図書館 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > マリアさんが退室されました。 [Sun 28 Mar 2010 22:30:31]
◆マリア > ( 今までにない、新しいものにしようね。 ) (…と、張り切って語ったじぶんのセリフが思い出され、) … がんばろ、 (疲れを忘れるみたいに。勢いつけて席を立った。開いたままの本を数冊抱えて、カウンターへ向かう。) [Sun 28 Mar 2010 22:30:29]
◆マリア > (先日、まだ駆け出しのときから一緒に頑張ってきた踊り子たちと一緒に話をしていて、大ホールを借りてみないかという話題になった。ぜんぶで6人。あの広いステージを、たとえ建物の中で一番小さなステージでもあの大ホールだ、たったの6人。緊張と興奮で手が震えた。冗談みたく始まった話も、話しているうちに真実味が出てきて、なんとかなるかもしれない、という気持ちに6人がなっていた。長時間、長期間は冒険がすぎるけれど、1時間程度で、もし2日間、もしくは1日だけでもと思ったら、できそうな気持ちになった。分かれるときには、練習と打ち合わせの日時まで決まっていた。) (天井に向いたまま目を開く。暖かい色のぼんやりとした明かりがゆらゆらと揺れて見える。) [Sun 28 Mar 2010 22:27:04]
◆マリア > (今読んでいる本の先のページの内容は、ダンスから音楽に移ってゆく。目を通して損はない知識だけれど、いったんはその本を脇によける。最後に夕食を食べに席を立ってからずいぶんと時間が経過していて、徐々に失っていた集中力を失っていたのだが、いちど読書を中断したのをきっかけに急に疲れを感じた。 両目を閉じ、右手でぎゅうと目頭を押す。ちょうど良い刺激が心地良い。) ふーー、 (疲れと一緒に細い息を吐いた。) [Sun 28 Mar 2010 22:16:34]
◆マリア > (舞台芸術だとか、過去に大ホールで行われた踊りの歴史だとか、団体での舞踊、のような本が踊り子のまわりには広がっている。多少むずかしい内容でも踊り子の専門分野に関しては、標準語なら、もしくは自分の母国語であれば、何度も辞書を引かずに読み進めることができた。順調だ。) …、 (ただし多言語の本も読めればとも思う。突っ込んだことを調べようとすればするほど、翻訳された本では満足できないことも多々あるからだ。たくさんの種族が住むこの島で、たったふたつの言葉しか理解できないことが、たくさんのことを損にしているような気になる。) (ページをめくり、かたまった体をぐー、と伸ばして。) [Sun 28 Mar 2010 22:09:02]
◆マリア > (今朝も雨の気配で目が覚めたとき、今日は図書館に籠って調べ物をすることに決めた。ベットの中で遅い時間までうとうととまどろんで、部屋で質素だけれど量のある遅い朝食、または少し早いランチを食べて、傘をさしてゆったりとここまで歩いてきたのが2時頃。 立ったり座ったり休憩に近所の喫茶店へ出かけたりしながら、踊り子はまだそこにいた。貸し出しのカウンターからわりと近く、窓のそばにある大きな机の、一番窓よりの席。何冊かの本を机に広げたままで、ふたりぶんのスペースを堂々と使いながら。) [Sun 28 Mar 2010 21:53:48]
お知らせ > マリアさんが入室されました。 [Sun 28 Mar 2010 21:43:56]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『 ぇ、あ、 いや、あの、読むのは私じゃなくって……、 』 [Mon 22 Mar 2010 01:01:09]
◆イェルク > ( 「貴女には少し、早いんじゃないかしら――」 ) …。 ( 有名な小説家の作品なんだ、って、メイドさんは言ってたはずだけ ど。 一体どんな内容なんだろ う、 ) [Mon 22 Mar 2010 01:00:21]
◆イェルク > ( きっとルカがみてたら、一連の私の行動にイラッとするんだろうなぁ、とぼんやり反省する。 せっかく目録確かめたし、小説が並んでいるのはこのあたりで間違いないはずなんだけど。 誰か借りちゃってるのかな。 それとも背の高いとこにあるのかなぁ、とめいっぱい顔を上に向けて、メモと見比べる。 意味はわからなくても、綴りで判別するくらいはできるから ) ( なんて、ちょろちょろしていたら ) ぅえ、 ( 司書さんに声を掛けられて、ぱちっと瞬く ) あ、あー… え、と、 ( もごもご。緊張にちょっと躊躇ってから、 ) ぁの、この本を 探してるん、で すー…、 ( メモに並ぶ題名の中、その書名を指し示す。 司書さんはそのメモを覗きこんでから、少し困った顔で首を傾げた。 ) [Mon 22 Mar 2010 00:57:01]
◆イェルク > ( 立ち止まって、棚を見上げた。 ずれそうになる眼鏡をちょいっと直して、 ) ぅー…、 ( 書架に並ぶ言葉は、私にはよくわからない単語も交じっていて読み難い。 メイドさんは、娯楽小説だといってたけど。 見上げるのをやめてきょろきょろ首をめぐらせるのは、本ではなく司書さんを求めて。 でもみつけたところで、今度は声を掛けようかどうしようか悩むんだけど。 だってなんだか恥ずかしいし、緊張してしまう。 ) [Mon 22 Mar 2010 00:37:28]
◆イェルク > ( メモに踊る題名は自分の借りたい本と、メイドさんに頼まれた本。 ) ( 少し書架をうろついて、自分がみたい本は見つけられたけど メイドさんに頼まれた方が中々めっかんない。 ) ぅー ん、 ( メモとにらめっこしながらかくり、首を傾げた。 自分の欲しい本なら、たいてい同じようなとこにあるから見つけられるけど メイドさんの方には、馴染みがなくって。 こっちかなぁ、と彷徨い気味にうろうろ。 …あれ、この列さっきも来たかも。 ) [Mon 22 Mar 2010 00:20:47]
◆イェルク > ( 大体私なんて、そんな大事大事にしてもらえるような存在じゃない。 ほんとにお父様の子だったらともかく、 ) …、 ( とか、 言うと、困らせるのわかってるから思うだけ。 もぐ、と言葉をのみこんで ) …… ( いつのまにか止まってた足を動かして、書架の間をてぽてぽ歩く。 ) え… と、 ( メモに視線を落として、左手で肩掛けカバンの紐をきゅっと握る。 目録で確かめてメモしてきた本は、このあたりだったと思うんだけど。 きょろり、周りを見回し ) [Mon 22 Mar 2010 00:07:01]
◆イェルク > ( 危ないからおうちから出たらだめだよ、って、 ) むー…… ( みんなして、私をおうちの中に閉じ込めておこうとしている。 お父様もニールもルカも、メイドさんたちも、 )( 今日だって馬車で送り迎えしてもらうって約束で、ようやく図書館に来るのを許してもらえた。 ) しんぱいしょー、 なんだか らーっ、 ( ぺっふり、溜息まじり。 おばけだってきっと、私の頭なんておいしくないっていうよ。よ。 ) [Sun 21 Mar 2010 23:57:38]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( つまんない )』 [Sun 21 Mar 2010 23:49:56]
お知らせ > ラナウェさんが帰りました。 『――必ず、また君の前に。( ただ優しく、ミーシャを抱きしめた。)』 [Fri 19 Mar 2010 03:41:03]
◆ラナウェ > ――。 ( 暫く言葉を考え止まる。 ) 任せて、必ず――伝えるよ。 ( 生存さえ判ればいい、そうすれば彼女と共に助け出しに行こう。きっとミーシャも一緒の方がフランベルジュも喜ぶだろうし。彼女の言葉、孤児院の住所は頭の中に叩き込む、こういう時は記憶力がよくなる――不思議だ。 少なくとも彼女は待つ事を了承してくれたと認識しよう。だったら私がやる事は一つ、吉報を持ってくる事だ。もう諦めるなんて考えは何処にも無い、進む以外の道はこれで無くなった。 ) 絶対に…。 ( 助け出す、そして二人の幸せを取り戻すんだ。 ) [Fri 19 Mar 2010 03:39:59]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『うわぁぁぁぁん!! ( 押し潰されそうな不安に貴女に抱きつき泣き出し始める。 )』 [Fri 19 Mar 2010 03:36:16]
◆ミーシャ > ラナウェ……さん…フランさんに……伝えておいてほしいんです………私…暫くスラムのお家じゃなくて…とある孤児院の方にお世話になりますから………だから…そのことフランさんに伝えておいて……ください……… ( ただ待つ事しか出来ない私の無力が悲しい。けれど私は待ってなくてはいけないんだ。ちゃんと信じて待っていないと。だから嗚咽交じりに孤児院の住所を伝えておいてほしいと彼女へ頼んで。 )( あぁ、一度泣き始めてしまったらもうだめだ――――堰を切ったように溢れてきてしまう。 ) [Fri 19 Mar 2010 03:33:54]
◆ラナウェ > かくれんぼ?……じゃあ、やっぱり違うのかな。 ( 漏らす呟き。どうにも、『小さな女の子』という時点で私の見た光景と全く違う。状況も同じくして――つまりハズレだ、それとは違う。ヒントが手に入ったと思ったけど、そう上手くは行かないか――。 ) ……本当に二人とも、いい友達を持ったんだね。 ( 羨ましくさえ思う。ここまで本気に誰かを思える気持ちがとても。 ) ――……。 ( 暫く、問いの後に黙り込む。これを言ってしまえば大体判るだろう、何かあったなんて事は。 だけどこのまま黙秘を続けてもいずれミーシャは気付くだろう。これ以上隠し通す事は出来ない。 ) ……うん、無いよ。そんな事は無い。 ( 生存がまだ確定したわけじゃないけど、きっとどこかでまだ生きているはずだ。そうじゃなかったら、私はこの世を作った人でさえも恨んでしまいそう。あんな消え方、私が成立させない。 ) ミーシャ。 ( 顔を覆う姿、大体勘付いたんだろう。嗚呼、せめてフランベルジュが帰ってきてから泣いて欲しかった。でも私の発言は彼女への強い不安を植えつけた、仕方ない事だ。 ) そう信じてるなら大丈夫、フランベルジュさんは消えないよ。 ( 消させない、絶対に連れ帰る。ただ詳しく説明はしない、この状況を見ればある程度判る――きっと一人で飛び出してしまう、この子は。それだけは避けねばならない、 ) だから、君に何かあったら――フランベルジュさんがどう思うかは判るでしょう? ( フランベルジュの為にも絶対に。 ) [Fri 19 Mar 2010 03:25:51]
◆ミーシャ > ―――――………いえ。私の場合始まりは『かくれんぼ』でした。小さな女の子からの誘いを受けて……私の身にそういった異変が起きたのはそれからです。 ( 忘れ去るにはあまりに衝撃が強い出来ごとだったから、その時の事は私自身はハッキリと覚えている。それは確かに最終的には神隠しとは似ているものなのかも知れない。しかし≒である。私がそういった他者への認識が薄くなる経緯にはバラつきがあった。 ) ――――ハイ。本当に……大切な人なんです。 ( 愛している人。身も心も許し合える誰よりも愛しい人。だから私は大事な人という言葉に迷いなく頷く。 ) ――――………はい? ( 首をかしげる。少女は賢い。しかし賢いのは冷静でいられる時だけだ。危険もそれが実を結ぶかも考えずに無鉄砲な行動に出てしまう可能性は十二分に有り得た。 ) ―――――……… ( 有り得たのだけれど――― ) ……………ハイ。そんなこと、絶対にないです。 ( ――――きっと、何かがあった事には間違いない。けれど私に出来る事は何もない。だったら私は待たなきゃ。フランさんが、あの人が黙っていなくなったりする筈ないんだから。 ) ………絶対に……ないんだから…………―――― ( ――――それはなんて根拠のない盲信なんだろう。それは都合の良い確信でしかないのだから。けれど私は待つ事を決めて、信じていて、だけどそれでも不安に塗りつぶされそうな心は堪え切れずに涙を流し始める。私は零れ落ちる涙を隠すように顔を覆い泣きじゃくり始める。 ) [Fri 19 Mar 2010 03:12:28]
◆ラナウェ > うん、そうして。…って言って私も崩しちゃ話にならないから私も気をつけないと。 ( 最近夜更かししてまで調べる事が多くなり、鍛錬に身が入らなくなってきた。幾らフランベルジュを見つける為とはいえ、ツカサさんもがんばっているのだ、ここで私が倒れてしまったら意味がなくなってしまう。 ) 他人から、認識されなくなる?――ねえミーシャ、そうなる前に何かに襲われたとか、そんな事はあった? ( 彼女の言う『認知されなくなる』という状況。もしかしてフランベルジュも誘拐された、ではなく『認知できないようにされてしまった』?だとしたら本当にお手上げだ。いや、逆に――時間が解決したというなら待っていればフランベルジュも…いやしかし、フランベルジュは一瞬で消失した。でもミーシャの話は徐々にであるように思える。だとすると、この件とは別?本当にフランベルジュが『認識されない』存在になってしまったのだと仮定するならミーシャの経験を聞く事で救えるかもしれないけれど、確実性はないか。第一今フランベルジュが居ない事を私達は酷く意識している、やはり――関連性はないのだろうか。 ) そんな事気にしなくていいよ、それだけ――大事なんでしょう? ( 私だってミーシャの立場だったらどうなっていたことか。だけど違うと断言できない私がここに在る。ああ、こういう時くらい嘘ついたっていいじゃないか。 ) ミーシャ……、 ( 名を呼んで、間を空けてしまう。彼女はこのまま不安に駆られて、探しに行ってしまうのではないだろうか。でも何処にいるかも判らない、そんな無謀な事させられない。 ) ねえ…ミーシャ、フランベルジュさんが、勝手に君の前から居なくなると思う? ( 問いかけ。何を発せばいいのか悩んだ結果だ、この際気付かれてもいい。でも、せめて。それならそれで、信じて待っていて欲しいと、そう思ったんだろう。 ) [Fri 19 Mar 2010 02:53:28]
◆ミーシャ > ありがたくその心配は受け取らせて貰います。 ( 元々眠り姫の血族は体が弱い。人の血が交じったお陰でそういった点は克服できたといえるけれども、それでも不摂生が祟れば当然体の調子は悪くなる。ちゃんと気を付けるようにしよう。 ) ( 元々一人で調べ物を良くしているから、そういった事は得意であると言ってしまえるだろう。実際それなりに助けになる事がきっと出来る。 ) あ…すいません。都市伝説めいた不思議な事…と言った方が正確でした。簡単に言ってしまうと、『他人に認識されなくなる』といった事象です。すぐ傍にいて、大声を挙げても稀にしか気づかる事がない。――――最初から私という人間がいなくなっている事が自然になってしまうんです。 ( 時間が解決したのか、結果的に私は自然と元に戻りましたけれどと続ける。しかしややこしい言い方だったろう。言葉はちゃんと正確に使わないとと少し反省しなくては。 ) ――――……ごめんなさい。変に取りみだしちゃったりして。私ったら…もぅほんとに………… ( ――――確証は無い。所詮は雰囲気とか独り言とかそういったものからの推測に過ぎない。それを余計な心配だと言ってくれる。ならば杞憂なんだ―――そうに違いない――――――そうして自分を無理やりにでも納得させてしまわないと、今にも胸が張り裂けそう。 ) いえ、私の早とちりなんですから。 ――――そうなんでしょ? ( すまなそうに少女は小さく無理やりに笑う。気休めでもいいから頷いて欲しかった。もしくは真実を教えてほしかった。そうしてくれたら今すぐにでも飛び出して行って探しに行くというのに。 ) [Fri 19 Mar 2010 02:35:54]
◆ラナウェ > 本当に?それならいいだけどね…一応心配はしておくよ。 ( 一応、どれだけ身体に自信があっても環境が環境だ。こう寒くなったり暖かくなったりしては身体を壊す人だってきっといる。 ) ううん、すっごい助かるよ。今は、特にさ。 ( 実際に調べてる事は大学生でもそういう類を研究している所でしか知らないような内容だろうし。ただ大学生の勉強かと言われると首を傾げるし、本当の意味で調べ物なのだ。人手が有るだけで違う。 ) えッ……ミーシャ、都市伝説に遭った事あるの?! あ、と…ごめん。 ( 思わず驚愕の声をあげた。と、大きな音量で喋ってしまった為、慌てて口元を押さえて謝罪する。でも、本当にミーシャが其れに遭遇した事があるとするなら自分にとっては大きなヒントになるかもしれない。詳しい話、聞いてみようかな? ) ( 彼女の心配は当たっているからこそ、返答が遅れてしまう。どう言えば良いのか、誤魔化せるのか。 ) ――ミーシャ…大丈夫だから、ね? ( そう、言うしかないのだ今は。無事も判っていない今余計な事を話したら、ミーシャは一人で探そうとしてしまうかもしれない。 ダメ、そんなの、ダメだ。 多分もう、勘付いているんだろう。そうでなければ不安な考えが頭を埋め尽くしているのか。 ) ――いいよ、謝らなくて。ごめんね、不安にさせるような事言って…。 ( 彼女にとって、とても大切な人なんだなと改めて認識する。ここまで取り乱す姿も、初めて見る。ぎこちなく笑う少女の姿が、痛々しい。 ) ( 自分の無力さが、ツライ。辛い。あの時彼女を助けられていればこんな事にならなかっただろうに。心の中でただミーシャに謝る事しか出来ない。私が弱いばっかりに、ごめんなさい、と。 ) [Fri 19 Mar 2010 02:19:39]
◆ミーシャ > 大丈夫ですっ。こうみえても体が頑丈なのが取り柄なんですから。 ( フランさんとえっちい事をした時以外は風邪を引いた事がないのが私の自慢だ。逆にいえばこれはミーシャが熱を出している時はフランと肌を重ね合った証拠ともいえたりしてしまうのだったりするのだけれど。 ) そんな。私が出来る事なんて精々がそれくらいですから。 ( それは厳然たる事実。それはまあ同世代の子と比べたら賢いとは思うけれど、大学生の役に立てる程かどうかという自信はない。そういった事に自信がないのは、成績などといったように客観的に評価される機会がないからか。 ) 私もそういう経験あるけど……あれはもう二度と味わいたくないなあ。 ( もう二度と関わり合いたくありません。そう断言出来るほどに怖い経験だった。そしてそういった事象がごろごろと点在しているのがこのヴェイトスという異邦の街。人を攫う誘拐魔はその内の一つにすぎないか。 ) ( 子供とは思えないほどに気立てが良く目端も利く。それは早熟な眠り姫の特徴の一つ。知識も知性も水準を遥かに上回る事といい、他人と会話を交わして情報を得る事は得手である。 ) だって…だって、だってぇ! ( けれどそれは必ずしも良い事ではない。知らなければ良い事はこの世にはたくさんある。それが無力な子供であるのならば尚更だ。けれど知恵だけは豊富な少女はそれに対して何も出来なくても現状に勘付いてしまう。 ) ―――――あ、あぁ……ごめん…なさい。大きな声なんて出しちゃったりして。 そう…ですよね。本当にごめんなさい。私ったらなんだかつい穿ち過ぎに考えすぎちゃったみたいで。こんなの恥ずかしいなあもう。 ( 恥ずかしそうに拳を握りしめて瞳を伏せた。噂だからと彼女は繰り返す。ミーシャはそれに頷くと、ぎこちなく笑いながら表面上は落ち着きを取り戻したように見せようと努力するだろう。もっともそれははためからは無理があるようなも見えるかもしれない。 )( ――――フランさん。そういえば最後にあったのは彼女が家に唐突に来てからだから暫くは見ていない。言葉では否定されて、私自身もそれに同調しても心の中では決して納得していなく、不安は胸の内で激しく渦を巻いている。 ) [Fri 19 Mar 2010 02:04:51]
◆ラナウェ > 身体に気をつけるんだよ?こう冷えると風邪とかも引きやすくなるだろうし。 ( 自分が風邪になる事は早々無いが、彼女はそうもいくまい。暢気に他人の心配をし始めるあたり、やはり最近お人好しだ。 ) うん、ありがとうね。ミーシャは頼りになるなぁ。 ( 嘘偽りはない、本当に頼りになる。 多分、彼女も協力してくれればもっと効率は上がる。そう、フランベルジュの親友でなければ頼るのに悩みなんてしなかっただろうに――いや、その考えは軽率。だってミーシャと知り合わなければフランベルジュと知り合う事も無かったかもしれないんだから。こんなに、悩む事も出来なかったんだから。 ) 確かに、ヴェイトスって不思議な所だよね。そんな怪奇現象染みた事、日常茶飯事みたいだし。 判別か……実際に見た人しか判らないよね、そんなの。 ( 私は実際に見てしまった。故恐ろしい、故、焦っている。ミーシャの身にかつて起きた事は知らないが、都市伝説を諦めるのは早計、説明出来ないから都市伝説でどうしようもないなんて諦めるべきじゃあ無い。 ) ( ミーシャの明らかな動揺。嫌な予感しかしない、そういえばこの娘は頭がいい、自分なんかよりずっと。だとしたら、今までの独り言を聞かれていたら、気付いてしまうかもしれない、想像してしまうかもしれないッ。 ) ――み、ミーシャ、…! ( いけない、動揺してはだめだ、彼女を不安にさせない為に黙ってるんだろう、喋るなッ! ) ………。 ( ミーシャの紡がれる言葉。ああ、なんで、こんなに観察力まであるのか。私の動揺まで、見抜かれてるじゃないか。嗚呼、嗚呼バカッ。私のバカっ。 ) …落ち着いてミーシャ。 ( 言葉が思いつかない、右足を一歩前に出してミーシャに近付く。私が動揺してどうする、この事を知って一番苦しむのは彼女だぞッ。 ) 言ったでしょ?噂を聞いただけだって――。 ( あ、とふと気付く。万が一、万が一だ。ミーシャがフランベルジュと連絡を取ろうとしたら、きっと返事は返ってこない。少なくとも寮に彼女の居た形跡は無いしこのミーシャの様子からフランベルジュと――ここ最近会ってはいない。マズい、このままじゃ、ミーシャは。 ) [Fri 19 Mar 2010 01:41:03]
◆ミーシャ > 私もこう続くとちょっと滅入るなあ……… ( 何故?どうしてなのか?と想像の羽根をふくらましていく。私を見て動揺した理由。そして都市伝説。ここからきっと想像出来る事はある筈だ。 ) ハイ!そういうのあったら遠慮なく言って下さい。私も良いお勉強になりますから。 ( フランさんに幾許か教えてもらった物の勉強方法は独学の部分が強い。だから明確な目的があったりすると私にとっても助かったんだけどな。 それに元々私自身も半分は怪物の血を受け入れてしまっているじゃないか。それにそんな風な不可解な事件には巻き込まれた事も私はある。 ) 幽霊の正体見たり枯れ尾花。けれどその枯れ尾花が声を挙げて笑い出したりしてしまうような事があるのがヴェイトスですから……一概に都市伝説、という括りでも、事実無根なのかそれとも脚色して語られているのかの判別は簡単じゃないんでしょうね。 ( 真面目に考察中。かつて私の身に起こった、『人々から忘れさられていく』といった思い出すだけで背筋に鳥肌が立つ怪異も種別としては都市伝説に近いものだろうか。 ) ―――……いや?え?……ちがう……あれ? ( ただ言伝を頼むつもりだった。それだけの筈だったのに。 )( 一度思い浮かんでしまった想像はどんどんと悪い方向へと膨らんでいく。頭の中で想像してしまった彼女が動揺する理由を、それはないと否定しながらけれどじゃあこの可能性は?なんて頭の中で一人で疑問の提示と解決を繰り返す少女は混乱し目に見えて動揺している。 ) ち、違いますよねっ。やだなぁもう私ちょっと考え馬鹿みたいに飛躍しちゃって。だってほら、ラナウェさんなんだかちょっと雰囲気違って、なんだか言い辛そうで、けど私に言い辛くなるような事なんてそんなに多く思いつかない………――――か、関係ないですよねぇ? ( 唐突に舌の周りは早くなる。それは浮かんできた不安をどうにかして打ち消そうと必死だから。 )( ミーシャ=フェルクスという娘は幼い年の割には非常に賢いと言える。しかしそれは普段の話で、事が恋人に関わってくるとなると話が別になる。 ) [Fri 19 Mar 2010 01:22:08]
◆ラナウェ > ( 自分の大切な物の為なら、その人に何かあった時自分がどういう行動に出るか。それを考えた上でミーシャに伝える事は留まった。無事である事さえ判れば、後は私達でどうにかすれば大丈夫だろうと考えたから。 ) 寒いのはあんまり得意じゃないから、早く暖かくなって欲しいんだけど…、雪まで降るようじゃまだまだかなぁ。 ( 少しは落ち着いて喋れるようになっただろうか。大丈夫、気付かれて無いんだからいつも通り話せば大丈夫なんだ。 ) ごめんね、また今度も来るからその時手伝ってくれると嬉しいかも。 ( まぁ、それがいつになるかは判らないけど。しゅんとなる少女に本音を告げる、本当は一緒に探したいけれど、彼女が必ずしも今の状況を受け入れてくれるとは思えないし。 ) 願望――か。 そうだね、ミーシャの言う事も一理あるかも。 ( 確かに、都市伝説にしてしまえばそれはどうしようもない、手に負えないと諦める事が出来る。だとしたら――私の考えは間違っているのではないだろうか、アレはただのモンスターで力が及ばなかったから都市伝説だと思い込んで逃げ道を見つけようとしている?…考えを改める必要があるかもしれない。 ) ( 考えるように少しミーシャから視線を離し、都市伝説の本をまじまじと見据えた。モンスターなら、こんな所には――ふと、ミーシャの声が聞こえる。ちょっと、という言葉から何か用があるのだろうと、だから振り返った、ただの用事だろうと思ったから。 ) ――………え。 ( あ…?何だろうか、この声は。ミーシャの声だ、そんなものは見れば判る。目の前で彼女が震える声で口にした名前。 ――どう したと いう の。 ) あの…? ( 恐る恐る声を掛ける。彼女に起きた事は口走っていないはずだ、多分。だから、だから違う、そんな思考をするな私ッ。気付かれるはずが――ッ。 ) [Fri 19 Mar 2010 00:58:21]
◆ミーシャ > ( その判断は間違ってはいないだろう。普段は冷静に打算的な考え方をする事も多々あるミーシャ=フェルクスだが、事がフランに関わっているとなると目の色を変える。言ってしまえばそれぐらいにゾッコンってやつなのだ。そんなミーシャに真実を隠すのは正しい判断であると言えた。 ) だけどちっともそんな雰囲気が来ませんね。なんだか寂しいな。 ( ―――――強い違和感。彼女とは以前に家に招いて言葉を交わしたけれども、その時とは随分と様子が違う。何故彼女が動揺するのか。それがわかればきっと推測は容易くなるんだろうけどな。 ) そうですか……残念だな。 ( 少ししゅんと。お力添えになれると思ったのだけれどという気持ちと、純粋に目的があって調べ物をするという行為事態が私はちょっと好きだったから。 ) ああ―――そういうのって、半分ぐらいは願望なんでしょうね。『都市伝説』であってほしい、実際にそんな事なんて起こっているなんてバカバカしい、とかいう。 ( 人は不確定な存在を怯える。だからそれに何かしらの理由を付けたがり、そしてそれに尾ひれを付けていき、あるていど話として纏まった形へと作り上げようとする。都市伝説などといったものはそうして生まれると私は考える。 ) あ、ラナウェさん。ちょっと―――― ( あぁ、そうだ。暫く私が自宅にはいない事をフランさんに伝えておいてもらおうかな。お家に来て無駄足を運ばせちゃったりしたら悪いし、ラナウェさんともお友達みたいだし同じ大学内にいるのだからちょっと伝言お願いしようかなって―――― ) ―――――――― ( フランベルジュ・フランドール ) ( 私とラナウェさんの共通の友人。悪化する治安。都市伝説―――― ) ―――――……… ふらん …… さん … ? ( 彼女が最初に呟いていた名前。動揺する理由。可能性としてそれに思い至ってしまい、茫然とその名前を呟く私の声はどうしようもなく震えてしまっていた。 ) [Fri 19 Mar 2010 00:45:56]
◆ラナウェ > ( 出来る事なら何事も無かったように二人を再会させたい。勿論それ以上に生きているかどうか、そんな心配がある。だから、だから最低限フランベルジュの生存が確定しない今、この事を話すわけにはいかない。表情には出ない、喋りさえしなければ動揺は悟られないはず…っ。そんな既に手遅れな思考を浮かべながら。 ) もうそろそろ雪なんて時期じゃないはずだけど、今年は変だね。 …咲いてくれれば、春が来たって気分になれるんだけどね。 ( 雰囲気を観察されている、という所まで頭が回らない。ただ平静を保とうと言葉を選ぶような喋り方になってしまう。それだけでも普段と違うというのは簡単に見破れてしまうか。 ) あ…うん、ありがとう。でも、大丈夫だから、もうそろそろ切り上げるつもりだったし。 ( 勿論嘘。一旦帰る振りをしてまた戻ってくるという考え、彼女はきっと好意で言ってくれているのだろうからその嘘は、とてもツライ。だから少し声色さえも暗く、目線も逸らすように本棚に大量に並ぶ都市伝説の本を見た。 ) そうだね、ほら…最近連続殺人事件とか目玉泥棒とか、『実は都市伝説の仕業だった』なんて噂まで出てきてるから。 ( こんな話どこで聞いたわけでもないが、連続殺人についてはそんな噂の一つや二つあるかもしれない。もっともあったとしたらそれは偶然の産物でラナウェの考えているものは全く違うもの。――疑問は強く残留する、もし彼女が定期的ではなく不定期であると知っていれば少しは安心しただろうが、その事を知らない自分は焦りさえ心に覚えている。故に声色まで、平静は保てない。 ) [Fri 19 Mar 2010 00:29:50]
◆ミーシャ > ( こういう事に関して知恵を回らせてしまう少女。割と無表情で感情を表に出さない彼女が動揺した理由。それは果たして何がある? ) 雪は綺麗ですけどこんなに降られると困りものです。今年は桜がちゃんと咲くかなって少し不安になってしまったり。 ( 世間話をしながらもそれとなく彼女の雰囲気を観察している。―――やはり動揺している、のかな。そこまで些細な所までは私にはわからないけれども。 ) そうなんですか。良かったらお手伝いしましょうか?私調べたりとかそういうのは得意なんですよ。 ( これは半分は探りを入れる為。もう半分は本当に言葉の通りの善意だ。ラナウェさんにはお世話になっているし、別に何かがなかったとしても、力になれる事があるならば純粋に手助けしたいと思っている。 ) 変わった噂……ですか。それがつまりは都市伝説か何かに関わりがあるんですか? ( そういうこと、なのだろうか?しかしそれだと何故彼女は動揺などする事があったのだろう? )( フランさんとは定期的じゃなく不定期に。道端でばったりとか、約束して出かけたりとか、それから私のお家に遊びに来たりとか。そのせいか、ここ数日のあいだ行方不明になっていることにまだ私は気づけていない。 ) [Fri 19 Mar 2010 00:19:07]
◆ラナウェ > ……え、と。 ( 気まずい。非常に。聞かれていなければそれに越した事は無いのだが、聞かれていたら。私は頭が良くない、誤魔化すのはきっと難しいかもしれないというのに、なんて失敗だろう…! ) そ…そうだね。いい加減暖かくなってもいいと思うんだけど…。 ( 気付かれて無いかな、と判断して世間話に乗る。話を逸らそう、彼女に変な心配を掛ける事なんてフランベルジュだって望んでいないはずだ。 ) ――え、あ、ううん。ちょっと調べ物を…っ。 ( 落ち着くんだ私、そのまま話してしまうつもりか。何の為に今まで彼女に知らせなかったのか忘れるな。 ) あの、ほら…私大学に居るから変わった噂を聞いたりするからさ。 ( 思いつきの嘘。別に骸骨の話だけなら、フランベルジュに直結しないはずだから大丈夫だろう。気になるのは何時もとミーシャの対応が同じな事、フランベルジュはどのような頻度でミーシャと会っていたのだろうかと疑問を浮かべる。 ) [Thu 18 Mar 2010 23:21:56]
◆ミーシャ > ――――………? ( フランベルジュ。彼女は今確かにその名前を言った。何がどういう事なのだろうか。ただ気にも留めるような事じゃない――――そう考えるには、彼女が私に気付いた時に珍しく動揺らしいものが走っていたようにも思う。 ) もう三月も半ばだっていうのに、いい加減雪だなんて嫌になっちゃいますよね。本当に外に出るのが億劫になっちゃう。 ( はーぁ、と肩を落としながらも表情は朗らかに軽い世間話の言葉を続けていく。 ) 都市伝説……ですか?ラナウェさんって、そういうのにも興味があったりとか? ( 質問を続ける。だからこそ彼女が落とした本が何だったのかを注視していた。その本と私を見つけた時の彼女の動揺とが私にはまだ結びつかない。 ) [Thu 18 Mar 2010 23:09:46]
◆ラナウェ > ( そもそもあんな骸骨みたいなモンスター、聞いた事もない。噂にすら、なっていない。いや、もっと人から話を聞けば情報の一つくらいあるかもしれない、まさかフランベルジュが最初の被害者というわけでもないだろうし…多分。もしそうならこの調べ物は多分無意味だけど、過去から存在するようなモンスターなら希望はある。今はそれに掛けて調べてみるしかない、探偵の人にも手助けしてもらえてるんだ。最初よりはずっと状況は良くなってる、だから――、 ) どうか、フランベルジュさ――……え? ( 今、誰かの声が。それと同時に独り言に気付く、ああまた変な事を口走ったんだろうか。だから声を掛けられ、ってそうじゃない、そうじゃない!ゆっくりと声の聞こえた方を向いた。見間違えないさ、出来る事なら今は会いたくない人物なんだから。 ) み、ミーシャ…っ…。 ( 普段なら、有り得ないだろうけど、表情も然程変化はない。だけど、声色に動揺が乗ってしまっている。歩み寄ってくるその姿に目を丸くして、捉えた。ミーシャ――フランベルジュの親友。と、本人の中では認識している。 ) ……な、なんでもないんだよ、うん。 こんばんはミーシャ。 ( 慌てて手に持っていた本を落とした。嗚呼、いつもこんな動揺しないだろうっ、何してるんだっ。本を拾い上げ、本棚へと押し込む。都市伝説総集編という題名の本であったが、落とした時や仕舞う時に貴女の目には映ったかもしれない。 ) [Thu 18 Mar 2010 22:51:15]
◆ミーシャ > ( よいこらせっ。 )( 無事に本を返し終えて踏み台から降りる。こういう所でもちっちゃいのは不便。早くおっきくなりたいなあ。そしたら大学生になるためのお金を稼ぐ仕事も出来るようになるだろうし、こうして背伸びもしなくてよくなるだろうし、それからフランさんとももっと堂々と付き合えるようになったりとか………―――― ) ――――あぁ、ラナウェさんこんばんわ。 ( お花畑な妄想が始まりそうになったところで、独り言の呟きが耳に入るのと一緒に見覚えのあるニット帽姿の女性が視界に入る。そちらの方へとてくてくと歩み寄り。 ) 何かお探しだったんですか? ( にこりと微笑みながら首を傾げて尋ねてみよう。フランベルジュ・フランドールが都市伝説の被害にあって行方不明になっている事などは当然知る由もない。 ) [Thu 18 Mar 2010 22:42:36]
◆ラナウェ > ( 沢山持って歩くのも面倒だ、という事でその場で軽く立ち読みしてからそれを持っていく事にしたのだが、なかなかキーワードにヒットするものが無い。人攫いというキーワードや骸骨だとかにヒットはするが頭だけだとか、骸骨でも攫うじゃなくて呪うだとか。違うのだ、私が探してるのはそういうものではなくて。 ) ……調べ方変えないとダメかな。 ( 大体ミーシャの居る所より右側の出口の近くにて本を開いては棚に戻す。貴女が此方を見るようならば見覚えのある人物がそこに居る事に気付くだろうか。 ) 早く、見つけないと。 ( 独り言はどうだろうか。少なくとも無意識の内に漏らしているもので本人に自覚は無い。近くに今は会うのを避けたい人物が居る事も。 ) [Thu 18 Mar 2010 22:34:41]
お知らせ > ラナウェさんが来ました。 『 ダメだ、これも違う。 』 [Thu 18 Mar 2010 22:27:12]
◆ミーシャ > ( 近頃はどうにもスラム近辺が騒がしくなってきたから、私はその騒動が落ち着くまでリアさんの孤児院でまたまたお世話になっている。なんでも有識者の人達を狙い澄ましたかのように起こっている猟奇殺人なのだけれど……それを聞いた母はとても心配症になってしまってスラムに私を置いておくのを不安に思ってしまったらしい。こうして孤児院にお世話になるのはいつもの事とも言えるけれど、リアさんには本当にどれ程お礼を言っても足りないぐらいだと思う。それぐらいに心の底から感謝している。 ) よいしょっと。 ( 傍にある台置きに足を乗せつつ背伸びしながら本を元の位置に戻していく。元から子供が読むような本じゃないものを良く目に通すから、こうして私では普通にしてたら届かない所に本が並べられているのもよくあること。 ) [Thu 18 Mar 2010 22:25:11]
◆ミーシャ > ( ふーんふー ふふー♪――――あっ、いけないいけない。静かにしないと。 )( 静粛が旨とされる図書館で、つい気楽な調子の鼻歌を歌ってしまったのは桃色の髪の小柄な少女。本を返していたら気が緩んだのか、知らず知らずに鼻歌なんて口ずさんでいたみたい。 ) ( 周りの迷惑になるような事は駄目、絶対とちょっと反省しながら読んでいた本を元の場所に戻す作業を再開する。 [Thu 18 Mar 2010 22:10:05]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『( ふーんふー♪ )』 [Thu 18 Mar 2010 22:03:55]
お知らせ > ラナウェさんが退室されました。 『 とりあえずは、本をまた読み直そう。骸骨の情報を得る為に。 』 [Wed 17 Mar 2010 02:55:59]
お知らせ > ツカサさんが帰りました。 『手伝いに感謝しながら…、まずは噂の聞き込みから始めるか』 [Wed 17 Mar 2010 02:53:45]
◆ラナウェ > ( ただ、手伝ってくれるという言葉だけでもラナウェの心は救われている。一人でただ抱え込む事になったらきっと潰れてしまっただろうから。 ) ――はい、頼みます…! ( その笑顔が、今の私には頼もしく見える。ただ勿論、ラナウェ自信は行動を止める事は無いだろう。仕事であろうと手助けしてくれる人が居るというのだ、情報集めを自分でも可能な限りしていきたい。――時間も遅い、貴女が本を片付けようとするなら手伝います、と言ってついて行こうとするだろう。自分はまだもうちょっとだけ調べ物をするつもりなので、自分の本は後回しにして。 ) [Wed 17 Mar 2010 02:51:41]
◆ツカサ > (正直、結果にまで責任は持てないのだけど、困っている女性の頼みとあれば全力で頑張る方向で)それじゃ、さっそく仕事の準備に取り掛かろうかな。彼女が無事で帰ってこれる事を祈っててね(明るくなった声によろしいと言わんばかりに笑顔で頷いて・・・とりあえず、趣味で広げた本は片付けて戻るとしましょうか) [Wed 17 Mar 2010 02:46:39]
◆ラナウェ > ( くどいようだが、探偵がどれほどすごい存在かも私は知らない。だからこそ、絶対に見つけられるというような期待までは持てずに居る。 ) はい、よろしくお願いします。 では何かあればそれで。 ( 報酬は勿論しっかり払うつもりで。ただ、こう見えて学院に居る身である為校内で堂々とは渡せない。必要とあればその警備員に時間と場所を指定してくれれば其方に渡しに行く事は可能だ。 ) …わかりました。 どうかフランベルジュさんを、よろしくお願いしますっ。 ( 一応、精一杯笑顔を浮かべたつもりだ。ただ自然に出来る笑みは軽い微笑みで限界。彼女のやる気にどこまで影響するかは判らない、だからどうにかそれを示そうと、声は明るくなっているように聞こえるだろうか。 ) [Wed 17 Mar 2010 02:43:04]
◆ツカサ > (それでも僅かな手かがりから頑張るのが探偵のお仕事と言うもので…)わかった、それじゃ…その手筈で、こちらから報告する事があればその人に伝言を頼むようにするからね(報酬の受け渡しとか、まぁ身元がはっきりしてるし踏み倒しの恐れもないだろうし)大丈夫、大船に乗った気持ちでどーんと任せておいてよ。だから、笑顔でお願いしてもらえればもっとやる気が出るのだけどな(とは言うものの、今は殆ど手掛かりはなく雲を掴むような話だけどとりあえず、クライアントの前では自信たっぷりに見せて。こういう時に不安そうじゃ心配されてしまうから、あとちょっとした軽口と笑顔を見せて) [Wed 17 Mar 2010 02:35:31]
◆ラナウェ > 通じるようにしておきますので、について追記:( メモに校門の場所と警備員の容姿と名前を書いた物を相手に手渡す。 ) [Wed 17 Mar 2010 02:27:42]
◆ラナウェ > ( 確かに期待はしている。だけど、条件は厳しいもの――何処にいるかも判らないような人物を簡単に見つけるなんて、きっととても難しい事。 ) 彼女を大切に思っている人も居ますし、私にとっても、きっと大切な人ですから。 判りました、じゃあ昼頃に学院の校門まで来て頂けますか?警備員の方に渡しておきますので、私の名前を出して頂ければ通じるようにしておきますので。 ( 時間が合えば休み時間に渡す心算ではあったが、万一すれ違いになっても困る。よく話をする警備員の人が居るので、その人なら頼まれてくれるだろうと。場所について答えないのはきっと事情もあるだろうし、深くは問わない。自分の危険の事など全く頭に無い辺り、そういう思考はいつまでも変わらない。 ) はい、判りました。 …よろしくお願いします、ツカサさん…っ。 ( お願いしますと、震える声で訴える。また、震えてしまうのはやはり怖いからなのだろう。どうか、彼女を無事に助けて欲しい、助けたい。今本当に頼れるのは、彼女だけだ。 ) [Wed 17 Mar 2010 02:24:42]
◆ツカサ > (でも、期待に応えられないと単なる道化でしかないので格好つけも諸刃の剣、素人にはお勧めできない。別に苦労とでもないけどね)そんなに想われているなんて幸せだね。そうだね…明日の昼過ぎにでも大学に取りに行く事にするから判るようにしてくれればありがたいかな(住んでいるところは危険なところだから、君にまで危険な目にあわせられないと体よく言いくるめてみる。暗黒街の一角まで来いって酷なのは事実だし)ありがとう、それでは出来る限りの事はしてみるから、吉報を待っててもらえれば(ハンカチを受け取って…さて、明日からまた探偵と言うか人探しと言うか、その怪異に関わる事になるかともあれお仕事だ) [Wed 17 Mar 2010 02:11:40]
◆ラナウェ > …やっぱり格好いいです。 ( そういう人になりたいなぁ、なんて夢みる少女一名。自分が戦闘科を続ける理由も今はそういう感じなのだし。 ) お願いします、あの人には…死んで欲しくありませんから。 ( 自分の為じゃない。だけど、自分と同じような影を重ねてる。私以上に大切に思っている人がいる、居なくなったら私の時と、何も守れなかった時と一緒だ。 ) ハンカチ…そんなもので大丈夫なんですか? じゃあ姿絵はまた後程。あ、何処へお伺いしたらいいですか? ( 一応場所は聞いておかないと似顔絵の写しを持っていても渡せないでは意味がない。と、会ったばかりの人に大切なモノを渡してはダメと言われればあ、と気付いた。焦っているのだろう、警戒心が脆い。 ) …ありがとうございます。 えっと、じゃあ。 ( 鞄を開き、中を確認する。ハンカチでも大丈夫と言うなら、とりあえずはそれに近い物を。と、ふと手に何か触れた。これ、かな。 ) じゃあ、これを。 ( 片手に取ったのはそのままハンカチ。 というのも、他に探せば何かあるかも知れないがすぐに目のついたのが其れだった。 ) [Wed 17 Mar 2010 02:02:30]
◆ツカサ > そうそう、そして困っている人の味方なのだからね(格好いいと言われればふふん、と胸を張って。子供っぽい対応だけどこれくらいわかりやすい方がいい事もあるとか)うん、いい返事を伝えられるように頑張らせてもらうよ(さて、とりあえず何かしら手掛かり求めてか…正直怪異相手だとその素性を調べるしかないのが何とも、暇しているよりかはいいか、なんて)そうだね…ハンカチの一枚でもあれば十分さ。それと姿絵だけ借りて…ちょっとどうにか頑張ってみるよ(さすがにカバン全部受け取るわけにもいかないし、今日会ったばかりの見ず知らずの人間に大事なモノを簡単に渡しちゃダメだよとか言いながら) [Wed 17 Mar 2010 01:47:33]
◆ラナウェ > あんだーぐらうんど、ですか?へぇ、なんだか格好いいですね。 ( 当人は好奇心旺盛の子供と似たような思考回路も持ち合わせている。よって、どういう仕事かは判らないがなんだかカッコいい響きに聞こえたんだろう。 ) 1,000エンですか…それくらいなら、私でも払えそう。 お願いします、ツカサさん。 ( 今は特に使い道も無く溜め込んでるお金もある、それを使えば問題はないはずだ。今月中という話を聞けば一つ頷きを返すだろう。 ) 姿絵…多分、学院に行けばあると思いますので今度それを模写してお渡しする形でもいいですか? フランベルジュさんにまつわるもの…、一応学生鞄は消えてしまった時に拾ったんですけど。 ( 自分の横に置いてある鞄を持ち上げ、テーブルの上へと慎重に置いた。中身を確認しては居ないが、現時点で彼女が居なくなった事の証明となる唯一の品。他人に勝手に渡してしまうのは気が引けるが、戻ってきた時にちゃんと謝ろう、と。 ) [Wed 17 Mar 2010 01:39:24]
◆ツカサ > (それでも、困った事態に直面した市民を門前払いしたとなっては組織としての沽券に関わるわけで、うん)表立って動くお仕事じゃないからね、ちょっとアンダーグラウンドなお仕事ってところさ(イタズラっぽく笑って…本当はそんな格好良くもない地味なお仕事ではあるんだけど、ここは格好つけさせていただく)どこまで役に立てるかはわからないけど…そうだな、一日1,000エンってところでどうかな? 実働で10日ほど探してダメならまた考えるしね(雨の日、雪の日は仕事できないから、ほぼ今月中ってところになるのも説明しつつ)姿絵もあれば助かるけど…あと、彼女にまつわるものがあればちょっと貸してもらえると助かるかな(すぐに見つからないという事はどこかに監禁されてる可能性もあるかとか考えればちょっと骨の折れる仕事だけども見るに大事な友人そうだし) [Wed 17 Mar 2010 01:26:24]
◆ラナウェ > ( 不信感があるわけではない、確かに相手にしてもらうにも無理な話なのも判っている。本当に現実離れしていたんだから。 ) そうなんですか?私、あんまり探偵って判らなくて…。 ( ただ興味深そうな視線を向けた。本人の内心では ただの探偵じゃないってことはもしかして、すごいひと?! などと脳内妄想が始まっている。 ) 「だうじんぐ」…? 大丈夫です、事実を知って頼れる人が居なかったので…本当にありがたいですし。 ( 心からそう思う。表情に感謝の気持ちを浮かべられないのは、本当自分の欠点だなと思考しながら、冗談はきっと鵜呑みにしてしまう。 ) はい、判りました。 名前はフランベルジュ・フランドール、私と同じ大学生で長い金髪の女性です。 最後に私が見た姿は同じ制服姿だったので今も多分そうだと思いますけど…。 ( 現状の状況が判らない以上、名前以上の正確な情報は無いかもしれない。既に彼女が消失してから一日が経過している、その時と同じままならば良いが。貴女の内心を知る事は出来ないが、ただ本当に頼れる人が現れたのだと確信すら持っている。 ) [Wed 17 Mar 2010 01:14:26]
◆ツカサ > (自警団の肩を持つわけではないけども、助けてもらった事もあるし頑張っている人がいるのも見ているから、不信感を払拭するフォローくらいはしてもいいかなと)人探し、ペット探しは探偵の基本業務だからね。それに、私はただの探偵とはちょっと違うからね(そもそも自称探偵。本来はそう言う怪異に立ち向かったりするのが仕事だったんだけどそれはともかくとして)この「だうじんぐ」とかで探す事ができればよかったのだけど…あいにく無理そうだしちょっと時間は掛かるだろうけど、いいかな?(積み上げた資料のうちの一つを手にしながらそんな冗談を口にしつつ…)それじゃ、探す対象の特長とか容姿とかもいろいろ教えてくれると助かるな(こうしてちょっと困ってそうな相手の弱みに付け込んで仕事を得るのが常套手段なのだけど、でも本当に困ってそうだし一肌脱ぐのも悪くはないかなと) [Wed 17 Mar 2010 01:01:22]
◆ラナウェ > はい、判ってはいる、つもりなんですけど。 ( 実際、行方不明になった人を探して欲しいといえば何とか引き受けてくれはした。今の状況では仕方ないとは頭で理解していても、知人の命が危ないと考えると、落ち着いていられない。本当に自警団の人には申し訳ないと思った。 ) ツカサさん…探すの、手伝ってもらえるんですか? ( 探偵、と言うから妖怪に関わるような仕事なんて請けてくれないと思っていた。というより、そんなイメージを探偵という職業に持っていなかったから、意外そうな声色で。 ) そう、なんですか…。 ( そう、無事に戻ってきていない。それが問題、未だに行方知れずで今どこで、どうなっているのかも判らない。ただ、まだ救いは死体として発見されていない事。生きているかも判らないが、死んだとも言い切れないから。 ) ……ッ。 ( お手上げ、という言葉には、俯いてしまい――そのまま両手が少し震えた。助けられないのか、と――、 ) …! 本当、ですか? ( 勢い良く顔をあげて貴女の顔を見据える。事情を知った上で探すのを手伝ってくれるような人が、今私の周りには居ないから、暗い表情から一変して少しでも希望の光を見たかのような瞳で、再度確認するように問いかけた。仕事だって構わない、確かに大金は払えないけれど、知人の命には代えられない。 ) [Wed 17 Mar 2010 00:47:54]
◆ツカサ > 自警団でも妖怪、怪異までもフォローするのは大変だからね。そんな時こそ私のような探偵の出番ってところかな(現実に治安の悪化ときな臭い噂と実際の被害が出ていれば、手が回らないのも仕方ないし、この間手助けしてもらった彼女も夜に暗黒街を警邏するくらい頑張っているのだから、相手にされないと言うのは言いすぎかな?とか、友人が目の前で被害にあっていればそう思うのも仕方ないけどね、うん)…うーん、困ったなぁ。それが妖怪の仕業だってのなら、たいてい同じようなパターンを繰り返すから、無事に戻ってきてるのなら問題はなかったのだけど(そんな噂になってるのに浚われて行方不明のままと言うのはさすがに困った顔をして…)そうだね、わざわざ浚って殺してるとなると…ちょっと、お手上げかな。探偵の本職は人探しだから、よければその彼女を探す事も引き受けてもいいのだけど…(あくまでお仕事としてだけどね、なんて) [Wed 17 Mar 2010 00:30:23]
◆ラナウェ > ( とはいえ、実際思いつめていたのは確かであり、結果的にも間違いではない。それに娯楽で調べるのなら、独り言なんて出ないはずだ、私なら、多分。うん。 ) はい、勿論です。 …自警団ではこの事を伝えても相手にされませんでしたから。 ( 唯一話を聞いてくれる人だと思ったのだろう、微笑を浮かべて視線を再度相手の顔へ向ける。相談できないならまだしも、話が通じる相手が居るならば別だ。これは私一人でどうにか出来る問題ではない、断言。 ) 神隠しかどうかは判りませんけど…、その骸骨にはっきりと見られたのに私はこうして無事ですし。 いえ、そういった話は何も。戻ってきては居ないようですし、死体が見つかったという話も無いです。 ――ただ同時期にある話で気になるのは連続殺人事件くらいしか、私の知人も学生でしたから…。 ( そうだとしたらもう、助からないんだろうか。――一連の事件とは、知識を有する人間が連続して殺害され脳を食い尽くされるというもの。もし今回の事件がそうなら、もう手遅れなのだろうかと焦りが募る。 ) [Wed 17 Mar 2010 00:18:21]
◆ツカサ > (思いつめたように見えたかどうかは基本的にこちらの主観。もっとも、娯楽として都市伝説を考察しているようには思えないとは思うけど)ふぅん、学生さんなんだ。ともあれ、どんな些細な事でも教えてくれると助かるな。何せ私はその現場に立ち会ったわけでもないのだからね(独り言なのだろうけども、自問されてもこちらはわからないのだし、うん)…ふぅん…神隠し、なのかな? ちなみに、それで行方知れずになった人が死体で見つかったとか、そんな話は聞いたことあるかな? それとも無事で戻ってきたとか(改めて椅子に深く腰をかけて、手を組んでちょっと思案開始。妖怪としても西洋妖怪なのかな?とかそうなると対象外っぽいのだけど) [Wed 17 Mar 2010 00:08:37]
◆ラナウェ > ( 無論、この少女も同じ事。つい最近まで人と関わる事すら積極的でなかったというのだから、他人に関してどうこう言う事なんて出来るどころか考えない。だから、貴女に掛けられた言葉に真っ先に反応した。 ) いえ、気にしないでください。探偵さん、ですか…? あ、私はラナウェ・エメラルド、ヴェイトス大学の学生です。 ( 小さく一礼する。探偵、そういえばそういう人の話はあまり聞いた事が無い。私はやはりまだ世間に疎いのだろうか。ちなみに思いつめた表情かどうかは、きっと生まれつきかもしれないが。 ) …妖怪、なんでしょうか、アレは。 ( 勿論妖怪だって触れないかもしれない、出遭った事が無いから判らないけれど。正体が判らないから、不気味だ。 ) 特徴ですか?……タキシードを着た、目に鬼火を浮かべた骸骨で、その骸骨がマントで私の知り合いを包んだと思ったら、知り合いだけそこから跡形も無く消えて。止めようとしたんですけど、物理的に触れられなくて…。 ( あの時の無力さが蘇る。フランベルジュさん、まだ無事で居て…。 ) [Wed 17 Mar 2010 00:01:16]
◆ツカサ > (ニット帽ではなく、ツバの狭い帽子なら室内で被っていても女性なら問題ないとか、ともあれそこまで他人に干渉する気もない人間嫌いでもあるし、こちらのホワイティアに対する知識はそちらの魔術書に関する知識程度でしかないわけでノータッチを貫く方向で)おっと、名乗りもしないで声をかける無礼を許してもらえれば幸い。サカモリ・ツカサ。探偵です。もっとも、霊だのの困り事の相談も引き受けるけどもね(簡単な推理だよ、ワトソン君…以前に、どう考えても思いつめた表情で都市伝説の本を呼んでそんな呟きもらしたら間違えようがないかと思うとかは心に秘めて)人をさらう妖怪ねぇ…今は、アマウラの方でも見かけなくなってきたと言うのに、ここにはまだ存在するもんなんだね(それで、犯人の特徴は?なんて…自分の知ってる知識に該当するならアドバイスできるかも知れないし、とか) [Tue 16 Mar 2010 23:52:01]
◆ラナウェ > ( 対し此方は白い長髪、ホワイティアのように白い肌を持った者。ニット帽子に獣の耳を隠している故に外さない故に不思議がられる事もしばしば。魔術書というものに対する知識は薄く、チラ見しただけでは何なのか判らないのが現状だ。 ) ……もう一冊、と。 ( 一冊目はハズレ、確かに都市伝説について書いてあるが、もはやこれは都市伝説否定の本だった。そんなものはないように語る本、大ハズレ。もう一冊に手を掛け開こうとした段階で、声を聞いた。それも、自分が望んでいるような――、 ) ……え。 ( 振り向いた目はそれこそ何故それを、というかのような目線。表情は判り辛いが明らかな動揺。暫くの間本を開く事すら忘れてニ、三回瞼を開け閉めして、 ) ………はい。 ( 素直に頷いて答える。その通り、そのままなのだ。"大事な知り合いが化け物に連れ去られた"、それ以上でもそれ以下でもない。自警団にはこの話が通じなかったし、仕方なく行方不明になった友人を探してくれ、とだけだけ。ただ今は多くの人数を動かせる状況ではないらしく救い出せるかどうかも判らないような状況だったから、貴女のその微笑にどれだけの救いを感じただろう。 ) [Tue 16 Mar 2010 23:41:45]
◆ツカサ > (学生にしてはスーツ姿だし、イエロティアの女?だし、大学に通えるほどの財力はないのだけど、ともあれこちらはタロットカード一枚一枚に込められた意味、正位置・逆位置、それが組み合わさった場合、また割り振られた数字の組み合わせなどなど、一枚の図柄の中にぎっしりと英知が詰め込まれた22枚の言わば「魔術書」の紐解きに夢中になっていたわけだけども)…さすがに、疲れる(少し椅子に背を預けて、小さく伸び…そこで他の子の声が聞こえればさすがにはしたない真似はできないし)妖怪にでも知り合いがさらわれたのかい?(独り言だろうけども、せっかくだからおねーさんが相談に乗ってあげようじゃないか的なそんな態度で学生さんの方へ微笑みを浮かべてみせて) [Tue 16 Mar 2010 23:30:16]
◆ラナウェ > ( もう片方の席に座る学生らしき人物の本を、こっそりチラ見した。…あれ、調べてる内容がちょっと、似てる?そんな疑問を覚えながら本を一冊取り、机の上に一つ広げた。聞こえる声の内容からすると、何かの研究中なのだろうか。 ――さて、私はどこから探そうか。 ) ( カートを使っても良かったのだが、これくらいなら自分なら持てるだろうと判断したらしいが、見事に失敗だった。 ) ……うーん、そういうありきたりなのじゃなくて…人攫うような奴は…。 ( 知らず知らずに声を漏らしていた。無いだろうか、空とぶ骸骨とか。人攫いをするタキシード野郎とか。尤も条件が決まりすぎているからそれらしい物が無いのかもしれない。 ) [Tue 16 Mar 2010 23:21:23]
◆ツカサ > (かたや都市伝説や怪談話、かたやオカルトや神秘主義…この図書館の蔵書の中でも偏った組み合わせがこのテーブルに爆誕と言ったところだろうか。あ、ちなみに私は蔵書の移動にはカート借りたのだけどね、力ないから)『魔術師』 『吊るされた男』 『死神』…ふぅん…(今は西洋の占いの研究中か、タロットを適当に開いて出てきたカードとその意味や組み合わせなどを研究して…これはこれでなかなか興味深いものだと思ったり) [Tue 16 Mar 2010 23:14:47]
◆ラナウェ > ( なんとも、図書館に足を運ぶのは久方振りだった。こんな形でもう一度来る事になるとは思いもしなかったし、その理由のお陰で都市伝説関係の本を五冊程持って今、テーブルに向かって歩いている。やっとそれらしい本を見つける事が出来た。尤もそれらしい、の範囲は都市伝説について詳しく記されているもの、というだけでありあの骸骨の事が書かれているかなんて想定もしていないのだが。 ) ……よい、しょ。 ( 厚い本が三冊程あったせいか、少々重かった。テーブルの上にそれを乗せると、椅子を引き着席する。現時点では探し物をする事しか頭にない故か、それとも学生なら居てもおかしくないと思っているのか、貴女には気付いていない、ニット帽を被ったヴェイトス大学の制服を着用する学生らしき少女。 ) [Tue 16 Mar 2010 23:08:49]
◆ツカサ > (他にも、タロットだとか、カバラだとか、ゲマトリアだとかその手のオカルト類の資料を山盛り独占…。こっちが飽きたらそっちへとかやるからより遅々として進まない。そしてやはり研究は自宅でするに限ると言ういつもの結論に陥るわけなのだろうけども) [Tue 16 Mar 2010 23:06:31]
お知らせ > ラナウェさんが入室されました。 『 …これかな? 』 [Tue 16 Mar 2010 23:04:57]
◆ツカサ > (あんまり、こうしてまじめに努力してるところなんて見せたくはないんだけど、やっぱり本は高いからこうして要点だのまとめて引き写しするしかないわけで…なにせ、色々な理由はあったにせよ、陰陽道にしても、スートリア呪術にしても途中でドロップアウトした半端者なわけで、こうして少しでも日々勉強や研究してないといざって時に人助けどころか自分の身が危ないわけで…)あふ…ガラじゃないんだけどなぁ…(とは言え、あんまり乗り気でない事に関して集中力は数値以下でしかないのは性格ゆえに) [Tue 16 Mar 2010 23:03:19]
◆ツカサ > ん…っと…(生憎とまだここの蔵書は全部確認していない。式を飛ばして調べられれば早いのだけど、さすがに目立ちすぎるし迷惑すぎるから自重。もっとも、いくら蔵書が多いとはいえ本格的な魔道書などは表立ったところにはなく、基本的な学術書みたいなものしかないだろうけども、錬金術だとかその手の他の知識をつまみ食いするにはそれくらいで十分。そして、もう片方には自宅から持ち出してきた蔵書、中央にはノート…傍から見れば、勉強中の大学生に見えないこともないかもしれない) [Tue 16 Mar 2010 22:59:38]
◆ツカサ > (仕事がない時、時間に余裕ができた時、何となく暇な時…ほぼ同義なのだけど、たいていそんな時には本を片手に時間を潰すのがいつもの行動で、それが自宅でか、喫茶店でか、そして図書館でかと場所だけ変化すると言った所。もっとも、自宅では主に研究、喫茶店では気晴らし、そしてここ図書館では新たな知識の入手など色々目的は違うのだけど、傍目から見れば暇そうに本を眺めてるとしか映らないだろうな、とか) [Tue 16 Mar 2010 22:54:39]
お知らせ > ツカサさんが来ました。 [Tue 16 Mar 2010 22:52:01]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『休息がとれた。 心配してもらった。 笑顔が見られた。 →さあ頑張ろう!』 [Thu 4 Mar 2010 23:36:16]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 [Thu 4 Mar 2010 23:34:53]
◆アヤ > かしこまりました ( すっとお辞儀をして ) … ( 向けられる表情にほっと力を抜く )( 目を細め、ぎこちなさの抜けた笑みで淡く応え ) ( …あなたの職業を知っていればもっと掛ける声もあったかもしれないけど )( 推測だけの気遣いは余計なお世話に思えて、それ以上は何も言わず ) いいえ、 それでは、少々お待ちください ( 礼を向ければ、本を取りにその場を辞そう―― ) ( いつもおしごと、おつかれさまです ) [Thu 4 Mar 2010 23:34:38]
◆リコ > わかりましたです。 よろしくお願いしますですね。 ( なんとなく瞳に何かの色が見えた気がしたけれど、それが何かまではわからなかった。 人を心配させるのは、自警団員としてよろしくないなあ、なんて。 ) ……………………………。 ( と、かけられた言葉と、ぎこちない笑みに、リコは満面の笑みを返した。 ) ありがとうございますです。 そのお言葉だけで、私はとても元気になりましたです。 ( うまく言えないけれど、なんというか、こういうのはいいなあ、と思う。 人に心配をかけるのはいやだけれども、こういうのがあるから、自分は頑張れる気がする。 だから最大限の感謝をこめて。 ) [Thu 4 Mar 2010 23:27:55]
◆アヤ > ( 参考 )( 耳についたその言葉 )( でも言及はしない ) ( ――ただ、お疲れの理由が垣間見えた気がして瞳に懸念の色がほのか ) はい。では、お持ちしますのでカウンターでお待ちいただけますか ( 笑みを浮かべて頷けば、貴女の返事を待ち ) ……寝ている暇がない、とお思いかもしれませんけど寝不足で体や頭が動かないと困ることもあるかもしれませんし――えっと( あ、余計なことだったかも )( 思って不自然に途切れることば ) ( 申し訳なさそうにぎこちない笑み ) ――どうか、お体を大切に。 [Thu 4 Mar 2010 23:23:37]
◆リコ > ( ゆっくりと席をひいて立ち上がると、妙な姿勢で寝ていたからか、すっかり体が強張ってしまっていた。 だがもちろん、レディの前で伸びをしたりはしない。 すでにいろいろと手遅れだが。 ) ふむ………そうですね。 前例を知っておけば参考になるかもしれないですし…………それもお借りしますです。 ( 半ばまくら代わりにしていた本を手に取りながらそう答えた。 とりあえずこの二冊があれば、知識としては問題ないだろう。 )( 少し胸が軽くなる思いでは、ある。 ) [Thu 4 Mar 2010 23:14:27]
◆アヤ > いいえ、 ( 安堵めいてちょっぴり笑みを浮かべ ) ( あなたが動きやすいよう後ろに一歩二歩 )( 体を引こう ) ――― ( 吸血鬼 )( この街では調べに来る人が多い主題 )( 当然、利用に合わせて蔵書の数もそれなりのもの ) ( VHGや教授などの著作から、子ども向けのわかりやすいものまで ) ――そうですね、近年の吸血鬼事件について纏められた本がありますけれど… ( いかがでしょう? )( 尋ねるように視線を向ける ) ( あなたが後ろめたく思うことなんて、なにひとつないし )( 知ったとして責める気もまったくない ) [Thu 4 Mar 2010 23:10:53]
◆リコ > いえいえそのようなことはありませんですよ。 でもご心配ありがとうございますです。 ( 微妙にかみ合わない会話である。 まあ正常からして異常な自警団員との会話などそんなものだろう。 ) そうですね、いま読んでいた本もそうですが、吸血鬼に関する本を何冊かお借りしたいのですが。 ( 司書さんのお勧めも一応訪ねておこう。 口が滑って今夜のスケジュールとか聞きそうになったがともかく。 )( ………自警団員コンスタンツェに関しては、少し申し訳ない。 肝心な時にいつもいないのはリコの悪いところだ。 ) [Thu 4 Mar 2010 23:02:21]
◆アヤ > …( ぱちん、 )( 誰と間違えているのかしら ) ( さっきの夢に出てきた聖職者さん? ) ―― あ、いえ。 その、 …でもやっぱりお疲れのようですし。 ( あなたの反応に疲労からだろうと失礼な勘違いをして )( 心配そうなまま、小さく頷く ) えぇと、どれか借りていかれますか? ( 広がる本たち )( この街じゃ、自警団詰所の資料室にも同じような本がありそうだけど )( 団員さんとは知らないまま ) ( スタンツェルの弔問にも顔をあわせなかっただろうし ) ( 何か借りていくならカウンターまでお手伝いしようかなって ) [Thu 4 Mar 2010 22:57:49]
◆リコ > えう…………あー…………。 ( 穏やかに声をかけられて、だんだん目が覚めてきたらしく、目元をこすって、現状確認。 起こしてくれたらしい相手を確認すれば、顔をぐしぐしとこすって、手をどければ爽やかさあふれる対女性限定のステキスマイルで。 ) 御忠告ありがとうございますです。 たしかにほんのちょっぴり疲れてはいたようですが、麗しきご尊顔を拝す光栄に、眠りに落ちていた眼もすっかりと目を覚ましたようです。 ( まだ寝ぼけているのかしら、などと思わないでください。 女性に対してはこれがデフォです。 ………まあ、ちょっと脳がとろけているのは確かか。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:50:19]
◆アヤ > ( からしって、吸血鬼に効いたかな ) … ( 調味料が武器の聖職者さんが出てきているみたい? ) ( …食べるつもりなのかしら。 ) ( ぼんやりとそんなことかんがえて ) …っ、 ( 上げそうになった声、飲み込んだ )( 半歩さがって )( 少し目を丸くして見つめ ) …あ、 ( ぱちり、瞬いてから息をついた ) ――あの、具合が悪いのでしたら帰ってお休みになった方が…? ( 根詰めて勉強研究なさる方も珍しくない場所 )( まだちょっと眠りの小船に足をつっこんだままのあなたに、掛ける声は心配からの ) [Thu 4 Mar 2010 22:46:01]
◆リコ > うう………………聖職者だからってやっていいことと悪いことが…………さらにカラシまで……うごご………! ( 香り豊かな夢であることは確かそうだが、だからと言って理解できる範疇にまでなったわけではなかった。 肩に指先が触れれば、びくんっ、と打ち上げられたマグロのように痙攣して、 がたり、と半ば腰を浮かした。 そして授業中に居眠りしていたところを先生に指されたときのように、あわあわきょろきょろとあたりを見回して、 ) へぅあっ、いや寝てないですよ、ちょっとうつらうつらしてただけですから、いや寝てないですって。 ( 誰にともなく寝ぼけ眼で言い訳をしちゃう阿呆。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:38:54]
◆アヤ > …… にんにくみそ。 ( 浸けるのかしら。 ) ( …吸血鬼を? ) ( 吸血鬼のにんにくみそ漬け棺包み。 ) ( …いやいや。 ) ( さすがにそれはちょっと、可哀想な気がする ) … あの、大丈夫ですか?( 魘されているのかな ) ( あなたの肩に手を伸ばし、ほんのり指先を添えて揺り動かそうと ) [Thu 4 Mar 2010 22:36:05]
◆リコ > ( すっかり眠りこけているのか、静かな足音と気配には気付きもせず、ぐっすりぎりぎり眠り続けるリコ。 当然ながらそっとかけられた声にも、むにゃむにゃぎりぎりという音が帰ってくるだけだった。 ) ふぐっ………や、やめろです…………ニンニクとみそを棺桶に詰めるなんて……っ ( どんな夢を見ているのかちょっとわからない寝言だった。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:30:42]
◆アヤ > ( 近付く足音はそっと )( 他の利用者の足音に紛れるように―― ) … ( っていってもあなたに近付くためなんじゃなくって、元から館内歩くときはそんな感じ ) …あの、( 座るあなたの左隣に立ち ) ( まずはそっと声を )( 見守るさまは心配そうに )( 様子を窺うようにほんのちょっと首を傾げて ) ( ――無意識に、居並ぶ本を一瞥した ) [Thu 4 Mar 2010 22:27:12]
◆リコ > ( 恐らく寝入るまで読んでいただろうと思しき、半ばまくら代わりにされている本は、どうやら吸血鬼関連の本であるらしい。 吸血鬼の弱点や、生態などが記されているものであるらしい。 VHGが出版にかかわっているものらしく、民間伝承から狩人の経験談まで割と幅広く載っている。 素人がこれを読んだからといってすぐにハンターに転職できるわけでもないが、ある程度腕に覚えのあるものが読めば、少なからず有効な武器にはなりえそうである。 ) ぐぐぎぎぎぎぎ………ぎりぎりぎっちょん……。 ( それも、ちゃんと読んでいればの話だが。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:25:40]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 [Thu 4 Mar 2010 22:21:09]
◆リコ > ぎぎぎぎ………ぎりぎりぐぎぎぎ……。 ( だからその、なんだ………疲れ切った自警団員が隅っこのテーブルに本と一緒にひっそりと突っ伏してうなりながら歯ぎしりをするくらいは、許してやるべきじゃないだろうか。 まあ、確かに近くまでくればなんだか不安になるような音がするかもしれない。 時折意味不明の痙攣を見せるかもしれない。 だがまあ、見たり聞こえたりしない範囲には被害は出ないし、その…………うん、駄目だなこれは。 フォローしようのない姿を晒しているのは、自警団員リカルド・アンブロッシオでした。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:16:07]
◆リコ > ( さて、この歯ぎしりだが、詳しい原因はまだよくわかっていない。 一応それらしいものをあげていくと、癖だとか、噛みあわせの問題だとか、或いはストレスのせいだとか。 ストレスも軽いものであればむしろ意欲向上にもなるというけれど、歯ぎしりを誘発してしまうほどのストレスというのは心身の健康にあまり良くない。 本人が気づいていなくても、心も体も疲れているのかもしれない。 歯ぎしりは危険のサインなのだ。 ) ……………ぎ………ぐぎぎ………。 ( だからうるせえなこの野郎、などと一蹴してあげないで、優しく指摘して、相談にでも乗ってあげるべきだろう。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:06:17]
◆リコ > ( 歯ぎしり、というものをご存じだろうか。 ぎりぎりぎり、と歯を食いしばったり、すり合わせたりするあれだ。 悪役が正義の味方にぼろくそのけっちょんけちょんにしてやられたときとか、寝ている間なんかに発生する現象だ。 あまりひどいと歯がすっかり削れてしまったり割れたり抜けたり、かみ合わせがどんどん悪くなったり、まあ悪いことばかりでいいことなんて言うのはまずない。 一般には無意識に起こるものとされるが、意識的にやっているという人は気をつけた方がいいだろう。 あまりいい癖ではない。 見栄え的にも健康にも。 ) [Thu 4 Mar 2010 21:55:07]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Thu 4 Mar 2010 21:50:32]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 『夜明けの寸前まで探求は続き――帰路には少しだけ焦らされる事になる。』 [Sun 28 Feb 2010 03:45:02]
◆カルミラ > ・・・・? ますます心地が判らないわ。(早合点したり意図的に暈された部分と解説が違うから、局所的には余計に誤解を深めたりもしたかもしれない。 異国風習の学習は難しいが、それで途中で投げ出したりはしないのがカルミラの矜持だ。 とりわけ――不心得者共の巣に関しては、念入りに調べておいて損は無いと思うのだ。 一丁前に狩人を名乗り幅を利かせるなど、誰が許したというのか。) [Sun 28 Feb 2010 03:43:49]
◆カルミラ > それと、公の場で騒いではいけないの。 減点1よ?(すれ違い様に躾けの一つも行いつつ、立ち読みは品が無いので座席に向かうとする。 割合良い顔立ちだったが、書庫での食事はそれこそマナー違反だし。) ……せめて女城の名前くらい知っておかないと。(アイレンベルクの作法はどこに言っても淑女として通用すると自負してはいるが、常識知らずまでは取り繕えない。逐一失笑を買うよりは、事前の知識補完で余裕を見せたほうが貴人らしいというものだ。 席については頁を捲り、まずは友より齎された知識の確認といこうか――) [Sun 28 Feb 2010 03:39:55]
◆カルミラ > (棚に足をかけてよじ登るという蛮行も、優雅にスカートを揺らしながら木枠と垂直に歩行するアイレンベルクの作法の前には上品なイメージへの上書きを免れ得ない――から大丈夫だろう多分きっと。) ――?(なんか斜め後方から史書っぽい人の短い悲鳴とか聞こえたけど、礼儀知らずを謗るなら、こんな所に本を置く輩を先に責めるべきだ。 目的の本を手に、くるり地面側に向けて振り返る。) 今度からこれは下に置きなさい。(採光の目処が立たず薄暗い図書館の中、見下ろす深紅の瞳にどんな感情を抱いたか―― その場を動けぬ人間を放置し、ゆっくりと歩いて地面に帰還した。) [Sun 28 Feb 2010 03:33:31]
◆カルミラ > (もちろん自分以外の人間などどーでもいい吸血姫にとっては、たった今素通りした書物一冊が生物研究者にとって万金に値する大書であるなど想像の余地も無い。 目を煩わせる書物の群れから望む一冊を見つけ出したのは、体躯に背伸びを足して尚余る高さの書架の頂上で――) だから道が細るのよ。 減点1ね。(――手に取るには、書架の外枠を踏み外さないように注意する必要があった。) [Sun 28 Feb 2010 03:25:57]
