憩いの川辺 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 だあれ? 』 [Fri 26 Mar 2010 23:29:54]
◆だいだら > ( 私も神様が降りてくるのだろうか。そしてありがたーいお告げを聞かせられるんだろうか。そうしたら、皆私のことを尊敬してくれるんだろうか。 だいだらぼっちは国造りの偉い神様の名前。でも、私はただの一つ目の子供。だいだらぼっちのように大きくも無ければ、国を造ることも出来やしない。だから神様が降りてきてくれたら、だいだらぼっちが降りてきてくれたら、私は大きくなって、皆や座長や街を見下ろしてこう言うんだ。「これこれ、貧民外をちゃんと綺麗にしなさい」「これこれ、お菓子屋さんが少ないぞ」「これこれ、私のおうちを建てなさい」って。…これじゃ国づくりじゃなくて、街づくりの神様みたいだけど。 ) つるつる… つっぺった… 後ろの正面――…。 [Fri 26 Mar 2010 23:26:18]
◆だいだら > ( それから私は暫く黙ったまま川の流れの音を聞いていた。しんしんと降り積もる雪の音と、その川の流れの音以外はなあんにも無くて、私は寂しくなって歌を歌うことにした。 ) かぁー ごぉー めー …かぁーごーめー… 籠の中の… 鳥は…。 ( いつだったか、立ち寄った街で子供達が一人を取り囲み、ぐるぐると回りながら歌っていた歌。あれは神様を呼ぶ歌なんだって。歌を歌っていると、中央の子供に神様が乗り移って、ありがたーいお告げをしてくださるんだそうな。幻想一座で、私に優しかった仲間の一人が、私にそう教えてくれた。 ) いついつ…出やる…。 夜明けの…晩に…。 ( その人は夜鷹の人がよくかかる怖い病気が脳に行って、死んでしまったけれど。 ) [Fri 26 Mar 2010 23:20:00]
◆だいだら > ( 海岸沿いの漁村で人を殺めてから、その村では騒ぎになったみたいだけれど、それ以外は特に何も変わらぬ日々が続いていた。今頃漁村では、あの一つ目娘の祟りだ、或いは単なる事故だと騒いでいるのだろうか? ) ( 私は川辺にしゃがみこむ。でも、石の上にお尻はつけない。だって雪が降り積もっているんだもの、お尻がぬれちゃう。 ) そういえば…さっき通った家の傍でも、娘が一人居なくなったって言ってたな。 ( この街はよく人が居なくなる。でも、大抵は誰も気に留めない。人間の数に比べたら、居なくなる人の数はとても小さいから。話に聞いたその少女も、案外私のような化け物に取り殺されたのかもしれない。――私がそうしたように。 ) [Fri 26 Mar 2010 23:10:23]
◆だいだら > ( ここの所ずうっと雪が降り続いている。その雪のせいで幻想一座は客足も殆ど無くて、それどころか雪の重みで小屋自体が潰れかねない。昼間はずっと屋根に上らされて雪を下ろす作業をやらされた。…私、高いところは駄目だって座長に懇願したけど、目を瞑れば怖くないだろう、だって。目を瞑ったら落ちちゃうじゃないか…。 で、その作業が終わったら今度は客を呼んで来いだって。呼んで客がくるようなら苦労はしない。私は途中でそのお仕事をさぼって、こんなところまで歩いてきた。――でも、寒い。戻ったところで叱られるのは解かっているからあと一時間は外で時間を潰さなくちゃならないんだけど…。 ) [Fri 26 Mar 2010 23:04:12]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 寒い。 』 [Fri 26 Mar 2010 22:59:55]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 3/25 夜 (雪) イエロティア居住区より行方不明者(13歳 少女)一名… 』 [Thu 25 Mar 2010 22:38:40]
◆マガツヒ > ( わたしか。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:35:52]
◆マガツヒ > ( 硝子窓の前に立っている。 …なんだっけ。 いつの間にか裸足になっていて、足裏が酷く痛かった。 涎を拭う。 酷く頭が痛い。 記憶が飛び飛びで、怖いのと、逃げなきゃっていうのと、再構築しなきゃっていうのだけぼんやり頭の中にある。 黒くて長い髪を垂らして額をべったりと硝子に押し付けて、目の前に映り込んだ誰かの瞳を凝視する。 だれだこれ。 ) ( 始めて 見 る顔だ。 頭 が痛 い。 黒くて長い長い髪の、睫毛の長い白眼の大きな娘。 硝子窓の向こうから、額を合わせてその娘が私を睨んでいた。 ) ( あ? ) ああ。 ( これが ) [Thu 25 Mar 2010 22:25:21]
◆マガツヒ > [Thu 25 Mar 2010 22:20:52]
◆マガツヒ > ( 矢張り依り代という物は扱い難い。 そもそもが粗末で単純であまりに容量不足。 駄弱で耐久力に欠け、僅かな振動で粉々に砕けてしまうような代物。 亜人は相性が悪い。 十三か四程度のヒト女児で、朱鷺の都の種が矢張り一番馴染み易く、波長が上手く合えば爆ぜる事無く一月二月保つ事も出来る。 が、もっと根本的な適合方は在るまいか? 此方がまちまちな依り代の器の窮屈に合わせるのではなく、よりマガツヒに適した物へと変容させた方が具合が良いのではないかと禍津卑は考える。 ) ( 再構築するのだ。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:06:43]
◆マガツヒ > [Thu 25 Mar 2010 21:55:26]
◆マガツヒ > ( そこいら辺からおかしくて。 丁度具合の良さそうな若いニンゲンの娘が来たから、嗚呼、これにしよう、っt、て、思って、 あれ、 これ、 だれ? ) ( 遠くに灯りが見える。 なにか、見覚えのある、煉瓦通りの 川沿いの 小さなお店が並んでいる 辺り。 公園の近く。 ) ( 頭がイタイ。 ) ( 私は誰かに助けを求めて、よたよたと灯りの方向へ歩いた。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:41:40]
◆マガツヒ > ( 記憶を掘り起こす。 今日は何をしていた? 私は誰だ? 落ち着いて、ゆっくりでいい。 ああ、でも、考えている内に追いつかれたら怖い。 逃げながら考えよう。 人が多い方向へ。 ) ( 咽喉が渇く。 頭痛い。 呼吸が収まらない。 …なんだっけ。 ああ、そう、そう、そう。 「神社」だ。 そう。 思い出してきた。 前から気になっていた神社。 誰も近付かないような、イエロティア居住区の端っこの、長い長い階段のある丘の上に廃れた神社がある。 私が幼いころからそんな具合で、何を祀っていたのかも分からない。 確かとても景色の良い所で、子供の頃何度か登った事があった。 ) ( そこ、登ったんだっけ、か。 ) ( ああ、頭痛い。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:27:23]
◆マガツヒ > ( 逃げてんだ。 ) ( あ、そうか、と合点が入った。 何かから逃げているからわざわざ家の方向から逆走していて、何かから逃げているから息が上がる程走っていて、何かから逃げているから裸足? 靴、何処にいったんだろう。 引き返すのは怖い気がして、仕方なくそのまま歩く。 麻酔から覚めたみたいにじんわりと感覚が戻ってきて、怖い、怖い、という感情が先行する。 なんだっけ、何が怖かったんだっけ。 何から逃げていたんだっけ。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:17:58]
◆マガツヒ > ( 呼吸が荒かった。 はっ、はっ、ふー、はっ、はっ、ふー、と繰り返し白い息が宙に舞っては消えて、そうしないと窒息してしまいそうだ。 走っていたのかもしれない。 走っていたのだろう。 何処から? 何処? 川が流れている。 ああ、ここ、公園に出る辺りの川だ。 そんなに遠くまで裸足で? ) ( どうしたんだっけ。 ) ( 足裏の痛みを気にしながら、漠然と日時計の公園の方へ向けて彷徨い歩く。 家に帰ってはいけない気がした。 家、というか、あっちの、方向に。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:13:41]
◆マガツヒ > ( あれ どうしたんあlt …ど うしたんだっけ。 ふらふらと雪空を見上げながら口元の涎を拭った時、ふと足元の冷たさに気付いてぎょろぎょろと周囲を見渡した。 靴は無い。 最初から履いて無かったんだったか、途中で脱げてしまったんだか、だとしたらどうしてこんなに寒い雪の積もる中、裸足で歩いているんだか。 私はぼんやりと考えるでも無しに徘徊しながら、やっぱり考える事にした。 何かおかしいし、何か忘れている? 何処から飛んでいるんだろう。 記憶が。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:07:46]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 マガツヒの貌 』 [Thu 25 Mar 2010 21:02:02]
お知らせ > メリアさんが帰りました。 『 今後の行動を頭に記録しつつ、巡回を続けよう。 』 [Thu 25 Mar 2010 00:23:47]
◆メリア > いえ……鉄仮面の方が此方の話に応じる道理もありませんか。 ( 応じる気があるなら団員を負傷させる、とも考え辛い。今まで難無く犯罪者だけを倒し自警団からは逃げ遂せていた人物だ、それが今更自警団員と一戦するなどという考えに変わったというなら――自警団員として話を聞いてもらえるとは思えない。個人的にであっても、まず出会えるかどうか。 ) 彼もまた、神出鬼没――でしたね。 ( そして、正体不明でもある。ずっと鉄仮面を被っているなんて事も無いだろうし、そう考えるとやはり、正体不明。そんな人物の出現場所は暗黒街、スラム――どちらも非武装で訪れるには危険な場所だ。特に、今の時期は。 ) ……そういえば、ここ最近目撃証言が無いようですね。 ( 時々、鉄仮面の目撃情報等を聞いたり、資料を拝見する事がしばしばある。だがここ最近、鉄仮面の目撃情報が無いに等しい。 ) リカルド先輩との戦いで負傷したから? ( それだけだろうか。今までだって負傷する事はあっただろうに――それだけの重症を負った?やはり一度、リカルド団員から話を聞いてみる必要があるかもしれない。 ) [Thu 25 Mar 2010 00:15:47]
◆メリア > ( 誰か同じ自警団員の意見でも聞いてみるべきだろうか。いや、でも…下手に聞くのは不味いだろう、さすがに一人で実行しようとしているのを知人に知られるのは面倒だ。勝手な行動と隊長に伝わったりするとさすがに叱責されるだろうし。 ) ……あ。 ( いや、もしかすると自分を知らない人物が居るのではないだろうか。今は一時的とはいえ自警団から離れている人物がいる、相談する価値はあるのではないか? ) 問題は話に乗ってくれるか、という点でしょうか。 ( どちらにしても同じ自警団員の人物だ、止められる可能性というのも否定は出来ないが。だが、一人で考えていても良い結果が出てこないのでは仕方ない、他人の意見を利用するのだ。無論、『魔術への対策』なんてはっきり答えられる人物であるかどうかは判らない。何せ、直接話した事の無い相手だ。 ) ……どんな人物なのか、興味はありますけど。 ( ――それに、鉄仮面についても聞いてみたい。最悪の場合私が個人的に彼に接触する必要が出てくる。自警団からすると『敵』としか見なされていないようであるし。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:47:08]
◆メリア > ( 念の為、自分が逃走する必要が出た場合の対策も考えるべきか。自分の実力の限界くらいは、自覚している。 ) 存在自体が未知というのは、厄介ですね。 ( 対策が練り辛い。一人で逮捕しようなんて考えは当然無いが、尻尾を掴んでも死んでしまっては意味が無い。だからこそ逃走手段が欲しいのだけど――代表的な例としては目潰しか? ) 空を飛べるだとか、魔法が使えるだとか、そんな相手だったら効果は期待できませんけどね…。 ( ただ、視力を一時的に奪うなどの対策なら有効かもしれない。魔法で一時的に回復される、という可能性もあるけれど魔術への対策は今の所思いつかない。 ) ……ふむ。 ( こうして考えて、囮作戦が危険な理由を改めて理解する。冷静に考えてみればその通り、囮を守れないどころか被害が増大する可能性が無いとも言えないのだから。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:33:13]
◆メリア > ( 無論、犯人が『知識を有する者』をどういう目で見ているかは判らない。実は見分けているのはもっと別なもので、持ち物である可能性もある。 まあ、囮作戦を一人でやるのだと言うなら自衛の為に武器は持っていかなければならない、故にレイピアも短剣も隠し持てるような格好が必要か。 ) とすると、学生の格好なんていうのは無理ですね。 ( まさか鞄の中に押し込む、なんてわけにはいかない。制服の中に隠す――それは無理がある。 魔術関係であれ、レイピアを隠すのは少し難しい、それこそ自分より大きなローブとか――。 ) ……。 ( 自分の体に軽く視線を巡らせた。考えてみれば、常人の同年代より身長が低い――多少大きなローブがあればレイピアを隠す事も難しくは無い。 ) そうですね、あとは…。 ( ぶつぶつと独り言を呟きながら歩く。一人で巡回している時は良いが、連れが居る時は不気味な顔をされるものだがまぁ、仕方ない。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:19:13]
◆メリア > ( 仮説を幾ら並べても犯人には近付けない。近付ける道理も無い、いたちごっことでも言うべきだろうか。追いかけた分だけ犯人も離れていくような。 ) 私が勝手に実行する なんて、そんなわけには行きませんよね。 ( 勝手な行動をしても利益にならなければ叱責が待つだけだ。困りもしないが、自警団内で行動している内には行動を起こせない。そう、一応告げはした『囮作戦』などは。 ) 仮に見分ける術を持っているなら無意味でしょうしね。 ( 実行する価値が無い、ということもないだろうけれど。やるならば少なくとも勤務を終えた後、個人的にやらねばならないか。 ) 利益はありませんね、確かに。 ( だが尻尾を掴めれば行動を起こす事は出来る。誰もやらないというなら――自分でやるしかあるまい。 ) ( 首を軽く後ろに向けて背負っている十字架を見る。――その時はコレ、持っていけませんね。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:11:33]
◆メリア > ( さてここで問題。犯人が狙う『知識を有する者』、何故犯人はそれを的確に見分けて、それ以外を殺したという報告が無いのか。不気味な点はそこだ、知識と全く関係の無い人物は未だ被害にあっていないという、もうすぐ被害の数も三桁へ至ってしまうという程であるのに、だ。 ) 組織レベルの犯行なのか……それとも何らかの魔法か何かで探っているとか。 ( 前者は大いに有り得る、何しろ殺し方があまりにも特徴的だ。極端な例を言うなら、何かの儀式の為の生贄として脳を食らっているとか。後者は、非常に厄介と言える。単身であるなら尚更、魔術を利用し身を潜め、人を狩る事も不可能ではないだろう。尤もそのレベルに寄るものだが――どちらにしてもその二つは厄介だ。消そうと思えば足跡や証拠だって消す事も出来るだろうか。 ) ――そのどちらかであれ、そうでないにしても…。 ( 仮説の域を抜けない。結局の所いつも通り、何の変化も無い。 小さく漏らす溜息は白い、雪のせいで温度も酷く下がってきている。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:03:45]
◆メリア > ( 警戒を呼びかけている以上、この時間帯で迂闊に表を歩こうとする市民も減ったのだろう。こういう場所に遊びに来るような人物もここ最近は居ないのか、降り積もった雪に足跡ひとつ無い。 ) 同時に、手掛かりも途絶えましたね。 ( 犯人の狙いとなる『知識を有する者』が減ってきた影響だろうか。被害報告が減っている気がする。しかしこれは良い事と言えるのか――。 ) ……残念ながら、良い状況ではないですね。 ( 川辺を歩きながら呟く言葉。つまりこれは犯人を追う手段を失ったとも言える。被害者が減る事は好ましい事だが、犯人を捕えられていない以上目玉泥棒と同じ事だ。あちらも結局犯人は捕まっていない。どころか、事件は再発しているのだ。 ) [Wed 24 Mar 2010 22:53:57]
お知らせ > メリアさんが入室されました。 『 夜になれば此処も人気がない。 』 [Wed 24 Mar 2010 22:49:18]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 『( …そして、暫くの間。 安アパートのテーブルにトリュフの箱が置かれるわけだ )』 [Mon 15 Mar 2010 03:37:03]
◆サヤ > ( 後付けにしろ、理由がなければ何をするにも身動きが取れん。 なもんだから、やっぱり動揺の本当の理由を隠す為に、 ) 暗いと歩きづらいだろ。 足元を照らすからちょっと待っちゃくれねえか、ちょ――。 ( 慌てて、後を追う ) [Mon 15 Mar 2010 03:35:48]
◆サヤ > ――――ぇ。 ( どてッ腹の辺りに、返品不能と押し付けられた ) 。 ( ぽかんと半ば口を開けて、 ) ……………………お、おう。 礼としてな、礼――。 てか、いいんだよ市民のミナサマガタは、自警団に感謝なんぞしなくって。 ( それが仕事なんだから。 ――それが仕事だとしても、時にはそれで怪我を負ったり命を落とす者が出たって評価されないモンだから。 ――そも、称賛や喝采を受けたくての職務なんぞじゃないのだから ) …。 ( ――――何だか。 七面倒な小理屈を後から後から付け足している ) [Mon 15 Mar 2010 03:31:35]
◆サヤ > ん。 明日も、ってかもう今日だが、朝早いんだろ。 ――ほら、ンなに寒そうじゃねえの。 ( 渡した髪留めがしまわれる工程は随分と丁寧なものに見えた。 もっとも彼女の場合、物を乱雑に扱う方が寧ろ想像がつかないのだが――白い肌に差す血色を、やっぱり寒さのせいだと受け止めて、こちらも制服の襟を合わせながら、やっぱり大事に扱っているんだろう笛がケースに収まるのを待つ ) 寄越す方はまだしも、贈られる方には重いんじゃねえか。 自分の好みじゃなくたって要りませんとは言いづらいし、身につけなければ寄越した方が気に病むんじゃないかとか。 ( 幸か不幸か、己等の場合はそこまで密に顔を合わせる距離ではないが。 ――だから本当は、男が女に装飾品を贈るとすれば。 それだけの間柄か、そうでなければ商売女に贈る時か、そのいずれかだと思うのだ。 小難しい面をしていると、先方の微笑が拗ねた表情に転じたものだから、本当は笑うところなのだろうが――――何せ日頃が仏頂面。 笑う面が浮かべられず、ともすれば困った風に近い )( で、口篭る様子に首を傾けると、 ) [Mon 15 Mar 2010 03:28:50]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『( … 誤魔化しに無理矢理切り上げたのは、わたしも、おなじ。 )』 [Mon 15 Mar 2010 03:26:09]
◆キヨ > ――― ッてことで、行きます よ! ( 返事を待たずに 帰りましょう、とぐるッと踵を返そうか。 逃げるみたいに先に歩き出し、 ) [Mon 15 Mar 2010 03:24:56]
◆キヨ > … サヤさんこそ、 お疲れでしょうに すみません。 ( 開いたりとじたり言い難そうにしていた割りに、口から出た言葉は案外するりと。 いつもどおりで、 ) じゃぁ、 えんりょなく送ってもらっちゃいましょーか ねー? ( うふふ、 なンて肩掛けカバンを直しフルートケェスを両手で持って笑ってみせるのも、 いつもどおり。 ) だから――― 、 ( 数瞬、不自然な間が空いて ) ――― コレは、寒い中送っていただくお礼、 です、 ( カバンから出した箱 ) ( 右手で貴方のおなかあたり、半ば押し付けるようぐッと差し出そう――― ソレは先日マリアさんと出会った、横丁のチョコレェト専門店の。ビターガナッシュのトリュフ ) [Mon 15 Mar 2010 03:21:33]
◆キヨ > ( 大事そうに指先で風呂敷を摘まンで、すぐに包み直すのは、気に入らなかったからじゃない。 気に入ったからこそ――、 風呂敷の方も、ありがたく使わせていただこう。ソレこそ差し入れする時だとか、 ) え、ぁ、 …あぁ、ハイ、そうかもしれません、 ( こくこく。 お辞儀人形みたいに首がかッくんかっくん動いて誤魔化しに頷く。 …頬や耳が赤いのは冷えたからだ、きっと、 ) いやぁ、ちゃンと防寒してきたので今日は大丈夫―― だと、 ( 風邪ひいて煌耀にうつしたくないし。 素直に帰るべき、だろう、 )( 風呂敷包みは有り難くコートのポケットにしまいこもうか。カバンの中、だと他の物と紛れて壊れてしまわないか心配で、 ) ――重い、 でしょう か、 ( なんとはなしに包みの入ったコートのポケットに手を添え )( それは、重く見られたくないッてコトなンだろうか。 あンまり大事そうにしたら気にさせてしまうかと、少し不安になるけれど――おざなりになンて出来るはずもなく、 ) ( 誤魔化しのよう、フルートをケェスに収め ) …ダメですよ、フルートに関わる物だと、聞かせなきゃいけない気になるじゃないですか。 ( せッかくもらったもの、ソレでどう上達したのかって、聴かせなきゃ、と思うのはなンだかこそばゆくッて。 ごまかしにぷぅ、と小さく拗ねた顔がたった数瞬 ) あ、いや付き合わせたのはわたしの方 で、 え、 ( 素直に帰るべき、 だと、 … おもうのだけれど、 ) あ。 あー…、 ( 何か言おうとしてやめる仕草 )( このまま何事も無く、素直に帰った方がきっと、 ) … 、 …、 [Mon 15 Mar 2010 03:14:53]
◆サヤ > ( 呼び直される己の名がほんの少しこそばゆかったりもする。 トキノミヤコ系からすると女の名にも取られかねない苗字だから、神経を使わせてしまっているのかもしれないやら、その一方で鞘だから刀だとか、冗談のような名前はその実親的には最適解のつもりだったんだろうから。 …ただ、決して悪い気はしない ) …あァ、随分引き止めちまってるな。 流石に随分冷えたんだろう、( どこか固い一連の挙措を、体が冷え切ってしまったせいだと誤認した ) これじゃあ俺が嬢ちゃんに風邪を引かせちまいかねえわな。 ( ややあってから、あらぬ方へ視線を逃がして ) ――…本当はな、女への贈り物に身につけるモンは重すぎるとは思うんだが。 どうせなら何かの役に立ちそうなものがいいかとか、――でもあれだな。 フルートの磨き粉とか、そっち方面にしとけばよかった。 ( 味気ないが、いくらあっても困らないものの方が。 ――雪の中での白い顔に浮かんだ微笑は掛け値なしに梅より可憐なものではあったけれど、だからこそ話をそこで切り上げるように、 ) 安息日の夜中だっつうに遅くまでつき合わせて悪かったな。 小うるさい自警団としては、送るからもう家に帰れと勧めたいンだが、どうだろう――。 ( 無理矢理話を切り上げて、帰り支度を勧めるのだ ) [Mon 15 Mar 2010 02:54:07]
◆キヨ > … 疲れてるからサ―― カタナさんに癒されてるンじゃないですか。 ( すごく 真面目な顔をして のたまった。 …。 ) ――― えぁ、 ( ぱち、と瞬いて間抜け声。 視線が左手の上と貴方とを行ったり来たりし、 ) …、 ( 肩掛けカバンの隙間にフルートを一時的につッこンで右手を空けてから、 ) … ( そろそろ、というより おそるおそる、といった風体でそッと風呂敷の薄包みを指で解き―― ) …ぅ、 ( ぱちぱち、 瞬きながらじッと手の上のソレを見つめる。 …落としちゃダメだ、なンて思うと左手どころか体ごとぎくしゃくきんちょう。 ) ( 賢者の贈物、ではないけれど。 あぁ、今は少し、切った髪が惜しかったなと思う ) ――― あ、 ( 漏らした声はかすれてて、 慌てて言葉を飲み込み、 ) … ありがとうござい ます、 ( もう一度、そッと、 ) ( 微笑み浮かべながら、告げる礼は小さく ) [Mon 15 Mar 2010 02:40:23]
◆サヤ > …頑張りすぎで疲れてるンじゃねーのか。 女中、つーか人に仕えるってな気苦労絶えないモンだろうし。 ( 逆立ちしても可愛いと言われる気質とは思えないので、三白眼がうつろな白目。 降り続ける雪が生む静寂の中、いくらか気を取り直して――と言っても、まあ極力いつも通りのとっつきにくい三白眼の仏頂面に戻った程度のものではあるが ) 遅くなっちまったけど約束の、先月が誕生日だった――よな。 嬢ちゃんの趣味を聞いてないし、正直重いっつーのも分かってるし、その長さだと使い道がないかもしらんが。 ( 折りたたまれた風呂敷に収まったのは小花をあしらったトキノミヤコ風の髪留め。 桜――ではなく、二月の頃に咲く紅梅を象った、本物の紅梅よりはいくらか淡い色をつけたガラス細工と、鋭くはない色合いの銀枝。 慎ましやかに作られたそれは、例えば家事をこなす際後ろ髪を纏めるのに手頃にできているものだが、全体的につくりは華奢で長く使えばいつかは壊れもするんだろう。 装飾品は受け取る側には何かと重いものだから、いつかは損なわれるものを――とかいう、何かと捻くれた選定理由 ) 18になったんだっけか。 誕生日ってな何歳になってもめでてえもんだ。 [Mon 15 Mar 2010 02:25:45]
◆キヨ > ( 雪の風に舞う音だけが微か、横切る間。 ――恥ずかしい のは、 自分が聞かれて褒められて恥ずかしいッてのもあるけれど、もちろんソレが主なのだけれど、 ) もー… あンま可愛いコトいってると撫でますよ。 ( ぽそーり。 )( 項垂れたまンまちょッぴり不穏ちっくなことば。…。 ) ええぇ、 えーッと、 白い日だったからですか? あの、…恋人さんなら、ちゃんと労わってあげないと―― …、 ( 同僚さんかわいそう、というしンみり同情めいた顔は本気なのか冗談なのか。 というよりはサヤさんの言葉を図りかねて、結果ビミョーなボケに。同僚さんかわいそう。 ) …あッれ、おいとくンですか、 ( 声にほッとした響きが交じるのは気のせいじゃない。 あぁ冗談か、ってようやく納得しました。…。 ) う、 ――― なンですか今日は、 そンな、 やたらと持ち上げ て―― …、 …… ? ( 何かが取り出されて左に差し出されるまでを不思議そうに視線で追いかけ ) … ? ( 思わずそのまま手を伸ばして受け取ろうと ) なンですか、コレ。 ( しげしげ、ソレを見つめながら ) ( おせち届けた時の風呂敷とは違う気がするし、 ) [Mon 15 Mar 2010 02:14:29]
◆サヤ > …。 ( 何とも言えず妙な空気。 こちらもちんまり、揃って項垂れて沈黙が下りた。 先方はともかくいい歳した野郎がと思うが、とどのつまり――――仕事を挟まない会話がどうしようもなく上手くない ) そうそう、そーいう事そーいう事。 ノンケでも俺は構わず食っちまう男だからな。 ( 今更撤回もできなくなってこの際場違いに胸を張った。 そうでもしないと項垂れモードから戻れそうになかったからで、…同僚からは後で名誉毀損で訴えられるかもしんない。 ) ――まあ、ソッチの男同士の熱い関係は置いといて。 置いといて、…うん。 なんつーか大人っぽくなった気がする。 いいよな、短めの髪も似合うと大人のオンナって感じがして――ただちょっと、間は悪くなっちまったけど… ほれ。 ( コートのポケットから小さく畳んだ布を取り出してフルートのない左手へ。 ハンカチというよりは小さな風呂敷に近い ) [Mon 15 Mar 2010 02:00:25]
◆キヨ > え。 い、 いや、 いやいやいや、 ( ぶんぶん、動揺露に首を横に振る。 まさか続きがあるなンて思わなかったから不意打ちな心地で、 ) あの、 あの、 ッ、も、もうわかりました からッ…! ( 両手を前に出して首を垂れさせ、ストップ!のポォズ。 右手にゃフルート持ったまンまですが ) ( とりあえず、恥ずかしい。 あンまりヒトに聞かせたコトも、聞かれた、コトもないから。 しかも曲じゃなくあンな独り言みたいな音なンて、 ) あー… ぅー…、 …ありがとうござい、ます、 ( 首垂れさせたまンま、搾り出すように。 二人して何してンだろうと、思わないでもないけれど ) ( 気遣いに流れる仄かな間は、沈黙であっても心地好く、 ) ――― えッ、腰、 って そういう…!? ( えッ、 とか。とか。ワリとマジに驚いて顔を上げて、 ) ( ぱ、ち。 目を丸くして貴方を見つめた ) あ。 あー…、 ( なンとはなしに毛先を左手の指で弄ッて、 ) …どーです、 女ッぷりがあがったでしょう! ( ぇへン、 なンてわざとらしく胸を張ってみせ ) [Mon 15 Mar 2010 01:49:20]
◆サヤ > ――――ぅ。 …本当はな、本当はそこであれは何つー曲と曲のフレーズで、あの曲のそのくだりが好きだとか気の利いた事が言えりゃあいいんだけどよ、――いいんだけどよ。 知らねえモンを話合わせて嘘吐いたってしょうがねえし。 ……いい音だとは思ったが、高い笛と安い笛じゃあ出る音だって違うンだろ? その違いも分からねえのが偉そうに言うのも変だろう。 …ああもう、何で言い訳してんだ俺は。 ( そう、きっといい音だった。 それだけ告げるのにやたらと言葉を費やして、はー。 吐いた息は、肺を空にするほどの。 ) ――… ( あまり触れられたくない話のようだから。 話して相手を困らせる方を寧ろ避けたがる手合いのようにも思うから、 ) あいつは今日は休みだな。 今頃腰が痛ェって寝てる。 ( それこそ大嘘ぶっこいた。 自警団はそんないかがわしい組織じゃないと思いたい )( で、 ) 切っちまったんだな髪の毛。 春向けってやつか。 [Mon 15 Mar 2010 01:36:20]
◆キヨ > ( いつも飛びついていきますもンね。あいだもの、しかたない。 ) あ、 ( イエイエ、こちらこそすみません と、言葉を続けかけて。 続く言葉に思わず口を閉じ ) ぅ、 ? ( ぱちン、瞬いて不思議そうな目が貴方を見上げ、 ) あ、 ( 何か気付いた声を漏らし、 ) あ ぁー…… いや。 イヤ、 ぇと、そのー…、 ( もごり。 口ごもって、視線を横に逃がす。 きっと、きっと、カタナさんなりに褒めようとしてくれたンじゃないかなって、 …自惚れだッたら尚更恥ずかしいけど ) … ただの呟きみたいなモンですから、 ( アレは、 ) ( ソレでもぇへへ、と照れ交じりに笑ってみせ ) ――― うぉ。 そーでした、カタナさんお強いですもンねー…、わかッてるンですがつい心配に、 アレ、 そこ、 つッこむンです か、 ( 珍しい、ッて目を丸くしてから、バツの悪そうに横へそよぐ視線 ) ―― まァ、そンなカンジですよ。 サヤさんこそ、今日は彼氏はどーしました? ( つーまんせる、の相方のコトらしい。 冗談めかして誤魔化して煙に巻くのはいつものこと ) [Mon 15 Mar 2010 01:26:02]
◆サヤ > ( …癒しっていうか驚かしだと思うんだ、うん。 人懐こい犬に育ててくれたのは心底感謝している。 ) あー… 突然声かけられりゃそりゃ驚くわな、悪ィ。 でも、アレなら人の迷惑にゃならんだろ。 ツギハギぽかったけどどれもちゃんと曲になってたと思うー… し。 あーでもタイトルは分からねえよ、音楽もさっぱり知らん。 ( 後段は何だか早口になった。 それがまた座りが悪く思えて、雪を払う素振りで頭をがりがり、ばりばり。 ――してから、それもまたバツが悪くて口をへの字に結び、むっつり面で敬礼を返す ) それなりに丈夫に出来てる。 さもなきゃ鍛える。 一応体が資本だからな。 で――… 「今日は、何となく」 夜中に外で、ひとりきりで笛を吹きたい気分だった? ( 慮る仕草は苦手だ。 だからほんの少しだけ、覗き込むにも届かない薄さで目の高さを下げてみる ) [Mon 15 Mar 2010 01:09:41]
◆キヨ > ( 防犯あいてむですか。どうですか警邏に一本。…。 さておき、サヤさんの癒し・くまごろーを置いてきたのを酷く反省しなければなるまい と思いました。た。 くまごろーいたらきっと自重していましたよ、うん ) あー… スミマセン、ちょうど息吸い込ンだトコだったのでー…びっくりして、 ( あはー、 と申し訳ない笑みで応えつつ、 ) 時間はまぁ、昼間のこンな時間に吹いてたらソレこそアレですから。 ( わたしにとっては、 ) たまに吹いてますけどねー… 今日は、なンとなく、 …、 ( きょと、 )( 瞬いてから、ふへっと表情緩め ) うぃ。 りょーかいでありますたいちょー ( ぴっと敬礼のまねごと。 ) でも、それサ… …… カタナさんにも返しますよ、 カタナさんてなンか手ェ冷えてそうなイメージが。 ( なンて、ちらッとカンテラ持つ手に視線向け ) [Mon 15 Mar 2010 00:59:13]
◆サヤ > ( いや待て、居たら居たで突撃されてまた押し潰されてたかもしれない。 …ので、これでよかったんだろう、…多分。 多分 ) うあー… また耳がキンキンしてら。 虫歯があったら泣いてたぞおい、つーかこんな時間に何で外で笛吹いてんだ。 ( 猟奇犯罪もあるが、 ) 風邪ひいても辛いだけで誰も褒めちゃくんねえぞ。 [Mon 15 Mar 2010 00:49:07]
◆サヤ > ( きーん。 ) うわ、ッた! ( 耳通り抜けて頭に響いた。 防犯アイテムじゃないかってくらい響いた。 カンテラを手にしたまんま両手でそれぞれの耳を塞ぐ ) ちょ、ちょま、待て待て待てまて、――怪しいモンじゃねえって、ほれ! … (「俺だ」っつーのも非常に妙な気がしたものだから言葉に詰まった。 なんでこんな時だけいないんだ熊五郎…! ) [Mon 15 Mar 2010 00:48:54]
◆キヨ > ――― び、びゃ びびび ( フルートから口を離して、 ぐぎぎぎぎ、 と顔を上げて貴方のほうを見 ) びッくりしたじゃないです かッ…!!? うッわ、 うッ、わ わー…!! ( たぶん ) ( たぶん、 びッくらしたのは貴方のほうだと思いますけども ねッ! ) ( わたしはわたしで、 びっくりだ。 聞かれた!ッて勝手に恥ずかしがって慌ててる。 ) [Mon 15 Mar 2010 00:43:32]
◆キヨ > ( どうしよう ) ( 何を吹こうか、 ) ―――… ( 不安定だから、出てくるメロディも不定形。 降り落ちていくばかりで、紡がれることなく――― あぁ、でも。 ) … ( ふッとイメェジした曲。 紡ごうと息を吸い込み、 ) ――――― ッ!! ( … 辺り一帯に、 酷く耳障りな高音が鳴り響く ) ( ソレこそ のうがいたい カンジの、 ) [Mon 15 Mar 2010 00:40:21]
◆サヤ > ( ――…もとい。 世の中には頭の痛い話は山ほどある。 例えば己はまだ知らぬ事だが、負傷療養中の同僚が辞表を書いているところだとか、脳みそ喰らいの犯罪者だとか。 前者は最終的には当人が決める事ではあるから、頭の痛い話と言ってしまえば酷い失礼に当たるのだけれど――ともあれ、それでも日々は廻り、目の前の出来事に対応するばかりの日々だ。 例えば珍味嗜好の猟奇的犯罪者に備えて密度を増した夜間の警邏だとか ) 止まねえな、雪。 こんな晩にゃあ連中何をしてやがるんだか。 ( 存在の知れている犯罪者とそうでない、けれど世の中にいくらでも潜んでいよう手合いを十把一絡げにした呟きはどうしてもどこか苦々しい。 降りかかる雪を乱暴に掌で払いのけ、カンテラを掲げて歩いていると、音という音を吸い取る雪空の静寂の中に高く細く、笛の音を聞く ) 練習なら家でやんな。 最近世の中物騒だし時間も遅い。 それに湿気は楽器にゃ良くないンじゃ――…って。 嬢ちゃんだったのか。 ( カンテラの光は頼りないが雪明かりがその手助けをしてくれる。 無遠慮な明かりを腰の高さまで下げ、目の奥の残光に三白眼を細めながら ) [Mon 15 Mar 2010 00:33:52]
お知らせ > サヤさんが入室されました。 『( のうがいたい )』 [Mon 15 Mar 2010 00:33:30]
◆キヨ > ( 好きなよに吹き鳴らす音。 ) ――― ( けれど途切れがちなソレは曲にはならず。 いろンなメロディが変わるがわる顔を出しては、 地面に触れて消えてゆく。 積もる程の音ではなくて、 ) … ( ―― 短くなッた同色の髪を揺らす、雪風の方がきっと ミュージシャンとしてはわたしより上手 ) ( 合間に漏れる色さえまだ雪と同じで、 ) … ( ふッと吹き込ンだ吐息が奏でるのは、春を切望するかのようなメロディ。 それさえも呟きのように短く ) [Mon 15 Mar 2010 00:31:13]
◆キヨ > ( ―― 正確に言えば、キライになってしまった。 ) ――― 、 ( 空を仰いで、ふッと息をつく。 ずり落ちてきたマフラー代わりのショールをぱさッと肩に掛け直し、視線を手元へと戻した ) … ( 今日は愛犬の姿はなく。 リィドの代わりに手にした銀のフルートは、まるで長い間ほっとかれていたのを拗ねているみたいに、手に馴染んでくれない ) …、 ( 仕方のない子と微苦笑を浮かべ、宥めるように唇を寄せても、 でてくる音はとりとめなく。 降る雪のようにちらちらゆらゆら、 定まらない ) [Mon 15 Mar 2010 00:13:54]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( わたしは、 このいろが きらいだ )』 [Sun 14 Mar 2010 23:54:36]
お知らせ > メリアさんが帰りました。 『 そうして少女は警邏へと戻った。 』 [Sat 13 Mar 2010 23:39:08]
◆メリア > ――さて、警邏に戻りましょう。 ( 少し休憩も取れた。いつまでも私一人が考えていても変化は訪れない。しゃがみ込んだ体を立ち上げると両手でマントや髪から雪を払い落とす。木の近くへと足を向かわせ、木に立て掛けた十字架を背負いなおす。雪はそれ程付いていない、やはり木の下に立て掛けておいて正解だった。 ) ――今は私に出来る事をやるだけです。 ( 無理に行動しても自分一人の力は大したものじゃない。出来る事、巡回し事件を防ぐ事。警備する人数も増え始めているし犯人にも何らかのアクションがある可能性もある。決して無駄な事ではない、今後の為の布石になる。だから、今は出来る事を。 ) [Sat 13 Mar 2010 23:38:35]
◆メリア > ( 川辺へと近付くとそのまま川の中を覗き込む。自分をこうして見ると、誘拐された日から全然身体的に成長している気がしない。過ぎてしまった事だし、気にしても仕方ない事だが。 ) 市民の人か、情報屋か…頼らなければならないでしょうか。 ( 犯人の容姿すら判っていない現状では、少しでも情報が必要だ。目撃者証言があるならそれに越した事はないけれど、それが無いのだから他人の力を借りるのも必然的だ。 ) ――…どちらにしても、今はまだ何とも言えない状況ですね。 ( 動くに動けない。強いて言うならば警邏をして出来る限り事件を未然に防ぐか、犯人を見つけて捕らえるか、しかない。指示があるまでは私達隊員はそれくらいしか出来ない、今後情報が自警団に流れてくるのを待つくらいだろう。 ) [Sat 13 Mar 2010 23:24:49]
◆メリア > ( 川辺の前で立ち止まり、背に背負った白い十字架を降ろし近くの木へと立て掛けた。地面に寝かせても良かったが雪を払う手間を考えるところの方がいい。 ) ――魔物の説は在り得るでしょうか。 ( 確かに多少知識を持ち動く魔物も居るだろう。しかし、だからといって此処まで知識を有する者を的確に狙う事が出来るか?やはり、魔物と断言するの早計。とすると犯罪者組織か何か――というのが可能性があると言える。組織的犯行であるなら、やはり自警団だけでは手に余るだろう、現時点でも団員が一人消え、一人が大怪我を負わされて病院送り。戦力的にも不安定だ。それと、判っている情報が少ないのも大きい。自警団員として犯罪者を捕らえるにも情報は必要不可欠である。 ) [Sat 13 Mar 2010 23:03:40]
◆メリア > ( しかし、それよりも優先する事項がある。鉄仮面は確かに実害を与えたが、それ以上に被害を起こしている猟奇的連続殺人事件。これは暗黒街という範囲に留まらずヴェイトス市の至る地域にて起きている事件、今は自警団も外部の人間に協力を頼もうとしている。つまりそれだけの事態になりつつある――とても無視できないのが現状だ。 ) 犯人に関する情報は無し…。 ( 判っているのは被害者は皆知識を持つ有職者。そして必ず頭蓋骨を破壊され、脳を根こそぎ奪い取られているとの事。目玉泥棒に続き、脳泥棒といった所か――同じ犯人だろうか?しかし、これだけの連続殺人を個人で行う事が出来るだろうか。 ) 犯人は複数と考えるのが妥当…? ( どこかの怪しげな組織だろうか。頭蓋骨を破壊して脳を喰らうという行為を普通――というのもどうかと思うが殺人犯がするとは思えない。犯罪組織でも動いてるのかもしれないし、実は魔物なのかもしれない。 ) [Sat 13 Mar 2010 22:48:43]
◆メリア > ( 自警団にて確認されている事件がまた一つ増えた。一つは目玉泥棒、一つはアイゼンリッター、一つは猟奇的連続殺人事件。どれもまだ未解決、何でもアイゼンリッターに関しては自警団員の一人が怪我を負わされ病院に搬送されたと聞く。名前までは聞いていないが。 ) アイゼンリッター、鉄仮面の男…。 ( 独り言を呟きながら道を進む。雪が降り、外の温度は大分低くなっているようだ、息が白い。黒い自警団の制服を着用した少女の黒い髪やマントに付く白い雪は大分目立つのだが、気にしない。こんなものはどうせ後で解けてしまう。 ――新人である私の持つ情報はたかが知れている、アイゼンリッターという人物に関しての情報も『鉄仮面を付けた人間』で『暗黒街での出没が確認されている』ということ。ただ、暗黒街は自警団の警邏外であったはず、一部の団員はそうした場所も警邏していると聞くが。 ) 実害が出てしまった以上、自警団も動かなければならないでしょうね。 ( その時は自分も従うだけだ、感情などいらない、自警団員としての仕事を真っ当するのみ。『悪』は捕らえなければならない、倒さなければならないものだ。 ) [Sat 13 Mar 2010 22:36:22]
お知らせ > メリアさんが入室されました。 『 ――目玉泥棒、鉄仮面に続いて。 』 [Sat 13 Mar 2010 22:26:46]
お知らせ > ハニィさんが帰りました。 『( 時間切れ − どッかで誰かの声がした )』 [Sat 13 Mar 2010 00:20:09]
◆ハニィ > ―― 暖かくなッたらぁ 今度は水遊びしたいのぅ ッ ( ぴょこン、と立ち上がり、 ) もう夜も遅いから帰らなきゃッ ( ぱたぱた、羽を動かして ) ( お家の方向へ ) [Sat 13 Mar 2010 00:19:18]
◆ハニィ > … ンむ、 ( ほッぺを抓ッてみる。 ) うゆー……、 ( へろン、更に眉が下がり、 ) …… ハニィ、太ッた ? ( 気がする。 ) ( ふにふに、頬がちょッと厚い気がする。 ) … うゆ … 、 ( でもきッと大丈夫。まだ大丈夫。 うン。 ) ( こくり、ひとつ頷いて。 ) [Sat 13 Mar 2010 00:06:37]
◆ハニィ > ( 流れる川の傍に ぺッたン腰を下ろして、其の水に指を差し入れる。 ) …まだ、冷たい のぅー…。 ( へろン、眉尻下げて 呟くよに。 ) ( お風呂は嫌いだけど、こういう所で足だけつけるのは好きなのに。 ) 早くあッたかくならない かなー…? ( ぱしゃン、ぱしゃン。 水を無意味に 撥ねさせて 。 ) ( ふと、 水面に映る自分の顔を 見遣ッた。 ) [Fri 12 Mar 2010 23:51:23]
お知らせ > ハニィさんが来ました。 『 うゆー…、 』 [Fri 12 Mar 2010 23:46:15]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『「受け売りなんですけどね♪」なんて、目を細めながら楽しげに。』 [Wed 3 Mar 2010 02:21:40]
◆アルマ > おおっとおいぬさま(くまごろーがやってくると、なにやら訳のわからない言葉をのたまった。全く以って意味不明)…うふふふふふ、では参りましょうか♪この時間もやってるといいんですけれどねー♪(流石にお店が今もやってるかどうかまでは覚えていないのだった。かくしてきゅ、と繫がれたキヨの手を軽く握り、二人並んでてくてくと先ほど述べたお店までゴー。途中間違える事も無くお店に着けば、さて何か買ったか勧めたか―――はっきりとしたところは不明だが、もし勧めるならばやはり羊羹。それも栗羊羹) [Wed 3 Mar 2010 02:21:21]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( きっと別れる頃にはくまごろーも懐いてるンだろう、 )』 [Wed 3 Mar 2010 02:14:27]
◆キヨ > ( わんこを呼び寄せれば、わんこは水気をふるい落としてからコチラへ寄り来る。 ポケットからリードを取り出して広げ、首輪に付け直し―― ) ありがとうございます、 ( 片手にわんこのリードを持っているから、少し躊躇ったけれども結局差し出された手をとり ) いやぁ、くまごろーがおろおろする気がするので遠慮しておきますよ―― ( そンな風に笑って、 次々向けられる貴女のテンポ良い返答に笑みを絶やすことなく、楽しい会話を続けながら御案内願いましょうか ) [Wed 3 Mar 2010 02:13:33]
◆アルマ > んー、強いて言うなれば就かれたりやなことあったりすると、なんかお肌と一緒にカサっ☆となると思いますわー?お悩みでしたら髪に何かするのではなく、遠因を取り除いてみるといいと思いますわ。(んー、とまた顎に指添えた後に、こくこく、と頷きながら今度はまともな提案を述べるのでした。一番は自分の知らない誰かの心配をしている、なんて知る由も無く)ヤモリを食べるとか(そしてまたほざく)うふふふふ♪だって私より細いし小さいし、なんだか気を抜くとふー、といっちゃいそうなイメージですわ♪………あんまり食べて無いですねー?食べない子は漏斗で流し込んじゃいますよー?(もっとも、そんな風にして流し込んでも、死ぬ子は死にますけどね♪……なんて、続きそうだった言葉は喉の奥。そういえば奴隷ギルドで働いていたのも大分前になりますねぇ、等とのんびり一人思うのでした。表情を変えぬまま、声色を変えぬまま)……いえ?まだ食べた事はないですねー。ちゃんとお料理してくれる人が出してくれたら、面白そうなのでキヨさんの次に食べたいとおもいまーす♪(さらりと否定した後、さらにトップバッターにしれっ、と据えるのでした。油断も隙も無い)あー、ゆのかちゃんゆたんぽですね。ただ抱っこして布団にくるまるだけなんですけどこれがなかなか有効で…一人暮らしの時には無かった楽しみですわ♪で、んー……いいですよー♪ここからでしたらえーと……そんなに遠く無いですね。スープがそんなに冷めない距離ですわ(こくこく、と暫く前に買って可愛がってる奴隷の子の影響で、食生活がトキノミヤコナイズされている最中のアルマさん。案内要望を受ければ、こくりと頷いて右手を差し出すのでした。繋いだらごーだ。)…肩車のほうがいいですかー?(何か余計なクエスチョンも付いてきた) [Wed 3 Mar 2010 02:08:12]
◆キヨ > …ふつーにしててソレッてことかッ!? ( ぴしゃーん。 )( 衝撃の効果音は内心で。 あンまり気にかけない方が吉、なんだろうか、なんだろうか―― ああ、彼女の髪が早く元の艶やかさを取り戻すといい、 なンて、今は何を思っても彼女に繋げてしまう自分の思考に微苦笑を漏らすは胸のうち ) ちょッ… ――ソレはないわー… ( ナイナイ。 遠い目をしてぱたぱた、手を横に振る。 アリエマセン。 ) もっとこう、何処がか弱いンだー… みたいなツッコミをきたいしていた のに! ( などと強く主張する。る。 ) ごはんは、えーっと、 ( あれ、 ) ( そういえば最近、作るばかりでおなかいっぱいで、あんまり、 ) … イヤたべてますよ、うん。 むしろ食べすぎってくらい食べてますから、 ( 不意に図星を指されて動揺するも、 …明日からちゃンとたべよう、と心する。 家族が気晴らしにッてわたしを追い出したのは、食欲がなかったせいもあるンだろうか ) ヤモリって、なかなかわいるどなオススメメニュー。 …食べるんですかアルマさん? ( なんとなくこう、串焼き手にしてる様を想像した、よ! …。 ) ハイ、なんかほら、前にゆたんぽがどーとか言っていたので、 ( どこか知ってるかな、と思って。 返ったコタエに、へぇ、と声漏らす。 浮かぶ笑みは仄か、彼女が羊羹をつつくさまを想って ) … しかし場所がよく。 ンン、 もしアルマさんに今お時間あったら、案内していただいてもいいですか? [Wed 3 Mar 2010 01:50:27]
◆アルマ > あははははは。ありがとうございまーす♪で、えーと、んー………コツとか、特にないですねぇ……(わーい、と喜んだ後にかくん?と今度は左に首傾けて、次に右。しかし思い出してみても特にコツらしいコツは無く、ふむぅ、と低く唸るのでした。参考にならない)あらあら、私と違ってか弱いヒロインっぽいですものねー♪キヨさんは。ダメですよもっと食べないと。(うふふふふ、と眼を更に(元々細まっているので実に極僅か)細めながら笑みを浮かべ頷いた。キヨのやや不自然に見えるような態度にはさて気づいているのかいないのか。兎角詮索の類は全く飛んでゆかなかった。)ヤモリとか(ただし変なものを食す事を勧められる)んー……和菓子っていうと、トキノミヤコのお菓子ですよね?それでしたらえーと、確か隣にソバヤ、というチャイロヌードルのお店がある、ゴフクヤさん?の更に隣にあるお茶屋さんの「ヨーカン」とかいう黒いお菓子が美味しかったですわね♪(んぅー、と顎の先に指先を添えながら記憶力チェック。そして成功はしたけれど、お店の名前を覚えて無いので配置情報だけがサルベージされました。あとチャイロヌードルとは蕎麦の事である。おそらく) [Wed 3 Mar 2010 01:37:14]
◆キヨ > あぁ、長いですもンねーアルマさんの髪。 …それできゅーてぃくるを保っているのは普通に羨ましいンですけれど。 なんかコツとかあるんですか ( じーッと見上げて、こう、ひどく真面目に問うてみる所存。 ) ンー? いや、 いや。 …風邪はよくひきますよ、 ホラ、わたしか弱いですから! ( ウフフ、なンてぺっかり笑顔でのたまってみせる。 …誤魔化した、自覚はあれども。 ) そーいや、なンかどっか、オススメの和菓子屋さんとかないですか? ( ふと、 )( 尋ねるのは、彼女が元気になったら、 と思ってのモノ。 今はとても、和菓子なンて食べられそうにないけど、 ) [Wed 3 Mar 2010 01:26:09]
◆アルマ > ……あら、あら(示される視線の向こう、あっちこっちへ動き回る熊五郎を目にすれば小さく頷いた。というか最初は気づいてなかったから、一体誰がいるのやら、と思っていたから。ワンコと聞いて直ぐ犬とわからない辺り、寒くて頭の回転も鈍化中…かも、しれない)あら、聞こえちゃってました?うーんお恥ずかしい。とはいえ大丈夫ですよ。風で揺れた髪が鼻をくすぐって、それで出たくしゃみですから(ぽりぽり、と鼻の頭を右手で軽くかきながら、そう答えた。しかしなにやら途中から声のトーンが重くなったのに気づいて…)………最近風邪ひいたりしたんですか?(んぅ?と右に首傾げつつ問いかけるのでした) [Wed 3 Mar 2010 01:16:37]
◆キヨ > ( パンツのひと、ていわれていたら、 パンツ食べようとしていた人に言われたくないッ!とかツッコンでいたやもしれず。さておき、 応える手にコチラは手を下ろし ) イヤ、涼んでるのはわたしじゃなくてワンコですかねー。 ( ホラ、と視線で熊五郎示し。 くまごろーはこちらに気づかず、遊びに夢中 ) わたしは付き添いです、犬の散歩という名の―― おねーさんこそ、くしゃみしてましたが大丈夫ですか。 風邪は引き始めが肝心、あッたかくして寝ないとダメですよー? ただの風邪と侮っていると―― ( ふ、と、 ) … どうなるかわかりませんから、 ( 始めに彼女が病に倒れた時を思い出せば、声は静かなものに落ち着き ) [Wed 3 Mar 2010 01:10:29]
◆アルマ > なんだか暖かくなったと思ったらまた急に寒くなりましたわ……ゆたんぽゆのかちゃん(ただのだっこ)が無ければどうなっていたことか………あら?(むむぅ、と僅かに眉間に皺を寄せ…手いるようにも見える表情浮かべながら、首を左にかくん、と傾けた。そしてその首がまた反対側にかくん、と傾こうとした辺りで耳に届く声。その方角へと視線を向ければ―――先ずは見知った顔に軽く右手を上げて答えた)……(そして言葉を交わす距離まで歩み寄る間、名前を思い出していた。パンツの人呼ばわりは流石にアレだとおもったので。キヨさんキヨさん。そうキヨさん)と言うわけで、はい、こんばんはですわ♪夕涼みですかー?多分違うと思いますけど(うふふふふ、と何が楽しいのか不明だが、兎角くすくすと声を弾ませながらご挨拶とお尋ねごと。でも直後に自分で否定するあたり何がしたいのかさっぱり不明でした。ちなみに服装はいつものドレスっぽい服の上から更に外套羽ってる) [Wed 3 Mar 2010 01:04:36]
◆キヨ > ( 無病息災、ひとがた流し。 わたしはともかく彼女のためにはしといた方がいー気がするけれども、 ) ( なンて、 ) ふぁをッ!? ( そんな思考は響いたくしゃみに途切れる。 思わず顔をあげてきょろきょろと周囲を見回し、 ) …あれ、 ( 透明なこの目は少し視界が悪い。 ぱち、と瞬いて、――ソレでも特徴的な角を曖昧に捉えれば あ、と声漏らし ) アルマ、 さーん? ( おーぃ、なンて手を振ってみようか。 ) [Wed 3 Mar 2010 00:55:19]
◆アルマ > ふぇ――――きしっ!……ぁ”ー…………(なにやら声が変に詰まったような音が響いたが気にしてはいけない。夜の静かな川辺に突如響くくしゃみ。かなり豪快なそのくしゃみの音が響いた方角へと顔を向ければ、黒髪に白い角が生えるもとい映える長身の、見覚えのある顔がのてらのてら歩いてくるのが見えるだろう。くしくし、となにやら右手の口で鼻の頭を擦りながら。アルマはまだキヨには気づいていない様子でてくてく歩いている。このままなら直ぐ近くを通るルートだ) [Wed 3 Mar 2010 00:45:57]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『fule』 [Wed 3 Mar 2010 00:41:55]
◆キヨ > ( 今日は久しぶりに吹くぞ! ッて思って持ってきたフルートは肩掛けカバンの中、手付かずのまま ) ( 熊五郎もきッと、彼女が起きてくれて嬉しいンだろう。 転がり具合がこう、いつもより多く回しておりますッて感じだ―― ソレに少しだけ表情を和らげて、 ) ンー…… ( 膝の上に腕を乗せ、頬杖をつく )( 散歩を任されたのは、ずッと家に居て思いつめるのも良くない、ッていう家族の気遣いなのはわかっているから。 早く帰りたいキモチと、家族の想いを無碍に出来ないキモチがゆらり、ぐらり。 ) … 明日、ひなまつりだなー… ( 上巳の節句。 )( 答えの出ない思考の中にふと、そンな言葉がぽンと混じり込む ) [Wed 3 Mar 2010 00:38:21]
◆キヨ > ( リードをぽッけにつっこんで ) …、 ( ふッと思い起こした顔が出掛けに見た寝顔だッたものだから、思わずちょッと顔が曇る。 )( ―― 寝ている彼女をみると、また起きないンじゃないかッて不安を覚えるけれど、 ) …だいじょーぶ。 …ですよ、ね? ( うン、 )( あぁ、でも、 ) …。 ( そわそわ、足元が落ち着かなげ。 家には両親も兄者も居て、彼女についていてくれてるのわかッてるンだけど、 ) … ( はしゃぐわんころをぼンやり視界に納め ) [Wed 3 Mar 2010 00:17:34]
◆キヨ > ( 仕事が終わッて、家に帰り。 寝ている彼女の様子を見てから、散歩に出かけた。 …ッていうよりは、半ば行って来い、と押し付けられたのだけれど。 彼女が起きて色々構いたいのは、わたしだけじゃなく家族も同じ。 ) … あッ、 あンまりとーくにいっちゃダメですからー、 ねー! ( 口元に手を添えて今更にいうも、聞いてンだか聞いてないンだか。 川に入ってはしゃぐわんこに目を細める。 ふ、と息をついて適当に座り込もうか。もう少しすればこのあたりも緑多く色鮮やかになるンだろうけど、 ) [Wed 3 Mar 2010 00:10:37]
◆キヨ > ( えふとはちを打ち間違えたでござる、なンて謎な言葉はさておけ。 ) おもいッきり 遊んでこー い!! ( きゃッほーぅ。 )( テンション高めな声が川辺に響き、わんころの首輪のリードが外される。 くまごろーもわたしの機嫌が伝わっているのか否か、わンと一声大きく鳴いて元気よく駆け出した。 その様を見、破顔して。手元のリードを折りたたむ ) [Tue 2 Mar 2010 23:57:51]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 いよぉッ し くまごろー! 』 [Tue 2 Mar 2010 23:52:42]
お知らせ > キアハさんが退室されました。 『そして2時間ほど走り続けてから家に帰ることになる』 [Sun 28 Feb 2010 00:19:17]
◆キアハ > 走る。 ( とはいえ、武術を身に着けているわけではないので、思いつくことといえば走ることくらい。 そう考えれば、ひたすらに川沿いを走ることにした。 誰かに出会えるかどうかはわからないが、気を紛らわすにはちょうど良いだろうと考えていて ) [Sun 28 Feb 2010 00:05:57]
◆キアハ > …… ( やはり落ち着かないようで。 触手を伸ばしては川底の石を掴み、引き上げた ) ……運動、する? ( そういえば、運動をして気分を紛らわせれば落ち着くことがあるとレベッカに聞いたことがあるような気がする。 このままdとどうも興奮していて寝付けそうになく、体を動かして疲れることが大切なように思う ) [Sat 27 Feb 2010 23:55:54]
◆キアハ > ( 性欲は発散する機会はあるが、発情期、という時期が近いためか、多少の発散では落ち着かない。 ふらりと川辺に歩き出しては白い触手を流れる川につけては冷やしていく。 普段は仕舞っている触手は服の端から伸びていた ) [Sat 27 Feb 2010 23:43:20]
◆キアハ > ( 冬の気配も少しずつ遠ざかり、温かくなってきた気がする。 寒さに強い身としては暑くなるのはあまり歓迎しないの ) …季節。 めぐる。 仕方ない…。 ( 今はまだ心配することではないと思うが。 それより、春と言えば… ) …繁殖。 [Sat 27 Feb 2010 23:33:26]
お知らせ > キアハさんが来ました。 『( 春が近い )』 [Sat 27 Feb 2010 23:29:13]
お知らせ > ルビエさんが退室されました。 『(少し苦しさを乗り越えて、少し魂が輝いたような気がした、日、)』 [Sun 21 Feb 2010 17:20:17]
◆ルビエ > Seu sorriso.Essencia da felicidade…. Floresce junto no coracao…――.“あなたの微笑み 幸福の花 いま共に心に咲く…、” Sem palavras.Se mantenha la.Seu presente…―――、“言葉はないけど『頑張れ』と言う あなたの贈り物…、”(眼をつむッて唇をひらく。あァ半音が落ちる。歌詞が切れる。だけど喉を押さえて胸に爪を立てて脚を川へ乗り出して、歌う唄う謡う、ずッと歌う。たッたひとつの自分のたからものが、この汚れた身のうちにふたたび戻るまで。神さま、わたくしは唄うたいの道のりが、心安らかなものとは思いませン。毎日のように経験する哀しみや苦しみの想いよりもさきに、歓びと幸せをしらべに乗せなければいけないのだから。恋のうたはいつも華やかで、煌びやかで、切なくて、こころ震わせる物悲しさを帯びていなければいけない。恋とはいつの日かかならず訪れる終わりのときを残酷に感じとりながら、想いを紡がなくてはいけないから、) Uma… a…legria….“ひとつ の 歓びを…、”Seguramente. eu posso… isto fazer para. varios….“きッと いくつ にも できる…、”(みずからの何をも愛することのできないわたくしだけれど、自覚しています。わたくしの声がきせきのように響くことができるのは、皆さまにささげるささやかな至福のひとときのためにあるからなのだと願いたい。“カラヴィンカ”は不幸で純粋なこころを持ッた歌姫のはなし。舞台を降ろされた日から毎日部屋に来てくれる楽師のまごころを信じきッた恋のうた。うたはときに焦がれ、ときに寂しく、ときに貪欲に。彼を想い続ける。最後まで、最後まで――、)Avalie….“たいせつ に して…”Eu continuo…. isto guardando….“仕舞い 続ける……、”(そうしてやがて夕日も落ちるころ、瑞々しい旋律があたりにキラキラ響きはじめたとしたなら、) [Sun 21 Feb 2010 17:15:26]
◆ルビエ > (瞼のふるえが治まるまでうずくまッて。仔鬼はソッと立ち上がる。どンなに信じがたい現実でも受け入れてやりなおしてゆくしかない。それはわたくしだけに課せられたことでは決してない。どなたでも、どのようなかたでも、乗り越えなくてはいけない苦しみや哀しみは必ず幾度かおとずれる。そのたびにおののく心を静めて立ち直らなければ過ごしてゆけない。雪を払いのけて咲きほこるスミレやレンゲの花のように。)(冷たい風が吹いてフゥドをさらう。あらわになッた仔鬼の首の上はそれは醜悪な顔だちだろう。わたくしは生涯、スミレにもレンゲにもなれはしないけれど。) ――………Ah r rr r、(始まる調律は、やッぱりとぎれがち。故障はそンなに早く治りはしなくッて、旋律くずれの音階は乳白色の空の下に頼りなげに渡ッてゆく。いま、この瞬間、声を自在に作れないわたくしに髪筋ほどの価値もない。このとき、わたくしの姿を眼になさるかたがたに取ッて、忌まわしいモノでしかない。)(だけど、だから。わたくしが失ッた価値はわたくしの手で取り戻さなければいけない。)(紅光りする瞳におだやかな炎がともる。胸筋がすこしでも開くように両手から力を抜いて自然に前へ。けがらわしい十本の爪が輝く水面に目立ッて、眺めるのがまだつらいけれど。さァ、いつまでも絶望しないで。こころを奮い立たせて。もう一度、高音のソの律から――、) [Sun 21 Feb 2010 17:00:39]
◆ルビエ > (乾燥した空気のなかで歌いすぎて喉を痛めただなンて、無学な仔鬼には理解できない。今までたとえ何曲と続けて歌ッていても声がつぶれたことなど一度もない。風邪も滅多に引かないアガー族が喉の炎症を引き起こすなンて、誰も、本人だッて、きッと神さまだッて思わないから。)(だから仔鬼はただ、失望のまなざしを一身に受ける、民謡楽団“運命の人(ファム=ファータル)”の花形歌手、ディルノルト=シモンのすがたを思い浮かべるだけで目の前が暗くなッている。ディルは何も悪くなどないのに。わたくしの不始末で彼に迷惑をかけてしまうなンて。14日のステージではあンなにいッぱいに光を浴びて輝いていたのに。恋人たちの唄が流行りになる春からは、もッとたくさンの仕事が入ッているのに。劇団の方々が舞台のご依頼を承ッて、あンなにお喜びでいらしたのに。)(わたくしひとりの勝手な都合で「歌えませン」なンて――、) ソの……ヨウな、事ハ……、(とても、言えはしない。そのような理不尽は許されない。指揮棒を見失ッた声音が奏でるつぶやきは安定をそこなッて落ち着かない。語尾は震えてトォンは狂ッて、ただ持ち前の金鈴を揺らすみたいな響きを残して残り雪の上に溶けてゆく。汚れた胸元に手を当てて否定する動きに首をふる。これではだめ。これではいけない。もう一度――、) [Sun 21 Feb 2010 16:47:19]
◆ルビエ > (“カラヴィンカ”の歌い出し、ホラ、高音のソの おと――、) ――…ア ぁ……ッ、(出な い、)(地面が激しく揺れる思いがして仔鬼はフらッと足元を崩す。よろめいた先にすがるものなど何もなくッて。愕然と見下ろした手のひらの厭らしい黒光りばかりが瞳を刺して。)――…ァ…ッ、(やせたローブ姿は肘を内側へせまく折り曲げ、わななく身体をすぼめるように自分で自分を抱きしめる。急に萎えた自らの声が、自身の異変が信じられない。とつぜン、なぜ。どうしよう。声が、声が、)(くたくたと川べりに膝を折る。あァ何ということを。わたくしの唯一の取り柄。何も持たないわたくしのただひとつの生きがいが。劇団のみなさまにどう申し開きをすれば。歌が歌えないならば、このわたくしが他のどのようなことでみなさまやディルノルトにお力添えができるというのか。)(2月の夕暮れは身を切るように寒い。カタカタ震える痩せた手足に黄色い涙がポロポロ落ちる。溶けかけた細雪にうがつ膿溜まり。まるで悪い夢を見ているよう。まさか声が出なくなるなンて思わなくッて。わたくしはただ、冬の木洩れ日の清浄なまばゆさを少しでいいからこの目に焼きつけて、詩につづッてみたかッただけなのに。警戒のなさすぎる好奇心が残した結果はあまりにも容易に仔鬼のこころを打ち砕く。ディルは今宵も舞台を控えているのに、このようなありさまで、どうすれば。) [Sun 21 Feb 2010 16:36:36]
◆ルビエ > ―――……!? (澄ンだ余韻を残してとぎれる旋律。それッきり、次の音が続かない。)(仔鬼は青ざめて立ち上がり、怯えたしぐさで自らの喉に両手をあてがう。グチャ ニチャと嫌な感触。指と指から分泌された粘液が首元のソレと混じり合い、冷たく清い空気の中にいッそう悪臭を際立たせる。いつもなら先にそちらのほうが気にかかる。特にこのような昨晩のなごり、ところどころに残る雪景色も麗しい冬枯れの川縁。銀世界に誘われてどなたがいつ散歩に来られるか分からない。ひとめ見るに怖気を禁じ得ないこの醜い姿はローブで隠すことができていても、立ち上る湿ッた異臭はどうしてもごまかしが叶わないから。だけど、)(深くとばりの降りたフゥドの中で、爬虫のように紅い瞳が戸惑いのまばたきを繰り返す。黄ばンだ爪を首筋に立てる。ソプラノの音が紡げない。アルトの音が結べない。頭に楽譜は描けているのに楽面どおりに声が出ない。必死に喉を掻きむしッても声帯は自分の意志に従ッてくれない。いつものように音程が安定しなくッて。あせッて声を奏でようとすればするほど、喉からこぼれ落ちてくるのはヒュゥヒュゥとかよわい息づかいばかりで。どうして? なぜ?) [Sun 21 Feb 2010 16:26:06]
お知らせ > ルビエさんが入室されました。 『(声が出ない――、)』 [Sun 21 Feb 2010 16:16:07]
お知らせ > エースさんが退室されました。 『 「ぷっ」 ――と言って、笑った。 』 [Sat 20 Feb 2010 23:21:10]
◆エース > ( さて――神聖な儀式を終えたのならば、収納して立ち去ろう。もう出すべきものは無い。 …と、顔を上げたその時だ。恐らくは警邏中であったのだろう、自警団の制服を着た女性がこちらを見ていることに気付いてしまった。俺たちは目があった。…実を言えば、ヴェイトスの法律のことは良くわからない。実はもうとっくの昔に立小便を禁ずる法律が出来ているのかもしれない。俺は逮捕される自分の姿と、今年に入って既に二度目になる家族会議――否、あれはもう裁判である。家族裁判にかけられる自分の姿を予想し、さっと青ざめたのだ。その自警団の女性はゆっくりとした動きで自分の口元に手を当てて――。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:20:25]
◆エース > ( やがて熱きマグマの奔流はその勢いを失い、至福のときは終わりを告げる。失った体温を補う為に男の身体はぶるりと震え、感嘆の吐息を一つ。 ――見下ろせば、白い雪が黄で色づけされていた。俺がこの寒空の下で立小便をしようと思った理由の一つが、これだ。雪の上に小便をする。クリスティアでは当たり前のように行われているであろうその行為も、ヴェイトス市では雪が降り積もった日にしか行えないのだ。なんなら、その隣に「かき氷」という立て札を立ててやってもいい。あとは砂漠の砂の上に立小便というのも、いつかやってみたいと思っているが。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:13:48]
◆エース > ( ああ、気持ちいい。なんという解放感だろう。俺はこの瞬間の為に生まれてきたのかもしれない。しかし、一部では迷惑好意とされるこの立小便。無論、する場所を弁えなければそれは迷惑となるだろう。ハナクソを穿るという一見他人に与える害は無いかのような行為も、デート中に行えばそれは極刑に値する。しかしこうして場所を弁えれば、それは神が許した行いなのだ。便所で致せという教えを唱えたのは人であって神ではないのだ。しかしそれでも「立小便するべからず」という一文をヴェイトス司法に書き加えようというのなら、エース・ハイランダーの名に置いてクーデターを起こすだろう。…もっとも、そうはならないという核心があるが。何故ならヴェイトス市議会に所属している男性の議員達が、その悪法に正義と情熱を持って反対するからだ。 ) [Sat 20 Feb 2010 23:07:08]
◆エース > ( この簡便な排泄方法を男に与えたもうた神は、全知全能を名乗るに相応しい存在といえよう。俺の息子をちょいと摘み出すだけで、溜まったションベンをスマートに放出することが出来る。わざわざ便所に行く必要も無い。女ではこうはいかないだろう?恐らくは、戦う生き物である男に対してなるべく短時間で処理させる為に備わった機能なのだろうと思う。 ) ( 放物線を描いて落ちる美しき黄金の輝きは、情熱を孕んでいるかのような灼熱の滝となりて、2月の白い雪を溶かしていく。立ち上る湯気はまるで噴火を間近に控えた活火山から立ち上るそれのようだ。俺はその光景に、宇宙の真理を見た。 ) [Sat 20 Feb 2010 22:57:56]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『 立小便。 』 [Sat 20 Feb 2010 22:52:37]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『そうして手に入れたのは、きっと血液よりも貴重なもの。』 [Sat 20 Feb 2010 04:01:56]
◆カルミラ > 互いの城が決まったら、どちらかで御茶をしたいから――善は急げとおとうさまが言っていたわ。(互いの合意が話題提供前からなされていたなら、それ以上望ましい関係はない。 そして自分にとっては、初めての、憧れの、”友人”である。満喫しよう。)ええ、頼りにしているわ、フラン。 ところで 人の手紙は何が届けるのかしら。 使いの蝙蝠は渡航の折に死んでしまったの―― (まずはその辺りから教えなければいけないんだけどね! 苦労に見合う分、帰ってくるかどうか。) [Sat 20 Feb 2010 03:57:42]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 折角だ。もう少しだけ散歩でもしながらお話ししようか――。 』 [Sat 20 Feb 2010 03:48:22]
◆フラン > 私が女の城を作る――。 ( なんて素敵な響きなのだろう。と、桃色の不埒なことを考えるのだった。 誤解を解くチャンスはあった。だが、人はどうしても訂正というのが苦手だ。だから誤解は誤解のまま進んでしまうのであった――。 ) それもある一面では私たちのような存在に有利な部分もあります。例えば、この街では大々的な魔女狩りのようなものは行われにくい。それをされて吸血鬼以外にも困る人たちがいるのでしょうね。 ( 自分のことを言っているのか。いや、そういうわけではなさそうだ。恐らくはこれがカルミラという人物なのだろう。 それにしてもフランベルジュ。随分と吸血鬼の振る舞いに慣れているじゃないか。私が思う以上に、私は人間をどこかに追いやっていたようだ。…今更な話だが。 ) …はい。 ( 感情の移り変わり。その心情は果たしてどのようなものだったのか。純粋な怒りと悲しみなのか、或いはどこまでも続く暗闇のような異形の何かがそこ心に広がっているのか。私には測りかねる。 ) ――まあ、それは…。困りましたわ、どちらも私の方から言おうとしていた言葉でしたのに。 ( 色々なことを教えるのも、様を外してお呼びするのも。 ) ありがとうございます、カルミラ。私はヴェイトス大学という学校の寮に住んでいます。今日のようにふとしたことでお会いすることもあるでしょうけれど、御用の時はそちらにお手紙なり下さいな。 ( 吸血鬼同士の繋がりを持っておいて損は無いだろう――という打算もあったが、そうではない部分もあった。 ) 私たち、良いお友達になれそうですね。 ( それまでよりかは砕けた口調でそう言った。 ) [Sat 20 Feb 2010 03:44:04]
