日時計の公園 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > シンジュさんが退室されました。 『今更気づくなんて・・・。』 [Sun 30 May 2010 23:11:21]
◆シンジュ > (今までは誰かの為に曲を作ったことなんて無かった。全ての曲は自分の為に作り自分の為に歌ってきたが、これ程気持ちがいいとは思わなかった。)(とはいえ曲調が随分とダークになってしまった。歌詞も結構ダークだ。)(だから、ここの和音はC6・・・D♯・・・。ふふ・・・。あの人のイメージになんか合ってきてるよね。)もっと・・・、誰かの為に曲を作りたいな・・・。(高みを目指すだけじゃなく、人の為に何かしたい。) [Sun 30 May 2010 23:03:48]
◆シンジュ > (少しずつだが、ペンが進む。作曲や作詞をしていると昔を思い出す。まだ幼かった頃、両親がまだいた頃。私は今より輝いていた。自分が不幸だとは気づかなかった。)今は・・・幸せも不幸せもわかるけど。(幸せであり、不幸せだった私は・・・幸せだった。)さーてと・・・。ここのサビはもう一工夫入れたいなぁ。(思いつく限りのアレンジを楽譜に書き加えていった。今日は冴えてるな、私♪)この調子でどんどん書くぞー! [Sun 30 May 2010 22:53:22]
◆シンジュ > (しんとした公園のベンチにシンジュは一人座った。長い髪を振り払い、ブラウスの襟を整えた。)(うん・・・。いい天気ね。雨も好きだけど、こんな日はやっぱり晴天に限るわ。)(持っていたバッグから紙とペンを取り出した。それは五線譜であり、ほぼ音符で埋め尽くされていた。片手にペンを持ち、ため息をついた。)作詞はとっくにできてるのにな・・・。後は作曲かぁ。(こうは言っているものの顔は微笑んでいる。風がシンジュの頬を撫でた。シンジュは心地よさそうに目を細めた。)本当にいい天気・・・。 [Sun 30 May 2010 22:42:14]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 『上機嫌』 [Sun 30 May 2010 22:31:30]
お知らせ > 艶子(猫)さんが帰りました。 『かくして英雄の肉を盗んだ使い魔が、世に放たれる』 [Sun 30 May 2010 02:51:32]
◆艶子(猫) > ……(表情の筋肉をゆっくりと動かして、それはそれは嬉しそうな笑顔を満面に湛え)私「が」豪天寺艶子だ(発声器官を借りた声が公園の空気を振動させる。迷うべくもない。颯爽とその場より歩み出す。得たばかりの肩の骨格で緩やかな風を切りながら。月夜に引いた影に尻尾が生えていたのを見掛けた人間が居たかどうかは果たして解らない。潤沢に湧き出てくる今までの記憶を肴に楽しみながら、有用な情報を取捨択一し、自分の進むべきヴェイトスの道を定めよう) [Sun 30 May 2010 02:50:51]
◆艶子(猫) > ……(そして右手を脇に着いて緩慢とその場に立ち上がる。殆ど無人である公園風景の彼処にへと巡らせる眼差し。猫の肉体に宿していた暗視能力は損なわれ、暗闇に包まれた空気は一種の壁のようだ。気をつけなければならない。直立姿勢から試すように踏み込む一歩が地面の感触を確かめる)…(今日は帰れない。自宅を持っているという情報を脳裏の裏側から拾い上げたが、どうも同居人と一緒に住んでいるらしい。もしも面を会わせて馴染まぬ内に襤褸を出してしまっても適わない。故に今日は市の何処かで野宿でもしよう)…(暴漢?何ら問題は無い。この身体を持ち備えているのであれば) [Sun 30 May 2010 02:45:14]
◆艶子(猫) > (この器の呼称はかくに世間では通っているらしい。雷電に所属している傭兵であり、このヴェイトス市を活動の場の中心として今までも数多くの依頼を受けて果たしている中々の名うての様だ。そっくりそのまま盗み取った肉体の特徴として右目の視界がまるで利かない、掲げた右手で黒くかぶさった眼帯の表面を軽く撫で付ける。拍子において駆動する肩関節の周囲にも微妙な違和感を察知した。年月分重ねて来た無理の蓄積を身体に感じたが、それに勝る強靭さもまた計り知れない)……(深夜の園内のベンチに腰掛けた人影は無造作に左手を握り締めて握力の調子を確かめる。其処から肩の付け根まですうっと通った筋肉の厚味に満足そうに目を細め。暫くはこの器で楽しめそうだ) [Sun 30 May 2010 02:40:39]
お知らせ > 艶子(猫)さんが来ました。 『姓は豪天寺 名は艶子』 [Sun 30 May 2010 02:35:00]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『でも、今夜は覚悟しとけよ?いっっっぱい出すからな?(体中自分の匂いをつける気満々な竜人。)』 [Mon 26 Apr 2010 05:13:36]
◆ブロウン > えぇ〜〜〜。両方つっこまれるとか絶対気持ちいいと思うんだけどなぁ・・・?(村にいるときは基本的にウケだったなんていう過去話はしたことがあっただろうか。前も後ろも上もふさがれるとなんとも気持ち言いなんて──うん、言わないでおこう)なんだよぉ〜、つれねぇなぁ・・・ [Mon 26 Apr 2010 05:11:57]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『おもうかぁ!』 [Mon 26 Apr 2010 05:07:24]
◆ブロウン > (拗ねてません。といってもぐもぐと口に運んでいく酒と肴。キスで返事をしてくれれば、よしよし、なんて頭をなでて)じゃ、全部締まって帰るとするかねぇ。(同じように伸びをすれば立ち上がって。敷物からバスケットから、全部集めてまとめていって。)さっすがに朝日が見えてくると性欲もおさまるもんだなぁ・・・ま、今夜はたっぷりヤらせてもらうぞ?俺、そうとう溜まってんだからな?(途中レイに相手してもらえばよかったなんていうのは今更の後悔。)あ、たまにはレイと3Pしてみてぇな〜。な?前と後ろいっぱいにされてみてぇとかおもわねぇ?(誰もいない公園で恥じらいもなくそんな言葉を投げかけて。そして歩き始める巨躯。) [Mon 26 Apr 2010 04:54:07]
◆ジャスティス > (あれすねた?なんておかしそうに言って、しばらくはのんびりお互い好きなようにおつまみをつまんで。そして、そろそろ帰ろうか、と言われれば、ささやくブロウンに軽くキスをして) 歩いて、帰りましょうか。 (散歩がてら。んーと背伸びをしながら立ち上がって。さて、今日は頑張って今夜は、街はずれの宿にでも泊まろうか。) [Mon 26 Apr 2010 04:48:23]
◆ブロウン > そういう気があるわけじゃないんですぅ〜。ちょっと大きくなっちゃっただけですぅ〜。まだ中(体内的な意味)からでてませんー。(ふん、と顔を背ければ酒をあおり手を伸ばしてタタキをつまんだりして視線を合わせないようにし始めるだろう。)あぁ、つかまっちゃいねぇのか・・・でもまぁ、犯罪犯してねぇねぇなら足取りもつかみづれぇだろうし。むしろこのままおとなしくなるってんなら別にいいっておもうけどな。俺は被害に会ってねぇから(被害者の家族や知人は血眼になって探しているだろう。が、竜人にとって大事な人たちは自分より強いので心配はするだけ無駄なことを良く知っている)そだなぁ、ちょっと聞いておいてくれよ。酒場の連中にも話しまわしておくからさ。──おっと、ほんとだ白くなってきたな・・・(顔を上げ空を見上げればつきの明かりよりも太陽の明かりのほうがつよくなりつつある空)じゃ、そろそろかえるか?(両腕を回して抱きしめて耳元でささやけばついでに耳をなめたりといたずらもしてみて。) [Mon 26 Apr 2010 04:40:20]
◆ジャスティス > その割にはお尻に何か当たってますが。 (くすくすと笑いながら、ブロウンさんの反応を楽しんで) うーん、どちらかというと逃げ切ったような気もするけど、新しい事件も起きてないしねぇ。自警団の人に質問でもしてみようかしらねぇ。 (不気味よね、と苦笑して) あ、空白んで来たね。 (酒による眠気を楽しみながらポツリつぶやいて) [Mon 26 Apr 2010 04:31:29]
◆ブロウン > (はいはい、ごつい手で頭を撫でて)いやいや、さ、さすがにばれちゃうだろ?人とか、来るかもだし。な?(少し挙動不審になりつつも一応否定はしておこう。体が密着するとすぐに反応してしまう股間のセンサーは自然現象。その指令が脳へといってしまうのも自然現象。直結とか、そういう簡単な言葉ではくくれない論理や生命倫理、ならびに性t(ry))ここでヤっちゃったら俺様たぶん、どこでも遠慮なくなっちゃうからな。ちょっとは常識持ってるつもりだぞ。(かなり怪しいところまで体(おもに股間)は反応していたりもする。)あぁ、目玉のやつか。そういえばそんなのもいたなぁ。最近きかねぇからもう捕まったんじゃねぇのか?(今年に入ってから聞いただろうか?結局ナニが目的だったのかなんてはただの市民には理解しかねるわけでもあって適当な安心感をもっていたりもして) [Mon 26 Apr 2010 04:21:20]
◆ジャスティス > ほんとー。 (とはいえそこまで本気で怒っているわけではない。ちょっと頬を膨らませながらも、ブロウンの言葉にくすりと笑って) また毛布の中で、なんて言うのかと思ってた。あ、ごめんごめん、今日の夜。早めに教会締めてね。 (行きたいとこある?なんて尋ねて) う〜ん、確かねぇ、未解決の事件は前にあった目玉泥棒のほうがそうだと思うけど……それにしても、ほんっとあれよね。気味の悪い事件ばっかり。 [Mon 26 Apr 2010 04:13:39]
◆ブロウン > あぁ、わかったわかった。ゴメンゴメン・・・(うちの教会が借金におわれているなんていう話も最近していたことだし、金に関する話はナーバスになってしまうのだろう。これからは食費もちょっと考えて使うように買い物しようと心に決めたとか。)わーってるよ、さすがにこんなトコでするわけねぇだろ(毛布とかあるから、毛布の下はつながってます、なんていうプレイを考えていたなんて避けた口でもいえたものではない。)んー、そうだな。明日は昼くらいに鍵あけりゃいいだろ(これからナニをするとなれば少しくらい時間をずらしてもいいだろう。完全に個人的な理由である。神様に怒られそうだ。ともあれ)怪我も完治したんだろ?ちなみに、あと家の近所で変な事件とかはもうねぇのか? [Mon 26 Apr 2010 04:02:10]
◆ジャスティス > 無茶言うんじゃありません!すでに何度立て替えたと思ってるのよ!! (ちょっと涙目でブロウンさんにかみついて。燃やされるわ天井に穴はあくは散々である。) んー、ね。 (今日はここまで、とキスだけと釘をさしてお酒とおつまみを楽しみながらそっと顔を近づけて、お酒の臭いのする息をそっと耳元に吐きかける) 今夜、どこか部屋でも借りてゆっくり、ね。 (最近、人も増えたし怪我もしたしですっかりブロウンさんはご無沙汰だろうから。) [Mon 26 Apr 2010 03:56:55]
◆ブロウン > あぁ、本人が言ってきたのか。ジャ、そうしてやったほうがいいんじゃねぇの?俺は奴隷の制度ってのがよくわかんねぇから・・・まぁ、これ以上口出しはしねぇでおくさ(もともと常世の森出身の竜人はまだまだヴェイトスの文化にうとい。未だに「学校」というものは理解できていないし、暗黒街に住んでしまっているせいか「自警団」の存在もなんとも微妙な存在のようにも思っているし。──何はともあれ差し支えなければ本人の主張を聞いてやるほうがいいだろう)あぁ、カビはまずいなぁ・・・料理も掃除もめんどいし・・・家を改築して通気性を良くするとかでもしねぇときついな。(と、無理な話。窓を常に開けっぱなしにするとか?暗黒街でソレはさすがにできた行為ではない。声も漏れるしね──顔を向けるジャスティスに顔を近づけて。酔った勢いというわけではないが、いつもの癖で軽い口付けくらいはしてしまう) [Mon 26 Apr 2010 03:46:35]
◆ジャスティス > あー、うん、私はそれでもいいんだけどねぇ、レイ・シェリダンにとってはどっちがいいんだろう、ってのが悩みどころよね。まぁあっちが言い出したんだし、買ったほうがいいとは思うんだけどねぇ。 (うーん、と悩みながらため息をついて) そう?湿気あると、なんだかかびるし、熱い時つらいし、冬場は凍るだろうし大変そうだけれど。 (腕に腕をからませながらんー?と首をひねって) [Mon 26 Apr 2010 03:38:51]
◆ブロウン > (すでに見に染み付いてしまった家事ごとは任せられればたいがいのことは何でもやるようになっている竜人。奴隷さまもたぶん嫌がったりはしないだろう)あ、そうだそういえばレイを買うとか何とかいってなかったか?あれ、どうなったんよ?(今までと何が同変わるのかなんてことがまったく分からない竜人。むしろ買ったのかどうかすらもよく分かっていないので念のため聞いておこう。)まぁ、たまにはのんびりすんのもいいんじゃねぇか?(言ってる本人はいつものんびりしているがそこには触れない。触れないで。──片腕を伸ばして抱きしめるようにすれば、自分はウィスキーをボトルのままのみ、ベーコンやらタタキやら適当につまもう。)俺は夏とか梅雨がいいな。ちょっとじめっとしてるほうが好きだ(生まれ育った環境はそういう場所。ヴェイトスはカラッとしすぎていると彼は言う) [Mon 26 Apr 2010 03:28:08]
◆ジャスティス > うん、こういうのもいいわよ。 (ちなみにけがをしてからというもの、更に二人に対する依存度というか任せっぷりはすごい有様で。すっかりおみそ汁の中のオフのようにふやけた毎日である。ブロウンさんをソファーの背もたれみたいに使い、持ってきた薄手の毛布で体を覆いながら、マリネをつまみ、お酒を一口) はぁ……こういうのもいいねぇ。 ぬくぬくとすれば、漸く温まりだしたからだに顔も緩んで。 漸く冬が終わったというか……けどまた露かあ。早く夏こないかなぁ。ブロウンさんはどの季節が好き? [Mon 26 Apr 2010 03:21:35]
◆ブロウン > あぁ?まぁ、やることねぇしな。それに、どうせ食うならうまいもんがいいだろ?(というのは建前で、満足させてやればそれだけ自分への被害も少ないだろうという自己防衛から来るものもあったりもする。ブロウン脳内暗黒街教会役職一覧 ブロウン・マサクレ=家事 レイ・シェリダン=雑用係 アカガネ=居候 ジャスティス・ブラウニー=科学毒殺班 である)ほとんど散ったなぁ・・・まぁいいべ(酒の準備が整えば気に体を預けるように座って。持ってきた料理は魚介類のマリネ、ベーコン、なんかのタタキ、だ。疲れた疲れた、なんていいながら翼が木と自分で押しつぶされないように広げて、尻尾は横にだらしなく放り出され、両足もだらしなく伸ばされてくつろぎモード全開の竜人) [Mon 26 Apr 2010 03:14:06]
◆ジャスティス > (はい。とおとなしく下りて、だいぶ葉桜になってしまった桜が見えやすい位置に、敷物を敷いて、バスケットを広げ中の料理を出していって) 最近料理こってるよね、ブロウンさん。 [Mon 26 Apr 2010 03:08:05]
◆ブロウン > (着地はスムーズに行われた。)ほれついたぜ?(膝をつき、ジャスティスに降りるように促すがなんだか疲れている様子だ。)俺のほうが疲れてるんだから、早く降りなさい(首を回し元気のない家主にそう声をかけよう) [Mon 26 Apr 2010 03:05:49]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『ぐったり』 [Mon 26 Apr 2010 03:03:24]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『さて、到着・・・え、はやい?硬い事いうなよ(誰に言ってるかは謎)』 [Mon 26 Apr 2010 02:59:54]
お知らせ > スメラギ@こいのぼりさんが退室されました。 『後はグリーンとピンク?いや、ブラックも……(呟きながら去っていった)』 [Wed 21 Apr 2010 21:47:03]
◆スメラギ@こいのぼり > (少々こだわったがために、色塗りに時間がかかってしまったが――、さて、今度はうろこと目玉だ。これは簡単、少しして乾いてからさらさらと描けば良いだけなのだから。所要時間、およそ40分、黄色いこいのぼりが、公園の明りの下で出来上がった) [Wed 21 Apr 2010 21:39:15]
◆スメラギ@こいのぼり > (三匹目は、ギャグ的キャラクターのイエロー。しゃ、しゃ、と筆を動かして口と尻尾に白い部分を残して、色を塗り始め)――あー、なんつーか、この時間が和む?いや、だりぃ。(その二つの感想には大きな隔たりがあるのだが。まあ、そんなわけで塗り塗り塗り) [Wed 21 Apr 2010 21:24:00]
◆スメラギ@こいのぼり > カレー好きにしてやるぜ。(今回から塗り方を変えることに下。まず全体を染色してから、ウロコなどをかいて移行、と言う寸法だ。ぺたり、と。早速黄色の絵の具を載せた。今日は良い天気だ、乾くのも、早かろう) [Wed 21 Apr 2010 21:00:18]
◆スメラギ@こいのぼり > 色塗り色塗りーっとくらぁ。流石に賛美決めになると、なれてくるなぁ。(IN公園。もうすっかり暗くなった夜に、少年が現れた。画用紙の上にこいのぼりを敷き、使う色は今回イエロー。) [Wed 21 Apr 2010 20:58:30]
お知らせ > スメラギ@こいのぼりさんが入室されました。 [Wed 21 Apr 2010 20:56:46]
お知らせ > スメラギ@こいのぼりさんが退室されました。 『悪ィ、ブルー!すぐにレッドにあわせてやるからな!』 [Sun 18 Apr 2010 18:23:03]
◆スメラギ@こいのぼり > (さあ、あとはウロコと目を書いて完成だ。乾燥作業は――部屋に干しておくことにしよう。パレットに水桶を洗うために、水場へと向かい――その後、大慌てで忘れそうになったこいのぼりを持ちに帰ってきたりするのであった [Sun 18 Apr 2010 18:22:38]
◆スメラギ@こいのぼり > ……そろそろいいだろう。(適当に判断して、軽くこいのぼりのウロコに指を押し当てて見る。ほんの少し滲むが――、うん。これならば問題なく色づけ出来るだろう。天地に気をつけながら、配置する。そしてまた、水色の絵の具を白い部分に乗せていくのだ。単調な作業ではある、退屈でもあるし、軽口だって叩いている。それでも、表情は真面目であった。真面目に色を塗り、今回は反対側を尻尾まで塗ってしまったため、対照的にするためにも、尻尾の先まで水色に塗ろう。本当は口と、尻尾の先は白くして起きたかったのだけれど。)) [Sun 18 Apr 2010 18:14:45]
◆スメラギ@こいのぼり > しっかし随分と絵心が無いこいのぼりだ、なぁ、ブルー。(自然独り言を呟くことになろう。煙草があれば、吸っていたかったが。あいにくまだ未成年だ。経験が無いわけではないけれど、今回は天を仰いで溜息をつくことで満足しよう)なんだかなぁー。お前も、俺じゃない奴に色つけてもらったらよかったかもしんねーなぁ。冷徹のブルー。(何か二つ名つけてた) [Sun 18 Apr 2010 18:03:54]
◆スメラギ@こいのぼり > (くるりと目も描けば、あとは乾かしてから、反対側を仕上げるだけである。乾くのを待つために、こいのぼりの端に重石代わりのパレットや水桶をおいて、固定しようか。)……子供の頃ァ随分と、はしゃいでたもんだけどなぁ。(小さなこいのぼりを見下ろしながら、そんな一言がポツリと漏れる。今はどうだろう、それほど心はしゃがない) [Sun 18 Apr 2010 17:52:47]
◆スメラギ@こいのぼり > い、ざ、空に舞えこいのぼり、っと。(さらさら、若干手抜き加減で尻尾まで青く塗ってしまった。)あ(と声を出すが、もう遅い。白の絵の具は、全て水色に成っているのだ。……まあ、これも個性という事にしよう。次からの反省としよう。さて、と次に取ったのは黒い絵の具を乗せた筆。濃い色のそれには殆ど水を溶かず、水色に滲ませるようにウロコとして描き込んでゆく。……別段、技能が如何こうというわけではない、単純に楽をしたかっただけだ。尻尾失敗したし。という、若干のヤケクソでもある) [Sun 18 Apr 2010 17:44:49]
◆スメラギ@こいのぼり > (ぺたぺた塗り塗り、この時間はどうしても地味で退屈な時間になってしまう。前回は無理にハイテンションで押し通そうとして失敗した。危い、今回もそれをしかかっていた)……冷静に、冷静に。(クールなブレインできらめき染色。駄目だ、どうしてもテンションが上がっている。――学生にとっての休みと言うものは。それほどまでに浮かれるものなのだ。たとえ夜からバイトがあるとしても。食べていくためには働かなければならない、当然だ。これはあくまでボランティア。収入が得られるわけでは、ない。) [Sun 18 Apr 2010 17:37:49]
◆スメラギ@こいのぼり > (いざばさりと地面に先日購入した画用紙を敷き、その上に真っ白なこいのぼりを配置する。後にパレットの上で青と白の絵の具を混ぜ合わせ始めた。今は見えない、空の色)ふふふ、こいのぼレンジャー、冷静なブルーを、今この俺の手で!(無気力、ローテンションの癖にこういう時は異常にテンションが上がるらしい。一種の仕事スイッチみたいなものなのだろう。今回は雨が降る前に仕上げてしまいたい、ぺたり、とこいのぼりに水色の絵の具が載せられた。口の部分は少し白いところを残すつもりらしい。前回のレッドは、毒々しいほど真っ赤だったからだ) [Sun 18 Apr 2010 17:28:12]
◆スメラギ@こいのぼり > (さてさて、さて。小さな白いこいのぼりを持ってやってきた一人の少年。空はどんより曇っているけれど、雨さえ降らなければ同って事はない。)ふふふ、俺色に染めてやるぜ。(またその台詞がいいたかっただけ。今回の絵の具は、青と白、それに黒の三色だ。どうやら薄い青仕立てにしてしまいたいとの思惑らしい。) [Sun 18 Apr 2010 17:23:30]
お知らせ > スメラギ@こいのぼりさんが入室されました。 『芸術ってさ、爆発なんだと思うンだ。』 [Sun 18 Apr 2010 17:21:37]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 [Fri 16 Apr 2010 00:13:20]
◆ミーシャ > 時期が時期だったから、別件の怪物じゃないかと気が気じゃありませんでしたけど………あまりそちらが解決したからといって気は抜けませんね。 ( 私なんかが祭祀場まで浚われたとしたら正直帰って来れる気はしない。 ) ――――もぅフランさんったら。…………けど本当に良かった。 ( 再三胸を撫で下ろす。何事も無くてこれで真実安心出来た。 ) ………はい。 ( そうして唇を重ねあいその命を分け与えてもらう。今までとは逆転したその立場。いつの間にか私達の間で自然となったこれらの行為。 )( 久しぶりだからと濃厚で淫らなものになるその口付け。――――そして私の異常な日常は無事に帰ってきてくれた。 ) [Fri 16 Apr 2010 00:12:09]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 …そうして私はミーシャに命を与えるのだった。 』 [Thu 15 Apr 2010 23:56:32]
◆フラン > ( やっぱり驚くわよね。こんなの、作り話にしても酷い出来だし。 ) …私も、最初は本当にびっくりしたわ。私が出会った怪人というのはこの辺りで出たから―― 夜はあまりこの辺りをうろつかないほうがいいのかもしれない。 ( ミーシャが浚われでもしたら、一大事だ。 ) ――大丈夫よ、本当に何もなかったから。…あなたの為に、純潔は守りぬいたわ。 ( 心配する声に、悪戯っぽく笑って言ってみせた。両親にも遠まわしに聞かれたのだ。 ) ――ふふ、わかった。それじゃあ、久しぶりに。 …キス、しよう? ( 歯で小さく舌先に傷をつけ、ミーシャに唇を重ねようとする。交わすのは濃厚な口付けだ。人が通りかかるかもしれないこの場所で、少女の唇を奪うのだ。 ) ( …罪悪感はあった。ミーシャの渇きは私のせい。この娘が他の誰かの血を啜ることに嫉妬するということもあるけれど、私はこの娘の渇きを癒し続けなくてはならない。その為に―― 他の人の血が必要なのだ。 嗚呼。 ) ( そんな罪悪感も、きっと淫らな口付けの熱に溺れて消えうせていくんだろう――。 ) [Thu 15 Apr 2010 23:55:04]
◆ミーシャ > ( なんというか―――彼女の口から語られた事の顛末には目を丸くして驚くしかなかった。その話を聞いて本当に無事で良かったと改めて私は胸を撫で下ろした。私もそのジランダさんという方に出会ったらお礼を言わなくては。――――そういえば本当に何処も大丈夫なのだろうかと心配そうにたずねてみる。だってアングリマーラといえばヴェイトス以上の魔境とも聞くし、ほら、女性の旅路となると命以外の危険も色々と。 ) ………少しだけ、なんてもう言えないぐらいに強く。ホッとしたから今は余計に……… ( 喉の渇きは確かにハッキリとある。その辺りは一切包み隠すことなく私は正直に答えよう。 ) [Thu 15 Apr 2010 23:47:53]
◆フラン > いいのよ。私の前では――。 ( 私は微笑んだ。その感情は私への愛からくるものだと、自信を持って言えるから。だからそれがとても嬉しかったんだ。逆の立場だったら、私はミーシャと同じようにしていただろう。 ) ( それから少し間を置いて、私はこの一月の間どうしていたかの説明をし始める。この公園で怪物に浚われ、ずっと西に行った隠し祭壇に連れ込まれ、そこを根城にしていたジランダという人に助けられてアングリマーラに行き――と、かなりの大冒険であったことを。だからそのスパイスの香りも、ミーシャにとっては納得がいくか。 ) ―――。 ( 少し落ち着くと、私は喉の渇きを感じだした。他ならぬミーシャの血を、この身体は欲している。…でも、いけない。これ以上、ミーシャを… ああ、そうだ。ミーシャだって渇いているのではないか? ) …ところで、ミーシャ。 …今は、渇きは大丈夫? …我慢しなくてもいいのよ? ( 無事に帰ってきたことを喜びあった後の雰囲気ではないかも知れないけれど。 ) [Thu 15 Apr 2010 23:27:01]
◆ミーシャ > ( グスングスンとようやっと落ち着いてきて。こんな風に声を荒げて大声で泣いてしまった事だなんて私は初めてかもしれない。――――そして。 ) ―――ごめんなさい。ちょっと、いややっぱりとっても取り乱しちゃってました。 ( 泣き腫らして赤くなった目を今度は喜びに歪ませて。 )( そう、目の前にいるのはフランベルジュ・フランドール。もう会えないのではないかと思っていた最愛の人。 ) ハイ。何処からどう見てもフランさんです。変わらないフランさんです。――――………? ( 嬉しそうに手を合わせて頷き。しかし鼻腔をくすぐるそこはかとなくスパイスの香りにちょっと首傾げて。 ) [Thu 15 Apr 2010 23:17:51]
◆フラン > ( ミーシャの手が何度も私を叩く。私はその度に身体を揺らし、何度も「ごめん」って言って。両親も同じように私を叱り、涙を流した。…不安だっただろう。辛かっただろう。寂しかっただろう。行方不明だった一ヶ月という期間は、既に私が死んでしまっていると考えてもおかしくないと思わせるのに十分だった筈だ。実際、死んでしまってもおかしくない状況に私は立たされたのだ。 ) ( 私はミーシャの気持ちが治まるまで、その身体を抱きしめ続けた。この一月の間、抱きしめてあげられなかった分を取り戻すかのように。 ) …会いたかった。この一月の間、貴女のことを沢山考えたわ。 ( そうして少し身体を離し、ミーシャの顔をみるのだ。 ) さあ、良く見て。私はここに居るわ。貴女と最後に会った時と何も変わってない。私は無事に帰ってきたわ。あなたにもう一度会うために。 ( …ちょっとカレー臭いかも、しれないけれど。 ) [Thu 15 Apr 2010 23:00:12]
◆ミーシャ > ――――――馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿!!馬鹿ぁ!!! ( 強く抱き締められて、ふわりとした髪に口付けをされて。私は駄々っ子のように彼女の胸を叩きながら疲れて止めるまで泣き叫んだ。 )( 何度も謝る彼女。口にされる約束に何度も頭を頷かせて私は枯れ果ててくれるまで涙を流す。 ) ――――うわぁぁぁぁん!! [Thu 15 Apr 2010 22:49:09]
◆フラン > ――ごめん。 ( ミーシャは目に沢山の涙を浮かべていた。ああ、泣いているのだ。この私のために。嬉しさから?或いは、今までに抱えていた感情の発露として?この一月の間、私という存在を失った彼女がどんな思いで過ごしてきたのか――それを考え、私は胸を熱くする。彼女と同じように、私も涙を浮かべていた。 ) ごめん、ごめんね。本当に―― ごめんね。 ( こんな風にミーシャが感情をぶつけてくるのは初めてのことかもしれない。私は彼女を強く抱きしめ、髪にキスをして。 ) …心配、かけたよね。もうどこにも行ったりしないから。――約束するから…。 ( ああ、神様。ありがとうございます。再びこの娘と引き合わせてくれて。 ) [Thu 15 Apr 2010 22:35:06]
◆ミーシャ > 馬鹿! ( 最初に彼女に向けて発した言葉はそれだった。フランの胸に握り締めた両拳を当てて、涙が一杯に溜まった翡翠の瞳を見上げる。 ) 勝手にいなくならないで下さい!突然消えたりしないで下さい!どれだけ心配したと思ってるんですか!怖かったんですよ!私本当に怖かったんですからね!もう…もう……もうっ…………! ( ずっと胸の内に溜めていた気持ちをぶちまける。ポロポロと涙流しながら、捲し立てるように少女は叫んで、そして最後は言葉に詰まってしまった。 ) [Thu 15 Apr 2010 22:28:11]
◆フラン > ( ラナウェにもお礼を言いたいし、ジランダにも何か送ってお礼にしたい。お金とかそういうのになってしまうのかもしれないが――彼が此処に来ればもっと他の礼も出来るが。エリエッタさんにも改めて御礼したいし。そしてミーシャにも無事を――。 ) ―――あ。 ( そう思った時だ。向こう側から駆けてくる少女の姿に気付き、私もまた早足になり、早足が、駆け足になり――。 両手を広げ、その身体を抱きとめようとした。伝えるべき言葉、語るべき言葉が沢山あったけれど、胸が一杯になってしまったのだ。だってそうでしょう?久しぶりに出会った愛しい娘が、私に向かって駆け出してきてくれたなら。 ) [Thu 15 Apr 2010 22:06:27]
◆ミーシャ > ( 歩みは少しずつゆっくりになって、やがてその動きを止めると私はベンチの背に片手を預けて体重を掛けた。―――――足が重い。気晴らしの散歩になんてなる筈がなかった。件の連続殺人犯が退治されて外を出歩けるようになっても何の意味も無い。 ) 疲れた………… ( かそけく呟き視線の先にいる人影を視界に入れて――――― ) ――――――― ( その姿を認めた瞬間だった。その瞬間に私はその人へと駆け出していた。 ) [Thu 15 Apr 2010 22:01:59]
◆フラン > ( 今日は忙しい一日だった。両親への説明。自警団への説明。大学への説明。友人への説明―― でも、エリエッタさんが事前に自警団に報告してくれたお陰で、幾分か簡単に済ませられた。自警団の方々が先に私の代わりに大学へ連絡してくれたのだ。今回、私は沢山の人に助けられた。ジランダさんや彼が属する組織の人たち。エリエッタさん。ラナウェ。それに自警団と、心配してくれた両親や大学、友人。私はその度に自分がやっと帰ってこれたのだという実感を噛み締めた。 ) ………確か、この辺り――。 ( 一ヶ月前、私はここで誘拐された。そんな場所に一人でやってくるのは迂闊だったかもしれないが、あのときの出来事を振り返り、記憶を鮮明にさせたかったのだ。私を連れ去ったあいつが一体何者だったのか――と。 ) ( サリーを脱ぎ、いつもの服装に着替えたフランベルジュはそんなことを考えながら、少女の反対側からやってくる。 ) [Thu 15 Apr 2010 21:56:27]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 そんな時にやってくる一人の娘の姿。 』 [Thu 15 Apr 2010 21:50:09]
◆ミーシャ > ( 恐ろしい仮定の話だけれどもしだ。もしもの話だ。もしもフランさんがこのまま帰ってこなければ私はどうなってしまうのだろう?吸血鬼へと近付いてきた体は渇きを訴え初めている。けれどあの人以外の一体誰から啜ればいいんだ?この街には吸血鬼狩りを生業に置く人達が住んでいる。その人らに見つからないようにひっそりと。いや気を付けなくてはいけないのはその人達だけの筈もない。 ) [Thu 15 Apr 2010 21:40:51]
◆ミーシャ > ( 愛しの人が帰ってきた事をまだ知らない少女はぼんやりとした足取りで力無く公園の道を歩いていた。他の人がいる前だと元気のあるように振る舞っていたが、こうして一人で出歩いてしまうともうこんな感じだ。 ) [Thu 15 Apr 2010 21:30:19]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『(鬱屈とした足取り)』 [Thu 15 Apr 2010 21:19:08]
お知らせ > ラナウェさんが退室されました。 『 最後の最後まで、諦めるものか。』 [Tue 13 Apr 2010 23:17:00]
◆ラナウェ > 巡回の真似事でも…してみようかな? ( 気力が無さ過ぎる、このままただ待ち続けても自分は潰れるだけだ。攫われた時点で何も守れちゃ居ないのだから、ただ待っているだけでは完全な放棄だ。確かにもう、生きていないかもしれないけど、それでも彼女を知っている者が諦めたらそれこそ本当に。ほんの少しであっても生きている可能性があるならそれを信じろ、第一それを私は誰かに言っているはずなのだから。 ) そうだね。 ( 言った本人がこれではただの笑い者である。絶望的状況だから何だ、やっぱりまだ諦めちゃダメ。己一人になったっていい、探すんだ、最後まで。 ) [Tue 13 Apr 2010 23:16:42]
◆ラナウェ > ……ダメだぁ。 ( 幾ら考えても、今後の行動を計画しても。どれも空振りに終わる、手掛かり一つ得られずに終わる。もう死んでいると考えるしかないのだ、どう考えてもどこかに連れ去られたとしてもちゃんと食事も得られていなかったら間違いなく生きていない。彼女は学生だ、非力な人間なのに、そんな事になったら生存なんて出来るわけが無い。そう、有り得ない。 ) ………。 ( 何度もその考えは出てくる。諦めさせるように自分の頭がその考えをいぶり出して来る。冷静に考えれば判る事だ、生きてる筈が無い。ただミーシャに言った一言の為だけに生きていると信じ込もうとしている、だから――弱い。 ) 私自身が、信じられない…。 ( 頭を伏せたまま瞳を開き、呟く。結局見つけ出す事も出来ないのに諦める事さえ出来ない。何も出来ない、獣人。 ) [Tue 13 Apr 2010 23:10:49]
◆ラナウェ > ( 自警団の所も何も言ってこない辺り、手掛かり一つ見つかっていないのだろう。どれだけの規模で探してくれているのかは判らないけどこれだけの期間で手掛かり一つ無いという事は、街の中に居るのかどうかすら怪しい。何度もその結論には至ってるのだけど、どこかという断定が出来ない以上闇雲に外に出れるわけじゃない。学生じゃなくて実力のある傭兵とかだったらそれも不可能じゃないだろうけれども。 ) たかだか学生…か。 ( 無力という言葉は嫌いだ、自分が情けなくなる。やがて待つ事しか出来なくなっているという現実が襲い掛かる。本で調べたり噂を集めたりした結果、わかったのは犯人の名前と今まで出没した場所だけ。ここも――そんな噂を一つ残している場所。 ) [Tue 13 Apr 2010 23:02:16]
お知らせ > ラナウェさんが来ました。 [Tue 13 Apr 2010 23:02:11]
お知らせ > ラナウェさんが入室されました。 『 連続殺人事件は終わりを迎えた。 』 [Tue 13 Apr 2010 23:01:50]
◆ラナウェ > 何も…解決してない。 ( 連続殺人の事件は終わりを告げた。だけどそれでも彼女は戻ってこなかった、つまり――あの怪物とは別物だった。安心するべきなのか、逆に焦るべきなのだろうか。兎に角、何も進展が無い。 ) ……ねむぃ。 ( 公園のベンチに腰掛ける、制服を着たままだが別に雨が降っているわけでもないし然程気にせずに。ニット帽子を片手で軽く押さえ、地面を見た。 ) 結局、アレも見つからなかったし。 ( 噂を手掛かりにその発生場所の要因となった場所を見て回りもした。だが、手掛かりは全く無い、雲でも掴んでいるかのような――、 ) ……どこに連れ去るだとか、そういう有益な情報一つもないし…。 ( 闇雲に探し回れるのは街の中までだ、外にいるんだとしたらどうしようも無い。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:51:17]
お知らせ > ラナウェさんが入室されました。 『 連続殺人事件は終わりを迎えた。 』 [Tue 13 Apr 2010 22:46:07]
お知らせ > エルネスティーネさんが退室されました。 『はゃくぉ家に帰りましょぅ。赤い目をした少女がワラう』 [Mon 5 Apr 2010 22:31:51]
◆エルネスティーネ > (子どもじみた仕草で少女の形がベンチを飛び降りる)――――…(膿んで腐り落ちるその時もきっと私は変わらずワラっているんだろうな) ...(じゃぁ、ぃまと変わらなぃな――――)――――…(乱暴に潤む目を拭い去って) [Mon 5 Apr 2010 22:30:37]
◆エルネスティーネ > (爽やかで淑やかで愛らしささえ感じるような春の夜の黒が広がる中にあって少女の中に渦巻く黒は真夜中の沼地のように暗く深く醜かった――――それがとても滑稽な気がして少女は途方にくれたように周囲の黒に置いていかれた迷子のように曇った春の夜空を見上げる) ...(せっかく元気になったのに)(アイツのお陰で馴染んだベッドにさよならできたのに)(御父様と御母様の哀しむ顔を見なくてすむようになったのに―――――…) ...(私はどうしようもなく私でしかないのだと、認める事しか少女にはできなかった)―――…(認める事が少女はできた)(アイツに侵され歪んだ心でもまだ――――…まだ、いまは) [Mon 5 Apr 2010 22:12:16]
◆エルネスティーネ > (六文字は様々な言葉の濁流に呑まれ――――…いつのまにか頭の中に響くのは一音の笑い声のみ) ...ぁ(たくさんの私が、アイツが、私が、笑う、哂う、嗤う、呵う、嘲う―――――…)――――――…ぅ(気持ち悪い) ...(カラカラに渇いた口を血色の悪い掌が覆い隠す。そこからあふれ出しそうな何かを押し込める―――――…) ...(気持ち悪い―――――…(出てきそうになる何かを無理矢理飲み下せば目には涙の膜が張った) [Mon 5 Apr 2010 21:54:02]
◆エルネスティーネ > (口を噤んでいればよかった―――ほんとうに?)(もしかしてこれも”アイツ”のせいなんじゃ―――ほんとうに?)(すすめられたときちゃんと断るべきだった―――ほんとうに?)(あの場所を通らなければ―――ほんとうに?) ...っ、(後悔する私。嘲る私。嘆く私。突き放す私。私、私、私、私、アイツ、私、私―――――…)(たくさんの私が、その私に交じったアイツが、違う、私が、)――――――――――…ゎたし、(が) [Mon 5 Apr 2010 21:39:47]
◆エルネスティーネ > ―――――――――――…(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいゴメンナサイごめんなさいごめんなさいごめんなさいゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさ) ...ぃ、 め な、 ぃ、(公園の隅ベンチの隅―――…もとより小さな体をこれ以上無いくらい丸めてちぢこめて両耳を塞いで震える)―――――…(呪詛のように頭の中に鳴り響く六文字。自己満足に謝罪を紡ぐ私はなんて卑怯な人間だと思うこの思考もまた愚かしいと少女は確かに認めていた) [Mon 5 Apr 2010 21:30:22]
お知らせ > エルネスティーネさんが入室されました。 『その時、少女の頭の中はたった6文字で埋め尽くされていた』 [Mon 5 Apr 2010 21:21:16]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 [Wed 31 Mar 2010 23:05:50]
◆夜魔 > ( だから僕はまだここにいるだろう。それほどまでにここは魅力ある土地だ。以前よりは過酷な道になっているが、元より途方もなく遥かな茨道だ。今更この程度の障害で怯む事などない。 ) [Wed 31 Mar 2010 23:00:10]
◆夜魔 > ある はこ が潮 か? ( 強く警戒もされている。厄介な者もいた。また別の土地へと移り、そこで新たな贄を探し求めるべきだろうか? )い まだ 。 だ早 。 ( それを決断させなかったのは未練である。ここにはあまりに良質な知恵が豊富過ぎる。これはそう簡単に得られるようなものではなく、充分に危険を侵して然るべき価値があるだろう。 ) [Wed 31 Mar 2010 22:45:56]
◆夜魔 > ( しかし銀で付けられたその傷は浅くない。また近頃は餌達も警戒を強くしているのか、中々襲わせてくれる隙がある者がいない。出来れば人通りが少なく。出来れば単独で行動しているものを。獲物を狩り取る時は出来るだけ早く、そして静かに行うべきだ。 )( シスター・ジャスティスによる大聖堂への報告で、この怪物の姿形は追う者、狙われる者たちにも知らされている事だろう。だから本当はアイツはしっかりと殺しておきたかったのに。 ) [Wed 31 Mar 2010 22:21:34]
◆夜魔 > ( 誤算であった。対象が一度滅されてしまえば、それを召喚する事は二度と叶わなくなる。詠唱の短縮化と引き換えに得たリスクがそれだ。既に契約を果たしている有象無象は数多くあっても、確固たる戦力として役立つのは三、四つ程度か。残りは既に餌を追い求めて市街へと放ってしまっている。 ) まだ 。 だ。そ 僕は欲 ばなら い。 ( そう。こんな所で足を止める事なんて出来ない。僕には何よりも知恵が必要だ。僕一人ではどう足掻いても辿り着く事のない遥かなる道。ならば他者の持ち得る知識そのありのままを簒奪してしまえばいい。その為に僕は今日も徘徊し続けている。 ) [Wed 31 Mar 2010 22:08:53]
◆夜魔 > ( 降りしきる雨の中を呪詛の言葉を撒き散らした黒い塊が引き摺るような足取りで歩いている。出来はしないとタカをくくった結果が貴重な召喚の札を二枚も失い、そして無様に逃げ回る羽目となった。あのようなエセ聖職者。喰らう価値もないゴミなどに負傷までも負わせられた事など屈辱の極みだ。 ) [Wed 31 Mar 2010 21:56:23]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『あ つ!あい めぇっ!!』 [Wed 31 Mar 2010 21:52:39]
お知らせ > 会別理久さんが退室されました。 『( 平穏無事に過ごしていた学生の、節目になった年が終わる。 )』 [Tue 30 Mar 2010 14:22:10]
◆会別理久 > うん、綺麗。 なんていう種類かな? あっちのはまだ全然咲いてないのに、早いね。 ( 時折適当な相槌を返して、微笑みながら思う。 ) ( 優しい声が耳障りで。 ) ( 首を締めたら静かになるかな、とか。 ) ( …肩の上がらない右腕が衝動に震えて、膝掛けの下に引っ込めた。 ) ( 傷を負ったことそのものから目を逸らしたりはしていないつもりだけれど、これも、心に傷を負った反応の一種なのだろうか。 …たまに脈絡もなく、暴力衝動に襲われる。 …いくらか付き合い方を覚えた節もあるけれど、フラッシュバックよりも、こちらの方がよほど現実的な問題だ。 …そんなものを抱えたせいで、他の部分には冷静でいられるのかもしれないが。 ) [Tue 30 Mar 2010 14:20:59]
◆会別理久 > ( ―――両親は過剰に気遣ってくれるけれど、我が身の問題になって初めて身を入れて勉強しているし… 自分でもちょっとおかしいのかもしれないと思う程度には冷静だった。 もしかしたらまだ、実のところ放心状態だったりするのかもしれないけれど。 …眠れないベッドの中で狂おしくやるせない思いになることはあっても、こうして気を紛らわせるものがあると何でもない。 …腐った死体に犯され喰われたことがトラウマにならないわけもないが――― 積極的に思い出そうとしなければ… というか、務めて目を逸らしていられれば、母親がうるさい暖かな陽だまりの中では、大丈夫。 ) ―――。 ( ふ、と… 溜息のような笑みを漏らしたことに母親は安心したようだった。 声のトーンがまた少し上がり、また少しやかましくなる。 …愛されている、幸せなことだと思うけれど、虚無感を抱かずにはいられない。 …傷付いた娘を気遣う母親。 気遣う母親を気遣う娘。 どちらもサービス、相手のためで、中味なし。 ―――ウォッシュベアー以来、それらを穏やかに受け止められる… というか受け流せるようになった気はするのだけれど、捉え方が多少変わっても、解釈そのものは変わらなかった。 ) [Tue 30 Mar 2010 14:12:51]
◆会別理久 > ( 自らの意思で動かすことができるという、夢のような義肢を着けることになっている。 カバリストのゴーレム技術を応用した実験的なもので、成功するかどうかも分からないけれど、やはりどうしようもなく期待はしてしまう。 …触覚、温痛覚といった皮膚表面の感覚は再現できないようだけれど、関節の位置や運動を知る内側の感覚は持たせられるようで、そこを頼りに、不定形の粘土に形を与えて手足にする義肢だと説明を受けていた。 不思議なめぐり合わせのようなものも感じるが、医科の学生で、解剖学的な人体構造の理解にはいくらか馴染みがある。 ) [Tue 30 Mar 2010 13:51:29]
◆会別理久 > ( それならいい加減、義肢を使っても良い… というか使い始めるのが遅いくらいかもしれないけれど。 切断部位は大腿と上腕。 膝と肘が残されていないと、一般的な義肢ではほとんど実用性がない。 それでも年頃の娘ということもあって見た目を補うマネキンパーツを着けてはどうかと勧められているが、経済的な状況が許しても 『余計な感触を覚えたくない』 と自発的に拒否していた。 ) [Tue 30 Mar 2010 13:32:44]
◆会別理久 > ( 少女が何故車椅子に乗っているのかは、一目瞭然だ。 膝掛けの下にあるべき左脚の膨らみはなく、不自然に陥没している。 また学生らしいピーコートの左袖も、片方しかない膝の上に力なく垂れていた。 …魔術治療などもあるけれど、未熟な医術ではこれほど大きく四肢を欠損して生きていられることは稀か。 しかし一般的にはどうであれ、経過は良好。 ウォッシュベアー事件で失った左脚の傷も、病院で怪異に見舞われ失った左腕の傷も、状態は安定し健康に大きな問題はない。 …そんな風に言われると運動機能が大きく損なわれているのは問題でないのかと、本人は思ってしまうが。 切断端が綺麗に塞がり感染症などもなければ、開放創を負ったことそのものが今後問題になることはない。 ) [Tue 30 Mar 2010 12:57:26]
◆会別理久 > ( わざわざお花見するには早いけれど、もう開いているつぼみもある。 暖かな陽だまりの中で、車椅子の少女はまどろむように目を閉じた。 母親だろう、車椅子を押す女性は、綺麗ね気持ち良いわね来て良かったでしょ前向きになれるわ来年の桜を見る頃に私達家族はどうしているかしらとしきりに繰り返している。 ) [Tue 30 Mar 2010 12:43:35]
お知らせ > 会別理久さんが来ました。 『( お花見。 )』 [Tue 30 Mar 2010 12:37:59]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『ただただ雨の音がつづき、少年は考えている』 [Sat 27 Mar 2010 22:29:37]
◆オウル > (夢はあった、今でもどこかにあるけれど一人ではかなわぬ夢だと思っている。) 今度、ちょっと強引でもいいよね…… (会いたい人に会えないのがいやだから、少し困らせても……なんて子供の考えをわずかに浮かべていた。) ……良いよね? (どこかでそれを止めようとする心もあって。 やっぱりどこかためらってしまう。) とりあえず…行ってみて…かな (雨がやんでからまた考えよう、そう思いながらもう少しだけ子の公園であまやどりをする。) [Sat 27 Mar 2010 22:28:09]
◆オウル > ……もう無理かな…旅行〜 (突っ伏したままで、あきらめ口調の声が聞こえる。知り合いと連絡が取れない都合上仕方ないとはいえ、少年はまだ心のどこかで楽しみにしているから、こんな事をいうのだろう。) 街の外、一人でなんて無理だしね…… (街の外も見てみたい、そんな切実な願い、生前からの憧れだけど、一人でできるとは到底思えないとかんがえてため息をはいた。) いろんな所、見てみたいな、お城とか花畑とか洞窟とか (生前に叶わなかった夢、吸血鬼になってすらもかなわないのだろうかとか考えて体起こした。) [Sat 27 Mar 2010 22:16:42]
◆オウル > (そのまま休憩場所のテーブルに突っ伏して、笛の入ったケースは大事そうにすぐ傍においている。) …うるさい… (雨の音が耳鳴りのように響いていやだった、この音のせいでいやな事を考える。) …… (膝元に笛の入ったケースを移す、落ち着かない子供のよう、それでも周りには気を張っているようでどこか少年の周りの空気が気まずい。) 何しよう (つい先ほど笛を吹いたばかりだった故、することもなく、ただ考えているだけだった。) [Sat 27 Mar 2010 22:09:34]
◆オウル > (久しく街に出てきた銀髪に金の瞳の少年の結果は、雨に降られ、公園のテーブルとベンチの付いた屋根ありの休憩場所で服を若干ぬらしたままで座っているという状況。 片手には笛のケース表情は複雑である。) ……連絡も取れないし…… (知り合いたちとまともに連絡をとっていない、寝たら数日とかそんなのが普通だった。) ……連絡ぐらい入れてくれたって (我侭、珍しいかもしれないその感情と不安が膨らんでいた。) 忘れられてないよね…… (自分の事を覚えているのが自分だけになっているのではと恐ろしくて、わずかに手が震えていた。) [Sat 27 Mar 2010 21:57:17]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『若干雨に濡れて、雨よけのある屋根のある休憩所で』 [Sat 27 Mar 2010 21:48:06]
お知らせ > メリアさんが帰りました。 『 ( 今自分に出来るのは、被害を減らすための巡回のみ。 ) 』 [Wed 24 Mar 2010 01:00:57]
◆メリア > ( ふと、思い出したように足元を見た。今日は――雪が降っている、というよりここ最近ずっとだ。積もるに積もった雪に自分と、連れの自警団員の足跡がはっきり残っている。先日のスラムでの調査、その時に思いついた事。もし今日犯行が起きたなら、犯人の足跡が残っているのではないか――そんな考え。これだけの雪だ、空でも飛べない限り足跡は残るはず。 ) 今日起きれば、の話ですが。 ( 起きる事を推薦するような解決方法では効率的にも、評判的にも悪くなるだろうけれど。殆ど手掛かりの無い現状を打破する上で個人でも可能な捜査手段は、今の所これくらいしかない。 ) 問題は何処で起きるか…。 ( この時間、この場所も人気の無い場所と言える。だが、犯人の姿も、事件が起きた形跡もない。犯人も警戒はしている、という事なのだろうか。 ) 何か方法を変えない事には、 ( 空を仰ぎ、呟いた。 ) 三桁…超えてしまうかもしれませんね。 [Wed 24 Mar 2010 01:00:33]
◆メリア > ( ただ、言える事としては。今の平行線が続けば自警団の存在意義も危ういという事。何しろ守るべき市民さえもう何十名と犠牲になっているのだから、何をしているのかと不信感だって抱かれるだろう。だから、いつまでも手段を選んでいては――。 ) 確実に手遅れになりますね…。 ( 下っ端の身では意見した所でどこまで考察されるかどうか。一応、隊長を経緯して伝えては貰っているのだがそう簡単に選べる選択肢ではないだろう、通常なら。私が示したのは結局の所ただの選択肢、選ぶかどうかは上の方々が決める事。後は命令に従って動くだけだ。 ) どちらにしても。 ( 手掛かりが必要だ。現時点で正体が判っていないというのはあまりにも――。人気の無くなりそうな場所に24時間体制で自警団員を配置する、くらいの勢いでなければ進展は望めそうにないかもしれない。 ) 外部に人員を募集しているという話も聞きましたが、あちらはどうなっているのか…。 ( 尤も自警団に動きが無い以上、やはり進展もないという事か。これだけの間正体さえ知られずに犯行を続けている者、姿を消す力でも持っているんだろうか――いや、それではまるで現実逃避のような考えか。 ) [Wed 24 Mar 2010 00:50:22]
◆メリア > そういう意味で鉄仮面は厄介な存在、なのでしょうね――自警団にとっては。 ( 人員を削られた、という点では。しかし…たかだか一人、このような状況下で血眼になって探す価値が何処にある。いや、実際の所彼を捕えようとして任務に当てられた団員は少ない。その結果が一名の犠牲――いや、死んだわけではないのだろうけど。 ) 協力を仰ぐ――という考えは無いのでしょうか。 ( 勿論本気で協力するなんて真似は必要無い鉄仮面が正義の為に動いているというなら、利用すればいい。感情などいらない、ただ今の荒れ果てた現状を収める為に幾度も暗黒街やスラムの悪党を退けたその実力を有効活用する、それだけだ。 ) ……そう簡単に行きませんか? ( 共に巡回しているもう一人の自警団員に視線を向けた。私より後輩、という事らしいがどうにも不気味がられているようだ、話しかけると苦笑をして背を向けて先に進んでしまった。 感情がない、というのは感情を持つ人にとっては不気味なものだ。普通なら出来ない冷酷で残忍な意見でさえ軽く口から出せてしまうのだから。 ) [Wed 24 Mar 2010 00:40:49]
◆メリア > ( 被害は未だ増える一方。隊長に言った意見がどうなったかは判らないが、それも含めて今の事態に進展はない。リカルドという隊員に関してもそうだ、復帰にはまだ掛かるだろう。 ) 鉄仮面もそうですが…。 ( 実質此方に被害があったのは今回が初めてであり、積極的に攻撃を仕掛けてきている、というわけでもないらしい鉄仮面。目玉泥棒や脳味噌喰らい、今の所この二つが大きく目立って影に隠れ始めているが人体を切り裂き臓器を盗む者まで出ているこの現状で鉄仮面等相手にしている余裕があるとは思えない。負傷してしまっているから仕方ないにしろ、リカルド氏も今回の事件の捜索に組み入れるべきではないのだろうか。 ) ……いえ。 ( 一人二人増えた所で、現状がどう変わるだろうか。リカルドという人物に特別な力がある−−なんて話を聞いたわけでもない、ほんの僅かに効率が上がるだけでどちらにしても結果がすぐ出る事じゃあ無い。人手が少しでも多く必要だが、それだけでは今のような平行線を辿るだけ。 ) [Wed 24 Mar 2010 00:29:21]
お知らせ > メリアさんが入室されました。 『 未だ、進展はなく。 』 [Wed 24 Mar 2010 00:20:27]
お知らせ > ラナウェさんが退室されました。 『( ――暫くして、考えを止めると一日を無駄に浪費してしまった事に気付いた。 )』 [Sat 20 Mar 2010 22:58:54]
◆ラナウェ > ( もう守れないのは嫌だと、そう思っていたのに。また、守れない。救えない。 ) 見たくなかった…なぁ。 ( ミーシャの泣く姿が脳裏に焼き付いて離れない。昔の自分はそんな暇も無かった、気付いたら何もかも終わってて、私は両親に連れられて故郷から離れてて。結局生き残ったのは自分の両親だけという、記憶。結末を両親から知らされても泣く事は出来なかった、いや、涙は出たのに声にはならず、悲しいという思いが心を支配する事もなかった、のに。ミーシャのあの姿を見て初めて悲しいという感情が強く、心を支配した気がした。 ) ( 暫く、思考が停止する。思考回路が停止したかのような錯覚、ただ無意識に地面を見つめるだけ。 何も考え付かない、どうしたらいいのかさえ見えなくなってしまった。結局『アレ』が何なのかさえ、判らないまま。何故フランベルジュだけを連れ去ったのか、それも判らない。何も判らない…。 ) [Sat 20 Mar 2010 22:52:12]
