暗黒街 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ツカサさんが退室されました。 『言ってみるもんだね(目的の品が思いがけずすぐ手に入って雨の中出て行く足取りも少し軽く)』 [Sun 28 Mar 2010 20:14:09]
ツカサ > わざわざ奴隷を吊るせって言うの?(天気はよくなって欲しいけどとか。てるてる坊主は本来の意味では人身御供なんだけど)ここに呼んでいいようなお客さんなら考えとくけどね(ちゃっかりしてるねなんて応えながら。とりあえずせっかく買ったものだし慎重に扱おう。掛けても使えるとか言ってるし)そんなもったいない事はしないけどね。色々な意味で。 使い勝手が良かったらまた頼みたいけど…ま、感想は後でお伝えするよ(油紙に煙草も包んでもらって…まぁ外法に属するものだけど、なんだかんだと人間社会においては使い勝手がいい事が多いわけで) [Sun 28 Mar 2010 20:13:06]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『(昨日の最後の締めだけですが)』 [Sun 28 Mar 2010 20:09:31]
お知らせ > フレッタさんが退室されました。 『紙に包んで品物二つ。今日も商売繁盛だ。』 [Sun 28 Mar 2010 04:37:18]
フレッタ > トキノミヤコ由来の照る照る坊主とかいう呪具でもいいんじゃない? 要は天気と景気さえ良くなればいいんだ。(人間っていう時点で不確かなものの極まったようなものか。 考慮の端には、おいとこう。) だからできるだけお客さんに紹介してもらえると嬉しいな。 そのぶんが値引き分って所さ。(抜け目はなかった。 薬は栓で密封され、見本の札丁寧に引っぺがせばそのまま持ち帰れる容器になる。) 大量投与して放置すれば、って所かな? 怖い怖い。   でもまぁ丁度在庫になってたからね ――まいどありがとう♪(金銭と引き換えで”煙草”のほうも手渡す事になるか。 この雨だ。 保護用の軽いラッピングくらいはサービスしよう。) [Sun 28 Mar 2010 03:37:31]
ツカサ > さぁ? これだけ天気が悪いと奴隷の一人でも欲しくなるのはあるけどもね(さすがに買った事はないと、不確かな事はわからないと伝えつつ)それなりに判っていないとこの店には来ないと思うな(色々と、とか。それはともかく)ずいぶん手が込んでるなぁと感心するけども、何も問題はないかな(何か不都合があったのかも知れないけど、そんな事情はともあれ、希望にそった品物があるなら買おうと即決)怖いシロモノだねぇ、何か拷問にも使えそうでなにより。お、いいのかい? それならば喜んで買わせてもらうよ(値引きまでしてもらえれば僥倖。即金でご購入ってところで) [Sun 28 Mar 2010 03:28:52]
フレッタ > そういう風に調教してある奴隷なら良いけれどね・・・使えるそう? アレって。(この店主の奴隷に対する評価が、竜岩様御用達看板を下回ってるわけだ。) 嬉しいなぁ。 こんな仕事だから、一見さんって殆ど来ないんだ。(=暇かというとそうでもなかったりするのだが。ハードワークの間に遊ぶのがこのフレッタ。 OFF時に外で会う機会も多いかもだ。) この位で見放しちゃうような薄情なお客様じゃないと信じてる♪(自業自得だしね。 とは言わないが。 取説らしき紙を取りだし、記憶通りと確認すればすぐ投げ捨てた。 普通に使う分には害がないが。)つまらない人間じゃなかった、ってことだよ。 評価評価。   ――なら安心。  ・・・・これ容器だけでも人気出そうだよね――ガラス細工が綺麗でしょ。 中のメモリが見えるかな?(若者の部屋に飾り物として置いとける洒落た容器は、計測器を兼ねている。一メモリが”1回分”。 このガラスケースついた旧版、珍しいんだけどね、今は。 と嘯くが。) いい夢をみせてあげたいなら、くれぐれも一回一メモリだよ? 腰振り過ぎて死ぬから。(怖いことも付け足す。その上でお値段交渉。) 三回分で一ケース5000エン。”煙草”と一緒で・・・8000の所7500でどう? [Sun 28 Mar 2010 02:47:25]
ツカサ > 奴隷使うのはダメなんだったっけ? 本当紳士協約の上に成り立ってるお店だ(だから気兼ねなくこれるってのもあるのだけど、ほらこんな馬鹿話をじっと聞かれてたりすると恥ずかしいし?)大丈夫、この仕事をしている間は色々入用だからね(それまではたびたびお客として通うし。仕事がOFFの時でもあれば…とかともあれ)それをあえて言わないとか、そういうお客に対する心配りはないものなのかなぁ(逆にそっちの方が傷つくけどね、一人でくねくねなんて)天国に送るのはちょっとした副作用ってところさ。現実の地獄から少しの間だけ目を背けてもらってね(どうせ自分じゃ使わないからきつくてもいいよとか適当な事をほざきつつ…知らない銘柄もあったりして何がなにやらと、さすが結構得意と言うだけはあるとか)…そんなに面白いのかと私の心はいたく傷ついているのだけどさ(ちょっと動くだけで笑う相手に目論見通りなのに不満顔とかすっごい我が侭っぷりを示しつつ)そう、同じ相手に何度もそれを使うほどオシゴトに情は持ち込まないつもりだしね(見本?とか言いながらそのオクスリをランプの光に透かしてみる…何にもわからないけど、なんかそれっぽく見えるよね、こういう事すると)ん、助かるかな…それに、ちょっとで済むなら経済的だし(まさかこの場であるとは予想外っぽいけど、さすがの品揃えだねーとかいいつつ)じゃ、買おうかな。いくら? あと、これの追加も頼めるかな、雨で全滅しちゃってさ(咥えた煙草をぴこぴこ揺らしながら…まとめてお買い上げしちゃおうと) [Sun 28 Mar 2010 02:28:53]
フレッタ > ほしいなぁ、男手。 最近物騒だし、そういう意味でも信頼できる子が居るといいね。(力仕事兼先生よろしくお願いします見たいなのは事実考えていたりする。) ――でもお客様じゃなくなったら僕が困る。 困ったもんだね?(店長代行はバイでリバなオープンソースである。 一寸勿体無かったかなぁ・・・とかつぶやく程度に。) ・・・・だってどうみても僕笑ってるじゃないか。 お薬云々なんて吹っ飛んだよ・・・!(確信犯でしたァ。) ・・・・女の子を天国に送る仕事? なんだか羨ましくなってきたなぁ。 ”スティック”じゃ軽すぎるし固形物・・・”Share”じゃイくのは自分だ。 ちょっと効果がキツくてよければ”BsP”が丁度良いんだけど・・・(捜索は後ろの棚から始まりカウンター全般に及ぶが――)・・・それっ・・・ちょ やめ・・・!(HIt! 筋肉痛患者を笑わせる事は責め行為である。 この店内は今心情的に立ち入り禁止だ。) えと、一度だっ ・・・けだよね? 少し前にいいのが出たから、まだストックが、あるよ・・・!(片手で口元押さえながら”見本”って札が貼られたガラス容器を指につまんでもってきた。 少なめに液体が入ってる。)依存性はあるにはあるけど・・・用法用量を守れば、ってところかな・・・旧版の「BaD SpeED PLaY」。 塗っても飲んでも良いよ。(こんなのどお? 的にカウンターにことり。) [Sun 28 Mar 2010 02:12:59]
ツカサ > (補足:コレで解決できるんだし の時に咥えている煙草を揺らしているものと補完していただければっ) [Sun 28 Mar 2010 01:59:25]
ツカサ > (だからこそこんな仕事が成り立つとも言うのだけども。バイトに追われても店員が活動しているのがわかれば目的は最低限達しているからそれでいいとか)案外そう言うことをする男手の少ない店だものね。それはお客様じゃなければいいよ、と受け取ってもいいのかな?(オーナーの趣味かは知らないけども。ある意味わかってて誘いを掛けているのだからたちが悪い。この程度のセクハラくらいは許容してもらえると信じてるよ)…あれ?(てっきりそのオクスリがどこらへんでポリシーに反するのかと突っ込まれるかと思ったのに、わざわざ回りくどく真剣そうな雰囲気も出したつもりなのに)…失礼だなぁ。イメージを判りやすくする為に頑張ったと言うのに…と言うか笑ってるとか言ってないじゃないか(色々語るに落ちてるし、似合わなかったのは自分でも認めるからよけい腹立たしいとか)一度は困るね。それならコレで解決できるんだし…。ほら、ちょっと正気をどっかにやってもらいたい事ってあるじゃない。でもそれでキズモノにしちゃったら問題だからさ(ある意味別の意味でキズモノにしちゃう可能性はともあれ、それは使用する相手を吟味するけどさ)だね、この手の依頼は一期一会…それだけ誤魔化せられれば御の字、って所(言ってみるもんだねなんて、ある意味見込んで頼み事だったんだけど。ちょっと探している最中にシナ作るポーズだけ無言でやるよ、自爆テロ的ないやがらせだ。誰か別の客が着たら恥ずかしさで死ねる) [Sun 28 Mar 2010 01:53:27]
フレッタ > (他の地区なら兎も角、鴉の一羽や二羽なら許容されるのが暗黒街。光差す国とは趣の違う慈悲と寛大さが此処には、ある。 事情を知らないバイトに見つかっても箒で追われる程度で済むさ。) 慣れない事したから、普段使ってない所が―― 魅惑的な申し出だけど、 お客様に頼るのは流石にね?(外から見れば殆ど運動部活後の女学生なノリであろうか。 店内での絡みをやんわり回避だ。) 冒険するのが商売さ。 ポリシー云々で選り好みしたら干物に・・・っ  ぷ・・・ッ(聞くなりカウンターにつっぷした。 そのまま三秒くらいふるふるしてやがるよ。) ・・・似合わっ…な・・・・・わ、笑ってないよ? ええと、お薬は結構得意なんだけど―― 副作用かぁ・・・ 此処の所錠剤ばっかりだったね・・・(真剣な顔→遠慮がちに催淫剤要求→「ああ〜ん もうだめぇ♪」 のコンボは芯に響いたらしい。 戻ってくるなり自白&よく喋るようになったのは反芻しないように意識してるんだろう。  誰に使うんだか。) ・・・液状があったかなぁ・・・ボーダーは一度や二度で依存にならなければ、って所?(ストックを探し始めるあたり、仕事は請ける気のようだが。) [Sun 28 Mar 2010 01:42:01]
ツカサ > (現状ではあからさまに目立つカラスが店先にじっといると言う気味悪さ程度…それにせっかくのお店とのつながりをつまらない事でふいにしたくもないし)ああ、雪掻きか、ごくろうさま。腰とか痛くなってないかい? おねーさんに触らせて…じゃないや、マッサージしてあげようか?(マッサージの心得なんてまったくないから、触らせろが本音なのだろーがどこまで本気やらとか、ともあれタオルを借りれれば短い髪を乱暴に拭きつつ)そこで門前払いにしないから好きだよ。おクスリ…なんだけどさ…(ちょっと視線をそむけつつ…。でも、ちょっと真剣な顔を維持するのが辛くなってきたのか噴き出しそうな笑みを浮かべて)あんまり副作用なくってさ、女の子が「ああ〜ん、もうだめぇ〜♪」みたいになっちゃうようなお薬ってあるかな、できれば香とか、液体がいいかな(コレみたいにさ、なんて咥えた煙草をぴょこぴょこさせながら。一応、もうだめぇのところではシナも作ってみるけど) [Sun 28 Mar 2010 01:23:51]
フレッタ > (秘密の商談なんかを見付けられる可能性があるって点では恐ろしい刺客なのかもしれない。節度を持ってくれると信じてるけどね!)ずっとさ。 ・・・雪の間は店に来ざる得なかったんだよ―― 今回ばかりは埋まっちゃうかと思った。(店が。 此処の所の悪天候には流石に参っているようで、カウンター内には未使用タオルのストックがあるほどだ。) ――それならいくらでも♪  そんなにないけどね。  ・・・ポリシーに反する仕事、ってだけだと何とも言えないけれど―――詳細次第かな。(=僕に出来るお仕事なら、だ。 書類偽装から密輸入まで、なんでも手広く行ってるお店である。 真剣かつ遠慮がちな眼差しを前に、難敵を予想して此方も商業モードだ。 ) それで・・・どんな物を? [Sun 28 Mar 2010 01:16:31]
ツカサ > (元々紙人形だから、透明になったりこっそり侵入はできないから、単純に店を見晴らせて仕事してる・してないとか、張り紙の有無を確認するとかそんなレベル。と言うか雨の日に外に出ること自体苦痛なのに。これで目的地に女の子がいないなら今度にしよう、になってた)今日「は」じゃなくて? それはそれでそそるものはあるのだけど、ついでに私にもタオルを貸してくれると嬉しくなって、財布の紐も緩くなるかも知れないよ?(雨でよれよれになった煙草咥えたまま軽口を返して…で、不意に真剣な顔をして)で…ちょっと、探してもらいたいモノがあるんだけど…。多分、キミのポリシーに反する頼み事になってしまうだろうから心苦しいのだけども…(引き受けて、くれるかな?なんてちょっと流し目を送ってみる) [Sun 28 Mar 2010 01:02:38]
フレッタ > (奥の倉庫以外は霊的には無防備なお店のこと、過去にはもう何度となく式紙の侵入を許してるかもしれない。 でも雨の日の情報収集には看板と店の明かりに頼ったほうがいいだろう。一番簡単なのは今実行したように、扉を開けてみること。 外よりは割合明るい店内と、お望みの男装店員がお出迎えするよ。) や、いらっしゃいませこんばんわ。 今日も営業中だよ? 肩書きが濡れ鼠の美女でよければね。(結局乾き切らなかったようで、風呂上りみたいなしっとりヘアーのままカウンターに立ってたり。 顔見知りには特にだが、丁寧とは少々ズレた軽い挨拶が定番反応。 ご所望は・・・”煙草”かな? とかあたりをつけてみたり。)  [Sun 28 Mar 2010 00:55:58]
ツカサ > (問題はこの店は不定期営業なので…これで「ごめん、本日はお休み。てへっ☆」なんて張り紙がしてあったら、思わず呪詛っちゃう所だったがどうやらそれは免れたらしく。本来なら先に式に営業してるか偵察させてからくるのだけどこの雨じゃどうにもならない)お邪魔するよ。店長さんはいるかな? 店長代理でも、店長代行補佐心得でもいいけど(オッドアイの何となく魂のベクトルが似た方向なんじゃないかと思しき彼女を所望しながら…一応今日は買う気もあるし、ちょっと品物の相談もしたいし堂々とお客様面してやる) [Sun 28 Mar 2010 00:42:01]
フレッタ > (Q:雪と雨の共通項を答えなさい。 A:@天より降る、A主に水分である、Bちめたい。 ここで問題になるのはBだ。 外出からもどって来てた店員は、濡れた髪をタオルで乾かしながら、小さなくしゃみをした。 時既に3月末、春と呼び始めても大丈夫な時期であるのに、なぜこうも厳しい寒波と天候が続くのか―― )――泣き虫の天使様がいるなぁ。 今年の冬は。(そんな風に表現するふぁんたじっくな心と共に、階段下の店は雨にも負けず今日も開店中。 お客様らしき足音が聞こえれば、急いで身支度整えようとするけど・・・・間に合う かな?) [Sun 28 Mar 2010 00:36:51]
お知らせ > フレッタさんが入室されました。 『( ―― くしゅんっ。)』 [Sun 28 Mar 2010 00:30:41]
ツカサ > (今度はじゃんじゃん雨が降っている…。や、小降りになったりもするんだけど、降り続いているのは確かで…気のせいか私が外に出たとたんに強くなった気がする。こんなに日頃の行いはいいのに、ちくせう)こうも降り続けられたんじゃやる事が全然できないじゃないか…っ(ちくしせうともう一度心の中で毒突きながら、火のついていない煙草もこの雨でへんにょりなりながら黒スーツにコート姿で足早に目的の店へ…や、雨の日じゃなくても良かったんだけど、晴れたら溜まってる仕事片付けたいし背に腹は変えられない。目的の看板を見つければその横の階段を下りていこう) [Sun 28 Mar 2010 00:26:28]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『雪が止んだと思ったら…』 [Sun 28 Mar 2010 00:22:17]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『一路スラムのほうへ』 [Sat 27 Mar 2010 21:53:07]
ジャスティス@夜魔 > とりあえず、召喚されたらしい悪魔に関してはまだそこまで表立った被害は出てないようだけど、気をつけてね。まぁ脳みそ狙いの犯罪者だか化物だかのほうは……心配ないでしょ? (暗黒街の路地裏。それなりに掃除された飲食店の裏。雨合羽代わりの薄手のローブを着こんだ修道女は、腕を組みながら店主に注意喚起をしている。細身のアマウラ人だかフォーウン人だかの店主は、くれ長野目を細めて小さく頷いた) じゃあ、私行くから、不用意に一人で出歩かないようにね。 (最後に小さく笑えば、その場を去りやや広い路地へと抜けていく) [Sat 27 Mar 2010 21:52:00]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが来ました。 [Sat 27 Mar 2010 21:48:43]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( 顔を合わせる機会があったら少し相談してみようか。 )』 [Thu 25 Mar 2010 21:28:26]
ドライツェ@夜魔 > ( 目的と言えば ) …あれは一体何だったんでしょうか。 ( ギルド地区で見たモノの。 人や死者ではない、己等の教義の敵に当たるナニカ。 あれも何かを探しているように思えた。 または、何かを待っていたようにも。 個人的観点はともかく、教義に照らし合わせるならあれは現世に存在すべきではないモノ。 ) ――見逃したか鉄槌を下したか、「彼女」だったらどうしたでしょうね。 ( 暗黒街の修道女。 同じ教義を仰ぎ、勇敢をもって人の知る、 ) [Thu 25 Mar 2010 21:28:01]
ドライツェ@夜魔 > ( それにしても歩きにくい所だ。 事件の手がかりがありやしないかと路地の奥を覗こうとすると背後に冷たい視線を感じるし、足を止めると妙な因縁をつけられそうな疑念が浮かぶ。 言葉よりも雄弁にお前は異端者だと告げられている、そんな気がする。 まあ、周囲から浮いているのは決して気のせいではないだろうが――だから尚の事、雪を踏む足は早くなる。 きちんと見て回れているのか我ながら怪しいくらいで、頭の中では無意味にただ、犯人の目的は何なのか――そればかりが堂々巡り ) [Thu 25 Mar 2010 21:21:36]
ドライツェ@夜魔 > ( そして、考える ) ……、 ( そも、犯人の目的は何なのか。 自警団の公表によれば脳は持ち去られるのではなく、食されているという話。 売り物にしているだとか、邪教の儀式の材料に使われているというわけではないらしい――――つまり、敢えて極言するならば脳を取り出し捕食するのが目的という事になる。 そして予断は禁物ではって何だ。 予断は禁物とはいえども、だ ) ここでの狩りは容易ではない。 ( 自衛するだけの力を持つ者が他の区域より多いだろうから ) 脳味噌だけを狙って人殺しをするナニカなんかを飼う誰かがいるとも思えないんですよね――…。 [Thu 25 Mar 2010 21:13:17]
ドライツェ@夜魔 > ( 心なしか倉庫の中からくぐもった悲鳴のような声が聞こえてコートの中で身を竦めた。 何事かとそちらへ視線を向けるも、扉は固く閉ざされており、そしてここにも見張りがいる。 その悲鳴がやがて消え、見張り同士が目配せしてはけたけたと笑っているところを聞くと、所謂裏切り者や、粗相をやらかした者への仕置き――けじめがついたところらしい。 己等が探している猟奇事件とは恐らく無関係と見て、そのまま足を更に進める。 見張り二人の青褪めた、けれど血走った眼球は、質のよくない薬物の影響なんだろう。 予断は禁物ではいえども、人の脳を食す手合いとも思えない。 ――そういう意味では、犯人が好きこのんで足を伸ばす土地とも考えにくい気もした ) [Thu 25 Mar 2010 21:04:45]
ドライツェ@夜魔 > ( 後は、強いて言うならの話だが――やはりその、身なりの恩恵を受けているのかもしれなかった。 襟元だけに留め金を備えたコートの下からカソックの上下が覗いている。 坊主を脅しても面白くない、そう思うのかもしれない。 教会関係者の縁故を手繰れば最終的には大聖堂に辿り着こうものだから、あちらとの諍いは避けたいのかもしれない。 或いはそのどれでもなくて、この界隈で教会と言えば、とある勇敢な修道女を連想する者も多い為かもしれなかった。 そういえばあの女性もまた、今回の件で活動されているとの話 ) あちらはもう、何らかの手がかりを得ておいでなんでしょうかね。 それともこの雪続きでは犯人も足止め状態でしょうか。 ( また一つ、倉庫か何かと思われる建物の横を通過する ) [Thu 25 Mar 2010 20:56:31]
ドライツェ@夜魔 > ( 質素なコートについているフードの端を引き寄せてそちらを見ないようにした。 あまり目にしていたい光景ではない。 もっとも、死なない程度殺さない程度に彼等を扱う、監視者の罵声に近い指図の声は薄いフードの布地を越えて耳に飛び込んでくるのだけれど。 ) ――…。 ( 路地に面した建物の入り口に目つきの鋭い男や女の姿がある。 この辺りを縄張りとする組織の見張りか何かだろうか、注がれる視線に寒さならざる冷たい汗を感じるけれど、逆さに振ってもコインの一枚も出なさそうな粗末な身なりが幸いしたか因縁は特につけられていない。 或いは通りすがりに因縁をつけては暴力を振るう、狂犬のごとき存在ばかりが闊歩する地でもないのかもしれない。 皮肉なことに、確りしている組織などはカタギより余程体裁が取れているともいう話だ ) [Thu 25 Mar 2010 20:49:21]
ドライツェ@夜魔 > ( 昨年末が例年になく静かだった、その代償か何かだろうか。 グングスニクやヒュージでもないのにそう思わせる程にここ数日のヴェイトス市は雪続きだ。 そろそろ日常生活面においても何かと不便が生じる頃じゃあなかろうか、例えば交通の便などに。 ――ここ暗黒街の一角では既に影響が出始めているのか、通りを薄着の人間やそうでないものが監視の目を受けながら通りの雪をどけている。 扱いを見るに奴隷か奴隷並みの存在なんだろう ) [Thu 25 Mar 2010 20:41:18]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが入室されました。 『( また雪だ )』 [Thu 25 Mar 2010 20:35:50]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 …もういっそ作るか。(素手で) 』 [Wed 24 Mar 2010 22:26:43]
蜷潜 > ( 義肢職人、というの、矢張り流行らないのだろうか。 こんな所まで足を延ばしてみても矢張り見つからない。 最低限の質の物なら病院なりを通して何処かで手配出来るかもしれないが、出来れば専門の職人にオーダーメイドで頼みたいと思うのだが。 本格的な機械化――――クランクというの、矢張りまだ一般に受け付けられない代物か。 外観や不便さもそうだが、クランク化の著しい人間は感覚や精神に変質を起こし、魔法の才能やごく普通の感覚を失う事も多いという。 それでも腕や足や眼球を失った人間にとってみれば、喉から手が出る程欲しいものではないだろうか。 作る側の生理的な問題か。 宗教とか、そういう、面倒な。 ) [Wed 24 Mar 2010 22:19:52]
蜷潜 > ( 疎らに生える梅の木の通りを、雪を踏みしめながら一人歩く。 普段からそうだが、草履やら下駄やらではなく編み上げブーツで良かった。 色無地の着物にマフラーを巻いて編み上げブーツ、という異文化混在ヴェイトス市スタイルは気に入っている。 在ヴェイトスアマウラ移民の子孫、などと言うが、生まれてこのかたアマウラなど行った事も無いし、結局、自分はアマウラ人ではなくヴェイトス人なのだ。 どちらかを祖国に選べと言われれば迷うことなど何もないだろう。 ) [Wed 24 Mar 2010 21:52:37]
蜷潜 > ( 暗黒街を歩くのはやや久し振りだ。 普段用事のある所ではないし、用事があるとしたらあまりこう、のんびりと表通りを歩くような用事ではない。 ここ暫くそういう仕事が無かったし、何もこんな寒い季節に好き好んで出歩くような場所でも無かった。 今日はその何れにも該当しない、とあるちょっとした物探し、だ。 散々探したのだがどうも流行りではないらしい。 )  [Wed 24 Mar 2010 21:39:01]
蜷潜 > ( こんな区画にも花はあるのだな、と思った。 ふと路地を曲がった一つ先にそんな景色が広がる。 ひと気のない広い通りに雪が降り積もり、雲間から覗いた月がその白い景色に光を差し込む。 丁度良く月明かりを遮るものが途切れ、ぽっかりとその景色だけを照らしていた。 そして、おあつらえ向きの梅の木には既に薄桃色の花が咲き、まるで示し合わせたようにその景色を構築して居る。 薄汚れた古宿や酒場、シャッターの降りた正体不明の建物の合間にふとある景色だが、それはそれで美しい。 奇妙な調和があった。 ) [Wed 24 Mar 2010 21:33:19]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『  雪月梅花 』 [Wed 24 Mar 2010 21:26:33]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 そしてゲームが始まる。 』 [Mon 22 Mar 2010 23:02:23]
オルガ > ( 私の言葉にやる気を見せ、それならば一勝負と席に座る者が居た。そう、ここでお酒や会話を楽しむのも良いけれど、どうせなら勝負をするべきだ。そして遊んで楽しむべきだ。越えてはいけないラインを越えさえしなければ、酷い目になんかあわないんだから。 ) 皆様に幸運がありますように。 ( 私はそう微笑みかけ、カードを配りだした。 ) [Mon 22 Mar 2010 23:01:54]
オルガ > ( しかしその席が空いている。周りにはギャラリーは沢山居るのに、様子見と言った所だろうか。だが、折角プレイできるのにそれはつまらない。寂しい。散財しろと言っているのではなく、一緒に楽しみましょうと言うのだ。 ) 宜しければこちらへどうぞ、わたくしと一勝負致しましょう。今宵は貴方には女神がついているかも――しれませんよ? ( そう言って私は周りの客に語りかける。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:50:00]
オルガ > ( ――私はふとゲームがひと段落したテーブルに近づき、ディーラーの子に声を掛けた。 ) もうずっとここで立ちっぱなしだろう。どれ、少し私が代わろうか。 ( 代わろうか、とは言ったが、実のところ私はディーラーとしての腕前はそれほどではない。しかしやらないことには一向に上手くならないのだ。だからこうして時折、実際にテーブルに付いてディーラーをやることがある。すみません、と声を掛けた子はその場を離れた。さて、このゲームテーブルのギャンブルはブラックジャックだ。お互いにカードを捲り、その数字が21に近いほうが勝ち。私はテーブルに付いた客達を見渡す。その顔つきを見れば、負けているもの、勝っているものはすぐにわかる。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:45:34]
オルガ > しかしそれは適わない願いだ。…それはよくわかっている。お金が絡んで何ごとも問題が無く事が進むはずが無い。 ( ましてやこのエスメラルダは、多くのマフィアが運営に関わっている場所だ。問題というのは何もイカサマやスリや暴力なんていうものには限らないし、ある程度の品格を求められるこのプレイルームでは、暴れだす人間なんて滅多に居ない。紳士・淑女の社交場なのだ、声を荒げるなんて無粋もいいとこ。私が心配しているのは、例えば貴族やマフィアの方々に何か失礼なことが無かったかとか、彼らから無理難題を吹っかけられやしないかとか――そういうことだ。 ) ( …私はここの支配人なのだから、起きてもいないトラブルに頭を抱えて動揺するようなことはあってはならない。いや、例えトラブルが起きてしまったとしても動揺してはならない。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:31:23]
オルガ > ( 店内に幾つも設置されたゲームテーブルの周りに集まり、プレイに興じる人たち。あのご婦人はさっきはとても明るく笑っていたのに、今はすっかり青ざめてしまっている。何が起きたかは一目瞭然であろう。そのゲームを見学する周りの人たちは、じっと勝負の流れを見守っている。他人の勝敗に興味があるのか、それとも勝ちの流れ、負けの流れを掴もうとしているのか。部屋の隅にあるゆったりとしたソファの上では、勝負の合間に一息吐く人たちが見える。あの旦那は確か昨日、同じ席で酷く大負けして頭を抱えていなかったか。それがどうだ、今日はこの店の一番高い酒が注がれたグラスを揺らし、この世の支配者・勝利者のような顔をしている。ギャンブルとは恐ろしいものだ。ああも人を変えてしまうのだから。 ) 異常はないようだね。ああ、結構なことだ。私は何もトラブルが起きないことを毎日願っているんだよ―― わかるかい?或いは起きてしまったトラブルを無事に解決できますようにと。 ( 傍らの店員に私はそう話しかける。店員は「はぁ」と頷きはしたが。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:22:07]
オルガ > ( 暗黒街の栄えた人通りの多い地域に建つそのギャンブル場では、今日も金持ち、貴族、この辺りを根城にしているマフィア、暗黒街の外から遊びに来た一般市民に至るまで――様々な種類の人間達がやってくる。ある者はスリルを求めて、ある者は自分の今後の人生を賭けて。場は異様な熱気に包まれている。それは恐らく金というものが絡んだ人間が発する独特の体臭なのだろう。わっ、とカジノの一角が沸いた。それは金を得た者の歓声と、失った者の悲鳴が入り混じった声である。暴虐の酒場のように品の無い騒ぎ方をする者は居ないが、この一瞬だけは誰しも声をあげてしまうものだ。 ) ( そのカジノの支配人、オルガ・バイルシュタインは何か異常が無いかと店内を歩き回る。そんなことは警備の人間に任せておくべきことなのだろうが、トラブルの火は大きくならないうちに消してしまったほうが、自分の胃に優しいことはわかっていたから。ただの心配性とも言うのかもしれないが。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:11:52]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 カジノ、エスメラルダ。 』 [Mon 22 Mar 2010 22:02:57]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『そのまま闇にとけるように路地に消えて』 [Sun 21 Mar 2010 01:14:17]
ジャスティス@夜魔 > 三階建ての建物の屋根から、二階建ての三角屋根に飛び移り、そのまま滑り落ちるようにして無人の路地に落下し、着地する。周囲の闇を睨みつけるようにしながらなるべく足跡を殺し、曲がり角のほうへと歩いていく。どことなく心細いのはやはり愛用のメイスが手元にないからか。ヘンルーダに注文はしたものの、手に入るのは四月に入ってかららしい。手元にある形見のスモールソードとナイフでは少々、心もとない。自分を落ち着かせようとするかのように胸のナイフホルダーを撫でる [Sun 21 Mar 2010 00:52:48]
ジャスティス@夜魔 > (………。並走する二本の路地。片側を覗きこみ、次いで片側を覗きこむ。何でもない光景が広がっているように見える。片側には酒の空き瓶が一つ転がっているだけだし、もう片側は、うつむいた男が二人、とぼとぼとうつむき歩いている。まだ、少年と呼んでも差し支えのない年の男だ) ふん、異常、なしかしら? [Sun 21 Mar 2010 00:38:07]
ジャスティス@夜魔 > [Sun 21 Mar 2010 00:36:06]
ジャスティス@夜魔 > (人を襲い、脳を持ち去る化け尾の。人間だろうが悪魔だろうが、それは化物だ。理解できない、と愚痴りたいところだが、奴を理解しようとしなければならない。奴を早く見つけ、犠牲者を減らすにはそうするほかないからだ。だが……頭を使うことは元々大の苦手である。だからこうして体を動かし、路地を、建物の影を、不審な姿を求めて探し回っている) [Sun 21 Mar 2010 00:14:26]
ジャスティス@夜魔 > (風に吹かれ名残雪が舞い、暗黒街の街並みを白く染めていく。静かな雪の夜。屋根の上を駆ける影が一つ。小刻みにリズムをとるような足音が響き、時折大きく跳躍し、屋根から屋根へと移る。人影の正体は一人の修道女。青く髪を染めた女の名前はジャスティス・ブラウニーといった) [Sat 20 Mar 2010 23:53:46]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『雪を縫い、影は跳ねる』 [Sat 20 Mar 2010 23:44:42]
お知らせ > ヴァリス@夜魔さんが帰りました。 『( 後日、見つかったのは事件に関係ない遺棄死体だったとか )』 [Wed 17 Mar 2010 00:54:37]
ヴァリス@夜魔 > ―――そもそもあれか。食べてるとは限らないか。 じゃあ抜き取るとか! ――となると、ぱっと思い出すのは砂漠のミイラ作り? ( あれは死体から脳みそを掻き出して、壷に収めておくんだっけか ) あとは――・・・。 なんだろ? 脳みそだと――・・・・。 でも、喰うって? 喰うのかなー・・・・・。 気持ち悪いなぁー・・・・・。 ――・・・・・脳の情報を取り込んで無敵ウルトラ知識量最大無限大の魔術師になるとか! ―――・・・・・・・・。 やだなー・・・・。 ( そんな小説読みたくねーなー。なんて思いながら苦笑い。 っと、次はT字路だ。 となると、ここは―― と、地図を指で撫でながら確認する。 そっか。 ここはココで。あっちがあれで ) うん。 じゃあ次の十字路を右にいけば知ってる道にでるな ( と、確認を終えれば再び歩き出した ) [Wed 17 Mar 2010 00:47:57]
ヴァリス@夜魔 > ( 久しぶりに歩く暗黒街は少し違った風に見える。 死臭から遠ざかるにつれて、今度は静寂の中に暴力と鉄錆びの匂いが目立ち始めてきた。 そういった匂いや気配だけは前と同じなのだが、建物の乱雑さが以前にも増して増えたように思えた。 ) ――まあ、壊れるのだけは早い町だからなぁ ( 暴力事件なんて日常茶飯事である。 壁が壊れた、壊れなかった、なんていう事件は珍しくも無いだろう。 ) しかし・・・脳みそを吸う、ねぇ・・・・ ( 前に読んだ本だと、人間の脳みそを食べることで人間を理解しようとした宇宙人が出てくるSFがあったな、と思い出す。あれは蟲みたいな宇宙人の大群と人類の軍隊が戦い、最後は人類の隊員募集の旨を告げるというグロテスク小説だったっけ ) どちらかというと、人間の脳みそを食べて人間に近づくーっていう神様が出てくる東洋小説もあったっけ ( 後は何があったかなー、と頭を捻る。これでも幾らかの本は読んだことある。 ) なんで脳みそを食べるんだろ。吸血鬼とは違うわけだし・・・・ ( かさり、と十字路にたどり着けば地図を開いた。 えーと、十字路があるのはこっちの道とこっちか。 となると、ここは――・・・・・・。 ) 右にいけば特長らしい特徴のある道にでそうだな  [Wed 17 Mar 2010 00:37:39]
ヴァリス@夜魔 > ( ぼぅ、と伸びた自分の影が路地に伸びて、細長い人型を作った。それを軽く笑ってから、地図に印をつける。 携帯用のインク瓶とペンを用意して、丸印をつけた。 ここらへん、と。 ) ――さて、と。 ( それだけの作業をするにはあまり時間はかかるほうではない。 インク瓶とペンを仕舞うのにさほど時間は掛からなかった。 ) 明日、また捜索だな。 近隣住民とかから苦情が出てるだろうし。―――こういう場所の意見って結構放置される事多いからなぁ・・・・ ( 世知辛いよね、と思い、地図を再び広げたところで青年は「あれ?」と小首をかしげた。 ) 北、南、東、西。 どっちだ・・・・? ( あれ? と地図をわさわさと向きを変えたりしてみるけれど、あまり意味が無いことはわかった。 大体の場所、というのは本当に「大体」というわけで、今己がいる場所と似たような路地は印の中に4本あった。 ) むぅー・・・・まいったな。今夜は曇ってるし、月とか星を目印にできないか・・・。 とりあえず、この4本の道の一番特徴がありそうなのは・・・・少し歩いた先にある路地の形、か。 こっちが十字路でこっちがYとT、か。 まあ、間違えても遠回りになるだけ、か。帰れないことはなし、と。 ( ぼりぼりと頭を掻きつつ、青年は地図をしまってから歩き出した。 こつこつと路地に響くのは己の靴音だけだ ) [Wed 17 Mar 2010 00:24:39]
ヴァリス@夜魔 > ( もしくは、腐った何かの匂いか。 雑多で乱雑な建物が密集した地域である。増設に増設を繰り返した建物の無秩序がそこにはあった。 中には出入り口が全て他の建物に塞がれた家があるとか無いとか。 自然、そういった地域の路地は迷路のように入り組んでいた ) ―― 匂いはするんだけどな ( 死臭がする。 それ自体は当然のことだ。 ここはそういった地域だ。地区だ。 必ずしも、今己が参加している事件に関係しているとは限らないけれども、可能性があれば調べないわけにはいかない ) ―――とはいえ ( すでに時刻は日を跨いでしまっている。そろそろ諦めるべきか? 地図に印をつけて、明日自警団に報告し、明るいうちに捜索を手伝ってもらったほうがいいだろうか? 一度地図を広げようと思い、どこかへの入り口だろう段差に腰掛、カンテラの火を強くした ) [Wed 17 Mar 2010 00:13:36]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『死臭がした』 [Wed 17 Mar 2010 00:07:29]
お知らせ > 神様さんが退室されました。 『前途多難である事よと呟いた』 [Tue 16 Mar 2010 01:02:57]
神様 > ( ヒュルリ、ヒュルリ。  神は立ち去る何かを見送って、身震いを一つ。 ) [Tue 16 Mar 2010 01:02:28]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 『( そして路地裏に、また一つ脳味噌が啜られた死体が増える。 )』 [Tue 16 Mar 2010 01:01:27]
夜魔 > ( それがもう少し傍にいれば喰らう事も考えただろう。だがしかしあれは遠い。それと同じ存在である精神体の某かを召喚すれば捕獲も難しくはないかもしれないが、そこまでして手間を掛けてまで捕まえようとも思わなかった。 ) もっと っと  と。早く早く  急が いと に わな  っ しまう。 ( それはまた別の餌を探し求めて徘徊を続ける。求めるのは知識。頭上に何か神が居た事など、その目的の前にはすぐに忘れさってしまうのだろう。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:56:03]
神様 > ( 立ち去るソレを呼び止めるなどという事は無い。 近づく事は無い。 只、こちらに向けられていた意識が、生暖かい粘塊のような感覚が消失した事から、ソレが自分に対する意識を失った事だけは理解し、軽い屈辱感を感じた。 ) ( 微速で後退し続けながら、その姿が見えなくなるまでは目を離さないだろう [Tue 16 Mar 2010 00:45:07]
夜魔 > 神 神 神 神  神 ああああ違うそれじゃないそれよりももっと異質な■■■■■■■■■でだから僕はそう■■■■――――― ( 曇り空を見上げた怪物は何かを呟きながら体を痙攣させ続けている。怪物には怪物なりの行動理由がある。ただそれは恐らく誰にも理解されることなどない。 ) ………… う。 要 い。我 める っと 要 のは上 にして 潤 知 。 ( ぺったん。 ぺったん。 ぺったん。 ) ( その怪物はゆっくりと頭上の神から視線を外して踵を返そうとする。あれでは足りない。悪くはないがあれよりももっと上質な餌がこの市にはあるはずだ。だってほら――――この街はこんなにもかぐわしい香りばかりするもの。 )( 興味を失ったその化け物はこの場を去ろうとすることだろう。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:36:33]
メケトァ > ノ。。ノ。。ノ。。。。ノ。。、ヲ、ス、、ク、网ハ、、ジ、ャソヨ、、、ホ、マ、ス、、ク、网ハ、、ノ、隍熙篋、ピ`、ヲ、筅ホ、ャ、ウ、ホハタス遉ヒ、マ、「、、「、、「、、「、、「、、「、、「、、「、。。」ィ。。フ螟、ヤ、ッ、ヤ、ッ、ネッd煤、オ、サ、ハ、ャ、鬢ヲ、ムヤ、ホ、隍ヲ、ヒ、ス、、マタR、キオ、ケ。」、ス、キ、ニ兵、ッ、キ、ニ、ス、ホモ、ュ、ヨケ、皃ニ、ユ、ネ△テ讀ホーツ、ヌミヲ、、ハシ、皃。」。。」ゥ。。。。、ヲ、タ。」。。、ワ。。、ォ。」。。擇、キ。。、マ。。、。」。。、ォ。。、ホ。。、ャ。。。。。。、、゙、ヌ、ホ。。ヌチ陦。、タ。」。。」ィ。。ミ、ヲ、ォミ、、ハ、、、ォ、マ壥キヨ、キ、タ、、、ヒ、ケ、、ネ、キ、隍ヲ。」、ネ、熙「、ィ、コモク、ヌ、竰フ、、、ヌ゚[、ワ、ヲ、ネ、キ、隍ヲ。」ウ讀ン、ヒ、ケ、、ヒ、マ、゙、コラヤモノ、鎧、テ、ニ、ォ、鬢タ。」。。」ゥ。。・ュ・メ・メ・メ・メ・テ。。。。ト賁ョラヨ、ヒハヒ、ィ、ヘス、陦」ホメ、ャコ、モノ、ヒエ、ィャFハタ、ホ剔、ピ@、、ウ、、ャ、、、、。」。。ユルセ。」。。。。」ィ。。、ス、ホ\セ。、ッ、皃ャロ、ッ、ネラ耿ェ、ャオュ、、ケ筅治、モ、、タ、、ヲ。」。。」ゥ [Tue 16 Mar 2010 00:19:20]
神様 > ( 自身に向けられる思念というか気配というか、そういうものから判断するに――――これは探し者ではない。 ないが、とても危険なものだ。 色で言えば鉛色に濃紺を足したような、息の詰まるような重苦しい存在感。 ) ( 現状、目の前の何かを撃退・討伐する術は無い。 となれば撤退しか道は無いが、背を向けて逃げてよい部類のものとも思えない。 ) ( 若干の思考の後、微速後退しながら相手の動きを注視する。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:10:16]
夜魔 > ( その真っ黒な存在は立ち止りじっとそれを見つめている。 ) 喰 か?そ  識 くはない。し し 代の  と  倒な存在。ど し  の  な。 ( それは何かを考えているように動かない。喰うか喰らわぬか。その神が蓄えた知識はこの身に取りこむのに及第点である。しかし肉体的な干渉を受け付けないその存在は、捕らえるのも消滅させるのも容易くはあるが、彼の知識をこの身に蓄えるとなるとただ脳髄を啜るだけでなく一手間掛かってしまう。ならばどうしたものなのかな、とその闇は悩み立ち尽くす。 )  [Mon 15 Mar 2010 23:06:58]
神様 > ( 例えば、散歩しながら考え事をしている時。 時折すれ違う犬の散歩の人々。 その中にマンボウを連れて歩いている人がいるとしたら、しかもその人が自分の方に手を振っているとしたら、人は其れを見逃すだろうか? ) ―――――――っ!? ( 神は否だ。 それほどに異質で、濃い違和感。 だが違う―――これでは、無い。 地上十数メートルの高さから、更に10メートルほど上昇し、間合いを取ろうと。 何かこちらに向けてアクションを見せたら、即座に撤退する気構え。) [Mon 15 Mar 2010 22:53:26]
夜魔 > ( その不快感と関連があるのか。少なくとも夜の闇の中にそれはいた。遠目からはゴミ袋が道を歩いているようにも見えるそれ。だがしかし、魔を感知できるものならばそれがただの浮浪者などではないことは一目でわかるだろう。その黒はそれほどに邪気を孕んだ異質な存在。 ) 知  渦 何 少  か。 かにして 鈍。 く早く早く早く早く早く。さ   と僕 。僕た は 目なん 。時 は刻一 と  て  と うのに   てこん にも迂 にな 。 ( 俯瞰視点で見下ろす神の目にもきっとそんな異質な空気を纏った物の姿が見えるだろう。そしてそれはふと立ち止り、月の隠れた夜空を見上げた。 )  ケヒヒッッ  ( それは確かに神の存在を知覚していた。頭上に浮かぶ少年の姿をした神を見つけて、そして仮面の下で歪んだ笑みを浮かべて笑い声をあげる。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:44:53]
神様 > ( 視覚で表現するならば、片っ端から混ぜまくった結果訳がわからなくなった絵の具………だが、これも正確な表現ではない。 ) ( 聴覚で言うなら、大勢の人間が複数の言語で一度に喋っているような………しかし、これも正確な表現ではない。 ) ( 触覚で言うなら、滑りを帯びながらも掌からさらさら零れていく砂………この表現は、かなり遠ざかった感がある。 ) わからぬ……… ( 吐息を乾いた風に乗せ、神は呟いた。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:38:02]
お知らせ > 夜魔さんが入室されました。 『ぺた ぺた ぺた』 [Mon 15 Mar 2010 22:35:46]
神様 > 違う、これではない。 ( 不の感情とでもいえばいいか。 恨みとか、恐れとか、愉悦………まともではない、ドロドロとした粘着質な愉悦とか。 そういう物が、一般市街と比べて濃い。 精神体であるところの神は、そういう物を身体的感覚として把握するのだが――――違う。 不快である事には変わりは無いが、この街にこびり付く其れとは明確に違う。 いうなれば、思念を身体感覚として感知できるはずの神が、不快感としか感じる事ができないもどかしさ。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:28:40]
神様 > ( 曇天の下、浮遊といって差し支えない速度で神は暗黒の街を俯瞰していた。 先ごろから感じる正体不明の不快感の特定、できうるならば排除を目的とした探索。 ) ( パプテス教に弾圧され、神は失うという事を骨身に染みて理解している。 理解不能な物を放置する危険性を実体験から理解している。 それ故に、僅かでも、微かでも、正体不明の不快感を放置しておく事などは、しない。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:16:22]
お知らせ > 神様さんが入室されました。 『サーチアンドデストロイ』 [Mon 15 Mar 2010 22:08:16]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『 ――英雄、か。 』 [Mon 15 Mar 2010 00:07:41]
アクセラレーター > どれだけ強くなれば…、どれだけ辿り着けば…、 痛みが止まるんだ…? (進化を繰り返す度に、強くなる喜びはあったが、今となり喜びすら感じず、―――強くなり続ける自分に怒りを抱いた。強くなれば強くなるほど、本能に捉われては記憶が失うなど冗談ではない。記憶が失うなら、力なんか要らない。なのに、加速が止まらない。止める事が出来ない。止めようとすれば、肉体が引き裂かれる痛みが襲われる。) ―――… 最強だと証明するよ。 (理性が混濁し、侵食する吸血鬼の力と、使い魔・悪魔の力が日々に増すのを察していた。記憶が失うよりも、限界に辿り着けば…、肉体の成長が止まってくれる筈だ。強いと、敵はいない、と証明する為に…。) [Mon 15 Mar 2010 00:07:15]
アクセラレーター > (一人の少年と出会い、同居の生活をした。同じ待遇を持ちながら、子供のように振る舞い、笑ったり泣いたりしたかも知れない。そんな少年は、弟のように思っていたし。一緒に寝る夜が楽しかった――… エニシ。) ――― っ痛てぇ …。 (頭が割れる痛みに、脳裏に描く思い出が薄れ掛けた。余計な感情と情報を封じるかのような、何かに怒りを抱いた。其れ以上に、奪うんじゃない、と内心で舌打ちする。) まだなんだよ…。 (暫くしてから、一人の少女と出会った。何を思い詰めていたか、今となり思い出せない。気付かない振りをして、思うがままに動いた。共に歩き、共に生き、共に笑い、―――…) ( 『■ラッ■ィさンがオカ■サンだッたら良■ッたの■』 ) (記憶の崩壊が進んだ。感じた温もりが記憶の塵となり消え去る感覚に、悲しみや苦しみを抱くよりも純粋な怒りを覚えた。多くの記憶を失われる中で、最も大切にしていた記憶が犯される。) [Sun 14 Mar 2010 23:59:21]
アクセラレーター > (都市伝説と呼ばれる怪物の中でも厄介のが、未確認生物や精神体だと吸血鬼は思う。何の武器を扱い、何の能力を使い、何の工夫するのか、全く分からない未確認生物を殺すのに手間が掛かる。精神体は幽霊や悪霊、精霊という存在に太刀打ち出来る自身は未だに無かった。) … まだ 進化し足りないな。 (僅かだけ取り残された理性を、吸血鬼は駆使をしながら学習し続ける。学習しても、知識として蓄えられる容量に限りがある。其処が限界か、と思われたがそうではなかった。容量の限界が超える知識は、大半を占める本能に蓄えればいい。考えて動くよりも、無意識に動く方が圧倒的なスピードを誇る。機械的な人形らしい戦い方。) ――― 殺戮人形 なぁんてね。 (下らない独り言に、双眸を窄めた。どれだけ悪人を殺せば気が済むのだろう。血を啜れば気が済むのだろう。飢えているのは、―――人間の暖かいモノなんだけれど。) [Sun 14 Mar 2010 23:50:54]
アクセラレーター > (吸血鬼は吸血鬼を悪人という定義を引くが、怪物を超えた怪物と過少評価は決してしない。) ――― 幽霊ねぇ? (姿を晦ます際や、移動する際の能力を重宝しては多用した。多数の目撃者が『 アクセラレーターが消えた! 』や『 壁を通り抜けた! 』や『 死体から血が抜かれている! 』や『 素手で引き千切ったようなバラバラ死体! 』という証言が『 幽霊 』『 怪物 』『 吸血鬼 』という噂が少しずつ浸透し始めた。小規模な組織が着実に、破壊を繰り返している。が、都市伝説の怪物たちには到底に叶わない。) [Sun 14 Mar 2010 23:37:45]
アクセラレーター > (何から何まで真っ白な姿かたちをしている。純潔や純白とは程遠かった。闇に溶け込めず、光に虐げられた、白熱し、白濁し、穢れきった純白。そんな神出鬼没に等しい存在が、暗黒街の時計塔…機関部を通り抜けた先の展望台で佇んでいた。微かな笑みが零れる。)  ハハっ。 中々の絶景じゃあないか。 (浅い眠りから目が覚めた直後、視界に移りこんだのは真っ黒な闇に覆われた暗黒街。暗黒街の闇の色を塗り潰そうとする、白の色の雪が夜空より降り注いでいた。長身の女性ながら、戦う者の身体にしては隆起の恵まれた肉体。肉体に包むのは自らの血で作り上げられた、ロングコート染みた羽衣だ。) [Sun 14 Mar 2010 23:21:28]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『 時計塔 展望台 』 [Sun 14 Mar 2010 23:12:12]
お知らせ > キャラメルさんが退室されました。 『 今日は、もう帰ろう 。  ( 早く、治さないと ―― )』 [Sun 14 Mar 2010 21:28:31]
キャラメル > ( 伏したまま微動だにしなくなった男を蹴り付ければ、柔らかい様な硬い様な奇妙な感触が足先に伝わり )   もっと、もっと綺麗な羽はないのかな。  ( 息交じりに呟いた ) ( ミルクに今度相談してみようか?此処は汚い羽ばかりの様な気がする。 ――綺麗な人間を見てしまったから、そう思うのか )  …… ッ   ( ぐしゃ、と前髪を掻いて )  熱い、  ( 冷たくなった手に触れた額は、いつも以上に熱かった。あァ 通りでぼうっとする筈だ )  [Sun 14 Mar 2010 21:22:56]
キャラメル > ( 小さな靴音をさせて伏した男の背から立ち上がり、其の様子を見下ろす )  …綺麗な羽では無いから  あまり手間を掛けないで下さいね?  ( 右手に持った血塗れの斧を、男の首へと振り下ろす ) ( 小気味良い音、蛙の鳴く様な声、飛び散る鮮血 )  アハッ、  ( この瞬間は楽しくて、気持ちが良い。達成感も充実感もある ―― けど、 )  (  全てが終われば、心に黒い靄みたいなのがあるみたいに 変な不満が残る  )  ……こういう人間じゃあ、飛べる羽にはならないのかもしれないね。  ( 膝をついて、流れる赤い赤い血液を見つめ ) [Sun 14 Mar 2010 21:07:34]
キャラメル >   ………。  ( 触れた首筋には吸血痕が残るものの、痛みは無い。あれから一応大事を取って羽集めは休止していたけれど、特に異常も見当たらない )  ( 僕が、吸血鬼になったらミルクはなんて云うだろう )  ( ふと思い浮かんだ疑問に、僅かに眉を寄せ )  (  下から響く低い唸り声に、視線を落とした  )  …あれ、まだ生きていました?結構頑丈なんですね。  ( くす、口許を怪しく歪め ) [Sun 14 Mar 2010 20:53:19]
キャラメル >   いつになッたら、桜が降るンだろうね。  ( 春に咲く花、桜。結構僕は好きなンだ ) ( 暗黒街のとある通り、建物の裏。血溜まりに伏した男の背に座りながら、少女は空を見上げる。白い結晶が幾つも降りてくる空。血で染めあげれば、桜に似るだろうか )  ―――……あーあ、なンかつまらないな。  ( ぽつンと呟く様な小さな声。肩に軽く触れながら、吐いた息は僅かに白く染まった ) [Sun 14 Mar 2010 20:40:55]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『  あァ、また雪?  』 [Sun 14 Mar 2010 20:37:39]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 『 喰う喰う喰う喰う 』 [Fri 12 Mar 2010 22:10:10]
夜魔 > 召喚召喚召喚召喚 ( そうしてこの場に人ならざる者をそれは再び呼び寄せる。少し呼んでいたけれどあれじゃ足りない。ここは餌の多い良い場所なのだから。けれど狩り過ぎはよくない。連中は逃げずに抵抗してくる者だっている。出来る限り大勢が集まる所は避けよう。御馳走を食い荒らせないのは少し不服があるけれど、それで折角の良質な餌に消えられたら僕だって悲しくなる。 )( 呼び寄せられた異形の怪物達は知識ある者達を探す為にその黒尽くめから去っていく。さあ僕も探さないと。無駄にしている時間なんて僕にはないんだから。 )( ズルリ。ズルリ。ズルリ。その仮面を被った存在はまた路地を歩き始める。自分の求め欲する者を探す為に。 ) [Fri 12 Mar 2010 22:09:45]
夜魔 > ( ズルリ。ズルリ。ズルリ。――――ピタリ。 ) け 多 。多  る。僕一  ゃ こ 量を ま    大 だ。呼     ら。あ  連 。粗  狡 な連 だ   こん  を    は つ。 ( 何かに気付いたようにそれはゆっくりとした歩みを止めると、その場でぶつぶつと呟き始めた。それは先程までのたどたどしいぶつ切りの口調とは一線を画したハッキリとした口調だ。 ) 我呼び寄せるは醜悪の権化。我が招くは異形の徒。ただ古より忌み嫌われし全ての存在に疎まれる者達よ我が呼び声を耳にし応じこの場に顕現せよ。我は知識の探求者。我が求めるはただ知恵の実なりて、汝らそれを我が前に捧げる為に幽世より顕現せしめん ( それは召喚術。こことは違う次元にいる怪物達を招き使役する為の言霊。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:54:56]
夜魔 > ここ 。こ 場 は素  い。 こ  も  ち  る。ケヒ   ヒヒヒ。泉 湧   り   汲 上     としな   は人は  人 助から  何   ない。そう奴   彼   あ  中  僕た    さ    けな  だ。だ らそ    成さ  れ  けない     ん  害があ  も れは   罠な  か 。 ( それは断片的で、しかし確信に満ちた言葉を口にしながら歩き続ける。自らの目的を果たす為の糧をただひたすらに追い求める。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:40:41]
夜魔 > ( ズルリ。ズルリ。ズルリ。 ) ( 引きずるような音と共にそれは道を歩いていた。真っ黒な服に身を包んで表情を隠すように仮面を付けたその格好は、まるで等身大のゴミ袋がお面を被ったようでもある。 ) 足  い。 だだ。 っともっと知   恵を  つ な ては。 ( それは虫食いのように継接ぎだらけの単語を口にする。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:32:12]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『キ  ヒ ヒヒヒ  ヒ』 [Fri 12 Mar 2010 21:25:48]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 彼に、無様に送り届けられた。 )』 [Fri 12 Mar 2010 02:43:12]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(彼女を、中央病院へと送り届けた)』 [Fri 12 Mar 2010 02:42:00]
アイゼンリッター > “俺”が、やるしか……ないじゃあ、ないか……!(答えは明白だ。 服装を糺し、らしく振る舞い続ける。 偽善者であろうが、狂人であろうが、犯罪者であろうが。 他の市民の多くは何もせず、自警団でさえ動かないというのであれば。 そしてズルズルと彼女を引きずったまま、歩き続け――) [Fri 12 Mar 2010 02:41:37]
アイゼンリッター > (カイン・グレイホーク、或いはアイゼンリッターを名乗るこの人物は、ある日を境に禍津日に犯されている。 同時に、幾人かの友人たちによって、ギリギリのところで踏み止まっている。 彼は犯罪者を殺すべきだと思うことが多々あるにも関わらず、「怪物になるな」「服装を糺し、らしく振舞え」といった教えで辛うじて、この状態を保っているのだ。 それは矛盾だし、中途半端と罵られて当然だろう。 正気を保っているかもしれないが、一般的に見れば彼は狂人の部類に入るし、である以上は多くの自警団員や市民がそう認識する通り、彼は危険人物だ)……は、ァ……ッ!(微かに呼吸が楽になる、これならば――動ける。 大丈夫だ。 病院まで運ぶことができる。 罪状は重なるかもしれないが――まあ、いつもの事だ。 中央病院に怪我人を運びこむ鉄仮面、なんてのは。 いまさら自警団に追われる理由が一つ二つ増えた所で、変わりようが無い)クズだとは、言ったが……居住区の治安を守ってることは、評価しているとも、言った。 ――今まで言ったこと全てを、撤回する気は毛頭ない、が――……。(それでも、自警団が手一杯だという事実は認識している。 ただ、それを言い訳にして、諦めて欲しくないだけなのだ。 犯罪の被害から、市民を、自分たちの手で守る。 それが――ヴィジランテじゃあないのか。 法律が無意味だというのなら、それに意味を為すように行動すれば良いじゃないか。 諦めずに、『やる』だけで、一人でも誰かを助けられるのだから。 そしてスラムや暗黒街で殺される人たちが、見捨てられて良いわけがないのだから。)(法律や自警団への信頼と期待、裏切られたという失望感。被害者たちを助けたいという想い、犯罪者たちへの憎悪と憤り。 現状に対する不満、怒り。 子供たちに対してついた「アイゼンリッターがいるから大丈夫だ」という嘘。 ごちゃ混ぜになった感情は、一つの結論へと到達する)だったら――……。 [Fri 12 Mar 2010 02:40:44]
リコ >  あんたは…………ひどいやつですよ………。 ( 怪物と戦うものは気をつけなさい。 いずれあなたも怪物となる。 では、法という怪物のあぎとへと、せっせと餌を運ぶリコは何だというのだ。 自警団は何だというのだ。 セイギノミカタに否定される我々は。 ) 自分だけ、かっこつけて…………わたしらは………かいぶつですよぉ………。 ( ずり、ずり。 少しずつ進まされる。 肋骨がカリカリ肺をひっかいて息苦しいが、動けないほどじゃあない。 だがひどく億劫だ。 ) その様でわたしを病院まで運んだら………あんた、間違いなく逮捕ですよ………? ( クズなんて放り出して、悪党どもを蹴散らしに行けよ。 役にも立たないクズなんだろう、税金を食い荒らす虫なんだろう。 なら、蹴り飛ばせよ。 ) ………この偽善者……。 [Fri 12 Mar 2010 02:26:33]
アイゼンリッター > あたり、前だ……ッ(前へと歩き出す。 後はもう、完全に体力比べだ。 意識の朦朧とした鉄仮面の男は、もう自分が何を口走っているのかもわからないだろうが、それでも自警団員を引きずるようにして動き始めた)殺された、人は、何人も見たし……ッ コンス、タンツェは――目の前で、刺し殺された……! 死んだ、あとは――ネクロ、マンサーに、弄られるのが、オチだ……!(ツギハギだらけの娘の死骸。白濁に塗れて、腐敗臭を漂わせながら、起き上がって襲ってきた。 未だにあの舘の事は夢に見る。 屍と、肉と、血と、臓物に溢れた舘。 あの時、自分は死霊術師を殺しておくべきだったんじゃないだろうか。 否、他の犯罪者にしたって、そうすべきだったろうが――)――かいぶつ、に、は……なれ、ない……ッ!(そう言って、支えてくれた人がいたからだ。 だが、二度も目の前で自警団員が死ぬのは。 刺されるのは)(ぶつ切りの思考が微かに繋がって、右腕が肩鎧の下に滑り込み、ナイフを引っ張りだした。 それを躊躇する事無く、肩口へと突き立てようとする。 ――彼女の、ではない。 自分のだ。 マフラーを切断すれば呼吸は楽になるし、刃物の痛みならば意識も冴える。 そうすれば、病院へさらに近づけるだろうから) [Fri 12 Mar 2010 02:18:32]
リコ > ( まあどちらが正しいというのはいずれ審判の日に決まるとして、この場においては見苦しいやり取りの結果、九十九を救い一を捨てることを選んだ自警団員は地面に付して血を吐き、一を救い九十九をも救わんとする鉄仮面は締め上げられ、泥沼である。 ) ( 無理に立ち上がり、動こうとする鉄仮面に、鉄錆くさい声でリコは制する。 ) 動くんじゃねーです…………あんたは、私が、逮捕するんですから……………それに。 ( 相手が立ち上がったのならば、大地という頑丈な枷がなくなった分、ろっ骨も楽だ。 締め上げたまま自分の脚を、地面に下ろして。 ) 人が死ぬのはいやですか偽善者…………その甘さが、きたねえですよ。 ( こいつが殴り、自警団が逮捕した者たちは、少ない期間の拘留や、言い逃れによる釈放、そんなもので表に出て、腹いせで人を殺すかもしれない。 或いは、法が彼らを処刑するだろう。 殺すところを人にやらせるなんて、ひどいやつです。 うっすら笑いながら、楽になった分さらに締め上げて。 自分の命と逮捕とを、天秤にかける程度には、リコは、自警団員なのだ。 ) [Fri 12 Mar 2010 02:08:01]
アイゼンリッター > …………タフなのは、自慢、だが――途中で倒れたら、その時は………諦めてくれ。(グッと手足に力を込めて、抱きつかれた彼女に締め上げられたまま、起き上がる。 全力疾走の真っ最中のように、視界が暗い。 中央病院までは無理だとしても――近くに医者がいたかどうか。 ええと、ああ、もう。 かんがえが、ぼんやりして、まとまらないが……くそ。 しなせいたい、やつなんか、いやしないのだ) [Fri 12 Mar 2010 02:01:38]
アイゼンリッター > (カイン・グレイホーク、或いはアイゼンリッターと呼ばれる人物は、もはや神を――存在するとしても、頼るべき存在としては――信じていない。 が、かつて彼がパプテス教徒であった頃、紐といた聖書にはこう書かれていた事を覚えている。 迷わぬ九十九頭の羊よりも、迷った一頭の羊が救われる事を喜ぶ、と。 其方が九十九を選ぶのは勝手だが、一頭を救うことを否定される謂れはないし、見捨てて良い筈も無い)(グッと締め上げられながらも、さらに体重をかけて押し潰すように覆いかぶさる。 血流と酸素がさえぎられ、意識は朦朧とするが――)ああ、糞、全く。……これじゃあ、強姦魔呼ばわりも――……(仕方ないかもしれない。 アレは、女の強姦魔と対峙した時だったか。酷い言い掛かりもあったものだと、掠れた、皮肉げな声で呟いた。 幸いにして、右手の痺れは取れてきた。 両足も自由だ。 そして、相手の掠れた声と、血の匂い。 ……なら、やる事は一つ、だ) [Fri 12 Mar 2010 02:00:27]
リコ > ( どこまで救ってどこまで見捨てるのか。 リコはかつてその境界が見えなかった。 いまも見えない。 だが、少なくとも、主は自らを救わんとするものを救う、だ。 助けを求めないものは、救えない。 助けを求められても、力及ばない時だってあるのに、声を上げずに縮こまるだけのものをどうして救えようか。 全てを救えというのならば、その救われるべきだというものたちがどういうものなのか見なければならない。 一頭のヤギを救うために、百頭のヤギを置き去りにはできない。 自らいなくなるヤギをどうして救えよう。 居住区全ての人間を救ってから文句を言ってもらおうか。 ) ( ずん、と地面にたたきつけられる体、大地と人一人分の重みに挟まれる苦痛。 肋骨でも折れたか、口元から血のにおいがする。 ああ、そうだ。 私たちはいつだってこうやって間ばさみだ。 ) もう………自分の鼓動がうるさくて何言ってるかわかんねーですけど……あんた、息止めるの得意ですか? ( 相手の首にまわした腕で、自分の肩口の布をしっかりつかみ、そいつをつかい相手の首を締め付ける。 もう片方の手は相手の背中を押し、肺を締め上げる。 締め付けられて呼吸はどれくらい持つ? 一分か、二分か? それ以前に、ゆっくりと締め上げる腕は、血管を押さえつける。 ) まったくよー…………これで死んだら…………………なさけねーですね………。 ( 呼吸がつらい。 肋骨一本折れたどころか、肺がグリグリやられている気がする。 ) [Fri 12 Mar 2010 01:47:11]
アイゼンリッター > (多くの市民を守るというご立派な理想の下で、見捨てられた人々がいる。 馬鹿だ狂人だと言われようが、それを「それで良し」とできるわけがない。 結局のところ、如何にそんな事を叫ぼうが、自警団が何もしていないのは事実じゃあないか。 死霊術師の事件にせよ、目玉泥棒にせよ、アクセラレーターにせよ、此方から情報を持ち込まない限り、ろくに捜査もしていなかっただろうに――全てスラムや暗黒街で起きた事件だからという、そんな馬鹿げた理由で)(だからこそ、自警団のふざけた主張に耳を貸す必要性を、まったくと言って良いほど感じられない。 大勢を守る為に少数を犠牲にして、犠牲になるような人々がいる区画では何をやっても見て見ぬ振り、アウトローが怖いから暗黒街に押し込めておくけど、連中や怪物が出て居住区に出てきても、大局を見据えて動かない、だ。 如何に居住区を守ってようが、変えようとしていようが、全てを看過しているというのならば――クズはクズだ)そうだな、私も――貴様らのような輩は、反吐が出るよ。(そうして思い切り勢いをつけ、装束の重みも乗せて、彼女の身体を地面へと叩きつける。 ――生憎と、生半かな鍛え方はしていない。 身動きこそ取れないが、締め付けに対しての単純な体力比べ、我慢比べならば、此方に分がある。 怪力女という事実は認めるとしても――アクセラレーターほどじゃあ、ない。 これならば、耐えられる) [Fri 12 Mar 2010 01:33:00]
リコ >  自分のやっていることを崇高とし、他の人間の努力を否定する馬鹿があんたですよ! ( 自分が全ての事件を解決して見せると息がり、自分が全ての犠牲者を救ってやると叫び、まったく成し遂げられていない現実に目も向けない。 そんなのは狂人を通り越してただのバカだ。 ) この、私がッ! このリカルド・アンブロッシオがッ! クズだというなら試してみろ! ( 貴様の言うその腐ったクズの中で、変えようと努力する人間がいることも、多くの民を護ろうとする意志も、全てが全て届かないというのならば、言い聞かせるのは諦める。 ああ、諦める。 いまはな! ) てめーみてぇな中途半端な野郎が、私は一番大嫌いなんですよ―――ッ! ( ぐるん、と重力の向きが変わり、飛ばされそうになるならば、しっかりと組みついた姿勢から、左腕は相手の首に回し、足をつかんでいた右手は相手の背に回そう。 クロスレンジまで近づいたこのリカルド・アンブロッシオを執念、片手一本の軽業程度でひきはがせると思うなよ。 放り投げられるならばもろともだ。 仲良く地面にたたきつけられようじゃあないか。 怪力女のベアハッグに耐えながら、ね。 ) [Fri 12 Mar 2010 01:20:51]
アイゼンリッター > ああ、その通りだ! 常々、言っているだろうが、居住区を守ることに関しては評価するが――(起きている事件に眼もくれず、ご高説を垂れる自警団なぞ糞喰らえだ。 如何に理由を並びたてようと、そこの路地で誰が殺されようが、犯されようが、見て見ぬ振りをしている事実に変わりない。 それを良しとするのであれば――そんな自警団は無価値だ。 如何に居住区を守ろうと……)――貴様らは、スラムや暗黒街で人が殺され犯され捨てられようが気にせず、ただ『仕方ない』と喚き散らすだけのクズだとなッ!!(押し倒そうとする動きに抗うことはできない。ぐらりと体勢が崩れる。 望む所――組み付いた所で、相手が大きく足を上に引っ張り上げてくれた事が大きな補助となる。 するりと左手を離し、最早頭上へと迫った地面に掌を突いた。 片手故に若干不安定ではあるものの、ここから先は十八番。力比べで勝ち目は無くとも、だ。  そのまま左腕を伸ばし、軽業めいた動きでバクテンをするようにしつつ、押し倒そうとする彼女の動きと勢いを利用して、後方へと放り投げようとする!) [Fri 12 Mar 2010 01:09:05]
リコ > ( いま犯罪の被害にあっている人間を責める人間を殴り飛ばせば状況は良くなるか? 答えは否だ。 起こるかもしれないことを防いでいる自警団の仕事に目も向けず、劣ってしまった仕方のない事件ばかり攻め立てるのは子供の駄々と一緒だ。 ) ええ言ってやるですよ! なんだって言ってやる! てめーだって言って見やがれ! 自警団が救ってきた人たちに! 護ってきた人たちに! お前らの代わりにコンスタンツェが、目玉泥棒の被害者が死んだってなあッ! ( 頭突き。 それに対して、今度は真正面からは受けない。 頭突きがとっときの武器だとわかって、クロスレンジでの常とう手段だと知っていて、対処せずにはいられない。 相手がこちらへと向かってくるタイミングにあわせて、頭を、横にずらす。 そしてがっちりと胴体がぶつかり合えば、つかんだ足を上に引っ張り上げて、相手のバランスを崩そうと。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:55:35]
アイゼンリッター > それは、他人を見捨てる理由には――ならない……ッ!(大局を見れば、今犯罪の被害にあっている人間を救えるのか? 答えは否だ。 そして自警団が大局を見据えて動いているようには、とても思えない。 彼らは遭遇するたび、口を揃えてこう言うじゃあないか。 「仕方ない」と。 それは諦めだ。 断じて認めてはいけない)(相手の腕を取る事はできたが、此方の足を取られた。 右腕は動かせないとはいえ、相手も十手を捨てた。 状況は五分と五分――いや、やや此方が悪いか。 体勢は崩れつつある。押し倒される――或いは革鎧ごと足を握りつぶされる――のも時間の問題だろう、が)コンスタンツェの墓の――彼女の家族の――目玉泥棒の被害者たちの前で、同じ台詞を……吐いてみろ……ッ!!(目玉泥棒なんて優先すべき事ではないと、『起きてない』事件だからと、そう言ったのと同じ口で、だ。 両手足が動かせなくとも、動かせる部位はある。 先ほどと同様、頭を振りかぶり、前へと叩きつけるように振るった。 彼女の頭部へと、だ) [Fri 12 Mar 2010 00:42:00]
リコ >  統制下にない暴力を認めるほど、自警団は向こう水じゃね―ですよ……! ( 大局を見据えず、短慮を図るのが間違いだ。 誰が夜警を見はるのだ。 荒れ狂う力は、いずれ自分たちに向かう刃でしかない。 そこにあるのは恐怖だけだ。 ) ―――甘いッ! ( 鉄仮面に突きだした腕を掴まれ、足元で足の動く気配。 この動きは、古い記憶の中にある。 それを丁寧にさばいている余裕はないが、しかけられるとわかって大人しくしている道理はない。 右手に握っていた長十手をはなし、持ちあがった相手の脚、腿をつかもうとする。 足さえ上げさせなければいい。 通常足と腕であれば足の方が強いが、それを覆せるだけの腕力が自分にあることを、リコは確信していた。 もちろん、それがダメだったときは簡単に失敗するが、少なくともその信仰は動きからためらいをなくす。 つかめれば後は簡単、革鎧程度ならば、握りつぶすことは造作もない。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:32:17]
アイゼンリッター > どちらが、自己中心的だ……ッ!(単純な力比べでは分が悪い。――が、まぁ、それだとていつもの事、だ。 笑ってしまうような話だが、筋力や素早さは、鍛えた人間並みか、それ以下しかない。 ただ、だからこそ、弱いと侮ってもらっては困る。 此方だとて、気楽に勝ち続けてきたわけじゃあない。 ただ頑丈なだけが取り得の――それも役者が、犯罪者相手に、獣人に、武術の達人に、魔術師に、吸血鬼に、殺人鬼に、どうすれば戦い、どうすれば勝てるのか。 人質を取られた時、多人数を相手にする時、様々な想定をして、装備を整え、此処まで来たのだから。 故に、負けるわけにはいかない)(無駄だ。無意味だ。気が狂ってる。犯罪者。 幾度も言われた言葉だし、今更それを気にするつもりはない。 初めて自警活動に乗り出した夜、誘拐された娘を救おうとした者は他に誰もいなかった。 アウトロー、強姦魔、強盗、殺人鬼、怪物。 暗黒街やスラム街で好き勝手暴れ、人を襲う輩。 そいつらのせいで、どれだけ多くの人生が狂わされてきたか。 ――それを『仕方ない』『変わらない』からと言って見捨てて良い筈が無い。 なら、どうすれば良いか。 ただひたすらに『やる』だけだ。 服装を糺し、らしく振舞え。)――ッ!!(相手の踏み込みにあわせ、突き出したままの腕へと、動く左手で掴みかかる。と同時に此方も足を上げ、相手の膝を――間接の内側へと踏み込むように蹴りつけようとする。 かつて短時間だけではあったけれども、知り合いの女性騎士から直接訓練を受けた、騎士団流の捕縛術だ。 相手の力を利用する技に、当時の自分は何度も極められたものだが……さて、これが目前の彼女に通用するか否か。 無理ならば、押し倒されてしまうだろうけれど) [Fri 12 Mar 2010 00:19:28]