◆カルミラ > (商業地区にはお勘城、坊主が集うは阿頼屋敷―― 冗句はさておき、ある程度観光を続ければ飽きが来ると共に本分を思い出す。ほんの分類ごとに書架が分かれているという学んだばかりの配置を頼りに、目当ての本を探しにかかる。 地図や郷土資料のような、街を理解する上で大切なものを。)・・・・整理という言葉を知るべきね。(でも量が多いから苦戦中。 余り集めるのも考え物だというのは、街の人間で味わったのと同様の煩わしさで―― この街の特色の一つなのだと理解する。 量産と粗製は親戚みたいなもんだ。) [Sun 28 Feb 2010 03:14:34]
◆カルミラ > (近くで見る棚は身長よりも遙かにでかい。嘗て住んだ城の書庫も中々のものであったが、流石にここの物量の前には敗北を認めざる得なかったようだ。美観を解さぬ人間が荒らしていったのか所々歯掛けがあるが、其れを直すための人間も常駐している様子――深夜まで篭る学生や研究者も居るため、曜日によっては夜間もある程度人が居るようだ。) ・・・良い香り。(陳列に沿って歩き、古書の幽かな匂いをまずは堪能。職能ごとに城があるならきっと牧城とか賭博城なんてのもあるんだろう――とか大妄想。 しかもプロスパンダや賭け道楽がある以上一概に間違ってるとは言い難い。) [Sun 28 Feb 2010 03:02:55]
◆カルミラ > (渡航以来初めて出会った同胞、フランベルジュは街に関する多くのことを教えてくれたが――異国の文化は聞けば聞くほど混沌だらけ。 俄然興味を刺激され、こうして突撃した次第である。真夜中で悪天候だが、閉館時間だなどという俗世の戯言に耳を貸す部類の生き物ではない。誘致の外看板がある以上、その建物には入っていいのだ。) それともこの位はあたりまえなのかしら。 綺麗ね。(入った途端に知識よりも建物そのものへの興味にメインが取って代わられてしまう気紛れ加減は、勉強には少し向かないようだが。 赤のドレスはくるくる回る華の様、上機嫌な歩調で書架へと向かう。) [Sun 28 Feb 2010 02:49:29]
◆カルミラ > (あるいは無知の証明か、無限の寿命の慰めなのかもしれないが――カルミラ・アイレンベルクは貴族臭の強い一族の中では活動的な部類だ。人使って然るべきの物事に対しても割と自分で手を出してしまうし、興味の続く限り行為に労を惜しまない。 知りたいことが知識になければ、図書館にだって面倒くさがらず足を運ぶ。) ・・・まるで蔵書の城ね。 フランは嘘つきなのかしら?(粉雪の下を歩いて辿り着いた正面入り口。 整然と並ぶ本棚を前に、感嘆の声を漏らした。) [Sun 28 Feb 2010 02:38:11]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『其れは傲慢ではあるが、怠惰ではない。』 [Sun 28 Feb 2010 02:25:59]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『 ミーシャ=フェルクスは、この時ただただ幸せだった。 』 [Wed 24 Feb 2010 02:20:52]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 余韻に溺れながら、暫しお互いの熱を感じあった。 』 [Wed 24 Feb 2010 02:18:32]
◆フラン > そう、ね。風邪をひいちゃってもいけないし――。 ( そう言って二人で笑いあった。それがどんなに異常なことでも、この娘となら肯定してしまう。 ) ( 少し前までは私もこの娘も性のことに疎い生娘だったのに、今はすっかりそれに溺れてしまっている。どうしたら気持ちよくなれるとか、気持ちよくしてあげられるとかがわかってきている。でも、まだまだだ。もっとお互いの身体のことを理解しあいたい。 ――目に涙を浮かべながら、私は達した。 ) ミーシャ… 私も――好きよ…。 ( 愛しているわ。 ) ( 余韻の中で口付けを交わし、二人の命はとろけていく。ああ、なんて素敵なんだろう。なんて幸せなんだろう。私はこの幸せを失うのがとても恐ろしい。いかなるものを投げ打ってでも、私は幸せを守ろうとするだろう。 ) ( その為なら人殺しだってできる。 ) [Wed 24 Feb 2010 02:17:30]
◆ミーシャ > 恥ずかし過ぎて …… どうしようね。 ―――― ふふっ、駄目だよフランさん。まだ寒いもの。もう少し暖かくなってから……そうしよ? ( 恥ずかしいなんて口にしながら、外でするという行為自体にはなんの反論もしない。 ) 楽しみ…… とっても。 そんな二人だけの時間なんて……… ( 熱い吐息を洩らしながらその時が来るのを想像するともっと興奮してしまいそうになる。その堅い感触を返す所をコリコリと弄りながら、私も彼女の指の動きでより一層高みへと押し上げられていく。 ) ―――― はぁ ッ …… ァッ ……! ( そんな約束を交わしながら声を必死に押し殺し、そして彼女が達した瞬間をその目で見つめる。 ) ( ああぁ―――― ) ( そんなフランベルジュの艶姿に私はどうしようもない劣情を催してしまう。彼女が達してしまった時の顔、その噛み締めた甲高い声。震える体。そのっどれもが―――― ) きれい………すきです、フランさん。 ( 愛しています。 )( そっと優しく唇を合わせながら、私は心からの思いをまた恋人へと伝えるのだった。 ) [Wed 24 Feb 2010 02:08:21]
◆フラン > ――それとももう既に誰か気付いていて、こっそり見ているのかもしれない…。ああ、今度…わざと誰かに見せ付けるようにするのも楽しい、かしら…? ( 公園とか、そういうところで。外ではまだしたことが無いし。二人の愛がどれだけ深いか、見せ付けてやるんだ。 ) …うん。そこで二人だけの時間を過ごすの。誰にも気兼ねせずに、好きなだけ肌を重ねて、好きなだけ啜りあって…。 ( ミーシャの指の動きに私は少しずつ高ぶっていっているのがわかった。胸をなぞる指が気持ちよくて、多分堅い感触を返してしまっているのだろう。リードするのはミーシャの方だったけど、やっぱり一緒に気持ちよくなりたかったから、自分が高ぶるのにあわせてミーシャを擦りあげる指を強く、早くしていく。 ) ――嬉しいわ、ミーシャ。その時はあなたに、声を掛けるね。 ( 私の為に何だってする。ああ、私もよ。私もあなたの為に何だってするわ。 ) あぁ… あ、あぁっ は、 あぁ…ッ! ( やがて甲高い声をかみ締めるようにし、体を震えさせた。――達してしまった。 ) [Wed 24 Feb 2010 01:50:51]
◆ミーシャ > ねぇ? ほんとうに …… 誰かに この光景を …… 見られたら 恥ずかしくて死んじゃいそう ……… ( ――――駄目、その筈なのに、どうして指は止まらないし、むしろそんな事を想像するだけでより興奮は止まらなくなってしまう。ギリギリの一線。そんなスリリングな緊張感がより気持ちを昂ぶらせてしまっている。 ) ―――― …… ね。 なんて……それはなんて素敵な事なんだろうね…… ( あっ )( 今度は私が触られて、彼女の指の感触に私は小さく声を挙げて体を震わせる。 ) ――――想像するだけで夢みたいな時間……… 出来る事があったら教えてください。私何でもお手伝いしますから。フランさんのためなら、なんだってします。 ( そっと彼女の形の良い胸を服の上からなぞるように触っていく。今はただこの熱さの中に溺れている。お互いが口付けを交わし、穢し合い、そして愛の言葉を紡ぎ合い続ける。充分に濡れた秘所を擦り上げられた少女は必死に押し殺した艶のある嬌声を挙げて体を震わせた。 ) [Wed 24 Feb 2010 01:40:39]
◆フラン > ん、あぁっ は、 ぁ。 い、いやぁ…は、恥ずかしい――。 ( きっと私はミーシャの指を穢してしまっているのだろう。彼女の顔は普段とは違う妖しさがあって、私はまるでその毒牙にかかっているかのよう。それがとても――良かった。 ) ……。ずっと、こうしていられるわ。私たちの命は尽きることはないのだから…。 ( 先日カルミラから聞かされた言葉だ。時間は幾らでもあるのだ。 …私も彼女と同じように指先でワンピースをそっとまくりあげ、ミーシャの後ろから指を下着越しに這わせようと。 ) 今、ね。良い物件を探しているの。私とあなたがこっそり会うのに丁度いい家を。それが見つかったら、一日中―― ん、むっ。 ( 再び深く口付けを。ミーシャの秘所をお尻側から擦り上げて。 ) [Wed 24 Feb 2010 01:26:07]
◆ミーシャ > ( 私の前だからこそ見せてくれるその表情に私は熱く火照り隠しきれない愉悦の表情を浮かべる。 ) すごい…もうこんなに濡れてる……うふふっ。 ( 下着越しから大事なものをなぞるように優しく触れていく。そしてその下着を少しずらして直にそこを触り始めよう。なんだろう、この背筋を這い上がるようなゾクゾクした感覚は。熱い吐息を吐きながら、私の下着も彼女と同じような事になっているに決まっている。 ) あぁ……嬉しい……ずっと…いつも … こうしていたいな ……… ―――― ( 下を弄る指は止めないまま、もう一度口付けをして深く舌を絡め合おうとする。こうして―――貴女とずっと繋がっていたい。 ) [Wed 24 Feb 2010 01:19:43]
◆フラン > ( 口付けされてしまえば、もう直前まで見せていた余裕の表情はそこにない。年上で頼りになるお姉さん――そんなものは崩れて、淫らでだらしない、熱に浮かされたような娘の表情があった。 ) ん、ぁぁッ ミ、ミーシャ…っ ――は、 んっ む… ( その手の動きに一瞬びくりと身体を震えさせたが、抵抗は無い。どうしてかって?こうなることを望んでいたからだ。だって、人目につかないような奥まった場所に来たのに、キスして終わりだなんて寂しい。 ) あぁ ん……。 ( その胸のうちの問いかけに答えるように、す、と僅かにブーツが床を擦る音と共に両足がゆっくり開く。下着は既に湿り気を帯び、その指先をぬらすだろう。 ) ミーシャ… 凄く、気持ちいいの…。 あなたにされるのが好きなの…。 [Wed 24 Feb 2010 01:04:44]
◆ミーシャ > ( 血を吸う事によって他人を吸血鬼に変えてしまう事があるのは自身の身を持って知っている。被害の拡大を防ぐ為にも出来る限り吸血の選択肢を狭めるという判断は正しい。例えそれがどのような利己的極まりない理由であったとしても。 ) …… ん…… ぁぁ ……… ―――― ( いやらしい言い方になったのは無意識だろうか。それとも彼女といるとそんな淫らな考えばかりに思いが至ってしまうからか。下腹部にはっきりとした熱を感じながらその滲み出る血を一滴も逃すまいと舌を絡ませて貪り吸う。 ) ぁっ………はぁ …………――――― ( ――――ねえ、気持ちいフランさん?私はこうしてる間はとても幸せ。ずっとこうしていたいぐらいに幸せ。だからこんな場所でしている行為だと言うのに――――彼女の下着越しからそっと触れてしまおうと手が伸びてしまう。 ) [Wed 24 Feb 2010 00:54:49]
◆フラン > ( フランベルジュ・フランドールはミーシャがそうしないようにしなくてはならないと考えていた。渇きの為に誰かの血を啜りたいと強く思う感情を知っていたから。それはミーシャや彼女の周りの人たちを守るという意味もあったが、それ以上に自分以外の誰かの血を啜ることに強い嫉妬を覚えるからだ。 ) ………。 ( ミーシャの言葉に小さく頷く。でも、その言い方がなんだか凄くいやらしく感じて、恥ずかしさに一瞬目を伏せた。ミーシャが口付けしやすいように腰を僅かに落とし、その細い身体を抱きしめながら口付けを交わし――。 ) ふぁ… ぁ、ん む…。 ( 牙が立てられ血が滲み、それを啜られる。それがとても気持ちよくて、私は思わず声を漏らした。両の太ももを切なげにこすり合わせ、僅かに身を捩り、抱きしめた手でしっかりとミーシャを捕まえて。 凄い、キス気持ちいい。もっと吸って、ミーシャ。もっと、もっと…。 ) [Wed 24 Feb 2010 00:39:51]
◆ミーシャ > ( ―――ふと唐突に吸いたくなる。誰かの血を欲したくなる。今はただ近しい存在の血を望む。それは例えば母であったり、孤児院の方達であったり、もしくは助けてくれた人であったり。最も好きなのはただただ貴女の血であっても、それでも渇いている時に血の欲求を断ち切る事は私にはきっと出来ないだろう。 ) ( ――――あぁ、フランさんの。この人の血。それがもうすぐこの舌の上に乗るのだと思うと興奮が止まらない。抱き寄せられて見上げた先にいる彼女をうっとりと見つめながら、どこが欲しいのかという問いに答えを口にする。 ) 唇……舌。ね?キスしながら……吸わせて。 ( そう言うとそっと背伸びするように口付けをしよう――――そして僅かに伸びた犬歯がその柔らかい舌を突き破ろうとする。 ) [Wed 24 Feb 2010 00:31:41]
◆フラン > 東洋の文化もミステリアスで面白いわよ。サムライと騎士はお互い文化的な交流は無かったのに、同じように封建制度から成り立っていたりとか。もっとも、あの独創的な髪型はちょっと真似できないけど…。チョンマゲ?だったかしら。 ( トキノミヤコ人はあれで何を表現しようとしているのだろう。 ) ( 自分もその渇きを体験してきているから辛さはわかる。その吸っても良い相手としてミーシャに認識されることで、更に彼女の心を掌握し、自分のものにしたいという欲求もある。もっともっと依存させるのだ。 ) ええ、いいわ。 …だって、私の命はあなたのものですもの。 ( 私はまだ啜ってはいないが、大丈夫だ。まだミーシャに分け与えても問題は無い。 図書館の本棚に隠れるような場所にやってくると、私は本棚に背を預けながらミーシャの身体を抱き寄せようとした。 ) ――さぁ、どこから欲しいの?唇?肩?胸?それとも、足? いいのよ、ミーシャ。私にだけは遠慮しないで。 ( 顔を紅潮させ、興奮に吐息を荒くしつつそう言った。 ) [Wed 24 Feb 2010 00:14:42]
◆ミーシャ > そういえば東洋の歴史なんかは殆ど知らないんですよね……精々こっちのヴェイトスでもやってる行事ぐらい。 ( ハラキリ、ゲイシャ、フジヤーマ、なんて言い出したりはしないけれど、それでも元々が西洋圏の住人だからそちらの方には疎い方。これでフランさんとにゃんにゃんしながらでも目が良くなること間違いなし!………うん、ちょっと頭冷やそうか。 ) ( 近頃は血を頻繁に吸いたくなるし、その欲求に抗い続けるのは難しい。吸血鬼にとっては血を飲む事こそが正常なのだ。異常はそう長くのあいだは続けられない。 ) ――――あ……は…ぃ………―――――いぃん……ですか…… ( 指を絡め合うその仕草とこれから起こるであろう事に胸を高鳴らせながらも、本当に良いのかと問いながら彼女に連れられて行くように図書館の奥の方へと歩き出す。 ) [Wed 24 Feb 2010 00:03:16]
◆ミーシャ > そういえば東洋の歴史なんかは殆ど知らないんですよね……精々こっちのヴェイトスでもやってる行事ぐらい。 ( ハラキリ、ゲイシャ、フジヤーマ、なんて言い出したりはしないけれど、それでも元々が西洋圏の住人だからそちらの方には疎い方。これでフランさんとにゃんにゃんしながらでも目が良くなること間違いなし!………うん、ちょっと頭冷やそうか。 ) ( 近頃は血を頻繁に吸いたくなるし、その欲求に抗い続けるのは難しい。吸血鬼にとっては血を飲む事こそが正常なのだ。異常はそう長くのあいだは続けられない。 ) ――――あ……は…ぃ………―――――いぃん [Wed 24 Feb 2010 00:00:53]
◆フラン > 一通りヴェイトスの歴史をなぞったのなら、他の国の歴史も見てみると面白いわよ。ヴェイトスと似たようなことをしていたり、逆に条件は同じなのに全く違う発展の仕方をしていたり――。 ( 勉学に必要なことは幾つかあるけれど、一番重要なのはこの楽しい、面白いと感じることだ。それは勉学以外にも当てはまることだが。 着てても緑、脱いでも緑。それは名案――なの、か…。でも頼まれれば…。 ) ――ふふ。 ( 視線を外せぬ様子と、その喉を鳴らすのを見て。ミーシャがまだ渇いている状態だとわかる。つまり、まだ血は吸っていないのだ。そのことに少し安堵した。 ) ――いらっしゃい、奥の方に行きましょう?誰かに見られたら、大変ですもの。 ( そう言うとミーシャの掌に自分の手をそっと重ね、指を絡めるようにしてから立ち上がり、そのまま歩き出そうとするだろう。 ) [Tue 23 Feb 2010 23:50:24]
◆ミーシャ > そういった背景や事の起こりなんかとか……そんなのを調べていくのがとても楽しいです。 ( 元々知識欲に関しては貪欲な面がある。だからこそこういった類の事は調べても調べ足りない。 )( ――――そうだ!どうせ脱ぐんだったらいっそボディペイントで――――………駄目だ、私も少し何か変だ。ちょっとこんなのは思いつくだけでも馬鹿じゃないのか。 ) ( 嫌いな人やそれをする事に躊躇いのない相手ならミーシャという娘は遠慮なく嘘を吐ける。けれど好感触を持っている相手には駄目だ。そんな騙すなんて悪い事は出来ない。 ) あっ……… ( 本当にすぐそばで視線が交わされて、咄嗟に目を逸らそうとするけれどもその青い眼から視線を外せない。じっと、まるで魅了の魔術でも掛けられたかのようにその目を覗き込んでしまう。 ) 実は…その…… ( ごくりと唾を飲み込んだ。 ) …………とても、すごく………… [Tue 23 Feb 2010 23:41:29]
◆フラン > ( 愛しい娘だ。確かに贔屓目に見ている部分があるのかもしれないが、それを抜かしたって――。もっとも、フランベルジュの言う「可愛い」というのは劣情混じりの不順な言葉なのだろうけれど。 ) ――ん。 ( ミーシャは嘘をつけない娘だ。だから何かあったのだろうと察知する。しかし、フランにとっての一番の心配はミーシャが他の誰かの血を啜ったりはしないだろうかという事であり、危ない目にあってないかとは言ったが、思いついたのは別のことだった。 ) …そうよね。もう二ヶ月も間が開いてしまっているんですもの。そろそろじゃないかと思っていたわ。 ( 顔を近づけ、目を覗き込むように死ながら。 ) 渇くのでしょう? ( と、囁くのだ。 ) ――そうね。やっぱりこれだけ色んな文化が交じり合っていると、それだけ異色になるわ。大聖堂と魔女ギルドが共存しているなんて、他じゃ滅多に見られないんじゃないかしら。 ( あくまでそれは表面的なものだったとしても、だ。 ) 緑のものか…。 ( ミーシャと一緒に居るときは緑の服を着てみることを考えてみた。でも最後には脱ぐし…あ、いや、私は何を考えているのだ…。 ) [Tue 23 Feb 2010 23:20:39]
◆ミーシャ > もぅ………―――― ( ――――可愛い…のだろうか、私は。そういえば母も良くそういうし、フランさんは当然のように毎回言ってくれる。それなら贔屓目かとも思えたんだけれど、ラナウェさんとかあの淫売窟の男の人とか………なんだか色々な人にもそう言われている気がする。私は自分より周りにいる人達の方が綺麗だと思うんだけどな。 ) あっ………… ( 悪い事、そう言われて真っ先に先日の淫売窟の事が思い浮かんでしまい思わず反応してしまう。――――ドンピシャリで危ない目にあっていたから尚更。本当は余計な心配なんて掛けたくなかったんだけれど。 ) はい、ヴェイトスの歴史なんかを調べているのですけれど、やはりここは他の国々と比べて異色ですよね。歴史の流れがとても興味深いです。 ( 様々な人種、宗教、価値観が混在する都市故の開放性がそう思わせるのか。浅く調べるだけでも新たな発見が見つかる事が多い。 ) それから緑の物をみると良いのでしたっけ?けどこっちは本当なんでしょうかね……? ( どちらも民間療法というか、迷信じみているというというか。そんな印象が私には拭えない。 ) [Tue 23 Feb 2010 23:10:15]
◆フラン > ふふふ、ごめんなさい。私は思ったことを口にしてしまう人なのよ。 ( 机の上に鞄をおろし、ミーシャの隣の席に腰掛けよう。 ) ――あれからどう?何も変わりない?またあなたが危ない目にあってやしないかと、心配していたのだけど…。 ( 血を分け与えてから少し間が開いてしまったから、何か良くない変化は起きてないかと心配しているのだ。そしてまだ淫売窟で起きた出来事はしらない。知っていたらもう少し違った反応をしたのだろうけれど。 ) ( ちらりと机の上のミーシャが読んでいた本を見て、少し満足げに微笑んだ。 ) 感心ね。あなたはとても覚えが良いから、どんどん本を読んだ方が良いわ。でも、目を悪くしないようにね。時々遠くを見るといいと聞いたことがあるわ。 ( 本当かどうかは知らないけど。でも、狩人とか遠くを見ることが多い人で目が悪いってあまり聞いたことが無いし、本当なのかも。 ) [Tue 23 Feb 2010 22:55:41]
◆ミーシャ > ( 綺麗に事が進んでいく中で掻き消せない一滴の不安。それに思いを馳せると不安の色がその幼い顔を彩りそうだけれど、その足音の主を見ればそんなものは霧のように消えていき少女の顔に浮かぶのはただ微笑み。 ) もうフランさんたら、恥ずかしい台詞は禁止なんですから。 ( 出会い頭の褒め言葉に少女は顔を赤くしつつ髪をいじりながらそんな風に注意する。 ) ――――はい、こんばんわ。 ( そしてまた笑顔浮かべて改めて挨拶の言葉を。 ) [Tue 23 Feb 2010 22:47:26]
◆フラン > ( 体調は相変わらず優れているとは言いがたい。倦怠感があり、何かをやろうという気持ちが少ない。それでも日常生活を送る分には問題なく、なるべく早めに誰かの血を啜らなければならないのだが――…。 フランベルジュの表情は一瞬疲れを滲ませていたが、それもミーシャの姿を確認するまでだ。笑顔を浮かべつつ、まっすぐミーシャの方へと向かっていく。 ) 一瞬、不思議の世界にでも迷い込んだのかと思ったわ。だってこんなに可愛らしい妖精が居るんですから。 ――こんばんは、ミーシャ。 [Tue 23 Feb 2010 22:38:41]
◆ミーシャ > ( 暫くは外に出る度におっかなびっくりであったのだけれど、母がいない時間は孤児院の方達と一緒に生活させて頂いている今はそういった事もない。だから少しでもお礼にと、子供たちの世話は積極的に引き受けるようにしたい―――― )( ―――の、だが。 ) ( 冷え切った外の風。ブーツの足音が耳に届けば、孤児院の方が迎えに来てくれたのかなとその足音へと視線を向ける。フランが歩きだす先には、彼女が選んだ白いワンピースを着て机に向かう少女の姿があるだろう。 ) [Tue 23 Feb 2010 22:32:38]
◆フラン > ( 肩に積もった雪を軽く払い、吐息を白くさせながらフランベルジュは図書館へとやってきた。手袋を外し、冷たい掌を暖めるように軽く拳を握る。――雨の下は歩けなくとも、雪の日ならば歩くことが出来る。おかしな話だ。もっとも、私はいずれ雨すら克服するだろうけれど。 ) ( 受付の職員と軽く挨拶と世間話を済ますと、ブーツの音を鳴らしながら歩き出す。 ) [Tue 23 Feb 2010 22:26:12]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 丁度その時に図書館の入り口をくぐって―― 』 [Tue 23 Feb 2010 22:21:20]
◆ミーシャ > ( 最近は私の周りでは色々な出来事が数多く起こった。だからそう―――こうして純粋にただ勉強の為だけにこうして本を開いているのは随分と久し振りじゃないかという気がしてしまう。 ) ………もう少し詳しく載ってる方が良かったかなこれは。 ( 最後までページを読み終えた本を静かに閉じる。内容的には色々と興味深い所があったけれど、もう少し深く掘り下げた所を書いて欲しかったな、という感想をその本に抱く。今日の所はこれぐらいかな。少し熱中してしまったからかもうすっかり夜も更けた時間になってしまった。 ) [Tue 23 Feb 2010 22:06:06]
◆ミーシャ > ( こうしてのんびりと本に囲まれて過ごせる時間というものは―――― ) ( ヴェイトス史学の本を早いペースで捲りながら、少女は穏やかな顔つきでその内容を頭に入れていく。桃色の少女の机にはその他にも本が置かれており、その内容は専門的な物から、それこそ見た目に似合った幼児向けの物まで種々折々であった。 ) [Tue 23 Feb 2010 21:51:44]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『 久々な気がする 』 [Tue 23 Feb 2010 21:40:16]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『そして私は現実から逃避して、その場で自慰に耽った』 [Sat 13 Feb 2010 21:03:27]
◆エリー > ( 彼女らだけでなく、アドリブでの別人演技すら出来なくなっている。 唯一の武器といっても良いそれが無い今、私はあまりに無力だ。 そも、吸血鬼狩りギルド職員、エリエッタ・嘉村という人物像自体が極端にディフォルメされた私のごく一面で、その仮面を無理やり剥がされてしまった今の私とは全くの別人だ。 自然にやっていけるようになったように見えて、かなり無理をしていたんだろう。 ) ( 軸を無くして無気力になった今、このまま流されてギルドを辞めてしまうなんていう選択肢すら頭を過ぎっている。 きっとそれはとても楽な事で、楽な生き方で、痛みも憎しみも忘れて人生をやり直すなんて、とても、良い、美談なんだろう。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:54:20]
◆エリー > ( はっきりと別人になりきる事を意識してするようになってから私は幾つもの別人を一から構築してきた。 どんな生い立ちを持っていて、どんな家族がいて、今どんな生活をしていて、何が好きで何が嫌いで何がしたくて、普段何を考えていて、どんな癖を持っていて、どんな口調で喋るのか。 それを細部までしっかり「自分の事」として認識して、演技というより「入れ替える」感じ。 それをエリエッタ視点で背後から眺めながら、例えばマイリの都合とマイリの人生を普通に過ごす。 ) ( 「カミラ」は自由奔放な横丁シンガー。 「リシェ」は平凡で少し通俗な若いシスター。 「ジーン」は気難しくて拘り屋の芸術学生。 「キャス」は純朴な牧場手伝いで都会に憧れる。 「アダラナ」はアンニュイで家庭的なバイセクシャル。 「ジョジョ」は荒んで孤独なアルバイト。 「リカ」は黙して語らぬ敗北主義者。 ) ( 今は皆、私の中から消えてしまっている。 意識してそうしようとしても、彼女たちは顔を出さなかった。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:30:38]
◆エリー > ( 主体というものが希薄だから、子供の頃からどんな顔でも出来た。 小器用に、周囲に合わせて上手くやる為に幾つもの顔を持ち、そのどれもワザとらしい演技ではなくて、単に私には本体が無いというだけで。 誰にも不快感を与えないし、誰の邪魔もしない。 誰にも苛められないし、誰からも程良い程度に愛される。 結構うまい事出来ていたし、それで他人に迷惑をかけるどころか、余計なトラブルを起こさずに穏やかに過ごす術だった。 ) …マイリ。 マイリ・ウィニフレッド・イスマス。 居ないの? ( 返事はない。 「マイリ」は私が作り出した架空の人物で、理屈屋でプライドが高く愛想のない犯罪心理学者で、どんな威圧にも負けない気丈さを持つ強い女性だ。 私は時に架空の人物である彼女になりきる事で、さまざまな窮地から理知的に冷静に状況を立て直してきた。 時に「エリエッタ」と「マイリ」を同時進行させる事で対話形式で物を考え、バランスを取る事もあった。 この場所は特にマイリと相性が良く、こうして一人で(二人で)考え事をする時よく訪れる。 ) ( 返事はない。 彼女は今、私の中には「居ない」。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:17:24]
◆エリー > ( 本を読む目的は無く、ただ無意味に机に積み上げられた分厚い本はバリケード。 ここは私の原点に近い場所で、大人しくて一人を好んだ本の虫だった頃はいつもこの匂いを嗅いで過ごしていた。 夢魔に心の底を覗きこまれて大きく揺らいでバランスを崩してしまった私は、どうにか姿勢を立てなおそうと自分の根底の部分から構築しなおそうと足掻く。 ただ椅子に座って暗い図書館の片隅で本に囲まれてぼんやりと瞑想する事が復調に繋がるかなんてわからないけれど、早く立て直さないとこのままがらがらと礫壊してしまいそうだった。 ) [Sat 13 Feb 2010 19:52:41]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 少し黴臭い紙の匂い 』 [Sat 13 Feb 2010 19:44:09]
お知らせ > リシェル@封印さんが帰りました。 [Tue 19 Jan 2010 23:50:19]
◆リシェル@封印 > (むーりでーす。ありがとうございましたーと。司書さんに本をお返しする。くそう、悔しい。こういうので私に出来ないってのはなんか気に食わない!こうなったらちょいマジになって勉強だ。私が少しばかし本気になったらこんなのちょちょいのちょいってやつなんだぞー!) (そう心に決意をする女。今回は能力が足りないため解除ロールの回数には数えず。げ、もうこんな時間かとどれだけ熱中していたかに自分でも驚いたそうで。) [Tue 19 Jan 2010 23:49:17]
◆リシェル@封印 > ぜんっぜんわかんない………… (椅子の背もたれに体重を掛けると天井を仰いだ。無理です。これ私には解けません。) 超悔しいな、なんか。 (訳がわかんない訳じゃないんだ。けど出来ない。構造は漠然と理解してるし解除の手段は朧気ながら想像が付く。けれど駄目た。―――――きっと私は根本的に何かを失敗してしまってる。) [Tue 19 Jan 2010 23:38:22]
◆リシェル@封印 > これがこうで………あっ、いやここだ!そんでこれを繋げれば………――――あ、あれ?もうウンともスンとも言わない………手詰まり?ミスってるこれ? (既に二分とは言わずに二時間が経過してしまってる。それなのにまだ数式パズルも解錠も取っ掛かりすら掴めてはいない。) ――――………っ! ダメだぁ………!これじゃない。だとしたら………何さ? (唯一解けそうなのは複雑極まりないギミックの解除だが、これすらも結局の所は一歩たりとも進んでいない。) [Tue 19 Jan 2010 23:21:41]
◆リシェル@封印 > (何それ?解けないパズルみたいなもん?なら私にどーんと任せときなさいって。ていうかやらしてそれ。こういうの超得意だしまあ二分と掛からないで終わるわよ。らっくしょうらくしょう。) (以上。回想終わり。) ………わっかんないぞ。何これ? (正直侮っていた。ド器用だしこういうのは得意な部類だからサクッと終わる物だと思っていたのだけれど、これがどうして予想以上の難物だ。) [Tue 19 Jan 2010 23:11:25]
◆リシェル@封印 > (じぃーっとそれを見つめている。) ??? あっ……れ?………何これ。 (修道女の格好をした燃えるような赤毛の少女はその封印された本を手に取るともう一度改めて観察してみる。) [Tue 19 Jan 2010 23:02:09]
お知らせ > リシェルさんが入室されました。 『んんん?』 [Tue 19 Jan 2010 22:57:53]
お知らせ > 夕さんが退室されました。 『未だ、道半ば』 [Mon 18 Jan 2010 03:34:18]
◆夕 > ( ―――終了。 とするならば、無理をする必要はない。 あえて過去の自分を演じる必要も無ければ、さらに昔の表情豊かだった頃の子供時代を模倣する必要も無い。 ) ――――。 ( 整理。 心の中で色々なものを整理する。 己がどこまで生きていけるか。 どのように生きていけるか。 わからない。 わからない。 わからない。 検索。 現状妥協案を提案。 ) ――― ( 自然でいること。難しいが実践してみよう。 そうすれば何か見えてくるかもしれない。 だって、自然に、なのだから。 見つからなければ、また探せばいいのだ。 時間は一杯ある。 ) さて ( 帰ろうか。 カウンターに本を返しに少年は立ち上がる。 ) [Mon 18 Jan 2010 03:34:13]
◆夕 > 一番自然でいることです。肩肘を張らず、自分に自信を持って ( ・・・・・・・。音読してみたけれど。 さっぱり意味がわからない。 ) ―――、自然体? ―――・・・・・。 ( す、と呼吸を整え、体中の力を抜く。 そうするのが一番の自然体だ。 まず、合理的に考えようと脳が動き出す。 読書をする。 仕事をする。 今の行動に費やす時間はどれくらいまでが必要か。不必要か。 ) ―――過去の自分に捉われず。 今の自分を見つめなおす。 というのが正統な解だろうか ( だとするならば、今の自分とは? なにが変った? 感情や思考を取り戻すために相次いで身体を調整した。 しかし、それらは十全であっても十全ではない。 どこかでこびりつき、残る暗殺者としての己。 ) ―――今の自分と過去の自分の現状の違いをピックアップ。 それらに対する対処法を検討。 それにより、現在の自分と過去の自分を比較検討 ( 結局、本から得たのはそういった方策でしかなかった ) [Mon 18 Jan 2010 03:28:36]
◆夕 > ( まず、この本を読むにあたって、自分というものはなんであるかを定義つけることからはじめよう。自分らしさ? 特殊性? 個性? はたまた意外性? 多くの皆様が口にする「本当の自分」。それを見つけるためにお助けするのがこの本である。・・・・・らしい ) ――― まず、 自分がやりたいことを探してみましょう。 今、とっても興味があることはなんですか? ( 興味・・・。と、少年は続けて口にし、天井を仰いだ。 今、自分に興味があること。 それは―――『本当の自分』だ。 ) ・・・・・・・・ 次 ( ぱらぱら、と大きめで分厚い書籍のページを捲り、次の項へ。貴方が嫌いなものはなんですか? 憤ることはなんですか? 憤らないようにどうするべきでしょう。 今、あなたが真っ先に考えた単語はなんですか。 などなど ) [Mon 18 Jan 2010 03:24:04]
お知らせ > 夕さんが来ました。 『書籍。「本当の自分を見つけよう」』 [Mon 18 Jan 2010 03:20:46]
お知らせ > エリーさんが退室されました。 『 夢は所詮夢でしかないと気持ちを切り替える 』 [Sat 16 Jan 2010 23:57:24]
◆エリー > ( ―――いけないな。 自己暗示が弱まっている。 ただでさえヴァンパイアハンターなんて無理がある設定を当然の如く受け入れられるように常日頃から仕事を絶やさないようにしているのに、此処しばらく平和過ぎだ。 平和過ぎてアレッサンドラ・クレメンテとセレニアの二人が揃って、前々から先延ばしにしていたクリスティアに行ってしまう程度に。 あの二人を欠くVHGはオフェンス不足になるが、目立った吸血鬼事件の起きない昨今、問題なく職務は回っている。 いや、もう少し巡回に人数を割いて抑止力を利かせた方がよいか。 民衆はすぐに忘れる。 過去どれだけ恐怖と怒りと憎しみを吸血鬼に抱いていたとしても、話題に上らなくなればあっという間だ。 ) …調子が戻って来たじゃないか、エリエッタ・嘉村。 ( 両手の指を組んで胸を反らし、前髪を軽く払って独りごちる。 自己暗示への導入―――演技人格のうちの一人、「マイリ」の口調で自分自身に語りかけた。 ) [Sat 16 Jan 2010 23:39:30]
◆エリー > ( 最初から狩人の才能の無い私は人一倍のめり込んで、生き急いで、生きている内に殺せるだけの吸血鬼を殺してその中である日ふと、死ぬ時が来る。 いつもそんなふうに考えているし、そう望んでいる。 筈だ。 吸血鬼を滅ぼす事に残りの全部を使って、台無しになってしまった人生を使い潰してしまおう。 それで少しでも気が晴れたらOK。 だから私は何も残さないし、誰にも惜しまれないように実態を暈して生きている。 どんな人間だったか誰も思いだせなくて、悲しくも悔しくもなくて、沢山吸血鬼を葬ったという事実だけが残って、それで十分だ。 ) ( と、いうのは、私を騙す嘘。 ) ( 私はそこまで冷徹にはなれない、ただの普通の、何処にでも居るような、ありきたりのエリエッタ・嘉村だ。 ) [Sat 16 Jan 2010 23:21:23]
◆エリー > ( 格好悪い。 学生時代は大人しくて奥手なタイプだって周りにも思われていたし、自分でもそうなのかと思っていた。 ハンターになってからはそういう一切の浮ついたものから自分を切り離して、吸血鬼狩りの機械にでもなった気で居た。 それがどうだ。 私はあんな風になりたいのか。 あんな風にされたいのか。 とても人に言えた話じゃない。 ) ( 簡素な机の並ぶ図書館の一席。いい加減に集められた本に手もつけず、一人小さく唸る。 行儀悪く椅子の上で膝を抱えて額に手を当て、ああ、何だか身体も疲れてるなぁなんて。 仕事も身が入らず、早々にギルドを早退して家にも帰らずこんな所で一人。 相談する相手が居るでも無し、家に帰ってもただ寒々として闇があるだけ。 此処の方が幾らかマシだ。 ) [Sat 16 Jan 2010 22:58:20]
◆エリー > ( 我ながら、なんという、こう、ああ、言葉にならない、やってしまった感。 夢で良かった。 人に見られたら立ち直れないレベルの醜態だ。 普段自律している部分がまるっきり剥がされて正体を曝け出したような恥ずかしさ。 思い出しただけでも頬が熱くなる。 あんな事望んで無い、と、何度も自分に言い聞かせている段階で負けているようなものだ。 否定すれば否定する程、自分の中の歪んだ願望を意識するまいとムキになっているのが分かる。 当たり前だ。 世間に対する言葉ならともかく、自分の頭の中の事だもの。 ) [Sat 16 Jan 2010 22:40:31]
お知らせ > エリーさんが入室されました。 『 酷い夢を見た 』 [Sat 16 Jan 2010 22:31:40]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 [Mon 14 Dec 2009 23:35:14]
◆ミーシャ > (人と吸血鬼の混血ともまた違う複雑さ。これからどうなるかとか予想が付く事は少ないけれど。) (ノートを閉じて片付けに入る。この本はあっちにあったから――――) (わかってる事はある。私が吸血鬼になるのは止められないことなんだろうな。だってほら、今もこんなに喉が渇いてる。) [Mon 14 Dec 2009 23:32:06]
◆ミーシャ > (そんな例外あるわけない。そう言い切れるものじゃないんだ。吸血鬼っていうのは調べる限りとにかく個性が強すぎる。弱点、特徴、吸血の頻度、その他色々どれもが一概に一くくりにするのは出来ない。一般的には弱いとされるものは通じている。しかしそれは必ずしも共通項にはならない。一般に不老不死とされていても成長が止まる期間はそれぞれだったり、弱点がその個々人によって変わっていたり。ならば私も吸血鬼になる条件がフランさんと違っていたとしても何の不思議はない。) [Mon 14 Dec 2009 23:14:09]
◆ミーシャ > (ノートにペンを走らせる。ケース1。私はフランさんの眷族である。よって同じ理由、条件で吸血鬼化は進行。血を吸わなければいつかは吸血鬼となる。) この場合は……… (フランさんから血を貰う事になるのだろう。他者に感染するのは身を持って知った。なら彼女以外の誰からも吸う事など出来ない。) (ケース2。血を吸う事により吸血鬼化は早まる。一般的な印象の話はそうだ。血を吸うから吸血鬼なのである。ならば血を吸う事は自分が吸血鬼だという事を認めると同意なのではないかという仮説。―――信憑性はない。これは違うか?) (ケース3。イレギュラー。吸血鬼になる詳細な理由、条件は不明。) (私は眉を寄せて思わず難しい顔をする。) [Mon 14 Dec 2009 22:57:20]
◆ミーシャ > (フランベルジュ・フランドールは言う。まだ自分は吸血鬼ではないと。事実彼女は人としての部分と吸血鬼としての面を持ち合わせている。それではそれに血を吸われて吸血鬼へとなりかけている私はどうなる?) ―――――― (フランさんは言った。彼女は人としての自分を保つ為に血を吸わなければいけないのだと。吸血を怠れば人としての部分を喪失していき、やがてその身は完全な夜の眷属となる。) (血を吸わなければ人から逸脱する者を人間と呼べるのか――――という疑問はひとまず置いておこう。ここで気になるのは、結局では私自身は果たして?という事だ。) [Mon 14 Dec 2009 22:38:38]
◆ミーシャ > そうそうある事じゃないのか……やっぱり。 (以前フランさんに初めて血を吸われた時にも必死になって調べた事。その時から時間は経っているし、それに見落としていた事もあるかもしれないと調べ直してみたけれど、その成果はどうにも芳しくない。)(吸血鬼になりかけの事例。人と吸血鬼の狭間を漂うというのはどういう事なのか。それについて記されている本はやっぱり見つけられない。) [Mon 14 Dec 2009 22:27:11]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 [Mon 14 Dec 2009 22:22:02]
◆ミーシャ > (随分な時間多くの本を読み続けていたせいだろう。肩に重さを感じてそれをほぐすようにうぅんと伸びをする。) (少女の机の上に並べられているのは吸血鬼に関しての本が過半を占める。それから後は誤魔化すように異種属の詳細を描かれた本も少々といった具合。) [Mon 14 Dec 2009 22:05:21]
◆ミーシャ > (早いペースでページをめくっていく。読み進めているのは吸血鬼の生態系に関して記された書物だ。) ―――…………ない…か。 (それに記されている中にも望みの文面を見つけられなかった少女は本を閉じて溜め息を吐く。) [Mon 14 Dec 2009 21:52:25]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『(パラリ――――)』 [Mon 14 Dec 2009 21:46:48]
お知らせ > 律@人形さんが退室されました。 『(……胴体が、くちゃくちゃに折り曲げられて詰め込まれてたんだ)』 [Sat 12 Dec 2009 23:20:55]
◆律@人形 > (書架の奥。本が入ってた筈の場所と、床を染めた血溜まりの上に。おかしなモノが一つは歪に詰め込まれ、一つは浮かぶように投げ出されていた。人形のちっぽけな足と。もう一つ。これまでずっと、不自然なくらい欠けていたモノ) [Sat 12 Dec 2009 23:20:38]
お知らせ > 律@人形さんが来ました。 『(…その時は気付かなかったけど)』 [Sat 12 Dec 2009 23:19:34]
お知らせ > 律@人形さんが退室されました。 『(謝る前に、血だらけの手に悲鳴を上げられた)』 [Sat 12 Dec 2009 23:19:07]
◆律@人形 > (嗚呼、床汚しちゃった。本に血が掛からなかったのだけが、まだマシだったかもしれない。本はきっと高いもの。床なら、お掃除すれば許して貰えるかな) ……謝ってこないと。(じくじく痛む手を無理矢理ぎゅっと握って立ち上がる。ふらつく身体はあちこち痛い。調べたいことはあるけど、また後にしないと。目眩を噛み殺して、受付の方に戻っていく) [Sat 12 Dec 2009 23:18:43]
◆律@人形 > (手だけ冷たくて熱くて感覚だけが膨れ上がったような痛みは消えない。身体の中から熱が流れ出していく悪寒に震えが止まらない。意識するとまた涙が出そうだけど、取り合えず視界は晴れた。しゃっくりみたいにひ引き攣る呼吸に喘いで、怖々辺りを見渡す。本一冊分、ぽっかり口を開けた書架。床に落ちた血痕。ページを開いて転がってる分厚い本。その傍らに銀色の) ……何で、こんなもの……(銀色の、ナイフ。ペーパーナイフとか、その類なのかもしれないけど、照明を跳ね返してきらきら光る刃先はやけに切れ味が良さそうに見えて、ぞっとする。もう少し、力を込めていたら。骨まで切れていたかもしれないなんて) [Sat 12 Dec 2009 23:06:51]
◆律@人形 > (痛い痛い、なんでどうして?ええと、そうだ。本。まだ読めないけど、調べに来たんだ。何を調べようとしてたんだっけ。急な痛みに混乱して纏まらない思考を必死に回転させてたら) (ガンッッ!!) (追撃のように落ちてきた本が、蹲った背中を直撃して、息が一瞬出来なくなる) ひぐ……ッ(咄嗟に強張らせた身体が、手の傷がずくんと疼いて血を絞り出して、目の前がぐらぐら揺れる。気持ち悪い。痛い、寒い、熱い。何これ) は、ぅ……(ずきずきする。痛いのは手か背中か身体か。足の傷まで思い出しそうで、少しでも痛覚じゃないのが欲しい。歪む視界が煩わしくて、痛くない方の手で乱暴に目を擦る) [Sat 12 Dec 2009 22:59:43]
◆律@人形 > (ぼたぼた。続けて落ちる音。ちかちかする視界に落ちる赤い色) (手なんて怪我したら、後が面倒。痛い痛い、何これ。引き攣る手を見下ろすと、赤くて目眩がする。指から掌にかけてが熱い、冷たい、痛い) 痛……(口に出した声は案外乾いてた気がする。ガチガチ鳴る奥歯を噛み締めてその場に蹲る) (だから見えなかった。手を掛けて、半端に引き抜いた本がぐらっと傾いで落ちて来る所も) [Sat 12 Dec 2009 22:52:14]
◆律@人形 > (ざくん) ―――え?(一瞬何が起こったのか分からなかった。指に手に焼け付くような痛みが走って、全身が硬直する。目の前が白くなるような、指先が熱いのに冷えていくようなそれが痛みなんだって気付いたのは、それから大分長く経ったような――きっと何秒も経ってない一瞬の後) ッッ、つあ……ッ!!(手を書架から引き抜く。床にぼたっと何かの落ちる音) [Sat 12 Dec 2009 22:43:44]
◆律@人形 > (ほぼ目の高さにある本と、頭より高い場所にある本。天井近くまで聳えるようにも見える書架。実際にはそんなに大きくなくて、単に自分が小さいだけかもしれないが、並び立つ無言の列はそれだけの錯覚をもたらす威圧感に満ちている。何だか変な寒気がして身震いが走り) ……鳥肌…(外より暖かい筈なのに、なんでだろう) (眉を顰めて、手近な本を一冊抜き出そうと。背表紙に手を掛ける) 【判定】 [Sat 12 Dec 2009 22:37:33]
◆律@人形 > (調べたいのは人形と花と。後は。字はまだ切れ切れにしか理解出来ないから、出来れば絵か図解で乗ってるのがいい。この間、おかしな夢を見た朝に枕元に転がってた人形と。夢の中に出て来た花。絵心でもあれば、商業地区の花屋辺りで聞けたのかもしれないけど、ぼんやりと夢に見ただけの花を写実するのは無理だった。試すだけは試したんだけど) ……植物、図鑑……?(分厚い本がぎっしりと詰まった書架の前に立って、目を凝らす。この、良く分からない曲がり線の事を文字と言う。訳の分からない記号や模様じゃなくて、意味があるのだと思えるようになってきたのは極最近の事だ) [Sat 12 Dec 2009 22:34:42]
◆律@人形 > (そんな事があって尚、巻いてるのもおかしな事だと自分で思わなくもないのだけど。棚から落ちてきたフォークが首筋を掠めた事もあったし、剥き出しとどっがマシかといった苦渋の範囲内。何もかもが何処かおかしいのは、それこそ今に始まったことじゃないにしたって) ……はぁ。(思い返せば溜め息しか出て来ない。本当は、こんな気持ちと理由で来たい場所じゃなかったのに。ふるふると何度か頭を振って、受付で教えて貰った目的の書架を探す。案内板がちゃんと読めれば、もっと早いのかもしれないけど仕方ない) [Sat 12 Dec 2009 22:30:39]
◆律@人形 > (建物の中は、外程寒くはない。寒風が届かないだけでも大分違うもので。まだ、首に巻いたマフラーを外そうとは思わないけど) ……出がけに引っかけて、首締まりかけた時はびっくりした……(相変わらず、変な所で引っかかる不運は続いている。いつもの事だと割り切れないのは、奇妙な符号を保った出来事の所為だろうか) [Sat 12 Dec 2009 22:27:45]
◆律@人形 > (此処を訪れたのには一応の理由がある。一応でしかないのは自覚しているけど) ……本当に、本ばっかりなんだ…(ぎっしりと本が詰められた棚を書架と言うらしい。そんな事を知ったのも極最近。当て嵌める言葉が沢山あるだなんて知らなかった。静まりかえった通路を進む歩みが緊張しているのが良く分かる) [Sat 12 Dec 2009 22:25:25]
お知らせ > 律@人形さんが来ました。 『(読み書きというレベルにはまだ遠い、けど)』 [Sat 12 Dec 2009 22:23:22]
お知らせ > サニシュさんが帰りました。 『サニシュアロダンの勤勉は続く』 [Sun 6 Dec 2009 18:59:28]
◆サニシュ > トルメキア文字……違う。 キリル文字……違う。 ( 積み重ねられる書籍と自己研鑽。 全ての本を照合し終えたら、元の書棚へと戻り、新しい書籍を選び出して照合作業に戻る。 一日で見つかる事など期待しない、今日で駄目なら明日も明後日も通うだけの事だ。9 [Sun 6 Dec 2009 18:59:00]
◆サニシュ > ( サニシュ・アロダンは勤勉な青年である。 目的の達成に向けて努力を積み重ねる事を苦にしない人柄は、天与の才といってもいい。 僅か5歳で実の兄の腹部を刺して重傷を負わせた時も、事前に刺すべき部位を書物で確認していた程だ。 そして、サニシュはその時以来の情熱をアイゼンリッター惨殺に傾けていた。 ) [Sun 6 Dec 2009 18:52:16]
◆サニシュ > ( 動機はどうであれ、モチベーションは非常に高い。 幾つかの書籍を選び出すと、手近なテーブルに向かい、一番上の本を手に取った。 ) グングニスク周辺の文字について………ついて…… ( 魔導書に記された文字を幾つか書き出した羊皮紙と見ながら、パラパラと流し読みしていく。 [Sun 6 Dec 2009 18:42:26]
◆サニシュ > すいません、この文字について調べたいのですが――――グングニスク周辺に存在した部族の文字らしいのですが………ええ、大学の研究です。 言語学の棚を探してみます、どうもありがとう。 ( サニシュ・アロダンは爽やかな笑顔で史書に一礼すると、きびきびとした動作で言語学の書籍が置かれた書棚の方に歩き出した。 昨日手に入れた魔道書の翻訳を手配しようとしたところ、その文字がなんという言語に属する文字なのか、最低でもなんという部族が使用していたのか位判らないと依頼の仕様もない事に気がつき、あわてて図書館に駆け込んだという不手際。 ) [Sun 6 Dec 2009 18:32:13]
お知らせ > サニシュさんが来ました。 『勤勉』 [Sun 6 Dec 2009 18:11:57]
お知らせ > ディオニュースさんが退室されました。 『(帰りには、奴隷ギルドにアンケートを提出し)』 [Tue 17 Nov 2009 02:10:41]
◆ディオニュース > (例えばそれは、島の空が赤くなりて異界より魔があふれ出す異変。これは全土において話されたことではあるが、その仔細がここにあった。 それは例えば、吸血鬼騒ぎ。耳にすることのできなかった似た者たちの動き。 それは例えば……) 読めば読むほど、この街に早く着ていればよかったと思ってしまう (そこに書かれた物語のなんと華々しいことか。片田舎で悠々と生活を続けるのもいいが、それでは時たま退屈になる。退屈だからといって、遊びわけにも行かぬ。民を滅ぼせば、其の先の生活はない。一時的な搾取も先がない)(しかしこの街にいれば、退屈しのぎは向こうから歩いてくるようにも思える。 何故この街がそうなのかはわからない。人種―種族の坩堝というのもあるのだろうか。また、何か起こるだろうか、なんて不謹慎にも考えて) [Tue 17 Nov 2009 02:08:29]
◆ディオニュース > (文字が乾くまで、改めて資料を確認せんと。はらり、ページをめくる)(それは、この街に関する出来事をまとめた書籍の一つ。年表や、事件の当事者の話を載せたりと、事細かにヴェイトスの歴史を記載しているもの。ごく最近のことは記載されていないのは当然であるが、そういったものも、また別な書籍に記載があった) ふむ、やはり、面白い街であるな (そこには数々の事件、祭りが記載されている。クリスティア方面の田舎まで聞こえてきたものもあれば、初めて目にするものもある。短い時間で斜めに読めば、気になるものもいくらかあって) [Tue 17 Nov 2009 01:57:52]
◆ディオニュース > (アンケートの内容埋めは、スムーズに。しかしながら時たま、其の文面をどうしたものかと悩みもする。初めての利用であり、それらをいかに評価してよいかわからぬところもあったからだ) 何、適当に答えておくか (ならば、そういった場所は正直に書いてしまおう。偽っても仕方がない。偽っては、アンケートの意味がない) まあ、この程度でいいだろうか。 (後半の自由記述欄には、ぱと思いついたものを並べてみて。記入漏れがないか改めて見回せば、筆をおき、墨壷にふたを。 そうして、資料として引っ張り出しておいた本を手元へ) [Tue 17 Nov 2009 01:47:38]
◆ディオニュース > (今日はたまたま、調べ物をする必要があったので、街の図書館を眺めるついで、書き込んでしまおうと持ち込んだ次第。空模様が悪く、いくつかの用事がキャンセルになったのも、悪いがありがたい話。馬車を手配して今に至る)(調べ物は思ったよりも簡単に終わった。資料がよく整理されており、目的のものがすぐに見つかったおかげだ) 取りあえず、購入は、まだしばらく検討してからだな (メイドたちの代わりとして奴隷を購入するか。それの結論は出ていない。奴隷をうまく扱っている家の話を聞くのもいいだろう。 関連事項を考えながら、アンケートを埋めてゆく。先日のことを思い出しつつ) [Tue 17 Nov 2009 01:39:38]
◆ディオニュース > (備え付けの灯りに加え、カンテラを机に置いて机上を照らし出したところに、持参した墨壷とペンにて、机に置いた紙にさらりさらりとなにやら書き込む貴族風貌) さてさて、いささか間が空いたかな (其の紙は、数日前に奴隷ギルドを訪れた際に渡されたアンケート用紙。すぐに書こうと考えていたものの、用事が挟まって記せなかったもの。 件の奇病の快気祝いや、はたまた回復叶わず土へと潜ることになった人の葬式や) [Tue 17 Nov 2009 01:30:21]
お知らせ > ディオニュースさんが来ました。 『(机の並んだ一画で)』 [Tue 17 Nov 2009 01:22:07]
お知らせ > クレェインさんが退室されました。 『( 本を読み、魔術を調べ、少年の苦闘は続く )』 [Tue 17 Nov 2009 00:55:50]
◆クレェイン > ―― なら、シキガミという方法もある ( 先ほど読んでいた東洋魔術についての記述のほうへと指を滑らせる。 ) 神、霊、などを自らの下僕とし、扱う術式。 ( 人や動物といった霊を紙を拠り代にした折り紙や切り紙に宿らせ、使役するという。人によって様々なアレンジがあるようだが・・・。 ) 眼球、 というか目の絵を書いて、最下級霊などと視界情報を共有。するぐらいはできそうだけど ・・・ ( 例えば、眼帯に目の絵を書き込み、同調。 今まであげた中では一番簡単にたどり着けそうな視界確保だが。 ) 問題は、それらの視覚情報を統制、操作、共有するにはどれくらのキャパシティが必要になるか、か ( 頭をコツコツ、と叩く。ルーンでさえある程度の不可が掛かるというのに、果たしてシキガミとやらでは如何ほどなのか。 ) 制御を誤ると、別視点からの情報を共有しすぎて視界全体がブレてしまいそうだ・・・ ( それでは意味が無い。 ) なら ( と、さらに代案を求めて少年の片手は中東の魔術へと伸びた。 ) [Tue 17 Nov 2009 00:54:49]
◆クレェイン > ―――。 あー、だめだ。 それだけじゃ無理だ。 ( まず、ルーンの誓約がある。一度につき、複数の文字をしようとするならば、それなりの労力を使うことになる。まず、それだけの魔力を維持するだけの力が己には無い。カバラが文字を弄る以上、その誓約はついて回る。 ) なら、カバラの技術を元にルーンを改造してみる、とか。 ( 誓約の幅をどれだけ広げ、また随所を強めるか。 など。 逆アプローチからのルーン改造。 ) ――難しいな。そもそも、すでにほぼ完成されてる術式体系を弄繰り回したところで、過去に検討されたはずだ。 ( なら、どうする? と少年は本の前で難しい顔で悩みだす。 ) [Tue 17 Nov 2009 00:44:06]
◆クレェイン > 次に ――― やっぱり西洋。 ルーンと相性がよさそうなんだよなぁ。 ( ともなれば、これだろう、と取り出した本は「カバラについて」。 触り程度の内容を読み進めていく。 カバラとは、神が人を作る際に作ったとされる土を用い、人形を作り、生命の文字を刻むことで人を作り出せないか、などといった研究を行っているらしい。 ) じゃあ、 例えば土で作った眼球に生命って書き込めば眼球の代わりになるのだろうか? ( かくん、と本の前で首を傾げた。 いやいや、それだけでは土くれが眼球として機能するだけで、視界を補ってくれるとは思えない。ならば、 ) 『領土』 の文字を併用すればいけないかな? ( つ、と。思いつきで作り出した仮説。これが実際に出来るか否か、しばし検討してみる。 ) [Tue 17 Nov 2009 00:38:12]
◆クレェイン > ( あらゆる数の魔術が世界には存在している。その中で、「視界確保」という役目を持つに近い魔術の伝承を探していく。基本的に、東洋では魔族や悪霊、妖怪なんかを払うか調伏、屈服させるなど、そういった技術が多い気がする。その中で一際目を引くのが「千里眼」なるものである。遠くの物を言い当てたり、見たりすることができる特殊能力である。 ) えーと・・・ センニン? 仙人。 ( ふむ、と考える。体内の気? 魔力のことだろうか? これをコントロールすることで、体内の正常化から治療までを行える者たち。千里眼なんてのも、こういった輩が持つらしい。 ) まず、 一つ候補、と ( 木炭を取り出し、羊皮紙に「仙術」と括る ) [Tue 17 Nov 2009 00:34:05]
◆クレェイン > 眼球の再生治療。 これは白魔術の分野を越えた『再生』であるから、無理。義手、義足のように簡単に補えるものじゃない。 ( もちろんのこと、義足義手も大変な労力と技術の結晶であるのだが。眼球と言う複雑な構造を理解、再現するのは難しい。ならばこそ、 ) だったら魔術! これでがんばるぞ! ( どうやって? わからない。 白魔術で無理なことは先刻承知である。 ならば、別のアプローチから眼球の代わりとなる視界の確保という手段を試みてみる。 ) 極限までに魔術を高めることは俺には出来ないけれど。大体の理論はわかるもんね。理解だけなら負けないっ ( ばさっ! とまずは着手した事の無い東洋魔術について調べてみる。 ) [Tue 17 Nov 2009 00:26:54]
◆クレェイン > ( なにをどうするべきか、なんてわからなかった。義手、義足で補える事はできるが、視界だけはどうにもできなかった。科学文明では無理だった。ならば、魔術でならばどうだ? ) ―― ぐじぐじ悩んで歯噛みしてても始まらない! まずは故郷に連れ戻される前にやるだけの事は考える! ( ばたん! と大量の本をテーブルの上に置いた。元は魔術家系に生まれた家柄である。本を読む事は嫌いではない。 ) [Tue 17 Nov 2009 00:24:06]
お知らせ > クレェインさんが来ました。 『どうにかするためには。』 [Tue 17 Nov 2009 00:22:29]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 [Mon 9 Nov 2009 22:17:25]
◆ミーシャ > (最近は余所行きの服を着る機会が多いせいか、一張羅が傷んできてしまっている。せっかくお金も入った事だし新しい服を一つぐらい買おうかな。) (けど今の時期にお買い物っていうのも―――私は服の事とか良く分からないし―――誰かと一緒に行くにしてもその人の都合とかも――――) (――――考え考えホープの少女は帰路に着く。) [Mon 9 Nov 2009 22:17:13]
◆ミーシャ > (どうにも私は熱中するとつい時間を忘れてしまうらしい。この間も寝坊助だったりフランさんとにゃんにゃんしてたりで帰るのは遅くなってしまっている。これじゃまるで不良娘みたいじゃないかとシュンとして) (司書の方に本の貸与の手続きを済ませながら、今日は仕方がないから馬車を使ってしまおうかなと考える。この間の試薬の被験者になったことでほんのちょっとお金はあるもの。昨今の夜道の危なさを考えるとそれくらいしていいかな。) ――――あ、そうだ。 (お金。それで思い出した事もあった) [Mon 9 Nov 2009 22:05:13]
◆ミーシャ > (今日借りるのはこれでよし。―――孤児院にいると私より年下の子達がいるものだから、ついお姉さんぶって絵本を読み聞かせたり勉強を教えたりなんかしている。) そろそろ帰らないと――――― (――――時間を確認してハッと口元に手を当てる。いけない。もうこんな時間じゃないか。) [Mon 9 Nov 2009 21:54:40]
◆ミーシャ > (パララララ――――)(本を開いていって流し見をしていく。これはダメかな。わかりにくそう。こっちは…ちょっと説明がクドイかな。これは嫌。だって絵が可愛くないもの)(本棚から取り出しては戻すを繰り返す。何冊か保留の本は上に置いて) ――――となるとこれがいいかな。多分だけど……… (粗方見終わると決めかねていた本の中から一冊を取り出す。私が見た感じではこれが一番程好くわかりやすい感じだった。それから絵も可愛いもの) [Mon 9 Nov 2009 21:42:18]
◆ミーシャ > (児童文学のコーナーでキョロキョロ。) うんと…この絵本とか面白そうかな?それからお勉強の本とか。 (出来る限り絵が中心になっているものがいいかな。取っ付きやすいようなものであればよりいい。そんな本を探索中) [Mon 9 Nov 2009 21:26:22]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『えっ…と』 [Mon 9 Nov 2009 21:20:37]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 (マガツヒを畏れよ) 』 [Sun 8 Nov 2009 00:38:04]
◆マガツヒ > ( ぎょろぎょろと、ニンゲンには見えない何かを追うように紙の上と中空の闇を彷徨っていた視線がすう、と細められ、定まる。 ) 散滿在天空四處的無數蝶瓣 只是飄然飄然的擦過人的面孔 把無數的贄聲全部捲了進去 嗚唖 畏詑萎 唯 邪其禍津卑 [Sun 8 Nov 2009 00:37:40]
◆カタスミノコドモ > ( 片端から読み漁る。 宗教学。 医学。 ピアノの楽譜。 劇の台本。 歯車の設計図。 恋愛小説。 絵本。 絵本。 絵本。 コロセウム人物名鑑。 ガッリア料理の本。 新作ファッションカタログ。 数学基礎。 ゴシップ誌のバックナンバー。 神学。 演芸。 園芸。 冒険活劇。 ミコミコ教。 興味を持ったとか感化されたとかそういうことではなく、片端から。 ガンビエ・カルタリ自伝。 淫売窟ドキドキ体験MAP。 がらがらどん。 ) [Sat 7 Nov 2009 23:50:57]
◆カタスミノコドモ > ( 25体目の依り代は安定している。 最初の頃に比べてマガツヒの選定基準が正確になって来たのか、適応力の高い依り代を上手く見つける事が出来ているのか、ブレも少なく日持ちも良い。 そしてなにより、本を読むのに適した脳の構造をしている個体だった。 文章を読む速度や理解する能力は依り代のそれに大きく依存する。 脳の発達の良し悪しがダイレクトに現れるようだ。 ならば大人の依り代を探す方がよさそうなものだが、「10歳程度の女児」が一番マガツヒの本質に近いようだ。 直接的な基因は分からない。 吃禰を受け容れ易いのは太古から女児であったのだけは間違いない。 ) [Sat 7 Nov 2009 23:34:41]
◆カタスミノコドモ > ( 「文字」と「辭」を情報として理解し、依り代の脳を通じて読み解く事を覚えたマガツヒは「学習」を試みている。 低い次元の世界に降りて来ているマガツヒにとってそれは精々、人間が蟻の生態を観察するような取るに足らない実験だが、ヒトが存在する限り滅びる事の無い禍にとって、別に時間が勿体無いとか他にする事があるとかそんなせせこましい縛りは無く―――叶うのなら別に、向こう10年100年かけてこの建物の中の全ての本を読み終えるまでこうしていても構わなかった。 何度も依り代を交換しなければならないし、この建物や本が全て保たれている保証も無いが。 ) [Sat 7 Nov 2009 23:27:30]
◆カタスミノコドモ > ( 書架の奥、日焼けと湿気を嫌った窓の無い図書館の闇の奥にぽつんとひとり、子供がいる。 薄汚れた白いワンピースに裸足、申し訳程度に黒いマフラーを巻いた10歳程度の少女。 酷く寒そうだが、寒いから此処に居るのかもしれない。 あまり薄汚い素性の知れぬ子供なら摘まみ出しても良い筈だが、今のところその子供はまだ其処に居る。 司書が気付いてないうちに入り込んだのかもしれない。 ぼさぼさに乱れた黒い髪にぎょろっとした眼を見開いた子供は奥の書架の隙間に座り込み、床に沢山の本を積み上げてそこの埋もれている。 手にした一冊の本を上をぎょろぎょろと視線が舐めまわし、まるで昆虫かなにかのようだ。 ) [Sat 7 Nov 2009 23:10:43]
お知らせ > カタスミノコドモさんが来ました。 『 書架の最奥/薄暗闇 』 [Sat 7 Nov 2009 23:03:10]
お知らせ > エースさんが帰りました。 『 いや…魔女に限定しなければもっと選択肢が広がるのはわかってるんだ。判ってるんだが――。 』 [Wed 4 Nov 2009 23:37:52]
◆エース > ( まあギルドに限らず、フリーの魔女も居るからそっちにあたるって手もあるが、生憎魔女の知り合いは居ない。斡旋所で募集してみるっていう手もあるか――。 ) でも魔女限定とかになると「えっ、何こいつやだきもい」とか思われそうだしなあうーん。 ( まあいいや、それは後で考えよう。 ) [Wed 4 Nov 2009 23:35:26]
◆エース > ( 少年の頃は俺の夢の中に淫魔が来てくれないかと願ったりもしたが、来てくれなかった。…今も来ないな。なんだろう、淫魔にも好みがあるんだろうか?まあ、今は可愛いハニーがいるから間に合ってるけどな。 ) 言い出しても始まらない。必要なら学ぶしかねえ。ある日急に俺に魔法の才能が開花するわけでもなし。これ以上俺に新たな才能をつぎ込んだら、周りの皆が「不公平だ!」って神様に文句言いにいっちまうからなーはっはー。 ( とりあえず魔女ギルドだ。教えてもらうなら女の人からの方が良い。できれば個人的なレッスンとかさ、教えようと身を屈める魔女子先生の香水の匂いとか胸の谷間とかむっひょう! ) やる気でてきた! [Wed 4 Nov 2009 23:30:01]
◆エース > ( 結局は、そのバランスが求められるのだ。俺の技術。扱える金属。値段。そのどれもが俺自身の努力でどうにかできるものだ。いや、どうにかしなければならない。 ) …とはいえ、よう。義肢をある程度自由に動かす為には、ただクランク作りが上手いだけじゃダメだ。例えばエトワールの義肢みたいに魔力で動かすようにするんなら、俺にもその知識が必要だ。 ( そして使い手にも相応の能力を必要とする。 …しかし、エース・ハイランダーにとっては、魔力とかそういうのは全く触れたことが無い分野だ。 ) せめてちょっとは齧ってりゃあな…。女性生殖器じゃなくて魔法の本でも読んでおけばよかったぜ。主に淫魔の項目とか。 [Wed 4 Nov 2009 23:24:47]
◆エース > 一番ナイスなクランクはなんだ?それはHarderで、Betterで、Fasterで、Strongerなクランクさ。ゴリアテが乗っても壊れない耐久性と、人間の腕と代わらない可動性と、シャープでシンプルな構造と、日雇い労働者の6ヵ月分ぐらいのお給料で買える安さ。――だが、その全てを満たすことはできねえ。 ( 耐久性を増す為には分厚い鉄を使えばいいが、それだと大きくて重いものになってしまう。良質の金属を使えば軽く出来るが、それだと高くなってしまう。ハイランダー工房の技術では人間の腕のように自由に稼動できるクランクはつくれず、せいぜい逆の腕で操作して固定するぐらい。それは全然Harderでも、Betterでも、Fasterでも、Strongerでもない。 ) [Wed 4 Nov 2009 23:14:33]
◆エース > ( 思えば、あの頃が一番エロに対して熱狂的になれたと思う。初めてバイクツのお店に行った時のあの興奮は、恐らく二度と味わえないのだろう。女の裸も、セックスも、今だって大好物だけど―― ) やっぱり自分にはまだ早いとか、大人になってからじゃないとダメだとか、そういう制約があったからなんだろうな。大人になってフリーダムを手にした俺だからこそそう思える。 ( もっとも、今からもう一度その制約をつけるかと言われれば真っ平ごめんだけど。 ) ( ――さて、今日も今日とてエース・ハイランダーは相変わらずの日常を送っていたが、ここに来たのは女性生殖器のイラストを見たかったからではない。なんと、真面目にクランクの事をお勉強しに来たのだ。恐るべき事態である。 ) [Wed 4 Nov 2009 23:05:12]
◆エース > ( 図書館に置いてある医学書やらそういう専門的な本の、女性生殖器のイラストを見て興奮していた時代があった。あるいはくそ真面目な辞書に載っている「夜這い」とか「乱交」とか、そういうやらしい単語を探しては胸を躍らせていた時代があった。エロ本を広げれば大人は溜息を吐くが、真面目な本を広げていればそうは見られない。図書館は堂々と少年だった頃のエース・ハイランダーの好奇心を満たしてくれる最高の存在だったのだ。 ) ……今見てみると、グロいけどな。女性生殖器のイラスト。 ( もっとエロティックに描けなかったんだろうかと、当時読んだ医者の本を見て思う。いや、あえてエロにはしなかったんだろうが。 ) [Wed 4 Nov 2009 22:58:13]
お知らせ > エースさんが来ました。 『 まだ初心な少年だったころの話さ。 』 [Wed 4 Nov 2009 22:52:06]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 [Sun 1 Nov 2009 05:40:35]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『孤児院の前でもう一度唇を奪おう。誰も見てはいないだろうけれど、見せ付けるような意味で…。』 [Sun 1 Nov 2009 05:37:26]
◆フラン > ( その時のフランベルジュの表情は、愉悦に歪む顔ではなく。頬を赤く染めて恥らうようなものだった。好きだといわれて、喜ぶものだった。 ) ……嬉しい。 ( ぽつんとそんな事を呟く。ああ、もう、やっぱり私には相手をリードするような振舞い方を最後まで一貫させるのは難しいらしい。 ) ( 勿論、せがまれれば喜んで孤児院まで送ろう。もう馬車は捕まらない時間だし、ゆっくりと歩きながら。 ) [Sun 1 Nov 2009 05:36:00]
◆ミーシャ > (世界は変わる。こんな人気のない図書館の中でも、ついさっきまでとはあっさりと違うものへとその姿を変えてしまう) 私も…フランさんのこと…好きでしたから………――― (それは血を吸われる事を受け入れ初めてから生まれた感情だろうか―――いやそんな事はいい。大事なのは今この場で私は貴女を受け入れ、そしてお互いの気持ちが通じあったということなんだもの) (抱き合って頬寄せて―――暫くそうした後に一緒に帰ろう。すっかりヘバってしまった私は一人じゃ辛いから腕貸してもらって孤児院へと送ってほしいとせがむ) [Sun 1 Nov 2009 05:30:24]
◆フラン > ( こんなに素敵なことがあったなんて。どこまでもいやらしくて、どこまでも神様の機嫌を損ねることだけれど、私は止める事が出来なさそうだ。は、と息を吐きながら唇を離し、その命の味で渇きを潤す。 ) ……でも、今日はここまでにしておきましょう。 ( 両手で優しくミーシャの身体を抱きしめ、労った。お互いに初めてを奪い合い、乱れ、そして堕ちた。一気に見える世界が変わってしまったかのような感覚がして、だから今日はそこまでにしておこう。 ) …ミーシャ。 ――ありがとう、私を受け入れてくれて。 ( 頬を寄せ、目を瞑る。…もう暫く、このまま抱き合おう。 ) [Sun 1 Nov 2009 05:19:09]
◆ミーシャ > (今あるのはただ至福の時間。力なく体を預けた私は彼女の腕に支えられて、今日の夜の仕上げに優しい大人の口付けとその命を吸われる快感を同時にしてくれるという素晴らしさ。ただ私は恍惚とした表情で彼女に血を吸われているだろう。ただ今は快楽の渦の中にいる) ――――はい…… (私ばっかりこんな素敵な思いをしてしまって。そうだ。次はフランさんのいう通り、私が彼女を好きにして気持ちよくさせてあげないと。それでまた私は貴女の事をより知る事が出来る) [Sun 1 Nov 2009 05:11:17]
◆フラン > ……もう? ( ああ、そうか。上りつめてしまうんだ。そんなに首を振って、可愛らしい。自分の胸への責めが緩むのも、もう限界に近いからだろう。助かったと思う反面、物足りない、寂しい、そんな思いも渦巻いて、言おうか言うまいか迷ったけれど―― ) …この次は―― 貴女の好きに、させてあげるから。 ( 顔を真っ赤にしながらそう囁いた。私がミーシャの事を良く知りたがるように、きっとこの娘も私の事を知りたがっている筈だから。 ) ( 指の動きは激しくなり、容赦なく少女を責め立てる。ミーシャの反応が一層激しくなったのを見ても、その指の動きを止めない。――やがて彼女は登りつめ、私の腕の中でその小さな身体を跳ねさせた。 ) あぁ……。 ( 恍惚とした表情で声を漏らす。なんて艶かしいの。自分の指もこんなに穢れてしまって、なんて素敵なの。 倒れこむ身体を優しく支え、空いた逆の手でミーシャの頬に触れ―― 口付けと共に、その命を奪おうとする。愛撫による快楽と、吸血による快楽を重ね合わせるように。 ) [Sun 1 Nov 2009 04:55:13]
◆ミーシャ > ―――――――ッ!!! (今までにない感覚をもう堪える事が出来ない。抑えた口元の中で必死に上げてしまった声を誤魔化すと私は絶頂に達した) ……は…ぁ…………ん………… (下着が恥ずかしいぐらいに濡れてしまっている。私はすっかりと力を無くして彼女に倒れ込むように体を預けようとした) [Sun 1 Nov 2009 04:47:56]
◆ミーシャ > (ズッとズッと蕩け合おう。飽きる時が来るまで――――いやそんな時は来ないんだからやっぱりズーッとこんな事を続けていよう) はい…はい………! (その言葉にただ喜びを浮かべてフランを見つめる。今この瞬間その目が見つめているのはただ貴女だけ) (私もフランさんの事をもっと知りたい。だからそんなこと言われても途中で止めるなんてやだ。もっと続けようとしたんだけれど――――) だ、めぇ … そんなと、こ、いじっちゃ わたしもう―――― (相手の攻めに頭の中が真っ白になってきて上手く相手の胸を弄れない。ああ折角フランさんの悩ましげな声が聞けるところがわかったのに―――) ―――――― (うんうんうんと何度も首を縦に振って肯定する。もう駄目だって。そんな息を吹き掛けられたら私もう―――――) [Sun 1 Nov 2009 04:41:19]