◆ラナウェ > ( 墓場だとか廃墟だとか――ああ、どうにもろくでもない所しか考え付かない。仮に彼女が一人であったとしてもそんな食料も水も無さそうな場所で生きていられるだろうか。なんというか、考えただけで絶望しか見えてこない。 ) ………。 ( 幾ら考えても、他にフランベルジュが連れ去られそうな場所なんて考え付かない。ミーシャに大丈夫だって言っておきながら、なんて様だろう。 ) 待つしか、無いのかな? ( 何を待つのか。自警団がフランベルジュを見つけてくれる事?ツカサが情報を掴んでくれる事?どちらも、結局他人頼み。 ) そんなつもりは――。 ( 無い、とも言えない。自分があまりにも無力だから、他人に頼る他無い。そう言って諦めるしか、今の私には――。 ) …っ。 ( 表情を変えずに俯いたり顔をあげたりしている光景はどうにも奇妙な光景だろうが、生憎自分の状態を見れるような鏡はそこに無く、完全に自分の世界。 ) ( もし既にフランベルジュが死亡していて、その死体がどこか遠くにあるのだとしたら、もうミーシャに申し訳が立たない。現場に居ながら、救えなかった事も、全部。私はどうして、こんなにも弱いの。 ) [Sat 20 Mar 2010 22:41:21]
◆ラナウェ > ( フランベルジュが消えて以来、あのタキシードの骸骨も見ていない。とすると、やはりフランベルジュと同じ場所に?あの骸骨は何が目的なのだろう、何故フランベルジュだけを連れ去ったのか、私に見られてもどうという事はないという余裕から? ) ……むむ。 ( 頭痛がする。最近は普段ちゃんと使ってない頭を無理に使っているから、変な頭痛が後を絶たない。何処にいるか判りさえすれば、助けに行く事が出来るけど、それがわからないんだ。この街の中のどこかに監禁されているとか色々考えてみたけど、そんな簡単な事だろうか? ) ……だってあれ、人じゃない。 ( ああ、私の馬鹿ッ。そもそも何で人と同じ思考で考えていたんだ。真っ先に考えるべき事があるはずだ、怪物がそもそも街の中に身を潜めてそこに人をわざわざ閉じ込めると思うのか。 なんで先にその考えを思い浮かべてしまったんだろう、連続殺人事件のせいか? ) ……い、ない…? ( 一つの考え。彼女が連れ去られたのはそもそも街の中ではなく――。 ) ( 顔をあげる。だとしたらどうしたらいい、尚更どこへ連れ去ったのか判らなくなってしまった。結局は何も変わっていないのだけど――事態の深刻さに気付けたならまだマシか。 ) もし外だとしたら……一体どこに。 ( 骸骨は空へと消えていった。つまり移動出来る場所はどこへでも可能という事を示している。街の中である必要がまるで無い。 ) じゃあもう、……フランベルジュさんは。 ( 手遅れ、という事になって、しまう? ふざけるな。 そんな事あってはいけない。考えろ、骸骨やタキシードから連想できるもの――。 ) [Sat 20 Mar 2010 22:09:29]
◆ラナウェ > ( やはり人から情報を聞くというのが一番効率的に良いのかもしれない。もしかすると、ミーシャも知識の一つにそんな存在があるかもしれない、一度は怪奇現象に巻き込まれたと言っていたし。ただ、今彼女に聞くのは気が引ける。 ) ……。 ( 昨日のあの泣き方、フランベルジュが万一にでも死んでしまったらあのコは――。 嗚呼、悪い方にしか考えが傾かない。既にあの事件以来それなりに時間が経っている。いよいよ学院内でも噂になり始めている、 『フランベルジュが長い期間戻ってこない』 『欠席なんてした事がなかったのに』 など。死体だって出ていないし、やはりまだ死んだと断定するには早いが、連続殺人事件が未だに続いている中での『フランベルジュの失踪』はその不安を大いに煽る事になるだろう。何しろまだ犠牲になった生徒の死体は見つかっているが、彼女に関しては別なのだ。 ) わっかんない…ッ。 ( 公園のベンチに座ると、頭を抱えて俯いた。元々そこまで頭はよくない、学院の勉強に関しては実際ついていくのでやっとだ。頭の回転だって良くない。 ただ一つ判るのは、連続殺人事件の犯人にしろそうでないにしろ、目的が全くわからないっていう事。連続殺人の犯人であるなら何故今までしなかった死体を隠したままにしているのか。そうじゃないのなら、何を目的で彼女をどこかへ連れ去ったのか。学院に脅迫、だったらもうとっくにされてるだろうし――。 ) ツカサさんの方はどうなんだろう。 ( あちらから連絡が無い以上、多分状況に変化無しなんだろうか。 ) [Sat 20 Mar 2010 21:55:29]
◆ラナウェ > ( 雪の降る夜を一人歩く。欲しい情報は無い、どころか事態が悪化したと言ってもいい。フランベルジュの安否が判らない状態で、ミーシャに不安要素を与えてしまった事。考えてみれば判る事だったのに、何故油断していたのか。ミーシャはよく図書館に来ると言っていた、焦りですっかり頭から抜け落ちていたようだ。 ) ミーシャ……探しに出たりしないといいけど。 ( 私はまだ、少しながらも戦う力がある。だけど彼女はそうじゃない、知識はあっても知識だけで戦うのは危険だ。今回のフランベルジュが消息を絶った原因は、本当の怪物。結局本で調べてもその情報は無かったが、都市伝説ではない――つまりそれだけ強大な化け物だったという可能性。もしそうなら、私を相手にしなかった事も頷ける。そんな奴相手に――ミーシャが一人で立ち向かおうものなら、彼女もまた連れ去られてしまう可能性がある。 ) ダメ…そんなの。 ( ミーシャには何も話しては居ない、あくまで伝わったのは『何かあった』程度だろう。でももし彼女に情報が伝わるような事があったら、一人で行動を起こさないとも言い難い。 ) [Sat 20 Mar 2010 21:43:26]
お知らせ > ラナウェさんが入室されました。 『 情報無し…。 』 [Sat 20 Mar 2010 21:34:35]
お知らせ > ジンバルトさんが帰りました。 『(起き出すのは暗くなッてから。お休みなさァい、)』 [Fri 19 Mar 2010 17:35:40]
◆ジンバルト > ――ま、いッかァー♪ (空中に向かッて手ェかざして、白紙の契約書バッサァーと撒き散らさン。雪交じりの寒風に景気よォく飛ンでく書類片が、ハトの羽根みたくヒラヒラ眼鏡の表面に映る。コレだけ奴隷需要率が低迷化して地底にベッタリ根ッこ張ッてるよォな状況で、やッたらなベア要求を通してみたッてナントカなるヨな問題じゃァない。経理がヘチ倒れた騒動一つ見るに付け、過去暗黒時代の中でも屈指の低経済事情に違いはないンだしィ。たァッた今日明日、一生懸命ェ市場に噛み付いてガンバッタとこで貯蓄されるのはせいぜい社員のフラストレェションと領収証ぐらいのモンだ。アゲたい売上実績とボォナスがほぼ据え置きッて結果は目に見えてる。サラリーマンよ、ナムアミダブツゥ、) あーあァ…、俺ッてェ、すッかりィ、シャカイジン色ォー…、(いい加減な呟きは欠伸をしながら。ダルげな仕草でウザッたい長髪かき挙げて猫のよにごロンと寝返り。肘を曲げて腕枕を作る。イィーのイィの自主休憩ェ。イイ具合にコォトも雪まみれだしィどゥせならゴロゴロして帰ァえろッとォ、) [Fri 19 Mar 2010 17:34:28]
◆ジンバルト > イヤァ〜…、焦ッてェ、部下にィ、強制ノルマ喰らわす事務長のォ、キモチもォ〜…、(分かンないじゃァないけれど、正直、長耳は焼け石に何とやらじゃねッてドライな見方しかしてない。営業課ァ通り越して事務までノルマがあるとか通常経営じゃァありえない。まァ事務課は会社の金庫番ではあるワケだから、右肩上がりの出費を横目に「いいのかなァ」なァンて深刻な事態に知らンぷりしてた長耳たちにも責任あるッて言やァあるンだけど。)(そンなトコロで歴史と誇りあるヴェイトス奴隷ギルド『プロスパンダ』は目下ぴィぴィだ。ナニがナニッて1月の決算からコチラ、肝心の商品が雑多の一品すら売れてないッて現状だもの。この間なンて元来ヒステリィ持ちの経理係が、頭に血ィ上らせすぎて鼻血拭いて、とォとォ昏倒しちゃッた具合だ。そういや外回りのついでに中央病院に見舞いに行けッてェ、出がけにフルバ持たされたッけ。無論そンなンギルド出て5分で歩きながら食べつくしたけど。フェアリンバナナッて美味しいよネー、) [Fri 19 Mar 2010 17:26:22]
◆ジンバルト > …………だから俺、畜生ッて、基本、嫌ェなンだよね…………、(ヤツら人の話とか聞かないしさァ、もォ、)(当然のごとくKO負けした長耳はスッカリ人ッ気の去ッた公園でダラァリ大の字。若干ヒビの入ッたメガネ掛け直して、砂とホコリと犬毛にまみれて雪の上にノビノォービだ。服が犬くさ。雪がしンしン振ッ続ける空のどッかでカラスがカァカァ鳴いている。何ンともココロにしッくりくるロケェションだァーこと。イイけどねェ、取り立て噛まれはしなかッたし。ドツかれて飛び掛かられて押し倒されて、コォトの襟首カッ咥えられてチョッピリその辺ズルッズルに引き摺りまわされたダケで。当ォ然とッくのとォにご令嬢は帰宅してらッしゃるし、公園の地面はきッとそこらへン中が、でッかい肉球と長耳のリアルロデオな雪轍で一杯なンじゃないかと思われる。アー、市中引き回しッてこゥいゥ気分ね、後学のタメにも覚えとこ。そして後でダレかに仕掛けとこ。すごい、はらいせ、) [Fri 19 Mar 2010 17:15:04]
◆ジンバルト > ……ええッとォ、(あ゛ー寒、ズズッと鼻をこすッて渋面貼りッ付けた長耳、取りあえずは構えてみた。ハァ〜、指は下向きィ、両手をユラァリ水平に挙げてェ〜、見よう見まねでェ太極拳のポォズゥ〜、ッて、)(ぎゃわン、ぎゃわン!) ――ッ、だァッ!?(怒られた。ビクゥー、両肩すぼめてビョッと大股に背後へジャンプ。デスヨネェー。よォし解ッたァー俺が悪かッたァー、ヤッパリ暴力とかァ腕にモノを言わせるとかァ、いちブンメイジンとして良くないよネ!ココは平和的に話し合おうヨ、人間ッて考える葦だものォ☆) ハイ! ハイ! ハイ! 解ッたァ、解りましたァ! 別にィホラ私ィ、怪しいセェルスのォ何ンかとかァじゃァないンですよォ!?? 君のォ、後ろのォご主人サマにねェ、このォ購入契約書にィ、ちょォーッとォサインなンてェ、して欲しいィなァーッてェだけだッて…ッ!?(言い終わらないうちに大型犬が華麗にフライ・ハイ。雪焼けの逆光が眩しくッて宙に舞うわンわンは何ンて勇ましいシルエット。表情筋を引きッ攣らせて硬直した長耳の真上に着地するカタチ。わンわンッたら……、すごく……凶暴です……、) [Fri 19 Mar 2010 17:05:34]
◆ジンバルト > だからァ、わンわンッて言うかァッ…、(そンな可愛らしい形容詞が死ヌほど似合わない犬種ッてゆゥか。見た目のボリュゥムがお腹イッパイ系の。セントバーナードッてゆゥのォ? 朱鷺の都の土佐犬ッぽいイデタチッてゆゥかァ? えェと、何コレェ、何犬?)(雪も積もり、夕暮れ間近の和やかァな雰囲気漂う公園で、見つめあう一人と一匹+飼い主さンらしきご令嬢。ハタから見てもどゥ言ゥ状況なのかイマイチ検討の付かない姿勢で両者譲らず、緊迫感に満ちたまンま軽く1、2時間ぐらい経過した気がする感。ヤダァー、粉雪と周囲の視線がさッぶいわァー、)(貫禄タップリの大型犬に対するは、縦に長いが横には細いコォト姿の長耳だ。ウェェイト、ウェイィ、片手を前に突き出してカンペキ腰の引けたポォズ。微動だにできないキモチ。別にコレ、サッパリ景気の奮わない奴隷ギルドのヘンテコ宣伝とかいゥ趣旨じゃなく、長耳がふつうに巨大わンわンにガン付けられてるッてだけの展開だから安心しよゥ。本人からしてみればァ、一ッッ切心安まる事態じゃァないンだけどォ。へッくし、) [Fri 19 Mar 2010 16:56:03]
お知らせ > ジンバルトさんが来ました。 『(VSわんわんッて言うか、)』 [Fri 19 Mar 2010 16:45:54]
お知らせ > ラナウェさんが退室されました。 『 どうか無事で、フランベルジュさん…。』 [Mon 15 Mar 2010 00:49:33]
◆ラナウェ > ……。 ( 既に雪で冷え切ったその鞄を拾い上げ、抱きしめた。無力だ、私は無力、何も、守れない。 ) 何とかしたい、でも…私じゃどうにもできないッ。 ( 目を瞑る。涙は、枯れ果てた涙は出ない。強く在るのは悲しい、悔しいという気持ちだ。こんな感情、久々に覚えた。――冷静に考えを纏め始める、まずミーシャに伝えず探すというのは非常に時間が掛かるという事。何しろ自分の獣人としての鼻ですがフランの匂いが此処で消えた事を告げている。手掛かりも全く無い、0からの状態から一人で探索を始めるなんて無謀。だとしたら自警団に頼るしかないが、当然それはミーシャに伝わる可能性も大いに高まるという事。だがここで自分で探すという選択肢は選べない、何故ならもし連続殺人犯なら、時間は余り無いと考えるのが妥当だからだ。安全を第一に考えるなら一人で探すのは見捨てるのと同等ッ。 ) ………行こう。 ( こんな時間に外出してる事が知れたら叱られるのかもしれないけれど、と鞄を抱きかかえたまま自分の武器が落ちている所へ近付き、鞄を一旦置き、鞘と刀を持ち鞘へと刃を収め再び背負う。後に鞄を拾い持ち、雪の降る公園を駆った。急いで、捜索をお願いしないと――ッ! ) [Mon 15 Mar 2010 00:49:06]
◆ラナウェ > ――く…ッ! ( 見てるだけしか出来なかった。暗黒の空へと消えていくその姿を、ただただ。 ) 何が…… どう、 なった… の? ( こんな状況、どう説明すればいいんだ。骸骨の化け物が人をマントで多い隠してしまった、まるで神隠しのような勢いで。こんな事、誰が信じるのかッ?! ) ………どうしたら。 ( 学園に報告? いやそれだけじゃあダメだ、あれがもし殺人犯なのだとしたらそんな悠長な事はしてられない。もし殺人事件と係わり合いがあるならこの事は自警団にでも伝えに行くべきだろう、フランベルジュも見つけないと、彼女の身に何かあってからでは遅い。 ) ミーシャは…? ( 伝えるべきだろうか、この出来事を。ダメだ、あれだけ大切に思っている友人が失踪したなんて知ったらどうなってしまうのか。それは、ダメだ。そんな事をしたら、あの子だってどんな行動に出るか判らない、化け物相手に。 ) …あ。 ( ふと、視線を地面へと彷徨わせていると、鞄が一つ地面に落ちている。自分のスティレットを回収し、身を立ち上げるとその鞄へと近付いた。恐らく、フランベルジュのものだろう。 ) [Mon 15 Mar 2010 00:20:24]
お知らせ > ホニヤンペイさんが退室されました。 『誘拐魔は闇の中へと消えていった。』 [Mon 15 Mar 2010 00:11:21]
◆ラナウェ > ( 答えはない、『手を出すな』と本能が何度も警告する。獣人のラナウェはそういった噂を聞いては居ない、今は――殺人事件の噂が濃厚であり、そういった浚い事件もそれと同じなのではないかと認識してしまっている。ダメだ、これ以上誰かが殺されてしまうのはダメだ! ) !? 待って! ( 空へと、浮いていく。信じられない光景だ、どうなってるんだ、この怪物。空へ、空へと消えていく。 ) 逃げるなッ!返せっ、フランベルジュさんを――…! ( 遠距離から攻撃する手段なんて無い、届かない、届かない!行くな――殺すなッ!もし彼女が消えてしまっては、ミーシャが、どうなるッ。 ) 待て …… …。 ( 無力感が襲い来る。エッジを地面へと落としてしまった。膝が、重力に負けて崩れ落ちるような錯覚。守れ、なかった。 ただ、精一杯憎しみを込めた瞳を、空へと歩いて消えていくその背中へとぶつけた。それしか、出来なかった。 ) [Mon 15 Mar 2010 00:09:25]
◆ホニヤンペイ > ( もしも救出者の少女がホニヤンペイの噂を知っていれば、目の前の怪物が殺す怪物ではなく攫う怪物であると把握する事ができただろうが。 だが、それは意味のない事だ。 少女には攫われた友人の居場所は判らないのだし、攫われた友人がどうなるかもわからないのだし、攫われた友人を救い出す方法もわからない。 理解不能い。 予測不能い。 それが都市伝説なのだ。 ) ( ホニヤンペイは―――救出者の少女に背を向けて歩き出す。 上へ、上へと。 暗黒の空に向かって。 ) ( 都市伝説に必要な物。 それは恐ろしい怪物と、その被害者、そして――――語り部だ。 ) [Mon 15 Mar 2010 00:01:21]
◆駆る音 > ( 見た、その先を。マントで助けようとした人物を覆った相手の先。そこに先程の姿はない、どこにも、無い。伸ばした手は届かなかった。唐突に足を止めるのは――振り返った存在の、その赤い二つの鬼火が、此方を捉えたからだ。 ) ――…! ( ゾク、と背筋が凍る。その存在は危険だと本能が警告する。関わるな、と、そう、告げる。 ) ――ふざけないで…、 ( 関わるな?そうはいかない、彼女をどこへ消したのか答えて貰わなければ。もし連続殺人犯だとするなら、彼女をどこかへと移動させそこで殺すのだろう。だったらその前に犯人を抑える、逃げるなんて選択肢はどこにも無いッ。あの状況でフランベルジュが逃げ出せたという可能性は、低い。だからきっと、どこかへと隠された。 ) 答えて、――どこへやった。 ( 震える左手がゆっくりと刀の鞘へ触れる。右手は柄を掴み、それを引き抜いた。両手で柄を持ち縦に構える、いつでも斬りかかれるように。 ) …答えて、――彼女をどこへやった?! ( 見た目はタキシードを纏った、骸骨。人には、見えない。だとするなら魔物?ならばこの言葉が果たして通じるだろうか? ) [Sun 14 Mar 2010 23:47:37]
◆ホニヤンペイ > ( 悠々と、優雅さすら漂う動作で、ホニヤンペイがマントを翻した。 其処にあるべき少女の姿はなく、夜の闇が蟠っているだけ。 伸ばした手は届かない。 救いの手は届かない。 ) ( ホニヤンペイは、ゆっくりと向き直る。 救出者の少女に向き直る。 赤々と燃える二つの鬼火が、少女へと。 ) [Sun 14 Mar 2010 23:38:22]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 フランの姿は、もうそこには無かった。 』 [Sun 14 Mar 2010 23:27:40]
◆フラン > ( 絶望だ。ここまで絶望したことがいまだかつてあっただろうか。どんな手段かは知らないが、殺される。殺されるのだ。殺されそうになるというのはこんな気分なのか。恐れと絶望で身動きすることが出来ず、逃げることも抗うことも出来ない。こんなのが吸血鬼として根拠の無い自信に溢れていたのだから、笑ってしまう。 しゅん、と風を切る音と共にナイフのようなものが骸骨を通り抜け、からんと地面に落ちたけれど、それを認識する余裕も無く。マントの黒が世界を包み、暗黒で覆っていく。私はただ震えながらその光景を見ているしかなかった。誰かの叫び声が聞こえる。聞いたことのある声だ。私を助けようとしているのだろうか?――だが、後一歩それは届かなかったのだ。 ) ( そして――。 ) [Sun 14 Mar 2010 23:26:36]
◆駆る音 > !? ( 足は止まらず、投げた格好の勢いで突っ込んでいく。だが表情は驚愕に覆われた――当たらない…なんで!?もしかすると今までの連続殺人犯はこの何者かかもしれない。だったら助けないと、早く――もっと早くッ! ) やめろ ―― ッ! ( こうなったら突進して突き飛ばすしかない。兎に角引き離さないといけない。 後少し、 もう後、 数歩ッ 手を伸ばす、届くなら掴んで引き剥がして――ッ! そうしている間にも、マントに覆われる姿が視界に映る。 と ま れ ッ ! ) [Sun 14 Mar 2010 23:23:32]
◆ホニヤンペイ > 乱入した上にお手数をおかけし、ありがとうございました。 ご活躍をお祈りします [Sun 14 Mar 2010 23:20:31]
◆ホニヤンペイ > ( 少女を包み込んだ。 ) [Sun 14 Mar 2010 23:04:07]
◆ホニヤンペイ > ( 少女に迫る、黒。 燃える鬼火は、音もなく揺らぎ続けながらゆっくりと近づいてゆく。 ) ( そのとき、音が響いた。 地を蹴り、近づく音。 風鳴りの音――――そして、硬質な金属音。 ) ( ホニヤンペイは都市伝説の怪物だ。 普通の武器で普通に刺されて死ぬ、それでは都市伝説の怪物とは言え無いだろう――――投げられたスティレットは虚しくホニヤンペイを通り抜け、地に落ちる。 ホニヤンペイは一瞥すらせず―――漆黒のマントがゆっくりと滑らかな動作で……… ) [Sun 14 Mar 2010 23:03:49]
◆フラン > ひ、 ぅ うう、 こ、こないで ( ずりずりと足を擦り後ろに逃れようとするけれど、恐ろしさのあまり腰が抜けてしまって立ち上がることができない。闇のように黒いマントが私の視界を遮り、そのまま骸骨が近づいてくる。 ああ、やっぱり悪いことをしていたから神様から天罰が下ったんだ。きっと私はこのまま殺されてしまうのだ。ごめんなさい、ミーシャ。ごめんなさい、お父様、お母様。 ) ( そのマントに阻まれて、骸骨の後方より迫る誰かの存在にはまだ気付かない。骸骨がそのままそのマントで娘を覆い隠し、どこかへとやってしまうのであれば――きっとそれは容易い。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:50:19]
◆駆る音 > ( タキシードに包まれた骸骨よりさらに後方。闇夜にて走る影。二人の音とは違う別の音。腰に下げ太刀の鞘に左手を、柄を握る右手に力が入る。忍び寄るとかそういう走り方ではない、確実に音を立てて響かせる音だ。) ――ッ!! ( 声にならない叫び声。背後に立つだけでもその恐怖は変わらない。恐ろしくて身震いまでしている。だけど、それ以上に、目の前に危険の迫っている人が居る。恐怖に怯えてる場合じゃない――ッ!マントを大きく広げる見たことも無い人ならざる者、間に合わない…!咄嗟に短剣を引き抜き、その後頭部目掛けて先の尖っていないスティレットを投げ放った。精神体であるその存在に命中するかどうかは判らないが。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:44:58]
◆物音 > ( 都市伝説の怪物は、ドイツもコイツも人間など及びもつかない恐ろしい能力を持っている。 人間を紙切れのように引き裂く怪力だったり、どこからともなくどこへでも現れる神出鬼没だったり、英雄譚の英雄が裸足で逃げ出す凶器だったり――――或いは、疾風の如き俊足だったり。 ) ( だから恐ろしい、恐ろしいから都市伝説なのだ。 ) ( 悠々と貴方に追いついた恐ろしい化物は、両の手を高く掲げ、漆黒のマント大きく広げると………一歩、また一歩と貴方に歩み寄る。 妨害がなければ、貴方をマントで包み込もうと。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:34:31]
お知らせ > 駆る音さんが入室されました。 [Sun 14 Mar 2010 22:23:13]
◆フラン > ( 当然、すぐに息が上がる。長距離走で開始50mの地点で既に下位の地位を不動にしてしまうフランベルジュだから、それは仕方の無いことだ。だけどもし、今日一日だけ風よりも早く駆ける奇跡を起こしてくれるとしたら、何もかもを捧げてもいいと思っただろう。 ) たっ、 た すけ ――っ ( 大きな声で助けを呼ぼうとしたけれど、走りながらではそれも適わなかった。もう一度振り返れば、相手はまさしく風のような速さですぐそこまで迫っていた。私なんかより、ずっと早い。 ) あっ ( 後ろを振り向いて姿勢が不安定になったのと、すぐ目の前まで迫っているのを見て驚いたのとで足がもつれ ) ――あうッ ( 無様にも転び、地面に倒れた。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:21:24]
◆物音 > ( それは唐突で。 ) ( あまりにも当然で。 ) ( タキシードに包まれた細く長い足が、無造作に、虚空へと踏み出した。 其処がなんでもない道であるかの如く。 ) ( 落下ではない。 ましてや、飛行ではない。 ホニヤンペイは走り出す。 逃げる貴方を追いかけて、夜の闇を踏みしめて、疾風のように走り出す。 ) ( ホニヤンペイは誘拐魔だ。 誘拐魔なのだから――――攫うのだ。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:17:23]
◆フラン > ( 走り出して私は酷い現実に気付いた。吸血鬼としての身体能力を発揮できるのは、血に餓え渇きを訴えている時だけだ。つまり、今の私はただの女学生としてのフランベルジュの能力しかないのである。徒競走でビリから数えた方が早いフランベルジュなのである。 ) ――ひっ ( 後ろを振り返れば、その骸骨姿は私を指差していた。この私を指差していた。指差していたのだ。私を。ああ、神様。眼窩に火が灯り、私はますます恐怖する。重い鞄を投げ捨て、必死に、必死に走った。 ) [Sun 14 Mar 2010 22:06:26]
◆物音 > ( カツカツカツカツ……… ) ( 肉を綺麗に失った顎を震わせ、歯を打ち鳴らし、ホニヤンペイが立っている。 ) ( 背を向けて逃げようとする貴方は気付くだろうか。 ホニヤンペイが右腕を静かにゆっくりと上げていき、細く尖った骨の一指し指が天を指し―――――上昇と同じ速度で、貴方を指し示す位置まで降りてゆく。 ) ( 虚ろな闇を抱く眼窩に、赤々と燃える鬼火が燈った。 ) ( Look on) [Sun 14 Mar 2010 22:02:56]
◆フラン > ( 日時計を下から上に向けてなぞるように視線を移動させる。音のする方向に辿りつく。やがてその天辺に立つ姿に気付いた時、私はそれが私にとって良くない存在であることを察知した。一瞬、何かの見間違いではないかと考えた。例えば布切れが引っかかってそれがはためいているだけだとか――しかし、そうではなかったのだ。 ) ……や…。 ( 私は後ずさりし、持つれそうになりながらも身体を翻し、恐怖心からそこから逃げ出そうとする。あれに関わっちゃいけない。逃げなくちゃ駄目だ。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:51:06]
◆物音 > ( 直立不動の日時計の天辺に、それはいた。 ) ( 風にはためく漆黒のマント、シルクハットを目深に被り、艶の有るタキシードを身に纏った―――骸骨が。 ) ( 問答無用の怪異、異形。 人知を超えた怪物。 都市伝説の誘拐魔が其処にいた。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:47:28]
◆フラン > ( 知っている。誰が話したかは覚えていないが、それを聞いたことがある。しかし大多数の人間がそうするように、多少は気味が悪いと思いつつもそれを信用しないのだ。或いは、フランベルジュ・フランドールは吸血鬼としての身体能力に開花しつつあり、気持ちが大きくなってそういうのを気にしなくなったのかもしれない。例え誰が襲ってきても、大の男ぐらい簡単にやっつけられるっていう――。 ) ? ( 変な音が聞こえてきた気がして、私は立ち止まって辺りを見渡した。空耳だろうか?いや、確かに聞こえてくる。辺りをきょろきょろと見てちょっとしてから、ようやく日時計の方を振り返った。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:38:52]
◆物音 > ( 身を切るように冷たい冬の風が吹き抜けていく音に混じって響く、小さな音。 ) ( 何か硬いものを打ち合わせるような、そんな音。 それは後方、聳え立つ公園のシンボル………日時計より。 ) ( 貴方は知っているだろうか? ) ( 数ヶ月前からヴェイトスで囁かれている噂。 人から人へ、口から口へと伝わって、増え続ける噂の一つ………誘拐魔ポニヤンペイのお話を。 ) ( 時計の公園に人気がなくなったら日時計に近づいてはいけない、ホニヤンペイに攫われる。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:35:11]
お知らせ > 物音さんが来ました。 『カタカタカタ………』 [Sun 14 Mar 2010 21:26:37]
◆フラン > ( 吸血鬼としての能力はどうだろう?これがもっと発達すれば、もっと出来ることは増える筈だ。お話しの中での吸血鬼は霧になったりしていたが、その能力が備われば――…。 ) …私ったら、すっかり考え方が化け物になってしまったわね。 ( 最初は血を吸うこと自体を躊躇っていたのに。少しはこういうのを自重した方がいいだろうか。もっと色んなことを考えて、人生は楽しくするべきだ。そういえば暫く劇も見にいっていないし、食べ歩きもしていない。吸血鬼としての活動はちょっとお休みして、たまには普通の女学生らしい生活を送ってみよう。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:26:31]
◆フラン > ( ああ、でもそれは余りに不誠実だわ。レディのすることではない。カルミラはこんな私を見たら、良くないわねって言って肩を竦めるかしら?それともそれが吸血鬼よと同意してくれるかしら。この胸の内から湧き上がってくる衝動は、きっとカルミラも理解してくれると思いたいのだけど――。 ) でも、それが種としての本能だとしたら、気をつけなくちゃ。ミーシャも同じ事を考えていたら、どうしましょう。 ( 誰かを囲いたいと思うかもしれない。そうならない為にも、自分に関心を向けさせ続けなくては! ) [Sun 14 Mar 2010 21:20:18]
◆フラン > ( 吸血したばかりだからだろう、身体の調子はとても良かった。前は何をするにも億劫だったり、うまく考えが纏まらなかったりしたけれど、最近はそういうことは無い。むしろ何をするにも気分が浮付いて、一足先に春を迎えたかのようだ。…まあ、それでも寒いのだけれど。 ) ――でも、次に渇いた時にはどうしましょう。 ( 理想を言えば、何人か血を供給してくれる相手を囲えれば苦労はしない。愛情なり同情なり劣情なりで気を惹いて、血を啜ればいい。複数にわければ吸血鬼化も大分遅れるし――もっとも、これらは全てミーシャの為という風になってしまうのだが。でも、ただの餌だと思うことはしない。順序はつけるが、極力平等に愛そうじゃないか。…そんな自分勝手で傲慢なことを考えるようになったのも、吸血鬼になったからだ。 ) …でも。 ( 相手を増やすということは、それだけリスクを増やすということだ。私を独占できないあまりに嫉妬して、VHGに通報されてしまっては――。 ) なんて、ね。そこまで皆に愛されるような女でもないでしょうに。 ( でも憧れるのだ。娘達を囲う、ハーレムに。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:12:01]
◆フラン > 雨も嫌いだけど、雪も――降ってばかりだと困るわね。 ( コートの前を堅くしめて、鞄を抱えなおして歩き出す。重い本を抱えながら歩かなくてはならないその姿は、さながら極寒の地の進軍を余儀なくされる歩兵のようだ。国の為、家族の為に戦地に赴き、そして二度と帰らぬのだ――。 ) っくしょい! ( すん、と鼻を啜る。早く春になってほしい。暖かいのは好きだ。つい、うたた寝してしまうけれど。 ) [Sun 14 Mar 2010 21:03:48]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 ああ、寒い。 』 [Sun 14 Mar 2010 21:00:01]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( …場所を移して、足下を意識してみよう。 )』 [Sun 21 Feb 2010 05:54:56]
◆エアリー > ( やり方について答えのない思考を巡らせるのはもちろん、雑念交じりだ。 ―――ロッテの計画はどうなっているのだろう、とか。 どうも上流階級デビューに備えるような意識があるらしいから今度こそ図書館に連れて行ってもらえるのではないかとか。 ) ―――。 ( 空が白む頃、動きを止めた。 今日もだめ。 …せめてこうやって続けていれば体得できるという確信があると良いのだけれど。 そんなものはなく、ある程度動きをトレースすることができるようになったということが、かえって気持ちを落ち込ませる。 ) ( …白く覆われた広場の中。 踊っていた場所だけ、雪が蹴散らされてしまっている。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:49:10]
◆エアリー > ( それとも、あの違和感とこの踊りとは、実は関係がないのだろうか。 他で感じたことのない感覚だからそう錯覚しているだけで、あの違和感を発することができる者が、たまたま踊り手の中に含まれているということも考えられる。 …直感では、やはりあの踊りと違和感はイコールで繋がるものなのだけれど、頭で考えようとすると、ただの勘違いなのではないかと揺らいでしまう。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:37:48]
◆エアリー > ( 白く染まった広場の中で一人。 形だけはすっかり覚えたタイキョクケンの型を取った。 …あの違和感を放つ一部の人間と、私の差は何なのか。 …やはり型が微妙になっていないのかもしれないし、もっと別の要素があるのかもしれない。 ) ―――。 ( スローモーな動作というのは意外や疲れる。 そこだけは慣れて、続けられるようになったものの、それでも一向に本質が見えてこないのでは前進しているとは思えなかった。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:34:03]
◆エアリー > ( 芝生の広場には何本か足跡が残されているものの、まだ雪が積もったままの形で残されていた。 …当然まだ無人のそこに、踏み締める感触を堪能しながら入っていく。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:23:05]
◆エアリー > ( 人間が、大地に根を張った巨木だか大岩だか、あるいは大河のように感じられる不思議。 気だとか何とかいう概念は分からないけれど、肌で感じるそれには、単純な肉体の強化と一線を隔すものを感じている。 ) ( …一年、鍛えてみたが。 成果は実感できなかった。 確かに走っても疲れ難くなったし、重たい物も持てるようになったかもしれない。 でもそれだけだ。 …スズネやゴウテンジや、その相棒と渡り合える気はしない。 …たった一年やってみただけで短気かもしれないけれど、この調子では何年やったところで差が埋まる気はしなくて、つい魔法のようなものに目がいってしまう。 …実際には、そちらを習得する方がよほど大変なことだとしても。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:20:34]
◆エアリー > ( フードは落としたまま、いつも踊りを見に来る芝生の広場を目指す。 …踊りといっても、健康体操とかそんな感じのものだろう。 毎朝大勢の人間が集まるそれは、タイキョクケンだとか何とかいうらしい。 自分が大勢の目に触れるのは避けたいために、加わることはできないけれど。 それでも見にくるのは、そこに武道に通じるものがあると感じたからだ。 …大勢集まる人間の中でも、それを感じるのはほんの一握り。 もちろん自分で動きを真似てみても、それは宿らない。 けれど… コロセウムで、巨獣を素手で放り投げた小柄な男は、その時確かにそれを使っていた。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:12:35]
◆エアリー > ( 朝にはまだ早い時間。 いつもの早朝ランニングよりも早くに家を出たのは、緑に囲まれて降ってくる雪が見たかったから。 …どうやら間が悪かったようで、惜しそうな溜息をつく。 雪の積もる夜、空気はキンと冴えているけれど、半分混ざったエルフの血のためか自然な暑さや寒さには強い方だった。 ) [Sun 21 Feb 2010 04:03:42]
◆エアリー > ( やや早いペースで白く煙る息をつきながら、規則的だった足取りを次第に緩めていった。 通行人に散らされてみぞれのようになった雪が、ハーフブーツの下でじゃりりと音を立てる。 ) ―――。 ( やがて足を止めて。 ざっと周囲を見回してから、フードを取った。 横に長く鋭角な耳をさらして、グレーに近い銀髪の髪が揺れる。 …見上げる空から、もう雪は降っていない。 ) [Sun 21 Feb 2010 03:57:24]
◆エアリー > ( ―――革のパンツにパーカーと、ややちぐはぐな印象のある服装で、細身な娘が駆けてくる。 場所柄そんな心配はされないかもしれないけれど、逃げるようなペースでも追うようなペースでもないランニングのテンポで。 夜だというのにフードをかぶっているのも、減量を意識してのことと取ってもらえるだろうか。 ) [Sun 21 Feb 2010 03:52:03]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( …止んでしまった。 )』 [Sun 21 Feb 2010 03:48:29]
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 『(三重苦ですよ。さすが奴隷、無学である)』 [Fri 12 Feb 2010 23:51:36]
お知らせ > ディーバさんが入室されました。 『(三大苦ってなにそれ恥ずかしい)』 [Fri 12 Feb 2010 23:51:06]
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 『きれいに焼けますように』 [Fri 12 Feb 2010 23:49:07]
◆ディーバ > ( 新しい巫女服のデザインもまとまらないし、買い忘れていた材料は明日揃えるとして…そろそろ屋敷に戻ろう。 ) 神様、明日の夜、バレンタインチョコお供えいたします、ね…? …新しい社の方にですけど。 ( さすがに公園にチョコを放置は色々無理だろうと。返ってくる声がなくとも、きっとどこかで聞いてくださっているに違いないと。奴隷は公園を後にした。 ) [Fri 12 Feb 2010 23:48:21]
◆ディーバ > …………。 ( もし、そうなったら少し寂しいと思う。自分が必要とされる事は、とても嬉しい事だから。だけど──『男・非処女・奴隷身分』と三大苦の自分ではなく、きちんと相応しい人が巫女をする方が絶対神様のためだと思うから……!! 寂しくても、それはそれでとっても安心できる気がします! ) [Fri 12 Feb 2010 23:41:49]
◆ディーバ > ( シェル様には申し訳ないけれども、新たに神聖な感じのデザインの服を考えた方がいいのかもしれない。巫女服では宗教が違うようだし、かと言って自分がメイド服姿のままで社のお手入れをしていたら、通行人の多くは「ああ…またここの屋敷の主人が新たに変なシュミを持ったんだな…」としか思われない気がしてならないのだ。 ) 神聖な、感じ……? やはり、白…ですよ、ね……。 ( そもそも、奴隷身分が神様に仕える仕事をするのも、果たして大丈夫なのだろうかと考えてしまう。現状、他にできる者がいない以上ダメと言われてもやるしかないのだが、もし他に神様の声が聞こえる人が現れたら、どうなるだろうか。 ) [Fri 12 Feb 2010 23:26:03]
◆ディーバ > ( 今日は、犬猫のフンが無くて良かった。毎日掃除に来られれば良いのだが、元々のろまで仕事が遅いので公園まで手が回らない事も。 ) ん…とりあえず、このくらい…? ( 仕事を終えた雑巾を畳みつつ。 ) ……社に来て下され、ば…お庭です、から、もう少し念入り、にお掃除できるんですけれども……。 ( 先日の巫女服も、どうしようアレは。なんとなくうやむやになっているが、神様から見ればやはりミコミコ教の巫女にしか見えないだろう。他の大多数の方が見てもそうだろうけれども! ) [Fri 12 Feb 2010 23:14:12]
◆ディーバ > ……ふう。屋内でし、たら、「きれい」が解るのです、けど……。 ( 幸い落ち葉の季節ではないから、目立ったゴミらしきものは少ない。だが、ベンチはともかく土の地面を「きれいに」というのはどこまでやるべきか判断に困る。とりあえず感覚的な時間で区切る事にしているのだが。 ) ……あ。 ( 特にゴミの見当たらない地面を箒で撫で、流れるような跡のついた土を見て何かを思い出したように呟く。 ) …そう、だ。チョコ、の材料……ヨーグルト……買わなきゃ…。 ( よく解らない連想を得てバレンタインチョコの事を思い出したらしい。 ) 今年、は上手く焼けますように…。 ( 神様が今いらっしゃるかはともかく、軽い気持ちで願いを口にした。…さて、次は雑巾でベンチを拭こう。 ) [Fri 12 Feb 2010 23:00:52]
◆ディーバ > …………。 いいんです、言ってみたかっ、ただけ、なんで…。 ( 誰ともなしに呟き、短い箒を布カバンから取り出した。未だにホームレス状態な某神様の現住所である、ベンチの周辺を掃き掃除し始める。 ) [Fri 12 Feb 2010 22:48:34]
◆ディーバ > 愛の戦士、ディーバ=ショコラティエです! ( 寒さで人気の無い公園に、普段の二割増しほどテンションの高い台詞を発したメイド風奴隷が降臨。 ) [Fri 12 Feb 2010 22:41:47]
お知らせ > ディーバさんが来ました。 『ある時はメイド。またある時は巫女さん。しかしてその実体は』 [Fri 12 Feb 2010 22:41:07]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 『 のど、渇いたな 』 [Tue 9 Feb 2010 23:47:38]
◆ミーシャ > ( 気持ち悪いと呟いた。疲れだけじゃない。立ち眩みから回復したけれど今度は喉を抑えた。これが何なのかというのもわかっている。 )( 最後にそれを飲んだのは―――そう、もうだいぶ前。そろそろ、かな。 ) ―――――ふぅ。 ( 立ち上がると大きく深呼吸をひとつした。やっぱり今日は歩きは危ない。馬車を使うしかないだろうな。そう決めると馬車の停留所がある方へと歩きだす。 ) [Tue 9 Feb 2010 23:47:17]
◆ミーシャ > ( 一瞬意識が途絶えたという電波はさておき ) [Tue 9 Feb 2010 23:43:58]
お知らせ > ミーシャさんが来ました。 [Tue 9 Feb 2010 23:43:35]
◆ミーシャ > ( 今着ているフランさんと一緒に選んだ洋服を買った残りを合わせても、この年の子供が持つには十分すぎるほどのお金がその財布の中には入っている。けれど定期的な収入なんてない私にはこれはただ減っていくだけのお金。なら大切に使わないといけないというのに、わざわざ馬車なんかを使って家に帰るなんてなんて無駄なお金の使い方なんだろうと溜め息を吐いて――――― ) ――――――ぁ……… ( 疲れがあるのだろうか。不意な立ち眩みに襲われてその場でたたらを踏むと額を抑えてうずくまる。 ) [Tue 9 Feb 2010 22:36:03]
◆ミーシャ > ( すっかり月も高くなったこの時間まで公園をフラフラと出歩いていたりなんてして、私はいったい何をしているんだろうかと自分の行動の無為さに頭を抱えたくなってくる。 ) もう帰らなきゃ。本当に…何しているんだろう。 ( なんでこんなに頭の悪い行為をしているのか。軽い頭痛はきっと寝不足のせいだけじゃない。 )( この時間にまでなってしまうと徒歩でスラムの路地を歩いて帰るのはもう怖い。――――こうなったら馬車でも使ってしまおうか。私は貧乏だけれど、少しは稼いだお金もあるし一度くらいなら使っても平気だろう。 )( 本当になんて無駄遣い―――そう思いながらお財布を取り出してその中身に幾ら入っているかを確認する。 ) [Tue 9 Feb 2010 22:22:38]
◆ミーシャ > ( 聞く人が聞くと笑い話になるのかもしれないけれど、一人での留守番が怖いのだ。もう13になったというのに。それでも怖い。 )( 家に一人ぼっちでいる事が怖いと自覚し始めたのは路上であの少女に襲われたあと。それから徐々に外に出ることも怖くなり、けれど鉄仮面を模した強盗に襲われた事を思い出せば家にいることも怖くなり。そうして結局はこうして外に出歩いているのだけれど。 ) もうこんな時間か……… [Tue 9 Feb 2010 22:09:32]
◆ミーシャ > ( 眠れない。眠りの呪いを掛けられていて、抗い難い眠気に頻繁に襲われてはいるのだけれど。それでも近頃の眠りは浅く、寝付きは悪い。眠り姫の血を引くホープにしてはそれはなんともおかしな話だけれど。 ) ( 最近は悪い夢を頻繁に見てしまう。それもまた眠れない理由の一端。 ) [Tue 9 Feb 2010 21:56:58]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『 それは可笑しな話ではあるのだけれど 』 [Tue 9 Feb 2010 21:53:37]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 [Tue 9 Feb 2010 02:17:07]
◆サヤ > ( 雪解け水が染みるのに似て何故だか妙に頭に残った ) [Tue 9 Feb 2010 02:17:03]
◆サヤ > ( 椿の後、桜の前。 親父が口にした花の名前は、 ) [Tue 9 Feb 2010 02:16:06]
◆サヤ > ――――――。 ( いくらか冷めて飲みやすくなったコーヒーを啜る間に片割れが戻った。 ので、ささやかな休憩は幕切れとなり、巡回に戻る事となる ) ――――――――。 [Tue 9 Feb 2010 02:14:41]
◆サヤ > (「桜のような派手さはないけど、慎ましくて可憐なのが」) …ほー。 ( 花なんぞ食えない。 食えるモンなら口にもするが、――その程度の気質だから花にはさっぱり詳しくない。 そういえば、餓鬼の頃何かの機会に口にした何かの花の蜂蜜はそりゃあ美味かったが、そのくらいの記憶しかなかった。 ――それに、花など女子供が愛でるもの、なんつう先入観もあったりしたから ) 続きを聞くのにコーヒーおかわり、とか言わねえよな。 ( 言ったらしょっぴく。 ――とは、冗談でも口にしなかったが ) [Tue 9 Feb 2010 02:12:02]
◆サヤ > ( やがて手渡されたコーヒーは随分と熱く、暫くは湯気を吹かなければならなかった。 適温を待ちながらカップで両手を温める。 湯気のせいで顎のあたりだけが妙に温かい ) ――桜の見ごろはあっちだっけか。 ( 毎年その時期には花見客で溢れる辺りを遠くに見やる ) 椿が咲いて、桜。 今年の開花は早いか遅いか、 ( その頃にになると仕事が増える。 宴会で羽目を外すのもまた恒例の話で、時には己等が出向きもするからだ ) … ? ( その前にもうひとつ見頃の花もありますよ。 ――訳知り顔で説く親父を見返す ) [Tue 9 Feb 2010 02:05:31]
◆サヤ > …このくそ寒い盛りに咲くのかよ。 ( 椿。 )( 寒椿はね、答える言葉は流暢なもの。 他の辺りはいざ知らず、日当たりが偏るこの辺りでは先月までは咲いたらしいが、月が変わる頃にあらかた落ちてしまった模様。 冬の盛りに咲く椿は目の保養だったんだけどねェ――惜しむ声に無言でカップを睨んで返した。 いいからコーヒー買わせろ、コーヒー ) [Tue 9 Feb 2010 01:59:48]
◆サヤ > ( ――睨んでいるわけじゃあない。 ないのだが、面構えがそのように映るらしかった。 …ので、ちらちらとこちらを伺う視線に気づき、目を逸らしては見てません怒ってませんアピールを開始してみた。 大気も澄み切った冬の空に星がちかちかと瞬いている ) 冬来たりなば春遠からじってほんとかよ。 まァだ花も咲きゃあしねえじゃねーの――。 ( そりゃ椿ですから最近散った後なんですと親父が言う。 連日この辺りに店を出しているだけあって変化には詳しいようだった ) [Tue 9 Feb 2010 01:55:05]
◆サヤ > ( 二人一組による警邏の巡回中。 ――市民が憩いの場として集まる公園では往々にしてトラブルも起こる。 夏の頃とは比べるべくもないにしろ、家出娘が性犯罪に巻き込まれたりこの界隈を塒としている浮浪者が暴力を振るわれたり。 今宵の相方の突然の小用宣言と共にひとり取り残されたので、遅くまで営業していたスタンドで待つ事にした ) ――寒ッみ。 立春って何時の話だよ何時の。 ( 制服姿の自警団員なんぞが睨みを利かせているものだから、気の毒な事にスタンドの親父の手元ががっちがちに緊張している。 よって遅い。 ) [Tue 9 Feb 2010 01:50:04]
お知らせ > サヤさんが入室されました。 『――コーヒー一杯。』 [Tue 9 Feb 2010 01:43:35]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが退室されました。 『 こんなこと、なるべく考えないようにしないと…。 』 [Sun 31 Jan 2010 15:14:28]
◆ロサ・ガリカ > ( ――いや、前の職場とは違う部分はある。大きな屋敷では旦那様や奥様が、そうしたことを密かにしているところを見てしまうということは無かった。今はもっと密接した生活環境にあって、主とメイドの立ち位置は重なっている。…だからこそ、見てしまったのだ。 嗚呼。 ) お許しください、奥様。私は悪いメイドです…。 [Sun 31 Jan 2010 15:12:56]
◆ロサ・ガリカ > ( ヴェイトス市のメイドは、主人のお身体を慰めるのも大切なお仕事の一つなのだとか。そんな下らない、おぞましい、下品な、無秩序な、浅ましい、神をも怖れぬ、悪魔の所業に等しい、狂った、犯罪的な、非道徳的な、反社会的な、あらん限りの声であらゆる否定の言葉を並べ立てたとしても足りぬ振る舞いが求められている。無論、私はそんなことをするつもりはない。あれは奥様の秘め事で、メイドはそれにただ目を瞑れば良い。それが主従関係の暗黙の了解だ。前の職場でもそうしたではないか。…なのに、それが頭から離れない。 ) [Sun 31 Jan 2010 15:05:26]
◆ロサ・ガリカ > ( 美しい方だけれど、亡き旦那様への誓いを守る方だ。けれどもその心は寂しさを訴え、それをこの私に表出してくださったこともあった。――では、お体の方は? ) ………っ。 ( そう考えて、私は首を緩やかに振って考えを中断する。そんな、出来損ないの三文小説のようなお話。でも、あの晩奥様は―― お一人で――…。 ) ( 淫らな夢を見ていたという事を知らぬメイドは、敬愛するオリヴィア・トレボーニウスが自ら慰めていたのだと思い込んでいた。部屋は暗かったし、メイド自身もその時は視線を合わせられず「失礼致しました」とすぐに部屋を出てしまったから無理もない。もっとも、淫らな夢を見ていたと気付いても考えることは似たようなものだっただろうが。 ) [Sun 31 Jan 2010 14:57:29]
◆ロサ・ガリカ > ( ――いや、どうという事ではないのだ。こんな風に考え込む理由は。家の中に泥棒が入ったとか、奥様が病に臥せってしまったとか、そういう重大な何かが起きたわけでもない。食料をネズミに食い荒らされてしまったとか、雨どいが壊れて家の中が水浸しになってしまったとか、マナーの悪い飼い主が犬の粗相を片付けないとか、その程度の何かが起きた、というわけでもない。 ――思い返すのは少し前。奥様お部屋から苦しそうな声が聞こえてきたから、心配になって奥様の部屋を訪れたら――。 ) ………。 ( 顔が熱くなるのを感じ、手袋を――奥様から頂いた手袋を外すと、掌で自分の頬に触れた。やはり、少し火照っているように感じる。 ) [Sun 31 Jan 2010 14:51:02]
◆ロサ・ガリカ > ( ロサ・ガリカは、少なくとも表面上は「気を抜く」ということをしない。勿論、終始緊張しようとしてもそれは継続せず、結果的に自分の仕事が拙いものになってしまうことは知っている。だか、メイドとしての長い経験の中で、休憩の取り方というのを学んだ。買出しに行くちょっとした時間、食事を作り終えた後のちょっとした時間、馬車で移動する間の時間、などなど。或いは前の職場では、他のメイドに仕事を任せ、少し多めに休憩時間を――他のメイドの負担が大きくなりすぎない程度でとったりしていた。それでも、表面上はリラックスしているような素振りは見せなかった。外見を取り繕うのはメイド長としてのプライドがそうさせていたのかもしれない。 ) ( しかし、今のロサ・ガリカはなんというか、少し呆けたような、かと思えば難しい顔をして考えこんだりと、とても余裕があるような感じではなかった。 ) [Sun 31 Jan 2010 14:43:58]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが来ました。 『 ベンチに腰掛ける。 』 [Sun 31 Jan 2010 14:36:21]
お知らせ > ソフィアさんが退室されました。 『白い相談相手をひと撫で労って、ギルドに戻ろう。』 [Thu 21 Jan 2010 02:43:48]
◆ソフィア > そういう教育をしてもらうと・・・かかっちゃいますよね。 どうしたものでしょう。(アップグレードした雪だるまの隣で語るには少々黒いお話だが、学問の進歩って奴は常に犠牲がつきものであり、数秘学もきっとそーにちがいない。なので仕方がないのだ。) ・・・・星が見えたらよかったのに。(このベンチに腰掛けて背凭れに背を預け夜空を見上げれば、昔は自然と良案が沸いたものだ。 曇天から舞い降りる雪の結晶は綺羅星相当品に足る美しさではあったが―― 然し与えてくれるのは優しい肌寒さばかりだった。) [Thu 21 Jan 2010 02:37:30]
◆ソフィア > (素体こと”体にくっついた部位を統制するゴーレム”と、”部位パーツごとの接合”って問題は残る。前者はそういうものを研究作成すれば良いが、後者は初めての試みであり――) ・・・・ためしてみたい。 先達が居ないのってこういうとき困るんですよ。(聞いてます?なんて雪だるまつっつきつつ。 まぁ最大の大先輩が残した遺作が世界に溢れてはいるのだが、そう易々と生命に関わる部位に触れさせてくれる存在は居ないのだ。 この島には奴隷制度なんていう格好の資材供給源はあるけれど。)・・・”協力”は、してくれませんし。(今際の際ではやっぱり人は自由でこまる。) [Thu 21 Jan 2010 02:27:13]
◆ソフィア > (積み上げ積み上げて、最後には”総体として人間の機能”って奴が完成できるかもしれない。多少不恰好になるだろうが―――完成品を作る際に、それこそ他人のデザイン力を接合すればいいのだ。 今研究している発声や魔術行使とはまた違う枝葉になってしまうが、それらを組み込むことも必要になるはずだし、その応用が今の研究にも活かせるかも知れない。) ――よし、完成です。我ながらすばらしい出来栄えじゃないですか。(とりあえずゆきだま→ゆきだるまの進化をはたしたソイツの横に再び腰掛ける――理論はまぁ、これでいーんだが。) 人間じゃこーもいかないんですけどねー。(問題は実践課程だ。 素材が、ない。) [Thu 21 Jan 2010 02:19:33]
◆ソフィア > (”彼女”が壊れた時、当然ながらそれを直そうと試みて――試行錯誤の過程で気が付いたのだ。断線による死が齎した、結線による生の発想に。 たとえばこんな雪の塊を例えばゴーレムにしたところで、モノを話すことも手足を動かすことも不可能だろう。) ――一箇所付けると他のもほしい所ですねー・・・ よっと。 ・・・っとと(掛け声一つ、反動つけて椅子から立ち上がり――二〜三歩つんのめって止まる。 暗い周囲を見回し、パーツ探しが始まった。 雪達磨に葉や石を貼り付け枝を突き刺すように、たとえば一つの機能を持った簡素だが拡張性のある素体に、別の機能の塊を貼り付け続けていけば――) [Thu 21 Jan 2010 02:06:42]
◆ソフィア > (あと30年もあれば確かにそれだけの研究が進むか――或いは行き詰って別の道を目指す覚悟が出来るだろうが、そんなに待てたもんじゃない。 人が万全の脳力を発揮できる時間は、そう長くなうのだ。) ・・・横にお邪魔しますね、ちいさなごーれむさん?(ソイツは頭と胴の位置に玉を重ねただけの簡素な物だが、=初歩の泥人形程度には精巧ってことだ。 子供たちが戯れに椅子に乗せた雪だるまの横に、ぽふり腰掛ける。) あら・・・これではお返事が出来ませんねー。(近くに転がるあった適当な枯れ葉を拾って、口の辺りにくっつける。 何気ない雪遊びだが、大人心に十分に楽しめた――この動作こそ、発見したヒントそのものだから。) [Thu 21 Jan 2010 01:58:57]