リコ > ( よほど頑丈らしい怪人だ。 革鎧程度でここまで防がれるとは………ただの人間と考えて対処するのはやめた方がいいかもしれない。 まあ最初から手足はへし折る気だったが。 ) は、あなたがどうやら自己中心的人間であるということくらいはわかったですけどね。 ( リコという存在がいまだクビにもならずここにいる理由というものがある。 第一、文句を言う先が違うというのだ。 自警団は市民が集って自分たちを護るためのもの。 ただ守ってもらうだけを主張されては困る。 どうにかしてほしいのならば市長に直訴でもしてもらいたい。 騎士団に懇願でもしてもらいたい。 自警団は、ただの、自警団だ。 駄々をこねる子供には、少し頭を冷やしてもらわねば。 ) ―――いっ……たっ、く、ないっ……! ( 拳に合わせて繰り出される頭突き。 指の折れる音がする。 だがその程度は、本当にこの程度は、怪我でもない程度だ。 もちろん。 痛い。 物凄く痛い。 だが、この程度で泣き言言っていたら、自警団なんてろくでもない仕事やってられない。 現在17戦13勝2敗2分。 生存をかけた戦争に挑み、英雄と剣をかわし、骨折と友達づきあいしてきたリコを、そこらの自警団扱いするのならば、過小評価と言わせてもらおう。 そこらの自警団人よりはるかに多い実戦経験? 万全の準備をしてろくな武装もしていない相手に奇襲ばかりしてきたやつと、剣一本で鎧もなしにばかげた怪物どもと正面から殴り合ってきた馬鹿と、比べてもらっては困る。 ぎりりと奥歯をかみしめ、ずん、と足で地面に踏み締める。 そしてそのまま力を込めて、頭突きしてきた鉄仮面を押し返し、押し倒してしまおうと。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:03:56]
アイゼンリッター > (十手を打ち込まれて尚、鉄仮面の男は直立不動のまま。 苦痛はあるし、右腕は痺れて動かすには間が空きそうだが、我慢できないほどじゃあない。 浪人の刀を受け止めた時や、或いはアクセラレーターと殴りあった時に比べれば、だが……)(そして毀れるのは溜息。 心底からの、呆れと、失望からの。)結局、『スラムや暗黒街に犯罪が起こるのは仕方が無い』『だから何もしない』か。 言いたい事はそれだけか? なら――……。(それが彼らにとって「最小限の被害」だというのならば、笑わせるなの一言だ。 それで自分たちこそが正しいと信じている以上、どちらが偽善なのかわかったものではない)(鉄仮面を被った頭部を大きく仰ぎ、相手の拳に合わせて、思い切り前方へと叩きつけるように振るう。 頭突きによる――鉄の塊によるカウンター。 情けない話だが、犯罪者相手に最も良く打ち込んでいる一撃だ。 かつてのカイン・グレイホークならば「舞台の上では何度も戦ってきた」と自信を奮起させたろうが、今のアイゼンリッターならば違う。 そこ等の自警団員より、遥かに多く実戦経験を積み重ねてきているのだから。 その行動に迷いは無い) [Thu 11 Mar 2010 23:52:47]
リコ >  やっても変わらないから言ってるですよ! ( スラムの存在は、経済に端を発している。 多すぎる人間に対し、金が足りないのだ。 たとえ千年アイゼンリッターがいまと同じことを続けても、スラムは永劫変わらない。 やり方自体が間違っている。 体制に文句があるというのならば、その体制を打破すべき手段を持ってならなければならない。 理想郷を打ち立てたいのならば、金だ。 まず金だ。 経済を発展させる。 物品を流通させる。 治安を維持する。 いまが、いまの状態が現状の最大限なのだ。 ) 被害は最小限、そしてさらに言うならば―――! ( お前が原因であふれたんじゃないんですか、とその言葉の代わりに、更なる一撃を見舞おう。 肩口に叩き込んだ長十手。 骨の一本や二本はへし折ってやりたいところだが、片手打ちでは限界がある。 着地すれば、さらに踏み込み、握りしめた左拳を、相手の顔面に向けて振るう。 こぶしを痛めるとか、そういうことは考えない、ひたすら全力のパワーを込めた一撃。 たかが副業ヒーローに、実戦で負けたんじゃ笑い物だ。 だから、全力。 ) [Thu 11 Mar 2010 23:40:21]
アイゼンリッター > ――――む。(驚きからの、小さな声。 爆発的な急加速は、某かの武術の類でなければ、マジックアイテムか魔術に因るものだろう。 コレだから魔術の類は嫌いだ。 突如として煙幕を発生させ、肉体を武具に変え、空を飛び、槍を放ち、急加速。 対処法は考えなければ――)(ともあれ、思考は一瞬。 目潰しの胡椒も払われた今、待ち構えていた以上は咄嗟に避ける事などもできず、その肩口に鉄棒が叩き込まれることになるだろう)(貴女の手には革鎧の感触と共に、肉に打ち込まれた手応えが返ってくる。 耳には、微かに苦痛を堪えるような、ぐ、というような声も聞こえるかもしれないが) [Thu 11 Mar 2010 23:33:49]
アイゼンリッター > そうする為に続けている。(躊躇わずに言い切った。 100年でも、200年でも。 年老いて最早なにもできなくなるか、死ぬまでの間。 現実がどうあれ、やらなければ何も変わらないし、やるのならば可能性は1%でも存在する。 行動せず、救えないから、違う区画だから、何も変わらないからと喚く輩に対して、妥協をするつもりは一切無かった。 居住区の治安を維持している事に関しては認めるが、スラムにせよ暗黒街にせよ、そこに暮らす人々を切り捨てているという事実には何ら変わらない。 理由が何であれ、だ)暗黒街も同様だ。 ――第一、連中を押し込めているつもりらしいが、とうに破綻しているじゃあないか。(目玉泥棒は、大胆不敵にも芸能横丁で殺人を行い、自警団員までその手にかけている。 アレは殺人鬼であり、少女なのは外見だけという認識だが、自警団員が舐められている事実に変わりは無い)ともあれ、話にならないという点では、お互いに意見が一致したか。(――結局、暗黒街やスラムにまで警邏しに来る自警団員でも、この程度という事だ) [Thu 11 Mar 2010 23:30:18]
リコ >  悲劇に耐えきれなっただけのこと! もはや語ることはないです! ( 飛んでくる何か。 火炎瓶を想定して、リコは十手から左手をはなし、飛んできたそれめがけて伸ばした。 ―――そして目前で散らばる何か。 それをぶわん、と振った腕で弾き、まだのこる胡椒の中を、突っ切る。 火炎に備えて止めていた息が役に立った。 片目だけつぶって、右足に込めた魔力を炸裂させれば―――その体は地面を強く強く蹴り、一足の下に、距離を肉薄させる。 奴のすぐそばまでは、玉石はないだろう。 あとは見なくてもいい。 振りかぶった鉄の塊を、装甲をぶったたくための鉄の塊を、前方に向かって思いっきり振るうだけだ! ) [Thu 11 Mar 2010 23:22:24]
リコ >  あなたが救ったものたちはその後幸せにめでたしめでたしだったですか? ( 無論、否だろう。 スラムはなくなるか? 両親は生き返るか? 子供は大人になれるか? 奴隷になったものたちは戻れるか? その拳で掬いあげたつもりのものは、その後どうなる? 変わらずに被害を受け続けるだけだ。 ) 街には法が、暗黒街には無法の法があるです。 そしてスラムには飢えがある。 スラムと暗黒街を同一視するのはいい加減やめたらどうですか! ( スラムはスラム。 暗黒街は暗黒街だ。 一見似ていても、生きるためでない犯罪に踏み出したものの街だ。 何度でも言う。 スラムでは、ない。 ) 茂った雑草を刈り取るのは楽しそうですね偽善者。 庭園の隅々まで練り歩き、雑草を一本一本引き抜くつらさがわからないでしょう! ( 子供? だからどうした、だ。 この街を護ろうと駆け出した少女は、まだ十六、七だった。 いまも20に届いていない。 ) 貴方の発言はすべて、あなたのちっぽけな器が悲劇に耐えきれなかっただけのこと\1 [Thu 11 Mar 2010 23:17:22]
アイゼンリッター > ――……無いんだ。(そして相手が接近してきたタイミングを見計らい、胡椒瓶を振りぬく。 ポーチの中から伸びる紐で括られた其れは、一挙動で取り出すと同時に蓋がはずれ、中身を貴女の顔面目掛けて飛び散らせる) [Thu 11 Mar 2010 23:02:26]
アイゼンリッター > もう一度言う。 現実を見ろ。(スラムに住んでいた為に両親を殺された娘がいて、幾度も強姦や強盗の被害にあいそうになった子供がいて、奴隷商人に妹と友人を売り飛ばされた挙句に殺人に走ろうとした者がいた。 全員を救ってきたと胸を張って言う気はさらさら無いが、救ったという結果があるというのは、戦い続ける上で大きな支えとなっている。 同時に、自警団が見落としてきた死霊術師、目玉泥棒、吸血鬼、そういった犯罪者たちの存在もまた、自警活動へと赴かせる原動力である)――この区画、スラムの全員が犯罪者だと思い込んでいるようだが、そう認識するのは随分と楽そうだな。 居住区の面々だけを守っていれば良い。 だが、私が追い払った強姦魔の少年は、貴族だったぞ?(確かシェルとかいったか。アイゼンリッターの劇を見に来るような子供だった。 被害者もまた幼い少女で、スラムで母親と共に暮らす優しい子だった。 活動開始当初に遭遇した事件は、カイン・グレイホークに大きな衝撃を与え、同時にアイゼンリッターの怒りを呼び覚ます)(ジリジリと足を進めて来るのを確かめつつ、手の内の瓶に力を込めた)それと、勘違いしているようだから、一つ訂正しておく。 私は人間相手に火炎瓶を使った事は――……。 [Thu 11 Mar 2010 23:02:11]
リコ >  私たちが、犯罪者たちが出向いてくるのをさあどうぞと通したとでも? たった一人で意味のない駄々をこねるあなたがそんなことを言うのは、滑稽としか言いようがないですね。 ( 行動すればそれでいいのではない。 相手の行動に結果が伴ったことがあるだろうか。 所詮はその場のことだけだ。 我々が防ぎきれなかった二、三の事件をあげて、防いできた百の千の事件を忘れるのか。 ) あなたがそうやって一人を救う度に、そのしわ寄せを九人が食うです。 百人救おうが千人が。 千人救う間に最初の百人だって。 一しか救えないやつが、九を救う我々にケチつけるのはお門違いですよ偽善者。 ( 切って、捨てる。 共感はある。 同情はある。 だが、立つべき場所が、違う。 ) あなたの救った被害者が、いまは別の事件の加害者だ。 あなたが救うのは一体誰です? 街の九を食いつぶす一を認めるのは果たして正義ですか? ―――護られる権利を放棄したのがこの街だ! ( いつ市が、民を拒絶した。 市民としての義務を怠り、権利を捨てた方が悪い。 ) 誰を護って、誰を傷つければあなたは気が済むですか! ( 血は何リットルまで吸っていい? そんな悪魔のささやきを幻聴しながら、リコは大きく息を吸いながら、さらに接近する。 相手が武装を整えているのは先刻承知。 なにがあっても対処できるように、構えは中段。 そして……この武装を殺す意図がないと考えるのは勝手だが、リコに危害を加える意図がないわけではないことを宣言しておく。 練り上げた魔力を右足に込めながら、さらに、接近。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:51:56]
アイゼンリッター > 現実を見るべきなのは、其方だろう。 ――自警団を名乗っているのであれば、この区画だとてヴェイトス市で、人が暮らしているのだという事を忘れるな。(さて、相手の武器は鉄棒か。 正直に言えば刀剣の類の方がやりやすかったのだが、まあ、良い。 此方を殺す意図が無いらしい分、多少は楽になる、か?)(じりじりと迫り来る彼女を待ち受けつつ、此方は身構え、再度ポーチの中に手を入れる。 総力戦で行きたいところだが、相手を殺したくは無いのは此方も同じ。 火炎瓶は却下、人間である――と仮定した場合――聖水は無意味だろう。 となれば感覚器官への攻撃といこう。 探り当てた胡椒の瓶を握り、距離を測りながら待ち構える) [Thu 11 Mar 2010 22:45:06]
アイゼンリッター > 結局は其れだ。『仕方ない』『できない』『人手が足りない』――笑わせるな、だ。 行動もしないで喚くから、結局は犯罪者にさえ舐められる。(連中が暗黒街やスラムに閉じこもっていないのは、既に幾度と無く立証されている。 浪人騒動、目玉泥棒、“淑女”と呼ばれた吸血鬼、エトセトラ。 過去の記憶となって久しい事件も含めれば、連中は気軽に一般居住区へと進出しているではないか。 忘れたとは言わせない)――だが、何もしなければ何もできない。 行動しなければ、ゼロだ。 可能性が1パーセントでもあるのならば、するべきだろう。 あらゆる行動を。(できるか否か、救えたか否か、ではない。 やるか否かである、と鉄仮面の男は断じる。 百人が救えなくても、十人。 十人が救えなくても、一人。 一人が救えなくとも、次に救う為に。 ただ、やり続ける。 それだけだ) [Thu 11 Mar 2010 22:40:40]
リコ > ( 投げられたのは……玉石。 なるほど。 足場を奪うということか。 ) こいつで敵は逃がさず、自分は逃げやすいように、ですか。 それからあとは火炎瓶ですか? それに縄。 その装甲! それだけ現実的な武装ができるんなら………あなたの頭の中の理想ってものを一度よくご覧になったらいかがです! ( 足元が危うい、とはいえ、液体ではない。 十分のけられる範囲だ。 ずらりと長十手を引き抜き、構える。 足元は剣の道に習ったすり足で、玉石をどけるようにじりじりと接近していく。 もう少し早くもいけるが、焦りは禁物だ。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:27:52]
リコ >  自警団が市民の倍ほどの人数いたらかまけていられるんですがね。 現実を見るですよ。 あぶれ者の私だって、目玉泥棒だけ追っているわけではないのですよ。 ( これ以上何も起きなければ、過去の事件だ。 起きれば、そこでやっと目を向けられる。 いいことだとは言わない。 だがそれが現実だ。 ) それに、泥棒や強盗、あなたはそういう連中探しまわしてぶん殴って満足だろうですけどね、結局あなたは「かわいそうな」奴を探してるだけですよ。 ( 見つけやすいから、暗黒街に来る。 見つけにくいから、暗黒街の外で働かない。 そうとしか、見えない。 ) ええ、怖いですとも。 怖いです。 あぶれたアウトローが、何の覚悟もないか弱い市民に手をかけるのはね。 この暗黒街にも、望んで犯罪してるんじゃないってものがいるですよ。 でもねえ! あんなたがやってるのはそいつらを救うことじゃない! 自分の見える範囲でよりかわいそうに見えるやつを、好きなだけ暴れて守った気になってるだけじゃないですか! ( 救って見せろ。 我々を、自警団を、生ぬるいと情けないと斬って捨てるなら、全部救って見せて見ろ。 闇取引をなくして見せろ。 密輸業者を壊滅させろ。 それらにすがらないと生きていけない人たちを救って見せろ。 出来るものなら既にやっている。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:27:34]
アイゼンリッター > 認識が異なるな。 起こっていないんじゃない――『起きている』事件だ。目玉泥棒に殺された連中の家族、友人、恋人、同僚にとってはな。 ――勿論、泥棒だの強盗だのの類もな。(基本的に、自警団の巡回ルートに転がされている連中は、大概がそういった犯罪の現行犯だ。 もっとも、事情を知らない人間からすれば、無差別に人を殴り倒しているだけに過ぎないのだろうけれど)(そして、彼女の言葉にいいや、と首を横に振った)自覚が無いというよりも――自警団がそんな情けない事を言うとは思っていなかっただけだ。 『アウトローが怖いから、暗黒街に押し込めておきます』『アウトローを怒らせたくないから、暴れてる鉄仮面を捕らえます』……か。(話にならないなと、溜息を一つ。 相手がランタンを足元に落としたのを見て、こちらもベルトのポーチから袋を一つ振り抜き、袋ごと投げ捨てるようにして、中身を周囲へとぶちまけた。 路面へと転がされるのは玉石だ。)(相手が人型であり、地に足をつけて行動する以上、行動の起点は足だ。 幾度か彼女と対面したが、まさか羽を生やして空を飛ぶような類の種族じゃあ無いだろう。 もっとも、そういった連中への対応策も考えなければならないのだが)……やはり投網の類かな、羽を塞ぐには。(そんな呟きが漏れる。 今度、試してみるとしよう。 その機会があれば、だが) [Thu 11 Mar 2010 22:12:45]
リコ > ( 縄、か。 ああいう縄ではなく捕縛用なら、一応なくはない。 それとは別に、捕獲用の投網のようなものを仕入れようと考えていたのだが、こういうシーンを見てしまうと考えざるを得ない。 ) はっきり言ってしまうとですね、いま起こってない事件にいつまでも首突っ込んでられるほど暇な奴なんか私か、あなたくらいしかいないですよ。 あなたにゃ引ったくりだとか空き巣だとかそういうのは興味ないんだろうですけどね。 ( 私たち、ではなくはっきりと分けておく。 事件はいつだってありふれているのだ。 ) それと………生憎と私の抱えた事件は目玉泥棒やらアクセラレーターやらだけじゃねーんですよ。 自覚がないのは、まさかセイギノミカタ殿だからですかね。 ( 溜息をつきながら、ランタンを足元に下ろす。 ずずずずず。 音もなく光もなく、ただその体内で魔力を練り上げる。 いい加減………悩める仕事は減らしたい。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:02:47]
アイゼンリッター > (巻き上げた縄は、一挙動で振り抜ける結び方にしてベルトへと吊るす。 移動用の装備ではあるが、武器として使うこともある。 某かと対峙するなら、ボサッと手にしたままにしておくわけもない。 相手の言葉に小さく頷いた。 特段、取り繕う様子も無く、だ)同感だな。 ――目玉泥棒は相変わらずダンマリだし、アクセラレーターも何処ぞに引っ込んだままで、他の連中はいつも通りに好き勝手にやっている。 忌々しくて仕方が無い。 まあ、自警団はあまり気にしていないらしいな? この前の自警団員曰く、仕方の無いことだそうだが。(小さく肩を竦めながら、淡々と事実を並び立てるような口調で応じる。 実際、彼にとっては事実なのだろう。 先達て遭遇した自警団員との会話は、はっきりと言って失望に値する内容だったのだから) [Thu 11 Mar 2010 21:55:51]
リコ > ( なにやら引きずるような音に気付いてそちらに足を向ければ、その先には、その、なんというか……………随分と格好悪い姿があった。 なんだか舞台裏を覗いたような気分になってしまったが、まあ、いい。 ちょうどよかった。 ) まぁたまた随分とお忙しいところのようですけれど……………いい加減こちらも忙しいので、いくつも抱えた仕事のうち、一つくらいは片づけておきたいんですが、どう思うですか? ランタンに照らされたヒーローもどき、いやアンチヒーローか。 その仮面に向けるのは、呆れたような視線。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:47:23]
リコ > ( [Thu 11 Mar 2010 21:42:07]
アイゼンリッター > (というか、実際に引きずっているのだが。 屋根上に登るべく投じた鉤付縄が、目測を誤ったせいか届かずに地面に落ちて、再度試みるべく手で引き戻している真っ最中である。 まあ、稀にはこういう事だって起きるもので慣れた様子ではあるのだが、それを鉄仮面の怪人が黙々とやっているというのは、些か以上にシュールな光景であるかもしれない)(――結局のところ、『ヒーローごっこ』などと呼ばれ、さも派手に暴れてウサ晴らしをしたいだけ、という風に思われることも多いが、実際はこうした地味でどうしようもない作業の積み重ねである。 屋根上を移動するのも、目立たず、犯罪者の捜索を容易にし、また奇襲を行う位置を確保しつつ移動するにはどうすれば良いかと思考を重ね、練習を積み上げた結果であって、派手な理由は何一つもない。 最も、そういった行為を誰にも示唆されることなくやり始めるという辺り、鉄仮面が狂人扱いされる所以でもあるのだが)(ややあって、ちょうど縄を巻き上げ終えたところで、その無貌の仮面が貴女のほうを向く。 足音に気がついたようだ) [Thu 11 Mar 2010 21:41:16]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――何かを引きずるような物音。』 [Thu 11 Mar 2010 21:34:48]
リコ > ( 推理小説で露骨にヒントを求めるのは無粋だ。 チェスで相手に狙いを聞くなんて言語道断だ。 先の見えすいた演劇などもってのほか! ) でも推理小説には手掛かりがあるです。 チェスでは手を読みあえるです。 演劇もお約束がなければ成り立たない。 ……………灯りが、もっと灯りが欲しいと思うのは無粋かもしれませんですが、こと人生においては切実ですよねえ。 ( それは或いは希望という名である。 道標となる、なにか。 それはときにはあまりにもかそけき光。 或いは頼りない杖。 ) でも、こうなにもかもが手詰まりだと、占いみたいに胡散臭いものでも、何か導きが欲しいものですよ。 ( いやまあ、リコの場合、相手も隠れようとするから、導きもなにもないが。 これがしっかりと命令を出されて、自分が何をやっているのか分かっているような仕事だったら楽なのに。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:32:32]
リコ > ( 暗い暗い暗い道。 晴れてるのに暗いってのは、月の明かりが乏しいからか、地上の闇が濃いからか。 ランタン片手にのしのし行くのは自警団員。 着なれた制服に薄手のコート、腰には二本の鉄の塊を下げて、犯罪者を、犯罪を、出来ることなら被害者が出る前の犯罪を探して、練り歩く。 捜さなければいけないというのはわかっている。 だがなにを捜しているのか分からなくなる時もある。 どう探していいのかわからないなんてことはしょっちゅうだ。 そうして闇雲に歩きまわっているうちに、自分が何をやっているのか分からなくなってきて、無性に暴れたくなる時もある。 或いは少し休みたいと思うときも。 ) 毎日毎日こうやって成果もなしにほっつきまわってると、なおさらですよねえ。 ( 灯りが足りないのだ、と思う。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:22:38]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Thu 11 Mar 2010 21:18:27]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Thu 11 Mar 2010 21:13:00]
お知らせ > ツカサさんが帰りました。 『ま、後味が悪いお仕事だけど、自分的には満足のいく結果になったのだから結果オーライってとこで』 [Thu 11 Mar 2010 00:46:26]
ツカサ > あるある。人にされて初めて気づくこともあるさ(因果はめぐると言うヤツさとか、燃え尽きた煙草をポイ捨てしながらそんな事をのたまいつつ)そう言うもの、と思ってもらえれば。さすがにこの街に着てまでそれを振りかざす事はないけどね(郷に入れば郷に従えってわけで)安置所が先でお願いするよ。その後で奥さんに報告をして、その後で引き取るなり、事情説明するなりは彼女にお任せするって形が理想かな(さすがにいきなり死体とご対面はショッキングだと首を振って。どちらにしても、厄介事も含めて全部依頼主に還元して自分は抜け出してしまおう。マフィアからの報復って線でちょっと脅かせば、奥さんも自警団に保護を求めるのが利口だと判ってくれるだろうし) [Thu 11 Mar 2010 00:45:16]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 行き先が決まれば、さっさと行こうか。 )』 [Thu 11 Mar 2010 00:36:44]
リコ >  いや、なんというかいままでの自分の行いが急激に恥ずかしくなってきたというですかね。 ( 人がやっているのを見てはじめて、自分がやってきたことを正しく理解できるのだ。 ) ……………………は、はあ。 そうなんですか。 ( 推察通り、さっぱり意味がわからなかった。 陰陽師や学者という訳でもなし、いくらトキノミヤコ好きでもちょっと理解しかねた。 おおよそ言わんとしていることはわかるが。 ) それでは、えーとどうするですかね。 本部の安置所まで運ぶのが先か、奥さんのところに行くのが先かってところですけど。 ( 別にどちらが先でもリコは構わない。 人一人程度なら、さほどの荷物にもならない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:36:34]
ツカサ > これくらいは挨拶程度に受けとってもらえると嬉しいのだけどな(嫌がるのに無理押しする事はないからこれ以上は言わないけど、特に意識して言ってるわけではないからまたぽろっと出るかも知れない。そうだね、自己陶酔でこんな事されたんじゃ誰も喜ばないし、伊達と矜持で行ってると言ったとこかな)ああ、名前から判るとおりトキノミヤコの人間だからね。みんな須らく土に返る、その為に「火生じて土を生む」と言ったところなんだけど…(多分、理解してもらえないだろうなぁとか。さすがに自分も荷物抱えているから死体は担げないけど、ランタンとかで周囲を照らすくらいはできるかな…その自分に関わったが為に生じた「荷物」を運び終えるまでお付き合いしましょうか) [Thu 11 Mar 2010 00:31:56]
リコ >  むう………………そういう詩的な言葉は遠慮していただけると……。 ( 何とも言えずくすぐったい気分になる。 多分ツヤコさんをいじっているときの私とか、女の子くどいてる私はこういう感じなのだろうと、そういう感じで。 ちなみに酔狂酔狂と自分でも言うが、とんでもない。 狂っちゃいるが酔っちゃいない。 ) 燃やす………お国では火葬が主流ですか? ヴェイトスは基本土葬ですよ。 ( それに死体を物扱いするのはいただけない。 まあ、物だけどさ。 物じゃないんだ。 このまま放置するわけにもいかず、よいしょ、と担ぎあげる。 この冷たい感覚は、まだ慣れない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:19:36]
ツカサ > 夜の闇、特にこの暗黒街を照らす光は本当に天使さまのものだと思ったまでだよ(見た目よりも、この暗黒街でこれ見よがしに自警団の制服をまとって一人で活動している…ある意味酔狂とも言える強さに素直に感心したわけで、うん)さすがにこの場で燃やすってわけにもいかないものね。はいはい、報告しない事には報酬ももらえないものね(軽く鼻を鳴らして気配を探ってみたけども、特に怨霊とか悪霊とかそー言う類の気配もないし、旦那さんはこーなる事わかっててやったのかとか思うけど、ま、それはあえていう事でもなし。うん) [Thu 11 Mar 2010 00:15:08]
リコ >  生憎と、そういうほめ言葉には慣れてないですよ、探偵さん。 ( それにあんまり外見を褒められても正直ピンとこない。 女性らしさに乏しいボディにはいささかコンプレックスがある。 ) ふむ……………ま、どちらにせよ死体をこのまま放置しておくわけにはいかないです。 生者にはしかるべきベッドが、死者にはしかるべき棺が与えられるべきです。 ちゃっちゃと奥さんに伝えてくださいです。  ( 暗黒街やスラムにはほったらかしの死体がたくさんあるが、見かけたからには対処せねばならない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:08:32]
ツカサ > (そこらの霊を適当な形取らせてるだけだしね。間違ってない)助かるね。夜更かしは肌に悪いというし。到着した時にはこの状況だったから、何を言えばいいのやらってところだしね。りかるど・あんぶろっしお…リカルドさん、だね。え?素直な私の気持ちだったのにな(くすくすと笑って、凛々しいかと思えばそんな一面もあってかわいいなとか)手を出して解決できるなら、いくらでもしてあげたいのだけどもね(さすがに専門外すぎると。とりあえず、作業の手伝いと言う名の足手まといには十分なれる自信はあるとか)どうだろうね、これが撒き餌かも知れないし。それに、自警団でなく、しがない探偵に声をかける時点で予想はできていると見ていいだろうね。だから、私から奥さんに伝えてそれから報告でもいいかな?(完全に手を引くって可能性もあるから、報告に行かない可能性もあるけどね) [Thu 11 Mar 2010 00:01:45]
リコ > ( 式神て結構アバウトなんだな………知ったらそういうかもしれない。 ) んー……調書取りたいんで本部まで同行してほしいところですけど、まあ遠いですから、今日はいいですよ。 私はリカルド・アンブロッシオ。 自警団員です。 ……あと、その天使様はやめてもらえますですかね。 ( なんか恥ずかしいし、照れる。 ) アフターケアがないのは困るですけどね………私が依頼したんじゃないですから、いいですけど。 ( 死体を下ろす作業は、リコの方が率先的にやるだろう。 それにまあ、その………ただ女性と呼ぶにはいささか腕力が過ぎた。 ) ………んー……葬儀のあたりはどうするんですかねえ。 とりあえず奥さんに報せないとですけど、住所を教えていただいても? [Wed 10 Mar 2010 23:50:49]
ツカサ > (ぶっちゃければ空を飛べて人の空間に紛れられる鳥なら何でも良かった。大虚鳥とか大仰な名前をつけて式神にしているわりには)そんな頑張りやの天使様がきてくれたお陰で、私も無事に帰れるってところかな? ついでに、その天使様のお名前も聞かせてもらえると嬉しいのだけど(こちらは名乗ったわけだし、袖すり合うも他生の縁。お礼を言うにも自警団の何某さんじゃ味気ないもの)わざわざ依頼したと言う事は、少しは気づいていたのかもね(依頼人の詮索はしないほうだけど、この結果を報告するのはやだなぁとか、どちらにしてもいい事はなさそうだけど)あくまで探偵であって、逃がし屋でも、弁護士でもないからここでお仕事は終わりだけども(だから奥さんがどうなるかまでは、知らないと。下ろすと言うなら、男の身体を持つくらいはするけどね、穢れに触れるのはやだけど、女性にそんな事させるわけにもいかないし) [Wed 10 Mar 2010 23:44:52]
リコ > ( 正直欧州人のリコにとっては烏は別にそこまでいいイメージではない。 むしろ近所のごみ荒らすので鬱陶しいくらいである。 申し訳ないが。 ) いえいえ。 こんな時間、こんな場所だからですよ。 ( それにこういう時間の方が、悪党は動くというものだ。 場所に関してはまあ、本当に酔狂だが。 ) はあ、なるほど………………………うーん。 ( 手に入れた小銭のうちどのくらいかは知らないが、探偵につかってまで探そうとしたということは、この旦那さんそれなりに慕われていたのだろうか。 或いはより金がはいりそうだと目を付けたのか。 まあどちらでもいいが………問題は奥さんの方だ。 ) 火遊びの結果ってところだろうですけど…………身元ばれてたら奥さんにまで火の粉が飛ぶですね。 ( 一応確認するべきだろうか。 大した助けはできそうにないが。 死体は………どうするべきか。 こうなっているということは見せしめだろう。 勝手に下せば目をつけられるかもしれない。 下ろすけど。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:31:46]
ツカサ > (カラスは神の使いのイメージもあって式神として使うには丁度良かったのだけども、それで変わり者なんだなと納得されてたと聞いたらちょっと凹むかも知れない。ほら、夜は保護色になって便利だしとか)何でも屋と言った方が近いけれどね。こんな時間、こんな場所までお仕事お疲れ様(にこりと笑って、労いの言葉を。これでちょっとしたトラブルなら向こうの方から避けてくれるだろうし。何せ腰に差した刀は本当にお飾りだし、金と力はなかりけりって奴だ)んー…、今回はちょっと小銭が入った奥さんから、その小銭を持ってきて行方をくらませた旦那を探してくれって頼まれたのだけど。案の定、そのお金の出所はずいぶん暗いところにあったせいで、こんな落ちってところかな?(ふひーとため息代わりに煙草の煙を吐き出して、ちょっとぽんやり顔で小銭の代償を命で払う事になった不幸な男を見やって)頼まれたのは人探しだから、結果の報告だけでいいかなとか考えてたとこさ(これで納得はしてもらえたかな?なんて) [Wed 10 Mar 2010 23:22:56]
リコ > ( まあ、すくなくとも自警団の厄介になるような人種ではないのだろうと。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:11:58]
リコ > ( 肩に乗せられた烏。 訓練されているかどうか以前に、肩に烏を載せている時点で、ああ、変わり者なんだな、という奇妙な納得と安堵があるリコだった。 インコとかならばともかく、烏て。 いや、インコでもおかしいが。 ) はあ、探偵さん………ですか。 ( ちょっと間が空いたのは、探偵という職業に馴染みがないからだ。 要するに人のことを調べて回る職業だろう。 人に好かれるかどうかはともかく、需要がありそうな仕事だ。 ) 一応どのようなお仕事か聞いてもよろしいですか? ( まあ守秘気味とかあるだろうから、あくまで一応だが。 自警団と聞いてむしろ安心したような様子に、犯人ではないだろうと認識し、また暗黒街の人間ではないのだろうと推測。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:11:25]
ツカサ > (その言で行くと、十分に変わり者に該当する人間ではあるのだが、ともあれ。別の明かりがくれば、振り向く代わりにちょいとカラスを肩に乗せてそちらの方を見させるわけだけども。訓練されたカラス、ではない事には気付けるかも知れない)…んー、違うと言って信じてもらえるかはわからないけれどね(振り向かず、式神に見させて…自警団の言葉と、その制服にちょっと安心した様子で軽口を向けて。これでこの彼を吊るした連中だったら要らない揉め事になりかねなかったのだから)サカモリ・ツカサ、探偵です。人探しを頼まれて…まぁ、ごらんの有様ってところなんだけどさ(ざんねん、私の依頼はここでおわってしまった ってところで、これから先をどうするかちょっと考え中ではあったのだけど、このまま放置か連れ戻るかなんて) [Wed 10 Mar 2010 23:06:49]
リコ > ( 変わり者が多いですからねえ、この街。 などと気楽なことを考えながら歩いていけば、自然、自分のランタンの明かりも届いていく。 そしてその明かりと、先にいる人物の明かりとに照らされて、現れたのは軒先から吊るされた縄に吊るされている人間らしきものだった。 ……まあ、そんな状態で生きている人間というのも少ないだろうから、恐らく死体だろうが。 ) ……………いや、表じゃ死体があるってだけで大騒ぎなんですけどね。 ( アイゼンリッターはこれでもまだここに一般人がいると考えるのだろうか。 それはもう逸般人だろう。 直接の関係性は推し量りかねるが、このまま放置するわけにもいかない。 ) ………あー………すみません、自警団のものですが、そちらのかたはあなたが? ( とりあえず、近くまで行けばそんな風に声をかけようか。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:57:53]
ツカサ > (煙草に混じってるモノがなんなのか知っているから普段はすすんで吸うことはないのだけど、吸わないとやってられない時もあるわけで、今回はそのケースに該当したという話。煙草に火をつければ改めてランタンを手にとって、吊るされているモノを照らして)これで人違いって事はないと思うけどね…(リンチされた上に首に縄を掛けられて吊るされている者、と言うか死体を確認して参ったなぁ、ともう一度ぼやきながら…片手を上げれば、上空に待機させておいたカラスの式神を呼び戻して…。コレをどうするかちょっと思案中の様子) [Wed 10 Mar 2010 22:52:32]
リコ > ( 歩いていく先、ランタンの明かりが見えた。 目を凝らして見れば、誰かそこにいるらしい。 近づいていくと、どうやらそれがしっかりとしたスーツ姿だということが分かった。 ………ベルトになにやらじゃらじゃらくっついているのがまともだとすれば。 軒先につりさげられた何かを眺めているようだが、何かはわからなかった。 知り合いに喫煙者の少ないリコは、香りに気付いてもことさら妙だとは思わないだろう。 ) ……………マフィアの幹部ですかね。 ( スーツ姿に口の中で小さく呟いたが、その割には取り巻きがいない。 少し小首をかしげながらも、そのまま進んでいく。 とりあえず目立った犯罪行為をしているようにも見えないし。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:44:33]
ツカサ > (暗黒街では奇妙に映るか、それとも暗黒街だから問題ないのかそこら辺は不明だが、まともな拵えのスーツ姿人影が一人。腰に括りつけたベルトに脇指やらお守りやらをぶら下げているからシルエットは奇妙なもの、それがランタンを足元において、咥えた煙草に火をつけようかと言ったところで)…やれやれ、参っちゃったね(それは軒先に吊り下げられた奇妙な物体の前で呟きながら、深く煙を吸って吐いて…まともな煙草でないのは嗅ぎなれている人間にはわかるかも知れない) [Wed 10 Mar 2010 22:37:27]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『(闇夜のカラス)』 [Wed 10 Mar 2010 22:32:14]
リコ > ( ランタンの照らす光は頼りなく、街の闇は相変わらず濃い。 時折肌で濃度を感じるほどに、濃い。 この闇を裂く光になろうともがくのが悪いとは言い切れない。 だが正しいとも言い切れない。 リコの目標が、誰もが幸せに有る世界だとすれば、その幸せというのは何なのだろう。 毎朝起きるたびに思い、毎夜眠るごとに惑う。 ) ……………目玉泥棒にしても、アクセラレーターにしても、アイゼンリッターにしても、どいつもこいつも羨ましい限りですよ。 ( 連中を認める気はない。 あれらは捕まえ、裁くべき対象だ。 だが、少なくとも連中には信念がある。 その点だけは、その一点だけは、羨むべき美徳であった。 何かを成し遂げようという信念、それが欲しかった。 暗闇をおっかなびっくり照らすこのランタンのように頼りない導きであっても。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:24:28]
リコ > ( 一喜一憂、何でもかんでも浮き沈みが激しいのは情緒不安定なのかもしれないが、こうと決められることのできない優柔不断なら仕方がない。 これという芯が見つかるまでは、浮草のようにふらふらとして、クラゲのように思わぬところで刺してやる。 ) まああまり恰好よくはないので、できれば早々に何か見つけたいところではあるですが。 ( そうは言えど、そうそう見つかるわけでもない。 幼く甘い英雄願望など、大人になるにつれて足場を失っていくものだ。 善と悪が相対的なものでしかないと知っていくのだ。 頼れるものが法だけだと知ってから、その法の頼りなさに嘆くのだ。 だからどこぞの怪人は、自分というものを芯にしているのだろうが。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:14:26]
リコ > ( 今日は晴れらしい。 だがスラム街のように雑然として、それよりももっといろいろなものが複雑に乱立したこの街では、奇麗な月は拝めない。 切り取られた空に浮かぶ銀盆は、いつもくすんでいる気がした。 ) まあ…………そう見えるのは主観のせいだろうですけど。 ( 自警団の制服に薄手のコート。 腰に二本の鉄の塊をさして、片手にランタン。 さくらゆっくりと疲れをいやした分というように、意気軒昂と街を警邏していく。 目玉泥棒にせよ、アクセラレーターにせよ、アイゼンリッターにせよ、はたまた以前襲ってきた謎の集団にせよ、死体を操るネクロマンサーにせよ、出会ったならば必ずや捕まえよう。 そういう気概であった。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:03:14]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Wed 10 Mar 2010 21:58:55]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( 自警団員のため息が漏れた。 )』 [Mon 8 Mar 2010 01:08:45]
リコ > ( リコは専門的に魔術を体系として学んだ魔術師ではないから、その文様がどのような術式かは分からない。 だがそれがよからぬものであることはわかるだろう。 死霊を操るすべ。 死体を操るすべ。 それは報告書に記載されるだろう。 ………やれやれ。 これで案件四つ目……よく考えれば、シスタージャスティスと一緒の時にあった件も含めれば五つ目か。 ) [Mon 8 Mar 2010 01:08:35]
お知らせ > さんが帰りました。 『兎にも角にも戦闘経験4を』 [Mon 8 Mar 2010 01:06:53]
> ( 服を脱がすなりしてみれば、肌に直接掘り込まれた割と大き目の魔術文様が見つかるのだが、そうでなくても青い地は不自然なのでネクロマンサーの所業であることが遠からず割れるだろう。 ) ( これは始まりに過ぎないのかもしれない。 この暗黒の街には、街の名に相応しいどす黒い何かが居て、昨日も今日も明日もずっとどす黒い行為を続け、この男のようなどす黒い存在を生産し続ける――――かもしれない。 ) (真相は、暗黒街の暗黒の中、だ。) [Mon 8 Mar 2010 01:05:54]
リコ > ( ざんばらりん。 そういえば、人に近い形のものを切ったことはあるが、人そのものの形をしたものをこうまではっきりと破壊したのは初めてな気がする。 その割に、ショックを受けたのが飛び散る青い血液だったことだけというのが、不思議だ。 むしろ、思ったよりも容易かったという印象に、少しだけ吐気がした。 ) …………………………かなり久しぶりのこのグロテスクですが………………これは…………なんなんですかね。 ( 青い、血液。 すくなくともまともな人間の血液は赤色だ。 青は、ない。 ではこれは血液ではないのだろうか。 血液でないのならば……。 ) これがこの死体をアンデッドにしたのか、アンデッドになったから青くなったのか…………うーん。 ( 謎である。 とりあえず、シスタージャスティスのところにでも持っていって埋葬してもらおうか。 あ、自警団にどう報告すればいいんだろう。 そもそも、え、これ運ぶの? と色々な考えが浮かぶ中、惰性で刀をぬぐって、鞘におさめた。 ) [Mon 8 Mar 2010 01:00:07]
> ( 切り裂く、文字通り、切断して二つに裂く。 頭部から胸部、肺に到達するまでに。 ) ( 脳漿やら、髄液やら、様々な体液がどろりと溢れ出し、地面を濡らす。 噴き出さないのは、既に拍動が停止しているからだろう。 そして、明らかな異常、血液が―――血液なのかは不明だが―――青い。 ) ( そして、おかしな屍は普通のありふれた死体に戻った。 [Mon 8 Mar 2010 00:55:07]
リコ > ( 不安定な場所を突き、力は殆どが男に向かった、とは言えそれなりに引っ掛けた脚も痛い。 ――が、そのそれなりの価値はあったようだ。 もうちょっと速度がついていれば顔面がもみじおろしになっていたのではないかという、近年まれにみる大地とのランデブー。 もちろん、そこで満足はしない。 勝負に勝ったからには、決着をつける。 ゆっくりと立ち上がる男めがけて、改めて大上段に振り上げた刀を、一気に振り下ろそう。 移動しているものならばともかく、大した動きもないものならば、この鋭さとこの力、切り裂くのにわけはない。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:46:11]
> ( 男が飛んだ。 まるで重力から解き放たれたかのように―――― ) オレ゛ッ ( 地面との再会は劇的だった。 地面にキスをするが如く、激烈な速度で激突し、慣性による移動を顔面の皮膚との摩擦で相殺し、受身も糞もなく潰れたカエルの如く腹打ちで着地する。 ) ( が、そこは死体。 ダメージなど意に介さず、再度一つ一つの動作を全力で行いつつ、5秒ほどで立ち上がるだろう。 もちろん、妨害されなければ、ダ [Mon 8 Mar 2010 00:42:58]
リコ > ( やらずに後悔するくらいならやって後悔した方が、と何かがささやいた。 予測よりも速い動きについていけるか、否か。 やってやる! やってやるとも! 勝負がそこにあるのならば、勝負せずでいられるか。 おもいっきり転ばせようと足をガッと伸ばした。 発言秒数下ひと桁が偶数で成功。 奇数で失敗して足を踏まれる。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:34:12]
> ( 回避は可能であろう。 何せ攻撃軌道が予想済み、尚且つ、俊敏な動きをする事もわかっているのだから。 )( だが、予測よりも早い動きだ。 タイミングが合わず、足を出して踏まれる可能性も無きにしも非ず。 それでも実行する鉄のハートをお持ちならば、次回の貴方の発言秒数にて判定を。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:31:02]
リコ > ( 速い――! 先よりも速い。 だがいくら早くても、先程の攻撃から、直線的な移動だということはわかっている。 まあ……そうじゃなかったらちょっと危ないが、そこは賭ける! 突進してきた相手にやや横へとステップして回避を試み、可能であれば足を伸ばして相手の脚を引っ掛けようとするだろう。 あの調子で走りまわられたら困るが、ならば転ばせて止めようというシンプルかつ乱暴な発想だった。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:23:22]
> ( 貴方の思惑とか、所謂殺気的なものに反応した訳では無いだろうが。) ( 唐突に男が動いた。 捻った上半身を開放するように回転させ、その反動で体を投げ出すように、前方に突進する―――先程を上回る初速で!! ) [Mon 8 Mar 2010 00:20:08]
リコ > ( まあ、こんなものだろう。 以前何とかいう雑誌に乗っているのを読んだところ、人間は結局頭でものを考えているわけで、頭を怪我してしまうと精神に大きな影響が出るのだという。 それが死んで、腐ってしまえば、もはや豆腐以下。 自己満足を終えて、じりじりと男ににじり寄る。 大上段に構えたまま、射程に入った瞬間に、その体を真っ二つにしようともくろむ。 もはや、語る言葉もなし。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:13:32]
> アァァァァ アアアァアァァアァ オモ ィ ダスゥ アナタハァ ダ ァ レェェェェエェッェェェェ? ( 死んでいるのに生ける屍とは、いとおかし。 ) ( 呟きとは裏腹に、おかしな屍に何かを思い出したような様子は無い。 ビキビキゆっくり、ビキビキぐるんと、貴方に背を向けるように上半身をめい一杯捻って……… ) [Mon 8 Mar 2010 00:10:09]
リコ >  ふむ………………。 ( 完全に自分を失っているようだ。 まあ生ける屍などというのは、結局は屍なのだ。 哀れではあるが、それだけだ。 それ以上は、ない。 ) どなたか存じ上げませんですけれど……思いだして御覧なさい。 そうして朽ち果てながらなおも、動きをやめないその理由を。 さあ、ゆっくり、思い出すのです。 ………あなたはだあれ?  ( だが、かける情けはなくもない。 自己満足の範疇だが、それでも最後にそう声をかけてやる。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:03:49]
> ( 身元不明の遺体ジョン・スミスでは無い、動く死体なのだ。 神にも、人にも、祝福される事の無い存在。 しかも、存在意義さえ忘れ果てているようだ。 ) ( そんな悲しい男は、貴方の呟きを完全にスルーして、更に強力に全身を強張らせている。 筋繊維の収縮が見て取れるほど、強烈にビキビキ、プルプルしながら男は立ち尽くしている。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:59:56]
リコ > ( 要求しているのは自己紹介ではなかったようだ。 しかし俺は誰だ、と聞かれても生憎とリコは知らない。 少なくとも知人ではないと思う。 ) えーと…………・ジョン・スミスとかジョージ・ハミルトンとかそこらへんじゃないですかねえ。 ( これは斬りかかってもいいんだろうか、空気読めてないんじゃないだろうか、などと空気読めていないことを考えながら、とりあえず大上段に構えておく。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:50:08]
> オレ オレ オれ おレ おレオレオレおレおれオレおレおレおおレオれおれおれ? ( ビキビキと震えるほどに全身を強張らせ、男は囁き続ける。 意味があるのかどうかは、本人にしかわからないだろう。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:48:04]
リコ > ( 何かしなければいけないことが。 誰だ。 何だ。 誰。 そう言っているようだった。 だが、あれはアンデッドだ。 死者が蘇っていいのは主の思し召しの下だけだ。 ) なにを言ってるのか知らねーですけど、なんです? 誰だって私ですか? 私はリカルド・アンブロッシオ。 自警団員ですが。 ( なにやら奇妙な発言をする相手に、ちょっとメートル下げて対応。 先程のようなことにならないよう警戒すれば、何かあってもすぐに対応できる。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:41:46]
> ナニ カ シナケ レ バイ ケナイ コト ガ……… ( ヒートアップする貴方をよそに、男はかくんと首を後ろに倒すようにして、天を仰いで呟いた。 ) ダレダ? ナンダ? ダレ? ( ぐるん。 力いっぱい首を回して、散大した双眸が貴方に向けられる。 ) ( そして、ビクンと男の体が硬直し始めた。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:38:15]
リコ > ( ずでん、ごろん、どたん。 あまり美しくない音を立てて、リコは後方に転がり、受け身とは言えない受け身を取った。 男がどうなっているのか確認できないが、とにかくあわてて、ふらつきながら立ちあがった。 ) ん? んー? んぅううぉおおっ!? 指がっ! 変な方向に曲がってるですッ!? ( 驚きすぎてちょっとテンションおかしい。 先程まで鉄の棒を握っていた右手の親指が、いままでむいたことのない方向にあっち向いてホイ。 折れてないが脱臼したらしい。 男が時間をかけて立ち上がろうとしている間に、騎士団時代の記憶を頼りにはめなおす。 痛い。 すごく痛い。 痛いので、 ) ぶっ飛ばすですッ! どーも明らかに善良なる一般市民じゃね―ですし、ぶっバラしてやるですー! ( すくなくともまともな精神を持ち合わせているようには見えないし、アンデッドはもう死亡届け出てるだろう。 怒りを頼りにアドレナリンを引き出し、痛みを我慢して刀を引き抜く。 右手は支えるだけを心がけよう。 お互い、同じ頃に体勢を整えるだろうか。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:30:19]
> ( 絶体絶命のその時、男は! 転んでいた! ぶつかった衝撃というより、衝撃を受け止める動作が遅れたという風に。 そのまま後方に派手に尻餅をついてから、左手の掌を強く地面に叩きつける。 地面との激突を防ごうとするかのように。 ) ( 妨害がなければ、男はたっぷり5秒ほどかけて、一つ一つの動作を渾身の力で行うようにして立ち上がる。 こうして接近してみれば、男は確かに異常だろう。 黒髪、黒目というイエロティア的風貌に反して、肌は白い。 異常に、病的に、と言えるほどに。 唇は明らかにチアノーゼの兆候を示す青紫色。 黒目は動向が拡大し、焦点が定まっていない。 5センチほど陥没した男の右肩は、常識であればもう人体器官と言うより単なる付随物と考えていいだろうが、驚くべき事に男は鉈を手放すことなくしっかりと握り締めていた。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:24:19]
リコ > ( 馬鹿な! この私のっ、なんだか自分で言っててかなしくなるが、この私の怪力をもろに受けて、動揺ゼロ!? 確かに手ごたえはあった。 それこそ、全治何カ月に追い込めるようなそんな一撃。 にもかかわらず、この不気味な動揺のなさ―――! ) まさか、アンデッド……!? ( 気付いた時にはもう遅い。 カバ並の速度で突っ込まれれば、さすがのリコもこらえきれない。 吹き飛ばされながら見えたのは、鉈のぎらつき。 咄嗟に長十手を手元に引き寄せるようにして直撃は回避したが、無理な体勢で手が完全にしびれ、十手を手放してしまう。 吹き飛ばされ体勢を崩し、武器を取り落とす、二重苦! ) [Sun 7 Mar 2010 23:12:59]
> ( グズ、と鈍い粉砕音を立てて、振り下ろされた十手が男の右肩にめり込んだ。 比喩ではなく、5センチはめり込んでいる。 が、男は全然、全く、欠片もスピードを落とさずそのまま貴方にぶち当たる勢いで突っ込む。 そして、4〜5拍は遅れてから、鉈を大上段から振り下ろす! ) [Sun 7 Mar 2010 23:07:16]
リコ > ( 距離半分を切ったあたりから、男はさらに加速する。 いままでのは助走だったというのか! ブレーキなし! 手加減なし! 挙動だけでなく、こちらまでぶっ飛んだスピードで突進されて、まともに受け切れるか? 力づくで抑えられるか? ええい、考えても仕方がない。 もはや動作は成った! なにゆえか鉈を振り下ろさなかった男の肩口めがけて、リコの大上段からの鉄の棒による袈裟切りが、振り下ろされる―――! ) [Sun 7 Mar 2010 23:00:25]
> ( 振りおろさないっ! ) [Sun 7 Mar 2010 22:57:03]
> ( 多分、そういった。 ) ( ソレはさておき、10メートルを越えた辺りから男が更に加速する。 猫科肉食獣の如き出鱈目な、人外といっていい加速。) ( 既に目前、明らかにブレーキを考えていない速度で! 動作で! 右手に握った鉈を大上段から―――――) [Sun 7 Mar 2010 22:56:31]
リコ > ( 俺は誰だ、と叫んだのだろうか。 一瞬ただ音としか判別できないような絶叫とともに、男は素早く突進してくる。 見たところ7メートルを2秒程度で踏破してきている………ということは、単に走るだけなら10メートルを1秒程度で走り抜けるリコの方が早いか(素早さ7)。 それでもあの体勢であんなもの持ってその速度で走るのはかなり驚異的だ。 リコだって刀を持っていたらそこまで――うん? ) 鉈…………鉈っ? ( 市街地ではバリバリ現役の凶器である。 迂闊に懐に入られれば、あのスピードのままドたまかち割られかねない。 鉈のリーチの外から迎え撃とうと、大上段に構えた鉄の塊を、タイミングを合わせて袈裟切りに振り下ろさんと。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:47:12]
> オレ ハッ ダァァァァァァ!! ( 絶叫と共に、ソレが動いた。 反っていた上半身をブゥンと前に投げ出し、相対する距離十数メートルの内6〜7メートルを約2秒で踏破する非人間的な速さで! 突進する!!) ( 距離が近づけば、見えるかもしれない。 その手に握られているのは、鉈である。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:41:02]
リコ > ( うおっ。 突然痙攣し、叫び出す男に、ちょっとびっくりする。 ちょっとで済んだのはまあ、あまりうれしくない経験のおかげだろう。 よほどヤバイ薬でもやったのか、或いはちょっと化け物にでもなったか。 吸血鬼でないといいなあ、などという考えが冷静に浮かぶのは、先日のアクセラレーターとの遭遇が結構怖かったせいか。 ) 随分ご機嫌なようですが…………敵対意識ありと見て、正当防衛アーンド一応人間だったら傷害とかで逮捕、させていただくですよ。 ( 腰から引き抜いたのは長十手。 武骨な鉄の塊。 こういうわかりやすいのはいい、とぎらついた視線と鉄が言っている。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:31:05]
> アッ! アッッ アォォ゛ォ゛ーーーー!! ( 呼びかけの途中、『私に見せるです』の『見せ』あたりで、突然男が痙攣を始めた。 ビキビキと音が聞こえそうなほど激しく、男の体が弓反り、硬直する。 ) ( 異常者、気狂い、ヤク中――――事ここに至ってそんな事を言っていられるのは、事が起こったのが市内の場合だ。 暗黒街ココではもうそれは悠長、無用心と言わざるを得ない。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:25:55]
リコ > ( 返事はない。 一応反応はしたようだが、動きを止めただけである。 不気味な猫背の男に、リコはしばし逡巡する。 アル中か、薬中か。 どちらにしろあまりまともな状態にないのかもしれない。 もしくはまともだが、自警団相手に見せる愛想はない、か。 まあなんにせよ、迂闊に近寄って危険な目にはあいたくない。 長十手に手をかけたまま、再度声をかける。 ) こんなところで何をしているですか。 いま、腰から何か抜いたですね。 あやしくないのなら私に見せるです。 [Sun 7 Mar 2010 22:13:01]
> ( ぴたり ) ( 貴方の呼びかけに応じたのかは定かではない、が、男は動きを止めた。 首を地に投げ出すかのような猫背の姿勢で、それは停止する。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:09:09]
リコ > ( 人影。 別に羽が生えていたり角が生えているわけでもなさそうだ。 だが………仲良くおしゃべりという雰囲気でもなさそうだ。 ゆっくりとした動作ではあるが、腰から何か光りものを抜いたらしい相手に、リコも腰の長十手に手をかける。 ) 私は自警団のものです。 なにをしているのですか。 ( 威圧するような声で話しかける。 あやしいだけならばともかく、危険そうであればやむを得ない。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:04:41]
> ( ランタンの明かりにポツンと浮かび上がったのは、人影だった。 見るからに異形というわけでもなく、一見人間風貌。 ) ン……ダッ… ( 自分を照らす光に、ソレもまた、貴方の存在を知覚したようだ。 何事か呟きながら、貴方の方へと向き直る。 ) ( そして、ゆっくりとした動作で、腰元から何かを引き抜いた。 銀の光を照り返す何かを。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:01:10]
リコ >  はあ…………こういうとき身軽なアイゼンリッターが羨ましいです…………というようなこともないですかねえ。 ( 確かに屋根を登ったり派手に大立ち回りしているから物理的には身軽に見えるが、彼がマフィアに目の敵にされていないという訳ではない。 それから隠れながら行動しなければならないわけだ。 まさかそんなこと気にしないくらいに狂っているとは思いたくないが。 そんなことを考えていると、ふと何かのもの音が聞こえた。 本の十数メートル先のこと。 一般市外なら物音か、で済む程度。 暗黒街ならば死に損ない、マフィアか、怪物か、そういうものを考えに入れなければならない。 ランタンを高く掲げて、照らしてみんと。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:53:39]
> ( 音がした。 ) ( 重く柔らかい物が硬い物ぶつかったような、そんな音。 ) ( 道の先十数メートルの範囲。 危険範囲。 ここ、暗黒街では。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:51:02]
リコ > ( 事件は無差別殺人、それも現場が近いという訳でもない。 完全にばらばらだ。 被害者に共通する関係者が見えてこないし、犯人の行動範囲も判然としない。 やはり現行犯で捕まえるしかないのだろうか。 ) …………一応、先日類似した事件があったから、この捜査を続けることに対して強くは言われないですけど………このまま事件が起こらなかったら、多分打ち切られるですよねえ。 ( 犯罪者が捕まらなくても、犯罪事件は終わり得る。 できればそうしたくはない、そうしたくはないが、それは事件が起こってほしいということではない。 だが事件が起こらなければ捕まえる糸口もなく………二律背反だ。 第一事件が起こったとして、その場に自分がいなければただ無辜の――まあ必ずしも無辜とは言わないが、被害者が増えるだけだ。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:50:49]
お知らせ > さんが来ました。 『ゴトリ』 [Sun 7 Mar 2010 21:47:53]
リコ > ( 踏み込んで調べるには、それなりの根拠がいる。 自宅まで訪ねていって、調べてやることもできないわけではない。 だが、疑ってかかって、違ったときはごめんなさいで済ませられるほど世の中は甘くない。 ) …………少なくとも、護衛をしていたというアクセラレーター本人の口から、メアリアンという名前の少女を護衛していたとは聞いたですけど……。 ( そもそもメアリアンという名前の少女がひとりであればそれですんだが、そうではない。 メアリアンという名前だけで疑うことはできない。 それに偽名という可能性もある。 ホワイティアの、メアリアン。 それだけではどうにもならない。 アイゼンリッターが仮面を取り、こいつだ、この顔だと証言でもすれば………いや、どうあれ彼の証言は100%の信頼とはなりえない。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:46:05]
リコ > ( 昨日たっぷりと癒され、じっくりと考えた結果、やはり目玉泥棒一本で追っていくことにした。 ただ問題は、どう追ったものかさっぱり分からないというところか。 一応、メアリアンというホワイティアの少女が捜査線上に浮かんだ。 だがその要となる証言は、怪人アイゼンリッターのものだ。 自警団として信用できる類のものではないし、リコとしても正直なところ、100%信用しているわけではない。 本格的に聞き込みなんかするにはちょっと人や時間も足りない。 一応メアリアンという少女が自警団の報告書の中には紛れていた。 だが、それはそれだけのことだ。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:36:07]
リコ > ( 自警団の制服に薄手のコート。 腰には二本の鉄の塊を下げて、片手にはランタン。 材料の出所が不安な屋台で購入した、材料が不安なほかほかの饅頭をほおばりながら、リコはのしのしと暗黒街の路地を歩いていく。 いっそ開き直って素で屋台に行ってみたら、普段みたいにただ無愛想で疎んじるような態度ではなく、割とずけずけ本音でいろいろ言ってくれて、少しだけ馴染めたような気がした。 まあずけずけ言ってくれた分はこちらもオラオラ言っておいたが。 しかしこの饅頭はうまい。 肉汁がたっぷりとでていて、辛子と相性がいい。 これで中身に不安がなければいうことなしだ。 まさか水滸伝じゃああるまいし人肉ではないと思うが。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:26:28]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Sun 7 Mar 2010 21:21:50]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『マフィアの子飼い、か。』 [Fri 5 Mar 2010 01:06:15]
お知らせ > 黒衣さんが帰りました。 『( あっしの言ったこと、ホントかどうかは保障しやせんぜェ。キヒヒヒヒ!)』 [Fri 5 Mar 2010 01:05:39]
黒衣 > それは冤罪だ、って言っても聞いてもらえないんでやしょうねェ。気をつけやすよ、キヒヒ! (あっしは帰っていく修道女様をお見送りしやしょうかねェ。正直今日はさっさと戻りたいんでさァ。連絡員のアンちゃんに、ちょっと色々伝えてもわねェと……。) アバヨゥ、修道女様。(あっしは修道女様とは逆のほうから、帰らせていただきやしょう。願わくば二度と会いませんように。キヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 01:04:53]
ジャスティス > ふぅん……まぁ、また会うこともあるでしょう……もしこのあたりで食い殺された死体なんて見つかった日には……しねない苦しみ、ってのを味あわせてあげるわ。 (乱暴な、セイショクシャとは思えない言葉を吐けばゆっくりと去っていこうとする) [Fri 5 Mar 2010 00:59:59]
黒衣 > ヘェ…分かりやしたよ。物騒な修道女様も居たモンでさァ。(まァ、あっしは人間じゃねェ訳だからこういう対応が正解かもしれやせんがねェ。お手上げ、ってやつでさァ。思わず両手もあがっちまいまさァな。) って言ってもこの辺の空き家を適当に転々としてるだけなんでやすがねェ。あっしは暗がりに居ないと生きていけねェんでさァ。(あとは、多分教会なんかもアウトな気がしまさァな。キヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 00:54:21]
ジャスティス > いや、あんたのヤサでいいのよ、あんたのヤサで。信用できないし、ね。それくらいは誠意を見せてもらわないと。市民の安全のためにもここで滅ぼしとくのがためになるってものよ。そっちのほうがこっちは楽だけど、ね。 [Fri 5 Mar 2010 00:47:06]
黒衣 > 偶然とかなんとか言ってやしたからねェ。正直凄くはないと思いやすがね。キヒヒ! (偶然でも、まァ二度目の生みたいなモンをくれたアイツにゃァ多少の恩はあるんだろうがねェ。ちィと感謝する気にならねェのはアイツラをオモイダスからかねェ…。ああいうのは空気が似てらァな。キヒヒ!) あっしは末端でしてねェ。クスリも仕入れられてくるのを取りに行くだけでやして。正直サッパリなんでやすよォ。(刃物が見えねェってのはいいねェ。思わずため息が出ちまいやしたよ、キヒヒ。ただあっしの話じゃ納得してもらえるかはわからねェなァ。参った参ったァ。) [Fri 5 Mar 2010 00:43:53]
ジャスティス > ふぅん……なるほど、ね。食べない、か。スケルトンねぇ、まぁ、よっぽどすごい主人みたいね、そいつも。 (ゴーレムのようなものなのだろうか、死体を素材にした。) ……まぁいいわ。助ける代わりに条件があるわ。ネグラ、教えなさい。 (ナイフをしまえば、素手の状態になり、不用意にも思えるように気軽く一歩近づいて) [Fri 5 Mar 2010 00:37:17]
黒衣 > あっしも考えてることはさっぱり分かりやせんでしてねェ。ただ資金のためにこうやって健気に商売してるわけでさァ。後は生前のことをちィと思い出せるだけで、役にも立ちやせんぜ。(それに思い出したくもねェんでさァ、とまでは口にしやせんでしたがねェ。あァ、だから刃物はいけやせんぜ。あれァ危ない。あれァ全部駄目にしちまう。刃物からは目を離すに限りやすねェ…) あっしは何も食べやせんぜェ。スケルトンとかと同じようなもんだと考えてもらえればたぶん間違ってはないでさァ。(あっしを作ったあいつは竜…牙兵? とか言ってやしたかねェ。うろ覚えなんで口には出しやせんがねェ。) [Fri 5 Mar 2010 00:33:22]
ジャスティス > ふぅん……名前はわからない……マフィアの子飼い……道楽か、商売でも考えてたか……このご時世、アンデッドなんか使って勢力拡大しようなんて考えているとは思えないけれど……もっと、思い出せることはないの?(大きく一歩踏み出し、ゆっくりと胸のナイフを抜く) まぁ、そんなことはいいのだけど……あなた、何を食べるの? [Fri 5 Mar 2010 00:27:01]
黒衣 > (思わず両手を前に出して腰が引けちまったのは、まァ元小市民の性質なんでやしょうねェ。特に刃物はいけねェ。あれァ駄目だ。アノトキノコトヲオモイダス。――いけねェいけねェ。それどころじゃねェなァ。変な顔になってたかもしんねェ。キヒヒ) 後者でやしょうねェ。なんせ男でさァ。いいえェ、今はそんなんされてやせんぜェ。(見られてるんだったら今頃あっしは見捨てられてるでやしょうけどねェ。捨て駒ってのァ悲しいモンでさァ。) ヘェ。あっしを作ったのは……名前は分かりやせんが、黒魔術にハマった頭の可笑しいマフィアの子飼いのヤツでさァ。あっしも作られてからは全然会いもしてやせんでしてねェ。(アレを親ってンなら、俺は不幸な子供だねェ。パパがボクを見てくれない、ってかァ? キヒヒヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 00:21:18]
ジャスティス > (とっさに左胸のナイフホルダーに手を伸ばしながら反転し、黒衣の前に両足をひらき立ちはだかる) ……実験?魔女か、ネクロマンサーか……。 ふぅん、保護観察、ねぇ。 (今も見られてるの?声をひそめ、黒衣に語りかける) ……場合によっちゃぁ、見逃して上げてもいいけレオd……誰に作られたの?あなた。 [Fri 5 Mar 2010 00:11:23]
黒衣 > (あっという間に前に出てくる修道女様に、正直あっしはビビッたねェ。いやァ、世の中の修道女様はみんなこんなに早いモンなんでやしょうかねェ? そりゃァ悪魔も裸足で逃げ出すわけだァ。思わず頭を抱えちまったのはしょうがねェと思うでやしょ? ヒヒヒ!) バレちゃァ仕方ねェ。あっしはとある実験で人間から作られたナニかでやしてねェ。(そのナニか、は正直詳しく聞いてなかったから分からないんでやすがね。まァ、聞いても意味不明だったのは間違いないでやしょ。ヒヒ!) 本来は自分の意思なんざ持たないんでやすが、あっしは何故か持っちまった。だから保護観察兼使い走りみたいな感じでこの辺に居るんでやすよ。お分かりいただけやした? (腐った顔で笑顔作っても、大して愛想にならないでやしょうがねェ。あっしも何度も死にたくないモンで、一応愛想らしきものを振りまいてみたんでさァ。) [Fri 5 Mar 2010 00:00:53]
ジャスティス > (腐れ、黴の生えた肉。露出した無機質な白いもの。目の前を走っているのが死人だと気づけば、露骨に顔をしかめて) ったく、こればっかりはみても慣れないわね。 (悪態をつきながら、跳躍すれば、黒衣の男の上を通り過ぎ道をふさごうと試みる) どういうことか説明してもらいましょうかっ!! (怒鳴ると同時に、跳躍) [Thu 4 Mar 2010 23:53:13]
黒衣 > (こちとら全力で走ってるってのに、修道女様は軽く小走りでらっしゃる。神のご加護はあちらさんの専売特許だったかァ、参った参ったァ。こりゃァしんどいなァ。) 今日は店仕舞いでさァ! 御用はまたの機会にお願いしたいんだがねェ! (――と、しまったなァ。走ったせいでフードが飛んじまいやがった。こりゃあばっちり見えちまうねェ…。いやね、腐って緑色の肌とか、腐り落ちて骨が見えてる後頭部とか隠したくなるでやしょ? 特にああいう手合いにはねェ……。こりゃァ二度目の命日かな? ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:46:28]
ジャスティス > そうねぇ……じゃあ一つもらいましょうかね。どこから降ろして……っ!? (男の素早い動作に驚きながらもとっさに薬をキャッチして) こら、待ちなさい。 (まるでスキップでもするかのような小走りで、黒衣の背後を追う。まぁこおでこんなものを投げつける程度、そう危険な人物でもないとは思うが、どうにも怪しい) [Thu 4 Mar 2010 23:40:37]
黒衣 > (やっぱりお客さんじゃァねェなァ。そんな慰めにもならない今更な考えは腐った頭の隅っこにでもおいておきやすかねェ。) ヘェ、そんな真新しいモンならもうちょっと高値で―― (いやァ、思わず口が止まっちまいやしたねェ。こんな襤褸布じゃ臭いは誤魔化せるはずもねェ。あっしもヤキが回ったかねェ……参った参ったァ。キヒヒ!) あァ、これでやしょ? 非常食みたいなもんでさァ……。(我ながら下手な誤魔化しをしながら、懐の薬を修道女様に投げつけまさァ。当たるかどうかは知りやせんがねェ。そのまま結果は見ずに背中を向けて、一目散に逃げさせていただきやしょ。逃げられるように、信じてもいねェし加護もなさそうな神様に祈ってみやすかねェ。キヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:32:16]
ジャスティス > ……そんな真新しいものでもない、か。 やばいのだったらさすがにね、こんな堂々と売ってもらいたくないからね。 (別に堂々と売っているわけでもなかろうが。少年少女がはじめい手を出すのがそう言った粗悪品だと考えれば、とりあえずは追い払いたい心情で) ……いえね、におわない?腐った肉だか、千田かみたいなにおい。 (顔をしかめながらも口もとだけは笑みの形に歪めて) [Thu 4 Mar 2010 23:24:03]