◆フラン > ( 次も、その次も、次の次も。愛情と好奇心を求めて、何度でも同じ事をするだろう。一度きりだなんて、フランベルジュはこれっぽっちも考えていない。。 ) ………っ ( ああ、また、この娘は。私の心を奪っていく。本当にいけない子――。 ) いい子ね、私のミーシャ。これからも、何度でも―― こうやって、貴女を愛でてあげる。 ( 私が彼女を求めるとき。彼女が私を求めるとき。それはもう、好きなだけ。 ) ん、あぁっ は、ぅ……。だ、め だったら……ぁ… ( 小さく首を振る少女。私の弱いところを見つけてしまったみたい。自分の声が蕩けていくのがわかる。――は、恥ずかしい……でも、もっと。 ) ん、んぅ、 う、 ぁ は、ぁ…! ( ああ、何をしたの?そんな、ダメよ。噛んだりしたら。私まで声が、抑えられなくなってしまう。 ) ( まるでそのお返しのように、私はミーシャを辱める。声色が高くなるのを見て、今度は傷をつけぬように優しく加減しながら爪の先でかりかりと淫核を引っかく。 ) …気持ちいい…? ( ふー…、とミーシャの耳に息を吹きかけながら、私は尋ねよう。 ) [Sun 1 Nov 2009 04:25:51]
◆ミーシャ > (そう、私の余所行きの服は少ないんだから。だから次はそんな事を気にしないでも大丈夫な場所で――やだ。もうまた次にする事なんて考えてる。いやらしい) ――――嬉しい……はい。私は…フランさんのものがいいです。 (情事の熱に浮かれてるとこんなことまで言ってしまう。その身勝手さにそれでいいと頷いた) ……… (待ってという言葉に小さく首を振った。だってこれは気持ちいいんだよね?待ってはしてっていうことだもの) (私がされた時みたいに胸の先端に舌を這わせて。ほんの少しだけ弱い力でそこを歯でカリッとしてみるだろう) ふぁ !? ぁ 、 だめ ……… そん、な そこはっ………――――ッ! (最も敏感な部分をそんな風にされたら声とかそんなの考えてられたりしない。今までで一番の刺激が背筋をつたって私はびくんと体を震わせた) [Sun 1 Nov 2009 04:10:21]
◆フラン > ( 二人でこうして抱き合って、肌を触れさせあって。でも、ミーシャの服が皺にならないように気をつけなくちゃ。ああ、全て脱いでしまえたらその心配もないのだけれど。 ) ――可愛いわね。貴女の身も心も私のものよ。…離さない。誰にも渡さない。 ( それは身勝手な独占欲だったけれど、熱に浮かれた私はそれを悪いことだとは思わない。…たどたどしく自分の胸に唇と舌が這う。 ) ふ ……ぁ。 あ。 ( ぞく、とそこから体全体に何かが広がっていく。 嘘、どうして。自分で触れた時より、凄く良い。 ) ぅ……。 ン あ、 ぁ…っ ( 私も声が漏れてしまう。かく、と肩の力が抜けてしまいそうになる。 ) ――ま…って、 ミー、シャ… そ、それ… あんまりされる、と ひ、 気持ち よく、て ( しろと言ったのは自分の方なのに。 ) ( しっとりと濡れた感触を指先で感じて。きゅ、と摘み上げては指先で優しく磨り潰した。 ) もっと、聞かせて―― あなたの、声。 ( それから更に指を滑り込ませ、少女の媚肉に直接触れる。――やっぱり、私と同じ方法で良いみたい。傷をつけないように指の腹で一番敏感な部分を押しつぶすように。 ) [Sun 1 Nov 2009 03:48:24]
◆ミーシャ > (まるで風邪で熱が出た時みたい。私は一度も掛かった事がないから知らないけど、熱に浮かされてこんな気分になるんだったら風邪ってなんて素敵な病気なんだろう。神様が余所見している間に私達はこうして体を重ねあおう) ―――― (ただ目を奪われた。きっと私の顔はズッと茹で蛸のように真っ赤っか。そう今のフランさんみたいに――――ああそうなんだ。フランさんもきっと今の私と同じ気持ちでいる) …………暖かい……… (母に抱かれている時とはまた別の心地好さ。その熱に私は浮かされる) ………あ……! (太股に這わされる指。そう。この間の続きが始まるんだ――――私は彼女に促されるままその胸に唇を当てて舌を這わせる。さっきの彼女の物真似を拙い動作で) あ…ん…んん………! (下着の布越しにも微かにしっとりとしているのがわかるか。そこをなぞられると声を出すことを止める事は出来なかった) [Sun 1 Nov 2009 03:33:06]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 [Sun 1 Nov 2009 03:19:17]
◆フラン > ( 可愛らしい声。可愛らしい反応。ああ、何だろう。胸がとても苦しい。呼吸も速くなって―― そう、興奮しているんだ。やけに熱いと思ったら、これは私の熱なんだ。大丈夫、きっと神様は大聖堂で救いを求める人たちに気を取られているから。 ) ………。 ( ああ、見られている。家族以外には晒したことのない肌を。今の私はどんな顔をしているのだろう?きっと耳まで真っ赤になっているに違いない。 ) ん……。 ( そして私達は肌と肌を触れ合わせ、一つの熱になる。ミーシャの身体はとても熱く感じて、その熱が心地よかった。 ) ( …抱き合った姿勢のまま、片手がゆっくりとミーシャの身体をなぞり降りていく。再び躊躇いがちに、ミーシャのスカートの裾を少しずつ捲り上げていって。露になる太股に滑る様に指を這わせ――。 ) ミーシャ。私の胸にも、キスをして。 ( そう言いながら、指先を下着へ届かせる。大丈夫、きっと私と同じやり方で良いはず。娘の部分の、その中央を布越しになぞる。 ) [Sun 1 Nov 2009 03:04:27]
◆ミーシャ > (私の憧れである大学に通う人で、金の髪が映えるとても綺麗な人。最初に感じたのは羨望だった。吸血鬼だと知って怯えた。けれど惹かれた。そして今は私は彼女を愛しています) (今更ながらにこんな場所で―――なんて思うけれど一度踏み出してしまえばもう止まらない。神様はきっとお怒りになっているだろうけどもう少し見逃して下さる事を祈ろう) ―――よかった。 (嬉しいと聞いた私の顔は喜びに満ち溢れていて) ぁ………はぁ………ん………―――― (やだとかだめとは言えなかった。何故なら徐々に執拗に先端を這う舌の動きを続けて欲しかったから。悩ましげな声をだし小さく身悶えしよう) ―――――― (肌蹴られたホワイティアらしい彼女の白い肌はとても綺麗だった。目を奪われて先程から続く緊張に思わず唾を飲み) ―――― フランさん……… (愛しい人の名前を呼び私は抱かれるために彼女の胸に体を預ける。触れ合う白い肌と白い肌) [Sun 1 Nov 2009 02:51:26]
◆フラン > ( 最初はもっと利己的な感情だった筈だ。それが今では、彼女の気持ちが私に向いていると知って喜んでいる。…ううん、拒絶されることを恐れてすら居た。それが今はお互いの気持ちが通じ合ってる事を知って、私はとても幸せだった。 ) ( ああ、こんな声を出しちゃうんだ―― と、少し声が大きくなっても気にしない。見つかったら、それはそれで構わない。 ) 謝ることはないわ。私も、嬉しいから――。 ( ――綺麗な肌。少し執拗に口付けを落として、指先で触れた硬さを唇で探し当てると、遠慮がちにゆっくりと舌を這わせる。それは少しずつ執拗になっていった ) ぁ……。 ( その小さな手が私の服に伸びたとき、私は唇を離す。心臓が壊れるんじゃないかというくらいに高鳴った。でも、拒みはしない。しゅる、という衣擦れの音と共に私も前を肌蹴させて。 ) ……ミーシャ――。 ( それから彼女を招くように、そっと抱き寄せようと。 ) [Sun 1 Nov 2009 02:25:09]
◆ミーシャ > (お互いが互いの事を好き合うというのはなんて素敵なことなんだろう。私はそれを自分の心で。今日この場でそれをよく理解する事が出来た) 私も…愛してます。 (好きだとはよく口にする。けれど心を込めて愛だと言うのはこれが最初) あぁん! (膨らみかけの胸をそうして撫でられて、その爪の先が胸の先端を服の上から擦って思わず声が出た。私はその声が大きすぎたように思えて慌てて口を抑える) ………ごめんなさい………私……いけない事ってわかってるのに…知ってるのに………嬉しいんです。すごく。 (こんな事は本当はいけない事だ。そう理解している筈なのに、こうしている時の自分の心は何よりも喜びに満ちている) ――――― (未成熟な素肌が露になる。色白な肌に小さな体。――――私も、フランさんの服をこうしていいんだろうか。迷いながらも彼女の服に伸びる手。胸へのキスをされた時、心臓の音がうるさすぎやしないだろうかなんて考えてしまった) [Sun 1 Nov 2009 02:11:37]
◆フラン > ―――ミーシャ…。 ( その小さな唇から零れる言葉に、私は胸が高鳴った。好きだ、という想いを確認しあうことが、こんなにも素敵なんて。 ) 好きよ、ミーシャ。いいえ、愛してる。 ( そう、これはきっと愛だ。 ) ( 胸の上で、指をくるくると躍らせる。小さく指先に触れるその硬さを探し当て、爪の先でゆっくりと。 ( ああ、いけないこと。いけないことだ。きっと神様もお怒りになる。 ) …ねえ、ミーシャ。私、ね…はじめてなの。だから貴女がはじめての人になるの。でも、それはとってもいけないこと――。将来、夫となる人に捧げるべきものを、捧げてしまうの。 ( けれどそれがとても嬉しい。ちゅ、とミーシャの首に口付けすると、この前と同じようにミーシャの衣服のボタンに手をかけそれを外していく。素肌が露になるにつれて、そのキスも胸の方へと降りていって。 ) [Sun 1 Nov 2009 01:37:33]
◆ミーシャ > (今日あの時の続きをするなんて思ってもいなかったから私の胸はもう緊張で破裂しそうだ) (腰まで緩やかになぞられた手。彼女を見上げる私の瞳は潤んでいる) フランさん…私……… (私も言いたい事があった。彼女が言ってくれたのなら、私もしっかり言葉にして伝えないと――――) ――――私フランさんのこと好きです。お母さんが好きなのとは多分違う……好き……なんです。 (最初はハッキリと。けれど後半はたどたどしく赤に染まりきった顔で少女も自分の思いを告げよう) ―――ん…… (服の上から胸をなぞられて切なげな呟きをこぼしてびくんと肩を震わせる) ―――― (そして再び私はこの場所で唇を奪われる。多分今度はその続きも―――) [Sun 1 Nov 2009 01:24:16]
◆フラン > ( 手を通じてその鼓動、熱が伝わってくるかのよう。私がリードする立場にあるけれど、私もまるで経験が無いから―― 少しだけ恐る恐る、確かめるように優しく。問題が無ければ少しずつ。そうやって強弱をつけながら、肩を、腕を、そして腰に触れ。這うようにしてその手を少しずつ上へ。上へ。その先は、彼女の返事を聞いてから。 ) ………。 ( …一つだけ迷ったのは、ここが図書館だということ。誰かに見つかるかもしれないと同時に、お互いの初めてをここで―― というのは。多分、そのリアという女性の話が無ければ、私は場所を変えていただろう。その女性の話を聞いてからは、私はこの娘をはやく自分のものにしたくなってしまった。 ) …良かった。 ( 私は微笑んで。触れる指先を、ミーシャの胸へ。服越しに触れようと。そして切なげな吐息と共に、彼女の唇を奪ってしまおう。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:42:15]
◆ミーシャ > (お姉さんのように思ってる―――とはまた少し違う感覚なんだろう。彼女の事を考えるときの感情はまたそれと別) ――――― (私はただ無言で相手にリードされる。相手の手が私の体をなぞる度に背筋に這う感覚と高鳴る心臓の音が心地いい。)(その吐息が届いた時の胸の高鳴り。あ、と私も熱に浮かれかけた吐息を漏らした) はい。とてもしっかりしてる方で…お姉さんと言うには少し大人びてるような人……です。 (うっかりやな所がある私は常々ああいう大人になりたいと密かに憧れていたりする。) そ、そんな……えっと、えっと――――― (私は頭の中が真っ白になる。嬉しさで――――) だ、だ、大丈夫です! 今日はまだ…時間、あります。 (ふるふると首を横に振って。少し大きな声だったから赤くなった顔を俯かせて意図的に声を小さくしよう) [Sun 1 Nov 2009 00:30:19]
◆フラン > ( その笑い声にんん、と顔を赤らめながら咳払い。この娘の前ではお姉さんぶってる時が多いから、それが崩れた時が弱い。 自分とは関係の無い人の事は、騎士団や自警団の人たちに任せるほかは無い、か。 ) ――――。 ( とくん。 心臓が一つ大きく鳴る。両手はミーシャの肩に触れる。その小さな肩を優しく包み込み、両腕をなぞって行く。体重をやや前に傾け、お互いの距離がもう少し近くなるように。…熱い吐息を小さく一つ。 ) きっと素敵な人なのでしょうね。一体どんな方なのかしら。 ( 嬉しそうに語るのを見て、私は益々嫉妬する。私以外の人に、こんな風に笑うなんて。 ) 自分の気持ちを伝えたくなったの。 ( 私だって恥ずかしいけれど、それ以上に気分が昂ぶっている。まるで感情が言葉になって溢れてくるみたい。ちら、と周囲を確認して人の気配が無いのを見ると、顔を近づけていく。 ) …この間は、途中で…終わってしまったから。 今日は、早く帰らないとお母様が心配するかしら?それとも、帰るのが遅くなってしまっても大丈夫? ( 時と場所を改めたほうが良いだろうか、と僅かに首を傾げながら。 ) [Sun 1 Nov 2009 00:09:17]
◆ミーシャ > やっぱりあるんだ。 (口元に手を当てて思わず笑ってしまった) そうだったんですか……大学の辺りでもそんな事があったなんて。 (人間自分が可愛いのは仕方がない。そして次に自分の周りを気にしてそれで終わり。関係のない人達の不幸はやっぱり関係ないんだ) ―――いえ、続けても全然平気ですよ。 (微かに頬を染めつつ私は内心で続けて欲しいと願っていた) ハイ。よく御世話になってます。今回の件も急な話なのに受けて頂いて感謝しています。 (その人を語る時のミーシャの顔は喜色に満ちている。) え? (不意に話が変わる。そして私は彼女が次に口にした言葉を聞いた) えっ?? (背筋が伸びて体が強張った。) そ…そんな……どうしたんです急に? (頬を真っ赤にしながら私は挙動不審になってしまう) [Sat 31 Oct 2009 23:54:51]
◆フラン > ――た、たまにね。本当にたまになのよ? ( ついうっかり眠ってしまうことはやっぱりあるらしい。 ) それは良かったわ。私の友人も大丈夫なんだけど、大学で一人犠牲になった人が居て。今は休講中なの。 ( 不謹慎とはいうけれど、仕方の無いことだ。どうしたって人は自分の周りに目が行ってしまうものだし、親しい人が無事である事を祈ってしまうものだ。 ) ふふ、ごめんなさい。つい。 ( その触れ方は、フランベルジュ自身が意識したわけではないが、本の少しだけ性的なものだった。 ) それは良かったわ。それなら、安心ね。 ( 少しだけ嫉妬にも似た感情が芽生えたが、スラムに居るのは危険だ。そのリアという人と孤児院の人には感謝したい。 ) ――ねえ、ミーシャ? 私ね。 ( 不意に話を変えるような言い方で。 ) 最近、何をしていてもあなたの事を考えるようになってしまったの。あなたに初めて会った時に比べて、あなたの事を考える時間がとても多くなったわ。 [Sat 31 Oct 2009 23:28:31]
◆ミーシャ > 本当ですか?あ、けどそうして目を瞑ってるとそのままつい寝ちゃったりしません? (それは私が呪いのある種族だからなのかな、なんて首を傾げて) 良かった……不謹慎かもしれませんけど、私の周りの皆は大丈夫みたいで正直ホッとしてます。 ――――フランさん、くすぐったい。 (撫でられるまま。撫でられるのはよくあるけど、私は少し恥ずかしく、けれども決して拒絶はせずにそんな言葉を口にした) はい。それでリアさん………あ、居住区の方の孤児院に勤められてる方なんですけど、そこに暫く泊めて頂いてるんです。やっぱり今のスラム付近は怖くて……… [Sat 31 Oct 2009 23:17:14]
◆フラン > ( この子が私をヴェイトスに留まらせる最大の理由だと話したら、お父様とお母様はどんな顔をするかしら? ) ね、寝ていたわけではないのよ?少し目を瞑っていただけで…。 ( 同じ言葉を教授にも言ったが、我ながらあまり説得力は無い。 ) ――そう、良かった。あなたもあなたのお母様も、無事なのね。 …ええ、私も大丈夫。 ( 隣の椅子に腰掛ける少女の方に向き直り、微笑みかける。ああ、私の事を案じていてくれたのか。何て愛らしいのかしら。 す、と手を伸ばすと指先でその髪や、頬や、肩―― そしてその手に触れようとする。こんな風に触れようとすることが、普通ならばおかしいことなのだという自覚はある。 ) でも、ミーシャはスラムの方に住んでいるのでしょう?あそこは被害者も多いようだし、心配しているわ。 [Sat 31 Oct 2009 23:04:22]
◆ミーシャ > (寝ているのかな。だったら起こさないように静かにしてないとなんて思いつつ近付いて) おはようございます?それともこんばんはですか? (微笑みながら寝ていたように見えた事を揶揄するように) 私は大丈夫です。お母さんも代わりないですし。フランさんは……大丈夫みたいですね。ホッとしました。 (胸を撫で下ろすと本を机の上に置いて隣の椅子に腰かける) [Sat 31 Oct 2009 22:57:59]
◆フラン > ( そのまま目を瞑り、ふす、ともう一度溜息。こんなところで寝てしまうつもりは無いけれど、こうやって身体を休めている時に目を瞑るのは好きだ。教授の前でこれをやって、良く眠っていると勘違いされることもあるけれど。 ――と、そこで誰かの気配が近づいて、その少女の声を耳にすれば。 ) あ。 ( ぱち、と目を開けて。しまった、と思う。寝たふりをするなんていう悪戯を目を開けた後に思いついたからだ。 …今度やってみよう。 ) こんばんは、ミーシャ。ううん、ちょっと勉強が一段落したところだったから――。 ( 本当ははかどってなかったのだけど。身体を起こして、ミーシャの方に向き直る。それから相手の顔とか、手とか、まじまじと見て。 ) …例の病気にはかかっている感じはしないようで、何より。 [Sat 31 Oct 2009 22:47:07]
◆ミーシャ > (数冊の絵本を脇に抱えて図書館の中を歩く少女。鞄を枕にしているフランさんを見つけると微笑みを浮かべてその机に近付く。) お疲れですかーフランさん? (囁くような小さな声で尋ねてみる) [Sat 31 Oct 2009 22:41:02]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『絵本を抱えて』 [Sat 31 Oct 2009 22:34:32]
◆フラン > ふー…。 ( ぱたん、と本を閉じる。やっぱり気が乗らないから、今日はもう止めにしよう。でも、止めたからといって特にすることは無いのよね。 ) 街がこんな状態だというのに、暢気な話。でも何かに忙しい素振りを見せていないと、お父様とお母様にクリスティア行きの馬車に詰め込まれてしまうもの。心の優しい二人だけど、子供の為なら大きな旅行鞄に私を詰め込むぐらいのことはしそうだし。 ( 今だって、娘を連れて帰るのを諦めているわけではなかろう。…両親があの病気にかかってしまうかもしれないという心配がある以上は、大人しく一緒にクリスティアに帰るべきなのかもしれないが…。 ) ( 鞄を机の上に置くと、これがまた丁度良い枕になる。お行儀は悪いけれど、その鞄の上に頬を乗せて机に突っ伏して。 ) …本当は本でやるのが一番なんだけど、図書館の本でそれをやるわけにはいかないものね。 [Sat 31 Oct 2009 22:31:47]
◆フラン > ( そうそう。両親の説得にはこれまた骨を折った。連れて帰る、ここに残るのやり取りになって、終いにはお互い声を荒げてしまって。お父様もお母様も私の事を心配してくれているのはわかるのだけれど、今が大丈夫なのだから大丈夫なのだ。…結局、二人とも大学寮近くの宿屋で暫く滞在することになった。思わぬ形で久しぶりの親子水入らず――まあ、水入らずという風になるのは難しいけれど、家族の時間を過ごすことになった。久しぶりの家族との食事が悪くなかったのは確かだ。 ――でも、やっぱり私はこの街を離れるわけにはいかない。一度離れてしまったら「お前はもうクリスティアの学校に通いなさい」という流れになってしまいそうだったから。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:22:00]
◆フラン > ( 勿論不安はあるのだ。これから先、この街はどうなってしまうのだろうって。けれど人というものは緊張を長く保ってはいられない生き物で、慣れが生じてしまうのは仕方の無いことだ。耳を塞ぎたくなるような不幸や悪い知らせが続き、やがてはそれを見ようとしなくなる。自分に害が無い限りは、そんなものかもしれない。 ) ………。 ( だからといって勉強に身が入るわけでもなく、こうして普通の生活を送れていることに対する罪悪感もある。死人だって出ているというのに、どうして彼らは神様に見放されてしまったのかしら。おぞましい行為を繰り返す私にも、天罰としてあの黒い染みが浮かんでもいいものなのに。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:15:32]
◆フラン > ( 年末のヴェイトス市には何かが起こる、という。今年のそれはあの肌が黒くなる病気のことなのか、あるいはもっと別の何かが待ち受けているのかはわからないけれど。でも、出来れば何事も無く過ぎていって欲しいものだ。 ――目の前をひらりと舞う蝶もいつしか見慣れるようになってきて、私は特に関心を示さなくなった。この蝶があの肌が黒くなっていく恐ろしい病をばら撒いているのだという話もあるが、私の身体には相変わらず影響はないし、私の親しい人たちに何かしらの悪影響が無い限りは、暫くはこんな状態が続くのだろう。 ) ―――はぁ。 ( と、溜息を一つ。大学の講義は休みになったが、その間も勉強を欠かすことは出来ない。大聖堂に行ってお手伝いすることもあるけれど、基本的にはこんな毎日。危機感が無いと言われるかもしれないが――。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:11:06]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 本を捲る。 』 [Sat 31 Oct 2009 22:05:23]
お知らせ > 悠さんが帰りました。 『( きっちりと日々の生活出来る程度には稼がないと、ね。 )』 [Tue 27 Oct 2009 22:28:05]
◆悠 > ( …とは言え、まだこれは憧れだけ、どうすればそういうものが書けるのか、とか、そういう事から調べていかなきゃならない、おぼろげな夢の段階。 まあ、まずは。) [Tue 27 Oct 2009 22:27:18]
◆悠 > ( …元々アマウラの山中で、今は亡き師匠と暮らしていた頃から歴史書を読むのは好きだった。 読む本がそれ以外には魔術書ばかりとか、根本が虚ろだった自分の内面を、過去の偉人のそれを真似る事で埋められるんじゃあないかとか、それらしい後付の理由は幾らでも思いつくんだが、まあ結局はそういうものを読むのが好きなんだろう。 だから、そういうものを作ったり、或いは自分で書き綴る事に最近憧れていたりするのだ。) [Tue 27 Oct 2009 22:22:42]
◆悠 > ( 考えるのは、まず自分の事。 前にここヴェイトスを離れた頃は、あやふやな自分の生まれとか、自分のあるべき場所とか、そういうものが見えなくて、不安で、何をすれば良いのか、何をしたいかを考える余裕もあまり無かった。 今は、それら過去にある程度決着をつけたというか割り切ったので、先を考える余裕が出来た。 …では今考える、自分がなりたいものは?) …やはり、これかなあ。 ( 呟いて目の前に翳すのは、つい先ほどまで読んでいた、一冊の古びた歴史書。)) [Tue 27 Oct 2009 22:17:31]
◆悠 > (その後知り合いの所を回ろうかとも当初は考えて居たのだけど、かなり遅くまで話していた為時節を逃した事と、何となく疲れたので、帰るでもなくぼうっと本を読んでいた。) (考える事は 色々あるし。) [Tue 27 Oct 2009 22:09:36]
◆悠 > ( ヴェイトスに帰還して一晩明けて、真っ先に向かったのはここだった。 多くはない知り合いにも顔を併せたくはあったのだが――取り合えず、出しっぱなしだった長期休職の方の手続きを行おう、と。 …と言うか、とっくに死んだものとかとして扱われていると思ったのだが。 どうも自分の恋人か知り合いかのいずれかが、定期的に元気でやってる事を伝えていてくれたらしい。 以前からの知り合いと色々話をしたら、短期アルバイトが抜けた時、アルバイトから復帰してみるか?という誘いを受けて今に至る。) [Tue 27 Oct 2009 22:05:48]
お知らせ > 悠さんが来ました。 『( 黙々と 書を読み耽る。 )』 [Tue 27 Oct 2009 21:56:40]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 目を瞑る 』 [Thu 22 Oct 2009 21:32:38]
◆霧子 > ( 帰って、今度の事をどう話して良いかわからないのだ。 冷静さを失った男が私に付き纏ったとして、私に危害を加えようとしたとして、そういう状況でマギーと一緒に居るのが良くないと思った。 大切な人を殺された男が私の傍にいるマギーに同じ事をしないとも限らないと思った。 だから、この、逃避は正しい選択だったと。 主張しても良い筈。 迷惑をかけたく無かったと。 仕事や生活の事で迷惑はかかったかもしれないが、危険を遠ざける方が優先だ。 私は正しい。 ) ( それでも、彼女が怒る顔しか思い浮かばなかった。 ) ( 気分が重い。 ) [Thu 22 Oct 2009 21:30:03]
◆霧子 > ( 此処を選んだもう一つ理由がある。 巷を騒がせる蝶とか病気の話。 病人が暴徒になるのだと。 ウォッシュベアーとの関連を囁く話もあるが、詳しくは知らない。 道端で野宿するには物騒で、身体を壊しかねないというのもある。 この図書館は知る限り、そこらの安宿よりはずっと安全な場所だ。 風も凌げて暴漢の入るような余地もない。 ―――本当に閉じこもっている事に飽きたら、暇を潰す方法は幾らでもある。 ) ( でも。 もう帰って良いんじゃないのか。 ) ( どうせ逃げ続けて解決する事情でもない。 所持金も底を尽きかけていて、仕事も休み続けている。 安全性の話をするなら、自宅は高層集合住宅の3階というかなり良い環境だ。 ) ( なによりマギーが無事かどうかを確かめるべきではないのか。 ) [Thu 22 Oct 2009 21:23:59]
◆霧子 > ( もっと現実的で間の抜けた理由もあった。 何となく近所に買い物に出る程度の所持金しか持ち合わせていなかった。 ほんの数万yen程度。 安宿とはいえ何日も泊まればそろそろ財布は心許無く、それでこんな所にいる。 数時間でも睡眠時間をここで費やして、閉館する頃にでも出ようか、と。 その後は―――公衆浴場辺りで朝まで時間を潰せば良い。 食事はいい。 あまり食べたいとも思わない。 ) [Thu 22 Oct 2009 21:18:39]
◆霧子 > ( とある些細な事情で自宅から離れてしばらくになる。 離れたからって根本的な事態の解決など望むべくもないが、ただ自分以外を巻き込まないでいることだけは出来ると思った。 安宿を借りて家にもギルドにも寄りつかず、知り合いに顔を合わせないような所にただ何もしないで潜伏した。 ただ考えていた。 過去の事や、すぐ先の未来の事や、もっと先の見通せない闇の事。 ) ( この逃避ももう長くは続かない。 ずっとこうしていたって何の解決にもならないし、最初から自分に何か非があると私は認めていない。 私に憎しみを向けた男は解放奴隷で、私は元奴隷処刑人で、何百と処分した中に男の大切な人が居たという話。 それは与えられた職務で、なんら責められるべき事ではなく、男の罵声は筋違いだった。 法の元では。 ) ………。 ( だから私は謝ってはいけない。 それは私自身の否定であり、ギルドの否定であり、私を肯定してくれた人の否定になる。 私が罪を犯したという事の肯定になる。 胸を張って帰る事が出来なくなる。 ) [Thu 22 Oct 2009 21:14:22]
◆霧子 > ( 本を漁るでなし、着席して読書に耽るでなし、立ち並ぶ書架の奥の闇に一人腰をおろして目を瞑る。 湿気と日差しから守られた静寂の闇の中ででも、雨音はしとしとと耳に届いた。 今年は雨ばかりだ。 ここ数年の日照り続きも酷かったが、こう極端なのは良くない。 たまの雨なら景色も風情だが、こういつもいつも降ってばかりではただ気持ちを沈ませるだけ。 たまの休みにでかけの約束をしていて、台無しにされるような。 ) [Thu 22 Oct 2009 21:04:43]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 書架の奥 』 [Thu 22 Oct 2009 20:57:11]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( 幸いなことに、職員につまみ出されたのは翌朝のことだった。 )』 [Wed 21 Oct 2009 00:41:14]
◆ナイト > (猫や、そのほかの多くの動物達にとって、個は意味を成さない。ヒトが猫と呼ぶとき、往々にして指すのはその生き物全てなのだ。例えば一匹の猫を火の近くに置けば、猫は熱と光とを恐れて、自分に危険が及ばない場所まで逃げるだろう。どの猫でも、同じ状況に置かれれば同じ選択をするはずだ。それが猫という生き物なのだ。――ところが、何千何万という猫の中には、もしかすると一匹、炎に惹かれてそれに近づき、身を焼かれるものが存在するのかもしれない。それはもはや、猫ではない。それ以外の何か、なのだ。) (とうとう、猫は完全に目を閉ざす。文字も、世界も遮断して、一時の眠りへと落ちる為に。夢などという悪しき幻を見せないで欲しいと、真摯に願った。) [Wed 21 Oct 2009 00:40:33]
◆ナイト > (丹念に、自分の体についた様々な汚れを舐め取りながら、猫は考える。近頃の猫はどうにも変だ。以前から、他の同類達と共にいる時には奇妙な疎外感を覚えていたのだが、最近はそれにとどまらずに、ともすれば錯綜する思考の渦に巻き込まれる。原因はなんだろうか、と猫は考える。そうしてそれが「考えること」であることに気づく。それからまた、どうして「考えること」が猫を迷わせるのかを考える。そうして、結局は考えることをやめられないことに気づく。) (前足を舐める動作を止めて、猫は精魂尽き果てたように、ぐったりとだらしなく棚の上に手足を伸ばした。猫は全く、疲れていた。行く当ても無く彷徨う自分の、芽生え始めた魂とやらに翻弄されて、疲れきっていた。もし誰かに寛恕を請えば解脱が得られると知れば、躊躇いも無くそうしたのだろう。この街には沢山の猫がいる。スラムに、芸能横丁に、ギルド地域に、居住区に、公園に、たくさん、たくさん。だけど、それらは実のところ、たった一つの猫なのだ。猫だけではない、犬も、鳥も、みんな「たった一つ」なのだ。それがたくさんの個体に分かれて、この町に点在しているだけなのだ。) [Wed 21 Oct 2009 00:34:22]
◆ナイト > (何らかの拍子で周りの空気が動くたびに、ピクピクと頭上に突き出された耳が動いて、無意識のうちに周囲を探る。猫として一番大切な本能、警戒心――といえば聞こえが良いが、臆病な性質はまだなくしていないようだ。疲弊した肉体は容赦なく猫の目蓋に重みを増して、色違いの瞳がだんだんと閉じられて、やがて視界は細い線となる。その一本の線の中に、正面の棚に並べられた本たちの背表紙が整然と連なる。猫は少し溜息をつくように、背筋をしならせた。心中の渇望は確かに、目前の棚へと向けられている。ページを繰れば、其処には知識の大洋が広がっているのだろう。猫が知りたいこと、この小さな体で幾ら高く上ろうと、見えない程に遠い異国のこと、そして人類が何千年という時の間に重ねてきた様々な思考、その全てが手に入れられるかもしれない。) (猫は一体何を恐れているのだろうか。答えなど出ないと知りながらも、自分に問いかけずにはいられない。黒い毛についた白い埃は思いのほか目立つので、猫は既に半ば眠りへと落ちていた意識をむりやり引き起こして、体を舐める作業を再開した。流石にこのままでは、恥ずかしい。――…恥じる、などという思いを手に入れていたのだと、その時気づいた。) [Wed 21 Oct 2009 00:23:54]
◆ナイト > (棚の上は、いつ掃除をしたのが最後なのか、埃にまみれていた。それでも猫は気にも留めずに、手足を折りたたんでそこに楽な体勢を取る。猫は毛皮の汚れに頓着する生き物だ、だけど己は――ここにいる奇妙な一匹の猫は、そんなものより自分の内面を恐れていた。何気なく尻尾を左右に揺らすと、微かに塵が舞う。これでは猫はすっかりモップの代わりだ。ようやく自分を取り巻く環境に気づいて、猫は右足の先を舐める。其処についた汚れを、抜けた毛と共に舐め取る。数日前まで随分と頻繁に毛が抜けていたのだが、それも最近は治まってきたようだ。すっかり冬毛に生え変わったこの黒が、春が訪れるまで猫の命を繋げてくれるだろう。首をすくめると、あくびが出た。猫はいつの間にか、随分と自分が疲労していたことに気づく。気を抜けば、此処で――この恐ろしい場所で、眠りに落ちてしまいそうだ。ブルブルと小さく首を振ると、また埃が、棚の上から舞い降りた。いけない、これでは誰ぞに気づかれてしまう。) [Wed 21 Oct 2009 00:11:45]
◆ナイト > (断じて長くない生命の中で、猫は既に薄々と感づいている。文字によって伝播される知識こそが、人間にとって苦滞の大本となりえることを。それに気づいてから、猫は努めて文字に近づかないようにしてきた。町で看板をすぐれば視線をそらし、地面に紙切れが落ちているのならば足早に通りすぎた。なぜなら、それを目にした途端に、猫は無意識に文字の意味を考え始めてしまう。もはや衝動などではなく、極自然な感情で。思考は紛れも無く、既に猫の本能に組み込まれている。故に恐ろしい、平面たる紙に書かれたそれらは、人間と同じように、猫にも考える苦しみを教えてしまった。猫はもう、その感覚を脳裏から追い出せないだろう。だから、せめてと避け続けてきた――のに。) (今夜は、気づけば此処にいた。窓の外に降り注ぐ雨の音色を聞きながら、猫は迷う。この畏怖は果たして、雨に濡れる苛みにも勝るものなのだろうか。) [Wed 21 Oct 2009 00:05:26]
◆ナイト > (たどり着いたのは酷く懐かしい場所だった。まだ毛並みが人間の手入れによってピカピカと滑らかだった頃、何度か行き交う人々の足の合間からこの場所に滑り込んだ。偶々誰かが置き去りにした本のページで、初めて文字を目にした。その時は、その記号の羅列なんか、たったの一つも分からなかった。今、猫は本棚の上。見上げれば誰でも見つけられる場所。だけど、こうして見下ろしているとつくづく思うのだ、人間は意外と頭上を仰がないものなのだと。外は雨、猫を夜から駆逐する雨。此処には屋根があり、暖かな空気がある。贅沢を言わなければ、夜を明かすのに最上の場所だ。職員に見付かれば、――或いは、誰かこの図書館にとって親切な来客に見付かれば、直ぐにつまみ出されてしまうのだろうが。) (だけど、足を縮めて体の下に敷き、猫は考える。ここにはたった一つ、重大な問題がある。それは文字があるということだ。文字に満ち溢れているということだ。) [Wed 21 Oct 2009 00:00:12]
お知らせ > ナイトさんが入室されました。 『( 雨から逃げて、逃げて、逃げて――、 )』 [Tue 20 Oct 2009 23:56:26]
お知らせ > ミーシャ@試薬さんが退室されました。 [Thu 15 Oct 2009 02:38:22]
お知らせ > ミニー@試薬さんが帰りました。 『 思った事をすぐ口に出すし、天邪鬼な事ばっかり考える娘なのだ 』 [Thu 15 Oct 2009 02:34:47]
◆ミニー@試薬 > ( 秋の夜長の夜更かしはその後も何の変わりも無く和やかに、時に賑やかに続き、雨が止むか司書に追い出されるまで続くだろう。 その頃にはとっくにミニーの身体は元に戻っていて、あれ、無くなってる。 とか言ってまたひとしきり笑う筈。 ) ( おかしなことは何も起こらない。 副作用は無かったのか? ) ( あったのだけれど、ミルドレッド・アスキスという娘は元々―――― ) [Thu 15 Oct 2009 02:34:44]
◆ミーシャ@試薬 > (私も私で相槌打つだけかと思いきや意外と話しに食い付いてる。うんうんそうだよね。トイレは今でも慣れないもの。子供が仲良く会話に花咲かせてるけどその内容が穴だのなんだのじゃ補導されて文句言えない)(うん友達。同年代の友達とか少ないからこうしてるの凄く楽しいな) うんそうなの。失せろこのナンパ男!って容赦なく蹴ったんだって。お父さん道聞こうとしただけみたいなのに。 (おかしそうに笑うけれど当人にとっては真剣に思い出したくなかった記憶だろう。お空の上の父に合掌) [Thu 15 Oct 2009 02:26:43]
◆ミニー@試薬 > ( 脇に抱えてきていた本もほったらかしで男子の肉体談議に花を咲かせる性別不明の子供二人。 そろそろ補導されてもまったくもってフシギは無い感。 やれトイレで困るだの、やれ穴がある所になんもないだの、やれ男が分かった気がするだの。 ―――だって相変わらず天井を打つ雨音が収まる気配が無いし、久しぶりに同年代のと、と、友達――――トモダチ? と、うん、話してるし。 ) お母さんもやった事あるんだ…相手お父さん? ( お父さん何したんだ。 そんな取りとめの無い話の中、どうやらミニーの薬の効果はそろそろ終わりかけているようで。 このタイミングで【判定】といこうか。 ) [Thu 15 Oct 2009 02:13:57]
◆ミーシャ@試薬 > そうなの?それ私の方とかも怖いな……… (不衛生なスラム街は伝染病なんかうつりやすい。流行ってると聞けば不安な顔) ………なんだか泣きたくなってきた。 (こんなに優しいミニー見たの初めて!うん、けどわかってる。自分でも想像出来ない。駄目犬だからおじさん相手に潤んだ瞳で見つめておくね) うん出来ればそうして。私自身が恥ずかしいから… (えっちなのはよくないよね。けど私はこの場でフランさんと――――顔が熱くなるから止めとこう) そうなんだ…………!お母さんもよくいざとなったら金的しろとか言ってたけど。え、えっと?うんそれで――――― (なるほどとちゃんと聞いちゃう私。少年二人の会話の中身にも問題大有りだからそりゃガン見するよね司書さん) [Thu 15 Oct 2009 02:05:39]
◆ミニー@試薬 > なんか最近変な病気とか流行ってるっていうし、ちょっと怖いけど――――え、なりたい気持ちはあったんだ………がんばれ。 ( 初めて優しげな顔をして初めて励ました。 ゆめはたいせつだよね、みたいな感じで肩をぽんと。 カッコイイ女の人になったミーシャを想像しようとしたけど頭の中で何一つ具体的な想像図が出来上がらず、薄桃色のチワワがきゃんきゃん吠えていた。 ) なんか知らない事を話そうとしてたっぽいし―――――まぁ、いいけど、うん、そういうの、興味無い、し。 ( 微妙に釈然としない感はともかく。えっちなのはよくない。うん。 ) すごくよくわかったわ。 どれくらい痛いの?って男に聞いても絶対誰もちゃんと答えないの納得。 あれどう説明していいかわからない。 試してみろともオススメできない。 具体的にはこぅ、あの、棒の部分じゃなくってこぉ、あの、玉の部分が―――― ( ※凄い形相で司書が睨んでいる。 ) [Thu 15 Oct 2009 01:34:04]
◆ミーシャ@試薬 > (げふんげふんごほん。仲良し?だからということで!美しきかな友情) うん。本当にそうだね。ミニーも元気そうみたいだし。 むう……私もカッコイイ女の人になりたいんだけどな。仕事とかも出来て自立してて、こうデキル女みたいな…? (無理そうな未来予想。相手の態度に私も流されてお前が上!私が下だ!に気づけば自然となってる) な、なんでそんなに聞きたがるの?なんでも、だからなんでもないってば。 (考えていた事のやましさに視線が泳ぎっぱなし。本は知識の宝庫だ。えっちな意味でも。フランさんのバカー!と届かない怒りを心で叫ぼう。) その考えはなかった。……あれ、その良く聞くけどそんなに辛いの?私はしたのもされたのもないけど……… (内臓を外に出すって考えるとグロテスクにも聞こえる不思議。金的って本当に効くものなんだと。食らいたくないななんて。) [Thu 15 Oct 2009 01:21:03]
◆ミニー@試薬 > ( そういえばいつの間にかミニーって呼ばれるのを許容している事実。 しばらく出番無くてすっかり忘れてtいい加減諦めたか馴染んだか、怒り飽きたのか。 ) ま、平和ならいいんだけど。 会うたびに言ってる気がするけどあんた弱そうで頼りなくてしんぱい。 ( お姉さん風びゅーびゅー。 今はお兄さんだが。 性的経験値で大いに劣っているが。 ) なに。なに。なに。 今のなに。 詳しく。 ( え、どういう話? みたいな感じでどうも噛みあって無かった事に気づいて食いついた。 あるわけないってなにがないの。 ) なんか、こう――――あれよ、何でこんな内臓を外側にぶら下げてるのかっていう。 男って馬鹿? あんたもあれよ、冗談で男の又とか蹴り上げちゃ駄目よ? こぅ、子子孫孫まで一族の未来を滅ぼすつもりでもない限りは。 ( お風呂の縁で強打して学んだ事。 今回の件で一番勉強になった事。 急所ってほんとうに急所だ。 ) [Thu 15 Oct 2009 01:00:41]
◆ミーシャ@試薬 > (うるさくしちゃって周りの視線が痛くなる。私の馬鹿。ミニーもそんなこと聞かないでよ)(その場の空気に流されやすいヘタレな子。痛いの嫌い。その癖まだミニーとか呼ぶ辺り意外と頭悪いんじゃないかとも思う) うん。此処にはちょくちょく来るけど他に顔合わせそうな場所ないものね。………けどアレは思い出したくないな。 (ちょこんと座り手は膝の上に。誰にも気付かれない恐怖はあまりにも怖い。叫んでも泣いても存在しないこと扱いされる恐ろしさは今でも身の毛がよだつ) あれ? あれ? あれ? (ミニーの言葉の意味を改めて考えてみる。――――これが早とちりっていうやつなんだね) ―――――あの、今のなしで。 (経験値が高いのは全部フランさんがいけないんだと責任転嫁。悪いのは間違いなく私の頭です) ………あ、あるよ私にもそれは。まあナニが…どうしたかったって…特にナニもしなかったけど……… (弄ったり観察とかはしなかった私。中途半端に性知識持ってるからかな?) [Thu 15 Oct 2009 00:49:24]
◆ミニー@試薬 > ( なんて弱いこ! まぁでも具体的に脛にキックされた事ある人間はしかたない気もする。 具体的過ぎる実害経験者は。 ) 本当ろくでもない…それはともかくしばらく見なかったけど消えてなかったみたいじゃない。 ( そういや最後に会った時、そんな話だったような、とか。 机に片方肘をついて頭をのせ、行儀悪く。 あんまり外に出てなかったから会わなかっただけのような気もするが。 こっちはこっちで変なイキモノがギルドに住みついたりして大変だったのだ。 まだ、居るっぽいが。 ) だから――――ひぇっ!? な、なにっ、なにがっ…ばかだとう!? あるって何! えっ、ないの? あたしあったっていうか生えてたっていうか変な形だなぁとか…あれ? 男って必ずしも生えてないの? ( 子供の内は生えない? とか間違った方向に真剣に悩んだ。 こぅ、じっくり見てみた?とかどんなカタチだった?とかそんな程度の話の心算だったし。 えっちな意味の質問には変わりないけどレベルが違いましたミーシャ先生! ) ( 何でもいいがかなりうるさいと思う。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:29:52]
◆ミーシャ@試薬 > (――――いつもお母さんは言っている。ただ頷くのが友達なんかじゃない。違うと言ってあげることは勇気がいるけれど、それが出来るから友達なんだと。だから私はこう答えた) ウン!スゴクカッコイイ! (なんか片言。お母さんごめんなさい。ミーシャは意気地無しです。) むう…私の感想はろくなものじゃなかったぐらいしか思い付かないけどやっぱりミニーは違うのか…… (流石プロだと変な感心してしまう辺りこっちも色々と駄目だった) え?何? ??? (ボカシが多くて何の事だかわからない。えっと―――男の子になってから出来る事だよね?となるとえっと) (―――――) ――――わ、私まだ子供なのにあるわけないでしょバカー!!! (思春期の想像が拡大飛躍した結果、どうもえっちな意味の質問だと勝手に思ってしまったらしい。思わず大きな声も出す) (似た者同士な小娘達。いや今は少年。態度は違うけどやってる事は同レベル) [Thu 15 Oct 2009 00:20:10]
◆ミニー@試薬 > 何を着ても似合う人間は似合うのよ。 こう、この、滲み出るダンディズム? ( 誰かが矯正してあげないと歪んだ大人になる事うけあい。 迎合されるな庶民よ! ) 私はほらっ、プロとして? 本職魔術師として? こう、ちょっと、ひとつ意見を出してやろうっていう云々かんぬん。 ( 出てくる感想は「ろくでもない」以上のなんでもないが。 ) ……でー。 あんた、なんか、やった? その、どんなかんじ? ( とても抽象的かつ曖昧な質問をしながら隣の席に座った。 まぁなに。 ) ( 大雨で閉じ込められた哀れな同類という辺りまで同レベルなのだ。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:01:21]
◆ミーシャ@試薬 > う…………―――そ、そう言われてみればどこか似合ってるわね。こう…なんていうかえもいわれぬ気品みたいなのが醸し出されてるみたいな! (私だって良さがわかるもんと主張。そういうレッテルに踊らされる性格。裸の王様って実に良い話しだ)(畜生腐ってやがる!早すぎたんだなナルシスト。私はそれを知ったら本気でドン引きになれる)(古き良き時代のセンス。二世代ぐらい前かな?) 自分で言うのそれ?……………だってお金くれるって言うし。けどそういうミニーだって思い切り飲んでるでしょ。 (むうと反論。けど意地が汚かったというのは言い訳できない) [Wed 14 Oct 2009 23:52:07]
◆ミニー@試薬 > なうっ…!? ちがっ、分相応な気品とか立ち振る舞いとかそういうのが犬にはわからないだけだしっ。 ( 駄が外れた。 正直、男になってかなり格好良くなったという腐ったフィルターごしに鏡を眺めてうふふフヒヒとにやけながらポーズを取ってみる日々だった。 若干ではなく普通にキモイナルシストっぷりである。 ナンパな男とサングラスを関連付けるセンスもどこか古めかしい気がする。 ) で。 なに…頭が良くてハンサムな私様(※語呂悪し)は推察するけど。 ――――何処の誰とも知らない胡散臭い魔女からタダで薬貰って意地汚く飲んじゃったりしたでしょあんた。 ( 何処までもえらそうな同類である。 ) [Wed 14 Oct 2009 23:14:55]
◆ミーシャ@試薬 > (う…美しい………ハッ!?)(やっぱりミニーだ。こういう楽しげな動きするのってミニーぐらいだもの。考えて見ると「HEY彼女!お茶しなーい?」なんて典型的過ぎて滅多に聞けない台詞だとか思った) ミニーって案外ナルシスト? (かっこういいポーズなミニーにジト目で呟く。監督。今の場面もう一回採り直しで!) うぅ…駄を取ってよう……駄目人間じゃないもん! ……それはミニーに言われたくないやい。私だって好きでやってないよう… (似た者同士の境遇。まあ向こうはある意味楽しんでるみたいだけど) [Wed 14 Oct 2009 23:04:08]
◆ミニー@試薬 > ( 光魔法「かっこいいポーズ」のまま固まり、赤くなったり青くなったり眉間にしわを寄せたり俯いたりひとしきり百面相した。 そろそろ効果も切れそうな感じだし、ちょっと冒険してみようかとか考える男装女子いや男子?男装男子。もんだいなし。 そもそも大雨の日の図書館にキメッキメのナンパをする時点でどうかしていた。 ある意味いつもどおりのミルドレッド・アスキスその人であった。 ) ( たっぷり10秒くらい謎のタイムラグの後、咳払い一つ、上着の襟を正してかっこうよく髪の毛を手で払う。 ) いまのなし。 ( そして胸を張ってこの凛々しい言葉。 ) うっさい。 だまれ。 この駄…だ、駄にん。 駄人間。 なんだその格好似合わない。 ( ※同類。 ) [Wed 14 Oct 2009 22:50:44]
◆ミーシャ@試薬 > (そんなに変わらなかったのは桃色の髪のホープも同じかもしれない。強いていえばちょっと背が高くなって声が気持ち低くなって後は付いてるか付いてないかの差ぐらいなのかも) え…えぇ!? (こういう声のかけられ方は初めてだったから驚いてしまう。これが噂のナンパっていうのかな――――) ――――駄じゃないもん!というか犬でもないよぅ………! (眉を下げてまずは反論。) ――――ミニー?どうしたのそんな格好? (男装とか首を傾げてる。自分も男の子の服着てること棚にあげたり呼んじゃいけない呼び方したり。咄嗟の反応は人間つい素がでてしまうものなんだね) [Wed 14 Oct 2009 22:41:35]
◆ミニー@試薬 > ( そんな素っ頓狂な台詞と共に現れるのは優男でもギャル男でもなんでもなく、どう見てもパンツルックにサングラスをかけて後ろ髪を纏めたミルドレッド・アスキス以外の何者で無く、尚且つ相手をちゃんと見ないで声をかけたらしく、あれ?みたいな顔をしているミルドレッド・アスキス13歳である。 薬を使っても大して見た目変わらなかったという罠。 むしろ11歳くらいの外見なんて女子の方が発育しているくらいである。 ) …駄犬? [Wed 14 Oct 2009 22:27:42]
お知らせ > ミニー@試薬さんが入室されました。 『 ヘェイか、かのっ(※噛んだ) 彼女、お茶しなーい? 』 [Wed 14 Oct 2009 22:24:29]
◆ミーシャ@試薬 > (止んでくれる気配のない外の雨に肩を落として仕方がないからもう一度本棚へと視線を戻す。これが自分の服なら………やっぱり自分のでも嫌だけど、リアさんから借りた服でこの雨の中を帰るのはもっと嫌だ。かといって馬車を使うようなお金のない私は少しでも雨が止んでくれる事を祈りつつこうして本を読むしかない) [Wed 14 Oct 2009 22:22:52]
◆ミーシャ@試薬 > (所狭しと本が並べられてる棚から視線を外して窓へと向けてみる。先程からどうやら外では強い雨が降り続けているらしい。今も変わらないその光景に私は溜め息を吐いた) これだけ酷いとな……… (眠ってしまっている間に天気が崩れてしまったみたい。もう遅くなってきたけどこれじゃ帰るに帰れないなと私は困り果てる) [Wed 14 Oct 2009 22:08:05]
◆ミーシャ@試薬 > (最近はなんだか男の子でいるのにもなんだか慣れてきたと思う。服もリアさんから借りられたし生活面で窮屈な思いをする事はなくなった。)(けどそろそろ戻りたいなとか内心で嘆きつつ私は本棚を眺めている。前までは背伸びしなきゃいけなかったけど、男の子になって少しだけ背が伸びたみたい。それが数少ないありがたいところ) [Wed 14 Oct 2009 21:52:53]
お知らせ > ミーシャ@試薬さんが入室されました。 『ふう』 [Wed 14 Oct 2009 21:47:36]
お知らせ > サジットさんが帰りました。 『( 甘いものは少しでいいと、心の底から思ってる。 )』 [Wed 7 Oct 2009 23:48:00]
お知らせ > シルヴィさんが帰りました。 『―――う、うぅー。(でも胸焼けた。)』 [Wed 7 Oct 2009 23:47:37]
◆シルヴィ > (もうぜんぜん止まらないのでハンカチで押さえつけて無理やり止めました。) ――ほう、理解できぬな。 邪魔なもの、目障りなものは排除すれば良かろう。 それができぬ決まりがあると言うのなら、その決まりごと打ち壊してしまえ。(欲しいものは奪い、喰らいたいものを喰らう。欲深き人の子よ、人の子であるならば己が欲望に従え。――偉ぶる魔王様は未だに鼻血が止まりませんが、さておき。) …ふむ、たのひみにひておほう。(つつぅー。ずずずずずー。 ふわふわのケーキが夢に出るほどお腹いっぱい食べられて、その日の魔王様はすこぶる上機嫌だったそうな。) [Wed 7 Oct 2009 23:45:59]
◆サジット > ( 今度は転ばないように、手をしっかりと握りしめてあげることにしよう。 鼻血が早く止まればいいな、と思って小さく笑った ) 出世か───こんな言葉がわが国にはあるのだ。 弟は兄に逆らってはいけぬ、とな。 ちなみに俺は四男だ。 ( 実力社会と言えど、難しい国柄だ。どうにか自分が父の名を受け継ぎたいと心の底から思ってるゆえか───握る手が少しだけ強くなってしまった。 ) ・・・今日は馳走を作らせるぞ。 ( シェフに美味しいケーキを作ってもらう。ふわふわのケーキをたくさんだ。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:41:33]
◆シルヴィ > 当然の事を言われても褒められた気にはならんな。(然し口振りとは逆に妙に誇らしげに鼻を鳴らす。そして今は鼻から赤い筋がつつーぅと。差し出された手を今度は素直に掴まって。) ――ひからがほひ、…ん、ずずずーっ。 我は呪うは専門外でな――力が欲しいか。なら得れば良い。腕力で捻じ伏せたければ鍛えろ。魔力で呪わば魔道を学べ。権力が欲しければ出世しろ。――我ですら時折、目を見張るほど刹那の煌きを見せるのが、貴様ら人間のほくひは…――っずずずーっ。…得意技だろう?(啜っても啜っても垂れ落ちてくる鼻血をハンカチで拭いつつ。――まあ、折角繋いだので手を引いてえすこーとする栄誉に預からせてやるとしよう。…転ぶのがやだからじゃないぞ。ほんとうだ。) [Wed 7 Oct 2009 23:35:42]
◆サジット > 流石魔王だな。名を名乗るだけあって帝王学が身に着いている。 ( 男は関心したように呟いた。自分にないものを吸収出来ることは凄く喜ばしいことだ ) 私は───力がほしい。誰にも屈指ぬ力が欲しいな───。 ( もっと、自分に力があればこのような地に逃げてこなくて済んだのだから。一寸顔が曇るが、しかし。友人が家に来てくれるとなれば嬉しそうに顔をほころばせた。 ) 魔は必要があれば学ぼう。私の兄達を呪い殺してくれるなら、それはそれで喜ばしいぞ。 ( 冗談、とも言えぬ口調で笑うんだ。同じく、揺れる巻き毛は立ち上がるのだ。 ) シルヴィルヴェント、貴君は少し足元を見るべきだな─── ( 次こそ噛みつかれない自身があった。手を伸ばして手助けをしようぞよ。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:24:07]
◆シルヴィ > 上に立つ、なあ…――(貞操を玩んで、だろうか。…おお、魔王すら身震いする邪悪さよ。貞操学はもういい。) ――ふん、上に立つ、と言う事は下を支配すると言うことだ。下につくものどもを裏切らせず従わせるのであれば、簡潔に言えば二通り。 力で従わせるか、情で従わせるか。――恐ろしい、金が欲しい、出世したい、…力につく者も居れば。――愛情、友情、…心にて自ら従う者も居る。 くく、どちらにせよ、己のために従うのだがな―― 貴様はどうだ? 金は余り薦めぬぞ、己より大金を積む相手には寝返られてしまうからな。(にたりと歪んだ笑みを浮かべ三度の流し目をちらりと見上げ。――ベッドにお菓子か。僅かに考えてから、ひょいと椅子を飛び降りる。) ――良かろう、招きに預かってやろうではないか。之も何かの縁と思えば酔狂も悪くあるまい。(お菓子とベッド与えておけば文句言わないから手はかからないと思うよ!) ――ふ、くっくっく。 そぉか、そぉか。 魔を学ぶか?我と同じく暗黒に塗れた覇道を歩むか?(ふるり、頭を振るえば金の巻き毛が揺れて――その合間から、にやついた目線。) …ひとでなきものの王を名乗るものを友と呼ぶか。度胸のよいことだ。 ――さて、ではサジット。貴様の家は何処だ。(案内せい、と偉そうに先を切って踏み出し――――) ―――んっぶべ…っ!(どれすの裾をふんづけて、顔面からすっころんだ。 ………。) [Wed 7 Oct 2009 23:16:19]
◆サジット > 魔王だけとは言わず、上に立つためなら必要ではないか?私はこうして図書館に勉強にきているしな。 この本にも書いてあるのだぞ? ( 男は大真面目な顔をして本を見せてみた。 だが、流石にその中身が貞操学だと思ってるとは知らぬ話─── ) 無論。言えば用意させよう。ベットも枕もふかふかだぞ。 ( 三食昼寝付きの贅沢三昧をお楽しみいただけるかと思います。 あんまり使用人が多くないのが難点だけどね! ) だが、私はこれから人の上に立つようになりたいと願うのだ。何でも理解を深めたいと思うのはダメなことなのだろうか───まぁいい。 互いに名を教えあったことだ。私のことはサジットと呼んでいただきたい。 友人としてこれからも仲良くしていただけないか。 ( まるで、小さいのは身体だけで 本当は偉い魔王なのか?と疑問に思った。でも一緒の金髪ふあふあヘアーは、同じ人間だと取れてしまう。難しいと頭を悩ませるだろう。 ) [Wed 7 Oct 2009 23:02:13]
◆シルヴィ > ま、魔王に必要…――?(くッ、言われてみれば確かにそういう爛れたふいんきは何だか魔王っぽい!) ――ま、まあな。当然だ、嘗て一つの世界を統べた我程の魔王となれば、その程度赤子の小指を捻るよりも容易いわ。何でも聞くが良い。(ふあはははとか見栄張って、ついでに大平原な小さな胸も張ってみた。) ――な、何故我の家が判ったッ!? …まあ良い、が…何、貴様の家だと。――貴様の家にはふかふかのベッドがあるのだろうな。甘い菓子があるのだろうな。(じゅるーり。微妙に涎とか啜りつつあっさりと釣られてみる魔王様。) ――人の身たる貴様には理解しえぬ事柄であるし、また理解する必要も無い。 …――ほう。 喩え人風情とはいえ、礼には礼を。 我は魔統べる玉座の王、シルヴィルヴェント。…今は唯の敗残の搾りかすではあるがな。(貴族、か―――何か金持ってそうだな、とか俗っぽい思考。) [Wed 7 Oct 2009 22:53:44]
◆サジット > うむ。魔王たる者必要な勉学だと思わないのか? ( 心持か少しだけ距離が開いた気がした。膝の上に本を置いてから相手の顔を見て少し首をかしげてみた。 ) 宿に泊まっているのか───ふぅむ。もし、よろしければ私の家に招かれないか?客間もたくさん空いてるし宿よりはマシだと思うぞ。 ( 大真面目に、客人を招待することにしよう。部屋は空いているし結構広い。きっと不自由はさせないと思うのだが ) ふむ。難しいことが多いな───私も後数十年たてば分かるよになるか。 ( 自分の若輩ぶりに少しだけ腹を立てつつ、自分のことを聞かれて そういえば話していなかったと思い出した。 ) ガンディア出身のサジット・アル・マジードと申す。一応貴族の流れになる。 [Wed 7 Oct 2009 22:46:36]
◆シルヴィ > …ならば良いがな。(微妙に納得いかない上に妙に居心地が悪いのはどうした訳だ。しかし何故か突っ込む気にもなれず椅子の上でもぞりもぞり。)――て、てい…?(てい…ていそうがく?…貞操学だとぅ!?こいつ、優男風の顔をして、変態か…ッ!しかも我に貞操を教えろだと…わ、我のこのあおいかじつをねらっているというのか!ヒィ、とか人間のおそろしさに身震いしてみた。物凄く失礼な誤解だが知ったことではない。――じわり、と心持距離を離しつつ。しかも家を聞かれた!) …ふ。 天高く見下ろす輝ける女神の涙落つる処とでも言っておこうか。(格好つけたつもりが陳腐すぎて格好悪い。月の雫ですかそうですか。) ――空気の違いではない、滅びと再生の手順に少し手違いがあってな…まあ、我の話は良い。(脳裏ちらつく憎き勇者どもの顔を追い散らしつつ、食われかけたトカゲは怯えたように主の襟首に雲隠れ。雄雄しい巨竜の面影など見るべくもない。) ――で、そう言う貴様は何なのだ。(ちらり、横目に視線を送る。…ただの変態だったらいちもくさんに逃げる。) [Wed 7 Oct 2009 22:35:47]
◆サジット > いや───なんでもないぞ。( 笑う、というより微笑んでしまうわけだ。しかし、人を見て微笑ましいと思うこともあるのだなと。自分に初めての心境に少しだけ驚いてしまった。 ) 成る程。魔王たるもの、帝王学はもう学び済みと言う事か───是非とも私にも教えて欲しい。お主はヴェイトスではどこに住んでいるのだ。 ( もし失礼でなければ家に招きたいと思っているのでした───魔王を招くのは宗教的にも不味くないわけだし。気にせずに気軽にさ? ) お主の故郷とこちらでは空気が違うのだろうか───色々なことが変わってしまうのだな。 地域で言葉も服も文化も違うからな───仕方ないのか。 ( ぼいんぼいんは聞き流す。聞き流すことにして、トカゲになってしまった巨竜を見やることにしよう。 ) [Wed 7 Oct 2009 22:26:08]
◆シルヴィ > ――うん?何が可笑しい。(矢張り人間は良く判らんな、と吐息漏らしつつ…―見た目で舐められてるとか気づきませんとも。) ――う、うん?…ふ。我は魔王だぞ、そのようなモノ今更読んで覚える迄も無い。(今更字が読めぬとか格好悪くて云えるか阿呆。差し出された書物を一瞥し、鼻でせせら笑うフリ。内心の冷や汗を隠しつつ。) ――否、もう数年には成るが誰ぞと言葉を交わす等余り無き故にな。 偶には人間と語るもまた酔狂で良…―――だからトカゲではないと言うのが判らぬのかこの脳足りずめ…ッ! ――こやつも最初からこのような弱弱しい姿形では無かったのだ。それはそれは雄雄しく誇り高き巨竜であったと言うのに―――…我もだいなまいつばでぃのばいんぼいんだったというのに。(聞いてねえ。そして言葉に不自由してたんじゃなかったんですか魔王様。) [Wed 7 Oct 2009 22:14:52]
◆サジット > ( ふんぞり返ったような素振りを見ると、少しだけ笑みが漏れた。たとえその存在が魔王であってもこの姿が少女であれば、そのような扱いをしてしまうのだ。 ) 人間かどうか分からぬが、これから私が生きるのに大事なことが書いてあるのだ。 ( 読んで見るか、と差し出した。魔王たるもの読めると思っているわけだ。嫌味なく差し出してみよう ) と、言う事はつい最近こちらに来たのか。私もつい最近ヴェイトスに来たのだが───トカゲが部下になるのか。お主の国は不思議だな?それとも血肉をトカゲにわけたのか。 ( 興味深そうに肩のトカゲを見ることにしよう ) [Wed 7 Oct 2009 22:06:41]
◆シルヴィ > ふむ…――この本か。(文句ひとつ無く隣に座る男へと会釈一つ無く。何故ならこの席は我のであるから、当然の事なのだ。極自然に椅子を占拠したまま、傍に置かれた書物へと手を伸ばす。――ぱらり、と捲り。…ふん、とそのままテーブルを滑らせ、男の手元へ。) …人間は詰まらぬものを読むな。(とか格好つけて言っては居るが実は字が読めないとか極秘事項。) ――ふん、此方の言葉にはまだ慣れなくてな。…まあ、部下と言うより、我の魂と血肉を別けた同胞のようなものだ。己が肉体の一部に、示しも示さぬもあるまい?(肩のトカゲを指先でちちち、とじゃらしながら不可思議げに首をかくり傾けて。) [Wed 7 Oct 2009 22:00:26]
◆サジット > ( 先に座られた椅子に少しだけイラっとしたが。目の前にある現状を受け止めよう。眉間に皺が増えるけど───むっさぁい顔をしながら、その隣にある椅子に座ることにした。 が、 ) 魔王でもなんでも良いのだが───その椅子の奥にある本を取ってくれぬだろうか。私はその本が読みたい。 ( にょっきりと生える角を確認すればまた眉間の皺が増えてきた。 世界には理解しがたいものがあるが、魔女ギルドがあるぐらいだ。いてもおかしくないだろう、と思うことにしよう。 ) 魔王が───汚い口を使うのも部下に示しがつかないのではないか。 先ほどの私の無礼も謝ろう。 ( 肩をすくめることにした。 ) [Wed 7 Oct 2009 21:54:26]
◆シルヴィ > (椅子へと向かう足取りに、とてててたッ、と駆けると先に椅子を占領。この椅子は我のモノだと所有権でも主張するように悠々と椅子の上、ふんぞり返って冷笑浮かべ。) ――くくッ、莫迦め。この我の頭に備えし、優美たる魔王の証が見えぬと言うか?(ふわふわ巻き毛の合間からにょきりと伸びる、左右一対の羊角。己が金糸を指先で玩びつつ、冷えた流し目をちらりとくれる。) ほう、では人間で言うきれいな表現では、何を喉に詰めれば良い。ハンカチか?花束か?(くつくつ、喉を鳴らして。) [Wed 7 Oct 2009 21:47:12]
◆サジット > ( 下を向きながら冷ややかな瞳を流すことにした。 司書さんの背中を見送ってから一息つくことにしよう。 ) ───狂気ではないが。幼子が魔王に心酔するのは良くない傾向だと思う。ヴェイトスの教育関連に私は少しだけ疑問に思うな。 ( この金髪ふわふわが人間ではない、といわれたらそれはそれで理解できるが───魔王魔王と口にする光景には眉を潜めてしまうのだ。 ) 自らの鼻を食うのは下世話な表現だな。貴様はもう少し綺麗な表現が出来ぬのか─── ( 座っていた場所に戻ろうと、椅子の場所に歩き出した。 ) [Wed 7 Oct 2009 21:39:39]
◆シルヴィ > (レェスのハンケチで口元拭いつついいや貴様のせいだとぎろり睨んだら、司書さんから底冷えのするような冷たい視線が降り注いだので背筋を震わせて首を振りました。いやいやもうケンカとかせぬぞ?騒いだりせぬぞ?) ……ふぅ。 ふん、狂気等と片腹痛い。我は魔王なるぞ、野蛮で矮小なる人間ふぜいが何を吐かす。――…だから食わぬわッ。そんなに奇矯なモノを食したくば己の鼻でも喰って喉に詰めて死ねッ。(大声出すと今度こそ司書さんに摘み出されそうなのでえへんと見下ろしがちに見上げながら鼻でせせら笑ってみた。意外に器用です。) [Wed 7 Oct 2009 21:32:29]
◆サジット > ( 千切れていないことを確認すれば、パンツのポケットより白いハンケチーフを取り出して慌てて拭いた。 ) 貴様は───狂気の申し子だァ!ここがヴェイトスであったことに感謝するが良い! ( こちらも非力ゆえ、言葉でしか応戦することしか出来ないのが恥ずかしい。 綺麗になった指先を見てため息を盛大に吐いた。 ハンケチーフはそっと元に戻そう。 )部下だかカブだかなんだか知らないが───非常食には変わりないだろうがァ! ( クワっと大人気ない青年が目に写ったことでしょう。 こってりと司書さんに注意されれば、ッチっと舌打ちをする貴族様がいました。 お前のせいだ、と睨みつけてやります。 ) [Wed 7 Oct 2009 21:25:41]
◆シルヴィ > むぐがー!(がぁじがぶがぶ。噛み付いたまま引き摺られる鼈みたいなイメージを想像してみると参考になるやもしれぬ。一方魔王様と言えば手に噛み付くなどお手の物なのである。しかし非力ゆえ、額を押しやられればずるりと指先が開放されるだろう――。涎塗れだが、まあ気にするな。) また無礼なことを言いおったな!この我の掛け替えのない部下をトカゲ呼ばわり等とは、万死に値するわ!(がちんがちんと歯を髪鳴らし、響き渡る雄叫び―――――。) ――――――…む、だから、その…こやつが無礼なことを言うからだな。…ま、まあ謝ってやらぬでも無いので出入禁止とか言うのは止めて置くが良い。(数分後、司書さんにこってり叱られる魔王様がいらっしゃいました。) [Wed 7 Oct 2009 21:19:45]
◆サジット > !!!! ( 出しだされた手を噛み付かれたのは人生初めての出来事だった。 むしろ、自国では噛み付くことはあっても噛み付かれることはないので カルチャーショックを受けたのだ。 ) ・・・ヴェイトスの幼子は噛み付いてくるのかァ! ( クワッっと。くわっと。 噛み付かれたままは痛いから、引き離そうとおでこに手を伸ばそうか ) トカゲは珍味なのだぞ!・・・肩に乗せてると言う事は非常食かァ!貴様の非常食だったのだなァ! ( 金髪のふわふわの怒り所がわからなく───思わず静かなる場所で叫んでしまいました。 ) [Wed 7 Oct 2009 21:11:51]
◆シルヴィ > 美味しそう!?美味しそうとか吐かしおったか貴様!?(仰向けに転がったままじたばたと両手足をばたつかせ、じわり涙目で表明する心よりの遺憾の意。それでも一瞬の隙に足元から逃げ出してきたトカゲを抱き寄せると安堵の吐息をつき――) …おお、無事かレスバーグ。大事無くて何より――否、気にするな。大儀であったぞ。(よしよしと労うように頭を撫でてやると半身を起こし、また肩へと乗せて…――と、目の前に差し出される男の手。 じぃ、と目線を向けて、) ――――がぁぶ。(力いっぱい噛み付いてやった。) [Wed 7 Oct 2009 21:04:37]
◆サジット > 美味そうなトカゲだな。 ( こんな所で珍味に会えるとは思わなかったと、無表情ながら感動していたわけだが─── ) 何奴!? ( トカゲの尻尾を踏んでいた足を離し振り返ってみるものの、脚に若干の衝撃を感じただけで何もなかった。 何もいなかった ) …あ、珍味 ( 捕まえていたトカゲを逃がしたことを思い出して足元を見ると、ふわふわした金色の塊が落ちていた。 ) む…。大丈夫か。 ( 自分が元凶だとは気づかずに、小さな塊に手を差し伸べることにしよう ) [Wed 7 Oct 2009 20:58:44]
◆シルヴィ > くっくっく、いいぞいいぞ。奴は今さぞかしむずがゆくて悶え苦しんでいる事だろう。(這い回るトカゲに身悶えする不埒モノを想像するだけで胸が高鳴るわ…!くつくつとひっそり笑いを漏らしていると、やおら立ち上がった男が袖を振り。 ぼたり。 あ、何か尻尾踏まれt) ――う、うわああーーん!れすばーーーーぐ!!(物陰から飛び出して全速力、全体重込めた渾身の体当たりを男の背中へ―――だだだ、ぼすぅーっ。 ぽうーん。 体重が軽過ぎたのと髪がふわふわ過ぎたのが原因であっさり跳ね返ってすっ転ぶ――。) [Wed 7 Oct 2009 20:54:01]
◆サジット > ( これから必要なことは帝王学だ、と父によく言われていた。人を従えるなんて命令すれば良いだけじゃないのか と思うもけど。そうじゃないと言われるから頭を悩ませる。丁度ほしいと思って頼もうと思って本がたまたま来た図書館にあったわけで─── 初めてきたのだけど、静かで何もなくここが気に入りそうになったけど─── ) むっ。 ( 本に集中してたせいか、異変に気づくのが一寸遅れたわけで。ワイシャツの裾がもぞもぞするもんだから本を置いて立ち上がった。 ) 虫か─── ( 腕を軽く振ったら足元に─── トカゲ ) ・・・蒸し焼き─── ( ゲテモノ系の食べ物も結構行けるタイプ。トカゲの尻尾を脚で踏みつけてトカゲをじっと見てやることにする。 ) [Wed 7 Oct 2009 20:46:19]
お知らせ > サジットさんが来ました。 [Wed 7 Oct 2009 20:46:11]
お知らせ > サジットさんが退室されました。 [Wed 7 Oct 2009 20:45:41]
◆シルヴィ > (此処はとてもお気に入りの空間だった。口煩い部下――と書いて保護者と読む――から逃げ出して、街中をぐるりと回った後はたいてい、この静かな場所でゆっくり腰を落ち着けているのが最近の自分流。煩わしさも無く椅子にまで座れて、おまけに無料とかこの世界には素晴らしい施設があったものだ。) ―――。(さて、その膝下まで届かんばかりのふわふわした金の癖毛が、傾いで揺れる。…何故、我の指定席に我が物顔で座っている何者かが居るのであろう。 指定席というかお気に入りスポットと言うか、魔王たるこの身に公共の施設という概念は全く以って皆無なのだ。) ―――よし。 行け、我が忠実なる部下よ…!(本棚からこっそりと覗き込んだ幼女の肩、ちょこんと止まったトカゲに命じれば、ちょろちょろと床を這って…――男の服の裾から、 ず る り 、と中へ。) さあ、我が怒りに触れた愚かさを呪うがいい…!(ちょろちょろちょろちょろこそばゆい。潜め声で何やら勝ち誇った笑い。) [Wed 7 Oct 2009 20:38:50]
◆サジット > ( 屋敷に一人でいると、暇で暇で仕方なくて───こんな日は夜会にでも行くべきなのだろうが 正直そんな気分にもなれなかった。 )ふむ─── ( 屋敷より圧倒的に本が多い図書館に暇つぶしのために来ていたわけだ。 )( 椅子に座り脚を組み、眉間に皺を寄せながら本を読む男が一人居た ) [Wed 7 Oct 2009 20:27:42]
お知らせ > シルヴィさんが入室されました。 [Wed 7 Oct 2009 20:24:44]
お知らせ > サジットさんが入室されました。 [Wed 7 Oct 2009 20:24:35]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『 静かに頁を捲る 』 [Sun 4 Oct 2009 23:03:23]
◆メルビル > ( もうしばらく時間をかけて行程を繰り返せば、遠からず新しい魔術が生まれるだろう。 一言で括れば「再生」に類する私の初のオリジナル術式。 コツを掴む為に今まで扱ってきた長編詠唱を再構築してみるのも良い。 詠唱の意味を数式のように理解できる今ならそれも可能だろう。 ) ( そう嬉しい話でもない。 この魔術に手を出し、一度人前で行使したが最後―――私は向こう十年この魔術から逃れられなくなるだろう。 その使い手として求められるだろうし、それを出来るのが自分だけならばそれをやるべきだとも思う。 私は面倒くさがりで天邪鬼だが、それくらいの人間性は持っているつもりだ。 なにより女として不自然な精神的欠陥を持つ私が、存在価値を他に持つ事が出来るのならそれはまぁ、良いんじゃないのか。 ) [Sun 4 Oct 2009 22:54:54]
◆メルビル > ( 奇跡という曖昧な言葉を借りず、ただ設計図を引くように魔術を構築する。 最初に触れて感銘を受けた魔術書がそういう内容だったのがきっかけだが、今もそのスタイルは継続されている。 宗教は好きじゃない。 整合性に欠けていて、突き詰めると結局どこかで必ず空想や憶測で語られて曖昧に暈されてしまう。 それがたまらなく嫌いだ。 理由というものは必ず存在するものだ。 道筋があり、経緯があり、結果があり、積み重なった結果が。 私はそれを暈されるのが嫌いだ。 まるで思考の放棄みたいで、そんな不毛な話を聞かされる時間が惜しいと思う。 発展し、創造するのなら絵空事をいつまでも絵空事のまま崇めていてはいけない。 ) [Sun 4 Oct 2009 22:39:20]
◆メルビル > ( 自宅の書斎なりギルドなりに戻っても良かったのだが、用いる本は自宅にもギルドにも無いような無軌道なチョイスをしたかった。 絵画を参考にした絵画は模倣であり、小説を参考にした小説は盗用。 白魔術を参考にした白魔術は、結局広がりを見せずただ既存の範疇での応用にしか成り得ないという話。 書を捨てて町へ出ようとはよく言ったものだ。 ) ( 気紛れに選んだオペラの台本と、パプテス教の聖典を読み解く。 どうして物語はそういう展開に描かれたのか、この章における奇跡という単語は何を意図して用いられたのか。 内容ではなく、構造と人の意図を解読していく。 ) [Sun 4 Oct 2009 22:28:04]