◆ソフィア > (ゴーレムという模造品を人に近づけようと、数多のアプローチを試し、それらは個々には成果を収めつつある。 然し人間の単一機能をいくら模倣できても、”万能の機械”である人間には近づけない。ならばそれらを統合すれば話が早いのだろうが――神様は、今のヒトには遠すぎる。) ・・・・あと30年あれば。(吐息は白色の向こうに降り頻る雪を隠す。 夜の野外は流石の肌寒さ。 深呼吸すれば肺の中の空気ががまるごと取り替えられたみたいだ。)・・・あら。 (定位置となってる木製のベンチを目指すが、其処には既に真っ白な先客がいた。) [Thu 21 Jan 2010 01:50:34]
◆ソフィア > (麗しき曲線の体、流水の如き挙動。夜を蝕む魔の女王の名を関した、最高傑作だったもの。 今やそれは致命的な呪いに命令系統を寸断され、役には立たなくなってしまったのだが――悪魔がその恩寵として人に閃きを齎すように、今際の際の”彼女”は最後に一つのヒントを残して、その稼動を終えたのだ。) ――・・・・。 (杖を片手に、いつもの作業着の上にコート一枚ひっかけて。 静かに雪の降る公園を、静かな静かな足取りで歩く。 どうしようもなく煮詰まった時、いつも此処を散歩して気分転換を図る習慣があった。) [Thu 21 Jan 2010 01:39:22]
お知らせ > ソフィアさんが入室されました。 『きっかけは 壊れた人形だった。』 [Thu 21 Jan 2010 01:31:09]
お知らせ > レイン・パレットさんが帰りました。 [Mon 18 Jan 2010 23:13:19]
◆レイン・パレット > ( 再び溜め息。 ) まあ……家に帰ってから退屈する事がなくなったのは認めるが。 ( 今は大人しく隣を歩く犬は主人の独り言に反応して首を傾げる。 )( まったくこいつは。悩みもなさそうなのが実に羨ましくなってくる。 ) さて、帰ったら一本空けるとするか。ツマミは何かあったかな………… [Mon 18 Jan 2010 23:06:01]
◆レイン・パレット > ( 考えてみればなんでこんなに手間の掛かる奴を引き取る気になったのか。見た目はそれなりに愛くるしい奴ではあるし、里親が見つからなかった時も本気で引き取り手を探せば一人や二人は見つかったであろうに。過去に戻れるのであれば昔の自分に言ってやりたい。悪い事は言わないから自分が引き取るのは止めておけと。苦労してでも他の人を探すべきであると。 ) [Mon 18 Jan 2010 22:55:05]
◆レイン・パレット > ( まあ言って聞くような奴であれば私も苦労はしない。そんな注意も何処吹く風な様子に肩を落とすと、勝手気ままに動きたがる犬の動きを抑える為に新品のリードを力強く引っ張る。 ) だからお前は人の話を聞けというのに……!犬というのはもっと賢いものではないのかという。これで何度目の注意だ、この鳥頭。 ( まったく頭が痛くなる思いだ。 ) [Mon 18 Jan 2010 22:31:33]
◆レイン・パレット > ( 寒いものだと冷気を含んだ風に背筋を震わす。吐く息も白い。それなのにまたこの犬は活発なものじゃないか。私はもう帰りたい。炬燵でミカン剥いてるかベッドで布団被って眠りに付きたい。今日も仕事で疲れているというのに。 ) ………急かすなバカ者。だからお前はいつも強引だと言っているだろうが。 [Mon 18 Jan 2010 22:17:34]
◆レイン・パレット > 私は炬燵で丸くなりたいというのに。全く生きやすい物だな。羨ましいよ。 ( 元気にご主人様を引っ張っていくわんこの様子に女は溜め息をこぼす。雪が降ってきて実に寒いというのに。こいつは随分とまあ元気なものだ。 ) [Mon 18 Jan 2010 22:08:08]
お知らせ > レイン・パレットさんが入室されました。 『犬は喜び庭駆け巡るか。』 [Mon 18 Jan 2010 22:01:21]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『なんとか把握できたらしく、そのまま教会へとUターン。──相変わらず指差されたとか──』 [Sun 17 Jan 2010 00:41:01]
◆ブロウン > ・・・うん、わかんねぇな・・・(と、一言つぶやけば立ち上がり、まだ疲れの残る翼を広げ足を曲げれば空へと向かって飛び上がった。)(とりあえず近くまでいってみっかぁ)(そして、下見がてら商業地区近辺を小一時間ほど飛び回ることに。) [Sun 17 Jan 2010 00:39:21]
◆ブロウン > (あぁ〜、でも商業地区の方は飛ぶと無駄に目立つからなぁ・・・手前で降りれる場所なんてあったっけか?)(あたかも人気のある店に入るための駐車場の場所を思い出すかのような考え込み。あそこの角を曲がって〜、とか懐からキセルをとりだしながら頭の中で地図を広げて)(えぇと、右行って左行って・・・?)(頭の中の地図と上空からの地図はわりかし照らしあわないものらしくしばらく動きを止めて考え事をして──) [Sun 17 Jan 2010 00:36:43]
◆ブロウン > 飛ぶのにゃなれてきたけど、やっぱ疲れんなぁ(背もたれにどっかりと腰を預けため息を吐いて。それでも、人一人くらい抱えて飛ぶくらいの自信はついた。今度ジャスティスつれて買い物にでも行ってみようなんて思って)(こう、晴れてるとなんとかとんでられっけど雪ふったらとべねぇな)(竜の宝玉があるにしても遮蔽物のない空は冷たい風がじかにぶつかるわけで、翼がかじかんでしまうという難点もある。) [Sun 17 Jan 2010 00:25:25]
◆ブロウン > よいしょっとぉ(ずぅん、という着地音が少し響けばさすがにちょっといたかったのか4〜5秒ほどがにまたのまま静止して──)もうちょっと着地のこととか考えた方がよさそうだな・・・にしても、疲れたぁ〜(背を伸ばし、翼を目いっぱい伸ばして肩を回して。首を左右に曲げれば関節の多いぶんボキボキというおとも人間の何倍もの数が聞こえてくる。再度周りを確認して、変なうわさが立たないか人気がないかを確認し近くのベンチに腰を下ろそう)何人か見られてるなぁ・・・ま、いっか(回り確認・・・変なうわさがたたなきゃいっか) [Sun 17 Jan 2010 00:09:02]
◆ブロウン > (たまにはこうして飛行練習がてら、散歩を楽しんでみようなんて思ってゆっくりとヴェイトス市のちょっと高いところをゆっくりと飛んでいる巨躯。ジャスティスも今日は疲れたのか早めに就寝。月明かりの下少しの羽ばたきとたくさんの魔力&集中力でここまでやってきた。)(公園て、直線距離にしても意外とあるんだな)(下を見渡せば、さすがに真冬の公園に人影は少なく、その上こちらを見るような事もなくみな一様に寒さに耐えるかのように下を向いているのが見て取れる。あまり騒ぎにもしたくないのでひとまず誰もいなさそうなところに降りようか) [Sat 16 Jan 2010 23:59:13]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『天気がいいので──』 [Sat 16 Jan 2010 23:50:34]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『( 並ンだ雪うさぎ見る度に 笑顔になれそうな気がする。 )』 [Sat 16 Jan 2010 04:41:43]
◆セィナ > ( お兄さンが作ッた雪うさぎは、可愛かッた。 ) ( まるまるしてない俵型。傘を閉じて 両手で受け取り、 ) ありがとうございますッ、 ( じい、と見遣る。 ) ( 今度雪うさぎを作る時の参考にしよう。 ) ――― ふぇッ、あ、はいッ。 お手伝いしますッ…! ( 朝ご飯――では無く、お昼ごはん作り。 同年代の女の子と一緒にお泊まりなンて、初めてだから 少しドキドキする。 ) [Sat 16 Jan 2010 04:40:07]
お知らせ > ミーシャさんが退室されました。 [Sat 16 Jan 2010 04:33:59]
◆ミーシャ > (お言葉に甘えてお邪魔しますと頭を下げる。この時間だとつい昼頃まで寝てしまうのは私の悪い性であろう。) [Sat 16 Jan 2010 04:33:49]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 [Sat 16 Jan 2010 04:32:14]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『( 雪ウサギは窓の外に並べとこう。 部屋の中よりは溶け難いだろ )』 [Sat 16 Jan 2010 04:23:36]
◆キリル > …。 ( 埋もれた、ウサギ ) …イイじゃん、連れてけば? ( 残ってる雪 白いとこを選んでひょぃ、と足元から掬い上げ。 ぎゅっと両手で俵型のようにすれば、そのへんの葉の小さいのをつけて、千両だろうか、小さな赤い実をつけて ) ン。 ( セィナへと、即席の小さな小さな雪ウサギを差し出そう。こういうのは妹相手で作り慣れてる。 セィナがこっちを受け取ったら、代わりに俺は埋もれたセィナの雪ウサギを両手で持ってッてやろう ) ( セィナが何をどうお世話したかなンて知らねーけど。イイ友だち関係は築けているようだと、思う ) どーぞ。 なンもねーけど。 ( オトモダチにそう告げれば、どーいたしまして、とセィナの言葉に応える。 セィナが掃除してくれるし、俺も部屋に誰かいるッて思うと自堕落出来ないし、片付いてはいるけど。特になんもない。金魚鉢に金魚いるくらいか ) 朝メシ、パンにハムとチーズ、あとレタスにミルクでオーケー? ( 他に何か御要望は? パンにハムとチーズのッけて軽く焼くつもり。朝メシってーかブランチってか、昼になりそうだけど。起きたら。 ) … ンじゃ、行くか。 ( いい加減風邪引きそう。 ) ( 子ども二人くらいなら、ベッドで一緒でも余裕だろう。 俺はソファで寝るコトにしよう ) [Sat 16 Jan 2010 04:22:09]
◆セィナ > ――…ふぇッ… な、治らなかッた人もいる の…ッ? ( ヴェイトスッて怖い。お兄さンに向けた視線は、ぱちッと合ッて 首を小さく振る。 ) 優しい人、なンだね…、 ( ほンわり、少女から笑みが零れれば つられた様に表情は緩むけれど、 ) ( わたしのお父さンは優しかッたのかな、なンて 頭の片隅で。 ) あ、は、はいッ。――…と、思ッたンですけど、公園に置いていこう かな…、 ( 雪うさぎ。身体の半分は先程まで降ッていた雪の所為で、埋もれてしまッた。 ) ――― 、 ( 撫でられる事は好きだけれど、お友達の前では気恥ずかしい そンな年頃。 なンだかお兄さンが本当のお兄ちゃンのようで、照れくさい。 えへ、なンて小さく笑い声 を零して。 ) …ぁッ、 ( パッと表情が輝く。 ) ありがとうございますッ…お兄さン。 ( お兄さンには、申し訳無いけれど。ミーシャが心配だッたから、其の言葉が嬉しくて、 ) ( へにゃり、と笑みが浮かぶ。 ) [Sat 16 Jan 2010 04:10:57]
◆ミーシャ > まさかそんな事はないよう―――………なんて言えないのがヴェイトス怖い…… (なんでも性転換して戻れなかった人がちらほらいるとか。この薬は大丈夫だったみたいだけどさ。) お母さんに尻に敷かれてるような人だったけど。うん、大好きだったな。 (思い出せば思わず笑顔になってしまう。それぐらいに大好きな父。) (図書館にはしょっちゅういるから見付けられるだろう。寝てるのもしょっちゅうだけど………) いえ、私の方こそ以前御世話になりました。 (変わったばっかりでテンパってた頃に助け船を出してもらったり。それからセィナとはお友達だ。) え? (セィナのお兄さんにそう言われて。随分と話し込んでしまったみたいだ。その誘いはとてもありがたい。もうこんな時間にもなってしまった。) その…ご迷惑でなければ。お泊まりしてしまっても構いませんか? [Sat 16 Jan 2010 03:58:02]
◆キリル > …、 ? ( セィナの視線を受けて、不思議そうに瞬きをした。 二人の話はぼんやりと聞き流しているから、なんだろうと。 意識してじッと聞いてンのも趣味悪ィ気がするし ) … ( ただ、「おとうさん」という言葉は。 聞き流せず耳に留まって、 ) そッか、…ソレは連れて帰ンの? ( ソレ、と視線で雪兎を示し。 乗せたままの手、軽く数度撫でて手を離そうか。友達の前だと恥ずかしいかと、 ) ン、 ( 名乗られて、 ) … ( 名乗り返すか少し迷う。 友だちの兄って、名乗るものではないような。妹の友人には名乗った覚えがない。 いや、しかし厳密に言えば兄妹ではないし―― ) … ( まぁいいか、どうせ名を呼ばれるコトはないだろう。逢うことも稀だろうし、もうセィナから聞いてるかもしれない。もしくはそのうち聞くかもしれない。 ) セィナと遊んでくれてありがとな、 ( セィナに同年代の友だちってあンまいない気ィするし。喜ばしいことだと思う ) …。 ( 一瞬の間と )( セィナの心配そうな声 ) …、 ( ふ、と息をついて自分の髪についた雪を指先で払う。もう雪は止んだようだ ) …送ってく? ソレか、もう朝になりそうだし――、外泊大丈夫そうならセィナと一緒にベッドで寝てくれてもいーけど。 ( おにーさんはソファでも床でも廊下でも。寝れりゃイイし ) [Sat 16 Jan 2010 03:29:14]
◆セィナ > ――…元に戻ッて、良かッたね…。もし戻れなかッたらきッとそう言えない、よ ね…。 ( お兄さンも戻ッて良かッた。―無意識に視線が、彼に向う。 ) … ぁ、素敵な―― お父さン、だッたン だ、 ( 少女の言葉から、お父さンが好きだッたンだ、ッて簡単に想像できる。胸の奥になンだか奇妙な塊があるみたいな、変な感覚。 へな、と眉下げたまま、 ) ( 図書館に行ッたら注意深く周りを観察しよう、なンて 心の奥で。 ) ―― はい、なンだか 寒いのもあンまり、 ( お喋りに夢中になッていたからか、全然気にならなかッた。 ) ……わたしは大丈夫ですッ…、 色々夢中になッてたので、 ( 頭冷やす為に外に出てきた、なンて言わない。 頭に乗ッかッた手に、視線をちょッと上に上げ、 ) … えッ、 ( すぐに、視線は少女に戻る。 ) ぁッ、危なくない…かな…?だいじょうぶ…? ( わたし、送ッて行きます ッて言おうとして、留まッた。わたしが居ても意味が無い様な気がして、 ) ( うぅ、ッて小さな声上げて 少女とお兄さンを交互に、 ちらッと視線だけで。 ) [Sat 16 Jan 2010 03:10:33]
◆ミーシャ > 危ない仕事ではないって言われたし、悪い人じゃなさそうだから受けたんだけど………。 (確かに危なくはなかったし、ちゃんと治ったけど。大変だったのだからそう考えればある意味あんなにお金を貰えるのにも納得だ。薬は買ってくれる人がいたらそれで万々歳。………正直楽しく使ってくれる人がいたらそれでいい気もする。) 本が好きで………色々物知りだったお父さんみたいになりたいって気持ちはあるかな。 (過去を思い出す。まだ私も小さかったけれど、父の事はよく覚えている。好きだった父。もう亡くなってしまったけれど。) うぅ……見つからないか眠らないようにしよ。 (そういう未来は恥ずかしいのでできる限り避けたい。) ミーシャです。ミーシャ=フェルクスといいます。 (頭を下げて自己紹介をして。)(一人で帰れるかと聞かれて一瞬の間が空く。) ――――はい。大丈夫ですよ。寒さにも慣れていますしそんなにも遠くないです。 (ごめんねと眉を下げる少女にうぅん気にしないでと笑いながら首を振ろう。) [Sat 16 Jan 2010 02:56:51]
◆キリル > ( なンの話をしてるンだか、わからねぇけど ) … ( 視界の中に雪兎があるンなら、ちらりと視線を向けるだろう。 ハナシの中身が例の薬と知っていたらぶッとふき出して咽てたかもしれない。 けれど、それよりはセィナの呟いた呼称に意識が向く。軽く眉が寄りそうになるのを打ち消して、 ) ――― 俺より、セィナは? 友だちと話してたから、気にならなかった? ( 寒さ。 雪を払い終われば、どーいたしまして、と言葉を返し ) セィナくらいのコが外にいるにゃー遅い時間かな。体、冷えてねぇ? ( ぽン、とセィナの頭に手を乗せようと ) そっちの… ぁーッと、オトモダチは平気? 一人で帰れるか? ( こッからどンくらい離れてるかしらねーけど。 寒いと距離が長く感じられるのは俺だけかね ) [Sat 16 Jan 2010 02:34:04]
◆セィナ > ( 不細工じゃ無くて、ユニークなら、このままでも良いかな、なンて 自己完結して、小さく頷く。 ) ―― あ、でも… どうしてもお金が必要だッたらわたしもしちゃうかも…、 ( 其の思考はきッと危険 なンだと思うけど。 必要な人に売ッちゃうとか?なンて、残ッた薬の処理方法を提案。 ) ――― お父さン… ( 言葉に、ちょッと感慨深げに呟いて、 ) 今度、もし見掛けたら …声、掛けちゃおう かな…。 ( なンて。 ) ―― あ、ぇと、ごめンなさい…。寒く 無かッた、ですか? ( お兄さンの方に視線向けて へなりと眉が下がる。 ずッと待たせてたのなら、申し訳無くて。 ) ぁ、この子は、 ( お友達です、ッて告げようとした言葉が止まり、 ) ――――…… えッ、 ( 傘を見上げる様な 格好になる。 ) ( 傘の上には積ッた 雪。 ) …あは、…気付きませンでした…。 ( なンて、傘から雪が落ちるのを 見遣りながら、恥ずかしそうに笑う。 ありがとうございます、 ッて礼を云ッて、 ) …もう、けっこうな時間 …です か? ( 時計なンて持たないし、日時計は動かないから 分からない。 ) ( 付き合わせちゃッてごめンね、 ッて小さく告げて、眉下げたまま 少女を見遣る。 ) [Sat 16 Jan 2010 02:21:56]
◆ミーシャ > (うんユニークと頷く。可愛い!というのでもないし、不細工だなんても思わない。だからユニーク。) お金に釣られちゃいけないんだっていいお勉強になりました。そう……私ももう一度使う気は起きないよう。 (後遺症で酷い目にもあったし。) そう…かなあ?お父さんもそういうのが好きだったから、私もそれにちょっと影響受けたのかも。 (だから凄いなんて言われてもそうなのかなあと首を傾げてしまう。) ううぅ………い、いつもじゃないよ。………よくある事ではあるけど……… (眠り姫の呪いのせいではあるけれど。寝ちゃってるのは事実だし。) (―――彼に髪を示されて。あっ、と私は慌てて髪を払って雪を落とす。) [Sat 16 Jan 2010 02:11:43]
◆キリル > ( なンの話をしてるんだか。 ) … ( でもま、セィナが楽しそうだから―――、微笑ましく思うと同時、申し訳なさも去来するが ふ、と息をついて ) ――― ( 傍まで来れば、セィナの友人らしい少女にちらと視線を向けて軽く頭を下げようか。 妹の友だちもそうだが、こういう時どう対応したらいいかわからん。 ) … 雪、積もッてンぞ。 重くなかった? ( ふっと笑みを浮かべて、自分より低い位置にあるセィナの傘に手を伸ばす。その上に乗った雪を払おうと ) … そッちも。 ( ちら、とミーシャに視線向け ) 髪、 ( ついてる、と自分の髪を指差しながら ) [Sat 16 Jan 2010 01:52:30]
◆ミーシャ > (お兄さんという事は家族の方なのだろうか。セィナに声を掛けたその人に私も頭を下げてこんばんはと挨拶をしよう。) [Sat 16 Jan 2010 01:46:52]
◆セィナ > … ゆ、ユニーク…!? ( 不細工―☆ッて笑われるよりはずッと良いけれど、 ) ( 雪兎と少女を交互に見遣りながら、 ユニークかな?なンて 恥ずかしそうな笑み。 ) …なにも、知らないまま使ッちゃッたンだもの、ね…。なンだか、すごく怖い気がする… ―――えッ、 ( お薬 は、ちょッと気になるけれど、 ) ううン…ッ、多分 怖くて使えないと 思う、から…、 ( ありがとう、ッて言いながら首を振るう。 ) ――― お勉強が好き、ッて…わたしには、すごい事に思えるン だけどッ…、 ( 尊敬する様な、そンな眼差しを向けて、 ) ( 続いた言葉に 瞬き一つした後、 くすッと小さく笑う。 ) ――ふふッ、図書館とかたまに居眠りしてる人 見掛ける、けどッ… ( 見た中にミーシャも居たのかなッて考えると ちょッと楽しくて、 ) ( 口許抑えながら、笑い ―― ふと、かかッた声に、漸く彼が居た事に気が付いて、 ) お、お兄さン ッ 、 ( 驚いた様な、 申し訳無さそうな そンな入り混じッた声音。 ) [Sat 16 Jan 2010 01:37:49]
◆ミーシャ > ――― …… ユニーク。 (ちょっと不恰好なその雪兎。指差した先にあるその子は可愛い?というには確かに少し歪だ。けど全然可愛くないわけじゃないし。) 事前にそれが起こるよって教えてくれてたらちょっとは覚悟出来たんだけどね…………あの薬、実は一個貰ったけどセィナ使う? (私は懲り懲りだから使わない。)(恥ずかしがるその様子がやっぱり可愛らしくてつい笑顔になる。) お勉強は元々好きでやってる事だから。すごくなんてないよ。 (趣味みたいなもの。そりゃ将来は大学に入りたいとか夢はあるけれど。) (うっ) 実は……ちょっと図書館で寝ちゃってこんな時間に。 (恥ずかしい事実だからつい顔を背けて。) [Sat 16 Jan 2010 01:27:48]
◆キリル > ( 誰だろう、友だちだろうか ) ―――― ( そう思って足を止め、二人を見守ることにしてからしばし経つ。 ) … ( セィナが友だちと別れるまで待っててやるつもりだったンだが、 ) …。 ( いい加減さみィな、と白くくゆる息を見つめて思う。 セィナっくらいの歳の頃の方が、まだ寒さには強かった気がする。おっさンになるってやだねー、なンて思って微かな渋面。 ) ――― ( 空を仰げば雪はまだ止まず ) ――― … セィナ、 ( しんと冷える夜気に、彼女が風邪をひかないかどうか 心配が勝って、結局足を踏み出した ) 帰るぞ。 ( そンな声をかけながら、ゆっくり歩み寄って行こう ) [Sat 16 Jan 2010 01:25:59]
お知らせ > キリルさんが来ました。 『 ―― … 』 [Sat 16 Jan 2010 01:15:48]
◆セィナ > ――――… えッ、 ( きょとン、とした表情を彼女に向けたまま 自分の言葉を思い返し、 ) ぁッ、あ、ごめンなさいッ…えッと、あのこれ…!この子の話しで…! ( 身体避けて指差すのは、 変に丸ッこい雪兎。若干雪に埋もれつつ ある。 ) ―― ぅ、うン… 男の子になッちゃうとか…怖いもの、ね…。 ( 少しだけ、ほンの少しだけ興味はあッたけれど、 なンだか彼女の様子を見ると怖くなッてくる。 ) ( 前向きなお母さンはとても素敵だけれど、娘としては少し困ッてしまいそう な、 ) ―――…えぅ…ッ、うン…。風邪引いちゃッたら元も子もないもの ね…ッ。 ( 頭を冷やす方法は間違ッてたみたい。 かあッと頬が熱くなッて、傘の柄を無意味にくるくる 弄る。 ) ―――図書館でお勉強ッ… ミーシャッて努力家なの ね …ッ。 ( お勉強ッて聞くと、 難しそうで、根気がいる イメージ。 ) け、けど… こンな遅くまで …? ( 危ないよ? なンて、心配そうな視線を向けて。 ) [Sat 16 Jan 2010 01:12:53]
◆ミーシャ > ―――― ……… ?え、と? 何の……話だったの? (歪?と聞いて。ひょっとしたら勘違いしちゃってたかな。) 本当に元に戻れてホッとしてます。もうああいう経験はしたくないかな……… (いざとなっても大丈夫だからね!とかはお母さん曰く。男の子でも立派に育てるわとか変に前向きだったみたい) そんなわけないよう。けど体によくないからあんまりやっちゃめっだよ。 (頭を冷やせば、なんてちょっとおかしかったから思わず笑っちゃったけど、風邪引きそうな事はあんましない方がいいよと言っておく。) 私は図書館の帰りだよ。色々勉強してたらつい長引いちゃって。 [Sat 16 Jan 2010 01:01:55]
◆セィナ > ――…… そ、そう…かな…、でもなンだか歪なの…。 ( 主語が足りないだけで擦れ違う会話。 指先をくるくると弄りながら、誤解に気付かないまま 話しは続く。 ) …―― ぁッ…良かッたあ…、 ( 間違ッてたら申し訳無いもの。 一歩、彼女に近寄ッて、 ) ぉ、おめでとうッ…――ッて言うのもなンだか 変、かな…ッ… けど、元に戻れて良かッた ねッ… ( 彼女のお母さンも、きッと安心したンじゃないかと思う。 ) ( やッぱり、オトコノコの時の違和感は無くて、 へにゃ、と気の緩い笑みを浮かべ。 ) … ぅ、…うン。分かッてるン だけど…、 ( こくこく、控えめに頷き、 ) …頭 冷やしたら 良いアイデアが思い浮かぶかなぁ …、なンて 思ッて…、 ( ふと、少女を 見遣り、 ) ミーシャは… お使いの帰り… とか…? ( なンて、首を小さく傾げ。 ) [Sat 16 Jan 2010 00:45:11]
◆ミーシャ > …………?そうかな。私は可愛いと思うけれど。 (落ち込むことなんてないよと。雪兎で悩んでたなんて思わないもの。) 当たりです。こないだはアレだったけど………こっちがちゃんとした私だよ。 (クスクスと笑ってそうだと頷こう。わかってくれて嬉しかったな、なんて。) 無事に戻れました。――――けどセィナもこんなとこで落ち込んでたら風邪引いちゃうよ? [Sat 16 Jan 2010 00:36:46]
◆セィナ > いえ、何でもなくて…!どうして(*雪兎が)可愛くないンだろうとかそンなこと考えてたらなンだか落ち込ンできてッ…! ( 邪魔なンて、 と首を横に振りながら、早口で捲し立てる。 ) ( 少しだけ恥ずかしくて、 寒さで赤くなッてた頬と耳が 更に赤みを増す様。 ) …… ふぇッ…? ( 視線を、彼女の胸元辺りまで落としていたけれど、 呼ばれた名に 顔をあげる。 ) ―――――― ( ぱちぱち、瞬きを何度か、 ) ( やッぱり見た事があるような気がして、 けど桃色の髪のオンナノコなンて ――― ) ( ――― なンて、 ) …あ、ぁあッ ミーシャ…? ( 笑顔に、少し安心した様に 表情を緩め、 小首傾げて問う。 ) ( あの時はオトコノコだッたけど、薬の所為ッて 言ッていたし。 ) [Sat 16 Jan 2010 00:24:13]
◆ミーシャ > (この雪の中でじっとしてるなんて何かあったのかなって。そう思ったからつい声を掛けたのだけど謝られてしまった。) え?う、うぅん。ただどうかしたのかなって気になっただけだから………何か邪魔しちゃったのなら私の方こそ御免なさい。 (そう言って私も頭を下げたのだけれど――――あれ?そういえばこの子は…………) ―――セィナ。お久しぶり。 (にっこりと笑顔で挨拶。そういえばちゃんと女の子で会うのは初めてだ。) [Sat 16 Jan 2010 00:18:13]
◆セィナ > ( 何かをしなきゃ、やらなきゃ、 ) ( そう、ずッと思ッているのに行動に移せなくて、 ) ――…どうしたら いいのかな…、 ( つン、と雪兎の頭を 指先で突ッ付きながら、 ) ( 白い溜息を。 ) …… あなたを可愛く作ッてあげることも出来ないし ―― … えッ、 ( ポツポツ雪兎に 独り言を呟いていれば、 ) ( 雪を踏む音と、掛けられた声に ぴくッと肩が跳ねる。 ) え、ぇ、えッと、ぁ、あの ごめンなさい…ッ…、 ( 反射的に謝るのは悪い癖だと思ッてる。 ) ( おどおどと後ろを振り向けば 綺麗な桃の髪のオンナノコ。 ) ( 何処かで見た事がある様な気がして、 ぱちッと瞬きを一つ するけれど、 ) ( 記憶は曖昧で、 あの時のオトコノコと彼女が 同一人物なンて結びつく事も無く。 ) ( ぱッと 立ち上ッて。 ) [Sat 16 Jan 2010 00:03:48]
◆ミーシャ > (公園で蹲っている人影を見つけた少女は自宅へと帰ろうとしていた足を止める。黒のワンピースを着た桃の髪の少女は、一体こんなとこでどうしたのだろうかと声を掛けてみる事にした。) あの……どうかしたんですか? (近づいていけば首を傾げる。まだ相手が以前出会った事のある人物だとは気付いていない。) [Fri 15 Jan 2010 23:57:29]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『あれ?』 [Fri 15 Jan 2010 23:51:06]
◆セィナ > ――― くしゅッ…! ( すぴ、と赤くなッた鼻を啜り、 ) ………、 ( じいッと雪の上に置いた雪兎、眺めた後、 ) ……あなたは、凄いね…。寒くない の、かな…ッ? ( 勿論返事なンて返ッて来なくて、微苦笑を浮かべる。 ) うぅ…、持ッて帰ッても保存する場所が無いし… けど、此処に置いておくのも、…、 ( なンだか可哀想。 ) ( 1年前の自分の様で、 少しだけ胸が痛くなる。 ) ―――――― …、 ( 迷惑、かけてばッかり。 ) ( お尻が雪に付かぬ様に蹲ッたまま、顔を埋めて、 ) … ( 長く、深く 息を吐く。 ) [Fri 15 Jan 2010 23:42:47]
◆セィナ > ――…かたちが悪いのかな…?それとも、顔…? ( じい、と雪兎と睨めッこ。 ) ( 葉ッぱで作ッた耳も、木の実で作ッた目も 特別変な様な気はしないンだけど、 ) ( やッぱり 可愛くない。 ) ( へろン、眉が下がり、 ) …ぅ、冷たくなッてきちゃッた…、 ( 手袋の上からでも、雪は冷たい。 地面に雪兎を静かに置けば、 ) ( 今度は見下ろす形で 睨めッこ。 ) からだが…、丸ッぽいからか なぁ…。 ( 楕円形の方が良いンだろうか。 ) [Fri 15 Jan 2010 23:30:19]
◆セィナ > ( 白い傘を肩で支える様に差しながら、公園の隅ッこに蹲る 白いコートの少女。 ) ――― ううー……、 ( 唸る様な 小さな声をあげて、 赤くなった両手に置いた 白い塊に視線を向ける。 ) ( ―― ゆきうさぎ。 ) ( の、筈なンだけれど、 ) … かわいくない―― ような…、 ( こてン、小首を傾げた。 ) ( 本で見た雪うさぎはもッと愛くるしい顔をしていたのに、 ) ( この雪うさぎは、どうも 歪。 ) [Fri 15 Jan 2010 23:17:39]
お知らせ > セィナさんが入室されました。 『( かわいくない … )』 [Fri 15 Jan 2010 23:14:04]
お知らせ > ミニーさんが退室されました。 『 よし、帰るよソレイユ! 』 [Sun 10 Jan 2010 02:26:23]
◆ミニー > ( 年が明けて既に10日とそろそろ通常運行で行かなければ正月ボケと言われる頃。 だからといって年中割とマイペースな召喚師ギルドがどんと忙しくなるかっていうとそうでもなく。 まぁ魔術系のギルドなんて大抵は大学の研究室とか、地味な室内作業が主な仕事の趣味の世界なんだからこんなもんだ。 新米召喚師、ミルドレッド・アスキスもこうして一応やるべき事はやった上で暇を持て余し、犬の散歩なんかしに出かけている次第。 ギルドのパトロンから大きな仕事が来ない事も無いけど、その辺はどっちかっていうともっとベテランの連中の仕事だ。 当分古い文献を読んでは読み解いて新しい術式を研究したり、実践してみて新しい知識を得たりっていうのが仕事になるだろう。 まぁマイペースで結構なこと。 ひとにせかされるの、嫌いだし。 ) [Sun 10 Jan 2010 02:17:40]
◆ミニー > Undeutroisoleil ! それっ! ( 背中を向けて早口で唱えて振りかえるともうすぐそこの足元に子犬。 両手を伸ばして掴まえてやるぞーと躍り掛かれば、逃げるどころか尻尾を振って短い前足で跳ねまわる始末。 ) こらー、逃げなきゃ駄目じゃないかーッふふふあはははは! ( そう言って子犬を抱きかかえて雪の中で転げ回る。 ルールなんかどうでもいいのである。 おふざけして遊んで動いてワーっとなっておしまい。 この手のゲームはだいたいそう。 ワーっとなりたいだけなんだから。 ) そうだ、お前ソレイユ! ソレイユにしよう。 今日は久しぶりに晴れたし、なんだかちょっと格好いい気がするし。 [Sun 10 Jan 2010 02:08:06]
◆ミニー > Un, deux, trois, soleil ! ( 1、2、3、太陽! いわゆる「だるまさんがころんだ」とかアマウラでは呼ばれるヤツ。 子供の頃、本当に小さい子供の頃、まだ魔術師学校に入寮するよりも前にパ父さん …お父さんがこうして庭で遊んでくれたのを覚えている。 まだよちよち歩きだしたばっかりの頃、覚えてる一番最初の記憶。 ) …おわっと―――だいぶっぺんに近づいてきたじゃないか。 次が勝負? 掴まえてやるんだから。 ( 謎の掛け声を唱えて木の方を向いている間にいっぺんに距離をつめてきた犬はもうすぐそこ。 本当に頭のいい子だ。 私がじっと見ている間は尻尾すら振らないでぴたっと動きを止めて視線だけ合わせてくる。 ) [Sun 10 Jan 2010 01:56:07]
◆ミニー > あははっ、お前はかしこいな! そう、動いちゃ駄目よ? そのまま。 動いたら今度はおまえが鬼になっちゃうんだからね? ( 連日の雪が溶け残る公園の木の下、遠くからこっちを向いてぴたりと静止するコーギー犬に声をかける。 クリスマスにサンタクロースが連れて来たプレゼントの犬で、名前はまだない。 そろそろつけてやんないと自分の名前だって覚えられなくなっちゃいそうだけど、なかなか決められないで居た。 こういうの、苦手だ。 だって名前なんて、何をどういう根拠でつけてやればいいんだ。 一生ものだぞ? 変な名前で笑われたりしたら可愛そうじゃないか。 ) [Sun 10 Jan 2010 01:48:44]
お知らせ > ミニーさんが来ました。 『Un, deux, trois, soleil !』 [Sun 10 Jan 2010 01:40:36]
お知らせ > 鶯さんが退室されました。 『ケーキ?そいつは楽しみだぁ。( お腹の音が鳴りました。 )』 [Tue 5 Jan 2010 01:41:08]
◆鶯 > ( 今日は送り届けるだけにしましょう。 つれて帰るのはまた後に――― 笑顔、今日は良い日になりました。 ) [Tue 5 Jan 2010 01:40:43]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( きッと、前と同じに 過ごせる筈だわ。 』 [Tue 5 Jan 2010 01:38:37]
◆メアリアン > ――…… 上手に、切れるわ? ( ちゃンと、なンて。拗ねた様な声音で紡ぐも、若干綺麗に切れるかは 不安。 ) ( あァもう恥ずかしい。離されても少しの間は 顔を俯かせているけれど、 ) … 、 ( 伏せられた目を、じいッと 見上げ、 ) ―― 信じ てるわ、 ( ただ、紡ぐのは其の言葉だけ。 ) ( 頬に当てたままだッた手を離し、彼の右手を握ろうか。 ) ―― ありがとう。ふふッ、怒るなンてしないと思う けど、 ( わたしも、彼女も、 ) …けど、色々帰るのに準備があるの。 持ッていかなきゃいけないものとか、 ――だから、迎えに 来て欲しい、わッ…。 ( 傾げられた首に、 ちッちゃく首を振り。 なンだかいつもからかわれている様な気もするけれど、 ) …… チーズケーキ。 作ッて、帰る。 ( キヨちゃンにもお礼にッて渡して、迎えに来てくれた貴方にも渡して、 ) [Tue 5 Jan 2010 01:37:50]
◆鶯 > 切るとき?ん―――そうだねェ ( どうしようかなぁって悪い笑みを浮かべましょう。でもでも。きっとお願いいたします。 ) ( 摘んだ鼻はすぐに離して。よく分かったみたいで何よりでございます。 ) 信じるってのは一人だけじゃできないから――― ( さびしそうに目を伏せましょう。 それから?それから――― ) 自分の家か。 分かった―――今日は送って行くよ?無理やりつれて帰って怒られてしまうのは嫌だからね? ( それともつれて帰ってほしいかな?って首かしげ。 嗚呼、もちろん最終的にはしっかりしっかり、迎えに行きますよ。 自分以外は迎えにいきませぬ ) [Tue 5 Jan 2010 01:28:15]
◆メアリアン > …けど、 ( 少しだけ悪戯ッこい笑みを浮かべ、 ) 髪の毛、切る時はわたしにやらせて? ( 上手に出来るから、なンて 。 ) ―――… そういうもの、なの? ( 仕事なンて、した事の無い娘は不思議そうに首傾げ、 ) ( 大丈夫 ッて言われれば、うン、ッて小さく頷くけれど、 ) … 信じる、なンて、 だッて 裏切られたみゃッ…!? ( 鼻摘まれれば変な声が出て、恥ずかしそうに顔を俯かせる。あァ、耳まで熱い。 ) ―― ……分かッた。分かッたわ、信じる。 離さないし、ちゃンと、信じるわ。 ( お兄ちゃンは、裏切ッたけど。 そンな心は、奥底に仕舞ッて。 ) ―― 進ンだのに、下がるの? あァ小休憩みたいな感じかしら。 ( 彼の頬に手を当てたまま くすッと笑い、 ) ( 誰にも渡さない。もう絶対離さないから、 ) ( 言葉にはしないけれど、 ) … 、 ( 続く言葉に、瞬きを一つ。 ) あはッ…、違うの。キヨちゃンのお家じゃ無くて、私のお家に居るのよ。居住区に在るお家に。 ( 逃げ場所、隠れ場所になりつつあるけれど、まだ立派な私のお家だもの。 ) …キヨちゃンが、ずッと一緒に居てくれたから、一度は帰るわ。…けど、一人じゃ 戻れないから、 ( 迎えにきてほしい な、 なンてそンな甘えた言葉、言ッても良いかな。 迷う様に、頬染めて視線が泳ぐ。 ) [Tue 5 Jan 2010 01:19:43]
◆鶯 > そりゃそうだ。 ( まとめられた髪の毛は風になびいて――― 嗚呼 ) 仕事と私生活は別だよ。全部混同してたら疲れてしまうね? ( 見遣る目を逸らすことなく。大真面目に頷きましょう大丈夫だよ、ってね。 ) 好きなら 離さないで信じなさい。 メアは信じるって言葉が抜けてるよ ( ゆるい笑み、こっちも顔が緩むけど、罰だよ!って言わんばかりに鼻頭つまんでやりませう。 ) 一進一退でさ、良いんじゃないかい。進んで進んで一歩下がるぐらいで――― ( 昔から綺麗所に囲まれててから、そっとやそっとじゃ動きません。それが自慢だよ?なんて――― ぁあ 頬に伝わる手の冷たさが身体に染みるんだ。 言葉の強さ身に染みて頷き ) 今日は―――キヨさんち帰るかい? ( うちに無理やりつれていくのも―――あれだけどキヨさんに怒られそうだから、さ? ) [Tue 5 Jan 2010 01:08:11]
◆メアリアン > ――…風邪をひいたら、お店の皆が困るでしょう? ( 季節を感じる事は素敵だけれど。其れで風邪をひいたら大変。 こてン、少しだけ首を傾げて、彼を見遣る。 ) ―――… 言葉だけなら、何とでも言えるもの ね。 ッ、 …本当に? ( 真面目にお仕事。他の人に目くれなかッた? なンて、じいッと相手の瞳を見遣り、 ) ――… わたしは、 ( 紡ぎ掛けた言葉を止めて、 一瞬視線を落とし、 ) … 大好き よ、本当に。なにがあッても、次は、 ( 離れないから。離さないから。 ) ( へな、と 緩い笑顔を浮かべながら、 ) … 頑張る わ。 ――気ままに、マイペースに進ンでたら追い越されちゃうもの。 ( 頭、撫ぜられながら 表情は拗ねた子供の様に、 ) … 綺麗な人が多いから。 ―― でも、 ( 手を、彼の頬に当てようと手を伸ばして、 ) 誰にも 渡さないわ。 ( ふふ、と浮かべるのは小さな笑み。 ) [Tue 5 Jan 2010 01:01:08]
◆鶯 > たまには 短い冬も良いかもね?( 冬を感じることができるよ?季節を感じること、幸せだよね? ) 言葉だけじゃだめだから―――うん。一緒にすごそう。 ( そうしたらさ、感じてる不安も全部ぬぐって笑顔になれると思うんだ。笑顔―――必要だよ、ね。 ) メアがいなくても、ほかの誰にも目はくれなかったヨ。ちゃんとまじめに仕事してました。 ( 胸の中に戻ってきた少女に生真面目に伝えましょう。 どうも、自分はそういう部分では信頼がないみたいで―――もっと信頼してもらうために。行動を態度に示しましょう。 ) 頑張るってか。 ( その言葉で押しつぶされてほしくないから、だから ) 気ままにさ――― ( マイペースにいこうよ? って頭をなでるよ ) [Tue 5 Jan 2010 00:50:24]
◆メアリアン > ―――… 冬は、髪が短いのは結構寒い わ? ( お揃い、なのは恥ずかしくは無いけれど。 クスクス、小さな笑い声を零しながら そンな言葉を。 ) ――― … う、ぇ、 えぇッ。 ( こくこく、と何度か頷いて。 ) 一緒だッたら、何度も来るわね。クリスマスもお正月も、 ( 他の日も。 彼の言葉は、そのまま真に受けて良いンだろうか。優しくて心地良いけれど、どこか不安は拭えなくて、 ) …、 わ、 ( 視線をすこしだけ落とせば、 ) わたしは、ただ、一緒に居たいだけ なの…ッ。 それで安心、よ。 他の人のところに行かない、ッて 約束してくれれば安心する もの…。 ( 伸ばされた手に 触れて、 ) ッ、 ( ぼすッと、引かれるままに 彼の胸に飛び込む形に、 ) ―――― … 、ありが とう。 ( 恐怖は感じない。 ただ、体温を感じる様に 少しだけ目を細め、 ) 私、は、… ―― ( 好かれる様に 頑張るね、 ) ( 其の言葉は、音にならず。 ) [Tue 5 Jan 2010 00:43:31]
◆鶯 > 俺も メアの真似をして切ってみようかな―――なんて。ここまでお揃いなのは恥ずかしいよネ ( 久々の笑みを見て安堵の息を吐こう。 もし笑ってくれなかったら?どうしようかと思ってた。 ) 別に、一回きりじゃないでしょ。 クリスマスも正月も―――何度でもさ? ( その年の行事ごとは一回きりだけど、一緒にいれば何度でもくる。 だから大丈夫でしょって笑うんだ ) メアがさ、笑って 安心して暮らせるようさ―――どうしたらできるのか考える ( いっぽ、こちらからも近づこう 手を伸ばしても良いですか? ) 笑顔で、ずっといられる日々を 作るよ ( 胸元に伸びた手を両手で握り締めましょう。 そのまま腕を引いて 飛び込んできてくれますか。 一人にしないよ ) [Tue 5 Jan 2010 00:30:39]
◆メアリアン > ――… ( ぱちン、と瞬きを数度した後、 ) ( 指先で髪を弄りながら、 へにゃり、照れた様に笑う。 ) ありがとう。 ( 可愛いか、なンてことは分からないけど。嫌われなくて良かッた。変わらずに接してくれて良かッた。 ) …うンッ。 キヨちゃンの教え方が上手なンだわ。 ―――― ビーフシチューも、チーズケーキも約束、してたのに、 ( ごめンなさい、ッて眉が下がる。 本当はクリスマスに持ッていきたかッたのに、其れすら、無理だッたから。 ) ( 宙を彷徨う視線は、彼の翠色の瞳に 固定されて。 ) ――― 敬太郎さンと一緒なら、 だいじょうぶかも …。 ( 一人で歩く事は怖いけれど、守ッてくれる人が傍に居るのなら、 ) ( 少しだけ取ッていた距離を、一歩、一歩詰めて ) …どンなわたしでも? ( 本当に大切だと思ッてくれるなら、 ) …… 傍に居たい…。離れたくない。 …わたしを、愛して。 ( 片方の手を 貴方の胸元へと伸ばして。 ) [Tue 5 Jan 2010 00:24:22]
◆鶯 > 気分を変えたりさ、イメージを変えるのに―――良いと思うよ?短くてもかわいいなんて一石二鳥じゃないかァ ( 前向きに、笑顔。崩さず笑顔。どんな態度をとられても、変わらないよ?嫌がるそぶり怖がる素振り、そっと察しましょう。 ) 美味くいったかい―――?俺はメアの料理なら、なンでも食べたいけどネ? ( 宙を見る目、追うことなく。ただ、ただ相手を見やることにしましょう。逃げないって決めたんだ。 ) 無理は言わないよ でもっ――― いや。 ( 抱きしめたいよ、手を伸ばして。でも 怖い?って思われるのが嫌なんだ―――。 ) 俺はどんなメアでも 大切だから――― ( だから守りたい。恐怖のない世界につれていきたいんだ。 どうしてあげたらよいか?どうしたら落ち着くか? ) メアはさ、どうしたい? [Tue 5 Jan 2010 00:12:52]
◆メアリアン > ( 髪に伸ばされた手に、びくッと身が震えるのは、 ) ( 嫌われるンじゃないかとか、そンな思いがあッたから。 ) …… ぇ、う、 ( 言葉に迷う様な、間の後、 ) ……寒い けど、大丈夫。なンだか、軽くなッたの。 ――似合う?本当 に ? ( 言葉を、疑うのは、聞き返すのは、悪い癖だッて 分かッているけれど。 ) … え、えと ッ、 ( 巻かれたマフラーを、きゅ と握ッて、 ) キヨちゃンと おせちの練習を ッ… してた の…ッ。だけど持ッて行けなくて…、 ( 捲し立てる様に。己に言い聞かせるように。 視線は、彼を見る事が出来なくて、宙を彷徨う。 ) ( 噂が流れてるなンて知らないから、 なにも、知らせないままでいよう、と。 ) ―――… 帰り たい…。 でも …、 ( ひくッと嗚咽が零れて。 首を、横に振るう。 ) … こわい… 。 ( 人殺しの癖に、ッて言われるかもしれないけど。また、幸せになれないなら復讐しようなンて思ッてたけど。 怖い、ッて思うのが 真。あの場所も、全てしッたら嫌われちゃうかもしれないッて想いを。 全てが怖くて。 ) ( 両手で顔を覆う様に、 伏せて。 ) [Tue 5 Jan 2010 00:03:01]
◆鶯 > ( 短くなった髪の毛に手を伸ばしましょう 首元が寒そうだぁなんて笑うんだ。 ) 寒いでショ…。首元。俺、寒くて髪の毛切れないヨ。でも、メアは短いのも似合うね ( 少女に巻いたマフラーを確認して、これで大丈夫かな。って首をかしげるものの ) キヨさんと一緒―――ね。 ( 何があったなんて野暮なことは聞きませぬ。うわさ―――よからぬ噂がいつも飛びかうあの街で何も知らないわけがない、なんて ) ―――一緒に かえる? ここは 寒いヨ ( あったかいばしょ。 いっしょにいこう? ) [Mon 4 Jan 2010 23:54:26]
◆メアリアン > ――― … 、 ( 暫く、目を大きく開いたまま相手を見遣ッていたけれど、 ) ( 言葉に、僅か肩を震わせて、 半一歩だけ後ろへ下がる。 短くなッた髪、 隠す様に両手で押さえて、 ) ………う、… ( 視線を少しだけあげて、相手を見る。言葉も表情も いつもと、変わらない。 ) ……… うン …、 ( 目頭が熱くなるのを抑える様に、視線を下に向けて。 ) ―― ううン、違う …の。 キヨちゃンと、 その、 ( 一緒に考えた言訳が出て来ない。 マフラーの感触、其れに触れる様に 髪からマフラーへ手を変えて、 ) ……… 、 あッたかい ね、 ( 呟く様に、 ポツリ。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:48:42]
◆鶯 > ( 運命だとか奇跡だとか って言葉は確実なものがないから嫌いでございました。 ) ( 目の前に見えた少女は 探していた大事な人 ) ――― 寒い でショ ( 顔を見れば微笑みましょうか?さびしかったなんて言えないし 悲しかったなんて言えないけど。気持ちをこめよう。追い詰めないよ?戻っておいで。 ) こンなとこに―――ずっといたの? ( 首に巻いてるマフラーを取りまして相手にかけようといたしましょう ) [Mon 4 Jan 2010 23:42:23]
◆メアリアン > ( 月も星も無い空はいつも以上に暗く、光なンて殆ど届けてくれない。 視線を、僅かに下に向けて、足元を見遣りながら 歩く。 ) …、 ( 躓かない様に、と、 人と視線を合わせない様に と。 ) ( ゆッくりした歩調から、 人影に気付けば すぐ通り過ぎようとやや足早になッて、 ) ( 不意にあげた視界に、相手の姿が映れば、 ) ( ぴたり、足を止めて。 ) ――――― … ッ 、 ( ぱちン、 瞬きを一つ。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:35:06]
◆鶯 > ( くしゃみの音、 嗚呼夜の公園は散歩をする人もいるものだ―――ふと。男は視線を投げた 先 )( 影が見え、誰かはわからないけど自分より小さく 小さく。まさか?と思いながら何も考えず足を向けよう。 万が一万が一――― 何度言った言葉が。寝てるとき物音をすれば起き上がり、万が一帰ってきてるかもしれないと何度も起きた。 もう万が一に寄りかかるのは疲れたけど 希望は捨てれないのが人間でございました。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:29:46]
◆メアリアン > ( 膝に落とした手が指先から徐々に冷えて、 ) ( ぶる、と身体が震える。 ) ( 雨が降らない内に、雪が降らない内に 家に帰ろう。夜に一人でずッと居るのは、まだ怖い。 ) ( 一度息を吐けば、ベンチから立ち上がり、 視線は 地から戻し。 ) ―――… くしゅッ…、 ( 小さなくしゃみが洩れて、鼻を啜る。 ) ( ゆるり、進むのは 貴方の居る方向。 此方からはまだ、人影程度にしか分からないけれど。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:25:14]
◆鶯 > ( 散歩 を たまにするのがとても好きで――― 時間の空いたらたまに訪れるのでございます。 もう大事な人が帰ってこなくなり1ヶ月近く。 探しに行く手はずも整えれず男は落胆しておちまして、嗚呼自分の無力さに何度後悔したことか 目の前のことすべてを片付ける、それだけで精一杯の日々でございました。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:21:27]
◆メアリアン > ( 誰かの為に祈る事、覚えた筈だッたのに、 ) ( なにもかも、元通り。 ) ―――…カミサマの意地悪。…カミサマなンて、大嫌いッ…。 ( ポツリ、ポツリ。呟く言葉は、己にしか聞こえない程の小さな 声。 ) ( 地に向けたままの視線は、 歩む誰かの足音に気付いても、あげる事もせず。 ) ( ただ、短くなッた髪に 一瞬手を伸ばし掛け、 触れる事無く 膝に落ちた。 ) [Mon 4 Jan 2010 23:01:39]
◆鶯 > ( 寒さ 嗚呼 昨日は雪が降っておりました。 年末年始、忙しく忙しく。 出かける暇なんてなかったけども、やっとやっとでございます。お時間をいただくことができました故 ) ふ ぁ ――― ( 身震い ) [Mon 4 Jan 2010 22:57:30]
◆メアリアン > ( 願うのは、祈るのは、そンな自己中心的な事ばかり。 ) ( 人間だもの。自分が幸せであるならば、自分の周りが幸福であるならば、其れで良いンだ。 ) ( ポケットに触れたまま、鋏を握り締める様に掴めば、 僅かに、掌に鈍い痛み。 ) …… ―――、 ( 長く、浅く 吐く息は、白く濁り 消える。 ) [Mon 4 Jan 2010 22:56:56]
お知らせ > 鶯さんが入室されました。 『( はふ、 と白い息を吐きましょう。 )』 [Mon 4 Jan 2010 22:55:18]
◆メアリアン > ( 私に降り懸かる悪いことは全部他の人に移ッてしまえば良いのに、 ) [Mon 4 Jan 2010 22:55:14]
◆メアリアン > ( 嫌な事全部消えてしまえば良いのに、 ) [Mon 4 Jan 2010 22:54:33]
◆メアリアン > ( 誰かと一緒に居る時は平気なのに、一人でぼンやりしてると悪い方向にばかり考えがいッてしまう。 ) ( 今年は、幸せになれますように、 ) ( お願いは、嫌いなカミサマには祈れないけど。 ) …… はやく、…はやく、忘れなきゃ ね。 ( 嫌な事は全部。 コートのポケットに仕舞い込ンだ鋏に生地越しに触れて、 ) ( 再び、吐くのは白い息。 ) ―――…… 、 ( 空に向けていた視線を 地へ落とし。 ) …… 寒い、 わね 。 ( 誰に掛けるでも無い 独り言。 ) [Mon 4 Jan 2010 22:50:26]
◆メアリアン > … 雨、降らないといいけど。 ( 公園の片隅。ベンチに腰を下ろして、 ぼンやり、曇天の空見上げて呟いた。 ) ( お買い物の帰り道。以前よりはずッと、外に出る事は苦じゃ無くなッた けれど。あの場所にはやッぱり行けなくて、 ) ( キヨちゃンにも迷惑かけてる ) ( なンて、思う。 ) ( 大晦日の午後に一緒におせちを作ッて、 あァ、あの場所に持ッていく筈だッたのに。心配掛けてごめンなさい、ッて謝る予定だッたのに。 ) ……… ――― 、 ( 吐く溜息は白く濁り、 僅かに、眉を顰めた。 ) [Mon 4 Jan 2010 22:43:17]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『 ( ―― なさけない。 ) 』 [Mon 4 Jan 2010 22:39:20]
お知らせ > コレットさんが帰りました。 『( 恥ずかしくて、真赤になって、逃げ帰った。 )』 [Wed 30 Dec 2009 02:03:22]
◆コレット > (いつまでも子供のままじゃ居れないから。いつまでもお兄様の庇護下には居られないから。 だからこそ、世界を知りたい。外を知りたい。色々な事を吸収したい。) ……そうと、決まればッ、 (バッと顔をあげ、両手を空に上げる。) まずは行動に移すべし!なのですよーッ。 手始めに、一人で図書館に行くのですッ。 (もしくはリツと一緒に行く! 世界の文化とかから、色々把握していかなくちゃ。) えいえいおーッ、なのですよー! (気合いを入れたところで、) ( ひゃンッッ!! ) (何かの鳴く声。ゆっくり顔を向ければ、一匹の犬と、微笑ましげな笑みを浮かべた人。) [Wed 30 Dec 2009 02:02:51]
◆コレット > … わたしだって、やれば出来るもん。 (両手を胸に当てて、顔を落とす。) [Wed 30 Dec 2009 01:59:48]
◆コレット > お兄様がいうおべんきょも大事だって言うのは分かりますけど、…わたし、まだ子供なのに。 (お家に籠ってお勉強ばっかりじゃなくて、外に出て色々吸収した方が良い年頃、だと思ってる。だからこそ、こうやって目を盗んでは外に来ているのだし。) ……お兄様はなぁんにも分かってないのですよ。 (頬が一瞬冷たく濡れたのは、雪の花が落ちたから。本当は、本当はお兄様の言う事が正しいンだって分かってる。お家があれくらい大きいと、誘拐とか色々あるッて話も聞いてるし。) ……―――、 (けど、其れを納得して、理解して、お兄様の籠の鳥になるつもりもない。) [Wed 30 Dec 2009 01:58:49]
◆コレット > 雪はどうして白いのでしょー?こういうのだって、十分おべんきょになると思うンですけどー。 (ぷくッと頬膨らませて落ちてくる雪の華を見る。真っ白で、濁り無くて、本当にキレイ。) リツのいた場所は雪が降るところ、でしたよねー。 雪の遊びとか、いーっぱい知ってるンでしょうか。 (冬の間に、雪が降る間に、ひとつでもふたつでも教えて欲しい。――そういえば、お買い物もまだ一緒に行っていないし。私にはサンタクロースが来たけれど、リツにも来たかな?お兄様に来なかったのは、リツに意地悪するからだと思う。) サンタさんは良い子にしかプレゼント、くれないンですものね。 (空から落ちる雪に手を伸ばせば、一瞬の冷たさの後、其れは熱で解ける。残念そうに眉をハの字にして、白い溜息を。) あーあーあー…ッ、雪の遊びなんて、おべんきょしてこなかったのですよー…。 (雪だるまとかって、此れ位の雪でも作れるのかな。そんな事も分からない。) [Wed 30 Dec 2009 01:52:44]
◆コレット > 雪ッ、雪ーッ!雪なのですよーッ!! (公園の真ン中で、人が余り居ないのを良いことに、空見上げてクルクル踊る様に回る白いコートの少女が一人。) お家から見る雪もキレイではありますけどーッ、やっぱり雪は直接見なくちゃッ。 雪ーッ!! (回る度に、マフラーも一緒にくるくるッと回り。楽しそうな笑い声が、静寂に包まれた公園に響く。) (お家は当然抜け出してきました。隙を狙ッていたら、気付けばこンな真夜中に。) [Wed 30 Dec 2009 01:41:34]
お知らせ > コレットさんが来ました。 『 雪ーッッッ !! 』 [Wed 30 Dec 2009 01:38:19]
お知らせ > J3さんが退室されました。 『( そいつをポケットに突っ込むと、男はゆっくりを歩き出した。 )』 [Tue 29 Dec 2009 23:10:27]
◆J3 > 貴様をしょっ引いて、じっくり吐かせてやる。 ( ずい、と一歩前に進むと浮浪者は拾い上げた皿をこっちに向かって投げつけて、反対方向に走り出した。皿は俺の胸に当たり、小銭が音を立てて辺りに散らばる。 ) おい!…ちっ、逃げやがった。 ( とっさに逃げるあたり、本当に何かの事件に関わっているのかもしれない。…本当にレイプ魔だったのかも。 ) だがまあ、どうでもいい。 ( わざわざ脅しつけて金を出させる手間が省けたというものだ。足元に落ちた小銭を拾い上げる。…だが、ガキの小遣いにしかならんような額だった。ちっ、と舌打ちする。 ) [Tue 29 Dec 2009 23:06:46]
