嵩じてより固い物、より尖った物に挑戦した時、あなたの方が怪我をします。 ふたつ、世の中には壊される為に作られるものなどありません。 みっつ――――主の教えの通りです。 ( 汝殺すなかれ。 子供のごっこ遊びが無碍に弱者を傷つける行為に発展してはならない。 その時は灸を据えますよと今のうちに告げておこう ) [Sun 22 Nov 2009 03:01:28]
ドライツェ > ( 栄養は不足がちなれど、子供特有のやわい髪を手櫛で直す。 ぽんぽん ) ――…すみません。 あなたにとってはおおごと、なんですよね。 心ない言い方をしました。 ( 子供の世界は酷く狭い。 世間にとっては些細な事でも大事件に見えたりもする。 そうした齟齬、なんだろう――――罪のない齟齬であるならば、世界の方が子供に足並みを合わせた方がいいこともある ) 罪のないものなら、ですけど。 ( 無論、花瓶を割った事をどうでもいい、取るに足らない事だと鼻で笑うようにはなってほしくないものだが。 大事件だと思っていたのは自分だけ、そう気付く時が来ればいいと ) [Sun 22 Nov 2009 02:56:12]
ドライツェ > …朝になれば来ますかねー… ( 子供の親が迎えに来ない。 夜の方が金になるからと子を置いて行く人の、業種を詮索しようとか、咎めようとは思わない けど。 咎めるとは言わずとも、子供の状態は説明しなければならないだろう。 年齢の割に情緒が酷く不安定で、今もこうして泣き止まない。 うっかり花瓶を落として割ってしまったのを悔やむ心は正常としてー…  まるでこの世の終わりのような泣き方をする ) [Sun 22 Nov 2009 02:50:40]
ドライツェ > …別におおごとじゃあないんですよ。 ほら、ただ花瓶が割れただけ。 ( さておき、スラムの簡素な教会内部で子供がぴーぴーと泣くのを聞いてはその背中を宥めながら。 ) [Sun 22 Nov 2009 02:47:48]
ドライツェ > ( 数十メートルは流石に。 流石に。 それはヴェイトス市と不倶戴天の敵、真紅の罪魔ヴァイオレートにも無理なような気はする。 そんな攻撃方法があったらヴェイトス市正門はただ一発で広範囲に及ぶ被害が出ていただろう。 ――…もっとも、破壊と蹂躙を好む一方、諧謔も好む罪魔のこと、敢えてその『つまらない手』を使わなかった可能性だってあるが。 ) [Sun 22 Nov 2009 02:45:51]
お知らせ > ドライツェさんが来ました。 『流石に――』 [Sun 22 Nov 2009 02:43:11]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『( 其処に在った事実は、―――数十メートルに渡る瓦礫の山と、圧殺された死体。 黒い翼。 )』 [Sun 22 Nov 2009 02:26:48]
足音 > ( 頭ガ痛イ。 心ガ苦シイ。 全テガ憎シ。 誰モガ勝手ニ消エ去ル――…。 ) ォオオオオォオオオオオオオ――――ッ!! (双眸から涙の様な物が溢れ出した。其れは涙では無かった。最も赤黒い液体で、不快感を催す鉄錆の様な液体だった。涙腺から零れ落ちる物は、――□しみと□しみ。生み出す物は、一人の、一体の、一匹の、化け物の、吸血鬼の暴走。) ォオオオオォオオオオオオオォオォオオ!!!! ( 何モカモ壊レチマエ―― クソッタレナ世界。 )(悪魔と吸血鬼の気配が急速的に膨張化を繰り返した。噴射の両翼が触れる物の全てを吹き飛ばす。真っ黒で巨大な翼は赤子の様に天空へ差し向けた後に、咆哮と悲鳴に姿を現す幾人の住人に振り下ろした。) [Sun 22 Nov 2009 02:21:08]
足音 > (自身が構成する、幾重の遺伝子が砕け散った。) ォ 、  ォオオォオ …… ッ (中心から末端まで、真っ白で整理され尽くした世界。自らの本能を鎖で何重も縛り付けた。) おおおおぉぉおぉおおおおぉおおお…… (何時も、何度も、何もかも―――失った。)(生まれた瞬間から、人間の皮を被った吸血鬼。始まりの吸血鬼。始祖の吸血鬼。母なる吸血鬼。) …ぉ、 おおぉおおおおぉおおおお―――――――ッッ!!!! (眼球を真っ黒に染め上げ、瞳孔が真紅の色に煌き出す。背中の傷跡が、引き裂かれ、大量の何かが噴出した。闇より深い闇の色をした真っ黒な霧が、後方へ地面を抉り出し、建物の壁を薙ぎ払い、純粋な破壊の力。怒りの塊。憤怒の念。其れらが理性を自我を意識を叩き壊した。自らの弱さに対する怒りに、自分を救わなかった世界に対する憎しみ。其処にあるのは純粋なモノ。―――噴射に似て異なる漆黒の翼。其れが破壊の塊。) [Sun 22 Nov 2009 02:06:29]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『――乞祈奉ラヘ御饗ノ物供奉リ給ヘ――』 [Sun 22 Nov 2009 01:48:28]
マガツヒ > ( 禍津卑はヒトと共にある。 ヒトの「心」が禍津卑を想像し、創造し、それは在るものだと世界を固定している。 だから本当はマガツヒは空気を伝わるわけでもなければ何かエネルギー体のようにびりりと流れ込むわけでもない。 眼から 眼へ 口から 口へ 心から 心へ 人を伝って見えない根を張り無限に伝染していく存在。 見える者には「それ」が形となって見えるというのだから余程の異能だと言って良い。 見えないのが当たり前なのだ。 ) ( 禍津卑はそうして吸血鬼の心に根を張り終えた。 それ以上する事は無いし、殺してしまう事は本来の意図に反する。 もがき苦しみ生き続け、ヒトからヒトへと禍津卑を伝染させ続け、拡大させる事が禍津卑をより拡大させる。 ) ( だから禍津卑は、確かに影響を受けた吸血鬼を確認し、また立ち上がって踊るように歩き始めた。 時折ヒステリックにけたけたと笑いながら。 ) [Sun 22 Nov 2009 01:45:15]
足音 > (振り向いた其処に、人間の皮を被った怪物だと感じた。確証も証拠も何も無い、単なる思い違いで済む問題。) ――― …、 (振り向いた先に、佇む少女が一人だけ。背中の傷口を覆う黒き血が砕け散り、真っ赤な鮮血が地面に滴る。得体の知れない何かを、視界で認識する事は叶わず、周囲に聴覚と嗅覚を駆使しての洞察を繰り返しても飽き足りた光景の情報ばかり。押さえ込んだ本能が叫んでいた。体内に佇む悪魔が戦慄き出した。) いッ、 何だァ…!? そりゃ、 何が起き、て…!! (聞いた。 見てしまった。 同時に、得体の知れない恐怖が、右脳と左脳の合間を針で割り込む感覚に、異常な程に頭痛と眩暈が促され、嗚咽を漏らし嘔吐の気配ですら訪れる。) ふッ、 ざけッ――!! や、め――…!? (頭を両手で抱え込み、激痛の余りに悶え苦しむ様に喘ぎ声を漏らした。) [Sun 22 Nov 2009 01:34:58]
マガツヒ > ―――乞祈奉ラヘ御饗ノ物供奉リ給ヘコヒノミマツラヘミアヘノモノマツラヒタマヘ―――ぎぎきい゛アアア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!! 災厄ガ来ルゾ!!! 留守の間に禍津日ガ訪れ 隣人ニ死ガ迫ルぞ!!!!!!!!!! ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!! [Sun 22 Nov 2009 01:16:57]
マガツヒ > ( 太古より数多の国で「視線」は何か目に見えないものを伝達する――特に呪いや嫉妬、憎悪を送りつける「邪視(オーヴァールック)」とか「邪眼(イービルアイ)」とか呼ばれうとまれ、他人の顔や他人の持ち物、家畜とか財産とかを必要以上にまじまじと見つめる事を好しとしないものだ。 今まさに吸血鬼は、邪其禍津卑神に邪(オーヴァ)視(ルック)されている。 別に意味は無い。 禍津卑は禍津卑だから、依り代のニンゲンの眼を通して禍津卑という現象を起こしているにすぎない。 猫の眼でも鴉の眼でも、何でも良かった。 )  [Sun 22 Nov 2009 01:16:52]
足音 > (何時だって何度だって同じ光景を繰り返し、嘆息を漏らす程に飽いた。) あ 、――― …? (物理的な干渉、先頭は最強に等しい。そう自負するが、魔術的や精神的な干渉は何も持たない。辺り一帯に覆う様な、漠然とした何かが気味が悪い。心臓の鼓動が不意に跳ね上がり、血管内で廻り回る血液が更に加速する。) 痛ッ 。  ――― …。 (背中の傷が割れた。地面に滴る血液は真っ赤な物だッた。後から落ちるのは、黒い血の破片だけだッた。傷口が開き次第に、身体の脱力感が不意に襲い掛かり、直感で思い当たる原因を求めるがまま、―――大通りへ踏み出す手前で立ち止まった。そして横顔で先程の少女へ振り返ろう。) [Sun 22 Nov 2009 00:58:11]
マガツヒ > ( マガツヒは凶兆。 禍津卑に遭遇したその時から既に凶事は始まっている。 それは普通目に見えないような何かによって薄く広く浸食し、いつか必ず何らかの形で芽吹くもの。 身を守る術を持つのは、禍津卑を認識できるごく限られた人々だけ。 見えない何かはいつか、浮浪者の男がそうだったように吸血鬼の女の脚をフイと掬うかもしれない。 100回に1回の不運を呼び込むかもしれない。 あり得ないタイミングであり得ないイージーミスを誘うかもしれない。 ) ( 女が背を向けると、不意に少女は立ち止まり振り返ってその場にしゃがみ込む。 ぎょろぎょろと定まらない眼がその背中をじぃっと見送った。 ) [Sun 22 Nov 2009 00:48:06]
足音 > (頭に切り刻む情報は、奇怪な娘と新鮮な死体。得体の知れない気配、予感を感じ取るだけ。) …… まァ 。 (余りにも見飽きた光景に、嘆息を漏らして首を傾げよう。浮浪者の血を吸い取れば、背中の傷の修復は楽になる。だが、呆気無い死を迎え入れた人間の血は不味い物だから。) 別に助ける義理が、無ねェー …しなァ。 (再び背中に亀裂が入る様な痛みが割り込んだ。吸血鬼は何も考えられず、一人の少女に会いたかった。そして正面で理由を告げて欲しかった。) 下ッらねェー…。 (俺が弱いから?私が逃げたから?俺が傷付いたから?私が守り切れなかったから?―――…見捨てられた?見限られた?忘れ去られた?勝手に消えたのは、顔を見たくない、から――…?)(下唇を噛み締め、眉間に皺を寄せた。遣り切れぬ想いを抱きながら、馬車道から大通りへ立ち去ろうと背中を奇怪な娘へ向けよう。) [Sun 22 Nov 2009 00:39:40]
マガツヒ > ( 吸血鬼の女は残念ながら邪其禍津卑を視認するには至らない。 ただ其処に居る奇妙な娘を見つける事が出来、漠然とした予感を感じる事ができるだけ。 娘は新たな人影に特別な反応は見せない。 相変わらず無目的に漂い、軟体生物のように身体を奇妙にくねらせて踊っている。 踊っているのですらないのかもしれない。 マガツヒという凡そニンゲンの形からかけ離れた物を無理やり中に封入して、ニンゲンの構造で表現しようとすると自然にああなのかもしれない。 形はああでも、中身は「わけのわからないもの」が此方側の都合に近づいて調子をあわせようとしてくれているだけ、に過ぎない。 ) [Sun 22 Nov 2009 00:28:45]
足音 > (悪い予感。邪悪な気配。良からぬ前兆。感覚が敏感な吸血鬼は、只 当たり前に当然に追い求め続けた。) ――― …。 (前日まで、隣に居た少女は何時だって問題を持ち込んだ。だからこそ、彼女が誘き寄せるのは不幸だと疑わなかった。その不幸たる邪悪なる、負 自体が在る場所に、彼女が居るのでは無いか、と彷徨い続けた。そして他人事の独り言を漏らした。) … …  死ンだのかァ…。 (大通りから馬車道へ足を踏み出した。其処に飛び出す光景は、嘆く訳でもなく、怯む訳でもない奇怪な娘。そして新鮮な死体が見えた。距離的に離れているが、互いの姿は認識するのに十分だろう。) [Sun 22 Nov 2009 00:16:08]
マガツヒ > ( マガツヒはただ其処に居るだけ。 悪意を持って力を行使するでもなし、目的を持って彷徨うでもなし、ただ風や雲や雨が流れたり漂ったり突然発生したりするように其処に現れて、存在定義の通りただ事象を起こすだけ。 だから男もマガツヒがどうしたとかどうしたかったとかではなく、死ぬようになって死ぬべくして死んだ。 今起きた事はただ、それだけ。 崩れた瓦礫の片付けられていない、使われなくなって久しい馬車道。 しばらくぼんやりと立ちつくしていた娘はぎょろぎょろと視線だけを動かして観測し、また舞うように歩きだした。 ) [Sun 22 Nov 2009 00:07:30]
足音 > (混濁した意識の状態で彷徨い続けた。根深い奥底より、意識を強制に引き戻した。 白熱し、白濁し、穢れ切った白を象徴する女性が、大通りの交差点で通り過ぎようとしていた。裸足に黒い衣を纏まっただけの長身女性。) ――― …、 メアリアン …。 (漏れ出る言葉は一言のみ。背中の傷は完治に至らず、傷付いた重要な機関は黒き血で繋ぎ止め、血の凝結で凌いでいるに過ぎない。全身に染み込んだ汗が、鉛の様に重苦しく感じる。) ――― 何だァ … ? (大通りの交差点で立ち止まった。辺り一帯の空気が、何かが違う気がする。纏わり付く不快感に、得体の知れぬ気配に怪訝な顔付きを作った。) [Sun 22 Nov 2009 00:00:29]
マガツヒ > ( マガツヒはただじぃっと見ていた。 両の手を宙に漂わせ、近づいてきた動物とじぃっと目を合わせるような顔をして。 じぃっと、ではあるが、焦点は常に小刻みにブレていた。 ) ( 一歩踏み出した男の足元に偶然、たまたま、運悪く、尖った小石があっただけ。 男は鈍痛に顔をゆがめてよろけ、咄嗟に近くの壁に手を伸ばした。 屋根の排水用の雨どいに指がひっかかったが、運悪く、たまたま、日頃の不摂生が祟って、小指の骨が折れた。 男はそのままよろけて上手い事転ぼうとしたが、変に頑張った所為で余計に勢いがついた。 地面に落ちた大きな煉瓦の塊が男の後頭部を打ちつけ、男は「運悪く」ただその一撃で、死んだ。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:49:29]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( コツン、コツンっ―― 遠くも近くも無い足音が響いた。 )』 [Sat 21 Nov 2009 23:44:31]
マガツヒ > ( 一人の浮浪者が踊り狂う娘に近づいて声をかけた。 10歳くらいの見かけない娘で、ぼさぼさに乱れた黒髪を振り乱して時折奇声を上げている娘。 この寒い季節に黒いマフラーと白いワンピースに裸足で跳ねまわり、明らかに正気には見えない。 男が何を思って近づいたのかはわからない。 金目のものでも奪おうかと思ったのかもしれないし、気が触れた幼い娘に欲情したのかもしれないし、ただ、心配で声をかけたのかもしれない。 だがそれはもう知る事が出来ない。 男は近づき過ぎたし、その声を聞いて、ぐりんと振り返る顔を見て、そんな近い距離でその瞳をまともに覗き込んでしまった。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:28:02]
マガツヒ > ( ヒトの形をとったからといって、言葉を紡いだからといって、マガツヒに触れてはならない。 マガツヒは 負 以外のコミュニケーションを持たない。 穢し呪い貶め苦しめる事以外の行動を取る事が出来ない。 最初からそういう風に存在定義され、それ以外を想定されて居ない、「そういうルール」が即ちマガツヒであり、マガツヒの規範である。 全ては負に集約し、具現する。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:18:45]
マガツヒ > ( 右手を翳せば穢が舞い、左手を振るえば厄が散った。 依り代の娘を通して出るものは日増し影響力を強め、日の神の隠れ潜む宵にはより一層濃く深く空気を浸食した。 今目に見えている娘はマガツヒではない。 ぎょろぎょろと眼球を転がしながら狂ったように踊る娘を通して世界に広がるなにか、浸食する物がマガツヒだ。 見える者には見えるかもしれないが、それはただ目にしただけで有毒なもの。 精神に、肉体に、命運にすら深く抉り込んで浸食する、あらゆる意味で有害以外の何でもないそれそのもの。 ) ( それ以外の何物をも含まない純粋な 負 だ。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:13:04]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 躍る災厄 』 [Sat 21 Nov 2009 23:00:13]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『シークレット趣味、滑りまくる芸を獲得した』 [Fri 20 Nov 2009 23:11:31]
ブルーボックス > ――――(とぼとぼ)(跳ねずに箱底を引き摺るようにして会場より退場する敗北者)(次の人どぉぞー) [Fri 20 Nov 2009 23:10:58]
ブルーボックス > ―――(BooBooBoooooooo!)(ギャラリーの死霊達からしこたまブーイングを貰った)……(´・ω・`)(←心象風景) [Fri 20 Nov 2009 23:09:24]
ブルーボックス > ――(判定を待つ束の間)……(どきどき) [Fri 20 Nov 2009 23:07:44]
ブルーボックス > ――!(猫ー!)(にゃー)(鳥ー!)(かーかー)(狐ー!)(こーんこーん)(最初は四足次に二本足最後に三本足ってなーんだ!)(ひゅーまんひゅーまん)(次々に組み上げ→解きを繰り返して其処に織り成すいりゅーじょん!)(平仮名)……(最後の動物の絵を造ったところでばらりと散った二つの肉が)(しゅるしゅるしゅる)(箱の中に引っ込んで) [Fri 20 Nov 2009 23:06:39]
ブルーボックス > ――!(犬ー!)(煉瓦の世界にぽつねんと一つ切りだった箱以外に具現化される)(影絵の存在)(ばうっばうっ)(あやとりのように肉を糸に見立てて織り編んだ形状を通して其処に生まれ落ちた擬似生命が、それなりに出来ている上顎と下顎をぱくぱくと開閉させて何処かへと吼える真似) [Fri 20 Nov 2009 23:03:27]
ブルーボックス > …!!(しゅぱっ!)(忽ちに澱んだ小さな霧が弾け散った!)(まるで鞭のように撓り弾き出された二振りの有機質の鞭に打ち砕かれ)(ひゅん)(ひゅん)(ひゅんっ)(幾重にも混ざり合う風切りの多重奏)(全開に開け放たれた箱の内側から外に向けて踊り狂う肉色の触手が二つ)(出鱈目な軌跡を引いているように見せ掛けてその実は異なる)(空中において様々な曲線を描く流れはあっという間に一つの形を其処に組み上げ――) [Fri 20 Nov 2009 23:01:20]
ブルーボックス > (精神集中精神集中)(何処となく張り詰めた空気が其の周囲一帯に蔓延している)(見えざる何かと対峙しているかのように微動だにせずに機を探り)(単眼のように埋められた蒼く透き通った石が吸収した光量分だけきらりきらりと輝石の瞬きを照り返している)――(静寂)(何も聞こえない)(風の音以外は)(此処には自分以外誰も居ない)(そんな感じすら憶える程)(ぎぃ)(静止画のような風景に終わりを告げるのは)(内側からひとりでに浮き上がる上蓋の立てる軋みだった)(呼吸めいて生温い風の流動が、僅かばかりの隙間から外に零れて真っ白な濁りとなって頭上にくゆり) [Fri 20 Nov 2009 22:58:25]
ブルーボックス > (本日晴天快晴)(綺羅星が宝石箱を引っ繰り返したかのように夜天一杯に鏤められている)(段々と冬の足音すらも聞こえ始め、冷え込む一方の市内に冴え冴えと渡る夜気を孕んだ風)(ひゅう)(ごおう)(まるで巨人の寝息のようにゆっくりと)(舗装をされていない土の地肌を晒しているスラム街を嘗め尽くし)(絡めた埃の玉がくるくると踊っていた)(青白く垂れ込める月明かりの照度は眩い)(人気の無い路地裏辺りにおいて)(其処に佇む物体の影法師がくっきりとした輪郭で浮かび上がるぐらいには)(崩れかけの煤けた煉瓦の壁一杯に映り込むチェストの四角) [Fri 20 Nov 2009 22:53:51]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『修行の成果を見せる時が来た』 [Fri 20 Nov 2009 22:49:41]
お知らせ > 蒼花さんが退室されました。 『( そうと決まれば、家路を急ごう。)』 [Fri 20 Nov 2009 22:15:27]
蒼花 > ――――っ…。( ゾクリ と、背筋が震えたのは寒さのせいだろう。そういうことにしておこう。)何なんだよ、もぅ…。( 私が、何をしたって言うんだろう? なんで嫌なことばかり起こるんだろう? ) ――――久しぶりに、渡ろうかな…。( ユメワタリ。 きっととても素敵は夢を見ている人も、何処かにいるだろう。起きたとき寂しくなるけれど。) ―――…。( それでも、夢の中でくらい、シアワセな気分になりたい。) [Fri 20 Nov 2009 22:15:11]
蒼花 > ――――ぁ、空晴れてるー。 ( と、見上げる夜空には星が瞬いている。 少し厚い雲は残っているけれど、 星も、 弓のような月も綺麗に空に 浮かんでいるが見える。) 空は何処でも変わらないなぁ。( 小さい頃、よく夜空を見た。何も無い村だから、夜にすることが無かったとも言うが。) 懐かしいな…。 ( 僅かに笑みを浮かべれば、立ち止まっていた歩みを再開させる。)( 暗い路地。 自警団の目も届きにくいスラム。 夜道を歩くのには、十分注意しないといけない が。) 注意って言ってもなぁ…。( どうにも出来ないときは出来ない というのを、少女はよく知ってしまっているワケで。) [Fri 20 Nov 2009 21:57:16]
蒼花 > ( 近所で薬師をしているおじさんが、石蕗の葉が足りないから欲しいと言われ、届けた帰り。 葉を火で炙ると、腫れ物や湿疹に薬効があるとのことだから、きっと誰かに使うのだろう。) ―――― 寒い なぁ…。 ( コートでも買おうかな なんて、 考える。 帽子や手袋も欲しい。 ――――――――― その前に、変質者進入禁止の魔術なんて無いだろうか なんて。 なんて。) ……… あははは はは……。 ( 力のない、低い笑いはすぐに落ちた。 そんなものがあったら、あっちこっちに張られているだろう。 うん。 ) [Fri 20 Nov 2009 21:25:33]
お知らせ > 蒼花さんが入室されました。 『―――くしゅッ』 [Fri 20 Nov 2009 21:16:58]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 ( 辿り着く先が幸せとは限らないけど。 ―― とン、と 駆け出した。 ) 』 [Fri 20 Nov 2009 02:08:21]
メアリアン > ( 幸せを最初に壊したのは 誰だッたンだろう。 ) ( 幸せを、最初に奪おうとしたのは 誰だッたンだろう、 )   …、 ( 記憶は、この空の様に 不鮮明で曖昧で、 )  ( 全て 投げ出してしまいたくなるけど。 )  …… 幸せに なる の、  ( 今度こそ、 ) ( 願う事は、望む事は もう それだけ。 )  ( 今までだッて 願いは それだけ だッたけど。 )  どッちの方に 行けば良いかな…。 わたしが、決めなきゃ。 ( いッつも 誰か任せ だッたけど、 ) ( 納得できる様に、後悔しない様に 自分で決めていかなきゃ。 )     (  わたしは、誰かに裁かれる道は 選ばない。 ) (  逃げ続ける道を 選ぼう 、 )  … 、 ( 罪を隠して、罰から 逃げよう。 ) [Fri 20 Nov 2009 02:05:51]
メアリアン > ( もう誰も、殺さないと 決めたけど、 ) ( もう何も、壊さないと 決めたけど、 )   ( まだ、迷ッてる。 )  ……… 、 ( 緩慢とした動作で 扉に手を掛けて、 )  ……… また 隠れて 逃げて、 ( もう、 世間の眼は私には向いていないのに? ) ( また かくれンぼ。 また 鬼ごッこ。 )   ( いつまで 続くンだろう。 ) ( 自業自得だ ッて、嗤う声は 頭の中。 )  [Fri 20 Nov 2009 01:55:14]
メアリアン > ( 助けて貰ッたのに、 逃げるなンて 最低 ね、 ) ( そうは、思うけれど、 )   …… ごめンなさい、 ( ぽつン、呟いて。 ) ( コートのフードを頭からすッぽりと被れば、廃墟の扉へと 進ンで行く。 )  ( そう云えば、赤い傘は何処に行ッたンだろう。 意識を落とした時に、手から離れたのかもしれない。 )  …、 ( 赤い傘、 ) ( お兄ちゃンが似合うッて言ッてくれた。 )  … おにい ちゃ ン、 ( 幸せになれないのは やッぱり カミサマの所為? ) [Fri 20 Nov 2009 01:46:47]
メアリアン > ( 彼女が起きた時、如何しよう? ) ( 彼女は、何も知らないと そう言ッた、 )   ( けれど、 )  ( 聞かれたら? )  … 正直に答えたら、もう ―― 普通じゃいられないわよ ね、 ( 己の行ッてきた行動は、彼女の美学には反するだろうし。 )  ( だッたら、 )  ……、 ( 傍らに置いた鞄の中から、 ペンと紙を取り出して、 )  ( 「 ありがとうございました。 ごめンなさい、行きますね。 」 と、其れだけ 。 )  ( そろり、 足先を彼女へと 向けて、 ) ( すぐ傍に 其の紙を、 置こう。 ) [Fri 20 Nov 2009 01:36:18]
メアリアン > ( スラムの一角に在る、廃墟。扉も窓も、天井も 其の機能を果たさない位に 朽ち掛けて、 )   … くしゅ ッ、 ( 入り込ンでくる 外の空気は冷たい。 ) ( 息を吐けば、白く染まり 消えて、 )   …、 どうしようかしら 、 ( 幸せに なりたいだけなのに、 ) ( カミサマは意地悪。 )  ( ちら、と視線を 窓の傍らで眠る 女性に眼を向けて、 )  ( もう一度、息を 吐く。 ) [Fri 20 Nov 2009 01:30:33]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『 ( ―――――― … 、 ) 』 [Fri 20 Nov 2009 01:27:03]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『←何が起きても余り変りの無い生活も在る~スラムの背景、或る1シーン~』 [Fri 20 Nov 2009 00:32:28]
ブルーボックス > ←(わー わー わー) [Fri 20 Nov 2009 00:32:25]
ブルーボックス > ←(そして蓋の上に被った魚の骨や野菜屑を揺すり落として)(次のターゲットを探して箱底を返し跳躍を始めた) [Fri 20 Nov 2009 00:32:05]
ブルーボックス > ←(とても充実した空気…) [Fri 20 Nov 2009 00:29:04]
ブルーボックス > ←(ゴミ収集場に突っ込んだ)(途轍もなく五月蝿い轟音と共に周囲に撒き散らされる燃えないゴミ燃えるゴミ萌えないゴミ) [Fri 20 Nov 2009 00:27:32]
ブルーボックス > ←(とことん跳ねまくっている) [Fri 20 Nov 2009 00:25:15]
ブルーボックス > ←(物凄く跳ねている) [Fri 20 Nov 2009 00:24:30]
ブルーボックス > ←(跳ねている) [Fri 20 Nov 2009 00:23:47]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『←其処に居るという証明~往来にて~』 [Fri 20 Nov 2009 00:23:10]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが帰りました。 『ふぅあああぁ… あふ。 (誰はばかることなく、大欠伸。)』 [Thu 19 Nov 2009 00:40:42]
マイ@ロードアイランド診療所 > かいぼーもなんだか飽きちゃいましたしねー。 (どのくらい飽きたかというと、解剖しかけの検体を、手術台に放置しているくらいだ。 そのうち腐り出して糞尿と嘔吐物の混じったような腐臭を絶賛撒き散らし始めるだろう。 が、それについては特に思うところは無い。 腐敗していく過程を気が向けば観察日記にでも書いておこうか、なんて何の気なしに思う程度だ。) [Thu 19 Nov 2009 00:35:46]
マイ@ロードアイランド診療所 > (自堕落に両手両足投げ出して、まったりしているのは、自称ナースのキノコキリバナ。 ピンクの白衣から、太腿が半ば露になっているが、気にした様子もない。) ──かんじゃさん、こないですねー。 (枕代わりにしている、草臥れた怪生物型のぬいぐるみ。“ろいがー”ちゃんを後ろ頭でぐりぐり。) (「HAHAHAHA、アイが重いZEはにー。」 みしみし。) [Thu 19 Nov 2009 00:28:58]
マイ@ロードアイランド診療所 > (スラムの一角、暗黒街の西側の区画に接した、旧市街。 かつては普通の住宅街であったが、治安の悪い区画と隣接していることから、住人が厄介ごとに巻き込まれることを嫌い、急速に寂れてスラム化したという経歴のある町並みである。 ──煤け汚れて、かつての姿は想像に難いが、タイルの模様などは何気に瀟洒でいい感じである。 住人を総ざらえして、一斉清掃すればもう少し雰囲気が変わるかもしれない──そう感じさせる。) ──んふぅ。 (そんな、区画の小さな廃病院をそのまま占拠した故、設備は酷く老朽化している。 そんな診療所。) (応接室を仮眠室代わりに) [Thu 19 Nov 2009 00:25:51]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが入室されました。 [Thu 19 Nov 2009 00:18:30]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 ( 此れから如何すれば良いの、―― そンな思考を 巡らせて、 )』 [Wed 18 Nov 2009 00:26:57]
メアリアン > ( 彼女の身体に触れても、 彼女からは何の反応も無くて、 )  ( 寝ちゃッたのかしら、 ) ( なンて、 さッきまでとは違う 妙に冷めた思考。 )  ( 肩に下げた鞄からナイフをひとつだけ、取り出して、 )  ( 着ていた白いコートを 彼女に掛ける。 )  … ――― 私じゃ、何も 倒せない けど…、 ( 脅し位にはなるだろう、此のナイフ。 ) ( 彼女が眼を覚ますまで、ちゃンと 起きて、誰も来ない様に見はッておこう。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:26:09]
メアリアン > ――――― ……、 ( 何も知らない、 ) ( 其の言葉には、何の感情も 聞いて取れなくて。視線を 彼女へ向けても、 何も 何も、解らない。 )  … う ン。 ( 人類の敵、 とは聞いた事がある。 こくン、と小さく 頷いて。 ) ( じゃあ、如何したら治るンだろう、 )  ( なンて、膝を抱える様に座ッたまま、 ぼンやり考えるけれど。 )   … ううン、そンな事…、 だッて私の所為だもの…、 ( ふるッと首を振ッて 彼女へと視線を戻した 瞬間、 )  …  ッ、 ( 無理している様な 笑顔が視界に入り、 )  ブラッディさン…?大丈夫…ッ? ( ゆるり 瞳を閉じる彼女 に、そンな言葉を 掛けながら 手を 伸ばす。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:21:55]
お知らせ > ブラッディさんが退室されました。 『( 本能が叫んでいる。其れだけが怖かった。 )』 [Wed 18 Nov 2009 00:19:28]
ブラッディ > ( 視界が真っ暗になり、目蓋が開いた感触でさえ感じない―― …。 急激に眠気が襲い掛かった。 ――… 吸血鬼は眠った。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:19:09]
ブラッディ > なァー …  俺は、何も聞いてねェ…  何も、知らねェー …ンだよ (表情に感情は宿らず、喜怒哀楽の象徴ですら存在しなかった。吸血鬼が漏らすのは真実だけ。) ―― 医者でも治せねェーよ…。 前さァ…、 人類の敵ッたろ。 (彼女に告げて良いか、何も分からない。娘と同じように混乱に満たした思考が、何もかも邪魔になる。話すべきか話すべきでないか、悩みに悩んだ。) ―― 気ィ… 遣い サンキューなァ。  今は、ソレ 所じゃねェー… ンだよッ (冷たい壁から引き剥がし、娘を見上げたまま言葉を紡ごう。) ―― … メアリアン。  ちとッ、 休んだら、なァ…。 (視界が揺れた。不愉快さに眉間に皺を寄せ掛けたが、心配をさせまいと無理やりに笑顔を作った。――― 瞬間に、視界が暗闇に襲われた。) [Wed 18 Nov 2009 00:13:14]
メアリアン > ―――― …、 ( 名を紡がれれば、ぴくン、と肩が揺れて。 )( 知られちゃいけない隠し事がばれた、怒られる子供の様な、そンな 表情のまま、 )  ( 彼女の前まで 歩を進めれば、 )   …で、でも ―――― …、 …、 ( 言葉を 紡ぎたいのに、絡まッた頭は 何も生み出さなくて、 ) ( 短い息を 一つ 吐く。 )  … 、 ( 医者を、呼ンできた方が良いだろうか。 ) ( 背中の傷はこちらからは見えぬけど、 あの血の量から 絶対に平気の筈 なンて、無い。 )  …… ごめンなさい、ブラッディさン。 ――― 今日は、もう 休ンで ? ( こてン、首を傾げ。 )  傷、酷いなら … お医者様に見て貰いましょう ? ( 拒否 されるなら、無理はしないけど。 ) ( 傍に、すとン、 と 腰を下ろして。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:01:37]
ブラッディ > (靴の音に瞬いた。次に娘の言葉が飛び込んだ。気を遣う言葉に、謝罪の言葉だッた。) ――  … メアリアン。 (大丈夫、と胸を張りたい。けど、断言が出来ずに重い頭を上げて、娘の顔を見上げた。前髪の合間を掻い潜り、娘の眼差しを見眺めた。少しずつ距離が縮まるにつれ、吸血鬼は動かないし動く気が無かった。) 勝手に遣ッた事だ。 忘れろ。 (嘆息を漏らし、肩を落とした。娘を見上げる顔でさえ、後ろの冷たい壁に凭れ付いた。体力の消費が激し過ぎる。半年間も吸血の行為を行わず、能力の効率を考えずに派手に使った影響が響いていた。) [Tue 17 Nov 2009 23:54:02]
メアリアン > ( 娘も、彼女の事は殆ど知らない。アイゼンリッターの事を嫌ッているのは、薄らと解ッていたけれど、 )  …、 ( こつン、と靴の音が響いて、 )  ――― ごめンなさい、… 大丈夫? ブラッディさン…、 ( 云ッた後で、 大丈夫な筈が無い、と 気付く けれど。 ) ( 視線は落とし気味に 窓の傍に座る彼女へと 足を進め、 )  ――― ごめンなさい…、 ( そンな言葉しか 出ない。 ) ( 先日の件で、己が何かをした事は彼女にも解るンだろう。 助けられて、すぐに意識を落とした己には あの後如何なッたのか 何を聞いたのかも 解らない けど。 ) [Tue 17 Nov 2009 23:46:10]
ブラッディ > (其れは彼女と同じく、吸血鬼も夜空のお月様を見上げた。微笑みたいが、今の吸血鬼に余裕は見えなかった。) ――…。 (メアリアンの事を良く知らない。アイゼンの言葉によっちゃ、何かを遣らかしたみてェー…らしいなァ)(咳が出て、肩を揺らす。背中の傷は完治に至らず、出血した状態で触れれば伝染する確率は目に見える。黒き血により、制御を行う事で凝血の現象を引き起こす同時に、伝染の効力を意図的に失わせた。背中を曲げる度に、バリっと固まった血が割れる音が響き渡る。) ―― …  何だァ? (窓の下の床に腰を下ろし、必要以上に動かない。破れ掛けた黒い衣は再びと作り直した。) [Tue 17 Nov 2009 23:40:30]
メアリアン > ( 壊れた天井の合間から、月が見える。 )   ――――― …、 ( 昨日まで降り続いていた雨はすッかり止ンで、星も月も浮ぶ綺麗な 濃紺色の空 なのに、 ) ( 気分が 浮く筈も 無く。 )    …、 ( 暫くは 言葉無く、 ただ、胸元に手を包み合わせる様にして、 立ち止ッて いたけれど、 )   ――― 、 あ の、 ( 彼女が 言葉を発した すぐ後に、 続く 小さな声。 ) [Tue 17 Nov 2009 23:35:09]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( ―― 月が 見える 。 )』 [Tue 17 Nov 2009 23:31:50]
ブラッディ > (謎の病気による騒動は去ったが、スラム街は再びと賑やかになる。大勢の怪我人や負傷者が発生すれば、強盗、強姦、殺人、あらゆる犯罪の行為が非常に起こし易い。ソレに伴い、賞金首が如何かとか騒ぎ立てる連中も気掛かりだ。) ――― …  何だろうォー…な。 (言葉が途切れ掛けた。ヴェイトス島に訪れた同時に、出来得る限りに隠れ家を確保していた。今の隠れ家は廃墟と化した事務所。二階建てで土地の条件も悪くは無いが、何度も災厄や襲撃を繰り返し、暗黒街の一部が不要な貧困街と化してしまった。誰もが利用する価値が無くなった。窓も扉も壊され、天井の一部も瓦解し掛けている。風も雨も凌げる環境ではなかった。) [Tue 17 Nov 2009 23:30:53]
お知らせ > ブラッディさんが入室されました。 『 住宅街の隠れ家 』 [Tue 17 Nov 2009 23:22:53]
お知らせ > バルディッシュさんが帰りました。 [Mon 16 Nov 2009 21:05:22]
バルディッシュ > (雨が弱まるまで此処で時間を潰そうか。一つ欠伸を漏らすと、床に寝そべる。背中にじんわり冷たさが染みた。) [Mon 16 Nov 2009 21:05:02]
バルディッシュ > (階段を下りる所で、) ――ぉ。 (暗い世界に走る一瞬の閃光。間髪居れず続く轟音に思わず目を閉じる。若干慌てた足取りで、境の無い窓から外を伺えば、) おいおい。こりゃ、とんだ嵐だな。 (ただでさえ強かった雨脚が、今は滝の様に地面を打っている。) 暫く動けんな。 (心底重い溜息だ。流石に、濡れて重い外套を脱ぎ捨てると、適当な所に腰を下ろす。雨は止んで…くれそうにも無い、か。) [Mon 16 Nov 2009 20:39:04]
バルディッシュ > (其処は窓の無い部屋だった。小さな部屋。恐らく以前は収納用の部屋だったのだろう。其の奥に、見るからに不自然な箱が一つ。中に人間が一人入るに十分過ぎる程度の大きさ。箱の前に足を進めると、懐から鍵を取り出し、箱の穴に捻じ込む。手が悴んで上手く回らない。恐らく数分は奮闘した後、硬い音がようやっと響く。箱の中にあったのは、一つのスーツケース。其れを取り出し代わりに、懐から取り出した小袋を放り込み、再び箱に鍵を掛けた。) (さて、用は済んだ。スーツケースを片手に、今度は来た道を戻るのみ。) [Mon 16 Nov 2009 20:33:21]
バルディッシュ > (無論此処は、誰が住む訳でもなく放置された建物の一つ。温かい時期なら、其れなりに住めなくも無さそうだが、この時期だ、外套越しにも冷やりとした空気に身が縮む。濡れた足音は、一階から階段を上り二階へと移る。見た目には随分荒れて居るが、階段といい二階の床といい、踏み込んでみれば意外と頑丈に出来ている。二階に上がり暫し辺りを見渡すと、左側にある小部屋へと足を進める。無論、扉は当に朽ちている為、入るのに手を使う必要もない。) [Mon 16 Nov 2009 20:25:42]
バルディッシュ > (慣れた道だ。迷う事も無い。暫し歩いた後、一つの廃屋に足を踏み入れる。この時間にこの雨だ。其の姿が誰かの目に留まる事も無い。) (屋内に入っても濡れて重い外套は其のまま。どうせ長居はしない。躊躇う事無く、廃屋内奥へ進む。) [Mon 16 Nov 2009 20:18:37]
バルディッシュ > (雅かこんな雨天に限って使いを任されるとは、) ――。 (性悪主と四六時中顔を合わせているのとどちらが良いかと問われれば、雨の方が遥かにましだが、) はぁ〜…幸薄い。 (今に分かった事じゃない。) (足取りは、道草を食う様にのらりくらりとしたもの。けれど、当ても無く歩く訳ではない。この後、路地を一つ二つ曲がれば、目的の廃屋に付く。フード越しに空を見上げた。目を打つ雨。雨雲すら見えない黒。) [Mon 16 Nov 2009 20:08:53]
バルディッシュ > やっぱ…付いてない。 (耳を掠める雨音は大きい。雨具代わりに羽織った外套、目深にかぶったフードに打ち付ける雨は己の足音すら掻き消す。寒さに背を丸め、雨に霞む道をただ黙々と進む男が一人。) [Mon 16 Nov 2009 20:01:49]
お知らせ > バルディッシュさんが入室されました。 [Mon 16 Nov 2009 19:56:25]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 [Sun 15 Nov 2009 23:54:01]
ルジェ > (雨に打たれて、そうして冬の風が頬に当たって多少ルジェの身体にも寒さが伝わってきた。 なにやらオリヴィアからの視線を感じるのか振り返れば目があえば手を振ったりしているだろう。 …危機感なくも。 そうして、どんなポイントだっ、とか突っ込みいれつつもあっさり足を踏み入れた自宅にて久方ぶりに買ったお酒を知人に飲ませたりしてみせたとか) [Sun 15 Nov 2009 23:53:57]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 [Sun 15 Nov 2009 23:49:25]
オリヴィア > (仕事の途中ですし、自宅ではロサさんが温かいスープを用意してくれているでしょうし、スラムでセクハラと言うか痴漢働いていた子のところで何か頂く謂れもないと堅い考えの下、再会の約束だけして仕事へと戻って…途中本当に大丈夫かしら?と振り返ったりもしますけどもっ)ええ、それでは…(調べていけばスラムの方の深刻な被害など明白になるだろうか…) [Sun 15 Nov 2009 23:49:23]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 [Sun 15 Nov 2009 23:45:47]
ソード > ん、じゃあ…。(ふら、と尻尾を軽く振りつつ騎士の女性を見送って) んー…勿論分かってるよー…じゃ、いこ?(美味しい料理と美味しいお酒、楽しい雰囲気で相手を乗せるのがポイントなのです、とか誰かに説明しつつ、 無警戒な知人を連れて自宅へ…) [Sun 15 Nov 2009 23:45:27]
ルジェ > (多々オリヴィアの理解し難い事を能天気にこなしている娘で、あったりする。 今、目の前にあるのはとりあえず散々歩き回って疲れきった体力と、腹の空き具合だったりするわけで。 ご心労お察し致します) 「本当!?うんっ、オリヴィアさん、また会おうね?」 (今度、ルジェの知ってるお菓子屋さん連れてったげるよ。助けてくれたお礼、と伝えつつ。 その襲った人ん家にこれからいくというなんとも可笑しな行動を選んだわけだがー…、当人に自覚はないのは知り合いだったから、か?(謎) 「お酒あるよー。 ねー、ねー。 ソードさん。 ルジェん触ったから触ったらダメなんだよ?判ってるの?ねぇ」 (朝。 朝になったら帰れるのか。 雨も止んでいるのだろうか。 そうして別の意味で大人になっているのか。 …というのを止めたいのだろうか、オリヴィアの杭、じゃなかった釘が聞いているのか多少先に先制をばしておいた。 雑炊までしっかと食べてはくる気でしょう) 「有難う、オリヴィアさんも気をつけてね?」 (忙しいんだ、と思ったルジェは頭を下げるオリヴィアの身体の心配をしながらも。 助けてくれたことを心に刻んだ。 そうして。 悪戯のこの度の犯人はソードだとインプットしながらも、(前回とは、繋がらなかった) その犯人の家に転がりこむというわけの前後不覚の行動にそろそろ大人の階段登ってほしいと願いつつ。 暖かいご馳走にありついたりした、わけで) [Sun 15 Nov 2009 23:40:40]
オリヴィア > (もうどう言っていいのかわからないと言わんばかりで、小さく首を振って…これ以上差し出がましい真似をする方が野暮なのだろうかとか、それがスラムでの流儀なのだろうかとか…そんなに食べるものに困っているのだろうかとかetcetc。でも、先ほど他の人に施しを断ったのでここでお金とか施すわけにはいかないので、こうして肩を落とすだけです)ええ、また会えると思いますよ。それまで、お体に気をつけて…(ほんとうに色々な意味で気をつけて欲しいと思ったわけで…っ。ともあれ、一つ頭を下げて…仕事の続きをしましょう) [Sun 15 Nov 2009 23:31:37]