◆カルミラ > ――郷に入りては、というから、私も貴女も女の城を作らないと笑われてしまうわね。 貴女の道が見つかったのに、婿探しは早くも失敗かしら?(それともスタンダードが通い婚なのかしら。 その迷いは致命的な何かを作ったに違いない。 具体的には誤解とか。)暮らしは自由だけれど、折り合いをつけないと私達も迷惑するもの。 ・・・・躾けが悪いのも街や城が汚いのも、きっとみんな同じね。罰が要るわ。(目の前の者がどう思うか――を考慮しない振る舞いはある種の傲慢さ。 個人の性格か地位の問題か吸血鬼故の本性か、或いは全部かもしれない。 怒りの根拠を示すことも無ければ、噴火も沈静も衝動的だ。) ・・・報いの時は与えるのだから、気にしなくて良い事よ。 ・・・・それに、あちらが悪いなら貴女は悪くないわ。(激怒からさらに沈んだ悲しみへ、そして次に顔を上げたときには、僅かに陰りを保ちながらも既に笑顔があるのだ。) 此方に来たばかりで、この街で判るのは言葉くらいなの。 また色々なことを、教えてもらえないかしら?(人に請うなど論外であったが、同胞であれば体面もある程度保てるし――新参者と”新参者”、繋がりがあるのも悪くない なんて考えたようだ。) 変わりといっては何だけれど、その重ったい様付けを外す名誉をあげるから。 [Sat 20 Feb 2010 03:26:20]
◆フラン > あ…ります。うん、あります。 ( ほら、私のような人が好きそうなこう、あれだ、ずんばらりとはっきり言えばレズバーみたいな。ついありますと言ってしまったが、ちゃんと訂正すべきだったかとちょっとだけ迷った。 ) ふふふ、そうですね。その方が私にあっているかもしれません。 ( もっとも、愛した相手は男ではないので婿という言い方ではないのかもしれない。 ) はい。それも全く文化や歴史の異なる国々が絡み合っているものですから、それはもう大変。 ――確かに、誰かが上に立てばもっと秩序のある街になるのかもしれません。 ( ほんの少しだが、ずっと眠っていた私の人間の部分が驚いて目を開いた。人間の上に立つ、という発想自体が今の私には無いものだったからだ。ああ、この人は本当に吸血鬼なのだという感覚だ。 ) ――お恥ずかしい限りです。あなたの仰るとおりだと思うのですが……。 ( しかし、そこで彼女の表情から明るい色が消えた。…おかしなことだと、笑って欲しい。私は一瞬肝が冷えるような感覚に襲われたのだ。これもまた、吸血鬼の本能がそうさせるのであろう。力の差などという単純なものではなく、もっと刷り込みに近い。だが、その憎悪が自分に向けられているものではないと知って安堵した。 ) 貴女のお父様――…。 ( 討たれてしまったのだろうか。 ) いいえ、どう致しまして。 ――はい、なんでしょう? ( と、首を傾げて。 ) [Sat 20 Feb 2010 03:06:31]
◆カルミラ > 男の城・・・・女の城もあるのかしら。 異国という場所は、本当に何もかも新鮮ね。(高貴な身は男女が別れて暮らすのがルールなのか、とか――不必要かつねじくれた知識を積み重ねていく。) 嫌なら、婿を取ってしまえばいいわ。すぐ、出来るようになると思うから。(自分が今感じてるように、色々新鮮なのだろうな、とか――少し羨ましくもあるか。) ・・・・ひとのくに が絡みあっているの? 可哀想に。 賢い同胞が上に立たないからそうなるのね。(数百年も生きて欲が薄れた吸血種が影で支配してるような街では、ヴェイトスみたいなことも起こらないのだろう。 今までの混沌具合にも納得がいって、しきりに「ああそれで。」的な頷きを繰り返すことに。)食べ物から逃げ回っていては品性を疑われてしまうわ? フランベルジュ。 もっと自覚を・・・・・ ――そう。(「ヴァンパイアハンター」「強力なヴァンパイアが討たれた」と聞いたとたんに、陽気そうな感情の色が冷えた。 口調こそ同じながら、憎悪を隠しもしない。) おとうさまを襲ったような躾けの悪い人間が、この街にも沢山居るのね。(酷い所にきた、というのは口癖だが―― 本当に”酷い所”だったのかもしれない。暫く俯く様に顔伏せて、聞かされた言葉を繰り返すように。) ありがとう、フランベルジュ――教えてくれて。 とても助かったわ。 ――ついでに、一つ頼まれてもらっていいかしら? [Sat 20 Feb 2010 02:54:45]
◆フラン > ( お城やお屋敷――?屋敷はともかく城なんかが街中にあったかと、彼女が指差した方向を見やりつつ考えて。 ) …ああ、ええ――その、それは、ええ。ある意味では”男の城”といわれるべきナニかもしれません。 ( ちょっと口篭りながら。 ) ええ。少し前までは「いずれは何処かの家に嫁いでいくのだわ」と憂鬱な気分になったりもしましたけれど、時間が沢山有るのならば、それも一興と笑って済ませられるようになりましたもの。 ( そう、時間は無限なのだ。それの何と素晴らしいことか。 ) ですがカルミラ様、ここの勢力図はやや複雑なのです。領主はおりますとも――古今東西、あらゆる国がせめぎ合いの末に立てた暫定領主のようなものが。みんなそこで一応お互いの顔を立てながら、腹の底では相手を出し抜こうと目論んでいるのです。さながら群雄割拠の戦国時代のよう。 ( それが奇妙な平和をもたらしている事も確かだが。 ) いえ、口にあうものは沢山有るのですが…。ここはヴァンパイアハンターギルドや教会のエクソシストなどが多いのです。過去には名のある強力なヴァンパイアが討たれたこともあるのですよ。彼らにばれぬようにとなると、なかなか難しいものなのです。 ( もっとも、ついさっきは迂闊な手段をとろうとしていたが。 ) [Sat 20 Feb 2010 02:31:56]
◆カルミラ > あら? ・・・でも街ではたくさんのお城や屋敷を見たわ。どれも装飾が過ぎて、風情は無かったけれど。(王侯はあちらに住んでいるのでしょう? と指差す方向が人間の視点では淫売窟と呼ばれていることは、本人はまだ知らない――其処を歩いたにも関わらず だ。 処女性に関するフランの目利きはある意味では非常に正しい。)変わった街なのね。 私も探している身なのだけれど・・・此処にまだ領主が居ないなら、いつか貴女にも機会があるわ。 ”時間はたくさんある”のだから。(その一言は恐らく祝福の代わりなのだろう。 ようこそこちらの世界へ、と。) 夜には不慣れでも、このあたりは詳しいのでしょう? こんなに人間がいるのに、口に合うものが少ないの?(「 ふふ――贅沢な人」とか自分のことは完全に棚上げで、口元に手をもってってはくすくすと。フラン側に縄張り意識がないなら、此方には遠慮というものがないのだ。) [Sat 20 Feb 2010 02:18:45]
◆フラン > ( とても不思議な感覚だ。この人が吸血鬼であるという感覚と、そして高貴な方であるという感覚。言葉では理解できないし、表現できないものだ。 ) カルミラ・アイレンベルク様。残念ながら、ここにお城はありませんわ。ましてや私なんて…ですがいつかは自分の城を持ちたいものです。 ( 例えどんなに小さくとも。そして彼女の台詞から、彼女が他所の国から来たことがわかる。 ) 新参者はむしろ私の方ですわ。私はまだなって一年と少しといったところですから。 ( 生まれついてのヴァンパイアと、後天的なヴァンパイア。その違いは考えるまでも無い。ましてや――恐らくだが、彼女は自分より長く闇の世界を生きているのだろうから。 ) どうかお気になさらないで下さいな。まだ獲物を見つけたわけではありませんし――。もっとも、渇きのあまり喉を掻き毟るような思いをしているのは確かですけれど。 ( そう言いながら笑った。そしてどうも、フランベルジュは領有地という捉え方は出来ていないようであった。 ) [Sat 20 Feb 2010 02:04:46]
◆カルミラ > (取り分決めて分け合うとも思えぬ以上、そうなる確率は高いが――どう転んでも、餌食の命運は決まってそうだ。)(即座に相手が同属か否かを特定するほどの感覚は育ちのよさゆえに逆に持ち合わせていなかったが―― 一歩を踏み出さんとした刹那にかけられたその一言から、何かしらの理解が得られたようだ。) 腕の良い給仕が欲しい所ね。 ――異国の同胞は始めて見るわ。 この街にも何処かにお城があるのかしら?(歩みを止め、品定めするような視線を暫し送った後―― 先に名乗られて無礼に気がついたようだ。) ――失礼。 そしてはじめまして。 アイレンベルク家が当主 カルミラ・アイレンベルクよ―― こちらでは ”新参者”ということになるのかしら。(スカートの端を摘んで、勤めて優雅に礼を返すが、其処には少々の緊張も見て取れるか。とんだ社交界でびゅーとなったものだ なんて思ってるのと――) それと・・・貴女のお食事を邪魔してしまったのかしら?(お互いに、の一言から――声を掛けて来たのは領有地の問題からか、なんて考えが浮かんだ為。) [Sat 20 Feb 2010 01:50:54]
◆フラン > ( 仮にお互いの餌と成りうる人間が先にここに来ていたら、それの取り合いになったのだろうか。 ) ( そして、近づくにつれ私は奇妙な感覚に襲われる。それははっきりとした確信というわけではなく、漠然とした勘のようなものに近かったが、前にも似たような感覚に襲われた時があった。そうだ、自分と同じ吸血鬼とであった時の。 ) 今日は星空が綺麗だから、年端もいかぬ少女が良いのだけれど。…残念ながら、そのようですね。お互いに。 ( 振り返るその姿に私はそう答えた。少女ではあったけれど、それが啜る対象でないのならば。――否、必ずしも啜る対象ではないとは言い切れないが、そこに混じる高貴なお方の匂いを感じ取った以上は、不躾な真似などできようもない。 ) こんばんは、はじめまして。私の名前はフランベルジュ・フランドール。もし宜しければ、高貴なお方。貴女のお名前をお聞かせ願えないかしら? ( 処女に強い命の赤い水の流れを感じるのが吸血鬼としての本能ならば、高貴なそれを感じ取るのも吸血鬼としての本能である。フランベルジュは胸に手を当ててそう言った。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:30:12]
◆カルミラ > (古巣を焼け出され目下物件選定中のカルミラ・アイレンベルクではあるが、落ちぶれても元上流階級。川辺にテント張って棲めるような生物ではない。 この辺りを訪れたのは奇しくもフランベルジュ・フランドールと同じ理由で――今だ人間の本質もこの街での吸血鬼の立場も弁えぬ彼女は、夜人の多く通る憩いの場を格好の狩場として愛用しているのだ。 さほど集中力が高いわけではないが――否、それ故にか。 唯一評価した水のせせらぎに何物かの足音が混じるのを感じた時、口元に浮かんだのは確かに微笑みだった。) ・・・雲の少ない夜だから、壮年の殿方がいいわ。(水面に写る空を暫し眺めたあと、足音の近づくを感じれば――くるりと振り返る。闇を見通すその赤い瞳に写ったのはまず期待、そして直後に幾許かの落胆?) ・・・はずれ?(独り言も含めると少々失礼に取れる物言いになってしまったか。 困ったような顔で首を傾げてる。) [Sat 20 Feb 2010 01:18:08]
◆フラン > ( だからそう、今から何が起きようが全部自分の思い通りに事が運ぶと信じて疑わなかったのだ。ルーレットの赤に9回連続賭けて9回とも勝った奴が、10回目の勝利を信じて疑わないのと同じように。 ) ( ほら、私の勝ちだ。…やってきたその姿を見て私はそう思った。夜目という程ではないが、研ぎ澄まされたフランベルジュの感覚が普通の人間よりややクリアにその姿を捉える。 ドレス姿から彼女がきちんとした教育を受けたレディであることが考えられる。もっとも、そのレディがこんな夜更けに何をしているのかという話になりそうだが。しかし処女性を匂わせる一因であることは間違いない。もう少し近づいてみなければわからないが、恐らくは年若い娘だ。――私は思わず喉を鳴らし、彼女の方へと歩いていった。 忍び寄るわけではなく、川辺の細かな砂利を踏みしめる音はどうしたって聞こえてしまうが。 ) [Sat 20 Feb 2010 01:04:03]
◆カルミラ > (適切な助言の一つも(それこそ立ち去る前に立つ鳥跡を濁さすの格言に則り掃除くらいはしていくべき、とか)できたかもしれないが、残念ながら川辺を訪れた人影は面識もない存在の内面を考慮するほど人格者ではなかった。 そもそも視線は川面に注がれており、辺りに誰か居るかなど思考の内に入ってなかったようだが。) 水場なんてなんて酷い・・・・減点1ね。 物の判らない子供だって暮らしているのに。( 見物するように川辺に沿ってにゆらゆらと歩きつつ、的のずれた指摘を漏らす。 赤いドレスと、鞄にしては少し大きい黒い荷物を伴って―― 目的の割に奔放に過ぎる散策の日々が、今宵は彼女をこの川辺に導いた。) [Sat 20 Feb 2010 00:55:57]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『(もしその状況を理解できていたら――)』 [Sat 20 Feb 2010 00:45:33]
◆フラン > ( 間をおけば冷静さも取り戻しただろうが、今はそうではない。酔ったまま歩いて帰ろうというその迂闊さすら、再現できてしまっているのだ。 ) ( …でも、襲った後の始末はどうするのかしら。簡単よ、相手が訳もわからず混乱している隙に逃げるのよ。いつぞやの私のように。 ――そんなに上手く事が運ぶとは限らないということを頭で理解しているのに、それでも娘はそこから立ち去ろうとはしなかった。何故か? …フランは今、根拠の乏しい自信に満ち溢れていた。吸血鬼になることで心身共に強くなり、不可思議な力まで身につけるようになった。渇きを満たす悦びはそれはそれは素晴らしいものであり、ミーシャという可愛らしい恋人も得て、渇きがあること以外は人生の絶頂期ともいえるかもしれない。…それ程までに、娘は満ち足りていたのだ。吸血鬼は尊大な者が多いと聞くが、今の自分のような状態を言うのだろうかと娘は思った。 ) [Sat 20 Feb 2010 00:41:00]
◆フラン > ( ほろ酔い気分で家に帰る人たちが多い。夜の寒さで火照った身体と酔いを醒ますつもりで、馬車ではなく歩きで帰る人が多い。…そう、いつぞやの私のように。 ) ………。 ( フランベルジュ・フランドールは心身ともに追い詰められているわけではなかったが、強くなりつつある渇きにいつもより迂闊であったといえよう。かつて自分が襲われた時の場面を再現し、それによって糧を得ようなどと。人の姿が滅多に無いとはいえ、ここはスラムや暗黒街とは違うのだ。淫売窟のような密室が作りやすい場所とも違うのだ。だがそれでも、フランは通りかかる人の姿を待った。 ――そこに強い理由があったわけではない。ただ何となく、そうした方が上手く行く気がする、なんていう――。失敗したときのリスクをどこまで考えているかといえば、かなり怪しい。 ) [Sat 20 Feb 2010 00:32:28]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 この時間は。 』 [Sat 20 Feb 2010 00:26:36]
お知らせ > シンさんが退室されました。 『まるで、放たれた矢のように―』 [Wed 17 Feb 2010 23:10:54]
◆シン > (放たれた矢は、ただ真っ直ぐに進む事しか出来ない。祖父は、自分の事をよく"矢"のようだと言った。どんな意味があったのか、まだわからない。)っしっ!!(パンッ、と両頬を張る。しんみりとした空気を吹き飛ばすように、ニヤリと八重歯を見せて笑い、一直線に駆け出す。街の灯へと向けて、風の如く―) [Wed 17 Feb 2010 23:10:34]
◆シン > 人間の、友達ってヤツ…俺にもできっかな。(ぽつり、と…。風が浚ってしまえば、兎の耳にも届かぬと思われるような声量で。)――、、、(雲の切れ端から月光が降り注ぐ。眩しそうに眼を細め、見上げた月の形は張り詰めた弓のような形をしていた。) [Wed 17 Feb 2010 23:03:59]
◆シン > (今までいた国では、人と人との接触は極端に避けさせられていた。物心ついた時から、そのような環境だったので特に寂しいと感じたことはない。感じたことはないが…それは、諦めもあった。一度、里の外へと抜け出したとき、祖父にこっぴどくしかられたからだ。それも、尋常ではない様子だった。)……。(しかし、この国に、島に、自分と、自分の過去を繋ぐ鎖はない。ないはずだ。だから…) [Wed 17 Feb 2010 22:59:56]
◆シン > っし!(タンッ、と勢いよく立ち上がる。何時までも休憩してはいられない。念願の街が見えたのだから、体力はともかく気力は充実していた。願望の骨付きの肉だって、野菜たっぷりの子兎のシチューだって街に辿り付ければありつけるだろう。勿論、それだけじゃない。人にだって会えるだろう。) [Wed 17 Feb 2010 22:54:27]
◆シン > はぁー…はぁー…はぁー…。(乱れていた息が段々と整っていく。ここ、2、3日、ずっと走っり回っていたので、相当な疲れがたまっているらしく、大分時間がかかってしまった。)…ぅあー…味の濃い喰いモンが食べてぇな…。(ほとんど無意識の呟き。だが、だからこそ心の底からの欲求だ。)塩っ気の強ぇもんがいいよなぁ。こうっ…骨つきの肉とかさぁ。(にひひ、と倒れたまま笑う。先程まで、自分が骨付き肉にされかかっていたのだが。) [Wed 17 Feb 2010 22:35:50]
◆シン > (ブ厚い雲を眺めながら数時間前のことを思い出す。とある森の中、軽快な調子で歩いていたら、ぶぎゅると柔らかいものを踏んだ。ふと見れば、立派な牙を生やした狼が。これはヤバイ…と、思ったが一匹程度なら…。そう、一匹程度ならなんとかなっただろう。)…まっさか、5匹も追加がくるとはなぁ…。(狼は群で行動するものだ、と聞いた事がある。一匹狼と、いうのは幻想なのだろうか?) [Wed 17 Feb 2010 22:20:01]
◆シン > (纏った衣装のところどころが擦り切れており、簪のように木の枝(木の葉つき)が髪の毛に刺さっている。露出した肌の何箇所かにも切り傷や擦り傷が多い。どれもこれも、かすり傷程度のものではあるが。)あー…死ぬかと思った…。(ばたーん、とそのまま大地に寝転がる。見上げた空にはブ厚い雲が。耳元では、サラサラと流れる川の音が聞こえてくる。砂利地に身を投げ出すようにして倒れたが、痛みよりも火照った体を覚ましてくれる心地よさのほうが強かった。) [Wed 17 Feb 2010 22:14:50]
◆シン > はぁ…はぁ…はぁ…。(膝の上に手をつき、荒げた息を吐き出す。ぼさぼさの黒髪。まだ少し、幼さの残る顔をあげれば、若干大きめの黒瞳が爛と世闇に輝く。)見えた! 見えたぜ、街が…! っあー…なーがかったー。 [Wed 17 Feb 2010 22:10:00]
お知らせ > シンさんが来ました。 [Wed 17 Feb 2010 22:06:45]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( そろそろ雪花を愛でる隠れ鬼は仕舞いにして 邸に帰ってやろォ )』 [Tue 26 Jan 2010 00:15:59]
◆紅梅 > ( ... だから 此のくらいの勝手は、許されても良いだろゥ? ) ―――― … ( 遠く ) ( 己の名を呼ぶ声 ) [Tue 26 Jan 2010 00:14:19]
◆紅梅 > ( けれど其れを望まれている ) ――― ( 枠内から出る事の無い在り方を ) ( ... コツ、 ) ―――― ( 幹に額を寄せ、瞼を伏せた ) ( 余計な事はしなくていい余計なことはしなくていいよけいなことはしなくていいヨケイナイコトハシナクテイイ ) ( 幼い頃から繰り返し繰り返し告げられてきた言葉 ) ... ( 余計な事って何。 )( 覚えなくて良い嘲りを覚えたのも其の頃 ) ( 無意識に、唇が笑みの形に歪む ) [Tue 26 Jan 2010 00:09:57]
◆紅梅 > ( 侭為らぬ、 ) … ( 其れなりに身勝手をしている自覚が有り乍そう思ゥは不遜だろォ か ) ( アマウラから戻ってからずっと、同じ日々の繰り返し ) ―――― ( ... ぐるり ぐるり ぐらり くら り ) ( 辿り、 廻る ) ( 眩暈を起こしそォな 程 ) [Mon 25 Jan 2010 23:55:47]
◆紅梅 > ... 雪 降れば ( ふ。 )( 言葉の合間、口から漏れる雪色 ) 冬籠もりせる 草も、木も ( ...葉も花も実もつけぬ裸木。 触れた掌に ざら り 荒れた感触 ) ―― 春に知られぬ 花ぞ 咲きける ( 今は雪の花を枝一杯につけて花弁を散らす ) ... ( 其の様、見上げ ) [Mon 25 Jan 2010 23:46:06]
◆紅梅 > ( ぼんやりと ) ――― ( 向けた視線の先には、暗い雪夜に浮かぶ邸の灯り ) … ( 然程もなかろゥ距離 ) ( 今は遠ォく、感じられた ) …。 ( 近付いても遠のいてしまいそゥ。 そんな心象 ) ( 否、実の処遠退きたいのは邸でなく自身だろォ けど ) ... ( カラ、 ン ) ( 近く在る木の幹へ歩み寄り ) ――― ( そ ) ( と、 伸べる手 ) [Mon 25 Jan 2010 23:40:27]
◆紅梅 > ( 吐く息は白く ) ――― … ( 降る雪は其よりも尚 ) ... ( から ン ) ( しんと冷えた川の辺には人影なく ) ―――― ( ただ ) ( ただ、 ) ( 延々と同じ節を刻んで川が流れゆく ) [Mon 25 Jan 2010 23:34:35]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 『 ―――― 』 [Mon 25 Jan 2010 23:22:10]
お知らせ > ヴァリスさんが帰りました。 『コツ コツ コツ』 [Sat 2 Jan 2010 22:19:51]
◆ヴァリス > ( でも、散歩するのは楽しい。自分ひとりで歩けなかった時期が長かったし、ずっと眠っていたので、楽しいのだ。自分の足であちこちいけるのが。 ) ―― さて ( やや息が整ったところで再び歩き出す。 よっこらせ、と起き上がってみれば、傘に雪が積もっていた。 寒い寒い。 特に尻が寒い。てか冷たい。 ) そろそろ帰る、かな ( てくてくと、今来た道を引き返す。あまり遅すぎても心配するだろうし・・。 ) ちゃんと動けるようになってから、でもいいしね ( みんなにちゃんと挨拶するのは ) [Sat 2 Jan 2010 22:15:39]
◆ヴァリス > ( ほぅ、と遊ぶように白い息を吐いた。 ふわふわと浮かぶ息が雲の欠片みたいで楽しい。 そういえば、家から出て一人で散歩なんていうのは久しぶりだ。 ほとんど病院にいたし、外に出る必要もしばらく無かったから。 ) ――― 少しずつ、良くなってる。 けど。 ( 長距離は杖が必要に感じるし、激しい運動は禁物。 戦闘行為などもってのほか。 しばらくはのんびりしようかな、と思う。 ) ――― 雪 か。 僕は苦手だな。 寒すぎるのはきついなぁ ( ほぅ・・・ と再び息を吐き、体力の回復を待つ。 散歩するのも一苦労だ ) [Sat 2 Jan 2010 22:01:21]
◆ヴァリス > ( ゆっくりと杖を突きながら歩いていく。夜の散歩は気持ちがいい。雪がしんしんと降る夜は見ていて気分がいい。そっと吐いた息は雪に負けずに白く、今が冬なのだと感じた。 ) ―― ふぅ ( 少しだけ、疲れた。リハビリを兼ねた散歩。 岩の上の雪を軽くどけてから、そこに腰掛けた。 傘をくるくると回して遊びつつ、人通りの無い川辺を眺める。 ) [Sat 2 Jan 2010 21:54:59]
お知らせ > ヴァリスさんが入室されました。 『カツ カツ カツ』 [Sat 2 Jan 2010 21:50:54]
お知らせ > レイン・パレットさんが退室されました。 [Sat 12 Dec 2009 00:16:21]
◆レイン・パレット > ( ―――――今ぐらいはそういった思考に脳細胞を働かせるのは止めておくか。 ) さて、今日の飯はお前の好物でもやるとしよう。このまま私をのんびり走らせる事がないのならな。 ( 私の言葉に犬は反応して嬉しそうにヒャンと吠える。存外現金な犬だ。まあ、そんな飼い犬も悪くない。 ) [Sat 12 Dec 2009 00:14:27]
◆レイン・パレット > ( 存外ペットというのは飼ってみると悪くないな。こいつが家に来てから大体一年。そう思うのは独り身だからこそ余計にか。 ) ……すっかり寒くなったものだ。お前でなくともこの時期の雨は嫌になる。 ( 冬は容赦なく人々から様々なものを奪い取る。そして一部の人はどうにかして生きのびようと犯罪に手を染める。――――雪が降ればそんな者達は増えていくだろうな。 ) [Sat 12 Dec 2009 00:03:03]
◆レイン・パレット > ( そんな飼い犬の様子を眺めながら眼鏡を直す。やれやれ、こうして怒られるのが嫌ならば最初から自重していればよいものを。 ) まあ久方ぶりの散歩だ。少しは仕方あるまい。今日の所は許してやるとしよう。 ( そうして今度はゆっくりとした歩みで散歩を再開する。 ) [Fri 11 Dec 2009 23:52:08]
◆レイン・パレット > ――――調子に乗りすぎだストレイド。そんなに説教が欲しかったか。 ( リードを振り切ろうとする勢いで先を進もうとする飼い犬。その首輪に繋がれている紐を容赦ない強さで引っ張った。ギャンとか嫌な鳴き声が聞こえた気がする。 ) この雑種が。疲れている主人の手を煩わせるという事が、果たして何を意味するか教えてやろうか首輪付き? ( 久しぶりの晴れだからと散歩に連れていってやったら、飼い主の息を切らす勢いで走り回った飼い犬。主人の怒りのオーラがようやく伝わったのか、やっとのこと大人しくなる首輪付き。 ) [Fri 11 Dec 2009 23:21:49]
◆レイン・パレット > こら、久しぶりだからってそんなに激しく動くな。少しは私のペースも……あ、この馬鹿っ。 (川辺で女は熱っぽい荒く乱れた呼吸をする。寒い冬の空気の中、空には久方ぶりの晴れ間が覗いている。) まったくいつもいつも自分ばかりの勝手な奴め。少しは私にもと思わないのかお前は。 [Fri 11 Dec 2009 23:09:21]
お知らせ > レイン・パレットさんが来ました。 『全く…お前はいつも強引だな。』 [Fri 11 Dec 2009 23:01:46]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『暫くの後、岐路へ。途中彼女を送って言ったかは定かでない。』 [Mon 30 Nov 2009 23:57:46]
◆ヴェルセリオス > …そうですか?そうだとしても、これから冬が来ます。無事越せるよう貯めてください。色々と。(こういうとき、ちゃんと誰かに雇われているのはとても強い。正直無一文でも寝るところと住むところはあるのだから。そして今の会話で何を得たのかは解らないが、誰か喜んでいるのであればそれは自分にも喜ばしいことではあった。とりあえずは)ええ。人によっては堅苦しい、と思うかもしれませんが…今のところ、満足しておりますよ。有難う御座います(確かによかったね、と言われておかしくはないと思った。ろくでもない主が居るところに勤めれば、苦労が絶えないだろうから)……ぐわー…なんだか夫婦喧嘩最中の妻のようですね。あと誘惑して強くなれるのは、文字通り誘惑する手腕の点ではないかと(異性をひきつけるもまた戦い。そんな風に思いはするものの、多分なにか違うことだろうなぁと思った。けどまあ、今回はそんな結論でいいか、と思うのだった)…まあ、まだ勤めて大して日も経って居りませんので……そしてやっぱり上げられません。魔女ギルド辺りにそういう薬でも作ってる人、いるかもしれませんよ?(変な薬なら魔女ギルド。ヴェルセリオスの認識はそんなものだった。ただし望みにドンピシャとは限らない。そこはご了承で一つ。あと両刀は今の身体でも出来ると思った。まる。)もう少し落ち着いて聞いたり話せば…いいと思いますよ(ルジェが寒そうにすれば、しがみついてくるのを止めずに体温を分け与えた。寒くても冷えない身体で彼女を暖めて…) [Mon 30 Nov 2009 23:57:12]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『寒さがやや強くなれば、少し隣のメイドさんにしがみついて甘えてみせた』 [Mon 30 Nov 2009 23:48:06]
◆ルジェ > 「…そ、か。 そうだよね! うん、ルジェ一杯今日ヴェルセリオスさんに習ったや。パンだけじゃなくって一杯ご馳走ゴチりたいくらいに」 (そう伝えては表情を綻ばせたルジェ。 数少ない知人から教わる事はとても大きい。そしてそれは、糧ともなる) 「ね、一杯苦労すると思うのー…、って。今お勤めしてるトコはそういう場所とは違うんだね? えへへ。よかったね」 (ヴェルセリオスの想いに気づくことなく、他愛無く心底安心したように、ほっと深呼吸してみせたルジェ) 「女の人ってね。 こう、ぐわーーっ!ってなってたら強くなれるんだよ、きっと。 …誘惑してると強くなれるのかな」 (若干、認識のずれ、あり。 そしてその直感はずれてないです) 「…へ。 あ、はーい。 じゃあ別嬪さんだね、ヴェルセリオスさん☆ ね?絶対ご主人様ヴェルセリオスさんに一杯助けてもらってると思うんだ」 (綺麗なお花いつも眺めてるみたいなものじゃない?と僅かに認識違えど綺麗だ、と伝えたかったのかこくり頷けば笑みを返して) 「ほしい、ルジェ(物欲魔人。 えー、ダメなの? うん、うん。 そ、そーだけどー。 むぅ、どうにもならないのか。 世の中って難しいなぁ」 (了承しました、という風にぺこり、お辞儀を返したルジェ。 世知辛い世の中である。…で、両刀になったところで何をするつもりだったのかまでは、恐らくは考えてない可能性、大) 「…へ。 あ、はーひ。 ルジェちゃんと、お話聞きまふ」 (パンを頬張りながら返事をして。 も一個食べる?といいつつヴェルセリオスの話に耳を傾けていただろう) [Mon 30 Nov 2009 23:45:51]
◆ヴェルセリオス > ええ。人の流れや、少人数であれば視線や顔色を見るのも、決して無駄にならないと思いますよ(それは自分のメイド家業でも言えること。というよりなんにでも大体当てはめられるのだがそれはさておいて)ああ…そんな主であれば、まあ呼ばなくてはいけないでしょうね。そんなところにお勤めする気には成れませんが…(十分ありうる話しである。というより、多分現実にあるんじゃないかな、と思った。)……誘惑?なるほど……ほう、本当にそんな目でしたか。世の中広いですね(目の前のルジェが男性を誘惑…と聞いて、いやないだろ、と即結論が出た。さてそうなるとどうしてそうなったかが謎だが――――まあ、いいかと思った。どちらにせよ自分には係わり合いのないことである。ついでに言うと原因を解明することなど、今この場では出来ないのだから)…男前は言われてうれしくありませんので、訂正を要求します。それと…まあ、程度の差はあれど、喜んで入るかもしれませんね。誰でもそうでしょうけど、綺麗かそうでないかで言えば、それは綺麗な方がいいに決まってますし(そういえばどたばたして、まともに面接の時以来仕事以外の話してないなぁ、と思うのでした。)ええ。両方です。欲しいですか?とはいえこれは上げられるものではありませんのでご了承ください。……あとがんばってどうにかなることとならないことが世の中ありますので。どれがどれかは存じません。御了承ください(と、もぐもぐ貰ったパンを食べる合間に言葉を返すのでした。そしてどこで買ったのか知らないけど、結構美味しいなぁ、と思うのでした)………なるほど。貴方には先ず何よりも落ち着いて情報を確認する…一言で言えば「人の話をちゃんと聞く」の方が大事なようですね。それはそれとしてご馳走様でした。(もぐもぐ、ごくん。貰ったパンを綺麗に平らげたあと、静かに頭を下げるのでした。とその他もろもろ) [Mon 30 Nov 2009 23:33:05]
◆ルジェ > 「人の流れを読むー…の? そっか、ルジェ苦手だからって逃げてばっかじゃダメなんだね。 うん。 人にぶつかんないように歩く練習する」 (こくり、戦闘と同じ、という言葉にルジェの心が響いた。 厚着して、風邪引かないように、有難うと礼を伝えて) 「家の人の影響も受けちゃうんだ。 そっかー。じゃあ、ご主人様のペットは位が高いぞ!って言われたらヴェルセリオスさん、おペット様とか呼ばなくちゃならないのか」 (さもふむふむとしったかのように頷くルジェ。 …その実なにもわかっていなかった) 「そうなのー。鍛錬所だったんだけどね? ルジェが男の人誘惑したとかなんとかいいながらシャー!そうそう!目も縦でした(出鱈目。 一杯強い人いるんだね。 二人がかりでも無理かなぁ」 (いつかはリベンジしたいとは思っていた、ルジェ) 「そんなことないよ?美人ー…じゃなかったや、男前さんだもん、ヴェルセリオスさんっ。 だから喜んでるんだよっ。照れてるだけじゃないの?」 (ご主人様、とか会ったこともないのに決め付けてみました) 「あ、そうなんだ。 両方かぁ。 …いいなぁ、ルジェも両方ほしい(声音は、マジ。 ううん、ルジェなれないよ。 なれるよーになる? ルジェも頑張ったらなれる?」 (「アレじゃないっすよっ!」とか一発芸の某プロレス真似師が出てきそうな直球っ!…が、意味するところがわかっとらんかった) 「…へ、あ、は、はい。 も、物陰?(寒くなってきたの?と返答をば。 うんっ。 ちょっとさめちゃったかな?でも美味しいよね」 (そうして、二つ目突入する機械娘。親指をぺろりと舐めつつ、美味しーね、でもちょっと寒いね、と付け加えた) [Mon 30 Nov 2009 23:16:03]
◆ヴェルセリオス > …なるほど。その辺りは難しいところですが…上手く人の流れを読むのも、いいと思いますよ。県を振るのにもきっと役に立つと思います。戦いは首から下だけでやるものではないようですし(自分がやっても周りが怪我する。そんな人ごみを蹴散らす話はさておいて、厚着するなら大丈夫、とこくり頷いて)…ええ。細かく言うと色々ありますが…メイドは人に仕えますが、同時に家のことに深く関わりますので…その家の事情の影響も色々と受けるのです。……ほう、なるほど。蛇の舌を持つ、武芸の嗜みがある女性、と。この街には本当にいろいろな人がいるものですね(瞳も縦長で、シャー、とか音出しながら棍を構えているイメージが、なぜかもやもやと浮かぶのでした)女の人ですが、多分私達二人が同時にかかっても勝てないぐらい強いですよ。……ああ、ルジェ様が先ほど「きっとご主人様喜ぶよ」とおっしゃってましたので…女性の主ならば、美人のメイドが着た、というだけでは喜ばない、と思いまして(相変わらず淡々としたようすで答えたり頷いたり。良く見ると眉が上がっていたりと、微妙に表情が変化していたりするのでした)ですから両方です。ですが基本的には女性にとても近いので、女性として暮らしているのですよ。まあ一番は見た目ですね。……大きくなる?貴方も同じですか?(「大きくなる」をアレの事かと思ったので、ずばり即尋ねる。先ほどから非常に問いかけがダイレクト。ずばー)…まあ、私が食べ終わるまでにお考え頂ければ。そこらの物陰ででも(なにやらまたろくでもないことを、なんでもないことのようにさらりとのたまって…)五つもですか。そして既に召し上がった後と有ればわかりました。一つ頂きますね(と、返したのとほぼ同時にパンを受け取り、もぐもぐと遠慮せず食べ始めるのでした) [Mon 30 Nov 2009 22:59:20]
◆ルジェ > (ほら、ルジェ食べてたもん、とか。 口周りについたソースの後など指さしてははい、と紙袋のほんわか湯気ただよう様子そのままに渡してみせたか) [Mon 30 Nov 2009 22:44:26]
◆ルジェ > (それは、普通の人でもやれば怪我すると思うのだが。 ヴェルセリオスの身体の心配してくれる言葉に、うん。外套の中一杯着てくる、と答えを返してみせた。 …ちなみにルジェの住まいは其処でどんぴしゃでございます) 「違う方面?メイドさんにもいろんな方面があるんだね。 むぅ? あ、う、うー。 …ヴェルセリオスさんみたいにー、綺麗な人にー。 ぽこぽこにされた」 (真っ赤なルージュから舌見えましたなどと。 錯覚をさもほんとに見たかのように報告) 「女の人なんだっ! いーなー、女の人っていー匂いするじゃない?…あれ、なんで残念なの?」 (そのフラットに当たるので、ヴェルセリオスの残念さがいまいち伝わらない機械娘) 「へ。 …そ、そりゃ胸もあるけど、ちゃんとついてたもんっ。 男の人もルジェよりおっきくなるんだって、ちょっと自信なくなっちゃったとき、あったしー…。 わきゃっ!?」 (じ、と暫くヴェルセリオスの顔を見ながら半信半疑といった半目状態のルジェの表情。 両手の指を絡ませつつ俯いてはえー、とか抗議していたが。 なにやら急接近され僅かに声を上げた。 で、リュックからそりゃど派手にだしたつもりっ! …のパンだったのですがっ) 「でしょでしょでしょ? ルジェこれ5つも買ったのっ。 暖かいよ?…れ、食べないの? [Mon 30 Nov 2009 22:44:08]
◆ルジェ > 「そそそ。ルジェ人一杯いて、んでも前の方いきたいっ!って押しのけちゃったりしたら皆怪我するでしょ?普通の人って。 だからね、あんまり人だかりには集まらないようにしてるのー」 [Mon 30 Nov 2009 22:38:04]
◆ヴェルセリオス > なるほど。人気を避けたわけですか…それならば話は解ります。あとは、身体を壊さない程度に、それなりに暖かいところで休まれた方がよろしいかと。(白く解ける吐息を零しながら、そんな言葉を投げかけた。そういえばルジェがどこに住んでいるのだろう、とか全く知らない。多分月の滴だろうとか凄く適当結論。何せ少し前までは自分もそうだったし。さておき)ええ。聊か違う方面で大変ではありますが、なかなか楽しく過ごしておりますよ。……舌?はて、何か御座いましたか?(何故そうなるのか、と流石に疑問に思ったので率直に尋ねてみた。首傾げつつ)…残念ながら、新しい主も女性です。……ええ(正しぺったんこなので逆の意味で…と続けそうになってやめた。個人的にはフラットは美しく、ばいーんぼいーんは魅力的。そんな区分けであった)私は男ではなく、両方ですよ。何でしたらご覧になります?(ルジェが距離を詰めると、此方からも詰めて…肩が触れ合いそうなぐらいには近づこうか。理由はなんとなく。そして男どうこうの話にはさらっ、と何かほざいた)……おや、なかなかおいしそうなものが出てきましたね。ですがそれはまずご本人が食べるべきでしょう(人に振舞っている余裕あるんでしょうか、などと思うのでした) [Mon 30 Nov 2009 22:34:45]
◆ルジェ > 「理由? うーんとねぇ、ルジェね、此処だとすんごく落ち着くの。 お街もすきだけど。 好きだけどー。 えっと、人ごみが慣れないんだ。 寒い? …うん、寒い」 (と、いうわけで。 のんびりというよりはぐうたらしに出向いたらしく。 訓練はすでに済んでおりましたが、身体の痛さと空腹に耐えかねて飯を買って気づいたらよってました、な今夜) 「あ、そうだったんだ。 新しいところでお勤めなんだねー。 きっとご主人様喜ぶよきっと。 だってヴェルセリオスさん、蛇みたいな舌だしたりしないしー(ちょっとトラウマが残っている模様)、それから胸だっておっきいしー。…はっ」 (こくり、安心しましたーとばかりに頷いては良かったねーお仕事見つかって。そう素直に言葉に伝えた。 …で、言葉が途切れ、片手で自身の口元隠したルジェ。幾つか瞬きを残しつつ、こっそり、体を近づけてみせたか) 「ヴェルセリオスさんが男の人って、ご主人様知ってるの?」 (表情は、いたってマジ。 そうしてヴェルセリオスのお返事をきいたなら、オープン!ぱんぱかぱーんとか自身でラッパを演出しつつ、出てきたのは紙の袋に包まれた、まぁ、いわゆる焼きそば(げほげほ)パンみたいなものだと解釈してくださいませ) [Mon 30 Nov 2009 22:24:45]
◆ヴェルセリオス > …何か理由があるのかもしれませんが…寒くはないのですか?差し出がましい真似かもしれませんが(どうにものんびり寛いだり、何か食べたりするのをエンジョイするようには見えないというか、感じられない川辺。寒さに耐える訓練だろうか、などと思いつつも率直にクエスチョンす)ああ、いえ…私はまあ、確かに新しいところにお勤めを始めて、やっと慣れて落ち着いてきたところですよ。閉じ込められては居ません。ご安心を(色々と覚えることが多くて、半ばこもりっきりになることが多かったのは事実だった。でも朝から晩まで仕事に忙殺されるほどではなかったから、そんなに大変でもありませんよ、というような言葉を返したのでした。そして相変わらずですこと、と寒い夜とは正反対のルジェの様子を眼にして思うのでした)…特に空いておりませんが、さて何が出るのか気になるので…何が御座いますか?(少しの迷いもなく「空いてない」と答えはするものの、何が出てくるのか気になったのでささ、オープンナウ、とのたまう始末。) [Mon 30 Nov 2009 22:18:05]
◆ルジェ > (こちらに近寄ってくる間に、なにやらぽそぽそとヴェルセリオスが呟いている。 うーむ、悩み事でもあるかもしんない、とか我の行動については棚に上げ、不思議そうに見つめていたら、視線が合って少し頬が染まったものの) 「うんっ!ヴェルセリオスさんこそ久しぶりだぁっ。 ご主人様にお外でちゃダメとか言われてたの? しばらく姿見えなかったからお仕事忙しいのかと思った」 (うん、ルジェ元気だよー? にっこし、警戒心皆無の娘は笑みを浮かべてお辞儀を一つ。 丁寧なお礼にがびんっと衝撃を受けつつ、心のメモに書き記したのでした) 「えーっと。 ヴェルセリオスさんお腹空いてる? ルジェいーもの持ってるよ?」 (あと一口だったパンをもっそもっそと口に頬張りながら喋るという行儀の悪さに気づかず。 隣に座ってもらったならばリュックに指ちょんちょん、と視線を向けさせようとしてみせた) [Mon 30 Nov 2009 22:09:47]
◆ヴェルセリオス > 聊か自分の力をそのまま丸出しに出来ないところが不便ですが…まあ、愉快ではありますね。あそこでの生活も。………?(またぶつぶつ、となにやら呟いていた所、不意に名を呼ばれて視線を上げた。こう言っては難だが、友人知人その他もろもろは決して多くない身だ。名を呼んだのはさて誰だろう、と視線を声の主へと延ばしながら思うのでした)あら、お久しぶりですねルジェ様。変わらずお元気なようで何よりです(記憶をがんばって掘り起こす必要がないほど、印象的であった機械交じりの少女。名を呼んだのが彼女だとわかれば、警戒した様子もなく直ぐ側まで足を進めて…ちょん、と軽く右手でスカートを積んでお辞儀した後、直ぐ隣によいしょ、と腰を下ろすでしょう) [Mon 30 Nov 2009 22:04:48]
◆ルジェ > (冬の兆しも見え始めた昨今。 雲に覆われた今宵は少し寒さが強いだろうか? ふるり、外套越しに体を奮わせつつ、自身の持つパンにて暖をとっている始末のルジェ。 で、あいかーらずお空に向かってぺらぺらとあることないことたわいないおしゃべりしていたのですが) 「…む?」 (ふと、足音が耳に届いてまるでウサギのように耳を動かしたルジェ。 と、目を細めてそちらを見やれば、…一瞬ごしごしと片手あけては両目をこすってみせた) 「ヴェルセリオスさんっ!?」 (その呟きは残念ながらルジェには届かなかったけれど。 …気づけば探し物が見つかった、というように。 腰は川辺近くに下ろしたままに手を振ってみせただろう) [Mon 30 Nov 2009 21:58:15]
◆ヴェルセリオス > (そんな冷え込む冬先の冷気が凍みる、川辺の石場に靴音が響く。とはいえ河の流れる音もある。元々音が小さい事もあって、それがるじぇに聞こえたかどうかは不明である)…考えてみれば、あんなに沢山のニンゲンと共に過ごすなど、初めての経験でしたわ…(ふー…と深い吐息を零しながら、なにやらぼそぼそと言葉を零すヴェルセリオス。メイド姿からカチューシャとエプロンを取ったワンピース姿で、川辺を特に目的もなさそうにぶらりと歩いていた。先ほど零したのはその最中の呟き。このまま行けば、ルジェから少し離れたところを通るだろう) [Mon 30 Nov 2009 21:54:35]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『かつっ』 [Mon 30 Nov 2009 21:50:32]
◆ルジェ > (空を見上げて。 ルジェの瞳に映る雲間の向こうに聞こえるように。 …しかし、夜だからでかい声は出来ないのでぽそぽそと天に向かってお話している姿。 …さて、はたから見ればどう映るのかは未知数ですがが) 「ルジェね? 鍛錬所でレイサンに会ったときにー。 失くし物したって聞いたの。 そんでもって、とっても落ち込んでたの。 …ルジェ見つかるよって伝えたけど。 でも、でもー…。 …見つからないときもあるんだよね」 (レイ・シェリダンの場合はどうだったんだろう? ルジェは僅かに表情が曇る。 もそ、一噛みしたパンを途中で止めて。 川辺の水面に視線を落としてはそう呟いた) 「ルジェも見つからなかった。 …今ルジェの友達なにしてるか知らないもの。 ルジェ、いつか皆と会えた時の為に体力つけとくんだっ。 …寒いの苦手だけど」 (と、水面を見ていて閃いたっ。 本日のお魚さんたちは寒さがあんまり強いから出てこれないんだとか。 …勝手な解釈をさも当然とばかりにうんうん、至極納得という風に頷いている。 外套越しにも伝わってくる川辺の石の冷たさ。 ルジェはその冷たさを感じれば、僅かに寂しさが心を覆った) [Mon 30 Nov 2009 21:49:00]
◆ルジェ > (この辺りー、とルジェが気になったのは、どうやら二の腕らしい。 とかく筋肉つけたいなーとか思っていた娘ではあったが。 実質身体の支えは殆どが機械が補っている。 どれくらい筋肉がついているのか。 どちらかといえば細身なルジェは鍛錬所や酒場で見かける体格のよい人達をみる度に羨望にも似た視線を送っていた) 「お姉ーちゃん。 ルジェさぼってないよー? ちゃんと、ちゃんとちょこっとお仕事して。 それから、ちゃんとご飯も食べてます」 (空を見上げながら、いつまでも子どもっぽいところが抜けない機械娘は一人、ぼそぼそと雲の向こうで光る空に報告を残した。 そうして、ダーリンから忠告されたとおり、宿に飯がない!尚且つ此処最近のお天気で外に買出しできないっ! …ということが多々あったので買い置きはするようになったらしい。 もっそもっそとルジェのほっぺが動く。 川辺の静かな流れがルジェの耳に伝わってくる。 ルジェはこの場所が好きだ。 商業地区のように賑やかな場所も苦手ではなくなったけれど。 けれどやっぱりこの場所がゆったり、ルジェの体を癒してくれるかのようで。 川辺に目をこらしてはお魚さん今日はおネム?とか話していた) [Mon 30 Nov 2009 21:26:17]
◆ルジェ > 「痛てて。 …うーんと、ちょっとでもこの辺りにお肉ついたかな?」 (空を見上げれば、澄み切った空気の元星空が眺められるかと思ったルジェ。 しかし、今宵残念なことにうっすらと雲が空を覆って。 星の輝きがルジェの瞳に届かなかった。 川辺近くの石場にぺったりと座り、ごそごそとリュックの中から紙の袋に包まれたものを両手で大切そうに取り出して) 「暖かいもの沢山売ってたー(にっこり。 これ、美味しそうだったから、買ってよかったな」 (鍛錬所にて、木偶相手に一つ身体を鍛えた後に、くたくたになって帰路についたつもりではあったが。 鼻をくんくんと香りのする場所が気になったのか、導かれてついたのはパンの中に色々な具財を挟みこんだお店。 中に暖かいルジェの好きな具財が入っている。 まるでこっぺパンのように長いそれを、ルジェは半分紙に包んでからあーん、と大きな口を開けてはもぐもぐと頬張った) 「美味しーい! ルジェくったくただったけど。 でもこれ買えてよかったな」 (両手に紙づたいにパンの暖かさが伝わってくる。 外套すがたは相変わらずな機械娘。 薄ぼんやりと明るい空を少し残念そうに見上げながら、パンを齧っていた) [Mon 30 Nov 2009 21:19:20]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『星の瞬きが届かぬ夜』 [Mon 30 Nov 2009 21:12:35]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( つめたい雨を抜けて あったかいトコに帰ろう )』 [Sun 29 Nov 2009 22:13:09]
◆イェルク > ( でも、きっとそんなことないから。 ) … ( お父様もセンセイも、いてくれる から、 ) ( たっ、 と 走り出す ) [Sun 29 Nov 2009 22:12:42]
◆イェルク > ( センセイが迎えに来てくれたり、とか は、 ) うぅー ん、 ( 調合中だったらないかな。 ないかも。 調合してなかったら大雨に気付いて来てくれるかもしれないけど、 ) … ( 私も雨にも動じないで練習できるくらいにならなきゃだめなのかなぁ、なんて。 ごつ、と頭を幹にくっつけ上を向いた ) ( そんなふうになるって、なんだかよくわからないし そんなわたしは、想像できない なぁ。 ) … ( 雨。 ) ( 耳につくのはあめのおとばっかりで、私はひとりぼっちに 戻ってしまったような気が、する ) [Sun 29 Nov 2009 22:11:19]
◆イェルク > … ( 見上げても見上げても 雨は勢いを増すばかりで ) … 待ってるより、帰る方がいいか なー… 、 ( 今は大丈夫 だけど、この雨の勢いではきっとそのうち この木の屋根も、もたなくなりそう。 木の葉の合間からぽたり、雨漏りしはじめるかも。も。 ) うー… …、 ( でもなぁ。 でもなぁ。 ) ( 決心がつかなくって、 幹に預けてた背を離したりまたくっつけたり。 もだり、もだり。 逡巡する ) [Sun 29 Nov 2009 21:52:00]
◆イェルク > むー っ、 ( 耳みたいに分かれた、フードの二つの角を絞るみたいにぎゅって握る。指の間から、ぽたぽたと雫が伝い落ちた ) すぐにやむー、 かなー っ… ? ( どうかなぁ。 ) ( 明るかった月夜は、今は暗く冷たい雨夜。 ご機嫌を窺うように天を見上げて、 ) でも 一度降り始めたら長いから なーっ…… ( ここの雨は。 ) ( 独り言が多いのは、雨降る夜の様がちょっと、ちょっと、こわいから。 鳴くのを止めた虫たち、その逆に勢いを増してごうごうと流れる川の音、辺りに人はなく、明るかった天は暗く、まるで周囲の音から隔絶するかのよう激しく降る雨音。 ) …、 ( ちょっと こわくて、だから、誤魔化すように増えることば ) [Sun 29 Nov 2009 21:35:43]
◆イェルク > あ、 ( そうだ、って。 ようやくローブのフードに気がついて両手でぽふっと頭を覆った。大きなフードは目元まで隠してしまう。ずる、とちょっとひっぱって目を出して、 ) ふ ぁー… っ、 ( でもどんどん激しさを増していく雨には、フードだけじゃぁとても太刀打ちできない。 ぱたぱた、走って大きな木の下へ逃げ込もう。 ) ひゃ、 ( ずるり、濡れた草地に足を取られてよろけるけれど ) ( 手を伸ばした先、べし、と幹に手のひらをあててほっと息をつく。 ついた手が、痛かったけど。ど。 ) [Sun 29 Nov 2009 21:21:36]
◆イェルク > ( 今日は晴れだし 川辺で練習頑張ろうって、思ってたのに ) あ、 めーっ? ( ううぅ。 ) ( いつの間にか月と星を覆い隠してたもくもく雲。 空と地とを隔ててしまって、落とすのは冷たい雫。 地上と違って雲の上は晴れてるんだって、本当かなぁ ) つめた い… っ、 ( 傘、なんて持ってきてない。おでこの上、右腕をかざすけどあんまり意味がない気がする。 ) [Sun 29 Nov 2009 21:11:36]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『 ひゃぁ あ、 』 [Sun 29 Nov 2009 21:04:26]
お知らせ > シェーラさんが退室されました。 『( 明日はどんな天気だろうか )』 [Thu 26 Nov 2009 00:49:42]
◆シェーラ > 慣れない事はするものでは無いと。 ( こほん ) ( 雨の中に咳払い ) ( 大変申し訳ない ) ( さて―― ) [Thu 26 Nov 2009 00:48:35]
◆シェーラ > ( おおっと ) [Thu 26 Nov 2009 00:47:17]
◆・キ・ァゥ`・ > Viel Leute erwarten feines Wetter, und, aber erwartet jemand Regen.Fィケr Vereinigung ist weder das feine Wetter noch der Regen noch genug.。。」ィ。。カ爨ッ、ホユ゚、ャヌ醂、ヘ、゚。「、キ、ォ、キユl、ォ、ャモフ、ヘ、爍」。。、ス、、タ、ア、ホスyメサ、ヒ、ケ、鬘「ヌ遉簽熙簧エ、タラ网熙ハ、、。。」ゥ [Thu 26 Nov 2009 00:47:08]
◆シェーラ > ( くるりくるり ) ( ステッキか何かのように、閉じた侭の傘を踊らせ ) Es ist heute regnerisch und ist gestern regnerisch ( 今の日には雨が降り、昨日も同じく雨だった ) Bestimmt wird es morgen regnerisch sein ( 明日もきっと雨だろう ) ( どちらにせよ、誰かに披露するような代物でなく。単純に、浮かぶが侭に雨の旋律 ) ( 今日と昨日に雨が降り、明日もきっとそうだろう ) ( さて。人々が求める明日の天気は如何なるか――? ) [Thu 26 Nov 2009 00:43:18]
◆シェーラ > ……手品みたいなものには違いないですが。 ( 指先だけに水音奏でさせて、数秒で飽きるの巻 ) ( ひらりと手を閃かせれば、緩く浮いた水玉が落ちる ) ( 雨の中、全ては紛れて似たような事 ) 横町で見せられるような芸でも無し。 ( 流石に本業の方々に混じるのも難問 ) ( それ以前の問題とも言う ) 出来ることからするべきですが。さて。 ( くるり。手の中で傘を回す ) ( 片手に傘。 最初から、さしてはいない ) [Thu 26 Nov 2009 00:33:30]
◆シェーラ > ( 降り続く雨へと手を翳す ) ( 手の甲に、指に落ちては伝う雨雫 ) ( 冷えていく温度は本来変わらない筈だが、酷く馴染んだものに感じるのは何故なのか ) ……雨、川、 …水。 ( 全ては水の術。 ぴん、と指先を弾く ) ( 雨の中、水玉がぱしゅりと弾けて落ちた ) [Thu 26 Nov 2009 00:23:33]
◆シェーラ > ……外に出た所で、事態としては変わりは無いですか。 ( 街の外に出た所で、川の流れは余り変わらないか ) ( 荒れない分だけは獲物も増えるかもしれないが ) ( 獲物 ) 問題は、現金は街中でないと概ね手に入らない部分です。 ( 今日も大変世知辛い ) ( 思案めく顔を映す程、今宵の水面は安定しない ) [Thu 26 Nov 2009 00:11:16]
◆シェーラ > ( 水を含んだ土壌は柔らかい。 一言で言えば泥っぽい ) 余り水ばかり含むと、流れやすくなる。 想定以上に削られるのは、人にとっては大して都合も宜しくないものですね。 ( 何処か他人事じみた呟きを、一度止めて。 暗く翳った空の下、早く流れる水を見下ろし ) ……この状況では、魚釣りも出来やしないのが難題。 ( 語調が少し切迫した ) ( 財政難の折には自然の食物って大切です ) ( 時期的にも早々捕れるものじゃないが ) [Wed 25 Nov 2009 23:53:15]
◆シェーラ > ( 単純に、どちらも水に拠るというだけの話 ) ( 幾重もの波紋広がる水面の流れを見下ろして、佇む片手に黒い傘 ) この辺りなら、早々川が増水して洪水とはなりませんか。 ( 別になれと言っている訳では無く ) ( それでも多少水嵩は増えたように見える川辺を、軽く靴先でこつん、こつん ) [Wed 25 Nov 2009 23:48:12]
お知らせ > シェーラさんが入室されました。 『( 雨と川辺の共通項 )』 [Wed 25 Nov 2009 23:45:09]
お知らせ > エシェラ・クラクハインドさんが退室されました。 [Sun 22 Nov 2009 22:19:28]
◆エシェラ・クラクハインド > まあ、仕方ない…か(そう呟くとまた小石を拾って、ひゅっ、と先ほどと同じように投げた。けれど、今度はその小石が綺麗に水面を跳ね進むことなく、一度目でぽちゃん、と沈んだ。さっきと同じような石を、同じように投げたのになぁ、なんて想いながら――――) [Sun 22 Nov 2009 22:19:27]
◆エシェラ・クラクハインド > ……っと(そんな風に橋をなんとなく見上げながら歩いて居たら、視界の端をひゅっ、と白いものが高速で横切っていった。何かと思って見て見れば、橋の下、欄干の合間からじー、と此方を警戒のまなざし手見ている猫と目が合った。野良にしてはなんとなく毛艶がいいので飼い猫かな?と見詰め合いつつふと思う。最近寒いから、猫だっこすると暖かくていいよね。なんて考えていたら)……あ(すっ、と白い猫の顔が奥に引っ込んじゃう。そしてたたっ、と橋を横切るようにして向こう側から弾丸のように駆けて行く白い姿が見えた。猫寄せの技術があるわけじゃないけど、もうちょっと近くで見たかったなぁ、等と思うのでした) [Sun 22 Nov 2009 21:56:52]
◆エシェラ・クラクハインド > …まあ、それはそれとして…(川沿いをゆっくりと歩きながら頭に浮かべたのは、墓場で出会ったあの人。灯りも無しで夜の墓地にいる辺り普通じゃない…まあそれは修行中の自分も同じだけど。本当に吸血鬼なんだろうか。少し前からそんな事を時折考えてた。物語とかに出てくる、貴族的なイメージのほうの「吸血鬼」に近いけど、物語のイメージと現実のそれとの間には色々な溝とか川とか距離がある。それぐらいの現実は知っている。でも、そのまんまな現実もあるというのもまた事実。そんな事をぼんやり考えながら、自分の首筋にそっと手を伸ばして撫でた。あのとき素直に首を縦に振ったら、今頃ここに痕があったのだろうかとか、そうなったらやっぱり心も変わっちゃうのかな、とか…あとなんで首筋なんだろう?なんて事も考えた。やっぱり柔らかくて、何より位置的にやりやすいからかな?とも。目の前に見えてきた、川に掛かる橋を見上げながらあれこれ、あれこれ。コレといった結論が出ない考えを転がしてた) [Sun 22 Nov 2009 21:32:36]
◆エシェラ・クラクハインド > ………せい っ(よいしょ、と腰を上げて、直ぐそこに転がっていた石ころから、薄平べったいものを探して手に取り、ひゅっ、と低い位置で投げた。回転を加えられた石は水面を跳ね進む。一度、二度、三度、と跳ねるたびに勢いを減じ、五度目を跳ねようとしたところで――――ちゃぽん)………あともう少しだったんだけどなぁ…うーん、惜しい(もう少しで対岸到着だったのに、と軽く唇尖らせるのだった) [Sun 22 Nov 2009 21:14:20]
◆エシェラ・クラクハインド > 正直、お姉ちゃんの所にこうやってほぼ居候状態で置いてもらえなかったら…生活できてたかな。私(今日は黒のパンツに灰白色のシャツ、その上に墨色のベストと外套、という出で立ち。あんまり年頃の娘らしくはない格好ではあった)まあ、今の稼ぎ方もそう悪くはない、と思うけど。うん。(流れる川の直ぐ側に腰を下ろし、先ほどよりは随分と肩の力の抜けた様子で呟いた。今はアルバイトのような元をアレコレこなして収入を得ている状態。自分の服や仕事に使う道具、その他必要なものは自分のお金で買ってる。そこまでおんぶにだっこするのはイヤだから。そして色々な職を体験するのは、新しい環境に早く適応するのと人を見る訓練も兼ねている…のだが、さてそれを活かすのは何時になるか。それを思うと川の向こう、遙に視線が遠ざかる。) [Sun 22 Nov 2009 21:11:40]
◆エシェラ・クラクハインド > うーん……(はふり。そうして零した溜息はこれで丁度10回目。流石にいちいち数えているわけではないけど、なんだか溜息ばっかりついてるなぁ、とぼんやり流れる水面を眺めながら思うのだった)何時までも殆ど居候状態っていうのも難だけど…でも、そう簡単に私の本職で稼ぎ口を探すのは難しい…(親か何かに養われているような立場のものでない限り、当然生きてゆくには稼がねばならぬ。たとえ親の残した家があったとしても、食べねば何れ死ぬし食べるためにはやはり金が要る。やはりそのためには稼がねばならない。しかし忍者としての就職先はそうそう見つからない。仕方のないことだ。フリーランスと呼ばれるような立場なら、顔を売って仕事にありつく――――あるいは引き寄せる――――ものだが、少なくとも自分のスタイルでは「エシェラ・クラクハインド。忍者です!」等と顔を売るわけには行かないのだ。それはつまり個人では成り立たない職業であるにもかかわらず、己の職業をそれと公表できないというジレンマに陥っているのだ) [Sun 22 Nov 2009 21:03:37]
お知らせ > エシェラ・クラクハインドさんが入室されました。 『どうにかしないとなぁ…』 [Sun 22 Nov 2009 20:56:25]
お知らせ > 律@人形さんが帰りました。 『(手の中に存在するモノ達が、逃避を許してくれないんだ)』 [Sat 21 Nov 2009 02:24:27]
◆律@人形 > (手の中の人形――バラバラの部品達を見ようとして、目の奥が鈍く痛む。あ、だめだ。これは、嫌な事の前触れ。きつく目を閉じると、滲むものが何だか奇妙に冷たい。重たくまとわりつく倦怠感を振り切りたくて、わざと勢いよく立ち上がった) ……うわ、ぁ、あー……服、結構汚してる……(直に座ったし、濡らしたし。目の眩むだるさも、まとわりついて離れない。来た時よりも重たい足取りで、ゆっくり川辺を歩き出す。何だか現実感が無い。まだ夢の続きみたいで――でも) [Sat 21 Nov 2009 02:23:55]
◆律@人形 > (枯れ草の混じる紙面の上、仄白く浮かび上がる白い布、白い腕。おそるおそる手を伸ばして摘み上げる。――この感触が、せめて布と綿のそれであればいい。生肉のような柔らかみも、骨の浮くような固さも無ければいい) ……探して、見付けて、助けて――か。(夢の中には少女がいた。彼女は、何も出来ないのだろうか。これは、一体『何』なんだろう。何者で、何事で。私は何を探すべきなのか――何にも分からない事だらけだ) もう一回、夢でも見ろって事なのかな……(溜め息はやっぱり重たく。でも、浮かび上がるだけ) [Sat 21 Nov 2009 02:19:51]
◆律@人形 > うわっわ……ッ(掴もうとした手が空を切って、バランスの崩れた身体が川辺を転がった。小さく上がる水飛沫――) つめったぁ……ッ!?(片足だけ川に突っ込んでしまって、濡れた足と飛沫を浴びた脚がしくしく痛むように冷える。地面に手を着いて引きずるように身体を引き上げ) ……あ。(地面掠めた視線の先、落としてしまった人形の頭が転がっている。その横に、何か小さな――) ……手?(バラバラにされて、切り落とされた死体のようだ。頭の横に、小さな腕。浮かんだ連想の不気味さに、ぞっと鳥肌が立つ) [Sat 21 Nov 2009 02:12:40]
◆律@人形 > (怖いものなんて無い筈なんだ。何を気にしてるんだろう。怖いモノなんて――) (ビュオゥ――思案に手の力が緩んだ隙を狙ったみたいなタイミングで、川辺に吹き付ける突風。手の中から人形の頭がぽろっと零れ落ちていくのに、反射的に手を伸ばす)【判定】 [Sat 21 Nov 2009 02:08:17]
◆律@人形 > (小さな丸み。ぐるぐる巻かれた白い布から、微かに金色の糸がはみ出してるのが見える。枕元に転がってるのを見付けた瞬間、何か凄くぞくぞくして、解けかけていた布をとにかく出来る限り中のモノが見えないように巻き付けた。月明かりの下で、小さな影を落とすだけのモノ。一体何が――) ……こんなに、怖いんだろう。(口にして、ぞわっと背筋に寒気が落ちる。寒い、寒い。身震いして身体を縮めた。息が白い。指先が白い。歯の根が合わなくなりそう) [Sat 21 Nov 2009 02:05:26]
◆律@人形 > (歩くのを止めて、川辺に座り込む。座ってから、これって服汚してるって気付いて、額に手を当てた。何だか、頭が上手く働いてない。調子が悪いのは昨日から?今朝から?上手く思い出せない) ……言いたいのは、(――誰?) (漏らした言葉は無意識。だからこそ、鋭利な破片のように食い込んだ。握り締めていた布の塊――人形の頭を、月明かりに翳してみる) [Sat 21 Nov 2009 02:00:56]
◆律@人形 > (布でぐるぐる巻きにされた「ソレ」を握る手が、奇妙なくらい冷え切っている。それ程力を込めているつもりは無いのに、手の甲から指先まで血の気が無くて、自分の手の筈なのに何だか気味が悪い) ……何でかなぁ。(溜め息はどれだけ重たくても、下には落ちていかない。曖昧にふわふわ浮いて消えていく。雲より薄く靡いていくのを見送って、ぼぅと空を仰ぐ) ……あんな事言われてもなぁ…… [Sat 21 Nov 2009 01:55:31]
◆律@人形 > (オカシナ夢は、結構見ているのだと思う。目を覚ました時、内容は殆ど覚えてないけど、冬でもべったりと汗をかいていた事は少なくない。昨夜の夢だって、そんなよくある事の一つに過ぎないのかもしれない。――たった一つの違いを除けば) ……夢、だったよ…ね……?(重たい足取りで川辺を歩く。冷えた空気が、ぼんやり火照る額に心地よいけど、身体の芯が冷たい気がする。冷えているのは、それだけじゃない) [Sat 21 Nov 2009 01:52:36]
お知らせ > 律@人形さんが来ました。 『(夢を見た)』 [Sat 21 Nov 2009 01:50:23]
お知らせ > アヤさんが帰りました。 『晴れたらスタンツェルに逢いに行こう』 [Thu 19 Nov 2009 11:40:10]
◆アヤ > ( ヒルダさんはどうしてるんだろう ) ( 連れて行ってもらった宿には戻ってなかった。彼女の荷物を預かっているから返さなければならない ) ―――― ( それから ) [Thu 19 Nov 2009 11:39:40]
◆アヤ > ( 私はそれに振り回されるばかりで ) … ( 何がどうなって私や人々の病が消えていったのかさっぱりわからないけど ) ( でも、終わったんだ。 ) ( 今はもういつも通りの私。来週からは職場にも復帰するつもり。色々迷惑や心配をかけたから謝らないといけない。職場の友人から聞いた話では例の病に倒れたのは私だけではなかったようだ ) [Thu 19 Nov 2009 11:36:57]
◆アヤ > ( 悪夢は、 終わった ) [Thu 19 Nov 2009 11:29:48]
◆アヤ > ( 黒い色は少しずつ薄れて消えていった ) … ( 弱っていた体もこうして動けるようにまで回復している ) ―――― ( なにより、ここに来てもあのへんなものは見ない。銃声も怒声も泣声もなく ) ( 蝶もいない ) [Thu 19 Nov 2009 11:28:21]
◆アヤ > ( 種から育てて ) … ( 蕾ができて、ふくらんで―― ) もう、すぐ ( 咲くはずだったのにな。 ) … ( 私が育ててきたおはなたち。 ) ( ダメにしたのもきっとわたし。 ) ―――― ( 残念、よりは罪悪感 ) ( ごめんなさいって、項垂れながら土に埋めた。 次に育てる花たちの肥料となりますようにと願いながら )( 土の布団をかぶせるようにそっと、 そっと ) [Thu 19 Nov 2009 11:24:08]
◆アヤ > ( 蝶が消えて ) … ( 私はいつの間にか部屋の中に蹲っていて ) ( 家の中はぐちゃぐちゃで ) ( 咲くのを楽しみにしていた花たちも鉢ごと無残に転がり萎れていた ) おみず なん て、 ( あげられなかったものね。 ) ( 雨は多かったみたいだけどあんまり覚えてない ) [Thu 19 Nov 2009 11:18:09]
◆アヤ > ( 紅い和傘の色ならこっちの方が合う。慣れない色を使おうとするから色々失敗なんてするんだ。吹いた風に飛ばされそうになった傘を手でしっかりと掴む ) ――― ひどい あめ、 ( あのひみたいな ) [Thu 19 Nov 2009 11:13:02]
お知らせ > アヤさんが入室されました。 [Thu 19 Nov 2009 11:08:40]
お知らせ > aya_さんが入室されました。 [Thu 19 Nov 2009 11:05:19]
お知らせ > ティエンさんが帰りました。 『 ぇ。 あ、あっち。 ( 聞かれたらうっかり正直に答えて、内心だけで悶絶しそうな。 )』 [Mon 16 Nov 2009 01:13:01]
◆ティエン > ……こ、今度の時にでも、言う ねー……。 ( そんな、口ごもるような事では無いし、単純にわたしの我儘でしか無いけれど。 暖雪 なんて言葉は、朱鷺京にあったんだっけ。 溶けない、あたたかな 白。 ――…埋もれる程に冷たかった、子からは少し遠い あの場所に降り積もったものとは、違う。 ふるり、軽く頭を振って。眩む幻影の白を振り切って。 ) ――…ぇ、う、あ、あぁー…… な、中はだめ 中は、だめー……っ ( とんでもなく魔窟だから。魔窟だから! 狼狽しきりで、きっと余計な事まで口走りそうな勢い。 嗚呼、居住区だけでもちゃんとお掃除しなくちゃ。 握り締められた手だけ、まるでひとのようにあったかくて。 偽物の呼気と一緒に声が詰まる。 ) ( たいへん壮絶な問題点過ぎて、きっとおろおろしまくるんだろう。 でも見られたら言われない自信が無いくらい、いろいろひどい。 ) [Mon 16 Nov 2009 01:12:07]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『あ、で どッち行ったらいいンでしょうかティエンさん。 (勝手に歩きだした足、ぴたっと止めて』 [Mon 16 Nov 2009 01:00:25]
◆キヨ > 教えて欲しいもの? ( なんですか、 ッてきょとん。 見つめつつ。 送りながらでも。今度逢う時でも。いつだっていい、雪みたいに消えてなくなる気もありませんから、 ) だいじょうぶですよ、それにホラ、覚えておけば返しにも行けますし、遊びにも行けますし、おてがみだって送れますし! ( いいことづくめ。 それを思えば遠いくらいへぃちゃらです、って笑って。 握った手に少しだけ数瞬だけぎゅむって、力を込めたり、 )( むしろそんな有様をみたらメアちゃん時みたく今度掃除しに来ますッてなりそうなのがきっと もんだい。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:58:11]
◆ティエン > ……ぃ、今じゃなくて、いい から。 後でー…… ちょっと、教えてほしいものが、ある、かもー……。 ああ、あと ねっ 結構、家 遠いんだからっ ( 温もりが離れて、冷えていく身体はいつもの事なのに。 それを惜しいと思うのは、熱を欲しがるからなんだろうか。それとも、この ひりつく喉の痛みを癒したいから なんだろうか。 そろり、片手が喉を押さえて。 そして、伸ばされた手から、逃げられなかったけれど ――…相変わらず、握り返す事の出来ない、臆病な手の侭。 そして、家は結構街外れな上に、内部が激しく混沌と化してる魔窟なのが大問題。 別に、惨状過ぎてお掃除出来ないからかえりたくないってわけじゃない。 た、多分。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:52:35]
◆ティエン > ( ほんのひとかけら。紡ぎたかったものは何ひとつ音に出来ず、かたちにしたかったものは、どれひとつ輪郭を成してはくれない。 だから、きっと溶けてしまったんだ。何もかも、全部。 ――…はふ。微か零した息の中、もう 鉄錆の気配は遠く。全部呑み込んでしまったから。 ) ぇ、あれ。ち、違った? ご、ごめん ね。 何か、無茶な事も言った気が、するし…… ( 名前、を――…それはきっと、わたしの わたしだけの望みだったから。 ごめんねって、もう一度。 ) ……ゆ、ゆきうさぎ、めー……っ ( ぱちくり。見開く赤い目が、その言葉が誰に向けられたものかを咀嚼して。 ぱくり、酸欠金魚の唇とセット。 唇への字に結んで、悔し紛れの言ばかり。 大層な事なんて、何ひとつ出来やしない。そんな顔に違いない。 ) ……ぅ、ん。 …… 、え ぁ …… ( 打たれたみたいに硬直して、雨に濡れた顔が泣き出しそうに歪んで。 ――…でも。雨に紛れた訳でも無く、零れるものなんて何にも無いから。 何で、こんな風に思うのかも分からないから。 ) …… あ、あれっ? ぐ、偶然にしては、なんか 凄すぎる……っ? ( あれー? なんて頭を抱えそうになるまでは、堪えるような顔の侭。後は、雨に隠してしまえば。 ぜーはー、息継ぎ。 無事を知らせる手紙が早く届けばいい。そうして、憂える事が無くなれば。 ) け、結構丈夫だとは思う、よー…。 ( 儚くは無い。決してない。だって、■■■ … だし。 ) か、かわりー…… は、いい、から。 ( じくり、思い出す喉の痛み。かたちにならない音と言の葉。 二択の片側を選び取って、ぺっしょりしていた視線を、こそり 上げて。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:47:39]
◆キヨ > ――――― ( 貴女が答えを出すまでわたしは待とう。 ) ( 川のおと雨のおと、 水音ばかりの世界に微かに混じる貴女の悩み声 ) …… ういうぃ、 ( オコタエが出れば、へらっと笑って、 ) 任せてください、しッかりばっちりきッちり お送りいたします から! ( 抱きついていた体を離して。 代わりに貴女の手を握ろうと、ごく当たり前に手が伸びる ) [Mon 16 Nov 2009 00:36:19]