◆J3 > いいか。ここはきちんと税金を納めているヴェイトス市民の皆様が使う公園なんだ。貴様みたいな薄汚い物乞いが居て良い場所じゃないんだよ! ( がん、とベンチを棒で叩いて威嚇する。浮浪者は「わかった、わかったよ」と言って立ち上がり、足元に置いた小銭が入った汚い皿を回収する。物乞いの成果だろうが、この際それも置いていってもらうとしよう。 ) 待て!誰が立ち去っていいって言った?お前、ここで起きたレイプ事件の犯人だろう。特徴がよく似ているんだよ! ( …この辺りじゃ、最近はそんな事件は起きてないが、そんなことはどうでもいい。 ) [Tue 29 Dec 2009 22:59:03]
◆J3 > ( それに、俺だってもういい年だ。嫁さんの一人ぐらい欲しい。そうすりゃ母さんも安心するだろうし――。でも、それにもお金が必要なのだ。 ) ――っと。 ( そう思って歩いていると、俺はカモを見つけた。黄色い肌の汚らしい格好をした浮浪者だ。そいつが公園のベンチの上で毛布に包まっている。 ) おい貴様!こんなところで何をしている! ( と、俺は威圧的な態度で警棒を手にしながら近づいていく。浮浪者はあからさまに怯えたような顔をこちらに向けた。 ) [Tue 29 Dec 2009 22:54:28]
◆J3 > ( しかしまだまだ足りないのだ。今の仕事に就いて長いが、貯金は70万程度。ようやく家を一軒買えるぐらいの金は貯めたが、遊んで暮らすにはまだまだだ。酒やギャンブルに手を出さなきゃもっと早く金は貯められるんだろうが―――。 ) どうしてこの俺がそんな我慢をしなくちゃならないんだ。 ( 我慢をすべきはブラティリアや犯罪者どもだ。奴らはそういう扱いを受けなくてはならない立場にある。それだけの事をしてきているのだから、俺がやっていることは正しい。俺が詰め所にしょっぴいて罰を与えられることになっても、チンピラ風情じゃちょっとの強制労働だけで終わりだ。それなら、できるだけ金を搾り取ってから、金がなくなったらその時点で強制労働っていう形にしたほうが、まだ被害を受けた連中も報われるってものだ。だから俺は正しい。 ) [Tue 29 Dec 2009 22:48:13]
◆J3 > ( こんなことなら誰か適当な奴に外回りの仕事を押し付ければよかった。支給されているコートだけでは冬の外気を防ぐことができず、さっきから身を縮めるようにして歩いている。しかし、ここでサボるっていう安易な選択肢は選ばない。勤務時間中はきちんと仕事をする。それが俺のモットーだ。その間にちょびっとだけアルバイトをするだけで、見回りという仕事はきちんとしている。そしてそれに対する正当な給料をもらい、金を貯め、俺はリッチに暮らすんだ。 ) 退職後に遊んで暮らすには纏まった金がいるからな。 [Tue 29 Dec 2009 22:39:55]
◆J3 > どうして俺が外回りの日に雪が降るんだ? ( と、自警団の男は悪態をついた。男の名前はジャン・ジャック・ジョー。頭文字をとってJ3と呼ばれることが多い。俺にとっての外回りっていうのは、治安の維持よりももっと他の目的があるのだ。社会の底辺を張っているようなブラティリアどもや奴隷を脅しつけて金品を巻き上げる。しかし、雪の日ともなれば当然出歩く人の姿は少なくなり、いつもたかりに行く浮浪者の男の姿もない。俺にとっては本当に意味のない外回りの仕事なのだ。 ) [Tue 29 Dec 2009 22:34:24]
お知らせ > J3さんが来ました。 『全くふざけている。』 [Tue 29 Dec 2009 22:29:27]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 今度こそ迷わずに、カミサマに復讐してやる。 )』 [Sun 27 Dec 2009 16:05:12]
◆メアリアン > ( ゆるり、 とベンチから立ち上がる。 笑い声をあげて遊ぶ子供に、仲良さそうに歩く恋人に、 ) ( 幸せそうな姿を見遣れば、 僅かに、眉を顰めるけれど、 ) ……… 。 ( 込上げる何かを抑えて、 そのまま、子供も、恋人も 通り過ぎる。 ) …… 。 ( 誰も殺さない様に、誰も傷つけない様に、 一般市民として真ッ当に生きて、 ) ( それでも幸せになれなかッたら、カミサマの所為だ。 過去の過ちの所為だ、と云われても、過ちを起こしても幸せに暮らせてる人は居るでしょう。 ) ( だから、 ) ( 幸せになるために頑張ッて 生きて、 其れでも 叶わなかッたら、 ) [Sun 27 Dec 2009 16:04:45]
◆メアリアン > ( お兄ちゃンの為、と 壊す事は楽しくて悲しくて快感で、 ) ( 後に纏わりつく恐怖の様な後悔の様な感覚も、 壊している間は、全て忘れて嗤ッていられたのに。 ) ……殺すのも壊すのも恨まれるのも怒られるのも、嫌い よ。 ( 胸が締め付けられる様に 痛い。 ) ( 愛されたいだけなのに、 幸せになりたいだけなのに、 ) …… 、 ( カミサマの意地悪。大嫌い。 ) ――― ――――― 、 ( 音に出さず、息だけで 小さく呟く言葉は、 ) ( 子供の笑い声に掻き消され。 ) [Sun 27 Dec 2009 15:51:06]
◆メアリアン > ―――……… 、 ( ぼンやり、青い空を見上げて 思う。 ) ( 今年が終わるのも後少し。 なンだか、とても慌しくて変化のあッた年だッた。 ) ――… 去年は、お兄ちゃンとずーッと一緒に居たけど…、今年は別の誰かと居る事が多かッた、なぁ…。 ( 進歩で、退化。背凭れに寄り掛かる様にして 空を見上げたまま、 ) …… ―――、 ( 次の年は、何を考えて生きていけば良いンだろう。 ) ( ゛何か゛を目標にしていかないと、きッと昔に逆戻り。家から出ない様になる気がする。 ) [Sun 27 Dec 2009 15:43:24]
◆メアリアン > ( 人通りの多い場所を歩く事は怖くなくなッた。 雨の日は未だ外に出るのは怖いし、夜は出歩かない様にしているけど。 ) ……進歩、―― よね、うン、きッと。 ( 公園の片隅に有るベンチに腰を下ろした娘は、 はふ、と白い溜息を吐いて。 ) ( 聖なる夜。クリスマスはあッと云う間に過ぎてしまッた。 何の進歩も無く、何の変りも無く。 ) ( まだ、あの場所に行く事は出来ないンだろう。 気持ち悪くて、頭が真ッ白になる。 ) カミサマ、 ッてほんとうに意地悪ね…。 ( まだ、復讐が足りない? ) [Sun 27 Dec 2009 15:33:00]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 晴れた日に、 )』 [Sun 27 Dec 2009 15:29:19]
お知らせ > ミニーさんが帰りました。 『 まぁでも当面お前は名無しだなぁ。 』 [Sat 26 Dec 2009 22:47:56]
◆ミニー > ( ヴェイトス島に来てまだ1年経ってないけど、まぁそれなりに慣れて来た気はする。 少しだけ知り合いは出来たし、友達? みたいなのも 少し だけ。 13年目にして現れたサンタクロースはちょっとイメージとは違ったけど、まぁあれはあれでリアリティのある設定なんだろうか? まぁ、許そう。 爺が一人で世界中回ってるっていうよりはアリだと思うし。 もうちょっと頼れそうなやつだったらよかったんだけど。 ) 今年も終わりか―――まぁ、悪い年じゃ無かったのかな。 [Sat 26 Dec 2009 22:44:10]
◆ミニー > 鹿男とかおかしいし。 ( それ以前の問題である。 はぁ、とあっさり命名を諦め、もはや遠く離れてぐるぐる回ってバターになろうとしている子犬の方にのそのそ歩いて行く。 飼い方とか、餌とか、命名法とか、躾とか、色々勉強しなきゃだめだ。 いや、だいたい勉強するのはいいけど、図書館に行ってる間ほっといても大丈夫なんだろうか? 一秒でも目を離すと心配になるってのに。 ) …くそう動物困る。 かわいい。 サンタクロースめ。 [Sat 26 Dec 2009 22:34:21]
◆ミニー > ( 名前。 名前が一番困る。 名前ってまず、どういう根拠でつければ良いんだろう? 語感とかイメージだけでいいの? でもいざ付けてみた名前に実は隠語的な別の意味とかあったらかわいそうだし、変な名前つけたら後後後悔するし、まずとっかかりが無くて困るし。 ) あー、あー、あい、あう、あえ… うー。 ( あほの子みたいだ。 あ行から順番に考えて行く式命名法。 上手くいったためしなし。 ) シカオ シカオ スガシカオ スガシ顔? スガシ??? ( もう駄目だ。 ) [Sat 26 Dec 2009 22:31:52]
◆ミニー > ああもう、どっか行っちゃったら迷子になるでしょ…! …はしるの はやいし こ、このっ…うひぇ、ごめんっ! ( 小さなコーギーを腰をかがめて追いかける。 ようやく追いついて手を伸ばし、後ろ足を捕まえかけてフライドチキンでも握るみたいな感触に思わずまた手を引っ込めた。 こんな小さい生き物をどれくらいの感覚で扱えばいいのかわからなくて困る。 壊れちゃいそうだ。 本当、イキモノとか困る。 ) [Sat 26 Dec 2009 22:27:27]
◆ミニー > ( しとしとと降る雪が芝生に積もりベンチを濡らす寒い夜。 冬用のロングコートにマフラー、手袋、ロングブーツ姿のホワイティアの娘が一人。 正確には一人と一匹。 手を離した途端てこてこと小走りに駆けだした子犬に慌ててあとを追い、慣れない手つきでおっかなびっくり捕まえようとするが上手くいかない。 昨日一昨日いきなり飼う事になった子犬だ。 まだ名前すらつけてない。 ) [Sat 26 Dec 2009 22:23:10]
お知らせ > ミニーさんが入室されました。 『 あ、あ、あ、あわわわわ…ま、待って…! 』 [Sat 26 Dec 2009 22:19:46]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 …でも、私はどちらかといえば満たされている方だし。その分、良い子なのかな。 』 [Fri 25 Dec 2009 02:38:52]
◆だいだら > ( もともと満たされていさえすれば、この世に悪い子なんて居ないのだ。 ) [Fri 25 Dec 2009 02:37:20]
◆だいだら > ( その反面、私のところには来ないんじゃないかっていう思いもある。私は自分で考えてみても「良い子」では無いと思う。だって、沢山仲間を見捨ててきた。良い子はきっと仲間を見捨てたりはしないのだろう。 ) …でもさ?それって不公平だ。世の中には仲間を見捨てなくても良いところに住んでいる子も居るのにさ。 ( その子達は仲間を見捨てないんじゃなくて、仲間を見捨てなくても良いってだけで。私だって見捨てなくてもすむのなら、見捨てはしない。 ) [Fri 25 Dec 2009 02:36:11]
◆だいだら > ( もしかしたら今頃私が寝ていた場所にやってきて「おや?姿が見えないぞ」って思っているかもしれない。…でも、起きてたら駄目だっていうし、寝たふりしているところに来られるよりは、こっそり布団を抜け出して置いたほうがいいんじゃないかって。 ) あ、でも夜更かしするのは駄目だって言うし…。 ( ううん、と悩む。 ) [Fri 25 Dec 2009 02:29:07]
◆だいだら > 今日はクリスマスというお祭りの日なんだって。 ( よくは判らないけれど、とにかくめでたい日らしい。街はその色に染められ、明るく楽しい雰囲気に包まれる。反面、一座の客の入りは良くない。一つ目娘や達磨女にサンタの衣装を着せたって、見て喜ぶ者が居ないのはまあ当然だろう。変わった格好をできたのは楽しかったけど、幻想一座がクリスマスにあわせるのは難しいと思う。こういう日は思い切ってお休みにしたほうが良かったんだ。 ) いい子にしてたら、プレゼントを貰えるんだって。私のところには来るかな…。 ( それが気になって布団の中でずっと待っていたけど、中々来る気配が無いから途中で外に出てしまった。 ) [Fri 25 Dec 2009 02:21:33]
◆だいだら > ( 幻想一座として色んなところを渡り歩いているときに、何度も目にしたその光景は、決まって私の気持ちを昂ぶらせる。雨は年中降るけれど、雪は寒い時にしか降らない。この白くて柔らかくて冷たいものは、どうして降るのだろう? ) きっとこれは、お星様が降ってきているに違いない。 ( と、私は思うのだ。試しに星の数を数えてみると、昨日は1273個で、今日は1012個だった。ほら、雪が降ったからその分減っているんだ。途中で止んでしまったからそれほど雪は積もらなかったのは残念だけど。 ) ( 私はこっそり一座を抜け出すと、雪の残る公園を歩く。 ) [Fri 25 Dec 2009 02:10:28]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 雪。 』 [Fri 25 Dec 2009 02:00:41]
お知らせ > 真護さんが帰りました。 [Wed 23 Dec 2009 01:11:05]
◆真護 > よっし、書いたらやる気出てきた。頑張るでー。 ( 今の時点では何を頑張っていいか分からない状態だが、明確な目標を掲げる事でお先超絶真っ暗だった未来に、一筋の光が差し込んできたような気がした。何にせよ走り出してしまったのだ、どんな形であれ前に進むしかない。 ) …もう寝よ。明日のために体力回復しとかなあかんし。 ( 寝袋から手を伸ばし、枕元のランタンの蓋を持ちあげて、中で揺れる炎を吹き消した。闇の中、静かに衣擦れの音を立てながら、寝袋に深く潜り込み、目を閉じる。 ) [Wed 23 Dec 2009 01:10:52]
◆真護 > 今日は何とかなったけど…いつまでも野宿ゆう訳にもいかへんしなぁ。はよぅ、寝るとこと仕事見つけな。食事はまぁ何とか、今ある分で今月は凌げるやろ。 ( 本業一本に力を注げる身分になれたはいいが、何をするにも健康第一、まずは生活の基盤をしっかりしなければ。ランタンを取り出した状態のまま、ぱっくりと大口を開けているリュックを漁り、手帳と筆記用具を取り出して、空白の頁に真剣な表情で『衣食住』と書き込み、真ん中の文字にバッテンを入れた。 ) 『住』は不動産にええとこないか訊きに行こ。…トイレもお風呂も台所もいらんし、寝るとこだけあればいいゆうたら、だいぶ安いとこ行けるかな。 ( 『住』にマルをして、隣に”不動産に行く”と書き込む。 ) …『衣』じゃなくて『職』やな。家賃によりけりやけど、最低月に5万くらいは稼がなやっていけん…。5万か…ギルドの雑用だけやったらキツイかな…。 ( 『衣』を消して上に『職』、”最低5万”と連ねて書き記す。 ) [Wed 23 Dec 2009 00:58:13]
◆真護 > ( 無事完成したテントの中に潜り込んでみると ) …お、意外と居心t寒ッ!! ( 外にいる時と大して変わらぬ寒さに凍えきった身を少しでも温めようと、両手で自身を掻き抱く。野営用に多少強化はしてあるものの悲しき哉、布は布だった。 ) さ、寒いよ…体だけじゃなくて心も寒いよ…。 ( 何とも形容し難い虚しさが、寝袋に包まった真護を包む。手当たり次第に詰め込んできた大きなリュックサックからランタンを取り出して火を付けてみたら、ほんの少し空気が温かくなった。周囲を光の輪で満たす炎の揺らめきを見ていたら、落胆した気分も不思議と和らいでくる。 ) [Wed 23 Dec 2009 00:38:29]
◆真護 > ( …昨日勘当と言おうとしてカントウと言ってしまった事は、とりあえず脇にそっと置いておこう。だが、10万エンの里帰り費を引いたら、月の雫一か月分の宿泊費も残らないなんて、聴いてないよママン!脳内に浮かぶ優しげに微笑む偽おかんに泣きつきながらも、テントの骨組みを慣れた手つきで組み上げていき ) しまった、こんな事やったら仕送り無駄遣いせんともっと貯めとけばよかった…! ( がくん、と力無く首を下げながら、本日何度目かの反省の言葉を呟いた。べたべたでのんびりお茶をしていた頃が懐かしく思い出され、ついでに腹の虫が控えめに自己主張した。そういえば朝からトラブル続きで忙しかったせいか、何も食べていない。外套のポケットからチョコレート味の棒付き飴を取り出すと、手早く包装を剥いて口に放り込んでから、再び組み立て作業を開始した。…もたもたしてると警邏中の自警団さんか誰かに見つかって、不審人物として住所を聞かれた時の心的ダメージが計り知れない…。 )あ、でも留置所で寝泊まりという選択肢も………無いな。 ( がりっと飴を噛み砕きながら、疲れ切った表情で溜息ついた。 ) [Wed 23 Dec 2009 00:22:51]
◆真護 > ( 見渡す限りの大空は生憎厚い雲がみっしり立ち込め、地上に身を切るような冬の冷気を閉じ込めていた。そんな月の光も差さないような暗い夜。公園の片隅で、人気がないのを良い事に今まさに一人用の簡易テントを広げようとしている不届き者が一人。 ) [Tue 22 Dec 2009 23:56:33]
お知らせ > 真護さんが入室されました。 [Tue 22 Dec 2009 23:48:29]
お知らせ > ルフラックさんが帰りました。 [Sat 12 Dec 2009 23:35:21]
◆ルフラック > 野宿先探すべ。(宿屋に泊まる? バカいってんじゃないよ…。) [Sat 12 Dec 2009 23:35:20]
◆ルフラック > よし。(フィルターまでがっつり吸い込んだ明らかに貧乏性が吸った煙草をその辺にはじいて立ち上がり。) [Sat 12 Dec 2009 23:34:59]
◆ルフラック > 依頼人もクソもあるかよ。 誰もしらねーのに。(痰カスを吐き捨てながら。) ということは?最初に?するべきことは?積極的に声をかけて交友関係を広げるとか? そういうことなんじゃねーのー、オレ。 それだな。 そう!場所の散策もかねて一日一善……とか言ってる場合でもねーけどな。(路銀もあんまりないです。) [Sat 12 Dec 2009 23:29:53]
◆ルフラック > よし、続き続き。(ベンチの背もたれに両肩をかけて夜空をやる気なく見上げ…。) そもそもさ、こういうのって街に来て最初にこういうコトしてたら「なんかやらかそうとしてる怪しい奴」っていうレッテル張られちゃうんじゃねーのー。 それがファーストコンタクト・ファーストレッテルっていうのはよくねーんだよ、大体。 もっとこう紳士なマーセナリーを目指さなくちゃいけないワケ。(あー、煙草美味しいよー。) 依頼人と信頼関係は綺麗な気持ちで結ばないといけませんことですのよー。 [Sat 12 Dec 2009 23:24:14]
◆ルフラック > え、散策? 吸ったらね、吸ったら……。(ひとりごとに難があるのは致し方のないこと…、ひらひらと宙に手を振って煙草をすってまったり……。) ヤニ代もただじゃねーんだよ、ただジャ。 [Sat 12 Dec 2009 23:16:44]
◆ルフラック > な、わきゃねー。(次のシーンではベンチに座って煙草を吹かしている。) [Sat 12 Dec 2009 23:14:46]
◆ルフラック > 押し戸…?(斬新な発想…、ここは思考力を高めるために煙草を一つ摘み…。着火。) 引いてダメなら押してみな、っつー言葉もあるしな。 それだろそれ、確実に黒だろ。 ほ。(排水口をつかみ。) がこぉーん! (自分でSE担当をしながら、押…ッ!) [Sat 12 Dec 2009 23:14:11]
◆ルフラック > と、とれねー。(無理った。)こりゃいけねえな…、人一人入れそうなもんだがちょいと苦しいぜ…。 かといって剣でオラオラッシュするわけにもいかないでしょう? 入国一日目で器物破損で捕まるのもつまらないしな。(出だし×) 諦めるか……、いや、ウーン。 [Sat 12 Dec 2009 23:11:13]
◆ルフラック > だが、臭いのは慣れっこだぜ。 こびりついた血の臭さと泥の混じった水を伊達に飲んできてねーからな。 貧乏死ね。(痰を吐き捨て。) ということで、まず…、まずだ。 この排水口が外れるかどうか…っていうのを確認する必要がある。 おっと! 別に悪さをしようっていうんじゃないぜ…、これからのタメにだ、これからのな。(人がいそうな場所に指をふって寂しさを紛らわし。) うぎぎぎぎ。(がちがち。) [Sat 12 Dec 2009 23:08:38]
◆ルフラック > (排水口を覗き込む。) うーむ、臭い。 [Sat 12 Dec 2009 23:06:17]
◆ルフラック > うっ。(スルーされてもめげない。)もう少し薀蓄たれるとだよ、何があって何ができるか…っていうのはスゲー大切なことだ…。 そう! とある日にいつのまにか冤罪になっちまうかもしれねー。 しれねーが、そういうときに土地勘があれば颯爽と身を隠すことができたり、すげえアクションで追ってから煙を巻く…、なんてことも可能だからだ。 きゃー、ルフラックさん! 頭よい!(自画自賛の拍手とともに周辺を散策。) おっと、このあたりがキーだな? [Sat 12 Dec 2009 23:05:57]
◆ルフラック > (巡らせず…。)違うね!ここはベンチに座るシーンじゃねえな…! オレが推察するに、ここは周辺を洗うように散策して少しでも早く地理になれることだね! なんでかって?(通掛りの人間に話かけ…) 土地勘は大切だからさ…。 フフフッフ。 [Sat 12 Dec 2009 23:04:09]
◆ルフラック > なるほどね。(うなづいた。)夜じゃ日時計もクソもねーよなーーーー。(バキバキと肩を回して公園に足を踏み入れ腰が落とせるような休みどころを探そうと周囲に視線を…) [Sat 12 Dec 2009 23:00:53]
お知らせ > ルフラックさんが来ました。 『おー、ここがアレね、例のアレね。(ふらふら。)』 [Sat 12 Dec 2009 22:59:29]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 何とか紛れ込む方法はないものかと、考えながら。 )』 [Sat 12 Dec 2009 02:01:01]
◆エアリー > ( ―――そういえば、身動き取れずにもどかしがっているものの、奴隷として拘束されていたあの頃に比べると、気持ちの上ではずっとすっきりしていられるような気がする。 ある程度動けるようになって、ほんの少しではあるけれど復讐の可能性も現実味を帯びて、だから気が急いてしまうが、あの頃に比べればいくらかマシだ。 明日どうなるかは分からない。 それでも、もう半ば終わってしまっているような気でじっとしているしかないのとは違う。 ) ( 目論んだ通りになったこと、想定外のこと、様々あったけどどうにかやって来た。 これからだって。 ) [Sat 12 Dec 2009 01:42:57]
◆エアリー > ( …結局、苛立ち紛れに貼り紙を破りとってしまおうとして、それも思い止まった。 指先を引っ掛けたポスターの端を離して、何て無害なんだろうと呆れるような溜息をつく。 今のところ他にやり方が分からない。 当面の身の安全と、生活の地盤を築くのが第一で、それは概ね果たされているような気がするものの、ロッテに頼りきりという部分からどうしても脱することができずに、地に足のつかない感覚は続いていた。 もっとも奴隷として囲われていた時のように腰を落ち着けることは、もう一生ないのかもしれないが [Sat 12 Dec 2009 01:34:26]
◆エアリー > ( ロッテのおかげで何とか住所を持っているものの、それが暗黒街では、あまり表通りで通用するものでもないだろう。 暗黒街の中でならば、ロッテがウェイトレスとかしているように、もしかしたらちょっとした職探しくらいできるのかもしれないけれど。 ―――もちろん嘘の所番地を名乗ることに罪悪感があるわけじゃない。 できるのならそれをして済ませるが、問題はやった事がなくてコツが分からず、慎重な性格が災いすると、万一面倒に繋がった時のことを考えてしまい、過剰に臆病になって安易な行動には出られない。 …戦う術を学ぶ場ということになれば、雇われ追跡者のような、傭兵まがいの連中も顔を出すかもしれないし。 ) [Sat 12 Dec 2009 01:28:11]
◆エアリー > ( …けれどこれでは、自分は戦士どころかここで学ぼうという学生にも適うまい。 ちょっと体を鍛えてみても変化は自覚していないし、片手間にで武術を齧った者には及ばないのではないかという不安は大きかった。 戦闘の前提条件として身体能力が必要なのはもちろんだが、それをどう活かすのかは知識にかかっている。 どこをどのように攻めるのが効果的か。 人間を最小の手数で殺すにはどのようにすれば良いか。 そこで人間の知識に頼るというのも癪だけれど、積み上げてきたものは伊達ではないだろう。 ) ( せめて図書館とやらに行かれればと思うけれど、それだってロッテの同伴なしではどのように振る舞えば良いのか不安だし、大学に行くなど論外。 一目で逃亡奴隷と発覚することはないにしても、最低限の身分証明さえ得られない身では、表通りの、特に物騒な行事に参加できるとは思えなかった。 ) [Sat 12 Dec 2009 01:19:43]
◆エアリー > ( それでも内容の全てに目を通すまでは、星明りの影を落とす薄暗い掲示板の前に、じっと佇んでいた。 …文武両道というやつか、この街の最高学府の主催? そこに通っている子どもの主催? で、戦い方を教えてもらえるらしい。 あるいは発表の場か、何にせよコロセウムのように外から見るだけではなく、その中身について学ぶ機会を得られるとか。 ) ( …気に障る。 金持ちの学生なんて、そんなものを学ぶ必要がない最たる人種ではないか。 どんな立場であれ肉体的な強度を高めようとするのは生き物として当然と思う一方で、疎ましさからそんな風にも考えてしまう。 戦い方なんて知らなくて良いからいざという時になってみっともなく殺されろ――― 私に、おとなしく殺されろと。 ) [Sat 12 Dec 2009 01:07:05]
◆エアリー > ( 掲示板の中に見つけた 『格闘技合同鍛錬会』 の文字が気になって、つい足を止めてしまった。 …このように宣伝されている事に対して、興味を持つのが後ろめたいというのもおかしい気がする。 だから何も気にすることなく堂々としていれば良いと思うのだけれど、腕っ節が強くなりたいという願いは、あまり知られたくないものだった。 自分にとっては必要に迫られている当然の欲求。 とはいえ、街で平穏無事に暮らすことを許されている者にとっては、必ずしも興味の対象にはならないようだから。 それに関心を示すことで、素性が知られてしまうのではないかと思う。 臆病になっているだけだと言い聞かせることはできても、漠然とした妄想や不安を完全には拭えない。 ) ) [Sat 12 Dec 2009 00:58:51]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 食い入るように… というほどではなかったかもしれないけれど。 )』 [Sat 12 Dec 2009 00:52:13]
お知らせ > サンクさんが帰りました。 『( 多分大聖堂でシスターに怒られた。 …それも目が覚めてからの話、だが。)』 [Sun 6 Dec 2009 02:01:17]
◆サンク > マジモンデスカー……。( ナンテコッタイ。頭痛は多分、体調の所為だけじゃないと思う。その頃に普通に知り合いだったらやっぱりツッコミ入れてたンだろうなぁ、と思う程度には嫌な方向にスレてもいる。 嗚呼、頭がぐらぐら、する。) ……まだ、信じてやンねー。( 抱え上げられながら口にするのは、何処までも可愛げの欠片も無い言葉で。) [Sun 6 Dec 2009 02:00:35]
◆サンク > ……酷ェ引き算デスネー。( 納得は出来たが何か釈然としねぇ…! 単純明快過ぎて、思わず笑った。 コートの中の空気をさざめかせる程度の笑みではあったが。 んやー、とか変な声出してるのは、撫でられた時の事。どっちに対しての労いなんだろう、コレ。とか考える程度には可愛くない思考回路。 背負う事、名乗る事。体現、具現。別に自分自身はそんな大した代物じゃない。出来る事は果たす。そうしなければ、本当に何も報われないから。それだけの事だ。) ……だから、さ。神様が、えこひいき出来ない、から。 ……私達みたいなのが、いるんだよ。 …いと高き父君様は、甘やかしてくんねーのさ。( 全てを愛するが故に直接の御手を届けられないとしても。看過し得ずに贈るものがあるとしたら。それが、人の手を介する奇跡の欠片。青年を救ったものだって、その賜りだと思う。まあ、何だ。そんな堅苦しい事ばかり言っても仕方ないから。) ありがたいって思ってくれたなら、それこそサンタ役でもやってくれりゃいーんだよ。 ……そんな簡単だったら面白くはねぇからさ。誰にとっても。……ま、それにしたって。ハッピーエンドの方が好きだよ。オレだってさ。 [Sun 6 Dec 2009 01:59:15]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『……わかってるさ。(そう告げて、聖女を大聖堂まで送り届けよう)』 [Sun 6 Dec 2009 01:48:38]
◆カイン > ああ。……というか、アレだ。 ここまで話したから話すが――劇の方も、俺がやってた。(ツッコミに対して笑み浮かべつつも、その様子に顔をしかめた。 寒空の下、これ以上は無理をさせるわけにもいかないか。 罵られながらも、再度彼女の身体を抱き上げようと腕を伸ばし――) [Sun 6 Dec 2009 01:48:12]
◆カイン > 途中で倒れたら、俺と教会のヒトに叱られる。 俺が送っていけば、少なくとも俺からは叱られない。(単純明快。 此処で会話した内容の中で、最も簡単なことだろう。 コートの中に殆ど埋まってしまっている彼女の頭に手を伸し、軽く撫ぜる。 ――せめてこれくらいの労いはあって良いだろう。 自分は鉄仮面の名と姿を背負ってるだけだが、彼女の肩に乗っかっているのは磔刑になって死んだ神の子の御威光だ。 自分はそれを信じない――信じられないが、それを背負っているのだ、この娘は)……俺の力じゃあない。 あのグローブが無ければ死んでたよ、さっきも言った通り。 神なんてものは信じられないが――(神を信じる、この聖女の事なら信じられる。 実際に救われた以上は、信じざるをえまい。 わかっているさと、応じた)わかってる……つもりなんだけどな。 そういう意味じゃ、安易な方向に逃げるなって言葉は、本当に有難いんだよ。 世の中、パンチ一発で何とかなる程度に簡単だったら良いんだけどなぁ……。 [Sun 6 Dec 2009 01:47:45]
◆サンク > つーかリアルに役者かよ!!( 思わずツッコミ入れた。そして息切れした。上手く息を吸えない喉が反乱起こして、喉がぜ、と音立てた。ぜーはー。) 痛くしてンだからいたがっとけばーか!ばーか!!( でもノンブレスで悪態を吐く辺り、大変気力の無駄遣い。べ、と舌先覗かせたかと思えば、つんと顔を背ける。 …正直、そろそろ顔色が洒落にならないのを隠す意味合いも込み。) ……なら、裏切ってやンなよ。カイン・グレイホークって名前の誰かさんと、その周りも、さ。アンタはその名の人間なんだろ。 [Sun 6 Dec 2009 01:41:29]
◆サンク > あ゛ー……。また叱られそーだわ。道中でぶっ倒れるのと、どっちがマシなんだか…。( 倒れるのに慣れてるとか言ったら、今この場でも怒られそうだが。慣れていいもンでもないのは分かってるんだが。 うえー、とか変な声上げつつ運ばれて、ベンチの上に下ろされた身体は、くてっと背凭れに身を預ける。殆どコートの中に埋もれてるような状態か。) ……信じるに値するもンが存在するってぇのは、それだけでけっこー凄いことだよ。 はは…ッ、崇めとけー。……その頃にゃ、ちぃとは平和になってればいいさ。嗚呼、全く。( その為にも、倒れてる暇なんかありゃしないのだが。けれどこの身体は大して強くも無くて、少し無理をすればあっという間に壊れていく。…分かってる事なんだが。両目を隠すように手を掲げ。 泣き顔に差し伸べる手を否定しない。只、共に溺れる事が無ければと。引きずられすぎなければと思うだけ。) なっとけよ。その方が大変かもしンねぇけどなー。 ……良かった。流石に路上でアイゼンさんとか呼べねぇし。 ……聞く事が出来たってぇのを、…祝してやンよ。カイン。( こうして聞くことが出来たかは、あの時点では真実分からなかった事。二度目の邂逅の保証など、何処にもありはしなかった。) ……助けるだけのモノじゃねぇってのが分かってれば、いいさ。 そーなっちまったら、現象と一緒だ。 ……あの、凶禍みたいな。( …そして、私のような。最後までは口にしなかった言葉は呑み込んで、形にしたのは口元の笑み。 背中合わせの御同輩とは、此処で口にした言葉。そう、正しいのだ。結局、どうしようもなく。 ――…死後まで踏みにじっているのは、一体誰なのか。) [Sun 6 Dec 2009 01:37:27]
◆カイン > 面目次第も無い。――これでも大根役者なつもりはないんだが。(軽く肩を竦めてみせる。 狂人扱いされても仕方ないだろうとは思うけれども、それでも最近はだいぶマシになってきたのだと話――)――って、痛ッ!?(思い切り脛を蹴られた。 痛かった。 とっても痛かった。 押さえ、呻き声をあげ、ややあってようやく顔をあげた)…………………いや、なんていうか、表現が悪かったか。(溜息を一つ。)――ようは、さ。 信じてくれるヒトがいるなら、それは裏切れないよな、って事だよ。 単純に。 [Sun 6 Dec 2009 01:26:05]
◆カイン > 一応、聖堂――で良いのか。 その辺りまでは送るよ。 でないと、こっちも心配だ。(夜は物騒だし、何処かで倒れるのではないかと心配になる。 ひょいと彼女を抱え上げ、そのままベンチへあっさりと運び、すとんと座らせる。 あまりの軽さに心配になるが……)……じきにクリスマスだ。 サンタなんてものがいるかどうかは知らないけど、少しはマシになるだろうさ、きっと。 ――パプテス様々だなぁ。 大工の息子さんの1600何歳だかの誕生日万歳だ。(そんな事を意識して騒いでいる奴はいないか、いたとしても少数派だろうけれど。 ああ、でも聖職者の皆さんは違うんだろうか。 ――青年には役者としての顔があり、同時に鉄仮面としての顔もある。 笑顔を増やし、泣き顔を減らすことができれば……足し算引き算ではないだろうけれど)夢をかなえる側にならないと、なぁ……。 ああ、そうか。 また逢った時って言ってたな、そういえば。 ――俺はカイン。 カイン・グレイホーク。(そして役者であり、クライムファイターでもある男は、無理はしてないと首を横に振った)自慰じゃない――それで誰かが助かってるんだから、胸を張って良いと、俺は思うわけだ。 [Sun 6 Dec 2009 01:25:52]
◆サンク > ちゃんと夢になれてればの話、だけどな。 不審者扱いされてんじゃねぇか。ったく……。芸能横町から飛び出してきたヒーローとか、目の前で見てなきゃリアリティ不足で教育的指導だ馬鹿。( 殴りてぇとか呟く辺り、精神的に余裕があるのか無いのか。体力は確実に無いが。悪態レベルではあるが、口はとことん悪かった。 す、は、と深呼吸を挟み、間を挟み。) ……助かってンじゃねぇよばーかーっ!! 理想に喰われてンなよ。それも、また。 ……端から見たら、怪物のかたち、なんだから、さぁ……。( ふらつく足を振り上げて、がっ!と脛目掛けて蹴りを繰り出す程度には足癖が悪い。当たった所で大して痛くもなかろうが。 ぜ、と肩で息しながら、ぐらりと身体が揺れた。) [Sun 6 Dec 2009 01:13:30]
◆サンク > ……無理しねぇ方がいいかなぁ……。( はは、と掠れた声で笑う頃には、既に運ばれてるような形かもしれない。重みも嵩も無い身体は、抱え上げるのもラクチン仕様だおのれ。) ……九十九匹から迷い出た一匹を探しに行くのは、ホントはこっちの仕事なンだけどなぁ。上手くいかねぇか。 …数学じゃねぇから、楽しいことの方を増やしてやれば、良かったのに。( 上手く行かないからといって、止める気は全く無いのだが。哀しみの芽は摘み取る以外にも、戦い方は存在する。 ――…目の前の青年にその為の道があったとしたら、今が少し哀しい。そう思うだけのことだ。) ……おにーさんはもう子供じゃないから、その辺りはへーきって? …そーいや名前まだ呼べねぇな……。( 然るべき場所においては、滅多に振る舞いを崩す事は無い。滅多に。 無理してんじゃねぇよばーか、などと悪態つく顔も大概顔色は最悪だが。) ……ははっ!上手いこと言う輩がいるもンだ。 どっちも、きもちいーもンなぁ。( けらけらと笑い声が響く。自己憐憫は気持ちよい。傷を掻きむしる行為すら、痛みだけとは限らないのだから。後から余計酷くなるだけだとしてもだ。) [Sun 6 Dec 2009 01:09:09]
◆カイン > ……それに、夢を壊しちゃあいけないよな。(彼女の言葉に続けて、そう呟いた。 アイゼンリッター、正義の味方。 ミーシャという花売りの少女が、自分に対して『ありがとう』と言ってくれた以上、それを裏切るわけにはいかない。 まったく、難儀なことだと笑って)良いさ、気にしないでくれ。 塞がれた方が、助かる。(何故なら――迷いが残っているからだ。 あの時、あの瞬間、自分は、死霊術師を殺すべきではなかったのか。 だから――また一人、こうして逃げ道を断ってくれる人物がいるのなら、自分はまだ頑張れる) [Sun 6 Dec 2009 00:52:18]
◆カイン > (女の子だったので勘弁してもらいたい。) [Sun 6 Dec 2009 00:52:13]
◆カイン > ベンチの方まで運ぼうか? 辛いなら、だが。(もっとも、そう言ったところで彼女は拒絶するだろうから、言葉と同時に既に動き始めているのだが。 ここが公園で良かった。 座る場所には事欠かない)……良い事もあるさ。 それはわかってるが、ただ――良い事も悪いことも、数学じゃあないからな。(たとえば十人が泣いた後、十人が笑ったとして……十人だけの共同体ならともかく、そうでないなら別に泣いた十人の哀しみが消えたわけじゃあない。 願わくば全員の安寧をというのは、結局のところ夢物語なのだろうが。 神様なんてものを相手取って、その為に祈り続けられる人々には、尊敬の念を抱かざるをえない) ああ、夢は大事――だ。 子供の夢は壊しちゃいけない、な。(『服装を糺し、らしく振舞え』 つまりはそういう事だ。 彼女は聖女であり、此方は鉄仮面。 そういう役を望み、演じているのだ。 ならば観客の期待を裏切るわけにはいかない。 疲れの色濃い顔に、此方も笑みを浮かべた)後悔する必要もない、ってだけさ。 ――ああ、受け売りだけどな。 『自虐が趣味なのか? でもって今は自慰行為に励んでるのか?』 違うだろ、と……ああ、女の子に言う言葉じゃないか。(まあ、これを言ったのも自称おばあちゃんの女の子だったnode) [Sun 6 Dec 2009 00:52:02]
◆サンク > 怪物が怪物に喰い殺されたって、そんなの誰も安心できねーだろ。より強い怪物が増えて、見通せない夜に暗躍してるってだけの話だ。 怪物を倒すことが出来るのは、人間だってぇのは、結局――…そーゆー意味も含むンだって、私は思う。 ……種族だのってンだけじゃなくって、さ。( 唇が薄く弧を描いて、笑みの近似値を作り。気怠げに掲げる手が、相手の胸元を軽く小突こうと。) 対峙して、退治するだけなら、怪物になっちまった方が楽だ。悪いな、逃げ道断っちまった。( けらり。笑い声は悪びれすらしなかった。) [Sun 6 Dec 2009 00:40:35]
◆サンク > だが断る。……いや冗談冗談…。( けらりと笑う声は軽く、けれど掠れているのは否めない。元々重い筈も無い身体は預けた侭、積極的に支えようとはしていない。倒れるよりマシってくらいの観点ではあるが。は、と零す息が熱を持っているのはどうしようもなく事実なのだし。) ……面白いとだけ言ってらンねぇのが残念だなァ。悪い事ばっかりじゃ、ないから、さ。( 悪いこと、良いこと。前者の方が目立つのが世の習い。災禍の具象を理解してしまう聖女と、理解しえない概念を相手取らなくてはならない青年。禍福はどちらに因するか等、分からないことではあるが。 只、何かと対峙出来る聖女の方がマシではあるんだろう。精神衛生上は。) ……そう来たか。 …ま、夢が壊れるってンなら、らしく喋るけどなぁ。ひつよーだろ、そーゆーの。( にかっと笑う顔は子供のものだが、それすら本当かなんて分かったもンじゃない。何処までも冗談めかした代物に違いなく、いっそ明るい。顔色やら掠れた喉やらが、今はマイナスしてくれるが。) ……終わってない事を願うだけ、か。 ――…私は何時だって、やるべきことをやったなら恥じはしねぇさ。 だから、一々礼を言われる事じゃないなんて口も叩くけどな。( いっそ傲慢なのだろう。自覚した上でそう見せている部分もあるが。彼が見た景色を知りはしない。予測は、出来るけど。 宿題の答えを聞く為に、軽く眼差し伏せて。) ……大体、及第点。 [Sun 6 Dec 2009 00:37:24]
◆カイン > ……俺の相対した男は、間違いなく怪物だった。(否、それだけじゃあない。 最強最強と喚き散らす狂人めいた吸血鬼。 他人の眼球を抉り取って平然と幸せを追い求める娘。 自らの楽しみの為に人を襲っていく犯罪者たち。 自分の遭遇した数々の―――――怪物たち。 アレをヒトだと認めてはいけない。 であるならば、それは、つまり)……アレはヒトが倒さなきゃならないものだ。 …………俺達がヒトであると証明したいならば。 [Sun 6 Dec 2009 00:20:49]
◆カイン > そういう台詞は、自分の足だけでしっかり立ってからにしてくれ。 でなけりゃ、信用できん。(無駄に鍛えている手は、彼女が小柄なのも相俟って、しっかりと身体を支えている。 聖女の認識とは逆に――此方はその身体を細く軽く、今にも壊れそうだと感じているのだが。 今この場で大立ち回りをしろと言われれば倒れてしまう自信はあるものの、少女を支えるくらいならば、何とか)犯罪者、怪物、悪魔、エトセトラ。 ――凄まじい街だよ、本当に。(――青年はマガツヒを認識できない。理解すらできないだろう。 だが、「得たいの知れないあやふやな何か」が敵である事だけはわかっている。 故にその言葉には、どんなに押し殺しても隠し切れない、倦怠感が滲んでいた)芸能横丁の帰り道だとでも言えば、大概の場合は誤魔化せる。 …………わかってるんだよ、俺も。 『色々ある』のは(別に咎めているわけでなし、聖女の言葉には頷きを返す。 聖女にしろヒーローにしろ、救いを与える存在を演じるのは、とてつもない重責だ。 自分はまだ良い。 犯罪者を相手にするだけで済む。 ――――この娘を頼ってくる人は、きっと遥かに多い)……ああ、遥かにマシだ。 ……最後までどころか、終わった後も弄ばれるよりは。 だから胸を張って良い事だと、思う。(――動くしかばね。 死んでさえ犯され、嬲り者にされた娘。 吐き気がする)……宿題か。 [Sun 6 Dec 2009 00:16:59]
◆サンク > あー……。だいじょーぶ、だいじょーぶ……。( 口では言うが、伸ばされた手を避ける体力も正直危うい。ぐたっと凭れる先が樺の木か人の手か、その違いだけだ。…案外大きい気もする。 今体調を崩しているのは、色々な要因が重なっての事。白黒の蝶騒ぎでフル回転だった大聖堂での業務に、その後の後始末関連。その合間に執り行った聖別儀式、そして――此処で出合った凶禍に豪雨のオマケ付。元々弱い身体の体力ゲージマイナスになるには十分過ぎた。) ……来てるかも、しれね。まだ、聞いてないけど……。潜むだけの影は、あるンだよ、なぁ。( その辺りの詳細はまだ聞いていない。単純に、自分が聖堂に出られない今と擦れ違いなだけかもしれないが。) ……いや、ほら。うっかり不審者的につーほーされると、今の体力でフォローすンのめんどい。( 凄い言い草だった。素の口調と言われて、暫しぼんやり瞬いて。) ……そんなもの、………ん、やー……。ほら、一応、色々あるじゃねぇですか。……私、あの場所にいる時、は。( 言いかけた言葉を噛み殺して小さく笑う顔は、聖堂で見せていたものと程近く。口調は入り交じり気味。) ……効果があったなら、良かった。 ――……どうなンだろうな。 まだ、あの子が『残って』れば……いいンだけど。( 残っていれば。呟きながら胸元に手を当てて目蓋を下ろす。 ――…そう。最後まで、憑かれた侭でいるよりは。それは、何より冒涜に違いないのだから。) ……私がやるべき事、だしな。お礼を言われる事じゃねぇけど。 どういたしましてって言ってやるよ。( く、と口元歪めて薄く笑みを象れば、緩く目蓋を上げて。) ……宿題、分かった? [Sun 6 Dec 2009 00:01:26]
◆カイン > む……。(予想以上に衰弱した様子に、慌てて支えようと手を伸ばす。 ――悪魔祓いという行為に関しては詳しくないが、魔法の乱用が体力消耗を引き起こす事は実感した。 彼女も同様なのだろうか。 いずれにしても、放置しておいて良いわけがない)……遅すぎた、というのが正直な所だな。 ヴェイトス市は、奴の存在を形容しすぎた。 ――自警団から話は来てないのか?(死霊術師は自警団に突き出した。その館の情報と詳細も含めて。 となれば大聖堂に連絡するとは思うのだが、最近は自警団もそう大きな動きをみせていないから、それもどうだか。)此方の事は気にするな。 それより、早く着た方が良い。 ――ああ、やっぱり、そういう口調が素だったか。(大聖堂の時の態度に微かに覚えた違和感。 別に演技はしていなかっただろうから、正確には「こういった側面もある」か。 微かに笑って)……ああ。あのグローブが無かったら死んでた、な。 それに……悪魔憑きの女の子に関しても、だ。(わかったような事を言っているなと、自分でも思うけれど。 言わなければならない事だ)……彼女の生命が助かったかどうかは、知らない。 でも、このまま悪魔に憑かれたままでいるより、遥かにマシだ。 ……あんたは、やるべき事をやった。 だから――(ありがとうだ、と) [Sat 5 Dec 2009 23:43:20]
◆サンク > うわっ、と……ッ!( 単純に不意を突かれたというだけでなく、がくんと膝が折れかけて倒れ込みかけた身体を、一番手近な樺の木に手を着いて支える始末。掛けられたコートに残る熱に、身体が冷えているのだと自覚させられるが、その感覚もまだ遠い。コートの重みすら支えられないようでは、全く持って我ながら度し難いが。) ……ふぅん……。既に事は起こった後、か。( 既に禍は凝り、形と成った後。 地面の上、流れた血は泥になって流れてしまったのであろう。そういえば、抉られた目玉はどうなったのだろう。証拠物件と言うには余りにも凄惨ではあったけど。 しかし――。) ……コート、着といた方がいいんじゃねぇ…?( ボディスーツ。それだけならばまだしも、幾つかの特徴がある意味顕著。 バックルに煌めく宝石に、なるほど、なぁ。等と呟くのは一体どんな意味か。く、と掠れた音で喉鳴らし。) ……そっか。無事ー…かはともかく、生きては帰って来られたって事、か。( 此処が大聖堂であったならば、素直にどう致しましてと口にして、ご無事で良かったと微笑む所なんだろうが。単純に余力が無いというのもある。どうだった、なんて首傾げ。) [Sat 5 Dec 2009 23:33:18]
◆カイン > (少女の様子に訝しげに首を傾げ、眉をひそめ、それから溜息を一つ。 傍らに立って路面を見ていた青年は、躊躇する素振りなくコートを脱いで、彼女の肩にかけようとする。 ――コートの下は革製のボディスーツ。 装甲や装飾の一切無い下地部分だが、唯一ベルトだけが奇異だった。 バックル部分に宝石が煌き、周囲にはポーチやロープが下がっているのだから)……………そうか。 此方も似たようなものだったが。(死の臭い。 ほんの僅かに残っているかいないか――それさえも恐らくは己の精神が生み出した幻覚だろうが――それは、あの邸の光景を連想させる。 血と臓物に溢れた邸を。 一度目を閉じ、開き、唇も同様に。 何を言うべきか、一瞬沈黙し――) ……ありがとう。 (ようやく、そんな言葉を口にした) [Sat 5 Dec 2009 23:11:56]
◆サンク > ( 夜の中を彷徨った視線が、近付く人影を認めて何度か瞬く。その仕草も、お世辞にもしっかりと焦点が合っているとは言い難い代物。何度か同じ仕草を繰り返して、口元に白い息がふわりと揺れる。笑った、のかもしれない。) ……間に合う、かぁ。……そりゃ皮肉なこった。( こほこほと揺れる肩は、咳き込みさえしなければ笑っていたのかもしれない。間に合わなかったと言えばそれは事実。けれど、それが何時からだったのか。その意味では、蟠るものは罪悪感や無力感とは少し違うものだ。く、く、と何度か肩が揺れて、げほ、と咳が漏れた。) ……ん。少しばかり、刺激が強い光景だったかも。( 既にあの二人の姿は此処には無く、痕跡もきっと連日の雨に流れてしまった後の事。引き金を引いた凶禍の気配も遠ざかって、此処にあるのは禍と日常の破片ばかり。) ……そっちは?( 主語やら何やらが抜けた問いかけと共に、朧な青を眇めて見上げる仕草。問いの意味をどう取るかは、相手次第だ。) [Sat 5 Dec 2009 23:04:03]
◆カイン > (振り返った顔は、大聖堂で邂逅した聖女のそれだった。 だが、果たしてそれを予想通りと形容して良いものかどうか。 先日逢った時でさえ健康的と呼べるか怪しかった肌は、もはや透き通るように白く変わり果てていたからだ)(もっとも、それを言えばこちらも似たようなものだが、と皮肉げに唇をもたげた。 <加速>の乱用による消耗は、人並み外れていた筈の自分の体力を多く奪い去っているのだから……憔悴しているのは、此方も同じか)――――……お互いに。 間に合えば、良かったんだろうけどな。(サンクの声に応じながら、近づいていこう。 被害者は二人だと、人づてに聞いた。 既に死んでいた少年と、悪魔憑きの娘。 少女の方がどうなったのかはわからないが……果たして『救えた』のであれば、彼女もこんな所にいるわけがない。 自分と同じだ。 単純明快、勧善懲悪、爽快に悪党を叩きのめして逮捕したというだけで済んでいれば、こうして凶事に首を突っ込んでいないのだから)(そして、貴女の傍まで足音を立てて歩み寄れば、彼女が見下ろしていた路面へと視線を向けて。)……此処で? [Sat 5 Dec 2009 22:53:57]
◆サンク > ( 事件のあらましは自警団に伝えた――…筈。意識が途切れる直前の記憶は、何度か訪れた事もある詰め所だったし、口走ったのがうわごとで無い限りは伝わってはいるだろう。意識が途切れて、目を覚ました時に見えたのは自室の天井。漸く意識が戻ったと安心させた直後に何やってんだか。思いはするが、足は止まらなかった。禍々しい『何か』と巡り会った場所に視線を落とす。気配は既に遠い。否、遠ざかったのを見たからそう思うのか。) ――……生きてた、かな……。( 見下ろしているのは、あの時少年少女が居た場所、ではなく。自分の手だ。力を込めれば、至極ぎこちなく動く指先。まだ残る熱に茫洋とした思考が足音に気付くのは大分遅れた。項垂れるように動かなかった銀色の頭がゆらりと揺れて、気怠るげに振り返る顔色は、熱による赤みの差した部分以外は酷く白い。) [Sat 5 Dec 2009 22:43:41]
◆カイン > (事件は絶えない。 暗黒街の死霊術師を逮捕したところで、世界全体が変わるわけもない。 黒白の蝶、屍喰鬼の村、次は日時計の公園で悪魔憑きが現れた。 ――凶事が続く。 疲労は色濃く、左腕はまともに動かないが、事件が続く以上は休むわけにもいかない。魔術だの悪魔だのに関しては門外漢だが、調べてみる価値はある。)(コートを着込み、シーバッグを片手に、人のいる気配がまるで無い公園を行く。 寒さに息が白く変わり、夜気に消えていく様を立ち止まって眺め、天を仰ぐ。 木々のせいか星さえも見えない。 禍々しいとでも言うべきか、奇妙な既視感を青年は覚える。 だが、恐らくは気のせいだ。青年はマガツヒと巡り合った事が幾度かあるものの、それを認識する事はできないのだから。 ――ゆえに足を止めたのは一瞬。 すぐにまた歩き出し、騒ぎのあったという場所を目指す、と)……………………。(既に人影が一つ。 月光さえ差し込まぬような暗がりの中であっても見える銀髪に、心当たりはあった。 息を吸い込み、それからあえて足音を立てて近づいていこう。 此方の存在を示すように。) [Sat 5 Dec 2009 22:35:27]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『( 調査 )』 [Sat 5 Dec 2009 22:25:18]
◆サンク > ( それは単純に光の加減であったり、時間に拠るものであるのだろう。樺の木が立ち並ぶ一角、真昼であれば何の変哲も無い道は、夜ともなれば幾重もの影が色濃く落ちる世界に変わる。) ……真冬に肝試しもねぇもンだけどな……。( 声を殆ど出さない呟きでも、喉にはひりつく痛みが消えない。そもそも、まだ起き上がっていいような状態でも無いのを抜け出して来た訳だから、当たり前っちゃ当たり前だが。 先日と同じ場所に足ょ踏み入れ、じっと地面を見下ろす。 ――…あの時の雨に大半流されてしまったんだろう。もう、血の匂いはしない。) [Sat 5 Dec 2009 22:23:30]
お知らせ > サンクさんが来ました。 『( 月明かりの届かない場所。)』 [Sat 5 Dec 2009 22:19:41]
お知らせ > サンクさんが退室されました。 『( 詰め所で崩れ落ち、意識を手放した。)』 [Thu 3 Dec 2009 04:57:48]
◆サンク > ( それらの事を知るのは、少し後の事になる。心と命を繋ぎ止める術があるのならば、出来る限りを施した後に向かうのは、自警団にだからだ。 ――…何処かで分かっていたのだろう。既に手遅れに等しいのだとは。だから、夜勤で詰めていた自警団員に向けて語るのは、公園で悪魔憑きを祓ったというあらましと、双方被害者である少年と少女の事。その場所を告げ終えれば、雨に冷え切った唇は言葉を閉ざし。) ( ――…敵なんてものは、小さな安寧を脅かす魔。 その意味では、そう。『お前』こそが敵なんだろう。でも、私はそうと告げてはやらない。認識し、畏れ、お前を広げる手助けなどしてやらない。) ( 小さく、笑って。) [Thu 3 Dec 2009 04:57:01]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『-私の敵はあなたですか? あなたの敵は誰ですか?-』 [Thu 3 Dec 2009 04:48:26]
◆マガツヒ > ( 後に調べる事があれば―――――少女は1カ月程前から行方不明の捜索願が自警団に出されていたホワイティア居住区に住むごく普通の少女。 少年の方は全く身元が分からない。 身なりからしてスラム化何処かの浮浪児だろう。 ) ( この遭遇の結末に一先ず、☆3相当の戦闘ポイントを ) [Thu 3 Dec 2009 04:47:33]
◆サンク > ( 僅かに離れた距離が、まるで永劫の彼岸。イキモノとして不自然な程の痙攣は、内に暴れる何かの断末魔じみて。けれど、それは滅びはしないのだろう。少なくとも、今は、まだ。 眇めた青が見たものは、闇に夜に霧に雨に霧散していく負そのものたる、何か。本来はこんな風にしてカタチになる筈の無いモノが、何らかの要因でもってカタチになってしまった凶禍。 微かに混じる血の匂いは、雨の中に混じって直ぐに流れてしまう。) ――……ったく。( 最早、睨む先も対峙する何かも此処には無い。たまたま禍に触れて、命運を狂わせた小さな子供がいるだけだ。其処に己を含めるのは、いっそおこがましい。) ……居合わせたのがオレだったのが、幸運なんだか不運なんだかなァ?( 少女と少年の身体へと、重たい歩みを進めていく。息があれば、口にするのは祈りを。それはもう既に、癒しを願うものではなく。救済を祈るものでしかないのかもしれないけれど。) [Thu 3 Dec 2009 04:42:11]
◆マガツヒ > ( その両手が宙を掻き、縺れた脚がよろめいて依り代が倒れる。 次の瞬間血肉を飛び散らせて爆ぜてしまいそうなくらい大きくびくん、びくん、と仰け反って―――――――少女の身体は肉片になる事無く、ぐったりとその場に横たわってまた少し血を吐いた。 ざざぁ、と波が引くようにおぞましい物が少女の身体から離れ、周囲を取り巻くありとあらゆる闇の中へと霧散した。 残るのは焦げ臭いにおいと、振り続く雨。 眼球を抉られた少年の躯と、意識を失った死にかけの少女だけ。 禍津日は、去った。 ) [Thu 3 Dec 2009 04:35:40]
◆サンク > ( その言葉に載せられた意味以上に、キンキンと頭の中心に響く鈍痛の方が恐らく、この存在の真実に近しい。雨に掻き消されていく匂いは鉄錆だけではなく、何かを焦がしたような異臭までもが混じって、それも直ぐに流されていく。まるで禊ぎか何かのように。 ざあざあと降り出す雨に互い、身を打たれ。流れる血すらも直ぐに足元に流れ落ちてしまう豪雨の中、初めて明確に結ばれようとする視点、視線。) ( ――ぎち、と頭の中が音を立てた気がする。本来理解するには次元のズレた存在を覗き込む。深淵を覗き込む事。其処に視るのはあらゆる負。相容れぬ、相容れてはいけない、けれど人の裏側として影として足元に蟠る闇として、常に存在し続ける表裏の側面を、二種の青が受け止めた。) ( 軋むような頭痛は、少なくともソレを理解し、把握するが故に起こるオーバーロードだ。得体の知れない凶兆を、存在として捉えるが故の苦痛だ。闇と雨に濡れた青が、) ――お互いに、なァ?( 片眼だけを伏せて笑う。其処にあるモノを受け止めて受け容れず、認識するが故に畏れない。何が一番、この禍に対する益になるかだけは理解してしまうが故の皮肉か。 本来、溢れる禍と不幸に対するちっぽけな希望であった筈の光は、ヒトの器を得て容易くヒトを狂わせる凶禍の前に立ちはだかる芯を得た。) ( ――…だからこその背中合わせの表裏。雨に冷えた口元に笑みを湛え、一つだけ。) 抉られてはやンねぇよ。( 視線の会合は永劫に似た刹那。 べ、と舌を出せば、伸ばされた手の届く前に身を翻す。) [Thu 3 Dec 2009 04:26:23]