黒衣 > そりゃァありがてェですなァ。ウチで扱ってるのは安値が自慢の粗悪品でやすよ。ヒヒヒ! (自分の売りモンの説明は正直にしなきゃいけねェですからねェ。) あっしが生きてたらこんなのは死んでも使いたかねェほどの一品でさァ。(死んでる今も使いたかねェ一品でやすがねェ。ヒヒヒ!) いいえェ、あっしはそんなことは全然? 覚えにもありやせんぜ、ヒヒヒ! (そう、"あっしは"ね。何もしちゃァいやせんぜ。我ながら狡いねェ、ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:19:09]
ジャスティス > まぁ、別に自警団まで火立てようってつもりはないから安心しなさいよ。最近、どういうのが出回ってるの? (まずは情報収集。正直売人なんて捕まえてもどうにもならない。黒衣の男の内心など気付かないままにさらに近づいていく。正直、この修道女は殺気の類には鋭いが、魔力的なものは聖職者として落第レベルの感知能力。ただ、獣の嗅覚が腐臭をとらえ、足を止める) ……薬以外にも、やばい”商売”してないでしょうね。 [Thu 4 Mar 2010 23:13:44]
黒衣 > (こりゃァ帰りが遅れやすねェ。売れりゃいいでやすが、修道女様にオクスリなんざ悪魔に十字架ぐれェ似合わないもんでさァ。期待はしねェでおきやしょ。) ヘェ。まぁ正直芳しくはねェでやすよ。ヒヒ! (あっしの顔は生憎と暗がりじゃフードに隠れてるでやしょうねェ。修道女様ならあっしが何なのかうっすら分かりそうな気がして正直気が気じゃねェんでさァ。もうちょっと近づかれたら腐った腕とかもきっと見えちまうでしょうなァ。さァて、どうしたもんかねェ…。) [Thu 4 Mar 2010 23:09:43]
ジャスティス > まぁまぁ、そう言わないで。 繁盛してる? (しかめた顔を作り笑いの形に変えると、やんわりと黒衣の前を遮る。舐めまわすような視線は感じるが、はどの露出などもあまりなく、服装のためもあってかボディラインはせいぜいわずかに胸元のふくらみ程度しか現れていない。気にせずにとがめることもなく。薬の売人だろう、程度に思って話を聞こうと) [Thu 4 Mar 2010 23:04:23]
黒衣 > (予定よりちィと早いお帰りと洒落込みやすかねェ。ここで粘っても増えるのはお金より危険でやしょ。いやいやァ、腰を上げるのに声が出るのは死人もおんなじみてェですなァ。よっこらしょ、なンて親父くせェ。ヒヒヒ!) おンやァ、いらしゃい。悪ィけど今日は…… (思わず嘗め回すような視線になっちまったのは勘弁いただければいいんだがねェ。なンせ偉く不釣合いな人が来た、なンて思っちまったモンでさァ。少なくともお客さんって手合いじゃなさそうなのが悲しいねェ。ちィと腰が引けちまったよ。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:58:45]
ジャスティス > (暗がりにたたずむ商人に近づいてくる足音が一つ。規則正しく、力強い足音は、やがて形を伴い始める。雪の舞う中、薄汚れたフードつきの外套を身にまとった修道服姿の人影は、やがてゆっくりと顔を上げるとわずかに顔をしかめた) ……こんばんは。 (青く髪を染めた修道女風貌は、黒衣の男に声をかける。彼にとって都合がいいのか悪いのか、暗黒街の住人の一人ではある) [Thu 4 Mar 2010 22:55:47]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 4 Mar 2010 22:46:37]
黒衣 > ( [Thu 4 Mar 2010 22:44:15]
黒衣 > (ちィとお偉いさんに意見してみやすかね。ここで移動するか、もしくはスラム辺りに移るかねェ。区画がズレたぐらいで誤魔化せるかどうかは知りやせんが、何もしないよりゃァマシでやしょ。あっしだって動けなくなりたくて商売してるわけじゃねェですからねェ。もちろん金になんざ興味はありやせんがね。常世まで持っていけるってんなら考えやすが。死人に金無し、とでも言いやしょうか。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:39:06]
黒衣 > ――案の定、って言うンでやしたかねェ。(この前思った通り、やっぱり客足は遠のいてるみてェでやすねェ。在庫は懐一杯、こんなんじゃ懐は痛むばっかりであったまりゃしやせんなァ。そればっかりか自警団にでも鉢合わせりゃァよっぽど不真面目な相手でもねェ限りは首がバッサリ、落ちやすねェ。首が落ちてもあっしは動けるか、知りたくはありやすがね。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:30:12]
黒衣 > (こんなモン売りながらお客さんの健康に文句を言うなンて、戦争しながら平和を謳うようなもんですなァ。ヘェヘェ、分かりやしたってお客さん。そう顔を真っ赤にしてるとブツッとお陀仏しちまいやすぜ? あっしみてェにされるのは御免でやしょ、ヒヒヒ!) またのご利用、お待ちしてやすぜェ。(愛想の練習と思って手を振ったら腕の肉が落ちちまいやしてねェ。慣れねェことはするもんじゃねェなァと思いやしたよ。元々こっちに期待されてるのはクスリであって愛想じゃねェですから、やるだけ無駄ですねェ。なんでこンなことしてるのやら。ヒッヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:23:28]
黒衣 > (こンなお寒い夜中にも熱心に通うお客さんが居るんだから、あっしも愛想笑いぐらいは浮かべたいんですがねェ。最初のお客にそれをやったら逃げられちまいやしてねェ。ヒッヒ、そんなにあっしの顔は可笑しいですかィ? ま、あっしもできるならこんな辛気臭いツラは見たくも御座いやせんが。) ヘイ、毎度ォ。(ひい、ふう、みい。御代もバッチリと。) お客さァん、ちィとペースが速くねェですかィ? この前も言いやしたけど、お得意さんが減るとこっちも困るンですがねェ。大きなお世話って? そりゃ失敬。ヒヒヒ! (おォっと、お客さんに怒鳴られちまいやしたよ。おっかねェですなァ。) [Thu 4 Mar 2010 22:17:04]
黒衣 > (お月さんが今日はご機嫌斜めだモンで、一応大っぴらに出歩くことは出来るんですがねェ。ここ最近は別の理由で大っぴらに歩くのも難しいんでさァ。ただでさえ怪しい風体で、しかも腕が腐り始めてるときたァ。どう考えたって方々の聖職者さんなんかにモテそうな風体になっちまってるんだから笑えてきまさァ。結局お月さんが無くてもあっしの居場所は暗がりだけ。お似合いといわれればそうなんですがねェ。キヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:10:54]
黒衣 > (お偉いさんにこの辺はもうそろそろ潮時だって伝えたんですがねェ。縄張りがなんたらとか、面子がどうたらとか。それこそ金になりゃしねェ理由で、今日も同じような場所でクスリを扱っている訳でごぜェやす。まァ、下っ端の悲哀ってヤツでさァ。お偉いさんの言うことが絶対だってンのは、汚いとトコでも清いトコでも変わらんモンで。あっしは黙って売るしかないわけでやすよ。ヒッヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:06:03]
お知らせ > 黒衣さんが来ました。 『(イヤァ、参りやしたねェ…。)』 [Thu 4 Mar 2010 22:02:20]
お知らせ > レンさんが退室されました。 『そして私は、最期までその男を愛するのだ。』 [Thu 4 Mar 2010 00:34:47]
レン > 駄目よ、いい女を抱きながら泣くなんて。 ( 私は身体を捩り、向き合う。その男の頬を撫で、涙を拭い、そして抱き寄せた。 ) ほら、いい子だから。泣かないで?今は何もかもを忘れて、私を抱いて。 ( じきに何もかもがどうでもよくなって、全てを忘れることが出来るはずだから。誰かを愛した記憶も、誰かに愛された記憶も、裏切られた記憶も、傷ついた記憶も、みんな私のものになる筈だから。 男は再び私と深く繋がった。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:32:30]
レン > ( 男の精と共に、そんな無念が流れ込んでくるかのようだった。この世は不条理だ。幸せになれるように出来ていない。そんな中でこうした慈悲を与えることぐらい、構わないじゃないか。きっとこの不完全な世界を作ってしまった神様も私の行いに目を瞑ってくれるだろう。 ) ……泣いているの? ( ふと、後ろで男が嗚咽を零していることに気付いた。嗚呼、可哀想に。自分が情けなくなってしまったのだろう。食べたいものも食べられず、ボロを身に纏い、挙句獣欲に任せて見かけた女に襲い掛かるその始末。こうして路上で暮らす前は、それなりの地位に居た人なのかもしれない。生まれたその時からの敗北者は、こんな風には泣かないから。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:28:28]
レン > ( 廃屋の外ではしんしんと雪が積もっている。燃やすものが無ければそのまま凍えて死んでしまう中で、私の肌のぬくもりを求めて男は覆いかぶさってきた。私はそれを快く受け入れたのだ。どうせなら楽しみましょうと、甘く囁いたのだ。 ) ( …私の言葉に影響されたのか、男は再び腰を叩き付け出した。私は吐息を震えさせ、恍惚とした表情を浮かべる。 ) んふ、可愛いわね…。 ( この汚らしい男の劣情を、一体誰が受け止めてやれるというのだろう。こんな風にごみのように暮らさねばならない未来を、男は予想していただろうか。男の両親は予想していただろうか。こんな不条理に耐えねばならない事を――。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:21:38]
レン > ( 路上で暮らす浮浪者が幾度目かの精を吐き出した後、私の背に凭れ掛かってきた。もう限界だろうか?もともと体力の無い連中だ、死ぬまで搾り取るつもりだが、途中でばててしまうこともある。 ) …ふふ、どうしたの?もう降参? ( 後ろ手に男の無精髭を撫で、そう囁いた。 …私は時々、こうして道端で暮らす浮浪者達にも愛と死を与えて回る。パプテスの方達は神をも恐れぬおぞましさと十字を切るだろうが、彼らには明日への希望すら無いのだから、私のこの行いはむしろ慈悲だろう。哀れなものだとは思う。娼婦を買う金が無い以上は、罪の無い誰かを無理矢理犯すか、こうして淫魔の糧になるしかないのだから。強姦するよりは、こうした方が周りの被害も少なくて済むでしょ? ) [Thu 4 Mar 2010 00:13:38]
レン > ( s,u,c,c,u,b,u,sでサキュバス。人間を色に溺れさせる悪魔だ。人の欲望は七つ合って、悪魔はその七つの手段で人を陥れる。けれども私にとっては他の六つの手段で堕落を誘う悪魔は敵でもある。他でもない、色欲という手段で堕落させて始めてこの私の勝利になるのだから。けれども私にとっては同じ色欲を司る淫魔は敵でもある。他でもない、この私の身体で堕落させて始めてこの私の勝利になるのだから。 ) [Wed 3 Mar 2010 23:59:01]
お知らせ > レンさんが入室されました。 『 あたしは淫魔。 』 [Wed 3 Mar 2010 23:53:35]
お知らせ > 何処か卑屈な黒衣さんが退室されました。 『(アバヨゥ、なんて。言ってみたかっただけでさァ。ヒヒヒ!)』 [Wed 3 Mar 2010 22:00:04]
何処か卑屈な黒衣 > (今日の在庫は大体売り切れのようで。今日も不健全な労働を健全にやり遂げたことを喜ぶとしますかねェ。あっしの金じゃァないですが、懐も大層あったまりやしたからねェ。ご褒美に髪の生えた皮膚でもくっつけてもらえりゃァ、こんな貧相な布で頭を隠す必要もないんですがね。バカを言っちゃいけねェ、死人にだって恥はあるんですぜ? ヒヒヒ!) (おやおや、嫌ァな一見さんのお付きのようだ。バタバタと喧しい足音が聞こえてきまさァな。こうなっちゃァ後は逃げるだけでさ。残念無念、またの機会においでなすって。) アバヨゥ。ヒヒヒ! [Wed 3 Mar 2010 21:58:39]
何処か卑屈な黒衣 > (不思議なモンで、死人になってからのほうが物事明快に考えられるんだから世の中はわからねェもんですなァ。最高に後ろ向きな考えな辺りさらに愉快でさァ。商売の楽しみってのはこういうことなんですかねェ? ――違うか。ヒヒヒ) (しかしここもそろそろ足が着きそうな気がしなくもないンですがね。質は悪いがクスリとしちゃァまぁまぁ安いモンが派手に流されちまっちゃァ……お上の犬だけじゃなく底辺の犬なんかも押し寄せてきちまいそうで。なんともおっかねェおっかねェ。そのことを心底楽しみにしてるあっしもどうかしてますがねェ。あっしはマゾなんでしょうかね。ヒッヒ!) [Wed 3 Mar 2010 21:46:03]
何処か卑屈な黒衣 > (いやァ、こういうクスリが大人気ってんだから世も末だねェ。参った参った。こりゃァ今日も無事に生きて帰れそうな雰囲気じゃねェか。――いンや、もともと死んでるようなもんだし死んで帰れるってェとこか。言葉ってのは難しいねェ。キヒヒヒ!) ――おっと、いけねェ。(危ない危ない、ちっとでもお月さんの光に照らされちゃァ一発でお陀仏なんだったか。暗いところから出られねェなんざなんとも不自由だもんで。まァ、せっかく生き返ったんだ。死人らしく、生きてるモノを憎んでこういうモノをサバくのも悪くねェ……。ヒャヒャヒャ!) [Wed 3 Mar 2010 21:37:34]
何処か卑屈な黒衣 > (御代を頂けりゃァみんなお客さんでさァ。でもお客さん、ちィとお金が少ないねェ。こりゃあんまり良い質のは買えやせんぜ? それでもいいって? いやァ、売ってる側が言うのも可笑しいでしょうが必死ですねェ。ヒヒヒ!) (はいよ、毎度。占めて3500エンでさァ。あんまりハマっちゃいけやせんぜ? クスリで死なれちゃ二重の意味でお飯の食い上げだァ。なんせ通報されるわお客は減るわで最悪ですからねェ。ヒッヒ!) [Wed 3 Mar 2010 21:27:44]
何処か卑屈な黒衣 > (おっと、お客さんみてェでさ。なに? あっしの骨が見えてる腕が珍しいのかィ? そりゃあ骨も見えてるってモンよ。あっしは半ば死んじまってるからねェ。ヒヒヒ。)(おやおや、そんなに怯えねェでくだせェ。こっちも期間限定、組織の末端の末端として実験的に"飼育"されてるだけでさァ。アンデッド、とか言ったかい? たぶんそんなもんでしょうや。) [Wed 3 Mar 2010 21:22:10]
何処か卑屈な黒衣 > (しかしまぁ、世知辛さってのは特に下っ端の悪人にしわ寄せが来るもんで。あっしはおそらく通報されたら一発でヤラれちまうでしょうなァ。ストレスで禿げ上がった頭を無意味にぺしっと叩いてみても、トンといい考えも浮かばねェときた。) こりゃァ参ったねェ。(楽しそうに聞こえるって? バカを言っちゃいけねェ。こちとら毎日命賭けでさァ。) [Wed 3 Mar 2010 21:15:24]
何処か卑屈な黒衣 > (暗いくらぁい路地裏で、あっしは何時も客を待っておりやす。あっしは所謂ヤバァいオクスリの売人ってヤツでさァ。組織の中じゃ下も下、何時切り捨てられたって可笑しかねェもんで。まったく、世渡りってのは世知辛ェもんスね。ヒヒヒ) [Wed 3 Mar 2010 21:09:04]
お知らせ > 何処か卑屈な黒衣さんが来ました。 『(所詮しがない売人の身分でごぜぇやす。ヒヒヒ)』 [Wed 3 Mar 2010 21:06:11]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( 目玉泥棒より厄介かもしれないですねえ。 )』 [Wed 3 Mar 2010 00:36:26]
リコ >  ………そうですか。 ( きっぱりと断られれば、退かざるを得ない。 犯罪者に協力していたらしいという証言はあるが、証人がアレだ。 任意同行はできても、しょっ引くにはまだ足りない。 ) ………それが犯罪予告なら、追っかけて捕まえるだけですけどね。 ( 霧へと変じ、姿を消していく相手に、今度こそ表情を保てずに、さすがにひきつる。 さすが吸血鬼、と思うよりは、さすがヴェイトス市、と。 なんでもありだ、本当に。 ) まあお言葉に甘えまして…………。 ( VHGに報告し、対応を要請した方がいいだろう。 これは団としてでなくてもよさそうだ。 それから団に報告し、こっちは協力は要請できるかな、微妙だ。 とにかく、尻尾はつかんだが、つかんだ先がこれだ。 どっとでてきた疲れに任せて、壁にもたれた。 ) [Wed 3 Mar 2010 00:36:12]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『 其の場に残す物は、本当に何も無い 』 [Wed 3 Mar 2010 00:33:03]
アクセラレーター > (人間の規格と吸血鬼の規格は余りにも比べ物にならず、筋肉の繊維おろか骨格の硬度、内臓の仕組みや肉体の構成物が余りにも異なっており、―― 中身が歪みに歪んでいる者が少なくは無い。アクセラレーターという吸血鬼も例外ではなく、歪みに歪んだ人格破綻者。一方的過ぎた本能は、無垢なる破壊の衝動をばら撒くだけ。) ―――。 ( いくつかお話したい ) 彼女については一言も漏らしたくない気分なんだ。 (鮮明な記憶は呼び起こせないにしろ、感じた温もりを思い出すと胸が抉られる様だった。) ああ―――…、自警団か。 私という化け物を、暗黒街という檻の中から解き放っても大丈夫かな。 (立ち去ろうと、リコに背中を見せよう。再びと立ち止まり、顔だけで振り向いた。) ……逃げも隠れもしない。 一度仲間と合流をし、相談してから また私を呼び出せ。 (顔を戻せば、羽衣の一部が霧のように分散され、次々と、腕が、足が、肩が、膝が、胴体が、頭が、――加速的に真っ白な霧へと分散化された。辺り一帯に漂う真っ白な霧は、害を齎すことなく、無差別に飛び散れば散るほど、霧の濃度が薄まり、やがては何も残さずに消え去った。) [Wed 3 Mar 2010 00:30:33]
リコ > ( 恐る恐る伺った反応によると、どうも目玉泥棒メアリアンとは、信頼関係というか、そのようなものがあったように見える。 それが彼女からの一方的なものだったのかは知らないが、関係の断絶に何かしら残念だとは感じている、のだろうか。 ) 暴走、ですか…………それはそれは。 ( それはちょっと、困る。 今もって不安定なようであれば、それはVHGに協力要請でも出しておかないとまずい。 そこらの酔っ払いならともかく、吸血鬼が暴走なんてのはシャレにならない。 ) ああ、いえ……できればメアリアンに関していくつかお話したいので、団までご同行いただけたらなー………なんて思うですけれど。 ( 別にビビってはいない。 ビビってはいないが、腰が引けているのは確かだ。 会話による交渉は、苦手だ。 ) [Wed 3 Mar 2010 00:12:18]
アクセラレーター > ―― … ( 繋がりはない、と。 ) ―――…。 (長い沈黙の後に、溜め息を取り零した。そして肯定するように頷いた。唇から笑みが消え去り、憂鬱な気分ですら見え隠れしていた。言葉を口にするには、認めたくない事実である同時に信じ切れない只一つの記憶だけだった。) ……何だ、そんなこと? (ポケットに手突っこんだまま、顔だけ夜空に向けては思いだそうとする素振りをする。そしてリコの方へ顔を戻せば、物騒な一言を漏らした。) 暴走し掛けたんでね、古城の方でひと暴れを。 (肩を竦めては、唇に微かだけ笑みを浮かべた。真紅の色の双眸が仕向けるのは、リコという存在だけだった。) ――…? (ふと視線が明後日の方向へ向けた。またリコへ視線を戻す。) 質問は終わりかな。 そろそろ行かないと。 (身体のあちこちが、ほんの一瞬だけ擦れた。) [Wed 3 Mar 2010 00:06:23]
リコ > ( 始祖吸血鬼、と来たか。 吸血鬼というだけで注意すべきである上、始祖と来た。 真否は不明だが、少なくとも自称するだけの実力はある、ということだろうか。 少なくともはったりのような気負いは見られない。 じわじわと腰の得物にやりそうになる左手を意識して抑えながら、一つ、呼吸。 ) 見捨てられた、ですか…………それでは、いまは繋がりはない、と。 ( 現在の目玉泥棒の居所などはわからない、ということだろうか。 いや、それにしても目玉泥棒に関する情報は持っているはずだ。 なにから聞くべきだ? しっかりと対峙するように振り向いた相手に、思わず一歩引きそうになって、無理やり足を地面に押し付けた。 ) ……………最近はあまりお姿を見せていなかったそうですが、今日はどのようなご用件で………? ( 世間話、という訳でもないが、少し考える時間を稼ごうと、当たり障りのなさそうな話題を。 ) [Tue 2 Mar 2010 23:54:56]
アクセラレーター > ――― 何処から情報を掴んだのか知らないけど、始まりの吸血鬼にして、始祖の吸血鬼だ。 (自警団の団員が吸血鬼を眼前に置いても、悲鳴や怒号など何かしらの挙動を引き起こしては、敵意や戦意を剥き出しにするものだと思っていた。だが予想を裏切った目の前の女性は、余りにも平静が保ち過ぎている。僅かだけ興味や好奇心が湧きあがり、目尻が微かに上がった。猫科の様な目付きだった。) ―― …、 (      、        。 ) ……護衛をしたよ。 けど見捨てられた。 それっきりだよ。 (感情の色が薄まり、自嘲めいた微笑みを、唇に張り付けた。そしてリコという少女と対峙する形を取ろう。完全に無防備を曝け出すように、両手はポケットに突っこんだまま。) [Tue 2 Mar 2010 23:46:44]
リコ > ( なんだろう。 何か、違和感がある。 なんだか、見た目と雰囲気がちぐはぐ過ぎる。 ビスクドールにやあこんにちはと片手をあげてあいさつされたような不気味さだ。 ) …………? ( たくさん残っていた、ね? 目玉泥棒のことか? そして次に発せられた言葉に、今度こそ警戒心が跳ね上がった。 ) は………………は。 あなたが、アクセラレーター、さん、ですか。 ( ぎゅう、と唇を釣り上げるように、意識して笑みを作った。 ここでひるんではいけない、余裕を見せろ。 せめてレディを前には、いつも健やかに笑っていたいものだが、そうもいかない。 目の前の相手は少なくとも、「おしとやか」ではなさそうだ。 ) そう、ですか。 あなたが。 目玉泥棒と目される、メアリアンという少女の護衛をしていると聞きましたですが…………。 ( どうも、単独で行動しているように見える。 つるむような感じではない。 ) [Tue 2 Mar 2010 23:35:55]
羽衣 > (自警団の団員が自身に声を掛ける要因が分からず、残り少ない理性を駆使しては頭の回転を回そうとした。が、面倒が臭くなり止めてしまった。) ―――、…? (振り向いた先に佇むのは、小柄に値せず戦いを生業とする雰囲気を纏った女性。本能が駆り立てられるが、残り少ない理性が加速しかける歯車を引き止めた。) ああァ―― …、 まだまだ、たくさん残っていたね。 目玉泥棒。 ( アクセラレーターという吸血鬼。 ) ―――――…。 知っているよ。 (微笑んだ。目だけは決して笑わずに。) アクセラレーターは私だ。 (風が吹けば、長い白髪が揺らめいた。両手を羽衣のポケットに突っ込むなど、人間味のある行動を取るのか演じているかのようだった。) [Tue 2 Mar 2010 23:28:36]
リコ > ( なんというか、人形のようにこぎれいだというような印象を抱いた。 その顔がなにやら笑んだようだった。 ………笑われたのかもしれない。 何にせよ、悪意があるようには感じられない。 ) あー、っと………。 ( 声をかけたものの、反応はあまり芳しくない。 だがまあ、いい。 仕方あるまい。 だがそれでも、一応聞いて回っているのだから、ここだけ例外にするというのも落ち着かない。 立ち止った背中に、振り向いた顔に続けて言葉を向けた。 ) ええと、お手数ですが、いくつか質問させて頂いてよろしいですか? 以前騒ぎになっていた、目玉泥棒とその護衛をしているというアクセラレーターという吸血鬼についてなのですが………。 [Tue 2 Mar 2010 23:19:07]
羽衣 > (自警団の制服。破壊と再生を繰り返された、記憶を司る脳の部分。襲い掛かる痛覚が、何度も記憶を切り刻み、記憶を失われる。其れでも善悪の区別だけは唯一に出来た。) ――― 。 (リコという女性を敵視せず、殺意も悪意も微塵たりと湧かない。自身の姿を捉えてなお、戦闘の姿勢を解いた様子に唇の笑みを深めた。リコの方向へ踏み出した足は、やがてリコと擦れ違う形で通り過ぎ去ろうと。) ……、  ? (僅かに通り過ぎた直後。自身を引き止める声に、歩き出す足を踏み止まった。首だけ回して、背後の方にいるリコを見下ろした。挨拶を返さず、言葉を交えようとする気配は無かった。) [Tue 2 Mar 2010 23:14:10]
リコ > ( マフィア、にしてはどうも雰囲気が違う。 自分のような外様という感じでもない。 狂人という訳でもなさそうだ。 殺気があるわけでもなく、違和感以上の圧迫感も感じない。 だが、漂う鉄錆の臭い。 奇妙な存在との遭遇に、リコはことさらに意識して深呼吸した。 ゆっくりと刀から手を離し、平静を装うように手のランタンを改めて握り直す。 どうやらこちらへと歩みを向けたらしい相手に、どう対応すべきか、リコはすこし考えた。 そしてしっかりと姿の確認できる距離に至れば、声を、かけてみるだろうか。 ) ―――こんばんは、です。 [Tue 2 Mar 2010 23:05:06]
羽衣 > (夜空を穿つ色は、欠けた月だけ。降り注ぐ月の光が、居心地が良かった。) ―――― の、段階へ … 。 (歓喜の声が掻き消され、独り言を呟く小さな声へ移り変わる。風が吹けば周囲に散らすのは、鉄錆の匂い、血生臭い匂い、戦いに生きる者には死の匂いとでさえ懐かしみを与えるだろう。) ―――― …? (微かな気配を感じ取り、仕向けられた感情は殺意でも悪意でも何でもない。だからこそ感じ取りくいが、――自身の姿を捉えていると自覚した。) …… 、  …。 (言葉は紡がず、リコの方へ一歩と踏み出した。真っ白な羽衣の袖口から食み出た、両手に握り締めたものは何もない。視線先はリコを貫いているのか、或いは向こうにある何かへ向けられていた。白い怪物から放される気配は、殺意でも悪意でも何でもない。) [Tue 2 Mar 2010 22:59:18]
リコ > ( 歩む裂き、不意に視界に紛れ込む白。 ランタンの明かりの中浮かび上がったそれに、一瞬戸惑う。 決して奇麗とは言えない。 だが―――白い。 暴力的なまでに白い。 圧倒的なまでに白い。 そう思わせるような奇妙な圧迫感を、リコは背筋に感じた。 甲高い声が紡ぐ言葉の意味は知れない。 だが、尋常のものであるようには見えなかった。 自然と、腰の刀を左手で確認していた。 何かはよくわからないが、警戒に値するのだと、リコの経験が告げていた。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:49:15]
羽衣 > (大規模な組織は数が限られ、小規模な組織は事務所から廃墟を拠点にする。暗黒街に群れがる住人は、千変万化な形で縦横無尽を繰り返す。何が起きても不思議ではないし、普通で平穏なのが異常なのだ。) ――― 、…。 (沈黙を押し通した長身の女性が、路地裏より姿を現した。リコの視界の前方に、真っ白な羽衣を纏いし、髪の毛も肌の色も、―――何から何まで真っ白だった。純白と呼べず、穢れきり、汚れきり、濁り切った… 純白の色。其れ以外の色素を持つのは、双眸に秘める真紅の色だけ。) ……、上質な火種は出来上がった かな。 (凛とした甲高い声が響きだし、視線先は曇り一つない夜空へ向けた。唇の端が釣り上がり、微かに笑みが孕んだ。だが、目だけは笑っていなかった。) [Tue 2 Mar 2010 22:43:38]
リコ > ( 路から察するに、なんとか言うやくざの縄張りに入っていくらかしたところのようだった。 件の吸血鬼や、その護衛するという目玉泥棒の目撃証言が多いところではないが、最近マフィアの比較的活発な地域であるらしい。 ) スラムの事件はレインさんが捜査してくれていたみたいですから、こっちも精を出せて有り難い話ですよ。 ( 主に追っているのは目玉泥棒とその護衛だが、だからといって警邏をおろそかにする気はない。 ………団ではリコの警邏に必ずしも好意的な意見ばかりではないようだが。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:34:31]
お知らせ > 羽衣さんが来ました。 『 悠然と現る人影 』 [Tue 2 Mar 2010 22:33:38]
リコ > ( 多分あの二人はこの街の汚さを認めたうえで、その中で生きているのだろう。 リコは、この街の汚さを否定するところから始まっているのだ。 リコという薬は、副作用が強すぎる。 患部ごと焼き切るような、そんなものなのだろう。 たとえそれがどんなに小さな火種でしかなくても、わずらわしいものなのだ。 ) まあそれはそれとして仕方がないので考えないことにするですよ。 ( ぱん、と一つ手を叩いて、思考を切り替える。 ランタンで照らされた狭い範囲、その向こうをすかして見るようにしながら、いい加減慣れてきた道を歩いていく。 横道にそれるといまだに少し混乱するが、大体自分がどこら辺にいるのかはわかるようになっていた。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:27:14]
リコ > ( 小説で有り勝ちな、酒場で情報屋からネタを買う捜査官みたいに、半聖半俗というか、清濁飲み込んだやり方をしていれば、暗黒街にも馴染めるかもしれないが。 ) ……………ちょっと無理ですかねー。 ( シスタージャスティスやツヤコさんはうまいことやっていると思う。 シスターは悪ガキどものおっかさん、ツヤコさんはガキ大将、そんな感じだろうか。 やっかまれることはあるだろうけれど、幅をきかせられるだけの実績と実力がある。 それになにより、分をわきまえている。 同じ街のイキモノだから、反発も少ない。 体が病気を治そうとする働きみたいに。 ) 私にはできそうにないですね………。 [Tue 2 Mar 2010 22:17:18]
リコ > ( 確か名前はアクセラレーター。 警邏しているうちに何度かその名前を聞くことがあったので一応聞き込みはしておいたが、なにせ身分は自警団員。 隠すのが苦手なリコのことであるからして、思いっきり邪険にされた挙句、あまりネタも入らなかった。 それでも一応、最近姿を見せ始めたというようなことまではわかった。 ) 組織人としてのデメリットですよねー、これ。 ( 組織に所属すれば多くのメリットがあるが、所属する組織によってはこういう相性の面でデメリットが発生するし、その結果アドバンテージが失われることにもなる。 ) 一長一短ですからどっちがとも言いづらいですけど……………まあ私の場合性格的に損をしているってことですかね。 [Tue 2 Mar 2010 22:08:47]
リコ > ( そういえば、と思いだしたのは暗黒街を警邏している時であった。 いつもの制服に、薄手のコート、腰には二本の鉄の塊を下げ、なんとかいうマフィアの縄張りからなんとかいうやくざの縄張りに続く路をランタン片手に歩いていた時のことだった。 ) そーいえばVHGへの資料請求の件、許可下りたんですかね。 ( 結構大事なことだったはずなのだが、先日の謎の奇襲のショックですっかり忘れていた。 あれはあれとして報告しておいたが、ああいうよくわからない手合いよりは一応少しはわかっている者の方に対処すべきではないか。 ) [Tue 2 Mar 2010 21:57:59]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Tue 2 Mar 2010 21:49:32]
お知らせ > 残党さんが退室されました。 『 アクセラレーターが戻りやがったッ!! 』 [Tue 2 Mar 2010 00:14:23]
残党 > (純白を象徴する化け物は、真っ赤な双眸は笑わず、薄っぺらな笑みを張り付けた微笑。操られた人形で、魂の抜かされた人形のようだった。) ―――。 ( 覚悟しとけッ! テメェーが戻ってきたッてよォー…、暗黒街でも何でも広めてやるぜ。 )(憤怒による復讐が孕み続ける男性。憤怒こそが、復讐心こそが、怪物の内に眠る悪魔の力の糧となる。) [Tue 2 Mar 2010 00:13:48]
残党 > ( 何故ッ 俺を殺さないッ! ) ( 気紛れで殺すのかよ…ッ!! )  ( ふざけんなふざけんなッッ!!! ) ( ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ! ) ( 俺のすべてを奪いやがったなぁ!! ) (純白を象徴する女性と対峙し、睨み付けたまま手元のナイフを握り締めた。今は駄目だ。大勢の仲間が、有力な情報が、必要だ。冷静に鎮めようとするが、怒りで頭の血が上り詰め、我が忘れそうになる、ナイフを自らの太股に突き刺した。上り詰めた血を強引に引かせ、怒りの矛先を分散させては、理性を取り戻そうとした。今、攻めに掛ったら確実に殺られる。) [Tue 2 Mar 2010 00:08:25]
残党 > (心臓の鼓動が加速し、全身に熱が宿る。激情に等しい感情の色は、荒々しく燃え上がる怒りそのものだった。) ――― 許さねぇ …。 (握り締めた拳は、力一杯を通り越して自らの爪を割るほどの握力を見せしめた。痛みは感じない、痛みよりも怒りが勝っていた。俺の全てを奪った奴を許さない。) ……  てめぇー…  (眼前に広がる光景を焼き付ける最中に、壁から通り抜ける人影を見つけた。ありえぬ現象に自らの目を疑ったが、紛れのないアイツだった。) アクセラぁ… レータァアアアアアアッッ!!!! (腹に力を込め、喉が枯れ果てるまで叫んだ。再びと壁に吸い込まれようとした人影は、ふと足を引き止めた。此方に振り向いては嘲笑を浮かべた。髪の色から肌の色まで、衣服まで何から何まで純白の色。暗黒街で異色を纏うのは、化け物と称される少女だけだった。狙ってくれ、と格好の的になりやすい出で立ち。以前の俺らでは、ああ危険が近づいている さっさとズラかろうと、分かり易い的だった。) [Mon 1 Mar 2010 23:59:42]
残党 > (胸の奥に熱い物が宿る。喪失感と失望、違う、怒りと憎しみだ。) 俺は…、 (空っぽの人間だ。秀でた才能が無ければ、欠如した部分が無かった。至って普通で普通な少年だった。普通し過ぎた少年が憧れて尊敬、或いは畏敬に近い感情を抱いたのが非日常そのものだ。日々に変わり続ける暗黒街の魅力に惹かれた人間だ。普通に過ぎた人間が直ぐに悪人になりきれず、善人にもなりきれなかった。中途半端すぎて嫌気を指した俺は、俺と同じ空っぽの人間を探してはグループを作り出した。一人では出来なくても、皆でやれば恐れる事は無かった。何も無いからこそ、空っぽだからこそ、簡単に悪人になっては人を殺したり金を盗んだり薬物を捌いたりした。ある程度に満足すれば、暗黒街の騒動を高みの見物で嗜むだけで満足だった。皆がいて、初めて俺という人間が実感できる。) …また空っぽになっちまうじゃねぇか。 (震え出す唇から漏れ出るのは悲しみや苦しみよりも、純粋な怒りだけだった。何処のどいつだ、俺らの日常を壊してくれたのはッ!) [Mon 1 Mar 2010 23:48:05]
残党 > v(仲間の死に悲しむ余裕が無い以前に、興味すら向ける意味が無いと悟り切っていた。元々、仕事関係だと割り切り、私情を挟み過ぎず、適度な関係で互いを利用する考えで留まった。だからこそ冷静に冷酷に、欲に走り過ぎず、常に互いを客観的に捉えては、アクセルとブレーキを適当に掛けてきた。) ―――― 、… ふざけんじゃねぇよ。 (複数の死体から血液が抜き取られ、死体がバラバラに切り裂かれた。違和感があれば全員は素直に受け止めて、必要以上に踏み込まずに引き返した。逆に専門的な意見や計画があれば、異議を唱えずに実行をしてきた。だからこそ、目立ち過ぎず、地味になり過ぎず、小規模という範囲で留まっては金に困らない生活を送り続けた。喧嘩を売ってはならない人や、手を出してはいけない人を関わらないようにした。無論、ジャスティスや側近の竜っぽい人、料理屋に潜む黒人や、傀儡に佇む化け物。奴らの縄張りに踏み込まなければ、ダラダラとした日常は壊れる筈が無かった。) [Mon 1 Mar 2010 23:26:40]
残党 > (一部の縄張りをもつ小規模な組織。暴力を振る舞うのを生業とし、違法薬物により薬漬けした人間を金蔓として確保した。) 何が起きた…? (廃工場の最奥部を隠れ家とした、事務所の接待室で佇んでいた。佇む男は黒髪をオールバックで纏め上げ、金色の装飾品にサングラスと典型的な人物であった。派手に飾り過ぎず、地味になり過ぎず、適度な悪徳を行い、一定の利益を得れば直ぐに引き上げた。必要以上に踏み込み過ぎず、欲の目に眩み過ぎず、行き過ぎない様にしてきた筈だ。) …、………。 (鼻に突き付ける強烈な鉄錆の匂い。表情を歪めた男性は、直感的に死体の匂いだと感じた。一つだけ違和感があった、―――部屋に真っ赤な色が無い。血液が一つすら飛び散らす、死体だけがバラバラに引き裂かれていた。反射的に腰のベルトの後ろに取り付けたサバイバルナイフを逆手に持ち構えた。) [Mon 1 Mar 2010 23:16:37]
お知らせ > 残党さんが来ました。 『 血生臭い雄叫びが木霊する 』 [Mon 1 Mar 2010 23:00:39]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『いちゃいちゃで、べったべた』 [Mon 1 Mar 2010 01:33:15]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『たまには、こういうイチャイチャ分を補充しないと体がもたないのです』 [Mon 1 Mar 2010 00:58:47]
ブロウン > かまくら?あの・・あれ、なんだっけ・・・雪でちっさい家作るとかいうヤツか?(実際雪に関する遊びや情報は人間に比べて非常に乏しい。人生の大半を雪のない場所で育っていたので何言われても半信半疑。記憶もあいまいである)ん?(疑問のある声に疑問のある声で返して。ジャスティスを抱きしめて、首を下ろして顔の横に位置づけよう)太りそうっていうか、俺様太りませんから。脂肪とか付きませんからっ!(本当は脂肪がほしいなんていう思いもあるが、それは多分人間には理解の出来ないことだろう。)いや、俺様は布団に入ってればあたかポカポカだからな。どうせなら、布団の上であったかポカポカにしてくれよ(そういうと、手の位置をやや上にあげて胸をいじろうとするだろう) [Mon 1 Mar 2010 00:37:23]
ジャスティス > 鎌倉つくったげるわよ、大雪降ったら。面白いわよ?雪で作ってるのに中あったかいんだから。ブロウンさんは入れるかまくらとなったらすごくおっきいだろうけどねー。 (ブロウンさんの身長はすごく大きいので、作るのは大変そうだけれども) んー? (抱き寄せられれば、そのままひょいと膝の上に乗って、背中を押しつけて) …………ブロウンさんのほうが太りそうな生活してるのになぁ……わかった。レイも誘って、ブロウンさんを徹底的にしごいて上げます。寒いとか死んでも言えないくらいもうポッカポカにしてあげるから。 [Mon 1 Mar 2010 00:28:48]
ブロウン > いやいいよ雪は・・・つめてぇし、積もると厄介だし、あんましいいことねぇよ(外を見て、しんしんと降り続く雪を恨めしそうに眺めて──体を寄せられれば頭をなでていた手を腰へと回し、椅子ごとこちらに引き寄せよう。)ほら、本能的に飛べるってわかってたんだし。どんなやつでも成長すればそれなりに上達するってもんだよ。(今ではお使いくらいなら平気でやってのける。ただ、やはりまだふらつく部分はある。が、本人はソレは寒くて翼がうまく動かせないからだ、と言い訳をする。鼻先に出された肉団子はしっかりいただくとしよう)明日も雪です。雪の日は外にでません。明日はレイをやってください(きっぱりことわった) [Mon 1 Mar 2010 00:23:44]
ジャスティス > なぁに言ってるのよ、たまにのことでしょう?それにせっかく温かい魔法の弾もらってきたんだから。 (去年もおととしもブロウンさん寝てばっかりで、あんまり話しできなかったものね、と体を寄せながら、くすくすと笑って) んー。 (喜んでいるのか嫌がっているのか何とも微妙な声をあげながらも目を閉じて撫でられるままにして) ほ、ほほう。この前までフラフラとんでたのがいっちょまえにやるじゃない。いいでしょう。ダイエットしますよ。 (ちょっとかちーんときながらも、ひきつった笑顔を浮かべ素直に言葉に従ってダイエット宣言をする。自分のスープに入っていたお肉もブロウンさんにあげて) はい、 (鼻先に鶏肉が飛び出して) それじゃあ、明日鍛錬場でダイエット付き合ってよね。 [Mon 1 Mar 2010 00:15:05]
ブロウン > (味に関してはとやかくいうのはもうやめた。いってもどうしようもないものはどうしようもないのだ。だから、自分で一つまみの塩とコショウを入れた。)俺、初めて雪みてちょっと感動したけどなぁ・・・こんなに寒い思いするんなら、もういいかなっておもっちまったよ(はぁ、と今日2度目のため息。何がもういいのか、その辺はいろんな意味が含まれているんだろう。いや、何もないかもしれない。)あぁそうだな。冬はやっぱだめだわ、まったく動く気がおこらねぇもん。(隣にきたジャスティスを見下ろして、ついでに頭をなでようか)そうだな〜。あぁ、泳ぐのは得意だぞ、走るのより早く泳げる気がする。ま、そんときゃ飛んでつれてってやるよ。だから、もうちょっとダイエットしとけ(別に馬鹿にする意味ではなく、単に軽いほうが飛びやすいという意味である)俺、片腕で60キロくらいなら持つ自信あるんだけど、お前もてないからな(単に飛びやすいほうが(以下略)) [Mon 1 Mar 2010 00:07:44]
ジャスティス > (単にイライラする薄さのコンソメスープをブロウンさんの前に差し出す。鳥の出しは聞いているがちょっと油っぽいような気もする) びっくりねぇ。今年は特に雪が多いような気がするわ……。 (自分の分も継ぎ分ければ、ブロウンのすぐ横に座り一緒にスープを飲み始めて) ……けどもうひと踏ん張りで春ねぇ。ブロウンさんも自由に歩き回れるいい季節じゃないの。(横から見上げながら、微笑みかけて) 春になったら、どこか遊びに行こうか。湖畔とか。ブロウンさん泳ぐの得意なんだよね? [Sun 28 Feb 2010 23:57:27]
ブロウン > いい心がけだな(促されるまま台所へと足を向けよう。鉤爪の足がコツコツと床を踏む。暖かいスープがあるといわれれば気持ちもはやる。さすがにコンソメスープを雑巾の絞り汁のような味に変えることはないだろう。渡された深皿に手を添えて、まずは手のひらを暖めて)ん?飲み友達のとこさ。暇つぶしでいったら帰りにこの雪でよぉ・・・まいったぜ・・・(はぁ、とため息をついて。そしてゆっくりとスープを喉に流し込もう。冷え切った体にスープの熱がじんわりと伝わってくるのが分かる。) [Sun 28 Feb 2010 23:51:46]
ジャスティス > お帰り。そろそろ帰ってくるかな―、って。うん、スープ温めてるから。 (そう言って中に入れば施錠して(もちろんブロウンさんが入ってから)台所兼食堂に向かって) ちょっと待ってねー。 (鶏肉の入ったコンソメスープを深皿に次ぎわけながら、今日はどこ行ってたの?なんて尋ねて) [Sun 28 Feb 2010 23:36:44]
ブロウン > (ゆっくりのそのそ歩いてくれば見慣れた人影が見られる)よぉ、ただいま。お出迎えか?(頭と肩に雪乗せて、少し離れた位置で声をかけよう。そしてそこに家主がいるということは正面ドアは施錠していないのだろう、が裏口まで回る手間が省けるのはいいことだ。)ミサ終わったんだろ、はいろうぜ。さみぃよ(体が体温を維持しようと小刻みに震えるのが分かってか、早く暖を取りたい気持ちを抑えることはなく。間近に来れば教会の中を指差して。) [Sun 28 Feb 2010 23:30:54]
ジャスティス > じゃあね、おやすみなさい。 (2ブロック先にある雑貨やの娘に手を振りながら、カンテラを持った修道女はミサを終えた信者たちが自分の家へと帰っていう後ろ姿を見守って。白い息を吐きながら、頬笑みのどかな光景を眺める) さて……と。スープでも温めておこうかな。 (一度食堂に戻り、竃の火をおこし、フード付きの外套を羽織れば、玄関先でのんびりとナニヲするでもなく雪と空を眺めて) [Sun 28 Feb 2010 23:23:47]
ブロウン > (しばらく歩けばその細い路地も抜け、また大きな通りへと姿を現す巨躯。特に変わった様子もなかった。後は右に曲がって200mほどで教会に到着だ。)(あ、そうだ・・・ここでアカガネ拾ったんだった・・・)(ふと足を止め、振り向いてちょっと前のこと思い出して。確かボロボロのゴスロリ衣装で地面に抱きついてた、そんな状況だっただろうか。今おもうとあのまま放っておいても彼女なら無事に生還できたのではないだろうかとおもう。)(図々しいからなぁ・・・でも最近めっきり会ってねぇな。冬眠中か?)(冬眠しないとかなんとか、本人は言っていたようなきもするがこの際本人の意見は無視しておこう。) [Sun 28 Feb 2010 23:13:05]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『教会前』 [Sun 28 Feb 2010 23:10:22]
ブロウン > (近道をするべく大通りをそれ、少し細い路地へとはいっていく。町の明かりが届きづらいものの、教会までの道はずいぶんと短縮される。ただ、あまりいい場所ではない。)また死体とか転がってねぇよなぁ?(死体を見たからといってソレが怖いとか偏見を持つとか、そういったものではなく見つけてしまえばその処理をしなければならないという単なる義務感。そのまま放置しておいてもかまわないかもしれないが、教会に住んでいる身としてはほうってもおけない。それ以前に近所に死体が転がっているとかいうのは気分のいいものではないわけで──) [Sun 28 Feb 2010 22:59:12]
ブロウン > (「冬眠しそうな勢いだ」そんなことをおもいつつ、外を歩く大きな影。自分の体を抱くように回された腕。やや前傾姿勢になり歩みも遅く、背中の翼は完全に縮こまっている。積もるほどの雪ではなかったが、靴を履いていない足の裏は、地面の冷たさに一歩踏み出すことをためらうほど。)(ミサ終わってんだろうなぁ・・・?)(日曜日。教会ではミサが行われる。それはこの暗黒街に在る教会も同じこと。その間は、部屋に引きこもるか外を俳諧して時間をつぶすのが毎週のこと。今日はちょっと寒いくらいだった日中。知り合いの家で夜まで時間をつぶそうと思い立ちでてきたものの、変えるころにはまさかの雪という展開。そのまま友人宅にいてもよかったようなものだが、まぁやっぱり帰ったほうが落ち着くというのは誰しもおもうところ。この竜人も例外ではない。) [Sun 28 Feb 2010 22:46:25]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『・・・・さむいっ・・・(雪の中をトボトボと歩く巨躯)』 [Sun 28 Feb 2010 22:39:08]
お知らせ > 凛々さんが帰りました。 『( 布団の中に入ってから、本来の目的をすっかり忘れてたのを思い出す。 )』 [Sun 28 Feb 2010 02:35:01]
お知らせ > ストレッツさんが帰りました。 『 そしてその屈辱を晴らすことに燃えるのだった。 』 [Sun 28 Feb 2010 02:28:25]
ストレッツ > ( くそッ、いい気になりやがって…!頭にくる女だッ! ストレッツは再び湧き上がってくるその怒りを言葉にしようとしたが、止めた。何度も口うるさく吼えてもしょせんは負け犬のそれに過ぎない。そう、戦う前に相手が宣言したとおり。そして腹の傷の痛みが徐々に増大し、緩やかに命を失っていたからだ。これ以上の余計な体力の消耗はするべきではない。 ) ( そうしてその場を離れた悪魔の男は、医者のところに転がり込むとそこで意識を手放した。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:27:27]
凛々 > アーハッハッハッハッ!まっ、小娘は小娘でも私ったら最強の小娘だからなー!というかもう大娘だともー! ( 逆に接戦を制した女はとってもご機嫌。勝ち誇るように大笑いするといまいち意味のわからない言葉を。 ) いいともさっ。覚えておいてやる。物覚えが悪い私でも、楽しい時間は中々忘れないもんだ。 ( 制裁云々に興味はなかった。そもそもお互い頂点を目指してる奴ら二人が出会ったんだ。勝負しかなかったろうとも。いつでも受けて立ってやるさと勝者は驕る。 ) そうか。ならいっか。まっ、養生しろよ。次にやる時もしっかり倒してやるからな。 ( ふふん。睨みつけられた女は得意そうに鼻を鳴らす。手を貸すのを拒まれたらこれ以上は口を挟まないさ。屈辱だって思う奴もいるしな。……まあ本人が大丈夫だって言ってるし、平気なんだろうなーと勝負が終わればお気楽に考える。 )( ――――あー疲れた。それからすっきりした。今日はもうかーえろ。割となかなか満足した私は踵を返して宿への道を歩き出そうとする。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:22:04]
ストレッツ > おのれ。おのれ、おのれ、おのれ…ッ!この俺が、こんな小娘に…ッ!! ( 敗北。人間相手に敗北。戦闘に特化した種族としての誇りが傷つき、ストレッツは歯を食いしばった。 ) 凛々、だと…。貴様ッ 覚えておけッ!この屈辱は決して忘れんぞ!貴様はいつか必ず、この俺が倒す! ( 既に制裁は済んだのか、背後から聞こえていた争う音も聞こえなくなっていた。もうそこには男の死体が一つ転がっているだけだろうが、どうせそういう目にあうような真似をしてきた自業自得の男である。 ) く…っ!!貴様の情けなんぞ要らんッ! ( ストレッツは腹部から流れ出る血を抑え、その痛みと屈辱を堪えながら立ち上がると娘を睨みつけ、そのままよろよろとその場を立ち去ろうとするだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:09:04]
凛々 > ( 最強は―――― 一人でいいっっ!!! ) ――――――…………ッ………! ( そんな決死の覚悟と共に放った一撃に手応えはある。そしてそれとまた同時に踏みこんできた相手の爪が私の首へと向かうのもまた見えた。――――死の予感を覚悟して、けれども予想していた衝撃は女へは生まれず。本当にほんの少しだけ、私の方が早かった。 ) ――――こんな……っ、所って感じだな。勝ちってやつさ。どっちが上か分かったろう? ( 肝が冷え切った――――。ああしかし―――これだ、この感覚。ギリッギリッのタイトロープを渡り切った時の背筋を這う感覚。さいっこうじゃないか。女は笑い、下がる男に合わせるように引くと槍を振るい血糊を払う。 ) 私の名は凛々。 覚えておけ。 ( 勝負付けは済んだ。これ以上やる事に意味はない。勝負の結果で命を奪う事はあっても、終わった勝負に更に手を加えるような無粋な真似などしない。 ) ――――いや、てかだいじょぶかお前?医者呼ぶか?あ、けど私ここら辺にどんな奴いるかよく知らないぞ…… ( そういや結構良い所に入ったものな。だからこそあの一撃は止まり私に命があるのだろうけれど、とにかく女は勝負が済んだ相手の身を案じるだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:57:39]
ストレッツ > ( ――次の瞬間、重い衝撃が男の身体に走っていた。槍を手で掴んだが勢いは殺しきれず、先程負った傷をほんのもう少しだけ深く抉った。決死の覚悟で放った右腕の突きの爪は、あとほんの少し―― ほんの少し、娘の首には届かず…。 ) お、の、れ…ッ! ( ぐら、と後ろによろめくと同時に腕を引き、間合いを取り、腹を押さえ膝をつく。決して浅い傷ではない。一刻も早く手当てをする必要があった。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:42:18]
ストレッツ > ( ああ、そうか。わかったぞ、この人間め。こういう事を口走る輩は意識的にせよ、無意識的にせよ、望んでいるのだ。頂点の座を!だが―― その座を奪うのはこの俺だッ! ) 傷つくのが嫌なんじゃあない、お前のような人間に傷つけられたのが許せんのだ! ( 肉薄する両者。相手も退かぬことを選択したらしい。ここまで近づいてしまえば、槍とはいえ100%その力を発揮させることは出来ないはず。―― 一度だッ!一度だけ片腕でその槍の攻撃を止め、もう片方で奴の首を貫いてやる! ) くたばれェェ――ッ!! ( 胴体へと迫りくる槍の先を左腕で掴み、逆の手で相手の首目掛けて爪の突きを放つッ!! ) [Sun 28 Feb 2010 01:41:56]
凛々 > 伊達や酔狂であんな台詞口にする訳もあるか! ( そう―――私は負けてらんないのだ。こんな奴なんかにはな! ) 傷が付くのが嫌なら引き籠ってろこの灰色チンピラ! ( ――――戦いにせこいも糞もあるさっ!真っ当に打ち倒す事が出来ずに何が最強を目指せるか!! ) ( 退くのは駄目。ここで後ろに下がっても下がる速度よりは踏み込む速度が速いのは自明の理。腰の入らない下がりつつの牽制じゃ命に届かない。だったらもう―――私的に手段は一つっきゃないだろう!! ) 決めてやるッッ……!! ( ――――この状況に至って退く事はなく、ならば己もまた踏み込んだ。一度体勢を崩してしまったという不利がある。もはや得物の長さの利は少なく、同時に突き合えば相手の方が私に届くのが早いかもしれない。――――かもしれないけど、だったら取り敢えずはやってみりゃいいって事なんだろ!!その胴体を護る爪ごと貫いてみせんという気合いを込めた一撃。相手が攻めに回れば相討ち覚悟だ!それはだけど最後に私が勝つんだという淡い空想を抱いた無謀な突進とも呼べるだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:25:50]
ストレッツ > ふん、でかい口を叩く程の事はあるということか?だが、この俺の身体に傷をつけたことは許さんぞ! ( 手傷を負い、間合いに中々入れず、そして今までの戦いのやり取りのなかでわかったことは一つ。相手は総合的に自分より強いということだ。だが、魔界の王として君臨することを目指す以上、そう簡単に引くことは出来ないのだ。 ) へっ、戦いにせこいも糞もあるものか!! ( 相手の目を潰すことは出来なかったが、その体制を崩すことは出来た。チャンスだッ!まだ相手の方に間合いの余裕はあるが、勢いに任せ一気につめることが出来れば…ッ! ストレッツは更に接近し、間合いをつめようとする。その爪の生えた両手は攻撃ではなく、防御の為に使おうというのだろう。胴体を護るように小さく構えていた。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:08:50]
凛々 > 当然だって言ったろうが!! ( ――――こいつの動きの速度。そのまま突っ込んでくるのならば回転の勢いを加えた一撃を与えていた所だったのだが、そうそう何度も馬鹿正直には突っ込んでこない。先の先、そして後の先でも勝負を決めれなかった事には少なからず忸怩たる思いが女のうちには生まれていた。 ) っつ!! こんのっ………!せこっ!! ( 相手が何をしようとしているのか、それはこの目にハッキリと見える。積もり始めた雪を蹴り飛ばすその所作。顔面へと飛んでくる雪をおいそれと喰らいはしないが、雪で足場の利き辛いこの現状。それでもそれを無理やりに避けた為に否が応にも体勢は崩れる。 )( 近付かれる―――!この先の事を想像し、長く握っていた手中の槍の柄を中ほどまでに持ち替えようとする。 ) [Sun 28 Feb 2010 00:58:53]
ストレッツ > ( 男は槍に手を伸ばす。捕まえてしまえばこちらのものだ。後は槍を奪うなり、引き寄せるなりすればいい。そうして男は一度はその槍に触れ掴んだが、即座に女は反応し、回転と共にその手から逃れた。 ) ちっ!こいつ、戦い慣れていやがる!! ( もっと正確に言えば槍の扱いに慣れていると言った方が良いか。当然といえば当然のことなのだが――。 相手が回転している隙に接近、などという芸当は不可能だ。即座に反応できたとしてもスピードが足らないし、迂闊に近づけば回転の勢いを得た槍が襲い掛かってくるだろう。 ) それなら、これでどうだッ! ( ざ、雪を足のつま先で掬い上げ、それを相手の顔目掛けて! ) [Sun 28 Feb 2010 00:40:16]
凛々 > ( それは一つの正解の選択肢。肉を切らせて骨を断つ。人に深々と刺してしまえば抜く事は困難であるのが槍の欠点でもあった。死ななければ安いなどとは良く言ったものじゃないか。 ) ( ――――避けられた、浅いか。男は傷を負いながらも得物を捕まえようとその鮮やかな血の色が付いた槍に手を伸ばしてくる。 ) ――――――っ… ( 捕らえられるのは拙い。間に合う、か――――? 女は自らの体を軸に勢いよくその場で回転して、その伸ばした槍を男のその手から逃げるようにしようとするだろう。たとえ間に合わずに掴まれたとしても、その遠心力で強引に引き剥がせれば或いは―――――!? ) [Sun 28 Feb 2010 00:35:27]
ストレッツ > ( 人間の戦法や武器には疎いストレッツであったが、その長い獲物を見れば対処の仕方を考え付ける。要は接近さえしてしまえば良いのだという、的確ではあるがやや危うい考え。相手の鋭い突きと同時に横に一歩避け、その勢いで接近してしまおうとしたが――。 ) 速いッ! ( 刺突は予想以上に早く、相手が放つと同時に身を横へと捩らせたストレッツだったが、避けきることは困難であった。結果、槍は男の腹の肉を抉り――だが、回避行動を行っていたおかげで致命的なダメージは防げたようだ。 ) ぐ…ッ! ( その攻撃で勢いを殺されたストレッツは、その槍を掴んで動きを封じようと手を伸ばす!まだストレッツは自分に有利な間合いにたどり着いていない。 ) [Sun 28 Feb 2010 00:22:15]
凛々 > ( 無駄で無益で無意味な戦い。けれどだからこそ、こんな下らない事をしなかったら私は私でいられない。馬鹿な話なんだけどな、これが。 ) ハッ、当然だろう。私が負けるはずがない! ( ―――呑まれれば負ける。だからこそ自分の事を強く言う。ただの過剰な自信ではなく、自分を言い訳が聞かない窮地に好き好んで追い込もうとする。―――負けるわけにはいかないのさ。 ) やってみろ!! ( 素手のままに突進してくる相手―――その指先からは常人ではない長さの爪が鋭く輝いている。 ) ―――――遅い……! ( 馬鹿正直に真っ直ぐに突っ込んでくる男。見える、動ける速さだ。これならばその所作を逃しはしない!正面から突っ込んでくるというのならば自らもまた踏み込み、その得物の長さを最大限に生かした最速最短の技である刺突を中段に放つ! ) [Sun 28 Feb 2010 00:16:04]
ストレッツ > ( ストレッツには一つの予感があった。恐らくこいつは首を縦に振らないであろうという予感。或いはそれは期待だ。そして実現する。 槍の先端を覆う布が取り払われ、金属の冷たい輝きが見える。 ) お前がルール?お前はこの俺より強いというのか? ( この眼が捉える相手の強さは1200、自分との差は無いと言って良い。もっとも、この能力で捉えることが出来る強さは表面的なものだけだが。 ) いいだろう。だが負け犬の泣き声をあげるのは、貴様の方だッ! 女ッ!! ( ぐ、と両手を猛禽類の爪のように立てると、指先の爪が鋭く伸びる――爪は丁度指の長さ程度だ。 ) うおおおお――ッ!! ( ストレッツは地面を蹴ると真っ直ぐに凛々に向かっていったッ!! ) [Sat 27 Feb 2010 23:58:59]
凛々 > ( んー。足元の感触を確かめるように雪の積もり始めた地面を爪先で確かめながら女は腰に手を当てる。 ) なんっかなぁ………どーにも聞き捨てならないんだよさっきから。 ( ――――多分その奥から制裁されてる哀れな奴の悲鳴でも聞こえてくるんだろう。けどそんな事は別にどうだっていいんだな、これが。私はどっかの誰かさんみたいに正義の味方なわけじゃない。 ) つまり今ここでは私がルールだって事だろう。お前がどけ。キャンキャン負け犬の泣き声挙げたいんだったら話は別だけどな。 ( 売り言葉に買い言葉。どちらかに場を弁える能力というものがあれば、決して起こり得ないのだろう。しかし賢く生きて嘲笑を浴びせられるぐらいなら、馬鹿に死んだ方が私にとってはまだマシなんだよ。 )( 槍の間合いからもまだ離れている距離。覆いかぶさっていた布を取り払い、その自らの得物を露わにするだろう。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:47:05]
ストレッツ > ほう、この俺に歯向かうつもりか? ここでは強い者がルールだ。この俺が他の道を行けと言ったらお前はそうしなくてはならない。 ( その姿から戦う力も無いただの娘という風には見えなかったが、自信があるのだろう。 ) 生憎と育ちが悪いものでな。弱者が強者にへつらう時の、そんな言葉は知らんのさ。 ( 口元を歪めると男は組んでいた腕を解く。 ) もう一度言う。痛い目を見て泣きべそをかかんうちにとっとと立ち去るんだ。…三度目の警告は無いぜ。 ( ストレッツには良くわかる。通る通らないが重要なのではない。たまたま通りかかったこの娘にとっては、少し回り道するぐらい別に構わないのだろう。だが相手の言うとおりに引き下がるという、それだけが気に入らないのだ。そして自分もまた、余計なトラブルを避けるために「プリーズ」などというふざけた言葉を使うつもりは無かったのだ! ) [Sat 27 Feb 2010 23:33:50]
凛々 > ( かえろっかなー、もどろっかなーとか悩みながらだらだら歩いていたら、その先に居た灰色の肌をした男がそんな威丈高な物言いで私に声を掛けてきた。袋に包んだ長い棒状の何かを持った女は、それを聞いて取り敢えずは足を止めると腕を組んで鼻を鳴らす。 ) おや、そんな交通ルールがあったとは知らなかったな。知っているか。他人にお願い事をする時は、こっちでは『プリーズ』って付けなきゃいけないらしいぞ? ( ――――別にその言葉に従って素直に先に進まないのも良かったさ。ただこいつは言い草が気に入らない。それで従ったんじゃ、まるで私がびびって下がったようなものじゃないとは思わないか。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:25:06]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『ふん』 [Sat 27 Feb 2010 23:20:32]
ストレッツ > ( もっとも、そこで回れ右をして宿に帰ろうというのならば行く手を阻むという風にはならないのかもしれないが。ともあれ、灰色の肌をした粗野な風貌の男が鈴宮凛が進む道の途中に立ちはだかり、道を塞ぐようにしている。 ) ――娘。ここから先は通行止めだ。回れ右をするか、他の道を行くんだな。 ( と、男はあなたに声を掛けてくるだろう。その態度は高圧的だ。 さて、その男の背後では誰かが争うような声や物音が聞こえてくるのがわかるだろう。複数人で一方的に誰かを痛めつけているような、そんな雰囲気だ。この灰色の肌をした男は、その制裁が済むまで人を近寄らせるな――なんていう命令を受けているのだった。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:02:18]
お知らせ > ストレッツさんが来ました。 『 その行く手を阻む姿。 』 [Sat 27 Feb 2010 22:56:19]
凛々 > ( ―――――こうして向かってはいるのだが。 ) ………なんかもう面倒になってきた。今日はかえろっかなぁ………… ( はーぁ )( 降り積もる雪がなんかもう面倒。教えてもらった場所はここからまだまだの時間歩いてかなきゃいけないようなとこにある。この先の事を考えると、どうせ急ぎの話でもないわけだし一旦回れ右して馬車でも拾って宿に帰ってぐーすか寝よっかな。寒いし。布団の中が今はとっても恋しい気分。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:35:15]
凛々 > ………雪の時に来るんじゃなかった。 ( その娘は割と後悔の色を隠そうともせずに不機嫌そうに呟いた。過日の用心棒依頼の時に私一人だけが貰い受けた報酬。その大金はそれ相応の働きをしていれば遠慮なくもらっていたのだけれど、美味しい所も最後まで鉄仮面のあいつに持って行かれたというのにそれを受け取るのはなんだか施しを受け取るみたいだ。それが嫌だから報酬渡すために、以前教えてもらった彼が指定した情報屋か某かの所へと向かってはいる。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:23:36]
凛々 > ( 思うにだ。こういう所をうろついて襲われる奴なんてのは、きっとそいつの歩き方か雰囲気でも悪いのだ。誰だって野生の虎を無闇やたらに刺激するようなことなどしたくないだろうし、かといってビビっているカモには他人に取られないうちに我先にと群がる。――――そんなものなのだろうと路地を歩きながら考える。 )( 独自の理論を展開させるのは姓は鈴宮、名前は凛。トキノミヤコで生を受けた武門の娘。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:13:40]
お知らせ > 凛々さんが来ました。 『 臆せず歩む 』 [Sat 27 Feb 2010 22:07:41]
お知らせ > ラティーシャさんが退室されました。 『 毀れないもの!と小走りに追いかける胸がやっぱり危うい感 』 [Wed 24 Feb 2010 23:51:46]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが退室されました。 『 活劇不足に若干欲求不満>ラティ苛め激化 』 [Wed 24 Feb 2010 23:48:10]
ヴィヴィアン > ( 残念ながら出先が農村ならば私じゃなくてPWMCきっての肉体労働者ヴェロニカの出番だ。 気が向かない事この上ない上、激しく向いてない。 そのくらいシンディもわかっていると信じたいが、この機会にとか訳わかんない事言い出す可能性は否めない。 彼の事をどう思う?なんて目を光らせて話す奥様に相槌を打ちながら、扇と流し目で美しい女性には声をかけねば失礼、とばかりに交わされる視線をゆるやかにかわし、帰路へ。 派手な立ち回り分が足りないなあ、なんて考えながら。 ) ラティ、はぐれるわ。 余り深くお辞儀をすると、胸がこぼれるわよ。( と、振り返ればわざわざ振り返って会釈している同僚に、周囲に聞こえるような声で毒を一盛り。 羞恥に悶え震えよ。 さて、お屋敷に着くまでに襲撃の一つも無いかな―― と ) [Wed 24 Feb 2010 23:47:22]
お知らせ > 怪盗"レッドジャスパー"さんが退室されました。 『今宵は、是にてショーダウン―。』 [Wed 24 Feb 2010 23:38:16]
貴族風の青年 > (三人を見送ってから、テラスへと向かう。周囲の視線の中には、ナンパの失敗した若者を嘲るようなものも紛れているが気にしない。)――。(テラスへと出れば、夜風が強く長髪をはためかせる。ゆるく結んでいたリボンが解け、風にのって流れていく。)やれやれ…これで、一つ手間が増えたな。ま、仕方がない。(二人っきりになった所で酒に薬を盛って眠らせ、鍵の型を盗る…と、いう作戦が失敗した以上、次の策を考える必要がある。)――宝具の輝きある所、怪盗"レッドジャスパー"在りってね。正攻法がダメなら、裏技で行ってみるか。 [Wed 24 Feb 2010 23:32:25]
貴族風の青年 > (ヴィヴィアンの視線を受け止め、苦笑を見せる。そして、言葉にはせずにス、と動作で促すのみ。これ以上食い下がれば、食傷に思われるだけでなく、怪しまれる事必定だ。盛り髪の少女が婦人と金髪の少女を連れ立って行くのを少しだけ見送る。自然と、視線に力が篭った。策は成らず…可能性はあるとはいえ、次の策を用意しなくてはならなくなったからだ。)――。(と、その時、金髪の少女が振り返り頭を下げてきた。表情を引き締めたままだ。不味い。…ッ、慌てて視線を緩めてチャラけた態度を取り直す。)チャオ。(す、とラティーシャへと片手をあげて挨拶を。…まぁ、その時、頭の中までちゃらんぽらんにしすぎて胸に眼がいった気がしないでもないが。) [Wed 24 Feb 2010 23:30:43]
ラティーシャ > ( 喋るのはヴィヴィアンに任せて、ごめんなさい、と言葉に出さずに小さく頭を下げた。 ちなみに幾らかは演技だが、そもそもそんなに小器用に演出できる性格でもなく、半分以上は素である。 だからこういう不慣れな場所では特に、全体的な会話の流れはヴィヴィアンに任せる事にしている。 農村とかだったら任せて欲しい。 牧場の娘のフリとかきっとヴィヴィアンに手とり足とり教えられるもの。 ) えっと、それじゃ、お休みなさい―――ごきげんよう? ( 彼がメモを渡す事自体は問題ない。 実際、本当にただ奥様に気があるだけの男の人だったのかもしれないし、今回はタイミングと場所が悪かった。 そうだったら本当に申し訳ないな、と思いながら最後尾について、一度だけ振り返って会釈した。 ) ( 本人の意図とは全く無関係に、規格外の胸が冗談みたいにぽよんと揺れた。 ) [Wed 24 Feb 2010 23:27:34]
ヴィヴィアン > ごめんあそばせ?いくら魅力的だからといって奥様を連れて行かれてしまうと、私達、帰れなくなってしまいますの。( その子も、とラティーシャにちらり視線をやる。ある種の属性を直撃する彼女の振る舞いは、こういう時効果的だ。 頼りなさげで自信の無い初心そうな彼女をみて男は大抵、甘くなる。 まあ、節度をわきまえない相手だと逆効果の場合もあるが―― 慣れたような振る舞いで社交界の先輩を装い、彼女のような子が家に帰れないとなると、判るでしょう?と視線を送り。 彼が連絡先らしきメモを握らせるのはとめず。 自分たちの仕事の範囲は、奥様のこの場においての身の安全を保つ事で、それ以上の事は関与しないのがルールだ。 ) さ、参りましょう? ( 若く積極的な男性の誘いに後ろ髪を引かれ、名残惜しげな奥様を促して ) [Wed 24 Feb 2010 23:15:22]
貴族風の青年 > と、とと…。(見事な奥義ブロックに慌てて顔を引っ込める。見れば、髪を盛り上げた少女は懐中時計を婦人へと見せている様子。一瞬、バレたかとヴィヴィアンの顕になった表情に視線を向けるが、すぐさま逸らす。)――。(しかし、一瞬で瞳に焼き付けた少女の顔。…社交界デビューの令嬢の顔には見えない。見事な割り込みといい、恐らく此方は護衛役で間違いないだろう。凛とした気配が見え隠れする。一方隣の少女は…うん、ほんと、トランジスタグラマー…あの甘えた仕草は男性なら80%の確実で落ちる。残り20%は自分と同じ病気を抱えた連中だ。俺は大きくても17歳以下なr…だーかーらー。まぁ、とにかく、この子は本当にどこぞの令嬢かもしれないな、と思う。イチイチ、盛り髪の少女に前に出ていいか伺いを立てているのは、俺は怪しい人物ではないかとビクビクしているのだろう。)楽しい時間はアッという間ですね。時も、金で買えればどんなに楽か。(微笑みを顔に貼り付け、近くのテーブルの上でササッとペンを走らす。諦めは悪いが、ここで逃がす訳にもいかない。)あの…。これを。もし、ご都合がつきましたら。(と、短く告げて婦人の手に握りこませる。今は…これが限界。直接誘えなかったおかげで、確実性は落ちるが仕方がない。) [Wed 24 Feb 2010 22:59:36]
ラティーシャ > …私はもう少し静かな所の方が良い、かな。 ( 基本、控えめに口を挟む事にする。 自分に話題が向けられれば一々もう一人の娘――ヴィヴィアンに伺うような顔をして、主体性のない娘のように。 あれこれと口裏合わせしようとして決めておくより、こうして話を合わせてしまった方が辻褄合わせが楽だし、少し不満だけど、キャラクター的な無理が無いというのもある。 頼りなさそうさ具合に定評のあるラティーシャ・リンドである。 あ、近付き過ぎ。 ヴィヴィアンが先に動いた。 それじゃ、合わせようか。 ) 煉瓦通りのお店を見て回るならそろそろ…私も楽しみにしてましたし。 ( 少し甘えるような声で奥様に近づいて腕を引き、ほんの一歩、下がらせようと。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:55:06]
ヴィヴィアン > あら、わたくしは好きですわ?刺激的ですもの。( 繰り広げられる言葉よりも雄弁な視線のやり取りだとか。仕事じゃなければもっと楽しいが。 ) だから、奥様からお話を聞いて、無理を言ってつれて来て頂いて――( ラティに言葉を返した男性の視線がうろたえるのを感じて、扇の影、くすりと笑う。 これだから男って、ってなモンで。 すると男性はさらに奥様に接近。 彼は奥様の事を兼ねてから知っており、さらに親密になりたい様子。 話の流れからすると、これはアレか―― 個室でイチャついてる間帰れないとかマジ勘弁。 奥様もその位の分別はわきまえてると思いたいが、何せ夜な夜なカジノに出入りして上手くも無い賭け事で有り余る富を浪費しているような依頼人である。 接近する彼と奥様の間に表情を隠していた扇を差し入れ、接近をブロック。 ) 楽しそうなお話のところ、無粋な横槍と存じますけれど―― 奥様。( ちらりと覗かせるのは懐中時計。細かい装飾の入った銀の私物である。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:44:01]
貴族風の青年 > ですから、先程のは本当に幸運なのです。ビギナーズラック。もしかしたら、勝利の女神がボクを見つめてくれていたおかげかもしれませんね。 (ス―、と一歩。婦人へと歩み寄る。それは、今夜のお誘いの為に必要な、密談の距離を稼ぐ為。ラティーシャとヴィヴィアンの間合いだ。警戒されないように武器になるものは全て置いてきた。ポケットに収めた"レッドジャスパー"の宝石以外。そう、これは今夜のお誘いの為の間合い。だから…護衛らしき者がいるからといって、下手に気にしたら"負け"だ。更に間合いを詰める。後一歩で、婦人の耳に甘い言葉を囁ける。自身の歯も浮き上がるセリフを用意してきた。コイツを炸裂させる為の距離まで、後一歩!) [Wed 24 Feb 2010 22:14:06]
