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お知らせ > 天才画家エイブラハムさんが退室されました。 『 エイブラハムは後悔したが、その後悔の念を聞いてくれる相手も、最早居ないのである。 』 [Thu 27 May 2010 23:32:44]
◆天才画家エイブラハム > あの小娘…。 ( 俺にしがみ付き、離すまいとしたあのイエロティア。 ) …名は、なんというのだろう。 ( 俺は再び筆を走らせる。残念ながら、そいつが泣いている顔しか思い出せなかった。 嗚呼、思えばあの小娘がそうだったのかもしれない。俺を理解しようとしてくれた人だったのかもしれない。…だが、もうここには居ない。結局俺は一人なのだ。今までも、これからも、永遠に。 ) ………。 ( 天才画家エイブラハムは筆を落とした。筆は若草の上でぽんと跳ねる。…もう、必要の無いものだ。俺が描く絵を、評価してくれる誰かも居ないのだ。そしてすとんと膝を付き、横たわり、目を瞑る。涙が滲み、嗚咽が毀れる。 ) 俺は… 俺は、一人だ。…一人になってしまった。 [Thu 27 May 2010 23:30:35]
◆天才画家エイブラハム > ( …天国。天国ってのは、どんな場所なんだろう。己の呪われた魂を絵画の世界に固定してしまった自分には、もうわからない。あらゆる祝福に満ち溢れた場所なのだろうか。それとも、神が捌きを下す審判の場所なのだろうか。少なくとも―― 今の自分のように、孤独に苛まれることは無かっただろう。 …孤独? そう、俺は―― 孤独だ。 ) ………。 ( 筆を走らせる。描くのは母親だ、父親だ、家族だ。みんな笑っていて、俺に優しくて―― でも、全ては偽り。全ては嘘。わかっている。所詮、絵は絵なのだ。俺が描いた天国も地獄も――。 それでも俺は、密かに求めていた。よき理解者、友人。自覚はなかったが、求めてしまった。 ) [Thu 27 May 2010 23:25:55]
◆天才画家エイブラハム > ( 混沌の街。――ここはヴェイトス市に移り住んでから、日々耳にする暗黒街やスラムをイメージして描いた街だ。ここまでは酷くないだろうと思いつつも、その中に平和に暮らしている連中の心の底にある薄汚い、争いを好む本性を描いたつもりだ。何かのきっかけでこんな風になるだろう、ということを考えながら。 ) ( 俺は次々に作品を完成させ、それが評価され、人生の絶頂期にあった。久しぶりに会った父親は老いぼれて弱り、病に苦しんでいた。ざまあみろと大喜びしたのを覚えている。余りに気分が良いので、具合の悪い身体を鞭打ってファッターワッケンを踊ってやったぐらいだ。最後まで踊れなかったが。散々病弱な俺を虐げてきた罰があたったのだと思った。 ――しかし、結局はその俺も病で命を落とすことになる。 ) [Thu 27 May 2010 23:21:13]
◆天才画家エイブラハム > ( ――やがてエイブラハムは砂漠へとやってくる。まだ一度も見たことのない砂漠。イメージだけで描いた砂漠。そこにはピラミッドという大きな遺跡があるのだとか。一度で良いから見てみたかった。 ) ( 成長しても病弱な体が治ることはなく、優しかった母親は死に、父親はとうとう俺に愛想を尽かせて小さなアトリエを与えた。俺はそこで一心不乱に筆を走らせた。――やがて、俺の描いた絵がある貴族の目に留まり、俺の芸術はそこで始めて評価される。俺は知ったのだ。健常な身体などなくとも、俺は俺自身の才能で人を感動させることができる。俺にはそれが全てになり、今までの弱い自分と決別する切っ掛けになった。もう下らない愛情だのを欲しがって、めそめそする必要はなくなったのだ。 ) [Thu 27 May 2010 23:16:03]
◆天才画家エイブラハム > ( 俺は寂しさを紛らわすために、絵を描いた。皆と一緒に遊んでいる絵を描いた。優しい父親と母親を描いた。気にかけてくれるおじさんの絵を描いた。聳え立つ大雪山を描いた。連れて行って貰った聖教会を描いた。それはもう、沢山描いた。 ――やがて母親はそんな俺の為に画材を買ってくれたっけ。父親は相変わらず俺に冷たかったけれど、思い返せば母親は自分にとても良くしてくれた気がする。それから俺は思うままにキャンパスに筆を走らせたのだ。色んな願い、思いを篭めて。 ) ( 冷たい風に煽られる。ああ、いつの間にか雪山の世界に来ていたようだ。厳しい極寒の世界のように描いたが、晴れた日の大雪山は本当に美しい。そう―― こんな風に。 ) ( 筆を走らせ、吹雪を消し去り、さんさんと輝く太陽を描く。太陽光に雪が反射して、まばゆいばかりの世界が広がる。幼い頃から、この美しい大雪山を見て育った。 ) [Thu 27 May 2010 23:09:58]
◆天才画家エイブラハム > ( 子供の頃の話だ。外で元気良く走り回る同じぐらいの年頃の子供たちの姿を、うらやましそうに見ていたことがある。小さな咳に身体を揺らしながら。俺は母親に、自分も外に出て一緒に遊んで良いかと尋ねたが、母親はゆるりと首を横に振るだけだった。身体の具合が良くないから、と。 いつもいつも、窓の外は自分が住んでいるところとは別の世界だったのだ。俺はとてもうらやましかった。皆と遊びたい、友達になりたいと願ったのを覚えている。 ) ( 男は立ち上がると、重い足取りで歩き出す。やがてやってくるのは炎に包まれた世界だ。だが、エイブラハムにはその熱を感じることは無い。 ) [Thu 27 May 2010 23:04:52]
◆天才画家エイブラハム > ( その男は、絵画の世界にただひとり、ぽつんと取り残されていた。絵の世界に迷い込んだ者たちは全て死ぬか脱出するかしてしまい、更に外に居る連中が絵画そのものに封印を施したらしく、新たにこの世界にやってくる者は居なくなった。エイブラハムは深い森の中の世界で、地面に座り膝を抱えぼぉっとしていた。 ) ………。 ( もう、ここには何の変化も無い。何も起きない。誰もやってこない。 ) [Thu 27 May 2010 23:01:23]
お知らせ > 天才画家エイブラハムさんが入室されました。 『 ぽつん。 』 [Thu 27 May 2010 22:59:09]
お知らせ > 最上煌耀@絵画天国の巻さんが帰りました。 『(ボロボロ 涙を千切りながら歩いていこう。“現実”へ、)』 [Thu 20 May 2010 01:13:04]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (一人ッきりで、)(誰も一人ッきりで、逝かせたくなンかなかッたもの、) エイブラ…はッ…、あぁッ…、あああッッ…! ケホッ…、けほ…あ゛あッ…あ゛ぁぁ゛ッッ…!!(涙が喉に絡みつく。さざめきザワめく清浄で寂しい景色のなかで手をせいいッぱい伸ばした体勢のまま、童女はうつ伏せに泣き伏さン。花が額の上で流れ、草が突ッ伏す頬を撫ぜるのもあと少し。すでに“世界”は壊れかけているかも知れない。“扉”の向こうで現実がソッと揺れていよう。飛び込めばすぐに世界は手に入るのに去りがたい。知らないはずの人間の歴史が、こンなにも胸に痛いのは何故だろう。過去の泣きベソなンか比べものにならないくらい泣き声は深い。号泣は雲を抜け蒼天の彼方へ突き刺さる、) う゛わ゛ッうあぁ゛ッ…、う゛ああぁぁン…ッ!! あ゛ぁ゛ッ…あ゛ぁッ、あッあッ…!!(寂しい。寂しい。寂しい。会いたい。涙は後から後から零れて美しい天国の絵に染みを作り、苦しみと無縁のはずの浄土に不釣り合いな悲哀を刻む。誰も何も掴めなかッた空虚の手ざわりだけを鮮やかに残して、画家も、家臣も、みンな一人で死ンでしまう。家族を一人ぼッちにしたのはわたしだ。一人だけで死なせてしまッたのはわたしだ。魂すら移ろッて土地にさえ帰れなくッて、家臣たちはどこでどうしているンだろう。エイブラハムのように何かに取りついていたりするのか。そこはこンなにも冷える孤独のなかなのか。心が凍て付く場所なのか、) [Thu 20 May 2010 01:07:53]
お知らせ > 男の姿さんが退室されました。 『 そうして男は、最後の最後に自分に差し伸べられた手を払いのけてしまったのでした。 』 [Thu 20 May 2010 00:56:28]
◆男の姿 > ははん、それも楽しそうだが、生憎俺はこの世界から外には出れないんでね。他の連中が死んだら、俺は今度こそファッターワッケンを踊るのさ! ( エイブラハムの魂は絵そのものに取りついていると言っていい。この男がもう少し娘と向き合う姿勢を見せれば、その心を理解することもできたかもしれない。孤独ということすらわからぬ男に何かを与え、その心を揺さぶったかもしれない。或いは死んでしまう前にこの娘に出会っていたら? …大いなる過ちを犯し続けるエイブラハムだったが、男の言葉で一つだけ正しいものがある。それは神のせいで、そうはならなかったということだ。 ) ( 転んだ娘を置いて、エイブラハムはどんどん歩く。やがてその姿が絵の具が滲むようにぼやけていき、風景に溶け始める。 ) さようなら、イエロティアの娘!お前に地獄の苦しみが続きますように! はーっはっはっはッ! ( 男の高笑いが辺りに木霊す。やがて男の姿はそこから消え、残響のようなその笑い声も消えていくだろう。 ) [Thu 20 May 2010 00:54:52]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > かッ…、神様が、そンな、嫌うならッ…、わたしに取りつけばいいじゃないッ…!! ジゴクみたいなッ、世の中…ッならッ…、いッしょに付いてきて、本当の絶望を本当に笑えばい…ッ、ぇぐッ、じゃな……ッ! うッ…、う゛ッうッ…!!(最後の方は言葉にならない。このおとなが描いた地獄のせいでわたしは死ンだ。わたしは死ぬほど苦しンだ。だから何だッていうンだ。わたしは、わたしは伊駿河の大職人党『最上党』五代目党首最上銭衛門煌耀だ。誇り高き武家の娘だ。魂が冷え切るほど一人ぼッちの人間を置いて、また自分だけ助かるのか。わたしがひとりいたところでソレが何の糧になるンだ。誰かが、めるさまが、おきよさまが、誰かがいるからわたしはわたしでいられるのに。わたしの生きる価値があるのに、)(死ンでるなら死霊でもいい。恨みの魂なら化けて出てッていつも思う。孤独な画家の霊を持ッて現世(うつしよ)に戻るなら、ソレの何が良くないンだろう。わたしの家臣だッて連れていけるものならそうやッて連れて歩きたい。 家族と思ッたその無念で妄執で取り殺されるなら、それこそが相応しいンだから、)――…ぁうッ!?(そゥ執念でしがみついても、呆気なくコロンと転がされる。すぐに身を起こしても長い影は離れてゆくところだッたろう。永遠に孤独の天国へ。消えてしまう。永劫のひとりぼッちの綺麗な世界に、) エイブラハムッ…、エイブラハム、待ッて…ッ、行ッちゃ駄目……ッ、一人で行ッちゃ駄目ッ……!! [Thu 20 May 2010 00:41:45]
◆男の姿 > 神の奴さ!神が俺を嫌い、俺にこんな運命を課したからさッ!俺はもう一人で構わない。誰かと一緒に居たいなんて、毛ほども思わないねッ! ( 男はあらゆるものに絶望しているのだ。生きた時間こそ短かったが、暗いアトリエに篭るうちに黒い感情が積もり、こうなってしまった。 ) だったらさっさと出て行くんだな!そうして外も中も変わらないということに気付くといいさ。 ( そう言い捨てて男は立ち去ろうとした。だが――そんな男の服に、最上煌耀はしがみ付く。 ) ええい、煩いッ!鼻水をつけるんじゃあない!この服が幾らしたと思っているんだッ! ( ――男は全てを拒絶していた。娘の想いにも気付かぬまま、気付けぬまま。気付けたとしても、もっともっと先の話。乱暴に娘の手を振り払い、早足で歩き出す。 ) それにお前以外にもまだ絵画の中に迷い込んだ連中はいる。そいつらが死ぬのを間近に見ないでどうするのだ。ははははは!お前も外から奴らが虚しく死んでいくのを見るがいい!はーっはっはっは! ( それに、どうせ――エイブラハムの遺体もう土の下だ。ここから出ることなどできないのだ。 ) [Thu 20 May 2010 00:28:50]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (歪む景色に童女の全身はビクリと怯むか。男性の服をギュッと掴ンで、無様で滑稽でいつまでも涙と鼻水にまみれて命を永らえるだろう童女は、愕然と光景と男性を見比べン、ダメだ、ダメだ、ダメ。こンな場所に置いていくの?) えッ…、エイブラハムッ…、エイブラハム、ダメ、行こうッ!? いッ、いッしょに、わたしといッしょに出ようッ!? 嫌いな場所から出ようッ…!? ここにいたら、いつまでも…、いつ…までもッ…!!(寂しい、ままなのに。服に必死にしがみつく。ソレが例えばスルリと擦り抜けていッたとしても、だ、) イヤだ――! 今さらッ…置いてなンかッ…!! [Thu 20 May 2010 00:20:02]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > なンで、あなたまで一人なのッ…、ひッ、う゛ッ…、えッ…、なンで、せめてッ…、誰かと一緒に…、いッしょにさえいたらッ…、地獄だッて寂しくないの に……ッッ、ずッと…ッ、ずッと地獄みたッ…な…ッ、せいかつ でもッ…、(こンなに、こンなにも悲しくなンかならないのに。病気で死ンでしまうというなら、せめてその間際にも、手を握ッて温みを確かめていればよかッたのに。家族の愛情のたッたそれだけのことさえこの画家から、わたしの大事な家臣から、神様は取り上げたッて言うンだろうか。わたしはそれほどのことさえしてあげられなかッたと言うンだろうか。この不平等を誰が分かち合ッてくれるンだろう。なンでこの後に及ンで、ココに確かに残されていく人の輪郭がこンなに際立つだろう。その上で特大に嫌いな世界のなかで、いつまでも一人でいなくッちゃいけないンだと言う。そンなことがあッていいものか。そンな孤独が、) ひッ…ぅ゛ッ…うッうッ…、う゛ぅッ…! いい…、それでもッ…、いい…ッ、わたし…もッ…、ここは…イヤ…、ここは…きら いッ…!(ポロポロ ポロポロ 瞳のどこかが壊れたように指から零れる涙。切なさが身体の底から一気に吹き出して止まらない。限りなく優しく広く清らかな“世界”は、この世のすべてをくるンでくれているように見えているのに、同じだけの寂寥感が、隙間の埋まらない思いがそこかしこに満ちている。誰もいなかッたのか。そンなにも心を交わし合うひとが傍にいてくれなかッたのか。わたしだッて、わたしだッてどンなに綺麗でも、わたししかいない世界なンてイヤだ。やッぱりイヤなンだ。重蔵の、おふじの、兵衛の、お三輪の、めるさまのおきよさまのいない無人の世界は地獄にいても天国にいても耐えがたい。どンなに美しく見えても変わらない、) [Thu 20 May 2010 00:18:38]
◆男の姿 > ( そして―― 男は肩を震わせ、笑い出す。くつくつと声を漏らし、自分の前髪をかきあげて。 ) 安心しろ、小娘。お前の地獄はまだまだ続く。そうさ、元の世界に戻ってな。あそここそが本当の地獄なんだ。 ――お前はそこで、最初こそ希望を抱くだろうが、最終的にそれは裏切られ、深い絶望と失意の果てに死ぬのだ。今のように不公平だと叫ぶ気力も無しにな。 ( ――やがて風景の一部がぐにゃりと歪むと、あなたがこの絵画の世界に迷い込んでから何度も見た「扉」が現れるだろう。それは外の世界―― 絵画が置かれている部屋へと続く扉だ。 ) [Thu 20 May 2010 00:04:42]
◆男の姿 > お前にはわかるまい!小娘ェー!俺の苦しみはわかるまい! 外の世界の連中が、俺が残した画材を使ってこの世界に誘い込んだ奴らを助けるとは計算外だった…ッ!さっさと処分してしまうべきだった! ( いや、その余裕が無かったのも確かだ。病に倒れ意識を失うその直前まで、自分は筆を握っていたからだ。 ) ふははは、そうだなぁー。病弱というだけで家の跡取りには適さぬと一切の愛情を示さなかった俺の親父でも描けばよかったか。或いは、俺をこんな身体に産んだ母親を描けば良かったか。 ( 男はまだそのことに気付いていないのだろう。未来永劫の孤独が一体どんなものなのか。 ) ――あん? ( 泣きじゃくる娘の声に感情が交じるのを見て、男は首を傾げた。どんと自分の胸を叩く手に身体を僅かに揺らし―― 娘の叫ぶ声に、男は大きく目を見開いた。驚いたのだ。 ) [Thu 20 May 2010 00:04:10]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (どン、とあなたの胸板を小さな拳が叩くだろうか、世界に響けとばかりに童女は叫ぶ、)不公平だ!! (バラバラと散る涙。この人も、重蔵も、おふじも、もゥ戻らない。こンなきれいな世界だけあッたッてどうしようもないンだ。こンなに美しい場所だけあッて、何にだッてならないのに、)不公平だぁぁッッ!! なンで、わたしだけが生きているのッ!? なンで一人で死ななきゃいけなかッたのッッ!? なンで、なンでよッッ――、なんでよぉぉッッ!! 酷い…。酷い酷い、酷い酷い酷い…ッッッ!!(腹が立つ。腹が立つ。同情なンかじゃない確たる思い。わたしだけ生きていたッて何にだッてならないのに!!) [Wed 19 May 2010 23:52:52]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > そンなッ…、そンなこと…のッ、ひぐッ、ためッ…に…ッ、こンなッ…、あンな…、絵…ばッかり…描いて…ッ、 人ぐらい…ッ、人ぐらい、描けば、良かッたのにッ…、えぇッ…、え゛ッ…、(泣きじゃくりながら真ッ赤になッた瞳できッと見上げン。初めて分かッた“世界”の主の名前にもなぜか憎しみや恨みは湧いてこない。このおとなのせいで酷い目にッて殴り付ける気持ちより無償に腹が立ッてひたすらに悲しくなる。わたしたちが苦しみもがくのを眺めながら、この人は自分の作ッた世界のなかでずッと今まで閉じこもッていたッて言うのか。たッた一人で? これまでも、これからも? わたしたちがこの“世界”から抜け出たとしたら、永劫にココに一人ッきりでいるンだろうか。それが“神”ならどれほど孤独な“神”だろう。誰も迷い込ンでこなくなッたら、この人は自らの描いた絵のなかでいつまでも笑ッているンだろうか、)(理不尽だ。それはとても。不公平だ。それは間違いなく。本当の神様はなンでこの人をこンなに一人ぼッちでいさせて、一人ぼッちのまま死なせていッてしまッたのか。その悲しみは、その無念は、夢のように消えるとでも思ッたのか。無益に消えて行く命が、さだめと言う名前だけで片付けられる運命が、許されるとでも思うのか、)(重蔵、おふじ、――みンな、) あッては…ならない…?(震える声。髪を撫ぜようとした青白い手の前で、童女の表情はわなないて歪む。大粒の涙が、無念の、悔しさの、激情のすべてが込み上げる、)あッては、いけない…ッ!?(そうだ。そうだ、そうだ、なンで、なンで、なンで、)(わたし以外の、誰かが、) [Wed 19 May 2010 23:50:05]
◆男の姿 > ああ、嫌いだ。大っ嫌いだ!小・中・大、と物事の多さを示す言葉はあるが、その更に上の言葉を考えて付け足したいぐらいに嫌いだ!特大っ嫌いだ!極大っ嫌いだ! ( そして娘の感覚は正しい。晴れ渡った空、咲き乱れる花々、草木の匂い――そのどれもが楽園のようだけれど、どれも記号的で生きていない。温もりが足らないのだ。 ) ―――くっ。くっくっくっくっく。 知りたいか?知りたいか。俺がどうしてこんな世界を描いたのか。 ( ぱんッ、と自分の手を叩いて、それをまた広げる。 ) 天才画家エイブラハム!以後何世紀にも渡って語り継がれる名前に違いない!…だが、この身体を蝕む忌々しい病魔が、俺の運命を狂わせたッ!神が俺の才能を嫉妬したのだ! ( 青白い顔を怒りで真っ赤にさせ、声をわなわなと震えさせる。男はずかずかと歩み寄り、あなたにずいっと顔を近づかせた。 ) 俺は恨んだ!神を、そしてなんの才能も持たないクセに、ただ健常な身体を持っているというだけで俺より長生きするお前のような奴らをッ! ( 男の怒りに震える手が、あなたの髪を撫でようとする。 ) どうしてお前は生きている?どうしてお前はこれから先も生きられる?理不尽だ!不公平だ!こんなことは、あってはならないッ! ―――― 俺が他人に関心があるだと?はっ!馬鹿な―― 馬鹿なことを!俺はただ、お前らに俺と同じ苦しみを味合わせてやりたかっただけなのさ! ( ある意味では、男は他者に関心があるのかもしれない。自分の境遇を理解させ、共感してもらいたいと。だが、それは酷く歪んでしまっているが。 ) [Wed 19 May 2010 23:36:17]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > きッ…、嫌い…? 嫌…い…? この世界…、が…ッ? こンな…、こンな…ッ、きれい なのに……、(童女は男性の罵声にビクと眼を瞑り、次いで三度あたりを見回さン。澄ンだ空気も花も空もこンなにも美しいのに、)(あァ、だけど、そゥだ。きッとわたしも嫌いだ。こンなに綺麗な場所でもどンなに美しい風景だとしても、わたしはやッぱり伊駿河の方がいいンだ。あの丈の高くッてゴミゴミしたヴェイトスの街がずッと恋しいンだ。ここはとッても綺麗でとッても寂しい。こンなにも清浄で夢のように安らかな世界より、生き馬の目を抜くあの街が、辛いこと悲しいことばかり待ち受けているあの都市が、人がいるところがいいンだ。お三輪が、めるさまが、おきよさまがいる、あの世界が、)(この“世界”を作ッたひとはどンな思いで楽園を手掛けたろう。花と光と清らかな空気を嘲笑いながら描いたと言う。目の前のおとなが憤怒を込めて手掛けたと言う。でも嘲笑するにはもッとも憧れる温もりが足りない気がする。家族は、友人は、恋人は、親しい人は。こンなに美しい“世界”にも、この人の他に、誰一人いないのに、)(張り詰め過ぎて威勢をなくした危機感も“死”を跨いでプツンと切れた緊張感も、持ち前の気の強さを引き出さないから。反抗心の変わりに見つめる瞳に新しく涙が滲む。腹が立つ。腹が立ッて泣けてくる。なンで、なンで、なンで嫌いな世界に、寂しい世界にこの人は一人でいるの、) なンでッ…、なンで、あンな怖ろしい絵を描くのッ…!? なンで、ひッ、なンで、わたしたちを助けてくれなかッたのッ!?絵のなかに人を引き込むくらい、他人にカンシンがあるくせにッ…、絵のなかで待ッてるぐらい、わたしたちのこと見てたのにッ…!! なンでッ、なンでぇえッ…! う゛ッ、うッうぇッ…、えええッ…!! [Wed 19 May 2010 23:21:25]
◆男の姿 > ああ、クソ!俺がつくった世界ながら、忌々しい!ここにたどり着くものは居ないだろうという嘲笑いと共に描いたのに!ある意味では他の地獄よりも怒りに満ちて描いたのに!俺はこういう情景が、ビーフの入っていないシチューの次に嫌いなのだ! ( 癇癪を起こしたように男はばたばたと手足を振る。けれどもすぐに息が上がって、ぜえぜえといいながら肩を落とし。 ) ( 男は一人でも寂しくはない。何故なら、ずっと子供の頃から一人だったからだ。孤独の寂しさは、誰かと一緒に居たことが無いものにはわからないのだ。だからエイブラハムは、寂しいなどと考えたことは一度も無かった。 ) 人の名前を尋ねるときは、まず自分から名乗るという礼儀をイエロティアどもは知らんのか?ああ、だが、いい。お前の名前なんぞ、知りたくも無い! 俺の名前はエイブラハム。"A" "b" "r" "a" "h" "a" "m" 世紀の天才画家!エイブラハム! ( まるで指揮者がそうするかのように両手を大きく広げ、天を仰ぐ。 ) ふん、地獄ならばよかったのだがな。ここは天国だ。お前の旅の終着点さ。そして俺は、そう、神様!この世界を作ったのだから、神を名乗る資格がある。そうだろう?そう思わないか?思うと言え! [Wed 19 May 2010 23:05:43]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (童女はへたり込ンで男性の顔をマジマジ見上げンとす。髪の毛がそればかり優しい微風に舞ッて、散ッた涙が世界の光沢でキラキラ輝いた。今までずッと泣いて泣いて走ッてきた。現実も夢も変わらなかッた。わたしは結局、最初から最後まで泣いてばッかりだッたンだ。無遠慮な視線に臆したように茫然として、) ―……ッく…、ッふ…、ぅ゛…ぅ…、だ…誰……?(瞬きをしてグスグス泣きじゃくりながら、そンな問いかけをするぐらいの反応。このおとなは誰だろう。なンでこンな場所で一人ぼッちでいるンだろう。寂しくないのか。他に誰かいないのか。わたしのことを眺めながらずッと一人でいたンだろうか。場違いな感情が前後する表情でポロポロ ポロポロ 流れ続ける涙をヨソにしゃくり上げながら周囲にふたたび視線を渡さン。ヒラリ、飛ンでいく花びらに彷彿と突き上がる思い。あァ、こンな場所でも一人はイヤだな。ずッと一人だけでいたくなンかないな、)(忌々しげな質問に視線を戻して、フルフルと首を振らン、) ―……ど…こ…? ここは…まだ…“地獄”…? [Wed 19 May 2010 22:57:23]
◆男の姿 > うるさい、黙れ、泣くな。俺は女子供が泣き叫ぶ声が、ニンジンが入ったシチューの次に嫌いなのだ。 ( 男はそう言った。それから、遠慮の無い視線で娘の頭の天辺から足のつま先までじろじろと見る。 ) フン、黄色か。まさかお前のような小娘がここに辿りつくとはな。 ( 男は苛立ちを隠すことなく言った。 ) あの男が雪山で息絶えた時には拍手喝采だった。この病に冒された身体を鞭打って、ファッターワッケンを踊ってやりたいと思ったぐらいさ。だが、お前がここにたどり着いたお陰でその気分も台無しだ。 ( 男の顔の近くにひらりと舞う花びらを、まるで蝿でも払うかのように手を振って。眉間に刻んだ深い皺の崖をひくひくさせながら、男は言葉を続ける。 ) ――ここがどこだかわかるか、小娘? [Wed 19 May 2010 22:41:40]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (胸が詰まる。そゥして声を張り上げかけたところで、身を縮めたところで、ビクリと竦む。袖の間から濡れた瞳がボンヤリと見上げるかたち、)(この世界にたッた一人の、あなたは誰?) [Wed 19 May 2010 22:32:02]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (ソレはむかし絵巻物で見た、浄土の光景にとても良く似た景色なンだろう、)(ぱタンと手を降ろす。そよそよと袖を揺らす甘い風。真正面から煽られて結い髪がいッせいに掻き上げられる。この髪だッて最初に煉獄の世に放り込まれたときに、すッかりほどけてしまッてたのに、)(揺らぐ髪に片手を当ててフラ付きながら四方に視線を巡らせン。五つもの地獄に比べてココはなンて晴朗な光景なンだろう。空気は世界のすみずみまで清らかで、風景にくすみはまるで見当たらない。ココは淀み濁ッたあわれな妄執とも、寄り固まッた悲しい無念とも無縁の世だ。現実に付きまとう病も飢えも怪我も老いもきッとない。心のなかのあらいざらいの苦痛が、魂のわだかまりがなくなッて浄化される場所だ。そして、)(そして、人が、)(人がいない光景は、こンなにも寂しいものなのか、) ―……ッ…、…ふッ…、…ぁ…ッ…、(立ち尽くす童女の唇が曲がりジワジワと嗚咽が込み上がる。何の苦しみも悲しみもない浄土に来たと言うのに。わたし、ほンとうに死んじゃッたンだ。もゥ誰にも会えないンだ。謝ることもお礼を言うことも、大事なことの何もかも伝えられなくなッちゃッたンだ、) …う゛…ッ…ふ ぁ゛ッ…、う゛わああッ…あぁッ……! [Wed 19 May 2010 22:31:25]
◆男の姿 > ( ホワイティアの、青っ白い肌をした痩せた男がその世界に立っていた。そいつはいつから居たのだろう?ずっとそこに居たのかもしれないし、たった今不意に現れたのかもしれない。ざく、ざく、とわざと草花を踏み荒らすように乱暴に歩き、横たわるあなたの顔を覗き込もうとした。その眼はとても恨みがましく、歯を食いしばり、イエロティアの小娘を見下ろしている。 ) ( 男の名前はエイブラハム。あなたをこの地獄へと誘う罠を仕掛けた張本人である。 ) [Wed 19 May 2010 22:25:01]
お知らせ > 男の姿さんが入室されました。 『 そんな情景にはある種似つかわしくない―― 』 [Wed 19 May 2010 22:21:34]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (童女は横たわッたまま、こわごわと指を開き、また閉じン。一度は失ッたと思ッたものが今、こンなにもはッきり動く。開閉作業で握り込ンだ草をプツッと引き寄せて手のひらを見る。わたしの手。コレがなくッちゃ何もできないわたしの財産、十二年間かけて育ンだわたしの技術。あちこちに鑿ダコができて古傷まみれで触るとあンまり柔らかくない、いつもと変わらない不恰好なわたしの手のなかに、葦に良く似た柔らかい草が数本、千切られてる、) ―……動、く…、(指も手も足も動く。とッさに顔に手を当ててみる。少し小さく痩せた気がするけどポヨポヨした感触。風に遊ぶ髪の毛を一ふさ取り上げて目の前に持ッてきた。異常はない。“世界”に来るまえと何ら変わりないアマウラ人にしては薄い胡桃色、)(怪我なンか。あンなに死ぬと思ッた痛みなンか、身体のどこにも、)(驚きすぎて気持ちが上手いこと着いていかない。驚愕の度合いとは逆に、深呼吸と同じ速度でユックリとまばたきする。フカフカした草の絨毯の上にノソノソと膝立ちに起き上がらン。童女は頭の上に手をかざして眉を寄せる。辺り中から差し込むまばゆい光。蓮華かツツジか沢山の花が満開になッて咲きこぼれる。ヒラリと花びら、) [Wed 19 May 2010 22:20:14]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (風がどこかからそよいでいる。春めいて暖かい薫風に乗ッてせせらぎの香りが鼻をこする。良く晴れた空の日差し。横凪ぎに揺れる一面の原ッぱ。かぐわしい花の群れがずッと遠くまで続いている。ソレは過酷な環境に生きる誰もが、一度は憧れに見るような泣きたくなるほど優しい風景だ。半年近く見ていた伊駿河の夢のなかのように、) ―……わたし…、(死ンだのかな、)(草原のなかに突ッ伏して緑に埋もれた姿勢で童女は呟かン。だッてこンなにも身体が軽い。痛いところも苦しい場所もない。関節が自然に曲がるままに投げ出された指先が、顔のすぐ横でピクリと動く。ホラ、なくなッた指まではがれた皮膚までいつの間にか復活して。気が付けばもゥ衣服とは呼べなかッたはずの、裃や袴や草履までみンな修繕されてある。うゥン、元に戻ッている? 少しだけ汚れて古くなッて、樟脳の匂いがするややくたびれたふうな紋付きに。無残な焼け焦げも裂いたあとも雪の欠片すら引ッ付いてない。まるで最初から何もなかッたように。最初からどンなことも起こッていなかッたみたいに、)(わたしは、浄土の国の景色を見てるのかな。それならやッぱり死ンだのか。あの白い“世界”のなかで、) [Wed 19 May 2010 22:11:25]
お知らせ > 最上煌耀@絵画天国の巻さんが来ました。 『(花のにおい――、)』 [Wed 19 May 2010 22:00:28]
お知らせ > 最上煌耀@絵画白魔山の巻さんが退室されました。 『(“扉”に手を掛けて全体重で押し開いた瞬間に、意識はフッと閉ざされた、)』 [Tue 18 May 2010 23:26:54]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > ぐッ……ッ…、(幼い呻き声もくぐもる。右手の指などすべてもげて、手の甲だけで前進を続ければふと違和感。雪の壁の向こうでズシン と重たい音がしたと思ッた。聴覚はもゥ手が届かないくらい遠いもので、身体の下の振動だけで起こり得る変化を感じ取る。雪崩か嵐か。成すすべなンかどこにもなかッた。来ると分かッたところで何の手も打ちようがなかッた。大自然の産物のまえに人間はとても無力だ。災害に対してほとンど知識がない人間はとくに、)(ビョゥ と嵐が急激に凪ぐ。あァやッぱり嵐の前触れだ。雪おこしなンだ。こンもりとした小山はジリジリと移動しながら尚さらあがく。自らの命を自らの力で得たいがために。そうして繋いだ命もまた、どこかで必ずとぎれるさだめになッているとしても、ココで終わりたくなンかないと頑固にいうから。擦り切れた魂へ浅ましい執着を見せて必死にもがくから、)(だから、その執念への褒美なのかも知れなかッた。行く手にいきなり現れて、ボゥ と淡い燐光をはなつあの“扉”か“門”かのまぼろしが見えたのは。ちりぢりに成りかけた四肢をズル と引き摺り引き摺り、童女は何とか顔を上げン。次へ続く“世界”への入り口。コレが本当に? 今度こそ本当に? わたしは――、)(指がかろうじて残る手を、伸ばし、伸ばして、) [Tue 18 May 2010 23:24:45]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > ―……ッ かはッ…、(胃の底まで冷えきッた体内に息を吹き込み、絡む雪を吐くみたいにして咳き込まン。渾身の力を込めて身体を撓ませ、背中を曲げながら雪面を這うように前進する。パキパキと霜が剥離する音。雪で焦げた皮膚のどこかが地面に奪われて、蠢くたびにベリ と裂ける。血は固まッてすでに出ない。あァ、指が。前へ伸ばす指が凍ッてもぎ取られるのが見える。職人になくてはならない指が何本も付け根からなくなッちゃう。わたし、拵工仕事以外に役立つことなンて何もないのに。作業のための指はわたしの唯一の価値だッたのに。それじゃァココにいる、生きたいと、この“世界”で往生ぎわ悪く這い回るわたしはいッたい何なのだろう。価値も誇りも家族もなくして、この期に及ンで生きていたいなンて思うわたしは何だろう。何もかも手放して誰もかもから打ち捨てられて、這ッて引きずッて無様に繋ぐ命のさきに、いッたい何があッたのか。果たしてどンな未来が待ッていてくれたと言うンだろう、)(ズ とかすかに進む身体の横に、はがれた皮膚やもがれた指が置き去りになッてく。わたしの破片はすぐに雪に埋まッて消えてッちゃう。わたしの、)(このわたしの命に、ちゃンとした意味なンて、ほんとうにあッたのか、)【判定】 [Tue 18 May 2010 23:11:03][89]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (ソレはとても嫌だッた、)(強固な意志はなおも強くくすぶッて、身体の奥からグッと悔しさを突き上げては新たな涙を瞳に生む。屈辱が猛吹雪より冷たく身を焦がして、童女は懸命に歯と歯を噛み合わせて根かぎりに軋ませン。キリ、キリ――、きり。ソレで最後の抵抗は尽きてしまう、)(手に力が入らなければ握りこぶしも作れない。こンなにも“世界”の非情に抗議して、純白の大地を殴りつけたいと思うのに。こンな終わり方なンて嫌だ。イヤだ、イヤだイヤだ、イヤだ。誰が何と言おうと何がどゥ諭そうと嫌なものは嫌なンだ。こンな訳の分からない場所で、理由も知れない事情なンかで死ぬことなンて出来なかッたはずだッた。わたしが、この最上銭衛門煌耀が大苦悶と敗北感のはてに惨めに死に絶えるときは、その原因こそ、わたし自身が見捨て裏切ッてきた忠臣たちの哀切と憎悪の怨念のなす業でなくッちゃいけなかッたのに。わたしがココで無意味に死ンでしまッたら、誰がみなの恨みを引き受けてくれるというの、)(せッかく命を繋いできたのに。千切れそうになる魂の尾ひれを必死に掴ンで離さないでいられたのに。なぜ、なンでわたしは、ココで死ンでしまわなければならないの、) [Tue 18 May 2010 23:00:08]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (――――無念だ、)(程なくやッてくるだろう死の気配を前にして、凄まじい妄執と孤独感が平たい胸のどこかを焼いた。計り知れない虚しさに童女の唇が再びわななき、苦しげに二、三度開いては歪む。もはや肺さえ喉さえ動かなくなッていても、ひたすら生きたい、死にたくなンかないと、必死に訴える臨終間際の小動物のように。それでも運命は足音を立ててやッてくる。すべての動物が持ち合わす純粋な生への執着に、現実という名の終止符を打つために、)(重蔵よ、おふじよ、死ぬッて、こンなにも寂しいことだッたのか。誰にも泣かれず誰にも看取られず、世界からソッと存在を抹消されてゆくことは、こンなにも心が冷えるものだッたのか。わたしはお前たちの手を取ることもしなかッた。せめて最期のときぐらい、家族の誰かの温みを身近に感じて、穏やかに旅立ちたかッたろうに、)(――おきよさま、)(ろくな装備もなく分厚い雪の下では、流れだした涙すら凍る。溢れた雫石は黄玉色の瞳の表層で氷を張ッて、眼の粘膜ごと凝固させる。童女の視界から“白”という概念さえ奪われる――、盲目になるのもそゥ遠くない問題だッた。指先、爪先の神経はとゥにない。身体は凍傷の次の段階へと進ンでく、) [Tue 18 May 2010 22:50:30]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (氷を砕いて混ぜ合わせたかのような青曇りの吹雪が小さな身体の表面を覆ッてゆく。斜めから叩きつけられる雪片は厚い。一粒一粒が刃みたいに鋭い。いッせいにのし掛かられて、冷たくッて重たくッて、もゥ身動きも叶わない。いずれ冷たいとも重いとも思わなくなッて行く。大事な部分の感覚はすべて凍てつき失われて、いつしか枯れ枝のように朽ち果てる、)(胎児のように横倒しに打ち倒れた童女の全身を白魔が襲う。雪は押し倒された体中に積もり、果てしなく積もり、出来上がッたわずかな小山も雪の堆積に埋もれていッてやがては見えなくなッてしまう、) ―……、(半開きの唇が震え、言葉らしきものを発したけれど、彫像のように声音ごと凍り付く。長めの睫も乱れた髪にも霜が張られてまばたきもままならず、虚ろに開いた瞳からは意識という意識が遠ざかり、硝子玉のように透明化して硬直する、)(無限大に白く無常な“絵画”のどこかで、景色にふさわしくひッそりと孤独な凍死が始まろうとしている。細々と続く人生の遥か向こうで、待ち構えていたはずの暗くて冷たい死の吐息を、童女はたしかに間近に感じた。やッてくる。幽世に続く黄泉のあぎとが、) [Tue 18 May 2010 22:40:32]
お知らせ > 最上煌耀@絵画白魔山の巻さんが来ました。 『(雪片が容赦なく吹き付ける、)』 [Tue 18 May 2010 22:30:20]
お知らせ > ディーバ@白さんが退室されました。 『( アルマが去る後ろ姿を見ながら、ただ 呆 然。 )』 [Wed 12 May 2010 02:36:43]
◆ディーバ@白 > えっ…? ふひゃむぐっ!?( 顔が埋もれた。実に豊かな胸に。女性相手にこういう体験は何気に初めてでろくに言葉も返せず。 ) [Wed 12 May 2010 02:36:35]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『それでは、ごきげんようー♪(その後脱兎の如くその場を去るのでした。うふふふふふふ)』 [Wed 12 May 2010 02:29:16]
◆アルマ@青 > んー………まあ、そんなときもあるんじゃないでしょーか?(一方アルマは気にした様子も無く、ずずー、とお茶を結構なハイペースで啜るのでした。悩みを相談したりするのには向かないタイプである。間違いなく。それはそれとして、頭を下げ部屋を後にしようとするディーバの背中へと……てててっ、と足早に忍び寄るのだった。足音を完全に消せるような技術は無いので音は聞こえるし、なにより)ディーバさんやーい(と、後ろから呼びかけるのだからはっきり聞こえるはず。その声に反応して振り返ると――――)えいっ♪(素早く回避したりしなければ、顔がこう、実に柔らかくて暖かいものでふさがれることでしょう。きゅー、かつむにゅす) [Wed 12 May 2010 02:28:47]
◆ディーバ@白 > ( 少女が青い門をくぐったのを見て、ホッと息をついた。 ) …………。 ( アルマの話を黙って聞き。 ) はい…そうです、ね。……いえ、やはり……アルマ、様。ありがとうございまし、た。僕…が先ほど悔やんでいた、のは……よく、わからない何かに僕が囚われ、て。あの子の事、を助けるための手段、を…きちんと考えられなかった事、なんです。 ( だから、彼女が来てくれた事で気持ちを切り替える事ができて良かったと。ゆっくりとしたテンポで、途切れ途切れ話す。普段からこういう話し方なのだが、それが余計に落ち込んでいるように聞こえるかもしれない。でも、奴隷はようやく顔を上げて微笑むと。 ) 外から見てる人、が…しっかりしなきゃいけない、のに…一緒になって混乱していたら、駄目です、ね。明日、から…気をつけます。 ( ありがとうございました、今日は失礼します。と、奴隷は頭を下げると部屋の扉へと歩き出す。 ) [Wed 12 May 2010 02:24:22]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが退室されました。 『(つまり、防寒具も持ッてッたてことだ…!)』 [Wed 12 May 2010 02:11:44]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが入室されました。 [Wed 12 May 2010 02:11:12]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが退室されました。 『(“誰か”の奇跡を携えて、わたしは潜る、蒼い“門”を。蒼白い“地獄”へ通じる道に、)』 [Wed 12 May 2010 02:10:22]
◆アルマ@青 > ……よかった。どうやら、描いた門でも通用するようですわね(おー、警戒してる警戒してる、と恐る恐るな様子の煌耀を眺めて、楽しげにくすくすと笑みを零すのでした。笑っている場合ではないといえばそれまでだが、まあ、それはそれ)……んー、多分、門はそうほいほい描けないと思うんですよ。例えばそう…一人につき一回のみ、とか。だってそうじゃなければ、皆で門を描きまくってはいおしまい、ですもの。ですから、その点でもそんなに悔やむほどの事ではないと思うんですよ(そんな言葉をディーバに向けて投げかけながら、よいしょー、とソファーに座ってのんびりリラックスムード。今日のお仕事は終わりました感を満載に漂わせながら、ほぼ家族扱いの奴隷であるゆのかが持ってきたお茶をずずー、と啜って…) [Wed 12 May 2010 02:09:47]
◆ディーバ@白 > ( 聞こえるアルマの言葉に、頷く。言ってる意味がよく分かっただけに、どうしようとまた俯きかけたが…「一つだけいいの思いついた」と、描かれた青い門にハッと顔を上げる。 ) あ…。 ( そうだ、自分もまだ門は描いていなかった。思い至らなかった自分が情けない。でもこれなら、少女はこの暗闇から抜け出す事ができる。 ) あっ…でも、次、は……。 ( 自分は、この少女が地獄を行き来する様を何度か見て来ている。 ) この、子……砂漠…暗黒街…森……次、は……? ( 五枚の地獄絵。消去法で残る絵は、炎獄と極寒だ。少女が炎獄に居た事を知らない奴隷は、次に少女を襲うであろう対極的な2つの地獄を考え唇を噛んだ。 ) 靴…靴、と上着を。 ( どちらだとしても助けになる物をと。少女が門をくぐる前にと思い、奴隷は自分にできる限りの速度で白革の丈夫そうなブーツとマントを描いた。これで2つだ。この子の身を守ってくれますように。 ) [Wed 12 May 2010 02:03:03]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (いつまでたッても“地獄”に順応しない頭のなかは、半ば茫然としたまま、童女は恐る恐る手を述べようか。扉の軸に、)(――わたしに、歩けというの、この道を、) [Wed 12 May 2010 01:59:09]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (道しるべが見えない。危険の有無が分からない。地理も植物も障害物のかたちもロクに測り知れない。三重苦だ。どうであれ視界がふさがるということは、遅まきながらとンでもなく怖いことだと身を以て思い知る。歩くのも食べるのも最初に視認できなければ、たとえすぐそばにあッても理解できないンだから、)(こうしていちど横になッてしまうと、もゥ硬直してしまう。ちょッとでも身じろぎすると辺りの闇が一斉に集まッてきそうな想像がするのはどうしてだろう。果てしない黒塗りの背景の向こうから、何かが唸り声を上げそうに思うのはなぜだろう。コレが人間の(*あるいは、わたしの?)意識の根ッこに植え付けられた、闇に対する原始的な怖ろしさなのか。きッともゥ、人は光のない場所では自由に暮らせないンだ、) ―……怖い よぅ…、(童女は竦めた肩のなかでグス と鼻を啜る。ついに泣き言が唇を突いて出ようとしたとき、“世界”に不意に生じる異変。伏せかけた顔が、信じられないものでも見たようにピタリと止まり、瞳が限界近く見開かれンか、) ―……えッ…!? えッ、えッッ…!?(反応は間抜けな喘ぎ。黒に染まらない鮮やかな色彩。底なしの闇が急に変化する奇跡。あァ、そうだこの感じ。何度もあッた“奇跡”の。驚き半分警戒半分の頭で混乱しながらボンヤリ思う。やがて蒼光りする輪郭がじょじょにあらわになるか。童女はソロ… と、起き上がッてまじまじとその海と空より蒼き“門”を見据える、)(――わたしに、行けというの、この先に、) [Wed 12 May 2010 01:57:26]
◆アルマ@青 > 何が居るのかわからない。それは怖い事ですわ……そこを考えると、確かに白を置いたらとても目立ちますねぇ。私でも迷ったと思いますよ。(さりとて、では白く塗りつぶせば―――クロが白に変わるだけだ。見通せぬ闇も、果てしない白も同じ恐怖を呼ぶだろう。”何も無いで埋め尽くされた空間”は、それだけでこの上ない恐怖に他ならないのだから)……うーん…青空を描けば、恐らく明るくはなると思うんですよ。でも……明るくしたこの闇の中に何があるのか、ちょーっと気になるんですよ……(んー、と首をかしげ、唸るような声を唇から零した。何も無い、に非常に近いこの絵に、能天気オーラ満載のアルマも流石に悩んでいるようだった)………なにより……だいぶ、もーあかん様子ですねぇ…(自分は見てないが、以前に暗い街を通り抜けたら暗闇と、前半二回で肉体を苛まれ、此処二回は精神と心身ともにソテーされるような状態……という状態をさすがにはっきりとは把握できないが、しかしかなりいっぱいいっぱいなのは解った。故に…)……一つだけ、いいの思いついたんですよ。……ちゃんと、動いてくれるといいんですけど…ね(傍から見ると、ぶつぶつと悩みながら呟いた末に…煌耀の少し前に筆をぺたん、と置いた。そしてす、す、すー、と青い絵の具が描くのは……門。迷い込んだものに運が巡れば見つかる門、その青いバージョンだった) [Wed 12 May 2010 01:42:54]
◆ディーバ@白 > えっ…あ、失礼致しました…。 ( 「なーんちゃって」 ) ……? あ、え? あ…。 ( あっさり騙された自分に対し少し苦笑い。自分も白の絵の具を持って、ゆっくりと立ち上がる。 ) アルマ様……よろしくお願い致しま、す……。 ( 「砂漠抜けられたんですねぇ」という言葉には、こくりと頷いて。 ) ……暗闇……そう、そうです…よね。 ( 自分の色だと、暗い森の中で下手に目立って危険なのでは…と以前考えたのだが、隠れた所で何になろう。多少のリスクはあるかもしれないが、扉を見つけられなければいつまでも状況は変わらない。それは知ってたはずなのに、何も動けなかった自分に冷や汗をかく。 ) 明かり…… ( と、呟いたところで、アルマの持つ青を見て。 ) あ……青空。青い空…と、白く輝く太陽…… ……無理、でしょう、か? ( この森では、例え空が明るくとも光は届かないのだろうか?いや、ちゃんとイメージすれば、光が届くかもしれない。 ) [Wed 12 May 2010 01:27:53]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (煉獄で駆けて砂漠からのがれて暗黒街を走り抜けて、思えば自分は本当にいッそ無意味に走ッてばッかりだッた。あの銀髪のおとなのひとが言うとおり、もしも何者かの意志が介入している(?)“世界”なら、どれだけ急いで逃げ廻ッて出口を探してもすぐ地獄に追いつかれてしまうのに、)(童女は横になッた視界で、顔だけねじッてソッと横眼づかいに森の上を見上げンとす。ヌメヌメとした途方もない量の暗闇から、今にもなにかの妖物が落ちてきそうだ。ソレこそこのあいだ足元にたかッた黒いイキモノのように、)(冷たい汗がつッ と額を滑ッて地面に染みる。そうだ、またあンなのが襲ッてきたらどうしよう。我知らず、グッと両肘を抱いて自分を守る姿勢、) ―……アレ…、何…だッたン、だろう…、(トキノミヤコこと最上銭衛門煌耀は、そンな一人語りを繰るぐらいだ。この闇のなかではどこで何をしようもない。この“世界”では、もしかしたらこの暗黒こそが最大の苦悶なンじゃァないだろうか、そンな気さえしてくるからいッそう怖ろしい、) [Wed 12 May 2010 01:19:29]
◆アルマ@青 > …いえ、違いますよ?(うふふ?と、開口一番煙に巻くような言葉を平気で吐き出す始末。しかし、直ぐに…)なーんちゃって、というのは冗談ですわ♪(と、否定しながら青色の筆を見せることでしょう。アレコレ言うより、これをもっていると言うことが一番の証明であるのだから)で、私はアルマと申しますわ。ディーバさん、ですね。……おお、これはあの時のトキノミヤ子ちゃんじゃございませんか。砂漠抜けられたんですねぇ…♪(あいも変わらず絵画の中で大変な目に逢っている煌耀をのんびり眺めながら呟いた。出られないからこんなことになっているわけで、当人が好きでやっているわけではないのだがまあ、それはそれ)………腰が引けてますわねぇ。暗闇、怖いですものね(ふむー、と右手に持った筆をゆらりと揺らしながら呟くのでした) [Wed 12 May 2010 01:09:56]
◆ディーバ@白 > ( 塞ぎ込んだ…まさしくそうなのだろう。理由が解らないからこそ解決もできず、目の前の絵画の呪いという不安と、良い助けが浮かばない自分の情けなさに落ち込む悪循環。このまま一人でここに入れば更なる悪循環に陥っていたかもしれない。だが。 ) ………… …えっ!? ( 聞こえてはいたものの、反応はワンテンポ遅れる。 ) あっ…申し訳ありま、せん。あ、でも起きておりま、す…! ( そう言いながら振り返ると、巨乳。第一印象は巨乳。一番最初に目に入ったのが胸だったので、ちょっとビックリして固まったが。 ) あ…はじめまし、て…。ディーバと申します…。…絵の具の方、ですか? ( とりあえず挨拶を。傍らに置いてある白い絵の具が目に留まれば奴隷の持つ色は知れるだろう。 ) [Wed 12 May 2010 01:04:04]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (尤もだッた。そンな行動を諌められても耳にできないのが“絵画”のなかの悲しいところだ。もともと体力も馬力も人並み以下だ。何日も“地獄”をさまよえば単純に衰弱してくる。そう言えばヴェイトスへ来るときだッて、同行してくれた風来人にずいぶン迷惑を掛けたッけ。わたし、つくづく野宿の才覚がないンだな。かつて八十人余の職員を擁した“最上党”の現党主が、自分の面倒も見られないようなこンな有様だ。思い知るだに情けない、)(すきッ腹を片手で抑えて、童女は依然ぐッたり横になッたまま。いくら空腹だからといッて考えなしにその辺りの草を、片ッ端から口に入れる愚は冒せない。もしも有毒物だッたら取り返しが付かない命取りだ、) ―……薬草、学…、勉強しとくン だッた…、(ぶる、と身体を震わせる。闇は熱くもないが寒くもない。ただひたすら見えない重みが怖ろしいばかり。せめて灯りさえあればどこかへ進む方向も見えるのに、この“世界”はどこも地形が物騒すぎて、) [Wed 12 May 2010 00:55:27]
◆アルマ@青 > ……(こっそりこっそり、抜き足差し足忍び足。見たところ自分と同じ、絵画に飲まれた人を何とかしようの人らしき人物がこう、絵に集中して背中が留守だったので……つい、引き寄せられるように抜き足差し足忍び足。こっそりこっそり)……あら?(後ろからわっ!と驚かそうと接近していた最中、なにやら塞ぎこんだ様子でしゃがみこんだ目標の子を改めて認めると、んー、と小首傾げて…)……はぁーい♪お嬢さん、ここで寝るのはお勧めいたしませんわよー?(うふふふー、と後ろから掛けられる声に振り向けば、おおよそ緊張感とは無縁の雰囲気を漂わせたアルマが目に入るでしょう。ばいーん(下から見ると更に大きく見える。何がかは謎) [Wed 12 May 2010 00:47:12]
◆ディーバ@白 > ( 絵画に取り込まれた者の内、一人が死んだ事をこの奴隷は知らない。──いや、恐らく誰も知る事はできないのではないだろうか。現実世界に帰って来るべき肉体を持たない者が死んだ時、絵画はどのような光景を映し出したのか。奴隷は一生知る事はないだろう。だが、何か感じるものがあるのか不安感が容赦なく胸を締め付け、奴隷は深くうつむいた。 ) だめ…考えなきゃ……ちゃんと、描かないと…助けられない……。 ( 何か描かなくちゃ、描かなくちゃと考えはするのだが、脳に白い靄がかかってでもいるかのように上手く考えが働かない。奴隷は頭を抱えると。 ) 駄目、だ…何も思いつかない……。 ( 床に座り込んで、どうしよう、どうしようと呟いている。 ) [Wed 12 May 2010 00:42:36]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 [Wed 12 May 2010 00:38:01]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『んー?』 [Wed 12 May 2010 00:36:53]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (*西方⇒裁縫) [Wed 12 May 2010 00:06:09]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (今は“まっくらな森”に主点で描き出されているンだろう童女は、同じくどこでどンなときにどういう惨事が起こりえていたかのか知る由もない。ただ不安げな上目に天蓋を見上げ、痩せた肩をせばめて暗闇に慄く様子を晒すぐらいだ。誰がそのさまを目にしていても、残念ながら役立てることはあまりあるまい、)(不気味なぐらい喧騒と縁のない空間。あァそういえば、人もあれきり会ッてない。砂漠であッた銀髪のおとなは元気でいるンだろうか。あの人も今頃、別の“世界”で苦しンでいるのかもしれない。そンなでもわたしよりずッと屈強で頼もしいおとなだ。常人らしく理性的に冷静に、自分のいる“世”を生き抜くための算段を落ち着いて考えているに、きッと違いない、)(本当にばかみたいだ。現実でも夢でもばかみたいに無力な、わたし。食事も西方も一人で何だッてできるのが、わたしの身上にしてたのに、)(童女は取り留めのない事を考えながら、その場でコロンと横たわらン。はァ もういちど大息、) ―……喉、乾いたぁ…、 [Wed 12 May 2010 00:05:31]
◆ディーバ@白 > ( なんだろう。数日前から妙な感覚がする。何かを忘れているような、重大な何かを見逃しているような……そんな不安感がつきまとって離れない。この絵画の呪いに関係する事だろうか…。一枚一枚覗いてみると、姿が見えない者がいる。だが、それはこれまでもあったこと。きっと、絵に取り込まれた者の場面に特に変化がないからだろう。 ) うん……きっと、そう。これとは……関係ない事、で何か忘れてる…んです。きっと。 ( 僕は頭が良くないから、うっかりする事なんてしょっちゅうだし、失敗なんて何度も何度も経験してる。いつもの事だから、きっとそんな、大した事じゃない。自分に言い聞かせながら、奴隷は絵筆を取り出した。元々、頭の回転は遅い方だ。何度も描き込んでいるとアイデアも枯渇する。絵筆を取り出したものの何も描き込めず、どうしたらいいんだろうと絵画の中の少女を見つめる。 ) [Tue 11 May 2010 23:57:22]
お知らせ > ディーバ@白さんが入室されました。 『ゆっくりと部屋に入ってくる』 [Tue 11 May 2010 23:46:07]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (飢えに乾き、やまいや怪我も苦しいけれど、文明人、特に人間が生理的に一番畏れるモノは闇だと思う。日の出と共に野良に出て日暮れと共に眠りに着くアマウラの暮らしに馴染ンでいても、生活にいちど明かりという光が土着すればその目映さを手放せなくなる。伊駿河は田舎だ。夜の最上道場はひどく暗く、拵工作業は繊細な仕事だ。だけど手元の灯篭一本だけでも灯していればことは足りた。ソレが今はない。朝か昼か夕暮れか夜中時なのか、時間も判じられないまッたき暗黒はどゥしてこンなにも怖ろしいンだろう。太陽が二度と上がらないンだと思うからか。まるでこの世の終わりに見えるからか。自分はこのまま神仏家族知人たちの誰に看取られることもなく、一人でひッそり死ンでいかなくッちゃならないのかと、儚い気持ちになるからか、)(突如、バタバタと鳥の羽音、) ―………ッッ、(童女の喉がヒュ と鳴る。不気味な静寂と樹木が呼吸するかすかなざわめき。まとわりつくような得体の知れない不安の影が声帯に絡みついて、まともな悲鳴も出てこない。本当に驚くと声なンて出なくなるものなンだ。わたし、あンなに走り回ッてたのに。足が竦ンで、こンなことじゃァ“扉”を探すなンてこと、)【判定】 [Tue 11 May 2010 23:45:04][31]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……つッ…! (とたンに健を引き絞る痛みに顔をしかめる。煉獄や砂漠で負ッた火傷も怪我もまだ癒えてない。腿をかるく持ち上げて具合をのぞく。変な菌が入ッて化膿こそしてないみたいだけど、時間が立つごとにジクジクと熱が増してゆく。この前は危うく捕食されるところだッたなンていまだに理解してないけれど、漆黒の世界で樹木の呼吸音だけに耳を傾けながら身を潜めていると、痺れた感覚を差し置いて痛覚と飢餓感が浮き彫りみたいになッてくる。わたし、ここから出られたとき、もとのわたしでいられるンだろうか、) ―……おきよ さま…、(ポツンと名前をつむぐと心細げに下がる眉尻。あァ本当にこンなことになるンだッたら、あのひとの傍から離れるンじゃァなかッた。嫌われても軽蔑されてもいいから、ちゃンと何もかも話しておくンだッた。わたしはそうやッて何度も言い淀ンで、いつだッて何人も何人も失ッて来たンじゃァなかッたか、)(童女は散らばッた枝葉に気を付けて両膝を丸めて抱え込まン。物陰を這う虫のようにもどかしく進む時間の速度。闇に包まれた“世界”の静けさに同調してどくンどくンと心臓が早くなる。自分の体内で脈動する音がやけに気味悪い。辺りを統べる暗さを意識しないようにすればするほど、理由のない恐怖心はいや増すばかりで、) [Tue 11 May 2010 23:35:06]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (何もかも闇に侵される、このドロリとした圧迫感、) ―……ッ、はぁ…、(切ない溜め息、どこかの木の根元で肩を落とす、) ―……お腹、空いたなぁ……、(――くるるる、小さなお腹がわびしく鳴ッた。すっかり色あせた襟をソッと開いて覗き込む。またちょッと体型が平たくなッた気がする。コレでも結構、気にしてるンだけどな、)(ついでに何気なく我が身を見下ろす。このまえ小ざッぱりできたから身体は清潔になッたけど、洗い肌に順番に衣服を身に付け終えたところで、改めてみすぼらしい格好になッたものだと気付いた。身体と一瞬に裃や袴も洗濯もしたものの、裂けたり千切れたりした布地はどう繕いようもない。袴は足首から付け根まで縦に割れて、露出した腿に紺色の切れッぱしを巻いてある。小袖は両肩の縫い目で落ちかけて、裃の結び目で抑えているような体たらくだ。ちょッと身動きしたらはだけてしまう。コレじゃァまるで寸の短いくのいち装束を着ているみたい。汚れや血が洗い流されれば妙にいかがわしさが目立つ。どことなく淫靡な出で立ちは死ンでも人前に出られない、)(今さら普通の子女みたいに衣服を気にしている自分もばかみたいだ。童女は脚をモソモソ折ッて、腿の布をキュッときつく結び直さンと、) [Tue 11 May 2010 23:25:38]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (ちなみに最初の文字からワラビにゼンマイ、スズナにヨモギにセリと読む。みンな食べられる野草の代表で広く一般的に知られる名前だ。今でこそ零落武家だけど幼いころから箱入りで育てられた童女は、そのぐらいしか安全な食用草の区別が付かない。そして、どうも自分の手のとどく範囲にはそういッた類の植物は自生してないふうに伺えた。葉のかたち茎の色を見分けようと目を凝らしたところで分厚い闇に阻まれるだけだ。せいぜい朧気な記憶の頼りない教えを引ッ張り出して匂いで嗅ぎ分けられないかと閃いたけど、そンなの専門家じゃァないンだから技術はいッそう困難を極める。無駄な努力だッた、)(せめて水ぐらい口にしたくとも、まず移動がままならないから水源にすら辿り着けないンだ。童女は時おり投げやりな気分になる。八方塞がりの今の状況が情けなかッた。視界も五感もすみずみまで黒々と塗りつぶされて時間の経過もよく分からない。一分が一時間にも感じられ一時間がほンの一瞬のことにも思う。感覚の切ッ先はジリジリと磨耗して麻痺してくる。取り囲む森の鼓動がざわめきとして一切を覆う、) [Tue 11 May 2010 23:14:08]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが来ました。 『(蕨に薇、菘に蓬に芹、)』 [Tue 11 May 2010 23:04:51]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『雪山』さんが退室されました。 『神は 死んでしまった。』 [Sat 8 May 2010 23:51:16]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > 死にた く ( 止まる。 ) [Sat 8 May 2010 23:48:59]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( まどろみに摩り替わり。 ) 死にた くな、い ( 手足の動きは鈍り。 ) 死にたくない。 ( 歩みが ) [Sat 8 May 2010 23:48:10]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない ) ( 白に染まる視界と思考は……… ) [Sat 8 May 2010 23:33:44][9]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 脳裏に渦巻くのは死への恐れ。 それ一つだ。 ) た……く い。 ( 炎獄にて、悪魔を殺し確かめた事実。 この世界では、死は一度に限り免れる事ができる。 一度だけ、一度しか。 ) し に、た………く な [Sat 8 May 2010 23:26:13]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ぅあ…………! ( 神は右手を顔の前に翳しながら歩き出した。 今までのように、其処に留まり続けても意味が無いからという理由ではない。 留まり続ければ死ぬ、それが余りにも明確だったからだ。 ) 門、は――――!? ( 焦燥の叫びも吹き荒ぶ風の音に飲まれて消えてゆくのだ。 唯一の防寒具である黒絹の衣は、付着する雪の水分を持ち前の吸湿性の高さで吸収し、逆に体温を奪う死の要因の一つに変わってしまう。 ) ( 雪山は弱者に孤独を許さない。 無謀なる挑戦者には等しく死をもって迎え撃つのだ。 ) [Sat 8 May 2010 23:18:28]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 扉を開けると、そこは雪国だった――――――とか、そういう悠長なレベルじゃあない。 ) ひっ………!? こ、こ……… ( 見えないのだ。 叩きつける様な猛烈な風と雪に視界は白く染まり、全身に刺すような痛みが走る。 生物を拒絶するが如き凍嵐は、炎獄に焙られ火照る体から容赦なく熱を奪ってゆく。 ) [Sat 8 May 2010 23:02:06]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『ゆきやま』さんが入室されました。 『白色』 [Sat 8 May 2010 22:52:48]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが帰りました。 『誰か…お家に帰してぇ……、(めそめそと泣きじゃくッた。お風呂に気付いたのはその後、)』 [Fri 7 May 2010 23:33:11]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (世のなかにはまま凄まじい精神力の持ち主が存在することは確かだ。窮地に陥ッても悲鳴を上げないことができるようになれば、誰だッてそッちのほうがいい。無闇な悲鳴は森という環境ではときに命取りだ。子供の悲鳴はほとンどのソレがカン高いうえ、恐怖が発する“あどれなりン”が効いているから、余計なけものや肉食の鳥を呼び集める危険がある。とはいえ、いま直面した危機を童女がどうにか乗り越えたことは事実だろう、) う…ぷ…ッ……、(ドロォ とした水面。上げた顔はそうとう悲惨だ。なにこれ、なに。視界の悪い闇のなかでは茶色も黒も大差ない。童女に取ッてはただいきなり激痛に襲われて、ただいきなり痛みが引いて、ただいきなり足場に沈没しただけだ。体験談だけを聞けば怒涛の展開だろうけど、)あ…、あ ぁー…、ぁあ ああ……、(茫然と開けた口から「あ」の音が流れでる。童女は粘着性のある甘い川の真ン中で両手と尻をついてへたッていよう。助かッたの? 逃げられたの? あの闇はもうないの? 川? 水? なにがなに?)(時間はしばらくそのまま数分。自失した意識と助かッたらしいという自覚がジワジワ沸けば、ジワジワ別の水滴も瞳の奥から滲ンでくる、)(ゆるゆると、大きな息を吐いて、) [Fri 7 May 2010 23:32:30]