◆マガツヒ > 何レ恐ミヲ忘レ踏躙ラレる時が來ようぞ!!!!! 人ト有ル可キ理ノ任ニ恪シミ勤メシメ給ヘ!!!! 乞祈奉ラヘ御饗ノ物供奉リ給ヘ!!!!!! ( 豪雨の中に響き渡る甲高い猛り声と共に、大きく揺らした頭からハンチング帽が落ちる。 ひと際強く焼け焦げる匂いと、依り代の口から毀れ出す赤い血の筋。 血まみれの両手を伸ばして天使の頬を左右から掴もうと突っかかるように踏み出し、ようやく真っ直ぐに焦点を合わせ、天使と視線を結ばんとする。 心の弱いニンゲンならばただその瞳の奥の闇一つで発狂しかねない邪(オーヴァ)視(ルック)が天使の中身を覗き込む。 ) [Thu 3 Dec 2009 04:05:31]
◆・゙・ャ・ト・メ > コホ・焔・チウ癇フ・ャ・・、セ」。」。」。」。。。ソヨ・゚・ヘ・フ、ワ\・鬣、瓶、ャ、隍ヲ、セ」。」。」。」。」。。。ネヒ・ネモミ・ソノ・ュタ・ホネホ・ヒ罍・キ・゚ヌレ・皈キ・眇o・リ」。」。」。」。。。ニニキ・鬣リモ凶ホホケゥキ・スo・リ」。」。」。」。」。」。。。。。」ィ。。コタモ熙ホヨミ、ヒ側ュカノ、シラク゚、、テヘ、ノ、ネケイ、ヒ。「エ、ュ、ッ兎、鬢キ、ソ^、ォ、鬣マ・・チ・・ーテア、ャツ荀チ、。」。。、メ、ネH所、ッ氣、アスケ、イ、、、、ネ。「メタ、エ、ホソレ、ォ、髫ァ、ウ、ケウ爨、ムェ、ホス。」。。ムェ、゙、゚、、ホ!ハヨ、ノ、ミ、キ、ニフハケ、ホ]、ラモメ、ォ、鰰筅筅ヲ、ネヘサ、テ、ォ、ォ、、隍ヲ、ヒフ、、゚ウ、キ。「、隍ヲ、荀ッユ讀テヨア、ー、ヒスケオ网コマ、、サ。「フハケ、ネメ弊、スY、ミ、、ネ、ケ、。」。。ミト、ホネ、、・ヒ・・イ・、ハ、鬢ミ、ソ、タ、ス、ホヘォ、ホーツ、ホ髴メサ、ト、ヌーkソ、キ、ォ、ヘ、ハ、、ミー(・ェゥ`・・。)メ(・・テ・ッ」ゥ、ャフハケ、ホヨミノ、メ巳ュ゙z、爍」。。」ゥ [Thu 3 Dec 2009 04:03:54]
◆サンク > ( 差異は恐らく其処にある。望みを叶えるという性質上、ある程度の理解と意思の疎通を必要とするが故に、此方には自我がある。それがヒトのモノと完全に同じだなどとは、恐らく言えないのだとしても。客観は存在すれど、こうして対峙しているのは自己に違いない。連続性の無い個としての存在だ。) どれも正解で、不正解なンだろ。嗚呼、強いて言うなら――…敵を作らずにいられない業って奴か。( AMEN.と呟く唇を契機にしたが如く、人の身体から煙りが噴く。否、それはもうヒトのカタチをしているだけで、チガウモノに成り果てているのだから。) うっ、せェェェッッ、よっ!!( 抗議ともつかない声は、この世ならぬ片鱗を垣間見せるような叫び声に半ば以上掻き消されて、けれど厳然として存在はする。先刻までは確かに晴れていた筈の空はあっという間に暗雲に覆われ、叩き付けるような雨が身を打つ。ぞっする程冷たいから、身震いはその所為だ。その中にあって、見据える瞳は確かに、ヒトノカタチの中に渦巻く闇を捉えている。聖なるかなと例えられる青が、闇を。) ――…安寧を。安息を。この夜に、静寂を。( そして指は十字を切り終える。相容れないモノをカタチにする理由とは。そうしなければ、祓う事も出来ない。嫌な予感、漠然とした、そう――『マガツヒ』は、カタチにして初めて、祓い除ける事が出来るのだから。) [Thu 3 Dec 2009 03:43:34]
◆マガツヒ > ( マガツヒにはその言葉が聞こえている。 その言葉の示す文字列と関連性を理解できる。 だが決定的に会話が成立しないのは、そこのこの依り代の憑いたマガツヒの「自我」が存在しないからだ。 ヒトの身体を依り代にして尚、その視点は俯瞰。 「子供の眼玉を抉って握るマガツヒの依り代」や「マガツヒの依り代と天使の遭遇」を観察している立場にある。 感情や意志が発生するわけが無い。 ) 私の敵はあなたですか? あなたの敵は誰ですか? ( 天使の小さな言霊と繰り返す詩篇が重なった瞬間、じゅ、と音がして少女の全身に描かれた出鱈目な模様から煙が噴いた。 肉が焦げる音がしてマガツヒが一歩後じさり、目玉が二つ地面に転がる。 ) ―――ィィぎぎきい゛アアア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァア゛ア゛ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!! ( 夜の公園にこの世のものとは思えない甲高い叫び声が響き渡り、まるで喚起されたかのように大粒の雨が木々の葉を濡らし、ごうごうと音を立て、少年の血を流す。 今まで――――このマガツヒがこの島に現れてから、正確にこの邪其禍津卑という現象を看過した人間はいなかった。 この狂気の叫びを聞いた人間は多々居ても、其処から湧きあがっていた黒く黒く、光を通さない黒檀の闇が迸っているのに気付ける人間はいなかった。 ) [Thu 3 Dec 2009 03:13:28]
◆サンク > 分かってンだろ?いや、わかんねェか。オレみたいなのにソレを望んだって、叶えてなんかやンねぇよ。バァーカ。( 会話は決して成立していない。情報を違いの受け入れる事の出来るカタチで受け取って、其処から分かる範囲で分析するだけの事。互いにとって互いが禍の類には違いない。 ヒトのカタチに違うモノが入り込んだ異物、異質。それでいて、決定的に相容れない。 敵を問う禍のカタチに向かって、眇めていた色違いの目が、笑う。) ( 互いの距離は其処で止まった侭、ヒトのカタチを纏っただけの違うモノ、その片側が口にするのは。) ……さァ?味方にゃなれねぇだろけどな。 明確な禍を求めるのは、そうしなければ――祓う事も出来ないからだよ。勝手な都合ってのは否定しねぇけどなァ。( 合わない視点を見据えるように、くつりともう一度笑い声。 唇はかくあれかしと聖句を紡いで、細い指先が切るのはパプテスの神聖――十字の形だ。) [Thu 3 Dec 2009 02:52:45]
◆マガツヒ > 「私は強くなりたい」 「私を讃えなさい」 「私は死にたくはない」 「私を愛しなさい」 「私はあれが欲しい」 「あああ…敵を倒さなければ」 ( 壊れたからくりのように訥々と、平坦に、詩篇は続く。 人して人の人格と言葉を持つ天使に比べてこのマガツヒはあまりにヒトから遠い形をしている。 仮初めの依り代で外側を飾っても、ただ肉を纏った何か異質な物が肉のフリをしているだけ。 ) ―――――私の敵はあなたですか? 貴方の敵は誰ですか? ( 一歩、二歩、マガツヒが踏み出した所で冒頭にループした。 丁度、天使の問いかけと被さるようにして。 歩みは止まり、視点の定まらない依り代の眼球がだけがブレ続ける。 ) [Thu 3 Dec 2009 02:33:11]
◆サンク > どっかの言葉を借りるなら、『この世全ての悪』ッてか? ハ…ッ、そりゃ大層ご親切かつ、確かに『人の為』にだけ生まれてンだろうなァ。( 足元の影が揺れる。くつくつと肩を揺らして響くのは、子供の笑い声。 語られる言葉自体は、一つ一つの意味は然程繋がらない。只、総括すれば朧気に見えてくるものはある。そして何より、コレが何なのかを教えてくれるのは、微熱からハッキリとした常に変わって、ぎりぎりと頭の芯を締め付けてくれる痛みの方。) お互い、都合の良い代物ってトコだけは変わンねぇのな。あー…胸糞悪ィ。( 吐き出すように、吐き捨てるように。笑い声は止まない。 白いコートとベージュのマフラーが、生臭い夜風に靡く。) ……何で生み出さずにいられぇかってのも、また身勝手な理由で。そのうちの一つ、知りてェ?( にぃ、と口元が吊り上がる。会話と言うよりは、歪な水鏡に呟くような所行ではあるが。) [Thu 3 Dec 2009 02:20:43]
◆マガツヒ > ( 想うに、演算するに、この街が禍津卑にとって棲み好いのは、「ハッキリとした敵」の実像がいつもぼやけてしまっているからではないか。 神が多過ぎる。 宗教が多過ぎる。 思想が多過ぎるのだ。 それらが都合に合わせて同じ鍋の中の具材のように同じ味付けで共存しようとして、結果どれもこれも「はっきりしない」のだ。 パプテスなりアララマなりスートリアなりがはっきりと根を張って力を持っている国ではこうはいかない。 敵ははっきりと敵であり、悪ははっきりと悪とされ、誰がどう裁くものであるかが決まっている。 それがどうだ。 この街は「各々の立場」とか「各々の事情」とかを立て合って、結局ルールの無い混沌だ。 仮面を被った男が私刑をして廻るのは、ある意味正しい。 皆が皆、自分の観点で敵を打ち据える無いだろう。 ) ―――――私の敵はあなたですか? 貴方の敵は誰ですか? 貴方は何故藻掻くのですか? 貴方は何故憤るのですか? 何か理由が無ければ戦う事も儘為らない。 何か切欠が無ければ正義を示す事も出来ない。 ( 少女の顎が上がり、唐突にそんな、抑揚の無い詩編のような言葉が紡がれた。 ) そうして禍津卑が産まれた。 貴方の為に禍津卑が産まれた。 ( 白い息がゆらりと宙に掻き消え、裸体と白いローブの前半分を赤黒く汚した少女が立ち上がった。 ) [Thu 3 Dec 2009 02:09:48]
◆サンク > ( 空は澄み渡り、良く晴れた夜。月は真円に程近く、足元に薄く影を作る程度には明るく、けれど暗い夜。まだ対峙という程近くは無い距離で、等しく月に照らされるのは。少女のカタチをした違うモノ達。) ……うぇ。何やってンだよ。( 悪趣味とでも言いたげに眉を顰める素振りには、隠す気も無い嫌悪感が漂うが。それが行為に対してなのか、目前の存在に対してなのか。区分する意味すら無いかもしれない。) ( まさか、少女という存在に対する『理解』の賜物だとまでは、この時点で分かる筈も無いが。 月明かりを透かす目玉は、こっちから見ればただ歪に虚ろな赤黒い、ぬるりとした塊に見えた。) ――…よぉ、鏡の裏側。背中合わせの御同輩。 ……言葉を飾るのもけったくそ悪ィな。( 腕組みして佇みながら、ふん、と鼻を鳴らす。鉄錆混じりの異臭でそろそろ嗅覚が麻痺しそうだ。きつく眇めた色違いの目が、『ソレ』を見る。 ――…ずきん。頭の芯で蟠る熱が疼く気がした。) 随分、『凝った』もンだな。…最近凶事ばっかりだとは思ったけど。 [Thu 3 Dec 2009 01:54:44]
◆カタスミノコドモ > ( 少女の姿をしたそれは最初、近づいてくるニンゲンの存在に気がつかないのか興味が無いのか、一心不乱に少年の顔に指を立てて力を込めていた。 何か、剥がれ無いシールをはがすとか奥に入ってしまった小さなビー玉を人差指で掻き出すようにして――――ぐっ、ぐっ、と孔を広げて乱暴に指をねじ込んで、無事、その、玉をほじくり出した。 どうしてそうするのかを当人すら理解していないのかもしれない。 ただ、「ソレ」はニンゲンから発生してニンゲンと共にあり、故にニンゲンを模倣する事で自分なりの範疇で同調しようとしていた。 それ―――マガツヒは知っている。 少女は殺して目玉を抉るものだ。 ) ( 抉りだした二つのそれを満足げに光に透かして見上げ、汚れた手を舐めて、そこでようやくマガツヒは近付くモノに気がついて首だけそっちに向けた。 「それ」からは嫌な臭いがした。 相容れない何かがニンゲンの肉の中に入っている。 自分と同じように依り代を持った何かだろうか。 ) ( 跨ったまま、しげしげと観察する。「それ」がニンゲンの言葉を発した。 不明瞭な表現だ。 ) [Thu 3 Dec 2009 01:44:31]
◆サンク > ( ベンチから降りて、先刻の音と漂う匂いを手繰るように歩き出す。距離が近付けば、それだけ異臭もきつく鼻について。けれど、眉を顰めたのは何もそれだけが理由って訳でも無い。物陰にちらちらと白が、金が揺れている。夜の帳が掛けた印象の所為か、判然とする前から酷く歪な印象。) ――…うーわ。( 蠢くそれらが人の輪郭を見せた辺りで一度立ち止まる。小さな、つまる所、己と変わらない年頃の子供の影。僅かに光の下に見える姿は、子供のごっこ遊びの儀式めいて、何処か不気味ではあったけれど。それ以上に異様なのは。) ……その歳でヤリ殺すような激しいプレイは、将来が怖すぎンだろ。( は。口元に白い息が薄く広がる。戯言と言うにも悪趣味な言葉を紡ぎながら、眇めた色違いの青が横たわる少年を。そして、異様な出で立ちの少女を視界に収め。) [Thu 3 Dec 2009 01:31:55]
◆カタスミノコドモ > ( 暗闇の向こうに何かが居る。 裸体に羽織る真っ白いローブ。 ちりばめられた金の装飾。 デニムのハンチング。 ブリキの缶バッヂ。 薄汚れた裸足。 地肌に出鱈目に描かれた魔方陣みたいな意味の無い模様。 それは公園の物陰で痴情に耽るカップルみたいに誰かの上に跨っていたが、その―――奇妙ないでたちの少女といい、下になっている少年といい、まだ子供以外の何でもない姿をしている。 闇の中にそのちぐはぐな格好の娘の白い息が広がって、僅かな灯りに照らされている。 少年の方は木々の間の茂みに埋もれて口を大きく開けたままぐにゃりと横たわっている。 異臭はそこから強く漂い、歩道に流れ出す赤黒い液体が凡その状況を物語っていた。 ) [Thu 3 Dec 2009 01:23:15]
◆サンク > ( 昼にはそれなりに賑やかな憩いの場、夜にしたって閑静ではあるが、心を和ます場所には違いない。そりゃ365日平和でいろってのは無理な話にしても、この界隈にあるには恐らく『ソレ』は決定的に異端か異物か。 月明かりの視界に薄く過ぎった何かは、その時点では只の影に過ぎずとも、悲鳴――と言うにも奇妙な、音とも声ともつかない何かに、妙に神経を引っ掻かれる感覚。冷たい夜風が鼻先にまで運んできた匂いに、眉がぴくりと跳ね上がって。) ……なンだこれ?( 斜めに傾いでいた身体を起こして、すん、と鼻を鳴らしてみる。覚えの無い匂いじゃない。只、此処で嗅ぐのが珍しいというだけで。) [Thu 3 Dec 2009 01:14:56]
◆カタスミノコドモ > ( 昼間なら清々しい散歩コースにでもなるような、樺の木の立ち並ぶ薄暗い一角を何かが過ぎった。 人影のような、なにか小さなシルエットがゆっくりと僅かに音を立てて。 直後響くのは短く甲高い、「ギャ」とか「イギッ」とか、断続的な短い奇声と固い物がぶつかり合う鈍い音。 ほんのしばらく―――ものの1分2分それは続いて、やがて静かになった。 漂うのは生臭い汚物と鉄分の混ざったような匂い。 凡そこの辺りで馴染みのものではない、異臭。 ) [Thu 3 Dec 2009 01:08:54]
お知らせ > カタスミノコドモさんが入室されました。 『 ゆらり 』 [Thu 3 Dec 2009 00:54:57]
◆サンク > 気分的にはおでんー……。( 玉子ばっかり頼む連れがいないのが残念な所だが。隣の皿から取り上げて、つまみ食いする楽しみは一人じゃ無理だ。好き勝手な酌だとか、大人げない取り合いだとか、美人の姉ちゃんの乳談義だとか。酔っ払い時の思考や行動を素面でトレースすると、頭の芯に蟠る微熱とはまた別種の頭痛も生まれてくるが、まあいいか。※いいのか。) もう少し落ち着いたら行ってみっかなー…。( 蝶々も飛ばなくなった。懸念事は――…まだ消えてはいないが。思い出して、むすー、と軽く眉顰め。) ったく…。( 何に対してか舌打ちしつつ、ずるずる身体が横倒し。世界が斜めにずれていく。) [Thu 3 Dec 2009 00:52:24]
◆サンク > パーッとはっちゃけるのが足りねぇんだよなぁぁー……!!( 爪先がばたばた虚空を蹴り上げるだけでは足らず、ベンチをばっしばし叩く始末。うっかり酔っ払いじみた風情だが、今回は素面である。今回は。) 屋台だの熱燗だのー…。あー、屋台行ってねェな……。( そんな暇が無かったとも言う。がくっと項垂れて、軽く目蓋を閉じてみると、頭の奥に鈍く蟠る熱と鈍痛が煩わしい。こめかみぐりぐり。) [Thu 3 Dec 2009 00:37:49]
◆サンク > 雪は別に嫌いじゃねぇんだけど。冬かー…。あ゛ー……。( 空の月と睨めっこするが如く渋面作って、がしがしと髪を掻き回す。冬にしろ夏にしろ、極端に気温が上下する季節とは、そもそも身体が馴染まない。風物詩とやらは嫌いじゃないが、それで誤魔化せるにもこの身体には限度があるって話だ。ふすー、と零す息の白さに、まだこの冬には見てない代物を思い出す。雪、雪景色。) 雪祭りとかもあったよなぁ。まだ降ってもねぇのに、それこそ皮算用か。 [Thu 3 Dec 2009 00:29:43]
◆サンク > ( 無ウガ輪って何だ。向こう側だ。余りに凄かったので何かに訂正ぐりぐり入れつつ。) すっかり冬かー…。此処ン所雨は降りっぱなしだったけど、雪はどんなもんだろなぁ。( ベンチの背凭れにぐだーっと身体を預けて仰ぐ空には、ぽっかりとお月様が浮かんでる。澄み切って晴れた冬の夜空。黒地に鏤められた銀は星、光の色は月明かり。ぶらりと揺らす爪先が、地面に影を落として描く。) [Thu 3 Dec 2009 00:24:32]
◆サンク > ( 太陽が稜線の無ウガ輪に沈んで久しい時刻、この時間には月時計とでも言うべきかもしれないが。夜空に浮かぶ月は煌々と目映く、足元には薄い影。) ……寒……。( 吐き出す息が白い。マフラーに口元埋めるようにして肩を竦め。日時計の影が落ちるベンチへと、よっ、と腰掛けて。) [Thu 3 Dec 2009 00:19:52]
お知らせ > サンクさんが入室されました。 『( 日時計の影が落ちる。)』 [Thu 3 Dec 2009 00:17:49]
お知らせ > アルスさんが帰りました。 『お持ち帰りできただけで、満足気味だったとか。』 [Mon 23 Nov 2009 23:13:59]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『とりあえず 中でやるのも今回は拒否したとか何とか』 [Mon 23 Nov 2009 23:12:08]
◆アルス > そっか…うん、そうだよね…一杯話したり出来た方がいいしね。(こくこく、と頷いて…どうもまだ相手の体質について理解が薄い少年風…自分基準で考えてしまうらしく) (頬を少しだけ染めて…そっと言ってくる相手に、此方も少し赤くなってしまって) そ、そうだね…じゃ、中で…オウルの許可を貰ってからで……(後半は小さい声で) ふふっ、明日はお休み貰ってるから遠慮なくどうぞ、だよ。(ちょっと暗い表情になった気がする相手に気にした様子もなく、ベンチから立ち上がると腕を捕まれたのを利用して相手を引っ張って行こうと 力が無いので直ぐ息切れしつつ お持ち帰り していき) [Mon 23 Nov 2009 23:10:55]
◆オウル > もっと、起きていたいね、自分は… (それは死人とそんなに代わらないのではないだろうか、少年自身の考えは多分そんな感じだ。) そういうのは外でも中でも、好き勝手されたら困る……恥ずかしいし (少しだけ頬染めて恥ずかしそうに小声だった。) まぁ……良いけど (その言葉に甘えてしまう自分がいて、そこには逃避も含まれているのかも知れないことを考えて、少し、表情を暗くした。) [Mon 23 Nov 2009 23:04:44]
◆アルス > ま、ちょっと羨ましいけどね…(それ位、寝たらどんな感じなんだろう?とちょっと考えるも…何となく寝て疲れる感じにもなりそうな印象があったりで…) く。( 先程後ろを見事に(?)取ったのが嘘のようにあっさりと両手確保されて…) それでも僕よりは、大きいし。(手を掴まれたまま相手の方に軽く凭れ掛かり…パッと顔を上げて) そだ、久しぶりだし、暇なら今から家に来ないっ?(美味しいのもあるよ、と嬉しそうに笑いながら…捕まった手…自由な指先で相手の服を軽く摘みつつ持ちかけて) [Mon 23 Nov 2009 22:57:50]
◆オウル > それぐらいなら良いけど…… (毎晩ずつ寝ればそれで良いのになぜそんなに寝てしまうのか理解できない自身がいた。) だってそうだもの (なにやらきわどい動きの貴方にびくりと反応して、相手の両手をつかもうと試みる。) 大きくもなれないんだから……良くは無いよ [Mon 23 Nov 2009 22:52:46]
◆アルス > あー、わかる。寒いとどうして一杯寝たくなって気が付いたら昼とか…………(途中まで同意するように頷いて、休日についついやってしまう失敗を口にしていたが…桁違いの相手の時間感覚に)…なにそれこわい。(思わず真顔) (しかし直ぐに種族とか文化の差、と理解したようで) うなされる…うん、まあ仕方ないかな。(此方も過保護…家から出してもらえない状況が幾らかあってどうも当事者にはなってなかったらしくて…) 根っこ…実はただの風邪だけど噂好きの人が話を膨らませた、とか。 …ん……やー…( 脇腹から腹筋…胸の辺りを撫でるように触って ) ずっと寝てたのに…引き締まってていいな、と思って。(若干、手がきわどい所へ伸びだして…具体的には下の方へ…止めないと危険かもしれない…)) [Mon 23 Nov 2009 22:47:32]
◆オウル > 最近起きたら時間の感覚がわからないんだよね、一晩寝たつもりなのに1週間位とかさ (そんな事を他人事の様に苦笑い浮かべて言う。) まぁ、寝てたら最近うなされてない時はまるで起きないから、仕方ないね (噂話とかそんな事には興味を持っていたものの聞けば当事者で無いからか興味をなくした。) 噂とかなら根っこが気になるけど……ん? どしたの? (眠そうにしながら、羨ましそうにしている友人を見た。 体系的にはすらっとしていて怪力は無い様に見える。) [Mon 23 Nov 2009 22:39:26]
◆アルス > そう?ならいいけど。(少し嬉しそうに笑顔で。 相手の家の前で割と騒いでいた記憶がある此方…うー、と唸って) 結構騒いでたんだけどね…流石に夜に魔法とか使って音立てるわけにはいかないし…(自宅…もとい自称大地を守る勇者な少年風は一般常識っぽいことを言いつつ 色々説明していて) うん、なんか疫病とか呪いとか噂もあって…… うわ、やっぱり冷えてる……ぅ…(腰が凄く細い、と…密着した相手の身体…少し羨ましそうにしていたりで) [Mon 23 Nov 2009 22:33:20]
◆オウル > 特に待ってる人はいないよ (質問に答えた後に固まった友人をみて、笑みを浮かべて言う。) 時間以前に、あの家にきたんなら起こせば良いのに… (絶賛自由人ではあるが、気にしてはいけない、隣に座ってくる友人の続く言葉聴いて、納得したように返す。) ふうん……色々あったんだ… (抱きつかれれば、逃げる事こそ市内がなれないもので、まだ少しだけ、恥ずかしそうにしていた。) [Mon 23 Nov 2009 22:26:53]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:26:47]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 『諸事情により再起動』 [Mon 23 Nov 2009 22:18:29]
◆・ェ・ヲ・ > フリ、ヒユl、ォエ、テ、ニ、、、ア、ク、网ハ、、、陦。」ィ瓶馮、ャコマ、、ハ、、。「、ス、、ハ、ウ、ネ、ムヤ、、、、ミ。「、ユ、ネソシ、ィ、ソ。」」ゥ。。、「、ホシメ、ヒ。「タエ、ニ、ソ、、ハ、鬘「ニ、ウ、サ、ミ、隍ォ、テ、ソ、ホ、ヒ。ュ。。」ィ、ス、、ハハツ、、、、テ、ニ、マミヲ、゚、ク。、ォ、ル。「モムネヒ、ホス孑、ツ└ア、ミ。「シ{オテ、キ、ソ、隍ヲ、ヒムヤネ~、ーk、ケ、。」」ゥ。。、ユ、・、。ュ。ュ、ス、、ハ、ウ、ネ、ャ、ヘ。ュ。。」ィ・マ・ー、オ、、ニ。「訊、コ、ォ、キ、ス、ヲ、ヒ、キ、ト、ト、筍「セワス~、キ、ハ、、、「、ソ、遙「、ウ、ホモムネヒマ猝ヨ、ヒ、マ禅、、ソ、ホ、ォ、籔ェ、、ハ、、。」」ゥ。。ハン、サ、ニ、ハ、、、キ。「フォ、鬢ハ、、、陦。」ィキオ、キ、ソノルト熙マノル、キ、タ、ア。「、爨ケ、テ、ネ、キ、ニ、、、ソ、ォ、筅キ、、コ。」」ゥ [Mon 23 Nov 2009 22:16:41]
お知らせ > オウルさんが入室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:16:11]
お知らせ > オウルさんが退室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:15:29]
◆・ェ・ヲ・ > フリ、ヒユl、ォエ、テ、ニ、、、ア、ク、网ハ、、、陦。」ィ瓶馮、ャコマ、、ハ、、。「、ス、、ハ、ウ、ネ、ムヤ、、、、ミ。「、ユ、ネソシ、ィ、ソ。」」ゥ。。、「、ホシメ、ヒ。「タエ、ニ、ソ、、ハ、鬘「ニ、ウ、サ、ミ、隍ォ、テ、ソ、ホ、ヒ。ュ。。」ィ、ス、、ハハツ、、、、テ、ニ、マミヲ、゚、ク。、ォ、ル。「モムネヒ、ホス孑、ツ└ア、ミ。「シ{オテ、キ、ソ、隍ヲ、ヒムヤネ~、ーk、ケ、。」」ゥ。。、ユ、・、。ュ。ュ、ス、、ハ、ウ、ネ、ャ、ヘ。ュ。。」ィ・マ・ー、オ、、ニ。「訊、コ、ォ、キ、ス、ヲ、ヒ、キ、ト、ト、筍「セワス~、キ、ハ、、、「、ソ、遙「、ウ、ホモムネヒマ猝ヨ、ヒ、マ禅、、ソ、ホ、ォ、籔ェ、、ハ、、。」」ゥ。。ハン、サ、ニ、ハ、、、キ。「フォ、鬢ハ、、、陦。」ィキオ、キ、ソノルト熙マノル、キ、タ、ア。「、爨ケ、テ、ネ、キ、ニ、、、ソ、ォ、筅キ、、コ。」」ゥ [Mon 23 Nov 2009 22:14:42]
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お知らせ > オウルさんが来ました。 [Mon 23 Nov 2009 22:05:11]
お知らせ > アルスさんが来ました。 [Mon 23 Nov 2009 22:04:07]
◆・ェ・ヲ・ > エ、チコマ、、サ、、隍ヲ、ハネヒ、マ、、、ハ、、、陦。」ィ瓶馮、ャコマ、、ハ、、、ネ、、、、、、ミ。「、ユ、ネソシ、ィ、ニ。ュ。ュハラ、、ォ、キ、イ、。」」ゥ。。ヌ゙、ニ、ソ、、タ、ォ、鬘「、「、ホシメ、ヒ、ュ、ソ、、ハ、鯣、ウ、サ、ミ、隍ォ、テ、ソ、ホ、ヒ。。」ィO、ヒラ、モムネヒ、メ侃、ミ。「、ス、ホ、ウ、ネ、ヌノル、キ、タ、ア。「ミヲ、テ、ソ。」」ゥ。。、ユ、・、。ュ。ュハツシ、ヒ。「イ。壥、ヘ。ュヨェ、鬢ハ、ォ、テ、ソ。ュ。。」ィノォ。ゥヌ驤、ャオテ、鬢、コ。「、ウ、ヲ、、、ヲ、ネ、ュ、ヒ、筅鬢ィ、、ホ、マサユ{、タ、ネ、ワ、、荀ソシ、ィ、ニ。「アァ、ュ、ト、ォ、、、ミ。「訊、コ、ォ、キ、ス、ヲ、ヒ、キ、ハ、ャ、鬢筵マ・ー、オ、、、ミ。「、ワ、、荀熙ネルFキス、ホフ螟メ弊、ォ、鬢マ、コ、キ、ハ、ャ、鰉ヤ、ヲ。」」ゥ。。ハン、サ、ハ、、、キフォ、鬢ハ、、、キ。「カ犢ヨエ、ュ、ッ、筅ハ、鬢ハ、、、陦。」ィノル、キ、タ、ア、ス、、ヒ、マ、ャ、テ、ッ、熙ネ、キ、ト、ト。「ムヤネ~、ヘツ、、、ソ。」。。ヒタネヒ、ャモ、トオタタ、マ殪、、、ネメサネヒ、ヌソシ、ィ、ソ、隍ヲ、ヌ、「、。」」ゥ [Mon 23 Nov 2009 22:03:32]
◆アルス > ぁー…誰か他の人と待ち合わせていたり?( くる、と軽く周りを見渡してから再び戻して 留守ではなく寝ていた、と言う返事に…暫く固まって ) え、ええー・・・・・・あ、でも時間が合わなかったんじゃしょうがないか・・・。 (宿屋の手伝いをしている少年風。睡眠時間が一般とずれるのはしょうがない事と思ったらしく・・・まさか冬眠ならぬ秋眠をやっていたなんて思いもせずに… まあ相手の笑顔が見れたからいいや、と納得したのか…後ろから抱き付いていたのを離し、ベンチの背もたれを乗り越えて隣に座って) なんか色んな事件とか病気がはやってたみたいで…ちょっと心配してたんだよ。(一人暮らしで病気とか大変あろうって、と言いつつ相手の身体…少し痩せた?とも一回、今度は襲い掛かるような勢いではなく普通に軽く抱きつく感じに引っ付いてきて) [Mon 23 Nov 2009 21:53:59]
◆オウル > なんだ……アルスさんか (顔をはっきり認識するまで、『あいつ』が来たのではないだろうかと思い、友人を見れば、本当に安堵したようで息を吐いた。) あ……多分ずっと寝てた、どれぐらい寝てたか知らないけど、起きたのは多分昨晩くらいかな (友人に会えたことには純粋に笑顔がこぼれる、こういうところは普通に子供だった。) [Mon 23 Nov 2009 21:46:49]
◆アルス > ( 何となくだけど寂しそうにしていた友人の後姿。 でもそんなの関係ない、と言う具合に後ろから思いっきり抱き付いていった謎の影。 細身の相手に腕を絡めていって) ふ、ふ……お久しぶりっっ、 何処かお出かけしてた? ( 相手の右肩上に顔出して嬉しそう、 何度か家に遊びにいったが反応が無かったことを思い出して尋ねて) [Mon 23 Nov 2009 21:42:36]
◆オウル > …… (いっそ、壊したほうが楽なのだろうかと、自問自答を繰り返すも答えなどで無いので無理やり中断した。) 寝ちゃえば楽かな……考えなくて良いし…… (考えてたり、色々していたので友人に気付くはずも無く。) ……!? (声にびくりと反応して、後ろを向けば友人を視認する、金の針目の少年は、なすすべも無く抱きつかれてしまうことであろう。) [Mon 23 Nov 2009 21:36:06]
◆アルス > ( それは 全くの偶然 だった。) そーっと…そーっと…… ( 毎晩欠かさず(※ただし雨の日は除く)行っていた 走りこみの鍛錬の途中、何時も通り公園の中を通っていた所、ベンチに銀髪の見覚えある姿、 友人を発見して…) あれだけ隙を用意してくれてる…となれば……(期待にこたえるのが王道! とばかりに…ちょっとばかり回り込んでベンチの斜め後ろ辺りから素人っぽい忍び足で接近する謎の影で) オーウールッ!!!(ある程度まで近づけば我慢の限度だったのか勢いよく後ろからベンチ越しに抱き付こうと試みて…よほど油断せねばまず間違いなく気づかれる忍び足であった) [Mon 23 Nov 2009 21:31:21]
◆オウル > (落ち着かないのか、傍らに笛を置いたまま、椅子に爪を立ててみたり、星の数を数えてみたりしていた。) 連絡もないし……手紙も来ないし…… (友人達からの旅行予定の連絡が無い事をふと思い出して、寂しそうな表情をして普通にベンチに座る。) 寝てる間に忘れられてないよね…… (言葉に出したくも無い疑問がポツリと出た、それを言った瞬間に少しだけ、オウルの表情に恐怖が映った。) やめよ、嫌な事考えるの……皆元気なら、それで良い (ため息はいて、どこか寂しそうな表情のまま、笛のケースを大事に手に持った。) [Mon 23 Nov 2009 21:27:23]
お知らせ > アルスさんが来ました。 『背後から忍び寄る謎の影。』 [Mon 23 Nov 2009 21:25:33]
◆オウル > (ベンチに無防備に座り、薄らぼんやりと周りを時折見つつ、銀髪金目の少年は久しくここを訪れている。) なんか……物騒な臭いが……でも、どれだけ寝てたんだろ (どれぐらい寝ていたか、少年では感覚が曖昧である。 瞳孔は針目の様に鋭くなっていて若干、輝いているのは寝たくないという意思でも有って。) なんか、もう、寝たくないな… (そのまま背もたれに背中を預けて、空を眺めるが眠っていたせいかやはり無防備である。) [Mon 23 Nov 2009 21:18:37]
お知らせ > オウルさんが来ました。 『眠りそうな表情で公園のベンチで座っている少年が一人』 [Mon 23 Nov 2009 21:09:40]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『 はぁい、お兄さん。お暇? 』 [Sun 22 Nov 2009 00:04:45]
◆ヒルダ > ( それに対してぶちぶちと文句を言わないだけ、まだ私はマシな女じゃない? ) ………。 ( 向こう側から、男が一人歩いてくる。身形からして、仕事帰りってところか。私はその人の方にゆっくりと歩みを進めていって…とはいっても、杖つきながらだからいつもみたいにセクシーに歩けないんだけど。男の人はひょいと顔を上げて、怪訝そうな表情で私を見る。私は笑いかけると、こういうのだ。 ) [Sun 22 Nov 2009 00:04:36]
◆ヒルダ > ( 今までだってお金が無くなればそうしてきた。それに、肌を重ねることで寂しさを埋めることもできる。特にこの季節は人恋しくなる時期だから。 ) こんなことしてたら、そのうち赤ん坊を身ごもってしまうかも。 ( そうなってしまったらどうしよう。頑張って育てる?どこぞの孤児院の前に捨てるとか、大聖堂の前に捨てるとか。私の母親だって私を捨てて村を出たのだから、私も子供を捨ててしまってもおかしくない。私が悪いんじゃないわ、私に良い暮らしをさせてくれないこの世の中が悪いのよ。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:57:47]
◆ヒルダ > ( まあ、こういう時は身体を売るのが手っ取り早い。公園を訪れたのもそれが目的だ。バイクツあたりじゃちょっとやりにくいので、こういうところでやるのが一番だ。或いは酒場とか、宿屋の通りとか―― そこに男が居る限り、どこでだって声を掛けられる。 ) パン一切れとスープと、暖かい寝床の為に…。 ( でも、できれば優しくしてくれる人が良いな。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:48:26]
◆ヒルダ > ( アヤさん、ラサート、アラタ君。三人とも大丈夫かしら。それにティエンも、無事なのかしら。症状が一番酷かった私がこうして生きているのだから、みんな無事だって思いたいけど――。 ) …荷物も無くなっちゃったし。アヤさんがとっておいてくれると良いんだけど。 ( 最後に彼女を介抱しに立ち寄った宿屋に置きっぱなしだ。宿に戻る前にあの幼子に出くわしてしまったから、結局戻れず終い。お金が無くて占いの仕事なりなんなりをしなくちゃならないのに、肝心のその持ち物が無い。 ――ふす、と吐息を一つ。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:43:40]
◆ヒルダ > 何とかまあ無事に終わって、死ぬような羽目にならずに済んだのはいいけどさ。 ( かつ、と地面をならす音は三つ。そのうち、ヒールの靴音が二つ。もう一つは松葉杖のものだ。足の指先がちょっと折れてるから、もう少しこいつで歩けっていうお医者の指示。まあそれは良いんだけど。 ) 治療費とられちゃって、文無しになっちゃったわ…。何だか最近酷い事件が起きてそれに対して義援金が集められたっていうんだけど、私の方の治療費もついでに出してくれればいいのに。ケチね。 ( 蝶の姿はどこにもなく、私の真っ黒にそまった肌も今はもう元通り。黒は女を美しくみせるっていうけど、全部真っ黒っていうのも問題よね。 ) [Sat 21 Nov 2009 23:38:17]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『 …しかし、参ったわね。 』 [Sat 21 Nov 2009 23:29:55]
お知らせ > 律さんが退室されました。 『(途中よろけて転びかけたのは、ご愛敬の範囲)』 [Fri 20 Nov 2009 01:20:32]
◆律 > (空は相変わらずの曇り空。雲の流れも、良く見ればそんな早くは無い。早い筈――無い。風もそんなに吹いて無い夜なんだから、それが当然。アタリマエ。この目は、時々こうやって、ありもしない景色やらも引っかけるから、嫌なんだ。重たく吐き出す溜め息は白い。こんな所で転がってたら、それこそ動けなくなりそうで。けだるさを引きずりそうになるけど、気合い入れて起き上がる) んっ、しょ……っ!!(軽く眩む感覚はあったけど、身体さえ起こしてしまえば案外動けそうな気もしてきた。そろそろとベンチから降りて、ちゃんと地面に足を着けてしまえば、尚のこと) ……戻ろ。(只でさえ、この所寝不足だし。その所為だ。きっと――自分に言い聞かせながら、小走りに) [Fri 20 Nov 2009 01:20:13]
◆律 > ……ッは……ぁー……(――どれくらいそんな風にしてたか。最初から冷たかった汗が冷え切って、身体の表面もそれと変わりないくらいに冷たくなった頃。ようやく、胸の奥まで吸えるようになった空気を貪るように味わって、べたってベンチの上に身体を投げ出す。頭も手足も何だか重たい) ……変な風に疲れたのかなー……(此処まで極端なものを引っかけたのは久しぶりな気がする。そうだ、こんな頭の重さは初めてじゃない。ヨクワカラナイオカシナモノを正面から見た時とか、良く――こんな風に頭が痛くなってた気がする) ……いや。此処で寝ちゃ、だめだろ…(自分に言い聞かせるように呟いて、せめて仰向けに転がって) [Fri 20 Nov 2009 01:12:01]
◆律 > (何が見えたか、そもそも何かを見たのかなんて理解出来ない。単なる考えすぎかもしれないし、何かの残滓を引っかけたのかもしれない。嗚呼、でも。さっきまでとは違う意味で、動悸が止まらなくて息苦しい。ベンチの上で身体を丸めて、浅い呼吸で何とか鼓動を沈めようと苦心する。身伝う汗の冷たさに、ぶるっと身震いが走って) [Fri 20 Nov 2009 01:02:09]
◆律 > (まるで、何処かの何かに惹かれるように脅えるように忌避するように魅入られるように流れて砕けて散って溶けて混じって そして) ――ッ!!(呼吸の仕方を忘れたように引き攣る喉が跳ねて、からからの咥内を通る薄い呼気。気付けば、空を仰いでいた筈の双眸は、きつく閉じていて。目の奥がじくじく痛い) [Fri 20 Nov 2009 00:55:22]
◆律 > アレが、こうやって喋ったり…考えたりしてる事を、ちゃんと意味として伝えてくれるモノなんて、な……(昔から不思議で、今もやっぱりそれは余り変わらない。変われていない。一定の規則で綴られた線を文字と呼び、其処に意味を見出す。こうして見上げる雲の数や、空に広がるうねりにも、そんな風に何かを読み取る事が出来るのかな。流れていくものは、風も無いのに奇妙に流れが速く感じる。そう――) [Fri 20 Nov 2009 00:47:37]
◆律 > (寺子屋通ってた子とかが、難しい事を勉強して来た時に何か言ってた気がする。頭の使いすぎで熱って出るものらしい。考えすぎとか、その辺りが当て嵌まるならこの間から使いっぱなしで、今日はそれに加えて) ……まだまだ、良くわかんない線にしか見えないや……(勉強。まだ文字が読めないから、まずはその習得から。基礎の基礎、文字を覚える所から開始して――多分、物覚えって奴はそんなに宜しい方じゃない。只、これまで知らなかった、知ることすら出来なかったものに触れる事が出来るのは新鮮で、心臓がどきどきする。思い出せば、今も) [Fri 20 Nov 2009 00:34:51]
◆律 > (額に手を当ててみると、何となく熱い気がする。熱いのが掌なのか、額の方なのかは良く分からない。考えてみたら、どっちも自分の身体な訳で。でも、何となく頭よりは手の方が冷えやすい気がする。どっちも、外に出てるのは一緒なのにな――) ……こーゆーの、なんていったっけ……(呟きも何処か胡乱に朧。ぼう、と半眼で見上げる空で、緩く雲が渦を巻いているのが見える。港で見た波みたいだ。頭の何処かでそんな連想) [Fri 20 Nov 2009 00:27:02]
◆律 > (今夜は月が上手く見えない。昼には雨も降っていたらしいから、止んでいるだけ好都合。影の上に足を投げ出して、ベンチの背もたれに身体を預ける。冷えた空気が額を撫でていくのが心地よいと感じる程度に、何となく頭が重たい) [Fri 20 Nov 2009 00:21:26]
お知らせ > 律さんが入室されました。 『(ベンチの影が地面に伸びる)』 [Fri 20 Nov 2009 00:20:06]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『 ぜ、善処 します…ッ ( 何処かの本で読ンだ言葉が、 ほろり ッと。 )』 [Wed 18 Nov 2009 22:54:42]
お知らせ > コークスさんが退室されました。 『次は暖かくしてネぃ?(ちょっとした奮闘記※仲間に話せば馬鹿にされる)』 [Wed 18 Nov 2009 22:50:22]
◆セィナ > ――… ふぇ…、 あ、本当。暖かそうですね…ッ、 ( きょとンとした男性の顔に、 顔が赤かッたから、なンて 答えて。 ベストも手袋もとても暖かそうで、言葉にしたのは、そンな素直な 感想。 ) … えッ、 …だ、だいじょうぶ です ょ…? ( 言葉はちょッと尻すぼみ。 ) そンな、子供じゃ ないです … し、 ( 云いながらも 彼から見たら私なンて子供だろう、とも思う。 ) ( 温かい物買ッて貰ッて 送ッて貰う なンて 誘拐ちッくな文章―― …、不思議。 ) ( へにゃり、眉を下げ キャンバス抱き締めながら、 ) ふえ…ッ ? ( 紡がれた言葉に、何度か瞬き。 ) ( お誘い? お誘い なの? ) … ぅ、えッと …、 ( お金も多少なら、持ッているし、 ) … はい、 それじゃぁ…、 ( ご一緒させて下さい、 なンて どこか子供らしくない言葉。 緩い笑顔を浮かべながら。 ) [Wed 18 Nov 2009 22:48:19]
◆コークス > ぅん 今日は寒いけど 俺はそれほどでもないかね? (何でそう思ったんだろう、なんて少しきょとんと。赤ら顔の指摘は多いが、それは大抵、飲んでんだろうって話しになるから。 あったかいのつけてるからね、なんてこの冬新しくしたベストなんかを軽く手で叩いて見せたり)(なるほど、絵を描くのか。たしかにこの空を描くなら、夜にこんなことしてないと無理だろう。そう納得するけれど) そのままで、おうち 帰れるカイ? (またくしゃみ。 寒そうだし、一人だし。 少しだけ送って、何かあったかい物でも買ってあげれば、いいんじゃないだろうか、なんて結論に至った。 やはり、どこか犯罪チックな文章。誘拐ではありません。 当人の動作も、不安からかぎこちなく見た目も少々怪しいかもしれないが) 屋台かナンかあるだろうから、アったまって帰ろうかい? [Wed 18 Nov 2009 22:38:56]
◆セィナ > ( 文字ッて時に怪しげな雰囲気を醸し出す。不思議。 兎も角、 ) ( ぱちッと瞬きを 一つ、 ) … ぇ、えへ…、死体と間違われても… 不思議じゃないです、ね… 、 ( なンて、わたわた慌てた様に変な返し。 見上げた男性は、顔が赤くて、言葉も 何処か しどろもどろ、 ) …… おじさンも寒い、です か ? ( こてり、首を傾げて。 顔が赤いのは、冷たい風に当たッたからかな、なンて。 ) ―― はい、… 空の、絵を描きたく て… ッ、 ( 晴れてる、ッて言葉に頷いて。抱き締めたままだッたキャンバスを、口許まで上げる。 ) …けど、 寒くて、うまく手が 動かなくて、 … ッ、 くしゅン…! ( 言葉、最後まで云い切れぬ内に くしゃみが洩れた。 ) ( すぴ、と鼻を啜ッて 恥ずかしそうに頬染める。 ) [Wed 18 Nov 2009 22:30:01]
◆コークス > (赤ら顔で、少しだけ足元おぼつかなくて、肉体労働系の体格で。 そんな男が、夜の公園で子供に声かけている。 それだけを文字に起こせばあら不思議なにやら危ない気配)(実際の心境としては、男は顔に出るように少々困惑気味に。子供の相手なんて、そんなにしたことがない。 生まれてこの方どこへ行っても大人の集まりだった) あ、イヤ ちょっと気になっただけだから、ネ? (なんだか、ものすごい勢いで謝られて。それにかえって驚いて。 返す言葉は少ししどろもどろ。酔っていて呂律が回らぬわけではないけれど) あー ウン 今日はよく晴れてるねイ (返事に、頷いて。少し気を取り直して、会話あわせた。 確かに、寝そべるともっとよく見えそうだ、なんて。いってみて、先が続かない。取りあえず、寒いんだろうか、なんて考えるけれど。思いつくのは腰の酒で、子供相手には解決になってない) [Wed 18 Nov 2009 22:21:43]
◆セィナ > ( 時折、 通行人が通り過ぎる だけ。 ) [Wed 18 Nov 2009 22:12:12]
◆セィナ > ( ゆらり、カンテラの灯りが揺れるのが 見えて、 ) … ッ、 ふぇあッ ご、ごめンなさいッ…! ( がばッと勢い良く身を起こす。 ) … いえ、ただ、その… 空が綺麗だな ッて おもッて …、 ( なンて、へにゃり 眉を下げ。 キャンバスを抱き締めたまま、起こした身を そのまま、ベンチに座る体勢へと 戻し、 ) … えッと、 ( なンだか心配そうな そンな表情に 何で灯りが見えても寝てたンだろう、私 ――なンて、申し訳なくなる。 ) … はい、 今は …一人です、 ( 少女の周りには今は誰も居ない [Wed 18 Nov 2009 22:11:22]
◆コークス > (かわいい音が聞こえた。男がそうすれば、それは騒音甚だしい) こぉんなところで、何してるんダイ? (ベンチの上で横になってる、なんて) 具合でもわるいンかい? (何かを抱きしめているように見えた姿が、男の目にはそんなふうに映って。それにほら、くしゃみだって聞こえた。大丈夫だろうか、なんて少し情けない顔になって、向けられた視線受け取った) ひとりかイ? (親御さんはいないんだろうかと軽くあたりに視線さまよわせて) [Wed 18 Nov 2009 22:06:11]
◆セィナ > ――――… は、 …、 ( 白い息を吐く。 ) …… ッ、くしゅン ッ、 ( 抱き締めたままのキャンバスを顔の方まで持ッていッて、 ) …… 寒い…、 ( 絵を描くどころじゃァ無いかも知れない。 ) ( 小さい頃は、ずッとお部屋で籠ッていたから、寒いのは苦手。夏よりも、夜の空はずッと綺麗に思えて、好きなのに。 ) ( ぼンやり、 ぼンやり、 そンな思考巡らせて行けば、 ) ( 靴音と、視界の端に 揺れる灯り。 ) ( 仰向けに寝転がッたまま、 視線を其方に向ければ、 ) ( 体格の良い男性の姿が 少女にも見えるだろうか。 ) ( ぽけ ッと、した ぼンやり 間抜けな表情で 彼を見遣ろう。 ) [Wed 18 Nov 2009 22:00:28]
◆コークス > (その男は、酒気交じりの吐息を白く漏らして、体を軽く揺らしながら上機嫌) んっん〜 うっぅ〜 (うなり声とも取れそうな、低い鼻歌鳴らして。 其の姿は、一言で言えばいかつく。防寒のためか、羽織るベストや手袋には毛皮も混じって、体を大きく見せている。 時折の見たりないというように、腰から下げた酒瓶くちに運び) まぁ、みィんなよくなってよかったネ っと (快気祝い。祝う人が少なかったのは幸い。 仲間内では軽い症状が出たのが数名だけ。そんなことにいまさら安堵の息も漏らして) ――ぅん? (そうやって歩いていた男の視界にちょっとした違和感。ベンチに何かあるみたいだ、なんて、なんだろうかとカンテラの明かり向けながら近づいていく。明かりがしっかり届くころには、そこに少女がいることに気がつくだろう) [Wed 18 Nov 2009 21:53:00]
◆セィナ > ( ベンチに横になッたまま、ただ、 空の闇を視界に映して、 ) …… 、 ( 時折、白く濁ッた息を吐きだす。 ) ( 草の鳴る音、風の鳴る音、 其れに混じり、人の声。 ) ――――…… ぁ、 ( そういえば、 ) ( 白と黒の蝶を最近見なくなッた。 一時は何処に視線を向けても、見付からない事は無かッたのに、 ) …… 何 だッたンでしょう …、 ( ね、と紡ぐ言葉は独り言。 ) ( ゆらり。 揺れるカンテラの灯りにも まだ気付く事も無く、 ) ( 少女はキャンバスを抱き締めたまま、 ベンチに 寝転ンだまま。 開いた眼は 空を映している。 ) [Wed 18 Nov 2009 21:46:26]
◆コークス > (それは少なくない人数が集まって、なにやらがやがやしているような。そんな声。 少女のいるベンチからは見通しの利かない先の話) ― か さま でし っ (そんな声が、騒々しさが少しして。解散の合図が風に乗る。 それは、奇病の回復を祝うと称しての飲み会の解散の合図。 そうして、その人の群れから外れた男の一人が、少女がいるベンチのほうへと足を踏み出した。カンテラぶら下げて、小さな灯り揺らして。それも、少女からはまだ遠い) [Wed 18 Nov 2009 21:40:38]
お知らせ > コークスさんが来ました。 『(少し遠くで起こる歓声)』 [Wed 18 Nov 2009 21:36:17]
◆セィナ > ( 膝に乗ッけたキャンバスを抱き締めて、ベンチに そのまま、横になる。お行儀が悪い、 とか、 今は何故だかあまり気にならなくて、 ) …… ぁ、 ( 真上に見える空は、綺麗な濃紺色。 小さな星が 散りばめられた様に 在り、 ) …… ン −…、 ( 此の状態で描きたいけれど、 それはちょッと難しそう。 ) …、 ( キャンバスを抱き締めたまま、 ぼンやり ぼンやり、 視界に空を 映す。 ) [Wed 18 Nov 2009 21:32:59]
◆セィナ > ( お家でのお仕事を全て終わらせて、絵を描きに公園へ来たのは 良いけれど、 ) ( ベンチに腰掛け、膝に乗ッけたキャンバスを見遣る。 未だ 何も描かれていない 白色。 ) …… ぅー… 手が、冷たくて、…、 ( 思う様に動かせない。 ) ( へにゃり、眉を下げて、 ) …寒く、なりまし た……、 ( 呟く。お父さンが消えてから、二度目の 冬? ) [Wed 18 Nov 2009 21:22:01]
◆セィナ > ( そンな音は、公園の片隅の ベンチで、 ) ……―― ふぇ、…ッ、 …… ッ、 ( くしゃみが出そうで出ない奇妙な感じ。 すぴ、と鼻を啜ッて、 ) … さむい ……、 ( 小さく小さく 息を吐く。吐いた息は 白く濁り、空気に溶けて。 ) [Wed 18 Nov 2009 21:17:20]
お知らせ > セィナさんが来ました。 『 ―― くしゅ ン ッ、 』 [Wed 18 Nov 2009 21:13:45]
お知らせ > ゆのかさんが帰りました。 『 今夜は何を作りましょかねぇ。 』 [Mon 2 Nov 2009 14:16:12]
◆ゆのか > …わたしが案じすぎても仕方ないっちゃ仕方ない。 ( にひ。 苦笑いなぞ軽く零して、よっと地面に飛び降りる。 袋をしっかり手に持って、風が冷たくなる前にゃ家に戻るとしよう ) 乾物はいいダシが取れますしねぇ。 さてさて…… [Mon 2 Nov 2009 14:15:59]
◆ゆのか > ( あむっと唇に咥えて、鼻で調整して息を吹く。 ひゅるり ぴゅるり 高く空気を震わす草笛の音 ) 世は並べて事もなしってな具合が、わたしみたいなのには丁度いい案配なんですけどねぇ。 中々上手くいかないもんだ。 ( 日向と言うには冷たい風に、ぶるっと身震いしてベンチから身を起こす ) あんまり時勢も今は宜しくねぇみたいですけど、冬の前にゃ好転するといいですねぇ。 ( でないと景気がくたばっちまう。袋の中身を確認して、ふすーと溜息 ) [Mon 2 Nov 2009 14:13:48]
◆ゆのか > 保存食の類が増えてるってぇのは… うーん。市場からすると、あんまり良い傾向じゃねぇんですよねぇ。 ( 飢饉とまではいかないんだろうが。こてーんとベンチに横倒しになって、地面に生えてる葉っぱを適当に一枚千切る。 端っこが黄色く変色しかけていて、そろそろ秋も終わりの頃合いってな様相 ) [Mon 2 Nov 2009 14:03:57]
◆ゆのか > ちょいと休憩っと。 ( 赤い着物姿の娘子が、ぺたらぺったら公園を歩く。 適当なベンチの上に、買い物袋を下ろして一休み ) 乾物が結構出てましたねぇ。予想外の収穫ってなもんじゃあるけど、どんなもんでしょうねぇ。 ( ベンチに腰掛け、ぷらぷら足を揺らしながら、空なぞ見上げて一人ごち。 生憎って程でもない曇り空。秋晴れの蒼が見えないのはちょっと残念 ) [Mon 2 Nov 2009 13:54:45]
お知らせ > ゆのかさんが来ました。 『 ふいー。 』 [Mon 2 Nov 2009 13:52:33]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( ロッテの偽装結婚が叶えば、何か変わるのだろうか。 )』 [Mon 2 Nov 2009 01:08:12]
◆エアリー > ( ―――勘違いしていた。 警戒心、あるいは猜疑心が強い娘は、基本的に自分も含めて何もかもを信用しない。 敵は過大評価し、自らを過小評価する。 そして、この状況を覆せるかもしれない天性の勘の鋭さも、そういった精神に阻害されてしまう。 平均的な水準のアウトローともめるようなことは避けてしまうけれど、もしもそんな機会があれば、認識を改められるのかもしれない。 もっとも、もっと上がいるのだからそれで安心できるわけがないと考えるだけなのだが。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:53:28]
◆エアリー > ―――ッ! ( それまでぐっと堪えるようにスローモーだった動作を一転。 素早く振り抜いて、苛立たしげに頭を振る。 ―――何もかもがままならない。 けれど… こういうものなのだろう。 そうでなければ奴隷など存在しない。 ただ、自分が大多数の底辺に位置していて、そこにある者のほとんどがそうであるように、抜け出す術を持たないという… そういえばこの焦燥感は、ロッテの抱いているものと似ているか。 形は違えど、真っ当な手段ではこの状況を覆せない。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:37:26]
◆エアリー > ( 無駄な面倒は起こしたくないし、組み手とかそんなのに付き合ってくれる知り合いはいないし、実戦経験というのが圧倒的に不足していてそもそも実力を確認する機会もないのだけれど、それでも分かる。 分かる、と思ってしまう。 …病で頭がいかれた男一人止められなかった。 ここでも男女という性差を問題にしていいわけがなく、腕力で勝てずとも別の部分で覆さなければならなかった。 殺して良いのなら殺せたと思うが、知能さえ失って見え、それこそ腕力しか残っていないような者に対処できないのとそれ以外とでは、求められる応用の程度が違ってくる。 ) ( つまらない近所のしがらみで暴れ出した病人を取り押さえるのに手を貸して、助けを借りてどうにかベッドに縛り付けることはできたが、一人では難しかったし自業自得とはいえ左手に傷を負った。 内部に刃を収納している物騒なヨーヨーの練習で、右手はテーピングかというくらい包帯だらけになっている。 水仕事などは左手を中心にしていたのだけれど、昨夜の傷でどちらも使い難くなってしまった。 取り押さえた男の子どもが礼のつもりか血止めを持って来たけれど、水で流してしまっては意味がないだろう。 ) [Mon 2 Nov 2009 00:12:04]
◆エアリー > ( 殺し屋の半生を描いた物語を参考に、それがフィクションかノンフィクションかは知らないけれど、とにかく体を動かすようにして、多少は体力もついたような気がする。 けれどそれは、いくらか速く走れるようになったとか、長い距離走っても疲れ難くなったとか、瓶の栓が抜き易くなった、缶のフタが開け易くなった、硬い果物を切り易くなった、水を吸った洗濯物をあまり重たく感じなくなった、そういう範囲での話だ。 だから何だ、という。 ―――確かにマシにはなっている。 けれどこれでは、ゴーテンジやその連れや、スズネの域に達するのにどれくらいかかる? あいつらはどうやって、あの域に達した? …ロッテのところで暮らすようになって一年。 たった一年で何が変わるものかとは確かに思うけれど、ではこれを16年続ければ連中のようになれるのか。 ありえないと思う。 次元が違う。 …ゴーテンジは分からないけれど、その連れはヒトではなかった。 スズネも違うだろう。 であれば、何か身体能力に特化した種族なのかもしれないと諦めるしかないのか。 ハーフエルフという種族柄、根本的に埋められない差があるのだと。 …そうかもしれないがそういうことでなく、対処できなければ虐げられ踏み潰され全てを奪われるだけ。 諦めるなどありえないし、勝とうとしないのであれば生きていることに意味がないとも言える。 …しかし、手段がない。 分からない。 知らない。 ) [Sun 1 Nov 2009 23:52:48]
◆エアリー > ( 最近、ここへ来るときはいつも雨が降っていたような気がする。 久しぶりに星空の下、例によって広場で一人きり、太極拳の形を真似てみる。 ) ( 朝になれば大勢の老若男女がこの場所で踊る踊り。 そのうちのごく少数に感じる違和感が、コロセウムで巨獣を投げ飛ばした格闘家のそれに似ているような気がして真似てみているが、ようとしてコツは掴めないままだった。 …朝、連中の中に混ざることはできないけれど、どのように動いているのかはだいたい記憶している。 体の形だけでなくリズムや呼吸も、上手く真似られているとは思うのにそこまでだ。 当たり前の話、大勢集まってほんの数人にしか違和感を覚えないのだから、自分がその大多数に含まれている可能性は大いにある。 そして、そこから一線を越えるためには、やはり耐える者を選ぶような修練や、天性の素質が必要なのかもしれない。 どんな種類のものであれ、有用な能力を一定以上の水準で身に付けるのに楽な手段はないということか。 まったく、ままならない。 ) [Sun 1 Nov 2009 23:30:25]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( ままならない。 )』 [Sun 1 Nov 2009 23:21:26]