◆キヨ > ( 貴女の呟いた聖句もわたしの耳にはとどかぬまま。 川の流れや雨のおと、ふく風にきっとさらわれてったんだ。 或いはさっき貴女がのみこんだか。 なんにせよ知らぬまま気付かぬまま ) え? ああ、そんなことないですよー べつにおかしかったから心配してたワケじゃないですし。 ( あはは、って。 例え言動がしっかりしてても、病に侵されたあの状態じゃぁ気になってしまってたと思う。おもう。 ) はい、今はちゃんと まっしろな、雪の華―― ですねッ ( にへり。 可愛いものみてつい顔が緩むようなカンジに崩れるかお。 それを為したのが貴女だなんて、知らないからこそ ) そう、 なんですか。 帰ることが出来たなら良かったですねッ。 ―― あ、そうだ、ティエンさんも おかえりなさい? ( まだ、早いかな。 )( 腕の中、近くにある形のいいちいさな耳へ囁くことば ) ―― そう、ですよね。 でもそのひと目がみえないんで、ビョウキがだいじょうぶになっても自分がいる場所とかわかんないんじゃないかッて―― 、 ( 思って。ずっと捜しつづけたまま。 病院で彼が思っていたとおりに。 明日か明後日頃には、手紙を受け取れるンだろうか ) 平気、なンですか? ティエンさんてちンまり儚げにみえてわりと丈夫ー? うーんでも見てて心配になりますし。また雨降った時とか、困るじゃないですか―― 、 あ、じゃぁ代わりに何か、さしあげましょーか? ( 返す、のを受け取ってくれないなら。 返さないかわりに別の傘とか。外套とか。 でもやっぱり、おはなちゃんには白いのがいい気がした。た。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:31:21]
◆ティエン > ( 煩悶、苦悶 いっそ、悶絶。その場に蹲って頭抱えそうな苦悩の果て。 ) …… お、おとなしく、かえろうかと おも、ぅー……。 ( 何か色々なものに敗北の図。 ぺしょり。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:13:51]
◆ティエン > ( 水の匂いの、音の。緑の気配の強い場所で良かった。 まだ一句だけだったから、込み上げたものさえ飲み下してしまえば、後は喉の奥に、ひりつく痛みが残る程度。これくらいなら、もう 慣れてるから。 そろり、伺うように揺れる視線と。 ) ――……ぇ、ぁ、あー… ご、ごめん ね? わたし、この間ー… 結構、おかしな事も、言ってたよ、ねー…… ( びびくぅっ バネ仕掛けの玩具が跳ね上がるみたいに。 間近の視線に、わたしとは違う、やわらかくて砂糖菓子みたいなおんなのこの顔が近くにある事実に、ぎくしゃく、挙動不審真っ盛り。 ) ……ぁ、うう、ん。黒いの、消えた、から。 もう、あの病気はー… 無いと、思う。 わたしなんかは、もう 平気ー… だし。 ( 幻の中で見た円陣を組んだ事、元凶だった呪いを祓った事。そんなものが作用したのかもしれないし、まだ かろうじて自我を保てる程度の侵食だったっていうのもあるんだろう。 長い夜が明ければ、憑き物が落ちたみたいに黒も消えてしまって。 その代わり、朧気な記憶に悶絶したけれど。いろいろな意味で。 ) ……まいごは、かえるおうちを見付けられたんじゃないかな。 きっとね、迷子をそそのかして、わるいものが詰まった箱を開けさせた、何かがいたんだよ。 ( 迷子がおうちにかえったから、きっと 悪いモノも消えるしかなくなった。 そんな、夢で見たような話を、ぽそぽそ 小声で呟いて。 ) ……あっ う、うぅ、ん。 き、きっと そのひとも、大丈夫だと 思う、よ。 病気、消えた し。 ( 脳裏に過ぎるのは、桃と銀の淡い色彩。透き通る月明かりの下で見たら、星の零れるように綺麗だったんだろうな、なんてぼんやり思う。 でも、そんな偶然、なんて。ふるる 小さく頭を振りながら、口にする言葉には、ほんの少しの期待も混ぜて。 ぎぎぃ 時計の針の逆回しみたいに、首の角度も直して。 ) 風邪、はー… わたしは、平気だけどー…。 あ、後でも、その わざわざ返さなくても、大丈夫 だ、からっ? ( あわあわ 同じくらい、きっと おろおろ。 ) う、んー……。 ぇぅああっ!? ( 突きつけられた二択に、雨の中にダッシュしそうなくらいうろたえた。 此処からダッシュしたら川だけど。川。 ) [Mon 16 Nov 2009 00:13:01]
◆キヨ > ( 大丈夫、という言葉と同時に漏れる咳。不安げな眉は上がらないままだけど、 血の匂い、なんてわからない。嗅ぎ分けられない。 特に今は雨に濡れた草の匂いが濃いばしょだから、 それに嗅覚より、視覚に黒をおぼえないことの方にばかり意識がいっていて ) え? お友達もですけど、ティエンさんもですよ! ( 不思議そうな感が抜けないあなたに、何言ってるンですか、なんて笑うかおが間近。 ) くろい、のは? ( えッ、まだ何かあるのかな、 なんて心配げに見つめたまんま。そんなのは杞憂だろうか。 へしょり萎れた花がうでのなか。 ) そうですか、でもどうして消えたんでしょう蝶と―― その、 こども? ( 以前貴女からきいた。 くろいおさなご。 ) どうしましたー? ( かくン、傾いだ頭に。 鏡写しみたいにおんなじ角度になって、気軽に問う声 ) でも、雨の中このままじゃ風邪ひきますよ。 あ、てゆかわたしが借りっ放しなせいですねすみません―― 、 今日はもってきてなくて、 えぇと、 ( わたわた。 してみたところで、貴女から借りたものがわいてでてくるワケないンだけども、 ) こんど。 こんど、ちゃんとお返し します。 今日は、えぇとー… 、 お送りさせていただくか、 どっかで傘を買わせて戴いて、一緒にお風呂にでもいくかー…… どうします? ( 二択問題。 ) [Sun 15 Nov 2009 23:56:25]
◆ティエン > ……だ、だいじょ、ぉ ぶ。 ( けほ。微かに鉄錆の匂いの混じった咳は、雨の中にこっそり溶かして。 握られた侭の手が、指先が おろおろ惑うような仕草。 じんわり沁みるひとの温度はやさしいのに 痛いくらい、この手には熱いんだ。 ) ――……ぇ、う? さ、さがしてたって だ、だれ? こー… この間、さがしてたっていう、おともだち? ( 傘の中、雨の中。一緒の傘の下にいるって気付いたから、彼女が濡れないように、自然とちいさくなったのだけれど。そうしたら、距離が縮まって、近くなって。嗚呼、確かにこうすれば濡れない――…なんて思ってる内に、伸びる腕に、思わず掠れた声が跳ね上がる。ツクリモノでしかない心臓が、ばっくん飛び跳ねた気がした。 ) ぅ、ううんっ へ、いき。もう、消えたし。黒い、のは 。 ( 込み上げたものは、あの呪詛とは無関係な、わたしの自傷のようなもので。だから、真摯な視線の前には何だか申し訳なくて萎れるしかない。へしょり。 ) きえた、から。だから、もう。ひろがらないし、深くもならないー…筈? ……あれ? ( リートさん。 彼女が口にしたのが、極最近に聞いたものな気がして。かくん、頭が斜めに傾ぐ。 傘の下にいても、もう手遅れ過ぎの濡れ鼠が、おろり 惑う視線を上げて。 ) …… だ、だいじょうぶ だと、おもう……よ。 多分、きっと。 ( 雲は深く、雨はまだ。 月は見えず、星も夜影。 伸びて来る腕に硬直しっぱなしだったから、そんな暗い夜の中 触ったら濡れちゃう、なんて。今更、大分間の抜けた事を、ぽそり。 ) [Sun 15 Nov 2009 23:41:29]
◆キヨ > ――― ( そんな貴女の動作を不思議そうにみやって。 冷たいつめたい手は、この季節だし雨の中だしきっと当たり前のように握って、 ) 良かった、さがしてたんですよ! ( 勢いのまま、ちいさくなったからだ 抱きしめようと伸びる腕、寄るからだ。 ) まだ体調わるいんですか? だいじょうぶですか?? ( くろ、が消えても。 さっき口元を押さえて、きもちわるげに喉を上下させてた様に 眉がへなっと垂れて不安そうに赤い両目を覗き込む。 ) はい、消えましたね、でも消えてもティエンさんやリートさんがどうなったのかわからなくて、ずっとさがしてて―― よかった、 ( なんていったらいいかわからなくて。口からでるのはそればっかり。 逢えてよかった、黒が消えててよかった、 いろいろと。 でも不安なとこもあるけども。さっきの口元押さえる所作やら、雨の中のぬれねずみッぷりやら。 ) ( 貴女に逢うときはあめばっか。今度逢うときはキレェな月がみえるといい。 ) [Sun 15 Nov 2009 23:31:39]
◆ティエン > ( 手元に残っていた、もう一着の外套は この間――… 飛び回る蝶が、あの報われない呪詛が終わりを告げた夜に、駄目にしてしまったから 今はちっぽけな中身だけで。でも、傘を持たずに此処に居たのはわざとの事だから、こんな姿は只の自業自得 だけれど。 雨の中、晒しっぱなしの手は 只でさえ温い偽物の体温なんて、とっくの昔に冷え切って。 だから、そんな筈無いのに 生きた指に掴まれた部分が焼けてしまいそうで、ひぐ 喉が濁った音を、微か。 ) ( 雨濡れて、ぺっしょりとした柔弱な髪とか、ぐっしょり濡れ鼠の古ぼけたワンピース だとか。中々、堂々と晒すには問題だらけの姿で。見開く赤い目のが 生きた人のいのちを鮮明に映す、透かす赤い瞳を見詰めて。 ――…ばっ! 握られた方とは逆の手が、弾かれるみたいに口元押さえて。 ) ――……ぅ、ん……っ ( ぎぎぃ 油の足りない歯車細工みたいな仕草で、ぎこちなく視線逸らして、顔逸らして。 頷く素振りに紛れさせて、口腔にまで迫り上がっていたものを ごく、り 。 無理矢理喉に落とし込む。 喉の奥、じくり 痛む感覚に、ぶるり 震えが一度頭の天辺まで突き抜けたけれど。 ) ぅあ、ああーっ!? ぇ、とっ あ、あのっ ( まだ、熱さが残るような手を、そろり 引っ込めようと、して。 ぺた、ん。今度は、顔にも触れる、ほそいゆびさきに 思わずびっくん硬直。 ぱくぱく、開閉する口唇は、ろくに言葉も紡げずに。 只、思うのは。 雨で良かった、なんて事。 きつと、少しくらいの鉄錆の匂いは、流れてしまう から。 ) ――……き、キヨ… ぁ、ぅ、ん。 、かえった から。 じゃなくて。 あの、きえた から。 蝶々。 ( 嬉しそうな声が聞こえて、おろり むしろ過ぎるのは狼狽。何かあったのかなんて、思わず川辺に視線がうろうろ。 そんな内、身を打つ雨が、和傘に弾かれているのに気付いて。 思わずちいさくなった。もそり、もそもそ。 ) [Sun 15 Nov 2009 23:18:41]
◆キヨ > ( 思わず声をかけたのは、こんな雨の中何もなしで――それが、わたしが雨具を譲り受けているせいとも知らず――華奢なシルエットが川際に立っていたからで、貴女だと解っていたからではなくて ) ( はじめに目にしたのはしろ、それから あか。 ) ――― … ( 自分が持つのとおなじ。 けれど潤んだような美しい紅い色は、透明なわたしの瞳では作り出せない色。 わたしより、前に一度だけ見たブラッキーさんの色の方がきっと貴女に近いと 思った ) … あれ、 ( ぽか、ん。 )( 貴女の手を掴んだまま 間抜け顔で、ぱちぱちと瞬きを数度。 ) ティエン… さん? ( ほけり、貴女の名を口にして、 まじまじと 見つめ、 ) ッ、 しろ! うわしろい! くろく ないッ… ! ( 掴んだ手を離すかわり、 ぺたぺたと。 無遠慮に貴女のおでこや頬や口元や手に、触れようとする右手。 今夜が晴れてて左手も自由だったンなら、きっと両手でそうしてたんでしょうけど。 嬉しそうな声は自然、普通に話すより声量の大きな、少し上ずったもの。 もれなく貴女も和傘のうちに入れつつ、だ。 あいあいがさ。 ) [Sun 15 Nov 2009 23:03:03]
◆ティエン > ( たった一句。それだけで、身体が起こす拒絶反応。喉の奥がじりじり、焼ける嫌な痛みと、逆流する苦くて冷たい、嫌な味。 吐き出してしまっても、今なら 直ぐに雨が流してくれるんだろうか――…ぼんやり、巡る思案の中断は。 ) んくっ、ぅ――…ぇうあっ!? ( 雨音、足音、 ひとの こえ。 何かを制止するような声が、まさか 己の挙動に対してだなんて思わなかったものだから、声に、言葉に 打ちのめされるみたいに、びっくん跳ね上がる肩。 おろおろ、振り返るのより、きっと 手に触れるゆびさきの方が、早くて。 ) ぁ……… ( 色の無い濡れ鼠の顔は、元から乏しい血の気を落としきった代物で。前に見せた黒斑は、もう 無いけれど。 ――…傘の下、しろいかおに、赤い目。 濡れて冷え切ったのは、誰の手で。 鏡像の既視感に、ぱちり 瞬き。 ) [Sun 15 Nov 2009 22:50:30]
◆キヨ > ( そのまま、 ) 何してるンです か!? ( 足を踏み出して、 川面の中に溶けてゆきそうな。 儚げなひとかげだったものだから ) ( 慌てて近寄るあしおと。 右手に持ってたランタンを左手首にひっかけて、左手で和傘を掴んだまま 空いた右手が、うしろから。 貴女の手を掴もうと、 のびる ) [Sun 15 Nov 2009 22:43:24]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『 ――― な、 』 [Sun 15 Nov 2009 22:39:18]
◆ティエン > ――……Ky ri e E le is o n …… ( ぽつり、ぽつり。降り注ぐ雫より不規則に、ぽつり、ぱたり 。 地を穿つに足りない雨垂れみたいに、途切れがちでバラバラの音が零れていく。 雨音に溶けて消えそうなくらい、声だって全然通らなくて、芯も無く掠れた音。 節にも届かないから、歌になんて全然ならず、ただ 音を並べているだけ。 ――…それでも、紡げば喉の奥がひりつくように痛みを、熱を覚えて。 けほ、 雨の中に咳き込む音がひとひら。 ) [Sun 15 Nov 2009 22:35:29]
◆ティエン > ( ぽつり、ぱたり 。 流れる水面に広がっていくのは、幾重の波紋。空を映す水鏡は、歪んで砕けて、今は色すら昏く沈んでいくばかり。 ゆらゆら、砕けて広がる波紋の傍ら、黒く落ちる影がひとつ。 棒切れみたいにぼんやり佇むばかりで、身動きも無く水面を見下ろすだけの影。 降り続く雨の中、濡れるが侭に任せた手は空っぽで。夜からも隠れるみたいに羽織り続けて来た外套も今は無いから、随分古ぼけた黒いワンピース姿を晒して。 薄く開いた唇が、薄く淡く音を、言を辿っていく。 ) [Sun 15 Nov 2009 22:23:32]
お知らせ > ティエンさんが来ました。 『( ぽつ、 り 。 )』 [Sun 15 Nov 2009 22:20:01]
お知らせ > ティスさんが退室されました。 [Thu 12 Nov 2009 21:32:15]
◆ティス > (崩れ降り落ちた蝶がいなくなっても弱ったモノたちは死んでいく) ――― (未だもう少し忙しそうだと男は息を吐き)(薬と服と化粧で体裁は繕ってみたものの、黒く染まった体を白に戻してくれなんていう無茶な注文は今後勘弁願いたいものだと思った) [Thu 12 Nov 2009 21:32:13]
◆ティス > (今日の昼に葬儀が有った) (未だ幼かった少女の) ――― (先日男が手掛けた遺体の)(けれど別件の仕事が入って参列する事は叶わずに。せめて彼女が亡くなった地に花を―――) 何の為に。(自嘲気味に吐いた無味な言葉を拾うのは風許) ―――(事務的な、儀礼的な、行い)(挨拶をするのにも似たただ其れだけの行為。好意故では無く) [Thu 12 Nov 2009 21:21:25]
◆ティス > (す、と伸べた手) ―――― (手にしていた花は風に攫われ) (川面に落ちれば今度は水に連れられ何処ぞへと流れゆく) [Thu 12 Nov 2009 21:11:14]
◆ティス > (人を偲ぶには不似合いな夜だ)(何処ぞで手折ったか花売りから買ったのか、白い花を一輪だけ其の手に携えた男は流水に視線を馳せ乍思う) (もっとも曇等無くとも今宵月を仰ぐは難しいだろう。垣間見が叶うのは明け方頃か) ――― (大体此男に誰ぞ偲ぶ気があったものか如何か)(青銀の髪が風に揺れ、目を閉じた) [Thu 12 Nov 2009 21:09:02]
◆ティス > (冬の気配を孕んだ夜風は時折戯れに吹き荒び川辺に繁る乾いた草々をじゃらじゃらと鳴らす。触れれば手を切りそうな硝子質の音) ――― (此で月が其の御身を分厚い曇の幕内から覗かせてくれさえいれば清澄な夜の有様であったか知れ無いが星月を覆い隠した無粋な鈍色が如何にも陰気)(必要に迫られてと云うより癖の様に携えたカンテラの灯りは仄か、けれど暖かい筈の其の色も今は景色に飲まれ冷たく冴える) [Thu 12 Nov 2009 20:55:47]
◆ティス > (清らかに響き流れ行く水音は子守唄か鎮魂歌か) [Thu 12 Nov 2009 20:43:43]
お知らせ > ティスさんが入室されました。 [Thu 12 Nov 2009 20:38:27]
お知らせ > フェイトさんが退室されました。 『( 漣溶けて、緩やかな静寂が訪れるまで。 )』 [Thu 12 Nov 2009 00:33:55]
◆フェイト > そうだね。ゆきとこおりのおはなしを、ちゃんと思い出しておこうか。 ( 雪と氷。 もしくは、手を繋ぐまでの物語。 浅い足跡を水辺に残しながら、さざめく笑い声だけが、歌の代わりに夜の中。 ) [Thu 12 Nov 2009 00:32:35]
◆フェイト > お久しぶりって言うのも、なんかおかしいかな。 ( 空の銀弧に向けて、語る声は少しだけ笑う色を混ぜ込んで。 再び川辺を歩き出す。今は翼を畳んでいるから、靴を通してしっかり伝わる地面の感触。 今はやわらかな土の感触も、朝になったらしゃりしゃりと霜柱を含むまで、きっともう何日も無い。秋が過ぎて冬が訪れ、きっと雪も降って。 ) 春待ちの歌、冬の歌。過ぎた秋を思う歌。 歌えるものは色々な時期で、逆に悩みそうだ。 ( 唇に笑う色をほんのり乗せて。瑠璃の硝子もやんわり描く、笑みの弧色。 ) [Thu 12 Nov 2009 00:25:19]
◆フェイト > ( 巡る季節の横顔を、じっくり検分する間に流れる緩やかな時間。 緩やかに近付く冬の足音を、はっきり聞かせてくれそうな空は、今は灰色の衣を纏って沈黙している。 その姿がはっきり見えるのは、そうだ。 ) 蝶々、いなくなったんだねぇ。 そういえば、空もずうっと、白黒の服を着てたみたいな色だったんだな。 ( 空を見れば、振り返れば、何処かに白と黒の影が飛んでいるような状況だったから。 ふつりとそれらが姿を消して、景色は澄んだ色を取り戻したんだろう。 切り替えの幕間をはかるように、ゆっくりと瞬きを一回、二回。 ) [Thu 12 Nov 2009 00:13:06]
◆フェイト > ( 映る月は、半分の貌。顔覗かせては、雲間に隠れる銀の色。 冬の色を映して澄んだ、空の色。 ) そういえば、冬はこんな景色だったな。ガラスの膜でも剥がしたみたいだ。 ( 水辺で足を止めて、水面に落としていた視線が今度は、空を見上げる。 空の広さをこの街で見るのは、随分久しぶりな気がして。ちょっと首を傾げ。 ) [Thu 12 Nov 2009 00:04:59]
お知らせ > フェイトさんが入室されました。 『( 水鏡。 )』 [Thu 12 Nov 2009 00:01:43]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『孤児院に着くまで、笑顔が消えることはないだろう』 [Wed 4 Nov 2009 05:15:42]
◆ヴァネッサ > なぁに? ミーシャちゃん ( 孤児院までの道中、話題を絶やさないようにする少女の話に耳を傾けて、時折相槌を打ちながら歩いていくだろう。 落ち込んで、不安に押しつぶされそうになっていた気持ちが、少女が一生懸命に話をしてくれるおかげで、大分楽になっていくだろう ) [Wed 4 Nov 2009 05:15:23]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 [Wed 4 Nov 2009 05:08:21]
◆ミーシャ > あのね、ヴァネッサさん――――― (孤児院に到着するまでのあいだ、色々と喋り掛けるだろう。最近起こった事とか、性転換とか語尾ににゃんにゃんだったりとか。暗くならない話題を精一杯挙げていこう。私も貴女もこのまま笑顔でいられるように) [Wed 4 Nov 2009 05:08:00]
◆ヴァネッサ > 勉強、好きなんだ。 それだけで、十分に偉いよ ( 勉強、随分前に文字の読み書きを勉強していたけれども、それも気が付けばお留守になっていたことに気が付く。 こういう風に新しいことに夢中になれるのが、成長していくのに大切なんだろうと思う。 ) 早く大人に、か。 私は、子供の方がいいなって、たまに思っちゃうんだけどな ( 我がままも、甘えるのも、誰かの優しさを素直に受け入れられるのも、子供の頃が一番だと思えるから。 )( 少女が方向を示せば、その方向へと足を進め始めようか ) いいの、いいの。 私はこうして傘に入れてもらっている側なんだから ( そう言って、笑って見せよう。 あぁ、病院が遠のく。いや、それでいいんだ。 こうやって、少し離れれば、きっと、少しは不安が薄れて、私は待っていられると思うから。 ) [Wed 4 Nov 2009 04:59:59]
◆ミーシャ > 色々とお勉強するの好きだから。図書館が利用出来て本当に助かってます。 (学校に通えない身としては心底ありがたい。好きで通ってるだけだから偉くなんかないですとはにかみ。) 早く大人になりたいっ!なんて思ってるから子供扱いされるとちょっと複雑。 (まあ仕方がないか。言動も行動も外見もどうみたって私は子供にしか見えない)(居住区の孤児院に今は泊めて頂いてるんですと場所を示し歩きだし――――あ。) ありがとうございます。 (ひょいと傘を持つ側に回ってくれた彼女にペコリとお礼を) [Wed 4 Nov 2009 04:48:09]
◆ヴァネッサ > ふふ、ごめんなさいっ 私も、寝るときは寝るし、図書館に通っているなんて、偉いよ ( 頬を膨らませる少女が年相応というに相応しいように見える。 その姿までが、あの子と被る。 駄目ね、この子は違うのに。 ) 気にしないの 子供は素直なのが一番なんだからっ ( お家はどっちだっけ、と聞こう。 それと、少女を見ると一生懸命に傘を持っているのに気が付いて ) 傘、持つよ ( そういって、少女の手からひょいと傘を取ろうとしよう ) [Wed 4 Nov 2009 04:32:52]
◆ミーシャ > (相手の胸の内と礼の意味には気付かず、からかう言葉にむーと頬を膨らます) 違いますよぅ………。お昼寝忘れてただけですもん。私眠り姫の血を半分引いちゃってるし…………―――まぁ言い訳かなあ。 (難しい本は好きだと反論するけど、図書館で熟睡とかからかわれても仕方がない出来事だ。) すみません、ヴァネッサさん体調優れなそうのに………でもやっぱり怖いからお願いします。 (今の時期の一人歩きは不安が付きまとう。だからその申し出をありがたく受けると、私は彼女が入りやすいように手を伸ばして出来る限り傘を高く上げる) [Wed 4 Nov 2009 04:19:08]
◆ヴァネッサ > ―― ありがと ( こうして、人と話すのはいつも久しぶりだという感覚になる。 そのせいなのか、幾分か気持ちが紛れる気がする。 ) もしかして、難しい本でも読んじゃった? ( 子供をからかうように笑いながら、さっきよりも、不安な気持ちは自然と隠れる。 そういえば、あのオッドアイの少女もこのくらいの年だったか。いや、もう少しお姉さんだった気もするが、まぁ、いいや。 ) よし、お姉さんが送っていってあげようか? ( 暗くて、危険だから、と。 いや、本音は多分、今オッドアイの少女に何もしてやれない分を、この子に代わりにしようとしているだけなんだ。 これは、きっと自己満足なんだと、自分で思う。 ただ、その思いは笑顔の奥に仕舞い込んでしまおう。 ) [Wed 4 Nov 2009 04:05:30]
◆ミーシャ > ……そうですか。けど無理はしないで下さいね。 (立ち上がり笑う相手。こういう笑いかたは知ってるような気がする。大変な時に母が心配掛けまいとする笑顔と似てたと思った) 恥ずかしい事に……図書館でずっと寝ちゃってて。司書さんに起こされたらもうこんな時間でした。 (ぐーすかと熟睡しすぎた。その通りの正論に私は恥ずかしげに事情を言う。だから今はおっかなびっくりの帰り道。) [Wed 4 Nov 2009 03:56:37]
◆ヴァネッサ > ( その声の主の顔は覚えていた。ただ、名前は未だ覚えられていない。 ミーシャ。ミーシャフェルクルス…どこかで聞いたことがあるような気もする。もしかしたら、単に忘れていただけなのかもしれない。 今度は、もう忘れない。 ) ――ぁ、大丈夫… ( ゆっくりと腰を上げて、ふぅ、と小さく息を吐いてから笑って見せよう。 ただ、その笑みは少し無理をしている笑み。 ) えっと、ミーシャ ちゃん? こんな時間に出歩いていると、危ないわ… ( 少女の差す傘の高さに合わせるように少し膝を曲げる。 噂の奇病の人々も出回っているというのに、こんな時間…といっても、夜明けも近いかもしれないが、未だ空は暗いのだ。 それは危険に変わりはない。 それに夜明け前がもっとも暗いのだし。 ) [Wed 4 Nov 2009 03:47:24]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 [Wed 4 Nov 2009 03:41:57]
◆ミーシャ > (顔を認識出来る距離に近付いた私は目を開く。そこにいた人は以前に出会った――――吸血鬼) ―――――ミーシャです。ミーシャ=フェルクス。ヴァネッサさん…でしたよね? (口元を押さえて酷い表情をする相手の頭上に傘を広げた。この時期の雨は冷たく重い。濡れ鼠になったら後が大変だもの) どうしたんですか?どこか体調でも……… (相手の不調な様子に心配そうな眼差しを向ける) [Wed 4 Nov 2009 03:40:14]
お知らせ > ヴァネッサさんが来ました。 [Wed 4 Nov 2009 03:38:59]
◆ヴァネッサ > ( 訂正:名前をまだ聞いていなかったことを忘れておりました。 訂正前:貴女は、ミーシャ ちゃん? ( 吐き気を空気と一緒に飲み込んで腹の奥にしまいこんでしまおうとするように息を呑んでから、貴女の名前を呼んでみようか。 )→訂正後: 貴女は―― ( 吐き気を空気と一緒に飲み込んで腹の奥にしまいこんでしまおうとするように息を呑んでから、声をかけよう ) ) [Wed 4 Nov 2009 03:28:44]
◆ヴァネッサ > ( 雨が降ってくることにすら気が付かなかった。 )( 何度も自分に言い聞かせても、不安は払拭されない。 こんなにも不安なら、もういっそ見に行ってしまいたい。全ての危険を承知で青年の顔を、オッドアイの少女の姿を見に行きたい。 ) ――――、ッ ( 考え込みすぎたからか、急に吐き気が襲ってくる。口元を押さえ込んで、顔をあげる。 そのとき初めて、雨が降っていることに気が付いた。 吐き気はきたが、出るものは何もない。 ) ――――ぇ ぁ ( ふいに声が聞こえてきた。 吐き出すものもないのに襲ってくる吐き気のせいで、口元を押さえたままで、声のする方を見る。 雨が降ってきているとはいえ、この程度の雨なら、相手は見える。 ) 貴女は、ミーシャ ちゃん? ( 吐き気を空気と一緒に飲み込んで腹の奥にしまいこんでしまおうとするように息を呑んでから、貴女の名前を呼んでみようか。 ) [Wed 4 Nov 2009 03:22:10]
◆ミーシャ > (また機嫌を悪くした空模様に口を尖らせながら傘を開く。その時にふと川辺を向いて座り込んでいる人影に気付いて足を止めた) …………あの……… (黄昏ている様子に声を掛けるか躊躇って。けれど少女は結局話し掛けようと思いそちらへと足を向ける) 風邪…引いちゃいますよ? (夜の暗闇。まだ相手が誰だかはわかっていない) [Wed 4 Nov 2009 03:18:35]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『雨が降ってきた』 [Wed 4 Nov 2009 03:11:19]
◆ヴァネッサ > ( いや、あの子もきっとあの病気で、あんなことをしてしまっただけで、青年も傷も、きっと浅くてすぐにあの家に戻ってくるんだ。 そうじゃなければ、私はどうすれば、もし、青年に何かがあったら私はどうなってしまう。 ) そうだ、大丈夫、大丈夫だっ ( 頭に浮かんだ、悪い考えを消し去る為に膝を抱え込んで、自分の中に言葉を吐きつけて、信じ込ませるように何度も口に出す。 こうして、言葉にすることで本当にそうなってくれる。そう思いたくて。 ) [Wed 4 Nov 2009 02:59:27]
◆ヴァネッサ > 病院、は駄目…だよね ( ふい、と病院のある方角を見る。 あそこは、自分とは程遠い場所だ。それは、自分が公的な場所に顔を出せないという現実と自分の身近な人が病院にいかなければならないことになって欲しくないという願いがあるから。 ) でも、何で…ルァが ( 噂の奇病にかかって、青年を刺すような状況になってしまったんだろう。 どうして、何で。 ) [Wed 4 Nov 2009 02:43:44]
◆ヴァネッサ > ( 私は今、川辺に座り込んで流れる水の表面を見ている。 そこに微かに私が映っている。そこにいる私は、情けない顔をしている。 ) ―――私 ( どうすればいいんだろう )( 今、私はどうしていいのか分からなくなっている。 その場では、青年も居たから変に不安になるようなことはなかった。 でも、病院に連れて行ってから、一人になると途端に不安が押し寄せてくる。 青年は本当に大丈夫なのか、噂の奇病に犯されたオッドアイの少女はどうなるのか。 それも全て、今の私には分からない。 分からなくて、不安でいっぱいで、いつもなら一般人が来る様な場所には来ないのに、出来るだけ病院の近くから離れたくなくて、郊外に戻れないで居る。 ) [Wed 4 Nov 2009 02:33:07]
お知らせ > ヴァネッサさんが入室されました。 『川辺に視線を落とす』 [Wed 4 Nov 2009 02:23:11]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( … 雨の中、時折視線が彷徨うのはそこに誰かの影を捜してるから。 )』 [Mon 2 Nov 2009 21:54:49]
◆キヨ > ( ぱ しゃ、 ) ――― ( 水溜りを踏んで、雨の中を駆け出す。 今日は傘を持っているからきっと大丈夫。 早く帰って、煌耀の傍に居てあげなきゃ。まだ回復の兆しが無いようであれば、明日もう一度医師を呼ぼう―― 二の腕の内側には気付かぬまま、元気になったらメルに連絡して三人で遊ぼう なンて ) [Mon 2 Nov 2009 21:52:29]
◆キヨ > ( まぁ、それは多分女性と関わることが多い職だから なンでしょう、けども。 …それにしたって、 ) ぅー ン、 ( 普段は すごくイイコなのに。 ) …。 ( こと、”おにぃちゃん”のコトになると なンだろな。 なんだか奇妙な違和感。 胸のざわつくような―― 踏み込みすぎてはいけないような。 ) ( てか、色ンなトコに首つッこみすぎでしょーかわたし。 ) …。 ( でもみんな好きで、 みんな心配なんだからしょうがない。 ) ( 伸ばした手を途中で放り出す気なンてないから、 ) [Mon 2 Nov 2009 21:50:04]
◆キヨ > ( 一体何処へ ) … ( 心配そうに、僅か眉の寄ったまま。 )( くる、くる。 落ちつかなげに苛立たしげに 紅い傘が右へ左へ回る ) ――― ( メアちゃんの方は、どうなっただろう。”おにぃちゃん”と仲良くしてるンだろか。 )( わたしが女衒と言い難かったのは、単に純粋なメアちゃんの耳に入れるのが憚られただけ だったンだけど―― 騙されているのかといわれるほど、嫌悪されるとは思わなかった。 ) [Mon 2 Nov 2009 21:39:13]
◆キヨ > ( 林檎は食べてくれるだろうか。摩り下ろして、蜂蜜と合わせて 食べ易いよに。 )( あぁ、帰ったら額の布を替えてあげないと。体も拭いて、一度着替えさせた方が良いだろうか? 彼女のゆき届いた看護の手には見合わないかもしれないけれど、今度はわたしが彼女を診る番。 ) ――― ( まだ、ちゃんと話も聞けぬままなのに。 気ばかりが焦る。 彼女のことだけじゃなく、リートさんやティエンさん、メアちゃんのことも――― ) …捜さない と、 ( さがして、呼んであげないと。 ) … ( 渡したいものがあるのに。 返したいものがあるのに。 二人とも、一体何処にいるンだろ。 あんな状態で、 ) [Mon 2 Nov 2009 21:25:36]
◆キヨ > ( 煌耀の看病と守護のお陰でわたしは床から起き上がれるようになった。 )( のに、 ) ――― … ( 入れ違いに、今度は煌耀が伏せってしまった。 ) …。 ( 床に伏せった彼女の苦しげな様を思い起こせば眉が寄り。 きゅぅと痛む胸を抱えた紙袋ごといだく。 ) … ( わたしのせいだ。 ) ( 紙袋から落ちそうな林檎の紅を揺れる瞳で見つめながら零す吐息は微か ) [Mon 2 Nov 2009 21:14:53]
◆キヨ > ( 曇り空がひッくりかえって、ざばりと水を落とす。 ) ( わたしは抱えた紙袋を庇うように少し身を屈めて、慌てて手にしていた紅い和傘を咲かせた ) ひどい、 あめ。 …。 ( 拗ねたよに天を見上げる。 最後に外出した日も雨で、今日も雨で。わたしは何時の間にやら雨女にでもなってしまっていたのでしょうか。 せっかく治ったこの身が、また機嫌を損ねてしまわなければいいけども ) [Mon 2 Nov 2009 21:09:06]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『 ぅ、 わ。 』 [Mon 2 Nov 2009 21:03:09]
お知らせ > 氷桜さんが退室されました。 『あなたも一つどうだ?』 [Mon 2 Nov 2009 00:12:19]
◆氷桜 > (手に持っていた分を平らげるともう一つ紙袋から取り出し、先ほどのと同じように二つに割ったところでしばし動きを止め) [Mon 2 Nov 2009 00:12:00]
◆氷桜 > (時折咳払いをし、喉の異物感を取り除こうと試みながら、スタンドを求めて園内を彷徨う。 弓と矢があればひょっとしたら発現するかもとかは全く関係ありませんと呟いたどこかの誰かはボッシュート) この際ジュースでも・・・・お。 (寒い時に暖かいものを食べながら冷たいものを飲むという苦行を覚悟し始めた頃、漸く『Coffee』という小さな看板を見つけ足早に近寄る) 砂糖たっぷり入れて一つ頼む。 (折りたたみ式の椅子に座り、ミルのハンドルを回していた初老の店主に注文を告げる。 数分後、淹れられた珈琲を受け取り代金を手渡す) ありがとう。 (礼をいい、息を吹きかけ軽く冷ましながらカップの中身を啜り、少しばかり冷たくなった芋を頬張る) [Mon 2 Nov 2009 00:09:56]
◆氷桜 > (ごそごそと小銭等でごった返したポケットの中を漁り、漸くバターの包みを見つけると、包みの中身を二つに割った芋の断面に塗りつける) さて、と。 (じんわりとバターの溶けたのを見届け、未だ湯気の立ち上る焼き芋を大口を開け頬張る) んむ・・・・(頬を緩ませ、はふはふと芋を頬張り咀嚼する。 飲み物がないので味わいながらゆっくりと食べているが、それでも結構喉につっかえてしまう) ふぅ・・・・残りを食べる前にスタンドでも探すか [Sun 1 Nov 2009 23:55:04]
◆氷桜 > ん・・・・はぁ (欠伸と一緒に背伸びをし、その弾みで右手に抱えた紙袋を落としそうになる) っと、いかん。 (腕を下ろし、紙袋の口を開けて中身を確かめる。 もわっ、と暖かな湯気が立ち上り、その湯気の下からいい焼き色のついたサツマイモが顔を覗かせる) 秋といえばこれだな・・・・いや、そろそろ冬か。 (温度をいじるのではなく、ぱたぱたと手の中で弄びながら焼き芋を冷まし、中ほどからぱっくりと二つに割る) む、バターは何処にやったか。 (屋台で芋と一緒に貰ったバターの包みを探し、芋を落とさないようポケットの中を捜索) [Sun 1 Nov 2009 23:42:25]
お知らせ > 氷桜さんが入室されました。 『(間延びした欠伸を一つ)』 [Sun 1 Nov 2009 23:33:10]
お知らせ > ハニィさんが帰りました。 『( 布袋の中の綺麗なお菓子は、宝石の様で。 嬉しそうに ありがとう、 と。 )』 [Sat 31 Oct 2009 23:20:10]
◆ハニィ > ―――ッ! うンッ! ( 期待する様な、そンな眼差し。 )( 紫かな、オレンジかな。 なンて、思考巡らす。 ) ( ハロウィンが終わるまで、あと数時間 ――も無いか。楽しい時間は、あッと言う間。 ) …う、うゅ ッ、 ( カボチャの口の中を気にしつつ、頷いた。 邸まで遠かッたら、我慢出来なかッた だろうけど。これくらいの距離なら 我慢、出来る。 ) ―― ハニィ、こーゆーハロウィンは初めて なのぅ。 ( 楽しい、 ッてニコニコ顔。 来年も、その次も、また同じ様に 過ごせたら良いな。 ) ( きゅ ッと主様の手を 握ッて、 ) [Sat 31 Oct 2009 23:18:52]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( ... 髪の橙は邸に着く前に しゅる リ。 )』 [Sat 31 Oct 2009 23:13:00]
◆紅梅 > ( リボンなんてキミが纏うで十ゥ分なのに ) ―― 邸に戻ったら ねェ ... ( 着物 )( 袖を通しているのは墨色だけれど。 紅い 肩に掛けているのを替えればイイだけだろォ から、 ) … ( 揺らぐカボチャに あ、と思ゥたけれど オモテには出ず ) ... さァ 。 邸に帰ってから 開けて御覧。 ( 袖几帳の下 クス、と僅か笑ゥて 手を差し出し――― ) [Sat 31 Oct 2009 23:12:12]
◆ハニィ > ( オレンジと黒のチェック柄リボンにしようと思ッてたのは秘密だ。 )( 主様の髪色に合う様に オレンジのみの色。 ) ――― 、 ( 悪戯は一応成功だろうか。 満足そうに、黒蝶は笑い、 ) …ン―――、 ( お着物。 ) …黒とか、オレンジ、とかのお色 ?あッ、紫 とかッ。 ( そンなハロウィンカラー。 ぴこンと人差し指立てて答えたら、 ぐらり、カボチャが落ちそうになッた。 ) … 、 ( すぐに、バランスを戻したけれど、 ) ( 布袋の中が見たい、な。 と思ッても、両手はカボチャをがッちり、抑えているから、 ) ――― ッ、 ( 置いて確認しようと思えば、 立ち上がる主様を見上げ、 ) …うンッ。 紅梅さまッ、紅梅さまッ。 こ、これ お菓子?お菓子 なのぅ ッ? ( 尋ねる様な形でも、どこか確信してる風な 笑み。 ) ( 髪飾りは、ほンの悪戯 だから。邸に戻られる前に取ッても 黒蝶は何も 云わない。 と。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:04:41]
◆紅梅 > ( コレはひどい。 ) … ( と、云ゥのだっけ? ) ( 悪戯ならばまさしく。 成功したといえるのだろゥ。 ) ――― ( 灯りに浮かぶ川面の姿見に思ゥ。 気持ち悪いくらい似合って無い―― と、己では内心に ) ――― どんな着物なら良かった ァ? ( こて ン。 )( 首を傾げキミに問い ) ... あァ、 ( キミが菓子袋を見つけたなら 小ィさく笑ォて ) … さて、 ( す、と立ち上がる ) そろそろ邸に戻ろォ か ? ( ...髪飾りは何時迄つけておれば良いのだろゥ ) [Sat 31 Oct 2009 22:55:03]
◆ハニィ > … でき たー ッ! ( オレンジ色の、少しだけ大きいリボン。艶やかな黒髪と、オレンジリボンで ハロウィンカラー。 ) … うゆ? ( 聞こえた吐息混じりの言葉。こてン、と小首傾げて、 ) リボンは髪短くても、可愛いのぅ にー…、 ( へなり、眉を下げた。 ) ( あァでもこれは悪戯だから。 褒めちゃいけないのかな なンて、 ) ( 長い時の赤い椿も綺麗だッたけれど、 短い髪にオレンジのリボンも 可愛いと 思うンだ。 ) …… けど、 ( ポツリ、呟く声。 ) …紅梅さまの今日のお着物には、似合わないかも なのぅ …。 ( 明るいオレンジ色なンて。 ) ( 赤色にすればよかッたかな。 そンな事思いながら、地に置いたカボチャを持ち上げて、 ) …? ( 口の中に、綺麗に包まれた布袋を 発見した。 ) …? ( 主様と、布袋を 交互に見遣り。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:45:21]
◆紅梅 > ( カボチャの中、蝋燭の代わりに愛らしく包まれた布袋一ツ。 金平糖、飴玉、あられに蜂蜜菓子。其れ等が少しずつ入った包み―― 店に訪れる子等の分はもォ無いが、キミとファルディアの分は別に用意してある よ。 ) ――― ( 其れでも主は大人しく。 )( 何処か楽しそォにも見える様で 奴隷の前に膝をつきしゃがみ込み―― ) ... ( さて、何をするものか と、キミの動くを待てば ) …。 ( ―― 嗚呼 可愛くないアリスだコト。 コレでは不思議の国にも鏡の国にも入国拒否されそォだ ね、ェ ) ... せめて 髪切る前ならばもォ少しマシなものだったろォ に ――― ( 吐息交じりに声が漏れた ) [Sat 31 Oct 2009 22:34:58]
◆ハニィ > ―――― ? ( 再び、主様の手がカボチャお化けの口の中へ。 )( 其れを、さッきと同じ様な表情で見遣る。 デコボコの歪な感触が気に入ッたのかな、なンて。 残された何か に気付くのは、もう少し後。悪戯の後 か。 ) ――― えへへーッ。 ( 嬉しそうに笑ッた。お許しが出た ッて事?そう捉えて良いのかな、なンて。 ) ( しゃがンでくれた主様に、黒蝶は ちょッとだけ背伸びをして。 目線が 頭の位置に来るように、 ) …ンー、 ンンンンー ……、 ( 悩み、悩ンだ 後、 ) ( 今日着てるワンピースの後ろッかわについてるリボンを、取り外せ、ば、 ) ン ッと、 ン ―― ッと、 ( 何処かの国のアリスみたいに、オレンジ色のリボンを括り付けようと ) ( 器用さ1が綺麗にリボンを結べるかッて言ッたら、そうじゃない。 結べたとしても、歪なリボン。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:21:06]
◆紅梅 > ―――― ( 灯りの燈らぬ カボチャ ) ( 主は何故だかもォ一度、其の中へ手を差し入れよゥ と ) ( 其の構造上、キミから見えぬを良いコトに そとカボチャの中に何かを残し去る 手。 嗚呼 着物の袖ってこォいう時便利だねェ ――― ) ... いいよ ゥ? ( く す、 ) ( 答えて。 主は着物の裾を正し乍、 其の場へとしゃがもォか。 そゥするとキミの方ォが 少し許り目線が上になるのか なァ ? ) [Sat 31 Oct 2009 22:13:08]
◆ハニィ > えへへへーッ。 ( へらり、笑ッて。 うンッ、と元気良く答える。 )( 主様とカボチャの精霊さン。 どちらも恐ろしいものでは無いけれど、さて。 ) ―――――、 ( 両手に持ッた 大きなカボチャのお化けには、灯りは灯ッていない。周りに ポツポツ、灯る光に 薄ら照らされて、若干不気味で 歪な笑顔。 ) …、 ( へな、と眉を下げたまま 見上げて、 ) ( パッと表情輝かせた。 トリックオアトリート。お菓子が貰えないのなら、勿論―― ) …うンッ。 ( 頷いた。 ) ンとね、ンとね、 少しだけ しゃがンでくれると 嬉しいのぅ ッ、 ( ぴょこぴょこ軽く跳ねて、翅を揺らしながら 楽しげに。 ) ( 奴隷?なあにそれ状態。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:05:46]
◆紅梅 > ... イタズラ してみる ゥ ? ( クスリ ) ( こてン 小首を傾げ )( 口元を袖几帳で覆い隠し ) 俺は 如何したらイイのか なァ ? [Sat 31 Oct 2009 21:59:24]
◆紅梅 > 遊んで貰えて良かった ねェ 。 ( さて、俺とドチラがキミにとって恐ろしかろゥ? ) ( ふンわりと地に咲く灯火。 黒蝶の持つカボチャには、灯りは灯っておらぬのだろォか ) ――― ( 不思議そゥに見上げるかんばせに 笑みで応え、されど答えぬ侭 ) ... ( 見下ろし て ) [Sat 31 Oct 2009 21:56:36]
◆ハニィ > … 紅梅さまあ。 ( 淡く笑みを浮かべる彼を見上げたまンま、 ) いたずらは ダメ …? なのぅ …? ( 弱気に そンな言葉。 ) [Sat 31 Oct 2009 21:48:26]
◆ハニィ > ―― うンッ。 でも、面白いおねーさンだッたのぅ。 ( 時々ちょッと怖かッたけども。主様の声に、頷きながら、そンな言葉で区切ッて、 ) ( きょとン、とした表情をしたまンま 其の動作を見遣る。 ) … ? ( 中はデコボコで、完璧とは言えぬカボチャお化け。 ) ……?? ( 何も無く、するり、と 主様の手がカボチャから抜けて、 ますます不思議そうに、彼を見遣ッた。 ) …う、うゅ …ッ、 ( 見上げる。 じいッと 見上げる。 ) ………、 ( 悪戯の内容が思いうかンでも、目的の場所に背が届かない。 こういう時程、空を飛べたら良いのに ッて思う。 ) … [Sat 31 Oct 2009 21:47:05]
◆紅梅 > ―― そゥ。 変わってる ねェ ( 聞いているのか いないのか。 茫洋とこたゥる声 ) ( 口に入れた手は其の侭、南瓜の内壁をそ、と指で 辿る。 ) ――― ( 其の無骨な感触に 嗚呼、一人で頑張って刳り抜いたのだなァ と微かに微笑ましさを感じ、 )( ただ其れだけ。 キミには意味の解せぬだろォ侭、 す る、と抜け落ちる其の手 ) へェ ? ( 掟 ) ( 今宵はしゃがんでキミと視線を合わせるで無く ) ――― ( 立った侭、羽織った紅ィ衣を軽く掴んで 淡く笑み キミを見下ろす ) [Sat 31 Oct 2009 21:40:34]
◆ハニィ > うンッ。ちょッと変ッた精霊さンで ――ン、ッと。 …ひとつぶで飛べるンだッて。 ( 変なところだけしッかりと覚えていた。精霊だとは、彼女は言ッていなかッたけど。黒蝶脳内変換。 ) ―――― …? ( 手が離れ、カボチャの中へ入るのが見えて、 意図が解らず きょとン、と不思議顔。 ) …… お菓子 …、 ( へな。眉が更に下がる。 ) ( なンだか 主様が楽しそう。僅かに洩れる笑い声を耳にしながら、 うー ッと唸る様な声。 ) … イタ ズラ ぁ …、 する のが、オキテ なの ぅ… ッ、 ( なンて、強がり。 )( 不意に届かなくなる 月明かり。 ポツポツと灯る光の傍は 闇が濃くなッた様。 ) … 、 ( ざわざわ、と 胸が変な感じ。あの子の件以来、たまにこうなる けど。 気にしないフリ で、 ) …、 ( 悪戯は何にしよう、 なンて 考える。 ) [Sat 31 Oct 2009 21:28:09]
◆紅梅 > 精霊 サン? ふゥン... 良かったねェ。 ( 自称神やら魔やら正義のミカタやらが溢れる此地。 今更精霊程度では慌てもせず騒ぎもせず ) …… ( 撫でていた手。 ) ( ふと。 戯れに 思いつきに、キミの作ったカボチャの口の中 手を差し入れよォ か ) うン、 今宵子等に振舞うつもりのもの は。 ( もォ ない よゥ ? ) ( 唇が笑みのカタチ ) ... 悪戯 する、 のォ ? ( クス ) ( クス ) ( 落ちる影 ) ( あァ残念。 月が雲に隠されてしまった ) ( そのかわりに地の灯りが闇に映え ) [Sat 31 Oct 2009 21:17:07]
◆ハニィ > ( 両手で持ッたお化けカボチャの顔の方を、主様に向けて。 ) うンッ。がんばッた のぅッ。 あ、あのねッ、ハニィのお部屋のね-、もいッこのカボチャはッ、精霊さンが作ッてくれた のぅッ。 ( 其れは今は、お部屋にあるけども。あの時は怖かッた歪な笑みが、今はあまり 怖くない。 ) ( ふわ、と主様の手が触れれば くすくす、と小さな笑い声を零して、 ) ―――――― ぅゆ…!? ( ぱちン、と瞬き一つ。 ) さ、最後…ッ。 もう ない、のぅ…!? ( へな、と眉が下がり 口がパクパクと金魚の様に開閉する。 ) ……――、 ( 首を傾げる主様を じいッと見遣りながら、ちょッと考える様な 間。 ) … おかし くれなきゃ いたずら ……、 ( 声は小さく。ぎゅうッとカボチャを抱き締める様にしながら、 上目遣いで ジ―――ッと。 ) ( 子供が来ていたのは声で分かッたけれど、 お菓子が無くなるなンて。もッと早く言えば良かッた、なンて ちょッとの後悔。 ) [Sat 31 Oct 2009 21:06:27]
◆紅梅 > ――― ( 伏せ目がちのねぶたげな目の侭。 唇許りが緩く弧を描き キミの近寄り来るを目で追い、眺め ) ―――― そゥ。 よォ出来た ね ェ、 ( 先日はキミの部屋で 歪に笑って許りだった、橙色。 )( そゥ、と手を伸べ 其の下ろされたキミの射干玉のイロを 撫でよォ か? ) ... ふ ふ、 ( 唱えられる呪。 今宵限りの挨拶。 目を細め ) ... ざァン ねん。 先程まで店に来ていた子等にあげたので、お菓子は最後だ よゥ ? ( 僅か、首をかたげ。 )( 今日は親に連れられ来た子等に、祭の名目で菓子を振舞った から ) [Sat 31 Oct 2009 20:55:06]
◆ハニィ > ( 白黒の蝶が ひらり、ひらり舞うけれど。 嫌でも視界に入る其れを、意識には入れない様に して。意識したら、嫌な事も全て、鮮明に思い出してしまいそうで。 ) うッ、うゅ! ( ぱたたたたッと駆けていた足を、ちょッとだけ遅めて 駆け足な状態へ。 ) ( 川傍に居る主様のすぐ傍まで寄れば、ぴたりッと止まッて、 ) うンッ!これー、ハニィが作ッたのぅ! ( 頭に乗ッけたカボチャのお化け。頭から下ろして 両手で持ち上げて、見せつけンとす。 にへーッて気の緩い笑みを浮かべながら、 ) 紅梅さまあー。 トリックオアトリート なのぅッ。 ( 楽しげに、魔法の呪文。 )( 女中さンが作ッたお化けカボチャがきッと一番綺麗で。一番怖いのは此の前あッたカボチャの精霊さンので。 一番歪な形をしてるのが、黒蝶の カボチャ。 ) [Sat 31 Oct 2009 20:41:26]
◆紅梅 > ( 月灯と灯火の間を 死と生の色を合わせ持つ歪夢の蝶が狂い舞ゥ――― ) ( 足元近く流れる川音許りが場違いにきよらか。 ) ... 走らなくても良ィ よゥ ? ( 体ごと、 )( 振り返り 淡く笑み。 主は動かぬ侭、キミの寄り来るを待とォ か ) 上ォ手に出来た ァ ―― ? ( ...化け南瓜。 )( 数が有ったものだから、キミだけじゃなく 女中やら、先日キミが出会った女性やらも 作るのを手伝ォてくれたよゥだけ ど ) [Sat 31 Oct 2009 20:34:37]
◆ハニィ > ( ポツポツ、とオレンジ色の光が灯る。 静かな風の音とも、柔らかな川の音とも違う 、 騒がしい子供の足音が ひとつ。 ) ――― ッ ♪ ハロウィンッ、 ソーウィン なのぅ ッ ! ( 調子ッぱずれの歌なンて口ずさみながら。頭の上にカボチャのお化けを乗ッけた 黒蝶娘は、 紅い衣を眼に映し、 ) 紅梅さまあーッ、 ( ぱたたたたッと 足音立てながら、近付こう。カボチャは落とさない様に、しッかり両手で支えながら。 ) [Sat 31 Oct 2009 20:26:46]
◆紅梅 > …。 ( 軽やかな足音が聞こえ来て、其方へゆるり 視線、巡らせ ) [Sat 31 Oct 2009 20:23:10]
◆紅梅 > ( ... しゅ ル、 )( 肩に羽織った紅い衣を手繰り寄せン。 ) ――― … ( あの灯りは迎え火のよォなものと云ゥが ) ... ( 此処にこォして立っているだけでは、其れこそ己が幽鬼やら妖やらに見間違えられてしまいそゥ。 ) ( あァ、今宵は月がよォ見える。 昨日は後夜、十三夜であったものだが―――― ) [Sat 31 Oct 2009 20:22:19]
お知らせ > ハニィさんが入室されました。 『( ぱたたたたたッ )』 [Sat 31 Oct 2009 20:18:53]
◆紅梅 > ( 夜の帳の落ちた中。 ぽつ、ぽつ、と。 ほんわりとした。 灯りの気配が、そこここに。 さわさわと、そよぐ木の葉ずれの音が周囲から 清らかに。 近く流れる 川の音が、 さら さ ら ) ――― ( 柔らかに耳に届く。 ) ( 邸の前の川沿いに、茫と立ち。 ただ何をするでもなく其の光景を見 ) [Sat 31 Oct 2009 20:16:52]
お知らせ > 紅梅さんが入室されました。 『( ... )』 [Sat 31 Oct 2009 20:11:16]
お知らせ > メアリィさんが帰りました。 『(血まみれの手と、南瓜まみれの服に気がつくのは、もっと後)』 [Fri 30 Oct 2009 00:00:02]
お知らせ > ハニィさんが帰りました。 『( 南瓜の精霊 だッたのかなあ …。 なンて。 )』 [Thu 29 Oct 2009 23:56:27]
◆ハニィ > ( 一心不乱。一心腐乱。一文字違いでなンだか大変な事の様だ。さておいて、 ) ――― …!?う、うゅ…!? これッ… 食べ…ッ !? ( 押し付けられて、手に持ッた南瓜は随分軽かッた、けれど。 凶悪さは何倍も増した様。 なンだか、てッぺン近くにある眼が睨ンで居る様な気もするよ。 ) ( まるで、何かスポーツの後の様な。大業を成し遂げた様な それくらい爽やかに笑う彼女に、 ) … ありがとー、おねーさン。 ( と、へにゃり、笑ッてお礼を。 )( 黒蝶ひとりだッたら、失敗していた可能性も否めない し、 ) ( あァ、けれど、 ) ―――… うえッ、え ッ …!ええええ…ッ!? ( 後片付け?これを? ) ( 辺り一面散らばッた 南瓜の破片 と、 ゆらゆら揺れるカンテラと、 笑い声の発信源の女性の背中、 見比べて、 ) [Thu 29 Oct 2009 23:56:04]
◆メアリィ > (女がナイフを振るう姿はソレはもう一心不乱でした。一心腐乱) なかなかの大作よー 食われないように気をつけてね (取りあえず、女はソレを、まじまじと見つめる少女に押し付けて。腕で額をこすってさわやか?な笑顔。何かをやり遂げるってすばらしい?) そんじゃ 後片付けよろしくー (ニア逃げる そうして、女はいろいろひっくるめて少女に丸投げして、逃げ出した! あははははなんて、変な笑い声上げながら、足元のカンテラ引っ張りあげて、どこへとも無く歩き出した) [Thu 29 Oct 2009 23:50:07]
◆ハニィ > ( 長々と続く間、黒蝶は無意味に 散らばッた南瓜の破片を集めてみたり、もう既に在る事に慣れてしまッた白黒の蝶を追いかけてみたり。 また女性を心配してみたり、覗きこもうとしてみたり。 取り敢えず、色々やッていた。 ) ―――うッ、うゆ…!? ( どうよ、と振り返ッた女性に 視線を向けて。 ) ( 南瓜の半分を占めた大きな口は、まるで何かを食べた後の様で。 目かと思えば、口の上には鼻の穴。 てッぺンに近い場所には 眼。 ) …。 ( 固まッた。 所々に飛び散る血は、南瓜のオレンジに紛れて 暗闇の中では見えず。 ) …、 ( ぽかン、と口を開けたまま、 其の南瓜のお化けと、南瓜の破片をいッぱい服に付けた女性を 交互に見比べて、 ) … わー、 すごーい のー。 ほンとに おばけ みたい なのー。 ( どッか棒読み。 ハニィは、オブラートに包む を覚えた。 ) ( お化けみたいに見えるのはほンとうだけれど。 ) … 、 ( お家の女中さンに見せたら 固まりそうな気がする、とか。 )( 紅梅さまは如何だろう、とか ) ( 色々頭の中を巡り、 ) …これは これで、 アリかもしれない のぅ。 ( ハロウィンだし。 マジマジと 見遣りながら、ポツン呟いた。 ) [Thu 29 Oct 2009 23:38:52]
◆メアリィ > (時間がかかるので出来上がったものを用意してました。じゃなくて時間を早送りしてみませう。長々と続く呪いの儀式)(あんぐり開いた口は、かぼちゃの半分を占め。口の上につくはずの目玉は置く場所なくなってかぼちゃの上側面に移動した。その代わり、大口の中央の真上には、鼻の穴だと二つの穴あけて。 どこの怪獣の面) いいねーいかにも噛り付きそうな感じ! (彫って作るんじゃない、石の中に眠っている形を掘り出すんだ。そんな彫刻家の言葉があったかもしれない。 それならこのかぼちゃには何が入っていたのだろう。この女の妄想か。 形になっただけでも奇跡のようなソレ。きざぎざの歯は、ところどころ欠けたり曲がったり変な切れ込みがあったり。そして何より、あちこちに女の血が飛んでいる。オレンジの皮に付着したソレは、カンテラ程度の明かりでははっきり見えないかもしれない。 取りあえず女の目には入っていない。ナイフに関しても以下同文) どうよ! (少女が己の心配しているなんて露知らず。出来上がったソレを見せんと振り返る。服もオレンジのかぼちゃまみれ。 女が抱えたかぼちゃの面は、脇に置いたカンテラの明かりで照らされて) [Thu 29 Oct 2009 23:30:28]
◆ハニィ > ( ちンまい黒蝶娘は逆立ちしたッて大人には見えないンだろう。実際背中に生える翅以外は殆ど人間と同じで、年齢だッて 子供だ。 因みに云えば奴隷であるが故に 金は一銭も持ッていない。 うまく一個貰えないかなあ、なンて心の中。 ) ―――… ぅ、うゅ…ッ…、 ( ナイフを受け取る女性に、大丈夫なンだろうか ッて不安。ナイフの柄に付着した血液は、未だ 確認出来ないけれど。 ) ………… 、 ( 掛け声とか、ちょッと怖い。お姉さン、手 ナイフでかすッて無い? なンて、期待で満ちていた瞳と心は、 動揺と不安に早変わり。 ) ……こンなに 残る ッけー? ( 南瓜の破片。散らばッた其れへと視線を移して、 ) ( 彼女へと視線を戻して。 ) …… だいじょーぶ かな あ、 ( ポツン、呟く。完成品の歪なカボチャお化けは、ちょッと離す様に、 移動させながら。 ) [Thu 29 Oct 2009 23:22:01]
◆メアリィ > (ぶっちゃけ女が見た目で判断しているだけだ。ついでに普通の街では拡散させるのは控えているらしいとか何とか。 金になるなら無いの打算もどこかにめぐっているかもしれないし、それは単なる気分のムラかも知れない。ポシェットは常備だが) さんきゅー っとぉ もいっこきたー (改めて同じ手で受け止めれば、先にできた傷に追い討ち。新たな刺激が女を襲い、ナイフの柄に僅かに血液が付着する) トォッ! やぁ ハッ! (変な掛け声と共に女はナイフを振るう。どすどす、なんて刃が突き刺さる音がする。女のナイフを持ってない手に刃がかするたびに、女はその刺激に嬌声を上げる。 それこそなんかのまじない物を作っているような。作り始めれば女は没頭する。これだって一種のトリップだ。 まずはぎざぎざの牙の並ぶ大口が、かぼちゃの横にでかでかと開いてゆく。半分が、オレンジの得体の知れない何かへとなってあたりに散らばってゆく) [Thu 29 Oct 2009 23:12:11]
◆ハニィ > ――… う、うゅッ…。ほ、ほンとーの ほンとー だもン…。 ( 蝶々の年齢でいッたら11歳なンて大人だもン。既に何人も子孫が居そうな感じ。 へなーッと眉と触角と翅を下げて、明らかに残念そうに。 ) … 、 ( ナイフは 黒蝶の手に舞い戻ッてきた。握り締める前で良かッた、と 安堵の吐息。 ) …ンゅ? いン ぱいあ? ( 女性の掌からちょッと血が出てるのは見間違いだろうか。 赤い、赤い、赤―― …。嫌な記憶が蘇ッて、首を何度か横に振るう。 ) … ふえッ、 ( やッちゃうよ ッて。 ) ( ナイフと彼女を交互に見遣り、 ) ( 漸く お声が掛ッた。 ) ―― う、うン …ケガ しないで、 ね?おねーさン… ッ。 ( 不安そうに見つめ、云いながら ナイフを差し出そう。 今度はちゃンと 柄の部分を向けて。 ) ( 其れにしても、結構 自信満々に見える。 作り方知らないなンて 気付かないまま。心の中は、 期待と、羨望。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:59:30]
◆メアリィ > (薬は用法用量を守って正しくお使いください。そうしないとこうなります) 子供はみぃんなそーゆーのさー (餓鬼にやる薬はねぇ。餓鬼んころからやってたのが何を言うって感じだが。曰く、やらせていい餓鬼とそうでない餓鬼がいるらしい)(ああ無知とはなんてかわいいことか。きつく握り締める前、その瞬間に刃は流れるようなしなやかさで女の手の中をすべる) おー 今まさにびびっとキタねー インスパイアの大爆発ってやつー? (掌が切れただけです。痛みなんてどっか別次元の刺激に昇華されて。忠告なんかもその刺激で聞いちゃいねぇ) さーそのオレンジの頭をやっちゃうよ (本人すっかりナイフ受け取ったと勘違い。えーっとどうやんだっけまずは、なんてやったことも無いランタン作り始めようとかぼちゃの近くに座り込もうとして。ようやく手の内にナイフが無いことに気づく) おーいナイフナイフ [Thu 29 Oct 2009 22:51:56]
◆ハニィ > ――ッ ほんとおーッ? ( ぱあッと表情輝かせた。 ) ( けれど、次の言葉に、肩を落として。 ) ……おとなに、 なッて、からー? ( 少し悩み、 ) …うとッ、ハニィ こー見えてももう大人 なのぅッ ! ( パッと顔を上げて嘘ぶッこいた。 空を飛ぶ感覚が解れば、羽で飛ぶのだッて出来る気がするンだもン。 ) ―― あかり つけた、 ふえふきおとこー? ( なあにソレ ッて不思議そうに首を傾げて。 ) ( 話がとンでる事は大して気にならないらしい。 物知りお姉さン認識。 ) うンッ。 ハニィも1個作ッたからー 、おねーさンも 1個作ッて ねー? そしたら 紅梅さまに見せる のぅー ッ、 ( ふふふーッと嬉しそうに ナイフ向けたまま笑ッて、 ) … あッ、 ( 黒蝶は見た。思いッきりナイフを握り締める女性を見た。 ) ああああッ、あぶない ッ のぉー ッ…!! ( 反射的に、ナイフを己の方に 引かンとすッ。 豆知識台無し。そして、無意識。性質が悪い黒蝶娘。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:43:37]
◆メアリィ > (あながち間違っちゃいない気がする。さておけ) そんなの簡単よー寝る前一錠それだけで飛び放題 でも大人になってからよー お菓子が欲しくたって腰に明かりつけた笛吹き男にはついてっちゃーダメよー (笛吹きについていけば空が飛べるのか。話も飛んでいる。 小難しい言葉が出ているがそれは知力以上。乱雑に飛び出す言葉が奇跡的に意味ある羅列になっているだけとも) ランターン あたしにも作れるかってー やってやんよー ちょーたいさく (差し出されたナイフに、挑戦状受け取るような幹事で大見得切って。ナイフ受け取ろうと、むんずと刃にてを出した)(大丈夫、刃物は基本的に引かなきゃ切れないんだよ。これ豆知識) [Thu 29 Oct 2009 22:36:25]
◆ハニィ > ( 一瞬中身刳り抜いて抉り出した 南瓜の怨念が形になッたンじゃないか、ッて思ッたのは秘密。其れ位ビックリした。 ) ( グロテスクな妄想の規制解除版が発売されるのは何年後だろうか、閑話休題。 ) ―― とぶ?おねーさン、お空飛べるのぅ ッ? ( 羽も翼も見当たらないけれど。キラキラした期待の眼差しで彼女を見遣る。 ) … めぐ …すぺ た る ? ( こてン、小首傾げ。難しい言葉解ンない。 ) ( 彼女の浮かべた笑顔に、黒蝶娘は引き攣ッた様な どこか不自然な笑み。 ) ちちちちッち ちッ、がうの ぅ! ( そンな慰め方は嫌ッ ) これは 灯りなのぅ ッ。死ンじゃッた人が迷わない為の 灯りッ。 ( ブンブン、無意味に両手振るッて。 ) 生き血も吸わない しッ、 こわいことなンてしないのぅ ッ! ―――じごくッ…!?地獄にお菓子はないと思うのぅ …。 ( そう云う問題でも無いか。へンなり、眉下げた黒蝶は、南瓜に刺さッたまンまのナイフを ンしょ ッと声上げて、抜いて、 ) おねーさンも ランタン作ッてみ るー? ( ナイフを差し出しながら 尋ねよう。 礼儀も常識も知らない黒蝶は、思いッきりナイフの刃の部分を向けつつ。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:27:09]
◆メアリィ > (どこから来たかなんて、この女キまっているときにはまともに思い出せはしない。記憶全てが吹っ飛ぶわけじゃないが大差なし。体の気の向くままの散歩は不思議発見。怪しい人にはついて行っちゃいけません)(流血のグロテスクな妄想は自主規制によりカットされました。興味のある方は規制解除版※R-18をお待ちください) 夢ん中ジャーいくらでもー? とんだ先の巡るめくすぺくたるー (一通り戯れて戻ってきた女は、少女の問いかけに妄想の質とはかけ離れた笑顔で返事を返す。暗夜に浮かぶその顔は見ようによっちゃ不気味なだけだ) オー ハーローウィーン ランターンは抉り出された苦しみで人の生き血をすすって祖先の霊を慰めるんデスネ (ソレはどんなハロウィンか。妄言と、僅かに心の片隅にある信心が混ざり合ってできたゲテモノ) もうそんな季節ねー お菓子たずねて地獄の底まで三千里ー (酷いハロウィンが女の中で作り上げられて) [Thu 29 Oct 2009 22:16:40]
◆ハニィ > ( やッぱりナイフはちょッとしか刺さらなくッて。 再びナイフの柄に足のッけて、体重掛けようとしたのと 同時くらい。 ) ( 「ハラワタブジマケロー。」 ) ――――ッ!!? ( 物騒な言葉。 )( くるッと勢い良く振り返ッた先には カンテラの灯り。 其れに照らされる様に、白金色が見えた。 ) …… う、うゅ ? ( ハラワタ?ノウミソ? なンて。云ッている意味がよく解らなくて、疑問符 頭ン中で飛ばしながら、 ) … これ ッ ? ( 指差された歪な完成品。 ブンブン、首を振ッて、 ) オマジナイ じゃないのぅ。ソーウィン! …ッじゃなくッて、え−ッと ハロウィンの カボチャのお化けッ、 なのぅ! ( なンだか怖い単語が聞こえたよ。 抉り出して、とか。 ) …… そンな怖いこと、 やンない のぅ …。 ( へな、ッと眉を下げ。 おねーさンはやるのぅ? と小首こてン。 )( 血みどろな妄想の中でトリップしてる彼女へ 問い掛けンと。 ) [Thu 29 Oct 2009 22:02:12]
◆メアリィ > (そんな、物騒で片言な台詞は。刃物をかぼちゃの頭に突き刺すことに夢中になっている少女の後ろから。どこから現れたなんて野暮なことを聞いちゃいけない。 何をやっているのか、とカンテラの明かり一つ突き出した女が作業する少女をじっと見る) それとも ノウミソブチマケロー? (首一つ傾げて聞くのは、結局大差ないんじゃないかって言葉。硬い皮の下からくりぬいて取り出したものや、少しいびつな完成品をちょいちょいと指差したり) そこらはなんかのおまじないー? 切り刻んで抉り出して、人の魂に祈りささげてー? (ああなんて血みどろな妄想がその女の中にあるのか。質問していながら、その心は妄想の中へ) [Thu 29 Oct 2009 21:53:40]
お知らせ > メアリィさんが来ました。 『ハラワタブチマケロー』 [Thu 29 Oct 2009 21:47:44]
◆ハニィ > ―――…… へふ…ッ、 ( 変な息が洩れた。 ) ( 南瓜は歪な眼が出来上がッて、歪な口が出来上がッて。 とりあえずは、完成。凄く歪だけれど。 悲しい位に 下手だけれど。 ) ( 器用さ1で ランタン作りなンてし出すのがいけないのかも知れない。 ) …… はふ ッ、 あと、 1個―…。 ( 後ろに置いといた南瓜を前に置き、 出来上がッた南瓜は後ろへ置く。 ) ……ッ ( 息を吸ッて、 ) えぃやぁ―――ッッ! ( 再度、南瓜にナイフを突き立てンとッ。 ) ( こうしている間は、あの 悪夢の様な 事件を、忘れられる。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:44:32]
◆ハニィ > ( 鈍く光るナイフを、南瓜の方へ、 ) … ッ、うぇーいッ! ( ざッくン、と埋め込ンだ。 つもりだッたが、其れは微妙に 刺さッただけ。 ) ……ンンンンン…ッ、 ( ちょッと刺さッたナイフを、全体重掛けて 埋め込もうとするけど、なかなか 突き刺さらず。 ) ……ン゛ン゛ン゛ン゛―――ッッッ!! ( 今度は足をナイフの柄へのッけて 体重を掛ける。 ) ( 乙女心とか、恥じらいとか、そンな物は 何処か彼方へ置いてきた。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:36:08]
◆ハニィ > ――… ソーウィン、あの 何日 だろ ぉ… ? ( 片手にナイフを握り締めて、片ッぽでは南瓜をがッちり持ッて。 ぼンやり、空を見上げた。 ) ( 時間の感覚が、日にちの感覚が 曖昧。 芸能横丁の一件で、 あまりお外に出る気は起きなかッた、し。 ) ……う、ゅ ――。 ( けれど、何時までも 閉じこもッていたら、駄目 だと思ッて、 ) ( お家の近くの此処まで、 南瓜を引き連れて来た。 ) … ハニィに 出来る の ぅ ? ( カボチャのランタン作り。 かれこれ数週間経つのに、どれもまだ 作り掛け。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:28:14]
◆ハニィ > ( おッきな南瓜を ふたァつ、引き摺る様に持ッてきた 黒蝶娘。 ) ン ッ、しょ。 ン ―― ッしょ…! ( 引き摺り、歩く度に そンな気合いを入れる声を 出し、 ) ( 川が流れるすぐの所で、 はふッと息を吐きながら、 腰を下ろした。 ) [Thu 29 Oct 2009 21:19:59]
お知らせ > ハニィさんが入室されました。 『 ン、しょッ … 。 』 [Thu 29 Oct 2009 21:15:16]
お知らせ > 悠さんが帰りました。 『家に帰る前に公衆浴場へー。』 [Wed 28 Oct 2009 23:37:26]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 『家に戻ったら調理開始で・・・。』 [Wed 28 Oct 2009 23:36:47]
◆ソード > んー……確かにそんな風には見えない…ね…。(ランタンを先につけた棒…それもお金持ちっぽくないと勝手に思いつつも、此方も貧乏で野草を摘んでご飯の足しにするレベルなので似たもの同士かもしれない) あ、うん、それじゃ僕も…っ。(方向は逆っぽいね、と笑いつつ、ゆったりt歩き出して… [Wed 28 Oct 2009 23:36:00]
◆悠 > …そんな状況の人間が、こんな格好でうろちょろしてると思う? ( イメージするのはソファーに深く腰掛けつつ、膝の上に黒猫抱いてブランデーグラスゆらーりとか。テンプレ的な。) …まあ良いか、問題ないのなら。 ( そんなに匂うのかね?と自分の身体を嗅いでみるけど、そもそも匂いで鼻がおかしくなってるから意味なし。 ) それじゃあ俺はもう行くよ。 ( 服に付いた砂やら草の欠片やら払いつつ。 風呂も入らにゃならんしね、と。) [Wed 28 Oct 2009 23:29:49]
◆ソード > 今は……凄い財宝で悠々自適の老後?(老後は違うと思いつつもまあそれで尋ねてみて。 荷物もちという印象は確定しているらしく) ふふん。(胸をちょっと張って得意気。相手が黒豹というのに驚いてるに違いないと思ってるらしく) いや売り物じゃなくて家で使う調理用だし、問題ないよ。(潰すか刻むかして使うの、と笑いつつ立ち上がった相手…香草の匂いが染み付いた感じのある相手…ちょっと一歩はなれつつ説明して) [Wed 28 Oct 2009 23:22:02]
◆悠 > 今はやってないけどね…。 ( 昔は自分の存在意義とか命の価値とかが軽かったのでやたら無茶してたよな、と考えつつ。 そして荷物持ちとかまでいわれたらきっと泣く。) ………ぇー。 ( しんじらんねー、とばかりに半目で言ってあげるよ! だってどう見ても精々黒猫だし!) あー、うん…拙い事しちゃったかなあ…? (唸る様子見てまいったとばかりに頭掻き。 あとランタンとか回収して立ち上がろう。) [Wed 28 Oct 2009 23:16:38]
◆ソード > もしかして本当に…そういうモンスター退治とかやってるの?(割と詳しそうな相手…見た目は弱そうだけど…荷物もちとかがんばってる人かもしれない、と評価を上げて(?)いるようで 目が…という言葉に少し首を振って)違うよ…ほら、僕は黒豹だよ。(黒い猫っぽい耳と長い尻尾を動かして見せて…もう少し鋭い感じの顔立ちならその言葉も信頼できたかもしれない…もしくは香草積みではなく人とかを草むらで食べてる最中とかだったら…) ん…うわぁ……葉が潰れて凄い事に……(麻の袋…少し染みているのを見て眉を寄せて唸りつつ) [Wed 28 Oct 2009 23:07:12]
◆悠 > ( ともあれ。 ) うん…少なくとも蛇とかの仲間では…ないと…思う、が。 ( っても世の中にはやたらでかい蛇とか九つの首のある蛇とかも居るから、そういうのもあるかもしれない、とか。) うん、目。 なんというか、山猫とか山犬みたいな感じで。 ( 本人前にしてこっちも大概なセリフを言ってみたり。) さんきゅ、っと…こっちも、はい。( ランタン受け取ると、此方も麻袋を返す。 もしかしたら身体に野意が結構染み付いてるのかも知れないけど、先に相当においで鼻やられてるからあまり気付かない。) [Wed 28 Oct 2009 23:01:24]
お知らせ > 悠さんが来ました。 『( もどるをおしちまったけっかが これだよ! )』 [Wed 28 Oct 2009 22:56:29]
◆ソード > …ん?そういう物なんだ……?(もんすたーとか余り縁の無い獣人… 多分、竜人と竜の区別も付いてない感じで) 光った……あー…目、かな。(多少の夜目が利く獣人…ぽん、と頷いて) ま、僕もぶつけちゃったしね……(返す、とランタンを相手の横に置いて…)んっと、これ返してね。(自分が投げつけた麻の皮袋…ぶつけた拍子で少し零れたらしく…独特の香り…微量ならば料理のアクセントになるが、量が多いと強烈すぎる香りが溢れてきて) [Wed 28 Oct 2009 22:54:02]