貴族風の青年 > なるほど。道理で、初々しくて可愛らしいわけだ。(と、ラティーシャに微笑みを返しつつ茶化す。あくまで、目的は婦人だ。思わず視線がラティーシャの胸元に落ちそうなのを堪える。自他共に認めるロリコンではあるが、胸の大きな少女がいてもいいと…えぇい、黙れ、俺の性欲。さて、ここまでの演出。まずは、裏カジノで大きく勝利するという豪運の持ち主である事を見せつけた。婦人との会話は情熱的に、しかしユーモアも忘れず、余裕と焦燥を微妙な加減でブレンド。会話の中には、婦人の事を知っているような素振りも混ぜ込む。あとは、一切の装飾を身に纏っていない様子から、正体バレは不味いと…お互いに、お互いが、一夜限りを望んでいる事を示すかのように見せる。後ろの二人を狙うという手もあったが…情報では婦人に彼女達の年頃の娘はいないはずだし、婦人の性格的に"監督"という言葉も若干疑問が出る。まぁ、情報屋が嘘をついている可能性もあるのだが、7割の確率で護衛だろう。…胸のサイズ的には、是非金髪の少女と…いやいや、トランジスタグラマーに惑わされている場合ではない。) [Wed 24 Feb 2010 22:12:58]
ラティーシャ > ( お若く見えた、は言い回しとしてちょこっと惜しいかな、なんて内心。 いやいや今はそれ関係ないか。 奥様もそう気にしている様子もないし。 ) ( 流行とか男性の香水とかはまるでわからない。 ヴィヴィアンの様子を見る限り特別おかしなことは無いんだろうし、まぁ、ただ、こういう風に話しかけられるのって一人だったら困っただろうなぁ、なんて思いながらもそこそこに会話に加わり少し控えめに相槌を打つ。 ) 私、こういう所はじめてでもう、何が何だか。 ( 無理せずこの辺は本当の事を言っても良いだろう。 奥様に一つ一つ教えて頂いているのだ、と。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:08:42]
ヴィヴィアン > ( 特に彼が何者かを特定できるものは発見できなかったが、彼が動いた痕跡からふわりと香るファッションチェックに厳しい自分の琴線に引っかかる香り、あそこの新作だ――。 男性用だから購入しては居ないが、チェック済みである。 魅力のある、運も強い若い男性に声を掛けられ、奥様の関心は彼に釘付けだ。談笑に集中して自分達は空気と化す。 霊薬の配達業務+日々の宣伝活動で顔が知れ渡っているものだから、身元が割れると困るのは自分たちも同様、扇をうまくつかって表情を隠しながら、奥様に寄り添い、彼の話に興味を持って耳を傾け、相槌を打つ風を装いながらさりげなく間合いに入る。 彼が何か妙な行動をしたら即割り込めるポジションへ。 ちらりとラティとアイコンタクト。 同室である事も加え、私たちはオフェンスとバックス。役割分担が明確で判りやすい。 )  [Wed 24 Feb 2010 21:58:19]
貴族風の青年 > おっと、失礼。随分とお若く見えたものですから。(さすがにお嬢さん、と呼ぶ歳ではなかった事に気づく。不快にとられる前に、自分から茶化してみせた。マスクで表情の半分以上は隠れているが歳の頃は20代前半といったところか。目立った装飾は一切つけていないようだが、ふと青年の体から香るのはつい先日発売されたばかりの男性用の香水らしい。珍しいといえば珍しいかもしれない。実際、こんなものを使ったのは初めてだ。一切の身分を明かせない貴族の青年という設定を貫く以上、何かのモチーフを身に纏うのは危険だ。だがら、最低限の洒落として"香り"を選んだ。)へぇ、後ろのお二人に社会勉強を? それでこのような場所を選ばれるとは。奥様はユーモアのある方なんですねぇ。(婦人との歓談を楽しむ。後ろの二人から突き刺さる視線には気づかない。否、気づかないフリを全力で貫く。ただ、少し若い青年が妙齢の女性と火遊びを望んでいる。そんな恐い者知らずな青年を演じてみせる。) [Wed 24 Feb 2010 21:42:55]
ラティーシャ > …胸が大きく開いてないと収まりきらないって言われたんです…ッ。 ( 誰が好き好んでわざわざ目を引くものですかと! さりげなく胸元を隠すように胸の前で指を組んで軽く膨れる。 ドレスを仕立てる機会があったら絶対胸元を覆う大きなケープをつけよう。 絶対。 ) ( 一瞬、件の男性と目が合ったと思ったら真っ直ぐ此方に向かってきた。 知らない人に視線をむけられたり声をかけられたりするのはまぁ正直慣れているというかよくある事だけど、正直男性自体少し苦手だ。 いい思い出が本っ当に、無い。 ) ( 無い、けど、ここは挨拶の言葉に軽く会釈を返しておく。 ヴィヴィアン同様、この場の主導権は奥様にあると認識している。 いざという時間に入れる程度に意識して、あまり彼が奥様に近付き過ぎるようなら遮るつもりで様子を見守ろう。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:40:21]
ヴィヴィアン > あら、わたくし、そんなに見せ付けるものですから、てっきり―― ( アイコンタクトを受け取りながら、ふぁさりと口元を扇で隠してお上品に笑ってみせて―― こんな状況下でもラティ弄りはライフワークである。 さて、どうやら、親の描いていたシナリオを引っくり返して一人勝ちした者が居るようだ。 暗黒街という土地柄、非常に危険な事だがたまにあるああいうイベントがギャラリーのベットを跳ね上げ、熱中させるのも事実。 会員制のこのクラブに入る事ができるのであれば何かしら身分と財産があるのだろうから路地裏に転がる事は無いだろうが―― いや、安月給で西へ東へこき使われる自分らには余り関係の無い世界の事か。 が、あのコインと引き換えに手に入れる事のできる物を思うと天下の回り者と自分の縁の無さを恨むべきか。 ) ( 卓を離れた男が此方に注意を向け、コンタクトを取ってきたのを家訓にすると。 扇の影から奥様をちらりと伺う。 コミュニケーションの主体は奥様だ。 自分達は、奥様に監督され連れられてきた令嬢という設定。 奥様を差し置いて口説かれ護衛がおろそかにならぬよう、そこら辺は打ち合わせ済みである。 2人なのは、話しかけられるスキも片方がカバーするためだ。 )( ひとまず、奥様に寄り添いながら会釈を返しつつ、男の様子を伺おう。 着ているもの質は?身のこなしは?歳は?身分や出自を示すものを身に着けていないか、等 ) [Wed 24 Feb 2010 21:29:13]
貴族風の青年 > では、失礼。(チップを受け取り、掌の上でジャラリと鳴らしつつ席を立つ。いずれも、最高額を表す赤に金縁のチップだ。暗黒街でもとりわけ高額のレートを売りにしているこのカジノにとって、掌の上で踊る5枚のチップは安い家なら買えてしまう額に等しい。)――。(通りかかったボーイからグラスを受け取りながら優雅な仕草で卓を離れる。そして、視線を少し離れた位置の三人の娘へと流した。笑みの形をしていた眼の奥で、らティーシャの動きに注目。そして、ゆっくりと三人の下へ進む。)どうも、お嬢さん達。(グラスを掲げて礼を一つ。気障ったらしいが、その表情があまりにもあどけない笑みを浮かべているおかげで幾分か親しみやすいかもしれない。もっとも、その顔の上半分はカジノで配られるマスクによって隠されているのだが。)どうやら、少し恥ずかしい所を見られたようだね。 [Wed 24 Feb 2010 21:12:30]
ラティーシャ > ( 少し離れた所で歓声が上がった。 一瞬そっちに目を向けてすぐ、護衛対象に視線を戻して確認する。 彼女とは関係のない歓声のようだし、危険そうなものでもない。 誰かがなにか大当たりを引いたらしい。 ) へむっ。 つ、つつかないでください…ご令嬢なんですから。 ( 変な声が出た。 普段なら兎も角、貴族のご令嬢は人様の胸をどすっと突かない筈である。 多分。 勿論まろび出る事のないように細心の注意を払っているったら払っているし、ああ、そうそう、そうですね。 後付けっぽく聞こえるでしょうけれど、でこでこと飾り立てられた金色のマスカレードもつけてます、よ? ) ( なんでしょうね? という顔をしながらもご婦人を挟んでヴィヴィアンの反対側に立つように位置を取る。 一応これでもプロだし、寮の同室のヴィヴィアンとはある程度言外の意思疎通が出来ているつもり。 ちら、と一瞬だけ確認のアイコンタクトをとってすぐ、騒ぎに興味ありげな若い娘らしく振舞って見せる。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:08:58]
ヴィヴィアン > ( 人選のポイントである、武装無しでも戦力になるのは勿論、ドレス映えがするという意味で。 シャイニーなバイオレットを基調に黒のレース+羽毛で薔薇のモチーフを模し、デコルテは勿論、お尻ギリギリまで背中を露出したドレス姿。神妙な顔をして今にも日常の涙ぐましい営業活動に引き戻さんとす同僚の今にもまろびでんばかりの胸元を、孔雀の羽をモチーフにした、いかにもな扇の先でどすっ、と。 ) ラティ。今は貴族のご令嬢、でしょ。( 普段より華やかさを2割ほど増した巻き髪に、くっきりと真っ赤なルージュ。 顔には、これまたいかにもなマスカレード。こういう場所に来るご婦人が身分を明かしてはならないのである。 ご婦人の取り巻きを装ってセイフティゾーンを確保し、護衛をしている。 沸いた歓声に、ご婦人の注意が向いた ) まあ―― 何でしょう? ( 等と、調子を合わせつつ 安全圏を確認する。 周囲に不審な動きは無いか、セイフティゾーンを犯すものは無いか ) [Wed 24 Feb 2010 21:00:12]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが入室されました。 『 私向きの仕事である。 』 [Wed 24 Feb 2010 20:57:19]
貴族風の青年 > (流れるような黒髪を赤いリボンで一房に纏めた正装をした青年がその中心にいた。温和な笑みをと5枚の絵札を並べてよく見えるように、卓上を挟んで向かい合う相手へと見せる。)――フルハウス…と、言うんでしたっけ? ボクの勝ちで宜しいですか。(投げかけられた言葉にディーラーは苦笑を浮かべながらチップを寄越してくれる。その額には薄く汗が浮かんでいる事から、彼にとって想定外の事態が起きたのだと気づく者は気づくかもしれない。) [Wed 24 Feb 2010 20:54:12]
お知らせ > 貴族風の青年さんが来ました。 『ワァッ!!(カジノの一角が沸いた。)』 [Wed 24 Feb 2010 20:50:58]
ラティーシャ > ( 何処ぞのお嬢様みたいな顔をしている割に実は田舎出身のラティーシャ・リンドには縁のない場所である。 そもそもカジノと言う場所がどういう所なのかを理解するのに十分な説明を受けても足らず、こうして目にして見てもやっぱりどれもこれも、何をしているのかわからない。 あれは何だろう、あっちのは何をしているんだろう、と思わず目で追ってしまう程度に。 そもそも件のご婦人の今日一日の行程の殆どが―――大ホールとか、見た事もないような高級料亭とか、何処もかしこも異世界だったわけだけれど。 ) [Wed 24 Feb 2010 20:49:42]
ラティーシャ > ( 少なくともチキン売りのお姉ちゃんでも宅配サービスでもベビーシッター無ければ踊り子でも着ぐるみでも実演販売のサクラでもない、本当に真っ当なお仕事。 ボディーガード、である。 護衛、である。 ) こういう仕事もある時はあるんですね…! ( 思わず少し神妙になった。 場所は暗黒街。 比較的歓楽街多くの集まる北区側にある、とある会員専用の秘密カジノクラブ。 護衛対象はとあるやんごとなき御身分のご婦人。 女性だけの傭兵団というのが目に留まったらしく、我らがP.W.M.Cことラングフォード魔女傭兵団にお声がかかったというお話し。 場所柄武装しての入店など勿論出来る筈もなく、武装無しで問題ない面子が選ばれた。 勿論、格好もいつもの戦闘服ではなく、ひらひらと波打つスカートと胸元の際どいドレスで。 レンタルである が 丁度良いサイズが見つからず胸元を手直しして余計な追加料金がかかったのはどうでもいいおはなし。 ) [Wed 24 Feb 2010 20:37:17]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『 未だかつて無い凡そ今までで一番傭兵らしい仕事 』 [Wed 24 Feb 2010 20:26:56]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …そういえば、勝てたなと。 今更のように噛み締める。 それが安易な少年でも。 )』 [Tue 23 Feb 2010 00:00:46]
エアリー > ( …なるほど、犯人は現場に戻るのだろう。 無性に気になって仕方がない。 けれど――― 足跡をどこまで残しているかというのは住まいの安全性に関わるが、今のところ、少年の死体や現場で何かを確認することはない。 …誰かが花を手向けて泣いていたりなどすれば仲間と判別できる気もするけれど、それはどちらかというと墓でやるイメージだ。 )   ( 今行ってもリスクしかないと、すぐに道を逸れた。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:57:03]
エアリー > ( …少年の死体は、まだあそこにあるのだろうか。 …あそこで襲われたのは、本当に偶然だったのか、それとも先回りしての襲撃だったのか。 仲間がいるというのなら一人で来たというのも妙に感じるけれど、少年の動作からはこちらを侮っているようなものも感じられ、一人で十分と思ったのかもしれないとも思う。 …今の住まいは、まだ安全なのだろうか。 もう少年の仲間は、こちらを探し始めているのだろうか――― おっと。 )   ( …思わず足を止めて見入ってしまったけれど、見る者が見れば何なんか分かるかもしれない、黒い靴跡をじっと佇んで見つめるなんて不自然だろう。 適当に、歩き出す。 …歩いて来て、靴跡を見つけて、向きを変えていないから、このまま行けば昨日少年を殺した場所に辿り着く。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:37:56]
エアリー > ( パーカーは普段愛用していた物だし、すぐにでも処分してしまいたかったけれど、ズボンや靴と一緒に一応洗って、家の屋根裏に放り込んである。 少し時間を置いたら、どこか離れた場所でこっそりと捨てるつもりだ。 )   ( …良いあんばいだったフードがなくなってしまって、今日はロッテからお下がりをもらった大きめのニットキャップの中に、髪と耳を隠している。 革のジャケットとジーンズ。 靴も頑丈なショートブーツは惜しいが、もうはかない方が無難だろう。 今日は久しぶりに、逃亡当初レピュナートに買ってもらったものをはいていた。 …靴がいささか安っぽいが、他は派手目のブランド物で、そういえば今日の組み合わせは目立ってちぐはぐということもないかもしれない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:29:36]
エアリー > ( そういえば、現場を離れてから上着を脱いで、血のついていない面を上にして丸めても、濃密な血の匂いは消えなかったし、革のパンツには濡れた感触があった。 …動じていないつもりで、とんでもなく不注意になっていた。 昨夜は眠れなかったし、それなのに今もまだ全く眠気が来ないというのも、興奮しっ放しなのだろう。 偶発的な殺し合いで直接命を奪うことが初めてとはいえ、今までにやっていてもおかしくなかったし、これからいつかはやることになるはずなのに、まったく、情けない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:16:38]
エアリー > ( 昨夜スラムで、ナイフをちらつかせながら声をかけてきた少年を殺した。 どんな理由で襲われた?のかもよく分からないままになってしまったが、こちらを奴隷と認識していたような言葉や、仲間の存在が気にかかる。 …実は、仲間なんてものはいないらしいのだけれど。 人の言葉を信じない娘は、それを認めていなかった。 )   ( …犯人は現場に戻る、なんてダイム誌でもよく聞く話。 全くばかなことをしていると思うものの… 居候している家に帰って、ズボンや靴に予想以上の血が付着しているのを確認したら、やはり足跡をどこまで残してしまったのかは気になった。 …地面に擦り付けて落としたはずなのだけど、焦っていたのか、足りなかったらしい。 何より靴底だけでなく、返り血は上着からズボンから、滴っていたようで。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:10:22]
エアリー > ( ―――ここなら、住んでいるアパートからいくらか離れている。 大丈夫だろうと思うけれど、まったく、迂闊だ。 )   ( …その足跡がおそらく自分のもので、それが残されている理由は靴に血が付いていたからだと知る娘は、次第に雪に覆われつつある道端で足を止め、そこに視線を落としていた。 …雪が積もり隠してくれる。 それが溶ける頃には足跡など分からなくなっていると思うけれど、心中穏やかではいられない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:03:44]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( スラム寄りの、無名の通り。 …黒い靴跡を、見つけた。 )』 [Mon 22 Feb 2010 22:58:10]
お知らせ > クゥリッヒさんが退室されました。 『……あ? ( 残された言葉にはてなマークを浮かび上がらせた。 )』 [Mon 22 Feb 2010 02:11:31]
クゥリッヒ > 握力だけで壊せるなんて思っちゃいねェさ。 その為の爪、だなァ。 ( 実際上手く事が運ばないと殺す、まで至るのは難しい。 以前は骨折させたり動きを封じたから上手く事が進んだに過ぎない。 抵抗されればどうなるか、それを考えると微妙な所だ。 まぁ、不幸と言えば不幸だが生まれからこうなる運命だ、どうしようもない。 ) 化け物ってェ言ったろ? 普通の人が見たらまず人間だ、なんて言わないぜ。 ( 案外手だけは竜人よりは大きいが、それだけだ。 その胴体まで攻撃を仕掛けるにはあまりに足りていない。 ) 虫の化け物だったらお手上げなんだろうなァ。 イッヒヒ…竜人って言うからもっと人間離れしてるかと思ったがそうでもねェんだなアンタァ。 ( 彼の言う発言自体が本当に人そのもの。 竜人と言うからもっと違った考えがあるかと思ったが、言ってる事自体は人間と同じだ。 ) あァ、それも手か。 いつかやってみるぜ。 ( 其れを無しにしても、フルーツジュースという発想はアリかもしれない。 今新商品を考えていたところだったから――これは感謝しないとバチが当たりそうではある。 ) ――教会、あァ納得した。 なんというか、アンタ変わってるな。 ( いや、それは偏見か。 竜人が皆凶暴だとか、人と同じ場所に立たないだとか。 けど目の前でそれは覆されているわけだ、ただの偏見でしかない。 ) あァ、出来れば次会う時はちゃんとアンタを倒せるくらいに強くなってからがいいなァ。 ( 不気味に笑い声をあげながら立ち去る竜人に続いて自分も立ち去ろうと、 ) [Mon 22 Feb 2010 02:11:09]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『強く生きろよ(なんて言葉を残して空へと舞い上がっていった)』 [Mon 22 Feb 2010 02:04:58]
ブロウン > うーん・・・まぁ、リンゴつぶせるくらいの握力あればどうにかなりそうだがなぁ・・・(顎に手を当てやや考える。「掛かってくる悪党」の「迎撃」というのであれば十分だろうが、相手を「殺す」となると容易ではない。相手だって生きるために必死になったりもするだろう。おもわぬ怪我も負うかもしれない。イジメが原因でこんな性格になってしまったとしたらなんという不幸な少女だろうか涙が出そうだ※妄想です)俺の手よりでけぇな。(触れないように注意しながら左手をあてがうが、こちらは手首から指の先まではおよそ30cmよりあるかないかといった程度。)変な化け物もなぁ、食えそうなのと食えなそうなのって匂いとか見た目でわかるからなぁ。(わかるっていうか生理的に受け付けるかどうかってことだ。人間だって椎茸ダメな人もいれば納豆ダメって人もいる。用は見た目と匂いで好き嫌いがあるってこと)何かを壊したい、っておもったときなんか、果物買ってきてジュースつくってそれ売ればいいんじゃね?(物を壊しつつ儲けがある。一石二鳥。)いやいや、俺が質問にきただけだから気にすんな。ほら、俺教会住んでるっていったろ?家でも食うけど、礼拝にくるやつとかに配るんよ。予定は20個くらいかな・・・(たぶん午前十時くらいまでかかるんだろう。一気に作れる場所も器具もないわけだから。)じゃ、またな。(片手を挙げて廃屋を出て行こう) [Mon 22 Feb 2010 02:00:21]
クゥリッヒ > そりゃァアンタみたいなのには適わねェぜ? だがその辺のなめて掛かってくる悪党くらいなら結構軽いもんだ。 ( 別に戦う人、というわけでない。 ただ衝動に駆られている化け物だ。 相手は知ってか知らずか、よく判らないが――まぁ言ったところでどうなるものじゃないか。 但し、中に潜む悪魔からすれば強くある為に壊す、という考えも間違っていないのかもしれない。 そんな相手の考えを知らずに右腕を軽く動かし、爪を上へと向ける。 一応、一本一本が片手剣くらいの長さ、鋭さがある。 ) へェ、そうなのかい。 なら変な化け物が街に入ってきたら食っちまいそうだなアンタは。 ――ああ、まぁ見れば判るぜ? その図体で虫なんか食ってる姿想像できねェ。 ( 思わず苦笑。 まぁどこまで、何を食べるのかなんて知らないが虫は食わないだろう、というかその巨体に虫なんて大した養分にもならないだろうし、まず人間的にそんな光景見たくないし。 ) ……お前頭いいな、そうかそういう使い方があるなコレ…。 ( と、意外にも納得する悪魔。 くどいようだが自我が全く無いわけではない。 いつか、本当に理性で操れるようになったならその手段は考えてもいいかもしれない。 ただ、一応戻ったら人の手になるからベタつきそうだが。 ) あァ、なんだか引き止めちまったみたいで悪ィな竜の人。 アップルパイねェ…何個作る心算なんだ? ( 計4個頂いたわけだが、と左手のリンゴを軽く齧り、問おうか。 どの道私もそろそろここから退散したいところだ。 ――この竜人相手に破壊活動なんて出来ないわけだし。 ) [Mon 22 Feb 2010 01:42:05]
ブロウン > 壊すったって・・・(少女の体を一度上から下まで眺めて)・・・返り討ちにあうのが関の山って感じがしてならねぇんだよな・・・(見た目が普通で中身がすごい、なんていう人物はたくさん見てきた。見てきたからこそいえるのかもしれないが、オーラというか覇気というか、その辺のものが感じられない。)(そりゃそうだよな、こいつは強くなるために相手をこわすんじゃなくて自分を落ち着けるため、一種の病気みたいなもんだからな。こういうやつは本当だったら教会とか病院とかで、すごしやすい環境に身をおくことをお勧めするがあいにく俺様そういう知り合いはほとんどいねぇし俺が頼む義理もねぇ。残念だがおれにしてやれることは、リンゴ壊させるくらいのことだな・・・)(エスカレートする考え。このままだとなんかいろいろしてやりそうな勢いだが、その辺はぐっとこらえたらしい竜人。いらぬ気遣いばかりをしている)いや、人間と竜はくえねぇ。それ以外ならだいたい食えるとおもう。あ、でも、虫とかはくわねぇぞ?(蛾や蝶をもしゃもしゃ食べるトカゲを想像されても困るので付け加えておこう。この竜人、野菜は食えないが果物は食えるのだ。水分が多いからジュース代わりに食えるという程度。)粗末にしてるつもりはねぇんだがなぁ・・・まぁ、壊れちまったもんはしかたねぇさ。あぁ、でもしたに入れ物おいといたらリンゴジュースとか簡単に作れそうだなその手。(自分の意図を知らせないためだろうか、フォローにもならないフォローを入れる。)おっと、ずいぶん長居しちまった。そろそろかえらねぇと・・・アップルパイつくる予定なんでな。 [Mon 22 Feb 2010 01:30:12]
クゥリッヒ > あァ、まぁ…そうだなァ。 ( 登り直すのは非常に面倒だ。 別に屋根の上から探す必要などないのだけど。 この悪魔の場合殴るだけでは済まないだろう。 殴る、というよりは爪で引き裂く感じであるし。 ) 無謀って言われてもなァ…そこらのガキの骨でも折って満足しろってか? 私は別にそれでも構いァしねェがよ。 どうせぶち壊すなら正常な人間にとって厄介な奴のがいいだろーよ。 ( 変異に出くわした奴らなんて大体殺されるか、逃げ出すか。 これは生まれ持った呪いのようなものだし、別に普段は別人の振りをしているから彼が思っているようなことは起きていない。 自分の快楽の為、というのも違うのだが衝動なんてそれに近いかもしれないか。 ) いたいけ、ねェ。 アイツの為に弁解するわけじゃねェけど、もう一方の悪党と私に挟み撃ちにされた上に怪我人まで抱え込まされてたからなァ。 ――食うってェとやっぱり人とか食うのか? ( とはいえ、一旦は窓に飛び込んで逃げたのかと思ったんだが、と火炎瓶を投げつけられた状況を説明する。 何度も言うがあのヒーロー野郎のためじゃない、絶対にだ。 で、この竜人の発言。 質問してみたとはいえ、ならまさか暢気にリンゴなんて買わないか、と質問してから納得した。 ) あァ?お、おい。 ( 3つ程リンゴを渡され、あわてて受け取りはするが咄嗟に左手で一個取り――二個潰した。 ) おい、私の状態判ってて粗末にしてねェかお前。 ( 左手なら壊す事はないが、さすがに今壊した直後にまた渡すとは、もはや粗末にしてるのはどっちだっ。 そんな状況では狂った笑みなんて浮かべている余裕もなく、困惑した表情を浮かべる。 ) [Mon 22 Feb 2010 01:09:48]
ブロウン > まぁ、屋根にのぼんのはいいけど、ちゃんと足元には気をつけろよ?(つい先ほどの考えで「かわいそうな子」という印象をもってしまったため口調はやややさしい。たとえ殴りかかってこようとも頭を押さえつけるくらいで済ますんじゃないだろうか。いや、今だったら気の済むまで殴らせてやるかもしれない。大して痛くなさそうだから)いいか?ちょっとくらい腕が大きくったっていいんだから、そういう無謀なことはやめとけ。悪党だって仲間がいるかもしれない、ヒーローはそこそこ強いらしい。あんま無茶なことはすんじゃねぇぞ?(おそらく腕とか羽とかのせいで幼少のころイジメでも受けたんだろう。だからこんなことをしたり、他人を傷つけたりすることで心を満たすんだろう。それでは何も解決しない、なーんて聖職者でもないのに優しい心見せようとするが大いに勘違いなことは気付かないわけで。)実際会ったことはねぇがな。いたいけな少女に火炎瓶投げつけるとか、どうにもヒーロー気取りの悪党らしいな・・・見つけたら事情徴収でもしてやるかな。ちなみに俺は食う目的以外の殺しは基本的にしねぇ主義だ。(命狙われたり、おもった以上に死にやすかった、なんていう例外はある)いやいや、リンゴならまだあるしな。こんなのでよければ何個でも壊せ。(そういって3つほど取り出して、またも少女に渡そう。片手で持てる量が3つだっただけだが。リンゴこわしてるだけなら他人に被害もでないし、この少女が無茶なこともしないのならそれに越したことはない。※勘違いが続きます) [Mon 22 Feb 2010 00:57:12]
クゥリッヒ > ( 口が悪いのは、まぁ仕方ない。 こういう面ではやはり理性が消えていると言っていいだろう。 普段こんな状況に置かれたら腰を抜かしてるところだ。 と、そこに危なっかしいと言われる。 ああ、この巨人からみればそう見えるか。 ) 同じサイズの人間だったらそうは思わないだろうぜ。 アンタなら納得だが。 ( どう見ても力で勝てるわけがない。 襲い掛かったって本当に子供にじゃれ付かれてる程度にしかならないのではなかろうか。 そこまで無謀では、無い。 まだ抑え込める範囲だ。 ) 竜人…? ヒヒッ、すげェな…本物を見たのは初めてだ。 あァ、教会なんかには行かねェよ。 どうせ壊すなら悪党のクソヤローども、後はヒーロー気取りの奴で間に合ってんだ。 ( 無抵抗な奴を殺しても何も満足できない。 じゃあ、何故あの娘を殺そうと考える? ――良くわからないな、私の破壊衝動とやらは。 とはいえ、軽々しく物騒な事を言うのはやはり狂人か何かだと感じるかもしれない、この相手には。 ) ――あァ?アンタ、あの鉄仮面野郎知ってんのか。 ( まだうろついている、という事は相当前からこの街でヒーローを気取ってるという事か。 実際目の当たりにしたが、あっさりと逃げられてしまった。 まぁ、その方法は大分えげつないものだったが。 ) なんだ、殺す気も無さそうだな。 最近の出来事だったらアイツは手段を選ばない野郎だって判ったぜ、火炎瓶投げられるとは思わなかったからなァ。 ( あのまま逃げりゃいいのによォ、と愚痴を呟くように。 破壊衝動を振り回せない分そっちに意識が向くのかもしれない。 ――食べ物を潰したのは本当に不本意だ。 素だったら平謝りどころか弁償くらいしただろうが。 ) 気を悪くしないでくれよ、結構美味しかったぜェ。 ( 実際本当に美味しかった。 食べてりゃ少しはこの衝動も抑えられるかと思ったんだがなァ。 ) [Mon 22 Feb 2010 00:37:09]
ブロウン > (やっぱり口が悪い。この辺のガキか?それにしては見たことねぇしなぁ・・・。ずっと屋根の上にいたりしたら今まで気付かなかったのも納得できるが・・・うーん・・・)危なそう?危なっかしいの間違いじゃねぇのか?(と天井指差して。屋根突き破っておちるなんてそうめったにあることじゃない。危なそうといわれれば自分に比べてずいぶんと小ぶりな少女、腕が大きいくらいで「危ない」なんていう危機感は持たない。襲い掛かられても片手でつまみ挙げれそうな相手に危機感は感じないのだ。※60kgくらいなら片手でもてます※)まぁ、俺を見て人間っていうやつはいねぇな。俺はブロウン、「竜人」だ。この先の教会に住んでる。一応言っておくが教会の上にはのぼんなよ、罰当たるからな。(罰が当たるなんて子供だましなことをいうが、実際子供にしか見えないのでよしとしよう。ふむふむと相手の話にうなづいて。適当な梯子とかいわれれば、どこにでもあるわけで聞くだけ無駄だったなぁなんて内心がっかりである。)アイゼンリッター?なんだ、あいつまだこの辺うろついてんのか?しかも屋根の上か・・・何かにつけて迷惑なやつだな。(この町の住人のはなしによれば、一方的に殴られただの、縛り上げられただの関係のないところにまで首を突っ込んでくるという話を良く耳にする。行動の基準から察するにこの近辺の者ではないだろう。)見つけ次第手足引きちぎって持ってきてくれとか言われたことあったけどなぁ・・・最近話聞いてねぇから死んだとおもってたぜ。そうかそうか、この辺にいんのか・・・(まぁ、自分や仲間に迷惑がかからなければ基本的にほうっておくが。屋根の上歩いたりするんじゃもしかしたら何回か上られているかもしれない。そう考えるとなんだかイラっとする。見つけたら注意しよう。──と、食べ物を粗末にする少女の姿が目に映る。壊してないと落ち着かない?悪魔の血が流れているなんて知らない竜人は心に病気をお持ちなのだろうと叱るのをやめた。そらこんな体をしているんだ。心が病むようなことだってあるだろう。なんだかかわいそうなものをみる目になりました。)いいよいいよ、気にすんな・・・ [Mon 22 Feb 2010 00:21:23]
クゥリッヒ > あァ…? ( なんだこりゃア。 人間じゃない、それは確信した。 それはそうだろう、目の前に自分の二倍くらいの身長の巨体があるんだから。 これは幾らなんでも――ちょっと厄介過ぎねェか? ) なら、わざわざこんな危なそうな奴に近付くべきじゃねェと思うぜ? と、最初は言おうと思ったんだがなァ。 ( 余裕の表情を浮かべる、わけがない。 さすがに表情を引きつらせる、同じ身長の人間ですら壊すのにそれなりに手間取る。 相手の強さによっては私が勝てるとは限らない。 で、それがこんな巨体になったらどうしろッてんだ。 距離はあるが、自分の速度の遅さもある、どう考えても私が喧嘩を売って勝てる相手じゃねェ。 ) …訂正するぜ。 飛んでる奴もそうだがアンタみてェな巨大な人型初めて見た。 一応聞くが、人間じゃねェよな…? ( 人間だったらアッパレだ。 少なくともどちらも見たのは初めてだ。 ) あァ、ご愁傷様だぜ。 ――屋根ねェ。 適当に梯子が置いてある家の屋根上って後は飛び移るなり、色々だな。 そういうのはアイゼンリッターのヤローにでも聞いたほうがいいと思うぜ。 ( いつも上から降ってきて登場するし、きっと詳しいんじゃなかろうか。 リンゴを差し出されれば長い右腕で受け取り、一齧り――後、腕で握り潰してしまう。 ) ――あァ、悪ィな。 物を破壊しねェと落ち着かない身体でな。 ( 破壊衝動。 己の手に触れている物にまで力加減できる程弱くは無い。 謝罪の言葉を口にはするが悪びれているようには見えないだろう。 表情はまだ引き攣っているが狂気の笑みが消えたわけではない。 ) [Sun 21 Feb 2010 23:58:31]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 [Sun 21 Feb 2010 23:58:31]
ブロウン > (ドアを開ければ薄暗い廃屋。天井にあいた穴とあけたドアから入る明かりで視界は確保できるか。そんな中、見慣れぬ姿と体に不釣合いな腕を持つ少女が立っていた。一般家屋の中は頭を下げねばならぬというのが不便なところだ)いやなに、俺だってたいした用事があるわけじゃねぇしおめぇじゃなきゃダメってわけでもねぇんだがな(ずいぶんと口の悪い少女だな、と最初の感想はここをにしまっておこう。性格は人それぞれだ。ずかずかと少女との距離をつめるように近づこう。でも2mくらいは距離をおこうか。安全を考えるわけではなく、基本的に怖がられる場合が多いからという配慮だ。)俺も他に会ったことはねぇな。(うん、確かにない。いるところにはいるんだろうが、運が悪いのかただたんにこの近辺にいないだけなのかは定かではない。)で、だ。別に注意するわけじゃねぇんだが、この辺りにゃ人様の家の屋根の上を平気で歩くやつが結構いるわけだよ。まぁ、他人の家の上だけならいいが、うちの上通るやつもたまにいるわけだ。そういうやつが非常に迷惑なんでな、どっからどうやってのぼんのか、後学のために聞いてみようかとおもったわけだ。(リンゴ食うか?なんて買い物籠からひとつリンゴを差し出してみよう。) [Sun 21 Feb 2010 23:43:24]
クゥリッヒ > ( 頑丈と言えば頑丈だ、悪魔の血のお陰で多少なり再生力もあるし、身体もそれなりに強化される。 見た目、破壊衝動という欠点を除けばだが。 ) あァ? てめェと話す事なんかねェが。 ( 別に興味があるわけでもない、 知った所で此処からじゃ届かな――ああ。 降りてきてくれるのは好都合か。 ) この腐った街にはてめェみたいな空飛べる奴も居るんだなァ。 初めて見たぜ。 ( 立ち上がり、ドアの方へと振り返る。 破壊するか? いや、空に逃げられたらそれまでだ、破壊衝動をどこまで抑えられるか判らないが少し大人しくしていよう。 建物の中へと入ってくれば黒い大きな腕と片翼を持った少女が見える事だろう。 ) [Sun 21 Feb 2010 23:29:32]
ブロウン > (おっこった。その先に見える少女の姿は──どうやら全然無事のようだ。頑丈な娘である。)(そうか、おっこっても大丈夫だから上ってたのか?いや、理由になってねぇな)(ふむ。と穴から覗き込むのも一苦労。ホバリングは面倒くさいのだ。)あー、んー・・・このままだとはなしづれぇからそっち行くわ。(内心では奇声を発したり屋根壊しちゃうようなやつの相手とかしたくはない。だが、超えかけてしまったし、そのうえ近所だ。ただでさえ変なのが多いこの界隈、深い関係にならない程度、とりあえず顔くらいは覚えておいておいてもいいだろうなんていう単純な発想でドアのあるほうへと下りていこう。彼女が何者なのかなんてはわかりはしないが、会話は出来るようだし少し話てみようか。と、ドアから中へとはいっていこう──) [Sun 21 Feb 2010 23:21:12]
クゥリッヒ > ( 怪我は――ない、というかこれくらいの高さなら右手がクッションの変わりになるから便利だ。 とはいえ、また屋根に上りなおすのは面倒だ。 高い所からなら何か獲物でも見つけられるかと思ったが――、と、お? ) あァ? ( 頭上。 声が聞こえた。 おかしい、私の周りに誰か居たならとっくに気付いてるはずなんだが。 見逃したか――? そんな疑問を持ちながら穴の開いた天井を見て――数秒。 ) ………、あ? ( とりあえず暫く考えるのに時間が掛かったのは久しぶりだ。 あれはどう見ても飛んでる、よな。 この悪魔は空中に攻撃する術が無い、よっていきなり攻撃を仕掛けるなんて真似が出来ないのだがそれ以上に本当に空中を飛んでいる人型を見る事自体初めてだ。 ) いや待て。 お前こそ、何だ? ( 何時もなら下品な笑い声でもあげているところだが。 獲物として取るには少々予想外な出来事で真顔で問いかけた。 確かに私にも翼はあるが片翼だし羽ばたいても飛べるわけでもないし。 本物の悪魔…が、買い物籠を暢気に持って飛び回るか? ) [Sun 21 Feb 2010 23:12:08]
ブロウン > (手には買い物籠。中身はりんごという追記。今日はアップルパイ作りますなんてのはどうでもいいことで。) [Sun 21 Feb 2010 23:08:25]
ブロウン > (最近の買い物は良く空を飛んでいく。人ごみのなかを道に沿って進んでいくより直線距離での移動が出来る分楽だから。そして、空とべるようになってから気付いたことがある。この町には人様の屋根の上を堂々と歩く輩が多すぎる、ということだ。そして今日も見つけてしまった)(こういうやつらって、何の理由で屋根に上ってんだ・・・てか、どうやって上ってんだ?)(どうせだから聞いてみようか、なんて興味本位で少女のほうへと近づこう。今日はあいにくの曇り空、上から見ると町の明かりでいろいろ見えるが、下からだと見えるかどうかは謎なところ。翼の音くらいは聞こえるかもしれない上空10M付近。徐々に高度を落としていって──)っ!!?(おおっと、一人で大声上げ始めたぞ?大丈夫かこいつ?)(一抹の不安を抱きながらも、頭上から声はかけてみよう。)おぃ、そこのお前。何してんだ? [Sun 21 Feb 2010 23:04:27]
クゥリッヒ > ( それが判った所で、この状況への説明が何も出来ないし、それすらも解いた所で何が変わるというのか。 ) 結局よォ、 ( 身を起き上がらせる。 制御が悪魔の方に戻ったらしい。 ――これではまるで、 ) 破壊しなけりゃ、私が狂っちまうのは変わらねェ。 ( ――操り人形。 誰に操られているというわけでもない、強いて言うなら運命を司る神とでも言うべきか。 ただ破壊を繰り返すだけの人形、それも中途半端に。 ――どうせなら100%悪魔にしてくれりゃよかったのによォ。 その方がこんなくだらない事に悩む事も無かっただろう。 それが、こんな中途半端な身体で中途半端に操られるとは。 ) 笑えねェんだよッ!! ( 大声で叫びを上げ、屋根に悪魔の爪を叩き付けた。 質量に軋むような音が聞こえたが、調度屋根の脆い部分か何かだったのだろう。 そのまま底が抜け――落下。 何か大きな物が落ちたような音と共に、落下した地点は埃が煙のように舞い上がった。 ) 廃屋かよ…クソッ。 ( 落ちた階数は一階、どうやらまともに整備もされておらず老朽化が極端に進んでいたらしい。 地面に肩膝を着き、右腕で地面を押さえた体勢のまま小さく愚痴を呟いた。 ) [Sun 21 Feb 2010 22:55:36]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『バッサバッサと羽ばたいて、買い物帰り。「・・・なんだあいつ?」』 [Sun 21 Feb 2010 22:52:50]
クゥリッヒ > ( ガリガリッ 屋根を長い爪が軽く抉り取る。 今出来る事なんてこれくらいだ。 ) これじゃァいつもの私と何ら変わりがねェな。 ( 別に、普段の私のように視力が弱いわけでも体力が無いわけでもない。 ただ無いのは破壊衝動による制御だ。 ただ暴走してるだけではなくて、ちゃんと悪魔として動かされていたという事か。 ――それを私の理性が覚醒しかけて邪魔をした? ) 馬鹿馬鹿しいぜ。 ( そもそも、理性と言っても破壊衝動を制御できるか出来ないかの違いだったはずだ。 別に自我が無いわけではない、だから今までの出来事も、記憶力が落ちたとしてもある程度は覚えている。 再び破壊衝動に駆られれば悪魔のような変化をし、記憶力も正常に戻る。 問題は何故破壊衝動に囚われると本来の私が忘れていた記憶を思い出すのか。 そこでようやく、一つの答え。 私は一種の二重人格である。 ――NOだ。 そもそも記憶力が劣化したというよりは記憶している脳の一部が機能を一時的に停止しているような気もする。 医学なんて、ほんの数ヶ月程度触ったくらいだからただの憶測だが。 ) [Sun 21 Feb 2010 22:48:54]
クゥリッヒ > チッ…なんだ…ッてんだ…。 ( 気だるげに身を揺らし、屋根の上を歩く。 あまりふらつくと落ちてしまうかもしれないから気を許すわけにはいかない。 ――こんな状況になった理由は一つ、先日の出来事。 理性と破壊衝動の入り乱れ。 理性によって止められるはずのない破壊衝動が歪んだのだ、その日から。 衝動に振り回されるどころか、時折理性が覚醒するようになった。 だがその時は己の身を上手く操れなくなり、今のように足が覚束ない動きになるのだ。 ) 別に、あの一日で何かが変わったってわけじゃねェだろうがよォ。 ( 私が弱くなったわけでもない。 強くなったわけでもない、破壊衝動がさらに凶暴化したわけでも弱まったわけでもない。 なのに何がどうなっているのか。 一時的な発作みたいなものなのかもしれないが。 ) …使えねェ身体だ。 ( 落ち着くまで待とう、破壊衝動が収まったわけではないが、そのままではまともな破壊行動なんて出来るはずがない。 ――いや、まともな破壊行動なんてありゃァしねぇか。 ) [Sun 21 Feb 2010 22:37:24]
お知らせ > クゥリッヒさんが来ました。 『 屋根の上で、ふらつく影。 』 [Sun 21 Feb 2010 22:27:34]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『……ブロウンさんは大丈夫だろうか。不安になり足を速めて』 [Sun 21 Feb 2010 01:38:10]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( ひどく邪魔くさそうな荷物と一緒に、退場。 )』 [Sun 21 Feb 2010 01:37:40]
リコ >  そうですか。 またご縁がありましたら、その折にでも。 ( 軽く目礼をして、リコは長十手を納め、黒衣とそれにくるんだ砂、そしてカードを手に団に戻るだろう。 さすがにこんな手土産付きで境界にお世話にはなれない。 ) [Sun 21 Feb 2010 01:37:15]
ジャスティス > そうねぇ、教会に戻るわ。明日、大聖堂とマフィアのほうに行って、報告と確認をとってみるわ。またよかったら、情報交換しましょう。 (その場でわかれかけて、よかったら朝まで教会で休んでいくように勧めて。まだ危険が去ったわけではない) [Sun 21 Feb 2010 01:33:48]
リコ >  まったくです。 ………私はこれで、一度団の方に戻りますですが、シスターはどうしますですか? [Sun 21 Feb 2010 01:32:24]
ジャスティス > ああ……まぁ、暗殺者には間違いないでしょう。アンデットだったのかもしれないし、ネクロマンシ―かもしれない。ただ、なんだか不思議な感じでしたね。現実離れしているというか。彼らだけじゃなくて、この場所の雰囲気自体が。 [Sun 21 Feb 2010 01:31:05]
リコ >  ええ、どうぞです。 大したことは書いてないみたいですけど………。 ( 見せるくらいならば問題ないだろう。 というか、これを持ち帰っても、その、何だ。 ) なんといいますですか………………この事件、報告書にどう書いたものかと………。 ( いきなり暗殺者っぽいものに襲われて撃退したら砂になってしまいました、なんて。 ) [Sun 21 Feb 2010 01:29:25]
ジャスティス > ちょおっと、それ見せてもらえます?私も覚書程度に。 (残されたカード。それを見せてもらえるのならメモを取り内容を記録しようとするだろう) ただ? (困ったように肩を進める彼女の煮え切らない様子に首をかしげて) [Sun 21 Feb 2010 01:27:16]
リコ >  ………………やれやれ、また何かわけのわからない連中でも出てくるですかね。 ( かき集めた砂と黒衣。 そしてその中から見つかった一枚のカード。 何かにつながるとも思えないが、あるいはこれが始まりとなるのかもしれない。 ) ええ、問題ありませんでしたですよ。 ただ、うーん……………。 ( 困ったように微笑んで、肩をすくめた。 ) [Sun 21 Feb 2010 01:25:38]
ジャスティス > ……ったく驚かせてくれるわね。 (アサシンギルド?それにしてもやはり襲われる覚えがない。首をかしげながらリコのもとに向かう) けがはありませんか? (びっくりしましたね、と周囲を見渡しながらため息をついて) [Sun 21 Feb 2010 01:24:37]
お知らせ > 黒キ太陽ノ使途さんが退室されました。 『(闇昏の向こうへ―…)』 [Sun 21 Feb 2010 01:22:18]
黒キ太陽ノ使途 > (ただ、残ったのは砂と漆黒の衣―。持ち物を調べても、何かに繋がるようなものは見つからないだろう。ただ、砂の中に、一枚のカードがあった。)――。(【黒イ太陽】の描かれたカード。)――。(気がつけば、外灯の灯りも戻り、何事もなかったような空間に戻る。)――。(この街の闇に潜む陰…新たなる陰の尖兵…となるか。) [Sun 21 Feb 2010 01:18:56]
リコ >  魂? サンプル? なにを言っているんです―――ッ!? ( 男の全身から湯気が上がる。 いまのしぐさからして何か歯に仕込んでいたのか!? あわてて駆け寄るがその時には、何もかもが乾いて砕けて、ざらざらと真っ白な砂のようなものになってしまっていた。 ) ………………黒き太陽、ですか。 ( 何のことやらさっぱりわからないが、シスターもわからないようで。 とりあえず証拠品として、回収できるだけこの砂も回収しよう。 ………一応、心苦しいがシスターにも提出していただきたいところだが。 ) [Sun 21 Feb 2010 01:17:51]
ジャスティス >  ……アンデッドの類? (殺そうとした相手があっさりと自分から消滅してしまえばどこか拍子抜けした様子で、粉を見つめる。思い出したようにそれをすくい取れば、懐紙につつんで懐に収める。魔女ギルドにでも持ち込もう) [Sun 21 Feb 2010 01:16:16]
黒キ太陽ノ使途 > 今ハマダ…様々ナ魂ヲ見テイルダケ。さんぷるヲ得ラレレバヨカッタンダガ…。(その声は、最初に聞いた声。人の声帯からは発す事の出来ぬ音。)――黒キ太陽ノ復活ノ為、強キ魂ヲ。(そして、口を紡ぐ。同時に、もごもごと、歯と歯の奥を噛み合わせるかのように。)シュウゥゥゥゥ……(男の全身から、湯気が上がる。同時に、皮膚が急速に乾き、肉が消え皮のみの面に。否、それは皮すらも乾き、骨へ、骨すらも風が吹けば粉に。) [Sun 21 Feb 2010 01:14:23]
黒キ太陽ノ使途 > ――ジュバァァッ―!!(ジャスティスが近づいてきて、一人目に手をかけようとした時…その手が、沈み込んだ。衣装の下から出てきたのは砂。砂だ。真っ白い砂が、ジャスティスの手に握られていた。) [Sun 21 Feb 2010 01:14:18]
リコ > ( はぎ取られる覆面。 その下は意外にも、普通の顔であった。 街を歩いていれば見かけるような、そんな。 だがその口元はどこか狂気を感じさせるほどに裂けているように見えた。 ) ………狼煙? なんのことです? ( まだ身動きが取れるとなれば油断はできず、他の倒れた者たちの始末はシスターに任せるほかないが………殺そうとするならばさすがに止めるだろう。 殺しは自警団の仕事ではない。 ) [Sun 21 Feb 2010 01:12:46]
ジャスティス > (此方に倒れ込んだ四人。動かないのであれば、三人は殺し、一人は両肩をはずして捕まえようとするだろう。スモールソードを構えて四人の少女に迫る) [Sun 21 Feb 2010 01:10:35]
黒キ太陽ノ使途 > キキキ…。(リコの目の前の黒き者が笑う。覆面を自ら剥ぎ取れば、それは何処にでもいるかのような人間のようだ。肌の色からすれば、ホワイティアだろうか。だが、その口元は耳まで裂けているのではないかと思える程。)……狼煙ダヨ。 [Sun 21 Feb 2010 01:07:23]
リコ > ( どえらい絶叫が聞こえたかと思うと、ぱきん、と響く金属音。 眼前のガイア(仮)の、最初にリコの一撃を防御したカタールが今になって折れてしまったようだった。 ) ……………ふむ。 ( 油断はしないが…………戦意を喪失したようには見える。 ) ま、なにがなんだかわからないですけれど、とにかくお縄についてもらうですよ! [Sun 21 Feb 2010 01:05:00]
ジャスティス > (下に飛び降りる修道女。少しだけ四人が倒れ込んでいる場所の蕎麦い飛び降りようとする。壁際すれすれなのは、迎撃された時、少しでも軌道をずらせるように、との気休め) [Sun 21 Feb 2010 01:03:03]
黒キ太陽ノ使途 > ――。(場を沈黙が支配する。完全に読み違えていた。攻勢に回られた瞬間、一気に場の支配を持っていかれた。)キキキキ―…。(だらり、と両腕を下げるガイア(仮)。かたん、とカタールの柄を地面へと落とした。) [Sun 21 Feb 2010 01:02:29]
黒キ太陽ノ使途 > !?!?!?(完全に予想外。正体のわからぬ衝撃に対処も出来ず、上ってきた二人は倍の速度できた道を戻る。自然落下の法則に従い、下で待機していた二人を巻き込んで。)――!!(思わず、振り向く最後の一人。すぐに視線を戻すが…。)……。(ガイア(仮)は構えを取り直す。が、構えた直後…。)パ、キン――…。(カタールの白刃が割れて落ちた。) [Sun 21 Feb 2010 01:00:36]
リコ > ( 別に、太ってなんか、いないからなッ! 最近筋肉太りしてきたリコは二人を踏み台に着地し、改めて長十手を構え直す。 ) さーて………シスタージャスティスは大丈夫そうですね。 ( ちらとそちらを眺めてから、残った一人、ガイア(仮)に長十手を向けて、魔力を切っ先に練り込み始めて。 ) [Sun 21 Feb 2010 00:59:22]
ジャスティス > (まともな人間であれば、頭蓋骨が砕けつぶれてもおかしくない一撃。話し合う二人を睨めつけながら、大きく息を吸い、二人めがけて叫び声を上げる。マジックアイテムにより増幅された声は、人いは聞き取れない高さにまで振動を増し、直接脳を揺さぶるだろう……運が悪ければ気絶する、その程度の威力) [Sun 21 Feb 2010 00:56:37]
黒キ太陽ノ使途 > !!!!(三人其々が驚愕に眼を見開く。)ズッドドドンッ――!!!(まさに衝撃。爆撃。リコの足の裏がものの見事にマッシュ(仮)とオルテガ(仮)の顔面へと突き刺さり、そのまま地面へとひしゃげたように埋め込まれる。)……!!!!(防御役の者が思わず呻く。ま、まさかあの二人を踏み台にするとは―…!!) [Sun 21 Feb 2010 00:53:13]
黒キ太陽ノ使途 > ド、ゴンッ―!!(見事な炸裂音。ジャスティスの放ったストレートが顔面へと突き刺さる。覆面の下で、グルンと眼を裏返し、そのまま崩れ落ちる。)――ク、クロキ…タイヨウ…。(ピクピクと痙攣しながら、ジャスティスの足元で呻くような漆黒の者。)――トト!(遅れて二人。屋根へと辿りつく。が、ジャスティスが拳で一人を静めたのを見て驚愕したようでいきなり間合いを詰めるような事はしなかった。)――。(ひそひそとお互い、何事かを話す。) [Sun 21 Feb 2010 00:50:52]
リコ > ( 怪力と自慢の渾身の一撃を受け止める、か。 くそう、今後の目標はロングソードを真っ二つにすることかな。 その一人は吹き飛ばせたが、渾身の力で振り切った後、左右に分かれた残りの二人が足を狙う。 ) だがっ! これでどうですかっ! ( 振り切った長十手の先端で、魔力が激しく炸裂する。 地面に激しく叩きつけられる鉄塊とは逆に、リコ本人はそれを支柱に逆立ちのような体勢へ移り、その勢いのまま上空へ、跳ぶ! そして両足を広げたまま、漆黒のマッシュ(仮)とオルテガ(仮)の上へと落下していく! ) [Sun 21 Feb 2010 00:50:23]
ジャスティス > ふうっ!! ったく何事よこれは。 (きりりと歯ぎしりしながらも何とか人心地つく。リコは大丈夫だろうか) しつこい!! (上から近づいてくるもの音と気配。一人飛び出してきた。この武器で即死させるのは難しい。相討ちはまっぴらごめんだ、ならば。) ッシっ!!  (相手が剣を振りかぶる前に、左ストレートを、一切の手加減なく相手にたたきこもうとする) [Sun 21 Feb 2010 00:46:38]
黒キ太陽ノ使途 > キキキッ―!!(笑う。その袈裟撃を、先頭の漆黒なる者は全力で防御。十字に構えたカタールで受け止める。ビリビリと響く振動に、その者の動きは完全に封じられ、どころか若干後ろへと吹き飛んだ。が―、)ババッ―!!(後ろの二人が左右にわかれ、其々がリコの足を狙った薙ぎを放つ! 先頭が防御。後ろの二人がカウンターの一撃。これぞ、必殺のジェットストリーム(略))) [Sun 21 Feb 2010 00:43:39]
黒キ太陽ノ使途 > (現在、ジャスティスをとりこ囲んでいたのが5人。リコに突貫したのが三人。初撃でリタイアしたのが一人。計9人。)―――キキキ。(ジャスティスが真上に対比すれば、一人、影から飛び出すのが見えた。そして、負傷者を拾い上げ、去る。そのまま、リコとジャスティスを囲んでいた殺気は場の9人のみからとなる。恐らくは、司令役がこの人数で十分だと判断したのだろう。場に残った9人も、心得ているのか乱れはない。ただ、着々と獲物を片付けようと動く。)――。(ジャスティスを追い、壁に一人が張り付く。その上に一人が乗り、それを繰り返して―人間梯子を作り出す。)キィッ!!(ジャスティスへと、一人が追いついた) [Sun 21 Feb 2010 00:41:24]
リコ > ( さて、どうしたものか。 向き合うとそれほどのプレッシャーはないが、三人がかりというのが問題だ。 しかも一度に襲ってくるというのが問題だ。 縦一列に並んで突進してくる敵に、リコはぐっ、と力を込めて、 ) ―――どっせぇいっ! ( 魔力は解放せず、身体能力だけで大上段からの袈裟切りを、先頭の一人に見舞う。 並んで突っ込んでくるならば、巻き込まれて後ろも倒れてくれ、と。 ) [Sun 21 Feb 2010 00:39:40]
ジャスティス > ちっ……。 (ロープが絡みつく直前、大きく跳躍してそれらを交わす。方向は、魔上に近い。二階建ての建物の屋根まで手を伸ばし捕まって、片手で自分の体重をひっぱりあげ屋根の上に転がりこむ) [Sun 21 Feb 2010 00:39:12]
黒キ太陽ノ使途 > ギギ――!(リコへと迫る三人がゆっくりと一列に並ぶ。その姿は、まるで一人の人物であるかのように。そして、そのまま前進! 一気につっこむ。漆黒の三人の使途が、まるで一人の戦士のように。) [Sun 21 Feb 2010 00:34:09]
黒キ太陽ノ使途 > (無論、一人一人の力量は低い。1対1で戦えば、ジャスティスにも、リコにも叶わないだろう。故に、数。数の暴力だ。)――ヒュオンッ!!(ジャスティスの右腕と左足へと、分銅つきのロープがからみつく。そのまま引けば、動きを封じる為に引っ張りあげる。) [Sun 21 Feb 2010 00:34:03]
リコ >  あら、あらららら……………これはちょっと、よろしくないですかねえ……! ( 一人を弾き飛ばしたら、三人に増えた。 なにを言ってるのかわからねー(略) さて、どうしたものか。 さすがに三人同時には相手しかねる。 長十手を大上段に構えて、魔力を剣先に練り上げる。 ) [Sun 21 Feb 2010 00:32:24]
ジャスティス > ちっ!数が多い!! (さすがに表情をひきつらせながら、わずかに腰を落とし、相手の出方を覗うようにしながら両足のバネをためる) [Sun 21 Feb 2010 00:31:29]
リコ >  あら、あらららら……………これはちょっと、よろしくないですかねえ……! ( 一人を弾き飛ばしたら、三人に増えた。 なにを言ってるのかわからねー(略)  [Sun 21 Feb 2010 00:29:30]
黒キ太陽ノ使途 > ガキイイインッ――!!(リコの長十手が大きくカタールを弾き飛ばす。その衝撃で、漆黒の者は吹き飛ぶ。)ギギギ――!!(唸り声をあげながら、構えをとりなおし、リコへと慎重に間合いを詰めていく。その姿が、闇の中、三人にブレた。否、三人になったのだ。元々潜んでいた者が合流し、脇へと控えるように構える。) [Sun 21 Feb 2010 00:25:50]
黒キ太陽ノ使途 > ガギイイインッ――!!(烈しい金属音。ジャスティスの放ったスモールソードの一撃を、無事だった方は石畳からカタールを引き抜き、地を這うように走りまわりこみ受け止める。)ィィッキィッ―!!!(二人が別れた。中央にスペースへと即座に、路地に隠れ潜んでいた漆黒の者達が次々と姿を現し、ジャスティスの周囲を取り囲み、リコへの道を封じる。数は5人。其々がカタールを構えている。ジャスティスを中心に五亡星を描く陣形。特に、リコの方角に3人を配置している。)ヒュンヒュンヒュン―…!!(そのうちの二人が、紐と分銅を繋いだ武具を取り出した。回転させ、加速する。)ヒュヒュヒュヒュヒュッ――…!!(高鳴る音。勢いをつけ、発射。狙いはジャスティスの自由。其々が右腕と左足を狙い放たれる。) [Sun 21 Feb 2010 00:25:24]
リコ >  くッ――! ( ごろごろ、と転がり、獣のように四足で体勢を整える。 なにがなんだかわからないが、とにかく襲撃されたということだけは確かだ。 どうにか反撃しなければならない。 とにかくまず現状を確認するだけの余裕が欲しい。 低い姿勢から、鉄の塊である長十手を切り上げて、敵の十字に構えたカタールを二本まとめて弾こうとして。 ) [Sun 21 Feb 2010 00:21:09]
ジャスティス > (アサシン?殺される頬のことをした覚えはないが、殺される理由なら結構あるような気がする。石畳に突き刺さる鉄の刃、そしてリコに迫る影。ここは、あまり時間をかけていられないか。どういうトリックか知らないが、先程の気配の数はこんなものではなかった) シッ!! (白刃が石畳に食い込んでいるとなれば、一気に距離を詰めよう。低く、長い跳躍。全力で、二人の少女の頭上を飛び越えようとする。そして同時に、まるで騎兵のようにスモールソードをすくい上げるように振い、悲鳴を上げたほうではない少女の首の付け根を狙う) [Sun 21 Feb 2010 00:20:09]
黒キ太陽ノ使途 > ゴガガッ―!!(ジャスティスのいた場所に降り立った黒尽くめの者、二人。其々が両手に構えた白刃、計四本を石畳へと深く突き刺す。)ギィッ―!!(衝撃で腕の骨が折れたのか、片方が苦痛の声を上げた。)――ッィ!!(一方、リコへと落ちた方は彼女らの動きをしっかりと"見"ていた。斬撃から、着地へと切り替え、両足で石畳に着地し、即座にリコとの間合いを詰める。十字に構えたカタールで、首元を狙いながら間合いを詰める。) [Sun 21 Feb 2010 00:16:18]
リコ > ( 不意に耳元で聞こえる声。 しかし近くに気配はない。 この世のものと思えぬ不気味な声。 なにを言っているのかは分からないが、しかし、これは、この新緑とは自分のことを言っているのだろうか。 殺気を探り、周囲を見回し、敵の姿はどこに………? ) ―――ッ!? ( 上! まったくの予想外の方向からの襲撃。 咄嗟に長十手を引き抜き、転がるようにシスター・ジャスティスとは逆側に回避して。 ) [Sun 21 Feb 2010 00:13:49]
ジャスティス > ……囲まれた?幻術かしらね。 (独り言のようにリコに語りかける……そしてふいに上から感じるプレッシャー) ちっ!! (大きくバックステップを踏み、二メートル以上後退をして) [Sun 21 Feb 2010 00:12:58]
闇昏より > お前の魂ッ…!! 頂くぞッ!!!! (落ちる三人が耳まで裂けているのではないかと思わせる程に口を開き、真っ赤な三日月を三つ作って唱和する。リコへと一人。ジャスティスへと二人。上空よりの奇襲襲撃!!) [Sun 21 Feb 2010 00:10:18]
闇昏より > 新緑―… (リコの耳元で聞える不気味な声。否、声というよりも音と言った方がいいだろう。少なくともそれはまともな声帯では決して発声できない響きを持っていたからだ。) 芽生えの色…葛藤が生み出す…新たなる決意、想い…芽生えの色… ("殺気"の持つモノを探ると、その箇所は複数。路地裏、木々の上、屋根の上、街灯の影、放置された樽の中。否否否。そんなものではない。10、20…?)空…。強き色…。染まらず、惑わず…。ただ、雲という衣の前に芯を隠す…(続けて、ジャスティスの傍。否、傍ではない…。…上。上だ。彼女達の耳に届く風切り音。遥か上空から、漆黒の衣を纏った者達が三人、其々にカタールの刃を向けて二人へと落ちるっ。)  [Sun 21 Feb 2010 00:08:09]
リコ >  む……。 ( ふっとあたりの明かりが消えた。 唐突に明かりを失った目はくらんでしまい、あまりの静けさに耳が戸惑う。 そしてあまりにも露骨な殺気に、リコはとっさに腰の名が十手に手をやった。 ) …………何者です? ( どこから、だ? ) [Sun 21 Feb 2010 00:07:33]
ジャスティス > ……ん? (不意に消えた外套に何の気なく声を上げた修道女。すぐにその瞳は少女たちと同じくぎらぎらとした殺気を放ち始め、迷いなく腰のスモールソードを引き抜く) ……メイス、いい加減買わなきゃね。 (全力絵ふるうことのできないスモールソードに多少の不安を覚えながら、少女たちに向き直る) どなた? [Sun 21 Feb 2010 00:04:13]
闇昏より > (フ―、と…街灯が音もなく消え去った。それどころか、二人が話していた周囲の家々の灯りまで消え去ったらしい。二人を包み込むのは暗き闇。深々と降り注ぐ白い雪すらも黒く染まり、月光も、星光も雪雲により注がれる事はない。) ―――。 (ィィン…。あまりの静けさに耳鳴りを引き起こすかのような感覚。否。それは風だ。木の葉も、髪の一房も揺らさぬ風。その名は"殺気"という名を持っていた。誰に向けられたのか。それは、この冷たい空間で暖かい熱を持つ者達…二人の、少女。) [Sat 20 Feb 2010 23:58:03]
リコ >  自警団勧誘はもうやったんですけどね。 あれはそもそも自警団に失望してあんなことやってるみたいなのですよ。 大人しく確保されてくれと言っても聞かないでしょうから………………平和的に行きたいのですけれどね。 ( 多分そうはいかないだろう。 切らないまでもぶちのめさなくてはならない程度には。 最初から覚悟しておいた方がよさそうだ。 ) ふむ、そうですね。 折角ですからそのご提案に有り難く賛成させていただくですよ。 ( 聞き込みがてら、シスター・ジャスティスの知り合いとして顔を売るのも悪くはないだろう、などと打算的なことを考えて。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:51:50]
お知らせ > 闇昏よりさんが来ました。 [Sat 20 Feb 2010 23:50:59]
ジャスティス > ……ふむ。 なるほど、親近感を覚えてらっしゃるんですね……いやいや、斬らなくてもいいですから確保してあげてくださいよ。罪を償った後で自警団にでも勧誘すればいい話じゃないですか。 (笑いながら少し疑いに曇っていた顔をはがんさせて) さて、これからどうされますか?聞き込みをしていきたいのであればお供しますよ? (多少は住人の口も軽くなるだろう) [Sat 20 Feb 2010 23:47:36]
リコ >  まったく私もそうは思うですけどね。 ( そもそも彼は、犯罪者と市民と、その二つでしか区別しない。 或いは犯罪の被害者がそのために犯罪に身を落としたとしたら、彼はきっと手を下すだろう。 ) よくご存知、であったらもっとはっきりと決められるのですがね。 ( 疑われてるなあ。 とくに女性からの疑いは身に堪える。 やれやれと肩をすくめて。 ) 私はね、やっぱり何にも知らないんでしょうねえ、彼のことを。 同じ理想を掲げてはいても、どうやら違う現実を見ているようですし、ね。 ……………ヒーローっていう理想を、重ねて見たいだけなのかもしれませんですねえ。 ( 甘いのだろうな、とは思う。 出来るだけ保留して、なるようになってしまうのを待っているのだろうな、と。 だがこうして視線をむけられれば、もうごまかしてもいられない、か。 ) 多分、斬りますですよ。 次に会った時彼がまだやっているようだったら。 ( 苦々しくそう呟いた。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:39:40]
ジャスティス > 正義の味方、ね。 (少し苦虫をかみつぶしたような顔になれば、半歩下がって焼跡を眺める) 仮にも市街地で、火を放るような人間を正義の味方とは呼びたくないというのが個人的感情ですが……。 それは、どうでしょうね、このまま殺されても愚か者扱いですよ?路地裏のごみ箱が彼の墓場です……。 アンブロッシオさん。ほんとはアイゼンリッターのこと、よくご存じ、なんてことはないでしょうね? (わずかに、リコを見つめる視線に疑いの色が見えて) [Sat 20 Feb 2010 23:30:09]
リコ >  …………………御親切にどうも。 ですが、罪は等しく罪です。 ( どれだけ影響力の大きな存在であろうと、どれだけの人々がその庇護のもと生きていようと、犯罪者は犯罪者だ。 ……もっと悪い話、暗黒街やスラムの存在は隔離対象でしかないという意見もある。 疫病患者を一所に押し込めるような。 ) ……………………彼は馬鹿正直にセイギノミカタなんてやっているような大馬鹿者です。 ( それは子供の憧れの延長戦のようなものかもしれない。 腐った世間に挑戦するように、悪だけでなくそれを見ない社会に対して拳を振り上げる大馬鹿者。 ) できれば、最後までそのばかげた意地を通させてやりたいと思うこともあるのです。 私たちがその意志をくじいて、羽をもいでしまえば、彼は英雄としてでなくただの愚か者として腐っていくことになるのではないかと……………いえ。 すみませんです。 自分でも何を言っているのやら………。 [Sat 20 Feb 2010 23:23:07]
ジャスティス > ……アンブロッシオさん。風情というのはいかがでしょうか。それなりの大きな商いをしている名士も多いのですから、あまり心証を悪くすると聞き込みも困りますよ? (ちょっとたしなめるように苦笑して) ……何を考えてらっしゃるんですか? (再び顔を近づけ、何か考え込んでいる様子のリコを覗きこむ) ……よろしければお聞かせ願えませんか [Sat 20 Feb 2010 23:12:19]
リコ >  ええ、まあ。 お友達という訳でもありませんですが。 ( 友達ではない、が―――ある種、同志のようなものなのだろうか。 ) でしょうね。 いままで随分やってきたようですから。 敵をつくるように、あれだけ。 ………………自警団としては、そうなることだけはなんとか止めたいところでしょうね。 散々面目を潰されてきたところを、犯罪者風情に後れを取ったとなれば、いくら暗黒街のこととはいえ自警団は完全に面子を潰されますです。 ( そうなれば、場合によっては勢いに乗った犯罪者を抑えておけなくなるだろう。 リコも彼と遭遇すれば保護しようとするだろう。 だが、できることならば……・。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:07:04]
ジャスティス > あら、お知合いなんですか? (彼、と呼ぶ口調にどことなくそんな気がして首をかしげる) そうです、一部ですが、マフィアもいい加減うっとうしく思っているようで……そろそろ見逃してくれなくなるかもしれません。先に彼らにアイゼンリッターが確保されてしまえば……まぁ面白い趣向で一生ものの恥をさらすとかで終わったりもしそうですが、最悪アイゼンリッターがおとしまえをつけられるかもしれないのですよ。 [Sat 20 Feb 2010 23:02:28]
リコ >  あーあ………………………やっぱり彼ですか。 どうせそんな事だろうと思っていましたですが、本当にそうだったですか。 ( 溜息。 推測は当っていたけれど、出来れば当っていてほしくなかった。 大人しくやれ、といっても聞くような人種ではないけれど、出来ればもう少しやり方というものを考えては欲しかった。 まあ、リコが言えた話ではないけれど。 ) …………………保護、ですか。 そうですね。 保護しないといけませんですね。 ( ピントが合わないくらい近くの顔。 吐息。 普段であればとてもうれしいことだけれども、いまは少々胸が重くてそれどころではない。 自警団としては保護するべきだ。 いや、もはや逮捕すると言ってしまっていい。 だがリコ個人としては、いささか思うところがないでもない。 ) [Sat 20 Feb 2010 22:57:29]
ジャスティス > ふふふ、ありがとうございますね。さて!なるほど。(リコが会話を仕事に切り替えたとみれば、此方も張り切って一度腰に手を当てて声を出す) ……率直にいいましょう。ここで争ったのはマフィア、相手は仮面の男、おそらくはアイゼンリッター。 まぁ、いろいろとあって争いになって、火炎瓶投げつけられて逃がしてしまった、とマフィアはいっていました。 (彼女の考えを裏付ける証言をし、リコの顔を息がかかりそうなほどに近くで覗きこむ) もうあまり時間は残されていませえん、彼を保護する最後のチャンスと言ってもいいでしょう。 [Sat 20 Feb 2010 22:51:59]
リコ >  ふふふ、それは周りの見る目がなかったのですよ。 ( いいなあ、こういう落ち着いた会話はいいなあ。 殺伐とした現場で得られた至高の癒しである。 ) ふむ……………なるほど。 ちょうど証言なり何なりが欲しかったところですから、ちょうどよいですね。 ( そういうお話、か。 レディとの会話は楽しいが、仕事の話となれば仕事の考え方に切り替えなければなるまい。 ) そうですね………恐らく何名かが、ここで争っていたのでしょうね。 出血の跡が生々しく残っていることから、誰かが手傷を負ったのかもしれませんですね。 ( ひとつひとつ改めてそれらの痕跡を確認するように眺めながら、自分の考えをゆっくり語る。 ) 恐らくはそのけが人を何者かが救出するべく、この壁を、 (とガラスの割れた窓の下にある壁を撫でて) この壁を登り、上から火炎瓶のようなものを投げて逃走したのではないか、というのが一つの仮説ですかね。 [Sat 20 Feb 2010 22:42:58]
ジャスティス > あらあら、レディだなんて、はじめて呼ばれたかも。 (くすくすと口もとに軽く握った拳をあてて苦笑して) なるほど……いえね、私も昨日、事件の当事者に話を聞く機会があったのでお役に立てましたら、と。 (ゆっくりと先ほどリコが見上げていた二階のほうを眺めながら、一つ二つ頷いて) アンブロッシオさんはどのような見当を? [Sat 20 Feb 2010 22:37:45]
リコ >  覚えて頂けたとは、光栄です。 ( よく通る声は耳に心地よく、スマイルも普段の三割増しにはなろうというものだ。 もちろん、大変申し訳ないがツヤコさんに対しては五割増しだが。 ) いえなに、警邏と称してしょっちゅううろついていますと、中にはこういうことを通報してくれるものもいるのですよ。 ( 捨てたものではありませんですよ、と。 まあ実際は火事が起こったらどうすんだ早く何とかしろ、という雑用的な扱いだったのだろうが。 ) ええ、構いませんですよ。 レディとの会話以上に大事な用事はいまのところありませんですから。 [Sat 20 Feb 2010 22:30:12]
ジャスティス > あら、アンブロッシオさんお久しぶりです。 (通りの良い声をあげて近づいていく修道女。自警団員が暗黒街にいることにちょっと新鮮さを覚えるが、嬉しい限りである) 耳が早いですね。 (何かしら情報源でもおもちですか?頬笑みを浮かべながら地面の焼け焦げた跡を見下ろし、またリコの顔を見つめて)  差し支えなければ少しお話でもいかがでしょう? [Sat 20 Feb 2010 22:25:58]
リコ > ( まあなんにせよ、この現場には被害者も加害者も残っていないことだし、しばらくこの付近の警邏を強化する、という程度の対応しかできそうにない。 レインさんのようにリコの頑張りを応援してくれる人もいるが、余計な事をするなという意見もある。 自警団が守るべきは善良なる市民であり、暗黒街やスラムはその範囲にはないのだ、という。 そして暗黒街への介入は、悪戯に火種をまくばかりであると。 もっともだとは思う。 アイゼンリッター氏も暗黒街の「平穏」をかき乱し、自警団に尻拭いをさせているのだとも。 これもまたもっともだと思う。 ) 正論だとは思うですけれどね…………納得はできないですよね。 ( はあ、と溜息をついていると、近づいてくる足音。 振り向けばそこには修道服の人影。 かすかな金属音。 この街で修道服と言えばたった一人しかいないはず。 ) おや………お久しぶりですシスター。 相変わらずお美しい。 ( スレンダーでセクシーで。 変態に磨きのかかるリコEYEだった。 ) [Sat 20 Feb 2010 22:19:20]
ジャスティス > (リコが現場検証をするその場所に近づいてくる足跡一つ。ユタりとしたワンピースノシルエット。その上から薄い古びた外套を羽織っている。可茶肩と腰のあたりで金属音。近近づくに連れてそれが修道服だとわかるだろう) [Sat 20 Feb 2010 22:12:29]
リコ >  …………………アイゼンリッター氏の仕業と見てもいいですかねえ。 ( 壁のぼりの特技持ちで、暗黒街で騒ぎを起こし、荒い手口を平気で使うような人種。 ) 敵前逃亡したっつーよりは、ここで誰かが犯罪被害にあい、その救助を優先して逃げた、という感じですかね、彼と仮定すると。 ( 火炎瓶のような武装を所持しているというのは知らないが、或いは団の報告書を確認してみれば報告が残っているかもしれない。 ) 証拠もなしに断定するのはよくねーですけど………………まあ疑われるのは日頃の行いのせいってやつですよね。 ( 誰かを救助していたという予想が正しければ、病院の方に確認を取ればすぐに裏は取れるだろう。 他の可能性を考察するには、リコはちょっと見解がかたまりすぎた。 かと言って他の団員の応援を呼ぶのも難しい土地だ。 ) [Sat 20 Feb 2010 22:07:41]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『足音一つ』 [Sat 20 Feb 2010 22:07:10]