◆メルビル > ( 数学、解剖学、詩編、犯罪心理学、錬金術基礎。 積み上げられた本に直接的な意味は無く、ただ目的の計算式を組み立てる為の素材―――いや、素材ですらないか。 素材は既に頭の中に揃っている。 知識は素材、頭脳は歯車、ではインスピレーションは潤滑油だ。 という事は図書館は工房といった所か。 そんな事を考えながら数冊の本を同時に机の上に開き、撫でる程度に文面を眼で追う。 欲しい単語や言い回しを見つけるたびに手元のメモに無軌道な綴りが追加され、既に一枚の紙が埋まりかけている。 傍から見てもそのメモに描かれた無秩序な羅列は、ただのラクガキにしか見えないだろう。 勿論、これ単品で何か用を成すものでもなし、ラクガキといっても差支えは無い。 これは限りのある私の記憶媒体の補助だ。 ) [Sun 4 Oct 2009 22:13:33]
お知らせ > メルビルさんが来ました。 『 頭の体操 』 [Sun 4 Oct 2009 22:06:58]
お知らせ > デュラハンさんが退室されました。 『数分後タイトルの違う本を同じくらい抱えて戻って来た。』 [Mon 28 Sep 2009 22:21:41]
◆デュラハン > (ただ、かつての門の創造者であるヴァイオレートやクロウァーテと違い自身や部下だけの力では門を機能させる為に必要なエネルギーを確保できるとは思えず。その為に代替的なエネルギーを用意する術を求めて普段ならば訪れる理由の無いこの場所に足を運ぶ事になったのだが、目に付いた魔法に関する本を手当たり次第手に取って目を通した所で目的の情報が即座に手に入るはずも無く)やはりもう少し当たりを付けて探さないと埒が明かなさそうですね。(そんな言葉を溜息混じりに呟けば、眼前に積まれた本を抱え席を立ち) [Mon 28 Sep 2009 22:21:21]
◆デュラハン > (男の頭の中にあるのは魔界に棲む主からの命令である「魔界への帰還」の事。命令を与えられた当初は何をどうするべきか全く考えも及ばなかったのだが、自身なりに幾らか考えた結果かつてこのヴェイトスで起こり後に赤の暴走と呼ばれることとなった同族達のヴェイトス侵攻の際に創られ己も通った「門」を自身の手で創るのが最良の手段であろうという考えに到って。) [Mon 28 Sep 2009 22:14:27]
◆デュラハン > (司書の足音と紙を捲る音が時折聞こえる図書館の中。他に比べてあまり利用者の居ない閲覧席のひとつに山積みにした本を片っ端から手にし黙々と読み進めているホワイティアと思しき黒い色のスーツを纏った男が一人居て。)コレもハズレみたいですね。(男はそんな言葉を溢せば、手にした最後の一冊を静かに閉じソレを山積みにした本の上に置けば何かを考えている様な表情を浮かべる。)(と言っても、その顔には普段つけている仮面の代わりに大仰にも見える包帯が巻かれているので、傍目から見ればその表情を伺う事は難しいかもしれないのだが。) [Mon 28 Sep 2009 22:08:27]
お知らせ > デュラハンさんが来ました。 『閲覧席の片隅』 [Mon 28 Sep 2009 22:02:21]
お知らせ > 氷桜@試薬さんが帰りました。 『(何故か買い物の際値引きしてくれるのだ)』 [Thu 24 Sep 2009 00:07:39]
◆氷桜@試薬 > (そういえば、この体になってから見つけた利点が一つだけあった) [Thu 24 Sep 2009 00:06:51]
◆氷桜@試薬 > (王女が命を捨てた魔法を使い、国を守護する精霊として蘇った行までまで読み進めると一旦本を置き、大きく伸びをする。 しかし元の姿とあんまり差のない上半身では特に何か起きるはずもなく、浮かんできた欠伸をかみ殺し、うっすらと目元に塩分を含んだ水分が滴を作る程度のこと。 寧ろ線が細くなっているので、以前のほうがボリュームがあったかもしれないとか何の話だ) 何か飲み物が欲しいな・・・・中で飲むわけにもいかんし、外で何か探してみるかな (珈琲スタンドでもあればありがたいが、この近くにあっただろうか) [Thu 24 Sep 2009 00:01:45]
◆氷桜@試薬 > (職人仲間で図書館を利用するような知り合いはおらず、また店の客に多い貴族連中は、余程暇でもない限り態々自分の足で本を探しに来たりはしないだろう。 他の知り合いは・・・・普段の生活に追われていることを願うより他はない) まあ、まじまじと見られねば気づかれまい (希望観でしかないが、流石にそこまでは推し量れないのが悲しいところ。 気にしたって仕方がないことではあるし、今は大人しく本を読むとしよう。 ちなみに、今読んでいるのは鳶の王国という国を中心に魔道の力を秘めたキーピックを巡って起きる戦乱を描いた空想小説。 どうしてこうなった、と叫びながら踊り狂うふぐり口の男が見えた気がしたが気のせいである) [Wed 23 Sep 2009 23:51:10]
◆氷桜@試薬 > (+10にするとINTに20の補正が入りますとかなんの話でしょうね。 流石にこの図書館にも1ページ写本する度に魔道師一人の命が必要な魔道書は置いてないでしょう・・・・ないですよね?) ふむ、ここに来たのは正解だったかもな (ぱたん。と音を立てて本を閉じ、そんなことを呟く。 普段色んな人間から似合わない似合わないと言われている眼鏡も、この姿だと違和感なく感じるのだから不思議なもの。 長い髪も後頭部でまとめれば、元の無造作ヘアーの気だるげな男には見えないだろう。 もっとも、服装がいつもと同じくたびれたコートに礼服、気だるげな態度は変わるはずもないのだが) [Wed 23 Sep 2009 23:41:38]
お知らせ > 氷桜@試薬さんが来ました。 『(E.眼鏡)』 [Wed 23 Sep 2009 23:35:00]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『( 本棚の森の中を散策してこよう )』 [Wed 23 Sep 2009 20:39:44]
◆シュクレ > ( 描き散らかした紙、がさがさと両手で集めよう。 デザイン決定がどうのとか以前に、久々に三人で会えるのが楽しみ。あぁ、オリヴィアさんちならまたメイドさんが御菓子とかお茶とか用意してくれるのかなァ? それも楽しみだ。 ) トリアエズ――― … ( いつ頃あえるンだろうな、とわくわくしながら。何か、本でも借りて帰ろうかと席を立ち ) [Wed 23 Sep 2009 20:38:39]
◆シュクレ > ンー…、 ( アリスちゃんトコの技術と時計と、組み合わせたら色々楽しそうだなって。 もやもやと、想像が広がる。 )( まぁ、まだどのデザインになるかはわからないけどネ。 ワーカホリックというより、お仕事は好きじゃないけど時計は好きなんだッていう。 ) …、 ( 光の機構をどうするか、ッて考え始めてから手が止まったまンまだ。 ふくぁ、とあくび ) [Wed 23 Sep 2009 20:25:34]
◆シュクレ > 月のトコ全部を夜の間ダケ淡く光らせるトカは――…、 ( 素材を工夫すれば出来るかもだが。その日の月齢に合わせてそこだけを光らせるとなると、 )( 一定時間毎に火を点すような仕掛けは、まぁ出来ないコトもないかもしれないケド。時計の中でするには危険すぎるし、となると ) アリスちゃんちの得意分野じゃないかナーァ… ( こーゆーの。 ) [Wed 23 Sep 2009 20:14:10]
◆シュクレ > ( こないだオリヴィアさんに見せた機構をベェスに、リシェルちゃんのデザイン画を眺めながらそれぞれの機構を考えていたトコロ。 ) ( ッていっても真面目に設計してるンじゃなく、ざかざかと思いつくままに書き散らしてるカンジ。 ちゃんとした図案は、デザインが決定してから書き起こすコトにするとして、 ) 光らせルー…… かー ァ。 ( うーム。 )( ちょっと眉が寄って、手が止まる ) [Wed 23 Sep 2009 20:02:03]
◆シュクレ > ( 秋分の日。 昼過ぎまでは雨が酷くッて、ボカァ濡れて溶けるのがイヤでとてもじゃないけど外出できませんでした。 豪雨の中歩くとか無理だよコワイもん。 まぁ、休日でも大抵ボカァ研究室でうだうだしているけど。返却しなきゃいけない本があったついで、机の上に色々と紙束を広げて ) ンー…… ( 背もたれに寄り掛かり、ペンで頬をぐに、とつついた ) [Wed 23 Sep 2009 19:52:20]
◆シュクレ > ( グレゴリオ暦:23,Sep,1606 )( トキノミヤコ暦日:23,長月,1606 フォーウン式太陰太陽暦:5,仲秋(8),1606 アララマ暦:4,Shawwal(10),1015 ラエ暦:6,Tishri(1),5367 ダライマ暦:5,室宿月(8),1733 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Wed 23 Sep 2009 19:43:28]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『ンー、 と、 』 [Wed 23 Sep 2009 19:38:10]
お知らせ > ヴァリス@試薬さんが帰りました。 『( その日、自警団にワンピ姿の中年が一晩吐き続けながら、世話になった )』 [Wed 23 Sep 2009 00:58:58]
◆ヴァリス@試薬 > ( それは一種異様な光景であった。図書館内部を振り返った警備員は首を傾げ――あんな奴いたっけ――。周りの客は笑いながら距離をとる。男に弁明されてる年若い司書は半泣きで「ごめんなさい許してくださいあっち行って下さい!」とマジギレモード。 ) わかった! 出てく! すぐ出て行きますから! ていうか、あのね! 薬の作用なの! お仕事なの! てかマジ引きすぎだろー! 薬の仕事で薬を飲んだだけなのに! ああもうなんでこうなるのさ! ( と、大慌ててカウンターに本を重ねて「すみません! って本気で引くなぁあ! 傷つく!」と必死な顔で謝った後図書館から逃げるように飛び出して――、 ) おぅ ( 警備員に両側から拘束された。「はい、ちょっと自警団いきましょうねー」。ずるずるずるずる・・・・ ) あの、これ、ファッションだから、とかそういう・・・・わけじゃないですからね? 薬の実験ですからね? ( 「無いねー」。ていうか。もうちょっと歯に絹着せようよ、僕。 ) ああん。ひどい! 僕が何をした! 変態行為をだ! わーお。自分で自分に引く! めっちゃ引く! 誰か助けてHELP ME! ( うわぁーん、と半泣きのワンピ姿の中年男は途中――「ぉぇ」と吐いた。たぶん、必死になりすぎて薬の副作用があんま面白くなかったから、誰かがきっと追加したに違いない(意味がわからない)。そして、 ) [Wed 23 Sep 2009 00:57:55]
◆ヴァリス@試薬 > お。おおー。 いや、ごめん、ちょっと待って ( と、薬を飲みだした青年に注意した司書に手のひらを突き出して言う。 ) いや、ちょっとごめんどっか行って下さい。じゃなくて、あれ? おおう。 おおおおおおおおおおう!? うわ、なんか中年になっていき――いや、まて通報しないで! ていうかちょっとまてぇい! 出て行くから出て行きますから! ( だから待て! と叫んだ声はやや野太い。言葉が乱暴なのは――わからない。わからない、というよりは。隠し事が出来ないというか。 ) わかった! ちょっと待て! 待てって言うに! 今向こうで着替えるからちょっと待てっててててててえええええええええええええええい! わかった! 気色悪いのはわかったから半泣きで逃げるなぁあ! ( 見れば。中年にさしあたり添うな30半ばの男がワンピ姿で本音トーク全開であった。 ) [Wed 23 Sep 2009 00:49:16]
◆ヴァリス@試薬 > これは 補導される前に もう一個の薬を飲むべし! ( 飲むべし! と、なんか言ってから薬をもう一個口に放り込んだ。もらったニ個目の薬。次はどうなるかなぁー、とちょっと楽しみでさえある。 本などそっちのけで薬を飲んでみた。 ぼん 【判定】 ) [Wed 23 Sep 2009 00:45:38]
◆ヴァリス@試薬 > ―――でも、そんな事を考えても仕方が無いし。そもそも、悪魔とかに頭下げたりするのもなんだかなぁ・・・・ ( と、考えていた瞬間。ぼん、と爆発した。 ) え? おあ? おお? ( と、ぱふぱふと『ワンピース』を叩いた『青年』が驚いたように自らを見下ろしていた。おおう。 ) 図書館に ワンピース姿の 変態が現れた! ( なぜは俳句調で言ってみた。驚いたー、なんて呟いた。突然戻るもんだから。 ) [Wed 23 Sep 2009 00:39:00]
◆ヴァリス@試薬 > まずは、不老不死の薬。千人などが持っているとされているティアンの伝説。泉とか。これは俗説伝説伝承物語含めて色々ありすぎるんだよなぁ・・・・ ( 薬は期待できないとして、精霊の泉とかはどうだろう。あそこも精霊がいるなら何か情報が得られそうだけど。 ぱらり、とページを捲る。 ) ネクターとか。エリクサーとか。色々あるけど――・・・・。難しそう。というよりも、そんな植物などがある事は報告されていないし・・・・。 ( あるとすれば ) やっぱり。龍や悪魔、神様、天使や神族の血や心臓、または願うことで得られる、か。 ( 一番簡単な方法は、と思えばやはり、悪魔に願うことではないだろうか。天使は叶えてくれなさそうだが、悪魔は取引次第で叶えてくれそうだ )( ここで、【副作用判定】 ) [Wed 23 Sep 2009 00:33:43]
◆ヴァリス@試薬 > ( 不老不死、と。 ) あったあった。えーと、不老不死に関する俗説書。他に何か無いかなー・・・ ( と、何冊か本棚から抜き出しつつ、のんびり歩く。あまり意味が無いわけではないけど、色々と情報ぐらい知っておくと面白いのかもしれない。 ) 不老 不老 不老 林〜・・・・・は、育毛剤 ( こんなもんかなぁ、と本をいくつか抱えて閲覧テーブルへと向けて戻っていく。女の姿だと腕が辛いなぁ、と一人呟いた ) [Wed 23 Sep 2009 00:25:48]
お知らせ > ヴァリス@試薬さんが入室されました。 『ふーふーふー、』 [Wed 23 Sep 2009 00:23:10]
お知らせ > 白夜さんが帰りました。 『( ――数分後。 見回りの司書さまに発見されたそうです。 )』 [Sun 20 Sep 2009 21:18:34]
◆白夜 > 『けんさく』 を、はじめよぅ なの …! ( ぐッ、と気合入れた白夜。 ) 『きぃわぁど』 は、 『きみかげおねぇちゃん』 ――― … ふぇ ッ … !? ( 初っ端から 、 ) ……びゃくや。 『けんさくきぃわぁど』 すくなすぎ、なの。 『きみかげおねぇちゃん』 だけじゃ、 『しまのほんだな』 からけんさく、できないの。 ( 島の本棚ッて何ですか。 如何やら兎ッ子。”相棒さん”不在な状態では満足のいく検索は出来なかったようです。と、云うより寧ろ… 此の兎ッ子にそのような『検索機能』は最初から備わっておりません。 その現実目の当たりにした白夜は、 ) …… びゃくや。 つやこおねぇちゃんのおやく、たてなかった の。 で、 でもでもぅ! おねぇちゃん、しんぱいさせたら めッ、 だから。ちゃんとのこしてきたの。 おつくえのうえ、ちゃんとのこしてきたの。 『ゆいごんじょー』 ( 遺言状 !? ) としょかん、いってきますなの。 ッて、のこしてきたの。だから、だいじょーぶ なのぅ。 ( それは普通、書き置き とか云いませんか。 ……さて。 白夜は、と云えば。そろそろオネムの時間のようで。本棚の間。床の上に横たわり、丸くなっております。如何やら、此処で眠る気満々な模様。 本を探しにいらした方が目撃されたら、吃驚されてしまうやも知れません。 ) [Sun 20 Sep 2009 20:44:22]
◆白夜 > びゃくやね、おもったの。かんがえたの。 つやこおねぇちゃん、さいきん 『ふえぇぇ』 ッてなっちゃってるの。 きみかげおねぇちゃん、さいきん、いないいないなの… かんけーあるのかも、ッて。 びゃくや、かんがえたの。 だからね、びゃくやが きみかげおねぇちゃんとこまで、おでむかえ、するの ッ。 ( 本棚に囲まれて。本棚の間を てけてけ 彷徨いながら、兎ッ子は呟きます。… が、 『お出迎えするの。』 は、良いのですが。出来るのですか、寧ろ彼女の居場所存じ上げているのですか。 と …! 影は、届くことなき切実なる突っ込みを。 ――さておき、 )( 本棚の間で ぴた、 と歩み留めた白夜は ) びゃくやのしりたい 『こーもく』 は、『きみかげおねぇちゃんのいばしょ』 なの。 ( 何やら、怪しげな電波を感知し始めたようです。 ) [Sun 20 Sep 2009 20:26:58]
お知らせ > 白夜さんが来ました。 『( うさみみ、ゆらゆらとさせながら … )』 [Sun 20 Sep 2009 20:18:08]
お知らせ > ミニー@試薬さんが帰りました。 『 カレー曜日だし。 』 [Fri 18 Sep 2009 00:24:29]
◆ミニー@試薬 > 治るのこれ…治るのこれ!? ( 洒落んならん! 何だか分からないが股間に異物を抱え、身体のあちこちに漠然とした違和感。 これの何処がどう楽しいというのだ。 ※変化が出るほど胸とかない。 ) びょ、びょういん? いやいやいや、も、ちょっと、様子、みよう、そうしよう。 だって今日カレー曜日だし。 ( ミニー は こんらんしている! ) ( アホみたいな声を上げて挙動不審な子供の姿にいい加減視線が集まってきた。 司書が近付いてくるのは時間の問題かもしれない。 急いで荷物をまとめ、本を書架に戻す手間も惜しんで駆け出す。 とりあえず。 とりあえずギルドに帰ろう。 そんでちゃんと色々調べよう。 だって、ほら、 ) [Fri 18 Sep 2009 00:23:07]
◆ミニー@試薬 > ( 何があったのか? ) ( さっきもうヒント出てたぞ。 ) ―――――あああああ。 ( 「あなた、今の生活に退屈してますね?スリルを求めていますね?不思議体験を望んでますね?」 ) おあああああああああああああ…! ( 「新しい世界を体験してみるのも、楽しいと思いません?」 ) ほわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ…!! ( 言葉にならない何かだ。 ) [Fri 18 Sep 2009 00:17:19]
◆ミニー@試薬 > ( 青褪めた顔で辺りを見渡し、机の上の本もそのままに書架の奥の奥の方、ひと気の無さそうな方に一旦逃げ込む。 逃げる? 何から? わけのわからない現状から。 ぶわぁっと噴き出す嫌な汗を拭い、誰も近くに居ないのを再三確認してから――――スカートをたくし上げてみた。 ) …えっ えっ、えっ、なにゃ、に、これっ。 ( 泣きそうだ。 というかもう半分泣いている。 寝ている内に何があったのか。 ぱんつをこんもり盛りあがらせる異物を弄ってみると、なんか変な感触が中にまである。 しこりのある部分をあんまり触ると痛い。 病気? 頭が混乱している。 何があったのか――――こんなの、知らない。 ) [Fri 18 Sep 2009 00:08:38]
◆ミニー@試薬 > ―――――――――…おなかすいた。 ( 読みかけの本は脇に避けて積んである。 二冊くらい読み終えて一旦休むつもりで寝てたんだったか。 あとはまた後日でいいか、なんてぼんやり考えながらわしわし頭をかき、やっぱりあれこれ不快感があるのに気付く。 スカートが短い気がする。 靴がちょっと小さい気がする。 やっぱりコートの肩幅が微妙にあってない気がする。 …ぱんつからなんかはみ出てる気がする? ??? ) …なんだこれ。 ( 暗い図書館だというのをいい事に、行儀悪くスカートの中の異物を捕まえて引っ張ってみた。 なんかこう、なんかはいってる。 ) … …… ………? …!? なん くっ付いて きもっ あれっ? ( なんだこれ。 さぁっと血の気が引く。 え? コブ? イボ? え、なにこれ。 ) [Thu 17 Sep 2009 23:59:05]
◆ミニー@試薬 > ( なんかくるしい。 あっちこっち窮屈な感じがするし、むずむずする。 寝る前に飴玉と一緒に飲んだ変な薬のせいだろうか? そんな事を考えながらもぞもぞと襟を緩める。 顔が痛い。 そっか、図書館。 本読みながら寝ちゃって、机で突っ伏してるのだ。 いま何時だろう? 結構寝ちゃった気もするし、そろそろギルド帰んなきゃ。 ) ―――――うぃえ。 ( などと変な声を出して顔を起こし、机の上の巨大な涎の水たまりを袖で拭った。 しばしぼんやり。 なんかやっぱきゅうくつ。 サイズの合わないコートを着てるみたいな。 ) ……んぅ。 ? ( まだ寝惚けている。 ) [Thu 17 Sep 2009 23:51:48]
お知らせ > ミニー@試薬さんが入室されました。 『 即座に判定。 』 [Thu 17 Sep 2009 23:39:50]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 [Wed 16 Sep 2009 03:32:33]
◆ミーシャ > (この日私は自慰を覚えた) [Wed 16 Sep 2009 03:32:16]
◆ミーシャ > (呼吸が乱れたまま家に帰り、そこでようやく服装が乱れてたのに気付く。この辺りの治安は決してよくはない。こんな格好をして襲われることのなかった幸運に感謝しつつベッドに入る。眠ろう。疲れた。) ――――― (けれど寝付けなかった。ホープの私がだ。中途半端な所で終わってしまったから下腹部の熱はいつまでたっても止まず、疼きが止まらない。)(そっとその疼くところへ指を伸ばす。) [Wed 16 Sep 2009 03:31:31]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 …次はちゃんと、なんてことを思うのだ。 』 [Wed 16 Sep 2009 03:21:58]
◆フラン > ( ! ミーシャ…。 ) ( この娘の方から寄せられる舌の動き。そのいじらしいほど小さな動きに、私はあわせるように絡めた。こうして一見リードしているように見えるけれど、私の顔も凄く真っ赤で、人としての命を得た心臓はこれ以上にないぐらい強く鼓動を打っていた。…けれど、私達の密かな戯言はお終いで。 ) あ………。 ( 慌てたように荷物をまとめ、立ち上がるのを私は引き止めることが出来なかった。私は頬を赤く染め、唇を汚したまま惚けたような表情でそれを見送るのだ。 …唇を離してから、私は少しだけ罪悪感に苛まれる。私の勝手で行き成り唇を奪い、血を啜り、そして私の勝手でそれを中断してしまう。…これでは、この娘にあまりに失礼じゃないか。だから…。 ) [Wed 16 Sep 2009 03:21:18]
◆ミーシャ > (私は受け入れてしまっている。約束のことだとか吸血鬼化への危険だなんて考えは浮かんですらこなかった。ただ熱の赴くままに彼女の吸血を受け入れ一つになる感覚を望んだ。) ふぁ……ん……… (足りない。物足りない。そして私はその物足りなさを埋める為に自分から彼女の舌に絡ませる。それはたどたどしく幼いやり方。けれども間違いなく鉄の味のする大人のキス。)(服のボタンを一つ、二つと外される。私の胸の高鳴りは最高潮に達して今にも破裂しそうだ。)(だったのに――――)(我に帰ったのは離されてから。そして他の人が傍に来てようやく冷静な視点で自分がやった事を理解出来る) わた、帰ります!今日はごめな、ごめんなさい。 (少し上手く喋れなかった。ただ慌てて机の上の本を抱えて、外れたボタンもそのままに立ち上がり本を返しに行こうとする。) [Wed 16 Sep 2009 03:16:24]
◆フラン > ( ああ。と、私は思う。最初に唇を奪い、彼女の命を啜った時よりも反応が凄く穏やかで。私は自分が受け入れられている事を至福に思い、渇きを満たすその熱に溺れた。ミーシャが吸血鬼になってしまう恐れを気にするより、こうして一つに交わることの方が重要に思えて。 ) …… っ ん、 ふ ――… ( 鉄の味をゆっくりとかき混ぜるように、舌を絡めていく。フランベルジュの身体がよりミーシャの身体に寄せられて、お互いの熱を感じられるかのように。 ) ( 小説の中でレイナはこのあと、どうされたのだったか。 …それが脳裏に過ぎると、私の手は自然のこの娘の服の留める部分に触れていた。こんなところで私は何をしようとしているのか。一つ、二つとそれを外したところで。 ) ――――。 ( 不意にフランベルジュは唇と身体を離し、ちらりと横を見た。本棚の向こうにいる男が本を持ってこちらにやってきたのだ。幸い、私達のじゃれ合いには気付かなかったみたいだけど。 ) [Wed 16 Sep 2009 02:57:46]
◆ミーシャ > 小説なんかは前情報なしで見るの好きなんですよ。 (そういう読み方をしてると外れを引く事も多い。けど当たりの面白い作品を引いた時がまた楽しい。賢い読み方はフランさんが言った通りなんだろうけども。) けどわざと恥ずかしがらせるのは止めて下さい。 (頬赤くしながらも口を尖らせる。) ―――………ん……… (胸がバクバクいってる。肩を掴まれた私は一瞬ドキッとして、そして舌を絡ませられるとまるでさっき読んだばかりの展開のようで体がとても熱くなったような気がした。)(けど――――足りない。少し物足りない。) (誰かに見られているんじゃないかという恐怖がより一層に官能を刺激する)(そして舌に牙を差し込まれる感覚が来た時に私はこう思ってしまった。)(私はこうされる事を何処かで望んでたんじゃないの?) (だからそれを拒絶する事はなく受け入れてしまう。) [Wed 16 Sep 2009 02:49:26]
お知らせ > フランさんが入室されました。 [Wed 16 Sep 2009 02:41:26]
◆フラン > 次からは中身をざっと見るのもいいかもね。でも、内容なんて確認せずに手にとってみるのもそれはそれで面白いかも。 ( 驚きだし、刺激にもなるし。 ) そうやって恥ずかしがってる貴女は好きだけど、ね。 ( からかってしまうのもその辺が原因だろう。そういう自分も結構からかわれる事が多いのだが。 ) ――――。 ( 結ばれる唇。その久しぶりの感触に、私は身を僅かに震えさせた。すぐに離れるつもりだったけど…。 ) ……ん。 ( 本をぱたんと閉じて、両手でミーシャの肩を優しく掴むとゆっくりと舌を絡める。いつもは人気の無い場所だけど、ここはそうじゃない。本棚の一つ向こう側で人の気配がするけれど、それでもフランは唇を離さなかった。 ) ( …やがて、フランベルジュの牙がミーシャの舌に触れる。だが、すぐには傷つけず、拒絶するかどうかを見極めようとする。そして拒絶しなければ―― 優しくその舌に牙を埋めようとするだろう。 ) [Wed 16 Sep 2009 02:28:31]
◆ミーシャ > 騙されました………いや面白かったですけど騙されました。 (ちゃんと話の筋はしっかりしてるしエロシーン含めて続きが気になる展開だしエロシーン含めて描写が細かく丁寧な作品だ。だから別にそっちに興味があって最後まで読んだわけじゃないの!ないんだから!) そ、そういうものなの?けどやっぱり恥ずかしいよう。 (狭い世界で育ったから常識がたまに少しズレてるし騙されやすい。計算付くの嘘は吐けるけれど思わぬ所のアドリブには弱いの。) 真面目にやらせないで欲しかった… (ふぇーんと涙目。それなのにしっかり読むのは素直というより間抜けなのかもしれない) ――――……… !? (それは唐突で。彼女が笑顔の次に何をしたのか一瞬わからなかった。理解した途端に恥ずかしさとそれとは別の感情で真っ赤になる。それを拒否する事はない。けど自分からそれ以上何かをすることもまたないだろう。) [Wed 16 Sep 2009 02:20:27]
◆フラン > まあ、タイトルからは内容が判らない本ってよくあるからね。 ( そう言いつつも、フランはくつくつと笑っている。最後までちゃんと読んだのね、ミーシャ…! ) あら、でも皆いつかは通る道よ?だからそんなに恥ずかしがらなくてもいいのだから。 ( とはいっても恥ずかしいだろう。私だって恥ずかしい。それと、この娘はやっぱり嘘を吐くのが下手だなあなんて改めておもった。 ) フランさんはいつだって大真面目です。 ( 大真面目らしい。 そうして読み上げられる本の内容。ああ、やっぱり口付けのシーンなんだ―― なんて、自分が開いたページのくせに思うのだ。 ) ――――。 ( 問いかけと、許しを求める瞳に私は一つ笑顔を見せると。 …そのまま顔を近づけ、唇を奪おうとした。本当に唐突だけど、大丈夫。今は多分誰も見てないし、興味があるなら教えてあげるべきだ。 ) [Wed 16 Sep 2009 02:03:04]
◆ミーシャ > (ミーシャは素直な性格である。だから言われたことはちゃんとやるし教えられる時は真摯にそれを受け止める。赤くなるのは恥ずかしさ半分の嬉しさ半分。やっぱり撫でられるの好きだもの。子供っぽいけど。) 知らなかったんですからね私。わかってると思いますけどただ何となく手に取っただけですよ。 (ほら吸血鬼ものだからとか言い訳のバーゲンセールだけれど、それは結局最後までじっくり読みきった理由にはなってない。) や、興味というよりちょっと気になっただけっていうかただ気まぐれに最後まで読んだというかやっぱり深い意味はないですよ? (目が泳いでる。お父さんお母さんごめんなさい。ミーシャは嘘を吐いてしまう悪い子です。) え゛? (続く言葉は予想外。) それはひょっとしてギャグで……じゃないですね。 (朗読。恥ずかしさは一人でこっそり読んでた時の比じゃない。) れ、『レイナはそっとベッドに横たわり彼に囁いた。本当にするのと。彼はその無駄口を塞ぐ為の強引な口付けをすると、し、舌を深く差し込み』――――つ、続きホントに私読むんですかこれ? (熱を計ったら病気の疑いを持つべきぐらい真っ赤になった顔。端から見れば仲の良い姉妹のようで微笑ましいがこの続きはめくるめくベッドシーンの朗読だ。もうそろそろ許してと瞳で訴える。) [Wed 16 Sep 2009 01:53:43]
◆フラン > ( 元々聞き分けの良い子だったけれど、やっぱりこういう風に自分が言った事を守ってくれるのが凄くうれしい。ちゃんと教えてあげなきゃっていう気にもなるし。 ああ、この娘ったら撫でられて赤くなってる。指先に触れる髪の感触を楽しみながら、やがてゆっくり手を離して。 ) ん。ま、まあ…一応ね。 …興味で。 ( 私の方はミーシャと違って、予め友人から本の内容を聞かされて借りたので、本を手にした理由が不純だが。 ) …………。 ( 素直な感想と慌てる様子に思わず吹き出して、声を抑えて笑う。 ) ふふふ、ミーシャったら。でも、そういうのにも興味があるのね? ( その小説を手に取ると、ぱらぱらと捲る。ええと確か…このページぐらいだったか。 …あった。ミーシャが言う、生々しい描写の。 そのまま身を屈めて、まるで絵本でも一緒に読むみたいに。 ) ほら、この辺かしら? 読んで聞かせてみて? ( ああ、私ったらなんて意地悪なんでしょう。 ) [Wed 16 Sep 2009 01:26:24]
◆ミーシャ > はい。言う通りにちゃんと少しずつ頑張ってます。 (外国語なんかは少し苦手。だから言われた通りに無理しない範囲で頑張るようにしている。)(う、うぅ。撫でられて嬉しい。嬉しいのは事実なんだけどそれって少し子供っぽいよね。そんな自分に小さな恥ずかしさを覚えながらもやっぱり嬉しいから微かに頬赤らめた笑顔になる。) なっ、な!?知ってたんですかこの本の内容……! (計算外だ!実は割と有名な本だったなんて。自重した声で驚きつつえっとあっとと小さく慌てる。) 凄かったです色々。なんか描写が生々しいというか私の知らない世界が広がってたというか――――じゃなくて! (顔を真っ赤にしながらアダルトだった部分語るけど違うでしょ私。そうじゃなくて本の感想だってば!ちょっとテンパり過ぎてる。落ち着かなきゃ。) [Wed 16 Sep 2009 01:16:40]
◆フラン > ( いつもは鬱陶しいと感じている雨だけど、今日は感謝しよう。雨が降らなければ私はミーシャがここに居るのに気付かずに帰ってしまっていただろうし。 ) ん、偉いわね。私の言ったことをちゃあんと守ってるのね。努力をすれば必ずそれは良い結果となって自分に返ってくるわ。 ( 何て言いながらミーシャの頭を撫でようとする…けど、ちょっと子ども扱いが過ぎるかな? ) ふふふ、そうそう。息抜きするのも大事―― って、あらあら。 ( その小説のタイトルを見て。 ) あなたにはちょっと早かったかもしれないわね。 …でも、折角だから読んだ感想を聞いてみようかしら。 [Wed 16 Sep 2009 00:59:41]
◆ミーシャ > 雨―――― (ああそうか。吸血鬼は流れる川を渡れない。私達にとってみればただ濡れるのが嫌だからという雨も、彼女にとっては別の意味で通れないものとなるのか。)(私はフランさんが好きである。それは吸血鬼であるなし関係なしに。正確に言えば普段の彼女も吸血鬼の彼女もどちらも好きなのだ。もっとも後者にはいくらかの背徳感も感じているが。) 今日は語学の勉強と、ヴェイトス市について。それから…ちょっと息抜きの小説。 (小説の内容はアダルトな描写の関係で少し私には色々と早かった。だってタイトルで借りたからそういう内容もあるだなんて知らなかったんだもん!) [Wed 16 Sep 2009 00:52:44]
◆フラン > ( そう、渇きは満たせていない。それでも満月の日は過ぎて、その渇きを薄れてしまったけれど、なくなってしまった訳ではない。この娘を目の前にして上機嫌になったのも、そういうことが関係してきているのだろう。だが、その他にも―― 自分があげた本をちゃんと持っていたり、私に対して嬉しそうに微笑んできたり、それが堪らなく愛しい。ここが公共の場でなければ、私は人に見られるのがあまり好ましくないような事をしてしまったかもしれない。 ) ふふ、勿論元気よ。ただ、今は―― 雨が降ってしまっているけどね。 ( 言いながらミーシャの横に並んで、どんな本を読んでいたの?なんて尋ねよう。 ) [Wed 16 Sep 2009 00:39:47]
◆ミーシャ > (だけどと思う。)(満月の夜は過ぎた。あの人はどうしているんだろう。私にこの本をくれたあの人は誰かの血を吸ったんだろうか。それとも誰の血も啜ることなくまた一歩彼女は吸血鬼に近付いたのか。それともそれとも―――――) (フランさんのことを考えていると自然と神妙な顔つきになっていき、ページを捲る手が止まっていく。) ――――あ、フランさん。はい、こんばんは。お元気ですか? (声を掛けてきた人が誰なのかすぐに気付いた。会えたのが嬉しそうに微笑んで挨拶を返す。) [Wed 16 Sep 2009 00:34:35]
◆フラン > ( 少し不機嫌であった。雨が中々止まず、中々帰る事が出来ないからだ。ぼんやりと図書館の隅で何をするわけでもなく時間を潰し、借りたはいいけれど全然読まない本を返そうと思って席を立ち―― そこでようやく気付いた。その姿を見かければ、機嫌なんて光の速さで良くなる。ゆっくりと少女の方へ近づいていって、後ろから声を掛けよう。 ) こんばんは、ミーシャ。 ( それはもう、ご機嫌な声で。図書館の中だからあまり弾んだような声は出せないけど。 ) [Wed 16 Sep 2009 00:28:28]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 少女に比べると、フランベルジュは。 』 [Wed 16 Sep 2009 00:23:59]
◆ミーシャ > (こういう本を貰ったりするのなんて初めてのこと。教えてくれる人がいるのもだ。だからついつい嬉しさに頬が緩んでしまうこともある。それに所々に描かれた落書き。なんとなくの片手間に書いたものなんだろう。けれどそれでもやっぱりちょっと下手。贔屓目に見てもちょっと下手。落書きなんてそんなものだろうけど、やっぱりちょっぴりおかしくて少し笑ってしまう。) [Wed 16 Sep 2009 00:20:00]
◆ミーシャ > (机の上に並べられてるのは語学の基礎の本とその辞書。それからヴェイトス市についての歴史が載せられた本に吸血鬼が抱いた悲恋を描いたフィクションの小説。)(その中でフランベルジュ・フランドールから貰いうけた辞書を眺めながら時々にへらと笑ったりクスクスと口元を抑えたり。少女の様子は外から見るとご機嫌に見えるのかもしれない) [Wed 16 Sep 2009 00:10:44]
◆ミーシャ > (小さく聞こえてくる雨音を耳にしながら本のページをペラリとめくって悩み中。どうしようかな。止んでくれるかと期待を持って勉強してたらこんな時間にまでなっちゃった。) [Tue 15 Sep 2009 23:52:02]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『止まないなあ』 [Tue 15 Sep 2009 23:46:41]
お知らせ > テレサ@団子さんが帰りました。 『―――そういうの和洋折衷っていうんだっけ? 試しにいってみよぅ。(ダイエットは明日から。)』 [Sun 13 Sep 2009 03:19:13]
お知らせ > 跡野末理さんが退室されました。 『 横丁行ってみましょうか? コーヒーと一緒に和菓子食べさせる店が… ( あ、学生っぽい )』 [Sun 13 Sep 2009 03:14:06]
◆テレサ@団子 > 田舎を勘違いしてそうな気がするけど―― 屋根裏地価室隠し畑も立派な隠れ里か。 なんだか夢なっしん。(もっとこお滝の裏に桃源郷! みたいなのがあってほしいよね封鬼としては。 試食には賛成だが少しお腹が気になるお年頃。 まだ見た目に出るほどアレじゃないけどさ――皆なんでそんなに軽いの?) どうだろうねー。 そゆーの知ったのもそんときだし。幸せになるかどーかはこれから考えるよ。(ああもう言っちゃえ! 的な。) あのまるっこい見た目だとどーしても甘そうに見えちゃうんだなー。 裏切るのもいいか♪(碌な事にならないに違いない。 トキノミヤコ人のみなさん! 今こそ名誉返上汚名挽回だ!) 授業の合間にコツコツ作ってた。 保存は利くけどね。 んならうちに置いといて、箱に印しつけといて―― (宴席では虚空から現れる事になるんだろうナ。) 今日は今日で何か食べに行く? ダンゴとか。(だから太るのだ。) [Sun 13 Sep 2009 03:10:24]
◆跡野末理 > 〜地方に行けば閉鎖的な村なんか珍しくなくて、旅人には居辛くて… そんなのは全部隠れ里だったりして? ( 逆に、本当はそんなものないのかもしれない、とも言える。 サークルの合宿なんかで行きたかったわ、エルフの里。 なんてつらつら話しつつ、試しにどこか、とりあえず団子の形状・食感くらいは分かる店でも探そうか? ) …それは――― テレサって、そういうのが好きなわけ? つまり、困ってる人を助けるとか何とかして怪我して、テレサはほっぽらかしだったの? …幸せになれる? ( 地味に真面目に心配モード。 可愛いとか言っちゃう辺り、手遅れっぽいが。 ) 〜大丈夫よ、団子ってスポンジとかとは違うもの。 甘いのも合うけど、塩や酢だって合うんだから。 ( そのまま話を続けても、あんこの代わりに酢昆布でも詰めときなさいとか、ろくなことは言わないだろう。 ) ―――〜あら、残念。 てゆか、もうお菓子できてるんだ? …さっさとしなきゃねー―――… ううん、いらない。 テレサも出るんだから、その時もって来てくれれば良いわ。 先に味見しちゃうのもつまらないし。 ( 楽しみねと、そんな風に笑う顔はしとやかな女学生以外の何ものでもない。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:57:08]
◆テレサ@団子 > あ――その方が見つからないって言うか見つかっても大丈夫ならそりゃ最強の隠れ里だわ・・・・・隠れて無いんだもん反則じゃんよ。(学校でも同じ事できるだろうか。 まともなサークルに見せかけて実は異常なサークルとか。 ・・・・頭捻るもあまりいい案が思いつかない。)それこそエルフ捕まえて聞いてみたらいいんじゃない? みつからないならそこらのギルドで調べてもらうとか――(タコの怪人がいるような街だ。 結構まぎれこんでるんじゃないかなエルフくらいなら―――流されたものには頓着しないのが今日のテレサクオリティ。)やくざってよりはありゃ正義漢だとおもうなー・・・ ドン臭いって程じゃないけどヌケてんだ。 可愛いくらいにね!(ああっと。)・・・しんじゃうって。(テレサは血生臭いのはダメだ。)やりすぎて報酬が貰えないと嫌だニャー。 当たりくじの要領でちこっと混ぜとくか。(このアドバイスで報酬計算値+3とかEMないちゃうよ! 早速手持ちで何が出来るか勘定はじめてるし。) いっそ妖精粉あまってたら粉ダンゴーとかやって見たかったけど殆どお菓子につかっちった。 ・・・家にあるけど、どうする? もってく? 味見する?(此方せわしないし、企画元に保管してもらうのが一番だけど――とか色々考えつつナ。) [Sun 13 Sep 2009 02:44:49]
◆跡野末理 > …。 現実の隠れ里ならね。 それはようするに… 本当に隠れてるものもあるんでしょうけど、十把一絡げにされるような特徴のない村落がそれなのよ。 きっと。 ( 隠すのは難しいが誤魔化すのはそうでもない。 だから、エミキーのようなものは恐ろしい。 ) …エルフの隠れ里ってのはどうなのかしらね。 エルフは人間に擬態するような真似、したがらないと思うんだけど。 コッタの故郷にも行ってみたいわ。 ( 隠れ里話に入るのに、ほんの少しだけ間を開けてしまったが。 別にどうということはない土地の話。 知らない振りするわけでもなく、しれっと流そう。 ) …ドジ踏んで怪我? けっこうやくざな恋人なわけ? ってやめなさいよ、八つ当たりなんてみっともない。 死なない程度にそいつの傷口蹴ってやりなさい。 ( どっちもどっちか? ) …実物食べたことがない人間の作る何かの料理って、催しとしては面白いわね。 食べられる物ができれば。 ( だから余計な知識はいらないだろう。 団子にブラックというのもなんだけど、月見団子というと、味付けなど特にしないで、素材をこねておくというイメージがある。 それでは、つまらないのだから。 ) そうそ。 何なら丸いものをホワイトチョコレートでコーティングして出したって、アリじゃないの? ( 相談されているのに無責任な話だが。 未経験者歓迎にしてレシピも渡さない運営の意図からは、そう外れていないのではないか。 からから笑って応援しよう。 品評会とかあるなら、あの粉まだ余ってる? 使ってみたら? ) [Sun 13 Sep 2009 02:34:20]
◆テレサ@団子 > 時間性ならそりゃ使い惜しみするよねー…… 3分働け!とか。 ”隠れ里”って既に怪奇現象だと思うケド。 ナンテコッタもそーだろうけど・・・なんてこった。(幾ら魔術学科とはいえ簡単には手が出せない世界だぞ・・・!先生含め五〜六人でかかればいけそうな気もするけど事故が怖い。) じゃぁマツリ先輩でいいや。 一回固まっちゃうと良い渾名思いつかないナ。 (んむ、と三秒悩んで諦めた。 追跡関連はこっちは先ず服装でダメだ。)そうコイバナ。 お祭すっぽかされたと思ったらドジ踏んで怪我してたとか誰に当たれば良いンよ。 あまりの理不尽さにテレサは書架の端っこをけとばすのだった♪(悪徳以下略。 寧ろ話せてよかったー? に近い微笑みは、これは安堵だろうか?)そうしたら向こうさんが用意してる食材で判断するって手もあるか・・・・一般的な作り方だけ調べて、後はすにーきんぐしてこよう。(戦うヒーローが梃子摺った相手に迷惑行為で挑むくらい悪知恵は働く。備蓄のダンゴを一つ割ってみればいいのだ。とか悪戯な笑み。)安全で食べられれば良いって言ってたし、試食してもらえばいっか。 ・・・ありがとう先輩、なんか自信出てきたよ! 勝てる!(何に。 変な方向にスイッチが入った!) [Sun 13 Sep 2009 02:16:07]
◆跡野末理 > …ランプの魔人って、働かせられる回数制限があるんじゃなかったっけ? それを満たせれば、魔人の方もランプから解放されるとか。 ( というか、色んなランプの魔人がいる。 で、それよりも――― ) …でも、そうか。 ランプの中って普通に部屋だったりするのかしら。 コッタじゃないけど、場所がないなら探すよりいっそ自分で作っちゃった方が――― ( ぶつぶつ呟いて、とりあえず保留する。 呼び名?それは… ) 〜別に? 変な呼び名でなきゃ何でも良いわ。 ( 甘ったるい方は面倒くさくないのかと思うけど、それはそれ。 拘ってみせても、問われれば何でも良いのだと首を振る。 そして追跡が発覚しそうだというのは、一度真剣に試してみたいこと。 テレサに対して、こちらは見かけたらつけてみるかもしれない。 ) …なんだ、コイバナか。 ( 悪いけど本当に力になれそうにない。 聞くくらいならできないくもないけれど、興味もそんなに。 …そんな態度をするのがちょっと複雑ではあるが、素直に苦笑して頷いた。 一緒にお祭り行く約束、すっぽかされたかな、とか。 取り繕うとする辺り、テレサもこれでずいぶんとシャイ―――… そんなやつだったっけ。 ) そうそう米。 ライスこねてもだめだけどね。 てゆか、穀物こねて練り物にしたやつの総称なんじゃないかしら。 私も線引き微妙だけど、材料色々あるわよ? だから、月見はどれって言われても、困るんだけど。 …やだな、間違ってたらちょっと恥ずかしいわね。 でも、何でも良いような気がする。 たぶんその団子を食べるタイミングがいつかで、変わってくるんじゃない? ( テレサに疑惑の視線を向けつつも、多国籍の集まりで自国の文化について尋ねられ答えられない恥ずかしさ、もしかしたら初体験。 ) 〜ううん、でも、知らない人間雇うってことは、何でも良いってことよ、やっぱり。 せいぜい楽しくとんでもないものを作ってやれば良いんだわ。 ( アドバイスを求める人間を間違えてる。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:03:49]
◆テレサ@団子 > 魔人なら24時間以上の仕事をしてほしいじゃん? そんなに仕事無さそうだけど ・・・・ってか、アレってぶっ壊されたり持ち逃げされないようにやってるんだと思ってた・・・! でもその考えはありかなー・・・(まあ出しっぱなしじゃただのメイドさんだしね。) だから「マツリ先輩とよぶのは一人」、って言ったんじゃんよ。 エミキー先輩はエミキー先輩って呼ぶし。 ・・・・区別した方がいい?(エミキー先輩とまつりせーんぱいっ♪ で区別可能。 せーの部分が甘ったるく緩むよ。) んー。 授業中以外は殆ど大学にいないからなー。 たしかみてみたいけど、後つけたらすごい勢いでバレそう。(そして冷水の如く怒るンだろう。 なんか烈火ってイメージよりも鋭そうだ。) 貴重な経験してるのか私達。 都会を感じるね! ・・・・ああ。 えと。 男がね。 約束を・・・ちょっとね。 (どう取り繕おうか考えながらの口調だ。 珍しく視線が完全に外れている。)オモチはちょっと見たけど・・・コメだよね? やっぱ色々か・・・ねぇ、ツキミダンゴっていうとその中のどれよ?(ちょっと安心した。 この人が言うとどうにもファンタジー方面の説得力がね! とか失礼な事を考えつつ。)―――なんでも量産したいから人手がいるんだってさ。 報酬目当てにとびついちった。(雇う方も雇われる方も酷かった。) [Sun 13 Sep 2009 01:43:28]
◆跡野末理 > むしろ四時間を増設する方に興味があるんだけど――― まあ日の出とか考えないで取り決めちゃえばいいのか。 …そっちの方が、ありがたみがあるからじゃない? ほら、テンプルにある記念日しか開かないお堂とか。 ( それはそれで違う気もするが。 ) …む? ということは、何? それは親しみ易さとかそういうことなのかしら。 って、エミキーがいるじゃない。 ( そういえばエミキーも先輩って呼ばれてた。 一人じゃないのかと、やや不満そう。 いや、どうでもいいことでもあるのだけれど。 ) …エミキーとゆっくりしてないのは、私もだけどね。 そういえば最近コッタと怪しくない? なんか、行きたがらなかった部屋にも行ってるみたいだし… ( 怪しい、については冗談だけど、慣れたのか? 自分の素性度忘れして以来、あんまりゆっくり話してないなと首をかしげた。 ) 〜そもそも年齢バラバラだしね。 カリキュラムだって必修意外はそれぞれ違うんだから、先輩後輩の区切りなんか、サークルでもやってないとできないんでしょ。 ( 学んでいる系統は同じでも中身が違う年下を、この年代の人間が先輩として扱えるかどうか。 それこそ慣れでどうにでもなるが、年功序列の国から来ていると、それについて考えるくらいのことはできる。 当たり前、ではなかった。 ) ン? ん、何よ言いかけてやめるなんて気持ち悪い。 言ってみ? 誰にも言わないから。 ( 首は突っ込むが。 面白い話っぽいと察したのか、抱きついてくるならむしろ迫って吐かせようか。 ) …餅とか、饅頭は? 皮の中に具を入れるっていうんじゃ、パンやその辺りと似たようなものだけど――― ただ丸めて外に味付けするのもあるしね。 …というか、それを知らないのに作るバイトってこと? そういえば、ミコミコの方で何かしてたっけ――― …ああ、痺れるってのは言葉のあやだけど、それくらいでも良いんじゃない? 品評会みたいなものでしょ? [Sun 13 Sep 2009 01:28:33]
◆テレサ@団子 > 私なら28時間常に出しとくね。 何で封じるんだろう?(あんな便利なものを。 とか。 危機管理の概念は、ないようだ。 会話も行動もテンション次第。礼節を弁えるかもテンション次第。) 一人居たんだけど二言目にはタメ口になってた・・・・何でだろうねー? エミキー先輩とはあンま合流しないし・・・・上から受け悪いのかも?(そういえば明確な下級生って私だけなのか。 とか―― ) マツリ先輩も結構横繋がりだしねー。 ・・・祭・・・夏祭り・・・ああン 聞いて先輩! ・・・・・やっぱ聞かなくていいや!(男が変身ヒーローでしたって言ったら勘違いしたこの先輩にカインが丸裸にされる。恐らく。ケツの毛まで。 其れは想像できたから寸前で止まった。 双方にとって良い結果だろう。)全然ないよ・・・パン生地のぼーる? ってぐらいしか―― おお、やっぱり頼りになるナ―― らぶー♪(舞い上がった。 抱きつかんばかりだ。 寧ろ抱きつきに行って――) って痺れるんだ? こんなナリして刺激形なのか―― ・・・!(私はとんでもないものの製造に手を貸したのかもしれない。 想像不能になって考え込んだ。 あの黒い中身がはっきりした味なのか。) [Sun 13 Sep 2009 01:10:52]
◆跡野末理 > …封じられて都合の良い時だけ呼び出されるなんてまっぴらよ 興味がなくはないけど。 ( 見てみたいがなるかと言われれば否。 一日体験なら考える。 さておき。 ある種他人をおもちゃにしてはばからないようなところもあるが、悪魔ほど思い切ったことにはならないかもしれない。 例によって挨拶抜きで始まる会話。 ) あれ、○○先輩ってのは他にいないわけ? …そういえば流行らない呼び名かしら、私もそんな風に呼ばれたの初めてだしね。 ( 学生以外のポジションでもあるだろうけど、一度呼ばれてみるのは悪くないとか妙に一般的な感覚。 微妙にお姉さん気分でにっこり頷き。 言ってみなさい? ) 〜苦学生か。 頭が下がるわ。 そういえばこの間の、祭りのは結局夜店やらなかったの? ああいう場でならただの栄養ドリンクだって、それっぽく煽れば色々溜まってる若者には売れたのに――― って、うん? ( 拝まれて、本当にどうしたと目を瞬き。 次いでの質問に、思わず吹き出した。 ) 〜なんだ。 何それ? そんなこと。 …テレサは食べたことないわけ? そういえばあんまり見ないけど――― そっか、食文化の違いってそんなものね。 言われてみれば懐かしいわ。 痺れる味、天国行きの美味さって。 ( メイドイン忍者のお約束。 毒団子とか痺れ団子とか放置しておいても、異国の見張り番なんかには拾い食いしてもらえないのかもしれない。 ) [Sun 13 Sep 2009 00:56:33]
◆テレサ@団子 > (個性強すぎて中々集合とはいかない集団だしね! さておき。)―――らんぷのまじんにみえてきた。(変な驚きかたした。 噂をすれば影、って、中世では「悪魔の噂をすれば悪魔が現れる」っていうらしいよ。) ・・・・私がマツリ先輩と呼ぶのはマツリ先輩一人よ? バッタリもいい所。 用事っちゃ用事が一杯あるンだけどねー?(落ち着いて呼吸整えつつ。) んー・・・資料アサリ? ・・・いやさ、学業の助けにバイトしてたんだけどどうしてもトキノミヤコ文化圏の人間の助力が必要になって――― ちょっと助けてちょーよ。(両手合わせて頼むのはさっきの民俗資料で見た仏門的な拝み片か。 パプテス教徒としては悪徳+1。) 先輩さ、ダンゴって判る?(早速質問DA。) [Sun 13 Sep 2009 00:37:28]
◆跡野末理 > …。 ( 「作るか」 と思い切った後でどうして 「先ずは先輩」 が来るのか。 まあテレサの先輩はいっぱいいるだろうから自分だとは限らないけれど――― ) ―――いないわね。 ここにいるから。 ( ばったり出くわしてこちらの姿を認識するであろうタイミングを計り、ちょこっと得意気に立っている。 宴会場(部室)を何とか用意できないかと、またぞろ余所見しているうちに会はどんどん先送りになってしまいそうだ。 ―――ごめんなさいここに出て来て何なのだけどPL事情ががが… 電波はさておき。 ) 〜てゆか、私じゃないかしら? 何してるの? ( お菓子を届けるところまで被っている人はそう多くないと思うけど、テレサの場合は内職もある。 自意識過剰?とか首を傾げつつ。 ) [Sun 13 Sep 2009 00:27:45]
◆テレサ@団子 > 実物もって来て是どうやって作るよ? ってのが一番よかったナー。 ・・・・あれだ。 いっそもう作るかダンゴ。爆弾覚悟で。(現時点+此処で調べうる限りの情報で一つサンプルを作り上げ、食わす評価してもらった序に其れを手土産に本来の作り方を聞いてくる妙プラン。 まさか現場にいようとは。 酷い宣言声に出しちゃってるけどお耳に入りました?)――っし! 思い立ったら先ずは先輩! お菓子も届けなきゃだし―― 家にいるかなこの時間。(実はお菓子に関してはほとんど作成終わってて保管してる。魔女ギルド秘伝の長持ち保管箱が湿気を防いでくれてるうちに皆で食べたいね――と。 適当に本を書庫に戻し(悪徳+1)つつ―― 丁度そっちの方に歩いていくよ。)(リアルは常時上の空だからまだきがつかない が。) [Sun 13 Sep 2009 00:19:42]
◆跡野末理 > ( それは偶然だろうか――― いや勿体つけたところで偶然なのだけど。 少し離れた書架の谷間からその声を聞きつけて、闇に溶ける色のセーラー服を着たお下げ髪の娘がひょっこり顔を出す。 小脇に抱えているのは何を思ってか、本格的っぽい建築の本だ。 ) ( 先に見つけたなら、とりあえず何をしているのか一歩引いて観察するのがデフォ。 例のお菓子作りに励んでいるのかと首傾げ――― ) 〜友達がどうしたって? 精が出てるのかしら。 [Sun 13 Sep 2009 00:10:04]
お知らせ > 跡野末理さんが入室されました。 『( くしゃみはしない忍者クオリティ。 でもむずむずしたり。 )』 [Sun 13 Sep 2009 00:02:30]
◆テレサ@団子 > (貸し出し中。)(書架を蹴った。悪徳+1。)(職員、人でなしを見る目で睨む。) ――やッべ。(見えない位置に退散―― 持ちっぱなしだった本は後で片してこよう。 最低限の知識は得たから@後を団子にできるしー・・・つつつつ付け忘れじゃねーぞ!) ・・・もしか同じ仕事? (地味に金・・・もといボーナスねらってるし、ライバルいるとしたら大変だ。 あとは如何するべきか――知ってそうな友人に聞くとすれば大本命は本場出身マツリ先輩――あとはフランあたりが詳しそうか。 料理の同類としてならあのけしからんおっぱいの――パティとかも知ってそう。 指折り数える協力者候補。 他にも結構いる。) ・・・持つべきものは友よね。 うん。(相手の事情など知らない。) [Sat 12 Sep 2009 23:59:26]
◆テレサ > しっかし・・・・何で喰ってる所ばかりかなー?(高い所の本取る為の梯子に腰掛けて眺めるのはトキノミヤコについて纏めた見聞録的な文献。 旅の商人らしき人物が、チャヤとよばれる屋根の下、皿に乗せられた丸いモノを膝に置いている。)ダンゴ は 一般的な菓子で・・・種類がある・・・と。 ツキミ ッてのが種類なのかね――? (挿絵には齧り付いた後らしい、白い球体の中に黒い何かが入った断面図もあった。 人物画と一緒で非常〜に小さいが。) みゃぁッ。 なんであっちの絵はこぉ判り辛いかな!(抽象的で小さいんだよー!とか。 ぱたんと本を閉じ、序に梯子から滑り降りた。) 別に探すか ・・・民族料理教本確かこのあたりに―― [Sat 12 Sep 2009 23:45:05]
◆テレサ > (無論、ダンゴの存在ソノモノは商業地区か、例の神社で確定的に手に入るのだが――喰える=作れるという料理が少ないことは多少の料理が出来る身なら判るはずだ。)不思議玉に成ってもいいなら楽なんだがね――寧ろリピート率抜群よ?(特技のドーピングくいものシリーズは安全上の規約で禁止されているらしいし―― かくなる上は、自らの手でレシピを調べ上げ、街一番のダンゴを作りあげようではないか――と。) ・・・・然し・・・・無ェなぁホントに。(図書館を右往左往しては団子っぽい記述のある書物をかき集めて、いる。 書架を指でなぞりつつ横に視線送れば――占拠した机は既に書架と大差ない状態という。) [Sat 12 Sep 2009 23:31:24]
◆テレサ > 団子について知らなければならない――と。(決して入室文が改行で切れたんじゃねーぞ。 ハードアルバイター苦学生テレサ、此度の試練はおだんごの作成である。 東方のある神秘的な島国じゃ秋頃に頻繁に貪り食うらしいのだが――)・・・・あの場で存在まで聞いてたらクビだよなぁ。(生憎と自分は料理学部ではなく、魔法学部魔術学科である。報酬目当てに飛びついただけであり、そんなものは白い塊であるとしか、知らない。白いかどうかもうろ覚えだ。 で、知らないことを知るために使う施設って言ったら此処だという話。) [Sat 12 Sep 2009 23:23:21]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『団子をつくるには先ず自らが』 [Sat 12 Sep 2009 23:18:44]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『文末に「君影」っていう字を書いてしまった。』 [Thu 10 Sep 2009 22:36:00]
◆艶子 > ( 無茶を通す。理不尽は理不尽で潰す。その為に自分は剣の腕を磨いてきたのに、所詮それは一個人が振るう暴力の無力さに過ぎないのだ。 ) ……… うぁっ。 ( そんな事をぼんやり考えていたからだろうか。黒で潰してしまった反省文の一枚目を、ようやく書き終えるという所に差し掛かったとき。 ) [Thu 10 Sep 2009 22:35:23]
◆艶子 > ( アイリ様に言って、反省文を仕上げるのを待ってもらうか?…それもしない。君影が危ない目にあっているだなんて、単なる私の妄想であり、なんら確証は無いのだ。それに自分で言い出した事、決めた事を撤回するのは私のプライドに関わるし、例えアイリ様に時間を貰ったとして、私一人が我武者羅に頑張ったとしても土砂を撤去するペースは変わりはしないのだ。 ) ………。 ( そんな思いと同時に、豪天寺艶子の心の奥底で渦巻く一つの逃避。君影の身を心配しつつ、現時点ではどうする事も出来ないという状況から目をそむける為に、この反省文は役に立つ。「きっと大丈夫だから、今はこいつに取り掛かろう」という逃げである。勿論、どうすることも出来ない状況だというのは確かなのだが。 ) [Thu 10 Sep 2009 22:30:52]
◆艶子 > ( 傭兵として働く時間を、ウォッシュベアー村へと続く道の土砂撤去作業にあてる。これは雷電にも協力要請が来ているから問題ない。そして残りの時間をこの反省文を書き上げる時間に使う。肉体労働と頭脳労働の両方を行い、なおかつ家事もこなす。…いや、最近は家事は手を抜いてしまっている。布団も干してないし、部屋も掃除してないし、洗濯物は溜まっているし、御飯だって近くの港町や蜷潜のところで済ませるようになってる。 加えて、君影は今どうしているのかという心配が重なり、私は今までにないぐらいの疲労に襲われていた。私は、疲労というものをはじめて知った。今まで感じていたのは単なる肉体疲労であり、筋肉が休めというサインを送っているだけであり、寝れば治るものだった。心配事だって今までに何度もしていたが、何かしら行動を起こす術があった。不安と焦燥の中、ただ待つしか出来ないという状況ではなかったのだ。 ) [Thu 10 Sep 2009 22:23:16]
◆艶子 > ( この世の終わりを目撃したかのようなくぐもった声を耳にした周りの人たちは、何だろうと私の方を振り返るとすぐに状況を把握し、気の毒そうな視線を一度向けるとまた各々自分が手にした本に戻っていった。図書館ではお静かにお願いしますという注意が飛んでこないのは、彼らなりの優しさだろう。 ) ………ね、寝ていたのか―― 私…。 ( いつの間にかうとうとしてしまい、インクをひっくり返してしまったようだ。自分の間抜けに泣きたくなるが、泣いたところでどうにもならないというのは知っている。私は思い溜息を着くと、新しい紙を用意して書き終えた二枚をもう一度書き直す作業に入った。 ) [Thu 10 Sep 2009 22:12:22]
◆艶子 > ( こつんという音がしたから何だろうと思い目を開けたら、インク壷がひっくり返って黒で紙を侵食していくのを見た。 ) うあ、 あああっ う、 ( 慌ててひっくり返したインク壷を立て直し、紙を持ち上げるも時既に遅し。書き終えた一枚の半分近くを闇に染め、しかも紙を持ち上げた表紙にインクがさらに下にぽたぽたと落ちて、被害は二枚目にも及ぶ。 ) ううぅッ ( その二枚をこれ以上被害が広がらぬように退かし、インクをぶちまけた紙を少し谷折りにしてインク壷の上に持ってきて、インクを回収した。別にインクが惜しいわけではない、零してしまったインクをどうにかしないと別の紙を汚しかねないからだ。 ) [Thu 10 Sep 2009 22:07:26]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 じわじわと広がっていく黒。 』 [Thu 10 Sep 2009 22:01:25]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『だからきっと、この反省文を書き終える頃には私は頭の方も最強になっている筈だ。』 [Sun 30 Aug 2009 23:41:36]
◆艶子 > ( これで勉学もそこそこなら戦闘に関してナンバーワンじゃなくてもまだ自分のプライドは保てるが、現実はこれだ。逆に言えば、戦闘において比類なき力を身につけているのなら勉強なんてへの河童なんだけど、現実はこれだ。どうしてもうちょっと真面目にやってこなかったのかなと、ここに来て後悔。 ) ( 目をごしごしと擦り、鼻を啜り、目をギュッと瞑って目蓋の上から圧迫。目玉が一つしかついてないせいか、凄く目が疲れる。 ) ちぐじょう、舐めるなよ…! ( 私はいずれ王になる女だ。これはその時の為に、神様がやっておけと私に与えた試練なのだ。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:38:04]
◆艶子 > ( …やば、本当に涙が出てきた。自分が惨めで泣くなんて大嫌いなのに。 ) ( 悲しいかな、人間というのは能力に差がある。どんなに努力したって敵わない相手が居て、そいつを追い越す為に努力し続けるか途中で諦めるかしなくちゃいけなかったりして。でも、流石の私だって万能になりたいとは思わない。そりゃあもうちょっと勉強を頑張った方が良いかもしれないけど、私の一番の魅力はその強さだ。戦士として価値のある存在だ。だからせめて、戦いの場ではナンバーワンでありたかったのに。…そういう訳にも行かない。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:30:50]
◆艶子 > ( 私はあの膨大な鍛錬の時間を無駄だとは思っていない。あの努力があったからこそ今の自分の強さがあるのだ。けれども世の中にはそんな私より強いやつが居て、更にそいつは私より勉強が出来たりする。単純に費やした時間の量の違いなのかもしれない。才能の有無というふざけた壁のせいなのかもしれない。とにかく、そいつは私より上だ。 ) ………。 ( 何度捲ったか判らない辞書を捲り、何度浸したか判らないインク壷にペン先を浸し、私は目の前の反省文に取り組む。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:24:03]
◆艶子 > ( 私は噛み締める。文字の読み書きがろくに出来ないっていうのは、凄く惨めで情けないことなんだなって。別に誰かに馬鹿にされた訳じゃないけれど、私は今とても辛かった。 例えば私の事なんて全く知らない人が、私が書いたこの反省文の文章を見れば、私の学の無さを見抜いてしまうのだろう。それはここで努力したからと言ってすぐに改善するようなものではなく、剣術と同じように薄皮を貼り重ねるようにして向上していくようなものなのだろう。私はここに来て、自分が費やしてきた時間の内のもう少しだけでも勉学に充てれば良かったと思い始めていた。 ) [Sun 30 Aug 2009 23:17:33]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『…既に泣きが入っていた。』 [Sun 30 Aug 2009 23:12:50]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 …で、騒いでいたら図書館の人に叱られてしまうわけだが。 』 [Thu 27 Aug 2009 21:15:40]
◆艶子 > ( そうだ、叫び返せッ!一日に万単位で柿の大木に打ち込んだ豪剣術の鍛錬の日々を思い返せ!手の皮が擦りむけて木刀が血まみれになっても打ち込み続け、打ち込み過ぎて柿の大木を枯らして寺の和尚さんにこっぴどく叱られた時の事を思い返せ! ) この世は気合で出来てるんだ!気合があれば200枚だろうが1000枚だろうが、反省文だって書けるはずだ! [Thu 27 Aug 2009 21:15:05]
◆艶子 > ( 今日は丸一日を使えたが、傭兵の仕事だって入ってるんだ。帰ったら飯だってつくらなくちゃいけないし、鍛錬の時間を削るにしても全然足らない。 こ、これが絶望でなくて何だろう! ) しかし、私自身の信頼回復のため…ッ!やるしかないのだ!本気を見せろ、豪天寺艶子!魔界の王クロゥアーテに挑んだ時に比べれば、こんなものピンチの内に入らんぞッ!! ( 我武者羅に取り組むのはいいが、今のような焦りは持つな!無心で取り組むのだ!残り時間も気にするな!気にしたところで時間は増えはしないッ! ) [Thu 27 Aug 2009 21:06:40]
◆艶子 > ( 集中力はある。体力もある。精神的にも幾つもの修羅場を潜り抜けてきただけにタフだ。嘘を言ったりごまかしたりするのが致命的に苦手で、それが自分にとって何の得にもならないことを人生の中で学び、この反省文においても誤魔化そうというつもりは微塵も無い。 ――だが、これは…これは一体、どうしたら良いのだろう。 ) ぐ、ぐぅぅ。 ううううぅぅぅう。 ( 苦労して書き上げたとしても、見せる前に誰かに添削してもらった方が良いかも知れない。勿論、無事に200枚書き終わればの話だが。単純に考えて、一日に一枚書いたとしても200日必要になる。しかし期限は9月一杯で、30日とちょっとじゃ全然足らない。 一体どうしたら良い、と考えている暇でとにかくひたすらペンを走らせるしかない。 ) [Thu 27 Aug 2009 20:57:25]
◆艶子 > ( 字を書くということが、こんなにも難しかったなんて。 人と人との意思疎通というのは案外アバウトでも通じてしまう事が多く、それは文章にしてみてもそうだ。勿論、読みにくかったり間違って伝わってしまうことも多いが、おおよそは伝えられる。文盲であった私は、アレックスに簡単な字と単語を教えられ、それをきっかけに少しずつだが文法を学び、簡単な文章ならば書けるようになっていた。識字率の低い傭兵達の間で仕事するには、それで十分だったのだ。しかし、私が今取り組んでいるこの「反省文」は、正しい言葉の使い方、正しい文法の使い方、スペルのミス、読みやすい綺麗な字―― 様々なものに注意しなければならない。その上、その内容にも気をつけなければならない。これが200枚も必要なのだ。 ) い、一日かけて…… 一枚、終わらない…なんて…。 ( 既にペンを握る指と手首が痛い。 ) ( 辞書と「反省文の書き方」なんていう本を傍らに、私は明るいうちから図書館に篭りずうっと反省文を書いていた。書きたいこと、書かねばならない事はある程度把握していたが、それを文章化することの何と困難なことか。やがてこの後は書く内容も少なくなってくるというのに、序盤でこれでは――。 ) [Thu 27 Aug 2009 20:51:41]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 私は絶望の淵にあった。 』 [Thu 27 Aug 2009 20:40:17]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『―― お買い物、行かなきゃ。 ( 今日のご飯は何にしましょう。 )』 [Tue 11 Aug 2009 15:39:32]
◆セィナ > ――――… ( 少しそうして居たけれど。結局なンの解決にもならないッて 思い付いて。 椅子から立ち上がる。 ) ―――― お墓とかには、 ( お父さン 居ないかな? …小さく呟き。机にあッた本を元の位置へと戻していけば、 ) ―――… うう、 ( 何の収穫も得られぬまま、――図書館を後にする。 ) [Tue 11 Aug 2009 15:38:40]
◆セィナ > ( 吸血鬼じゃないッて 解れば不安じゃなくなるかな?――けど、吸血鬼が苦手ッてされる物が全部大丈夫だッたなら、平気そう、だし。 …難しい。 ) …――― 吸血鬼のお知り合いなンて お父さン位しか… ( 知らない、けど。 …今は行方不明。お家に帰ッているのかな? お家、どうなッてるンだろう。 ) …………、 ( お家に帰れば、少しは解るかな? ) ―― でも、… ( 何も無い様な気も、する。 うーッて悩み顔。 ) [Tue 11 Aug 2009 15:31:38]
◆セィナ > ( やッぱり図書館で調べられる部分なンて限られたもので、 ) ――… ( ふう、と一つ息を吐く。 ) ( やッぱり本人に聞くとか、VHGに聞くとか、其の方が早い様な気もする。 ) ( ――でも、お兄さンは嫌がりそう。 ) ( こてン、ッて小首傾げて。 ) ご迷惑掛ける事 は、…したくない、し…。 ( 如何すれば不安を解消できるンだろう? ) [Tue 11 Aug 2009 15:25:31]
◆セィナ > ――― あッ、 ( 詳しくッて程ではないけれど、御伽噺とは少し違う、真実味の有る文章を見つけた。 ) ( ―― 吸血鬼。 血を吸われた者は吸ッた者に服従する吸血鬼となる。 血を与えられる場合、儀式を行う場合も有る。 …然し此れが全てでは無い。 ) ――― 戻し方、とか… ( 無いかなあ、なンて。 ――パラパラッと本を捲ッても弱点とか、特徴とかが書いて有るばかり。 ) [Tue 11 Aug 2009 15:18:23]
◆セィナ > ( 机にどッちゃり吸血鬼関連の本ばッかり置いて。少女は一人一番端ッこの席で読み耽ッている。 ――元々本を読む事は大好きで。だから苦痛なンて全く無いのだけれど。 ) ――― う〜…ッ ( 吸血鬼、ッてワードが載ッている本を読み続けて来たのに。如何にも 御伽噺 ばッかりで。真実とかを記した本が 余り無い。 ) [Tue 11 Aug 2009 15:12:22]
お知らせ > セィナさんが入室されました。 [Tue 11 Aug 2009 15:09:48]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『( ちょっとずつでも、がんばろう。 )』 [Mon 13 Jul 2009 21:56:39]
◆キヨ > ( だから、ちゃんと向き合おう。 ) …。 ( もってきた本は、自分がなんなのか知りたいからじゃなくって、 そういう気持ちからと、あとララさんの言ってた言葉が わたしにゃちんぷんかんぷんだったのでどんな事なのか知りたいってーのと。 ) … ぅぐぐぐぐ……… ( あぁでもやッぱり書いてあること難しい…! ) …、 ( まぁ、焦らずわかるところから。 姿勢を正して本を持ち直しつつ、 ) [Mon 13 Jul 2009 21:56:12]
◆キヨ > ( 前より気にしなくなった、前を向く気になった って。 思ってたけど、 ああ、それって結局 わたしはただ単に、わたしから目を逸らしていただけなんだな って、 ) …、 ( ララさんがわたしをちゃんと見て、淡々と考察してくれたあの時に、わたしはようやくソレに気付いた。 …だから、悪い事なんて思ってない。 むしろ感謝している。もしララさんがそのへん誤解してるなら、今度会った時にちゃんと―― 改めてお礼、言わないと。 ) [Mon 13 Jul 2009 21:44:04]
◆キヨ > ( 頬杖ついてペェジをめくりつつ、思い出すのは先日の、川辺での邂逅。 ) ―――― ( 同じ色を持つ彼女が告げた言葉は、イヤだったとかショックだったとかよりも、むしろ――― ) ―― わたしなんかよりゃ、よッぽどわたしのことをみてくれてた――、 ( ンじゃぁ、ないかな って。 思って、そう、 …ちょっとオカシイけど、気恥ずかしいというか。 うん、…嬉しかった。 ) [Mon 13 Jul 2009 21:38:36]
◆キヨ > んー…、 ( ノォトは粗方まとめられたし。こっちはもういいや。 …ぱたむ、ノォトを閉じて少し右側にのけて、 ) ――、 ( 手を伸ばし そっと、左側に積まれた本を一冊。手に取る。 ) … ( 本を探して書架を歩き回っている最中、ふと気になって一緒に持ってきてしまった本だ。 ) …。 ( ふっと小さく息をついて、わたしはぱらりとペェジを開く。 ) ( 左手側に積まれた本は、先祖がえりだとか白子についてだとか――― ) ―― 。 ( …まぁ、そういう本ばかりで。 ) [Mon 13 Jul 2009 21:31:02]
◆キヨ > ( つかれたー、とばかり 机とべっちょり、仲良くなって ) …、 ( もぞもぞ顔を上げ はふんり、息をついた。 つっぷした先に広げたノォトには色々、それぞれの職場職場で得た経験やら感想やら仕事のやり方なんぞが書き溜めてある。 傍らに積まれてる本もマナーだとかそういう関係の本。一冊二冊、フルートの本が混じるのはご愛嬌。 ) ――― ( それから。 )( ちらり、視線を向けた先。 右手側に積んだお仕事趣味関連の本の反対、左手側にも 小さな、本の山。 ) [Mon 13 Jul 2009 21:21:25]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 ぅ、 あー…… ( ぐて。 )』 [Mon 13 Jul 2009 21:04:41]
お知らせ > セィナさんが帰りました。 『 お仕事って、どこで探すんだろ…? (そンな疑問残して)』 [Fri 10 Jul 2009 23:17:50]
◆セィナ > できた…ッ (すッかり片付け終わッて、ふう、とひとつ息を吐く。) ――帰ったらご飯の支度…ッ (本を読みふけっていて、初めて時間に気がついた。慌てた様に荷物片付ければ、ひょいと鞄を肩から掛けて。) ありがとうございました…ッ (ぺこ、と頭を下げる。そうして、図書館から出ていくだろう。) [Fri 10 Jul 2009 23:17:23]