◆悠 > まああれ実際の所、蜥蜴とは全然別の生き物なんだけど…。 ( そもそも生物と呼べるのかさえ。 そーいえばヴェイトスの火蜥蜴って精霊なのか、生物なのかどっちなんだろうか?) …いやー、闇の中でなんかいきなり光ったもんだから、つい。 ごめん。 ( 明らかな害意や殺意がない様子を確認すれば、呟きに苦笑しつつ答えようか。 両手を上げて降参の意を示す。) [Wed 28 Oct 2009 22:43:25]
◆ソード > 火トカゲ…そんな蜥蜴もいるんだ…。(ちっちゃい蜥蜴が火でも噴くのかな?と想像。 竜殺しは自称と認識することにしたそうで(ぇ)) ……むー……強盗の類には見えないけど…でもこの棒で突き殺そうとしてきたし…。(若干、被害妄想気味なことを呟きつつ… とどめをさすか、助けるべきかを悩んでいた) [Wed 28 Oct 2009 22:36:28]
◆悠 > そりゃー火蜥蜴位なら今でも何とかなるかもしれないけどさー…。 ( 多分。但し単体に限る。 群れで襲われたら黒焦げになった雑魚の一丁上がりになる事間違いなし。 後引くが二つあるぜ…竜殺しに後退の二文字は…あるんだよ…(遠い眼。)) うぐぐ…。 ( 麻袋の重さ自体は大した事無くとも、回避運動中に受けたもんで体勢崩れたわけなのです。 そうして起き上がると目の前に灯りが。) ( 照らされて浮かび上がるのは、少年と青年の半ば程度の、やや長い金髪の男の姿。) [Wed 28 Oct 2009 22:29:06]
◆ソード > …え、えっと………とりあえず武器確保っ(手放した棒を拾って…その先に付いたランタンで相手の顔を確認しようと…) [Wed 28 Oct 2009 22:22:36]
◆ソード > (凄くショックを受けた感じの相手…ちょっとフォローしよう) あ、でも…小さなトカゲとかなら倒せそうだし、それなら…っ。(フォローとしては余りにあれな事を口にしつつ。 竜殺しは引かぬ、媚びぬ、退かぬ、とかそんなのがあるのだろうか…と思いつつも 投げつけた麻袋… 棒で打ち返されれば逆にカウンター受ける気がしたけどそれは無かったようで)……あ。(中身は匂いがきついだけの香草。予想以上に相手が激しくぶっ倒れたので…少し焦ってしまって) [Wed 28 Oct 2009 22:20:15]
◆悠 > ぶは。 ( 見事に失敗。 六尺棒手放して麻袋ごとぶっ倒れました。 ちなみにランタンは柔らかい草むらの上に落ちたので割れてないぜ!多分な!) [Wed 28 Oct 2009 22:15:11]
◆悠 > …ですよねー…。 ( うん、そう思うよ!でもはっきり言われてDAIショックだよ! 突っ伏しそうになるぜ!) む…。 ( じりじりと相手の動きを制限しつつ、間合いを詰める―――大型のケモノは引けばそれに乗じて襲ってくるんだっけ? なので引くに引けぬ。 …受け答えしてるのにケモノ扱いしてる辺り相当テンぱってるのだが。 そうしている間にサイドスローで投擲された麻袋が迫るッ!) くっ…! (回避運動、判定は秒数の奇数成功・偶数失敗・00で大失敗でどうでるか。) [Wed 28 Oct 2009 22:13:36]
◆ソード > ドラゴンを見たのは間違いないけど、そっちの竜殺しは嘘っぽい…(ぽそ、と本音が零れたり。) く…っ!(相手の身体を中心に半円を描くように移動しようとしたら杖を突きつけられる…間合いは遠いはずだけど先端で揺れるランタンが飛んできそうな感じで… せめて武器があれば、と右手を握ると先程大量に集めた香草がたっぷりの麻の袋。左足を小さく素早く上げて腰の捻りを鋭く、くいっくなもーしょんの横手でその袋を)……えいっ。(投擲してみた) [Wed 28 Oct 2009 22:06:28]
◆悠 > …ドラゴンかぁ……嘘みたいだろ?これでも昔は竜殺しと呼ばれてたんだぜ…?( 実情は前衛二人の援護メインだった気がするがー気にしない。) …も、モンスター…?( がさがさと後退するナニカに、未だに揺れるランタン付き六尺棒を突きつけるようにして、じり…ッ! 無駄に緊迫感が…!) [Wed 28 Oct 2009 21:57:47]
◆ソード > 野良ドラゴンならたまに見かけるけど……。(ぽつり、と返しつつ、姿を見せようとするとこちらに向けられたのはランタンが付けられた棒がびゅぅぅん、と…まるで強烈な武器のように向けられた!凄く驚いて尻尾と耳の毛をふくらませてズザァ!!!と茂みの中を移動して間合いを取ろうとして)……ご、強盗…っ?(ぅー…と唸って) [Wed 28 Oct 2009 21:50:27]
◆悠 > …しかしこれだと、もうそこらの野良モンスター相手でも危ないよね…。 ( 帰り道何にも遭遇しなかったのは幸いでした、本当。 などと考えてると夜闇に光る金の双眸。) ―――ぉうわっ!? ( 慌てて六尺棒構えます―――その先端で吊り下げられてたランタンがぶらーんぶらーん激しく揺れているがなんとも無いぜ!多分。) [Wed 28 Oct 2009 21:44:50]
◆ソード > (茂みの中で香草を積んでいると人が近づいてくる音が… ランタンか何かだろうか…明かりが見えるのでそちらの方に顔を向けて) ……ん? (茂みから顔を向けるこちらは、相手から見れば瞳が夜目のために金色に輝いているホラーな見た目で) [Wed 28 Oct 2009 21:36:23]
◆悠 > ( 街に戻って来て早三日、とりあえずの勤め先の宛は見つかったが、すぐにシフトに入れる訳でもなかったのでアルバイト探しにいく→昨今の病気騒ぎで仕事無いよ! じゃあ気晴らしに訓練でも→一時間後、疲労で突っ伏した金髪の雑魚が居た! 落ちまくってる体力に絶望しつつ帰宅中。←今ここ。 以上状況説明終了。) ふふふ・・・そら長いこと山奥でしょも強みばっかりとかだと体力落ちるよね・・・。( がっくりと肩を落としつつ、灯りを揺らしながら側を通りがかるわけで。) [Wed 28 Oct 2009 21:30:53]
お知らせ > 悠さんが入室されました。 『( 六尺棒の先にカンテラぶら下げ、ぶーらぶらっと。)』 [Wed 28 Oct 2009 21:23:38]
◆ソード > (麻の袋…余り大きくないの一杯に香草が集まった。虫も殆ど寄ってこない辺り…かなり強い香りなわけで)……シロがひっくりかえるかもしれない、ね……。(鼻がよく効く家族のことを思い浮かべる…庭でペーストとか粉にシテ・・・あげないとかな、と小さく呟いた) [Wed 28 Oct 2009 21:20:57]
◆ソード > (毟った葉はそれほど高級な香草ではない。雑草の一種と認識される事もあるそれは店先に並ぶことも少ないのだけど癖のありすぎる香りは料理人から敬遠されているらしく)…ま、自分で使う分は問題ないけど、ね…。(ぽつり、と呟きながらぶちぶちと毟る…途端に立ち込める熱気と匂いが強烈で…ちょっと鼻で息をしないようにしつつ) [Wed 28 Oct 2009 21:11:31]
◆ソード > (匂いの強い所謂香草…ハーブという奴の種。どこでも生えるということで適当に蒔いていたのを思い出してやってきた川辺の一角にて)……結構沢山…だ。(ぽつり、と呟く。生えたのは癖のある香り…一見すると緑のただの葉っぽいのもあって殆ど無傷の状態で)…ん…此処は水もあるし、日差しもよいから…?(詳しい事は植物を学問にしている種をくれた学者に聞いてみよう、と思いつつ葉っぱをぶちぶちと毟りだそう) [Wed 28 Oct 2009 21:01:10]
お知らせ > ソードさんが来ました。 『半分は冗談だった…』 [Wed 28 Oct 2009 20:58:16]
お知らせ > 蒼花さんが帰りました。 『(ひら ひら。 リボンを揺らした。)』 [Wed 28 Oct 2009 01:38:05]
◆蒼花 > ―――― かーえろ。( 考えても分からない。 出来ることは少ない。 此れが誰かの夢でも そうでなくても、此処にいる限り此処で生活しなければならない。)お花のこと覚えないとなーぁ。( なんとなくで覚えていることはあるものの、商売が出来る程ではないと自負している。)( 流れる水の音が気温を更に低くさせているような 気分。 ブルッ と身体を振るわせる。) [Wed 28 Oct 2009 01:37:56]
◆蒼花 > ―――何処に行ったんだろう…。( 自分が<おじいさん>と呼んでいた筈の人物。 気が付くといた筈なのにいなくなっていた。 その前の記憶もうろ覚えで、本当に<おじいさん>はいたのだろうか? とすら疑問に思ってしまう。 それは、とてもとても怖いことだ。)もしかしたら、今いる自分も誰かの夢で、その人の夢が醒めたら消えてしまうのではないか? と。) ………あぁぁぁぁー…なんか、もう…ッ ( 大きくため息を吐きながら、肩を落とす。なまじ、人の夢の中に入ってしまうことがあるからこそ、強くそう考えてしまうのだろう、と。 [Wed 28 Oct 2009 01:11:12]
◆蒼花 > ( <胡蝶の夢>という言葉がある。 夢が現か分からない、という様な意味なのだが、自分は正にそんな感じだ。<今>が夢なのか現実なのか、判断が出来ない。)―――――夢だと思いたいのかなァ…。(今、独りでいるのが夢で、夢から覚めれば、母がいて、父がいて、みんながいる。)――――そうだったらどんなに良いか。( ハッ と吐き捨てるように言えば、唇を歪めた。 けれど ) …そうだと、いいのにな…。( ポツリと落とす声音は若干沈んでいた。) [Wed 28 Oct 2009 01:00:04]
お知らせ > 蒼花さんが入室されました。 『………。( ぼんやり空を眺めていた。)』 [Wed 28 Oct 2009 00:48:29]
お知らせ > 悠さんが退室されました。 『(…アマウラ山中から出る時は、アマウラに着いたら手が乱す積りだったんだが・・・とか思いつつ』 [Tue 27 Oct 2009 00:52:40]
お知らせ > 風さんが帰りました。 [Tue 27 Oct 2009 00:51:27]
◆悠 > …今日こっちに戻るって伝えるの忘れてた。(てへ♪ 締め出し確定で御座るorz) [Tue 27 Oct 2009 00:47:48]
お知らせ > 風さんが来ました。 [Tue 27 Oct 2009 00:46:40]
◆悠 > (……帰り着いたのが夜遅く、しかも偶々黒い人間の騒ぎを目にしなかったのは幸運なんだか、或いは不幸なんだか。 いずれ事実を知れば、或いは事件解決に向けて動こうとするかも知れない・・・・・・例えそれが舞台に上がる事も出来ず、人々の目に触れぬ舞台裏で踊るようなこっけいな事になったとしても。) …あ、そー言えば。 [Tue 27 Oct 2009 00:45:36]
◆悠 > (とりあえず荷物を脇に、岩に座り込み。 はふ、と溜め息1つ。) …それにしても、街中はなんというか・・・嫌な感じだったなぁ…?( 長らくアマウラの山中に篭りっきり、おまけにヴェイトスへの帰りも独り旅だわ人の話をあまり積極的に聞かないだわで、街中の状況を把握してなかったりする。 ……まあ、休職願い出してた図書館に顔出す明日には今の状況をはっきりと知る事になるんだろうが。) [Tue 27 Oct 2009 00:38:02]
◆悠 > (いやいや、復帰直後にってそれなんて出落ち?―――いやまあそれは兎も角。) …なっつかしいなぁ……本当に。(感慨深げに川原を眺めて呟く。…何かにつけてはここに足を運んでいた、思い出の場所。 恋人を初め、色んな人との出会いと、交流と。 ) ……まだ、あった。(暫く川原を歩き・・・何時も腰掛けていた大き目の岩、それがまだあることに、嬉しげに微笑んで。) [Tue 27 Oct 2009 00:32:50]
お知らせ > 悠さんが来ました。 『憩いの川辺…何もかもが懐かしい…!(微妙に死亡フラグ。)』 [Tue 27 Oct 2009 00:27:36]
お知らせ > ルィエさんが帰りました。 『 (やがて天使の姿も夜陰に紛れる) 』 [Mon 26 Oct 2009 23:33:05]
◆ルィエ > (幾星霜、40年程度と言っても長さが全てを決めるわけではなかろう。己はつい先日堕とされて、天使としての力を失いつつあるのだ し ) …これからも、だ。恋人――ではないけれど (今までもこれからも変わらない。変わらないと信じていたいものだ) …元は人間? それなのに、どうして… (悪魔などに実を堕としてしまったのだ。そんな事をしなくても、神の愛は変わらず其処にあったのに。――女が求めている愛は別の男のものだと気付けない。天使は悲しげにひとりごち) ……もしも会う機会があったなら ね (夜の闇に消え行く悪魔に、この声は届いただろうか) [Mon 26 Oct 2009 23:32:42]
お知らせ > レンさんが帰りました。 『 人も天使も、みんな堕ちてしまえばいいのよ。 』 [Mon 26 Oct 2009 23:23:12]
◆レン > そう。随分と長く天使をやっているのね。 ( 私はまだ魔に堕ちて40年程度だ。相手からすれば赤子に等しいのかもしれない。 ) んふふふ、まるで本当にこれからお付き合いする恋人を見定めているかのような言葉ね。でも、嫌いじゃないわ。 ( そして、に続く言葉が少し気になったが、悪魔にそれを見抜く術は無く。 ) ええ、私は良く人間を見ているわ。何故なら、私ももとは人間だったから。あなたの言うように、神様に愛されている存在だったのよ。 ( そして私は自分からその神様の愛とやらを振り切ったのだ。自分の恋人の想いを取り戻す為。 ) ルィエ。お話できて楽しかったわ?そして、私はあなたが信じているのと同じぐらい、あなたが堕ちるのを信じている。 ――また会いましょう。 ( 最後にそう言うと、悪魔は夜の闇に消えた。 ) [Mon 26 Oct 2009 23:21:10]
◆ルィエ > (目を開けたときには美しい女の顔から笑みは消えていた) …私の? (続く言葉に天使は眉を顰める。もう既にあの方に見放された身だ。どれほど己が善を信じ、あの方を慕い続けても、いつか必ずこの身は堕ちるだろう。それが明日か、1年後か、それとも途方の無い月日の崖になるかは分からない。だが、それを目の前の悪魔に告げるつもりはない) …私はルィエ。――レン、私は信じ続けるよ (あの方を、人を) [Mon 26 Oct 2009 23:15:53]
◆ルィエ > 幾星霜、人の世界を見てきたつもりだ。それが少し長くなったところでどうとも思わない。 …今が駄目でも、切っ掛けさえあれば変われる。…最初から駄目だと決め付けては色々と見落としてしまうよ (決して忠告とかそういうつもりで言ったのではないけれど) …見捨てない。私はあの方を愛し、人を愛し、そして―― (魔をも――。これは己の胸の内に秘め、言葉にすることは無かった) …君は人を本当によく見ている。けれど、それは人の片方だけ。 思いやりの心を彼らはちゃんと持ってる。だからこそ彼らはあの方に愛されて続けてる… (雨のごくごく薄い帳の向こう。己の目に映るその悪魔は美しかった。けれど、相容れない美しさだ。それと同じく彼女の言葉を容れることは出来ない。まるで映りこんだ一瞬を振り払うかのように天使は一つ瞬きし) [Mon 26 Oct 2009 23:12:15]
◆レン > ―――。 ( だが、はっきりと否定の言葉を聞けば、そこで初めてレンの笑みが消える。 ) …そう。それならば、お手並み拝見といこうかしら。人間たちの、では無いわ。あなたのお手並みよ。果たしてどこまで彼らを信じられるか? ( 例え人間たちに降り注ぐ罰に対して、この天使が無力でも、人間を愛する限りは救おうとする。だが、どんなに人間を救うことが出来る力を持っていたとしても、人間に失望してしまえば救おうとはしない。 ) 待っているわ、あなたが私達のところに堕ちてくるのを。その時は、私があなたの身も心もどろどろに穢してあげる……♪ ( ふふ、と笑いながら悪魔は再び宙に舞う。 ) 私の名前はレン。あなたの名前をお聞かせ願えるかしら? [Mon 26 Oct 2009 22:56:38]
◆レン > 成熟するまで何千年でも待つつもり?気の長い話だわ。 駄目な男は死ぬまで駄目な男よ、だからみんな良い男を探すの。――もっとも、駄目な男じゃなきゃ駄目だっていう駄目な女もいるけれど。 ( 私は好きよ、駄目な男。 ) ――そう、人間たちのせい。だからさぁ、ねえ。見捨ててしまえばいいのよ、人間なんて――。 身勝手で破廉恥でおこがましくて乱暴者で、最後まで自分の失態や罪を認めようとしない。そんな連中を愛することができるのは、私達悪魔ぐらいなものだわ。 ここであなたが人間の為を思って「助けよう」「なんとかしよう」なんて思って努力しても、人間は益々つけあがるだけ。救いを差し伸べる手を払わないと、彼らはいつまでたっても気付かないわ? ( 顔を近づければ、天使は一歩後ろに下がる。うふふ、まるで女を知らない初心な少年のよう。 ) [Mon 26 Oct 2009 22:56:27]
◆ルィエ > (雨音の合間に悪魔が水溜りを踏んだ音がした。ある程度の接近は許容できるが、それ以上は天使には荷が重い。近づけてくる顔に天使は顔をこわばらせて一歩後ろに下がろうと) …それでも救えるものは救いたい。過去の諍いの因縁に子々孫々まで巻き込むことは無い。――死が罰で良い筈が無い。死んでしまえば今生で過ちを悔いることすら出来ない のに (悪魔の言葉には弱々しくも、はっきりと首を振って否定を伝えた) [Mon 26 Oct 2009 22:44:30]
◆ルィエ > …人は未だ未熟だ。…それは仕方が無いこと (神意を納得できずとも進まなければならないというに気付いた者だけが、時として災いに打ち勝つ) …自身の無力は言われなくても分かっている (唇を噛んだが、悪魔から視線を逸らすことはしなかった。逸らしてはいけない、とどこかで思ったのだろう) …、切っ掛け…? (切っ掛けがなければ、確かにこのような事態は起こらないだろう。それが悪魔には想像できるという。天使は疑り深い目で、しかし悪魔の言葉に耳を傾けた。これから語られることが真実とは限らないのだ) … 人間たちのせい? [Mon 26 Oct 2009 22:39:10]
◆レン > ( 水溜りを小さく跳ねさせながら地面に降り立ち、相手へと近づいていこう。可能ならば、息が触れ合うほどに近い距離まで顔を近づけようと。 ) 人間たちの教えでは、異教徒は殺しても良い事になっている。でも、それは人間が自分の都合の良いように勝手に神様の名前を借りているだけ。 …だから、ねえ。あなたがそんな風に悔しがることは無いわ?これは自業自得、因果応報――おっと、これはスートリアの言葉だったかしら。 とにかく、人間は今、自分が犯した罪に対する罰を受けているの。 …そうは思わない? [Mon 26 Oct 2009 22:28:45]
◆レン > くすくす。そう言われても、人間は納得しないでしょうけどね。 ( 万能ならば助けてくれてもいいじゃないか、と身勝手な事を考えるのだ。 ) 惑わす?いいえ、私は事実を述べているまでよ。 ( 実際は惑わそうというのだけど。悔しそうに拳を握るその仕草。そして弱い呟き。ああ、そそるわ。 ) …今、あたしは「何の罪も無い」って言ったけど―― 本当のところは違うわね。どうしてこんな事になったのか、私もわからない。でも切っ掛けはなんとなく想像出来るわ。 ( 悪魔はこの病に感染しておらず、各所で見られる幻覚を見ることも無い。けれど、ヴェイティアンが唯一この病の影響から逃れているという事を見れば、ヴェイティアンやブラティリアを迫害している人たちと同じように、そこに何か関連があるという想像だけは容易に出来る。 ) そもそもの原因は、人間たちにある。自分の支配欲を満足させる為に行った虐殺のツケが、今ここに来ているのよ。 [Mon 26 Oct 2009 22:28:18]
◆ルィエ > (からかいの言葉に、天使の眉根が寄る) …、 (悪魔の言葉は毒のように天使の中に染み込んで来る。この奇病の所為でもう何人死んだのか分からない。それを憂えて天使も己の出来る子をと思った。けれど、それすらもままならぬ。己の至らなさをまざまざと見せ付けられたような) …あの方は人を救って下さらない。人は自らの力で自らを救うしかない。…そのための力を神は既に人にお与えになっているのだから (暗い囁きに乗ってはならない。でければ、ますます堕ちてしまう。堕ちてしまうのは簡単なのだ。けれど――) …それは出来ない。私はあの方ではないから。 …万能ではないから (悔しそうに拳を握る。麻痺した右手はやんわりと開かれたまま) ………言葉で私を惑わすつもりか? (ぽつぽつと弱い声が漏れた) [Mon 26 Oct 2009 22:17:31]
◆レン > あら、そう、強いのね。偉いわぁ。 ( どうして話しかけてきたのかと問われれば、くす、と笑い。問いかけにそのまま答えず、悪魔は自分の言葉を続けた。 ) あっちもこっちも蝶がひらひら、黒い染みもたぁくさん。一日何人この病気にかかっているのかしら?一日何人倒れているのかしら?何人死んでいるのかしら?何人悲しんでいるのかしら?それは何の罪もない子供や娘やおじいさんやおばあさんや―― みんな口々に言っているわよ。神様は助けてくれないのか、って。 ( そう、天敵である。話しかけた理由の答えは「だからこそ」だ。レンは暴力を振るうことを得意とする悪魔では無いが、その代わりに暗い囁きをするのが大好きだ。 ) あなたに今苦しんでいる人間が救えて?悪魔の私ですら身も凍るようなこのおぞましい事態を。 [Mon 26 Oct 2009 22:04:27]
◆ルィエ > (軽くて手を振るっても麻痺は取れない。――これは仕方の無いことだ。時間と共に麻痺は薄れていくだろうし) …えっ (笑い声が聞こえて、天使は驚いたように目を見開き其方を見やる。初めは視界には蝶ばかりであったが、視線を上にずらせば空中に浮かぶ女性――悪魔らしき者の姿。天使は僅かに怯えたように眉を寄せ) ……この程度何でもない (右手を下ろして、身体ごと女性に向き直った) ……どうして私に話しかけてきた? (己が悪魔の天敵たる天使だと分かっているだろうに。天使に攻撃に移る動きは無いが、目はレンの動きを窺っていた) [Mon 26 Oct 2009 21:59:07]
◆レン > ( その様子を見ていたのか、椅子に腰掛けるように空中に浮かぶ悪魔が笑う。 この街を黒い病が覆い、その象徴である蝶はひらひらと舞い、今日もどこかで人は狂い、死に絶える。そんな終わりを象徴するような現象が続いているのだ。ある者は大聖堂に押しかけ神の救いを求めているけれど、その病はシスター達にも伝播しているよう。最早救いなど無いのかもしれない。 そんな不安と恐怖の日々を、悪魔は笑うのか嘆くのかと言われれば。 ) ――痛かったぁ?大丈夫?おねえさんが舐めてあげようか? ( 心配するような口調は無く、むしろからかうような話し方だった。 ) [Mon 26 Oct 2009 21:51:00]
お知らせ > レンさんが入室されました。 『 うふふ、ふふふふ。 』 [Mon 26 Oct 2009 21:43:34]
◆ルィエ > ――いっ… (電流のような痛みが指先から腕に掛けて走った。まるで蝶に拒絶されたかのよう。痛みが去った後もまだ残る麻痺に顔を顰めた。手の先は赤くなく、寧ろ白い。蝶はと言うと何事も無かったかのように空を飛んでいる。矢張り己の力では払えそうに無い。もし払えたとしてもこの数では――) … どうしてこんなものが (この街を闊歩しているのか。呆然と蝶を見やりながら。――髪を伝って頬を流れる雫を拭うことすら忘れていた) [Mon 26 Oct 2009 21:40:54]
◆ルィエ > (雨にも関わらず、それは白と黒の羽を綺麗に動かして天使の周りを飛んでいた。雨除けを持たぬ天使は濡れながら、それに手を伸ばす) …… (奇病が流行っているという。原因はこの蝶であるとも幼子であるとも言われているが、今のところ原因は詳しくは分かっていない) ―― (もしも呪いの類であれば、己の力で浄化出来ぬかと思って。ただ、こうして見ているだけでも分かる。これはきっと己の力では祓えないだろう) (少し躊躇って止まった指先が、偶然蝶の羽に触れた) [Mon 26 Oct 2009 21:34:02]
お知らせ > ルィエさんが入室されました。 『 (――蝶) 』 [Mon 26 Oct 2009 21:27:34]
お知らせ > 紅梅さんが退室されました。 『( ...追いかけたら、キミに怒られるだろォか。 蝶だけがヒラヒラと何処かへ )』 [Sun 25 Oct 2009 00:17:54]
お知らせ > ファルディアさんが帰りました。 『 (言葉少なに白黒の中を行く) 』 [Sun 25 Oct 2009 00:12:03]
◆ファルディア > 害が無いのならいても構いません。けれど、害のあるものはあの邸にはいりません (結局のところ、主や黒蝶、犬、邸の家人に害さえなければいいのだ) ……この場合マスターが悪戯される側でしょう? (尤も、奴隷と主人の身の上なれば、悪戯をするわけにもいかぬし、するつもりも無いが) …まぁ、もしもどちらか選べと仰るのなら、当然菓子を選びますよ (怒られないという言葉にはそうであればいいのですが、と答える。お小言程度なら適当に流してしまえば良いし) 余り遠くへはいけませんが (奴隷が歩き出すそぶりをすれば、犬は尻尾を振りながら歩き出すだろう) … (手に寄せられた手。払うことはせず、少し逡巡した挙句、微かに握り返し) ……… (微かな声が聞こえた。奔放に見える主だが、その内実は恐らく色々と複雑なのであろう。奴隷からのかえりごとは、ない) …… (ひらひらと自由に見える蝶も、やがては死に行くものだ。白黒の稀なる蝶もいずれ墜ちる日が来るに違いない) [Sun 25 Oct 2009 00:10:52]
◆紅梅 > ――― そォ? ( 視線を キミから蝶へと移し ) 俺は、一匹くらいなら 部屋に紛れ込み舞い来るも 悪く無いと思ォけど ねェ... ? ( クス リ )( 戯れに、扇を広げ 招くよォ 一度だけそよ動かす。 其れは舞の動作にも似た静かな ) じゃァ、 悪戯される方ォが お好みィ ―― ? ( 揶揄に視線を流し乍 ) あのコには無論、用意するけど ねェ。 ―― キミは怒られぬよ。 ( 主の勝手に付き合わされただけだと、邸の誰がみても明白なのだから。言われても一つ二つのオコゴトで済むだろゥ ) ぅ ン、 ( ちら、と犬を見 未だ平気であることを確認してから、小さくこくン 頷いて ) ... 此侭、 ( ぽつン、 ) ( 隣に並び リードを持っておらぬ方ォのキミの手をとろォと そ、と手を寄せ ) 何処ぞ、行ってしまえたら イイのに。 ( 叶いはしないコトを、 するつもりのないコトを、 漏らす微かな声。 ) ( ひらひら、何処かへ飛びゆく蝶を目で追い 乍、 ) [Sat 24 Oct 2009 23:50:51]
◆ファルディア > 白黒の蝶は遠慮したいものです (慶凶の色をそれぞれ持ちながら、齎すのは凶事ばかり、とは。そんなものは邸には要らない) 一匹でも嫌ですよ (害がなければ構わぬが、実際はそうもいかぬよう) もう菓子をもらう様な年でもありませんので。 蝶の子ならば欲しがると思いますが (目を細めて笑う主に、やや困り顔で) …私まで怒られてしまいます (唇が弧を描くのに、眉が少し下がった。責める口調ではなく、仕方無しといった風。――まぁ己は大して堪えないから良いのだが) ええ、まぁ。もう邸に戻るところでした。…少し遠回りして帰りましょうか? (犬は未だ元気が有り余っているようだし) [Sat 24 Oct 2009 23:34:52]
◆紅梅 > そォだねェ―― 、 邸に黒蝶の在るは悪くないけれど... ( 掴めぬ、泡沫の蝶。 白と黒。 同じ黒ならアノコの翅の方ォがよほど、 ) ... コレだけいると流石に気持ち悪い ねェ―― ( 蝶よ、と愛でたトコロで所詮は虫。 遠く眺めるはイイけれど、近く有るは遠慮したい。 近く在る蝶は少女一人で十ゥ分 ) ――― キミも、 ほしィ? ( 菓子。 ) ( 首を傾げた侭、 ふふ と目を細め 笑ゥ。 ) 邸に居た処で其れは変わらぬと思ォ よゥ ... ? ( ならばこォして気分転換に外に出るも、許されるだろゥ? とでも言いたげに唇が弧を描く ) ... お散歩は もォ、オワリ? [Sat 24 Oct 2009 23:21:56]
◆ファルディア > 楽しむ? (――も、少し違う気がする。そういう文化圏の子供らなら楽しめるだろうが。はて、奴隷は少し首を傾げて) …尤も、この奇病騒ぎでどこまで騒げるのか微妙なものですけどね (すい、と左手を目の前を舞う蝶に伸ばせば、それは己の手を避けるように高く飛翔し) 喜ぶと思いますよ。悪戯をされても困るでしょうし (子供は時に残酷だから、菓子がないと分かれば何をするか分からない し ) ……それは構いませんけど。怒られるのは変わらないと思いますよ (ふ、と小さく息を吐くと、犬が主を真似るかのように首を傾げた) [Sat 24 Oct 2009 23:11:26]
◆紅梅 > 祝う、とは少し違う気がするけれど ねェ―― 、 ( 一昨年や去年等は灯火も市内の其処此処に飾られていたものだが―― 今年は如何だろゥ。 目の前をゆきすぎてゆくモノクロの色を目で追いながら思ォ ) ふゥ ン、 ... 店に来る子達にでも なンぞくだものを用意しておこォ、か。 ( 良く客人である親たちに連れられ来る子どもたちに。 くだものって、お菓子のコト、だよゥ ) … ( からン、 ) ( 足を進ませ 近付き、 ) ――― キミがいるから イイでしょゥ... ? ( 供、は。 見上げて、小首を傾げよゥ か ) [Sat 24 Oct 2009 22:56:44]
◆ファルディア > (別に、という素っ気無い返答が返ってきた) そうですか (ならば聞くまいと奴隷が返す言葉も素っ気無く) 南瓜…――嗚呼 (常は庭にいる犬が興味深げに見ていたものだ。さすがに齧りはしなかったとは思うけれど) 祭りと聞けば便乗して祝うかと思っていましたが―― (家人からの文句に辟易している主に、少し目元を和ませて苦笑を浮かべる) …知ってはいますが、祝ったことはありませんよ (故郷でも此方でも。己の故郷では余りそういう習慣は浸透していなかった気がする。己の出身地だけかも知れぬが) …それにしても、供も連れずに外出なんて。帰ったらまた怒られますよ (南瓜の件と、供も連れずに抜け出した件で) [Sat 24 Oct 2009 22:46:52]
◆紅梅 > ( 向けられる視線が咎めるよォであると思ゥたは、後ろめたさ故だろォ か ) ―― 別、に ( 何も、と微かな声 ) ... 。 ―― ホラ、先日南瓜を買ォたでしょゥ? ( あの黒蝶の少女にねだられて。 邸の作りに不似合いなお化け南瓜。 其れが行き場なく黒蝶の部屋やら縁やら、或いは庭にも一つ二ァつ。 ごろン、転がり有る現状 ) ―― 食えぬ南瓜等、あンなに買ォて道楽が過ぎる と―― 煩くて、ねェ... ( 西洋の祭等、馴染み無い者の多い邸であるから。 檜扇の下、ふと息をつき ) ( 気持ちはわからぬでは無いが煩わしくって。 目を盗み、出てきてしまった ) ―― キミは、知っているのでしょゥ? 月末の、祭事。 ( よゥよォ視線流せば、問う言葉。 近く、蝶がヒラヒラ 舞うも構わず。 ) [Sat 24 Oct 2009 22:32:38]
◆ファルディア > (悄然としていた犬は渋々ながら歩みを進める。家に帰れば喉を潤す水がもらえるし、遊んでもらえるからだろう。しかし犬はまた足を止め、またワンと一声鳴いた。今度は先ほどよりも少し高い声で。下駄の音に己も其方を見やり) ……マスター (知った顔に、ゆっくりと瞬き) ……供の者も連れずに何をなさっておいでですか? (常ならば主の直ぐ近くに控える従者の姿があるが、今はそれが見えない。奴隷は視線を逸らす主をじぃと見つめ) [Sat 24 Oct 2009 22:20:52]
◆紅梅 > ( 紅い袖が舞う。 肩に纏った、紅い衣の袖が ひらりと、秋風に靡き蝶の群れに混じる。 袖通しているは、青丹の衣に千歳茶の兵児帯 ) ――― ( からン、 )( 川辺に敷かれた小石に下駄が鳴く ) ―― ( 纏ォた紅い衣が飛ばされぬよゥ少し手で引き乍 ) ... あ。 ( 聞こえきた犬の鳴く声に。 ふ、と視線向ければ 悪戯の見つかった幼子のよォ ぎくり、足を止めて ) ... 嗚呼、 散歩の時間だったっ けェ ―― ? ( 邸を抜け出してきた主は、バツの悪そゥに 視線、逸らし ) [Sat 24 Oct 2009 22:15:20]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 『( ... ひら り、 )』 [Sat 24 Oct 2009 22:04:48]
◆ファルディア > (蝶が哀れで止めるのではない。蝶と奇病が関係があるのなら、犬にもその災禍が降り掛かるかもと恐れただけに過ぎない) (ひらひらと犬の頭上を飛ぶ蝶を手で払って追いやる。微かに何かに触れたような感触がしたのは気のせいだろうか?) ―― … (この蝶が魔法で燃やせるものならば燃やしてやりたい気もするが、それを確かめるのすら馬鹿らしくなるほどの数が飛んでいる。これでは無駄に魔力を消費するだけだ) ――ほら、もうすぐ邸に着くから (すっかり悄気てしまった犬の頭を撫でてやり、歩くように促した) [Sat 24 Oct 2009 22:02:46]
◆ファルディア > (蝶は己だけではなく犬にも見えるらしい。少し興奮した犬は一声鳴くと飛び上がって蝶を銜えようとする。これも――今日何度目だろう。生憎と犬の牙は蝶の身体を傷つけることはなく、獲物を仕留め損ねた犬は情けない鼻声を漏らした) 不用意に触るなと言っているのに… (悪戯を咎めるように、軽く縄を横に引っ張る。そうしなければまた別の蝶に飛び掛りそうでもあった から) [Sat 24 Oct 2009 21:56:52]
◆ファルディア > (犬の散歩は休まぬほうがいい。普段どおり川辺を通って歩いたは良いが。目の前の光景にうんざりもしていた) …こうも蝶ばかり飛んでいると言うのは気味が悪い (何時からか見え出した蝶は、今流行っている病と多少前後して現れ始めたという。魔法だとかは己の専門だが、だからといって全てが分かるわけではない。寧ろ分からないことのほうが多いものだ) (目の前をひらひらと飛ぶ蝶を視線で追い、もう一度息を吐いた) [Sat 24 Oct 2009 21:53:08]
お知らせ > ファルディアさんが来ました。 『 (溜め息) 』 [Sat 24 Oct 2009 21:47:54]
お知らせ > カナイさんが退室されました。 『出来ることを、したい事を。夜の中でしに行こう。』 [Sat 24 Oct 2009 20:19:59]
◆カナイ > ……何時だって、生き死になんて無意味なもので。無為なもの……だけど。だから、こそ――……(弾いた小石が水面に落ちて、歪な波紋を広げていく。もう、蝶の姿は見えない。街中に赴けば、見ることは出来ようが其処までしようとは思わない。軽い目眩を振り切るように頭を振る動作も気だるさが付き纏う) ……有効に、……使わなく、ては………(独白未満の言葉は、只零れるだけのよう。ゆっくりとその場から歩き出す。夜は長く。光が満ちるまでにはまだ時間があるのだから) [Sat 24 Oct 2009 20:19:37]
◆カナイ > ……暇潰しには……(指を包む絹を噛み締める。きり、きり、繊維の引き絞られる音が、神経に障って苛立たしい) ……向かない、事……規模も因も図れない無い対処療法は、好みじゃ……ないわ。(人の肌を裂き、肉に食い込ませるには小さな、それでも鋭い犬歯がぷつりと絹に穴を開ける感触。はっとした面差しで顔を跳ね上げ、口元を手で押さえ) ……苛立ちすぎている……感化はそれなりにされているか。 ……全く。(忌々しい――繰り返す言葉は格段の苦味を帯び、足元の石を日傘の先端が弾き飛ばす) [Sat 24 Oct 2009 20:08:58]
◆カナイ > 疫病……とすれば、医療関係の場……蝶が伝播しているなら、病…でしょうけど……(口元に触れる指先は絹地の感触。手袋の先端を噛み締めて、暗い色の眼差しは茫洋と思索に耽る) ……救いを求むなら、必ずしも…実利ばかりに走るとは、限らない…か……(病院で確実な対策が打ち出せず、恐怖に駆られた民草はそれ以外の見えないチカラに縋ろうとする。例えば魔術であったり、例えば神の名であったり――双眸に殊更掛かる暗い影は、薄く嘲笑の色に似て。緩やかな瞬きの中に閉ざされていく) ……然り。手を広げるのであれば、混迷の中。それも常道……とは、いえ。澱み過ぎている。(もう少し情報を集めるべきだ。どの辺りから当たろうか。巡らせる思考は忌み事に向かう不快感半分と、退屈凌ぎの遊戯が半分。形にしたのは、物憂げな溜息ばかり) [Sat 24 Oct 2009 19:49:24]
◆カナイ > (白黒の蝶が緩やかな弧を描いて飛んでいく。水面に映るものだけを見ていれば、まるで沈んでいくかのようだ。) ……暫く離れている内に、随分と……おぞましいものが闊歩するように、なった……事。(今は用途を成さぬ日傘を片手が弄ぶ仕草も、何処か苛立ちを含む。領地の雑事を片付けて顔を出して見れば大変な騒ぎ。せせらぎだけを見下ろしていれば、心中に湧き出るのはじくりとした不快感。奥歯が軋むような音を立てるのが聞こえて、歯を食いしばっているのだと気付く) ……忌々しい。 [Sat 24 Oct 2009 19:38:39]
お知らせ > カナイさんが来ました。 『歪んだ水面に落ちる影。』 [Sat 24 Oct 2009 19:35:48]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 タスケテタスケテと時折口から洩れる声を、垂れ流される侭に彷徨 』 [Fri 23 Oct 2009 02:50:10]
◆マガツヒ > ( 長くは保って居るが、この依り代も遠からず壊れて使えなくなるだろう。 まだ何処か操作感の同期が完全ではないのか、時折ぶちぶちと何処か内部が千切れる音がしたり、内容物を突然嘔吐したり、眼球や指やあちこちが正常に機能しなかったりという不具が発生する。 痛覚神経がそれらを幾らか報せては居るが、対処法は未だ不認知である。 これも優先度の低い情報だ。 もっと依り代の維持に時間や労力を割けば幾らか永らえさせる事も可能だろうが、そも、それに何の有益さも見い出すことも無い。 十日や壱年、五十年存えさせて何の益があるのか。 ただ劣化し、無為に時間を割くだけだ。 壊れれば次を探した方が、無駄は少なくて済む。 ) [Fri 23 Oct 2009 02:43:48]
◆マガツヒ > ( 遠くの空で蝶の群れが舞っている。 あれには関知していないが、そも、蝶が禍津卑に引かれたのかもしれないし、禍津卑が歪み易いヴェイトス島という場所に引き寄せられたのかもしれない。 どちらでも結果は変わらない。 邪其禍津卑がそこに発現している時点で、負は必然的に起こるものなのだから。 ) [Fri 23 Oct 2009 02:28:22]
◆マガツヒ > ( 片手を悠然と上げて雨粒を確める。 闇の中に動くものを目で追い、臭いを嗅ぎ、耳で拾う。 言語も覚えた。 辭―――コトバは鳴声の延長上にある原始的なコミュニケーションツールであり、常に不完全で不明瞭なニュアンスを含みながら歪み誤訳、誤認されながら伝達されていく。 ここ数日はその様を観測していた。 然しニンゲンのコミュニケーションに現状それに代わる確実なツールは無く、まだあらゆる中でも一番演算に近く况な代物のようだった。 ) ( 抑揚や表情、ゼスチュアを交えたニュアンスの広がりをマガツヒは未だ認知していない。 曖昧で確実性の無い、実態の薄い現象として優先順位を低く置かれている。 ) [Fri 23 Oct 2009 02:21:00]
◆マガツヒ > ( マガツヒはこのたったの2ヶ月間で幾重にも膨らみ肥大化し、そして多く観測し体感し理解を深め、ヒトの肉を借りて操る事に熟練した。 当初余りに低過ぎる3次元程度の世界観に封入される事で機能不全を起こし、怪音を発し、飛沫を上げ、砕け拉げるばかりだったマガツヒも、弐拾参袋の依り代を経て幾らか理解を深め、そう直ぐに肉を爆ぜさせるような事もなく、また依り代の脳髄を大きく損壊させないよう騙し騙し操るような小器用な事も覚え始めている。 この依り代は自我を幾らか残しながら既に十日近く維持されている。 ヒトの身体に五次元的解釈を持つ禍津卑を容れるという無茶苦茶をする上で、驚異的な持続期間だった。 ) [Fri 23 Oct 2009 02:10:20]
◆マガツヒ > ( 人々の寝静まる頃。 雨の降りしきる肌寒い夜。 薄気味悪い蝶の舞う狂った十月の闇の中。 少女が一人、長い黒髪に同色のワンピースだけを着て、裸足でのろのろと少女が歩いていた。 もうずっとそうなのか、髪も服もしっとりと濡れて張り付き、それでも少女は何処へ急ぐでも無し、誰を待つでも無し、雨音の中を幽鬼の如く漂う。 ) [Fri 23 Oct 2009 01:58:12]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 雨の中独り歩く黒髪の娘 』 [Fri 23 Oct 2009 01:52:12]
お知らせ > キアハさんが帰りました。 『(特に面白いものを見つけられなかった少女はそのまま立ち去って』 [Mon 19 Oct 2009 23:52:59]
◆キアハ > (大半はすでにリスのえさなどになっているようで見つかった数は少ない。 お土産として喜ぶかはわからないが持っていこう) …おわった (そしてまた退屈な時間。 何か無いかときょろきょろ視線を動かそう) [Mon 19 Oct 2009 23:41:40]
◆キアハ > (そうすると何か面白いことはないかと辺りを探し始める。 じっとしているのが苦手な小娘。 もう少し時期が早ければ怪しいきのこなど見つかったかもしれない。 この少女であれば平然と食していただろうけれど) …むぅ 無い…? (よくよく地面を触って調べてみると硬いどんぐりが落ちているようだ。 いくつか持っていこうと拾ってはポケットへと入れていくことにした) [Mon 19 Oct 2009 23:31:23]
◆キアハ > (情勢の不安で休みとなる授業も出てきているのだろうが、少女には関係は無い) くぁぁ… くもり (何気なく立ち尽くして空を見上げた。 今は夜で昼であれば灰色の空が見えるだろう状態。 星一つなく闇はより深く) 暇。 (白黒の蝶の影響で遊ぶ場所も減っている。 暇つぶしに空でも見ようかと思ったが其れも今はできそうになく) [Mon 19 Oct 2009 23:20:40]
◆キアハ > (少女はどこまでも変わらぬ調子で町を歩く。 時折見かける肌が黒くて苦しそうな人たちも別段気にする様子も無く。 奴隷を抱いたり、主人に甘えたり。 主人が頼んだ仕事をしたりと自由奔放) あつく、ない。 (そして気温が下がってきたことで逆に動きが活発になる。 暑いのは苦手で寒さには強い少女) [Mon 19 Oct 2009 23:15:45]
お知らせ > キアハさんが入室されました。 『(己に厄災が降りかからねば)』 [Mon 19 Oct 2009 23:13:09]
お知らせ > ルジェさんが帰りました。 『宿に戻るには、節々痛くて。 かなり時間を要したとか』 [Mon 19 Oct 2009 19:50:37]
◆ルジェ > (女性の執念ー…、といいますか、なんと申しますか。 ルジェの身体のあちこちに出来た痣や、膝小僧やら口端やら。 転んだ際に出来た怪我もろもろ。 暫くは後を引くかもしれず。 ルジェは寒くなってきたすっかり日が暮れて周囲が暗くなった中、弧を描く水面を見つめては、咥内に広がる自身の血に苦虫噛み締めたような表情になりながらもこくり、飲み物を飲みながらパンに齧りついて) 「なんかあの女の人怖かったなー。 真っ赤なお口で丸呑みされるかと思った」 (ふるり、思い出しては体が揺れた。 下唇を噛み締めわなわなと肩を震わせては仁王立ち状態の女性を下からばっちし見てしまったルジェ。 女の人にはめっぽう惚れやすいが、綺麗な女性が危機迫るような背中に炎背負って現れた様子にへっぺり腰になってしまった模様。 ちろり、とか蛇の舌なぞ見えたとか。 おそらくは、幻ー…、というより、錯覚、というか最早、ホラー) 「体力だけじゃだめなんだ。 あの女の人みたいにー、えーっと。 …なんだろ。 こんちくしょー!てのが、ないと強くなれないのか」 (ふーむ、頬に手を当て考え込んでいる。 単純思考の娘にそんな機会が訪れることがあるのか、ないのか、どうなのか。 答えがでそうで、 出てこなかった) [Mon 19 Oct 2009 19:47:27]
◆ルジェ > (ぽふっと、ルジェのリュックから顔を出したのは、ライ麦パンだったり、する。 てっきり手当てでもするのかと思ったらどうやら手当て道具一式入れ忘れてきたらしい。 …ので、とりあえず空腹満たそうと思ったようで。 おっきなくちを開いては両手で持ったパンにあーん、とぱくり、噛み付いた) 「いったーーーーいっ!」 (今日は厄日なのだろうか。 片頬ふへーふへーなどとさすっては必死に涙を堪えている。 口端切れてる上に、結構噛み応えのあるパンが好みなルジェ。 もっそもっそほっぺ膨らませて食べてみるも。 自身の血の味やらが混じりってごっくり、ようやく飲み込んだ) 「はへ、はへ、はへ…。 折角いっちゃんおっきなパン買ってきたのに、な」 (しょぼーん、肩を落とす機械娘。 本日の鍛錬相手のお姉ーさんの諸事情などルジェは知らない。 なにやらその金髪にそっくりな女に男取られたなどと叫んでいたことは身を守るに必死なルジェには届く筈もない。 ようするに、八つ当たりに出くわしてしまったわけでー…。 ルジェは瞳の端をごしごしこすりつつ。 一緒に買ったであろう飲み物も取り出して。 美味しい、痛い、と連呼しては遠く、薄闇の川辺を見つめていた) [Mon 19 Oct 2009 18:53:40]
◆ルジェ > (ルジェは幾つか石が重なりあって、少し足も伸ばせそうな場所に腰をそーっと慎重に下ろしてはやっぱり痛かったのか、いたたっ、と小さく声を落としながら。 背負っていたリュックを近くに下ろしてははふー…と、大きな溜息をついた。 月を見ようと見上げた空は雲がそれを覆い隠して。 薄ぼんやりとしかその形をルジェの瞳に映さない。 ルジェは頭からすっぽり被った外套を下ろしては髪を掻いた) 「…ひーふー、と。 むー、ルジェ此処のトコ負けがこんでる」 (俯けば、やや手元暗い指を一つ、二つ折って見せては頬を膨らませた。 や、勝ったことがそもそもあるのか、とか突っ込みどころ満載な昨今なのであれど。 本日は木偶相手に一人黙々と鍛錬していたところだったのだ。 …が、肩をぽんぽんと叩かれて振り向けば黒髪を一つに束ねた女性がにっこりと微笑んではお相手してくださる?と、笑みを湛えて手を差し出してくれた次第。 よもや、その後に身体あちこちに痣だらけになることになるとは思っても、みなかった) 「ふぇー。 ルジェもエトワールさんみたいに、こー、ぴっかーっとか光ってビームとか出したりして。 不意打ちーーっ! とかしてたら勝てたのかな」 (ビームなど、出はしない。 というか、勘違いも甚だしいことこのうえないネジの一本どっか置いてきたんじゃないかな娘。 口端きれてしまったので、腰かがめては相変わらず痛い、痛いといいながらリュックの中をごそがさなにやら探し始めた) [Mon 19 Oct 2009 18:16:02]
◆ルジェ > (あいにくのお天気模様ー…を、空を見上げて歩くで、なく。 腰を若干かがめながら時折ふく風が冬の到来を告げるかの如く、ルジェの髪を外套ごと靡かせる。 片手で腰近くをさすっては僅かに眉を潜めて、はふー、とか溜息ついている機械娘) 「いててー…。容赦なかったなぁ」 (ぶつぶつとなにやら文句を垂れている。 ルジェの耳に川辺のせせらぎが聞こえる中、首を傾げてはなんかご機嫌悪かったのかな、などと。 本日すでに鍛錬所にて白旗揚げて退散してきた模様。しかも相手の女性はなにやら目が血走っていて。 足元ふらついたルジェは空を切った木刀もろとも床にへばりついてしまったけれど。 問答無用でぺしぺしぶったたかれたっ。) 「いたたっ、いったーーーいっ!降参ですっ。降参ですってばっ。 ねぇーーーーっ!!」 (聞こえるくわーっ!とばかりに、頭庇っては木刀はどこへやら。 どうにか打ち付けてくるのやめてくださいーっとはんべそかきながら伝えたものの。 …まったく取り合ってくれなくて。 空を見上げてはそのお姉ーさんの形相が蘇ってはふるり、体を震わせては両手で自らの体を抱きしめた) [Mon 19 Oct 2009 17:55:07]
お知らせ > ルジェさんが来ました。 『…へばった』 [Mon 19 Oct 2009 17:47:00]
お知らせ > ドライツェ@蝶さんが帰りました。 『オレンジティー。 …好きというより、一度飲んでみたかったんです。』 [Sat 17 Oct 2009 05:04:06]
◆ドライツェ@蝶 > 先に約束があると思うと、もうすこし頑張れる気がしませんか? ――…プレッシャー、とも言いますけど。 ( 言葉ひとつ、約束ひとつ。 縋るもののかたちはなくとも、縋る愚かさを頭のどこかで知っていても。 ――…神の信徒を名乗りながらの矛盾は、本来許されないものとしても。 )( フードの下の、見るからに柔らかそうな前髪は幾分乱れているのかもしれない。 手を伸ばして正すにはまだ会ったばかりだから、笑って指摘するだけに今はまだ留めておこう ) [Sat 17 Oct 2009 05:03:28]
お知らせ > ティエン@蝶さんが帰りました。 『……どんなお茶、すき? ( 道すがらの問いかけは、彼が口に出来なかった欠片入り。 )』 [Sat 17 Oct 2009 04:59:37]
◆ティエン@蝶 > ( 口にしたものは、何処までも自戒に過ぎないんだろう。繰り返して繰り返して、言葉には力が宿ると信じて、己に鎖を掛けていくのに近しい行為。 零れすぎないように、零れてしまわないように、唇を噤んで、頭を何度か振る。 ) ……暗黒街、教会、 … シスター…… ( 過ぎる面影はひとり、ふたり、さんにん。 強いひと、布教 … シスター。 符丁、符号 頭の中でかちかちと組み上がって、ぎりぎり 芯を痛ませる。 … ぐしゃり。前髪を掴んだ。 ) ……そっか。今は、流石に、お互いー…… その時の、お茶 楽しみに、してる。 ( ぐしゃり、ぐしゃ 。 フードに皺を寄せた指先が、ぎこちなく解けて、ぱたり 落ちる。 口にしたものは、きっと嘘じゃない。だって、そんな風に呼ばれた事がある筈なんだ。 ) ……ぅん。それでいい。 …ドライツェ。 …オレンジの紅茶って、どんなのだろ……? ( ひとの、なまえ。 呼んで、呑み込んで、息が途切れそうになるのを必死に押し殺す。 一度気付いてしまえば、どうして分からなかったのかが分からないくらい、空白は大きかった。 例え、これがこの奇妙な病の所為であったとしても、違ったとしても。 わたしはとうに虫食いだらけだ。 面差しに過ぎったものは、全てフードの内に押し隠して。 ゆらゆら、その場に立ち上がる。 だって、歩き出さなくちゃいけないから。 ) [Sat 17 Oct 2009 04:58:25]
◆ドライツェ@蝶 > ( おかしくなるのが怖いのは感情。 おかしくなっては「いけない」は――例えば義務とか、責任とか。 もしくは、誰かとの、約束。 垣間見た気がする片鱗は、見目にそぐわぬ深くて重い何かのかけら。 酷く気になったが、壊れかけた日常、擦り切れかけの判断力。 あてにならない今の自我で、どこまで覚えていられるか ) 私もお会いしたことはないのですけど、暗黒街にはとても頼りになるシスターがいらっしゃるそうですよ。 兎に角心の強い方と聞いています、あの場所では孤立無援に等しいでしょうに布教に励んでいらっしゃる。 ――…私が管理をしているところは託児所や茶飲み場のようなものですから、もう少し静か。 いつか全部落ち着いて、あの時はたいへんだったねと笑って話せるようになったらいつかおいで下さいね。 その時はお茶を淹れますから。 … ( 長い長い空白。 永すぎる眠りから覚めたばかりのひとが、遠い記憶を手繰る時、多分きっとこんな感じだ。 自分は一体誰なのか。 名前は何といったのか、思い出す為の長い空白。 強張りすぎて震えることもできないような指先が目に痛いほど白かった ) ――…ギニー。 分かりました、あなたのこと、そう呼びますね。 そういえば、オレンジの紅茶が美味しいそうなんです。 そんな店でもいいですか? (「好きなお茶はありますか、ギニー」――そんなありふれた問いが出てこなかった理由は自分にだって分からなかった。 片鱗と呼ぶにはおぼろげに過ぎて、懸念にすらなれないまま、自分の希望を口にして川辺から離れようと立ち上がり―― ) [Sat 17 Oct 2009 04:42:55]
◆ティエン@蝶 > ……おかしくなる訳には、いかないから、なー……。 ( なりたくないと脅えるのでもないから、何処かおかしな物言いだったとは思う。半分くらいは無意識だけれど。 幻に戸惑い、気怠さに浮かされる内に、もう 色々なものは進行している。関わる事があれどなけれど、全ては進んで止まらない。螺子巻き仕掛けの人形が、巻いた手の主から離れても、動力が途切れるその日まで、くるくる 動き続けるみたいに。 ) 暗黒街の、……教会。 ( 確かめるみたいに其処を繰り返す。 こくり、小さく息を呑む音。 ) ……そっか。結構、あちこちで頑張ってるんだなー……。 ( 雨。 今は降り注ぐ様子は無い、空の機嫌。 ほんの少し、安堵に似たもの。 ) …だいじょ、ぶ… だと、思うけど。 今度、探してみようかな…… ……お茶は、ぅん。何処かて飲んで、…く? ( 言葉も態度も、まるで錆が急激に浮いたかのようにぎこちなくなる。 嗚呼、だって 気付いてしまった。 目が覚めてからの奇妙な空虚の正体に。 ) ………… わたし、は ――…… ( それでも、このからっぽに何かを詰め込んで。あるべきかたちを与えなければ、わたしはきっと、ずっと このままだ。 フードを掴んだ指先が、力を込めすぎて真っ白な。 ) ……… ギニー。 ( からっぽと欠片の断片パズルから掬い上げたのは、それだけだったから。 今はそれが返答なのかもしれない。 ) [Sat 17 Oct 2009 04:27:21]
◆ドライツェ@蝶 > ――…このままほんとうにおかしくなってしまわないだけでも。 ( 自分たちにできること。 ――まだ、あの不吉な白黒の蝶が見えているのは自分たちだけ。 そう思っているから、言った。 ほんとうはもう街中の誰もにあの蝶が見えてしまう、そんな状況になってしまっているのだと知らなかったから、言った。 ほんとうは、もう――――自分たちと同じ痣を持つ誰かが、街のどこかでひとを襲っていてもおかしくなくなっていた ) ええ、スラムの。 暗黒街のと比べると小さいけれど、それでも修繕は大変なんですよ。 雨が降ると大合唱会になってしまって。 ( 雨のおとないは困りものですと、けれど楽しげに呟いた ) お客さまを呼べる場所ではないので――治安もよくないですしね。 だから、どこか開いている店を探しましょう。 ――――――… あの? ( フードに隠れた表情は見えない。 知らないがゆえの穏やかな面が、不思議そうに首を傾げて――それは日常では珍しくないやりとりの、はず。 ――――名前 ) ( 名乗りたくないというなら、状況が状況だけに不思議じゃない。 夜中に出会った男女と思えば女性が用心するのもおかしくないし、――…互いにいつおかしくなるかなんてわかったものじゃなかったから。 傾げた首は無言のうちに名を尋ねる色を帯びはするけれど、そこまで。 聞き出すまでには至らない ) [Sat 17 Oct 2009 04:03:53]
◆ティエン@蝶 > ( 幻、幻影、見えるものも、聞こえるものも 感じたもの、すら。 だから、飢えていたのも渇いていたのも、わたしじゃない。 わたしじゃない筈なんだ。 ゆらゆら、揺れた赤が流れる水面に落ちて。 夜を映した流れは、月の影に照らされて、まるで白黒の世界。 ――…目眩がして、ふるり。頭を振る。 ) …病院の方にも、頑張って貰う所かもしれないけど。 ……出来る事、あるのかな……。 ( 出来る事。あるとしたら、何を。 呪い、呪詛、呪縛。 不吉な言葉程しっくりくる気がしてしまうのは、先の見えない不安のもたらす妄言には違いないのだろうけれど。 黒く痣の浮いた手が、せいなるしるしを握り締める姿は 何処か戯画に似ている気がした。 ) ……もしかしたら、いっぱいいるのかもしれない、し。 ……だとしたら。 ( この先がどうなるのかだって、分かるのかもしれない。見たいけれど、見たくはない。 おかしくなっているのは確かだろうから、細めた瞳に苦いものだって混じる。 ――…かみさまは何もしてくれない。だって、意地悪だもの。 内緒話の指先が、ゆるりと降りかけて、 凍り付くように止まったのは。 ) スラムにもあるんだよね、そういえば、教会。 そっか。 ………… ぁ、れ……? ( ) ( 酷い空白。 眼差しも指先も凍り付いたように動けない侭、瞠目した赤の上で、微かに白が揺れる。 ) …… ぅ、ん。 ……そう、だね。 とにかく、おちつかなちゃ、だもの… ね……。 ( 頷く仕草に被せて、少し乱暴にフードを引き下げる。 元から無い血の気が引きすぎて、真っ白になった顔なんて見られないように。 ) [Sat 17 Oct 2009 03:48:10]
◆ドライツェ@蝶 > ( 言葉はどこか述懐のよう。 共に見ている酷く鮮明な幻と話題自体は一致するから、飢餓への恐れの真の意味にはまだ気づけない。 細い喉を押さえる仕草に気遣わしげな目を向けて、そこの水は飲用に堪え得るものだろうかと呟いた ) 我々が幻を見てしまっているのか、何かに――ひとを惑わすモノがこの地には満ちているのですね――「見せられて」しまっているのか。 ただの病気なら医師に期待するより他はありません。 …けれど、誰かの思惑によるものならば、何か手立てもあるのかもしれない。 我々にもできることがあるのかもしれません。 ( 例えば死せる誰かによる呪い。 端的な例に走ってしまうのは、職業柄のせいだろうけど――胸元の聖印を痣の左手で握り締める ) …けれど、ひとりで何かができるとは思わない方がよさそうですね。 幻を見て彷徨うように街を歩いて、どう見ても我々の方がおかしく映るのでしょうから。 さっきだって、きっと――ね。 千鳥足だったと思うんです。 ( 内緒話、そろって秘密を共有する約束。 かみさまは何もしてくれないって、本当は誰もが知っているから。 ――聖職者だって知っているから。 そっと指を下ろして、まだ思考がまともなうちにと ) …スラムの教会で牧師をしています、名前はドライツェ。 まっすぐ歩ける気がするうちに温かいお茶でも飲みませんか? これからの対策を相談しましょう、そう持ちかけるには残念ながら事態がまるで見えないのが残念ですが。 [Sat 17 Oct 2009 03:13:33]
◆ティエン@蝶 > …… おかしくなってるんだとは、思ってたんだ。 でも、 ……そっか。わたしだけの事じゃないなら、きっと … これは違うんだ。 ( ほつり 。 零す言葉は、独白めいて 余り前後が繋がらない。 ぼんやり重ねていた言葉が、彼の口にしたものに、ぴたり 一度止まって。 ) ……ひとの、魂。 ( 眇めた目が、今はもう、せせらぎの姿を取り戻した川に。 ――…先には、蝶を吐き出した地割れにも見えていたものを映す。 見たもの、見えていたもの 見るであろうもの。 なぞらえて、推し量るみたいに。 ) ……ぅん。まぼろし、なんだ。きっと、あんなのも。 ( 幻。 それでも、強烈に焼き付いた飢えと渇きの感覚に、背筋がふるり 小さく揺れた。 喉元を押さえながら、ゆらゆら上がる赤色は、不安定には違いないけれど。 ) ……そっか。 きっと、まだ 沢山。 ……なんだろう。病気、なのかな。 ( でも、同じ幻を見るのだとしたら 病気と考えるには 少し不自然かもしれない。 なら、これは? 違う可能性が出てきたから、漸く考える事が出来る事。 ) ……そんな事言っちゃっていいのかなー……。 ( 型破りな聖職者にばかり遭遇している気がする。 どうしてそんな事を思ったのか、自分でも良く分からないけれど。 へろり、軽く眉下げた顔は困ったような面差し。 そうっと人差し指を立てて、唇の前に宛がう仕草。 ひみつ、ないしょの同じ鏡像。 ) [Sat 17 Oct 2009 02:55:02]
◆ドライツェ@蝶 > 私ひとりだったら、おかしくなってしまったんだで済ませてしまった。 そうじゃなければ黒死病に罹ったんだと安易に看做してしまっていたと思います。 …蝶は器を離れたひとの魂、そんな例えもありますから、病んだ体と病んだ頭が見せた幻に違いない って。 ――…だから、あなたに会えて、話せて、よかった。 ( 恐怖が拭い去れたかといえばそこまで強靭ではないけれど。 もしまた幻を見てしまったら、それは幻と分かっていても、きっと呑み込まれてしまうのだろうけど。 …どこかで幻と知っているなら、多分きっと戻ってこられる。 力強くはどうしたってなれないけれど、眼鏡の奥でしんなり青緑が笑った。 同じ病気の患者同士が、根拠はなくとも大丈夫だと励ますように ) …そうですね、偶然じゃない。 ひょっとしたら他にも我々と同じ幻を見ているひとが、今もどこかにいるのかも。 ( 幻に翻弄されるばかりで外に目を向ける余裕もなかった。 同じ幻を見るひとが既に街全体に見られるようになっていて、病院や自分の所属する教会に救いを求める人が詰めかけ出している、それを知るのはこの後のこと ) ただ祈るだけでは、だめ。 ――求めよ、さらば与えられん――――天は自ら助くる者を助く。 …ほら。 主の言葉ですら、既に矛盾しているのですから。 ( それはひとが歪めて解釈しているのだと、そう諌める誰かもいるんだろう。 矛盾は矛盾と受けいれる態度は、どうしたって身なりや下げた聖印には相応しくない。 今のは内緒、唇の前に人差し指をそっと立てた ) [Sat 17 Oct 2009 02:41:31]
◆ティエン@蝶 > ……こんな所まで、ある筈が無いのに …ね。 でも、見えたんだ。 ――…馬に乗って来られなくて、良かった。 そしたら、きっと 見分けられなかったから。 ( 黒い染み。明らかに不自然なモノクローム。へろり、困ったように眉を下げて、外套の袖を元に戻し。 ) ……そうでもないかもしれない、なー…。 黒だけじゃなかったもの。 ( 溢れたもの。天を埋め尽くしたもの。黒と、 …白。 ) …違うと、思う。 似てるけど、多分…… 何か共通してるのかもしれないし。 墓地と…海岸、で。 もしも、同じモノを見たら、それはもう 偶然じゃあ無いと想うんだ。 ( もしも、共通する何かがあるとしたら。 膝を抱えた侭、のそり 顔だけ少し上げて。 ) ……そう思わない。思いたくない。 そうやって思おうとするこころこそが、ひとに近しいんだと思う。 …矛盾してるけど、ねー……っ ( 噛み締めるみたいな言葉は、殊更小さくなってしまったけれど。 困ったような顔の侭、ぺしょり 一回膝に伏せて。 ) …… うん。 わたしも、見えた。 白と黒。 蝶。 地面から溢れて。 ……蝶、か。 [Sat 17 Oct 2009 02:25:03]
◆ドライツェ@蝶 > ( 判定値6⇒イベント参加者間ロールにてマイナス1⇒判定値5 ) [Sat 17 Oct 2009 01:59:33]
◆ドライツェ@蝶 > (「 死体に躓いたのかと思った」) …私もです。 あなたが撃たれてしまったあとのひとなんじゃないかって、やっぱり――――( 細い指とちいさな手。 躊躇いがちに示された黒に、息が詰まって声が途切れた )――――( 夜気が今でも死臭に満ちている、そんな気がするのもきっと幻。 半ば自分に言い聞かせてから小さく息を吸って、吐いた ) …まるで片羽の蝶。 ( 白い手首に降り立った蝶。 黒い黒い、黒死蝶 ) ――…ペスト では、ないですよ――ね。 あれに罹ったひとが幻を見て、…命を落とす症例はあるのかもしれませんが。 同じ幻を見るのは、変です――――ひとがひとを殺す、それがひとの在るべき姿とは私は思いたくありませんから、幻のなかで誰かを傷つけたいと思ってしまったのも、亡骸を辱めたくて仕方がなくなってしまうのも、私ではないのだと思いたい です。 ( 自分が自分でなくなっていく、解放に伴う歓喜だってきっと嘘。 だって彼女も優しい呼び声を、それこそが一番怖いとこうして言っている ) …それから。 蝶が、――蝶が見える気がします。 【判定】(判定値よりマイナス1) [Sat 17 Oct 2009 01:58:26]
◆ティエン@蝶 > た、助けてはいないけど、ねー……っ 受け止めて貰っちゃったみたい、だし。 ( 等価かは分からないけれど、額に感じる痛みくらいは、きっと 似たようなものだから。 血の跡の無い額にてのひらを当てて、へろり 此方も項垂れた。 ――…視界の端に、ちらり はらり 過ぎる白黒の幻。 幻と言える程度には、今は きっと。 ) …… そっか。 同じなら、わたしだけの理由じゃないんだ、これは。 ( ずるずる 引きずるみたいにほんの少し間を開けて、すとん。河辺、草の上に座り込む。すっぽりと身体を覆う白い外套に埋まるようにして、膝を抱え。 ――…ちらり。投げかける視線が、手の甲に浮かぶ黒い痣のようなものに、微かに細くなった。 ) 死体に躓いたのかと思った、最初。 ( 返す言葉は短くて、けれど 符丁を示し合わせるだけなら きっとそれだけだって。 ――…墓地。 ) ……わたしも、見たかもしれない。海岸で、だったけれど。 ひとりぼっちで、からからで、おなかすいて、 ……おちてくの。わたしがわたしでなくなってく中で、なんだかやさしいものが呼んでたから、それが一番、こわかったのかもしれない。 ( ぽつり、ぽつり。 見たものを思い出すように途切れがちに紡ぎながら、外套の袖をもそり、捲って見せる。 ――…手首に程近い場所に浮かぶ、黒い染み。 血の気の無い肌の上、やけに不吉なモノクローム。 ) [Sat 17 Oct 2009 01:45:43]
◆ドライツェ@蝶 > …。 すみません。 寧ろ私が助けていただいたんですね。 ( じんじんと残るデコの痛みを抱えてしんなり謝った。 ――それから、どちらも断言できないところで、そして答えと、新たな問いに。 互いに奇妙な境界上をさまよっていたのではないかと、偶々今はその幻から抜け出せている状態なのではないかと、漠然とした推測に到る ) ――…。 ( 夜露に濡れても構わない。 草の上に座り直し、眼鏡越しによれたカソックの裾を見ながら ) 多分、あなたとおなじものが。 ( ほんのすぐ先を指差す左手の甲にも、黒い痣 ) そこやここや、この川辺一帯でひとが死んで――… いえ。 まるで戦火に包まれた村かどこかみたいに沢山沢山殺されていた。 貴重なはずの火薬を撒き散らして銃声が鳴って、石の斧が振り上げられて。 それから、墓地 でもー… 同じものを見ました。 ( そこまで言ってそっと見返す。 小柄な姿と細い声質は震える小動物のようでもあったけれど、何が見えたと問う声の奥底に芯の強さを見た、そんなようにも思うから。 『自分は狂っているのだろうか』――不安は言わない。 出さない ) [Sat 17 Oct 2009 01:27:54]
◆ティエン@蝶 > ( ひたり、ぺたり。 まだくらくら痛い場所を押さえてみたら、じんわり 残る痛み。 けれど、それはあくまでぶつかったくらいの痛みで、その前にあった 石礫の衝撃と、流れた筈の血は、なぞったてのひらの何処にも見付けられない。 それはきっと、目の前の彼も同じ事で。 ぱちり、ぱち。相貌、双眸、硝子越し 見詰める様は些か、不躾なくらい。 ) ……転んでたと、思うー… 多分、だけど。 ( 自信は萎れて、語尾も窄み気味。 ――…まぼろし。 その言葉を鸚鵡返しに唇に乗せて、じっと考えるみたいな間が開く。 ) ……ぇ、ぅ、えうっ? ( びくり。青天の霹靂みたいな問いかけに、思わず おろおろ、視線が辺りを見渡して。 鮮明過ぎる景色が、まぼろし … そう。幻なんだって、今なら分かる。分かる気がするんだ。 ) ……街中に、…死体がいっぱい転がるほど、ひどいことはしてないと、思うー……。 多分、だけど。 ( 歯切れ悪く答える合間にも、視線は離れないから きっと不自然なんだろう。 じぃ、見詰める目が一度大きく瞬いて、意を決したみたいに口唇が動く。 ) なにが、みえた? [Sat 17 Oct 2009 01:16:58]
◆ドライツェ@蝶 > ( 幻覚の残滓が目を瞠らせた。 ――無意識の中で最初に浮かんだのは、確認。 透けるほどの白い肌が血に染まっていないこと。 銃創も石斧による傷も受けていなそうなこと。 …それから最後に、けれど傷口から流れる血よりも赤い紅い、見上げる瞳 ) …あ。 そうでした、……そうでした。 私の方が先に転んだんだと、…思います。 ( 返す言葉もやっぱり不自然。 数分前の出来事を霧の中に見失った、手探りじみた自信のなさ。 ――――幻を見ていたんだろうか。 知らず口に出していた ) ……あの。 あの、すみません、一つ――――へんなことをお伺いしますが。 ( 量産される骸の山。 銃声。 馬の嘶き ) ここは、…今のヴェイトス市は。 戦争なんか してませんよね…? ( 口にしてから、そう。 あれはまるで戦場だ。 )( 半ば肯定を求めて問うてみてから、ふと。 あの紅い瞳がやけに強張ってこちらを見ているような気がして、首を傾げる。 確かにカソックは随分よれてしまっているけれど ) [Sat 17 Oct 2009 01:06:39]
◆ティエン@蝶 > ( 一瞬の浮遊感と、空を切る手と。 ごんっ! どうしようもなく現実的な衝撃は、石礫よりは優しくて けれど、紛れもなく頭を揺らして、くらんくらん その侭、前のめりにべっしゃり ――…倒れるかと思ったけれど、結果的には受け止められて、でも激突。 ヒトを下敷きにするには、どうにも頼りない身だから、そんなに重たくは無いだろうけれど。多分。 ) ぅー…… ( 深く被ったフードから、ぱさぱさ 靄のように頼りない白い髪が零れて。 その合間から覗く目は、何処か恨みがましく真っ赤な色。涙目でもなく、不自然なくらいに眼差しは乾いていたけれど。 ) ……ぇ、と。だ、だいじょぉ、ぶ…… かも。 え、と。 転んだの、わたしじゃなかった、し。 ( ぎこちなく紡ぐ言葉の羅列は、そうして話す事すら久方ぶりみたいな、油の足りない蝶番みたいな軋み方。 それが殊更、ぎしり。音立てるみたいにして止まるのは、髪の下にちらついて見えた、その 黒。 ――…ひらり。視界の端で舞う、白と黒。その片方の色に酷く似ている気がして、視線がなんだか、凝視みたいにして止まる。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:55:16]
◆ドライツェ@蝶 > ( 蹄が大地を蹂躙していく。 荒々しいそれが駆け抜けた後には打ち倒された骸が、あるものは驚愕に目を大きく見開き、あるものは苦悶と怨嗟の表情で、あるものは絶望に落ち窪んだ目で、どれも一様に顔面をべったりと朱に染めながら。 彼らに無慈悲な宣告を突きつけた銃声が遠くないどこかでまた聞こえた。 それはまるで破壊と殺戮を楽しむ誰かの歓喜の声に似て、けれど崩れかけの膝では何をすることもできやしない。 ――と、溢れる蝶の群れを割って白い何かがこちらへと倒れかけてきた、ような気がした。 どこまでが現でどこまでが幻なのか、境界は既に判別不能。 ) ( あ。 喉の奥から出かけた声は声になれずにそのまま消える。 見目通りで、けれどやけに軽い体を受け止める体勢ではあったものの、自分もすっこけかけだったものだから―――― ごん。 頭と頭がごっつんこ ) …あた。 あ痛たたた、 わ、 わー、すみません、すみませっ 大丈夫ですかっ…! ( 壊れたからくりは斜め45度で叩く。 ――…というわけではないのだろうけど、現実の痛みがほんの少しだけ幻覚に勝った。 前髪の下にくだんの黒い痣を浮かばせた、眼鏡のカソックがわたついている ) [Sat 17 Oct 2009 00:45:17]
◆ティエン@蝶 > ( それは、地から溢れて天を埋め尽くすもの。 異常と呼ぶのならばの上無く、異端と呼ぶのも相応しい。 それらが、己の知るものだけを常とする傲慢を基盤にしているとしても。 蝶に渦に呑み込まれて、今度こそ呼吸の仕方を見失った。 だから、悲鳴は 肺の中がからっぽになるまで続いて、続いて 唐突に途切れる。 ) ――……、ぁ…… ( 指先が鈍く痛んで、瞬きも忘れていた目が、ぱちり。緩慢に一度だけ睫毛を上下させる。 二重写しの世界。横たわる屍、耳にこびりついて消えない蹄音、空に昇る蝶と――…生きて歩く、ひとのすがた。 ) ……あ。 ( みっともなく地面にへたり込んだ侭、転びかける姿に手を伸ばし掛けて、 ――…当たり前みたいに届かなくて、自分も前方に向けてすっ転がった。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:34:07]
◆ドライツェ@蝶 > ( 同じものを見ている。 覚束ない足が上げさせる、夜露に濡れた草の悲鳴はとても小さなもので、先客の耳に届いたか、それを誰かの接近と看做せたかはこちらも判断できないけれど。 ――蒼白の面は目線より上の虚空を見ている。 視ている。 視界を埋め尽くすばかりの、 ) 白黒の、 蝶―――― ( 数が多すぎてこれと定めをつけられないまま、蝶を追って歩く。 小柄な姿の方向へ、歩く。 距離はそれなりに近い。 ――そこで、がくん。 その膝が沈みかけて、転びかけた ) [Sat 17 Oct 2009 00:28:06]
お知らせ > ドライツェ@蝶さんが入室されました。 『( 多分、きっと )』 [Sat 17 Oct 2009 00:22:19]
◆ティエン@蝶 > ( 誰も、誰もいないのに 声だけがする 罵倒、罵声 追い立てるもの、存在だけで許されない。 追い立てられて逃げ出そうとして、足が縺れて上手く立てない。 地面についたてのひらが震えて、爪が土に食い込んでいく。 感じる筈の無い息苦しさの中、ざらつく渇きが入り交じって、ひりひり 喉が酷く痛む。足りない、足りない 嗚呼、此処には ■が足りないから 足りないから、どうする? ) ゃっ、ぁ……!! ( まるで答えのように忍び寄ってきたものは、こころを塗り潰していく恐怖より ずっとずっと真っ黒で こわいもの。 だめだ。これを見ちゃだめだ。これを知っちゃだめなんだ。だって、だって そうしたら。 滲むように込み上げるのは、きっと よろこび 悦楽 嗚呼、伴うものを見ては、いけない。 ) 違う、違う違う違う――… わたし、じゃ ない……っ!! ( 惑い揺れる目が映すものは、物言わぬ屍の群ればかり。 あの喉笛には穴が無いから、なら 誰が、わたし が? あのぽっかりと空いた穴は銃創なんだろう。 硝煙が、煙の匂いは 何処? 混乱、混迷 困惑の侭に這いずるように進んだ先、川があった筈の場所には 奈落のような裂け目が暗鬱に広がるばかりで。 ) ――……何、これ…… ( ひら、り。 最初は幻のように。 それからは、津波か雪崩のように 白と黒が空に向けて溢れ出す。 ひらひら、ゆらゆら 散るものは白、散るものが黒。 地の色も空の色も埋め尽くして、溢れて溢れて溢れて、 のみこま、れ ) ――…ゃっ、ぁ……!! ( 声が、自分の耳に届かない。 それでも、きっとそれは 悲鳴だった。 ) [Sat 17 Oct 2009 00:10:08]