お知らせ > アルス@茶色さんが帰りました。 『何かチョコ食べたくなってきた、と帰りに甘味処へよったりしつつ』 [Fri 7 May 2010 23:24:54]
◆アルス@茶色 > …うん、この前みたいに…画家の人が出てくる感じはないみたいだし…あの子に何か…う、わぁ…(顔面からべちゃ、とチョコの川に落ちた女の子…ある意味子供の夢でもあるとチョコの川。しかしチョコまみれになった後にフォローが無い状況では…何かトラウマとか与えそうでもあって)せめて身体を綺麗に……あ、そうだ…。(ふいふい、と女の子なら入れるくらいの木製の桶にお湯を貼って…『一人用お風呂(ついたて付)』を描いて)…服とかも洗えるし…ちゃんと見えないようにもしてるし…よしっ(うん、と満足げにうなづいて) [Fri 7 May 2010 23:22:42]
お知らせ > 黒い塊さんが帰りました。 『 ともあれ、最上煌耀は危機を脱した。★4をどうぞ。 』 [Fri 7 May 2010 23:13:24]
◆黒い塊 > ( 黒い塊は、茶色の川に浮かんで流れていく。すぐに全部溺れ死ぬだろう。雨の気配を察知すれば非難できる蟻たちも、突如現れたチョコレートの川には成すすべもなく。互いに「ここは餌場だ」というフェロモンを存分に出し合い、ただチョコレートに埋もれていく運命だ。 一度に大量の蟻達を飲み込み撃退する手段としては、ベストの選択をしたといえる。恐ろしい痛みを与えた蟻の毒も、一日もすれば痛みは引いていくだろう。娘が負った怪我自体もそれほど深刻ではない。 ――もっとも、この世界から抜け出す「門」自体は発見できたかどうかはわからないが――。 ) [Fri 7 May 2010 23:12:32]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (昆虫に喰われていく人間がどンな顔をして、どンな悲鳴を上げて死に果ててゆくのか。詳しく知りたいと思うなら、いずれこの絵画をひとめ目にすれば理解に及ぶようになるものか。自分の身体の末端から食いちぎられて、少しずつ少しずつ空洞になる四肢の感触はいかなるものか。踏めば潰れるほどのいきものに自分が侵されていく無残さ、気持ちが精神力2で耐えうるものなら、ぜひそうしたい。まるで黒い炎に足首が撒かれたみたいだ。熱くて痛くてやがてソレは感覚のない痺れにユックリ達して、童女の身体はいつしかドゥと倒れ伏し、虫の巣の黒達磨と化していたはずだッた。その童女自身すら視認できなかッた川を、踏み抜くことができなかッたら、)(“蟻の群れを撃退でき”たようなら、きッと童女は我知らず茶色い川へ踏みいれていて、) ――ッ ひぃッ!? なッ、なに、今度はなにッ!?(どぽ、と妙な感触。勢いで川を突ッきりかけた童女は、顔の前面から甘味のなかへ無様に転ンで、)【判定】 [Fri 7 May 2010 23:06:23][3]
◆アルス@茶色 > (たくさんの蟻に齧られる状況に恐怖したのか女の子が我慢できずに走り出したところにチョコレートの川がしっかりと出来上がった)…良かった…ちゃんとチョコになった…みたい。(若干あこがれでもある大量のチョコレート…これだけ用意できるなんてどこぞの貴族様でもできないだろうなーなんて思いつつも、蟻の群れを撃退でき、とりあえずの危機を乗り越えたみたいなので安心した様子で…)……い、いや、何か…別の意味でこの子が心配になってきた…。(思いっきり泣き叫ぶ様子を見て…もう1個描ける何かを使ってあげようかな?と考えてみたりも) [Fri 7 May 2010 22:58:31]
◆黒い塊 > ( 皮が剥がれ、肉芽となって綻び、その綻びに蟻達は集中する。少しずつ少しずつ、食べ易い大きさに食いちぎるのだ。時間が経過すれば、蟻たちは神経を穿り返し、硬い筋肉をも抉り出し、やがて食いやすい臓腑に到達すれば、ここが餌場だぞとフェロモンを発し、一斉に群がるのだ。確かに喰い終わるより先に、狂って死ぬかもしれない。 ――娘の悲鳴は蟻達には届かない。助けを求める声は、神には届かない。何故ならここは地獄なのだ。 ―――だが、その時! ) ! ( 眼前から迫る茶色の川―― 泥水か?否、それはチョコレートだ。この時代にはとても貴重で珍しいものでも、絵画の世界ならば自由に描ける。押し寄せるチョコレートの本流に、蟻達は一斉に飲まれた。蟻は水に弱い。それがチョコレートのように粘度の高いものなら尚更そこから抜け出せない。蟻達にとって不幸なのは、そのチョコレートを危険とは判断できず、寧ろ餌だと認識してしまう。故に、次から次へと茶色の罠に陥り、もがいては死んでいく。もし走り出したあなたがその茶色の川に足を埋めるのなら、足に張り付いた蟻どもを洗い流すことが出来るだろう。神に届かなかった悲鳴は、勇者には届いたようだ。 ) [Fri 7 May 2010 22:53:10]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (黒い闇が襲ッてくる。童女はひたすら自分が齧られているという事実が信じられない。よもや我と我が身が打ち上げられた魚肉のように“たべられる”状況を想像したことなンかない。もし自覚すれば餌食を待つまでもなく発狂死に至るだろう。我の強い、誇り高い、身の程を知らない人間の狂い死にだ。その光景は地獄図にどれほどの華を添えるだろうか。画家のソレは絵巻の描き手の、はたして理想にかなう大苦患か、)(ざわり、草履を埋める重い闇。ぶつ ぶつ ぶつ、自分がちぎれる感覚。瞠目した瞳の奥がマチ針のように収縮して、理性はたやすく破壊される、ゾォッとのけぞッた喉から一すじ汗の滴が滴れば、絶叫、) イヤぁ あ ああッッ―――ッッ!! やめて、やめて、やめて、誰か、誰かぁあッッ!! 誰かぁ―――ッッ!! (痛い、痛い、痛い、イヤ、イヤ、イヤ! 死にたくない、こンなどこなのかわからない闇のなかで死にたくない!! 半狂乱に陥る童女は泣き叫びながら腕を振り回し、闇雲に森のなかへ駆けださンとす。眼前に現れる茶色い川にも気付かないままで、) [Fri 7 May 2010 22:46:01]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (*リ・テイク) [Fri 7 May 2010 22:44:30]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (黒い闇が襲ッてくる。童女はひたすら自分が齧られているという事実が信じられない。よもや我と我が身が打ち上げられた魚肉のように“たべられる”状況を想像したことなンかない。もし自覚すれば餌食を待つまでもなく発狂死に至るだろう。我の強い、誇り高い、身の程を知らない人間の狂い死にだ。その光景は地獄図にどれほどの華を添えるだろうか。画家のソレは絵巻の描き手の、はたして理想にかなう大苦患か、)(ざわり、草履を埋める重い闇。ぶつ ぶつ ぶつ、自分がちぎれる感覚。瞠目した瞳の奥がマチ針のように収縮して、理性はたやすく破壊される、ゾォッとのけぞッた喉から一すじ汗の滴が滴れば、絶叫、)(痛い、痛い、痛い、イヤ、イヤ、イヤ! 死にたくない、こンなどこなのかわからない闇のなかで死にたくない!! 半狂乱に陥る童女は泣き叫びながら腕を振り回し、闇雲に森のなかへ駆けださンとす。眼前に現れる茶色い川にも気付かないままで、) [Fri 7 May 2010 22:44:05]
◆アルス@茶色 > (じぃーっと絵画を睨んで状況を判断…蟻の大きさはそこまでではないが足を噛まれたらしい女の子の痛がる様子からかなり強力な顎があるようで…この数の蟻をまとめてどうにかせねば危険だろう)蟻の天敵といえばあいつだけど1匹だしたくらいじゃ追いつかないだろうし…ここは…っ!(茶色の絵の具をつけた絵筆を動かして絵を描いていく… 『溶けたチョコレートの川』…!)ふふ、蟻共めー そんな小さな子より美味しいチョコに溺れて流れていってしまえーっ!(若干悪役っぽいセリフは勇者的にどうなのかはともかく絵を完成させた) [Fri 7 May 2010 22:37:37]
◆黒い塊 > ( ざわざわ。 蟻たちは容赦なく距離を詰める。そして娘の足元にたどり着けば、一斉にその肌に大顎を突きたてるのだ。足を黒い履物のように覆って。 その数はおよそ百匹だが、どんどん娘の身体をよじ登るのを許すのならそれは何倍にも増えていく。蟻達はまだ足首辺りまでだ。しかし、百匹ほどでもその痛みは恐ろしいものだろう。一匹一匹の力は弱く、簡単に皮膚を食い破ることは出来ないが、それでも時間と共にぽつぽつと僅かな出血を伴う筈だ。――蟻達は、そこから肉を食いちぎり、餌にしてしまうのだ。この娘を平らげることができたら、蟻全体が暫くの間飢えには困ることは無さそうだ。もっとも、それで死ぬのだとしたらその激痛と苦しみは想像を絶するが。 ) ( この状況を切り抜けることができるかどうかは、勇者の手に掛かっているといっていいだろう。 ) [Fri 7 May 2010 22:27:52]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (武士の家に生まれついて躾を受けても、童女自身の身体能力は職業武人のソレとはほど遠い。感覚も精神力も優れた持ち合わせがなければ、危機的状況で突発的な力を発動することもできない。単なるイエロティアの並以上に情緒不安定な小娘だ。武器もない、防具もない、攻撃することも守ることもロクにすべがない、危険に見舞われれば瞬時にほふられるだけの、愚かでみじめで小さな小さな存在だ。例えばアマウラの無残絵師が渾身の筆をふるッて描きあげた、地獄の六道絵巻の鬼の喰らうあわれな贄に、ちょうどいいくらいには、) あッ…、あ、ぁッあ…ッ、なに…なに……!?(童女はぶるぶると震えながらただ身を竦ませて立ち上がろうとする。後ろ手を幹に廻して精一杯あたりを警戒する。目を凝らす。ダメだ、黒い闇が、ただ黒くッて大きな闇のかたまりが、ザワザワと地面で鳴動しているふうにしか見えない。何なの。コレは何なの。わたしはどうなるの。一秒ごとに鼓動は速度を増し、呼吸は喉からあえぐようになる。そのうち、) いッ…、痛ッ…!?(びりッ と稲妻めいた激痛。反射的に見ると闇の一端はもゥ足元まで届いていて、やぶれた足袋から覗いた足の甲に取りついて、) なッなッ、なに…!? なに!? イヤ…、イヤぁッッ!?(足を引き、手を振り回しながら水中でもがくように必死で周囲の闇を掻くけれど、指先は黒い空気をつかむばかり、) [Fri 7 May 2010 22:20:01]
◆アルス@茶色 > (先日の戦いで幾らか絵筆の使い方を理解してきた少年(自称”勇者”)。 今日も下宿先の手伝いを早めに切り上げて絵画のところへやってきて)…いきなりピンチ…?(絵の中には女の子が怯えながら木の幹に掴まっているのが見える。黒い何かうにょうにょした虫…それに囲まれつつある状況を見て…素早く絵筆を構え) …蟻に有効な…の…?(茶色っぽいので…いたっけ…?と首を傾げてしまって…) [Fri 7 May 2010 22:15:10]
お知らせ > アルス@茶色さんが来ました。 『絵画の前に立つ導かれし者…』 [Fri 7 May 2010 22:10:16]
◆黒い塊 > ( ざわざわ。黒い塊はあなたがへばりついた幹の周囲を取り囲む。逃がさないためだ。どこからでも襲い掛かれる状況をつくる為だ。あなたが目を凝らせば、幹の周りを取り囲む黒い絨毯のような影が見えるだろう。そいつらは徐々に徐々に迫り、距離を狭めていく。 この影の正体は―― 蟻だ。そう、春先になればわらわらと巣をつくり、せっせと餌を運ぶあの愛嬌のある虫。あなたも、蟻の巣穴を穿る遊びをしたことがあるかもしれない。その蟻だ。 ――但し、ここは常世の森をイメージして描かれた絵画の世界。常世の森の蟻の中には、弱った動物をあっという間に骨になるまで食い荒らす獰猛な種類がいるのだ。その蟻が、あなたを餌と認識したようだ。 ) ( ざわざわ ) ( ざわざわ ) ( そのうちの数匹があなたの足にたどり着いて、ちくりとあなたを噛もうとする。更に、お尻の針で毒液を注入しようとするのだ。その毒は人を死に至らしめるような強さは無いが、刺されれば鋭い痛みを伴う筈だ。 ) [Fri 7 May 2010 22:04:22]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (何気ない自分の思惑にふと薄ら寒くなッた。にわかに走る緊張感に垂れた両手がギュッと草を握りしめ、童女は脅えた瞳であたりを見回さンとす。そもそもわたし、本当にココから生きて帰ることができるンだろうか、)(童女が迷い込ンだ絵画の題名は“まっくらな森”だ。溶岩脈打つ炎獄や生命の気配なき砂漠、血臭紛々たる混沌の街と同等各で描かれた地獄絵巻が、どンな牙を持ッて自らに襲いかかッてくるのか童女はまだ分からない。人知れず絵画は渦巻き映る画像を反転させれば、前述のとおり木の元に竦み、不穏な景色に肩を縮めて闇に怯む童女の姿を投影していよう、何の異変もなければだけど、)(“ざわ”) ―……ッ、(呼吸も押し殺して息を飲む。何の音。落ち着いて光明を見いだそうと考えれば、木や植物が育つだけの水気はあるンだろうと気付くけど、ソレは同時に森に潜む獰猛なけものの命も育ンだことも意味するンだ。ならさッきの音は狼かなにかか。がむしゃらに逃げ出したい思いに駆られたけど、足場が悪すぎて迂闊な気持ちでいるとたちまち転びそうだ。そこかしこに枯れたか落ちたか、太い枝や幹が散らばッていて何の拍子にどンな怪我をするやら、想像するだに怖ろしい。無防備な脇腹をザックリ刺し貫くだろう惨事を考えるだけで背筋に氷を当てられた思いがするけど、)(童女は何も解らず必死に幹にへばり付かン。この景色で他に何ができるだろう、) [Fri 7 May 2010 21:54:21]
◆黒い塊 > ( そうして癇癪を起こすあなたに近づきつつある黒い塊があった。それはざわざわという音を鳴らしながら、あなたの背後から迫る。黒い塊は地面を這い、まるで蠢くように。 ――そんな黒い塊とあなたとの丁度中間点に、既に息絶えた野兎の死骸が転がっていた。黒い塊はその死骸を包んでいく。 ざわざわ ざわざわ。 そんな不快な音を鳴らしながら。 ) ( やがて黒い塊が散らばるように退くと、野兎の死骸は骨だけになっていた。――そして、黒い塊はまた再び貴女を目指して進み出す! ) [Fri 7 May 2010 21:36:47]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……ッ…わたしに、どゥしろッて言うのッ…!!(――ばしッ!)(眺めているうちに、フツフツと蓄積した行き場のない苛立ちが爆発して、癇癪を起こす。膝の横にこぶしを打ち付ければ地面が容赦なく反撃してくる。じン と痺れ。握り込ンだ指の痛みは時間差でグゥッと突き上がる、)(真上に叫ンでから、がクンとうなだれる首筋。すッかり乱れた胡桃色の髪がうなじで二つの束に割れ、童女の顔だちを覆ッて隠す。あァ、髪。思えば何日梳いてないンだろう。たしか荷物のなかに入れておいたはずなのに櫛も髪油もなぜか荷袋ごとない。そういえば煉獄の“世界”で気が付いたときからなくなッてた気がする。わたし、あンなに少ない財産までどこかで落としちゃッたンだろうか。せめて櫛ぐらい、いつものように裃の袂に忍ばせておけばよかッた。こンなにもつれた髪、とても人様の前で見せられない。もッとも髪どころか顔も手足も痣と打ち身と傷だらけで、裃も袴も草履に至ッても百姓の野良着のほうがましなくらいくたびれきッているから、今さら身体のどこをどンな角度から覗かれたところで情けない格好であることに大した差はないけれど、) [Fri 7 May 2010 21:32:26]
お知らせ > 黒い塊さんが来ました。 『 ざわざわ 』 [Fri 7 May 2010 21:32:04]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……こンど は、森……、(雄大な、ソレは雄大すぎるほど雄大な大自然の天蓋を、木の根元にペタンとへたり込ンだ姿勢で見上げる童女は脱力したふうな口ぶりで呟かン。他に何もしようがない。こンなに墨を撒いたみたいな暗闇のなかで、人はどうやッて生活するッていうンだろう、)(心身もろとも疲弊しきッて隈さえ浮いた幼い顔が、改めて四方の様子を伺い見ンと汗ばンだ首を伸ばす。樫の木に松の木、杉の木、楓、櫟、欅、椿に似た植物、他に名前も予想付かない巨木の数々。あたかも行く手を阻みでもするように、そびえ立つ数多の樹木たちは季節感も統一感もおよそ図れず、ただ好き放題に手を広げた枝葉ばッかりが黒々と生い茂ッて光をさえぎる。この“世界”も煉獄や砂漠の世と同じなンだろうか、一里先も二里先も風景は変わらないで見える。ううン、見えるわけじゃァない。折り重なる木々の影が道なき道筋を塗りつぶしていて、行く先の光景なンかとてもじゃないけど見えッこない。あの砂の“世界”の夜も月が見えないくらい暗かッたけれど、この森が作る闇の濃さはあンなのの比じゃァない。ズワズワと迫る漆黒に圧倒される、) [Fri 7 May 2010 21:23:18]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが入室されました。 『―……もり…、』 [Fri 7 May 2010 21:12:24]
お知らせ > ディーバ@白さんが帰りました。 『(そっと部屋を出て行くメイドもどき)』 [Wed 5 May 2010 01:48:13]
◆ディーバ@白 > ( 目の前の絵画の中で少女が門を発見したのを見て、向こうの絵画の方を見て。とりあえず…後日改めて、何が起こったのか尋ねよう。 ) 邪魔しても悪い…ですし、ね。 ( まさか、エイブラハムらしき者が現れていたなんて思いもしない。 ) [Wed 5 May 2010 01:47:35]
◆ディーバ@白 > ( それは本当に思いつきで、もっと近しい人による応援があったら何か変わるんじゃないかなとか、そのくらいの気持ちだった。が、他の絵画の方から、『声』が聞こえて来て、奴隷はビクッと振り返る。 ) え…何、今の……? ( その絵画の方に気を向けていなかったから、すぐには理解できなかった。絵画の前にいる、自分と同じく色に選ばれた二人の声とも思えない。 ) [Wed 5 May 2010 01:43:45]
お知らせ > 最上煌耀@絵画混沌の巻さんが帰りました。 『(やけぱちな気持ちでぬりかべに齧りついた。“扉”に気付いたのはその瞬間だ、)』 [Wed 5 May 2010 01:24:44]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (桜だ。桜のはなが散る。怒鳴り声も泣き声も死ンだひとも血飛沫の壁も、みンなみンな覆うみたいに真ッ白なはなの花びらが落ちてくる。甘くッて白いぬりかべ(?)ときれいで白い桜の花びらを前に上に、童女はこの地獄絵巻でどれぐらい間抜けな存在であるンだろう。きッと現実の世で並ンでいる絵巻のなかでも、今、映る“混沌の街”の違和感は飛び抜けたものだ。さぞ、ひと際ばかみたいな光景になるンだろう。煉獄で傷付き砂漠ですりむけ暗黒街で汚れた両手を、落下する花吹雪にぼンやりとかざして、惚けたように上向いて瞳を眇める童女の絵面は、) ―………ば か…みた…い……、(言葉と共に、溢れた涙が頬を伝う。ばかみたい。ばかみたいだ。わたし。白い、清い、優しいもの。おきよさま、おきよさま、ろくにお礼も言わず黙ッてお家を出たわたしのこと怒ッてる? 恩知らずだッて呆れてる? 心配してる? 泣いている? 何もかもふンわりと包ンでくれそうな花びらは、心の堰を切ッて親しいひとを思い出す、)(込み上げる切なさ人恋しさに、わッ と両手で顔を覆ッて泣き伏して、泣きながら、) [Wed 5 May 2010 01:24:19]
◆ディーバ@白 > ふうーっ……。 ( その日描ける分を描き終えてしまえば、もう何もするべき事はない。強いて言うならば、祈るくらいか。ちゃんとしたお祈りの文句とか知らないし、そもそもパプテスでもないから願うと言う方が近いだろうが。でもきっと、さほど繋がりのない自分より、もっと強く願っている誰かがいるだろう。根拠は全くない。でも、誰にでも一人か二人、無事を願ってくれる誰かがいると思うのだ。 ) あ……そう、だ…。身元が分かってる人、だけでも…家族、とか…呼んじゃだめなの……かな? ( ふと、思った。絵画の外から何か言おうが祈ろうが、実際に影響を与えられるのは絵の具のみだ。それに、地獄の中で苦しむ大切な人の姿を見る事で、更に苦しめるだけかもしれない。でも。 ) 一度誰か、に聞いてみよう…。うん。 ( 思いつきを口に出しつつ、奴隷は絵筆を片付けにかかる。 ) [Wed 5 May 2010 01:11:51]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (そうしたら、空の変化は思いもかけないンだろう、) ――………えッ……、(放心したみたいな表情の鼻の頭の上、ひらひらと。鳥の羽根のように。雪のように。舞い降りてくるソレは、) ――……さく…ら…?(ひらり、ふわり。ソレは白くて清浄でまるで浄土のようにきれいで、) [Wed 5 May 2010 00:57:13]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (え、ちょッ、て。さまざまな意味で硬直は数秒間。ちッそくしてないよ、)(べりべり、) ―――……な……、(何コレ。状況も忘れてそンな単語が頭をめぐる。両手をふンばり、何やら綿菓子に似たようで似てないフワフワな物体から、ようやく顔を上げンとす。頬ッぺたに引ッついた白くッて甘いにおいの欠片を茫然自失と取り上げて、とても言葉が出ない雰囲気。えッ、ほんとうに何コレ、)(ものすごい理解の及ばない顔して、真ッ白な破片と真ッ白なぬりかべ(?)を見比べるふうに。とッても甘いかおりはしているンだろうけれど、まず食べ物なのかどうかすら、)(ぐす、と鼻をすすッて、改めて顔を近付けンと。犬のように鼻先を蠢かす。ふンふン、ぺろり。ちょッとだけ舐めてみる。ちょッとなら例えドクでもすぐに吐き出せば大丈夫だから、) ッ、あま――……、甘い……?(その触感と味に目を白黒させた。食べ物なンだろうか? 食べても平気? 答えでも探すよに辺りを見回す。唐突すぎて滑稽すらある登場に取りあえず恐慌状態は収まッたけれど、今度は遅れて疲労と空腹が襲ッてくる。動かないでいたらいたで出口が見つかるはずもないけれど、こういう“世界”に来てから、毎日駆けて駆けて駆け通しでもゥ疲れてしまッた。どこかに“扉”はあるのかも知れないけれど、どこにあるかも分からないンだ。座り込ンだりしているだけじゃ危険だし解決しないとぐらいは思う。何といッても人の“世界”だ。人為にひとたび目を付けられると逃げられなくなるンだから、)(困惑顔を空に向ける。あァ、また死体が目に映るのかな――、) [Wed 5 May 2010 00:54:10]
◆ディーバ@白 > ……。 ( とりあえず、怪我もなく停止したようだ。 ) えっと……今で何日目くらい、だろ……。 ( 背後から、野犬とか殺人鬼などが追いかけて来ていたのなら解る。だが、絵画を見る限り少女は一人で闇雲に走り続けていた。絵画の中の少女の気持ちを想像してみたが、少なくとも……ストレス発散のために走っていた訳ではないだろう。 ) 助けになる、のは……。 ( 食べ物は、今はいい。というか自分は食べ物ばかり描いている気がしてならない。それに…命を守る事を考える事も大事だが、心が折れてしまってはきっと帰れない。助けたいと願っている者がいると言う事を伝えられたら良いのに。──くりぬいたメッセージを描いた人がいる、とは聞いたけれど。 ) 文字…勉強しておけば良かった、です…。 ( そもそも字が書けないから、伝えることが出来ない奴隷。せめてと考えた。……白。楽しい気持ち。きれいなもの。 )( 暗黒街に似た街の空に、白い点をひたすら描き込んで行く。少し歪なそれらは雪ではない。桜の花びらだ。上手くイメージできていれば、暗い空から花びらがひらひらと降って来るだろう。 ) [Wed 5 May 2010 00:36:46]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (へぶし、) ―――ッ、ぷぎゃッ、(そしたら、突然出現したまッふわ(*真ッ白)+ふわふわ)な物体に正面から激突した、のめりこみ膠着、) [Wed 5 May 2010 00:17:50]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (一方、童女はひたすら人気のない方へない方へ、走り去ッてゆこう。悪夢なら覚めてとよく言うけれど、こンなならまだ夢だと思いこンだままだッた方が良かッた。どンな夢でもいつかは目が覚めるのが世の常だから。そンなの現実逃避だッて知ッていても逃げたいことはたくさンある。おぞましいこと、おそろしいこと、自分の何も歯が立たないことばッかり思い知ッて無力感はもゥお腹いッぱいなのに、地獄絵巻は現実と同じ重さでどンどンと続くンだ。あと何回、あの“扉”をくぐれば、わたしは元の世界に戻れるンだろう。それともココで死ンじゃうのかな。それなら、ココで迎える苦悶死こそが、わたしに課せられた天罰なのかな、) ―……うッ、ぅッ、うああッ、イヤだ…、ヤだぁあッ……、一太郎、先生ぇッ…、おきよさまぁあ…!(会いたい、恋しい、懐かしい。顔中が涙と鼻水と腐液でしょッぱい。唇を閉じていたいのに、嗚咽は勝手に口を割ッてへの字に結ンだソレを割る、)(走りながら汚れた両手で汚れた顔をムチャクチャにぬぐッて、) [Wed 5 May 2010 00:17:25]
◆ディーバ@白 > ( 少女の行く手を遮る方向を狙って描き込んだ。と追記。 ) [Wed 5 May 2010 00:04:38]
◆ディーバ@白 > ( 絵画へのイメージの違いで証言に食い違いが発生していても、検事様方は聞かなかった事にしてもらいたい所。主観とはかくも曖昧で云々かんぬん。 ) えっと……そうだ、クッション! ( 闇雲に走り続けるのは得策ではない。体力を消耗するだけだし、マシな事例としてはゴロツキにぶつかって骨が折れたと絡まれるとか色々ありそうだ。安全に止めるべく、奴隷は白絵の具で描き込んだ。 ) …ついでに、食べられる物だといいかも。 ( 大人一人くらいの高さのあるクッション……と思いきや、大きな大きなマシュマロが少女の行く手を遮る! ) [Wed 5 May 2010 00:03:51]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (*認定てなに…! 【判定】…、) [Tue 4 May 2010 23:58:44]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (あァ、考えてみても悩ンでみても、つくづく刀剣拵工師なンて自分の技術と経験は、この“世界”ではどンなことの役にも立たない。わたしの血と涙が滲むような十二年間なンか、この“世界”ではぜンぜン無力だ。重蔵の厳しい躾は無駄だ。おふじの暖かい言葉は無意味だ。兵衛の冷たい指導は無益だ。わたしは家臣の努力を水泡にしてしまッた。そンなこと、偽刀造りに手を染めたときに分かッていたことなのに、)(一緒に“扉”をくぐッたはずの青年はどこかで逸れてしまッた。両手いッぱいに持ッてきたはずの様々な道具は消えてしまッた。味方なンて誰もいない。役に立つものは何もない。空虚になッた指のなかにベットリと腐ッた手触りを抱えて、童女は路地から路地へ駆けまどう。欠けた石畳み、壊れて揺れる木窓、真ッ赤な飛沫が散ッた煉瓦。どこに行ッても延々と冷たい壁が堅牢な顔で見降ろしてくる。どこにいても聞こえてくる絶叫と怒号。安心するはずの人の気配にも、ちょッとでも感じ取るつど向きを変えては足は速度を上げるばかり、) イヤぁッ! イヤぁああッッ!! 誰か…、誰かぁあッッ! おきよさまぁッッ、兵衛ぇえッッ!!(薄暗い闇街は一見そゥ変わッたふうには思うまい。もともと混沌の坩堝を描いた絵画だ。ソレでも地獄絵を覗く誰かが背景のチリのような特異点を認識すれば、暗い通路を味方を求めて泣き叫びながら走り回る童女の姿と知れようか、)【認定】 [Tue 4 May 2010 23:54:36][67]
◆ディーバ@白 > ( 5つの絵画の内、2つで動きがあったようだ。一瞬どちらの絵画に向き合うべきか悩んだが、やはり現在誰もついていないこちらの絵にするべきだと判断。そろそろ慣れて来たのか、さっそく白の絵の具と絵筆を取り出す。 ) あ、これは…煌燿さん…? ( 暗黒街をイメージしてると聞く絵の中で、少女らしき人物が走っている。絵画の描写は見るからに残酷な風景ばかりで、このまま走り続ければ少女がどんなトラブルに遭遇するか…想像してみた奴隷は、今すぐ状況に変化を与えられる何かを描くべきだと思った。 ) えっと、えっと…… ( だが、すぐには浮かばない。もしかしたら少女が走る先に門があるかもしれないと思ってしまい、何かを描く、事を少し躊躇う。 ) [Tue 4 May 2010 23:47:35]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 『ど、どっち!?』 [Tue 4 May 2010 23:32:21]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (ギャァ と言う奇声に慄いて上空を仰げば、名前も知らない黒くッて大きな鳥が何羽も何羽も舞い降りて、見せしめのように垂れ下がッた死体の肉を食みにくる。ブチブチというイヤな音。赤黒い肉が引ッ張られて裂けるのが見えた、) ―……いッ…、イヤ ぁ、ああ あッッ……!!(酸鼻を極める光景に口元に爪を立てて後ずさる。逃げ出そうとして背の後ろについた手がズルりとぬめッて、童女は勢い余ッて横顔から倒れ込まン。派手に飛び散るのは何だろゥ、血だろうか膿だまりか、吐瀉物か、頬と髪とにベッタリ付着する気持ち悪い腐液。ただでさえ見すぼらしくなッた裃を上から下まで汚してく、)(凍りついて見開いた瞳が大きく歪む。手に付いた血、身体中に付いた血、ひとの血。傷付いたモノの象徴、堪え切れない痛みのあかし、死ンだときに止まる色。こンなふうに悪臭を放つようになるンだ。どンなに縋りついていたくッてもいつか腐ッていッてしまうンだ。重蔵の身体も、おふじも、みなも、こンなふうに――、) ぃ…や…ッッ…、イヤ、イヤ、イヤ ぁ、ああああああッッ!!(ばね仕掛けみたいに跳ね上がり、狂ッたように顔を袖で拭いながら行く手も確かめず走り出す。イヤだ、イヤだ、イヤだイヤだイヤだ、誰か――、) [Tue 4 May 2010 23:30:21]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (でも、ヴェイトスにこンな場所はなかッた。どンな悪所でもココまで残酷なことはなかッた。空を見上げたその視線の先に、ボロ着のように痛めつけられた人の身体が、ダラリとぶら下がッてるこンな地獄みたいな光景なンて。吊り下げられた人影の爪先から、点々と垂れる何かが水溜まりを作ッて生々しい腐臭を漂わせる。ギィ と縄が揺れて人影の向きが変われば、力なく陥没した目と黄玉色の瞳が交錯して手放しかけた意識を激しく揺さぶる、)(この人、死ンで――、) ―……ッッ ひ…ぃ…ッ、(理解したとたン絶叫が喉からほとばしりそうになる。八つ裂きの裃を何とか纏ッたような風体の童女は、震える唇を必死に袖で抑えて路地裏の片隅に身を縮めン。背中を小さく小さく丸めて、やッぱり身体を抱き締める。こンな無駄な仕草の他に自分を守る方法なンて知らないもの。どこを見ても死ンでいる人だらけ血だまりだらけで、もゥ上も前も後ろも向けない。どこかの建物の奥から怒鳴り声と悲鳴が聞こえるたびに全身が竦ンで動けなくなる。何なンだ、何だッていうンだろう、わたし。誰もいない煉獄や砂漠の荒野より、人のいる街の方が怖いだなンて、) [Tue 4 May 2010 23:20:26]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (灼熱の砂漠の“世界”で扉を抜けてみれば、再び風景は一変していた。いッたいどこでどンな仕組みになッて“世界”と“世界”を地繋ぎにしてるのかちッとも見当が付かない。今度はどンな地獄に連れて行かれるンだろうッて緊張に身体を強ばらせてた。でも新たにかいなを広げる暗黒模様の“世界”には、今まで死に物狂いで潜り抜けてきたソレとは決定的に異なる点がある。最初はソレでもホッと胸をなで下ろしたンだ。何といッても長いこと無縁だッた人の匂い。たくさンの足音とざわめき。雑然とした生活の気配だ。わたし、帰ッてきたンだッて、)(見上げるほど丈の高い建物と、まわりに立ちふさがる堅牢な石造りの壁。石畳の路地に満ちる、なまもの特有のすえて淀ンだ臭い。金色、赤銅色、鈍色、さまざまな色した髪の毛と肌の異人たち。人だ、住居だ、文明なンだ、――街だ。そゥ、この“世界”の全てをかたどるモノは、どれもこれも異郷に来てからよく目にした、ヴェイトスというザワザワした街を構成する要素たちに他ならなかッたから、)(だから、初めはロクに街の様子を伺いもせずに、飛び出してくところだッたけど、) [Tue 4 May 2010 23:10:36]
お知らせ > 最上煌耀@絵画混沌の巻さんが入室されました。 『(最初は、街へ戻ッてきたのかと思ッた、)』 [Tue 4 May 2010 23:01:01]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『あ、場所間違えた』 [Mon 3 May 2010 23:26:30]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『教会アカガネの部屋にて』 [Mon 3 May 2010 23:26:12]
お知らせ > 狼さんが帰りました。 『 …今しばらくは、男の無残な躯が絵の中に残されているだろう。 』 [Mon 3 May 2010 01:05:43]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『森』さんが帰りました。 『神 は しんでしまった』 [Mon 3 May 2010 01:05:30]
◆狼 > ( そうして狼達は、地獄のような苦しみをあなたに与えるだろう。その命の鼓動が停止するその瞬間まで。心の臓を頬張り、腸をずるりと引きずり出し、目玉を喰らい、脳を啜る。おぞましい、あまりにもおぞましい光景であった。流れ出した赤が血溜まりとなり、狼達の足を赤く染める。――やがて腹を満たした狼達は、その口を真っ赤に染めたまま――若い男の笑い声を残し、森の闇に消えていくのだった。 ) ( ――だが、あなたの苦しみは終わらない。あなたはやがて同じ場所で目を覚ますだろう。何もかもが元通りになった状態で、けれども地獄の苦しみだけは鮮明に記憶したまま。 ) [Mon 3 May 2010 01:01:10]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 停止した。 ) [Mon 3 May 2010 00:57:21]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 神の慈悲の最たる物は、諦めではないだろうか? ) ( 激しすぎる苦痛に神の思考は停止し、全てを諦めるのだ。 重傷を負った草食獣が抵抗を止めるように、身動き一つ――――僅かばかりの抵抗や反射すらせず――――そして最後に鼓動が) [Mon 3 May 2010 00:56:59]
◆狼 > 俺の名前が知りたいか?俺が誰だか知りたいか? ( まるで男の心を見透かしたかのような台詞。狼はくつくつと笑った。相手がそれを知る機会は今後あるかもしれないし、無いかもしれない。何故なら、地獄は続くが、それも永遠ではないからだ。もっとも、この男が二度死んだ後に本物の地獄に堕ちるとするなら、永遠なのかもしれないが。 ) ( ぞぶり、と脇腹の肉を食いちぎり、鮮血を飲み下す。辺りに男の血の臭いが充満するだろう。――そして、再び中空に描き出される無数の狼たち。奴らは一斉にあなたへと襲い掛かり、体中に喰らいつく。 ) 苦しめ。 苦しめ。 苦しめ。 苦しめ! 苦しめっ! 苦しめぇッ!! ( 一部始終は、外の世界から見れば全て明らかだ。男が狼に食い殺されるのも、誰が描いたわけでも無いのに狼達が出現したのも。 ――しかし、ここで男が息絶えたとしても地獄はまだ終わらない。簡単には死ねないのだ。一度恐ろしく、冷たく、苦しい死の痛みを味あわせることで、より死への恐怖を煽ろうというこの絵画を描いた男の狂気が垣間見える。 ) [Mon 3 May 2010 00:51:04]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 待て。 止めろ。 離せ。 オマエは何者だ? 何故喋る? 会話できるのかもしれないぞ。 死んだ? 病気? 何の病気で? 冷たい。 仲間が居るのか? この体はやはり肉の器だったのか? 風よ来い。 ああ、駄目だ風は来ない。 病魔。 駄目。 死? ) ( 幾つもの思考が同時に展開され、目まぐるしく浮沈してゆく。 けれども、現状それは意味を成さない。 ) ( 加速する思考と裏腹に、肉体は硬直し、動きを失う。 それは神に捧げられる瀕死の生贄のような様。 ) [Mon 3 May 2010 00:41:58]
◆狼 > ( 狼は男を押し倒すと上に圧し掛かろうと。はっ はっ、 という生暖かい吐息をあなたの耳元に吹きかけ、ぽたぽたと涎を垂らす。そして再び口を開くのだ。 ) 絶望しているか?お前はこれから死ぬ。俺が感じた死の苦しみ、お前にも味合わせてやる。お前の肉を喰らい血を啜り、仲間を呼んでお前の身体を喰い散らかしてやる。腕も足も首もばらばらにしてやる。臓腑を引きずり出してやる。生きながらに喰ってやる。 ( それは明確な悪意、殺意であった。 ) ―――っ。 ( くぁ、と狼は大きく口を開く。そしてゆっくりと―― 後ろから、あなたのわき腹に鋭い牙を突きたてようとするだろう。 ) [Mon 3 May 2010 00:33:00]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ――――――!? ( 神の認識では、獣は言葉という知恵に恵まれたものではなかった筈だが。 それは確かに、悪意と敵意を意味する言葉を発した。 だが、それに驚く暇は神には与えられなかった。 背中を打つ強い衝撃に、つんのめりながら倒れこむ。 反射的に手を着く事で顔面を打ち付ける事だけは避けるたが、それは背後を無防備に晒してしまったという事だ。 ) [Mon 3 May 2010 00:27:58]
◆狼 > ( ――残念ながら、神は神に見放されたようだ。この世に神は居ないのか。いや、居る。だが居ない。それを思えば人間とは気楽なものである。いざという時にすがる神がいるのだから。しかし、神は神にすがれるのか? ) 残念だったね。 ( あなたのすぐ後ろで、狼が口を聞いた。 ) お前は本当に運が無い。こんな地獄に迷い込んだ時点で、お前の運命は決まっていたんだよ。 ( 再び狼が口を聞く。それは若い男の声だった。 ) だが、まだまだだ。お前はもっと苦しめ。どうしてそんなに走れる、どうしてそんなに元気で居られる。俺は、俺は、病で苦しみながら死んでいったというのに。 ( 意味不明な言葉を吐き捨てるように言うと、狼はあなたの背中側から飛び掛り、あなたを押し倒そうとするだろう。 ) [Mon 3 May 2010 00:18:31]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > (が―――――駄目ッ。) [Mon 3 May 2010 00:13:34]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ――――っひ!? ( かつてパプテス教徒の軍勢に神殿を攻め落とされ、信者を殺戮され、放浪の身に落とされた神であるが、その時でさえ自分の存在が失われる恐怖ではなかった。 しかしこの度は違う。 存在の消滅がヒタヒタと背後に迫る恐怖。 今まで感じた事のなかった肉体的疲労感と、呼吸が乱れる苦しみ。 『己が体感する』恐怖だ。 ) ヒ……ひ………ッ!? ( 枯渇してゆく体力を後先考えず浪費して走る様は、まさに狼の悪意が求めるそれだろう。 そうして走り続ける先に見えるのは――――? ) (判定) [Mon 3 May 2010 00:12:38][31]
◆狼 > ( あなたが背をむけて走り出すと、四足獣が走る音を背後に響かせながら狼もまた走る。しかし、通常ならあっという間に追いつける獣の足だったが――中々追いつけない。否、追いつかないのだ。狼は嘲笑うように執拗にあなたを追い掛け回す。あなたをどこまでも走らせようとする。普通、野生の獣はこんな悪意を見せたりはしない。無駄なエネルギーを消費せずに獲物をしとめようとする筈なのに、それをしない。 ) ( 狼はあなたのお尻のすぐ後ろで、がちんがちんと口を開閉させてあなたを威嚇し、脅す。これもどこかであなたを見ている何者かの悪意だ。そういう悪意のある狼を描いたのだ。何故なら、お話の中ではいつだって狼わ悪い生き物に描かれるのだから。 ) ( ――さて、こんな状況でもあなたは”門”を探すことが出来る。もし門を見つけ、そこに逃げ込めることが出来ればひとまずこの脅威からは逃げられるだろう。 ) [Sun 2 May 2010 23:58:32]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > は………? え? ( 其れは唐突に起こった。 視界の先――――中空、何も無いはずの空間に――――線が走った。 それは質感と存在感を放ちながら増え続け、見る間に何がしかの意図を感じざるを得ない程明確に立体を形成していく。 ) な、なんじゃ? ( 狼、であった。 虚空に線が走り、狼が出来上がるという、今まででも群を抜く異常度の異常。 明らかにこちらに向かって走ってくる狼に、思わず背を向け走り出すものの、走るという行為の経験のなさ、足場の悪さ、足の怪我という要素もあいまって一般男子児童より遅いレベルである。 ) [Sun 2 May 2010 23:53:00]
◆狼 > ( 狼は鼻を鳴らし、あなたの臭いをかぎ付けると、真っ直ぐ走ってくる! ) [Sun 2 May 2010 23:41:04]
◆森 > ( あなたは鳴き声が聞こえてくる方向に向かって耳を澄ました。様々な方向から聞こえてくるが、右前方から聞こえてくる鳴き声が一番近そうだ。勿論、その鳴き声の主が水場にいるかどうかはまた別なのだが――。 ) ………。 ( あなたをどこからか見ている「誰か」は、手にした筆を走らせる。そう、外の世界で絵画の中に迷い込んだ者達を助けようとしている者たちが持つ画材と同じもので。唯一違うことと言えば、その「誰か」は色んな色を自在に操り、幾らでも描き込むことができるということか。 ) ( あなたは見るだろう。突如中空に絵の具で描き込まれたような線が走るのを。まるで見えない筆がその空間に絵を描いているかのような光景を。やがてその線は塗り重ねられていき、少しずつ立体となり、形作られていく。そうして描かれたのは―― 狼だった。 ) [Sun 2 May 2010 23:39:48]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > 水場には生物が集まる、という事は………鳥の声がする方に向かえば水場があるということか? ( 呟きながら思考し、神は聞こえてくる鳴き声に耳を澄ます。 神の神たる力を除けば、この神の優れた能力は思考する力と其れに没頭する集中力、何より微細な事柄から情報を読み取る事を可能とする観察力と勘である。 そして、逆に劣った所を上げるならば肉体に依って生きる経験の少なさだろう。 歩いた経験の無い神は足場の悪い地面を長時間歩く際に必要な体力とか、足の裏の火脹れが破れ、皮下が直接地面に触れることによる健康状態の悪化とか、もっと言えば空腹や渇きという当たり前の現象を考える事ができない。 そして、精神体としてスルーされる事に馴れすぎている為、認識され、逃げられるとか、大きな音を立てて獣に襲われる危険も考えない。 つまり、人の気配を感じた虫や鳥が息を潜めたり、違う場所へ避難するという極々当たり前の行動も予測できない。 ) ( 肉体として生きるという事にあまりにも未熟な神は、鳥の声を捕らえる聴覚を頼りにグルグルと右往左往するのだ [Sun 2 May 2010 23:32:24]
◆森 > ( 森は鬱蒼と生い茂っている。真っ暗な闇が続いており、あなたは目を凝らしながら進む必要があるだろう。今のところは明かりも川の水の音も無く、獣とも蟲ともわからぬ奇怪な鳴き声が暗闇の中から聞こえてくるだけだ。起伏は激しく、方向感覚を狂わせ、それだけであなたの体力を奪っていくだろう。あなたは歩き続けなければならない。水か、それともあなたが砂漠を抜けるのに使った”門”を求めて。それはどこにあるのか。本当にあるのか。ここは絵画の世界、あるものはあるが、無いものはどこを探しても無い不条理の世界。神も等しくその地獄を彷徨う運命にあることを、誰かが見て笑う。 ) ( そう、誰かがあなたを見ている。笑い声も話し声も何も無いが、それは確かに居る。 ) [Sun 2 May 2010 23:13:17]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > 水は高きから低きに流れるのだから、水の流れを遡れば高みへつくはず。 其処からならば地形を確かめる事もできようが――――しかし、飛べぬという事は酷く難儀な事であるな。 ( 酷く起伏の激しい地面に痛む足を取られながら、普段しなかった歩くという困難に思いを馳せる。 ふらつき、よろめき、愚痴りながら歩くその姿はとても神の其れとは思えないものだろうが、こんな状況なんだから神だって弱音を吐いてもいいじゃない。 [Sun 2 May 2010 23:08:16]
お知らせ > 森さんが来ました。 『 森は続く。 』 [Sun 2 May 2010 23:05:26]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 現実感など欠片も無いまま、神は前へと足を踏み出した。 この場で立ち尽くしても意味が無いし、もしかしたら砂漠に立っていたような門がどこかにあって、砂漠だの森の中だのよりはましな所に繋がっているかもしれないという淡い期待感が、砂漠を歩いて火脹れた足を辛うじて動かしたに過ぎないが。 ) 先ずは川を探すか、人の子は水場に集落を作るからな。 ( する事が決まれば、其れをする為に必要な事を考え、更に其れを成す為の手段を考える。 思考から思考、間断ない思考こそが理想を実現する為に必要不可欠だと考える神は、呼吸をするように思考する。 足を動かし、草を掻き分け、水の音を求めて耳を欹て、暗闇に僅かで明かりが見えないかと目を凝らすその間にも、思考は果てしなく続く。 ) [Sun 2 May 2010 22:55:34]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 門を潜ると、其処は森の中だった。 ) ? ( 文字通り意味不明な展開に思わず後ろを振り返ると、其処にあるはずの門も消えているという超展開。 しかも、相変わらず従者であるはずの乾きの風を呼ぶ事もでき無いという三倍満だ。 ) 皆目、見当もつかん……… ( 溜息と言葉を吐き出しながら、あたりを見渡す。 周囲360度を鬱蒼と生い茂る木々に囲まれ、鳥の声やら獣の声やらが近くに遠くに響いている。 視線を行く手に戻せば、身の丈ほどの草が生い茂り、道らしき道さえ見当たらない。 この現象にどんな意味があるのか? この現象がどんな理由で起こっているのか? 聡明且つ深慮を自負する神の知恵をもってしても、見当さえつかない。 ) [Sun 2 May 2010 22:37:54]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『森』さんが来ました。 『困惑』 [Sun 2 May 2010 22:21:32]
お知らせ > 銀嶺@極寒さんが退室されました。 『生き延びた青年は、どの世界へゆくのか誰も知らない。』 [Tue 27 Apr 2010 01:11:44]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『それはそれとして容赦なく時折乗っける(乳を)(隣の人の頭等に)』 [Tue 27 Apr 2010 01:10:09]
◆アルマ@青 > ……なんだか、まんざらでもなさそうな……(表情が、見えたような気がした。確かめる術はない。気のせいの可能性も高い。でも、なんだか――――そんな風に見えた気がするのでした) [Tue 27 Apr 2010 01:09:36]
お知らせ > キャシー@赤さんが帰りました。 『よっし、お祝いだー!(此方もクッキーをかじってバンザイだ。 今日もみーんな救われた!)』 [Tue 27 Apr 2010 01:08:19]
お知らせ > 吹雪の精さんが退室されました。 『 ――こうして、男は極寒の山を切り抜けた。★4をどうぞ。 』 [Tue 27 Apr 2010 01:06:47]
◆吹雪の精 > ( 吹雪の精はあと一歩男に届かず、扉の向こうへと消えた男に対し悔しそうにするだろう。次に男が向かう地獄は一体どこなのか。そしてその先でも生き延びることが出来るのか。生への実感を取り戻した男に、幸運はあるのか。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:06:38]
◆銀嶺@極寒 > (吹雪の精霊が炎の精霊を避け、仕留めやすい獲物である此方へ向かって来た。) 種族の壁を越えた愛もロマンチックだが、殺されるのは勘弁願いたいものだ。 (同じく木々の合間を縫う様に追跡する吹雪の精霊の、執拗さに参ってしまい苦笑すら零した。何者か知らぬ、誰かのおかげで生き延びる事が出来た。其れだけは忘れてはならない。) ―――さて、如何なるか楽しみだ。 (苦境に立たれ、誰かの手を借りなければ生き延びられぬ状況。其れでも忘れ掛けていた、生きる実感が思い出させてくれる。生きるのが当たり前だ、勝つのが当たり前だ。其れがいつしか生きている気が忘れていた。今、其れを取り戻した喜びの方が遥かに勝っていた。次の世界は何処へ向かうのだろう。) [Tue 27 Apr 2010 01:04:03]
◆アルマ@青 > 私も案が上手く行ってよかったですわ…(はふー。右手の指で自分の髪を一房取って、くるくると軽くもてあそんだ。珍しく頭を使ったものだから、鍛錬とはまた別の疲労感が、概ね首から上にぺったりと張り付いてるみたいでした)ええ。そして……どうやら、ここは切り抜けたようですね(扉に激突するか…と思いきや、ふっ、と消えた彼。なるほど。本物の扉のように激突する事は考えなくていいのか、としっかりそのあたりを見つつも……わーい、と手を上げ喜ぶのでした)ふむふむ、キャシーさん、ですね。どうぞよろしく♪……んー……どこでしょうねぇ。きっと普段は目を閉じている人が居て、「さあ、どこでも君の気に入った地獄に落ちるがいい!」とか言うんでしょうかねー(と、そんな与太ごとをのたまっている頃、先ほど出て行った童が帰ってくる。簡素な入れ物に紅茶を持って、てくてく往復しながら二人分の紅茶とクッキーが持ってこられるのでした)さて、件の人も今日は難を逃れたようですし…あとはとりあえず、ささやかな戦勝会、と♪(ぱり、とクッキーを食べながら、やがて炎の精も消えてもとの吹雪の光景へと戻る絵を眺めるのでした) [Tue 27 Apr 2010 00:58:44]
◆キャシー@赤 > 役に立ったなら嬉しいねー。 実際、何描いて良いかわかんなかったんだもの。(まあ、一日で消えちゃうとはいえ、あたしの描いた、あたしの作品だ。 看板にしろ、炎の精にしろ、誰かの役に立ってくれたなら喜ばしい。 だって、もう一度言うけど、あたしの作品なんだもん。 手早く描いた絵だけど、愛着ってものがあるし。 それに「絵が誰かの役に立つ」なんて、ちょっと滅多に無いことじゃない?)……うん、頑張ってくれてるよね。 炎の精も、彼――黒服の人も。 あ、わぁい! ありがとう! っと、そうだ、あたしはキャシー。 キャサリンを縮めて、キャシーね。(よろしくっ、と言いながら、こっちも椅子を引っ張ってきて腰を降ろす。 こうしてみると、本当にもう演劇鑑賞気分だ。 まだ絵が描けるならともかく、今日はあたし、もう打ち止めなんだしね)……さって、次はどの世界――絵に行くのかなあ、彼は。 [Tue 27 Apr 2010 00:50:27]
◆吹雪の精 > ( 男からすれば、いずれもありえぬ展開に見えるかもしれない。看板。そり。そして炎の精霊。どれも何の前触れも無く突然現れたものだ。 吹雪の精霊は炎の精霊の熱に近づくことが出来ず―― 一瞬遅れてぐるりと方向を変え、銀嶺を追い始めた。銀嶺と同じように木々の合間を縫って。しかし、扉に辿りつくのは一瞬銀嶺のほうが早いか――。 もしそのまま扉に突入したのなら、男の姿はこの世界から忽然と消えることだろう。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:47:37]
◆銀嶺@極寒 > (精霊の身体に触れる事は出来ても、形が崩れ落ちるだけで元通りになる。余りにも無意味な抵抗だった事を、改めて認識させられ痛感させられた。) ――― 冷 …ッ (背骨まで熱が奪われ掛け、悶絶するのを如何にか堪えよう。精霊に構うのが時間の無駄だと悟り、門へ辿り着く事だけを考えるべきだ。横目で見やれば、燃え盛る炎を捉えた。) ―― 炎の、 精霊…。 (不意に氷の呪縛から解放され、重い荷物を降ろした解放感。ソリで滑り落ちる中に、手前の岩に衝突しそうになれば、片手でソリの先端を掴みだし、片方の足で後ろ斜めに蹴り出すなど進行方向の変更を繰り返した。出来る限りに、群れがる木々を壁にするように安全ルートを確保しながら着実に進んでいこう。) ―――… また助けられたな。 (正面から吹き荒れる猛吹雪が、身体の彼方此方を叩き付ける。其れでも精霊の脅威と比べれば雲泥の差に等しい。) ―――… 参った。 止められないな。 (小言を漏らした。考える間も扉との間が急激に迫っており、一か八かでソリの先端を指先で引っ掛け、持ち上がる同時に跳躍をしよう。扉に体当たりする積りでだ。今さら止められず、曲げられないなら、突っ込むだけしかない。) [Tue 27 Apr 2010 00:42:43]
◆アルマ@青 > ……最初看板は死に石になるか、と思いましたけど…見事に初手で絡みつかれるのをブロックしてますね。(絵の中の彼と、結果的に役立つものを残せたキャシーの基点。その二つの結晶だなぁ、と雪山ファイトを眺めつつ思う。しかしそういえば赤の人の名前聞いてないような気がするのだった)そして二手目はいい塩梅…のようでなによりですわ。はふー、心臓に悪いです。たちどころにぷしゅー、と消えたらどうしようかと思いましたもの……(そして青いそりに乗り込み、ざっ、と斜面を滑り降りてゆく様を見下ろす。本当、こうして見る分には手に取るようにわかる。加速と共にどんどん小さくなるソリと乗る彼、完全アウェイで頑張る炎の精と、猛る吹雪の精。吹雪の精がするっ、と炎の精をかわして彼のほうへと行った…なんて事が無いのを確認すると、椅子を持ってきて座るのでした)少し多めに頼んでおきましたから、あなたの文も有りますわ♪(うふふふふ、とおかっぱに着物姿の童が出て行った後、にこにこ笑みを浮かべながらそう返すのでした。あとの心配事は…扉にぐしゃー、とぶつかって死亡とかいうことになりませんように、ぐらいか) [Tue 27 Apr 2010 00:36:06]
◆キャシー@赤 > よし、行け! 行くところまで行って! あたしが見てるから!(と、絵の具を二回使ったあたしには、こうやって応援するしかない。頑張れ負けるな炎の精。 こう、駅馬車の破壊力があるパンチとかで。 馬二頭分なんだから、そりゃもう凄いぞ、きっと)……まあ、見てるだけってなると、かえって落ち着いてくるんだけどね。 (あたしー、とアルマさんの口ずさむフレーズに応じながら、祈るのみ、という言葉に頷いた。頑張るんだ黒服の人)あ、良いなぁー……。(そして紅茶なり何なりを頼むのをみて、むむむ、と唸る。 お財布の中身を確認して……あー、あんまり、贅沢できないなぁ、と呟いた)え、えぇっと……あたしも、お願いして良いかな? その、安い奴で良いから、うん。(もしも、えー、ゆのかちゃん?なりアルマさんが引き受けてくれたならだけど。 ちょっとお腹すいたし、ね?) [Tue 27 Apr 2010 00:26:41]
◆吹雪の精 > ( 氷の抱擁はその体温を容赦なく奪っていく。久しぶりのその温もりに、精霊は切なげに声を震えさせるのだった。――そして銀嶺がその看板を振るっても、手ごたえは無く――無論、多少その形が崩れはしたが、すぐに元に戻っていく。そして男がソリに乗り出しても尚、離れまいと一層抱擁を強くした。だが――。 ) ギャアァァッ! ( 突如、少女の姿をした吹雪の精霊はおぞましい悲鳴をあげた。何故なら目の前に燃え盛る炎を宿した天敵が現れたからだ。そう、その色も、炎も、熱も、ここには存在しなかった――存在してはいけないものだったのだ。生まれて初めて感じる、人の体温以上の高熱にたじろぎ、男から身体を離したッ! とはいえここは凍える世界。吹雪の精にとって有利な環境であることには違いない。吹雪の精霊は攻撃の矛先を炎の精霊の方に向け、一陣の風となって飛び掛るのだった。その瞬間、銀嶺にチャンスを与えるだろう! ) [Tue 27 Apr 2010 00:21:13]
◆銀嶺@極寒 > (眼前の青いソリに注目しつつ、突然に現れた理由を探ろうとした。出現したからには、必ずしも理由が存在する筈だ。そうと信じている青年。) ―――うッ ぐう…ッ!? (精霊の抱擁を受け、命ともいえる熱が急激に吸い出される感覚にゾクゾクっと戦慄いた。) …ッ 積極的なのは大好きだが、頂けないな。 (張り付けた笑顔が引き攣らせ、手元の赤い看板を片手で回転するように振る舞おう。氷と雪の大自然で体験した中でも、恐れるべきなのが精霊だ。その精霊と交渉する術を持たない、現状は非常に危機的だと察する。) ――― はっ、 はぁ… はぁ… (不意にも熱が奪われ、皮膚の表面が凍て付き掛け、罅割れる痛みに、焼け付くような痛みが襲い掛かる。冷や汗を流す中に、手前のソリが移動手段で手元の看板が振り払う術だと考えれば良いだろう。) ――― スリルでナイスな展開だッ!! (今度は躊躇せず、青いソリに乗り出そう。精霊に張り付かれようとも、門の向こうに辿り付ければ勝算はある筈。不自然が過ぎた門にも、何かしらの理由がある筈だ!) [Tue 27 Apr 2010 00:15:35]
◆アルマ@青 > …あーれはだれっだー、だーれーだー……だれ?(強そうな炎の精を見ていたらなぜか頭に浮かんだ。ふむ?と頭上に?がぐーるぐーる) [Tue 27 Apr 2010 00:04:21]
◆アルマ@青 > 火ってやっぱり活動的なイメージのせいか、強そうな男の人になりますよねぇ……(凄く強そうなキャシー描画の炎の精を見て、こくりと頷きつつ呟いた。自分が書くとしたら筋肉ムキムキで髪が炎とやっぱり強そうなイメージだった。なので上手く伝わったー、とひとまずは喜ぶ、が)………じ、地面と接触している部分がしっかりしていればおっけーですわ………(部分部分で、特に箱みたいになっているところの厚さと薄さがたまにひどい。しかたないじゃない。素人なんだもの。しかし設置するところと、自動車で言うところのシャーシ的なところは骨太かつしっかり。寧ろ最初から箱描かずに腹ばい、現代種目のスケルトンっぽく乗ったほうがいいんじゃないか、というソリが出来ているのでした)あとは、上手いこと滑り落ちてくれることを祈るのみですわ…っと(ふー、と良い汗かいた、といわんばかりに手の甲で額を拭うのでした。)というわけでゆのかちゃん、表の通りにあったカフェで紅茶とクッキーを買って来てくださいまし。はい、お金はこれで♪(かける回数には制限がある。悪戯に描き込むわけにはいかない。ならばこれ、と決めたものを書いた後は…見守るのみ、なので早速自分の奴隷を呼び寄せ、お使いを頼むのでした) [Tue 27 Apr 2010 00:02:57]
◆キャシー@赤 > よ、よっし! 炎の精ね! わかった!(でも炎の精霊ってどんなんだろう、と筆を執って首を傾げる。 ええと、ここは雪山だ。なのに炎の精霊がいるってことは、そりゃとんでもなくガッツのある奴なんだろう。 そういえば、前に地方巡業とかでやってきた剣闘奴隷――というか拳闘奴隷か――の試合は凄かった! 倒れても倒れても立ち上がって、抉るように撃つべし、ってな感じで。 ――ならば!)――うりゃっ!!(と、あたしも気合一閃。 絵筆にたっぷり赤色をつけて、雪の精の前に立ちはだかるようにして、人型に塗りたくる。 赤い炎を後に引き、熱気吹き出しやってくる! 燃えろファイヤー、戦え! みたいな!)吹雪の精に勝てなくても、ひとまず挑む勢いでお願いしますッ!(とお願いも込めて。だって、そうでもしないとあっさり消されちゃいそうなんだもの。 というわけで、むやみに気合の篭った炎の精霊を絵筆で描き上げる。 アルマさんの方は――ソリ、なんだろうか? なんか色むらがあるような、無いような?) [Mon 26 Apr 2010 23:52:22]
◆吹雪の精 > ( 吹雪の精霊は触れた物の温度を奪っていく。そして相手が凍えて動けなくなり凍死してしまうまで離そうとはしない。――吹雪の精霊は、大きく手を広げると――銀嶺の身体を優しく包もうとするだろう。くすくすという娘のような笑い声をその耳元に囁いて。もし銀嶺が吹雪の精霊の抱擁を受けたのならば、よりわかりやすい青い半透明の少女のような形になり、そして銀嶺は急激な勢いで奪われていく体温を感じるはずだ。――そう、まるで氷の湖に落ちたかのような。 ) ( そしてその時、銀嶺の目の前に青い色のそりが姿を現した。アルマが描いた青の絵の具の絵が実体化したのだ。…しかし、動揺するのも無理は無い。赤い看板に続いて、突如表れた青いそり。直前まではそこに存在しなかったものだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:50:04]
◆銀嶺@極寒 > うむ…。 木だな。 (素朴な感想を漏らす自身に苦笑すれば、頭や黒服に積み重なる雪を振り払おう。) ――…、門 か。 (赤い看板の強度を確認する途中で、視界の端に入り込む何かに気付いた。声を上げようとも、声帯の機能すら停止し掛けた。片手で口許を抑えつけ、冷気を入り込むのを防ごう。自ら吐き出す二酸化酸素を再びと吸い込んだ。多少と息苦しくはあるが、内側から凍傷させる症状だけは防ぐ必要があった。) 熱が失う前に、抜け出さねば、な…。 (猛吹雪が発生する轟音ですら、聴覚を潰すのに充分が過ぎた。集中力が奪われ、周囲に対する気配りや警戒ですら疎かになっていた。背後の精霊に気付けない。震え出す指先は色素すら、変わり始めようとしていた。そんな中に赤い看板を剥がしては、門の位置と其れまでの安全ルートを想定しようと。) ―――…うわ ッ!? (前へ歩き出した途端、青い色のソリ…?――これに乗るにしても、形的に心配は無いが、色的に心配だった。其々の強度が統一していないんじゃないか、と赤い看板を片手に抱えたまま不安を過らせた。) [Mon 26 Apr 2010 23:43:32]