ソード > (肩を落とす女性…何となくだけど中間管理職とかこういう感じの表情してる人が多いのかなと思ったのはともかく)う、うん、ちゃんと…宿まで送っておくね…。  (ルジェの方にも小さく頷いて)うん、鍋食べてあったまったら…あ、お酒あるなら泊まって明日の朝に送ってあげるね。(今夜、またルジェ君は大人になります(違) そんな感じで夜はお肉を中心とした甘辛出しの鍋料理を楽しんだとかで) [Sun 15 Nov 2009 23:27:51]
ルジェ > (何故かオリヴィアに再度肩を落とされた。 はて、ルジェ何かしたっけ、とか心配そうに首傾げておりますが方向修正出来れば、いつか、遠い日にー…) 「送ってくれるの? 有難う、ソードさん。 ルジェいつまでもスラムの道覚えきれないの。 お酒ならね、リュックに入ってるよ?(重いので、背負っていた)。 オリヴィアさんはまだご用時あるの? またいつか、会える?」 (さすがに心配して駆けつけてくれたのでぺこり、お辞儀をしてそう尋ねてみせた。 普通に考えても、セクハラ受けた相手のトコに飯食べに行こうって考える事自体、警戒心皆無であったり、する。どうやら一緒に行かない様子のオリヴィアにそう伝えただろうか。 信じててください。 ちゃんと大人になって戻って、くる、…筈。) 「え、あ、う、うんっ!ルジェご飯ちゃんと、草かったりとか。薪割ったりとか。お仕事してちゃんと食べます。 オリヴィアさんみたいに、ちゃんとお行儀よくします」 (真摯なオリヴィアの言葉にこくり、紙袋を持っては頷いたルジェ。 ソードにさっき触ったからお酒も持ってくからもう触っちゃダメだよ?と伝えたか。 で、オリヴィア先ほどの葛藤は何処へやら。ぶい、と二つ指を立てては大丈夫、とばかりに伝えてみせた)   [Sun 15 Nov 2009 23:21:29]
オリヴィア > (脳天気な機械娘の言葉に肩を落として…(本日二度目))…信用しますから、一応ではなく、きちんと送ってあげてくださいね(その黒猫(違)獣人の言葉を受けて、ともあれこの欠食児童っぽい子に何か食べさせてあげてくれればいいとか、さすがに私はご一緒しませんので頼んだ。と言うか丸投げた。もう子供ではないのだから自己責任でルジェも対応できるだろうとか信じて)…食べ物の為に身体を売るとか、そんなはしたない事をしてはいけませんよ(もっと自分の身体を大事にしてくださいとか…他人に触れさせるどころか肌を見せるのすら抵抗のある騎士はそんな言葉を向けて…) [Sun 15 Nov 2009 23:12:06]
ソード > ………まあ…一応ちゃんと送るので…(ルジェの言葉に若干頭を痛めていそうな騎士風の女性に小さく囁いて…) (傭兵って街中で迷子になったりするお仕事だよね、と理解している獣人もいるらしく) ふふ、もしくは美味しいお酒の差し入れが条件、ね。(にや、と牙を見せて小さく笑っていて…触るかは謎だが鍋は締めの雑炊まで振舞うだろう)  [Sun 15 Nov 2009 23:02:52]
ルジェ > (冬めいてー…、時折自身の職業忘れがちな、そんな毎日(遠い目、そして、逃げたっ) 「ルジェも見たかったな、蝶ちょ。 む?うん。雨止まないね、オリヴィアさん」 (被害が出ていた、とか。その内ルジェの耳にも入る事があるかもしれないが、今はただ、春先に見る綺麗な模様を羽に纏った蝶の姿を闇に、雨の中に見つめながらほわぁ、そんな風に空を見上げた。勿論知り合いの獣人の思惑など気づかないだろう。技、覚えれればいいの、ですが) 「へ。 えーーっ! ぐ、ぐぅ。 一杯触らせたらご飯食べさせてくれる? …え。 あ、そっか。 でもー…」 (さっきの勢いは何処へやら。 困惑した表情とともに、オリヴィアの的確な言葉にルジェはむぐ、と言葉を詰まらせた。 小声でルジェお腹空いてるんです。 きゅるきゅる〜…。 ルジェのお腹も情けなさそうに返事をオリヴィアに残しつつ。 お鍋。 美味しそうな、お鍋。 うまくソードに返事を返せず、オリヴィアの忠告と食い意地との戦いで、ルジェの頭はショート寸前で、ある) 「あ、はーい。 有難う、オリヴィアさん。」 (再度手伝って貰って立ち上がったルジェは照れたような悪気ない笑顔を浮かべた。 …よもや祖業についてお説教をくらうかもしんないとは思っても、いやしなかった) [Sun 15 Nov 2009 22:58:14]
オリヴィア > (護身術…って、待ちなさい、そこの傭兵。傭兵(大事な事なので2度言います))…まぁ、えっと・・・その…。いえ、いいですけども…(あれだけの被害が出ていたのにとか、まぁこの目の前の機械混じりが無事であったのを良しとしたらしく)…今まで痴漢をしてきた子の家にひょいひょい向かうのもどうかと思いますよ…(身体を売ってその日の糧を得る娼婦と変わらないじゃないですかと言わんばかりで…)ともあれ、いつまでも座り込んでいてはだめですよ?(手を差し出されればよいしょと引き上げる方向で…食事の代金で襲われるかも知れないと言うのにこの娘はと、人を疑う事をまったく知らないのか無防備なのかとかそこらへんからお説教したくもあったけども) [Sun 15 Nov 2009 22:46:20]
ソード > ふーん……あ、うん、分かりました。(こく、と曖昧に頷きつつ… 触って貰う方向にしようかな…とか考えつつ… お肉の分け前が減らなかったので若干安心で) (そのうち触られた途端に相手が吹き飛ぶような技を覚えたりしそうな機械娘な知人に頷いて) うん、じゃあ後で一杯触らせて、だね。(こくこく、と頷きながら…自分の家はそこだよ、と…割と直ぐにある民家を指差していて… 料理の腕…まあ薬草摘みなので味付けに使える物が多い分は味がよいだろう程度で) [Sun 15 Nov 2009 22:40:19]
ルジェ > (強姦に似た経験した事多々ある割りには気楽にスラムにすったこ現れる機械娘。…護身術身に着けてほしい今日この頃) 「蝶ちょは春とかに飛ぶんでしょ?最近まで飛んでたんだ。 きょ?きょ? ふむ? …あっ!オリヴィアさんだっ。 うんっ。 ルジェ自分で名乗ってた。 覚えててくれたんだね」 (スラムに起きた出来事に、や、それ以外にも疎い娘はオリヴィアの言葉に不思議そうに瞬きを幾つか残したものの。 名乗ってくれて嬉しそうに表情が綻んだ。 やっと記憶の中で結びついたのか格好がかっこ良いーとか思ったとか。んで、知り合いの獣人がなにやら不満を投げてくるのでむぅ、とか頬膨らませつつ) 「えー。 なんでルジェが迷子になってたって知ってるの?(がびんっ。 そだけどー、そーだけどー。 そだよっ。 オリヴィアさんの言うとーりだよっ。 今から触りますって言ってからじゃないとダメなんだよ?」 (ソードの鼻先ちょこん、とか自分の行動返りみず、味方を得たばりのえばりようで、ある) 「わーいっ!スラムの近くだったよね? ソードさん家って。 …へ。 オリヴィアさん食べてかないの?」 (もう日も暮れてから随分経つよ?お腹空いてないの?とか認識が繋がる日がくるのかはさておき。 遠慮していると思ったルジェは大丈夫だよ、ソードさんお料理上手だよ? そんな風にオリヴィアの手を握ろうと手を差し出して) [Sun 15 Nov 2009 22:32:38]
オリヴィア > ご自分で名乗ってますよね?と言う話も、前にしましたよね。私ですよ、オリヴィア・トレボーニウスです(くすくすと微笑みながら、こちらは特徴的な機械混じりだからしっかり覚えているのもあって、一応自己紹介をもう一度)紛らわしい事はしてはなりませんよと言う意味です。あと、声をかけるにしても女の子の身体に気安く触ってはいけませんよ(触っていただけ!と堂々とされてもお説教は飛んできます。と言うか開き直るなとかっ)ん、ちょっとご相伴に預かりたい気分ですけど、私はまだ用事もございますから気持ちだけで…今度、またお茶とかいかがですか?(やんわりとお断りしつつ…スラムで出される食べ物は危険と言う認識で、元より寄り道して食事をたかるわけにもとか色々内心はあるわけですが) [Sun 15 Nov 2009 22:23:00]
ソード > (物取りに強姦…多少後ろめたい事もある獣人。 でも今のは触っていただけ!と堂々と胸をはり(ぇ))  …え?りか…?(スモモ?と果物の名前という部分しか分からなかった獣人は小首を傾げて…  知人の言葉に、だからーと唸って) ルジェがまた…迷子になっているなら、と思って声をかけただけだよ。(全くもうーと…触った事について言われればあの位だし、と以前のもっとあれな悪戯とか思い出して首を傾げたりもしつつ)…ぅ?ま、別にいいけど……(量は多い、しいて言えばお酒とかの差し入れが…と、ほぼ間違いなく入っていそうなルジェの紙袋を見つめつつ呟いて) [Sun 15 Nov 2009 22:17:13]
ルジェ > 「ルジェお出かけする時は雨降ってなかったのー。 …けど、お買い物すんでからあちこち歩いてたら雨降ってきちゃって。 屋根のある場所で休んでたんだ。 そしたら、ねー…」 (そういうわでした、とかやっぱり多少危機感もったほうがいーんじゃないかな報告をもじもじとか、両手の指をもじもじいじりながら伝えた。 スラムに食べ物持って迷子。 危機感なしにも程がある。 で、お姉さん騎士風だから以前甘いお店で出会ったお姉さんと=にならないらしく。 でもしっかとルジェ、と話してくれて指を私?というように指したら知ってるの?と尋ねたか。 で、ちらり、とか視線動かしつつソードの声を聞いていて) 「む、むー…。 ルジェの反応みて喜んでました(おおいなる、出鱈目)。 ご飯出来てたの? へ? …む? ふむ。 じゃー、ルジェの食べ物なくっても大丈夫じゃない。 お姉さん、ソードさん家行ってお鍋つつかせてもらおうよ。 ルジェ触った代金だよ。 むぅ、 …お腹減ったぁ」 (二人の反応を見てしっかと聞かれたと思ったルジェは頭から煙が出そうなくらい、真っ赤になった。 で、当初の疲れが一気に開放されたのか。 へたり、その場に座りこんでははふ、情けなさそうに二人を見上げたか)  [Sun 15 Nov 2009 22:10:21]
オリヴィア > (本当に物取りとか、強姦…とかなら、もっと酷い事になっているとか、単にじゃれている雰囲気だったとか…と言うか、さすがに腰にしがみつくのはどうかと思いますがっ、がっ!)…雨の日に出かけて大丈夫なのですか、ルジェさん。蝶の脅威は去ったとは言え、それだからこそスラムは危険が多いのですから(食料をこんなに抱えてスラムに入り込むなど襲ってくれと言わんばかりだと呆れつつ、それでパニックになっていたのでは危険もいいところだと)知り合いなのですね…。李下に冠を正さずと言う事もございますから、いくら友人だとしても脅かすのはダメですよ(それで逆に打ちのめされてしまったとか…は、ないだろうけども、こうして通りすがりの騎士に怒られる事はあるのだろうしとか。お腹の音が鳴れば笑ってしまいそうになってちょっと困った顔を見せて) [Sun 15 Nov 2009 22:00:20]
ソード > (続き)(ふう、と小さく息を吐きつつ、手はまだつかまったままか… 後ろから来たのは自警団か何かだろうか…どうしよう、と思いつつも)…ちょっとふざけて後ろから声かけたら反応が面白くてつい…… ん?紙袋は落としたから拾おうと思っただけで…夕食はもう家で鍋の用意してるから……ぅ(きゅる、という音が相手のお腹からして…小さく笑って…しまった、と舌を軽く出して謝り) [Sun 15 Nov 2009 21:56:37]
ソード > (ふぅ、と小さく息を吐きつつ…手はまda [Sun 15 Nov 2009 21:51:10]
ルジェ > (其れ、是非装備させたいですねって感じではありますがっ。 傍目と精神年齢離れ過ぎな娘ではあれど、寝ぼけた思考が戻ったまでは良かったけれど。 …混乱しすぎていたりした) 「えーっ。だってこの手が悪い子なんだもんっ! ダメっ。 捕る気だっ。 …あれ? ソードさん?」 (がびんっ、とか思わぬ知り合いの登場にあんぐり口を開けたルジェ。 ソードさんも食べ物に困っていたの?と思ったー…のではなく。 顔が肩近くにあるので時下に尋ねた。 そっと手を開放しただろう) 「あ、はーい。 有難う御座います」 (針のような視線が痛かったのか、声音がやや小さかった。 頭も垂れていた。 自らの身の守りようにもパニックになったらこの程度。 そうして、間に落ちた紙袋を拾ってくれたのでよっと、というように手をついてはぱしぱしと外套を叩いてそーっと、視線を女性に向けて。 どっかで見たことあるけど?纏う雰囲気がちがうので思い出せないのか、首を傾げている様子) 「えっと。 ソードさん、ルジェの足触った(きっぱり。 一杯。一杯。 うん。 それからー、ルジェのパンとか食べ物捕ろうとしたの。 ソードさんお腹空いてたの?」 (きゅるり〜。 間もなく自身のお腹も返事した。 頬を真っ赤にしつつも、手で摩りつつどーなの?とやや半目である) [Sun 15 Nov 2009 21:47:09]
オリヴィア > (スラムではこんな年端もいかない子が痴漢をするのかとか…そして、どう考えても年上の…一度会った事がある機械混じりの子が痴漢されていると、自分で振り払えばいいのにとか思わなくもないけど)いいから、まずその子から離れなさい…。貴方も、振りほどいて身を守らねば危険ですよ。ほら…(雨の中に晒しておくわけにはいかないと、落としたその荷物を抱えて…)…よろしければ、事情をお聞かせ願えませんか?(本当に痴漢だと言うのならしっかりお仕置きしてあげますとこー、雰囲気で…以前会ったのをこの機械娘が覚えているかはともかく、今回はきちんと騎士としての姿ですし) [Sun 15 Nov 2009 21:34:07]
ソード > (多分、体内方位磁石とかそんな装置が取り付けられてないとかで…) う、ん、それはそうだけど…少しは身の危険とかさ……る、ルジェ…えっと…手、離してー(流石に抓られている手の甲が痛いのか小さく悲鳴を上げて…お尻の横くらいに顔を出して見上げてきて)  (声をかけてきた第3者…お、と振り向きつつ)え?あtっと…ちょっと知り合いに声を…〜…っ!!(抓られた手が痛いので、うまく説明できず…このままでは痴漢扱いを(間違えてはいない)とちょっとあせったり) [Sun 15 Nov 2009 21:29:00]
ルジェ > (物取りだけはっ、だけはっ、お小遣い殆どない迷子傭兵ルジェには死活問題だっ。 その割に、何故我が家(じゃなかろう、に戻る際に毎度迷うのかは機械娘にしか判らない。 わが身よりも食べ物優先のルジェは這う手を拒もうと、内腿閉じようとして、紙袋からわさ、と音がした。 きゅーっ、と目を瞑っては背後に人がいるもんだから他に抵抗のしようがない。 ルジェは背後からの声音にぎゅ、と瞑った目を薄く開いて) 「だ、ダメで、ですー…。ルジェこれ捕られたらしばらくお腹くーくーなっちゃって、って。 …へ」 (僅かに顔を苦笑する背後の声音。 む?ルジェって知ってる?とか誰だったっけとか思考が混乱みせている間にもしっかと手はぎゅむぎゅむつねっております。 で、遠くから足音が聞こえては、闇のスラムの中。 しかも雨模様の本日希望の光が見えた気がしてあいた手の方でぶんぶんと手をふっちゃったりしてましたが) 「この人痴漢とえーっと、ルジェのもの捕ろうとしましたっ!どーにかしてくださいっ」 (ちゃっかり、報告するも、何故か肩を落とされ不思議そうな表情を見せた。 じと目がちくちくと痛いのか、思わず目を、そらしてみせた) [Sun 15 Nov 2009 21:21:46]
オリヴィア > (スラムでは殺しよりも物取りの方が多いですし、基本的に必要以上のお金は持ってませんししっかりガードしておりますので、こちらは安心…? でも、他の方はそうではないようで、今まさに食べ物の奪い合いがっ!?と言う形で駆けつけましょう)……なにを、して、いるんですか?(駆けつけてみれば、なにやらじゃれあっているような姿を見て、張っていた気が抜けてかくんと肩を落としそうな状態になって…、と言うかエッチの最中とか想定外だよ、ぢと目を向けますよ) [Sun 15 Nov 2009 21:13:29]
ソード > (傭兵ルジェといえば知らないものがいない位の…とかそんな感じで(ぇ))(冗談っぽく触っていたら手を抓られて)い、痛っっ ってルジェ…、食料よりも…もうちょっと他に…(手を捕まえられた少年…相手の股ごしにちょっと苦笑して… [Sun 15 Nov 2009 21:09:50]
ルジェ > (傭兵、…そういえば傭兵でした。 うん(小声。 背中のリュックなり、髪袋なりお腹空かせないようにちゃんとご飯は食べましょうとのダーリンの言いつけ通り、買い物へ出掛けたまでは良かった。 いー加減にしゃんとしなさいっ、とかお空から声が聞こえたとか) 「う、うー…、動きませんから、勘弁してくださ…?」 (股に掌の感触があたり、ふるり、落とした腰を降るわせたルジェ。 遠い、遠い記憶を探るも、よもや、もしか、あれかっ。いつかの悪戯した奴かっ!?とか。 紙袋の中には食べ物がたらふく入っていた。 自分に悪戯されるよりも食べ物捕られる、とか思っちゃったらしく、耳元に囁かれる言葉にびくっと小さく肩震わせながらも。 太腿に伸ばされた腕を右手でぎゅっとか手の甲つねってみようと動いたか) 「きゃ、うっ…、食べ物捕っちゃダメーーーっ!」 (遠くに聞こえたルジェの声。 で、さらに追い討ちかけるかの如く、静かに、僅かに声を漏らしながらも叫んだ内容はそっちかっ!) [Sun 15 Nov 2009 21:01:23]
オリヴィア > (本来ならば馬上から見て回った方が効率的なのだが、なにぶんスラムの奥は馬で通るには足を取られる危険もあるし、何より表面だけ見るよりもこうして徒歩で回った方がよりよくわかるのではないかと、蝶の被害などの把握に努めていたわけですが…)…ごめんなさい、個人的に施しを与える事はできませんから(騎士と分かる服装のせいもあって物乞いを受ける事もあるのだが、それを申し訳なさそうに断って、舌打ちされたり罵られたりとかされるわけですけども)…っ!?(悲鳴が聞こえればそちらの方に向かいましょう、次のターンには到達できると思います) [Sun 15 Nov 2009 20:53:10]
ソード > (襲い掛かる悪の気配!とかそういう彼女の傭兵としての技能を発揮する機会!かはこの先の展開で) …………えっと…。(以前もそういえばこんな悪戯したことあったような、と思いつつ…動きをフリーズさせた相手にちょっと此方もどうしよう、と思いつつ…膝の間に落ちた紙袋…相手の股間ごしに手を伸ばして拾ってやり)…ふ、ふ、ふ……こんな所を一人で歩くなんて…危ないよ?(声色そのままにしつつ…両の脚の膝から太腿辺りまで軽く撫でてみようと) [Sun 15 Nov 2009 20:51:55]
お知らせ > オリヴィアさんが来ました。 『雨の中、スラムの現状視察と言う名目で様子を見に…』 [Sun 15 Nov 2009 20:46:55]
ルジェ > (黒い影っ!の文字に背後がびびったのは内緒だっ!) (ともかく。 危機感がない大会なぞあったならどちらが勝っただろう、とか思ったりしたけれども。 ふわ〜ぁ、等とあくび掻きながらむふ、とか片瞳から涙零しつつ。 体力が回復するのをじーっと、獣の治療の如く待っているかのような機械娘。 よもや近辺を知り合いが歩いているとは呆けた思考のルジェには気づかない。 聴覚すら鈍っているのはすでに眠気が先立っている。 …と、思わぬ両肩に手を置かれて、ルジェはぽーっとしている脳みそがやっと動きだしたっ!) 「わっきゃーーっ! う、動きませんっ!」 (両膝の間にどさっと紙袋が落ちた。 折角動いた思考もフリーズ状態の様子である) [Sun 15 Nov 2009 20:44:00]
ソード > (とかそんな危機感は全く無さそうな感じでぽてぽてと歩いていた黒い影こと黒豹(猫にあらず)の獣人。 前方に知り合いの影を見つければ…少しだけ足音を忍ばせて…背後に立とうと近づいていき… 気が付かれなければぽんっと両肩に手を置いて「動くな」とか声をかけてみようっ) [Sun 15 Nov 2009 20:38:04]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『少女に迫る謎の黒い影!』 [Sun 15 Nov 2009 20:35:27]
ルジェ > 「お、お腹減ったぁ〜…」 (昨今のスラム事情を知らない機械娘は商業地区で買い込んだ食糧をお宿に持ってかえる最中だったらしい。 しかし、毎度の如く一体いつになったら治るんだ迷子癖。 へろへろと、膝が折れてはかくり、と腰をその場に下ろした。 後ろの荷物と両手で持った荷物。 そしてたらふく歩いた結果ー…。 立っているのも億劫になってきた模様) 「…んー? 寒いから皆お外出てないのかな。 いつもこんなんだったっけ? 此処」 (はて。 とでもいうように周囲を見回すルジェ。 警戒心はそれなりに持ちつつも、何処か声に緊張感がないのは足しげく運んだことのある場所だからか。 決して腕に自信がある、とかそういうことではないのは確かなのだけれど。 はて、いつもくたびれた毛布にくるんだ人の姿が見えない。 酒で鼻が真っ赤になっている古びた服装のおっさんも見えない。 別に知り合いという訳ではないので外套の上から頭を掻きながら時折身震い起こしつつ。 疲労にて重くなってきた瞼をどうにか半分開いているのが必死な状況なようで) 「…えーっと。 えと。 此処で眠ったら雨に打たれてえらいことになっちゃうからお、起きてなくっちゃ、ぁー…」 (声音が小さくなっていく。 屋根に落ちる雨音を遠く聞きながらルジェは眠たそうに片方の眼をごしごしと、擦った)  [Sun 15 Nov 2009 20:12:20]
ルジェ > 「外套着てきてよかったぁ。 …けど」 (どうにも止みそうにない気配の雨音がルジェの耳に届く。 冬の色がより強くなってきた昨今のヴェイトス。 ルジェの髪を靡かせる風は縫うように吹き抜け、それも冷たくて。 ルジェは背中にはリュックを、で、手には買い込んだ紙袋を抱きしめるように雨しのぎに屋根のある場所にぼけーっと突っ立っていた) 「うー、どうしよう。 ちょこっとくらいなら大丈夫、かな?」 (困ったようにすっぽりと被った外套を、指先ちょこんとつまんだなら空の様子を伺った。 薄ぼんやりとした空の天気はすぐには回復しそうにもない。 ルジェはきゅるり〜、知らぬ間になった正直なお腹の要求にしおしおと頭を垂れた) [Sun 15 Nov 2009 19:44:36]
お知らせ > ルジェさんが入室されました。 『「空を見つめては戸惑う娘」』 [Sun 15 Nov 2009 19:39:45]
お知らせ > ドライツェさんが帰りました。 [Sun 15 Nov 2009 05:58:14]
ドライツェ > ――――…今日くらいはいいですかね。 ( 安息日くらいは。 ――緩慢に毛布を払い除け、ベッドから降りて狭い僧房の片隅から酒の瓶を持ち出した。 ――…元来酔う為ではなく、体を温める為に置いてある、それ。 封を切ったのはいつだったか、香りも大分飛んでしまっているそれを少しだけ簡素な木製のカップに空けた。 …未熟な身の上だからこそ。 時にはそうしたい夜もある ) [Sun 15 Nov 2009 05:57:50]
ドライツェ > …………。 ( 目を閉じて経典に記された死者を弔う為の教句を唱える。 足首を掴む手の姿も気配もそれきり消えた。 ひしゃげた鎧戸の隙間からは弱い朝日が差し込み始めている。 そういえば今日は安息日だ ) [Sun 15 Nov 2009 05:54:17]
ドライツェ > ( 高価な薬は無論のこと、医者を呼ぶだけの金もなかった、遠くもないいつかの記憶へ )(「だから」己は此処に居る。 教会の管理人代理として、そして駆け出しの拝み屋として。 ――――…「それ」だけは務まるまいと、聞こえないつもりの声で囁かれ続けても、尚 ) [Sun 15 Nov 2009 05:51:13]
ドライツェ > ( 生者を羨み、嫉む死者の声。 輪郭も朧な、けれど黒い手がベッドの下から這い出て毛布越しに己の足首を掴もうとしている。 おまえも死にかけたはずの――あのまま侵食が進んでいたならそれはほぼ確実に。 今でもどうにも食欲が沸かない――くせに。 何故おまえは生き残り、自分は死なねばならなかったのかと。 ――…無念の声はそう遠くない記憶に繋がる ) [Sun 15 Nov 2009 05:46:43]
ドライツェ > ( スラムでも少なからぬ命が天に召された。 黒く染んだ呪詛の痕がもう少し薄まるまではとここ数日教会は閉めたきりだったが、頃合を見て門戸を開くべきだろう。 ――亡くなった人々の魂が正しく天に召されるよう、祈りを捧げる為に。 それも叶わず、現世に留まってしまった魂魄を還るべきところへ還す、その手助けをする為に )( ――――ろくに見えない目を閉じ、耳を澄ましてみたならば、…ほら。 望まずして命を落とした誰かの無念の声が、今だって聞こえてくる気がするのだから ) [Sun 15 Nov 2009 05:37:19]
ドライツェ > ( 膝を抱えた手の甲は少しずつ元来の肌の色に戻りつつある。 遠からず奇病の痕跡も抜けきるんだろう。 ――座る身の傍らに置いた経典へちらと視線を向ける。 酷い近視が災いしてここからではろくに見えやしないが、雨を浴び、表紙には矢に穿たれた痕すら残る黒革の。 それこそが今後も残る、奇病の名を借りた哀れな魂の遠い憧憬と、それに付け入ったモノの罪業の証 )( 使い古した経典を手に取った。 黒革の表紙に残る、矢の突き立った痕を指先で撫でる ) [Sun 15 Nov 2009 05:32:41]
ドライツェ > ――――…  。 ( 暁光が街に最初の足音を響かせる間際の頃。 簡素なベッドに座り込み、膝までを毛布で覆って、夜の最後の足掻きを見ている。 ――…見ているとは言えど、視力を補う眼鏡はサイドボードに置いたまま。 ものの輪郭はぼやけ、ろくに見えやしないのだけれど。 ) [Sun 15 Nov 2009 05:25:19]
お知らせ > ドライツェさんが入室されました。 『( 教会奥の僧房にて )』 [Sun 15 Nov 2009 05:22:10]
お知らせ > バルディッシュさんが退室されました。 [Sun 15 Nov 2009 02:59:59]
バルディッシュ > (明け方頃、男が立ち去った其の後に残るのは、) (廃屋の隅を染める血、頭部、痩せた骨。) [Sun 15 Nov 2009 02:59:45]
バルディッシュ > (手応えはあった。そして軽かった。痛みに呻く声も無い。ただ、眼下に有るのは小さな影二つ。香る血。吐き気は無い。ただ別の何かが込み上げて来る。) やれやれ。 (子供の首に付いていた首輪のアクセントを取る。金属の其れは、ナンバープレート。無造作に懐へしまった。此れが主への証になるだろう。) さて、と。 (男は今一度辺りを見渡し、) [Sun 15 Nov 2009 02:50:56]
バルディッシュ > (触れた部分は小さくとも、震えているのはよく分かった。この手を離せは直ぐにでも叫びだしそうだ。見えているのかどうか分からないが、男は子供へ顔を近づけると、呟くように言う。) 静かに、ね。 (微かに頷いたのを確認すると、左手をそっと放した。其のまま後ろへ下がり、子供の前に立つ。) 悪いが、君を見逃す事は出来ない。 (単刀直入に告げる。暗過ぎて、相手の表情を見る事は出来なかった。) 「確実に仕留めろ」だそうだ。君は随分と…色々知っちゃったみたいだね。 (嗚咽が引き攣っている。その場から逃げ出そうと、地面を這っている気配がする。それに合わせて小さな影も、私の足元を、這って、) 動かない方が良いぞ。 (右手に担いでいた斧を大きく振りかぶり、) 楽に行きたいだろ? (振り下ろした。) [Sun 15 Nov 2009 02:36:40]
バルディッシュ > (耳を澄ます。微かに聞こえてくるのは、すすり泣く声。か細く、痛々しい子供の声。血の香り濃い方へ一つ一つ足を進める毎に、其の声は悲鳴染みたものへと、) しーっ! (子供が悲鳴を上げるのと、其の口を男が押さえ付けたのは、ほぼ同時。それでも僅か、屋内に余韻が木霊した。右手で斧を担ぎ、左手は子供の口を封じ、その場にしゃがんだ男はしかめっ面を向ける。) やれやれ。結構骨が折れたぞ。 (泣く子の片足は無かった。) [Sun 15 Nov 2009 02:16:44]
バルディッシュ > (朽ちた廃屋に足を踏み入れた瞬間…!何て事を想像していた訳だが、奴さんにはそんな気力体力は無かった様だ。静まり返った其処に、男以外の物音は無かった。) おーい。 (こう暗くては、足元の血の跡も見えない。) 逃げ切れないって分かってるんだろう? (右手の斧を肩に乗せ、取り合えず屋内の其れなりに広い場所に立ち、辺りを伺う。物陰は多い。窓と扉の周辺を除けば暗過ぎて近づかない限り見えない。然し確実に、血の匂いは濃い。居るのは確かだった。) 私に見付かろうが見付かるまいが、結果は同じだろうに。 (耳を澄ます。) [Sun 15 Nov 2009 02:01:45]
バルディッシュ > (血の跡は、蛇の様に右へ左へ路地を這い、奥へ進む。男の足取りは決して早まる事も無く、血を追って右へ左へ行く。其の歩みが不意に止まるのは、) (袋小路。) (男の視線は、地面から左の扉無き入り口へと移る。血の線はぽっかり開いた四角い闇の中に続いていた。) ――。 (面倒臭げに溜息を付くと、何の迷いも無く闇の中へ足を踏み入れる。何時の間にやら右手に斧をぶら下げて。) [Sun 15 Nov 2009 01:50:05]
バルディッシュ > (自分の靴底を擦る砂利の音が、妙に大きく聞こえる。走るのはかったるい、故にのそのそと悠長に鬼は獲物を探しているわけだが。) (地に記された血の跡は、頼りなげに奥へと続いている。) 結構しぶといな。 (傷を負った足でそう遠くへは行けまい。そう、高を括っていたが。随分と相手を見くびっていたらしい。単なる自棄だろうが、) (背に担いだ斧の切っ先はまだ、赤い。) [Sun 15 Nov 2009 01:42:00]
バルディッシュ > (灯りが無い。相手にとって身を隠すには絶好の環境。それに比べて自分とくれば、) ……。 (眉間に皺を寄せ足早に、手当たり次第、物陰という物陰を覗き込む。) (虱潰しで見付かるなら、これ程苦労はしない。そして恐らく、かれこれ1時間は続いているだろう。奴さんと隠れんぼ。) [Sun 15 Nov 2009 01:30:35]
お知らせ > バルディッシュさんが来ました。 [Sun 15 Nov 2009 01:22:26]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 気を引き締めていこう。きっとあれだ、埃だらけだ。 』 [Sat 14 Nov 2009 23:46:30]
艶子 > ( 私が、私の側に居る人のことを忘れなければそれで良い。それで十分のはずだ。 ) ――よっし。 ( ぐ、と気合を入れる。そろそろ君影のアパートが見えてくる。到着したら、大家に話して中に入れて貰って部屋を掃除しよう。終わらなかったら、また次に来よう――。 ) [Sat 14 Nov 2009 23:44:40]
艶子 > ( そう、収まりつつある。ヴェイトス市はいつもの姿に戻りつつある。いや、戻っていってしまう。死んでしまった人の家族や、傷ついたままの人たちの心を取り残したまま元に戻っていってしまう。残されてしまうのだ。待ってはくれないのだ。私が今、嫌な事を忘れて元気を出そうとするのと同じように。 ) ……ああああ!もう!何でそこで考えが元に戻る! ( 元気だそう、って決めたばっかりじゃないか。お前の頭で考えて解決するほどこの問題は簡単なのか?難しいことは無理して考えるな。 ) [Sat 14 Nov 2009 23:38:10]
艶子 > …いかんな、どうも気分が落ち込み気味だ。 ( 沈んだ艶子なんて見て喜ぶ奴なんて一人も居ない。元気出していかなくちゃ。心の中の毒は残ったままだけど、それを吐き出すように短い吐息を一つすると、歩みの速度を速める。殺してしまったあの娘を襲った病の騒ぎも、どうやら収まりつつあるようだし――。 ) [Sat 14 Nov 2009 23:26:57]
艶子 > ( スラムの道を歩きながら、私は溜息を一つ。まだ調子を取り戻していない右腕の代わりに、左腕で武器を掴めるように腰に差す位置はいつもとは逆の方で、身体の重心が微妙にずれて何だか変な感じ。その左腕だけじゃ刀は扱いにくいし、そんなに危ないことにも巻き込まれないだろうと持ってきているのは鉄の芯が入った木刀のほうだ。 …むしろ、これからはこっちを持って歩くべきかもしれない。私は暫く生身の人間を斬れそうに無いのだ――と、商業地区で殺してしまった娘の事を思い出す。 ) ( そして空いた方の右腕には、鞄が一つ。中には雑巾やら何やらが入ってる。これから君影のアパートに行って、部屋の中を掃除してやろうというのだ。 ) [Sat 14 Nov 2009 23:14:55]
艶子 > ( 最近は反省文をずっと書いてたり、ウォッシュベアー村に救助に向かったり、入院したりで色々大変だったから、スラムや暗黒街の警邏っていうのも随分長くお休みしていた。もう少し右腕の調子が良くなったら、また再開しよう。――暗黒街の教会にも、いずれ行っておきたい。アザリーがウォッシュベアーで命を落とした事はすでに聞いていて、彼女とは一度あったきりでお互いの印象も良くなかったかもしれないけれど、気の毒だと思う。彼女が他の人を助ける為に戦った事を聞けば、いい奴だったんだと認めなおす事が出来るのだけど、それを本人に伝えることは適わない。 ) [Sat 14 Nov 2009 23:08:45]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『ここを歩くのも久しぶりだ。』 [Sat 14 Nov 2009 23:02:40]
お知らせ > アイゼンリッター@裏さんが退室されました。 『 真紅のマフラーが、女の傍に残される……。』 [Sat 14 Nov 2009 01:56:16]
アイゼンリッター@裏 > (病気の治療、怪我の治療は完全に門外漢だ。 あとは中央病院の医師たちに任せて、鉄仮面は再び夜の街へと戻っていった) [Sat 14 Nov 2009 01:55:37]
お知らせ > ヒルダさんが退室されました。 『 そうして、ありえない妄想に取り付かれた女は病院へと運ばれるのであった。 』 [Sat 14 Nov 2009 01:52:36]
アイゼンリッター@裏 > (溜息を一つ)(スルリと真紅のマフラーを解き、女性へとそれを被せる。 かなり長めのものだから、烙印のある顔はおろか、身体も隠せる筈だ。 この時節に、女性をこんな格好で連れて行くわけにもいかない。 その上で、彼女の頭に手を乗せて撫でようとするだろう)……病院へ行こう。 良いね?(裁きを下すのは自分の務めじゃあないし、既に裁かれただろう人物に鞭打つ気も、毛頭無い)(それとも単に、女性に対して甘いだけ、か?) [Sat 14 Nov 2009 01:51:30]
アイゼンリッター@裏 > ――……「強姦魔」、か。(ぐずぐずと泣き続ける彼女の腕と自分の手をロープで繋ぎ、病院へ向かおうとした時に目に入った烙印。 それに思わず一瞬、足を止めてしまった。 犯罪者は許せない。 叩きのめしても何の問題も無いと思っている。 が――) [Sat 14 Nov 2009 01:51:12]
ヒルダ > ( ああ、負けてしまうんだ。私は幸せを逃がしてしまうんだ。誰も私のところへは戻ってきてくれないんだ。家出の先に再びこの島を選んだのは、未練がましいと思いつつも淡い期待があったからなのに。 ) ( 言葉を理解している様子はないが、もう抵抗は小さい。片手を離せば即座にそこから逃れようとするが、その動きを制するのは容易いだろう。そして勿論、そのロープで女の腕を縛ることも。 ) う うぅ う  うぐ、 ひ  ( 真っ黒に肌を染めた女はぼろぼろと涙を流す。その胸中にあるのは淡く、切ない、そして何よりもどす黒い身勝手な感情だ。一方的に愛されたいという――。 ) ( それは、頬に刻まれた「強姦魔」の烙印が示しているか。 ) [Sat 14 Nov 2009 01:42:48]
アイゼンリッター@裏 > 落ち着け、もう大丈夫だから……!(聞こえているかどうかはわからないが、泣き喚く女性に何度も何度も、子供に言い聞かせるように繰り返して伝えていく。 ――彼女が華奢な女性でよかった、というのが本音か。 徐々に力の抜け、やがて動かなくなった身体を前にしてホッと息を吐いた。 これが屈強な男だとか、或いは歴戦の勇士だとかだったら、或いは武器を持っていたら――こうも上手くは行かなかったろう。 完全に動かなくなっても、しばらくは両手を握ったまま、だが)……今から君を、病院へ連れて行く。 良いね?(そう声をかけて、片手だけを彼女の腕から離し、ベルトに吊るしたロープへと伸ばす。 とりあえず互いの手を結んで、逃げられないようにしようというつもりなのだが) [Sat 14 Nov 2009 01:32:11]
ヒルダ > ( どうして?どうしてこいつの腕を振り解くことができないの。強くなったのに!もうちょっとで幸せになれるのに! ) ( 髪を振り乱し、涙を流しながら女は騒ぐ。ここで負けたら私はまた不幸に逆戻りだ。それだけは嫌だ、絶対に嫌だ! ) うわああああああん! ( まるで駄々を捏ねるように首を左右に振る。いくら病でその身体能力があがっているとはいえ、肉体には限界というものがある。暴れ振りほどこうとする力は少しずつ弱くなり、その頻度も落ちてくるだろう。暴れる際に身体を壁にぶつけあちこちから血を流すが、それでもやがては力尽きて動かなくなる。 ) [Sat 14 Nov 2009 01:18:21]
アイゼンリッター@裏 > ――――よ、しッ!(グッと両手を掴んだまま、彼女の身体を壁に押し付け、押さえ込む。 傍から見れば、また強姦魔扱いされそうな構図だ。 鉄仮面の下で苦笑の形に唇を歪め、すぐに其れを消す。 仮面に隠れていても、気分の良いものじゃない)落ち着け、もう大丈夫だ! ――これから良くなる! 病院に行けば――……(治る筈、だ。 ここまで重症になった患者でも、どうかはわからないけれど、快方に向かっている人は多くいるのだから)(……ともかく、ここから後は体力勝負だ。こっちより先に、彼女が体力を使い果たすか、拘束から抜け出るか――……お望みとあらば、暴れる彼女に朝までだって付き合おうじゃないか) [Sat 14 Nov 2009 01:13:47]
ヒルダ > ( 私は幸せになるんだ。あの頃に戻るんだ。クーンも、マギーも、みんな私のことを愛してくれた時代に戻るんだ。こいつを倒せば、それが叶う!! ) ( 額から血を流し、その痛みに耐えながら相手をみれば相手も血を流していた。やったぞ、ダメージがあった。その血は自分の血がついただけなのだが、今のヒルダにはそれがわからない。 ) うがああぁぁああああッ!! ( もう一発だ。ぐん、と上体を反らす。しかし女はそのまま壁に押さえつけられてしまい、頭突きすることが叶わない。足の指の骨を折っている為に踏ん張りが利かず、その拘束から抜け出すことは難しくなった。勿論、暴れはするけれど。 ) ( なんなのよ、そのアイゼンリッターって。私、そんなの知らないわ。アイゼンリッターよりヒルデガルドグレーテの方がかっこいいわ! ) [Sat 14 Nov 2009 01:07:04]
アイゼンリッター@裏 > (ガン、という更に鈍い音。 頭突きをされたと理解するまで、一瞬の空白。 押さえ込んでから鉄仮面で攻撃するのは此方の技なのに、なんて暢気な思考が一瞬浮かぶ、が――)……大丈夫だから、落ち着け!(叫び声に対して、此方も声を返す。 精神状態は危ういようだが、声が届かないわけではないらしい。 なら、とにかく話かけて気を反らせろ。 暴れさせては、彼女が傷つくだけだ)――アイゼンリッターがいるから、もう大丈夫だ……!(両腕を掴んだまま、手近な壁に彼女を押さえつけようと試みる。そうすれば、よりしっかりと拘束できる筈だからだ。 無論、女が踏ん張って単純な力比べになれば、ちょっと鍛えた程度の筋力しかない自分は負けてしまうだろうけれど……) [Sat 14 Nov 2009 00:58:00]
ヒルダ > ( べり、と何かが剥がれるような音がした。そのきっちりと全身を覆う防具を引っかいたせいで、勢いよく爪が剥がれたのだ。すごく痛い。なんなのこの悪いヒルダは、どうしてこんなに手ごわいの。判った!こいつが黒幕なんだ!こいつを倒せばお終いなんだ!だから私は負けないわ!世界で一番強くて美しいのだから! ) ( 悪いヒルダは何かを叫んだ。今から私を病院に連れて行く、だって。笑っちゃうわ。 ) 病院送リニナルノハ、オ前ノ方ヨォォォォ――ッ! ( 更に引っかこうとするが、両手を押さえ込まれてしまう。ならばその後はどうするか?残ったのは、頭しかない。 ) ( ぐ、と上体をそらすと思い切り頭突きをかます。しかし、鉄仮面に頭突きするというのはあまりに無謀。もしそれがあたったのなら、割れるのは女の額のほうだろう。 ) [Sat 14 Nov 2009 00:50:00]
アイゼンリッター@裏 > ……っつ、うぅ……!(結局、いつもの殴られて殴り返す戦い方からは逃れられないらしい。 相手が武器を持ってなくともこの様だ。 ……糞!)(バランスを崩し、よろめくのは此方も同じだが、頑丈なのが唯一の取り得だ。 おまけに頭部は一番しっかりと守っているし、全身きっちり防具が覆っている。 バシバシと振り回された腕で叩かれる度に多少ふらつきながらも、何とか右手は離さずにいられた。 これが剣か何かならまた話は違ったろうけど)――良いか! 今から君を病院に連れて行く! だから落ち着け!(聞こえるかどうかはわからないけれど声をかけながら、瓶を放り捨てた左腕で、残る一方の腕も掴もうと試みる。 前述の通り此方は殴られているし、頭を蹴られた衝撃から完全に立ち直れたわけでもない。 果たしてどうなるか――?) [Sat 14 Nov 2009 00:44:02]
ヒルダ > ( やった!蹴った!あたった!これでお前の顔は潰れ―― ) あれ? ( つぶれたのは私の脚の指の方だった。やけにおかしな方向に曲がってる。どうやら骨が折れたみたい。なんて顔の固いヒルダなのかしら!面の皮が厚いだけじゃなくて固いなんて!なまいき!なまいき!なまいき! ) ひぎぎぎぎぎ!!ぬぅあまぅいきぃぃぃいい―――ッ! ( 繰り出した脚を下ろしてそれを軸に体重を支えようとしたが、指が折れている為に上手くいかずにバランスを崩した。悪いヒルダは鼻から何かの粉を噴出し、それを私の顔に浴びせてきたのだ。 ) ―――!?!?!? ( 粉が目に入り染みて、鼻が酷くむずむずする。 これは、コショウだ。コショウを使うなんて、なんてコショくな奴なのかしら! ) ひがががががあ! ( 前が見えない為、私は右手で相手を引っかくように我武者羅に手を振り回した。もっとも、肌の露出が無いのならそれで傷がつくことは無いだろうが。 ) [Sat 14 Nov 2009 00:36:32]
アイゼンリッター@裏 > (動きが早い上に、随分と派手だ。 自分もそれなりにやってきたという自負はあるにしても、実戦でダイナミックに暴れる人物の相手をするのは初めてだ。 右手はしっかりと女の腕を握り締めたまま、相手の蹴りを避けようと視線を向けて――)―――――――――は?(思わず、見えたモノに一瞬硬直した。当然、ガインッと良い音を立てて鉄仮面が蹴りが命中する事になる。 相手の足も――素足だというなら尚更――痛いだろうけれど)(ただ、それでも左腕は動いていた。 ポーチの中に幾つか収まっている小瓶は、紐で結ばれている為に一挙動で蓋が外れるようになっている。 この時もそれは同様で、取り出すと同時に蓋は抜け、蹴りの衝撃でよろめきながらも、中身をぶち撒けるように女の顔へと降りかける。 といっても、一般的に害のあるものではない。 ――ただの胡椒だ) [Sat 14 Nov 2009 00:30:02]
ヒルダ > ( 組み合う両者の手。私は相手の右腕を掴み、相手も私の右腕を掴む。丁度握手するみたいに仲良しこよし、って訳?往生際の悪いヒルダだ、さっさとこの私に倒されてしまえば良いのに! ) うばしゃあぁぁぁ―――ッ!! ( 私はばさっと翼を生やし、空高く舞い上がると一気に急降下して、悪いヒルダの顔面を蹴りつけた! ) ( しかし、それはもちろん女の妄想の中の出来事。実際にはその姿勢のままだんッと地面を蹴って相手の頭めがけて蹴りを繰り出しただけ。跳躍するまえに、まるで空を飛ぶかのように大きく胸を張ったのが滑稽といえば滑稽か。蹴りだす際にボロのスカートが捲くれ上がるけれど、私のパンティーを見ながら死ねる奴は幸せだと思う。あ、パンティーは今穿いてないんだった。 ) [Sat 14 Nov 2009 00:22:03]
アイゼンリッター@裏 > ――――ッ!?(身体能力の向上ということは、反射神経や動体視力の向上にも繋がる。 単に「力が強くなってタフになるだけ」という認識を抱いていた鉄仮面は、急停止した女の動きに驚き、為す術もなく振り抜いた右腕を掴まれてしまうだろう)糞! この…………なら……ッ!(単純に一発殴って大人しくさせる、というわけにはいかないらしい。 ならばと方針転換。 此方も右手で、女の腕を掴もうと試みる一方、左手はベルトのポーチに伸び、中の小瓶を引っ張り出そうとする) [Sat 14 Nov 2009 00:13:28]
ヒルダ > ( 一直線に向かう女の鳩尾に繰り出される拳。その拳の動きを女の目が正確に追う。 ) KYAHAッ♪ ( 残念だけど、今の私はとっても強いの。神様より早く走れるし、仏様より力強いのよ。お前の動きもよーくみえるわッ! 私は両足で思い切りその場に踏ん張ると、その拳の間合いに入る前に女は急停止する。履いてたヒールなんてとっくに脱げてどっかいっちゃって今は素足だけど、全然構わない。今は何をしたってこの身体に傷なんかつかないわ! ) う”ぅんッ! ( ヒルダはそこから両手を伸ばし、アイゼンリッターの右腕を掴もうと両手を伸ばす。 ) [Sat 14 Nov 2009 00:06:35]