◆ティエン@蝶 > 【侵食値5→14】 ――…あ、れ? ( 驚愕でも恐怖でも無く、何処かぽかんとした声だったと思う。 あれ。だって、さっきまで こんな、もの こんな、こと。 呆然と見詰めても、眼窩の中、落ち窪んだ瞳は動かない。だって、それはもうとっくに で、いるから。 ) ひ……っ ( 身を伏せた地面に突如響く重い音。それは連なり、幾つも、幾つも。嘶きすら聞こえそうな、騎馬の蹄音。 殆ど本能的に、弾かれたように身を起こして、そして気付いた。 ) ( 転んだ原因すら、倒れ臥した誰かの腕か脚だった。 気付けば、辺り一面がそんな景色で。 まるで、異国か異地かの戦場か そのなれの果てみたいな光景で。 遠く、遠く、けれど酷く鮮明に ) ゃ、だ…… ( 耳を塞いでも塞いでも逃れられないくらいに沢山、こどもの泣き声がする 聞こえて、しまう。 耳を塞いで蹲ろうとする身に、追い打ちのように走る衝撃。 がつ、んっ 額が硬いものに弾かれて、思わずその場に尻餅を着いた。 ) いた、ぅ…… ゃ、だ ぁ、 …… あ……!! ( がつん、がつん 嗚呼、それが何だか もう知っている。 分かっている。 べったりと赤いものがこびりついた石ころが、足元に 身体の回りに転がっていく。落ちていく。 ひとつ、それを受ける度に こころの中に渦巻くのは、今度こそ恐怖。塗り替えられるみたいに染め上げられて、けれど助けなんて呼べないくらいに もう 誰も周りにいなかった。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:53:43]
◆ティエン@蝶 > ( 幾重と幾つも倒れ果てた屍の、虚ろな眼窩と目が合った。 ) 【判定】 [Fri 16 Oct 2009 23:37:49]
◆ティエン@蝶 > ( この街で使っていた家の場所は覚えていた。馴染んだ場所や物は、結構分かる。 最低限の管理は依頼していたから、多少埃っぽくはあったけれど、何とか住めなくもない程度。 元々、幽霊屋敷か魔窟かって具合だったから、其処はあんまり問題じゃない。 なら、何が問題なんだろう。どうしようもなく付きまとう焦燥とか、欠落の感覚とか。 ちゃんと考えたいのに、目を閉じるとその侭目覚められなくなりそうな予感があって、こんな風に出歩いてしまう。 直ぐに動けなくなるのに。 ――…動きたくなくなるのに。 茫洋、巡る思考が泡沫ばかり。 ふわふわ、浮いて弾けて、そして ) ぅ、わわっ!? ( ふらつく歩みが何かに躓いて、ぐらり 傾ぐ。その侭見事に地面に向かってダイビングする事になって、べっしゃんっ! いっそ景気よく倒れ込んだ。 ) び、びっくり、したー……。 ( 痛い、というより。驚いたというのが強い。霞掛かる思考がそれで都合良く晴れたりはしないけれど、全身で感じる地面の感触は、そんなに悪くないかもしれない。 ぺったり、身体を伏せた侭で、もそもそ 顔だけ上げてみたら。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:36:14]
◆ティエン@蝶 > ( 呼吸は音を発する為に必要なだけ。真っ当な意味での呼吸なんてしてないんだから、それが苦しいなんて そんなのはある筈が無いんだ。 ――…自分にとっての当たり前の事、当たり前の筈を否定しているのも、やっぱり自分の身体だから、具合がおかしい。 ヴェイトスの街に足を踏み入れてからか、それとも その少し前くらいから、だったんだろうか。 ぐらりぐらり、目の前が揺れる。全身に薄い霧でも纏わりついてるみたいに、何だか重たい。視界も、足も、指先までも 何か見えない靄の中で足掻いてるような気がしてならないんだ。 ) ――…何なんだろ、これ。 …前から、こうだった? ……ううん。ちがう、ちがう、はず。 ( 目深に被ったフードの陰、呟く言葉も不鮮明。 ふらり、くらり 河辺を進む足取りも、きっと 足跡を手繰れば面白いくらいに蛇行してしまっているんだろう。 ) [Fri 16 Oct 2009 23:27:11]
お知らせ > ティエン@蝶さんが来ました。 『( 息苦しさの錯覚。 )』 [Fri 16 Oct 2009 23:21:16]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 内臓が膨れ上がり、べきべきべきべき、と肋骨が8方向に圧し折れた 』 [Wed 14 Oct 2009 22:18:40]
◆マガツヒ > ( 「蝶」を観測するのなら依り代を捨てるべきか。 地べたを歩いて見える視野は狭過ぎる。 眼球というレンズの話ではなく、ニンゲンの身体をとして感じられる世界というのはたったの3次元で、それでこそ得られる低い次元の現象もあるが、この小さな器に常頃収まっている必然は無い。 ) ( ぶば、と派手な音が頭蓋に響いて呼吸が疎外された。 口膣から大量の血液が噴出したようだ。 遠からず19体目の精神が完全に潰れ、肉体もマガツヒを内包する事に耐えられなくなって拉げ潰れ爆ぜるだろう。 ) [Wed 14 Oct 2009 22:17:06]
◆マガツヒ > ( 19体目の依り代の具合はあまり良好ではない。 依り代を拾い易いのはスラムだが、必ずしも適合し易い個体ばかりでもないようだ。 今し方、豪雨の中裸足でべたべたと歩く依り代も限界が近く、眼と鼻からぽたぽたと血の筋を垂らし、奇妙な声とも音ともつかないものを口から零している。 眼球だけがぎょろぎょろと辺りの様子を伺い、目的を感じさせない挙動でただ、歩いていた。 ) [Wed 14 Oct 2009 22:08:52]
◆マガツヒ > ( 今回の件にマガツヒは干渉していない。 ウォッシュベアー村の事件にも。 何処か遠い連鎖の途中でマガツヒの影響があった可能性はあるが、関知していない。 マガツヒはただ常に漂い、常に何処にでも存在し、何の意志も感情も挿まず観測しているだけ。 目的は何か、と言えばもうすでに目的は達せられていて、ただ永劫に存在し続ける事が目的。 ニンゲンが種の拡大と存続を目的とするのと同じような物だ。 空気と糧がある限りニンゲンが存続するように、正負という概念を誰かが持つ限り、マガツヒも存在し続ける。 ) [Wed 14 Oct 2009 21:54:09]
◆マガツヒ > ( この街はマガツヒの干渉無くしても負を連鎖させるようにできているのか、そもそもマガツヒはそういった地盤があって引き寄せられた一つなのか。 結果としてどちらでも何の問題も無い事だが、マガツヒは観測した。 肉を持って地べたを歩き、低く狭い視野で観測を続ける事に幾らか興味を持ち、18体の依り代を使い潰してこれで19を数える。 何れも10代前半くらいの女子で、何れ潰れるにしても幾らかの資質を持った娘が取り憑かれ、長くは保たずその都度爆ぜ飛んだ。 この世のものとは思えぬ甲高い奇声を上げる少女の猛り声や、飛び散った血肉の破片を目撃した人間も少なからず存在するが――――――大半は、目の前で起こったそれが何だか理解できずただ、呆然とするばかりだった。 ) [Wed 14 Oct 2009 21:44:13]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 蝶 』 [Wed 14 Oct 2009 21:31:55]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『それは、残念でした』 [Wed 14 Oct 2009 01:40:08]
お知らせ > ペセルさんが退室されました。 『冗談じゃないんですけれどね。 (そういって報酬を受け取れたかは…?)』 [Wed 14 Oct 2009 01:35:02]
◆ジャスティス > へ? (それこそ魔の抜けた声を出し、漸く気を取り直せば、またまた、なんて笑って見せて。冗談だと自分で勝手に納得する) では、街のほうに。 (結局、どこかの宿で食事をとりながらゆっくりと話を聞くのだろう) [Wed 14 Oct 2009 01:27:24]
◆ペセル > その代わり、御代を頂くかもしれませんよ? 私は色事が大好きなので? (シスター風ではあるが、シスターではない娘。 少々イタズラっぽく話しかけようか) 私は何処へでも付き合いますよ。 お酒も大丈夫ですし。 (話すことが出来るのは本当に些細な事。 彼女と出会ってから別れるまでの顛末を事細かに話すくらい。 それで満足するのであれば話し続けることだろう) [Wed 14 Oct 2009 01:26:03]
◆ジャスティス > (口づけをされれば、びっくりするがその後目を輝かせて) ありがとうございます。どんな些細なことでもいいんですっ。あの子のことが、聞ければっ。 (涙を噴きながらようやく笑い。どこか温かい場所ででも、と酒場か、教会にでも誘おうか。本当にひと晩じゅう色々と話を聞こうとするかも知れない) [Wed 14 Oct 2009 01:23:01]
◆ペセル > (涙をあふれさせた彼女へとどこか笑みのような表情となり、その涙を舐め採ろうとしてから、軽く口付けを試みる) 恒常を望むのでしたら、がんばってください。 (彼女も気が付いてはいるようだが、同じ日常は戻ってくることは無く) たいしたお話はできませんけれど。 それでもよければたっぷりと。 時間は有限ですが、朝まではまた時間があります。 (囁くようにジャスティスへと告げていく) 欠けたものは埋めようとしてはいけないですよ。 新しく作ることを考えたほうがいいものです。 (埋めようとすれば、それは歪なものにしかならないと考えている。 食器でも同じだ。 欠けた部分を補おうとしても歪にしか埋まらない) [Wed 14 Oct 2009 01:19:20]
◆ジャスティス > …………。 (罰。否定するでもなくそうつぶやけば俯いてしまって) え?あぁ……そうですね。 私は、今までどおりの生活を何とか続けようと思っています。教会も、ようやく安定してきましたし。炊き出しや、たまに夜景もやって、地元の人たちと仲良くして……。 (どうしてだろう。そこまでkと場にしたところでとめどなく涙があふれ出す) ……うぇ。 (そうだ、その今までどおりの生活の中にもうアザリーはいないのだ) あのっ、そのっ、もう少しだけ、もう少しだけアザリーのこと、教えていただけませんか? [Wed 14 Oct 2009 01:12:03]
◆ペセル > 違っていたのならごめんなさい? (彼女へと顔を近づけたままで視線を重ねて) シスターの言い方ではすべての責任がシスターにあるような言い方でしたから。 そんな風に考えているんだと思ったんです。 どのような罰を考えているか、までは存じませんが。 (言ったとおりの意味ですよ。 と更につなげた) 私は力が足りませんでした。 だから、もっと力をつけようと思います。 シスターはこれからどうするつもりですか? (視線はそれほど強くは無いはずなのに冷たく冷えているように見えるかもしれない) [Wed 14 Oct 2009 01:04:31]
◆ジャスティス > 罰、ですか? (その言葉の真意を問うように、少し顔を離してじっとペセルの顔を眺める) ど、どういうことでしょうか? (罰?求めている?そんな、馬鹿な。自分の中で言葉を否定しながらもじっとペセルを見つめて) どういう、意味ですか? (ベンチの端を握りしめながら再度尋ねて) [Wed 14 Oct 2009 00:56:12]
◆ペセル > それで、罰を求めているんですか? (ジャスティスの様子から汲み取った情報をあわせて考えた結論。 どこか、魔の本能が疼く) 自分とであったがためにシスターアザリアが早すぎる神の元へ向かった事を罪と感じているのでしょう? だから、罰が欲しいんですよね。 シスターアザリアに近しい人から。 (違いますか?と更に囁いていく。 すぃ、と頬を撫でてこちらを見るように視線を誘導しようと) [Wed 14 Oct 2009 00:52:39]
◆ジャスティス > ……そう、ですね。 (しぼんだ風船のようになりながら何度も小さくうなづいて) え? (漏らした声は、すぐそばでも聞こえたか分からないような小さなものだったけれど) …………天災。だとは思っています。いますが……やはり私に合わなければあんなことにはならなかったんじゃないかと。 (密着しかけた状態でそう告白して) [Wed 14 Oct 2009 00:45:26]
◆ペセル > …失う悲しみは本人にはわかりませんからね。 置いていかれた人が、どんな思いをするのかは。 (遠い記憶。 あえて自ら掘り返そうとはせず、悲しみに暮れているようにしか見えない彼女の頬へ触れようと手を伸ばそうか) 普通はそう考えます。 自分の命より大切なものがあってはいけないものだと、私は思いますから。 (普通の聖職者であれば職務を全うした、と喜ぶところだと思っていたが、彼女は少々違うようで) シスターは、シスターアザリアがなくなったのは自分のせいだと考えて居るのですか? (近づく顔は耳元に吐息が触れるほど近づいてしまおうとするだろう) [Wed 14 Oct 2009 00:37:32]
◆ジャスティス > (聖職者でありながら、素直には返答できずに。) [Wed 14 Oct 2009 00:30:06]
◆ジャスティス > アザリーがそう考えていたんだとしたら……間違いです。私はそんな高潔な人間じゃない。私なら早々に脱出して助けを呼びに行こうとした。私は……私はいつも第一に生き延びることだけを考えてきた。 (まるで懺悔するように背を丸め、顔を両手で覆いながら震える声でそう言って) そう、なんでしょうne. [Wed 14 Oct 2009 00:29:50]
◆ペセル > 自分を犠牲にしてでも、一匹でもたくさんの屍鬼を倒そうとしていました。 それは間違いありません。 (力の抜けた様子の彼女を見つめながら、静かに近づいていく) 私には、シスターアザリアにはだれか他の人の姿が見えていたように思います。 それは、シスター。 貴女ではありませんか? (ジャスティスの名前は知らないので、「シスター」と彼女のことを呼ぶ。 彼女が憧れていたにしては、ずいぶんと弱弱しく感じるのはシスターアザリアの死の影響か) …自分の命を投げ出しても他者のために尽くす。 それが、教会の教えではありませんでしたか? (母に聞かされてきた教え。 自らを犠牲にして愛を説いた神。 その教えどおりにアザリアは生きたと言える) …教会の教えに実に忠実だったと思います。 (自分が助かる機会を棒に振っているのだから) [Wed 14 Oct 2009 00:26:27]
◆ジャスティス > ……いえ、そんな。 (戸惑ったように首を振りながらもおずおずと尋ねようとして) それで……アザリーとは…………あぁ。 (話を聞いて、よろけてベンチにへたり込む) いえ、私の教育がどこか間違っていたようです。いや、彼女のやったことは、間違い、とは呼ばないのでしょうが……。彼女は、最後まで戦おうとしたのでしょう? (救いを求めるような眼でペセルを見上げて) [Wed 14 Oct 2009 00:18:34]
◆ペセル > そうでしたか…。 (同じ教会のシスターが最後を看取った、と聞いていた。 それならば彼女がシスターアザリアの最後を看取ったのだろう。 少しばかり体に気を張り、表情を引き締める) 最初に謝らせてください。 シスターアザリアを助け出せなくてすみません。 (怯えた様子はこちらは見せない。 浮かべていた笑みは押さえ、真剣な表情になる。 地の部分が出てきているが気にはせず) シスターアザリアとは一度、坑道の中で会いました。 ですが、一緒の脱出を拒み、屍鬼と共に見失いました。 あの時、強引にでも連れ出していれば助け出せたはずです。 (腕を伸ばして前で組、ジャスティスを見つめたまま) [Wed 14 Oct 2009 00:11:25]
◆ジャスティス > ……アザリー。はい、アザリアヘミングウェイは、私の教会のシスター見習いでした。 (おびえるように震え、やがておずおずと切り出す。少し酔っているのか呂律が回らない) ……アザリーとは、どこで? (半歩つめよるようにして訪ねて) [Wed 14 Oct 2009 00:05:05]
◆ペセル > 救出作業で、ご一緒いたしましたわ。 最も、見かけただけでしたのでシスターの名前も存じて居ませんが。 (失礼ですけれど。と。物腰は丁寧であることを心がける) …シスターアザリアはご存知ですか? (彼女がアザリー…シスターアザリアと親しい仲だったとは知らない。 葬儀も体調が思わしくなくて出ていなかった。 できれば、一度シスターアザリアをぶん殴ってやりたかったがついぞ機会を逃していた。 彼女の表情がゆがむのをみれば、あの村での思い出は良いものでなかったのはお互い様だと思った) [Tue 13 Oct 2009 23:58:25]
◆ジャスティス > はい…………あぁ。 (最後の言葉は、まるで喉に絡みついたかのように不明瞭に弱弱しく発せられた。嫌だ。話をしたくない。なるべく表情に出さないように努めるが、顔がわずかに歪んで) あぁ、そうだったんですか…………土砂の撤去作業ですか?それとも救出作業で? (多少持ち直してやわらかく微笑みながらベンチから腰を上げて。じっとペセルの姿を眺める。彼女がアザリーと会ったことは全く知らない。ほとんど話もできなかったから) [Tue 13 Oct 2009 23:52:44]
◆ペセル > (普段より疲れているが、笑みを浮かべて、信者を装う。 笑顔は上手く浮かべられただろうか) ああ、直接お話しするのは初めてですわね。 シスター。 私はペセル。 先日の霧の村の一件でご一緒させて頂いた傭兵ですわ。 (胸元には銀のロザリオ。 黒のワンピースで素肌を見せる面積は少なく。 腰にフレイルを挿しているいつものスタイル) あの時はあわただしくてきちんと挨拶が出来なかったので、改めて挨拶を。と思いまして。 (散歩をしていて、偶然に見かけたのだが、挨拶を。と。 シスターアザリアの元気な姿を見ている最後の人物であることを、彼女は知っているだろうか) [Tue 13 Oct 2009 23:42:10]
◆ジャスティス > …………え? (なんだか声はひどく遠くに感じられた。手元で音を立てる酒のほうが騒々しく感じるほどに。シスター、と呼ばれたことに気がつけば、そっと酒瓶を外套の下に隠す) こんばんは、ハイどうされましたか? (笑顔を取り繕い会釈をして) [Tue 13 Oct 2009 23:37:04]
◆ペセル > (どうも霧の村から帰還してから本調子にはならない。 原因はわかりきっていて、村に満ちていた魔力の影響だ。 理性を取り払う特性の術式を持つ自分と理性を取り去り屍鬼と変える魔力の相性がよほど良かったらしく、自分の中に残っているようだ。 屍鬼へと体が変化することは無いだろうが、魔力がなじむまではまだだいぶ掛かりそうで気分転換に散歩に出ていた) …シスター? (直接話したことはなかったが、村に突入した人たちの中に彼女を見かけた気がする。 ゆっくりと、近づいていこうか) …こんばんは? [Tue 13 Oct 2009 23:32:32]
お知らせ > ペセルさんが入室されました。 『(散歩のつもりであった)』 [Tue 13 Oct 2009 23:28:54]
◆ジャスティス > (そんなはずはないのだ。すべては妄想だ。何せ彼女の両親は他界しているのだから。あちらで会えたのだろうか。そんなことを考える。…………きっと自分への慰めだ。両親だって、あの世で会えば悲しむだろう。早すぎる) ……そろそろ届いたかな。 (いい気を使っているのだろう。重厚でなめらかなベンチ。右手でそっとなでながら、砂利を足裏でこする。現金収入の乏しい村では、彼女の残したものは非常に大事なものだろう。彼女の弔いも行われるかもしれない……すべては妄想だ。彼女の”姉”が死んだ時も、彼女が死んだ今も、彼女たちの村には足を運べないでいる。怖いのだ) [Tue 13 Oct 2009 23:26:28]
◆ジャスティス > (彼女も、死んだあと残ったものはほとんどなかった。彼女の私物のほとんどは、旅行鞄に収まって彼女と一緒に旅立ってしまったから。手元に残ったのはそれなりのまとまったお金と生活用品の類) ……ん。 (やはり動かないと少し寒い。胸元のバーボンの瓶を取り出せば、そのまま唇をつける。 (お金と彼女がつけていたロザリオは彼女の村に送ることにした。謝罪の手紙を添えて。それからだ、ナムれなくなったのは。いや、眠りに落ちることは堕ちるのだが、夢をみる。必ず。顔のないのっぺらぼうのアザリーの両親が、泣き、戸惑い、怒り、悲しみ、しっかりと抱き合い悲しみの言葉を吐く。そんな光景がずーっと続くのだ。私はたまらなくなってすぐに目を覚ます) ん。 (お酒のおかげで、少し体が温まる) [Tue 13 Oct 2009 23:19:15]
◆ジャスティス > (眠れなくなったのは、アアリーの両親に手紙を出してからのこと。アザリー、アザリア・ヘミングウェイ。 とある地方村で暮らしていた少女が、とあるきっかけでこの大都市、ヴェイトス市を訪れ、シスター見習いとしての日々を送る。そして彼女はつい数週間前、死んだ。他殺だった。もっといえば、よくわからない化け物たちになぶり殺しにされた。降って湧いた凶事としか思えなかった) [Tue 13 Oct 2009 23:11:52]
◆ジャスティス > 散歩道の傍らにあるベンチ。そこに座っているのは一人の修道女。温かそうなフード付きの街頭に身を包みながら、川の流れをただぼんやりと眺めている。今夜は昨日と違い晴天だ。風が心地よい。熱っぽく腫れぼったい瞼をこすりながら、ん、と小さく息を吐く) [Tue 13 Oct 2009 23:09:11]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『眠れない』 [Tue 13 Oct 2009 23:06:34]
お知らせ > リート@蝶さんが退室されました。 『 (――なんて非道い) (歌い手はその場にへたり込んだ。幻覚はいつの間にか消えていた) 』 [Tue 13 Oct 2009 22:43:14]
◆リート@蝶 > ( ぶ わ り ) (唐突に、地を割いて、蝶が飛翔する。もしもその蝶の色が紅ければ不気味に思うだけだったかもしれない。けれど白と黒という珍しい色調に、一瞬目を奪われる) 蝶…、 (誰だったか、蝶は人の魂そのものだと言っていた気がする。ではあれは人なのか。人の魂、人だったもの――あれだけの人が死んだという事なのだろうか。全ては歌い手の主観だ。――けれど) [Tue 13 Oct 2009 22:39:53]
◆リート@蝶 > (これは一体何だ。ヴェイトスは戦争なんてしていない。いやそもそもこれは戦争なのか? 殺されているのは兵士でなくて子供だ。こんなの、戦闘じゃなくて虐殺じゃないか) なんで、こんな、ひどい (吐瀉物こそ吐かなかったが、胸のうちに蟠っているものは消えない。声を出すと吐き出してしまいそうで、息が詰まった。その間にも幼子は殺され、誰かを罵る声が歌い手の耳を嬲る。どす黒い感情に巻き込まれる。これは恐怖? 歓喜? 分からない。奔流に飲み込まれるような心地だ) ――もう、見たくない (見たくないのに、この幻覚は――それとも己の妄想だろうか――目を逸らすことを許さない。己は、動けない) [Tue 13 Oct 2009 22:32:45]
◆リート@蝶 > (赤い火花、火薬の爆ぜる音、迫り来る鉛、歪んだ口元) (その感情は何――?) ひ ―― ッ (咄嗟に避けるとか腕で急所を庇うとか言った行動は取れなかった。己は膝をついた体勢のまま。弾丸は己の心臓を真っ直ぐに貫いて――) …え、 (…心臓の貫かれたはずだが、痛みはない。服も汚れていない。胸の辺りを両手で確かめるように触ってみたけれど、何も――) (後ろで何かの倒れる音がした。銃で狙われた恐怖から未だ抜け出せていないのか、歯の根が合わない。見てはいけないと分かっているのに、歌い手は振り返ってしまった) うあ………、 (幼子が仰向けに倒れていた。助けを求めるかのように上がった手はゆっくりと地面に落ちた。――いや、地面ではない。泥と血に塗れた幼子たちの身体の上に) う、ぐ… (酷い吐き気がした。口元を手で押さえ、背を丸めて耐えた) [Tue 13 Oct 2009 22:11:07]
◆リート@蝶 > 【侵食値5→13】 (突然足に力が入らなくなって、咄嗟に杖に縋り付く。しかし其れも無駄な足掻きだ。歌い手はそのまま体勢を崩して膝を強か打った) い、た… (歌い手は痛みに顔を顰め、杖に縋って立ち上がろうとした。――けれど、力が入らない。いや、己の腕は、足はちゃんと立ち上がろうとしていない) …? (何故、と困惑している内に、聞こえてきたのは馬の嘶き。こんなところを馬車が通るのかと、目が見えぬくせに歌い手はゆっくりと顔を上げて) ――― (――銃口が己に向けられているのを 見 た ) [Tue 13 Oct 2009 21:58:45]
◆リート@蝶 > (明日はちゃんと病院に行って、診察してもらおう。薬を貰って、一日ゆっくり休むんだ。そうしたらきっと普段どおりだ。この倦怠感だって、手が冷たいのだって、治るに決まっている。――大体、手が冷たいのは秋になって冷え込んできているからだろう、きっと) ――う、 (風が吹いた。途端に背筋に上る震え。少し鳥肌が立って、空いている手で服越しに腕を擦った。今日はもう宿に帰ろうと、踵を返す) 【判定】 [Tue 13 Oct 2009 21:52:28]
◆リート@蝶 > (清かな音が歌い手の耳をくすぐる)(――本当は病院に行こうと思っていたのだけれど、何だか思考が散らかって。うまくまとまらなくて。…気付いたら川辺まで来ていた。考え事をしていたわけではないのに、頭の中に雑音が混じっている――様な気がする。) (今日は楽器を持ち歩いてはない。手に馴染んだ杖だけを供に、当てもなく歩く) ――、 (手が冷たい。杖を握っていない手を何となく握ったり開いたりして紛らわせる) [Tue 13 Oct 2009 21:45:18]
お知らせ > リート@蝶さんが入室されました。 『 (水の流れる音がする) 』 [Tue 13 Oct 2009 21:32:26]
お知らせ > アヤ@蝶さんが帰りました。 『( ふと気付けばそこはいつもと変わらない夜の川辺。 私の両腕には黒いシミが増えていた )』 [Tue 13 Oct 2009 00:24:50]
◆アヤ@蝶 > ( ひらり、 ) …… ( 地から蝶がうまれ出で ) ( ひらり、 )( ひら り、 ) ( ―― ぶ わ り、 ) ( 白と黒が 視界を、 世界を、 埋め尽くす。 ) … ッ、 ぁ う、 ( その中で私は蹲ったまま 泣いて、 ないて、 ) [Tue 13 Oct 2009 00:23:05]
◆アヤ@蝶 > いや あ あああああああああッ ……… !!! [Tue 13 Oct 2009 00:18:20]
◆アヤ@蝶 > ( こ ろ せ 。 ) [Tue 13 Oct 2009 00:14:48]
◆アヤ@蝶 > っ …… ( 飛び交う石に思わず耳を押さえたまましゃがみこんだ。 ぎゅっと閉じた目では、当たっても痛くないなンてことには気付けずに、 ) … ( 窺うようそっと薄く瞼を持ち上げれば足元には、 ) あ、 ( 血塗れの屍 ) ( へたん、尻餅をついた。 ) … あ、 ( 蹄の音 ) う、 ( 銃声 ) ああ…… ( 悲鳴。 子どもの泣き声。 罵声、 宙を舞う石礫。 ) ( 屍。 ) あああ、 ( こわい ) ( ひもじい )( いやだ ) う、 く、 ( たのしい ) ( もっと、 ) [Tue 13 Oct 2009 00:13:48]
◆アヤ@蝶 > ―――― あ ? ( 振り返った先は、川辺では無くなっていた。 ) ッ、 ( 蹄の音で耳が痛い ) ( それは驚きと恐怖で動けない私を置き去りに通り過ぎ ) きゃあッ… !! ( 間近で響く銃声に両手で耳を覆った。 悲鳴と呻き。どさ、とさ、と重たい音を立てて崩れ落ちる人々。 悲痛な子どもの泣き声―― 赤い傘は私の手を離れて、ころころと転がっていく ) あ、 っ、 ( がくがくと体が震えた。 ここはどこ。 雨で流れの早くなった川は、一体どこにいったの? ) ( 普通の者から見れば、傘を手放し 何かに怯えて両手で耳を塞ぎ、震えながら雨に打たれる女の姿しかないけれど、 ) [Mon 12 Oct 2009 23:59:26]
◆アヤ@蝶 > ―――― … ( ぼんやりしていたら、 不意に馬の嘶きが聞こえて 振り返った。 )【判定】 [Mon 12 Oct 2009 23:39:44]
◆アヤ@蝶 > ( さくりさくり、川辺の濡れた草原の上、ブーツで踏みしめて。 ) …… ( お仕事、休めば良かったかな なンて、小さく息をつく。 ) ( くるくる。 くるく る。 雨空の下、赤い傘が舞う。 ) ――― ( ここはとても静かで。 雨の音に耳を傾け、 このまま、何も考えずにいたい だ、なんて――― ) [Mon 12 Oct 2009 23:38:04]
◆アヤ@蝶 > ( 昨日から、体のだるさが引いてくれない。 仕事中もなんだかぼんやりしてしまって、小さなミスをしたり、利用者さんに気付かなかったり…… ) … はぁ。 ( それに、なンだか憂鬱。 雨のせいかしら? 雨のせいね、きっと。 ) ( すん、と鼻を鳴らし ) [Mon 12 Oct 2009 23:29:52]
◆アヤ@蝶 > ( 赤い和傘を、落ち着かなげにくるくると回す ) [Mon 12 Oct 2009 23:19:32]
お知らせ > アヤ@蝶さんが入室されました。 [Mon 12 Oct 2009 23:16:46]
お知らせ > アヤさんが来ました。 [Mon 12 Oct 2009 23:05:28]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが帰りました。 『( 裾踏んでべっちゃり転んだ。 前途は多難。 )』 [Mon 12 Oct 2009 20:08:12]
◆ヘヴン@試薬 > 取り合えず、格好をもう少し何とかしないと、かえれない。 ( この格好でスラムやら暗黒街に足を踏み入れた日には、良くて売り飛ばされるオチ。悪ければ?語るまでも無いお話。 ずる、ずるぅり 元から裾が長いのが禍いして、引きずるってレベルですら無い事になっている修道服。 傍らに落ちていた頭布を拾い上げて、無理矢理に身体に縛り付けるかたち。 すごい勢いで不格好だ。 ) ……ほどーとやらをされても、文句の言えない格好ですね。 ( 外見がどれだけ子供でも、中身は今の所さほど変わりは無いらしい。 やけに客観的。 … 商業地区は、あっちだったか。ずるるる 引きずりながら歩きだそうと、して ) [Mon 12 Oct 2009 20:07:20]
◆ヘヴン@試薬 > どれも、かりそめにはちがいないでしょうけど。 ( 喋る声音、耳に届くそれもいつもより高くて、発音も何処か拙い印象… な、気がする。 薬の作用なのだとは分かっている。タイミング的にも、他に理由は存在しないだろう。 … でも、随分と不思議な気分ではあった。 無い筈のものを、見ている。 ぺた、ぺた 指先で触れてみる頬は、輪郭は、子供の顔は。 やっぱり見知らぬ誰かみたいで。 ) ふふ。 ( 少し笑った。 ) [Mon 12 Oct 2009 20:02:46]
◆ヘヴン@試薬 > えーと、確かこの辺り…… ( 長すぎる袖をぐいぐい捲って、何とか手を露出させてみる … が、腕まくりというにはだぶつき過ぎた袖が、肩の辺りで激しく邪魔。 とにかくポケットの辺りを探って、所持金の確認。 … 服の一着くらいは何とかなりそうだ が ) ……其処まではこの格好です… ( 困った顔を繕って、ぼうと水面を見下ろしてみる。 見慣れない、見覚えのない幼い子供の顔。 … 変な気分だと首を傾げた。 ) ちゃあんとあるものなんですね。こんな、ときむかしが。 [Mon 12 Oct 2009 19:51:05]
◆ヘヴン@試薬 > ……案外おっきかったんですね、私。 ( 問題点は恐らく其処じゃない。 ずるずる、ずるり あからさまに露骨に引きずるに間違いない修道服の端を摘み上げ、んしょっ と目の高さまで引き上げてみる。 … 潜り込めば、取り合えずあったかいか… もそもそ、ごそり。 着るというより、文字通り潜り込むような感覚。 頭だけがひょこりと襟ぐりから覗いているに等しい。 袖口から指先も覗かずに、ふらふらたゆたゆ 袖が揺れる。 ) 子供用の服なんて、どっかにありましたっけ……? うう、ん? [Mon 12 Oct 2009 19:33:47]
◆ヘヴン@試薬 > ………… ( 首を傾げる。長く伸びた前髪がほろりと垂れて、顔の半ば以上を覆い隠した。 … 良く見えない ) ……だれ? ( 見覚えのない子供だった。 だって、小さい時の姿なんて、覚えていないんだもの。 だから一瞬誰かなんてピンとこなくて、随分間の抜けた事を呟いていた気がする。 剥き出しの肩を撫でていく風にふるりと身を震わせて、はたり 当面の問題に直面 [Mon 12 Oct 2009 19:23:27]
◆ヘヴン@試薬 > ( 水面から見詰め返して来るのは、白い肌に黒い髪、紫色の瞳を持った子供 だった ) ( ぱちり。 瞬けば、水面の鏡像も瞬く。 紫色がぱちり、ぱちり。 ) [Mon 12 Oct 2009 19:17:38]
◆ヘヴン@試薬 > ( がさ、がさ 布地が幾度か内側から持ち上げられて、隙間から這い出すようにして、やがて 黒髪の頭がひょこりと飛び出す。 ふる、ふる… 夢から覚めたみたいに何度か左右に揺れて、随分と伸びた前髪の合間で、紫色の双眸が瞬く ) …… かがみ、かがみー… ( 呟いた声が随分と舌足らずで、這い出す動きが思わず止まった。 ぱちぱち、瞬きの合間を置いて、河辺に両手と膝を着き、せせらぎを覗き込む ) [Mon 12 Oct 2009 19:17:01]
◆ヘヴン@試薬 > ( くらり、くら。 せかいのまわる感覚が少し遠ざかって、閉じていた瞳を開く ) ( … 暗い。 星空は見えない。澄んだ夜、くらいよる 何もかも見えなくて、目が見えなくなったのかと一瞬思うけれど、 … そうでもない ) わぷ。 ( 息を塞ぐ布の感覚。 … 布。手探りでもがく。 もごもご、暫しもがいて もがいて ) ( ちいさなしろい手が、河辺に蟠る布の塊の隙間から伸びた ) [Mon 12 Oct 2009 18:57:30]
◆ヘヴン > …… ふ、は…… ( 一息。 液体に混じった粒がとろりと喉を滑り落ちていくのが分かる。 … く、ん。 飲み下して、身体の内側に収まるのを感じる。 くすくす、小さく笑いながら喉元からお腹の辺りを撫で下ろしていたら、 くらり 目の前が大きく揺れる。 くらりくらり、揺れて揺れて、世界が反転 … ) ( ぽすん。 なんだか、やけに軽い音がした ) [Mon 12 Oct 2009 18:50:53]
◆ヘヴン > かみさまのちに、すこしだけ。 ( 息遣いだけ、ワインと発音して。 くい、と無造作に小瓶の中身を呑み下す。 こくん、こくん 喉が数回上下して ) 【判定】 [Mon 12 Oct 2009 18:46:15]
◆ヘヴン > どんな結果が出るものか どんな未知を示すもの 如何な未来に繋がるか 如何な過去から先にまで――… ( くちずさむ音 くちずさむ声。 ゆらり、ゆらり 掲げた小瓶の中で、液体が揺れる 粒がゆらめく。 雨上がりの露を含んだ月明かりの下で、透明なひかりがきらきらと散る 散る散る、落ちる ) 何かに似てると思ったら ( ゆぅるゆぅると旋回させた手を止めて、きゅぽっと小瓶の蓋を開く。 小瓶の口に鼻先を近付け、すん と鳴らして ) [Mon 12 Oct 2009 18:45:13]
◆ヘヴン > ( 些か古ぼけた修道服を身に纏った少女風貌が腰掛けている。夜とさほど色味の変わらない髪がさらさらと風に流されるのもその侭に、視線は目の前に掲げた あるものへと注がれていた ) お薬、お薬。 これの未来を知ることが、これの帰結を知る事が、誰かのきっと役に立つ きっと誰かの益になる。 ( かろり、かろり。 小瓶の中を薬を揺らす素振りは、何処か子供をあやす時のそれに似て。 くちずさむ言葉も、緩やかな節を帯びて 何処か、こもりうたのような ) [Mon 12 Oct 2009 18:41:40]
お知らせ > ヘヴンさんが来ました。 『( 夕暮れ落ちる川の辺に。 )』 [Mon 12 Oct 2009 18:39:12]
お知らせ > パレスさんが退室されました。 『今夜は綺麗な星空を見れそうだ……ついでに冷えそうだな……』 [Mon 12 Oct 2009 16:23:44]
◆パレス > …さて、街の見回りに行こうかな。(色々と主思いに耽ってはいたけれど…この身体も動き出す。やるべき事は多い。其れは街の見回り……自警団とは独立した兵隊であり、彼らとは違う分類であるが街を守るという事に違いはない。……今日もどこかで困ってる人が居るのだろうと「お節介感知機能」を働かせながらゆっくり歩き出す。)――さぁ、今度は私が人助けする番だな。(水溜りに浮かぶ虹……傾き日が陰る公園に長い影を引きながら街の方へと歩き出す。雨も上がり賑やかになるであろう街の見回りに……。) [Mon 12 Oct 2009 16:22:57]
◆パレス > 少ないがこのお金も使って欲しい。(募金ボランティアの元に真っ直ぐ歩み寄り「5万エン」を差し出し、募金箱へ。我が国の騎士の出した300万エンにしたら微々たる額かもしれない。でも、この気持ちだけは届いてくれるだろう。恐らく今も病院では苦しむものが多く居るかもしれない。――その全貌が見えないだけに、病院内に運ばれた者の惨状は知らない。…もし、足を運べばその被害を目の当たりにする事になるだろう……。募金ボランティアの感謝の言葉に手を振りながら、その場を離れ目を向ける先は天に掛かる虹……)勇敢な者達の魂……天に昇れただろうか――安らかな眠りにつけただろうか――(天に掛かる虹が天への架け橋になってる様に思えばそんな言葉を口ずさむ。)……見舞いぐらい行っても良いだろうか?……見知らぬ者であれ、困難な事に立ち向かった者達……私に出来る事があれば力にもなりたいのだがな。(眉を顰めつつ考える事…お節介と言われればそれまでかもしれないが……この前もそんなお節介をしたばかり。「キティ」と言う少女を自宅に招き、その雨から一晩守って…今はこの空の下どこかで何をしてるだろう。) [Mon 12 Oct 2009 16:09:03]
◆パレス > (数日降り続いた豪雨…まるで何かを嘆き悲しむかのような雨……その涙も止めば空が笑う。……天に掛かる虹の橋。その天を仰ぎ見ながら深い溜息がひとつ。……自分の留守中に色々発生すた事件の記事を目にし震えた。この様な惨劇が起きようとは予想すらして出来なかった。「不運だった」その一言で片付けるにはあまりにも大きな被害。このヴェイトスから派遣された兵さえ…その町の瘴気に魂が飲み込まれた――。その魂はもう戻らない……勇敢なる者を哀れみ、天が流した涙かと思えば……この激しい長雨の説明になるだろう――。だが、何時までも泣いては居ない…。人とはそう言う生き物だ。手を差し伸べ差し伸ばされ…人はまた立ち上がるものだ――。)――グングスニクの騎士の義損金募集か。うちらの部隊とは違う方かもしれないな。(雨上がりの公園の一角で被害の町ウォッシュベアーの被害者達の救済を目的とした義損金の募集を行っていた。ただ、同じく国の意思を共とする騎士の義損金募集。此れを見て見ぬ振りなど出来るはずも無い。) [Mon 12 Oct 2009 15:53:10]
お知らせ > パレスさんが入室されました。 『豪雨も過ぎ去り、眩しい日差しが顔を出す。――空に掛かるは虹の橋』 [Mon 12 Oct 2009 15:40:46]
お知らせ > アラタ@蝶さんが退室されました。 『( ここからが、狂気の始まりだ─── )』 [Mon 12 Oct 2009 01:52:41]
◆アラタ@蝶 > ( 出来ることからはじめよう。 まず、病院にいく勇気を───これに立ち向かう強さを─── 先ほどの変な狂気がまだ若干、自分の中でうごめいてるけど。負けちゃダメだ。 自分にそっと言い聞かる。 そして、立ち上がるんだ。 ) …家に帰ってお風呂に入ろう─── ( 本当にこのままでは風邪を引いてしまう。 なるべく、元気な姿を。自分で決めたことではないか。 首を振って水を振るった。 急いで家に帰ろう─── ) [Mon 12 Oct 2009 01:52:17]
◆アラタ@蝶 > ( 袖をまくって前にあったしみを確認した。 多少広がってるものの、まだ大丈夫─── もしかしたらこのままかもしれないし、増えるかもしれない。 意を覚悟する必要はある。 )─── 大丈夫、まだ大丈夫。 ( 大きな音を鳴らす心臓───手で押さえて言い聞かせた。 まだ大丈夫だよ、まだいけるよ。そういわなきゃ自分自身参りそうだったんだ。 だから、息を深く吸い込もう。 ) だいじょうぶ。 ( 言葉に出せば安心できることはない。 自分の尊敬するあの人は、きっと自分の立場になったら笑い飛ばすと思う───へっちゃらだって。 だから、 大丈夫って思うことにするよ。 ) [Mon 12 Oct 2009 01:47:59]
◆アラタ@蝶 > ( ふと、我に返ると。目の前に移るのは 先ほどまで見ていた光景ではなく───雨の中だった。安心したのか、大きなため息が出てしまった。 )─── あの蝶々・・・ 庭先で見た。 ( 物覚えはあまり良いほうではないけど、珍しいものは覚えているんだ。 だから─── 考えて見よう?自分の身体に黒い斑点が出来た日までのことを─── 何かが繋がるかもしれない。 ) こんなこと、してる場合じゃない─── ( 怖くて、怖くて仕方がない。でも、前に進まなくては何もできないんだ─── 現実を受け止めるべく、今の自分を 確認しよう。 ) 【判定】 [Mon 12 Oct 2009 01:44:41]
◆アラタ@蝶 > ( あふれてくるこの感情は───? 嬉しかったり、悲しかったり。恐怖だったり優越感だったり───狂気 ) う、 ぐぅ─── ( 耐え切れなくて、抱え切れなくて。口元を押さえた。全部だしてしまいたい─── でも出ることもなく、この狂気から解放されたくてただ涙を流した。 ) ァ─── ( 座っていることさえもままならない現状、今視界に広がるのは ) しろと 黒の ちょうちょ・・・・ ( 肩で息をした少年はいるはずでないであろう、黒と白の蝶々が大地からあふれかえる姿だった。 目の前に広がる光景に、精神がついていかなかった。 ) ───これ・・・何・・・。 ( 今は息をするのが精一杯で─── 目の前に全てを受け入れることが出来なかった。 でも、 ) 何か意味のあるもの・・・? ( 少しだけ、この蝶を見たことがあったんだ。 ) [Mon 12 Oct 2009 01:35:32]
◆アラタ@蝶 > ( 聞こえる、馬の足音と銃声───まるで目の前で何かが起こってる、そんな不安に駆り立てられた。 目の前に広がる人の屍と───小さな子の泣き声、人々の悲鳴が頭の中で反響する。 ) あ、 あ、 ( 見たこともない、本当に地獄絵図というのだろうか? そして、何故か自分に 石を投げつけられる───自分が何をしたのだろうか? 逃げるしかなく・・・ でも立ち上がることも出来なかった。 ) や、 やめて─── ( 抱えるのは頭、動くことのない足の変わりに 自分を丸めて頭を守ろうとした。 でも、石は当たることもなく。でも心が痛くなってくる。───これは一体何事なのだろう? ) [Mon 12 Oct 2009 01:26:13]
◆アラタ@蝶 > ( 本当はこんなはずじゃなかった、って思う自分が一番嫌いだ。 嫌いな自分を誰かが好きになってくれると思う? いつもそんな考えばかり頭に浮かんでくる。 )( 足を抱えるのをやめて、寄りかかってた木と向き合うことにした。 なんとなく、なんでか。 わからないけど───木の幹に手を回した。 木の音が聞こえる気がしたんだ─── ) ・・・・ あれ ・・・ ( 木に耳を当てたけど、本当に音がしたんだ。 でも これは ) 馬の足音───? ( すっと、その瞬間辺りが暗くなった。 ) [Mon 12 Oct 2009 01:14:58]
◆アラタ@蝶 > ( 少しだけ雨をしのぐことは出来るけど、結局濡れたままの状態は変わらず。ポツンと一人木の下に座り足を抱え込んだ。 )( 雨が冷たくないといえば嘘になるけど、我慢できると言えば出来ない冷たさではない。 でも、この冷えた心を暖める術を少年は知らなかった。 ) は ゥ ( もう秋も終わる───冬がくるから、雨が冷たく感じれた。両手にふぅと息を当てるものの、温まることはない。 )( 最近、自分の身体を見るのがとても怖くて仕方ない。また斑点が増えてたらどうしよう?そんなことばかり頭に浮かぶンだ。 )( 正常な思考になれなくて、とても辛い。 頭を抱えるしか脳のない自分が悔しくて仕方なかった。 ) [Mon 12 Oct 2009 01:06:00]
◆アラタ > ( 頭が痛いとかじゃなくて、とにかく身体がだるかった。 よく見れば手だけではなくさりげなく───そう、さりげなく所々に黒い斑点があって。 どうすればいいか分からなく今も佇む状況になっている。 ) 疲れたなぁ・・・ ( おぼつかない足取りはどこに座ろうか迷い始める。 最近何処でも休めるようにと、置いてあるベンチがあるのだが───今さら何処に座っても同じだろう。少しでも雨をしのげるようにと 木の下に行くことにした。 ) [Mon 12 Oct 2009 00:57:40]
◆アラタ > ( 豪雨の中───何故だか足はココに向かった。 )( 本当は、病院に行こうと思っていたけど───怖くて行けなくて。結局家に帰ることも出来ずに市内を浮浪していたんだ。 ) ・・・雨酷い─── ( 自分の汚れを洗い流すかのような雨は、今とても身体に染みた。 ) [Mon 12 Oct 2009 00:52:18]
お知らせ > アラタさんが入室されました。 『( 傘も差さずに )』 [Mon 12 Oct 2009 00:50:39]
お知らせ > メアリィ@試薬さんが帰りました。 『お一人様ごあーんない(そう言って店に帰ればずぶ濡れを咎められる)判定』 [Sun 11 Oct 2009 01:56:57]
お知らせ > グレアム@蝶さんが退室されました。 『1+9=10』 [Sun 11 Oct 2009 01:53:36]
◆グレアム@蝶 > (そして、私は彼女を伴って雨の中を行くことになる。 夢が視れたかどうかは伏せておくが、こうして私は、この奇怪な現象に関わるようになったのである) [Sun 11 Oct 2009 01:53:20]
◆グレアム@蝶 > 視れる事を願うよ。(生憎と私は夢見る人ではない。 薬物の力を借り、或いはこうした現象の力を借りて、ほんの僅かにドリームランドを垣間見ることができるだけの男に過ぎない。 である以上は、願うしかないのだ。 あの白と黒のヴィジョンにめぐり合うことを)いいや、絶望は願い下げだ。 たまに浸るのも悪くはないし、嫌いでもないが、常の事を考えるなら、前向きに進んでいく方が好みではある。 ふむ、それなら――(良いだろう、と私は頷いた。 構いやしない。 今が夢か現かさえもわからないのに、何を躊躇うことがあるのだろうか。 幻視した光景を追う胡蝶には、大差の無いことだ)暖めるかわりに、夢が見れる事を期待するよ。 [Sun 11 Oct 2009 01:52:16]
◆メアリィ@試薬 > (男が何を見たか。その男の言葉で女が何を見たか。 他人にはわからぬ、内なる体験) また見れるよ、きっと (ひとしきり笑い飽きたのか。男の後ろ遠くを見て、空を見上げた女は、その視線を雨の向こうの男にようやく合わせた。ゆらりと、体はたまに揺れるままに。 そんな景色なんて、ありふれている、と言いたげな口調で) ええ、楽しいわ 楽しくなくちゃ生きていられないもの それともあなたは絶望がお好き? (そんな"刺激"も、悪くないけれどやはり快楽優先だ。刺激を通り越した絶望なんてくそ食らえ) わたしも、今日は帰ろうかしら。 なんだか急に冷えてきたし 暖めてくれる? (よければうちの店に来ない?なんて、少ししなつけて誘ってみる女。前の姿じゃ、家は近くか送ってやろう、なんて返事が帰ってきたもんだ) もう一度、いい夢見れる(かも)よ? [Sun 11 Oct 2009 01:46:40]
◆グレアム@蝶 > そうすると賢そうに見えるからな。(全く持って彼女の言う通りだ。小難しい単語を弄繰り回すのが私の仕事だ。 かすかに笑って、私は肩を竦めた)綺麗――……圧倒はされたと思うね。 白い蝶、黒い蝶ならいるだろうが、白い羽と黒い羽の蝶なんて初めてお目にかかったよ。 ……それも数え切れないほど、地面から空へと飛んでいく。 あんな光景は、そう何度も見れるものじゃあない。(この時、また視てみたい、と純粋に私は思っていた。 神秘と魔術と科学技術とが綯い交ぜになり、天使と神と悪魔と怪物が闊歩するこの街でさえ、『未だ知らぬ光景』が存在するという事実。 それは充分に、興味を抱く理由になる)しかし、君もまぁ、なかなかに楽しそうだね?(危なっかしくフラフラと揺れ動きながら、甲高い声で彼女は笑う、嘲う、嗤う、哂う。 私は口の端を釣り上げながら、全身を襲う倦怠感に、今夜は従うつもりになっていた)実のところ、私はそろそろ何処かで休もうと思っているんだがね。 夢か本物かは知らないが、聞いてみるのは面白い――君はどうするつもりだい? [Sun 11 Oct 2009 01:32:18]
◆メアリィ@試薬 > 難しいコトバ、使うのね (男の返答を、女はい事も無げに一言で切り返す。言いまわす男の言葉を噛み砕く頭は無い。適当に聞き取りやすいところを聞き取って、それ以上は難しいこと、だ) なかなか、綺麗だった? (その声は、問い質すものか、それとも感想を述べただけか。女にすらわからない。 入り混じる記憶、視覚。思い返そうにも、そんなものは過去のもの)(今女が見ているのは真実か幻影か。女にとっては一つの真実に過ぎぬ) ぅん、楽しめてるならなによりよ、 湿っぽい雨なんざ吹き飛ばせばいい (何かしら語って、喚いて、そして哂う。手の甲を眺めるような男のしぐさは、女の視界には入っていない。 あははははははと、笑い声上げて、ふらりふらり、体の揺れはよりひどく、天に向かい奇声へとも移り変わる笑い声を上げる) ハハハハハハハハハハ っ ハハ [Sun 11 Oct 2009 01:25:02]
◆グレアム@蝶 > いや、君に声をかけられる前に終わったようだ。 とはいえ、私には君が夢かどうかの判別もつかないが。 まあ、君が私の脳髄が生み出した幻影にしろ、現実の存在にしろ、会話できるなら問題は無いか。(気にしていないと私は首を横に振った。 それにどうせ、この世界は窮極の銀の鍵の門を越えたカダスの果ての暗闇に浮かぶ大いなる白痴の神がまどろんで生まれた泡沫の如き夢に過ぎない。 ……意識の混濁を覚え、私は眉間を軽くも身、そして首を横に振った)生憎と、私には白と黒の蝶しか見えなかったが――そうだな。 何か見つけられるかもしれない、という事が見つかったよ。 ……どうも、私にとっては楽しめそうだ。(手の甲に滲む染みを眺めて、小さく呟いた)【判定】 [Sun 11 Oct 2009 01:11:49]
◆メアリィ@試薬 > いー夢、邪魔しちゃった? それだったらごめんネ (それまでは静かに突っ立っていたのに、近くで声掛けたらあっけなくこっちに戻ってきた。旅立っていたのなら悪いことをしたなと、口先だけの詫びを入れた) ――うん? 男を見たよ (男の質問に、女は少しの間を空けて答えだした。その視線が雨と、絡みついた髪の奥で、目の前にいる長身男のさらに上に移動し。歩いてきたときとは違い、立ち止まるその体は雨に打たれて僅かに揺れる) ボーっと突っ立って 蝶に囲まれている男だ (その口から紡がれるのは、今見ていた光景ではなく、男の言葉により作り出された、今から作られるその男の昔の姿。今まで見ていた姿は、男の言葉に刺激されて華美に装飾される) 白いのと黒いのと、赤いのと青いのと黄色いのと、色とりどりのに囲まれていたね そこから、何か見つかった? (語り終え、質問に質問で答えても、その視線は僅かに男からずれた場所にある) [Sun 11 Oct 2009 01:05:25]
◆グレアム@蝶 > (そして最後に見た光景は、地上から天へと向かう真逆の流星。 白と黒の濁流。 大地に開いた深淵から、絶え間なく昇っていく――それは蝶の群れだった)―――――ッ!?(ギクリ、と次の瞬間、私の体は硬直した。 呆気ないほど簡単に幻視から現実へと引き戻されたせいでもあり、突如として視界に現れたカンテラの灯り。 そして私へと声をかけている女性の姿。 これら三つの要因と、当然ながら先ほど垣間見た風景によるもので、つまり端的に言えば私は驚いていたのだった)……あ、ああ、いや。 ……どうにも、変なモノを視てしまってね。 黒と白の蝶――と、戦場……なのだろうか。 ……ふむ。 君は何か視たかい?(そう問いかけながら、足元に転がっていた傘を拾い上げる。 やれやれ、随分と濡れてしまった。 後で乾かさねばならないだろうが……こうなってしまっては傘も意味が無い。 再び差すことはなく、広がったままの傘を閉じて) [Sun 11 Oct 2009 00:52:37]
◆メアリィ@試薬 > (何が正常で何が異常か。そんな思考は女の中には無い。ただ楽しくなれれば、刺激的になれれば、あるいは気がつくまで無心でいられればいい。 気がついたああとに気分が悪くなったなら、それはその薬が悪かっただけのこと) ま、聞こえないか (女は挨拶飛ばしたつもりでいたが、視界の先の人影には動きが無い。雨音でかき消されたか、それとも無視したか)(そもそも動いていないところを見ると、人影なんてそこに無いのかもしれない。ありもしないものが見えている、そんなことはしょっちゅうだ。しかし女には、見えているのが現実、語っていることが真理、体験していることが事実) 無視なんて、ツれないね (ふん、とひとつ鼻息出して。それまでのおっとりした足取りから、勢いのある足取りで、その人影へと近づいていく。その姿を、しっかりと確認できるのは、カンテラの明かりが全身を捉えたころか) ふぅん、たのしそうね、 お に い さん (明かりがその姿を暴けば、雨の糸の先には、いい雰囲気の男。人のことなど言えぬが、何かやっているような雰囲気。おちょくるように声掛けた) [Sun 11 Oct 2009 00:46:37]
◆グレアム@蝶 > (貴方の視界の先には、川辺に佇む一人の男の姿がある。 黒いコートを着込んだ、鷲鼻の男だ。 その足元には傘が転がっており、男は雨の中、ずぶ濡れになっているにも関わらず中空をボンヤリと見つめている。 無論、貴女の視力にもよるし、雨の帳にもさえぎられてしまうだろうが、それが貴女の良く知っている状態――貴女流に表現するなら『キまっている』事がわかるだろう) [Sun 11 Oct 2009 00:36:16]
◆グレアム@蝶 > (枯渇している。 暗転の後、その事実を認識する。 そう、自分は餓え、そして渇いている。 これを枯渇と言わずしてなんと表現すれば良いのだろうか。 それ故の孤独であり、だからこその恐怖。 そして――)(――堪らないほどの喜び。 矛盾した感情が入り混じる。 愉しんで同族を殺すのは人だけだ、などというのは愚かな人道主義者のでっち上げた戯言だ。 如何なる動物であれ殺し合いはするし、群れの中での私刑は起こりうる。 殺意と、それに起因する歓喜は、我々が『動物』である限り、逃れられない業なのだ) [Sun 11 Oct 2009 00:34:32]
◆メアリィ@試薬 > (街の明かりは雨の向こうに滲んで。傘は無く、カンテラ一つ下げただけの姿で、その女は川沿いを歩いていた) うふふふ (濡れて顔に張り付いた髪を払いもせず、顔にぺたりと貼り付けたまま女は口元で嗤う。 その音は、きっと雨にかき消されるような程度。豪雨が、多くの音を奪い去ってゆく) さぁて、いつまで持つのかしらね、この薬 もっともらっときゃよかったわ (いつ切れてもいいように、と付け加え。いつ終わるとも知れぬ、この不思議な薬を楽しんでいる。 その効果が魔法的に不安定な効能であるとはしらずに) あら? はぁい、こんばんは (そうして歩いているうちに、女は人影を見つける。雨の中珍しいそれ。女は考えるより先に、声を飛ばした)(普通であれば、そう簡単に声を掛けないだろう。変な人では困る。しかし女は普通ではない。ここ数日に試した結果で、今この体を変えている薬が、他の薬を飲んでもそう問題ないとわかって、上機嫌である。今日も、散歩に出る前、そして出てからいくらか飲み込んでキまっている) [Sun 11 Oct 2009 00:33:23]
お知らせ > メアリィ@試薬さんが来ました。 『(ずぶぬれ)』 [Sun 11 Oct 2009 00:28:53]
◆グレアム@蝶 > (視界がぐるりと反転する。 ――これは、前にも体感したことがある。 驚く一方、頭の奥底で事態を冷静に俯瞰している自分がいて、これは前に東洋の香を嗅いだ時や、友人が東洋系の薬局で仕入れたという、天星だか荒星だか、そんな名前の紙巻を吸った時の感覚だと呟いていた)(最初に認識できたのは、轟き渡る蹄の響き。 何かが破裂するような音。 聞いた記憶はないのだが、それが銃によるものだと理解できた。 死体。 にゃあにゃあと狂った子猫のような子供の泣き声。 額に走る鈍い痛みと足元に転がる小石。 飛び交う罵声)(――ここは何処だ?)(そんな想いもよそに、また視界が反転する) [Sun 11 Oct 2009 00:26:51]
◆グレアム@蝶 > (全身に覚える奇妙な倦怠感については、この時の私は特段、気に留めてさえいなかった。 元々不規則な生活であるし、体の不調と睡眠不足の区別がつかなかったのだ。 或いはこの時に気づいていれば、後の対応も変わったのかもしれないが――まあ、止めておこう。 歴史に『もしも』が無い通り、私の行動においてもそれは変わらない)――――うん?(夜闇の中にも関わらず、川辺を漂う白と黒の何か。 朧げな何かを感じ取った次の瞬間――そう、私はあの風景を幻視したのであった) [Sun 11 Oct 2009 00:16:43]
◆グレアム@蝶 > (それは雨の中、手の甲に滲んだ染みをためつすがめつ眺めつつ、書籍ギルドから自宅への帰路についた際の出来事だった。 人によっては奇妙と思うかもしれないが、私は雨と夜が好きだ。その為、こうした晩は――特に用事もないし――ブラブラと散策する事が、間々にある。 今日もそうだった。 川辺へ寄ったのは、つまりそうした偶然が積み重なった結果であり……少なくとも運命だの、導かれただの、そんな都合の良いことではない、と主張しておきたい。 もっとも、偶然の蓄積こそが運命と呼ぶに値する現象であることは、私も理解しているのだが) [Sun 11 Oct 2009 00:09:05]
お知らせ > グレアム@蝶さんが来ました。 『――そして、私はその風景を幻視する。』 [Sun 11 Oct 2009 00:04:58]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『その後に身体のだるさを感じたのは、濡れて風邪をひいてしまったのだろう――。』 [Sat 10 Oct 2009 18:47:07]
◆ヒルダ > ( その後は何をするわけでもなく、ただぼーっとして雨が弱まるのを待っていた。そして少しだけ雨が弱まったのを見てから ) ――よし。 ( と頷いて、再び雨の中を駆け出した。 ) [Sat 10 Oct 2009 18:46:00]
◆ヒルダ > ( 考えてみたら、もう夏は終わってこれから冬に入っていくんだ。流石に寒い季節はこんな風に外で時間を潰して―― っていうのはやめたほうが良い。 ) でも宿に泊まるお金も馬鹿にならないのよね。早いところお金を溜めて、アパートか何か借りて――。 ( 魔女ギルドに戻ろうかとも少しだけ考えたけれど、あそこに戻るにはまだ勇気が足りない。どんな顔して戻れば良いのよ、っていう。…そう思うならこの島に戻らなきゃ良かったのにって言われそうだけど、女ってのは色々複雑なんだ。 ) ( 眼鏡を外すと、服で水滴を拭ってまたつける。別に目が悪いわけじゃないけど、眼鏡をつけてるだけで出来る女に見えるでしょ?勿論、そんなもの無くったって私は出来る女ですけどね。 ) [Sat 10 Oct 2009 18:38:09]
◆ヒルダ > ( 荷物が入った鞄を木の幹の上に置く。水を吸って重い髪を後ろに纏め上げ、肩から垂らして絞る。雨水がぼたぼたと足元に落ちていった。次にスカートをたくし上げ、同じようにしぼる。こちらも水を沢山吸っており、力を籠めて絞れば水が足元に落ちて水溜りになった。不十分だし、どうせまた濡れてしまうけど、とりあえずだ。 ) …はぁ。 ( 手についた水を払い、その大きな木に背中を預けると止む気配を見せない雨空を見上げた。 ) 水も滴る良い女、っていうけどさ。ちょっと滴りすぎよ。全くもう――― ぶえっくしょぉいッ! ( いけない。くしゃみがでてきた。泊まってる宿にはそのまま帰らず、一度お風呂に行ったほうがいいかも。 ) [Sat 10 Oct 2009 18:27:33]
◆ヒルダ > ( おまけにこの川辺の走りにくいこと。砂利が多いからあんまり急ぐと転んでしまいそうになるので、思い切り走ることができない。これもヒールを履いてきた私が悪いんじゃあなく、こんな所でお客を待ってみた私が悪いんじゃあなく、この砂利が悪いのだ。私に落ち度は全く無い。 ) ああン、もうこれじゃあ風邪引いちゃうわ。この服だってお気に入りなのに――。 ( ぶつくさと文句を垂れながらも、ひとまず雨を凌げそうな大きな木の下にたどり着く。もう少し雨脚が弱まったら街の方に帰ろう。…もうずぶぬれだから、今すぐにこの雨の中を走って帰ったほうがいいのだろうけど、走りつかれたのだ。 ) 箒持ってくれば良かったわ。それでも濡れちゃうけど、走らなくて済むもの。 [Sat 10 Oct 2009 18:19:38]
◆ヒルダ > ( 酷い雨である。私は頭の天辺からショーツまでぐっしょりと濡れて、雨宿り出来る場所に向かって走っていた。 ) ほんッ、とにもう。冗談じゃないわよ!どうして私が外にでてるときに雨が降るの!? ( 降ってきそうだなあというのは空模様を見て判っていたのだが、あともう一人占いのお客を取ってからにしようと思って早めに切り上げなかったのが私のミス―― ううん、違う。ミスなんかじゃない。悪いのは私の用事が終わるまで降るのを待たなかった雨の奴であって、私は悪くない。 ) この早漏! ( 頭上を覆う雲を罵倒するけれど、雨の音でかき消されてしまう。 ) [Sat 10 Oct 2009 18:12:57]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『 ずぶぬれ。 』 [Sat 10 Oct 2009 18:08:05]
お知らせ > 白黒の蝶さんが帰りました。 『 男がふと顔を上げる。どこか、幼い子の笑い声が聞こえた気がした―― 』 [Sat 10 Oct 2009 00:38:41]
◆白黒の蝶 > (川辺には、男のほかに人影はない。少しの間だけ男の周りをひらひらと舞ってから、白黒の蝶はふらりと傍を離れて――誰か。 ほかの誰かが、居るところへと――) [Sat 10 Oct 2009 00:38:12]
◆白黒の蝶 > (――夜の中に紛れ込むには片羽が白過ぎて、陽の光を浴びるには片羽が黒過ぎて。ただ人目に触れない己の身だけを頼りに、白黒半々の蝶がか細く、拙く空を飛ぶ――) [Sat 10 Oct 2009 00:33:55]
◆白黒の蝶 > (ひらりひらりと舞う蝶は気紛れに川辺を飛んで、夜釣りを楽しむ男の頭上をふわりと過ぎる。男の視界の端を掠めた珍しい蝶に、だけど男は気づかずに。だから、見えない――そして恐ろしい何かが男の身に降りかかっても、やはり男は最後まで気づかないままだった) [Sat 10 Oct 2009 00:30:06]
◆白黒の蝶 > (片側の羽は絹のように純白で、それなのにもう片側の羽は夜空のように漆黒だった。然し――何よりも珍しかったのは、その蝶が人の目には映らないということ) [Sat 10 Oct 2009 00:26:24]
◆白黒の蝶 > (川辺の傍を、珍しい蝶が飛んでいた) [Sat 10 Oct 2009 00:25:30]
お知らせ > 白黒の蝶さんが来ました。 『 ――飛んでいる 』 [Sat 10 Oct 2009 00:25:06]
お知らせ > マオさんが帰りました。 『 そんなことを考えながら、緩やかにこの場を立ち去ろう 』 [Wed 7 Oct 2009 22:31:09]
◆マオ > 良き縁があればいいのだが。 そう上手くいくか ( 上手くいかない可能性は高い。 だが、やってみなければ1%の確立も0となる。 損害を出すようなことをしなければ試してみる価値はあろう ) これで、星でも見ながらの散歩ができればよかったのだがな ( なかなかいい風景だ。 座って星でも見ながら紅茶をすするのも良さそうだ ) [Wed 7 Oct 2009 22:30:47]
◆マオ > ( 「ただなんとなく」で過ごしてしまうよりは何らかの目標を持った方が意識は高まるもの ) ふむ。 とはいえ難しいな ( 一件は新しい納品先を見つけ、納品を行う事。 一人はめぼしい護衛を頼めないか交渉してみる事。 消極的ではあるがこのくらいとなってしまうか ) ギルドも、何度も顔を出されるのは困るだろうからな ( エルも自分との会話で時間をとられるばかりでは大変だろう。 もう少し何か考えてみるか、と思考したところで緩やかに川辺を歩き続けよう ) [Wed 7 Oct 2009 22:21:41]
◆マオ > ( 先ずは次の魔術の完成へ向けての仕込み。 適当な石を選び出し、浄化を行い、術式を構築しやすくしておく。 其の上で十分に力が高まったところで術式を構築。 石へと術式を刻み込み形を成す。 その最初の段階の浄化までをしておくべきだということ。 そこから先は力をつけてからの事となる ) 悔しいが、力はまだまだ足りぬからな。 ( 他の事はとにかくあちこちへ足を運んでみるしかない、という事になる。 もう少し目標を決めたほうが良いだろうか ) [Wed 7 Oct 2009 22:12:53]
◆マオ > やりたい事、はいくつかあるな ( 一つは自らの力をより高めること。 水晶の蛇以外の魔術の開発。 フェリという奴隷を得て性交から生気を得られるようになったので力の高まりは早くなっている。 が、これは時間が掛かること。 出来るのは準備だけとはなろう ) 仕込みは出来るときにしておいたほうが良いな ( 結実するのはいつの日になるかわからないが。 二つ目は護衛の確保。 奴隷で構わないが一般人を雇って奴隷としてしまうのも面白いかと考えてしまう ) 時々、奴隷ギルドを覗きに行くか。 コロシアムや訓練所を見に行くのもよいかもしれないな ( 三つ目は新規顧客の開拓。 これは地道に商業地区へと足を運び、それらしい店が無いかを探して営業を掛けていくしかないだろう ) ということは…。 [Wed 7 Oct 2009 22:04:03]
◆マオ > ( ルビーアイキャットの改装も済み、今はハロウィンのキャンペーンとなっている。 すっかり冷え込むようになった川辺を散歩しつつ、軽く背を伸ばす。 今の所は事業は順調。 納品予定日もしばらく先となっている。 となれば一週間程度はのんびり出来ることになる ) さて、何をするか ( これからのことを少し思案することとした ) [Wed 7 Oct 2009 21:55:51]
お知らせ > マオさんが来ました。 『 しばらくは余裕が出来そうだ 』 [Wed 7 Oct 2009 21:49:26]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 星空を見渡しながら、呼吸を整える 』 [Sun 4 Oct 2009 00:18:26]
◆エリー > ( こつ、と膝から落ちてゆっくりと前に倒れた。 幾らか反射的に腕で庇ったお陰で顔から石畳に倒れるような事は無かったけれど、ぐらぐらしてきもち悪くて起き上がれない。 貧血か何かだろう。 相変わらず体力の無いこと――――しばらく不快感を我慢していれば収まるだろうと、いっそその場でごろりと仰向けになった。 冷たくて涼しくて、少しだけ気持ちが良い。 賑やかな所から離れているから、星がよく見える。 ) [Sun 4 Oct 2009 00:05:28]
◆エリー > ( 何人くらいが生還し、今何処に居るのか把握できているんだろうか? 各病院にもそのうち問い合わせなければならない。 ―――暗黒街やスラムの住人が感染源になって広まる、なんていう事態があながち無いとも言えないが、その方面にも呼びかけなければならない。 これは何処の土地だからとか利権がどうとかそういう話ではないのだから、マフィアだろうとスラム住民であろうと耳を傾けて貰わなければ困る話だ。 ) ( 明日もまだこの調査は続く。 なるべく早いうちに確認できる所は確認しておかなければならないから。 ) ( ふと、血の気が引いて足の力が抜けるのを感じた。 理解はできていても身体が反応しない。 ああ、倒れる、と思うだけ。 ) [Sat 3 Oct 2009 23:39:14]
◆エリー > ( 能面のように表情を崩さない私に被害者の母親は口元を歪めながら笑い、被害者を車椅子で私の前に連れて来た。 言葉を詰まらせた私を見て母親は小馬鹿にしたように笑い、そして泣いた。 「本人の口から聞いてみると良いわ」と彼女は言ったが、車椅子の男性は一度も言葉を発さなかったし、一度も眼を上げなかった。 顔は包帯で覆われ、鼻の突起が無く、小さな身体はなんだか、壊れた人形みたいだった。 ) ――――――。 ( 口元を押さえて暫し立ち止まる。 噎せ返って視界が滲み、ぎりぎりで堪えた。 ) [Sat 3 Oct 2009 23:30:11]
◆エリー > ( ウォッシュベアー被災者生き残りの中で、既に退院し自宅に戻った人々の家を回っている。 これからもしばらく回るだろう。 厳密に吸血鬼事件の範疇ではないが、何も「カーン」が、目撃数もそう多くない吸血鬼ばかりを年中探しているわけでもない。 近似する類の事件、感染症のある事象、衛生調査、そういった広範囲での活動に拡がってギルド化したのがヴァンパイアハンターズギルド、「カーン」である。 今回の件――――ウォッシュベアー事件も多分に洩れず、そういう一件としてギルドが関わることになった。 市内への被害拡大は無いのか? 感染源が村から流出したという事は無いのか? そもそも原因は奇妙な石の発掘だというが、その肝心の石についての調査はしなくても良かったのか? 言われれば誰でも気になる事――――VHGの仕事だ。 ) [Sat 3 Oct 2009 23:14:42]
◆エリー > ( ぼんやりと川辺をギルド地区の方向に歩く。 今日の仕事はいつもとは違った意味で重く苦しかった。 こういうのははっきり言って肉体的な苦痛よりも苦手だ。 相手の苦痛がじわじわと侵食してくるみたいで、それを拒むように此方はただ淡々と、感情を交えることなく話を聞かなければならない。 被害者の素性だとか、経歴だとか、直前までの様子だとか、物証を見せろだとか――――――被害者家族に対して面と向かって、まだそう何日も過ぎていないうちから。 ) ( 面の皮の厚い女、と言われた。 私は曖昧に頭を下げて口ばかりの謝罪を述べて、少しだけ気を利かせたような同情の言葉をつづけて、それからまた機械的にこの調査の必要性を並べ立てた。 ) ( そんな仕事を今日だけで5件、回って来た。 ) [Sat 3 Oct 2009 23:05:37]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『 気の滅入るような仕事をしてきた。 』 [Sat 3 Oct 2009 22:54:39]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『( 今夜の手紙には、コレを添えることとしよう )』 [Thu 1 Oct 2009 22:16:26]
◆リア > … ( そっと膝を折って 手をのばし ) ( ぷつ り、 ) ――― ( 手には、花一輪 ) [Thu 1 Oct 2009 22:15:45]
◆リア > ( ――― 便箋は何を使おうか。 文体は? インクの色は? 添える花は? 香はどうしようか? ) ( 気紛れに出した手紙の意図を、彼女はいつもしかり汲み取ってはそれに沿った趣で返事をくれる。 そのやり取りが面白い。 ) ――― ( ああ、趣向を添えれば応えてくれるのは 彼も、だったっけ。 ) ( 今夜あたり、また白梟が手紙を運んでくるのだろうか? ) [Thu 1 Oct 2009 22:13:14]
◆リア > ( 数ヶ月お逢いしないことも珍しくなくて、ましてや一月なんて――― 子どもらの世話に追われていれば、あっという間に過ぎてゆく。 ) ( だから別段、気にも留めずに。 ) ―――― … ( … 彼女が、閉鎖されたあの村にいたのだ等と、 知らぬままに ) ( ただ、いつもの調子でぼんやりと思う。 ) … ( 彼女にとっても日々の気分転換になれば良いと、その程度のキモチ、 で、 ) [Thu 1 Oct 2009 22:01:13]
◆リア > ( 風が吹き、草々が足元をくすぐる。 シャラ、カサ と、紛れ込んでいるのは乾いたオト。青く見えてもその葉先には、黄色く茶色い秋の気配。 ) ―――― ( … 一緒に川辺を歩きましょうと、誘って戴いたのはいつの頃だったか。 ) ( まだ草がシャラシャラと瑞々しく鳴る夏の頃であった気がする。 その約束は結局夏祭りへととって変わったのだけれど、 ) … ( 偶には己から誘おうと、あの時思ったのだから。 手紙を出してみようか、 なんて、 ) ( 不確かな月影に視線を落としたまま ) [Thu 1 Oct 2009 21:55:48]