◆アルマ@青 > (ついでに言うと今のように鮮やかで均一ではなく、あちこち濃かったり薄かったりする青色であった。) [Mon 26 Apr 2010 23:38:54]
◆アルマ@青 > おおー、看板で………?(角触られつつ冷静にコメントす。看板を手にして何か間が手居る様子からは、随分と攻めの姿勢が強い人のようだ。となると、外から支援するのも攻めのスタンスのほうが良いのかな、と思うのだった)どっちも捥げちゃこまりますわん。………大きいの来てますねぇ。(一方こちらはのんびりと、歩の津に只の絵を見ているかのように変わらぬ調子。コンビ的にはいいかもしれない。反応の違いが。しかし状況はちゃんと見てる。さてさてシンキングターイム)んー、レンガではアレは防げないでしょうから……ううーん、青空描いたら雪も溶けて滑りづらくなるでしょうし……そうですわ。炎の精!炎の精を描いてケンカしてもらえばいいんですわ♪(ぽむ、と手を打ちながらキャシーにそう持ちかけた。こんなところに普通は居ないものだが、何せ絵の中だ。大目に見てもらおう。さらに描いたら描いたで超絶アウェイだが頑張ってもらおう。時間稼ぎだ)で、私は……と♪(自分はその後筆を銀嶺の直ぐ前のあたりに触れさせ、ぺたぺたと描き始めた。それは――――青い色のそり。以前寒い地方を旅したとき、地元の人の家で見たものだ。青い色は必要があってのことらしいが、教えてはもらえなかった。ともかく、青い色のそり。形は非常にオーソドックスな箱型のそれ。それを銀嶺の直ぐ前にぺたぺた、と描くのでした) [Mon 26 Apr 2010 23:36:39]
◆キャシー@赤 > (一応、看板っていうからには、木だ。 あと文字が刳り貫かれても大丈夫なくらいの厚さと頑丈さはある……多分。 たぶん。 大丈夫なんじゃ、ない、かな?)……もげてしまえ! っと、おー、なんかすべすべ。(牛の角もこんな感じだったなぁ、と思うと、新鮮さも何も無いけど。 田舎で手伝いくらいはしてたもの。 よく触ってた。 ちょっと懐かしいかもしれない)あ、なら赤色でレンガ描こうか。 ええと、穴を掘るってのが難しいかもだけど……。 って、あー、なんか嘘! 後ろいるよ、後ろ!(きゃー、とか声をあげる。 騒がしいことこの上無いかもしれないけど、あたしとしては無自覚だ。 ほら、あれ、怖い劇みて悲鳴あげてる女の子そのものって感じで。)え、ええっと、こういう時ってどうしたら良いんだろ!? とりあえず赤でレンガ描いちゃって良いのかな、あたし! [Mon 26 Apr 2010 23:20:19]
◆吹雪の精 > ( その正体は、形の無い吹雪の精。人の体温を奪い死に至らしめる害悪である。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:17:18]
◆絵 > ( そう、看板はずっとそこにあったにしては殆ど雪に埋もれていない。足跡が無い為、誰かがそこに立てて行ったというわけでもないようだ。 そうしている間にも吹雪は容赦なく襲い掛かり、銀嶺の体温を奪っていくだろう。 板の強度に関しては、キャシーがどんなイメージでそれを描いたかによる。看板というのならば、やはり木の硬さはあるだろうか? ) ( ――さて、そんな銀嶺の視界に、何か光るものが入るだろう。それは傾斜を暫く下った先にある、他の地獄へと通じる門だった。距離は少しあるが――。 だがその時、銀嶺の背後の吹雪の渦が不自然にうねり、形を成していく。キャシーとアルマにはそのうねりが人型へとなりつつあるのがわかるだろう。そして銀嶺の体温を求め、その手を伸ばそうとしていた。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:16:03]
◆銀嶺@極寒 > (何故に不釣り合いな物があるのだろう。) ――…。 (木蔭から真っ赤なメッセージを凝視していた。真っ赤な看板を観察する限り、先程出来たばかりだと見える。周囲に人間が居るのか、と想像をしたが看板の周りに足跡が無い。怪訝な顔つきをし、如何にか現状を把握しようと頭を回転させていた。再びと猛吹雪の向きが変われば、正面から突風の如きに襲い掛かってきた。) ――…ッ (呻き声を漏らしたが、片腕で顔を庇うようにする。もう片方の手で木にしがみつき、両脚の感覚でさえ麻痺し掛けた。呼吸もすれば、呼吸器官から肺機能まで凍て付くような痛みですら襲い掛かる。小さな命ですら飲み込まれ、大きな命をも飲み込む息絶えた世界。其れが私の故郷であり、過去である。懐かしみに笑顔を浮かべてしまった。) 役に立てるものかな…。 (赤い看板に近寄り、軽く叩いてみよう。強度が確かであれば、スケボーの代わりになる可能性は高い。雪の家で救出を待つより、一斉に滑り降りた方が速い。見えぬ崖や溝も存在するだろうが、木々に辿れば比較的に安全なルートは確保出来る確立が高い。) [Mon 26 Apr 2010 23:09:47][71]
◆アルマ@青 > とりあえず本物ということでひとつ♪あ、おっぱいは本物ですよ?ほれこの通り(ゆいんゆいんゆいん。両手で乳を持って上下に揺らしてみる。こう、ビッグウェーブ的な光景が広がる。さておき)はーい。青いですよー。あ、どぞどぞ♪(仲良く自己紹介?しつつ頭を軽く下げて角に手が届きやすくするのでした。そこまで身長差があるわけじゃないのでもともと届くけど。そして触れた角は牛とかと同じように硬くすべすべなのでした。もちろん取れない。感覚は一応あるが鈍い。触られているのはわかる程度である。そしてさりげなくライカニアじゃないですよ、とは言わないのであった)……あらあら、普段着で雪山遭難は洒落にならないですねぇ…んー、先ずはこの寒さから逃れるのが一番ですが……(んむー、と腕を組んで唸り始めた。吹雪を先ず遮った後に、暖かい何かを提供せねば今死ぬか後で死ぬかの違いでしかない。しかし自分の色は青。うーん)んーと……寒いところの人たちは、穴を掘ってほぼ地下レベルの低さにレンガを積み上げ、丸い家を作って寒さに対抗してるって聞きましたけど……青いレンガなんて見たことないですわん……(アイディアはあるが色が合わない、と首ぱたん。右に傾くのでした) [Mon 26 Apr 2010 23:01:44]
◆キャシー@赤 > 嘘なのか本当なのかハッキリしてよね。……あ、おっぱいは本物?(詰め物とかだと個人的に仲間を見つけた気分だけど。 「キャベツ」などと言う不名誉な渾名を故郷でつけられたこともあるあたしだが、悲しいかな、そんなに大きくない。 良いんだ、どうせ将来垂れるに決まってるんだから)おー、青色の人か。 よろしくねー。 にしても、えっと……ライカニア、っていうんだっけ? 初めて見たよ。 あ、角に触っても良い?(牛、かなあ、多分。 ヴェイトス市には色んな人がいるって聞いてたけど、やっぱり違う種族の人って驚きだ。 あの角って触られてる側はどんな気持ちなんだろう? 不思議だなぁ。 重くないんだろうか、っとっとっと)……お? なんか人が……。 しまったなぁ、看板、もうちょっとなんか良いこと書いておけばよかったかも。(「別に仔細なし、胸据わって進むなり」とかそんな、前向きなの。 とりあえず自分は一回描いたし、残り一つ。 どうしたもんかなぁ、と眺めて)アルマさん、何かアイデアある? [Mon 26 Apr 2010 22:51:26]
◆絵 > ( ――その時だ。アルマとキャシーの前の極寒地獄を描いた絵画の中に、一人の銀髪の男の姿が。展示会に居た筈の男は、その時の格好のままで今は吹雪の中に居る。突然の変化に現実味が無いのも仕方が無い。しかし、こうしている間にも刻一刻と奪われていく体力と熱は、紛れも無い現実であった。そしてその男の目の前に突如現れた赤い看板もまた、現実だった。 ) ( ごう、と音を立てて吹雪が舞う。赤い看板には早くも雪が降り積もりつつあったが、今はまだはっきりとそのメッセージまで読み取ることが出来るはずだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:41:31]
◆銀嶺@極寒 > (極寒の地獄に彷徨い続ける青年。背中まで流れる銀髪に、蒼い刺青が左頬を奔らせる。傍目から見ればマフィアの連中か令嬢の黒服あるいは執事の印象を与える。) 確か――、展示会に居るであろう。 (極寒の絵画に魅了された瞬間に、真っ白な世界に放り込まれた。余りにも唐突し過ぎた状況が状況なだけに、現実味が無さ過ぎた。けれど、吹き荒れる吹雪が肌の表面を傷め付け、身体の熱を奪い、服の役割ですら奪おうとする。此れは紛れもない―――事実だった。) …にしても、これは。 (群れる木々の影に身を潜めつつ、常に吹雪の死角になる位置に移動し続けていた。その最中に、不可思議な現象を目辺りにした。何かしらの真っ赤なメッセージに。) [Mon 26 Apr 2010 22:37:46]
◆アルマ@青 > 実は只の付け角なんですよー?嘘ですけど♪(あっはっはっはっは。勿論この角は骨としっかり繫がった本物である。しかし呼吸するようにジョークというか虚構?を飛ばす始末であった。そして乳。下から見ると更に大きく見える!この二つが種族を語らずとも語る。でも乳は出ませんよ。)ふふふー、大正解ですねー♪ええ♪私は……(楽しげに小さく肩を震わせたのち、ごそごそ、と腰の辺りを手で探って…)青のアルマと申しますわ♪どうぞよろしくー♪(右手に持った青の筆を見せながら名乗るのでした) [Mon 26 Apr 2010 22:35:36]
お知らせ > 銀嶺@極寒さんが来ました。 『―――シュールな光景に黙り込んだ。』 [Mon 26 Apr 2010 22:30:28]
◆キャシー@赤 > ……うーん、あ、だめだ。 名前入れられないや。(だってそこ、塗りつぶしちゃったし。 どうにかならないもんかと看板を睨んでみたけど、無理そうなので諦めて溜息一つ。 まあ、「余計なお世話だ!」って言われちゃいそうなメッセージの看板だけど、無いよりマシだよね、うん。)うひゃおわっ!? 角はえてる!?(そう思って頷いてると、背後からぱちぱち聞こえてきた。 おや、と思って振り向くと、其処には角の生えた女の人が。 で、第一声がこれ。 我ながらどーかと思う。 次に目が向くのは、その、なんだ、おっぱいだ。 何だソレ。 もがれたいのか、チクショウ)え、あ、っと、うん。そーなる、のかな? 多分、あたしが赤色。(という事は、このおっぱいな人も、絵の具の人なんだろうか? こてん、と首を傾げて)あなたは何色なの? [Mon 26 Apr 2010 22:29:03]
◆絵 > ( キャシーが描いた柱と板―― 赤い看板は、絵の中で実体化し、形となった。看板に穴を開けるような形で書いた文字も同様に実体化するだろう。その赤い看板は吹雪の中でも良く目立ち、訪れた者が居ればすぐに眼につく。唐突に立ったその真っ赤な看板と、看板をくりぬくように刻まれたメッセージは、この極寒地獄の中に到ってはシュールではあるが、そのメッセージは確かに見たものに伝わるだろう。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:24:58]
◆アルマ@青 > …………おー………(ぱちぱち。キャシーが本文を記入?し終えた辺りで、その背後から低い驚嘆の声と、小さなぱちぱちと響く拍手のような音が聞こえるだろう。)描かないことで文字を書くとは…なかなかですねぇ。いやー、おみごとおみごと♪……時に、あなたは赤、ですのねー?(振り向けば背の高い女がぺちぺち、とまだ軽く手を叩いていたが、直ぐにやめてにっこりと笑みを向けるのでした。いつも笑顔だけど。そして唐突な問いが一つぽーん、と飛び出すのでした) [Mon 26 Apr 2010 22:20:26]
◆キャシー@赤 > (で、その上にペタペタと赤色で枠をとっていく。 描こうとしてるのは板だ。 柱の上に乗った板――っていうと、まあ、つまりは「看板なんだけど、流石に赤一色で、文字まで描ける気はしない。 イメージすれば中にそれができる、っていう話は聞いたけどさ。 描き手であるあたしが「赤色の看板に赤ペンキで文字って無いよねー」と思ってるんだから、多分それは無理だ。 じゃあどうするか、って話)……んっと……この筆じゃ無理かな。 なら……。(細い筆に持ち替えて、と。 やっぱり絵に張り付くようにしながら、ちょこちょこと外側から枠の中を塗りつぶしていく。 微妙に白い部分を残しつつ、気をつけて、丁寧に丁寧に。 ――つまり、あれだ。 文字の部分に穴が開いてる「看板」なら、読み取れるんじゃないかなー、とか。 赤色なら雪の中でも目立つし。 これならほら、仮に誰も見なくて二度と描けなくても、そう致命的じゃないよね?)が、ん、ば、れ……。 おう、え、ん……して……る……よ………と。(ちまちまとした作業を集中してやってる訳で、あたしの後ろ頭に目はついてないから、とーぜんまだ気付いてない)……あ、名前も入れたほうが良いかな? [Mon 26 Apr 2010 22:13:50]
◆絵 > ( 一日に二つしか描けないということは、逆を言えば一日何も描かずに終われば描ける機会を二度逃すということに繋がる。無論、あなたが考えている通り同じものを二度描くことは出来ないから、慎重になるのも当然なのだが。ともあれ、あなたはその吹雪の世界に一本の赤い線を描き出した。柱をイメージして描かれたそれは、白ばかりの世界にはよく目立つ。もっとも、この赤い柱はまだ完成でないのかもしれないが。 ) ( そしてあなたの背後にも人の姿が。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:12:32]
◆アルマ@青 > (そろーりそろーり。件の絵画を前に佇む人影へとこっそりと抜き足差し足で近づいてゆく。無論背後からだ。ただそんな行為のプロではないので足音とかやっぱり出てる。それにここはとても静かで足音がまぎれる騒音もないだろう。…キャシーがそんな曲者に気づかなければ――――)……………(背後でじー、と立っているでしょう。気づかれるまでずーっと。ただ、立っているだけ。とても不審者です) [Mon 26 Apr 2010 22:10:58]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『………』 [Mon 26 Apr 2010 22:06:29]
◆キャシー@赤 > ……ん、っと。(真っ白いまま、だ。 あたしは少し考えて、パレットに赤い絵の具を絞りだして、筆を執った。 ……勿論、無駄な落書きをするつもりはない。 ないけど、さ。 ――絵で描いたものは1日残るそうだし、もしかするとあたしが帰った後、誰かが雪山に来るかもしれない。 そう考えると、何かしら残しておいた方が良いんじゃないかな、と思えてきた。 かと言って、「二度とかけない」ことを考えると、無駄になっても良いものじゃないと)えぇっと……。(まあ、こんなもの残されても困るかもしれないけど。 あたしは絵筆を雪山の上に置いて、まずは縦に一本、棒というか柱というかをイメージして、赤色を乗せていく。 高さはそんなに無いというか、人の目線くらい……かな?)……雪で埋もれちゃうかもだけど、まあ、それ言ったら何にしても同じだしね。 [Mon 26 Apr 2010 22:02:37]
◆絵 > ( 天才画家エイブラハムは、病気に苦しみながら死ぬ前にこの絵を描き残した。5枚の地獄と、1枚の天国の絵を。正に残った命を懸けて描いた。そして何らかの意図があって、それらの絵に罠を仕掛けたのだ。恐らくはあなたが手にしている絵の具を残したのも偶然ではなかろう。その時の彼の精神状態を思えば、誰もが狂っていると表現するのかもしれない。そしてそれは恐らく、全くの間違いというわけでも無いのだろう。 ) ( 大雪山は相変わらず吹雪が舞っている。代わり映えのしない光景ではあるが――…。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:55:31]
◆キャシー@赤 > (――まあ、実感ないけど、けっこうヤバイ事件だってのは、わかってるつもり。 これが本当に、ただ凄い絵に好き勝手にペタペタ色塗って良いよー、って言われたんなら、それこそお花畑でも何でも描くけどさ。 そうじゃないなら、流石に無駄遣いするほど、あたしだって馬鹿じゃない)でも――ほんと、この絵って凄いよねぇ。 地獄を描いた、なんて言ってもさ。 こんな絵を気合入れて何枚も描くなんて、どんだけ気力があったんだろ?(あたしは「キレイなもの」が見たい。 それはこう、別に景色とか、洋服とか、宝石とか、そういうのじゃなくて。や、そういうのも好きだけど。 こういう、誰かが本気で描き上げた絵とかだって、キレイじゃないかなと思うんだ。 絵というより、その描いた人の気合が)ま、それで呪いの絵になってるんだから怖いけどさ。 どーしよ、誰かを閉じ込めてやるんだ!って怨念漲らせて絵筆握ってたら。(この中に人はいないみたいなので、ちょっと吹雪を見て見たり。 どういう仕組みかはわからないけれど、この絵の中に本当に世界が――いや、あるんだけど――あるみたい。 額縁じゃなくて窓だよね、これ)……いつか行ってみたいなあ、大雪山。 怖いけど。(だって寒くて死にそうだモン、この絵見る限り) [Mon 26 Apr 2010 21:46:59]
◆絵 > ( 今のところ、絵の中に迷い込んでしまった者の姿は見えない。どこか別の場所にいるのだろうか。仮にここに迷い込んできた者がいれば、絵の中の世界はすぐにその者の姿を見せるだろう。 言うなれば、あなたが見ているのは神の視点。きっと本物の神様も同じようにこの世界を覗き、魔法の絵の具で好き勝手に奇跡を起こしたり不幸を呼び寄せたりしているに違いない。もっとも、あなたに望まれているのは奇跡の方であるが――。特にその赤色の奇跡は、この極寒地獄の中では誰もが求めるものになるだろう。 ) ( 吹雪はその風の動きに舞い、右から左に吹いていたものが突然風向きを逆にしたりする。起伏も激しく、そんな場所を風に煽られながら真っ直ぐ歩くのは困難である。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:36:28]
◆キャシー > (と感心したような、というか感心したから声を出してるあたしは、その地獄とは程遠い、ぶっちゃけると『絵の外』にいる人間だ。 前にお気楽に砂漠に行って一晩で帰ってきたことあるけど、流石に寒かったもんなぁ。 砂漠でアレなんだから、雪山はもっと寒いに違いない。 だって吹雪いてるし)……ここに絵の具バーッと塗ったら楽しそうだなぁ、とは思うけどさ。 閉じ込められてる人とかいないと、塗り損だからねぇー。(一度描いたものは、手を加えないと二度と描けないそうだし。 かくして、あたしはこう、絵にぴったり張り付くようにして、中に人がいないか探し回っているのである。 昔なんかの絵本であったよね、山ほど人がいる絵の中から、縞々の服着た人を探せ!って奴。 あんな気分だよ、うん) [Mon 26 Apr 2010 21:29:38]
お知らせ > キャシーさんが来ました。 『――おぉー。』 [Mon 26 Apr 2010 21:26:27]
◆絵 > ( だから―― 本当に稀ではあるが、この極寒地獄の吹雪が止み、太陽の光が差し込むことがある。視界が晴れ、エイブラハムが見た美しい大雪山の頂を目の当たりに出来る瞬間がある。そこに立ち会えたならば、この地獄を訪れた者は幸福を感じるだろうか。それが仮に、死の一歩手前で見る光景だったとしても。 ) ( 今はただ、吹雪に閉ざされている。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:24:58]
◆絵 > ( 身を切るような寒さという表現がある。その表現は、寒さというものの特長をよく掴んでいるだろう。しかし、大雪山を描いたというこの吹雪の山の冷気は、そこに居るだけで容赦なく熱と体力を奪っていき、人を死に誘う。身を切るようなという表現では生ぬるい地獄がそこにあるのだ。猛吹雪のせいで視界は悪く、ぱっくりと開いた穴に足を滑らせ落下すれば、脱出するのは困難だ。 ) ( ――天才画家エイブラハムは、クリスティア出身である。子供の頃から幾度と無く大雪山の伝説を聞かされて育ったのだ。人を拒む極寒地獄であるにも関わらず、多くの人がその頂上を目指し、そして帰らなかった。子供の頃から身体の弱かったエイブラハムは、決して自分が挑むことは無いだろうその地獄をいつも思い描いていた。氷のように冷たい窓の向こうに映る大雪山は、天気の良い日ならばその頂を覗かせ、そうでない日は恐ろしいほどの暗雲に覆い隠される。その二つの顔を、子供の頃からずっと見てきたのだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:18:40]
お知らせ > 絵さんが来ました。 『 題「極寒の山」 』 [Mon 26 Apr 2010 21:09:19]
お知らせ > アルマ@青さんが帰りました。 『また、寝た』 [Fri 23 Apr 2010 00:35:39]
◆アルマ@青 > (正確に言えば、絵画へと注目している人は細かな差異や出来事、吸い込まれた人がどうなっているのか、という事を把握している……のかも、しれない。しかしそれでも変わらず寝ただろう。曰く「本当に何か起こったら起こすと思うんですよー♪」とでものたまうだろう。勿論、問題の絵には一通り目を通した。絵の感想?この女にそれを聞くのは止めて置いた方が良い。――――いろいろな意味で)………んー………何かありましたー?(むく、と不意に身を起こし、辺りを見回しながら誰に尋ねるわけでもなく言葉を紡いだ。「こいつはまた暢気な……」と言いたげな辺りの視線など気にした様子もなく、ふあー、と欠伸一つ零し、何か考えるように首かしげて――――) [Fri 23 Apr 2010 00:35:06]
◆アルマ@青 > ……ん……む。(寝ている。会場の片隅に置かれたソファー。その上に毛布を羽織りぐー、とのんびり寝ているのであった。何分、何か出来るとはいえまだ消えた人が実際どうなったかもわからぬ状況。故にかどうかは実際のところどうでもよく、ぽりぽりと時折頬を軽く掻いたりするのであった。緊張感ならほら、その辺りの絵に幾らでもあるのだから。不足ならばそれを見ると良い…とは、さて誰が言った言葉やら) [Fri 23 Apr 2010 00:11:56]
◆アルマ@青 > (さて、好事家あるいは絵画愛好の趣味のある人なら、ついこの間開催された絵画の展覧会がいきなり中断となった事は知っているであろう。そうでなくても知っているかもしれない。唯一の手段たる色に選ばれるものを探す、なんてことも行われていたのだから。いや、今もか。絵の中に人が吸い込まれるなど夢物語もいいところだが、実際に人が消え、その人が絵画の中に現れ、しかも動く。それでは信じぬわけにも行くまい。というわけで色々と混乱だの騒然だのを乗り越え…たかどうかは定かでないが、絵画の並んだこの場の空気はそれなりに落ち着いているようにも見えた。何分他に手段はないのだ。見守るしかない歯がゆさをどうにか納得したとも見えるだろうか。もしかしたら騒いでいる人も居るかもしれないが、まあ、それは自由である。そして青色に選ばれた、世の男性の100人中98人が牛のライカニア、と答えるであろう女が何をして居るかといえば…) [Fri 23 Apr 2010 00:08:05]
お知らせ > アルマ@青さんが入室されました。 『すぴー』 [Thu 22 Apr 2010 23:58:45]
お知らせ > オルガ@ビンゴさんが帰りました。 『 閉幕ッ! 』 [Sun 4 Apr 2010 02:42:15]
◆オルガ@ビンゴ > 皆様、本当に!本当にありがとうございました!皆様のお陰で、ビンゴゲームを無事に終了することができました!これからもカジノ、エスメラルダをよろしくお願いします! [Sun 4 Apr 2010 02:42:00]
◆オルガ@ビンゴ > そして堂々の第一位ッ!ダブル斜めビンゴの荒業ッ!暗黒街にこの人あり!アウトロー達のおっかさん!ガンビエ・カルタリ氏も一目置くという、シスター・ジャスティスだあッ!おめでとうございます!シスターの肖像画は、このカジノの魔除けとして大きな効果を発揮するでしょうッ! [Sun 4 Apr 2010 02:41:10]
◆オルガ@ビンゴ > 二位!リヒャルトさん!実はこのリヒャルトさんとディオニースさんは一緒にビンゴに買いに来たのですが、その二人が二位、三位とワンツーで入賞です!やはり幸運の女神は色男に弱いのかッ!可愛い恋人連れて、アマウラにいってらっしゃい! [Sun 4 Apr 2010 02:38:35]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく三位!ディオニースさん!雨の中ビンゴを買いに来て頂いてありがとうございました!美味しい牛肉を届けられて、シルクハットが似合うこの紳士がちょっと困っちゃう姿が思い浮かぶぞ!とっても美味しいので是非ご堪能ください! [Sun 4 Apr 2010 02:37:27]
◆オルガ@ビンゴ > 三位、ネレアさん!牛肉おめでとうございます!先程も言いましたが、ネレアさんが一位になったら私の歌を作ってもらうことになっていたのですが、残念です…!ネレアさん、特上牛肉ステーキ味わって食べてくださいね!ちなみにネレアさんは一日五食―― あっ、いえっ、 なんでもありません。 [Sun 4 Apr 2010 02:34:15]
◆オルガ@ビンゴ > 四位、エルネスティーネさん!締め切り5分前の駆け込みだったにも関わらずこの健闘!もしかしたら、ギャンブルの才能があるかもしれません…!如何ですか?当カジノでどどんと一発、勝負なされては! 参加有難うございました! [Sun 4 Apr 2010 02:32:32]
◆オルガ@ビンゴ > 五位、ミケさん!この方は実は三位のネレアさんの相方で、音楽活動をなさってます。このビンゴではどちらが勝つか賭けをなさっていて、ネレアさんが買ったわけですが…!今年いっぱいの夕食の買出し、頑張ってください!腰に気をつけて! [Sun 4 Apr 2010 02:30:56]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく六位のカルミラさんは、BINGOに馴染みが無くルールを説明するのに四半刻もかかってしまったそうな…!忍耐強くルールを聞いてくださったカルミラさんに感謝!また次も参加してくださいね! [Sun 4 Apr 2010 02:28:10]
◆オルガ@ビンゴ > 六位のブレイブさんは、最初ビンゴのカードの書き方を書き間違えていたのですが、当カジノの計らいでそのまま90度左に倒すことでそのまま使用しました!それが良いほうに働いたのか、初ビンゴとなったのですが、無念!苗字が似ているので妙な親近感を抱きました! [Sun 4 Apr 2010 02:26:22]
◆オルガ@ビンゴ > 七位のオリヴィア様は大変お美しい方で、肖像画に描かせて頂いたらさぞかしこのカジノも華やかになったのですが、惜しくも2点でした!シェルさんは外見に似合わず中々漢気溢れるビンゴの数字配列でした…!ギャンブルの運はとは時にこういった方に良いほうに巡るのですが、残念! [Sun 4 Apr 2010 02:24:10]
◆オルガ@ビンゴ > 残念ながら下位独占となってしまったラティーシャさん、ギミーさん、ヴィヴィアンさんの三人は魔女傭兵団Langford P.W.M.Cに所属しておられます。何かの際にはご利用を!ただいまラティーシャさん、ヴィヴィアンさんのお二人は当カジノでスゴロクゲームの最中であります。どうやら調子はなかなか良いようですね…っ!会場の皆様、お二人に盛大な拍手を! [Sun 4 Apr 2010 02:19:51]
◆オルガ@ビンゴ > 一位!ジャスティス!縦×1、横×1、斜め×2の合計13点! [Sun 4 Apr 2010 02:14:25]
◆オルガ@ビンゴ > 二位!リヒャルト!縦×2、横×1、斜め×1の合計9点! [Sun 4 Apr 2010 02:13:58]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく三位!ディオニース!横×1、斜め×1の合計7点! [Sun 4 Apr 2010 02:13:12]
◆オルガ@ビンゴ > 三位!ネレア!横×1、斜め×1の合計7点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:56]
◆オルガ@ビンゴ > 四位!エルネスティーネ!横×2、縦×2の合計6点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:33]
◆オルガ@ビンゴ > 五位!ミケ!縦×2、横×1の合計4点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:24]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく六位!カルミラ!縦×1、横×1の合計3点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:08]
◆オルガ@ビンゴ > 六位!ブレイブ!縦×1、横×1の合計3点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:59]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく七位!シェル!横×1の合計2点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:44]
◆オルガ@ビンゴ > 七位!オリヴィア!縦×2の合計2点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:35]
◆オルガ@ビンゴ > 八位!ヴィヴィアン!縦×1の合計1点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:24]
◆オルガ@ビンゴ > 九位!ラティーシャ、ギミー!0点…っ! [Sun 4 Apr 2010 02:11:12]
◆オルガ@ビンゴ > お待たせしました、結果発表を致します。尚、これは暫定的な順位です。間違いや見落としは無いように注意しましたが、発表される点数と違う部分がありましたらお伝えください。その後間違いの修正をし、最終的な結果をカジノ掲示板にて発表し、その後賞品の受け渡しとなります! [Sun 4 Apr 2010 02:10:52]
◆オルガ@ビンゴ > 尚、出た数字は51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04、06、22、44、58、14、16、37、09、50、60、35、21、10、69、61、15、65、19、46、67、30、55、49、12、18、73、29、07、47の計50個になります。 [Sun 4 Apr 2010 01:49:31]
◆オルガ@ビンゴ > 最後でリヒャルトさん、ヴィヴィアンさん、エルネスティーネさんがビンゴだ…ッ!さあ、ポイントが一番高いのは誰だ!ただいまより暫定的に集計を行いますので、暫くお待ちください! [Sun 4 Apr 2010 01:47:05]
◆オルガ@ビンゴ > 47! [Sun 4 Apr 2010 01:45:23]
◆オルガ@ビンゴ > 72はさっきでた!もう一度! [Sun 4 Apr 2010 01:44:41][47]
◆オルガ@ビンゴ > こい! [Sun 4 Apr 2010 01:44:20][72]
◆オルガ@ビンゴ > さあ、いよいよ泣いても笑ってもこれで最後だ!今宵、運命の女神の抱擁を受けるのは、誰だーッ! [Sun 4 Apr 2010 01:44:05]
◆オルガ@ビンゴ > ミケさん、ディオニースさん、エルネスティーネさんがここでビンゴ! [Sun 4 Apr 2010 01:43:15]
◆オルガ@ビンゴ > 07! [Sun 4 Apr 2010 01:42:14][15]
◆オルガ@ビンゴ > またお前か!(地面にぺしーん) [Sun 4 Apr 2010 01:41:49][7]
◆オルガ@ビンゴ > 15は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:41:36][99]
◆オルガ@ビンゴ > 滑り込みのエルネスティーネさんが29一つでダブルビンゴだ!素晴らしい!さあ、あと残り2つ! [Sun 4 Apr 2010 01:40:52][15]
◆オルガ@ビンゴ > ぜえはあ。29! [Sun 4 Apr 2010 01:39:33]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:39:16][29]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出た! [Sun 4 Apr 2010 01:39:12][97]
◆オルガ@ビンゴ > ここでネレアさんとオリヴィアさんがビンゴだ!さあ後残り3つ! [Sun 4 Apr 2010 01:39:02][51]
◆オルガ@ビンゴ > ぜえはあ。73! [Sun 4 Apr 2010 01:37:50]
◆オルガ@ビンゴ > これも出た…っ! [Sun 4 Apr 2010 01:37:23][73]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:37:12][30]
◆オルガ@ビンゴ > これも! [Sun 4 Apr 2010 01:37:06][79]
◆オルガ@ビンゴ > これも出た! [Sun 4 Apr 2010 01:36:58][61]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました。少々お待ちを…! [Sun 4 Apr 2010 01:36:50][58]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:36:36][25]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました…! [Sun 4 Apr 2010 01:36:32][88]
◆オルガ@ビンゴ > な、なんで…76ばっかり…!無効! [Sun 4 Apr 2010 01:36:22][37]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:36:08][76]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぎぎぎ…っ [Sun 4 Apr 2010 01:35:52][39]
◆オルガ@ビンゴ > ひぎぃ! [Sun 4 Apr 2010 01:35:42][76]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:35:36][99]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:35:30][76]
◆オルガ@ビンゴ > 気を取り直して、残り4つ! [Sun 4 Apr 2010 01:35:23][84]
◆オルガ@ビンゴ > あ、ごめんなさい。18! [Sun 4 Apr 2010 01:34:58]
◆オルガ@ビンゴ > こうしてみると本当に惜しい数ばかりで数を引いてる私もやきもきします。残り4つ! [Sun 4 Apr 2010 01:34:38][80]
◆オルガ@ビンゴ > ここでジャスティスさんと、シェルさんがビンゴだ!他にも抜けていた方が居たら申し訳ない…!残り5つ! [Sun 4 Apr 2010 01:33:33][18]
◆オルガ@ビンゴ > 12! [Sun 4 Apr 2010 01:32:02]
◆オルガ@ビンゴ > 残り6つ! [Sun 4 Apr 2010 01:31:40][12]
◆オルガ@ビンゴ > 49! [Sun 4 Apr 2010 01:30:48]
◆オルガ@ビンゴ > …暫くお待ちください! [Sun 4 Apr 2010 01:30:23][49]
◆オルガ@ビンゴ > これもさっき、出た…! [Sun 4 Apr 2010 01:30:13][92]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぬう…! [Sun 4 Apr 2010 01:30:02][37]
◆オルガ@ビンゴ > ええい、このっ! [Sun 4 Apr 2010 01:29:49][87]
◆オルガ@ビンゴ > また無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:41][96]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出た! [Sun 4 Apr 2010 01:29:36][91]
◆オルガ@ビンゴ > 無効ったら無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:26][15]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:20][92]
◆オルガ@ビンゴ > 残り7つ! [Sun 4 Apr 2010 01:29:15][79]
◆オルガ@ビンゴ > 55! [Sun 4 Apr 2010 01:28:06]
◆オルガ@ビンゴ > 無効ォォォ! [Sun 4 Apr 2010 01:27:40][55]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:27:33][91]
◆オルガ@ビンゴ > は、無効…!ごめんなさい!あまりに景気のよい数字だったのでつい…! [Sun 4 Apr 2010 01:27:20][90]
◆オルガ@ビンゴ > 77! [Sun 4 Apr 2010 01:26:38]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:26:14][77]
◆オルガ@ビンゴ > このビンゴもクライマックスに入ってきた!しかし私のテンションは最初からクライマックスだーッ! [Sun 4 Apr 2010 01:26:05][19]
◆オルガ@ビンゴ > 30! [Sun 4 Apr 2010 01:24:38]
◆オルガ@ビンゴ > ( 乱数チェック外し忘れの数字が有効なら今頃自分もビンゴなのに…という方、ごめんなさい! ) まだまだいくぞー! [Sun 4 Apr 2010 01:24:13][30]
◆オルガ@ビンゴ > 67! [Sun 4 Apr 2010 01:22:58]
◆オルガ@ビンゴ > 72も出た! [Sun 4 Apr 2010 01:22:32][67]
◆オルガ@ビンゴ > 16は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:22:24][72]
◆オルガ@ビンゴ > そしてこれで40個めになります。さあ残りは10だ!幸運の女神は気まぐれだぞ、まだまだわからない! [Sun 4 Apr 2010 01:22:15][16]
◆オルガ@ビンゴ > リヒャルト君もここで負けじとビンゴ!そしてネレアさんも斜めビンゴだ!実はネレアさんがトップになったら私の歌を作ってくれるという約束なので、ここはビンゴのゲームマスターという立場を忘れて妙な念を送ってしまいそうだ! [Sun 4 Apr 2010 01:21:36]
◆オルガ@ビンゴ > 46! [Sun 4 Apr 2010 01:19:03]
◆オルガ@ビンゴ > ここでブレイブ君がダブルビンゴだー!しかしまだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:18:30][46]
◆オルガ@ビンゴ > 19! [Sun 4 Apr 2010 01:16:35]
◆オルガ@ビンゴ > 17でました! [Sun 4 Apr 2010 01:16:17][19]
◆オルガ@ビンゴ > 26でました! [Sun 4 Apr 2010 01:16:09][17]
◆オルガ@ビンゴ > だんだんとペースが落ちて申し訳ありません。ですがこのオルガ・ヴァイルシュタイン、最後までこのビンゴを成し遂げます!次の数字は! [Sun 4 Apr 2010 01:15:18][26]
◆オルガ@ビンゴ > 65! [Sun 4 Apr 2010 01:14:21]
◆オルガ@ビンゴ > 39も出た! [Sun 4 Apr 2010 01:14:06][65]
◆オルガ@ビンゴ > 6は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:13:58][39]
◆オルガ@ビンゴ > おおっと、ここでビンゴがお二人でました!リヒャルトさんと、カルミラさんです!しかしまだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:13:47][6]
◆オルガ@ビンゴ > 15! [Sun 4 Apr 2010 01:12:08]
◆オルガ@ビンゴ > 60番台が続きました。さて次は! [Sun 4 Apr 2010 01:11:46][15]
◆オルガ@ビンゴ > 61! [Sun 4 Apr 2010 01:10:48]
◆オルガ@ビンゴ > でました! [Sun 4 Apr 2010 01:10:36][61]
◆オルガ@ビンゴ > では続きましての数字は! [Sun 4 Apr 2010 01:10:22][60]
◆オルガ@ビンゴ > 69! やっとでた…。 [Sun 4 Apr 2010 01:08:56]
◆オルガ@ビンゴ > なんてことでしょう…! [Sun 4 Apr 2010 01:08:22][69]
◆オルガ@ビンゴ > ひぃぃ。胃、胃が痛い…! [Sun 4 Apr 2010 01:08:13][92]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぬぬぬ! [Sun 4 Apr 2010 01:08:04][81]
◆オルガ@ビンゴ > お、おのれー! [Sun 4 Apr 2010 01:07:57][98]
◆オルガ@ビンゴ > 無効です! [Sun 4 Apr 2010 01:07:52][84]
◆オルガ@ビンゴ > またお前か! [Sun 4 Apr 2010 01:07:44][93]
◆オルガ@ビンゴ > これも出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:07:37][16]
◆オルガ@ビンゴ > これもでた! [Sun 4 Apr 2010 01:07:27][57]
◆オルガ@ビンゴ > 出ましたね! [Sun 4 Apr 2010 01:07:18][4]
◆オルガ@ビンゴ > お次は幾つだ! [Sun 4 Apr 2010 01:07:09][39]
◆オルガ@ビンゴ > 10! [Sun 4 Apr 2010 01:07:01]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 01:06:16][10]
◆オルガ@ビンゴ > 21! [Sun 4 Apr 2010 01:05:43]
◆オルガ@ビンゴ > 次! [Sun 4 Apr 2010 01:05:21][21]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:05:15][80]
◆オルガ@ビンゴ > 35! [Sun 4 Apr 2010 01:04:41]
◆オルガ@ビンゴ > 出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:04:21][35]
◆オルガ@ビンゴ > 続きます! [Sun 4 Apr 2010 01:04:12][64]
◆オルガ@ビンゴ > 60! [Sun 4 Apr 2010 01:03:41][9]
◆オルガ@ビンゴ > ――お待たせしました。ただいま見直したところ、16が二回出ておりましたので…!次が本当の30回目です! [Sun 4 Apr 2010 01:03:20][60]
◆オルガ@ビンゴ > 現在51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04、06、22、44、58、14、16、37、09、50です。ここで一旦数字を整理しますので、少々お待ちください…。 [Sun 4 Apr 2010 00:59:01]
◆オルガ@ビンゴ > 50! [Sun 4 Apr 2010 00:58:09]
◆オルガ@ビンゴ > さっきでた! [Sun 4 Apr 2010 00:57:51][50]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:57:45][9]
◆オルガ@ビンゴ > 68でました。 [Sun 4 Apr 2010 00:57:40][95]
◆オルガ@ビンゴ > 次で30個目になります! [Sun 4 Apr 2010 00:57:19][68]
◆オルガ@ビンゴ > 09! [Sun 4 Apr 2010 00:56:59][56]
◆オルガ@ビンゴ > 64はでましたね。 [Sun 4 Apr 2010 00:56:43][9]
◆オルガ@ビンゴ > 続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:56:27][64]
◆オルガ@ビンゴ > 37! [Sun 4 Apr 2010 00:55:13]
◆オルガ@ビンゴ > 42もでました! [Sun 4 Apr 2010 00:54:55][37]
◆オルガ@ビンゴ > 59はでました! [Sun 4 Apr 2010 00:54:43][42]
◆オルガ@ビンゴ > ええいこの! [Sun 4 Apr 2010 00:54:30][59]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん! [Sun 4 Apr 2010 00:54:24][98]
◆オルガ@ビンゴ > 16! [Sun 4 Apr 2010 00:53:50]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:53:27][16]
◆オルガ@ビンゴ > 続いて! [Sun 4 Apr 2010 00:53:21][91]
◆オルガ@ビンゴ > 14! [Sun 4 Apr 2010 00:53:01]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだー! [Sun 4 Apr 2010 00:52:41][14]
◆オルガ@ビンゴ > 58! [Sun 4 Apr 2010 00:51:43]
◆オルガ@ビンゴ > 25はでましたね! [Sun 4 Apr 2010 00:51:16][58]
◆オルガ@ビンゴ > ここでBINGOが出ました!ブレイブ・ベルンシュタインさんです!苗字が私に似てますね――同じ国の人でしょうか?ともかく、一歩リードです!ですがまだまだこの先はわかりません! [Sun 4 Apr 2010 00:50:40][25]
◆オルガ@ビンゴ > 44! [Sun 4 Apr 2010 00:49:01]
◆オルガ@ビンゴ > なんちゃない! [Sun 4 Apr 2010 00:48:39][44]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:48:33][92]
◆オルガ@ビンゴ > 出た! [Sun 4 Apr 2010 00:48:29][86]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ! [Sun 4 Apr 2010 00:48:23][6]
◆オルガ@ビンゴ > 22! [Sun 4 Apr 2010 00:47:27][75]
◆オルガ@ビンゴ > 今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:47:09][22]
◆オルガ@ビンゴ > 04も出た…! [Sun 4 Apr 2010 00:47:01][97]
◆オルガ@ビンゴ > 53も出た!後半になるにつれこのパターンが多くなります! [Sun 4 Apr 2010 00:46:53][4]
◆オルガ@ビンゴ > 28はでましたね! [Sun 4 Apr 2010 00:46:36][53]
◆オルガ@ビンゴ > もういっちょ! [Sun 4 Apr 2010 00:46:23][28]
◆オルガ@ビンゴ > まだビンゴは出ません! [Sun 4 Apr 2010 00:46:17][92]
◆オルガ@ビンゴ > 06! [Sun 4 Apr 2010 00:45:14]
◆オルガ@ビンゴ > 68はでました! [Sun 4 Apr 2010 00:44:56][6]
◆オルガ@ビンゴ > どんどんいきましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:44:40][68]
◆オルガ@ビンゴ > 尚、ここまでの纏めでは51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04となっております。 [Sun 4 Apr 2010 00:44:26]
◆オルガ@ビンゴ > 04! [Sun 4 Apr 2010 00:43:10]
◆オルガ@ビンゴ > ぐう! [Sun 4 Apr 2010 00:42:59][4]
◆オルガ@ビンゴ > 次! [Sun 4 Apr 2010 00:42:55][92]
◆オルガ@ビンゴ > ここで20個めとなりました。21個目は! [Sun 4 Apr 2010 00:42:45][93]
◆オルガ@ビンゴ > 64! [Sun 4 Apr 2010 00:42:21]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ参ります! [Sun 4 Apr 2010 00:41:47][64]
◆オルガ@ビンゴ > 57! [Sun 4 Apr 2010 00:41:01]
◆オルガ@ビンゴ > ええい! [Sun 4 Apr 2010 00:40:40][57]
◆オルガ@ビンゴ > リーチがお二人目です!尚、この結果を元にあとでちゃんと見直しますので「あれ、俺もリーチなんだけど…」と思っても安心してください!私の見落としです! [Sun 4 Apr 2010 00:40:32][97]
◆オルガ@ビンゴ > 28! [Sun 4 Apr 2010 00:39:04]
◆オルガ@ビンゴ > おお、ここでリーチがお一人出たようです。ですがまだまだわかりません! [Sun 4 Apr 2010 00:38:19][28]
◆オルガ@ビンゴ > 33! [Sun 4 Apr 2010 00:36:50]
◆オルガ@ビンゴ > 中々埋らないとお嘆きの方、ご安心ください!ここでこのオルガ・ヴァイルシュタインがあなたの幸運を願って次の数字を引きます!えーい! [Sun 4 Apr 2010 00:36:39][33]
◆オルガ@ビンゴ > 25! [Sun 4 Apr 2010 00:35:17]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだいきましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:34:52][25]
◆オルガ@ビンゴ > 52! [Sun 4 Apr 2010 00:34:02]
◆オルガ@ビンゴ > 39は出たので、続いての数字は! [Sun 4 Apr 2010 00:33:44][52]
◆オルガ@ビンゴ > 埋りそうで埋らないこのもどかしさ。まるで友達以上恋人未満の恋の距離のようだと思いませんか?さて、続いての数字は! [Sun 4 Apr 2010 00:33:25][39]
◆オルガ@ビンゴ > 72! [Sun 4 Apr 2010 00:31:58][20]
◆オルガ@ビンゴ > さあ次の数字は!そろそろリーチが出そうですが! [Sun 4 Apr 2010 00:31:41][72]
◆オルガ@ビンゴ > 32! [Sun 4 Apr 2010 00:29:59]
◆オルガ@ビンゴ > 16は出ていますので、もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:29:44][32]
◆オルガ@ビンゴ > こんな事を言っては何ですが、一喜一憂なされる皆様の反応が楽しくなってきております。さて、続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:29:26][16]
◆オルガ@ビンゴ > 03! [Sun 4 Apr 2010 00:28:18]
◆オルガ@ビンゴ > ええい! [Sun 4 Apr 2010 00:28:06][3]
◆オルガ@ビンゴ > ここで75という一番最後の数字が出ました。さあ続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:27:59][85]
◆オルガ@ビンゴ > 75! [Sun 4 Apr 2010 00:27:04][71]
◆オルガ@ビンゴ > 今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:26:41][75]
◆オルガ@ビンゴ > 更に! [Sun 4 Apr 2010 00:26:36][84]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:26:29][90]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:26:23][82]
◆オルガ@ビンゴ > 40! [Sun 4 Apr 2010 00:25:31]
◆オルガ@ビンゴ > 気を取り直してもう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:25:06][40]
◆オルガ@ビンゴ > では続いて参りましょう、11個目! [Sun 4 Apr 2010 00:24:57][89]
◆オルガ@ビンゴ > ここまでの経過は51、16、39、56、17、68、42、59、26、53となっております。 [Sun 4 Apr 2010 00:24:12]
◆オルガ@ビンゴ > さて、ここで10個目の数字がでました。予定では50回数字を出しますので、これで1/5が終わったことになります。ですが景品が出なかった場合は50回以上行いますので、どうかご安心ください! [Sun 4 Apr 2010 00:23:31]
◆オルガ@ビンゴ > 53! [Sun 4 Apr 2010 00:21:34]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:21:08][53]
◆オルガ@ビンゴ > 続いて参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:21:01][93]
◆オルガ@ビンゴ > 26! [Sun 4 Apr 2010 00:20:10]
◆オルガ@ビンゴ > 50番台が多いですね。ちなみに、ビンゴの数字は太字のもののみ有効です。 ( 乱数チェックの外し忘れで紛らわしいのが入ってます、ごめんなさい! ) [Sun 4 Apr 2010 00:19:36][26]
◆オルガ@ビンゴ > 59! [Sun 4 Apr 2010 00:18:02]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:17:41][59]
◆オルガ@ビンゴ > ふふふっ、そこかしこで歓声とどよめきが聞こえますね。さあ次は! [Sun 4 Apr 2010 00:17:33][93]
◆オルガ@ビンゴ > 42! [Sun 4 Apr 2010 00:15:41]
◆オルガ@ビンゴ > 続いてまいりましょう!次の数字は―― [Sun 4 Apr 2010 00:15:25][42]
◆オルガ@ビンゴ > 68! [Sun 4 Apr 2010 00:14:25]
◆オルガ@ビンゴ > 中々よい感じにあたっている方がいるようです。ですがまだまだわかりませんよ! [Sun 4 Apr 2010 00:14:10][68]
◆オルガ@ビンゴ > 17! [Sun 4 Apr 2010 00:12:48][28]
◆オルガ@ビンゴ > 間を空けずに参りましょう!! [Sun 4 Apr 2010 00:12:32][17]
◆オルガ@ビンゴ > 56! [Sun 4 Apr 2010 00:11:19]
◆オルガ@ビンゴ > いかがでしょう?まだまだ参りますよ! [Sun 4 Apr 2010 00:10:58][56]
◆オルガ@ビンゴ > 39! [Sun 4 Apr 2010 00:09:44]
◆オルガ@ビンゴ > ええい、今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:09:27][39]
◆オルガ@ビンゴ > なかなか出ません、もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:09:11][90]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度――。 [Sun 4 Apr 2010 00:09:02][95]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度、続いての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:08:50][87]
◆オルガ@ビンゴ > さあて、どんどん参りましょう。続いての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:08:36]
◆オルガ@ビンゴ > 16! [Sun 4 Apr 2010 00:07:04][40]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度――。 [Sun 4 Apr 2010 00:06:43][16]
◆オルガ@ビンゴ > いかがですか?まだまだビンゴは始まったばかりですよ!さて、続きましての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:06:29][86]
◆オルガ@ビンゴ > 51! [Sun 4 Apr 2010 00:05:11]
◆オルガ@ビンゴ > ――ただいまを持ちまして、ビンゴの受付は終了致しました。尚、ビンゴの抽選はおおよそ一分間隔で行う予定です。さあ、皆様!心の準備は宜しいですか?それでは第一回の抽選を開始致します――っ!! ( そしてボールが入った箱の中に手を入れ、最初に出した数字は――。 ) [Sun 4 Apr 2010 00:02:34][51]
◆オルガ@ビンゴ > 注目の賞品は、一位が10万エンプラス巨大肖像画!見事一位を獲得できれば、一躍有名人になること間違い無しでしょう。 二位はカップルでご招待、アマウラ温泉旅行!アマウラの秘湯で誰にも邪魔されない二人だけの時間をお過ごしください。 三位は特上牛肉ステーキ!以前市内で行われた「どっちも料理ショー」でも使用された、一流シェフ御用達の一流牛肉に、あなたのほっぺが落ちることは間違いないでしょう。 さあ、もうすぐビンゴの受付は締め切られます!まだ受付を済ませていない方はお急ぎください! [Sat 3 Apr 2010 23:51:00]
◆オルガ@ビンゴ > ( ステージ上にカジノの支配人、オルガ・ヴァイルシュタインが現れ、お集まり頂いた紳士淑女の皆々様方にそう呼びかける。傍らには番号が書かれた拳程の大きさのボールが幾つも入った箱が置かれ、このボールがこれから始まるビンゴゲームの行く末を決めるのだ。 ) ようこそお越しくださいました。これよりビンゴゲームの抽選会を行います。尚、抽選はここ、カジノ「エスメラルダ」で行われますが、ヴェイトス市のあらゆる情報伝達技術を駆使し、商業地区や芸能横丁などにも抽選の結果をほぼリアルタイムでお伝えしております! さて、ビンゴはルールにもあった通り、ポイント制で行われます。ポイントは縦ビンゴが1点、横ビンゴが2点、斜めビンゴが5点となり、最もポイントが高かった上位三名に賞品が渡されます。 [Sat 3 Apr 2010 23:50:18]
お知らせ > オルガ@ビンゴさんが入室されました。 『Ladies and Gentlemen!!』 [Sat 3 Apr 2010 23:49:18]
お知らせ > ビャスリム@伐採林さんが退室されました。 『(レンズ越しの光は、眩しくて、慣れなくて、)』 [Fri 12 Feb 2010 16:42:03]
◆ビャスリム@伐採林 > (太陽のカタチも、見えない、) ……空…あンまり、見ぃへン モンな……、(オレ、もともと。力を入れる。グッと盛り上がる二の腕の筋肉。腰の下に重心を置いて立ち上がれば、一抱え分の材木がズゥ と彼の肩に挙がろうか。青年風貌はブラティリアじゃァ、ない。)(「ああしろ、こうしろ、言うことを聞け」。ナニかダレかに使命を貰えるなら小競り合いで縄打たれてもいいか。投げやりな考えすら浮かぶ。自警団に送検される前も、良くない奴等に良くない仕事でときどき働かされていた。概念だけなら生活、そう変わらない。誰かの命令に従ッていれば迷わない。ただ“あの人”の言葉じゃないだけだ。迷いはしないけど同じ尺度で希望もない。更生しろッて説かれても、指針、良く分からない。オレ、意志と心と、死ンだままだ。) ……オレ……、(うなだれる。何だか分からないけど、泣きそうになる。留置所にいたときのように。オレ、これから。どゥすれば良ェンか、教えて下さい。もらう命令はあなたの言葉じゃないから、オレ、いつも不安で泣きそうになる。生きるの、漠然とつらくなる。誰かに何か指示されるたび「コレで本当に正しいのか」と自分に問いかける。ザンビアナの広い背中は幻。憧れた英雄像はとても遠くッて。)(進む伐採林の出口から、夕日のあかりが差し込ンでいる。少年はゴーグルを喉から引き上げる。) [Fri 12 Feb 2010 16:41:34]
◆ビャスリム@伐採林 > (ビャスリム=ビューローの過去の物語を知る人間は、恐らくこの大陸に一人もいない。遠い国の辺境地の現代史に、誰もそンなに関心を持ッたりしないだろう。あッたッて知る由もきッとない。何か都合のよくないことは、すぐに歴史から抹消されて行くモノだから。“ロカンボールの反逆”は些細で大きな醜聞なのだ。現地人でもない限り、ソレこそオレなンかとの繋がり、見える訳ない。)(青年風貌は短く溜め息を切る。腕に巻いたバンテージを掌にグルグル巻きなおす。軽く指を開き、閉じして具合を確かめて。また黙然と作業に戻らン。肉体労働は得意だし、むずかしい話は特にない。無駄、なくていい。ただ遣り甲斐がないだけだ。生きるための目標も。)(二つ一緒に、ちょッと昔、無くしたッきり。) (――ガコン、)(新しい木材を持ち上げン。今までのより重たい。ジュワ、バンテージに紅い染みがにじむ。) ……コレも…あの街の、建物になるンかな……、(そンならオレ、少しは誰かの役、立ッとる事になるンかな。呟いてヴェイトスの方角を眺めてみる。街、見える訳、ないけれど。ただたくさンの木の枝と幹が広がるばかりで。)(ここからみえる景色は、不安な、だけ、) [Fri 12 Feb 2010 16:35:06]
◆ビャスリム@伐採林 > (何日取り調べを受けても、真相のなりゆきやら上手に説明できない。口が人並みに得意なら今ごろこンな場所に送られてない。自分が検挙された原因の傷害事件は、けッきょく『私的な理由による一方的な暴行』と言うことで片付いたらしい。詳しく分からない。話した自警団員の名前も聞いてない。良く知らないけど誰々ッて人が決めた裁定に従ッて、何々ッて人に言われるままに林業区までやッて来て、黙々と強制労働している。「まだ初犯だから、コレで済むンだぞ」。職員の蔑ンだふうなうす笑いを思い出す。) ……“コレ”……、(ザリ、)(違和感に逞しい首をふと曲げる。木屑だらけの掌の中心に切り傷が見えた。目を向ければさッき置いた木材にも赤い筋が擦れてる。いつの間にやッたンだろう。オレ、やッぱり鈍い。鈍感だ。軽く舐めた。紅い舌先にタトゥーが覗いて隠れる。)(「コレで済む」。云われた通りだと思う。反抗しなければ無駄に鞭打たれも殴られもしない。最低限、命の保証までされている。定法に相応の処罰じゃあるンだろうが、ガンディアに居たころと比べれば別世界だ。だから今の境遇、あンまり不満はない。冤罪はどゥでもいい。怖い顔の人間に取り囲まれて、いろいろしかられなくなッたから、もゥ、いい。) [Fri 12 Feb 2010 16:27:05]