お知らせ > 月葵さんが帰りました。 『きれいなみずを、さがしましょーおー ( 歌声、足音。 全て全て夜のお話。 )』 [Sat 31 Oct 2009 23:20:28]
◆月葵 > ぷはぅ ( 袋の口から顔出すような。水に潜っての息継ぎじみた。 ふるふる揺らす頭の上、向日葵に何でか枯れ草までくっついてる始末。 ) 見付からないー。 ( 漸く、歌う節が口調から抜ける。袋の口をきゅいきゅい縛り直して、小さな肩に背負い上げた。 ぅん、しょっと。 ) きれいなみずを、さがしにー、いくのーよー。 ( 決まった節はつかずとも、明るい声はほろほろ伸びる。 夜の中、今はない月の道筋を辿るように。 夜の中、やわりと纏う雲衣の裾を引くように。 ) おみずのけはいを、さがしましょーうー。 ( てんっ ) ( 足が地面に着く。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:17:18]
◆月葵 > おみずー、たりないかーしらー? ( 弓なりの身体を、更にもう少し反らして、 ) そぉいっ!! ( 反動つけて、一気に起き上がるっ! ) ふいー。のどー、かわいたーのー ( 語調だけ、まだうたう旋律の侭。 真夜中に、場違いなくらい明るい歌声。 背もたれにしていた袋の口をもぞもぞ解いて、中に顔突っ込むような勢いで、がさがさ、ごそごそ。 ) へぷしっ ( くしゃみ。 ) [Sat 31 Oct 2009 23:10:29]
◆月葵 > ぎんをー そめーたー つきあかーりー てらしてー、てらされー ともしーびをー ( くるんくるん、指先が回る。翳した先に、綿菓子のように何かを巻き取る仕草。 ぴっと立てた指をじいっと見上げ。 ) くもはー、まきとれなーいのー ( 歌詞からは外れて、リズムだけが歌う旋律と同じ侭。 ベンチからはみ出した爪先をふらふら揺らす。 ) あまいのーがー、とどかーなーいー ( らら、らー ) ( うたごえばかり、よるのなか。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:56:32]
◆月葵 > ( 暫く見上げている間に、小さな向日葵の端っこが、しおりと下を向く。 ) おつきさまがー、たりないのーよー ( ひとりごとも、拍子がつけば歌のよう。 ベンチの上からもそもそ身体を起こして、抱き枕代わりにしていた背負い袋を、今度は背もたれみたいにして。身体を逆弓の形にして、空を仰ぐのは全身で。 ) ぎんのーふねー くる、くるー 水晶ランタン、ほさきにかざしー ほーしのうみーをー わたってー くーるー ( 遠く遠く、空に向かって広げる両腕、翳す両手。 今は見えない星空も、今は遠いお月様も、いっぱいに広がる雲も全部全部、抱き締めるみたいに。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:26:08]
◆月葵 > ( 夜もそろそろ更ける頃、公園に響く眠気混じりの暢気な声。 ) ……あれー、くもっちゃった? ( 目を閉じる前は雨だったような、晴れだったようなー? まだ瞼が半分落ちたまんまの寝惚け顔が、灰色の雲衣を纏った空をぼぅやり見上げ。 ) ……おつきさま、でなーいー? ( 何処に話しかけているのか。首傾げる仕草に連れて、頭の上で咲く向日葵の花がゆぅら、ゆら。 ) [Sat 31 Oct 2009 22:20:55]
お知らせ > 月葵さんが来ました。 『ふあー……』 [Sat 31 Oct 2009 22:18:31]
お知らせ > サヤさんが退室されました。 [Sat 31 Oct 2009 16:51:42]
◆サヤ > ……チキンヌードルの屋台も遠からず姿を消すなこりゃ。 ( 何しろ屋台を出すのだって危険を伴いかねないご時世だ。 ――まるで軸のズレた憂鬱が口をついたのは、事が事だからなんだろう。 切羽詰ると見当違いの発想に逃避したがるもので、つまりは結局食いそびれた昼食の話 ) [Sat 31 Oct 2009 16:51:36]
◆サヤ > ( 捕らえた男の両手を後ろ手に括って立ち上がらせる。 面にありありと、病気を装い損ねたと苦い色が広がっていた。 尚もシミによる狂乱、責任能力の喪失を主張するつもりなら連れ帰ってくまなく前身を調べなければなるまいが、できればそういうのはパスしたいところだ。 ――締め上げて、それで素直に認めてくれればいいと思う。 いやよくないが。 よくないが ) …あ゛ー。 ほら行くぞ、これ以上手間取らせンじゃねえ、 ( 空を仰ぐ。 そこかしこに、白黒の蝶 ) …………。 ( 過去に幾度も悪魔を退けたというヴェイトス。 しかしこの騒ぎが長く続いたら、今後どうなってしまうのだろう ) [Sat 31 Oct 2009 16:47:34]
◆サヤ > ( 襟首引っ掴んでこちらを向かせてみると、泥に塗れた顔はやっぱりホワイティアとイエロティアの中間のような造詣をしていた。 制服の袖で乱暴に付着した顔の泥を拭い、額から、頬、首筋までを検める。 次いで、袖捲りの両腕 ) 何がどうせ俺は死ぬんだからだこの野郎。 どッこにもシミなんてねェじゃねえか――やぶれかぶれになったフリして幼女に手ー出してんじゃねえよこの××××! ( ××××と書いてロリペドと読む。 雨上がりの散歩を楽しむ市民の皆様もいたので伏せてみたが、きっと手遅れだった気がする ) ……………… ( そう、白黒の蝶があちこちの空を飛ぶようになって、街には真っ黒になった市民や死体が溢れて。 以来、この手の犯罪も数を増したように思う ) [Sat 31 Oct 2009 16:40:26]
◆サヤ > ……っっ!! ( 男が前のめりにこける。 避けきれずにそいつに躓いただけとも言うが、押し潰す形で相手を捉えた。 捕らえた )( ぜーはー ) この、手間ァ 取らせやがってッ……!! ( ぜーはーはー ) [Sat 31 Oct 2009 16:33:10]
◆サヤ > 畜生、これだと埒が開かねえッ… ( 吸い込んだ息が喉の奥にがさついて張りつく。 それに噎せたくなるのを堪えた。 ここで噎せたら確実にあれに逃げられる――逃げる男もそれなりに足に来ているのか、彼我の差はそれ以上開かないが、代わりに埋まりもしなかった。 タイミングも悪い。 警邏中であればペアの片割れもいたんだろうが、生憎昼飯の最中に遭遇してしまったわけで。 ) 畜生絶対ェ逃がさねえ。 食いモンの恨み、思い知らせてやる――… ( 三白眼、逃げる男の背中を見据える。 泥濘に喧嘩を売る勢いで靴の裏を地面に叩きつけ、制服の内側から両端に錘をつけたロープを取り出した ) 許さない絶対にだ――――!! ( 投げる。 足に絡め、動きを封じる為にブン投げたボーラは、盛大に狙いが外れて中年男の後頭部にヒットした。 結果オーライ的すとらいく。 ) [Sat 31 Oct 2009 16:30:03]
◆サヤ > ( 追われる男の足は中年の癖に速かった。 おまけにスタミナの方も、こちらはいっそ感心するほどにある。 ――なんせ、楽しくもないランデブーは商業地区からここまで続いている有様の。 )( この半月ほどでにわかに異常発生を起こしている白黒の蝶には、頭の高さまで高度を下げて飛んでいるやつもいた。 それを掻き分け、走る――走る ) [Sat 31 Oct 2009 16:21:19]
◆サヤ > ( 漸く雲が切れ始め、日時計が遅すぎる働きを始め出して暫くした頃。 それまでの豪雨で地面は酷くぬかるんでいて、走るごとにばしゃばしゃとふたり分の泥飛沫が跳ね上がった ) 待てこの、待ちやがれこのドチクショウッ…!! ( 薄汚れた中年男を自警団の制服姿が追っている。 追われている方はホワイティアとイエロティアの中間のような面構えで、或いは亜人か何かなのかもしれなかった ) [Sat 31 Oct 2009 16:17:58]
お知らせ > サヤさんが来ました。 『( 泥の飛沫が跳ね上がる )』 [Sat 31 Oct 2009 16:14:07]
お知らせ > メルティカさんが退室されました。 『 お ? ( 鞄の中に、キヨの家の地図を発見した。 そういや、交換してたッけ。 )』 [Thu 29 Oct 2009 00:00:26]
◆メルティカ > まッ、考えても仕方無いッか。 ( ン―、と背筋伸ばした後、ベンチから腰を上げた。 ) ( 考えたッて、出来ない事は出来ないし。遣りたい時にやりたい事をやるのが、人生を楽しむコツッてもンだと思う。 正しいかなンて、解らないけど。 ) 家帰ッてー、解れでも縫うかなァ。 ( 外套の。 ) ( 金平糖の瓶を鞄に仕舞いこンで、 ゆるゆると歩き始め、 ) [Wed 28 Oct 2009 23:57:38]
◆メルティカ > ――…… そういえば最近やッて無いかも。 ( 偉大なる悪の大魔王 ごッこ。否、ごッこじゃ無い。パプテス教徒への復讐。 ) ……、 ( 膝に埋めてた顔を、空へ向けて。 ) ――――――、 ( 久し振りに遣ろうか、 と思う。 ) ( あァけど前に怖い目に遭ッたン だッた。 ) …、 ( 薄手のカーディガンめくッて、己の腕を見遣る。 白くて細くて、なよッと。 ) ……… この細さのまンま力付かないかなァ。 ( 筋肉で出来た女なンて色気無いしー、 と色気の無い小娘が言ッた。 ) [Wed 28 Oct 2009 23:47:16]
◆メルティカ > ( 公園の隅ッこに在るベンチに、膝を抱える様に 座り。 ) ……――あーあー…、 ( 何度目かも解らない溜息。 ) ( 着物ッつーのはきつかッたけど、仕事自体は楽しかッた。なンだかンだで友達も出来たし。 ) ……けどねー、終わるとなァンも無いしー。 ( 上半身の力抜いて、抱えた膝に顔を埋める様に。 まるで、拗ねた子供だ。 ) … 店に来るな ッて、 にーにーも 言うし、さァー…。 ( 黒い病気ッてやつで暴れる輩が居る、ッて話だけど。暴れる輩なンてそこら中に居るンだから、 とか、ブツブツ 独り言。 ) [Wed 28 Oct 2009 23:37:23]
◆メルティカ > ( 初ッ端から失敗するとへこむンだが、さておき。 ) ――― 星みたいだ。星の欠片… 粒? ( 金平糖の入ッた瓶を空に掲げながら、ポツン、と呟く。 ) ( 短期の仲居の仕事終わりに、餞別で貰ッたお菓子。なンだが食べるのが勿体無くて、結局10日位経ッた今現在も、貰ッたまンまに 残ッてる。 ) ――― 煌耀もキヨも、元気かなー。 ( また会おうね、ッて交わしはしたけれど。連絡先が解らないッてオチ。 ) ( 大きく溜息吐いて、飛び回る白黒の蝶を手で振り払ッた。 ) [Wed 28 Oct 2009 23:27:54]
お知らせ > メルティカさんが来ました。 『( ―― 星みたいだ。』 [Wed 28 Oct 2009 23:23:32]
お知らせ > 清獣朗さんが帰りました。 [Wed 28 Oct 2009 01:12:04]
◆清獣朗 > ハハハッ。それはとても怖そうだ。…そういえばくじらとはなんだろうな。俺もわからん。 (うん。鯨を立てるってやはり意味がわからない) それは残念だ。お得感がまるでないな。 (そう言って猫は少女をからかう) なるほど。それはある意味道理だ。ふふっ、まあ大丈夫だろうよ。多分な。 (猫には笑い話でも少女にはご飯に関わる必死なこと) (彼女が握った手は想像通りのプニプニの肉球で。) [Wed 28 Oct 2009 01:11:55]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 やっぱり肉球なんだろうかと、手なんか握ろうとしてみよう。 』 [Wed 28 Oct 2009 01:01:23]
◆だいだら > 私の目くじらはすごいからね。だってこんなに大きい目をしているんだもの。くじらを立てたらすごく大きくなるよ。ところで、目くじらの”くじら”って何だろうね? ( 文字通り鯨のことだろうか。 ) うん、歓迎するよ。「だいだらの知り合いです」って言えば入場料が半額に…なりません。 ( 一座の中では発言力の低い私の友達だって言っても、やっぱり2000エンだろう。 ) うん、ちょっとびっくりした。だって私は1万とか2万だもの。おおよそ倍と考えると、50万の収入の人が100万の収入の人にびっくりするようなものだよ。 ――じゃ、じゃあ早めに来よう。朝とか。 ( 朝ならまだあるはず。 ) 清獣朗。うん、よろしくね。 ( 目立つのはお互い様。お言葉に甘えて是非送ってもらうとしよう。 ) [Wed 28 Oct 2009 00:58:30]
◆清獣朗 > まあそれはもう暫く後の事になりそうだがな。今暫くは男の子扱いされても目くじら立てない事だ。 (一つ目でも美人は美人――――流石にそれは無理があるか) あの辺りには訪れた事がなかったな。その値段なら俺でも見れそうだ。今度行かせて貰おう。 (どんなに人間っぽかったとしても猫は猫。やっぱりそこはくすぐったい) 驚く程の稼ぎだったか? (何度も死ぬ思いをする事があってたったそれだけという気持ちもある。いややはり奴隷には充分な稼ぎか) それまでに誰かにすっかり取られてしまわなければいいな。 俺は清獣朗という。よろしくなだいだら。 (猫は微笑み名を名乗る。戻るのならば送ろうかと聞いて――――ああけど俺のような奴が近くにいたら悪目立ちして仕方ないか) [Wed 28 Oct 2009 00:52:35]
◆だいだら > う、うん……そうかな?そうだよね。私だってもっと女らしくなってさ、芸能横丁の美人さんって呼ばれるように―― ( 一つ目じゃ無理か。 ) 興味があったら、今度見においで。今は客足が遠のいて暇しているから―― 入場料は一回2000エンだよ。 ( くすぐったそうにするのを見ておぉ、と内心で驚き。やっぱり猫だ。そして私はテクニシャンであることを自覚した。 ) ごま…!ななま……!よんま……! ( 私なんてやっとこ3万で、そこまで届くときも少ないぐらいなのに。…でも、奴隷で刀を差しているってことは、危ない試合とかに出てるのかなと思えばその値段も少し納得か。 ) うん。栗の木。明るくなってからまたくるつもり。 ――と、私、そろそろ戻らなきゃ。ねえ、猫。お前の名前を教えてくれる?私はだいだらって言うんだよ。 [Wed 28 Oct 2009 00:37:29]
◆清獣朗 > ハッハッハッ!拘るなやけに。男らしい女も女らしい男もいるのだ。それにそなたはまだ幼い。あと少し年が経てば誰の目にもわかるであろうよ。 (猫は声を挙げて笑ってしまった。それは自分にとっては些細な事のように思えたから。しかし人間にとっては見た目は重要な事なのだろう) 世辞を言ってくれる。まあその幻想一座で働けない訳ではないとは思うがな。 (きちんと許可を取れれば副業の感覚で出来るとは思う。近付いて喉を撫でられると少しくすぐったそうにグルルルと喉を鳴らす) 5万……それから多くて7万の辺りだな。手元に来るのは結局4万程になるか。―――ああなるほどなるほど、これは大きい木だと思ったら栗の木だったのか!だから暫くはご飯は栗だと。 (コロセウムは不況だけどそれぐらい稼いではいる。そして真上の栗の木を見上げてまた笑う。栗ご飯食べたことあるけど美味しかったです) [Wed 28 Oct 2009 00:31:52]
◆だいだら > うん、まあ、そうだってことは教えて貰ってたけど…でも見せる以外に証明する手段が無いんだ。女の人の格好なのにおちんちんついてることもあるし、見た目で判断すると、痛い目を見るぜ。…って、この間酔っ払いのおじさんがいってた。 ( そうはいっても、見た目で判断してしまうものである。 ) ………あ……そうなんだ…。そっか、そうだよねえ。お前みたいな猫を放っておかないよね。残念だなあ。 ( そう言うと、おもむろに猫の喉の辺りを撫でようと。だいだらは意外と気安い奴だった。 ) い、幾ら貰ってるの。返答次第では、私はショックを受けるかも。あと、栗の飯じゃなくて栗だけなんだ。御飯はついてこないんだ…。 ( 栗御飯、食べてみたいけど。 ) [Wed 28 Oct 2009 00:12:14]
◆清獣朗 > 幼くても婦女子なのだ。公共の場でみだりにそのような事をするものではないぞ。 (ぺろーんしちゃ駄目だぞと) ………ふむ。人とは一線を画したものの集まりか。確かにそれは俺にも当てはまる。 (刀持って両足で立つ猫なんて早々いない) しかし誘いは嬉しいが俺の身の上は奴隷だ。今はコロセウムに所属している。主とも言えるそのコロセウムの許可なく勝手は出来ない。申し訳ない。 (丁重にお断りの言葉を述べた猫) それにこうみえて給料は稼いでいるからな。栗の飯は嫌いではないがその額ではちと不満だ。 (ニヤリと笑い余計な一言) [Wed 28 Oct 2009 00:05:58]
◆だいだら > わかればいいのです。判らなかったらおまた見せなくちゃならないところだった。 ( ぺろーんて。 ) 幻想一座っていうのはね、私みたいな人とはちょっと違うのを集めて見世物小屋をやっているところなんだ。今は芸能横丁でお仕事しているの。だから、お前もそこにおいで? ――って、もうどこかの見世物になっているの?お給料はどれぐらい出ているの?うちにくれば、最低一万エンはもらえるよ。御飯も出るし、寝るところもあるし―― あ、御飯はしばらく栗ばっかりになるかもしれないけど――…。 [Tue 27 Oct 2009 23:53:30]
◆清獣朗 > それは失礼した。俺の目が曇っていた為に不快な気持ちにさせてしまったな。 (真面目な口調で謝罪する。しかし故郷で話に聞いていたが一つ目の妖怪は実際に目にするなど俺は初めてだ) ………籠に?幻想一座……どういう事だろうか。見世物には既になっている。説明して貰えると助かるぞ一つ目の少女。 (籠を下ろされてもどうしたものか。小首を傾げて奴隷は聞く) [Tue 27 Oct 2009 23:49:18]
◆だいだら > …小僧じゃないよ。私は女だよ。おちんちんついてないもの。 ( む、という表情をする。こんな一つ目でも、女の子扱いされたいらしい。 まあ、いい。二本足で立って腰に刀を差して喋れる猫なんてすごく珍しいし、一座に連れて帰ったらお客も集められるかもしれない。――と、相手が奴隷である可能性すら考えずに思うのだった。 ) よーし、猫。この籠にお入り。私がお前を幻想一座に連れて行って、見世物小屋の芸人にしてあげる。お前なら、きっと人気が出るよ。さあ。 ( そういって、私は背負っていた籠を降ろし中に入るように促した。 ) [Tue 27 Oct 2009 23:32:32]
◆清獣朗 > (猫もぱちくり。屈んで何かを拾っていた子供の顔にはそれはもう大きな一つ目があった。故郷に伝わる怪談話でそんな話がなかったっけ) の、のっぺらぼう…!? (じゃなくて) ……一つ目小僧? (凹凸に乏しかったから間違えたらしい。お互いにどっちもどっちな驚きである) [Tue 27 Oct 2009 23:27:07]
◆だいだら > あ、あった……栗、く…? ( ようやくお目当ての栗を見つけたところで、私は誰かに話しかけられる。その人はちょうど地面に蹲る私の目の前に居て、私はゆっくりと顔を上げた。相手が私の一つ目を見るのと、私がその猫の姿を捉えるのは恐らく同時だろう。普段ならすぐに自分の眼を隠すところだったけど、私は相手の姿にすっかり驚いてしまって。 ) ね―― 猫だ…!おったまげた!しかも腰に刀まで差してる! ( 猫の妖怪だろうか? ) [Tue 27 Oct 2009 23:14:24]
◆清獣朗 > どうかしたのか。 (近付けばその人影は小柄な人間なものだとわかる。その見た目とアンバランスな声は狼狽えているような様子の人物に声を掛けるだろう) 近頃は危ない。君のような小さな人が出歩くには危ない時間だ。 (頭の長さまである二股に別れた尾をゆったり背中で揺らしながら、二足歩行の帯刀した猫は喋る) [Tue 27 Oct 2009 23:09:34]
◆だいだら > ( 私は暫くその痛みに悶絶し、頭を抑えて暫く唸っていた。 ) こ、こんな――― 作り話みたいな……! ( 栗が落ちてきて頭に当たるとか、よく聞く話だけどそんなに無いと思う。例えるなら雪の日に坂道で転んだら、大きな雪だるまになりながら転がっていってしまうとか――そういうレベルだと思う。でも、目に入らなくて良かった。あんなイガイガが目に直撃したら、私はただじゃすまない。 ) う、うう、でも栗を手に入れたぞ。 ――あれ?あれ?どこ? ( たった今頭を打って転がっていった栗を探してがさごそと探し回る。近づいてくる気配にはまだ気付かない。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:54:06]
◆清獣朗 > (暗闇で蠢く影が見えた気がした。フードをすっぽりと被った人間大の三毛猫は大きな木の方へと早くも遅くもない歩みで近付いていこうとするだろう。) [Tue 27 Oct 2009 22:49:50]
お知らせ > 清獣朗さんが入室されました。 『??』 [Tue 27 Oct 2009 22:43:28]
◆だいだら > …やっぱりダメか。私、聞いた事がある。栗の木はすごく頑丈だって。 ( ふす、と吐息を一つ。そしてその木を見上げた。暗くてよく見えないが、栗の木はすごく大きい。多分、だいだら20人分ぐらいの高さがある。折角栗を持って帰れると思ったのに…野草ばっかりだと一座の皆は私に文句を言うのだ。だからと言って、野良犬を捕まえてこられても私はとても食べれないし。 ) ―――ん? ( かさ、と頭上で何か音がした。なんだろうともう一度見上げてみるけど、やっぱり何も見えない。すると―― ) ぎゃっ!? ( ぼすん、と頭に何かが当たって私は仰向けに倒れた。てん、てん、てん、と何かが転がる音が聞こえる。 ――栗だ。栗が落ちてきたのだ。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:41:31]
◆だいだら > ( 栗。栗はご馳走である。落ちてるのを拾っても誰も文句言わないし、私も栗は大好きだ。そして私は今、宝の山に踏み込んだに等しい。 …しかし暗いせいか、それとももう誰かが落ちている分は取っていってしまったのか、その周りを幾ら探しても中々栗が拾えない。 ) ううう、私の分も残してくれればいいのに…!いや、でも、まだ私の頭上には沢山あるんだ。それを手に入れれば良いんだ。 ( 私は栗の木の前に立つと、ぐ、と腰溜めに構えて! ) とりゃー!! ( 木を思いっきり蹴った。天を裂き、大地を割るだいだらの蹴りは、見事に栗の木を全く揺らしもせずに終わった。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:34:34]
◆だいだら > ( スベリヒユは茹でて食べます。でも沢山食べ過ぎるとお腹が下るので大変だ。下ったものはどうせ私が片付けることになるので、なるべくなら硬い便を出してもらいたいものだ。 ) …お姉さん、大丈夫かな。お腹空かせてないかな。 ( はふ、と溜息を吐きながら考えるのは、病院で別れたしょっきんぐぴんくのお姉さんだ。やっぱり無理を言ってでもついてまわるべきだっただろうか。今どうしているんだろう、心配だ。 ) …… 痛…っ ( 考え事をしながら手探りで地面を漁っていたら、指先に何か鋭いものが触れた。思わず手を一度引っ込めて、指先に何も異常が無いことを確認すると、今度は足でがさがさと払ってみる。すると何かが転がって――。 ) 栗だ――! ( 私は興奮した。ということは、目の前にあるこの大きな木は。 ) 栗の木だ――! ( 私はますます興奮した。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:27:47]
◆だいだら > ( こんな時間に野草集めに来るのも理由がある。最近は自警団やら騎士団の人やらがあちこち見回っていて、一人で野草なんて集めていたらすぐに声を掛けられてしまうのだ。別に悪いことをしているわけじゃないけど、見つかったら色々と面倒そうだし。 ) う、ううん…でも真っ暗でよくわかんないや。 ( 今日はお月さんは出てないし、灯りだってただじゃないから火は点さずにいるんだけど。 ) こ、これー、はー。スベリヒユかな?スベリヒユだよね? ( じ、と大きな眼を凝らし、その形状を確認。…多分大丈夫だ。背中の籠にぽいっと入れて。一座に付いたら確認すれば良いや。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:19:26]
◆だいだら > ( 現在、私が身を置く幻想一座はちょっとしたピンチだ。座長が例の黒くなる病気で病院に入院ってことになった。やあ!これで暫くは私達の給料をピンハネされずに済むぞ、とみんなで喜んだのもつかの間。今度は客足がぱたんと途絶えてしまった。そりゃあ、そうだ。街がこんな風におかしな状況になって、身体を真っ黒にした化け物が歩いているというのに、どうして化け物を見たがるというのだ。金なんて払わなくても、身体を真っ黒にして暴れる連中を見れるのだから。このまま座長が死んでくれれば次の座長は一番の古株の――… なんて話も、客がこないもんだから途絶えてしまった。そりゃあそうだ。客の来ない一座の座長なんて、誰がやりたがるというのだ。 ) へっくしょーい! ( わざとらしいくしゃみをするのは、そんな一座のみんなの御飯を確保する為に野草集めに来た私だ。鼻が無いのでそもそもくしゃみはでないのだが、そろそろ寒くなってきたし、誰かが噂してもくしゃみが出ないなんて損した気分だし。だから自分でくしゃみをしてみただけ。 ) [Tue 27 Oct 2009 22:14:27]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 野草集め。 』 [Tue 27 Oct 2009 22:08:03]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( やるからには必ず殺すとして、単純な報復の可能性も――― ロッテは、どうするだろう。 )』 [Tue 27 Oct 2009 01:26:03]
◆エアリー > ( ―――今ならまだ、ロッテは優しいお姉さん。 ここで手を引くべきではないかとも思う。 偽装結婚して財産手に入れるのは、メアリアンが兄を殺したこと… はともかく、兄の死を自分の胸の内にだけ秘めているのが前提だ。 素性の知れないような個人がトウィードル・ロッドの死を知っていたところで問題はない。 ロッテが偽装結婚を果たしてトウィードル役の男にはさっさと行方不明になってもらえば、社会的信頼のない証言は跳ね返せる。 …しかしヴェクはどうだ。 マフィアのボスの息子。 その立場はヤクザ者には違いないけれど、連中は金を持っていて、組織をまとめるだけの教育を受ける。 よく知らないけれど、安っぽいマフィアの武勇伝に登場するキャラクターとしては、ボスの子どもというのはそんな感じだ。 場合によっては家族をバックにつけて、表通りで政治家やるようなこともある立派な 『市民』 なのではないか。 ) ( いずれにせよ、トウィードル・ロッドの死を確認する方法はないだろう。 メアリアンから話を聞いていたとしても、財産を乗っ取るという意味でならメアリアンさえ消えればいい。 あとのことは、どうにでもなるかもしれない。 けれど、何かでもめ始めたらどういうことになるのか。 法律は分からないが、死体がないではきっと済まない。 ) [Tue 27 Oct 2009 01:20:55]
◆エアリー > ( ロッテはメアリアンがロッテに話した事を、他の誰かには話していないと思っているようだけど、ヴェクもメアリアンがアイゼンリッターの素性を知りたがっているとは把握していたし、それで願いが叶うと言っているのも知っていた。 願いの内容は忘れたと言うが、本当だろうか。 叶うわけがないからどんな願いか確認しなかったというのも頷けるが、ロッテのように、兄のトウィードル・ロッドが死んでいるところまで聞き出しているかもしれない。 ヴェクに比べたらロッテの見た目はまだまともだが、ロッテに話してしまうメアリアンが、他の人間には話さずに隠し通せると言えるのか。 …自分がロッテを侮っているだけで、たまに機嫌が良い時のように接していれば、メアリアンには信頼されているのかもしれない。 しかし、性格ってあるだろう。 …ロッテはアイゼンリッター絡みでメアリアンに協力していないと思う。 むしろ止める方が大人の意見、信頼感も与えられるかもしれないが、ヴェクは何かしら協力したとにおわせていた。 具体的には分からないし、その協力が何にもならなかったのかもしれないとは言っていたが、アイゼンリッターから連名で敵視されている関係というのは、それなりに密なものではないのか。 ) [Tue 27 Oct 2009 01:07:45]
◆エアリー > ( 例の踊りを真似てみて、やはり何も掴めないまま地味に疲れた身体を休める休憩時間。 このところ、合間合間に考えるのはメアリアン殺しのことばかりだった。 ―――先日会ったラース・I・ヴェクという男。 メアリアンとセットで自警団員殺しに関わっているというビラを撒かれた彼は、暗黒街のマフィア【ウロボロス】の次期ボスだとか。 二人には面識があり、どのようにして知り合ったのか知らないが、ロッテと知り合ったメアリアンがあいつと知り合いでも驚くほどのことはない。 問題は、ヴェクが誰かにメアリアンを紹介することができる、ということ。 それほど密な関係ではないようだし、協力というのもアイゼンリッター絡みで利害が一致しただけ。 …互いに仲間のような意識はないと思うのだが、ヴェクはアイゼンリッターとは別件でメアリアンに危害が及ぶとしたらどう出るか。 次代のボスが軽率なことはしないと思う一方、動員できる暴力の規模はロッテの比ではないだろう。 考え難い話ではあるが、保護されたら手を出せないし、共通の敵とみなされて攻撃を受けたらおそらく一たまりもない。 あのときクラブで従えていた、お供の女一人さえ、殺せるかどうかは怪しいものだ。 ) [Tue 27 Oct 2009 00:53:51]
◆エアリー > ( 傘も差さずに物思いにふける姿は辛いことでもあったのかというところだけれど、虚空を睨む表情は沈んでいる風ではなく、あまり目つきのよろしくない目を閉じると、いっそ心地良さそうなくらいだ。 タイトなジーンズにタンクトップを着て、夜だというのにパーカーのフードを目深に被っているのも雨天ならおかしくはないだろうか。 どちらにしても運動する格好ではないし、それをいうのなら雨に打たれてじっとしているのがおかしいけれど。 ) ( 奇病、あるいは呪いから逃れるように、足はこの場所へ向いた。 人がいない開けた場所というのもそうだけど、緑が多い場所は落ち着くし、実際に疲労感が軽減されるというか、体力の回復が早いような印象を持っている。 感覚的なもので確証はないのだけれど、一度だけ都市部から離れたとき、野宿があまり苦にならなかったのは確かだ。 むしろ街で寝起きするよりも調子が良かったくらい。 …それは、逃亡奴隷という身の上で、周囲の人間全てが仮想敵という状況から脱したからかもしれないが。 ) [Tue 27 Oct 2009 00:42:30]
◆エアリー > ( 呪いだ。 奇病と言われていたそれは、感染源が幻の蝶ではないかという噂が流れてからこっち、より理解し易い表現に形を変えた。 たまに口をきく近所の住人がそう呼んでいたというだけで、一般の認識は知らないけれど、どちらにせよ原因不明という点を納得するための言い回しでは、大した意味がない。 …もっとも、医療行為ではなく呪いを解くような、テンプルの領域で解決できることなのかもしれないが、明るい話は聞こえてこなかった。 ) ( 例によって、朝には太極拳に勤しむ人間が集まる広場。 奇病の流行に雨天とあっては、夜の今、いつもに増してひと気はないけれど、その広場を一望するベンチに細身の女が腰かけている。 ) [Tue 27 Oct 2009 00:07:33]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 近所からも、蝶の呪いにかかった者が出た。 )』 [Tue 27 Oct 2009 00:00:07]
お知らせ > アルスさんが退室されました。 『起きたら下着とか布団が凄いことになってましたとか…』 [Sun 25 Oct 2009 02:49:06]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『(翌朝、淫夢に苛まれたアルスは宿で眼を覚ますことだろう』 [Sun 25 Oct 2009 02:47:48]
◆アルス > ぁ……………。 (苛められながら犯される快感…本人の知らない領域まで侵されたらしく… 身体の方がこれ以上は無理と意識を遮断して逃れようとしたようなのだけど… 夢の中で更に追い込められて…逃げる場所も無くなった少年風 今は相手の腕の中で意識を手放していて…) [Sun 25 Oct 2009 02:45:04]
◆ディーフィール > また行っちゃった。 ほら、アルスちゃんは虐められていっちゃってるマゾじゃないの? (ディーフィールからしてみればナンパして襲ってみたら喜んで虐められる子でした。という状態。遠慮なしに責めに入り。気を失っても、きちんと服を調えて暖かくしてから夢の中まで追いかけてマゾだと認めさせるつもりらしい。 あまり絶頂しすぎてそれど頃ではないかもしれないが。 力が抜けたアルスの体を抱きとめれば様子を伺いつつ風邪を引かない程度に絶頂をさせるためにまた動くのだろう) [Sun 25 Oct 2009 02:39:46]
◆アルス > んぁ……ぁ…ひ、ゃ…あ、あああんっっ?!!(絶頂の後の思考の鈍さから…緩慢に舌を出して自分の精液を舐め取っていた少年風… 腰の動きが急に激しく… 一番奥へ挿入されてしまうと苦しさからか口が大きく開いて息が漏れて…)ぁ…あぅぅ……そ、そんなに激しく……ぁぅう……ひぃ…そ、そっちは…ぁ…(更に先程達して…敏感になっている男の部分に再び手が…指先が苛めるように触れてくると気持ちよすぎるそれに腰をひねるように逃げようとして…でも奥まで突かれるてそれは全く適わず)ぁ…ひ、ひぃ…んぅぅ…にゃ…ぁああんん!!!(快感の波が強すぎて…経験の足りない此方……激しく痙攣しながら再び絶頂すると…力が抜けたように茂みに上体が崩れ落ちて) [Sun 25 Oct 2009 02:32:46]
◆ディーフィール > ふふ。 おいしいでしょ。 アルスちゃん。 自分の出したものはちゃんときれいにしないと駄目だよ? そうしないと、こっちにごちそうは上げられないからね? (そう告げて腰の動きの激しさを一気に増していく。 そのまま、彼女の子宮まで突き入れるでは内科というような勢いで突き動かしながら、掌が綺麗になったのなら再び肉棒を虐めに指先が張っていくだろう) ふふ。 アルスちゃん。 ちゃんと応えないと、いつまでも終わらないよ? (相手は淫魔である。 こと性に関しては淫魔のほうが数段も分があるんだよ、と囁いていく) [Sun 25 Oct 2009 02:25:25]
◆アルス > そ、それ、ぇ……は……。(絶頂してしまった少年風…答えに窮していると…相手の手…先程気持ちよくはなった自分の物でべっとりしたのがきて)…ぅ……そんなの…ぁ…んんんぅ……ひゃ…んむぅ…(ぴちゃ、と舌を伸ばして精液を舐め取る… 胸が弄られると絶頂している時の気持ちよさがまだ続くようで…中にまだ入っている相手の其れをきゅきゅと締め付けながら相手の掌を舐めていく) [Sun 25 Oct 2009 02:00:21]
◆ディーフィール > 違うの? 虐められながらだらしなく精液を出しちゃったアルスちゃんはマゾじゃないのかな? (きゅぅと締め付けてくる感覚を心地よく感じて、一度一番奥まで突き上げて動きを止めた。 手の中に溜まった精はそのままアルスの口元へと運んで) 綺麗にしてね。 アルスちゃんがだらしなくいっちゃって汚しちゃったんだから。 そうしないと、動いてあげないよ? (ピンク色の乳首を指の腹で玩びながら、焦らしつつ絶頂の快楽を引き伸ばすようにしていく。 耳から首筋にかけても舐め上げては軽く噛み休ませない) [Sun 25 Oct 2009 01:55:01]
◆アルス > (後ろから犯してくる相手。 突かれる快感 が 気持ちよすぎて 秘所から溢れてきて)う、うん、嫌…じゃなくて…凄く…ぁ…いい…です…っふぁ…・ぁ…!(男の子の部分も握られると一瞬ぎゅうっと膣が強く締まってきて…苛められるような扱き方に嬉しそうな声を漏らして)ち、ちがうお……まゾじゃ無くて…ふぁ……あぅぅ、だ、駄目、一緒に触られたら我慢が…ぁ、ひ…んんんっっ!!!(がくがくと腰が割と激しく痙攣するように震えて…一気に絶頂してしまったのか相手の手の中に精を放って)ぁ…ぅう…ん、んぅ……ぁ…っ(快感の波が収まらないのか身体が敏感になりつつ絶頂を味わっていって) [Sun 25 Oct 2009 01:50:21]
◆ディーフィール > アルスちゃん。 自分から腰振ってるよ。 嫌じゃなかったのかな? (更に耳元で意地悪をするように囁いていく。 こちらはリス無をわざとすらしてアルスの求める快楽よりも大きな快楽を与えようと肉棒を突き入れる。 片手は、アルスの男性器を包み、更に敏感な部分を虐めるようにしてこすりあげる) アルスちゃんは、襲われて感じちゃう、マゾなのかな? (耳元を再び噛む。 責める動きは一定のペースを保っていて。 アルスの快楽を喰らって行く。 空腹が満たされるのを感じれば調子も上がっていく) [Sun 25 Oct 2009 01:42:27]
◆アルス > (感じすぎたところに弱い胸を弄られて力が入らなくなったのか乳首を抓られる度に秘所が良い具合に締まって甘く声が漏れて)ぁ…ひ、ぃ……ほ、本当にそうじゃなくて…ぁ…う、あぁ…?!(後ろから押されてそのまま茂みに倒れこんで…流石に受身まではいかないが四つんばい状態としてしまって) な、な、なに、それ、こわい。(欲しくて仕方が無い、と指摘してくる相手…同様したように素直に怯えて…四つん這いの上に乗るようになった相手からしかし逃げることもできず…濡れて口を開いた女の子の部分に相手の其れが当たればむしろ求めるように濡れている状態で)ふぇ…な…ゃあ…んん、はぁ……んんんっ!!!(一気に奥まで。背中が少し丸くなって…でも逃げられない快感…少しばかり残っていた抵抗も完全に消えて)ゃ……ぁ…んん………っっ(おとなしく奥まで突かれると小さく声を上げながら相手の其れを締め付けるように、自分の気持ちいい場所をこすりつけてきて) [Sun 25 Oct 2009 01:37:32]
◆ディーフィール > こんなにして言い訳はできないよ? もしかして、こんな風に襲って欲しくて声かけてるの? (敏感な乳首をくりくりと抓ることを止めずに、自分の肉棒を取り出して、そのまま、アルスの背後へと周り、彼女を背後から押し倒すようにしてしまおうと) ふふ、男の子も女の子も欲しくて仕方が無いみたいだね。 先ずは、女の子を虐めてあげるね。 (そう告げれば、そのまま自分の肉棒をアルスの秘所へ突きたてて奥まで突き上げてしまおう) [Sun 25 Oct 2009 01:25:23]
◆アルス > (奥へといわれて…やめて、と言わない辺りはもうスイッチは入っているらしく 指が秘所中を動き出すとすでに感じ始めたそこが更に刺激されて腰が震えて)…あ、ゃゃ…うぅ…ゆ、指動かしちゃ……ぁ…ピゃうゥゥ〜…っ!?(すっかり形を変えた男の部分…弱い先端に爪がかかると普段は保護された部分が強烈に痺れて悲鳴を漏らし…その状態で奥の方へ誘導されると…つりそうなくらいに緊張して震えている脚が動いて更に感じてしまって)…そ、それは…ぁ…汗らって…っ!…ち、ちがうから…抓っちゃ…ひゃぅ…だ…だめ…ぇ…っっっ。(薄い白い肌の胸…先端だけ尖ったピンクのそこは敏感すぎるようで…摘まれた途端に ビクンッと痙攣して…指でかき回されていた秘所から熱い液体が少量…ちろろ…と垂れてきて) [Sun 25 Oct 2009 01:21:30]
◆ディーフィール > そう? それじゃ、もう少し奥の方に入っちゃう? (言葉とは裏腹にすでに十二分に濡れている秘所をかき回しては笑みを浮かべる。 硬くなった男性器を玩ぶように指先を動かしつつ、敏感な部分を軽く爪で引っかいてしまおう。 傷つけないようには気をつけて) こっちに、ね。 (ベンチから少し茂みに入ったところ。 すぐには見つからないがその気になって探せばすぐに見つかりそうなところではある。 そこへとアルスを引きずりこんで。 未発達な胸を摘み上げた) いや、って言っている割には、濡れてるよ? アルスちゃんってもしかして虐められて感じちゃうタイプかな? [Sun 25 Oct 2009 01:11:47]
◆アルス > そ、それは……ぅー……ぁ、ヒゃ…ぅーーー!!(耳朶に来る感触と言葉…力がきゅぅと入って 手で包まれた男の子の部分は軽く脈打ちながら硬くなって行って) 一緒……一緒って……じゃあ……ぁ。 (相手の指が女の子の部分に触ったときに明らかな水音がしてしまって… ) や、やだ……いや、です…こんな……(公園…それも人が割と来そうなベンチの付近で…貧しい胸と、両方付いた下半身…どちらも未熟な其れを露出させられて…少し当たる風がまるで視線のように感じてしまったのかゾクゾクと足の先から頭の上にまで妙な痺れを与えてきて…とろけた様な甘い息をこぼしていった) [Sun 25 Oct 2009 01:07:11]
◆ディーフィール > ふふ。 アルスちゃんは両性なのかな。 両方あるねぇ。 (耳元でささやけばそのまま軽く噛んであげよう。 滑り込んだ手はそのまま男性器を包み込み、女性器を指で解していく) 私と一緒だね。 アルスちゃんは。 (そして、出来れば、待って欲しいと告げてくることに) だめ。 あんまりアルスちゃんが感じやすいからもっと虐めたくなっちゃた。 (クス。と笑みを浮かべ、胸と下半身をはだけ、露出させてしまおうと) [Sun 25 Oct 2009 00:59:43]
◆アルス > (言われた言葉に頬が赤くなる。 なぜって…無いものをあるといわれたからで)……ぅー……う、にゃっあ? (何か言い返そうとしていたら、下半身に感触…冷たいのが、少し熱くなっていた股間へ触れてくると少し逃げようと動くも力は入らなくて) で、できれば……ふぅ……んぅぅ…。(服の中に入ってきた手…直に肌に触れられると何か不思議なくらいに心地よくて口を閉じて声が漏れるのを抑えようとするも喉の奥から出る快感による声はとめられなくて…) [Sun 25 Oct 2009 00:54:48]
◆ディーフィール > ふふ。 やっぱりちゃんとおっぱいはあるんだね。 (わざと卑猥に聞こえるようにささやきながら、ガードをされてしまえば、其の手はするりと彼女の下半身へとすべり、服の内側から股へと触れようとする。 おそらくは男性器に触れることになるだろうけれど) ふふ。 待って欲しいのかな? (そう告げつつも手は止まることは無い。 反対の手も服の内側へと滑り込み、胸をじかに揉もうと動かしていく) [Sun 25 Oct 2009 00:48:18]
◆アルス > (自称”勇者”はただの人で…こういう情報を集めて最後は見事に解決するとかそんな展開には縁が無いらしく、あっさりと信じているようで) そ、それは…嬉しいけど……ちょ、っと…待……ぅ…っ?!(見た目では殆ど厚みの無い胸…服の上から触れば…僅かに柔らかいような気がする程度の膨らみ(Aマイナス)。 それでもくすぐったい所に触ったらしく、僅かに反応して肘を下ろして…格闘家のようなガードをしようとしてきて)…???い、いや、別に疑ってるわけじゃないですし……う、わっ!?(触ってくる手が少し気持ちよくて、身体が抱くように押さえられると…寒い外なので少し心地よいらしく…おとなしくしていて) [Sun 25 Oct 2009 00:42:56]
◆ディーフィール > うん。 (わざわざ理解をさらにややこしくする必要は無いわけで。 認識を否定するようなことはせず) だから、アルスちゃんに興味があるから、だよ。 (近づく理由をそう告げて。 今度は首筋には触れずに、服の上から胸を触ってもんでみようとする。 当然のように手つきは淫魔らしさをふるに活用してアルスが感じるようなポイントを探しながら揉んでいくだろう) そうなんだ。 私としては女の子っぽく見えるんだけど、確かめるにはこうするのが一番だよね? (そんな手つきの理由を告げながら逃げられないように体を抑えようとする) [Sun 25 Oct 2009 00:34:02]
◆アルス > 事故……そうなんだ……(少しだけ眉を潜めて悲しそうな顔をして… よく分からないけど事故で色々大変なんだろう程度の認識はしたようで ) そ、それは、冷たくて、びっくりしたから…っ、て、な、何で近づいてくるの、かな・・・?(良い声とか先程の悲鳴を揶揄されると…頬が赤くなって、 何故か近づいてくる相手…首筋を護るように両の手の平で首筋を護るように覆って) い、一応、魔法も使えるし… ぅ、うー…わっ?(相手が女の子に見える…なので抱き締めてくる相手を無理によけることはせず… 性別について聞かれるとちょっと沈黙)……見ての通り、だよ…。 [Sun 25 Oct 2009 00:25:46]
◆ディーフィール > (この子はあんまり事件のことにはかかわっていないのかなと感じてそれ以上の話題は避けようと考える) ちょっと事故があったみたいだからね。 其の対応でてんやわんやしているところもあるってことだよ。 (其の後の首筋を撫でたときの反応に気をよくして) ふふ。 アルスちゃんって良い声を出すんだね〜? (なんて笑み。 空腹も感じているし、このままと、考える。 一旦距離は離れたけれどまた近づいていって) ふふ。 世の中力だけじゃどうにもならないこともあるからね。 気をつけなきゃ。 (力以上に技とか魔法とか、そんなのを警戒しなければいけないこともあるわけで) うん。 アルスちゃんに。 アルスちゃんって、男の子かな? 女の子かな? (そんなことを言いながら抱きしめてしまおうとするだろう) [Sun 25 Oct 2009 00:19:44]
◆アルス > まあ季節も変わって冬支度もあるので、皆忙しい事は忙しいみたいですけど…(何かいつもと違う忙しさ?と首を傾げて。 ホイホイ近づいた所で首筋触られて) ひゃんっ?!(火照った身体には冷たかったらしく小さく悲鳴を上げつつ後ろに跳んで逃げて)うー…一応、鍛えているので大丈夫です。 (ほら、と…腕を曲げてたくましい力瘤…僅かに膨らんだ腕を見せてアピールして) はい、魔王を倒すのが目標で…… ん?(僕に?と… 興味の対象が自分とは何だろう、と…真顔で此方を見る相手…何かついてる?と自分の顔や、やや癖のある髪を整えてみようと手で軽く触ったりしてみた) [Sun 25 Oct 2009 00:10:52]
◆ディーフィール > うん。 みんな何処も急がしいのは変わらないかな? (特に大聖堂とか医療関係の人間は大忙しだろう) あはは。 さすがに酔って寝るような事はしないよ〜? あんまりひょいひょい近づくと襲われちゃうかもね? (なんて笑みを浮かべつつ、ひょいと首筋を撫でてしまおうとする) う〜ん。 魔王と戦うの? それはそれで面白そうだけど、私が興味があるのはアルスちゃんかな? (こっちはこっちで真顔だった) [Sun 25 Oct 2009 00:04:00]
◆アルス > あ、僕はアルスです。(自己紹介されて、此方もつられる様に名乗り) お疲れ……最近は色々忙しいみたいですもんねー…変な病気とかの噂もあるし。 (宿に来る客や業者がそんな話をしていたのを思い出しつつ…。 ぐったり、という言葉に笑って) 一見、酔っ払って寝てる風に見えたから…(脱力具合が、と笑って) …って、興味?(相手の言葉にピンと反応して)…もしや魔王と戦う事に興味が……(割と真顔で痛いことを聞いてみた) [Sun 25 Oct 2009 00:00:48]
◆ディーフィール > 私は、ディーフィール。 ちょっと疲れて休んでいたところだよ〜。 (笑みを浮かべながら自己紹介。 それから何かを感じたのかゆっくりと体を起こす) ふふふ。 ちょっと興味が沸いたから声を掛けてみたんだよ。 こうしてぐったりしていてもなかなかこっちを気にしてくれる人が居なくてねー。 (とはいえ、今は蝶の被害が出ているのでそれどころではないひとが大半なのだろうが) [Sat 24 Oct 2009 23:54:09]
◆アルス > (走り込みをしている最中は気が付かないけど歩みを止めると途端に感じる体の熱さ…軽くかいた汗が額に降りてくるのを指で払いつつ) あ、起きてる人でした… こんばんは。(軽く頭を下げて挨拶。 少しの間、相手の方を見て…手を振られたという事は何か用事かな、と思ったのか……少しの間、お互いに 様子を見る を選択した様な状況。 此方から聞くことにして) えーっと……何か、してるの、です?(此処で寝ると風邪引くよ、と首をかしげながら尋ねてみて… 尋ねつつ喉が渇いたので持って来た水筒を出そうと鞄を開いたりして) [Sat 24 Oct 2009 23:47:28]
◆ディーフィール > ん〜? (やる気のなさそうな声で見上げた先にちょうど走り込みをしている様子の少年とも少女ともつかぬ様子の人物を見かけた。 にこりと笑みを浮かべれば相手には良いかなとちょっぴり内心舌なめずり) こんばんはぁ〜。 (手をふりふりして一応生きている人間だとアピールする。 興味があって近づいたのは相手のようだし、何をしているのか聞かれるのをあえて待ってみる) [Sat 24 Oct 2009 23:40:38]
◆アルス > (下宿先の手伝いを終えた後は鍛える時間…という具合に夜の走り込みをしている少年風…日時計が有名な公園の中心部にやってきた辺りで少しペースを落として)ハァ…ハァ… この辺りで休憩して水分を……ん? (なんとなく視線が行ったのはベンチにお疲れ気味に座る人影…酔っ払いだとしても最近寒くなってきてるし、と思いちょっと近づいてみようと) [Sat 24 Oct 2009 23:29:32]
お知らせ > アルスさんが来ました。 『タッタッタッと』 [Sat 24 Oct 2009 23:21:56]
◆ディーフィール > (視線を周囲にめぐらせて見る。 今の所、敵になりそうな相手もナンパできそうな子も見当たらない。 周囲をきょろきょろと見渡して現状を確認すれば、またため息と共に全身の力を抜く。 こうしていても体力の回復はほとんど見込めないのだが気分的にもう少しだらけていたい) 奴隷ギルドにいってみるのも良いかな…、はぁ [Sat 24 Oct 2009 23:16:20]
◆ディーフィール > (行動能力の維持以外に魔力を回す余裕などは無く。 公園でナンパできそうな相手を探しては見ているものの積極的に動くような気はしない。 今晩は家の奴隷たちに地獄を見てもらうことにはなりそうだ) …早く解決しないかな (ぼやいてもひらひらと蝶は辺りを舞っている。 メアリアンとアクセラと鉄仮面との一件もあるし本腰を入れて話したいのだけれど) 自警団もそれどころじゃないしねー。 (のろいの進行と共に発生する厄介な状況が人を襲うようになること。 これの鎮圧に何処も掛かりきりのようだ。 普段は喧騒の激しい暗黒街でも傾向としては侵食者への警戒のほうが強いように感じる。 気のせいかもしれないが) [Sat 24 Oct 2009 23:06:57]
◆ディーフィール > (白黒の蝶の呪いで半分壊滅状態だった病院を無事な面々でどうにか状況を建て直し、ようやく開放されたのはつい先ほどのこと。 魔力もカツカツであり、セクハラで何とかやりくりしていたような状態) うう。 おなかすいた…。 (漫画的表現であれば眼をぐるぐると回転させている状態である。 ベンチに寄りかかっては手足を投げ出していた) [Sat 24 Oct 2009 22:55:02]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『つ…疲れた…。 (公園のベンチにぐたりと寄りかかる)』 [Sat 24 Oct 2009 22:49:45]
お知らせ > マオさんが退室されました。 [Sat 24 Oct 2009 00:28:41]
◆マオ > ( 夜の寒さに体もだいぶ冷えてきた。 ベンチから立ち上がればゆっくりと帰路へと就く ) さて、そろそろ帰るか ( 軽く体を伸ばす。 帰ったらまた忙しくなるのだろうし。 フェリへ体液を与えることもしておこうか ) やることがあるというのは言いことなのだがな。 ( 忙しければ退屈を求め、退屈であれば急がしきを求める。 わがままな考えが頭をよぎる ) [Sat 24 Oct 2009 00:28:32]
◆マオ > ( 公園の一角にあるベンチへと座り、ゆっくりと体を伸ばして深呼吸をする。 人は折らず呪いが撒き散らされていて空気は悪いはずなのだが、瘴気や魔気はむしろ好物と言える悪魔。 むしろ心地よくすらある ) これで、僕まで病気がこないという保障があれば最高なのだがな。 ( 魔力など力はまだまだ回復途中。 ただでさえ、時間が掛かりそうなのに、寝込んで時間をとられるのは避けたいところだ ) [Sat 24 Oct 2009 00:15:29]
◆マオ > ( あふれる蝶のためか、変色した人間に襲われるのを恐れてか、人影はほとんど見ていない ) さて、普段より儲けが出た、という事ならその金を回すことを考えるべきだろうな。 ( おそらく復興用の募金が求められるのは目に見えている。 その分を確保。 これで名をまた少し売ることが出来る。 さらに奴隷の購入も余裕を持つことが出来そうだ。 少し高い奴隷を購入して見るのも良いだろう ) 皮算用はいかんからな。 今実際に売り上げている分から先ず考えるか。 ( そろそろ水晶もまた入荷される。 今回は伝書鳩で多めに送ってくれるように頼んである。 売り上げはもう少し伸びそうだが期待のしすぎは良くない ) [Sat 24 Oct 2009 00:04:36]
◆マオ > ( 最も、効果はといえばあるという者も居れば無いという者も居る。 それでも無いよりはマシ。という感覚で購入していくのだろう。 ルビーアイの店でも普段より水晶などの売れ行きは良い ) うちの従業員がまだ無事というのも影響しているのだろうな ( 郊外という土地柄かもしくは本当に水晶の浄化能力で影響が及ばないのかは知らぬが、無事であることは良いことである。 気分転換に散歩に出てきては見たが、あまり長居をするのは良くないかも知れず ) 其の時は其の時。か。 ( 逐一怯えていては気分転換などできるはずもなく。 気にしないことにした ) [Fri 23 Oct 2009 23:52:04]
◆マオ > ( 世間では謎の侵食が起こる病が流行をしている。 あちらこちらで見かける白黒の蝶が原因のようではあるがこういう時にこそ、自分のような商人は稼ぎ時である。 ただし、吹っ掛けるのは良くない。 今は良いが、事態が収まったときに信用をなくす ) 浄化用の水晶の注文。 かなり今月は儲けが出そうだ。 ( 効果があるかどうかもよくわからない状態で皆、病気に掛からぬようにと魔よけを購入しているようで、その素材として販売している水晶の供給が追いつかない状態。 おかげでこちらも言い商売が出来ている。 在庫分はすっかり片付いてしまった ) [Fri 23 Oct 2009 23:43:01]
お知らせ > マオさんが来ました。 『 戦場は最大の商機である 』 [Fri 23 Oct 2009 23:37:23]
お知らせ > No nameさんが退室されました。 『一旦追い抜いて戻ってまた追い越して戻るのを繰り返す』 [Wed 21 Oct 2009 22:11:12]
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 『は、はい〜!( 横からの雨粒攻撃は傘では防げなかった。 )』 [Wed 21 Oct 2009 22:09:24]
◆No name > うむ、余は食身に囚われておる汝ら人の子と違い、雨に煩わされる事もないぞ。 では行くぞ、急ぐ、急ぐのだ! ( 今日は目出度き日である。 なので、乾きの風に命じ、乙女の周囲を360度オールレンジで飛びまわろう。 風が雨粒をはじいてあたり一面に飛び散っても、乙女は傘を持っているので大丈夫だろう [Wed 21 Oct 2009 22:08:14]
◆ディーバ > いえ、そんな。 ( 良く来てくれたなと言われると首を振る。 祭司……奴隷の主人は、お役目自体よりも「お役目のコスチューム」に興味津々だったりするが、もしそうなったら普通に許可が出そうではあった。 ) ……あ、ありがとうございます。では、ご案内いたしますの、で……。 ……あっ、傘は……ご不要です、よね? ( あまり賢くないこの奴隷は、お迎えと考えて傘を持って来たのだが、精神体である方には不要……というかそもそも持てないのではないか、と気づいた 。 ) [Wed 21 Oct 2009 21:58:29]