◆セィナ > あッ でも接客とかなら…ッ (パッと表情明るくしたも、束の間、) (知らない人に明るく元気良く話しかけるなンて私には出来ない…、と再び表情は困惑顔。) お仕事してる人…凄い…。 (頑張らなくちゃ。うン。 胸元で手を握り締めて 覚悟決める。頑張れ、私。) ――本読んでるだけじゃ、駄目だ よね。 うう…。 (VHG訪問して、お父さンの情報手に入れて、お仕事探して。家事もちゃんとこなさなくちゃ。) …よしッ (かたッと席立ち上がり、本を片付け始める。重い本ばかり― だから2冊ずつ。計10冊を片付ける。) [Fri 10 Jul 2009 23:13:15]
◆セィナ > (少し休憩、とぽすンと机に突ッ伏した。) …お父さン見付けて如何するつもりなの… わたし…。 (生きていたら其れは凄く嬉しい事。けど もし殺されたり消失していたら?) …立ち直れない… だけ かも…。です…。 (くるくると色々な考えが頭に浮かンでは消える。) お父さン探しながら… お仕事、探そうかな? (何時までもお兄さンのお家にお世話になッていては駄目だもの。むくッと身体起こして。) …私に 出来る事… (特技は絵だけれど、趣味程度だし。本はまンま趣味だし。―― あれ?) …・・〜〜〜。 (へにょー。とまた突ッ伏した。) [Fri 10 Jul 2009 23:00:00]
◆セィナ > (図書館の隅ッこの席に腰を下ろし、熱心に本に向かう子供が一人。) ――ううう…。 (吸血鬼関連の本を席の右側において、小さな声で唸ッた。書いてある事が難しくて、よく理解できない。こてン、と小首傾げて。) 水と、火に…大蒜と十字架と… えッと… (意外に沢山ある吸血鬼の弱点。今は弱点では無くて行きそうな場所、とか、生態、とか狩人との関係的な何かとか… 知りたいンだけれど。) ――うう…。 (のッてない。) [Fri 10 Jul 2009 22:46:18]
お知らせ > セィナさんが来ました。 [Fri 10 Jul 2009 22:43:08]
お知らせ > グレアムさんが帰りました。 『(書き直し、書き直し)』 [Wed 8 Jul 2009 01:05:12]
◆グレアム > ――――――これは、駄目だ、な。(しばらく粘って、出たのはそんな結論。 書いた紙をくしゃくしゃと丸めて捨て――ようと思ったが、書類鞄に押し込んだ。 駄目だ駄目だ。こんな出来栄えじゃあ、さすがに文字通りの意味で『お話』にならないではないか。 これくらいならば、昔書いた例の構想の方がまだマシというものだ。 しばらくは『かわいいおんなのこ』とやらを執筆する練習に当てよう。 まったく、そういうのは苦手だというのに……) [Wed 8 Jul 2009 01:05:03]
◆グレアム > (まあ、物語の要素はだいぶ固まってきている。 ヴェイトス市に起きる怪事件に対し、技術と魔術の両方を駆使して幽霊狩人が立ち向かう――少年少女が喜ぶだろう、定番の冒険小説的な粗筋だ。 雛形はできており、後は筆者の執筆能力だけが物を言う。 いやはや、昨今は様々な冒険小説が世に出てきて群雄割拠しているとのことで、その中でどれほど目立つ話を書けるかという事が問題になってくる。 かわいい女の子やら格好良い男の子を出せ、と編集者からしつこく言われているのも、そのあたりに原因があるのだろうが)……どうにも、そういうのは苦手なのだがなぁ……。(まあ、とりあえずは頑張ってみるとしよう。 書いてみなければ上達もしないし、結果もわからないのだから。 思わぬ才能が出てくるかもしれないし、或いはこれは無理だということもわかるかもしれないのだから)【判定】 [Wed 8 Jul 2009 01:00:11]
◆グレアム > (と執筆をかねて、帳面などを抱えて図書館へ。 試しに旧い物を開いてみたら、昔何度かここで構想を練っていた時の走り書きが出てきた。 …………正直、あまりお世辞にも良い出来栄えとはいえない。 まあ、王道は嫌いではない。黴臭い洋館だの、呪われた血筋の双子だの、そういった要素はむしろ好ましい、が――あまりにもそのまま過ぎるのではないだろうか)……廃棄、はしなくても良いか。まあ、改めて一度書き直すべきだろうな。 アイデア、というか素材は王道であるから、つまりは使い方次第なのだし。(というわけで、執筆再開である。 図書館の何が良いって、周りを本に囲まれているという事だ。 とても喜ばしい。嫌でも気分が高まってくる。 難点はといえば、煙草が吸えないことくらいか。 致し方ない事とはいえ、口元が少し寂しい) [Wed 8 Jul 2009 00:50:09]
お知らせ > グレアムさんが入室されました。 『――資料探し』 [Wed 8 Jul 2009 00:43:41]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 …とか考えていると、渇いてくる。今日はもう帰ろう。 』 [Mon 15 Jun 2009 00:33:08]
◆フラン > ( …否、やはり終着点は微妙に違う。吸って、吸って、吸って吸って吸って、沢山吸えば、もしかしたら私は人間に戻れるかもしれない。そうやって勝ち取った後の私は、多分もう何もかもぼろぼろになってしまうかもしれないけれど、少なくとも人間になれるのだとしたら。 ああ。 ) ……少し落ち着こう。やっぱり、今の私は駄目だ。こんなぶれがあるんじゃ、上手くいかない。 ( そうだ、いつものように。何とかなるって楽観的に捉えよう。今までそうだったのだから。 ――本当は。ミーシャも、エレフも、エリーさんも。 好きなんだ。彼女たちは単なる餌なんかじゃなくて……。けれど、好きだからこそ餌として相応しくなってしまって…。 ) [Mon 15 Jun 2009 00:29:44]
◆フラン > ( この身に降り注いだ不運は、自業自得なんかじゃない。単なる不幸だ。私は、この不幸を拒絶しても良い権利がある。 ) ………。 ( あるはずだ。 ) …………。 ( 私はまた眉間に指をあてる。駄目だ、本の内容が全然頭に入ってこない。最近こんなことばっかりだ。自分の心が酷く安定していない。後ろめたさがある。 …ということは、今まさに私は人と化け物の分岐点に立っているのだろうか。しかし、吸血を拒めば私は吸血鬼になるし、吸血を望めば人の心は死んでいく。目の前にある分岐点は分かれているように見えて、実はその行き着く先はどちらも一緒なのだ。どっちに進んでも同じならば、楽なほうを選びたい。 ) [Mon 15 Jun 2009 00:17:32]
◆フラン > ( 昼間は普通に過ごすことが出来るのが何よりの救いだろう。普通に講義に出て、友人と普通に接し―― 言い方を変えれば、平常を装うことが出来る。今のところ、私は普通の大学生でいられるのだ。…その化けの皮も、一枚一枚剥がれていっているような思いはあるけれど。 ) ――昼間歩けなくなったら、終わりね。 ( 講義に出なければ、何があったのかと周りが騒ぎ出す。私の周りには、そういう親切な人が多いのだ。私が交友関係の少ない人間ならば、ある程度は誤魔化せたかもしれないが、こう見えて付き合いは広い方だ。大学を辞める事にもなるだろうが、両親に知られるかもしれないし、それに――… 私は今の私のままでいたい。勉強を続けたい。そのためにはちょっとくらい、誰かを犠牲にしたって……。 ) [Mon 15 Jun 2009 00:00:34]
◆フラン > ( それでも少し身体には違和感があった。それは吸血鬼化の進行というよりは、単に衝動の余韻のようなものだろう。今までもそうだったし。このまま血を吸わず放置しておくと、また一つ私は化け物になる。…ううん、もしかしたら既にギリギリなのかもしれない。 ある程度吸血鬼化が進んで唯一助かったことといえば、吸血のタイミングを満月の日の前後に定めなくとも良くなったことか。今の状態ならば、多分。そそられればすぐに乾き、喉を潤す準備が整う。 ) …………。 ( ぐ、と眉間に指を当てながら、本を捲る。大学での成績が少しずつ下がり始めているのは、この身に起きている事を考えれば仕方の無い事か。教授がそれとなく心配してくれたけど、まさか吸血鬼になりかけているんですと告白するわけにもいかず。 ) [Sun 14 Jun 2009 23:51:51]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 満月の日が過ぎ、衝動も収まって。 』 [Sun 14 Jun 2009 23:45:38]
お知らせ > 戒さんが帰りました。 『( 同居人に意見を貰ってから、おじいさんに話してみよう )』 [Sun 14 Jun 2009 22:44:55]
◆戒 > ( どっちにしろ胃に優しくて、体に溜まった余分なモノが出てくよう促してくれるような食材がいいか。 ) と、なると――、 ( 人と同じように考えればいいのだから、消化吸収が良くて抗炎症作用のある大豆だとか白菜だとか南瓜だとか根菜類だとか――、 と、色々頭の中に思い浮かべながら本を閉じ、帰り支度をしよう。 ) ( 明日の朝ごはんは具沢山おじやに決定。 ) [Sun 14 Jun 2009 22:44:02]
◆戒 > ( 食べさせるなら水分が多くて具の多いおじやみたいなのがオススメ。 それも食べられないようなら葛湯なんかもいい。 そのへんも体調悪い時の人間と似たようなものか。漢方でいうなら葛根湯とかにあたる。消化が良くてカロリー高め。 人が風邪引いた時なんかはちょっと砂糖を入れて混ぜれば甘くて食べやすいだろう。 それから米や大豆やじゃがいも大根、トマト…、変わったところでは納豆もいい。 ) ( 今回は皮膚疾患のようだから、アレルギーか胃腸が弱っているのか。 ) [Sun 14 Jun 2009 22:37:10]
◆戒 > ( 自分が持ってる知識と、そこらの本から引いてきたのとを合わせ 香辛料だとかチョコだとかの菓子類、冷えた牛乳だとか生のイカやタコや甲殻類の名前なんかを書き出していくのだが――、 ) …、 ( ふと、アレ、これ同居人普通に食べてるよなぁと思って手を止めた。人型の時は平気なんだろうか。とすると獣型だと駄目なんだろうか―― いや、実験させて欲しいとかいうドSな要求はしないつもりだが。実は同居人の体にも良くなかったらどうしようかと不安になっただけで、 ) … ( まぁその辺りは帰ってから尋ねるコトにしよう。ペンをふらふら揺らしながら、リストを眺めた。 犬は食べちゃ駄目、なもの以外はわりと普通に人が食べてるものを食べさせても大丈夫だ ) [Sun 14 Jun 2009 22:27:22]
◆戒 > ( 生憎相談出来るような食医にも伝はない。 薬学方面の相談ならば一人、中央病院の漢方医の名が思い浮かぶのだけれど。 今回はちょっと違う ) ン―― 、 ( 軽く眉を寄せながら。ペンが動く紙の上には、 青ネギ にら 玉葱 らっきょう あさつき―― つまるところネギ類の食べ物と、ハム ベーコン 味噌汁 フィッシュアンドチップス―― 油分塩分の多い食べ物の名前なんかが並ぶ。 まず「これは食べさせないでくださいね」というモノのリストを作っているのだ ) [Sun 14 Jun 2009 22:16:06]
◆戒 > ( プロが出さなかったものを此方で出すような事はしない。 大体己の作る薬は動物用ではないし、獣医学や獣薬学方面はさっぱりだ。 同居人も同居人だし、薬学方面くらいは手をつけるべきかなぁと思うのだが、 ) ――― ( それはさておき。 あのままでは見ていて可哀想だとしょんぼり肩を落とすご老人の様子に、思わず何か調べてみましょうと言ってしまって、 ) ( 今に至る。 ギルドに行くべきかとも思ったが薬の本を求めているわけではないし、此処ならば広い分野の本を集めているだろうと。 …で、薬が駄目なら食事療法はどうかと思ったのだが ) [Sun 14 Jun 2009 22:04:02]
◆戒 > ( 店に来るお客さんの、飼い犬のハナシだ。 )( 薬を煎じている間の雑談で出た話で、なんだか最近疲れやすいらしく散歩に行ってもすぐ息切れするとか、白犬のはずなのに口周りや頬の辺りが茶色くなってしまっているのだとか。 どうにかならないだろうか、と言われたのだけれど、 ) … ( どうにかっていわれてもなぁ、というのが正直なところだ。 )( 獣医に診せたらどうかと勧めたが、以前同じような症状で診せに行っても病気とまではいかないからと言って薬を処方して貰えなかったという。 ) [Sun 14 Jun 2009 21:55:58]
◆戒 > ( ―― っていっても、 某おまわりさん の、ごはんじゃぁなく。 ) [Sun 14 Jun 2009 21:40:59]
お知らせ > 戒さんが入室されました。 『( … 犬のごはん。 )』 [Sun 14 Jun 2009 21:39:10]
お知らせ > 雷鳥さんが帰りました。 『神だ。』 [Sat 30 May 2009 01:39:43]
◆雷鳥 > (まあ、こういった出会いもあるということだ。 私のような存在であっても、先のこと――例えば十年後のミルドレッド・アスキスの姿を知ることは不可能だろう。 私は雷鳥。ワキンヤン、或いは雷を呼ぶ鳥とも呼ばれる存在。つまりは――) [Sat 30 May 2009 01:39:39]
お知らせ > ミニーさんが帰りました。 『 お腹空いた。焼き鳥食べたい。 』 [Sat 30 May 2009 01:36:27]
◆雷鳥 > 昔、この土地に住んでいた人々の言葉だよ。興味があるのなら――興味を持ってもらえたのなら光栄な話だが――調べてみると良い。幸い、ここの図書館には資料も揃ってるようだし。(私について書かれている本があるとすれば、それこそ光栄だ。人間達の膨大な知識の片隅に、私の記述が残されている、ということなのだから。 見るドレッド・アスキス。なるほど、召喚師なのか)では、10年後を楽しみにしておくとするよ。私にとっては、それほど長い時間ではないからね――もっとも、その時まで、覚えていてもらえれば、だが。(何せここ最近――私の尺度で、だが――で、随分と私の力は失われてしまった。 いつぞや遭遇した軍神のように、肉の身体を得て地上で暴れているモノもいるようだが、生憎と私には受肉するだけの力も残されてはいない。 第一、神殿さえもあの有様で、訪れる者はいないのだから)そういうモノだよ。 神秘というのは、日々の生活の中に、それこそ溶け込んでいるものだ。 日が昇って、沈み、月が出て、星が光り、月が沈み、また日が昇る。これだとて神秘の一端だろう?(そんな風な事を語りながら、私は彼女の帰り道をしばらく共に歩いた――飛んだ、と言うべきか。 悪戯精霊。まあ、雨を降らせ、雷を落とすのも、悪戯といえば悪戯か) [Sat 30 May 2009 01:31:22]
◆ミニー > わんきゃん? 犬みたい…"Thunderbird"、分かり易いじゃない。 それでいいや。 ( 覚え易いし。 ワンニャンとかよりは。 ) ミルドレッド・アスキス。 偉大な召喚師ミルドレッド・アスキスの10年前の姿よ。 ( 10年後にはそう呼ばれている予定らしい。 この歳で魔法なんか使えることをプライドのよりどころにしている人間である。 それ以外が本当に何もできない所為か。 ) ま、今は暇な爺さんトリの話し相手なんかしてる程度のしがない召喚師だわ。 不思議と全く神秘を感じない邂逅だわ。 ( ふぅ、と冴えない溜息を吐いて扉を開けた。 今日の成果は0。 胡散臭くてお喋りな土着神と知り合ったとさ。 悪戯精霊みたいなものにしか見えないけど。 ) [Sat 30 May 2009 01:24:15]
◆雷鳥 > ふむ、それもそうだな。いや、失礼した。――私は雷鳥とか、ワキンヤンとか、雷を呼ぶ鳥(サンダーバード)とか、そんな風に呼ばれている存在だよ。 良ければ、君の方の名前も教えてくれないかな、お嬢さん。(彼女の隣について移動しながら、私は一度頷き、自らが如何なるモノなのかを彼女に告げた。そんなに大層な存在ではないだろう。今も、昔も、変わらずに。 我々のような類のモノは、そもそも人々の想念が固まって生まれたモノだ。 威張り散らしたり、支配者顔をしたりするのは、西洋の神々の領分だろう)悪魔や妖怪と一緒にされたくはない、というのが本音だな、私としては。 そして後半に関しては正解だ。 殆ど忘れられている、この土地の古いモノさ、私は。 ――では逆に聞くけれど、君は一体何者なのかね? 私の姿が見えるのと、この間の墓地での会話からすると、魔術師――それもシャーマンだとか『呼び出す』類のものじゃないか、とは考えているんだが(あまり人と会話をする機会に昨今恵まれていないものだから、こうして言葉のやり取りをするのは純粋に楽しいものだ。自然、声も少し明るくなるというもの) [Sat 30 May 2009 01:12:35]
◆ミニー > 知り合いって程でも―――名前も知らないし。 先に声かけた方が先に名乗るのよ。 ( 荷物を片付け、退館する準備を整えながらそんな話。 まぁ帰り道程度結局なんなのかって話くらい聞いてもいいか。 二度出くわすならたぶん今後も出くわすんだろうし。 そのつど正体不明じゃ面倒臭過ぎる。 ) 私前に言ったっけ。 土着の悪魔か、妖怪か、古臭い神様とか。 マイナーな。 ( パプテス様を信仰してるホワイティア様はまぁ尊大な物言いで偉そうに言うわけである。 だいたいパッと出てきて墓地だの図書館だので暇潰しにおんなのこナンパする神様なんて大したもんじゃないにきまってる。 ) [Sat 30 May 2009 01:05:18]
◆雷鳥 > いや、知り合いの姿を見かけたから声をかけただけ、という所かな。少なくともこの場所に捕らわれている霊魂、というわけではない。半分は正解かもしれないがね(唐突な登場、というのも致し方ない面がある。だいたい、そもそもからして私の本来の性分は『神出鬼没』なのだから。 いつ来るかわからないし、出会う時には逃れることができない。 幸いな事に、今晩はここで何かする、というわけでもないのだが)ヴェイトス市に住んでいる者ならば、誰であっても私と必ず遭遇するものだしね。 とはいえ、こうして会話できる人はあまり多くないのだが――別に君にのみ纏わりついているわけでもないよ。(苛立つ様子に苦笑しつつも、私はそんな風に説明をする。まあ、だからと言ってあまり好かれている存在でも無いのだろうけれど。 突然の雨、夕立、雷。私の存在を歓迎するのは、それこそ農民でもなければ多くはいないだろう。 とはいえ、そういう存在であることに不満を抱くわけでもないし、全ての雷雨が私の行いによるもの、というわけでもないのだが) [Sat 30 May 2009 00:55:30]
◆ミニー > ( しばらく館内の人間が訝しげに宙を見渡してトリの姿を探すものの結局それらしき姿は無く、五月蠅い子供だ、的な目を向けられるだけだった。 腹立たしい。 ) ―――なんなの。 鳥のストーカー? 自縛霊? なんか用? ( ああもうここ居られない。 小声で話しても周りは気にするだろうし、大騒ぎして恥かいたし、どうせビジュアル化も行き詰ってたし。 苛立たしげに小声で捲し立てながら早足で書架に本を戻し、スケッチブックと筆記具を鞄に仕舞う。 本当、こないだも唐突だったけど今度も唐突だ。 鳥の霊に取りつかれるような事をした覚えは無い筈だけど。 ) [Sat 30 May 2009 00:48:52]
◆雷鳥 > ……まあ、とりあえず落ち着きたまえ。(――とはいえ、生憎と私の姿は多くの場合、人々には見えないのだが。こうして彼女が騒いでしまっても、傍目には独り相撲にしか思われまい。 勿論、図書館の職員の中に魔術的素養があったりなどすれば別だが、そういう人物はより相応しい場所で仕事についている筈だろうし。 私は騒ぐ彼女を宥めるように、やんわりと声をかけた。 効果があるかどうかはわからないが)私の姿は雨の日でもなければ多くの人の眼には映らないし、声も同様だ。騒いでも君が怒られるだけ、というあまり良くない事態になりかねない。(確かに、あまり普段は訪れない場所である、という事は認めよう。気まぐれでこうして図書館に来ることはあっても、殆どの場合、私がいるのは外であり、空だ。 ここに来なければならない、という事は無い) [Sat 30 May 2009 00:41:43]
◆ミニー > わっ、なんかいる! なんか、トリ! 図書館に鳥!! ( がたっ、と立ち上がって飛び退いた。 そりゃこんな締め切った空間に鳥なんか居たら驚くってもんだ。 前に見たアレだってのは少しして気づいたけど、それ以上にそっちのが気になって思わず声を上げた。 司書なり警備なりこれどうにかしろみたいな具合で。 糞とかされたら大変だし。 ) [Sat 30 May 2009 00:32:08]
◆雷鳥 > それは確かに道理だな。生憎と私は、あの手のことができるほど器用ではないけれど(あれが魔法などの力を一切用いてないというのは、未だに驚くべきことだ。知恵と手先の器用さのみで、人間はああも様々な光景を生み出してみせる。そも、それを言えばこの街並だとて、その一端なのだが。 ――しかし、これは蛙なのか、蜥蜴なのか。首が何本もあるというのはともかくとして、元となった動物さえも思い描けない。やはり独創的だ)うん? ああ、先日はろくに挨拶もしないかったからなぁ……。 私は雷鳥という存在だ。急に声をかけてしまって、失礼をしたね(振り返った先にいるのは、白色の文様が描かれた巨大な黒鷲――つまりは私だ。彼女には魔術的素養がある以上、私の姿も見える……とは思いたいのだが) [Sat 30 May 2009 00:27:17]
◆ミニー > 興味ないし。 シルクハットから鳩出したかったら手品でも覚えればいいのよ。 ( がー、なにこれ上手く描けない。 長くて細い脚が大量に生えた首が三つあるくせに羽根のないドラゴン的ななにか両性類を描いてまた放り出した。 ある種怪生物図鑑が出来上がりそうだ。 ) っていうか誰? なに? きもちわるい。 ( ようやく自分が誰かと会話している事に気付いて振り返る。 相変わらず行儀悪く椅子の脚を傾けたままの姿勢が危なっかしい。 ) [Sat 30 May 2009 00:20:31]
◆雷鳥 > ただの動物というのも、そう悪いモノではないと思うよ、私は。かつてコヨーテは星の世界まで昇ったし、兎も幻術を操れたのだから。(などと、私は彼女の絵を見つつ口を――もとい、嘴を開いた。 如何なる目的でもって彼女が絵を描いているかはわからないが、少なくとも独創的という意味では何の問題も無いように思える。 私の知っている限り、このような姿をした生き物というのは、およそ夢の中か幻影の中でしかお目に掛かることはできないだろう)まあ、私も些か奇妙な存在であることは自覚しているがね。……これが一体、どんな生物なのかは皆目検討もつかない。 何を描こうとしているのかね、君は。(人のように何かを創りだす、という行為は私たちにはできない。或いは西洋の神々、ないし我らの根源たる大いなる魂(マニトゥ)であれば別なのだろうが、私には不可能だ。 こうして創造の場に立ち会えるというのは、滅多にできない体験でもある。 純粋な好奇心から、私は彼女に問いかけた) [Sat 30 May 2009 00:12:42]
◆ミニー > ( それから数枚描きかけては途中で投げ出し、駄目だこりゃ、と唸った。 どうも上手く行かない。 もうちょっとしっかりしたイメージが無いと難しいか。 最初に描いたのが結局一番イメージに近い? でもなーんか違う。 ) んあー…どうもオリジナリティ不足だわ。 もっとこう… ( 描きかけの絵によくわからない触手とか牙とか角とか毛とかを色々描き足して、なんじゃこりゃ、とまた机の上に放り出した。 グロ過ぎる。 ) …うるさいな、独創的じゃなきゃただの動物じゃない。 ( 背後からの声にぼんやりと返事を返して筆を進める。 もう十分行き詰っているが。 ) [Fri 29 May 2009 23:59:09]
◆雷鳥 > (絵という概念ならば、かつてこの島に暮らしていた人々も保有していた。が、文字となるとまた話は別だ。彼らは字というものを知らず、私もまた其の概念を知らなかった。理解したのは、この島に白い肌の人々が訪れるようになってからだ。 最初のときは驚いたものだ。古老の語る昔話や、壁画として残された獣の物語などではなく、このように書物として過去のことを残せると知った時の驚愕ときたら。 そして、このような書物の殿堂である図書館ができあがっても尚、世の中に本は増えつつある。人の子の持つ知識というものは、いずれとてつもなく膨大なものになるだろう。そうすれば、いずれ――私の持つ狭く、また浅い見聞など、すぐにでも追い抜いてしまうだろう。…………例えば)ふむ。私も幻の中に潜む、様々な怪異を見てきたつもりではいたが、これは中々に独創的な存在だな。(――気まぐれで覗き込んだ図書館で、以前に遭遇したことのある娘が描いた絵。机に放り出されたそれを、彼女の背後から覗き込むようにして見やり、私は呟いた) [Fri 29 May 2009 23:50:29]
お知らせ > 雷鳥さんが来ました。 『書き記す、ということ』 [Fri 29 May 2009 23:43:36]
◆ミニー > ( スケッチブックをいったん机に置いて、ひとまず冷静になって図鑑を再読する。 なんか当初の予定とちょっと離れてきてる。 べひーもす。 Behemoth。 巨獣だ。 欲しいのは。 ) 顔…最初にちゃんと顔描かなかったのが失敗だ。 ( 強そうと可愛いの融合は結構難しいようだ。 気を取り直してスケッチブックのページを捲り、二枚目に取り掛かる事にする。 ) ( まずは顔。 そんな漠然とした構想からスタートしてみれば、やっぱり虚ろな目ですごいこっち見てるライオンと中年のあいのこみたいな顔が二ページめの上がわ4割くらいを埋めた。 大きく描き過ぎた。 途中からやる気をなくしていい加減な胴体を描いて吹き出しを横に描いて「よろしく!」と気さくな挨拶をしてるライオン顔の中年が完成してほどなくしてスケッチブックから切り離されて机に放り出された。 ) [Fri 29 May 2009 23:37:47]
◆ミニー > なんだろう、可愛いかもしれないけどこれはつよくはない。 ( 感情の無さそうな虚ろな目をした怪生物を自己採点しつつ、首を捻る。 とりあえず強さの象徴として額(鼻かもしれない)の辺りに長いツノを一本足してみる。 いまいちだったからもう2、3本足してみる。 全体のバランスが前に傾き過ぎてる気がして仕方がない。 というかこの生物首も無い。 横向く時は多分身体ごと。 眼が兎みたいに左右の面にひとつづつついてるから視野が広いのか。 頭悪そうなのになあ。 ) …羽根か! ( 乗るとこの邪魔にならない程度に後ろ側に蝙蝠っぽい羽根を描き足す。 そろそろほどほどに強そうだ。 首関節も無いくせに何喰うのか心配だが。 ) [Fri 29 May 2009 23:22:18]
◆ミニー > 巨獣…巨獣…behemoth…巨大…で、乗り心地がよくて――――( うぅん、と唸りながら眉の根を寄せ、真剣な面持ちでとりあえず適当に乗り心地の良さそうな巨大な曲線を描いた。 勢いのままに描いて、反射的に尻尾を描いて、巨大な身体を支えるのに必要であろう逞しい脚を二本(※側面図らしい)、描いた。 ) …うわ、顔ない! ( あわてて正面側(脚のつま先が向いてるほうだ。)の先頭に小さな丸を描いて黒眼を入れ、口も無いのに気づいて横線を追加する。 ) ――――これは―――これは――なんだろう。 こわい。 ( 強いて言うなら巨大なウーパールーパーから触覚をとったやつだが脚の付き方が哺乳類だ。 ) [Fri 29 May 2009 23:16:52]
◆ミニー > ( 足を組んで仰け反って、椅子をぎこぎこ言わせながら腿の上に乗せた白紙のスケッチブックと机の上の幾つかの図鑑を交互に眺める。 インスピレーションは大事だ。 想像力無くして召喚術は、延いては魔術の発現は無い。 ちゃんとイメージした決定稿が存在して、その確定した未来を呼び寄せて固定する。 結論が先にあってその間のつじつま合わせを強引に結びつける。 まぁだいたいそんな感じ。 なんかもっとごちゃごちゃした理屈を教わった気もするけど、それを教わる前からあたし、ミルドレッド・天才召喚師・アスキス様様様はそうやってできたんだからそれでいいのだ。 私が決めた結論を正解にする。 だから私が妖精を呼び出すって言ったらもう呼び出せるのだ。 ) [Fri 29 May 2009 23:07:25]
◆ミニー > ( 騒霊、悪魔、妖精。 思えば今まで召喚と契約に成功してきた連中ときたらどいつもこいつもチビだったり小物だったり頼り無かったり、そういうモチーフが存在しなかったのが不思議なくらいだ。 もっと大きくて、派手で、強くて、カッコイイの。 そういうのが足りないと思う。 だから決めた。 次のテーマは「巨獣」だ。 かき集めた資料を机の上に積んで、参考になりそうなページを片端から開いて並べる。 どんな奴が良いだろう? 口煩いのと陰湿なのはもうおなかいっぱい。 かっこよくて、可愛くて、従順で、大きくて、ああ、乗れるのいいな。 肩とか背中とかに。 ) ( そんな事を考えながら椅子をぎこぎこと漕いで羽根ペンをくゆらせ、さっきから白紙の紙を抱えて唸ってる。 ) [Fri 29 May 2009 22:58:45]
お知らせ > ミニーさんが来ました。 『 "巨獣" 』 [Fri 29 May 2009 22:53:18]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『(対面の書架に向けて、倒れた) 『アッー!?』 [Thu 28 May 2009 22:29:45]
◆氷桜 > (しかし注意していても悪いことは起きてしまうようで) ぬお!? (軽い衝撃と共にぐらりと梯子が揺れ、本を落とさぬよう脇を締め梯子にしがみつく。 何とか落下は免れるも、梯子は大きくバランスを欠いてしまい) これは・・・・拙いか? (背中に嫌な汗をかく男を乗せたままぐらりと揺れて) [Thu 28 May 2009 22:28:27]
◆氷桜 > ・・・・・よし、数冊借りて帰ろう (気づけば少々長居をしすぎたらしい、時間はわからないが結構な時間がたってしまったようだ) これと・・・・後はこれだな (書架から数冊を抜き出し、小脇に抱えると結構な高所にあった梯子からゆっくりと下り始める。 さっきまでなら兎も角、本を抱えている今落下したりすると下にいる人間が大惨事になりかねないのでゆっくりと足場を確かめながらそろそろと) [Thu 28 May 2009 22:22:08]
◆氷桜 > こういう話を考える者の思考はどうなっているのだろうな・・・・ (三人の学者が臭い以外で知ることの出来ない巨大な異形の化け物を滅する話を読み終え、感嘆の溜息と共にそんな感想を吐き出す。 きっと常人とはどこか異なる思考を持っていたに違いない、海産物を異様なまでに嫌悪したり) 連作ではないようだが・・・・この棚は全部同じ作者か (一度に借りれる量でもないし、来館中に全て読み終われそうにもない) まあ暇つぶしにはなるだろう (店主が暇を潰す間店では他の従業員が忙しくなるわけだが、そんなことは気にしません、勤めて気にしません・・・・ちょっとは気にします) [Thu 28 May 2009 22:11:04]
◆氷桜 > ・・・・。 (随分と位置の近くなった照明を頼りに、ぱらぱらとページをめくる。 高所の本をとるための梯子の中ほどに書架を背にして腰を下ろした男、誰かが頭上の男に気づかずに梯子に触れば落っこちる自身があります) ふむ、中々面白いな・・・・ (読み終えたのか、簡素な感想をつぶやきつつパタンと本を閉じると書架に戻し、その隣の本を抜き出す。 男が読んでいるのは星々の海からやってくる名状しがたき異形の化け物に人間が蹂躙されるというホラー小説、善悪二極論? 四大属性? そんなものありませんよ、ファンタジーじゃないんですから) [Thu 28 May 2009 22:00:54]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『(書架の途中に腰を据え)』 [Thu 28 May 2009 21:53:49]
お知らせ > パキラさんが帰りました。 『再び目的から脱線した事には終ぞ気づかなかった』 [Mon 25 May 2009 22:54:50]
◆パキラ > (御主人様はお優しい方だ。書置きさえ残せば少女はこうして邸の外に出ることが出来る。奴隷に服を買い与え、褥を同じくするを赦し、其の上聖誕節の折には刺繍をしたいという奴隷の我儘さえ赦して下さった。とてもお優しい方。なのに、未だ邸の者と打ち解けた雰囲気になることはないようだ。庭に咲く手入れの行き届いた紫の薔薇一つとっても、けして邸の者が御主人様を想っていないわけではないだろうに。何か哀しい行き違いがあるのだろうか) ・・・・・・。(胸の位置、服を軽く掴み吐息を零す。痛ましげに、伏せた睫が震えた) あ。(開いた目、視界に飛び込んだ文字に奴隷の少女は足を止める。其処は薬学の類が集まった書棚。そういえば御主人様はよくお薬を作っていらっしゃる。それがなんなのか奴隷には理解出来ないが、簡単なものから読んでみようかと手を伸ばし) [Mon 25 May 2009 22:54:19]
◆パキラ > (其処此処に灯る暖色のあかりはなんとはなしに奴隷ギルドの廊下に整然と並ぶ灯りの群れを少女に思い起こさせた。しかしそこに映るものは全然違う。靴音、衣擦れ、本を捲る音、密やかに交わされる会話―――耳に届くそれら全ては囁きのような微かなもの。荘厳な館内は奴隷の身では入るのを躊躇うくらい――実際、入り口で何度も入ろうかどうしようかと悩んだ程度には威圧的だが、しかしそれは拒絶的なわけではないのだとそう少女は認識していた) ――えっと、刺繍の棚は・・・?(書の作り出す壁模様をじっくりと堪能し、奴隷の少女はようやくこの場所に訪れた目的を思い出した。踵を返し書棚の案内を見ながらうろうろと歩き出せば耳の葉が、無意識に周囲の音に反応して小さく揺れる) [Mon 25 May 2009 22:37:25]
◆パキラ > (図書館に訪れたのは以前学者様にレンタルされた時以来だ。恐らく一人で訪れたのは今回が初めてだろう。相変わらず本棚に収まった色取り取りの本はまるで壁面を飾る紋様のよう。こういう模様を刺繍するのも面白いかもしれないと興をそそられ、奴隷の少女は居並ぶ書の背にそっと手を乗せ其の背に書かれた題名ではなく其の色々の配列を眺めていた) ――――(指先が本の背を辿る。柔らかなオレンジ色に照らし出された書棚をこうしてじっくり眺めるのは少女にとって中々に得難い経験だ。耳元の葉は犬の耳のよう好奇と喜びに微かに揺れていた。この場所には文字を目で追う以外の楽しみもあったのかと小さく笑みが零れた。元々は御主人様にお許しを戴いた、刺繍の本を探しに足を向けたのだが) [Mon 25 May 2009 22:23:39]
お知らせ > パキラさんが来ました。 [Mon 25 May 2009 22:09:54]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 [Sat 9 May 2009 01:01:12]
◆紅梅 > ( 彼の詩は確かに上手いが、いうなれば主菜ばかり食べさせられているよゥな気になるのだ。 本を手に、そっと席を立つ ) ( ――― そォいえば、居住区の方で橋の再建なぞ行われているらしい。 ) ( 幾許か寄付でもしよォか。 ) …… ( それから―― 等と、わざとらしく思考を詩から別の方へと向かわせ ) ( それから、そゥ、 劇の方の様子見に一度くらいは行きたいものだ。 余り訪ねては懸命に動き回る彼女や団員たちの邪魔になろォが、 ――― 一度くらいは。 ) [Sat 9 May 2009 01:00:52]
◆紅梅 > ( 大げさ過ぎる、というか )( よくもまァ、そォも素直に自分の内面を綴り曝け出せるものだ。 感心を通り越していっそ辟易する ) ( 左右に頭を僅かに振り乍、其の書――フォーウン独自の文字で綴られた詩集――を閉じた。 手の先がそっと、目を閉じた眉間を軽く押さえる ) [Sat 9 May 2009 00:53:29]
◆紅梅 > ( 彼の作は秋を詠ったものが多い。 寂しいひとなのだろォ、と霞がかったような頭の中で独り言のようにぽつりと思う。 之の作者の前後に在る別の者の作は、世の中の評価は高いが己には賑やか過ぎて素直過ぎて少々合わないよゥ。 ) … 修辞の上手さは認めるけれ ど。 ( はらはらと紙を捲り、世に聖と謳われる其の者の作を見やる。 ) ……。 ( 確かに上手い。 ) ( ―― だが、其れだけだ。 ) [Sat 9 May 2009 00:43:45]
◆紅梅 > ( 仕事はあるけれど ) … ( 成さねばならぬことはあるけれ ど ) …… ( でも 退屈で。 眠くって。 退屈で、退屈で )( 気晴らしにと訪れたふみくらにも、今宵は特に目を惹く品はないよゥ。 ) ―― … 耿々と枕に伏し眠ること能わず 衣を披き戸を出でて東西に歩む…、 ・・・なん て。 ( 空でも言えてしまうのに。 ) ( 其れでも書を紐解くはまた別。 頬杖を付き乍 半ば面倒そうにも見える仕草で、其れでも視線は書に綴られた文字を追う ) [Sat 9 May 2009 00:34:19]
◆紅梅 > ( 出来は、如何だろゥ。 ) ( 古書の香は仄か。白牡丹もまた同じくに。 ――― 近寄らねば、余人にはさほど気にならぬものであるかもしれないが ) … ( 纏う衣が紅い単に白の重であるのも、雪下の梅よりはむしろ牡丹を思って無意識に選んだのやも知れぬ。 ) …… ( ふく ァ )( 袖几帳の下、欠伸が漏れた ) [Sat 9 May 2009 00:19:58]
◆紅梅 > ( ―――― 嗚呼、退屈だなァ。 ) ――― 。 ( はらはら と、紙の滑り落ちる度 鼻を掠めるは 古き書の持つ独特の香。 ―― 其処に混じる己が衣に焚いた香に、ふと眉を寄せた ) ( 何も焚かずに来れば良かったやもしれない。 ) ( 庭の白牡丹が見事で、つい興をそそられ其に擬えて合わせてはみたものの ) [Sat 9 May 2009 00:11:42]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 [Fri 8 May 2009 23:55:55]
お知らせ > アーク=フォースさんが退室されました。 『作業を進めながら 少しだけぼんやりした』 [Sat 25 Apr 2009 23:41:51]
◆アーク=フォース > (あなたの様子を見ながら、少しだけ懐かしさを覚えた。) ギルドに出した自分の魔術の術式をもっと完璧なものにしたくて、勉強中…ですね、これが難しくて (笑いながら、そんなことを言った。) 自分で自分の変化が解らないって怖いと思いますね…自分は (自分の怖さは自分が知っているからしっかり首輪もつけてそれに手綱もつけて握らねばならないから。)もう少し、魔術の実験が成功したら…ですかね (ぼんやりとそんなことを言えば、こちらも作業に入る。) [Sat 25 Apr 2009 23:41:27]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『( いつのまにか雨音は会話に飲まれ、意識の外へ追いやられていた )』 [Sat 25 Apr 2009 23:40:16]
◆リア > ( ノートと本を目の前へ引き寄せ、羽ペンを採点用の赤ではなく黒インク用のものに――そういえば今夜用意したインクは赤も黒も、貴方の瞳の色だ――持ち替えながら。 ) ( 本を開いて調べものをしつつ、しばしの間貴方と言葉を重ねてゆこう。 貴方の作業を邪魔しない程度にと、思いながら ) [Sat 25 Apr 2009 23:38:54]
◆リア > ( 先ほど裏返しに伏せた答案用紙、机の上でとんとんと軽く揃えて隅に置き )( おそらく夜でも本を読むのに十分な光源があるだろう、この館内では きっと貴方の瞳の変化は己にも知れただろう ) ――― そうですか。 …それで、今は何を? ( 学ぼうとしているのですか、と。 なんとなく、貴方の持ってきた本へと視線を向けながら ) …そうですね、少し落ち着かれたかもしれません。 ( 疑問含みの言葉は、どう変わったと言えるほど、目の前の青年のことを知らないから。 2、3度、こうして言葉を交わしたことがあるだけだ。 けれど、困った顔をしなければならないような変化ではないはず、だけれど。…気恥ずかしいのだろうか。 ) 嗚呼、真ん中で寝られてしまったり…? ( しているのだろうか。 ) 膝の上で眠られて、身動きとれなくなったりすることありませんか? ( なんて、小さく笑いながらも控えめに尋ねるのは己にも覚えのあることだから。 ) 名前、付けてあげる気はないのですか…? ( 返ってきた呼称は、貴方らしい、と言えばらしい気がするけれど。 ) [Sat 25 Apr 2009 23:34:35]
◆アーク=フォース > 好きというより……夢でしたから (何かに近づいていく気がするから、それに手を触れて確かめて生きたいから。) 建前では、人のためになればいい、本音では、魔術で自分が何を出来るかを確かめたいってところでしょうかね (反する赤い色は時々明暗する。 光を失ったり増えたり。) 少し変わったとかは回りにも言われましたけど…ね (前より丸くなった、何か取れたんじゃね? とかそんな事をいわれた事を思い出して、困った顔した。) 自分のベッドとかはよく占領されちゃってますからね、猫に (髪に絡まる指には気にした風でもなく、様子を見る。)別に「お前」とか「君」とかそんな感じですね (そんなことをいいながらも質問には素直に返して、こちらも質問を返すか。) [Sat 25 Apr 2009 23:20:16]
◆リア > ( 魔術。 ) …お好きなんですね。本当に。 ( 言葉を告げる間に、ゆっくりと瞼を上下させた。 以前からちらほら、そんなようなオハナシを聞いていたような気が、する。 ) 貴方は――― 魔術で何を成したいのですか? ( あおい目が、両の紅い色を見つめた ) ――― へぇ、其々に惹かれるところがあったのですね。 ( アングリマーラについては、心配そうに小さく眉を寄せて 大丈夫でした? と首を傾げ。 くるくる変わる貴方の表情につられたよう、己の表情も僅かずつ変化をみせていただろう。 ) ああ、なるほど。 ( 猫を飼ったような感じなんですけど、 と。 言っていた先ほどの言葉を思い出し。 猫を飼ったとか拾ったとか、断言出来なかったのはずるずると流されて何時の間にやらそういう事になっていたらしいから、か。 ) 手触りがいいですね。 ( 不意に漏らした言葉は猫ではなく、貴方の髪の触り心地のこと。 拒まれなければ軽く指を絡めて、その心地好さに小さく笑むだろう。 そうしてするり、手を離す ) じゃぁ、なんて呼んでるんですか? ( 猫。 ) ( 怪我の痕が、という言葉には傷ましげに そうですか、と微かに言葉を漏らし。 貴方の説明に耳を傾けては、相槌を打ったり、こうですか、と尋ねてみたり。 ) [Sat 25 Apr 2009 23:07:17]
◆アーク=フォース > (勉強熱心というのには、少しだけ首を横に振って。) まぁ、これくらいは当然だよ、大学も出てない上に魔術もまともに使えないんだし、人一倍の努力は必要だよ (旅と聞かれれば、うなづいた。 有意義とかは本当にうれしそうな、それこそ悪魔の血なんて何処にあるのっていう顔をしていた。) クリスティアは魔術資料がたくさんありましたし、でも住むならアマウラ様式の建物がいいですね、アングリマーラは夜歩くべきじゃないですね… (何か色々表情が二転三転した。 思い出すような感じだったからそうだったかもしれない。) まぁ、大怪我してたから、手当てをしたら居座られて、なつかれてしまって (毛先に触れれば、とても艶やか、男性らしからぬ艶やかさだったりする。) 名前はないです、毛並みは黒だから怪我の痕がすごい目立つんですよね (そんな事をいいながら、大きさとかを説明するのがすごく不器用だった。) [Sat 25 Apr 2009 22:52:57]
◆リア > ( 机の上に置かれた時には、少しインク瓶の中身が揺れたのかもしれない。 その冊数に、 勉強熱心ですね、としみじみと。呟きのような言葉が、口をついて出た ) ( 向けられた笑みに、恥ずかしさの入り混じったまま此方も笑みを返し ) へぇ、 旅を? それは…、有意義だったでしょう。何か面白いもの、見つかりました? ( それでその何事かを調べに来たのだろうか と。思ったのだけれど、貴方の持つ紙に書かれた文言はどうにも旅の記録というわけではなさそうだ。 ) ふふ、なんだか前より男性らしくなりましたね。 嗚呼、以前が女性らしいという事ではないですよ? ( そういう皮肉ではなく、もっとこう、単純な感想。 貴方の黒髪の毛先に触れようと、指を伸ばしながら ) …猫、お飼いになられたんですか? ( ぱち、と。ゆっくり一つ、瞬いて ) ええ、ロスマリヌスは元気ですよ――― 貴方の猫のお名前は? 毛色、とか、 ( 聞かせて欲しい、と。 まだ見ぬ猫を思い、柔らかく目を細め ) [Sat 25 Apr 2009 22:40:24]
◆アーク=フォース > (本はかなりの量が持ってこられている5冊〜6冊はあるだろうか。) ぼんやりするのは悪いことじゃないですよ、心が空っぽになってるのなら別ですけど (何か照れたあなたには、少しだけ笑みを浮かべたか。) まぁ……この島の彼方此方を旅してましたからね最近まで (笑み浮かべてそんな事をいうた。 ものすごく懐かしいのはこちらも同じなようで。) あぁ…そうなんでしょうかね? 自分はそんな気はないんですけど (髪はそれでも少し短く切った。魔術使うときに邪魔になりそうだったから。 自分の変化はあまり自分では気づけないものできょとんとした。) 自分も猫を飼ったような感じなんですけど、そちらの猫はお元気ですか? (そんな事をやんわりと聞いた。 表情には少し心配な感じもあったりなかったり。) [Sat 25 Apr 2009 22:25:23]
◆リア > ( 貴方の存在を示すのは何も靴音ばかりではない。 それでも静かに近付いて来た分、貴方に気づくのは遅かったことだろう。 挨拶をして、頬杖していた手に持っていたままの羽ペンを置いた頃には、もう貴方が隣に荷物を置いていたくらいに。 ) いいえ、貴方も見たとおり、単にぼんやりしていただけですから。 ( 恥ずかしいところを見られたと、ほんの少し照れが混じる。 ) ……そうですね、お久しぶりです。 ( 貴方の言葉に応えるまで、多少の間があったのは最後に会ったのはいつだったろうと思い起こそうとしたため。 結局、いつ頃かは思い出せなかったけれど、その程度には久しく顔を合わせていなかったということだろう。 ) …ちょっと、さっぱりしました? ( なんて、軽く首を傾げ。 窺うのは、貴方の黒い髪。 雰囲気のことも、もしかしたら言葉には含まれているのかもしれないけれど ) [Sat 25 Apr 2009 22:15:24]
◆アーク=フォース > (多少静かにしていても、やはりばれる様で、貴女がこちらを向けば少し笑みを浮かべたか。) すいませんね、お仕事の邪魔しちゃって (そのままもう少し近づけば、隣の場所に本と資料をとりあえず置いた。 中には手書きの紙が何枚もまとめられた物もある。 少し見ればそれが魔術のものだとわかるそれだ。) こんばんわ、お久しぶりです…でいいのかな? (昔より、少し周りに対して丸くなったかもしれない。そんな表情をあなたに向けた。) [Sat 25 Apr 2009 22:01:03]
◆リア > ( 嗚呼、どうやら人違いは避けられたよう。 ) …こんばんは。 ( 手元の答案用紙、裏返しながら。 微笑み、そっと挨拶を紡ぐ ) [Sat 25 Apr 2009 21:59:53]
◆リア > ( 足音。 ) … ( オトに傾けた意識の中 雨音に混じるソレは、この場では珍しくもなく気に留めるようなものではないが ) …、 ( 静かに、小さく耳に届くそれが自身へと近付いているようであれば別だ。 ――― そっと開いた視界に、映る情景は少しも変わりない。 無論外をゆく人影の数が増減しているだとかの違いはあろうけれど。 ) ( 頬杖をやめて 窓から視線を外し。 振り返った先、ある姿は 愛猫を拾ったきっかけになった誰かさん、だろうか…? …人違いなら、平伏して謝らねばならない。 ) [Sat 25 Apr 2009 21:56:02]
◆足音 > (黒髪に紅い輝きを持った瞳の青年は図書館に来て、本を漁っていた。) たまにはこっちで作業も…? (魔術関連の書籍を持ったまま足を止めれば、見たことのある知人が居るのが見えて足を止めた。) …… (なにやら作業中の様な貴方を少し遠くから見た青年はゆっくりと静かに貴方に近寄る。) [Sat 25 Apr 2009 21:46:45]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『足音』 [Sat 25 Apr 2009 21:39:29]
◆リア > ( 今、何時ごろなのか とか、 どのくらい時間が経っているのか なんて、欠片も考えずに ) ――――― … ( ただぼんやりと過ぎゆく時の流れの中に在るだけ。 ……ただ、其処に在るだけ というのは、不思議と厭わしく思わない。 けれど、このまま失くなったとて己は構わないのかもしれない。 ―― そんなところが駄目だと、再三彼ら彼女らに言われていることを思い出して ふ、と唇が小さく笑んだ ) [Sat 25 Apr 2009 21:34:10]
◆リア > ( ゆぅるり、息を吸い込んで ) ……、 ( 吸い込んだのと同じくらいの時をかけて、そっと息をついた。 窓の外に動く傘を持った人影は、今はその個々を見るではなく単なる情景の一部としか認識されない。 雨の日に傘を持った人々が歩く、当然といえば当然のその光景は、けれど今は似合いだからこそとても趣あるものに映った ) ( 晴れた日の朝も昼も夜も、それ相応に美しく好ましいけれど ) …。 ( 瞼を伏せ、オトだけに意識を傾ける ) [Sat 25 Apr 2009 21:17:48]
◆リア > ( 時折、ゆっくりと睫が上下する以外は身動ぎもせずに ) ……… 。 ( かといって考え事に沈んでいるわけでもなく )( ただ、窓の外の様を眺めているだけ。 ) ( 図書館や、街灯の灯りに照らされ浮かび上がる雨粒の流れは 風に煽られる度、揺れ動く。 時に宙に上下まっすぐの線を引き、時に斜線を引き、時にカァテンのようふわふわと形なく揺れていた。 ) ――― ( か細く鳴く雨音が心音をゆったりとしたリズムに変えてゆく。 先日のような豪雨よりも、己は今夜のように静かに降る雨が好きだ ) [Sat 25 Apr 2009 21:01:55]
◆リア > ( 頬杖をついたその指には羽ペンが挟まれたまま、 ) ( 机の上には昼間子どもたちにやらせた、採点途中の小テスト。 授業のためにと様々に書き溜めた自分用のノートや、参考にと幾つか館内から選び出してきた本が開かれたまま、或いは片隅に積み置かれたままになっている。 もし手元を覗きこんだならば、マルやバツを描く赤いインクも半分を少し過ぎたあたりで止まっていることが見て取れるだろう。 切りのいいとこまできたから休憩、というわけではなく明らかに作業の途中という有様。 ) [Sat 25 Apr 2009 20:48:33]
◆リア > ―――― … ( 何をするでもなく ただ、頬杖をついて窓の外を見ていた。 ) [Sat 25 Apr 2009 20:38:46]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『( ――― 雨音が、耳に心地好い )』 [Sat 25 Apr 2009 20:36:37]
お知らせ > アーティさんが退室されました。 『───帰ったら、暖かいミルクが飲みたい。 そうすれば、すぐに眠れるだろ?』 [Sun 19 Apr 2009 04:16:05]
◆アーティ > 遅いよ。遅い。 ( やっと、執事が迎えに来たみたい。 本人の前では言わないけども、彼ももう年だ。そろそろご隠居してもらったほうがいいのかもしれない。 ) ううん。怒ってなどいないよ、じいや。じいやは何も悪くないじゃないか。 ( じいやの後と、思い雇ったものが悪かったんだ。 だから、 ) ああ。そうだね、ちょっと痛むかもしれない・・・ああ。帰ったらいつものマッサージをお願いするよ。 ( 実父よりも、父らしく、優しいこの老いた執事が大好きだった。 ) [Sun 19 Apr 2009 04:15:37]
◆アーティ > ( 憎むべきところはすべて憎んだし、悲しむ時期はとっくに過ぎた。 ゆえに・・・次は、 ) ───どうすれば、令嬢・・・?うん。令嬢と結婚しないで済むか考えよう。 ( そのために執行猶予2年間。 その間に手立てを考えようと思うんだ。 )─── うん。 できる。 ( 自分を元気付けるかのような掛け声 ) ・・・・・・・・・・・あ。 [Sun 19 Apr 2009 04:12:35]
◆アーティ > つい数ヶ月前まで乾期だったのに。 季節って早いなァ。 ( 自分がヴェイトスにきてまだ数日しか立っていない。 結婚が決まり、自分が旅たちを決めたのが年明けだから─── ああ。 ) 季節は人をこんなにも駆り立てる。 ( 願わくば、このまま時が止まれば面白いのに─── なぁんて、思うにも理由がある。 ) まったく・・・父上には困ったものだ。 兄上より年上の令嬢・・・?うん。令嬢に この私が婿に行くだなんて。 ( 誰もいない静かな空間では独り言が増えてしまう。悩み事も呟いちゃうよね。 ) ───世の中は不思議なことが多いなァ。 ( ふむ。 ) [Sun 19 Apr 2009 04:07:10]
◆アーティ > ( 借りた本、入れてた鞄の中から本を取り出した。 )もう、ないと思っていた・・・この本がある図書館・・・・この本を入れる司書・・・あなどれないな。 ( 持つ手が興奮でふるふるしたよ。しちゃったよ。 いろんな本屋を探してやっと見つけたんだモン。 ) ・・・っは!そうじゃない。ダメダメ。 ( 今本を読んでる場合ではない。 名残惜しそうだが、鞄にまた戻そうか。 はて、 ) ・・・そろそろ雨季か。・・・それとも、天の気まぐれか。 ( 屋敷を出るときはあんなに晴れていたのに、今はこんなにも豪雨です。 ) こんなことなら、セバスチャンにいてもらえば良かったかなァ。 ・・・ん?あいつセバスチャンだっけ。 ( 名前も覚えていないような執事だ。たいした有能ではない。 しかも気が利かないときたもんだ。 ) ・・・考えどころだよね。 ───それとも私のわがままか。 ( 欲を言うならば、雨を見て屋敷から迎えをよこすかお前がコイヨコノヤロウと思っている。 椅子にもたれて雨音に耳を済ませた。 ) [Sun 19 Apr 2009 03:59:38]
◆アーティ > ( ヴェイトスが誇るこの図書館は、無駄にでかい。 デカイ。 美味しいカレーの作り方から、宗教論、果ては解剖学書まで置いてある。 ) 実に良い図書館だ。 ( とは言うものの、硬い椅子にずっと腰をかけていると疲れてくるわけであり。そのおかげで時間に気づいたわけでもあるが、温室育ちのこの男には若干辛いものもあった。 ) ( が、わがままは言えないので、椅子に腰をかけることにしよう。 ) ・・・ふぅ。 ( 長時間立つのが辛いこの身体、椅子は必需品だぜ、コノヤロー ) ・・・・ 屋敷にも、このぐらい本があればなァ。 ( 退屈はしなそうだが、寝る場所がなくなりそうだ。 ) [Sun 19 Apr 2009 03:51:37]
◆アーティ > ( 屋敷に無い本が、図書館にあると聞いて───。 ついつい長居をしてしまうこと、数時間。気づいたら本格的に降っていた。 ) 参ったなァ。 傘は生憎持ち合わせていないしねェ・・・。 ( 本を読むときは集中してしまうので、側人は屋敷に帰ってもらっていたわけだ。 男は杖を持たない左手で頭を掻いた。 ) うーん。どうしたモンだろう。 ( 悩んでもしかたないか。 男は先ほどまでいた椅子に戻ることに決めた。 ) [Sun 19 Apr 2009 03:47:41]
お知らせ > アーティさんが来ました。 『───しまった。雨か。 ( 男はうな垂れる。 )』 [Sun 19 Apr 2009 03:44:35]
お知らせ > レベッカさんが帰りました。 『( 次の標的は何処かしら。 )』 [Sun 12 Apr 2009 22:52:40]
◆レベッカ > ( 脊髄の神経を焼き尽くし、自由を奪い尽くしてから――。 命という命を啜って差し上げましょう…。 ) ―――ふふふ。 ( それでいい。 それで構わない。 それで貫いていけ。 )( 人間の右手に力が入らず、悪魔の左手に力を篭らせる。高揚しつつある気分をどう鎮めれば良いのか。 分かり切った答えを口にする事もなく、ただ決行に移すのみだけだった。 ) …失礼。 ごめんあそばせ。 ( 唐突に立ち上がり、図書館から立ち去る。途中で生徒と肩を軽く衝突させるが、淡い微笑と共に言葉を残した。 ) [Sun 12 Apr 2009 22:51:52]
◆レベッカ > ( 全てが憎いのは確か。 けれど無差別に当り散らしては、――悪魔と何の差も無い。 )( 勘違いするな。 人間だって感情を違えば、殺し合いですらする生き物だ。 )( 命を持って生まれた以上。 全ての生物は余裕がある内は協力し合う。 )( 余裕を失えば、自分の命を優先にする。 誰だって自分の命が惜しいんだもの。 ) ――そうよね。 私だって生きたいんだもの。 ( 顔を伏せれば、唇が歪な形へ歪ませる。 交差する善悪の意思は純粋に生き延びたい。 邪魔する者は容赦しない。 隅から隅まで焼き尽くしてやる。 眼球の水分を破裂させ、脳への神経をずたずたにして―――。 ) [Sun 12 Apr 2009 22:45:01]
◆レベッカ > ( 風景を見眺めても、暇の潰しですらならない。 離れた席に座る席に同級生や先輩達の顔も見えるが、向こうに気付いていない振りをする。 ) ……下らない。 ( 横目で彼女達の笑い合う姿を見詰めようとも、胸が疼き出すだけで小さな痛みを覚える程度。 顔を伏せると同時に、両手を膝の上に置いた。人間の手で悪魔の手を撫でるように触れる。私の意志に反するように、悪魔の手は小刻みに震えた。 怒りに震えるのか、それとも恐怖をしているのか。 本能的な行動に私は理解が出来ない。また呆れたように溜め息を吐いた。 ) [Sun 12 Apr 2009 22:28:34]
◆レベッカ > ( 窓際に寄せた席に腰を下ろす。雨に濡れた黒い長髪は艶かしい光沢を帯び、蝋燭の明かりが一段と引き立てていた。 ) …雨は嫌いじゃない、んだけどね。 ( 足を組むとスクールバッグを懐に引き寄せる。長い手袋に覆われた左手でバッグの中身を漁るように弄り回した。 ) ………。 ( 目当てのハンカチやタオルが見付からず、黒瞳を細めつつ溜め息を漏らした。濡れた髪の毛が衣服や肌に張り付き、不愉快はこれ以上にない。片手でカバンを抱えたまま、頬杖を突いては窓の向こうの風景を見眺める。 ) [Sun 12 Apr 2009 22:11:58]
お知らせ > レベッカさんが来ました。 『( 指先で巡らせ、物語を進めた。 )』 [Sun 12 Apr 2009 22:00:08]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『この娘を側に置いて、一体何をするつもりなのか、と。』 [Fri 3 Apr 2009 03:35:09]
◆フラン > ふふ、楽しみにしてるわ。 ( 大丈夫、何とかなる。だって、今までもそうだったんですもの。 ) それじゃあ、一緒に行きましょう。大丈夫、もしローニンの人に襲われても、フォーウンのあらゆる武術の基礎となった火中天津甘栗拳という―― ( 先日、エリーに言った嘘をそっくりそのまま繰り返すのだった。…仮にそんなに凄い拳法を会得していたとしても、両手が塞がっているのでは使えないような気もするが。 ) ( もしミーシャが大学に通うようになったら、私も嬉しい。…そこまで考えた時に、また新たな疑問、不安が生じる。私は――。 ) [Fri 3 Apr 2009 03:34:57]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『(上手くいくと良いな。いかなくても私が少し我慢すればいいんだから。)』 [Fri 3 Apr 2009 03:32:06]
◆ミーシャ > ( 母は確かに喜ぶけれどそれと同時に激しく照れるだろう。 母子家庭で貧しい生活を強いてしまっているから不安は少なくない。 だから娘がそんな事を言ってくれたら嬉しいんだけれど――――やっぱりそれでも照れる物は照れる。 ) ――――ハイ! じゃあその時は一緒に甘いの食べましょう。 奢っちゃいますって約束しますね。 ( それでも希望は見えた。 彼女に会わなければ大学に通えるかも、なんて私は考えもしなかったんだから。 だから上手くいかなかったとしても、私はフランさんに感謝しよう。 するべきなんだ。 ) はい、私の方は時間ありますし急がなくても大丈夫ですから。 ――――お願いします。 やっぱりちょっと一人は怖くて………… ( 手をかけてしまうけれど送ってもらうのをお願いしよう。 やっぱり夜は物騒だもの。 ) [Fri 3 Apr 2009 03:30:24]
◆フラン > ( 代わりにフランベルジュにお尻を噛まれたという妙な噂が流れるかもしれないが、まあ大丈夫だたぶんきっと。 ) ( もしミーシャの母親に会う機会があったら、あなたの娘さんはあなたの事をこう言ってましたよって、言ってあげよう。きっと喜ぶはずだ。 ) 困った事があったら何でも言ってねと、先に言ったのは私の方。それなら、それに応える義務が私にはあるわ。 …お礼の言葉は、上手くいくまでお預けよ。もし上手く行ったら―― 何か甘いものでも驕って貰おうかしら。 ( 当ては殆ど無いに等しい。私の提案も、結局はミーシャを落胆させるだけで終わってしまうかもしれない。だけど、そんな事を考えていたって仕方ないのだ。…私は、ミーシャに何度も恐ろしい思いをさせた。でも、ミーシャはそれを受け入れてくれた。だから、お返しをしなくてはならないのは私の方なのだ。 ) そうと決まったら、早速行動開始ね。 ――よ ぃ しょっ。 ( 置いた大荷物を抱えなおすと、またえっちらおっちらと歩き出す。 ) 成果が出たら、連絡するからね。 とりあえず、今日はもう遅いし―― 帰りましょう。途中まで、馬車で送ってあげる。 ( 治安はまだ良くないし…。馬車が捉まらなかったら、徒歩で送ろう。なあに、最近運動不足だったからこれくらい大丈夫。 ) [Fri 3 Apr 2009 03:13:06]
◆ミーシャ > ( そして言い寄ってきた人なんですけど、なんだか最近近付かなくなりましたって不思議そうな顔で首を傾げる事になるのだろうか。 噛み付いて追い払う事によってミーシャの悩みは確かに解決だ! )( えへへと照れるように笑う。 ) はい、嬉しいです。 けど確かにそっちを褒められても少し照れくさくはなっちゃいますね。 ( ――――大丈夫だ。 フランさんは約束してくれたもの。 だからきっと―――そんな事は起きないってば。 きっと。 ) フランさん? ( お金の工面に関してがどうしてもいい解決策は浮かばない。 本当に私がもう少し大人だったら―――そんな事を悩んでいると彼女は唐突に席を立った。 ) ……そこまで……その……ありがとうございます。 本当にありがとうございます。 ( フランの好意に胸がじんと熱くなってくる。 そこまで必死に手を尽くしてくれる彼女に私は心の底からのお礼の言葉を言って頭を下げよう。 )( 貯蓄があっても大学に行きたいと話せば母は渋い顔をするだろう。 教材費、周りと遜色のない格好をする為のお金。 学生生活の為の費用、そして学費。 それら諸々を合わせてしまったら二年、いや一年も持つかどうか。 だから現状のままならあと三年、いや二年だけでも待って欲しいと母は言うか。 ) [Fri 3 Apr 2009 03:03:17]
◆フラン > ええ。それはもう。勿論。喜んで。 ( そして噛み付こう。遠慮なく。ミーシャが相談したいと言っているのだから、断るわけにもいかないでしょう! ) ――そうね。私も、家族の事を褒められるのは照れくさいけれど。確かに、嬉しいかも。 ( それを見ていてふと思うこと。そんな彼女の両親の願いや、幸せを全て台無しにしてしまう危険がすぐ近くにあるのだ。――自制すると決めたのだから、大丈夫だと自分に言い聞かせるけれど、不安はあった。 ) ………。 …………。 ……………。うん。 …………。 ( 母親に相談してみる、という言葉を聞いて頷いたフランベルジュは、突然がたんと席を立った。 ) ――ちょっと… 私も、知り合いのつてというつてを辿って、相談してみる。駄目かもしれないけれど――。出来ることはやるべきよ。 ( ミーシャの母親が娘の為を思って貯蓄していることを知っていれば、こんな事も言わなかっただろうが、何とかしたいという思いがあるようだ。 ) [Fri 3 Apr 2009 02:47:31]
◆ミーシャ > その時はちょっとお話聞いて下さい……… そういうのよくわかんなくて。 ( 困った顔でそんなお願い事をする。 まさか悪い虫が付かないように追い払おうと目論んでるとは気付かないもの。 ―――うぅん…ちょっと? ) お母さんの事を褒められるのって自分が褒められた時より嬉しいかな。 ( 私は自分の家族が大好きだ。 母も亡くなった父も。 そのどちらもが私に愛情を注いでくれた。 だからこそ私は貧しくても真っ直ぐに育つ事が出来たんだ。 そう胸を張る事が出来る。 ) ……………… ( 腕を組み悩むフラン。 そう、問題はお金だ。 恥ずかしながら母が一人で支えている私の家は生活をするだけでもギリギリの貧困だ。 それを不幸に思う事はないけれど――――こういう時に困り果てるのは事実だ。 ) そうですか………やっぱり後ろ盾……かあ……… ( スラムで暮らしている私にそんな当てはない。 仮に教授が私の学費を借りという名目でいくらか負担してくれたとしても、それは全額ではありえないだろう。 ……払える……だろうか。 そんな金があるとも思えない。 ) やっぱり自分でお金を稼げるようになるまで待つ方が現実的かな。 一応……お母さんには今度相談してみます。 ( 諦め気味の溜め息を吐きながらも一応はそんな事を言ってみた。 ――――少女は知らない。 母が娘が大きくなった時の為に少なくない貯金――――その額およそ120万前後――――をしている事を。 その為に生活水準が一般の母子家庭より低くなってしまっているのだと。 )( けれどそんな事は知らないから。 やっぱり今すぐはどうしようもないかと私は諦めかけながらも夢が潰えたわけではないから微笑む事が出来る。 ) [Fri 3 Apr 2009 02:35:58]
◆フラン > ふふふ。じゃあ、これくらいにしておこうかな。 ――でも、もし将来言い寄ってくる殿方がいたとしても、ちゃんと見定めなくちゃ駄目よ? ( なんなら相談に乗ろう。そして片っ端からお尻に噛付こう。 …私ったら、下品かしら。 ) う、うん。その時は、宜しくね。 ( でも、そういうのも悪くないかも――…。 ) そうね。あなたのお母様の育て方の良さは、あなたを見ていればわかるわ。どんなに素敵なお母様かということもね。 ( 自分の母の話をするとき、ミーシャはとっても嬉しそうな顔をする。 …私も、たまにはこんな感じで自分の母の事を語ってみるべきか…。 ) あなたはとっても賢い子よ。勿体無いくらいにね。 ただ……。 ( む、と腕を組む。考えるのは、彼女を今すぐ大学に通わせる方法だ。 教授に紹介して、教授が興味を持って、色々便宜を図ってくれたとして―― 問題はお金、お金だ。全額出してくれるわけではない、か…。ああ、私が大学で教える立場ならこんなことで悩まなくても済むのに。 ) …教授にあなたの事を話すのは出来るわ。きっとあなたの事を評価してくれると思う。 でも、そこからは…。やっぱり、後ろ盾が無いと――。 ( 愚かにも、私は仕送りの20万の中からどうにかして捻出できないかを考え始めて、止めた。 ) [Fri 3 Apr 2009 02:12:13]
◆ミーシャ > ( 神に誓って嘘は言ってない。 ) う……うぅ。 もう、あんまり褒められ過ぎちゃうと変な勘違いしちゃいそうだから程々にして下さい。 ( 素敵な娘になれるとか……―――なれるかなあ? そういうのにはやっぱり憧れてしまう。 ) そんな時が来たら遠慮なく声を掛けてください。 ( 子供がお姉さんを看病する図。 子供がしっかりしているのかお姉さんがだらしないのかはてさて。 ) そ…そこまで持ち上げないで下さい………うーん……けどきっと私がそういう風に思われてるのは、きっとお母さんがしっかり育ててくれたからだから。 ( だからそういう風に言われるのはすっごく嬉しいかなって。 はにかむような照れ笑い。 ) 無理はしないで下さいね? うぅ…そんな事にならないといいなあ。 ( 眉がハの字に。 それは杞憂なんかじゃなくて実際にありえるかもしれない事だもの。 そんな事態にならないといいな。 ) ――――え? ( 驚いたという大学生のお姉さん。 私はその言葉に少し目を丸くする。 ) そう…なのかな。 そういうの考える事とか普通だとばっかし思っていたんですけれど。 ( ――――独学しか出来ない環境というのは他人と比べる事が出来ない。 だからそれが重要なことであり、同年代と比較して抜けている要素なんだとは私は知らなかった。 ) 大学……ですか。 ( 大学―――行ってみたい。 すごく行ってみたい。 そこに通う事は私の夢だ。 ) い、いえ…そんな………――――行きたいです! 大学! その…紹介とかお願い…出来たりするんですか? ( 珍しく強い語調でハッキリとその希望を口にする。 )( ―――ああいけない。 私も少し熱くなっている。 そうだまずは落ち着かないと。 ) [Fri 3 Apr 2009 01:51:35]
お知らせ > フランさんが来ました。 [Fri 3 Apr 2009 01:33:30]
◆フラン > ――ええ、とっても。というか…うん…何というか、びっくりしちゃった。あなたのこと、馬鹿にしてたとかそういうのは全く無いんだけど。 知識の吸収とか、理解とか。 何かを見て、或いは読んで、そこから自分なりの意見を持ったり、考えたりする事はとても難しくて、とても重要なことだから。 ( 元から賢い子だと思っていたけど、一瞬同じ講義を受ける仲間との意見交換の時のような錯覚を覚えてしまった。 ) …ミーシャ。私がこんな事を言うのもなんだけれど、あなたは大学に来るのが一番良いかもしれない。きっと、あなたの才能を思う存分発揮できる環境だと思う。 …まだ早い話かもしれないけれど、困った事があったら何でも言ってね。 ( 知り合いの教授に紹介することぐらいなら、私にだって出来る。 ) …って、ごめんなさい。何だか勝手に熱くなってしまって。 ( 少し落ち着こう。 ) [Fri 3 Apr 2009 01:28:31]
◆フラン > ( 確かに―― そのとおりである。 ) 半分からかってるかもね?でも、嘘は言ってないわ。ええ、神に誓って。 ( そう言って両手を組んで、お祈りのポーズをとっておどけてから。また笑った。 ) んんん。…私も偶に不摂生な生活をして、体調を崩すことがあるのよね。もしかしたら、本当にお世話になりそうな――…。 ( ちょっと情け無い図になってしまう。 ) 親孝行してあげなさい。きっとお母さんも喜ぶと思う。 ――ああ、もし私が娘を産むときは、ミーシャのような子に育てたいわ。 ( こんな良い子を持って、あなたのお母様が羨ましいわ。だなんて言おう。 ) その時は、真っ先に駆けつけてあげる。こう見えても私、やるときはやるんだから。 ( と、言いつつ先日珍妙な偽フォーウン拳法の構えで、変な奴だと思われてしまったばかりなのだが。 ) 郷に入っては郷に従え、とも言うしね。好き勝手に振舞っていいという訳では、無いわね。 ( どこの国の言葉だったか。 ) [Fri 3 Apr 2009 01:27:35]
◆ミーシャ > ( もし今のミーシャに声を掛けるような殿方がいたとしたらきっとその人は犯罪者予備軍なので気を付けた方が良さそう。 というか気を付けるべきかもしれない。 ) …………そ…そんな風に言われると……照れちゃいますよ。 もぅ。 ひょっとしってフランさんからかってます? ( そう褒められてしまうと赤くなってしまうのが治らない。 その悪戯っ子な微笑みに私は照れを隠すようにちょっとだけ頬を膨らまして怒ったふりをした。 ―――けど大人になった私か………まだ想像出来ないけれどやっぱり色々と大きくなってるんだろうか。 色々と。 ) そんな事はならなそうでちょっと残念かな? その代わりにフランさんが風邪のときに私が看病してあげます。 ( くすくすと笑いながら私は軽く冗談を。 ) 季節の変わり目は危ないですからね。 お母さんも忙しそうだし心配だな……… ――――そうですね。 私なんかは危ない目に遭ったら助けを呼ぶ事しか出来ませんし。 ( だからこそ人気の無い場所は拙い。 せいぜい出来る事は子供にあやを吹っ掛けるような連中ではない事を願うぐらいか。 ―――浪人の問題が発生しているけれど、それで区別はしても差別はしない。 肌が黄色い人だから悪い人、だなんて考え方は間違っている。 ) 正しい事……では決してないですけれど。 やっぱりヴェイトスに来たのならヴェイトスの法を守るべきです。 ( 彼らは間違っている。 それは揺るぎようのない事実だろう。 私はそう考えているのだけれど。 )( 身を乗り出して瞳を輝かせるフランベルジュ。 そんな彼女に対して私は小さく頷いた。 ) は…はい。 私は全然構いません。 ――――面白そう……でしたか? このお話。 ( なんだか今の彼女はとってもヤル気に満ち満ちているみたい。 そういえば歴史文化学科だったっけ。 ) [Fri 3 Apr 2009 01:10:25]
◆フラン > 今の、研究の題材にしていい? ( 目を輝かせて言った。 ) [Fri 3 Apr 2009 00:51:12]
◆フラン > ( その様子を見て、私は多分、すっごく嬉しそうで、すっごく楽しそうな。強いて言うなら悪戯が成功した子供のような笑い方をしていたに違いない。だから、私は調子に乗る。 ) ミーシャももう少し大きくなれば、きっと殿方の方からお声が掛かるようになるわ。そう、きっと素敵な娘になるもの。このフランベルジュさんが言うのだから、間違い無いわ。 ( ちなみに私はまだお声を掛けられたことはありませんが。でも、今ミーシャに言ったことは嘘でも冗談でも無い。 ) あら、残念だわ。もしあなたが風邪を引いたら、看病しに行ってあげようと思ってたのにー。 ( …なんて。彼女が弱ってるような所に押しかけるべきではないのは判ってる。もしかしたら、我慢できなくなるかもしれないし。エレフと、そしてミーシャとの約束は果たしたい。 ) でもそれを聞いて安心したわ。身体が強いのは良いことよ。…でも、油断して体調を崩さないようにね。 ――ええ。人気の無い所とか、イエロティアの人が沢山集まるようなところは避けた方が良いかもしれないわね。 ( でもだからと言って彼らを差別しては…とも言おうとしたけれど、やめた。ミーシャはきっとそういう事はしっかりとわかってくれている、賢い子だから。 ) …………。 ( ミーシャなりの解釈に、私は目をぱちりと瞬かせ。 ) ………。 ( 少し真面目な表情になると、姿勢を正す。 ) …そうね。彼らは、そういう手段でしか状況を打開できないのかもしれない。 ( そしてずい、と身を前に乗り出すと。 ) [Fri 3 Apr 2009 00:51:02]
◆ミーシャ > とっておきのですか? ( そんなのを教えてもらっていいのかな。 けれどそれはどんなのだろう。 少しわくわくしちゃって自分でも気付かないでほんのわずか身を乗り出し気味になってしまっている。 )( なっていたんだけれど。 ) え…その………で、デートって……うぅ…………あのぅ……えっと…… ( その「とっておきのテクニック」を聞いたミーシャは耳まで赤くなりながらしどろもどろになる。 わ、私なんかがデートするから物持ってって言ったって……多分だめだよぉ。 冗談と受けとらず真面目にそんな事を考えてしまう辺りが性格か。 ) それは大丈夫です。 こう見えても一回も風邪を引いたりしたことないのが私の自慢なんですよ。 ( 数少ない私が胸を張れること。 病弱な種族の割に大きな病気にも掛かった事が無いし、頑丈な体に産んでくれたお母さんには本当に感謝している。 ) 心配してくれてありがとうございます。 私はまだ出会った事もないんですけれど………けどやっぱりちょっと怖いですね。 ( 居住区の方では大きな暴動も起きてしまったと聞くし、早く治安が回復しないかなって思う。 ) 雇ってもらえている側と流れ者になってしまった差………食い詰めるような結果になってしまったからこそ自慢がある力でそれを強引に改善しようとしてしまってる。 そんな単純な理由ぐらいしか私も思い付きません。 ( 主君があるとないとではやっぱり差は大きい。 だって浪人ってただの無職じゃないのかなって。 私が少しその辺りの知識を齧ってみて感じた事なんてその程度の事だ。 ) [Fri 3 Apr 2009 00:36:11]