◆ビャスリム@伐採林 > 「――次、北区の杉林。現地で伐採班と合流次第、一緒に市内へ運べ、」 ……はィ……、(監督官の単調な命令が背中に当たる。青年風貌は振りかえる。この班の担当者は無駄な事を言わない。「何処そこへ行き、何をどうしろ」。大抵指示はそれだけだ。それでいい。こッちも単純な返事で事足りる。)(他人との余計なやりとりは疲れるばかりだ。どうせ意思の伝達なンて上手くいかない。このあいだ保障されたばかりだ。知らない人を前にするとオレ、口廻らなくなる。多く喋ると訛りがヘンだッて笑われる。最後には誤解させて、相手苛つかせるだけだ。この前の自警団の人みたいに。) ……せゃ かて…上手く、しゃべれへンものは、しゃべれへンもン……、(ガ ラン、)(ケホ――、)(独りごと。運ンだ拍子に材木の欠片を吸い込ンで少し咳き込む。自分の吐く息が熱いのに空気の中では白くなる。不思議。冬なンて現象、ヴェイトスに来て初めて知ッた。汗ばむ鼻の下を甲で拭うと土埃の匂い。強制労働の毎日に昔の事を思い出す。決められた事、決められた分、暗いところでひたすら繰り返す単純な労働。新鮮でなつかしい。) [Fri 12 Feb 2010 16:20:36]
◆ビャスリム@伐採林 > (担いだ材木を一旦下げる。重い。思ッていたより。肩も腕も痺れてくる。だけど左手に繋いだ鎖の方がもッと重いから気にならない。この鉄塊はオレが物心付いた頃から、今日まで外れたことは多分ない。コレに比べれば大概のモノは軽い。)(薄ぐらい林を行き交う囚人の中でも、ひときわ背の高いブラティリア風貌が立ち止まる。黒い革のゴーグルを額から降ろして汗を拭う。頬からしたたる滴の量に比べて涼しい表情はほとンど能面のソレに近い。荒彫りの面つきから感情らしい感情は伺い知れない。何を考えているのか良く分からない。背の高い青年はいつも石のような無感動な顔つきをしている。どゥせ今、頭を挙げたッて太陽は影も見えない。うッそうと茂る枝に隠れて光も差さない。)(だからオレ、太陽のカタチ、今も良く分からない。数年前までは“そンなモノ”が在ることも知らなかッた。オレの世界には空もなく、オレの目は暗い場所でだけ働いた。オレ外に出てから、中味が空ッぽだ。もともと隙間だらけで。隙間の中に“あの人”の存在と言葉つめ込ンで。自分で動いて、自分で決めてるフリ、してたから。) [Fri 12 Feb 2010 16:14:11]
お知らせ > ビャスリム@伐採林さんが来ました。 『(オレは、この目で太陽を見たことがない、)』 [Fri 12 Feb 2010 16:07:57]
お知らせ > コンさんが帰りました。 『( ひらちらはら、 雪と桜が舞い散る ) … ( 狐は盃を天に掲げ、一気に呷った )』 [Sat 16 Jan 2010 00:57:29]
◆コン > … 俺は存外、 雪も好きだ ( そう告げたら ) ( アイツは―― ) [Sat 16 Jan 2010 00:55:12]
◆コン > 雪はあまり好きじゃないと言っていたな ( ふふ、 ) ( 盃に落ちた雪 )( すぐに溶け消え ) 桜は好きだと良く言っていたが―― ( 手酌で盃に酒を満たせば ) ( ひらと桜花が一片 )( 盃に舞い落ちる ) [Sat 16 Jan 2010 00:51:40]
◆コン > ―――― トキは ( 狐は ) ( とても とても 大切そうに ) ( その名を口にした ) [Sat 16 Jan 2010 00:49:18]
◆コン > ( ぺろり ) … ( 酒に濡れた唇を舐めて ) ( 狐は舞い散る雪と桜を眺めた ) ( 兎は居心地の良い場所を見つけ、膝の上で丸くなっている ) [Sat 16 Jan 2010 00:47:05]
◆コン > ( 人差し指で ) ( つん ) 酔って転がるなよ? ( 兎の額を軽く小突き ) 転がった先に落とし穴があるなんていうのはもう御免だ。 ( 言葉とは裏腹に ) ( 狐は可笑しそうに笑って兎を撫ぜた ) ... ( ぐいと盃を呷る ) [Sat 16 Jan 2010 00:41:29]
◆コン > ( 手を出したり )( ひっこめたり ) 軽いなぁ ( しばらくタイミングを窺っていた式は、跳ねるように膝の上に乗り上げた ) ( からと笑って狐は頭を撫でてやる )( 今日の狐は機嫌が良い ) お前も飲むか? ( 兎の鼻先に盃を近付け ) この間、カゲが持って来た酒だ ( 美味いぞ? ) ( 兎に飲めるかは知らんが )( 式だから平気か ) ( さて ) …ふふん ( 兎は盃に顔を近づけ ) ( 鼻をひくつかせては首を傾げている ) [Sat 16 Jan 2010 00:25:41]
◆コン > ( ちら ) ( ひら、 ) ( はら ) ( 混ざり合う雪色と桜色 ) ――― 雪見酒と花見酒を同時に というのは、 ( 狂咲きの桜の根元。朱塗りの盃を手に座り込んだ狐は、口元に仄か笑みを湛え天を仰ぐ ) やはり贅沢だろうか。 ( なぁ? )( 視線を流し膝近くある式に同意を求めてみても ) なんだ、酒が気になるか? ( 白兎に扮した式はふこふこと愛らしく鼻を動かすばかり ) ( 主たる者の膝に手を乗せ ) お、 ( 身を乗り出すように ) [Sat 16 Jan 2010 00:17:50]
◆コン > ―――― ( 桜と、 共に ) [Fri 15 Jan 2010 23:58:52]
◆コン > ―――― ( 雪が、 舞う ) [Fri 15 Jan 2010 23:57:59]
お知らせ > コンさんが来ました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Fri 15 Jan 2010 23:54:49]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 頭、痛い。 )』 [Mon 4 Jan 2010 04:53:22]
◆セレニア > …どうぞ。 ( おやすみなさい、と見送る姿勢だ。 せっかく護衛が二人居るのだから、交代制で不寝番ということではないのかと思っている。 …そこまでの警戒は過剰とも思うのだけど、意地になっている節もあって、だってアングリマーラに近いし、とか。 …ただ 『休まないって言いつける』 とか言われたことを思い出すと、そわそわしてしまう。 …やっぱり横になる場所を考えるくらいで、きちんと休むべきか。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:48:42]
◆セレニア > ( 金で雇われる傭兵に、王の話は通じないか。 金に従うとも言えるけれど、金はあくまでも生き残って使うための物。 …通じなかったらどう言おうと考えるのは、そう、親近感なのかもしれない。 ―――とはいえ、その結果として浮かべる僅かな表情変化は、やっぱり険を増すような、マイナスイメージのものなのだけど。 ―――…マリア様の力になろうというのは分かった。 傭兵風情が厚かましいが、彼女の部下がマリア様を辱めていたのは、もうあまり拘るまい。 あまり、拘るまい。 ) …努力は――― ( しています、と言えなかった。 主観は関係ない。 成果が上がらないのは足りないということ。 何より――― 頭痛・幻覚に悩まされているという事情はあるものの、もっと戦果を挙げたいと思う一方で、最近の自分には、最低限、マリア様の迷惑にさえならなければ良いというような感覚があったのだから。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:43:42]
◆セレニア > ( 顔色一つ変えずに聞いた。 元々、表情の変化に乏しい娘だけれど… それまで、険を現したり戸惑ったりしていたのが綺麗に引っ込むというのは、その言葉を理解するために考えることを止めたのかもしれない。 …あるいは、自分の意識が持つ意味に硬直しているのかもしれないが。 ) …恐れ多いことです。 ( 残念ながら、というトーンでそれだけ返した。 …素晴らしいことなのだ。 奇跡とは天の父より与えられる力。 それを行使するということは、この上ない栄光である。 …そう信じている。 だから代わりたいけれど、栄光を奪うなど許されない。 …もっとも、そもそも現実的な話ではないが、そういうことだ。 ) …それが私達の信仰です。 与えられた役目を果たさなければなりません。 あなた達に通じるように言うのなら、王にこれを使えと渡された武器を、使わないことなどできないでしょう? その武器は確かに敵を滅ぼし、それを与えられることは名誉です。 ただし、使用した後に命を落とすとして、躊躇う理由がありますか? …私はマリア様には及びません。 お役に立ちたちと思いますが、肩を並べようなど… それは不敬です。 ( 並べたいと思っても、主従の関係で取って代わろうなどあり得ない。 でも――― 確かに、そうだ。 …もっと有能な部下であったなら、マリア様に倒れるほどの苦労をさせることはないだろう。 彼女が激務で体を壊し、床に臥せたことについて、罪の意識がないわけがない。 価値観の相違を埋めようとは思わず、さらりと流す一方で… そこだけは、胸に刺さった。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:28:48]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 私はもう、友達に酷い目にあって欲しくない。 』 [Mon 4 Jan 2010 04:22:58]
◆艶子 > ( 言い終えてから高ぶった気分を落ち着かせるように一度呼吸を整えて。 ) …………。 ( 暫し沈黙してから。 ) …今日はもう何も無く終わりそうだ。明日に備えて、もうそろそろ休もう。 ( 言葉にしにくい不安定な感情を吐き出してしまった。だから区切りの意味も篭めて、だ。どっちが正しいかなんてわからないし、どっちも正しくないのかもしれないし。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:13:00]
◆艶子 > ( パプテスの敵の解釈を広めれば、きっと私も敵になる。ヴェイトスの人たちはその解釈の拡大を恐れている。パプテスに敵とみなされることを恐れている。 ) ( 私は長い間の後に訪れた返答に、静かに、けれども早く息を吸い込み。それをゆっくりと吐き出した。 ) ばかやろう。 ( そして、そう言った。…私はヴァンパイアを「滅ぼす」という言葉を使ったが、根絶となるとアレックスの命だけでは残念ながら足らんだろうな。その聖剣とやらを使っても無理だろう。しかし、そんなことは今はどうでもいい。 ) 許されるのならその役目は?私が許す、お前が行け。その次に私が行く。 ( 私は死なないが。 ) どうしてそこで納得してしまうんだ。自分が代わりに天下無双のヴァンパイアハンターになって代わりに命を差し出してやる、ぐらいの気概を見せてみろっ。あいつは確かに凄い。だが一人の人間だ、女だ。おまけに甘党だ。でもお前や私が不甲斐ないから、払わなくても良い犠牲を払い続けてるんだ。 ( 私はそいつが我慢ならない。 ) 私たちがもっとシャキっとしてたら、聖剣なんぞに頼らなくても――鼠を傭兵の死体と一緒に焼いて、要らん非難を浴びることもなかったんだ。戦いは確かに犠牲を強いる。そいつを最大公約で払いたいなら、私たちまず払うべきだろう!もっともっと、沢山だ! ( 私たちという言葉をあえて使ったのは、傭兵の言う親近感というやつからなのかもしれない。私はアレッサンドラ・クレメンテの友人だッ!その義務があるッ!! ) [Mon 4 Jan 2010 04:12:16]
◆セレニア > …。 ( その笑いを馬鹿にされている、と感じてしまうのだから本人には難儀な可愛げ。 それはさておき客観的にそう思ってもらえることの有り難味は知らず、もうその話はしないとそっぽを向いている。 つーん。 ) …定かではありませんが、おそらく。 ( とはいえ… ホワイティアのパプテス教徒以外は全て 『パプテスの敵』 とする考え方もできる。 今は、ヴェイトス市に毒されてか、以前ほどそれを強く意識しなくなってしまったけれど。 そこは濁して、確かではないからあてにしないでと、言い難そうに付け足した。 ) ―――。 ( 即答に詰まる。 それだけの間はあるが――― ) …願います。 それでヴァンパイアを根絶できるのなら、マリア様もそれを望むでしょう。 ( …望むはずだ。 もちろん、わずかでもヴァンパイアが残る可能性があるのであれば、反対する。 マリア様は、マスタークラスのヴァンパイアとも、個体レベルでは吊り合わない。 生きて、根絶やしにするための指揮を執らなければならない人だと思うから。 ) …ですが、許されるのなら、その役目は――― ( そんな事が可能だとして、マリア様でなければできないだろうけども。 ヴァンパイアハンターというだけでなく、パプテスに必要な人だと思えば、自分が代わりたいと思う。 …マリア様がいなくなってしまって、ヴァンパイアもいないとなったら、私はどうすれば良いのか分からない。 ) ―――…戦いは、犠牲を伴うものではありませんか? その犠牲を最大効率で払えるのであれば、それは有効な力です。 マリア様の命と吊り合うものなど、ありませんが。 ( ただ一つ、ヴァンパイアの根絶だけは例外だ。 …自分にとっては、それが存在意義。 自分の命と引き換えにヴァンパイアが滅亡するのは、滅亡させる前に自分が死んでしまうという犠牲を、最大効率で払うことになる。 ) [Mon 4 Jan 2010 03:35:46]
◆艶子 > ははは。ま、私も説明が下手糞だからな。それにわからないならわからないで良いよ、それもお前の可愛げだろ? ( 少なくとも私は可愛げだと思おう。そういう事が全く入り込む余地のない娘なら、こんな反応をしたりはしない。 ) ふーむ。吸血鬼とか、不死者に強いってことか。 ( それなら仮に私と戦うことになっても、その真価は発揮されないか。いや、戦いたいと願っているのではなくて。ここはもう、戦闘に酔っている駄目な人間の悪癖だから口には出さないが。 ) ………。 ( セレニアの言葉を聞いて、私は一瞬驚いたような顔をしてから。ややあってジェスチャーの為に掲げていた腕を下ろした。 ) …それなら、簡単でかつ極端な例えを出そう。ヴァンパイアを滅ぼす最も有効な手段が、アレックス自身の命を代償にするものだとしたら、セレニアはアレックスがそうする事を願うか? ( 勿論アレックスは命を懸けて戦っている。自らの命を厭わないとも考えているだろう。でも、そんなの私は許さない。 ) その聖剣が命を差し出させるようなものだとは思わないけど、何らかの犠牲をアレックスに強いるものではないかって考えているんだ。力というのはそういうものだ。 [Mon 4 Jan 2010 03:10:51]
◆セレニア > …。 ( では、聖女セレスティアについてそのような表現をしようとしたのは何だったのか。 その説明に、そちらから視線を逸らして、しんしんと雪の降る岩肌を眺めた。 …聖女セレスティアにも、マリア様にも、親近感は抱いていないと思う。 ただ、マリア様についてはもちろん好感を持っているし、となれば親近感も抱きたい。 …そうすると、この傭兵がマリア様をかわいいと言うのに、自分がためらってしまうのが悔しかった。 ) …右往左往なんて。 うろたえるのが可愛げなら… いえ、うろたえてなどいませんが――― ( そんなものは要らないと堂々巡りしそうになって、止めた。 この辺りはもう、自分の方がずれているのだと思っておくしかない。 ) …パプテスの敵を滅ぼすという点で、強大な力です。 ( とはいえ、腕力に比例しないし、聖女セレスティアは強いという風には見えない。 剣であるからには力。 頷いて――― 曖昧なジェスチャーを見守る。 ) ? マリア様はヴァンパイアハンターです。 ヴァンパイアを滅ぼすために有効な手段を求めるのは当然でしょう。 …奇跡は、与えられた者にしか行使できません。 あなたはもちろん、私も、学んで習得できる性質のものではないと思います。 ―――? …制御できなければ、そもそも行使できないのではありませんか? ( 武器にできる、という時点で扱えている。 腕さえあれば持ち替えられる武器とは異なり、術をそのように認識していると、彼女の言葉はよく分からない。 …マリア様の幸せ、と聞くとじっくり考えなければならないような気もするけれど、強くなるのは良いことだ。 ヴァンパイアをより効率的に、確かに滅ぼせるようになるのは良いことだ。 何を気にしているのかと問い返す。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:53:10]
◆艶子 > …うまくいえないが。 ( 両手で曖昧なジェスチャーをしながら。 ) 私は私にしか扱えないものしか武器にはしたくない。私に制御できないものじゃないと、余計なものまで壊してしまうかもしれない。力ってのはとってもデリケートだからな。…仮にその聖剣が私を対象にしたものだとしても、私はそいつを手にしないだろう。 だから、その―― そうだな。 ( 言葉を探して。 ) 不安なんだ。また鼠の時みたいになるんじゃないかって。そいつを手にして、アレックスは幸せになれるのかな? ( 幸せっていう言い方はおかしいか。彼女は最初から阿修羅地獄をさ迷うような生き方をしている。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:26:52]
◆艶子 > そうさなあ。魅力…まあ、人間の魅力には違いないが。憧れとか、そういうのとは違った側面で感じる好感とか。親近感にも近いかもしれない。 ( 私にもうまく説明はできないが。 ) お前がアレックスのことで右往左往しているのに対して、私は親近感を感じたな。つまりそいつがお前の可愛げってやつさ。 ( うまい説明とはいえないが、これ以上は難しい。 ) なるほど、言わんとしてる事はわかった。 ( こういうアバウトな会話の方が、頭を使わずにすむので楽だ。 ) そうか、強いって感じじゃあないのか。 ( 体つきが幼いってことは、私より胸は小さそうだ。いや、そんなところで張り合ってもしかたないが。しかし、セレニア自身もうまく表現できないようだ。 ) その聖剣も剣であるからには、力なのだろう。そして正確には聖剣そのものより、その聖剣を…力を求めるアレックス自身が気になるといった方が正しいな。 ( 勿論、聖剣そのものにも興味はあるが。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:26:42]
◆セレニア > …意図するところが伝わらなければ意味がありません。 ( …というか、ちょっと悔しいのだ。 そこかしこで連呼される 『かわいい』 とやらが、自分には理解できないことが。 ―――そして何を言いつけるのか答えがもらえないと、不安が拭えず動けない。 …不服そうにするものの、立ち上がることはなく、視線をさ迷わせている。 ) ―――私には… 私もクルースニックですが、術のような奇跡を行うことはできません。 憶測になりますが、剣術の型を自ら考案しようというときに、目指すところと似た方向性を持つ剣術を、参考にするようなものかと… ( 術のように奇跡を行うことはできないが、自分の感知能力もまた奇跡と思う。 そこは大事と主張しつつ… でも、続ける言葉は自信なさげだ。 術者の世界は分からない。 ) 奇跡を行うことは、戦士としての汎用的な強さに繋がりません。 セレスティア様のことは分かりませんが、あまり鍛えられてはいないようでした。 …実年齢は、知りません。 私と同じか… マリア様やあなたよりは、年下だと思います。 ただ、言動が… いえ。 その、体付き、などが。 ( 言動が、特別幼かったとは思わない。 ただ、あの雰囲気を何というのか… 思わずかわいい、と言いそうになって口を噤み。 もごもごと。 ) ―――…はい。 あなたには扱えないものですし… 聖剣は、あなたを対象にもしないでしょう。 ( どうして説明しなければならないか、よりもそちらの方が聞きたいから、どうしてそんな事を聞くのかと頷こう。 強さに興味があるようだけれど、そもそも畑違いではないか。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:05:34]
◆艶子 > 術…。 ( どうにも私のイメージしていたものとは違うようだ。 ) ふうん。その奇跡とやらの為に、その聖剣に触れるのか。 ( 触れる。触れる?やっぱり形のあるものなのだろうか。それとも触れるというのは抽象的な意味で言ったのか。 ) なるほど。そのセレスティアという人が、聖剣を扱うことが出来るのか。興味があるな、強いんだろうなぁ。 ( と、やや検討外れな事を思う。 ) ――幼い?子供なのか? ( セレニアが幼いというからには、彼女より幼いのか。でも強さと年齢は関係ないしな。そして「どうして」という言葉を耳にしていたので。 ) どうしてそんな事を聞くんだ、かな? ( と、尋ねてみた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:42:19]
◆艶子 > ( あ、こいつ困ってる。困ってるぞ。アレックスの事になると途端にこれだもの。まあこういう所を可愛げと呼んでやってもいいか! ) ふーむ、確かに可愛いという表現は抽象的だな。でも良いんだよ抽象的で。可愛げっていうのはそういうものだ。うん。 ( 多分。 そのまま見送って休ませた方が良かったか、でも聞きたいこともあったし――。 ) それは自分の胸に聞いてみなさい。 ( ちょこんと座ったのを見れば内心でにやりと笑う。何が問題なのかをズヴァリと指摘しようかとも考えたが、そんなに問題という程のことでもないし、そこを逆に突かれると痛いし、せっかく座ったのをまた立ち上がらせてしまうかもしれないので説明は省こう。だからこんな曖昧な言葉でごまかす。汚いなさすが傭兵汚い。 でも「アレックスにいいつけるぞ!」は連発すると可哀相なので程ほどにしておこう。アレックスに見つかったら私がしかられそうだし。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:42:00]
◆セレニア > ―――パプテスの奇跡です。 物理的に切断する剣よりも、術をイメージした方が良いでしょう。 …どうして――― ( どうしてそんな事をあなたに話さなければならないのか。 反発するように口ごもるけれど… 言いつけられるかもしれないし… いや言いつけられるようなことはないんだけどそんなことでマリア様の手を煩わせてはいけないから。 から。 ) …マリア様も奇跡を行います。 新たな奇跡を行使するに当たって、その力を安定させるために、聖剣に触れることが参考になるのだとか… ―――セレスティア様は… 聖女様です。 聖剣を扱うことができる方ですが、私も詳細は… 幼い、方でした。 ( その発言は不敬にあたるかもしれないが、ろくに知らないのは本当だ。 …マリア様を楽しそうにさせる人だなんて、言いたくないし。 聖剣戦争そのものについては、緘口令が敷かれているし。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:33:47]
◆セレニア > ―――な… そんな、失礼な… え、いえ、ええと… ( まず、可愛いというのがよく分からない。 そこでマリア様がどうだという話になると、可愛げとやらを否定しても良いものか。 肯定するのも侮っているようで失礼と思うものの、確かに褒め言葉の部類ではあるだろうし。 ) …発言の意図が不明です。 可愛い、という表現は抽象的過ぎる。 素晴らしい方ですが… ( いや、とにかく。 こんな話をしているのはおかしいだろう。 ) …あなたが休まないのなら――― ( 私が見張るのは後にする、とそそくさ立ち去ろうとするけども… え、何、言いつけ…? ) ―――な、な、何をですか。 私の行動に問題は… ( ないはずだ。 交代制には同意したけれど、どちらが先か定められていなかったし、先にここに居たのは私だもの。 間違ってない、と言いつつ――― 何か問題があると困るので、ちょこんと座ってる。 …目を白黒させつつ、で、何がどう問題なのか説明してもらおうとしたら、先に質問がきた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:18:34]
◆艶子 > ( けほん。 ) ――聖剣ってなんだ。どうしてアレックスはそれを見にクリスティアに行くんだ? セレスティアって、どんな人だ? ( ここは私にとって情報不足が否めない部分だ。セレニアの方が詳しいだろうと、彼女に尋ねてみた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:05:19]
◆艶子 > いーや、必要だ。人間、可愛げがあった方が魅力的だ。アレックスだって可愛げあるぞ!お前もそう思うだろう! ( このセレニアという少女にも可愛げはあることにはあるのだが。セレスティアという人にはまだ会ったことが無いので、どういう人物かは判らないが。彼女らの話の節々から多少の情報は得ている。 ) …いや、だから、休むのは…。 ( ああ、言い方失敗したかなあとその険しくなる表情を見て思う。こういう時はあれだ、そのー、あれ。あれ。あれ。 ) アレックスに言いつけるぞ!全然休もうとしないって! ( これだ!根拠も話の筋も関係なく相手に言い聞かせる魔法のような言葉! ) [Mon 4 Jan 2010 01:04:49]
◆セレニア > …それは必要ありません。 ( 可愛げなど不要。 一々食って掛かるようになってしまっているが。 可愛くない、というのは今ちょっと触れられたくないところでもあった。 …普段はそれこそ何の後ろめたさも覚えずに可愛くなくて結構と思うのだけど――― 聖女セレスティアは、やはり可愛いのだろうか。 ああいうのを、そういうのだろうか。 …だから、マリア様もあんな風に、聞いたことのない声でお話されていたのだろうか。 ) …はい。 ( 見張りは交代で。 頷いてから… 座れと促されて、表情の乏しい顔に浮かべた険を、少し強くした。 ) …休まないのですか? 私も戦士です。 問題ないと言いました。 ( …あなたが休まないなら私が休む。 どうしてここに居るのだとつっけんどん。 ) ―――。 ( 聞くのは自由だ。 答えるかどうかも。 続きを待つように、そちらを見ている。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:53:47]
◆艶子 > ――なあ、セレニア。一つ聞いていいか? ( 自分も適当な岩に寄りかかりながら尋ねる。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:43:11]
◆艶子 > ( 尋ねられれば案外すんなりと話はするが、最終的には仲間の手を借りて脱出だったのであまり自慢げには話したがらないかも…しれない。一人で脱出したのなら、それはもう鬱陶しいぐらいに自慢してきただろうが。 ) ちぇっ、可愛くない奴だな。まあ、確かにアレックスに余計な時間をとらせるようになっちゃうけどさ。 ( アレックスは自分のことを見捨てないとは思っていたが、セレニアが自分のことを探しに行かないと思っていることまでは考えていなかった! ) それじゃあ交代でな。 ( 点在する教会に訪ねつつの旅だ。不眠不休というわけでもなく、私一人でも体力的には問題ない。――が、全部やってしまってはそれも角が立つ。んん、私ってば大人だな。年上だからな。ふふん。 ) ……とりあえず、座ってろ。最低限の時間と環境で自分のコンディションを極力最適に保つのがプロってものだ。 ( ウォッシュベアーでぶっ倒れるまで剣を振りまわした私が言うことじゃないが、その吐息を見て私はそう言った。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:42:44]
◆セレニア > ( ―――どうやって戻って来たのか聞きたい気もする。 金属を溶かして喰らうという化物は、何だか刃を通さなそうだし。 でもそういったことを聞くのは 『そんなことも分からないのかふふん』 なんて思われてしまいそうで、癪だった。 …実際には得意になりこそすれ嫌味はない人物だろうに、見えていない。 ) …そうしてください。 マリア様の行程に支障が出る。 ( 探しに行かないから、とは言えない。 マリア様は、残念ながら見捨てようとしないだろうし… そこまで分かっているのだから仲良くすれば良いのに、そういう発想は持てないでいる。 …せっかくの気遣う言葉には、険が増した。 ) …問題ありません。 交代制に、するのは… 同意しますが。 ( というか、当たり前だ。 お互いに護衛なのだから、そっちにも働いてもらう。 …体調は問題ないと突っぱねながら、じゃあ任せたと言われるのも辛い。 けれど頼るようなことは言いたくなくて、もごもごと、言い難そうに釘を刺した。 …むしろ、許されるのならマリア様とミサに専念したい。 でも、彼女を守るのは自分だという意地がある。 ―――ただ吐く息は、何かに耐えるように心持ち長く深くなっている。 …白く煙るのが余計にそれを意識させて、もう一度。 ) …戦闘に、支障はありません。 [Mon 4 Jan 2010 00:25:22]
◆艶子 > ( 以前であった時より体調が悪いように見える。恐らく本調子では無いのだろう。大丈夫だろうかと心配する反面、いざとなったら護衛の戦力には数えられまいと侮っているあたり、お互い内心で失礼なことを考えているといえるかもしれない。 ) …落ちないよ。落ちてたまるか。 ( あの時は一緒に落ちた仲間と合流できたから生還できたようなものだ。 体調は悪いようだが、刺々しい態度は相変わらずだ。…当然か。包帯姿の人形を鍛錬の相手にしていたのは、私の部隊の傭兵だったのだから。 ) …なあ。お前、体調が優れていないように見えるが、大丈夫か?見張りなら私がするから、休んでいたらどうだ。 ( そう白い息を吐いて言った。そこには心配の言葉と同時に、いざって時に足手まといになられては困るっていう感情も無意識に入ってしまうのは仕方の無いことなのかもしえrない。今日は冷える。大雪山に近い場所にあるせいか、雪も降っている。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:55:29]
◆セレニア > ( 夢にまで見た、と言っても大げさではないマリア様との巡礼に、不純物が混じっている。 元々、聖教会を訪ねるという部分にも漠然とした不安感を抱いてしまい、心穏やかな旅ではなかったけれど。 それでも到着するまでの間、二人きりで聖地を巡れるというのは純粋に嬉しかった。 楽しみだった。 …それなのに。 ―――額を押さえていた手をはなし、音のした方を向く。 ) …。 ( マリア様とは旧知の仲ということだけど、傭兵が一人同行している。 …自分とも鍛錬所で面識があるが、こともあろうにマリア様に見立てて包帯を巻いた人形で訓練していた部隊の、隊長か何かだったはずだ。 魔界戦争や、ドルーチ派の起こした蔓の悪魔事件で活躍したというけれど、パプテス教徒でもなく、いくらかマシに思える部分といえば女であることくらい。 ―――マリア様が良いというのだから仕方ないけれど。 自分の体調が万全であったなら反対もできたのに、今は、そんなものでもいないよりは心強く思うしかない。 ) …。 ( 不機嫌そうに一瞥して無言という、感じ悪さ全開だ。 もっとも、誰に対しても積極的に口を開く方ではないけれど。 ) …落ちません。 あなたこそ、外に出ない方が良い。 また落ちるから。 ( 侮られているようで、むっとした。 ただ、悔し紛れに何て間抜け、と思う反面… よく生還したものだとも思う。 …落ちたら、どうすれば良いんだろう。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:40:49]
◆艶子 > あー、畜生。誰か私のことを噂しているな。 ( と、言いつつ。まさかその噂している張本人が目の前にいる人影だとは気づかず教会の入り口から出てきてゆっくりと歩いてくる。彼女が持つ明かりに防具の銀の光が反射し、暗くてもその存在を誇示していた。彼女の名前はセレニア。アレックスの部下だ。 ) ――前にこの辺りに来たことがあってな。足をちょいと滑らせて、まだ誰もその最深部に到達したことが無いという鍾乳洞窟の奥深くまで落ちたことがあった。金属を溶かし食らう化け物に、強靭な身体を持つリザードマン。そこから這い出るには苦労した。 ( そんな話をしながら彼女のそばへ。 ) うっかり穴に落ちたりするなよ?探しに行くの、大変なんだからな。 ( なんて軽口を叩く。本人は冗談のつもりで言っているらしい。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:13:39]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 へっくし! 』 [Sun 3 Jan 2010 23:05:22]
◆セレニア > ( 年が明けてすぐに、マリア様――― ヴァンパイアハンターギルドでマスターと慕う上司、アレッサンドラ・M・クレメンテの護衛として、クリスティアを目指しヴェイトス市を発った。 聖女セレスティアに招かれクリスティアへ行くという話は以前からあったけれど、VHGやヴェイトス市が立て続けに事件に見舞われ、忙殺されたマリア様が身体を壊すなどしているうちに、先送りになってしまっている。 ) ―――。 ( あと少し早ければ、と… 冷え切った革手袋の手を、ギリギリ痛む額にあてる。 …あと少し早ければ、自分がこんな状態でなければ、他に護衛など必要なかったのに。 ―――いや、必要だけれど。 それを言うのなら神殿騎士団の護衛があって然るべきだ。 どこの馬の骨とも知れない傭兵などでなく。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:00:56]
◆セレニア > ( ヴェイトス島に数ある名所の一つ、地下鍾乳洞。 その入り口はアングリマーラから北西に集中して点在するが、多層構造になっている広大な鍾乳洞内部が、果たしてどれほどの広がりを持っているかは分からない。 鍾乳洞にはホビットやリザードマンといった亜人が棲息しているとされているけれど、岩盤の多い土地に人間の村は少なく、この岩窟教会も人里離れた場所にある小さな穴倉だった。 蟻の巣のように岩を削って形を整えられた内部は思いの他快適そうに見えるものの、数人の修道士に管理されている小さな畑には、冬ということもあるのか痩せた作物しか実っていない。 ) ( 教会周辺には特に見るものもないが、起伏の激しい岩肌は隠れ潜む場所に事欠かない。 神経質に見て回っていた戦闘服の少女は、教会の入り口に戻り、それでも気が済まないのか闇の向こうを眺めている。 ) ( 長い時をかけてこの土地を形作った強い風に、緩く一房に編んだ薄紅色の髪が揺れた。 身体のラインをトレースするような革の戦闘服に取り付けられた銀の防具が、ランプの明かりを受けて、パプテスの意匠を浮かび上がらせながら暖かく輝いている。 ) [Sun 3 Jan 2010 22:48:43]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 3日目。 地下鍾乳洞群の中に位置する岩窟教会にて。 )』 [Sun 3 Jan 2010 22:26:38]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 例えオーガに出くわしても、身体張って友人を守ろう。 』 [Sat 2 Jan 2010 19:08:05]
◆艶子 > ( まあ、それはいずれ明らかになろう。そんな事より、今は護衛の仕事に専念だ。警備された安全なルートを通るとはいえ、前回のアマウラ行き旅行のようなケースに出くわすことも考えられるし、気を引き締めていこう。そして何より、ずっと待ち望んでいた「アレッサンドラの為に剣を振るう」ということが適って、私はとても嬉しかった。どんな些細な形であっても、彼女への恩返しが出来るのだ。 ) …セレニアに負けないようにしないと。 ( あいつも結構鍛えてるみたいだし、競うわけじゃないけどドジ踏んで頼りにならない奴っていう風に思われてしまうのだけは避けたい。 ) [Sat 2 Jan 2010 19:07:01]
◆艶子 > ( そんなことを止め処なく考える。けれど、私が一番興味があるのがアレックスがクリスティアを尋ねるその理由だ。 ) 聖剣、か。 ( 私も詳しく知るわけじゃないが、それが聖遺物としてクリスティアの教会に納められているのだろう。私は剣と名の付くものには興味を持つが、それは果たしてどんなものなのか。どうしてそれをアレックスが求めるのか、とても気になる。求めるといってもその聖剣そのものを欲しているというわけでは無さそうだが…。私は鉄や鋼で出来た人の業による武具しか使わないと決めている。だからその理由が気になるのだ。私と彼女の考え方の違いに。 剣とは戦うための道具だ。アレックスのフェンシングという技の恐ろしさは、この身をもって体験しているわけだが、それでも彼女は純粋なファイターというわけでない。飽くなき強さの追求をするタイプでは無かったと思う。…だから余計に気になるのだ。 ) [Sat 2 Jan 2010 19:03:35]
◆艶子 > ( 本来なら鉄の篭手と西洋風の板金鎧ときたらロングソードの方が見た目としては正しいのかもしれないが、そこに刀という組み合わせが如何にもあるもので武装した傭兵らしいじゃないか。もっとも、私にとってはこれがもっとも最適化された戦闘スタイルなわけだが。それにイエロティアが板金鎧を着ている時点で――いや、そこにイエロティアがいる時点で、クリスティアに居る人たちにとっては…。 ) …いや、そんなことは考えるな。 ( 昔、一度だけ仕事で行くことがあったクリスティア。最初は物珍しさに外を出歩いたりしたけれど、すぐに私に対して向けられる奇異の視線が嫌になって、宿に引きこもってしまった。その時の印象が強いのだろう。でも、今回の仕事が嫌だっていうんじゃあない。護衛の申し出をアレックスが快く受け入れてくれたのは本当にうれしかったから。 ) MJたち、ちゃんとやってるかなあ。「栗きんとんは独り占めするなよ」って言ったけど、大丈夫かなあ。 ( MJや白夜、ハッシュ、それにナッキーには伝えてから出てきたけど、やっぱりちょっと心配だ。 ) [Sat 2 Jan 2010 18:41:12]
◆艶子 > ( 私は友人であるアレッサンドラ、そして彼女の部下であるセレニアと共に一日の早朝にヴェイトスを発ち、クリスティアに向けて馬車を走らせた。途中、街道沿いにある教会を巡礼しながらの旅だという。――そしてここは、そうして立ち寄った教会の一つだ。私はその教会のしんと静まり返った廊下の中で、一人壁によりかかり物思いに耽る。片方だけ新調することになったガントレットの留め具を弄るのは、やはり何となくつけ心地に違和感があるからだ。クリスティアに行くっていうことで私は着ていくものをどうしようかと思ったのだが、鉄の篭手と鎧と刀という、傭兵らしい格好のままでいることにした。後は下着の代えと寒くないように上に羽織る外装だけ。妙ちくりんな服装をするよりはアレックスに恥を掻かせることも無いし、相手から見ても一目で雇われている傭兵だと判ったほうが何かと好都合だろう。 ) [Sat 2 Jan 2010 18:30:38]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 街道沿いにある教会の一つにて。 』 [Sat 2 Jan 2010 18:14:16]
お知らせ > コンさんが退室されました。 『――― 一昨日作ったの忘れてたッ! ( 帰ったら風呂だ。罠は明日作り直しだ )』 [Thu 26 Nov 2009 22:11:43]
◆コン > …………… ( どろまみれ ) ( 穴の上で式がきゃんきゃん鳴いてる ) [Thu 26 Nov 2009 22:09:32]
◆コン > ( ず ぶ ッ ) ッ、 ( ぬちょ。 ) [Thu 26 Nov 2009 22:08:12]
◆コン > ( ず、 ) …お? [Thu 26 Nov 2009 22:06:11]
◆コン > ( 引き上げてやったらやったで ) わ、ぶッ ( 子犬に扮した式は体を震わせて泥を飛ばす ) ( 服にも顔にも、泥の水玉模様が出来た ) お前なぁ…… ( げんなり )( 子犬の形をとったから仕方ないのか ) ( 狐の式だから仕方ないのか ) ――― まあ、いい。 ( 帰るぞ、と地面に突き立てていたスコップを引き抜きながら歩き始め ) [Thu 26 Nov 2009 22:04:34]
◆コン > ( 耳と尻尾を垂れさせて、くぅーんと子犬が泥にまみれてた ) …… ああ、そう情けない顔をするな。 ( こっちまで情けない顔になるだろう ) [Thu 26 Nov 2009 21:57:41]
◆コン > ... いわんこっちゃない。 ( あーぁ ) ( しゃがみこんで穴の中を覗く ) [Thu 26 Nov 2009 21:52:54]
◆コン > いや、もうならさなくていいぞ ( あんまりやると、不自然になる。 罠があると知られてしまう ) ( 特に今日は月が明るくてこっそり罠を仕掛けるには適さない。元より訪れる者もそうはいないが ) 余り衝撃を加えるといくら子犬のお前でも落t( ずぼ べちゃ ) … ( 抱き上げてやろうと伸ばしてた両手が所在なさげにぶらんと宙に浮いた ) [Thu 26 Nov 2009 21:50:33]
◆コン > ( 落下式罠の中には竹や棘の代わりに、底に泥が敷かれてる ) しかし 今は未だいいが、泥が固まるくらい寒くなったら何を入れよう ( 突き立てたスコップの柄に左腕を乗せ、右手でうーむと顎を撫でた ) 落ち葉とか藁じゃ親切過ぎるなぁ。 ( 単に衝撃吸収されるだけだ ) そこにこう、落ちたら嫌だ! っていう要素を加えたいところだが―――― 落ち葉… 藁… ……納豆? ( 藁入り納豆 ) 駄目だ、勿体無い。 ( 食べものは大切に ) ほかー… は、 ( どう思う? って式を見たら ) ( まだ地面をぺしぺししてた。) [Thu 26 Nov 2009 21:41:30]
◆コン > ( スコップを誇らしげに地面に突き刺し、悪戯仕掛ける子どもの様で狐が笑う ) ( その足元では子犬に扮した式が一匹、前足で地面を軽く叩いていた ) ( ぺしぺし ) おっと。 印をつけなきゃいけないな ( 此処に罠があるよ っていう印だ。 ) ( この辺りは敵だけじゃなく狐や式、知人や動物も通る競合地域だから ) うーん、石でいいか ( 間違って引っかからないように )( 落下式罠の手前に小石を三つ、並べておいた ) [Thu 26 Nov 2009 21:28:47]
◆コン > ――― よしッ。 ( ざぐ。 ) かんッ ぺき だ! [Thu 26 Nov 2009 21:19:18]
お知らせ > コンさんが入室されました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Thu 26 Nov 2009 21:15:19]
お知らせ > コンさんが退室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:42:15]
◆コン > ―――― ( 遠く、 ) ( 響き来る子の泣き声に、狐は小ィさく笑った ) [Mon 23 Nov 2009 22:42:13]
◆コン > ( 頭の横につけていた面、引き寄せ顔を覆えば笑い声の混じった答を返し ) ... あらら、 ( 面を横にずらし、悲鳴を上げながら駆けて行く少年の背を見送った ) 脅かすつもりは無かったんだが ( 面を頭に戻しながら吐息交じり、ねぇと肩の梟に同意を求める ) ( 梟はくるくると頭を回してホゥと一声だけ鳴いた ) いけないな、あれではまた迷う。 ( 梟に腕に乗るよう促せば、其の手をすっと前へ向け ) 追いかけてやれ。 ( あの子どもが迷わぬように )( 腕を軽く揺すれば梟がばさりと羽を広げて飛び立ち ) [Mon 23 Nov 2009 22:38:54]
◆コン > そうだよ。 [Mon 23 Nov 2009 22:36:22]
◆コン > ―――― … ( 齎された問いに、ゆるりと少年へ顔を向けた。 ) ( 唇には今宵の月にも似た弧 ) [Mon 23 Nov 2009 22:34:17]
◆コン > ( ――― キツネ? ) [Mon 23 Nov 2009 22:30:03]
◆コン > ( お前、 ) ――― ん ? ( 梟の羽を指の背で撫ぜ、少年を見ぬまま其の言ノ葉に耳を傾け ) [Mon 23 Nov 2009 22:27:20]
◆コン > こんな時分に出歩くのは感心しないなあ。 きっと心配してる ( 村の者達が。 狐は少年には近付かないまま木の下に立ち、ひょぃと摘んだ落ち葉を指先でくるくる手慰みに回した ) ( ばさり ) ( 一羽の梟が羽を広げて肩に止まる。 其れは羽をたたんでくるくると忙しなく首を回し、少年を見つめホゥと一声鳴いた。 ) … ( 少年から小さく短く、漏れる悲鳴 ) ( ぱ、と手遊びにしていた銀杏の葉から手を離せばそれはひらりと舞い落ち地面に敷かれた錦と様を同じくす ) [Mon 23 Nov 2009 22:24:42]
◆コン > おや、 ( 少年が叫び声を上げて尻餅をつけば、バサバサと鳥が何羽か夜空へと羽ばたいた。狐はかくりと首を傾げ ) あはは、驚いた? ( 柔和そうな面が、目を細めて微笑う ) ( 暫く上から様子を窺っていたが、単なる村の子どもだろうと判断して声を掛けた。このまま進めば迷うか、罠のある区域に到達しかねない。森の中は村人や森の住人――動物たちに遠慮して、余り罠を仕掛けてないが ) どうした、迷子? ―――おや、違うのか ( 尻餅ついて震える姿とは裏腹に、威勢良く返った言葉に狐は軽く肩を竦め ) よ、 ッ ( がさり )( 木の上から地面へと、とんと降り立つ ) [Mon 23 Nov 2009 22:11:34]
◆コン > ――― こんな時間に何してるんだ? ( 木々の合間から降る言葉 ) [Mon 23 Nov 2009 21:59:20]
◆少年 > こわくなんかないんだから な ( 天では月が笑ってる。 ) ちぇっ。 ( ばかにしやがって、って むくれた ) ( 寒風に木々がざわざわとざわめく。ひらひらと舞い落ちてくる落ち葉の合間から、ホゥホゥと梟の鳴声が響いてきた。でも、声が響き渡るばかりで一体何処にいるのかわからない ) … ( ごくり、喉を鳴らす。 夜の森は不気味だ。 )( 思ってから、あ、いや違うと頭をふるふる、左右に振った ) こわくなんかないんだ ( だから不気味なんかじゃないんだ。 ただ暗いだけだ。そうとも。 ) [Mon 23 Nov 2009 21:56:39]
◆少年 > ( って、) じぃちゃんが 良く話してた。 ( だから此の森には おキツネさまがいるんだ。 ) ( そう云ったら、森に入るのがこわいんだろうって みんなにからかわれて ) こわいもんか。 こんな森。 ( こうして提灯を手に、夜の森を練り歩くことになった ) [Mon 23 Nov 2009 21:49:57]
お知らせ > 少年さんが来ました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Mon 23 Nov 2009 21:47:07]
お知らせ > ベイオウルフさんが退室されました。 [Sun 22 Nov 2009 05:27:22]
◆ベイオウルフ > ( あれが目を覚ます頃には兎か何か、獲物を手にできているといいが ) [Sun 22 Nov 2009 05:27:11]
◆ベイオウルフ > おまえは本当に寝ているのか。 …本当は言葉が分かるんじゃないのか。 ( 返ってくるのは鼾ばかり。 ) ……。 ( 雨が止む気配はない。 一度狼を退かし、洞の中で苦労しながらコートから腕を抜いてはちいさな毛皮を包み直す。 コートの鞘から抜き身のナイフを取り出し、がちりと銜えて洞の中からそっと出た。 ) [Sun 22 Nov 2009 05:25:18]
◆ベイオウルフ > ( べち。 仔狼の肉球が鼻っ面に飛んできた ) …………。 [Sun 22 Nov 2009 05:17:28]
◆ベイオウルフ > ( 腰を浮かせ、洞から身を乗り出しかけて ) イキモノを飼うのは大変だ。 [Sun 22 Nov 2009 05:17:03]
◆ベイオウルフ > …………。 ( ざあ。 ざああ―――― ) [Sun 22 Nov 2009 05:14:51]
◆ベイオウルフ > …。 ( 洞の中から外を見る。 滝のごとき雨の糸の中から空を見上げる。 雲は意思を持って空を覆わんとするばかりに厚く、そして濃い。 墨色の染料を横薙ぎにぶちまけてみたような。 ) ……。 もう暫くは止まないだろうか。 ( 雨が降り落つ。 ) 今なら獣の鼻や耳も利かないだろうか。 ( ざあざあ。 雨が降る。 ――そうかもしれないと言いたげに。 どうどう。 雨は降る。 ――そうでもないかもしれないと言いたげに ) 少しでも狩りはしやすいだろうか。 [Sun 22 Nov 2009 05:11:46]
◆ベイオウルフ > ( 懐に入れても狼を温めてはやれない。 外気に触れるのと吸血鬼の体温の傍にあるのと、仔狼にとってどちらがましなのか。 己には知る由もない )( が。 ) …それでも傍にあるのだから、ここに居るのがいいんだろう。 ( それが使い魔のさがに過ぎなくとも。 ――契約の内容を男の方が忘れていた ) [Sun 22 Nov 2009 05:02:52]
◆ベイオウルフ > ( 懐に抱えた仔狼がもぞもぞと顔を上げ、こわい冬毛をすり寄せてまたすぐに目を瞑った。 猫でもないだろうによく寝る。 特に雨が降ると、こうして。 ) 寒いか。 寒いのだろうな。 ( 起こさないよう耳の辺りを撫でてみる。 鼻を鳴らしたような寝息 ) [Sun 22 Nov 2009 04:58:50]
◆ベイオウルフ > …。 ( 身じろぐと固い木と背中とが擦れ合う。 激しい雨と、それ以上に朝の気配から身を隠すように洞の中でのそりと膝を抱え直した。 外は視界も利かないほどの雨模様ではあったが、何の気まぐれで空が晴れるか分からない。 雨雲がなければ空も白む頃合だ ) [Sun 22 Nov 2009 04:56:06]
◆ベイオウルフ > ( どうどうと耳を打つその音を、大きく開いた洞の中から聞いている。 精霊の泉を擁く湖畔地帯の中でも森深い一角、巨木の懐。 ) [Sun 22 Nov 2009 04:53:52]
お知らせ > ベイオウルフさんが来ました。 『( 激しい雨音 )』 [Sun 22 Nov 2009 04:52:49]
お知らせ > 孵化した者さんが帰りました。 『( きっと素敵な恋をしたからよ、 ってキューピットさんに言われたよ。 )』 [Sat 21 Nov 2009 05:26:41]
◆孵化した者 > 中性だよ って言われても・・・ うーん? ( でもきっと 女の子になると 思うよ だって僕は 女の子になりたかったんだ )( ・・・ どうして覚えてるんだろう? ふしぎだなぁ ) [Sat 21 Nov 2009 05:26:01]
◆孵化した者 > ( 服を用意したり 忙しくなるってさ。 僕はじぶんじしん 何が出来るか考えなきゃいけなくて それがちょっぴり面倒くさかったけど 人間界ってどんなところか凄く気になったんだ ) ・・・ そういえば あの! 僕って… おんなのこ ですか? おとこのこ ですか? ( ふとしたしつもん。 教えてもらった とくちょうが まだなんとなく?しかわかんなくて・・・ ) [Sat 21 Nov 2009 05:24:15]
◆孵化した者 > トールって響き、好きだけど・・・ やっぱやめたほうがいいかな? ( シュークリームは口いっぱい含んだから 口の周りがクリームだらけ。 僕はそれも気にしないで食べていたよ ) わかったよ、うん!それじゃー 僕は今日から トールっていう名前だね? 僕はそれを名乗るよ。 ( おなかいっぱいになったら すこしだけ眠くなって 欠伸をしたんだ。 生まれたばかりだから仕方ないって言われるけど・・・ ずっと寝てるような気がするよ ) [Sat 21 Nov 2009 05:17:12]
◆孵化した者 > ( 今まで皆が通ってきた道だから だって!なら頑張るしかない・・・よね? ) わかったよ、うん。怖いけど・・・ 人間界に行くよ! ( 笑顔で、もういっこ 僕にシュークリームをくれたから 幸せになれた! ) 出発はすぐにでも、と ・・・ あと名前がほしいよ。 ( なんな乗れば皆笑顔をくれるかな? ぼくには まだ名前がないから─── ) まえのときの 名前でだいじょうぶ なのかな? ( それはそれで嬉しい。 確認したほうがいいのかな?どうなんだろう ) [Sat 21 Nov 2009 04:57:17]
◆孵化した者 > ニンゲン に 優しくするですか? ( きゅるるる ってお腹が鳴ったからもう一個くれたよ! でも凄くがっかりした顔をしてたから 僕の分じゃなかったのかな? でももらっちゃう ) 皆そうしてきた・・・? そっか・・・ でもここは凄く居心地がいいから いきたくないなぁ ( もらったシュークリームかぶりつく。 一人になってしまうのかと思うと 寂しいし 人間界は怖かったんだ。 昔のことは 何も覚えていないんだ。 だから余計に怖かったよ ) みんな いっしょ? ・・・ ( いじいじしてる僕を見て 笑って教えてくれたんだ ) [Sat 21 Nov 2009 04:47:54]
◆孵化した者 > ( お菓子が美味しくて 美味しくてもう一個もらいたくて 手を伸ばしたんだけど ギロって睨まれちゃいました。 ) でも、僕はにんげんかいなんて 知らないし・・・ それに何をしていいか わからないよ? ( 指に付いた残りのクリーム っちゅって吸うことにしたよ。 美味しい美味しい シュークリームもう一個欲しいな ) [Sat 21 Nov 2009 04:45:40]
◆孵化した者 > ( 今回、たまごから孵化したのは僕だけみたいで ここ数日いろんなことを 教えてもらった。 ) て、ことは 僕は この後にんげんかいに行って、しめいをはたすんですね? ( おかしをもらいながら しめいを 聞くことにしたよ ) [Sat 21 Nov 2009 04:40:35]
お知らせ > 孵化した者さんが入室されました。 『( いわゆる、てんごくというところみたいだ。 )』 [Sat 21 Nov 2009 04:39:36]
お知らせ > たまごさんが帰りました。 『 ぼくは なにをするですか?( あしたから べんきょうだ。 )』 [Thu 19 Nov 2009 05:01:27]
◆たまご > トール ってよばれてました! ( まだうまれたばかりの たまごのなかみ。 てんしは、ききとして。 これから使命を帯びるてん ) [Thu 19 Nov 2009 05:00:58]
◆たまご > あ、 ぼくのなまえ しってます。 ( 小さなかたすみ、きおくにのこる ぼくの名前 ) [Thu 19 Nov 2009 05:00:16]
◆たまご > ぼくのなまえ? ぼくは・・・・ ( なにもおぼえていないよ。だって生まれたばっかりなんだもん。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:57:54]
◆たまご > ・・・・・・ おはよう、ございます・・・・ ( 僕はうまれたんだ。 まわりにいる 羽根の生えたひとたちが 僕によくやったね、 って言ってくれたよ。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:49:27]
◆たまご > (ぴかぴか した せかいがひろがってたよ ) [Thu 19 Nov 2009 04:48:47]
◆たまご > ( あとすこし? なんでかしってるんだ あとすこしって ) ううう、 はう ( ぱかって 音がしたら ああきれいな [Thu 19 Nov 2009 04:48:33]
◆たまご > ( びきびき びきびき )( なんだか あかるくなってきた あかるいって なに? あれ ぼくは何かを しってるきがする ) うう・・・ ( わ!これがおと? おとってなんだ? ぼくは ぼくは ) [Thu 19 Nov 2009 04:40:54]
◆たまご > ( やってやるさ みてやるさ。 だから、もうちょっと もうちょっと )( ぴきぴきぴき )( ここはきもちよくて あたたかくて あんしんできたけど ぼくは やってみたいんだ。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:33:00]
◆たまご > ( やってみようかな やってみたいな ) ( よぶこえ。 よぶこえ。 なつかしい こえ? ううん?なつかしいってなんだろう ) [Thu 19 Nov 2009 04:32:21]
◆たまご > ( ぴくぴくぴく。 あ、ぼくはなにかをすることができる )( むずむずむず。 ここにいれない?ここからでたい? もぞもぞもぞ ) [Thu 19 Nov 2009 04:20:36]
◆たまご > ( こつこつこつ。 だれかがよぶこえ。 )( だれかってだれ?ぼくはなんでそんなことをしってるんだろう? ) [Thu 19 Nov 2009 04:20:03]
◆たまご > ( 僕はここにいたいんだよ、 )( あれ、でもなんで 僕は僕だってしってるんだろう? ) ( ぼくは ぼくしかしらないよ、だれがよぶんだろう? ) [Thu 19 Nov 2009 04:19:29]
◆たまご > ( むずむずむず。 ) ( ここはどこだろう?なかがあったかいなァ。 )( おそとで、誰かが呼んでるよ。 ぼくを よんでるんだ、 ) ( でも、まだでたくないよ、なかにいたいよ ) [Thu 19 Nov 2009 04:14:47]
お知らせ > たまごさんが入室されました。 『 いわゆる。てんごく。というところだ。』 [Thu 19 Nov 2009 04:13:49]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『…全く、とんだバカンスでしたわ…(溜息、ひとつ)』 [Sat 3 Oct 2009 03:20:31]
◆ヴェルセリオス > …………(集中すれば、ぶわっ、と背中から赤黒い血が噴出して…それが血の色でできた翼を作り出す。それが形作られるのが終われば、ふわりと地を離れて崖の向こうへ。地に脚を付けていては落ちてしまうような場所で、下を眺めて…)…よし。いい塩梅にぐっちゃりといってますね。これなら死因もわからないでしょう。――――では(こく、と満足げに頷くと、暗い夜空にふわりと身を浮かばせた。そうして、夜が明ける寸前に街道に合流して…あとは、どこかから帰ってきた人を装ってヴェイドスに入るだけだ。実際にどこかから帰ってきたのは事実だから、何も恥じることはない。そんなことを考えながら、木々の合間を静かに飛び進んで…) [Sat 3 Oct 2009 03:19:52]
◆ヴェルセリオス > ………こう…山歩きというものは、意外と疲れるものですわね………あ”ー…(ひょいひょい進むのは最初の20分ぐらいが関の山。その後はぐんにゃりと背筋が曲がり、斜面めんどい坂きつい足場悪いとぶつぶつ零す始末)…服…仕立てないと。(一度脱出した後また捕まって、その時に脱ぐことすら出来ずに色々な意味で汚されたワンピースとエプロン。体と一緒に河で洗ったけれど、どんなに擦っても染みが落ちなかった。自分の体事態は機にならないけど、この服が汚されるのだけは本当に嫌なんだとそのとき気づいた。でもただ捨てるのは嫌なので、絞って丸めて背嚢に入れてある。そして流石に人気のない山林とはいえ、全裸はあれなので今はもう一着のワンピースに袖を通している。そして―――前方に沢が見えてきた。前方といっても大分切り立った崖の下に、だが。でも丁度よかった。その崖から少し離れたところまで近づいて、肩に担いでいた鹿を両手で持つと―――)…っと(ぽいっ、と鹿の体が軽々と放り投げられて、一直線に崖の下まで落ちてゆく。鹿の体から手が離れるのと同時に、静かに目を閉じて…) [Sat 3 Oct 2009 03:13:26]
◆ヴェルセリオス > ………はぁ…獣の血ははっきりいって美味しくありませんけど……腐っているのに比べれば、比べるのも馬鹿らしくなるほど…遙にましですわね。それに、腐ったモノを突っ込まれたりしゃぶらされるのもイヤなものでしたわ。ヴェイドスに帰ったら早速淫売窟にでも行こうかしら………それと(鹿が雨後かなるまで血を吸い上げ、その死骸を軽々と肩に担いで歩き出した。あらかたの方角は、遠巻きに見える街道を参考に正しく進んでいるつもりだ。多分まあ、大丈夫だろう。それにしても、ずっと腐った奴にあれこれされていたおかげで正しい肉と肌の感触を思い出せない。そんな一時的なトラウマに眉をしかめながら、自分より少し大きいぐらいの鹿を担いだまま、ひょいひょいと道なき道を進む。まずくても糧は糧。体に力が静かにみなぎるのを静かに感じていた) [Sat 3 Oct 2009 03:01:18]
◆ヴェルセリオス > (明らかに人ならぬ声を上げ、両手に掴んだ獲物を引きずり倒す。爪を力任せにずぶぶ…とめり込ませれば、獲物が靴に身をよじる。だがその抵抗すらも力かませに押さえ込むようにのしかかって――――ぐぢっ!)………手を焼かせる…(ウォッシュベアーから10km程の人気のない山林の中。今しがた仕留めた鹿の喉に牙を突き立て喉を鳴らした。あの二人と別れてからまずしたことは、とりあえずあの村から離れることだった。道なき道を怪我の残る体で歩いて歩いて、日中はどうにか日陰で死んだように眠った。歩いて一日の距離だが、未だにヴェイドスに帰り着かないのはそんなルートと移動の事情があったからであった) [Sat 3 Oct 2009 02:52:22]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『ヴェアァァァァッ!』 [Sat 3 Oct 2009 02:44:17]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 …今はただ眠る。 』 [Thu 1 Oct 2009 22:21:21]
◆艶子 > ( しかし、それでも立ち止まることは許されない。戦って戦って戦って、この身体が使い物にならなくなるまで戦い続けなければならない。もう駄目だ、もう無理だと思っても、どうしようもなくやってくる「次」に備えなければならない。「次」は自ら挑むものではなく、天災のように向こうからやってくるものだからだ。それはあまりに理不尽に大切なものを奪っていく。それに立ち向かう為には止まってはならないのだ。 だから目が覚めたら、目の前にある現実を片方だけの目で泣きそうになりながら見据えて、悲しい思いをしながら対処していかなくてはならない。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:19:58]
◆艶子 > ( 後悔。ああすれば良かった、こうすれば避けられた、という思いは負の方向へその人を追いやるも、やがては二度と同じ失敗は繰り返すまいという成長に繋がる。この傭兵も、今までそう思うことで成長しようとしていたのは確かだろう。…しかし、何度改めようと思ってもその失敗が続いたら、そして取り返しのつかない失敗だったならば。 ) ……うぅ。 ( 脂汗を浮かべ、小さく唸る。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:14:41]
◆艶子 > ( 強力に身体を使用した事による極度の疲労。死線を潜るという緊張の連続。そして友人に起きた不幸。身体と精神の両方を、同時にここまで使い込んだのは恐らく人生の中でも始めてだろう。しかし、こうして眠ることで身体を休めることは出来ても、その心に安らぎは訪れない。普段なら鼻ちょうちんをつくって幸せそうに眠る傭兵の顔が、時折苦悶に歪む。夢見の中で過ぎるのは、一月の間に見聞きした様々な出来事だ。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:06:50]
◆艶子 > ( 後は撤退を待つのだろうか。それとも新たな調査の拠点として使われるのだろうか。ウォッシュベアー村の周囲に設けられたキャンプのテントの一つ、粗末な寝台の上で死んだように眠る。村の入り口が封鎖されるその爆発音や微かに伝わる振動にも、豪天寺艶子は目を醒まさなかった。昨日突然ひっくり返って意識を失ってから、ずうっとこのままだ。医者は最初死んでいるのではないかと思ったが、呼吸はしているし脈も打っている。処置の済んだ右腕の骨折以外に目立った外傷は無いし、とりあえずは寝かされたままにされていた。 ) [Thu 1 Oct 2009 21:59:54]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 キャンプにて。 』 [Thu 1 Oct 2009 21:54:39]