アイゼンリッター@裏 > (自分は女性に甘い――というより、単純に女性が酷い目にあうのが嫌なのだ、と思う。 近所に住んでいた少女は、犯罪の被害にあった。 初めてアイゼンリッターとなった日、誘拐された女の子が目の前にいた。 芸能横丁では、目玉を刳り貫かれた娘の死骸を見た。 河原で人殺しだと罵られた時に、一度手をあげた。 井戸に落とされた吸血鬼の少女を、引っ張りあげた事もあった。 追いかけていた殺人鬼は、何処にでもいるような少女だった。 ――自分の行動が正解だったと、そう思った事はないけれど……今此処には、“酷い目”にあっている女性がいる。 彼女を助けたいのならば――)“服装を糺し、らしく振舞う”だけ、だな。 …………せ、ぇいッ!(重度の感染者と本格的に対決するのは、これが初めて。 彼女の肉体がどれほど強化されてるかは不明だが、一発や二発で致命的なことにはなるまい。 そう判断し、飛び掛ってきた女の鳩尾を狙い、右拳でカウンターを放つ) [Fri 13 Nov 2009 23:53:23]
ヒルダ > ( ずっと辛い時期が続いていたけれど、最近はすっごく調子が良くて。私はすごく幸せだった。お花畑の中を歩き、恋人や友達と一緒に楽しく輪を作って歌っていたんだ。それが最近になって急に色あせだした。花は枯れ、親しい者達は去り、再び苦痛が襲い掛かる。それは耐え難い心の痛みだ。今まで犯してきた罪の痛みだ。 けれども、私は一つの発見をする。私の目の前に現れる悪いヒルダを倒せば、私はどんどん綺麗なヒルダになれる。悪いヒルダは、今まで悪さをしてきたヒルダだ。真っ黒なヒルダだ。売女で、強姦魔のヒルダだ。その悪いヒルダが、私の目の前で左手を突き出し右手を引いた、拳法使いのような構えをして立っている。 ) じゃるるるるるぃぃぃぃぃぃ――――ッ!! ( お前さえ消えてなくなれば、きっとみんな私のところに帰ってくる。だから死ぬがいい! ) ( ヒルダは、一直線にアイゼンリッターに向かっていった。 ) [Fri 13 Nov 2009 23:40:00]
アイゼンリッター@裏 > ……怪物――まあ、怪物の一種ではある、か。(黒い肌と、唸り声。 例の黒い肌の病人の類、だろう。自分が相手したのは比較的軽症のものばかりだったけれど、先日遭遇した患者の少女――ルァとか呼ばれてたか――を思い出す限り、それよりも更に症状が進行しているようだ。 ……蝶は消えたからいずれ治るとは思うのだけど)……放っておくわけにもいかんな。(意識して深呼吸。スイッチを切り替える。明確にカインからアイゼンリッターへと。 身構えただけだったのを、明確に戦う構えへと切り替える。 左手を突き出して、右手を引き、迎え撃つ姿勢) [Fri 13 Nov 2009 23:32:07]
ヒルダ > ( ヒルデガルド・グレーテがあらわれた。 ) [Fri 13 Nov 2009 23:24:04]
黒い影 > ( それは浮浪者でもなければゴミでもなく。あなたにとって良くないのは、あなたが捜し求めている組織とやらでもない、という事だ。影はまず、姿勢を変えぬまま右手を持ち上げ、掌をぺたりと地面につける。それは軟体動物を思わせるようなぬるりとした気味の悪い動きだった。続いて左手も同様にぺたりと地面につける。そのまま両腕に力を入れると上体を持ち上げ、暗闇の中に腕や脚のラインに沿って走る赤い光が浮かんだ。 ) ―――ううぅぅぅ。 ( 地の底から響くような声がその影から漏れ、そいつは顔を上げる。赤い光が光源となって、今度はもっとはっきり見えるだろう。そいつの振り乱した長い髪も、顔も、肌も、真っ黒にそまっている事に。そしてボロボロになった女物の服を身に纏っていることに。 ) [Fri 13 Nov 2009 23:23:40]
アイゼンリッター@裏 > ………………。(おいでなすったか? 道端にうずくまる影に気づいた時、まず最初に浮かんだのが、そんな思考だ。 浮浪者の類も多いし、ゴミか何か、或いは動物だって可能性もあるだろう。 というより、八割がたそんな所だ。 わかってはいるのだが……。 強迫観念めいた危機感が、その足を止めさせる)(両足を軽く広げて身構えつつ、その黒い物体へと視線を向けた。 傍から見れば滑稽極まりない様相だろう。 ゴミ相手に何を、といった所か) [Fri 13 Nov 2009 23:17:58]
黒い影 > ( それは道の真ん中に、まるでアララマ教の信者が祈るような姿勢でそこにいた。影は暗闇に紛れはっきりとその姿を捉えることは難しいかもしれないが、そのシルエットからそこに何かが居るということはわかるだろう。 ) [Fri 13 Nov 2009 23:11:29]
お知らせ > 黒い影さんが入室されました。 『 蹲る姿。 』 [Fri 13 Nov 2009 23:06:21]
アイゼンリッター@裏 > (まあ、賞金がかけられた――とはいえ額は知らないし、まだ襲われていないから実感も無い。 生死問わずで25万エン。 はたして安いのだか、高いのだか。 狙われる側にとっては、あまり関係の無い話ではあるけれど)――――しかし、蝶が消えて、例の病人も減ってるとはいえ……。(ヴェイトス市では何が起きてもおかしくはない。 化け物やら怪物やらが、街中に潜んでいるのは、此処くらいのものだ。 噂に聞くアングリマーラやらでは「市民」扱いだからともかく、ヴェイトスにおいて怪物は異端者であり、脅威以外の何者でもない)(スラムや暗黒街を警邏していれば、その内にめぐり合うだろうと思っているのだが) [Fri 13 Nov 2009 22:41:50]
アイゼンリッター@裏 > (あの女と約束した手前、無茶な尋問をする事はできない。 だが、だからと言って何もしないというわけにもいかない。 あれだけ暴れたのだ。 急にパタッと姿を消せば、何かあったと疑われるだろう。 では、どうするか)……まぁ、結局はいつも通り、なんだけどな。(ようするに囮、陽動だ。 いつも通りの自警活動を続けて、『組織』の気を引く事が自分の役割だと考えている。賞金もかかっているらしいし、連中としても鉄仮面を見れば手を出さざるをえない筈だ。 聞くところによれば、もう一人、依頼を受けた人物もいるそうだし……なら、此方は派手に動いた方が、向こうもやりやすかろう――と、思うのだけど)(かくして、今日もこうして道を歩いているわけで) [Fri 13 Nov 2009 22:10:25]
お知らせ > アイゼンリッター@裏さんが来ました。 『――さて。』 [Fri 13 Nov 2009 22:04:22]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが帰りました。 『縫合 ひとりでできるもん。 (マイちゃん違いだ!)』 [Fri 13 Nov 2009 01:58:20]
マイ@ロードアイランド診療所 > なんどかー、くりかえして。 (こく)  もっと死体になれないとー、ですよね。 ねー、ろいがーちゃん? (「今日のところは SIN★SHUN 福笑い みたいだけどNA!」) あやー。 (言われたとおり、縫い合わせたこれは…デッサンが崩れている。) [Fri 13 Nov 2009 01:54:50]
マイ@ロードアイランド診療所 > (胸を開いて) (腹を開いて) (腿を開いて) (頭を開いて) (赤黒い“中身”を晒す、人型をしていた何か。) (これを、縫い合わせて、ヒトの形に戻していく。) [Fri 13 Nov 2009 01:52:28]
マイ@ロードアイランド診療所 > イキのいいどれーさんがはいったときにでも、また試してみるんですよー。 (「オウケェイ。 ビルドアーップ! マイはれべるがあがった! りょうきが1あがった! ようしゃなさが2あがった! みもふたもなさが1あがった! さんちが5さがった!」) [Fri 13 Nov 2009 01:49:04]
マイ@ロードアイランド診療所 > うーん…生きてるヒトの身体を切ると、もっとよく分かるんですけどねー。(「おおっとマーイ。 法に触れるとファッキンノーフューチャーDA★ZE!」 草臥れたぬいぐるみが、頭の上で合いの手を入れる。) [Fri 13 Nov 2009 01:46:43]
マイ@ロードアイランド診療所 > (史実に於いて、西洋医学が解剖学、外科技術において東洋医学のそれを凌駕していたのは、一説によれば、処刑が一種の人集めのショー的な要素があり、それが身近なところにある文化だったから──と言われる。 腑分け、体構造の研究について言えば、ヴェイトスは資料に恵まれすぎているほどだ。) [Fri 13 Nov 2009 01:44:20]
マイ@ロードアイランド診療所 > (鼻歌交じりに、手術ベッドの上の死体に、メスを走らせる。 奴隷を買い、血は要らないので吊るして血抜きしたあと、ヴァンパイアに血液を卸すという商人に売り飛ばした。 もともと安かった上、いくらかでも戻ってきたので殆どタダ同然だ。) んふーふー。 (楽しげにメスで皮膚を切り、肉を裂き、骨を露にして。) [Fri 13 Nov 2009 01:41:24]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが入室されました。 『んーふーふふーん。』 [Fri 13 Nov 2009 01:38:46]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 [Fri 13 Nov 2009 00:04:40]
シャーリー > けど去年は確か横丁の方で楽しくやったんだっけな?いやそれは一昨年だったっけか? (どっちだっけと首を傾げる。) いけないな。やっぱり年を取ると物忘れが酷い。これからはマメに日記でもつけようかな………? (私自身に溜め息。今度日記帳でも買いに商業地区にでも出かけよ。) [Thu 12 Nov 2009 23:59:05]
シャーリー > けど去年は確か横丁の方で楽しくやったんだっけな?いやそれは一昨年だったっけか? (どっちだっけと首を傾げる。) いけないな。やっぱり年を取ると物忘れが酷い。これからはマメに日記でもつけようかな………? (私自身に溜め息。今度日記帳でも買いに商業地区にでも出かけよ。) [Thu 12 Nov 2009 23:58:51]
シャーリー > まあのんびり待つか。そうすればきっとまたいつも通りのヴェイトスさ。 (――――待つのは得意だ。好む好まざるに関わらず。) しかし正直クリスマスのお祝いの準備が出来そうでホッとするな。さて今年は何を買ってあげようか? (今からするには少し気の早い悩み事。けど内心ではお祝いも出来なくなるぐらい酷くなっちゃったらどうしようと心配だったもの) [Thu 12 Nov 2009 23:43:28]
シャーリー > これで元通りの活気になればいいんだけど……やっぱりすぐには難しいだろうなあ。 (病院や大聖堂に居た人達は快方に向かってると聞く。けれどそれでも失われた命は帰ってこないし、ヴェイトスから避難していた人達が戻ってくるには少しの時間が必要だろう) [Thu 12 Nov 2009 23:33:00]
シャーリー > あの蝶たちもすっかりいなくなっちゃったもんだ。蝶々事態は決して嫌いじゃないけど流石に……ね。 (芸能横丁で一踊りした帰り道。色気とは無縁の野暮ったい服にベレー帽とサングラス。それから銀のロザリオを首から提げた青い髪の吸血鬼は夜のスラムを歩く) [Thu 12 Nov 2009 23:26:10]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『んーっ』 [Thu 12 Nov 2009 23:21:48]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『スラムは弱肉強食なのだ』 [Thu 12 Nov 2009 20:39:35]
ブルーボックス > (すとん)(腹の中にへとストック)(最早この場に用は無し)(ざかざかざかざか)(荒らし尽くされた犬の宝物の隠し場所を)(先刻と同じように埋め立て直し)(ざざー)(土混じりのガラクタを穴の中にへと落としこんで)(作業終了)(がしゃがしゃ)(何度か其の場に跳ね上がって踵を返し)(がしゃん)(かこん)(がしゃん)(かこん)(全身に満ちる跳躍の震動の度に転がる硝子が上下に跳ねる音を撒き散らし)(日の暮れた貧民街の夜にへと溶けて行く) [Thu 12 Nov 2009 20:39:17]
ブルーボックス > ………(ざざざざざざざっ)(勢い良く堆積した犬の涎塗れのブツの地層を容赦無く荒らし回る二本の腕)(適当に蹴散らかしたその末に)…!(お)(一時停止)(埋め込まれた石の色を輝かせながら)(転じて丁寧な手付きで探り当てた内部にじっくりと触手を差し込んで)…♪(ばばっ)(勢い良く頭上に掲げた)(青色に透き通った球形物質)(一粒の硝子玉)(きゅっきゅっ)(犬の手荒い扱いでべとべと汚れている表面を丹念に)(粘膜のスポンジで綺麗に拭って磨き上げ) [Thu 12 Nov 2009 20:36:10]
ブルーボックス > (がしゃんがしゃん)(跳ねる跳ねる)(先程まで犬が立っていた)(剥き出しの地面に刻まれている肉球の足跡を)(四角い箱底のスタンプで蹴散らしつつ)(にゅるるっ)(再度触手が外気に動員)(粘膜を土埃に塗れさせながらざかざかと器用な指の無い手で足元を掘り起こし始め)(既に何度か掘り起こされた痕跡を顕著に柔らかな土は)(掘削するのも極容易い)(右)(左)(其々にこんもりと薄い土の山を盛り上げる頃合において)(地面に隠されていた宝物が其の目の前に晒された)(釘とか)(骨とか)(靴とか)(動物の膀胱で作ったボールとか)(明らかに犬が埋めたと思しきラインナップ) [Thu 12 Nov 2009 20:31:16]
ブルーボックス > (´・ω・`)(きゃんきゃんきゃんっ)(ばばっ!)(そして間も無くして尻尾を巻いた犬が踵を返して撤退)(地を蹴り蹴りと跳ねるようにしてスラムの闇の中にへと消えて行った)(其の場にただ一匹残ったのは)……【青】(月明かりをてらてらと外殻に照り返し、ブルーの光沢を弾く箱だけ)(ごごごごごごごごごぱたん)(完全に気配が去り行くのを見届けた上でしゅるしゅる手繰り寄せた触手を箱の内側に巻き込んで)(丁寧に蓋を閉じ合わせた) [Thu 12 Nov 2009 20:25:41]
ブルーボックス > (´・ω・`)(きゅーんきゅーん) 【青】(ごごごごごごごごごごごごご)(←威嚇) [Thu 12 Nov 2009 20:21:59]
ブルーボックス > (獣は。時に自分を大きく見せることで、相手に自分を強く見せ掛けるという――) [Thu 12 Nov 2009 20:21:14]
ブルーボックス > (`・ω・´) (ぐるるるる…?) 【青】(にゅるにゅるにゅるにゅる)(←内側から食み出した触手二本が、天をも衝かんばかりに高々と頭上に伸び上がる音) [Thu 12 Nov 2009 20:20:33]
ブルーボックス > (`・ω・´) (ぐるるるるるるるる) 【青】(ばたんっ)(←不意に蓋の持ち上がる音) [Thu 12 Nov 2009 20:19:08]
ブルーボックス > (`・ω・´) (ぐるるるるるるるるる)(身を低くして牙を剥き出し唸り声を曇らせる犬サイド) 【青】(ごごごごごごごごごごご)(無言の威圧感を醸し出す箱サイド) [Thu 12 Nov 2009 20:18:11]
ブルーボックス > (`・ω・´) (犬)      【青】(箱) [Thu 12 Nov 2009 20:16:56]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『往来で両者睨み合い』 [Thu 12 Nov 2009 20:16:20]
お知らせ > マイ@ロードアイランド診療所さんが帰りました。 『仕事上がりに、奴隷ギルドでも冷やかしにいこうかと、ふらり。』 [Wed 11 Nov 2009 01:51:06]
マイ@ロードアイランド診療所 > (中央病院に連れて行けない理由有りな人たちは、高かろうが腕がアレだろうが、こうした闇医に頼るほかは無い。それに付け込む──というわけでもないが、ちくちく縫って5万エン、という暴利が成り立つあたり、需要と供給のバランスはそれなりに取れているのだ。 その均衡を、こちらから崩す心算は欠片も無い。) みごみごなーす♪みごみごなーす♪ (調子っ外れな歌を口ずさみながら。) [Wed 11 Nov 2009 01:50:34]
マイ@ロードアイランド診療所 > ベッドに空きは無いですからー。 明日には出てってくださーい。( 血に汚れた手を、ぱたぱた振りながら。 「兄ィィィ!しっかりしてくだせぇええ!」「兄貴ぃぃぃ!」 なにやら喧しくなってきた手術室を後にする。) [Wed 11 Nov 2009 01:46:02]
マイ@ロードアイランド診療所 > (患者は白目を剥いて、口から泡とか吐いてる。蟹さんみたいである。) はーい、ちくちく。 ちくちくちく。 できあがりー。 (裁縫糸で、適当に傷を縫い合わせて。 これで処置はお仕舞い。) [Wed 11 Nov 2009 01:42:37]
マイ@ロードアイランド診療所 > (念には念を。ブラシでごしごしと傷口を抉っておく。 “呪い”に侵された肉は排除しておいたほうがいいだろう。) [Wed 11 Nov 2009 01:41:14]
マイ@ロードアイランド診療所 > まー、けど、太い血管は傷ついてませんからー。 ちょいちょい縫って、それでお仕舞いでーす。 (蒸留酒をじゃぼじゃぼ。傷口をテキトーに洗いながら。) [Wed 11 Nov 2009 01:40:09]
マイ@ロードアイランド診療所 > (一緒に持ち込んだ、腿肉の一部は、皮膚の部分が黒く染まっている。 肉の奥まで黒くなっていたのか、二度、三度とドスで抉ったのだろう。) 傷口がー、荒いですからー。 傷跡は残っちゃいます。 いよっ、ハクがつきましたねー。 (ぺしぺし。 傷口を叩くと、患者が悶絶した。) (人相の悪い男たちは「せ、せんせー、その辺で…!」とばかりに血相を変える) [Wed 11 Nov 2009 01:38:31]
マイ@ロードアイランド診療所 > とりあえずー、あれですよねー? 例の、しろくろの。 (かくん?と首を傾げた。) (何かに気が付いた、このやくざもの。 唐突にヒカリモノを抜いて、ハラキリ。(足だけど)をやってのけたというわけだ。) [Wed 11 Nov 2009 01:36:22]
マイ@ロードアイランド診療所 > (暗黒街から担ぎ込まれてきた、創傷のある男、一人。) んー…、足刺されちゃってますねー。 (みりゃ判る、と言いたげな、人相の悪い男たち。それを尻目に。) [Wed 11 Nov 2009 01:34:30]
お知らせ > マイさんが来ました。 『んー、うー』 [Wed 11 Nov 2009 01:32:17]
お知らせ > ヘヴンさんが退室されました。 『( 告解の時間は終わりを告げ、後には静寂が訪れるばかり。 )』 [Tue 10 Nov 2009 05:56:04]
ヘヴン > いいえ。 これも大切な時間の過ごし方、ですから。 ( 勤めのように、生業のように。極自然に小首を傾げて。  置かれたカップに視線を向けて、ありがとうございます。 そう、返す声も屈託無く。 )  …… ふふ。 どういたしまして。 ( 素直にその礼を受けて、此方も緩く頭を下げ。 )   お休みなさい、メア。 ( ――… 夜明け前の街に消えていく小さな後ろ姿は、ヒトを手に掛けた罪人のようには とても、見えないもの だけれど。 )   …… ( 円弧を描く唇を、そっと指先でなぞり 。  二つのカップを手にして、礼拝堂の奥へと歩いていく。 ) [Tue 10 Nov 2009 05:55:19]
ヘヴン > ( 触れる事の出来る幻影。 ある筈の無い偶像。  … こんなおかしなものが居るから、きっと 此処には神様の像も存在しないのかも、しれない。 いたいけな迷える子羊を誘い込んだ場所は、神の膝元などでは、決してないけれど。 )  たった一つだけで生きていくのは、存外に困難なものです。 ( ひとは、欲張りなイキモノ だから。 時の流れは大切な思い出も、苦い記憶すら、全て平等に押し流していく。 消える事は無くても、薄れていくものは ある。  かみさまの手の届かない所、だからこそ  … 此処には。 )  ( 宛がう掌が知るのは、きっと彼女の鼓動のリズム。 生きた、音。 )  …… 宿題、みたいなものですね。 ( 年若い彼女にならば、まだ身近な言葉か。学校に通う子ばかりでは、無いけれど。  罪と罰、報いと贖い。 赦せないのは誰で、赦して欲しいのは誰なのか。 )  ( しあわせ。 彼女が求める幸せが、何なのか。 阻害するものは何なのか。  … 殺してしまったものは もう、それ以上 取り除けない。 )  罪が貴女のものであるならば、罰も共にあるもの。 ( 荊の道は、誰も望まない。痛むだけの、険しい道。  一人では越えられないであろう困難は、 … どうすれば? )  ( 揺れ惑う少女の前で、凪のように揺らがずに見える紫は。 向けられる視線を受け止めて、笑う。 罪を犯し、赦されないと嘆き、  … それでも幸せになりたいと願う、小さなヒトの子に向けて。 )  知る事、向き合う事。 そうして進んでいく途中の手助けに、私がなれるのならばそれを幸いと呼びましょう。 ( 祈る先を持たない唇は、祈りの代わりに幸いのかたちを紡いで。 償い、罰、罪、痛み――… それは一体、どれ程の。 )   …… ふふ。 ( 笑顔には、笑顔を。 迷い子が浮かべた笑みが安堵に満ちる程に、翳らない笑みもふわりと緩むなら、まるで鏡のように。 )  はい。 では、メア。  … どうか、お気を付けて。 ( 余り治安の良い場所では無いから。 育ちの良さそうな彼女にとっては、似合わない場所 なのだけれど。  … 足取りは、案外迷い無いものだから。 ) [Tue 10 Nov 2009 05:51:26]
ヘヴン > 心とは、それだけで稀少なものなのです。 ( 喜怒哀楽、派生する様々な感情。 それらはひどく、  ……  しい、  もの だ。 意図的に欠落させた思考論理の欠片は、唇の描く笑みに微かな色を添える。 )  そうしなければ、不安になるものです。 ヒトは、規範を作る事で心の形を定めようともするイキモノ、ですから。 ( 見えない心だけでは、赦せるのか 赦せないのか その境界すらも見失って 何処までも加速してしまうもの だから。  … 法の枠で赦せるのも、赦せないのも 結局、枠組みがあって初めて考えられる事。 )   ( ヒトの世の仕組みを、神に仕える風体で語り。 暗い闇の落ちる世界の片隅で、翳りのない笑みを浮かべる。 何処までもきっと不自然で、  … 歪な景色は。 )  ( 深く深く、深淵に様々の色を湛えた海の碧の中では、綺麗に笑えているんだろう。 ) [Tue 10 Nov 2009 05:34:25]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 [Tue 10 Nov 2009 05:19:08]
メアリアン > ―――… 随分 長く居座ッちゃッて、 ( ごめンなさい、と頭を下げ 席を立つ。 紅茶美味しかッたです、と カップを置いて、 )  ――― 少し、 ( ううン、大分、 )  気持ちが軽くなりました。 本当に、 ありがとう …、 ( 再度 礼を告げれば )  お休みなさい、 ヘヴンさン。 ( 其のまま、 軋む扉を開けて 帰ろう。 ) ( 夜の此の辺りは 慣れているから 大丈夫。 ) [Tue 10 Nov 2009 05:17:11]
メアリアン > ( 此処に在る筈なのに、此処に存在している筈なのに、 何処か 夢の様で、幻の様で 其れでいて現実の様で、 )  ( なンだか 不思議。 彼女自身も、此の場所も、 其の紫の笑みを浮かべた瞳も。 )   ―――――… 其れだけを、 ( 求めていた筈なのに。一緒に死の世界へ行く事だッて考えた位なのに。 時間の流れは矢張り意地悪で、カミサマはやッぱり誰にも手なンて差し出してくれない。 )  ―――――…、 ( ゆる、と指先が胸元に触れ、 ) …… 如何して、 ( 幸せじゃ無いンだろう、 ) ( 過ちを、罪を犯した所為? 其れとも赦されていない 所為? )  …… 、 ( ただ、 そゥ 幸せにはなッていけないのだと 私の罪が云う。殺してきた人達が窪ンだ眼窩で 恨みを 告げる様で、 )  ―――――…、 ( すッと耳に入る 彼女の柔らかな声は 心地良く。きゅ、とカップを強く握ッたまま、 視線を 其の紫色に向けて、 )  …… 私 が ――、 ( 赦せるのだろうか。自分を。 何も知らぬまま、ただ、一本道を信じているだけだッたら 平気だッたのに、 )  … 、 ( 其れでも 幸せに なりたくて、 )   … はい。 ( 今が 恵まれていて、幸せなンだとも 解ッてる。 ) ( 一言、問い掛けられた言葉に 僅かな 笑みを浮かべて、 )  ――― 罰の途上なら、ちゃンと、 ( 償う様に、痛みも背負ッて行こう。逃げ出したりしないで。 ) ( 祈る様に組み合わされた其の仕草が、聖女様の様で、 ) ―― はい、ありがとうございます。 ( へにゃり、と浮かべる笑みは 絶対的な安心を得た子供の様な。 )  ――― ヘヴンさン…、 ( 楽園の名、 )  …私は、メアリアンです。メア ッて呼ンで下さい。 ( 己の名も告げ。 ) ( 其の天の名は彼女に 似合ッているとは思う。 穏やかで優しい、場所の様な 名は。 )  [Tue 10 Nov 2009 05:14:51]
メアリアン > ―――… そう、ね、 ( 安楽も無ければ苦痛も無く、愛も無ければ憎しみも無い。何のために生きているのかと理由を問う事も無いンだろう。 そンな日々は嫌だと 思うから、己はきッと 幸運。 )  …… 法…、一定の基準を作らなければ 、 ( 罪も罰も消える事が無いンだろう。 法で定められた罰で 赦される方も赦す方も 満足するかは また違う話し なンだろうけど、 )   ――――…、 ( 翳りの無い彼女の 太陽の様な 眩しい程の笑顔を 見遣り、 ) ( 違和感だとか 不可思議な感覚だとか そンなものは もう如何でもよくて、 )  ( ただ、 貧民窟に此の場が有るのは 彼女が居るのは 必要なンだろう と 思う。 ) [Tue 10 Nov 2009 05:00:00]
ヘヴン > ――…… きっと、貴女は今 その途上なのでしょう。 ( 求めていた幸福以外のしあわせを知ってしまった事が 既に。  両手は、まるで祈るように組み合わされて。 )   また、何か… はき出せない思いが心に溜まりすぎたならば、いらして下さいな。  … それ以外でも、お茶くらいはお出し出来ますから。  …… 嗚呼、申し遅れました。 ( それは、最後に )  私の事は、ヘヴンとお呼び下さいな。 ( 酷く皮肉な、天の名を告げよう。 ) [Tue 10 Nov 2009 04:54:58]
ヘヴン > ( 不変であるのならば、これはきっと幻想だ。 ヒトが縋りたくなるように、… ありえないものを装う、幻。 触れれば温かいし、実体はきちんと存在しているけれど。 透明な紫も、ちゃんと 世界を映してはいるのだけれど。 )  ( 善悪、表裏。 全ての背中合わせたる事象。 どちらかに立って裁く事もせず、突き落とすことも無く。 … 少なくとも、今は。 )  それだけを望むのなら。 そういうものです。 ( 死者と生きる事を選ぶのならば、それは生者の世界に背を向ける事になる。 生と死は隣り合わせで、だからこそ相容れない。 悪魔と同等か、時にそれ以上に吸血鬼が人々の間で恐れられるのは、それが いつか自身にも降りかかるかもしれない災い だから、なのだろう。 相容れないものを成立させる為にこそ きっと、犠牲が必要で。 )  ( だから。 影の落ちる海の色を見れば。  ――… 『違う』のだな、と。軽く首を傾げ。 )  ならば、向き合ってみることです。 ( 突きつけるようだった指先が、ゆるりと解けて。 そっと、胸元に触れるように。 )   どうして 『今』 は、幸せでは 無いのか。  ( それは罪の所為なのか。 それとも、罰が無いから なのか。 )  ( 小さな世界で死を積み上げて、幸福を求めていた少女が、知らない世界に目を向けて 違う幸せを見出そうとした時に  … 積み上げた死が、後ろ髪を 袖を引いて、振り返らせようとしているかの よう。 )  ( 脳裏に浮かぶ空想のビジョンを素知らぬ振りで、紫色は柔らかく笑み。 )  命は、いずれ朽ちるものです。日々を生きるだけで、命は消費されていく。全て些末で、全て尊い。   … ありふれたものに意味をつけるのは、ヒトの所行なのです。 ( だからこそ、愛情は罪深い。 いとしいと思う事が、尊さを呼び。 それが損なわれるからこそ、哀しみが罰を欲する。 )  誰に赦して貰えても、貴女が貴女を赦せなければ  … しあわせにはなれないのですから。 ( ――… もしも。忍び寄る悪魔の言葉があるのだとすれば、これこそが、毒なのだろう。 )   今… しあわせ、ですか? ( 問いかけは、それだけ。答えは彼女の中にだけ。 )   …… ふふ。 ( 微かに笑う声。やんわりと睫毛を伏せれば、頭布が影を作る。 )  [Tue 10 Nov 2009 04:51:08]
ヘヴン > 何もなければ、安楽すらも存在しないのです。 苦楽すら、感じるものには違いないのですから。 ( 何かを与える事も無く、受け取ってもそれが何か分かる事も無い。 … そうでない事は、ヒトとして 彼女にとっては幸運なのだろう。  … 幸福 かは、別のお話になるのだけれど。 )   何処までを罪とするか 罰とするか …… 赦せるのか。 それすら、ヒトの子の心の中にしか、答えは無いのです。 それでは、再現無く罪も罰も膨れ上がってしまうから、ヒトは法を作るのでしょう。 ( 償いの基準を定める事で、納得出来るように。  … 軋轢も生み出すけれど、そうして 大多数は平穏を得るのだ。 苦しみも嘆きも、連鎖しないようにと考えた、ヒトの知恵の果実。 )  ( だから、こそ。  … 外れた所にこそ、真に芳醇な罪と罰が、存在する。 )  (  微かに、笑って  )   ( 天の御方の描く絵は、何時だって狭き門から入る事を強いられる。 踏み外してしまえば、戻れない。 戻れないと思わせる狭量さは、御心なのか はかれないヒトの尺度なのか。 )   ( 翳らない笑みは、心を、罪を語りながらも、付随する苦しみを知らないかのように明るいから。  … 貧民街の只中にあって、不自然な程に。 ) [Tue 10 Nov 2009 04:35:41]
メアリアン >   … シスター、 どンな 罰を 受ければ 私の罪は 消えますか。  ( 最後に 其れだけ、 ) ( 聞いたところで、 如何するかなンて 解らないけど。 ) [Tue 10 Nov 2009 04:14:51]
メアリアン > ( 不変で有る事を望む人間は多いンだろう。 気持ちであれ、絆であれ、命であれ 。 ――変わらないでいる事の方が難しい けれど。 其の 変わらないでいる事 を 此の短時間の間 彼女はずッと ずッと 維持している。 其の 紫の瞳の 色。 ) ( 善悪、裏表があッての世界。其の両方を知らぬなら  其れは やはり 不可思議な、違和感と なるンだろうか。 )  ――――――― ッ、 ほン とう…ッ、 ( 眼を ぱちり、と驚いた様に大きく 開くも、 ) ……、 ( すぐ 影を落とす。 ) …… あァ、でも やッぱり違うンだわ、 私、 ( ずッと お兄ちゃンの為に と、 ) ( お兄ちゃンの所為に してきたけれど、 )  …… 、 ( 最初こそ そう だッたン だけれど、 ) ( 今は、 今は? )  あのね、シスター?… 私 救われたいン です、 ( 責めぬ声に、最初と同じ様な 優しい穏やかな声音に、 ) ( 己の気持ちが 段々と 見えてくる。 )  ――― 他人を知ッちゃッたから、 … 赦されたら 、私、 …、 ( 家 じゃなくて 外で幸せになりたいと そう願ッて るンだ、 )  ―――― …、 ( 彼女の顔を、 もう 水で歪まぬ 瞳で見遣り、 ) … 人間も動物も 虫も、命がある物が 皆おなじ と云う事? ( パプテスの教え では無いンだろう其れは 聞いた事も無い。 ) ( 私が殺めてきた という罪は、 動物を殺める 事と一緒 だと 言う事 ? )    …… 赦さない のは、 ( 誰なンだろう、 ) … 赦さないのは、 ( 死者では無く、遺族でも無く、 アイゼンリッターでも無い。 ) … 私自身、 が 許せないの かな。 ( 罪を。過ちを。 へな、と眉が下がッて また視界が滲みそうになる。 )  …… 沢山殺したら 其の分幸せになれると 信じて た、の。 カミサマへの復讐をすれば、 私の願いは通じるン だと、 ( 今も、少しだけ 信じてる。けど、 ) ( つられた様に、天井を見上げた。 其処には カミサマも楽園も無くて 有るのは、煤けた 天井。 )  ――――…、 はい、 ( 何を、とは告げられず。 けれど、 頷いて 其の言葉を 受ける。 )  … 最後まで聞いて くれて、 ありがとう ございました、 ( 懺悔を、 罪を、 過ちを、 ) [Tue 10 Nov 2009 04:14:04]
メアリアン > ――… からッぽで居れたら 世界を生きるのは楽だと思ッていたけれど、 ( そうじゃないのね、なンて。 人形と同じなンて、何者にも何かを与える事も出来ないなンて 其れはきッと酷く退屈で、憂鬱 なンだろう。そう思う時点で、娘には 何も思わず生きていく事なンて 無理なンだろうけど。 )   ―――― 全てを赦せるまで、 赦して貰えるまで …、 ( 苦しみ嘆く事。罰を受け続ける事。 否、其の感情 苦しみ 嘆き そのものが罪? ) ( 簡単な様で 酷く難しい 、 )    …、 ( 正しく教わッて生きてきた筈なのに、 一歩道を間違えただけで 結果はこンな。 神の道を歩むのは 困難なのに、墜ちるのは あまりにも簡単。 )   ……、 ( 何時視線を向けても、 彼女の笑みは 無色透明な硝子の様な。 正も負も 解らない 笑み。 ) [Tue 10 Nov 2009 03:59:18]
ヘヴン > ( 不変も、また馬鹿馬鹿しい幻想なんだろう。 変わらないもの、変わっていくもの。 … ならば、変わらない顔で笑うモノは、やっぱり何処か歪で。 )  ( きっと、透明に真っ直ぐ見過ぎる世界も、この世のモノじゃ無い。 涙に濡れた世界なんて知らないのだとしたら、それもまた異常なのだろう。 それでも、伸ばす手は、指先は温もりを帯びて、冷たく世界を歪ませる涙を、拭うことは出来る けど。 )  それだけを本当に望むのならば、叶わないことは無いのかもしれません。 ( 一緒に過ごすこと。 それだけを望み、それだけを見るのなら。 あらゆる世界から目を背けて、あらゆる犠牲を厭わないので、あれば。 そう、紡ぐ声すら 責めてはいないのだ。 )  ( 幸せの資格を語る声も、笑みも  … 同じ。 )  あやめずに生きていける命など、存在しないのです。 それがヒトであるか、そうでないかは 生命と魂を平等と語るのであれば、赦されない事なのです―― そう。 特別扱い、こそが。 ( それは明らかに、パプテスの教義ではない理。 だから、ヒトは罪から逃れられない。 自覚するか、しないかは 別として。  … 指し示す先に眠るものの実在すら、彼女自身しか 知らないのだから。 )  赦さないのは … だぁれ? ( お兄さん? 死んだ誰か? 殺された誰か?  … それとも? )   ヒトの命を、屍を積み上げれば、高くまで届くと。言葉を分かつ塔のお話にも似ていますね――… ( 空を仰ぐ。此処から見えるのは、煤けた天井くらい だけれど。 )  ……そうですね。今度、機会があれば――… 見せて差し上げましょう。 ( 空になったティーカップが、手の中で底を見せる頃。 何を見せる、とは 言わなかったけれど。 ) [Tue 10 Nov 2009 03:51:52]
ヘヴン > 空っぽでは、どうしようもないですから。 ( 芽生えないモノを傾かせることは出来ないのだ。それがどんな形でも。 それが正しくは、なくても。 )  ( 否定しなければいけないことも、此処では出来ない。 そう在るべき正しさは、何処にも無いのたがら。 )  いつか、それすらも赦せるまで。 ( 謳うように紡ぐものは、綺麗事と言うには困難過ぎること。 基準は曖昧で、赦せないことはきっとある。  … それでも、可能性を説くことは。 )  ( 教えも何もかも、全てヒトを形作るモノだから。 その積み重ねで、こうして告白したような内容のことになってしまうのだから。 ボタンの掛け違えは些細でも、起こることの苛烈さこそ  … 神を語らないものにとっては、幸いですら 。 )  ( 緩く湯気の消えていくカップの中、少し味の濃くなったお茶で唇を、喉を潤して。 翳ることを知らない笑みを刹那、カップの陰へと隠し。 )  ( ゆっくり上げた顔は、やはり透明な何かを浮かべた 侭。 ) [Tue 10 Nov 2009 03:38:46]
メアリアン > ( 嫌な、恐れていた感情の色は 彼女の紫の瞳には映らない。 けれど、なンて馬鹿げた事、 と云う様な嘲笑も 嘘だと決めつけている様な呆れた様な色も 見えない。 ただ、ただ 変わらず。 )  …、 ( 水の中に居る様な、水の中で見る様な 視界に映るは 歪な景色。 ―― 真正面から、真ッ直ぐ世界を見た事なンて 殆ど無かッた様な気がする。 世界は何時だッて 冷たくて醜い 歪ンだものだと 思ッていたから。 )  … 人では 無いもの…、 でも、それでも、一緒に居て、いつも通り 過ごせるなら …、 ( 其れは幸せ なンだと思う。 空になッたカップを握り締めて、 ふわりと浮かぶ花の様な笑顔が 見れ無くて。 視線落として、俯いて、 )    …… 、 ( 幸せになる資格が 自分には有るンだろうか、 ) … 人を 殺めても ―― ? ( 其れでも、幸せになる事は 出来るンだろうか。 )     …、 ( 白い指先が 己の胸元を差して、 )  …… 赦されない こと、  ( 此処に? 知らない、解らない。 )  ( そう 言い聞かせて、逃げて 逃げて きたのかも知れない。 )  ――――― ……、 ( 赦さないのは、 赦されないのは、 )    … 死ぬ 事 は、神に 天に召される事 、 ( でしょう? と 首を傾げる。 )  …  、 だから、 生き帰るンじゃないか ッて思ッたの、 ( カミサマの御子を 殺していけば、 元通りに返してくれるンじゃないかッて。 もう意地悪をしないンじゃないかッて、 ) [Tue 10 Nov 2009 03:04:08]
メアリアン > … そうです ね、何も感じず 何も思わなければ、其れは …、 ( 人形―― 屍と同じ。其の想いが正しいモノでも間違ッたモノでも、思う事 が出来ていれば、イキモノで居られるンだろう。 )    …、 ( 否定を、拒絶を 恐れていた娘にとッては 肯定は、許容は 救い。正しくは無いと 知りながらも。 )  …… 罰を受けても、 其れでも、許せない と云う方が居ますけど、其れは―― ( 対価が足りないンだろうか。 罪に罰、罪と罰。 基準だけでは決められないから、難しい もの。 )   ――――――― 、 ( 教えも、思い出も、財産 なンだろう、 )( 全部自分で 壊してしまッたけど、 )  ( 手に伝わる温度も 段々と 温いものになッて、 )  ( こくン、と 紅茶を飲み干す。 落ち着く為に、冷めない内に。 )  [Tue 10 Nov 2009 02:53:08]
ヘヴン > ( 疑念、猜疑、軽蔑、蔑視――… 浮かんでいて然りと思われる、つまり その方が自然な筈の感情は、きっと何処にも存在しない。 だからといって、頭から信じていないといった風でも無くて。 何処までも、向き合う態度だけは 真摯に。 )  ( 揺れる碧は、折角の綺麗な色も揺れて、揺れて。 … 彼女にとっての世界は、もしかしたらずっと そんな風に見えていたものだったのかも、しれない …なんて。 )  …… 戻る、生き返る――… 嗚呼。 ( 不思議そうに小首を傾げて、 … ふわり 笑みが綻んで。 )  かえってくることは、あります。 でも、それは――… ひとではないもの です。 ( 起き上がり、屍鬼、吸血鬼。 死者の帰還は何時だって、悲劇と喜劇の隣り合わせ。 それこそが、悪魔の契約なのだから。  … それでも、いい と。 時に望み、時に いとしいはずの手を自ら振り払うのも また、ヒトの業。 )  幸せになる資格の無い人間は、いないのです。 ( 同時に、不幸にならないという保証のある人間も、存在せず。 )  …… ゆるされないことは、 ( 彼女の涙に濡れた指先が、つい、と胸元を指し示す。 彼女の、心臓の上。 古来より、心の在処と言われた場所。 )  ずうっと、其処に在ったのでしょう。 ( … 赦さないのは、誰? )  ( 殺してしまった兄 殺してしまった誰か 死んでいった誰か   … 死者は、無力だ。 化けて出られる程の力が無ければ、そう。 悪夢を見るのも 赦されないのも 結局、自身でしか 無い。 )   …… 死ぬ、ということが、どういうモノなのかは、御存知ですか? [Tue 10 Nov 2009 02:50:04]
ヘヴン > 思うことが、まず。人が動く為の力。 …それがなければ、生きていても、人形と変わらないのですから。 ( 故に、正負を共々否定しない。 … そう。それが正であれ、傾きが過ぎれば、天秤のバランスは崩れるのだから。 )  ( 否定せず、肯定し、許容し――… それ故に、正しくは、無い。 )  ( 修道女の風貌をしながら、きっとおかしなモノなのだ。真摯なのだけは変わらなくて、きっともっと、歪。 )  ずっと、憎んでいるのは辛いことです。赦せないというのは、赦されない者と同じくらい、赦せない側にとっても辛苦なのです。 だからこそ、罰を必要とする。 『嗚呼、これだけの罰を受けたのだから、もう赦してもいいんじゃないだろうか』 ――心が折り合いをつける為の、そう。これも、対価なのです。 ( 罪には罰を。 謳う唇は、起きてしまった罪も、それに対する罰も否定しない。 それがどんなに苛烈であろうと。きっと。 )  それもきっと、貴女の財産なのでしょう。 ( 育ちの良さそうなお嬢さんといった印象の、彼女。きっと大切に育てられてきて。 … だからこそ、見付けられない歪みが芽生えることも、ある。 大切にされたものは、脆いから。 それを知りながら、ゆっくりと頷く所作と共にお茶を啜る。  … 甘い香りは、ほんの少し弱くなり始める、頃合い。 )  ( 流れ出す言葉。罪の告白。 年頃の少女は、時にびっくりする程鮮明な嘘を、まるで本当にように語るもの だけれど――…  [Tue 10 Nov 2009 02:40:36]
メアリアン > ――――――― …、 ( そうですか、 ) ( そう告げる音も、恐る恐る見上げた顔も 何も変わらない。 ) ……。 ( 涙が 勝手に溢れて来て 歪む視界に 彼女の表情だッて よく 見えていないけれど、 )  ………、 ( 紡がれていく言葉に ぴくン、と肩が揺れる。 ) ――― … 、 ( 死者は生き帰る事は無い、と ) ( そう云う事。 )  … だッて、 戻るッて 生き返るッて ……、 ( あァ彼女が゛人間゛だから 悪魔の話知らないンだろう と 思うけど。カミサマに仕える者に悪魔の話し なン て、 )    … え? ( 指先が頬に触れて、 無意識に零れ出てた涙が 彼女の指先を濡らすだろう。 )   誤解 ――…? ( 何を、誤解すると 言うンだろう。 )( 赦されない、 と 思う事? )  ( 謝るべき相手は もう世界には居ない。 私に罰を与える事が出来るのは私が手を掛けた人 だけ。其れ以外の 誰でも無いンだもの。 )  ( だから、 赦される為の罰は 受けられない。 )   ―――― 、 ( 胸を締める様な 痛み。 呼吸がしにくい けど、 ) ( 彼女の、柔らかな 笑みは 其れすらも 落ち着かせてくれる 様―― )  [Tue 10 Nov 2009 02:27:59]
メアリアン > ――――― 、 ( 許容も拒絶も、全ては感情次第。想い次第。 正か負か、其の傾きが違うだけで、大した 違いなンて、無いンだろう か。 穏やかに、耳に届く彼女の声は、言葉は すンなりと心に 落ちる。 )  ( 祈る先の無い 置き去りにされた様な教会に居るからだろうか。 違和感の正体を 娘は感じる事なンて出来ないけれど、 ) ( 其の違和感は 嫌な、違和感では 無い。 ) ―――― …、 赦される為の、赦す為の 罰? ( 罪と罰が一つと考えられるのは、 罪に対する報いだと、思ッていたけれど。彼女の紡いだ 罰の理由は、今まで考えた事も無いもので。 ぱちン、と瞬きを数度。 )  … はい、 ( 良い教え、には 小さく頷いて、僅か 眼を細める。 )( 彼女の 無垢な、柔らかな笑みには 到底追いつけない様な、微妙で曖昧な笑みを 口許に。 )   …、 ( 白い指先が己の髪に触れるのは 少しだけ くすぐッたい。 )   ―――、 ( 湯気の色が僅かに 薄くなッて、 ) ( 告白した罪は、嘘偽り無く。 )  ( 一度言葉にしてしまえば 後は感情が 流れるままに、 溢れだすままに、 言葉が止まらない。 ) [Tue 10 Nov 2009 02:20:59]