◆フラン > ( そこの所がミーシャと同世代の娘に比べて魅力的であると感じている。魅力的、という言葉をこんな子供に使っていいものかどうか判らないけれど。 よいしょ、とミーシャの目の前の席に座ろう。 ) ようし、じゃあミーシャにとっておきのテクニックを伝授してあげる。 ( 得意げに指を振りつつ。 ) まず、適当な知り合いの殿方に声を掛けるの。「もし、ごめんあそばせ。この本がとても重くて持てないの。申し訳無いのだけれど、代わりに持ってくださる?お礼は、そうね。デート一回でいかがかしら。」って。そうすれば、本が持てなくても大丈夫。 ( 勿論冗談だ。冗談だが、仮にこの娘に声を掛ける不埒な男が居たら、私はそいつのお尻に噛みつくだろう。 ) ――まあ、力よりも、体力のほうが大事かな。風邪とか引かないようにね。 ( 実際、私もそれほど力があるわけじゃなし。 ) ああ、そっか――…。そうよね、最近、物騒だものね。私もあなたがローニンに意地悪されてるんじゃないかと心配してたもの。 ( 本のタイトルを見て、ふむぅと唸る。 ) …私も、ローニンって良くは判らないわ。サムライとかブシドーは勉強したのだけど、どうしてあんなに乱暴な事をするのかしらね…。 ( 考えてみれば良い研究対象だが。 ) [Fri 3 Apr 2009 00:17:10]
◆ミーシャ > ( そんけー。 年の割に賢くあっても年の割には純粋だ。 そろそろ考えが捻くれる時期なんだけどこのホープの少女にその兆候はまだ見えない。 だから頭が良くてもちょっと抜けている。 ) うーん……それも自信無いなあ私。 フランさんぐらいにおっきくなったらもうちょっとぐらいは力も付いてるかな? ( 別にムキムキになりたいわけじゃないけど子供の私はやっぱり非力だ。 大人になったら――――あ、もしかしたら今のフランさんみたいにいっぱい本を持って歩いてたら少しはマシになるのかな? ) それじゃ尚の事今のうちにいっぱい読んでおいた方が良さそうですね。 時間の方は私にはたくさんありますし。 ( ホープだから普通の人より活動時間は短いけれど、花売りも出来ない最近の状況だったら時間ばっかり有り余る。 お母さんも仕事に出ているし、最近の私はもっぱら図書館に入り浸ってばっかりだ。 ) ――――あ。 大したことじゃないです。 最近イエロティアの浪人の人たちが流れてきたから、家の周りも少し物騒になってきちゃったかなって。 ( そう言って先程まで見ていたトキノミヤコの文化形態について記された本のタイトルを見せよう。 お陰で最近はお花を売る事もできませんってしょんぼり。 ) [Fri 3 Apr 2009 00:06:27]
◆フラン > ( ミーシャの眼差しとその受け答えを聞いて、心の中でガッツポーズをとりつつも、何だか騙したみたいで…いや、実際に騙したのだけど、罪悪感が生じてきた。 ) ………。 だ、大丈夫よ、ミーシャ。あなたのように普段から本に触れていれば、読み始めは億劫に感じてもすらすらと読んで気付いたら終わっているから。 必要なのは、むしろ重い本を担ぎ上げる腕の力かしら。 ( と、言った。勿論、罪悪感からのフォローであった。 ) 好きな本って、大人になればなるほど読む時間が無くなってくるから、今の内に沢山本を読んでおくと良いわ。 ( 否、それは少し違う。読まなければならない本の時間を削ってでも好きな本を読むようになってしまうのである。 …少し、反省しよう。私。 ) ところで、ミーシャは―― 何か考え事でもしていたのかしら。 ( それとも、本の内容に熱中していただけかしら。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:53:29]
◆ミーシャ > ( そういうのはまだよくわかっていない。 それだけ数多くの種類が必要という事はそれだけ沢山の資料が必要なんだと素直に勘違いをしている。 だからやっぱり大学生の人は凄いなって尊敬の眼差し。 )( そういう細かい所で意識的にしっかりするのを見せてる所は今の私にはまだわからない感覚。 見栄? カッコつけ? ――――そういうのとはちょっと違うんだろその行い。 ) はいとっても。 やっぱ大学生は違うんだな……私なんかこんなにいっぺんに借りたら、ちゃんと使えたりする自信無いです。 ( ――――それは実現したとしてもきっと未来の話。 少なくとも私がヒールの似合う大人になれるまではお預けの未来。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:46:10]
◆フラン > ( こうして本を大量に持ってはいるけれど、本当に必要なのはその中のほんの数ページだったりする。まさかそのページだけ切り取ってそこだけ貸してくださいなんて言えないし――。 ちょっと必死な表情のまま、にっこりと笑って見せると 「ちょっとごめんね」と断って、出来るだけおしとやかに、お上品に、荷物を机の上に置いて。 ふー、と吐息を一つ。 ) うん。そう、調べ者。どう、真面目な学生らしいでしょう? ( そう言って、ちょっとえへんと胸を張ってみる。でも、この凄い本の中で実際に必要なページはさほど無いことは黙っておこう。だって、これ全部やるんだっていう印象を与えていたほうが、何か私が凄く見えるし。 ――まあ、実際のところはどうだったのかは、ミーシャがもし大学に入れたら、その時に判る事になるかもしれない。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:38:22]
◆ミーシャ > 凄いお荷物……フランさんは大学の方の調べ物ですか? ( 何冊もの本と中身の詰まっていそうな鞄に視線を向けながら首を傾げよう。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:33:49]
◆ミーシャ > ( 色々と考え事をしていた私。 だからちょっと声を掛けられた事に反応が遅れてしまう。 ) ―――――あ、フランさん。 どうもお久し振りです。 ( 声をかけてきたのが見知った人物だと気付けば、私は読みかけの本を閉じて挨拶を返そう。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:31:37]
◆フラン > ( 図書館の中で見知った姿を見かけた私はそう言って立ち止まった。両手に抱えたままの5,6冊の本を持ち直し、肩に提げたままの重い鞄を持ち直し、足をその見知った姿の方に向ける。――大荷物だとこれだけで大仕事だ。 ああ、誰か悩める学生や学者、教授の為に「本持ち」という仕事を始めてくれないだろうか。一日1000エンまでなら出しても良いのに。ともあれ。 ) こんばんは、ミーシャ。 ( えっちらおっちらと歩くと、彼女に近づいて、声をかけよう。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:11:37]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『―― あら?』 [Thu 2 Apr 2009 23:06:30]
◆ミーシャ > ( 浪人。 イエロティアでは侍とも呼称される事のある彼ら。 その区別は仕えるべき主君があるかないかだったっけかな。 ) ………………けど本当に怖いな。 ( 私は怖い事をいくつか知っている。 けれど浪人がどんな風に怖い物かは未知のものだ。 ただその話を聞いているとそれが近付いて良い物か駄目なのかは想像が付く。 ) [Thu 2 Apr 2009 23:04:03]
◆ミーシャ > ( ミーシャ、ちょっとこっちに来なさい。 このあいだ母にそう私は呼びかけられた。 話の内容は市内を物騒な意味で賑わしているイエロティア系の流れ者の事だ。 )( 花売りをする事を咎めたりはしない。 遅くなったりしたらもう心配になるけれど、貴女はしっかりしている子だからきっと大丈夫だとは思ってる。 けどそんな貴女でも暫くはお花売りはしちゃ駄目。 約束だからねミーシャ? ) ……………はーい。 わかってます。 ( お母さんとの会話を思い出した私は小さく声を出して頷いた。 お母さんの心配はもっともな事だものね。 仕方がないか。 ) [Thu 2 Apr 2009 22:54:01]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『(最近は色々と怖い話を聞く)』 [Thu 2 Apr 2009 22:47:44]
お知らせ > エレフさんが帰りました。 『 こんな形で諦めきれるわけないから。 』 [Tue 10 Mar 2009 00:50:08]
◆エレフ > なら――、 ( 説得して止める以外に道など存在しない。 殺害も救う事も出来ないなら彼女の意志の強さに全てを委ねるしかない。 だが資料を見漁った限りでそれもかなり可能性が低いと思った。 吸血衝動――それがどれ程強いものなのか己には判らない。 だけど容易に抗えるものではないと、心のどこかで納得する。 もし抗う事が出来るのなら己がここまでしなくてもきっと大丈夫だったはずだ、こんな事になりもしなかっただろう。 ) 怖い。 ( 一言、誰も居ない空間で呟いた。 何がなんてもう問いは聞こえない、自分で理解できている。 ただ今のままでは、納得出来ない事が多すぎて――。 だったら聞けばいい、本人に。 ) 何も迷うことなんかない、そうだよエレフ…ないんだ。 ( 本を抱え込み、一つずつもとあった場所へと戻して行く。 決まった、恐れていたって始まらない。 力になると言ったんだ、だったら…悩みを聞けばいいだけの事じゃないか、一体何を悩んでいたんだろうか。 ) 断られるかもしれないけど…でも、 [Tue 10 Mar 2009 00:49:51]
◆エレフ > ( 思考が停止する。 自分には何もできないもどかしさがあるけれど、何も思いつかない。 強いて言うなら、殺害以外。 …出来るわけが無い。 これは断言できる、己には絶対にそんな事は出来ないのだと。 ならばどうする、見て見ぬ振りをするのか。 それも、無理――エレフの性格ならば尚更。 ) あの子は困ってる、なら助けないといけない。 ( だからどうやって。 殺害も出来ない、生きたまま救う手段も思い浮かばない――万事休すではないか。 だったら、己の血を分けてでも――否、それが出来ないからこうして調べているんじゃないか。 ) [Tue 10 Mar 2009 00:34:35]
◆エレフ > …っ。 ( ばん、と本を閉じる。 どれだけの時間読み漁っていたか判らないが、やはり見ていて気分の良い物ではない本が多かった。 何しろ、己の意志に反する事ばかり描いてあるから。 ) ちが…違う…。 ( 思わず過ぎったイメージを振り払う。 残酷な吸血鬼の殺害方法――己がそれを実行してしまうような、嫌な錯覚。 そしてそんな想像を浮かべてしまう己に酷く嫌悪を感じた。 ) 友達なんだ…友達、だから…っ。 ( だから、なんだというのか。 まるで言い訳をするような呟きをし、自己嫌悪に襲われる。 やはりまだエレフは恐れを拭えていないのだ。 "友達"であるかどうか、そして――いつか己に牙が向けられるのではという恐れ。 否定しようとした、だがそれができないのは…やはり以前の記憶からだろう。 ) ……。 ( 力強く拳を握り締める。 非力だ、非力すぎる、エレフ。 やはり自分には無理なのか、友達一人救う事ができないのか。 じゃあ、どうしたらいいっていうんだ。 ) [Tue 10 Mar 2009 00:24:28]
◆エレフ > ( 手遅れ?何に。 それはもう本の中で見つけている。 先日の出来事からどれだけ経ったか、一つはっきりした事。 積み上げられている本は全て吸血鬼に関するもの、勿論伝説的な記し方もあり大分偏っているものもあったが――"吸血鬼に血を吸われた者は吸血鬼になる"という共通点。 この点が少し気になったというのがある。 ) ( もしかして、という考えは拭いきれない。 だとするなら既に手遅れ? いや、だってまだ人としての意思が残っているんじゃないだろうか。 あの時の挙動、強い否定…多分、あの人はそうなのかもしれない。 だから己が探しているのは、 ) ――助ける方法は…。 ( これだけ長時間調べ続けている理由は其れだった、元に戻す事が出来る必要はない。 せめて侵攻を止めるだけでもいい、だが――そこに載っているのは殺し方や避ける方法等々…己の求めうる答えが、全く見つからない。 ) [Tue 10 Mar 2009 00:03:34]
◆エレフ > ( 調べ物で我を忘れる程熱中するなんて、どれほど久しい事だろう。 或いは今まで記憶がないから、と言い訳にしてきただけかもしれない。 今まではそれで通じた、通せた。 だけど今は必要だ、知識が、情報が。 ) 容姿、特徴はもういい…もっと、もっと他には…? ( ランタンを横へ置き大量に積み上げられた本を捲ってはページを送り、閉じ、完全に一致する部分をメモする。 ただメモ出来ている数は本の量とは比較にならない程に少なく、そんな事をやっている内に仕事を終えた後、既に夜中に及ぶ時間帯になってしまった。 本人はそれに気付いているからこそランタンなど置いているのだがその行為を止めようとはしない。 ここで止めてしまったら、手遅れになってしまうかもしれない。 そんな焦りがエレフを駆り立てる。 ) [Mon 9 Mar 2009 23:51:00]
お知らせ > エレフさんが入室されました。 『 無我夢中とはまさにこの事か。 』 [Mon 9 Mar 2009 23:44:13]
お知らせ > 響さんが退室されました。 『(そして、図書館から出るが早いか、タバコを咥え、火をつけて、帰路へ・・・)』 [Thu 5 Mar 2009 00:26:59]
◆響 > (ゆっくりと時間をかけて、ページを読み進め) ・・・早く、一人前に、かぁ。 (言ってもしょうがないか、そう軽く苦笑を息とともにこぼすと、本を本棚にしまい。伸びとあくびを一つ。 咥えタバコでそんなことやったものだからぽろっとタバコを落としてしまい、慌てて拾い、三秒ルールだと胸中でつぶやいてから 埃を払って、懐にしまう。 そして、ふと、いい時間かと思い立ち、首をぐるりと回してから、本棚を後にする。) [Thu 5 Mar 2009 00:26:02]
◆響 > (手早く机の上に開いた本を片付けると、本棚へ向かった。それから今取ってきていた本をさくさくとしまい、次いで少し歩いて別の本棚へ。 そこから、よく読んでいるのか迷うことなく一冊の本を取り出し、本棚に背を預けて、本を開く。 本のタイトルは「世界の銃砲」著者はこの市の住人らしい。世界の文化が集まる市だからこそ、出来た本だ、と前書きに書いてある。) さて、と (開いたページに視線を落とす。そこに書かれているのは、さまざまな国のさまざまな銃や砲のイラストと簡単な解説。 解説のほうは非常に初歩的なものだが、イラストは非常に細かく、大きさなどの関係も非常に正確に書かれている。やわらかく目を細め、そのイラストの線の一つ一つをなぞるように。本を読み進めていく) [Thu 5 Mar 2009 00:08:33]
◆響 > (火のついてないタバコをピコピコ動かし、頬杖ついたり、机の上に指で文字を書いたり。そんなこんなをしながら本を読み進めていると、読んでいたレポートはすぐに読み終わってしまった。) 期待はずれ。 (ため息とともにそんな言葉を吐き、本を閉じる。 興がそがれてしまった、という様に伸びを一つ) [Wed 4 Mar 2009 23:59:22]
◆響 > (司書とか、その類が見当たらないのを確認。それから懐から紙巻タバコを取り出し、咥える。無論火はつけないが。それを咥え、上下にピコピコと行儀なく動かしながら、頬杖をつき、文字を目で追っていく。) (・・・割れ、引け、巣、で、温度が・・・) (単語に詰まるたびに入門書に手を伸ばし、ぱらぱらとページをめくったり、文字を目で追ったり。) [Wed 4 Mar 2009 23:51:01]
◆響 > (早速取り出した研究レポートまとめをぱらぱらと流して・・・ぴたっとページを止める。止めたところは、金属の鋳造が云々かんぬんと言ったレポート。そのページを開いたままに、机に広げた学術入門書から、関係しそうなページをぱらぱらと開いて、並べていく。人が少ないからとやりたい放題に机を広く使って) っと、読みますか。 (その前に、きょろきょろと辺りを見回す。) [Wed 4 Mar 2009 23:46:06]
◆響 > 明日は、早い、かぁ。 (ほう、と短く息をついて手に取ったのは、研究のレポート的なものをまとめた本。これなら項目ごとに読んでいけば時間は短くてすむだろうと) っと、これとこれ、と。 (勝手知ったるといった様子でそれに関連する入門書数冊を本棚から抜き出して) さて、読みますか、と (閲覧コーナー。さすがにこの時間ではガラガラだろうか。ちょうどいいとばかりに椅子に座り、机に本を大きく広げる) [Wed 4 Mar 2009 23:41:05]
◆響 > (腕を組みながら、背表紙の文字を目で追い、ふむーとか、んむーとか、なんとも言いようのないうなり声のようなものを上げる) 次、どれ読むかなぁ。 (腕を組み、顎に手を当て、しばしの思案。仕事明け、夜も深い。どうしたものかと、顎に手を当てる) [Wed 4 Mar 2009 23:36:14]
お知らせ > 響さんが入室されました。 『(学術書が並べられた本棚の前)』 [Wed 4 Mar 2009 23:32:30]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『( けど 次に求められたらその時私は ―――― )』 [Sat 28 Feb 2009 00:41:20]
◆ミーシャ > ( ―――――ああ、やっぱりこういうのはタイトルだけじゃ良くわからない。 けど今私があの人にされている事はいけない事だっていうのはわかる。 吸血鬼に血を吸われた人は―――いつか―――― )( かぶりを振った。 まだ二回。 まだ二回だけだもの。 きっと……平気。 私は血を吸いたくもないし鏡にも映るしお日様だってへっちゃらだ。 だから大丈夫。 まだ 大丈夫。 ) [Sat 28 Feb 2009 00:29:36]
◆ミーシャ > ( 『美しき数式の世界』と『フェアリー徒然なるままに』それから『ほしのおうじさま』を本棚に戻す。 児童向けの絵本もやっぱり面白いな。 単純に見てもわざわざ穿った考え方をしてみても少し楽しい―――――これであと戻すべき本は『吸血の教示者』だけ。 )( 吸血鬼についての一般論を事細かく記されていたその本を棚の中に戻す――――ふと半分無意識に本棚に並べられた他の背表紙を目で追っていた。 )( 棚にあるのは吸血鬼関連の本。 小説のような創作というよりは、その生態を表した資料めいたものが並べられた棚。 ) [Sat 28 Feb 2009 00:13:56]
◆ミーシャ > ( 机の上の本を片付けていく。 今日はもうすっごく遅くなっちゃったし。 お勉強と調べ物はここまで。 読んでた本を元の場所に戻そうとそれらを抱えて椅子から立ち上がる。 )( けどジャンルがバラバラだから元の場所に返すの少し時間が掛かっちゃう。 色々な方面に興味があるのは良いんだけれど、そういう所でほんのちょっとだけ面倒だなあ。 ) [Fri 27 Feb 2009 23:55:08]
◆ミーシャ > ( 寝ぐせとか付いちゃってないかな? 髪の毛をぺたぺた触ってみて確認してみる。 お昼寝っていうのには長過ぎるぐらいがっつり寝てしまっていた。 図書館側にとっても迷惑だと感じていた人もいたかもしれない。 )( 小さく溜め息。 一日って短いな本当。 私はそれを強く強く実感している。 ) [Fri 27 Feb 2009 23:41:34]
◆ミーシャ > ………外すっかり真っ暗になっちゃった。 ( 口元を手で抑えながら窓の外の光景に目を丸くする。 どうやら恥ずかしい事にまたうたた寝をしてしまったらしい。 ) たまにちょっと不便だなあ。 ( ホープの我が身を嘆いた事は無いけれど時々そんな他愛もないことを思ったりはする時はある。 一日の半分以上は私にとってないようなものだ。 ) [Fri 27 Feb 2009 23:29:24]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『(小さく伸びをした)』 [Fri 27 Feb 2009 23:24:07]
お知らせ > ドライツェさんが退室されました。 『( 不穏な単語に眼鏡の奥の目を細めた )』 [Sat 21 Feb 2009 04:11:50]
◆ドライツェ > おやすみなさい、佳い夜を。 ( 楚々とした去り姿を見送る。 その姿が書架の向こうへと消えた頃、受け取った本はさっきまで少女が座っていた席で読もうと思って、そこで。 ) …? ( 忘れられた紙片に気づいた。 まずは、失礼ながらどこかたどたどしいイラストに目を止めて双眸を和ませる ) 彼女が描いたもの、かな? 絵心はー… うん。 可愛らしいです、ね。 ( 絵心なんて自分もない。 ――いつかどこかで再会が叶ったなら、そんな話をするのもいいだろう。 もしもこれが彼女の落し物であるならば、その時お返ししようと紙片を丁寧に畳みかけて ) ―――――………。 [Sat 21 Feb 2009 04:10:23]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 フランが自分がメモが無い事に気付くのは、その後の話になる。 』 [Sat 21 Feb 2009 04:06:39]
◆フラン > ――はい。 ( 謙遜、という言葉を使うのはずれがあるかもしれないけれど。自分の行いを振り返り疑問に思う事が出来る人は、どんな立場、どんな状況であっても良い人だと思う。特にそれが教会関係者という立場にある方なら。 ) ありがとうございます。おやすみなさい、ドライツェさん。 ( 鞄を持って、にこりを微笑むと一礼を。そしてそのまま図書館の出口に向かって歩き出す。 ) ( ―――が。 ) ( もしあなたが、フランベルジュが座っていた席の辺りに視点を落とすなら、小さなメモ紙が落ちている事に気付くかもしれない。きちんとしまったつもりだったのだ。特に慌てて片付けたわけでも無かった。でも小さい紙だから、きっと何かの拍子に鞄から落ちてしまったのだ。 ――それは先ほど上の空で描いた、"Vamp" "blood" "Full moon" "3月10日前後" そして下手糞な花売りの少女の絵。 ) [Sat 21 Feb 2009 04:02:59]
◆ドライツェ > ( 項にちりちりと何かの気配を感じないでもない。 が、ここは不特定多数のヒトが集まる場所だ。 ヒトでない者はいくらだっているだろう――エクソシストは、その出所を判別できなかった ) [Sat 21 Feb 2009 03:57:08]
◆ドライツェ > ( 本当に殴るんです。 …使い捨ての武器を誂えられるほど手持ちに余裕がございません。 ) …人が神の代行をなんて、大それたことだと思う時もあるのです。 今のはどうかご内密に、 ( 口止めを頼む間、てきぱきと本やノートが片付けられる。 なるほど寮暮らしであれば門限も厳しかろうと、言葉を止めて見送る事に ) 有難うございます。 借り出さずにきちんと書架へ戻しておきますので、明日お読みになって下さい。 ――帰り道、お気をつけて。 [Sat 21 Feb 2009 03:54:44]
◆フラン > ――と。もう少しお話したいのですけれど、私はそろそろ寮に戻らなければなりません。 ( 椅子から立ち上がると、広げたままの本を閉じ、私物を鞄に纏め――。フォーウンに関する本をドライツェに差し出す。 ) すっかりお話に夢中になってしまってごめんなさい。この本、どうかお使いください。 ( 続きはまた明日読もうと思って。 ) [Sat 21 Feb 2009 03:50:14]
◆フラン > もしかしたら、神父様が連れてきてくださった天使なのかもしれません。 ( そして今気付いた、というかてっきり神父様が借りた図書館の本だと思っていたのだけれど。神父様が持っているのは分厚い経典だ、ひょっとしたらご自分のだろうか。これで殴られたら痛そうだなあ、などと密かに思うが、まさか本当に殴るのに使用しているとは夢にも思わず。 ) では大聖堂でお会い出来る時があるかもしれませんね。 ――あら、どうでしょう。早速大聖堂のシスター達にお茶菓子でも持って行って、私の株を上げておく事にしますわ。 ( しかしそれが出来るのも吸血衝動が無い時だけだ。そう思うと少し気分が沈んでしまいそうになるが。 ) いつかそれが多くの人の力になる時が来ます。きっと…。 ( 貧民街や暗黒街で活動している聖職者の方は尊敬する。 ) ドライツェさん、ですね。 ( 人当たりの良い優しい神父様だ。良い人に出会えたのかもしれない。 ) [Sat 21 Feb 2009 03:50:03]
◆ドライツェ > ( うん、と頷いて、自分はかわりに私物の経典を抱え直す。 今時珍しいというと偏見かもしれないけれど、学生の本分は勉強と素直に取り組める人は珍しい気がしたから、同意とささやかな応援のつもり。 目を丸くして、次いで嬉しそうに微笑んだ ) 大聖堂に、よく? それはとても、嬉しいこと――… 報告やらであちらへ顔を出すこともありますから、フランドール嬢。 それがあなたとは知らないまま、立派な娘さんと噂を聞いたことがあるかもしれませんね。 ( 緩々と首を横に振って ) 我々は神の啓示を聞き逃さないよう日々耳を澄ませているだけ。 それでもまだまだその言葉は小さく、私の耳では拾えないのですけれど―― とと。 遅くなりました、ドライツェです。 あなたに神のご加護がありますよう。 [Sat 21 Feb 2009 03:36:15]
◆フラン > あら。それじゃあ、明日は頑張ってやらないと。 ( じゃないと折角の天使の応援も台無しになってしまう。 相手が自分の身形を確認するのを見て。 ) あ。ごめんなさい、そういうつもりで見た訳じゃあないんです。 私、よく大聖堂に行くので―― 見た事が無い方でしたから、他の教会の神父様かなと思って。 そうですか、貧民街の――。 ( まだ足を踏み入れたことは無いが、色々と物騒な場所ではある。 ) 貧しい人たちにこそ神様のお慈悲があるべきです。貧民街の教会の神父様だなんて、私は素晴らしい思いますわ。 …ふふふ。それに、神父様のお召し物は汚れてなんていませんから、どうかご安心ください。 ( にっこりと微笑んで言った。 ) ――自己紹介がまだでしたね。私はフランベルジュ・フランドール。ヴェイトス大学の学生です。 ( 相手は神父様なのだから、きちんと名前を言わないと失礼だろうと思い。 ) [Sat 21 Feb 2009 03:27:13]
◆ドライツェ > あ、なるほど。 見えない精霊も多いらしいですからねー… 天使のたまごが学生さんを応援しに来たのかも。 ( 天使になれなかった霊子の集合体も精霊に含むらしいから。 少女がいかにも折り目正しくて、そんな加護もありそうだと思った。 ほんとうに加護があったなら、今の境遇はあり得なかっただろうけど――それもまた、男には知る由もないこと。 ――視線に気づくと、慌しく自分の服から靴の先までざっと眺めた。 質素なカソックをはじめ、身奇麗にはしているつもりだが ) よ、汚れてないですよ――ね。 …外に出る時は気をつけているつもりなんですがー… 貧民窟の教会に身を置いております。 かの場所とその外とでは、衛生度が全く違いますから。 ( 一度気になると止まらないものだ。 一般市民の目からは薄汚れた格好に見えるだろうかと、改めて自分の風体を見直す ) [Sat 21 Feb 2009 03:19:17]
◆フラン > 或いは風の精霊が悪戯をしに来ているのかもしれませんよ?そろそろ春も近いですし、春風に乗ってやってきたのかもしれません。…ちょっと気が早いですけど。 ( でもあんまり風を感じるようなら職員さんに教えてあげたほうがいいかな、なんて思いながら。 ) ええ。 学生は学業に打ち込むのが仕事だ、なんて良く言われるんです。でも気が乗らない時って、やっぱりありますよね。 ( その原因を思えばなんともおぞましい気持ちになってしまうけれど。 ) ――まぁ、神父様ったら。 ( 一度目を瞬かせると、笑った。 ) 生憎とそういう男性は居ないんです。素敵な人が現れてくれると良いんですけれど。 ( それから改めて相手の顔を見る。――大聖堂では見覚えが無い方、だと思う。まあ、全員の顔を覚えているわけではないが、他の教会の神父様かもしれない。 ) [Sat 21 Feb 2009 03:09:31]
◆ドライツェ > ( 館内に風が抜けた。 どこから吹いてどこへ抜けたものやら、見えない流れを目で追う素振り ) おかしいな。 空調の魔法が破れかかってるんでしょうか。 ( 図書館は密閉されている。 しかし、本は湿度も嫌うから、ここには珍しい空調の設備があるのだとか何だとか、噂を聞いたことはあるけれど。 ) 何となく気乗りしない、そんな時もありますよ。 遊びたい盛りの年頃でしょうし、好きな人の事が気になって気になってしょうがなかったりとか。 ( 切実さに気づけないまま、どこか浮かぬ顔へと向けて冗談を持ちかけた。 ゆるっこく笑う ) [Sat 21 Feb 2009 03:00:39]
◆フラン > ( 教会の方だというのはその服装ですぐにわかる。牧師様だ。 ) はい。…そのつもりだったのですけど、あまり手の方が進まなくて。日を改めようと思っていたところなんです。 ( なんて、不真面目な学生のような感じがしてちょっと恥ずかしいけれど。でもこのまま本に向き合っても上の空で、きっと内容なんて理解できずにおわるだろう。 ) …あ、いえ。何か人の声が聞こえたような気がして。気のせい、だと思います。 ( 或いは誰かの声が反響か何かして偶然聞こえたとか。深くは考えないけど、多分そんな感じだろう。――また風が吹いたような気もしたけど。やっぱりどこかに隙間風があるのだろうか。 ) [Sat 21 Feb 2009 02:55:02]
お知らせ > ?さんが帰りました。 『神 は 逃げ出した!』 [Sat 21 Feb 2009 02:50:07]
◆? > (第三者。 いわゆる所の闖入者。 見覚えのあるパプテス教徒の衣装。 そして姿) (即座にヒュルリと風に乗って神は脱兎のごとく逃げ出すだろう。 パプテス怖い。 パプテス怖い) [Sat 21 Feb 2009 02:46:57]
◆ドライツェ > ( 卓越した感知力など例外の二つ三つはあるにせよ、他者に知覚されず、他者からの干渉を一切許さないというのなら、今ここに、何の為に神は在る? ――それはここには何も居ないと看做されても仕方がないという事でもあるだろう。 名も無き神の独り言が男の耳に届いたかは置き、呼び止められて立ち止まった。 そこで初めて気がついた状態だから、メモが隠されたとは露ほども思わず ) あ。 ええと、――学生さん、ですか。 いえ、でしたら結構です、今お調べになりたいことがあるのでしょう? 他の本を当たります…… どうか? ( 年頃や衣装から学生と踏んだ少女が訝しげな顔をした。 何事だろうかとこちらも目瞬き ) [Sat 21 Feb 2009 02:34:04]
◆フラン > ―――あ。 ( 聞こえてきたその言葉に私は意識を取り戻した。顔を上げれば、そこにはカソックを身に纏った男の人の姿が。 ――慌てたわけじゃない。だけど、無意識にそのメモを掌で覆う。 そして。 ) ごめんなさい。その本、私が借りている本かもしれません。ちょっと――……。 え? ( 一応課題の為に借りていた本だが、さっきから作業は殆ど進んでないし、そんな自分が借りっぱなしというのも悪い話だ。そう思って、本をその男の人に渡そうとしたとき。どこからか、具体的に言えば私のすぐ前から声が聞こえた。でもそこには誰も居ない。 ) [Sat 21 Feb 2009 02:29:02]
◆? > (いくらおっぱいに見入ってはいても、さすがに何か書き出したりすればそっちに注目する訳で。) (『Vamp』 『blood』 『Full moon』 『3月10日前後』 次々に書き記されていく単語。 幾つかの単語の関連を推察するのはさして難しく無いだろう。 言うまでもなく、吸血鬼に関するものだ) 最近の乙女は妙なものに興味を持つものだ。 そういう年頃というものか? (神は特別深く考えず、独り言を漏らした。 そして再び乙女のおっぱいを眺める作業に戻っていった。 己の忌み嫌うパプテス教徒が接近している事も知らずに、だ。 静かな館内ではそのつもりがなくとも割合独り言なども聞こえ易いものだろう、聞くことができる相手にはだが ) [Sat 21 Feb 2009 02:25:21]
◆ドライツェ > ( カソックの上下を来た眼鏡が探し物面で歩いてくる。 巡回中の職員を呼び止める声は、静かな館内ではそのつもりがなくとも割合通るものだろう ) フォーウンに関する本を探してるんですが。 貸し出し中、かなー… ええ。 棚にちょうどなかったもので。 ( 男が手にした本は蔵書ならぬ私物の経典。 その背を時折撫ぜながら、ふたり(ひとりと一柱が正しいか)の側を通りかかるところだ。 名もない神は、先日は『言葉を放った為に』このエクソシストに認識された。 今はどうだろう ) [Sat 21 Feb 2009 02:10:57]
お知らせ > ドライツェさんが来ました。 『えーと。』 [Sat 21 Feb 2009 02:10:06]
◆フラン > ( ふと、思考はまた自分の吸血衝動の方へ。但し、今度は罪悪感やもう吸わないという決意ではなく、私が啜ったミーシャの命の熱さを思い出すのだ。人の命があんなに甘美なものだったとは、最初は思っていなかった。吸血鬼の存在は以前から知っていたけれど、あんなに不味そうなものを良く口にする事が出来ると思っていたぐらいだ。…それだけに、やはり自制できるかどうかが不安だった。 私は小さく喉を鳴らす。 ) ………。 ( 誰にも見られていないと思えば、人は幾らでも迂闊な振る舞いをする。本と共に机の上に置いたままの自分のメモに、フランはペンを走らせる。とはいっても、落書き程度のものだ。フォーウン人の生活様式を簡単に纏めたメモの下の空欄に書き込むのは "Vamp" "blood" "Full moon" "3月10日前後" といった文字。そして花売りの少女の絵。…お世辞にも上手いとは言えない絵だ。 ) [Sat 21 Feb 2009 02:08:49]
◆? > (すぐ目の前に人の目には映らない人がいるとか想像する方がおかしい。 ましてや、おっぱいをガン見されてるとか想像するようになったらしかるべき病院にいく事を考えるべきだろう。) (眺める、眺める。 若々しい、それでいて洗練された丸みを感じさせつつも、どこか普遍的で、それでいてノスタルジックな感傷を呼び起こさせる二つの隆起を。 柔らかな丘を。 素敵なSomethingを。) (最近不遇な事柄が続いたので、今回は不足がちな幸せを補充しようとおっぱいに見入っていた神は、乙女の吐息を聞き逃した。 でも、息をすって吐く動作に従って上下する胸の動きは見逃さなかった) [Sat 21 Feb 2009 01:54:40]
◆フラン > ( 私は思考を中断するように一度目頭を押さえ、座りなおした。…そろそろ課題の続きをやったほうが良い。考えたところで解決できない問題だというのは、前から判っていたことだ。…またふとしたきっかけで思い出し、悩み出してしまうのだろうけれど。 ) ( フランベルジュは溜息を吐くと、捲れたページを戻し文に目を通し始めた。まさかすぐ目の前に他の誰かが居るだなんてことは想像すらしていない。 ) [Sat 21 Feb 2009 01:42:27]
◆? > (神はパプテスが嫌いだ。 よってパプテス教徒も嫌いだし、パプテス教徒が多いホワイティアも嫌いだ) (でも、例外的に15〜18位のホワイティア美少女は好きだ。 大好きだ。 だって金髪はゴージャスで神の僕として相応しいし、イエロティアと比べると肉感的だし。 力を取り戻したら、ホワイティア美少女を神殿に集めて奉仕させるのが神の夢の一つだ。 どうやらこの少女は神には気づいて無い様子なので、神はもっと近づいて少女をじっくりと観察する事にした。 おもに胸を。 πO2の10cm手前まで顔を近づけて観察するよ!) [Sat 21 Feb 2009 01:32:13]
◆フラン > ( 出来るのかしら?本当にそんなこと出来るのかしら? 明日から頑張ろうって言って、誓ったはずの固い決意を破りべたべたの入り口を潜ってしまうのと同じように、渇きが訪れれば私はまたやってしまうのではないだろうか? ”来月から頑張ろう”って言って。 ) ………。 ? ( その時、不意に髪が揺れて、捲られないままだった本のページがはらりと捲れ、大きな竜の挿絵が描いてあるページが開いた。…フォーウンのドラゴンはまるで蛇みたいな姿をしている。 ) 風? ( どこからか隙間風でも吹いているのだろうかと一度辺りを見渡してみたが、わかる筈も無く。…すぐにまた悩み出す。当然、その悩みが解決する筈も無く。 ) [Sat 21 Feb 2009 01:20:37]
◆? > (視線、それは遥かな高みより睥睨する視線。 上から目線) (今日もうろうろと他人が読んでいる本を後ろから覗きしていた神は、唐突に背後から聞こえてきた『そうよ、フラン』の声にびくりと振り返った。 びくりとした拍子に思わず天井付近まで乾いた風に乗って飛び上がり、声の主を探索。 程なくして、金髪碧眼のホワイティア美少女を発見する)(即接近。 ヒュルリと風に乗って貴女の元へ。 不自然に風とか吹くよ!) [Sat 21 Feb 2009 01:15:38]
お知らせ > ?さんが来ました。 『視線』 [Sat 21 Feb 2009 01:07:09]
◆フラン > ( ――自制せねば。今度こそ我慢しなければ。強い意志力さえあれば、それは可能なはず。人間は時に自分の意思で飢えや渇きを満たす欲求をコントロールし、自分が死に至るまでそれを続けることができる生き物だ。ならば私にも出来るはず。私だって、人間なのだ。 …血を吸わなければ私は吸血鬼に近づいて行ってしまうけれど、だからと言って他の誰かを犠牲にして良い理由なんて無い。私にはそんな資格は無いのだ。 ) そうよ、フラン。 ( 私は独り言を呟く。もうここで終いにするのよ。今ならまだ誰一人の犠牲も出さずに事を済ますことが出来る。私が吸血鬼になってしまった後のことはわからないけれど、とにかく今は我慢するしかない。 ) ( ああ、でも。 ) [Sat 21 Feb 2009 01:02:04]
◆フラン > ( あの晩から数日経てば吸血の余韻は薄れ、代わりに罪悪感が沸きあがって来た。一時の欲求を満たすために、相手が大人しい性格であるのを良い事に半ば吸血を強要した。しかも、吸血鬼感染の恐れがあるにも関わらずだ。相手にだって、家族や自分の暮らしがあるのに。 ――私はあの娘から二度も血を吸った。どうやらすぐには吸血鬼化は起こらないようだが、あと何回でそれは現実になるのだろう。三度目か、四度目か、五度目か。いや、もしかしたらもう既に始まっているのかもしれない。この私と同じように。 ) …………。 ( 罪の意識が表れだしてからは、ずっとこんな調子だ。思うように勉強に手がつかないし、普段の生活も乱れてきている。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:54:56]
◆フラン > ( 図書館の机の上にフォーウンの文化に関する書物を広げ、その前で眉間に皺を寄せこめかみを指で押さえる。とはいっても、彼らフォーウン人の不可思議な風習や文化が理解出来なくて頭を悩ませているわけではない。いや、理解できない部分があるのは確かなのだが、既に週明けまでに纏めなければならないこの課題に関しての思考は小一時間程前からぶっつりと途絶えたままだ。では、何を悩んでいるのかといえば―― 自分がまた吸血衝動を自制できず、血を吸ってしまった事に対してだ。 ) [Sat 21 Feb 2009 00:48:26]
お知らせ > フランさんが来ました。 『こめかみを押さえる。』 [Sat 21 Feb 2009 00:42:30]
お知らせ > メルビルさんが退室されました。 『 たまには横丁とか、歩いてみようか 』 [Fri 20 Feb 2009 00:18:28]
◆メルビル > ( そういえば最近少し遊んで無かったか。 学生時代はもう少し体力あった気がする。 気力? 家から出るのが面倒臭いなんて思うようになるといよいよ問題か。 自宅が一番落ちつくとか。 気がつけば流行りのお店やら新しい芸能人やら、馴染みの無いものが増えている。 マーガレット・ストーンズがまだ健在で安心する程度には。 ) [Fri 20 Feb 2009 00:02:56]
◆メルビル > ( ガッリア料理の本―――アマウラ文化の紹介本―――カラーで細密に描かれた動物図鑑―――芸能横丁の流行りを特集する通俗な本――――どうでもいいが少し気になる程度の雑学本を手にとってはぱらぱらと興味のある部分だけを楽しんで棚に戻す。 行儀悪く棚に凭れ掛かって、つまらなかったらさっさと棚に突っ込んでまた、次の本を探して棚に並ぶ背表紙に視線を蛇行させて。 「毎日こつこつ豊胸術」なんてまだ置いてあるんだ。 胸筋を鍛えたいならお勧めしても良いけど。 ) [Thu 19 Feb 2009 23:39:30]
◆メルビル > ( 図書館の静寂は好きだ。 田舎の人の少なさとは違う。 薄暗い静寂の中、誰もが他人に気を使って大きな音を立てないように、他人のテリトリーに干渉しないようにと静寂を守る奇妙な連帯感。 誰かと出会う必要もない、和気藹々と笑顔を向け会う理由もない、だが皆が皆、その場にいる赤の他人と同士であるかのうようにそのルールを重んじるという。 ひょっとして図書館というのは世界一モラルの高い所じゃなかろうか。 教会なんかよりずっと。 生臭い金満の腐敗臭もない、過剰な熱もない、良く冷えた洗練された世界だ。 人としての最低限の理性を有さない馬鹿は容赦なくガードマンにつまみ出されるというのも良い。 ) [Thu 19 Feb 2009 23:24:27]
◆メルビル > ( 一冊だけ飛びぬけて色彩感覚の狂ったような背表紙を見つけて小さく呟く。 本当にただ反射的に出てきた感想で、それ以上でもそれ以下でもない。 試しに人差し指を引っ掛けて引っこ抜いてみると、まるっきり興味の無い本。 「田舎暮らしのススメ」なんてぞっとする。 木を隠すなら森。 私は人の中に埋もれている方が気楽だ。 村に住んでる人間が全員顔見知りなんて世界、息が詰まってしまう。 ) ( そんな風にして無目的に図書館散策をしていた。 長編呪文の術式再構築なんていう莫大な時間のかかる地道な作業を一旦放り出して気まぐれな休憩。 「数学的魔術解釈論」もスルー。「エーテル力学論」もスルー。 少し仕事とは無関係の事をしてリフレッシュしたい。 そんな気紛れ。 ) [Thu 19 Feb 2009 23:12:57]
◆メルビル > (酷い色だ) [Thu 19 Feb 2009 23:01:46]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 席を立ち書架を巡る 』 [Thu 19 Feb 2009 23:01:01]
お知らせ > エリシャさんが帰りました。 『 いや本当、傭兵ギルドも潮時かしらん? 』 [Mon 16 Feb 2009 00:43:16]
◆エリシャ > いっそ本職芸人に転職かーっていうか横丁要員足りてるし。キャラ被るし…! ( 誰と。 ) ( 当たり前のようにいつもどおり何事もなく、じわじわゆっくりと図書館の夜は更けてゆく。 廊下から書架に移動して司書に軽く会釈して、本棚の間をのんびりと見回りながら何とはなしに背表紙を眺め歩く。 あー、ここ1週したらそろそろ休憩交替の時間だろうか。 珈琲でも飲みながら脚を伸ばして本でも読んでよう。 今から物色しとこうか――――。 ) [Mon 16 Feb 2009 00:33:18]
◆エリシャ > ( 戦争とかそういうのは兎も角。 最近ちょっとアレが足りない気がする。 なんていうの、冒険とか? ファンタジーとか? そういうの。 せっまい島だから誰でも簡単に踏破できちゃうし、何処行ってももうそんな大層な秘境も謎もなさそうで。 森ったってグングスニクの森の何万分の一だっていう。 それで暫く島を離れてたんだけど、帰ってきてもやっぱ相変わらずだ。 ) そりゃ皆出不精にもなるわな。 [Mon 16 Feb 2009 00:26:54]
◆エリシャ > ( 当然と言えば当然のことながら、今日は弓もナイフも持ち歩いていない。 どっちもこんな場所で扱うものじゃないし、まぁ大抵の荒事はクォータースタッフ一本あれば片付くし。突っ立ってると寒いし眠いし鈍っちゃいそうだし、棒を肩から右手へ左手へくるくると移動させながら長い廊下を歩く。 足音を静める柔らかい絨毯のお陰で多少ステップを踏んでも大きな音は立たず、踊る様にふわふわと歩きながら時を過ごす。 忙しい仕事もきついけど、本当に暇な仕事っていうのは時間の進むのが遅くて困る。 5分10分おきに時間を確認したくなる感じ。 ) [Mon 16 Feb 2009 00:05:50]
◆エリシャ > ( 大きな争いごとの無い時の傭兵なんて退屈なもので。 ここしばらくなんて特に平和そのもので、まぁいいんだけど――――皆食いっぱぐれてないかって心配にもなろうってもんだ。 他に何か手に職ある人はそっちで稼いでるだろう。 かくいう私、エリシャ・ハミルトンなんかも楽器とか曲芸とか持前の美貌(?)とかを駆使して芸能横丁でお小遣い稼ぎをしている。 あとの連中は場つなぎのバイトしたり、田舎とか現場とか港とかで力仕事したり、寒い寒い街道の馬車警護とかしてる感じ。 それなりに実績積んで信頼もあるランクまでくれば、大ホールとか図書館とかの施設警備の仕事を回してもらってまぁ、収入安定、と――――で、その施設警備の真っ最中っていうのが以上、状況説明。 警備員の帽子と腕章つけて棒っきれ持って図書館の中をうろうろしたり廊下をうろうろして不審物不審人物は無いか確認したり、時々道案内したり暇そうな人の話し相手になったり。 ま、退屈な仕事だけど割は良いしなんせ図書館って客層が良いからガラの悪いのの出入りは少ない。 気をつけるのは本を汚破損しようとしたり火を付けようとしたりするおかしなのと、勝手に持ち出そうとする奴くらいのものだ。 ) [Sun 15 Feb 2009 23:52:19]
お知らせ > エリシャさんが入室されました。 『 施設警備 』 [Sun 15 Feb 2009 23:43:24]
お知らせ > テレサさんが帰りました。 『知らずの内に、神をも泣かす女と成る―――あまり在り難い称号じゃないか。』 [Mon 9 Feb 2009 05:40:02]
お知らせ > ?さんが帰りました。 『きっと今夜は毛布が夜露にぬれるだろう。 涙じゃないもん』 [Mon 9 Feb 2009 05:36:42]
◆テレサ > 判りましたボス、全力で探します。 毛布の次くらいに・・・・寒いんだけど先になおさね?(大丈夫沈黙系の魔法抵抗には自動成功する! )自分では本に触れられないの判らないとでも思った?(しかも最低に意地悪だ。) ……ま、最後はコイツの勘だし仕方ないか。有名所が出てそうなのから持ってくるかね―――(何だかんだいって遅くまで協力してしまうのはお人よしな部分なのか田舎根性か。 安息日はある神様がギブした記念日なんだとか。 でも神様のギブアップを待たず人間はギブして途中で居眠りしだすと思うよ。) [Mon 9 Feb 2009 05:33:11]
◆? > (普段は受肉とか全く考えない神様だけど、肉の器欲しいとか強く思ったよ! 全力神パンチ(⇒⇒PPP)が炸裂しなかった事を幸運に思うといい) よし判った、お前はもう喋るな。 一言たりと。 余が本を探す、そこから探せ! (神様は マホトーン をとなえた!) (結果から言えば、『神様』を探してる限り絶対に見つかる事は無いという。 悪魔認定済みだし。 一晩明ける頃には、神の方が心折れてGIVE UPするだろう。 マイナー神認定されたらなくけど) [Mon 9 Feb 2009 05:22:46]
◆テレサ > ・・・・いやそりゃねーよ。(”寛”っていう字を使って欲しくないなぁ、みたいな。 割と酷い。 相手が全盛期でなくてもありえない失礼がテレサクオリティだ。)其れは知ってるって。 図書館中探す必要があるようなら先に病死するってさっき言ったよ?(難易度の問題らしい。 マイナーな神じゃないだろうね? って言われたのだ。 最早挑発だ。)ナニやってんだろうなぁ私ホント。 おぼろげにでも覚えてそうなら索引で調べる手もあるけど・・・ 挿絵見てった方が速いっぽい?(降りてくれば目線がこっち↑でちょっといい気分だが。 机に座りなおすか。 風邪のせいか呪いの賜物なのかちょっと寒いが、夜更かしは今更である。) ……ホントは善神じゃなくてパズ・スとかじゃね?(同じスキルと似た外見の疫病と熱砂の悪魔の名前ががが。 倍返しレベルの嫌味とか返されるのに耐えながらなら、最初に期待していたあの書物の中身も、堂々と読む機会に恵まれるだろう。) [Mon 9 Feb 2009 05:09:08]
◆? > 判ればよい。 判れば、な! 寛大にして寛容なる余に感謝を捧げるのだ。 (何とか乗り切れたぜ、見たいな! 絶対犯人だと思われてるだろうけれど、とりあえず目的が達成されるのだから気にしない! 神様は小さい事は気ーにしーなーいー!) 探すのは、余の名前だ。 説明はしたはずだが? (あくまでさっきの路線で行く感じらしい。 全盛期なら有り得ぬほど無礼な乙女の態度も、目的が達成されるんなら神様許しちゃうよ! ひゅるる、と風に乗って乙女の側へ飛んでいく) さぁ、疾く疾く探すのだ! 疫病と乾燥を統べる高き神格の神だ、余に並ぶものはそうそうおらぬはず! (結局無茶を言うのだ) [Mon 9 Feb 2009 04:59:18]
◆テレサ > ……信憑性だと微妙かなぁ。 自己判断するけどさ。(コレでも一応魔術師の類、何かのとちりで本気で呪われた時のカケコミ寺くらいはあるが。) 判った判った判ったから切れないで・・・! 誰が呼んだかとか今までの被害者にどー接してきたかとか聞かないから。(何か微妙に子供っぽく見えてきたが、考えてみれば自作自演だとしたらコイツに何所まで命握られてるのか判らないという。 言葉の流れを両手で制した。 もう容疑者としてみてるけど。) ・・・関わったのが触り三百だ。 簡単に探せる事なら探すよ――? (でも期待はしないでほしいなぁ。 なんて言いつつ。 神様に心当たりはないが似たよーな要望能力の悪魔の名前だったらすらすらと10や20は言えそうだし、気に入ったのがあるかどうか?) やって欲しい事があるなら先に頼んで礼を返した方が偉い奴っぽいなぁ。 ツンデレかよ。(とりあえずこの本から見る? なんてこぉ、手招きされるあたり威厳とか畏敬とかを感じてる風は、ないな。) [Mon 9 Feb 2009 04:47:34]
◆? > 信じる・信じないはお前が決める事だ。 余の関知するところではない (冷静を装って突き放した態度をとるよ! でも、一度激高した後、すぐ様冷静を装うとか、典型的な噓吐きの行動パターンだけど。 一度崩れるとボロボロと粗が出るのは、神も人も変わらないんだろうか?) な、何が言いたいのか判らんな? 余は病魔の呪いを解く為に召還されたに過ぎぬ。 いうなれば、お前の為に余はここにおるのだ。 これ以上の無礼は、お前の最後の希望を断ち切る行為だと思え! (黒絹の衣の下は冷汗ダクダクでした、とか。 肉体無いけど。 もう、勢いと脅しで乗り切ろうとか! 神様のやる事じゃないよね! でもやるけど) [Mon 9 Feb 2009 04:33:42]
◆」ソ > ミナ、ク、、ォミナ、ク、ハ、、、ォ、マ。「、ェヌー、ャナミカマ、ケ、ル、ュハツ。」。。モ爨ホ騅ヨェ、ケ、、ネ、ウ、、ヌ、マ殪、、。」。。」ィタ萓イ、ラー、、。「、チ、遉テ、ネヘサ、ュキナ、キ、ソ腺カネ、、ネ、テ、ニ、゚、。」。。メサオゥシ、ク゚、キ、ソ矣。「、ケ、ー搬萓イ、ラー、ヲ、ネ、、、ヲ、ホ、ャオ菻ヘオト、ハuヘツ、ュ、ホキエ場、タ、テ、ニムヤ、ヲ、ホ、ヒニニ莱、ャ、ト、ア、ハ、、。」。。タ萓イ、ヒ、ハ、鬢ヘ、ミ、ハ、鬢ハ、、タモノ、ャ、「、、ォ、鬘「タ萓イ、ヒ、ハ、鬢ヘ、ミ、ハ、鬢ハ、、、ホ、タ。」。。メサオゥアタ、、、ネメhメ@、ャ・エ・・エ・ウ、ニ、ッ、、ホ、マラヤネサ、ホタ、ォ」ゥ。。、ハ。「、ハ、、タ」ソ。。メノ、テ、ニ、ェ、、ホ、ォ」ソ。。モ爨メノ、テ、ニ、ェ、、ホ、ォ」ソ。。殪タユ゚、皀。。。モ爨ャ゚x、ミ、、ソ、ホ、マ、タ、ハ。「イ。トァ、ホ筅、、ス筅ッ樣、ヒ、隍ク゚ホサ、ホエ贇レ、ャアリメェ、タ、ネ、、、ヲ、タ、ア、ホハツ」。。。、ト、゙、熙マ。「モ爨マ、ェヌー、セネ、ヲ樣、ヒ、ウ、ウ、ヒ、ェ、、ホ、タ」。。。、ウ、メヤノマ殪タ、ハユ賤ニ、、、、ソ、サ、ミ。「ラ矣、ホマ」ヘ、筅ハ、ッ、ハ、、ネヒシ、ィ」。。。」ィ\ス▽ホメツ、ホマツ、マタ莠ケ・タ・ッ・タ・ッ、タ、テ、ソ、ネ、ォ。」。。ネ篶蝓o、、、ア、ノ、ヘ」。。。、筅ヲ。「ン、、、ヌ―、ヌミ、、ヲ、テ、ニクミ、ク、ヌ。「テ{、キ、゙、ヌハケ、、ハシ、皃、シ」。」ゥ [Mon 9 Feb 2009 04:27:38]
◆テレサ > (見た目は頭が悪そうなのは否定しない。 でも大学生並に聡明だとは言っておこう!大学生だし。つまり人並みだ!) 希少なんだ私・・・てれるニャー。(照れるな。) くしゅん。 ・・・・そうしたら、徐々に調子が狂っていく感じで? それなら此処が霊園になったりしてねーのには納得だけどさ。(白魔術の連中とかギルドが気付きそうなもんだ。 呪い本見つけたら焚書にすべき、とか言ってるよ。)ああ、見た目からならなんとか・・・・ですが、先生。探す前にちょっといいすか先生。(疫病と乾燥を操る黒衣の死神。 厄病神でなくてなんだ―― ってのは兎も角、その慌てっぷりと先程の解説は不味かった。 小悪党は相手が弱みを見せると調子に乗るのだ! だよね?(ぁぁぁ))・・・つまりその力、びょーきにしたりもできるっつーことよ?(凄い、ジト目だ。) そういえば症状やけに詳しいし・・・・・ まさかとは思うけどねー。 そんなことないよねー?(自作自演とかじゃないよね? ないよね? とこお。) [Mon 9 Feb 2009 04:13:35]
◆? > (やっぱこいつ鋭ッ!とか思ったのは内心。 危機感を煽って平常心を失わせようとがんばって見たものの、見た目より遥かに(失礼)強かな乙女のようである。 どういい繕おうか、ってところで病魔が乙女に取り付いたのが見えた) そもそも、私に気がつくものがまず少ない。 それに、最初の兆候は微々たるものだ。 体がだるい。 風邪でも引いたか? 疲れが溜まっているのだろうか? 皆その程度にしか思わぬ。 ちょうど、今のお前のように。 大半の者が、それと気づかず死んでいく。 (体調の変化をずばりと言い当てる事で、話に信憑性を持たせようと。 した矢先だ。) ヒ、ヒントか? もちろん! 当然用意してある! まったくもって当然、当然至極だ! (名前とか、神自身知らないし! レッドアラートが鳴り響くレベルの緊急事態だ。 もう、あからさまにうろたえてるよ!) ま、まず……余は疫病と乾燥を司る力を持っておる。 この力で、お前にかけられた病魔の呪いを解く事になる訳だ! 次は……そう、余の格好だ! この黒絹の衣が余の証だ! (どうよ!? と言わんばかりに、チラチラ顔色を窺うよ!) [Mon 9 Feb 2009 03:56:55]
◆テレサ > (Shareの依存症判定を忘れてた人には丁度いい判定だよ!(ぁ) さておき。 さておけ。) ・・・そんなデンジャーな危険書物が? 日中5〜6人位くたばってそうじゃんよ。(寧ろ在り難い精霊か何かだったのか。 そういえば封印指定の禁書のコーナーが噂になった事があったっけ、なんて。 それっぽい? ログを漁るとすごいよ!(ぁ) でもちょっと半信半疑だ。) 助けてやる代わりに探し物しろってー事? それでくたばりぞこなえるんなら安いもんっちゃ安いもんだけどね―――っくしゅ。(くしゃみした。 そりゃ最初は気付かないわな。) ぅ゛ー。 冷やしたかね・・・ ンで、名前は何よ?(首かくり捻って問うた。足元で猫も首を捻る。) まさかノーヒントでそれっぽいの探し出せとかの試練じゃないよね? 呪われる前に疲れて死ぬるよ? [Mon 9 Feb 2009 03:38:02]
◆? > (病気発症! 風邪(体力 集中力 素早さを2ロールの間−1)のバッドステータスを貴女に!) [Mon 9 Feb 2009 03:23:42]
◆? > (『だが』の一言でこれが交渉である事を即座に理解した乙女に、神様はニヤニヤからニンマリへ。 下手にパニクったり、絶望したりする奴より、ずっと『使える』相手だって事だ。) まず、幾つか誤解を解いておこう。 1つは、『余を見たから呪われた』のではなく『呪われたから余が見えた』のだ。 これは余の呪いではない。 この図書館のどれか一つに、呪いがかけられていた。 そしてお前が偶然それに触れた。 そういう事だ。 (人差し指を立て、それっぽい事を言ってのける。 それっぽい、そういう事もあるのかも、そう思わせるのが大事なのだ。 ) 二つ目、余はお前を救う事ができる。 お前しだいでは……だ。 具体的には、この大図書館の書物より我が名を見つけ出す事ができれば、という事になる。 (重々しく告げる。 まるっとハッタリなので内心バクバクだ。 そして、ここでダメ押しをやってのけようと神は目論む) (存在するだけで病魔を撒き散らす疫病の神の力が顕現する。 この発言秒数の下一桁が0〜5であれば病気が発症する。 6〜9であれば発祥しない) [Mon 9 Feb 2009 03:22:15]
◆テレサ > ―――あー。 ナシの方向なのね。 ああもう。 厄日だ・・・!天井で見えねーけど星辰の位置悪ッ・・・!(とりあえず性質が悪い事はとことん理解したようだ。 相変わらずの撤退前モーション見せながら肩がっくりした。 猫人形の使い魔ここで起床。 しかしやくにはたたない。そっと足元に寄り添う。)ん? ・・・・だけど、何?(今度は言語云々より手に入れた余裕がでかかったか。 何かを要求してくるなら、此方に相手にない何らかのカードがあるってこった。 気持ち表情を隠すために帽子くいと傾けつつ、精一杯普通な声で聞いてみよう。) ・・・条件如何では見逃す、ってンなら、モノは試しで言ってみるってのは? [Mon 9 Feb 2009 03:00:13]
◆? > 死は既に定められた。 (内心物凄くニヤニヤしつつも、そこはそれ。 襤褸を出さぬよう、敢えて相手の質問には答えない。 極力自分の情報を相手に与えないというのは、心理戦で優位に立つ為の有効なテクニックだ。 乙女に向けてやたら乾いた風を吹きつけよう) ………だが (ポツリと言った。 可能性を匂わすのも忘れないぜ! そうやってプレッシャーをかけ、少女の様子を観察する。 退くタイプなのか、開き直るタイプなのか、そういうのもとっても大事) [Mon 9 Feb 2009 02:48:05]
◆テレサ > (名立たる悪魔の何柱かは、嘗てはそんな神様だったのかもしれない――が、ココでぶるってる少女にはそれは判らないし、その恩恵を受ける手段も無いよーだ。) はいっ? えと・・・・どういう・・・ことよ? 確かにこっちも悪いけどいきなりンな事言われてもその。 なんつーか・・・困るっていうか・・・!(人をだます時は追い詰められてる人を選ぶべきだ。 正解だね! 警戒語飛んで普段の口調が出るくらいあからさまに動揺したよ!!おかしーなー知力同数なのに!) ――か、勘弁してとかは、ナシ?(目の前のがマジで死神かどうかの真偽はさておき、危ない霊現象に関わると結果はろくでもないってのはもう骨身にしみてるわけで。 ついでに死んだら地獄に行くのも確定してるからホントだったら更に怖いナー! あれだ。 僅かずつ撤退開始してるよ。 机から横にじりじりとずれるよーにこお。) [Mon 9 Feb 2009 02:31:14]
◆? > (その、『悪魔として改変されている』という事実。 それこそが、弱体化の大きな要因であるという事を本人は知らない。 忘れ去られたのではなく、悪魔として『上書き』されているのだ。 名も変えられ、特性も大きく捻じ曲げられた結果、神としての特性も薄れ、上書きされた害悪としての特性が強調される。 ) (さておき。 そういうびびってるトコとか見せると、神様のサディスティックゲージが急上昇しちゃうぞ! 自分に対し明らかにびびってる乙女の様子を見て、神は若干平静を取り戻した。 知力5フル稼働! 黒絹の衣を乾きの風でふわふわと棚引かせる事で異形感を演出し、厳かに言い放った) 余は死の神、お前は今……―――――死の呪いに魅入られたのだ。 (超大嘘こいた!) [Mon 9 Feb 2009 02:14:13]
◆テレサ > (多分に脚色された話か、今の一般常識――パプテス寄りにでも改変された悪魔としての名前が知りたいのなら、猫をどかす事に機体をしても良かったかもだが。 生憎とテレサにとって重要なのは、神よりも与太話だったわけだ。 残念!)げ、目が合った・・・ ヤベェなこれどうするか。(うっすらとした輪郭が見える程度で、此方の視点では背後の色が多少透けているものの――見えては、いる。感覚鋭いだけでなく似たような物を見慣れているからだろう。魔女は悪魔=異端の神に近しい。 で、対神霊現象の処方も知ってて、”意図せず出合った時は成るべく関わるな”である。) ……い、一応、というくらいには? 見られたくない・・なら見ない よ?(言葉通じるのは一寸安心かなぁ。 みたいに思いながらも―― 此方は狼狽が格好に現れてるので言葉が切れ切れだ。 盾にするみたいに書物胸の前に持ちつつ 、机に立てかけた逃走用の箒を掴もうとして失敗して床に転がしたりしてる。) [Mon 9 Feb 2009 01:54:01]
◆? > (そう、神はちょっとがっかりした。 その辺の三流ゴシップ紙にでも載ってそうな胡散臭い与太話など、神は興味が無いのだ。 神が興味を持っているのは、むしろぬいぐるみ猫のベッドと化している本のほうだ。) (神話・寓話。 人にあらざる者……例えば、そう―――神々の歴史・知識などもそれに含まれる。 もし、万が一でもいい、あの本に自分の事が載っているとしたら、それは自分の存在が完全に人々の記憶から抹消されたわけではないという証明となりうるのではないか? ややもすれば、失ってしまった自分の名を取り戻す事が出来るのではないか? そんな熱い期待を持って、彼女の一挙手一動作を見つめ始めた矢先だった。 不意に彼女が何事か呟きながらこちらに振り向いたじゃないか!) ………―――――――― (え? なに? 見えてる? 見えちゃってるの? 的な狼狽を何とか噛み殺しながら、神は少女を見下ろした。) そこな乙女よ、余が………見えておるのか? (出来るだけ重々しい感じで問おう。 見下ろす角度と態度がいつもより気持ち控えめかもしれないが) [Mon 9 Feb 2009 01:38:45]
◆テレサ > (でも本の中身は覗き見ががっかりする程度の記載。 ”少女と出合った人が消える” なんて事件についての記述なんて胡散臭い与太話なんだから、与太話専用の書物にしか記述されてないのだ。 ただし、”記述が無いわけじゃない”ってのがミソ。) 妖精のわっかにでも踏み込んだら近い事ンなるか。 洋の東西を問わずオーガも人攫うし―― (それに”人を透明にする”という有名な悪魔の記述が著書のどっかになかったか。 見た目はゴツイ親父らしいが。 裏表紙まで読み通した本をぱたり閉じた。)女の子ねー・・・・夜更けにこーしてりゃ出て来ないかね・・・・ (なんて言うなり、ふぁー と欠伸一つ。 集中が途切れたあたりで、漸く周囲が気になりだした。 借り出した本を片手に―― ) もう夜も夜じゃんよ。 マジで消される前に帰――(視線に気付くほど敏感でなくても、席を立とうと振り返れば、霊的・魔術的な感覚ならおぼろげに”それ”が見える程度には―― ) ・・・・うぇと。 何――(ナナメに見上げつつそのまま凍った。 そりゃ見た目奇妙なのがしらないうちにこっち見てれば驚きもするさ。 小心者なんだ。) [Mon 9 Feb 2009 01:13:43]
◆? > (夜半を過ぎ、人影疎らな図書館のとある背の高い書架の上。 高みより地を這い生きる人の子らを睥睨するは神、病と乾燥の神。 神たる者、上から目線はもはや常識、当然の所作。) (神は、眼下の人の子らが読みふける書物のタイトルを目で追っていた。 神学・語学・医学・ets――――ヴェイトスが誇る知の宝庫であるこの図書館の無数の蔵書は、翻って言えば、無数の知識と言い換えることが出来る。 それらは、ヴェイトス市民であれば、人種の別なく、貴賎の別なく、惜しみなく提供されている。 だが、それはあくまで人間の感知できるものに対してのみなのだ。 肉の器を持たず、とうに忘れ去られたまつろわぬ神は、その恩恵にあずかる事は出来ない。 故に、神は人の子の読みふける書物をこっそり盗み見るのだ。 と、言う訳で、そんな感じのこっそりした視線が、貴女の背後より注がれ始めた) [Mon 9 Feb 2009 00:57:28]
お知らせ > ?さんが入室されました。 『視線』 [Mon 9 Feb 2009 00:32:56]
◆テレサ > (実際の所、お化けに取り殺された人も狐に化かされた人もリアルじゃ見てないし、気のせい気のせいって考えるでもいーんだけどね。 ・・・でも本当にそれでいいのかな? 見間違い”全部が”何かの見間違いなのかな? 何か致命的なもの見てみぬフリしてないかな? そう考えるのが魔術師で、テレサって生き物は自称魔術師だ。) ・・・・・これか。 違ェ。 っていうより類似は多いけどズバリは無いよーな類?(お前どう考えるよ。 なんて真横の使い魔に問うてみるが答えは無い。 ぬいぐるみ猫は机に転がした本の上で寝ている。今読んでる奴の続きの物で、どれもどーってことのない、寓話、神話、噂話の詰め合わせだ。) [Mon 9 Feb 2009 00:27:43]
◆テレサ > (無知で小心なモノが、疑心暗鬼に囚われた瞳で見れば、須々木の花も魑魅魍魎と化す。 森羅万象の理に外れたる不可思議の類は、つまりはそういうことだと。 成る程、反証の効かない霊現象や魔術作用をやり込めるには最適の言葉だとおもう。 ……今回の件もそう。 消えた部員の”ドーマウスさん”も帰ってきたっていうし、ただ気のせいじゃね? って言われりゃそれまでなんだがねー。)・・・・。(胡散臭い辞典のページを捲りながらそんなことを考える。 安息日をいい事に図書館に繰り出して、実践だいすしの自分には珍しく読み物しらべものの真っ最中だ。) [Mon 9 Feb 2009 00:19:47]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『『幽霊の 正体見たり 枯れ尾花』って唄がある。』 [Mon 9 Feb 2009 00:09:36]
お知らせ > リシェルさんが帰りました。 『(―――これ?違う。試行錯誤は続いていく)』 [Sun 1 Feb 2009 00:04:00]
◆リシェル > …………ん。 どうしようかな。 ( カチ、カチリと思考の世界で組み上げられていく柱時計。 その途中で思いついた事について考慮するためにいったんその制作を途中で中断して横に置く。 ) ( 背景に溶け込みシンプルに過ぎるデザインは若干の寂しさも残る。 引っ越してきたばかりでまだそれほど家具も揃ってない事になれば、それはより印象に残ってしまうだろう。 ) ( ワンポイントの彫り込み。 合ったデザイン………模様じゃ最初の問題になった寂しさを大して解消できない。 ――――月と兎? 出会いの切っ掛けになったデザインだ。 悪くない。 ) ただクド過ぎるか……? 星船のデザインの時もそれに近かったからな……… ( さて。 どうしようか。 ) [Sat 31 Jan 2009 23:55:18]
◆リシェル > ( 柱時計は家で生活をする人たちが日常的に目にするものだ。 奇抜なデザインは論外。 自己主張をするのでなくその雰囲気に自然と溶け込んでいるのが大切な点である。 )( 実直な性格の一端を表したような一般的なクリスティアの様式。 となるとやはりシンプル・ザ・ベストか。 全体的にシャープに纏めていく外面の構造が頭の中で作られていく。 ) [Sat 31 Jan 2009 23:43:46]
◆リシェル > ( まあそれは反省するとしとこう。 そして反省したのなら進めるべきだなちゃんと。 ) ( シスターの格好をしている女は真剣な眼差しで多種多様な資料を速いペースでめくっていく。 時間が開いたとはいえ彼女の家の間取りと部屋は今もしっかり瞼の裏に焼き付いている。 ) [Sat 31 Jan 2009 23:28:24]
◆リシェル > ( 柱時計制作に関しての資料が積み上げられた机の上で、燃えるような赤毛をした少女がそれらを眺めつつ考え事をしている。 ) 少しのんびりしすぎてたかな? ( 頼まれたのがあれぐらい昔の事で……―――焦らなくてもいいとは言われたけれど、年明けになってしまうとは少し遅きに失していたか。 いけないな、プロとしてこれは反省するべき事かも。 ) [Sat 31 Jan 2009 23:02:16]
お知らせ > リシェルさんが来ました。 『んー。』 [Sat 31 Jan 2009 22:55:02]
お知らせ > アルマイアさんが帰りました。 『(図書館では静かにしましょう、というお話)』 [Fri 30 Jan 2009 22:57:58]
◆アルマイア > で、考えたのだがね。これからも面白そうな依頼がはりだされていたら、惜しまず参加してその体験を本にするわけだよ。書きあがるまでに時間がかかるのが欠点と言えば欠点だが、これは―― ( 話しもそこそこに、いつのまにか後ろに来ていた図書館の関係者の方々に、むんずと肩をつかまれる。 ) ん? おや? な、なんだねキミたちは。今からこのアルマイアが語るおもしろいお話が――あぁっ! ちょっとまだ原稿がおきっぱ―― ( ずーるずーる。そのまま問答無用で出入り口までおひきとり。どうやら時間ぎれのようだ。 ) [Fri 30 Jan 2009 22:57:34]
◆アルマイア > ( と、もうずっとこんな調子であった。 ) [Fri 30 Jan 2009 22:41:43]
◆アルマイア > ( 「お仕事中ですから」と、早々に引き揚げようとする司書さんに、なおも絡むからむ。迷惑極まりない。 ) いやー、自分の体験を本にする。アビー君に話を持ちかけたときは胸躍る心境だったが、いざ書いてみるとこれがなかなかどうして。なにせ自分の今までの作風と全くちがって [Fri 30 Jan 2009 22:41:17]
◆アルマイア > これだよ、たった今私が苦労して書き上げた原稿。 ( ずびしっと器用に羽で指さしの形をつくり。 ) 実は街の依頼掲示板を見て参加したのがきっかけでね。カクカクシカジカという経緯の元、私の体験を元に随筆を仕上げてみたというわけだ。人の手によってつくられた、宝石のような輝きを持つカブトムシ。いやすばらしいじゃないか。実にすばらしい! 実はここだけの話、その作成者から一匹記念にいただいていてね。これがまた―― ( [Fri 30 Jan 2009 22:39:11]
◆アルマイア > ( だだでさえ、人間サイズの二足歩行する鳥は目立つ。そのうえ言動がアレなものだから、普通に本を借りたり読んだりしている方々にとっては超迷惑な存在であった。「何度おなじこと言わせるんですか!」と、司書さんに怒られては縮こまるミミズク。しかし、そこでめげたりしないあたりが厄介である。 ) ま、まぁ待ちたまえ。公共の場でいささか配慮を欠いていた非は認めよう。しかしだね、おかげでついに書ききったのだよ。見たまえこれを! ( と、仕事中の司書さん捕まえて自分ワールドを語りだす。つまみだされるのも時間の問題であろう。 ) [Fri 30 Jan 2009 22:31:27]
◆アルマイア > ( あまりの嬉しさに我を忘れ、つい荒々しく立ちあがったミミズクが一羽。すぐさま“図書館では静かにしましょう”と書かれた張り紙の横に立つ司書さんににらまれ、縮こまる。 ) い、いかんいかん。この私としたことが、つい興奮してしまった。しかし、これでようやく大手を振って書籍ギルドに足を運べるというものだ。うむっ。 ( 一人誇らしげな男の前には、書き散らされた紙の束。その一番上のタイトルは、「カブトムシの輝き」というものであった。 ) [Fri 30 Jan 2009 22:22:25]
お知らせ > アルマイアさんが入室されました。 『で……でけたっ!(どっかののりまきさん風に)』 [Fri 30 Jan 2009 22:17:07]
お知らせ > ミニーさんが帰りました。 『 「手がかり」を探してみよう。 …とりあえず今夜は忙しから明日から。 』 [Tue 27 Jan 2009 12:06:54]
◆ミニー > ……………。 ( 不自然な空白。 記憶が混乱してるにしても何か違和感のある気持ちの悪い欠落。 なにか特定の対象に関連付けされる部分に対してのみ削り落されたような作為的な歪。 本来「アップルクランブル」もそうだったのかもしれない。 ただ、「■■■■■」に関連付いた「アップルクランブル」にさらに関連付いた記憶を片端から消去していくとたぶん私は胃袋の中身や舌に残留した味覚、臭い、寮に帰ってからのやりとりからさらに遅くに食べちゃ駄目っていう約束事、さらにそこから寮の人との対人関係の変化、そういった事を芋蔓式に消去していってきりがなくなって全て抹消する事になる。 極論を言うと。 でも、そうならない。 じゃぁ何か「範囲」があるのだ。 「条件」でもいい。 ) [Tue 27 Jan 2009 12:04:44]
◆ミニー > ( まったくもう、本当にもう! と■■■に対して腹を立ててる私。 でもアップルクランブルは美味しかったし、■■■■■とはいえ久しぶりに普通に■■■■て、それはそれでまぁ結構■■■。 そいつはそう、あそこ、べたべたって■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■…ショーケースの前で何食べようかってあれこれ迷ってたんだ。 ) [Tue 27 Jan 2009 11:56:07]
◆ミニー > ( もっと前、もっと前だ。 あった。 欠落。 そう、窘めるような呆れるような感じでちょっと怒られたんだ。 ギルドの寮の人に。 こんな遅い時間まで出歩いて、とか、お腹いっぱい食べてきて、とか。 甘い匂いがするってバレたの。 私はそれ以前に、帰って来た時からちょっと不機嫌で、ても確かにお腹はいっぱいで、多分食べたのは甘くておいしいアップルクランブルで、 ) 何で食べた所だけすっぽり無いの。 [Tue 27 Jan 2009 11:49:19]
◆ミニー > ( 現在から過去に向かって記憶をさかのぼる。 どの時点で「食べた」筈なのかを辿るには此処より前にはありえないという始点を探るよりこの方が早そうだ。 最速でヴェイトス市に辿り着いた辺りから考えなきゃいけなくなるし。 ) ( 今日の事、昨日の事、その前の日の事、1時間単位くらいに切り分けてゆっくりと遡っていく。 思い出せる。 記憶は繋がっている。 夢遊病みたいに寝てる時に食べたんじゃない限り。 それらしい痕跡とか周囲の反応も、無い。 周囲の反応? あ、うん? ) [Tue 27 Jan 2009 11:46:32]
◆ミニー > ( アップルクランブル、である。 フェアリンから渡ってくる間ずっと食べられなくって、久しぶりに食べたいって思ったのがきっかけ。 シナモンとバターの香りの利いたサクサクっと甘い甘いお菓子。 すごく美味しいの。 ) そう、美味しかったの。 ( 考察に独り言を返す。 別に食いしん坊っぷりをこの昼間っからこんな場所で披露しているわけじゃない。 食べたくなった、けど、美味しかった、のだ。 それがおかしい。 「このあいだ食べたアップルクランブルはあんまり期待してなかったのに結構美味しかった」のだ。 食べたのは何時? 何処? 順番に思い出していけばちゃんと記憶は繋がるだろうか? 美味しかった記憶と関連付けられるべき経験と情景の部分がぼっかりと穴をあけているこの事態は解決するのだろうか。 ) [Tue 27 Jan 2009 11:33:06]