お知らせ > ある魔術師さんが帰りました。 『EVIL DEAD 了』 [Thu 1 Oct 2009 21:11:40]
◆ある魔術師 > (かすかに、蒼い霧が見えた) [Thu 1 Oct 2009 21:11:03]
◆ある魔術師 > (――――やめよう。 そう思い、私は首を左右に振った。 もう終わったのだ。 この地獄は終わった。 それで良いじゃないか。 ……そう、これで良いのだ。 ウォッシュベアー村は閉鎖され、騎士や兵士達が入り口を監視する。 無事に救助された者たちは、病院で治療を受けて、もとの生活に戻る。 家族や友人を喪った人達も、きっといつか立ち直る。 それで良い。 ……もう、そういう事で良いじゃないか)――――。(そう自分に言い聞かせるようにしながら、私は馬車に乗って、村を立ち去った。 ヴェイトス市へ向かう道すがら、降り返った村の方には――) [Thu 1 Oct 2009 21:10:52]
◆ある魔術師 > (「蠱毒」と呼ばれる呪いが、東洋に存在することを私は知っている。 壷や檻の中に虫や犬、蛇を大量に閉じ込め、食事さえ与えずに放置するのだ。 すると内部では共食いが始まり……最後には、もっとも強い固体だけが残る。 これは単純に肉体的な意味で「強い」というだけではない。 生き残るという執念、そして喰われたほかの全ての者たちの怨念さえ背負った――ハッキリ言えば「呪いの塊」のような存在なのだ。)…………この閉鎖された村で、最後に生き残った者が……再び現れたら――?(……それは――とてつもなく恐ろしい、何かなのではないのか……?) [Thu 1 Oct 2009 21:07:50]
◆ある魔術師 > (思うに…………あれは、ある種の魔力の結晶なのだろう。 理由は不明だが、それは土の中に埋まっていて……採掘されると同時にこの災厄が始まったことを鑑みると、何らかの毒素を放つ性質を帯びているらしい。 いや、毒素と一概に決め付けるのもおかしいかもしれないが……現状、害としか思えない。 恐ろしい話だ。 あれを浴びた生物は、突如として奇妙な――普通ではありえない存在へと姿を変えてしまう。 それは例えば喰人鬼――グールであり……また、人間の顔よりも大きい花なんかであったりもするのだろう。 …………だが)――本当に恐ろしいのは……。 [Thu 1 Oct 2009 21:04:04]
◆ある魔術師 > (私自身もまた、危険を犯して村や坑道に踏み込んだ。 無事に脱出し、或いは救助されてきた人々からの話も聞いた。 その結果、私は――辛うじてだが、この災厄の原因らしきものを突き止める事に成功した。 それは……あの、青い鉱石である)………………。(宝石や何かと勘違いしてもおかしくはない、透き通った結晶体。それは土の中に埋まりながらも、ほのかに青い燐光を纏っていた。 そして……恐るべき量の、魔力も感じられた) [Thu 1 Oct 2009 20:59:10]
◆ある魔術師 > (それは――私は見ていないが――恐らく、九月一日に発生したという事故の再現に違いない。 一ヶ月の間、様々な人間が必死になって掘って開通させた道は、錬金術師や技師たちによって仕掛けられた爆薬により、再び崩れ落ちた土砂によって完全にふさがれた。 その様を安堵の表情で見守る者もいれば、厳しい顔つきで眺める者もおり、一方では泣き崩れる者もいた。 恐らく、未だ中に存在し続けている喰人鬼や、生存者達の事を考えているのだろう。 彼らの気持ちは、私にも理解できる。 だが、その一方で――)…………………。(私は、酷く不安なのであった) [Thu 1 Oct 2009 20:56:50]
お知らせ > ある魔術師さんが入室されました。 『――――爆発音』 [Thu 1 Oct 2009 20:54:18]
お知らせ > イェルマーレ@坑道へ突入さんが退室されました。 『(――気が付けば、塩酸管を下げた自分と死体と震える村人だけがそこに居て、)《ご救出:一名》』 [Wed 30 Sep 2009 22:46:37]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > (それが、一縷の光明だッたのに、) [Wed 30 Sep 2009 22:44:15]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > (がキン ごキン、耳障りな音が彼方から反響してくる。まだ何者か。まだ可能性は延長上にある。移動し、稼働し、自ら音を立てる生き物が存在している証拠だ。あァ、今度こそだ。今まで屠ッてきた亡者と生者の成りそこないとはきッと違う。もッと完璧だ、もッと崇高な、新しい黄泉還りの知識が蠢いているはずなンだ。薄紫色の眼差しが生気を取り戻して燃える。もつれる足を叱咤して、) ――…そゥだ、神よ…、これで…こンな結果で、終わるはずがあるまい……!?(陶然と呟いて足を速める。強力な思い込みが擦り減ッた体力を助長して、衰え掛けた意志を奮い立たせて加速に至る。ザシ ザシ ザシ、疾走が血泥にまみれた地面を踏みしめる。徐々に近付こうか、何か柔らかい、そして硬い物質を殴りつける音。人外の唸り声、泣き声、叫び。「やめろ」「やめて」、争いの声。仲間割れか、それとも『成りそこない』どもが村人を弄ッているのか、そンな事は既にどうだッていい。一秒でも早く、一歩でも速く、“本当”の食人鬼に、自然エネルギーが関与した、人知を超えた生ける死者に会わなければ――、そゥすれば、そこでようやく、私の、望みは、)(わたしの、のぞみは、) [Wed 30 Sep 2009 22:39:22]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…退廃 だ…、あァ、堕落だ衰退だ……これが全てであるはずがない……、こンな訳はない…こン な……、はず、は……、(途切れ途切れに零れる言葉の羅列。こンな馬鹿な現実を認めるわけにはいかない。こンなものは違う。こンな事実が真実であるはずがない。あれが食人鬼?意志を以て生き返っッた死人だと?あの形状はなンだ。あの身体の脆さはなンだ。生前の面影はどこに留めている?理性的な分別は?衣食住を確保しようとする意識は?肉体的にも精神的にも完全なる人間のそれとは程遠い。これは大いなる意志の裏切りだ。きッとどこかで何者かが神の恩恵を偽物にすり替えたのだ。イスカリオテのユダがイェスの代わりに私に牙を剥いたに違いない。)(完璧なはずの反魂術が、究極の呪法が、まかる返しの具現化が、このような不安定な結果で終わるはずがない。何かの間違いだ。あれが、あンなものが『生ける死者』であるものか。まるで獣(けだもの)と同じだ。あンな未完成の反魂など認められない。あれではただの『死者』じゃァないか!) ――…そうだ、そンな…はずは無い…、まだ…、調査しきれて ない 可能性が――…、(額を抑えた片手を解放せン。薄光りする瞳に狂気と紙一重の望みを託して、ふラリと立ち上がる。そゥだ、こンなはずはない。この間違いは調査不足のせいだ。まだ調べる余地があるはずだ。上体で下半身を引き摺るように坑道の奥へ踏み入らンと――、)《突入のご判定》 [Wed 30 Sep 2009 22:19:45][84]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…違 う…、(失望が凝縮された戦慄き。こンな。こンな馬鹿なはずはない。何かの間違いだ。こンな事実が、結果が認められるものか。がクンと崩れ落ちる上体。夥しい死骸の群れを背景に白い両手が土を握り締め、全身全霊で現実否定を訴える。)(修道姿を中心に円周上に散乱するのは腐臭を放つばかりの肉片だ。皮膚膜、腸道、指部、二の腕、臑、脳漿、そして頭部。人間を構成しているはずの部分的なパァツの断片。そのどれを取り上げても、規則的なまでに縦横に走ッた鮮やかな刃物の痕跡が伺える。傍らに何本かの手術用解剖刀が転がッている光景を認めるに、決して自然現象の起こした内訳ではあるまい。)(もはや少年自身とて自らの目と手で確かめた。新たに示された深遠に至る道程。しかし改めて踏み入るまでもなく“ソレ”との邂逅は叶えられた。あれほど知識欲に焦がれて追い求め続けた反魂術における無限の可能性の実例。薄氷のように剥がれる脆い皮膚。諸処から露出した骨格。神経線の糸を引く白濁した眼球。醜く膨張した茶色い肌。構築が止めどなく崩壊して行く五臓六腑。理性の名残すら感じ取られない思考性。何もかもが不定形で統一性のない存在。目の当たりにした瞬間の衝撃は筆舌に尽くし難い。) [Wed 30 Sep 2009 21:57:30]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…違う…違う…、こンな…こンなものじゃァ、ない……、(血腥い大気に交じッて嘆きの嗚咽が流れてくる。微かに応じる空気の振動。成人男性のごとく低音域の涙声は坑道の奥から、時折しゃくり上げ言葉にならない呻き声を上げながらあるかなきかの風に乗る。常人が聞くに耐えない限りの悲愴感と絶望感を絶え間なく通路に運ンでは吹き荒ぶ。)(予想に反して華奢な発生源は、広がッた中道の中央部にうずくまッていた。両膝を濡れた地面に着けて、両手で顔を覆い尽くして。まるで絵画に良く見た神に懺悔を乞い願う罪人が、未来永劫に叶わない許しを得るためにそうするように。)(重量に従ッて下方に垂れ下がッた頭髪は、暗闇で自然発光するような蜂蜜色。跪いた身体を包むのは薄く汚れた修道服。ぱた ぱた と指を伝ッて落ちる雫が、胸から降りたロザリオをなぞッて滑ッて行く。小刻みに揺れる肩。土を穿つ熱い塩水。)(深くうなだれた頭部と顔面を塞ぐ手のひらの隙間から、その咽び声は響いてくるだろう。) [Wed 30 Sep 2009 21:42:03]
お知らせ > イェルマーレ@坑道へ突入さんが入室されました。 『(啜り泣きの声が、洞内に低く木霊を引く、)』 [Wed 30 Sep 2009 21:31:46]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( アザリー、どうか無事で… 私を守ろうとしたあなたの話、彼女に伝えるなんて、辛い。 )』 [Mon 28 Sep 2009 01:53:23]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが帰りました。 『無事会別は保護され、同時に厳重な監視下に置かれた』 [Mon 28 Sep 2009 01:50:18]
◆会別理久@霧の村 > ( 助かった… のだろうか。 分からない。 犯され、喰われ、喰った自分が、これからどうなるのか。 案外、やっぱり普通に過ごすのかもしれないが。 体のどこかが腐ったりすると、その影響は血流に乗って全身に回る。 切り落とさなければならないが、それをしないまま腐るに任せている左脚があってまだ生きているというのは… 部分的にではあるものの、やつらとそう変わらないのではないか。 もう、やつらの仲間入りを果たしているのではないか。 …そういえば、私を喰ったグールもそんなことを言っていた。 ) ( ―――戦いが終わるのを待たず、娘は意識を失ってしまう。 シスター・ジャスティスに伝えることはできなかったけど、どういった場所でアザリア・ヘミングウェイと別れたか、彼女がどちらへ進んで、自分がどちらへ連れて来られたかくらいは、手当てをしてくれた人に伝えることができただろう。 こことの位置関係はパニックになっていたのもあって曖昧だけど、周囲を探してみれば、それらしい場所は分かるかもしれない。 それが足しになるかどうかは、ともかく。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:47:44]
◆ジャスティス@外部突入 > (やがて争いの音は絶え。全身帰り血に染まった修道女が戻ってくるだろう) [Mon 28 Sep 2009 01:37:34][28]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!! (手を振って別れた後、縄梯子を登る。登りきった先には、屈強なグール) ちっ!! (武器を持つ暇もなく顔面に拳をたたきこみ、頭蓋を陥没させる) 大丈夫!! (一人倒れて動かない、。首のあたりを押さえている、まずい) っのおおおおっ!! (自分と周囲を奮い立たせようと大声を上げ、バスターソードを引き抜く。) 【判定】 [Mon 28 Sep 2009 01:37:05][54]
◆会別理久@霧の村 > …いいえ。 いいえ! ( 治療が先… それはありがたいけれど、でも、アザリーさんを先にして欲しいというのは、こちらもかわらない。 彼女には、私を助けようとして、逃げ出すより探索を優先しそうなところがある。 どちらにせよ道は分からないわけだけど、それこそ、怪しいとなれば来た道を引き返しかねないというか――― とにかく、無事なら無事で知らせなければ。 今更感のある応急手当に身を任せながら、定まりを失いかけそうな意識をどうにか繋ぎ止めて、続ける。 ) …元気、でしたよ。 左手指と肩に大怪我してたけど、気持ちは。 …でも、打撲や小さな切り傷なんか全身で、右肩も、酷く打っていたみたいだから… ( だから、急いで。 強い人だけど、そう戦い続けられる状態ではないと思う。 ) ( 何か、伝えられることはないだろうか。 もっと有益な、何か――― 考えるけれど、思いつくよりも早く、上からの声が届いた。 ) ―――気を、つけて…! ( ありがとう、とは言いそびれてしまったが、そんな場合でもないか。 一人では歩くこともままならず、任せるしかない。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:33:37]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!!ごっ、ごめんなさいっ!!治療が先よね。 (あわてて手を離し、人を呼び応急処置をしてもらおう。こういうのは不器用な自分では難しい。できるだけやさしく包帯を巻き、薬を塗りながら相手の言葉にゆっくりと頷く) そう……じゃあまだその時点ではアザリーは元気だったのね?(よかった。その頃なら状況は改善しつつあったころだ。もしかしたら、もしかしたらまた会える。イヤ絶対に会える) とにかく、ゆっくり休んで、もう大丈夫。 (そんな中上から此方を呼ぶ声と、闘いの音が聞こえはじめる。襲撃だ) ちっ、みんなは彼女を!! (上に戻って戦わなければ。下手をすれば、彼女を連れて奥に逃げ込むか、ここに籠城するしかなくなるだろう) [Mon 28 Sep 2009 01:20:45]
◆ジャスティス@外部突入 > [Mon 28 Sep 2009 01:17:08]
◆会別理久@霧の村 > ―――ッぎァア… ァ…! ( 肩を掴まれて、力なく呻いた。 アザリーさんが、せめて水着程度には体を隠せるようにしてくれたかもしれない。 けれどその服は、右肩の一箇所齧られている部分を、うまく隠してしまったのだろう。 …描写抜けごめんなさいとか、電波はさておき。 ) ―――ッは… っ… はっ… ( 力なく叫んだ息を整える。 いや、おかげで少し、頭が冷えた。 ) ―――少し… いや、どれくらいかな… しばらく、前まで一緒でした。 私を、助けてくれて… 様子を見てくるからって、一人で先に進んで行って… でも、待っている間に、私が、見つかって――― ( 通じた。 本物のジャスティスさんなのだと、どこかで安堵する気持ちは、けれど同時に、まだアザリーさんは保護されていないのだと知って、不安と帳消しになる。 …離れてから、どれくらいの時間が経ったのか。 何時間ということはなさそうだけど。 ) …ここから、そんなに離れてません。 だけど、離れてから一日か、二日か… ( 時間の感覚は、すっかり失ってしまっている。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:14:27]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!? (薬草の瓶を受け取ろうと後ろに手を伸ばしたところで目を見開き、動きを止める。一瞬ののちはじけるように動く。一瞬冷静さを失い、密着するような距離まで接近して)アザリー!!アザリーを知ってるの!? (とっさに奪い取るように受け取った小瓶を持ったまま、理久の両肩を掴む) [Mon 28 Sep 2009 01:04:45]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――そう、そこが問題だ。 ) ( まだ、人間なのか、どうか。 グールというのはウォッシュベアーの住民で、では、自分達がそうならない可能性はなく、どうしてあのようになるのかという条件は不明。 目立つところでは青い霧だが、それこそ、ここに連れて来られてからずっと、ただの霧でも肺に問題が出るんじゃないかというくらい吸っている。 ) ―――…に、にんげ――― ァ、あいべつ。 あいべつ・りく。 あ、あなたは――― ( そうだ、シスター・ジャスティス。 こんな女の人だとは思っていなかったけど、たぶんアザリーさんと、暗黒街教会に住んでる―――… そうだ。 ) ぁ、アザリーさん… アザリーさんはっ…! ( まだ混乱している風に、でも、その名ははっきりと口にした。 自ら吐いたのとはまた違う様子で、赤黒く汚れた口で。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:59:02]
◆ジャスティス@外部突入 > (完全にグールと化しているのだろうか?今一言葉が通じているのか分からない。じっと少女を見ながら、考える。もしもアザリーが、アザリあヘミングウェイが同じようにグールとなってしまっていたら……悪い考えを振りはらい、立ち上がりかける。グールなら、処理しておかねばならない。とそのとき相手の動きが止まる) ……そうよ、ジャスティス。ジャスティスブラウニー。あなたは人間?答えて、あなたと話がしたいわ。 [Mon 28 Sep 2009 00:49:54]
◆会別理久@霧の村 > ―――あ、ァ、あ… ッ ( 灯りに目が眩む。 淡く光る青い霧に慣れた瞳にその輝きは鮮烈で、だからというわけではないけれど、その人達が何かはよく分からなかった。 武器を持っているとか、服がちゃんとしてるとか、明瞭な言葉を口にしているとかで、それは後から考えればいくらでも分かりそうなものだけど、手探りで、何か、何か身を守るものはないかと周囲を――― ) …ジャス… ( つい最近聞いた名前だからだろうか。 その音に、何か別の動物のように必死に動かしていた手足を止めた。 グラグラ揺れる瞳が、高さを合わされる目線を追っていく。 何だ、これは。 ) ( 乱戦の中であれば、グールとして処理されたかもしれない。 けれど、一時が万事運が良かったということか。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:40:52]
◆会別理久@霧の村 > ―――あ、ァ、あ… ッ ( 灯りに目が眩む。 淡く光る青い霧に慣れた瞳にその輝きは鮮烈で、だから [Mon 28 Sep 2009 00:35:15]
◆ジャスティス@外部突入 > (しゃがみ込んで、なるべく目線を同じ高さにして) [Mon 28 Sep 2009 00:31:56]
◆ジャスティス@外部突入 > …………あなたは人間? (カンテラの光が四つ。対して広くもない室内は、それなりに見渡せるようになった。危険を感じて距離はとったまま、微笑みかけて) もう大丈夫よ?私はジャスティス、あなたの名前は [Mon 28 Sep 2009 00:31:43]
◆会別理久 > ( 鍵は、壊そうと思えば容易に壊れる。 シスター・ジャスティスの腕力であれば、それこそドア枠ごと引き千切ることも叶うかもしれない。 その中にいるのは、口といわず胸元といわず、全身血まみれで、衣類の残骸を手足にひっかけた娘が一人。 その娘に喰われたのか、あちこち齧り取られた全裸の女の死体が一つ。 ) ―――っひぁ、あ、ァア… ( 今更、怯えるなんておかしな話だ。 いっそ死にたいと本気で思っているし、その気持ちは今さっき、また少し強まったばかり。 それなのに――― 嫌だ、と思う。 予想される痛みに対する拒否反応なんかもそうだけど、今、確かに死ぬのが嫌だ。 矛盾する感情は、ほんの一時ともに過ごしたシスター・アザリアのせいか。 …今はただただ、恐怖で頭の中が真っ白だけど。 ) ( グールらしい緩慢な動作で、起きられもしないまま後退ろうとする娘の左脚は、あちこち抉れて腐りかけていた。 他の部分も血まみれで、ぱっと見てフレッシュな部分があるかどうかを見極めるのは難しいかもしれない。 状況への理解が追いつかず、目を見開いてがくがく首を振っている。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:27:40]
◆ジャスティス@外部突入 > (蝶番がはじけ飛び、重厚な鉄の塊が隙間から飛び出す。恐ろしいことにそれはほぼ一度でもう一つの蝶番を吹き飛ばす。人間の力とは思えないだろう。最後にドアは断末魔の悲鳴を上げ、吹き飛ぶ。次の瞬間、複数の影が武器を構え、なだれ込んでくる) おおおおお! (内部から聞こえてきた声。おそらくはグール。バスターソードを青眼に構え突っ込んできたのは、修道服姿と神父服姿の一団。目を吊り上げてきた女の髪は真っ青に染め上げられていた) !! (カンテラの光にともされているのは……傷だらけの、女?しばし言葉もなく立ちすくむ) [Mon 28 Sep 2009 00:18:45]
◆会別理久 > ( 逃げるまでもなく、とうにこの現実とお別れしていてもおかしくない状態で、それでも生きているというのは、つまり、そういうことなのだろう。 ―――私の左脚はあちこち齧り取られていて、傷を焼かれ応急手当されていても、ところどころ腐ってきている。 血の行き渡らない部分だ。 そもそも、やつらの腐った口に齧られたという時点でかなりアウトっぽいけれど、それは運が良かったのだと納得するとして、これは決め手になる。 …と思う。 不確かで、立場を考えるとなんとも情けないけれど、生きていられるわけがない。 栄養補給だってそうだし… それらをひっくるめて不思議だねで済ませないとどうなるか。 つまり、私は――― ) ( 何かがパリパリに乾いている口元を拭う。 夢じゃない。 ) ―――ッ! ( いつの間にか。 足音が近付いて、何かを動かす音がして… 扉が鳴った。 やつらが戻って来たのかと、飛び上がる。 また仲間割れを起こすか、もしくは別のグループに襲われるなどして、もう戻って来ないと思っていたが――― いや、別のやつが開けようとしているだけかもしれないし、分からない。 というかそんなことはどうでも良くて――― やつらの話から察せられる 『食糧難』 という現状。 そんな中で、誰に見つかったとしても今度こそ絶望的だ。 何対か食事を揃えてコースにしないと気が済まないなんていうおかしな相手はそう多くないだろう。 ) …ぁあぁあああ…! ( 口をついて出るのは、意味のない音だけだった。 申し訳程度に鍵もついているけれど、立て付けの悪い扉越しにその音は届くはず。 どちらかというと、生者の声ではないが。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:15:14]
◆ジャスティス@外部突入 > ………………んー。 (なんだか気になる。神経がピリピリとして、違和感を感じる。なんだろうこの鉱石は。しかしこの疑念を後押ししてくれる、知識のあるエクソシストは上に残っている。ひとまずは意味のない観察をやめ、見探索の仕切りを思い切り開く。また、扉だ。…………ん?) 開くかな? (押したり引いたりしてみて、鍵がかかっているのならたたき壊そうとするだろう) [Mon 28 Sep 2009 00:05:43]
◆会別理久 > ( 壁面に、突貫工事で取り付けられたらしい木製の扉がある。 隙間だらけだが一応固定されていて、奥の様子は分からない。 周囲の状況から見るに、急に広い場所へ出るようなことはなさそうだけど。 ) ( 狭く、何かの資材が積まれている部屋の中には損傷の激しい死体が一つと、まだマシな、とはいえ死体である方が自然な状態の娘が一人転がされている。 物音一つさせずにいたそれは、仄かに青く輝く空間でぼんやりと目を開いた。 ) ―――。 ( ほんの少し、体力が回復しているような気がするのは――― そうか。 傍らに転がっている死体を見つめて、どこか遠い感覚で頷いた。 …もう少し綺麗だったはずのそれには、あちこち齧られたような、自分の脚で見慣れた傷がついている。 …そうか。 ) ( 人の声を聞いて目を覚ましたような気がするのだけれど、夢と現実の境は曖昧だ。 私の人生におけるイベントの水準としては、あまりにもこちらの方が夢でありそうだし。 でも、現実逃避だと分かってる。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:01:46]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが来ました。 『( 仕切りの向こう、もしくはそちらとはまた別の小部屋。 )』 [Sun 27 Sep 2009 23:51:18]
◆ジャスティス@外部突入 > ……では、行きますか。 (どうやら、新しく掘り進んでいた場所らしい。あまり多くの人を収容できるほど広くはないようだが……二人がすれ違うのがやっと担ってきた通路。しかししばらく我慢すれば、また広さが増してきた。珍しく、粗末な布製の仕切りが壁にある。小部屋?休憩場所?いや、何かインカ物を置いているのかもしれない……それにしてもこれは……修道女は茫然と目の前の壁面に輝く青白い鉱石を眺めた) ここは、すごい量ですね [Sun 27 Sep 2009 23:44:43]
◆ジャスティス@外部突入 > (結局。比較的怪我の少ない人間が下に降りることになった。居残り組のほう尾が多い。降りるのは自分を含めて四人ほど。もし下に潜んでいるのであればもう気づかれているだろう。手早く下りていく。三メートルほどのところで一気にジャンプし、バスターソードを引き抜く。とりあえず周囲に敵のような者はおらず、上に合図を送る) …………誰かいませんか!!救助に来ました!!大聖堂のものです!! 街道の復旧が終わりました!!だれかいませんか!! (大声を張り上げ叫ぶ) [Sun 27 Sep 2009 23:27:31]
◆ジャスティス@外部突入 > (天井が低いことを除けば広い円形のスペース。さらに奥に続く道があるが、円形の中央には竪穴もある。五メートルほどであろうが、暗くて中はうかがいづらく。また一見して人の気配はない。しっかりとした縄梯子がかけられているが、降りるとなればここに人を残しておかねば危険だろう。肩を濡らす水を無視しながら、真剣に話し込む。進むか、降りるか) [Sun 27 Sep 2009 23:02:23]
◆ジャスティス@外部突入 > (メイスを失ってしまったジャスティス。手放してしまったそれ意外に持っていたものは、ナイフとスモールソードのみ。指突用のそれは、グール達には効果は薄く思え、まt形見であるそれは乱暴に扱うわけにもいかず、結局騎士団に無理を言って借りてきたものである。刃はやや鈍いが、この修道女には手ごろな重さで、自傷にさえ気をつければ扱いやすい武器に思えた) [Sun 27 Sep 2009 22:44:45]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが入室されました。 『手にしたのはバスターソード』 [Sun 27 Sep 2009 22:35:08]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『( 思ったより早く――帰った来たと言うこの実感。 )』 [Sun 27 Sep 2009 02:57:17]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …思ったより疲労は強く、床に就けば死んだように眠るだろう。 』 [Sun 27 Sep 2009 02:51:27]
◆艶子 > う、うるさいなっ。 ( 普段だったらもっと自信満々に言ってそれが逆に滑稽な印象を与えるのかもしれないが、くたびれた今は妙に達観しているような感じになってしまうのかもしれない。そう見えるだけで、本質はいつもと変わりないのだけど。 多分、お互いいかれているのだろう。 ) そりゃあ、ちょっとは申し訳ないとは思ってるけどさ…。 でも、こうしている間にも命の危機に晒されている人が…! ( ずばり体調そのものを見抜かれていたらしい。 助けるのに間に合わなかった死体を見つけて後悔するかもしれないが、MJの言い分はもっともだ。同じようなことをセインにも、医者にもいわれた。少なくとも、つかまれた左腕を払う力も残っていなかった。 ) ――わ、わかったよ。一日だけだぞ。村は9月の終わりと同時に閉鎖されてしまう。時間は少ないんだからな。 ( だから一日だけだ、と言って。ややおぼつかない足取りで歩き出そう。 ) [Sun 27 Sep 2009 02:47:17]
◆MJ > かも知れんとか―――何か良い顔してるのかイヤ。 ( 怪我してなかったら、絶対に今目の前の艶子を蹴り飛ばしてたと思う。 何時も通り、憎たらしい程に彼女は豪天寺艶子であった。 刀を握り続ける限り此れからも。 本当に仕様の無いヒトだと餓鬼は思う、ソレで付き合う自分もイカれてるのか? ムキーとか一人立ち上がり地面を踏み付ける。 ) ぜっんぜん複雑じゃアリマセン。 ( 其処は力一杯の否定、素直さ故に誤解もされ易いけども。 ) 仕方ないで毎回お留守番してる皆サンに可愛そうだとか思わないんですカッ! 病院は良いの――、腕の怪我だけじゃないデショ。 艶子の身体の事はぜェ―――ン部解りマス。 ( ふんす、鼻鳴らし得意気に答える。 無事な左腕を掴んで。 ) 休むのもお仕事デス。 ( 思えば何時から世話焼きになったのか天を仰ぐ。 ) せめて一日か二日、ちゃんと寝て休んでからじゃないと一緒に戦えないデス。 背中預けるんだから。 救出だって、艶子一人でやってるんじゃないんだからサ。 ( 「ん」 顎でヴェイトス市の方向を指す。 ) [Sun 27 Sep 2009 02:36:37]
◆艶子 > …そうかもしれん。 ( 少なくとも君影は、この私を責めたりはしなかった。誰かにこの想いが届いたのなら、それは価値のあることなのかもしれない。 ) それを含めて確かめにいこう。何もわからないかもしれないけど、きっかけぐらいはつかめるかもしれない。そして勿論、今も助けを待っている人たちの為と、君影の為に。 ( 本当に最初の子供の頃。自分を取り巻く環境に影響されて選択は自由ではなかったにせよ、何かを手に取れといわれあるものは釣竿を取り、あるものはペンを取り、あるものは鍬を取った。そして私は剣を取り、今日まで生きてきた。困ったことに、釣竿を手に取ったものは魚を釣って何かに貢献し、ペンを取ったものは何かを書いて貢献し、鍬を取ったものは農業で貢献するしかなく、そして私も剣で貢献していくしかなかった。だから今回も、戦う以外に方法を知らないのだ。 ) そ、そんなつもりはないけど…。 ――うん、そうだ。豪天寺艶子として戦いに行きたいんだ。し、仕方ないだろう?私だって、色々複雑な人間なんだよ。 ( 呆れたような素振りに困ったような眉をつくり、情けない声を出した。 ) ……びょ、病院て…ヴェイトスの中央病院か?でも、昨日君影の見舞いに行ったばかりだし、腕だってその時診てもらったし…。 [Sun 27 Sep 2009 02:04:03]
◆MJ > ( ふて腐された様に地面に胡坐をかく――、艶子の言葉が届いているのか届いていないのか黙った侭。 今宵は雲も無く頭上には上弦の月。 ) ―――ハァ。 ( 口を開いて先ず、出たのが溜息だった。 きっと、言葉にならなかった残骸が口から零れ落ちたに違いない。 ) その想いが、誰かに届いたなら――。 十分なんじゃないの? ( 猪突猛進と艶子を見れば侮る輩もいる、けども―――確かに彼女は何かを変えて来た。 敵味方問わず。 ) そうやって、また”自分”の問題にするしィ。 ( 顔を上げれば何時もの調子で口を尖らせ、餓鬼は拗ねた口ぶりで。 ) 豪天寺艶子として戦いに行きたいって言うんデショ。 ( 息を吸うのと同じ位に、目の前の傭兵は剣に生きてる。 ) そして偶にはヒトに任せて欲しいと言ったら死ぬと言いやがりマスよ、このヒトはッ!! ( 何と言う艶子らしい言葉なんだろうと。 ちゃっかり、お前も必要だとか息を吐き出す要領で殺し文句を吐く。 怒ると言うか、呆れた――清々しい程の物言いに。 ) ……じゃ、先ず病院。 ( ぼそ、と薮睨みで口説き文句に答える。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:48:02]
◆艶子 > ………メイ。 ( 男は唇を噛んで、拳が地面を打つ。 MJがアマウラに残った理由はわかる。だから私は寂しくてもそれを我慢したのだ。何の為に強くなるのか、その想いが嬉しかったから。だから私も負けぬように鍛錬を積み、そうして剣士としてもう一つ花を咲かせることに成功した。だが、その剣で救うことが出来なかったという想いは強く。 ) ――私は信じてきたんだ。強くなりさえすれば、どんな困難でも跳ね除けることが出来るって。自分自身だけじゃなく、他の誰かも救うことが出来るって。でも、君影は救えなかった。…お前が信じられないんじゃない。私が、私自身を信じられないんだ。そんな私に村に残れだなんて、言ってくれるなよ。 ( これは私だけの戦いだ、なんていうつもりはない。自分自身を信じられるようになるために、この戦いは必要だし、MJも必要なのだ。 ) …右腕なら、身体も一緒についていくべきだろう。腕だけ先に行くなよ、メイ。だから、一緒にウォッシュベアーに行こう? [Sun 27 Sep 2009 01:20:13]
◆MJ > ( 互いに口を閉じて、たっぷり七秒。 無言の侭、随分と言葉を重ねた様な錯覚。 コレまでの出来事が脳裏を過ぎっては消えて行く。 ) ―――自分の身を蔑ろにするのが艶子の悪い癖デス。 ( だから、良いとは今は言ってやらない。 眉間の皺はより一層深く。 ) 人が…、何の為にアマウラくんだりで剣の修行なんて言い出したと思ってるんデスか……。 オレサマは……―――。 ( 唇を強く噛む。 ) ――何時になったら本当に艶子の右腕になれるの? オレサマが……――、そんなに、信じられませんカ? ( やり場の無い想い、拳を地へと振り下ろす――。 鈍い音と共に、キツク握った拳の先に痛みが奔る。 ) 一緒に戦うって決めたのに、艶子は何時も一人で――。 ( 何かと戦って、一人で――。 息を吸い、一寸激情に身を任せ何かを叫び出しそうな想いを溜息と共に吐き出す。 その後の長い沈黙。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:59:22]
◆艶子 > ………。 ( 私は沈黙したままMJの顔を見上げていた。四秒か、五秒か。ややあって再び俯き、片方だけの瞳を閉じる。 MJが、私の代わりにいく。その言葉をゆっくりと噛み締めるように。 ) ( 今の私はそんなに死に急いでいるのだろうか。確かにそうなのかもしれない。自覚が無いという恐ろしい状態なのかもしれない。 ) ( 眉間に刻まれた皺を見るに、怒っているのだろう。表情だっていつもと全然違う。私は、私がやろうとしている事を今一度冷静に見つめ返し、そしてMJの申し出を受け入れられるかどうか考えた。 ――沈黙から六秒、七秒… やがて閉じたままの瞳を開くと、もう一度顔を見上げる。 ) …意味はわかる。でも…… MJ、頼む。私をウォッシュベアーに行かせてくれ。今、剣を振るうことを止めてしまったら、私の中でどす黒い何かがこれから先いつまでも残ってしまいそうなんだ。その時、私はもう一度剣を手に取る気になれるかどうかわからないんだ。 ( 戦う。それは、艶子にとって重要な意味を持つ。その価値を見失いそうになっている今、戦うことをやめてしまったら――…。 生存者を助ける。君影の仇を討つ。それとは別にもう一つ、大きな意味がある事に今気づいた。自分が人生を捧げてきた剣の道が、意味のあるものだったのかそうではなかったのか、見極める為だ。 ) 死に急ぐことはしないと約束する。無理だと判断すれば大人しく引き下がることも約束する。だから、頼む。 ( 私は今一度頼んだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:37:40]
◆MJ > ――オレサマが艶子の”代わり”に行く。 意味、解りますよネ? ( 決意を乗せた言葉。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:20:13]
◆MJ > ―――当たり前デス。 ( ややあって、漸く見上げた顔に浴びせたのは容赦無い言葉。 ) 何処の世界にッ! 恋人差し置いて、涙流したり勝手に死ぬ気になってる大馬鹿サンに優しい言葉を吐き出す恋人がいますかネ。 ヴェイトス広しと言えど、オレサマ位に心が広くなかったら妬いてます。 艶子じゃ無かったら、今此処で怒って帰ってマス。 ( 正直、少し妬けたのはあったけど。 眉間には縦皺がクッキリと刻まれ――。 この少女は本気で泣いて、本気であの忍者の事を心配している。 何時だって本気だから――、人を動かせる。 人を惹きつける。 困った事に無自覚で、だ。 自分のこの馬鹿が付く程素直な傭兵のそんな部分に惹かれてしまう。 ) ホンッットに御人好しって言うか、この人誑し。 素直に此処で 「 当然、着いて行くヨ 」 とか思いましたカ!? ( だから、答えは決まっている。 ) 艶子、全然解ってマセン。 怪我人連れて、ゾンビと大立ち回りして助けられると本気で思ってる。 何となく解ってますヨ、怪我してるのだって具合悪そうなのも無理して助けたんデショ――。 ( だから、あの子は救われている。 ) ――色々、艶子の気持ちは解りました。 だから、敢えて言うヨ。 ( 軽く息を吸い、艶子の顔に真摯な顔を向け。 何時もの薄ら笑いは消えてしまっている、自分の表情筋が未だこんな顔を覚えているなんて吃驚だ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:17:51]
◆艶子 > …それもわからない。もしかしたらこの先、君影も化け物になってしまうのかもしれない。 ( 少なくとも、何度か足を踏み入れた中では自分の中に何か異常を感じたりはしなかった。君影よりももっとあそこに居たであろう村人の中にも、化け物になってない者もいたし。 ) ………。 ( 叱咤の声が痛い。わかっている、わかっているのだ。私が今すべきことが何なのかは、わかっているのだ。無事に帰ると君影とも約束した。しかし、いつものように仮初の覇気で己を奮い立たせることが出来ない。あるのはどこまでも暗い怒りと、憎しみだけだ。そしてそれは化け物に向けられると同時に、自分にも向けられている。そしてそれは後悔と同時に、自分が今まで信じてきた信念、或いは哲学という言い方をしてもいいかもしれない。無力である事を自覚してしまった時から、それが揺らいでいるのだ。 ) …久しぶりに会えたというのに、相変わらず厳しい奴だ。 ( 顔を伏せたまま身体を少し離し、溢れる涙をせき止めるだけの十分な時間を置いてやがて顔を上げた。…泣いてはいなかったが、決意ともなんとも取れぬ複雑な表情をしていた。 ) …MJ。まだ村の中には生存者が残ってる。そして私は君影に酷い事をした連中が許せない。右腕を折ってしまった私には、お前の力が必要だ。 [Sun 27 Sep 2009 00:00:36]
◆MJ > ( 化け物に成り果てた住人は喰らい、犯し、殺すだけ。 性質の悪い冗句の様な事件。 抱すくめた身体はこんなにも小さい、 ) 調査に行ったら…、化け物が徘徊してた、ってトコか。 噛まれた「くんえぃ」が未だ人間だって言うのは――、吸血鬼みたいな伝染でも無いみたいダシ。 ( 正直、解らない。 不死者砦の様な明確な意思も感じられない、目的も解らない。 今は、キツく少女の身体を抱き寄せるしか出来ない。 湧き上がる無力感、でも。 ) しっかりしてよ豪天寺艶子。 ちょっとキャンプ見て回って来たけど、皆全然諦めて無いよ。 ( 絶望を前に、皆顔を前に向けている。 ) オレサマだって最悪とかソレ位は理解出来るヨ!? でも――解るからって、受け取りたくない。 例え頭を下げて差し出されたって噛み付いてやるからッ! くんえぃだってそうだったんデショ? 最後迄足掻いたから、艶子の手が届いたのにッ!! ( らしくない、と振り返る。 何時だって目の前の傭兵は弱音を吐いても立ち上がった。 けども、今は何と言うザマだろう。 ) まるで艶子、死に急ぐみたいにさッ! そんな怪我した侭、何しに行くつもりだったのッ!? 艶子は死んで、そりゃくんえぃと同じ痛みを受けたら艶子は満足かも知れないけどさ。 残された方は、どうすんのさッ!? ( 顔を上げてよ――。 何だか此方も涙が出そうだった。 てっきり、生き残りを探して無理を承知を遣って来たのかと思えば――目の前の傭兵は自棄だった。 ソレが堪らなく悔しい、と。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:40:50]
◆艶子 > ( 私だってそうだった。いつ帰ってきても大丈夫なように、飯は準備できるようにしておこうって。マリーが言ってたっけ、相手が最後に帰ってくる場所を作ることが大事だって。笑顔で出迎えてやりたかったのに。 ) でも…でも……。 ( 抱き寄せられ、その胸に顔を埋める。堪えていた涙が溢れる。そしてそれが止まらない。 ) …どうして村がそんな事になったのか、原因はわからずじまいなんだ。最初は村と連絡が取れないからって、何人か調査しに行って… ( そのメンバーの中に君影が居たということだ。他にも偶然迷い込んでしまったものも居るだろう。 ) ここ最近続いてた大雨のせいで土砂が崩れて、行き来が出来なくなってしまってたんだ。 ( せめてあの土砂崩れさえ起きなければ、もっと早く様子を見に行くことぐらい出来たのに。 ) ………。 ……。 ( MJは私を慰めてくれる。そう、助け出せたのだ、ぎりぎりのところで助け出せたのだ。私がこうして弱気になるのは見るに耐えないのだろう。私はいつだって胸を張ってるべき女なのだ。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:15:48]
◆MJ > ( 出会って、何をしよう、何処に行こう、何を話そう。 色々と拙い頭で考えていたのに。 今、何故か艶子は泣いている―――何時もあると思って居た風景は今は無く。 ) 「くんえぃ」が一ヶ月も――……。 ( 確か旅の行商人が行っていた、当初は唯の事故かと思って発見が遅れたとか。 ) ちょっとォ、艶子が責任を感じるトコじゃないデショ? ――ったく、ソレだからこそ艶子なのかも知れないけど。 ( 声に嗚咽が混じる、そんな顔を見たくて戻って来たんじゃないのに。 静かに艶子を抱き寄せ、首へと手を回した。 外部からの救援も期待出来ず、地獄の釜底の様な場所に一ヶ月近く。 同僚が仲間が、自分を喰らい犯す化け物になって襲ってくる。 余りにも現実味が無さ過ぎて想像が湧かない――いや、もしそんな事が起きたなんて考えたくも無い。 ) こっちじゃゾンビが出たとかって話だったのに。 ( 内部への突入が開始されたのは極最近、未だ内部の詳しい状況は市外ともなれば情報量が少ない。 ) もしもは、考えない――。 そんなのは他の暇なヤツが、あんな事件もあったねって勝手に言えば良いの。 艶子は、真っ先に駆け付けて「くんぇぃ」を探して助け出したんデショ? 付き合いは、最近だったけどさ。 艶子だって命を掛けて助けに行ったんじゃないッ! 何も―――、出来なかったみたく言わないでヨ……。 [Sat 26 Sep 2009 23:02:35]
◆艶子 > ( いつもの軽口。いつもの調子。私やMJ、そして君影がいつもの通りだった時の様子。まるでまだ何も起きてなかった、あの楽しかった旅行の頃の時間が飛び越えて戻ってきてくれたみたいな感覚を受けて。それが私を悲しくさせた。 確かにこいつは嫉妬深い。それを上手く使って、私以外の事に目を向けさせないようにだって出来る。そう考えるぐらいには私は悪い女だったりする。 ) ……違う。そういうのじゃあなくて、君影が…。 ( どこから話したら良いだろう。色んなことが起きすぎて、説明の仕方がわからない。それでも私の様子がおかしいのに気付いて、こうして震える私の手を握ってくれる。身体をゆっくりとおこし、それでも手は離さぬまま。 ) …ウォッシュベアーの事は聞いているか。村人達が突然、誰構わず喰いながら犯す化け物になってしまったんだ。そこに君影が、一ヶ月近くも――…。 ( 顔を俯かせたまま、口調はどこまでも暗く重い。 ) ようやく助け出したのがほんの二日前だ。今はヴェイトスの病院にいるけど……。 ( 声が震え涙が溢れる。 ) 体のあちこち食い荒らされて、目玉も片手と片足もなかった。 わ、私――… その村に行くのを止められたのに、まだ村の状況わかってなくて、それで…っ。 [Sat 26 Sep 2009 22:43:29]
◆MJ > 別に回りとか気にしなくても――、今更じゃないデスか。 大丈夫、オレサマ嫉妬の量は女性の五千倍ですけど、心は海よりも深くて煌きは星空よりも鮮烈サッ! ( 男の嫉妬は女の数千倍だと、偉いヒトが言っていた。 けども肌を寄せ合い、目の前にこうして艶子がいれば 「 まぁ良いか。 」と思えてしまう不思議。 何ヶ月かぶりに聞く少女の声が懐かしい。 餓鬼の脳内にある、充電ランプが点灯を告げた。 ) 何、つい身持ちの硬い忍者が扇情的に見えて我慢出来なかった? ( かっくりと首を傾げ、こうして話しているだけで楽しいと。 しかし、返す少女の瞳は何時もの勝気さを失い、黒く沈んでいる。 何時もだったら怒鳴り返す筈の声も弱々しく張りが無い。 僅か、身体を離し。 ) ちょっと――。 何があったのサ? ( 掴まれた手を握れば、冬場でも無いのに僅かに…震えている? 雲一つ無い餓鬼の笑顔が見る見ると曇り空へと。 餓鬼の情報はアマウラまで、その後は皆と別れ一人剣術の修行へ。 この場所で艶子に出会ったのも、ある程度の行動を読んだのはあるが――運任せに近い。 大きな溜息を一つ、身体を起こすと仰向けの艶子もゆっくりと起こして。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:29:51]
◆艶子 > ちょっ、 まっ、 おまっ おいっ お、おちつっ そんな、で、 でかい声 ( あまりの舌の周りの速さに突込みが追いつかない。一応他にも人が居るというのに、体が夜鳴きとか寝込みを襲われてだとか火照る身体がどうのとか、他の人に聞かれたら誤解を受けそうだ。…誤解ではなくむしろ図星に近いのがなんとも悲しいところだが。 遊びはしたが、浮気はしてない。あれは浮気ではないとマリーも言っていたし。一応キスマークは…ない。仰向けにされて私たちは向き合い、目の前にあるのは懐かしい顔、懐かしい声、懐かしい匂い、懐かしい体。この身体に抱きしめられたり、抱きしめたりをずっと待ち望んで居た筈なのに。 ) …………。 ( 怪我するのは相変わらずだったが、いつもに比べて覇気はなく。その表情も悲しそうで。 何も起きてなかったら、人目なんか気にせずに顔を真っ赤にして抱きついてたのに。 ) MJ……。 ( 折れてないほうの手でそっと男の服を掴み。この様子だと、戻ってきたばかりで知らされてはいないんだろう。 ) 君影が……。 ………。 [Sat 26 Sep 2009 22:16:18]
◆MJ > ネェ! 寂しくなかった!? 身体が夜泣きして大変だったとか無かった!? やっぱり―――離れて見て解る愛情とかあるッショ!? ソレとも悪い虫とか付いてない!? 寝込みとか襲われて、私はMJと言う恋人がとか言いながらも火照る身体みたいな艶子らしい信用の無さが炸裂とか!? あッ――――、浮気してないよね? キスマークとかあると怒るヨ。 ( 背後からのバックアタックに成功すれば、前のめりの身体――手を回して仰向けにせんと。 久方振りの再開に舌の動きは淀み無く、言葉吐き続け。 取り合えず先方の話は聞かずに、首元回りを捲り浮気のチェックに勤しむ。 信用が無いのが信用、そう言いたげに。 ) ツンデレ乙! 何時も怪我してっけど、相変わらず怪我してっネェ。 相変わらずで安心しましたヨ。 ( 少女の涙目とは真逆。 キラッキラした餓鬼の瞳。 ご主人様と再会した大型犬か何かを彷彿とさせ。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:04:04]
◆艶子 > ――――!? ( 考え事をしていたせいか、全く背後から忍び寄る気配に気付かず。否、考え事をしていなくても気付けたかどうかは怪しいが、ともあれ後ろから何者かに押し倒される。その衝撃にあっという間に世界が回転し、そのまま前に倒れるのだった。 ) なっ、 何―― MJ!? ( 後ろから襲い掛かってきたのは、アマウラに残り一人鍛錬を続けると言ったMJの姿だった。あまりの予想外の登場にまだ理解がおっ付かず、頭の中は混乱していたが。 ) あ 痛 …… あ、あつつ…。 ( 遅れて折れた右腕の痛みが。固定しているとはいえ、やっぱり痛いものは痛い。 ) お、お前な…っ!こっちは怪我人なんだぞっ!ちょ、ちょっとは加減というものを…! ( なんてことを涙目で訴える。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:52:14]
◆MJ > ( 足音を消し、背後より忍び寄る物体が一匹。 後、手を伸ばせば肩に手が届く。 その距離から助走も無く、軽やかに跳躍。 ) つゥーやァーこッ!! ( 「 とうッ! 」 )( 何やら、一人戦いの準備をしている背中に飛び込まんと。 背後より抱きすくめる―――など生易しい行動では無く。 がっしりと捕縛し、押し倒さん勢い。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:46:47]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 背後より近づく人影――。 』 [Sat 26 Sep 2009 21:43:07]
◆艶子 > ( 身体に蓄積した疲労や痛みは辛く、相変わらず身体は重い。辛い、というよりはかなりぎりぎりの状態かもしれない。まだ筋肉が未完成だったころ、身体に重い負荷をかける厳しい鍛錬を行った翌日、あまりの筋肉痛にろくに体が動かせなかった時があった。今もその状態に近いが、これは単なる筋肉痛というだけではない。身体に無理な技を使ったせいで、肉体が悲鳴をあげているのだ。…だが、私は戦いをやめるわけにはいかない。 ) ………。 ( 次に私は金属の篭手を付ける。片方は拉げて使い物にならなくなってしまったが、もう片方は大丈夫だ。ただ、やはり片手では付けるのに難儀する。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:38:27]
◆艶子 > ( 丸太の上に腰を降ろし、刀を抜き放ち刃の状態を見る。酷使しただけあって、細かな傷が刀身に残っていた。以前ヘンルーダで見てもらった時には、刀としての寿命もそろそろ尽きるだろうということだった。父の形見であった折れた刀の柄に、親友アレッサンドラの好意で新たな刀身をつけてもらい、私は幾多の戦いを生き延びてきた。しかし……。 ) ………。 ( 片腕では難儀したがその刀の手入れを行い、鞘に収めると私はもう一振りの刀を手にする。こちらはかつて戦った抜刀使い、水無月の刀を打ち直してもらったものだ。刀が折れてしまった時の為に家から持ってきた。 ――ついでに、リャンの奴を抱えて君影が入院している病院まで連れて行ってやった。きっと君影もリャンも会いたがったいるだろうし、今頃は彼女の病室に忍び込んでいるかもしれない。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:33:44]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( ウォッシュベアー村の前に展開されたキャンプにて。 )』 [Sat 26 Sep 2009 21:27:44]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 [Sat 26 Sep 2009 14:42:32]
◆シタン@霧の村 > ( ああ、例え元通り鉤鎌刀が振るえるようになッたとしても、せッかくオマエに貰った弓はもう使えそうにないや。 ) ―――― ( 自分の左腕の傷痕に噛り付きながら、そンなコトを胡乱に思う ) [Sat 26 Sep 2009 14:41:49]
◆シタン@霧の村 > ( こンな半端に、無様に生き長らえて。 傍に行くコトも許してくれないのか。 ) ――― … ( 俺があンたの言葉守らなかったから、怒ってンの? ) … 。 ( だとしたら、しゃーねーよな。 ) … はら、 へッた、 ( な、 の一音は吐息に消えて声にならずに ) … ( ぼンやり霞んだ視界の中に、焼かれて塞がれた左腕の傷痕が見える ) [Sat 26 Sep 2009 14:38:46]
◆シタン@霧の村 > ( どうしてこンなコトになッてンだろう。 ) ( いつもならこの時間は主公の仕事を手伝ッてるか、鍛錬してるか、一緒に仕事抜け出して市井や遠乗りに出かけているか――― ) ――― … ( ああ違う、主はもういないンだ。 ) ――― なンで、 ( なぁなンで死んだの? ) ( アンタが生きてたら俺、もうちょッと頑張るのに。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:29:35]
◆シタン@霧の村 > ( 坑道内の人の数が減ッている気がする。 喰人鬼もだ。 ) … ( 動けない代わりに感覚を働かせるしかないが、それもあンまりアテにならない。 ) ( 村に来てから、この坑道に連れて来られてから、一体どのくらいの時間が経ったのか全然解らない。 おそらく何日も日の光を浴びてないだろう体内時計なンて、とッくに狂いっぱなしで。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:16:23]
◆シタン@霧の村 > ( 喰われた部位がじくじくと痛む。喰人鬼どもは宴の後、御丁寧に焼き鏝で傷口を塞いでくれたようだが。途中から意識がぶッとんで、何されたのか良くわからない。 生かさず、殺さず。あァほンと、蟻の巣の中の保存食の気分。 ) ―― いッそ、 ( いッそ、死ぬか狂うかしてりゃラクなンに。宴からこッち、俺は檻の中に転がされたまま放置プレイのようだ。 なンつーか、喰人鬼共に何があったかしンねーけど俺に構ってる場合じゃないッてカンジなんだろう。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:04:34]
◆シタン@霧の村 > ( かわりに夜の間は賑やかだ。何をしているのかは知らない。喰人鬼どもがまた、あの悪趣味な宴でも催しているンだろうか――― ) ぐ ッ、 ( あの場の喧騒や、臭いや、受けた暴行を思い起こして胃が反応し、げほッと咽た。 咽たところで出てくるのなンて、胃液とか唾だとか、自分の体液しかないけど ) [Sat 26 Sep 2009 13:51:14]
◆シタン@霧の村 > ―――― ( 随分と静かになッたな。 ) ( そンなコトを、ぼんやりと思う ) 【災厄判定】 [Sat 26 Sep 2009 13:44:00][91]
お知らせ > シタン@霧の村さんが来ました。 [Sat 26 Sep 2009 13:40:12]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが退室されました。 [Fri 25 Sep 2009 01:32:14]
◆ジャスティス@外部突入 > (アザリー、あのこは何処にいるの。) [Fri 25 Sep 2009 01:32:11][98]
お知らせ > リフ@霧の村さんが退室されました。 『齎す物は、死した騎士の話と坑道の見取り図。』 [Fri 25 Sep 2009 01:29:41]
◆リフ@霧の村 > ……シッ! (寄って来たグールに、荒っぽくグラディウスの刃を叩きつける。まるで素人のそれと大差ないけれど、頭さえ割れれば十分だ。少なくとも、齧られる心配が無くなる。) ……ハイ! (恰好付かないなりに、大声を張り上げる。嗚呼、そうだ。帰ったら言わなきゃならない事と、見せなきゃならない物があるんだ。嗚呼、碌に話した事も無く、最早その機会も永遠に失われてしまった先輩。僕は貴方の事を、どんな顔で皆に報告すれば良いんですか?) [Fri 25 Sep 2009 01:26:45]
◆ジャスティス@外部突入 > (血に汚れた湿った空気を配布一杯に吸い込む。目を吊り上げ、全身の筋肉をきしませ敵を見据える) おおおおおおおおっ!! (獣のような雄たけびを上げると、腰の回転を生かしてとびっかってきたグールの東部を胴にめり込ませそのまま胴を引き裂くようにメイスのヘッドを叩き込む) 集まってくる前に片付けて下がりましょう!! (一撃一撃を全力で放ちながら、後退の機会を待ち……この日、きしみ習いの救出を成功させるだろう) [Fri 25 Sep 2009 01:19:48][46]
◆リフ@霧の村 > (試した事が無いため、僕は知らない事だが ―― あのグール共に十字架なんて通じるのだろうか。さて。) ……久々にまともな物が食べられると思うと、力も湧いて来ようって物です。 (グラディウスを引き抜く。死んでたまるか、糞ッタレ。) ええ……突っ切りましょう。 (何て格好いい事言っても、僕に出来るのは精々射ち洩らしにとどめを刺す位の物。格好良い事言っちゃあいるが、脚はフラフラだしグラディウスを持つ手だってガタガタだ。嗚呼、恰好付かないなあ本当。) [Fri 25 Sep 2009 01:14:22]
◆ジャスティス@外部突入 > そうですか……それは良かった。あ、一応すみませんね。 (十字架を手の甲に当ててみようとして反応を確かめる。かならず効果があると言うものではないので、気休め程度のチェックだが) とりあえず……行きましょう……? (ざわめき。緊張が走る。気配が近づいてきている。その複数の気配に身構えると、気配たちも一気に激しく動き始める。グールだ) 【救出判定】 [Fri 25 Sep 2009 01:06:13][69]
◆リフ@霧の村 > ……幸い、大した怪我はありません。僕、これで運だけは良い物ですから。 (叶うなら身の証を立てたい所だが ―― 此処は未だ敵地だ。) この場は信用して頂けるようで何より。取り敢えずこの坑道を一度出ましょう。この場に留まっているのは、得策とは言えませんから。 (何しろ此処は、あの糞ッタレな怪物共の巣だ。) [Fri 25 Sep 2009 01:00:51]
◆ジャスティス@外部突入 > 騎士!? ああ、それでしたら、一度キャンプのほうに戻りましょう。この救出作業ももちろん騎士団が主導ですし、知り合いの方にも出会えるかも。 (お怪我はありませんか?と心配そうにその姿を観察して。そんな中、やつらは忍び寄りつつあった) [Fri 25 Sep 2009 00:53:16]
◆リフ@霧の村 > (末端まで腐食が進んでないだけかも知れないが ―― 取り敢えずは信用できると思いたい。) (張り詰めていた神経を、幾分か和らげる。) ……数々の非礼をお許し下さい。僕はリフェルト・アードラー。しがない騎士見習いです。 (剣に添えていた手を一度下ろしてから、物影より姿を現そう。可能なら、片膝立てて礼の一つもしたい所だ。) [Fri 25 Sep 2009 00:45:43]
◆ジャスティス@外部突入 > ……私、これ脱ぎづらいのよね。 (あの、脱いでくれません?なんて背後の男性エクソシストに尋ねて相手を慌てさせたりしていて。結局あちらも鎖帷子などいろいろと脱ぐのが大変らしくあきらめて) 仕方ないわね……。 (一気にひじまでめくり上げ、両ほうめくりあげたあと、カンテラを高々と掲げて、ウデを照らしながらゆっく利と近づいていく。切り付けられればすぐに飛び抜けれるよう。気をつけながら) [Fri 25 Sep 2009 00:38:23]
◆リフ@霧の村 > 生憎、かれこれ半月ばかりこの糞ッタレな坑道に缶詰でね。今のヴェイトス市の事なんて聞いたって判らないよ。 (―― 少しだけ、警戒心は和らいだように見えるだろう。が、実際の所は大して変わらない。) ……腕を捲ってくれるかな。出来れば両腕。腐って無いって言う証拠が欲しいんだ。 (―― 本当なら全部脱いでもらうのが一番だが、流石に其処まで強要するのはダメだ。例え非常事態と言えども、女性には礼節を以て望まねばなるまい。) [Fri 25 Sep 2009 00:27:45]
◆ジャスティス@外部突入 > …………そうね。 (疑心暗鬼になっているのだろうか。まぁ仕方がないだろう。こんな状況だ。何度もだまされたり、ぬか喜びをしたこともあるに違いない) そうね……落ち着いて。私は大聖堂の修道女。ジャスティス・ブラウニー。21歳、何か質問はある?ヴェ糸すしのこととか。 (メイスヲ握ったまま両手を広げて。武器は手放せない。あちらもグールかもしれないのだから) [Fri 25 Sep 2009 00:20:16]
◆リフ@霧の村 > (大聖堂のエクソシスト? それが本当なら ―― いや、待て。グールにも嘘を吐く知恵位ある事を、僕は知っている。) (だから、鼻で笑ってやる事にした。) ……信用できないね。そんな物騒な鉄の塊向けられてちゃあ尚更だ。貴女が嘘を吐いてないって言う保証が欲しいんだけど ―― 何かあるってんなら聞くよ。 (本音を言えば、女性を疑うってのは勘弁願いたかったけど。でも今は非常時だ。あとで先輩方に叱られてもそれで通すとしよう。) [Fri 25 Sep 2009 00:10:29]
◆ジャスティス@外部突入 > 大聖堂のエクソシストよ!! (声を張り上げているのは、黒いゆったりとした服をまとった女。背後には武装した人間が数人たたずんでいる。まぁグールでも武装しているものもいるかもしれないが。ジャスティス本人は、女性が扱えそうにもない鉄の塊のようなメイスを構え、じりじりと近づいていこうとする。) [Fri 25 Sep 2009 00:02:10]
◆何者かの気配 > (それ ―― いや、そいつと言うべきか。とにかくそいつは、外からの来訪者である貴女をグールであると断定した。理由は簡単、此処はグールどもの巣で、生きた人間など居ようはずも無い ―― と、そいつは思っているし、実際少し前までそんなもんだった ―― からだ。) そりゃこっちの台詞だね……と言っても、大凡の予想は付くけどさ。本当、最悪。 (腰に帯びた剣に手を掛ける。チャキ、と言う金属音が、静かな坑道内に良く通るだろう。) [Thu 24 Sep 2009 23:53:45]
◆ジャスティス@外部突入 > …………だれ!! (ふと気配に気づく。人、少なくとも人の形をした何かだ。誰何し大声で威圧するようにそちらをにらむ。もうグールだとしても気づかれているのだからこそこそする必要はない) [Thu 24 Sep 2009 23:50:54]
◆何者かの気配 > (何かが、物陰から其方を伺っている。それは人の形をしている。それは相応の知識を以て、警戒心を崩さぬまま其方を伺っている。それはひょっとしたらグールかも知れないし、或いは生き残りかも知れない。) [Thu 24 Sep 2009 23:39:20]
お知らせ > 何者かの気配さんが入室されました。 『微かな息使い。』 [Thu 24 Sep 2009 23:33:17]
◆ジャスティス@外部突入 > (カンテラの光に照らされたそれに注意を向ける。それは銀のロザリオだった。草色のビーズと黒い皮紐がくくりつけられたそれは、戦いのなかで誰かが落としたものか、祈りが届くことのなかった被害者のものか……いや、血に穢れず鈍く光るそれは、誰かがせめてもと被害者たちにささげた墓標なのかもしれない。血だまりのしぶきでそれを汚さぬよう、そっと通り過ぎる) [Thu 24 Sep 2009 23:24:19]
◆ジャスティス@外部突入 > (少し下ると、緩やかに広がっていく坑道のひとつ。岩の肌色が変わっている。固い岩盤を抜けたのだろうか) ………… (血の匂いがひどくなっていく。腐臭。何度かいでも慣れはしない、腐った血の匂い。顔をしかめながらも近づいていき、足を止める。黒くにごった血だまりと、食い散らかされた肉片が散らばっている。手の先、靴を履いた足首、人の形を残した部位が痛々しい。なるべく死体を踏まないように慎重に全身を続けると、死体の中心で、何かがカンテラの光を反射し光った) [Thu 24 Sep 2009 23:16:19]
◆ジャスティス@外部突入 > (湿り気の強い坑内。天井から落ちる水滴が鼻頭を打つ。その冷たさが、アドレナリンで燃え上がる体には気持ちいい。そういえばどんなに綺麗に見えてもこういう坑道内の水を飲んではいけない、なんて話を思い出すも、集中力を途切れさせてはいけない、と乱暴に鼻頭を袖でぬぐう) ……やや傾斜がきつくなってきましたね。 (背後で、そんな会話が聞こえる。番犬はかまわず静かに前へ進みつづけて) [Thu 24 Sep 2009 22:58:55]