リコ >  ただ問題は…………どうやって上ったのかってことですよねー。 ( 見上げた窓は決して低くはない。 そもそも逃走経路は自分はいけて、追手はついてこれないというのが理想なのだから。 壁によってみたが、素手で登れそうには見えない。 ) 火炎瓶を使ったのは、壁を登るための時間稼ぎ、と仮定しても…………どうやって上ったもんですかね。 ( 壁にざくざくスパイクでも刺してあるわけでもない。 壁を登れるような能力持ちは、そもそも火炎瓶を持ち歩くようなことをするだろうか。 ) うーん……………というか普通に人間やってると壁を登るってーのはなかなか思いつかねーですよね。 ( 思いつくということは、よくやっているのかもしれない。 知り合いにひとり、壁のぼりができる人間がいるのだが、そいつが犯人だとするとわかりやすくはある。 ) [Sat 20 Feb 2010 22:01:20]
リコ > ( マフィアの抗争であれば、こんな火炎瓶一発だけ残して終わっているというのはおかしい。 残ったガラス片や、燃え広がり方から予想できる可燃性の液体の飛び散り方は普通に敵に投げたにしては広範囲に及びすぎる。 むしろ頭上から降り注いだようにも見える。 ふむ、と見上げて探して見れば、割れた窓。 逆側の壁には何かぶつかったような跡に見えなくもない痕跡もある。 ) 魔法の炎を使ったというより、やはり火炎瓶単体みたいですね。 マフィアの小競り合いで、上から敵対組織を狙う、んだったら直接狙うですよね……………住人が下の道で争っていた連中を追い払うために……なんか変ですね。 ( 逃げるために追い払おうとした、というのはありそうだ。 トキノミヤコのニンジャというのはそういうのをカトーンの術とか何とか言うとか。 ) [Sat 20 Feb 2010 21:51:04]
リコ > ( いつも出しゃばるくせに肝心な時に出てこねーな―、とか言われていないだろうか。 ボヤ騒ぎのあった一角で、自警団員リカルド・アンブロッシオはため息をついた。 現場付近は石造りの建物ばかりで延焼は免れたものの、火元とみられる個所は黒く焦げついていた。 いまはそうでもないが、昨夜はまだ匂いが強く残っていたらしく、獣脂か何かではないかと考えられる。 火元付近からガラスの破片が発見されており、可燃性の液体か何かを込めた瓶――いわゆる火炎瓶ではないかとリコは考えた。 ) おまけに近くには小さくはない血痕も残ってるですね………。 ( ただの事故ではなく、放火が目的でもなさそうだ。 誰かしら争ったような痕跡が残っているが、マフィアどもの手口としては妙だ。 ) [Sat 20 Feb 2010 21:41:25]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Sat 20 Feb 2010 21:35:31]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『神の御加護!神の御加護!』 [Sat 20 Feb 2010 03:30:00]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 20 Feb 2010 03:29:47]
お知らせ > ヴェクさんが退室されました。 『( 去るシスターにひらひらと手を振る )』 [Sat 20 Feb 2010 03:28:58]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『それでは、髪の御加護があらんことを』 [Sat 20 Feb 2010 03:28:11]
ヴェク > お願いしますわ。こっちもまあ協力できる事とか他になんかあったらしますよ。 ( ホワイティア系組織『ウロボロス』って所の跡継ぎのラース・I・ヴェクっすと改めて自己紹介。あの鉄仮面を大人しくしてくれんのは早いに越したことはない。 ) ――――あ、悪いっす。ちょっと履き違えてました俺?鉄仮面の野郎には恨みとか別にないっすよ。むしろ俺の方が嫌われてるってだけですかね。 ( ――――シスターこそ、ここら辺じゃやっぱり色々大変でしょうがまあ頑張ってくださいなと。化け物退治なんかをしてくれる彼女の存在は俺達にとって結構ありがたいものなんだ。 ) 男でしょうね。多分?まあひょっとしたら魔術かなんかで声変えてたり、あるいはその為に仮面付けてるのかもしんないですけど。 ( 意外と―――まあ有り得ない話じゃないんじゃないと。ここって女が強い街だしよ。 ) いえ、こちらこそ高名なシスター・ジャスティスとお話出来る機会があって幸いですっと。どうかこれからも頑張って下さいな。 ( 飴を口の中に放り入れながら。まあお話としてはこんなものかな。お茶に誘ったのはこっちなのだから当然会計はこっち持ち。ちょい腹減ったし、ここでなんか適当に食ってから帰っかなーとか考え中。 ) [Sat 20 Feb 2010 03:23:46]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Sat 20 Feb 2010 03:20:45]
ジャスティス > ……目玉泥棒?あの、連続殺人の? (まぁ、奴なりの狙いが何かあるんだろうけれど……と頭を上に手を置きながら、うんうんと唸って) ……了解、なるべく早くこちらもなんとかするわ。 (何度もうなづき、残っていた紅茶を一気に飲み干して) ああ、腕自慢のほうね……私も謙虚に生活差得ていたっ抱いております。 (これからもどうかよろしくと頭を下げて) ……とりあえず、男、ですよね? (最後にこれだけは確認しておこう。意外と、なんてこともあるかもしれない。) 今日は、ありがとうございました [Sat 20 Feb 2010 03:11:59]
お知らせ > ヴェクさんが入室されました。 [Sat 20 Feb 2010 03:10:20]
ヴェク > それから鉤縄かフック付きロープ?なんてのを使ったり、あと屋根の上からこう本物のヒーローよろしく登場したりとか。それから近頃は目玉泥棒の犯人を追い掛けていますね。俺にもその事に対して聞きたかった事があったようっす。心当たりなんてものはこっちにはないんですが…… ( 俺が知ってるのはそれくらいかねえ。目玉泥棒の正体とかまあそこらへんの詳細は黙っとこう。突っ込まれると少し面倒な事になる可能性もある。 ) 俺としても、シスター・ジャスティスと敵対するような関係にはなりたくないと願っています。…………真剣な話、そろそろ看過出来そうにはないですので、『保護』をしようとするのならば出来る限り迅速にお願いしたいところです。 ( ――――そろそろあいつもウザイ。しかしまあ人狩りなんてのは本当に手間が掛かるのだ。それが正体を隠してる奴ならなおさらな。 ) ………先ほどの仕事の件の女についてでしたら、これが手の付けられない暴れん坊でして。自分の腕に自信があるのか、強さをひけらかしてこっちの者も何人か切り伏せられてしまい、何とかしないと組としての面子が立たなかったのですよ。 ( ――――どういう風に落とし前を付けたかは話さないほうが良いだろう。相手も女性。そんな外道の行いなんてこんな席で話すのもただ印象を悪くするだけだ。享楽主義者だが、場を弁える分別などは持ち合わせている。 ) [Sat 20 Feb 2010 02:42:17]
ジャスティス > 火炎瓶……正義の味方、が使うにはちょっと危ないわね。 (上等な背もたれの感触を楽しみつつ、天井を見上げて) それでしたら、また兄か遭遇したり話を聞いたりしたら、情報のほうよろしくお願いしますね、そのあたりはギブアンドテイク、で仲良く出来そうですね。 まぁ、もうこういうことはしないように、きつく言っておきますんで……二度目があればお任せしますけれども。 (自警団でも薦めてみますよ、と軽くため息一つ) 恨みも相当買ってるでしょうしね……で、ミスターヴェク。あなたの恨みの原因は……って、荒稼ぎしてる、とか? まさか女ヒーローってわけじゃないでしょう? (同じ女性としてちょっと引っかかるのか首を突き出して) [Sat 20 Feb 2010 02:24:15]
ヴェク > 取り敢えずは延焼は大丈夫そうでしたよ。ちょうどあの地区は石造り中心の建物ばかりでしたし、消火作業は…………してないっす。小火程度で済むとありがたい事なんですけれど。 ( こっちも怪物女がいたからその場から一目散に逃げ出したくはあったし。 ) 魔術じゃなく多分火炎瓶か何かですかね。火種もそう大きくはなかったでしょうから大火事にはならないでしょうけれど…… ( ――――保護、ねえ。 ) 本当、さっさとそうして下さいよ。うちとかも最近被害無視できなくなってきますし、本腰挙げて殺したがってる奴は多いんすから。 ( 行儀悪く椅子に背中に体重乗せて天井を仰ぐように見上げる。――――小さな火種は楽しくなれるが、あの鉄仮面はもうそろそろ無視できないぐらいにやんちゃしている。ただこっちとしても殺すのには人も金も使う羽目になる。保護でもなんでもいいからあの活動止めてくれりゃこっちとしては問題ない。 ) 俺達のシマの中で最近調子に乗っている女がいまして。今日のはそれにヤキを入れて静かにさせる仕事です。 ( ―――まあ奴隷辺りにでも落としとこうかと考えたんだが。アイゼンリッターが何もしなけりゃ生死の境を彷徨う羽目になる事もなかったのにねーと内心で呟き。 ) [Sat 20 Feb 2010 02:12:38]
ヴェク > 取り敢えずは延焼は大丈夫そうでしたよ。あの地区は石造り中心の地区でしたし、消火作業は…・…… [Sat 20 Feb 2010 02:01:04]
ジャスティス > (ばしょを移して暗黒街のカフェテリア。わずかにウィスキーを入れた紅茶で体を温めながら、顔をしかめて) 火!?ちゃんと消したんでしょうね?延焼は!? (まぁ騒ぎが起こっていないところをみると、大丈夫だったのだろうが……) マフィアとかに殺される前に何とか保護を、と思っていたけれど……それはさすがに、ね。魔法でも使ったの?……あー、ちなみにお仕事って何よ。 [Sat 20 Feb 2010 01:58:30]
お知らせ > ヴェクさんが入室されました。 [Sat 20 Feb 2010 01:54:42]
ヴェク > いんや。そんな大袈裟なことじゃないし、長くなる話でもなし。――――まあこのクソさっむい中で立ち話もなんだしお茶しながらにします?この時間帯でもこの地区ならどっか空いてるとこあるっしょ。 ( 勿論こっちの奢りですけど、と。実際そう長い話じゃない。 ) まあそんなところ。 ( 火遊びという言葉にうなずく。 ) アイゼンリッター、例の鉄仮面にお仕事の邪魔されちゃいまして。そん時にあのやろう火なんて道に放ちやがった。 [Sat 20 Feb 2010 01:50:27]
ジャスティス > その、大変な目、っていうのをお聞かせいただきたいですね……そちらの事務所で、でもかまいませんけれど。 (つかつかと歩み寄っていきながら、スモールソードを鞘におさめ、男たちの様子を観察する、けがは……火傷だろうか。気付かれてもおかしくない程度にしげしげと眺めながら、もう一度ヴェクを見て) 火遊びが過ぎましたか? [Sat 20 Feb 2010 01:37:45]
ヴェク > ――――はろぉシスター、って夜だけどさ。お元気?こっちはついさっき大変な目に遭った所なんだけど。 ( 敵意がないのはこっちも同じ。かの『淑女殺し』となんて敵対しようとも思わない。こいつこそアイゼンリッターなんぞより化け物だっつの。 )( 部下に視線送ってお前ら止まれと命令。派手な金髪の見るからにそっちの世界の住人である男は肩を竦めて、自分も敵意なんて露ほども持っていないとアピールする。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:32:13]
ジャスティス > ちょおっと、ストップ!こっちに敵意はないわ!ストップ! (外見以上に落ち着いた雰囲気の女は、細身の剣を正眼に構えたまま、やってくるヴェクに向かって声を張り上げる。何人か怪我をしているようだが……いぶかしげに片眉をはね上げ、相手の警戒を解こうとするかのように左手を剣から話し相手の出方を覗う) [Sat 20 Feb 2010 01:25:21]
お知らせ > クゥリッヒさんが退室されました。 『( 次は絶対破壊してやるからな、アイゼンリッタァッ…。 ) (ヒーローと悪党に☆2進呈)』 [Sat 20 Feb 2010 01:22:53]
クゥリッヒ > くそッ、マジで投げやがったあのヒーロー紛いッ!! ( 背後で爆発音がする。 右腕の甲を盾にしながら出口へと全力疾走する。 石で作られた建物ばかりなのが幸いして燃え広がるという事は無く、一定距離離れればその炎を振り切る事になろう。 ) 私が言うのもなんだが…ヒーローのやる事にしちゃァえげつねェなおい。 ( だがこれでどうすべきか把握出来た。 あの鉄仮面とは正面から戦うべきではない、対策を用意しなければ絶対に勝てない。 それに、あいつを倒せるだけの実力を手に入れられれば私はあのガキを <殺せる> <守れる> ) あァ? ( 頭の中で意見が食い違った。 どうにも最近理性が破壊衝動に抗えるようになってきているらしい。 ――鬱陶しいぜ。 破壊衝動に身を任せていたはずの自分が、崩れかけている。 どうにも二人の物好きと会ってから調子が狂う。 ) ( 苛立ちを含んだ舌打ちをすると、悪魔の女はその路地裏から抜け出して行った――。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:20:33]
ヴェク > うぉぉっ!?マジかよ! ( その鉄仮面の目論見に肝を冷やす。慌てふためくチンピラ連中にこれだから数合わせのゴミはと心中で悪態を吐いた。 ) やっぱ先のやめ! ここはもうずらかんぞ! ( 幸いにも自身と護衛は無傷だし、チンピラ連中も一人、二人が軽い火傷を負った程度で済んだ。怪物腕の女も別方向に逃げた事だし―――― ) まあ……なんだかんだで万事問題なし? ( 落とし前はきっちり付けてやったし、この調子だと鉄仮面とも怪物からも逃げられそうだ。これにて万事世は事もなし――――― ) げっ。 ( 逃げるようにその場を去ろうとしていた男は、その通りの先にいる人影の姿に気付いてそんな声をあげると足をとめた。――――青い髪と修道女――――ここでその風体は、まあかの有名人だわな。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:18:55]
ジャスティス > ……んっ。 (警邏も今日は何事もなく終わり、ゆっくりと路地裏で飼った得体のしれない肉串を食べた。どこかくたびれた修道服と、その上から締められた革のベルト、左腕と左胸は何か舌に仕込んでいるらしきわずかなふくらみが見えて。修道女、ジャスティスブラウニーは確かな足取りであまり広くない道を進んでいく。が、不意に感じる沢津いた声と殺気だった気配。腰のスモールソードに手を伸ばしながら、近づいてくる人影を見据えて) [Sat 20 Feb 2010 01:14:58]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(そしてこの晩を生き延びたなら、戦闘経験☆4を進呈)』 [Sat 20 Feb 2010 01:09:58]
アイゼンリッター > (別に伊達や酔狂でこのコスチュームを着込んでいるわけじゃあない。 正体を隠すという意味もあるから、それをさして卑怯者呼ばわりもされる事はあるが――街中で振り回すような武器なら、ある程度は確実に防げるからだ)(下にいるのは悪漢、チンピラ、そして常人離れした腕を持つ女。 そして一番の問題だった彼女は、今自分の傍らにいる)躊躇う理由は無いな。(ブンッと割れた窓から外に向かって、その灯りが放られ、壁にぶちあたって砕け散る。 火は中身の脂に燃え移り、粘性の炎の雨となって路地裏に降り注ぐだろう。 もっとも逃げ場はあるし、相手が動屍体だとか直接ぶつけるでもない限り、致命的なダメージにはなるまい。 それに周囲はスラムと違って石だ。 火事にもなるまい。 まあ、それでも直撃すれば火傷は免れないだろうが。 時間稼ぎも良いところだ)(一番の優先事項は、この怪我をした娘を病院にまで送り届ける事。 すぐに彼女を抱き上げ、鉄仮面は部屋を飛び出し、夜の街を駆けて行く――) [Sat 20 Feb 2010 01:08:07]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Sat 20 Feb 2010 01:01:55]
クゥリッヒ > …浅いッ!? ( もろくなった壁ならまだしも、革の装甲を傷つけただけの威力。 手応えはあった、だが皮膚には到達しない、止まった。 助走を付ける余裕も無かった、付けた所で私の速度などたかが知れている。 結果、しっかりとした装甲を持つ相手に傷を与えるには弱すぎた。 ) くそッ、がっ! ( 腕を引き戻し追撃を入れようとするが――駄目だ、その間に逃げられた。 近くの窓を蹴破り、中へと飛び込んでいく姿が見える。 駄目だ、こうなっては追い掛ける術がない。 ) 畜生…この街の悪党が誰も勝てねェはずだ。 ( 動きも手馴れているし、まさに本物のヒーローでも相手にしている気分だ。 鉄仮面の装甲を抜くには、砂利を吹き飛ばした程度の溜めが必要だろうし私の速度ではまず避けられよう。 つまり、自分にとって最悪の相手だ。 ) OK、実力は確かめさせてもらったぜアイゼンリッターよォ…。 ( 逃げ込んだ窓を目視した限りでは。 ) 生憎そういう体になっちまってるんでなァ。 てめェも長生きしたきゃ気をつけな? 人間と悪魔の紛い物にゃァな。 ( 逃げる男に一つ言葉を投げかけた。 私だけではあるまい、このような狂った化け物は。 以前のように誰構わず襲ってる奴は痛い目を見るぜェ。 ) あ? ( 何か明るい光が見えた気がする。 何だ、暗くて明かりでも付けたか? いや、幾ら追跡し辛い場所へ入ったからと言って、そんな悠長な事をしているような男だろうか? ) おい、まさか…。 ( だが、そんな物使うのか? いや、此処には死体と悪党集団しか居ない。 可能性としては否定できない。 あァあァ成る程成る程、小細工と思って舐め過ぎていたわけだッ。 ) 手段を選ばねェヒーローとはまた随分えげつねェことでッ!! ( 咄嗟に来た道へと振り返り、走り始める。 腕が重いせいで逃げる足は遅いが仕方ない。 巻き込まれたらお陀仏だ、他に選択肢など無いッ! 残ったチンピラなど構っている余裕はない、あっさりと背を向けて走り出そう。 死んだら元も子もあったものじゃないッ。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:00:40]
ヴェク > いー趣味してんねー。わりと好きよそういうの? ( 正義も悪もなく、ただ暴力を撒き散らすだけの存在。そんな無法者こそこの街に住まうのに相応しいだろ。―――まあ俺様が被害を被らなければの話だけれど。――――さてと、んじゃまあ悪いけれど―――― ) 逃げ逃げ♪ ( ぶっちゃけもういる意味なーい。戦闘なんて専門外な事は野蛮人たちに任せて、俺様は化け物が鉄仮面を襲いかかってる隙に背中を向けて敵前逃亡を図るとしよう。 ) 霞ぃ!てめぇは付いてこい!後の連中!あの女か鉄仮面やったら相応の物はくれてやらぁ! ( 足止めにチンピラ四名を置き、自分は護衛の女を連れてこの場を逃げ出すとしようじゃないか――――。 ) [Sat 20 Feb 2010 00:55:55]
アイゼンリッター > ――ッ!?(ザクリ、と背中を抉られる。赤い襟巻きが裂け、切れ端が夜風に飛ぶ。 だが、それだけだ。 革の装甲がある以上、致命傷にはならない。 ……まったく、修理費用だって自腹なのに)(さて、当然ながら――これで終わらせる気は毛頭無いし、馬鹿正直に屋根まで昇るわけもない) ちょっと失礼! (女の振るう腕が巨大とはいえ、それなりの距離があった。相手がさして素早くない事も、最初の腕の一撃で把握済みだ。あの時、警告などせずに攻撃していたならともかく――爪が背中を抉ると同時、手近な窓を一つ蹴破って手中へと飛び込んだ。 特筆すべき点は体力くらいしかなく、筋力にしろ敏捷さにしろ、或いは手下の数にしても、特化した強さの持ち主とまともに戦えば勝てるわけもないが……小器用に様々な事をこなせるのが、アイゼンリッターの強みだ)(と、同時に手首のスナップを利かせることでフックを外し、ロープを回収しつつ娘を一度、その場に寝かせる)……両手、両足、問題なしだ。 なら……。(中の住人が目を白黒させている間に、自由になった片手を使ってポーチから火炎瓶を取り出し――反対の手でオイルマッチを擦って、着火。 下からでも、その窓に灯りがついたことは見て取れるだろう。 それが何か判別がつくかどうかは、双方の目がどれ程良いかによるけれど)(勿論、あまり時間は無い。 娘の容態を気遣いながら、眼下の路地へと視線を向ける。 さっさと済ませてしまおう) [Sat 20 Feb 2010 00:34:33]
クゥリッヒ > おい待てよヒーロー、誰が逃がすなんて言った。 ( 鉤爪を投げ背を向けた時点で動き出した。 何がやめろだ、何甘い事言ってやがる。 頭を横に振り、突然浮かんだ言葉を振り払う。 ) その女をどうしようが構わねェが――てめェは逃がさねェよアイゼンリッタァッ! ( 爪を振り上げる。 どれだけの速度で上っているかに寄るが、爪を立て、鉄仮面の背中を突き刺そうとする。 いつでも何でも上手く行くと思われるのが、<<一番腹立たしいんだよッ>> もし避けられたならその爪は壁にめり込むだけだが、相応にそれだけの威力はあるという事だ。 ) 悪いな悪党、私ァ悪党も正義の味方も叩き潰すのが趣味でなァ。 それが出来なくなったら狂っちまうんだよォ。 ( たまたまお前らが居た、それだけだと狂気に笑う。 距離を取られるのは構わない、今は逃げようとしてる奴を止める事しか頭にないッ! ) [Sat 20 Feb 2010 00:24:06]
ヴェク > バイバーイヒーロー♪バッドラック。 ( 首を切ったら絶対死ぬだろ?人質とか枷ってのは生かさず殺さずが大原則。こっちとしちゃ女をボコにした時点で目的は達成してんだ。あとは一番に目障りで迷惑な鉄仮面さんにご退場願うだけってこと。 ) だろう?おもしれえ事ってのは良い事なんだよこのメス。てめえがいなけりゃもっとじっくり楽しく出来たかもしんねーのによー。 ( ――――となるとまあこっちはこっちでなんとかしないとな。鉄仮面の野郎を止めはしない。あのクソが一番厄介だからな。死にかけのクソメス一匹で追い払えるのなら安いもんだ。 ) ( カカッとバックステップしてクゥリッヒからは離れるとしよう。こっちの手駒は雑魚四人ときっちりとした護衛が一人か。大丈夫なものかねえ? ) [Sat 20 Feb 2010 00:16:02]
アイゼンリッター > (――よし!)取引はご破算というわけだな。残念だよ……っと!(挑発に乗った――別に素直に提案を受けてくれても構わなかったが――ボスが、人質の娘を此方へと放る。 ……吐血しているのが気にかかる。 折れ方にもよるが、破損した刀の刺突性は大したものじゃない事は身をもって知っているとはいえ、怪我の度合いはわからないし、急いで治療する必要がある事に変わりは無い。 そもそもからして暴行を受けていたのだ。 とはいえ首を掻き切られるのに比べれば、まだ望みはある。 しっかりと片腕で抱きかかえ「すぐに助かる」と囁いて)さて、お二人から折角の忠告だ。なら、その通りにさせてもらおうか。(そして次の行動に移る。 先ほどまで手を添えていたロープを投擲するのだ。 ヴェクへ? 否。 豪腕の女に? 否。 当然ながら真上へ、である。 ビュンと勢い良く飛んで行った鉤爪は、程なくして屋根に引っかかった。 後はそれを手がかりに、壁に足をついて昇るのみ。 鎖をしっかりと巻きつけたブーツは、壁面にもしっかりと食い込む。というかそもそも、不整地を走破する為の簡易スパイクだ。 まあ伊達に鍛えているわけではないし、無意味に毎晩毎晩、屋根の上を走り回っているわけでもない。 負傷者を抱えて移動したことも一度や二度じゃない。 速度は多少落ちるが……幸運にも双方が動かないのなら、さしたる問題ではない。この程度は慣れたものだ) [Fri 19 Feb 2010 23:58:04]
クゥリッヒ > ( 奥から聞こえてくるのは、反論か。 どうやらチンピラ集団のリーダーらしき男もまたヒーローの提案を受け入れる気はないようだ。 逆に好都合、互いに潰しあってくれれば隙も見つけ易い。 破壊するにこれ程好都合の場面は無い。 ) あァ?何か言ったか人間のクソヤロウ? ( クソメスねぇ、クソヤロウらしい台詞だぜ。 不機嫌な表情にはならない。 ヒーローや男が思うように今のこの悪魔は狂人。 よって煽ろうが何を語ろうが、嘲笑い調子に乗るだけだ。 ) ( 振り上げた腕を引き戻し、双方の様子を見ながらゆっくりと近付くと、男がぼろぼろの娘に刀を突き立てた。 あァ、急所に入ってたら死んでるなありゃァ。 その娘をリーダーらしき男が蹴り飛ばし、鉄仮面へと吹き飛ぶ。 成る程、悪党らしいやり方だな。 ) イヒャハハハハッ、いいねェ、面白れェ。 悪党のやる事はいつ見ても悪党らしいなァ! ( 奇声染みた笑い声を上げる。 目を見開き、双方を面白そうに眺める。 とりあえずアイゼンを叩くなら今だろう、しかしこれはチンピラどもを逃す可能性が出てきた。 どうせなら全員破壊してやりたいのに。 ) 逃げるなら今のうちだぜヒーロォー? どう考えても私とソイツ等同時に相手にしたら時間が足りねェぞ? ( 吐血した娘、恐らく軽症ではあるまい。 このまま、まともに双方を相手にしたら娘は助からないのではなかろうか。 ) ( まだ此処で攻撃を仕掛けようとはしない。 相手は噂にすらなる強者。 迂闊に仕掛ければ潰されるのは此方だ。 ――いや、それとも攻撃できないのか? 『やめろ』 そんな声が頭に響いた気がした。 ) [Fri 19 Feb 2010 23:55:55]
ヴェク > なんでこの俺が鉄仮面様の提案を受けなきゃいけないわけ? ( 鉄仮面の申し出を男は鼻で笑った。――――あーうぜぇ。まったくもってムカつくクソ野郎だ。 ) ………クソメスが……… ( チッ、ただの暴力バカか。こういう奴は関わると面倒なんだよな。おまけに地面を抉り取るなんて化け物かよ。あーうぜぇ。 ) ま、取り敢えずもういらねーなこいつ。 ( ――――折れた刀をぼろぼろの娘の胸に突き立てた。小さく震えて吐血する娘。――――多分死ぬかなーこれ。急所を外すとか狙うとか出来ないからどうなるかよくしらねーけど。 ) そらよっ!! ( そしてその女を鉄仮面の方へと蹴り飛ばしてやる――――人質として使えないなら精々枷として役に立ってもらうか。 ) オラオラアイゼンちゃんー!そいつとっととたすけねえとおっちんじまうぞー! ( 心底おかしそうに屑は笑う。 )( そして護衛の女は自分の傍に寄せてまずは自分の身の安全の確保を。チンピラは移り変わる状況を把握できていないのか、今は足が止まってしまっている。 ) [Fri 19 Feb 2010 23:44:23]
アイゼンリッター > (まあ、大体は予想がつく行動だ。 ボスが娘を人質に取るというのは、この位置関係ならば当然だろうから。  やってみろ、と微かに口元を歪めて笑った。 この手の脅迫に屈すると思われれるのは不愉快だからだ)その時は、お前の両手足をへし折った上で自警団に叩き込むだけだ。 無意味な行動だぞ。――むしろ殺人罪が追加されるから、お前にとって損なだけだな。(とはいえ、即座に動かないのは新たに現れた女という存在を警戒してのこと。 ベルトに吊るしたロープに手をかけたまま、状況の推移を判断する。 女が砂利を吹き飛ばす事で、まず一動作潰せる。全くの無駄ではない。 怪力型か。 まあ、御しようはあるが)(「てめぇの味方になったところでメリットもねぇだろーがよ」――それ来た。 この手の狂人めいた言動をする輩とは数度やりあった事があるが、損得で動くとは到底思えない。 奴らの行動理由は『面白いか否か』だ。 状況の優先順位を再規定する必要がある。 ……クズどもを叩きのめすか、娘を救出するのか。 答えは決まっている)その娘を置いて、とっとと逃げるなら、私がこの女の相手してやっても構わないが?(と問うのはヴェクに対して。 暗黒街のクズを殴り飛ばしていればいつか奴に辿りつくだろうが、今そこで倒れている女性はこの瞬間しか救えない) [Fri 19 Feb 2010 23:31:52]
クゥリッヒ > あ? ( 鉄仮面や集団の位置からすると背後より歩む形だろうか。 そこで鉄仮面が何かを取り出したかと思えば、大きく振り回し始める。 なにやら光っているような――それが地面へと落ちた。 それも大量に。 ) 人数差を考えてその対策ってか? 甘いねェ、 ( 右腕を大きく後ろへと振り、構える。 一回転とまでは行かないが右足も動きに合わせ、後ろへと下げながら、左足を曲げ腰を落とす。 ) 小細工使ってんじゃねェよヒーローよォッ!! ( そして、右腕を大きく鉄仮面やチンピラ集団の居る地点目掛けて振るう。 当然その刃が届く事は無いが、その長い爪が地面を抉り削り、その大きな質量から風圧を発生させ、後は勢いに任せて前方へ振り上げる。 削れた地面が粉塵を巻き上げ、砂利を自分の近くから吹き飛ばしてしまおうとした。 ) あァ? てめェの味方になったところでメリットもねェだろーがよ。 ( リーダーらしく男からの言葉には適当に返す。 私の目的は破壊、敵も味方も初めからありはしない。 当然の事ながら、死人も怪我人も被害者も関係無い。 よって、味方になる事は有り得ない。 ) [Fri 19 Feb 2010 23:26:35]
ヴェク > うっわ傷付くわー。まあ否定とか出来ないけどなー。 ( 娘の傍に落ちてる折れた刀をひょいっと拾う。うっわやっぱ刃毀れひどっ。まああんだけ暴れてりゃこんなもんか。武器としちゃびみょーだけど、今から使うものとしちゃこれで十分。 ) あら、またなんだろ?お前が聞きたそうな事なんて知ってたっけねえ。 ( 空とぼけているのか本気なのか。――――しかし第三者が現れればちょっとはゲッとした表情を浮かべる。 ) ちっ…うぜぇな…… ( 少し計算外。さて物騒な二人目の乱入客はどう影響してくるか。これ以上まずい展開になるとヤバイんだけどな。 ) とりあえずストップ正義の味方。 なんかしたら殺すよコイツ? ( 折れた刀をぼろぼろの娘へと付きつける。艶光する玉砂利が路面へと飛び散ればまた面倒な、と内心で舌打ちをする。 )( とりあえずは恐喝。まあこっちとしちゃこの女は死んじまおうが売り飛ばそうがどうでもいい。だから正直なんかしたらマジで殺しとくか。 ) あー、出来れば敵の敵は味方、っていう事だと俺様助かるんだけどなあ。 ( ――――化け物じみた右腕を振り上げる女に男はそう言う。それに素直に従うかどうかななんぞ知らなかったが。 ) [Fri 19 Feb 2010 23:20:24]
アイゼンリッター > ふん、そうだったか? 似たような手合いばかり相手してるから、どうにも判別がつかなくてな。 大概、お前らみたいなのは特徴がないものでね。…………そういえば、目玉泥棒の知り合いだったな。 調度良い、聞きたい事が山ほどあるんだ。(さて、今晩は獣人の手合いはいないらしい。 チンピラ数名、刀を持った女が一人。 空を飛んだり魔法を放ったりなどといったことがない分、いつもより余程楽だ。 ポーチの中身と状況を検討する限り、火炎瓶は使えまい。 倒れている娘まで巻き添えにしかねないのだから。 ――ああ、糞。 知り合いに武道家の娘がいるからか、どうにもダブる)……ったく。今夜は楽ができると思ったんだけどなぁ、糞。(ボスを守るように他の連中が前に出、ボスが娘に近づく。 更に新たに現れた女が爪を伸ばしながら歩みよるのを見て、戦術を決定。相手が地に足をついているなら、だ)―――ッ!!(ポーチの中に手を入れて袋を掴み、引っ張り出し、横様に大きく振り回す。 と、紐でポーチの中と結ばれていた口が開き、中から艶光する玉砂利が周囲の路面へと飛び散った。 地に足をつけているのなら――まずは、それを封じるのが第一手) [Fri 19 Feb 2010 22:56:28]
クゥリッヒ > やれやれ。 ( 一つ溜息でもつこうか。 面白い物はねェかと探し回ってた結果妙な所に出ちまった。 路地裏に足を踏み込む。 久々に大きな獲物じゃァないか。 ) よォ、大物まで一緒とは今日はツイてるぜ。 ( 狂気に歪んだ表情を浮かべる少女は漆黒の翼を震わせ高らかに笑う。 暗黒街を徘徊するヒーローと、チンピラ集団か?退屈しねェぜ。 ) ( 穏やかな様子ではないのは見ての通り、他にも数名倒れていたり血塗れの死体。 成る程、このチンピラの仕業か。 とすると此方のヒーローはそれを止めに入ったって所か。 ) お取り込み中すまねェが――てめェら全員私の敵って事でいいんだよなァ? ( イヒヒヒと、下品な笑いをあげ、肥大化した悪魔の右腕を振り上げる。 伸びきった爪は一本ずつが一般的な片手剣程度の長さになっていて、距離はまだ少し遠く、現場に到着まで1ターン程度掛かる。 )  [Fri 19 Feb 2010 22:54:11]
ヴェク > やっべ、マジウケる。何?聞こえないよーおじょーちゃーん?お願い事はもっとはっきりといいましょーねー? ( ――――こういう勝気なやろうを踏みつぶすってのは最高に快感だ。こう自尊心って奴を根元から踏み折ってやる時の気持ち良さなんてドラッグやらセックスよりも個人的にはさいっこうな気分になってきちまう。 )( ――――そんなんなんだけれど。 ) ………あらら。 ( その重く響いた声の主を見上げる。その先にはちょっと厄介で面倒な奴が屋根の上からちょうど路面に降り立ってる所だった。 ) おや、アイゼンちゃんーお久し振りー。んー、三回目じゃね?いやまあ記憶曖昧だけど。 ( 蛇のような視線を鉄仮面へ向けると、気安そうに声を掛ける。しかし心中ではお楽しみを邪魔されてかなり苛々しているとも。 )( こっちはそれこそしょぼいチンピラが4人と腕の立つ……まあちょっとだけだけど、な女の護衛が一人。ちょっと勝てる自信ないかなー。 )( 取り敢えずはぼろっぼろの女の傍へ近寄ろうとヴェクは歩きだす。護衛の女は主を守るためにすっと腰の刀に手を掛けて鉄仮面に立ちはだかろうとするだろう。 ) [Fri 19 Feb 2010 22:47:03]
お知らせ > クゥリッヒさんが入室されました。 [Fri 19 Feb 2010 22:44:11]
アイゼンリッター > 良い言葉だな。教科書に載せたいくらいだ。(その威圧的な声は屋根の上から、路地裏の集団を見下ろすように立つ鉄仮面の男から発せられた。 今日は良い夜だ。 全く、本当に。 常々考えていたのだけれど、やはりこういうのが一番良い。 何をするのが正しくて、何をするのが間違っているのか。 いちいち悩む必要が無いからだ)(屋根の縁に手をかけ、路面へと降り立つ。 軽々と、というわけではないが、その容貌に似合わず動きは早い。 ただし着地音だけは、相応に重たいものだったが)まさか自分がこんな目にあう、とは思ってもいなかったろう? ――これで二回目だったか、確か。 久しいな。 [Fri 19 Feb 2010 22:36:34]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――調子に乗りすぎれば、しっぺ返しがくる、か。』 [Fri 19 Feb 2010 22:33:04]
ヴェク > ( 近頃この界隈で粋がっている跳ねっ返り娘の始末が今日のお仕事。それなりに腕は立つ奴だったさ。そりゃ確かに調子にも乗るだろうってぐらいには。こっちもこんな状況になるまでちょっと死んじまった奴もいるわな。 ) ――――ただ、それだけの女なんだよてめえは。調子こきすぎなんだよばーか。 ( 半端な強さなんぞそれを潰す事に大した苦労もない。まあこんな結果になるのは当然だわな。 ) “まさかこの私がこんな目に遭うなんて”って、そう思いながら、絶望してろ。 ( その宣告に傍のチンピラ連中は下衆な笑いを浮かべて、もう満足に動けない女の服に手を掛ける。それに大して女は弱弱しく抵抗の声を挙げる事しか出来ない。 ) [Fri 19 Feb 2010 22:26:36]
ヴェク > まさかな――――?とか、そんな事思ってるだろ。キヒヒヒヒッ。 ( 路地裏の片隅で男がさもおかしそうに底意地の悪い笑みを浮かべている。その男にとっては目の前の事態は本当に最高に笑える事なのだ。 ) “まさか自分に限って”って。“けど調子に乗りすぎてるとやっぱりしっぺ返しを食らうもんなんだって” ( 男の周りには他に数名のチンピラたちがいた。それからすぐ傍には帯刀した和服の女性。そして彼が喋りかけている先には、ずたぼろになってぐったりとした女の姿がそこにある。その足元には折れた刀が転がっていて、それに付着した血糊と、数人の死体が先程まで必死に抵抗していた事を如実に表しているだろう。 ) [Fri 19 Feb 2010 22:14:16]
お知らせ > ヴェクさんが来ました。 『イッヒッヒッヒッ―――』 [Fri 19 Feb 2010 22:04:09]
お知らせ > リコさんが帰りました。 [Thu 18 Feb 2010 23:02:16]
リコ >  あーあ……………。 ( 相変わらずすぐれない空模様を仰いで、リコはまたため息をついた。 なにかこう、気の晴れるようなことはないだろうか。 ) ……………ツヤコさんのおっぱいもみてーですー。 ( 自警団らしからぬ台詞をぽろりとこぼして、その背中は暗黒街の闇に消えた。 ) [Thu 18 Feb 2010 23:02:15]
リコ > ( 目玉泥棒も、そんな世の中で自分のスタイルを通そうとしているのだろうか。 不条理なこの世界で、どうにかしたいものがあって、どうにかしようとした結果がこの事件なのかもしれない。 哀れな子羊の狂気なのかもしれない。 かみ合わなかった歯車のように、運が悪かったのかもしれない。 でもリコは、そういうのを仕方ないということはできない。 どんな理由があれ、罪は罪なのだ。 白か黒か。 どれだけ丸くなろうとものの見方を覚えようと、リコのいちばん深いところは、白黒分けなければ気が済まないのだ。 ) …………はあ。 ( だから、つらいのだけれど。 信念と心情が噛みあわないのは、どうにもつらい。 ) [Thu 18 Feb 2010 22:57:36]
リコ > ( はあ、と塊のようにごろりとした溜息を吐きながら、リコはのそのそ路地を歩いていく。 例えば今のリコを襲ってくる暴漢だとか、ひったくりだとか、店の人に追いかけられている食い逃げ犯とか万引き犯とか強盗とか、或いはいままさにブツの売買を行おうとしているマフィアとか、都合よくそういうのがいたらいっそ楽なのですけれどねえ、などとセイギノミカタあるまじきことを考えたりするリコ。 勧善懲悪、そういうわかりやすいもので解決できる世の中だったらいいのに。 ) まあ……………そうじゃねー世界ですから、みんな毎日頑張って生きてるんですけれど。 ( 美しきかなこの醜き世界。 素晴らしきかなこの汚泥の底。 薔薇はお互いに養分を取りあい、私たちはもみくちゃになりながら生きるのだ。 ) [Thu 18 Feb 2010 22:47:21]
リコ >  むぅ………目撃者がきちんとした素性であればいいのですけれど……………むぅ。 ( いまのところリコが得た証言は、怪人物アイゼンリッター氏のものだけだ。 こういうとき匿名のヒーローは困る。 社会的信用というものが全くないのだから。 リコの方でもきちんと一つずつ積み上げて捜査できるタイプであればメアリアン・ロッドを調べ上げ、その違和感に気付けるかもしれないが、そういうちまちましたのはどうも駄目だ。 ) 結局現行犯で逮捕するしか能がないんですよね、私………。 ( どっちかというと警備員とかのほうがあってるのかもしれない。 正義の味方にあこがれて入団したが、大変なことばかりですよ郷里のお父様。 むしろ準犯罪者怪人物アイゼンリッター氏の方がよほど正義の味方してるですよ郷里のお母様。 リカルドはちょっと自信がなくなってきたです。 かしこ。 ) [Thu 18 Feb 2010 22:38:05]
リコ >  ホワイティアの少女、目玉泥棒メアリアン。 その護衛である吸血鬼、アクセラレーター。 この両名の関係はわからないですが………他に情報がないですから、とにかくこの二人に絞って調べまわるしかねーですね。 ( 或いは二人の接点となる第三者が存在するのかもしれないが、メアリアン少女の交友関係を調べるにはリコは不向きだし、そもそも一人では時間がかかる。 その間にメアリアン少女の協力者が感づいてしまえば、捜査はさらに難航するだろう。 第一………。 ) この目玉泥棒メアリアン少女が、メアリアン・ロッドと同一人物であるかというのは、確証がないんですよねえ。 ( ヴェイトス市在住の同名で証言通りの容姿をした、殉職団員コンスタンツェの報告書に紛れ込んでいた少女。 しかし直接出向いて調べるのには限界がある。 証拠がないのだからシラを切られればそれまでだ。 ) [Thu 18 Feb 2010 22:27:04]
リコ >  まだここらにいるのかということもわからないですからね……。 ( 一般の見解では目玉泥棒事件はすでに過去のものとなりつつあり、リコ自身も他の件で忙しくタッチできていない時期の事件とも言える。 新しい事件もいまのところない。 頼れる証言は怪人物アイゼンリッター氏からのもの。 このまま曖昧なまま終わってしまうような、そんなたぐいの事件になってしまうかもしれない。 だが。 ) このまま終わらせるってのは納得かないですよね…………少なくともこの私が知ってしまったからには……………とっ捕まえないと納得はいかないですよねぇ。 ( 犯罪は、ただ辞めればそれでおしまいという訳ではない。 罪は裁かれなければならない。 そのためにも捕まえなくてはならない。 そうしてようやく終わりだ。 或いはそれこそが始まりなのだ。 ) [Thu 18 Feb 2010 22:18:30]
リコ > ( VHGに対する資料請求の件に関する許可は近々下りそうだ、とはいえまだ若干時間はかかるだろうから、その間に自分の足で稼げる分は稼いでおくことにした。 ) とはいえ………………やってることは普段の警邏とあんまり変わらないんですけどね。 ( きっちりと着込んだ自警団の制服にコート。 腰に帯びた二本の鉄塊。 圧倒的な闇の前にはいささか頼りないランタン。 普段と違うのは、資料にあった目撃証言をもとに警邏のコースに手直しを入れたくらいだ。 とはいえ散発的な証言だったので、あまり信頼性のあるコースとは言えないが。 ) [Thu 18 Feb 2010 21:56:24]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Thu 18 Feb 2010 21:51:13]
お知らせ > シンさんが帰りました。 [Thu 18 Feb 2010 03:02:45]
シン > ……また、な。クゥ。(その場で、見送る。願いの返事は、保留にして。) [Thu 18 Feb 2010 03:02:43]
シン > さぁて、俺ぁ、コイツを病院に…って、いねぇっ!?(今更のように気づく。助けた(?)男の姿が忽然と消えている事に。慌ててキョロキョロと周囲を見回すが当然のように見つかるはずもなく。)……ま、いっか。(あっさりと、結論づけた。自分で動けるようなら、多分大丈夫だろう。)と、オイ、ちょっと待てよ!?(慌てて追いかける。いつの間にか、声が聞こえぬ距離まで開いていた間を詰める。)クゥ…か。…OK、覚えた。…しっかし、破壊衝動しかないねぇー…んー…。(脳の少ない脳みそで思わず考え込む。が、直後に投げかけられた言葉。どうやら、考え込んでいる間に、また距離が開いてしまっていたらしい。)…お前。(顔だけ、振り返って告げられた言葉。) [Thu 18 Feb 2010 03:01:18]
お知らせ > クゥリッヒさんが帰りました。 『じゃァな、ヒーロー。 ( 左手を軽く上げ、立ち去っていった。 )』 [Thu 18 Feb 2010 02:57:30]
クゥリッヒ > まだガキだからな、変に純粋なんだろうさ。 ( だが、この青年のように強くない。 だからふと、別の意識があるような気がした。 この青年に守ってもらえばいいんじゃないだろうか、私の友人を。 ) さっきの一瞬だけで十分だそんなもの。 ( 明らかに私の動きを上回っている。 正直な話が、攻撃を受けに来るなんて事でもない限り当たる気がしない。 ) しらねェよ。 私に破壊衝動以外の感情はないんだぜ? ( そのまま足を進める。 考えてみればあのまま青年の方へ進むとあいつの酒場だ。 なら、近付きたくない、今は。 壊したくないのに、壊したいという感情があるから。 ) 勝手にしろって言っただろ。 後何勘違いしてるのか知らねェが私は好きでやってんだぜ? ( そう、これは衝動だ、私には抗えない。 ) あァ?名前…。 クゥ、だとでも覚えておけ。 ( そのまま路地裏を去ろうと足を進めるが、一旦止まり、 ) あァ…もし私の友人になるってなら、 ( 顔だけ振り返る。 ) 万一、私がもう一人の物好きを破壊しちまいそうになったら、殺す気で止めてくれ。 ( これは、不意に覚醒した理性の言葉。 この付近に住んでる金髪のガキだ、と特徴を一方的に告げ、 ) [Thu 18 Feb 2010 02:56:57]
シン > ちぇー。テメェみてぇな熊公とダチになりてーって物好きが他にもいるたー、予想外だな。(何気に…どころか、めちゃくちゃ失礼な事を言っている気がする。が、まるで意にも介さぬように腕の交差をといて。)……。お前のソバにいても、ぜってーに死なないってぇことを証明したかったんだがな。(そのまま、すたすたと歩み寄り。)後な、俺、結構本気だったんだぞ? そりゃぁ、さっきの一撃引っ込めたのは悪かったけどな…。でも、オメーがあんな顔すっかr…あ、今もした。(び、と少女の顔を指差す。そこで、踵を返された。一瞬、手を伸ばしかけるが引っ込めて。)……ま、なんだ。俺にとっちゃ、やっぱ街きて始めてのダチ…だと、思ってるからさ。オメーがどう思ってンのかは、別だけどさ。俺は、そー思いたいんだ。だから…もし、テメーがイラついて、誰かを殴りたくなったら、呼べよ。そん時は、俺がガチで戦ってやるから!(ぐ、と拳を少女の背に向ける。)…なぁ、お前さ、名前、何つーんだ? [Thu 18 Feb 2010 02:44:59]
クゥリッヒ > はァ、じゃァなんだってんだ。 ( 少なくとも手加減以外の何にも見えない。 あの一撃で間違いなく私に大打撃を与えられていたはずなのだから。 ) ――はァ? ( 呆気に取られる。 彼の言葉に。 破壊衝動の塊の私が寂しそう、ねェ…どうしたらそう見えるんだ。 ) ( 彼の目的に対する問いは思わぬ返され方をした。 ヒーローになりたいのかと思ったら今度は化け物の友達になりたいだと? どうにも調子を狂わされるぜ、コイツぁ。 ) 自分の言ってる事自覚してんのか、お前? ( 幾らこの街の住民でなかったとしても殺人すら平気で起こすような輩を友達になろうというのは気が狂った発言としか思えない。 ――いや、そういえばもう一人変わった奴が居た気はするな。 いずれ破壊してやる心算だったが――ァ? 何であの娘の事思い出すと苛立つんだ? ) 対等、なァ…。 だったらせめててめェの本気を倒せるようになったらだな、それでこそ対等って物だと思うぜ。 ( 私にとっての対等は強さ。 よって私の一撃を浴びせる事はやはり対等とは呼べない。 そんなものを無しに私が一撃を入れられてこそだろう。 ) あァ、一つ言っておいてやる。 ( 随分と熱血な青年だという事は理解した。 だがまぁ、最初の友人んというのは私が断ろうが断るまいが不可能だ。 ) 既にてめェと同じ物好きが居てな、最初とはいかねェんだよなこれが。 ( 反吐が出る。 何が友人か、破壊衝動の前にそんなもの意味が無い。 悪い意味で、平等だから。 ) 後、私漢じゃねェし。 ( そこは突っ込みを入れた。 うん、入れる。 ) で、熱血漢。 さっきも言ったがもう殴る気にもなんねェよ。 ダチになりてェとか言うなら勝手にしろ、但しどうなっても知らんぜ。 ( と、捨て台詞を吐くと踵を返す。 私の友人になるという事は一種の犯罪者になるという事でもある。 ま、どうするかはこの青年の勝手だ。 ) [Thu 18 Feb 2010 02:36:46]
シン > 恥ずかしいから、これ以上、語らせんじゃねぇよ。漢ってぇのは、拳と拳を交えりゃわかりあえるもんだぜっ…!!(酷く自分勝手な理屈だ。更にいえば、相手は少女である。悪魔のような右腕をもっている。恐るべき、少女だ。…あぁ、そんな少女が、寂しそうに見えた。それだけで、理由は十分だ。) [Thu 18 Feb 2010 02:24:41]
シン > …手加減とか、そんなんじゃねぇよ。(後ろを振り返らずに、真っ直ぐに目の前の少女を見る。どくん、どくんと自分の心臓の音が高鳴って行く。)…さっき、蹴りの一撃を叩き込もうとした時…アンタが…。(一度言葉を切る。そして、意を決するように。)寂しそうに見えた。(ハッキリと、真正面から告げた。)俺の、目的か…。最初は、格好よく暴漢から街人を助けるって感じのを予定してたんだけどよ、コロコロと転がって、変わっちまったぜ。俺ぁ…アンタと…。(ぐっ、と息を、吐き出すように。)ダチになりてぇと思った。(自分の、心に、どこまでも正直に。)何でだろうな? アンタの眼っつーか、面がさぁ…寂しそうに見えたと、思ったら…そう思っちまったんだよ。…ただな、さっき、俺、アンタにワンパンいれてっだろ?(にひひ、と笑いつつ。)ダチってのは、対等な関係じゃなきゃぁな。だから、テメェからの一撃を、俺は受ける。受けた上で、アンタが望むなら喧嘩もしてやる。俺ぁ…。(眼を見開き、告げる。)アンタと、この街で最初のダチになりたいっ!! [Thu 18 Feb 2010 02:17:47]
クゥリッヒ > ( ――答えねェか。 さて、一体何の真似なのか思考してみるが思い当たる節がない。 そも、この青年の目的は私を止める事であり撃破する事ではない。 あァ、成る程なんとなく繋がった。 ) へェ、そうかい。 じゃあヒーローのシンとでも呼ばれるようにがんばるんだなァ。 ( 狂気の笑みは消えている。 間違いなく、こいつは手加減してやがる。 幾ら私が破壊衝動の塊だからと言っても、これではな。 ) ( 呟きは聞こえた、だが――どうするか。 なにやら腕を十字にして構えている、大技で仕留めたいとでも言うつもりだろうか。 ) ――。 ( 無言。 受けきってやるだとか、言葉を理解できないわけではないが。 どうにも私は挑発されているらしい。 ) 熊公…くくハハハアヒヒヒッ。 ちげェねぇ。 ( 化け物の腕。 その一言に限るこの手は確かに破壊衝動の塊。 言ってくれるじゃねェかと言葉には出すが自然と不機嫌な声ではない。 そんなものは百も承知だ、好きでこんな腕を振り回しているわけではない。 ) ――おい、シンとか言ったか。 ( だから私は構えを解く。 破壊衝動よりも、興味が勝ったのかもしれない。 ) 後ろを見てみろ、てめェの目的はなんだ? ( 少なくとも、私の攻撃を受ける事ではないだろう。 青年が後ろを振り返ったなら先程痛めつけられていた男は居なくなっているのに気付くだろうか。 ) ――ヤメだ、そんな手加減されてるような戦い、面白くもなんともねェ。 ( 興味は湧いたが、同時に戦いへの意欲が完全に削がれてしまった、という事だろう。 ) [Thu 18 Feb 2010 02:09:33]
シン > (投げかけられた疑問には答えず、じーっと、短くはない時間をかけてクゥリッヒの顔を見る。そして、ゆっくりと前へと進み…彼女の、右腕の間合いに入る。)…旅のヤツじゃない。俺ぁ、シンだ。苗字はねぇ。ただのシンだ。(けほ、と咳き込みながら名乗る。そして、足を止め、ジッと真っ直ぐにクゥリッヒと眼と眼を合わせて。)……来いよ。(ぼそり、と呟く。ざっ、と両足を肩幅に広げ、拳を再び前に。そして…腕を、十字に交差させて構えなおした。そう、ヒーローには憧れる。憧れるけど、別になりたいと思った事は無い。ただ…。…ただ、自分でも馬鹿だと思うが、そうしたいと思ったら…命をかけて実行する。それが、シンの生き様"スタイル"だ。そう、今は、ただ…。)来い。テメェの一撃、受けきってやる…。(十字に重ねた腕の下で、爛々と燃える黒い瞳をクゥリッヒへと向ける。まるで、挑発するように、ニヤリを笑って口元から八重歯が覗く。)その熊公みてぇな不ッ細工な腕の一撃が自慢なんだろぉ?(しっかりと踏みしめた両足、力を込めた腹筋。全身の筋肉を張り詰め、自身の限界の硬度へと。完全防御姿勢だ。もっとも、速度に特化したこの肉体が…何処まで、耐え切れるのか。それは、賭けというよりも…無謀に近いものかもしれないが…。それでもっ、だっ…!) [Thu 18 Feb 2010 01:56:35]
クゥリッヒ > 派手に赤い液体でも散らして涼しくなりなァッ!! ( 確かにその攻撃は青年を捉えている。 少なくともさっきの男ならこの時点で死んでいた。 しかしだ、 ) なに――ッと…、ォ?! ( しまった、と思うにはもう遅い。 確かに相手は素早い。 私が相手にするには少々厄介だとも感じたが――完全に身体能力を読み誤った。 この距離で飛び上がり、私の腕の踏み台にするかのように、乗った。 こいつァちょっと分が悪いんじゃねェか――? ) くそが――ッ! ( 体勢を崩して避けるしかない、いや避けられるのかこの状況でッ! くそ、と舌打ちをする。 腕を振る速度を落とそうとするが間に合わない、既にこの青年は勢いに乗っている。 重い一撃を貰う事を覚悟の上で身を屈めようと――、 ) !? ( それは不意に起きた。 振り下ろされるはずだった踵は無く、気付けば青年の姿は無かった。 どこに行ったのかと目線で負ったが、すぐに腕の振るった先、背後へと視線を向けなおす。 鈍い音が聞こえた、これは、壁にぶつかった音? ) ……あ? ( 壁に直撃した青年の体。 即座に立ち上がる姿を目視するが――一瞬何が起きたのか理解できなきなかったのは此方だ。 ) 何の真似だてめェ。 ( 破壊衝動よりも疑問が上回り、狂気の笑みを消し青年を睨んだ。 今の一撃は確実に入っていた、何故それをしなかったのか、理解できない。 ) [Thu 18 Feb 2010 01:49:00]
旅装の青年 > 熱い抱擁だ…なっ…でも、ごめんだよっ!!(右腕が来るッ。予想通り、そして予見通り。その一撃は、やはり素早い一撃では模様だ。)グッ…おりゃぁっ!!(タンッ、と大きく跳躍。否、横薙ぎに振りぬかれた腕を踏み台にするかのように片足を乗せた。ほとんど、命がけの大道芸の領域だ。当然、乗せた足は振りぬかれる腕の力のままに。その流れに逆らうことなく、体ごと回転する。)くらぁいやが…ッ!!!(そのまま、回転する速度を力に変えて、肩へと踵を繰り出そうと…。が、その時、気づく。)……ッ!?(何を思ったか、青年は振り下ろそうとした踵を引っ込め、その勢いのままに吹き飛ばされ壁へと激突する。)ッ…カハッ…!!!(背中をしこたまぶつけたせいで、息が出来ない。涙が自然と浮かんでくる。だが、それでも、即座に立ち上がって体勢を立て直す。) [Thu 18 Feb 2010 01:35:55]
クゥリッヒ > だったら知っておいたほうがいいぜ?将来てめェの手本になるかもしれねェ奴なんだからよ。 ( 直接は会った事もない。 ただその活躍は良く耳にする。 第一私が出遭ったら間違いなく戦いになっていたしそれ以外は有り得ない。 いずれにしても暗黒街のヒーローと言われれば恐らく第一にアイゼンリッターという名が挙がるだろう。 青年が構える、同時に此方も右腕を自分の元へと引き寄せる。 突っ込んでくるなら薙ぎ払う心算で。 ) だったらてめェの目的の半分は達成されねェな。 来たばかりだって言うなら気をつけろよ、この街はそういうお人好しが食い物にされる所だからなァ。 ( 下品な笑いを路地裏に響かせる。 この街でお人好しは必ず痛い目を見る。 それは絶対に変わらないのだ、私を友人などと呼んだあの娘も同じように。 ――あァなんだ、腹が立ってきた。 ) けッ、手加減もしねェで殴った癖にどの口がそんな寝言ほざきやがる。 精々あの世送りにされるのが今日にならねェように気をつけろよォ、イッヒヒヒヒヒ…! ( 結構痛いんだっつーのバカヤロウ。 そんな愚痴を内心で漏らした。 お陰で左腕が痺れてる感じがする、二度は受けれないな――。 ) 覚悟しろよ旅の奴―― ( やはり、素早い。 この速度だと私から攻撃を仕掛けに行くのは辛い。 ならば、 ) 私に一発入れた借りは、( 突っ込んできた相手目掛けて抱え込むかのように左へ右腕を横薙ぎに放つ。 ) でけェぞッ!! [Thu 18 Feb 2010 01:26:16]
旅装の青年 > あいぜん…何だって? 悪いが、俺はこの街に来たばっかでね。(袖口と、腰に隠した武器へは手を伸ばさない。構えたのは、二つの拳のみだ。) どうするって言われてもな…。どうもしねぇよ。感謝されりゃ、どういたしましてって言うだけさ。ただ、俺ぁ、無抵抗な相手に暴力飛ばすのが気にくわないだけさっ。 (ぐぐっ、と拳を強く強く握り締める。冷や汗がツー、と背筋を伝う。) …そういや、さっきの一撃、防いでくれてありがとよ。 (ぽつり、と呟き。) もし、女の子の顔面殴った、なんてなっちまったら、あの世にいった時に、爺ちゃんに殺されちまうからな。 (などと、口では言いながらも、頭の中と視線は右腕に集中していた。圧倒的なパワー。少なくとも、自分には絶対に無いものだ。たとえ、少女の姿をしていたとしても、力の勝負は確実に負ける。その上、狭い路地で…一人の男を庇いながら、だ。と、なれば…)…先手…必勝!!(タンッ―と、勢いよく前に出る。数mの間合いを一歩で詰め、クゥリッヒの懐へと潜り込む。) [Thu 18 Feb 2010 01:12:23]
クゥリッヒ > ( 私の行動は全て破壊衝動によるもの。 理由なんて建前、あろうが無かろうが壊せるなら壊す。 以前の出来事は単なる例外ッ、友人あどとは、有り得ないはずッ。 ある意味この時の私は、苛立ちを誤魔化す為に暴走していたのかもしれないが――それに気付くのはいつの話か。 ) 人助けェ?ヒーローねェ…、そういやアイゼンリッターなんてヒーロー紛いなのが既に居たがアイツの親戚かァ? ( 人助け、というなら彼の考えは少々間違っている事になるが、告げる気はない。 せっかく叩き潰す対象が増えたのに和解したんじゃ面白くねェ。 ) やりすぎなァ、お前こいつの何を知ってるってんだ? まァ、戦うってんなら相手になるけどよォ。 ( アイゼンリッターとかいうヒーローといい、暗黒街はいつからお人好しの溜まり場になったのやら、など内心で苦笑する。 ――さて、この青年の動きは少なくともこの男に比べて十分な力がある。 何より声がして一瞬の間に近付いてくる速度。 動きの鈍い攻撃が殆どの私には少々不利な相手か。 狭い路地であるからこそ当てられる可能性はあるが――。 ) で? お前がそのクソヤロウを助けてどうするんだ? ( 別に興味はないが、恐らく感謝をされるどころか上手く利用されるだけなのは目に見えている。 彼がそれに気付いているかどうかは別問題だが。 何せ男も気絶したままであるし。 ) [Thu 18 Feb 2010 01:00:17]
旅装の青年 > 何の、真似…だぁ?(正直に言えば…ビビッていた。何しろ、殴りかかった相手は御伽噺の中の悪魔のような姿をしており、更に下手をすればカウンターの一撃で死んでいた。だが、恐怖を飲み込み、大きく息を吐き出すように相手へと告げる。)人助け"ヒーロー"の真似事さ。どこぞのお嬢様が襲われてんのかと思ってきてみりゃ、襲ってる方だったってのは完全に予想外だけどな。(軽口を叩きながら立ち上がる。一度、右腕を振って確認する。幸い、捻った様子はない。)アンタが、そいつ等に何をされたかわかんねぇが…明らかにやりすぎだろ。それ以上、やるってんなら俺が相手になってやらぁ。(虚勢交じりの笑みを浮かべる。相手の狂喜"ソレ"に比べ、あまりにも貧弱な笑みではあったが。ゆっくりと、構えをとっていく。さりげなく、倒れた男を庇うような立ち居地へと移動しながら、間合いを計る。) [Thu 18 Feb 2010 00:48:21]
クゥリッヒ > ( チッ、さすがにいてェ――! 右腕の痛覚は鈍っている。 しかし左腕はそうはいかない、非力な少女の腕がまともなパンチを食らったら下手をすれば折れる。 拳を押し込まれればバランスが多少こそ崩れ、狙った場所から逸れてしまうか。 ) おいてめェ――何の真似だ? ( そういう問いを向けたのは青年の姿を見たからだ。 防ぐ直前はとても姿を確認している余裕などなかった。 第一今も腕が酷く痛む、これは痣になるくらいなら良い方だ。 それよりも。 その青年の姿が先程の男のような格好と違う点。 どこの誰だこいつは。 ) このクソヤロウの仲間ってわけじゃねェだろ? 部外者が口を挟むんじゃねェよ。 ( 不機嫌を込めた口調で答えるが、青年がその表情を見たら狂気の笑みを浮かべている事に気付くだろう。 別にどちらでも良いのだ、売られた喧嘩は買う。 壊す対象が居るならそれもいい。 黒い片翼を揺らし、距離を取った青年に悪魔の、黒い腕を翳した。 )  [Thu 18 Feb 2010 00:42:40]
旅装の青年 > (振りぬいた腕は相手の左腕に防がれた。拳に残る手ごたえ。ジン、と響く。が、直後に、ゾクリと、背筋を襲う冷たい感覚。)ッアアアアアッ!!!(思わず、声が出た。そのまま、拳を押し込み、左腕のガードを滑るようにして前へともぐりこむ。体は前傾姿勢になり、そのまま前へと倒れこむ。直後、、巨大な右腕が先程まで頭のあった場所を薙いでいった。遅れた後ろ髪が数本まとめてちぎれ飛ぶ。)ッッッ!!(そのまま前転し、ざっ、と振り返って片膝をつき体勢を立て直す。)……。(もし、下がっていればよけ切れなかった。そして、少しでも前でるのに気遅れれば…頭が破裂していただろう。戦慄に、顔が青ざめる。) [Thu 18 Feb 2010 00:32:39]
旅装の青年 > (一瞬、時間が引き延ばされたかのような感覚。視界の中の全てが、遅くなる。その時、気づく。)ッ…お、女?!(僅かに届く街灯の灯りの下で、初めて殴りかかった相手の姿を確認する。だが、その相手の性別程度の驚きはほんの始まりにすぎなかったようだ。そう、次に眼に飛び込んできたのは彼女の右腕だ。アンバランスなまでに巨大な腕。まるで悪魔としか形容が出来ないその腕に。だが、拳は、体は、当然のように止まらない。)っっっ!!(頭をよぎった迷いを振り切るように―… 拳を、振りぬく。) [Thu 18 Feb 2010 00:28:31]
クゥリッヒ > ( 暫く男は抵抗を続けていたが、段々その腕に力が無くなり、動きも鈍ってくる。 このまま締めておけば勝手に死ぬか。 ) 楽に、( 不意に腕を持ち上げる、男の体もゆっくりと宙へ浮く。 ) 死ねると思うなよォ! イッヒヒヒヒヒヒヒヒヒ! ( そのまま、路地裏の壁へと投げ飛ばそうとした、しかし、後方より来る声に動きを止めた。 ) あァ? ( 後ろを振り返る悪魔の少女は不機嫌そうな顔を背後へと向けた。 と、同時に目の前に迫る拳。 まだ居やがったか――ッ! ) だァれだ、 ( 咄嗟に右手から力が抜け、男の体が地面に落ちる、だが知った事ではない、顔を守るように左腕を目の前に掲げ拳を迎え撃つ。 無論左腕に直撃だ。 激痛に表情を歪める――やってくれるじゃァねぇか…! ) クズがまだ残ってやがった――かッ! ( 反撃に右腕を大きく振り上げ、現れた青年目掛けて振り下ろそう。 動きは然程早くないが、その五本の爪は地面を抉る程度の威力はある。 ) [Thu 18 Feb 2010 00:28:30]
旅装の青年 > テメェ…何してんだ、よぉっ!!(夜闇を切り裂くような真っ直ぐな声が彼女の背中へと向けて飛ぶ。もっとも青年にとってはその相手が女性であるという事も知らない。ただ、一目散に逃げていた男とすれ違い、何事かと思った時に聞こえてきた悲鳴の方へと全速力で駆けてきただけだ。当然、事情なんかもまるでわかっちゃいない。)――ッ!!(ただ、わかっているのは、誰かが、誰かの首を絞めている…その光景だけだ。その光景だけで、彼にとっては十分だった。自慢の足で一気に間合いを詰め、挨拶変わりの拳が勢いのままにクゥリッヒの顔面へと向けて放たれた。) [Thu 18 Feb 2010 00:08:30]
お知らせ > 旅装の青年さんが来ました。 [Thu 18 Feb 2010 00:07:29]
クゥリッヒ > ( ごり、と鈍い音がする。 ああ、右足に力を入れすぎたか。 『うぎゃっ! た、頼む!見逃してくれっ!俺達が悪かったっ!』 と、叫び声。 別に足にそれ程力は入っていない。 ただ右腕の重量ごと体重を掛けてやっただけだ。 無論、片方足を折られている男からすれば十分脅威なのだろう、怯えた顔で必死に許しを請うてくる。 ) なァに寝言をほざいてやがる。 お前だって逆の立場だったらこうしてるだろうが。 ( 足を一旦浮かせ、男の脛目掛けて思い切り蹴りを入れた。 悪魔の腕程威力があるはずもないが、少なくとも痛覚が生きてるなら下手な攻撃をされるよりは痛いだろう。 当然のように悲鳴をあげる、こうなってしまうと男だろうが女だろうがなんとも弱弱しいものだ。 ) どうした、悔しかったら抵抗してみやがれよォ。 ( 右腕を男へと振るう。 潰す気はない、 男の頭をその大きな手で包み込むと軽く力を込めて、締めた。 男はもがくようにその手を引き剥がそうと悪魔の指を両手で掴んだ。 もがき方からして呼吸が出来ないか? ) そォらそら…もがけあがけ。 てめェは今弱者の立場に立たされてんだ。 抵抗しないと一方的に潰されちまうぜェ? ( 締め付けるような音が聞こえる。 男の声も少し小さくなったか? 男の両手は指を引き離す事をやめ必死で悪魔の手を叩いてくる。 だが無駄、無意味。 叩かれたくらいで咄嗟に離す程の痛みにすらならない。 逆に激しい運動で男の呼吸困難が悪化するだけだろう。 ) [Thu 18 Feb 2010 00:06:40]
クゥリッヒ > ( ――別に殺したわけではない。 ただ喧嘩を吹っかけてきた男二名の腕と足をへし折ってやっただけだ。 全く、最近の男は情けねェ。 ) あァ? 男二人でその程度かよ。 ( 暗黒街の裏路地で痛みに蹲っている男を睨み付ける。 これは私自身の力ではなく、悪魔の力が働いている。 尤もこの男達はちゃんと鍛えもしていない弱者いじめが大好きな不良、と言った所だろうか。 ハリボテか何かと勘違いしたのか、喧嘩を売ってきやがった。 無論返り討ちだ、多少鍛えてれば二人掛りはかなり厄介だったが――。 ) さァて、抵抗しねェんならもう片方も折っちまうか? ( 倒れている男達に近付くと、足を折られていない方の男は一目散に逃げ出した。 折られている方の男は 『ひい!、待ってくれぇ!!』 と叫ぶだけで地面から立ち上がる様子がない。 その男の、もう片方の足を私の右足が踏みつける。 ) 勝てねェと判ったらさっさと逃げるか。 いい判断だが…見捨てられちまったなァ? お兄さんよォ。 ( 狂気に表情が歪む。 昨日何か悩んでいた気もするが、覚えていない。 今はそれより、全部をぶち壊してェ気分だ。 ) [Wed 17 Feb 2010 23:54:12]
お知らせ > クゥリッヒさんが来ました。 『 鈍い打撃音と断末魔が木霊した。 』 [Wed 17 Feb 2010 23:44:08]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …ないものだ。 居場所って。 )』 [Wed 17 Feb 2010 01:34:07]
エアリー > ( …もうアパートの子どもに字を教えることもないのかもしれない。 …というほど、ロッテが成功するとは見ていないけど。 別にどうでもいいことのはずなのに、それは少し、惜しく思えた。 …いやなんというか、たまに役立つこともあるし、その。 )   ( ペースダウンした足を止めて、疎らではあるものの灯りの絶えない通りを振り返った。 …この辺りは、ダメか。 十分暗く人気がないけれど、それでも誰にも知られず運動したり、そのために占有するには住人が多過ぎる。 …にわかには信じ難いが、これだけ人がいる土地なら、そこら辺の空き家だって所有権を主張する者がどこかにいるだろう。 )   ―――。   ( 求める水準が、ちょっと高過ぎるのかもしれない。 ) [Wed 17 Feb 2010 01:25:33]
エアリー > ( …ロッド邸の乗っ取りに成功したら、即売り払って換金してしまうべきだと思うけれど、結婚して早々にそれをやるのはよろしくないと言うのも分かる。 しかし暗黒街のマフィアからアイゼンリッターまで、目玉泥棒の話はずいぶんと広がっていて、偽装結婚が成功し、メアリアンだけは殺せたとしても、どこからどんな干渉があるか分からない状況。 屋敷に住まわせているという護衛が化物となれば、それを追い出すのにも一悶着あるかもしれないし、もしも敵対したら、ロッテが人間社会の法を味方につけるとしても、危険なことには変わらない。 ―――いざという時のために、今の住まいは、そのまま残しておいた方が良いのではないか。 …どうせ、今も家賃は私の稼ぎから出しているのだから、ロッテが引き払うつもりでも、大家に頼んでこっそり引き継げないか。 …とはいえ、その収入がロッテの持ってきてくれる写本の内職。 生活の基盤が暗黒街でなくなると、その仕事もなくなってしまうかもしれない。 ) [Wed 17 Feb 2010 00:17:43]
エアリー > ( ―――ふと、ロッテは今の家をどうするつもりだろうと改めて考える。 …今のところメアリアン・ロッド邸周辺に目立った変化はみられず、ロッテもメアリアンと接触したようだから、アイゼンリッターに目玉泥棒の名としてうっかり漏らしてしまった影響はないようだけれど。 …仮にメアリアンからの 『反撃』 もやり過ごして、ロッテがあの屋敷を手に入れたとして。 …今住んでいる安アパートは、やはり引き払ってしまうのだろうか。 )   ( 呼吸を整えるように、駆け足を歩みに変えた。 …訓練効果としてどうかというところだけれど、この場であまり疲弊してしまうのはよろしくない。 何があるか分からないし、そういうのは早朝の走り込みで良い。 ) [Tue 16 Feb 2010 23:56:35]
エアリー > ( …暗黒街の狭い路地。 無計画に増改築を繰り返された建物がアンバランスにそそり立ち、星明りは遮られ、明かりが灯る家も少ないために、無人の通りは常人であればいくらか活動が制限されるほど暗かった。 …そんな場所を、軽い足音を規則的に鳴らして細身な女が駆けている。 明かりは持たないが危なげなく、何かから逃げる風でも、追われている風でもない。 土地柄奇妙に思われそうだけれど、パーカーのフードをかぶったその姿は、減量のためのランニングとか、そんなイメージになるだろうか。 …むしろ、もう少し肉を付けた方が良いようなシルエットだとしても。 ) [Tue 16 Feb 2010 23:37:59]
エアリー > ( ―――といっても引越し先を探しているわけではなく、誰にも知られず運動できて、かつ無断で占有しても誰からも文句が来ないような場所を探しているのだけれど――― ) [Tue 16 Feb 2010 23:33:06]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 物件探し。 )』 [Tue 16 Feb 2010 23:31:47]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( さあ、警邏を続けよう。 )』 [Mon 15 Feb 2010 01:27:57]
リコ >  …………やれやれです。 恰好と言い物言いと言い、いささか演劇的な人物ですよ。 ( 人物というか、怪人物だが。 だがまあ、悪い言葉ではない。 ) あーあ、今日も捕まえ損ねたですよ。 ( なんて、わざとらしくつぶやいて。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:27:50]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(そして鉄仮面は、屋根の上へと消えた)』 [Mon 15 Feb 2010 01:23:09]
アイゼンリッター > 「服装を糺し、らしく振舞え」 [Mon 15 Feb 2010 01:22:59]
アイゼンリッター > ……前にも、似たような事を言われたよ。(というのは微苦笑交じりの言葉。 怪物を倒しても、新たな怪物が生まれたのならば市民は怯える。 何の意味もない。 だからこそ――かく在りたいという思いを込めて、ロープを昇る直前、彼女に答える) [Mon 15 Feb 2010 01:22:46]
リコ > ( まあその時が相手の喜ぶような状況とは限らないが。 この世の悪の集大成である魔法を倒し終えた勇者はどうなるだろう? お姫様と結ばれてめでたしめでたし? そんな幸せな物語は、この世界にはない。 ルール違反をより強いルール違反で叩きのめしたならば、ルールはそれを更なる脅威として見るだけ。 出る杭は打たれる。 どこまで行っても報われない。 かもね。 )( 吸血鬼が殺人をしているのならば、調べやすかろう。 そして捕まえるにしても理由付けが楽だ。 捕まえやすいという意味ではないが。 ) ええ、確かに市民ならば法律で裁かれるべきです。 でも市民というのはルールを護るちゃんとした、駒―――ルール違反はルールの尖兵によって切られても文句は言えないのですよ、ミスタ・アイゼンリッター? ( まあ毎度のことだが、ちゃんと警告はしておく。 怪物と戦うものは気をつけなさい。 あなたも怪物になってしまえば、討たれる側となるのだから。 ) ふむ、それはどうも。 お役に立てて光栄です。 ( 見た目と裏腹に身軽に登っていく姿にあきれるとともに、今後彼を追うときは行動範囲を広めに考えようと。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:20:44]
アイゼンリッター > ――さて。(そう呟いて、腰のベルトから一挙動でフック付ロープを引き抜く。 その鉤爪を軽く振り回すようにして反動をつけると、手近な屋根上目掛けて放り投げた)……私は、そろそろ行くよ。 まだ警邏も残っているし。 ――話せて良かった、と思う。(単に目玉泥棒についての協力体制に限って、というわけじゃあない。 同じように治安維持を目的としている人物と接触するのは、純粋に嬉しいからだ。 気持ちが幾分、楽になる。 そして、屋根から垂れ下がったロープを掴んで、昇っていこうとする)(娯楽小説の主人公のように、とは行かないまでも、甲冑とは不釣合いに軽い身のこなしで) [Mon 15 Feb 2010 01:16:02]
アイゼンリッター > 嬉々として袋叩きにされそうだなぁ……。(というのは、まあ、半ば冗談だが。 いずれにせよ、自警団がアイゼンリッターを逮捕しなければならない、というような状況は……ある意味では喜ばしいかもしれないが。 つまるところ、それは自分より厄介な輩がいなくなった。 或いは自分を追いかける程度に自警団に余裕ができた、という事なのだから。 まあ、だからといって捕まりたいわけでもないが)記録が残っているかどうかはわからないが……殺人はしている。 というか、最初に逢った時に自分で言っていた。(大剣片手に血塗れで歩いていたのが最初の邂逅だ。 その後で目玉泥棒と繋がるとは思いもしなかったが、都合3回接触し、1度負け、1度逃げ、1度追い返した。 次は勝ちたいものだが)……まあ、そうなるか。 仕方なかった、で済ませたくは――無いな。(それは目玉泥棒やらの連続殺人鬼と同じレベルの発想だ。 「自分が幸せになりたいから殺した。殺した人以外に裁かれる気はない」という、あの娘の発言と)……確かに、その通りなんだろうと思う。 ただ……その、何だ。(信念、というほど強固なものではない。 こんな自分でも信用してくれる人がいて、それを裏切りたくないのと、殺す勇気がないのと。 それともう一つ。 いかに吸血鬼が化け物染みた存在だとはいえ――)……ヴェイトス市民ならば、法律の下で裁かれるべき、だろう?(――この多種族都市で、果たして化け物と市民との明確な境界線があるのだろうか、という話だ) [Mon 15 Feb 2010 01:12:57]