◆ミニー > ( 私の記憶がどこか欠損しているのか、ありもしない経験をあった事のように改竄しているのか、寝起きに夢と現実が混線するようなあの「夢から醒めた自覚があるのに夢と現実の選別が出来ない状態」がこの真昼間の意識のはっきりしている時に起きてでもいるのか。 ) そう、すごくクリアーなのよね、今。 ( 居心地の良い暗くて広くて静かな図書館の隅っこの隅っこ、建物の角に当たる隅っこにある一人掛けのソファで脚を組んで腕を組んで天井を見上げ、ミルドレッド・アスキスはううんと唸った。 少し前からふと浮かんだ懸案事項についての考察中である。 ) [Tue 27 Jan 2009 11:11:52]
お知らせ > ミニーさんが入室されました。 『 違和感/ミルドレッド・アスキスの考察、昼 』 [Tue 27 Jan 2009 11:03:52]
お知らせ > クロコさんが帰りました。 『男の心配は杞憂に終わる。』 [Tue 27 Jan 2009 02:25:29]
◆クロコ > (貴女から名前を聞けば)ミーシャ=フェルクスさん・・・ミーシャさんって呼んだ方がいいかな?(初対面ではあったが子供が相手なら苗字で呼ぶよりは名前で読んだ方が良いかなと思えばそう言って。)僕はクロコで良いですよ。(続けて貴女に名乗るのは呼び呼ばれ慣れた苗字の方。無論、フルネームが知りたと言われれば「黒子操糸」というトキノミヤコでの呼び名で名乗ろうか。)(貴女からの取り留めの無い話に耳を傾け)そう、花を売っているんだ。(時に相槌を返し時に自身の事を話すだろう。それは少しでも貴女が不安に感じないようにする為の彼なりの配慮であって。)(其れから幾らかの時間の後、少女と別れた後に急ぎ足で帰路につけば真っ先に妻の姿とその人には無い冷たい肌の感触を確認しようとするだろう。) [Tue 27 Jan 2009 02:25:09]
お知らせ > ミーシャ@かくれんぼさんが退室されました。 『――――ママ?(家に帰った時。帰って来ていたお母さんに声を掛けた―――)』 [Tue 27 Jan 2009 02:15:28]
◆ミーシャ@かくれんぼ > けど本当に…どうしてこんな事になっちゃったんだろう…… ( またじわりと涙が浮かんでくる。 どうすれば治るのだろうか。 原因は一体なんなのだろうか。 分からない事ずくめだ。 ) ――――ミーシャ=フェルクスって言います。 あの…遅い時間なのにこんなお願いしちゃってすいません。 お兄さんは何て呼べばいいんですか? ( その優しそうな笑みに少し心が軽くなる。 こうして誰かと接していると少しずつ落ち着ける事が出来てきた。 ) 私ね。 普段はお花を売ってたりするんです。 それでママと二人で暮らしてて―――― ( 眠くなる限界まで相手を引きとめて取りとめもないおしゃべりをし始めるだろう。 【2→4】) [Tue 27 Jan 2009 02:12:53]
◆クロコ > (不意に訪れた異常事態に対し男は未だ戸惑いつつも)あっ、うん、それなら良かった。(謝らなくて良いという言葉に再度謝りそうになったが、すんでの所でその言葉を止め貴女にとって気が楽になるだろう言葉を口にするだろう。自身に対して出来る限り気丈に振舞おうとしているだろう貴女の笑みを見れば此方も表情を緩めて。)(あやす様に肩を叩き貴女を少しでも落ち着かせようとする中、不意に耳に入ってきた自身にしか見えていない少女からの願いに)勿論、構わないよ。(迷惑そうな気配を一切見せる事無い穏やかな笑みを浮かべた返事をするだろう。内心、妻に帰りが遅くなって少し心配を掛けてしまうのが気がかりだったが、自身にしか見えない少女からの願いを断る事なんて出来なくて。)ところで、君の名前は何ていうの?(ふと、貴女の名前を知らないことに気づけばそう尋ねるだろうか?) [Tue 27 Jan 2009 01:59:06]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( 小さくない違和感は明白な異常に変貌する。 私がいないことが当たり前のように周りは動いてしまっていて。 ) ――――あ。 そんな…謝らないで下さい。 声を掛けてくださって…凄い嬉しかったんですから。 ( 見つけられて自分はちゃんとこの場にいるのだという事を知る事ができた。 気にかけて心配されて、その事に私は感謝したいぐらいなのに。 今できる精一杯の笑いを浮かべようとする。 )( あやすように肩を叩かれる。 お母さんも―――お母さんも今の私にこうしてくれるんだろうか。 それとも他の人たちと同じように気付くことすらないのか。 ) あの……迷惑かもしれないですけど……お願いがあるんです。 ( どうすればいいのかまるでわからない。 ―――もしかしたら私。 幽霊になっちゃったのかもしれない。 自分でも気づかないだけで、ミーシャ=フェルクスはとっくに死んでしまっているのかも。 ) 少しお話聞いて下さい。 こうして誰かとおしゃべりしてると……少しだけ安心出来るんです。 ( 一人ぼっちは寂しくて嫌だから。 眠くなってきてしまったけれどそれを我慢してもう少し貴方と喋っていたい。 【判定】 ) [Tue 27 Jan 2009 01:45:32]
◆クロコ > (こういう状況になる前の少女を知らないが、恐らくは相当元気が無くなっているように見えるその姿。自身からの問いかけに分らないと返されれば)そうだよね・・・・・。(どう見ても大丈夫ではない様子の貴女に安直な言葉を掛けてしまったと反省して。)(それから自身の幽霊という問いかけに違うと否定されれば)だよね・・・ごめん。(見れば見るほどに何の変哲もない人間にしか見えない少女。その心が不安で押しつぶされそうになっているのを見れば貴女の肩にその手を伸ばし)何か僕に手助け出来ることがあれば良いんだけど・・・・。(貴女に伸びた手を避けられなければ、少しでも落ち着くようにあやす様な感じで肩を叩くだろうか?)(ただ、自身が持っている限りの知識の中にはそれの原因どころかそういう症例そのものが存在せず。)うーん・・・誰かこういう事に詳しい人が居たら良いんだけどね。(自身の知り合いに何かそういう知識に詳しい人物が居ないかどうかを考え始めるだろう。) [Tue 27 Jan 2009 01:29:02]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ありがとうございます… ( 促されるままに席に腰掛ける幼い少女に元気は無い。 もう存在感が薄いとか人目をひかないっていうレベルじゃない。 明らかにこれは異常だ。 ) …………わかんないです。 ( 大丈夫って答えられなかった。 体には何の異常もないけれど、こうして他人に気付かれないという事がここまで辛いとは自分でも思わなかった。 ) 違います。 わかんないんです私も。 なんで…なんでこんな風になっちゃってるのか…… ( おかしくなったのはついこの間から。 それまではいつもと何も変わらない生活だった。 それがどうして―――そう思うと涙が出てきてしまう。 )( お互いが困り果てている。 少女も自分の状況をどう説明すればいいのかわからなかった。 何せ自分でも何が起こっているのかまるで見当もつかないんだ。 ) [Tue 27 Jan 2009 01:14:52]
◆クロコ > (自身からの指示に対し素直に付いて来る少女。その姿を時折ちらりと確認しつつ閲覧席に着けば)それじゃ座って。(そう言って貴女が座りやすいよう椅子を引くだろう。)(それから自身も傍の閲覧席に腰を掛ければ貴女に視線を向け)大丈夫?(まずは泣いている貴女を落ち着かせる為に宥めようとするだろう。それから少しばかり間を置けば)えっと・・・その・・・幽霊・・・じゃあないよね?(眼前の少女は足も生えてるし透けても居ないし、ましてや三角のアレも付けてないのだからきっと幽霊ではないだろうが念の為に聞いてみるだろう。)(気づかれない方は気づかれない方で大変な思いをしているが、気づいた方は気づいた方で自身が遭遇したこのおかしな状況に困惑しているのだろう。その応対は先ほど司書と会話していた時よりも何処かおどおどしている様な感じになっているだろうか?) [Tue 27 Jan 2009 01:03:51]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( 二人の会話が聞こえてくる。 やはり司書の人は私の存在に気付いて無いらしい。 その事実にまた少し気分が悪くなってくる。 失くしちゃいけない物を落としてしまった時のような不快な悪寒が背筋を粟立たせる。 ) はい…わかりました。 ( 耳元で囁かれた言葉に小さく首を頷かせた。 力の入らない足を叱咤してその裾を掴むように立ちあがると、相手の後を付いて行って人気の少ない場所へと歩みを進めていく。 その足取りに力は無く頼りない。 ) [Tue 27 Jan 2009 00:53:51]
◆クロコ > (司書からの返事に対して一瞬呆気に取られたが)えっ?いや、声が聞こえませんでした?それにカウンターの所に誰か居るみたいですし。(カウンターに近づき見えたのは女の子と思しき人影。)「あそこに誰か居ます?私には誰も居ないように見えますが・・・・。」(自身の再度の確認に対して司書が返すのはやはり先ほどと同じ答え。ただ、自身の見た限りではこの司書がそういう冗談を言うタイプの人間には見えず。また相手も同じ様な印象を此方に対して持っているのか、からかわれていると言うよりも単に目が悪くて見間違えたと思っている様な感じの視線を返され)あー・・・いや、僕の気のせいでしたね。(泣きながら自身に「気づいてくれたの?」と問いかけてきた少女と司書とに交互に視線を動かせばそう口にして。実際、司書の反応を見る限りこの場で同じ問答を続けてると疲れている人どころか、ちょっと危ない人扱いされて追い出されそうなのを考えれば致し方なく。それから司書にはそう言った後で先の資料の場所を探してもらうように頼んで。)付いて来てくれる?(司書がまるでそこに「誰も居ない」様にカウンターの中に入り貸し出されているかどうかを確認し始めたのを確認すれば、貴女の耳元で囁くようにそう告げて利用者が少ない閲覧席へと足を進めるだろうか。) [Tue 27 Jan 2009 00:46:30]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( ひっく )( もうどうすればいいのかわからない。 こんなに人がいる中で一人ぼっちという寂しさに涙が溢れ出てきてしまった。 )( 泣きじゃくる少女の耳に風変わりな足音が届いた。 涙で濡れた目を向けるとそこには黒い外套を着た男の人が職員さんと話している。 ) 気付いて……くれたの? ( 二人のそのやりとりに目を見開いた。 そして近付いてきた男にそう声を掛ける。 ) [Tue 27 Jan 2009 00:29:06]
◆クロコ > (貴女が図書館内に響き渡らせんと大声をあげてから数秒程経った後だろうか?)「カラン・・・カラン・・・」(貴女の耳に返されるのは図書館には少しばかり似つかわしくない足音。もしその音に気づき足音のした方を見たのならば、司書と並び歩く男が居るのが見えるだろう。)(以前読んだ事のあった資料が探したが書架のどこにも無かった為、司書に頼み所在を確認しようとカウンターへ向かおうとした最中に不意に聞こえた子供の叫ぶような声が聞こえれば)どうも先に待ってた方が居るみたいですし、先にあちらの方の話を聞いて貰って来ていいですよ。(並び歩く司書にそう告げる。内心、一人で資料を探している時から気のせいか誰かの声が聞こえていた気がしていたが、恐らくは今の声の主の物だったのだろう何て思いつつ貴女の居るカウンターの方へと足を進め続けるだろう。)(ただ、男からの言葉に対して図書館の職員は「誰か居るんですか?」なんて真顔で聞き返す。)(貴女が此方の方を見ていたのなら、そちらに近づく大人二人がそんなやり取りをしているのが見えるだろうか?) [Tue 27 Jan 2009 00:20:08]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( その叫び声に帰ってくるのはページを捲る音と本棚を探る音。 それから辺りを歩く人の足音だけ。 それはいつもの図書館だ。 何の変哲もない普段の図書館。 少女が奇行をしているのに周りの人が気付く様子は無い。 ) ( 足から力が抜ける。 私は立っていることが出来なくてその場にへたりこんでしまった。 ) [Tue 27 Jan 2009 00:14:31]
お知らせ > クロコさんが入室されました。 『乾いた足音が一つ』 [Tue 27 Jan 2009 00:00:30]
◆ミーシャ@かくれんぼ > あ………… ( 無視されたとかそういうのじゃない。 ――――悪化してってる。 ) ほ、本を借りたいんです! 聞こえてますか!? 見えてますか!? 私の事、本当に気付いてないんですか!? ( 必死に呼びかけるけれどその人は気にもとめずに書架の方へと向かっていく。 ―――違う。 その人だけじゃない。 静かな図書館で私の今の大声はとてもうるさく響いてる筈。 けど。 けど誰もそんな事を気に留める様子は無い。 私が声を嗄らしている以外にはここは何時も通りの静かな図書館だ。 ) わーーーーっ!!! ( あらん限りの大声でただ一言叫んだ。 ) [Mon 26 Jan 2009 23:49:28]
◆ミーシャ@かくれんぼ > 【6→2】( 受付の前で待っている間に後から来た人たちに三回ぐらい抜かされた。 多分向こうには割り込んでるって認識もないんだろう。 それは仕方ないんだけど、まるで私の存在が無い事が自然のように感じられて悲しくなっちゃうな。 ) あの、すいません。 ( ようやく列が途絶えた。 司書さんの前に立って卓の上に本を置いて呼び掛ける。 ――――気付かれないか。 ) あの、すいません!! ( 声を大きくしよう。 図書館では本当は静かにしなきゃいけないんだけど、こうでもしないと今の私は気付かれないのが悲しい。 ) ( 司書さんがこっちを向いてくれた。 それに少しほっとしながら本を借りたいんですけど、って口を開こうとしたんだけど―――その司書さん。 席を立って書棚の整理の方に行ってしまった。 ) え………… [Mon 26 Jan 2009 23:37:36]
◆ミーシャ@かくれんぼ > どうしよう……一体どうなってるのこれ? ( 焦る心を抑えきれない。 ―――今朝はとうとうお母さんすら私がいる事を忘れていた。 一人分の朝食しか用意されていない食卓に、泣きそうな声で母を呼び掛けて初めて気付いてもらえた。 ) …………うん。 黒魔術とか呪いとか……そういうのかも。 ( そんなものを掛けられる覚えはないんだけれど、こんな不可思議な現象が病気か何かというのも考えにくい。 藁にもすがる思いでそれらの本を取り出してみる。 )( そろそろ眠くなってくる時間になってきたかな。 この本をじっくりと見ていく時間はないから今日はこの二冊を借りて帰ろう。 【判定】) [Mon 26 Jan 2009 23:21:48]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( 普通に大声を挙げて呼び掛けてみたりすれば、その時になってようやく気付かれたりする事はあるというのはわかった。 最初はただの偶然だと思っていたけれど、ここまで来るとそんな安直な考えをする方がおかしく思えてくる。 ) ………やっぱり載ってないなあ。 ( 本のページを捲ってみるけれどそれらしいものはそこには記されていない。 そもそも自分に起こっている事がなんなのかわからないから、一体何を手掛かりに調べればいいのかも迷っているのが今の状態だ。 ) [Mon 26 Jan 2009 23:12:49]
◆ミーシャ@かくれんぼ > ( 【7→6】 違和感は小さくなるどころか大きくなっていく。 人の多い所では絶対に誰にも気付かれる事は無いし、お互いが向き合っている状態だとしても相手が私の姿に気付いている様子は無い。 ) [Mon 26 Jan 2009 22:58:11]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『(ほぅ)』 [Mon 26 Jan 2009 22:47:00]
お知らせ > エレフさんが退室されました。 『( 己も自分の目的の本を探しつつ、彼女達に協力すべく、本を探し始めた。 )』 [Mon 26 Jan 2009 01:25:41]
◆エレフ > えーとはい、その…元々の性格みたいで…。 (あうう、と小さく唸り頭を俯かせる。 何も別に警戒しているとかそういうのではなく、他人と話す事自体あまり得意ではない。 己としてはこれでも気楽な方でいるつもりなのだが…。 ) 怖い話――ああ、なるほど、そういう手段もありますね。 それがいい方向に効いてくれればいいんですけど…。 ( 悪い方向に、つまり怖い者知らずが生まれたりする可能性もあるかもしれない、なんて事を考える。 だが怖い話が好きだというならそういうのもアリなのだろう。 ) ん、判りました…では僕も調べてみますね。 何かあればご報告しますよ。 [Mon 26 Jan 2009 01:25:02]
お知らせ > マリィゴールドさんが退室されました。 『( 同居人に返事を返せば、先ずは手短な本を手に取り )』 [Mon 26 Jan 2009 01:19:15]
◆マリィゴールド > そうそうリアの言う通りさ。 夜に起きていてはいけない、と子供に諭す時―――●●が来て夜寝ない悪い子を攫っていくとか言うじゃないか。 夜更かしはいけないという道徳的なお話を幽霊や何かに例えて教えるのさ。 尤もボクには何故子供が夜起きていてはイケナイのか説明付かないのだけども。 ( 駄目な大人、いや駄目な吸血鬼であった。 いや吸血鬼なのだから自然か。 指を立て、とっても楽しそうに語る吸血鬼。 ) 童歌や、子供達の遊びは呪術的なモノが源流とかって話も聞くし、案外調べると面白いんだよコレが。 ( 趣味の世界である。 ) エレフさんも無駄に気を使う事もないから、何かの縁だし――、もっと気楽にいきません? ( 一応先刻から親しげに話しているつもり、つもりなのだが。 何故か軽い警戒が入るのは何故なのだろうか。 笑顔の裏で必死に考える吸血鬼。 ) [Mon 26 Jan 2009 01:18:35]
お知らせ > リア@かくれんぼさんが退室されました。 『( すみませんがよろしくお願いしますとお二人に告げ、本へと目を落とそう。 )』 [Mon 26 Jan 2009 01:07:10]
◆リア@かくれんぼ > いいえ? 謝るようなことでもありませんし。もう少し、気を楽にしてくださいな。 ( 初対面ということもあるだろうけれど、先程からなんとなく畏まりすぎているような彼女に微笑んでそんなこと。 )( 同居人の彼女とマトモに話をするのは久しぶりな気がする。気になっていた件が進んだようだからというのもあるし、今現在己が置かれている状況が不安だからというのもあり。 ) ふふ、まぁ―― 子どもたちは怖い話も好きですよ。偶にしますね、そういうお話も。 ( だからだと、エレフさんの疑問に答えるような。 悪いことするとおばけがくるよ、つれてかれるよ、なんていうのは子どもへの牽制としてありがちだし。 そういう話の時は同居人も、子どもたちに混ざったりしているだろうか? ) ――― えぇ、そういう話があったら… 教えてください、 ( 己も手近な本を一冊、書架から抜き取って )( マリィの言葉にほっと小さく息をつきつつ、 ) [Mon 26 Jan 2009 01:05:58]
◆エレフ > ( 恐らく猫の思考がエレフに伝わる事は当分先の話なのだろう。 何せ己は猫の正体にすらまだ気付けていないのだから。 頭を撫でられる度に瞬きをするが、暫くしたまた己へと視線を向けられる。 少なくともマリィゴールドに対しての警戒心はなく、これといった反応を示す様子はない。 ) 同居人…ああ、そうでしたか。 す、すみません…。 ( 思わずぺこりと頭を下げて二人に謝罪する。 考えてみればそういう話の方が自然だろう。 なんで恋人同士なんて恥ずかしい事を平気で言ってしまったのか、己は思わず顔を赤らめてしまった。 リアが覚えたマリィゴールドへと違和感には気付かない。 ) ああ、なるほど…御伽噺にはありがちですよね、なんでしたっけ…河童とか。 ( 思わず浮かんだのが河童。 トキノミヤコから出たものだったろうか…これは記憶が無い以上思いだせるものではないが、"知識"として頭に残っていた。 此方の発言が意外だったのか、戸惑う相手に苦笑しつつも、まさか他人の己が手伝ってもらうのも、という考えもあった。 何より、己より彼女の事を知っているであろうマリィゴールドに一緒に居てもらったほうがいいのでは、何となくだがそう感じた。 だから、己がこれ以上引っ掻き回す所ではない。 しかし、 ) かくれんぼ…、ああ確かに、マリィさんの言うとおり神隠しだとかそういうのもありましたけど…でも子供に聞かせるような内容でしたっけあれ…。 ( 内容はほとんど覚えていないが、恐らくマリィゴールドの言う一人かくれんぼ等はホラー物なのではないだろうかと思い、首を傾げる。 あまり刺激しすぎると本当に子供が寝れなくなってしまうのではないだろうか。 子供に聞かせるべきだ、と自信のある言い方ではあるが、…せめて夏にすべきじゃないだろうか、なんて。 すっかり違和感に関しては薄くなり、先程までのは気のせいだったのだろうと、己は意識しようとする。 一匹を除いて。 ) [Mon 26 Jan 2009 00:58:19]
◆マリィゴールド > ―――そ、そ。同居人だよ、 居候といった方がより事態を正確に表しているかもだけど。 ( 勿論己が、である。 ) いや、怪談こそ子供に聞かせるべき話だよ。 寓話的な役割を担ってると言って良いね。 ( きらん☆ と目が輝いた。 噂話から怪談まで、この吸血鬼が大好物とする領域である。 ) エレフさんの方の事情も気になる所だけど――、そうだね。 『 かくれんぼ 』 と言えば最近の流行は一人「かくれんぼ」とかもあるけど。 リアの話した印象だと、神隠しとかその辺かな。 ( 己が身に起きている事象では無いので。 其処迄勘は鋭くない。 ) 面白そうじゃないか、ボクは伝承やお伽噺よりも――そういう方が大好きで。 いやァ、そう言えばリアがそういう話をしてたのを―――そうだね、聞いた事があったね。 ( 頭の中の霧が晴れていく感覚、違和感は薄く 「 そうだったねー 」などと軽いノリ。 ) [Mon 26 Jan 2009 00:44:59]
◆リア@かくれんぼ > ―― えぇ、 ( まだ確信に至らない不安。 だからこそむやみやたらと他人に話して、不安を共有させたくはなかった。 ) ―― じゃぁ、一緒に帰って一緒に寝てください とは言えませんね。 ( 休憩中だという貴女に、冗談めかして残念だという言葉は、 …あながち冗句でもなく。 ) …、 ( 猫の様子に、微苦笑して撫でる。意思の疎通が行えるわけではない。ただ、この猫が自分の何かに気づいているということに、気づいているだけ。 そしてそういう事を主人であるエレフさんに伝える気は無い。解ってるなら伝える必要はないし、解っていないなら彼女が理解出来る様になるまで待つべきかな、と。 …吸血鬼であるマリィを警戒しているというのなら、もう少し違った反応であろうし。 ) え? いいえ、違いますよ。マリィは同居人です。 ( まさか男性だと勘違いしているとは思わず、微笑んで ) あ れ、 ( マリィの反応に、僅かな違和感。 ) … 話したこと、ありませんでした っけ? ( あれ、そうなんだ。 みたいに軽く反応するものと、思っていたから。どこかしみじみと呟くようなソレが気になって ) えぇ、そうなんです。 ( エレフさんの言葉に頷き、 ) … 伝承や御伽噺もありますよ? ( ホラ、なんてトキノミヤコの妖怪譚やらトワン(オーストラリア)の民話やらを指し示す。 ) ( じゃぁ、エレフさんのを… と、言いかけて、 ) え、あ、 わ、 私ですか? ( 逆に言われてしまって、少し戸惑った。 ) ――、 ( しかもなんだか少し深刻そうというか心配されているというか、 簡単には断り難い雰囲気。 ) あー…… えぇと、 そうですね、では… かくれんぼ、に関する話。 …を。 ( 他に、姿が見えなくなる話、透明人間になる話、誰かが消えてしまう話なんかも調査対象ではあるけれども、ソレを言ったら二人に抱いている危惧を気づかれてしまいそうで。 ) [Mon 26 Jan 2009 00:21:42]
◆エレフ > …ぁ。 ( 何故だろう、今はっきりとリアの姿を認知できた。 それも急に、何の前触れも無く。 だから妙な声をあげてしまったが、己も無意識であった為に気付いていない。 …此方の本探しの理由を言及されなければ思わず苦笑をしてしまう。 内心では、ありがとうございますと言葉を渡し。 ) ( 見上げていた猫に再びしゃがみ、頭を撫でられた白猫は再び目を閉じた。 ただ――だいじょうぶ、という口の動きに対しては何の反応も示さず、再び目を開けばただ、相手を見据えるだろう。 ――そういう意味ではないとでも言うように。 ) ん…そういえばえーっと…マリィさんとリアさんてあの…恋人同士とか、ですか? ( 少し問うのに躊躇ったが、何となく聞いてみた。 マリィゴールドに対しては服装から男性だろうと判断し、リアに対してはそのままに。 話題を、この妙な違和感から逸らすためにも、であった。 ) 子供たち……ですか? あ、なるほど…孤児院で働いているから、なんですね。 確かにそういう関係の物を探すなら図書館になりますね ( 己も物探しの最中に御伽噺だとかそういった類のものを見つけた。 だから図書館という選択にも納得できる。 一つ頷き、なんだか懐かしい――そんな風に思えば、記憶が戻ったのかと思考する。 しかし何も繋がらない――ただ薄っすらと残っているだけだろうか。 ) え、ええと…マリィさん、それ子供が寝る時に読む本じゃない気が…。 ( というかそんなもの聞かせては逆に寝れなくなって大変な事になってしまうのでは…そんな風に思い思わず突っ込みを入れてしまった。 ) まぁ、図書館で襲われるような事はないでしょうし…スラムのチンピラ程度なら殴り倒せますし――って、そうなの、リオン? ( 一応、左腕のお陰もあるが元々武器も所持しているし、守ってもらう必要はあまりなかったりする。 図書館などでは戦闘になる事もないだろうし――ただリアに一目惚れしたのかという言葉を聞けば思わずリオンの方を向き問い掛けた。 無論、猫にはその問いが意味の判らないものなのかもしれないが…。 ) ああ、僕のは別に大丈夫ですよ。 それより――リアさんの方を手伝ってあげたらどうでしょうか? ( 何より、そう言いたかったのには理由がある。 彼女を一人にするのは、嫌な予感がするから、だとか…妙な感覚を覚えたからで、はっきりとは理由は断定できない。 ) [Mon 26 Jan 2009 00:05:09]
◆マリィゴールド > ――そう、なら良いや。話してくれたくなったらで。 ( ソレきり自称紳士はこの話題には口を塞ぐだろう。 自分の中でも珍しい遣り取りだと思う。 ) ―――今は休憩中ってトコだね。 そう言う事にしておいて。 ( 茶目っ気たっぷりにそう同居人に告げると片目を瞑って。 実際はサボってる、気分が乗らないだとかそういう理由だけは山程出て来るけど。 ) そうかリア――、結構来てるんだ……。 ( 今日の夕方、寝て起きて――ソレからどうだったろうか。 何時もの通り一人で…。 何かが矢張り引っ掛かる、ほんの僅かな棘。 ) 最近の寝物語は怪談やら都市伝説? ( 辺りの書庫見渡し、ちょっぴりショッキングな題名の棚が並ぶ。 ) ボディガード…、今さっき任務を放棄して迷子になって無かった? ってよりはリアに―――、一目惚れしちゃったかな? ( 白い毛玉が何かを訴える視線は、その様にも見えて。 ) ボクは見ての通り暇だから、お二人の探し物のお手伝いとか出来るけど? 人手は足りてる? [Sun 25 Jan 2009 23:45:45]
◆リア@かくれんぼ > …だから、どうもしませんって。 ( もう、足もふらつかない。 …先程の本を拾い上げた人たちが、ちょっと驚いたように――まるで、いきなり私が現れたみたいな顔をして――此方を見ているのには、背にしていたから気づかなかった。 ) あれ、マリィはお仕事中… ? ( だったっけ? 今夜は貴女が起きるのを待って身支度を手伝う事も見送るもしないで、此処に来てしまったものだから。 ) …、 ( 言い難そうなエレフさんには言及せずに。何か事情があるのだろうとだけ。 ) …。 ( 見上げる猫。 立ち上がったばかりだけれど、再びしゃがみこんでその頭を撫でようと手を伸ばした。 だいじょうぶですよ、と唇が動く。 それは自分の事か、貴女の主人のことか。どちらにしても。 ) ―― そんなことありませんよ、マリィが一緒に来ることがないだけで…、 ( マリィを見、エレフさんを見上げて 少し、くすっと笑った。 ) ほら、子どもたちのお勉強の予習とか。質問への返答とか…、 …あと、寝物語のレパートリィがそろそろ故郷の話だけでは尽きてきましたから。 探しに来たんです。 ( いつもの調子で、さらりとそんなこと。 ) …あぁ、私、孤児院で働いているんですよ。 ( マリィへの返答、エレフさんには意味がわからないかもしれないとそう言い添え。 ) [Sun 25 Jan 2009 23:29:04]
◆エレフ > そう、ですか?…あの、どこか体調が宜しくないようでしたらご無理はなさらないでください。 ( どうにも、リアに対して不安を感じる。 何かという断定出来るものではない為、思わずそんな言葉を告げていた。 そうではない、何とも言えないのだが…そういうわけではないと思うのだが。 勿論己にも判らない、今彼女の身に起きている事など――結末など。 ) 本ですか…まぁ、僕もそうなんですけど。 ちょっと色々ありまして…あはは。 ( 苦笑するには、言えないというより言い辛い理由があるからでもある。 まさかいきなり知り合ったばかりの相手に記憶喪失だなんて言えるわけもない。 打ち明けた人がいないわけではないのだが――。 ) ( 猫は表情を表す事が出来ない、だから視線を訴えようとする。 唯一何が起きているのか理解しているのだとしても、その口から説明など出来ないし視線で説明する事もない。 次第に諦めたかのように視線を移す動きは鈍くなり、ゆっくりとリアを見上げた。 にゃあ、と一つ鳴いてみせるのは何かを訴えたいが故か、違うのか。 ) えっと…マリィさんでいいですか? …難しい事は判りますが静かに読書出来るのは確かに此処だけですしね ( 共感できる、らしい。 何より己も騒がしいのは苦手である、だからその通りかもしれないと曖昧に頷いた。 ) はい、こちらこそ。 …えー…と? ( 己の名を聞きよろしく、と言う相手――そこまではいいが何とも遠回しな言いように思わず首を傾げてしまう。 己にはそういったものへ対する知識や対応方法は記憶に残っていないらしい。 消えぬ違和感、それによってぎこちない返答になってしまうのだが、直そうにも――違和感がそれを邪魔する。 ) んと…多分メスだと思いますよ。 魅力、といいますか…僕のボディガードになりきってくれてます。 ( 落ち着かないという表現も恐らく正解なのかもしれない。 だがその意思に、最も長く居るであろう己でさえ気付けない。 何を訴えようとしちるのかさえ。 ) えと、はい…僕もちょっと、調べてみないと判らないものがあったので。 へえ、リアさんもあまりこっちには来ないんですね。 ( 大人しそうに見えたから、という第一印象があるからか、調べ物は結構していそうだという勝手な考え。 己も、記憶を失って以来初めて訪れた。 だから話に合わせようと――違和感を振りきろうと、した。 ) [Sun 25 Jan 2009 23:21:42]
◆マリィゴールド > ―― どうして、だよ。 ( 何故そんなに動揺しているのかと。 僅かに首傾げ。 今も尚、消失と言う危機が前の目に存在している事に気付けない。 気付きようが無い。 違和感も無く透ける様に解けて行く記憶にも。 ) ボクは――、一時の安息を求めてだよ。 この辺で静かで落ち着いて眠れ――、読書が出来るのは此処しか無いじゃないか。 ( 煩わしい人混みも無し、そんな理由。 多分司書さんに告げたらたたき出される事請け合い。 ) エレフさんね、ヨロシク。 フードに隠された君の素顔は図書館の智恵を以ってしても解明出来ない神秘であるとボクは感じたね。 ( 何時もの調子に、何時もの会話。 何故だか喉の奥に違和感を感じるも続けた。 ) リオン君、さん?の魅力はボクにも解るけども。 ( 忙しなく視線を泳がす白い毛玉。 落ち着かないのかな?と。 系統立った魔術を習得しているワケでも無し紳士には普通の毛玉と区別がつかない。 ) エレフさんこそ調べ物? ―――リアも珍しいよね調べ物とか。 ( 図書館に不順な目的でやって来ている自分は他人事である。 ) [Sun 25 Jan 2009 23:07:05]
◆リア@かくれんぼ > ( カウンター:6→8 ) … どうして、 とは? ( なんですか、と。 ほんの少しだけ振り返って、へなりと眉の下がったへたくそな笑みを浮かべた。動揺はけして小さくない。 そして私はまだ知らないのだ。全く気づいてもいない。 彼女の中から私という存在が、消えてしまうかもしれないなんてことは。貴女は何故か孤児院に居て、何故か猫を飼っている。そこに私が全く関与しない事情や記憶が出来上がる事になるだなんて。 今推測出来ているのは精々、居るのに見えなくなったり聞こえなくなったり―― 気づいてもらえなくなっている、という程度。 既にロサさんの中で私という存在が曖昧になっているなんて、考えも及ばない。 ) … あぁ、いいえ。なんでもありませんよ、大丈夫です。 ( 掛けられた言葉に、安心させるようにと微笑を浮かべよう。心配してくれたのだろう、優しい少女だ。 )( マリィの紹介に、困ったように笑って、 ) すみません、挨拶もまだでしたね。 こんばんは、エレフさん。 えぇ、私はちょっと本を調べに…、 ( 御伽噺。伝承。怪奇譚、民族説話。この辺りはそういった類の本の並ぶ書架。 ) … ( 嗚呼、本当に賢い猫だ。 見上げる視線を見つめ返し、微苦笑しながらそう思う。魔法の類とは、舌を怪我して呪文を正しく発音出来なくなってから触れ合わなくなって久しいけれど。 ) [Sun 25 Jan 2009 22:50:28]
◆エレフ > ( 何より己に違和感を感じていたのは自分だった。 おかしい、普通であればこんな近くの人を見落とすはずがない。 何より、目の前にいるもう一人の人物にはすぐに気付けたのに、何故? そしてマリィゴールドの反応も普通の人へ対しての反応、だと思う。 では、何が? ) …あの、どうか…なさいましたか? ( リアの様子を見る限り、何か暗いというか――そんな感じを覚える。 勿論自分のせいかもしれない、という考えもあったが…もしそうなら申し訳ないと。 ) リオンが? ( リオンが彼女を見つけた――その言葉を聞けば、では…やはりリオンにはしっかりと"見つけられていた"。 確かに普通の猫と違う傾向がある猫では在るとは思っている、では…やはり己が気付かなかった理由が説明出来ない。 疲れていた、のだろうか? ) え、あ、あの…… ( 猫の名前を言い己の猫より二番目という言葉、突然だったが、む、と唸り、 ) り、リオンも可愛いですよ…っ? ( まさかの張り合いに乗る己。 単純にこの不安定な気持ちを紛らわしたかっただけかもしれないのだが。 毛玉という表現には特に何かを言う心算は、無い。 ) 使い魔、ですか……判りました、アドバイスありがとうです。 ( ぺこり、と一礼をする。 そして何より近くにいる己が使い魔だと気付いていない、魔力を察知できる人物でもなければ見分けを着けるのは難しいかもしれない。 ) あ、…えーと、僕はエレフと申します。 マリィゴールドさんに…リアさんですか、何かお探しだったのですか? ( 図書館に来るという事は何かを探していたという事だろうと勝手に判断する。 その問い掛けは二人に対して、少なくとも今は両者を認知出来ている…やはり疲れなのだろうか。 リアの下に居た白猫は何か訴えるように此方とリアの方を視線を移しながら見据えている。 その意味には、気付けない。 ) [Sun 25 Jan 2009 22:42:08]
◆マリィゴールド > ――何にも無いのにどうして? ( 益々表情を曇らせた。 得体の知れない不安がまるで自分の背後に立ち首を絞めてくるような錯覚。 頭を振ると不安を振り払う――コレは錯覚だと言い聞かせ。 ) リオンって言うのかこの毛玉。 可愛いな…、しかしウチの子に比べたら二番目だッ! ( 張り合った、序に親ばかならぬ飼い主馬鹿である。 そして遅れたが毛玉というのは猫を指す言葉らしい、受け売りであるとも明記しておく。 ) 動物は悪とかしなければ良いんじゃないかな? 何か言われたら使い魔だと言えば良いし。 ( 無論、相手の持つ毛玉型なまものが本当に使い魔であるとは知らない。 自分も使い魔を持つ故に考えた言い訳。 ) そして、自己紹介が未だだったかな? ボクの名前はマリィゴールド。 見ての通り愛を求めて彷徨うロマニィさ。 此方の可憐して空色の瞳が印象的なのは――リア。 ( ヨロシク、と何時も通りのノリ。 微かな違和感――ソレを押し殺して。 ) [Sun 25 Jan 2009 22:25:55]
◆リア@かくれんぼ > ( カウンター:8→4、 4→6 ) …… えぇ、何もないんです。 …何も。 ( なにも、ない。そう自分で口にして、 …だれも、いない。 そう言われたことを、思い出す。 誰も居ないという彼ら。私にぶつかって驚く人たち。 そして目の前の少女の様子。 私は――、 …人に認識されなくなってしまっている? ) …、 ( の、だろう か。 )( 二人のやりとりをぼんやりと聞きながら 猫に伸ばしていない方の手、左手をぐっと握り締めた。掌に爪があたって痛い。痛いなら―― きっとまだ、大丈夫。 …大丈夫。 ) …あ、 ( 同居人に示されている事に気づけば、はっとして顔をあげた。 )( そうして少女のした反応は、ここ数日私にぶつかった人たちと似たようなもの ) ―― いいえ、みつけたというか、猫さん… リオンさんの方から近付いてきたものですから。 ( 私は何もしていません、と。 笑みを浮かべて、猫の傍から立ち上がろうか。 ) … 賢い猫さんですね。 ( エレフさんの分の乱入判定。 ) 【判定】 [Sun 25 Jan 2009 22:12:04]
◆エレフ > ( 撫でられた猫は目を瞑りあたかも気持ち良さそうに振舞うが、そういった感情はこの猫には、ない。 だが手が止れば誰かが近付いてきた事に気付いた、という所だろう。 ) …う、ぁ…す、すみません。 ( 微かに聞こえた怪しいという言葉。 そういえばフードを付けたままだったと外し、顔を出す。 黒髪のツインテールが静電気で少し乱れたが気にする間もなくぺこりと一礼した。 ) エッと、そうであったりそうでなかったりなんですけど…あれ、動物禁止なんですか、ここ。 ( そんな張り紙あったかな…などと状況を知らぬ己は能天気に首を傾げ、二度瞬きして再び藍の瞳を"マリィゴールド"のみに向けて――ふと、ここの、という言葉を聞けば一瞬首を傾げ――。 ) ……あ、あれっ、あの…。 ( そこには確かに"人が居た"。だがこれだけ接近したのにも関わらず手で示された方向に、"初めて気付いた"かのような反応をしてしまう。 悪気があるわけではなく、純粋に 気 付 か な か っ た 。 何故、そんな疑問が頭を過ぎるが、何よりも。 ) ――すみません、あの…リオンを見つけて頂いてありがとうございます ( 侘びを入れ、礼を告げる。 確かに己の姿は黒いコートの左腕部分が盛り上がり怪しげな姿をしているにはしても一応、ちゃんとした礼儀は覚えている。 だからこそ、気付かないなどという失態が、しかもこの近距離で起してしまうなどというのは本当に申し訳ない事だと感じた故。 ) [Sun 25 Jan 2009 22:02:57]
◆マリィゴールド > ( 鈍い、鈍感――頬を叩かれた数は知れず。 そんな自称紳士でも解ったのだから矢張り同居人は――。 知ってか知らずか、同居人は平静な様子。 ) ……ソレなら良いけど。 ボクの回りって一人で抱え込むヤツが多いからさァ――。 ( じぃと、猫を撫でる手は僅かに。 視線を外し軽い嘆息を一つ。 ) 毛玉が本で爪を研ぐ前に……。 ( パタパタと走り寄って来たのは小柄な人影。 ) ろ、露骨に怪しい――。 ( 声から判断して、女性?と認識したらしい自称紳士。 ) キミの猫? 気をつけた方が良いよ、ココはペット――連れ込み禁止なんだっけ? いや、でも――何処からがペットか解らないし。 使い魔とか普通に皆連れてるし。 ( 気にも留めなかった分、どうでも良い事で悩み出す。 ) っと、ボクは何もここのリアが見付けたんだ。 ( 不自然な視線にも、こういう人もいると解釈したのか。 リアの方を手で示し。 相手が気付いてないとは知らず。 ) [Sun 25 Jan 2009 21:46:50]
◆リア@かくれんぼ > ( ―― とりあえず、同居人分の乱入判定。 ) 【判定】 [Sun 25 Jan 2009 21:39:21]
◆リア@かくれんぼ > ( 嘘が、下手? ) …… そんなことありません、よ。 ( 困ったように笑う、其の顔は赤い目で自分をじっと見つめる足元の猫にしか見えないのだろうけれど。 むしろ、普段ならば誤魔化すのは慣れていると思う。けど流石に今回は―――自分の精神力で対処出来る範囲を遥かに超えている。わけがわからない。 なんだろう、さっきのは。 なんで、マリィとこの猫には私がわかったんだろう―― そのことに、不思議さや驚きを感じるよりも酷く安堵しているのだけれど。 小さく震える指を知るのもまた撫でられている猫だけ――と、思いたいけれど。覗きこむ同居人にも、知れてしまうだろうか ) そうですか。 じゃぁ司書さんにつまみだされる前に――、 ( 言いかけて、ぱたぱたと近付く足音に気づけば猫を撫でていた手を止めてそちらへと視線向け ) ああ、 ( どうやら、飼い主さんのよう。 ほっと息をつきかけて――― ) …、 ( 少女の振る舞いの違和感に、気づく ) [Sun 25 Jan 2009 21:36:57]
◆エレフ > ( 走ってくるのは一人の少女とも少年とも見えるフードに顔を隠しコートを纏った己。 己と共に訪れた存在を探して此処へと辿り着き――見つけた。 ) 居た…っ、リオンこんな所で何してるのっ? ( 視線は白い猫へと向けられたまま暫くして猫もやっと自分が付き添ってきた人物へと向けられる。 そして己もやっと、そこに居た人物の、一人に気付いた。 ) あ、えと、すみません、何かご迷惑をお掛けしましたか? ( その視線は、マリィゴールドのみへと向けられていてその直ぐ傍に居る人物には気が向いていないかのように振舞っている。 無論、本当に気付けて、いない。 ) [Sun 25 Jan 2009 21:32:12]
◆白猫 > …にゃあ。 ( 白猫は何も答えず、唯二人を一瞬見渡し、赤い瞳はリアへと向けられる。 猫は猫であって猫ではなく、人為的な意思もないが何かを感じ取ったように一点に顔を見据えている。 そこから少し離れた場所から、ぱたぱたと慌しい足音を響かせて近付く人物がいた――。 ) [Sun 25 Jan 2009 21:28:07]
◆マリィゴールド > おおっと――。 ( よろけた同居人の肩を掴めば、脚を踏ん張り二人して転ぶのは何とか回避。 ) リア――、キミは嘘が下手だと自覚しておいた方が何かと良いんじゃな――。 ( 眉根を下げると、つい思った事を口に。 肩を抱く手を離すと同居人はスタコラとソレの元へと。 ) ボクは猫は好きだけども――、いや知らない毛玉だね。 何処からか迷い込んだのかな? ( 何か誤魔化される気がしたけども。 自称紳士たる者、しゃがみ込む同居人を上から覗き込むように。 足元には、真っ白な毛玉が一匹。 ) 飼い毛玉かな? 随分と人に慣れているけども。 [Sun 25 Jan 2009 21:24:09]
◆リア@かくれんぼ > …… っ、 ( よろける足で踵を返す。 はやく、かえりたい。 ) ( そう思って、 ) あ、 ( 足を踏み出しかけて、近寄り来る足元の白い猫に気づいた。咄嗟に一歩後ろに足を引き―― ) ひぁ、 ( 背中にぽすっと、本棚ではない柔らかな感触。 ) …、 ( 今度は何事かと、小さく震えたままおそるおそる見上げれば そこには見慣れた同居人の顔。 ) …あ、 ( 思わずほっと息をついて、体の力を抜く。 ) …えぇ、気のせいですよ… すみません、ぶつかってしまって。 この子は、マリィが? ( 連れてきたのですか、と問いながら。 貴女から離れ、背を向けたまましゃがみこもうか。猫へと伸ばした手は、未だ震えていたけれど。大丈夫。 ―― 大丈夫、 ) [Sun 25 Jan 2009 21:16:51]
◆白猫 > ( 新たに現れた人物とは逆の方向から現れた白猫は何かに気付いたようにリアの下へと近寄っていく。 にゃあ、と小さく鳴くと立ち止まり、リアの傍で立ち止まり座り込めばじ、と二人の人物を見据えるように上を向いた。 ) [Sun 25 Jan 2009 21:11:55]
◆マリィゴールド > ( 何かにぶつかりそうになった。 そんな感覚、寸でのトコロで咄嗟に脚を止め……る事が出来ただろうか。 ) イキナリ、どうしたって言うんだろ―――、う? ( 目を凝らすと、ソコには――。 ) リア? いや、えーっと、何をしてるのかな!? 顔色がボクに負けじと蒼いのは気のせい!? ( 拙かったか、そんな表情が蝙蝠に浮かんだ。 今日も三つ揃えのダァクスーツに身を包む自称紳士は、頬を掻き何かを誤魔化すように。 ) [Sun 25 Jan 2009 21:06:48]
お知らせ > 白猫さんが来ました。 『 ――にゃぁ。 (不意に近寄る白猫。)』 [Sun 25 Jan 2009 21:01:16]
お知らせ > 人影さんが来ました。 『 ――― わッ? 』 [Sun 25 Jan 2009 21:00:59]
◆リア@かくれんぼ > ――――― え? ( 聞こえていない? そんなはずは無い。 見えていない? そんなはずは無い。 現にその人は目の前で本を読んでいるし、別の本棚を散策していたのか、近寄ってきた友人らしき人とは普通に会話をはじめている。 ) ( 曰く――― ) …、 ( 誰もいないのに急に本が落ちてきて、奇妙だった と。 ) ―――― … ( だ れ も い な い の に ? ) え ……? ( 体が無意識に震えて、それを止めようとするかのようにぎゅっと右手で左手を強く握った ) [Sun 25 Jan 2009 21:00:07]
◆リア@かくれんぼ > ( いけない。 早く拾わないと。 そう思うのだけれど、 ) … っ、 ( ずんと圧し掛かるかのような眩暈は中々に手強く。足がふらついて、本棚に身を寄せた。 息を詰めて、口元を手で押さえる。 急に、なんだろう。このところ、特に体調が悪いということは無かったけれど―― ) …、 ( ふ、と息を整えながら落ちた本をみやれば、 ) あ、す、すみま せん、 ( 近くに居た方が不思議そうな顔をしながら、本を拾い上げて ) え、 ( 棚にしまった。 ) あ、 ( てっきり手渡されるものと思っていたものだから、少し慌てて差し出しかけた手を引く。 ) あの、 ありがとうございま…、 あ、 あの… ( せめてお礼はしっかり言わなければ、と思ったのに。 その人は数歩離れたところに戻って、少し不思議そうに首を捻りながらもまた本の散策を始めた。 ) [Sun 25 Jan 2009 20:50:49]
◆リア@かくれんぼ > ( それに夜だけじゃない。 昼間の孤児院でも、あれ?いつからそこにいたの?なんて同僚に言われたり、子どもたちが私が近くにいるのに全然違う方向へ向かって私の名前を呼んだり。 私がそこに居る、という事にどうやら気づかないらしいのだ。 ) … ( どういうことなのだろう。 こういう類の話が、あったような気がするのだけれど全然思い出せない。だからこうして、本にあたっているのだけれど、 ) …あ、 ( 手元をよく見ずに本を引き出したせいか。背伸びをして高いところにある本を取ろうとしたせいか。 それとも、急にくらりと眩暈に襲われたせいか。 本を取り損ねてばさりと、床に落ちる ) [Sun 25 Jan 2009 20:40:40]
◆リア@かくれんぼ > ( 本を書架へと戻し、再び背表紙の文字を辿る。 背に題の無いものは、軽く引いて表紙の文字や中身を確かめた ) … ( 異変を感じ始めたのは何時からかと思い返せば、コークスさんと出会ったあの夜からだ。 ) …、 ( あの日会った少女と、かくれんぼで遊んでからだ。 それまではなんともなかったのに、その後商業地区に買い物に行った時や川辺を通って帰る途中、よく人にぶつかるようになった。 幾ら冬の夜とはいえ、今までそんなことはなかったのに。 ) 【判定】 [Sun 25 Jan 2009 20:26:18]
◆リア@かくれんぼ > ――― ( やはり、何かがおかしい。 )( けれど何が、と自問してみても答えに詰まるのが現状だ。 異変を感じたあの夜、人によくぶつかったりだとか、人がいるように見えないと言われたのだとかはただ暗かっただけじゃないということはここ数日で理解できた。 ) … ( 向かい合った書棚、手を伸ばして本を抜き取ればパラパラとペェジを捲り、まず目次を確かめる。 ざっと全ての項目に目を通せば、軽く俯いて本を閉じた。 違う。これじゃない。 ) [Sun 25 Jan 2009 20:20:37]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『カウンター:9→8』 [Sun 25 Jan 2009 20:08:48]
お知らせ > ミニーさんが帰りました。 『何冊か本を借りて、どっか食べに行くことにした。…道わかんないけど。』 [Sun 25 Jan 2009 01:23:19]
◆ミニー > ( しばらくそうして膝の上に本を乗せて、行儀悪く靴を脱いでソファの上に三角座りしながら本を読みふける。 同年代の友達とか居なかったし、子供の頃からだいたいずっとこんな感じ。 だいたい歳が近い子達って皆ガキみたいな事ばっかやってたし、話が合うとも思わないし。 男の子は凄い下品で威張り屋で、女の子は五月蠅くてねちねちしてて、どっちも遊ぶことばっか。 本読んでる方がずっと良い。 ) ――――…お腹空いた。 ( そんなつまんない事を考えて眉間にしわを寄せていれば、ぐるぅと音を立てるお腹。 そういや、晩御飯食べてこなかった。 ) …図書館、飲食厳禁だし。 ( 紙がよごれる。 ) [Sun 25 Jan 2009 01:20:26]
◆ミニー > ( 別にいいけど。 お友達作りにヴェイトス市なんかに来たわけじゃないし。 召喚師としてこう、研究とか。キャリア積んだりとか。 そういうのの為に来たんだし。 堂々とギルドに居座って権利を主張して黙々と研究して成果を出して、さっさとフェアリンに帰れば良いんだ。 だって別に悪いことしてないし。 追い出されるわけじゃないし。 ) ( そんな事をぶつぶつ考えながら呟き、書棚の間を抜けていく。 興味があるジャンルを覗いては手に取り、聳え立つ書棚に梯子をかけて登っては戦々恐々。 基礎魔術書、ヴェイトス地図、動物の本、子供の頃読んだ絵本の続き、そんなのを手にとって脇に抱え、隅っこにみつけた一人掛けのソファに座ってひと休みする事にした。 ) [Sun 25 Jan 2009 01:11:03]
◆ミニー > ( ギルドの連中は最初っからなんだか人を珍しい動物でも見るみたいな目で見てたし、露骨に子供扱いしてにこにこへらへら。 こっちはそんなつもりでこんな僻地まで渡航してきたわけじゃない。 それであんまりへらへらへらへらまともな仕事すら寄越さないもんだからなんか、こう、わーってなっちゃって手当たり次第当たり散らしたら今度は腫れものを扱うみたいな感じで距離を置く。 居心地の悪さの方向性が変わっただけ。 ) ( だからって泣きつく家があるわけでなし、こうして自分で苛々するのを発散しに出歩いてるってこと。 嫌でもあそこに戻らなきゃいけないし。 ) [Sun 25 Jan 2009 00:58:34]
◆ミニー > ( 最初からずっとそうだったけど、不意にそれが我慢できなくなってギルドから飛び出してきた。 かといってまだ土地勘のないこの街で知っている場所なんて殆んど無く、一人になれる場所なんていったらもっと無く、そんな中でこの建物を見つけられたのは結構ラッキーだった。 図書館なら静かだし、変な人はあんまり来ないと思うし、だいいちここはごみごみしたヴェイトス市の中じゃなんだか素朴で奇麗な建物だ。 だいたい図書館なんて何処の国だって似たような感じだろうし、長居しても退屈はしないだろうし、今日は此処で夜更かしする事に決める。 長い廊下を抜けて、足音を静めるカーペット敷きの広い部屋に出たと思ったら、其処がいわゆる図書館だった。 司書がいるカウンターみたいなのがあって、本を読む為の座り心地のよさそうなと勉強する為の机席と、その奥に広い書庫。 ずらっと奥まで並んだ本棚は暗くて一番奥が見えない。 ちょっといい感じじゃない。 ) [Sun 25 Jan 2009 00:51:14]
お知らせ > ミニーさんが入室されました。 『 息苦しい 』 [Sun 25 Jan 2009 00:44:33]
お知らせ > メルビルさんが帰りました。 『 しばらくこの作業は続きそうだ 』 [Sat 24 Jan 2009 23:03:30]
◆メルビル > ( 私が基礎として使っている「高等長篇詠唱魔術所」は非常に古くて難解な本だ。 30分にも及ぶ超長編呪文を一語一句間違えること無く詠唱し続け、片手に魔術所を、もう片方の手で被術者に直接触れ続けなければならない。 人の手に余る技術を使っているのだからこれくらいの制約は仕方が無いかもしれないと思っていたが――――此処最近になったようやくこの本をただなぞるだけではなく、理解しつつ改編出来る程度の知識と発想が身についてきた。 矢張り古い本なのだ。 解釈が古い。 無駄が多い。 削除して短絡して直結する事で呪文の内容を書き換えないまま短縮する事が可能だ。 ただ相当時間がかかりそうだから手をつけていなかったが。 一部削除したらその埋め合わせを余所に付随して、結果出来上がったものをつなぎ合わせて一つの意味に置きかえる。 重複する部分や過剰な装飾語を削除し、意味合いが変化した部分を描き直し書き足し。 そんなパズルのような数学のような地道な作業。 まぁ、嫌いではないけれど。 ) [Sat 24 Jan 2009 23:01:05]
◆メルビル > ( やたらと新人が育たない事で有名な白魔術師ギルドだが、まぁなにより地味で面白くないんだからしょうがない。 このジャンルに楽しみを見出せる人間は余程気が長いのか、余程の聖人君子なのか、余程天の邪鬼なのか。 私は3つ目だ。 大学で専攻を白魔術にしたのは「敷居が高すぎて誰もやりたがらない」からだったし。 術式から聖性とか神の加護とかそういうのを徹底的に排除して数学と医学のあいの子みたいな術式を用いるのも、曖昧な表現が嫌いだから。 だいたい魔術に神聖を求めるならパプテス呪術でも学べば良い。 私は興味が無いが。 神様が実在するとして、何でそんな赤の他人にお願い事を聞いてもらう必要があるのか。 一度だって神の加護を感じた事は無いし、そういうのを頼んだ覚えもない。 神様と私は、他人だ。 ) [Sat 24 Jan 2009 22:47:19]
◆メルビル > ( 医者の真似事なんて正直当分遠慮したい。 他人の命を預かるだけでもストレスなのに、面倒な人格をした面倒な人間と次々に顔を合わせて口を利くなんてのは幾ら積まれても喜んで出来るもんじゃない。 実績も十分上げたし、もう良いだろう。 常々続けていた進言も通ってようやくこうして勝手に魔術の研究に没頭できるようになったわけで―――実際、とても時間が作れるようになった。 時間をかけなければ出来ないような新ジャンルの開拓の構想とか、前々から修正したかった超長編詠唱の術式再構築なんかにちまちまと手をつけている感じ。 今やっているのもそれだ。 ) [Sat 24 Jan 2009 22:37:00]
◆メルビル > ( かりかりと羽根ペンが音を立てる。 かすかに人の気配を感じる程度の完全ではない静寂と、ぼんやりと所々に明かりの灯る薄闇と、だだっぴろい空間にぽつりと存在する隔絶感。 夜の図書館は良い。 程良く静かで暗くて、程良くノイズの混ざって気が引き締まる空気。 自宅だとどうしても面倒になって眠ってしまったり、買ってきた本が気になって読み始めてしまったり、書きものの前にお風呂、なんて考えてのんびりし過ぎてしまう。 他人の気配が適度にあった方が自律できるというものだ。 ) [Sat 24 Jan 2009 22:25:29]
◆メルビル > ( [Sat 24 Jan 2009 22:20:41]
◆メルビル > ( しばらく人前に姿を見せる事の無かった白魔術師がどうしていたかというと―――――本当に籠っていた。 自宅と白魔術師ギルドを行き来して、面倒な周囲との接触を極力減らして、やりたい研究だけに没頭して。 中央病院に派遣されたのだって乗り気ではなかったし、ようやく希望通りの生活をしているといって良い。 最近はあまり病院が大活躍するような事もないし、余程大きな災害でもない限り駆り出される事は無いだろう。 やりたい事が出来る間は勝手にやらせてもらう事にする。 ) [Sat 24 Jan 2009 22:18:02]
お知らせ > メルビルさんが入室されました。 『 その後のメルビル・セブルラキス 』 [Sat 24 Jan 2009 22:15:09]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『( 本を、 閉じた )』 [Fri 16 Jan 2009 23:53:54]
◆リア > ( 本はそれ以上その事について語らない。 それはとても簡潔に、ただそうとだけ記されていた。 ) ( もちろん人違いかもしれない。話に神秘性を持たせるためだけの作り話かもしれない。他にも否定の可能性は多々ある。 けれど、 ) ――― ( ゆっくり、と。 瞬きを一度、して ) [Fri 16 Jan 2009 23:53:39]
◆リア > ( ――――― 死後千年以上経って発見された聖セシリアの、 その遺体は、腐敗していなかったという ) [Fri 16 Jan 2009 23:48:33]
◆リア > ( そんな立派な人になんかなれないし、同じ名前のその方に失礼だ。 ) ――― ( だけれ ど、 ) ( カタ ン ) ( テーブルの上にペンを戻しながら、 それなのに座るという動作を忘れたかのように立ち竦んだまま 視線を注ぐは本の上 ) [Fri 16 Jan 2009 23:42:38]
◆リア > ( いくら ―――――たからって、ぼんやりし過ぎだ。 はふり、息をついて本のペェジを 開いたまま、ソレをテーブルの上に置いた。 ) ―――― ( ―― そう、幾らその本に…開いたままのペェジの上に、己と同じ名を見つけたから って。 ) …。 ( そして抱いたものが重苦しい感情だとしても。 ) ( 長いスカァトの裾を気にしながら、膝を折ってしゃがみこむ。 手を伸ばして拾い上げたペンのかわり、溜息が床へと落ちた ) ( 聖人と呼ばれる者の中に同じ名の者がいることくらい、とうに知っていた筈だ。 彼女に言われたのだったか、彼に言われたのだったか、何かこうして調べている弾みで知ったのだったか。そのあたりは覚えていないし、別段気にも留めていなかった。だって単に名前が同じだという、ただそれだけだ。人間性は全く違う。私は聖人なんかじゃぁない。 ) [Fri 16 Jan 2009 23:35:27]
◆リア > ( こういうオベンキョウも、子どもたちには必要だろう。 そう思ってまずは自分が調べなければ、とこうして本を読んでいる。こういうことを教えるのはほとんど院長やシスターで、自身が教える時も一応どなたかについていてもらっているのだけれど。何せ、間違いがあってはならない。 聖人の名は、子どもたちが将来洗礼を受ける時に霊名となるかもしれない名だ。こういう生き方をしたい、こうなりたいと思った聖人の名をつけるのだという。 ) …ぁ、 ( 本に視線を落としたままふらふらと閲覧席に戻ったら、目測を誤って軽くぶつかってしまった。 ころころ、ペンがテーブルから落ちて床を転がってゆく ) [Fri 16 Jan 2009 23:21:17]
◆リア > ( 一度では取れず、二度三度 ) ( 顔を洗う猫のように、睫毛の上でちょいちょいと指を動かす。 その度に睫毛が揺れて、少しくすぐったい ) …、 ( 視界が晴れれば、ふと息をつき。 手も視線も、再び本へと戻った ) ( 目の前の文字を追う視界の中、視界の端。ぼんやりと灯る、あかりが軽く揺らめく。 …誰か、傍を通りでもしたのだろうか。 この辺りは宗教学書の並ぶ書架で、己の開いているのは聖人伝の綴られた書籍。 ) [Fri 16 Jan 2009 23:08:45]
◆リア > ( 静寂の満ちた館内に更なる沈黙を、他の利用者と同様に落とす。 周囲が静かであればある程物音を立てにくい、そんな心理。そんな、空間 ) ――― ( 整然と書物の並ぶ本棚と向かい合い、手元に開いた本に落とした視線 その視界の右上がぼんやりと霞み、見えにくい事に気づけば本のページを捲る手を止めて 何時の間にか睫毛の上に乗ったらしい、小さな埃を指先で払おうか ) [Fri 16 Jan 2009 22:59:14]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『 ――――― 。 』 [Fri 16 Jan 2009 22:47:59]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 『処女とか童貞ってどういう意味?』 [Tue 13 Jan 2009 23:35:12]
◆ミーシャ > ( 以前出会ったあの人も恐らくはそうだったんだから。 今日はもう遅いからまた別の日に。 そう決めると本を片付け始めて家に帰る準備をし始めよう。 )( ――――そういえば。 よくわからない単語があった。 重要な箇所だったのに、そこの意味がわからなくて私はどうなんだろう?って悩んだもの。 今度お母さんか誰かに聞いてみようかな。 ) [Tue 13 Jan 2009 23:33:49]
◆ミーシャ > ( 何度か読み返してその本を閉じた。 自然と少しだけ安心したような溜め息が口から零れ落ちてしまう。 )( 彼女が言うように一度や二度の行いで吸血鬼になってしまうとは限らないらしい。 勿論そうなってしまう不幸な人もいると書かれているが、本人が大丈夫だと言ったのだ。 今のところ太陽も十字架も大蒜も私は大丈夫。 血だって苦手で飲みたいなんて少しも思わない。 だからきっと私はまだホープのままだ。 )( けどもう少し詳しく調べてみよう。 資料が一つだけだと知識が偏ってしまう。 色々と―――もっと知らなきゃ。 ) [Tue 13 Jan 2009 23:27:20]
◆ミーシャ > ( この本の語る事が正しいのなら私も既に―――― )( 微かに震えた手で次のページを捲った。 )( 本は語る。 しかし現代の世の中で吸血鬼は表舞台には積極的に上がらず、その絶対数も通常の繁殖の手順を取っている人間よりも少ないと思われている。 これは偏に吸血鬼に敵対心を持ち狩り続ける人達がいるという事もあるが、吸血鬼という種族の全てが吸血=繁殖ではないという事の裏付けにもなるだろう。 無論感染の主な原因が吸血である事に疑う余地は無いが、一度の吸血で感染となるには限らない、もしくはするしないにある程度の自由が利くと考えるのが自然だろう。 もしくはその特徴は種族ごとに異なるなど―――― ) [Tue 13 Jan 2009 23:13:00]
◆ミーシャ > ( 聞きかじった程度の知識は持っている。 大衆小説で描かれ易いテーマであるから、様々なジャンルの本に目を通してみれば一般的な通説は自然と理解する。 けれど今知りたいのはそのもっと先。 具体的で確固とした知識だ。 )( その本は語る。 基本的に吸血鬼による感染は吸血により行われる。 血を吸った者が処女、童貞であるならば吸血鬼に。 そうでない者は理性を持たないグールへと変わる。 つまり吸血鬼は食事の度にネズミ算式にその数を増やしていく。 擬似的な不老不死と爆発的な繁殖力。 そして強靭なその運動能力など、人類に対して驚異となる能力を吸血鬼は兼ね備えている。 ) [Tue 13 Jan 2009 23:01:27]
◆ミーシャ > ( 大事な事なので二回言ったんだきっと。 )( 成り立ちなどの歴史。 その長所と短所。 人と瓜二つの外見だが、人では持ち得る事の無いその特徴――――目的のページを探す為、それらのページを飛ばしていくようにページを捲っていく。 )( あった。 )( 感染について。 探していた項目を見つければ真剣な目の色でその内容に目を通していく。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:43:59]
◆ミーシャ > ( ヴェイトスについての歴史を穿った視点で書かれていた書物を閉じる。 そして深く息を吐いた。 いけない、ちっとも頭の中に入ってこない。 その原因は手首に巻かれた包帯のせい。 )( やっぱり気になって手に付かない。 手を伸ばすかどうか少しの躊躇いを見せた後、少しの躊躇いと共に吸血鬼についてとのタイトルが記された本を開いた。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:31:05]
◆ミーシャ > ( 哲学書、歴史文学、数学書などの様々な種類がある中にそれは紛れ込んでいた。 それを取ってきたのは幼い女の子。 桃色の髪も肌も色素が薄く、今日は街娘と比べても何の遜色も無い服を身に着けている。 ) [Tue 13 Jan 2009 22:18:37]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『About the vampire』 [Tue 13 Jan 2009 22:12:33]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( ダシは。 ) …。 ( もちょっと、悩む。 )』 [Wed 31 Dec 2008 01:42:31]
◆キヨ > ( でもまぁこういう時は多分、ペーシックなのが正解、なんでしょうけれども。 ) …ベーシックってなんだ。 ( あぁだめだ、変なところで探究心とか勉強意欲出してないで何も見ずに普通に作れば良かったのかもしれない。 こういうのはご家庭によっても差異があるのである意味難しい選択だったかも。 ) … えぇ、と、 ( とりあえず、具材はこないだの話に上がったものを主に入れて、 ) [Wed 31 Dec 2008 01:40:50]
◆キヨ > あー… ( でも、薄味を濃い味に調整する方がラクなんですからダシで作ってお好みで醤油入れてもらうとか、 ) … あー… ( いっそ両方作る、だと、持ち運びが不便だししし。 いや、一つ目の鍋の時点で既に難問ではありますがー。どう考えてもこっそり引き渡しとか無理な感。 )( ぱらぱらペェジを捲りつつ、あぁ牛スジ出汁とかもあるんだ、なんて ) [Wed 31 Dec 2008 01:27:16]
◆キヨ > ( 歴史的に考えれば醤油味で正解なんでしょうけれども、 ) うちは断然ダシ派なんですよねー。 ( 食の多様なヴェイトスのこと。色んな地域の特色が混ざって、変り種なおでんも多そうな気がする。 むー。悩み顔で頬杖をついて、ぱらっとペェジを捲った。 ) …やっぱり醤油、入れといた方が ( 無難、かなぁ。 ) [Wed 31 Dec 2008 01:14:09]
◆キヨ > えー、 あー、 … えー? ( 傍に積んだ別の本を開くと、そこにはまた違うおでんの作り方が載っていたりなんかして。 読み進めているうちになんとなくこー、だんだん首が横に傾いてって くてー、と自信なさげに傾げる。 ) …そもそもまず、ダシの好みを訊いておくべきでしたかコレは。 ( うーん。 … うーん。 ぶらぶら、子どもみたいに足が揺れる。 ) [Wed 31 Dec 2008 01:01:20]
◆キヨ > ( とか。とか。 改めてみてみるとこー、 アレだ。 ) じっ… じぶん(の作り方)を見失いそうになる… !! ( べしょー。 本を両手で持ったまんま、うつ伏せて長机と仲良くしてみた。 ) [Wed 31 Dec 2008 00:54:21]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( おでんのつくりかた。 )』 [Wed 31 Dec 2008 00:48:39]
お知らせ > イェルクさんが退室されました。 『( 本はちゃんと片付けてから帰りました。 )』 [Tue 30 Dec 2008 01:27:14]
◆イェルク > ( 少しずつすこしずつ、本を開く角度をひろげて、覗き込むみたいにそっと―― ) …ッ ! ( 今度は絶対こらえるぞ!って思ってたのに。 結局びくっと体が跳ねて、椅子ががたっと小さく鳴く。 両手から取り落とした本は、ばさっとテェブルの上に落ちて勝手にぱらぱらとペェジが捲れ、最後にぱたんと表紙が閉じられた ) …、 ( どきどきしてる胸を手で押さえて、息をつく。 ) ( あぁもう今日は帰ろう。そうしよう。 そう、涙目で敗北宣言を、胸のうち。 ) [Tue 30 Dec 2008 01:26:43]
◆イェルク > ( せめて貸出して、おうちに持って帰ってから読めば良かった。 このくらい平気だって、甘くみていたのがマチガイ。 これじゃ墓場で出会ったぎんいろのメイドさんに、コシ・ヌケ子さんって言われても否定できないじゃぁないか。 ) …だめだめ だー…… っ ( 素直にニールに、ついてきてって頼んだ方が、いいんだろうか。 …うぅん。 ) …、 ( 本を少しだけ開いて、ぱらり、次のペェジを捲る。 ) [Tue 30 Dec 2008 01:12:05]
◆イェルク > ( ちなみにお花は、見つけられなかった。ちょっとしか時間なかったし、仕方ないけど。 再挑戦する前に、おばけ怖がらないようになりたいなって思ったんだけど、 ) ぁうー…… ( 逆に怖くなりそうだ。 時間が空くのが夜だからって、夜に見に来たのもまずかったかもしれない。 …どうしよう、夜中おトイレ行けなくなるどころか、まずおうちに帰り着くまでがコワイ。 )( へぅー、と情けなく息をついて、両手で本を持ち直した ) [Tue 30 Dec 2008 00:59:08]
◆イェルク > ( ぱたんと倒れたままテェブルに広げられた本の、左側にはなにやらおどろおどろしい挿絵。 右のペェジには、大き目の文字でソレの名と簡単な解説文が記されていた。 …どうやら子ども向けのおばけ図鑑のようだ。 ) む、 むりー… っ、 ( ちょっと涙目になりながらいやいやと軽くかぶりを振って泣き言を零す。 )( コシ・ヌケ子さん とか、とか。 命名されちゃうのはイヤだったから、ちょっと訓練っていうか、慣れようと思って。 本、見に来たのだけれど。 思っていたよりも挿絵が本格的というか怖すぎて、さっきから1ペェジ捲るごとにこの有様。 ) [Tue 30 Dec 2008 00:46:03]
◆イェルク > ( 否、椅子ごと揺れた、が正解かもしれない。 ) …。 ( 無言でずりずりと、椅子に座り直し ) ( 本を開く両手は、心なしかふるふると震えている。 ) うぅ ぅー…… ( ずるずる、本を掴む両手が下へとさがり。 ついにはぱたん、と後ろへ倒れた。 ) … ( ついでにへちょっと、顔も下がってテェブルにつっぷす ) [Tue 30 Dec 2008 00:35:18]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『 ――― っ、 ( がた、と椅子が揺れた ) 』 [Tue 30 Dec 2008 00:29:24]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『( 外に出ると、冷たい冬の空気が心地よかった。 )』 [Mon 29 Dec 2008 00:53:25]
◆フラン > ( 礼を言って離れる老人にどういたしましてと返す。 …あらゆる筆者に愛用されている文章の表現を使うのならば、心臓は早鐘のように鳴り、全身から汗が噴出していた。こんないけない本を読んでいたという事もあるが、何より何度も読み返していたシーンが吸血鬼を連想させる内容だったから。 ) ……… はぁ。 ( 溜息を一つ吐いて、私はゆっくりと立ち上がった。ただ本を読んでいただけなのに、何故だか少し疲れた。 …今日はもう帰ろう。この本、借りていきたいけれどやっぱり恥ずかしいし――。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:51:26]
◆フラン > 『 ―― もし 』 ( 突然、背後から掛けられた声に私は言葉無く飛びあがり、拍子に膝を机にぶつけた。ごんっ、という派手な音が鳴り、周りの人は一度何事かとこちらに視線を向ける。私は顔を真っ赤にしながら振り返れば、そこにはちょっと驚いたようなお爺さんの姿が。 ) ――なっ、なんでしょう? ( 老人は慌てた様子で喋る娘に最初は首を傾げたものの、娘が急いで閉じた本の表紙を見ればなるほどと納得し。 ) 『 失礼、お嬢さん。そこの哲学書、もし読み終えてしまっているなら―― 』 ( と、言うのだ。 私はそこで漸く机の上に置きっぱなしだった哲学書の存在を思い出し、努めて笑顔で、努めて淑女的に、その本をお爺さんに差し出した。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:47:17]
◆フラン > ( しかし、私はあるシーンで急に読み進めるのを止めた。というより、同じシーンを反復して読み始めたのである。 年上の娘が、主人公の肩口を噛むところ。別に、娘は吸血鬼ではない。ただ行為の一環として行っているに過ぎない。けれども、物語はそこから一向に進展しなかった。そのシーンの後には戸惑う主人公に年上の娘が自分の想いを語らう、大事な部分が続いているというのに、私は何度も何度もそこまで読み終えては、ページを一つ戻して読み直していた。 娘は何度も何度も肩口を噛み、主人公は何度も何度も戸惑いの声を上げた。 ) ( その時、私は自分のその行動を何かおかしいと思う余裕はあっただろうか? ) [Mon 29 Dec 2008 00:39:21]
◆フラン > ( …物語を読み進めて行くうちに、いよいよ二人の仲が進展するシーンに入る。とはいっても、主人公の14歳の娘は知識に乏しく、必然的にイニシアチブを握るのは年上の方になる。恋というにはあまりに扇情的で、戯れというにはあまりにその思いは強く。私は息を飲みながら、物語を読み進めて行く。 物語を読む際に重要なのは、自分という存在をその物語の中のどこに置くかということだ。主人公なのか、それとも登場人物の誰かなのか、或いは誰にも感情移入をせず―― 神の視点から物語を見るのか。自分は恐らく、同じ年齢のこの年上の娘に自分を重ねていたのだろう。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:34:39]
◆フラン > ( わぁー。 ) ( …内容に目を通す私の心境は、一言で言えばそれだった。うぉー、だと何だか男の人みたいだし、うひょー、だと何だか頭悪いみたいだし。…いや、そんなことはどうでも良いか。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:28:22]
◆フラン > ( 私は落ち着いてすぐ次のページを捲る。こういう時こそ冷静に対処できるかどうかでその人の価値は決まるらしい。らしい。げふん。 ) ( この本は友人に薦められていたもので、ストーリーは大体知っている。14歳を迎えたばかりの少女と、3つ年上の幼馴染の娘との関係を描いたものである。つまり―― パプテスではタブーとされている類のものだ。こんな本、クリスティアでは読めまい。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:25:04]
お知らせ > フランさんが来ました。 『( 捲った1ページ目からいきなり挿絵でびっくりどっきり )』 [Mon 29 Dec 2008 00:19:22]