◆ジャスティス@外部突入 > (突入二日目。一日目の戦闘で、半数近くがなんらかの手傷を負い、成果は聖職者一人の死亡を確認したのみ。グールと化し、葬られたのか、それとも死体を見つけたのか、それは大聖堂の判断だ。 猟犬のように一段の一歩先を歩く修道女は、腰を落とし周囲に神経を張り巡らせながら洞窟内を進む。まだ気力は充実。ぴりぴりとした緊張感が心地よくすら感じる) [Thu 24 Sep 2009 22:46:32]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが入室されました。 [Thu 24 Sep 2009 22:43:14]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが帰りました。 『――生き抜いて…み、せ…。』 [Thu 24 Sep 2009 01:57:06]
◆シャナ@霧の村 > ( 十分だ。 ここまでやってくれれば十分なんだ。 私の何よりの望みは生存者がいる事。 それが確認できただけでも、十分だ。 勿論もとから居て、生存していた人物ではないなんてシャナが知る由もないのだけれど。 だから此処rで無理をする必要はない、まだ他にも生存者が居るかもしれない。 自分を助けるくらいならもっと生きる確立のある人物を助けてくれ――ッ!! ) ぁ …が … 。 ( 声を必死に出そうとして、喉が痛んだ。 追いかけるように喰人鬼も立ち去っていく。 頼む、どうか逃げ延びてくれ。 ) は―― っ。 ( 死と隣り合わせの状況だからこそ生きてもらう必要がある。 だから逃げろと叫んだ。 誰でもいい、誰か一人でもこの状況を伝えられればそれでいい。 既に気付いているなんて知らないからこそ言えた言葉なのだろうか、どの道現状が何一つ変わっていないと思っている彼女にはわかる事はないだろう。 ふと、喧騒の中で聞こえた一言。 返答を返す余裕はなかったが、少なくとも思うのだ。 これでまだ、生きる希望を失わずに済むのだと。 ) く… …ぐ。 ( 意識が暗転する。 疲れ果てたのか、激痛に耐え切れなかったのか。 もはや判らないけれど、或いは貧血かもしれない。 それとも――安堵感からなのだろうか。 今はもう何もわからない。 ) ( だが、私は…、意地でも…… ッ! ) [Thu 24 Sep 2009 01:56:48]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが帰りました。 『背中と肩に刺し傷を負い、戻ってみてみれば腕は小さいながらも何箇所も食いちぎられていて』 [Thu 24 Sep 2009 01:50:04]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( もうグールの分厚いカーテンで今さっきまで見えるところにいた生存者はもう見えなくなってしまっている。 これだけの数だって、死ぬ気で行けば出来るはずだ。気持ちではそう思うのに、さっきのツルハシの二撃がスイッチになったのか、今までの無理やり押し進んでいった分のダメージがじわりとにじみ出てくる。 こうして、現に勢いも殺されている。 ) ―――そんなッ! ( 逃げろ。 そんな言葉が耳に届いたような気がする。 もしや、生存者の言葉?いや、そんなことがあるのか、こんな状況で、きっと今にも死にそうな状況に違いない状況で、逃げろだなんて、いえるのか。 駄目、わからない。でも、それは妙に耳に残る。 ) ――くッ、ぅッ! ( 数に押される形で少しずつ押し戻されていく、背中と肩に刺さったツルハシを抜き取りそれを近づいてくるグールに叩き込んでいく。 それでも、来るときとは逆に足は一歩後ろに後退する。 ) ―――生きて… ( 見えない生存者に聞こえるどうか分からないほどにの声で言う。 それと一緒にまた声が聞こえる。 早く、行け。と聞こえた。 ) ―――ぐ、ぅぅッ!! ( ぎりりと歯を食い縛りながら、迫ってくる奴をボロボロの腕で殴り倒しながら、少しずつ後退していく。 貴女の周りからもグールの集団が遠ざかっていくだろうか。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:47:01]
◆シャナ@霧の村 > ( くそ、左腕にはもう感覚が無くなってる。 見るのも嫌なくらいだな、そんな悠長な事を考える。 何故って、ただの現実逃避だ。 こういう時は、逃避した方が楽だ、痛みが柔らぐわけでもないのだけど。 ) ッ…!? ( ふと、痛みの先、化け物の先。 見えたのは化け物ではない、何か。 喰人鬼が襲いかかっているのが見える、まさか、生存者なのか? 逃避に徹していた意識が一気に目覚める。 思い出せ、私は誰だ。 私は何のためにここに来たっ?! ) ぃ … げ …ろ …ッ !! ( 逃げろ、と。 心の底から叫んだ心算だったが、かすんだ声が相手にはっきり届くかどうかは判らない。 だが騒ぎを聞きつけ他の喰人鬼も集まり始めている。 何より此方に集っていた三匹の喰人鬼も新しい獲物を見つけ其方へと注意を向けている。 生きているのなら今は逃げろと、そう叫んだ心算だった。 最初考えた通りだ、私が死のうが、他の者を死なせるわけにはッ! 背中に受けた傷は見えない、だから悠長な事が言えたのかもしれない。 だが、どうであれ今の自分に出来るのは逃げる事を促す事だけ…ッ!! ) は … や、く ― ――行け…ッ ! ( 退路が無くなったらお仕舞いだ。 だから、一刻も早くッ! ) [Thu 24 Sep 2009 01:33:05]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( ここまでと同じようにいける。そう思ったとき、後ろに何か難いものが肩と背中に刺さるのを感じる。 突然の事で、すぐには何が起こったのかわからなくて。 ) ―――あ、がッ… ( ゆっくりと後ろを振り向いた先にいたものは、ツルハシを持った二体のグール。 そして、そのツルハシが肩と背中に突き刺さっている。 それを振り払うように振り向き際にグールに裏拳を叩き込むが、その間に生存者と自分との間に分厚いグールの群れが今まで以上に立ちふさがる。 これを一人では、突破は出来ない。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:21:07]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 影の主達の下へたどり着き、そこで見えたものはまず初めにグールたちで、その中に埋もれるように見えるもの。それは、グールではない。 ) 人間ッ! ( 確かに、人間だ。 顔が他のグールたちと全然違う。 だが、そこで見える姿は完全な人間にも見えなかった。 ヒトにしては白いものが見える。 最初は何だかわからなかったが、少しじっと見るとそれが何かわかった。 骨だ。 本来肉の下にあるべき骨が今見えている。 ) ま、待ってて…今! ( それを阻むように群がろうとしているグールたちが集まってくる。 それをここにたどり着くまでと同じように殴り、叩き、投げ飛ばして排除していこう。 そう、もう未だに生きている人間が目の前にいるんだ。 自分の役目を、目的を果たさなくては。 )《救出判定》 [Thu 24 Sep 2009 01:16:44][4]
◆シャナ@霧の村 > ( 痛い、あァ痛い。 この痛みこそが私がまだ正常な証だ。 だがいつまで精神が持つだろうか痛覚すら麻痺しているようにすら思える。 尖った岩に後ろ手にロープで縛られていた腕。 片方の腕が骨を残すのみになるに連れロープは緩み始めている。 だが、だめだ。 力が入れられない、やがて化け物は食い掛けの右足へと喰らい付きはじめる。 こいつ等、移動手段を奪う心算なのかッ。 ) ――ッ! …ッ!! ( 声にもならない。 抗おうと身を動かそうとするが、言う事を聞かない。 もはや或るのは死だけだと、そういう事なのか、諦めているのか、私は。 でも、死にたくはないのだと思っている自分がいる、この矛盾はどこへぶつければいい? ) …? ( 痛み、喰人鬼の荒い吐息、肉のちぎられる音。 だがそれ以上に外が騒がしくなっている。 檻の中にいるわけではなく、簡素に岩に拘束されただけの状態だが、痛みで身体に力を入れることのできない私は、その奥の状況を見据えることができないし、仮に出来たとしても今の私にはそんな余裕がない。 だが叫び声だけは聞こえる、誰だ、何だ、化け物の叫びと違い、生気が…、 ) ゥ、… ァ…。 ( 無意識に答えようとする、だが声にならない。 こんな時まで、喉が枯れている。 一体なんだ、私は何を期待してるんだ?! ) [Thu 24 Sep 2009 01:08:28]
◆シャナ@霧の村 > ( 痛い、あァ痛い, [Thu 24 Sep 2009 01:00:05]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( PL:すいませんミスです ) [Thu 24 Sep 2009 00:58:07]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 向かってくる奴から順に拳を顔面に叩きつけていく。 最初は一体ずつだったが、奥に進むにつれ数が増えていく。 一体殴れば、もう一体に噛み付かれる。 ) ――わかるか… ( 噛み付くグールがうっとうしい。 肩に噛み付くグールの頭を掴んで、力に任せて無理矢理引き剥がす。 一緒に肩の肉が少し抉り取られる。痛みが頭の中をクリアにする。 ) <b>こういうことだ!b> ( そのうっとうしさへの怒りを意味の無い言葉に乗せながら、 力任せに地面に叩きつける。 地面に叩きつけたグールの頭をサッカーボールのように蹴飛ばす。 理性を半分押さえ込んでみてはいるけど、それでも胸がチクリと痛む。きっと、この状況から脱したら、この痛みはもっともっと強くなるんだろう。 ) カ、ゲ… ( そして、一瞬開けた方向に何か光が見える。 そこには影が映りこんでいる。 三つ、変に蠢いている。グール、だろうか。 いや、それだけじゃない。その中心に他の影と違う動き方をしているものが見える。 生存者、か? ) <b>生きているものかァ! (そう叫びながら、肩や腕にかみつくグールたちを無視して、それを引きずるように前進して、鬱陶しくなったら引き剥がして、他のグールへと投げつけていこう。 )( そして、叫び声の主は貴方の前に現れるだろう。 檻があるのなら、その格子越しにだが )b>b> [Thu 24 Sep 2009 00:57:47]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 向かってくる奴から順に拳を顔面に叩きつけていく。 最初は一体ずつだったが、奥に進むにつれ数が増えていく。 一体殴れば、もう一体に噛み付かれる。 ) ――わかるか… ( 噛み付くグールがうっとうしい。 肩に噛み付くグールの頭を掴んで、力に任せて無理矢理引き剥がす。 一緒に肩の肉が少し抉り取られる。痛みが頭の中をクリアにする。 ) <b>こういうことだ! ( そのうっとうしさへの怒りを意味の無い言葉に乗せながら、 力任せに地面に叩きつける。 地面に叩きつけたグールの頭をサッカーボールのように蹴飛ばす。 理性を半分押さえ込んでみてはいるけど、それでも胸がチクリと痛む。きっと、この状況から脱したら、この痛みはもっともっと強くなるんだろう。 ) カ、ゲ… ( そして、一瞬開けた方向に何か光が見える。 そこには影が映りこんでいる。 三つ、変に蠢いている。グール、だろうか。 いや、それだけじゃない。その中心に他の影と違う動き方をしているものが見える。 生存者、か? ) <b>生きているものかァ!b> ( そう叫びながら、肩や腕にかみつくグールたちを無視して、それを引きずるように前進して、鬱陶しくなったら引き剥がして、他のグールへと投げつけていこう。 )( そして、叫び声の主は貴方の前に現れるだろう。 檻があるのなら、その格子越しにだが )b>b> [Thu 24 Sep 2009 00:56:15]
◆シャナ@霧の村 > ( そのまま侵入してきた人物が一直線に進んでくるのならやがて蠢く3つの影が見えてくるだろう。 そしてその中心が動きによって揺らめき、ひゅ、 …ひゅー、 という悲鳴をあげている姿も。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:35:34]
◆シャナ@霧の村 > ( 坑道を走る音が近付いてくる。 薄暗い坑道に現れたのは呼吸とも取れないような、荒い空気音。 おぼつかないような足音、動き。 まるで食べ物に飢えた狼かのような唸り声さえあげている。 嗚呼そうか、そういう事なのか、だからこの化け物達は互いを殺しあって食料を得ようとしていた、この音もきっとそうだろう。 ) ぎ、ぐ ―― げ、っ… が ――ァッ!? ( 有無を言わさず喰人鬼達は足を踏み入れ、露出した肉へと近付き、噛み付き、食い千切り始める。 ズボンは引き裂かれているし、肌が露出した状態だ。 これでは本当にただの餌だな、なんて考えた。 骨の見えた部分をさらに広げるかのように肉を食い千切る。 足だけではない、左腕にも痛みがある。 意識が飛びそう、とうよりも痛みがそれを許さない。 ぶ ち、 ぎちっ 嫌な音を聞く度に身を竦めたくなる。 もう何度目だ、いい加減殺してくれ。 さっさと首を食い千切るなりしてくれと。 だが化け物達からすれば死は肉を腐らせるだけなのだと理解してるのだろう、保存するような余裕もない奴らからすれば生かしておいた方が良い物が食べれるのだと。 それを理解しているからこそ、最後の最後まで死なせる気が無い。 ) ひ ――ぎゃっ …ッ!! ( 不味いな、喉までイカれてきたかもしれない。 悲鳴までかすれてきた、三匹の化け物がそれすら気にもならぬかのように食い漁り、次第に左腕の痛みの広がり方に違和感を覚えた。 嗚呼くそ、これじゃあ本当に左腕が使い物にならないじゃないか! 一匹の喰人鬼が左手首まで貪り尽くしていく。 もはや半分近くは食い散らかされただろうか。 もう力なんて入らない。 悲鳴なんて出ない、声なんてとっくに枯れている。 だから 、 次に聞こえた爆音なんて 耳にする余裕もなかったしした所で何も声なんて出なかったし、反応したのは喰人鬼だけだった。 己は虚ろに視界をめぐらせている、無意識に逃げ場を探した。 叫ぶ声が出ないのだから、聞こえた声はきっと化け物のものなんだろうと勝手に解釈した。 坑道の一番奥、化け物が三匹と喰い散らかされている生存者が一人。 化け物達は警戒以上に食欲を優先しているからか、きっと警戒は薄いのだろう。 三匹はやがて叫び声にも興味を無くしたかのように此方に向き直る。 叫ぶ声が聞こえてくる気がする、いつまで、半端に生かすつもりだ…ッ。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:34:23]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 坑道から進入できるという噂を聞いて、進入した坑道内はヒトガタのもの。グールたちの巣窟だった。 もともと人間だったと思われる風体のグールたちの姿とその血なまぐさい臭いに鼻がまったく利かない。 ただ、暗闇の中でも見える目のおかげで、霧以外で視界の邪魔をするものはないのがせめてもの救いか ) ああああぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁ!!! ( そして、私は叫ぶしかなかった。 もう大分返り血を浴びた外套と鞄。 両手には鉄の籠手が付けられていて、それも赤く染まっている。 この先に生きているヒトがいると思いながらもただがむしゃらに迫ってくるグールを叩いて潰していく。 もう、死んでしまっているとわかっていても、ヒトの形をしたものを今自分は殺しているという気持ちは決して心地のいいものではなくて、半分意識を興奮した闘争本能に委ねていないと真っ当な精神が腐ってしまうような気さえする。 )( そして、この叫び声は坑道の中で木霊して囚われている者の元へも聞こえるだろうか。 そして、それは次第に近づいているようにも聞こえるかもしれない ) [Thu 24 Sep 2009 00:27:55]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが来ました。 『響く音』 [Thu 24 Sep 2009 00:15:17]
◆シャナ@霧の村 > ( ぁ、そういえば。 ちら、と横目で岩肌を見据える。 青い輝きを放つ岩肌、いや正確には鉱石か。 もし間違っていないとするなら、原因はこの鉱石なのではないだろうか? 長い期間同じ場所に居て影響を受けていない己の事は気掛かりではあるのだが、以前に蹴り殺した喰人鬼の皮膚がぼろぼろ崩れるというような表現が正しいかのように、崩れ落ちていったのだ。 今ではただ骨を露出させ、肉片が地面へと落ち、広がったただの死体。 ただ単純にそのほかの理由が判らないだけかもしれないが、もしそうならこの鉱山そのものが、 ) ……、! ( 身を強張らせた。 足音が聞こえる、いや、走る音か? 慌しい、食料に飢えた化け物どもである可能性は、言うまでもない。 共に殺し合いを始めるような連中なのだ、次に或るのは食欲しか考えられない。 ) …… ぬ… が…。 ( 無駄な抵抗だ。 今度こそ死ぬだろうか、私は。 いや、死ぬならそれもいいかもしれない。 仮に此処にある鉱石が原因で村の者達が化け物に成り果てていくのだとするなら――化け物になるより食い殺された方がマシか。 どちらにせよ、或るのは地獄以外、何もないのだろうが。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:05:41]
◆シャナ@霧の村 > ( 何日か振りだっけ、痛み以外で目が覚めたのは。 そんな事を思い浮かべ、ぼぅっとする意識の中で頭をあげる。 何やら外から風の音とは違う、何か激しい音のようなものが聞こえる。 また化け物達が殺し合いでも始めたのだろうか。 何時に無く、鬱陶しく思える。 静かにしてくれ、私はけが人なんだ。 そんな事を言いたくもなるけれど、どうせ化け物なら聞く耳など持たないだろうし、聞いたところで今度はその牙が自分に向くだけだ。 何より、体力が勿体無い。 ) ひゅ ー… … 。 ( 枯れた喉から出る呼吸はなんとも死に底無いのようなもの。 昨日は取り乱しすぎた、ここまで体力を消耗してるなんて。 ) ぅ… …、げ ほっ ( ああ、堰き込んでしまった。 これは本当に体力を取られるというのに。 そんな心配は、いい。 結局この村に蠢いている化け物は、何が原因でこうなってしまったのか。 原因は村の中にあるはずと考えてはいたのだけれど、それが何なのかやはり見当が着かない。 最初は感染症か何かかと思った。 だがそれなら私が無事な理由が分からない、身を食い荒らされ陵辱され、尚且つまだ人で居られるというなら感染症は有り得ない。 だから、人為的なものか或いは――、 ) ( 【災厄判定】 ) [Wed 23 Sep 2009 23:55:44][8]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『(いつものように目が覚めた。)』 [Wed 23 Sep 2009 23:46:00]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが退室されました。 『( 少女は 其処から逃げ出した。 )』 [Wed 23 Sep 2009 23:00:46]
◆黒兎@霧の村 > ――――― … 。 ( 足音は 遠のいていったようだ 。 ほ っと 息をつき、 痛みに顔をしかめながら、 立ち上がる。 ) つ ぎ は、 着るものを しゃが さ、 ないと なの よー … ( いい加減裸はいけないと 思う。 普通だったら痴女扱いだ 。 仮にも従者見習いなのに ――― 。 元暗殺者の従者もどうかと思うが。 嗚呼。 そのことも、 クレェインに 相談しよう。 ――― ヴェイトスに 帰れたら 。 ) ( 奥にあった扉を 開ける。 どうやら此方は住居にしていたらしい 。 何か、 着るものがあるかもしれない と、 思ったのだが ――― ) ―――― ぅ … ぁ あ ……ッ … !!! ( 目の前に 広がった光景は ――― グール達の 食べ滓 だった 。 人間の 腕 髪の毛 白い 骨 腐りかけの 肉 濁った 眼球 ) あ …… あ ぁ … ( ガクガクと 少女は 震える 。 見慣れている 見慣れている ハズなのに 。 ) い や ぁ … っ !! ( 吐き気が込み上げて来て、 身体を折る 。 おェッ と 、声を 出し、 咳き込むものの、 何も食べていないので 腹には何も無い。 酸っぱい胃液しか出てこなくて、 それが 苦しい 。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:58:03]
◆黒兎@霧の村 > ( まぁ、 何もしないよりはマシだっただろう 。 痛みが引いていけば、 布を口からとって 息をついた 。 ) ―――― もぅ 、 嫌なの よぅ ……… ( 帰りたい 。 ヴェイトスに帰りたい 。 なんでこんな目に合わないといけないんだろう 。 どうしてだろう 。 もう イヤだ ―― 。 ) ―――… ッ ! ( そこまで考えたとき、 兎が ビクリと 震えた 。 外から 足音 。 グールか、村人か ―― 。 グールの可能性が高い か 。 兎の少女は 、 出来る限り音を出さぬよう 、 物陰に 隠れる 。 グールの数は大分減ったけれど、 その分 強い個体が生き残っている様子 。 怪我を負った己では 、 勝てるかどうか 怪しい 。 ) (【捕縛判定】<隠密> ) [Wed 23 Sep 2009 22:31:42][57]
◆黒兎@霧の村 > ( なんだかもう、 生きているんだか死んでいるんだか 分からなくなる。この村はどうなってしまうのだろう と 思う。 ――― 黒い兎の少女は 、 少しずつではあるが 救助の手が伸びていることを まだ知らぬから 。 ) ―――― … しん りょー …じょ … ? ( ふと 、立ち止まる 。 眼に入ったのは 診療所 の文字。 小さな 小さな建物 。 ズキズキと、 右の腕が痛む。 期待は出来ないけれど、 多少の応急処置くらいは 出来るだろうか 。 そう思って 、 その建物へと 足を進める。 ) ( ギィ ) と、 おそらくグールによって壊されかけたドアを開ける。 中も相当荒らされていて 、 たくさんの薬品やら何やらが 落ちてそのままになっていた 。 中に気配は ―――― 無いように 思う。 頭はボーとしているし、 鼻はいろいろな、 嫌な匂いのせいで効かないので 、定かではないけれど 。 ) ――― あった … 。 ( 落ちている薬品の中から 、 消毒薬を発見する 。 中身も少し 残っているようだ 。 ぺたり と 座り込めば、 小さな布に 液体の消毒薬を染み込ませる。 別の布を 自分の口の中へと入れれば、 薬品を染み込ませた布を 己の右肩に 当てた。 ) ―――― ッ !!!!! ( 酷い痛みが 走る。 口に布を入れていてよかった。 多分 、 無かったら悲鳴を上げて いただろうから。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:25:57]
◆黒兎@霧の村 > ( 閑散とした村の中。 ふらり ふらり と 動く 、 黒い物体 。 ) ―――― … だ れ ―― か … ( 誰か 、 いませんか ? ――― 出来ればグールじゃなくて と 。 不気味な霧の中に 消える 掠れた小さな声 。 ) ( なんとか、 あの地獄のような場所から逃げて ―― 。 たまたま入った民家には服は無く ――― ぁ。 なんか真紅のネグリジェがあったけれど。 忘れよう 。 ―――― とにかく。 服は無かった。 なので仕方なく 薄い毛布だけ羽織って出て来た 。 ) ―――― … ( 身体は震える程に寒いのに 吐く息が 熱い 。 傷のせいか、それとも精神的なものか。 おそらく両方 。 熱が出ているようだ 。 けれど 、 だからと言ってのんびり休める場所など、 この村には無い。 ) ( 最初の時にバリケードを作ったあの教会にも寄ったけれど、 子ども達の姿は無かった。 地下聖堂にあったのは、夥しい 血の跡。 おそらく誰かがグールになったのだろう 。 あの血の量ならば、全員死んだとは考えづらい。 逃げて――― 生き延びてくれている子がいれば いいけれど 。 ) ――― ぁ は …。 他人に、 気をつかう よゆう なん て ――― ( 己にも まだあったのか と 、 少し 笑った 。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:12:08]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが入室されました。 『( ふらり。 ふらり。 )』 [Wed 23 Sep 2009 22:02:10]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『まだ、終わらないのだ――この地獄は。』 [Wed 23 Sep 2009 00:01:03]
◆シャナ@霧の村 > 死にたく … …なんて …。 ( あるわけがなかったんだ、最初から。 ただの強がりだったと、そういう事なんだろうっ?! じゃあ何か、死にたくないと言えば誰かが救ってくれるとでも? そんなわけないと思っていたから、私は"死ぬのが怖くなかった"。 ただ単に、ふと思い出してしまった人達の顔を浮かべて、分かった。 ) ――ま、るか… …。 死んでたまるか――…っ 。 ( ぎり、と歯が擦り合わさり、軋む。 頼るな、恐れるなっ! 決めたんだろう自分のする事を。 だったら今更後悔するな、後悔するくらいだったら選ぶんじゃない! 思い出せ今までの生き方を。 ) 私、 は … 。 ( 今更恐れてどうする、状況はやはり好転しないのだ。 なら、今まで通りでいいじゃないか、元に戻る必要なんてない。 泣きたければ帰って泣けばいい、こんな所で涙を流す事すら勿体無い。 叫ぶ力だって勿体無い。 わかるだろうシャナよ、生きるにしても死ぬにしてもここで私が怯え投げ出せば全部マイナス方向にしか動いてくれないのだ。 こんな生存者すら危うい世界で誰か助けてくれるなんて甘えるな! ) … …あ ァ。 ( 分かっている、そんな返事のつもりだった。 私は不安定だ、今までは少しでも周りに人が居たからまだ、マシな方だったんだ。 だが今は、不安と意志が交差しては入り交ざり、思考もかき乱される。 ここ数日の間は特に不安定だった、死への恐怖すら、実感するようになってきた。 極限状態は人を追い込むというが、こういう意味もあるんだろう。 意識まで朦朧としてきた、今日はもう眠ろう、痛くても無理矢理眠ろう。 一日を耐え凌いだ、いつ終わるか分からない地獄を耐え凌いだ。 ああそうだとも。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:59:57]
◆シャナ@霧の村 > ( ぎち、と空しい音が坑道に響いた。 そういえばあいつから貰った剣は無事だろうか、長らく布にも覆っていない、錆びてはいないだろうか。 己にとっては相棒とも言える存在だ、そんな事になっては剣に対して申し訳ないというもの。 共に戦ってくれる相棒がいなくなるのは己にとっても心痛む事には違いない。 剣がどう思っているか、なんて聞かれたら答えようもないのだけど。 ) ぐ ッ… … ぎ … 。 ( 不意に肩や足の痛みが強くなる。 不味い、今の動きで悪化したんだろうか? 鈍かった痛みが鋭いものへと変わっている、傷口がまた開いたのだろうか、どちらにしても現状から見るなら間違いなく悪化している。 ) 何 も… なくて、も …… 死ぬ か? ( 帰る事が出来たなら。 ぶつけたい事が、やりたい事が、まだまだあるというのに? 嗚呼、なんて馬鹿らしい。 散々失う物もないなんて言っていたのにこのザマとは。 ) く… は 。 ( 乾いた苦笑。 何一つ叶う保障もなければ、そもそも私が生きて戻れる保障なんてなかった。 最初はただの調査任務の心算だったのに、本当になんてザマだ。 ) … が ……ッ。 ( あァ痛い痛い。 いつまでこの痛みが私を繋ぎとめていてくれるのかすら不安だ。 嗚呼私はやっぱり死にたくないのか。 死にたくないのに今まで幾らでも死にそうになった。 馬鹿だ、私は大馬鹿だ。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:45:05][15]
◆シャナ@霧の村 > ( とはいえ、問題はこの傷跡をどうするか。 何せ左腕の傷といい右足の傷といい、こうまでの期間まともな治療も、止血もしないまま放置されたとなっては、戻ったところでもはや自警団員として活動する事は不可能に近いだろう。 手段が無いわけではないが、その手段を行うにしたって費用と、慣れるまでの期間がある。 どの道私はすぐに戦えるような身体にはなれないという事。 ) … 仕事 ……どう、するか …な…。 ( 苦笑交じりで呟いてしまう、痛いのに、痛いのに 、 まだ笑える余裕があるというのか。 いや、無意識の行動だったからあまり気にならなかったのか? 今は、どうでもいいか。 ) く、…そ ……せめて 。 ( 手枷さえ外れてくれれば何とかする事も出来るのに、と。 確かに左腕と右足はもう頼りにはならないだろう。 だが利き腕が無事というのは大きい、最低限の戦闘くらいはまだ出来るという事なのだから。 だから、だからせめて外れてくれていればここから逃げるくらいなら…! ) [Tue 22 Sep 2009 23:30:18][39]
◆シャナ@霧の村 > ( 生きている? もはや時間の感覚どころか、視界さえ淀んでいる。 どこをどうすれば生きていると思えるのだろう。 傷口からの血はもはや止まっている。 出血で死ぬという事は免れている、だが――生きているという自覚を覚えさせるのはもはや痛覚だけだ。 他の感覚など既に鈍り本当に自分のものなのかさえ定かではない。 ) ――ァ………。 ( 意識した声ではない。 無意識なもの、だが聞こえる、はっきりと聞こえたのだから生きているんだ、そうに違いない。 でもそれが分かってどうにかなる話ではない。 ) ぐ……く。 ( 身を捩る。 肩や骨の見えたままの足から激痛が走った。 完全に食い尽くされたわけではない、骨が見える程度に肉お食われたわけだ。 まだ生きていられるのはそのお陰なんだろう。 だが死と隣り合わせであるという現実は変わっていない、死ねたらどんなに楽だろうなんて考えるようにもなった。 だがその度に、馬鹿かと自分を叱咤する。 何故か? ――あの馬鹿に一言ぶつけてやる為にだ。 勝手にいなくなったあの男、一方的な思いだけ預けて勝手に、 ) …ぁが … …ッ ! ( だから、死ぬ気はないんだ。 死んだら終わってしまう、私が負けたままになってしまう。 そんなのは、御免だ。 ) ( 【災厄判定】 ) [Tue 22 Sep 2009 23:22:36][71]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『( 何がどうなって、私もどうなっているのか。 )』 [Tue 22 Sep 2009 23:14:35]
お知らせ > ある魔術師さんが退室されました。 『(神のみぞ知る、だ)』 [Tue 22 Sep 2009 22:07:21]
◆ある魔術師 > (ともあれ、だとすれば――村を閉鎖してしまう以上、その原因はここに残されてしまうのか。 ……恐ろしい話だ。 だが、逆にそれはもはや何人の目にも触れることがなくなる、という事にも繋がる。 ……それが良い方向へ動いてくれれば問題は無いのだが)…………まぁ、これから先、どうなるかはわからないからな。(最後に魔術師はそう呟いて、ペンをおいた。 インクが乾くのを待ってから羊皮紙を丸め、蝋で封印し、伝書鳩に託す。 今は情報と分析を送り届けることを優先しよう。 ――今後どうなるかは、それこそ) [Tue 22 Sep 2009 22:07:13]
◆ある魔術師 > (この呪的災厄の原因となったのは、考えるまでもなく、この青白い霧だろう。 生存者の話を聞く限りにおいて、外部から何か持ち込まれたという事はないらしい。 であるならば、潜在的にこの村には、その霧の発生源となる『何か』が眠っていたことになる。 ……恐らく、一挙に大量のグールが発生したのは、それが理由であろう。 ウォッシュベアー村の住民達は、知らず知らずのうちに、何代にも渡って、この霧の影響を受け続けていたのだ。 ……その事を鑑みれば、こうした事態が発生したのは必然ともいえる)(幾日も食事を取らず、暴虐に晒され続けた生存者達が「生きている」のも、霧の影響を少なからず受けているからだろう。 無論、まだ彼らはグールになっていないから、この段階で霧の影響下から脱出すれば問題は無いはずだが……いや、これは今後の経過を見てから確かめるべきか。 影響が残留しない可能性も、無いとはいえないのだから) [Tue 22 Sep 2009 22:03:53]
◆ある魔術師 > (そして恐るべき事に、グールは知恵を残している。 吸血鬼であれば別に珍しくもない話だろうが、彼らは基本的に単独で動くことを好む。 知恵を持ち、狡猾で、尚且つ強靭な肉体を持つゾンビの軍団を想像して頂きたい。食欲と性欲に突き動かされる知恵持つ怪物の群れ。 それがグールなのだ。 ……そして、ウォッシュベアーはグールによって支配された。 死都、地獄と化したのだ)(……唯一の救いは、彼らが食欲や性欲を残している、という事である。 エネルギー補給が生物的に必要なのかは不明だが、「飢え」を我慢する事ができない以上、食料が必要であるという事実に変わりは無い。 その供給を断ってしまえば、やがて共食いが始まり、全滅する。 これは現在の村の状況を見る限り明らかであり、同時にヴェイトス市が打ち出した対応策でもある。 中に取り残されている生存者の事を考えなければ、もっとも人的被害および手間をかけずに、事態を解決することができるのだから) [Tue 22 Sep 2009 21:59:46]
◆ある魔術師 > (喰人鬼、グール。 そう呼ばれる存在は、吸血鬼やゾンビーなどと呼ばれる『蘇った死者』とは全く別種だと思われる。 あえて誤解を恐れずに述べるのであれば「不死者」とでもするべきであろう。 つまり――死なない肉体を手に入れた存在。 肉を齧られ、犯され、切り刻まれようが、彼らは死なない――死ねない。 そういう肉体へ作り変えられたのだから。 意思決定を司る頭部、血液という燃料を全身に循環させる心臓、そして肉体を動かすのに必要不可欠な四肢、これらを破壊することによって『物理的に動けなくする』以外に倒す方法は無い。 死して蘇った者でない以上、銀や洗礼詠唱などを用いて祓う事は不可能であろう。 グールは霊的存在や悪魔の下僕、死霊ではなく、れっきとした「生物」なのだから) [Tue 22 Sep 2009 21:55:29]
◆ある魔術師 > (それはウォッシュベアー村入り口に備え付けられた、幾つかの天幕の一つ。 事態が急変したことにより、ヴェイトス市より続々送り込まれていく救援・支援部隊の為の野営地。 その魔術師は全くの善意から――当初は単なる土砂災害と思われていた――復興作業に協力しており、村内に喰人鬼が大量発生するという呪的災害である事が発覚しても尚、ここに留まっていた。 天幕の中で筆を走らせるのは、自分の目で確かめ、突入して帰還した傭兵達の意見を聞き、そして災厄から生き延びた生還者たちの体験談をもとに――「何が起きた・起きているのか」を確認する為である)(後々になればより専門的な魔術師やらが再度検分するのだろうが……生の情報を得、記録を残すには今しか機会はあるまい。 故に、彼はこうして文字を綴っている) [Tue 22 Sep 2009 21:50:31]
お知らせ > ある魔術師さんが来ました。 『――私見』 [Tue 22 Sep 2009 21:45:43]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『( この地獄から生き抜く。それだけを目標にして』 [Tue 22 Sep 2009 19:09:36]
◆クレェイン@霧の村 > 耳栓とアイマスク を ください ――― ( それがあれば僕はどれだけ救いになったのだろう。全てが感触だけの世界ならば、相手が腐ったババァでも憧れのあの子との絡みだったのだと現実逃避をして、少しでも心が救われたかもしれないのに。コクト。もし、コクトも同じ目にあっていたら。だめだ。腐ったババァがもしコクトを襲ったらどうしよう。そんな事は無いとは思うのだが――。しかし、脳裏に浮かぶのは茶目っ気たっぷりにウィンクを残して去っていたババァの幻像――激しく夢幻想像の域にあるものだと思いたい――の姿。あれならやる気だ。 ) 何をして も ( くそ、悪態を吐いた僕はズボンを直す。そこら変に転がっていたしたいから布を剥ぎ取り、下の掃除をしてから立ち上がる。 ) 手をくれ なんだぞ 。 クソババァ。 若気の至りは29歳までだ。それ以上は認めないぞ ( 故に。90越えてそうなババァには認められないだろう。世界中がたとえ認めても僕が認めない。――いけない、グングニスク時代を思い出して一人称が「僕」になっていたようだ。現実逃避は許さない。俺は――、 ) コクトを救い出して、この悪辣な鉱山から抜け出すのだ。これ以上、何が来ても怖くない、 ぞ ――― うぇ ( でも、気持ち悪さは抜けなかった。落ちた松明を再び手にし、少年は歩き出す。目指すはコクトの救出。そして、この鉱山からの脱出。武器の確保。そして――、 ) アイマスクと耳栓だ ( 目的を定め、少年は歩き出す。 ) [Tue 22 Sep 2009 19:08:32]
◆クレェイン@霧の村 > ( そこからの悲惨さを表現するには一人称では苦しみの駄文にしかならない。正直に言えば、僕は此方に着てからオカマばかりに欲求処理をされているわけなのだが。主に今回のイベントの趣旨として「皆で苦しもうね☆」とあるのだが、誰がババァグールとの絡みを読みたいと思うのだろう。後ろの処女をオカマに奪われ、前の童貞をババァに奪われた僕の精神は粉々に砕かれ、すでに地獄の沼へと蹴り落とされた気分だ。というよりも、目の前ではお花畑が広がっていて、その花畑の向こうでグングニスクで淡い恋心を抱いていたあの子が手を振って僕に合図をしている。僕はもう、全てが夢だと認識し、今こそ地獄だろうと天国だろうと現実だろうと、あの子の元へと駆け出した。そんな僕を見て、あの子は親指を下に突き出して言うのだ。「この腐れ野郎が」。僕の夢はそこで終わった。醒めたといってもいい。覚醒だと言ってもいい。僕は気づけば涙を流しながら、天井を見上げていた。下半身を見るのは怖かったが、偽らざるべき真実を何するならば行為の跡が残っていた。体中に残るキスマークはきっと憧れのあの子でもなければ、グールになった村の若い女の子の物でも無いだろう。たぶん、萎れた彼岸花のようなあのババァ。赤い目を爛々と輝かせてピンクのネクリジェを着て襲ってきたババァがつけていったキスマークに違いない。目に栄える赤のキスマークが呪いか何かのように見えた。というよりも、呪い以外の何物でもなかった。 ) せめて―― 、 ( と、僕は涙を流しながら両手で顔を覆った。 ) [Tue 22 Sep 2009 19:00:55]
◆クレェイン@霧の村 > ピンクのネクリジェが眩しいんですが! あんた絶対孫のタンスから盗んだだろ! それを着れば身体も軽いし若返っちゃった☆ とかそんな気分なんだろそうなんだろ!? 顔を赤く染めてモジモジするなぁああああああああああああああああああ! 図星かよ! てか、サイズあってなくて見えてる見えてる! 垂れた乳が―――腐ってるぅうううううううううううううう! もう嫌だこんな場所! 誰か助けてHELP! ( いやぁー! と叫びながら下半身丸出しで走り出す。が、走り出すだけのスタミナが尽きかけていた。主に尻の痔がスタミナを奪い取る補正を+10ぐらいしてる気がしてならない。咥えて、脱がされかけたズボンが足枷になってる気がしなくも無い。ごてん、とすぐさま転げたが、そのまま這いずるように両手を動かし――片手ねぇええ! うお、前進みませんのですが!? ) これならまだアーッ! のほうが良かった! 帰ってきて、マッチョオカマの皆さん! ( 脳味噌を抉って殺したのは主に僕ですが。なんて、泣き叫ぶ少年の下へと身軽に迫るネクリジェババァグール(命名:僕)。ひぃ! と泣き叫ぶ僕をババァは綺麗に身動きを取れないように組み敷いた。 ) [Tue 22 Sep 2009 18:52:14]
◆クレェイン@霧の村 > マッチョオカマの次は齢90越えてそうなババァかよ! おま、いい加減にしろよ! なんなんだこの村! ( 全力で叫んでグールを突き飛ばした。なんで、若者向けのネクリジェ着てるの、あのババァ! なにこの村! 変態しかいないの!? ) てか、なに突き飛ばされた格好でしな作ってるの!? 以前より元気だからって若返ってませんからね、貴方! ( ずびぃ! と思わずありったけの元気を搾り出して突っ込みを入れた。ていうか、半裸でポーズとるグールババァとか何なの!? 見るに耐えません! ) [Tue 22 Sep 2009 18:46:52]
◆クレェイン@霧の村 > ( 刹那、がくんと頭が揺れた。なにが起きたのかまったくわからない。意識が朦朧としていたが故だろう。振り向けば――、嗚呼、棍棒を振りかぶる人影が見えた。ああ、今殴られたのだ。殴られて、また殴られて。食べられるのだろうか。それとも犯されるのだろうか。オカマはもう殺したから後ろの穴はもう大丈夫。けれど、腐った死体を相手にするのは嫌だ。でも、逆らえば生き残れない。何よりも先手を打たれたのだ。――嗚呼、と小さく呟きながら少年は松明を取り落とした。からん、と乾いた音が坑道に響く。そして、うんざりとした顔を天井へと向けた。見やれば、所々腐った人影が見えた。グールだ。するすると服を脱ぎ、ズボンを脱がされる。また犯されるのだろう。嫌だ。嫌なのに。動く気力が湧かない。なんなんだ。なんなのだ。こいつらは、もう僕は力の一欠けらも残っていない。はは、死んだほうがマシじゃないか。だというならば、何を抵抗する必要がある。何を拒絶する必要がある。すでに死に体の己。なにを希望として生き残れというのだろうか。嗚呼、これがマッチョなオカマ集団だったら抵抗する気も起きたのだろうが。もう、あの男色ではない。腐った死体だとはいえ、女なのだから、少しはマシじゃないか。そうだ。そうじゃないか。諦めて、好きなだけ遊ばれて、終わったらまた動き出せばいい。だから、これは、休憩なのだと、自分に言い聞かせた。人影が覆いかぶさってくる。「ヒヒヒ」という笑い声。腐った笑い声。顔を近づかせてくるその人影の顔が松明に照らされ―――息を呑んだ。 ) [Tue 22 Sep 2009 18:43:57]
◆クレェイン@霧の村 > ( 阿鼻叫喚? それがなんだというのだ。片腕を失い、半分になった視界の中で、少年はふらふらと歩き出した。今が鉱山のどの部分に辺るのかさえ判断できない。破れた格子を抜け、そして遠くに見える格子に落胆し、そして別の道を行く。そうして歩き回って――・・・一体どこへとたどり着くというのだろうか。手に持った松明はみるみる短くなっていき、叫び声が聞こえる方向へと少年はゆらゆらと歩き続ける。「うるさいな。うるさい。うるさいな。なんでうるさいんだろ」ぶつぶつと呟きながらも、朦朧とした意識を手放すまいと必死になって。 【災厄判定】 ) [Tue 22 Sep 2009 18:37:55][65]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが来ました。 『うるさい、な』 [Tue 22 Sep 2009 18:34:53]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 『( こッちが夢ならいーのに。 )』 [Mon 21 Sep 2009 18:34:07]
◆シタン@霧の村 > ( でも食事にされる方はたまったもンじゃない。 露店でさばかれる鶏の気分を味わう事になるなんて、思いもしなかった ) ひッ! ぎ、 あああああッ―――― !!! ( 口を開けたまま後はもう、喉から空気が漏れるばかりで声にさえならない。 )( ああ、どッかすぐ近くで、おンなじような悲鳴があがってる。 ) ――― ッ、 が、 あ、 …、 ( 唾液を垂らしてびくンびくン、体が痙攣した )( 喉が、背が、引き攣る ) ―― ッ、 … ッ、 ( あぁ蝶の夢じゃねーけど、 ) [Mon 21 Sep 2009 18:33:30]
◆シタン@霧の村 > ( 充満した腐臭と血と精液の臭いにげほッと咽る。体の色ンなトコロがじくじくと傷むから、きっと俺が意識なくしてた間も喰人鬼たちは容赦なく俺の体をサンドバック代わりにしていたんだろう。頭がくらくらする。 ) ぐッ! ふ、 ッ… ( 腹を思い切り蹴られて床に転がった。 丸まって腹を押さえる気力もない。腕か足か、どこかに嵌められたままの拘束具からじゃラと音がするのが酷く遠くに感じられた ) … ( は、と息をつけば、俺を囲んでいた喰人鬼たちはそろそろ運動はオワリといった風に俺との距離を詰めてくる。手やら足やら、だらりと投げ出された部位を好き勝手に掴ンで ) ――― … ( いただきます、とばかりに開けられる暗い口腔をぼンやりと見た。 ――あぁ、そりゃあ運動の後の食事は美味しいだろうよ。 ) [Mon 21 Sep 2009 18:22:56]
◆シタン@霧の村 > ( 主の部屋ではなく暗い坑道の中で、いるのは主ではなく、見たくもない喰人鬼たちの顔 ) ――― あ、 ( 耳に届くのは雨音ではなく喰人鬼たちの呻きと誰かの叫び、すすり泣く声 ) …ッ、 ( あぁそうだ、坑道の中の、どこかちょっと広くなってるスペースまで引き摺ってこられて―― そこには喰人鬼たちが、俺みたいにヤツラに捕まったと思しき人間を食事にしたり、暴力を振るったり、犯したり、 ) … ( 新鮮な肉を頬張って嬉しそうに呻く喰人鬼たちはまるで悪趣味なホワイティアたちの、アンダーグラウンドなパーティ――サバトでもしてるみたいだ。 )( 俺は殴られてしばらくの間意識が飛んでいたらしい ) [Mon 21 Sep 2009 18:07:12]
◆シタン@霧の村 > ( 目が覚めればそこは、【災厄】に満ちた場所だ ) [Mon 21 Sep 2009 17:49:31][69]
◆シタン@霧の村 > なぁ、あと何ヶ月かしたらオマエの好きな葡萄の季節じゃないか ( 円窓の外にさあさあと降る雨を眺めながら、俺は寝台に横たわったままの主に声をかけた ) だからさ、早くよくなれよ。 ( 振り返って笑いかけても、仄かに唇を笑ませてみせる主の零す咳は病的で痛ましい ) えぁ? あー、そーだなモチロン遠乗りも付き合うッてーぇ。でも一緒にいこーッて誘ってくれるのに毎度一人で先行っちゃうの勘弁してよねー ( お前が遅いからだと、か細い声でいう主公に えーひどーいと唇を尖らせながら杯に水を注いでやる ) な、息子も心配してたよ。 え、ホントホント。だからさ――― そンな顔してんなよ。 ( 苦笑しながら恭しく、水を飲ませて――― ) [Mon 21 Sep 2009 17:47:59]
お知らせ > シタン@霧の村さんが来ました。 [Mon 21 Sep 2009 17:38:21]
お知らせ > 霧に満ちた村の入り口さんが退室されました。 『――ウォッシュベアーでは、何か尋常でない事が起きている。』 [Sun 20 Sep 2009 20:16:46]
◆霧に満ちた村の入り口 > (腐った死体に襲われた傭兵が、情けない悲鳴を上げて逃げ戻ってきた) [Sun 20 Sep 2009 20:16:12]
◆霧に満ちた村の入り口 > (――――ややあって――――) [Sun 20 Sep 2009 20:15:41]
◆霧に満ちた村の入り口 > 「――……なんだぁ、この……腐った肉みたいな臭いは……」(霧に混じって漂ってくる異様な臭い。 土砂崩れに巻き込まれて埋まった奴でもいるのかと思ったが、除去作業中には感じなかった。 村に入って初めて嗅覚が認識したそれ。 嫌な感じだと呟きながら脚を進めると、馬車が止まっていることに気づいた。 ……そしてやはり異常なことに、その馬車は――まるで略奪でも受けたかの様相であった。 馬はおらず、幌は破け、中の荷物や何かも荒らされてしまっている。 そして人間の姿、気配はまるで無い。 ……土砂崩れに巻き込まれるのを恐れて、さっさと村のほうへ逃げてしまったのだろうか?)「……もうちっと進んでみる、か?」 [Sun 20 Sep 2009 20:13:58]
◆霧に満ちた村の入り口 > 「道ができたぞーっ!!」(その声につられるように、わらわらと集まってきた数人の作業員は、ひょいと村の中を覗き込み――青白い濃霧に満たされているのを見て、揃って顔を見合わせた。 最近は其処まで雨も多くはなかったし、こんな色合いの霧は見たことがない。 すわ魔法か呪いか何かか、と迷信深い手合いが後ずさる中、肝が太いことで知られる一人の傭兵が、ドンと胸を叩いて脚を踏み出した)「この程度で怖がってるんじゃねェよ。 俺が見てくるから、お前ら其処で待ってろ。 ああ、あとカンテラかランタンか貸してくれ。 流石に灯りが無ェと前が見えん」(腰に剣、片手にランタンを持って、傭兵が土砂の坂を越えて向こう側へと脚を踏み入れた) [Sun 20 Sep 2009 20:11:08]
◆霧に満ちた村の入り口 > (その日、ヴェイトス市から送り込まれた支援が、ようやく実を結んだ。 無論、街道の完全復旧などはまだまだ先だが、崩落の危険性がある箇所を木材などで補強し、ゴーレムや奴隷、その他の作業員らによる不眠不休の除去作業の結果、ようやっと人が行き来できる程度の道が確保されたのである。 あくまでも辛うじて、だが。 当然ながら大人数を送り込むには狭すぎる道であるし、馬車や何かが通れるほど整備された路面でもない。 とはいえ、この土砂災害に挑んできた人々にとっては喜ばしい事であるというのは間違いない) [Sun 20 Sep 2009 20:08:16]
お知らせ > 霧に満ちた村の入り口さんが入室されました。 『――土砂崩れから20日後』 [Sun 20 Sep 2009 20:05:05]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『( 片目の少年は歩き続ける。ワセリンが手に入った喜びを噛み締めながら生きるために )』 [Sun 20 Sep 2009 19:57:29]
◆クレェイン@霧の村 > ( それこそ男の不遜。騎士としての名折れ。嘲笑、苦笑に塗れた葬儀の旅路など、浮かばれはしない。目指すは男としての本懐。騎士としての栄光。華道は誉れ高き栄光の賛歌と共に歩かねばなるまい。そうでなくてはいけないのだ。 故に。故にである。クレェイン・ラインベルトは今まさに、生きるための活力を搾り出す。 ) 絶対、 絶対、 生き残るぞ。 絶対にだ・・・・ッ!! ( そう、せめて体中を洗ってケツの穴も洗って痔が治ってから。でないと、死んでも死にきれぬ。故に、クレェイン・ラインベルトは生者と従者を求め、ワセリン片手に歩き出す。この地獄から抜け出すために。 ) [Sun 20 Sep 2009 19:56:22]
◆クレェイン@霧の村 > そ れ だ け は 絶 対 に 嫌 だ ! [Sun 20 Sep 2009 19:55:27]
◆クレェイン@霧の村 > ( ケツの穴の挟まったかもしれない腐肉と痔の跡を ) [Sun 20 Sep 2009 19:55:20]
◆クレェイン@霧の村 > ( そう、どんな崇高な宗教も。どんな高貴な志も。気高き騎士道も。少年を死の旅路へと彼岸の華道を歩くために背を押しはしない。少年は、ずるずると、壁を這うように立ち上がり、歩き出す。腐った死体の中を歩く。死んでいるのも生きているのも定かではない肉の群れの中を歩き始める。 ) ぁぁ ( と、胡乱気な声が洩れる。なんで生きているのだろう。なんで死んでいないのだろう。それは死が怖いからか。それとも復讐か。それとも――、建前か。 ) ――― まだ 死ねない んだよ ( 何故。それは何故か。それは何故なんだろう。 たぶん。 たぶんだ。 己が死ねば兎の従者は哀しむだろう。哀しみ、彼女が生き残れば――きっと己の死体は彼女がヴェイトスまで運び、グングニスクの墓に収まるだろう。――だが、その仮定で。死体が通過しなければならない場所がある。それは、葬儀だ。体中の傷を目立たなくし、きれいな顔立ちに仕上げ、そして生者との別れを、決別を促す。そして、葬儀屋はきっと見るのだろう。グングニスク家次男、クレェイン・ラインベルトの死体を洗い、傷を縫い、目立たなくしたところで。 そう、 ) [Sun 20 Sep 2009 19:52:08]
◆クレェイン@霧の村 > ( 目が――取られた。奪われた。視界が半分だ。何故、自分は生きているのだろうか、とふと思う。なぜだろう。左腕を失い、今また、片方の眼球を失った。戦士として。騎士として。重大な欠点。欠落と言い換えてもいい。生きられないのならば、何故今生きているのか。わからない。なぜ生きて、生きて、生きて、生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて生きて―――――死んでいないのだろう。 ) ――― げほ ( と、血痰交じりの咳が出た。ああ、身体の中にどっかも負傷しているのだろう。体中が傷だらけだ。血が足りなくて意識もうまく回っていない。こんな、不甲斐無く。そして、こんな騎士として立っていられない己を従者が見て――。落胆するだろう。落ち込むだろう。泣くだろう。哀しむだろう。生きる目的を失うだろう。いや、それはどうだろう。でも、同じように戦列で戦うことはもう――、ならば ) 騎士として 死ねるならば 今のうちに ( 死ねるのならば、と。自害も考えた。だが、未だに境界を踏み越えることを恐れていた。死が怖かった ) [Sun 20 Sep 2009 19:45:35]
◆クレェイン@霧の村 > ( 視界で認識するには耐え切れず。かといって見ないわけにはいかない。見たくない。聞きたくない。喋りたくない。見ざる聞かざる喋らずの三段活用などどれだけ意味があるというのだろうか。 ) ――― ぁ ぁ ( ごじゅ、と意識も絶え絶えに壁に背を預けていた少年の眼球を。今、グールが一匹穿り返した。ぶつ、と神経が途切れる音がした。それだけだった。それだけで――視界は半分になった。簡単な論法。簡単な説明。簡単な原因 ) ぁ ――― ( と、少年は意識を混濁させたまま、虚く呟いた ) [Sun 20 Sep 2009 19:38:55][74]
◆クレェイン@霧の村 > ( どろどろのぐちゃぐちゃうで。 べちゃくちゃのぎちゅくちゃ。 腐乱死体と死体と生きてる死体。それだけの世界だ。そこで動いていようとそれは「死体」に変わらない。変わりない。そんな世界だ )( 【災厄】 ) [Sun 20 Sep 2009 19:35:32][48]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが入室されました。 『潰して食って食われて犯されて侵す』 [Sun 20 Sep 2009 19:34:20]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが帰りました。 『闇より深い闇の中に意識を手放した』 [Sun 20 Sep 2009 02:05:13]
◆銀嶺@霧の村 > …嫌だな。 (精神が砕け散り、肉体が滅び去る。其の日が訪れるのを描けば、表情で示さずとも弱音を吐いた。) ――― 充分に生きた。 けど、 (400年は記憶した年齢の分だけ、誰かに記憶して貰えば倍は超えただろう。其の分だけ戦場で生き抜いたり、愛した者と限りの無い道へ歩き出したり、出会いの数だけ幾重の夢を学び続けた。) ―― … 戦い足りないんだよ。 (最後に途切れに言い放った。同時に肉体の疲労が抜け落ちず、意識が暗闇の狭間へと引っ張られていった。身体に突き刺さった痛みは深く刻んでゆく。) [Sun 20 Sep 2009 02:02:28]
◆銀嶺@霧の村 > (悲鳴よりも、絶叫よりも、グールの足音よりも、生存者の足音よりも、――身近な音が響いた。)( ビキッ ) ―― ッ?! (左腕の肘から嫌な悲鳴を上げた。次々と太股の靭帯、膝の皿、目蓋、眼球に電流と同様の激痛が襲い掛かる。) はっ、 はぁ… なんなんだ。 (不可視の影響の所為か、体質上の不具合か、どちらにしろ悪影響が湧き上がった。軽度の眩暈が襲い掛かり、立ち眩みはするもの直ぐ傍の壁に凭れ掛かろう。) … この村、 … 呪われている。 (眼前に広がる光景から逃れる術に、頭を項垂れては視界を遮らせた。右手を左肘に押さえ付け、痛みを和らげようとした。足腰に力が入らなくなり、無駄に残り少ない体力が失われてゆく。身体が持たずに自然に尻餅が付いてしまった。) [Sun 20 Sep 2009 01:49:21]
◆銀嶺@霧の村 > …… 。 あの時、か。 (右側の目蓋が開く事は出来ない。額の右側に擦過傷を作ったか、内出血の所為で流れ出た血液が目蓋を固めてしまった。眼球を上下左右に稼動が出来る確認をすれば、小さな安堵の息を漏らした。――次の瞬間に息が詰まった。) …、 嘘だろ。 (地面に平伏せる姿勢のまま、景色のすべてを把握した。壁際に寄せられたモノの正体――。四肢を無くし、眼窩を作り、腸を無くしていた。鼻梁に触れ込む匂いが、脳の奥まで悪寒を奔らせた。五感の幾つかが弱まっていたとは、いえ…。) ……、 誰か居るのか? (無事な方の右手を地面に付かせ、倒れ込んだ身体を起こそうとする。途端に音が響き渡った。隣の牢獄からの悲鳴か絶叫か、其れとも接近する足音か。今は知る由もない。辺り周辺に視線を巡らせよう。)【災厄判定】 [Sun 20 Sep 2009 01:35:25][51]
◆銀嶺@霧の村 > (光の差し込まぬ牢獄。暗闇を振り払うものは、壁の飾台の松明の篝火のみ。) 痛ッ 、 う ―― … (悲鳴。絶叫。怒号。それらの感情を表現する声が、幾重に編み出された声が木霊して聞こえる。不愉快に感じ取れば、意識が覚醒し始める。同時に齎すのは倦怠感が訪れた。動く気になれず、次に襲い掛かる痛みに呻いた。) ―― … なん、だ… (足を動かし、指先を動かした。手を動かし、腕を動かした。五体満足だと直感で判断を下すもの、左腕と右足の骨格に酷い痛みが残る。次に目蓋を開こうとしたが、片方の景色しか映らない。) [Sun 20 Sep 2009 01:21:59]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが来ました。 『冷え切った牢獄に駆け回る風に』 [Sun 20 Sep 2009 01:10:56]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが帰りました。 [Thu 17 Sep 2009 22:54:26]
◆黒兎@霧の村 > 殺して や る …ッ おまえ ら、 じぇったい 、 殺し て やる ―――ッ ( 憎悪の篭った眼で 、グールを 見る。 許さない。 絶対に許さない。 こんな痛い思いをさせて 、 こんな処に閉じ込めて 。 こんな 地獄に 。 せっかく 幸せだったのに 。 楽しかったのに 。全部 ブチ壊された。 こいつらに 。 ) ( 黒い兎の その眼を受けて 、 グールは 嗤った。 まだ死なせない と 言わんばかりに、 噛まれた場所に火を 当てられた。 ジュッ と 、 肉の焼ける音がする。 ) ギ、 あ゛あ゛あ゛ あ゛―――― ッ ( 再度、 兎の絶叫が響く。 闇に落ちる意識の中 で、 嗚呼。 美味しそうな 匂い 。 美味しそう? あ れ ? おかしい な ――― 。 別に 、 お肉は 、 そんなに 好き でも 、 無いの ――― に 。 ) ―――― … ぅ しゃぎ は 、 そう しょく どーぶ つ 、 なの ――― に 。 ( ほんの束の間の 現実逃避 。 ) ( グールが 他にも何処か食べようとするのを 見たところで 、 兎の意識は 、 そこで 切れた。 ) ( 人間の恐怖を 、 憎悪を 、楽しむタイプのグールだったのだろうか。 それとも美味しいものは後で とでも 思ったのか。 グールはそれ以上は食べなかった。 その代わり、 意識を失った兎の身体で 存分に性欲を満たすのだろうが。 ) [Thu 17 Sep 2009 22:53:18]
◆黒兎@霧の村 > ( 何処か 狭い部屋に連れ込まれる 。 乱暴に放られ、 肩を強く打つ。 ――― この間から放られて ばかりだ。 グールが 何か言っているけれど、 聞き取れない 。 ) ――― … な に … ? ( けれど。 なんとなく 分かる。 多分コイツは腹が減っている。 だって 。 同士食いをするくらいに コイツラは 空腹なんだ 。 ) ( 部屋から 逃げようと 、 走って 、 ) ……っぅぁ ッ ( 腕を取られる。 引っ張られる 。 その勢いのまま、 グールは 右肩に 歯を 立てた 。 ) う゛ ―― あ゛あ゛ ぁぁぁぁぁぁ ッ ( 肉を裂かれ 、 血を啜られる音が 耳に届く 。 その音を掻き消すように 、 己の悲鳴が 部屋に 響いた 。 ) い ゛ … ぁ ――― ああッ ( グールが 一度口を離した。 見れば、 己の血が 、 グールを 紅く 紅く 染めている 。) [Thu 17 Sep 2009 22:43:47]
◆黒兎@霧の村 > ――― … ッ ( 黒い兎が 、 苦しげにもがく 。 息遣いが 段々と 荒くなり ) ( 何時の何か、 死体の下に埋もれていたのは、 いつもと同じ。 兎の耳の 少女だ 。 ) ――― … ぁ …… 元 に、 戻っちゃったの よー …… 。 ( はふ と 小さく息を吐く 。 とりあえず何か着るものでも探そう 。 そう思って 辺りを見回す少女の耳に、 足音が 聞こえた 。 牢の外からだ。 外を自由に歩けるのはグールだけ。 少女は 出来るだけ動かぬように。 グールの目にとまらぬように していたのだが 。 ) ( 牢の扉が開く音が した 。 ビクリ と肩を揺らす 。 ) ( 「 お前が イイ 」 ニィ と 、 そのグールは 嗤い 、 兎の少女の腕を掴み、 高く持ち上げた。 ) ――― にゅ… はなしぇ ッ ! うしゃぎ、 美味しくないの よーッ ! まだ服着てない の 。 しゃむいの よぅーッ ( 何も纏う物が無いまま、 裸のまま。 少女は牢の外へと連れ出され、 グールによって何処かへと 移動させられる。 ) [Thu 17 Sep 2009 22:22:18]
◆黒兎@霧の村 > ( 牢屋に入れられ、 そのまま息絶えてしまったらしい死体の下から モソモソと這い出す黒い物体 。 小さな身体に長い兎の耳。 ―――― 兎 だ。 黒い兎の小序 ではなく、 黒い兎 。 ) ――――― … 。 ( 這い出すことすら疲れたのだろう。 まだ下半身が死体から抜け出せていないが、 ぽふ と 、 力を抜いた。 ) ( 従者見習いの黒兎。 その名が示すように、 黒い兎のライカニアの少女 ―― なのだが。 強いストレスや酷い怪我をすると獣化してしまうことがあり ―――― 今まさにその通りで 。 ) ( ――――― 獣化したのが 、 こないだの ことがあってすぐ だから …… そろそろ戻るかなぁ …。 ) ( ぼんやりと 、 人間の思考が出来る程度には 、戻ってきているらしい 。 獣化したおかげで、 グール達の目から逃れ休むことが出来たのもまた 、 事実だが。 )【災厄判定】 [Thu 17 Sep 2009 22:14:27][67]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが来ました。 『( 黒い兎。 )』 [Thu 17 Sep 2009 22:09:36]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが退室されました。 『( その後も嬲られ続け、 男たちが離れれば、 少女は気を失った 。 )』 [Wed 16 Sep 2009 01:22:54]
◆黒兎@霧の村 > ふ ぁ、 ぁッ ぁッ ァッ …… ( 漏れる嬌声は少女のもの 。 男が出した白濁と 自身の汗で、 少女の身体は艶かしく 濡れる。 ビクンッ と 、 身体を痙攣させる 。 何度も突かれ、何度も男の白濁を 身に受けながら 、 ぼんやりと 考える 。 ) ( ――――― 死にたいな と 。 少年にはああ言ったけれど 。 ああ言わないと少年が壊れてしまいそうだったから、 ああ言ったけれど 。 もう自分も 限界な気がする。 何かあれば、 死んでしまいたくなる 。 ) ひッ ……ん は ぁ…… ( 嫌だ。 こんなの嫌だ 。 けれど身体は 、 思っているのとは逆の反応を示す。 悦んでいる。 男たちに、こんな酷い扱いを受けても、 確かに悦んでいる。 嗚呼。 自分は本当に―――― 穢い な 。 男が何か言う 。 また 首を絞められる 。 けれど 意識を失う寸前で離され、 何度も 何度も 、 咳き込んだ。 同時に吐き気が込上げてきて、 一度は飲み込んだ男たちの白濁を 吐き出す。 「 汚ねェッ!! 」 腹を 蹴られる 。 ) …ぐっ …ぅァッ ( まるで玩具だ 。 生きた玩具 。 所詮その程度の価値しか 無いのだろう。 ) [Wed 16 Sep 2009 01:22:17]