◆No name > ( 白い泡を躍らせながらうねる渦、あたかも神話に語られる大海竜のようである。 最初のうちは楽しいが、長時間続けると自分は何をやっているんだと自問自答が泡沫の如く湧き上がってくるのが難点だ。 単純作業中に良くある事だ。) む………人の子よ、良く来てくれたな。 ( 背後より聞こえた声に振り返る。 お馴染みのメイドスタイル、最近出来た余の信者である。 なかなか素直で、礼儀も良く弁え、甲斐甲斐しく働いてくれる愛い奴なので、いずれ信者が増えたら祭司か何かに取り立ててやろうと思う。 ) 神殿予定地………うむ、忙しいが特別に――――大変忙しいのだが、雨の中をせっかく来たのだ………無碍にする訳にもいかないから、特別に見に行こうではないか。 ( ひゅるりと風に乗って、乙女に近づこう [Wed 21 Oct 2009 21:46:44]
◆ディーバ > ( 水たまりを踏まないよう気をつけながら歩いてくるメイドもどき。傘をさしているが、その手にはもう一本傘が。 ) …………。 ( 水たまりに渦を作るその作業、地面に「の」の字を描く仕草が連想されたのはきっと気のせいだ。 ) あ、神様…? そこに、いらっしゃいますよ、ね? ( ベンチの辺りに声をかけて。 ) 神殿予定地に来て頂けたらと思ったんですけれども…生憎の雨です、ね。 ( それとも肉体をお持ちでない神様なら、雨に濡れて不快に感じる事もないのだろうか。 ) [Wed 21 Oct 2009 21:32:04]
◆No name > ( 最近は季節柄か、雨の日が多い。 雨の日といえば、雨音だ。 パラパラと雨粒がベンチを叩く音や、噴水の水面が逆巻く音はどこか懐かしく優しい響きだ。 轟く雷鳴は胸を揺さぶり、足早に駆けてゆく人の子が立てる水音も好ましい。 ) ( ベンチの傍に出来た水溜りに乾きの風で渦を作る――――最近の余の楽しみである。 他にやる事がないとき、単純作業は楽しい。 [Wed 21 Oct 2009 21:22:05]
お知らせ > ディーバさんが来ました。 『傘をさしてやってくる』 [Wed 21 Oct 2009 21:08:21]
お知らせ > No nameさんが入室されました。 『雨』 [Wed 21 Oct 2009 21:01:49]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 近付いて来そうな蝶に、腰に吊るしていたヨーヨーを振った。 当たらない。 )』 [Mon 19 Oct 2009 03:17:06]
◆エアリー > ( ―――けれど。 けれど、命あっての物種だ。 トウィードル・ロッドとの偽装結婚は、ロッテが分け前をくれればだけれど、自分にとっても魅力的な話ではある。 だから、ロッテが様子を見るというのなら積極的に止めることもできなかったが――― 何とか説得して、一度街からは離れるべきかもしれない。 ロッテにいくら蓄えがあるのかは知らないけれど、多少まとまった金は持っているし、しばらくは何とかなるのではないか。 ) ( ふと思う。 奇病でメアリアンが死んでくれれば、面倒もないのだが――― いや、それではロッテに貸しを作れないか。 ) [Mon 19 Oct 2009 03:15:29]
◆エアリー > ( いっそきっぱりと計画を取り消すのなら、今すぐ街を離れようと言いたいところだけれど、ロッテとしては諦めるつもりもないようで、踏ん切りがつかなかった。 一度決心してしまって、いくらかロッテを当てにするのなら、一度に大きな金を手にする機会というのも逃し難い。 最低でも今の生活を維持することができれば満足なのだけれど、ロッテの話を蹴ったらそれも適わないだろう。 ロッテが諦めない限り、計画に手を貸すか、今直ぐ宿無しの無職になるしかないのだ。 ―――それこそ、街を出て、その後この事態が収拾しても、戻ってくるかどうしようかっていう。 ) [Mon 19 Oct 2009 03:04:28]
◆エアリー > ( とりあえず、鉄仮面がばら撒いたというビラが欲しい。 ただ 『こいつが犯人ですよ』 というだけでは話にならないし、現物を見れば、メアリアンを知っているロッテになら分かることもあるかもしれない。 もっとも、メアリアンの危険性について、ロッテは軽視していたわけだけど。 ) ( とにかく、何かあるはずだ。 もう少し筋の通った何かが。 ―――そんな事とは関係なく、さっさと殺してロッテは目的を果たせば良いとも思うのだが、とりあえずは保留ということにするらしい。 はっきり聞いたわけではないけれど、なんとなく、言い回しなどからそう察している。 とはいえ、機会さえあればその時に殺しておきたいが。 …だって、生きていられてはどちらにせよ乗っ取れない。 メアリアンの殺害は計画を取り消すのでなければ前提だ。 ) [Mon 19 Oct 2009 02:57:38]
◆エアリー > ( 昨夜部屋に戻って来なかったロッテは、またロッド邸で過ごしていたらしい。 ただし、未来の主としてというよりは、主の客として。 つまり、メアリアンが帰っていたという。 …何でも鉄仮面と一悶着あって、暗黒街で起きた自警団殺しの犯人だと吹聴して回られたとか。 それでクリスティアの親戚のところへ行っていたというが、わけが分からない。 ロッテなりに納得しているのかもしれないし、していなくても、今メアリアンを問い詰めるのは得策ではないと判断したのかもしれないが、自警団殺しの犯人にされるというのは何だ? それがある程度有名な事件であれば、手っ取り早い誹謗中傷にもなるのかもしれないが、あまりに突拍子もない。 自警団員殺しなんていう被害者が一人しかいないものよりも、おそらく複数の模倣犯がいる目玉泥棒にでもしておいた方が、まだ現実味がありそうだ。 …実際、件の目玉泥棒かは知らないが、メアリアンは瓶詰めの目玉を持っていたし。 まさかメアリアン=目玉泥棒=自警団員殺しと全て繋がっているのではないかと思うと、それもまた無茶だが。 少なくともメアリアンは、あの日記が妄想の産物で、瓶詰めの目玉がよく出来たオモチャでない限り、人を殺すことができるやつなのだ。 ) [Mon 19 Oct 2009 02:48:11]
◆エアリー > ( ―――どこへ行っても見かける白黒の蝶を見上げて、思わず舌打ち。 普段しないことに、ロッテのがうつったのかときょとんとするけれど、今はそれを可笑しく思っている余裕がない。 あの白黒の蝶… 昆虫に詳しいわけではないけれどそれにしたって数が多過ぎるし、奇病との関連性は定かでないものの、気味が悪くて仕方ない。 ) ( 世事には疎い方だが、病院も教会もパンクしているという異常事態だけは、同じアパルトマンの住人からも聞いていた。 それでなくたって街中嫌な気配が充満しているし、メアリアンのことがなければ街を出ているところだ。 ) [Mon 19 Oct 2009 02:33:56]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 逃げるように公園へ出て来たが。 )』 [Mon 19 Oct 2009 02:23:37]
お知らせ > ディーバさんが帰りました。 『あれっ? NG増えてる?』 [Sun 18 Oct 2009 23:53:51]
◆ディーバ > ( 神の心、人の子知らず ) はい、ありがとうございます…。 では、本日はこれ、で失礼いたしま…す。 ( こう見えても案外丈夫にできている奴隷なのでご心配なく。それに、実際に社を作っているのは職人さんだったりして。←その職人さんにお茶を出す係が僕です! ) わ…。 ( 風と共に空へと消えていく神様を、目を丸くしながら見送れば奴隷も屋敷へと戻ろう。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:53:23]
お知らせ > No nameさんが帰りました。 『神殿には犬・猫を近づけてはならぬぞと申し置く』 [Sun 18 Oct 2009 23:48:16]
◆No name > (飼い主が見つかったら困るから探すな、等とは言える筈も無く。 思わず犬の方に振り返るが、当の本人は眠りこけるのみだ。 まぁ、乙女が感動を隠さぬ面持ちでこちらを眺めているので、よしとするしかないだろう。 ) さぁ、もう日も変わる。 人の子よ、夜風が体に障る前に休むが良い。 ( 何せ、余の神殿を作る大切な体である。 乾きの風に命じ、一瞬の旋風を吹き散らして、空の高みへと上ってゆこう。 演出効果と言う奴である。) [Sun 18 Oct 2009 23:46:52]
◆ディーバ > ( 話を聞いて、奴隷は感動した。神様というのは本当に慈悲深くていらっしゃるのだ。ご自分は住む場所すら奪われてるというのに、それでもなお小さな命を救う事を考えていらっしゃるなんて! ) ……わんちゃん、良かったです、ね…。僕、も…飼ってくれそうな方、探してみるから、ね…? ( いくら感覚の鋭いこの奴隷でも、姿をハッキリ見る事も叶わないの方の本心を察する事などできるはずもなく。ただ感動で目をうるうるさせながら子犬に話しかけ、ギュッと抱きしめようとする。 )( ならお前が飼え?いやいや、奴隷がペットなど無理な話。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:34:56]
◆No name > この犬は捨て犬だ。 幼くして親から引き離され、望むと望まぬとに関わらず捨て犬として生きる事を強いられたのだ――――だが、このままではいずれ命を落とすだろう。 飢えるか、凍えるか………さほど遠くない事であろうな。 ( 哀れを誘うよう、声のトーンを落とし、語る。 ) 幸い、最近巷ではこのベンチには恋の精霊エロス様なる者が住んでいると噂になっておる。 余がしばらく力を貸せば、この犬をエロス様とやらの使いに見せる事はできるだろう。 そうなれば、誰かこの犬の面倒を見てくれるものも現れるやも知れん。 ( 別に犬が死のうが生きようがそんな事はどうでもいいのだが、もし神殿を建ててすぐにまたパプテスが攻めてくるような事になった時の為に、保険としてエロス様の信仰を集めてもらう事にした。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:21:44]
◆ディーバ > ( 「は?」 ) ……? ( あれ? 僕、何かおかしい事を言っただろうか。一瞬冷や汗が出そうになったが。 )( 「良くやってくれた」 ) ……! はいっ、ありがとうございます…。 は、はい。かしこまりまし、た。神様のご都合、が宜しくなりましたら…いつでもご案内いたしま、す。 ( 例えば ) ……はい…。 ? ( 指先が見えたわけではないが、この犬、というのがどの犬かは何となく解った。でも、このワンちゃんがどうしたんだろう? 少し不思議そうにしながら犬を見て。 ) [Sun 18 Oct 2009 23:04:39]
◆No name > 例えば、この犬だ。 (余は、す・・と犬を指差し、乙女に示した。 見えない者が相手だとしても様式美と言うものは大事だ。) [Sun 18 Oct 2009 23:00:41]
◆No name > は? (それが良い事であれ、悪い事であれ、予期しなかった事と言うのはリアクションに困るものだ。 気を取り直し、黒絹の衣を正した。 この乙女には見えぬようでは有るが、神たる者、威厳を損なうような格好は許されない。) そうか、良くやってくれた。 しかし、今しばらく時が必要だ――――この地にて成さねばならない事が残っている。 [Sun 18 Oct 2009 22:58:12]
◆ディーバ > ( 今度は、間違っていなかったらしい。地面に膝をついて、神様の影を見上げながらお話ししよう。 ) ご無沙汰しておりまし、て、申し訳ありません、でした…。 …あの、とりあえず、の物ではあります、が…ようやく神殿の目処、が立ったので…予定地を見に来て頂けないかと思いまし、て…。いつ頃でしたら宜しいの、か…お伺いに参りまし、た。 ( そう言って、にっこり微笑んだ。メイドよりも、メイドの主人の功績が9割だが、本当に神殿…というか社らしきものを建設中なのである。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:45:15]
◆No name > (信じるという事はとても大切な事だ。 この世界は悲しいかな擦れ違いや勘違いに満ちていて、些細な出来事が心を傷つけてしまうものだ。 肝心な事は、他人を信じる事と、自分を疑う勇気を持つ事だ。) うむ、良く来たな………人の子よ。 (近づいてきた乙女に厳かに答え、余は乾きの風に乗って乙女の頭上へと舞い上がる。 神たる者、基本上から目線でいなくてはならない。) [Sun 18 Oct 2009 22:38:36]
◆ディーバ > ( 木の陰から、メイドもどきが神様らしき影を見つめている。ジッと、見つめている。 ) ど お し て お返事くれなかったの…? ( 近頃流行のヤンデレっぽい雰囲気で小声で何やら呟いたが、子犬にエサをやり終わった人間が帰ったのを見届けると、いつもの笑顔にもどって神様らしき影に近づいていこう。 ) こんばん、は…。あの…今、そちらにいらっしゃるんですよ、ね? ( 本当にそこにいらっしゃるのか確認しようと思って。もしかして、この前来た時自分は何か違うものを見間違えたままずっと「神殿予定地見学日について」話していたのかもしれない。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:26:56]
◆No name > (一週間前、余は猫は最悪の生き物だと思っていた。 余に捧げられた供物を荒し、ベンチの上を占領し、あまつさえ爪まで研ぎ始める始末――――しかし、そうではなかった。) (最近ここに捨てられたらしいこの子犬は、人間達にとって『かわいい生き物』らしく、余に供物を捧げに来た乙女達は甲高い奇声を上げて子犬を撫で回し、持ってきた供物を子犬に与えて帰っていく。 この犬の事が口コミで伝わったらしく、多くの子供達や乙女達がこの犬を見に来るようになった。 どうやらエロス様の噂はかわいい子犬の噂に上書きされてしまったようだ。 そして、最も悪い事は、この子犬がベンチの足を小便器だと思っている節があるところだ。) (そう、最悪な動物は犬だったのだ。) [Sun 18 Oct 2009 22:24:09]
お知らせ > ディーバさんが入室されました。 『うらめしげな視線』 [Sun 18 Oct 2009 22:16:52]
◆No name > (もう一週間程前になるか――――余は、久しぶりに余に気づいてくれる人間に出会った。 メイドスタイルと呼ばれる衣服を纏ったうら若い乙女であったが、彼女は色々合って、余の為に神殿を用意すると約束してくれた。 そして、それ以来彼女は来ない。) (つまりは、今まで通りだ。 余の名前は恋の精霊エロス様で、余の神殿は居場所はこのベンチ。 違うのは、そう―――ベンチの上に寝ているのが、猫ではなく、子犬になったくらいだ。) [Sun 18 Oct 2009 22:12:44]
◆No name > (秋も終わりに近づき、吹く風も日を追う毎に冷めてゆく今日この頃。) (余は、今日もまた錆び付いたベンチで夜を過ごす――――神殿は…まだない) [Sun 18 Oct 2009 21:59:22]
お知らせ > No nameさんが入室されました。 『ひゅるり』 [Sun 18 Oct 2009 21:54:36]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『本当に、自分の体を二つに分けて仕舞いたいぐらいだった。』 [Sun 18 Oct 2009 01:13:03]
◆ヴェルセリオス > ああああああああああああ……っ!頭の中がもうぐずぐずの海胆の身みたいになりそうですわ………っ(あるいは、両手に綱をくくりつけられて…正反対の位置にいる牛に引っ張られているような状態。応じるにしても否にしても、どちらの理由も大きく重くて――――) [Sun 18 Oct 2009 01:12:36]
◆ヴェルセリオス > ……全く、とんだ自称プロのメイドですこと…情けない(頭の後ろで手を組んで、あずまやの天井を眺めながら呟いた。一も二も無く面接してお願いします、と言わないのはメイドの仕事とは関係の無いところにあった。自分のそんな情けないところにどうにも腹が立って仕方ない。自分の事なのに。―――兎角、何にせよ面接は受けるつもりだ。そこは嘗て顔をあわせたことがあるということを差し引いても変わらない。しかし、面接というからには此方からもちゃんと聞きたいこと、言いたいことをまとめておかなくてはならない。近所の主婦同士が井戸の脇で世間話を繰り広げるのとは訳が違うのだ。あちらも真剣に人を雇いにきているし、こちらも真剣に仕える先を探して斡旋所に足を運んだのだ)――――(なのに) [Sun 18 Oct 2009 01:08:47]
◆ヴェルセリオス > ……迷うなど、正直ありえないのでしょうね(あのアイリーン様がメイド雇用の面接を希望しているのにそのメイドはあろうことか悩み中、などと知ったら市内のあちこちから百名は「なら代われ!」と叫びながらメイドが殺到してもおかしくない。家柄は由緒正しき騎士の家系、本人は凛々しく毅然としたまるでサーガの主人公のような……印象を受ける。流れて聞こえて来るのは、そんな情報ばかりだった。でも)…………あれから…大分経ちましたね。何年でしょうか…(眉間に深く刻まれていた皺が、ふっ、と消えて…同時にどこか遠いところを見るような色を目に浮かべた。どこかの工房…いや、お店だったかな?その軒先で子供のような小競り合いを繰り広げた記憶がある。思い起こせば懐かしいと言うほかに無く、ごろりと東屋の下、腰掛けていたベンチに仰向けに横たわった。懐かしい思い出に浸るのはいい。だが、判断はきちんと下さなくてはいけない) [Sun 18 Oct 2009 00:49:47]
◆ヴェルセリオス > ……(冷静に考えれば、これはもう超のつく大当たりもいいところだ。いくら世間の感覚とは少々ズレた感覚をしている私でもそれぐらいは解る。そっち方面に耳を傾けていなくても、時折その名が耳に入るあのアイリ様だ。竜殺しに、紅い戦乙女に、特に尾さわり酒場で働いている最中は色々な異名を聞いた。無論酒精交じりの戯言の波間に浮いた言葉ゆえ、その殆どはしょうもない似たり寄ったりの与太事だ。しかしそれを差し引いても――――) [Sun 18 Oct 2009 00:40:23]
◆ヴェルセリオス > (時は今日の昼下がりに遡る。只今絶賛無職謳歌中のわが身。当然朝から昼間でマキシマム余暇時間だ。マキシマムに意味は無いがしかし強調したかったのでマキシマムだ。さておき。昨日の今日でいくらなんでも来てないだろ、と斡旋所を除いてみたら)………(「あ、昨日の…ヴェルセリオス、さん。良かったですね。しかもあのアイリーン・アルベント様ですよ!」なんていわれるものだから、最初は担がれているのかと思った。しかし、書類を見せてもらうと、確かにそこには面接希望との記載があった。これはもうどう考えても冗談でもなんでもない現実だとそこで変な逃避を諦め、真面目に考えることにした。それはもう深く、兎に角深く) [Sun 18 Oct 2009 00:30:51]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――――――――――――』 [Sun 18 Oct 2009 00:25:04]
お知らせ > レンさんが帰りました。 『( 結局その子犬は淫魔の溜まり場にまでついてきて、皆に可愛がられたとか。 )』 [Sat 17 Oct 2009 21:14:57]
◆レン > く…ッ! ( 私は子犬を引き離そうと駆け出したが、そこはやはり獣だ。軽々とついてくる。悪魔とはいえ、所詮は淫魔なので運動は苦手であった。20mぐらい走ったところで息が切れてぜーはー言いながら立ち止まり。 ) わ、わき腹痛い…。 ( どうして私がこんな目にあわなくちゃならないんだろう。うぎぎ。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:14:18]
◆レン > ( そして泥で汚れた小さな前足で、私の足にぺたんとしがみ付くのだ。 ) あッ!ちょッ!あんたの肉球の痕が私のオニューの服に付いちゃったじゃない!?これ縫うのに何回針を指に刺したと思ってるのよ! ( ばばばっ、とその肉球の痕を手で払うけど、やっぱりちょっと泥が付いてしまっている。お、おのれこの畜生め…! ) んもう、最悪だわ。やっぱり場所変えましょ―― ってちょっと、付いてこないでよ。 ( スッサスッサと歩き出したら、その後を尻尾を振りながら子犬が付いてくる。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:11:35]
◆レン > ( その時だ。くぅん、と足元で鳴き声がしたから足元を見下ろしてみると、雨に濡れた子犬が私を見上げていた。 ) …何よ、あんた。私が「あーらこんなところで濡れて可哀想ね、うちにくる?御飯沢山上げるからね」とでも言うと思っているのかしら!?ホホホ!それは残念だったわねッ!何を隠そう私はサキュバスよ!悪魔よッ!あなたにあげるご飯なんてこれっぽっちも無いわっ! ( ずヴぁー!と悪魔っぽいポーズを取る。具体的にはこう、両手両足を両羽を大きく広げるような。すると子犬は遊んでくれていると思ったのか、尻尾を振っぴょんぴょん跳ねた。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:06:24]
◆レン > ( しかし、欲を言えば私はその過程を楽しみたい。単なる行きずりのセックスも爛れている感じがしてすごく好きなのだけど、最終的に相手のほうを身も心も夢中にさせたら、淫魔としてのプライドはとても満たされる。…もっとも、単なる行きずりから始まる過程というものもあるのだが。 ) んー……やっぱりバイクツの方が良かったかな…。あそこなら男の人も女の人も沢山居るし…。いや!でも!「えッ、こんなところで!?」っていう状況に燃えてしまうというのはあると思うの!ハプニングよ!そっちの方が人って溺れやすいもの。 ( …まあ、それも誰も居なければどうしようもないのだが。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:00:32]
◆レン > ( で、ようやく私の分が完成したから、私は嬉しくなって、早速この服で街の男どもの精気を吸おうと思ったのに。…雨だ。 ) な・ん・で・雨がふるかなー。っていうか、最近降りすぎよね。お陰で公園に人影が無いわー。 ( ぶぅ、と膨れっ面をつくってぶらぶらと歩く。雨は勿論冷たいし、寒いけど、それを我慢しないとサキュバスなんてやってられないんだ。 ) …いや、冬は流石にそんな格好してたら死ぬけどね。 ( えっちな格好をしたら冬の寒さに凍え死ぬ淫魔…。そんなマヌケな最後は迎えたくない。 ) んん、やっぱり他所のおうちに入って悪戯した方がいいのかしら。 ( 人の夢枕に立つからドリームズなのだ。 ) [Sat 17 Oct 2009 20:51:33]
◆レン > ( サキュバス達が着ている服があるでしょう?ほら、胸の辺りが大きく開いていたり、そもそも胸を隠していなかったり、とにかく露出の高い服。もはや衣服として成り立っていないような服。もちろん、サキュバスだからと言ってそういう服を身にまとうわけではない。人の中に紛れる必要がある時は普通の格好をするでしょうし、その必要が無くともあえて隠してしまうサキュバスもいるでしょう。 けれども、サキュバスがよく着ているあの大胆な服というのは、淫魔という記号を表すのに丁度いいのだ。騎士が騎士だとわかるように、シスターがシスターだとわかるように、一目でサキュバスとわかるから。 でも、あの服ってどうやって手に入れているか知ってる?ちょっと力のあるサキュバスなら、魔力で自分の衣服を作ったりするのでしょう。その方が悪魔らしいしね。でも、私の場合は――。 ) 淫魔仲間と強力して、一針一針縫った奴なわけよ。 ( うん、と雨の中頷いた。 ) [Sat 17 Oct 2009 20:44:22]
お知らせ > レンさんが入室されました。 『サキュバスの服。』 [Sat 17 Oct 2009 20:35:57]
お知らせ > ライティさんが帰りました。 『(そのまま、宿の方へと戻っていき――)』 [Thu 15 Oct 2009 23:29:06]
◆ライティ > (この時間だ。他に聞く人も居ないし、誰も通りがからないだろう。そう思えば自然と声は大きくなる、けれども流れる音は子守唄に近いもの―)…――(ほんの僅かな余韻を残して歌い終り、いつの間にか閉じていた目を開ける)…よし。すっきりしたし、今日は眠って、あした横丁で歌うか(言いながらベンチから立ち上がり) [Thu 15 Oct 2009 23:27:01]
◆ライティ > まあ、じたばたしても仕方ないか(小さく呟いて、気を取り直すようにふぅと息をつく。どうもさっきからすっきりしない。)こういう時は…(一人つぶやいて、すっと息を吸う)――♪(口から漏れるのは歌詞のない歌。気分を落ち着かせるのは歌うのが一番だ。とはいえ、咄嗟に思いつかなかったから歌だけだが) [Thu 15 Oct 2009 23:16:54]
◆ライティ > 降るなら降れば良いのに、嫌な雲だな(目を細めて小さく呟く。予感なのか、それともただの杞憂なのか分からないけど…思うのは嫌な天気)…んー。いつもはこうは思わないんだけどなぁ…(苦笑して、ふと手に何も持って居ないことに気づく、そういえばリュートは宿に置いたままだったと更に苦笑し) [Thu 15 Oct 2009 23:00:26]
◆ライティ > …それにしても、あの兵士どうなったのかな?(あの騒ぎから一度も会っていない。今も歳を取ったままなのだろうか?)まあ、俺には関係ないけど。(一人ごちてベンチに腰掛ける。視線はやはり曇りの空を眺め) [Thu 15 Oct 2009 22:54:56]
◆ライティ > (今にも雨が振りそうな空を眺めながら公園に足を踏み入れるハーフエルフ。きょろりと辺りを見回し)此処に来るのも久し振りだな…。横丁にはそろそろ顔出しても大丈夫かな?(ベンチに向かって歩きながら、1人呟く。先日の淫売窟の騒ぎから少し表に出るのを控えていたが)…まあ、そんな騒ぎじゃないし大丈夫か……。 [Thu 15 Oct 2009 22:47:19]
お知らせ > ライティさんが来ました。 『雨が振りそうだな…(そんな小さな呟きを一つ)』 [Thu 15 Oct 2009 22:42:24]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 何度目かの休憩で、作家を名乗る男が声をかけてきた。 …また、作家か。 )』 [Thu 15 Oct 2009 01:34:12]
◆エアリー > ( 型の名も知らぬまま、一連の動作を真似ていく。 どこかに何か、この踊りを本来の、あるいは極まった形に近付けるヒントはないかと、感覚を研ぎ澄ましながら。 ) [Thu 15 Oct 2009 01:25:44]
◆エアリー > ( ―――たまに思い出しては通っている公園で、朝この場所で踊る人々の真似をしてみても、その中の数人から感じられる、人間が岩や水など別の自然物に置き換わるような錯覚を、自らの内に見出すことはできなかった。 …コロセウムで見た、獣を素手で投げ飛ばす小柄な男。 毎朝ここで踊っている人々の中に、あの男に通じるものがあるような気はするのだけれど、そもそも勘違いかもしれないという、空回りしている感は拭えない。 ) ( それでも、良い運動にはなるようだから、とりあえずよしと… するしかないが。 ) ( ジャケットはそのまま、ベンチを立つ。 無用心かもしれないがポケットには何も入っていないし、そう離れるわけでもない。 ) ( 芝生に立って、姿勢を整える。 ―――タイキョクケン、とかいうのだったか。 このスローモーな体操に目を引かれたのは、もしかしたら、元鑑賞奴隷の私にとって馴染み易いものだからかもしれない。 ゆっくりやってもらえれば、それを忠実に真似るのは慣れているというか。 同じ姿勢を保つのも、あまり苦にならない。 ) ) [Thu 15 Oct 2009 01:21:29]
◆エアリー > ( ―――肉を刺し貫く確かな手応えは今も手に残っている。 経験不足からくる錯覚で、実はあの時ゴーテンジに与えた傷はほんの小さなものだったのかもしれないけれど… 望み得る最高の出来だったと思える不意打ちに、表情を変えもせず振り返ったあいつの顔が忘れられない。 ) …ッ。 ( タンクトップになった両肘を抱くのは、革のジャケット一枚で調節するしかない夜気が冷たかったからだ。 ) ( 疲れたとか、寒いとか、この身はなんて脆弱なのだろう。 体力つけるように努めた一年。 確かに走っても疲れ難くなった気はするし、いくらか早くなったかもしれないが、それだけだ。 …次元の違う戦いが頭から離れない。 ) [Thu 15 Oct 2009 01:01:57]
◆エアリー > ( それでなくたって、私は私を追う者の力を目の当たりにしている。 知る限り最上はゴーテンジとその連れ。 他のランナーだって狩人役を買って出るくらいだ、私よりは強いのだろう。 逃げられたのは奇跡的幸運。 次はない。 だというのに――― 運動し易い服装の無防備さに今更気付く始末だ。 いや、意識しなかったわけじゃない。 だからこそもっと性質が悪いのだけど、たぶん大丈夫だろうと根拠もなくいい加減に考えていた。 甘く見ていた。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:54:49]
◆エアリー > ( …悠長に構えていたものだ。 ロッテのところでそこそこ安定した生活ができていて、自覚はなかったけれど、どこかにじっくり鍛えれば良いといった油断があったような気がする。 まず基礎体力をつけて、それから戦い方を覚えようなんて。 ―――もちろん踏まなければならない手順ではあるが、急がなければ、逃亡奴隷は常に殺すか殺されるかというところにいる。 人間社会という敵の真っ只中で、努力すれば誰にでも手に入る程度の力をつけたところで足しにならない。 具体的に一人殺す相手ができたという状況は、今更ながらそんなことを意識させた。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:47:08]
◆エアリー > ( 夜闇の中、一人で体を動かしていた娘は、鬱陶しそうに赤く染色された革のジャケットを背もたれに脱ぎ捨てた。 今日はいつものホットパンツにパーカーでなく、革の長ズボンとジャケット。 涼しくなってきたとはいえ、体を動かすには暑くて邪魔くさい。 ロッテのお下がりの中では頑丈そうなのを見繕ってみたのだけれど、鎧を着るわけではないし、この程度の防御効果を期待して持久力や俊敏さを損なうくらいなら、はじめから守りは捨てるべきかと思う。 動物の皮だというのがまず、落ち着かないし。 ) [Thu 15 Oct 2009 00:39:06]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 芝生の広場を見渡すベンチに腰かけて。 )』 [Thu 15 Oct 2009 00:27:36]
お知らせ > ネネさんが帰りました。 『( 焼き芋を二個買ッて来よう。 自分と彼の分 ――。 )』 [Fri 9 Oct 2009 21:25:17]
◆ネネ > ――― うしッ、 ( 子供のポケットから出て来た硬貨1枚。其れを手にすれば、ギッと睨みつけ、 ) ネネから とろー とした らッ、よーしゃ ナイカラ なッ! ( びしッと指差しながら告げる。子供は恐れることなンてせず、舌打しながら駆け去ッて、 ) …、 ( 残された白猫耳は 奪い返した硬貨を見遣ッた。 ) ( 綺麗な色の 500エン硬貨。 ) ―――… よしッ、 ( くるッと 足先をお店の方へ向けて、 ) [Fri 9 Oct 2009 21:24:40]
◆ネネ > ( ころころころ ッと転がッて、 ) ( ぴたン、と硬貨は子供の足で止まッた。 硬貨を拾い上げる子供の手を、白猫耳はジッと見遣り、 ) ―――… おッ、 …!? ( 其れが子供のポケットに入るのを 見た。 ) おいッ、 それ は、ネネ の、だッ! ( ててッと其方に小走りに駆け寄り、ずいッと手を出す。 子供は眉を顰めてこッちを見て、 ) ――― かえせッ! ( くるッと踵を返そうとするところを捕まえ、 子供のポケットの中を無理矢理漁る。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:14:52]
◆ネネ > ( お金の価値なンて殆ど解らないから。どれ位で家が帰るのかも、この金額で何が買えるのかも良く分かッてない。 ) ( ベンチの背凭れに体重を預けて、両手に有る硬貨を じーッと ガン見。 ) …… 100 と、1000と、 ォ、 ン?家はどれくらい だッ ? ( こてン、と小首を傾げて。両手にあッた硬貨をポケットに戻しながら、呟く。 かつン、と 入りきらなくッて零れた硬貨。 ころころころ ッと、転がッて、 ) ( 白猫耳も、後を追う。 ) [Fri 9 Oct 2009 21:07:50]
◆ネネ > ( 焼き芋を食べながら歩く親子は白猫耳の前を通り過ぎ、そのまま 何処か見えない所へ消えてしまッた。 ) ……… うまそう、だ ナッ、 ( じゅるッと涎を拭いつつ。誰に掛けるでも無い言葉を呟けば、 くしゅンと再び洩れるくしゃみ。 ) ――― …、 ( 視線を親子の消えた方向から、空へと移して。 ) … ふゆが きた らー、 ( 大変になりそうだ。今でも十分寒いのに、雪とか雨とか暴風雨とかッ。 ) ………、 ンみぅ、 ( 安全な寝床があれば良いのだが。ごそごそッとポケット漁ッて硬貨を取り出す。 白猫耳の全財産。 これで安全な寝床は買えないだろうか。じじーッと 硬貨と睨めッこ。 ) [Fri 9 Oct 2009 20:58:20]
◆ネネ > ( 公園のベンチに三角座りしながら、白いストールを羽織ッた白猫耳は 前方を見遣ッていた。 ) ……、 ( 最近、朝と晩は兎に角寒い。 ずずーッと鼻を啜ッて、くしゅンと時折零れるくしゃみ。 それでも、変らず前方を見ていた。 ) … ン みぅ ―― 、 ( 白猫耳の見遣る先に居るのは 募金を呼び掛けるボランティア ――、では無く、美味しそうに蒸かした焼き芋を食べる 親子。 ) ( きゅるるるる、ッと腹の虫が切なそうに鳴いた。 ) [Fri 9 Oct 2009 20:49:13]
お知らせ > ネネさんが来ました。 『 ふえ ッくちゅ! ( 鼻を 啜ッた。 )』 [Fri 9 Oct 2009 20:43:58]
お知らせ > クロコさんが退室されました。 『1万エン金貨を募金箱の中に投げ込んでベンチの方に向かった。』 [Thu 8 Oct 2009 23:08:55]
◆クロコ > (ただ、この男の性分的にこんな目の前まで立っておいて何もせずに居ると言う事に何も感じないはずも無く。また此処最近の自身の生活を考えると頻繁に外に出るという事は少ないだろうし、この機を逃すとこういう様な募金をしている場に遭遇する事が無い様に思え)うーん・・・・。(その場で暫く考えていたが、やはりこの男の良心は困っている人が居ると言う事を知った上で何もせずにその場を立ち去る事をを許さなかったのだろう。灯りを募金を求める呼びかけをしている男に持って貰えば、袖から出していた手を引っ込め懐に入れた財布に手を伸ばし) [Thu 8 Oct 2009 23:08:26]
◆クロコ > (募金と言う事が分かれば別に何を思う事も無く。自身に何か出来る訳ではないが、気持ち程度の小銭を募金箱に入れようと思い懐の財布に手を伸ばそうとしたが)あっ・・・。(今日の昼過ぎにあった副業で使う材料の支払いの時、師と奥さんが二人とも出払っていた事で代金の立替をした事で1万エン金貨1枚しか財布に残っていなかった事を思い出して。)どうしよう・・・。(別にケチ臭かったり守銭奴というわけではないが、カバリストという職業はゴーレムの研究に急に大きな資金が必要になったりする事が少なく無く。また小額ならばまだにしろ自分が見知った者が居ないと言うこともあり何も考えず大金を入れる気にはなれなくて。) [Thu 8 Oct 2009 23:00:16]
◆クロコ > (灯りの方に近づくにつれ見えたのは傍に立つ数人の人影。その中の一人の男が抱える共通語で「ウォッシュベアー義損金募集」と書かれた箱とその傍らの男が言っている言葉を確認すれば)あー募金か。一人合点がいったような仕草を見せて。)(本業も副業もやる事の関係から仕事場から出る事が少なく基本的にそういった世情には疎い身ではあったが、ウォッシュベアーという村で大きな災害か何かがあったと言う噂だけは耳にしていた為、募金の利用目的などはすぐに理解できて。)(ボランティアと思しき男達はクロコの姿を見ても募金を執拗に求める気配は無く、ただ同じ言葉を繰り返す。) [Thu 8 Oct 2009 22:46:07]
◆クロコ > (多忙もあったが体質的に出不精気味であった此処数ヶ月。季節的にもだいぶ涼しくなり出歩くのに大きな問題が無くなった事から男は久しぶりの散歩に出て。まぁ、本業の方の考え事が少し行き詰った事による気分転換でもあったりするのだが。)(それから公園の中に入れば自身が良く使っていたベンチの方に足を進めようとした途中)ん・・・?(ふと誰かの呼びかけにも似た声が耳に入れば足を止め声のした方に視線を向けて。)なんだろ?(視線の先、普段ならば暗闇しか見えないはずの場所に見えた灯りの存在に気づけば軽く小首を傾げ、目的のベンチではなく其方の方へと足を進める。) [Thu 8 Oct 2009 22:30:44]
◆クロコ > (冬に向かう秋の風が吹く夜。風を切る音に混じり乾いた足音が響いていて。)「カラン・・・カラン・・・」もし誰かが足音の方を見たのならば灯りを手に歩く黒い外套を纏ったイエロティアの男が目に入るだろう。)(男は公園の入り口で止まれば)久しぶりに来た気がするけどやっぱり冬が近いのかな。(入り口近くに植えられた何かの木が殆ど葉を落としているのを見ながらそんな言葉を呟く。) [Thu 8 Oct 2009 22:16:10]
お知らせ > クロコさんが入室されました。 『揺れる灯りと乾いた足音』 [Thu 8 Oct 2009 22:10:31]
◆ミーシャ@試薬 > (折角?男の子になったんだからそういう思考をすべきなんだろうか。けど男の子の考えなんて全然わかんないから全部想像でしかないや。) あ…ありがとうございます。……嬉しいな。 (そんな事を言って貰えると照れなんかよりも喜びの方が勝る。ちょこんと座り込む猫に撫でたりなんて出来ないかな?とそーっと手を伸ばしてみたり) ハイ。喜んで。 (同世代や年下の友達が少ない私はリアさんの孤児院がとても好き。だから頷き彼女の手をとり私も立ち上がる) (猫に連れられて手を取り歩こう) [Tue 6 Oct 2009 02:00:48]
お知らせ > リアさんが帰りました。 『( 愛猫は一声鳴けば、先導するかのよう振り返りながら院へと歩み出す。 )』 [Tue 6 Oct 2009 01:40:05]
◆リア > ( きょとン、として、 ) ああ…、 そうですね、 ( 確かに、男の子に言ったら嫌がられるか。でも貴女はオンナノコだから、と思ったのだけれど―― こういう時、代わりに子どもたちに何というかと言えば、 ) どちらのミーシャさんも愛しいですよ。 ( カッコいいと言おうが、カワイイと言おうが、その言葉の意味は結局同じ。 笑うミーシャさんに、己も微笑んで。 隣にちょこンと座りこんだ猫が、そのやりとりをじっと見ている ) いいえ、いいんですよ。 その代わり、また子どもたちと遊んであげてください。 ( 子どもたちが喜びますから、と。お貸しするのは彼らの服であるし。 小さく笑って告げれば、立ち上がり ) では、行きましょうか? ( 手を繋ぐつもりで、差し出した ) [Tue 6 Oct 2009 01:38:02]
◆ミーシャ@試薬 > (そうして撫でられてる間はホッと安心できる。私はこうされるのがとても好きなんだ) 可愛らしい…ですか。 (そう言われて私は激しく悩むようにうーんと唸った。) 喜んでいい所なんですか?それとも男の子なのに可愛いって…なんて怒る所なんですか? (うぅわかんないようと心底どうでもいいことで悩み始める。)(けど頭にそっと口付けされてほわっと心の中が暖かい気持ちになる。私は照れたように笑った。) ありがとうございます。本当…もう凄い助かります。 (その提案に嬉しそうに首を縦に振る) 本当に…お世話になってるばかりですみません。 (様々な人達に色々と良くして貰えてる。私は間違いなく幸せ者だ。胸を張ってそう言い切る事が出来るんだ) [Tue 6 Oct 2009 01:30:26]
◆リア > ( 子ども特有のやわらかな髪質が指に心地好い。 緩い動作を繰り返し泣き声の混じりそうな貴女の頭を撫でたまま、 ) 私としてはその姿のミーシャさんも可愛らしいと思いますよ。 ( いつも孤児院の子どもたちに、眠る前にするように。 淡く微笑んで、貴女の頭にそっと唇を寄せる。 大丈夫という言葉の代わりに ) ミーシャさんがよろしければ、うちの服を幾つかお貸ししましょうか? ( 元に戻ったら、遊びに来るついでに返しに来てくれればいい。 大丈夫、今の時間なら子供たちは寝室だ。見られることもない。 ) [Tue 6 Oct 2009 01:16:04]
◆ミーシャ@試薬 > (桃色の髪はいつもと変わらないふんわりとした撫で心地だろう。本当にリアさんの言う通り。) 楽しげな人だったからつい請けちゃって…せめて一言こういう薬だって付け加えて欲しかったです。 (そしたら躊躇なり覚悟なり出来たのにとグスッと泣きそうな声で。この格好で誰かと話すのって何故か羞恥心がある。) 母もそう言ってました。本当にだといいんですけど…出来れば早く。 (性転換はこの街では割とよくある事か。けど実際我が身にふりかかるとやっぱり災難としか言えない。) あ、ハイ。ちょっと…だけ。あと何より凄い恥ずかしいです……… [Tue 6 Oct 2009 01:08:07]
◆リア > …、 ( 泣きそうに項垂れる頭を、撫でようとそっと手を伸ばし ) …、 ( 事情を聞けばもういちどぱち、と瞬いて ) …仕事は選ばないとだめですよ。 ( よしよし、なンて変わらぬ桃色の髪をやんわり撫でようか。 個人的には面白い魔女さんだなンて思うけれど、変わってしまったミーシャさんはそうもいかないんだろう。 ) 多分そのうち元に戻ると思いますけれど―― 、 服、窮屈そうですね。 ( 困ったよに微苦笑浮かべ。 無理して着てるのは、布地にもあンまり良くないだろうし、 ) [Tue 6 Oct 2009 00:48:13]
◆ミーシャ@試薬 > (流石ヴェイトスだ。何ともないぜ。きっとミーシャには生暖かい視線が送られてたんだろう。) (……誰だって驚く。私も驚くと思うもの。こんな恥晒すなんてああやっぱり泣きたい。) ………こんなでも…ミーシャなんです。 (リアさん相手に誤魔化したりしたくないから素直に自分が誰かを告げよう。) 実は…こないだ道端で会った魔女の方に薬の実験を手伝ってくれないかって。お金も払うからって言われたから……私つい頷いちゃって… (そしたら次の日こんな事に。) [Tue 6 Oct 2009 00:39:49]
◆リア > ( 男の子なのにオンナノコの服を着ているのには、つっこまない。 だってこの街はヴェイトスだもの。 間違えちゃったお詫びに、飴でも入ってないかとポケットを探ろうと手を入れて、 ) … はい? ( きょと ン。 )( 再度瞬けば、まじまじと貴女を見つめ ) … ミーシャさん? ( かくり、首を傾げてもう一度その名を口にした。 )( 猫は用心深げに上体を低くしてのそのそと貴女に近づけば、ひくひくと髭を動かしながら貴女の周りをぐるりと一周しようとするだろう ―― その間に己も近寄って、目の前にしゃがもうか。 ) えぇと、 何があったんですか? [Tue 6 Oct 2009 00:26:28]
◆ミーシャ@試薬 > (自業自得の面もある。何だかんだでお金に釣られちゃったのだ。まだ年端もいかない小娘の私に出来るお仕事なんてそんなにみつからないんだもの) お団子の方に行けば良かったよぅ… (確かに新しい世界という謳い文句は違わないけど新しすぎてちょっと付いていけなかったみたい)(そんな事を頭の中で巡らしてた時に誰かが私の名前を呼んだ。それと一緒に猫も鳴く) リアさん……… (そして彼女は次に人違いだったと謝罪を口にした。私はちょっと慌てる。確かに人違いみたいなものかもしれないけどリアさん間違ってはないもの) あ…あぅ…ち、違わないです。ミーシャで合ってるんです… (少年は情けない声で半べそかきながら首をふる) [Tue 6 Oct 2009 00:16:56]
◆リア > ( 己の足元で愛猫が、なァうと鳴いた。 )( 愛猫の足跡をのンびりと辿り行く散歩は、愛猫と散歩しているのか、愛猫に散歩させられているのか良くわからない。 時々己の通れないところにまで行こうとするので、困ってしまう―― 今も木に登ろうとした猫を止めていたところで、ふと知り合いの姿を見つけ ) こんばんは、お散歩で――― 、 ( 語りかけながら貴女に歩み寄り、 お散歩ですか、と告げようとしてはたと足を止める。 ぱち、と瞬き ) …あ。 ( 違う、彼女じゃない。 雰囲気は良く似てるけど、おとこのこだ。 ) あ、…ごめんなさい。 知り合いに良く似ていたから間違えてしまって―― 、 ( 申し訳なさそうに小さく肩を落とし、すみませんでしたと謝罪する ) [Tue 6 Oct 2009 00:03:21]
お知らせ > リアさんが入室されました。 『 ミーシャさん? 』 [Mon 5 Oct 2009 23:56:42]
◆ミーシャ@試薬 > (かといって私のお家は貧乏。軽々しく買って買ってーなんて言えるものじゃない。だからこうして今までと変わらない洋服を着ていつも通りの生活を過ごしている。) (だけれど気になるのは他人の視線。図書館に行けるようなしっかりした服はどれも女の子が着るような見た目だ。そして今の私は男の子。つまり私は女装した少年。ということは他人から見た私はそんな変な趣味を持った子供) うぅぅ…泣きたい。 (沸々と後悔の感情を湧かせながら、女装少年は落ち込んだ足取りで公園を歩く) [Mon 5 Oct 2009 23:45:40]
◆ミーシャ@試薬 > (男の子の体になって少し経つけどやっぱり違和感は残る。初めて生で見た異性のアレが自分に付いたモノだったなんて風に考えると何となく泣ける。催した時とか初めは激しく困ったな。) ん…やっぱちょっとキツいかも。 (それに私にとって地味に困ったのは着る服の事だ。少しだけ体格がよくなってしまったからか、手持ちの洋服はどれもサイズが微妙に合わなくなってしまってる) [Mon 5 Oct 2009 23:32:19]
◆ミーシャ@試薬 > (性別が逆転した私の姿を見たお母さんは最初に目を丸くして、理由を聞いたらヴェイトスではよくある事と笑い、次にそういう怪しい仕事に手を出した私に笑顔のまま怒りながらお尻を叩いた。) 簡単だと思ってた私が浅はかだったな…… (図書館の帰り。キツメの女の子の服を来た少年はしみじみとぼやいた) [Mon 5 Oct 2009 23:17:39]
お知らせ > ミーシャ@試薬さんが来ました。 『どうにも慣れない』 [Mon 5 Oct 2009 23:00:23]
お知らせ > No nameさんが帰りました。 『兎にも角にも、幸運に感謝しよう』 [Mon 5 Oct 2009 03:15:34]
◆No name > (メイド少年は、果たしてお供え物を狙ってやって来る猫の群れから神を守る事が出来るか?) [Mon 5 Oct 2009 03:14:51]
お知らせ > ディーバさんが退室されました。 『明日ご主人様だけでなく、近所のメイドさん達にも話してみよう。風を操るハートマークの神様の事』 [Mon 5 Oct 2009 03:10:34]
◆ディーバ > ( 人より感覚が優れていて、人に逆らえない性質の奴隷であり、宗教知識にうといが無神論者でもなく、あまり賢くないから疑わない、ハートを崩した罪の意識がある……と、どうやら神様にとって好条件が揃っていたようだ。ガッカリな事があるとすれば、財産を持たぬ奴隷であることだろうか。あと、乙女どころか女ですら無い。 ) ……畏まりまし、た。少々お時間はかかってしまうと思います、が……神様のお力になれるよう、頑張りま、す…! ( 胸元でグッと両の拳を握って誓う。奴隷である自分にどこまでできるか分からないが、今まで違う世界の存在だった神様の役に立てるなんて凄い事だと思った。 ) では…僕は屋敷、に戻らないといけません、ので失礼致しま…す。 ( ペコリとお辞儀をし、許しが出れば荷物を拾って帰るだろう。 )( 来月まで無一文なのでお供えは難しいが、現在いらっしゃるベンチ付近の掃除に来る事はできる。少なくとも、一日中猫がずっとベンチを占拠しているような状況は無くなるのではないだろうか。 ) [Mon 5 Oct 2009 03:05:48]
◆No name > ( 何か、信じられないくらい事がうまく運んでいる。 いや、長年の苦渋の年月のせいで弱気になっているのだ、そもそも余は神である。 ベンチで夜明かしなど許される訳はないのだ。 ) ( 乙女の質問は、尤もである。 出来れば此処は余り良い思い出がないので別の所に立てたい。 しかし、此処に立てれば、少なくとも『エロス様』への信仰にはありつける……が、 ) 出来れば、他のもっと静かで……見晴らしが良くて、そう―――猫がいない所が良いな。 (しばし悩んだ末、乙女にそう告げる。 これはチャンスなのだ、前に進まなければならない。) [Mon 5 Oct 2009 02:51:48]
◆ディーバ > ( 厳かな声で命じられ、奴隷はその度に「はい」「はい」と頷いた。 ) 畏まりました。あの、神殿の場所ですが…「ここ」が宜しいのでしょう、か? ( 他に良い場所がなければここしかないだろうけれども、公園に奴隷が勝手に何か設置すれば咎められる可能性がある。神様がいらっしゃることを説明すれば大丈夫かもしれないが、神様の口ぶりからして見える人は少ないようだ。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:39:01]
◆No name > ………そうか。 見えぬであれば仕方がない。 ( 見えないと言う事は、ベンチの上を猫に占領され、ベンチの下で夜を明かしていたのも気がついてはいないと言う事だ。 ほっと胸を撫で下ろす・・・前に、いくつか考えなければならない。 これはこの境遇を抜け出すチャンスに他ならないのだから。) お前の罪を許す代わりに、やって貰わねばならぬ事がある――――此処に神が降臨した事を人々に知らせるのだ。 本来であれば、あのハートの奇跡を持って余が降臨した証とするところであるが、消えてしまったゆえ、その他が代わりとなってそれを成さなければならない。 ………あと、余を祭る神殿―――雨露を凌げる程度でよいが……それが必要じゃ。 出来るだけ急いで用意して欲しい。 ( そう、神殿は絶対に必要だ。 もしも、万が一、信者がたくさん出来て、その中にこの乙女のように余を感知する者がいた場合、神がベンチで夜明かししていたなどという事が知れ渡れば、神としての沽券に関わることになるのだから!) [Mon 5 Oct 2009 02:32:10]
◆ディーバ > !! ( あのハートがどうやって出来たかを聞いて、奴隷は青ざめて口を押さえた。それは…本当にご無礼なことをしてしまった…。しかも目の前の方は貴族や王族どころではなく、「神」。奴隷に考えられるレベルを超えていて、己の罪の重さに目の前が真っ暗になりそうになった。が。 ) えっ……許して、頂ける…のです、か…!? あ、ありがとうございま、す! ( お優しい神様で良かった…と思う。 ) あ…き、聞こえておりま…す。 お、お姿…は、そちらにいらっしゃる事、は分かるのですが…はっきりとは。 ( ちゃんと見えない事は良くないのではないかと思い、怖々と告げる。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:16:30]
◆No name > ( 最初に感じたのは、戸惑いだった。 余に気がついてくれるような人間、ましてやこんなに丁寧に接してくれる人間はもういないと思っていた。 何せ、ヴェイトスにやってきて以来、余に気がついた人間達は、ちょっとスカートを捲り上げただけで後ろ回し蹴りを繰り出すような凶暴な女とか、マイナー神呼ばわりする無礼な女とか、そんなのばかりだったからだ。 一呼吸置いてみると、気がついてくれた事に対する喜びと、落ちぶれた姿を見られたのではないかという羞恥心が同時に込み上げて来た。 ) お前がパンの袋を落としたハートの軌跡は、余が……今さっき、そう、今さっきこの地に降り立ったという証だったのだ。 本来、神の降臨の跡を汚すなど、許されざる大罪! しかしながら、お前はなかなかに心根が素直なようでもある……であるからして、特別にその罪を許そうではないか。 ………余の声が本当に聞こえておるか? 余の姿が見えるか? ( 厳かに、神々しく、厳粛に。 そう心がけながら、ちょっと聞いてみる) [Mon 5 Oct 2009 02:07:03]
◆ディーバ > ( 通常の人間より優れた感覚は、血の半分がサイレントである事が影響していると思われる。今まで、不思議なものを見た経験はなかったのだが…もしかしたら気づいていなかっただけで、見ていたのかもしれない。それとも、徐々に能力が高まっていたのか。 ) うわ、え。あっ? ( 「何か」がふわっと宙に浮き、奴隷は恐る恐る見上げる。 )( そして続いた声に、奴隷は出来うる限りの速度で、慌ててスカートを直すと買い物袋を横に置き、正座した。 ) た、大変失礼いたしまし、た…。 ( 奴隷ゆえ特に宗教は持っていないのだが、下手に知識がないだけにこんな状況で神だと言われると信じるしかない。でもやはり怖いし、色々失礼をしてしまった気がして少し震えている。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:55:16]
◆No name > ( ………おかしい。 なにやら、乙女が余の声に反応したような気がする。 以前、イエロティアの集落付近でで焼き討ちがあった時、あれこれ手を尽くしたにも関わらず、その場に集まった数十人の人間誰一人として気づいて貰えなかった余に、この乙女は気がついたというのだろうか? まさか、それはないと思うが―――― ) ( 念の為、渇きの風に乗ってふわりと舞い上がる。 丁度乙女の眼前に余の足がくる位置取り。 人間は飛ぶ事ができない為か、ちょっと高みから見下ろしてやるだけで大袈裟に驚いたりする。 もしこの乙女に余の姿が見えているのであれば………決して、うらぶれた姿などを見せる訳には、いかない。) そうだ、お前の事はいつも見ておるぞ。 なぜならば、余は神だからだ。 ( 厳かな声で告げよう。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:41:24]
◆ディーバ > ……!! ( 聞こえた。辺りに「人は」いないようなのに、声が聞こえた。目を丸くする。 ) あっ、も、申し訳ありません……!! ( ハートの事と結びつかず、何がいけなかったのか分からないが怖いので謝る。 ) …………み、見てます、か? ( 自意識過剰だろうか。うっすらと見えている「何か」の形が…体勢が?変わったような、とにかく視線を感じるのだ。股間に。 )( 整えようとスカートを掴んだまま、どうするべきか迷って手は止まっている。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:28:17]
◆No name > ( 咎人は地に伏した。 神の御業は、常に勝利を約束するのだ。 知るがいい人間よ、高らかに宣言しよう。 ) 地に伏し、己が罪を悔いるがよい。 ( 厳かな声で勝利を宣言し、地に伏した敗者の様を堪能する事にした。 ………見た目より、ずいぶん引き締まった足をしている。 股間が若干膨らんでいるように見えなくもない・・・様な気がしないでもない。 永の歳月の間に、人の造りも変わってきたのだろうか? マジマジと見よう、股間を中心に、マジマジと。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:19:59]
◆ディーバ > ( せっかく綺麗な形になっていたのに、もったいない。とは思うものの、そこまで重要なものだとは当然理解していない。 ) ………。 ( 夜で暗いから目の錯覚だと思いつつも、何かの輪郭を成している風に見える線に手を伸ばそうとし。 ) うひゃあっ!? ( 風の強い日ではなかったはずなのに、突然自分の周りだけ風が吹いてスカートをまくり上げた。一瞬迷うが、買い物袋を持ち続ける事を優先したためにスカートを押さえられず、長いスカートを巻き上げるほどの風の煽りで数歩後ろに下がると尻もちをついた。 ) いた、た〜…。 あっ。 ( ぱんつが丸見えだ。人は居ないから良かったけど、みっともなくてちょっと恥ずかしい。スカートを整えようとするが、この年頃の女性にしては筋張った脚と女性用下着の妙なふくらみはバッチリ見えてしまっていたのではないだろうか。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:10:36]