リコ >  まあ抵抗してもらった方がやり甲斐もあるというものです。 ( まあそうなる頃にまで彼が正義の味方を続けていられるか、同様に自分が続けていられるか、それは問題だが。 ) アクセラレーター、ですか。 もしその吸血鬼が過去に事件を起こしていれば、自警団・VHGに記録が残っているですから、一応当ってみるですか。 ( 大剣使いと聞くとちょっと腕試しという発想が出てきてしまう自分にちょっとげんなりしないでもなかった。 ) なるほど…………積極的に殺したことはなく、事故にしても仕方がなかった、という心境ではないわけですか。 ( ふむ。 そうなるとちょっと、この先を言うのはいやだなとは思いながらも、続きを。 ) その………なんです。 相手が吸血鬼ともなりますとですね……こちらとしては危険も考えて、いわば正当防衛が許されるです。 はっきり言えば、殺してしまっても法的に問題がないですし、殺してしまったとしても危険を考えれば私もやむなしと考えるですよ。 ( 犯罪者であるとはいえ、犯罪者であるからこそ、積極的に殺害する意志で向かわねばならないかもしれない。 彼が不殺にポリシーを持っているならば、その点だけは言っておかなければならない。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:03:20]
アイゼンリッター > 抵抗はさせてもらうぞ、一応な。(微かに笑って、そう答えた。 それに実質、こっちはたった一人だ。 組織だって逮捕を考えられたなら、敵うとも思えない。 鉄仮面を外して二度と被らなければ別だろうが、それはある意味で自警団に敗北したのと同義だろうから)護衛についている理由まではわからないが……吸血鬼の方はアクセラレーターとか言う名前だ。 大剣を使う。 調査してもらえるのなら有難い。 どうにも、そういうのは苦手で――ただ?(実際、そこ等のチンピラを締め上げるのが関の山なのがアイゼンリッターの情報収集能力だ。情けないにも程がある。 と、不意に途切れた言葉に首を傾げて)(いや、と首を横に振った)殺したいと思った事はあったが、実際に殺そうとしたことはない。 事故に関してはわからないが……とっ捕まえた輩は全員、自警団の警邏ルートに転がしてある。 そっちが死体を見つけてなければ、そうなる。 ただ――……。(言葉を濁す。 あまり思い出したくはない記憶だ。 アレは言うなればマガツヒであり、この身を苛む呪いのようなものだから)……イエロティア居住区の暴動――橋が焼け落ちて、君が落ちそうになった事件。 あの後、橋の上から落とされたせいで、父親が死んだという娘にあった。 ……私がやったのかどうかも、わからないが……。(しいて言うのであれば、その一つだけだ) [Mon 15 Feb 2010 00:51:57]
リコ >  いえ、ただ………あなたを逮捕するのは面倒そうだなあ、と思っただけです。 ( 能力的に、そして、心情的に。 気の違い方に違いはあれど、お互いまともでないことに変わりはない。 正義の味方などという幻想を、現実の中で保ち続けられるのはおおよそいかれた狂人か理性的な狂人だけだ。 平和を求めて争うものはいずれにしろ、争いを求めて平和を掲げるドン・キホーテになりかねない。 そういう意味で、同情、はする。 ) ふむ、メアリアン、ですか。 髪は蜂蜜色、ホワイティアの娘と。 気位の高いものが多いと聞く吸血鬼が護衛につくというのは珍しいですが………それだけ特徴的であれば遠からずつかめるでしょう。 ただ………。 ( なにを回想したのかは知らないが、なにやら辛そうな声に、すこし目をつぶり。 ) ――ところで、ままであなたが通り魔してきた犯罪者たちですが、報告は入っていませんがいままでに殺害したことは? 故意にでも事故にでも、ありますか? [Mon 15 Feb 2010 00:41:49]
アイゼンリッター > ………? どうかしたか?(ただ、当たり前の事だが、アイゼンリッター/カイン・グレイホークは完璧な善人というわけではない。 というより、まともな人間ではない。 こんな格好で武装して町を歩き回る人間は正気ではあるまい。 ゆえに半ば以上は自業自得であるし――本人も理解はしている。 治安を守りたいという思いと、犯罪者を叩きのめしたいという欲求も半々に交じり合っている。 今のところ、辛うじて一線を踏み越えてはいないが、いつ殺人者になってもおかしくはない。 いずれにせよ、今後どうなるかは定かではない、という事ではあるが)……ハッキリしていないのが、悩みの原因の一つでね。 だから、ひょっとすると無関係な市民の可能性だってある。 言うまでも無いと思うが――(冤罪だった場合、取り返しがつかない事態になりかねないのだ。 だから慎重に動いてくれと念を押した上で、頷いた)……名前は、メアリアンというらしい。 俺が対峙した目玉泥棒は、蜂蜜色の髪をしたホワイティアの娘だった。 ただ、吸血鬼が護衛についていて……逃したのはそいつのせいだ。 二重の意味で、調べるのなら慎重に。(そして一瞬の沈黙とフラッシュバック。 脳裏に過ぎるのは、あの雨の日。 自分の目の前で、自警団員コンスタンツェが、目玉泥棒に殺害された時の風景。 搾り出すように、呟く)――二度目は、勘弁してくれ。 [Mon 15 Feb 2010 00:32:39]
リコ > ( そうやって戦って、戦い続けて、鉄の仮面で悪党をにらみ続けるような人生でいいのだろうか、と少しだけ思う。 別に彼の人生だ。 好きにやればいい。 ただ…………助けた市民におびえられるような背中は、あまりに哀れだ。 助けた背中を怯える市民は、あまりに愚かだ。 それではなんだか報われないのではないかと、少し思う。 正しい人が、或いは正しくなくても、精一杯頑張った人が報われないような世界は何か間違っている気がする。 ……・あえて、言いはしないけれど。 ) 目玉泥棒、ですか…………。 ( 事件概要は恐らく調べられるだろうから、あとで調べるとして、だ。 ) その情報筋というのがはっきりしているといいのですけれど……………・ふむ。 どうですか、その情報、私に教えていただけませんですかね? あなたでは調べられないその人物のことも、調べられるかもしれないですよ? [Mon 15 Feb 2010 00:20:55]
アイゼンリッター > 犯人――加害者、犯罪者、悪漢、なんでも良いが――が誰なのかわかり辛いだろうな、とは思っている。 この辺りでも似たようなものだが……。 ああ、それと、あっちは警邏すると目立って困る。(特に私の場合は、と。 もっとも、アイゼンリッターとして居住区を警邏したことは一度も無い。 口でどう取り繕ったところで、自分は犯罪者だ。 そんな輩が一般区画を歩き回れば、市民は怯えるだろう。 それは意味が無い。 威圧するのは犯罪者だけで十分だ。  こうして自警団員と会話する機会も久々だ。 前に交流のあった人物は殺されてしまい、その後は縁が無かったから)……情けない話だが、どう行動したもんか、わからなくてね。(溜息を吐くようにして、鉄仮面の上から頭を掻く素振り。 どこか滑稽な仕草だが、素なのか演技なのか、自分でも判別がつかなくなりつつある。 まあ、参っているのは事実なのだが)……ある殺人鬼の正体というか、目玉泥棒の本名らしい情報を得たんだが、証拠がない。 おまけに、その人物に復讐したいと言ってる子もいてね。(下手に動いて復讐者を焦らせてしまえば、殺人に発展する可能性もある。 かといって証拠も無いのに風評をばら撒くわけにもいかない――以前、似顔絵をばら撒いたときとは状況が異なる。 今度は明確に名前がある以上、間違いでした、では済まない)……ただ、放置するわけにもいかないからな。 目玉泥棒とは何度か接触したが、裁かれる気は無いと断言していたよ。(それで悩んでいるのだ、と。 最後に溜息を吐いた) [Mon 15 Feb 2010 00:12:19]
リコ >  まあギルド地区に近い一般居住区はそれなりに護りやすくはあるですよ。 違う意味では、こことさほど違わない程度には危ないですけど。 ( 犯罪はなにも強姦や殺人だけではない。 人を傷つけない犯罪や、あるいは、過失こそが恐ろしい。 最近は暗黒街の存在を許容しつつある自分がいるから、こういう手合いとの会話は刺激になっていい。 ) なるほど。 良くも悪くも事件の絶えないところですね、ここは。 ( これまでに起こったことに関してはもはや手は出せない。 今後の活躍で挽回しなければならないだろう。 ) おや…………なにやらお悩みのようですけれど、なんでしたらお聞きするですよ? 市民の声を聞くのも、自警団のお仕事です。 [Mon 15 Feb 2010 00:00:55]
アイゼンリッター > わかっている。――というより、此方に力を注いだせいで、一般居住区の治安が悪化したら困る。(その気持ちは理解できなくもない。――が、だからといって、それで良いわけでもない。 微かな苛立ちはあるものの、それは押さえ込めるレベルのものだ。 自分は、この街から犯罪を一掃したい。 他に良い方法が思い浮かばないからこそ、こうして暗黒街やスラムを徘徊しているわけで……以前はどうあれ、それを他人に強要しよう、という傾向は弱まってきている。 第一、こうして暗黒街に赴いている団員に、その怒りをぶつけても無意味だ)(似たようなものだ、と軽業師云々に笑って)いろいろと続いているからな。 ……まあ、いつも通り、といえばそうなのだろうが。(近隣の村でグールが大量発生したり、奇病を流行らせる黒白蝶、淫魔による昏睡事件といったものから――芸能横丁でまで犯行を繰り広げた連続殺人鬼「目玉泥棒」に、大量殺人容疑の掛かった死霊術師。 あとは常どおり、連日の殺人だとか、そんなものだ。 その内の幾つかには自分も介入したが……)――どうしたものかな、と悩んでいる事があるんだがね。 参ってしまうよ、本当に。 [Sun 14 Feb 2010 23:53:31]
リコ >  まあなかなか難しい駆け引きがあったりするみたいですよ、そこら辺は。 ( 自警団としてはあくまで「自警」、危険に手を出したくないのが本音だろう。 犯罪者が自分から集まってくれるのならば、民衆の中から犯罪者探すよりも、一か所にそれを押し込める方がよほど楽なのだ。 軽やかに、とは言わないまでも屋根から飛び降りてくる姿には、軽業師ですか、などと。 ) やれやれ、事件のバーゲンセールですね全く。 まだちょいと把握しきれてないので何とも言えないですけど。 まああなたが本当にどうにかしてしまえたら、その時こそ少々問題なのですけれどね。 ( 別に仕事をさぼっていたわけではないが、ここしばらく存在が希薄になっていたので最近の事情はまだ把握していない。 寝ぼけているようなものだ。 一応形の上では刀に手を置いておくが、警戒というよりは「警戒しています」というポーズで、実質ひじ置き同然である。 いまここで取り押さえようと思えば取り押さえられるかもしれないが、予想よりは劇団関係その他への被害が少ないので、優先順位は低めだ。 別に見逃すわけではない。 取り押さえられなかった、と報告するだけだ。 ) [Sun 14 Feb 2010 23:43:07]
アイゼンリッター > 何処も彼処も人手が足りないだけだろうな。――正直、此方にまで君らが来てくれると助かるんだが。(屋根の縁に左手をかけ、垂れ下がるようにしてから飛び降りる。 傷が痛まないわけではないが、まあ、この程度ならば問題は無い)……殺人事件も続いているし、目玉泥棒も捕まってはいない。 聞いたところじゃあ、吸血痕のある死体も見つかったとか何とか……手が回りきらないのが現状だな、どうにも。 小説の主役か何かのようには、上手くいかない。 見ての通りだよ。(小さく肩を竦めて、軽々と飛び降りれない自分の姿でもって彼女のからかいに応じる。 正直、これまでの活動を思う限り、此処で取り押さえられても仕方ないような気はする。相手が犯罪者だとはいえ、現状では通り魔でしかないのだから。 ただ、それでもこうして会話に興じるのは――少なくとも自分は――幾度かの邂逅を通じて、世間話ができる程度の間柄ではある、と思っているからだが) [Sun 14 Feb 2010 23:31:12]
リコ > ( 費用などの現実的な問題を前にすると、いくらでも金の使え、殺されても実はクローンでしたとか替え玉でしたとか不思議なパワーでよみがえりましたとかのメリケンのヒーローはまったく妬ましい。 それはさておき。 ) ……………うん? ( 不意に聞いたことのあるような声をかけられたのだが、前からでもなければ後ろからでもない。 はてと声の降ってきた曇天を見上げれば、屋根の上のピアニストならぬ英雄狂殿の姿である。 ) おやおや…………・…・あなたが商売繁盛でやっているということは、まだまだここも平和にはほど遠いようですね―――ミスタ・アイゼンリッター? ( 本日は怪盗の真似ごとで? などとからかうように見上げて。 ) [Sun 14 Feb 2010 23:21:14]
アイゼンリッター > (右腕の刺し傷、左掌の切り傷。 コスチュームについた剣戟の疵。 今回は“比較的”軽いものだったから簡単な手当てと修繕で何とかなっているが、貧乏役者であるところのカイン・グレイホークにとって、自警活動の費用は非常に負担となっている。  装備を整え、修繕し、活動を続けていくだけでも金が必要となるのだ。 ましてや、新兵器なんか手が出るわけもない。 ヒーロー気取りで現実が見えていないといわれることもあるが、現実的問題と無縁ならどれだけ楽か――と、閑話休題)…………どうやら、あの子は大丈夫みたいだな。(というのは、昨日遭遇した娘の話。 今後どうなるかはともあれ、また武器を片手に街を徘徊してはいないようだと、確認を兼ねた警邏の最中。 ふと下方――当然のように、此方が移動しているのは屋根の上だ――から聞こえた声に、足を止めた。 聞き覚えのある声だ。 ひょいと覗き込めば、ドンぴしゃり。 何度か顔を合わせた自警団員だった)――今夜は特に事件も無いらしい。 なによりだな。(などと、上から声をかけてみる次第) [Sun 14 Feb 2010 23:14:43]
リコ >  くぅ……………ツヤコさんの爽やかな横顔だけでご飯三杯はいけるです………ッ ( 改めて言うが、リカルド・アンブロッシオ、自警団員である。 そして重ねて言うがよい子の皆は真似しないでね! ) はぁ……………うっ…………………………ふぅ……さて、今日も異常はないみたいですね。 ( なにやら聖人のように悟りきったすっきりとした顔で、警邏を続けるリコ。 とりあえず涎を拭け! ) [Sun 14 Feb 2010 23:09:01]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『(なので、基本的に赤字だ。)』 [Sun 14 Feb 2010 23:08:41]
リコ >  うぅ………新鮮な、新たな出発がなんだか生々しい話になっちまったです……………はぁ。 ( 正義の味方はロマンだけれど、ロマンを支えるのには現実的な支えがいるのだ。 主に金銭。 読み物のヒーローで一番の問題となるのもそこだ。 自信が発明家だったり企業の主だったり莫大な遺産を使ってたり記者と並行してなんとか実生活とすり合わせたり…………ヒーローは、夢だけではやっていけないのだ。 夢がなければやっていけないけれど。 ) くっ…………こういうときはツヤコさんのことを思い浮かべて辛い現実に耐えるです……。 ( 複数の巡回ルートの一つをめぐりながら、警邏を妨げないように脳内メモリーを閲覧し始めるリコ。 良いこの皆は真似しないでね! ) [Sun 14 Feb 2010 23:00:07]
リコ >  うぅ…………燃費がもうちょっと良ければアルバイター兼正義の味方もやってけるかもしれないですけど……。 ( なにせ、食う。 運動した分以上に食べている気もする。 最低二人分は食べているんじゃなかろうか。 それに借家だから家賃もいる。 刀もちょくちょく手入れをしてあげなければいけないし、出来ることなら今後も武装は増やしたい。 そうなると自警団のように安定した職は手放しがたい。 というか手放せない。 まあ金銭以上に自警団という職業に対する思い入れもあるし。 ) [Sun 14 Feb 2010 22:53:37]
リコ > ( それにしてもなんだ。 暗黒街警邏だとか言っておきながらあんまり活躍していないこの現状はあまりよろしくないかもしれない。 某鉄仮面氏に対して引け目を感じないでもないし、ツヤコさんにもちょっと見せる顔がない。 そして何より問題なのは、 ) ……………お給料大丈夫ですかねえ。 ( ノルマ制ではない。 ない、が、ここしばらくのサイレントっぷりなんかをみるに、評価がガタ落ちしていてもおかしくはない。 給料だけで正義の味方をやっているわけではないが、給料がなければ正義の味方もやっていくのが難しいのだ。 あまり楽しい話ではないが。 ) [Sun 14 Feb 2010 22:40:27]
リコ > ( ずびし、と空をさした指先は空しく曇り空に阻まれ、肌寒い風が流れていった。 寒い。 何だかわからないが形容しがたい寒さとむなしさを体験するリコであった。 ) ……………んっ、ごほん。 まあ何はともあれ、いろいろと物騒なご時世ですからね、ちょっと気合を入れ直したというか、そんな感じで一つ。 ( なにを誰に言っているのか知らないが、そんなことをひとり呟いて、何事もなかったかのように装いながら警邏を続ける。 ) [Sun 14 Feb 2010 22:31:15]
リコ >  ふっふふふふはははははっ、いままでも特に変わりなく警邏していたですけれど今日は何やら随分久しぶりのような新鮮な気分ですね! ( いやに説明くさくなにやら大きな独り言。 おかしいのはいつものことかもしれないが。 ) このッ! 自警団員リカルド・アンブロッシオ設定年齢19歳うお座のAB型ッ! 暗黒街の警邏を任務とするこの私が今日もヴェイトスの平和を護るですよ! ( いやに説明(ry なにはともあれ、いままで何の変りもなく警邏をしていたけれど、復活ッ! リカルド・アンブロッシオ復活ッ! ) [Sun 14 Feb 2010 22:22:11]
リコ > ( きっちりと着込んだ自警団の制服に、風になびくコート。 腰に帯びた日本の鉄塊は、歩くたびにかちゃかちゃと剣呑に鳴いた。 歩みは躊躇いなく、一歩一歩踏みしめるように自信に満ち溢れている。 清濁併せて飲み込んだような常に不穏な空気の漂うこの街で、その白と黒とをずっぱりと切り分けるように、薄暗い路地を歩いていく。 ) ……………ふっ…………なんだか随分長い間働いていなかったような気がしたですけれどそんなことはなかったぜです。 ( 相変わらずの、礼儀正しいのかよくわからない珍妙な口調。 この街は、こいつを知っている。 ) [Sun 14 Feb 2010 22:10:03]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Sun 14 Feb 2010 22:05:41]
お知らせ > さんが退室されました。 『 事件発生を防ぎ、道を示した二人へ★3を。 』 [Sun 14 Feb 2010 02:44:21]
> ( ――その後、証拠を発見するのにはさして時間は掛からず、見つけ出した証拠を男に見せ確認と取ると鉄仮面と共に自警団本部へと足を運んだ。 腕の折れた商人の姿に驚いた顔をされるのは、まぁ仕方ない事だ。 だが自警団本部にてこの経緯、状況と男の犯した犯罪、その証拠を突き出した。 男の身柄は預かられる事になったが、動くかどうかの承認が得られたわけではない。 だが、必死で私は願った。 どうか、助けて欲しいと。 私が守れなかった妹や友人を助け出してほしいと。 救い出すには、少々時間が掛かるかもしれないけれど、それは決して無ではないという事は思い知らされた。 だから、例え何年掛かっても私は二度同じ過ちを犯す事は無いだろう。 ) [Sun 14 Feb 2010 02:42:58]
> ――強いわね、あなたは本当に。 ( これでマイナス要素は潰えた。 だがきっと私一人ではこれは消せなかっただろう。 この差し伸べられた手こそがこの状況を一変させた。 確かに、人の話を聞けとはこの事か。 ――不意に聞こえた最初の声とは違った、普通の人が出すような笑い声が聞こえる。 この人物が何者かまでは判らないが、きっと本当は心優しい普通の人なのだろうと。 ) そうね、この街の中で聞く貴方の話を聞いていたら…納得できる。 うん、それくらいは私がやる。 ( 彼の右腕は確かに血が流れているが、普段はもっと大きな怪我をしているのかもしれない。 だから無理はさせない、彼を巻き込んではしまったが自分の問題であるのに変わりは無いのだから。 だから冗談交じりの言葉に真顔で返してしまう。 何せ、冗談を言う相手なんてここ最近居なかったものだから。 ) [Sun 14 Feb 2010 02:38:12]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 [Sun 14 Feb 2010 02:30:39]
アイゼンリッター > (彼女と妹さん、そして友人を助ける為に、また鉄仮面を被るだけの話だ) [Sun 14 Feb 2010 02:30:34]
アイゼンリッター > ――だから、言ったろう。 話を聞けば、何とかなるかもしれないって。(0なら+1でも+2でもすれば良い。 少しでも状況は変えられる。 笑い声――男を尋問していた時とは違う、極普通の――を混じらせてそう答え、件の犯罪者を引きずるようにして歩き出す。 当然ながら右腕、左手からは血が流れており、痛みはするのだが、それよりも喜びの方が勝っている。 こんな達成感のある事件の幕切れなど、ひょっとしたら初めてじゃあないだろうか?)怪我自体は何時ものこと――というか、普段に比べたら、だいぶ軽い。 ただ、証拠を血で汚せないからな。(探すのだけは頼むよ、と冗談を交えてそう告げて、あとは男の住居、そして自警団へと向かうことになる。 その結果がどうなるかはわからないが、状況が好転することを祈るのみだ。 そしてもし自警団、奴隷ギルドが動かない、貴族との交渉が拗れたのならば――) [Sun 14 Feb 2010 02:30:14]
> ( なんという事か。 証拠まで存在していて、尚且つ男を自警団に突き出す。 考えはしたがその証拠を見つけ出す余裕がなかった。 しかしそれをこうも簡単に解決させられるとは、通りすがりの小悪魔という少女と、正義を貫く男、アイゼンリッター。 信じられない事だが、この二人がどうしようもないと考えていた事をあっさりと引っくり返した。 少なくとも証拠もあり、既に被害者が出ているとなれば自警団が動かないという可能性は低くなる。 問題は売られた先の貴族がどう答えるかだ。 もし断られればその時は――。 いやまて、後ろ向きに考えるな。 状況は好転している、決して悪い方向には進んでいないのだ。 男は悔しそうに、そして痛そうに呻いている。 勿論立たされて歩かされる事になるだろう。 腕が折られているし抵抗する力もあるまい。 ) すごいわね…もう無理だと思っていた事なのに簡単に覆すなんて。 ( そんな呟きを零すと、ナイフを離すように言葉を繋げる。 もう大丈夫だ、ここまで来て自決なんてするわけがない。 手を離されればナイフを仕舞うなり投げ捨てるなりするだろう。 ) 勿論、私は着いて行く。 けど…傷は大丈夫? ( 問題はそっちだ。 確かにここまでしてくれた事には感謝する。 だが、少なくとも怪我を負わせたのは間違いない。 立ち塞がる壁から手を差し伸べてくれる救世主となった相手に無理などさせられない。 ) [Sun 14 Feb 2010 02:25:10]
お知らせ > ペセルさんが帰りました。 『( 少女はそんな会話を耳にしながら静かに去っていく。 礼の言葉が届いたかは、彼女だけが知る』 [Sun 14 Feb 2010 02:14:57]
アイゼンリッター > (ある種の高揚感。 ――1人、2人、3人を救うことができるかもしれない。 こんな達成感は、滅多なことでは味わえない。 活動に対する手ごたえ。 自分の行動が無駄ではなかったという喜び。 だけれど、それは決して自分の手柄というわけではない。 ぺセルが男を捕まえてくれなければ、こうも上手くは行かなかったろう。 立ち去ろうとする彼女に対して、ありがとうと、そう告げる。 ――貴女のお陰だ、と) [Sun 14 Feb 2010 02:12:09]
アイゼンリッター > (――相手の話を聞き、仮面の下の歪つな笑みは、更に大きくなる。  非合法な契約による、不当な売買。 契約書まであるという。 全く、願ったり叶ったりじゃあないか)(思考を巡らせる。 奴隷が非合法に売買されているのは公然の秘密だが、だからといって奴隷ギルドそれ自体は違法組織ではない。 あくまで建前上は公明正大に取引を行っており、犯罪に加担しているわけではないのだから。 つまり、自警団のような公的組織から証拠を突きつけられでもすれば……動かざるを得ない、という事になる。 問題となるのは客である貴族との交渉だが、一人10万エンというのは――こう言ってはなんだが――等級の高い奴隷の価格ではなかった筈だ。 提示された情報は、比較的に此方へ有利なものばかり。 問題は自警団が動かなかったとき。 そして貴族がイエスといわなかった時だ。 ――それこそ、アイゼンリッターとして活動すべき状況だろうが)……よし。 自警団と奴隷ギルド次第だが、それがダメでも次の手は打てる。 ――何とかなるぞ。(頷いて、結論付ける。 この男が「違法行為を働いた」旨はここで娘も聞いている。 あとは――)私は今からこの男の家に行き、契約書を見つけた上で自警団に突き出す。 君も一緒に来て、そこで今聞いた話を証言するんだ。 そうすれば物的証拠、証言もある。――何とかなるぞ! [Sun 14 Feb 2010 02:10:35]
> ( さて、蹲っている男はやがて情報を零し始めた。 奴隷ギルドへ一人10万単位で売り払ったと。 その後暫くして訪れた時には既に売られており、知っているのはどこかの貴族である、という事のみ。 そして彼の家には妹や友人にさせた違法な契約書が置いてあると言う。 男がやった犯罪行為は一種の誘拐行為で、密室に連れ込み無理矢理契約をさせた、というものらしい。 一体どんな風に脅したのかと、考えるだけで殺意が蘇って来るが、さすがにこの状況になって殺す気は起きなかった。 鉄仮面の言う通り、殺さなければ救い出す事が出来るかもしれないのだから。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:59:16]
> ( かつては彼のように何かを守れるような人間になりたいと考えたものだ。 それを挫かれた出来事、それに対する復讐。 だがそれを本物が否定する。 私は何も出来ない、葉可能だと諦めていたのにそれをどうにかする術があるというのか? 有り得ない、有り得るはずが無い。 そう思い込んでいただけなのかもしれない。 彼の正義とはつまり、挫けぬ心と言う事なのだろうか、私にはもう、判らない。 ) 場所が、判る…。 まだ、終わっていないのか。 ( ツテがあると言われれば、女は終わっていないと口にする。 私一人ではどうにもならないと思ったものが、まだ解決策があるかもしれないなんて。 夢に思いこそ現実にあるなんて考え付かなかった。 そんな中で一つ、鉄仮面の中から笑いを堪えるような声が聞こえた気がした。 ) ( 男はさらに顔を真っ青にさせる。 このまま行けば生きて帰れるかどうかも怪しい、と。 洗いざらい全て話せ、さもなくば奴隷印を押される。 男に対しては十分な脅しとなるだろう。 『ぐっ…。』 商人が呻くのも無理はない。 アイゼンリッターの行動自体非合法で行われている為そもそもそんな脅しは全く通用しないのだ。 よって幾ら金で物を言わせた男でも非合法まで抑える事は出来ないのだ。 ) …通りすがりの小悪魔、ね。 ( 強ち間違いではない気もして、呟いた。 結局その通りすがりの人物にまで助けられたのだから。 ) ありがとう、小悪魔さん。 ( 私に向けられた静かな言葉を聞けば、自然と礼の言葉を返した。 ある意味、道を外さないで済んだのは彼女のお陰もあるのだから。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:59:07]
ペセル > ( そんな少女は、男を彼らに預ければこれ以上ここに居る必要はないだろう、とこの場を立ち去るために歩き出す。 暇つぶしにはなったが、暴力衝動を溜め込んで締まった気がするので、訓練所などでひとあばれかふたあばれくらいはすることになるだろう ) それでは、幸運を。 ( ローブの女性へ向けた言葉は静かに ) [Sun 14 Feb 2010 01:42:25]
ペセル > 通りすがりの小悪魔ならばこの位の黒さ、黒いうちにははいりませんわ。 ( 今のところ公式には犯罪を犯していない立場である。 一応、霧の村の救援活動、という実績もある。 破壊衝動、暴力衝動を向けた相手は、ヴェイトスに来てから数えるほどではあるが、存在しているが ) ええ、素直に話さなければ、奴隷ギルドに行って焼印を付いてもらうことになりますわ。 ( 天使のような容貌でも本質は魔である。  [Sun 14 Feb 2010 01:40:05]
アイゼンリッター > (カイン・グレイホーク、あるいはアイゼンリッターと呼ばれる男はお人よしである。 子供好きである。 小さい子に「アイゼンリッターがいるから大丈夫だよ」と一度ついた嘘を真実にする為に自警活動をはじめたような男である。 が、同時に内面には悪びれずに犯罪を重ねる連中への怒りや憎悪、何もできないでいる自分への苛立ちが渦巻いている。 別に、その感情のどちらがカインのもので、どちらがアイゼンリッターであるか、という事ではない。 正気や狂気とも関係なく、ただ、矛盾せずに両立している。 それだけの話だ)売った先を追跡する事は可能だ。ましてや、犯罪被害者であるならば、取り戻す事もできなくはない――ツテは幾つかある。(それが確実に繋がる線か、というとわからないのが実情だが『何も出来ない』わけではない。 それだけは確かだ。 淡々と言葉を積み重ねながら、ぺセルの脅しに鉄仮面の下で唇を歪めた。 娘にはクッというかみ殺したような笑い声が聞こえたかもしれない)なるほど、それは良いアイデアだ。 ――自警団が黙っていない? 知らないのか、私の行動それ自体が既に非合法だ。 まあ、何人かの犯罪者を似たような方法で突き出したが、今のところ私は捕まっていないが(半ば真実であり、半ば演技だ。 実際、自警団が何処まで本腰を挙げて捜査しているかわかったものではないのだから。 ただ、元の本職は役者である。 そう簡単に見抜かれては困る)――なら、最初から最後まで、洗いざらい話せ。 誰に幾らで売ったのか。 お前がやった犯罪行為。 証拠のありか。 その全てをだ。(もっとも、その上で自警団に突き出してやるのだが。 この女が男を殺していない、つまり――『犯罪者ではない』以上、立派に証言者として通用するだろう。 自分のような鉄仮面や、ぺセルのような怪しげな人間では無理かもしれないが) [Sun 14 Feb 2010 01:34:07]
> それまで。 確かに友人まで売り払われて半分自暴自棄になっていたのは否めないが――と、続く彼の言葉に目を丸くする。 驚いた、この男からそんな言葉が聞けるなんて。 ) ……。 ( 唖然を見ているのは商人も同じだった。 思い切り顔を真っ青にさせている。 『じょ、冗談だよなぁ?やめてくれよ…』 声が震えている。 腕を既に折られているから冗談だと思えないのだろう。 ――続く彼の言葉には頷こう、それはそうだ。 私が居なければ救う以前の前提条件が満たされない。 そんな事は判っている。 ) …ならどうするつもり? あの男の言う通りもう既にどこかへ売られてしまっているのに、どうやって救い出すというの? ( 嗚呼、気付けば口調が戻ってしまっている。 感情を殺したつもりなのに、何故だ。 救いに、縋りたいとでも言うのか。 私の表情は戸惑いの色を示す。 友人の事を思い返せば、頼りたいなんて思わないはずなのに。 ) ( そしてまた商人が 『うぎゃああっ』 と悲鳴をあげる。 もう片方の腕も折られ、それこそもはや足だけしか言う事を利かなくなっている。 こうなってしまえば男は助けに縋ろうとするだろう。 そして商人へと声の向けられる相手が変わった。 その内容はつまり言わなければ手足を折って突き出してやる、というもので。 またしても商人は顔を真っ青にさせる。 『そ、そんな事をすれば自警団が……ッ。』 そう、金で物を言わせてきた男にも判る。 自警団を動かそうとする前に自分が再起不能になるのが目に見えていたからだ。 だから言葉は途中で止まる。 ペセルの発言に凍りついた、というのもあるのだろう。 奴隷に落としてしまう、成る程そういう考えもあるか等と頭で思考した。 男は、『そ、それだけはッ、それだけは簡便してくれッ! わ、私が答えられる事ならなんでも答えるッ!! 』 などと必死に喚く。 極限状態に追い詰められつつある商人の男にとってもう冷静な判断が出来ないのだろう。 ) ……見た目の割りに黒い事を言うわね、貴女。 ( 驚いた表情を浮かべてペセルを見た。 少なくともこの言動が無ければ天使のような姿なのだが、なんて現在の状況が軽く頭から抜ける。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:24:51]
> ――それは一度友人に言われたよ。 ( 二度も言われるとは思わなかったと肩を竦める。 それがどうした。 私だってやれるだけの事はやった、勿論心算だろうと言われれば [Sun 14 Feb 2010 01:24:16]
ペセル > ( 鉄仮面のリクエストに従い、もう片方の腕の関節を方からはずしてしまおう。 しかし、足は戻すのが面倒なのでそのままにしておく。 口調が変わっているのは少女なりにこの男に不快感を覚えているためである。 もともと感情を抑えるのはフールであるために難しい) 優しいですね。 選択肢を与えてあげるなんて。 ( 鉄仮面へと笑みを浮かべて微笑みかける ) それなら、この男も奴隷にすればいいわけですわ。 その妹さんたちの苦しみを身をもって味わうことになりますし…。 ああ、でも、役立たずということで雑多奴隷になるかもしれませんわね。 ( 今まで、この男は自分が奴隷になるとは露とも思っては居なかっただろう。 その選択肢を出されたことでの反応を楽しみにしよう。 彼にとってはある意味両手両足を折ってスラムに放りだされるよりもつらい選択になるかもしれない ) 奴隷の焼印がついてしまえば、それまでどんなことをしていたか、など関係はありませんから。 ( そこまで告げた上で ) …彼をどうするかは貴方たちに任せますわ。 煮るなり、焼くなり。 ( ペセルとしてはそのまま男を彼女たちに引き渡して立ち去るつもり。 少し暴れてこないと手加減を忘れてこの男を殺してしまいそうだ ) [Sun 14 Feb 2010 01:17:10]
アイゼンリッター > ――君が妹さんと友達を助けたいのはわかった。 売り飛ばしたのがあの男だという事もわかった。 だったら死ぬだとかゼロだとかグダグダ言わないで、人の話を聞くんだ。(怒り――苛立ち――なんでも良い。 ふつふつと煮えたぎる何かが、腹の奥底から沸いて出ている。 自分に対してか、彼女に対してか、男に対してか、ぺセルに対してか。 きっと全てだ。 あの男の腕は、この手でへし折ってやりたかった。 ああ、でも別に構わないか。 間接は幾らでもある)個人的には足を折ってやりたいが、どうせなら間接を一つずつ頼む。(……だが、落ち着け。 でなければ、どうしようもあるまい。 ぺセルへリクエストを投げることで、一先ずは感情を発散させる。)まず第一に、ここで君が死ねば、絶対に妹さんと友達は助けられない。 俺はその二人の顔も名前も知らないし、ぺセルも知らないだろうし、あの屑が喋るとも限らないからだ。 助けたいと思っているのなら、死ぬなんて事は許さない。(奴隷ギルドにでも売り払ったか? だとしたらお手上げ――という訳でもない。 手はある。 確実とはいえないまでも、手はあるのだ。 やってやれない事はあるまい)次に、其処のお前。 ――――俺は別にどちらでも良いんだ。 両手両足をへし折ってスラム街にでも転がしたって構わないし、両手両足をへし折った上で自警団に突き出しても良いし、お前が自主的に自警団に出頭して洗いざらい喋ってくれても構わない。 好きに選べ。 [Sun 14 Feb 2010 01:05:11]
> ( 初めから。 この殺人を計画した時点で私は消えていたのかもしれない。 ナイフをどうする家など言うまでもないだろう。 この状況でアイゼンリッターを切り付ける意味はないし、男に投げつけても当たるわけがない。 だからすぐに鉄仮面も理解したのだろう。 ナイフの刃はあっさりと掴み取られる。 当然だ、それを誘ったんだから。 武器が無ければ自決出来ないという方程式は「存在しない」。 だからそこまでは表情を変えなかった女だったが、不意に出た発言に、女も唖然とした表情となった。 この後に及んで何を…? 彼の過去など知らない女は、その言葉の理由を理解できなかった。 ) ( 『ぎゃあああっ!!』 男の悲鳴が聞こえた。 男の腕が音を立ててへし折られた。 その絶叫は暗い裏路地に響き渡った。 当然私の耳にも届いたし、アイゼンリッターの言葉もあってか、男はすっかり何も喋らなくなった。 私も、その少女の笑顔は少し背筋を凍らせるものがあった気がする。 ) ……。 ( 無言で鉄仮面を見上げた。 今更何を言われようが、私の今後の行動に変化が生じる事はないから。 言いたい事でもあるのか、と。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:53:00]
ペセル > <ゴキン…> ( 男が高笑いを始めれば、薄く笑みを浮かべたままの少女は男の腕を取れば、そのまま、本来の稼動域を超えて折り曲げる。 要するに腕を折ったのだ ) 大声で喚けばへし折る、と言った筈ですわ。 ( 警告はした。 勝ち誇る様子を見せた男への行動は人並みのやさしさ、といったものは垣間見えない ) …余計な話を聞くつもりは一切ありませんわ。 さて、次は足がよろしいですか? ( どこまでも笑顔で楽しげな声。 残酷な笑顔というものほど恐ろしいものはない、と本人は思っている。 鉄仮面が思っている以上に少女の手は早かったかもしれない ) [Sun 14 Feb 2010 00:45:15]
アイゼンリッター > おいお前、少し黙れ [Sun 14 Feb 2010 00:41:46]
アイゼンリッター > (――相手が左手をローブの中に入れるのが見えた。 頭の奥底がチリチリとする。 酷く鈍い痛みが走る。 自分は、こうして達観した表情になった人物を知っていた。 どうなっても構わないと、諦めたような、全てを放棄したような様子の。 それは忌々しい記憶で、できる事ならばこの手で殺してやりたかった相手だ。 ――死霊術師。 自分に敗れた男が、見せた表情だった。 ギリッと奥歯を噛み締める)(取り出されたナイフ。 その刃が女の胸元へと向けられる。 何をするつもりなのか、言葉にしなくたって理解できた。 故に、此方も行動に移す。 払いのけようと振るわれる刃に躊躇せず左手を伸ばし、それを掴もうとするのだ。 ――腕の一本や二本、捨てる覚悟でやっている。 と同時に、我慢の限界が少しばかり越えた。 それは果たしてアイゼンリッターだったか、カイン・グレイホークだったか、そもそも女か、男か、誰に向けた言葉かさえは、本人にも定かではなかったが……) [Sun 14 Feb 2010 00:41:40]
> ( 女は腕を掴もうとする手をナイフで払いのけようとする。 触れるな、とでも言うように。 ) 判っただろうアイゼン、これが…現実だ。 ( 男の言う通り、もはやどこにいるかなんて判らない。 結局もう遅すぎた、救い出す術はどこにも無い。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:37:23]
> ( 痛みに呻く声が聞こえる、 何をしてるんだ私は、何故こんな事をした。 私が苦しめたいのはこの男じゃないだろう…ッ! 女は小さく呻く。 少しだけ、我に返った。 無意味の中で尤も無意味な事は傷つける相手を間違える事だ。 この男は無関係、ただ殺人を止めに入った人間に過ぎない。 なんと愚かしい事か、熱くなり過ぎて本当の目的も忘れてしまう心算か。 他の道連れなど必要無い。 ) ( 男がナイフを抜き、投げ捨てたようだ。 これで私に使える武器は残り一つ。 とはいえ武器として利用する心算はもう無い。 これは私の敗北だ。 そもそもこんな壁に立ち塞がれた時点でこれ以上はどうしようもなかった。 無駄な争いだったのだ、こんなもの。 ) ………。 ( こうでもしなければ聞けない。 確かにそうだろう、私は完全に正気を失っていたし、こうでもしなければ私は止まらなかっただろう。 遠くから聞こえてくる呻き声、ああ、忘れるはずも無い憎らしい声だ。 まさか、本当に捕まえてくるとは思わなかったけど。 ) ( アイゼンリッターの続く言葉に暫く苦笑した。 私の友人も同じような事を言ってくれたんだっけ。 ) ――なぁ、アイゼン。 さっきから言っているだろう、0には何を掛けても0だし、足してもマイナス要素が無くならない限り0のままなんだ。 ( 妙に、穏やかな声になる。 差し伸べられた手を取ろうとはしない、代わりに左手をゆっくりとローブの中へと差し込んだ。 やがて聞こえてくる少女の声、男は怯えたかのように静まり返っている。 腕をへし折られるだとかの言葉にすっかり黙ってしまったようだ。 ) お前と出合った時点で覚悟できていたはずだ。 この殺人は完全に失敗だと。 ( 取り出されるのは一本のナイフ。 逆手に持ったまま胸元付近へと手を出した。 自分に言い聞かせるかのように言葉を紡ぐ。 穏やかな表情のまま、殺意すらも消え失せて。 ) 知っている、もう何もそいつからは取り戻せない。 ( 男は女の顔を見て目を見開いた。 そして次の瞬間小さく笑った。 『私を殺せば妹や友人を取り戻せると思ったか? 残念だったな、とっくにどっかの貴族に売られちまってるよ! もうどこにいるかなんて私にも判らないんだ、てめぇの行動は全部無意味なんだよ!!』 次の瞬間いやらしい高笑いを始める男。 殺せるものなら、このナイフでえぐってやるというのに。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:34:53]
ペセル > ( 慈悲もなく少女は男を黒のローブの女のところまで運んでいく。 紡がれる反論の言葉にはさして興味はない。 彼が商売人のようだ、とは感じていたが ) さて、何をしたのかは私は知りませんし、興味もさしてありませんわ。 ただ、あまりに大きな声でわめかれますと、腕の一本でもへし折っておとなしくさせたいですわね。 ( にっこり、と笑みを浮かべよう。 少女はそんなに優しくはない。 実際、彼がそれ以上わめけば腕の一本をへし折ろうと力を込めるだろう。 鉄仮面とローブの女のところへと近づけば男のわめき声が彼らにも届くだろう ) …… お届けものですよ。 さて、煮るなり焼くなり、四肢を捥ぐなり去勢するなり好きなようにできますよ。 ( 彼らの姿が見えれば、そんなことを告げながら笑みを浮かべることだろう ) [Sun 14 Feb 2010 00:21:46]
お知らせ > ペセルさんが来ました。 [Sun 14 Feb 2010 00:21:41]
お知らせ > さんが来ました。 [Sun 14 Feb 2010 00:20:55]
・レ・サ・ > 」ィ。。エネアッ、筅ハ、ッノルナョ、マトミ、\、ホ・ゥ`・ヨ、ホナョ、ホ、ネ、ウ、、゙、ヌ゚\、、ヌ、、、ッ。」。。シ商ャ、、キエユ豆ホムヤネ~、ヒ、マ、オ、キ、ニナdホカ、マ、ハ、、。」。。アヒ、ャノフ箇ネヒ、ホ、隍ヲ、タ。「、ネ、マクミ、ク、ニ、、、ソ、ャ。。」ゥ。。、オ、ニ。「コホ、、キ、ソ、ホ、ォ、マヒス、マヨェ、熙゙、サ、、キ。「ナdホカ、筅オ、キ、ニ、「、熙゙、サ、、。」。。、ソ、タ。「、「、゙、熙ヒエ、ュ、ハノ、ヌ、、皃ォ、、゙、ケ、ネ。「ヘ、ホメサアセ、ヌ、筅リ、キユロ、テ、ニ、ェ、ネ、ハ、キ、ッ、オ、サ、ソ、、、ヌ、ケ、、ヘ。」。。」ィ。。、ヒ、テ、ウ、遙「、ネミヲ、゚、ク。、ォ、ル、隍ヲ。」。。ノルナョ、マ、ス、、ハ、ヒ椄キ、ッ、マ、ハ、、。」。。携H。「アヒ、ャ、ス、メヤノマ、、皃ア、ミヘ、ホメサアセ、、リ、キユロ、、ヲ、ネチヲ、゙z、皃、タ、、ヲ。」。。筺△テ讀ネ・ゥ`・ヨ、ホナョ、ホ、ネ、ウ、、リ、ネス、ナ、ア、ミトミ、ホ、、皃ュノ、ャアヒ、鬢ヒ、篆、ッ、タ、、ヲ。。」ゥ。。。ュ。ュ。。、ェス、ア、筅ホ、ヌ、ケ、陦」。。、オ、ニ。「ヨ、、ハ、堯、ッ、ハ、遙「ヒトヨォ、栂、ー、ハ、ネ・ン、ケ、、ハ、コテ、ュ、ハ、隍ヲ、ヒ、ヌ、ュ、゙、ケ、陦」。。」ィ。。アヒ、鬢ホラヒ、ャメ侃ィ、、ミ。「、ス、、ハ、ウ、ネ、ク讀イ、ハ、ャ、鰔ヲ、゚、ク。、ォ、ル、、ウ、ネ、タ、、ヲ。。」ゥ [Sun 14 Feb 2010 00:20:13]
アイゼンリッター > ――つ、ぅ……ッ! 何度刺されても……糞、慣れないな……。(右腕にナイフが刺さったまま、多少よろめきながらも此方も踏みとどまる。 もとより剣で斬られるつもりだったのだから、ナイフ程度で済めば儲け物、だ。 ――もっとも、右腕は使えなくなったわけだが。 鉄仮面の下で、痛みに顔を顰めながら、腕に刺さったナイフを引き抜いて背後へと放った。 そして前に歩き出す。 フードが外れて露になった女の素顔に、唇を噛み締めながら。 ああ、糞。 ――いつだって、こうなる。 どうしようもない事ばかりだ)……生憎と、自分は他に方法を思いつかなくてね。 こうでもしなけりゃあ、君から話が聞けない。 話を聞かなければ――(遠くから聞こえる喚き声。 徐々に近づいてくるそれに、最初の予想がある程度は的中していた事を認識する。 一度、仮面の下で目を閉じた)――あの男が君に何をしたのかが、わからない。 それがわからなければ、君を助けられない。 或いは、君が助けたい人を助けられない。――だから、話して欲しい。(そう言って、尻餅をついた彼女を助け起こそうと、手を伸ばし、その腕を掴もうとする) [Sun 14 Feb 2010 00:16:49]
> ( 寝起きのままの男は少女の言動に唖然としていた。 何が厄介なのか、私はただの商人だぞ、こんな違法手段を使っている奴なんて幾らでもいるじゃないか!と。 だが男は言葉が出てこない。 ――明確に怯えている。 目の前の少女の瞳が、姿が、まるで死天使のように映っているのだ、その濁った瞳には。 ) ( 『かわいそうだと?私に何の関係があると――う、ぐわあっ!』 反論を続けていた男だったが、唐突に左手一本で持ち上げられ、驚き戸惑った。 さらに己の服がまるで拘束具のようなものへと変化し、身動きさえ取れなくなる。 『離せっ、私が何をしたっ!』 男には結局自分のした事は理解出来ない。 ただ自分は商売をしただけだと思い込んでいるからだ。 だから引きずられる中で男はもがき、必死で反論をし続けた。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:03:58]
> 判っていてこの行動を起こすのなら、私とお前は通じ合えないな。 ( 断言する。 守れなかった者の気持ちは守ろうとしている者には絶対に理解できない。 救いなんて求めていない――いや、私は救われなくてもいい。 だからせめて、私を助けようとしてくれた友人と、妹を救ってくれ。 何度神に願った事か。 この男が神の化身であるならせめてそれを伝えてくれ。 それ以上望みもしないし必要ない。 私から何もかも奪っても構わないから、助けてやってくれと――。 ) ( 狂人。 確かにそうだろう、恐らく男を殺してしまえば完全となる。 だがその為の対策はしてきている、殺人をする事は正義ではないし許される事では毛頭無いのは知っている。 だから、地獄の果てまで連れて行く。 そのはずなのに。 この壁は――巨大すぎる。 ) 捨てるか…ッ。 ( となれば、取り返すのは不可能だ。 だがナイフは確実に男の腕へと刺さった。 毒があるわけではない、致命傷になる程鋭いものでもない。 故に動きを止める程の力など、それには存在しない。 だから、何かしらの行動に出るだろうと考えていたのだが。 ) ――がッ!? ( 頭部に感じた、脳を揺すられるような激痛。 腕を振るった体勢のまま、身をふらつかせる。 倒れない、なんとか倒れない。 精神力で維持している。 右手を戻し、咄嗟に頭部を押さえるが頭突きの反動で上半身が後ろに傾きローブが後ろへと落ち、女の顔が露見する。 童顔で短い黒髪の女は額を押さえながらニ、三歩、後ろへと下がり、崩された瓦礫の破片に躓き、尻餅をついた。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:03:51]
ペセル > いいえ、基本的には無関係です。 ですが、今貴方に逃げられるのは非常に厄介だ、と判断しただけですわ。 ( 口調をわずかに変える。 アメジストの瞳は暗闇にうっすら輝いているようにも見えるだろう。 彼が少女を天使とみたのであれば、さながら死天使、というところ) 正直事情などしりもしませんし、どうでもいいことだとは思いますわ。 でも。 それだけで済ますにはかわいそうな人がいらっしゃいますから。 ( そのまま男へと近づけば、左手一本で男の体を持ち上げてしまおうとする。 次いで 蒼く輝く魔力が彼の服を拘束具と変えてしまうだろう) 上手くいけば戦いもとまるかもしれませんし。 ( そして、少女はローブの女と鉄仮面の戦場へと男を引きずりながら戻っていくことになる。 細身の体ながら、力は案外強い) [Sat 13 Feb 2010 23:48:31]
アイゼンリッター > 現実が甘いなんて思った事は、一度も無いさ。(事実、現実の前に負け続けている――情け無い話もあったもんだ。 いくら犯罪者を殴り倒したところで、得たものは何もない。 治安はさして変わるわけもなく、殺人鬼を追い詰めたところで、また新しい“怪物”が現れる。 ――ただ、それでも助ける事のできた人はいた。 助けられなかった人もいたが、助けられる可能性だけはある。 行動しなければ、どうしようも無いのだ)(それはカイン・グレイホーク/アイゼンリッターが、今までに出会ってきた事柄による。 救えなかった友人がいて、信じてくれる友人がいて、引き止めてくれる友人がいて。 眼窩を抉り取られた娘がいて、死体を弄ばれた少女がいて、未だ裁かれていない殺人鬼と死霊術師がいて。 そしてマガツヒだ。 辛うじて踏みとどまっているものの、狂人に限りなく近い精神状態なのだろう。 諦めることは、できないのだ)――――ッ!(肉まで到達する事無く、相手は刃を手放した。 ならばと早々に、その二つを背後へと放り捨てる。 こんなモノを使う気は無い。 技術が無いし、手加減して殺さずに斬るなんて事も無理だろうから)(もとより捨て身。相手が右手から何かを放つのは視認したが、躊躇わずに前へ。 剣を放り投げた両手は、すぐに行動を取れない。 当然、ナイフも腕に突き刺さる、が)(その鉄仮面に覆われた頭部を、思い切り相手の頭にぶつけようと振るう。 頭突き。 単純明快、シンプルな攻撃だ) [Sat 13 Feb 2010 23:44:43]
> ( 一方、逃げ出した商人の男は寒さに軽く身を震わせながら愚痴をぶつぶつ漏らしていた。 『あのローブの奴も奴隷に売り払ってやる』 などと。 完全に安心しきっていた男は、もう誰も付いて来ないと確信を持っていた。 だから、目の前に銀髪の天使のような少女が降り立てば見事に唖然とした表情を浮かべた。 ) ( しかし、次に少女の出した右手と、指。 見蕩れている暇などなかった。 出された選択肢に一瞬思考を硬直させる。 何を言っているんだこの少女はと、理解できなかったから。 『ど、どういう事だ?あのローブ野郎の仲間かっ?!』 当然のように逃げ腰になる。 体力を使い果たした男は逃げ出したとしても大した距離は逃げる事ができない。 捕まりさえしなければ金でどうにかしてやろうという考えの男だったが、その逆は全く想定外。 想定外に救われたと思いきや、想定外に足止めされるとは、考えていなかったのだ。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:36:14]
> ( かつて私も苦悩した。 どうにかして妹を救えないかと! だが相談した友人はどうなった? 結局共に戦おうと巻き込んでその人の人生まで駄目にしてしまった! これが現実、アイゼンリッターが見ている未来はただの夢想! 私はそう信じているしそう信じざるを得ない結果が起こってしまった。 だから、私は断念した。 友人を救う事も妹を救う事ももはや出来ぬのならせめて地獄の果てまであの男を道連れにしてやるんだ! ) お前のように考えていた時期もあったが、現実は甘くない。 それだけだ。 ( かつての私なら同じ考えをしただろう。 だが現実を知ってしまった私にその言葉がどれだけ無力なものか。 諦めるのが早いか遅いか、それだけの違いなのではないかッ。 もし失敗したら、なんて事を考え始める。 アイゼンリッターを突破出来なければそれまでだ。 結局あの男を捕まえた所で売られてしまった妹や友人は取り戻せない、全てが手遅れなのだ。 今となってはどこに居るのかだって判らない。 だから0、足されてもマイナスが作用する程の0。 だから意味を言うなら無意味だろう、私の行動なんて。 ) 無意味で構わない。 ( 復讐なんてそんなものだ。 結局何も、戻ってこないのだから。 知っているからこその実行だ、それを否定させるわけにはいかない。 せめてもの、天罰を下してやる。 ) ( 剣の動きに迷いは無い。 傷を負わせようが命を奪おうが止まる気なんてないのだから。 よって鉄仮面の男が体で受け止めようとしても勢いに任せて斬撃を放つ。 だが男のスーツに刃がめり込んだ所でその剣は鉄仮面の両手に掴み取られる。 肉を切らせて骨を絶つつもりか――! ) そんなものくれてやる。 ( あっさりと、手を離す。 殺人を犯すのに想定外の出来事を想定しないのは迂闊だ。 よって、仮にメインの武器である剣を奪われても良いように対策はしてある。 手を離した、右手がローブの中へ素早く手を入れると、瞬間右手を大きく男へ振るった。 しっかりと動きを見ていたならナイフが投擲された事に気付くだろう。 放たれたナイフは男の右腕へ、奪われたのなら奪い返せばいいだけの話ッ! ) [Sat 13 Feb 2010 23:36:03]
ペセル > ( もしも鉄仮面が勢いあまって女を殺してしまえばその程度の男だ、ということ。 逆にそれなりに名前が広がるほどに実力をつけているなら返り討ちに会うこともそうそうないだろう。 大きな貸しを作ることができそうではある ) …… 見つけた。 ( 悠々と歩いている男の前に、静かに降り立つ。 彼には銀髪の少女は天使に見えたか悪魔に見えたか ) …… さて、どうやら先ほど追われていた方のようですが…。 二つ、選択肢をあげます。 ( そして右手を突き出して、指を一本たて ) ひとつ。 おとなしく私に着いて来る。 ひとつ。 手足の一本も折られた上で私に引きずられていく。 さあ、どうですか? ( そう告げるペセルの表情には笑みが浮かべられている。 こんどこそ、彼には助けの手は差し伸べられないと言うように )  [Sat 13 Feb 2010 23:19:08]
アイゼンリッター > (夢想家? 知っている。当たり前だ。 自分ひとりで何ができる。 常々、思い知らされてきたことだ。 現に、ここで相手を止めることができても、あの男を追いかける事はできないのだから。 ――なので彼女、ぺセルと言ったか。 以前に一度だけ逢ったことのある人物が、男を追ってくれた事に内心で感謝する。 そうとも、一人では無理だとしても――)……何もしなければ、何も変わらない!(――それだけは、間違いなく正しいと思っている。 自分が行動を起こせば、一人は助けられるかもしれない。 そう思って、毎夜毎夜、街を駆けずり回っていたのだ。 今夜も同様。 服装を糺し、らしく振舞う。 相手が諦めていたとしても、自分は諦めない。 ただ、それだけの事だ)(相手が背後に気を取られても尚、此方はただ待ち構える。 敵が武器を持っているのに、徒手空拳で先手を取って梃子摺ったことは何度もある。 だから行動としては実にシンプル。 まずは相手の武器を使えなくする。 後はそれからだ)(振るわれる二刀を、鉄仮面の男は避けもせずに体で受ける。 全身を覆うのは革製のスーツだ。 相手の膂力次第では切り裂かれるかもしれないが、躊躇はせず――最初から狙っていた行動を実行に移す。 即ち、相手の刃が当たった瞬間、その両腕を此方の手で握り締めようとする。 己の肉と、両手で、相手の武器を封じるのだ) [Sat 13 Feb 2010 23:16:30]
> ( 元々この先生きていく気もない、全部終わらせてその後、法にでも裁いてもらえればいい。 どの道生きている限りはあの男を殺すまで追い続けなければならない。 全てを奪い、尚も他の者にまで手を出そうとしている、人の皮を被った化け物を野放しになんて出来ない。 だからこれは私にとって壁、神の使いであろうが、超えなければならない。 あいつは自分の犯罪を、金を使う事で誤魔化している。 じゃあどうしたらいいのか? 力で捻じ伏せるしかない。 誰が力を貸したところで何も変わらない、頼った人間まで結局食い物にされた。 違法な契約で奴隷に落とされた。 救う事は出来ない、一旦落とされてしまえばどうしようもない。 私の妹もまたそうだ。 だから、 ) その1と2を足したところでマイナスをされれば消える。 お前はただの夢想家だ。 ( 引く事が出来ないのは私も同じだ。 きっとこれを警戒して男には二度と近づけなくなる。 そうなる前に仕留めなければ全てが手遅れになる。 だから、意地でも――!? ) な…っ? ( 背後の音に集中が途切れた。 先程の少女の告げていた言葉を思い出す。 男を追う? 一体何を――。 とにかく、退路が何かで壁を崩された事で絶たれた事は背後を見れば判る事。 元より、明らかに後ろから吹き付けていた風が消えている為確認するまでもないが――これで完全に打ち合いになる事は必須か。 男は逃げたと言っても口笛を吹きながら路地をのんびりと歩いていた。 アイゼンの実力を知らないわけではない、よって追いつく事は出来ないと踏んでいるのだろう。 だから、屋根の上を走ってくるなんて考えもしないし、そもそもローブの女以外が追いかけてくるなんて夢にも思っていない。 ) これ以上は時間の無駄。 退いてもらう。 ( 女は一つ踏み込むと同時に両手の剣をクロスさせたまま突撃する。 そのまま十字を切り裂くように両方の剣を左右に振るおうとする。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:06:53]
人影 > ( どうやら目の前のローブは鉄仮面へと向かったようだ。 それを見届けてから、周囲の壁を確認する ) いけそう、ですかね。 ( 右手はフレイルへ。 そのまま、やおら、周囲の壁を破壊したりして簡単に通行できないようにする。 少なくてもローブの女の退路を断つ事はできるだろうと踏んで ) ……男、抑えておくことにしますね。 嗚呼。 殺すようなことはしませんから。 安心してください。 ( 自分はさっきの悪人面の男を追いかけようかと考える。 先ほどまでの逃走劇でかなり疲弊していたようだし、屋根の上に上って追いかければまだ追いつけるだろうか。 「彼が彼女の力になる」と告げたは良いが、男が雲隠れしてしまっては意味はない。 そういう状況までは判断できていないだろう、と考える。 とりあえず男の身柄を押さえておいて話をしたほうが良いのでは、とは心の中 ) 少々、近所迷惑ではありますね。 ( まるで迷惑をかけたことを反省している口調ではなく、一気に駆け出していく ) [Sat 13 Feb 2010 22:54:09]
アイゼンリッター > (――ダメか、と相手の行動と返答で判断する。 もっと上手い方法があるのだろうか。犯罪者を殴り飛ばすよりも、良い方法が。 現実にはご都合主義で全てを片付けてくれる機械仕掛けの神なんていない事は、十二分に承知しているけれど。  ただ、少なくとも目の前の相手は生きている。  眼球を抉り取られて殺されたわけでもなく、死霊術師の手によって屍を玩具にされたわけでもない。 なら、できる事をしよう。 簡単なことだ)君が0だと言うのなら、1でも2でも足すだけだ。 ――さて……。(思考を巡らせる。 相手を先に進ませないというのが至上目的であるから、一歩も退くことはできない。 殺すわけにもいかないから火炎瓶は使えないだろうし、悪魔や吸血鬼の類かは判別がつかない以上、ひとまずは聖水も選択肢から除外しておく。 残された装備と状況で可能な選択肢は――まあ、いつも通りか)(鉄仮面の下で深呼吸を一度し、歯を食い縛る。 身構えた体勢のまま、相手の動きを待とう)  [Sat 13 Feb 2010 22:47:31]
> 訂正: ( ×両手の剣をクロスさせ、 = ○両手の剣を自分の前方にクロスさせ、 ) [Sat 13 Feb 2010 22:40:40]
> …。 ( 噂どおり、といった所か。 どうせ相手は聞く耳なんて持たないのだ。 『犯罪は許さない』 なんて正義の味方を気取っていると言われる人物だ。 退いてくれるはずなんてない、判っていた事。 だか、私にだってそんなものは関係無い。 帰る場所もあるなら降伏も良いだろう、人生やり直せればそれで完璧だ。 だがその足場がもう無い私には、全く関係の無い世界にいる人間なのだ、この鉄仮面は。 背後の少女が言う通りだ、言って退くならそもそも来るわけがない。 そして後ろの少女も恐らくは戦闘が出来る人物。 つまりこの二人に対して勝てる保障は全く無いという事。 ) ………。 ( 事情を聞く、だとか力になるだとか。 私にはもう理解する力がなかった。 例えば0に何を掛けても0であるように。 ) これは覚えておけアイゼン、0には何を掛けても0にしかならない。 ( アイゼンリッターが自力で抑えるという言葉を告げた。 そうは言ってくるだろうと思ったが、力になるだとか甘い言葉があまりに、腹立たしかった。 0になってしまった私に力を貸しても何も変えられないというのに。 だから、そんな考えは幸せ者がするものだと考えた。 ) ( どうやら少女と鉄仮面は仲間というわけではないらしい。 よってどちらか一方は倒さなければ通る事は出来ないという事。 とはいえ必然的に言うならば倒さなければならないのはアイゼンリッターのみ。 後ろの少女が人を殺そうが構わないという言葉を告げている。 だから後ろの少女と対峙してもメリットが無い、だから必然的に目標は一人。 腰を落とし構えたアイゼンリッターを見るや、ローブの女は両手の剣をクロスさせ、構える。 狭い通路だ、打ち合いになるのは避けられないだろう。 )  [Sat 13 Feb 2010 22:39:38]
人影 > ( 単純に考えれば何らかの復讐。 暗黒街の闇の中でのうのうと奪い続けた結果が男に帰ってきた、と、よくある話を頭の中で思い描く。 少なくても、様子を見比べれば、逃げた男のほうが悪党には見えた。 顔はしっかり覚えておこう ) ……… 退け、といわれて退くくらいであれば私も、彼もこんな所に来てはいないと思いますよ。 ( 腰には獲物であるフレイル。 それは手にしないまま、左手に魔力を込めた。 物質の動きを奪う蒼い輝きが徐々に満ちていく ) …… ( アイゼンリッター。 鉄仮面とは一度だけ邂逅が会ったはず。 浪人が襲撃をしてきたとき、だ ) …… 事情を聞いてからどうするか判断する、という点においては目の前の彼と同じですね。 私の場合は、別に人を殺そうが気にはしませんが…。 ( 気まぐれに首を突っ込み、暴れてみたかったが、この状況ではそんな思考には行かない。 少なくても目の前のローブの人物にとっては自分も彼も敵、だ ) …こっちにきたら、手は出さないでください。 そっちへ行ったら手は出しませんから。 ( 目の前の鉄仮面へ告げる言葉。 左手に蒼い光を纏っただけで構えなどは行っている様子はない ) [Sat 13 Feb 2010 22:26:32]
アイゼンリッター > ――生憎と、それはできない。(結局のところ、どんな時だって付き纏う問題だ。 あの男は悪人なのかもしれない。 目の前のローブの人物が善人なのかもしれない。 どちらが正しくて、どちらが悪いのか。 ただ場当たり的に介入している自分に、一目で理解できるわけもない。 である以上、自分が通り魔呼ばわりされるのも仕方ない事なのだろう。 ――ただ、だからと言って、殺人を看過して良い理由にもならない)あの男が何をしたかは知らない。 でも、殺させるわけにはいかないし、同時に君を殺人犯にさせるわけにもいかない。 事情があるなら話は聞くし、力にもなる。 ただ……。(腰を落とし、ゆっくりと身構える。 まともに説得できる自信は――あまり無い。口下手なのだ、自分は)……抵抗するなら、大人しくさせてから、話してもらうつもりだ。 (これが、アイゼンリッターのスタンスだ。 対峙する相手と、その後方の人物。 各々の反応を伺おう) [Sat 13 Feb 2010 22:21:45]
> ( 荒い呼吸がどんどん大きくなるのが判る。 当然だ、たかが中年で運動もしていなさそうな商人風情が体力を使うような職業に居る者に敵うはずはない。 これはそれを見越しての夜襲なのだから。 やがて、道が一本道となる。 先に見えるのは先程以上に動きの衰えた男の背中と、広い路地へと出るである道。 だが、もうここまでだ。 『く、来るな。』 再び後ろを振り返った男が叫ぶ。 ――いや、もはや叫んでいる声ではない。 息を完全に切らし呟くような声の音量。 元々助けは来ないのだが、こうなってはもはや誰にも声は届くまい。 私以外には――そう考えた途端、状況は一変した。 ) …ッ!? ( 目の前に何かが降って来た。 いや正確には降りて来たのだ。 尤も致命的で厄介な人物が。 ) …。 ( ローブの下から殺意を込めて睨み付ける。 低く冷たい威圧の言葉に動じる事が出来る程まともな精神状態ではない私は状況を把握しようとする。 あぁ、把握なんて意味はない。 知っているじゃないか、名前くらい。 だから直感で理解したのだ、厄介だと。 それだけならまだしも――。 ) ――。 ( 後ろ。 背後にも誰か居る。 声色からして其方は少女だろうか。 何にしても、圧倒的有利から絶体絶命の状況へと追い詰められたわけだ――笑えない。 そうしている間にも男は小さく『ざまぁみろ』などと呟き、体を起き上がらせていかにも悪党のような笑みを浮かべ、路地へと走り逃げようとしている。 ) 待て…ッ、 く…。 ( 前方にはアイゼンリッター、背後にはどこの誰とも判らない少女。 普通に考えれば背後の少女を切り付けて、なんて考えもあるが――。 ) 退け。 ( 一言だけ呟く。 後ろの少女にも聞こえるように、女は音量を大きく呟く。 退いてくれ、私が殺したいのは――お前らじゃない。 ) [Sat 13 Feb 2010 22:13:33]
人影 > ( されど、銀の髪は夜の明かりを反射してぼぅっと浮かび上がる。 黒いローブの人物を追うように路地を走り抜けていた。 理由は単純。 「面白そうだから」 他人の面倒ごとを嫌う暗黒街ではあるが、暴れる口実を見つけた少女の姿をした者は歓喜していた ) …… さて。 ( とはいえ、ローブの人物と男の関係は今のところ不明。 追いかけて男を追い詰めるところまで待っていれば状況がわかるかと思ったが… ) …… 少々面倒なことになりそうですね。 ( ちょうど路地は一本道に近いため、アイゼンリッターと少女がローブの人物を挟み込むことになるだろうか) [Sat 13 Feb 2010 22:01:36]
アイゼンリッター > (この暗黒街で、他人の揉め事に首を突っ込むような奴はいない)(ふつうに人が通るのは地面の上のみ)(無論、その認識は間違いではない。 多くの場合、こんな区画では多くの住人が騒ぎを無視するだろうし、地面の上以外に歩くわけがない。 ――まともな人間なら。 そして残念ながら、この人物は若干『まとも』ではなかった)(上空――屋根上から貴方の前方へ。 道を塞ぐようにしてドン!と降り立つ何か。 それは人の形をしてはいたが、常人よりも一回り大きく、そして異様なシルエットを取っている。 ゆっくりと起き上がると、鎧めいた全身装甲を纏っているのがわかるだろう。 そして何よりも目につくのは――頭部を覆う、鉄仮面。 この界隈にいるのなら、噂くらいは聞いていてもおかしくはないかもしれないが……いずれにせよ、正気の人間がする格好ではあるまい)殺人とは穏やかじゃあ、ないな。……事情は知らんが、見過ごすわけにはいかない。 介入させてもらうぞ(声音は――舞台演技で作られ、今では素の声よりも馴染んだ感のある――低く、冷たい、しかし地の底を吹く風のように良く通る、威圧を目的とした其れだ) [Sat 13 Feb 2010 22:00:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――――そこまでだ。』 [Sat 13 Feb 2010 21:51:51]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『 闇にまぎれる黒服 』 [Sat 13 Feb 2010 21:51:23]
> ――! ( 不意に男が真横へと消えた。 曲がり角を通り一気に振り切るつもりなのだろう。 だが距離がそれくらいで広がるはずも無く、ローブの人物はやや壁に近寄り飛び込むように裏路地へと入り込んだ。 男は一瞬後ろを振り返り、『ひぃっ!』 と、悲鳴をあげる。 距離が若干なり余計に縮まってしまったからだ。 男は怯えた表情をさらに濃くすると前方を向き直り地面に足を叩きつけるように走って行く。 ) 逃がすか。 ( ローブの中で小さく呟く声は女性のような高音。 しかしながら殺意の篭った、ドス黒く深い声色。 ローブを両腕で捲り上げると、両手を外へと露出させる。 とはいえ黒い手袋、黒い長袖のセーター、黒いジャージのズボンを着用したその姿は肌がまるで露出していない。 そして両手には鋭い白の光を放つ片刃の剣が握られていた。 ) ( 再び両腕を下へと降ろすと、若干前かがみになり全力疾走。 腕は振るわず体重を前に掛ける事で突撃するように男の後を追う。 入り組んだ路地裏とは言え人が通れる道は一本道のみ、仕留めるならこの路地裏の中だろうか。 ) [Sat 13 Feb 2010 21:47:54]
> ( 漆黒のフード付きローブの人影が、曇天の影響で光すら殆ど無い暗い路地を走っていた。 走る速度に影響されてローブが風を受け大きく後ろへと靡く。 何故走っているのか、それは前方を走る男にあった。 その男は皮のTシャツに半ズボンといったいかにも寝起きのような格好をしている。 熟睡している所を襲われたのだ、刃を枕元に突き刺され飛び起き、一目散に逃げ出した。 即ち男はこのローブの人物に命を狙われている。 『た、助けてくれっ!』 と、助けを求めるように息を切らしながら走っていく。 ) ( だが黒いローブの人間は知っていた、この暗黒街で命に関わるようなトラブルへ何のメリットも無しに助けようとする人物は殆ど居ない事を。 次第に男の方は走る力を失っているのだろう、距離は徐々に、ゆっくりと狭まっていく。 ) [Sat 13 Feb 2010 21:36:41]
お知らせ > さんが来ました。 『 それは、走っていた。』 [Sat 13 Feb 2010 21:25:12]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( また、さ迷い歩くことになる。 )』 [Fri 12 Feb 2010 04:01:12]
エアリー > ( 焼け落ちたまま放置されている家なんてのは、おあつらえ向きの物件だったのだけど。 何かを殴る音を聞きつけて、それを止めるために覗きに来るなんていう物好きがいることを考えると、屋根と壁くらいはあった方が良いのかもしれない。 しかしそうなると、ますます適当な場所がない。 ) [Fri 12 Feb 2010 03:44:38]
エアリー > ( …空き地などの一見して使い易そうな場所は、その近所に住む子どもなどの遊び場になっていることが殆どだ。 暗黒街という土地柄、溜まり場という風な言い方をした方が適当かもしれないが、とにかく、空いているように見えても占有権を主張する者がいる。 …かといって、空き家を占拠したのでは、一晩過ごすくらい何でもないかもしれないけれど、何日か続けたところですぐに出て行かされるだろう。 ―――ぶっちゃけ居候している部屋でするのが一番だ。 しかし外に場所を探しているそもそもの原因は、安普請のアパートで暴れていたら苦情がきたのがきっかけで。 一階の洗濯場など使えそうなスペースはあるものの、鍛えていることを、あまり人に知られたくないというのもある。 ) [Fri 12 Feb 2010 03:23:38]
エアリー > ( あの時はアイゼンリッターに灯りをつけさせないことで対処したけれど。 そうしたからには、またあの場所に戻ってしまっては意味がない。 こちらがある程度 『目玉泥棒』 の情報を持っているとなれば、またアイゼンリッターがあの場所に現れて、今度は明るいところまでつけられるかもしれないし。 あの日以来あの場所へは近付かず、いくらか運び込んでいた訓練用の資材も諦めることにした。 どうせ、適当にかっぱらって来た廃材ばかりだ。 ―――運動するのに適当な場所を探して、ランニングのペースで暗黒街を流していく。 多少暴れてもどこからも苦情が出ず、勝手に占拠していても土地建物の持ち主などから文句を言われるような面倒がない物件がいい。 ) [Fri 12 Feb 2010 03:03:25]
エアリー > ( ―――といっても、ロッティ・アレンビーの部屋を出るわけじゃない。 あそこを出たら、行き場がない。 ロッテにもらった写本の内職でコツコツ貯めた金はいくらかになったけれど、市民証はもちろん、仕事も知人友人もない逃亡奴隷という身の上では、そう簡単に家など借りられず、追われる身という意識があると借りようとするのも難しい。 だから、そうではなくて――― アイゼンリッター・オリジン?にその場所を知られてしまった、訓練所の引越し。 ) [Fri 12 Feb 2010 02:57:02]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 引越し。 )』 [Fri 12 Feb 2010 02:51:58]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『眼下にh字路がるのは、広がった地溜まりだった』 [Fri 12 Feb 2010 00:24:51]
ジャスティス > (大きく息を吸い、足のばねを最大限にためる。なるべく音を立てないようにと注意を払えば、跳躍のみで屋根の上に立つことはできなかった。それでも人間業とは思えない高さまで跳躍し、ぎりぎり屋根のへりをつかむと、壁に両足で着地し、その反動で屋根の上に飛び上がって。さすがに着地の音は聞こえるだろうが……出所が出所だけにすぐに気づかれることもあるまい。そっと迂回するように移動して匂いの濃い場所を覗き込む) [Thu 11 Feb 2010 23:47:18]