◆黒兎@霧の村 > や だ …… やだ、よぅッ ( 着ているものを剥がされ晒される裸体。 白い裸体にはあちこちに痣や傷が出来ている。 兎の少女は 、 暴れた 。 無駄だということは十分に承知しているけれど、 何もせず受け入れることは いやだった 。 四肢をばたつかせる 。 「 うるせェッ 」 ( 腹を 、 頬を 、 殴られた 。 口の中を切ったのか 、 鉄錆の味が 広がる 。 あまりにも暴れる為だろう 。 集まった男のうち、 一人が腕を、1人が足を 抑え、少女を動けなくする。 男の アレ を 、 口に入れて欲しくなくて 首を振っていたら、 首を絞められた 。 ) ―――― …… ッ … ( 酸素を求めて 無意識のうちに口をあける 。 その口に 、 突っ込まれる 。 ) む グ ッ ( 首を絞めていた手は離されるが、 苦しい 。 胸を揉まれる。 小振りだが、 もう、女なら何でもいいのかもしれない 。 まだ濡れていない少女の ソコに 、 最初の男が 、 入れる。 痛い 。 痛い 。 痛い ッ 。 やめて ッ 。 叫ぼうとしても 声が出ない 。 さから少女は 、 涙を流した 。 その涙さえ、 汚い男の舌によって 、 消されてしまう。 ) [Wed 16 Sep 2009 01:01:16]
◆黒兎@霧の村 > ( 喉が渇いた。 お腹が空いた。 帰りたい 。 帰ってご飯を食べて、 甘いお菓子を食べて ――― 。 そんな幸せな夢を また見たい 。 ) ( ざり。 と 、牢の中で誰かが動いた 。 其方のほうを 見遣る 。 男が立っていた 。 知らない男だ 。 その眼は 己に向けられている 。 正常な者の眼ではない。 否。 この場所で 正常な者 などもういないだろう。 誰も彼も 、 既に何か狂っている。 ) ―――― ぁ …… 。 ( 男は 、 1歩 。 2歩 と、 兎に近づく 。 それにつられるようにして、 他の何名かの人間も 、 動き出した 。 ) ――――― い ゃ … なの よぅ …… 。 ( こないで 。 小さな 兎は 、 震える声で 言うも。 聞き入れられるハズもない。 ずりずりと身体を動かし、 牢の端まで逃げようとするが そもそもこの狭い牢の中 。 逃げ場所などあるハズもなく 。 ) や 、 や だ ッ ( 闇の中に伸ばした腕は 屈強な男の手によって持たれ、 そのまま身体が浮く 。 「 静かにしてろッ !! 」 そう 怒声が響いて 、 兎の身体は牢の真ん中。 男たちがいるほうへと 、 放り投げられた 。 ) ―――― ッ ( 背を打つ 。 同時に、 かぶさるようにして男たちが 兎の身体に触ってきた 。 邪魔だと言わんばかりに 服を 破かれる。 ) [Wed 16 Sep 2009 00:37:13]
◆黒兎@霧の村 > ( 暗い 。 ゆらゆらと 小さな蝋燭の明かりが視界の端で 揺れている 。 それでも暗い 。 暗いのに、 いろんな 音 だけは絶え間なく聞こえてくる 。 牢の中 、 腐りかけた死体と並んでグッタリと倒れていた兎は、 そ、 と 眼を あけた。 ) ―――― …… クレェイン … 。 ( この間まで 確かに傍にいたハズの見習い騎士の少年の名を 呼んでみる 。 が、 返事は無い 。 また はぐれてしまったかな と 、 ぼんやりと 思った。 ) ――――― …… いたい の よー … 。 ( 痛い。 体中が痛い 。 なんでこんなに痛いんだろう 。 知ってる。 殴られたからだ。 蹴られたからだ。 嬲られたからだ 。 此処は本当に 、 地獄のようだ と、 思ったところで 、 黒い兎は唇をつりあげるようにして 笑った。 ) ……… うしゃぎ は、 じゅいぶん 幸せになってたの ね … 。 ( ずっとずっと前は、 当然のようにあった環境な気もする。 けれど 。 ヴェイトスに来て、 見習い騎士の青年と逢って、 楽しいことと幸せなことでいっぱいで 。 ) …… かえりたい よぅ … 。 ( そう。 震える声で 呟いた。 )【災厄判定】 [Wed 16 Sep 2009 00:27:41][54]
お知らせ > 黒兎霧の村さんが入室されました。 『( 暗い …。 』 [Wed 16 Sep 2009 00:20:16]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 『 うああああッ……! 』 [Tue 15 Sep 2009 18:28:56]
◆シタン@霧の村 > ( 一度止まった足は、容易には動いてくれなくて ) ッぐ! ( 肩に重く堅い感触が、ずんッと落ちてきた。 ) …ッ!! ( ソレが木の棒だと認識できるより先に、別の喰人鬼が足に齧り付き――― ) [Tue 15 Sep 2009 18:27:29]
◆シタン@霧の村 > ( もしもクレェインってヤツを助けに行ったッてンなら、 ) 早く戻ってきてくれ よッ! ( 無理だろうなと思いながらも、願わずにはいられない。 地下室のヤツラも限界だろう。ずッとあンなとこ閉じ込められて、外に出りゃ良く知った村はこンなんで、腹だって減ってるだろーし、…喰人鬼じゃないけど、そのうち共食いを始めないとも限らない。 俺はそのへんの木の皮剥いだり、草だって何だって、食べるけど。無花果とかめッかればラッキー。 ) あ、 ぐッ…!! ( 振り下ろされた木の棒をなンとか避けたものの、 ) ッ、 ( 足がもつれて、体が傾ぐ )( 《戦闘》技能有り:乱数45以下で成功 ) 【判定】 [Tue 15 Sep 2009 18:24:18][90]
◆シタン@霧の村 > ( だから教会にヤツラが集まってきたら、ある程度のトコでワザと外に出て、ワザとこーやッて引き付けつつ教会から引き離す。 こーしてる間に教会にヤツラが一匹二匹忍び込んでるかもしれねーけど、まぁ内部が荒れてる分地下室は見つかりにくいとは思う ) ああああもー!! ぞッとする鬼ごっこだぜホントッ! ( ぞ、ぶッ )( 喰人鬼に刺した鉤鎌刀を、そのまンま横に薙ごう。 今無事なヤツとか、いるンだろーか。 ) [Tue 15 Sep 2009 18:16:23]
◆シタン@霧の村 > 喰屍鬼は喰人鬼よりランクが下がるンだぞー… ( ぼそッとそンな台詞。まァ、共喰いして数が減ってくれンのはありがてーンだが ) ( 置手紙のあった日から、コクトは帰ってこない。 鉱山にクレェインがいるかもと言っていたが、彼女もそこに連れてかれたンだろーか。 ) もしくは助けに行ったとかーぁ? もー、面倒見るのは主公一人でじゅーぶんだッつーの に! ( 避けるついでに蹴りを食らわせる。 バリケードのある教会にずっと立てこもってるなンて、ここに獲物がいますよーってアピールしてるよーなモンじゃねーか。 しかもバリケードがある分逃げ場ねーし、地下室なンて一度踏み込まれたら更にやべーし、 ) 見つかったらオワリだぜ、 ( マジな話。 ) [Tue 15 Sep 2009 18:10:13]
◆シタン@霧の村 > ( 今日も追いかけっこの始まりだ。 ) ッ、 ( ぶン! )( 円を描くように鉤鎌刀を振るえば、喰人鬼はオモチャみたいに崩れ落ちた ) うッ、 え… ( 崩れた喰人鬼に何匹かの喰人鬼が喰らいつく様をマトモに見て、思いッきり顔を顰めた ) [Tue 15 Sep 2009 18:03:44]
お知らせ > シタン@霧の村さんが入室されました。 『 ッあああああくッ、 そ! 』 [Tue 15 Sep 2009 17:59:14]
お知らせ > リフ@霧の村さんが退室されました。 『かくして僕は、この巨大な墓地から脱出する手段を得たのだった。』 [Fri 11 Sep 2009 23:42:17]
◆リフ@霧の村 > (彼が何のためにこれを手に入れ、こんな所で握り締めていたのか? そんな事は、今は如何でも良い事だ。兎に角、僕はこの世で二番目に大事な物を手にした。坑道の見取り図だ。) (一寸血で汚れているが、判読に支障は無い。軽く十字を切って、本の数瞬目を閉じる。) (―― 祈るのは、帰ってから思う存分するとしよう。) [Fri 11 Sep 2009 23:40:45]
◆リフ@霧の村 > (―― 居ない。ならば今しかチャンスは無いだろう。僕は部屋の中へ潜り込み、それで漸く理解した。何をって? 違和感の正体さ。) (―― 簡単な事だ。彼はもう、この世の物でもグールでも無くなっていた。ただそれだけの事だ。何の事は無い、違和感の正体ってのは、ピクリとも身動きをしなくて、一寸赤茶けた部分が多いと言う、ただそれだけの事だったのだ。) (―― けれど、彼は大事な物を持っていた。重要な物だ。今の僕に最も必要な物を、彼は持っていたのだ。) [Fri 11 Sep 2009 23:37:44]
◆リフ@霧の村 > (けれど、何か可笑しい。違和感がある。普通の人間にはある筈の無い物があって、無い筈の物があるような ―― けれど傍目には大した違いに見えないような、そんな物が引っかかる。けれど、それが何なのか判らない。) (一度通路の方を振り返り、近辺にグールが居ないかを確認しようと ――) (【判定《脱出》】) [Fri 11 Sep 2009 23:34:38][14]
◆リフ@霧の村 > (―― 騎士だ。僕の"お使い"の相手。) [Fri 11 Sep 2009 23:23:28]
◆リフ@霧の村 > (―― 中に誰も居なければ、僕は少しの間、まともな休息を取れるかも知れない。もしかしたら何か役に立つ物があるかもしれない。誰かいたら? それはグールだ。速やかに退散するか、退散させるかが吉って奴だろう。) (―― 果たして。其処には居た。居たのだ。それも、あまり居て欲しくない類の人物が。嗚呼、多分グールじゃないだろう。グールであって欲しくない。頼むからグールなんぞになっていてくれるな。) (―― そいつは、剣を携えていた。そこそこまともな鎧 ―― 最も、今やそれは見る影も無く薄汚れ、痛んで居るように見えたが ―― を身に着けていた。そいつは、そいつは ――) [Fri 11 Sep 2009 23:22:47]
◆リフ@霧の村 > (そんなわけで、僕はこの入り組んだ坑道内を歩き回っている。曲がり角で偶然グールと出くわしたりしませんようにとか、たまたま後ろからひょっこり奴らがこんにちはなんて事になりませんようにと祈りながら。) (―― けれど、そんな祈りは役に立たない事を僕は知っている。何故なら神は、僕が生きている内は決して救いの手を差し伸べたりなどしないのだから。) (―― そして。あてども無く進み続ける僕の目の端に、扉が見えた。少し隙間が空いているその扉は、何故だか酷く僕の興味を惹いた。怖いもの見たさって奴だろうか? とにかく僕は、その隙間を覗いてみることにしたのだ。) [Fri 11 Sep 2009 23:15:28]
◆リフ@霧の村 > (―― ぶっちゃけ、入口どっちだか判らなくなった。) [Fri 11 Sep 2009 23:07:03]
◆リフ@霧の村 > (あの日、坑道を見つけて潜り込んで30分後、僕は自分の浅はかさを後悔する事になり、更には"神様貴方って本当にドSですね"と言う思いを新たにする事となったのだ。) (要するに、此処はあの村よりはるかに厄介な地獄だったのだ。参るね本当。) ……いや、本当にさ。参るよね、本当。 (直接の戦闘をどうにかこうにか避け、やり過ごしながら、僕はこの坑道内を散策する羽目と相成った訳だ。何故って? 出て行こうとしたら戻ってきた化け物と鉢合わせ ―― 何て洒落にならないってのもあるが、もっと直接的な問題があるのだ。そう、食料とグールの次に重要な問題が僕の前に立ち塞がっているのだ。) [Fri 11 Sep 2009 23:06:33]
お知らせ > リフ@霧の村さんが入室されました。 『駄目になった革鎧をかじりながら、僕は何とか生きている。けれど状況は最悪だ。』 [Fri 11 Sep 2009 23:00:47]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが退室されました。 『面白半分に殴られながら、何も―――わからなくなった』 [Fri 11 Sep 2009 01:57:01]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > この、クサレ”ごっ”……の、分ざい、で…”がっ”ぶんざ で ぇ ”ごん っ!” [Fri 11 Sep 2009 01:56:41]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > この、この……クサレニンゲンの分際で…分際、で…っ!(痛む体を回転させ、げしっ、と交代で入ってきた男を蹴る。顔を、胸を、腹を…蹴ったところで足をつかまれた。ならばと今度は開いている足で蹴ろうとひきつけた直後…ごんっ、と頭に衝撃が走った。朦朧とした目にはよく見えなかったが、格子の向こうから先ほどの男たちが棍棒で頭を殴りつけていたのだ。だが、朦朧とする頭でもなお足をひきつけて――――) [Fri 11 Sep 2009 01:55:11]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (そうして、苦痛に耐えていると…どれほどたったのだろう。二人が腰を上げ、よろりよろりと牢屋から出てゆく。去り際に蹴飛ばされ、背中越しにがちゃりと再びの施錠の音。何一つ抵抗できず、下劣なニンゲンに体をいいように蝕まれた悔しさに涙が零れた。そうしてぐすっ、と鼻をすすり上げた直後に)”じゃりっ”(すぐ近くで響いた靴音に、びくっ、と顔を上げて視線を向けた。そこには―――そう、先ほど待ちきれぬといった様子で格子に顔を押し付けていたあいつだ。ちゃんと見張りを兼ねた順番待ちをしていたのだ。そしてすっかり終わったと思って油断したところに――――ぐぢっ、と先ほどの傷口にねじりこまれる指先。右の二の腕に焼けるような痛みが走る) [Fri 11 Sep 2009 01:51:27]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > 貴様ら…っ。つまみぐいか!ふざけ…………ぎ、っ…ぐぅ…!(痛い。自分は人間ではないが、苦痛はニンゲンとなんら変わらない。だが悲鳴だけは絶対に出すまいと歯を食いしばり答えた。体を貫くような痛みにはつい声を上げてしまったが、しかしそれでも――――すぐに唇を食いしばり、耐えた。後で殺してやる。捕まえて、叩いて、ブン投げて…ぐちゃぐちゃの肉片にしてやる。畜生、畜生、畜生―――) [Fri 11 Sep 2009 01:46:09]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (そして大きく開かせられた白い太ももに、一人目の男が顔を近づけた。二人目は上半身へと。またあのヘタクソなセックスの相手にされるのか、と辟易して目を閉じた瞬間―――太ももに走る激痛が、瞼を容赦なく開かせた()うぅぐ……っ!きっ、貴様らなにを……うぁっ、ぐ、ぎぃ………っ!(左の太ももにがぶり、と歯を突き立て、容赦なく皮を、そしてその下の肉を齧り取ろうとする一人目の男。その男を残りの右足で蹴り飛ばそうとした直後、ばりっ、と破くように開かれるジャケット。その勢いのまま、中のシャツも引き裂かれて…二人目の男の牙が、右の二の腕に食い込んだ。両腕を拘束された上に二人がかりで押さえ込まれば、さすがの膂力でも弾き返せはしない。がり、ぶち、みぢぢぢ……っと肉が破られ、皮膚が裂ける感覚を激痛のさなかで感じながら…二人とも申し合わせたように、浅く肉を齧り終えるとすぐ隣の肌にかじりついた。まるで何かの料理のように、がぶり、がじっ、ぶち……ぶんっ) [Fri 11 Sep 2009 01:42:03]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > ”がちゃり”(牢屋の鍵が開く。そして三人が…いや、二人だ。一人は残って牢を閉じた後鍵をしまいこみ、だが待ちきれない、と言った様子で格子にしがみついてこちらをご鑑賞だ。そして入ってきた二人はといえば―――)…か弱い乙女一人に二人がかり?ずいぶんとまあ、お顔に見合った勇気の持ち主で…うぐっ!(黙れという代わりのように、蹴り足が腹に、背中に容赦なく降り注ぐ。拘束されている以上抵抗らしい抵抗もできず、その暴行を一方的に受け止めさせられていた…が、それも長くは続かなかった。仰向けに転がされ、残っていた衣服…いまさらながらだが、上半身はジャケットと上着がそのまま、下半身はほぼ裸だった。行為の後に衣服を戻してくれるようなデリカシーなど、彼らに望むべくもない) [Fri 11 Sep 2009 01:33:33]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > …(最近血を貰ってなかった。そういう意味では食事をずっとしていないようなものだ。ただあり続けるだけならばそれでいいが、何かしら体に、専用の仕事をさせようとすればそれ相応の代償が必要となる。それがなければ、どうにもならぬ。そういうことである)となると、あとは地道に脱出を…問題は、この外にもあんなのがうろうろしている、ということですか……と(もぞもぞ、と体を動かしていたところに聞こえてくる足音。それも複数だ。愚鈍なニンゲン腐れが何の用だと牢の向こうを冷ややかに眺めていたら、ぞろりと三人の男が並んだのが見えた) [Fri 11 Sep 2009 01:27:14]
◆ヴェルセリオス@霧の村 > (両手を体の後ろに縛られた状態のまま、ごろりところがってつぶやいた。あまり使いたくはなかったが、人の形を捨てればこの戒めから逃れられる。牢屋も糸瓜も関係ない。そう思い意識を集中させたが―――一向にうまく行かない。しかしあまり残念そうでないのは…たぶんだめだろう、という予想があったからだ)【災厄】 [Fri 11 Sep 2009 01:21:41][78]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 『だめ、か』 [Fri 11 Sep 2009 01:17:58]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが退室されました。 『青年の意識は、途絶えた。』 [Thu 10 Sep 2009 23:43:35]
◆霧に満ちた村 > (二階から階段を降り、ひそかに背後へと忍び寄っていた喰人鬼が彼に飛び掛り――――) [Thu 10 Sep 2009 23:43:20]
◆霧に満ちた村 > ――――共喰い……なのか?(――極限状態に置かれているのは、連中も同じなのだという事に、今更ながら青年は気づいた。 村に閉じ込められた人間は、やがて喰人鬼へと変貌する。 ――食料は減るのに、食い扶持は増える一方なのだ。 土砂が取り除かれない限り、喰人鬼は新たに食料を得ることはできない。 無論、人間ならばそこで「食料を節約しよう」「新たな食料を調達しよう」と考え、行動するのだろう。 だが、連中は喰人鬼だ。 ――たとえ考えたところで、最終的には欲求が上回る。 つまりは、目の前にある食料、元人間、同胞、喰人鬼を食料とする。 ……ならば)……このまま生き延びれば――助けがこなくても……(助かるかもしれない。 青年が、そう考えた時だった) [Thu 10 Sep 2009 23:41:16]
◆霧に満ちた村 > (となると、次に湧き上がってくるのは――好奇心だ。 それは生き残る為に必要な感情であり、同時に死へと誘うものではあるが、安全な場所にいるという事実が、青年の体を動かした。 窓を覗き、外を眺めたのだ。 人が襲われ、怪物に喰われている風景を。 ……しかし、妙だ。 霧がある為、ぼやけてしか見えないのだが、アレは――)喰人鬼…………なのか?(喰っている側は、そうだ。 問題なのは――喰われている側、だった。 確かに、霧がある為、姿はハッキリと見えない。 だが、しかし……どうみても喰われている人物の皮膚は、ボロボロに崩れているように思えてならないのだ。 疲労からくる幻覚だろうか? そう思って目を擦るが、目の前の光景は変わらない) [Thu 10 Sep 2009 23:37:43]
◆霧に満ちた村 > (ふと外から聞こえた物音に、彼はびくりと体を震わせた。 喰人鬼か、生存者か。 恐らくは前者――だろう。 今では奴らの方が、人間より多くなってしまっているのだ。 …………そう、喰人鬼は増えている。 村人ばかりではない。 村で飼っていた犬やなんか、そういった動物さえも、化け物へと変わっていく。 ……ここは地獄だ。 喰人鬼が増える一方で、人間は減り続けている)……次に減るのは、俺か? 糞……嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ、そんなのは絶対に…………ッ(ぶつぶつと呟きながらツルハシを握り締め、窓の外をうかがう。 やはり――そうだ、喰人鬼だ。 それも何匹か。 ……そして、誰かが喰われていた)(思わず、ホッと息を吐く。 ――自分ではなかった、という事の安堵からだ。 罪悪感? 憐憫? そんな感情は、とっくの昔に消え果ている) [Thu 10 Sep 2009 23:34:50]
◆霧に満ちた村 > (どうしてこんな事になったのか。――そんな事を青年は知らない。 ただ、生き残らなければならないと思う。 この青白く輝く霧に満たされた地獄のような村に閉じ込められてから、何日経ったか――まだ二週間は経っていなかった筈だが。 だが、この先も生き残れるかどうかは……わからなかった)…………糞、怪物どもめ……ッ! なんだって、こんな事に……ッ(物陰に身を押し込み、足音を極力無くして通りを走り、背後を見せていた喰人鬼の頭にツルハシを叩き込み、そうして青年は生き延びてきた。 彼はただの採掘工でしかなかったが、生き残る為には何でもしてきた)(――そして、しばらくして、村にある酒場へと辿り付いた。 中に飛び込み、安全を確認してから戸を閉め、壁に寄りかかる。 ――今晩は、ここで眠れそうだ) [Thu 10 Sep 2009 23:31:27]
お知らせ > 霧に満ちた村さんが来ました。 『―――1人の青年が、村の中を走っていた。』 [Thu 10 Sep 2009 23:25:59]
お知らせ > 黒兎さんが退室されました。 『ゎーいッ (嬉しそうな声を。 途中で鉢合わせたグールを倒しつつ、 2人で教会に戻った。 )』 [Thu 10 Sep 2009 21:29:25]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 『 コクトについてくよン。 』 [Thu 10 Sep 2009 21:27:21]
◆シタン@霧の村 > えぇー? ほンとにーィ? ( なンて、過剰反応した少女をニヤニヤ見つめ、 ) ヘンだよ。ヘン。 どーなッてんだろーなコレ。 そッか、いんや、いーよいーよ。 ( へらっと笑って、ふかふかの耳が可愛らしい頭をわしゃわしゃ撫でよう ) ン、俺? ( 笑み浮かべたままちょっときょとン、て不安そうな顔を見返し ) 俺は、 [Thu 10 Sep 2009 21:26:58]
◆黒兎 > にゅー 。 うしゃぎ、 一旦戻って、 子ども達に、これ 置いてくるの よー 。 ( これ とは先ほどとった、 木に引っかかっていた食料のことだろう。 ) シタンは、どうする の ? ( と、 向けるのは心配そうな、 不安そうな 視線。 ) [Thu 10 Sep 2009 21:20:48]
◆黒兎 > ――… にぁ ッ ?! ( 恋人? なんて訊かれれば、 驚いたような声を 出す 。 それから ぶんぶん と、 勢いよく 首を横に振って ) ちがうの よー ッ ( と、 反論。 恋人なんて、 そんなワケがない 。 けれど、 主従のような関係でもない。 近いのは友人だろ か ……? ) ――― 霧 … やっぱり、 変よ ねェ ……。 ( ヴェイトスのほうで、 この異変に気付いてくれるといいのだけれど と 、 息を吐いた 。 ) やくしょう…。 ( うーん と、 困ったような声を出す 。 ) ごめん なしゃいー 。 あんまり 分からないの よー …。 ( 申し訳無さそうに言ってから、 青年の問い。 さて、 どうしようか。 ) ( 【捕縛判定】<戦闘 > ) [Thu 10 Sep 2009 21:20:33][43]
◆シタン@霧の村 > 探してた? ふゥン―――、 つかクレェインてのは、コクトの恋人ー? ( なンて、にやッと。 こンな時に恋バナとかねーよ。 だけど、まぁちッとは泣き顔な少女の気も解れるかと思って、 ) ま、何探してたか知ンねーけど。 鉱山内の地図ならどッかにあるかもなー。把握してなきゃ万一ン時困るだろーし。 ( それこそ落盤とか。 村の地図は、どうだろう。村長宅とかならありそーだけど。 ) さァ―― つか、普通の霧はこンな色してなくね? ( ”村を覆いつくす、青く煌く不気味な霧。”ッて。 いかにも何かありますッて宣言してるみてーな。ああ、この霧見た時にこの村入るの止めときゃよかったのに―― ) やッたら食欲旺盛で噛み付いてくるしな。 コクトは薬草とか詳しいー? ( 俺あンまりなんだよね、と白状。主公が生きてるウチに習っときゃ良かったッて、いまさらするから後悔なンだろーけど。 ) ッし、とりあえずー…、 このヘンで地図探すか? ソレとも教会戻るー? ( 担いでた武器、両手で握り直し。 さて、周りや帰り道になンもいなきゃいーが。男より貴女の方が気配や音には鋭いだろう ) [Thu 10 Sep 2009 21:10:59]
◆黒兎 > ――― … ( 頭を撫でる手 。 はぐれてしまった少年を思い出して、 兎は泣きそうになる 。 ごしごし と、 手で眼を擦った 。 ) らくせき …… ? ( 青年から出た言葉、 続きを待っていたが それ以上は喋らないようで 。 何を言おうとしたのか 、 少女には分からなかった。 ) ――― うん 。 しょれも あるんだけ ど、 クレェインがね 、 何かをしゃがしていたの よー 。 うしゃぎ、分からなかったけど、 地図を見れば 、分かるかなーって 、 思って 。 ( 青年が持っていなければ仕方が無い 。 またウロついて探すしかないだろう 。 軽いため息を ついた。 ) ――― 霧、 じぇんじぇん、 晴れないの ねー 。 鉱山の村って、 こんなも のー ? ( ずっと立ち込めている変な霧 。 全く晴れることがないのは、 鉱山の村だからだろうか と 。 初めてこの村に来た兎は 、 首を傾げる 。 ) あのバケモノ、 変に 頭がよくって、 嫌いなの よー 。 斬っても斬っても、 腕とか、 足だと、 動くし …。 ( 言って、 軽く八月朔を 撫でる 。 少女の得物。 刀よりも短い、 脇差 。 ) [Thu 10 Sep 2009 20:56:22]
◆シタン@霧の村 > ―――― ( 青い顔の意味は正確には男に伝わらなかったが、それでも気遣わしげに眉を寄せれば宥めてるつもりなんだろう、更に数度頭を撫でようと手を動かす ) … 鉱山? またなンだってそんなトコ――いやでも落石に、ッと、 ( 思わず口を手で覆った。 ああ、いらンこと言いなこの口をどうにかしたい。 多分追い詰められてるから、隠す余裕がなくて全部口から出てしまうんだろう。 ――― 落石にあって全員鉱山に埋もれてくれればいいのに なンて、 もしかしたら彼女のいうクレェインも、他の生きてる人間も、そこにいるかもしンねーのに。 ) あッれ、そうなの? ( ちょうど戦闘の合間だったコトと、地下室の存在に気づいていない男は驚いたような顔をして。 おそろい、との言葉には思わずチラと彼女の手にした獲物へ視線を向けた ) 地図? なんでそんなもの。 あ、そッか。俺は自分の位置わかンねーけど、コクトたちは教会にいたから――、 ( 地図がありゃ、教会の場所から地理が把握できるッて訳か。 鉱山の位置だとか、村からの出口だとか。 だが、 ) いンや、持ってねーよ。 俺はこの村の名前と、音信不通ッてことと、ヴェイトスから村までの道しかしらねェ。 ( 首を振る動作は、貴女には残酷だろうか。 ) あと霧が立ち込めてて、人喰い鬼がうようよしてる、ッてトコか。 ( 今現在、男が持っている情報の全ては ) [Thu 10 Sep 2009 20:45:31]
◆黒兎 > ――― … 。 ( 口元に手を当てた少女は、 覗き込んだ青年に 青い顔で なんでもない と 、 小さく首を振る。 帽子は被ってない 。 戦いになった時出来る限り5感を冴えさせていた方がいいからだ。 帽子を被っているとその分、 ほんの少しだけ 音が小さくなってしまう。 ――― 帽子をかぶらずとも、 ライカニアだからと差別をする人間は 、 良くも悪くもこの村にはいないだろう し 。 ) ん と …… 鉱山 よ 。 ( 多分、 と付け足して 。 霧で方向はわからぬが、 己のいた場所に連れて行かれたのなら 、 鉱山で間違いないだろうと 。 質問には、 ちょっと首を傾げてから ) うしゃぎは、 教会にいたり 、 うろうろしたり よー 。 やり合いながら、 は、 おしょろい ねー ( なんて、 ちょっと笑ってから ) あの ね、 地図を 、 探しているの よー 。 この村の 。 ( 青年が別れる前に探していたもの。 何か探しているようだった。 地図を発見できれば何か分かるかもしれないと 思って。 ) シタン、 もって なぁい ? [Thu 10 Sep 2009 20:34:05]
◆シタン@霧の村 > ( 貴女が何を思っているのか男にはわからない。辛くもその手から逃れてきた男は、連れてかれることも、連れてかれてどうなるのかも知らないまま。 戦いに敗れれば、その場で喰われて死ぬンだろうと思っていた ) … ( ただ、 蟻、の意図するところは伝わってしまったようで。バツの悪そうな顔をしたまま、視線を逸らすついでに辺りを窺う ) … ン? ( 口に手を当てる仕草に、どうしたのかと上体を屈め覗き込もうとし ) ―――― そッか、 ( 笑みを浮かべて、わしわしと頭を撫でよう。帽子かぶッてンなら帽子ごしに、かぶッてなけりゃ耳が見えるンだろか。どッちにしろ頭以外に、なんだか柔らかい感触が知れる。 ) クレェイン、てヤツはどッちの方向に連れてかれたとかは――、 あー…、 ( 霧のせいでわからないだろうかと、思って質問の先を濁し。 武器を肩に掛けながら乱暴に自分の頭を掻く。つくづくやッかいだ、この霧は。 ) 俺はヤツらとヤり合いながらこのへんうろうろしてンだけど、シャウチェ――おじょーちゃんは? [Thu 10 Sep 2009 20:26:31]
◆黒兎 > ( 青年の返事を訊けば、 兎の少女は更に肩を落とす 。 やっぱりあそこに連れて行かれたのだろう か。 ) ――― … 蟻 …。 ――――― ……。 ( ある意味で、 青年の言葉は正にその通り。 手に入れた獲物を巣の中へと持って帰る 。 まさに蟻のようだろう 。 あの中の光景と 、 耳に入ってきていた音を思い出して 、 吐き気すらして 手を 軽く口元に当てたが、 2人目 という言葉に 顔を上げ、 ) きょうかい ……。 ( どうだっただろうか 。 地下聖堂に隠している子ども達の顔ぶれは、最初からあの顔ぶれだったか 。 兎は覚えていなかった。 みんな極限状態だったので、 香で無理やり寝かせてきたけれど ――― 。 だから、 ) きっと、 大丈夫 なの よー 。 ( という、 軽い言葉しかかけられなかった。 頭の上に置かれた手には、 一瞬怯えるような眼をしたが、 すぐに 笑みに変わって 。 ) ぇへ へ ー。 うしゃぎ、 クレェインとはぐれ て、 1人だった から、 シタンに会えてうれしいの よぅー 。 ( 場にも状況にもそぐわぬ、嬉しげな声音で。 ) [Thu 10 Sep 2009 20:14:14]
◆シタン@霧の村 > ( 左の二の腕、そのへんの住居の服か何かを裂いて巻いたとおぼしき布の下には噛み傷、ぼろぼろになってきた服を捲ればわき腹には男の手のひらよりもでッけーアザ。他にも治りかけの傷跡や、特筆するべくもない小さな傷はそれこそ、そこここに出来ているだろう。 ) ( 貴女は生きている人間が他にいることを知っていた、けれど男はそれさえも知らなくて、 ) コクトか、よろしくなー… ッてクレェインッ!? ( 他にも誰かいるのか、と思わずぱッと目を輝かせかけたが、 ) …、 ( 肩を落としながらの言葉を聞けば直ぐに眉が寄り、曇る。 ) …連れて、かれた? なンで。 蟻みたいに―――、 ( 手に入れた食料はミンナで分け合おうッて? ) …、 ああ、 いや、 ( そンなこと、泣きそうな子の前で言える言葉じゃない。 口を噤んでバツが悪そうに視線を逸らし、頭を掻いた ) …俺が生きてるヤツに会ったのは…、まだアンタで二人目。 ( 一人目は教会あたりで、少女を見たけれど喰人鬼とヤり合ってるうちに行方知れずになッたと簡単に説明を付け加える。 再び立てこもった教会に、彼女の姿もあればいいが ) だから、他のヤツの動向も、いるのかどーかもわからねーや。 ( ゴメンな、と頭の上にぽンと手を置こうとし。 ) [Thu 10 Sep 2009 20:04:01]
◆黒兎 > ( じぃ と相手を見れば、 どうやら 戦っている人 のようだ 。 やはり自分や騎士見習いの少年以外でも 、 あの化け物と交戦していた者がいたんだな と 、 考えつつ 。 ――― それにしても、 状況は同じようなものか。 連戦による疲れと、 怪我。 多分お互いヒドイ状態 。 ) にゅー? うしゃぎは、 黒兎(コクト) なの よぅー 。 よろしく、 シタンー 。 ( 八月朔から手を離し、 へにゃ と 笑う 。 化け物ではないようで 安心したようだ 。 それから、 ちょっと泣きそうにな眼で 、 ) ねぇ、 ねぇ、 クレェイン、 しら ないー? 騎士見習いなのぅ 。 アイツラに 連れて行かれちゃったの よぅ … 。 ( 言って 肩を落とす 。 連れて行かれて、 恐らくあの場所にいるのだろうが。 訊かずには いられなかった 。 万が一 の可能性にかけていたのだが 。 ) [Thu 10 Sep 2009 19:48:31]
◆シタン@霧の村 > ――― ( 小さな体へ武器を構え直し、 目にするのは飢えたギョロついた目でも爛れた皮膚でも人間と判別すれば直ぐにでも襲い掛かってくる化物でもなく…赤い目と柔らかそうな白い肌の少女。 ) … にゅ って、なんだそれ。 おにーしゃんて。 ちょう気ィ抜けるンですけど――― 人間、イエロティア、ティアン出身、名前はシタン、まだおぢさんて呼ばれたくない26歳ー…… ッてちょうけてる場合じゃナクネ俺ッ……! ( てめェの阿保ッぷりに頭抱える のは、多分、多分、安堵したからだ。 久々に見る自分と同じモノに。 思わずどうしようもなく笑みが浮かんで、 気が抜ける ) [Thu 10 Sep 2009 19:41:30]
◆黒兎 > ( なんとか体勢を立て直した兎耳の少女は、 はァ と疲れたようなため息を落とす。 ――― うを !? って 、 あれ。 何か聞こえたような。 腐臭とか何かが焼けた匂いとか、 とにかくいろいろな匂いが混じりすぎて鼻が利かない。 腰に挿した八月朔に手を添え警戒をしつつ、 青年のほうへと 、紅い目を 向けて ――― ) …… にゅ ? ( キョトンとした 不思議そうな声を 出した 。 あれ? 化け物じゃない ような? と 。 ) ――― おにーしゃん、 人間 ? ( あの化け物だったら間髪入れずに襲ってきているはず だと。 それとも罠 なのだろう か? ) [Thu 10 Sep 2009 19:30:24]
◆シタン@霧の村 > ……… ( ”敵”は、いたとしても木の上だ。 どうする? 上を取られてちゃ、不用意に近づくのは危険だ。 このまま逃げるか、いやでも――― ) ( まともに動かない頭でいくら考えたところで無駄だ、というコトさえ男は気づかないまま。 がさがさと動く木にばかり気を取られていて他が疎かになっていることにも気づかないまま ) ……… も? ( え、なに。 )( がさがさ、に混じってなンか聞こえたンですけど。 なんつーの。 こう、緊張感なさげな子どもッぽい、 ) ――――― ッ うを!!? ( 一際大きく木が揺れて、思わず男は片足を浮かし、 ) …ッ、 ( 落ちてきた少女に目を大きく見開きながらも、 ぐらッと傾ぐ小さな体を受け止めてやる余裕と距離は無くて、浮いた片足を踏み留め体勢を立て直すのに精一杯。 ) [Thu 10 Sep 2009 19:24:44]
◆黒兎 > ( ガサガサガサ 。 まだ葉は揺れる 。 その原因は 、 黒い兎の ライカニアの少女 。 もしかしたら青年が最初に寄った教会の戦闘の痕の張本人の1人かもしれず。 まぁその後無様に捕まって、逃げ出してきたのだが 。 一緒にいた騎士見習いの少年ともまたはぐれてしまい 、 教会に残された子ども達と一緒にいたのだが 。 ) ―――― も、 しゅこし …ッ ! ( ぐぃ と 手を伸ばす。 目指すは木の枝に引っかかった、救援物資らしく食料。 けれど兎の短い腕では届かず 。 一度地上を見る。 これならいけるかな? そう思って 、 木の枝の上に 立ち上がり、 ) ……… てぃ ッ ( 小さくジャンプ 。 引っかかっていた食料を見事に手に入れれば、 そのまま木から落っこちて 、 着地 。 ) っゎ … ( 成功。 と思いきや、 疲れているせいだろう。 ぐらり、 と大きく身体を 揺らしつつ。 青年にはまだ気付いていないようだ。 ) [Thu 10 Sep 2009 19:13:32]
◆シタン@霧の村 > ( 今まで生きている人間を見たのはあの教会が最初で最後だ。 ) ―――― 生きてるヤツ、は、 ( いるンだろうか? ) …。 ( 喰人鬼なのか生きてるヤツなんか、 俺は ちゃんと確認して 切り結ん で た か… ? ) ―――― … ッ! ( 木の葉ずれの音。びくッと肩を揺らしながらも反射的に体ごとそちらへ向き直り、両手で武器を突きつけるよう構えた ) …、 ( 何だ? と、思う男に、”誰だ?”と思う余裕は既になく、 ) ( ああ、こうしてる間に切り込ンだ方が早いんじゃねーの? なンて。 自問しながら、じりじりと距離を取る ) [Thu 10 Sep 2009 19:08:37]
◆音 > (( 用心深く歩いている青年の 、脇のほうにある背の低い木 。 ガサガサと その葉が揺れている。 風は強くない 。 明らかに人工的な 揺れ だ。 ) [Thu 10 Sep 2009 19:03:22]
お知らせ > 音さんが来ました。 『( ――― ガサガサ )』 [Thu 10 Sep 2009 18:58:03]
◆シタン@霧の村 > ( 眉を寄せながら、用心深く進んでこう ) ―――― ( 外は不気味なくらい静かで、今のところ何も起こらない。 ) どッかに、集まってンのかねー…、 ( 例えばこの村が”こう”なった原因のところとか? ) …うッわ、 ( 冗談じゃねーや。もしそンなトコがあるなら、近づくのはゴメンだ。一体二体だって手を焼くというのに、 ) …。 ( 鉤鎌刀を両手でぐッと握った。 地理がわからずどこを歩いているかもわからず、もしいきなり喰人鬼の集団とブチあたったらと思うと―― 肉体的な疲労は元より、精神的な疲労も色濃い。 ) [Thu 10 Sep 2009 18:55:48]
◆シタン@霧の村 > …… ( 開けたままのドアの陰から、そっと外を窺う。 万一を考えて窓もドアも全部開けてある。入ってこられるコトよりも、逃げ道が無い、ッてのの方が最悪だ。バリケードなンてとうに諦めてる。 )( 霧に覆われてるせいで、今が何時なのかもよくわからない。時計なンて持ってねーし、探す余裕もない。 ) そンなん探すンだったら食料探してるッつーの。 ( ここ最近、木の上や屋根の上、はたまた道の真ん中にぽつンと袋が放置されていることがある。初めは何か解らず触れなかったが、数日前に一つ見つけて、開けてみれば食料袋だった。数は少ないし喰人鬼たちも狙ってるし、一体なんの意味があるのか良くわからなかったが、 ) …一応災害支援、ッてヤツなんかね。 ( ぐッと伸びをして、鉤鎌刀を握り直す。 にしては数が少なすぎるし―――村へ続く道が一本だというコトも、その道が土砂崩れで塞がれたコトも知らないから、どうにも意図が掴めない。 知っていたとしたら、目に見えてヤバいのは土砂よりこの霧の方なンじゃないかなんて苛立ち紛れに思うンだろう―― ) …さて、 ( どのくらいここで休んでたかわからないが、いつまでもここに居たってどうしよーもない。 ) … ( 辺りに気を配りながら、民家から出よう ) [Thu 10 Sep 2009 18:47:34][19]
◆シタン@霧の村 > … とりあえずこの村がわりと大きいってことくらいはわかった。 ( 家ン中、荷物を整えながらぼやく。 ここ数日移動しててもまだ村はずれ、にブチ当たったことがないから。 あッちこッち動き回ってるように思えて、実は同じ様なところをぐるぐるしてるのかもしンないけど、 ) ッあー… もッと前情報仕入れとくンだったなー… ( 失敗した、と荷を袈裟懸けにかけて背に背負い、頭を掻く。物見遊山で来るようなトコじゃねーや、ここは。 噛まれた左の二の腕がじくじく傷む。とりあえず薬草ッぽいの貼り付けて布で巻いてるけど、どーだか。わき腹にもでッけーアザできてるし。 ) [Thu 10 Sep 2009 18:29:19]
◆シタン@霧の村 > … ッてぼやいたところでどーにもならないンだーけーどー。 ( はぁッ…。 吐き出した息にも声にも、疲労の色が濃い。 )( 荒らされた形跡のある民家の中、視線を巡らせて再び息をついた。喰人鬼とやりあいながら教会を離れて、その後どこをどー通ってここまで来たのかさっぱりだ。道を覚える余裕なんて全然なくて、地理が把握出来ないままでいる。 ) … ( あの少女はあれからどうなっただろう、戦いながら離れてしまったから行方の知れないままだ。来た道さえ覚えて無いから、戻る事もできない ) [Thu 10 Sep 2009 18:18:05]
お知らせ > シタン@霧の村さんが来ました。 『 ここは どこだー ぁ … 』 [Thu 10 Sep 2009 18:10:17]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『( こうして、「モノ」の一つになりかける )』 [Mon 7 Sep 2009 23:02:59]
◆クレェイン@霧の村 > ( そう、目の前に動いてる「モノ」がいたのだ。生きている人がいた。その人たちは諦めていないのだろうか。それとも、はやく死にたくて動いているのだろうか。わからない。わからないが、少年は思う。死体のように。言う諾々と従うしかないのか、と。 ) ―――誰 か ( と、少年は気持ち悪い白濁を咽、吐き出してから続けた。 ) 生きてる 人 いませんか? ( 問いかける。動いてる「モノ」達にか。生きている人。居て欲しいのか。居て欲しくないのか。わからない。少年はただ、熱病に浮かされたように。何かを求めるように。―――自分の心を奮い立たせるために。「生きている人 いませんか ?」 と呟きながら歩き出した。それだけの「モノ」に成り果てたのか。それとも、成り果てないように目的を見出そうとしたのか。それとも未だに生き残る道を模索しているのか。もう、少年にはどれが自分の本心なのかわからなくなっていた ) [Mon 7 Sep 2009 22:55:31]
◆クレェイン@霧の村 > ( 正直な話をしよう。少年は童貞よりも先に処女を奪われたのである。手放しかけた意識はその屈辱と哀しさに意識を手放す方向に傾きまくっていた。ケツの穴に×××され、口にもう×××されたあたりで少年は意識を手放した。遠くでマッチョオカマの笑い声が聞こえた。嬌声と喘ぎ声。後はもう――はやくこの苦痛を終わらせるために言われるがまま、言う諾々と従うほか無かった。やがて、少年の身体を弄んだムキムキオカマは少年を最後に一度殴りつけてから牢屋から出ていった。白濁に塗れた少年は気持ち悪さから胃の中にあった白濁を全て吐き出した。おぅえ、とえづいた。なんでこんな目にあわないといけないのか。その場にいたくなくて少年はズボンもそこそこに刷きなおしてずるずると地面を這うようにして離れていく。なんでこんな事になったのだろう、と考えることは意味が無かった。動くを諦めて、「もうどうにでもなれ」と、心の底から諦めたとき。少年は周りの死体なのだか生きているのかわからない「モノ」達の仲間入りしたのかもしれない。胡乱気な瞳がまだ生きることにしがみつき、動いてる「モノ」達を捉えて離さなかった ) [Mon 7 Sep 2009 22:44:43]
◆クレェイン@霧の村 > ぜ――・・・・・・ 全力で拒否します!! ( なにが死ぬ前に気持ちいいのならばまだいいか、だ。そんな発想をした10秒前の己をタコ殴りにし、脱出のためにと溜め込んでいたスタミナを使い切る勢いで少年は叫んだ ) なんでここでマッチョ!? しかもなんで「アーッ!」な展開をここで繰り広げないといけない!? 冗談じゃない! ( 「あら、この子やる気満々よ?」「ちょっと五月蝿いわね」「黙りなさいよ」 がっ ) ――ッ!! ( 顔面を思いっきり殴られた。鼻血が出た。腐ってもマッチョか。パワーが半端無い・・・・。意識が遠のく。でもダメだ。意識を捨てたらいけない。少年は心の中で闘争心を燃え上がらせる。僕の後ろの処女はあげないぞ! ) ふ、ふざけんな――がっ ( 殴打殴打殴打。応酬というよりは嵐。顔面を初め、腹や胸を全力で殴りつけられた。さすがに痛みに意識を手放しかけ、身体から力が抜けた少年の身体をムキムキオカマの化け物は少年のズボンを脱がせると、躊躇いも無く少年の後ろの処女を奪った。―――是非ともそこは、躊躇って欲しかった・・・・ ) [Mon 7 Sep 2009 22:35:31]
◆クレェイン@霧の村 > ( 目の前にムキムキマッチョなオカマの化け物が三人いた ・・・・・・・・・・・ ) [Mon 7 Sep 2009 22:29:05]
◆クレェイン@霧の村 > ( ――ふと気づくと、近くの男に女が跨っていた。薄い嬌声と喘ぎ声が洩れ聞こえる。囚人同士だとは思うが、どこか違う場所では化け物共と人間が交じり合っているのだろう。 ) ――人間、追い詰められると欲求不満になるって話を聞いたけど、本当なのかな ( と、苦く笑った。極限状態に放り込まれた男女がカップルになるなんて話はよくある話で。動物学で論ずるならば、命の危険から子孫を少しでも残そうとしての行動らしい。 ――まあ、そんな知識どうでもいいのだが。 ) ( 「あら、この子若くない? ちょっとちょっと」 ) ( 薄れ掛けた意識の中で、誰かの声が聞こえた。声がいまいち判別できないのはたぶん、声帯かどこかをやられているからなのだろう。はは、と少年は笑った。頭を鷲掴みにされ、持ち上げられる。どうやら、僕のような少年も性欲の発散に使われるらしい。面白い話ではないか。女の人に上に乗られて遊ばれるのだ。しかも、女のゾンビかグールかわけわからん化け物にである。これが滑稽以外の何だってあるのだ。男の心境からすれば、もうどうにでもなれ、というもの。どうせ死ぬのならそういう欲求で発散されるのもいい。気持ちいいことだろう事はかわらないのだから。うっすら、と少年は薄目を開けて自分の頭を鷲掴みにする化け物の顔を見上げ―――、 ) [Mon 7 Sep 2009 22:27:24]
◆クレェイン@霧の村 > ( だが、聞ける内容は芳しいものはあまり無い。この状況になって絶望している人間がほとんどである。基本的に、戦士や傭兵と一般市民とでは行動力の底と天井が違うのだ。 ) ――疲れた・・・ ( と、いつもより疲れる原因は足枷と手枷のせいだろう。それだけで重く、スタミナを歩くだけでガリガリと削っていくのだ。少し休もう、と思い、壁に背中を預けて死を待っている人型と肩を並べて地面に座り込んだ。 ) なぁ、あんた。生きてるのか? ―――死んでるのか? わかりゃしない、か。まったくもぅ・・・ ( 隣で身動きが鈍い人型に問いかけるが、返事はない。ああ、まったくもって絶望絵図を描いたらこうなるんだろうな、という光景がそこにはあった。遠くで誰かの悲鳴が。少女の嬌声が。性と暴力に満ち溢れたこの場所は――己を奴隷か物であるのだと、言われているようで惨めだった。 【災厄判定】 ) [Mon 7 Sep 2009 22:20:40][26]
◆クレェイン@霧の村 > ( 命を諦めてみれば深く眠れた。むしろ、眠るように死ぬのはとても魅力的であった。阿鼻叫喚の絵図と言えばその通りの惨状が格子の中で繰り広げられていた。 ) ――― 、 ( 死体の中に埋もれるようにして眠っていた少年は、ゆっくりと身を起こした。グールとならないで死んだ者がいるのか定かではないが、たぶん死んでいるその身体をどける。生きているものを襲うのがグールならば、死んでいるものまでわざわざ襲ったりはしないだろう、と思ってのことだ。とはいえ、 ) ――眠ったのはいいけど。食べ物がこれじゃあな・・・ ( 腐臭の匂いがひどかった。食べようかどうか迷ったが、腐った部分を取り除き、少しだけ食べただけにした。その味を思い出しながら、少年は牢の中を歩くことにした。諦めない。一緒にヴェイトスに帰ると約束したのだから。まだ理性の残る捕虜達から少しでも情報を聞けないか、聞いて回ることにした ) [Mon 7 Sep 2009 22:16:19]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが来ました。 『とても信じられない話だとは思うが』 [Mon 7 Sep 2009 22:12:24]
お知らせ > 黒兎さんが帰りました。 『( グールを全て倒せば、 残された少年の剣を抱きしめ、 泣いた。 )』 [Mon 7 Sep 2009 00:26:31]
◆黒兎 > ( 少年の剣は 、 重かった。 自分のものとは違う武器を使うのは初めて で 、 けれど。 それも無駄だった 。 少年はどんどん引きずられ 、 ) クレェイン……!!!! ( だめ。 行かないで。 連れて行かないで。 あそこは地獄だ 。 ふと、 青年と眼が合った。 何? 何かを伝えようとしている? 分からない。 分からない が、 きっと彼は何かを見つけそうになっていた。 否。 ある こと前提に探していた。 ) ……ッ !!! ( 追いかけようとして、踏みとどまる。 その場に残ったグールが数体 、 兎の少女を見ていた 。 追いかけたらどうなる? 少年が守っていた 子ども達はどうなる? 少年が連れて行かれた今、守るのは自分しか いない。 ) こっから しゃき は、 通しゃせないの よ …ッ !!! ( 少年の剣を振る 。 重い。 使いづらい。 振り回すように、子どものグールの頭を 。 ぐるん、 と 体を回し、 1歩、 2歩、 進み、 跳ぶ。 大人のグールの腕を落とす。 着地すればまた回り、足を落とす。 ) ( なんで? なんで? せっかく会えたのに。 会えたのに。 ) お ま え ら の … しぇい だぁァッ …… !! ( 泣きながら 叫んだ。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:25:03]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『( そして、残されたのは少年の剣と地下聖堂の子供達 )』 [Mon 7 Sep 2009 00:13:58]
◆クレェイン@霧の村 > ( がっしりと力強く掴んだ手は少年を離さない。少年はどうにか口を開こうとするが、化け物たちの手がそれを許さない。少女がどれだけ俊敏であったとしても、少年を夜の中に引きずり込む手のほうが早かった。ずるずると引き寄せられ、少年は少女に怯えた視線を向けて―――それが、少女を目にした瞬間、力強い瞳となって少女を見据えた。諦めるな、と。探し出すのだ、と。「それ」を。鉱山に絶対にあるもので、それがあれば化け物たちの巣窟である坑道を塞ぐことができるかもしれない「それ」は必ず、どこかにある。村の中ではない。鉱山と村から少し離れた場所。空けた場所。そこにきっと小屋か何かがあって、そこで調合して作っていたはずの「それ」。この湿気でダメになっているかもしれない。だが、そもそもそれぐらいでダメになるような場所に保管はしていないはずだ。使い方によってはヴェイトスに異常事態を知らせることができるかもしれない。それは―――。 ) ( 少年の震えた視線が必死に何かを伝えようとする。が、通じるか否かはわからない。ただ、少年は少女に強く「大丈夫」と頷くこうとすることしか、できなかった。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:13:25]
◆黒兎 > ( こんな状況でも、 騎士見習いの少年がいると安心する 。 冷たく 暗くなっていた心に まるで光がさすように 。 )( 少年に背を向けて着替えている少女は、 そのままの状態で、 言葉を 聞いていて ) ――― ちじゅ ……。 ( 少し休んだら、 また走り回って探しに行こうか 。 そんなことを考えながらポーチを腰につける。 ――― 絶対にある? ) ―――― ねぇ、 クレェイン、 何が ( あるの ? そう 問おうとした その時だ。 ステンドグラスが割れる音がした 。 見れば、 少年の体が 、 いや、体に 、 手が ) ―――― くれぇ いんッ! ( 少女が 悲鳴を上げる 。 床に置いていた八月朔を ――― 取ろうとしたが、 ほんの少し遠く、 手が届かない。 何という不注意だろう。 ) ―――― だめッ! だめ…ッ !! ( 叫びながら、 走って近寄り、 少年が落とした剣を 取り、 少年を掴む無数の手を斬ろうとする だろう 。 ) [Mon 7 Sep 2009 00:04:02]
◆クレェイン@霧の村 > ( ばりんっ! と、少年の背後のステンドグラスを突き破り、無数の手が少年の身体を掴んだ。手や足は言うに及ばず。首、髪、肩、腹、全てだ。口元を抑えられた少年は悲鳴すらあげることができず、必死に呻くばかり。がちゃん、と暴れた拍子に少年の剣が床に落ちた ) [Sun 6 Sep 2009 23:55:06]
◆クレェイン@霧の村 > ――? コクトが謝る必要は無いよ。それより――地図だよ。地図があればこの状況を打開できるかもしれない ( と、少年はステンドグラスを見上げたままそう、呟いた。月明かりが差込み、ステンドグラスを透かす。少年はそっと目を細めた。きれいだな、と。そう思ってから振り向いた少年は少女へと向き直り、 ) コクト。ここは鉱山の村だ。鉱山だということは絶対にあるはずなんだ。それを探しに行くために地図がほしい。それがあればこの状況を幾らかはマシにすることが―― ( ―と、少年がそう口を開いた瞬間 ) [Sun 6 Sep 2009 23:54:42][33]
◆黒兎 > ―――― … うん 。 ( それ以上のことはきかれなく、気付かれた様子もなく、 少女はホッとしたようで。 放られた服を受け取れば、 ) ―――――― …… くれぇいん、 ごめんね … 。 ( 小さく小さく謝れば、 見ないでねー なんて言ってから もそもそ着替えを始めるだろう。 ) 補給物資は 、 うれしい ねー 。 ( でも、少ない 。 ) ――― 化け物が、 とってっちゃうけ ど 。 ( ヴェイトスはこの事態に気付いているのだろうか。 否。 きっとまだ、 気付いていない。 でもきっと 気付いてくれるだろう。 特にこの霧は 異常だ。 全く晴れる様子がない。 ) ちじゅ かぁ …。 うしゃぎも 見なかったの よー。 ( この兎の場合、 地図を探す余裕も無かったのだけれど。 ) ( 【捕縛判定】<戦闘> ) [Sun 6 Sep 2009 23:49:13][14]
◆クレェイン@霧の村 > ―― そうだな。 ボロボロだ ( にまっ、と少年は笑った。あえて名言を避けた理由はわからないものの、いいじゃないか。今、目の前に少女が生きて戻ってきた。それだけで。 応急セットを少女の近くに置いた少年は一息吐きながら、 ) はい、服。僕のだけど着ておくといいよ ( と、自分の荷物からシャツとズボンを取り出し、少女に放ろうか。ゆっくりと息を吐きながら壁にあるステンドグラスを見上げ、 ) いや 僕は色々と村を見て回ったりしたよ。ここは鉱山だし、食事になりそうなものを探したり、ね。色々と補給物資が落ちてたりしてるから、きっとヴェイトスからのだと思うけど・・・、 でも、一番欲しかった村の地図が見当たらなかった。まあ、村に地図を常備してる場所は珍しいけどね・・・。 ( 【災厄判定】45以下で捕縛から逃れる ) [Sun 6 Sep 2009 23:42:30][48]
◆黒兎 > ―――― クレェイン も、 無事で よかったの よー。 ( 嬉しそうに笑って そう言ってから、 何もされなかった ? と 、 質問に ドクンと 心臓が鳴った。 ) ――― … ぼろぼろ ね ェ。 ( 服。 笑いながら 言えただろうか。 消毒されれば痛みに顔をしかめるも、 すぐに ) だいじょーぶ。 酷いきじゅは ないの よー 。 ( そう言って 処置を断るだろう。 ――― あまり、 見て欲しくない。 ボロボロの服は戦ってる間に とか 言い訳がきくが 、 ―――― アイツラが戯れに 体中につけた 、 穢れた小さな 紅い花 。 まだ消えていない 。 近寄れば見られてしまうかもしれないし。 服も、 どこかで変えればよかった。 きっと民家には何か着るものがあったかもしれない。 けれど、 なんかもう そんな余裕すら無くって。 失敗したなァ。 と 。 ) ――― ぇ と 。 くれぇいん、 じゅっとここ に ? ( いたの? と 。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:34:24]
◆クレェイン@霧の村 > ――良かった ( 罠だとか ) 生きてたんだ――・・・ ( そういうことはもう。 ) ごめん――・・・・俺が無茶したせいで―― ( 考えないで。 ) ――大丈夫? なにもされなかった? ( ただ ) ――良かった無事で。本当に・・・・・っ ( 溢れそうになる涙を必死で堪えるのが精一杯で ) 怪我、手当てするよ――・・・その服は? ( ごしごしと自分の涙を乱暴に拭った少年は、少女から渡されてあった応急セットを引っ張り出し、少女の見当たる部分の傷口に消毒をしていこうか。今はなにより、従者である彼女が生きている事の喜びだけを噛み締めて。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:25:41]
◆黒兎 > ( ずる と 、身体を起こすべく腕を動かしながら、 声を聴く。 コクト。 自分の 名前 。 くろうさぎ ではあまりにもそのままだから、と思って、 そう名乗るように なったんだ 。 そして、 今此処で その名を呼ぶ人物と 言えば ) ―――― …くれぇいん …… ? ( 腕に力を入れ上体だけを起こせば、 青年の姿が視界に 入る。 嗚呼、 なんか もう。 お互いボロボロだなぁ なんて 思いつつ 。 ) ――― うん、 うしゃぎ、 いきてるの よ ー 。 ( 言って、 笑みを浮かべようか 。 疲れているけれど、 体中痛いけれど、 それは生きている証拠 だ。 ) [Sun 6 Sep 2009 23:21:09]
◆クレェイン@霧の村 > ―――ッ ( びくん、と肩が震えたのは大きな物音が聞こえたからだ。まるで、何かが倒れこんだような音。まさか、天窓から化け物が入ってきたのか? と、思うが基本的に力技を好む化け物がそんな器用な真似をするのだろうか。少なくとも、今までそういうことは無かった。そして、倒れた人物に――少女を視界に納めた少年は――、 ) コクト!? ( と、剣を慌てて鞘に収め、倒れこんだ少女のもとへと駆けつけようか。少女が化け物になっているかもしれない。少女の死体を見せしめに化け物が放り込んだのかもしれない。様々な憶測が頭の中で飛び交うが、それらを全て消し飛ばし、少年は再び「コクト!」と叫ぼうか ) 大丈夫? 無事? 生きてる? [Sun 6 Sep 2009 23:16:10]
◆黒兎 > ( 走り回っているうちに気付いたのだが、 どうやら自分の青年以外でも、 生き残って 、戦っている者がいるように思えた。 時折見かけたグールの死骸。 その傷は 、 自分がつけたものでも、騎士見習いの青年がつけたものでも 、 無いようで 。 ) ――― … てぃッ ( 教会の裏まで回れば、 何本かの木がたっていた。 そのうちの一本に登れば、 器用に上まで上り、 教会の屋根へと 飛び移る。 そして上へ。 もっと上へ 。 目指すのは前来た時に 自分が見張りに使った 、 窓 。 ) ―――― ここ だ 。 ( 窓から中を覗いてみるが、暗くてよく見えない。 カタン と 、 小さな音をさせて窓を開ける。 自分の体格でやっと通れるくらいの 小さな窓だ 。 体中が痛くてもう動きたくすら 無い。 此処で休んでしまおうかとも思ったものの、 さすがに寒いだろう。 ) ( ス、 と 窓から教会の中に入れば、 出来るだけ音を出さぬように 、 移動を 。 兎は、人間がいる までは確認できたものの、それが 誰か とまでは分からず 、 下まで降りきれば、) ―――― … 。 ( 身体から力が抜けて、 ドサリ と 、 倒れこむだろう。) [Sun 6 Sep 2009 23:12:18]
◆クレェイン@霧の村 > ( いつになったらヴェイトスは救援部隊を送ってくれるのか。補給物資の数から考えて、そう重要視されていない気がする。自力で生活できていることを前提として判断し、補助として扱うような支援物資。足りるわけも無く――。少年は栄養食を固めた物を口に運ぶ。子供達はまだ無事だが、ストレスがすごいだろう。恐怖と閉鎖された空間なのだから仕方あるまい ) 逃げ道を確保するほうが、いいかもしれない ( 少なくとも、子供達のためには。そう、自分とは年が離れていない彼ら彼女らが我慢の限界に達し、少年に殴りかかってもおかしくないからだ。 ) ――ッ!! ( がちゃ、と扉のノブが回される音が聞こえた。続いて、何かを扉にぶつける音。等々突き破る覚悟できたか? 慎重に扉のほうへと歩きながら、少年は腰から剣を引き抜く。まさか、裏のほうに回っているとは頭が回らず、緊張した面持ちで表扉を開けた際に死角になる位置に移動した ) [Sun 6 Sep 2009 23:03:36]
◆黒兎 > ( あの、地獄のような場所から 1人逃げて 、 逃げて 。 グール達を斬って、いなくなればどこかの民家に入って休憩して 。 でもアイツらは生き残りを探すように 、 またやってくる。 だから斬って、また走って。 その繰り返し。 暗殺者だった兎は 、大人数相手の戦いは得意ではなく。 だから 、 その素早さを生かして戦うしか無かった。 その分、 疲れた 。 ) ―――― ッ … きょー かい … ( 体中が痛い。 怪我しているのか、動かし過ぎて痛いのか。 それすらももう分からない。 ) ( 後ろを見て、周りを見て 、 音 を、聴いて。 近くにグールがいないのを確かめれば、 教会の扉に 手をかけるも )―――― ッ … ( ガクンッ と 、 膝が折れて 、 扉にぶつかった、 ガタンッ という大きな音 。 ) ―――― …… ( 扉は 開かなかった。 この間青年が作ったバリケードがまだ生きているのか、 それとも ――― 。 そこまで考えれば兎は、 重い体を動かし、 教会の裏のほうへと 移動していく。 ) [Sun 6 Sep 2009 22:57:28]
お知らせ > 黒兎さんが入室されました。 『 ( ――― 走って ― )』 [Sun 6 Sep 2009 22:50:32]
◆クレェイン@霧の村 > ( バリケードを築いた教会で少年は長椅子に身体を凭れかけさせて、溜息を吐いた。疲労は蓄積するばかりで消化される気がしない。身体を動かすのが億劫で、スタミナはいつでも鍋の底を突きぬけていた。 ) ――どうにか、補給物資は手に入ったけど、 ( まるでゾンビとの補給物資の取り合いだった。しかも、取り合いが終わっても殺し合いが始まるのは前提である。 ) ――今は静か、か。 ( いつまた教会に化け物がやってくるか。わからない。それだけに深くも眠れずに、目の下に隈ができていた ) [Sun 6 Sep 2009 22:48:13]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが入室されました。 『―――疲れた、と思う』 [Sun 6 Sep 2009 22:44:42]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『(残った肉片を喰らい、腐臭に耐えながらも意識を手放した。)』 [Sun 6 Sep 2009 01:16:40]
◆シャナ@霧の村 > ――。 ( どす、と鈍い痛みを感じた。 恐らく地面へと叩き落されたのだろう。 だがまぁ、開放されるならそれも良しだ――少なくとも悪い事ではない。 薄っすらと開いたままの瞳が、巨漢が背を向けた際にぎょろ、と動いた。 痛み?さっきからずっと痛い。 状況が変わっていない?当たり前だ、変わる要素が見つかってない。 泣き叫ばない?泣く為の体力があるなら抗う事に使えばいい。 何も終わっていない、何も変わっていない死の地獄で泣いて何になるというのか。 折角生きながらえ得た体力を温存するべきだ、泣くのは――全てが終わってからでいい。 ) ……ち……せめて。 ( 縄くらい引き裂いてくれればよかったものを、何て都合の良い事を小さく呟きながら、 ) [Sun 6 Sep 2009 01:16:13]