◆リア > ( ああ、 つきが ほんとうにきれいだ。 ) ――― ( 愛猫の足跡を追いかけてきた筈が、見失ったまま。 仄白い欠けた月を見つめ ) … ( 視界の端にある煌きに、ふと視線を地へと落とした。 その先にあるは、川面に映りこんだ月の影。ゆらゆらと揺れてとても不確かで頼り無い影。 柔らかな天の月と違って、河の月は水の煌きにちらちらと疎らに輝く ) ――― … ( 石を投げたら、 まンなかに穴が空くのだろうか。 ) ( 映る月みつめ、そんなことをぽつンと思った ) [Thu 1 Oct 2009 21:44:11]
◆リア > ( 少し伸びたかな、と風に舞う髪を片手でおさえながら思う。 ) ( さらしゃら、こぷ こぽ、 ) ―――― ( 数歩先を流れる川の袂に立ち、晴れた空に月を望んだ。 あと幾夜か過ぎれば、名月と呼ばれる月となるのだろう ) [Thu 1 Oct 2009 21:32:31]
お知らせ > リアさんが来ました。 『――― ( 風が心地良い )』 [Thu 1 Oct 2009 21:24:46]
お知らせ > フィーリアさんが帰りました。 『 とてもとても、不遜な、コト。 ( うたごえが溶ける頃には、もぅ 世界も夜に暮れる色。 )』 [Sat 26 Sep 2009 17:44:58]
◆フィーリア > ( 指先触れる乾いた音ー… からり崩れて崩れる葉音。白茶けた欠片になって、風流れていくものを、見送るでもなくー… 緩やかに夜色の帳を降ろし始めた水面に視線を注ぐ侭、木の葉を散らすよぅに、手を開く。 …はらり。最後に残ったヒトカケラまで、全て流れて風の中。全て落ちたら水の上。 ) ……きれいなものと、そぅでないもの。 決めてしまうの。決めてしまったのね。 ……あまねくすべてがひとしくひとしいとうたうのなら、それはー…… ( くすくす、くす。さざめく音は笑い声。漣の響が笑う声。 黒に縁取られた姿は、次第に刻に夜に溶けるよぅ、輪郭を薄くしていくから。 まるでー… 逃れるよぅに、すぅるりその場から立ち上がり。手で払う事も無い裾から、はらりはらり 枯れ草の名残が落ちる。落ちて舞って、また空の中。 ) [Sat 26 Sep 2009 17:41:33]
◆フィーリア > ( …くるり。回る日傘は、下方から反射する光を遮りはしない。手慰みの仕草は続けるが侭、漣の水面を見下ろし、何処か定まらぬ足取りは、枯れかけの下生えにくしゃりと微かの断末魔を上げさせて止まる。 見詰める合間にも、揺らぐ日射しは暮れゆく途上。反射する光も弱々しく、指先一つで壊れてしまいそぅな。 ) ……ふふ。 ( ひそり、囁くように笑い声。日傘の作る影の下、白く浮かぶ口元が薄らと淡い弧に変わる。只、楽しげなだけの微笑。 ) あまねくひとしく、けれどー…… 区別する事を覚えてしまっているわ。それはとても大切な事。それはとても大変な事。 ( 裾を縁取るレースが、ふぅわりー… 広がって、地を彩る緑に触れる。広がり、触れて、落ちる。 その場にしゃがみ込んでする事は、踏みつけた草端を千切り取る、事。 …ぷちり。音は余りにも容易く。 ) [Sat 26 Sep 2009 17:22:13]
◆フィーリア > ( ゆらゆらと伸びる影。足元から、地の上へ。未だ冬の寒さを知らぬ緑は柔々と大地を覆い、それでもー… 歩みの度、微か混じるが、からから乾いて砕ける葉音。 ひたひた偲ぶ秋の声。ひそやか忍ぶ冬の音。 ) 善し悪しをー… 何事にも付けようとするのは、悪癖ねー… いとしごたちは、受け継いでいるわ。悪い癖、わるいことなのよ。 ( 偲歌の密やかさ。口唇からまろび出る呟きは、薄く旋律を帯びて風流る。 季節の淡色孕む風靡く黒髪と、一重二重、幾重と重ねた漆黒の衣装が靡くのと同じだけの、緩やかな律を留めて。 茫洋と揺れた硝子色の双眸が、片側だけを微かに細める。 …せせらぐ水面、反射した陽の欠片。 ) [Sat 26 Sep 2009 17:04:49]
◆フィーリア > ( 真昼を過ぎて、夕暮れは間近。空は宵闇に翳り始める僅か前、白々とした黄昏の気配ばかりを孕む頃。 昼から零れ、夜にもなれない狭間の刻に、河辺を歩むヒトガタの影。 くるり、くるぅり。 地に踊る影は、そろそろ本来の用途を果たしはしない、日傘の輪郭。 ) 昨日の空もー… この空も。 全て全て、良い天気。みんな同じ、空の貌ー…… ( 広がる空は、雲靡かせて白々と。僅かな濃淡が、日暮れの気配を落とし込む。 孕む空気すら、夏と言うには温いのに、秋と言うには温すぎる。何もかもが中途半端。何処にもいけず、何にもなれないー… そんな季節が彩りを深める頃合い。 ) [Sat 26 Sep 2009 16:51:40]
お知らせ > フィーリアさんが入室されました。 『( 暮れなずむ空の下 )』 [Sat 26 Sep 2009 16:46:39]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『 また遊びに来てくださいね、ネネさん。 ( 帰り際にクッキーを渡し。 ) 』 [Sat 26 Sep 2009 01:39:20]
◆リア > ( 着ていた服を洗濯して乾かして、お風呂で冷えた体をあたためてもらって、長袖のワンピースに着替えてもらおう。お風呂にはロスマリヌスも一緒だ。 幸い、孤児院だから子どもの服には事欠かない。 )( その後帰ってもいいし、そのまま眠って子どもたちと遊んでから帰ってもいい。 貴女の気の向くままに ) [Sat 26 Sep 2009 01:38:24]
お知らせ > ネネさんが退室されました。 『あ、 ネネのナマエは ネネ なッ! ( 思い出した様に 自己紹介なンか して。 )』 [Sat 26 Sep 2009 01:34:04]
◆ネネ > うンッ、 わかンなかッたら … トモダチに きく ッ。 ( だから大丈夫だ、と胸を張ッて云ッた。 ) ( 眼を丸くした猫に、きょとン、と不思議そうに見て。こてン、ッて首を傾げる。 ) お ッ ? ( 首傾げたまま、 ) ネネは シアワセ ッ、 けど、 な、 ヒトリボッチの ネコたちを しッてる しな。 ( パッと首を元に戻し、手は腰へ。 ) だから、 ろしゅ …ろすまぬ …ッ、 ろすま りす … 、 ( 難しい。言えなかッた。 ) ロスはシアワセ だな ッて おもッた。 リア は イイヤツ だと おもう しなッ。 ( ストール、ひらひらッて両手で持ッて。にししッと笑う。 ) … みぅ 、 ( パッとびしょ濡れの服を見る。慣れてはいるけど、気持ち悪い。 ) おおッ、 おねがい する ッ! ( お着替え。 お風呂に入るッて聞かされていたら逃亡したけれど。 渇いた服を着れるだけッて思ッてる白猫耳は 嬉しそうに貴方についていこう。 ) [Sat 26 Sep 2009 01:32:53]
◆リア > そうなんですか? ( 木の上、雨から羽を守るように枝の覆いの下に潜む烏。鳴き声がすれば気づいただろうけれど、濡れ羽の色は夜闇に紛れて見つけられるかどうか定かでなく―― 無論、見つけられたとしても貴女との関わりはわからない ) ( 幸せといわれて猫はなんだか驚いたような顔で目を丸くした ) 貴女は幸せではないのですか? ベニ、さんが一緒で―― ああ、このコはロスマリヌス、ですよ。 ( 私はリアと呼んでください、と僅かに首を傾げながら貴女へと告げよう ) …そのままでは風邪をひいてしまいますね。 わかるから、大丈夫… なら、うちに来て服を着替えませんか。 ( その前に一緒にお風呂に入っていただくけれど。猫だから口にしたら嫌がるかと――まぁ今十分濡れているけれど。 ) [Sat 26 Sep 2009 01:22:00]
◆ネネ > ( 夜に寝る事は よい ッて云うらしい。 ほおッて口をぽかンと開けた。ひとつ勉強になッた。 ) ――― でも、 わかるから、だいじょーぶ だッ。 ( 根拠の無い自信。グッと拳握ッて、にへッと笑う。 貴方が周囲を見渡せば烏が一匹見えるンだろう。いつも見てくれているらしい烏。 ) ( 白いストールは綺麗で勿体無い気がしたけど、純粋に嬉しい。表情も自然と緩む。 ) … かぞく ッ。 ( ピンッと耳が動いて、 ) そッか かぞく かッ。 オマエは シアワセ だなーッ。 ( 白猫耳の知ッてる猫たちは基本的に野良だから。飼い猫ッて見るの初めてだ。 しかも家族ッて云われる位。 ) ナマエ は ? ―――― 、 ( 「 名前は? 」 … くるッと最初の言葉を貴女へと。 続く音の様な言葉を ちょッとだけ姿見せてくれた猫へと 問う。 ) [Sat 26 Sep 2009 01:12:27]
◆リア > ( ね は、いりませんよ、と。 小さな笑い声と共に可愛らしい仕草を見つめ ) あぁ、なるほど……、 ( しゃがんだまま少し背を伸ばし、きょろりと周囲を見てみるけれど――それらしい姿がみつかるかどうか ) ( 嬉しそうに言う貴女になンだかそんなことありませんよとその言葉を否定する事が出来ず、 ) ―― いいえ、家族ですよ。 ( 愛猫へと話が及べば、微笑んで頭を撫でながら。 愛猫は貴女に興味があるのか、ちょっとずつ背後から姿を現し、鼻をひくつかせたり首や体を伸ばしてみたり、 ) [Sat 26 Sep 2009 01:04:30]
◆ネネ > ( 相手に滴が掛ッた事にも気付かないで、ぶるぶるッと気が済むまで左右に振る。 髪がべたッと顔に張り付いて、むうッと不機嫌面。ぐいッと手で剥がしたりしつつ、 ) よ い? … みゥ、 …、 ( 訂正された言葉にきょとンとした表情。 ) よい ね ? ( 小首傾げながら、再度問うた。 ) ンッ、 ベニ はー、ネネの かぞく だッ。 さんぽ してたら、 はぐれたッ…。 ( いッつも勝手にふらふら出歩く白猫耳は、毎回彼と逸れては迎えにきて貰ッてる。ちょッと 肩を落として、 ――けど、ストールくれると云われれば、表情がすぐに明るくなッた。 ) おおッ、 オマエ、 あれだッ。 ふと ッぱら! ( ぎゅうッとストール抱き締めながら、嬉しそうにそンな言葉。 ) … ソイツ は、 ――ともだち? ( じいッと猫と貴女を交互に見遣り。 さッき撫でさせてくれなかッたのに、 相手には簡単に触れさせるから。ビックリした調子で。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:53:19]
◆リア > …、 ( ああ、風呂に入れた後の愛猫みたいだ。 この距離では水滴が掛かるだろうけれど、気にせずに顔を拭って ) ―― そうですね、 よい、 ですね。 ( 字は夜寝であるけれど。貴女の言葉に微笑ましげに軽く頷きながら、職業病じみて言葉を訂正する。 ) そうなんですか。 ( 獣人のようだけど、猫寄りというか――野良猫みたいだ。 ) ベニ? ( こてン、首を傾げて ) 貴女はどこからきたんですか。 ―― ああ、構いませんよ。 ( よろしければ差し上げます、と。微笑んで ) ( 己の背後に隠れ、左側から顔を覗かせて貴女を見つめる愛猫の背をそっと撫でた。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:44:22]
◆ネネ > ―――… 家は、ないぞッ。 てきとーに さがして、てきとーに ねるッ。 …ベニが いるとこ さがすッ。 ( 掛けられた白いストール。 綺麗だな、ッて思ッた。ストールと貴方の顔を交互に見遣り、 ) ぬれる ぞッ、 ( 小首 こてン。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:38:12]
◆ネネ > おあッ、 ( 伸ばした手は猫を掠る事も出来ず。眉尻下げて、様子を窺う猫を、此方もジーッと見遣ッたが、 ) ンッ、 ( 視線の差が縮まッた相手へと視線を戻して。こッくりひとつ頷く。 ――ぶるるッと水を弾く様に顔を左右に振ッて、 ) …! そうかッ、 ( パンッて手を叩き合わせた。 ) よるは 、 ひるねじゃなくて、 よるね かッ! ( 暢気な言葉に、白猫耳は至極真面目な声音で。 [Sat 26 Sep 2009 00:36:19]
◆リア > ( 警戒した様の猫は、じっと貴女を見つめたまま。猫語でなかったからだろうか、伸ばされた手にたッと駆けて、飼い主の―― 白い傘を手にした者の方の足元へと身を隠し。 そこからまたじーっと様子を窺っている ) ―― ッ、 と、 ( ああ其処にいたのかと姿を見つけてほっと息をついているうち、いきなり足元へ戻り来た愛猫に少し目を丸くして、 ) ―― 昼寝、ですか。 ( しゃがみこンで差を縮めながら。 ぱちり、瞬く。 だとしたら、随分長い間眠って―― 雨に打たれていたことだろう。 ) ( 猫のような仕草と、無邪気な質問に淡く笑みを零して、 ) いいえ。 今は夜ですから、 ( 寝たとしても昼寝にはならないでしょうね、なンて暢気に言葉を返す ) もう遅い時間ですから―― 送っていきましょうか。 おうちはどこですか? ( ああきっと御家族の方が心配しているだろうなと、思いながら。 肩に掛けていた白のストール、そッと貴女に掛けようか ) [Sat 26 Sep 2009 00:30:54]
◆ネネ > ( 身体を起こして 漸く猫の全体が見えた。おおッて小さく声をあげ、其の飴色の背を撫でようと手を伸ばす。 ) ――― ンに?おどろい たか−ッ? ( ちょッとだけ身体が後ろに下がッた猫に、にししッと笑う。嗚呼、此の言葉じゃ駄目だ。ちゃンと猫の言葉で ――、 ) … ッ、 ( 振り返ッた時に 女の人の様な姿が視界に映ッた。 )( ぱちぱちッと何度か瞬きをして、 ) ンッ、 こンばン わーッ。 ( 挨拶を返し、真ッ白な傘に視線を映した。雨を遮ッてくれる もの。 ) みゥ 、ごろごろ ッて昼寝 してなーッ、 ( 起きたらこンな時間で こンな場所だッたと云う話。 ぴくくッと時折耳が動いて、猫が顔を洗う様に 手の甲で己の顔を擦る。 ) … 、 ( じいッと 貴方の顔を見て、 ) … ひるね ッ、しにきたの かーッ ? ( ッて、小首を傾げた。 ) [Sat 26 Sep 2009 00:17:39]
◆リア > ( 背は飴色、腹や手足は白をした愛猫は夜の色に紛れて白っぽく見えたのだろう。ぴくンと動く貴女の耳をじーっと見つめて、 起き上がれば前足の片方の位置はそのままにびくっと体が少し後ろに下がる。視線の先は耳から、貴女の目に移るだろうか ) … ? ( もう一匹猫がいるのかと思いながら近づけば、聞こえてきたのは女の子の声。 むくりと起き上がった姿に、ぱち、と瞬いて ) ――、 あ ( 向けられた視線に一瞬途惑ってから、 ) … こんばんは。 ( 微笑んで、持っていた白い傘を貴女の方へ傾けようか ) どうしたんですか、こんなところで。 ( 空に月の無いかわり、貴女の両目の月色を見つめながら――視線が時折ちらと、白い耳に向けられる ) [Sat 26 Sep 2009 00:09:53]
◆ネネ > ( カサカサと鳴る草の音と、足音に。 ぱちりッと眼を開いた。昼寝のつもりが随分寝ていた様だ。 …雨で身体がべッちょり濡れてる。 ) … ? ( ふと気配に気付く。 ――ぴくくッと白猫耳が動いて、顔を其方に向ければ白色 ッぽい猫。 ) … お前 かーッ、 ( 足音の原因は。 ) ( むくッと身体を起こして、 首を傾げた。其の割には 鳴る音は大きかッた様な気がする。 ) ( 貴方が現れたのなら、其方に顔を向ける が。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:57:31]
◆リア > あ、 ( 声が聞こえて、そちらを見 立ち止まる―― けれど、軽く首を傾げた。 風に乗り耳へと届いたその声は、愛猫の鳴き声とは少し違う。 ) …、 ( 不思議そうにしながらも、そちらの方へ歩み寄ろうか。 ) ( ちなみに私は気づいていないけれど、愛猫は貴女の傍に伏せ居て、じッと貴女の白い耳を見つめている様。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:52:05]
◆声 > ( 猫の声の様な、人の子の声の様な。そンな声が 貴方の歩く草原の少し先から 届くだろう。 ) … み、 ゥ ―――― 。 ( 寝言の様な、何かに魘される様な、そンな 声音。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:44:23]
お知らせ > 声さんが入室されました。 『( ―― み ゥ、 )』 [Fri 25 Sep 2009 23:41:19]
◆リア > ( 膝丈くらいまで伸びた草は容易に猫の姿を紛れ込ませてしまい、きょろきょろと周囲を見回した。 )( 秋になり段々と瑞々しさを失ってゆく川辺の草原は、風に吹かれても夏の頃のようにシャラシャラと涼やかなオトは立てない。どこか乾いた、響き ) ……… ロスマリヌスー ? ( 何処へいったかと、ゆるり周囲に視線を向けながら草原を踏みしめる。 ) [Fri 25 Sep 2009 23:39:13]
◆リア > ( 仔猫の時のよう、一緒に散歩に出かけるのもいいんじゃないかって。そう思い、子どもたちを寝かしつけてから愛猫と一緒に外へ出てみた ) ――― あ、 ( … けれど、これでは己が愛猫の散歩の足跡を追いかけているかのようだ。 )( 川沿いの道を歩いていたかと思えば、ぴゃッと川辺の草原の中へ入っていった猫の後を小走りに追う ) [Fri 25 Sep 2009 23:30:08]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『( ―― たまには、 )』 [Fri 25 Sep 2009 23:23:31]
お知らせ > 藍音@試薬さんが退室されました。 『目当ての男が居るなら自分で試さんのは道理だな―― なんて後から気が付いたりしつつ。』 [Wed 23 Sep 2009 02:55:39]
◆藍音 > (元から胸の貧相な少年的体格だっただけに親しい人なら気がつくかもしれないが―― これ仕事とかに支障出るんじゃなかろうか。 とか。 今は特殊の仕事無いからまだ救われてるが。) ・・・・落ち着け藍音。 冷静だ。 縊り殺してやる。(袴たくし上げてちんこ丸出しにしながら呪詛の言葉を呟く女装少年って図は仕事以前に存在レベルの何かに支障が出ている感じがする。 少なくとも然るべき機関の人間が見れば確実にお縄になるだろう。 単純に言うと変態だ。) ……ある程度の事は仕方がない か。 先ずは見てくれをどうにかせんとな。(水面の鏡と星灯りでは厳密にどんな格好になったのかまではつかめない。 一旦家に逃げ帰って、今後如何するかを決めるとするか――) [Wed 23 Sep 2009 02:49:42]
◆藍音 > ご立派な――― 違う!! あの戯け!!(刺激=生えるということなのか! なんという安易―――なんて早合点すれば怒りも沸いてしまうゾ。) 確かに刺激的に暮らせそうではあるが――私が男だったら如何するというのだ。 サムライ宜しく二本挿し か? (――抜き身は反ってるしな。 とか下らない思考の派生をするのは矢張り混乱しているからか。 他に何か――と恐る恐る体を撫でてみて、状況が一気につかめてきた。幾許か丸みを失った、引き締まった体型に変化した感。 なんていうか、胸板とか、硬い。 その掌も僅かに無骨な。) 嗚呼・・・・大体理解した ぞ・・・。逆転、か。 私が男だったら 一本取られて いた訳だ―― ・・・・誰が上手い事を言えといった。(理解しても混乱はある。) [Wed 23 Sep 2009 02:38:52]
◆藍音 > (とりあえず差異が見当たらないので、軽く歩いてみようとしたが―― )・・・む、引っ込め稗奴螺。(どうも袴状のスカートの中に何か居るようだ。 一部の式(ちんこ触手生やした肉塊状のヤツだ)の暴走と断定し、解除を試みる→いなくならない。) ・・・聞こえんか。 『闇は闇に還れ。』 ・・・・?(再度。 で、失敗。 相変わらず正体不明の感触がついて回るので思い切ってスカートをめくってみた。 ちなみにノーパンである。) ・・・・・・おいィ。(其処には天然自然のちんこ触手が、幾分狭まった足の間から生えていた。 硬直30秒。) [Wed 23 Sep 2009 02:20:53]
◆藍音 > (一瞬、喘ぐように影が蠢いた気がしたが―――本人は味の方に意識が集中している様子。)まずは飲み易いようにしさらせというのだ。 矢張り食わすか或いは喰うか―― (元から恨み篭ると声が低くなる性質ではあったが、水から発した音の少々の違和感に戸惑った。最も少女→少年程度の変声なので、喉、焼けたか? くらいの差だ。) ・・・・さて、”薬”としてはハズレだな。何の高揚も起こらん・・・・。(水足揚げて立ち上がった。 視界が変ということもない。五感も正常。 何かしら変わった点を探すように、体を動かしたり周囲を眺めたり――) [Wed 23 Sep 2009 02:06:32]
◆藍音 > さて、葛篭の中身は宝か否か――(闇に潜みし怪異を見抜く黒き眼も、異国の魔術の組成まではわからない。刺激というからには娯楽程度なのだろうが―――)下らん効能であってみろ。 心に決めた殿方の前で淫らの獣に食わせしめるぞ。(随分と酷い条件を後付けしつつ、瓶の蓋を開けると――中身を一息に飲み干した。 味は兎も角その口当たりたるや!) ザラつく・・・!(口元押さえて呻いた。 さてどんな効果がでるやら【判定】といこう。) [Wed 23 Sep 2009 01:56:42]
◆藍音 > (元から俗っぽい生き物ではあったが、此処の所そんな鮮度不足が遊び人度を加速させている気がする。 街に来た当初は何もかもが眩しかったけれど。) ――妖魔外道の闊歩する人外魔境ときいて来てみれば、と再び上申してくれようか。 全く張りがない。(説明嫌いで怠惰な上司の嫌ーな顔が目に浮かぶ。 冷たい水面を思い切り蹴飛ばすと―――今宵新入荷の遊び道具を袖から取り出した。 赤い液体、小さな瓶。魔女の誘いは、毒か薬かあるいは何か。) [Wed 23 Sep 2009 01:45:49]
◆藍音 > (ギルド区での調査以来方々を探していたのだが、結局あの面妖な空気――あるいはそれに類するものに出会うことはなかった。 ”御神体”も行方不明、事件の推移も不明。 同日に幾つか不可思議な少女の目撃証言があったらしいが――其方との関連性は検証待ちである。) ・・・・。(そしてその後新しい”仕事”が伝えられることもなく平時の業務に埋もれていた。 見回り・報告・勉強。 刺激もない日々。 先日騒ぎがあってすは事件かと思えばただの土砂崩れときた。 川辺に座って水を蹴りたくもなろうというものだ。) [Wed 23 Sep 2009 01:33:58]
お知らせ > 藍音さんが来ました。 『式打ちの少女は兎に角暇だった。』 [Wed 23 Sep 2009 01:24:45]
お知らせ > プリムラさんが退室されました。 『( そろそろ帰ろう。 そう思えば、 少女は立ち上がった。 )』 [Tue 22 Sep 2009 01:19:29]
◆プリムラ > ―――― … くしゅッ ( 続いて 、小さなくしゃみ 。 ) ぅ〜 … ( 寒いなぁ なんて呟きながら 、 のそのそと 身体を起こしていく。 ) ―― っふ くしゅッ ( 開いた瞼 。 桜色の瞳が 、 現れる 。 どのくらい此処で寝そべっていたかは覚えていないが 、 短い時間では無いだろう。 指先が冷たくなっていた 。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:11:57]
◆プリムラ > ( 闇に溶けるような黒い服。 けれど闇に映える 白い髪と 肌。 サラサラ と、 風で 髪が揺れている 。 ) ( 死んでいないことは間違い無いが、 眠っているのか いないのか。 一見しただけでは わからない。 ) ( 相変わらず、 黒猫の人形は抱きしめたまま 。 ) ( ――― チリン ) ( と、小さな鈴の音 。 人形の首についている鈴からだろう。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:57:23]
◆プリムラ > ( 夜の川辺。 昼間はそれなりに人がいる川辺も、 夜は閑散としたものになる。 川の音と、風で葉がこすれる音。そして虫の音 。 それだけが この場を支配していた。 ) ――――― …… 。 ( 白い髪の少女は、 そんな川辺の草むらに横になって眼を瞑っている。 胸が規則的に動き、 呼吸をしていることを証明している。 ――― 死んでいるわけでは なさそうだ。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:42:16]
お知らせ > プリムラさんが来ました。 『( 川の音。 風の音。 )』 [Tue 22 Sep 2009 00:35:25]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( 何時になれば飽きるのだろォ。 いっそココで寝たり―― は、侍従を思えば流石に出来ぬケド』 [Mon 21 Sep 2009 00:32:29]
◆紅梅 > ( 自身とアノ犬の距離は微妙な侭だなァ、と 思ゥ ) ( 強請られればこゥして気紛れに連れ出したり、 気が向けば撫でたり、 全く構わぬ、懐かぬ、とゆゥでは無いけれど――― 例えば飼い主にあたるファルディアや、既に仲良くなったらしィ、ハニィのよォに 無条件に可愛がり愛でまわす、とゆゥでは、無い ) ...... 、 ( ヒトつ、ふたァつ許り広げた、扇の下で 息をつく ) [Mon 21 Sep 2009 00:30:55]
◆紅梅 > ( ――― 其れにしても、 ) ファルディアに散歩に連れていってもらってェ... ハニィに遊んでもらッ て。 ( 其れに女中達にも構って貰っているとゆゥのに。 未だ遊び足らぬのだろォ か? ) ――― ( もォ、川の水も冷たいと思ゥのだけれ ど ) ... ( 常、より ほンの少ォし。 瞼が下がって、犬コロへ向ける視線が半眼めいたモノに、 為る )( ファルディアが拾って来た―― といゥより彼に勝手にわンころがついて来て邸に居着いてからずっと――― ) [Mon 21 Sep 2009 00:25:17]
◆紅梅 > ( 時折邸の中迄入り来ては、女中たちを驚かせているよォだけれ ど ) … ( 犬の立てる水音に、其方へと何とはなしに視線を流そゥ )( 何時頃だったか、以前邸に秋津――蜻蛉の迷い込んだ時に、アレが追いかけて一寸した惨事になっていたっけ ねェ。 あァ、そォいえば俺も脚を踏まれたかなァ。 他人事のよゥ、ぼンやり犬と蜻蛉の追いかけっこを眺めていた自身よりも――女中たちの方ォが騒いでいたけれ、ど。 別段あの位、どォとゆゥことはない ) [Mon 21 Sep 2009 00:09:11]
◆紅梅 > ( 偶には。 一人で邸から出たい時も、ある。 黒蝶のゆゥたよォ、舞うコトは出来ぬけれども―― ハネをのばすコト位、は。許してほしィ。 ) ( 其れでも誰にも云わず出た時は、せめて邸近くの川辺に留めている。 其処から更に遠くへは、ゆかない。 女中が捜しに出やれば、目に付く程度のトコロにと――― 心得ている ) ...... 嗚呼、 ( 面倒ォだな とは、思ォけれど、も。 )( 口許に軽く扇をあて、ふッと息をつく。 座り込ンだ草原は、手を下ろし触れてみれば夏の頃より幾らか瑞々しさが無くなったよゥ。 昼か、夕刻であれば数多、秋津翅の袖振る様が見られるのだろォ ) [Sun 20 Sep 2009 23:54:29]
◆紅梅 > ( 小次郎が外に出たいとゆゥた から。 ) ―――― … ( 等と云ったトコロであの侍従は納得せぬのだろォけれ ど、 ) 元気だね ェ ...... ( 川の中に入り、ばしゃりと転げ回る犬の姿にふ、と吐息まじり。 手にした檜扇は閉じられた侭。糸花から垂れた飾り紐が秋風にゆらゆらと、揺れる ) [Sun 20 Sep 2009 23:38:49]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 『 ( ... だって、 )』 [Sun 20 Sep 2009 23:30:28]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『私の仕打ちに参ったのか、そいつが私に悪さをすることは無かった。』 [Sun 20 Sep 2009 01:38:18]
◆だいだら > ( これでこいつは何か悪さをしようとはしないだろう。いや、何かを悪さをしようとした素振りを見せていたわけではないけれど、きっと悪さをするつもりだったのだ。そうに決まってる。 私は清々した気持ちで立ち上がると、ご機嫌のままそこから離れ家に向かって歩き出した。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:37:00]
◆だいだら > ( 私はそいつの顔に小便を引っ掛けてやったんだ。見下ろすと、相手も私と同じように着物をたくし上げて小便を引っ掛けようとしていたけれど、頭が悪いとしか言いようがない。ものというのは上から下に落ちるのだ。だから、下からおしっこしたって下に落ちるだけ。 ) ふふんだ。どうだ、参ったか! ( 私は満足げにそいつを嘲笑うと、川から出て水面を覗き込む。そこにはさっきと変わらず偽者がいたけれど、きっとその胸の内は悔しさで一杯に違いない。必死に私と同じ勝ち誇ったような表情をしているけれど、無理してるんだろう。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:35:02]
◆だいだら > ( 馬鹿なことをしていると思う?でも、本当のところは判らない。映っているのは私自身、そう思わせているのが奴らの手口なのかもしれない。色んな人間を騙してきているのかもしれない。誰もがそう思い込んでいるだけなのかもしれない。でも、このだいだらの大きな目は誤魔化せない。空を雷が走るのに、天から水が落ちるのに、お日様が毎日休まず昇るのに、お月さまが太ったり痩せたりするのに、どうして水の中に自分の偽物がいないと言い切れるだろう。 ) ( もう一度ばしゃんと、今度はもう少し強く水面を叩く。すると水面の水がはねて私の目に入った。 ) うっ! ( 私は瞳を閉じて、目を擦る。こいつ、私にやり返してきた。にせもののクセに生意気だ! ) お前なんか、こうしてやる! ( 私はざばんと川に入りそいつの顔の上で着物を捲りあげると、お腹に力を入れた。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:27:36]
◆だいだら > わ―――! ( 私は水面の中のだいだらを威嚇した。そいつは私と同じように口を開くけれど、声は私のしか聞こえてこない。 ははあ、きっとこいつは喋れないのだ。でも私はちゃんと喋れる。私の方が凄い。 ) ( 次に私は手でばしゃんと水面を叩いた。そいつはばらばらになったけど、やがてゆらゆらと揺れる水面が落ち着くにつれ、元の姿に戻っていく。 ) お前は、にせものだよ!私が本物のだいだらだ!沢山映ってる兆のだいだらもにせものだ! ( そいつはまた私に合わせるように口を開閉させる。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:18:52]
◆だいだら > ( そこでふと私は思う。世界に一人しかだいだらが居ないというのは私の勝手な思い込みではないか。今、この水面に映っているだいだらは、実は第二第三のだいだらなのでは無いか。そういえば、右耳につけているピアスをこいつは左耳にしている。こちらの動きにもぴったりと合わせてくるのは、この私をだまそうとしているのだ。 ) ( そんな馬鹿な、と思う?でも、そう思わせるのがこいつの作戦なのかもしれない。この水面に映っているだいだらが、単なる映りこんだ像でしかないなんてことは誰も証明できないのだ。私がここを離れた時、水面の中のだいだらはそのまま残っているかもしれない。私はそれを確認することはできないんだ。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:13:21]
◆だいだら > ( 私はその川の水面に映った自分の顔をみていた。正確には自分の目玉を見ていた。 私の目玉は大きくて、鏡のように景色がうつりこむ。だから鏡を覗き込んだり、こうして水面を覗き込むと、合わせ鏡のように延々と私が映っているのだ。 延々とだいだらである。 ) ………。 ( 私はその不思議な光景に一つしか無い瞳を奪われる。世界に一人しかだいだらは居ないけれど、私の目玉の中には兆を超えるだいだらが存在するのだ。ちなみに、兆というのは数字の多さを表すということは知ってるけど、具体的にどれだけ多いのかは知らない。 ) [Sun 20 Sep 2009 01:06:02]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 憩いの川辺。 』 [Sun 20 Sep 2009 01:00:25]
お知らせ > 氷桜@試薬さんが退室されました。 『退屈するのと、どっちが楽なのやら』 [Sat 19 Sep 2009 23:53:54]
◆氷桜@試薬 > あいつに習って庭弄りでも始めるか? (ベンチから身を起こしながらそんなことを言ってみるが、ただでさえ狭くやせ細った土地でもう一箇所花壇や家庭菜園を始めれば、今度は箒ではなく何か金属製の農具が飛んでくるかもしれない) あの激情は誰に似たのだろうな・・・・ (直ぐに暴力に訴える所は間違いなく自分ではないだろう。 彼女の両親の何れかかも知れないが、多感な時期の多くを共に過ごした師匠の線が非常に濃厚だ) ・・・・このこと、師匠には知れてないだろうな (もしこんなことになったのが知れれば、昨夜の娘からの説教とは比べ物にならない、多彩な暴力を含む素敵なお説教タイムに突入することは火を見るよりも明らかだ) 帰ったら口止めをしておくか (既に知れているのならばどうしようもないが、一日中店に縛られていれば自分から師匠の店へ伝えに行ったなどということはないだろう。 ないに違いない。 ないといいな) ・・・・・深くは、考えまい (悪寒にぶるりと身を震わせ、ベンチの背に深くもたれかかり片腕を背にかけ、両足を軽く投げ出した――所謂「やらないか」のポーズ、で雲一つない夜空を見上げ息を吐く。 ) [Sat 19 Sep 2009 23:49:49]
◆氷桜@試薬 > (全くの余談ですが、現在の服装は普段となんら変わらない黒コートに礼服、男性用のインナーに胸部のさらし。 娘に進められたやけにフリフリした女性物一式は全力で辞退しました。 普段着ないくせになんであんなものを持っていたのかは謎。 はてさて) しかし・・・・いざ仕事をせずにぶらつくとなると存外暇だな (狭いベンチの上でごろごろと左右に転がり、その腕の中ではうっおとしげにアルテミスが身を捩る) 商業地区は知り合いに会う算段が高いし・・・・図書館か芸能横丁辺りにでも行ってみるかな (こうしている時でさえ従業員たちは働いているのに遊びに行くのは少しばかり気が咎めるが、現在オーダーメイドの注文も入っていないので、工房に篭っても火を眺めつつ道具の整備をする以外することがなかった。 そして普段からそういう所だけはまめにこなしているので数時間もしないうちに終わってしまうだろう) 何もしないというのがこうも難しいとは (再び溜息が零れる) [Sat 19 Sep 2009 23:31:34]
◆氷桜@試薬 > (あの後、自宅で眠っていた娘を起こし事の次第を説明した男にかけかれたのは慰めの言葉などではなく、今何時だと思っているのかという悪態と、過日のことでなにも学習しなかったのかという叱責の言葉。 自業自得でしかないが少しくらい優しくしてくれたって罰はあたらないのでは、と悪態を吐く) まあ、そりゃあ俺が悪いんだが (いつも迷惑を掛けっぱなしだが、暫らく店を開けるから三人で何とか切り盛りしてくれ等とふざけた事をのたまったのは今回が初めてだ。 一応罪悪感というものはある) そのうち元には戻るだろうが・・・・何時になるやら (眠たげなアルテミスを抱きかかえ、ごろりとベンチに身を横たえ丸くなる。 昼間公園なんかで家のない方がよくやってるあんなポーズです) [Sat 19 Sep 2009 23:21:15]
お知らせ > 氷桜@試薬さんが来ました。 『(重く吐いた溜息一つ)』 [Sat 19 Sep 2009 23:14:37]
お知らせ > ファルディアさんが帰りました。 『(――帰宅)』 [Thu 17 Sep 2009 23:26:29]
◆ファルディア > (くい、と綱を引っ張る) ほら、もう松虫はほうっておいて (どこか不満そうに従う犬を見れば、奴隷は軽くため息を吐いた) …邸に帰ればあの子に遊んでもらえるだろう? (あの子――背中に蝶の羽を背負った少女のことだ。知的好奇心が旺盛なのは結構なことだが、元気の塊の様な少女とは奴隷は波長が合いそうになかった。己はまともに会話を交えたことはないが、彼女は犬を気に入っているようだ) (その言葉を理解したのか、犬は再び邸を目指して歩き出した。供の奴隷も其れに倣い) [Thu 17 Sep 2009 23:26:01]
◆ファルディア > (そろそろ前髪を切ろうか。前髪と言わず一気に短髪にしてしまおうか。そういえば主も髪を切ると言っていたような気がする。便乗と言うか、ついでに女中に切ってもらおうか。己はそれほど器用ではないから、きっと髪の長さの揃わないぼさぼさの髪になってしまう気がする) ――ああ、また (ぼんやり考え事をしていたら犬は又立ち止まって何かの臭いを嗅いでいた。もうじきに邸に着くと言うのに、そのもうじきが長い) [Thu 17 Sep 2009 23:15:33]
◆ファルディア > (漸く過ごしやすい季節になって、犬の散歩も行きやすくなったと思う。姿を見せなくなってしまった蛍の代わりに松虫の音が耳につくようになった。犬が時々草に鼻面を突っ込むのは松虫の音を聞きつけてのことだろうか? 生憎と、長く伸びた前髪の所為で余人よりも己の視界は昏く、よく見ることが出来なかった) のびたな、 (空いた手で前髪を摘んでみると、そこだけ視界が開けた。見えなかった小さな星の光が視界の隅に咲き、何となく其方に目を向けて) (故郷の星達は此処では見えない) [Thu 17 Sep 2009 23:08:27]
◆ファルディア > (供は己が拾った犬一匹。右手に持った綱の先で尻尾を振りながら歩いている。水音に反応して周囲を見回したり、草に鼻面を突っ込んで臭いを嗅いだりと本当に落ち着きのない犬だ。どこか可愛げがあるから奴隷は何も言わない。少しばかり苦笑を浮かべるだけで) …ほら、ふらふらしないで (くい、と軽く綱を引っ張り、まっすぐに歩くように促した。力づくで言うことを聞かせようとすると反発する。まぁこの犬に限ったことでもないだろうが) [Thu 17 Sep 2009 22:58:49]
お知らせ > ファルディアさんが来ました。 『(さんぽ)』 [Thu 17 Sep 2009 22:48:41]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『 … その後は、一緒に餌 あげましょうね ( ッて 笑ッた。 )』 [Mon 7 Sep 2009 01:03:40]
◆セィナ > ―― ふえッ、 えッ あ、… えへへ、――嬉しいです。 ( 同じ言葉、の筈なのに。返されれば照れた様に、ほッぺは赤く。 ) ―――… まだまだ、知らない場所 いッぱい あります、 だから…、 ( 図書館も、商業地区も、横丁も。他の知らない場所にも 怖いけど、緊張するけど、 一歩ずつ歩いていこう。色々な風景を絵に描いていくのも 楽しそう、なンて。 ) ――― そうです ッ…。 ( 自分では、解らないもの。自分で感じで居ても、他人の見方は違うもの。とッても 難しい けど。 ) ( ―― 少なくとも、お兄さンは 私にとッて、優しくて暖かくッて 頼りになる、世界を教えてくれた人。 ) … ふあ ッ ( ―― くしゃり、と髪撫ぜられれば ちょッと驚いた様に声 あげるけど、 ) [Mon 7 Sep 2009 01:03:06]
お知らせ > キリルさんが帰りました。 『 … 帰ったら、金魚の水替えてやろーな。 ( なンて、 』 [Mon 7 Sep 2009 00:55:48]
◆キリル > ―― 俺もセィナといるとほッとするよ、 ( なんて微笑浮かべて言葉を返す。 …まだ、彼女の父親の件が落ち着いてないけど。 ) ――― うン、まァ段々な。 図書館行ってみるのもいいだろうし…、 ( 家に居てくれるのはありがたいけど、ソレじゃァこの先色々困るだろう。行動範囲や幅は、多分広い方がいい。 おとうさん、のせいで世界を知らないコトも含め。 もっと色ンなトコいって色ンなヒトと触れ合って色ンなモノ見て色ンなコト、感じて欲しい。 そういうのッてやっぱり、絵にも影響するだろーし。 ) … そうかな、 ( 俺なンか凄く情けなくッて。 セィナのが一生懸命で、頑張ってて、凄く優しいと思うンだけど。 お互い様、なのかもしれない。 ) ( セィナの頭、ちょっとくしゃりと撫でようと、して ) [Mon 7 Sep 2009 00:54:38]
◆セィナ > ( 褒められるのは嬉しくて、けれどなンだか恥ずかしい。 …お魚を捌くのも、固い物を切るのも苦手。その辺りはいッつも手伝ッてくれる。 ――優しい。 ) ―――… う −ン。そう ですか ね…?お姉さン達も 好き、ですけど …。何 だろう? お兄さンと お話してると ほッとします。 ( うン、そンな感じ。楽しくて、けどほッとする。落ち着く。 心地良い。――頭撫でられながら、小さく笑おう。嬉しそうに、ちょッとだけ照れた様に。 ) ―――… あッ、わかりましたッ。 横丁で絵を描いて、 みて …上達したら、挿し絵とか やッてみたい、です。 ( 絵本を読むのは好き、だし。そういう物に憧れていた節もある。 こくこくッて頷きながら、悩みが吹ッ切れた様に笑う。 ) … 優しい ですッ。でも、きッと自分じゃ解らないもの なン だと思います。 ( ギュッと、伸ばしてくれた手を握ッて。あッたかい、 なンて呟く。本当のお兄ちゃンみたい。 小さい頃 一人ぽッちの部屋で描いた様な、優しくて素敵な 王子様、みたいな。何だか不思議な感じ。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:46:39]
◆キリル > そ? 実際ウマいからなぁ。 ( 自分で作るよりずっと。 まァ、セィナが苦手そーな、魚捌いたりだとかは時々手伝ったりもすっけども。 ) お話、なー… 俺としてるより妹らとしてる方が話合うンじゃねーの? ( ちッと照れくさくて。 照れ隠しにそッぽむいてそンな言葉。 手は変わらずセィナを撫でたままだけど、 ) ふゥン、 なら 横丁で絵を描いてみたり――、 本の挿絵描きとか、いいのかもなァ。 絵本とか、似合いそー。 ( なンて、笑う。 速読出来て絵がかける、なら。 それでも難しい本じゃセィナもわかんないだろーし。絵本とかならちょうど良さそう。 ) どーいたしまして。 優しいかどーかは、しらねーけど。 ( 困ったよな顔をして、 自分からも手を伸ばしてやろう。 頭撫でてる手はそのまンま、軽く柔らかな髪を撫でて、 ) [Mon 7 Sep 2009 00:36:00]
◆セィナ > ――お兄さンが美味しそうに食べてくれるから、…お料理を作るのもすッごく楽しいです。 ( なンて、へにゃりと気の緩い笑みを浮かべる。 食べてくれる人が居るからこそ、作り甲斐があると云うもの。一人だッたら きッと外で食べちゃッたり、食べなかッたり するンだと思う。誰かが居る ッて凄く凄く 幸せ。―― ) ――― いいえッ、そンな。 …わたしが、こうやッてお話 したいから、なのです …ッ。 ( 撫でられたり、とか 言葉が嬉しくて、けれど照れ臭くて。真ッ赤になりながら、そンな言葉。頭から湯気が出そうです―― ) …得意なもの、 ―― 絵を描いたり、本を早く読める事 …とか。だと思います。 ( こてン、と少しだけ小首傾げて考える様に紡ぐ。特別得意な事 ッてなンだろう? ) ―――――…、 ( お兄さンの気持ちが嬉しい。笑いかけてくれる顔が好きだな ッて思う。 言葉に、不安で不安で、如何しようッて考えていた胸の中が す-ッと晴れた様。ぐしゅ、ッて涙ぐむ眼を見られない様に、ちょッと顔を外し。片ッぽの手で涙を拭う。 ) ―――ァッ、ありがと うッ、 ございます…ッ。 お兄さン、優しい …。 ( 涙が出て来ても、口許は笑いながら。だッて、悲しい訳じゃ無くて、嬉しいから だから。空いている方の手で、触れられるなら、 彼の手を握ろうと。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:27:42]
◆キリル > うン、 さんきゅ。 ( いただくよ、ッて笑う。 いつもこーやって食事とか夜食作ってくれてるコト振り返れば、俺はなンて幸せモノなんだろうなンて思う。 ――正直、もう自分が吸血鬼になったかも、という心配はしてない。弱点とされるモノで調べたのは全部試してみたし、なんとも無かった。 ただ―― フランベルジュが、鏡に映ってたり、映らなかったり。していた事が不安要素ではある ) あァ――、 うん、 ( 微苦笑して、のせた手でセィナの頭をそッと撫でようか ) 心配かけてるな…、 ゴメン。 今日も、ありがとな。散歩誘ってくれて、 ( さっきから笑う回数の多いのが、ちゃんと気晴らしになってる証拠。 ) ン―― そッか、 …セィナはなんか得意なモンとか、 ねーの?? ( クッキーにも手を伸ばしながら、何気なく尋ねる。 見つからなかった、というコトには余り気にしてない風でさらっと流し、 ) ――― ン、 別にかまわねーよ。 ( 気軽に頷いて、 にッと笑いかけた。 ソレはもう、前に貴女に尋ねた時から決めてたことだし。 ) セィナが家事してくれてるから、その分卒論とかバイトする余裕出来てるし。 ( 今まで男一人暮らしで外食や買い食いが多かったのが、セィナがご飯作ってくれてるから一食に掛かる食費も減ってる。セィナの分が増えてても、平気なくらいには――― でもずっと家にいるばかりというのも、セィナも気が滅入るだろーし。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:13:39]
◆セィナ > ――はい…ッ。お兄さンもいッぱい食べて下さい…ッ。 ( サーモンサンドその他。時折跳ねるお魚さンの所為でなかなか食べる気が起きないけれど。きッと慣れる 筈――。 ) …………、 ( ぱくン、ッて手に持ッていたクッキーを口に含み、飲み込ンで。 ) ―― はう、ッ、いえ、あの えッと、お勉強 ――とか、あの、すッごく大変そうで、だから、その 無理をしないで下さい …ッて、 ( 思ッて、…なンて声はだンだン小さくなり、最後はごにょごにょと。ぽンッて 頭に乗ッかる手。少し逸らしていた視線を、彼の方へと向けて、微笑ンだ。 ) ―――… はい、私は 大丈夫ですよ。 ( ッて、云いながら。続く言葉に、 しょぼーン、と肩落とし。 ) …… 御免なさい、 私みたいな子供 雇ッてくれる所 滅多に無くて ―――、 ( 一応、子供なりに探してはみたらしい けれど。就職難ッて厳しい。何の話。 引ッ込み思案な性格が更に仕事探しを難しくしている様な気も 否めない。 ) ―――… …………、 お兄さンの所には 居たい、です…。迷惑 じゃ無かッたら、… 一緒に、居たい ン です。 ( 自分にとッて、凄く幸せで心地良い けれど、迷惑じゃないだろうか、なンて纏わりつく不安。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:01:36]
◆キリル > うン。 セィナも後で食えよ。食い切れンかったら食べてやっから。 ( サーモンサンド。 跳ねたお魚さんの残像が目にちらつかなくなった頃とかに。…。 ) ( でも、別に味を気にされてたわけじゃないらしい。 ) ……… 。 ( 二口目を口に入れながら、俺はぱち、と目を丸くした ) …、 …… ( もぐもぐ、もごもご、 とりあえず口の中のモン食べきッて、 ) え。 え? …ぇーッと、 ( ぱち、ぱち。瞬いて、眉寄せて、 考えて、 ) … とりあえず、最近俺が詰まってンのは全然、 セィナのせーとかじゃねーよ? ( 眉寄せたまンま首を傾げて、不思議そーに。 なンだろ、俺なんかセィナにそー思わせるようなコトとかしたかな。 ありがとう、には どーいたしまして、ッて返すけど。 ) … セィナこそ、あンま思いつめるなよ。 ( 微苦笑浮かべて、 頭にぽンって手を乗せようか。 ) あ、そういや仕事だとか、俺ンとこに居るかどーかとか、 決まった? ( 前に話してたこと、思い出し。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:50:39]
◆セィナ > ( 細かい所を気にする性分。綺麗に綺麗に整えて、バスケットに入らなくッて押しこンで、 崩れた形にがッくり肩落としたのは秘密。 ) ―――… ぁう、ありがとうございます…ッ、 ( ウマいと云われれば嬉しそうに笑ッて。 ――あぁ、けれど、そうじゃ無い。良しッ、て小さく気合い入れて、 ) ―― お、お兄さン …ぁの、いつも、ありがとうございます…ッ。なのでッ、 あンまり その、無理をしないで下さい ――…ッ、 ( 云ッて気付いた。あンまり意味が繋がッて無い様な気がする。 へにゃり、と垂れる眉。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:41:13]
◆キリル > ( 形とか気にしない。 でもきっと作ってくれた時はちゃんと綺麗に、って気にしてくれてたンかなと思うとまぁ、ちょっと残念っていえば残念か。 俺は音だけで魚跳ねるトコまでは見えなかったし、 見えてたとしても多分セィナみたいに繊細じゃあない。…。 ) …… ンぉ? ( ばくッとサーモンサンドを頬張って、もぐもぐ口を動かしつつ。 掛けられた声にきょと、とセィナを見つめる。 ) … 何? ウマいよコレ。 ( 飲み込んで口の中カラにしてから、不思議そうにそンな。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:35:23]
◆セィナ > ( 小さく頷いて、楽しそうに笑う。 彼の傍らに、ちょッと遠慮がちに座り込ンで。――映る景色は、とても綺麗。空に月、水の中にも月。満月に近い月を見て、夜のお食事。なンて 幸せなンだろう。 ) ―――… ふえッ、 …えッと、 ( 四次元バスケット と云う訳では無いから。多少形は潰れてしまッているかもしれないけど。 ありがとう、の言葉と、撫でられた頭に照れたように えへへ、と小さく笑みを零して。 ) ―― は、はいッ…!サンドウィッチ以外は、少しは日持ちもするンじゃないかなッて…、 ( 青年が浮かべる笑みに、ほうッと息一つ。 跳ねた魚、そうして サーモンサンドに手を伸ばす青年。ちょッと交互に見て、 己はクッキーに手を伸ばそう。魚見た後に、何だかサーモンサンドは 食べる気が起きず…ッ。 ) ――――…、いただきます。 ( ぱくン、と一口食べて掛けたクッキー。両手で小さなクッキー持ちながら、 視線は青年へ向かッたり、クッキーに戻ッたり、川へ行ッたり 落ち着かない。 ) あ、あの お兄さン ――…ッ、 ( ッて、言葉出すけれど。其の先は紡がず、 あうあう、と云い難そうに。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:28:03]
◆キリル > そっか、良かったな。 ( 今は両手は布でふさがってるから、撫でてやれねーけど。 この辺りなら川のすぐ傍だし、空の月と川の月、両方見えるかもしれない。贅沢な月見だ。 ) ッと、 さーんきゅ。 ( 布の上にバスケットのせて、座り込み。 バスケットだけじゃなく、自分も重石のかわり。 ぽン、と傍らを叩いて、セィナにも座るよう促す ) …、 ( バスケットからはあれもコレもと、色々飛び出してきて。 思わず目を丸くした ) … いッぱい作ってくれたンだな。 ありがと。 ( ちょっと笑って、セィナの頭を撫でてやろう。 きっと俺の為にって、思って作ってくれたンだろーから。 ) 食いきれンかったら、明日の朝とかオヤツに食えばいーよ。 美味しそうだな。 ( へらっと笑う。 机に向かってた時みたいな眉間の皺は、今ンとこない。 ) 魚、かな。 ( セィナの視線の先、釣られてみやり。 ) いッただきまーす、 ( とりあえず、サーモンサンドに手を伸ばそうか ) [Sun 6 Sep 2009 23:19:05]
◆セィナ > ―― はい…ッ、 ( 嬉しそうな声をあげて、ひょッこり覗いた川には 綺麗な月が浮かンで見えて。 …見遣れば、すぐに彼の後ろを歩き始めよう。 ) ―― 月、浮かンでました…ッ。お空と、お水に 。何だか幻想的 ですね…ッ、 ( 反対側の布を持ちながら、彼と一緒に広げようか。バッグを端ッこに置けば、風に煽られて捲れる事も 無いだろう。――何となく、手持無沙汰だッたのを見抜かれた様な気がして、少し恥ずかしそうに瞳伏せた。 ) ――― あッ、はい…! ( パッと顔をあげ、バスケットの中から取り出すのは ―― サーモンサンドウィッチ、カルトッフェル・プファンクーヘンとアプリコットジャム、更には胡桃のクッキー。 ) ―――… 作り すぎちゃいました…。 ( なンて、恥ずかしさで顔真ッ赤に染めて、俯いた。 疲れた頭に良い物はなンだろう? ッて、よく行くお店で聞けば、 サーモンとか、胡桃とか、ポテトじゃ無い?なンて答えが返ッてきて。気付いたら こンなに沢山。 ) … ( 俯いた視界の端で、跳ねた魚が見えて。 わッ、て其方に顔を向けた。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:09:30]
◆キリル > ――― ン、 どーだろ。 覗いてみたら? ( なンて、ははッと笑って、 示された方へ視線を向ける。 ) ン、 そーするかー。 ( そちらへと歩いていけば、セィナが用意してくれてた布 バスケットから出して広げよう。 ) ッと、 そっち持って。 ( 布が風に煽られて、 一人でも広げられるけどせっかくだから。セィナにも声をかけて、協力してもらおう。なンだか手持ち無沙汰なよーだし、 ) 夜食、何作ったンだ? ( ぴちゃ、 月光の下、川面で魚が小さく跳ねた ) [Sun 6 Sep 2009 22:53:48]
◆セィナ > ( いつもの蒼いワンピースに、カーディガンを羽織ッて。彼の少し後ろを歩きながら、掛けられた言葉に頷いた。 ) ( ――以前から色々と追われている様に見えたけれど。最近は特に其れが目立ッて。 忙しい様だし、誘うのも如何かな なンて思いながらも 声を掛けたのは、正解、だッたのかな 。 ) ――― お月様も凄く綺麗で …。あッ、…水の中にも映ッて るでしょうか …ッ? ( お月さまが、空と水の中とで2つ在れば 更に素敵。 夜食の入ッたバスケットは、彼が持ッてくれていて。少女は何時もと一緒の鞄を 肩から下げて、ちょッとだけ手持無沙汰。 月も綺麗、久し振りに綺麗な夜空。涼しい風、川の音。気分転換に なれば、いいな。 ッて思いながら、 ) ――… あッ、あッちに 座りませンか ? ( 指差すのは 川の直ぐ傍。さッきまで降ッていた雨の所為で、濡れているけれど。きちンと布は 準備してきた。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:46:52]
お知らせ > セィナさんが入室されました。 『―― もう、秋 みたいですね。 ( なンて 少し後ろから。 )』 [Sun 6 Sep 2009 22:37:51]
◆キリル > ( 少し前までは雨が降っていて、俺は部屋ン中でぐだぐだうだうだ机に向かってて。 数日後に控えている発表のレジュメを作っていた。 ) …、 ( けど、最近じゃ頭を悩ませているのは卒論ばかりじゃなくッて。 どーにもこーにも、物凄く煮詰ッてるよーに見えたンだろう。 見兼ねて、セィナが夜食の入ったバスケット手に、散歩に誘ってくれた。 ) ―――― ( あーもう、こンな小さな子に気を遣わせるなンて。 ) … 風。 涼しいな、 ( 立ち止まって少し後ろを振り向き、声を掛ける。 左手には、夜食の入ったバスケット。セィナが持ってる方が似合うだろうけど、重そうだから。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:36:14]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『( …綺麗な月だ。 見上げて、ふと思う )』 [Sun 6 Sep 2009 22:28:27]
お知らせ > ルジェさんが退室されました。 『「あ、本当だ」 濡れた眼差しで促され見つめた夜空に、星が幾つか瞳に映る』 [Thu 3 Sep 2009 22:20:04]
◆ルジェ > エースさん突然現れるからルジェびっくりしたよ。 焦らしてるから反撃かもしんない(じ。 でも、エースさんに会えると嬉しい、ルジェ。うん、無理しないよ?心配かけたくないもの」 (だからお手紙書きます、そう伝えたルジェ。やっぱり短文的なものになりかねないけれども。いつか、また、きっと。 満面の笑顔が出せる日がくると、そう、願いたい。もっと虜に出来るくらいの笑顔に) 「エースさんも暫く会ってない、の? ルジェね、ちゃんと、此処にいるって。ルジェも一杯あちこち黙っていっちゃうから、…うーんと、あんまし強く言えないかもしんないけど。 でも、でも。 レイサンにはいてほしいもの!」 (確かに、放浪癖がある娘。説得力は皆無かもしれないけれど。 ルジェなりに精一杯伝えたい。 理不尽きわまりないかも、しれないけれど。 ルジェの涙はあまりにも、長い間我慢しすぎて。 そうして、エースの服を、その体温が乾かしてくれては、止まることをしらない涙はまた、濡らしてしまったかもしれない。 …けれど、抱きしめられて暖かかった。 背中を押してくれた。 止まない雨はないのだから、いつか。 いつか。 この地で、レイ・シェリダンに会えるように願いながら、エースの暖かい胸元で咽び泣く、その掠れた声は今までずっと、我慢してきたものでもあってー…) [Thu 3 Sep 2009 22:19:00]
◆ルジェ > 「えっとね、薪割りとかー、あと草刈りとか。それからお買い物のお手伝いとかー…」 (指折り数えて伝える内容は本当に雑用ー…、のこれまた末端な感じがしなくもないけれど。 ね?そんな感じにエースを見つめた。 暗黒街や、スラムで起こるような事件に関わってこその傭兵家業であれど、ルジェ自身に迷いが残る現状にて、実現はなかなか難しい。 そうして、エースの想いに頭が下がる) 「えーーっ!エースさんに向かって撃っていいんだ。 うんっ、エースさん、撃つっ」 (うん、こくり素直に承諾した模様。滅法出目には弱いですが、なにかしら神の温情でゲットできればこれ幸いかとっ) 「キューピッド?レイサン背中に羽持ってるのかな。 レイサンお空じゃなくって、此処に戻ってきてくれるよね?」 (エースと同様のイメージをば沸かせたルジェ。 どちらかといえば天使のイメージが先行したのかそんな心配そうな言葉を覗かせた。 腕は確実といってくれたレイ・シェリダンの言葉は確かだった。 多少女っ気が多いとこは未知数だったわけ、ですがっ…っ) [Thu 3 Sep 2009 22:09:45]
お知らせ > エースさんが帰りました。 『ほれ見てみな。雨もいつの間にか止んでるぜ。』 [Thu 3 Sep 2009 22:01:09]
◆エース > そりゃあもう、焦らされてるさね。だから偶にこうして会えた時、我慢できずに抱きしめちまうのさ。 ああ、でも無理だけはしないようにな。 ( オウケィ、この笑顔だ。この世で一番最高の笑顔だ。まだ100%の笑顔じゃないけれど、それでも俺をぐっと虜にする。 ) ああ、一緒にな。そんでもって、心配かける前に小まめに連絡しろって文句も言ってやろうぜ。 ( ルジェが不在がちなので中々難しいだろうが、こんなに心配させたんだから多少理不尽だけど言ってやろう。 ) ああ。俺も、もう暫くこうしていたいからよ。 ( お互いのニーズがマッチしたってわけさ。だから、何の問題も無い。 …そうして俺の燃える心が、零れるルジェの涙を乾かしていく。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:55:45]
◆エース > これも愛のなせる技だな。 ほほおー、そいつは凄いな。雑用でも、大変なのはどんな仕事も一緒さ。それをきちんとやったんだから、すげえよ。 ( できれば傭兵らしいお仕事はしないでほしいっていうのが、俺の勝手な感情だ。こいつの身に何かあったらと思うと、いつも堂々としている俺が途端に気弱になってしまう。でも、それを口にしてしまえばルジェの気持ちを踏みにじることになってしまう。だから俺は神様に祈る。 ) 大丈夫、その時は俺に向かって撃て。一発でGETされてやるよ! ( それは何か違うような気もするが、単なる惚気である! ) 俺を紹介するとは、レイのヤツも中々目の付け所がいいぜ。するってーとあれだな、レイは恋のキューピッドってところだな! ( レイに天使のわっかと翼をつけたところをイメージ。 ) そうか…強くなったんだな…。 ( 男なら泣くな、強くなれと親父は言った。泣かないってことは、強くなったってことだ。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:55:29]
◆ルジェ > 「ルジェ焦らしてないよー? でも、でも焦らしてるのかな、うーん。 でも、いつも居てくれてるって、言ってくれて嬉しい。 ルジェ少しずつだけど、でも。 頑張るね」 (エースの笑顔に、僅かにルジェの表情が綻んだ。 閉ざされた暗闇の中に光が見えたような、エースの微笑がルジェの背を押してくれる。 エースの過去にも多々、変化があっただろう。 互いに、年月が過ぎていっても、それでも。この腕のぬくもりが傍にあったなら。 ルジェは前を見据えていくことが出来ると信じている) 「うんっ。 レイサン、お空じゃ真っ暗でなにも見えないもの。 だから、此処にいるって、此処に。 ルジェ眠れないなら一緒に寝るから、此処に居てほしいって。 言うの。ちゃんと、エースさんも一緒に伝えようね?」 (ご本人が聞いたならー…、誤解生みそうな発言だけれども、いたって本気のルジェの表情。エースの唇に久方ぶりに触れたルジェ。 柔らかくて、暖かくて。 少し、煙草の味が伝わってきて。 約束。 そんな思いを込めて、ルジェは唇を重ねてみせた) 「…いいの? 有難う、エースさ、ん」 (こくり、静かに頷けば、暫くの間置き忘れてきた涙を、エースの胸元に届けただろう。 抱きしめ返す、その腕は震えるままに) [Thu 3 Sep 2009 21:45:02]
◆ルジェ > 「すごいなー、エースさん一杯凄いものつくれちゃうんだ。 えへへ、ルジェね?雑用ばっかだったけど、まだエースさんにとても適わないけど、でも。 一杯お仕事したの」 (とても傭兵らしい仕事内容ではなかったけれど。報告できた事で前進出来たなら。 いつも頼ってばかりじゃなくて、エースの力にもなりたい。そんな想いから、伝えた言葉) 「今年は簡単だったの?ルジェ撃ったことないけど、難しくなっちゃうとルジェ、なんにもとれなくなっちゃうよ」 (商品、自体なにか判らないのでむーん、とか本気で悩んでいる様子。 よもやデート券が妹さんへ渡っていたとはっ…!女性の買い物は大量なので、お財布の中身と両腕の過労、お察し致します) 「…うん、うん。 ルジェ壊れちゃうかもしれないって言ったときに、頼りになるクランク技師がいるって、だから、ルジェ、エースさんのこと、知ったの。 ルジェ、こんな体になっちゃったって。 …一杯泣いたことあったけど、でも。 あまり泣かなくなったんだよ? エースさんも、レイサンも。 ルジェ、、とっても、大事なの」 (その有名な闘奴の言葉が、どれ程支えてくれたのか図りしれない。奴隷という立場から、あれ程に心身ともに鍛えた者と知り合えた幸運。エースという、偏見を持たずに支えてくれる者と技師として鍛錬した者と出会えた奇跡。ルジェは今、片翼見失ってしまってしまったかのような、大切な人を見失って改めて、心に刻むように其れを感じた、今宵) [Thu 3 Sep 2009 21:37:15]
◆エース > 大丈夫、焦らされるのには慣れてる。 ( そう言って俺は笑う。だけど―― そう、なんにも変わらないなんてことは無い。兄貴は死に、俺は成長し、親父は老いて。それでも、こいつを待ってるこの俺の両腕だけは、ずっと変わらずにいてやりたい。 ) どこまでもお供しますぜ、お姫様。あいつがしっかり両足で地面に立っているのを見つけてよ。 ( ルジェの顔がすぐ目の前にある。俺はそっと顔を近づけ、その唇を小さく奪う。もう何度奪ったか判らないその女の唇は、とっても柔らかかった。 ) ――少し落ち着くまで、俺の腕の中で泣きなよ。 ( それから俺はもう一度抱きしめた。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:23:28]
◆エース > おう。俺のハートの中にな、がっちり込みこまれてる。 …ああ、お前が頑張ってるって事は俺も知ってるよ。我が愛しの女ながら、見上げたものだ。 ) へへへ、ルジェに上手く狙えるかな?今年はちょっと難易度低かったけど、次やるときは難しくしようと思ってるのよ。 ( 親父とはいつもどおりさ、と笑っていった。…ただ、妹にデート券をGETされてしまいった。それは大好きなおにいちゃんと一緒に遊びに行きたいなどという可愛げのあるものではなく、俺を財布代わりと荷物持ちに使うつもりなのだ…! ) ――ああ。 …ああ。 レイ・シェリダンならきっとそう言っただろう。お前の価値を認めるやつだっただろう。 ( あいつは奴隷だ。けれど、ただの奴隷じゃない。その事を身をもって示したことは、奴隷は勿論その周りに居る連中にも一泡吹かせてやったことを意味する。そんなあいつだからこそ、ルジェのことを認めてやったんだ。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:23:20]
◆ルジェ > 「エースさん、いつでも居てくれる? ルジェ、いっつもなんにも言わないでどっかいっちゃってごめんなさい。 …ずっと、なんにも変わらないって、そんなことないんだよね。 エースさんだって、皆だって、きっと。 同じように季節がやってくるけど。 …同じ花じゃなくって、いつも新しい花が一生懸命咲いてるんだよ、ね」 (あったかい、涼しさが増してきた夜。エースのぬくもりがルジェに伝わる。 大きな掌がルジェの顎にかかり、ルジェは涙に濡れた眼差しでエースを見上げただろう) 「一緒に探してくれる? お空じゃなくって、此処にいるって。 有難う、エースさん。 …ルジェ、レイサンに、会いたい。 お空じゃなくって。 お姉ちゃんの側じゃなくって。 この場所で、ルジェ、会いたい」 (地獄に行ったりしないで、エースさんも、レイサンも。 強く、強く願いながら真摯にルジェなりに精一杯伝えては、少し、顔を近づけて。 涙に濡れた眼差しを静かに閉じては微かに触れるかのような、口付けを残そうと、背を伸ばして) [Thu 3 Sep 2009 21:14:05]
◆ルジェ > 「エースさん、ルジェスコープ(※そんな装備ないですってば)みたいにセンサー持ってたんだっ。一杯、一杯会いたかったんだよ?エースさん。 …けど、ルジェまだ半人前だからー、お街出て、お外出て。 それから少し強くなりましたって伝えたかったの」 (多少覇気はなくとも、それでも。 好きな人に伝える事が出来た事がルジェは嬉しい。 ルジェ自身、いつも微笑んでくれるエースの存在が頼もしく、瞳に映る) 「へー。ルジェも銃撃ってみたい!撃ったことないもん。 うんっ、来年一緒にやろうね☆」 (一杯忙しかったでしょ?お父さんと仲良くやってた?などと。 普通に聞き返しております。 妹さんとの多々受難はまだまだ続くようでー…。 年頃の娘さんって難しいですよね。うん) 「エースさん、エースさん。 …ルジェ一杯、一杯、支えてもらってたの。 クランクだって、クランクだって生きてるって言ってくれたの、だから。ルジェー…」 (花火が沢山咲いてる機械の体でも、それでも生きてこうって思ったの。耳に優しくエースの声が届く。嗚咽の中から声が掻き消えそうになりながらも伝えてみせたルジェ。 エースの唇が優しくルジェの髪に触れる。 エースのように嘘だと割り切れる事が出来たなら。不器用なルジェにはいつも思考が一方通行なのが致命的でもある。 ただ、今では一人ぼっちだ、とは思わない。 エースが支えてくれる大きさは計り知れない。 けれど、…それでも。足元がふらつくようなショックは大きい。 それ程に、家族を再び失ったかのような想いは、ルジェの幼い思考には重すぎた。 …よもやエースの邪まな思いに気づいたならっ!(がびんっ。 胸、ルジェも揉みたいなどと、シリアス路線からど派手に外れた発言、残したやも、しれない。いろんな意味で、すみません、レイサン) [Thu 3 Sep 2009 21:08:12]
◆エース > ――ルジェ。俺がいるぜ。俺はここに居る。俺はいつだってお前さんの帰りを待ってる。こうやってな、抱き合うのを心待ちにしてる。 ( そう言うと強く抱きしめて、彼女の顎に指で触れると俺のほうを向かせようと。 ) 俺も一緒に探してやるさ。そしてレイ・シェリダンは不死身だってことを証明して、お前に教えてやるよ。あいつも俺も、勝手にお前の前から居なくなったりしねえよ。こーんなに可愛い女、置いていったらそいつは地獄行きになっちまうからな。 [Thu 3 Sep 2009 20:49:52]
◆エース > ああ、判るとも。俺の事を思ってる光線が何マイル離れてようがびびっと届いたぜ。 ( どうやらすっかり元気を落としてきてしまったみたいだ。こういう元気の無いルジェも魅力的で好きだが、俺はやっぱりお日様みたいに笑ってるルジェが好きだ。 ) 玩具の銃で並んでる景品を打ち落とせたら、景品はそいつのものっていうゲーム屋さ。へへへ、それなら来年一緒にやろうぜ! ( 家族総出でやったらそれはそれで絵になりそうだが、終始妹に苛められることになりそうだ。そして確かに女の子ゲットには繋がらなくなる…! ) ル、ルジェ…。 ( 腕の中で震えだしたその肩を優しく撫でて、ルジェの髪にキスを落とす。 ) …………。 ( 確かに、俺も直にこの目でレイの姿を確認したわけではないが、十中八九あの噂は嘘だと思っている。しかし、ルジェを信じさせるには実際に生きてるレイに会う他無いだろう。だから「あいつは生きてるぜ」っていう慰めかたはしないで…いや、なんというか、泣いてる姿があんまりにも可愛くて…。気弱になってる女の子の心の隙間に、頼りがいのある俺様が入り込んじゃえっていう邪な心があったわけで…。 ここはちょっと、レイが死んでるかもっていうことにしておこう!すまん、レイ!今度会ったらお詫びにおっぱい揉んでやるから!直で! ) [Thu 3 Sep 2009 20:49:31]
◆ルジェ > 「エースさん、ルジェのお手紙読んでないのにルジェの気持ち判ってくれるの? えへへ、ルジェ嬉しい」 (暫くルジェ自身、笑顔を何処かで忘れてきたような昨今。 弱弱しくも口角上げてはうん、静かに頷いたルジェ。 暫くぶりにエースの香りがルジェの鼻腔に広がって。 一人じゃない、そう言ってくれた事を思い出したルジェ。 煙草の匂いがよりエースの匂いを強くルジェに感じさせた様子) 「…へ。お店やってたの? 射的屋さん? む? うん、なんか判らないけど楽しそうだね。 ルジェも行きたかったなー。エースさんトコのお店」 (てっきり家族総出でやってると思ってるので勿論女の子大量ゲットには繋がらないルジェ思考。 やがては嗚咽が止まらずに、涙が溢れ出しては肩が揺れていただろう、そんな、ルジェの姿) 「…だって、だって。 ルジェ、レイサン家行こうと思っても行けなかった、もん。 レイサン、どっかいっちゃった、ルジェの手の届かないトコ、お空に行っちゃったんだよ、エースさん。ルジェ、うん。 聞いたもの」 (塒がたまたまルジェの視界に映らなかったかもしれない、昨今の豪雨。 どのようになっているかは判らねど、ルジェはそれと噂とを糸で繋いでしまったため、噂をそのまま信じていた。そうして、エースの言葉を俯いたままに、耳に届けて) 「そうなの。レイサン、死ぬことないって思ってたの。 …タマ? う、うん。(ついてたっけ、とか女性と思ってますのであったっけ、とか思考が多少混乱してます) コロセウムの記事にものってなかったの? だ、だったら、レイサン、生きてるかもしれないの?でも、でも。 エースさん。レイサン、何処にもいないよ? いないの。 …エースさん、ルジェ、寂しいよぅ…」 (ぎゅっ、抱きしめてくれる腕が頼もしい。 エースの言葉を信じていない訳ではなく、暫く考えに考えて、そうして、姉の事や、冬の兆しがよりルジェを臆病にする。 エースの逞しい体に、ルジェは甘えるようにより強く抱き返しては、かすれ気味の声でそう伝えてみせた) [Thu 3 Sep 2009 20:38:29]
◆エース > お手紙?ははーん、俺に会いたいよーってラブコールしたってわけか。俺はその手紙はまだ読んでないが、お前の気持ちはきっちり読んでこうやって会いに来たってわけさ。 ( そしていざ襲おうと思ったら相手が気絶しちゃってる始末。 んん、ルジェの匂いだ。雨に濡れると一際そいつの匂いっていうのは際立って煙草の臭さとか強くなっちまうんだけど、こいつの匂いならどんなに強くなっても大歓迎さ。…あれ、ってことはエーススメルも強くなってるのかな…! ) 悪い悪い。実はな、夏の間の夏祭りに射的屋をやってたのよ。お前さんが帰ってきてるのを知ってたら、遊びに来て貰ったんだがな。 ( 女の子ゲットしようとしたことは内緒だ! ) …………。 ( 悲しみに震えるルジェの声。だが俺は不謹慎ながら、俺の胸元にしがみ付くその姿がたまらなく可愛く見えてしかたなかった。 おお…!ルジェが、俺にしがみ付いてる…! そんな感動すら。 ) はっはーん、ルジェ。お前、レイが死んだっていう噂を真に受けてるんだろ?トゥー・ハンドがそんな簡単に死ぬタマかい! ( レイは多分タマの方は付いてないかもしれないが。 ) 俺が愛読してる月刊コロセウムにも、レイが死んだなんていうニュースはどこにも載って無かったぜ。あいつが死んだり行方不明になったりしたら、真っ先にトップ記事になるはずなのによ。 ( そう言いながらぎゅっとルジェの身体を抱きしめよう。ああ、いいなあ!女の子の匂いだぜ!しかもこの細い身体!たまんねー! …と、エースは一人愉しむのでした。 ) [Thu 3 Sep 2009 20:21:02]