◆フラン > ( 平静を装いつつ元の席に戻る。最初に手にしていた哲学書は本棚には戻さず、だ。人というのは面白いもので、本を読んでいる人の隣に例えば料理に関する本が置いてあるのを見れば、ああ、今読んでるのも料理の本なのだろうなと思ってしまうものだ。 借りてしまえば自室でゆっくり人目を気にせず読めるのだろうけれど、本の貸し出し履歴に残ってしまうのが嫌だった。どうやったって図書館の職員は貸し出しを行うときに履歴を見てしまうものだと思うし。 ) 本当かどうか知らないけれど、何か事件を起こした時にその事件の犯人がどういう本を借りていたのか―― とか、調べるっていう噂もあるし。 ( あくまで噂だ、本当の所は知らない。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:14:20]
◆フラン > ( この手の本は時代の中で何度も迫害を受け、取り締まりの対象となってきた。けれども文化が潰える事は無く、時に細々と、時に大胆に、古来から未来にかけて継続し続ける文化なのである。…そう、これも貴重な文化資料の一つなのだ。 ) ということを言い訳にしたら、友達に笑われてしまったけれど。 ( こういった本の存在を教えてくれたのも、その友人だったりするのだ。私は時間があえばよくその友達と図書館に来て、こういう本を覗いたりしている。 ) ……。 ( もう一度他の利用客がこちらを見ていない事を確認すると、素早くお目当ての本を一冊抜き取った。まるで盗みを働いているみたいな心境にさせられるけれど、勿論この本はあとできちんと元の場所へ戻す。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:09:33]
◆フラン > ( 海岸で出会ったエレフの指先についた己の血に、何か愛しいまでの感情を抱いたけれど、その後は特に身体や心の変化を感じる事は無かった。直後は吸血鬼化の兆候かとも思ったが―― 多分、ああいうのがきっかけになるのだろう。気をつけなければ。 …あの娘、無事に仕事を見つけられると良いが。学生の身分では何か援助をしてやるという事も出来ないし…。 ) ……んん。 ( まあ、それよりも今は自分の事だ。 私の母は言った。「 私の可愛いフランベルジュ。お前は賢い子だから、沢山の本を読みなさい。 」 …って。 ) …ごめんなさい、お母様。私は悪い娘に育ちました。 ( そそくさと、本棚の影を利用しつつ移動し向かう先は―― 所謂、春本と呼ばれるものが並べられている場所である。とはいっても、描写は直接的ではなく、どちらかといえば男性より女性が好みそうな。 ) [Mon 29 Dec 2008 00:03:16]
◆フラン > ( 図書館に来たのは一時間前。お目当ての本とは全く違うジャンルの、私にはあまり理解できない哲学書なんぞをぱらぱらと捲りながら、図書館内の人の数が減るのを待った。別に何か悪さをしようというわけではないが、どうだろう。尊敬すべき先生や両親が見たら、それは悪いことだと思われるのかもしれない。でも、少なくともこの図書館や図書館の職員さんにとっては悪さでは無い。 ) ………。 ( ぱたん、と作者の名前も知らない哲学書を閉じて、私は席を立つ。 ) [Sun 28 Dec 2008 23:56:42]
お知らせ > フランさんが来ました。 『本は好き。』 [Sun 28 Dec 2008 23:52:48]
お知らせ > シャリネさんが帰りました。 『(一緒にいられることが、幸せだったの。)』 [Sun 28 Dec 2008 02:29:48]
◆シャリネ > ( 暫く泣いたら―――随分、寒い気がした。さっきよりも、寒い。) ――― っ。( 嗚咽を抑えて、ノートを捲る指先。 私には、どうやっても。歌しかないから。)(この想いを、歌にすることくらいしか、できないの。) ――― 。(―――今の想いを、綴った詞。 私は、歌い手であっても。表現者であっても。――― 一人の、一人の。) 普通の、女の子、なのに。( 見てもらえないことが、苦しかった。それでも。 こんなに、泣いてしまうくらい。 ) [Sun 28 Dec 2008 02:29:26]
◆シャリネ > (―――いない、みたいで。) [Sun 28 Dec 2008 02:15:21]
◆シャリネ > ―――辛いよ。(ごめんなさい。誰も、聞いていないから。) ……つらい。(許して。―――小さく、震える肩を隠すように、声を押し殺した。)(まるで、もう貴方がいないみたいで。) [Sun 28 Dec 2008 02:15:16]
◆シャリネ > (今年ばっかりは、サンタさんが欲しいと思った。クリスマスローズから離れられない自分が、心底苦しい。でも、待っていたい。それは、私が決めたこと。それなのに。)( ―――今更。彼の理想であったことが、悲しくて仕方が無いなんて。嬉しいのに、悲しいの。どうやっても、私は「歌姫」でしかなかった。「歌姫」で在れる事で、彼が幸せ なら。 それでもよかったのかもしれない。でも、何だか違う。いつも、申し訳なさそうに。まるで、自分は此処にいるべきではないと、後ろに立って、見守っていてくれた。でも。触れると困った顔をする。 貴方の、弱さ?それとも――― ? ) (―――日記を読み返して、彼の言っていた言葉の数々を思い出して。―――苦しくなって、どうしたらいいかわからない。)(ぎゅぅ、っと、自分の服の袖を、片方の手が掴んだ。唇をかみ締めて―――……思わず小さく、笑った。) ……だめならだめで、私を見て、「だめ」って言ってくれれば、よかったのに。( そうすれば、「ごめんなさい」って。言えたのにな。)(―――胸に何かが詰まって、詰まりすぎて、そろそろ息苦しい感じ。嗚呼―――泣き虫。泣いたら、全部なくなってしまうじゃない。)( 再び、唇をかみ締めた顔が、酷く寂しいという顔隠すように、白の中、埋めた。 ) [Sun 28 Dec 2008 02:12:26]
◆シャリネ > ( そして更に、日記帳の下に置き去りにされた、歌の書き溜めのノートを、ゆるりと。日記帳を退けて、一枚、二枚。眺めるように捲った。 ) ( 頬杖を、つく。思案顔というよりは浮かない顔が、憂いを含んだ表情でぼんやり眺める様は、先日クリスマスライブを普通にこなせたことが嘘のようだと思う。 ) ……… クリスマスローズ。(小さく、呟いた声。) ……あっちでは、咲いてるのかな―――。(もう一度。うつ伏せた顔は、眉を寄せて。ぼんやり空色を閉じかけて、溜息交じり。白いワンピースに黒いタイツ。黒いブーツに赤いカーディガン。 上に白いファーコートを、肩から羽織るその姿は、白に埋もれて、動きたくないといわんばかりに椅子と机に張り付いている。) [Sun 28 Dec 2008 02:05:44]
◆シャリネ > ( 自分の日記帳が、囲んだ腕の中。 ) ――― ごめんね。下敷きにしちゃってた。(小さく、日記帳に謝った。眠そうに眼を擦って、白い花束の下に置かれた「剣を握るひと」 とうとう、本を買ってしまったけれど。) ( ―――ぼんやり、白が視界に入る。 自分の姿も、白。淡い白が、染まらない白が。染まれない白が。少しだけ胸を痛ませて、眉を寄せた。 ―――代わりに、そっと日記帳の表紙を撫でる。 ) [Sun 28 Dec 2008 01:54:57]
◆シャリネ > ( 白い花びらが、うつ伏せた腕の傍で、一枚散っていた。 ) ん……。 ( ぼんやり眼開ければ、少し肌寒い。 ) [Sun 28 Dec 2008 01:50:03]
お知らせ > シャリネさんが来ました。 『(眠ってしまっていたみたい。)』 [Sun 28 Dec 2008 01:48:52]
お知らせ > ザッハトルテさんが退室されました。 『( それから、 )』 [Thu 25 Dec 2008 03:19:26]
◆ザッハトルテ > ( そんなものはほしくないから ) ……早いところ終わらせよう。 ( 抱えた仕事を。 ) [Thu 25 Dec 2008 03:19:06]
◆ザッハトルテ > ――…。 ( へふー。 腕組み )( いや手っ取り早く資料を集める方法もあるんだが。 あるんだが。 ――『奴隷ギルド』と云う、ある意味文字通り生きた資料が。 個人的な嗜好もあって足を運んだ事はないが、ヴェイティアンの奴隷と云うのも探せば多分居る訳で。 部族だけの門外不出の秘密とやらも、さて教育済みの奴隷は守れるや否や―― 目の前にそんなえさがありながら手を出さない辺り、この辺が多分自分の限界。 それどころか、『奴隷』と『餌』から連想したものに、肩が落ちる ) [Thu 25 Dec 2008 03:15:13]
◆ザッハトルテ > ( ヴェイティアンの文化はトワンの原住民のそれに似ている。 ――…とは云え、専門じゃないので断言は避けるが。 伝播は基本口伝に留まり、文書に纏められたものは驚くほど少なく、数少ないそれらも彼ら自身が残したものではなく、フィールドワークの学者諸氏が纏めたものばかりで。 …とかまあそんなイメージの。 異論あってもスルー推奨。 )( そんな事情で受けた仕事は3歩進んで2歩下がり、2歩進んで3歩下がる。 元々がどこかの金満家の道楽の依頼ではあったから、最初から完璧なものなど期待されていなかろうが。 『先住民族の記録が見つかったから試しにやってみ』とか、根本は多分その程度。 個人間でのおはなしなので、楽と言えば楽なんだが ) かと言っててきとうなものでお茶を濁すのもー… ね。 ( あ、やっぱりはずれ。 早々に閉じて書架に戻した ) [Thu 25 Dec 2008 03:09:03]
◆ザッハトルテ > ( 一年前は大聖堂主宰の催しや各店舗による売出しやらがあったのだけれど。 今年は各家庭で静かに祝う風潮なんだろうか、その辺りには酷く疎い。 ――公園へと足を伸ばせば賑やかしくツリーが植わっているのにも気づけたのかも知れないが、そうとは知らずひとりそんな推論を。 パプテスと人の祈りの気配は感じないでもないのだけれど、年間行事とは無縁なところで資料探しの最中、とも。 ) …芳しくないなあ。 ( ぺふ、と本を閉じて書架に戻す。 隣のものにも手を伸ばしはすれど、開く前から期待薄。 ) [Thu 25 Dec 2008 02:57:31]
◆ザッハトルテ > ( 席へと本は持ち帰らず、書架の前で読み込むでもなく文字の連ねに目を落としていたら、ひそひそと音を下げての談笑が耳に届いたものだから ) ――…聖誕祭。 ( もうそんな季節になったのかと。 こんな処で思い知る ) [Thu 25 Dec 2008 02:49:33]
お知らせ > ザッハトルテさんが来ました。 『( 頁を繰る手をふと止めた )』 [Thu 25 Dec 2008 02:45:53]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『( 結局途中で断念して、レポートに戻った )』 [Sun 21 Dec 2008 23:49:14]
◆キリル > … ( 研究の都合上原書にあたらねばならない事なんていうのは多々あるが、 ) …。 ( 言語学はどうも苦手だ。辞書が手放せない。逐一ソレを引くせいで遅々として進まない。大体自国語だって危ういのに。 ) ……… き く ち よ ? ( はっきり動く口とは逆に、漏れる声は微かなもの。 )( もしや全て違う語句なんだろうか。 )( きく ち よ きく ちよ、 き くち よ ) ( 区切り方はたくさんある。わざわざ区切り方の数求める公式作ったり答え出したりはしたくないが。 彼女が名乗った時の感覚でいけば、 きく ちよ であってるはずだけれど、 ) [Sun 21 Dec 2008 23:47:45]
◆キリル > ( きく、じゃないとすれば、 ) …настроение(気) ……… дух(気) дерево(木) … ( 文字を目で追いながら、はらはら、ペェジが幾枚かくられ ) … жерло(口) …。 ( あ、だめだこれ。意味がわからない。いや、わからないからふと興味本位で、こうして調べているのだ、が、 ) [Sun 21 Dec 2008 23:33:48]
◆キリル > ( お手上げだというように声を漏らして、ばさっと辞書から手を離した。 辞書はテーブルの上に落ち、パラパラと勝手にページが捲られて、しばらくしてからようやく適当なところで止まって広がった ) …。 ( 切るトコがオカシイのかねー……? )( 少しぶすっとしながら頬杖をついて。 諦め悪く、辞書のペェジに手を伸ばす ) … ( 一単語、というわけではなさそうだった。少なくともこの辞書にはそんな語句はない ) [Sun 21 Dec 2008 23:22:52]
◆キリル > ( 軽い苛立ちを示すかのように、手が左耳のカフスに伸びた。クセは相変わらず。 右手にはまだ辞書が広げられたまま、 ) …、 ( 薄いペェジはいとも簡単にパラパラと流れていってしまうから、結局カフスから左手を離してページが勝手に捲られてゆくのを止めなければならなかった。元のペェジに戻してから、小さく吐息を零す ) ……слышать(聞く) … ? … あー、 [Sun 21 Dec 2008 23:14:23]
◆キリル > страх(危懼) просить(訊く)……… ( 図書館内長テーブルの最奥、窓の傍。 資料の写し書きや書きかけのレポート、参考、引用文献なんかが広げられたそのテーブルで ) …。 ( それらをほったらかしに、青年は分厚い辞書と睨めっこしていた。 難問だとも言いたげに、眉間には皺が刻まれたまま ) [Sun 21 Dec 2008 23:05:16]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『 …… ctpax …?』 [Sun 21 Dec 2008 22:56:05]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 『(結局見つからず傍に居た職員さんに頼ってしまう)』 [Wed 3 Dec 2008 00:58:38]
◆ミーシャ > ( 他の本棚の間を歩き回って台座を探してみて。 けど元々それ程高くない本棚がある場所だったから、それを見つけるのにも手こずってしまう。 ) [Wed 3 Dec 2008 00:55:33]
◆ミーシャ > ( …………駄目だ。 精一杯伸ばしてみたけれど届かない。 大人の人なら訳も無く届くだろうし、今取ろうとしてるのは子供が見るような類の本じゃないし。 )( 少し奥まった場所にいるから職員さんを呼ぶのも手間になってしまうだろうし。 けれどどんなに背を伸ばしても自力で取るのは無理そうだし、諦めてやっぱり台座でも探そうかなと考えると背伸びをやめて踵を地面に下ろそうとしよう。 ) [Wed 3 Dec 2008 00:33:52]
◆ミーシャ > ( ………本当に頑張ってみても届かないのかな? )( もしかしたら一生懸命頑張ってみれば届くかもしれない。 棚に手を掛けると本当に軽く体重を預けて、爪先を伸ばしていっぱいいっぱいの背伸びをすると、小柄な少女は目的の本に頑張って手を伸ばしている。 ) [Wed 3 Dec 2008 00:11:58]
◆ミーシャ > ( 続いて左右を見渡した。 けれども困った事に目当ての物は見つからない。 きっと誰かが使用して元の場所に戻さなかったのだろう。 )( 届かないなあと小さく呟きながら、困ったように再び視線を本棚の上段へと戻した。 台座か何かがあれば届くのだけれども。 今のままではどうがんばってみても、目当ての本に手が届きそうにない。 ) [Tue 2 Dec 2008 23:59:36]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『(本棚の上を見つめている)』 [Tue 2 Dec 2008 23:54:39]
お知らせ > グレアムさんが帰りました。 『(2+3=5 未だ多くの読者をひきつける出来ではない)』 [Thu 27 Nov 2008 01:04:51]
◆グレアム > (霊媒師、イタコ。なんにせよ、これで決定だ。 最初考えていたのは幽霊に関しての事だったのに、いつの間にか脱線して他の事を考え始めているが――創作というのは往々にして、そんなものだ。 少なくとも彼、グレアム・ハンバートにとってはそうだった。 思案を巡らせ、雑想をノートに書き散らし、歩き回り、そして浮かんだものを原稿に書く。 あまり型に嵌った執筆というわけではない。 もっとも、文体は形容詞の多く、極めて硬質かつ難解な言い回しを得意としているのだけれど。 そう言った物の書き方が、自分の表現したいものには適していると考えている。彼はそういう作家だった)……そういえば。女性を主要人物――少なくとも継続して出てくる人物――に入れてくれと頼まれていたっけか。(どうも、そういう方が売れるらしいと聞いた。 まあ、間違ってはいないのだろうし、イタコというのは女性が主だという事も今調べてわかった。 なら、ひとまずはコレで一度、原型となる段階まで書いてしまおうか。編集者に読んでもらえれば、打ち合わせの際に具合が良い)【判定】 [Thu 27 Nov 2008 01:04:03]
◆グレアム > (実際、霊魂の存在を認めてはいないとはいえ、幽霊騒ぎがおきればエクソシストは借り出される。良いアイデアだとは思うが、使えないとなれば――幽霊、幽霊か)…………霊媒師と言うのはどうだ?(ふと思い付いた言葉を口にする。霊媒師。悪くは無い。ヴェイトス市にもあまりいない、物珍しい存在だ。 であるならば、少しその方向性を延ばしてみよう。 手っ取り早く神秘性を纏わせるには、名前を変えてしまうのが良い。不可思議な名前というのは、それだけで実に読者の興味を誘うのだから)となると………やはりオリエンタルに走るか。 ピラミタという手もあるが、あの角錐型墳墓は別に使いたいからな。 そういえば、トキノミヤコには確か――(思考が始まれば止まらない。 立ち上がるとすぐに書棚へと向かい、東洋の文化について記された本を引っ張り出す。 文化――それも特に宗教に関する分野だ。 其処になければ呪術。 確か、酷く面白い名前の存在が――)……あった。(――イタコ、だ) [Thu 27 Nov 2008 00:43:50]
◆グレアム > (説得力、こいつが厄介なのだ。特にこのヴェイトスでは! 人類が通常の術でもって立ち向かう事ができない、圧倒的な脅威や霊的現象を、どうやって表現すれば良いというのだろう? 龍を倒した騎士が何人もいて、火の玉を飛ばせる魔術師もおり、ましてや魔界から悪魔が攻めてきたこともある、この島で。 剣や魔法で片付いてしまうような存在だと思われてしまえばおしまいだ。 そして、仮に『圧倒的な脅威』を描けたとして――何故に剣や魔法ではなく、科学で立ち向かわねばならないのか。 作家にとっては腕の見せ所だが、同時に悩み所でもある。 現にこうして、彼は頭を悩ませているではないか)……対比させる、というのも手だなぁ。 主人公が科学で戦うなら、霊能力者でも出すべきか。(まず最初に彼が思い付いたのは、エクソシストだった。しかし、即座に却下する。 パプテスのエクソシストが「幽霊に対して無力」となれば――教会から抗議が来る可能性もあるのだから)……まあ、明言してはいないが。確実にパプテス教徒のシスターが触手に襲われるような話を書いている時点で、もはや気にする必要性も無いのだろうが。(などと、苦笑い。どうにもあの手の作品を書くことに抵抗はあるが、まあ、否定はすまい。お陰で自分は生きていられるのだから) [Thu 27 Nov 2008 00:38:13]
◆グレアム > (現在書いているのは冒険小説『幽霊狩人』の続編だ。その為、主人公は前作と同じく幽霊狩人である事は決定事項。となれば、立ち向かうのは幽霊――或いはそれに類する怪異――でなければならない。 これがまた難しいのだ。 一口に幽霊と言ったって、実に種類が多いのだから)そもそも、パプテスやスートリアでは霊魂の存在を認めていないのだからなぁ……。死んだ人間の魂は天に昇るか地に堕ちるかで、地上には残らない。 ああ、確か夏だとかには戻ってくる事もあるそうだが。(科学的な解説も考えなければならないが、其方に関しては楽だ。 霊魂の存在に関する、学術的かつ科学的な実験や報告書と言った類はそれなりの量が存在する。 そも、魔法や神秘が蔓延っているヴェイトスにおいては、霊魂と同様、科学もまた未知の領域だ。 最悪の場合、「今後解明される可能性がある」で済ませる事もできるだろう。もっとも、それにしたって説得力ある文書が必要なのだが)問題は、その説得力という奴だなぁ……。 [Thu 27 Nov 2008 00:27:41]
◆グレアム > (そう考えながら作家は、図書館の天上を睨みつけた。 端的に言えば、彼は煮詰まっていたのだ。作家らしく表現すると、作品の構想を練っていると言う所か。ここ数日間、図書館に通い詰め、或いは街中を散策し、色々と物思いに耽っては見たが、どうにも解決策が見出せない。 と言うよりも選択肢が多すぎるのだ。 小説を書くということは、つまり白紙にインクとペンで持って文字を記すことと同義なのだが、ただそれだけの行為で文字通り無限の物語、世界を作り出す事ができる。 彼が初めて小説を書こうと思った時、そのあまりに膨大な可能性に気付いて身が震えたものだったが。)作品の根幹をなす部分、ともなると――やれやれ。未だに悩んでしまうな。 まぁ、悩むのも当然なのだろうけれど(机の上にはなにやら色々と書きなぐられた紙、ペン、インクと並んで無数の本が積まれている。どれもこれも怪異や怪物、或いは神話伝承に関するものだ。 怪奇小説である以上、こういった物は欠かせない。つまり――)どんな化物を出すか、という事か。 [Thu 27 Nov 2008 00:13:34]
お知らせ > グレアムさんが来ました。 『――さて、問題は。』 [Thu 27 Nov 2008 00:06:18]
お知らせ > グレアムさんが退室されました。 『(走り書きの段階では、あくまでも定番に留まって)』 [Sat 22 Nov 2008 23:22:13]
◆グレアム > (そう、定番かつ王道。だが、それがどうしたというのだ? 王道というのは、最も愛されているからこそ王道なのだ。 なら書いてみる――試してみる価値はある。 これだなと何度も頷きながら、結局、何の本も持たずに椅子に腰を下ろして、机に向かう事にした。コートのポケットから手帳を取り出して広げ、紐で繋がっている鉛筆の先端を軽く舐める)さて、と。…………怪しげな舘、謎めいた双子の少女、呪われた血筋、悲劇、惨劇、そして燃え上がる屋敷、と……。(そんな事を呟きながら、手帳に鉛筆を走らせた。 第一段階、とにかく書いてみる、というわけだ。推敲を前提として)【判定】 [Sat 22 Nov 2008 23:21:32]
◆グレアム > (呪われた血筋というのは良い。神秘的で、情緒的な雰囲気を持った単語だ。 他には、その末裔である謎めいた美女。悲劇的な運命に彩られた少女――いや、姉妹であるべきか。 加えて長い年月を経た、暗く黴臭い洋館が必要だ。かつては大人数が暮らしていたが、今は二、三人が残っているだけの。あまりにも広く、伽藍とした印象を与えるような。蔦の生えた外壁。怪しげな地下室。空は紫がかった薄曇で、これから起こるだろう惨劇の予兆を孕んでいる。 そして、其処に異邦人が訪れるのだ。総ての切欠となり、或いは総てを終わらせるだろう異邦人が)なら、終局で舘は燃えるべきだろうな。そうでなければ嘘だ。(実に定番かつ王道の流れだ。やはり怪奇小説はかくあるべし。一人頷きながら、作家は適当に書棚の間を歩き回る。既に半ば以上、思考に没入しているため、周囲を見ていない。幸いにしてあまり人の多い時間帯ではなかったから、迷惑にはなっていないようだが) [Sat 22 Nov 2008 23:14:24]
◆グレアム > (そういった幻想書の区分から離れ、歩くことしばし。好き勝手気侭に歩き回る事が許される場所ではないが、本を探している最中ならば別だ。大いに思考を満喫するとしよう)『咎人の血』は――なんだ、まだ貸し出し中なのか。(きちんと整列した背表紙の中にあって、一箇所だけ空白ができている。其処に本来納まるべき書名を呟いて、作家は小さく溜息を吐いた。 実際に読んだ事はないが、犯罪者の子は果たして犯罪者となるのか、という事について詳細に調査した学者の報告書である。色々と話題になり、問題にもなったが、生憎と読む機会には恵まれていない。 グレアム・ハンバートに言わせれば、犯罪者の子供が犯罪に走るとしても、その原因は恐らく血筋ではあるまい。 狼に育てられた子供が野獣として成長するように、異常者に育てられた子供は異常者になる。これは環境や教育の結果であって、本人に責任は無い。 もっとも、そのような教育の系譜こそが血筋なのだといえば、反論のしようもないが。 ともかく、呪われた血などというのは現実的に考えると、馬鹿馬鹿しいの一言だが、怪奇小説の題材ともなれば別である。 これほど胸踊り、夢が膨らむ単語も無い) [Sat 22 Nov 2008 22:54:41]
◆グレアム > (と言うよりは、インスピレーションを得る事を目的としている。 書棚に納められた大量の本を見て、何を書くか考え、新たな閃きが訪れるのを待つ。その為にこの図書館を訪れたのだ。なので、資料集めという表現は、あまり適切ではないかもしれない。 とはいえ情報を収集するという目的もあった為に、あえて『資料探し』という字句を使いたいと思う。 脳の都合上、人間は持っている情報以外のことを発想するのは不可能である。 脳を卸し問屋と表現した書物があったが、実に適格だ。我々は感覚器官を通して仕入れたものしか貯蓄できないし、脳が卸してくれた以外の情報を知る事はできないのである)……さて、どの道、怪物の類は出さねばならんのだから――(一先ずは幻想動物図鑑だの、神話関係の書物を選んでいく。子供が読むような簡単なものも欠かせない。何で直感を獲得するかわからないからだ。引き抜いては開き、ぱらぱらとめくる) [Sat 22 Nov 2008 22:45:29]
お知らせ > グレアムさんが入室されました。 『(資料集め)』 [Sat 22 Nov 2008 22:36:02]
お知らせ > リーシェさんが帰りました。 『(今この瞬間にも、過去へと変わっていく物語。詩人が紡ぐのは――)』 [Thu 13 Nov 2008 22:17:34]
◆リーシェ > ( 国と国の争いに巻き込まれ、翻弄される人々。引き裂かれた家族。帰ってくると別れを告げて、そのまま帰ることのなかった恋人。いつの時代も、歌い語り継がれてきたのは、人の葛藤、生きる姿そのものである。愛執があり、悲しみと憎しみの中に安らぎを求める。ページをめくる手が止まった。自分は果たして、どこまでその役目を担っているだろうか、と。語り継ぐべきものはなんなのか。考えても答えは出てこない。 ) [Thu 13 Nov 2008 22:15:18]
◆リーシェ > ( 時折行きかう人の足音以外に、目立った気配はない。紙を扱う場所ゆえ、火があるわけでもないが、薄寒い程度で済んでいる。図書館にいり浸る人間が多いと聞くが、なるほどわかるきがする。時間というものを忘れさせるには、ここにある知識の量は十分すぎる。 ) 西の川――ですか。私の見聞とだいぶ違いますね。 ( 詳しく読めば読むほど、曖昧だった自分の記憶と照らし合わせては、新しい発見をする。そんな繰り返し。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:58:22]
◆リーシェ > ( 思えば、人ほど大量の書物を残すもの珍しい。エルフに比べ、短い人の生であるから、それゆえに残すものが必要だったのだろうか。いま、そうして先人たちの知恵にあやかれるのも何かの縁かもしれない。この本に書かれているのは、100年近く前のジプシーたちの記録だった。そこで語り継がれる物語は、異国の情緒に溢れた、深いもの。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:47:20]
◆リーシェ > ( 吟遊詩人は流れのもの。その過程で得ていく知識も歌も、物語も、どうしても自分が辿ってきた道にそったものが多くなる。視野を広げるためにも、異なる世界へ目を向ける時間が必要だった。ページを一つめくるたびに、そこに書かれた文字に指先をあて、追いかけてゆく。ここは静かでいい。あたりを気にすることなく、自分の時間に集中できるから。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:37:39]
◆リーシェ > ( 閲覧コーナーの一角に、竪琴を置いて。広げる本は伝記や、伝承、民話など。今宵は演奏ではなく、自分自身の知識を得るための時間。時折、こうして書を開いては、そこから歌と物語を形作る。影響を受けすぎない程度に。 ) [Thu 13 Nov 2008 21:34:43]
お知らせ > リーシェさんが入室されました。 『(ページをめくると、そこに広がるRoman)』 [Thu 13 Nov 2008 21:16:27]
お知らせ > アリシアさんが退室されました。 『(何言ってるのさ。思いを知ったらきっとそう笑い飛ばす。)』 [Thu 13 Nov 2008 03:25:46]
お知らせ > フレッシェンカさんが退室されました。 『帰り道で色々話したけど、もっと仲良くなりたいなぁ、というのをどう言ったら良いか分らなかった』 [Thu 13 Nov 2008 03:20:38]
◆アリシア > ( どこかで取り繕ってた部分。 誤魔化そうとしていた事が消えた事に、奴隷だと告白したのに不思議と心が軽くなった。 それは多分同じ辛さを味わったんだろうという事が分かったから。 ) ―――――本当に。 私もそうよ。 少しは知ってたわ。 けど知ってただけだった。 ( ただ知識としてあっただけだし、殆ど興味もなかった。 けれど実際の奴隷ってのは本当に物同然の扱いだったんだとその身で教え込まされた。 )( なんでかもう本当に笑うしかないもの。 本当に笑えない状況だけどさ。 私なんか今までずっと一人ぼっちだったから。 すごく、嬉しい。 )( 私も何かを言おうとして―――けれどその前にここから出ようって言われて。 ) あ…う。 そ、そうだったわね。 ちょっとここは良くないわね。 ( ちょっと頑張って立ち上がる。 ――――うん。 ちょっと軽い注目の的だった私達。 その事に顔を赤らめつつ、そそくさと図書館を出る準備をして。 ) [Thu 13 Nov 2008 03:17:35]
◆フレッシェンカ > ( つられて少し、笑った。 他の人に笑われるのは悔しいけれど、多分彼女も似たような経験をして、同じような事を考えて、今に至るのだ。 それがわかるから腹は立たない。 ) ―――こんなの、本当にあると思わなかった。 奴隷の事なんか考えた事も無かった。 ( 顔を上げる。 不思議とスッキリしているのは、多分痞えてたものが取れたのと、違和感が拭えたのと、あとはもう、笑うしかないからだ。 不謹慎っていったって、自分達の事だもの。 こんな言い方はおかしいけれど、同じような境遇の人と会えたのは正直、なけなしの好運かもしれない。 一人じゃないっていうのは、精神的な糧になる。 ) あ、のっ…すっきりした所でっ(?)…改めて、その。 なんでしょう。 ( 何だろう。 ) と、りあえず。 ここ、出ませんかっ。 ( 言いたい事はそんな事じゃないけれど。 ) [Thu 13 Nov 2008 03:05:06]
◆アリシア > ( もう笑ってしまった。 笑えないのに。 そんな酷い事をされたと語る相手に何で笑ってしまってるんだろう。 ) あはっ、アハハッ。 ねえ、なによ。 なんなのよ。 私達が何したって言うのかしらね。 ( 我が儘だった。 大抵の事は自分の思い通りになると思ってたし、箱入りで自分勝手で好き放題していた。 ――――けどこんな目に逢うぐらい酷い事なんて私してない。 それなのになんで―――― ) おかしいでしょ。 奴隷よ。 私も貴女と一緒。 ―――― 一万五千エンですって。 これ私の値段よ? ご飯を数回食べただけでなくなっちゃう、たったそれっぽっちの価値なんですって。 ( 上着をずらし、右肩の焼印を相手に見えるようにしよう。 アリシアは笑っていた。 泣きながら―――笑った。 )( 奇異な物を見る周りの視線を気に留める余裕は私には無かった。 )( なによ。 なんなのよこれ。 貴族の娘が二人で。 偶然再会してみたらどっちも奴隷で。 ―――私。 もう神様なんて信じれないかもしれない。 ) [Thu 13 Nov 2008 02:51:59]
◆フレッシェンカ > ( 嘘だったらどれだけ良いか。 ここまで全部夢だったとしたら、残りの一生全部奴隷の地位向上と親孝行に費やしても良い。 ) わけ、わからない うちにっ…連れてかれてっ… 脱げ、とか、着替えろ、とかっ… わけ、かからなくて 怒ったら 叩かれて ( 途切れ途切れにあった事を断片的に口にしながらぐすぐす鼻を鳴らし、いきなりの財産没収から今に至るまでの話をした。 今だによくは、わかっていない。 何でこんな事になったのか、お父さんはどうしたのか、どうして誰も助けてくれなかったのか。 ) え…え。 ( 怪訝そうなひそひそ声が遠くで聞こえる。 それを気にしながらも、アリシアの言っている事の意味を暫し理解できず、首輪を見てもまだ理解できず、じわじわと事態を飲み込み始める。 なんだ、それ、笑えないし、笑うしかないし、なんだか二人揃って泣いちゃってるし。 言うべき事を言い尽くしたら力が抜けてしまった。 ) [Thu 13 Nov 2008 02:40:53]
◆アリシア > 嘘でしょ? ( 私は目を見開いて、顔は何故か笑ってしまった。 そこにある刻印とナンバリングは決して忘れる事の出来なくなったもう。 ) ねえ嘘でしょ? 何よ、つまらないわよそんな冗談。 止めてよ。 泣かないでよ。 信じちゃいそうになるじゃない。 ねえ止めてって。 泣き止んでって。 ( 呆然とした表情のまま力無く膝を付くと、泣いている彼女の肩を掴んで揺さぶろうとする。 そう問い詰める声は擦れていて声になっていないのかもしれない。 ) ( 信じられなかった。 けれど本当の事なんだと心の中では分かってしまっていた。 ) 嫌よ。 なんで私だけじゃなくて、貴女までこんな立場になっちゃってるのよ。 ( 泣きそうな顔で―――違う。 もう私も涙流しちゃってる。 力無く首を左右に振った。 マフラーが緩んできていて、その首に巻かれた名前の刻まれた無骨な首輪もまた晒された。 ) [Thu 13 Nov 2008 02:29:58]
◆フレッシェンカ > ( 会話の内容は兎も角、折角それなりに楽しく話せそうだったのに。 手元の本なんか放っておいてもっと色々話せたかもしれないのに。 台無しだ。 言っちゃった。 まだここで黙り込む事はできるけど、きっとその方が苦しい。 本当に、本当に、作り笑いと嘘はもう嫌だ。 ) ( 椅子を立って絨毯の上に膝を着き、首を垂れる。 いつでも捲って見せられるようにしておけと言われている上着の左肩を晒して、肩甲骨の脇にある刻印を見せた。 ) ( プロスパンダの刻印とナンバリング ) …私、奴隷です。 ずっと嘘吐いてました。 父が亡くなって家は没収されて、今はコロセウムで管理されてます。 …御免なさい。 ( それだけ言ってまた、ぐずぐずと泣きだした。 もう図書館を出た方が良いかもしれない。 ) [Thu 13 Nov 2008 02:14:39]
◆アリシア > ( ここが図書館でなかったのならおーほっほっほっなんて何時の時代のお嬢様なんだろうか、って言うような笑い方をしたかったんだけど。 流石の私でも場所は弁えますわ。 ) そうですのよ。 胸も大きいと色々と気苦労がおお………――――― スミマセンわ。 ちょっと調子乗りましたですの。 ( 呪われそうな勢いだったから思わず反射的に謝った。 だってその笑いすごく怖かったんだもん。 こう背後に怨念か何か浮かび上がるぐらいに怖かった。 ) そういうところちゃんとしっかりしてますのね。 私なんてちっともそういうの考えてませんでしたもの。 ( 空虚な乾いた笑い。 この子と話している時間は楽しくて。 けれど心が裂かれるように辛い。 時々泣きたくなりそうになってくるもの。 ) ―――――あ…… ( 怒鳴り声に身を竦ませる少女。 自分が大声を出していた事に気付いて、周りにいる誰かに怒られてしまうのではないかとふっと辺りを見回して。 ) ……その…ごめ……―――― ( 八つ当たりのように怒鳴りつけてしまった事を謝ろうとした時。 ) ――――……? ( 涙を零している彼女の言葉の意味を、決して賢くは無い私はすぐには理解できなかった。 ) 嘘……? ……え? あ、ふれっ………え? ( 目の前で唐突に泣きだした彼女と、嘘だというその言葉の意味に困惑する。 ) [Thu 13 Nov 2008 02:02:02]
◆フレッシェンカ > 肩凝りは嫌ですね、うふふふふふふふふふふふふふ…( ふが多い。下着のサイズが合わない? 「要らない」のとどっちが不幸な話か。 無理してつけると女装娘みたいなのと。 12歳くらいから気になりだしてかれこれ5年目にもなると焦りすら。 ) 他人の事情とか都合とか、そういうのを知るともっとこう―――― ( 言い訳としては上手くいっているのに、なんだか酷く苦しい。 笑ってるのが辛い。 仲良くしたいと思うから余計に辛い。 自分だけの話なら我慢し続ければ良いけれど、嘘を吐くのは嫌いだ。 ひ弱でも、トロくても、私は結構頑固だ。 ) …っ! ( 責めるような声に身体を竦めて縮こまる。 こんな時でも私は周りの人の視線が集まる事の方が怖いと思う小心者だ。 でもこのまま険悪になってしまうのも嫌だ。 謝ってしまえば良い。 今この場はおさまる。 ) あ、のっ… ( 謝ってしまえ。 ) 私、そのっ… ( 謝って謝って、また上手く笑えば良い。 その方が安全だ。 ) ……嘘、吐いてました。 ( ぼろぼろっ、とまた涙が毀れた。 ) ごめんなさい。 [Thu 13 Nov 2008 01:47:02]
◆アリシア > ( グラビアアイドルなんかのプロポーションは百パー嘘だから、スタイルは平均値よりも充分に高い部類に入るアリシア。 それでもやっぱりこの子はガリガリな子だなあとは思ってる。 ) ですわねえ。 肩は凝るし。 気に入った下着を見つけてもサイズが合わなくて断念する事もありますし。 確かに苦労することって多いですのよね。 ( 憂いを秘めたように溜め息を吐きながら苦労してると見せかけた自慢話。 あらあら、何ともおかしな表情をしちゃってるわねフレッシェンカ。 スタイルの差異に一喜一憂するのは何時の時も変わらない女の性か。 ) ( ) そうですわね。 知らぬ存ぜぬで入られるままだったらどれ程楽だったのでしょうか、なんて事は意外とあるものですわ。 ( 奴隷の立場になった人間がどんな気持ちになったかとか。 考えたことすらなかった。 だってあれは奴隷じゃない? 人様とは違うのよ。 奴隷。 ―――――そんな風に考えてたのに。 ) ――――……ですわよ。 そうですわ。 ( どんな時も正直に我が儘を貫いて生きてきた。 だから嘘を吐くのは苦手だ。 言葉が詰まったり。 少しそわそわするように髪の毛を弄ったり。 ) ――――な、なんですの! 何かどうかしましたか!? ( 突然怒ったり。 やはり挙動不審だ。 ) [Thu 13 Nov 2008 01:29:28]
◆フレッシェンカ > ( 身長差1cm、体重差13kg。 アリシアを平均的と見ればちょっと心配になるレベルの体型なのがわかりそうなもの。 これがコロセウムに立っている姿を想像する方が無理がある。 ) あったらあったで色々大変だって言いますし、別に男の人を誘惑したいわけでもありません、し…っ。 ( 笑顔なのに悲哀に満ちた不思議な表情で、「毎日こつこつ豊胸術」を脇に除けて遠ざけた。 ああ、どんな事が書かれてたんだろう。 借りて帰るのも司書に見られた上で記録が残るという羞恥プレイだ。 断念。 ) …知らないままで過ごしていると、どこかで思い知らされたりする事もあります、から。 ( 奴隷の心情とか、コロセウムの悪趣味とか、ヴェイトス市の裏側とか。 知りたくは無かったけれど、見てしまったらもう見えないフリはできない。 だから、勉強しなきゃ。 ) ……? そう、ですか。 あの―――…えっと。 ( 違和感というか、既視感というか。 決して鈍くは無い(トロくてビビりなだけ)感覚が何か不自然なものを感じた。 表情だろうか。 口調だろうか。 はっきり言えなくて口籠る。 嘘を吐いている? 都合というのが誰にでもあるものだけれど―――嘘ついているのは自分も同じだ。 ) [Thu 13 Nov 2008 01:13:12]
◆アリシア > ( すっごいもやしっ子体型。 やっぱりこの子を見てると、あれはまあ――そう。 噂何だろうなとか思う。 実際どこの誰かなんてまでは詳しく聞いて無いし。 ) そうですわよね。 ただの脂肪の塊ですから無くったって全然大丈夫ですわよね。 まあそれが有る私にはまるでちっとも分からない感傷ですけれども。 ( そういう分野では圧勝の女。 涙ぐむ相手とは対照的に、自慢げに程良く立派に育った胸を張りもうご満悦の笑みだ。 ) ふうん? 手広いのですわね。 そういうのの面白さはちょっと分からないですわ。 ( それが無理のある仕草だというのは露知らず。 英雄譚ならいざ知らず、血生臭い話題に満ち足りるコロセウムのジャンルなんて好みではない。 ) ――――えーと。 そのですわね。 えっと。 ( 見つけていたらまたせせら笑っていたのだろうが。 服の事を問われるとハキハキとしていた口調が言い淀む。 )( 今付き合っている彼氏の趣味。 お忍びで外に出ているから変装。 奴隷ではなく貴族の娘らしく振る舞うためのその他様々な言い訳が思い浮かんでは消えていって。 ) ――――洒落ですわよ。 こんな貧相な下働きの格好をするのも下らない戯れ程度にはなりますわ。 ( う。 苦しい言い訳ですわ私。 ) [Thu 13 Nov 2008 00:57:48]
◆フレッシェンカ > ( 豊胸どころかびっくりするほど肉がついてない時点で望み薄。 人前で堂々と見せられるような身体ではないのだ、本来。 あ、笑われた。 真っ赤になって本の上に覆いかぶさったまま涙ぐんだ。 ) なくっても良いって言ってるじゃないですか。 ( 無くっても死にはしない。 悲しいだけだ。 ) あ…いえ、その…色々、見識を広めておこうかとか、その、普段から結構ジャンルを問わず読んでます、から。 ( 無駄に饒舌になって無理に笑う。 半分は嘘ではないけれど、正直縁がなければコロセウムの本なんて読みたいとも思わなかったジャンルだ。 こそこそと「ポジティブ思考の薦め」と「貯まる\100万講座」を「近代剣闘@」の下に隠す隠す。 多分今はこっちの方が、恥ずかしい。 ) あの…ところで、その、格好は? ( 話題を逸らそうかと当たり障りなく服の話とかにシフトしようかと思ってようやく気付いた。 メイドの服? 心底不思議そうに顔を上げる。 ) [Thu 13 Nov 2008 00:37:56]
◆アリシア > ( 元貴族の長女でありながらも、我が儘に育った気風のせいで礼儀はなってない所もある。 だからこう、断りもなく呆けている間に遠慮なく何の本か見ていただろう。 ) ( 毎日こつこつ豊胸術 ) ―――――― ( ふっ )( なんだか勝ち誇ったように笑った。 そんなのを見てしまうだなんて、持たざる者というのは実に不便ですわねえなんて笑いだ。 ) まあフレッシェンカもいつかは大きくなりますわよ。 ええきっと。 多分のひょっとしてですけれども。 ( 室内だというのにマフラーをしている女はからかうように口元に手を当てている。 ) ………てそれは置いといて。 なんだか随分意外な本をみていらっしゃるのね。 ( まあ他のもチラチラっとは見えた。 豊胸術以外は正確なタイトルまでは分からないけれど、なんだかイメージと違う本がわりと並べられていたような。 ) [Thu 13 Nov 2008 00:27:18]
◆アリシア > ( [Thu 13 Nov 2008 00:17:37]
◆フレッシェンカ > ( 「貯まる\100万講座」は言うに及ばず。目標額は1.000万エンだが、100万すら遠い壁となっている現在、兎に角少しでも返済額を増やさなければならない。 こんな本一冊でどうなるとも思えないけど、一つでも良い閃きが得られれば無意味ではない筈。 ) ( ちら、と最後の一冊を視界の隅に入れた。 ) ( これがなにか? 何か一文字でも語るべき言葉があるのなら教えて星井。 いや欲しい。 以上。 ) なくっても別に良いんですけどね。 なくっても別に良いんですけどね。 ( 唱えた。 ) ( そしてかけられた挨拶の言葉にきょとんと顔を上げて、目視→認識→思考→理解 に2、3秒のタイムラグ。 ) あ、おはっ…こんばんはっ…すみませんちょっと考え事をして…あわっ! ( 変な声を出して本をかき集め、覆いかぶさるようにして隠した。 大急ぎだったが、反応が遅かった分質問の後十分表紙を見る暇があったかもしれない。 ) [Thu 13 Nov 2008 00:16:17]
◆アリシア > ( いけないですわ。 ちょっとお行儀悪かったですもの。 ) 返却は済みましたけれども……どうしましょうかしら。 ( 今すぐに先を見たかった物の続きは既に借りられてしまっていた。 仕方ないから自分がまだ未見の物を探そうかとも考えはしたけれど、今日は少しいつもよりは真面目に仕事をしたから些か眠くもある。 今日の所はもう帰ってしまおうかしらなんて考えていたけれど。 ) ( フレッシェンカだ。 席に座っている顔見知りの少女を見つけると、首元まできっちりと隠したメイドの格好の奴隷は其方へと近づいていく。 ) 偶然ですわね。 こんばんわ。 何を見ていらっしゃるのかしら? ( 周りの迷惑にならないように、彼女のすぐ傍にまで近づいてから声を掛けようとするだろう。 ) [Thu 13 Nov 2008 00:06:11]
◆フレッシェンカ > ( 次、「ポジティブ思考の薦め」。 前述の通り。 何かと悲観的になり過ぎる性格改善っていうか、考え方の参考っていうか、頭の体操っていうか、人前で何度も何度も泣いてられないっていう、か――――まぁ、そんなに、意味は、無いのだけど。 ちょっと休憩がてらに読んですっきり出来たら良いかな? とか、そう、いう。 …こういうの読まなきゃって思う段階でネガティブなんだろうか? あ、いやそれがネガティブな考え方だ。 混乱してきた。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:58:22]
お知らせ > アリシアさんが来ました。 『(小さく欠伸)』 [Wed 12 Nov 2008 23:57:44]
◆フレッシェンカ > ( 「近代剣闘@」はシリーズもので、基礎的な剣闘士の戦いのシステムや技術的な話、セオリー、そういう解説から始まっている。 まるっきりコロセウムの素人である私はそういう狭い世界で通じている基礎知識を固めないと右往左往するばかりだ。 読み易い本であることを祈るばかり。 「拳闘馬鹿一代」は正式には〜ガンビエ・カルタリ伝〜と続く有名剣闘士の伝記もの。 伝記といってもこの人まだ全然健在で、引退した今は暗黒街で一大勢力を誇る凄い人。 会った事は無いけれど、名前だけは聞いた事がある。 どんな人なのかな、っていう参考と、こう、コロセウムでの話題についていく為に。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:39:36]
◆フレッシェンカ > ( ひとしきり泣いて喚いて怖い思いをして現実をつきつけられて、中途半端に自由も与えられて。 現実逃避して蹲っているとどんどん事体が悪化していく一方だと思い直した。 身体が弱いなら勉強しなきゃ。 どんな事でも知識があるのと無いのじゃ出来る事は全然違うし、怖い事っていうのは理解できない事とか慣れていない事がほとんどで。 私なりの努力というのをしないで嘆いてばかり居るのは―――甘ったれだと、思うのだ。 笑われてもしょうがないような。 ) ( もう家族は居ないのだから、自分で頑張らないといけない。 私がハウザーストーンだ。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:19:11]
◆フレッシェンカ > ( 大学に行かなくなって暫く経つけど、ひょっとして少し馬鹿になったんじゃないだろうか。 そりゃあ自覚できる程度には箱入りだったし、世間知らずだと言われる事も無かった事は無くも無い。 それでも一応自立するために大学に通っていたんだし、もうちょっと冷静で頭が回る人間だったんじゃないかとか、思う、わけで。 環境が変化し過ぎて余裕が無いのもあるけれど、なんだか心配になってきた。 ああ、そっか、だからポジティブシンキング。 理に適っている。 ) ( 堂々巡りのような気もする。 ) …ふぅ。 ( こうして突っ立っていても仕方がないし、目立ってしまうし、何事も無い顔をして席に着こうか。 これらの命題について勉強しなければならないのは事実だし。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:09:58]
◆フレッシェンカ > ( 赴くままに手に取った本を机に並べて思わず両手で顔を覆った。 これはひどい。 なんというか、これは、なに? あまりに今現在の欲求にストレート過ぎるタイトルがずらりと並んでいる。 この表紙を見せるだけで自己紹介が完結出来そうな程度には。 「みるみる上達会話術」をひとまずパスした辺りを含めるとより分かり易そうだ。 ) [Wed 12 Nov 2008 23:02:16]
お知らせ > フレッシェンカさんが来ました。 『近代剣闘@ 拳闘馬鹿一代 ポジティブ思考の薦め 貯まる\100万講座 毎日こつこつ豊胸術』 [Wed 12 Nov 2008 22:52:20]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『ミーシャです。(すっかり遅くなってしまった帰り道)』 [Mon 10 Nov 2008 03:56:23]
お知らせ > ルーア・リシアさんが帰りました。 『(そんな明け方のやり取りであった。)』 [Mon 10 Nov 2008 03:54:54]
◆ルーア・リシア > 身を守る術がないのであれば、危険を冒さないのが一番。暮らしなれたスラムなら、その現状も貴女はだれより良く知っているはず。 ( どうにも、先を見ていて足元はあまり気を配っていないように見えてしまう。やはり歳相応――なのだろうか。少女を観察しつつ、墓守は思った。 ) 私が優しいかどうかはわからないけれど……ルーアよ。ルーア・リシア。貴女の名前は? ( 例を言われれば、少し照れたようについっと目を背けた。少女が本を返すのを見届けたら、共に図書館を出よう。もうしばらくすれば、日も昇るだろうから。 ) [Mon 10 Nov 2008 03:54:34]
◆ミーシャ > ( 呆れられてる。 恥ずかしい。 ) あぅ……ごめんなさい。 ( そう言われてしまえば返す言葉も無いから、恥じ入るように肩を落とした。 眠ってしまったのもただの注意不足だ。 勉強も大事だけれど、あそこは危ない場所なんだから、これからはこうならないように気を付けないと。 ) 意味を持たせるかどうか―――はい、分かりました。 ( 励ましてくれるようなその言葉が嬉しかった。 私がどうしたいか―――か。 本は借りることなく、元の本棚の位置に戻す為に早歩きをして―――少しつまづいて転びそうになったりして。 ) ありがとうございます。 優しいんですね――――えっと…… ( お姉さんの名前、なんだろうかと少し言葉を詰まらしてしまった少女。 一人では怖かったけれど、隣に誰か居てくれるのなら大丈夫だから、安心して送って貰おう。 ) [Mon 10 Nov 2008 03:46:23]
◆ルーア・リシア > ( 相手の返答を聞けば、やや呆れたように、額を押さえた。 ) スラムに、母娘二人暮らし……それならなおのこと、帰りを遅くするべきではない。ここにきて学ぶのもいいけれど、それよりもまず。貴女には危機意識が足りないらしい―― ( 静かに口にする分析と結果。相手をさげすむ様子はこれほどもなく、ただ単に大丈夫なのかと。 ) 意味があるかどうかではなく、意味を持たせるかどうかだと、思うけれど。知識は身につけただけでは意味がない。貴女がどうして行きたいか、ただそれだけが大事。 ( どうにもこの子には、コンプレックスのようなものがあるらしい。が、それも事情を知らぬ己にとってはせん無きこと。上っ面の同情など相手に失礼極まりないし、己にできることといえば、ただ事実を口にすることだけ。本を抱きかかえる少女を見守り、その準備を待つ。 ) どうせ、私ももう帰るつもりだったし。かまわない――ついでだから。 [Mon 10 Nov 2008 03:34:36]
◆ミーシャ > はい、大好きです! ( 幼い顔を綻ばせながら頷いた。 良い事だと思うと言ってくれるのはとても嬉しい事だった。 ) 居ないです。 ママと私の二人暮らしですから、ママが忙しくて帰って来れない時にはお家には私一人ですね。 ( 聞かれた事に素直に正直に答えよう。 そういう生活を続けた結果、家事なんかの家の仕事は自然と覚えるようになった。 ) ? えっと、スラムの方です。 ( そう答える時には少し言い辛そうに。 貧民窟の出だと知ると蔑む人間も時にはいる事があるから。 ) ―――――え? いいんですか。 わー…本当にですか? ( それは自分の方からお願いしたい事だったから、少女は幾冊もの本を胸に抱くと、嬉しそうに何度も頷いて、全然迷惑では無いと首を振った。 ) ………あ。 私…実は学校に行ってないんです。 だから…お勉強は本当に…実は意味のない事かもしれないんですけれど。 ( 大学の域に近い勉学を学んでいても、それを発揮する機会はないのだから宝の持ち腐れともいえよう。 それは口にする時は先程住所を告げた時よりもより言い辛そうに。 今の格好は随分と小綺麗な服装だけれど、これは母親が相当無理をして買ってくれたもので一着限りだ。 学校に通えるほどに生活は豊かではない。 ) [Mon 10 Nov 2008 03:23:56]
◆ルーア・リシア > なるほど……好きなのね、学ぶというそれ自体が。――いいことだと思う。 ( 相手の言葉に頷くと、もう一度、その言葉の意味するところを考えてみた。 ) それなら、家に他のひとは? まさか、貴女だけということはないでしょう。 ( いささか意外そうな反応を示すと、改めて相手に問うてみる。家族が家でまっているのなら、まだ黙って送り出すつもりだったが……。こういうとき、人間はどうするものなのだろうか。本に囲まれた中での静寂は、どことなく重い。 ) ――貴女の家はどこ? ( 不意に口を開くと、少女に向かって静かに告げた。 ) 迷惑でないのなら、安全と判断できる場所まで、私がついていくけれど。 ( どのみち、己もここでは求める知識が得られないと知れた手前だ。これ以上長居する意味もなければ、ちょうど良いタイミングかもしれない。 ) 私は、少なくともそうした知識を求めていないし。何より、貴女くらいの歳の子なら、多くは学校で学ぶことを中心とした本を読むでしょう。あなたの学校では、こんな授業があるの? ( 数式、物理学。表紙を見ただけでも、ヴェイトス大学あたりで通用しそうな内容だった。 ) [Mon 10 Nov 2008 03:06:38]
◆ミーシャ > いえ、そういうのはちょっと…無いんです。 ( 本当は学校に行ってみたいのだけれど。 食べるのに精いっぱいの私の家でそれを口にするのは憚れる。 ) ただ私…得意なのってこういう事ぐらいだから。 ちゃんと色々と知っていれば、いつかは何かの役に立ってくれるかなって。 そう思って。 ( もしかしたら意味が無い事かもしれないけれど。 だけど何かを知ろうと学ぶ行為は好きであるし。 半分は趣味なのかもしれない。 ) ママ、今日は泊まりだって言ってたから、早く帰っても遅く帰っても、どっちみち今日は会えないんです。 ( 寂しそうにはにかみながら、けどやっぱり遅くなるのは良くない事ですよね、なんて頷いた。 そういう危ない人の存在は知らない無垢な子供。 狼さんに食べられないように気をつけなければ。 ) ………そうでしたか。 ( 詳しくは言ってくれない事に少ししょんぼりとした。 その調べ物を手伝う代わりに、せめて途中まで一緒に帰ってくれないかとお願いしようかと考えていたけれど。 けどこれも初対面の人相手に不躾な提案だったなと肩を落とす。 ) え? ( 似合わない本ばかりと言われて、片付けていた本のタイトルを読み返してみる。 ) ……読まないですか? 普通こういうの。 ( きょとんとした表情で首を傾げたけれど、普通の子供は物理学や数式の本なんて読まないとは思う。 ) [Mon 10 Nov 2008 02:56:58]
◆ルーア・リシア > ずいぶん、学ぶことに対して熱心ね。何か目的、あるいは目標があるの? ( 将来なりたいものがあるとか、やりたいことがあるとか。知識を求めるものには必ずそれを使ってなすべき目的があるものだ。己だってそうなのだから。 ) えぇ、帰りが遅いと、貴女の親も気にかけているのでは? 勉強はまた今度にして、帰って家族を安心させてあげるといい。 ( その病気持ちがたくさんいるのが世の中である。ゆえに危険がいっぱいだと。淡々とした声音で紡ぎ、対照的におっとりした雰囲気の相手へと語りかける。 ) ……ぇ? ( 一瞬、問われて動きを止めた。しばしの思考の後。 ) ……大人の勉強。いえるのはそれだけ。 ( さらっと流した。詳しくなんていえるわけがない。事情があるとはいえ。 ) そういう貴女はどうなの? ずいぶん難しい本ばかり読んでいたようだけれど。どれもあなたの年には似合わないものばかり。 [Mon 10 Nov 2008 02:40:45]
◆ミーシャ > はい。 此処は本当に色んな本が豊富で、沢山の事を学べる場所ですから。 ( おっとりとした雰囲気の少女は首を縦に振って相手の言葉を肯定する。 ) そうですよね。 もうすっかり遅くなっちゃったし………お外もこんなに真っ暗ですものね。 ( ロリコンは病気です。 断言しておきます。 すっかり夜も更けてしまった時間を思い浮かべて、ちょっと危ない目に遭った事を思い出せば帰り道が少し怖くなってしまった。 ) ……あ、あの。 お姉さんの調べ物って…いったいどんなだったりするんですか。 ( 机の上を片づけ始めると、少し唐突にそんな事を尋ねてみた。 ) [Mon 10 Nov 2008 02:31:22]
◆ルーア・リシア > ( 相手の種族も、考えも、この少女にはわからない。けれどその年恰好をみれば、どこか別の場所から摘んできて飾った花のようにもみえた。 ) そうだったの。私は、少し調べたいことがあってここへ。……一人でここへ来て、勉強を? ( 幼いのに、関心だ。ここへはよく来るのだろうな、なんて考えたりしながら。机の上に置かれた本の類に目を通す。 ) それなら、早く帰ったほうがいい。でも外は寒いし、暗いから――気をつけて。 ( ょうじょ大好きな大きなお兄さんとかなら、喜んで送り狼に変身したりするのだろうか。あいにくそんな性格でもないから、さして面白みのない言葉しか出てこなかった。 ) [Mon 10 Nov 2008 02:20:57]
◆ミーシャ > ( 眠り姫の血統に連なる少女の色素は薄い。 その黄色の髪を見て、まるで向日葵みたいだなんて考えてしまった。 それともタンポポの花だろうか。 ) はい、こんばんわです。 ( 幼い声を出しながら、挨拶の言葉を掛けられた少女は淡く微笑む。 そしてその事を聞かれれば恥ずかしそうに頬を朱に染めて俯いた。 ) 実はその…お勉強中にちょっと寝ちゃって。 目が覚めた頃にはもうこんな遅くになっちゃったんです。 ( テーブルの上に置かれている本は幼い子供が読むには難解過ぎる本ばかり。 それとは違う一冊の絵本が少女がまだ幼い事を示しているか。 ) [Mon 10 Nov 2008 02:13:10]
◆ルーア・リシア > ( お世辞にも華やかなんていえない図書館の中。日の光から書物を守るための、いわば箱の中。だから初めにあなたの薄桃色を見たときは、花でも咲いているのかと思った。近づけば、それが幼い子だとわかる。 ) こんばんは。 ( 淡白な声音で、声をかけてみる。モスグリーンの瞳に、その姿を映して。 ) 貴女――は、一人? こんな時間だというのに。 ( たずねたのは、心配というよりも興味から。あたりに親の姿は見当たらないし、子供が来るにはいささか遅すぎる。と、自分も外見は子供と変わらないとは考えていない。 ) [Mon 10 Nov 2008 02:02:31]
◆ミーシャ > ( さっきまでずっと眠ってしまった訳だから、暫くの間は睡魔に襲われる事もないとは思う。 もうすっかり夜も更けてきちゃったけど、今日はママは泊まりになっちゃうから帰って来ないって言ってたっけ。 けどこんなに真っ暗だとお家までの道のり怖いなあ、なんて考えていて。 )( いけない。 ちょっとお行儀悪いなこの格好。 足音が聞こえてくると、ちょっと背筋を伸ばしてそっちの方へとふっと視線を向けてみた。 もう遅い時間だから人気もあまりない。 それなのにいるなんて、勉強熱心な方なのかな、なんて事を考えていたり。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:57:04]
◆ルーア・リシア > ( あれでもない、これでもない、と。目的の記述が乗っていると思われる本はなく、少女は小さく息を吐いた。やはり、書に頼ろうとしたのが間違いだったのだろうか。己の無知をさらけ出すのには多少なれたが、この広い空間の中から目当てのものを探すには、骨が折れる。 ) さて、どうしよう―― ( つぶやいては見ても、すでに窓の外は真っ暗。日付も変わってしまっているだろう。あたりには人の気配はほとんどない。当たり前といえば当たり前か。なおもあたりを見渡しながら、黄色い二つのテールを揺らして、少女の足は机がある席のほうへと向かっていた。こつこつと、足音が聞こえるだろう。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:50:28]
お知らせ > ルーア・リシアさんが入室されました。 『(本棚の壁を抜けて)』 [Mon 10 Nov 2008 01:46:49]
◆ミーシャ > ( なんとか手助けをしてあげたいのだけれど。 それには私はあまりにも子供過ぎて。 こないだみたいなトラブルは初めてだったけど、いつもやっているお花売りだって生活の足しにはまるでなっていない。 だからせめて贈り物を買いたいなとか考えたのだけれど、それもまだ何にするかも決まっていない。 )( こうしたお勉強だって。 学校にも行っていない私には、きっと意味もない事なんだと考えると少し寂しくなってしまう。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:46:17]
◆ミーシャ > ( 私がこうなってしまうのはパパの血を受け継いでいるからだとママに教わった。 ホープに生まれた事を不幸に思ったりした事はないけれど、やっぱり時々この体質の事を不便だとは考えてしまう。 )( ママは私の半分。 いや三分の一ぐらいしか眠っていないんだろう。 私が起きる頃にはもう出かけていて。 帰ってくるのを待つ事を出来ずに私は眠ってしまう。 だから顔を合わせない日の方が多くて。 それがとても寂しかった。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:32:13]
◆ミーシャ > ( 普段の襤褸とは違う綺麗な洋服で図書館にやってきた少女は、本を縦にして自分の顔を隠すようにすると恥ずかしそうに呻いた。 本を読んで学んだりお勉強をしたりする事は好きだから、つい時間を忘れて夢中になってしまって、自分が起きれる時間も超えてしまっていた事にぐっすりと眠ってしまうまで気付かなかった。 うう、本当に恥ずかしい。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:20:50]
◆ミーシャ > あ…うぅぅ………… ( 目を覚ましてふと窓の外を見渡して。 そこはもうすっかり真っ暗な光景が広がってしまっていたものだから、少女は慌てたように口元を抑えて恥ずかしそうな呻き声をあげる。 ) ( 机の上には難しい本が数冊と、児童向けの絵本が一冊並べられている。 いくら種にかけられた呪いの産物とはいえ、こんな所で寝ちゃうなんてと顔を真っ赤にしながら頭を抱えこんだ。 ) [Mon 10 Nov 2008 01:09:38]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 『(ぱちり)』 [Mon 10 Nov 2008 01:05:23]
お知らせ > フレッシェンカさんが退室されました。 『 考えれば考えるほど怖くなる いっそ何も考えない方が 』 [Tue 4 Nov 2008 23:55:23]
◆フレッシェンカ > ( 読みたい本が読める、なんて当たり前の幸せが逆にその他の不幸を重たくしている。 帰っても家族の居ない屋敷は奴隷ギルドの所有物件になっていて、見知らぬギルド員が住み着いている。 明日になればまた何処かであの恰好をさせられて宣伝の為に見世物にされるか、鍛錬所で気絶するまでトレーニング。 人前で裸に剥かれたり不本意な事を言わされたり屈辱的な言葉を浴びせかけられたり。 いくら世間知らずなお馬鹿だって、残りの借金がこのまま試合の報酬だけで返しきれない事だってわかってるし、このままじゃ死ぬまで奴隷だ。 重たい。 どうして良いかわからなくて途方に暮れる。 ひょっとしてこんな所で本なんか読んでちゃいけないのかもしれない。 ) [Tue 4 Nov 2008 23:37:39]
◆フレッシェンカ > ( しばらく自由に動けなかった間にすっかり読みたい本が増えている。 あれも、これも、と新刊や読みたかった本を見つけて抱えている内に、両手で胸の前に抱えるくらいいっぱいになってしまった。 こんなに読み切れないし、借りて帰っても返却日まで読めるかどうか―――そんな小さな幸せに頬を緩めた直後に、原因不明の涙がぼろぼろ毀れた。 あれ、あれ? と思っている内になんだか酷く悲しくなってくる。 これは酷い。 なにが酷いって、折角の幸せな休暇がこんなわけのわからない感情で台無しになるなんて勿体無さ過ぎる。 でもなんだか悲しくて、涙が止まらなかった。 よろ、とよろけて後ろの本棚にぶつかった背中とお尻がずきんと痛む。 今日もたくさん転んでたくさん叩かれたから。 普通の綺麗な服の下はあざだらけだ。 ) [Tue 4 Nov 2008 23:22:03]
◆フレッシェンカ > ( 普通に暮らさせる事自体が辱めの一部だったり、飴と鞭だったり、という部分に世間知らずなフレッシェンカ・ハウザーストーンは気付かない。 ただ単純に、施しを受けてわぁいと喜ぶ辺りが子供みたいに無邪気なもので。 ここ暫く全く見せなかったような満面の笑みを浮かべてにやにやしながら瞳を輝かせ、本棚の合間を縫って歩く様はちょっと気持ち悪いかもしれない。 真面目で辛気臭い本の虫の癖に時々、ヘンなテンションになると一人で舞い上がる癖がある。 ) [Tue 4 Nov 2008 23:01:36]
◆フレッシェンカ > ( 「試合やトレーニング、仕事以外の時間は普通に今まで通り過ごして良い」っていう言い付けを思い出して、それじゃトレーニングの後まっすぐ帰らないで図書館に寄っても、明日ちゃんと遅れずにコロセウムに行ければ問題ないんじゃないのかって。 今の今までそんな事すら考える余裕が無かったのが馬鹿みたい。 苦しくて、怖くて、悔しくて、恥ずかしくて、多額の借金を抱えた上に奴隷扱い。 いいことなんて何もないし、生きていても死んでいても一緒、とまで思い詰めていたのに。 少なくとも住み慣れた屋敷はあるのだ。 自由な時間もある。 本だって読めるし、仕事以外の時間でなら出来る事はまだまだある。 そう思いなおせば、コロセウムから与えられた境遇も悪いばっかりじゃないとか、思ったり。 ) ( スキップして舞い踊りたい気分だ。 今から半日は、自由! 場所がら自粛するけれど。 ) [Tue 4 Nov 2008 22:51:34]
◆フレッシェンカ > ( 本だ。 本棚いっぱいの、本。 ただそれだけ見渡して嬉しくなってしまった。 何か月ぶりだろう? いきなり奴隷ギルドの人達に連れて行かれる直前くらいまでは何かしらの本を読んでいたし、それっきりだ。 ) ( 図書館、立ち並ぶ本棚を前に一人。 露出の激しいビキニアーマーなどでは勿論なく、極ごくありきたりな街娘らしいワンピースにカーディガンを纏って、怖い教官もうすら笑いのプロモーターも居ない場所で完全に一人。 嬉しくて嬉しくて、この数カ月の境遇が一瞬頭から吹っ飛んだ。 ) [Tue 4 Nov 2008 22:42:36]
お知らせ > フレッシェンカさんが入室されました。 『 暫し立ち尽くした 』 [Tue 4 Nov 2008 22:36:45]
お知らせ > ドーマウスさんが退室されました。 [Mon 3 Nov 2008 01:03:45]
◆ドーマウス > ( 学術的な書物を、魔術的な視点と、狂人的な思想をもって読みふける。 そして恐らく、そう遠くない日、必ず実行するのだろう。 知ったからには試さずにはいられない。 ) それが魔女なんてイキモノよねえ。 ( ぱらり、とページをめくる音がして、大図書館は静謐に沈む。 ) [Mon 3 Nov 2008 01:03:44]
◆ドーマウス > ( 使い魔は通常、動物の死体や、紙や木など、無生物に魔力を宿して動かす。 或いは生き物と契約してなってもらう。 だがドーマウスのそれは違う。 彼女は自身の体を使って使い魔を作る。 自身の魔術を持って自身の体を作りかえる。 ある意味それは、自身を魔術と化すこと。 そう、彼女はそのためにこの本を手に取ったのだ。 ) 成程ねえ。 人は究極的にはぁ、脳に栄養さえ送られれば生きていけるのねえ。 ( 自身の体をどこまで削ることができるか。 魔女は笑顔でそれを算段する。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:53:54]
◆ドーマウス > ( 地の分がちょっぴり興奮したが、それはさておき。 この求知の魔女といえど、別に単純に内臓の構造なんかが気になって本を手に取ったわけではない。 その程度の「気になる」では学外まで足を伸ばすには少々弱い。 他にも見たい聞きたい知りたいは山ほどあるのだ。 だが、これは彼女の研究にかかわることでもあったのだ。 ) なるほどねえ……………これはためになるわぁ。 目は実験的に、左腕は深く考えずにやっちゃったけどぉ………今後はしっかりと計画たててやれるわけねえ。 ( そう、使い魔の研究に。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:43:17]
◆ドーマウス > ( 詳細不明なところなどはぼかしてあったり今後の解剖学の発展に期待するなどと注釈があったりするが、ドーマウスにとってはそれでも結構な感動らしい。 ページをめくるごとにまじまじと視線を注ぎ、時折感嘆の声すら上げる。 仮にも、一応、忘れがちなことではあるが、年頃の乙女としてはいろいろ間違った反応だろう、これは。 少なくとも同年代の多くの学生たちは、喫茶店で友達と仲良く、「十二指腸の長さは本当に指十二本分か」だとか、または「瞳孔の収縮率は異常」だとか、或いは「腎臓の左右対象っぷりは精巣や卵巣とタメを張る」だとか、はたまた「虫垂の存在価値は今後生まれ得るのか」だとか、あろうことか「胃の曲線美はマジヤバイ」などという会話はしない。 絶対しない。 してたまるか。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:33:22]
◆ドーマウス > ( 好奇心を隠そうともしない笑顔である。 はたから見たらあんなに楽しそうに読んでいる本ということはロマンスか何かかと思われそうだが、実際に後ろから眺めてみれば腹を切り開かれた人間だのここの内臓の詳細な描写だのが延々と描かれているグロテスクな代物である。 学術的に正確さばかりを求めて描かれたものとはいえ、人間が生理的に感じるグロテスクさまではそぎ落とせていなかった。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:23:17]
◆ドーマウス > ( ちなみに、手元の分厚い本のタイトルは「Tabulæ Anatomicæ」。 いわゆる解剖学書である。 注釈が多く、平易な言葉を選んでいるらしく、割に読みやすい。 学問書としては珍しい傾向だが、察するに民間向けに書かれたものなのだろう。 まあ解剖学を名乗るだけあって大半は図解であるから、たとえ専門用語ばかり、難しい言い回しばかりであってもドーマウスは手に取っただろうけれど。 ) ふぅん…………なるほどねえ。 よくわかるわあ(人体の構造が)。 [Mon 3 Nov 2008 00:13:15]
◆ドーマウス > ( ヴェイトス大学食堂隅にある定位置―――にばかりいるわけではない。 確かにひきこもりに近い出不精で学外に出ることは稀だが、体力と万年睡眠不足の合わせ技で外出が危険だから致し方がないのである。 とは本人の談だが。 ) まあいいじゃなあい。 たまにはこうやって出るんだからあ。 ( 誰にともなく独りごち、ぱらりと手元の本をめくる。 学内にもあるにはあるが、蔵書の面を考えると図書館まで来たほうが満足できる。 それは外出するに足る理由だった。 ) [Mon 3 Nov 2008 00:03:31]
お知らせ > ドーマウスさんが入室されました。 [Sun 2 Nov 2008 23:58:02]
お知らせ > サミーラ@製作さんが帰りました。 『( たっぷり時間をかけて本棚に戻したあと、荷物を纏めて歩き去る。 )』 [Tue 21 Oct 2008 00:14:11]
◆サミーラ@製作 > ( そうだ。翼には盾としての役割も持たせよう。武器はライオンの前足と、それから何が使えるだろうか? ) ( まあ、その辺りは追々詰めて行くとしよう。取り合えず素体の形状は完全に纏まったので、之で良し。 ) ( 本を閉じ、紙を纏めてペン先を拭き、インク壷の蓋を閉めてから手袋を着ける。何となく、全身が軽く痺れたような感覚に陥ったが、それとなく我慢して本を持ち上げる。 ) [Tue 21 Oct 2008 00:13:53]
◆サミーラ@製作 > ( 下半身に当たる獅子の身体は、通常の構造体に比べて支えなければならない重量が増える故に、脚の耐久性を通常に比べて高める必要がある。顔のデザインは ―― ) ( インクを乗せたペンが、緩やかに動き始める。脳内に溢れるイメージを、余す所無く書き記すために。 ) ……いつもこんな風にすんなり行けばいいのにねー。 ( 小さな声で独り言つ。 ) [Tue 21 Oct 2008 00:05:22]
◆サミーラ@製作 > ( ―― ジノ・スフィンクス。謎解きとゲームを好むインテリジェント・モンスター。ちなみにピラミタ当たりでたまに像として見かけるのは、アンドロ・スフィンクスだ。 ) ( 予め用意しておいた、紙とペンとインク壷を取り出す。 ) …… ( 翼はあれど、飛行機能は不要 ―― と言うか、不可能。なので、翼は主に威嚇 ―― ゴーレム相手に威嚇も何も無かろうが ―― や、空中での姿勢制御などを目的として設計する。 ) [Mon 20 Oct 2008 23:56:32]
◆サミーラ@製作 > ( 本棚に戻す事を考えただけで一寸憂鬱になる程度には重い。故に、私は此処で確りと形状及び機能の案を固めておかねばならない。でありながら、私は全くと言っていいほど焦燥を感じて居なかった。 ) ( 頭文字Aから始まり、Sの段を過ぎようとしたページに、そいつは居た。 ) ……うんうん、何と言うか、ボスっぽくて良いんじゃない? ( ボリュームを抑えた声で、呟く。 ) ( それは、獅子の体と女性の上半身、さらには鳥の翼を持つ知性在る獣。 ) [Mon 20 Oct 2008 23:29:49]
◆サミーラ@製作 > ( 伝説に名を残して居たりする程度には有名なモンスターの姿と、その簡単な説明が記された本である。やたらと大きく、分厚く、重い。 ) ( 外した手袋を本の脇に置いて、私はその巨大な本を捲っていた。何のためか? 無論、素体の形状を固めるためだ。 ) [Mon 20 Oct 2008 23:12:44]
お知らせ > サミーラ@製作さんが来ました。 『( モンスター図鑑。 )』 [Mon 20 Oct 2008 23:07:10]
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