ヘヴン > ――…… そうですか。 ( さらり 。 指先を通り抜けた蜂蜜色を軽く撫でて。 告白に一度頷き、ゆるりと上げる紫色は、やはり波立たない。 猜疑の色を浮かべるでも無く、殺人の告白を虚構と笑うのでも無く。  … そう。 きっと、スラムや暗黒街で物言わぬ骸を見付けた時にも、こんな目をしているのであろう 透き通った色の侭で。 )  天の御方は、子羊の行く末を悔やまない。 ( … 罰することは、あるけれど。 )  永久に目を閉じた人は、二度と言葉を紡がない。 ( 幾重の屍を積み重ねても、最初の骸が目を開くことは、無い。 人は未だ、死を覆す方法を … 知らない侭。 )    けれど、誤解してはいけないのです。 ( 幸せになりたいと、彼女は言った。 … 今、それを赦さないのは 誰? )   ( 繰り返される謝罪に救いが無いのは、それを聞き届けるものが もう、何処にもいないからだ。 口唇は緩やかな円弧を描く侭、髪を梳いていた指先が、そっと 白い頬に触れんとする。 もしも零れるものがあるのならば、それを掬い取るかのように。 ) [Tue 10 Nov 2009 02:12:55]
ヘヴン > どれを一番大切に思うかだけでも、変わるものです。 ( そんな意味では、愛してるも憎んでるも、大して違いは無いのだと。 正と負は、天秤の両端でしかない。 )  ( 薄暗いスラムで、打ち捨てられたような教会で。 場違いな温もりを作り出す手と微笑は、きっと それだけでおかしなモノなのだろう。 無論、それだけでは 無いけれど。 )  ( ほんの微かに、唇の円弧が角度を上げる。 )  赦されないものを、人は罪と呼んだのです。けれど、赦さないでいることは、難しい。それは、どちらにとっても。 だから――… 罰が必要になるのです。赦す為に、赦される為に。 ( それは、罪に対する報いではなく。 赦し赦される為の儀式にも似ている。 不安に揺れる碧は、夜に翳る海に立つ漣のようで。 ならば、紫は何処までも凪なのだろう。 )  良い教えを受け取ったのですね。 それはとても、正しいことですから。 ( けれど、正しいだけでは収まらないものも、ある。 正しくないものを知らなくては、正せないことも。 ほころび、緩んで、翳らないのだけが同じ。 )  ( まるで、辛苦を知らないように、笑うのだ。 それはきっと明るくて、やわらかいのだろうけれど。 )  ……ふふ。 ( 今度のお礼には、小さく笑い声を零すだけに留めて。 指先を、さらり 光のような蜂蜜色が零れていく。 )   ( 甘く、カモミールの香りが辺りに漂うくらいの、間と時間。 )  ( 人、を――… )   ( それは、確かに突拍子も無い告白には違いない。 年頃の少女が、空想と現実を混ぜ込んでしまっていると考える方が、余程ありふれて、自然なお話 だけれど。 )  ( ……… ) [Tue 10 Nov 2009 02:04:28]
メアリアン > ――― 人を 殺めたンです。 大事な人も、知らない人も。 ( 何人も、 )  カミサマ が 後悔する様に、 ( カミサマに復讐する為に、 ) ―― 何人も 殺して 来たンです。 でも、私 幸せになりたくて、 ( ひく ッと嗚咽が混じる。 )  … 大事な 殺してしまッた お兄ちゃンが 、赦してくれたら 其れも救われて 終わりなンだ ッて思ッて、 て、  …… けど、 私 、 ( 項垂れる様に 首を下げたまま、 )  ―― 幸せになる資格なンて  … 赦される 事なンて、 ( 無い、 と、 思ッてしまッた。 ) ( ごめンなさい、 ッて何度も謝るのは、 感情のみで走ッた言葉が 解り辛いだろう ッて事か。 死ンだ人に向けた物かは もう娘にも 解らない。 ) [Tue 10 Nov 2009 01:51:15]
メアリアン > ―――… 基準は人 其々、ね、 ( 愛情、憎悪、友誼、寂寞―― どれかなンて、何かなンて 解らない けど、 )   ……、 ( 緩く 柔らかく 浮かンだ彼女の笑みは 何処か違和感を感じるのに、 ) ( 其れに、ココロが すとンと 落ちていく様。 )    ――― … ッ、 ( 罪に 罰、 ) ( 当然の言葉 だけれど、 )  ……罪は 赦される事は 無いの ―― ? ( 僅かに 身体が震えるのは 恐怖か、不安か、何か か。 ) ( 不安の色を濃くした瞳で 緩められた紫の 眼を見遣り、 )   ―――… 親切にされたのなら、きちンとお礼を しなくちゃッて、 ( お兄ちゃンも、お母さンも 言ッていた。随分 昔 に、 ) ( 視線を 僅かに落としてしまッたから、 彼女の綻ンだ笑みは窺えずに。 )  ―――――― 、 ( ゆるり 、少しだけ向けた 瞳に映る笑みは 何時だッて変わる事無く、 ) ( 悲しい と告げる時も、 ) ( ありがとう、と 告げる時も、 ) ( 何時も、瞳の奥の色は 変わらない。 だから、何処か 違和感を感じるのか。 )  ――――――  ありがとう ございます、 ( 指先が、少しだけ 髪に触れるのを 視界の端で捉えて、 ) ( 両手で包みこむ様にしながら、 膝に置いたカップの 湯気を眺め、 )  ( ひとつ、 小さく落ち着く様に 息を 吐いて、 )  …… わたし、 …、 ( 私は、 と 言いながらも 視線は 徐々に徐々に 下がッて行き、 ) [Tue 10 Nov 2009 01:43:52]
ヘヴン > ( いと高きに在る御方の目は遠くまで見えすぎて、その手は遠くまで届きすぎる。 … きっと、ありふれた不幸や罪を摘み取るには、向かないくらいに。 海のような碧と向き合う紫が、やわりと眦を緩め。 )  同じ事をしたとしても、許容の範囲も拒絶の度合いも、人によって変わるものです。 それは愛情かもしれない、憎悪かもしれない。友誼かもしれない、寂寞かもしれない――… ( そう。赦しも拒絶も、どうしてかなんて。当人しか知らない事で。時に、当人すら輪すらない。 )  ……… ( 唇は、柔らかく笑みの円弧を描く侭。 )  ――…罪には罰を。 ( 聖句を紡がない唇が、謳うように言を綴る。 )  罪とは、そうですね…… 単純な言葉で言ってしまえば、『ゆるされないこと』を示すものです。 ( それは人の手によって裁かれるものかもしれず。 … 時に、己の心から逃げ出せないものかも、しれず。 ) ( 罪の形を謳いながら、双眸は曇らない。 )  お礼をちゃんと口に出来ると言うことは、それだけで美徳なのです。 …大切に。 ( ちゃんとした笑みは、この夜に初めて目にしたかもしれないから。翳らない笑みが綻ぶのは、何処か安堵に似ているかもしれない。 )  ええ……ひとがこうして苛まれていくのは、かなしいこと、です。 ( 緩く立つ薫り高い湯気の向こう側、哀しみを語る筈の瞳は、やはり曇らないから。 )  ……ありがとうございます。 ( お茶の感想を頂いて、はにかむように笑むその時と、何ら変わらないのだ。 )  ……貴女がそう望むのであれば、今宵私は湖の精にでも、井戸の奈落にでも成りましょう。 ですから、 ( 今度は、フード越しでは無く。綺麗に手入れされた甘い蜂蜜色の髪に、緩く指先だけを通すように触れんと、して。 )  貴女の苦しみを、今宵、私は分かちましょう。 [Tue 10 Nov 2009 01:29:40]
メアリアン > ( 何時だッて 手を差し伸べてくれるのはカミサマなンかじゃ無かッた。 ゆるり、と 視線を彼女の紫色の瞳に 移して、 ) ―――… 、 ( あァ、 ) ( 其の例えは、よく理解できるもの で、 ) … ( 引き出されたロザリオに視線を移しながら、 )  ――― 他人か、そうじゃ無いかでは 変わるわよね。傷つけたとしても、手を差し伸べてくれるような人も、 ( 居るもの、と 落ちた視線。 ) ( ロザリオの鎖が鳴る 小さな音が聞こえる。 )   … ( 罪、 ) ――― では、罪ッて なンなのかしら。 ( 何が罪で 如何終わるべきなのか、 ) ( カップを持つ手に力を込めて、 顔を上げ 彼女を見つめる。 ) ―――― 、 ( ぱちン、と瞬きを ひとつ、 )  ふふ、 そうですね。 ( 謝られるよりも、礼を云われた方が 気分も良い と思う。彼女の声と 笑みに、つられた様に 緩く笑顔浮かべて。 )  ――― あァ、病気が広まッてますし ね、 ( 頂きます、と カップに口を付け 一口。 ) ( 喉を通り、紅茶が 身体に沁み渡る様。 ほう ッと息を 吐いて、 )  美味しいです、 ( ッて、笑い 告げる。 )   ( 続く言葉には すぐに 表情を固くするけれど、 )  ――― ………、 はい、 ( 小さく小さく 言葉に頷き、 返す けれど、 )  … シスター。 今から私が話す事、 信じて下さッても 嘘だと思ッて頂いても 構いませン。 ただ、 ( 首を傾げて、 )  絶対に、 貴女の胸の内だけに 留めて置いて下さいませン か。 ( 懺悔を、 ) ( 私の罪を、 )  ( 都合の良い話だと 解ッているけれど。 ) [Tue 10 Nov 2009 01:12:11]
ヘヴン > ( 迷い子の基準は、行き場がない事なのか  …宛ての無い事、なのか。 迷える子羊に手を差し伸べたのは、神の御使いなんかじゃ、なく。 )  例えば――… 同じ事であったとしても、その相手を知っているか、否か。 それだけでも、受ける側の感情も、求むものも変わるものです。 ( そう、例えば。  首筋に掛かる細い鎖を引き、胸元からロザリオを引き出す。 ちゃりり、小さく鳴る音。 )  私が誰かを傷付けたとして。 彼の人が見知らぬ御方ならば、私を容易く赦しはしないでしょう。対価として、このロザリオを差し出すことになるのかもしれません。 けれど、彼の人が私と友誼を持つ方であれば、むしろ差し出す手を押し返すかもしれない。  求むものは、人によって異なるものです。 ( 感情、友誼、愛情。 とてもあやふやにして、ヒトの根源たる衝動達の名前を語りながら、ちゃりん 。 ロザリオから手を離す時にも、笑みの色は変わらずに。 視線を伏せた彼女の事をゆるりと見詰め。 )  病にも、死者にも――… それ自体に、罪は無いのです。 だから、終わりは等しく扱われるべきなのです。 ( 被害と禍害が容易くひっくり返る病であるからこそ。 祈るように口にしながら、唇は聖なるかなを唱えない。 )  ( 肖像も無く、偶像も無く。語る神の言葉すら、此処には無い。 )  謝ってしまうより、その方が良いものです。 感謝とは、ヒトの持つ美徳に違いないのですから。 ( ありがとう、と。 そう、言葉が聞こえたから。お日様の下で煌めく蜜のような色を露わにした少女の前で、声にして笑みを零す。 )  温まりますよ。 …本当はミルクも入れたかったんですけど、最近は中々手に入らなくて。 ( 地方村の損害が大きい所為で、価格も高騰気味。貧しい暮らしでは中々容易く手が出ないが、悲観するでもなく事実のみを語る口ぶり。 ゆっくりとカップを傾けながら、 )   ……私に謝る必要は無いのです。 もしも、その必要を貴女が感じる先が、あるのだとすれば。  ( まずは、其処から と。 ) [Tue 10 Nov 2009 00:57:11]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 [Tue 10 Nov 2009 00:48:26]
メアリアン > ( 辿り着く場所が解らない から、迷子 なのかも知れない。何に迷ッているのかも、如何したら良いのかも 解らない 迷子。 )  …… 人によッて 基準が? ( 言葉を耳にしながら、 宛がわれた手の方向見遣り、 ) ( 小さく鳴ッた鎖の音は ロザリオかな、なンて。 )  ―――― 本当、 ( 良い言葉 だと 思う。 ) ( 彼女の笑顔は 闇を照らす昼間の太陽の様で。 なンだか眩しくて、 なンだか苦しくて、 視線を少し下へと 落とし。 )  …… 病気に関係する事件も多いみたい ですね。 本当にしろ、 病気を騙るにしろ、 ―― 物騒 ですね、 ( 此の辺りが物騒なのは今に始まッた事じゃァ無いけれど。 )    …、 ( 椅子に座りながら 辺りを見渡し 覚える違和感。 )  ( あァ、 ) ( 聖像 が 無いンだ、 )  ( 祈りを捧げる先が無ければ、 教会として 機能していけるンだろうか。 )   ――――、 ( 靴音が聞こえれば そちらを振り向いて、 ) ( 室内だから、 フードも今は下ろしてしまおう。 )  ありがとう 、 ( 差し出されたカップを 曖昧な笑みを浮かべて、両手で受け取り、 )  … 良い香り、 ( 甘くて、優しい ―― ) ( 冷えていた手を暖めるかの 様に、 両手でカップ包み込みながら、 其の紅茶に映る 己の顔を ぼンやり 見て、 )      …、 ( 息を ひとつ。 ) ( 何から話せば良いだろう。 話していいンだろうか。 疑問は、消える事 なく、 ) [Tue 10 Nov 2009 00:39:08]
ヘヴン > ( 暗闇の中、その言葉だけが まるで、置き去りの迷子のように聞こえて。 … 幸せ。 言葉を咀嚼しながら、口唇はまだ謳わない。 )  とても、曖昧であやふやなものではあるのです。 何故なら、その基準はそれこそ、人によって変わるのですから。 世に定められたものは、あくまで一つの基準でしかない。 ( それが善であれ、悪であれ。 )   本当の事は、常に此処に在るのです。 ( 彼女の頭から離れた手が、修道服の胸元に宛がわれて。 ちゃりり、 小さく鎖の音が鳴る。 )  昔に聞いた言葉ですけれど、良い言の葉だと思います。 ( 笑う。寂れた界隈にも、暗く落ちる夜にも相応しくない笑み。 それは、まるで翳る事を知らないような―― )  只でさえ、病が流行っている時期でもありますし…余り安全とも言えませんから。この界隈も。 ( 教会の屋根には傾きかけた十字があったが、礼拝堂らしき内装の割に、祈る先が存在しない。 偶像的なものは、管理人が引き上げていく際に持って行かれるか、破棄されてしまったのかも、しれない。 ) ( やがて、盆の上に湯気の立つティー・カップを二つ乗せて、修道女風貌が戻ってくる。 どうぞ、と差し出すカップから立ち上るのは、甘い林檎にも似たカモミールの香気。  近すぎず、離れてもいない、話すに丁度良いくらいの距離に椅子をもう一つ引いて、自分も腰を落ち着けて。  カップを掌で包み、湯気を漂わせる穏やかな間は、心を落ち着ける為のものの、ような。 ) [Tue 10 Nov 2009 00:26:19]
メアリアン > … 赦して貰わないと 幸せになれない気が するの、 ( ポツン、と呟いて。 )  …… 対価 ――― 、 ( 己の罪を赦して貰う為の対価は、 なンなンだろう。謝罪の言葉だけじゃァ到底足りない様なそンな 罪。 )   …、 ( 緩やかに動く掌に 縋ッてしまおう、と する気持ちは心の奥へと。 話を聞いて貰うと云うだけで 縋る に当たるのかも知れないけれど。 )  ―――… 必要な 事、 ( 離れた手を 眼で追ッて、 )  … 素敵な言葉ね、 ( 縁とはそうして絡み合うもの、 ) ( 縁、 ) ( ふと 頭に浮かぶ貌は 言葉は、 緩やかに一度瞬きして 消して しまい。 )  ( 全てを 話してしまッても 彼女は微笑ンだままで 居てくれるだろうか。 もしも、もしも、 拒絶されてしまッたら、其の時は ―― )   …… そうですね、 もう、寒い ――― 、 ( 随分と季節が経ッたンだ、 なンてぼンやり思う。最初の 罪は、夏だッた?其れとも もッと前? )  ( 彼女の後ろを 付いて歩き、 )  ( 傾きかけた十字架の 建物は、外観に比べれば ずッと室内は きちンとしていて、 )  ―――――、 ( 祭壇の前に出された椅子に、 )  あ、 ありがとうございます 、 ( 腰を 下ろそう。 ) ( 彼女が お茶を淹れてくる 間に ゆるり 辺りを見渡して、 )    …―――、 ( 息を吐く。 ) ( 今更 心を締めるのは 、 恐怖と不安と ほンの僅かな 救いへの期待。 ) [Tue 10 Nov 2009 00:13:41]
ヘヴン > ( 明確な表情ははっきりしなくても、零れた感情の雫を掬い取る術は、幾つか。 それは例えば、涙に濡れた声であったり 小さな唇の強張る様であったり。 そんな、欠片をひとしずく、指に掬うような事。 )  そう。 赦して欲しいから。 ――…だから、時に人は差し出すのです。それは、謝罪の言葉である事もあれば、対価を問うものである事も。 ( 赦しの為の対価。 求む為に差し出すもの。 それは不均衡の天秤を語る言葉。 ) ( 噛み合う歯車は、神の教えからは少しずつズレた音を軋ませていくのだろう。 )  ( フード越しだから、彼女の髪の感触は明確には伝わらないけれど。緩やかに動く手は、子供に対するものとやはり似て。 する、とそれを離すのは。 )  いいえ。きっと、必要な事なのでしょう。縁とはそうして絡み合うもの――…とは、海の向こうの国の言葉でしたけれど。 ( 東の海の、向こうの。 彼女が何を鎖し、何に思い悩むのか、修道女風貌は知らない。 翳らない笑みは知らぬが故か、 …それとも。 )  ええ。間借りしているだけですけれど、此処よりは暖かいでしょうから。 ( 実際、もう管理人もいない寂れた建物。 勝手に棲み着いて、勝手に居心地を整えて、勝手に――… まるで、其処に居るのが当然であるかのように、周囲にも錯覚して貰っている、だけ。 )  では、此方へ。 ( スラムの入り組んだ道を通っても、それ程遠い場所じゃない。 軋む扉を押し開ければ、風体はどうしようもなく古く煤けているが、掃除は意外な程きちんと行き届いた小さな礼拝堂が広がっている。 聖像の無い祭壇の前、小さな椅子を引っ張り出して、どうぞ。と勧めれば。 お茶を淹れに行くんだろう。 ) [Tue 10 Nov 2009 00:00:54]
メアリアン > ( フードをどンなに深くまで被ッても 口許は隠す事が出来ないから。如何したッて 表情の、感情の端々は 伝わッてしまうだろう に。 )  … どうして ?  ( ドウシテダロウ、 )  … 赦して貰う為 、 ( なンじゃないかな、 と。 ) ( 何処か、違ッている筈なのに 絡み合う言葉同士。 不思議と 違和感は 娘は感じない。 )   …、 ( ふンわりと 撫でる様な動作は 心地良い。 )( 同時に、 其れに母を重ねて、 胸が軋む様に 痛い。 ) ―――― … ありがと う、 ( 懺悔 なのだろうか、 )( 全てを 私は 話せるのだろうか。信じられるのだろうか。 解らない。 思考が ぐるぐる廻る。 )  ( カミサマ なンて 嫌い。 だけど、彼女は なンだか 神に仕える者ではない様な 気がする。 彼女自身が 何かの様な、 ――其れは きッと 紡ぐ言葉の所為 か。 )   …… 教会? ( 指された方向に視線を向けて、 ) …… 、 ( 少しだけ ほンの少しだけ 悩むけれど、 )  行きます。―― お願い します、 ( と、 小さく 頭を下げて。 ) [Mon 9 Nov 2009 23:45:53]
ヘヴン > ( フードを下ろそうとする仕草も、恥じらいのものと思えば可愛らしいもので。 隠そうとするものを、直接暴こうとはしない。 …とはいえ、この距離では。嗚咽に途切れる声は聞こえてしまうもので。 紫色の双眸をやんわりと細め。 )  悪い事をしてしまったなら、謝らなくてはならないけれど、どうして―― 謝らなくてはならないのだと、思います? ( 例えば、赦される為に。 ならば、ならば――…? ) ( 齟齬を交えた侭で、軋む筈の会話の歯車は奇妙な噛み合いを見せるように。 … なら、きっと何かが歪なのだろうけど。 )  ( 撫でるように触れるてのひらは、きっとやわらかく。 )  ……ええ。貴女が望むのであれば、私の耳は貴女の言を聞き、私の唇は音を閉じ込める枷となりましょう。 ( 懺悔とは、それが外に漏れる事が無いからこそ、告白の意味を持つ。 それは本質的には、神に預ける事では無いのだと、信仰を説かない修道女は語るかもしれないが、今は黙する侭に。 )   此処では、身体も冷えてしまうでしょうから。 屋根のある所に行きましょう? ( お茶くらいなら出せます、と。 修道女風貌の指先が示す先には、傾きかけた十字が見える。 ) [Mon 9 Nov 2009 23:36:26]
メアリアン > ( 笑い声が 耳の傍で聞こえた。嘲笑でも苦笑でも無い、純粋な 音。 )  …… えッ、 ( 手をフードの端に触れて 下ろす様にひッぱり、 )  泣きそうな顔なンて …、 ( していない、と 続ける筈の言葉は ひくッと洩れた嗚咽に 消えて。 )  違う、違う ッ、違う。したンだわ、私 悪い事… ッ、 ( だから、謝らなきゃ。赦して 貰わなきゃ。 ) ( 彼女の告げた言葉の意味と、 己が告げる言葉の理由は きッと 違ッてる。そンな事も 娘は気付かず、 )  ( フード越しに触れた掌に 視線を、上げて、 )    ……、 ( 微笑む 其の姿が いつかお兄ちゃンが読ンでくれたお話の、 聖女様の様だと 思ッた。 )  ―――― 話 、 を …、 ( 明確に シスター だとは云われなかッた けれど、 ) ( 服装も 其の動作や言葉も 其れだと物語ッている様な。 )  …、 ( 一度 きゅ、と 口を噤み、 )  … 話を ―― 聞いて頂けますか。 ( 手を、修道服の裾 掴むかのように 伸ばし、 )  ( 泣きそうな、震えた声で )   ( 母に似た其の穏やかな優しい 音に、雰囲気に、 ) ( ただ、ただ 助けて貰いたくて。 洩れたのはそンな 言葉。) [Mon 9 Nov 2009 23:17:39]
ヘヴン > ( 見た目の印象から華奢な少女だとは思ったが、受け止めた身体は予想以上に軽かったのだろう。 流石に微動だにもしない とは行かなかったが、受け止めるには支障は無く。 緩く手を動かしながら、間近に聞こえた謝罪の言葉に、くすり。小さく笑い声を響かせる。 きっと、場違いなくらいに翳りの無い音で。 )  そんな、泣きそうな顔で謝らなくても良いのです。 貴女は、私に悪いことを成した訳では無いのですから。 ( むしろ、声を掛けたのも手を出したのも、此方なのだと示すように。 彼女の身体が離れていくのならば、支えていた腕は、手は。 引き留める代わりに、フードを被った彼女の頭へと、てのひらを乗せんとして。 )  そんな顔で、大丈夫なんて信じて差し上げません。 ( 実際、フードをしっかり被っている彼女の顔なんて、この夜の中でそんな鮮明に見える訳なんて無いのだろうけれど。 頭布の作る影の中、修道女風貌は微笑んで。 )  ……ふふ。 ( 見た目からすれば、修道女。 けれど、明確には答えずに。 )  預かる教会とは無縁の身です。只、それでも――…人に触れ、話を聞く事くらいは出来ますけれど。 [Mon 9 Nov 2009 23:04:51]
メアリアン > ――――…、 ( 穏やかな声、言葉、動作。 ) ( 転ぶ、と覚悟していた痛みの代わりに、 触れたのは彼女の柔らかな手 、身体 で、 )  …… ――――、 ( 背に 一定の速度で触れる手に、 ) ( 殺めた母を 思い出す。 こンな、自分と大して年の変わらぬ少女に。 )   …… ごめン なさい 、 ( 呟く様に洩れる言葉は、 彼女へと。 )  ――――― 、 ( 柔らかな声は 音は、 動作は、 ひどく心地良い。 縋ッてしまいそうになる位、 )  …… ッ、 ( ―― 駄目なのに。 )  ぁ、 ありがとう…。 もう大丈夫 です、ごめンなさい。 ――― 、 ( そッと、 逃げる様な 動作で、彼女から身を離そうと して。 )  あなたは、 シスター? ( 修道服 見遣りながら、そンな言葉。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:56:16]
ヘヴン > 謝る事は無いのです。少なくとも、私には。 ( 頭を左右に振る仕草も緩やかなもので、ワンテンポ遅れて影を引く頭布が、夜闇に色濃く影を落とす。 語調も、差し伸べた手も変わらずに。 それはきっと、彼女がこの手を振り払ったとしても、変わりなかったのだろうけれど。 )  ……ほら、 ( 体格的には、此方もそう勝っているとも言い難いけれど、先の言葉通り予測はしていた事だから。 それならば、華奢な少女を支える事くらいは出来る。 倒れそうになった彼女の身体に緩く手を回して、 ぽん、ぽん 。 背中を叩こうとする指先は、子供をあやすそれにも似て。 )  貴女を邪魔だなんて思うものは、此処には無いのですから。慌てなくても良いのです。 だいじょうぶ、だいじょうぶ。 ( 声音と指先のテンポは同期して、語調も母音が柔らかく溶けるような代物に変わる。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:44:19]
メアリアン > ( 紫の綺麗な眼が 視界に入り、 ) ( 色々な思考が 巡る。 )  …、 ( 黒の色に 白肌が映えて 見えて、 )  ……、 いえ、そンな 大した事じゃありませンから、 本当 ごめンなさい …ッ、 ( 優しい、穏やかな声と 言葉に、 ) ( 助けを 救いを 求めたがるのは 駄目。悪い 所だ、 )  ( 伸ばされた手を 払い除けて逃げ出そうとした )   ( のに、 )   …―― あ、  …… ッ ? ( ぐら ッと歪ンだ 視界。 ) ( 泣いていた所為と 蹲ッていた 所為か。 )  ( 足元が なンだか 浮いている様な奇妙な感覚に なッて、 )  … きゃ ッ、 ( 倒れそうになる身体は 彼女の手に 支えられる形に なるンだろうか。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:33:28]
ヘヴン > ……あら、 ( ほんの少しの驚きを孕む声音は緩やかに。 微かな間は、瞳を見開くワンテンポ。 彼女が顔を上げれば、余り血色が良いとは言えない風体に、粗末な修道服を纏った姿が見えるんだろう。 軽く瞠った瞳は、海のような色をした少女の瞳と視線を合わせれば、ぱちりと一度瞬いて。 )  ( 奇妙な間。 彼女からすれば、声を掛けられたのは唐突でも  …随分と驚かれてしまったような。 ) それは気にしなくても、良い事です。こんな所でしゃがみ込んでしまうような理由が、貴女にはきっと存在していたのですから。 そんな事を、咎めるような事は無いのです。 それより、 ( 立ち上がろうとする彼女へと、するりと伸ばす手。 )  …しゃがんでいた子が急に立ち上がったりすると、時々目眩が起こるものです。 気をつけて。 ( もしも彼女がふらついたりしたら、支えようとするような手。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:22:26]
メアリアン > ( 届いた音は靴音と 柔らかな女性の声。 ) ( びくン、 と肩が揺れて )  … だ、 だいじょうぶ … です…、 ( そンな 舌がもつれた様な 涙声混じり。 ) ( 手の甲で流れた分の涙を拭い、 視線を、顔を 少し上げれば、 )  …、 ( 修道服を纏ッた、 女性が 見える か、 )  ( 修道服。シスター? …カミサマ の、信者? ) ( 暫し 声無く、 彼女を見遣ッて いて、 )   … ご、  めンなさいッ 、 邪魔です ね、 ( 勢い良く 立ち上らンと。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:14:22]
> ――…大丈夫ですか? ( 女性の声を伴って、蹲る少女の傍で止まる。 耳を澄ませば聞こえるであろう、微かな布擦れの音は、首を傾げて覗き込もうとする仕草に連れて、顔に陰を落とす頭布の揺らぎか。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:06:56]
お知らせ > さんが入室されました。 『( 音、は 。 )』 [Mon 9 Nov 2009 22:04:22]
メアリアン > ……… …、 ( 嗚咽が洩れる度に、 深く息を吐いて、 落ち着こうとして、 )  …ッ、 ―― … ッ、 ( 結局 失敗して、 )  ( 頭の中が絡まりそう。 何日か経てば 整理されて落ち着くと思ッたのに、 )  …… 逢いたい …… ッ …、 ( ポツン、と呟く。 ) ( お兄ちゃンに、 ネッビェさンに、 ルァに、 )  ( 私の秘密を 知ッてる人に逢いたい。話したい。 ) ( 逃げてる、 ッて事くらい 解ッているけれど、 )   …… 逢いたい ……、 ( 言葉が欲しい。 )  ( 膝を抑える手の力が強くなッて、 ひくッ、と嗚咽が零れる度に 肩が揺れて。 )   ―――― 、 ( もういッそ、 ) ( いッそ 前に戻ッた方が楽なンじゃ無いか ッて考えるのと 同時くらいに、 )   ( かつン、 )  ( すぐ傍で 靴音が聞えた。 ) [Mon 9 Nov 2009 22:01:12]
メアリアン > ――――… お兄ちゃンの為 なのに、 お兄ちゃンの …、 ( 幸せになる為の カミサマへの復讐 だッたのに、 )  ……… 、 ( きゅ、と 口を一文字に噤ンで。 )  ――― ……、 ( ひく、 と肩が揺れる。 )  ( 私はもう 戻れないのに。 )  ―――――― ……、 ( お兄ちゃンに戻ッてきて貰ッて、赦して貰えて 私の罪は消せるのに、 )  …、 ( そう 信じてきたのに。 )  ――― お兄ちゃン   … 、 ( 如何したら良いの。 ) ( 幸せに なりたいのに、 ) ( 全て忘れて逃げ出せば 今なら、なれるかも知れないのに、 )  …… ぅ、  … ッく、 ( お兄ちゃンを、 殺して来た人達を、 ) ( 思い出す度に 苦しい。 痛い。 )  ( 罪悪感 なンて、  今更――? ) [Mon 9 Nov 2009 21:46:11]
メアリアン > ( 肩から掛けた鞄の中には いつも通りナイフが数本。 )( 小さな子供を、嫌な女性を 見掛ける度に、殺してしまいたくなるけれど 今は、駄目だ。ハッキリ 如何したら良いのか決めるまで 殺したりはしないように しなきゃ、 )    …… 、 ( ハ、と短く息を吐いて、 ) ( 道の端、 少し段になッている場所に 腰を下ろす。 )   ……、お兄ちゃン …。 ( 本当に、本当に 生き返ッたりはしないンだろうか。 )  …… 如何すれば良いの…、 ( そうしたら、 ) ( 今まで私が殺してきたのは 無意味?無駄? )  ……、 ( 自警団だッたあの人の顔がふと 思い浮かンで、 ) ( 膝に顔を埋める様に、 ) [Mon 9 Nov 2009 21:28:02]
メアリアン > ( フードをすッぽりと被ッた、真白なコートの娘は ただ、朽ち掛けた建物の並ぶ細道を 歩いていた。 )  …… 見付からない、   ( ルァも、ネッビェさンも。 ) ( 数時間ほど 探して歩いていたけれど、 見覚えのある人なンて 見当たらなくて。 )  ( クリスティアから戻ッて来て まともに話して居ない様な気がする。悪魔の彼に至ッては きッと己が戻ッてきた事すら 知らないンだろう。 )  ―――… 見付けて、 お話 …、 ( しなきゃ。 )( 否、 したい。 )  ( もう如何したら良いのか解らない。 ) [Mon 9 Nov 2009 21:12:43]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――――― …、 )』 [Mon 9 Nov 2009 21:07:21]
お知らせ > フジエさんが帰りました。 [Mon 9 Nov 2009 00:52:38]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(そして再び、夜の街を駆けていく)』 [Mon 9 Nov 2009 00:04:44]
お知らせ > シャーリーさんが帰りました。 [Mon 9 Nov 2009 00:02:59]
フジエ > それでは、またの。 (去り行くふたりへと声をかけ。 こちらもゆるりと彼らとは別の道を歩いていくことにしよう。 この辺りも丁寧に歩けば上等な獲物が居るとわかっただけでもよしとしよう。 再びスラムを巡るように歩き始めていく。 先の二人とは別の道。 これで3人とも別の道を選んで歩くこととなっただろうか) [Sun 8 Nov 2009 23:51:48]
お知らせ > シャンクさんが退室されました。 『狭い路地を窮屈そうに』 [Sun 8 Nov 2009 23:49:19]
シャンク > ……カモ知らん。(否定は出来ぬ。──というか、傍目に厄介な容貌であることは確り理解している。怪物と疑われて追い回された事も一度や二度ではないのだから。) ──フム。余り人の多い処は不得手なのだがのゥ。 モシ居合わせたならば、オ捻リを投げよウ。 (薪を抱えなおすと、のしのしと歩きだし) (ウム、と外套姿の男にもう一度頷くと──ふと、青い草の匂いと花の匂いがしたような気がした。)──そいではのゥ。 (会釈をすると、脇の路地から隘路に抜けていく) [Sun 8 Nov 2009 23:48:22]
アイゼンリッター > (牛頭の男――驚きはするし、警戒もするが、それだけで犯罪者扱いはしない。 生まれも育ちもヴェイトスだ。 自分が異種族であるという事も含めて、そんな存在には見慣れている。 この街には何がいてもおかしくはない)…………とはいえ――(もう一人の男も含めて、記憶に留めておいた方が良いだろう。 この街には、何がいてもおかしくはない。 鉄塊を振り回す娘もいれば、死体のような殺人鬼もいた。 催眠術めいた言葉を操る女の強姦魔もいたし、目玉を収集する連続殺人鬼の少女もいた。 現在進行形で妖しげな蝶が舞い、奇病に侵された人々が暴れている。 ……何がいても、おかしくはない) [Sun 8 Nov 2009 23:41:42]
シャーリー > 見慣れん輩…………例えば今の状況かなあ? (彼の言葉に苦笑いした。まあ私の視点から見ると大半の人はイイ人なんだけどさ。) 芸能横丁とかで踊り子やってるから、二人ともボクの事を見つけたらおひねりよろしく。じゃあおやすみなさーい。 (首もとに下げてあるロザリオを揺らしながらじゃねーと二人に手を振り家路に着く。不審人物Cも居たことなんて知らぬまま、一応宣伝しといておこう。いや二人共そんな場所にあんまり来なさそうな人たちだけど一応ね) (つかれたーとまた伸びをする。今日はもうさっさと寝よう) [Sun 8 Nov 2009 23:35:50]
フジエ > そういいたいところだがの。 この辺りでは少し茶でも、とはなかなかいえぬものだよ。 (つんと胸を突付かれれば笑みを浮かべ、 胸のところは一般人と変わらぬ弾力で。 特に引き止める様子も見せなければそのまま立ち去っていくだろうか。 鉄仮面には気がつかぬままで) こちらこそよろしく頼むぞ。 その様子ではなかなか苦労しそうだのぅ。 (のんびりと話している様子からは「良い人」に分類されそうな雰囲気だ。 見た目がすべてでは無いという典型例にも思える)  [Sun 8 Nov 2009 23:26:00]
シャンク > ンム。 最近は誘拐なども起きているようだからのゥ。 見慣れン輩を見かけたら、警戒はした方がよいゾ。 (布袋が蒸して気持ち悪い──街に出入りする際、無用の騒動を避けるために被った布袋をそのままにしていた事を、今更の如く思い出して。) (ずるん。) (覆面袋を剥いで、雄牛そのものの頭部を晒す──) 新シイご近所サンか。 宜しク、頼ム。 (長身に、つるんとした顔の相手を見やり、頷くように首を縦に振ると、薪を担ぎなおし──) [Sun 8 Nov 2009 23:21:26]
鉄仮面の男 > ……やれやれ。(――何事もなさそうで、思わず息を吐いた。 こんな日もあって良い、というよりも、喜ばしい事だ。 犯罪の類なぞ、起きないほうがマシだ。 緊張していた全身から力が抜けるのを感じる。 ――やはり疑心暗鬼になりすぎていたのだろうか。 スラム街にだって平和に暮らしている市民はいるし、全員が犯罪者ではないのも当然のこと。 自分の目的が犯罪者やら怪物と戦うことであるにしても、その為に手当たり次第に疑ってかかっては本末転倒だ。 もっとも、そうでなければ抗しえない輩も多いのだけど)  [Sun 8 Nov 2009 23:14:51]
シャーリー > (はーい、と気をつけて帰りなさいというお言葉にのんびり間延びした返事。) (その不審者Aの申し出に私はあはっと楽しそうに笑った。) お世辞といいそれはひょっとしてデートの御誘いかい?積極的な子は確かに好きなんだけどなあ。 (その中性的な顔立ちに若干警戒心が緩んだのは事実。茶化したように少女は笑い彼の胸を指でツンと突つこうとする。) (そのまま何も話し掛けられたりしなければ、このままその場を後にしようとするだろう。) [Sun 8 Nov 2009 23:07:20]
フジエ > ふむ。 最近越してきた身での。 まだこの辺りに詳しくは無いから、歩き回っておるのだよ。 (目の前で少女が通り過ぎる。 なるほど、彼女もここに住んでいるのか、と頭に入れておこう) 懐がなかなかに寂しい身の上でな。 この辺りの廃屋を間借りしているものよ。 (少女の後ろのほうからやってきた男にも声をかけられる。 今はやましいことはしていないので素直に応えよう。 真実ではないが、最近越してきたこと、歩き回って土地勘を見につけようとしていることは事実である) 気をつける事だの。 少しくらいなら護衛の真似事もできるがの? (外套の中からのぞく顔は女性にも見えるような若い男。 とはいえ、不審者に護衛を頼むとは思っていないので口調は冗談めいている) [Sun 8 Nov 2009 22:56:20]
布覆面の男 > ──ンム。 気をつけて帰ると良いゾ。 (見事に鍛え上げた大胸筋をぴくぴくさせながら、腕組みをしてこくり──会釈に対して頷いた。) (ヌフー、と。相変わらず鼻息は荒い。) (尚、屋根の上の誰かには気が付いていない様子である。) [Sun 8 Nov 2009 22:53:29]
鉄仮面の男 > (この界隈で全身を隠すような者は、独断と偏見と経験則から判断すれば、大概は犯罪者ないし怪物である。 彼らは自分の武器を隠したがり、加えて自分が異形である事を隠したがる。 故に『怪しい』のは紛れもない事実、だが――)……それだけじゃあ、な……。(介入できないのも事実。 先達ての尋問とは、目的も状況も異なっているのだから。 あと一つ、何かしらの決め手がなければ……)(……もっとも、それならそれで、問題は全く無いのだが。 聞こえてきた声は、見知った女性のそれだ。 知り合いが事件に巻き込まれるなんて、そう何度も経験したい事じゃあない) [Sun 8 Nov 2009 22:48:12]
シャーリー > (屋根の上にいる人影には気付かず。ただ前の不審人物Aがそっと道を空けてくれた。) やだなあもう。お世辞をどうもありがとう。―――ボクのお家がこの辺りだからね。値段の安さの引き換えの治安の悪さだもの。しょうがないよ。 (軽く言葉を交わすとそれじゃあと空けてくれた道を素直に通ろうとする。何か因縁でもふっかけられるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしてたがそうはならなそう。) (ついでに鼻息荒い不審人物Bにも会釈しておこう。) [Sun 8 Nov 2009 22:46:32]
布覆面の男 > ──ぬゥ…(布袋の奥の、存外に円らな瞳が全身外套姿を見咎める──) おンし……見ン顔だのゥ。 (こうは見えてもスラムに4年は住みついている身の上。 住人以外は一目瞭然であり。) (はて、これだけ長身の住人は居たろうか。 鈍牛は珍しく頭を働かせた様子であり。) [Sun 8 Nov 2009 22:33:02]
フジエ > ふむ。 こんな所で、珍しいのぅ。 (スラムにしては今日はにぎやかなようで。 目立つところで堂々と襲えるほどの力があるとは自惚れては居ない。 彼女を襲うとすれば上手く自分の居場所へと連れ込む必要があるわけで) この辺りの治安はあまり良くないからのぅ。 おぬしみたいに可愛い娘は襲われやすいぞ。 (こちらは、そう告げればそのまま少女の動向を見つめる。 歩きやすいように、と道を明けたほどで) [Sun 8 Nov 2009 22:22:37]
鉄仮面の男 > (不審人物、という意味では紛れも無くそうだ。 鉄仮面を被った男が、屋根の上を駆けている。 この光景は間違いなく異常ではあるだろう。 ただ、ここ数ヶ月の間、この光景は毎夜繰り返されているのだけれど)(無差別な尋問をやめる、とは約束したものの、自警活動は相変わらず継続中である。 黒い肌の病人/狂人による犯罪は絶えないし、それに便乗した輩も動いている。 ましてやヴェイトスには多くの怪物がいる。 止められるわけがない)(そして、屋根の上から眼下を見やる。 ――立ち止まった女性と、ローブの男。 そして近づいてくる足音。 まだ状況はわからない。 介入はできないが……何事も無い事を願うばかりだ) [Sun 8 Nov 2009 22:18:00]
シャーリー > (踊り子の格好は今のこの時期寒いったらありゃしないので、お仕事が終わったらその衣装はとっとと鞄の中にしまいこむ。今はいささか地味な普段着にベレー帽とサングラス。有名人ルックという奴?まあ私はそんな売れちゃいないけどね) …………… (角を曲がった先に現れたのは全身をすっぽりと覆った人影。そりゃ一瞬怯んだとも。流石に怪しい格好だからね。) (……今からでも道を変えようかな?そんな事を迷ったりした事が顔に出ちゃったかな。君子危うきになんて言うじゃないのさ――――)(―――――そんな感じで私は少し立ち止まってしまったのだ。) [Sun 8 Nov 2009 22:14:54]
お知らせ > 鉄仮面の男さんが入室されました。 『――更に一人。』 [Sun 8 Nov 2009 22:13:21]
布覆面の男 > (布に眼の穴だけ開いた、歪な形に膨らんだ布袋。それを頭から被った筋骨隆々の大男──腰に大斧をぶら提げて歩く様は最早何処に出しても恥ずかしくない不審人物である──。) ふぬ…。 (山で採ってきた薪を結わえたものを肩に担ぎ、のっしのっしと大股に歩く──こうした薪を干して売れば、その日口に糊するには事足りる。贅沢しなければ人は生きていけるのであった。完。)(終わらない。) ──ヌゥ…。 (重い。 ゴフゥー、と袋の下で鼻息荒く喘ぎながら。) [Sun 8 Nov 2009 22:05:28]
お知らせ > 布覆面の男さんが来ました。 『(システム音声:不審人物、一名追加でーす)』 [Sun 8 Nov 2009 22:01:10]
フジエ > (こちらは、ずるり、ずるり、という音を立てて身体を伸ばして歩く少女の前に現れるだろう。 うわさ自体は流れていると思われるが、今は白黒の蝶の被害もあり、埋もれてしまっているかもしれない。 失踪したという人間が今の所いないためでもあるかもしれない) ふむ。 (この辺りでも踊っていたのならば今は踊り子の衣装なのだろうか。 こちらは一度立ち止まり、相手の表情などよく観察しようとする) [Sun 8 Nov 2009 22:00:43]
シャーリー > (ここ最近は毎日のように踊っている。見に来る人が減ってきてるからおひねりは大して増えてないけど、元々お金が主目的でやってるわけじゃないし。ただ少しでも他の人の気晴らしになればいいんだから。) それでも疲れるもんっ……だ。 (んーと荷物片手に体をほぐすように伸びしながら路地を歩く。不審人物とは次の角を曲がった辺りで顔を合わせる事になるか) [Sun 8 Nov 2009 21:56:39]
お知らせ > シャーリーさんが入室されました。 『つかれたなー』 [Sun 8 Nov 2009 21:49:47]
フジエ > (今回は彼女に会う事が主目的ではない。 怪物の徘徊が止んだとなれば怪しむ者も居るわけで。 こうした定期的な徘徊は続ける予定。 もちろん、獲物を狙わない、なんて事があるわけも無く。 獲物に手ごろな相手を見つければモノにしようとするだろう)  [Sun 8 Nov 2009 21:43:00]
フジエ > (全身をすっぽりと覆った怪しいと言える姿。 スラムを徘徊するうわさの怪物らしい姿での移動。 獲物を求めつつ足取りは緩やかに。 ずるり、ずるり。 特徴的な足音を立てる。 緩やかに回りつつ、巡回を行う道には先日の少女の店も含まれていた) [Sun 8 Nov 2009 21:28:51]
お知らせ > フジエさんが来ました。 『(夜の散歩)』 [Sun 8 Nov 2009 21:25:27]
お知らせ > 蒼花さんが帰りました。 『( けれど、雨の冷たさが 此処 が現実だと告げる。)』 [Fri 6 Nov 2009 00:41:56]
蒼花 > ( 不意に、 家の軒下。 雨宿りするような白黒の蝶を見つける。 こんな蝶、見たことが無い。 ) ( ほんの少しの好奇心。 少女はゆっくりと蝶へと近づき、 手を伸ばす。) ―――――― ……。 ( 蝶に触れた つもりだった。 実際には触れることができなかった。 まるで其処にいなかったかのように、触れたと思った瞬間消えてしまった。) ( まるで夢のようだ。 嗚呼。 夢だといいのに。 全てが夢だといいのに。) 助けて……お父さんお母さん…みんな……ッ… ( ひくっ と嗚咽を漏らして、 涙を流す。 流れた涙は、雨に混ざってしまうけれど。) ( 全てが夢だといいのに。 目が覚めたら、みんなが―――― ) [Fri 6 Nov 2009 00:38:30]
蒼花 > ( 何かで気を紛らわさないと、嫌な記憶が引き起こされてしまう。その度に、あの身体が2つに引き裂かれるような痛みを思い出し、自分が自分で無くなってしまうような感覚を思い出す。) ―――ッ…… ( だから、考えてはいけない。思い出してはいけない。 少女は自分にそう言い聞かせて、金木犀が散った道をゆったりと歩く。) ―――桂花は無いのかな…。 ( 沈む思考を散らすように別のことを考える。 金木犀があるのなら、銀木犀もどこかにあるのではないか と。) [Fri 6 Nov 2009 00:09:40]