◆ルジェ > (そうなると、「スグカエル」とか追記書きそうー…、とか思ったとか) 「えーっと、えっと。 ルジェ一杯大好きなの、エースさんなの。 王子様? エースさん?お手紙読んでくれたの?!」 (エース脳内の娘さんなら、帯くるくるほどけられちゃって服乱れるよりも目が回ってぶっ倒れること間違いなしな予感。 で、耳元で囁かれてくすぐったそうに肩を竦めながら、やっと現実に戻ってきたのか、嬉しそうな感情を含めながら振り返ろうとした、…けれどもっ) 「あっ、エースさんだっ! エースさんお家いなかったもん。ルジェだけのじゃないっていってたからー、お家の人と一緒にお出かけしてたんでしょ?」 (…何故か表情に縦線入っているエースの顔をまじまじと見つめるルジェ。 よもや夜店開いてたとか、かなり両手満載女の子ゲット!とか、知る由もー…、なかった。 しかもなんか重要度でレイ・シェリダンがどえらい目にあいそうな気配までっ。 …ルジェ自身には天秤にどっちに傾くとかそういう思考がないもんだから返って色々多々迷惑千万な話でも、あったり。胸、揉む気満々辺りがある意味尊敬に値しちゃったり、します。エ尋ねられれば、視線はやや、下に落ちただろう。多少あきらめにもにた、けれど諦めきれない複雑な心境とともにエースに伝えたルジェ) 「レイサンー、にね? エースさんの事聞けたからー。 ルジェ、ルジェ、エースさんに出会えた、の。 …ちょっとだけの、つもりだったんだけど。 街出ていく、の。 でも、エースさん、…エースさん」 (レイサン、いなくなっちゃった。 最後の声音は震えて。 振り返ればエースの胸元にしがみついただろうか) [Thu 3 Sep 2009 20:10:57]
◆エース > ( そんな「ルジェキトク」みたいな…! ) さあ、誰だろうな。きっと世界で一番お前さんを愛しちゃってる王子様さ。 ( 王子様というより呉服屋の娘に手をかけんとする悪代官の方が似合ってるような気もするが、ともあれ。さあ、振り向いてその素敵な顔を俺に見せな。目が合った瞬間にやることは一つ。その可愛らしい唇を塞ぐだけさ。 …と、思ったら。 ) なっ、なんでそこでレイが!?折角カッコつけたのに、俺台無しじゃん! 俺だよ、ルジェの大好きなエース様だよ! ( がびーん、とショックを受けた。もしかしてルジェの中ではレイ>>>俺なのか!?ちくしょう、レイめ!今度会ったら直で胸揉んでやる! ) …って、何だ。レイがどうしたって?そういえばなんだか死んだっていう噂を聞いたような気がするが。 [Thu 3 Sep 2009 19:49:19]
◆ルジェ > (「ヴェイトスノマチニキタク(?)。レンラクコウ」 時代が時代ならそんな電報ちっくな内容だったのやもしれない。 雨にぱたぱた濡れていないか心もとないけれど、気づいてくれたならルジェの心にも暖かさが満ちていただろう) (エースらしさ満載の襲いかかりが起こったなら奇声上げかけないけれどもっ。 背後から、優しく包み込んでくれるぬくもりを感じて。 それでも多少は体が強張ってしまったのは、思考に霞がかって現実なのか、夢なのか、混乱をきたしていたからかもしれない。 僅かに声を上げたルジェ「きゃーっ!? だだだ、誰だれだれ?! え、…えーっと」 (耳覚えのある声。 温もりにルジェはその掌に両手で触れた。 僅かに目元が潤んでくるのが、判る。 男らしさのある声だったにも関わらず、思わず言葉に出したのは) 「レイサン? お空の上でも眠れなかった、の?」 (きゅ、手を握り締めては、振り向くことなくそう尋ねてみせた) [Thu 3 Sep 2009 19:42:42]
◆エース > ( これから家に帰るところだったので、何かメモっぽい手紙…いややっぱりメモ?みたいな、に気付くのはそのあとになってしまうだろう。行き違いにならずこんなところでばったりあわせてくれた神様にありがとうアイラブユーだ。と、エースは後で思ったとか。 ) ( そろりそろりと近づけば、両手を大きく広げて。後ろから襲い掛かる気満々であった。口を塞いでちょっとだけ怖い声色で脅かしてやろうっていう魂胆だった。…でも、その呟きが俺の耳に届いて。そんな茶目っ気は吹き飛んでしまったというわけさ。だから仕方ない、ここは後ろからこれでもかって言うぐらい優しくハグだ。それでももしかしたら驚かれるかもしれないが。 ) すげえ好みの後姿をみつけちまったもんだから、俺としたことがついつい抱きしめてしまったぜ。雨に濡れる女は嫌いじゃないが、風邪引いちまうぜ? ハニー。 ( 何てことを耳元で囁く。 ) [Thu 3 Sep 2009 19:30:26]
◆ルジェ > (夜空を映す水面を見つめるルジェの視線の中に、自分の分身であった筈の姉の姿を見ているか、かの闘奴の姿を見つめているのか。 姿形は違えどルジェの中では大切な人であった以上、消えては映る、視線は其れを追うかのように水面から顔を動かすことはなく。 ぽーっと、思考はまったくもって停止しており、よもや雨降り近く歩いていたであろう、そのメモだろばりの手紙の主が自分の後ろ姿を見つけていた、とは露とも知らずに。 機械交じりの声が僅かに力なく、誰にともなく話かけていて) 「ルジェねー…、此処にいていいって。 花火も見れてー、そんでもって。 一人じゃないって。 だから、ルジェ、…動けたの。 ルジェ一杯欲張りだよね。 いなくなっちゃったって。 いなくなっちゃったって。 …ルジェ、一杯、寂しいよ」 (ぽそ、そうした独り言が、足音気づかず僅かに声音震わせながら呟く姿。背後につく(?)であろう、エースの耳に、届いたか、どうか?) [Thu 3 Sep 2009 19:24:10]
◆エース > ( 俺はそう呟くと舌打ちを一つして砂利の上を走る。別にちょいと雨で濡れたからって、イイ男度が増すだけで気にはしないが、雨が降ってぬかるんだ道を歩くと泥が跳ねて俺の大切なズボンが汚れてしまう。そいつはちょっと我慢ならなかった。…その途中でこんなところで腰を降ろしてしゃがみこんでいる女の姿を見つけ、こんなところで何をしているんだろうと思えば。 ) ――― お? ( ちょっとだけその女の後ろを通り過ぎてから、向きを変えぬままそこから数歩後ろに下がり。俺はあの金髪を知っている。あの髪の匂いを知っている。あの髪の柔らかさを知っている。 ) ……。 ( 忍び足でそおっと、背後に近づいていこう。 ) [Thu 3 Sep 2009 19:16:47]
お知らせ > エースさんが来ました。 『 うひぃ、降ってきやがった。 』 [Thu 3 Sep 2009 19:10:44]
◆ルジェ > (気がつけば、外はすっかり日が落ちて。 はらはらと降る雨の音がルジェの耳に響く。 とことこと、川辺近くを歩いては近くにある石元に腰を下ろして膝に肘を立てては川辺に映る夜空を見つめていた) 「ルジェ、一杯、一杯ー、お仕事して。 強くなって、そんでもって、…報告しようと思ってたけど」 (ヴェイトスの街から僅かに離れた村においても、クランクとしての視線はルジェには決して優しいものばかりではなかった。 …けれど。 自身剣を持つ心情に多少なりともぶれが生じている以上、それに気づいてしまった昨今、鍛錬ばかりじゃなく、人にも接していきたいと力だけは達者なルジェが雑用でもなんでもいいです、心もとないなりにもそんな気持ちで仕事にルジェなりに一生懸命取り組んできた。 そうして、時間はかかってしまったけれど。 賃金も僅かな、時には食べ物だったりもしたけれど、やがては街に戻ってきて。 変わらないであろう、そうどこかで思っていた矢先。 耳に届いた噂の話) 「ね、ルジェね、強くなれなかったかもしれないけど。 少しずつでもいーの。 レイサンに頭、撫でて貰いたかった、…の」 (やがてはルジェの耳にも生きている、そうした噂が耳に届く日があるかもしれない。 今は霞の瞳の中、冬の兆しを感じる中でルジェ自身がそれをどう受け止めるかは判らない。 そのまま鵜呑みにしてしまうところが未熟な娘。 尚且つ決して知らない人ではなかったショックが噂をそのまま信じてしまった。 …何処までもルジェ、子供のままだ、悔やんでは、下唇をかみ締めて、僅かに眉を顰める) [Thu 3 Sep 2009 19:06:09]
◆ルジェ > (夏祭りが終われば、一抹の寂しさがルジェの心に宿る。 にぎやかな町並みに、僅かな食料を買いに商業地区に繰り出す際も町の人々は活気に満ちていて。ルジェは多少なりとも気を紛らわす事が出来たけれど。 段々と冬の足音を感じるにつれ、寂しさが胸の中を支配していく。) 「…エースさんもお出かけしてたみたいだし。 ソードさんもお山に出掛けちゃったのかな? ルジェ、…暫くスラムの方には行ってないから判らないけれどー…」 (迷子で足が向く事があれど、というか、必然的に気づけばここ、ついてました的な要素が盛り沢山だったので目的を持っていったためしは殆どなかった。 実際の話。 結局はそんな迷子癖があるわりに、さらに奥、現在多々事件が起きているであろう、当人は知る由もないが暗黒街に出向いた事がなかったのは幸いとみるか、どうみるか。) 「お手紙置いてきたから、読んでくれるといーな」 (戻ってきました。 そんなやっぱり短文的なメモじゃないかと間違われても不思議じゃない内容。 ぶっちゃけルジェの中で年頃の妹さんよりも鉄腕奮われるんじゃないかという親父さんの方が怖いらしく、ノックもせずにエースの家の近くに手紙を挟んできた次第) [Thu 3 Sep 2009 18:44:25]
◆,ルジェ > (朝夕と、少しずつ涼しさを感じる季節。 ルジェは小雨降る中暫くは宿に引きこもっていたけれど。 外套を着て、いつものリュックを背負って。 気分転換に外の町並みをきょろきょろと歩いていた。 そうして、やがては川辺のせせらぎが耳に届いて) 「ちょっと寒くなってきちゃったな。 お魚さんとかも、おネムとかするのかな」 (膝を落として。 そっと川辺を覗いたルジェ。 いつかの自身の顔が水面に映る。 やがて、ぱちゃんとひとつ、水面が波打ったと思えば夕べに光る魚が川辺に弧を描いてはすぐに姿が見えなくなった) 「そーいや、ルジェ一緒に魚釣りとかしてたりしてたなー。 ずっと前の事みたいに思ってたけど、そんな前じゃなかったんだよね」 (立ち上がり、目を細めては日の暮れが早くなった空を懐かしそうな眼差しで見つめていた) [Thu 3 Sep 2009 18:30:07]
お知らせ > ,ルジェさんが来ました。 『秋の訪れを静かに耳に感じる娘』 [Thu 3 Sep 2009 18:25:05]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『奴隷のサインなんてもらってどうするんだか、な…(とは言うがきちんとサインは残すけども)』 [Sun 30 Aug 2009 01:26:09]
◆レイ・シェリダン > ああ、最悪損はさせねぇくらいにゃ、してみせるからよ。まぁ…多分、機会はねぇとは思うけど…な(最悪でも相打ちで払い戻してやるさなんて。共倒れなんてコロセウムからしたら最悪の結果だろうが、全力でぶつかって勝てるかどうかの相手だから自重はしない。まぁこの手の話題は尽きることはないのだろうしコロセウムの売りでもあるのだろうが)…んわかりました。カルティ様って、な(こんなところか、なんてまぁカルじゃ略しすぎだからカルティで記憶して…)寝酒はずっと昔からの習慣だから、な…(飲めるってんなら酒場に繰り出した方が早いかなんて) [Sun 30 Aug 2009 01:25:37]
お知らせ > カルティッツァさんが帰りました。 『あ、あとでエプロンでいいからサイン頂戴ねー。(何か言い出した。)』 [Sun 30 Aug 2009 01:21:52]
◆カルティッツァ > オーケーオーケー、もしそんなドリームマッチが組まれたらそっちに賭けるわよ。……ま、そう簡単に実現するとも思えないけどねー。(確実にどっちか失われる、なんてコロセウムもそうそうやりたくは無かろうし――つまりは、その、何だ。子供がたまに言う"ウルトラマンとゴジラはどっちが強いの?"とかそんな感じのヨタ話に過ぎない。考えてるこっちとしては、中々面白いけどねー。にしし。)奴隷なら尚更人間様の言う事を聞くべきだー……なんてね、冗談よ冗談。(すぐ軽口を叩くのは昔から変わらない。カルティッツァ/アサイラントを構築する物は、外部環境を除いて何一つ変わっちゃ居ないのだから。)……ちなみに、お酒とかイケる口?(それとなく、大事な事は聞いておく。) [Sun 30 Aug 2009 01:21:33]
◆レイ・シェリダン > ったく、そー言う場合でもあたしを信用してくれよ。あいにくその賭けが外れた場合の苦情は地獄にまでこないと受付ねぇけど、な(もしそんな試合が組まれたら命がけの勝負になるのは確実だが、当の本人は気楽にそんな事を言って笑っているわけだが)ああ、わかった…てか、奴隷がそんな物言いは出来やしねぇし、な(それは勘弁してくれなんて冗談をまじめに受けるわけなんだけども)…どっかにいい店があればいいけど、な(コロセウムの駒とその観客と言う立場での付き合いのつもりで) [Sun 30 Aug 2009 01:14:00]
◆カルティッツァ > はは、違いない。まーでも、"ゴリアテとヤるからどっちに賭ける"って言われたら悩むかも。(世情に疎いもんだから、常識が微妙に時代遅れな所も無い事も無いが。――特に問題無いだろう、多分。)まー何度も言ってるけど、呼びやすいように呼んでくれればそれで良いわ。いっそ"そこのメイド"とかでも良いし。(二人以上メイドが居る場合の事は一切考慮せず、そんな事をのたまった。)あらら。貰える物は病気と怪我と面倒事以外なら何だって貰っちゃうわよ、私。(にしし、と何処と無く蛇を彷彿とさせる笑顔を浮かべつつ。) [Sun 30 Aug 2009 01:06:47]
◆レイ・シェリダン > ありがたい事だぁな…そう言う人間がいてくれるから、あたしも生きれるってもんだし、な(そんなある意味命の恩人に笑って。浮かぶ苦笑は理解できなかったが)んー、でも…カルとか、カルティってところか…? まぁ…分かるように、呼ばせてもらうとするけど、な(音の響きの関係からそんな困難とは思わないが、縮めるとなるとそんなところかと)・・・ああ、当てられるってか。あたしは気にした事もねぇけど…(まぁ、さすがに目の前でいちゃつかれたらどーしろと言う気分になるのは理解できると)それじゃ、あたしの暇つぶしにでも付き合ってくれれば、な。あたしが奢らせてもらうし、な(ここらで立ち話もなんだろうし、祭りの出店はそこかしこにも出てるだろうし、軽く何か頼むのもいいだろうとか) [Sun 30 Aug 2009 01:00:10]
◆カルティッツァ > んー、派手なのも良いけど。私はその、泥臭いってか質実剛健っての? そう言うのが好みなの。(コロセウム自体、最近は殆ど近寄る事も無くなってしまったけれど。昔は良く仲間内で賭けた物だ――嗚呼、糞。余計な事思い出してしまった。ついつい浮かぶ、苦笑い。)ラストネームまで入れちゃうと長いわ言いにくいわって顰蹙買うのよねー、これで。(だから適当に縮めちゃってくれれば、こっちも聞き取り易いし楽で良い。少なくとも、下手に長い名前で舌噛むよりはよっぽど。)ん?あー……何てーの、幸せオーラ? そう言うのがねー……こう暗い情念を駆り立てるって言うか。(――流石に嫉妬のあまり寝首掻こうとまでは思わないが。) (――静かに歩いていた、と言う行が含む意味については、未だ気付かぬまま。) [Sun 30 Aug 2009 00:53:12]
◆レイ・シェリダン > (様々なヴァリエーションが生まれているわけだと、うん)…あ、ああ…珍しいな、あたしみたいなのを知ってるってのも、な。エトワールやゴリアテならともかくも…(実力はあれども地味とか、玄人筋には好まれるとかそんな評価の自分を知ってるのは意外とか当人が言うとかダメな方向を見せつつ)ん、カルティッツァ、な。なるべく名前は略さないようにしてるし、そのままの名前で覚えるようにはしとくけども、な。ああ…そう言う苦労もあるってのか(あたしにゃわからねぇ苦労だぁななんて笑ったが、ちょいと頭の片隅に引っかかる事があって…)でも、それだけ静かに歩いていれば主人も気付かないんじゃねぇか、な(言ってから余計な事だったかと思ったが…別にでばがめは趣味ではないのだろうから失礼すぎたかなんて) [Sun 30 Aug 2009 00:42:32]
◆カルティッツァ > (ついでに言うと、手についてる職が酷く偏り気味なのもこの街の特色と言える――主に職人的な意味で。)……あー、はいはいはいはい! どっかで見た事あると思ったら! あの"トゥーハンド"じゃん! いやー、幸運ってなこう言うのの事を言うんだねー本当。(テンション上がってきた。) (現在生き残っている――正確には、現在剣闘奴隷として活動を続けている人物の中でも、トップクラスの実力派と呼び声高い竜殺し。)あ、私はア……じゃなかった、カルティッツァ。呼びにくいだろうから、好きに呼んでくれて構わないわ。職業は見ての通りメイド。旦那様と奥方様の逢瀬を邪魔しないよう、ひっそり抜け出して来た所よ。(一人身にはちょっと刺激が強いって言うかねー、なんて。苦笑いなど浮かべつつ。) [Sun 30 Aug 2009 00:31:20]
◆レイ・シェリダン > (その中でもメイド装束は良く見かけるのがヴェイトスクオリティ)あたしは、レイ。レイ・シェリダン…コロセウムの一級闘奴、な(立ち上がり、服の首元を下げてその胸の刻印を晒す形で自己紹介をして…)考え事ついでに、蒸し暑さからの逃避も兼ねて、な…。立場上人混みの中にいくのも気が引けるし、な…。そちらは…(買い物のついで、と言う訳ではなさそうだが…まぁ、一人で下らない事を考えているよりは他人と話している方がまだ気が楽かと) [Sun 30 Aug 2009 00:20:35]
◆カルティッツァ > (この街では、似通った服を着て出歩く人間が、人口の割に存外多い。主に仕事着とか作業着と言う意味で。故に服だけで判断すると、こう言う事になる事が往々にしてある。――まあ、紛らわしい服装の私も私なのだが。)……あ、はは。いやいや、見知らぬ御仁にいきなり話しかけた私も私で悪かった訳ですし、ここはお互いノーカンと言う事で一つ。(―― 一瞬、本当に忘却の彼方に追いやった知り合いかと勘違いしそうになったのは内緒だ。すぐに勘違いである事が判り、安堵の一息。)……成程。確かに、この辺じゃーあんまり見えませんしね。言っといて何だけど、おかしいと思ったんだ。うんうん。(微妙に語り口が砕けて来ているのは、気のせいでは無い。) [Sun 30 Aug 2009 00:15:34]
◆レイ・シェリダン > …ん…相変わらず、何の冗談だってんだ、ヴェル…って…(視線をそちらに向けて…メイド服が視界に入れば、下から見上げるのは不味かろうってもんで身体を起こしながら、いつも通りどことなくとぼけたような事を言う相手に言葉を返えそうとするが、改めてそちらを見れば…人違いである事に気づいて動きが止まってしまって…)あー…はじめまして、な。別の人間と勘違いして申し訳なかった、な…。ん、ただの散歩の延長で、な(頬を軽く掻きつつ、花火見物でもない事を告げながら…目の前の相手はどこかで会ったかと考えたがそれもなく、初対面で馴れ馴れしくなったのを内心反省) [Sun 30 Aug 2009 00:04:00]
◆メイド服の女 > (メイド服の女は、その声に気付くと――取り合えず微妙な声を出した。)……ん? あら、何処となく見覚えがあるような無いような気がしなくも無いけれど、取り合えず初めましてこんばんは。……花火見物ですか?(――少なくとも逢った事は確実に無い。無いのだが――この夜半であれ、はっきりと見えるその顔には、何処となく見覚えがある気がした。――何だっけ。凄いビッグネームだった気がする。) (そう言えば、花火もそろそろ〆に入る頃合いであったように思う。多分。こちとら花火を楽しむよりも花火を肴にアルコールに浸る方が好みと言う無粋な輩。別段どうでも良い事だったので、結構うろ覚えなのだ。) [Sat 29 Aug 2009 23:56:16]
◆レイ・シェリダン > (川のせせらぎ、遠くの花火の音、様々な要素はあれども、それに混じるかすかな音が足音かと思えばそっと目を開けて…)・・・・・・このまま居眠りしてたら、風邪を引いちまうかも、な(低所得者が着る簡素な服だけの自分。手斧すら持ってないが別に気にした風もなく、このまま寝るのだけは危険かと、一応存在も証明するかのような独り言を漏らして、行き倒れと言うわけではないとアピールになったかどうか) [Sat 29 Aug 2009 23:46:32]
◆メイド服の女 > (その足音は、少なくとも他の人間と一緒に歩いていれば、歩いているのが一人だけだと錯覚する程度には小さい。――無論、他に音が無ければ聞き取れない事も無い。) (足音の発信源は、飾り気の無いメイド服を着た女である。貴女から見れば後方に位置づけられると思ってよいだろう。多分。) [Sat 29 Aug 2009 23:40:58]
お知らせ > メイド服の女さんが入室されました。 『酷く微かな足音一つ。』 [Sat 29 Aug 2009 23:34:33]
◆レイ・シェリダン > …っかし…(川辺にごろんと横になって…眼をつぶって、死んだ身で眺めてみても自分の存在って小さいもんだぁななんて思いつつ…だからと言って何かするってわけでもないが)…コロセウムにゃ損失だと思ってくれればいいけど、な(そうでねぇとあたしの立つ瀬もねぇってもんで) [Sat 29 Aug 2009 23:17:54]
◆レイ・シェリダン > (のんびりと川の上流へ歩きながら、風が吹けば十分に涼しい空気を感じながら…)…ジャスティスの教会に帰る前に、しばらくのんびりしてるとすっか、な(結局本当に留守番と掃除程度しかやってないが、誰もいないのはまずいわけでしばらく引きこもり状態だったわけだが…室内でぼーっとしているのも息が詰まるってなもんで) [Sat 29 Aug 2009 23:11:10]
◆レイ・シェリダン > …相変わらず、まだあたしが死んだものだと思ってる奴らもいるし、な(からかい混じりだろうが、いつまであたしは死んでねぇといけないんだってなもので、訂正するのも飽きてきた。今度から足がある事を理解させるように思いっきり蹴ってやろうかと) [Sat 29 Aug 2009 23:08:17]
◆レイ・シェリダン > 夏も終わり、か…本当雨ばっかりだった気もするわな…(後で塒の様子も見に行くかとか…潰れてたり、限界なら引越ししないといけないし、引っ越したなら数少ない知人達にも伝えないといけないとは思う) [Sat 29 Aug 2009 23:06:41]
◆レイ・シェリダン > (そぞろに街を散歩して…雨上がりの蒸す空気を避けるように川辺まで足を運びゆっくりと歩を進め…)ここからじゃ、だいぶ遠いか…(離れたところで、ああやってるな…とその程度か。もっとも、人混みの中をうろつく気もしないのでこれが丁度いいといったところか…) [Sat 29 Aug 2009 23:05:08]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『花火の音を聞きながら…』 [Sat 29 Aug 2009 23:01:33]
お知らせ > ,ルジェさんが帰りました。 『水面に映る表情に手を伸ばせば、波を打って、視界からかき消された』 [Sun 23 Aug 2009 01:51:35]
◆,ルジェ > (初めて、夜空に開く満開の花弁をルジェは忘れない。 幾つもの華が同時に広がる様は、いままでルジェが出合った人々との邂逅を重ねて瞳に映しているかの様子。 周囲の人々の歓喜に沸いた声を、ルジェは心に留めた。 そして、水面に映る自身の、顔) 「…ね、お姉ちゃんも、みたかったよね」 (ルジェの思い出の姉には、両頬に機械交じりの鉄鋼はついていない。 ルジェ自身、自分の体がどのような動力で動いているかは判らない。 カタカタと、幾重にも重なった歯車がルジェの体を精一杯、繋いでくれている) 「ルジェの体の中にも小さな花火、一杯咲いてるんだよ? だからルジェ、生きてこれたの」 (動かくなったときを考えぬ日はなかった。 …けれど、今、ルジェの目の前に懐かしい、その人の住処も、匂いも。 触れる事は出来ない。 水面に映る、ルジェ自身唯一思い出した肉親に、触れることが出来ないように) [Sun 23 Aug 2009 01:39:29]
◆,ルジェ > (永遠なんて、ありはしない。 この川辺にいつか、流された果物と同じようにルジェの手から零れて何処か、動物達の口に運ばれたか、そのまま朽ち落ちていったのか、行方は判らない。 ルジェの表情は静かに、涙を失ったとともに笑顔も何処かへ置き忘れてしまったかの様子。 己の機械交じりの声音のみが、耳に響いていく) 「ルジェ、ルジェ。 …心に大きな穴開いちゃったの。 穴、塞がらないの。 ルジェ、一杯、壊れちゃった、みた、いー…」 (暑さが僅かに柔らいだ今宵、ルジェの金色の髪がそよそよと、豪雨後の少しばかり強い風に流される。 外套越しに座ったまま、雲間から月の欠片でも探すかのようにその水面をうつろな表情で見つめたまま動かない。 川辺に辿りつく前に、沢山の人々行き交う街から離れるには何度か肩がぶつかりもしたけれど。 ルジェは小さく頭を下げることしかできなかった。 そうして、宿につく帰路の途中、この川辺に足を運んだ経緯) 「ルジェ。 ルジェ。 …塞がらないよ。 胸にぽっかり、おっきいんだもの。 ルジェ、落っこちそうになるんだもの。 ルジェー…」 (体制を変えて、川辺に僅かに近づいたルジェ。 自身の顔が水面に映るように、膝を落として僅かに腰を上げた) [Sun 23 Aug 2009 01:22:09]
◆,ルジェ > (あの日。 あれだけ宿に戻って泣き腫らしたというのに、今は一粒も涙も出ない。 蒼い瞳に光はなくただ川辺に浮かぶ光を映しているだけ) 「ルジェ。 あの泣いてた子どもと同じだったんだ。 どこから聞こえるか判らない音にびっくりして、いつも驚いて泣いてたんだ」 (花火の音はルジェの胸にずしんと響いた。 けれど、今はそれが打ち上げられたものだからと理解出来る。 自分が以下に幸運に包まれこの地に辿りついたかを、回らない思考でずっと、宿で考えていた。 一度は失いかけていたルジェの魂。 どういういきさつか判らなねど、体は人と違えど生き繋いだ奇跡。 どうして、それをいつも、後ろ向きに考えていたのだろう。 独白しながらもそんな後悔が、過ぎる) 「ルジェ、此処にくる為に、クランクになれたんだ。 …きっと。 そして皆と出会ってルジェ。 …一杯励まされたもの」 (記憶喪失だけでは理由にならない、ルジェの子供っぽさがいつまでも、此処へ至るまでの傭兵達に幾度となく窘められた。 ルジェはそれを、悪い事をして見つかった子供のように小さくなって、ただ泣いて受け止めることしか出来なかった。幾度か冬を越えて、そうして。 何度となくヴェイトスの街で得た邂逅。 それがルジェの糧ともなっていることは、たしか) 「ルジェ。 家族ってどんなものか判らないけれど。 けど。 …きっとあったかくて。 時々怖くって。 でも、きっと。 優しいんだよね」 (夜花開いた花火に、かの闘奴を重ねて見つめていた、そんな、夜) [Sun 23 Aug 2009 01:05:32]
◆,ルジェ > (幾重にも重なっては、花開いては消えていく。 賑やかな人々の声が遠く聞こえて。 ルジェは眩しそうに夜空を見上げていた。 時折花火の音に驚いた子供の泣き声が聞こえて。 びっくりしてそちらへと顔を向けたけれど、子供を抱き上げてはあやす親子の様子に目を細めていた) 「一杯、一杯ー。 綺麗だったな。 消えちゃったけど。 でも、一杯咲いてて。 皆嬉しそうだった」 (花火の光がルジェの瞳に映り、しかし。いつもなら、お客達に混じって大きな声ではしゃぎそうなものなのに、掌を額に当てては眩しそうに、ただ、その光景を見つめては少し、寂しげに川辺の水面を見つめてぽつり、呟いた) 「一番、眩しく光ってー。。 それで、ー…消えちゃった。 一杯咲いてたのに、もう。 お外真っ暗だ」 (ゆっくりと、周囲を見回せば束ねた金色の髪も同様に揺れる。 ルジェはなにかを求めるように、探すようにみつめていたけれど。 やがて視線は足元に、頭を垂れるように落とした。 座り込んで。 足を包み込むように、両手でかかえたまま) 「ぽっかり、心に穴、開いちゃった、ルジェ。 エースさん、に。 …見てもらわなきゃ」 (声音小さくそう独白するルジェ。 きっと、豪雨の中であちこち無茶して出掛けたりしたから、だから壊れた箇所が出来たかもしれない。 ぼんやりと、そんなことを考えていた) [Sun 23 Aug 2009 00:42:22]
◆,ルジェ > (数日間程にも続いた豪雨の中、お祭りの準備は着々と進んでいたらしく。 ルジェは人混みに紛れて雲間に織り成す夜空の華々が咲き開く様を見ていた。 相棒黒猫はリュックにお共いたすところであったが、生憎人の多さとなによりずしん、と心臓に杭が打たれるかのような衝撃に適わないとみるや、先にお家に帰っておりますばりに、とっととリュックから出てはいなくなってしまった。) 「花火、綺麗だったなー」 (エースさんと一緒に見たかったけど。 家族で一緒に見に行ったのかもしれない。 そんな事を思いながら。 遠く、川のせせらぎを耳にしながら光纏わぬ瞳で宙を見つめる娘。 でも) 「賑やかだったし、とっても皆笑顔だったし。 泣いてる子も中にはいたけど、でも。 楽しそうだったもん。 うん」 (笑みを浮かべ一人、そう語るルジェ。 川辺の水面に辿りつけば、暗い雲間から僅かに漏れる光が反射して。 波打つ情景がルジェの瞳に映る。 ルジェは近くの腰かけるにはちょうどよさそうな石のたもとに腰を下ろせば静かに、水面を見つめていた) [Sun 23 Aug 2009 00:22:37]
お知らせ > ,ルジェさんが来ました。 『賑やかなお祭り会場を後にして』 [Sun 23 Aug 2009 00:14:41]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『 ―――― はい。 ( わかれみち で、 繋いでいた手を はなした )』 [Fri 21 Aug 2009 00:31:30]
◆リア > ( ―― 昔のアナタを思えば、キスくらい可愛いものだろう、なンて。 思うあたり、アナタと過ごすうちにそういう感覚が少々麻痺してしまってるのだろうか。 ああ、ロイさんに知られたら怒られるだろうな、って。そっちはすごく気になるけれど、 ) …、 ( 頬が寄せられて、寄せられた方の目が反射的に軽く伏せられる。 )( こういってはなんだけれど、子どもみたいで――― ) ( ああ、でも今抱きしめかえしたらわたしはぎんいろを、 ) …、 ( ぱちり。 差し出された手を見下ろして ) [Fri 21 Aug 2009 00:30:22]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『−「また、お逢いしましょう」と、最後に挨拶を交わして−』 [Fri 21 Aug 2009 00:22:14]
◆ヴェルセリオス > それが私に回りまわって不利益を及ぼさなければ。――――私は、非常に我が儘で、自己中心的ですから。(そうして、悪びれもせずに言葉を返すのであった。本当は、こんなふうにずばりと言うのはよろしくない――――というのは、解っているのだけれど。ついやってしまう。天邪鬼であることも、また間違いなかった)……ええ。控えめに見積もりましたから。ええ(こちらもおどけたような口調で返す…が、少なく見積もったのは事実であった。正確に算出すれば三桁の大台に…いくかも、しれない)ん……ええ。そういたしましょうか。(肩をやんわりと押す手、分かれ道までは、の言葉。こんな時、それらに全部ノーと言って、どうなるのかと言うことに大きな興味があったが…それには酷く覚悟が居るように思えた。少なくとも、今ほい、と用意できるレベルではない覚悟が。ゆえに、すり…と離れる寸前に頬をリアの頬に摺り寄せ、そして促されるままに身を離し)では、参りましょうか(そして、傘を左手に持ち替え、右手をリアに向けて差し出すのだった。その手が取られても、取られなくても…静かに歩を進め、そして互いの道が分かれるところで、大人しく道を別れた) [Fri 21 Aug 2009 00:21:38]
◆リア > 他の誰かが機嫌を損ねても、私の機嫌が悪くならなければいい、 ――― と? ( そンな言い方に、少し笑った。 強引なのか、控え目なのか。よくわからないけれどそれもきっと気分によってふわふわ顔を覗かせるンだろう。 ある意味では――、似ているのかも、しれない ) …、 ( マトモに言葉を返すのは恥ずかしかったから、 ) …意外と少ないんです ね? ( なンてちょっと茶化して、誤魔化そう ) ―― えぇ、そうですね。 ( ふる、と。思い出したよう、体が小さく震えた。 ああ、いつもの感覚だ ) …、 ( 冷えた体を気にしている間に、体は貴女の腕の中。 己の両手は、傘の柄に添えられたままで、 ) …。 …わかれみちまでは、 一緒にいきましょうか。 ( わかれみちまでは。 ) ( 右手でやんわり、アナタの肩を押して離れようとしながら、 ) [Fri 21 Aug 2009 00:13:24]
◆ヴェルセリオス > …貴方は、貴方です。少なくとも、他の誰かの許しや…ご機嫌をお伺いする必要性は…感じられないですね(恋人や夫婦ならば話は別―――でも、無いかも知れない。兎角、そういった概念自体が薄いことこの上ないのがヴェルセリオスだ。った)…気分…そう、ですね。とはいえ、正確に言えば…気分の後押しを得て、ようやく踏み込んだ、というところです。もし、私がしたいと思った時にほいほい出来る性格であったならば…今までに、もう数十回はちゅー、とやっておりますよ。遮られるかどうかは別として、ですが(気分と言う風見鶏はくるくる回るが、その下にある道は―――いつも貴方へ向いている、と言うことらしい。そう言葉を返す吸血鬼の顔色は、何時もと同じ白いまま)…………そろそろ、戻りませんか?夜の雨は身体を冷やしますよ。たとえ夏でも…(そう言葉を差し伸べた後、静かに腕を廻して…きゅ、と正面から抱きしめようとする。無論、無理にとはしないので避けることも止めることも容易である) [Fri 21 Aug 2009 00:02:45]
◆リア > ――― 私はともかく、おうまさんが怒ります よ? ( おうまさん。軽やかに歩むもの。レートフェティ。 ロイさんの偽名だ ) ヴェルセリオスさんは、気分屋さんですものね。 単にそんな気分、だったのでしょう? ( だから気にしていない。 そう言いたげに言葉を返すけれど、 ) …、 ( 細められた目からそっと視線を逸らした。 目元がアナタの傘の色をしたまま、 ) ( ああ、袖の中のモノなンて気にする余裕がない。 見事にペェスを崩された―― 、 いや、こちらの方が貴女とはいつも通りなのだけれど、 ) ( 肩に乗せた傘を、くるくると回す。 先程と違って誤魔化しのような、ぎこちない動きで右に左に ) [Thu 20 Aug 2009 23:56:12]
◆ヴェルセリオス > …気分を害されましたか?そうでしたら、一先ずのお詫びは致しますが…何分、なんとなくが九割を占めているものですので…(得に他意も何もない。本当に、つい…あるいは、いつの間にか。ともすれば述べたとおりになんとなく。自分の性格がロクでもないのは、承知しているといえばしているけれど)……そうかもしれません。そうでは、ないかもしれません。少なくとも…私は、リアさん。貴女とであれば、何時だって喜んで致しますよ。(自分も何時ものように長いスカートだったら、其れが雨を吸い込み足に絡みつき、違う気持ちになっていたかも知れない。けれど、今は肉付きの良い脚を惜しげもなく曝け出した、軽装そのものの姿。うかがうように向けられた視線には――すぅ、と眼を細め返した) [Thu 20 Aug 2009 23:40:39]
◆リア > ―――― はあ、 ( また少し頭と傘とをすす、と下げて マトモにアナタの方を見られないまま。 雨と川との水音ばかりが、良く耳に響く。 ) … なんとなく、 です か、 ( 唇から手を離せないまま、 ) ( 沈んでいた意識を掴まれて引き上げられたような感覚。 足に絡みつく濡れたスカァトや夏草が普通に気持ち悪いし、むわりと湿った空気が体に纏わりつくのもあんまりいい気分じゃない。 ) …。 雨だから、 ですか? ( アナタが、 ――アナタから見ればおそらく私も、 いつもと様子が違うのは、 ) ( ちろ、と窺うよう視線を上げ ) [Thu 20 Aug 2009 23:34:29]
◆ヴェルセリオス > ものは違えど、何も糧にせずあり続けるものなど…存在しませんからね(特に孤児院ともなれば、食品関係の店の次ぐらいに打撃を受けるだろう。そんなことにならなければ良いなぁ、などと心のどこかで思いながら…)ああ…猫は、涼しいところを見つける名人ですからね。でも、譲ってくれないか、猫以外には入れないようなところなので…あてにはなりませんね。……そんなに居ませんよ。交友範囲を無条件で広げられる身でもありませんし…ね(軽く肩を竦めながら、少しおどけた様子で言葉を返すのだった。今でも己が吸血鬼であることは、本当に信用できる人以外には絶対に洩らさないようにしているので。何だかんだ行っても、ここはニンゲンの町なのだ。とはいえ其処に住んでもう長いのも、また事実)………………(ほんの一瞬なれど、唇に触れた―――柔らかな唇の感触。眼を伏せるように細め、左手の指先で軽く名残を確かめるかのように…静かに自分の唇の上に這い回らせて)…ああ、いえ…お腹がすいているから、ではありませんよ。ただ…なんでしょう。気がついたら、してました。……吸い寄せられるよう、に(唇の上に置いた指を、そのまま左右に静かになぞらせながら…呟く言葉は、どこかこちらも恥らうような声色。されど舌を軽く突き出して「れる…ぅ」上唇を舌で舐めるのであった。それに特に意味は…ないのだけれど) [Thu 20 Aug 2009 23:21:27]
◆リア > えぇ、子どもたちのオヤツが作れなくなってしまいます。 ( こくり、小さく頷いた。 食費にお金がかかるとなれば。 そう、たいへんなことなのだろう。 … いつもなら、もっと困ってるとこなのだけど。 今はなんだか遠くの出来事みたいで、 ) ふふ、ありがとうございます。ロスマリヌスもきっと喜びます、 よ。 ( 愛猫の名を挙げて、くすと笑った。 あのコは涼しいトコロを見つける名人だ。でもちょっとした隙間とか、私が入れないようなトコで涼んでることが多いンだけど。 ) …ヴェルセリオスさんなら、心配してくれるヒトは他にもたくさんいるでしょう。 ( ふと口をついて出たことなのに。そンなに何度も言われると、少し恥ずかしい。 ) … ( 貴女いわく キスだって出来るほどの距離、から、 更に顔が近づく。 それはとても容易だったろう。 ) ( あ、避けなきゃ、と思った時にはもう遅くて、 ) …、 ( ふぃ、と顔を背けることが出来たのは、触れた後 ) ( 触れたか触れなかったのか、 顔を背けた己の唇が触れたのは貴女の唇でなく頬だったのか、 ――― 判別がつかないくらいの、一瞬のこと ) ――― お腹、 ( ぽつり、 ) …空いてるんですか? ( 顔を横に背けたまま。 口元を押さえ、僅かに俯いて 零した言葉はそンな。 左手に持った傘が顔に合わせてほンの少し俯いた。 その下で、目元がほんのりアナタの傘と同じ色 ) [Thu 20 Aug 2009 23:12:19]
◆ヴェルセリオス > (おとこはつらいよ。何時の時代もそれは変らないことのようである。女は大変。男はつらいよ。さて、なんのはなし――――やら)そういえば…そうですね。でも、作物の量が悪いと、値段に思いっきり跳ね返るから…一月あと辺りに、頭を抱えることになりますね。あと、寝苦しい夜の抱き枕なら、いつでも応じますわよ。(体温を出すことも出来るが、人と会わないときはいつも切っている。だって、その方が普通なのだから。別段気持ち悪い、と言うわけでないが―――やはり、己が身は冷たいもの。それを夏にありがたがってくれる人が居れば、尚更のこと)ええ。でも……嬉しい、ですよ(もう一度眼を細め、軽く首を右に傾けながらもう一度感謝の言葉を。案じてもらうのは、悪い気はしないもの。その気持ちもこれまた…本物ゆえに)………ん…(見上げるその顔に向けて、静かに、おもむろに唇を軽く寄せて行く。遮ったり避けたりしなければ、ちゅ、と唇が触れ合うだろう) [Thu 20 Aug 2009 22:55:01]
◆リア > ( そンな警戒に、己は気づかないまま。 だから、きっと彼は尚更胃を痛めているンだろうけれど。そんなに心配しなくても、いいのに。 ) そうですね。 ―― あぁ、でも今年の夏は過ごし易いです。作物にはよくないのでしょうけど…、 いつもなら、夏はアナタたちにひっつきたくなる季節ですから。 ( 冗談交じり、目を細めて ふふ、と笑う。 夏は苦手だ。 そして、アナタたちの体は冷たくて心地好い。 ) あぁ、そうでしたね。 ( そンなこと。 良く知っていた筈なのに、 )( 違和感を覚えるのは、アナタの服装がいつもと違うせいだろうか? ) いいえ、どういたしまして。 ( ふわりと胸に浮かぶ心配もまた、ホンモノなものだから、 ) ――― ? ( 淡く微笑んだまま、少し不思議そうにアナタを見上げる。 ) [Thu 20 Aug 2009 22:48:03]
◆ヴェルセリオス > (その警戒は、ある意味では大変正しい。とはいえ色々と神経質そうな人だと思った。故に、彼の胃を勝手に心配したりしていた時期もあった。さりとて、特に強く意識すると言うことも殆どないのも、また事実)ええ。これからは日を追う毎に…良い季節へと近づいてゆきますよ(互いの傘がぶつからないぎりぎりの距離。手を伸ばせば届くが、なんとなく遠い距離。そして面と向かって蒼い瞳に映す、左右で色の違う貴方の瞳は…どこか違うところを見ているよう。或いは、自分が纏っている夜を見ているかのよう。暗い夜の海の向こうを眺めるような、そんな気持ちを心のどこかで味わいながら…交わす言葉は、何処までも静か)…ああ、ええ。大丈夫ですよ。もとより、冷えて患う体でもないでしょうし、ね。でも…ありがとうございます。嬉しい…ですよ(身体をあんずる言葉を耳にすれば、嬉しそうにすぅ…と眼を細めながら言葉を返した。そしてお礼の言葉と共に軽く頭を下げ―――)(自分の傘を、持ち上げて)(ひた、と脚をもう一歩進めた。貴女が何もしなければ、キスだって出来るほどの距離) [Thu 20 Aug 2009 22:38:05]
◆リア > ( 彼と貴女が会うのは、あの時が二度目だっただろうか? 彼は彼で―― 貴女を少しばかり警戒しているよう。 貴女とは違う意味で。 私に近しいヒトという、意味で。 ) あぁ、お月見も悪くないですね。 これから夜も長くなりますし―― ( 貴女を見ているような。 みていないような。 そんな視線。 そんな微笑。 ――― 目線の先は確かに、貴女であるのだけれど。 )( 貴女もこちらに近づいて来て、足を止めた。 互いの手のうちにある傘が、これ以上近づく事を許してはくれないよう。 ああ、残念だ。 貴女が少し、遠い ) ―――― ( 雨の音に、まるで隔絶されているような感覚を覚えた ) 昨日は傘を持っていなかったんですか? 風邪とか、引いていません? ( こてン、 軽く首を傾げ。 アナタの様子を窺うよう、少し心配そうに見上げる ) [Thu 20 Aug 2009 22:27:47]
◆ヴェルセリオス > (思えば、誰かと一緒に誰かのために何かをする、等と言う経験はあの時ぐらいだった。彼の正体は解らないが、この人が交友を持っているということは有る程度「そういうこと」なのだろうと思っていた。そういうこと、がどういうことか実は自分でもよくわかってないのだが。そして、あの時消え行く端を捕まえたのは――今は後悔してない。今の所は。未来は誰にもわからない)…そう言っていただけると、私としては喜ばしいことです。…ああ、それは…寧ろ、後になる分には構いません。これから、段々日が早く沈み…空が澄んで行く季節に変わって行きますから(どうということなく、リアを見ている…様に見えるが、実のところは緊張していた。何故だろう。何の根拠もないが、眼を離した隙に雨に解けて消えてしまいそうな気がしたから。そう、あの時まるで何かの夢が醒める様に…ふっ、と消えてしまいそうだった。その時のように。そして…自分からも少し足を進めて距離を縮めようか。そろそろ、手を伸ばせば互いの身体まで届く距離) [Thu 20 Aug 2009 22:15:38]
◆リア > ( あぁ、己は何を考えているのだろう? 自分でもよくわからない。 ただ一つ言えるのは――― あの時私が消えていた方が、きっと貴方たちには良かっただろうにというコト。 なのにアナタたちは己を助けてしまった。 彼女も彼も、アナタも。 かくれていたわたしをみつけてしまった ) ――― ふふ、ありがとうございます。 大丈夫ですよ、寂しい想いなんてさせませんから。 ( なンて。 少しくすぐったそうに、照れ交じりに返す笑みはいつもどおりといえばいつもどおりで、 ) ( 大丈夫、寂しくないように――してあげる。 ) あぁ、昨日も雨でしたものね。 晴れたらココで一緒に月夜の下を歩きましょうという約束だったのに…、 ( 立ち止まって天を仰ぎ、ふっと息をつきながら視線を貴女に戻す。 ) 今日も雨で残念です。 ( くるり、くるり。つまらなそうに傘を回して 小さく肩を竦め、再び足を進めようか。 ああ、もう少しで貴女の目の前まで辿り着けそう。 足首に纏わりつくスカァトが重たくてゆっくりした足取りになってしまうけど、 ) [Thu 20 Aug 2009 22:08:42]
◆ヴェルセリオス > (自分が吸血鬼で、目の前のこの人は生きている――ミックスだが――ニンゲンだ。しかし、本当にそうなのだろうか。思えば晴れの陽の下で出会っても、どこか惹かれる雰囲気を纏っているのは事実。以前何気なく選んだ番傘の色に、そんな意味を見ているとは露知らず…ごくり、と思わず喉が鳴った。なぜだろう。自分でも良く解らない。でも―――心地よい。とても)…貴方がいなくなったら、私は…ちょっとばかり、寂しいですね。ええ、御機嫌ようリアさん。農家の方の作物が心配になるのを除けば、悪くない日ですね。――ああ、昨日ちょっとびしょぬれになりまして。まだ渇ききらないのでたまには、と。珍しいのは事実だと思いますよ(右手で傘を持ち、その軸を左肩に軽く置いて翳す赤。近づけば鮮やかな朱色が眼に入ることだろう。そうして、吸血鬼は近づいてくるあなたをずっと見ていた。静かに、表面上は細波一つ起きてないかのように、静かに) [Thu 20 Aug 2009 21:53:51]
◆リア > ( 布張りの傘に落ちるような重たさのない、ぱンと弾くような軽快なオト。 和紙の奏でるそのオトに、ゆっくりと―― 途中、かけられた声に笑みを浮かべて―― 振り返った。 ) ( ―― あぁ、血の緋色だ。 アナタたちに必要なイロだ ) … ( 笑みを深めてちょこンと首を傾げた ) そうですね、 かえりたいのかもしれません。 ( 故郷に。 故郷にいた頃の自分に。 ) こんばんはヴェルセリオスさん、 好い夜ですね。 アナタがスカァトでないのを見るのは初めてかもしれません――― 何かありました? ( ぱしゃ、 ) ( 水溜りを踏んで、サンダルの足が貴女へと。 近づく ) [Thu 20 Aug 2009 21:41:40]
◆ヴェルセリオス > (ざあざあと降り注ぐ強い雨が、その雨音が世界を埋め尽くす中――その雨音の中に変った音がやってくる。軽いものに水が当る音。そして、それは朱色だった。開いた赤い紅葉の様に、されど雨煙に包まれた世界ではくすんだ赤。番傘を差して、何時もの服はまだ完全に乾かないので今日は珍しくホットパンツに半袖のブラウス姿。足はギリシャ風サンダル。どうせびたびたになるから)……本当は人魚で…雨が降ると、増水した川の勢いで遠い海へと帰りたくなる…そんな裏話でもあるんですか?(これで何度目だろう。少なくとも二度目なのは間違いない。だから、誰だか直ぐに解った。夜の暗さを差し引ければ、豪雨でも其処まで視覚は遮られない) [Thu 20 Aug 2009 21:30:18]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『”ばらばら――ぱらぱら”』 [Thu 20 Aug 2009 21:24:45]
◆リア > ( 己はそれに微笑で応えて ) …。 ( 袖の中に、銀色を仕舞い込んだ。 ) ――――― ( 肩と首で支えていた傘の柄を手にとれば、 再び両手で くるり くる。 右へ左へ、回す。 ) ( あぁ、 雨ばかり だ ) [Thu 20 Aug 2009 21:23:17]
◆リア > ( ―――――さないと。 ) …。 ( 唐突に ぷかり。 浮かび上がった言葉に微笑を浮かべる ) ( あぁ、そうだ。 ――さないといけないのに。 ) ――――― ( ふわりとしたボレロの袖から、銀の短剣を至極自然な動作でするりと抜いた ) ( 月もなく灯りもない中で輝けぬ刀身は鈍いまま問いかける。 ) ―――― … ( いつまで遊んでいるのか と、 ) [Thu 20 Aug 2009 21:20:16]
◆リア > ( お祭に行きたいとはしゃいでいた子どもたちとの約束も、 珍しく羽目を外したいなンて言っていたアノヒトとの約束も、 のんびり川辺を歩きませんかと言っていたアノコとの約束も、 ) ―――― 。 ( もうずっと、 雨に流されたまま。 ) ( くるくる 傘を回す ) … ( あぁ、長いスカァトなンてはいてくるべきじゃなかった。 傘で遮り切れない雨を吸い込ンで、重たい色に染まり私の足首に纏わりついている。 枷みたいに ) [Thu 20 Aug 2009 21:01:27]
◆リア > ――― 雨 ばかり。 ( 勢いを増した川辺に立って、ぽつり。 呟いた。 ) ―――― ( 降頻る雨と川のオトとがうるさくて、か細く漏らした声は己の耳にさえ きちんと届かない。 ) ( さしている真白い傘はもう用途をなしていなくて、 ) …。 ( それでも肩にかけたまま くるくる、両手で回した ) [Thu 20 Aug 2009 20:53:31]
お知らせ > リアさんが来ました。 『 ―――― … ( … 雨。 )』 [Thu 20 Aug 2009 20:43:49]
お知らせ > シェルさんが退室されました。 『お出迎えは玄関に飾られたのアイゼンリッター像で…』 [Fri 14 Aug 2009 01:49:54]
お知らせ > 最上煌耀さんが退室されました。 『(わたし、死ンだのかな、)(ただ胡乱にもう一度、同じことを考えた、)』 [Fri 14 Aug 2009 01:48:49]
◆シェル > (もう少し相手に元気があったりしたら引き倒すではなく風呂敷と身体を纏めて球のように蹴るとかいう護衛法だったかもしれない… 泥の中に倒れた子を従者の少年が背負い…荷物もあるので、と主人が傘を差してやって)うむ、では戻るとしようかね。(住まいのある高級な住宅が並ぶ方向へ歩き出し) [Fri 14 Aug 2009 01:45:47]
◆最上煌耀 > ぐッッ!! (もともと瀕死の状態でほッ倒れてたンだ。屈強な従者の腕に叶うはずがない。童女は突ッ込んだ勢いをプラスして、いとも簡単、無様に泥の中へ側面から引き倒されンと。どしゃァ と散るぬかるみ。小さな身体は衝撃で一度地面から跳ねて、再び泥の中へと埋没せン。わたしは、また、大人の男に負けるのか。) … … ……、(川辺。雨。弾ける水面。知らない大人たち。その認識と記憶を最後に、童女の意識は闇へと沈まン。しッかりと包みを抱き締めたまンまぐッたりと子供の全身の力が抜けることだろう。後はどこをどうして自分がどうなるのか、ソレはもう童女には解らない。) [Fri 14 Aug 2009 01:40:57]
◆シェル > (暫く悩んだ物の強固に拒むように頭を振った相手…騎士か何かの家柄なのかな、と頑固さと、放つ言葉から想像して…)ふむ……まあ無理とは言わないが……おっと?(傘を差し出そうとすると向こうがこちらの胸元へ荷物が入った袋を振りかざして向かってきた!…肉体労働とかに興味がない少年はスッと横に避け、先ほどから警戒はしたままの従者の少年は横から手を伸ばして風呂敷を引っ張って少女ごと横倒しにしてしまおうとしてきて)んむ、まあ見捨てるのもあれだし、ね……(崩れ落ちた少女を従者に運ぶように指示をして) [Fri 14 Aug 2009 01:27:46]
◆最上煌耀 > (状況を説明する気もつもりもない。行き倒れかけましたなンて平然と口にできるヤツの気が知れない。赤の他人にまで嗤われたくない。小娘らしからぬ鋭く血走ッた視線は、青年と差し出される水筒を交互に睨ンで、ッて言うか見て。ごクンと素直に喉が鳴る。一瞬警戒が緩ンで子供らしい物欲しげな表情になるけど、ぶん ぶん。イヤイヤをして強固に水筒を拒まンと。) ほ…ど、こしはッ、…げほッ! 受けな…い…ッ、(ようやく言葉になるかその一声。最上家の嫡子は物乞いはしない。それぐらいなら、この細ッこい男をやッつけて取り上げてやる。極度の疲弊と空腹で見境がつかなくなッてる結論に至るが早いか。) うッ……あァッッ! (傘を差し出す青年の動きと連動せん、こちらは最後の力を振り絞ッて首を傾げるあなたの胸元に風呂敷包みを振りかざして倒れ込まンと。従者のことが眼に入る余裕なンかないから無謀。よけられたらそのまンまドシャァとくず折れる形式で。) [Fri 14 Aug 2009 01:18:15]
◆シェル > ふむ…・・・・・・・・。(さっぱりわからん、と相手の言葉を聞いてからばっさり。本人は一般的と思っているがかなり浮世離れした少年に、従者がひそ、と耳打ち…ふむ、と頷いて)なるほど、川で溺れたか何かした訳か……(相手の身なり…かなり悲惨な状況で、体力も消耗している様子も理解できた主人は従者から水筒…中身は果汁…を受け取ると相手の方へ差し出して)まずは飲んで落ち着き給え。(視線だけはまだ元気だが抵抗する体力は皆無に見える相手に遠慮なく近づいて傘を差して)動けないようなら保護しても構わないが…どうした物かね…?(少女と、従者の少年(多分彼が背負う事になる)を交互に眺めて…首を傾げる…助けが要らない、というなら無理にとは、と…) [Fri 14 Aug 2009 00:58:59]
◆最上煌耀 > ―――に 者ッ…、たしに、何のッ、よッ、げほッ! (童女の口から青年へ飛ぶのは、とぎれとぎれの誰何の声か。正確には「何者で、私に何の用だ」的なことを問いたかッたンだけど、こンなに雨に打たれざらしなのに喉に水気が足りないッてどういうワケだ。彼の前で再び咳き込ンで、ことさら自分の平ッたい胸に爪を立てン。呼ばれた?何に?その言葉だけは聞き取れて、咳き込みながら周囲に視線を転じンと。わたし、しかいない、みたいだけど。)(定まらない視界を眉間歪ませてじィッと良く観察してみれば、どこか浮世離れした品のある大人(*自分から見て背ェ高けりゃァ大人扱いの)だ。もしかしたら水霊にでも呼ばれたか。わたしのような死に損ないの泣きごとなンて誰にも聞こえるもンかと思う。あァ確かに「元気」には見えるかも知れない。衰弱して痩せ細ッて地面に付いた肘が今にも折れそうなのに、あなたに向けるまなざしだけは、錆びッついた刃みたいな威嚇を込めて睨んでいるンだから。ただ敵愾心はやや薄れてそれは純粋な警戒の色になるけれど。) [Fri 14 Aug 2009 00:50:59]
◆シェル > (声をかけたら物凄く咽返って…おかげで先ほど意識が少し飛んでいた風にも見えた様から多少反応できる程度になってきたのを眺めてつつ、視線が合えば軽く笑みを見せて)こんばんは? もしかしたら此処を寝床にしているのかとも思ったが…、何か呼ばれたような気がしてね。(見れば自分より少し年下…痩せて弱ってるようにも見える、さてどうしたものかな、と首を傾げて) あー…うむ、物捕りの類ではないのだが… うむ、元気そう…なのかな?(じーっと震える相手…多分体力的に立ち上がるのも辛そうに見える、を眺めていて) [Fri 14 Aug 2009 00:41:17]
◆最上煌耀 > ―――――…ッ!? (掠れてすごく惨めな響きになッてしまッたけれど、声が出た。自分自身の。その直後にどこか耳の向こうから聞こえる誰かの声。ソレではッとせん。反射的に眉間に力を入れて――、動く。うつろに開眼した表情のまンま、柔毛の眉根が痙攣する。ひく ひくッと二回ほど、) ―――ッ、……げほッ! か はッッ! (1秒後にがッと自分の胸倉を掴み、勢いのそのまンま咽かえる。喉の奥に溜まッた雨粒が咳に乗ッて唇から跳ね上がる。ぎゅ と一度つぶッて、か と眼を見開く。動く、動く――、手も足も。今のは誰? 兵衛? ううン、もッと若かッたよォな。)(ぜッ ぜッ、と全身を引きつらせて、訝しげな童女の目線がゆッくり持ち上がッて青年を捉えるか。) ッッ!?(とッさに眉が八の字につり上がるのは、武家出身の童女の矜持と思ッてほしい。誰か解らない、知らない大人。衰弱の極地にあッた童女には優しい声音にすら怯えと警戒滲ませて。顔を強張らせて、肩肘付いて上体を斜めに起こした体勢維持。反動する疲弊に身体を小刻みに震わせてじりじりと、ただ後ずさりを試みンと。それが今の反応のせいいッぱいで。) [Fri 14 Aug 2009 00:30:29]
お知らせ > シェルさんが来ました。 『(傘を左手に持ち替えて)』 [Fri 14 Aug 2009 00:27:36]
◆シェル > (夏の暑さを吹き飛ばすべく大学の研究室からの帰路に川辺の涼しい道を選んだ身なりのよさそうな少年風…一緒に歩いている従者らしい少年から受け取った傘を自ら手に持って歩き)何時も静かな此処も雨が降ると川の音が全く違って面白いものだね…。(雨の日はやはり馬車を用意した方が、と主人が雨の中を歩く状況に少し申し訳無さそうにしている従者に寧ろこの方が楽しいよ、と笑いつつ 川辺のほうに何となく顔を向けようとすると…何か音が聞こえて)何時も聞こえる虫の声とは…何か違うのが聞こえた、と思ったが……(視力は普通に良い少年…川辺に仰向けに寝転がる小さな人影を見つけるとそちらの方へ明かりを向けながら近づいてきて)…ふむ……やぁ、どうかしたのかね?(小さく声をあげた辺り、まだ意識はあるのだろうと思い…物盗りの可能性もあるので従者の方は警戒をしたまま、主人は暢気な様子で珍しい服装の小さな人影に声をかけてきて) [Fri 14 Aug 2009 00:19:35]
◆最上煌耀 > ―――――兵衛、 ( 会いたいよ、兵衛 ) [Fri 14 Aug 2009 00:11:05]
◆最上煌耀 > (無念だ。ただひたすら悔恨の想いが胸を占める。きュゥ と歯の間から零れる歯ぎしりの音も、もゥ弱々しくッて雨音にさえ負けてしまうほどだけど。)(何でもッと早く行動に移さなかッたンだろう。さッさとこの偽造刀を金子に換えていれば、家臣の誰か一人でも引き取ッて今頃は伊駿河に戻ッていたかもしれないのに。いまさらちッぽけな良識になンか躓いて躊躇ッたッてなンにもならないのに。だッてやッぱり嫌なンだもの。知らない大人を騙すなンて怖いもの。わたしの浅慮な考えが高慢ちきなアイツ等に通用するとは思えない。大人達は威張り屋のぶん、さかしらで猜疑心が強くて感が働くから――、)(職人のみンなに、兵衛にまた叱られる。愚図だ仕事が遅い容量が悪いッて。そンなこと大人に言われなくッても分かッてる。)(言われなくても分かッてるンだから、そンなふうに怒鳴らないでよ、なンでいつも怒るの、なンで嫌なこと言うの、五月蝿いな、しつこいな、いいから口を挟まないでよ、お前の顔なンか見たくない、あッち行ッて、こッち見ないで、どうせまた叱るンだから、兵衛は、兵衛なンか嫌い、)(兵衛なンか嫌い、)(――兵衛、) [Fri 14 Aug 2009 00:10:56]
お知らせ > シェルさんが来ました。 『雨が降ってしまったね…』 [Fri 14 Aug 2009 00:04:10]
◆最上煌耀 > (息絶える。――死ぬのか。)(衰弱と倦怠感が神経の隅々へ渡りきッて、いまさらのように漠然と感じる。かすかに開いた瞼と睫毛の合間をぬッて、雨がぴちゃンと瞳孔を直撃する。まばたきの気配のない黄玉色の瞳の上をすべッていッて眦に溜まれば、まるい滴は涙のようにとどまッて。)(無念がじわじわと自覚になる。わたしはいよいよ死にでもするのか。疲労とか栄養失調とか、たッたこンな何ほどにもないことで。卑しくも殿上最上家の嫡子が、あろう事か衰弱死と言う無様極まりない終わり方を迎えて。主君として大切な家臣達のなンの役にも立てないまま。不遇をかこつ臣下のみなを助けるンだという大言壮語を武器に、倫理観や道徳心を切り捨てて意地汚く保ち続けた大儀の真意を、なンにもひとつ成し遂げられないままで。)(ばかみたいだ。わたしは何のために最後の貯蓄と労力を費やしてここまでやッて来たのか。)(笑ッてやりたい。こンな喜劇。精いッぱい口角に力を込める。わな わな と震える唇。) ――――、(ひュゥ。喉から漏れるのは情けない呼吸の成り損ないばかり。) [Fri 14 Aug 2009 00:00:07]
◆最上煌耀 > (川辺の上流にポツンと仰向けに投げ出された、ソレは小さな人影ひとつ。篠つく驟雨に打ち据えられるがまま力なく横たわる。人影の頭部から長い胡桃色の頭髪がベェルみたいに広がッて、右ッ側に至る半分は水際に浸ッて清流に融けている。旅装か男装か。浅黄色を基調とした小姓姿は羽織りも袴もアチコチが破れてほつれて汚れてて、まるで一昔前の乞食の着ていた風体のよう。袖から覗く手足は透けるほど白く痩せ細ッて、ソレでいてしッかり両手は大きくて長い風呂敷包みを抱えて離さない。両目と唇は薄く開いたまま開閉の反応もなく、ただ時おり僅かに上下する胸部の動きが命の鳴動を教えている。ずッと身じろぎもしない。誰が見てもどう解釈しても、良くある行き倒れの子供の姿。放ッておけばいずれ息絶えるようなそれ。)(ソレが贋作刀を売りさばくためにアマウラ地方の辺境区伊駿河藩から流れてきた刀拵師の娘、最上銭衛門煌燿のなれの果てだと、童女の素性を知る人間はきッとヴェイトスに居まい。) [Thu 13 Aug 2009 23:50:20]
◆童 > (ぴちゃ ん)(口元にまた跳ね返る。真上から降りそそぐ水の味。水滴が唇の輪郭をなぞッて薄く開いた口の中に染みていく。)(雨滴が身体の表面を連打する。大事な荷物を両手でしッかり抱き締めてたはずなのに、手足の外郭がぼんやりと痺れたみたいにはッきりしない。とッても寒い。夏なのに。目がうまく開かない。疲れが溜まッたのかな。すごく眠い。指の先の感覚がない。いま手に力を込めているのかどうかもよく分からない。嗚呼あれほど職人は指を大切にしろッて、口酸ッぱく言われ続けてたのに。またアイツに、兵衛に叱られちゃう。初めて小柄に紋様入れを許されたとき、目抜きで中指を削いじゃッたときみたいに。「お姫は用心がなさすぎる」ッて。「この最上拵匠党五代目当主『最上銭衛門』として、それでも次期様の心得がおありか。未熟者」ッて。指からたくさん溢れる血の恐さも傷の痛さも忘れちゃうぐらい怒られた。隻眼の兵衛。眼帯の反対の片ッぽだけの鋭い眼光。竦ンじゃうぐらい怖い顔で。)(わたし。まだ一度も、お前にほめられたことがない。) [Thu 13 Aug 2009 23:40:08]
お知らせ > 童さんが来ました。 『(雨音が遠い――、)』 [Thu 13 Aug 2009 23:33:03]
お知らせ > 紅梅さんが退室されました。 『( 小言を増やされる前に、大人しく帰ろォ か )』 [Tue 11 Aug 2009 22:33:57]
◆紅梅 > ( 渡した代金に 彼女をからかった分が含まれていたコトに、 あの一ツ目の少女は気づいていただろォか ) ――― 貰えるモノは貰っておけばいいんだよ ( 其れを渡そォと思ゥただけの何かが、貴女にあったというコトなのだ から ) ... ッ、 ( 夜風の冷たさに、 もォ一度。 くしゃみが開いた扇の下で ) ――― ......嗚呼、 ( 夏祭り。 )( どォしよゥかと、悩み乍 ) [Tue 11 Aug 2009 22:33:17]
◆紅梅 > ――――嗚呼、 ( 一ツ目のアノ子は風邪をひかずに帰れただろォか。 自身の体より其方のほォが余程、気がかり。 何せ自身の戯言に遅く迄付き合わせてしまったものだから ) ... ( 頑張っている女の子は好きだ。 ) ( 反面、いじめたくもなるけれど、 ) ――――― ( 其の辺りは気をつけるコトとしよゥ。 ) [Tue 11 Aug 2009 22:19:57]
◆紅梅 > ( 背を預けた樹の幹は布団に比べれば堅く、しかし何故だか心地イイ。 ) ( 風邪を引いて帰ってからといゥもの、大事大事に仕舞い込まれて必要が無くば部屋の外に出して貰えなかったものだから――― ) ... 抜け出して来ちゃった。 ( クス。 )( ほンの僅か、首を傾げて。 ゆゥてみたところで、 蛍がコタエを返す筈等無い ) ( 袖の内から蝙蝠扇を出して、 はらり、開こォか ) [Tue 11 Aug 2009 22:02:19]
◆紅梅 > ... ( ふッと )( 吐き出した息はまだ熱っぽィ。 ) ―――― … ( 雨の中肩掛けもなしに帰り来た所為だと、侍従のオコゴトが思い起こされて眉を寄せた ) ――― 馬鹿馬鹿しい、 ( いつ迄も子供扱いなのだから。 否、言動の子供じみているのは認めよォけども。 ) ( ちら ちら、 目の前を蛍が飛んでゆく ) [Tue 11 Aug 2009 21:51:53]
お知らせ > 紅梅さんが入室されました。 『ッ、 くしゅっ―――… 』 [Tue 11 Aug 2009 21:40:02]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『( 一本はセィナに、もう一本は自分に。ソレ飲んで今日はもう寝ることにしよう )』 [Fri 7 Aug 2009 23:24:25]
◆キリル > ( 数時間前には出ていたはずの月は、今はもう雲に覆い隠されているようだ。 ) …。 ( 占いマニアじゃあるまいし、女性と約束するのに青年はわざわざ月齢なんぞ気にしていない。単純にその日が都合が良かったというだけ。明日はまだバイトがあるし、それが終わってから会う事になるだろう ) そうだ、セィナに明日はちっと遅くなるかもって言っておかないと――、 ( どのくらい彼女と話すかわからないけど。 ) ( 石鹸のついで、買ってきた瓶詰めのオレンジジュース――妹お気に入りの、以前自警団員サンにさしあげたアレが、抱えた紙袋にきちんと並んで収まっているか確認して、 ) [Fri 7 Aug 2009 23:23:15]
◆キリル > ( ふくァ、とあくびを漏らした。 今日は余計な事を考えずに眠れるだろうか? ) … ( どうだろう、と浮かんだ思考にまた眉が寄る。 コレじゃ癖になってしまいそうだと、ぐりぐり指で眉間を解した――― 明日はフラン嬢と会う約束をしているのに。眉間に皺の残ったままじゃァ失礼だ ) ( 蹴飛ばした小石が、川の方へ転がっていった ) [Fri 7 Aug 2009 23:12:36]
◆キリル > ( 寝ようとソファに転がった時でさえ(*使っていたベッドはセィナに使ってもらっている)いつの間にやら卒論の事を考えているし、使えそうだと思ったネタや理論が思い浮かべば起き上がって机に広がってるメモ用紙に書き留める。 ) …セィナの睡眠の邪魔になってなきゃいーけど。 ( 一応こっそり起きて静かに書いてるつもりだが、 ) …、 ( 邪魔ンなってるってよか、心配されてそうだ。 ) …。 ( 首後ろに手を当てて、息を吐いた。あっちィから、このところは髪を上げている事が多い ) [Fri 7 Aug 2009 23:03:50]
◆キリル > ( 卒論の題材にしている作品の中の登場人物やら言葉やらが、目まぐるしく頭の中をぐるぐると巡る ) …、 …。 ( 目を閉じ眉を寄せ、人差し指の関節でぐりぐりとコメカミの辺りを刺激し、親指と人差し指とで目頭をぎゅっと摘む。 本読みまくッて目が疲れてるンだろか。 痛気持ち良い。 ツボとかは知らないが人間、無意識に手が伸びるものだ ) [Fri 7 Aug 2009 22:53:02]
◆キリル > ( それが昼であろうと夜であろうと唐突に掃除がしたくなるタイプである。 何故か唐突に よし! 部屋片付けよう! とか思いだす現実逃避っぷり。 掃除用石鹸が残り少ない事に気づいて買いに出かけてしまうくらいに ) あー…… ( しかしそンな気持ちも、買い物から帰る頃になれば既に萎んでいる。 何やってンだろう俺、と息をついた ) [Fri 7 Aug 2009 22:46:39]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『( 精神的に追い詰められると、 )』 [Fri 7 Aug 2009 22:40:59]
お知らせ > デスさんが退室されました。 『転びそうになった時はこっちも焦ったらしい…』 [Thu 6 Aug 2009 00:57:29]
◆デス > ま、忙しいのが……一番の難敵さね〜……。(うんうん、と納得しつつ…とりあえず居ない様なので少しだけ、ん?と首を傾げて) うん、家で…一杯するのさっ。(意識とんでも家なら大丈夫、とか小さく小さく呟いたけど聞こえたかは謎で… 寧ろ年下の男までキープと褒めてくれる…そんなつわもののご両親だったら…とかは無さそうだけど) さっきの梨のお礼に…刺激的なお散歩さね。(目的地は相手の家。赤くなりつつも…抵抗しなかった相手…買い物袋を手に取れば一緒に並んで歩き…) [Thu 6 Aug 2009 00:56:40]
お知らせ > コンスタンツェさんが退室されました。 『 途中、人通りの多いところで大げさにすっ転びそうになって、死ぬかと思った。 』 [Thu 6 Aug 2009 00:54:37]
◆コンスタンツェ > そういう訳じゃ無いけど―― ん。 ( 少し手に力が入った。 年下の子とこんなことしてたら、恋人は作れないような気がする。では、この関係を止めるかといわれると…なぜかそういう気にはなれなかった。ああ、末期だ。私。 ) う、ん。 …続きは家でしよう? ( ああああ、何を言ってるんだ私は。こんなところ両親に見られたら、不味いことになる。 ) …? デス、君? ( そのまま下着は下ろされて、恥ずかしいところが露出しちゃう形に。まさか、とは思ったけど…そのまさかだったようだ。 ) こ、この格好で!? う、うううぅ。 ( こんな短くして歩いたことないし、しかも履かない状態でだなんて。しかし真っ赤になりつつも、その状態で家まで帰ることだろう! ) [Thu 6 Aug 2009 00:51:57]
◆デス > そうなんだ…?好みのが…いない?(ちょっとだけ気になるのか…お尻を触る手が微妙に力入ってみたりしつつ。からかってしまった、と笑いつつも相手のスカートを捲る辺り多分両方するつもりだったらしい悪魔で。スカートの中…下着はしっかりとした所謂良い物なのを確認。 指がスーゥ、と下着越しに相手の股を撫でて)…そう、さね〜…此処では流石に目立つし…、お腹も空いたし、ね〜…(抵抗しない相手…多分、此処でしたい、と頼めばさせてくれそうにもあるけど…とか考えつつ…下着に指をかけるとスルスル下へ…くるぶし辺りまで下ろして…スカートを上げたままなら下半身露出状態へ挑戦っ)続きはスタンチェルの家で、って事でこのくらいにしとくさねっ。(下着をすっかり脱がせた辺り…穿かないで、というのが条件らしく。 捲っていたスカートも下ろして…何故か腰の所でたくしあげて股下10cm位の位置に調整してみたりしつつ) [Thu 6 Aug 2009 00:45:03]
◆コンスタンツェ > こ、恋人なんて―― 縁は無いわ。今のところ。 ( 腰からお知りに滑る手の感触に、んん と小さく声を漏らす。力が抜けて手から紙袋を落として中身を地面にばら撒いてしまう前に、そっと足元に置いた。 ) なっ―― そ、そういうつもりなら最初からそう言ってよ…っ! ( いや、多分からかわれたのだ。むぐ、と声を詰まらせながら。 人影は無いけれど、覆いになるような障害物の無い見晴らしの良い場所だ。相手がそれを承知しているとは思わずに。 ) ね、ねぇ…。もう少し奥の方に行きましょう?誰か人が来たら―― ( と、言っている間にスカートをたくし上げられる。 不意のタイミングでこういうことになる事が多いせいだろう、下着は少し高めのちゃんとした奴だ。下着消失事件の反動による品薄も収まったし。 ) そ、そんなこと無いもの…。 ( は、と熱い吐息を一つ吐きながら。 きゅ、と自分の服をつかむけど、振り払ったりスカートを抑えたりはしない。 ) [Thu 6 Aug 2009 00:33:07]
◆デス > (とりあえずちゃんとお礼を言う事もできたし、相手もうれしそうなので満足そうな悪魔…いや、獲物(?)) 大抵の悪魔は魔力あるさけど…人間は持ってない奴のが多いさね〜…。(だからこそ自分を居候として世話してる奴もいるさね、とこれは言わずに無言で笑顔のままいて。)ふふ、魔力よりもまずは財力、って奴さね〜…もしくは家事の得意な恋人?(冗談っぽく笑いつつ長めのスカート…余り足出たりするのは苦手なのかな?とか思いつつも腰から臀部を慣れたように手を滑らせて… 辺りを見渡す相手に顔を近づけて)お礼……使い魔じゃないけど家事手伝い……のつもりだったけど…(ぽそ、と囁いて笑って。川辺の芝生…先ほど座っているのを道から直ぐに発見できたように、誰か歩いてくれば確実に見える位置で… 悪魔の少年、それを知っていながらも相手の長いスカートをするすると捲って下着を見える位置まで上げてみようとして)こっちのお礼のが…好きみたい、さね♪ [Thu 6 Aug 2009 00:25:10]
◆コンスタンツェ > ふふふ、どういたしまして。 ( こんな風に素直にお礼を言われちゃうと、ちょっとくすぐったい。 年下の子っていうこともあるけど、確かに自由奔放で放っておけないところはある。そういう相手は、お節介焼きのコンスタンツェの良い獲物になりやすいのだ。 ) そっか、やっぱり魔力とか、魔法とか―― そういうのが必要なのよね。 ( そっちの才能はからっきしである。とはいえ、魔法絡みの事件もあるしあまりに無学というのも問題があるか…。 ) メイドを雇うお金があればいいんだけどね。 ――あら、流石悪魔ね。そういうところは気にするんだ。 ( ちょっと意外そうに笑う。でも、腰を撫でられると少しびっくりしたように体がはねて。ちなみに、今日は珍しく長めのスカートだ。 ) ………。 ( 抗議の声は上がらない。家に招いてご飯をご馳走した後は―― っていう事を考えなかった訳じゃないから。 で、でも、ここで?まあ、外は初めてじゃないんだけど。 きょろきょろと辺りを見渡して、人気が無いことを一応確認しておいた。 ) [Thu 6 Aug 2009 00:13:46]