ジャスティス > (……いさかいの音は聞こえず、足を止める。一度下がって、屋根にでも上ろうか。そんなことを考えながら、頤をそらし白い首筋をさらしながら狭い空を見上げて。首筋をなでる冷たい風に、一瞬ほうけたように急所をさらしている自分に気がつきあわてて気を引き締めて) [Thu 11 Feb 2010 23:24:48]
ジャスティス > (いっそのこと、人間同士の殺し合いならいいのに。それなら他人事だ。自然とそんなことを考えて、苦々しい顔で唇をかむ。いったい何を考えているのか自分は。何のために吸血鬼相手に体を張っているのか、自分をしかりつけながらも、マフィア同士のいざこざには手を出さないことも事実で) ……。 (細く長く息を吐く。左右の雑居住宅は珍しくどの部屋も硝子がはめ込まれており、曇天のはずなのに時折何かの光をわずかに反射し、修道女の神経を逆撫でする) [Thu 11 Feb 2010 23:07:44]
ジャスティス > ……。 (暗く狭い、二階建ての建物に囲まれた路地。わずかずつ建物の位置がずれており、ぎこちないカーブを何度も描いている。その向こうから鉄さびのような生臭いにおいが届き、修道女は足を止めた) (いい加減、メイスをどうにかしなければならない。友人に借りた金の半分を使い、時の都の小刀を買ってしまった上に、いまだ扱いきれず協会においてきてしまっている。足音を消しながらゆっくりと路地を進み、においの招待を確認すべく目を細めて気配を探る) [Thu 11 Feb 2010 22:58:17]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『夜警』 [Thu 11 Feb 2010 22:53:00]
お知らせ > フレッタさんが退室されました。 『まずは今抱えてる案件、1段落させちゃわないとね。』 [Thu 11 Feb 2010 01:21:30]
フレッタ > (不意の出来事がなければ一つ一つクリアしてって問題は出ないのだが―― 例えば今、荷物を持ってくれる優しい付き添いが居たら向かいのライバルらしい鯛焼きも味わえただろうに。) 紙に説明書いて置いとく・・・のもダメか。 パートナーとまでは行かなくても、欲しいな、誰か。 ・・・育てよう。(見所ある人間を教育できれば、自分は事業拡大と特殊な仕事の方に集中できるだろうか、なんて――経営者としてのレベルアップを考えながら。) [Thu 11 Feb 2010 01:20:53]
フレッタ > (仕事柄クレーマーやモンスターお客様も多いし(文字通りの意味のこともあるし!)、自分以外処理できない案件なんかもあって店を開けるのがぷち怖い今日この頃。新商品入れた直後とかは特にそうだ。ロッティに頼まれていた情報収集とかもそんな自分用案件だし。対象人物の二面性故に、少しコストオーバー&タイムオーバーしてしまった感はあるが。) ・・・あ、持ち帰り4人分ね。 バターましましで。(目に付いた露天で差し入れ購入につき手提げで両手が埋まる―― 不意に用事がプラス1されたら手に負えない環境は、今の自分にちょっと似ていた。) [Thu 11 Feb 2010 01:13:03]
フレッタ > 由乃屋・・・はちょっと重いか。 肉まんかじゃがバターがあればいいんだけど・・・(かくして帰社作業に暖かいモノ系露天の冷やかしが追加となる。 こーした無駄遣いや買い食いが多いのも大成しない一因かもしれないが、周囲に居る人間の稼動効率を増す働きはしてるかもしれない。 店員に差し入れとかよく買って戻るので、餌付け程度に慕われてはいるし。) ――今頃大丈夫かなお店の方。(思考が部下の事に及ぶと少しの心配も。 性質の悪い客に当たっててんやわんやになったりしてないだろうか、とか。) [Thu 11 Feb 2010 01:04:42]
フレッタ > (現状は小さな商談を纏め店に帰る途上であり――余所行き用の上質な服を隠すようなコート&マフラーは防寒対策にして暴漢対策か。 これでも暗黒街の暗黒面を知る人間、一応夜道にゃ気をつけてはいるようだが、石畳を歩む革靴の音と揺れる小さな手提げがいつもよりか可愛らしい系のイメージを出しててぷち相殺気味だ。) はー・・・(両手を口元に近づけてあっためつつ、吐く息が白いだろうか――なんて実験する心の余裕というか隙というかはあるのだが。 )うん、冬だ。 ・・・・何かあったかい物が欲しいや。 [Thu 11 Feb 2010 00:47:20]
フレッタ > (仕事を任せるべき後進が育たないから新しいことに手をつけられない、ってのがその理由なのだが、”瑪瑙の鍵”は今、まさにその状態かもしれない。 店番程度を任せられるパートは多いが、複雑な注文や店外との交渉ごと等、経営の根幹の部分を特定の人間に集中させているので、その人間ばかりがスキルアップしつつ忙しなく駆け回ってる。) ――うわぁ、寒い寒いっ。 まだ冬だなー・・・(日も落ちて少々暗いながらも独特の活気を保つ暗黒街の表通り、瑪瑙の鍵店長代行=事実上の店長であるフレッタ・ビーチェは今日も元気に外回りだ。) [Thu 11 Feb 2010 00:33:09]
お知らせ > フレッタさんが入室されました。 『図書館の蔵書に曰く、”店長が前に出る店は大成しない”』 [Thu 11 Feb 2010 00:22:01]
お知らせ > 凛々さんが帰りました。 [Mon 8 Feb 2010 01:34:31]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『鉄仮面は、夜の街へと去っていった。』 [Mon 8 Feb 2010 01:33:58]
アイゼンリッター > (半ば自業自得な面も多々あれど、真っ当に評価される事の少ないのが実情だ。 ――実際に犯罪者から守られた人間か、こうして会話を交わすような関係でもない限り、武装して街を徘徊して市民を襲撃する鉄仮面の男など、狂人か危険人物か、そういった風に判断するのが――概ね、正しかろう)(恥の概念などはヴェイトス市民である彼にとってはわかりかねるものの、そうして報酬を受け取れと言われると、どうにも困る。 先にも述べたとおり、褒められることも、感謝されることも、ましてや報酬を受け取れと言われることも少ないのだ。 カイン/アイゼンリッターは、そういった事柄に対して免疫が無い。 鉄仮面の上から頭を掻くようにしながら、建物に入る彼女を見送り――)(「お前も頑張れよ、ヒーロー」)(その言葉に、仮面の下で微かに口元を緩めた。 そんな風なことを言われたのは、多分初めてだったから)――――そっちも、頑張れよ?(ヴェイトス市に来る武芸者の目的は、その強さを証明することが大半だろうから。 娘の背中に声をかけると同時、屋根上へとロープを投じて……) [Mon 8 Feb 2010 01:33:49]
凛々 > なんか苦労してそうな台詞だな。ハッキリ言って私としてはいざこざがあった方がありがたいのだけれどな。それを私が解決する。そして私の名をまずはこの市に轟かせる。 そう、その為にわざわざトキノミヤコから海を渡ってきたんだからな。 ( 平和では意味がない――――それは誰かの不幸を望むという事なのだけれど。それをしなくてはならないわけが私にはある。それは何よりも譲れない信念なのだから。 ) いーや恥だな。赤っ恥の大恥だ。何にもしてないのに儲けるのは宝くじくらいで充分だ。だからお前も貰え。いいな、拒否権なんて許さないからな。 ( トキノミヤコは恥の文化。一番槍こそ誉れであり、何もせずに得た報酬なんて痛烈な皮肉以外の何物でもないんだからな。 ) それでも、だ。何より私がこんなに大金貰うのに納得いかないし気持ち悪い。つまり私の為にお前は受け取れ。 ( 最早命令口調。実に我が儘な女であること。 ) そうか、助かるぞ。んじゃまあそういう事で。 ( 目的もなくぶらつくよりは其方のほうがまだ良いというもの。言うとおりに自力で探させて貰うとしよう。 ) ( そして到着、と。 ) おお。いやありがとう。後は帰り道だから大丈夫だ。じゃ、私は届けてくるから。そんじゃまあな。お前も頑張れよ、ヒーロー。 ( 道案内にお礼を言って。そして私は手紙を届けにその家の扉を叩こうとする。さて、これにて無事に依頼終了――――いやいや、やっぱ違うな。帰るまでが依頼だ、と。気はまだ抜かないでおくとしよう。 ) [Mon 8 Feb 2010 01:27:27]
アイゼンリッター > ……正直に言うと、面と向かって感謝されるのは、どうにも慣れてなくてな。  また怪物が出たとかでもない限り、当分は戦争も起きないだろうから……市内の地理は把握しておいた方が良いと思うしな。 トキノミヤコか、アマウラの出身だろう?(もちろんヴェイトス市出身のイエロティアだって多くいるだろうが、彼女の装束や何かは、まだこの街の雰囲気に染まっていないように見える。 なら覚えて損は無い。 なにせヴェイトス市出身の自分でさえ、警邏が行えるまで地理を覚えるのには苦労したのだから)――む。  いや、別に恥とかどうこう言うつもりはないんだが……。(どう言ったものかと、困ったような仕草を見せる。 実際に困っているのだが、こういう表情も隠せるという意味で、この鉄仮面は重宝している)……最初から、報酬が欲しくてやっていたわけじゃないんだよ、私は。 なのに報酬を貰う気はないんだ。 ――安心して行動できたのは、君がいたからなんだぞ?(それに付け加えて言うのならば、あの死霊術師の舘を、この娘が見なくて良かった、と思っている。 あんなモノを見せて良いわけがない。 ――あんな、死体の山を)ああ、それで頼む。 ――暗黒街の倉庫なんだが、そうだな、調度良い。 地図に印をつけておくから、自分で探してみてくれ。(道を覚えるのに良いだろう、という事だ。 そしてやがて、目当ての場所らしき建物の前で足を止めた)――此処だな、地図を見る限りは。 [Mon 8 Feb 2010 01:11:36]
凛々 > ま、だろうな。 ( そういう事だ。そう簡単にほいほい悪どい事に利用されてちゃたまったもんじゃない。そして彼の想像は正しく当たっている。誰が好き好んでそんな片棒を担ぐ真似なんぞしてたまるか。 ) 素直に感謝の言葉は受け取っておけ。 ――――確かに…なあ。最近時間も余ってるし、歩いて道覚えるのは結構ありだ。頭で覚えるの苦手でも、体で覚えるなら得意分野だ。 ( 今日みたいに此処へと来なきゃいけない仕事がある時に、道が分かりませんでしたで不都合があったんじゃ笑い話にもならない。ここは今度彼の言うとおりにしてみるのも大いにありかな。私ってば超最強だし。 ) ダ・メ・ダ!! ( 受け取る気がないというのは私の方から却下。 ) お前は私にこれ以上の恥をかかす気か?あの事件を解決したのは私じゃない。むしろなんっにもしてない。それなのに金ばっかり受け取るなんて気分が悪いったらありゃしない。 ( 正当な労働に正当な報酬。正直半分貰うぐらいでも多過ぎるぐらいだ。――――………まあ、けど元から半分以上は渡す気ないけど。お金はあって損は無い! ) …………了解。じゃあそれに送っておけばいいんだな。 ( 低すぎるその値段に不満そうな顔をする。だからそれじゃ私が納得いかないんだと。――――まあいい。勝手に20万ぐらい送ってやろう。最低それ位は貰うべきだコイツはと私は考えているんだから。 ) [Mon 8 Feb 2010 01:02:11]
お知らせ > 凛々さんが来ました。 『(ミス退室&発言にorz)』 [Mon 8 Feb 2010 00:54:57]
凛々 > ( そういう事だ。そう簡単にほいほい悪どい事に利用されてちゃたまったもんじゃない。そして彼の想像は正しく当たっている。誰が好き好んでそんな片棒を担ぐ真似なんぞしてたまるか。 ) 素直に感謝の言葉は受け取っておけ。 ――――確かに…なあ。最近時間も余ってるし、歩いて道覚えるのは結構ありだ。頭で覚えるの苦手でも、体で覚えるなら得意分野だ。 [Mon 8 Feb 2010 00:52:39]
アイゼンリッター > ああ、ギルドを通しているのか。 なら、大丈夫だな。(信頼あってこその傭兵組合だ。 何事にも後ろ暗い事柄は憑き物だろうが、だとしても彼女が詳細を知らないのは事実だろう。 仮に犯罪がらみの手紙だと知っていたら、この娘は依頼を蹴ったに違いない……というのは此方の勝手な予想だが。 である以上、此処で手紙の中身についてゴチャゴチャ言っても仕方ない。 一先ずの疑念が晴れたようで、声からも硬さが少し抜けた)別に道案内くらいは大した事じゃあないが――この辺りは、実際に歩いて覚えるのが一番良いと思うぞ? 土地勘があって損はしないだろうし……それに地図を片手に歩いていると、旅行者か何かだと思われて襲われる可能性もある。(気にするなと手をヒラヒラと振って。 暗黒街には暗黒街のルールがある、よそ者は口を出すな、というのはアウトローの口癖のようなものだが、だからといってそのルールは一般市民を守っているわけじゃあないという話。 腕に覚えがあるのなら、多少の危険なら切り抜けられるだろうけれど。今日のように)あー……アレか。 いや、正直に言うと、報酬を受け取る気は無いんだがな、どうにも。(100万エンは正直大金で、あれば色々と――例えば滞っている賃金を払うとか――できるのだが、営利目的でやっているわけじゃあない。 参ったなと呟いて、天を仰いで)――10万だけ、情報屋に送ってもらおうか。 それ以外は、君が自由に使ってくれ。 [Mon 8 Feb 2010 00:45:59]
凛々 > 重ねて言うが手紙の中身とか相手とかは知らんぞ?まあ雷電に依頼するぐらいだからそんな目くじら立てるような類の事じゃないとは思うんだけどな。 ( 頭悪いなりの解釈。今回は私はただの運び屋ですと。彼の想像通り、この辺りには一般市民だってまあ暮らしていたりはするのだ。 ) どうもどうも。いや割と真面目な話だけど助かるなー。 ( 危うくガキの使いに失敗する所だった。まったく恥ずかしい様を晒さなくて済んでほっとしている。 ) いやまあな。確かにそんな感じだ。こないだお前も受けてた用心棒の報酬。お前にも渡したいんだが、あいにく今持ってきてないからなそんな大金。どっかに送ったりした方がいいか?それともまた今度直に渡すとか。 ( 報酬の100万エン。いくらか使ったけれど、まだ随分とたっぷし残っている訳なのだが。 ) [Mon 8 Feb 2010 00:35:59]
アイゼンリッター > 手紙か。 それだけじゃ何とも言えないが……(ただそれだけで首を突っ込む事はできない。 当たり前の話だが、暗黒街にだとて一般市民は暮らしている。 それに疑わしいだけでは手が出せない/出さないのが実情だ。 差し出された地図を受け取り、現在位置を脳裏に思い浮かべながら行き先を確認。 頷いた。 この区画なら、犯罪がらみという事はあるまい)ふだんは上を通ってるから、どうにも直線距離で考えてしまうんだが……歩いてもそんなにかからないだろう。 此方だ。(と、彼女を先導して歩きだし、彼女が先ほど悩んでいた曲がり角では右を選んで足を進め――そうだ、という言葉に首をめぐらせた)――? どうした、忘れ物か? [Mon 8 Feb 2010 00:22:45]
凛々 > 律儀な奴だなあ。―――いやまあむしろ当然か。 ( 私だったらどうなろうが知ったこっちゃないから放置なんだけど、こいつの行動理念から考えたらそれはまあ当たり前の行動だったか。 ) おお。それは助かるぞ。じゃあ遠慮なく私を案内しろ。私は昔っから地図とか見るの苦手でさ。 ( 彼に近づくとほいっとギルドから受け取った地図を渡す。それは暗黒街の中でも人がよく住んでいる場所と言った所か。 ) ここのバッテン印の付いてる所な。なんかここに住んでる奴に手紙を届けてほしいらしくてな。詳しい事までは知らないけど。 ( 懐からひらひらと一枚の便せんを相手に見せるように取り出した。そしてさあ遠慮なく案内しろと彼を促して。 ) ―――――あ、そうだ。 ( 思い出したように口を開いた。 ) [Mon 8 Feb 2010 00:14:31]
アイゼンリッター > 麻薬中毒者の類だな。なら、なおさら自警団に突き出した方が良さそうだ。 薬が切れたら何をするかわからん。(縛り上げた男。あとは適当に、自警団の警邏ルートにでも転がしておけば良い。 雑魚だったと威張る彼女には頷きを返す。 不健康な肉体の男ならば、彼女にとってさしたる脅威ではないだろう。 それは事実だ)そうか。――いや、もしそうならば案内しようかと思ってね。 場所にもよるれど、暗黒街は複雑だからな。 ――スラムに行くと日によって道が変わっていたりもするから、まあ、ここらはまだマシだが。(まだ普通に路地を歩いていた頃は、自分で地図を作ろうと試行錯誤を繰り返したものだ。追記だらけになって読めそうにもなかったので諦めたが)それで、何処に行きたいんだ? [Mon 8 Feb 2010 00:06:22]
凛々 > 多分コイツ変な薬でもキマッテるんじゃないか?なんかもう目が危なかったぞ。 ( ま、ただそれだけで私にとっては雑魚だったけどな雑魚、と偉そうに胸を張る。凛々の言葉通り、重度の麻薬中毒者が分別無しに襲ってきたという次第だ。 ) ( 道に迷ったのか? )  ( 簀巻きにしてる鉄仮面がそんな事を問いかけてきた。まったくとんだ愚問だと肩を竦めて鼻で笑った。 )  当然だ!!もうちっともわからんぞこんちきしょうがっ。 ( 何故か大威張りで断言しよう。大体な、私はこっちの地区の地理には疎いんだぞ。あんまりこないし。迷って何が悪いのさ。 ) [Mon 8 Feb 2010 00:00:48]
アイゼンリッター > ……ああ、成程。 いや、それなら良いんだ。(疑って済まなかったと応じながら、悶絶している男をロープで拘束にかかる。 転がしていても別に構わないのだが、どうせなら自警団に突き出したほうが良いだろう。 どうも骨折しているようであるし、それなら当分は犯罪に手を出す事はできない筈だ。 此方から折りに行く必要も無い。 気になるのは肌の病的な白さ。 吸血鬼の類ではないかと疑いたくなる。 多種族都市であるヴェイトスでは、ただの犯罪者であっても油断してはいけない。身をもって体感したことだ)(しかし、それにしても――)(ちらりと鉄仮面の下で目を動かし、視線を向けた先では地図らしき紙片を見ながら考え込んでいる凛の様子を見やる。 ふむ、と頷いて)もしかして……道にでも迷ったか? [Sun 7 Feb 2010 23:55:31]
凛々 > ( 手紙を届けるだけだなんていう子どもの使いのような仕事。しかし場所が場所だけに子供には任せられない訳ではあるのだが、まさか道に迷って届けられなくなりそうな雰囲気になるとは予想していなかった。 ) そこを右に!………いや、これやっぱ左? ??? ( あっるぇー?と二手に分かれている路地の先と地図を見つめる。そうしていたらいきなり何物かが上から降り立ってきた。 ) うわっ、びっくった。―――ん、アイゼンじゃん。いや、何があったって強盗に襲われたからただそれを返り討ちにしただけだぞ。 ( まあ女の一人歩き。それもこんな所を歩いてるんだからそういう手合いに襲われても特に感慨はなかったけれど。 )( 女の傍では痩せぎすの男が悶絶している。見るからに不健康そうで青白い肌の男だ。 ) [Sun 7 Feb 2010 23:49:08]
アイゼンリッター > (――コスチュームを纏って警邏を行う際、基本的に移動は屋根上を選択している。 夜間と言うこともあって目立たない事と、上空からの奇襲というアドバンテージを得るためだ。 よって、今夜もこうして地上へと降り立ったという次第)……何やら騒いでいると思えば、君だったのか、凛(目に入るのは転がされている男と、槍を携えた女性。 これが全くの赤の他人であれば、すわ強盗か通り魔かと警戒もするのだが、彼女とは見知らぬ仲ではない。 カイン・グレイホークとしても会話を交わしたことがあり、アイゼンリッターとしても幾度か共闘したことがある。 知人だからといって犯罪者ではないという証拠にはならないが、少なくともいきなり襲い掛かる事にはならない。 しゃがみ込んで男を検分しようとしながら、まずは順当に問いかける)――何があったんだ? [Sun 7 Feb 2010 23:43:53]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――上から降り立つ。』 [Sun 7 Feb 2010 23:37:38]
凛々 > ( 強盗なんてする馬鹿は放置だ放置。カバーを外さずに刺突してやったからせいぜい骨折ぐらいで済んでるだろう。ぐっさりといかなかっただけ感謝してもらいたいもの。私ったらなんてまあ優しいのだろうか。 ) この辺りだと思うんだが……迷ったか? ( この冬で路上で放置されたら凍死する可能性も高いがそんなのは無視。自業自得だ。恨むなら自分の浅はかさを恨めというもの。 )( そんな事より私は今仕事中なのだ。なんでもこの辺りに住んでいる人間に届けてほしい手紙があったとのこと。それがまあ雷電経由で私に依頼が来たわけなんだが―――― ) ――――……わっかりにくい地図だなあ。 ( やっばい。これ迷ったかもしれない。 ) [Sun 7 Feb 2010 23:33:40]
凛々 > まあこんなものだろう。暫くそこで眠ってろ、風邪でも引いて自分の馬鹿さ加減を身に染みておくんだな。 ( 携えた槍をくるりと回し勝ち名乗りを上げているのは、姓は鈴宮。名前は凛。凛々と呼ばれる事もあるトキノミヤコで産声をあげた性別女性の典型的イエロティア。 )( ちょうど物盗りを撃退したところである。まったく馬鹿が。他人の強さを見抜く事も出来ない間抜けめ。 ) [Sun 7 Feb 2010 23:24:04]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『遊戯にもならない』 [Sun 7 Feb 2010 23:19:10]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( サンドバッグを掻っ捌いて、逃げ出した。 )』 [Wed 3 Feb 2010 02:24:53]
エアリー > ( …ここは、もう使えない。 最初に遭遇したのがアイゼンリッターだったのは幸か不幸か。 馴染んだ訓練場を見回した。 )   ―――…くしょう。   ( パーカーの中で握っていたナイフを、どすりとサンドバッグにつき立てる。 こんな事していたって、戦えない。 勝てない。 逃げるしかない。 )   ( 『メアリアン』 という名前だけだと楽観的に見ることもできるし、自警団がアイゼンリッターをどの程度信用しているかというのもあるのだけれど。 表通りの人間だとカテゴリーにはめてしまうと仲間としか思えず… 実際には自警団でも厄介者扱いだとしても、『メアリアン』 という名前が別口で挙がっているという問題がある。 殺された自警団員繋がりで。 ―――平たくなって悶える世界の裏電波はさておき。 ) [Wed 3 Feb 2010 02:24:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『微かな満足感を得る。』 [Wed 3 Feb 2010 02:17:25]
アイゼンリッター > (いずれにせよ――そして標的が自分であったとしても――今夜、彼女が犯罪に手を染めなかったのなら、そして被害にあわなかったのなら、それはアイゼンリッターの勝利だ。 夜の街へと飛び出しながら――) [Wed 3 Feb 2010 02:17:17]
エアリー > ―――。   ( …悩んでいた。 まず口を封じなければならないのは、そうなのだけど。 ―――メアリアンに加えてアクセラレーターという面倒も増えた今、メアリアンについては過大評価だったとしても、ロッテは計画を続行するべきなのか。 アイゼンリッターにまで兄の死が知られている以上、誰に殺されたのかは別にしても、その話が既に自警団へいっている可能性はある。 『タイホ』 なんていう辺り、アイゼンリッターと自警団に関わりがあるかもしれず、だから 『メアリアン』 という名を知られてはまずいのだから。 …私が余計なことを言わなければ、アイゼンリッターが地道な努力(?)でメアリアンという名前を突き止めたのだ。 私は悪くなく、メアリアンは自警団に捕まり、ロッテの結婚詐欺は成立しなくなるけれど危険はない。 …しばらく荒れるだろうけれど、適当にあしらって今の生活を維持できるのではないか。 …それは、何も変わらない、先に進めない考え方だけれど。 )   …ああ。   ( 更に、単純な戦力差。 …窓を降りる瞬間に背後から襲い掛かれば、刺せないまでも転落させられるかもしれない。 しかし負けたら? )   ( じっと佇んで、短く答えるのみ。 その雰囲気は異様だけれど――― ついに、動くことはなかった。 ) [Wed 3 Feb 2010 02:15:03]
アイゼンリッター > (目を塞ぎ、呼吸を困難にし、足場を奪い、腕を折る。 まあ、口で言うだけならば簡単だが。 実際、常日頃から頭を必死で使って知恵を絞って、どう対処すべきかを考えているカイン・グレイホークという人間こそが異常なのだ。 まっとうな人間であれば、そもそも鉄仮面を被って犯罪者狩りなどはじめたりはしない)金か、それ以外の何かか、理由は知らないがね。 一度メアリアンを追い詰めた時に、彼女を助ける為に出てきたから――まあ、次も出てくるだろうな。(その可能性が高い。 メアリアンにとって都合が良いのは事実だろう。 あれだけ強力な護衛がいるのだ。 安心しきっているに違いない)……今はどうか知らない。あの男自体、最近は見かけないしな。 私が出会ってないだけかもしれないが――まあ、護衛を引き連れて歩いているような類の人間だ。 関わらない方が良い。(さて、言うべき事は言ったし、此方としては重要な情報を得た。 あとはこの娘に帰るよう促して、自分は警邏の続きといこうか。 腰掛けていた窓枠に手をかけ、その外へと身を乗り出しながら、頭だけを彼女の方へとめぐらせた)……ダイエットも良いが、あまり遅くならない内に、気をつけて帰れよ。 目玉泥棒以外にも、殺人鬼がうろついているからな。 [Wed 3 Feb 2010 02:04:00]
エアリー > ( …方法を聞きたいと思うけれど、聞いたところでおそらく実行は無理だ。 ゴウテンジ以上ではないかと内心では憂鬱に受け止めながら、ここで話してもしょうがない。 それにしても、そこまで狂っている奴にメアリアンは懐くのか? )   …あいつにとって都合が良ければ、まあ、近くに置くか。   ( 守っている… のだろう、もちろん、護衛なのだし。 元々避けるつもりとはいえ、面倒が増えたと溜息一つ。 )   ―――ああ。 お前が一緒にビラを撒いた男は、あいつの…   ( 本当に、メアリアンの協力者か、と尋ねようとして… しまった。 あのビラには、メアリアンの名前まで記されていなかったと思い出す。 タイホするとか真っ当なことを言う相手にとんだ失敗。 …妙なことを言う相手に、気が抜けたか。 )   …。   ( 口を封じなければならないと思う。 パーカーのポケットにはいつものようにナイフ一本。 …これで全身鎧とどうやって? ) [Wed 3 Feb 2010 01:56:28]
アイゼンリッター > (一般居住区に住んでいるメアリアンという名の少女。 十分すぎる。 自警団にでも通報すれば、居住区での調査は彼らが始めるだろう。 自分はスラム・暗黒街で彼女がまた殺人を犯さないよう警邏して網を張っていれば良い。 ――目玉泥棒を捕らえるのも重要だが、最近、ここいらでも殺人は頻発している。 放置しておけるわけもない。 ……何にせよ、手が足りないのが実情だ)言っていることが支離滅裂だったし、まともな思考をしているようには見えなかったからな。 「何をやらかすかわからない」という意味では、狂っているといって良いだろう。 しかもメアリアンを――守っているつもりらしい。(何も知らないのか、知っていてそうしているのかは不明だが。 いずれにせよ警戒するべき存在だ。 目玉泥棒本人よりも、よほど危険である)――倒すのさ。 力が強くて素早くてしぶとい『だけ』だ。 極論すればな。 手はある。幾らでも。(目鼻口があって四肢を起点にして動いている。人型生物であるという共通点――縛りがある以上、戦い方はどうにでもなると、頷いて) [Wed 3 Feb 2010 01:46:17]
エアリー > ( お前のに似せた仮面を盗んで来たよ、なんて教えてやるのは酷だろう。 困っているらしいけれどこちらに協力しない(?)ので、意地悪したくもなるけれど、さておこう。 …何も言われなくても、生きるために適当にやるさと頷いて。 )   …そんなものか。   ( つまり場慣れしている?らしいこいつの目から見ても、メアリアンは大したことがないのか――― 聞くだけ聞いて、こちらが知っていることを話すつもりはない。 ないのだけれど… 名前だとか、兄の死を知っているとか、ただの復讐鬼にしては、ずいぶんと接近しているところがあるか。 頷きながら聞いている。 )   アクセラレーターか… 気違い?   ( それは聞いていないぞと、オウム返し。 メアリアンは気に入って、家に住まわせることにしたようだけれど。 )   ―――金で契約した護衛だと思ってた。 バケモノか。   ( 頭の痛い話だ。 当然のように護衛のいないところで襲うつもりだったけれど――― そこまで度外れていると、常にメアリアンの周囲にいるような可能性を考えないといけない。 いや、そもそもクリスティアに同行し、家に住み着いた護衛=アクセラレーターで良いのかどうか。 )   …倒せるのか?   ( 私には無理そうだけれど、一応、方法を聞いてみよう。 ―――それにしても。 …こいつまでトウィードルの死を知っているとは。 メアリアン本人が殺害したかどうかはともかく、知らぬはメアリアンばかりで周りは認識しているとか、ロッテにとっては悪夢のような状況だろう。 …偽装結婚、申請して大丈夫なのか。 ) [Wed 3 Feb 2010 01:35:18]
アイゼンリッター > それが復讐だって事は、誰にもわからないからな。 公にしない限りは。(そして、であるからこそ、アイゼンリッターは通り魔扱いされている。 この鉄仮面の怪人が何のために犯罪者を襲撃しているのか、なんて。 それこそ直接に対面していない限り、わかるわけもないだろう)……なら、危ない事をするなって伝えておいてくれ。 良く食べて良く寝て運動して勉強しろ、とか。 そんな漢字の事を。(それだけ気楽にやれたらどれだけ楽なのかは、言うまでも無いけれど。 溜息を一つばかり。 まあ、ともかくだ)さっきも言った通り、あの娘は見た目は一般市民――年齢はわからんが、小さい女の子だ。 不意打ちだったんだろう、とは思う。 ナイフで刺されれば、人は死ぬさ。(少なくとも人間――ヒューマンは。 種族によって、そういった事柄は大きく異なる。 だからこそ、この街で戦っていこうという人間はいつだって苦労するのだけど。 しかし『メアリアン』か。 目玉泥棒が誰かを知っているわけだ、この娘は)………。メアリアン自体は、然程の実力者とは思えない。 ただ、護衛が厄介だ。 アクセラレーターとかいう……気の狂った、たぶん、吸血鬼か何かだとは思うんだが……正確なところはわからない。殺人鬼ではあると思うが、言ってることが支離滅裂でね。 今までに三度はやりあった。(一度目は敗北し、二度目は撤退。三度目は、相手を退却させたのだが――勝てたとはいえまい)あれは化け物だよ。 字義通りの意味で。 バカでかい鉄塊を振り回す。 空を飛ぶ。 血を針みたいにして飛ばす。 霧になって現れる。 ――倒す手なら幾らでもあるが、正面からやりあうんなら、辞めておけ。 [Wed 3 Feb 2010 01:16:48]
エアリー > …目玉泥棒とその復讐は違うだろ。   ( いや、同じなのか? 殺人を最大の禁忌とするのなら、その理由を問わず。 …やはり分からないけれど、互いに相手を支配するようなつもりでもない限り、それはそれで。 …実は以前に顔を見られている?のだけれど、今は闇夜のフードの下。 ダイエットは必要なさそうないやに細長いシルエットが、梁から吊るされたサンドバッグなどと一緒に浮いている。 )   …お前がセイギノミカタだって喜んでるガキがいる。 最近ちょっと煩い。 実は悩みながら通り魔してるんだって教えてやって欲しいな。   ( だからこそ、というかそんなものなのかもしれないけれど。 屋根の上でポーズ決めて 『HAHAHAHAHA!』 とか、そういうイメージとは随分違い、呆れるように。 )   …私はお前にタイホを止めてやめてもらえると助かる。   ( 自警団に捕まったら手出しできないだろうと、物騒にもほどがある軽口だけれど、雰囲気は軽い。 )   …そう、なのか? 自警団員は、弱くないだろ。 人一人殺すのは簡単じゃない。 お前は、メアリアンがどの程度できると思う?   ( 何人も連続して殺してのけるというのは異常だと思うのだけれど、実はそうでもないのか? 実際に戦っているのを目の当たりにしたらしい相手には… これまでと思いつつ、質問を重ねてしまう。 )   …なるほど。 兄貴を生き返らせるところだけか、悪魔が関わるのは。   ( それもアイゼンリッターが見た限りで確証はないものの… 『悪魔』 がそもそもアイゼンリッターからの情報なのだから、それほど重視することはないのかと首を傾げた。 )   …ああ?   ( 自宅に住み込ませていたというアイツだろうか。 その後どうなったのかはよく分からないけれど… 頷くような、続きを促すような調子で。 ) [Wed 3 Feb 2010 01:07:10]
アイゼンリッター > 殺人鬼を一体減らしても、一体増えたら意味が無い。――物凄く簡単に言えば、そういう理由だ。(倫理だの道徳だのを抜きにしても、やはり殺すことは躊躇われた。 単に彼自身の勇気が足りないだけかもしれないが、であるとしても殺人を思いとどまらせる理由ではある。 どちらの意見も正しいし、間違っている。 ならば平行線だ。 理解はできるが、同意はできない。 同じように頷いて)生憎と、悩み通しでね。 ……もっと何も考えずに行動できれば良いんだが、そんな性分でもない。 気苦労が絶えないよ。 ――だからまあ、殺人なんてのは辞めてもらえると助かるんだが。(と最後には此方も微かに笑みを浮かべての、軽口。 そういえば、アイゼンリッターとして活動している際、気を緩めるような機会なんて中々無い。 警戒を解くというのとは、また違った意味で。 子供の相手をしている時、くらいだろうか)――いや、自警団殺しの場には居合わせたが……魔術だの何だのを使ったようには見えなかった。身体能力に関しても、其処まではわからん。 「人を殺せば願いが叶う」……いや「兄が蘇る」だか、そんな事を言ってはいた。 悪魔と契約云々は、魔術絡みの人間に聞いた推測だ。(ようは、目玉泥棒を追い詰めるためにでっち上げた、半ば風評といった情報である。 真偽のほどまでは定かではないにせよ、『ただ』と鉄仮面の男は言葉を続ける)あの娘についている護衛が、厄介だ。 [Wed 3 Feb 2010 00:49:35]
エアリー > ( そんな遠大な話は想像の外。 耳にしても正気を疑う程度なので、口にしなくて正解かもしれないけれど。 濁された方はますます訳が分からない、やけっぱちなのかと肩を竦めた。 )   …落ちる?   そうか。   ( 表通りの人間にとって、殺人というのは手を 『汚す』 イメージのある事だったか。 自警団に追われるというのも今更な話で… 積極的に追跡されるのはもちろん避けたいところだけれど、特別そこだけが問題と考えない自分とは、やはり根本的に価値観が異なる。 …そんなものかと納得するように頷くが。 理解はしても同意はしていない、そんな態度だ。 だからここまで。 )   …がんじがらめだな。 そんなにしがらみ抱えたやつだとは思わなかった。   ( 件の 『通り魔』 がこんなに固いとは。 つまりやる事やっているということなのだろうけど、口を開くとこんななのかと可笑しく思う。 また、脈絡なく和らぐ雰囲気。 )   …こっちは殺すのでなきゃ協力できない。   ああ、ただの女があんなに殺せるわけがない。 悪魔か?   ( 自警団に捕まるのはまずいのだ。 正確には兄のトウィードル・ロッドが死亡していると発覚することが。 その辺り、生きているトウィードルを匿うためにメアリアンが嘘をついているとするのはどうかと思うけれど、この男は間違ってもそんな協力しないだろうし。 ) [Wed 3 Feb 2010 00:40:39]
アイゼンリッター > それでも構わないがね、此方は。(片っ端から毎日一人ずつでも相手にしていけば、その内に彼女が――犯罪者だとして――悪事を働いている場面にもぶち当たる。 気の遠くなるような総当り作業だ。 小さく肩を竦めて、そう応じた)……多分、その思考は正しいんだろう。 殺せば終わる。 その通り。 ――だけど、其れをやれば、此方まで目玉泥棒と同レベルにまで落ちる事になる。(特に自分の場合は、だ。 ――怪物にはなるなと、何度も言われた。 辛うじて踏みとどまっていられる理由。 もっとも、そのせいでこうして延々と悩み続けなければならないのだから、幸運かどうかはわからないが)――それに、 アレがそれこそ吸血鬼だのであれば別だろうが――表向き、一般市民だ。 である以上、殺す協力はできない。……仮に君が殺したとすれば、自警団は君を追うだろうから。(彼女が既に犯罪者であり、あるいは殺人者である可能性はある。 だからといって、これ以上に罪を重ねさせる必要はないし――犯罪者でないならば、尚更だ)だが、捕らえる協力はできる。そういう話だ。 ――それと、目玉泥棒に手を出さない方が良い、理由を一つ教えることくらいは。 [Wed 3 Feb 2010 00:27:16]
エアリー > …助けられて私はほくそえむ。 しめしめ今夜はラッキーだった。   ( 都合の良い事態に対してその場限りの喜びは向けるだろう。 でもそれは感謝とは別で、悪人が漁夫の利というような状況は、おそらくこの男の一番喜べないところ。 意地悪く言いながら、でも、好きにすれば良いと思う。 直接敵にならない限りはどうでもいい。 なったらなったで、言葉に意味はない。 )   …私はどうでもいいな。 反省とか、気持ちとか、興味ない。 分からないしな。   ( 『悪人』 を見分けられないのと同じ。 )   あいつが死ねばそれでケリが着く。 殺したんだから殺されろ、真っ当だろ? …逆に、どんな言葉や態度で反省を証明されたところで、殺すのは変わりない。 殺されたやつが死んだままだ。   ( シンプルでいい。 敵は殺す。 仲間も友人もいないけれど――― 何にせよ、誰かが殺されたと仮定して、その敵が生きているという事実がまず一番に我慢ならないと言う。 …それとも、実際に誰か大切な人とやらができたら、変わるのだろうか。 )   ―――つまりお前は、私に協力しないんだな。   ( アプローチの仕方を間違えた形だけれど、想定外の価値観ではしょうがない。 惜しくもあるが、それならそれでというところ。 一応、確認しておこう。 ) [Wed 3 Feb 2010 00:12:19]
アイゼンリッター > ああ、難しいな。 ……本当に、難しい。(鉄仮面の下で苦笑いを浮かべながらの、その一言。 少女の言葉は正しい。 うわべだけで見て取れるわけがないのだ。 拳一つで何とかなることには限りがあるのだから)――とはいえ、逆に君が襲われている可能性だってある。 辞める気はないし、続けるがね、此方は。 今回は何事も起きてなくて、それで良し、だ。(少なくとも今夜は、ここにいる娘は安全だったのだから、問題は無い。 窓枠に腰を下ろし、相手――ようよう目が慣れてきた。 やはり娘だろう。 背格好を見る限り、そして声の調子を聞く限り)あの時点では、まず目玉泥棒の動きを抑えるのが目的だったからな。 それに関しては、何の問題も無い。 実際、あれで犯行は止まった。(知られる限りにおいては、だが。 影で未だに人を殺している可能性も捨てきれない以上、目玉泥棒は追いかけ続けなければならない)――逆だ。 少なくとも、目玉泥棒に関してはな。 ――自分の罪を自覚しなければ、あの娘は殺されても「なんで幸せになりたかっただけなのに私が殺されなきゃならないんだろう。なんてかわいそうな私」としか思わない。 それで、殺された人――それが感傷だというのなら、その家族や友人が、納得できると思うか?(小さく首を傾げて、そう答える。 少なくとも自分は納得できない。 犯罪者には然るべき制裁を。その罪を自覚させ、裁かねばならない。 だが、揺らいでいることも事実だ。 あのネクロマンサーは、大量の殺人を犯しながら、未だ裁かれていないのだから) [Tue 2 Feb 2010 23:57:45]
エアリー > …ふうん。   ( 気のない相槌。 態度そのままに、理解はできない。 仲間がやられたというのなら分かる。 しかし不特定多数の誰かというのは? )   …私がここで、誰かをバラしていたとして、私はそいつに仲間をやられていたかもしれない。   ( 上辺の人助けという大義名分を抱えても、おそらく望む中味は得られまい。 それともただ暴れたいだけかもしれないが、であれば、もっともらしい言い訳なんて要らないだろう。 どこかでズレていないかと首を傾げながら、アイゼンリッターの趣味嗜好については二の次だ。 )   …感傷だ。 死んだやつに納得も何もない。 そいつらはもう何かを感じたりしない。 …タイホというのはお前の望みか? ビラは邪魔になるな。 被害は減るかもしれないが、殺そうってやつの方がたぶん多い。   ( では、殺そうというこちらに対しての協力は得られないか。 …てっきり殺すつもりだと思っていたら、こいつも表通りの人間か、何やら独特の考え方をするらしい。 )   ―――法の裁きを受けられるっていうのは、幸せになることじゃないのか。   罰を受けるってことは、それをしたら許されるってことだろ?   償いは、許されて幸せになるためにするものだ。   ( だから教えろと思うけれど、この鎧相手に、実力行使でゲロさせようなんていう気にはなれない。 ) [Tue 2 Feb 2010 23:43:57]
アイゼンリッター > 近くまで行かなけりゃ、わからないさ。(随分と鋭い――のか? やはり異種族だ。 夜目が利く、耳が良い、鼻が良い。 獣人の類だろうか? まだ判断がつかない以上、決め付けると足元を掬われる)……放っておけないから、だ。 誰かが殺されたり、襲われたりするのは。 ――気に入らない。(そう答えて、首を横に振った。 犯罪者に対しての憎悪もあるし、子供達とした約束もあるが、総じて言うならば、それにつきる)(――よし、良いぞ。 微かに混じった冗句の類に、少しばかり進展を感じる。 もう少し踏み込んで、事情を探ろう)…………ああ、成程。(そして、鉄仮面の下で顔を顰めた。 ぽっかりと虚ろに眼窩の開いた娘の死体。 何日たとうと忘れられない。 ネクロマンサーの住居と同様、ある種のトラウマ――狂気、マガツヒだ)私は……アイツを逮捕して、法的に裁きを加えたい、んだ。 でなければ、殺された人の――その家族や、友人も、納得がいかないだろう。 それ以上に、何人も殺した人間が『幸せになる』事は許せない。 償いもしないで、な。(そしてあの娘、あの怪物には、その気がないときた。 なら、誰かがやらなければなるまい) [Tue 2 Feb 2010 23:27:24]
エアリー > …? 音が違う。 …止めるのか?   ( 音も違うし臭いもないし、そういった部分で判別するのが当たり前だと、怪人の言葉は言い訳めいて聞こえた。 とはいえ、こちらに対して何かをしようという気がないのならよし。 代わりに、何故止めると首を傾げた。 この辺りの地権者かそれに雇われた者だとして、扮装する意味がないし… 『本物か』 と考え、胡散臭そうに首を傾げる。 )   …余計なお世話だ。 通りで朝帰りを捕まえればいい。   ( ロッテとか。 アイゼンリッターに説教されたら、彼女はどうするだろう。 想像すると可笑しくて、脈絡なく声音が和らぐ。 …愛想のない女の声に変わりはないけれど。 )   …ビラを撒いたならその可能性は考えただろ? あいつを殺したいやつはいくらでもいる。 お前は違うのか。 ―――私は… ダチを殺された。   ( いくらでもある話だ。 友人を殺されたと言い、仲間の方が自然かとも思うけれど、まあいい。 それこそありがちな話。 ) [Tue 2 Feb 2010 23:16:00]
アイゼンリッター > (ダイエット? こんな場所で? 疑念はある。――ただ、この場には血の臭いがしない。 少なくとも、某かを殴っていた蹴っていた殺していた、という事ではないようだ。 ならば、と頷いた。隠す理由は無い)私刑でも行われているのではないか、と思った。 或いは怪物だの、殺人鬼だのが――とも。 もしも君がそうなら止めるが、そうでない以上は、どうもしないさ。 早く帰って寝るべきだ、と説教くらいはするかもしれないがね(僅かに緊張を緩め、答える。 それ以外の犯罪の可能性も、まあ、無くは無いだろうが。 少なくとも直接的に住民へ害を及ぼすのでない限り、自分にとっての優先順位は低い)……目玉泥棒を、殺す? ――また、随分と……。(重い言葉を、軽く放つものだ。 聞き捨てならない、が……)……あの殺人鬼について話しても良い、が。 理由を先に教えてもらえないか? [Tue 2 Feb 2010 23:03:44]
エアリー > …ダイエットだ。 お前のは答えになってない、それを聞いてどうする?   ( ロッテはそうでなければ運動しない… と思う。 そうだったような気がする。 …しれっと答えて、つまり音を聞きつけたのかとほぞをかんだ。 音を聞かれるくらい別に良いけれど、それが積極的に関わってくる者となると話は別で。 …権利者?からの文句が出るのと秤にかけて、やっぱりもう少し屋根と壁のしっかりした家を使うべきだったか。 …とはいえ今回は、自分に用があったというよりも、物音の正体を突き止めようとした結果そうなったらしいけれど。 では何故物音の正体を知ろうとするのか。 )   …お前がそうなら、目玉泥棒のことを知りたい。 あいつを殺す。 あのビラは本当だな? 悪魔と契約しているというのは、何か… 魔法を、使うのか? 特別な力、とか。   ( その辺り、どう表現するのが適当か分からないけれど、ニュアンスは伝わるだろう。 ) [Tue 2 Feb 2010 22:53:15]
アイゼンリッター > ……其れを聞きたくて此処へ来たのさ。 ――子供があまり遅くまで出歩いて、安全な場所じゃあないからな。(声は意外に若い。女――いや、少女、か? そう判断し、カマをかけて。  鉄仮面の下で片目を閉じ、暗さに目を慣れさせようと試みながら、相手の様子を伺う。 外観が娘であっても、その実は殺人鬼だの怪物だの、何度も遭遇した類の相手かもしれない。警戒は怠らないようにしなければ。 しかし……様々な種族が入り乱れる都市だからこそ、こういった夜目が利くか否かといった些細な特徴が有利・不利を決めてしまう。 何らかの対策を考えておくべきだと、密かに誓う)……『どの』と言われても困るが。 少なくとも、それをやったのは自分だ。(相手が何かをする気配は伝わってくるが、此方へと向かってくる様子は無い。 敵意、殺意を感じ取れるわけではないが、警戒はされていても敵意を向けられてはいない――らしい。 少なくとも、今の段階では、だが)……其れを聞いて、どうする? [Tue 2 Feb 2010 22:41:42]
エアリー > …ああ、つけるな。 ここで何してる?   ( オリジナルの劇を見たことがなく、その鎧がアイゼンリッターそのままということは分からないけれど。 正体を隠す間に合わせの扮装にしては、力が入っているというか統一感があるというか。 )   …お前 『どの』 アイゼンリッターだ? 目玉泥棒のビラを撒いたか?   ( だから、おそらく本物に近いという感覚で、続けて尋ねた。 こちらの存在が想定外で、狙われたわけでないのなら、別にここに居る理由にはさほどの興味もないし。 …手を動かさないのなら飛び掛ることはなく、その場でパーカーのフードをかぶり直した。 ) [Tue 2 Feb 2010 22:30:29]
アイゼンリッター > (フルプレートほどではないにせよ、それなりの重量である。 これだけの装備で飛んだり跳ねたりできる人間は、そう多くはいない――とはいえ、そんな事をしようという人間自体が、そんなにいるわけでもないのだが)…………ッ!(此方へと踏み込んでくる音――けれど、一歩だけ。 手を止め、それ以上相手が此方へと近づいてこないことがわかると、鉄仮面の下で思考をめぐらせる。 何者かがいるという事は最初から予想がついており、それが確証へと変わった。 問題は、その人物が犯罪者か否か、怪物か否か、という点だ。 正直、あまり自分の頭が良くないことは自覚している。 そして、疑わしい相手にそれだけの理由で殴りかかることはできない。 で、あるならば、だ)………灯りは嫌いか?(――声をかけて、相手の反応を伺うに限る) [Tue 2 Feb 2010 22:23:02]
エアリー > ( よく鍛えられているな、というのが第一印象。 綱を登るくらいなら何でもないが、あの鎧?だけでどれほどの重量があるのか、武具に触れたことがあまりなく想像し難いものの、厚着というレベルではないだろう。 ―――まさか自分を探しているとは思わないけれど… そうか、明かりが必要なやつか。 )   ―――!   ( 置物のように様子をうかがっているそこから、あえて強く一歩を踏み出す。 一歩で止めるが、その一音だけを聞けば飛び掛かろうとする音だ。 着火作業を続けるのなら手元を蹴っ飛ばそうとするが、作業中断するのならその必要はないし、全身防具の相手と素手で取っ組み合いをする気はない。 ) [Tue 2 Feb 2010 22:16:39]
気配 > (本物――と、この場合は呼称する――であるところのアイゼンリッターの目的は、治安維持である。 少なくともスラム・暗黒街を拠点としている犯罪者や怪物を退治する、という意味においてはそうなっている。 実際、それが治安口上に繋がっているかは不明だとしても、それなりに成果は上がっているのだが――閑話休題。 つまり、今夜の場合も、彼の目的は自警活動である、という事だ)(この辺りは住民が少ない割りに、廃墟が多い。 何か良からぬことを企てる輩がいるかもしれない――として時折、警邏を行っている。 勿論、たった一人で暗黒街・スラム街全域をカバーできるわけもなく、毎日というわけにはいかないが。 そして今夜、何かを叩くような物音を聞きつけ、調べるべく行動に移した、というわけだ)(ダイムノベルの主役のように軽々と、とはいかないまでも、全身を防具で覆っているとは思えない身のこなしで壁を登り、窓枠に腰掛けるようにして中へと入る。 気配を感じ取れるほど敏感でもなく、物音を立ててしまっている以上――犯罪者がいるとして――奇襲はできない。 躊躇無く、腰のポーチへと手を伸ばしてオイルマッチを取り出し、それに着火しようとする) [Tue 2 Feb 2010 22:07:29]
エアリー > ―――。   ( 上がっていた息を潜めて、その怪人を見ていた。 …あの鉄仮面には見覚えがある。 以前近所に住まう子どもがアイゼンリッターの仮面だと言って持っていた物にそっくりだ。 現状その怪人に扮することは害にしかならず、近所で面倒など起こされては適わないから取り上げて、今はロッテの部屋の屋根裏に転がっている。 )   ( アイゼンリッターに扮するメリットは、何かしらの犯罪を行う際に顔を隠せて、それを件の怪人のせいにすることができるという点だ。 しばらく前に続いた… というか慣れてしまっただけで今も続いている? 事件は後を引き、無数の 『アイゼンリッター』 を生み出しただろう。 …デメリットは、『アイゼンリッター』 はその被害にあった者にとって共通の敵になる可能性があるということ。 中味は色々なのだろうけれど、区別はつかないから。 )   ( …で、こいつは何をしているのか。 )   ( 登ろうとしている先はおそらく無人の廃墟。 誰か塒にしているのかもしれないが、不意を襲うならあんなにガチャガチャいわせるのはよろしくない。 )   ( 崩れた壁際にそっと屈んで、様子を見る。 ) [Tue 2 Feb 2010 21:58:29]
気配 > (それは廃屋二階の窓――正確にはかつて窓があり、焼けたか割れたかしてポッカリと口をあけた、その残骸の縁――に何かが引っかかった音だった。 注視してみれば、それは登山か何かに使われるのだろう、頑丈そうな造りの鉤爪であり、其処からはロープが伸びていて廃墟の外へと垂れていた。 不意に綱が二、三度、感触を確かめるかのように引かれると、続いてギシギシと音を立てて軋み始める。 ――これを投じた何者かが、綱を頼りにして外壁を登りはじめたのだということは想像がつくだろう。 そして貴方が階下を覗いており、夜目も利くのならば――その人物が鉄仮面を被っている事も、すぐにわかる) [Tue 2 Feb 2010 21:47:31]
エアリー > ―――っは… は…   ( 一際強くサンドバッグを蹴っ飛ばし、やや上がったペースで白く煙る息をつく。 …曇天の下で明かりも持たず、廃墟の暗闇は人間であれば行動に難儀するほどだろうけど、エルフの血のためか、暗所でものを見るのに不自由はしなかった。 息を整えながら、大部分が崩れ落ちた二階の壁から、それとなく階下の通りを見渡す。 ―――誰も何の用もない土地だけれど。 例えば何か、人に見られたくない催しや取引をしたり、死体を始末するにはうってつけだ。 …一番厄介なのは、そうしてこの土地に現れる者を狙う人食い。 効率は悪くても、比較的安全に狩りをすることができる土地だろう。 少ないけれど住民もいるわけで、この空洞のような土地の周辺に住む者は近道にもするかもしれない。 人通りが絶無というわけではないのだ。 )   ―――?   ( 音? ) [Tue 2 Feb 2010 21:45:34]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『――――ガキンッ』 [Tue 2 Feb 2010 21:41:22]
エアリー > ( 本来なら、鍛錬場などを借りて理に適った運動をした方が効率的だろう。 ただ動くのも無駄ではないけれど、身体の使い方、そのための鍛え方にはもちろんコツがあるらしい。 しかし逃亡奴隷という身の上で、特に戦士が集まるような場所へ通うのは躊躇いがあった。 逃亡から一年半が過ぎ、いい加減気も緩んでしまうけれど、奴隷ギルドには近付かないし、自警団員を見かければ避ける。 毎朝のランニングで公園には行くものの、メアリアンのことがなければ富裕層の住む高級住宅街も近付きたくないところだ。 以前の所有者と関わりがあり自分の顔を覚えている者がいるかもしれない。 鍛錬所も同様に、奴隷ギルドのランナーや、自分達を追った戦士が顔を出すこともあるだろう。 ) [Tue 2 Feb 2010 21:38:43]
エアリー > ( 廃墟の中でもどうしたって使えなさそうな、屋根が焼け落ちた石造りの家。 その二階に辛うじて残された足場で、ハーフエルフの娘が明かりもつけずに暴れていた。 崩れ落ちそうな床には焼け落ちたのとは違う廃材が転がされて、焦げているものの形を残している梁には手製らしいサンドバッグが吊るされている。 居候している安アパルトマンで運動していたら苦情がきて、代わりに見繕った練習場は、未だに良いあんばいで使えていた。 ) [Tue 2 Feb 2010 21:27:10]
エアリー > ( 明暗の差が激しい暗黒街にあって一際暗い一角。 廃墟が並び住民が少ないから店もなく、だからこれからも住民は減り続けるであろう通りは暗い。 支配するうまみがなければ土地のマフィアからも放置され、治安の維持など望むべくもないが、誰も用がない土地では衝突も起こらない。 そんなぽっかりと穴が開いたような場所で、時折何かを叩くような乾いた音が上がる。 ) [Tue 2 Feb 2010 21:21:21]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 焼け落ちた廃墟の二階。 )』 [Tue 2 Feb 2010 21:14:17]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『(次の日からしばらくは尻にしかれる生活がまっていたとか)』 [Mon 1 Feb 2010 02:28:26]
ブロウン > おまっ、マジでいてぇのっ!ガチだっつーの!(うつぶせに倒れこんで、歯を食いしばりジャスティスの顔見上げるが涙で視界がゆがんでしまう。)(くっそ・・・まじで置いていきやがった・・・)(痛みが引くまではしばらくうつぶせのままで。二人が去った後、とぼとぼと帰途についた。)(もう寝よう・・・) [Mon 1 Feb 2010 02:26:33]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『次の日から、いじめが始まって……』 [Mon 1 Feb 2010 02:21:44]
ジャスティス > ……まったく、大げさに痛がって。同情ひこうとしてるだけよ、いきましょ、レイ。(悶絶するブロウンさんを置いて、そのまま公衆浴場に行って……ブロウンさんは不死身だと信じているらしいです) [Mon 1 Feb 2010 02:17:01]
ブロウン > いや、だから、夫婦じゃないんだよ?夫婦みたいなもんだけど?そしてもいじゃったりしたらジャスティスを満足させられないでしょ?(お前にも使うんだからね?なんて顔を近づけ指差して、何かを悟らせようとしているのかのような口ぶり。考えかたが人間とは違うのは生まれ育った環境だけではないだろう。)え?トラウマとかも見るの?・・・じゃぁ、聞かない。(快楽だけが夢の内容だとおもっていたのに、聞いた話しと違うなぁ、とか今になっておもっていて。もっと、こうあっはんうっふんな夢ばっかりだとおもっていたので珍しく申し訳ない気持ちになったりする竜人。と、次の瞬間レイの前から姿を消したのだった)ぐぼぉぁっ!!(レイの顔を覗き込んでいた成果せいかジャスティスの動きをみておらず──強い衝撃をわき腹に受ければ5,6回転して壁に衝突する巨躯。どうやら壁を破壊するまでには至らなかったがわき腹を押さえてごろごろとのた打ち回る巨躯の姿があった)いってぇ!超いてぇ!あちこちいてぇ!!(重い体が高速回転しながら地面の上を転がればそこらじゅうぶつけるのが道理。一番痛いわき腹押さえて真夜中の暗黒街をぢたばたするのだった。むろん風呂発言はきこえていない)) [Mon 1 Feb 2010 01:47:55]
ジャスティス > せっ!! (ブロウンの右側に並んだ状態から、右回し蹴りを腹部に叩き込んで。宣言どおりフルパワーだ) ……ブロウンさん、あんた明日貞操帯刈田ゲル。鍵は私が半めーで五階殴った後返してあげる 。 (すっごい不機嫌そうに焚き火に当たりながら、ブロウンさんはのんきねぇ、レイはせつじつねぇ、なんてつぶやいて) さて、と。体拭きたいし……公衆浴場でもいかない? [Mon 1 Feb 2010 01:36:53]
レイ・シェリダン > 夫婦喧嘩は犬も食わねぇって、な…てか、もいじまえ(ぼそっと、喧嘩するほど仲がいいと言うか、なんてーか…あと思いっきり超笑顔のブロウンには呪詛よりも直接的な表現でジャスティスをたきつける方向で)うらやましがるな・・・思い出させんな、人のトラウマなんだからよ(ぷいっとそっぽを向いたまま二人の視線から逃れるようにしながら)知らねぇよ、おおかた誰ぞが実験だとかで飼ってたか作ったかしたんじゃねぇか?(あたしは倒しきれなかったけどよなんて…と言うか無慈悲すぎる言葉にその人型モンスターの冥福をちょっと祈った)…まともな司祭とかきちまったら、それはそれで困りそうだけど、な(後継者の言葉にあえて触れないが、勧められないなとか)抱負…。生き残る事と職員に用済みと言われねぇようにする事だぁな…(あたし自身の解放はちぃっと絶望的だからまずは目先の部分と) [Mon 1 Feb 2010 01:32:44]
ブロウン > 大丈夫。絞られても今もちゃんと機能してるっ!(隣に脅威がいるにもかかわらず、なんか自慢げに親指まで立てて超笑顔で言ってやろう。レイのやさしさも意味を成さなかったかもしれない)むぅぅ、そんなに見たのか。ちょっと、うらやましいぞ(何度も見たのならばいちいち聞いているのも億劫になりそうだ。むしろ、再現できそうな夢の内容だったら直に再現してしまいそうなのでとりあえず今は聞かないで置こう。そのうち聞くことがあるかもしれない。)うるせっ!お前は何も聞いてないし何も知らなかったってことにしておきなさいっ!(逆ギレだ。どうにかして流れ変えなくてはいけない。今晩おあずけどころか今夜が峠ですになってしまうことは断じて避けねばならない。)豊富?俺よりでかいサメを釣ることです。(はい。と次の豊富をレイに回した) [Mon 1 Feb 2010 01:28:46]
ジャスティス > 私のパンチ、普段手加減してあげてるってしってた? (とはいえまぁ、硬いうろこ越しではそこまでいたいわけじゃないとは思うのだけれど……) そんなに見てたんだレイ。へー? (目を細めてニヤニヤとレイ・シェリダンをブロウンさんの隣で眺めて) ……こわっ!!思いっきりモンスターじゃん、なんでスラムにいるのよ。 (いや、首の骨折った、と一言はいて) 大聖堂に聞いてみますかね。 ま、後は……人員の補充がほしいなぁやっぱり。 (今年はこう、後継者を育てたいのよね、なんて) ちなみにお二人の豊富は? [Mon 1 Feb 2010 01:16:45]
レイ・シェリダン > 淫魔に搾り取られて使い物にならなくされちまいやがれってんだ(もう匙を投げて、低い言葉で一度痛い目にあっちまえとかそんな呪詛をぼそっと。言葉で言うより体験した方が早かろうよと。あとここでさらに返り血の量を増やすのもなんだから、ブロウンの言い訳には触れないでおいてやる優しさを見せつつ)一度や二度じゃなかったから、答えられねぇって事にしとくぜ(どーしてそこにこだわるとか。妹分を犯しただとか犬に犯されただとか言いたくもないと)それ単に墓穴だろうが。ともあれ……なんだそりゃ…スラムでアシッドスライムに絡まれた事はあったけど、よ(そんな奴がいるものか?なんて、で、ぶん殴ってきた、と。因みにお仕置きは今晩お預けとかそんな事とか)…ジャスティスもそっちを蒸し返すなよ。淫魔退治ってのはだいたいパプテス主体だろ?ジャスティスの方が詳しい事聞けんじゃねぇか?(あたしに聞くな、蒸し返すな、と) [Mon 1 Feb 2010 01:09:46]
ブロウン > うーん・・・いろんなもの食べて腹を少し満たした後に一番うまいものを食う・・・なんか間違ってんのかな・・・?(顎に手を当て焚き火を見つめ小声でぶつぶつと何かいってる竜人。尻尾がパタンパタンと一定のリズムで地面をたたいてたりと、ホントにフル活用しているのだ。)そうかなぁ・・・普段と変わらず接してたつもりなんだけどなぁ・・・?(確かに環境的に行為に及んではいけな相手だったことはわかってはいたが、男っていうのは後ろめたいものがあるとなんかこう燃えちゃうものがあるわけで、そのときはそういう部分がより一層強くでてしまったとかなんとか。ここの部分はしゃべずにおこう。命の危険が後ろに立っているから)なんでだよ。いいじゃん別に知らない仲じゃねぇんだし。挿れたのか挿れられたのかだけでもいってみぃ?(どうしても嫌ならこれ以上の追求はしないだろう。人間誰しも触れられたくない部分は多々あるだろうから。もっとも竜人的には夢の内容が本人にとって「快楽である」というのが前提になっている話である。)いや、ジャスティスさん。君は何もわかっていない。勘違いをしている。俺は無実だ(何をどう理解したのかはおいといて、この場合この後いろいろお仕置きをされる流れになってしまうのだ。その流れは断固変えねばならん。というわけで何がどうわかったのかは知らないが今のうちに全否定しておこう。)・・・お前はよくそういうのに出くわすなぁ・・・変なホルモン出してんじゃねぇの? [Mon 1 Feb 2010 01:03:44]
ジャスティス > なんだったのか白根、あの淫魔騒ぎ、 [Mon 1 Feb 2010 00:51:40]
ジャスティス > ……だー痛い何の話かはわかったわ。 (レイの言葉のおかげで大体何を話していたかわかりじろりとブロウンさんをにらみつける) ……まったく元気なんだから。 え?あぁ、吸血鬼、だと思ったら生き物だったのよね。……口の中に口があった。 (ちょっと青ざめた顔をしてぶるりと震えて見せて) こわかったぁ、生理的に無理だわああいうの。とまあそれはいいとすぃて [Mon 1 Feb 2010 00:51:25]
レイ・シェリダン > そのトカゲ脳をフル活用して自分で考えろってんだ…てか、論点はそこじゃねぇってんだ(野菜食えないくせに前菜とか…は、ともかく相手とジャスティスに失礼すぎるだろうとか…まったく噛みあわないそれに呆れ顔をしつつ)言わなくてもばれるってんだ、特に隠そうとすれば、な(そのちょっとした変化で見抜きます、ジャスティスがどーだかは知らないけどなっ)冬眠したい気持ちもわかるけど、な。奴隷がそれじゃ話しになんねぇな(それもそーか、なんて)…うるせ、人に言えるようなもんじゃねぇってんだ、それ以上言うと踏み潰すぞ…って、…それはあたしのセリフだと言っておくけどよ。今日は一体どこの何と戦ってきたんだよ…(聞きなれた声に振り返りながら、鼻を鳴らせば血の匂いにまったく同じ反応をジャスティスへ返して) [Mon 1 Feb 2010 00:48:23]
ブロウン > なんでだよ!いいじゃんエッチしたって!!(行為に関してではなく、その考えに対してであることに気付いていない。ヤろうと思えば半日くらいは出来てしまう体なので、考え方もおのずとそうなってしまうのだ。が、意味のわからん作業に対しては3分ももたない体力の持ち主でもある。)・・・ジャスティスには言うなよ?(肯定と取ってもらっていい。女の勘はいまだに理解できない。そんなわけだから連れ込んでもばれない、とか大それた事をしてしまうのだ)いやいや、冬眠しないだけいいだろ?(寒いと意識が遠のいて、歩いていること自体半分以上意識のないような状態になってしまうより百倍いいはずだ。こうして宝玉持ち歩いて火に当たったりして常に暖を取ることに意識を持っていく必要がないなんてうらやましい限りである)見ちゃった?みちゃったか?ん?どんなんだ?お兄さんに言ってみぃ?(こいつでも見るのか、と興味を持ったようでジリジリと距離とつめれば首を伸ばして顔を近づけようか。ちなみにしゃがんでます。と、レイのいやらしい夢暴露させようとしたところで──)・・・おめぇこそ何やってんだよ・・・(聞きなれた声に振り向いてみれば、服とかより「なんで赤いんだ」、と突っ込んでいて。) [Mon 1 Feb 2010 00:43:41]
ブロウン > nanndedayo! [Mon 1 Feb 2010 00:32:31]
ジャスティス > ……なにやってんのよ。 (きょとんとした顔で、焚き火に当たる二人を見つめているのは、修道服を着た修道女。しかしちょっとそのフォーマルな服装出なければシスターだとは思えないような格好で。全身に施した武器と青く染めた髪。そして今日はところどころ帰りぢを浴びている。一応ぬぐってはいるのだが……)  [Mon 1 Feb 2010 00:31:48]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Mon 1 Feb 2010 00:27:54]
レイ・シェリダン > えーと、今度はぶん殴っていいか?(お前は何を言っているんだ的な顔で…淫魔とかその他もろもろまとめて前菜呼ばわりとか、どれだけタフなんだとか、やっぱり穴を掘っては埋めての仕事でもさせるかとか)……ヤったんだな(時既に遅しと言ったところか。と言うかジャスティスでなくても女のカンはそっち方面にはめさめさ鋭い事は自覚すべきだと思う。と言うか一番困る場面で持ち出されて狼狽することになるだろうそんな未来が容易に想像できるってもんだと)……どーだか、そっちほどじゃねぇけど、あたしは寒いのは御免だぁな(まぁ、いくら望んだところで鱗が生えるわけでもなし、そもそも人間である事に意味と意地があるのだからあくまで冗談なのだが)寛容な心に感謝いたします…ってーか、スラムじゃ他に板っ切れだとか燃やすものあるだろうが、これは今燃えてるのだけで終わりってとこか…って、……別に、どーでも、いーじゃねぇか…(さすがに高い精神力をフル活用してへんな声は出さなかったけども、さすがに間が空いた後でぼそっと呟いてそっぽ向いた。顔が赤いのは火に当たっているせいだけでもなく) [Mon 1 Feb 2010 00:27:34]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 1 Feb 2010 00:22:54]
ブロウン > ジャスティスはメインディッシュ。ほかは前菜(とかなんとかさらっといってしまうのがこの竜人。他にもマンネリを防ぐため、とかいろいろ気にしていることは多い。やはり、性生活は充実していたほうが仲は悪くならない。)教会では・・・その・・・(視線は完全にどっか別の場所を見ていてそれ以上じゃ何も言わない。実際ヤった場所は自分の部屋だったりもする。たぶんバレてはいないが感づかれてはいるだろう。そういうところの感は非常にいい女ジャスティス・ブラウニー)でも寒さに関しちゃ人間のほうが耐性あんだぞ?おれはそこがうらやましいよ(種族的に脂肪が付かない体をもつ者としてはこの寒さの仲でも平気で生きていける人間がうらやましい。ともあれ、自分にない長所というものは誰が見てもうらやましく感じられるものである。)はいはい、存分にあたたまりくださいませ。ま、つけたの俺じゃねぇけど(つけた当人は帰ってしまって、その結果管理は竜人にゆだねられるのだろう。厄介なのかありがたいのか微妙な話でもあるあ、そうだ。お前、エッチな夢見た?(不意にそんな質問をなげてみようか)) [Mon 1 Feb 2010 00:19:42]
レイ・シェリダン > ああ、そりゃわりぃ事しちまったな…(肉体は無事でも服はダメとか当たり前の事だがすっかり失念してたとか…弁償しとくぜとかはともあれ、周りに人影がいなければ肩を竦めて)いや、あんだけジャスティスとやっといてまだ他のとやれるってのも、な(堂々と浮気宣言はどーかってんだってだけで、別段やるってんなら止めやしないし。搾り取られて干上がっても知らないと)せめて教会でやってくれるなよってとこで、な。ジャスティスにばれるよーなヘマはしてくれんなよ(まぁ、きっとブロウンは気にしないんだろーが、一応を釘を刺しつつ…)生身の人間からするとうらやましいとか、な。一時期知り合いのエトワールのクランクの手足にあこがれたのと似たようなもんだぁな(結局エトワールはエトワールで大変だとわかったし、生身であるありがたみってのもわかったし今はそんな事は言わないが)このまま火をほったらかしにもできねぇだろ? 消す前にあたっても悪くねぇだろうし、よ(てか、本当何かやばいもの燃やしてたら困るが、まぁそんな雰囲気でもないからいいかってなもので悪びれずそんな事を言うわけで) [Mon 1 Feb 2010 00:03:03]
ブロウン > あぁあ、袖口もえちまったじゃねーか・・・(火から引き抜いたジャケットの腕は少々こげていた。着るに支障はないのでさほど気にはしないようだ。)なんだよお前まで・・・いいじゃん、別に!(実害こうむったわけではないので、こうむった方々の苦労は露とも知らぬ。  別段怪しいもの燃やしてるとおもわれても、場所が場所だからみんなそこは触れないでいてくれるさ!)淫魔も、生きるためにやってるんだから。協力(?)してやってもいいと俺はおもいまーす!(みんな生きることに必死なんだよ、なんていう自然の摂理でも語るかのようにまったく罪悪感のない竜人。)頑丈っていってもちょっと硬くて火につえぇだけだぞ?(その気になればブロック塀くらいなら壊せそうな強度を発揮する鱗。でも、痛みはあるからやらないけどね。)焚き火は変な目でみられるんじゃないんですかぁ?あたってもいいんですかぁ?(隣に来るレイに対していやみでもいうように長い口をさらに尖らせたようにして言い放つ。とはいえ別に邪魔するわけでもなく、あたるならば止めはすまい。ちょっとしたコミュニケーションのようなものだ)) [Sun 31 Jan 2010 23:53:01]
レイ・シェリダン > あたしも同じ感想ってーか…、な。スラムじゃねぇんだから、焚き火なんぞしてたら、やっかいなモン燃やしちまってるのかと思われちまうんじゃねぇか?(丁度いい天罰だとかそんな事をほざきつつ…何を大声で淫魔だってウェルカム発言してやがるんだとか)っかし、本当に龍の鱗ってーのは頑丈だぁな…さすがに、トカゲの丸焼きになるとは思ってもなかったけど、よ(あたしも生えたりしねぇかなとかそんな冗談にもならない言葉をほざきつつ、何しやがるの言葉はまるっとスルーしながら、気にせず火にあたろうかと) [Sun 31 Jan 2010 23:40:39]
ブロウン > (「最悪だ。」そんな言葉を冗談めかしていってくる男。芋は食い終わったのかすでに両手は火にかざされていた。)最悪とか言うなって、俺スッキリするしあっちは満足するしでお互い利益になる話だろ?(ちらちらと男のほうを見ていれば、あたたくなったし腹も膨れた男は立ち上がり「シスターも大変なもんひろっちまったね」なんて言葉を吐き捨ててのらりくらりと自宅へと帰っていった。その言葉を聴いて、反論する言葉の見つからなかった竜人は無言で焚き火に手をかざしていた──)おわっ!あぶね!(不意を付かれた蹴りに前のめりになりつつもなんとか両手で体を支えダイビングにはいたらなかった。手の付いた先が焚き火の中だが、その辺は火竜の鱗をもつ男。大事には至らないのだ)なにしてくれてんだこら!!(聞き覚えのある声に四つんばい状態で首だけふりむこうか) [Sun 31 Jan 2010 23:35:46]
レイ・シェリダン > (相変わらず、塒(教会)→鍛錬場orコロセウム→浴場→酒場→塒のルートの最中に焚き火の明かりとそれを塞ぐでっかいのがいて…そのままスルーしても良かったのだが、自分も被害にあった淫夢騒ぎが俎上に上っていたし、ジャスティスもこちらも被害にあったのもあってブロウンはどーなんだとちょっと興味を持ったのだが…なんか居候としては凄いダメな発言が聞こえてちょっと突っ込みがてらその背中を蹴飛ばして…油断してたら火の中へダイビングだろーが大事には至らないだろうと言う安心感?) [Sun 31 Jan 2010 23:31:50]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが来ました。 『それはどーなんだよ…(そんな言葉と共に背中を軽く蹴ってやる)』 [Sun 31 Jan 2010 23:28:36]
ブロウン > でも、ほら。今回の騒動に俺が会ったやつかかわってないかもしれねぇじゃん?(「え、そういう問題?」わかってる。男の言いたいことはわかってるんだ。パプテス教会に身を寄せているいる者として、悪魔は払うべき存在なんじゃないのか?とかエッチなのはいけないとおもいます。とかそういう一般論を口にしたいのはわかってる。近所のものは勘違いしている者が多い。この竜人、パプテス教徒ではないし、悪魔を「悪」と決め付ける頭はしていない。そして何より基本的にえろいことしか考えてないという生き様なので、淫魔などという存在は払うどころか「おーるうぇいずうぇるかむ」なのだ)・・・あれだ・・・その・・・俺に害がなけりゃ、俺はきにしないから・・・ [Sun 31 Jan 2010 23:22:22]