蒼花 > ( 雨の中、頭の上から足の先まで雨水に濡らし、立っている少女。 俯く目線の先。 地面にあるのは橙黄色の小さな花と、 花びら。 晴れていれば 甘く可愛く、 とてもいい匂いをさせる花だが、 この雨で無残に散ったようだ。) ( あの男から解放され、家に戻り。けれどすぐに店を開く気分には到底なれなかった。 それでも店を開かなければお金が入らなくなってしまう。 枯れてしまった花の整理。 新しい花の注文。 とりあえずは明日の朝くらいからは店が開けるよう準備して ――― 。 そうして、一段落つけば 眠ろうと思っていたのだがなんとなく外に出たく なった。 家に独りきりでいるのが耐えられなくなったとも 言う。) [Fri 6 Nov 2009 00:02:26]
お知らせ > 蒼花さんが入室されました。 『( 橙黄色の小さな花びら )』 [Thu 5 Nov 2009 23:57:35]
お知らせ > 蒼花さんが退室されました。 『( 何が起こるのか分からぬ恐怖。 )』 [Sun 1 Nov 2009 23:34:40]
お知らせ > フジエさんが退室されました。 『(そして地上に声が届かぬこの場所で少女へと行うのは…』 [Sun 1 Nov 2009 23:34:10]
蒼花 > ( そう。 普通は嫌だと答える。 それは当然のこと だ。 すぐに実力行使をされないだけ、少女はまだマシなのかもしれない。) ………… そ、…蒼花…………。 ( 名を問われれば、 迷う様子を見せるものの 震える声で答えただろう。 だが、 ) …ゃっ………… やだぁっ…! ( 服を取られようとされれば、 抵抗し 、 取られぬようにぎゅっと服を握ろうとするだろう。 ただ力の差があるので、 男が力を入れれば剥がされてしまいそうだが。) [Sun 1 Nov 2009 23:32:37]
フジエ > そうじゃろう。 普通は嫌だと言うのは当たり前じゃの。 (そして首筋を撫でながら、右手の布をはずし、本来の蔦を緩やかに伸ばした。 一本の蔦が彼女の首を撫でる) だから、従いたい、と言いたくなるようにしてやろうと思う手の。 (それが「調教」となる) そういえば、おぬしの名前を聞いておらぬの。 名を聞こうか? (従わない場合にどういう目にあわせるかのデモンストレーションは昨日体験させている) 痛い目を見たいのならば、抵抗するがよかろう。 (自分より弱いと見た相手にはとことん強気である。 それがまた性格の悪さでもある。 反対の手は、彼女の服を探り、服をはだけ、下着は取り払ってしまおうとするだろう) [Sun 1 Nov 2009 23:25:07]
蒼花 > ( 男について地下室に入れば、 鍵がかかる音が耳に入る。 思わず顔を上げて鍵がかかった扉を見て、 そして、 緊張と怯えが混じる瞳で 男を見るだろう。) ―――― 奴隷 って ………… ( 奴隷ギルドに売られる というワケではなく、 個人的な というところだろう か。 ) そんな の ……… 嫌に決まってる じゃん…! ( 当然と言えば当然の答えだろう。 生い立ちは多少普通とは違うかもしれないが、 それでも少女は ただの子どもなのだから。) ―――― ひっ… ( それでも、 首筋を撫でられれば、 昨日首を絞められたことを思い出したようで。) [Sun 1 Nov 2009 23:16:05]
フジエ > (廃屋の中に入ってしまえば、更に其の奥の地下室へと向かう。 此処であれば内側から鍵をかけて邪魔が入らなくできる) そうだの。 おぬしをわしの奴隷にしたい、という所かのぅ。 お主がわしに忠誠を誓うようなら今までどおりの生活はしても構わぬぞ。 その代わり、わしの要求はすべて呑んでもらうがの? (普通であれば到底受け入れられない内容であろう。 それを承知で彼女へと告げる) 要はわしの欲求を満たす相手が欲しいわけじゃの。 (ストレートな物言いをする。 そのまま、首筋を撫でてやろう。 首を絞められたことを思い出させるかのように) [Sun 1 Nov 2009 23:10:04]
蒼花 > ( 手を取られれば、 強い抵抗は示さない。 流石に、廃屋に入る時は足を止めるけれど。 それでも強く手を引かれれば、 よろけるように 中に入るだろう。 ) ―――――― 私に、 何の用な の ……? ( と、 昨日と同じ質問をしてみようか。 未だに少女には、男の目的が分からない。 このまま奴隷としてどこかへ売られてしまう―― というのが、 有り得る話だろう か? と、考えつつ。) [Sun 1 Nov 2009 23:04:28]
フジエ > ふむ。 それならばこちらに来ることだの? (そして、観念した様子の彼女の手をとり、起こしてやれば自分が根城にしている廃屋へと彼女を連れ込むことにしよう。 抵抗がなければそのまま地下室まで連れ込んでしまうつもり。 彼女のてはしっかりと握り、逃げられないようにとしてしまう) 約束を守らぬものは、わしは嫌いだからの? (脅しを十分にこめたささやきを彼女の耳へ残し) [Sun 1 Nov 2009 22:59:24]
蒼花 > ―――― キャッ ! ( 思いもよらず解放された手。 少女はバランスを崩し、後ろに転んでしまうだろう。) ――――― ……ぁ ……… ( 金木犀のこと。 なんてことだろう。 自分のせい か 。 それでも、あの女の子は他人だ。 助ける義理なんて無い。それにあの子だってスラムの孤児なんだからある程度の危険は承知しているだろう。 けれ ど ―――― ) ――――― … わか った…。 わかった から… ( ついていくから と、 消えそうな 声で 告げるだろう。) [Sun 1 Nov 2009 22:52:43]
フジエ > (逃れるように引かれた手はそのまま開放する。 あっさりと開放された手に勢いがあればそのまま転ぶかも知れず。 落ちていた花をすべて籠へと入れてしまえば、逃げずに、応えずにそのまま立ち尽くす少女。 其の様子をみれば彼女の頭を緩やかに撫でるようにして) 先ほど、金木犀の良い香りがしたの? (つまりは彼女を追いかけるには匂いが頼りにできると言うこと。 それもあまりこの場で時間をかけてしまえば意味は無いことだが) [Sun 1 Nov 2009 22:47:21]
蒼花 > ( 何してるんだろう。 友だちでも家族でもない、ただの他人の為に。 気が付けば動いていた身体。 後悔は ――― していた。) ひぅっ…… ( 手を引かれれば、 怯えるように足を後ろに引くだろう。 その手から逃れようとするように。 ) ( 質問には、 すぐに答えることが出来なかった。 否、 これは質問ではなく ある種の脅迫。 自分に選択肢があるように見えて、 実は 無い。 ) ――――― …。 ( チラリと、 先ほどの子どもが去っていった方を見る。 もう姿は見えない。 もし、自分が逃げても、あの子には被害が無いかもしれない。 ――― 本当に? ぐるぐると頭の中に巡るコトバ。 少女は 男の囁きに 答えることができなかった。) [Sun 1 Nov 2009 22:42:54]
フジエ > (ぐい、と袖を掴まれれば少女の表情を見る。 怯えた様子ではあるが意思はしっかりとしているらしく) ふむ。 なにか用かの? (袖を掴んだ腕をこちらも握り、彼女が逃げられないようにとはして。 そのまま手を引いて) もったいないの? (彼女が落とし、散乱した花を拾おうとするだろう。 少なくても誰かを犠牲にして自分が助かろうとするタイプでは無いと見た) 少し落ち着いた場所で話をしたいのだが、良いかの? (言外にでなければ犠牲になるのは彼女の知り合いに成ることを滲ませ、彼女にだけ聞こえるような小さな声で囁いた) [Sun 1 Nov 2009 22:33:34]
蒼花 > ( 少女は 無論昨日のことを忘れてなどいない。 男の顔も覚えていた。 だから、 その姿を見れば真っ青になって 身体を強張らせているだろう。 ばさっ と、 花篭を落として中に入っていた花が 地面に散乱する。) ――――― ッ … ! ( 此方の様子など気に留める様子もなく男が通り過ぎれば、 一瞬 安堵するものの、 すぐに振り向く。 さっきの女の子が見つかったら…!) ――――― ……… ! ( それ以上のコトを考える前に、 少女は振り向き男を追いかけ、 男の袖を 掴もうとするだろう。 その手は、身体は、ガクガクと震えているけれど、 それでも少女は それ以上行かせまい と 。 ) [Sun 1 Nov 2009 22:27:07]
フジエ > (彼女には至近距離から顔をはっきり見せているので昨日のことで顔を忘れていなければフジエとわかるだろう。 仲の良さそうに戯れる少女の後ろ姿を見送りつつ、振り向いてこちらに気がついた蒼花。 こちらはそ知らぬ顔をして彼女の居る方へと歩いていく。 そのまま行けば追い越して…、そして先ほど金木犀の小枝を刺した少女を追いかけるような足取りでさえあって。 それがどういう意味を持つか、彼女が気がつくだろうか。 キリバナ事態はヴェイトスでも数人で歩いているだろうし腕と足の状態を見られなければまた一般人らしくはみえる) [Sun 1 Nov 2009 22:22:01]
蒼花 > ( おねーちゃん! おねーちゃん! と、 元気の良い声がかけられる。 どうやら昨日、一緒にハロウィン遊びをした子どものようだ。 よほど気に入ったのか、カボチャランタンをまだ持っていた。) ―――あぁ、昨日の…。 それ、気に入った? ( 一寸したことでも素直に喜ぶ様子がとても可愛くて、 蒼目の少女は小さな女の子に笑みを向ける。 ) じゃぁ、今日はこれをあげる。 ( と、 金木犀の小枝を、少女の頭に差してやる。 ) ( なに? なに? いいにおーい! ) ( この子の親はいない。 それでも、屈託無く笑えるのは すごいなと 思いながら。 此方へ向かってくるキリバナの男には、まだ気付いていない様子で。) ( ばいばーい!) はーい。 またねー。 ( ひらひらと手を振って 、 再度歩き出す時に、 やっと向かい側から来るであろう男に 気付く。) [Sun 1 Nov 2009 22:16:57]
フジエ > 訂正:足toには布を巻き→足と腕には布を巻き [Sun 1 Nov 2009 22:11:11]
フジエ > (今日は怪物の容姿ではなく、顔を出し、外套を羽織っていない着物の姿。 足toには布を巻き、普段の特徴的な引きずるような足音はせず、一般人と同じ足音となる。 長身の藤のキリバナとしての本来の姿。 こちらの姿で出歩くことは普段あまりしない。 昨日の今日であるし外套姿は警戒されているだろうとあえて本来の姿での外出。 目的はスラムに住んでいるという蒼花の家を探す事。 彼女の心に植えつけた恐怖がどれだけ残っているかの確認もしたかった。 ふらふらと歩いているうちに相手はこちらの姿を見ることができるだろう) [Sun 1 Nov 2009 22:10:32]
お知らせ > フジエさんが入室されました。 『(』 [Sun 1 Nov 2009 22:06:06]
蒼花 > そういえば、薔薇はもう少しで終わりだったっけ…。( 確か11月末らへんまでだった記憶。 その代わり、12月になればポインセチアが出てくる。 クリスマス付近になればよく売れるだろうから、多めに仕入れて ―――― ) …… 猩猩木、か…。( 自分の村では クリスマス というイベントは無かったものの、夢の中では視たことがあった。 元はパプテス教の行事らしいけれど 。) ( 甘い匂いをさせながら、 少女はゆっくりと 目的地も無く ただ歩いている。) [Sun 1 Nov 2009 22:00:09]
蒼花 > 忘れよう。うん。忘れよう。 ( あれは夢だったんだ…っ! と、自己暗示をしてみる。無意味なことではあるが。 )( 籠の中にはいくつか花が入っているが、 中でも目立つのは金木犀だ。 特に独特の甘い匂いが。 その匂いに誘われた小さな子どもが、 お菓子でも持っているのだろうと近寄ってくるのだが、 その都度誤解を解いて、金木犀を分けてやる。 とは言っても、籠の中に落ちている花なので何の価値も無いが。 それでも喜んでくれる子がいるから、 ついつい ―――。 ) [Sun 1 Nov 2009 21:43:30]
蒼花 > ( 身の危険が迫っているのに気を失うなんて、 阿呆としか言いようが無かった。 が、どうやらあの女の人に助けてもらえたらしい。目が覚めたら診療所――と、言うのだろうか。 お医者さんのところだった。) ―――― お礼、ちゃんと言えなかったなぁ…。( 花篭を持って路地を歩きながら、 はふ と、ため息を吐いた。次いで、あの蔦の男の人を思い出して、ぶるっと 震えた。それから、思い出したようにゴシゴシと手の甲で、唇を何度も拭って ) ―――― ファーストキス だ っ た の に …!! ( 年頃の女の子にとっては切実な問題だったり。) [Sun 1 Nov 2009 21:35:43]
お知らせ > 蒼花さんが入室されました。 『( 昨日は散々だった。 )』 [Sun 1 Nov 2009 21:30:31]
お知らせ > フィーリアさんが帰りました。 『( 耳を澄ませば、遠く遠く、高く低くー… 夜に混じる、凶歌響。 )』 [Sun 1 Nov 2009 18:14:12]
フィーリア > ( ばさり。 夜や身に広がる、同じ色。漆のよぅに、何処か滴る黒色が、澱んだ空気を打ち鳴らしー…… ) [Sun 1 Nov 2009 18:13:43]
フィーリア > ……かわれないから、みえないのかしらー……? ( 弧描く指先に触れるものは、何も無くて。飛び回る気配と、指先とー…どちらが幻なのかも、境目の存在しないよぅな光景。 ) しずんで、しずんでいけばー…… おやすみだらけの世界は、静かになるかしらー……? うふ、ふ ふふ…… それも、少しつまらない。つまらない、わー…… ( 何色にも染まらない指先を唇に這わせー…触れた部位だけ、まるで紅でも敷いたよぅに、赤。見えない月が描く弧のように、柔らかくー…何処か禍々しく。 ) ねむるなら、みんなひとしく おやすみなさいー…… 目蓋を閉じてしまえば、もぅ 憂える事も無いのだからー…… ( 歌うよぅに口ずさんで、謳う声が光を忘れた夜へと溶けて。 水平の奇妙な戯画が、猫が伸びでもするよぅに、するりー… 影を伸ばして。 ) [Sun 1 Nov 2009 18:05:24]
フィーリア > 最近はー…… すこぅし、ひとが減ってきた、かしらー……? ( 時経れば深まる宵闇に紛れ行く黒影が、ひらりー…羽ばたくよぅに揺れて、円弧を描くは黒色の日傘。長く伸びた黒髪揺らし、小首傾げて眼下の景色に目配る様なら、そのカタチの侭に少女の仕草に違いないー…けど。 ) かわりに、増えていくのね。いのちのないこ。うしなったこ。 蝕まれたかしら。それともー…… ( 日傘の影から、境界を越えるよぅに虚空へと差し出されていく手が、くるりー…弧を描く。蜻蛉に戯れるよぅな仕草の指先に掠める羽ばたきにー… くす、くす。 漣は流れ、流れて。 ) [Sun 1 Nov 2009 17:42:50]
フィーリア > ( 触れれば崩れてしまいそぅに傾いて、影だけを見れば戯画の斜塔に何処か似たー…スラムのとある屋根の上。宵に一足早く落ちた黒点のよぅな黒い装いが、全き水平で腰掛けた姿はそれだけで、もぅ何処かが、何かがおかしいモノで。真昼を照らす空の主が、まるで貴婦人の着替えのよぅに長く短い宵を経てー…夜の主へと、その座を明け渡す。その狭間。太陽の時間でも無く、月の時間でもない。だからこそー…魔の忍び寄る、逢魔と囁かれた時間に、惑いの歌は足音を潜めて忍び寄るモノ。 ) うふ……ふ、ふふ…… ( 漣のよぅに笑い声を乗せて。ささくれのよぅに笑う声を混ぜて。 ヒトの作り出した貧富の差、その証を受けた薄汚れた町並みを、ゆぅるく細めた瞳が眺めて。 ) [Sun 1 Nov 2009 17:33:27]
歌声 > ( 宵闇の悠々と落ちる頃、夜より明けぬ雲の帳が織り成す糸へと、一つ、二つ、三つ――…違う色糸を混ぜ込むよぅに、響く歌声。 スラムの界隈に浮かんでは消える、うたかたの噂。聞けば狂う、聞けば堕ちる、聞けば――…望んだ夢が見られると。されどもそれを誰も知らない、禍々しさの付き纏う、それこそが泡沫。 真偽の程を誰も知らず、歌声は只、宵の狭間に響き。 ) [Sun 1 Nov 2009 17:19:41]
お知らせ > 歌声さんが来ました。 『( 聞いては、いけない。 )』 [Sun 1 Nov 2009 17:16:03]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(戻って来た知り合いにパンを一千切り分けてもらった)(みんな今日を生きるのに必死だ)』 [Sun 1 Nov 2009 13:54:37]
ブルーボックス > ――(空に鴉の飛行を見掛ける機会が増えた)(あばらやばっかりが軒並み連なるスラムの頭上にぱっかりと拡がった空を背中にして)(多分これから餌を啄ばみに行くのだ)(死にたてホヤホヤの誰かの肉を)(ここ数日のこの試みも焼け石に水というレベルではないだろう)(事態の緩和は現在のところ目には見られない)(方々で転がっている屍の数は減るどころか――) [Sun 1 Nov 2009 13:53:48]
ブルーボックス > (皆、心から信じてる訳じゃない)(此処に集まっている大概の人間達はこの実験に付属してくるものが目当てだ)―――(全員一斉にゆっくりと深呼吸で終了)(それと同時に控えていた炊き出し部隊からの御呼びが掛る)(寒々しい外の空気の中で湯気が立ち昇る程の温かいスープとパンの食事)(「労働」を終えてぞろぞろと列を成す人々の背中をじっと隅っこで見つめているの絵図) [Sun 1 Nov 2009 13:49:52]
ブルーボックス > (脳内ラズィオ体操(ラズィオさんって人が考案したから)BGM)(はい!次は頭上に大きく腕を伸ばす運動ー!)(病気の治癒も重要だがその前に予防も心掛けるべきだ!)(という風に主張した何処かの御偉い人の一声により)(スラムの人々に掛った募集募集)(健全な魂は健全な肉体に宿るのだ)(詰る所は日頃からの運動で体を鍛えることで病魔をはね付けるべしというそういうこと)(それなりに広場に集まっている例外なく貧しく痩せた人々に紛れ込み)(何層かに分かれているラインの最後方について体操に従事している最中)(箱蓋を持ち上げた触手を大きく大きく天にへと向けて差し伸べー) [Sun 1 Nov 2009 13:45:48]
お知らせ > ブルーボックスさんが入室されました。 『ペーんぺけぺけぺけぺーんぺけぺけぺけ』 [Sun 1 Nov 2009 13:41:04]
お知らせ > アトラさんが帰りました。 『オッヤスミィー。( ホント争いなンて向いてないんだ。ヘーワシュギだもの。)』 [Sun 1 Nov 2009 03:57:01]
アトラ > ( 特徴がハッキリしてる分、見れば分かる程度には明確ではあるンだろーけど。だって見たし。夜歩きが危ないのは、今に始まったコトじゃないとはいえ。それでもスラムの子供等は、此処で生きてンだから。全く出るなとも言えない訳で――そンな悠長なコトしてたら、干上がっちゃうのが大半だもの。ココロだって、オカネだってネ。) ヤブ医者ァー、ベッド借りるわよォー。( 元々黒狐もスラムの悪童。ちょっと悪さを控えるようになったと思ったら、よくワカンナイ情報だの扱ってるロクデナシ。にっがぁーい顔されながら、図々しく空きベッドに潜り込ンで。) [Sun 1 Nov 2009 03:54:41]
お知らせ > フジエさんが退室されました。 『(夜出歩くことが危険だと改めての警告とはなるだろう)』 [Sun 1 Nov 2009 03:50:37]
フジエ > (お化けの話題くらいはちらほらと出ていただろうし、さらに話題に拍車が掛かるくらい。 ともあれ、少女の体には何も残さず、帰っていくことになる) [Sun 1 Nov 2009 03:49:29]
アトラ > ロリコンとか余計な事言うからでしょォー。もーちょっと人間社会に馴染みなさいよォー。( 溜息は多少の呆れ混じり。此処で彼女に何かあったら、こンな言い争いしてた意味からしてなくなっちゃって、それこそ全員バカみたいだもン。譲歩する所は譲歩する。コッチだって黙っちゃいないけど。うン――蔦のロリコンお化けが出るから、見かけたら逃げろッてくらいは近所のガキどもにも伝えトコ。酷い情報だコレ。 ちょいと広めておけば、何かあった時も分かり易いだろーし。) どーかしらねェ?アタシ、ケンソンって信じないコトにしてンのよ。トキノミヤコやアマウラッて、その辺りの腹がワカンナイから嘘吐きでキラァーイ。( ケラッと笑い声。口調だって挙動だって、黒狐は一貫して軽いンだ。油断はそんなしてやンないけど。藪医者叩き起こして見て貰ったら、少女のカラダにヘンなモノが残されてないかも、いちおーチェックして貰いましょ。 蔦の男が去っていくのを、見送るってンでも無いけど、言いたいことはアレだ。) ……ホンット、ロクでもなくブッソーだわァ。( アー、肩凝ったなンて、久々に気ぃ張った黒狐もお疲れってなトコ。) [Sun 1 Nov 2009 03:46:25]
フジエ > ふむ。 其れで構わぬ、と言っているのだがのぅ。 (あえて蒼花を運ばせてそこを狙う手もあるのだがそういうこともなく。 蒼花を抱き上げて医者のいるところへは付いていく事にしようか。 相手も此処で蒼花が殺されるような事態は避けたいはず。 蒼花の心には恐怖の枷をはめ込んだ。 次会った時にの反応次第だろうとは考える) 勝てぬ争いをするほど阿呆ではないつもりじゃのぅ。 馬鹿ではあるがの。 (医者に見せれば肩も嵌ってしまえばたいした事は無く一日も置けば痛みも違和感もなくなるだろうという話になるだろう。 医者の場所を覚え、後はアトラに任せて蔦の男は去ることになるだろう)  [Sun 1 Nov 2009 03:30:52]
アトラ > 医者に置いて帰るンならって意味よォ?それまでくらいは許してあげるゥー。なンかヘンな事したら、せーとーぼーえーって奴するからァー。( あくまで離さない様子に、此方は此方で譲歩っぽく。運ばせる役はちゃっかり押し付けて、こっちィー、と医者のいる場所へは案内始めようとするンだ。 警戒?解く訳は無いけどサ。) [Sun 1 Nov 2009 03:23:03]
アトラ > ふぅン?なら、それでいーわー?ホントにそーならネ。どーせ、『ワカルコト』なンだし。 しっかし、フツーにセクハラしてるわねェー。悪趣味ィ。( 悪趣味な首飾り。トボけた時点で、もうコイツクロだわってのは黒狐の中で確定気味。だッて、やましくないなら自分があげたッて言えばいいだけじゃない?) 否定はしないのねェー?開き直られてもメンドーなンだけどなァ、おねーさん。今からケンカするのメンドーだしィ? ( 弄んでいたナイフは、さっき蔦を切った時からはもうしっかりと柄を握って。) 素直に置いて帰るンなら、今日のトコは見逃してあげるわァー?ネ、ロリコンの人攫いサン? [Sun 1 Nov 2009 03:21:29]
フジエ > ふむ。 そうじゃのぅ。 医者に連れて行って素直にそこに置こうというているのだがのぅ。 (少なくても、それで相手へ譲歩したつもりだったのだが、それもしたくないと言うようにとらえる。 これだけ近ければ普通に気がつきはするだろう。 気がつかせて彼女を人質として利用することを考えていたくらいだ) ふむ。 性犯罪者と言われるなら、これ以上何をしても変わらぬわけじゃのぅ。 (服の中の蔦。 ずるりと蒼花へと撒きつけて彼女を支える。 要するに離す気はないということだ。 彼女と言う荷物を抱えたまま喧嘩して勝てる相手とも思わないが。 反対の腕は、急所を狙ってくると思われるナイフを警戒しているようで)  [Sun 1 Nov 2009 03:15:19]
アトラ > あのさァ、それ聞いてアタシがアンタに子供任せられるって思うンなら、その頭カチ割っておきなさいよォー。もーちょといいもン詰めてあげるからさァ。( 凄い勢いで頭が痛い。助けてオカーサン顔も知らねーわ。今の一言だけでぶっちゃけアタシ、此処で何かあって自警団に聴取されても勝てるワー。なるたけ行きたくないけどさ!自警団!!) 社会に適応しておきなさいよォー、其処は。( 美徳でもなんでもナイとばかり、黒狐は頭を左右に。) ま、ネ。アンタがその、趣味の悪いアクセを外してあげれば違うンだろーけどねェー。( 首から伸びる一本だけなら、まだしも何かのアクセかとも思えたし、多少強引な事してるなァとも思ったもンだけど。密着して抱き上げてる訳でも無い、ちょっと距離を置いた状況で、そンな蔦が絡んでるンだとしたら、フツーに見えると思うンだ。本体から完全に切り離された蔦が動くってンなら、問題はまた別だけど。そうでない限り――この距離でワカンナイって思うのは、ちょっとナイ。) ゴメンネェー?やっぱ刺激は強かったわねェー。( 少女が気を失って男の方に崩れ落ちるのを見れば、ちぇー、とまるでフラれたような態度で、唇尖らせて拗ねた顔なンかするんだけど。一転して、男の顔を見上げるようにすれば、) ふざけンじゃないわよロリコン認定。性犯罪者って大声で叫び回られたくなけりゃ、とっとと離してオウチに帰りなさィ? [Sun 1 Nov 2009 03:02:08]
お知らせ > 蒼花さんが帰りました。 『( 少女がどうなるかは、 2人に委ねられた )』 [Sun 1 Nov 2009 02:59:42]
蒼花 > ( 少女にとっては、 長い 長すぎるくらいの緊張状態。 ) ( 助けて って、 お姉さんに ちゃんと言おう。 もしかしたら助かるかもしれない。 そんなことを 決めて ) ( 声も出づらいわよねェー  と、女性の伸びた声が 聞こえた。 直後、 ナイフの刃が 目に入る。 それは それは、 自分の首に まっすぐに ) ――― ひ ッ ………… ( 引き攣った声を 上げる。 そしてついに 緊張に耐え切れなくなったのだろう。 カクン と、 少女の身体から力が抜ける 。 ) ( 怖いことも 嫌なことも 現実から逃げるよう に。) ( 力を失った少女の身体は 、より近くにいたであろう 男のほうへと傾くだろう。) [Sun 1 Nov 2009 02:57:18]
フジエ > ふむ。 ロリコンか。 其れも悪くないかも知れぬのぅ。 (戯れるように告げて。 理由としては気に入ったから、ではある。 今後は一般人相手は難しくなるだろうことは眼に見えているが) 強情なのは元からでのぅ。 こうと決めたらなかなか変えたくはないものでの。 (頑固親父的なものも。 一回決めたら間違いを指摘されても変えないと言う) ふむ。 それは、彼女次第ではあろう? (蔦はそのまま何事も無く切られる。 そして切れ端は蒼花の服の内側に。 要するに蔦の本体は彼女の体を捕らえていると言うこと。 あまり強引に出れば彼女へ危害が及ぶ可能性はまだ十分に残っている。 距離が近いので或いは彼女をアトラを巻き込むことも出来ただろうが其れをしないのはあまり交戦をしたくないためではあり) ふぅむ。 てっきり其の娘にはどちらに行くかを選ばせるものかと思っていたのだがな。 医者に連れて行くならわしが抱いていこうというだけじゃよ。 おぬしより足の遅いわしが撒けると思うのかの? わしの自宅も心配であればおぬしがついて居ればよかろうに。 (むしろこうして相手を積極的に受け入れるような態度が警戒心を抱かさせるのだろう。 最初の枷は少女に課したつもりでいるための態度ではあり) [Sun 1 Nov 2009 02:51:25]
アトラ > ( だから警戒が抜けないンだ。其処までして自分のテリトリーに囲おうとする理由が、スレた頭の黒狐にはコイツロリコン?って以外浮かばないンだもの!そりゃァ見る目も厳しくなるってなもンだ!) それは失礼ィー?見た目によらず親切なのねー。( 信じてるのかいないのか、黒狐の口元もにやにや笑ってたりする。目まで笑ってるかって別問題。) そーいやそンな行事もあったっけ。おねーさん世知辛くッてやンなっちゃうわ。( プレゼントとか暫く縁遠くて、黒い耳と尻尾がちょっとへたれそう。はふー。) アンタ、ヘンに強情だから不審者って言われンじゃないのォー?此処まで怪しまれたら、自宅とか諦めなさいよまるでロリコンじゃない。( ロリコンって口で言った。蔦が動くかどうかまでは気にしてないけど、むしろ気になるのは、その蔦が伸びてる先だ。だって男の身体の一部ってンなら、蔦が伸びてる先は何処に――。彼女の肩に手ぇ置いた距離はこっちも。だから、) ゴメンネ?( こんなやり取りしてたら、何もなくたってそりゃ怖いだろう。だって子供だもン。だから、ちょっと申し訳なさそうに謝りながら、)  そんなもンが絡んでたら、声も出づらいわよねェー。( ヒュン――ナイフの閃く風切り音は、彼女の首に絡んでる蔦を断ち切ろうと動いた。)  [Sun 1 Nov 2009 02:34:04]
蒼花 > ( 男と 女を見る。 今 助けて くれるのはきっと、 女の人だ と、 思う。 けれど、 けれど ―――― 男の人はきっと容赦をしない。 蔦はまだ首に絡んだまま。 それに、 女の人だって 巻き込まれれば怪我をしてしまうかも しれない 。 ) ( どちらにする? 男の問いに、 少女は肩を 震わせる。 どちらに 。 言いたい方は 決まっている が ――― ) ――― ぁ … 私 は……… わた し、は……… ( 言えなかった。 真っ青になって 震えている様子 見られれば、 男はどう動くだろう? 女性はどう 動くだろう? ) [Sun 1 Nov 2009 02:27:53]
フジエ > (逆にそういうことを考えれば彼女を人質にしているのと変わらない、という事でもあるのだが) そうかのぅ? わしが通り掛かったときにこの娘が倒れて肩を抑えておったのでな。 (あくまで回答は飄々と。蒼花の行動次第とは捉えているので彼女が大人しくしている限りは強硬な手段はとらず) 今日はハロウィンだからのぅ。 趣味の無いもののプレゼントかも知れぬの。 (そして、相手の言葉。 要するに医者に行くか己の家で治療を受けるか、蒼花に選ばせる、と言うことか) ふむ。 この辺の医者の場所は確かに聞いておきたいのぅ。 わしとしてはこの娘の治療を手っ取り早く出来る家に連れてはいきたいのだがのぅ。 (相手から信用されていないのだから仕方は無い。 首の蔦は多少蒼花の動きにあわせて動くかもしれない程度。 皮膚に触れているのにまったく動かないほうが怪しい) それでは、娘。 医者に行くか、一度わしの家で治療を受けるか、どちらにする? (一度おろしたとはいえ、首の蔦はそのままであるし彼女を抱き寄せるのはたやすい距離。 下手に抵抗すればどうなるかは彼女に一度行ったとおりだが彼女はどうするか)  [Sun 1 Nov 2009 02:20:42]
アトラ > ンなの脱臼した時点で手遅れだから、心配すンのは其処じゃないわよォー。てか、そもそもその子の悲鳴で駆けつけたって訳でもないンなら、アンタが外したンじゃないのォー?( 悲鳴を聞いて見付けたのでもなければ、一体誰がやったっていうンだ。心得があるってのも含めて、余計に怪しく見えても仕方無いトコ。苦虫でも噛んだみたいな顔になっちゃう。イヤーな予感がしてきた。この界隈では結構お馴染みのだけどサ。) そ?ねぇ、おじょーちゃんのにしちゃ、趣味悪いと思うンだけどォ。ヘンな男に引っかかっちゃだめよォー?( 蔦の首飾り。この辺りに花なんて――そうだ。このちょい先に花屋があッたっけ。この子、其処で見た子だ――。植物の要素で記憶が繋がって、ぴこっと耳が動く。少女を抱え直す相手に向かって、タンッと一歩踏み出し。) ダメに決まってンでしょ。不審者って自覚してンなら、せめて行動くらいは真っ当にしなさいヨ。アンタが知らないら医者の場所、教えてやンわよォー。役に経たない知識じゃないでしょ? アンタんち程近く無いかもしンないし、モグリにゃ違い無いけど、近所の子ォが知らねぇ男の家に連れ込まれるっての見逃す方が、問題なァイ? だから、( ナイフを持ってるのとは逆の手を、脱臼してなかった方の彼女の肩に伸ばす。首の蔦にも、ちょっと手を伸ばせば触れる距離。大丈夫ッて安心させるみたいに、近所の子供あやす時みてぇだわコレ。)   ほーら。アタシらオトナがガヤガヤやってっから、この子落ち着けないンじゃない。 一回下ろしてあげないさいよォ。本人の意見ソンチョーしてあげなきゃ、カワイソーじゃなイ?( ナイフの切っ先を地面に向けて、当事者の意見聞くべきだろって言う。痛いのは可哀想だけど、あやしー男の家に連れ込まれンだとしたら、その方が可哀想だもン。) [Sun 1 Nov 2009 02:02:41]
蒼花 > ――――……!( 実際襲っているじゃないか…! なんて、 ほんの少しだけ唇を開いただけで 声には出せない。 趣味の悪い首飾り。 違う…! これ私のじゃない…! 私はこんな首飾り持ってないッ むしろ首飾り自体持っていないと 思うんだッ! 言いたいことはいくつかあるものの、 やっぱり怖い。 言えるワケが無かった。 ) ――― … ぁ…っ ( 抱きかかえられ、 思わず小さく声を上げる。 肩が痛んだのか、それとも抱き上げられたこと自体に か。 ) [Sun 1 Nov 2009 01:56:55]
フジエ > それに、悲鳴を上げているところを聞かれれば勘違いした輩が襲ってきそうでのぅ。 (実際、襲っているのだが。 一分少々でも相手に集中する必要があり、無防備になる事は相手も知っていることだとは思うのだが) そなたとわしの常識が違うのだから仕方が無かろうな。 争いになるのも。 (首飾り、と指摘されれば) さてな。 そんなに趣味も悪いように見えんがのぅ。 (一応藤の蔓である。 しれっと応えてそのまま動かすような事はしない。 肩を嵌めた少女を改めて抱きかかえる。 痛みはこれで大分和らぐだろう) わしは不審者だからのぅ。 人を助けても勘違いされて刺されそうになったことはたくさんあるんでの。 ちゃんとした治療はわしの家で行うが良いかの? (心配ならばついてくるが良かろう。と告げる。 信用されることも無ければ少女の身を任せるのもそのままであれば不安であろうから何らかの坑道を起こすだろう、とは予想の上で) [Sun 1 Nov 2009 01:50:27]
アトラ > ンな何分もかかるこっちゃないでしょォが。ヒトの事ナメてなィ?( どンな状況だったかも知らないが、傷めた筋やらの治療までその場でしろとは言ってない。外れた肩をハメるだけなら、心得があれば一分も掛からないってくらいは知ってるってほのめかして、じろりと剣呑な視線を向け。) 別にアンタに信用して貰う必要ないわよォ。アタシはそっちのかわいー隣人さんが苦しそーだったから、こンな事言ってンのよ。( 不機嫌そうに耳が揺れる。叩いた背中は予想外に硬くッて、何か入れてンのかと訝しげ。まァ、こんなご時世だし、自衛対策くらいは別に怪しくは無いケド。殴った方の手を痛そうにぶらぶらさせて、もう片方の手はくるりとナイフを弄ぶ。) 普通争う前になンとかしときなさいって思うンだけどォー。( 繰り言には違いないから、それ以上言い募りはしない。辺りを警戒もするが、この場で一番警戒しなきゃなンないのが誰かって言ったら、言うまでも無い事だ。だから、ぴくぴくと耳を動かして周囲を警戒しながらも、視線は寝かされた少女と男の挙動も舐めるように向いて。少女が頷く素振りをした時に、ン?と眉が上がって。) なァに、その趣味の悪い首飾り。( 目立たないようにったって、ンなもンが首に掛かってたら、わざと首ン所を遮ろうとでもしない限り、チラッとくらいは見えない筈無いンじゃないかと思う。 上がる悲鳴には、不機嫌そうに眉は寄せたがそれ以上の反応は無い辺り、ヤな感じにスレてンなとは自分でも思うけど。) [Sun 1 Nov 2009 01:31:53]
蒼花 > ( ―――― ああ、女の人は 助けてくれる人 だ。 そう思えば 若干安心出来た。 どうにかして女性に、 助けを求める方法を考えるものの、 いい案が思い浮かばない。 ) ( けれど、 女性のほうも薄々感づいてくれている様子 だ。 女性の言葉に飄々と答える男には、 何しれっと応えてるんだふざけるな  と文句を言いたいトコロだが。 自分の命は大切なので言えなかった。) ――――…? ( どうやら、肩は治してくれるらしい。 意外に思いつつ かけられた声に 小さく 小さく 頷いてから ) ――――― ッ いッ…ぁぁぁ…!!! ( 少々痛いどころの話ではなかった。とても痛かった。 思わず声が出てしまって、 首に絡んだままの蔦を思い出し身体を強張らせ。 ) [Sun 1 Nov 2009 01:28:32]
物音 > 此処が治安が悪い事は知っているだろうに。 そんなことをして後ろからばっさりやられたのでは敵わぬからな。 (ドスを聞かせた声にあくまで平坦に応える。 特に今は狂人も徘徊するような状態だ。 安全な場所に移動して、というのは常識であるだろう、と) そなたが見張っているから、というが、わしにはそなたを信用する材料が無いのだがな。 いきなりやってきて急いでいるのに声をかけてきて挙句に声を荒げるような者をどうやって信じろと言うのじゃ? (背中を思い切り叩かれれば、こちらも数歩たたらを踏むが、蒼花を落とさぬようにと踏ん張る。 相手には硬い樹の幹でも叩いたような感触が残るだろう) とはいえ、言い争っても仕方がないと思うのだがな。 見張る、と言うなら見張るんじゃな。 (こちらとしてはいきなり声をかけてきていきなり切れられたほうが理不尽。 理屈も間違っては居ないはずである。 とはいえ、自分が犯罪を犯しているのも事実である) 周りをきちんと見て警護してほしいものじゃのぅ。 こんな、何も無いところで寝せてすまんがのぅ。 (はずしたときとは違って床に蒼花を寝せ、体勢を整えて肩を嵌めてやる必要がある。 邪魔をされることがなければ、そのまま方を嵌めてやることだろう。 少々痛むぞ、などと声をかけ。 体勢としては彼女の首にかけている蔦はそのままに出来る限り目立たないように治療を行おう) [Sun 1 Nov 2009 01:19:59]
アトラ > フゥン?なら――ッて、ハァ?( それまでは何処か引きずるように暢気な風合い帯びていた語調が、色を塗り替えるようにガラッと変わる。一言で言うなら、アレだ。ドスを効かした声。) バッッッッカじゃないのォー!!!( 其処からの行動は唐突かつ突拍子もなく、そンでもって早い。男に近い側の手でもって後頭部か、其処に届くのが苦しいなら首か背中を思いっきりしば倒さンとしながら、逆手はジャケ裏のホルダーからナイフを抜き放たんとして。) 心得があるってンなら、先にハメるだけハメてやンなさいよバァァァッカじゃないのォォォォー!! 痛いって知ってンでしょ、心得あるってンなら、せめてそれだけは治してから治療しに連れてってやるもンでしょーがっ!!周りが心配だってンなら、アタシが見張ってやッからさぁ。それともォー、( 苦しげな少女の声に、黒狐の声がスゥッと温度を下げる。) そぅできない理由でも、あんのかしらァー?( もう、訝しむってレベルじゃァ無い。明らかに不審者を見る目だ。) [Sun 1 Nov 2009 01:02:18]
蒼花 > ( 如何すればいいのか分からない。 女性のほうは自分を心配してくれているようにも 思える。 痛みでぼやける思考で、 もうすぐ男の家に着くことを知る。 連れ込まれたら ――― ) ―――― ぅ … ぁ……… ( 少しだけ顔を上げ、女性のほうへと視線を向け、 漏らす声は苦しげに。 長い黒髪の奥にあるのは、 蒼色の瞳。 女性は自分を知っているようだった。 ――― お客さん だろうか? それとも近所に住む人か。 見たことがあるような、無いような。) [Sun 1 Nov 2009 00:57:57]
物音 > この近くにわしの住処があってな。 そこで治療してやろうとおもっての。 医者ではないが、脱臼を治すことは少々心得があっての。 (間接技を覚える上で必要な知識。 実際、ここからは程近い。 最悪は住処を捨てさっさとヴェイトスを出てしまうことを考えているような男は彼女が付いて来る事も気にはしない) わしの住処は…だが、そなたの言う医者はそれより近いかの? それに、女の細腕では運ぶのは辛かろうに。 背負うのは少々よろしくないぞ。 (背負うより腕に抱くほうが力が必要だ。 それでも構わないと言うなら力にも自信があるのだろう。 と相手の情報を集めている。 彼女と事を構える気は今の所はないのだが、あまりしつこいと其れも考える必要が出てくる。 足は進み続け、もう、3区画も進めばフジエの住処へは到着しそうで)  [Sun 1 Nov 2009 00:54:02]
> ホンット、アレも迷惑な話なのよねェー。駆除剤でもぶッかけてやれればいいのにィ。( 間延びと言うより、語尾引きずるような発音で言葉はポンポン調子よく。フゥン?軽く語尾上げて笑う声が混じり。) あら、迷惑だった?それは失礼ー。( ホントにそう思ってるのかなンて、口調が軽すぎて怪しいもンだ。長身の背に追い付いたなら、極普通に横に並ぼうとするが、近すぎる距離って訳でも無い。いきなりそンな距離まで近付く程、治安の良い場所でも無いのは、先の会話通り。) 痛いわよねェ、ソレ。なンだったら私がこの辺りのお医者まで連れてってあげてもいいわよォー?足早いンだから、私。( 相手の外套を引っ剥がそうとはしないし、ちらりと向ける視線は、男じゃァなくて少女に向いてる。顔は確かに見えなかったケド。ンー?黒狐が訝しげに目ェ細め。) この辺りの子でしょォ?チラッと見た事ある気がすンのよねェー。( 近辺ではちょっと特徴的な服装と、綺麗な黒髪がぼンやり記憶に引っかかってる。苦しげそうなら、こンなのんびりしてる場合じゃないでしょォーとばかり、歩みは会話の間だって止めちゃいない。) [Sun 1 Nov 2009 00:42:45]
蒼花 > ( 女の人は、 助けてくれる人 なのだろうか。 声音からは緊張感が無く、 ただの通りすがりのようにも思える。 だったら ――― 下手に助けを求めて、 巻き込んでしまうのは どうだろう か。 それ以前に、助けを求めようと声を出した瞬間、 首にかかっている蔦が息を止めようと絞めてきそうで 、 声を出そうにも 出せない。) ――――― … 。( 少女のほうは俯いて、その表情を伺うのは難しいかもしれない。 ただ、息を荒く苦しげにしている姿くらいは見えるかもしれないが。) [Sun 1 Nov 2009 00:35:57]
物音 > 凶暴化しているやからがでているくらいだからのぅ。 (ちょうど白黒の蝶が呪いを撒き散らして暴れることもある。 あちらこちら物騒では会った) ふむ。 だが、迷惑そうな相手に声をかけるのは空気を読んでいるのかの? (実際、足は急いでいたのだが、相手のほうが足は速い。 そのまますんなり追いつかれるだろう。 蔦は少女の服の内側から首筋に掛かっているのでちょっと見ただけではわからないようにする) 元々、このようなものなのでな。 とはいえ、治療をしなければいけないのは事実なのでの。 肩を脱臼しておるようだからのぅ。 (抱き方は蒼花の肩の負担が掛からぬような持ち方にとしている。 誰かに見られたときの口実にするためで。 後は蒼花が余計な事を言わなければ、と考える。 相手の様子は怪しんでいるようにもからかっているようにも。 要するにこちらを見定めているのだろう。 顔は積極的に見せぬものの、相手が外套をはずそうとすれば素直に見せることだろう) [Sun 1 Nov 2009 00:30:02]
> ケガ人?この辺りもまーた物騒になってンのねー。ちょっとはマシになったと思ったら、直ぐ悪化の繰り返しなんだから、昔ッから。全くもうー。 ケガしたのってこの辺りの子ォ?( ケガ人と聞いて、黒狐は軽く眉を顰める。その間にも、カツ、カツ――足音は長身の影へと向かって近付いている。決して走ってはいないが、無駄の無い進み方をしてる所為か、早足程度でも結構早いもンだ。相手が緊急ダッシュとかしなければ、普通に距離は縮まるンじゃなかろうか。) 私だって空気は読める子よォ?心配して急いでるッてな風体のヒトに声かけない程度には、弁えてるつもりなんだけどォ。緊迫感が無いわねェー?( 男や少女が黒狐の顔を見る事が出来れば、にやにや笑う口元と瞳が見えるンだろう。怪しンでるのか、からかってるだけなのか。どッちと取るも貴方次第。) [Sun 1 Nov 2009 00:21:52]
蒼花 > ( ひっく と嗚咽を漏らしながら、 相手の囁きを聞く。 頷くことも、 首を振ることも出来ず、 少女は恐怖に怯え、男の腕の中で震えているだろう。 腕の痛み。 昔の思い出が 蘇り、更に恐怖が増した。) ―――――― … 。 ( と、 女のヒトのような声が聞こえて。 ――― 助けて。 声には出さず、 思う。 少しだけ顔を上げる も、男が怖くてそれ以上の動作は 出来なかった。) [Sun 1 Nov 2009 00:19:05]
物音 > 理解したかのぅ? なに、其の程度ならすぐに元に戻してやるからのぅ。 誰かと会っても上手く話を合わせるのじゃの。 (耳元で小さく囁いてから、今はまだ逃げられないようにと元に戻すことはしない。 骨を折ったわけではないので適切な処置をすれば痛みも戻すときの痛みと多少残る痛み程度で済むだろう。 そのまま、大人しくなった彼女を抱え、スラムを移動しをはじめる。 そこで掛けられる声。 どうやら少女のようだが、今はすでに獲物を抱えている状態。 深くかかわるつもりは無く) ふむ。 わしかのぅ? 少々けが人を抱えて急いでおるのだがのぅ? (しれりと其の声に応える。 そちらへは視線のみを向けて。 顔などは隠したまま。 相手へは背を向けているような状態) [Sun 1 Nov 2009 00:13:06]
> コッチだったと思ったンだけどなぁ。私とした事が、ちょーっと離れてた界隈だからッて店屋見失うとか、うわァ不覚にも程があるって。 ( 曇天の夜、貧民街に響くにはいっそ場違いな程アタリマエの少女の声で、ぶつくさ語散る気配。 カツ、カツ――足取りは軽く、足音は反してやけに硬質で、軽やかさに重みが混じる。 目を凝らせば、歩みの主のシルエットが見えるだろう。 頭上に獣らしき耳を湛えた、黒髪の姿が。) あ、其処の人ォー?ちょっといいかしらー? ( 腕に覚えのある強面やらは、何だかんだで暗黒街に流れがちなのも事実。見上げるような長身は、立っているだけでも目立つッて事だ。闇夜に光る目が、その姿を捉えて声を掛けても不思議じゃァ無いくらい。) [Sun 1 Nov 2009 00:04:03]