◆デス > うん、悪魔はやっぱり人間と少し身体が違ったりする…・・・でも、ありがとうさね。(心配してくれた事に礼を言って。 しっかりした相手に比べると余りに自由奔放なのでそう見えるのかもしれないがまあ撫でられて嫌ではないので特に何も抵抗せずに)…あー…確かに使い魔いるとそういうのやってくれるから楽さね〜……けど魔力が必要さね…ややこしい仕事なら尚更。(忙しいらしい日常の相手の気持ちが分かったらしく…いっそメイドさね、とか冗談っぽく言いつつ) 誇り高き(?)悪魔としては其処は気にするさね〜…んー…お返し…(相手の言葉に…自分が出来ること…得意なことで相手が喜びそうなこと…直ぐに浮かんだらしく)……今の梨の分…お返し、してみようさ〜かね?(相手の服…何時もの制服ならズボンだけど私服だと何か…下に穿いた布越しに軽く腰を撫でて…微笑み返してみよう) [Thu 6 Aug 2009 00:05:26]
◆コンスタンツェ > そうなの? …まあ、君が平気だっていうんなら大丈夫か。 ( きっと悪魔だからなのね、とか同じこと考えて。 身長はあんまり変わらないけど、やっぱり子ども扱いしてしまう。デス君だって嫌がっているようには見えないし、まあ良いか。 ) ふぅん、便利ね…。私も使い魔とか使えたら、いろんな雑務を手伝ってもらえるのになあ。 ( はふぅ、とため息。部屋の片付けとかお洗濯物とか、一人暮らしな上仕事が忙しいとどうしてもその辺が手を抜きがちになってしまう。 ) ――ん? そんな、遠慮しなくても良いのに。…でも、もしかしたら何かお返しとかしてくれるのかしら? ( と、微笑みながら尋ねてみた。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:55:47]
◆デス > あ〜……良くわかんないけど平気だったのさ。(きっと悪魔だからさ、とか分かってない様子… 蝙蝠を見ていた相手に笑って)ん、使い魔…普段は羽の中にいるのさ。(割と勝手に出入りさせてる、と簡単に説明して、仕事の時間についてふむふむと頷き……梨を食べていると頭を撫でられて うん?という感じに相手の顔を見れば…なにやら弟を見るような優しい表情。空腹だったのか梨を僅かな時間で食べ終わっていて)ぉ〜…それは助かるさねーっ(財布からからだったのさ、と笑いつつも…梨⇒更にご飯、という申し出にあっさり乗るのも、と思ったらしく)んー…でもご馳走になりっぱなしはちょっと悪い気もするのさね?(こき、と首を傾げてみせた) [Wed 5 Aug 2009 23:48:58]
◆コンスタンツェ > そうよ。太陽の熱にやられて具合が悪くなったり、倒れたりしちゃうんだから。 ( 一応見た感じでは具合が悪いようには見えない、大丈夫そうだ。 蝙蝠たちが消えれば、また物珍しそうにそれを見るだろう。やっぱり、この子は悪魔なんだと改めて思った。…あんまり悪魔っぽくないけど。 ) うん。もう少し決まった時間に終われば楽なんだけど――。 ( 梨を齧るのを見て、その頭を撫でようと片手を伸ばした。こうやってみると本当に弟のように思えてくる。 ) 折角だから、うちに来なさいな。ご飯食べさせてあげるから。 ( 梨一個じゃ足りないだろう。いや、悪魔はそれでも大丈夫なのかもしれないけど。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:41:27]
◆デス > (凄く驚いてる様子の相手、不思議そうな顔で見上げて)ん、そりゃ昼間に寝るから昼寝なのさ〜…夏?そうなのさ?(今日は涼しかったから大丈夫さ、と……寝ている間に使い魔たちが川の水を頭にかけたり日陰作ったりと頑張っていたとは知らない悪魔で。 その使い魔たちは低空に近くに暫く停滞した後、悪魔の背中の方に溶け込むように消えていって)ふーん……仕事って終る時間色々なのさね…?(制服以外の姿が珍しいのか何となく手を伸ばして指先で軽く触ってみよーとかしていたら目の前に梨が……空腹気味だったので素直に受け取り)ありがとっ。んー…朝は何か食べた気がするさね〜(シャクッと良い音たてつつ梨を齧って) [Wed 5 Aug 2009 23:35:08]
◆コンスタンツェ > 昼寝、って…。まさか、昼間からずうっとここに居たの? ――夏は暑いんだから、危ないわよ? ( 具合とか悪くなってない?なんて尋ねて。 ) ううん、お仕事だったけど今日はたまたま早く上がったの。それで今は買い物を済ませて家に帰―― ( 蝙蝠が飛んでいるのを見てちょっとびっくりしたが、使い魔という奴だろうか。 ) …んん。家に帰るところよ。 ( 紙袋からは、果実とか食べるものとかが入ってる。そこから梨を一つ取り出すと、それをデスに差し出して。 ) ほら、お食べなさい。ずっと寝てたってことは何も食べてないんでしょ? [Wed 5 Aug 2009 23:29:10]
◆デス > (仕方ない、居候先に戻るさね、とか考えて頭上を飛び回っている蝙蝠に合図を送ろうとした所、此方に近づいてくる気配… 指先を宙に向かった伸ばしたまま顔を横に向かせて)…ん、昼寝していたらこんな時間になっていたのさ〜。(凄く駄目な状況を素直に答えて…相手の服装が何時もと違う…あれ?っと首を傾げて)今日はお休みさね?(そしてショッピング?と紙袋を持った相手の姿を興味身心に見つめ…ついでに使い魔の蝙蝠たちも低空飛行で頭上近くにパタパタ…) [Wed 5 Aug 2009 23:23:41]
◆コンスタンツェ > ( と、自警団の女―― とはいっても今は制服ではなく私服だが。その姿をみて小さく声を出した。 買い物の帰りなのか、紙袋を抱えている。一度その紙袋を抱えなおすと、ゆっくりとそっちに向かって歩いていこう。今までの仕返しにこっそり近づいて驚かせてやりたいところだったが、生憎荷物があるので諦めた。 ) デス君、どうしたの?こんなところで。 ( そのまま近づいていけば、そう言って声を掛けよう。 ) [Wed 5 Aug 2009 23:18:00]
お知らせ > コンスタンツェさんが来ました。 『 あら。 』 [Wed 5 Aug 2009 23:14:55]
◆デス > んー……お腹も空いたさ…ね…(軽く身体を動かして気が付く。上着…膝丈のコートのポケットを漁るも特に食べる物もなくて…)…ん…何か食べに行くにもちょっと貧乏っさね。(幾らかの金を居候している地方領主から貰ってはいるのだがいまいち貨幣概念が分かってない悪魔は大体直ぐに使い切ってしまうらしく) [Wed 5 Aug 2009 23:09:58]
◆デス > (眠りすぎると鈍い頭痛がするというのは悪魔でも一緒なのか少し眉に皺を寄せながら何度か頭を振って… 使い魔である蝙蝠が頭上の空をパタパタやってるのに気が付くと大体の時間も把握できたらしく、芝生に座ったまま身体をグゥゥゥと上に伸ばしたり足を軽く動かしたりで何となく身体を解そうと試みつつ) [Wed 5 Aug 2009 22:58:28]
◆デス > (昼間、適度に雲があって心地よい気温だった川辺の芝生部分。 毎日が日曜日状態のこの悪魔は遠慮なく一番よさそうな場所に転がって思うが侭に惰眠を堪能して……)気が付いたら真っ暗だったっさね……(ぼーっとした表情で周りを見渡しながら溜息して) [Wed 5 Aug 2009 22:52:03]
お知らせ > デスさんが入室されました。 『川辺で昼寝っさね』 [Wed 5 Aug 2009 22:49:49]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『飛んでッた下駄見つけてきてくださいなー。 ( ←噛まれまくって使い物にならなくなるふらぐ。』 [Wed 5 Aug 2009 21:31:54]
◆キヨ > ( 彼は色ンなところに行って、何度も演奏したり、色ンな現地の音楽を学んで来たりしたンだろうけど―― ) …まぁ本職じゃないっちゃーないンだけど、 ( 彼がいない間、研修やらなんやら、本職の方にリキ入れてたワケですけども、 ) あー…… ( そうだ、明日もパーティのお手伝いに行かないとなンだ。 ) ( じゃぁ、やっぱり曲は今日決めないと。練習の時間を増やさないと。 ) …くまごろー。 ( 呼びかければ、座り込んで耳裏を掻いていた愛犬は わう? と首を傾げる。其の肩にぽン、と両手を乗せ ) きみにじゅうだいなにんむをあたえる。 ( 真顔。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:31:05]
◆キヨ > あ。 ( でもそうか、リートさんにはわたしが見えないンだ。 ) …、 ( 彼が盲目だということを意識しないのはいいのか悪いのか。ちょっと複雑なきぶん。 思わず手が止まって苦い顔。 くぅん? と愛犬が不思議そうに見上げて来た ) あぁー…、 と、 ( リートさんが旅に出てから、なンかレパートリー増えたっけ。 ) … ( どうだったっけ、と忘れる程度には進歩していなさげだ。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:25:40]
◆キヨ > もー…… ( 起き上がりながら しょうがないなって微苦笑して、愛犬の頭をわしわし撫で回してやろう。 夏草の上に座りこみ、 ) 下駄ー… ( どこだー ) ( 手を伸ばしてあちこちぺたぺた。 ) むぅ ン、 ( らちがあかん、とランタンを手に、四つんばいになって飛んだと思しき方へ ) ああー… こンな時にリートさんに会わないといいけど…… ( あの人もよくこのへん来るしなあ。 旅に出ていた彼から、ヴェイトス市に帰ってきたという連絡を今日受け取ったのだけどどど。 ) [Wed 5 Aug 2009 21:16:24]
◆キヨ > うはッ、 ちょ、 ま ( 当ててンのよ、とでも言いたげに素足にくまごろーが擦り寄ってくる。 からン、と足から下駄が落ちた ) わ、馬鹿 危なッ… ! ( 下駄がくまごろーに当たるかもしれないと思ったが、大丈夫だったらしい。わたしの心配を余所に足を舐めてくる愛犬が可愛らしいやら心配やら。 くすぐったさに足が無意識に動いたりしてしまうし。くまごろー蹴らないためには耐える しか…! ) も、 ちょッ、 下駄どこやったンですか…! ( 振り返って愛犬と足とを視界に納めつつ。 足揺らした反動で、どっか飛んでっただろか。 目があンま良くないせいもあって、下駄が視界に映らない ) [Wed 5 Aug 2009 20:59:46]
◆キヨ > ( 最近おろしてることが多い髪は、今日は前みたいに纏めてピンで散らしている。 ) だって首筋あッちいンですよー… ( 誰に話しているのだ。なんてセルフツッコミなんぞかましてみたりするワケで。 ねー、と近くで伏せっている愛犬に同意を求めてみよう。 頭から少し離れた位置に置いたランタンの周りには、小さな羽虫が飛び交っていた ) …… むッ! ( ふくらはぎにこそばいような違和感を感じて ぺちン! 叩いてみたものの、 ) あッ、くそ……! ( 手のひらを見ても戦果なし。いっつも割と高確率で仕留められる のに…! ) でもなんか、今年は蚊が少ない気がするなー…? ( 雨がたくさん降ってるせいだろか。うぅんむ。 ) お? ( と思った矢先、また足になンか当たってるような―― ) ッてくまごろーですか。 ( さっき言葉かけたから、遊んでくれると思ったンだろか。 ) [Wed 5 Aug 2009 20:53:09]
◆キヨ > と 思ってるンだけれどもー… ( なンにしよッかなぁーっと。 夏草の上にうつ伏せに寝っ転がって、足をぱたぱた。 伸ばした両手に掴んだ楽譜の近くには、木製と銀製の細長い筒―― フルートが転がっている。 前者はわたしにフルート教えてくれたおじさんに貰って元々持っていたものだけれど、後者は知人からの貰い物 だ。 ) うぅー 暑いーあちいーあちいぞこのやろー ( 自分でも意味不明な恨み言を漏らしつつ、楽譜集のペェジをぱらり。あッついから、今日は赤地にウサギ模様の甚兵衛を着ている。縮緬地、だ ) [Wed 5 Aug 2009 20:42:01]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( そろそろ新しい曲に挑戦したい。 )』 [Wed 5 Aug 2009 20:28:33]
お知らせ > 夜合さんが帰りました。 『(その姿を湯呑みを手に不思議そうに眺めながら――床の補強をすべきかと、男は迷っていた)』 [Fri 31 Jul 2009 00:07:23]
◆夜合 > (維持ずる為って何だろうね。維持する、だね。何処かで誰かが今更におーあーるぜっと。) [Fri 31 Jul 2009 00:06:11]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが帰りました。 『今夜の内に、夜合の家の隅から隅まで歩くのだった。床強度調査』 [Fri 31 Jul 2009 00:02:38]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > べんり らしい(聞いた事は有るが、実際に見るのは初めての風呂敷に視線が注がれる。そして自分が其れにものを包んで持っている図を想像してみた。……悪くない。少なくとも自分ではそう思うのだった) … (夜合の提案に、しばし考えるような―――或いは、ただ硬直してるだけのような―――静寂が、流れて) 考えて おく。 …でも has それ、なら(帰り道、並んで歩きながら「何時かあの風呂敷の使い方を覚える」と静かに燃えていたりする。目の色が琥珀のままなので多少はわかるだろうか。解りづらいが。そして―――) [Fri 31 Jul 2009 00:01:34]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > ありがとう でも … 大丈夫 (また瞳を閉じて、静かに頷きながら呟いた。それは深い感謝の気持ちを伝える様でも有り、またどこか手の出しようのない運命を静かに受け入れるようであった。その真相は己の心にも良く解らない) 。 (自分で冗談を飛ばしておいて、それが起こしたであろう笑いをどこか遠くに見ているよう。きっと明日あたりになって、漸く「ウケた … ?」と認めるのだろう) ふろ しき [Thu 30 Jul 2009 23:57:03]
◆夜合 > ―― 余り無理をして倒れられないよう。 (元が同じでも、子の為に作られる其れと身体を維持ずる為に在るそれとは勝手が違うように男には思えたのだろう。負担になってはいないだろうかとやや気遣う視線。顔色が如何とか、推し量れないのが少々困った) はは、 (貴女の答えに男は軽く笑って) 散歩途中なのでその様な準備は無いのだけど。 そうだね、これに収まる程度で十分だよ。 (そう言いながら、男が袖中から取り出したは丁寧に折りたたまれた布――風呂敷だ。そして無論の事、持ち帰るのは男であるから量は気にせずともいい) ああ、では私の家は如何かな? 知っての通り一人では広くて、中々掃除の手も回らなくてね。 (適当な草花を得ようと、近く在る葉にそっと触れながら男はのんびりとした口調でそう告げた。多くを望まない男だから、生活自体は質素なものだ) 嫌なら嫌と言ってくれて構わないし、返事も急がないから―― そうだね、次に会った時にでもお聞かせ願えれば。 [Thu 30 Jul 2009 23:51:06]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > 。 (「知らないのですよ」との返事を耳にして、静かに眼を閉じた。やはりどこか安堵したような表情浮かべ、自分の胸にそっと手を当てて…程なくして、瞳は開かれ胸に当てた手も降ろされる) 今 も has 変わらない(さらりと、夜合の問いに答える。母乳は母の体内で血液から作られるゆえ、血飲み子と言うのもあながち間違いではない、と科学が示すにははてあと何年掛かるだろうか。そしてそもそも魔女ギルドから貰った卵が発端ゆえ、蜘蛛の形はしていても違う生き物だと思っている。自分が人と同じ形でも、まるで違うものであるのと同じく) … ええ 牛に引かせる … 様な 量で… なけれ 、 ば(こく、と頷きを一つ。そして…その後に紡いだのは、多分冗談。些かスムーズとは言いがたかったが、それでも多分、冗談) …… どこ、も(ふるふる。二度、首を左右に振った。見世物小屋なら即OKだろうが、さすがに其れは嫌だった) [Thu 30 Jul 2009 23:36:10]
◆夜合 > ―― 、 (その色と向かい合う男は僅か、眩しげに目を細め。貴女の視線の先、追うとも無しにふと見やり) えぇ、知らないのですよ。 (例えば男の左手の甲に有る物が何故在るのか等、男は尋ねられても説明出来無い) ―――あ、 いえ。以前は”血飲み子”であったと… (思い起こした、だけだ。言い難そうにもごりと口の中で蟠る言葉は何処か拙く) …。 …今でも? (今でも、ソレを与えているのかと。問う) そうですか、では宜しければ選ぶのを手伝っていただけませんか――盆栽にしようかと、 (思っているのだと、男は何とはなしに楽しげな雰囲気を纏いながらそう告げる) 川辺の一部を、屋敷に連れ帰りたいのです (等というは子どもじみているだろうか。ふと微笑み) そういえば、今は何処かお勤めでしたか? (さくり。地を踏み体を屈めながら) [Thu 30 Jul 2009 23:25:33]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > ――― そう (夜合話を聞いて、瞳の上、ほんのりと白金と共に浮かんでいた琥珀色が、ほんのりではなくはっきりと琥珀色に変わる。そうして其の瞳を、どこかに向けるでもなく、どこか遠くへと差し伸べるよう流して…) ひとも tes おなじ。 知らないの ね。(その後に零した言葉は、どこか安堵したような響きを帯びていた。その時の表情も、ほんのり。ただ少しだけ、帯びて) ? (以前は―――何だろう。でもこちらからは尋ね返さず、夜合の言葉を待った。何が何でもはっきりさせたい、というわけでもないのだから) 草花 … たしょう なら(咲いている花を見て綺麗だと思うことは珍しくないが、其れに見とれたり、それが心に残ることは極めて稀。そして身体をずらした彼の向こうに見える景色は…草花というより、夏らしいなぁ、という思いを抱くのであった) [Thu 30 Jul 2009 23:14:18]
◆夜合 > ―― 。 大丈夫ですよ。 私とて、己の身体の仕組み等理解していません。 (琥珀に灯りの橙が加わり、常よりも黄味を帯びて輝く貴女の瞳) ―― この間、路地の片隅で木箱の上に座っていた子どもらが、互いに膝を叩き合って足の動くのを面白がっているのを見て酷く驚いた位です から。 (そう言って、男は気恥ずかしげに目を細めた。男の足が人間の子らと同じに反応をするかはさて、わからぬけども。恐らくはするのだろう、人と同じに歩めるならば) ああ、以前は 確か―― (母の、) … (貴女の血を子らに与えていたような。 其れでは、元の蜘蛛の知識があろうと通用しそうに無い) …貴女は、草花はお好きですか? (少々唐突に。男はそう尋ねて、横に半歩身を引いた。その先には葉先を風に揺らす夏草と静かに流れゆく川の情景。ちらちらと交じる小さな明かりは、恐らく蛍なのだろう。天の星と同じく、灯っては消え消えては灯り。瞬いている) [Thu 30 Jul 2009 23:04:23]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > 私も良く 解 … らない 。 それに (ほんのりと琥珀色に染まった瞳はそのままに、静かに一度瞬き。瞼が開いても今だ琥珀の色を湛えた瞳を向けて…) わかっても 何にも … ならない(呪いに詳しい呪術関係のものでも、この呪いの全貌をカンパすることは難しいだろう。存在そのものに働きかけ、生きてはいないが死んでもいない。重く硬いがしかし肉で出来ている、と最早タワゴトのようなもの。だが、其れでこそ呪いでもあろう。理論整然とするのは学術の分野であろうから) …… 季節 に 限らない から(水を入れた盥に漬かりたがる事は有るが、必須と言うわけでもなく、また少しすると其処から出てしまう。其のことから、暑さにやられては居ないとは思ったが) あの子達 fi fi … もの、あんまり食べない…(特に、他の生き物を捕食することがない。パンやビスケットと言った加工された食べ物も、差し出せば多少摘む程度。そして特別な興味でもなければ、生き物の生態など知らぬが常。故に夜合の蜘蛛知識の少なさを気にした素振りも無く) [Thu 30 Jul 2009 22:51:16]
◆夜合 > ――嗚呼、そうでしたか。 (返った答えに男は息をつく。ひやりとしたのは何も絶えず聞こえる川音の所為ばかりでは無い) …、 (失礼にならぬ程度、男は貴女のかんばせを見やる。冷たく見えるのは表面だけなのだろうか――しかし其れでは足音の重厚さが説明出来無い。愚鈍な男では強き呪いに欺かれ、真実の貴女の姿を認めるは難しい) …御子たちは、暑気中り等になっていませんか。 (出掛けたく無いと云うは、その元気が無いのだろうかと) そう、家に瓜があるのですが――― ん。 いや、蜘蛛はそういうのは食べないのでしたっけ。 (小玉のウリ坊――西瓜を御子たちに、と思ったのだが。蜘蛛等つぶさに観察した事の無い男は少々気恥ずかしげに頭を掻きながら生物への無知を現した) [Thu 30 Jul 2009 22:39:48]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > (白金色の瞳が、ほんのりと琥珀色に染まる。特に何かが強く興味を惹いた訳ではないので、ほんのり) 本当 。 蒸し風呂のよう なる もの(日にも因るが日中は本当に熱いこの季節。窓をあけても通る風もないなんてのはザラであった。そうして重さを鑑みて近づいてくれた夜合に、静かに頭を下げて)… いえ (ふる、と首が左右に振られる。やはり、人より少々遅いスピードで)本当に 鉄、では ない から。 (特に気にした様子も無く――何時もの調子で答える。そしてこれ以上の説明は、自分でも大変難しかった。何せ自分の身体には謎が多いのだから。本人からすれば。兎角、日に照らされても鉄のようなことにはならない、と言う点が伝われば良いか、と思っている。子供達は体色が銀色なだけなので、やはりならないらしい。) [Thu 30 Jul 2009 22:24:38]
◆夜合 > (声が返れば男は顔の高さ迄掲げていた提灯を下ろした。傍近く火があったせいだろう、あつく感じられて掌で頬をごし、と軽く拭う) 嗚呼 昼はとても暑いですが、夜は幾分か過ごしやすいですものね―――、 (応えながら男は視線を巡らせ) …、 (ふと目についた地面、足元の緩さを確かめて、成程これは女性には近寄り難かろうと――そう解釈し、己から貴女に近寄る事としよう) ―― 。 貴女や御子達は、陽様の下では人以上に皮膚が熱くなってしまったり―― (嗚呼仕舞った、不躾な質問であったかと途中思い至り) …するのでしょうか (尻すぼみな問い掛け)(歩みに合わせ提灯が仄か、左右にゆらゆらと揺れる) [Thu 30 Jul 2009 22:12:51]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > … 。(そういえば、あの後ろ姿…和服の着こなし方とか、雰囲気とか。そういうものに見覚えが有るような気がしてきた。そんなことを考えている矢先、振り向いて顔をこちらに向ける「誰か」。その顔は提灯の明かりで少し印象が変わっていたけれど、記憶を繋げるには十分なものだった) tes こん、ばんは。 多分 そんな、もの(お散歩ですか、との問には、言葉と頷きを返した。地盤が弱くて沈んだら嫌だから、距離は縮めぬままで) あの子達 は お出かけ、したくない そう(出かける素振りを見せると、その気ならば身体に登ったり、何時ものバスケットに入るのだが、今日はベッドの陰やテーブルの影に入ったまま。なので今日は一人。手ぶらであった) [Thu 30 Jul 2009 22:02:38]
◆夜合 > (―――風景の奏でる繊細さに交じるのは重厚な。) …、 (常人ならば怖がるか、驚くかするのだろうか。しかし既に其の足音が耳慣れた男には、それはただ一人を連想させる音でしかない。 だから、良さそうな草を探ししゃがみこんでいた男は おや、と顔を上げ) … (淡く笑みながら、眩しさに目を細めつつも灯りを顔近くに翳してみせた。これならば貴女にも顔が―――、) …あ。(もしかしたら多少恐い光景になっているかも知れぬと思い至って、苦笑し) …こんばんは。 (お散歩ですか、と問う声は相手に届くようにと意識しながら) [Thu 30 Jul 2009 21:57:10]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW” > 涼 し (夜合が脚を進めた川近くより、更にもう一つ川から遠い道を歩く影がひとつ。完全武装の騎士のような重い足音を出来る限り静かに響かせ、時折吹く川からの夜風に眼を細めていた。こんななりでも暑さ寒さは感じるし、不快指数もバッチリ有効。そうして、ぼー、と涼しさを感じるままに視線をさまよわせると――) … has だれ?(暗い川の側に、提灯のぼんやりとした明かり。位置的に背後で、更に距離があったのでそれが誰だか解らなかった。なので―――戻ってくるまでとりあえず見てよう、と結論付けたのだった。そして客観的には何もせずぼー、としていたように見えるのだった) [Thu 30 Jul 2009 21:47:41]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”さんが入室されました。 『 … 』 [Thu 30 Jul 2009 21:41:21]
◆夜合 > (男は指先で顎を摩り、棒の先に素っ気無く吊るされた提灯を掲げて辺りを見回す。夏草の勢いたるや逞しく、柔らかい新緑に包まれた春の頃が嘘のように草花が背高く生茂っている―――硝子細工の暖簾が風に揺れると等しく、青々とした細い葉達も風に吹かれてはシャラシャラと繊細な音を奏でていた。草木が好き勝手に伸びた風景の中でそれは、辺り一面に流され景色を染め上げた薄墨と川の流れ行く音と相俟って成る程、涼しげだ。) ――― ふむ、 (この涼感を、一部屋敷に移させて戴く事としようか――― さくり、草鞋足を用心深く運んで、川近くへと) [Thu 30 Jul 2009 21:39:07]
◆夜合 > (己自身苦笑を禁じ得ないのだが) ――― (日が落ちて昼より幾分涼のあるこの時分、散歩の途中にふと思い起こしたのだ。先日草もの盆栽の為にと購入した鉢が未だ新品の侭紙に包まれて縁側近く、置き去りになっている事に) さて…、 (梅や松、橘等を用いる木ものと違い草ものは野草を使う。身近な自然からその風景の一部をほんの少しお裾分けして戴くのだ。――しかし、何を使ったものか。) [Thu 30 Jul 2009 21:27:25]
お知らせ > 夜合さんが入室されました。 『( ―――昼にすれば良いのに、と)』 [Thu 30 Jul 2009 21:17:38]
お知らせ > コノハさんが退室されました。 『(そしてまた、登っては落ち、落ちては登り。)』 [Wed 29 Jul 2009 23:20:39]
◆コノハ > … 良し。そろそろ再開しよう。 (一度自身の両頬を叩いて気合を入れなおし、あたしはまだまだ頑張れる、とばかりに起き上がって。草履を履き直し、体の汚れを払って起き上がった。) さぁて、と。もうひと頑張りしますか。 (自分は自分の出来る事を、精一杯やるだけ。手頃な大木の幹に歩み寄りながら、息を深く吸った。) [Wed 29 Jul 2009 23:20:01]
◆コノハ > … 名前。名前さえ思い出せば、全部解決する。筈。 (其れが簡単に思いだせないからこそ、苦労しているのだが。ムムム、と頭抱えて唸るけれど、濃霧に手を伸ばしているみたいに、何の手ごたえも無い。) … あー駄目だぁ。 (ぐで、と脱力すれば、後ろに思い切り体を投げ出して。あー、夜空が綺麗だ。横たわったまま、水のせせらぎと虫の声に、暫し耳を傾けよう。) [Wed 29 Jul 2009 23:00:16]
◆コノハ > (片足を上げれば、小さな水飛沫が上がる。子供みたいに、二三度足をふりあげて。) ハー… あたし、本当に飛べるのかな。 (名前を失ったと同時に、過去の記憶も大分無くしてしまった。その昔、自由に飛び回っていた気がするけれど、それはもしかしたら気の所為で、本当は飛べてなどいなかったのかもしれない。いや、それどころか、自分が天狗と言う事すら、只の勘違いかもしれない。) …って、ンな訳あるかっ! (思わず浮かんだ恐ろしい考えを打ち消すみたいに、思い切り水を蹴りあげた。自分の体に掛かった。冷たくって気持ち良かった。) [Wed 29 Jul 2009 22:54:36]
◆コノハ > (小娘の体は、所々汚れ、擦り傷が出来ていて。前回のように飛ぶ練習をして、今は休憩中という訳で。) 誰か飛べる人に、コツとか教われたらなー。 (少しはマシになるかもしれないのに、と。相変わらずジャンプしては落ちる、の繰り返しで。通りすがりの子供たちに馬鹿にされたから、全力で追いまわしてやった。一人がションベンちびっているのを見て、やり過ぎたと少し反省した。でも面白かった。) [Wed 29 Jul 2009 22:48:34]
◆コノハ > 夜のなのに全然涼しくならないなぁー。 (ほへー、と溜息をつく小娘は、葉団扇を仰ぎながら、両足を水に突っ込んでゆらゆら揺らしていた。本来の葉団扇の使い方である。) こー、「風よ吹け!」的なこと、できたら便利なのにねー。 (全手動風起こし機を弄びながら。流石の小娘にも、今夜の蒸し暑さは堪えるようで。) [Wed 29 Jul 2009 22:42:12]
お知らせ > コノハさんが来ました。 『あぢー。』 [Wed 29 Jul 2009 22:38:25]
お知らせ > 伽香さんが退室されました。 [Mon 27 Jul 2009 22:22:59]
◆伽香 > ( ――そうして暫しの間。 心ゆく迄の水遊びに興じた雪女は、 『 ちゃぷ …、 』 漸くと水面から足をあげ、 ) もぅ、 そろそろ… と。 戻らねば、 心配を… お掛けしてしまいます、 ね。 ( 遊びに興じていた思考も漸くと、落ち着いてきたのだろうか。… だから、戻らないと。 言葉にしてはいるものの、その視線は チラチラ、と。 水面に注がれている辺り、若干の未練はある様子。 )( ……それでも。 視線を引き剥がし、雪女は立ち上がり。川辺から去ってゆくことだろう。 残された水面には暫しの間、薄く氷の膜が張っていた、とか―― 。 ) [Mon 27 Jul 2009 22:22:57]
◆伽香 > ( 一度は就寝を試みてはみたものの、やはり寝苦しさ抜けることなく。… こうして、涼しさ求め此処に彷徨い着いた、と云うワケで。そこまでは、まだ良いのやも知れぬけれども …問題は散策に行って参ります、と云うことを『彼』にお伝えしていなかった、と云う事。雪女が布団を抜けた頃、彼はお仕事の最中。そのような彼にお伝えする事出来ぬまま、さりとて、書き置く白紙はあれど能の無い雪女に『書き置き』を残して来る、などと高等技術施行する事叶わず ――結果。断り無く、こうして涼みに来ている、と云う事実。 ) 冷たい。 とッても、 ……気持ちの 良い。 ( 気付いているのか、いないのか。雪女は水の冷たさにはしゃいでおり、自身の足首辺りから。常に感じる水温より、温度が下がっていると云う現実にも気付くことなく …。 雪女が嬉しさに遊び興じているうち、白い足首の浸した水から徐々に… 薄っすらとした氷の膜が水面を伝い始めてゆく …。 ) [Mon 27 Jul 2009 21:59:03]
◆伽香 > ( 『 ぱしゃ ン …、 』 水の、軽く跳ねる音がひとつ。川辺に響き …、程無く訪れる静寂。 ) … くす 、… くす ッ ( その静謐に紛れ込むは、微かな 笑み。次いで、 ぱしゃ …ぱしゃ、 と。水の跳ねる音が続く。 夜の川辺にて、ちょっとしたホラー現象起こしているとも自覚の無い此の雪女。川辺に座って、素足を浸し。 水遊びに興じているのだった。 ) [Mon 27 Jul 2009 21:46:49]
お知らせ > 伽香さんが来ました。 [Mon 27 Jul 2009 21:40:47]
お知らせ > コノハさんが退室されました。 『(一番初めに戻る。)』 [Sat 25 Jul 2009 21:04:16]
◆コノハ > あたしは出来る…あたしは飛べる…あたしは出来るっ! (見えない風を睨みつける。枝を蹴って、大きく両腕を広げながら、小娘は風の中へと飛び出した。) I Can Fly !!!!! [Sat 25 Jul 2009 21:03:39]
◆コノハ > (暫し手の中の団扇の見つめた後、片手で下腹の辺りに触れて。) アカガネ、あたしもっと強くなってみせるよ。 (下腹の辺りが、少しばかり温かくなってくる。背中の黒翼を精一杯広げて、深呼吸する。夜の風が枝を揺らし、ざわざわと葉が音をたてる。) [Sat 25 Jul 2009 21:00:44]
◆コノハ > (そこそこの高さの所で、太めの枝に足を掛けて、夜の闇を見つめる。) …。 (懐に手を入れれば、八つ手の葉の様な何かを取り出して。俗に言う、天狗の葉団扇という奴。お守り代わりと、天狗の長から渡されたもの。実はそれなりに高度な風の属性を持つのだが…小娘にとっては「団扇」としての役割しかなかった。) …これでも、何かの足しにはなるかもしれないしね。 (困った時には藁にも縋りたくなるのが、人情ってもの。) [Sat 25 Jul 2009 20:56:38]
◆コノハ > 名前を思い出そうとしても思い出せないんだから、こうやって頑張るしかないよっ…! (猿を訪仏とさせる動きで、身軽に木へと登っていく。名前は一部の種族にとって、特別な意味合いを持つことがある。人間にとっての、個々を識別するためのものではなく、魔術的な意味合いを。天狗にとっても、名前は自身の力の源で、其れを奪われたがゆえに、小娘は力を失くしたのである。自身が天狗の禁忌を破ったんだ、仕方が無い。恨んだり後悔したりする暇があったら、小娘は飛ぶために全力を注ぐ。) [Sat 25 Jul 2009 20:49:50]
◆コノハ > (先日アカガネと話した、小娘自身の名前と、空を飛ぶと言う事。アカガネとの誓約で飛翔の加護が得られていようと、神楽という者の魔術がどれほど凄かろうと、アヴィという者のカバラがどれほど凄かろうと、小娘自身が努力をしなければ、事が成し遂げられる筈は無い。アカガネを失望させてしまった事もあり、小娘はいつにない真剣さだ。傍から見ているとふざけているか遊んでいるように見えるかも知れないが、本人は大真面目なのである。) [Sat 25 Jul 2009 20:42:21]
◆コノハ > (蛙が潰れたような間抜けな音と共に、木の上から落ちた小娘が地面に転がっていた。いや、落ちたと言うのは間違い。飛び降りた、というのが正解か。) 違う…っ!飛び降りた、じゃなくて、飛ぼうとした、だ! (誰に突っ込んでいるのだ。がー!と叫びながら、地面から起き上がり。元々頑丈な体ゆえ、着地失敗しようと大した怪我も無いよう。服に付いた汚れを落としながら、ぺたぺたと自身の体を触り。どこも痛まないのを確認すれば、もう一度とばかりに木に登り始める。) [Sat 25 Jul 2009 20:33:35]
お知らせ > コノハさんが入室されました。 『(べちゃり)』 [Sat 25 Jul 2009 20:26:49]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『( 草原に ぽすっとダイブ。 )』 [Fri 24 Jul 2009 01:24:38]
◆シュクレ > なンか――、 時計以外のモノとかも、 ( 作ってみようか。オモチャだとか、 ) …、 ( 川底に手をついて起き上がり、 ) [Fri 24 Jul 2009 01:24:02]
◆シュクレ > ――― 、 ( あァ、頭の中までとけちゃいそう。 )( 冷やしスイカならぬ冷やし飴? あ、なンかそんな飲み物あったよねたしか。 ) ンー… 、 ( ジコジコジコ。 )( ゼンマイを巻いて手を離せば、お風呂のオモチャよろしく月船のミニチュアがぱちゃぱしゃ、小さく飛沫を上げて川面を走った。 ) …、 ( その動きを見つめて )( 流されないうちに、とそっと手で受け止め ) [Fri 24 Jul 2009 01:22:08]
◆シュクレ > ( しゃら さら、 こぽこぷ、 ) ( 耳の傍近くを流れていく水の音。 ) … ( 浸して、 ) ……、 ( 少し掬い上げて。 指の間から零れ伝い落ちていく水 ) ―――― ( 透明なその色に、思い出すのは月船の硝子窓。 オリヴィアさんの柱時計、ボクがデザインするなら中の機構も見えるモノにしようかと考えているンだけど、 ) ――― おヘヤに合わナイかナーァ… ? ( うーン、 ) [Fri 24 Jul 2009 01:04:41]
◆シュクレ > ( まァでも何年も前には、海をどんぶらこっこ漂流してたフレイバーさんとかいたしなァ。 わりと平気かもと思いながらも、ボカァとてもコワくて試せないケド。 ) ――― 一年 かァ、 ( 今夜も望むこと叶わぬ月を想って、空を眺める。 晴れてても今夜は見えないけどネ。 ) …、 ( 慌しかった一年前が懐かしい。 姫君は今頃どうしているンだろう ) ( ふァ、とあくびをした ) [Fri 24 Jul 2009 00:55:41]
◆シュクレ > ( 夏草の上には、 革靴や ズボンや、 シャツや白衣が。 点々と、 ) ――― だァッテ、 暑いンだモン…… ( ぶゥたれて、息をついた。 今はメガネも草の上にほっぽッたまンま。 ) ―――― ( 体の線にそうような 薄い、白のワンピィスを纏ったよな姿で。 浅い瀬の中に、仰向けに横たわっている。 スカァトがふわふわ、水中を漂っていた ) ( 視線の先は生憎のもくもく曇り。 あァコレ、雨降り出したらボク死ぬかも、なンてぼんやり思う。 ) [Fri 24 Jul 2009 00:41:42]
◆シュクレ > ( グレゴリオ暦:24,Jul,1606 )( トキノミヤコ暦日:24,文月,1606 フォーウン式太陰太陽暦:3,季夏(6),1606 アララマ暦:1,Shaban(8),1015 ラエ暦:3,Ab(11),5366 ダライマ暦:3,箕宿月(6),1733 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Fri 24 Jul 2009 00:31:00]
お知らせ > シュクレさんが来ました。 『( ぱしゃ ン、 )』 [Fri 24 Jul 2009 00:25:03]
お知らせ > ファルディアさんが退室されました。 [Mon 20 Jul 2009 23:42:24]
◆ファルディア > (主の足が止まれば、奴隷も止まる) …… (相変わらず短慮だよねぇ) それは、申し訳ありませんでした (男であれば会えただろう。ただしそれは今の状況だ。奴隷の身)(女であれば会えないと言った) (己は蛍がいいと言った) (つまるところ、主に会いたいかどうかという問いに会いたくないと答えている) (どうせ会うのならば奴隷として会いたくはない、と言葉を添えればよかったのかもしれない) (けれど、その声は喉の奥からは出ずに) [Mon 20 Jul 2009 23:42:20]
◆ファルディア > (答えは聞かずとも知っていたけれど) 私はトキノミヤコ人ではありませんけどね (人種に関わらず、儚いものに人は惹かれるものだと奴隷は思っている。だから、儚いものが好きそうというのは主に風流は好きかと問うようなものだと) (主の顔色が変わった) (手を払われる。だが奴隷は驚きもしないし、表情も変えない) (主が起き上がるのなら、己も腰を上げよう。やはり何歩か下がったまま、後ろからついてくる) [Mon 20 Jul 2009 23:28:25]
お知らせ > 紅梅さんが帰りました。 『( ... さァ、考えてご覧 )』 [Mon 20 Jul 2009 23:15:28]
◆紅梅 > ( 数歩。 歩んで、 ) ... 。 ( 足を止め ) ( 扇片手に 振り返 り ) ――― 君は努力家だし、 頑張ってくれてると思ォし 、 幾らか俺に合わせた教養も身についてきたと思ゥ けどォ...... 、 ( ふ、と。 仄かに嘆息を漏らし ) ...相変わらず短慮だ ねェ、 ( そゥ。 呟いて ) ( から ン ) ( 邸へと向かおォ か ) ( 女だったら会えなかっただろうと君が言った。 ) ( なら、男でない方がよかったのかと、 俺は訊いた。 ) [Mon 20 Jul 2009 23:13:50]
◆紅梅 > ( お嫌い? ) ――― いいや ァ? ( 一体、今まで 俺の何を見てきて、 どの口が 言うのか。 ) ... 朱鷺乃都人だから、 ねェ。 一応ォ。 ( なンて )( 其れをコタエとしておこゥ ) ―― 絆ァ? ( ナニソレ、って嘲笑含み。 奴隷と主の間に存在するか否かでは無く 絆という言葉そのものに対する反応のよう。 ) ――― ( 視線の先に嫌気のさした顔。 鏡写しのよォに、 つまらなさそゥな顔を して、 ) ―――― あッそ。 ( 淡とした声を吐いて 伸ばされた手を扇で払い乍、 体を起こす ) ( 涼やかに流れゆく川にも、 折角の星空に細すぎて見えぬ月にも、 足に触れる水の冷たさにも、 飛び交う灯火にも、 ――― 全てに興味を失ったかのよゥ。 ) …。 ( 立ち上がり 漆塗りの下駄に足をかけ、 から ン。 邸の方ォへと 戻りゆこォ。 ) [Mon 20 Jul 2009 23:06:52]
◆ファルディア > 否定はしません。失ってしまったからこそ美しいものもありますし。…マスターはお嫌いでしたか? (しみじみされてしまった。) そうですか (返る言葉はそっけなく) そういうものです。絆があればどれほど離れていても会えると聞いたことはありますが… (奴隷と主の間にそんなものがあるだろうか。足に主の頭が乗る。それを奴隷は止めずに) (投げかけられる問いに、少し考えてからうんざりした様な表情になる) どうせなら蛍にでもなったほうがマシです (ゆぅらりと己の金色を照らす光に目を細めながら) (主も暑かろう。汗が浮かんでいれば手ぬぐいで拭って差し上げようか) [Mon 20 Jul 2009 22:53:38]
◆紅梅 > ――― 嗚呼、 ...君は 儚いモノとか、 好きそゥ。 ( だねェ、って。 勝手に。 しみじみ。 ) ン、 まあねェ。 ( 何も応えられないより は。 ただ、通じるというのが嬉しいから、 ) そォいうモノ かなァ。 ( 腰を下ろした 君の足へ。 当たり前のよォ 頭をのせンとし乍、 ) ―― じゃァ、 男で無ければ良かったァ... ? ( 見上げ、問う。 ひらひら、扇は再び君の顔の前を舞うだろォ。 ) ( 明滅する蛍火に、金の色がぽッと輝いていた ) [Mon 20 Jul 2009 22:25:39]
◆ファルディア > …そうですか。…まぁでも蛍の光は嫌いではありませんから、 (ある意味先ほどの問いも主の”ただ、この心どものゆかしかりつるぞ”に反してはいないだろう) (どうやらその著者とは気が合いそうにない) それだけでご満足いただけましたか? (己の返答が知りたかっただけなら、それだけでもよかっただろうか。言ってから少し考えるように首を小さく傾げ) 私が女であったならそもそも貴方とお会いすることも無かったでしょうね (溜息混じりに告げられた答えに、表情を変えずに答える。薄情だろうか。だがおそらくそうに違いない。そういう確信を持っている) …何でしょうか? (一度立ち上がって、扇で示された場所へと歩み寄り、腰を下ろした。ああ、まるで犬のようだと一瞬思ったが口には出さない) [Mon 20 Jul 2009 22:15:16]
◆紅梅 > ふゥ ン? 其れでも良かったのに―――、 ( クツリ。 見上げる視線に 揶揄の色が浮かぶ ) 君がどォいう意図で言ったのか 言わずにおけば、 俺は勝手に ”夏は、世に知らず暑き” ... という意にとっておいたンだろォ から。 ( 君とは逆。 冬はとても寒いのがいい。 夏はたまらなく暑いのがいい。 というのが、其の著者の好みらしィ から。 ねェ ) ――― 蛍にでも、 ( ちら り。 二人の間 飛び交う仄かな灯火に視線を向け、 ) 話題を向けるくらい かと。 思ってたのだけれどゥ...... 、 ( 笑みを零した侭。 どォ致しまして と。 主は扇を躍らせた侭に ) ( 足の、膝から下がはたはたと上下して 時折、 指先が川面に触れては 軽く飛沫を撒いた ) 良く憶えた ねェ? ――― 嗚呼、 君が 女だったら良かった のに。 ( ふ、と。本気とも冗句ともつかぬ言葉。 溜息まじりに、 ) ... ファルディア。 ...... お座り。 ( 己の顔の横あたり。 扇でぺしりぺしり 示し ) [Mon 20 Jul 2009 21:49:46]
◆ファルディア > (目を瞬かせる主に、奴隷は苦い笑みをこぼす) 私では「暑い」という言葉しか出ませんよ (夜も昼も暑い。敢えて言うなら夏は早朝がいい。どの時間よりもまだすごしやすい。明けきらぬ夜明けの色も嫌いではない。しかしこれでは問いの答えにもなるまい) ………それは (褒められたのか、揶揄なのか) (扇がれれば、微妙な顔になる。慣れないことをされてどう反応したものかと悩む。結局ありがとうございます、と言うに留めた。主の行動は、やはりよく分からない) [Mon 20 Jul 2009 21:37:06]
◆紅梅 > ( 口を閉ざしている間。 暑さにはらり、扇子を開き ) ―――― おや、 ( ぱち、 ぱち。 )( 主は、流れる川の如く さらさら、 零れる言の葉に。 数度、瞬く。 ) ――― ” ただ、この心どものゆかしかりつるぞ ” と、思ったンだけ どォ... 、 ( ただ、君がどう応えるか知りたかっただけだったんだけ ど。 )( また、えらくストレェトなコタエだこと。 ) …、 ( 小さく笑い声が漏れる ) ... まァ 真面目な君らしィといえば、 らしィの かなァ ? ( 君の目の前 ひらひら、 舞って風を送る扇。 ホラ、暑そゥだった から。 ねェ。 ご褒美? 逆はあっても、扇がれること等そォないでしょゥ? ) [Mon 20 Jul 2009 21:19:41]
◆ファルディア > (膝をついたまま、主を見やる。目で先を促すことも、声で問うこともしない。とりあえずは、「無い」と言われるまでは待つことにした) (少し間があって、己の名を呼ばれた) はい (それに奴隷は短く答えて) ……… (主の口から短く放たれたのは) ………月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。…また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。ですか? (少しの間があって、奴隷からいらえがある。ちらちらと浮かぶ光を見やりながら) [Mon 20 Jul 2009 21:05:38]
◆紅梅 > ――― 、 ( 視線の向かう先。 其が幾分下に落ちても。 未だ主は、 左の手を杖に、 見上げた侭。 ) ( 御用。 ) … ( ゴヨウ ねェ... 、 と、 心中でごちる。 其の間に瞼がゆるり、瞬いて ) ...... ファルディア。 ( 名を、呼ばわる ) ――― ” 夏は 夜 ” 。 ( 簡単な、問を一つ ) ( 何時の間か。 鳴かなくなった蝉にかわって かはづと、夜鳴きの虫が鳴く夏野の只中 で。 周囲に浮かぶ光は。 遠く見ゆ、邸の灯りばかりでは無く ) [Mon 20 Jul 2009 20:47:59]
◆ファルディア > (寝転がっていたんですねすみませんとは誰かの言。見ていたのはきっと後姿ではなく頭頂部) …ええ、まぁ。お声をおかけしたほうがよろしかったでしょうか? (ならば次からはそのように。険を含んだ視線からは無意識のうちに視線を逸らして) ……私など見ても面白くはありませんよ (この主に見上げられるというのは何だか妙な感じがする。奴隷は膝を折り、身長の差を埋めようと) それとも何か御用がおありですか [Mon 20 Jul 2009 20:37:21]
◆紅梅 > ...... 、 ( 独り言 と――否、居ようと居まいと独りごちであるはかわらぬけれど―― そォ、思っていたところに。 届くは小さく零れた息。 誰かの気配―― ) ――― ( 主は川に両足を浸し 仰向けに寝ッ転がった侭 頭と視線だけを動かして、 上…、後ろへと向き ) ――― なンだ。 いたの。 ( すゥ、と目が細まって。 険を含む。 気配をよむ 等という芸当は出来ないもの。 ) ( ころ ン ) ( 仰向けを、うつ伏せに かえる。 川に浸かっていた足は 水音を立て、膝を折った侭 今度は川底でなく其の逆を、 天を向く。 頬杖をつき 傍居る君を眺めよゥ ) [Mon 20 Jul 2009 20:19:16]
◆ファルディア > (三歩下がって師の影踏まず――というわけではないが、奴隷は主の後ろにいた。何かあれば主は己を呼ぶだろう。奴隷自らが主に話しかけることは少ない) (翠の目は主の後姿に注がれている。主の言葉を聞くともなしに聞いているが、それに口を挟む気はあまりない。代わりに軽く溜息が漏れた。少し暑い) [Mon 20 Jul 2009 20:09:09]
お知らせ > ファルディアさんが入室されました。 『 (そばに控えていた奴隷) 』 [Mon 20 Jul 2009 20:00:50]
◆紅梅 > ( ―― 否、真に漏らしたい言の葉は 其では無く、 ) ――― 、 ( 嗚呼 きっと、 己のふとした呟きに応え得ることの出来る者は 中々いないだろゥ、と――― 応えるどころか、理解さえ怪しい ) ...... アマウラなら、 ( 幾らか居よゥ けど。 気に入りの吉原遊女を始めとして、 ) …。 ( ぱち ン ) ( 扇を、閉じた ) [Mon 20 Jul 2009 19:55:35]
◆紅梅 > ―― 女郎花には まだ、すこォし 早い かなァ ...? ( 幾ら古歌に、 ひぐらしの鳴きぬる時は、 とあろォとも。 ) ... 。 ... 嗚呼、 ( ふ、と息をつく ) ( ぴしゃ り、 ) …。 ( 上げた右足は、 また とぷり。 川面へと飲み込まれ ) ( 扇を手にした右の袖が、顔の上半分を覆い隠す。 声は漏らさず ただ、僅かな唇の動きだけが あ つ い と 恨み言を漏らす ) [Mon 20 Jul 2009 19:47:55]
◆紅梅 > ( 白地に水墨の草花が踊る、 紙張りの蝙蝠扇は。 手のうちではたり はた り、と。 緩やかに舞う ) … ( 邸から 幾分か、歩を進めた先。 川縁に座りこンで。 盥の、かわり。 足を浸すは 流水のうち。 ) …春は、 萌え。 ( 夏は、緑 に。 ) ( 秋は紅のまだらに見ゆ 山では、なけれども。 緑の色濃き夏草の上へと ころン。 仰向けに寝転がった。 )( ――遠く望む山は はや、 紅ではなく 黒墨のイロ ) [Mon 20 Jul 2009 19:30:52]
◆紅梅 > ( 岩走る、 瀧もとどろに。 鳴いていた蝉は、 昼と比べれば 今は、少ォし大人しい。 辺りの、 薄闇に包まれる。 其と時を同じくに、静まりゆく蝉時雨。 ) ――― ひぐらしは、 時と 鳴けど も。 ( なンて。 ) ( 良く心得ていること。 ) [Mon 20 Jul 2009 19:19:26]
お知らせ > 紅梅さんが来ました。 [Mon 20 Jul 2009 19:07:59]
お知らせ > メアリィさんが退室されました。 『何でこっち来たんだっけ』 [Tue 14 Jul 2009 00:39:32]
◆メアリィ > ばいばい またね (天に向かって最後にそう声を掛けて。女は一度ゆっくりと瞬きをする) さぁて、帰りましょ (誰に語るわけでもなく、呟いて。女はゆっくり、体を横たえていた草むらから身を起こす。 足元のカンテラを持ち上げれば、それまでいたところを照らして、うっすらと人の形) 早く帰んないと、マスターが煩いからね (女は、カンテラが照らし出す道を、その青い瞳で見つめて帰路に着く。足取りは僅かに軽く、しっかりと地面踏みしめて) [Tue 14 Jul 2009 00:36:32]
◆メアリィ > (ぅん、もうちょっとゆっくり動いてくれてもいいじゃないの。目で追うのも疲れるんだから) あら、そんなに急いで体を冷やしたいの? うん、わかったわまた今度ね (何だ、急いでいただけだったのね、せっかちさん。もういいわよ、わたしのことは気にせず海に浸かってきなさいな。塩水はお嫌い?あたしはしょっぱいのは嫌いだわ) あんまり冷やしすぎて、体の火を消してはダメよ? (あらあら、あんなに急いで…もう見えない。あたしの忠告は届いたかしら?) [Tue 14 Jul 2009 00:28:21]
◆メアリィ > (そこに彼女は何を見ているのか。彼女にしか見えない何かか) あらそう、お水の中に? (川のせせらぎと、穏やかな風で葉が揺れる音の中に彼女は何を聞くのか。宙にある何かとの会話は続く) 体を冷やすのね、それは良い考えだわ わたしも今度そうするわ (暑い昼間にすれば気持ちよさそう。 いまは横になっているからやらないわ。お店まで遠いし) [Tue 14 Jul 2009 00:19:02]
◆メアリィ > (店とは打って変わって丈の長いフレアスカートに、ところどころ汚れの目立つ白いシャツ。店でつけているエプロン。そして薬の詰まったポシェット。 そんな外出用の服装で、ごろんと草むらに埋もれれば、汚れも追加でついてゆく。青臭い匂いと共に) お星様も楽しそうねぇ ちかちかふらふら どこいくのー? (空を見上げる瞳には、空の星々が移りこみ、しかしてその青い瞳はそれ以外の何かを追って、ふらりふらりと視線を宙にさまよわせ、語りかける) [Tue 14 Jul 2009 00:11:38]
◆メアリィ > (汚れを気にすることなく、丈の長い草むらに身を預ける女。 足元にカンテラ置いて、夜空を見上げるように) うふふふふ 夜の散歩はいいわねぇ (眠たそうに、とろんとした眼差しを雲のない空に向けて。女はご機嫌な独り言を呟く。調子のずれた鼻歌交じり) [Tue 14 Jul 2009 00:03:33]
お知らせ > メアリィさんが入室されました。 『(のびをして横たわる)』 [Mon 13 Jul 2009 23:57:00]
お知らせ > ララ・アヴィスさんが帰りました。 『帰る前に雨が降りませんように――(※降ったら土塊に還る件。)』 [Sat 11 Jul 2009 03:54:33]
◆ララ・アヴィス > ――素敵な手ですよ。きれいです――(撫でてきた腕を優しく掴んで、軽く微笑むと、) ええ、んっと…キヨさん…でいいんでしょうか。ご一緒しますよ?(ナイトの空いた手を指して、両手に乗って帰ろうと申し出て) ――あ、怖い?( 存外、揺れる。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:53:54]
◆ララ・アヴィス > 囲まれて――というほど、沢山使役できているんでもないですが。(家に帰れば小間使いのような小さなのはいるけれど。制御もできる程度の単純な構成で、全力で暴れてもせいぜい人間の赤子程度の力で、それでも――) 力を持っていて、頭を持ってないモノは、基本的に危険なんですよ――(『主を悪人に殺されないようにせよ』と命じられたゴーレムが、その場で主を殺害した』 ―― カバリストとして、かなり初歩の段階で教わる話だ。 なるほど、これなら「悪人に殺される」ことはない。死体はこれ以上死ねないのだから。) 何か間違えて、私の作ったモノが私の大好きな何者かを死なせた時に…、冷静に報告書まとめる自分がイヤなのかもしれません。 (ふう、と一息吐いて。) ごめんなさい、湿っぽい話を――ああもう、毛皮汚れちゃいますよ?(腹を向けて転がる仔犬に目を細めて、) 愛着ですか…。道具に愛着持っておかしいことなんてないですしね、…そうなのかもしれません。(云うと、ゴーレムの体に優しく触れた) ――ん、っ(頭に載せられた手。くすぐったそうに目を閉じて――) 素敵na [Sat 11 Jul 2009 03:51:00]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『また機会があれば貴女の言葉をきかせてください。(知識でも考察でも挨拶でも、なんでも)』 [Sat 11 Jul 2009 03:38:28]
◆キヨ > ――― んー、ゴーレムに囲まれて生活してる、カンジです か? ( わんこも全力でじゃれつきにいってるから、きっとお互い様。 )( あんまりナマモノとのふれあいないんでしょっか。さっきの考察といい、頭良い子みたいですし本とか向き合うのはそんな無機物ばっかりで? …わたしも、家族のためになんかしなきゃ、せめて家事とかしなきゃ、とか思わなければ、ずっとおうちの中で、歩く事もあんまりしなくなって、本とか読んで過ごしてたり、したんだろうか。 なんか、想像できないや。 ) んや、くまごろーはめちゃめちゃ懐いてますよ。 ( だから大丈夫、ってへらり笑った。 だってほら腹みせてるし。撫でてくれといわんばかり。 なんだろうなぁ、獣使いさんってんじゃないけど、なんかそんな。道具扱いってさっき言ってたけど、きっと愛着とかは知らずわいてるんじゃないかって、思う―― のは、わたしの勝手な考えですけども。 ) ――― うン? 謝らなくてだぁいじょうぶですよー。 ( あはは、って笑いとばした。 ホント、わたしの言葉を受け取って色々考えてくれたのは嬉しかったですから。 わたしより低い位置にある小さな頭を、撫でるつもりで手を伸ばし。 ) … 生ハギス、ですか。 ( わかりやすいようなわかりにくいようなッ。 ちんみ。…。 ) いや、じゃなくってララさんですね。 わたしはそろそろ帰るつもりですが、どうでしょう。途中まで一緒にー? ( 行きませんか、とへらりお誘い。 フルートしまって、鞄とランタン持ち上げて。 送りましょうか、っていわないのは貴女の背後に立派なナイトが控えてるから。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:36:24]
◆ララ・アヴィス > …正直、扱いかねる、ってのもあるんでしょうかね。自分で飼おうかなとも思ったことはありますが――(撫でるにも力加減が分らない様子のまま――) 生きてるモノをゴーレムみたいに扱ってしまうような気がして。(生きていないものを動かす、生死の間を擬似的に曖昧にするのが生業――) 私は生き物を扱うのが、少しばかり、不安です。(ま、動物のほうも私を好いちゃくれませんが、と――自嘲気味に笑った) …その、申し訳ないことを言ってしまった…のでしょうか?(言葉の取り返しの付かなさは、分っているつもりではいたけど――それでも、その表情でまるで何かが許されるんじゃないか、というように――眉を下げて、困った顔になる。) いやっ、その…何か…すみません。(きっと、どの言葉がどう響いたか――あるいは、どの言葉が一番致命的かなんて、この娘には向こう十数年は、到底理解できまい。そしてそれを知らなければ知らないだけ、謝罪の言葉はむしろ空しく――) …私は、ララ・アヴィスといいます――変な名前ですけど、「生ハギス」と同じイントネーションです。(何故ハギス。何故民族料理。) [Sat 11 Jul 2009 03:22:29]
◆キヨ > ( 表情と体とが数瞬固まる。 動き始めてもぎこちなく、鈍い ) ――― 、 ( 淡々と述べられていく意見――推測、推論、本からの参考知識。 それは学者の常、無意識の考察。 ) ( なんだろう、わたしには難しくてよくわからないのか、理解することをしようとしていないのか、 貴女の言葉が上手く頭の中に入ってこない。 ) …、 ( 意識のうちに残ったのは、 センゾガエリ と、 イジョウ という、それぞれの単語。 ) ―― ん? あ、 いいえー。 ( … へらり。 わたしは、笑みを浮かべる。貼り付けたみたいに。 ぱたぱたと手を振って、 ) 気にしないでくださいな。 ン、悪気無いのはわかってますからー、 … むしろこう、 わたし に、興味持ってくれたのは嬉しいンですよ。 ホント。 ( 複雑さの中に、 ぇへへ、って浮かべるのは照れ笑い。 両方ほんとのキモチ。 ) ―― 良かったら、お名前教えてくれませんか。 お嬢さん。 わたしは、キヨっていいます。 アマウラ―― いや、フォーウンかな? の文字で、 白、って書いて キヨ。 あ、こっちはくまごろーですよ。 ( にへら、愛犬を示しつつ。 ) [Sat 11 Jul 2009 03:06:23]
◆キヨ > ふへへ、ありがとうございます。 ( やッぱ、自分の飼い犬褒められたら嬉しいじゃないですか。ほめられたのわたしじゃないンですけど、なんか照れる。 でも――なんかこう、言い方が。 ) …あンまり動物とか、触れ合ったことないんですかー? ( かな、って。かくり首を傾げつつ、貴女とわんころとを視界に入れつつもゴォレムさんへと視線向けた。 なんだろう、なんかあたたかみがあるように感じるンだけど、そういう感覚とッぱらってしまうと無機質なカンジだ。ゴォレムも、貴女も。 まるで限られた空間の中でつくりあげられたみたいな。違和感 ) ――― ( そう、只の道具なんですよ。 )( …貴女の声が、耳に残る。 ) …、 ( 淡々と紡がれる言葉に、わたしは黙って耳を傾けていた ) ( 向けられた笑みに、ぱち、と瞬いて ) …ぇへへ。 ありがとうございます。 ( わたしも笑った。 ――― けど、 ) [Sat 11 Jul 2009 02:56:02]
◆ララ・アヴィス > ――家族全員がイエロティア系、しかも兄弟まで――なるほど、聞かない話ではありませんね。私がかつて読んだ本には――たしかネイティヴ・ヴェイティアンの話で―「先祖がえり」と呼んでいましたが――そういうものは、その子供が異常なのではなくて、祖父や祖母、ひょっとするとそれより前の祖先にあったものが、偶然親の世代だけ「なかった」、「空白の代」ができたのだ――って話でした。だからもしかすると、貴女の産む子供は貴女と同じに――(ここまで一直線に語って、ようやく相手の表情に目が行った。) あ、えっと、す、すみません…!(『異常』という恐ろしいキーワードを自然に口に出来る学者気質ながら、最低限の社交性は持ち合わせていたようだ。最低限と呼ぶには足らないかもしれないが。) [Sat 11 Jul 2009 02:53:06]
◆ララ・アヴィス > ああ、動物って可愛いもんですね・・・(動物慣れしていない人間特有の、がむしゃらな撫で回し方だったが――仔犬はものともせずにじゃれ付いてきた。ぶつかり合う元気と元気。辺りの草ッ切れなんか舞ったりして。) ――不思議な関係、なンですよ。(もふもふと仔犬を撫でながら――) 本来、学者なんてモンは研究対象に余計な感傷を向けるべきじゃあないんです――只の道具です。物を切るのにナイフを使うのと同じ話で。そう、只の道具なんですよ。(不思議に張った声が出た――大きくはないものの、やけにはっきりした声。) ――補修や修理をするのも、刃物を研いだり、繕い物をするのと一緒――私はこのゴーレムを、本当にモノのように扱っているし、一度だって礼を云ったこともない。そして、そうすべきだとも知っている――(そこで一旦言葉を切って、厳しい色をしていた目が、ふと話をする前の色合いに戻った) ――それでも、…「ペット」って云われると、ちょっとばかり嬉しいですね。不思議です。(手元でばったんばったんしている仔犬を見やりながら、薄く微笑んだ) [Sat 11 Jul 2009 02:45:08]
◆キヨ > や、驚かせたのはこッちの方ですからー。 ( 気にしない気にしない、ッて。 あはは、と手をぱたぱた振った。 ) そうですか? そう言ってもらえると気が楽ですよ――ありがとうございます。 ( わんこはもっと撫でてと言わンばかりに頭をぐりぐり、貴女の手に押し付けて。足元とかに体、すり寄せようとする。お腹みせてごろンするのは、たぶんその後。 ) え。 あ、いや、 …す、すみま せん? ( で、いいんだろか。気に障ったンだろうかとちょっとぎくン、窺うように貴女の所作を見つめつつ。 まさか学者サンだなんて思ってないですから、 ) って、おもしろい? ( はて、と首を傾げてから、貴女のお答えを拝聴しませう。 ) …はァ。 保護者、じゃぁなく 補助者、って感じですか? ( あるいは補助物? まぁそのへんの差異はともかく―― わたしは貴女の肌を何気なく見つめて、 )( そういえば貴女も―― ) …ン、 ( 思わずぎくンとして、半歩体を引いた。予防線 みたいな、 ) ――― あ。 あー、 イヤ、 ( へらり。ぎこちなく笑んで、ふるふると首を振り ) ウチは父者(ててじゃ)も母者も兄者もみィー ンな、アマウラ系イエロティアな黒髪黒目黄色肌なンです けどー……、 …なんでか、わたしだけ、 ( つまり連綿と続く種族としてのアルビノイアではないのだ、と。 どッちの種族にもまじれない半端な。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:31:39]
◆ララ・アヴィス > 恥ずかしいところを… (俯きながら、ゴーレムの掌に軽く寄り掛かった――) いえいえ。このくらいのコがやるなら、可愛いものです――(ちんまりした仔犬の、絶えずばたばた動き回るのを眺めながら。腹でも見せてきたら撫で回してやろうとか思いつつ。) ――ペット。(はた、と、目を丸くして。) ペット…。そう呼ばれたことは、いまだかつて無かった、ですね…面白い。(ぬぬう、と、視線を下に向け、考える仕草を――学者馬鹿の癖のようなもので。) ペット、というのが――このコみたいに可愛がってなでなでする相手なら、違います…ね。なんでしょう、松葉杖、みたいなもの…?(見てのとおり虚弱なもんで、と生白い肌を見せて笑う。) ――あれ、そういえば貴女も――(暗闇にやけに映える白い肌を見て、ふと気づく。いつも鏡に映る自分の色とそっくりだと。) ――アルビノイア?(無神経は学者の慢性疾患。好奇心を前に、気にしてるとか傷つくとかの心の機微がどこかに放り出されるのは、学者馬鹿の悪い癖――凹まれたりとかそういうの考えもせず、さらっと云った) [Sat 11 Jul 2009 02:20:27]
◆キヨ > あ、 ( 幾分ほッとして、あぁソレなら良かった、と応えるつもり が、 ) うぁ。 ( いたッそーな声。ちょっと眉が寄って顔を顰めた。転んだのはお嬢さんであってわたしじゃないンだけども。だけども。 うン、大丈夫だいじょーぶ。 だから落ちつい て? …なンて、慌てさせてるわたしが思うンもなんですけど。 ) ―― いえいえ、どォいたしましてー。 ( へら、と笑み浮かべ。 ) ( 重ねられた手は、 あぁ、ちっさい。ほそっこい。やぁらかい。かぁいらしい―― もちろン小さな手以外も、とても、 そう、とてもわたしとおンなじ色を持ってるなんて思えない。 自分じゃ疎ましいこの色も、貴女が持ってたらこんなにもキレェ。 ) … ( とはいえいつまでも握ってンのもヘンでしょーから、名残惜しげに離しつつ、 )( くまごろーはといえばなでなでされてしっぽ振ってご満悦だ。もうねッころがって腹とか見せそうな勢いだ。 ) わぁうらやm―― じゃない、ちょっとは反省しなさーいー。 ( 愛犬を、もー、って溜息まじりに叱りつつ。 ) …えー ト。 ( ちらり。 貴女の背後に視線。 こう、顔に 気になる! って書いてあるみたいな。しせん。 ) …おじょーさんのぺっとデスカ? ( ソレ、と貴女の背後をフルートでさししめしつつ。(失礼。 ) [Sat 11 Jul 2009 02:09:42]
◆ララ・アヴィス > あ、いえ、大丈夫で―― (…慌てて立ち上がろうとして、ついた手を滑らせてた) ――すぎゃっ!(初対面で聞かせるには幾分ハードル高い悲鳴をあげて、再度転んだ。) ――ッあ、ありがとうございます…(差し出された手をぐっとつかんで、今度こそすっくと起き上がる。ゴーレムの掌の上にぺたんと座ったまま、握った手をどうしようか迷いながら――) 可愛いコですね。(背後に可愛げないの従えた少女は、空いた手で仔犬を撫ぜた。) [Sat 11 Jul 2009 01:57:24]
◆ララ・アヴィス > あ、いえ、大丈夫、 [Sat 11 Jul 2009 01:53:22]
◆キヨ > ( 一体くまごろーはどこへ向かったンかしらと、姿勢を崩さぬ程度にちらと視線むけ て、 ) …ッ! ( ぷぴー! ) ( 曲の中途でそンな風にオトが跳ね上がり、わたしは手を止めた。 )( いやし=かわゆいおなのこ はっけん。 じゃなくて。じゃなくて。いや間違ってないけど、 ) ちょッ、 こら…! ( フルート握ったまンま、ぺたンと座り込んだ貴女にじゃれつこうとしてる愛犬のトコへと駆け寄り―― ながら、うぁ、って驚いた顔するのは貴女の背後のゴォレムを目に止めたせい。 ) くまごろー、いくらカワイイおじょーさんだからってだめd ――― あ、イヤこッちこそごめんなさい…! …服とか汚れませんでした?? ( 粗相しでかしたのはわたしとわんこの方でしょーに。 なんでかしょんぼり謝られてわたしも言葉を途中で切ってぺこぺこと頭を下げる。 ) すみません、この子遊んでもらいたかったみたいで――、 ( あは、とすまなそうに笑いながら、こう自然な動作で手を差し出した。 お手をどォぞ、お嬢さん? ) [Sat 11 Jul 2009 01:51:36]
◆ララ・アヴィス > ……。 (ゴーレムは、笛吹く人影の数歩後ろで歩みを止め、主を載せた掌を、そっと地面の高さに降ろす。) ええ、と…。(静かに近付いたのが仇になったか、演奏は止まない。誰も音奏でるヒトは皆心現世にあらぬもの、というやつで――あんまり気持ちよさそうに吹くものだから、声をかけるすべもない。戸惑う少女のところに、茶色の子犬が駆け込んできた) わ、ぁっ!?(闇の中から現れた茶色い何者かに、ゴーレムの手の上で後ろにしりもちをついて――) い、犬?(静かにするとかはどこへやら、この頃にはもう普通の音量で喋っている。犬に手先だけでかまいながら、演奏の邪魔になったかと、申し訳なさそうに顔を上げて――) あ、その、ごめんなさい … [Sat 11 Jul 2009 01:41:27]
◆キヨ > ――― ( 『 ああ、どこか不思議なくにの誰かが、それを見つけて 私のことを知ってくれないかしら。 私はこの紙のおふねにうちの庭で摘んだおはなをのせるのよ。そしてこの朝の花が、無事に夜の国へ運ばれたらどんなに素敵かしら 』 ) ――― … ( この曲に歌詞はないし、誰がどんな思いで作った曲かなンてわたしは知りませんけども。 のんびり緩やかな指の動きの間に、軽快なリズムがまじる。 こどもがはなしをしながら、浮かれてはしゃいでくみたいに。こどもの笑い声を模しているかのように。 そこのトコは、指がもつれないよう注意しませんと ) ( 飼い犬は寝転がっていた姿勢から立ち上がれば、ぶるぶる体を震わせて。貴女の匂いのする方へたッと駆けていくでしょう。 ) ―――、 ( 抜き足差し足に気付けないわたしは、くまごろーが駆け出すのを視界におさめつつも、ちょッと不思議そうに目を瞬かせて、でもまだオトは止めずに――けどもたぶん、動揺はオトやリズムに表れたでしょうけど。どうにも演奏関連にゃ度胸がないもンで。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:31:10]
◆ララ・アヴィス > (のっしのっしと歩くゴーレムの足取りは人間のそれより遅く――音の出所と思しき人影に、ゆっくり近付いていく。) …水溜り、よけて。(云いながら、ゴーレムの岩肌をぺたり――ほかの無機物がみんなそうであるように、このゴーレムに声による命令は届かない。そう分っていても、つい声に出してしまう――誰しも思い当たる節がある行動だろうが、さて。) …ん、ッ?(曲が変わった。先の一曲より、いくぶん落ち着いた曲。) 少し、静かに――(「静かに」、のところで、岩肌をやさしく撫でると――ゴーレムの足の動きがいちだんとゆっくりしたものになった――くり貫かれた木の奏でる、素朴で繊細な音――なんだかこの音を、邪魔してはいけないような気がして。) ――…。(結果、ものすごく「抜き足忍び足」のような格好になっている――) [Sat 11 Jul 2009 01:20:38]
◆キヨ > ―― ッし、 ( 選んだのは、”かみのふね”。 せッかくだから、と銀色をケェスにしまって かわりに、そのへんに放り投げたまんまの鞄から布袋を取り出し、中から木製のフルートを出す。 こッちのがオトが良く通るし、銀色の澄んだ音色と違ってあったかいオトをしている。 まぁ単に吹きなれてて扱いやすいってーのもありますががが。 ) …。 ( 姿勢を正して、フルートを構え、唇を寄せた。 そぅして、息を吹きこン で、 ) ―― ( 『 ねぇ、知っている? その川には毎日、紙のおふねが流れていくの。 どうしてって? それはね、私が流しているからよ。 大きな字で 自分の名前と、 住んでいる村の名前を書いて、毎日 まいにち、私はひとつずつ、紙のおふねを川に流すの――― 』 ) ( 再び流れる音色は、そンなイメェジの曲らしい。 ) ( フルートにばかり意識がいってるわたしのかわり、多分愛犬が動きを止めて貴女の方へ耳やら鼻やらひくひくさせてるンだろう。もうちょっとしたらわたしも、規則正しく重いオトに気付けるでしょーか。 ) [Sat 11 Jul 2009 01:09:47]
◆ララ・アヴィス > んー…涼し、い。 (ゴツいゴーレムの腕の上で、なまっちろい少女が伸びをした。) 雨ばっかりで厭になりますよ… (雨で溶けるゴーレムを使役する身、梅雨時は必然的に引きこもりがちなのだ。) たまには外も悪くな…あれ?(川べりから、耳慣れない笛の音色。歌や芸事にはまったく疎い少女でも、ふと引き寄せられるような音色に、ゴーレムの肌をぺちぺち叩いて――) …あっちに。 (のしのしと近付いた――ゴーレムに不慣れなヒトにやるとびっくりされるだろうけど。) [Sat 11 Jul 2009 00:59:27]
お知らせ > ララ・アヴィスさんが来ました。 『川辺に続く道を、巨体がのしのしと。』 [Sat 11 Jul 2009 00:54:42]
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