ブロウン > (「うわさですけど、原因は淫魔がなんかしたとかどうとかって骨抜き食堂のオヤジ言ってました」持っているのも大変そうな芋を右手左手と転がして少しづつ頬張る。暗黒街のなかでのうわさは信じていいのか悪いのか微妙な物。ふーん、なんて気のない返事をすれば思い出したかのように口を開いて)1、俺去年だかおととしあたり「夢よりリアルで」って本人に言ったことあったからかな。(視線は焚き火。男の視線も焚き火。「本人って・・・淫魔?」)そうだね(視線は焚き火。男の視線も焚き火。「・・・ブロウンさん、教会住んでますよね?」)・・・そうだね(「・・・大丈夫なんですか?」)・・・・・・(「・・・・・・」──しばらく沈黙が続きました。) [Sun 31 Jan 2010 23:11:28]
ブロウン > 人に見られたくない品を焼却してたとかそういうんじゃねぇの?(「いやいやまじでまじで」二人ともしゃがみこみ、火に両手をかざし暖を取る。治安の悪い暗黒街はスラムではよく見る光景のひとつでもあって。ただほかと違うのはでかい爬虫類ということくらいである。そんなことはさておき、最近面白いことはないか?なんて話しになっていって──「ちまたじゃエロい夢見てたらしいっすよ?」と最近の話題が出て)あぁ、そんなこと聞いたなぁ・・・俺見なかったけど(二人の視線は相変わらず焚き火へと注がれる。香ばしい匂いがやや焦げ臭くなるのを感じ、竜人は火の中から芋を取り出し男へ渡した。「人間じゃないからでしょ?」その行動をみていったのかどうかは不明であるがアツアツの芋をほうばりながら見上げてきた。) [Sun 31 Jan 2010 23:01:21]
ブロウン > (人通りの少ない路地裏で、焚き火に当たる二人。竜人と人間。今日は教会でミサがあるためお外をぐるりとまわってた。これといってやることもなく、ブラブラと歩き回った結果いつの間にかもう夜。まだ早いかなとおもっていたら火が見えて近づいた。そこにいたのは近所にすむ自称マフィアの下っ端。組織名とか聞いたことないから、ホントのところは不明である。)で、なんで焚き火してた?(「寒いからっす」さも当たり前の話。なんだか香ばしい匂いがするのは中に芋を入れているからだろう。) [Sun 31 Jan 2010 22:50:55]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『今日寒いよねぇ?「そっすね」──町の傍らで──』 [Sun 31 Jan 2010 22:41:43]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『まずは寄るべき場所を求めて――探索の範囲を広げることにした。』 [Sun 31 Jan 2010 02:34:14]
カルミラ > (何事も学習には体験が一番良いとおとうさまが言ったので、歩き辛いのを少しだけ我慢してあげている。 知らない道だって、ほんの10と数歩も歩けば勇気を持って踏みしめられる筈――― ) ・・・・理解、いただけて? あら。 (くるりと振り返ったとき、其処に諭すべき彼は居なかった。 早くもコツを掴んだのかと関心するも―― 建物二階分の距離を隔てた地面に毀れた血溜りにすぐさま落胆することとなる。) ・・・折角の好意を無碍に扱うなんて。(これでは何のために色々堪えたか――少々虚しくなった。 くるり背を向けて、見晴らしのいい屋根の上に出る。) ・・・ここは臭いし、それにたべものが不味いわ。  ――探すなら・・・どちらの方がいいかしら。(なるべく静かで上品な所がいい―――  微かな月光を頼りに、周囲を俯瞰して) [Sun 31 Jan 2010 02:31:53]
カルミラ > (ぽんと軽く跨ぎ超えるような小さなステップの後、深紅のドレス姿は、垂直の壁に垂直に起立していた。 文字通り交差した目線から、ごろつき連中の当惑の色を感じ取ったか、小さくふふりと笑う。 何を驚くかは知らないが、この顔は何時見ても滑稽で。) ・・・そうね。 教育は必要だわ。(機嫌が幾許か回復したのと、手を引いてやれば彼らも歩道が広いことを理解できるだろうか、と柄にも無い親切心が沸いたため――) ――遠慮は要らないわ? 富めるもののつとめだもの。(手近な人間一人の手を、そっと握った。 悲鳴が上がるが、誰だって初体験は怖いものだろう。) (そして真っ直ぐ歩き出す。 前に=上に。) [Sun 31 Jan 2010 02:17:20]
カルミラ > (瞬間、ごろつきの因縁は怒号に替わり、この界隈に住む気を一気にそぎ落としてしまった。 別段めりこめ!と言ってる訳ではないのに何故だろう。 かくり首を傾げた。)・・・・足が悪いのかしら? 食中りに気をつけないと、とおとうさまが言っていたわ。(元々見た目もさほど良く無いし、デメリットの割に食材には適さない―――だからって無駄に捨ててしまうのも良くない。 要らぬならば下々に分け与えるべきなのだ。  かくして業腹ではあるが、頭に栄養の集まった人間どもが掴み掛かってくる一瞬前の大サービス。  此方が率先して道を譲ることにした―――) ・・・・では、ごきげんよう。(くるりと壁に向き直った直後、事態を見た物は揃ってその動作を止めることになる。) [Sun 31 Jan 2010 02:07:30]
カルミラ > (だから、正面から来る品性の悪そうな一段が目の前で停止した時にも、特に配慮を行わなかった。考え事をしている様が何処かの脳内お花畑でも眺めているようにでも見えたのだろうか、その連中の視線には怒気が感じられる。  とはいえ「天下の往来で立ち止まってんじゃねェ」旨の注意を受けたとしても、アイレンベルクの令嬢はそう直ぐ爆発するような短気ではないのだ。)・・・其方が、空いているわ?(目眩なのねと同情のため息一つ。 配慮は無くてものぶれすおぶりーじゅを忘れないその指先が、す と優雅に掲げられ――― 隣の壁面を指差した。) [Sun 31 Jan 2010 01:45:48]
カルミラ > (食品からの視線に怖気付いては食卓に座れないのが道理故、溶け込みすぎて逆に目立ったりしても気にも留めまい。 月夜の心地好い風の元、暫くそうして時間を費やすが――あまり目当てになるような物件には巡り合わないか。) 街がまるでお城のよう・・・でも此処は臭うわ。(静かに鼻の前に手を当てるような仕草。 表の街とはまた違う人間の生臭さが、少々の減点を齎したようだ。 そも宅地を求めるにはお門違いの場所だが、見も知らぬ初めての街故仕方なし。 街路に突っ立って暫しの思案――荷物のサイズ故に自然と通行の妨げだが、勿論そんなことに配慮するような生き物ではない。) [Sun 31 Jan 2010 01:22:31]
カルミラ > (気分が良くなって数日寝込んでしまった倉庫街から這い出して、街に繰り出したのは単純な理由から―― 潜伏していた建物が誇り臭くて嫌になったためだ。新たな城を探すための仮の住処といえど、グレードを求めねば品性を疑われてしまう。 と。) ・・・・海沿いよりは建物はましな方かしら。 (店でも人でも無く建物見上げては、首振って次へ なんて、派手な出で立ちと奇妙な振る舞いは場違い甚だしいものではあるが、場違いに着飾るべき女性も多く暮らすこの界隈だ。 意図の外ながら、ある意味溶けこんでるといえなくも無い。) [Sun 31 Jan 2010 01:05:07]
カルミラ > ――影の如く這い伸びるもう一つの街があるのね。(猥雑な犯罪多発地にそんな詩的な感想を抱くのは、観察者の視点が色眼鏡であることの証明となるだろう。 無論、物理的に眼鏡をかけたりしてるわけじゃあないが、その瞳が血のような深紅に塗られているのでは仕方ない。布に包んだ大きなトランク?を片手に提げ、金色の髪とともに肌を彩るドレスは鮮やかな赤と黒。 建物や露店を眺めながら、吸血鬼 カルミラ=アイレンベルクはゆらゆらと街を歩く。) [Sun 31 Jan 2010 00:53:30]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『夜に沈む街を照らす灯りの袂に――』 [Sun 31 Jan 2010 00:51:34]
お知らせ > キャラメルさんが帰りました。 『( さあ、お家に帰ろう ... )』 [Thu 28 Jan 2010 23:57:55]
キャラメル > ( .. 突き刺さる感触に、音。何度繰り返しても 楽しくて仕方が無い瞬間 )  ( ... くすくすくす ) ( 自然と笑い声が零れてしまう。羽が手に入った喜びと、其の死へ向かう男の姿を見て )  ――――…そろそろ、 ( 僕が此処に居られる時間は終わる。一つ、羽が手に入っただけで今日は良しとしよう )  ( 血に塗れた斧に、黒い布を巻き付けて、両手で抱える様に持つ )  ( 口許に浮かべる笑みは そのままに、 ) [Thu 28 Jan 2010 23:57:35]
キャラメル > ( 後は簡単、 ) ( 近寄って来た気持ち悪い男に、 )   ( 右手に持った斧を振り下ろすだけ )    ( 気付かれぬ前に、 ) ( 何も感じさせぬままに、 ) [Thu 28 Jan 2010 23:47:53]
キャラメル > ( 深く息を吸い、浅く息を吐く。其の繰り返しを何度も、何度も ) ( 解けた雪水は服を濡らし、けれど其れすらも気にならぬ様にただ 呼吸を繰り返す )  ――――――― ( 羽を、見付けよう。時間が無い。 ) ( 漸く、重い腰を上げ 立ち上がれば、目の前には一人の男。卑しい笑みを浮かべた、気持ち悪い男 )  ( ... 何をしてるのかな? ) ( そう、問われたから、 )  ―― 私ね、探し物をしてい”た”んです。 ( 穏やかで柔らかな笑みを浮かべ、答えよう。何も知らない、穢れの無い子供の様に ) [Thu 28 Jan 2010 23:43:06]
キャラメル > ( 頭や顔、肌に触れる雪の冷たさに僅かに眉を顰め、斧を握る力を強くする。 焦る気持ちばかりが先走り、自然と歩みは早くなり、何時しか早足になっていた )  ( ... ずる、かつン、ずる、かつン、 )  ( 引き摺る金属の音と、早足の靴音が同時に響き、 )  ふあッ ―――…!!  ( ズ、と靴の裏が雪に滑り、其のまま地面へと尻餅を付いた ) ( 息は荒く、じっとりと額には汗が湧く。尻餅をついた部分から雪は解け、スカートを濡らしていく )  ……こんなんじゃ駄目だ、僕は…、 ( 洩らした言葉はキャラメルの声で。すぐに気付いて口許を抑える。 外に居る時は、ティーで居なくてはいけないから ) [Thu 28 Jan 2010 23:27:43]
キャラメル > ( 空から舞い散る雪の結晶を眺めて、少女は思う。 ひらりひらり... 花弁の様に落ちる白は口に含んだら甘そうだ、と。 )  ―――― …羽、見付からない…。  ( 右手に斧を携え、白金色の髪を揺らして 暗黒街の路地を少女は歩む。 )  ( ... ずる、ずる、ずる ) ( 重い斧を引き摺る音が、遠くに響く喧騒に掻き消され )  ( 前回の僕の羽集めは失敗した。折角手に入る直前だったのに。 引き際は肝心だ。あの時は逃げるべきだッた ――そう、頭では理解している。けれど、武器の無い女2人だったら、2人分の羽を取れたんじゃないか、と考えてしまう部分もある。 )  …前回の失敗は、今日補わなくちゃ。 ( 油断をしていそうな、僕が勝てる様な羽を 見付けなくちゃ。 ) [Thu 28 Jan 2010 23:13:27]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『( ――お菓子みたいだ ... )』 [Thu 28 Jan 2010 23:08:45]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが帰りました。 『どんな護符よりも人の温もりが一番安心して熟睡できるようになって…』 [Tue 26 Jan 2010 00:40:51]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 『久しぶりに熟睡できて』 [Tue 26 Jan 2010 00:38:14]
レイ・シェリダン > 淫夢避ける為だってのに、現実でヤってたんじゃ本末転倒もはなはだしすぎるってもんだ(拒まれないなら、ひょいと言った感じでその全体重を受け止めて見せて。色気は求めないが、せめて夢の中くらい奴隷にも平穏があってもいいってもんで、な) [Tue 26 Jan 2010 00:36:47]
ジャスティス@暗黒街教会 > むー、エッチイことなしでしたらご同伴しましょ? (そのまま持って行けとばかりに全体重をかけて足をぶらぶらさせて。そうして二人で寝てみると、意外と本当に淫夢は見なかったりして……。ガチの戦闘の夢とか見たら、やだな) [Tue 26 Jan 2010 00:32:23]
ジャスティス@暗黒街教会 > mu- [Tue 26 Jan 2010 00:31:21]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 [Tue 26 Jan 2010 00:31:04]
レイ・シェリダン > …勘弁してくれ、首元にナイフを突きつけられたまま寝ていい夢が見れる気はしねぇから、よ(自分の首を撫ぜつつ…淫夢の変わりにコロセウムで首をもぎ取られる夢を見そうだと。てかうっかり首に刃が当たるとかありえないわけでもなし)…それよか、聖職者に守ってもらった方が効果があるかも、な(強引にジャスティスを抱き寄せて…とりあえず、今夜はあたしの悪夢避けになれと) [Tue 26 Jan 2010 00:29:08]
ジャスティス@暗黒街教会 > わっかんないのよ、淫魔のじゃない?OK、じゃあ、そういうマジックアイテムないか効いとくわね。 私の銀のナイフかしたげ八日?意外と上だんっじゃ無く効くかも。枕の下とかに入れといてさ。 (ちゃんとパジャマよーとか尾を膨らませて。只木が付いてたら脱いでいただけである) [Tue 26 Jan 2010 00:25:15]
レイ・シェリダン > ……別に、言葉遣いはあれだがひねくれてるわけでもねぇと思うけど、な(なんだろう…素直と聞いて、ストレートにエッチな事させてと言うようなあいつが思い浮かぶ時点で、よっぽど偏見と言うか淫夢に毒されてると首を振って…)…流行ってんなら大聖堂の方でも何らか手ぇ打ってると思うし、な。そーいう護符とかねぇのか? …あいにくと、下着だけで済んだけど、な。てか…どうやったらシーツまで汚すんだよ…(裸で寝てるのか?とかこの時期にそれは自殺行為だとか呆れ顔をしてみせた) [Tue 26 Jan 2010 00:19:29]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……すごく素直なブロウンさんもそれはそれでかわいいかも。 (ちょっと頬を染めてくねくねと体を揺らし亜柄いろいろと想像しているようで。ぬいぐるみみたいでかわいいかも、なんてサイズのことは度外視で) まー、あれね、ちょっと大聖堂とかに問い合わせてみるわ。何かないか。うん、まぁすぐに元通りに戻るわよ。安心して寝なさい安心して。ア、シーツ大丈夫だった? [Tue 26 Jan 2010 00:16:22]
レイ・シェリダン > まぁ、体力があるって事にしとくぜ…ったく、なんだってあんな夢を見るんだか、な…(その睨みつけも気にせず背もたれにぐったり身体を預けながら天井を見上げて…)…まぁ、メイスじゃ手加減なんざできねぇだろうし、な(苦しみのた打ち回り後悔させるのも聖職者としてありかとか思わなくもない)…杭を打ち込ませて、引っこ抜かせるとかな…。それは、反抗的な奴隷にやらせるモンだ。早くて3日、遅くても1週間で素直になるから、よ(何も残らない徒労だけさせるとか、そのうち目のハイライトなくなるくらいになるぞとか) [Tue 26 Jan 2010 00:12:44]
お知らせ > ノックの音さんが退室されました。 『( どさり、と雪が落ちる音。ただの物音だったようだ )』 [Tue 26 Jan 2010 00:10:05]
ジャスティス@暗黒街教会 > ちょ、ちょっとレイこそ邪推しすぎじゃない? (頬を膨らませながら、ジーっ徒にらみつけて。すねてしまっていて) ……だから私のせいじゃないのよ。 (手入れはがんばってたもの、と。まともな力じゃないのでこびりつきっぷりも半端でない) こう、庭に四時間穴を掘らせて、次に四時間かけて穴を埋めさせるとか毎日してたら疲れちゃうんじゃないかな〜と。  [Tue 26 Jan 2010 00:07:01]
お知らせ > ノックの音さんが来ました。 [Mon 25 Jan 2010 23:59:50]
レイ・シェリダン > ……普段が普段だから慣れてんじゃねぇかと、よ(数字は反映してないけどもこちらは−2.まぁ大差はないが精神的に色々くるものは、ある)メイスで粉砕したものがそー簡単に落ちるかよ…(肉片とかはこびりついたらなかなか落ちやしねぇだけだぜとかそんな実感まじりの夢も希望もない回答を投げつつ)…自分は何もしないところが、な…どーせ、ご褒美くれってねだられて…、だろ?(もう容易にそんな未来が見えるとか…この教会で重労働はなんだろうかとか考えたりしつつ) [Mon 25 Jan 2010 23:52:40]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……いえ、その、いまだに夢にとらわれないあたり神のご加護かと。  (すでに体力、精神力ー3である。一般人なら昏睡ゾーンだが、まだまだ元気だ) いやぁ、何でさびるかなぁ、地の利とか油はちゃんとふき取ってたはずなんだけども……これは神様からの、メッセージなのかしらね、こう。私達もうちょっと気を引き締めて誠実に生きていかないといけないとかそういう……うん、心を入れ替える。とりあえずブロウンさんを毎日重労働させて夜すぐ寝るように仕向けるとかさ。 [Mon 25 Jan 2010 23:47:24]
レイ・シェリダン > 撃退も、力ずくで…だしな。力ずくでどうにかできねぇのには無力なのか、な(それだけ聞けば知らない人間はそうなのかーと思うかも知れないが、生憎その内情は良く知ってるわけで…)……いくら鈍器でももーちっと丁寧に扱えよ。毒塗ってるのとかわりゃしねぇじゃねぇか(武器の手入れは日課な闘奴からすれば、ジャスティスの無慈悲っぷりに絶句するようなもので)あいにく、あたしはガキは孕まないようになってっけど、な…。てか…凄い、俗者っぽいのはどーなんだよ、シスターとして、よ(てか、毎晩あれだけやっててまだ淫夢も見るのかとか感心するやら呆れるやら…)…思い出したくもねぇっての…(そして自分の方へと振られるとぷいっとそっぽを向いた) [Mon 25 Jan 2010 23:37:35]
ジャスティス@暗黒街教会 > 何をおっしゃいますか。この教会は悪霊や吸血鬼を撃退したことも何度もありますし、かの淑女事件のときも皆の心のよりどころとなりその生成で吸血鬼の接近を防いだとてもありがたい教会なんですよ? (手を話せば、自分の胸元で組んで厳かな口調で言い放つ。髪丸出しでなければもう少し威厳を感じることも出来たかもしれない) いっとくけどあれ地じゃないからね、ただのさびだからね。殴られた悪党が破傷風にかかったって話してたから間違いないわ。 (なぜか誇らしげに胸を張るが、レイの夢の話になればニヤニヤして) まぁ実が付かないのが救いというか……ほほう、詳しく聞きましょうか?え?あたしはほらその豪華なベッドで最高のお菓子を食べながらない墨ドルの奴隷達がうちわもってごにょごにょ。 (ジャスティス・ブラウニーは聖職者である。その信仰心で強も悪と戦うのだ) [Mon 25 Jan 2010 23:30:43]
レイ・シェリダン > …教会が、スラムの塒より安心して寝れねぇとは予想外で、な(そんなものをジャスティスに言っても仕方ないのだろうが、教会って場所を考えるとそれでいいのかと突っ込みも入れたくなるってもんで)何の因果ってーか、原因も分かりそうなもんだろうによ…。なんならあたしの武器でも見てみるか?ヘンルーダで買った良くあるシロモノだぜ? と言うか、ジャスティスのメイスの方がよっぽど酷い事になってたろーが(墓石ぶっ壊したりとか罰当たりはそちらの方が上田と)別に、ジャスティスとブロウンだとは言ってねぇだろ? てーか、根も葉もどころか、枝も花も付いてるだろーが(呆れたように笑いながらも胸倉掴まれて揺すられればちょっと腕を掴んでとめようとはするけども)…夢ん中で酷い目にあったと言えばわかるだろーが、しかも立て続けによ(そっちはどーなんだと切り返してやる) [Mon 25 Jan 2010 23:21:10]
ジャスティス@暗黒街教会 > …………なんかコワいよ?レイ。 (知り合いが怖い顔をしているときのほうが吸血鬼相手にしているときより怖い。まぁ吸血鬼より周りの知り合いたちのほうが強いと言うこともあるだろうけど……) な、何があったの? う、うるさいわね、何の因果か髪の奇跡とは無縁なのよ。ア、幽霊を倒せるのは神の奇跡だろうけどね、うん。私だって全スルーされているわけじゃないんだから……となるとむしろ何かなくなったから?メイスとか?私の。あれがなくなったせいで聖性が失われたとか? んなっ!? (周りに誰もいないかあわてて確認しながら立ち上がる) 何よ!!根も葉もないことを!! ご近所さんに聞かれたらどうするのよ!! (相手の胸元つかんで額がくゆらしながらも、ってかやけに絡むわね、何かあったの?なんてたずねて) [Mon 25 Jan 2010 23:14:10]
レイ・シェリダン > (二階までと言うか、こちらとしても一度言っておかないととは思っていた事で…。夢の中で惨めな目にあい、目が覚めたらもっと惨めな結果が待ってたとか、もうどうしてくれようかってな気分だが拳の振り下ろす場所がないわけで…)呪われてるわけねぇだろうが…。蔦の悪魔ん時に祝福までしてもらってるシロモノだぜ? てか、呪われてたらここに持ち込んだ時に気づけってんだ…(まぁジャスティスじゃわからねぇだろうけどよ、とか酷い事を言って…)毎晩、お盛んな二人のせいで聖性が空っぽになって淫魔も入り放題になったんだとあたしは推測するけどよ…(ジャスティスもか、と思いながら、とりあえず促されるままに長椅子に座って) [Mon 25 Jan 2010 23:03:19]
ジャスティス@暗黒街教会 > …………む、レイちょっと話があるのよ。レイの武器ってさ、のろわれてるんじゃないかって…… ……な、なによ。 (大声は多分二階にまで聞こえていただろう。身に覚えのない刺すような視線にちょっとうろたえて) ……いや、それで悪霊が集まってきて教会の聖性が少しずつ冒されているとか、いろいろ考えられるんじゃないかしらね……って言うか大声で淫夢っていうな。 (まぁ一緒に考えましょうと長いすの背もたれをたたいて座るように促して) [Mon 25 Jan 2010 22:58:18]
レイ・シェリダン > 教会として、ちゃんと機能してんのかってとこから話した方がいいんじゃねぇか?(もう睨み付けんばかりの目をしながらジャスティスのところへ、住居から降りてくるわけで…)で、なんで、あたしの斧が血を吸いすぎると淫夢に悩まされるって事になるんだか、な。専門家として詳しく説明してくれると助かるけどよ(あたしのせいにすんなと言わんばかりの態度で。夢の中で本当酷い目にあったわけで、冗談としてスルーしきれなかったようで) [Mon 25 Jan 2010 22:51:33]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『…そもそも、この教会ってよ…』 [Mon 25 Jan 2010 22:48:44]
ジャスティス@暗黒街教会 > ……それにしてもなぜこの教会を?あれって無差別のはずよね……何か大きな陰謀が、ナーんテ考えてたら馬鹿の方向に言っちゃうのよね、現実的に考えて……。 (くるりと一回転して長いすの背もたれに腰掛けると、頤をそらし暗い天上をぼんやりと見上げる) んー。誰かが、聖性を打ち消しちゃうようなものを持ち込んじゃったとか……たとえばブロウンさんのマジックアイテム。万が一あれに副作用があったりするかも。あとは、アカガネさん?あんまりまだ話せてないから良くわからないけど……まっさかレイが何か持ち込んだってわけじゃないわよねぇ……私物も大してないし、考えられるとしたらレイの武器?こう、血を吸いすぎてのろいのアイテムと化してしまったとか、ありえるわね!! (言いたい放題である) [Mon 25 Jan 2010 22:38:43]
ジャスティス@暗黒街教会 > よっぽど強力な淫魔の手引きか……よもやとは思うけど、教会の聖性を弱められているのかもしれないわね。 (もしかしたら床下などに魔法陣屋マジックアイテムでも隠されてしまったのかもしれない。元々あってないがごとき聖性だが、それを感知しない修道女のあせりは本物で。了見に追い詰められた狸のようにぐるぐるとその場を回りながら、こつこつと自分のこめかみをたたく) こういうときに、パプテス呪術や魔叙述の知識でもあればすぐに見当も付くんでしょうけど……。 (さっぱりだ) [Mon 25 Jan 2010 22:27:48]
ジャスティス@暗黒街教会 > おかしい。 (それなりの広さを持つ教会の礼拝堂。その教壇の前に仁王立ちになった女。修道服をまとった女は、握りしめた箒の柄で床板を鳴らすと、悪鬼を探すかのようにゆっくりと礼拝堂を見渡した) こう何日も何日も、淫夢に悩まされるなんて。ブロウンさんにシーツ洗ってるところ見られたし、誤解されたら一体どうしてくれるのよ [Mon 25 Jan 2010 22:25:21]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 『地面を突く』 [Mon 25 Jan 2010 22:22:50]
お知らせ > ペセルさんが帰りました。 『 期待通りの反応に笑みを浮かべ。 ゆっくりと歩き去る。 次会ったときの反応を楽しみにして 』 [Sun 24 Jan 2010 23:20:29]
お知らせ > メルティカさんが退室されました。 『( 少し行ッた辺りで 盛大に転ンだのは また別の話。 )』 [Sun 24 Jan 2010 23:18:14]
メルティカ > ―― ただし? ( ぱちッと瞬きをして、 )  きす…!うー、まァキスは挨拶だしそれくらいは …――ッ、 ( 何を許すのだろう、ッて疑問は頭の弱い娘には思い浮かばなかッた様子。 重ねられた唇に、驚いた様に何度か瞬きをするけれど、ぎゅうッと恥ずかしさに強く目を瞑ッて、 )  ン にッ… 、 ( 軽いキスと考えちゃいけなかッた。 耳まで熱い。離されれば、両手で無意味に頬の辺りを抑えて、 )  … う、ぅ、う――…ッ。 転びま せンッ! ( 身体を離し、くるッと方向転換。別の方向から帰ろう。 なンだか恥ずかしくて直視出来なくて、 ダッシュで駆け出す。 ) [Sun 24 Jan 2010 23:17:42]
ペセル > はい。 構いませんよ? ただし…。 ( そろそろ帰る時間、と言う事であれば開放してあげる必要がある。 此処まで初心な反応を見られると意地悪をしたくなるもので ) お別れのキスで許してあげます。 ( 何を許すのかとか深く聞いてはいけない。 そのまま、唇を重ね、 優しく口内を軽く愛撫してから離してあげようとする ) 食べるつもりがあるならとっくに食べていますからね。 ( そういう気分ではあまりなかった ) 焦って転ばないようにね? ( ゆっくりと拘束は緩めて、すぐにでも抜け出せるようにした ) [Sun 24 Jan 2010 23:12:29]
メルティカ > ――― 先の事なンて予測は付かないし。アハッ、確かに平和でいられるのが一番だよネー。 ( うンうン、納得する様に頷いて。――けど、それじゃあンまり面白くない、ッて思う気持ちは頭の片隅に。 ) ( 撫ぜられる度に、あうー、とか うーとか恥ずかしそうに唸り声をあげるけれど、 )  …待ッてるには待ッてると思うンですが何この体制―…。 ( 逃げられない状況的な密着状態。女の子ッて考えれば全然大丈夫かもしンないけど。 )  …食べられそうで怖い、 ( ポツリ呟き、 ) 時間ッつッてももう良い時間―― …あぁ!時間ッ!怒られる…ッ! ( 時間ッて言葉に反応して、顔をあげる。 ) は、ハーイ!ベーゼルさンッ! あたしそろそろ帰ンないと 兄に怒られちゃうンですがー… 離してくれませン かー? ( かくーン、首を傾げる。 ) [Sun 24 Jan 2010 23:06:27]
ペセル > 普通はそうですよね。 私もこのまま平和で居られるのが良いとは思いますけれど。 ( そんなイメージ。 謝罪をする少女に笑みを浮かべつつ、さらに緩く頭を撫でていこう ) はい。 待ちますよ? ( がっしりホールド、は良い過ぎとしても、彼女の背中に手を回してほぼ密着状態。 むしろ魔王ならこの時点で裸に剥いていろいろいけない事に及んでも不思議ではない体勢でもある ) 別にとって食べるわけでもありませんから、ゆっくり時間をかけて落ち着いてくださいね? ( にこやかにそう告げた ) [Sun 24 Jan 2010 23:00:51]
メルティカ > 避難、かァ。なンか想像つかないなー。やッ、色々あるンだろうけど!避難するまでの大きな事件ッて知らないし―。 ( 此処に来るまでは色々あッたけれど、此処に来てからは比較的平和だ。己の周りは。 )  …――ごめンなさーい。だからもう無茶なことはしないッてばァ―…。 ( 彼女の胸に当てた手に伝わる感触に、やッぱオトコノコなンて嘘かッて思うけど、 ) …… へ、 ( りょーせい。両性。女の子で男の子。其れ位は知ッてますとも。 )  …え、いや、でもッ、 えぇええー…!? ( 耳に伝わる息の感覚にぎゅうッと目を閉じて、 ) みぎゃ――ッッッ!!タイムタイムタイム―ッ!! ( ブンブン首を振るう。 ) [Sun 24 Jan 2010 22:54:55]
ペセル > そういうことです。 大きな戦闘が起こることになって避難するときとか、ですね。 ( その場合は他の都市へと向かう事になるのだろう ) メルティカが無茶なことを言っていたからですよ? ( 耳まで赤くして恥ずかしがっている。 密着に近い状態だが触れるのは髪の毛と背中 ) …ふふふ。 ( 意味ありげに笑みを浮かべる。 メルティカが宛てている手にはかすかだが柔らかな胸の感触が伝わっているだろう ) 悪魔って、両性を持つ人もいるんですよ? ( さらに耳元で囁いてから、 ちゅ。 と耳元へとキスしてみようか ) [Sun 24 Jan 2010 22:50:37]
メルティカ > ―― あァ、けど街にいられなくなッたらそうかもしンない。 ( 外に出なきゃいけないッて危険もある訳だ。出たところで何処に向かえば良いのか分からないけど。 )  ―――… う、ぐぅ…。初対面の時の印象ッてなンだかンだで大切ですよネ…! ( 耳まで赤くしながら、ぷうッと頬を膨らます。押した手は彼女の胸元辺りに留まり、今はもう力も入れていない。 )   ( 撫ぜられる髪の感触に、指の感触に、全神経がそッちに向かうようだ。こンなに意識するのは恥ずかしいッて気持ちからか、視線を下へ落として、 )   ―――― はい? ( 掛けられた最後の言葉に、大きく目を開いて彼女を見た。 )  ……、 ( 暫し其の儘で、 )  は、アハ、まッさかー!騙そうたッてそうはいかないンだから! ( けらッと笑いだす。見掛けは、どう見たッてオンナノコなンだから。 ) [Sun 24 Jan 2010 22:43:55]
ペセル > そうだろうけどねぇ。 やっぱりどうしてもって事はあるかもしれないしね。 ( よほどの事がなければ外に出ないだろうがよほどの事が起きる、と言う事もありえるわけで ) クスクス、そんなに怯えなくても取って食べたりはしませんよ。 ( 笑みを浮かべながら真っ赤になった彼女を可愛く思う ) はい、落ち着いてくださいね。 ( さすがに此処まで近づいてしまえばペセルの腕力が勝る。 ただ、彼女が落ち着けばペセルは実際抱き寄せてはいるが髪の毛を撫でるところまでで慌てふためいている様子を楽しげに見つめているだけ ) 私は、こんな外見ですが、男の子です。、って言ったらどうします?   [Sun 24 Jan 2010 22:37:30]
メルティカ > ( 記憶ッて曖昧だよね★とかどッかで誰かが言ッていた。何の話。 )  ほへッ、ぁ、ありがとでーすッ!まァ街の外に出ることなンて滅多に無いと思うけど。 ( 第一街の外に出るなンて兄が許してくれなそうだ。 ) ( 近付く少女に一歩引いて、引き攣り笑いは最高潮。 髪を撫ぜられるのも、肌に触れるのも嫌では無いが、恐怖が勝る。 )  ―― え、ぁ、う、 え、 ( 耳元で囁かれる言葉に かァアッと耳まで赤くして。 ) …や、あの、えーッと、 ほら、恋人ッてふつー男女が基本じゃないですかッ !? ちょ、あのッ、わぁああ――!! ( 背に手を回されれば、彼女を両手で力いッぱい押してしまおうと。 ) [Sun 24 Jan 2010 22:28:21]
ペセル > ( 確か大魔王と告げた跡に冗談だ、と言っていたはず。 一応魔の力を持っているのは本当で実際にその力を披露もしたけれど ) ええ。 メルティカも希望すれば護衛してあげますよ。 町の外に出かけるときには特に必要になりますからね。 ( スキンシップ大好き、というようにさらに近づいて髪の毛を緩やかに撫でていく。 びくびくとしている様子も楽しんでいるようで ) はい。 なんでも…。 ( そういって彼女の耳元に口を近づければ ) とてもエッチな夢で気持ち良いらしいですよ? ( からかうように囁いた。 とても密着。 彼女の背中に手を回して見たり ) うーん。 私はメルティカみたいな女の子の恋人が欲しいんですけれどね。 ( 今の所は表面上変化は見えないだろう ) [Sun 24 Jan 2010 22:21:32]
メルティカ >  あー、護衛ッ。 ( ぽン、ッと両手叩き合わせて。なら不思議な力があるのも強いのも納得出来る。 ) ( いやでも彼女は大魔王だッて言ッてなかッたッけ? 記憶は混乱中。 )  あ、のーッ、スキンシップがお好きなのはとッても良いとは思うンですが!こうッ、なンて言うか、 ( 何故だろう。彼女に触れられると 背筋がぞわりとする。 )( また変な魔法みたいなのを掛けられるかもッて言う恐怖心の所為か。 )  ―――眠りッぱなし?そンな病気流行ッてンの? ( ぱちり、瞬きを一つ。 ) 楽しい夢を見られる睡眠ならどンとこいッて感じですけどーッ ( にひッと悪戯ッこく 笑い。 )  ―― そッか、…じゃあ恋人の逢う用事じゃァ無いと。 アハ、ベーゼルさンなら恋人とかさらッと出来ちゃう気がする。 ( 同じ様に冗談交じりに返答を。 天使の事は知らないから、簡単に言える様な台詞だ。 ) [Sun 24 Jan 2010 22:14:18]
ペセル > ええ。 基本的にはちょっと危険なところを通る人の護衛とかですね。 ( 笑顔が引きつっていることに気が付くもあえて気が付かない振りをしてはそのまま頬を緩やかに撫で続けようと。 彼女を気に入ったと告げてキスした記憶も会った気がする ) それなら良いんですけどね? 最近は眠りっぱなしになるような病気も起こっているようですからあまり危ない事はしていけませんよ? ( そんな事を告げよう ) そうですね。 仕事上の知り合いは居ますけれどそこまで親しい人は居ませんよ。 今は恋人募集中です。 ( 冗談交じりに告げた。 好意を寄せていた天使は死んだも同然で。 その止めは間違いなくペセルが刺していた ) [Sun 24 Jan 2010 22:07:38]
メルティカ > そーなンですかーッ!お仕事とかそンなー? ( 明るく会話をするも、笑顔はどッか引き攣り気味。 )  ――― アハ、あぅわッ!? ( 頬に触れた手に、なンとも乙女らしくない声をあげつつ、 )  いや本当にそれだけッ!悪の大魔王とか名乗ッてない しッ!あたし嘘吐かない しッ! ( ぶンぶン首を横に振るう。初対面時の恐怖はなかなか抜けない。 ) ―― あー…用事…。ベーゼルさンッて聖職者だッたよねー? ( ふうン、なンて言いながら 首傾げ、 ) もしかしてコッチの人に知り合いが居た りー? ( アウトローの恋人とかだッたりするンだろうか。 ) [Sun 24 Jan 2010 22:01:51]
ペセル > たまたまこの辺りをうろつく事があるだけです。 ( 一歩後に下がる少女に微笑めばさらに一歩近づいては彼女の頬へと手を伸ばし、触れて肌をなで上げてしまおうとするだろう ) 自己防衛は確かに必要な事ですね。 本当にそれだけなら良いのですけれど ( そんな事を告げてじーっと目の前の少女を見つめよう ) いえ。 私はこの辺りに用事があることが多くて。 よく通るんですよ? ( 一応身も守れますから。 と告げて ) [Sun 24 Jan 2010 21:55:33]
メルティカ > ―― アハ、お久し振りでーすッ。 ( 近付く少女に一歩後ずさッてしまうのは今迄の経験上か。 )  …いや違うッ!これは、えーッと…うン、あれ、そう!護衛?自己防衛?的な? そンな感じッ! ( バール持ッた右手を ぴこぴこ動かして、 )  あ、ぁあ、ッと!ベーゼルさンは此の辺りにすンでンでしたッけー? ( 話しの転換。こてン、首傾げながら 困ッた様に眉尻下げたまま笑う。 ) ( よくこの辺りで逢うよねー? なンて。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:47:12]
ペセル > ( 笑みを浮かべればそのままメルティカへと近づいて ) ええ。 久しぶりですね? ( 手にバールのようなものを持っているのが見えれば ) …また、やっているんですかね? ( にっこりと笑って見せよう。 うん。 怒ってなどは居ないだろう ) [Sun 24 Jan 2010 21:44:09]
メルティカ > ( 踵を返した方向に、居たのは見覚えのある少女。 ) ( 誰も居ない、なンて確信していた所為か 暫く思考が止まッて、パチパチと瞬きを何度か。 )  …あ、 ( 声を掛けられて、こッくり頷けば、 ) こンばンわー? ( なンて、へらッと気の緩い笑顔。 ) ネギの時はどうもー。 そッ、メルティカ。 えーッと、ベーゼル …さン! ( 名前を覚えるのは得意だ。びしッと相手を指差しながら、当たッてるよねー? なンて。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:41:39]
ペセル > ( 住居をこの辺りの廃屋にしばらく滞在している少女。 服は綺麗に取り替えて傷口は無理をしなければ痛む程度に落ち着いたところ。 散歩に出かけたところで、ちょうど人影がこちらの方を剥いたところ。 きょとんと、相手を見つめる格好になる。 知り合いと言える相手に向けて笑みを浮かべ ) こんばんは。 メルティカ、でしたよね? ( ベーゼルと一度名乗った事が会ったはず ) [Sun 24 Jan 2010 21:37:22]
メルティカ > ( 見上げた空は 曇り空。 楽しい事なンて、思い付かない様な 暗い空、 )   雨、降らないだけマシかな。 ――今日は早く帰ッて にーにー達にご飯でも作るかなァ。 ( ン―ッて伸びをして、踵を返す。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:34:27]
お知らせ > ペセルさんが入室されました。 『 静かに通りに現れる 』 [Sun 24 Jan 2010 21:33:59]
メルティカ >  ( なンとなく、叫ンだからか若干気分は晴れて、 )  ( ぽすッと外套を下ろす。狭かッた視界は広がり、 寂れた裏通りが映り、 )  …… 此処も、場所によッて色々だよねー。 ( 賑やかだッたり、騒がしかッたり、――かと思えばこう寂しかッたり。 ) ( 遠くの方から怒鳴り声だとかの喧騒は聞こえてくるけれど、映る風景は寂しいもの。 )  ―――― なーンか、パーッと起きないかなァ。あたしにとッて楽しい事限定でッ。 ( 息吐きながら、建物の壁に寄り掛かる。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:26:14]
メルティカ > ――― 最近は厳しいもンなー。店来るなとかさッ。あたしだッて役に立ちたいだけなのに …何さ何さッ。にーにーのバーカッ! ( 足元に転がッてた石を蹴り飛ばす。 )  ( 弧を描いて飛ンだ石は道の向こうに消え、 )   ――――… む、ぅ。 ( 後に残るのは虚しさだけ。 小さく息を吐けば、其れは一瞬白く染まり 消える。 )  …… こうなッたのも。あたしが寂しい思いすンのも聖職者の所為だッ。バーカバーカ! ( ぐし、と鼻を啜ッて 泣き声混じりな音を消すかのような 大きな声で。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:13:49]
メルティカ > ( 一カ月位出没してなかッたとか気にしちゃいけない。 )  ――― やる気が出ない天気なンですけどッ、 ( 真黒い外套 頭からすッぽり被ッて、のろりのろり人の通りが少ない道を行く。手には前回のネギの代わりにバールの様な物携えて。 )  ……大魔王が出るにはちょーッと時間が早かッたかなァ。でもほら、大魔王だッて夜は休息の時間な訳でッ。あンまり遅くなるとにーにーも怒るしー…。 ( なンて、誰に聞かれている訳でもないのに ブツブツと洩らす 愚痴の様な独り言。 ) [Sun 24 Jan 2010 21:00:39]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『( 悪の大魔王参上ッ )』 [Sun 24 Jan 2010 20:57:23]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『部屋は借りてちょっと休むことに。ついでに簡単な魔除けを教えて』 [Wed 20 Jan 2010 07:27:34]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』_さんが帰りました。 『ま、疲れるから無しで助かるけど、これも商売だからね』 [Wed 20 Jan 2010 02:02:23]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』_さんが入室されました。 [Wed 20 Jan 2010 01:35:16]
メアリィ@『首吊り亭』 > (大ボスが出てきたらどうなるか。逃げようにも逃げる場所は無いから、変わらないか) へぇ、面白い人生だね (スーパーマンになる気分ってのはどんなものだろう。クスリできまるほどに気持ちいのだろうか。そうでなければ調子に乗りようもないだろうけど) 男が来て女が来て 場合によっちゃとっかえひっかえ 気持ちはいいし、イキ放題だけど、刺激が足りないねぇ (何かが足りなくて、どこか生ぬるいなどと、淫魔に喧嘩を売るような。クスリで感じられるようなぶっ飛び感がないと、愚痴こぼす) シスター襲うほど勇気があるのは、この店にはいないよ 夢んやつは知らないけど   ああ、部屋はあいてるから寝てってもいいけどね金かかるけど、おまけもつけれるよ (お代わり一杯、新しいグラスがマスターから差し出され。なんならベッドの中で夢を再現したって構わないよ、などと。 人数足りないが) [Wed 20 Jan 2010 01:10:47]
ジャスティス > 騒ぎになるほどの相手じゃないのよ。普通の人が吸血鬼化して、いきなり無敵のスーパーマンになったような気分になって調子にのっちゃう。そんな奴だからね、目立ってすぐに狩られちゃうのよ……今日はちょっと屋根から落っこちて逃がしちゃったけどね。 (とちょっと不機嫌そうにむくれて見せて) サービスわるいってどんなのですか。 ま、なんか逆に相手を腰ぬけにしちゃえば夢魔を倒せる、なんて話よ?ほんとかどうかは知らないけどね。 うん、最近飲むようになったの。 (一人、死んでしまった子が友人たちに勧められて飲んでいたみたいだけれど、一応合法の範囲内だった、とは思う。本当のところはわからないけれど) じゃあもう一杯だけ。疲れてるからあんまり飲むと、ここで淫魔に襲われちゃうわ。 (なんて苦笑して)  [Wed 20 Jan 2010 00:57:44]
メアリィ@『首吊り亭』 > (人間外。あなたは神を信じますか?信じて何かくれるなら信じるよ) ヴァンパイア、ね 騒ぎになってないから前みたいなのとは違うの? (ああそっち方面ね、と頭の中で思い浮かべたものをかき消して。ボス的なものじゃなくて、雑魚だろうか。どんな物だかはよく知らないが) 気だるいのはいつもだけどさ、 最近はヤルばっかの夢見てねぇ あれも夢魔のせいだってんならもう少しサービスよくしてもらいたいもんだ (なんだ、あれはそんな原因だったのか。今度見たらケチでもつけてやろうかなどと。 まだクスリやったときのほうが刺激的だぞ、と) あれ、結構飲める口だっけ お代わりいる? (前に来たときどうだったかはよく覚えてないのが本当のところだが。目の前の様子に、少しだけ商売。 そういや、教会の人たちってのは薬はやらないんだろうか、なんて考えて、数人思い浮かんだ) [Wed 20 Jan 2010 00:52:52]
ジャスティス > いやねぇ、私はもっぱら人間以外担当よ。 (まァもろに犯罪の現場を目撃するが、こういう場所に自分から来るときはなるべく邪魔はしないようんしている) 今日は単に食事。ヴァンパイア逃しちゃって意気消沈中。 (出てきたチキンを無造作に手づかみで食べながら、メアリィの言葉にビンゴ、と会いた左手の人差し指を向けて) なんだかね、夢魔に取り込まれてる人が出てるみたい。どっちかっていうと淫魔かな?Hな夢みたいよ。 数は少ないけど眠りっぱなしになった人もいたんですって……。 私も最近なんだか体だるいけど、知らないうちに見てるのかもね……ちなみに、よかったら夢の内容聞かせてくれない? (さばけた感じでいいつつも酒を悔いとあおる。最近は結構飲めるようになってきた) [Wed 20 Jan 2010 00:38:29]
メアリィ@『首吊り亭』 > (一部の輩は、酒場に現れた修道女にいぶかしげな視線を投げる。何をしにきたのかと探るような) 食事のチョイスは専門外なんで、マスター適当によろしく (しかし、女も店の主人もそんなことは気にしていない。何かあるのならば相応の態度に出るが、何もなければ店と客。 給仕から振られた主人は適当にね、と返して支度を。とりあえず樽からエールをグラスについでシスターの前へ)(さらに、奥にも一杯といわれれば、別に用意して女に渡す) 誰か口説こうって腹? いいやつはそうそういないよ (あちらからです、なんて声を掛けて酒を持っていけば、触らぬ神になんとやらと、静かになっていたやつらは酒の取り合いを始めた、ように見えて最初に手を伸ばしたやつが勝った) ずっと気だるいわね、変な夢見るし (酒の運搬が終わって戻れば、温めなおしたチキンとポテトが皿に並べられていた。それをシスターの前に出しつつ、返事を返す) あたしの耳には何も入ってないけど、それって関係あるの? (自分がよければそれでいいよ、と) [Wed 20 Jan 2010 00:29:58]
ジャスティス > お久しぶり、なんだかおいしいわけじゃないんだけど、このお店の雰囲気面白くてさぁ。何か食べるものと、軽いアルコールあったらそれ。 (声がやんだほうにゴメンナサイねじゃました?なんて声をかけて、ラムでも一杯おごろうか。) 最近調子はどう?メアリィさん、最近また変な事件が起きてるらしいわよ? (瞼をこすりながら、忙しくないようなら声をかけよう) [Wed 20 Jan 2010 00:10:58]
メアリィ@『首吊り亭』 > (男は中身を確かめもせずに、懐から硬貨の詰まった皮袋を置く。金属がこすれる音が店内に小さく響き、少し視線が集まるが、それもすぐに散る。 いつもの商売の風景でしかない。酒と寝床と女と薬。付近に幅を利かせている組織の直営店とでもいうべき場所。ご利用はお気軽にどうぞ) いつもどおりだね (袋の中身を確かめて。商売成立すれば、男は薬の包みを手にして立ち上がり、また今度、と。新しく入ってきた客とすれ違い、ちらりと視線を流しただけで、閉じたドアをまた開いた。 その背に女は適当に声を掛け、店の主人は新しい客にいらっしゃいと声を掛けた) いらっしゃい あらシスターお久しぶりね (受け取ったままの皮袋はポシェットにねじ込んで。カウンターに座った客に主人より送れて挨拶すれば、その姿に少し見覚えが)(女の声で、一部の輩の声が収まる) [Wed 20 Jan 2010 00:05:02]
ジャスティス > (どこにでもある修道服の上に、いくつもナイフホルダーを撒きつけ、腰に帯剣した修道女が一人、靴音を響かせながら店内に入ってくる。少し寝むそうに眼をこすりながらカウンターに座ると、ウェイトレスが来るのを待つ。薬の受け渡しをしっかり見たのか見ていないのか、ちらりと男を見ただけで、一つ小さな欠伸をしてまた正面をみつめて) [Tue 19 Jan 2010 23:59:53]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『新しい客が一人』 [Tue 19 Jan 2010 23:55:27]
メアリィ@『首吊り亭』 > (声を上げた客も、そんな女には文句言わず。 その顔を女に向けて、注文をするだけ。いつものやつ、残ってるだろう、と) ん、あぁ、あんたね あるよ、ちょっと待ってな (向けられた顔に、少しだけ思考めぐらせ。眼球めぐらせ。 その、ただれた右頬で思い当たる。いつも同じやつをまとめて買って行くやつだ。 こうやって思い返すのもいつものことだ)(『彼』のために、まとめてある薬の束を二階から取ってくる。卸したままになっているやつだ) はいよ、持ってきな 値段は据え置き (布に包んで、それを紐で軽く縛っただけのものをテーブルに置おく) [Tue 19 Jan 2010 23:52:15]
メアリィ@『首吊り亭』 > (今はそんなに飢えてない、なんて返事を背中に。商売も楽じゃない、気だるくても働かないといけないなんて) まだ年って程じゃないと思うんだけどー (かといって、若く瑞々しいままだとは思っていない。そもそも、瑞々しかった記憶がない。 スラム住まいの子供に、そんなに華やかしい記憶はない) はーい、おまっとうさん 注文は? (変な考えが頭に浮かんだ女は、仕事でそれを脇に寄せる。 寄せたところで、商業地区の流行の店のような接客の表情や態度になるはずもない。元から半ば投げやりだ。 そんな女に、わざわざいちゃもんをつける客も滅多にいない。それはこの店を知らない新参者だ) [Tue 19 Jan 2010 23:42:48]
メアリィ@『首吊り亭』 > (気だるさに身を任せる女に、常連客はまた変な薬をやつたのではないかと、勝手な話で盛り上がる) あれがクスリのおかげなら、あたしは買い占めるよ (飲んでない晩に見たこともあれば、効果を知っている薬をやったときにも見た。経験上、クスリが原因ではないと女は言い切る) よければ今日寝ていくかい? 運が良ければ同じ夢見れるかもね (離れたところから声が上がって。それに応えるために女は柱に預けていた背中を離す。 常連には、すれ違いざまにウィンク一つ) [Tue 19 Jan 2010 23:27:08]
メアリィ@『首吊り亭』 > (客の入りが中途半端な酒場で、給仕の合間に女が大きなあくびを漏らす。近くで騒いでいた顔見知りの客は「昨日はお楽しみでしたか」「昼まで乳繰り合ってたのか」などとはやし立てる) ま、あんたらよりは気持ちよかったよ (そんな声に女は、気だるそうに返事を返す。こいつらであたしを買ったのは誰だっけ、等とおもいだしながら) 残念なことに夢だったけどさ 最近やけにいい夢見るんだよ (最後に、付け加えたのはそんな落ち。淫靡で甘露な夢を見る。そして目覚めてみれば気だるい日々) [Tue 19 Jan 2010 23:19:46]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』さんが入室されました。 『ふぁぁ』 [Tue 19 Jan 2010 23:13:53]
お知らせ > ペセルさんが退室されました。 『せめて良い夢でも見たいものですね…。』 [Tue 19 Jan 2010 22:34:21]
ペセル > さて、これ以上はどうやっても壊す事ができそうにないですからね。 (帰ることにしましょうか、と呟けばこの場を後にして。 ゆっくりと帰っていく) [Tue 19 Jan 2010 22:34:01]
ペセル > (どっかん、どっかん、派手な音は自分の存在を誰かに見つけられる事を望んでも居るようで) …… はぁ、はぁ。 …そろそろ壊すものが本格的になくなってきましたね…。 (空き地のほとんどのものが粉砕され、原型をとどめているものを探すほうが大変な状態にしてしまっていた。 少しは気分が晴れたか。 大きく息を吐いた。 少し反省するように頬を掻いて) [Tue 19 Jan 2010 22:18:31]
ペセル > (手ごろな麻袋に瓦礫の中から石を見つけ詰めてこんぼうの変わりにする。 そこからさらに魔力を込めてハンマーとして) 恨みはありませんけれど。 派手に壊れてくださいね? (ごん! ぐしゃ! べぎっ! と派手な音が周囲に響く。 そろそろ夜も深まり近所迷惑になりそうなものだが気にする余裕などは無く。 人目を引くような姿ではあろう。 服装はフードを被った少女。という姿でちょっと見ただけではペセルと気が付きにくそうな姿である) [Tue 19 Jan 2010 22:05:03]
ペセル > (肉体的な調教はそれなりに成果を上げていた。 心もじわりとは侵していたつもりだったのだが) …一度心に決めた任務を放りだすほど弱くは無いと思っていたんですけど、過大評価だったんでしょうか…。 (確かに、最近は抱いているときに本来の彼女なのか気弱な姿も見せていた気はした。 このままだと見つけても気丈な彼女は居ないかも知れない) ……上手くいかないとどうにもいらついて仕方が無いですね。 (精神が不安定になればそれだけ破壊衝動にも襲われやすくなる。 上手く仕事で発散はするようにしているのだが) ……足りない気がしますね。 (暴れたい、嬲りたい。 どこか心が疼いている気がする) …もう少し念入りに壊しておきますか。 (この分だと木屑と鉄くずと砂しか残らなくなりそうだが気にしても居られない) [Tue 19 Jan 2010 21:59:36]
ペセル > (今日の依頼はどこかの魔物をどつく…ではなく。 古い建造物の破壊。 フレイルと言う獲物もありちょうど良いとしばらく暴れていたところで) …やりすぎた気もしますが。 (すっかり瓦礫の山と化した建物を見つめる。 割と細かく砕けても居る) …まったく。 本当に居なくなるとは思いませんでしたよ。 マグヌス。 (家には入れてもらえるため、雨風を防ぐには十分。 しかし、どうもいらいらとしていた) [Tue 19 Jan 2010 21:47:10]
お知らせ > ペセルさんが入室されました。 『…こんなものでしたかね。』 [Tue 19 Jan 2010 21:42:56]
お知らせ > マグヌスさんが退室されました。 『( 丸くなった身体を毛布で纏いながら堪えた )』 [Sun 17 Jan 2010 01:08:12]
マグヌス > (膣まで指を入れる勇気は無い。囚われの身でした事はあっても、気持ちが悪かった記憶がある。) ダメ…っ これじゃ、…っふ (まともな快楽が得られず、何度も悶絶し掛けては苦しい思いをした。誰かの手で逝った方が気持ちがいい、けれど何故だか気安くに許したくはなかった。身体の疼きが抑えきれず、解消すら出来ずに何度も悶絶を繰り返しては夜明けを迎える事になった。) [Sun 17 Jan 2010 01:06:44]
マグヌス > (想像より違った快楽に不満を覚え、股間の割れ目を布越しに触れても意味がない。腰のベルトを緩ませ、下着と一緒に膝辺りまで引き下ろした。) …あっ、 んんっ (直に性器を触れれば、びくっと怯むように小さな肩が震えた。動揺の余りに指先の動きを止めてしまい、落着きを取り戻せば割れ目を撫でる様に慎重な自慰を繰り返していた。もう片方の手は自らの乳房を布越しに揉み上げては、如何すれば気持が良くなるのか。荒げた呼吸を繰り返しながら、周囲への警戒と察知を遮断させてまで自らを慰める行為に励んでいった。気付かぬ内に、嬌声が段々と大きくなっていた。) [Sun 17 Jan 2010 00:48:22]
マグヌス > (如何しても忘れられない。もう一人の私の顔が、脳裏に焼き付いたまま消え去ってくれない。) はっ、  …はぁ (不安が胸を締め付けられ、無意識に身体の熱が疼きだして仕方がない。涙したい衝動が駆り立てられ、唇を引き結んだ。頭と肩口を薄汚れたシーツに押し付け、引き締まったお尻を少しだけ浮かした。その姿勢のまま、漆黒の装束、革製のジーンズにジャケットを覆うような外見。指先を股間へ伸ばし、割れ目を布越しに触れようと。) んっ …  あっ、 はふっ (自慰の行為に及び、現実の逃避を試みようとした。自らの身体を自らの手で慰めるのは、慣れておらず思う様に快楽が得られない。むず痒い快楽に苦悶の表情に汗が滲み始めた。) [Sun 17 Jan 2010 00:35:49]
マグヌス > (一人部屋にしては狭過ぎる気がした。裕福し過ぎた部屋に馴れた所為もあるだろう。けれど、不満は何も無かった。ベッドと洗面台でさえあれば、十分に満足が出来た。ひとつを取り除けばだが。) ―――…マグヌス。 (洗面台の前に立ち、罅の入った鏡を凝視した。眼前に移るのは、私自身で感情も表情もない、操り人形の様な感じが当たり前。なのに、鏡に居る偽物は艶めかしい雰囲気を纏わせ、卑しい微笑みを浮かべた。) ――――ッ!! (右拳を握り締め、鏡の中の偽物に殴り付けた。鏡に亀裂が走らせ、拳の表面が潰れ、切り傷を残した。胸に残るのは背徳心と罪悪感、そして――自己嫌悪。呼吸を乱しながら、ベッドにうつ伏せの姿勢で飛び込もう。) [Sun 17 Jan 2010 00:18:33]
マグヌス > (身を潜める場所に適した、人気の無い空き部屋。建築物と廃墟の狭間にある、中途半端な居場所だった。浮浪者から法外者(アウトロー)が居座る事は当り前だった。以前の悪魔や吸血鬼の騒動により、この建築物から奇怪な死を成し遂げた者は数が知れない。怪物でも潜んでいる場所に、誰が好きに入るだろうか。――今となり悪魔祓い師の手で悪の元凶が絶ったという事実も、また誰もが知らない。無害に関わらず、誰も近寄らない居場所だった。マグヌスは時折に此処を居座る事がある。) [Sun 17 Jan 2010 00:09:34]
お知らせ > マグヌスさんが入室されました。 『( 人の気配すら感じない部屋 )』 [Sun 17 Jan 2010 00:02:07]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが退室されました。 [Sat 16 Jan 2010 09:36:31]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『無言で出て行き毛布をもって帰ってくれば、二人にかけてまた部屋へと戻っていった。』 [Sat 16 Jan 2010 07:23:55]
ブロウン > (誰だこいつ?)(見下ろす少女は見知らぬ顔で、ジャスティスの客人だろうとたかをくくり、あまり興味をもたぬまま口から薪を取り出せば器用に火をおこしていく竜人。しばらくかまどの中をのぞきこみ、火が燃え移ったことを確認すれば頭をぽりぽりとかいてまたも二人を見下ろした。) [Sat 16 Jan 2010 07:23:21]
ブロウン > (・・・・朝飯・・・もうちょっと待つかな・・・?)(足音を忍ばせるようにゆっくりと中へと入れば見知った顔を見知らぬ顔。そして気づいた台所の空気の暖かさ。少し前までは火がともっていたようだ、ややくすぶりを見せるかまどに静かに薪をいれれば、他に薪を2本口にくわえて種火にするべく火を吹こう) [Sat 16 Jan 2010 07:21:03]
ブロウン > (にんじんきらしてたなぁ〜。なんて思いながら階段をおりてくる。日の光が建物の中にはいる。今日は天気がいいようだ。)何作るべ・・・(教会の朝は意外と遅い。早いときは早いが、基本は──やや遅い。とりあえず暖炉代わりにかまどへ火を入れるところから始まるわけだ。と、台所の扉を開けて目に写ったのは二つの人影。)ん?(少しの間中の様子を観察して) [Sat 16 Jan 2010 07:18:28]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『朝飯つくんなきゃ──部屋から降りてくるおっきいの──』 [Sat 16 Jan 2010 07:15:00]
ジャスティス@暗黒街教会 >   [Sat 16 Jan 2010 05:42:00]
お知らせ > 会別理久さんが退室されました。 『( 煮炊きする温かさと、スープの香りにほっと目を閉じた。 )』 [Sat 16 Jan 2010 03:38:46]
会別理久 > …頭は、どうかな。 教えられれば、誰でもこれくらいは。 ( …とはいえ、生きているのだから。 世の中の役に立つかどうかはさておき、色々なことができる。 いっそ何もやらない方がましな事をしでかしたとしても、できてしまう。 …近しい人を失った人の前で、その責任の一端が自分にもあると感じていると、滅多なことが言えなくて口を噤むけど。 ―――無個性だと思っていた私は、もしかするととんでもない奴かもしれなくて。 アザリーさんに生かされた手前、それを余計に苦しく思う。 …この身が誰かを傷つけたり、自身を粗末に扱うなど、あってはならないことなのに。 ) [Sat 16 Jan 2010 03:03:45]
会別理久 > …ありがとうございます。   ( 明るい素振りが、かえって痛々しく見えてしまうのは勝手な思い込みだろうか。 それはもちろん、強い人なのだとは思うけど――― そんなことを思いながら、背中を見つめている。 )   気味の悪い事にばかり、ですね。 呪われたのかな。   ( 一時はそれに近い状態であったのだけど、真相は闇の中。 厄年ですね、なんて肩を竦める。 )   …学校が、ウォッシュベアーみたいになる夢です。 私は一人でたくさんのグールと戦って… 最後には、負けてしまうんですけど。   ( …ただ、アザリーさんもこんな風に感じていたのかと思うには、あまりにも失礼なほど、その破壊と絶望は快感だった。 負けが決まった後にも続く夢の中、喰われながら犯されて何度も達してしまうという異様な刺激は、かつて経験したものと同じで――― 疲労感が押し寄せて、思い出すと昂ぶってしまう気持ちを抑えるように、溜息一つ。 ) [Sat 16 Jan 2010 01:07:28]
ジャスティス@暗黒街教会 > ええ、ちょっと待ってくださいね、すぐに温めますから。 (鼻歌交じりに鍋をかきまぜ始めるジャスティス。しかし内心、少し落ち着かなかった。アザリーの話。すごく聞きたい……しかしようやく波が静まった心の水面が、大きく揺れることになるのではないか、抑えられたはずの感情が爆発するのではないか、そんな不安がわき上がってきていて) ……ふぅん……それは……あの村の事件はともかくとして、不思議なことにばかりで会うものね……夢?聞かせていただけますか?悪夢は、人に話すものですよ? (湯気絵の上がったスープ皿を彼女の前に置き自分も座る。もう少しとりとめのない話題を楽しみ、心の準備をしていって) そうね、まだ、色々なことができるはずですよね、頭もいいんですから、きっと世の中の役に立つ立派な人になれますよ。 [Sat 16 Jan 2010 00:57:02]
会別理久 > ( …アザリーさんもここに居たのか、と思うと居た堪れない。 しんみりと、テーブルを撫でる。 )   …ぁ、本当に、お構いなく。 でも、スープ美味しそう… いただいても良いですか?   ( シスター・ジャスティスの手作りかと思うと、興味ある。 …あとは、アザリーさんと話す中で、暗黒茶のことも聞いているのかもしれない。 もっともその場合、彼女は暗黒茶を悪くは言わないかもしれないけれど。 )   …はい。   元気付けようと、したのかな。 たくさん、色々なことを話してくれました。   ( その話をしに来たんだ。 彼女の遺言を果たしに。 …そのままを話してくれれば良いなんて、それはアバウトなものだったけど。 )   〜散々です。 シーツのお化けに襲われたり、病室に切断された人間の手足が置いてあったり、せっかく残ってた左腕も落としてしまって、昨日は変な夢を見ました。   ( ぐっすり眠れましたけど、クタクタです。 なんて。 努めて軽い口調で話す。 気が滅入るけれど、ジャスティスさんの前でどんよりと沈むのは、アザリーさんに申し訳なかったから。 )   …でも、悪運強いとも言えるかもしれません。 腕落としてもまだ生きていますし、ご覧の通り峠は越えましたから、もう後は良くなるだけ。 …たぶん、実験的なものになりますけど、自分の意思で動かせる、上等なクランクみたいな義肢の当ても、あるんですよ。   ( 富裕層の娘の恵まれた話で、手足を失ってもすぐさま衣食住に金銭的な不自由が生じることはなく、手足の代わりとしてある程度の機能を備えた義肢が手配できる。 …本人的には空元気も含むけれど、暗黒街クオリティでいえば、ありえないほど幸せな境遇かもしれない。 ) [Sat 16 Jan 2010 00:38:52]
ジャスティス@暗黒街教会 > (可のjyの内心などつゆ知らず、それならよかった、などと破顔し、肩を貸して椅子に座ってもらえば、あわただしく竃に火をくべる) 野菜のスープくらいならあるんですけど……お茶とどちらがよろしいですか?お腹すいてるようでしたら、スープたくさんありますので。 (背中を向けてあれこれと用意しながらも、ドラコニアと聞けばちょっとびっくりして) あれ?アザリーから聞いたんですか?ええ、もうないこと住み込みで教会のことを手伝ってもらっていて。 (なぜか照れたように頭をかきながらニコニコと答えて) それで……会別さんのほうは、最近の御加減はいかがですか? [Sat 16 Jan 2010 00:24:02]
会別理久 > ( シスター・ジャスティスの勇名は轟いていそうだけれど、さておき。 その名を知っていたことにアザリーさんは喜んだものの、その実こういった取っ付き易い人物像さえ知らず、正義を振りかざす生真面目な人を想像していたのだから、そんなものか。 気遣う言葉に、首を振った。 )   〜とんでもない。 押して貰って楽チンです。 座ってばっかりでなまっちゃいそう。   ( 本当は、左脚はともかく、左腕の方には幻肢痛が出ている。 …無い腕があるかのように痛みを感じてしまうという、アレ。 けれどもそれは暑さ寒さで変わるものでもないし、おどけて言った。 )   …いいえ、胸に迫るものがありますよ。 お邪魔します。   〜そういえば、ドラコニアの方が一緒だと聞きました。   ( 変に豪奢な建物よりも、親しみ易く、誠実に見える。 汚いのとボロいのは違うね、なんて失礼な内心はともかく、じっと建物を見上げながら、お任せするしかない。 がっしりと力強く浮かぶ車椅子には、さすがと頷いた。 )   …ぁ、はい。   ( 左腕があれば、車椅子ももう少しこげただろうし、椅子に移るくらい出来だろうに。 肩の上がらない右腕ではそれも難しく、手伝ってもらうことになる。 すみません、とまた一言。 そこは自分の脚力も使いながら、乗り移ろう。 ) [Sat 16 Jan 2010 00:09:07]
ジャスティス@暗黒街教会 > (この教会へは、大聖堂経由で感謝の手紙アg届いていた。別に手紙が届かないような場所ではないのだが、無名な小さな教会であるから、住所を知る人等ほとんどいない) 大丈夫ですか?寒さが傷に響かなきゃいいんですが。 (積もったまだ柔らかい雪をものともせずに車いすを押し進む修道女。やがて数段の段差を持つ教会の入り口にたどりつけば、車いすごと彼女を持ち上げ、扉をあける) 汚いところですが、どうぞくつろいでください。 (礼拝堂を抜けて、居住区の食堂兼炊事場に場所を移して。12畳ほどの広さを持つ空間は、雑然と食器や食材が棚に並べられており中央には長方形のテーブルが設置されている) ちょっと高さが合いませんね。よろしければ椅子のほうにでも。 [Fri 15 Jan 2010 23:37:37]
会別理久 > ( 押してくれるのは大聖堂の人か、もしくはやっぱり護衛をつけてもらうか、あるいは両親かもしれない。 シスター・ジャスティスと二人きりでも良いけれど、その場合は彼女に押してもらわなければならないか。 …いずれにせよ、教会の中で話そうというときには、二人きりになれそうだけど。 ) [Fri 15 Jan 2010 23:29:49]
会別理久 > ( …昨夜は酷い夢を見た。 あんな夢を見たのは、今日、アザリーさんの話をすることになっていたからだろうか。 それにしたって、ベッドを汚して丸一日気だるい疲労感を引き摺るような夢なんて異常。 しっかりしろと、気持ち大きく息を吸う。 )   すみません、お迎えにまで… ありがとうございます。   ( 車椅子の中から、お構いなくと礼をする。 …血色は悪くないものの、最後に会ったときよりも少しやつれて、左腕がなくなっていた。 片脚と、肩の上がらない片腕では、車椅子を自分で押して進むのはどちらにしても難しい。 ―――もしも付き添ってもらえなかったら、両親に無理を言って、護衛付きで暗黒街の教会へ送ってもらったかもしれない。 もしかしたら両親の方は、命の恩人であるシスター・ジャスティスに、もっと早い段階で挨拶に来ただろうか。 あるいはここまで来ることはできなくて、ざっくりと大聖堂の救助活動に対してお礼に行ったかもしれないけれど。 ) [Fri 15 Jan 2010 23:28:22]
ジャスティス@暗黒街教会 > (降りしきる雪は、意外と暗黒街の風景になじんでいた。石畳と石造りの家々を白く染め上げる綿雪。その中をカンテラの明かりが教会を目指し近づいていく) もうすぐ着きますから、温かい飲み物でもすぐ用意しますね? (一人でここまで来るようにと言うはずもなく、心配なこともあって暗黒街の外で彼女と待ち合わせをしていた。黴くさい外套に身を包んだ修道女は、背後を振り返りながら微笑んで) [Fri 15 Jan 2010 23:21:33]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( アザリーさんが暮らしていた所を見たかった。 )』 [Fri 15 Jan 2010 23:15:54]
お知らせ > ジャスティス@暗黒街教会さんが来ました。 [Fri 15 Jan 2010 22:46:02]
お知らせ > キャラメルさんが退室されました。 『( 硬貨、男の周りに散りばめて 少女は、踵を返した ) 』 [Thu 14 Jan 2010 22:25:26]
キャラメル > ( ―― ぐちゃり、 ) (手に伝わる感触は其れなりの硬さ。耳に伝わる音は小気味良い破壊音と男から一瞬洩れた悲鳴。視界に見えるものは潰れた男の顔と赤、赤、白。)  ( .. 隠さなくても雪が隠してくれそうだ )  (血に塗れた斧に視線を落として、思う。落ちた布を拾い上げ、再び斧に巻き付ければ僅かに赤が滲むけれど。)  あははッ―――  (嬉しそうに、楽しそうに笑い声が零れる。)  ( ... これでまたひとつ、羽が手に入った。 )  (空を飛べる日はまだまだ遠いだろうけれど、一歩前進だ。)  (男の亡骸に手を伸ばし、ポケットに入っていた財布を探る。子供のお小遣い程の硬貨に、呆れた様に眉を顰めて。) [Thu 14 Jan 2010 22:22:43]
キャラメル > (男が洩らす言葉は寝言の様な、曖昧で不明瞭な言葉の羅列。自然を浮かぶ笑みが濃くなり、男のすぐ手前で少女は足を止める。)  ―――…オジサマ、眠っていらっしゃるのですか?  (笑みを含んだ声。視線を真っ直ぐに男に映したまま、少女は男の答えを待つ。)  ―――――――  (返答は、意味の分からない言葉。――否、言葉にもなっていない音。)  ( ... くすくすくす )  (無邪気な子供の笑みを浮かべたまま、斧を包んでいた布が外れ )   ( ―― たのと同時に、男へと斧を振り下ろす ) [Thu 14 Jan 2010 22:10:13]
キャラメル >  (天候の所為か、外に出ている人達も少ない様。右を見て、左を見て 迷子の子供の様に辺りを見渡す。斧を握る手の力を強くしたまま、)   ( ... くすくす )  (玩具を見付けた子供の様に、無邪気な笑みが零れる。少女の視界に映ったのは、壁に寄り掛かる様に座った男性。少し離れた此の場所でも、お酒の臭いが漂ってくる。)  ( 彼は羽を持っているかな。 )  ( ... ずり、ずり )  (斧を引き摺る音をさせながら、男へと近付いていく。) [Thu 14 Jan 2010 21:59:55]
キャラメル >  (空を見上げ、頬に降る冷たい感触に少女は僅かに目を細める。)  ――――――  ( 空から落ちる白い結晶が、雪では無く羽であったのなら、ボク達はすぐに飛び立つ事が出来るのに―― )  (思ったところで、雪が羽に変るわけも無く。ただ、小さく零した溜息が白く染まっただけ。)     ... ( さて、行かなきゃ。 ) (今日はボクが゛羽探し゛をする番。片手に布で包まれた斧を持って、人通りの無い裏路地を歩く。) [Thu 14 Jan 2010 21:47:15]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『 ( ... 白い結晶 ) 』 [Thu 14 Jan 2010 21:41:46]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『はぁ・・・疲れた・・・(1回2回と翼をはためかせ教会へと帰ろう。そしてさっさと布団に──)』 [Tue 12 Jan 2010 03:48:19]
ブロウン > (ふと空を仰ぎ見れば雪まで降ってくるではないか。)あぁ〜・・・疲れた・・・(必死にはいずる太った男をみれば、しばらくすれば現実に戻るだろうと。これ以上かかわっても、モンスター扱いされそうな感じもして。──足を少し曲げればその場で跳躍、そして飛行。このまま歩いて帰るとまたなにか見つけてしまいそうだったから。雪がこれ以上積もる前にさっさと帰ろう。) [Tue 12 Jan 2010 03:46:52]
ブロウン > (黒いしぶきが飛んだせいで直撃は免れたもののいささか匂いが衣類についた。洗濯しなきゃと、二度げんなり。)おぃ、大丈夫か?(他人を心配する余裕が出たのかいまだ体をはいずって逃げようとしている男をみてやれば、相変わらず必死にはいずっている。どうやらまだ現実にはもどっていないようだ。この男にしてみれば、殺されそうになるわ全身痛くなるわ臭くなるわと、とんでもない厄日であることには変わらない。)(一番の被害者はこいつか・・・) [Tue 12 Jan 2010 03:42:27]
ブロウン > ・・・・・・・・・(折れた。)・・・・・はぁぁ・・・・・(全身にはいったちからを抜いて、槍に接触した手のひらがジンジンと痛むことに気付かされ現実にもどされた。)くっせーなぁ・・・ったく、なんだったんだよいまのは・・・(げんなりとうなだれれば腕も翼も垂れ下がり) [Tue 12 Jan 2010 03:38:34]
お知らせ > ????さんが退室されました。 『くわえて、戦闘経験4も地味に残った』 [Tue 12 Jan 2010 03:36:36]
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