お知らせ > さんが入室されました。 『 あッれー? 』 [Sat 31 Oct 2009 23:59:28]
蒼花 > (怖い。 怖い。 怖い。 殺される? 死にたくない。 首に巻かれる蔦は解かれることなく、いつでも締め付けられるぞとばかりに 。 ) …… ( 間接を外す? その意味を理解する前に、 口がふさがれて ) ――――――― ……… !!!!!! ( 左腕に激痛が走った。 悲鳴は 口付けのせいで外には漏れない。 その代わり、涙を流して、 激痛を堪えるようにぎゅっ と目を瞑る。 )( 少女はもう、自力で逃げることは難しいだろう。) [Sat 31 Oct 2009 23:55:53]
物音 > (少女が力を失えば、そのまま体を抱き寄せ、お姫様抱っこのように抱き上げてしまおうとするだろう。 首へ一本蔦を巻き、いつでも締め上げられるようにとしておく。 むしろ軽く締めてやるくらいで) そうじゃ、大人しくすることじゃな。 そうでなければ、全身の間接をはずされる痛みを与えねばならんのでのぅ。 (片手を少女の左腕へと手をかけ、唇を再び口付けで塞いでから肩の関節をはずしてしまおうとするだろう。 どれだけの痛みがあるのか、と更にこれが一本だけのものでその気になれば痛みは4倍になるのだと言うことを教えるためである。 彼女の抵抗が無くなれば今の場所から、スラムの一角の自分の住処へと移動を行う。 その地下室へと彼女を運ぶつもりで) [Sat 31 Oct 2009 23:48:20]
蒼花 > ―――― ッ… !( 叫べば、 誰か気付いてくれるかもしれない。 そんな小さな期待を持ち、息を吸った が、 首を絞められ、されに口付けまでされれば声を出すことなど到底出来ず。 それでも少女は相手から逃れようと抵抗を試みるも、 やがて力を失うだろう。 ) ( 男の言葉に、 ひっ と喉を引き攣らせ、 ガクガクと身体を震わせ 怯える瞳を 向ける。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:41:28]
物音 > (彼女が抵抗をすれば蔦はある程度緩み、抜け出せそうになる。 が、暴れたのを感じれば其の男は容赦なく彼女の首を絞め、口付けで声を封じたまま彼女の力が抜けるのを待つ。 言葉嘘ではないという証明とするためで。 ようやく見つけた獲物らしい獲物だ。 確保は速やかに行いたい。 曇り空で周囲が暗い事も助かっている。 遠目からは恋人の逢瀬とも見えるだろう) 痛い目はみたいようじゃの。  [Sat 31 Oct 2009 23:36:26]
蒼花 > ( 自分の体に絡んでいるのは、どうやら植物―――蔦だろうか。 ということは、相手の種族は―――。 けれど、考えたところでこの状況がどうなるワケでもなく。) ―――― ッ … は なせ…ッ!( そう告げて相手を睨み上げれば、 予想外に女性らしい顔立ちが見えた。 だから何だというオハナシ。 自分が 危ない ことに変わりはない。 口付けをされれば、驚いたように蒼い目を見開く。 このまま死ぬことになるかもしれない という言葉を聞けば、 ビクリ と体を強張らせるものの、せめてもの抵抗とばかりに、 体をよじらせ絡む蔦から逃れようとするだろう。) [Sat 31 Oct 2009 23:30:40]
物音 > (いくら視線を凝らしても、長身の男らしい人影しか眼には入らないだろう。 彼女を腕の蔦で絡めとることに成功をすれば、そのまま、彼女へと顔を近づける。 反対の手は蔦のようだが腕の形とはなっている。 蔦はしっかりした力で貴女を締め付け、逃がすまいとする) このような場所であれば、人攫いにあってもおかしくは無かろう? そなたは美人でもあるしのぅ。 (彼女には外套の下の女性らしい顔立ちの顔を見ることが出来るだろう。 そのまま何かを考えようとする前に彼女の体を自らに引き寄せ口付けをしてしまおうとするだろう) 騒がぬほうが良いぞ。 騒げば、このまま死ぬことになるかも知れぬからのぅ? (腕として機能している側は首筋へと回すだろう) [Sat 31 Oct 2009 23:24:58]
蒼花 > ――――ッ…!( この音は何だ? 何かを引きずるような音。 死体か? と思ったが、それにしては何か 違う様な気がした。 とっとと離れて家へ帰ろうか。 そう思ったものの、気が付けば進路をふさがれているような形で。) ――― な、 何を言って………ッ  ゃ ぁ……ッ… 何……… ?! ( どうやってこの場を逃れようかと考えていれば、相手は手が届く距離まで近づいていた。 音の正体が、何か細長いものだと気が付けば、それが自分の体に絡み付いてきて 。) [Sat 31 Oct 2009 23:15:52]
物音 > ふむ。 この辺りはあまり治安は良くないと聞くが、若い娘が夜中に歩いていても大丈夫なものなのかのぅ? (彼女の進路をふさぐように人影は少女へと更に近づいていく。 ずるり。 ずるり、引きずる音は続く。 そして、袖から蔦がたれた) 用事、か。 声をかけるなら、なにか用事でも考えておくべきだったかのぅ? (とぼけたように告げつつ、なお近づいて。 普通に手が届く距離になれば彼女の体に蔦が絡み付こうとするだろう) [Sat 31 Oct 2009 23:09:46]
蒼花 > ( 見るからに怪しい人影。 声をかけられれば、少女は警戒するように、  怯えるように、 数歩 後ろへあとずさろうとするだろう。 けれど背に壁が辺り、それ以上は後ろへ逃れることは出来ない。) ―――― そう、だけど………。( 仕方なく、少女は相手の問いに頷きながら答える。 妙な違和感は口調と声音のギャップのせいか。)……なにか?( 用事ですか? と。) [Sat 31 Oct 2009 23:03:01]
物音 > ふうむ。 (くもり空であり周囲は暗い。 廃屋が立ち並ぶこの辺りの人の気配は多くは無い。 人影は少女に気がついたようで。 緩やかな足元と共に近づいていく) お主は、この辺りに住んでいる娘、なのかのぅ? (向けられた問いはその様な言葉。 そのまま、人影は貴女に近づくのを止めない。 声は若く、口調とは違和感があるだろう) [Sat 31 Oct 2009 22:58:07]
蒼花 > ( 冷たい風が、少女の黒髪を撫でるように吹く。もっと暖かい服を買おうかな。けれど中に着る物を増やせばまだ大丈夫かもしれない。 そんなことを考えながら、廃屋から離れようと歩き出し ) ――――…ん? ( た所で、 音に気付いた。 少女は此方へと近づいてくる長身の影を、怪訝な様子で見ていることだろう。) [Sat 31 Oct 2009 22:53:08]
物音 > (それは何かを引きずるような音。 それほど大きくは無く喧騒に包まれているような場所では聞こえないような音。 静かな夜にはこんな音がスラムに時折響く。 顔を隠すように覆われたコート。 ゆっくりと徘徊する長身の其れは緩やかに貴女の居るところへと近づいていく) [Sat 31 Oct 2009 22:49:32]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『ずるり。 ずるり。』 [Sat 31 Oct 2009 22:47:11]
蒼花 > ( 楽しい時間、過ぎれば其れは夢の様に。 心なしか、まだ暖かさの残る廃屋から少女も出る。 見上げる空には黒い雲がかかっていた。) あれぇ。 さっきは晴れてなかったっけ? ( また雨が降るのかなぁ なんて、 ちょっと嫌そうに。 けれど、遊んでいる時に降らなくてよかったと思う。家の形は残っているとは言え、所詮は廃屋。 雨なんか降れば、ハロウィンパーティーをする前にまず、雨漏り対策からしなければならなかっただろうから。)( 自分の住んでいる家を使うという手もあったのだろうが、アソコは【おじいさん】の家だ。勝手に使うのは気が引けた。) [Sat 31 Oct 2009 22:45:28]
蒼花 > ――――ん。ソレは持ってっていいよ。どうせ売れ残りだし、使わないしね。( と言って指すのは、カボチャランタン。どうやら子ども達のお気に入りになった様子。少女が持っていてもどうせ捨てるだけなので、欲しいならご自由に と。) それじゃ、もう時間も時間だし、かいさーん。そろそろ寒くなるから気をつけよーね。( あまり夜中まで騒いでいると大人たちが怖いので、あらかた終われば解散を宣言する。 そこら辺は子ども達も心得たもの。 各々片付けを済ませれば、スラムの闇の中へと散っていく。) ( ――――― そして、廃屋には少女独りが 残された。) [Sat 31 Oct 2009 22:18:29]
蒼花 > ―――― と。 まぁ、 ハロウィンってのはこうして遊ぶわけだね。( と、 笑う子ども達に飴玉を渡してやりながら、 蒼目の少女も表情を和らげながら、告げる。 ) ( キッカケは、たまに話をするスラムの孤児の1人が、ハロウィンをしてみたい と言ったことから始まった。 売れ残ったハロウィン用のカボチャで皆でランタンを作り、飴玉は ――― 自腹だが。 予想以上に喜んだようで何より。 集まった子どもの中には、最近の事件で親が死んだ という子もいた。 それが、眼球泥棒の件でなのか、 ウォッシュベアーなのか、奇病なのかは、 知らぬが。 ともあれ、 子どもの笑顔ってのはいいものだ。 なんて、 まだ子どもの分類に入る少女は 思うのだった。) [Sat 31 Oct 2009 22:10:32]
かぼちゃランタン > ( スラムにある廃屋の1つ。 その中から、 子ども達の楽しげな笑い声が響く。 暗闇の中、カボチャランタンの灯りが4つほど 揺れて―――― ) Trick or Treat!!! ( 複数人の 子どもの声。 その声はとても とても 楽しそうに。 たて続けに起こっている事件で暗くなった雰囲気を吹き飛ばすかのような 。) [Sat 31 Oct 2009 22:03:33]
お知らせ > かぼちゃランタンさんが来ました。 『Trick or Treat!!』 [Sat 31 Oct 2009 22:00:42]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 頭痛が酷くなる。 )』 [Fri 30 Oct 2009 05:58:14]
セレニア > ( 何を失って、平気でいるのか。 それは、本当に何の価値もないものなのか。 思い出す必要の、ないことなのか――― ) [Fri 30 Oct 2009 05:47:23]
セレニア > ( その異常性は自分でも理解しているけれど、ないものはないのだし、それに焦がれたり、必要だと感じたことはなかった。 そんなことよりも、聖務を果たさなければならない。 けれど――― )   ( 頭痛はさておき、幻覚は、その記憶とやらなのではないかと思う。 この間までは現実と似た光景が重なるだけだったが、今では何の脈絡もなく、五感を幻に奪われるようになっていた。 都市部の活気はないが、それなりに整備された地方村。 特別豊かではないけれど貧しくもなく、多くの住民は穏やかに暮らしている街。 少なくともそこに居たときの自分は、暗部など知らなかったのだろう。 …名前も顔も知らない人間が、怒り、笑って、その幻を見る度に、自分のものとしては理解できない感情が沸き上がる。 繰り返されていれば、家族なのかもしれない、程度には思ってしまう。 …別にそんなことはどうでもよくて。 どこかも知らない場所に拘るよりも、聖務を果たさなければならない。 そのはずなのに… )   ( 例え和やかに笑い合うような場面でも、ついて回るのは哀しみや、怒りや、恐怖。 それらがない交ぜになった、狂おしい感情。 そして、なぜそう感じるのか証明するような、場違いな、あまりにも場違い過ぎる幻を見ることもあった。 ウォッシュベアーの話を聞いた時、それを予知したのかと思うような、住民が 『変わって』 しまい、村が滅びる様を上空から眺めるという幻。 わけがわからないけれど、そこにある感情を思い起こして、ふと呆然としてしまう。 ) [Fri 30 Oct 2009 05:43:16]
セレニア > ( コミュニケーションが取れないわけではないのだ。 経験が圧倒的に不足していて、引き出しが致命的に少な過ぎて、本人に関わりを持とうとする積極的な意思がないだけで。 能面のような無表情も、注意して見ていれば全く変わらないわけではないし、感情がないわけもない。 ただ――― )   ( 人付き合いの機微も、心の働きも、それを知るはずの土台を持っていなかった。 年齢、出身地、誕生に際して付けられた名前、一切を覚えていない。 親兄弟のこと、いたかどうかも分からないが友達のこと、家のこと、学校のこと、通えない程度に貧しければ日銭を得る手段のこと、近所のこと、お気に入りの遊びとかお菓子とか、何一つ。 おぼろげながら持っている最初の記憶は、番号で呼び合う数人の男女とヴァンパイアを狩りながら過ごしていた修道院のこと。 それも特定のエピソードを記憶しているわけではなく、どのように過ごしていたかというおぼろげなもので、個々の親交を深めたりはしなかった。 …少なくとも、覚えていない。 はっきりとした記憶を持っているのはここ数年、あの場所が無くなって、ヴェイトス市の大聖堂へ身柄を移されてから。 ) [Fri 30 Oct 2009 05:22:02]
セレニア > ( 『疲れてるんじゃないか、最近おかしいぞ』 …この少女が奇異な存在として捉えられているのはずっと以前から。 最近は問題行動が少なくなって、ずいぶん落ち着いたと判断されているけれど、奇妙であるには違いない。 それでも言葉を重ねようとする男性は、優しいのか、年長者としての義務感を持っているのか。 …そんな相手だから、もう一言。 )   …大聖堂の医務室には行っています。 問題ありません。   ( 原因不明、ということで問題ないわけではないのだけれど、どうしようもないし、それで良いだろうと言っておく。 …そして、ふと気付いたように付け足した。 )   …ありがとうございます。 [Fri 30 Oct 2009 05:04:28]
セレニア > ( では、この頭痛は何なのか。 幻覚は何なのか。 『おい、鼻血…』 躊躇いがちに同僚から声をかけられて、のろのろと鼻の下を擦る。 今まで気付かなかったぬるりとした感触が広がった。 耐刃性に富む黒獣皮の戦闘服と一体になった手袋では、その色がよく分からないけれど、同僚が言うのだから鼻水ということもないだろう。 )   ―――問題、ありません。   ( 『最近多くないか、医者に…』 気遣わしげにかけてくれる声は無視して、けれどもちろん逃げるようなことはなく、規則的な足取りで歩き続ける。 この付近にヴァンパイアがいないことは、感知能力で分かっているのだ。 できればもう少し早く進みたいが、このような不調を抱えている手前、せめて他の部分では問題を起こしたくなかった。 ) [Fri 30 Oct 2009 04:58:43]
セレニア > ( 医務室も激務に追われていて、とても頭痛のために湿布をくださいとは言えない状況。 紛らわせるもののない頭痛を抱えて、同僚と二人、粗末な街並みを歩く。 規則的に鳴らすハンドベルの音が、静まり返った通りに静かに響いた。 )   ( ―――幻覚が、止まらない。 騙し騙しやってきているけれど、わけもなく剣を抜くような事が重なって、ヴァンパイアに対する感知能力があると以前から自称し、その傾向が確認されていなければ、とうにカウンセラーのお世話になりシフトからは外されていただろう。 …人間の形をしたものを相手にする仕事で、交戦すれば、味方から劇症型の感染者を出す可能性もある。 ヴァンパイア化した者の家族に恨まれるようなことはざらだし、ついさっきまで笑い合いお茶を飲んでいた同僚を、手にかけなければならないことがある。 それに耐え切れず、ついには辞めるというのもよくある話だ。 )   ( けれど、少女は自分のそれを、そのような真っ当な感覚からくるものではないと知っている。 この聖なる務めに、精神を病むなどありえない。 務めを達成できることが、どんな形であれストレスになることはない。 ) [Fri 30 Oct 2009 04:50:28]
セレニア > ( ヴァンパイアはいなくならないし、むしろ何か事を起こすのであればやり易いくらいだろう。 ヴァンパイアに限らず、犯罪者であれ何であれ、人間社会に害を成す物は皆一様に、それを好機と捉えてもおかしくはない。 もっともそれが人間であれば、自分達もまた奇病の脅威に晒されて、感染すれば悪巧みどころではないのだが、既に生物としては死んでいるヴァンパイアに、病も何もない。 ―――実態は知らず、そのように考えてしまう。 例え感染するとしても、手を抜くことなどできないのだが。 )   ( ヴァンパイアハンターギルド内でも病に倒れる者が出る中で、大聖堂からの出向という形でそこに所属している少女は、普段と変わらず職務に励んでいた。 既に収容人数を超過している大聖堂において、人手はいくらあっても足りないけれど、そこで自分にできることはたかが知れている。 聖務に貴賎などあるわけがないけれど、自分の能力を有効活用できるのは、こちらの方だという自負がある。 症状が進むと暴れ出す患者もあるということで、荒事に慣れた者も必要ではあるのだけれど、そこで平時のままVHGで働こうとするのは、やはりヴァンパイアを滅ぼす事にこそ、より大きな意味を見出しているのかもしれないが、あえて止められはしなかった。 ) [Fri 30 Oct 2009 04:38:58]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 奇病が流行り、社会が混乱しているからといって――― )』 [Fri 30 Oct 2009 04:27:33]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『はぁい♪(彼女の家の前まで、手を繋いで…仲良くふたりで、帰り道)』 [Wed 28 Oct 2009 03:38:27]
アルマ > ええ………本当に♪(そう。本当にいろいろなことを考える。同じ人間を奴隷として者のように扱ったりとか――――本当に、色々。いいことも楽しいことも嫌なことも、色々沢山転がってる。それが世界と)いやん、照れますわ――――♪(ぐーねぐーね。上半身を左右にぐねぐねとくねらせるのでした)ええ。では…………あら?(背中にはいつまでたってもメアリアンの感触が来ない。あれ?と思って振り向こうとしたところで前にととっ、と彼女がやってきて…) [Wed 28 Oct 2009 03:38:00]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 手、繋いで 帰りましょう? ( なンて。 手を 掴ンでしまおう。 )』 [Wed 28 Oct 2009 03:32:41]
メアリアン > ―――… 本当、人間は色々な事を 考えるわよね。 ( 良い事も、悪い事も。 こくン、と一つ頷いて。彼女の様に明るく、ねー、なンて云えなかッたけれど。世界は広い、と云う意見には 同意 しよう。 )  ―――…人に優しくできるのは、すごい と思うわ。 ( 呟く様に、言ッて、 )  ううン、こちらこそ ―― ありが、とう ? ( なンて、へにゃり、と少しだけ 恥ずかしそうに笑い。彼女の様に優雅に礼を出来なかッたから、 僅かに 頭を下げるのみ。 )    …うふふッ、 そう よね。  … えッ、 ( 瞬きを、数度。 )  … そッ、それは、 えッ と、流石に 恥ずかしい わ…! ( 抱き付いて泣きじゃくるのも、十分恥ずかしいンだけれど。 年齢的に、もうおンぶは 許されない と思う。かあ、ッと顔を赤くして、 彼女の前へと まわりこめば、 ) [Wed 28 Oct 2009 03:31:55]
アルマ > (最も女らしからぬ環境で育てられ、出生に関してはパプテスの協議に当てはめればおぞましいという言葉そのもの。されど豊かに実った体が、柔らかな声色と顔が温かさを紡ぎだす。与えても与えられぬと知りながら、それでも振舞う手を止められぬ亡者か。でも、こうして触れ合って幸せそうな顔を見るのは――――好きだ)ええ。そうらしいですよ?本当に良く思いつくものですよねぇ♪(世界は広いですねー、なんてお互い笑みを浮かべながら、ねー、となんとも世界の広さに感心するのでした)……そうですか?自分ではそんな積もりはないんですけどー…そう感じるなら、そうなんでしょうね♪ありがとうございます♪(くすくす。自分の喉の前辺りで掌そっとあわせ、静かにはにかんで御礼一つ)………ええ。特にこのあたりは、ちょっと危ないですし…ね。あら、おうちの方が心配してるなら、尚更陽のある方がいいですわ(その”兄”が実に複雑というか、一般的な兄ではないと知る由も無く頷いて…)ええ。そうですね。おうちまで送りますか?これで♪(そう答えるのと同時にしゃがみこんで、背中を向けるのだった。おんぶしましょうかー?である) [Wed 28 Oct 2009 03:23:41]
メアリアン > ( 触れあう体温は心地良い。時折流れる冷たい風が、更に其の想いを強くさせ。 何処か、母の様だと思うのは、彼女の体型だろうか。 柔らかくて暖かい 生きている人間の、身体は 心地が良い。 )   … 煮て ? ( ぱちッと瞬き一つ。 ) 虫を煮て 食べるなンて 、 ( 誰が最初に考えたンでしょうね、と 苦笑の様な笑み。 )   … ありがとう。 アルマさンは優しいの ね? ( 取れたフードはもう気にならない様。手の甲で、涙を拭ッて。 赤みは引かないけれど、仕方が無い。 )   …、 ( 其の身体から 離れれば、温もりが 急速に冷えていく様な、そンな嫌な感覚。 ぎゅう、と口を噤み、 腰を上げ視線が高くなッた彼女を 見上げようか。 )  … アルマさンの、言うとおり ―― 今日は帰るわ。お兄ちゃンも 心配、するだろうし …、 ( 心配してくれるかな、なンて 希望だけれど。 )  明るいうちに 今度は ―― 探しに、来るわ。 ( へにゃり、と 眉は下げたまま、笑う。 )  … 、 帰るなら 一緒に帰りませン か? ( まだ少しだけ、体温に触れたくて。 手を 伸ばした。 ) [Wed 28 Oct 2009 03:15:04]
アルマ > (ただ、こうして触れ合っているのが心地よいのは紛れもない事実。年齢も体格も違うけれど、伝わる温もりは近しく触れ合える。ましてや今は冬が近づく季節。寒い夜の風が、一層その思いを強めてくれる)……ええ…煮て、食べるんだそうです。びっくりですよね(密着しているので、此方からはメアリアンの頬が染まるのはよくわからなかった。ふにゅりと柔らかい胸がメアリアンの顔の辺りに触れるのを感じれば、こういうとき大きくてよかった、と思うのであった。)……そうですか?人間誰でも、そんなときがあるものですよ(ついフードをずりおとさせてしまったけれど、結果オーらいだったようなのでよしとした。寛容に感謝しつつも、またぽふり、と左手で他頭を軽く撫でた。そうして少女を抱きしめる眼は、いつもより楽しげに細められてた)……ん(彼女が離れようとするならば、そっとその腕を開こうか。そして離れればゆっくりと腰を上げて…彼女の動向を静かにうかがった) [Wed 28 Oct 2009 03:05:30]
メアリアン > ( 彼女の想う事も、心の内も何も解らないから。 ただ、怯えた子供みたいに縋ッて、 背を叩かれる其の感触に、触れ合う温もりに、 安心したり、して。 )  …… ン … ふ、 ッ、 く …、 ( そうですか、ッて言葉に一度 小さく頷いた。 手がフード越しに動けば、ぱさン、とフードは落ちて。 )   … イナゴの … お料理 …? ( 少しずつ嗚咽も涙も落ち着きを見せ。 きゅう、と抱き付く様に、すれば 彼女の胸の辺りが触れ。 気恥ずかしくて、 少し頬を染めた。 )   … ごめ ン なさい ――、 変な所、見せちゃッて…。 ( 髪を梳かれるのは、 好き。心地良さそうに、僅か 眼を細めて。 )   ( 身を、離そうか。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:56:47]
アルマ > ……よしよし………(自分は何をしているんだろう。ふとそんなことを思う自分が居た。心が曲がったを通り越し、既にその台座自体がぐちゃぐりゃのばらばら。その上に立ったかりそめの心が、こうして世界と触れ合っている。だからその楼閣を一押しすれば、普通ではありえないほどのおかしな歪みを見せて曲がるはず、なのに。――――こうして、少女を抱きしめて背中を叩いている。自分が一度もされたことのない事を。掛けられたこともない言葉を。何かで見て、何かで知っていた、それを。ただ口から出しているだけ。只体を動かしているだけ――――ただ、それだけの    筈)……そう…ですか(頼めない、の言葉によいもわるいも言わず、よしよしと左腕も回して頭を撫でる。フードの上からだけど気にしない)…そういえば…トキノミヤコでは、イナゴの料理もあるそうですよ…?(背中と頭をきゅう、と抱きしめた体勢のまま、虫つながり?でこの間聞いたびっくり料理の話題を一つ。涙が止まらない様子には敢えて何も言わず、ただ収まるのを静かに待つのだった。時折左手を動かして、髪を梳く様にそっと、上から下へ) [Wed 28 Oct 2009 02:49:24]
メアリアン > ――――…… 、 ( 触れた身体の体温は暖かくて、背を軽く叩かれる感触は、 幼い頃に、母が宥めてくれた時の感覚と似ていて。 )  …… ッ、 ( 唇を噛み締めて、涙を堪えようとするのに。 そンな努力の甲斐も無く、ボロボロと零れ落ちる。 )  … ひ … ッ、 ぅ … 、 ( 問われた言葉に、首を振るう。 )  …そ ンな、 こと ッ、… 頼めない …わ… ッ 。 ( 此処が安全な場所じゃ無いから、尚更。 ) ( ふわり、ひらり。 何もお構いなしに飛ぶ蝶が、視界に 入り、 )  … アハ …ッ、 本当に …、そうね …。 ( ぐし、と鼻を啜りながら。美味しそうじゃないわね 、と。 )   …、 ( 如何してこンなに涙脆いンだろう。 帰ッて来たばかりで、不安定 なのかな。 ぎゅう、と 彼女に 縋りつく様な 形に。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:38:39]
アルマ > ……色々、事情があるみたいですね…(きゅう、と抱き寄せた体、その背中をぽふぽふ、と掌で軽く叩きながら呟くように言葉零した。互いの温もりを服の布地越しに伝えるように、静かに眼を閉じて…)…誰かに頼むとかそういうのも…できない、ですか?(そうしている間にも、隣を、後ろを、そして頭上を蝶が飛んでゆく。でも、美味しくなさそうですよね?なんて意図せずに中断させる形になってしまったメアリアンの言葉に答えを返して…) [Wed 28 Oct 2009 02:31:13]
メアリアン > ……ええ、解ッてはいるンだけど。 えッ、ううン。夜しか逢えない、と云う訳でも無いン だけど…、 ( 少しだけ迷う様な、間。 )  お昼とかは、此処でも人の通りは あるから、少しだけ 歩き辛くて…。  ( なンて、ポツリ言葉を洩らす。 敵に抗う術なンて持ッていたら怖いものも無いのに、と 呟く声は独り言のように。 )   ――― … あぁ、 ( 舞う蝶に、視線を遣り、 )  そうね、せめて何かの役に立てるなら ――… ッ、 ( アレも怖いとも、迷惑だとも思わないのに。 そう続けようとした言葉は、 伸ばされた手に 中断されて、 )    … ッ 、 ( 抵抗なンて無く、抱き寄せられる。 驚いた様に、何度か 瞬きをするけれど。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:25:34]
アルマ > ……何があったのか知りませんけど、また会いたいと思うならば…無事でいませんと。今日はもう遅いですし、お友達は明日また日の有る内に探すのはどうでしょう?夜しか会えないお友達、ですか?(問いかけの形は取ったが、答えをはっきりと求めないような柔らかな口調。メアリアンが誰とどのように付き合うかは自分の口出しすることではないから…只、気になったので尋ねてみただけ。そして、実に普通勝つありふれた提案も。)………沢山飛んでますねぇ…あれがとって食べられたら、多少は役に立つんですけどね(そんな言葉を返しながら、そっと右手を――メアリアンに解るようにゆっくりと――伸ばして、静かに抱き寄せようとするだろう) [Wed 28 Oct 2009 02:19:41]
メアリアン > ―――… そう、…安心、しました。 ( なンて。多少低く落とされたトーンにも気付かないで、 片方の手でフードをより深く被ろうとひッぱりながら、片方の手で眼を擦る。 彼女が片眉を上げたのも、 見えなかッた。 )   ―――――……、 ( 見てない、の言葉に 小さく小さく息を吐いて。 )  いえッ、――変な事聞いて、ごめンなさい。 …ええ、お友達。探しているンだけれど、 見付からなく て …、 ( あァ駄目、また泣きそうになる。 短く息を吸ッたり、吐いたり。 何度も眼を擦り 、漸く 僅か、彼女の顔を見る様に、 しゃがンだままの貴女へ 顔を向ける。 )  …… 酷い、 わね、蝶々。 ( なンて、微苦笑浮かべて。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:13:59]
アルマ > ええ♪五体満足、健康そのものですわ(珍しく声のトーンを(いつもよりは)低く落として、こくりと頷きながら答えた。いつまでも顔を下に向けたままのメアリアンに、さて、と僅かに片眉を動かしたようにも見える―――けれど、目の前の貴方には見えないか)……あらあら、どうしたんですか?…黒髪の…うーん、残念ながら見てないですねぇ…お役に立てずごめんなさい。…お友達か何かですか?(逸らした視線の先に回り込みはせず、しゃがんだまま言葉を返した。尋ねられた事柄は大分アバウトだったけれど、該当する記憶が無かったので首を静かに横に振る) [Wed 28 Oct 2009 02:08:11]
メアリアン > ( ぎゅうッと、フードを出来る限り 深く被ッて、 )  …そう、ですか。病気にはなられていない様で、…良かッたです。 ――――… 。 ( 落し物か、探し物か。其の問いには 答えずに。ただ、俯く様に顔を下げる。 )   … ッ、 ( 屈ンで、視線を合わせられたら。 泣いてるのが ばれる。 くるッと 身体を少し横に変えて、 )  ―――――、 ( 息を 吐いて。 ) … あの、 黒髪の、オッドアイの女の子 見ませン でしたか ? ( 顔を隠したまま、視線を 合わさずに 問う。 ) [Wed 28 Oct 2009 02:02:13]
アルマ > ………あらあら(強張りの色を消しきれぬ笑みに、擦った跡で赤い眼。この距離なら流石に見える。もっとも、近くで見てたら直ぐにフードで隠されてしまうのだけれど…)元気ですよー?そういうメアリアンさんはー……落し物、ですか?それとも、なにか…お探し?(辺りを舞う白黒の蝶など見えていないかのように、以前会った時と変わらぬ様子で首傾げて問いかけた。その場にしゃがんで、メアリアンと視線を合わせるのも忘れずに。そして、ほんのり零れる甘い香りは、さっき食べてたお団子の匂い。顔が近づいて、香りも強まる)…………?(なんだかちょっと様子がおかしい彼女に、ちょっと首傾げた。でもまだ何かあったのかとは聞かない。立て続けは言葉を返す方が疲れてしまうから。) [Wed 28 Oct 2009 01:57:35]
メアリアン > …………………、 ( ばちン、と視線が合ッた。 )( 右手を挙げて、何処か異世界の言葉を紡ぐ彼女に 取り敢えず、笑ッてみた。愛想笑い。けれど、少し引き攣り気味な。 )    …、 ( すぐ傍まで来た彼女を、見上げ、 )  こンばンは。――ええ、何が起きたのかと 思ッちゃッた わ。 ( 微苦笑浮かべ、 )  はい、 お久し振り ――です。お元気でした? ( 泣いて赤くなッた眼を 今更ながら隠す様に、被ッたフードを ぎゅうッと下に下げて。 )  … ?  ( 何処か、 甘い匂いがする。キツイ甘さじゃなくて、 何処か、控えめな。 ) ( さッき 食べていたものかしら? なンて、推測 しながら。 変りの無い様子に、また 泣きそうに なッた。 ) [Wed 28 Oct 2009 01:49:37]
アルマ > …………。ほーほーほーほー!ほひはひふりひぇひはへー♪おははいはひゃいへふは?(じぃ、と見下ろす視線と見上げる視線がぶつかる。暗いのもあって、少しの間そのままだったけれど…見上げる少女が記憶にある顔だと気づいた直後、右手を挙げながら近づいてきた。その最中なにか相変わらずの能天気な声色でのたまっていたようだが、全く解読不能。そして手を伸ばせば届くようなところまで近づいて…)……んぐ(ごっくん。けふー)いやいや失礼♪あれじゃ何言ってるのかさーっぱり解りませんですね。というわけでこんばんはごきげんようそしてお久しぶりですわ♪(はぁーい♪と変わらぬ様子で右手を軽く挙げて、その右手左右に軽く振って見せるのでした。零す吐息は微かにトキノミヤコの甘味の香り) [Wed 28 Oct 2009 01:43:23]
メアリアン > ―――… ッ、 ひ 、ぅ …、 ( 探しても見付からないンじゃないか、なンて嫌な思考が頭を過る。 ひくッ、と嗚咽を零すけれど、 )   … ッ 、  ( あァ、早く探さなきゃ。見つけなきゃ。 嫌な事になる前に。 )  ( ぐい、と手の甲で涙を拭い 、深呼吸を何度かして、 )   ( 顔を上げた )   ……、 ( ら、 )  ………。 ( 少し先の十字路で、なンだか何かを頬張ッている様に見える 女性の姿。 )   ( なンか見られている。ジッと見られている。 赤くなッた眼を、無意味に何度も拭い。 )    …… あら …? ( 記憶に在る知り合いの姿と、彼女の姿が 一致して、 )  ( 其の場に 立ち尽くしたまま、再度彼女を見遣ろう。 ) [Wed 28 Oct 2009 01:37:59]
アルマ > ふぃひゃーひふにほのほまんひゅほひゅうほほはおもひほいひょっはんふぇ……(もごもごむぐむぐ。口に白くて丸い何かを頬ばったまま、呟く言葉は何の事だかさっぱり解らぬ只の音。その”おだんご”を包んでいた何かの木の葉を折りたたんでポケットに入れた。メアリアンが顔を上げれば、そんな姿が少し先の十字路の右から出てくるのが見えるだろう)…………ふむ?(もぐもぐ。こちらはこちらで、白いフード付きコートの誰か、をじーっと見てる。もぐもぐしながら) [Wed 28 Oct 2009 01:31:54]
お知らせ > アルマさんが来ました。 『――――むぐむぐ』 [Wed 28 Oct 2009 01:26:43]
メアリアン > ―――… ルァ…? ネッビェ さン… ? ( 暗闇に声を掛けても、己の声が僅かに 反響するのみ、で。 )  …ッ、 ( きゅゥ、と胸元に掛る鍵モチーフのペンダントを握ッた。 )  ( ――何を、こンなに恐れているンだろう。 )  ……、 ( 友人達が居なくなッてしまッたかも、ッて事?死ンでしまッたかも知れないッて事? )   … ッ、 ぅ、 … ッ ――  ( 前は全然気にならなかッた事が、胸を締める。 )  …… ッ、 う 、 ぇ …ッ、 … ( 痛い。痛い。イタイ。 ――何時の間にか流れて来た涙は、止まらなくて。 ) [Wed 28 Oct 2009 01:18:48]
メアリアン > ( ひらり、ひらり。 辺りに舞い飛ぶ白黒が煩わしくて、 ぶン、と手を振るうけれど。 )   … 触れない… ッ、 ( 触れる事が出来ない。払ッた手をそのまま、元に戻し。 )    … 探さなきゃ 。 ( とン、と一歩進み始める。 )( 友人は未だ無事でいてくれるだろうか。悪魔の彼は 掛ッてはいないだろうか。 )   …あァ、帰ッて来た ッて、お話もしてない わ、 ( 彼等が何処に住ンでるのかも、知らない。 口許には僅かに笑みが浮かぶのに、眉はハの字に下がッて。 )    ( ゛お兄ちゃン゛が帰ッて来たのに、他の事を考える己の思考に、 少しだけ 違和感を 感じながら、 )  ( 人の未だ住めそうな廃墟を 覗きこンだり、確認 する。 ) [Wed 28 Oct 2009 01:04:36]
メアリアン > ―――… なンだか、雨が降りそう ね…。 ( 晴れていた空は、今はすッかり厚い雲に覆われていて。憂鬱気に、小さな溜息を吐いた。 )   ( スラムの、朽ちかけた家やガラクタが転がる 通りで。白いフードをすッぽりと被ッた、コート姿の娘は ゆるり、ゆるり、 と何時もより若干遅く、歩む。 )   ……、 ( 眼の前を飛び続ける、白と黒の蝶が 鬱陶しい。 )( これが、今広まッている病気の原因だとか、色々言われているけども。 )    … ルァ…、 ( 小さく 名を呟いた。 )( 自分の事でいッぱいで、あの時の違和感を忘れ掛けていたけれど。 助けてくれた友人は、あの時、此の奇病の特徴の様に 黒ッぽかッた。 ) [Wed 28 Oct 2009 00:51:46]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――― くもり 空。 )』 [Wed 28 Oct 2009 00:45:28]
お知らせ > 蒼花さんが退室されました。 『( そして少女は 死体に花を添え続ける。)』 [Mon 26 Oct 2009 22:52:57]
蒼花 > うん、またね、ディーフィールさん。( 手を振られれば、ひらり ひらり 振り返す。 次いで告がれた言葉には、 よく分からなかったようで首を傾げる。 そんな特別な花なんて無いんだけどな なんて、困り顔。) [Mon 26 Oct 2009 22:52:31]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『(この蝶も花で一箇所に纏められないかな、なんて思いつつ)』 [Mon 26 Oct 2009 22:51:17]
ディーフィール > うん。 ありがと。 蒼花ちゃん (店の場所を教えてもらえれば笑みを浮かべ、そろそろ行くね、と手を振ろう) ふふ。 それでも花屋に行くのは自分だけの特別な花を手に入れたいからなんだろうね。 (そんなことを告げてから、淫魔はゆっくりと歩いて去っていく) [Mon 26 Oct 2009 22:50:07]
蒼花 > ( まだ多少の警戒はあるものの、 話をしていれば 悪い人ではないようだと思ったようで。 ) うん、こっからまっすぐいって、 曲がったトコ。( 近くに他に花屋は無いし、分かるんじゃないかな と、 笑みを向けて 。 )―――― 確かに、言われてみるとそうかもね。( 道端で、草むらで、春になればたくさんの花を 見ることが出来るだろう。もしかしたら、わざわざ店に寄って見るよるよりも多くの花を。) [Mon 26 Oct 2009 22:46:26]
ディーフィール > そうそう。 (なんとなく花の話をしているうちに多少は打ち解けてきている気はする。 ただ、警戒させてしまったこともあるので今日のところはそろそろ帰ろうかと思う)  うん。 それじゃ、探してお邪魔するよ。 (そして春になれば、という言葉に) 花がたくさんあるときに言ってもいろいろ道端とかでも楽しめるじゃない。 それじゃつまらないしね。 (なんて、無いからこそ求める) [Mon 26 Oct 2009 22:41:08]
蒼花 > そだねぇ。 確かに椿が落ちる様子って、首が落ちる様にも見えるもんね。( 真っ赤な椿が水の上に落ちる様子など、綺麗と思う反面、どこか首を連想させてしまうよう な。) ――― ん。 じゃぁそのうち、気が向いたらどォぞ。 昼間ならだいたい開いていると思うから。( なんて。 まぁ、仕入れに出ていたり遊びに出ていたりもするのだが。)―――― ちっさい店だし元々そんなに種類も無いけどねー。 春になったらまた別だろうけど。( 色も綺麗で華やかが花が多数、入荷できるだろうから。) [Mon 26 Oct 2009 22:37:15]
ディーフィール > (ちなみに、ディーフィールが考えていたのは椿らしい) そうだねー。 後は花がまるっとおっこっちゃうのは首が落ちているみたいって事みたい。 (病院としては生花そのものを嫌う医者もいるということだが) いいよ。 どいう花があるのか見たいだけだしね。 (気に入ったのが買うつもりであるが、いかんせん) …うーん。 あんまり花の名前詳しくないんだよねぇ (見て決めるのが一番だしとか) あはは。 高いのは勘弁だなぁ。 今の時期からでも育てられそうなのを買って育ててみるのも良いかもね  [Mon 26 Oct 2009 22:28:45]
蒼花 > まぁ、赤い花は血を連想させる んだっけ? お見舞いには向いてないらしいね。 ( 後は椿、山茶花もだったか? ポロリと落ちる様子が縁起が悪いとか。 死に近い場所ほど、そういうのが気になるものなのだろう か。 ) ――― ま、時期が時期だからあんまり華やかなのは無いけど ね。 希望があれば、今は咲いてない花とかも取り寄せられるけど ――― ( 但しそれは、魔術師や錬金術師が空調や温度、水を随時調節し、すごく手間がかかって咲くものなの で ) もんっっっっのすごく高いけどね。 ( 取り寄せ出来るらしい ということは知っているが、実際取り寄せたことは無いし、この界隈じゃァ買う人もいない。 ) [Mon 26 Oct 2009 22:23:06]
ディーフィール > うーん。 そんな名前じゃなかったと思うんだけど。 (彼岸に咲くから彼岸花。 個人的には好きな花なのだけれど。 病院づとめだということは知られても特に問題は無い) 問題は散りやすいところだよねぇ。 たしか雨に当たるとあっという間に散っちゃうって聞いたけど。 (匂いは強く、色も綺麗ではあるか) うん。 それじゃ、後で探してみるよ。 その時には何か買っていくからね。 今の時期咲いている花、置いているんでしょ? (なんて笑みを浮かべよう) [Mon 26 Oct 2009 22:15:04]
蒼花 > ………。 ( 赤くて病院には不向きな花 ) …彼岸花? ( いやでもそれは明らか過ぎるか。 まぁいいや。 病院 ということは、病院によく行く人なのだろうか。 誰かが入院しているか、通院しているか、勤めているか。  そんな風に、相手の素性を考えつつ。 ) うん。 ―― 置いているだけでも存在感あるよね。 金木犀。 ( その匂いが。 自分が生まれたところでは確か、丹桂と呼ばれていた か。 ) ―――― …。 ( 店のことを出されれば、警戒するように じぃ、と相手を見てみるだろう。 ) …… 遠くは無いよ。 結構近く。 ( 言って、肩を竦ませてみせながら、 お花が必要な時はどうぞご贔屓に なんて言ってみるだろう。 ) [Mon 26 Oct 2009 22:05:05]
ディーフィール > (自覚はあるので苦笑を返すだけ。 坑道を起こす気は今の所まったく見せず) そうそう。 なんだっけ。 赤くて病院においちゃいけない花くらいしか私も知らなくて。 (そんなことを言いつつ、彼女はあんまり詳しくなさそうで。 経験浅いのかなにか別の理由があるのかと思う) キンモクセイね。 うん。 綺麗な花だよね〜。 そっか。 今の季節なのか。 (もう少し気をつけてみてみようかな、なんて呟きつつ) そのお店は近いのかな? (とはいえ、警戒されているなら教えてくれないかも知れず) [Mon 26 Oct 2009 21:56:44]
蒼花 > うん、全くサッパリ全然説得力ないよね。( 相手の言葉にそう返せば、 質問には、 んー と人差し指を唇にあて、 考えるような仕草 見せて。 ) 確かに冬はあんまり花、咲かないね。 咲いてもあんまり綺麗なものないし。 ( 花屋と言っても、主に【おじいさん】がやっていて、いなくなってから覚えたことばかりなので あまり詳しくはないのだけれど。 ) あぁー、私は金木犀が好きかな。綺麗だし、匂いもいいし。( 綺麗な橙黄色に、甘い果実のような匂いを発する花。今思いつく中では一番好きかもしれない。) [Mon 26 Oct 2009 21:50:24]
ディーフィール > (数歩後ろに下がられるのをみて、バリバリに警戒されていることを悟る。 どうにもならないけれど) あはは。 そんなに警戒しても攫ったりしないよ…って言っても説得力ないか (苦笑のまま距離を詰めようとはしない) 今の季節だとどんなお花が綺麗なのかな? 冬ってあんまりお花が咲いている印象派無いんだけどねー。 (とりあえず話題づくり。 花屋ならこういうこと詳しいんじゃないかなと思いつつ) [Mon 26 Oct 2009 21:43:06]
蒼花 > うん、そう。このままゴミ箱に捨てちゃうよりは、 ね―――。 ( 誰にも看取られず、永遠の眠りについた者へのせめてもの手向けになれば と。 ) …。……私、ツァ… ぁー…蒼花(ソウカ)。 ( 可愛い子を見ると声をかけたくなっちゃう。 マズい。 この人絶対怪しい。 近寄っちゃいけない気がする。)( 少女はそう判断すれば、 1歩2歩、そぉ っと、相手から離れてみるだろう。 お花屋さん というのには頷いて肯定を示して。) そう。 小さいけど――― 一応。 [Mon 26 Oct 2009 21:36:04]