お知らせ > 屍鬼さんが退室されました。 『(また別の気配が、貴女へと迫ってくる可能性を残して…』 [Sun 6 Sep 2009 01:12:06]
◆屍鬼 > ぎぃ… (すでに動かなくなった貴女を見て腰を引き抜けばつまらなそうに貴女の体を床へとたたきつけてしまおうとするだろう。 相手が抵抗するわけでもなく、大声で泣き叫ぶわけでもない事に飽きたのか、巨躯はそのまま貴女を置いて去っていく) [Sun 6 Sep 2009 01:10:50]
◆シャナ@霧の村 > が、――… ァ … …… ( 内部へと注ぎ込まれる精の感触に体は大きく仰け反った。 だが、それだけだ。 事切れた人形のようにそのまま動く気配はない。 意識はある、はっきりと――こうやって思考しているんだから間違いない。 ) ―――。 ( もし本調子であれば相手の首を刎ねた上で破片も残らないように引き裂いていた、ほぼ間違いなく。 だがそんなのは負け惜しみだ、だが少なくとも――生きながらえた。 餓死だけは、免れた。 言ってしまえばただそれだけであるが、生きているか死んでいるかでは選択肢は大きく違うのだから。 ) [Sun 6 Sep 2009 01:06:13]
◆屍鬼 > ぎぃぃ… (貴女を人形の用に扱った大男は本能の赴くままに精を注ぎ込んでいく。 其の顔にはニヤリとした笑みを浮かべて。 すでに死んだはずの体に別の命を宿らせる力があるかはわからない) ぎひぃ…。 (満足そうに口元に笑みを作れば、あなたがどうなるのか様子を見ていることだろう) [Sun 6 Sep 2009 00:59:11]
◆シャナ@霧の村 > ぐ、あっ、 ガはッ、 う、 げ、うっ ごぁっ ! ( 化け物の体液が内部を滑りやすくした為か、激しく出し入れが繰り返される。 その度に人の声と言えるかどうかも判らないうめき声を上げ、身が揺れる。 唾液が顔へと掛かればそれが口内へと入り込み、飲み込んだ。 吐き気を促しもしたが元々吐くものなど無いし、人間極限状態となれば排泄物でも食す。 ようは最低限でも食料と水と分類できるものが存在するならそれだけでも多少は命の繋ぎとなる。 そういう意味では目の前の喰人鬼は水と食事を与えたというのは間違いではない。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:54:19]
◆屍鬼 > (ろくに濡れていない秘所へと無理に突き入れたためか、大男の肉棒も腐りかけた表面が崩れ、貴女の膣の潤滑剤代わりに腐臭のする液体が膣に刷り込むことになりながら、貴女の腰を掴み、跳ねる体に構わず。 腰を前後に出し入れさせていく。 抵抗が無ければ唸り声を上げつつ。 膣や子宮へのダメージなど考えずにめちゃくちゃに出入りを繰り返す。 男の唾液も、貴女の顔へとかけられ、意図せず大男は水分と食事を与えたことになるのだろう。 どの程度生きる分となったかはわからないが) [Sun 6 Sep 2009 00:48:24]
◆シャナ@霧の村 > ――…が、ぅ、ぁがぁアあアあッ!! ( そして目を大きく見開いた。 体は反動で大きく仰け反った、何故か? 痛いからだ、喰人鬼の、自分の手首くらいまである肉棒をいきなり秘所へと突き入れられた。 欲情しているわけでもない、体の水分だって殆どなくなっている。 即ちあるのは己を引き裂く程の激痛。 だが悲鳴をあげるだけ、他に何かをする力なんて残っていない。 ) ぐぶっ…!? けほっ… ( 唐突に顔を覆った男の肉。 腐臭だの以前に己の顔に落ちてきたことで呼吸が出来なくなり、咄嗟に顔を逸らし振り落とした。 ――まだ、生への意識があるという事だろうか、反射的にその肉の破片を喰らっていた。 水分の消えている口内は肉を齧るという行為で僅かに唾液が発生する。 止まっていた水分が喉へと通る、痛みより何よりも、死なない為に。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:41:32]
◆屍鬼 > うるる… (貴女が怯える様子も見せないことに不思議そうに首をかしげたのは一瞬。 体躯に見合った少女の手首ほどはありそうな肉棒を愛撫もなしに貴女の中へと突き入れよう。 相手のことなど気にかける様子も無く無理やりにでも肉棒をすべて貴女の中に収めてしまおうとするだろう) おぉぉぉ… (嬉しそうな声。 覆いかぶさっていく男の胸の辺りの肉が、ごそり、と一部崩れ落ち、貴女の顔へと滴り落ちるだろう) [Sun 6 Sep 2009 00:33:29]
◆シャナ@霧の村 > ( 動じる程の気力もない。 対抗する力さえも。 完全に極限状態の自分には抵抗できる程の体力さえなくなっている。 勿論半ば諦めているのもあるのだろう、自分は死ぬのだと。 僅かに動く瞳を現れた巨大な化け物へと向ける。 口元についているのは、血だろうか。 ということは食事を終えた、では一体何をしに――、だが答えはすぐに示された。 咆哮のような唸り声のようなものをあげたその化け物が己の体を掴み、自警団員のズボンと下着を突然引きちぎった。 当然秘所が露出させられるが、同時に何をする気なのか悟る。 この化け物どもは、食欲だけだと考えていた。 しかしそれは違う、恐らくは人間の本能に尤も近い欲望によって動かされている、なるほど、さすがは人の成れの果てだな、完全に思考は己から隔離された所で行われている、そもそも自由すら利かない体では何を考えようとも実行する事すら出来ない、"無意味"だ。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:25:32]
◆屍鬼 > (さらにその大男が近づいてくれば、其の口元が真っ赤に染まっていることに気が付くだろう。 今し方食事を終えて短い満腹を味わっている。 食欲が満たされれば、睡眠欲か性欲を満たすために動くが人の本能。 目の前の貴女の姿を見て取れば嬉しげに咆哮を上げた) おおぉぉぉぉ!! (人の言葉を失っているようで。咆哮を上げてからは意味の無い唸り声のようなものを上げながら、貴女の体を掴み、秘所を覆う布があればそれを引きちぎってでも露出させてしまうだろう。 顔は嬉しげににやけたり口を開いたりと忙しい) [Sun 6 Sep 2009 00:16:35]
◆シャナ@霧の村 > ( 聞こえてくる足音が近くなる。 どれだけ掛かるだろう、この異常事態に外にいる者達が気付くには。 この際己が死ぬ事に恐れはない。 だが生存者が他にも居る可能性があるのだ、せめてその者達には助かって欲しい。 だがその為の術が無い、このままただ死ぬだけなら、いとも簡単だと言うのに。 ) ……ぅ…。 ( 時折吐き気がする。 腐臭のせいもあるだろうが、何より己の体調そのものが危険な状態にある。 死にはせずとも、死に近づいている事には違いあるまい。 ) ( そして現れる巨大な影。 以前蹴り飛ばした化け物とは違いさらに巨大、やはり肌は崩れており、巨大な怪物と言っても過言じゃないのではないだろうか。 ――コイツに食われたら、私の体系じゃ致死量か。 何しろ体系が違いすぎる、一部でも食われれば出血量は殺害した化け物の比ではない、そこまでは確信した。 ) [Sun 6 Sep 2009 00:09:04]
◆屍鬼 > (足音は裸足で地面を歩く音が響く。 足音からひどくゆっくりとした歩みを聞き取れるだろう。 そして、拘束され動けない貴女へと向かって其のすがたは徐々に明らかになる。 2mはあろうかと言う大男。 其の体を覆う布はすでに無く。 急所も隠さず時折腐った体液をこぼしながら歩いている。 時折、くんくん、と何かの匂いをかぐようなしぐさを行っては。 また、貴女の方へと歩いていく) [Sun 6 Sep 2009 00:00:15]
お知らせ > 屍鬼さんが入室されました。 『(ぺた…ぺた…』 [Sat 5 Sep 2009 23:55:45]
◆シャナ@霧の村 > ( ふと、足音が聞こえてくる。 先日殺した化け物は今や腐臭をあげており、鉱山に嫌な臭いが立ち込めている。 そんな中を平気で入ってくるというのだから、当然奴等しか在り得ない。 ) ………。 ( 散々流した血のお陰で己には暴れる程の力は残っていない。 そうでなくとも食事も水分も取れていない、残された選択肢は、食われて死ぬか放置されて死ぬか。 他のどれも、無い。 どの道助かる為の条件が何一つ満たされていない以上あるのは死だけだ。 ) 私……、後、どれくらい、持つ? ( 自分へと問う。 返事などない、結局問うた本人が一番判っているかもしれないんだから。 ) [Sat 5 Sep 2009 23:49:35][24]
◆シャナ@霧の村 > ( 食事は無し、噛み千切られた部分は血こそ止まっているが単に傷口が腐り始めているに過ぎない。 出血多量で死にはしないだろうが、もはや気力の問題だった。 生きる気力を持とうにも活路が未だ何一つ見出せずに居る。 腕は未だ拘束され動かす事もままならない、体制のせいか大分痺れているような錯覚さえ覚える。 出血が止まらなければ死へと一直線だっただろうが、それでも状況は何も変わらない。 水分もない――喉も渇いた。 いずれにしても死に至るにはあまりにも容易で、条件も揃いすぎている。 ) ……ぐ…。 ( 例えるなら。 これはもう拷問であろう、さっさと殺さず徹底的に弱らせる。 しかもそれはただ新鮮な肉を喰らうためだけのもの。 捕まった遭遇者の事も気がかりだが、同じようにこの村に紛れ込んでしまった人物がまだ居るとしたら、それも心配だ。 せめて、誰か外にこの事を知らせてくれればとも考えるが、恐らくそれは適わない運命だろう。 拾った謎の地図の内容がこの鉱山のものとどことなく一致している事には気付いた。 もしかすると、抜け道がこの鉱山のどこかにあるかもしれない、そういった思考も巡った。 ならば、どちらかが生き残れば良い。 最悪、自分が死んでも―― ) 君影が……いや。 ( 所在不明、生死不明な人間を頼るなんて、やはり自分も追い込まれている。 だが少なくとも、己はもう――。 ) ( [災厄判定] ) [Sat 5 Sep 2009 23:38:40][85]
お知らせ > シャナさんが入室されました。 『(どこまで気力が持つのか。)』 [Sat 5 Sep 2009 23:26:37]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが退室されました。 『… 許すな。 (唇を噛み締め、大振りの獲物を男の喉下を突き刺した)』 [Sat 5 Sep 2009 18:27:42]
◆銀嶺@霧の村 > ( 刹那。 言葉の後に、小振りのナイフの真っ先は小柄な女性を背中より心臓目掛けて突き刺した。体重が無さ過ぎる所為か、壁に吹き飛ばした。 ) …… 貴様ら殺す気で来たのだ。 (呆気に取られ、大事な物を失った所為か数秒間だけ無防備になった男性へ大振りのナイフを差し向けた。) … 痛ッ (筋肉の疲弊が落とし切れず、全身に鎖で締め付けられる痛みが襲い掛かった。既に体力の限界だが、生き残る為に出来る限りに一瞬の間だけ全力で終わらせる必要がある。心を許したり動揺すればする程、長期戦になり易く、仲間も飛び掛けてしまう可能性があったから――。) [Sat 5 Sep 2009 18:26:55]
◆銀嶺@霧の村 > ( 腐敗臭 ) ―― … ちッ (身を潜める家に足を運ぶ連中が視界に映る。) あ……。 (男女の二人組。人間の頃は互いに信頼を寄せ合い、心身を何度も積み重ねたのだろう。そんな印象でさえ与えてくれる。嫌悪感に満ちた表情を微かに緩んだが、気を緩ませてはいけない、と自分に言い聞かせる。まだ足りないのだ。) ……、 (静かに立ち上がれば、玄関の扉の死角になる場所へ移動する。大振りと小振りのナイフを両方の手に逆手で持ち構える。) ――― 許さないでくれ。 (開錠の音が響き渡る同時に、扉が開いては二人組が足を踏み込んだ。誰が見ても喰人鬼だと判断が出来た。) [Sat 5 Sep 2009 18:20:53]
◆銀嶺 > (玄関内で体力の回復を望むに望んでも、一向に回復する気配は微震たりと感じられず微苦笑を零した。) …駄目か。 (疲弊し切った身体を癒すのは、空の元素で構成された以上。自由を司る大空の下へ居座る必要性がある。今となり太陽も差し込まなければ、穢れ無き空気… 空を摂取するのは困難に等しい。何時間毎に必ず戦闘の行為は発生する。生き残る為に体力が削ぎ落とされ、回復を専念しても削ぎ落とされる量の方が圧倒的に多過ぎた。) … 最低でも広場の連中を片付けて置きたいな。 (鋼色の双眸に宿るのは無感情より苦悶に近い。玄関の扉に凭れ掛かった身体を、少しだけ持ち上げては玄関の窓に通じて外の光景を見眺めよう。)( 【戦闘】 乱数45以下で生存成功 ) [Sat 5 Sep 2009 18:06:51][9]
◆銀嶺 > (額から頬へ滑り落ちる汗は鉛の様に重い。身体に張り付いた汗と返り血の匂いが不快感へと導いた。) ……最早人間でも怪物でもない。 (喰人鬼はどの定義で引けば良いのか、頭を痛めてしまう。他者の命を奪い、欲求に従い犯したり食らったりする。其れだけなら怪物に当て嵌まるが、彼らは知恵を巧みに練り出し、予測の出来ぬコンビネーションで襲い掛かって来る。意思の疎通は出来るにしろ、どれもこれも一方的な欲求ばかりで話にならない。) ―― … 人間は狂いに狂ったら、こうなってしまうのであろうか。 (広場を正面に建てた一軒の玄関内に、銀髪の戦士は確かに居た。元よりの住人は既に惨殺し終えた。手足も首も胴体も切り離され、各所別の場所で埋めた。) [Sat 5 Sep 2009 17:59:10]
◆銀嶺 > (長き旅に辿り着いた村。鉱山が在り、其処で新種類の武器を求めた。其れに闘志に似た気配が満ち足りていた事にも興味を示した。) …何だ、これは。 (表情は嫌悪感で満ち足りた。純白の装束も転倒の際に擦り汚れたり、反撃を受ける際に破れたり、殺さねばならぬ状況で返り血を浴びた。) ……大振りのナイフは駄目か。 (鞭、短刀、打根は生き残る為に手放した。手元の武器は大振りのナイフと小振りのナイフの二点のみ。双剣で近接格闘に切り替えても、不意打ちだけは反応し切れるものでは無かった。) [Sat 5 Sep 2009 17:50:12]
お知らせ > 銀嶺さんが来ました。 『何れ、限界が訪れる。』 [Sat 5 Sep 2009 17:41:04]
お知らせ > 屍鬼一家さんが退室されました。 『(そして一家は少女を汚し尽して去っていく)戦闘経験3どうぞ』 [Fri 4 Sep 2009 04:08:11]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが帰りました。 『( 悪夢はまだ終わらない。 )』 [Fri 4 Sep 2009 04:06:37]
◆会別理久@霧の村 > ( …まだかな。 …まだかな。 ―――それでも死には怯えてしまうことを、少し可笑しく思う。 早く早くと願いながら――― 今まで、どうせ死ぬならいつ死んだって同じじゃないのかなくらいに、考えてきたというのに、足が竦む部分はある。 それとも… それは苦痛の中に、まがりなりにも快楽があるからか。 ) ―――はッ… はひっ… ひひゅッ… ( 切れ切れの息を搾り出すように漏らして、ほとんど白目をむいていては何も覚えていられなさそうだけれど――― それでも声だけは、認識していた。 死ぬ間際、最後に残る感覚は聴覚だとされているが… 本当なのかもしれない、なんて感じながら。 ) [Fri 4 Sep 2009 04:06:07]
◆屍鬼一家 > (彼女が望む終焉が訪れるのはいつの日か。 少なくても、今日中に訪れる気配は無い。 血は一応とめられ、感染症もきずを焼かれているので消毒とはなっている) 『あはは、びくびくってイッてるよ』 『このおねぇちゃん、変態だもん』 『いやらしい顔だよね』 『どこか嬉しそうじゃない。 ねぇねぇ。 また食べに来ようよ』 (少年たちは無邪気に、容赦なく自らの快楽をむさぼるために少女を犯していく) うふふ。 お許しが出たらまた食べに来ましょうね。 (一応このグループを纏めているリーダーらしき存在はあるらしい。 この情報を生かす機会があるかは不明。 其の女も。 少女の首筋やら胸を嬲り、攻め手に参加をする。 この宴は朝まで続いたことだろう) [Fri 4 Sep 2009 03:55:35]
◆姑ケメサシメ > 」ィ、キ、ォ、キ。「アヒナョ、ャヘ、狄Kトゥ、ャヤL、、、ウ、ネ、マ、゙、タ、゙、タマネ、ヒ、ハ、、タ、、ヲ。」。。ノル、ハ、ッ、ニ、筍「ウムェ、ヒ、隍ヒタ、ネ|、ィ、ヒ、隍ヒタ、マ゚h、カ、ア、鬢、ソ。」。。、ス、キ、ニ。「タM、ャ、、ソ詈、マ、ウ、ホ因、ォ、鯲モ、イウ、ケ、ウ、ネ、筅ハ、ォ、ハ、ォヤS、ケ、筅ホ、ヌ、マ、ハ、、」ゥ。。。コ、ェ、ヘ、ァ、チ、网。「ハナ、テ、ニ、」ソ。サ。。。コオアネサ、タ、陦」。。、ウ、ホ、ェ、ヘ、ァ、チ、网我腺、タ、筅。サ。。。コ、荀鬢キ、、。ォ。サ。。」ィノルト熙ソ、チ、ホノ。「、ス、キ、ニノルナョ、キク、ケミミ樣、ネキナ、ソ、、セォ。」。。、オ、、、エ、マナョ、篷ルナョ、ホケ・、睫ヨ、ヒシモ、、テ、ニ。「ム遉マウッ、゙、ヌセA、、、ソ、ウ、ネ、タ、、ヲ」ゥ [Fri 4 Sep 2009 03:49:21]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――…やっと、終わったのか。 いや、それでなくても、もうそろそろ、何もかも終わる気がする。 よく分からないけれど、感覚が遠くなってきた。 血を失い過ぎたせいか――― 何にせよ、もう… もう、終わりだ。 そう思う。 少年達の声を遠くに聞いて… その言葉がほんの少し、嬉しい。 どうせ終わりなら、そっちは最後まで続けて欲しい。 もっと、もっと気持ち良く――― ) …っくひ… ひふッ… ( か細い息が漏れるだけで、絶え絶えの呼吸と区別は難しいけれど、それでも喘いでしまいながら、少年達の責めに悦んだ。 …暴力衝動もある。 だから、急所を咥えさせられたりすれば噛み切りたくもなるのだけど、もはやその力もなくなされるがまま。 ) ―――ひぃぎぃッ… ぃ、イ… ( ぐったりと脱力した身体は、今度は焼かれる痛みに緊張を高めた。 ―――こんな痛み、死ぬかもしれないのに、それで気持ちイイなんて。 …あるのだろうかと、遠く考える。 考えるというか、感じているというか。 苦悶だけでない、荒い息遣いは暫く続き――― ついに宴が終わるまで、絶えることは許されなかった。 ) [Fri 4 Sep 2009 03:40:03]
◆屍鬼一家 > (女が喰らって行く様子は出来る限り苦痛を長引かせるように、じっくりと喰らって行く。 少食、と告げたことは間違いでは無い様でほぼ筋肉を失ったであろう左足に比べれば痛みはあるものもまだ腕を動かせそうな程度には肉を残されている) 『やっぱりごちそうだね』 『おいしかった』 『まだまだ食べたいね』 『それはこのおねぇちゃんで楽しんで我慢しようよ』 (少年たちの声は朗らかに。 話す言葉はただ悪夢を) ふふふ。 ごちそうさま。 かしら。 お片づけをしなくてはね。 (群がる少年たちは、代わる代わる少女の膣と菊穴を犯しては、中にも彼の顔、髪、と所構わず腐臭のする精を放ち始めた。 絶対齧るんじゃないぞ。 と警告して口へと肉棒を突っ込む少年も出てきた。 そして、女は仕上げ、と言うように血まみれの左足、食い散らかされた傷口を、焼き鏝で焼き始めよう) 『おねぇちゃん、痛いのに気持ちいい?』 『変態なんだ!!』 『マゾっていうんだっけ?』 (少年たちの言葉には容赦は無く。 さらに彼女の精神を嬲っていくだろう) [Fri 4 Sep 2009 03:28:40]
◆会別理久@霧の村 > ( 声は認識できている。 が、口が利けたとしても何も言えない。 自分で自分が分からない。 優しく優しく言うならば、イタキモチイイのだと理解するしかないのだが、そんな、ばかな。 …やっぱり、やっぱり全部夢なんじゃないか。 でも、痛い。 痛いよ。 ) ―――っぎぃ…! ( それこそ、齧り取られるのでもなければ痛みにもならない。 乳房を噛まれて一声鳴くのは、それが、ぞっとするほど、心地好かったからだ。 電気的にがくんがくんと振るう頭に、もう人間らしい表情はない。 目を見開いて、血の混じった泡を吹く口は、それが理性的な言葉を放っていたことがあるなんて信じられないくらい歪んでる。 意識も、さすがに壊れかけ。 ) ッびぎァ…っ!? ッ! ッ!! ( 更に加わる、腕への痛み。 やはり中和されるようなことはなく、正に地獄の苦しみの中で、それでも快感を求めていた。 ) [Fri 4 Sep 2009 03:12:18]
◆屍鬼一家 > 『このおねぇちゃんすごいよ』 『中がびくびくしてる』 (少年たちは若い性欲の赴くままに彼女が動かす腰の動きにあわせて少女を犯していく。 食いながら、犯していく) 『おっぱいもおいしそう』 『だめだよ。 そこは壊れちゃったら食べるところだよ』 『じゃあ。 舐めるだけ』 (少年たちの会話にはそんな言葉が含まれる。 其のうちに一人が彼女の胸へと軽くかじりつく。 肉を抉るほどではないが、痛みを与えるには十分な強さで) ふふ。 そろそろワタシも頂きましょう。 ワタシは少食なので。 此処を少し頂くわね。 (そして、最後に残っていた女が動く。 若々しい肉体に嫉妬しているわけではなさそうだが、腰を振る様子にどこか汚物を見るような口調になっている。 自分のことは棚にあげ) ふふふ。 (そして、彼女の右肩、腕の筋肉へと歯を立て。 そこの肉を喰らって行こうとするだろう) うふふ。 貴女も食べられながら逝ってしまうのかしら? うふふ。 [Fri 4 Sep 2009 03:03:05]
◆会別理久@霧の村 > ァアァああああがぁああああああ… ( 動物的な必死の鳴き声は、しかし急速に力をなくしていく。 叫びというよりは呻きに変わり… そして、少年達の言葉に反応している余裕はない。 いっそ殺して、と願うのはこういう状態か。 びくんびくんと機械的に全身を痙攣させて… どちらにせよ、肉を失ってしまった左足は、もう満足に動かせまい。 ) あ゛ァ―――… ぅ゛ー… ( がくがくと震える口から漏れるのはくぐもった音ばかりになって――― それでも。 そんな状態でさえも。 ) んぶぅ…ッ!? ( 脈絡なく突き入れられた異物を、この状況ではさすがにすんなりとはいかないが、前後の穴は受け入れて、痛みに悶えていた身体の反応が、少し変わる。 ―――ありえない。 強い刺激が与えられる中で、他の弱い刺激は無視されてしまうものだ。 それなのに――― 痛みと、快楽を、同時に認識してる。 痛みできつくきつく締め付けて… そうして強まる感触が、焼き切れかけていた神経を引き戻してしまった。 ) ァあぁ… あ゛ー… ( 女の言葉に答えはない。 もがく姿も、痛みから逃れようとするのと腰を振るのと、混ざってしまっては分からないだろう。 それでも――― 誰より自分が一番、よく分かってる。 分かってしまう。 ) [Fri 4 Sep 2009 02:53:44]
◆屍鬼一家 > (もしも、彼女が気でも失おうものなら次に待っているのは女の手にしている灼熱。 それをすでに食われた場所へと押し当てられ、止血と殺菌と気付けをするという状況が待ち構えている。 そういう意味では気を失わなかったのも幸運と言えるか) 『あーあ。 だしちゃった』 『どうする?』 『こっちに入れたら食べられそうだね』 『なら、こうするしかないよね』 (会話は不吉なものを感じるだろう。 大事な欠陥は女の指示で器用に避けて食べられていく。 しかし、神経などは容赦なく食い荒らされ、その左足がまともに機能できるかは怪しいところだ) 『おいしい』 『僕らはもっと食べよう』 『なら、僕らは』 『こっちを味わおうか』 (少年二人は左足へと取り付いたまま。 その肉を少しずつ、しかし確実に喰らって行く。 仕上げはどの道、焼き鏝で止血と消毒をされる末路がまっているが、知らないほうが良いだろう。 手の空いた少年二人は、愛撫もなしに彼女の秘所と菊穴へ、その出しっぱなしの肉棒を突き立ててしまおうとするだろう) ふふふ。 貴女は気持ちよくなるのかしら? 痛みで壊れてしまうのかしら。 うふふ。 (女は其の様子を眺めているだけでも満足そうで。 ニコニコと笑みを浮かべていた) [Fri 4 Sep 2009 02:38:30]
◆会別理久@霧の村 > ( 急に食べ物を入れて… いや、そもそもどんな病気になっていてもおかしくない状況なのだけれど、とにかく、いくらか戻してしまいながらも、食べられるだけ求め続ける。 生命の危機に瀕していても食欲は残るものなのかとどこかで躊躇いながら――― でも、殺しはしないようなことを言っていないかと考えてしまい、それにどれほどの救いがあるだろうとまた涙する。 ) ―――は… はぁ… ( 満腹だ。 でも、きっとそれを待っていて… だからもっと、もっと、もっと食べ続けなければいけないのに… やっぱり、お腹いっぱいで。 ) …っあ、ま… ゃ、やだ…! ( いくらか抵抗する力を取り戻しても、できることは何もない。 力なくもがく身体に、年端もいかない… それも腐ってる… 少年達が取り付いて――― ) …は!? ち、違う… それは――― っくふぅ…! ( 身体をまさぐる感触に、敏感に反応してしまう。 そんな状況ではないはずなのに――― 引き抜かれて、一度大きく身を逸らせた。 そのまま口へ押し込まれたそれは――― 少年達が拘らないのなら、吐き出そうとするけれど、でも。 その後に続くことを思えば、何だって、食べる。 ) ―――ひゃ、ゃ… ( 太股のくすぐったさに身をよじり… それがすぐに、純粋な痛みに対する逃避へ変わった。 ) ッひぎゃアああああああああ――――――…! ( まだこんな声が出せたのかという、絶叫。 正に断末魔というものか。 押さえつけられてしまう中で、意図せず身体を暴れさせる。 意外に頑丈な反面、重要な血管一本傷つけただけでも死んでしまえるのが人間だ。 そしてそれは前身を巡っているのだけれど… 幸か不幸か、それは避けられてしまうのだろう。 舌を噛んでしまって、血の混じった泡を吹く。 叫んでも叫んでも、意図せず自動的に発せられるそれは、喉という器官が限界を迎えるまで続いた。 すぐにも、気を失ってしまいそうな状況だけれど――― それさえ許さないのが痛みか、それとも、半ば死人に仲間入りしているという… ) [Fri 4 Sep 2009 02:27:45]
◆屍鬼一家 > (食料は彼女の欲求を満たすのに十分な量を与えられるだろう) ふふふ。 気を失われたら興ざめですもの。 最後まで起きていて頂かなくては、ね。 (食欲と性欲を満たすための宴の準備は整った) さあ、坊やたち。 そろそろ良いわ。 頂きましょう? (それを待っていた。と言うように少女へと少年たちが殺到する。 そしてすぐに少女の菊座に栓がされていることに気が付いた) 『なんだこれ』 『昨日の男のだ』 『このおねぇさんが食べちゃってたんだ』 『ちゃんと口から食べさせないと』 (少年たちはそれを引き抜けば、彼女の口へと押し込んでしまうだろう。 それから、一人の少年が、少女の左足のふくらはぎへと口をあけ。 ぐじゅりぐじゅりと、肉を食らいはじめてしまうだろう。 他の少年たちも後に続くように左足を思い思いに齧り、肉を食らっていこうとするだろう) そうそう。 まずは足から。 逃げられないようにしなくてはね。 (少女が暴れようと、少年たちはそれを押さえつけるに十分な力を持っているだろう) [Fri 4 Sep 2009 02:11:55]
◆会別理久@霧の村 > ―――… ( 背を丸めるようにしてうずくまった姿勢から顔だけ上げて、悪夢の続きを焦点の合わない瞳でぼんやりと見つめていた。 屍鬼化の影響という点でしか狂っていないだけでもたいしたものかもしれないが、この状況ではむしろ不幸といってかまわない。 やがて、今度は何が来たのかを理解する。 男の子だけれど、こいつらは、昨日の男がした事の比ではない、もっと――― ) ゃ… ゃめ… ( 壁に張り付くように背を押し付けて、少しでも遠ざかろうとするけれど、ろくに身動きも取れない。 交わされる言葉に、力なく頭を振った。 …もういい。 もういいよ。 お願いだから早く、目を、覚まして… ) …ッ ( 少年の性器を、そこだけ特に意識するような余裕があるわけもない。 押し付けられる食べ物?に一応顔を背けようとするが――― 腐臭なんて、もう体中に染み付いて、口の中いっぱいに広がっている。 どうやら食べ物らしいと認識すれば――― 混乱とか、恐怖とか… 色々ないまぜになった想いにはらはら涙を零しながら、もそもそと口を動かした。 …養殖場の動物達って、こんな気分なのだろうか。 ) っは… ふ… んぐ… ( 少しずつ、欲求に正直に、自分から顔を突き出していく。 もっと、もっと――― この子の、この指は? 食べたら美味しいかm ありえないのに、そんなこともふと頭を過ぎる。 もっとも… 自分が、そうされようとしている立場なのだが。 ) [Fri 4 Sep 2009 02:00:09]
◆屍鬼一家 > (それは、執念と呼べるのもだったのかもしれない。 すでに死んだ男の最後の怨念とも。 彼女がどんなに望もうと悪夢は覚めることは無く。 さらに深くなっていく。 そうして霧の中から現れたのは、一人はややふけているが、整った顔立ちで笑顔を浮かべている女性。 しかし、その腕や足はところどころ骨が見えるほどに齧られており、服は身につけていなかった。 腐臭が強くなる。 そして、彼女の手には何か熱せられた石の入った金属製のバケツ。 其の中には同じく熱せられた鉄の棒。 それは、奴隷に焼印を押す道具だ) うふふ。 ひどい格好。 それでも美人のお嬢様だとわかるのだから。 相当なものよね。 羨ましいわ。 (其の口からはよだれがこぼれ。 じゅわっ。と手元のバケツから蒸気があがる) 『どうするの?』 『早い者勝ちだ!』 『どこの肉がおいしいんだっけ』 『お尻とか太もものお肉がやわらかそうだよ』 (続いて現れるのは10代前半と思われる少年4人。 服などは着ているが、その股間は隠されておらず。 肉棒がひくひくとうごめいている。 さらに全身の肉のところどころが腐り落ちているが、状態は女よりも綺麗である) そうね。 殺さないようにしなくてはいけないわ。 止血もちゃんとしなくては。 そうそう。 食事はさせてあげないと死んでしまうわ。 (今日ばら撒かれた救援物資の一部。 すでに相当齧られて残飯と呼べるようなひどい有様のものを、少年の一人が持ってくる。 そのまま、指示を聞いた少年は肉棒をぶらぶらとさせながら) おねぇちゃん。 ほら、たべて。 たべて。 (其の口へと腐った汁の付いた残飯を口の中へと押し付け、無理やり食べさせようとするだろう) [Fri 4 Sep 2009 01:47:05]
◆会別理久@霧の村 > ―――っぅァああ… あ、あああ…! ( 慟哭。 かすれて力ないけれど、受け入れ難い現実に、あらん限りの声を上げる。 指先には確かに、尻に刺し入れられている何かが触れていた。 これは脱肛とか、腫れとか、そんなものではないはずだ。 ) …ぅうぅァあ゛…! ああああああ…! ( 喜んで口に咥えて、あろうことか喰おうとしたのも理解できないが、半ば千切れたそれでなおも攻め立てようとすることも、それがお尻の方なのも、おまけにそのせいで千切れてしまいそのまま残るなんて、何から何までどうかしてる。 夢だ、夢だ、夢だ――― でも、だから、だったら、早く醒めて欲しい。 もう十分じゃないか。 このまま先があるなんてありえない。 起きて笑おう。 変な、気持ち悪い夢を見たって。 やっぱり何か、今の生活にストレスとか感じてるんじゃないかって、心配してみたり。 朝ご飯は何かな。 栄養良いからっていっつもチーズトーストにされてしまうけど、たまには私もジャムが――― ) ( 抜く、という行動には移れず、声が枯れてもなお力なく泣き続ける。 …もちろん早く取り払いたい。 でも… これまたありえないことに… 確認のために触れた指の感触だけで、ぞくりとしてしまったという――― ただの悪寒かもしれない。 でも、もしも快感だったらと思うと、怖くてたまらない。 ) ( ―――は? ) ( 間近に迫るまで認識していなかった。 声もどこか遠くに聞いていた。 けれど――― たっぷりと無視してから、呆けたように顔を上げる。 場違いなテンションで… でももしかしたらどこまで正しい反応のこの人達は… ひと、達は? ) ―――。 ( 悲鳴を上げて逃れようとする気力も体力も残されていなかった。 茫然自失の娘は、両側に開けた通路のようになっている坑道で、壁だか床だか微妙な場所に打ち込まれている金具に、両手を後ろ手に縛り付けられている。 腕と脚にはシャツとジーンズの切れ端がくっついているけれど、肝心の身体は露にされていた。 ) [Fri 4 Sep 2009 01:25:29][90]
◆気配 > (少女が、其の身へと起こった悪夢を反芻している間。 彼女の周囲には複数の人物の気配。 先日、彼女を襲った男を屠った集団でもある) さあさあ。 坊やたち。 お行儀良く囲みましょうね。 せっかく綺麗なお嬢様ですもの。 殺さないように素敵なパーティーへしなくてはね。 (先ず響いたのは朗らかな声。 そのおぞましい内容を除けば普通の母親がやって来たと思えるようなもの。 その周囲には気配が四つ。 いずれもまだ『子供』と言える身長である。 それが霧の向うから徐々に近づいてい来る) 『ねえねえ。 昨日はおいしく無かったよ』 『腐っていたから仕方が無いさ』 『今日はごちそうだよ』 『ころしちゃ駄目なんだよ』 (くすくす、くすくす。 そんな合唱がかすかに響いてくるだろう。 さらに他の気配もあるかもしれないが) [Fri 4 Sep 2009 01:17:21]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『(複数のものがうごめいていく気配)』 [Fri 4 Sep 2009 01:06:22]
◆会別理久@霧の村 > ―――ァ… ッアぁあああ… ( おぞましさに力なく声を上げて、肩で口を拭う。 後ろ手に縛られている腕はどうしたって使えない。 頭が痛いのは脱水症状か、臭いのせいか、それとも打ち付けられたからか。 あれだって一歩間違えれば死んでいた。 …いっそ死んでいればとも思うけど。 怖い、哀しい、悔しい、辛い、恨めしい… 乏しい語彙でこの想いを表すのは難しい。 ただ、もう何も考えたくない、感じたくない。 ) ッ!? ( 後ろ手に縛り付けられているという無理な体勢で、遠慮なく動かされたせいであちこち痛むが、残り少ない体力であっという間に哀しみ疲れたところで、その感触を認識した。 初めてで乱暴に突き上げられた下腹部に違和感があるのはもちろんだけれど、それよりも、その、後ろに――― ) …っひ、ぃ ぃゃ… ( お尻の中に異物が差し込まれていたりしたら、無意識にでも排出されるものではないのか。 きっと、気のせいだ。 喉に刺さった魚の骨が、もうないのに、傷付いているせいでまだあるように感じるみたいな――― 認めたくない思いで身を起こし、後ろには触れられる、指で、おそるおそる触れてみる。 ) ( そうこうしている間にも 《災厄》 は迫ってくるか。 ) [Fri 4 Sep 2009 01:03:36][9]
◆会別理久 > ( 気付けばまだ、悪夢の続きにいる。 半覚醒の状態からすでに激しい吐き気に襲われていて、胃の中なんて空っぽだけれどげえげえと戻してしまう。 口内に染み付いたかのような腐臭をすすぎたいけれど、唾液さえ満足に出やしないし、口を閉じるとその悪臭が酷くなって、またもどした。 ) ―――っふー… ぅう… ふぅー… ( 喘ぐように息をつく。 何がどうなったのか、わけが分からない。 …いっそ分からないままでいられたら良かったのに――― 素肌で感じる岩肌に、悪夢の全てを思い出す。 ) [Fri 4 Sep 2009 00:45:43]
お知らせ > 会別理久さんが来ました。 『( 目覚めたくなかった。 )』 [Fri 4 Sep 2009 00:36:37]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが退室されました。 『( 脱獄成功。 けれど 、 穢され傷ついた兎は 、 壊れかけて 。 )』 [Thu 3 Sep 2009 23:06:03]
◆黒兎@霧の村 > ( 一緒にヴェイトスへ帰る 。 ) ( それだけを目指して 少女は走る 。 近寄る物体は全て斬った。 村人でも、グールでも関係ない 。 ) ふ ふ …… 。 くろうしゃぎ は、 かりを するの よ 。 ( またワラッタ 。 何人も、 何十人も、 斬っていく。 斬って、 走る 。 ) ――――― …… ! ( 無数に道が分かれる鉱山の中、 兎は幸運なことに出口へと辿り着く 。 鉱山から出てしまえば、 村へ向かってまた全速力走り 。 グールを振り切って村の中へと 、 逃げ込むのだろう 。 低い屋根へと飛び移り 、 窓から家の中へ入り 、 そしてグール達に見つからぬよう 、 移動して 。 ) …………… くれぇ いん … ( 一緒に来た青年を探すため、 動く。 グールと鉢合わせれば戦う。 戦い続ける 。 だってきっと、青年もまだ戦っているのだろうから 。 牢にいた村人の男達は、多分殺してしまったけれど ―――― 村の中で怯えて震える村人を、 騎士見習いの青年はきっと 、 助けているのだろうから 。 ) …… け ど 、 会う前 に、 きれい に …… ( こんな穢れた体では 、 青年に会うことは出来ない 。 ポロリ と 、 兎の少女は涙を 流した 。 ) [Thu 3 Sep 2009 23:05:19]
◆黒兎@霧の村 > ( 少女の瞳はだんだんと うつら とし 、 既に快楽を感じるだけの人形となる 。 男たちの言う通りにし、 高い喘ぎ声をあげる。 順番を待つ男たちも、一物をしごきながら待っていて 、 果てるときは少女の身体に 白濁を飛ばし 塗りつけていく 。 ) …ん、 ぁ …ぁッ …… や ッ …… い …クッ ゃぁ ――ッ!!! ( ビク、 ビクンッ と 少女は小さく痙攣し 、 高い声と共に背を弓なりにしならせる。 その様子に男たちはニヤリと笑い、 そして更に行為を激しく していくのだ 。 何度も口の中に白濁を放出され、 身体を濡らし、 蜜壷の中にも溢れんばかりに出される 。 何度も何度も、 それを繰り返し ――― 。 ) ( 数刻後 、 最後の男が少女の中に出して、 行為が終わる 。 まだ小さく痙攣し、虚ろな目をしている少女を尻目に、 男たちは のそり と 、 自分達がいた場所へ戻っていくの だ 。 ) ……ゲ ホッ ( 暫くして、 正気を取り戻した少女は何度も咳き込み、 そして胃の中のものを吐き出す 。 生くさかった口の中に 胃液のすっぱさが混じって 、 更に気分が 悪くなった 。 何度も何度も吐いて 、 もう吐く物すら無くなれば ――― 少女はゆらり と 動き出し、 剥がされた衣服を震える手で身に付けていく 。 破れていても、何も着ないよりはマシだ 。 ) ………ふふッ … ( 小さく、 小さく 、 笑いをこぼしながら 、 ポシェットも腰へと つけ 、 ゆっくりと 立ち上がる 。 まだ中に残った白濁が腿を伝い 、 足へと流れる嫌な感触。 まだ身体は痛く、 動かすのはダルイ 。 けれど動かぬワケにはいかなかった。 紅い瞳に、狂気の光が煌く 。 一度は鞘へ戻した八月朔を 抜いて ) ―――――― … ( 1歩 、 2歩 。 一番近くに居た男へ一閃。 首をはねる 。 それが合図 。 牢の中の立場は逆転。 男たちの阿鼻叫喚が 響く 。 そして少女の小さな笑い声 。 ) ( 牢の異変に気付いたグールが訪れ、 愚かな事に 鍵を開ける 。 少女はそのチャンスを逃さない 。 ) ( グールの心臓に一太刀 。 そして 、 走る 。 ただ 走る 。 出口を目指して 。 無謀なことこの上ない行動 。) [Thu 3 Sep 2009 22:56:21]
◆黒兎@霧の村 > ン、 む グ ッ ゥ…… ( 叫んでいれば 、 黙っていろとばかりに男の一物を口に入れられる 。 口の中に広がる 、 独特の異臭 。 ぐぇ と 、 嫌な音が喉で鳴る。 別の男が、少女の膨らみきっていない乳房を乱暴に揉んだ。 気が付けば皆 荒い息をしている。 ―――― 少女とて 、 何も知らぬ生娘ではなく 。 これからどうなるかなんてもう 分かりきっていた。 分かっていても、防ぐことも逃げることももう出来ず 。) ( 細い足がM字に開かれ、 別の男の太いソレ が、少女のまだ濡れていない蜜壷に 当てられる 。 前戯も何も無いから濡れていないのは 、 当然と言えば当然で。 ) …… ぐ、 …………ッ !!! ( 男の身が少女に落ちる。 苦しげに少女がもがき、紅い瞳から 涙が落ちた。 ) ( 男たちは少女の様子など気にすることすらせず、 ただただ自分達の欲望に任せて 、 動き続ける 。 ) ( ガクガクと 、 男の腰の動きで少女が揺れ、 その揺れで、口の中に一物を入れていた男が 、 果てた。 「 飲め ッ 」 少女の鼻をつまみ、 一言 。 ) ( コクン ) ( と 黒い兎の少女の喉が動く。 少女の口からソレを抜けば、飲み込め切れなかった白濁が つゥ と 、 流れた 。 ) ――― う、 ゲホッ ゲホッ … ! ……ぁッ … ン ! ( 息を整える間も無く 次の男が少女の口に一物を咥えさせる。 少女の中に入れていた男も 、 低いうなり声と共に 果てて 、 中へと白濁を吐き出した 。 無理矢理の行為。 けれど少女の身体も既に熱くなり、 男達に合わせて動くようになる。 ) [Thu 3 Sep 2009 22:30:59]
◆黒兎@霧の村 > ―――― … ッぁ … ! ( 黒い兎が 、振り向くと同時 。1人の男が乱暴に兎の肩を引っ張った。 少女の身体は力強く冷たい石の上に叩きつけられる 。 何が起こった? そう考えると同時。 嫌な予感が した 。 ) い ゃッ ! いや ……… ! ( 男たちの手が少女に触れる 。 身体の自由を奪うように、 腕 、 足 、 腰 。 そしてその形を確かめるように 、 胸 。 足の間 。 ) ( 男たちが何かを言い、 何かを叫び、 卑下た笑いを浮かべる 。 既に男たちの精神は蝕まれているのだろう。 恐慌状態に陥った者達は、妙な霧で更に増大されている 。 ) やめ て … ! ゃぁぁぁぁぁぁッ ( 少女の悲鳴が牢に響き、 五月蝿いと 殴れる 。 別の男の手で少女の服は剥がされていき、 白い裸体が 冷たい空気に晒される 。 まだ発達しきっていない、未熟な身体 。 ) [Thu 3 Sep 2009 22:05:58]
◆黒兎@霧の村 > ( まさかのゾロ目。 【災厄後に生存していたならば脱獄することができる。】 ということで、【 4.発狂した囚人達の欲求処理に用いられ、集団から暴行を受ける。】 その後 【 脱獄 】 ) ―――― … むらのひと も、 つかまった ら 、此処なの ね … 。 ( 周りを見れば 、 生気の無い 村人であろう人の姿 。 虚ろな瞳だ。ゾクリ と、 背筋が凍るような――― 。 気分が悪くなる。 気分が落ちていく 。 自分もいつかこうなってしまうのだろうか 。 不安で 、 怖くて 。 ) ……くしゅり …… 。 ( ポシェットに入っていたハズだ。 飲んでおこうと 、 一度隠したポシェットと八月朔を 引き出していたところで 、 同じ牢にいる男が数名、 立ち上がった 。 「 おんな だ 。 」 そんな、 低い声と共に。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:56:58]
◆黒兎@霧の村 > ( 奪おうとしたが余りにも強く握っていたから諦めたのか、小娘1人が武器を持ったところでどうにもならないと思われたのか。 そもそもそこまで考えていないのか 。 けれどコレは、隠しておいたほうがいいだろう。 這い蹲るように端のほうへ行けば、 小さく開いていた穴に、 八月朔とポーチをつっこみ、 近くにあった石を置いて目隠しを する。 ―― まぁ、 見つかるときは見つかるだろうけれど 。 ) ――― … 牢屋 … ? ( ぼんやりとした様子で呟く 。 そして、地面というよりは岩 。 そういえばウォッシュベアーは鉱山の村だったか 。 ということは ――― 。 ) ………… むかし に、 戻ったみたい なの よぅ …。 ( 小さなため息 をつきながら、 ゆっくりと身体を起こしていく。 ) ( さて 。 これから如何なるのだろうか。 ) ( 【災厄判定】 ) [Thu 3 Sep 2009 21:44:48][44]
◆黒兎@霧の村 > ッ…ぅ ……… ( 地面に当たってる体が冷たい 。 ピチョン と、 どこからか水音が聞こえる 。 ) ( 今までずっと 気を失っていたらしい兎はやっと眼を覚ました様子 。 うつ伏せの状態でぼんやりと、まず眼に入ったのは 、 格子だった 。 此処は ―――― 何処 だろう ? ) ――――― … じっけ ん … おへ や … ……… ッ … ( 身体を動かそうとすると 、全身に鈍い痛みが走った 。 そうだ 。 ウォッシュベアーの村に来て 、 それから … 。 ) …くれ ……ぃん …… ?( 小さく 、 一緒にいた筈の青年の名を呼ぶ 。 けれど青年が此処にいる筈もなく 。 動いていなかった思考が、だんだんとハッキリ してくる 。 そうだ。 自分はあの時捕まったんだ 。 ) ―――― … ぅ …… い たい …… 。 ( ずるずる と 、 緩慢な動きで身体を起こしていく 。 ふと、 左手を見ると 愛刀の八月朔はまだ 、その手に 。 ポーチも持ったままだ。 少し 安心する 。 ) [Thu 3 Sep 2009 21:39:09]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが入室されました。 『( 冷たく硬い 地面の感触。 )』 [Thu 3 Sep 2009 21:30:55]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( 男の叫びを遠くに聞きながら、放り出されたまま気を失った――― )』 [Thu 3 Sep 2009 02:43:24]
お知らせ > 食人鬼さんが退室されました。 『(そして部位を欠損した男は今度は自分が食事となるのだ)』 [Thu 3 Sep 2009 02:42:50]
◆会別理久@霧の村 > ―――ぶぇぐっ!? ( 乱暴に引き抜かれて、続く平手打ち。 かわす術はなく、岩の地面に転がった。 ) …っぁ… ( 消耗していたところ、更に交わったりしたせいで動作は緩慢。 のろのろ、とりあえず起き上がろうとするものの、あとはなすがまま――― ただ、口には注意した方が良い。 ) ( 無謀にも試みるなら、後ろも犯されてしまう。 もげてしまったそれがどうなるかは――― 目を覚ました後で。 ) [Thu 3 Sep 2009 02:36:03]
◆食人鬼 > ぎゃおぅ!! (さすがに性器を齧られれば痛みがあったらしく。 慌てて引き抜けば噛みきれはされなかったものの半ばまでしっかりと歯形のついた状態になる) な、なにしやがるっ!! (彼女へと平手打ちを浴びせようとするだろう。 食人鬼の男にとってはいい薬とも言える) まだ犯されたい様だなぁ!! (半分取れかけた肉棒でそんなことを言っても説得力はなし。 だが、欲望に忠実な男は無謀にも再びの行為を試みるのだ。 今度は彼女の菊座へ、取れかけの肉棒を突き刺そうとする暴挙。 美味く貫けても、そのまま根元から折れ、男はのた打ち回りながら逃げていくことになる。 肉棒がどうなるかは彼女次第) [Thu 3 Sep 2009 02:27:11]
◆会別理久@霧の村 > んン… っふぅ、ちゅぅ… ( ああ、舌… 唾液… ) じゅる… ( 一度満足して… どうせすぐに首をもたげるけれど、性的な欲求は一時的に満たされる。 ―――しかし、今まさに与えられている刺激に対する関心がとりあえず薄れると、そう、他の欲求へ意識が向くのだ。 この二日、何も口にしていなかったという――― つまり、食欲だ。 そして。 ) ァ、あ… あー… ( 味わっていた… もう、まともな感覚ではないし、胸には確かに戻してしまいそうなむかつきがあるのだけれど、それでも 『味わっていた』 舌が出ていってしまう。 名残惜しそうに追おうとしても、手首の戒めでそれは叶わない。 変わりに顔の前へ出されるのは――― ) …は、ぁむ。 んふ… ちゅ、ちゅ… ( 一度顔を背けるものの… すぐに仕方なさそうに、それを口に含んだ。 舐めるとかそういう前段階はなく、頭を突き出して喉の奥まで。 口の中で液を舐め取って、吸って――― ) ( …もう皮と肉しかないじゃないというところで 噛み付いた。 最初はやんわり、けれどそのまま一息で、最後まで噛み切ろうとするように――― ) ―――ぅう゛ゥううう…! ( 硬いなあ、この肉。 ) [Thu 3 Sep 2009 02:16:15]
◆食人鬼 > きひっ。 いった。 いったっ。 (そして好き勝手に犯した男はそのまま腐ったような匂いの精を再び彼女の中へと注ぎ込み。 余韻の中でもとめるようなしぐさに唇を奪おう。 そのまま。立ち上がればその肉棒をくわえ込ませ。 口で掃除させようとするだろう) ひひ。 変態メスマゾに与える食事はこれだけで十分だぁ…。 こいつを食べなきゃ、なんにもねぇぞぉ? (肉棒を口に運ぶときにはそんなことを告げよう。 事実。 ここまで彼女にはろくな食事など与えられずまともに口にしたのはこの男の体液、という事になるだろう) [Thu 3 Sep 2009 02:04:47]
◆会別理久@霧の村 > ( ああ、そうだね。 そういえば。 でも、しょうがないじゃない。 気持ちよくて… だって、どうせ夢だ。 どうでもいい。 ) 〜ッくぅ… ンん! っふぅ… ふッ… はァ…! ( もう、答えない。 嫌がりも、否定もせずに、自分から求めて――― 乱暴なだけの刺激を不満にも思うけれど、一人で岩に擦り付けていたもどかしさを思えば十分過ぎる。 ) ッぃぐ!? ァ゛ッ、痛… ぅあ、ァ… ( 後ろに指が。 予想外の刺激だし、痛みもある。 今度は何だと現実感溢れる刺激に束の間戸惑うけれど、まあいいか。 凄く変な感じだけど――― でも。 いっそ拷問のようにも思うのに、拒否しきれない部分があって… 彼の狙いも、果たされるか。 ) っひァ! ァッ… あ、ぅ、うん… もッ… もぉ―――ッ ッ ( 初めてで、波に流されるように、まっすぐ達してしまう。 あれ、何これと思っている間にもう。 体内を掻き回す異物を痙攣しながら締め付けて、溢れさせた。 電気でも流されたみたいに背を仰け反らせ、岩肌が痛いのだけど、がくがく震えながら突っ張るのが止まらない。 爪先で岩肌を掻いて… 余韻の中で、求めるように顔を近づける。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:48:44]
◆食人鬼 > わ、わかるかぁ? お前、自分で腰振ってるぞ。 処女だろう? 処女。 どれだけ淫乱なんだ。 きひひひ。 (仮にこのまま無事に開放されたとしても、この行為は刻み付けられる。 腐った死体に犯されて、自分から腰を振って喜んでいた、と) 気持ちよさそうだなぁ。 おら、いっちまうんじゃないか? おらおら。 とっとと行っちまえ。 メスマゾ! (技術もなにもなく、ただ、太い肉棒で少女の体をただ突き上げるだけの行為。 気持ちよくさせようなんてこれっぽっちも考えず。 自分で気持ちよくなるためだけに犯す。 膣のしまりが良くならないかと彼女の菊穴へも指を伸ばし、そのまま無遠慮に指をいれ、かき回してしまうだろう) おらおら。 強姦されていっちまえ。 きひひひ。 [Thu 3 Sep 2009 01:33:25]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――ありえない。 ありえない。 間近で見るその男は、見れば見るほど肉体がこの状態で情交に及べるわけがない。 ましてや、精もあるなんて。 …食人鬼の動きで何となくそれと感じて震えるが、よかった… 同時に達したりはしなかった。 いや、何一つよくないけれど。 この何もかもありえない状況。 いっそ全部夢なのではないかと思えば、自分の身体がこんな風に反応してしまうのも分かる。 ) ―――ッは… はァ… は…っ ぁッ! ん! ふぅ、ん… ( そう、夢だ、全部――― 悪い夢。 ) ん、ン… ( 刺激を与えられるたびに戸惑うような反応していた体が、ほんの少し解れる。 困惑に強張っていた顔も呆けたようになり――― 腐った顔が近付くのをぼんやり見つめ、あろうことか薄く唇を開けて、その接触を受け入れた。 長い長い舌が口内で蠢くのに、びくびく身体を震わせる。 酷い匂い。 吐き気がする。 でも… キモチイイ。 …舌なんか絡めようとしなくても勝手にされそうだけれど、確かに、自分でも動かしているのを感じるか。 腰も、もうはっきりと振ってしまっていた。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:26:24]
◆食人鬼 > (すでに食人鬼化への影響を受けているためであろう。 男はそれに気が付いているのか居ないのか、破瓜の血を見ればなお喜んだように腰を振り、自分勝手に彼女の中へと腐ったような匂いを発する精を注ぎ込んでしまうだろう) なにかおかしいかぁ? きひひっ。 犯したいから犯しているだけだぁ。 お前こそ、処女の癖に突っ込まれて喜んでる変態じゃねぇかぁ。 きひひ。 大してちがわねぇなぁ (しかし、一度の射精で終わることなく。 そのまま、精と破瓜の血と愛液とかき回すように腰を動かそう) お前も、メスマゾらしく、楽しめぇ。 (彼女の反応に気をよくしているらしく。 そのまま、おぞましい顔で彼女の唇を奪い。 その口の中まで腐臭のする舌をいれ。 口の中を嘗め回す。 普通なら戻してもおかしくないような状況) [Thu 3 Sep 2009 01:12:26]
◆会別理久@霧の村 > ぇ… ( 戸惑いに、喘ぐように口をぱくつかせながら、虚空に呟く。 舌が素肌をなぞるのに合わせてよだれまみれの身体を震わせ… 胸の先端も始めからそうだったのか、すぐに、恋人にされているように悦んだ。 ―――かじる、なんていう言葉に対して、恐怖心がないわけじゃない。 快感に身悶えしながら、嫌悪感ももちろんある。 けれどイヤで、恐ろしくて、拒むように入り込む異物を締め付けてみても、十分に潤っている状態では逆効果。 きっと相手に対しても… それより何より、自分に対して、逆効果。 ) ―――〜っひ、ひぃ…!? ひンっ!? ち、違っ… 違うッ… こんな――― ( 突き上げる腰の動きに、身体を仰け反らせながら。 こんなの違うとどんなに思ってみても、快感は本物だった。 ) …あッ ア! ぁ… あなた達ッ… 何… ッんふぅ! ( おぞましい舌。 いやらしい唇… それなのに、どうして… どうして、ほんの少し近付こうかなんて思うんだろう。 ) [Thu 3 Sep 2009 01:07:30]
◆会別理久@霧の村 > ( 破瓜の痛みは感じなかった。 そういう人もいるというけど、それより他のところがあちこち痛くて。 なのになぜか、気持ち良くて。 ) ―――な、ぁ… なんで [Thu 3 Sep 2009 00:59:01]
◆食人鬼 > きひひひ。 なんだ。 もう濡れてるんじゃねぇか。 とんだ淫乱娘だなぁ。 きひひ。 (滑り良く貫けたことに満足をして、さらけ出した素肌をでっぷりとした体躯とは裏腹にひょろりと長くなった舌で舐めていく) このまま、かじりてぇなぁ。 でも、それはだめだなぁ。 喰うのはみんなでだなぁ。 (執拗に胸を舐め始めながら、遠慮なしに腰を振っていく。 ふーふーっと息も荒く) 犯されて喜ぶマゾメスだぁ。 きひひひ [Thu 3 Sep 2009 00:56:32]
◆会別理久@霧の村 > ( 平時では耐え難いが、この際よだれくらい何でもない。 ただ、そのものに対する嫌悪感よりも、その、液体のつたう感触の方がぞくぞくして、身をよじった。 ―――何だ、これ。 これもストレスのせいだろうか。 昨日?あんな風になったのは百歩譲るとしても、こんな、死体に犯されるなんて状況で――― ) ―――っひ!? ッぃ…? あっ… ぁ、あぐ! ( 力なく、いやいやと首を振る。 そんなところばっかり腐り落ちていないのを恨めしく思う余裕はなく、乱暴なはずの挿入に、どっと諦観が押し寄せてきた… まだ、まだ、段階はあるはずなのだけど、ここまできてしまったら。 それより何より――― ) ―――っふぅ…!? っぅう、ッくぅん…っ ( ぶるぶると、快感に身体を震わせてしまう。 通常、命の危機が迫っているような状況で、身体にどんな刺激が与えられようと、それに悦ぶ余裕はないはずなのに――― まるで、そういう物語が本物であるかのように… それにしたって脈絡がなさ過ぎるが… 食人鬼のそれを受け入れた秘所は、その時すでに濡れそぼっていた。 ) [Thu 3 Sep 2009 00:50:30]
◆食人鬼 > (少女が大人しくなったのを見れば、満足そうに笑みを浮かべ、もとのようによだれを彼女の肌の上にこぼしていく) うへへぇ…。 暴れるのが悪いんだ…。 それじゃぁ、いただきまぁす。 (そして、ところどころ腐っているはずなのに妙に硬くて巨大な肉棒を、愛撫一つせずいきなり少女の中へと突き入れてしまおう) ひひ。 よくみりゃ美人だぁ。 こりゃ俺も運が向いてきたかぁ。 ひひひ。 (そう、だらだらとよだれは少女の肌、腹部から胸にかけて振りまかれる。 食人鬼に少女を気遣う様子などまったく見られないだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:38:55]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――望んだことなのかな。 ) ァあアぁああああああ…! ( 声帯に空気を通すだけといった、意図せず漏れてしまうような悲鳴を上げながら、ふと、妙に静かな意識で考えた。 この場において意味はないけれど。 ) ―――ッ!? ( 頭を掴まれて、息を飲む。 何かにぶつかって目の前に火花が散るなんていう表現があるけれど――― 悲鳴のせいでもう掠れた呻き声を上げること数度。 意識は保っているものの、身体に力が入らない。 …父は釣った魚が暴れるのを止めるのに、そういえば、打ち付けていたっけ。 ) ―――ぁ… あぁう… ぅ… ( 殺しちゃいけないんじゃなかったか。 こんな風に頭をぶつけたりしたら――― なんて、考えられるのだから、たぶん平気なんだけど。 もごもごと呻くことしかできず、誰にも許していない肌がさらされる。 …仕方ない。 しかたないけど… 問題があって… ) ―――ッ!? …っんぁ ( その手が、こんな状況で、変にくすぐったく感じられるという――― ) [Thu 3 Sep 2009 00:32:50]
◆食人鬼 > すぐに、わかる…。 きひひ。 楽しみだ。 (すでに怪物と化した男にとっては少女の抵抗など押さえ込むのは簡単であったが、それでも頭突きなどされればうっとおしさに苛立ったように、彼女の頭を掴み、そのまま岩肌にぶつけてやろうとする。 殺さないようにという事は守るのか手加減はしているようだが、執拗に頭を岩肌にぶつけようとするだろう) ああ!? 大人しくしてりゃぁいいんだよ!! おらおら! (先ほどまでの様子とは打って変わって乱暴な口調になる。 そして、頭を抑えたまま服を引き裂いて裸にしてしまおうとするだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:22:14]
◆会別理久@霧の村 > …ッな、なにっ なに… ( 何をする気だ。 疑問を口にしながら、何にせよ冗談じゃないとがくがく首を振る。 歯の根が合わない。 つまみ食いって… 人間ならあっちの方だと当たりをつけられるけど、これは… こんなのでは、本当に 『どっちか』 分かったものじゃない。 …異臭はお互いさまか、それにしたって、相手のは酷いけれど… ) な、なかっ 仲間って… どういう… 〜ゃ、やめ…ッ やめて! イヤ…! ( がくがく震えて、もうもがいているのか震えなのか分からない身体を精一杯暴れさせる。 両手首は縛られて、岩壁に刺さっている金具に結ばれているから、抵抗といっても変な姿勢で力の入らない蹴りくらいのものだけど――― 必死だ。 手首が痛いとか、身体が岩にぶつかるとか考えていられない。 ) ―――ゃ、や、ゃあァああああああッ!!! ( のしかからるのを払うのも難しいが… せめて自由になる頭、勇気を出して相手の鼻っ柱に打ちつけようと――― 恐慌状態だが、それにしては、冷静な方か。 地獄が長引くだけかもしれないけれど。 ) [Thu 3 Sep 2009 00:15:19]
◆食人鬼 > こ、殺すな、ってことはぁ。 殺さなけりゃ何してもかまわねぇんだよなぁ。 (きひひひと、よだれをたらしたまま怯える少女へと一歩ずつ近づいていく。 異臭が鼻を突くかもしれない) ひっひっひ。 そのうち。 おめぇもお仲間だぁ…。 だから今のうちに味見させてもらうでなぁ。 (緩慢な動作のまま、少女へとのしかかり、そのまま両手を押さえて押し倒してしまおうとするだろう) [Thu 3 Sep 2009 00:03:13]
◆会別理久@霧の村 > ( あ、そうか。 そりゃあ、水とか食べ物とか、うん、与えないわけにはいかないんだし、ようやく思い出してもらえたっていうか、そろそろ危ないかもしれないし、この人はそういう――― ) ―――。 ( どこか希望的に考える意識はよそに、身体は跳び退るように反応してしまった。 正座していた足をばたつかせて逃げようとするけれど――― すぐに、大きな金属音。 一歩も進まない距離で身体が止まる。 ) ッぁ、あ… ( 肉付き良いのはさておきそれが不自然に削げているのはどんなダイエットか。 いい大人?がよだれなんか垂らしてみっともない。 なんていうかもう寝不足通り越して薬物中毒みたいな――― でも、あ、口は利けるのか。 でも、でも、でも、いや、つまみ食いって――― ) …な、ぁ、な…ッ ( 何か言うべきかもしれない、無駄かもしれないけれど、聞きたいことはある。 それなのに、生理的な嫌悪感と恐怖で、言葉が出てこない。 ずるずると、なんとか逃げようともがく足が空しく岩肌を擦った。 ) [Wed 2 Sep 2009 23:59:17]
◆食人鬼 > (でっぷりとした体躯。 肉はところどころ削げておりだらしなく開いた口からはだらだらとよだれが垂れている。 口元がやや赤黒くなっているのは食人をしている証拠といえる異形のもの) うへへぇ。 こ、これだけたくさんいるんだ。 ちょっとつまみ食いしても、かまわねぇよなぁ…? (其の目つきは明らかに以上であり、血走った眼で貴女を見つめていることだろう) [Wed 2 Sep 2009 23:49:42]
お知らせ > 食人鬼さんが入室されました。 『くけぇ…』 [Wed 2 Sep 2009 23:46:04]
◆会別理久@霧の村 > ( 放置されている理由は分からない。 どうせ順番待ちとか、そんなところだと思うし、このままで済むわけがないから知りたいとも思わない。 …まさか仲間入りする可能性があるからだとは露知らず、とにかく今のうちに逃げなければと忙しく足を動かした。 岩肌やズボンが肌を擦る感触に、別の動きも混じりそうになるのをぐっと堪えながら。 ) ( 脱水症状か、気分が悪くて頭も痛い。 疲れ易くなっているのもあって、一度お尻を落とし壁にもたれた。 ) ( この仲間入りするかもしれない娘について、何らかの取り決めが交わされていたのか、それは分からない。 そんなものは存在せず、ただ本能的に捕食対象から外されていただけかもしれない。 けれどいずれにせよ規律を乱す者というのはいるもので、そして、この程度のことは、何ら問題にならない、それこそ食事や排泄と同じ――― ) ―――ッ!? ( 時間はあるようだから大丈夫とか、そんな甘えもどこかにあったのかもしれない。 自分の息遣いに気を取られていたら… 霧の先に、ぬうっと立つ人影があった。 ) ( 助けが来たとは、とても思えない。 ) [Wed 2 Sep 2009 23:24:56]
◆会別理久@霧の村 > ………はー…っ はー… ( 落ち着け、落ち着け、落ち着け。 …試験なんかで戦々恐々とするクラスメート達を見るに、私はタフな方なのではないかと思っていたけれど、この状況では誰でもそうなるだろうか。 怖くて、焦り、苛立ってしまう… それでは何も解決しないという意識におかまいなく、抗い難い感情だけが膨らんで… うう、一過性のものかと思ったら、まだ続いているみたいだ。 つまり、覚醒すればするほど、それらの欲求を明確に意識してしまうということか。 ) ( 微かに震えてしまう深呼吸。 足の指は、まだ真面目に結び目の形を知ろうとしているけども、とりあえず蝶結びのような解き易いものじゃない。 むしろ結び方を知っている人間が、これなら解けないと知った上でそうしたような――― でも、溶接したのでなければ、解き方はあるはずだ。 ) ( それにしても。 ) ( 何が、狙いなのだろう。 ―――両側に長く伸びているらしい、通路のようなこの場所へは、今も遠く、奇声が聞こえてくる。 やっぱり、風の音なんかでは、ない、と思う。 だったらいいのだけれど。 ) ( 《災厄》 ) [Wed 2 Sep 2009 22:47:31][45]
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