ディーフィール > そっか。 こういうところに捨てるなら最後の役に立てそうだもんね。 (かけた声に応えてくれたことに笑みを浮かべて。 困惑した様子の彼女を見れば苦笑へと変わる) ああ、ごめんね。 私はディーフィールって言うんだけど、可愛い子をみるとつい声を掛けたくなっちゃうんだよ。 (あはは。 と笑みを浮かべては見るものの怪しさは大爆発。 どうしようかとちょっと頭を悩ませてしまう) お花屋さんなのかな? (売れなくなった花、という事は花を売っているということだろう) [Mon 26 Oct 2009 21:29:19]
蒼花 > ――――― ?! ( ディーフィールの横を通り過ぎようとした時、 声をかけられた。思わず周りを見てしまうものの、どうやら自分にかけられたようだ と、判断すれば、振り向き 蒼目の少女は相手を見るだろう。)―――― こんばんは。 …何…と言われても。 売れなくなった花を捨ててたんです。 ( 店のお客さんだっただろうか? 自分は覚えていないが、もしかしたら相手は覚えていたとか、そういう可能性もある。 相手が声をかけてきた真意が掴めず、けれど無視をすることも出来ず、少女は応えるだろう。) [Mon 26 Oct 2009 21:23:42]
ディーフィール > ん〜? (ぼんやりと歩いていたところで早足に通り過ぎようとしていく蒼花をみては) あ、こんばんは。 こんなところで何してたのかな? (治安が良くないことは承知。 ただ、相手はそのまま通り過ぎようとしていたので敵意はなさそうだと。 こちらはのんびりとした口調で話しかけつつ。 両手は後ろに組んで。 あんまり敵意は無いことをアピールしてみる) [Mon 26 Oct 2009 21:17:55]
蒼花 > ( 死体に触れることは無い。 ただ、花を置くだけ。知らぬ人の死を悲しむ反面、それが知らぬ人で安心もしている。 顔の知る人物だと、とても辛いから。 ざっと視線を巡らせ、見える範囲では死体は無いようで。もう少し足を伸ばしてみようかと考え歩き出したところで、 人影を見つける。 夜のスラムは暗黒街程ではないにしろ、治安はよくない。見知った人物ならば声をかけるところだが―――。 知らない人のようだ。 そう判断すれば、少女は淫魔の横を足早に通り過ぎていこうとするだろう。) [Mon 26 Oct 2009 21:13:22]
ディーフィール > (魔力を一時補給してもフル稼働している病院の中では消耗も激しい淫魔。 人の入れ替わりを行える余裕が出来たからか余計にこき使われていて。 疲労をしつつも食事は済ませ、家に帰るついでに散歩へにとこの区画に足を運んでいた。 ゆっくり歩いている姿が蒼花からも確認できるだろう) …まだまだ、災厄は去らず、かぁ。 [Mon 26 Oct 2009 21:06:01]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『(近くを通り掛かる淫魔)』 [Mon 26 Oct 2009 21:00:56]
蒼花 > ( 本日は店仕舞い。 売れ行きは変わらずほとんど売れない。 ―――― が、 増える死体の弔いに と、死んだものの家族やその友人が買っていくことが増えた。 商売人としては喜ぶべきなのだろうが 少女は喜ぶことができない。 )―――――はぁ。( ため息を吐き、売れ残った花を入れた花篭を持ち直す。 枯れかけて、もう売ることが出来ぬ花。 それを持って外へ出たのには 勿論理由が ある。 ) ――― あ ぁ。 また …。( 死体が増えた。 声には出さず、ゆっくりと 死体へと近づいていく。 歩いていれば必ず、何体かの死体を見つける。 其れは、最近多い黒い死体だったり、そうではなかったりする が。 ) ……おやすみなさい。( 持っている花篭から 花を一輪手にとれば、死体の上へと乗せてやった。) [Mon 26 Oct 2009 20:49:55]
蒼花 > ( 白と黒の不気味な蝶。 此れを厄と言わずして何と言う? ) ( 始まりは、近所に住む娼婦だった。 花好きな彼女はよく店に花を買いに来てくれていて 変なシミが出てきた と、ぼやいていた。 あの時は私も、彼女も、何とも思わず、ただの笑い話になった。 ) けど、ね。 これは異常だよなァ…。 ( あれから暫くして、 シミが出てきた という人は次第に増えていき、彼女はどんどん可笑しくなっていったようだった。  「白と黒の蝶がいる。」と、笑いながら 何度も 何度も 。 そして最後には 、 狂ったように ――― ) [Mon 26 Oct 2009 20:39:27]
お知らせ > 蒼花さんが入室されました。 『( 無音の厄が舞う )』 [Mon 26 Oct 2009 20:32:51]
お知らせ > ブルーボックスさんが退室されました。 『その後に知り合いとイモタマ鍋を突付くリサイクル』 [Mon 26 Oct 2009 18:40:11]
ブルーボックス > ……(がしょん)(それ以上の障害も無くどうにかこうにかミッションコンプリート)(大鍋を頭の上、もとい箱の蓋の上にへと担ぎ上げるような形を取って)(がしゃっ)(普段よりも割り増しな体重にやや跳ねる動きも鈍い)(ぐるりぐるりと箱底を返して闇にへと臨み)(がしゃっ)(がしゃっ)(一歩一歩を確かめるようにして緩慢と移動を始めるのであった) [Mon 26 Oct 2009 18:39:41]
ブルーボックス > …!?(予想よりも遥かに重い)(なみなみと水に満たされた鍋は全力で持ち上げようとして漸く布に鎮座したケツの部分が僅かに浮く程度)(ぶるぶると肉で編まれた長い感覚器官に震えを波打たせながら慎重に)(己の方にへとゆっくり、ゆっくりと引き寄せて) [Mon 26 Oct 2009 18:35:08]
ブルーボックス > ……(きょろ)(←)(きょろ)(→)(きょろ)(↑)(もう一度最後に周りの様子を窺ったその後に)(がしゃんっ)(今迄ずっと身を隠していた物陰から飛び跳ねる青い輪郭が外に出た)(がしゃんっ)(撒き散らす騒音公害も隠し立てせずに一直線で向かう自分で仕掛けたトラップ領域)(すっかりと風に晒され御湯→微温湯→寧ろ水、という段階を着々と経ている鍋の様子に)(にゅるる)(蓋を押し上げて食み出る左右の触手が前方にへと動員された)……(食べ物を粗末にすることは死と同義)(スラム住まいの間に染み付いた掟に従い)(鍋の取っ手部分に巻き付く触腕を引っ掛けて)…(せーの) [Mon 26 Oct 2009 18:32:53]
ブルーボックス > ……(もう湯気すら立ってねえ)(辛抱強く待ち構え続けてる周囲には気配らしきものは全く見当たらず)(狩猟≠トラップ)(ということが此処で明白になった瞬間であった)……!(へくちっ)(へくちっ)(がたたんがたたん)(おまけに余りにも寒い中で身を晒し続けていた御蔭で若干風邪気味かも知れぬ)(震えるくしゃみと共に箱蓋が上下に弾んで騒々しい音を立てる)(衝動的に燃え滾っていた使命感にも濃厚な「飽き」の感情が割り込んで来た)(やる気の減退がその周囲の空気の空っぽさにも滲まんばかり) [Mon 26 Oct 2009 18:26:54]
ブルーボックス > (冷めた) [Mon 26 Oct 2009 18:22:18]
ブルーボックス > (一時間後) [Mon 26 Oct 2009 18:22:13]
ブルーボックス > ―――――――――――――――――――― [Mon 26 Oct 2009 18:22:01]
ブルーボックス > ―――――――――――――――― [Mon 26 Oct 2009 18:21:14]
ブルーボックス > ―――――――――――― [Mon 26 Oct 2009 18:20:30]
ブルーボックス > (場所的には特に白黒蝶が目立つかなーという雰囲気の区域を選んでみた)(という訳で犯人が来るのを待ち構えてバリケードのように隅っこに積み上げた瓦礫の山の陰に潜んで)(そっと見守るの絵図が其処に完成されているのであった)(このトラップはカモフラージュの布が一枚で形成されているのが肝である)(もしも犯人が穴の中に落下する時にはその体重によって布も大きく穴の中に引きずり込まれ)(その巻き添えを食った熱湯ぐつぐつの中華鍋の中身も一緒に引っ繰り返って落ち込みあっつい一撃を浴びせ掛けるという恐怖の2コンボだだだだだだだ!) [Mon 26 Oct 2009 18:20:03]
ブルーボックス > (材料)(無地の大風呂敷x1、凸凹の中華鍋x1、手伝いや占いで近所のじいちゃんばあちゃんから御裾分けして貰った芽だらけのジャガイモやタマネギ)(たっぷりの井戸水を加えてくつくつことこと弱火で煮込むこと何十分か)(寒空の下に吹き荒れる秋の風に掻き混ぜられて)(茹った湯面から立ち昇る真っ白な湯気がくゆっている)(イモタマ煮の鍋を中心にして敷き詰めた風呂敷に砂を引っ掛けてカモフラージュ)(油断して近付く誰かがあろうものならばその周囲に掘り込まれ、布に隠された落とし穴の中にストン!)(というそんな寸法のありあわせの材料で作ってみた簡素な仕掛けである) [Mon 26 Oct 2009 18:15:16]
ブルーボックス > (何かと襲撃の危機に晒されていたり権謀術数の泥沼が絶えず渦を描いているヴェイトスの市民的にそんな結論に達するのも在りではないだろうか)(天啓のように感覚7に閃いた何かに衝き動かされるように行動を始めて既に数時間が経過)(スラムの片隅の若干拓けた小広場的な空間を利用し)(一つのトラップを敷設していた) [Mon 26 Oct 2009 18:09:52]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『この病気の蔓延には何か裏が在る』 [Mon 26 Oct 2009 18:05:14]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( なんとなく、この死体の肉を食む気にはなれない猫は、もう大概おかしいのだ。 )』 [Mon 26 Oct 2009 02:45:25]
ナイト > (猫は、言葉と鳴き声の違いを知っている。そして今のは、鳴声だった。やがて彼の姿が消えると、再び地面の血へと、舌を浸す。猫は思う、猫は業を集めているのだ。その他多くの生き物と、人間とでは、血の味は全然違うのだ。それを具体的に叙述できるほど猫は言葉を持たないものの、明らかに違うのだ。)       (そうして初めて、地面の少年の顔を眺めた。彼のための物語は此処で終わったのだ。誰かの物語の為の肥やしとして。)       (立ち去った彼の行き先が、不意に気になった。少年の命を喰らって、彼は――どこへと向かうのだろう。闇、既に消えた後姿が歩いて行った方向へと、もう一度視線を向けた。見えない、その先は何も見えない。) [Mon 26 Oct 2009 02:44:42]
お知らせ > さんが退室されました。 『後ろ髪を、少し引かれながら歩いた』 [Mon 26 Oct 2009 02:39:53]
> (猫は嫌いじゃあない、余計な事を喋らないところとかは特に) [Mon 26 Oct 2009 02:38:27]
ナイト > (立ち去ろうとする男は、一瞬だけ猫の関心を地面から引き剥がした。首をあげて、猫はその後姿を見送る。地面へと落ちる砂が立てる微かな音が、今宵の邂逅の終焉を告げていた。)  …ニャー。 (一声だけ、挨拶でもするかのように猫は鳴いた。彼の行為の意義を知る為に、猫はこれから考えることにする。朝まで、あるいはもっと先まで、考えることにする。考える材料を提供してくれた彼へと、最低限の感情表現をしよう。)     (舌に馴染む血の味は、断じて美味しくなどは無いけど、何か胡乱で、様々な意味を含んだものだった。) [Mon 26 Oct 2009 02:34:35]
> (野生は実に無駄が無い。 其れが自分にとってどういうものか、其れを見極める力が生まれながらに身についている。 詰まるところ、僕はこの猫にとって路傍の石に等しく、少年だったものはただの食料と言う訳だ。) (皮袋を開き、中の砂を捨てて、落ちた砂を足で散らす。 其れが終わると、僕は猫に背を向けて歩き出した。 給金が入ったら、猫を買ってみるのも良いかもしれない。) [Mon 26 Oct 2009 02:31:17]
ナイト > (鼓動が一つ、弱まって、弱まって、やがて静寂に紛れるのを、猫は感じ取った。哀悼の意を示すほどに、この生き物は感情豊かではない。ただ、目の前で命が消える瞬間を見たのは――自分が捉えたネズミを除けば――随分と久しぶりな気がした。空気に音も無く血の匂いが充満する。猫はそれを深く肺へと吸い込んで、彼へと近づいた。手招く彼を、ただ動きもせずにしばし見上げていた。呼ばれれば懐くほどの器量は無い。そうして、今の猫の関心は他のところにあった。)     (眼前、今し方人を殺めた男より、もっとほかに。猫は歩き出す。彼を通り過ぎて、その隣で地面に崩れている少年だったものに近づく。そうして、その傷口から流れた血が、地面を染め上げている箇所を見つけて、そこへと舌を浸す。ピチャピチャと、微かな音を奏でて、それを舐めとる。猫は獣だ。人間に飼いならされようと、人間の食物に馴染もうと、猫は獣だ。そしてこの香は――獣にとって、余りに魅力的だ。)      (野良にしか見えないだろう、薄汚れた猫は、貴方の直ぐ足元だ。猫の関心は血溜まりにあるが――多分、撫ぜられたところで、引掻いたり逃げたりはしない。そんな気の抜けた様を晒すということは、ご自由にどうぞ、という意思表示なのだ。) [Mon 26 Oct 2009 02:15:28]
> (少年だった者は、もう動かなくなった。 もう永遠に動かないだろう。 呼気が無い事を確かめ、皮袋に血がついていないか確かめる。 少量であれば舐めとってしまうのが一番いい。 そんな事を考え、僕は後ろを振り向いた。) ・・・うわっ!?  ―――――びっくりさせないでくれよ。 (目撃者が、いた。 鈍い鈍いと言われ続けてきたが、こんなに間近で見られていたとは。) チチチチチ……… (開いている左手を差し出して、猫を呼んでみる。 すぐにも此処を離れるべきなのだろうが―――ほんの少し、一撫でするくらいなら…・・・… [Mon 26 Oct 2009 02:08:43]
ナイト > (鈍い音がした。暗闇の中、夜の中、何度か。一度か二度か三度か、それともそれ以上か、定かではない。猫は三つまでしか数字を知らない。三つ以上は、すべて「たくさん」。血の香が鼻をついた。「彼」が、もはや誰かを演じているのではなく、彼本来の姿を晒していることに、猫は安堵する。人間が自分の本心を隠して、他の性質を装うことは多々あるが、それは猫からしてみれば大変に気味の悪いことであった。)      (故に猫は安堵する。血の匂いは猫を不安にさせたりはしない。それはこの界隈ではありふれたものなのだ。足音も立てずに、黒い影は彼へと近づいて、その一部始終を捉えた。やがて音がすっかり止む頃合になって、猫は漸く、貴方の――何時の間に近づいたのか、割と近くで、或いは、足元で、見上げた。今し方、労力を要する仕事を終結させた相手を、硝子玉のような二つなる色違いの瞳が、見上げた。)    (さて、気づいてくれるのだろうか。此処にいる、もう一つの鼓動に。警戒はそれでも解かない。警戒を解くことは、猫の本能に反する。ただ、見上げる。) [Mon 26 Oct 2009 01:50:20]
> (男は、まだ動いている。 自分の意思で動いているのか、生き物が持つ本能と言うか、生き残ろうとする力で動いているのかは知らない。 其処は、問題ではない。 男の首筋を確認する――――痕が残っては困るのだ。 ) (痕は……無い。 その為に痕跡の残りにくい道具を使ったのだが、それでも不安を感じるのは、僕が弱いからなのだろう。 ) (気を取り直し、もう一度、延髄目掛けて皮袋を振り下ろす。 ) (近づいてくるものはいないと、判断しての行動だ) [Mon 26 Oct 2009 01:44:40]
ナイト > (――その「誰か」の定義が、ヒトまたはそれに準ずるものならば、誰もいない。瞬きすらしなかった。猫はただ、何が起こったのか、見定めようとしていた。そうして緩慢に、二人の人影――今は一人となってしまったかもしれないそこへと、歩き出す。) [Mon 26 Oct 2009 01:29:53]
ナイト > (大丈夫だ。此処には誰もいない。そう――「誰も」 [Mon 26 Oct 2009 01:28:20]
> (頭部と首の境目、延髄。 狙いは其処に定めた。) (持てるだけの力と出来る限りの速さで、皮袋を振り下ろした。 重く、くぐもった打撃音。 どさりと何かが倒れ伏す音。 聞かれては困る音だ、もう一度辺りを見回す)  [Mon 26 Oct 2009 01:27:54]
ナイト > (猫は脆く矮小な生き物だ。一部の人間がそうであるように、それ故に危険に敏感である。造物主は猫に鋭い歯牙と聡明な頭脳を与えなかった代わりに、強敵から逃げ得る俊足と、敵意という悪しき意思に対する警戒を植えつけた。それで世界のバランスが取れるのなら、猫は自らの役割を演じる。)      (猫はひくひくと鼻を鳴らした。そうして、一定の距離を保って立ち止まる。さてしも此処には人間が二人いる。この一幕の加害者は誰で、被害者は誰か。獣は誰で、標的は誰か、まもなくわかるだろう。猫の頭脳にも理解できるような、明瞭な形で。久しぶりに、胸の中に埋められた小さな臓器が昂ぶった。猫は体を縮めて、低く保つ。光る瞳だけが、そこに傍観者がいることを控えめに主張していた。大きな雲が一つ横切り、元々窒息しそうな程の微かな光を放つだけだった月が、完全にその姿を飲み込まれる。濃厚な闇だけが、猫と、二つなる影に降りかかる。) [Mon 26 Oct 2009 01:14:47]
> (僕は小さい頃から、強いと言う事は、反面弱いという事だと教え込まれてきた。 例えば、天敵を持たない獅子が腹を見せて眠るように――――強い者は、強いが故に欠けている。 危険を感じる能力(つよさ)に欠けている。)  (500メートルばかり歩いたか。 少年は、僕に背を向けたまま歩き続けている。 周囲を確認する――――足音や物音はしないし、見える範囲では人影もない。 僕はコートのポケットに手を突っ込んだ。 入っているのは、なんて事のない皮袋………ただ、砂が入っている。) (男は、まだ背中を向けたまま、歩き続けている。 そして僕は、ポケットから手を抜いた。) [Mon 26 Oct 2009 01:08:48]
ナイト > (闇の中で、緩やかに猫は一つ瞬いた。観察のターケットとなった一団の動きを見守り、どうすべきか思案する。彼らについていくことは容易い、人間は往々にして、たかか一匹の猫に対して警戒したり、本気で敵意を抱いたりしないものだ。それは既に学習している。だが、この先に危険が無いとは、誰も断言できない。)     (思案の為の時間は短かった。やがて誰かが歩き始めると、猫は結論を出すより先に追随していた。一度炎が灯った好奇は、容易くは消せないものだ。) [Mon 26 Oct 2009 00:46:55]
> すいません、どちらにしても………ですよ? この話は、もうすでに誰かに聞かれちゃヤバイ話になってると・・・思うんです。 僕ら二人にとって(・・・・・・・・)。 此処から先の話は、誰にも聞かれない場所がいいかなと――――すいません。 ないですかね、そういうトコ? (少々の沈黙の後、少年は身振りでついて来いと示し、背を向けて歩き出した。) (背を向けて―――) [Mon 26 Oct 2009 00:43:27]
ナイト > (会話の内容は分からない。猫にはそこまでの聡さは無い。猫の耳に入ってくる人間の言葉を、雑音と区別することは難しい。だけど――、その代わりに与えられているのが、鋭い、余りに鋭い感覚だ。それを頼りに、猫は場の空気を一瞬で読み取ることができる。目の前で繰り広げられているのは、そう、俗に言う面倒事だ。面倒事は常に被害者と加害者に別れるものなのだが、ここにおいてどちらがどちらの役割を演じるかは一目瞭然。)     (猫は動かない。警戒を高めたまま、微動だにしない。此処にいるのは背景、この世界を取り巻く背景の一部だ。猫にはわかる。あの男は―― 一見して小心に見えるあの男は、己ではない誰かを演じてみせている。本来の性質とは異なる、誰かを。されどそんなことを語る口を猫は持たない。此処にいるのはただの背景だ。思いを持ってしまった背景だ。) [Mon 26 Oct 2009 00:33:07]
> つまり、あの――――すいません。 僕が言いたいのは………僕は貴方の役に立てる(・・・・・・・・)って事なんです。 だってそうでしょう、貴方はウチの会社にそういう投書があったって事を知らなかったのに、今は知ってる………ね? そうでしょう? それに、僕はブン屋ですから、つまらない噂を立てようとする誰かが誰なのかって事、貴方より上手く探せると………思いませんか? 厄介な噂を揉み消すよりも、多分ずっと安い値段で―――― ( 両手を軽く上に上げ、愛想笑いを浮かべる。 無抵抗と恭順と言うスタイル。  不安に陥ってる人間を騙そうとするなら、完璧な嘘を吐こうなんて考えてはいけない。 そういう事も有るかもしれない、その程度で十分すぎるのだ。 ) [Mon 26 Oct 2009 00:28:54]
ナイト > (物音、続いて人の声、でも一番最初に猫に届いたのは気配だった。敏感な感覚が、すぐさま眼下から聞こえた騒動の音を危機感と結びつける。猫は臆病な生き物だ。――臆病な生き物のはずだ。だけど、)   (タン、と軽い音。努めて足音を忍ばせて、猫は通りへと飛び降りる。ゴロツキと彼が表現する男は、地上三十センチの視線から眺めていかにも危険そうで、臆病な猫は更に萎縮するのだ。それでも、好奇が勝る。その、金色の髪の男の後ろから、体を半分通りの壁に隠して、猫はあくまで騒動から距離を取ったまま、この一幕を眺めるのだ。色違いの瞳は、闇の中で、「彼」を見つけて光を放つ。これも、この生き物の特性なのだ。) [Mon 26 Oct 2009 00:16:30]
> (静まり返った場所は、案外悪事には不向きだ。 物音や人の気配がどうしたって目立つから。 だから、僕はこういう場所はあまり好きじゃない。) す、すいません……… (スラムでも事さら貧しい地区の、さらに奥まった通り。 今日も僕は頭を下げる。 今度の相手は、スラムで少々幅を利かせるようになったゴロツキ集団の頭目だと言う少年で、金色の髪を箒みたいに逆立てて怒り狂っている。 彼がこんなに怒り狂ってる理由は――――) すみません、でもっ――――ホ、ホントに僕は何にも知らないんですよっ! う、ウチの会社に無記名の投書が届いたってだけで………貴方が何とかって貴族のご子息にクスリを流してるって………  [Mon 26 Oct 2009 00:12:43]
お知らせ > さんが入室されました。 『物音』 [Sun 25 Oct 2009 23:51:14]
ナイト > (その塔の上から、雲に紛れて刹那だけ眺めることが出来た景色が、未だに猫に焼きつく。――世界を統べるが如き大木。今では、幻だったとも思えるほどに、あやふやな記憶。天を突くが如くに雄雄しく、雲間にそびえるその姿を思い浮かべようとしたが、上手くはいかなかった。あの神秘を、叶うならばもう一度目にしたい。猫の願いは単純だ。やがて、流石のしなやかな肉体にも疲労が芽生え始め、猫はようやく疾走を止める。緩慢に、同じ方向へと向かって歩きながら、今夜の宿となる場所を探し始める。夜の間に雨が振り出しても、濡れずに済む場所。それはこの町に沢山あるようで、その実余り無い。大抵のそれらは、既に誰かによって占拠されている。そこに、要領の悪い猫が滑り込めるはずもない。) [Sun 25 Oct 2009 23:48:21]
ナイト > (猫は高いところを好んだ。人間の言葉に、「なんとか」と煙は高いところが好き、というものがあるが、断じて「なんとか」の類ではないと信じたい。体をしならせて、猫は跳躍する。隣の屋根へと、もっと高い屋根へと。いつぞやこのスラムに、朽ち果てた廃教会を見つけたことを思い出す。あすこの尖塔の上から眺めた景色を、もう一度見たいと願う。だけど、残念ながらこの小さな頭に納められる記憶は人間のそれに比べて余りに少なく、其処に至る道筋を思いだせずにいた。もう一度、速度を落とさずに飛び出す。小さく軽い体躯が着地したところで、屋根は微かな音しか出さない。元来猫は、静かな生き物だ。己にしてもそうである。饒舌なのは、この脳裏に散りばめられた思いだけだ。) [Sun 25 Oct 2009 23:38:22]
ナイト > (なんとなく不安な気分で、猫は空を見上げる。星も月も無い夜。空気は先日の雨の名残りを含み、しっとりと濡れている。それが鼻について、猫の感覚を鈍らせる。好ましくない、断じて好ましくない状況だ。こうも雨の日が続くと、猫は怠惰の虜になってしまいそうだ。スラムの、立ち並ぶ屋根の上、猫はいつものように、当てもなく駆ける。風と並ぶ、とまではいかなくとも、追いつけとばかりに。地面に影すらも落とさないほどに、もっと早く、もっと早く。) [Sun 25 Oct 2009 23:31:48]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 一陣の、妙に生臭い風が吹きぬけた。 )』 [Sun 25 Oct 2009 23:27:43]
お知らせ > 灰色の死神さんが帰りました。 『そして誰もいなくなった』 [Sun 25 Oct 2009 21:38:08]
灰色の死神 > スラムの闇の奥へと跳躍した。 [Sun 25 Oct 2009 21:37:55]
灰色の死神 > 機を逃したそれは [Sun 25 Oct 2009 21:37:31]
お知らせ > 灰色の死神さんが来ました。 [Sun 25 Oct 2009 21:37:07]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(此処はスラム)(準戦闘区域である!)』 [Sun 25 Oct 2009 21:37:07]
ブルーボックス > …(がしゃんがしゃん)(そして回れ右で方向転換)(埃臭い夜風に晒す触手を一振り)(びゅう)(ごう)(普通の人間にはただの風)(普通じゃない感覚にとっては誰かの声)(今日のヴェイトス市も晴れ時々血の雨だ)(出来るだけ死霊密度が薄い場所を解る限りに吟味したその後に)(がしゃがしゃ)(騒々しい音を振り撒きながらジャンプジャンプ!)(ぽっかりと拡がった暗い暗い闇に呑まれ)(程無くして消え行く気配一つ) [Sun 25 Oct 2009 21:36:26]
ブルーボックス > (ふーっ!ふーっ!)(激しく呼吸に添って箱蓋が上下を繰り返す)(自爆覚悟で自分に向けて殴りつけた棍棒の痕跡に)(若干剥げ落ちた塗料の上に)(慰めるようにもう一本の触腕を置いて撫でつけつつ)(ぺしゃんこになって色々なものをぶちまけている黒い蟲の成れの果てもついでに巻き取るように拾い上げ)(ぐい)(半開きの箱の隙間から内部にへと突っ込んだ)(蟲も立派な蛋白質だもの)(にゅるにゅる蠢く肉の締め付けで揉み潰して消化吸収しやすいようにもっと細かく粉々にしつつ)(一呼吸)(子供達の間で流行っているてぇぶるとーくなるゲームの名残にまだ伝説の剣として扱っている骨っこを)(ぽい)(無造作に地面にへと放り捨てる) [Sun 25 Oct 2009 21:30:16]
ブルーボックス > (ぶるーぼっくす の こうげき!)(ぶるーぼっくす は もろはぎり を はなった!)(ずばばばっ!)(どらごん に ひゃくぽいんと の かいしんだめーじ!)(だが ぶるーぼっくす も ごじゅっぽいんと の つうこんだめーじ!)(どらごん を たおした!)(ぜろえん を てにいれた! 1ぽいんと の けいけんち を てにいれた! なんと どらごん は りゅうのにく を もっていた!) [Sun 25 Oct 2009 21:25:10]
ブルーボックス > (あわわわわわ)(向こうから羽ばたいて特攻してきた蟲を撃墜出来ず、回避も出来ず)(青色の塗料を塗りたくった外殻の表面をがさがさ這い回る黒いワンポイントに慌てふためき跳ね回っているの絵図)(がしゃん)(がしゃん)(揺すり落とそうとしても根性が据わっているのか離れようとしない黒い悪魔) [Sun 25 Oct 2009 21:21:45]
ブルーボックス > (どらごん の こうげき!)(どらごん は つばさ を ひろげてとびかかってきた!)(ずがあん!)(ぶるーぼっくす に ごぽいんと の だめーじ!)(ぶるーぼっくす は ひるんでいる!) [Sun 25 Oct 2009 21:19:49]
ブルーボックス > (ぶびびびびびび)(スラムの隅っこの路上でくぐもる羽音)(屍肉と共に増えた蟲は蝶だけに限らず)(蝿と一緒に急増中の黒いゴキブリが空を飛び)(何方かのあばらやの家宅の外壁に取り付いた)(ごんっ)(狙いが外れて打ち下ろされた誰のものとも知れぬ白骨死体の大腿骨が)(地面を打って跳ね返り)(軽くて硬い音を周囲に振り撒く)(端っこに絡みついて握る形となっている触手の根元には)(蟲一匹と立ち向かう青箱の絵図) [Sun 25 Oct 2009 21:17:33]
ブルーボックス > (ぶるーぼっくす の こうげき!)(ぶるーぼっくす は でんせつのけん を ふりかざしてこんしんのちからできりつけたっ!)(みすっ!)(しかし どらごん は すんでのところでひらりとみをかわしたっ) [Sun 25 Oct 2009 21:14:13]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『どらごん が あらわれた!』 [Sun 25 Oct 2009 21:12:36]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『(がしゃん)(何処へぞともなく消えて行こう)』 [Sun 25 Oct 2009 02:35:21]
ブルーボックス > ……(何を言いたいのかはさっぱり解らないけれども)(少しでもこの世に未練がなくなるように)(ばさっ)(蓋を押し上げて覗いている二振りの触手を用いて拡げた拾い物の襤褸布を)(そうっと、あっという間に冷たくなって行く肉の残骸に被せた)(本当は火葬にでもしたいところだけれども)(一々一人一人に時間を費やしてはいられない)(というぐらいに死体が本当に多い)(こまったもんだpart2)(丁寧に、心ばかりの弔いに隠し終わったその後に)(がしゃんがしゃん)(其の場で跳ねて跳ねて回れ右) [Sun 25 Oct 2009 02:34:49]
ブルーボックス > ……(たった今消失した生の残滓に群がるかのように)(何処からともなく湧き出した蝶が月明かりを浴びながら頭上に飛んでいるのが見えた)(最近において劇的に増加した其れに比例して)(在住している住処のあちこちで人死にが増えたような気がする)(物を言わぬ屍を目の前にして)(背景に馴染んだ青い箱の周囲に朧気に漂う何かの輪郭)(外に出ると)(ついて来る何かも少なくない)(知覚してくれば人間でなくても良いのか)(出掛ける前にぴっかぴかに磨き上げた箱の青々とした蓋が)(まるで何十人もの人間にべったべたと触られまくったかのように)(手垢に塗れてしまっている)(こまったもんだ) [Sun 25 Oct 2009 02:29:22]
ブルーボックス > …(生きている)(まだ生きている)(罅割れた獣のような唸り声は)(追い詰められた痩せ犬が漏らすものと全く同一だった)(人間として賜った理性の尽くを磨り削られ)(辿り着いたのがこの状態)(輝いている、とは、もう到底に言えずに、胡乱な意識を辛うじて繋いでいるばかりの目は、一体何処を見ているかも解りはしない)(極)(ゆっくりと)(一際に大きな呼吸によって髪の毛が散らばった背中が揺らぐのを見た)……(吐き出しきった侭)(次の息遣いにはもう続かない)(にゅるにゅると脇から伸びる触手が一振り其の目の前を過ぎり)(通った軌跡に添って見開いた双眸が)(瞼の裏側に隠れて消える)…(死んだ) [Sun 25 Oct 2009 02:23:22]
ブルーボックス > ……(まだ生きている)(骨と皮だけのやせっぽちの身体が弱弱しく上下を繰り返し)(辛うじて全身に送り続けられている血に酸素を乗せている)(まるでグリルで焼かれたみたいに真っ黒に染まったうつ伏せの姿勢から)(ひゅう、ひゅう)(か細い笛のような音が何度も聞こえた)(拠り所を求めるように瓦礫を握り締めている手は血だらけだ)(とうに乾燥した秋入りの夜風に水分を嘗め尽くされた御蔭で、目の覚めるような鮮血も濁ったような海老茶色)(思い切り加減を知らずに何かを殴りつけた指先は勿論)(元々骨強度が脆い肘や肩の関節回りから、まるで飴を捻ったかのような有様で腕が地面に投げ出されていた)(慢性的な栄養失調で艶が無く伸ばしっぱなしでぼさぼさの長髪の隙間に覗く顔は)(時折にスラムで見かける顔だった) [Sun 25 Oct 2009 02:19:15]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『いきている』 [Sun 25 Oct 2009 02:13:33]
お知らせ > ロキニスさんが帰りました。 『( そして、助けた少女が泣き止めば、 奇病の話を聞くのだった。 )』 [Sat 24 Oct 2009 02:24:30]
ロキニス > ( よほど怖かったのだろう。 少女は瞳から涙を流し 、 最初は声を殺すように泣いていたのだが、 終には大きな声を上げて 泣き出してしまった。 ) ――――― … 。 ( 青年は 、 面食らったような様子の後、 困ったような苦笑を落として ) ―――― … まー。 大丈夫だ大丈夫だ 。 こわーいオトコオンナは其処でのびてるからなー ? ( と、 慰めになっているのかなっていないのか分からないことを言いながら、 少女に近寄れば 、 その髪をわしゃわしゃと撫でてやった 。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:24:09]
ロキニス > ( ひらり ひらり 。 白と黒の見たこともない蝶が舞っていた 。 とりあえず、 女かと思っていた男を路地の端へと移動させてから、 くるりと 振り向く 。 腰を抜かしたように地に尻をついて 、 震えているのは小さな少女だ 。 ――― ヴェイトスへ来て日の浅い青年は 今起こっていることを知らぬけれど、 幼い少女が大人に襲われていたら 助けるのが騎士ってモンだろうッ なんて 、 首を突っ込んだ結果 だ。 ) ぇーと? 大丈夫か? 怪我は ? ( 震える少女から数歩離れた場所まで歩き 、 目線を合わせるようにしゃがめば 微笑んで 、 そう問おう。 ) ―――― そうか。 じゃあ痛いトコはあるか? ( 幼い少女は質問に、 首を横に振るだけ だ。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:07:50]
ロキニス > ( 薙ぎ払われたのは 、 黒い肌の女だ。 コン 。 と 、 得物にしていた長い木の棒を地に付けて、 青年は困ったように眉を寄せる 。 ) ―――― ぅぁ ー …。 騎士が女に手を上げるとか … ( 来た早々やっちまったー と、 ガックリと肩を落とす。 宵闇の風に揺れるのは 、 夏の向日葵のような 金色の髪の毛 。 紫苑色の瞳は 、 木の棒に薙ぎ払われ地に伏した女へ 。 完全に入ってしまったのだろう。 女は昏倒している様子で。 ) ―――― …。 ( それにしても、 体勢がひどかった。 スカートが肌蹴て蟹股になっていた。 ) …。 ……。 ………。 ( せめてちゃんとした格好にでもしようかと 1歩近寄って 、 青年の表情は 何か恐ろしいものを見たかのよう に。 ) ―――――― あ ぁ ……。 ( なんてゆーか ) 男だったのか 。 ( スカートはいてたから女かと思った。 安心したような 、 複雑な気分。 ) [Sat 24 Oct 2009 02:03:34]
お知らせ > ロキニスさんが来ました。 『( ぶんっ と、 己の背丈ほどの木の棒を振った。 )』 [Sat 24 Oct 2009 01:54:49]
お知らせ > ヴァネッサさんが帰りました。 『さっきと同じ、白黒の蝶と黒い死体だった。 あの子は、まだ見つからない。』 [Fri 23 Oct 2009 21:22:19]
ヴァネッサ > ( 気が付けば、雨が止んでいる。 雨が止んで、振っているときよりもクリアになった視界には何が見えるだろうか。 目を凝らした先には。 ) [Fri 23 Oct 2009 21:19:05]
ヴァネッサ > 駄目、駄目駄目! 落ち着いて、落ち着いて…わたしっ ( 首を左右に思いっきり振って、頭中を徘徊している考えを表へと放り出そうとするかように。 ただ、飛んでいったのは濡れた髪から飛び散る飛沫だけで。 ) 死ぬわけが、ないじゃない…、あの子は何もしていないのだ、もの ( 身勝手な思いだけれども、それでも、あの子が無事であって欲しい。 そう願わないとあの子が本当に死んでしまうのではないかと思えてきてしまう。 そして、わたしはまた足を進め始める。 もう、何週目か分からない、倒れる死体の顔を一つ一つ見ながら、スラムを歩き回る。 ) [Fri 23 Oct 2009 21:13:07]
ヴァネッサ > ( ゆっくりと呼吸を繰り返して、気持ちを落ち着かせてから、近くに転がっている黒くなった死体を見る。 その転がっていた死体は元は一体どんな人種だったのか分からないほどに黒い。 黄色だったのかもしれない、白だったのかもしれない。 ただ、それは頭の中の推測で、今の自分には確かめる術はない。 ただ、頭の中をひたりひたりと嫌な音を立てながら這い回るような想像が居た。 ) ルァは、大丈夫…だよね ( あの子は具合が悪かった。 最初は風邪だと思っていた。 でも、もし違っていたら。 もし、今ここで転がっている黒い死体のような病気だったら。 じゃあ、あの子はどうなってしまっている。 あの子もこうなってしまっている。 こうして、冷たい雨の中で横たえている。 いや、そんなことはない。あってはならない。絶対に、そんなことはあっては、いけない。 だから、お願い、します。 ) [Fri 23 Oct 2009 20:56:44]
ヴァネッサ > ( 白黒の蝶が視界の中を横切るたびに、何か癪に障る気がする。 こんなにも探しているのに、何で蝶ばかりが視界に入ってくるのだろう。 忌々しい、邪魔、何なんだ。 あの蝶は。 ) ――鬱陶しいっ ( 周りを飛ぶ蝶を払いのけるように腕を乱暴に振って、纏わり着くように飛ぶ蝶を払いのける。 腕に払われた蝶は中に浮く紙が風に翻弄されるように宙を舞うのみ。 )   ハァ…ハァ… ( 気が付けば、無意識に荒い息をしていた。 自分はどうしてこんなにも苛々しているのだろう。 探している最中、何度もオッドアイの少女への心配が、見つからないことへの苛立ちに変わっている。 そして、その度にそれを発散するかのように腕を振るったり、叫んだり、壁を叩いたりして自分を落ち着かせている。 本当に、一体どうしたというのだろう。 ) [Fri 23 Oct 2009 20:39:25]
ヴァネッサ > ( どこにもいない ) ――見つからない ( 銀色の髪が白い肌に張り付いている。 雨の降る中、傘も差さずに、もう何度も、何度も、スラム中を歩き回っている。 あの郊外の家には戻らず、廃屋の中で身体を休めながら、ずっと。 もしかしたら、あの家に戻っているかもしれないという可能性もあるかもしれないが、今の銀髪にそんなことまで頭を回している余裕はない。 それは、スラムを歩き回って、そこら中で見かける黒い死体と奇妙な蝶だった。 ) どこに、どこにどこにどこに…っ ( 気持ちが焦る。 焦りが妙な興奮に変質していく。 雨の中でもひらりひらりと飛ぶ蝶が鬱陶しい。 ) [Fri 23 Oct 2009 20:27:35]
ヴァネッサ > ( どこにもいない ) ――見つからない ( 銀色の髪が白い肌に張り付いている。 雨の降る中、傘も差さずに、もう何度も、何度も、スラム中をあるきまwatteiru .ano ) [Fri 23 Oct 2009 20:24:02]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 『いない、いない』 [Fri 23 Oct 2009 20:19:48]
お知らせ > グレーテルさんが退室されました。 『( 見回りの自警団さンにでも 助けを求めに行こうか。 )』 [Thu 22 Oct 2009 20:55:28]
グレーテル > ( 傘も何も差さずに、のンびりとした動作で倒れた子供に近寄ッて、見下した。子供は、此の至近距離でも ぴくりッとも動かない。ナイフかなンかで斬り付けられたようだ。 ) ―― うわー、結構バッサリね?だいじょーぶ? ( 生きてる―?なンつッて、膝付いて子供に触れる。 )( 僅かに肩が動いた。生きてる様だ。短く息を付いて、子供を抱き抱える。――あ、重い。結構重い。水吸ッてるから余計か。 ) ――死体と 一緒でもちょッち我慢してネ。 ( 己がさッきまで居た廃墟ン方へと子供抱き抱えて 向かい、 ) [Thu 22 Oct 2009 20:52:37]
グレーテル > ( 泣き叫ぶ声が聞こえた。怒声が聞こえた。意味不明の言葉の羅列が聞こえた。 ) ――――………、 ( 黙ッて眼を背けてたら、雨音しか聞こえなくなッた。 ) ―――… 、あッれー、 ( ひょいッと窓から外をもう一度覗けば、黒い身体の子供は何処か消えて。白い身体の子供が、血に塗れて倒れていた。 ) 血は雨が流してくれそうだけど ォ、死ンじゃうかねー。此の天気じゃ。 ( 息交じりに呟いて。椅子から立ち上がれば廃墟ン中から出る。 其の子供に、近付いていく様に。 ) [Thu 22 Oct 2009 20:45:04]
グレーテル > ( 壊れかけた窓から見えるのは、何かから逃げる子供と、其の子供を追い掛ける子供。 ) 友達――…にしてはなァンか変な光景?ッつーか、 ( 追い掛けてる方の子供は明らかに黒かッた。そう云えば病気に掛ッた人間が当たり構わず人を襲ッてるッて話し聞いたけど。 ) ―― あー、なるほど、 ( つまりアレは襲われてる子供と襲ッてる子供 ッて事か。納得したところで己には何も出来ないが。 )  ( ごめんねー、ッて心ン中で謝ッて、窓から眼を背けた。 ) [Thu 22 Oct 2009 20:34:47]
グレーテル > ( スラムの一角に或る廃墟ン中で、真ッ黒い死体を見下していた。周りには何匹も白黒の蝶が舞い、明らかに異質。 ) ――――――……コイツ、俺のターゲットだッたンだけどなァ。 ( 元々白かッた男の肌は原形を留めぬ程黒くなッていたけど、面影は残ッてる。こう云う場合でも報酬ッて支払われるンかな、ッて。そこだけが気になる点。 ) ……、 ( ハ、と短く息を吐き、屍に十字を切ッて。 )( 隅ッこに申し訳程度に置いてある椅子に どかッと腰を下ろした。 ) アメ、止まンねー。 ( 仮面を核側にずらして、窓から見上げる空模様。この雨はもう何日目だ。 ) [Thu 22 Oct 2009 20:23:22]
お知らせ > グレーテルさんが来ました。 『( ―――…。 )』 [Thu 22 Oct 2009 20:17:32]
お知らせ > ヴァリス(中年)さんが退室されました。 『っと 暴れるな暴れるな ( と、意識を取り戻しかけたのを押さえ込んだ )』 [Thu 22 Oct 2009 02:55:32]
ヴァリス(中年) > 大丈夫 ――― かな? ( ぐぃ、と汗を拭う。しかし、それにしてもこんな状況であの子は一体何処へ行ったのか。不安に思うが、首を振る。だめだ。不安に思えば誰だって不安に思う。赤毛の彼女も、吸血鬼の彼も、雷電の同僚も、自立した家族のことも、袂を別ったバニラの少女のことも。そのほかにも一杯。 VHGの人も。 自警団の人も。 傭兵の人も。 娼婦の人も。 全部 ) 艶子さんとか即効で首を突っ込みそうだけど、ねっ ( 突っ込んでいるのだろうか。わからないけれど。そういう意味では皆首を突っ込みそう。 故郷にでも帰ってくれてるといいのだが。 ) ――故郷 ね ( と、苦笑い。 自分に帰るべき故郷は存在せず、そしてヴェイトスを第二の故郷などと言うつもりは無い。ゆるり、と一拍を置いてから首を振った。今はそんな事を考えている場合ではない。 意味もない考えだった ) よっし! こっちはOK! 異常なし! 撤収しよう! ( 「おう。こっちもだ」 元同僚達と頷きあい、暴れていた黒い人を連れてギルドへと戻っていこう。 ) [Thu 22 Oct 2009 02:53:52]
ヴァリス(中年) > ( すでに状況は市街にまで及び、小さな村は壊滅したとか、してないとか。そんな噂もちらほらと聞く。 ) ―――― ウォッシュベアーと同じなのかね これ ( 叩き伏せた男の手首を縄で拘束し、顎に伝う汗を拭う。数人が暴れているという情報を聞いてからやってきたのだが、いかんせん遅かった。あたりには血痕が数多くあり、せめて致命傷を受けた人間がいない事を祈ろう。 ) そっちは 終わったー? うっしゃ。 全員無事だ。よかったー ( 自警団、兵士、騎士団、教会関係、などと多くの組織があるヴェイトスだが、如何せん人手が足りない。小さな仕事がぽつぽつと傭兵ギルドに流れてきているし、傭兵ギルドも人手不足だ。だからって、昔所属してて、今フリーな奴に依頼としてねじ込むのはどうかと思うが。―――いや、全然普通の行動なんだが。 兎にも角にも、雷電時代の同僚数人で今回の騒ぎは拘束で落ち着いた。額から血を流している奴もいるので、はやく戻らないといけないか。ぐるりと、辺りを見回し、他に異常が無いか確かめる。これでまだ居ました、とかあったらトンボ帰りするハメになる ) [Thu 22 Oct 2009 02:41:43]
ヴァリス(中年) > ( 気がつけば、スラム、暗黒街はひどく危険な場所になっていた。どれだけ危険なのかなんて事は、言うに及ばず。初期に感染者が多かったとされる――っていうか感染者でいいのだろうか。わからないけど。――スラムでは、それなりに凶暴な輩もいる。というより、 ) そこ! 便乗して暴れてるし! ( なんて。この乱痴気騒ぎに乗じて店から品物を略奪しようとする輩もいるわけで。兎にも角にも、全身を黒っていうか、もうほとんど黒い人を拘束するのがお仕事だ。飛び掛ってきた男を往なし、腹に膝を叩き込む。地面に落ちる前に首の後ろに木刀の柄を叩き込み、昏倒させる。無駄で隙だらけの動きだったのが幸いだったが。これで訓練された騎士や傭兵が暴れだしていたらどうなるんだろう。考えたくも無い。 ) ――― もう 傭兵半引退してるってのに! ( 傭兵が暴れていたら大変だ。という事でギルドからの「お願い」が来たのだから、受けるけど。もっとも、それは特別なことではないのだが。 ) [Thu 22 Oct 2009 02:34:53]
ヴァリス(中年) > ( 黒山の人だかり、という言葉通りの光景がそこにはあった。それも、群れをなしてデモ行動をしているわけでもなく、ただ乱暴に辺り一体を破壊している。先日、他の地区でハラエががんばっていたという話は聞くが、隅々までは手が回らなかったのだろう。 ) ――ったく、 スラムでこの有様なら暗黒街ではどれだけなんだ。もう――! 無駄に力強いし! ――殺さず拘束なんて仕事、傭兵に回すなよな! ( 傭兵ギルド、雷電からの依頼である。黒い病だとかシミだとかよくわからないけれど。兎に角、暴徒と化した浮浪者が暴れまわっており、それを拘束し、一時的に牢に放り込むとかなんとか。それ以前にもう――この黒いの、他の人殺してる可能性があるんだから、無理難題とは思う。獣を相手にしているのと変わらない。殺してしまったとしても、責は無いのかもしれないが、目の前の数人は、もう無茶苦茶だ。 ) ――たったといく! ( 他の傭兵数人と一緒に、木刀を構えて突撃した ) [Thu 22 Oct 2009 02:30:10]
お知らせ > ヴァリス(中年)さんが入室されました。 『―――だぁ! 多いなこの黒い人!』 [Thu 22 Oct 2009 02:25:45]
お知らせ > 十示さんが退室されました。 『この術師の努力が報われるのであれば、貧民街の一角では──ある程度、被害が緩和されるだろう。』 [Wed 21 Oct 2009 21:51:26]
十示 > インクをふき取るのに、ナプキン一枚で足りなければ、どうする? 簡単だ。 二枚、三枚。 何度も拭いて、拭い取れるまで繰り返せばいい。 (…そう。 何度でも、だ。 少しでも効果があるのなら──何度だって繰り返してみせる。) [Wed 21 Oct 2009 21:48:54]
十示 > ……この“カタシロ”は、川に流す。 ここまでが、陰陽道の呪詛祓い“形代流し”という。 (不安げな様子の、彼らに──あまり、得意ではないが…微笑を作ってみせると) 大丈夫だ。心配は要らない、効果はあった筈だ。 ──ただ、呪いが大きすぎて、紙一枚では祓い切れないらしい。 [Wed 21 Oct 2009 21:45:22]
十示 > (祝詞を奉る頃には、怪異は収まっていた。 何事も、無かったかのように。 どす黒く染まりきったヒトガタも、彼らの黒い染みも──そのまま。 ) ──しぶといな。 ( 根競べとなるかもしれない。) [Wed 21 Oct 2009 21:40:57]
十示 > ──(黒く染まった紙が、じゅくじゅくと黒く毒々しい水を染み出させはじめた──それを見て取るや、咄嗟に印を組み) ) ──言わまくも畏こき我が建御雷之男神をはじめ、天神地祇・八百万神々たちの御前に礼代の幣帛種々捧げ奉り── [Wed 21 Oct 2009 21:36:52]
墨染めの男 > ──(一座が、おのおのの“悪所”に、紙を擦り付ける様子を見守っていた。 次の工程の説明に移るのを見計らっていたとき──異変が生じた。) (「わ…なんだ、これ!」 さっきの男だった。 紙が、見る間にどす黒く染まっていく。──こんな顕著な反応など、見たこともなかった) [Wed 21 Oct 2009 21:30:39]
墨染めの男 > 息を吹きかけてもいい。 自身の“悪所”に、そのヒトガタを擦り付けてもいい。 ──とにかく、あなた方の身に降りかかった“呪詛”を、その紙へと移す。 (「こう、でいいのか…?」 恐る恐る、と言った様子で、顔に染みの浮かんだ中年男が顔に紙片を擦り付けている──) ああ、それでいい。 ほかの者も、皆倣ってくれ。 [Wed 21 Oct 2009 21:27:53]
墨染めの男 > (ヴェイトスを飛び回る、白黒の蝶。 それが撒き散らす呪詛と、この奇病、何らかの因果関係があろう──ということは既にハラエでも考察されている。 ──なるほど、病院ではどうにもならない筈だ。 とすれば、法師の端くれとしては、効果の有無に寄らず、やれるだけの事をやりたくなるというものだ──) 身体に、黒い染みが浮かんでいる箇所。 それが“悪所”だ。 このヒトガタの紙を、あなた方の身体に見立てて──悪所の部分を、撫ぜる。 (例を示すべく、人形の腹の部分を撫でて見せた) [Wed 21 Oct 2009 21:25:07]
墨染めの男 > (──腰に巻いた革帯に五本の刀を提げた、墨染めの着物を着込んだ男が、貧しい身なりの老若男女を前に、車座で。) ──今、渡したものは…あなた方の身代わりだ。 修験道では“カタシロ”という。 (人の形を象るように、切り抜いた紙切れを摘まんで、示し。) [Wed 21 Oct 2009 21:17:11]
お知らせ > 墨染めの男さんが来ました。 『“紙”はちゃんと行き渡ったか…?』 [Wed 21 Oct 2009 21:13:59]
お知らせ > スゥ@蝶さんが帰りました。 『( 逃げなきゃ。逃げなきゃ。 ――― )』 [Wed 21 Oct 2009 21:04:01]
スゥ@蝶 > ――――…… 、 ( ひらり、ひらり。 雨の中を蝶が舞う。 白と黒の、蝶々。 ) ……… ッ … 、 ( ソレが止まッた方向に眼を遣れば、 さッき己が躓いた黒い何か。 真黒に染まッた、其れは ―― 、 )  やあ ぁああああ…!!! ( 屍 だッた 。 ) ( こンな悲鳴上げる力が まだ残ッていた様。 ずり、と重い身体を引き摺る様に 歩いて、 ) [Wed 21 Oct 2009 21:03:46]
スゥ@蝶 > ……、 ( 狂おしい程の、 )  …………。 ( なンだろう。 ) ( ぷつり、と途切れた感覚。 涙で歪ンだ視界には、もう石も 流れる血液も無い。あるのは泥だらけの己と、降り続ける 雨。 )  ――――… ぅ、 ひ ッ、ぁあ…  ( 怖い。悲しい。逃げなきゃ、何から? 今頭をめぐるのは、己の感情のみ。 ) ( ぐし、と鼻を啜り、 両手で涙を拭ッて。 )  … ううぅう…ッ、 く ろ ぉ…。おかー さン …ッ、 ( もう 歩くのも 疲れた。 ) [Wed 21 Oct 2009 20:54:25]
スゥ@蝶 > ―――――――…… ッ、 ( 色々に交差する感情の中で 最後に思うのは、 )  ( 狂おしい程の、  狂おしい程の ――――― …… 、 ) [Wed 21 Oct 2009 20:44:53]
スゥ@蝶 > ( 世界が反転した様に、ぐるぐると奇妙な感覚が付き纏う。 ) ( 何度も何度も、投げつけられた石に。がつン、と嫌な衝撃が纏ッて。 …ぼたッ、と腕に零れるのは赤い 赤い 血液。 ) ――― ひッ、 ぅ…! ( 勢い良く身を起して、頭に触れる。 その間も肌に赤く、赤く 液体が流れ落ちて。 )  ――― やッ、 やだ、 ぁあ… ッ、 ( 気持ち悪い。お腹空いた。如何しよう。嫌だ。 寂しい。如何しよう。喉が渇く。 気持ち悪い。 ――己の感情と、誰かの感情が ぐるぐると入り交ざる。 )   …… あああぁあああ ッ…!! ( 頭を抱えて、身を小さくする様に屈ンで、 ) [Wed 21 Oct 2009 20:44:07]
スゥ@蝶 > ――――……ッ、 ( ぜッ、ぜッ と短い息が零れる。もう嫌だ、もう無理だ。 走れない、歩けない。洋服も身体も泥だらけで、空からは追い打ちをかける様に冷たい雨が降り続く。 )   ……、 う 、ぅ、 … うぇ …ッ、 ( ボロボロと涙が零れて。 ) ( ぽわン、と頭に思い浮かぶのは家族の顔。お父さン、お母さン、弟。 …お母さン、帰ッて来てたのかな。起きた時には姿が見えなかッた けど、 )  … あ いたい …。 ( けど、逃げなきゃ。 何から?―― 考える事も、もう 面倒臭い。 ) ――― うぇ ッ、 ぅ、 うあぁ …ッ、 ( ボロボロ、ボロボロ。なンでこンなに涙が流れるンだろう。 )  ――― ッ! ( 思ッた矢先に 飛ンで来た石。 ) [Wed 21 Oct 2009 20:35:21]
スゥ@蝶 > ( ばしゃン、――水溜りが跳ねる。 )   …… ッ、 ぅ 、 ……ッ、  ( 逃げなきゃいけない様な気がした。何から? 何からかは解らないけど、逃げなきゃいけない様な気がした。 ) ( 雨の中、傘も差さずにスラムを駆ける。 ひらり、ひらり。飛ぶ蝶は見ないフリ。 )  ( 何かが追いかけて来るような気がした。 )  ―――――… ぅ あッ、 ( つン、ッと 黒い何かに躓いて。 雨に濡れた土の上へ、転ンだ。 ) 【判定】 [Wed 21 Oct 2009 20:25:08]
お知らせ > スゥさんが入室されました。 『( にげなきゃ。 )』 [Wed 21 Oct 2009 20:20:54]
お知らせ > プリムラさんが退室されました。 『( ――― 少年の腕の中、 寝息を立てながら少女は帰宅。 )』 [Tue 20 Oct 2009 01:20:04]
プリムラ > ―――― … ( それほど強く抓ったつもりはなかったので、 少年の反応を見て、 ぱちくりと驚いたように桜色を 大きくして 。 それから、 ふ と 眼を細めて微笑むだろう 。 ) ( 抓られたまま は、 手が疲れてしまうので少ししたら下ろすだろう 。 抱き上げているだけでも十分大変だろうし ね 。 と 。 ) ――――― … ( 敬語に戻った少年をもう一度見れば、 少女は眼を瞑って。 抱き上げられている時の 独特の振動に身を任せ、 家につく頃には眠っていることだろう。 殺すことを視野に入れられていたなんて考えもしない少女は、 無防備な姿を 晒し続けるのだろう。 ) [Tue 20 Oct 2009 01:18:42]
お知らせ > ライヴィスさんが退室されました。 『( ありがとう、ごめンなさい。 ―― 主に恐怖を与えた罪は、きちンと償おう。 )』 [Tue 20 Oct 2009 01:12:34]
ライヴィス > ( 財産なンて興味が無い。己が欲しいのは、一人の人間ッて立場と、自由くらいなモノだ。 今の状況を、幸せ だと思うから。失うのが 怖い。 自業自得 なのに、 )   …、 ( 何も言わぬまま、少女を抱きあげて。 今後如何したら良いのか、家で売却を言い渡されたら やはり殺すしかないか、 そンな事考えていれば、 ) ―――― ッ、 いッ、い ゥ… ッ !? ( 頬を抓られた。痛くは無い けど、少女からは予想のつかない行動で 。驚いた様に 眼を丸くする、 )  …… う、 ァ、 …、 ( ぱちぱち、ッと瞬きを。 )  ――― はい、 プリムラ様 。 ( 抓られたままなら、ちょッと恰好付かないけど。 微苦笑浮かべて、 少女を抱きあげたまま、 家へと向かおう。 ) [Tue 20 Oct 2009 01:08:20]
プリムラ > ( 身内は遠い異国の地 。 もし少女が死んだとして 、 少年がうまく偽造すれば死んだことが判明するのは大分後になるかもしれない。 その間 、 少女の家の財産は少年のものに なるだろう 。 ―――― ま ぁ。 するなら解放奴隷になってからしたほうが良さそうな気はするけれ ど 。 ) ( 少年から出たため息は 少女に聞こえた 。 けれどその意味までは分からず 。 抱き上げてくれるなら、 大人しく抱き上げられるだろう 。 そ と左手を少年の頬へと伸ばそうとして。 触れることが出来たなら、 痛くない程度に軽く 抓って ) ―――― こわかった から、 家まで  このまま ……… 。 ( 主人に 害 を与えた罰は 、 これにしよう。 と 決めた。 自分も楽だし。 一石二鳥。 ) [Tue 20 Oct 2009 01:01:53]
ライヴィス > ( 細い首を絞めて殺す なンて己には簡単な事だ。抵抗されるでも無い様だし ―― ひた、と手に触れた少女の頬は、何時もより冷たかッた。僅かに、眉を顰め、 )     ―――…、 ( 「 だいじょうぶ? 」 ) ( 其の言葉に、ぱちり、と驚いた様に瞬きを。 今危険に晒されてるのは、彼女だッて云うのに。 )   …、 ( 返事の代わりに、溜息をひとつ吐いた。 )  … はい、 戻りましょう か。 ( 身体全てを地に付けた少女 を、首に伸ばした手を背へと移動させ、 抱き上げようとしながら、 )  ―――…… 、 ( ごめンね、 ッて言葉は 音にならなかッた。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:51:32]
プリムラ > ( ―――― 多分 、 彼の行動は 奴隷 としてはやってはいけない部類に 入るだろう と 、 考える 。 ならばおそらく自分は 、 彼に何か罰を与えなければならない とも、 思う 。 奴隷でないにしろ、 明らかに 害のあること をしたのだから 当然だ 。 ) ( 血の気が失せ 白くなった頬に少年の冷たい手が伸ばされた 。 熱を持たない 死体の ―― 。 ) ―――――― …… だいじょう ぶ ? ( 短く紡がれた言葉を聞けば、 そんな問いを 返して 。 それから 、 身体を起こそうとするものの、 頭を少し上げただけで コテリ とすぐに後頭部も地面につける。 ) ―――――― いえ … もどり たい …。 ( 少年が 自分の首を絞めて殺してしまおう なんて考えているとも知らず 、 そう 言うだろう 。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:40:59]
ライヴィス > ( くらくらとさッきまで歪ンでいた視界は、鮮明に景色を映しだし。 桜色が、見えた。元より白い少女の肌が、更に血の気を失ッた様に 見える。 己の口の中に残る味は、確かに 少女の ――、 )     … あ 、ァ、 ( 奴隷である以上、主には手を出さないと決めていたのに。 ) ( どこか苦しげに眉を寄せ 瞳瞑る少女の頬へ 手を伸ばして。 )     …ごめン。 ( 短く 言葉を紡ごう。 )  ( 幾ら彼女がお人好しであッたとしても、 自分を殺し掛けた奴隷なンて 傍に置かないだろう し。 己は何時も自分が最優先だ。 )  …… 、 ( 檻に戻る位なら 今此処で 少女の首を絞めて 殺してしまおう 、 なンて。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:33:12]
プリムラ > ( 押さえつけられる力が緩めば 、 安心したような息を吐く 。 キィィ と 耳鳴りがするのは 貧血の所為だろう か 。 耳鳴りと 吐き気 眩暈 。 少女は眉を 寄せて それに耐えよう 。 鈍い思考の中 、 首筋から牙を離されたのが分かった 。 紅い瞳を 、 桜色はただ静かに 見返すだろう 。 ) ――――― …… ( けれどそれも長くは続かず 、 眉を寄せて瞼を閉じる 。 少年に 、 何か声をかけるべきだと 頭のどこかで 考えているものの、 かけるべき声までは 浮かばない 。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:27:20]
ライヴィス > ( 口の中に血の味が広がる。彼女の肩を押さえ付けた手の力は、少しだけ緩み。 )    ――――…、 ( 欲は止まらないものだ。1を手に入れたら、其れ以上が欲しくなる。 嗚呼 全てを飲ンでしまおうと 思う程、其の血は甘く、美味しい 。 )       …、 ( 名を 呼ばれた。 ) ( 血を吸えた為か 徐々に思考が回復して来る。感情だけ、欲望だけの 頭ン中に、理性ッてもンが働く。 ) ( 視界に映る首筋に、 ひとつ瞬きをして。ゆるり、牙を離せば 顔を上げて 少女を見遣ろう。 )     ……… ッ、 ( 何 やッてるン だろう。 ) ( 状況が 飲み込めなくて。 体勢は其のまま 赤い瞳が、雪色 と、桜の色を 映す。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:19:31]
プリムラ > ( 首筋に突きたてられた牙の 痛み 。 そして、 その部分がとても とても 熱く感じた 。 身体からどんどん血が抜けていく感覚は 、 昔に感じたことのあるもの。 ――――― あの時ほどの恐怖は 無いけれど 。 少年が吸血鬼だと知って、 買ったときから 心のどこかで 覚悟はしていたことだから か 。 ) ―――― … ( は と 小さく息を吐く 。 心なしか手が 冷たくなっていく気がした 。 このまま 体中の血を全て吸われて 自分は死んでしまうのではないかという 不安が どんどん どんどん 大きくなっていった 。 ) ―――― ……… イ …ヴィス … く … ( もう一度 、小さく小さく 、 名前を呼んでみよう か 。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:10:15]
ライヴィス > ( 小さな声で掛けられた己の名は、耳に届かない様。 ひどく、喉が渇く。ちまちまと動物の血で補ッていたところで 限界があるらしい。 肩を抑えても 少女は抵抗する様子が無く、 其のまま 首へと遠慮無く牙を突き立てた。 )      ……、 ( 流れ込ンでくる血液を 喉を鳴らして飲みこンで。死体なンかより ずッと美味しい。 血が巡り、身体が軽くなる様だ。 ) [Tue 20 Oct 2009 00:02:19]
プリムラ > ( 人を襲うくらいに症状が進行した人間は、 死に近づいているのだろう が 、 少女も 、 おそらく少年も そんなことは知らない。 もしかしたら殺したほうが この人間にとって幸せなのかもしれなかった か 。 ) ――――― ? ( 倒れた少年の様子がおかしいことに 少女は気付いたようで 。 ライヴィス君? と 小さな声で名を呼ぶだろう 。 ただ静かに、 歪んだ三日月形の唇を 見た 。 肩を押さえつけられれば 恐れるように身体を強張らせるが、 抵抗する様子は見せないだろう 。 だから ――― ) ――――ッぁ ……… ( 首筋に 牙を突き立てられる感触が あった 。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:54:34]
ライヴィス > ( 病気になッて、不安で狂ッてしまッたのなら、何て迷惑な話だ。いッそ殺してやッた方が此の男にとッて幸せなンじゃ無いか、 ッて思ッて。やはり自分は冷たい人間なンだと再確認。 人間じゃ、無いけど。 )    …… ッ、 ( 少女のお陰で余り倒れた痛みは無い。 すみませン、ッて一言告げる余裕も無い程の 喉の渇き。不意に空腹が訪れる みたいに、喉の渇きも 突然激しくなる。 )     ―――― 、 ( 白い首筋が映ッた。 死体なンかじゃ無い、健康な。年若い 少女の首。 ) ( 唇を三日月形に歪めて。倒れこンだまま、片方の手は少女の肩へと 抑えつける様に。 抵抗されないのなら、其のまま、 その首筋に牙を突き立てン と 。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:46:53]
プリムラ > ――― そう だね …。 病気になったら、 怖いし、 不安になっちゃうもん ね … 。 ( 仕事もできなくなれば生活にも大きな影響が出る。 そういうストレスがたまって、 狂気になったのだろう か? と、 考えて 。 ) ――――― ぁ ……… ッ …ぅ ……… ( 少年の身体を少女は支えることが出来なくて。 出来たことと言えば、 自分がクッションになって少年が怪我をしないように出来たことくらいか? ぱちぱちと瞬きを繰り返す少女 。 少年の目の前には、 少女の白い首筋があるだろう 。 ) ――――― だいじょうぶ …… ? ( そう問う声には、 心配そうな響きが混じるだろう。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:40:30]
ライヴィス > ――――…気でも狂ッてのかもしれませンね。 病気になッて…。 ( 奇病に関して詳しくは無いが。全身が黒くなッて死ンで行くッて事くらいは 噂で聞いた。 不安を殺す為の行動なら、襲い掛かる相手は誰でも良かッたのかも、知れない。 )      …、 ( 少女を映してた視界は、土へと移動して。 あァ倒れるな なンて変に冷静だ。 )  ( 倒れる直前に、少女の細い腕が 身体に触れた。 けど、重い物なンて滅多に持たない様な彼女に、己を支えられるとは 思わない。 )   ……… 、 ( 一緒に 倒れてしまッたのなら。 眼の前に、貴女の白い首筋が映るだろう か。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:35:44]
プリムラ > ――――― だって …… 急に追いかけてくるなん て、 思っていなかった の …。 ( 言って 、 更に肩を落とす 。 周りは見ていたつもりだったのだが、 見ていたからこそ追いかけられたのか? 倒れた男は倒れたまま。 理由を聞いても答えることは無いだろう 。 ) ( 兎にも角にも 、 慣れぬ場所を警戒心薄く出歩くのは危険だろう と、 知った 。 今度からはもっともっと気をつけよう 。 )  …… うん、 家 に  ――― ( 少年の言葉を受け、 そう答え   たが、 傍にいる少年の身体が傾いたのに 気付いた。 ) ―――― ぁ  ( 危ない 。 そう思って 、 支えようと手を伸ばすけれど 、 少女の力で少年を支えることは できるのか ――― 。 一緒に倒れてしまうそうなきがする。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:28:51]
ライヴィス > ( 蹴り倒したけど殺していないだろうし、主との約束は破ッて無い、なンて自分に言い聞かせ納得して。 泣きやンだ様子見遣れば、背を撫ぜていた手を離し、 )  ――――― 蝶? ( 言葉に、視線を 空飛ぶ蝶へ。至る所に飛ンでる この蝶か。 )    …、 ( 溜息一つ。 )  まァ、此の時期に蝶は珍しいと思いますけど。 … 周りは見ないと駄目ですよ。 ( こンな恰好してスラムを歩けば、鴨が葱を背負ッてくるようなもンだ。自衛も出来ない様な、幼く弱い少女だし。 )    ―――… 取り敢えず、此処に居たら いつソレが起きるのかも解りませンし、 家に移動  … ―― 、 ( あ、眩暈。ぐらッと世界が反転する様に 歪む。 ) ( 前に血ィ飲ンだの 何時だッたッけ。 身体が前に倒れるのを 止める事も出来ず。そンな事 ぼンやりと考えた。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:21:06]
プリムラ > ( 蹴り倒したのは、 状況が状況なので咎めるつもりはサッパリ無いのだけれど 、 なんだか時々、 この少年が分からなくなる 。 少女のイメージでは 温厚みえる なのだが、 それが 疑問に思うときがある 。 唯 主人と奴隷 という関係上 当然なのかも しれないけれ ど 。 ) ――――― … 蝶 を … ( なぜこんな場所へ  聞かれれば 、 しょんぼりと 肩を落として。 ) 変な蝶 を 、 追いかけて ――― 。 ( そしたら、 スラムまで来てしまったのだ と 。 ) [Mon 19 Oct 2009 23:12:10]
ライヴィス >   [Mon 19 Oct 2009 22:59:53]
ライヴィス > ( ポンポンと背を撫ぜて、零れ落ちる涙を 何度も拭う。 )  ――――…、 ( 時折、蹴り飛ばした男へと視線を向けて 動かないか確認なンてしつつ、少女が落ち着くのを待とう。 …あァ蹴り飛ばすのは流石に主の前では拙かッたかなあ、なンて 思いながら。 )   … ン、 ( 漸く零れ無くなッた涙に 安堵した様な吐息を吐き、 )  ……、 いいえ。当然の事ですから。 ( お気になさらず、と。 礼を云われた後に、少し躊躇う様な間が空いてから、 )  プリムラ様、何故ひとりでこンな場所へ?  [Mon 19 Oct 2009 22:54:34]
プリムラ > ――――ッ … ( 少年が ひどく慌てた声音で言う言葉が 聞こえた 。 怖いものも居ない と言われるのには、 コクコクと 頷く 。 ごめんなさい。 と 謝ろうとしたのだが、 声が詰まって 言葉が出なかった 。拭われても、 暫くは涙は止まらないだろう。 けれど背を撫ぜられていれば、 そのうち落ち着いて、 涙も止まる 。 ) ――――― … ごめん なさい ………。 ありが とう … ライヴィス君…。 ( 落ち着いてから、 もう一度お礼を言って。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:49:33]
ライヴィス > ( トントン、ッと爪先を地で叩く。あの男の血が付着している様で気分が悪い。 ―― 差し出した手に、少女の白く細い手が触れれば、少し力を込めて 立ちあがる手伝いを。 ) ―――…… いえ、 ( 鈴が鳴る様な、小さな声が聞こえて。 ) ( なンだか落ち着かない沈黙。 …何かを言葉にしようとしつつも、何も思い浮かばず。居心地が悪そうに、少女と空を舞う蝶へ視線は 交互に。 )  ―――― え、 ( 二度目に視線が少女に戻ッた時、人形の様な顔が歪ンで 零れた涙。 間抜けな声を一つ洩らせば、 )  えッ、あ、ッと…!もう大丈夫ですよ、怖いもンも居ませンし…! ( 次に出る言葉は酷く慌てたモノ。片方の手は少女の背を撫ぜようとしながら、 もう片方の手で涙を拭うおうと。 ハンカチだなンて大層なもンは持ち合わせて無かッた。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:39:14]
プリムラ > ( 男が口を開かなくなり、 静かになった暗い裏路地 。 此方に向き直った少年から出た 言葉 。 返す前に 手を伸ばされて。 ) ――――――― …… あり がと …う 。 ( 小さな声で礼を言えば、 震える手を伸ばし 、 少年の手を取り 立ち上がろう と 。 ) …。 ……。 ……… 。 ( それ以上 、 何と言えばいいか分からなくて、 言葉が思い浮かばなくて。 ただ、 思い返せば、 思い返すほど、 とても とても 怖くって 。 ふにゃ と 顔を歪めれば、 涙を流すだろう 。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:32:18]
ライヴィス > ( ガン、ガン 靴に蹴り上げる振動が伝わる。ぞくッと背筋を走る快楽に、僅かに口許は三日月の形に歪め。 )  ――― ハッ、何 意味解ンない。 ( 耳に届いた叫び声は 呪詛の様な憎しみの言葉。 馬鹿にした様に吐き捨てて、動かなくなれば 一度思いッきり蹴り上げた後、 一歩離れ、 )   ( くる、と 少女の方へ向き直ろうか。 ひら、と眼の前を飛ぶ蝶が煩わしい。 )  ―――… 大丈夫  ですか?お怪我は? ( 言葉を掛けながら、 ぼンやりとした少女の前へ手を伸ばそうか。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:24:51]
プリムラ > ( 起き上がろうとした男は 、 顔面を蹴られ 鼻から血を流し、 何かを叫ぶだろう 。 恐らく 少年と 少女に対しての 暴言 。 それはまるで呪う様に 。 恨みと憎しみのこもった眼で 睨み付けるだろう 。 けれども、 何度も蹴られれば そのうち気を失ったのか、 脳震盪でも起こしたのか 。 地に伏したまま微動だにしなくなる 。 ) ―――― …… ( 少女は そんな様子を ぼんやりと眺めながら 上体を起こすだろう 。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:19:37]
ライヴィス > ( 巻き込むなンて、奴隷相手に気にする必要等無いのに。 ―― ガンッと言う派手な音の割には 男には大したダメージは与えられないンだろう。元々其処ら辺で拾ッた木の棒は、強度がそンなにある訳でも無く。 ) ――――… ッ、 何これ。 ( 訳が分からない。ここ等にすンでる人間ッて云うのは何となく解るけども。 強盗とも違う。狂ッてる、オカシイ人間 ッて表現が似合う 様な。 )   …ッ、 ( はあ、と一つ息を吐いて。手が痺れた様に 痛い。己は戦闘には向いていないンだ。そンな事、した事も無いし。 )  ――――― 、 ( 地に伏した男が、立ち上らンとする様子見遣れば、舌打一つ。 其のまま、 顔面を蹴らンとする。 )  ( 此の状態で主を連れて逃げるなンて出来無そうだし。 殺すまではいかなくとも、気を失う位まで 何度も、何度も。 ) [Mon 19 Oct 2009 22:12:16]
プリムラ > ( だって、 追いかけられてる状態で 少年のほうに走っていったら 、 巻き込んでしまうかもしれないじゃないか ッ … 。 けれど迷っていた分 状況は悪いほうに転んだ という 。 ) ( 後ろに転び 、 少女は男を見上げる格好 。 黒い肌の男は ただただ 狂っているようにしか 見えず 。 実際 狂っているのだろう 。 この状況に 、 少女は恐怖を感じるけれど 、 ひらり ひらり 。 白と黒の蝶が どこかへと 飛んでいくのを 、桜色の瞳で どこか ぼんやりと 眺めていた。 ) ( ――― ガッ という 音がしたと思えば、 少女の視界に入るのは 黒い男から 良く知る少年に 代わる 。 ) ( 少女を追いかけていた男は 少年から棒で殴られ 盛大な音と共に地に伏す 。 けれど すぐに、 起き上がろうともがくだろう 。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:59:32]
ライヴィス > ( 白の髪に、此の辺りじゃァ珍しい上等な服。主人を見間違える訳も無い。 ) ――― あ、ッ …! ( ぴたり、と少女の足音は止まッた、のに。耳に届くもう一つの 足音。其れを認識すると同時に、 其の黒く細い人間の腕が 少女に伸び た。 ) ――― ッ、バッ… ( 馬鹿、止まンな ッて紡ごうとした言葉は音にならず。 ただ、其の少女を庇う様に 木の棒の無い方の手で掴もうとする が、 )  ( 手は届く事無く、 空を切ッて。 )  ( 転ぶのを助けるより、こいつを先に如何にかする べきか。 ) ――――― ッ、 ( 一気に利き手に棒を持ち変えて、其の 男の顔面に力いッぱい 殴り掛らンと する。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:52:50]
プリムラ > ( 自分が 何かをしたワケではないのに、 その人間は 突然追いかけてきた。 後ろで何かを叫び喚いている気はするけれど 、 何と言っているのか 分からない 。 ただ、 分かるのは 、 逃げるべきだ ということだけ。 ) ――――― ぁ 。 ( 曲がり角を曲がり 、 誰かが立っていた 。 金色の髪 。 紅い瞳の少年 。 それはよく知っている姿 で。   そう認識すれば、 ピタリ と 、 足を止める。 流れる間は どうしよう? という迷い 。 ) ( 少女を追いかけてきた人間は その隙を逃さず 。 少女との距離を一気に詰めて 、 少女の雪色の髪に 手を 伸ばし 、 ぐいっと ひっぱるだろう 。 スラムの人間なのか、 体格はあまり良くない 。 痩せた 黒く 細い腕。 ) ( ガクンッ と 頭が後ろに引かれ、 少女の身体は 後ろに転ぶだろう 。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:45:33]
ライヴィス > ( 誤字。 しかも一ねずみ人ッてなンだろう、全く。 しかも一人じゃ の間違い だ。 おーあーるぜッと…。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:37:32]
ライヴィス > ( こン、こン、続く音に足音だ と気付く。しかも一ねずみ人じゃ無いッぽい。 ) ―――…… 、 ( 手を鼠に向ければ、鼠は腕を伝い 肩へとのッて。さて、如何しようか。面倒事に巻き込まれるのは御免だ。この辺りで、立ち止ッていれば 大丈夫か、 )  ( と、思ッたンだけれど、 )  …… うわ、来るッぽい。 ( 足音は段々近く 聞こえて来る。どッかに隠れ様にも 一番近い曲がり角は、足音が聞える方向。 手に握ッたままの 木の棒を 強く握りしめて、 )  ――――…、 ( 殴れば怯ンでくれるかな、なンて 思ッた。 のに、 其の曲がり角から 飛び出して来た人物見遣れば、ぱちッと驚いた様に 瞬き一つ。 )   ( あれ。でも、足音は一つじゃ無かッた 筈。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:36:23]
> ( その足音は 軽く 早い 子どもの足音 。 最初はゆっくりと歩いていたのだったが 、 だんだん速くなり、 ――― 今では、 遅いけれど 走っていた。 その後ろに 肌が黒くなった人間 。 引き連れている ワケでは無くって 。 ) ―――― …… ッ … ( 今 スラムで流行っている奇病の 特徴のひとつ 。 症状が進行すると 誰彼構わず襲う という 。 つまり 少女は ――― 追いかけられていた。 ) ( 追いかけてくる人間をまくためにだろう 。 裏路地に入って 。 そしてきっと その先に 、 少女をよく知る少年は いるだろう。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:30:09]
お知らせ > さんが入室されました。 『( その音は 誰かの足音 )』 [Mon 19 Oct 2009 21:23:17]
ライヴィス > ( 鼠が噛ンだ部分から血が浮かぶ。 こくン、と僅かに喉が鳴ッて。直ぐにでも飛び掛かッて飲み干したいけど、我慢だ。毒だッたら嫌だし。 )  …、 ( 浮かンだ血を 鼠が舐める。――別に変な味がするわけでも無い様で、状態は普通。少し待ッてみるか。 時間を置いてから害の出る毒ッて云うのもあるし。 )  ――― に、しても。うざい。邪魔。何これ。 ( ひらひらッと跳び回る白黒の蝶に。訝しげに眉を潜めて。 )     ( こン、と背後で 音がした。 ) [Mon 19 Oct 2009 21:13:46]
ライヴィス > ( 取り敢えず、突ッついてみる。死ンだ様に見せ掛けて生きていたら嫌だし。 )  ( 手で直接触るのは気味が悪いから 其処ら辺に落ちてた木の棒とかで。 )  ――― もしもーし。 ( 生きてますか、死ンでますか。 )  ( 返事は無い。死ンでる様だ。 さて、 ) ――― ねえ、少し齧ッて 飲ンでみてよ? ( 肩に乗ッかッてる使い魔の鼠へと 声を掛けながら目配せして。ぴょンと、何も言わず鼠は肩から降りる。恐る恐る、といッた風に 黒の死体へと、近寄ッて ――、 ) [Mon 19 Oct 2009 21:05:30]
ライヴィス > ( 眼の前にある死体は 黒だッた。 ) ――――…気味悪。飲めンのかな、これ。 ( スラムの一角。建物が並ぶ裏路地 で。何時も通り渇いた喉を潤そうと、此処まで来たわけ だけれど。 ) ( 何時も以上に死体があッて、己が見付ける死体はどれも 黒だッた。 )  …、 ( ひとつ 息を吐いて、其の死体へ近寄る。 ひらり、と眼の前に飛ンでいる蝶を払おうと 手を振ッて。 其の手は、蝶に触れる事無く 空をきッた。 )  変な病気がはやッてる ッて聞いたけど、 …ね。 ( 病気が流行ッてから、飛ぶ様になッた、白と黒の蝶。関係があるンじゃないか、とぼンやり思う。 まァ己には関係の無い事だけど。 )  ( 今の問題は 此の黒い死体の血が飲ンでも 大丈夫かどうかッて事だ。 ) [Mon 19 Oct 2009 20:53:41]
お知らせ > ライヴィスさんが入室されました。 『( 黒。 )』 [Mon 19 Oct 2009 20:47:00]
お知らせ > ドライツェ@蝶さんが帰りました。 『( そしてノックの音も止む。 またひとり誰かが、  )』 [Mon 19 Oct 2009 02:49:46]
ドライツェ@蝶 > ………あなたは一体、 ( 蝶が誰かの意思であるなら )  何をさせたいんですか――――【判定】 [Mon 19 Oct 2009 02:48:19]
ドライツェ@蝶 > ( けれど、逆にもし、そこに誰かの意図があるのなら。 ――乗ってみるしかないんだろう )( 続く激しいノック。 風に乗って怒号と悲鳴がここまで聞こえてくる。 誰かと誰かが争っている。 見なくとも分かる、きっと拳を振り上げた誰かの肌は黒く斑に染まっている。 ――――ぱたりと悲鳴が止んだ。 多分、自分は今誰かを見殺しにした ) ――――…………  [Mon 19 Oct 2009 02:44:30]
ドライツェ@蝶 > ( 子供の泣き声。 容赦なく投げつけられる石のつぶて。 辺りを埋め尽くす亡骸の山、それを生む石斧と銃声。 その持ち主の哄笑。 ――――目には見えずとも視界のどこかを絶えず舞う蝶の先で見たものたち。 見た場所はスラムと墓地と、川辺と――――聞いた話では、海でも。 …それは蝶のせいなのか、それとも場所のせいなのか―――― )  ……縛られた魂。 ( 根拠はこれといってない。 拝み屋の経験がそう思わせただけ。 ) [Mon 19 Oct 2009 02:38:17]
ドライツェ@蝶 > ( 少し前に鏡を見た。 黒班は更に広がっていて、額のそれは前髪で隠しきれなくなっている。 ――このまま、例えば顔の半分。 そこから更に広がって、頭部全体。 もしそこまで痣が広がりきってしまったら――――その頃はもう、自分でなくなっているかもしれない。 根拠はなく、けれど今も叩き続けられる扉の音をただこうして聞いていると、そんな気がした ) …  。 ( 否定するよう、毛布の中で小さくかぶりを振る。 ――あれはただの幻のはず ) [Mon 19 Oct 2009 02:32:47]
ドライツェ@蝶 > ( 頼られるものはそのようにあらねばならない。 ――ひとが頼り恃むは主であり、自分では無論ないのだけれど。 自分を通して、神の威光に瑕をつけるわけにはいかなかった )( けれど、それもただの怠惰でしかないのかもしれない。 ――頭が酷く重かった ) [Mon 19 Oct 2009 02:26:49]
ドライツェ@蝶 > ( それは自分たち同様、黒死病の兆候にも似た黒斑に怯え堪らず救いを求める声かもしれない。 或いはもっと深刻で、黒班持ちに襲撃される誰かの悲鳴かもしれない。 ――けれど、扉の外の切羽詰った求めに対し入り口を開けはしなかった。 ――まず、起き上がるのも難儀した。 かけたままの眼鏡を外すのも、着替えることさえ、今は酷く億劫な。 )( ――――それから、理由はもうひとつ。 救済を求めて訪れた先の教会で、やっぱりその黒斑を見たひとは、そこに何を見出すだろう ) [Mon 19 Oct 2009 02:22:52]
ドライツェ@蝶 > ( 誰かが激しく門戸を叩いているのが聞こえる。 ――ちっぽけな教会の礼拝堂から続く、簡素な部屋の簡素なベッド、簡素な毛布の中にも。 その音は届いた ) [Mon 19 Oct 2009 02:17:06]
お知らせ > ドライツェ@蝶さんが入室されました。 『( 教会の奥 )』 [Mon 19 Oct 2009 02:15:09]
お知らせ > リシェルさんが帰りました。 [Sat 17 Oct 2009 23:19:44]
リシェル > (息を切らせて走り続けた。クソッ、クソッと心の中で何度も呟く)(だからそんな目で私を見るなよな) ――――ぜ……はっ………。 (そして走り疲れた私は膝に手を置き立ち止まる。)(周りの風景を見る。知ってる場所だ。少し歩くけど元のみんながいる所にはちゃんと帰れる)(痛みに気付いて後頭部に手を当てた。血だ。壁にぶつけられた時に少し切ったか) …………… (血の付いた掌をギュッと握りしめて歩き出そう。) [Sat 17 Oct 2009 23:16:43]
リシェル > (人は理由を付けたがる。肩書きに安心して価値のないその欺瞞に踊らされる。黒死病が吸血鬼や魔女の仕業と言われたように、だから原因不明の病が流行れば理不尽な理由で憎しみの矛先を向けたがる) (私の家が故郷で迫害を受けたようにだ) ―――うっせぇぇぇ!!そんなの私が知るわけあるかぁ!! (魔女だのなんだの――そんなのが本当に出来てたら苦労するか。叫び返すと全力で金的をする。病人?知るかそんなこと) (これはくれてやると言わんばかりに急所を蹴られて踞る男に毛布を投げつけて路地裏から走り去ろう) [Sat 17 Oct 2009 22:57:31]
リシェル > な、何? (男は何かを囁いた。それがよく聞こえなくて疑問符を頭に浮かべる。今度はよく聞こえる怒鳴り声だった) (成り済ました魔女め!妙な病を俺達にばらまくな!!) ―――――っ………!? (その文句の内容に絶句する。両の目が違うのは悪魔と関わったからだとか。それとも元犯罪者の素性を知っていたからかもしれない。とにかく私は言葉を失った。違うとは言えなかった) (更に男は私を壁に叩き付ける。痛いな。このクソ野郎めが――――) [Sat 17 Oct 2009 22:44:58]
お知らせ > リシェルさんが入室されました。 [Sat 17 Oct 2009 22:36:28]
リシェル > (路地裏で修道女を壁に押し付けているのは黒い肌の男。ブラティリア―――ではない。肌には白い部分が痣のように浮かんでいる。奇病に侵されてもはや肌の色が逆転してしまったのだ) 苦しい…から…本当に。私達はほら、大聖堂から色々手助けに来ただけだからさ、ね、ね? (私の言葉も聞かずに目の前の男は壁に押し付けたまま憎悪の眼差しで睨み付けてくる。ふざけんな。こっちはそんな視線をされる覚えなんてないってのに) [Sat 17 Oct 2009 22:03:34]
リシェル > …………ね? (精一杯の媚びた笑顔を浮かべてみる。路地裏で絡まれてるのは毛布を抱えた修道女見習い。) いや…ね。その……暴力は何も解決しないと思うのよ。だから…さあ。えっと………… (大聖堂でも行われている今回の流行り病による救済措置。私はここらの地理に明るいから手伝いに来たんだけど―――こんな事になるなんて) [Sat 17 Oct 2009 21:50:19]
お知らせ > リシェルさんが入室されました。 『ま、待ってよちょっと』 [Sat 17 Oct 2009 21:38:32]
お知らせ > ユーリさんが帰りました。 『炊き出しの、始まりだ――。(厨房でキャラ変わるタイプ。)』 [Sat 17 Oct 2009 03:07:45]
ユーリ > おい、そこのガキ共――! 逃げるなよ。 これから食事の時間だ――。(物陰で様子を伺っていた子供たちを一瞥し、吐き捨てるように言って。) さあ、始めるとすっかな――。 (かぶっていたネコを全部脱ぎ捨てて、粗野な口調になって――) [Sat 17 Oct 2009 03:07:18]
ユーリ > ――材料は揃った。 場所も充分だ――あとは俺が本気を出すだけ、か。 (ぎちり、と、大振りの刃物を手に取り。) こンな場所だ、文句も出ねーだろ…、多分。 (獰猛な笑みを向けた――繰り返すが、ユーリ・スタノヴィッチは人間である。そういう意味では、後ろ暗いところなんかひとつもないのだ。 物陰でボロ纏った子供らが本気で怯えてるけど。) [Sat 17 Oct 2009 03:05:01]
ユーリ > ――コッチの教会に来て一週間。 大聖堂の連中への挨拶も、仕事始めも、ちゃーんと猫かぶってやったことだし――、 そろそろ、良いよなァ? (スラムの荒れた風景の真ん中で、ペロリと唇を舐めた。 乾いた風が、黒い外套をマントのようにたなびかせる。) [Sat 17 Oct 2009 03:00:27]
ユーリ > (ならば何扱いされるのか――この青年の場合は、吸血鬼、である。 日光に弱い白い肌、それを覆う黒い外套、赤い唇と口元に覗く八重歯。敬虔なバプテス教徒なら外見だけでニンニク投げつけてきそうな青年、出身はあのヴァンピー共の原産地ヴァーシャである。ダメ押し的な何かさえ感じる。) ――ともあれ。  [Sat 17 Oct 2009 02:57:54]
ユーリ > (あるいはそれは、あえて言うほどのことではないのかも知れない。場所柄にもよる。人間9割の村なら、言明するまでもない話だ。) (しかし、多言語多文化多民族多種族の街であれば、その命題は言明されるに足るものとなる。 ぶっちゃけ人外が多いんで明言しとかないと人間扱いされない。) [Sat 17 Oct 2009 02:54:17]
お知らせ > ユーリさんが来ました。 『ユーリ・スタノヴィッチは、人間である。』 [Sat 17 Oct 2009 02:52:41]
お知らせ > ヴァリス(中年)さんが帰りました。 『( そして、その日特に他に何も無かった。治安はまだいい、のかな? )』 [Sat 17 Oct 2009 01:36:48]
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