◆No name > ( パンの袋は無常にもハートの上に落下し、ガサっという乾いた音を立てた。 ずっと昔、戦神として崇められていた頃、思っても見なかった程の大敗を喫した事があった。 その時聞いた敵軍の鬨の声にどこか似ていると思った。 終わりの音だと思った、敗北の音だと思った。) ( 物音に驚いた猫がベンチから飛び降り、走り去っていく。 ハートは消え、猫は去り、こうして私には何も無くなった。) ( ――――――否。 そうでは無い。 まだこの乙女がいる。 この所業に対する相応の報いを、『神罰』を与えなくてはならない! ) ( 余は乾きの風に命じよう。 彼の乙女のスカートを、吹き上げよと!) [Mon 5 Oct 2009 00:55:21]
◆ディーバ > ( 基本的にどんくさい奴隷なので、物を落とす事は実は結構ある。重い物を下に、軽い物を上に入れるという知恵は覚えたのだが、こういう体勢を取るとこぼれるかも…という事には中々思考が回らないらしく。 ) あ、あっ…。 ……あー……。 ( 気づいた時には、紙袋に包まれたパンが「ガサッ」と地面に落ちていた。 ) リンゴじゃなくて、良かった…。 ( 昔リンゴを転がした時は悲惨だった。ホッとしつつ、パンの入った包みを拾い上げ……ハート型を直撃していた事に気づく。 ) あ………… ( しまった…と思い、どうしようかと周りを見回して。 ) ……あれっ? ( 何か、「いる」ように見える。猫とは違う。そういうのじゃなくて、はっきり何がいるとは分からないのだけれども、何かがそこに「いる」ように感じるのだ。パンの包みを持ったままの腕で目をこする。…目が疲れてるのかなあ。 ) [Mon 5 Oct 2009 00:42:49]
◆No name > ( 人間の言葉に、人生万事塞翁が馬という諺がある。 パプテスにこの地を追われ、フォーウンを流離っていた頃に覚えた言葉だが、『世の中の事は、何が幸いか不幸か、終わってみるまでは判らない』という意味だ。 ) ( 乙女の手から零れ落ちそうになるパンの袋を押し留めようとベンチの下から飛び出しながら、余はそのような事を思い出していた。 いや、この場合は自業自得と言った方が正しいのだろうか? そのような事を考えている間にも、パンの袋とハートとの距離は縮まり続けている。 ) ( 余はパンを受け止めようと手を伸ばした―――肉無きこの身では受け止める事など叶わぬと知りながらも、そうせずにはいられなかった。 渇きの風でパンを吹き飛ばす事も考えたが、それではハートの模様も一緒くたに吹き飛ばしてしまうだろう。 ) (万事休す、か) [Mon 5 Oct 2009 00:32:21]
◆ディーバ > ( 残念な事に、あらゆる意味で、乙女ではなかった。 ) ひゃっ!? ( ハートを見ながらちょっとボーッとしてたから、首筋に吹き付けられた風に余計に驚いた。ビクッとしたその拍子に、抱えていた買い物袋からはみ出していたパンの包みが落ちそうに。動きの鈍いこの奴隷にはまず止められないので、このままでは地面のハート型にボトリだ。 ) [Mon 5 Oct 2009 00:19:38]
◆No name > ( 寄って来たのは、メイドスタイルと呼ばれる服装の乙女のようだった。 ハートの跡へと近寄って、しげしげと眺めている。 猫は人に馴れているようで、乙女が近寄っても逃げる様子が無い。 ふてぶてしい奴だ、猫はあまり好きにはなれない。 ) ( せっかく描いたハートを崩されでもしたら面倒なので、乙女にはお帰り願うことにする。 見える事は無いだろうが、このように零落した姿を人間に見られたくないという神としての矜持も微かながら有るのかもしれない。 乙女の首筋に風を吹き付けるよう、渇きの風に命を下した。 ) [Mon 5 Oct 2009 00:08:28]
◆ディーバ > ( ハート型が描かれた場所に近づく時、ベンチの方で「何か」が動いたような気がした。 ) ……あ。 ( パチパチと瞬きをするが、ベンチの上に猫がいるのに気づき。 ) あ…なんだ、猫…か。 ( ちょっとホッとしつつ、買い物袋を抱えたままハートの近くでしゃがみ込み。 ) 指…じゃ、ない…? すごい…。 ( 小さな箒で撫でても、細かい部分は難しいように思えた。 ) なんだろう…魔法…とか……。 ( 風によって描かれたのだとはまだ思いつかず、感心したふうにジッと見ていて。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:58:59]
◆No name > ( いっそ本当に相手猫を探しにいこうかと考え始めた時だった。) (人の声。 どうやら地面に描いたハートの跡を目に留めたようだ。 精々奇跡とかエロス様の御業とか大袈裟に言いふらしてくれればいい、そう考え、ベンチの下へと潜り込んだ。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:50:32]
◆ディーバ > ( 買い物帰りの道。今日は、公園を通って帰る事にした。ちょっと肌寒い気がして、もうすっかり秋だなあ…なんて考えていた時。 ) …あれ。ハート…? ( ベンチの近くの地面に、ハート型の模様がある。誰かが描いたんだろうか。砂に指で描いた…?にしては綺麗なような。そう思って近づいていく。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:46:02]
◆No name > ( 一仕事終え、ベンチの方を振り返るが、猫はまだどく様子は無い。 ぺろぺろと前足を舐め、顔を擦っている。 もし、もう一度余が神の力を取り戻す事が出来たなら、余の神殿には決して猫を近づけさせない。 そう決めた。 ) ( もし、この猫につがいを見繕ってやれば、この猫はベンチからどいてくれるだろうか?) [Sun 4 Oct 2009 23:39:20]
お知らせ > ディーバさんが来ました。 『(通りがかったメイドもどき)』 [Sun 4 Oct 2009 23:39:06]
◆No name > ( 今夜は満月、雲の切れ間から覗く月の美しさは、隆盛を極めたあの頃と何一つ変わらない。 何一つ変わらず、輝いている―――だけだ。 それだけだ。) ( 余はベンチの下から這い出て、余の従僕たる渇きの風に命令を下した。 風はひゅるりと吹き荒び、砂を散らしてハート型の痕跡を地に残した。 雨が降る前に誰かが見れば、エロス様の奇跡とかそんな感じになって、信者が増えたりもするのかもしれない。 小さな事からコツコツと努力する、それが生きると言う事だと最近思うようになった。 ) [Sun 4 Oct 2009 23:29:51]
◆No name > ( パプテスに敗れてからというもの、余は様々の物を失った。 信者を皆殺しにされ、神殿を壊され、神としての力の殆どは失われ、自分の名前すら忘れ果てた。 ) ( ベンチの上で野良猫が背伸びをし、クァ・・・と鳴いた。 恐らく、余への捧げ物を食べにきたのだろうが、今日は誰も捧げ物を持ってこなかったので不貞寝していたのだろう。) (今の余は、『恋の精霊エロス様』らしい。 一月か二月ほど前、このベンチの前で一人の乙女が告白を成功させて以来、此処で告白すると恋が実ると噂になったようで、時折年頃の乙女が捧げ物を持ってくる。 告白に成功したお礼という事らしい。 余は時折告白する乙女の手助けをし、細々と信仰を集めて糊口を凌いでいる) [Sun 4 Oct 2009 23:15:48]
◆No name > ( 余は神である。 今は昔、多くのヴェイティアンに崇められ、病と乾燥を統べる戦神として恐れ敬われたいと高き神格の神であった。 黒曜石を用いて装飾された余の神殿は、常に余を信仰する者どもが引きも切らせず列を成し、見目麗しき乙女が余の姿を象った像の前で日に夜を継いで祈り、歌い、舞い踊ったものだった。 供物は神殿より溢れんばかり、時には生贄として、美しい乙女達が余に自らの命を捧げた事もあった。) ( そう、すべては光り輝いていた――――パプテスに敗れるまでは。 ) ( 今、余の居場所と言えるのは、公園の片隅に捨て置かれた、この錆びれたベンチの下である。) [Sun 4 Oct 2009 22:58:52]
お知らせ > No_nameさんが来ました。 [Sun 4 Oct 2009 22:43:45]
お知らせ > アヤさんが退室されました。 『( ああでも、こんなひどい顔じゃあ だめね。 )』 [Sun 4 Oct 2009 16:05:18]
◆アヤ > ( 主よ、 懺悔します。 ) ――― ( 彼女を召したあなたを。彼女と共に在ることのできるあなたを。彼女を私から奪った、あなたを―― 嫉ましいと思うこの心を。 ) … 逢いに、 ( いこう。 ) ( あいに、いきたい。 彼女の眠る場所へ、 ) [Sun 4 Oct 2009 16:04:53]
◆アヤ > ( 自分が何をしたいかわからない、 虚無感。 ) ( アレをしよう コレをしよう と、思い浮かべてみるものは 容易に、 アレをしたかった コレをしたかった に、 かわってしまう。 彼女と、 一緒に、 ――― ) … っ、 ( 歩みを止めて、目を瞑る。 )( 具合の悪そうな様で口許を手のひらで覆えば、ふッと息をつき、 ) ( 左手でぎゅぅッと、首から提げた銀の十字を握り締めた ) [Sun 4 Oct 2009 15:54:38]
◆アヤ > ( 昨日は中秋の名月だったというのに、今年は薄もお団子も何も用意しなかった。 家や図書館にこもりがちなこの身に、いつしか風は涼しくそよ吹いて 秋なのだと、知らせくる。 ) … あ、 ( ぽつン。 声を漏らし ) 鉢、植え―― ( おうちの中にしまったままだわ。 ) ( 窓の近くには置いているけれど、きっと彼らも日の光を浴びたかったでしょうに。 ごめんなさい。 ) … ( どこかに座ろうかなって視線を巡らせたけど、ベンチはどれも雨を吸い込んで色を変えたまま。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:44:32]
◆アヤ > ( 酷い雨に潰されないよう、おうちの中にしまいこんだ鉢植えやプランターに囲まれて。 灯りもつけないままの部屋は、昼間でも雨のせいで薄暗くて―― ぼんやりとあてもなくどこかに視線を向けながら、 私は何を考えていたのかしら。 ) ( そのうち部屋の中に光がさして、雨音がしなくなったことに気がついた。 ) ――― … ( 窓辺に近寄ってカァテンを緩く掴み、晴れていく空を眺め。 おうちに籠もってばかりじゃダメだって。 そう思って、半ば義務のように着替えて髪を整え、うちを出てきた。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:37:25]
◆アヤ > ( 少し前までは外出するのも困難なくらいの土砂降りだったのに。 ) ( 水を吸い過ぎた綿みたいな、濁った色の雲は水を吐き出しきッたのか 今は白色に戻り、ゆるゆると風に流れ晴れ間を覗かせている ) ――― ( あ、うろこぐも。 なンて、空を眺めて思う。 もう、すっかり秋ね。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:29:01]
◆アヤ > ( ぼーっと、 晴れた空を見上げた。 ) [Sun 4 Oct 2009 15:24:45]
お知らせ > アヤさんが来ました。 [Sun 4 Oct 2009 15:23:25]
お知らせ > マオさんが帰りました。 『 月を楽しみながら、家へと帰っていく 』 [Sat 3 Oct 2009 21:44:15]
◆マオ > ( 食事の質は少々下げなければいけないのは仕方が無いか。 上手くやりくりしてくれるように家政婦へと頼むこととしよう ) 月の魔力を得られれば良いのだがな ( 衰えた力を取り戻すのはまだまだ時間がかかりそうだ。 これはゆっくりと力を蓄えていくしかないだろう ) [Sat 3 Oct 2009 21:32:58]
◆マオ > ( 募金の名義はルビーアイキャット。 出すときはちゃんとお金を出すという印象は与えていたほうが良いだろう。 地域貢献していない商店には周囲は冷たいものだし、売り上げも落ちる ) …最低限、という所だな ( 資金に余裕があればもう少し入れたいところだが、これが限界である。 貯金が少なめなのも最近ようやく安定して売り上げを上げられるようになったということだ ) 後は、ゆっくりと月でも眺めて帰るかな? [Sat 3 Oct 2009 21:10:33]
◆マオ > ( 募金へは50万エンを。 ギルドとか大聖堂に持っていくほうが良いのだろうが、残念ながら悪魔なので大聖堂には足は運べない ) …予定外出費の予算はこれで使ってしまったか。 奴隷を買う余裕は残っているからよしとするか ( 予算よりも安く奴隷を購入していたので其の分を件の奴隷購入にまわそうと考えている。 カタログにあるプロフィールを思い出しつつ、庭師らしい男の片割れか、女中の少女辺りが良さそうだと考えている ) 後は、時期と決断、か ( 少なくても何かあったときには貯金でまかなえる範囲の出費だ。 貯金を出す、という事は赤字なのであまりよろしくは無いのだが ) [Sat 3 Oct 2009 21:00:42]
◆マオ > ( この季節の月は良く見える。 散歩に公園まで足を運び、ふと空を見上げて見えた光景 ) こういう時に外で虐めると良く見えるものだけどな ( なまじ周囲が明るい分恥ずかしさが倍増するような薄着や裸での強制散歩。 今? 想像にお任せする ) ふむ。 募金活動をこの辺りでしていると聞いたが…、あれか? ( それらしい人影を見つけては近づいていく。 少し多めに懐に入れてきたのはそんな理由 ) [Sat 3 Oct 2009 20:45:45]
お知らせ > マオさんが来ました。 『 月が良く見える 』 [Sat 3 Oct 2009 20:35:21]
お知らせ > ハニィさんが退室されました。 『( もう怪我はしませン…ッ。 ―― お風呂と医者の診察の後、涙目で告げるだろう。 )』 [Mon 28 Sep 2009 00:21:48]
お知らせ > 紅梅さんが退室されました。 『( 何ぞ、唄でも口遊んで帰ろゥか。 次は怪我等無いよォに ねェ...? )』 [Mon 28 Sep 2009 00:17:55]
◆紅梅 > 多少ォは ねェ... ( 香袋を作る時だと か。 蝶。機会があれば 折り方を教えてあげよォ か? ) ( 着付けやら文字やら、 キミが今まで閉鎖的な暮らしをしていた分と文化が違うせェで、知らねばならぬコトは幾つもあろォ けど、 ) ――― そンな 強くはされないんじゃないか なァ...... ( 精々己がした程度か、其れよりも優しかろゥけれ ど ―― 今迄どのよォな医師にかかっていたのか。あァ其れとも御婆様が診てくれていたのかなァ? ) ―― 次は気をつけるよォに ねェ。 ( 其れから、誰ぞに必ず行き先を告げてゆくよォに。 そゥすれば、何時間も帰ってこぬとくれば誰ぞ捜しに出るだろォから、 )( 幼子一人、背負ォくらいは 平気、だよゥ? ) ――― ( キミを背に負い、立ち上がり ) [Mon 28 Sep 2009 00:15:01]
◆ハニィ > ――― うンッ。 ( すぐに続いた言葉に、ぱちッと瞬きひとつ。 ) 紅梅さま、 縫い縫い できる のぅ ? ( 縫い縫いは黒蝶にとッての繕うの意だけれど。 眼を大きく開いてそンな言葉。あ、でも紙で蝶が折れる位、器用だッたッて思いだした。 ) ( 着付けも、何時か教えてもらえると 良いなァ。なンて、 にへッと笑いながら思う。知らない事を 一個一個知ッていくのは、楽しい。 ) ――――… ビシ、バシ、ぎゅうう は もう、嫌なのぅ …。 ( あァけど、主は止めてはくれない様子。風呂と医者のコンボ、 今日は厄日なンだと思う。 ) ――― ン 、 ( 立ちあがろうにも、身体を動かす度に 背中が痛む。 …と、向けられた背に きょとンとした表情を浮かべた後、 ) … ごめン ね、 紅梅さま ぁ …。 ( 言いながら、其の背に身を預けようか。 歩いていくには、ちょッと身体がきつかッた から。 ) ( ―― 重く無いと良いな、ッて思うのは 華奢な少年への申し訳無さと、 ほンのちょこッと黒蝶に存在してた乙女心だ。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:03:46]
◆紅梅 > ( まだ、着れる ) ―― じゃァ 女中に繕ォて貰えば イイ。 ... 其れとも俺が繕ってあげよォ か? ( ク ス。 笑い含みに、問いを向けン。 ) ―― うン、 ( 着付けて貰ったら良い、と小ィさく告げよゥ。 嗚呼、其の内自身で着れるよォになれたらイイ ねェ。 ) ... ふ ふ、 ( 小ィさく 笑ゥ )( 腕は、そッと抱き止めるだけに 留めおこゥ ) ... 嗚呼、 そゥだ ねェ―― 傷の程度を診るに、そォいうコトもあるかもしれなィ けど。 ( 風呂? 勿論帰ったら入ってもらう よゥ。 だってこんなに泥だらけで。 ねェ? ) ――― とりあえず 帰ろォ かァ... ? ( 抱きかかえてゆく、は難しかろォけれ ど。 背負ゥならば可能ォだろゥ。 そ、とキミから離れれば 扇を仕舞い 羽織代わりに肩に掛けていた紅地の着物にしかり手を通し 背を、向け ) [Sun 27 Sep 2009 23:53:24]
◆ハニィ > …… うゅ、 …、 ( 土の汚れと木の枝に引ッかかッて破れてしまッた所と。 しょンぼり肩を落として、続く言葉に こてンッて小首傾げる。 ) ―― うう、うー、でも だいじょぉぶ 。まだお洋服 あるもン ッ、 ( 其れに此の洋服だッてちょッと破れただけだから。まだ着れるもン、 と貧乏が板に付いてる黒蝶は紡ぐ。 ) おきも のッ。―― 着る−ッ。皆と 一緒 なのぅ。 ( にへッと痛み忘れたかのように笑ッた。お着物は綺麗で、初体験だから何だか緊張するけど 其れ以上に楽しみ。 ―― 短い少年の髪が視界に映る。赤いお花飾りはきッともう飾れ無い だろう。 ) …――― ン み゛… ッ、 ( 背に指先の感触が伝わッて、 ずきりと痛む背中。眉顰めて、ぎゅーッと眼を瞑ッて、ちょッと押し殺した様な声を零す。 ) … ン、で、でも …ッ、お医者さン ッて、バシッて ビシッて… 、 背中ぎゅううううッて押すかも なの ぅ… ッ、 ( 視線落として、必死に訴える。 黒蝶にとッて医者はお風呂と並ぶくらい 嫌なもの。 ) …… 、 ( 医者嫌なのぅ ッて、感情を瞳に込めて。主を 見上げる。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:40:21]
◆紅梅 > ( ... 服? ) ―― 嗚呼、 ( キミの姿、眺め。 汚れは洗えば落ちよォけれ ど。 枝に引っかかり破れている箇所もあろゥか ) 今度 好きなのを買っておい で。 ( 金子は此方で用立てる、から。 まァまだ以前購入した服はあろォし、墓地にゆくといゥ約のついでに買ォて来てもイイけれ ど、 ) ―― そォいえば 仕立てさせていた着物も先日届いていた ねェ... ( 己が髪を切ったあの日に ) いいや ァ ? ( 謝罪に軽く応え て、 ) ――― … ( する り、 ) ( 指先が 少ォし許り強く 抱きとめた背を、撫でおろそォ と ) 嫌い でも、此れは一度診て貰わねばなるまい よ... ? ( 擦り傷切り傷等、童は遊びにゆけば幾らでもこさえてこよォけれ ど。 強かに打ちつけたらしい背は念の為―― … まァ、湿布と痛み止めを出してオワリ、な気がするけれ ど ) [Sun 27 Sep 2009 23:28:37]
◆ハニィ > ――――… ごめン なさい …お洋服 汚しちゃッた のぅ。 ( 何時もの調子。何時もの主。 ――怒ッて無い様 だけど、謝ッた。怖いから とかじゃ無くて、折角のお洋服を汚しちゃッた から。 ) …、 ( 手が離れて、少年の指先に付いた赤い血。 ぱちぱちッと何度か瞬き。血ッて 不味いと思う。 なンて。 ) … ―― ごめンなさ ぃ …、 ( 倒れ込ンだ先は 地面では無く主の身体。小さな声で呟く様に謝罪の言葉を紡ぎ、 ) … 、 ( 囁かれた言葉に、ぎくりッと身を震わす。 ) … 元気ー、 … 元気― ッ な のぅ 。 ( 元気ない調子でそう告げた後、 ) … お医者さン 嫌い …、 ( 白状した。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:17:49]
◆紅梅 > ――― う ン? ( 名を呼ばれ 何時も通りの調子で応え ) ―― … ( す、 る。 ) ( 腕をなぞるよォに 掴んでいた手を引けば、ふ、と指についた血に気付き―― ) … ( 何の躊躇いも無く 当たり前のよォに、其の血を舐め取ろォ か ) ... 、 ( 嗚呼、 此の距離でうつ伏せに―― 前へと倒れくるとゆゥのなら ば。 ) ( 其の先に在るは地面でなく 主であろゥ。 叶うならキミの体を受け止め ) ――― そォは 見えない、けど ォ... ? ( クス リ。 ) ( 囁く ) [Sun 27 Sep 2009 23:11:09]
◆ハニィ > ――――… 、 ( 怒ッてるの かなあ、なンて内心。だッてお洋服も泥だらけだもン。 けれど 表情からは怒りは見えなくて、 よく解らず、へによンと眉尻が下がッていく。 ) ……、 ( 顔には其れ以外の傷は無く。 ――腕や足には細かな傷は有るばかり。 ) …… 紅梅 さまあ、 ( やッぱり怒ッてる? ッて問い掛けは言葉にならず。なぞられた傷口がちりッと痛み、ちょッと眼を瞑ッて。 主の指先には赤い赤い黒蝶の血。 ) … うゅ …、 ( 木の枝がきッと一番の原因だ。 ) ――――…、 ( 医師。お医者さン。 黒蝶のイメージの中のお医者さンは とてもとても怖いひと。 ) … だッ、 だッだだ、大丈夫なのぅ ッ。ハニィは もう元気ッ。とぉ ッても 元気なのォ ッ! ( 慌てた様に捲し立て 、 足に力入れて立ち上がる。 ――が、背中がびしいッと痛み、其のまま べちょッとうつ伏せに倒れ込ンだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 23:04:53]
◆紅梅 > ( 頬と、額と ) ――― … ( 他には無いか、と 顔を上げさせた侭 じィ、と診 ) … ( 押す代わり 今度は傷の上を、親指が そ、と なぞる。 其れを見下ろし 乍、 ―― 嗚呼擦り傷切り傷ならば、指先にキミの血がつくだろォか ) ―― 木や枝と... 此の辺りの草や小石 で、 ( 出来たのかな ァ。 ) ( 上がった声、意に止めぬ様で 暢気にそンな呟きを 漏らし ) ... 傷を洗って 一応ゥ、医師を呼ばねばなるまい ねェ... [Sun 27 Sep 2009 22:56:01]
◆ハニィ > ―――…… ン みゅ、…、 ( 木の枝で切ッた切り傷とか、幹に擦れて出来た擦り傷とか、落ちた拍子に出来た打撲と、 何だか一気にボロボロだ。へによッと、眉尻下げたまンま、 顔は俯く様に落ちるけど、 ) ―――… うゅ、 ッ、 ( 扇が顎下に触れ、 顔が再び上がる。頬と額に小さな切り傷がひとつ ずつ。 ) …、 ――― 、 ( 問うた言葉に、返る言葉は無くて。不安になるけども、 ) ( 主の表情に、 ぱちりッと 不思議そうに瞬きを一つ。 ) … 、 ( 伸びた手を視線でおッて、 ) ―――― ッ、 痛 あッ、 …! ( 右腕に感じた痛みに、 声を零して 反射的にギュッと眼を閉じた。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:42:55]
◆紅梅 > ――― ( 主は無言で貴女の言葉を、 耳にし―― 腕や足を示されれば 其方へとゆるり、視線が移ろゥ ) ( 切り傷に擦り傷、其れから打撲跡―― ) ――― … ふゥン ... ( 嗚呼、顔に も? ) ( ... 閉じた侭の扇 つ、とキミの顎の下に滑らせ 顔を上げさせよ ォ と、 ) …… 。 ( 怒 る? ) ... 、 ( 問いかけに ふ、と。 唇のみが弧を描いて わらう ) ( 左手がキミの右腕へと伸び―― する、と掴めたなら、傷をぐッと親指で押すだろゥ ) [Sun 27 Sep 2009 22:34:15]
◆ハニィ > ――― …、 ( ン、と考える様な間が空いて、 )( こッくりと頷いた。 背中が一番痛いから、きッと背中から落ちたンだろう。翅がグシャッといかなかッたのが 不思議。 ) ―――… ンと、 一番 いたいのは、背中 で ぇ、 ( あとは腕とか足とかッて 自分の腕見遣ッた後、主へと視線を変え 紡ぐ。 ) ( 腕も足も、ついでに顔も。細かい切り傷や擦り傷がちらほらと あッて。 ) ( はふ、ッと一度息を吐く。息を吐くと 多少痛みが緩和される様な 錯覚。 ) …………、 ( じい、と主の顔を見遣る。僅かに首を傾げて、 ) …… 紅梅 さま、 怒る …? ( と、小さな小さな声で 問い掛ける。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:25:58]
◆紅梅 > ... 嗚呼、 ――― 背中から落ちた のゥ... ? ( 見下ろした侭、問いを重ね。 其れで無事とあれば、成る程 以前キミのゆゥたよォ、 キミの翅は中々に丈夫であるよゥ。 ) 痛いのは 背中、 だけェ ... ? ( 着物の裾 乱れぬよォ手を添え乍、其の場に ゆる、としゃがみ 込み。 ―― 座したキミとの視線の差は、先に比べれば随分と近くなったろゥ ) ―― ( 痛みに汗の滲む顔 じィ と、 見つめ ) [Sun 27 Sep 2009 22:20:14]
◆ハニィ > ( 距離が縮まッた主を、見上げる様に顔を上に向け、 ) …… ンー、 ( 背中は痛いけど、翅はあンまり痛くない。パタリ、パタリ と動かして 、 ) …うン ッ、 ( こッくりと、頷く。――翅は大丈夫みたい。所々汚れてしまッたけど、 ) …… けど、 ねー。 あのね、 背中がね、 動くのにズキ ッてするの ぅ。 ( 高い場所から落ちた訳で無いから、打ち身程度だが。――― グッと腕に力を篭めて 上半身を起こし、其の場に座る形に なる。 ) …、 ( やッぱり 痛い。痛みが走る度に、じッとりと汗が滲ンだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 22:11:19]
◆紅梅 > ――― ふゥ ン、 ... ( 茂みに入り さくン カサ、 と、数歩許り キミとの距離、縮め ) ――― ... ( 閉じた侭の檜扇、口許にあて乍 キミの様、眺め居る ) ... 翅 は、 ( チラ、 と。 )( 視線はキミの背に向けられた侭 留まり、 ) 大丈ォ夫そゥ ... ? ( 気遣っているのか、いないのか )( 常と変わらぬのんびりとした語調で、問ゥ ) [Sun 27 Sep 2009 22:05:12]
◆ハニィ > ( さくさく、ッと草の踏む音が近付いて、 ) ―――――…、 ( 見えた姿に、ぱちりッと 同じ様に眼を丸くした。 ) ――― 紅梅 さま あ ッ、 ( 「あ」の形のまま止まッていた口を動かして、少年の名を紡ぎ。 ) … ンと、 ( 問い掛けられた 言葉。 ) ンと、 ( へによン、と眉尻下げて 若干小さな声音で、 ) ――― … とぶの、 練習してたら 、ずる ッて、 ( 言いながら、うつ伏せのまま指差す すぐ傍にある木。腕を動かした所為で、ずくッと背が痛み、顔を顰めるけど。 ) [Sun 27 Sep 2009 21:58:33]
◆紅梅 > ( 乾いたオト。 乾いた咳声 ――、 ) ――― ( 草踏分行く先に在るは、 ) ――― … ( うつ伏せ傷ついた黒蝶の姿。 )( 少ゥしだけ瞼を持ち上げて目を丸くし―― 緩く瞬けば、常のよォ小ィさく首を傾げ ) ...... 何をしている のォ? [Sun 27 Sep 2009 21:53:46]
◆ハニィ > ―――… ケホッ、ケホ…ッ、 ( 急に声を思いッきり出した所為で咽て。 未だ背中の痛みはジクジクと治まる事を知らず。 ) ――――…、…… ッ、 ( 少しの後、はふッと息を吐いた。流れる風が ぱたぱたッと髪を翅に 触れて。其の感触で 翅の神経は死ンで無い ッて確認した。 ) …、 ( 足音は聞こえなくなッてしまッた。 眉をハの字に下げた けど、 ) … う、 ゅ ッ、 ( かさ、ッとさッきの 草の音が聞こえた。其の方をうつ伏せになッた まンま、見遣る。 ) [Sun 27 Sep 2009 21:44:40]
◆紅梅 > ( まだ秋の気配の薄い茂みからは虫の音が控え目に聞こえくる。 ) ――― … ( ―― さァ、と風がゆき過ぎて 髪と衣とを揺らした ) ( 嗚呼、このくらいが好いなァ。 風の清けきも、虫の音の隠微なるも―― 、 もォ少し秋深くなれば、風の音も虫の音も強かになろォ から――― ) ――― 、 ( 静けさを割る、声 )( カ ラ、 とゆきすぎよォとしていた 足が、止まり 振り返る。 ) ... ( 何ぞ、草木の内に在るのだろォ か? なにやら耳にしたことの有る幼声であったけれど も、 ) ... 、 ( 少々眉寄せ 其方へと。 草の音が近づきゆく ) [Sun 27 Sep 2009 21:38:39]
◆ハニィ > ――――…、 ( 草と土の匂いが濃くなッた。ンみ、と小さく声を零して、 ) …… 、 ( 木登りは、ちょッと早かッたかなあ、なンて考える。うつ伏せになッたまま 自分の腕見遣れば、切り傷だッたり擦り傷だッたり。 へによン、と眉尻下げて。 ) …… 翅 ついてる の、にー。 ( なンで飛べなかッたンだろう。 ) ( ―― 手で翅に触れようとして、背中にびりッと痛みが走ッたから 止めた。 ) ―――…、 ( さく ッと、再び足音が聞えた。今度は ひとつ。さッきとは違う 草の音。 ) ――――… 草の音も い−ッぱい、あるの ね−ッ、 ( なンて、感心する様に いッた。 あァ、音が離れちゃう。反射的に グッと身体を起こして、 ) ――― 待ッ ぁあああ゛…ッ! ( ちょッと手を貸してもらいたくて。待ッて、て紡ごうとした声は、 背中に走る痛みで悲鳴に近い呻き声になッた。 ) [Sun 27 Sep 2009 21:26:17]
◆紅梅 > ( 下駄足が草木を踏締める ) ... ( 秋風にふゥわりと靡く赤地の着物、軽く指先で掴み飛ばされぬよォ肩に留めて ) ( カサ リ、 サク リ ) ――― ( 靴で踏締めるのとはまた違った響きの乾いた音 )( 其れは貴女の傍へと近づき―― けれど遠のこゥとするだろォ。 貴女には気付かぬ様 で、 ) [Sun 27 Sep 2009 21:20:01]
お知らせ > 紅梅さんが入室されました。 『( ... さく り )』 [Sun 27 Sep 2009 21:13:19]
◆ハニィ > ( カサ、カサ、カサ―― 草を踏む音は一人のものじゃ無かッた。足音と一緒に笑い声も聞こえる。 男の人の声と、女の人の声。幸せそうな 声。 ) …、 ( 近付いてきた足音は、段々と遠くなッていッて。―― ぱちッと瞬き一つ。触覚もぴこンと動かして。 ) … 帰り たくなッて きた のぅ 。 ( お昼から何も食べて無いから、お腹も空いた。怒られるかなァ、なンて 内心ビクビクと震える。 ) … ンッ、 痛 あ ッ、 ( グッと手に力を篭めれば、肩から背へ痛みが走ッて。 半身だけ起き上がれた体が、 べちょッと今度はうつ伏せに倒れる。 ) [Sun 27 Sep 2009 21:05:31]
◆ハニィ > ―――… うゅ、 …、 ( ぼうッと雲が覆う空を見上げる。 完璧な黒じゃ無い、曖昧な空の色。 ) …、 ( すン、と鼻を啜れば 渇いた草の香りがする。風が通る度に カサカサッと 音が聞こえる。 ) ――――…、 ( お婆様と、一緒に過ごしてた時もこンな事があッた。お家の庭に生えた木の上から落ちて、何時間もそのまま動けなくッて。 空を見たり、葉や虫の音を聞いたり、 ――草や花の匂いを感じたり。 ) … なつかしい のぅ 。 ( ポツリ、呟く。 ――じくじくッと背中や あちこちに出来た擦り傷が痛ンだ。 ) ……、 ( カサ ッと葉を踏む音が聞こえる。 ) …、 ( そうだ、前はこンな足音を立てて、 お婆様が助けに来てくれたン だッけ 。 ) [Sun 27 Sep 2009 20:53:55]
◆ハニィ > ( ――眼が覚めた。 ) ( 公園の隅ッこ、或る木の下で、黒蝶は寝転がッていた。ぼンやりと視線を周囲へ巡らす。 …公園に来たのがお昼過ぎ位だッた。飛び練習をする為に木に登ッて、 足が滑ッて ――そこからの記憶が 曖昧。 ) …… ン にッ、 ( 身体を起こそうとしても、背中に激痛が走ッて 起き上がれない。 ――そッか、 落ちたンだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 20:42:57]
お知らせ > ハニィさんが来ました。 『( ぱちり ッ、 )』 [Sun 27 Sep 2009 20:39:21]
お知らせ > カタスミノコドモさんが帰りました。 『 まっ ま ま まま まが マ ガ ツ ヒ ッ!!! 』 [Sat 26 Sep 2009 23:28:39]
◆カタスミノコドモ > ( そして 内気な子供が焦点の定まらない眼を中空に向けて、不意に口を開いた。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:28:14]
◆カタスミノコドモ > ェアあ あ゛ ぃ ぐェ あああ ィに ぎぐい 阿ッ 阿阿阿阿阿阿阿阿阿阿゛阿゛阿゛ぎあぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!! ( 夜の公園に鳴り響く、声というよりはもはや音の域に達する絶叫が鳴り響く。 ) ア゛ア゛ッ あぎッ ェウァェ゛あ ぎぎえげ 阿アァァァァァ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!! ( 向こう十年二十年、真正面に居た子供達の心を蝕むような奇怪な声が延々と響き渡り、 ) ( そして ) ( 片隅の子供はぐぢゃ、ぼこっ、ごぼぼっ、と音を立ててぐちゃぐちゃにひしゃげて崩れて溢れ出し、そして真っ赤に爆ぜた。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:22:51]
◆カタスミノコドモ > ( だがその中に一体だけ非常に好ましい個体が雑ざっている。 恐怖の感情を一層強く持ち、一番後ろから覗き込んでいる個体。 あれは雌だし、非常に好い。 そろそろ移り時でもある。 ぎょろぎょろと動かしていた眼球を其処に固定して、じっと視線を合わせる。 ) ( 一番手前の個体がまだ何か大きな声を出し、嫌悪と恐怖の念を出している。 これ は要らない。 ) ま が つ ひ ( 此が誰かと辭で現すならば、まがつひ、である。 そう誰かが呼び、そう誰かが認識した瞬間から之は邪其禍津卑である。 認識する者が存在して初めて万物に名が与えられるものだ。 名、というのがヒト以外の者にとって意味があるかは別として。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:03:05]
◆カタスミノコドモ > ( ヒト体験は非常に 嬌 ・ 喜 ? 。 楽。 快 … 適切な言語 ・ interest interesting 、 である。 ) interest ing O mo お も し ろ い 。 ( ヒトの幼生体が数体近付いてきて、各々音―――コトバを発している。 一つ一つを理解するのには少し時間がかかる。 概念の理解できない単語が多く混じり、そして発声が不明瞭。 総じるに「御前は誰だ」であり、そしてその声は不快。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:46:04]
◆カタスミノコドモ > ( いつまで経ったもそうしている片隅の子供の姿を、何人かがもういい加減無視しきれなくなっていた。 視界の隅にちらちら入って気になるし、どうも幽霊とかじゃないようだし、好奇心もそそられる。 何人かが目配せをしたり、視線で示したりしている内に、とにかくちょっかい出してみようかなんていう空気も出来てきた。 別に最初っから虐めようってんじゃない。 声かけてみて、いいやつだったら仲間に入れてもいいし、気持ち悪いやつだったらからかって追っ払えば良いし、とにかくほっとくと気になるのだ。 ) ( ――――ただ1人だけ、内気で口数の少ない子供が直感的に「あれにはなしかけてはいけない」と思ったが、生憎その漠然とした勘みたいなものを言葉で説明できるだけの根拠が無かった。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:36:04]
◆カタスミノコドモ > ( 「依り代」はこれが11体目になる。 そろそろこの個体も形状を維持できなくなる頃だろう。 依り代はヒトが一番良い。 古く無く、新し過ぎず、雄よりも雌が良い。 それが一番マガツヒに合う。 ) ( 空気を吸引し吐き出す、絶え間なく繰り返されている行為を止めてみた。 息を止めてみた。 最初は問題なかったが、やがて苦痛と不快感が訪れ、依り代の生命が脅かされている事を理解した。 この連続する運動は時に不快だが、必要なものだ。 ならばこの運動を繰り返す腔道を締め上げれば存外簡単にヒトは死ぬのかもしれない。 非常に小さく、且つ画期的な発見だ。 観測する「死」の種類など分別した事が無かった。 壊れたり古くなったりすると死ぬ、という程度で。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:17:28]
◆カタスミノコドモ > ( マガツヒは発生して初めて「歩行」を経験した。 初めて「視覚」を経験した。 初めて「空腹」を経験し、初めて「言語」を経験した。 それらは情報として既知のものだが、実体験を伴うものではなかった。 例えば人間が「エラ呼吸」ををどういうものか知識で知ったとして、それをどう感じるかを知り得ないように。 マガツヒは今、歩き、ぎょろぎょろと見渡し、周囲の匂いについて分析を繰り返し、声を発し、空腹でニンゲンの内臓が音を立てるのを不快に感じた。 通り過ぎるニンゲンの群れの中で、言葉を読み、味を匂い、色を視た。 昼を知り夜を知り、晴れを知り雨を知った。 俯瞰世界に於いて昼とか夜とか晴れとか雨とかそういう概念はただ、星が回っているだけでしかなかった。 今はその回転を観測できない。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:07:49]
◆カタスミノコドモ > ( それはマガツヒにとっても想定外―――正常に機能する範疇外の因子だった。 マガツヒという現象は今まさにその懸案について未来予測と膨大な計算を繰り返し、そしてこの外付けの粗末な媒体について検証している。 これは有用か無用か。 これは有害か無害か。 今までは客観情報でしかなかったものが次々と経験に変換され、マガツヒは自己が拡大し、変化し、同時に不必要な要素を大量に付加された事を確認した。 これは有用か無用か。 一時的には可とするがマガツヒの本質に反する誤った状態である。 そう判定した。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:03:26]
◆カタスミノコドモ > ( 禍津卑は―――マガツヒは「理解」を深めていた。 現象であり命運でありまた神であり、マガツヒは大凡ヒトの理解出来るような「生物」ではなく、其れをヒトが理解するには未だ時は足らず、今は未だ畏怖奉るだけでよかった。 先走った者が依り代を立て、声を聴こうなどと考えたりしなければ、マガツヒはこうして低い次元世界に身を置くような事は無かったし、ただ俯瞰し観測するだけの存在のままで居たのだが。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:02:22]
◆カタスミノコドモ > ( 公園の隅、こんな時間まで集まって遊ぶ子供達の一団から少し離れた茂みの辺りに独り子供が立っている。 襤褸けたシャツ一枚羽織るだけの少年だか少女だか、子供ぼんやりとただ立ち尽くして、さっきからずっとそうしている。 大きく見開いた瞳だけが、視界に移る羽虫を追うようにぎょろぎょろとせわしなく動き、時々何か小さな声で呟いている。 子供達はそれに気づいていたが、知らない子だったし、薄気味悪くて皆が皆示し合わせたわけでもないのに、気付かないふりをしていた。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:53:01]
お知らせ > カタスミノコドモさんが入室されました。 『 ――――片隅の子供 』 [Sat 26 Sep 2009 21:47:35]
お知らせ > キリル@試薬さんが帰りました。 『( そして数拍後、爆笑されて更に居た堪れなくなる。…。 )』 [Tue 22 Sep 2009 02:09:47]
◆キリル@試薬 > ( 色々話す妹の声に、ああとかンー、とか適当に声を返して、 いたら、 )( そのうちにぽつンと、 気分が悪いンですか? と尋ねられた ) …。 ( 酒でふわッふわしてた気分なんてとッくにどこかにいってた俺は、ぎこちなく頷く。 あぁでもいつまでもこうしてらンないし、 ) …、 ( そろそろと時間をかけて腕を下ろせば、 ) ( 俺の顔を見つめ、目をまンるくして驚く妹の顔。 ) … ッ、 ( 思わず、目を逸らした。 ) [Tue 22 Sep 2009 02:07:40]
◆キリル@試薬 > ( 両腕で顔を覆って うだうだしていた ら、 ) ―――― ッ! ( 掛けられた声に、びくッと、かたまった。 ) ( 物凄く覚えのある呼び名と、声。 ) … ( どうしようそッち見られない。 あンな呼び方するの、家族しかいない。妹たちは母親の呼び名を真似して、ぜッたいお兄ちゃんとは言わないから、 ) ( あれ?やだごめんなさい、 とか、近づいてきて女性と気づいたらしい妹の謝る声がする。 なんだか雰囲気が兄に似ていたからとかなンとか、気軽に話しかけてくるけれど俺はそれどころじゃなくッて、顔の上に乗せた腕をおろせなくて、 ) [Tue 22 Sep 2009 02:02:13]
◆キリル@試薬 > どーすッかなー… ( ごろり、仰向けに姿勢を変えて。 溜息まじりにそンなコトを呟いてみたところで何か考えが浮かぶ訳ではなく―― 、 かわりに、晴れた空には星がぽつぽつと浮かんでいた ) … ( あ、キレェ、 なンて酔いに痛む頭でぼンやり思う。 もーこのまンまココで寝てしまいたい気分だ。 流石にソレは、セィナが心配するだろーからしないけど。 そういや、星を眺める余裕なンて最近なかったな。 ) … まあ、まだだるいしー…… 、 ( ツブれンの早かったせいでいつもより時間も早目だし。 もう少しくらい大丈夫だろう、なンて ) [Tue 22 Sep 2009 01:54:00]
◆キリル@試薬 > ( 体がだるくッて、座ったままこてンとベンチの上に横になる。 ) ( すン、と鼻を鳴らせば湿った木の匂い。そういえば何時間か前まで雨が降っていたらしいとふと思い起こした。 ベンチは少し濡れていたかもしれないが、構わない。むしろ冷たく堅い感触が心地よかった ) ――― … ( いつまで、このまンまなんだろう。 正直、妹たちにだけは見つかりたくないンだけど。 あンまり顔を出さずにいるのも不審がられそーだし、外でばッたり出会う可能性も否定できない ) [Tue 22 Sep 2009 01:33:30]
◆キリル@試薬 > ( いつもと同じ尺度で考えたらダメだと、先日学んだばかりのような気もするが。 まさかこンなトコまで影響しているなンて思わなかっただけ。 多分、変わったのは酒に弱くなったかどーかじゃなくッて、酔いに耐えられるかどーかなンだろう。 耐え切れなくッてこのザマだ。 ) …… ( 口の中で飴を転がしながら、ずる、とベンチに持たれかかる。 はぁー… と、やたら長い息を吐いた。 送ろうかなンて、いつもより親切な気がする友人の申し出を、一人で歩けるしいらねーよと丁重に?断って来たものの。まだ立てる気がしない。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:18:49]
◆キリル@試薬 > ……、 ( ふッと息をついて、水を吐き出した口許を再びハンカチで拭う。 目が潤ンでる気がして、ぱちぱちと瞬きながらベンチの影からふらふらと出てきた。 あァ、土かけとかないと、なンてぼんやり思いながらへたり込むようベンチの端に座ろうか。 ) … ( 水筒とハンカチをカバンにしまうついで、会計ン時店から貰ったミントキャンディーを出せば包みを開き、そッと口に押し込む。 ) ( 変わった姿を友人にアレやコレやとつッこまれからかわれて、うるせーばか、なンていつもと同じ調子で呑ンでたら、 いつもより早くツブレてしまった。 ) [Tue 22 Sep 2009 01:05:31]
◆キリル@試薬 > ( ッていうか、正しくは呑まされ過ぎた。 ) う、 ぇッ …… ( ヒトがいる間は我慢できるンだけど、ソレでなんだ平気だ、と思ってはダメだ。 誰もいなくなると途端にぐるッと視界が回って、気持ち悪くなるタチ。 ) … ッ、 ( けふッ。 咳を零して、 しばらくおまちください タイムは終了。 ハンカチで口許を拭い、カバンの中から水筒を出して口の中を濯いだ。 酷い味。 ) [Tue 22 Sep 2009 00:55:25]
お知らせ > キリル@試薬さんが入室されました。 『 ――― … ( 呑み過ぎた。 )』 [Tue 22 Sep 2009 00:47:35]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『ミーシャ…、 ( 初めての女の子のお友達の 名前。― 嬉しくて、自然と笑みが零れた。 )』 [Mon 21 Sep 2009 01:08:51]
お知らせ > ミーシャ@試薬さんが退室されました。 [Mon 21 Sep 2009 01:05:21]
◆ミーシャ@試薬 > (頬張った飴玉は甘くて。笑顔がこぼれ落ちる) [Mon 21 Sep 2009 01:05:10]
◆ミーシャ@試薬 > (事前に言っておいてくれれば覚悟も出来たのに。少し呼吸が辛くて服のボタンを一つ開ける。一張羅なのにこのせいで伸びちゃったら凄い嫌だな。) うん……はぁ。私のバカ……… (どうしたらいいか考えてもいい案なんて出てくる訳がない。家に帰ったらお母さんさぞかしびっくりするんだろうな) そうよね…いくら魔女さんでも戻らなかったりとかそんなに酷いことは…… (多分。きっと) うん。セィナ。 (そして差し出される手。その言葉に私は少し恥ずかしくて。けどそれよりずっと嬉しくて。) わ、私も…よろしくセィナ。 (笑顔でその手を握り返した。握手。)(男の子になるなんて最悪だったけど、私はそのお陰で友達が出来ました) [Mon 21 Sep 2009 01:04:16]
◆セィナ > ( 御愁傷様ッて言葉には 小さく小さく頷いて。がッくりとしていたのを知ッてるから、なンとも言えない気持ち。 きッと、彼女も辛いンだと思う。 ――洋服、ちょッときつそうだけど、大丈夫かな、なンてそンな心配。 ) ――― きッと、すごく心配します、 よね…。 ( なンて云えば心配を掛けないンだろう、ッて小首傾げて。 ) … すぐ戻る 簡単なお仕事 だから … ッて云うしか ないの かな。 ( 其れが一番安全な気がした。 ―― 詰まッた言葉に、彼女は気付かなかッたみたい、なンて。安堵の息を吐く。まさか、気付かないフリされてるなンて 解らない。 ) ―― ミーシャ …ちゃン。 わたし、セィナ。セィナロット・デューク。 ――ぁ、あの、 良かッたら… ( ちょッと もごもご。 何だか照れる。 ) … なッ、 なかよく して … ね…? ( なンて、言いながら そッと片手を差し出そうか。 握手。 ) [Mon 21 Sep 2009 00:46:58]
◆ミーシャ@試薬 > (女装少年として見るにも不自然なほどその仕草は板に付いている。見た目が変わってもやっぱり中身は女の子。私は私のまんま。) ……なるほど。その知り合いの方も御愁傷様様です。 (その方に心底同情するように。私も同じ境遇だから同情は少し言葉的におかしいのだけど。)(相手を少し驚かせてしまった事に反省。そういえば私は今男の子だったのだ。) 私のお母さん大雑把に見えても心配性だし… (安易な気持ちで手をだしてしまった事を肩を落として深く反省する。) ですよね!きっとすぐ……… (相手の言葉がちょっと詰まったような気がする。) い、一週間ぐらいで長くても! (気づかなかったふり。本当に早く治らないかな。) あ……… (差し出された飴。それを受け取る私。優しい人だ。こういう時にこんな人に出会えたのは心の底から嬉しい) ……ありがとう。あの、私ミーシャ。ミーシャ=フェルクス。名前…教えてもらってもいい? [Mon 21 Sep 2009 00:38:02]
◆セィナ > ―――… そンな…。ぁ、でも、お役に立てて良かッたです…ッ。 ( やッぱり女の子なんだ、ッて思うのは彼女の仕草とか表情とかを 見て。 ) ―― ふぇ ッ、えッと 、ぁの、 知り合いの …方も、同じ薬を 飲ンだみたいで、 … ( 怒る様な彼女の口振りに、びくッと少し身を震わして。 ――きッと その魔女風味ッて人は口が上手いのかもしれない、とか。 ) ……、 そう、 ――ですよね。ご家族の 方とか、 ( 心配するだろうし。 なンて。見るからに彼女は自分より下か、同じ年くらい だと思う。そンなバイトした なンて、家族の人には言い辛いだろうな ッて思う。へにょ、と眉尻下げて、 ) ――― そ、 そうですよ ッ。きッと 明日とか、明後日とかには… 、 ……………・・、 ( ちょッと間が空いた。 そういえば、お兄さンはまだ治ッて無い。 そンな早くは治らないのかもしれないとか 色々考えるけど、 ) … すぐ、治りますよ… ッ。 ( 隠した。何となく、元気出して欲しいな ッて思ッて。 ) … ぁ、そうだ …、 ( ゴソゴソッと鞄を漁る。 ) ―― これ、 良かッたら … 食べ、て …?甘い物は気分を落ち着かせるのに 良いと、思うので… ッ…、 ( 云いながら、差し出すのは イチゴ味のキャンディ。 ) [Mon 21 Sep 2009 00:11:59]
◆ミーシャ@試薬 > けどスゴく助かりました。あそこで鏡貸して頂けなければずっと慌てっぱなしでしたでしょうし…… (醜態に少し恥ずかしそうに顔伏せながら相手に感謝する。) し、知ってるんですか!?あの人の口車のせいでもう…もう! (いや乗った私の自業自得だけど。珍しく少し怒っている口振りだ。けれどどちらかといえばお金に釣られた自分に怒っているのかもしれない。) 元気だすように頑張ります…正直自信ないですけど。 (お先真っ暗。お母さんになんて言おう。今から頭が痛くなってくる。) そ、そうですよね。きっと!きっと明日とかには元に……!! (それは少し都合が良すぎるか。そんなに男の子は嫌か。いや普通は嫌か。) [Mon 21 Sep 2009 00:01:48]
◆セィナ > ―― いえ、そんな…ッ。迷惑なンて …、 ( ふるふるッと首を横に振るい、心配そうに彼女を見遣る。 ) …――― え、 ( 「 変な薬、 」 ) … ぁ、あの …それッて魔女風味 …?みたいな人から 渡されたり、とか…。 ( しませンでした? なンて、落ち込ンでる彼女に質問を続けるのは酷かな、とか 内心ビクビクしながら。 ) ―――――… ぁ、あの…ッ、元気出して下さい… ッていッても、きッと難しい、ですよね…、 ( わたしがそうなッたら暫く立ち直れないもの。 ) …… ン ッと、でも すぐに戻ると 思います、よ 。そンな、 ずッと戻れないお薬なンて …、 ( 無いと思います、ッて小さく付け足して。 ) [Sun 20 Sep 2009 23:38:08]
◆ミーシャ@試薬 > いきなりご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。つい取り乱してしまって… (落ち着いたけれどもやっぱり落ち込みようは酷い。表情は暗いし声に覇気はない。ああいけない。これじゃ余計に向こうに気遣いをさせてしまう。) あまり…大丈夫ではないです。実は私…女の子だったんです。ついさっき変な薬飲むまで。 (頭おかしいと思われるか、ヴェイトスではよくある事と思われるか。もう恥ずかしいところ見られたついでにいっそ何があったか事実を言ってみようと。) [Sun 20 Sep 2009 23:27:18]
◆セィナ > ―――… ぇッ、ええ…ッ? ( 返した言葉に何だかショックを受けてしまッた様な少年へ、 ワタワタと慌てた様に、 あー、とか、うー、とか言葉になッて無い声を洩らす。 ) ――― … いえ、お気になさらないで下さい…ッ。 ( 差し出された手鏡を両手で受け取りながらそう返し。 じい、ッと少年をもう一度見遣る。 ―― が、如何しても完璧に女の子には見えない…ッ。 ) ―――― ぁ、あの … 大丈夫ですか…? 何か、… ( あッたンですか、と軽く小首を傾けながら問い掛けようか。 ) ( ―― もしかしたら、 もしかすると。 …彼女も、居候先のお兄さンと同じ薬を飲んじゃッたンじゃないかな、とか そンな内心。 ) [Sun 20 Sep 2009 23:13:21]
◆ミーシャ@試薬 > (きっといつかは素敵な女の子に――――) や、やっぱり………… (へなへなとその場にへたりこむ。つまりは男に見えるということ。アレが付いてることから考えても間違いない。私はあの薬で男の子になってしまったのだ。)(想定外にも程がある事態に肩を落として、これからどうしようかと泣きそうになって。それでようやく頭が少しだけ冷えてきた) あ……ご、ごめんなさい突然。失礼しました。手鏡ありがとうございます。本当に助かりました。(丁寧にお礼の言葉を述べて借り受けた手鏡を相手に返そう。仕草や態度は少女のそれだが見た目はやはり少年とどうにもチグハグな子供。女装趣味の少年と言ってしまえばそれまでか。) [Sun 20 Sep 2009 23:07:13]
◆セィナ > ( 差し出した手鏡で、相手が何を確認しているかなンて解らなくッて。 ちょッと心配そうに、 けれど何も言葉は紡がず いたけれ、ど ―― ) … !? ( 質問を振られた。 ) … えッ、え、えッと …! ( じい、と見遣る。 服装は 女の子の物 だけど、なンと云うか、声や雰囲気 とかはまるッきり男の子。 でも、「私」 ッていッてるし―― なンて、頭の中で ぐるぐると思考が回ッて、 ) …… ぁ、あの 、だいじょうぶ ですッ…。 きッと いつかは素敵な女の子に なれると、思い ます…ッ、 ( 今は男の子に見えるけど、きッとそのうち…! なンて、失礼な事言ッた。 ) [Sun 20 Sep 2009 22:55:30]
◆ミーシャ@試薬 > あ、ありがとう! (その差し出された手鏡を受け取ると自分の顔をまじまじと確認してみる。面立ちに雰囲気は残ってる。けどこれは――別人だ。そして更に言うなら男の子の雰囲気を醸し出している) ね、ねえ!私性別どっちに見える!? (手鏡を貸してくれた人に必死な勢いでたずねる。その服装は女の子のものであるが、声や顔立ちは立派な少年のそれだ。) [Sun 20 Sep 2009 22:49:24]
◆ミーシャ@試薬 > (もうホントに理解に苦しむ。一体何がどうなったらこうなるんだろう。やっぱりお金に目が眩んで変な薬なんて飲むんじゃなかったと激しく後悔するけどそんなの今となってはどうしようもない。) どうしようどうしよう………何とかしないと…… (そうは思うけれどどうせればいいかなんて見当もつかない。というか何が起こってるかもわからないのが事実なんだもん) [Sun 20 Sep 2009 22:42:47]
◆視線 > ( 幾つか在る公園のベンチに座る人影から、 少女――だッた少年へと向けられる視線。 ) …… 、 ( 鏡を探している 風だと思えば、何だか何かにツッコミを入れていたり。其の様子が 不可思議で、ちょッと小首を傾げながら、 公園をうろつく貴方へと 声を掛けようか。 ) ―― ぁ、あの … 鏡、 良ければ …、 ( なンて、手鏡を差し出しながら。 ) [Sun 20 Sep 2009 22:40:40]
お知らせ > 視線さんが入室されました。 『( ―――…。 )』 [Sun 20 Sep 2009 22:36:29]
◆ミーシャ@試薬 > (ある。あってはいけないはずのものがそこにはあった。) ――――かか、鏡!鏡とか何かとか!? (え?何これ。わけわかんない。今日はいつも通りのはずだったのに何がどうしたら生えてくるの?キツキツの服を着た桃色の髪の少年は混乱しきった様子で辺りをうろつきはじめる。)(普段と違う事なんて昨日飲んだお薬ぐらいなものなのに) ――――ってどう考えてもそれだよう!! (一人ツッコミするぐらいに混乱中) [Sun 20 Sep 2009 22:20:02]
◆ミーシャ@試薬 > (朝起きてお母さんと一緒にご飯を食べた。それから少し眠って昼頃を過ぎた辺りに起きて昼食を食べたあと、図書館へと向かう通り道のこの公園に来た時、不意に強い眠気に襲われて仕方なくベンチで一休みする事にして―――今に至る。) ――――― (そっと。恐る恐るスカートをめくり股間の部位を確かめてみる。はしたないとかそういうの考えている余裕なんてのはまるでなかった。) [Sun 20 Sep 2009 22:02:59]
◆ミーシャ@試薬 > ……あれ? (違和感。服が少しキツい。いやそれだけじゃない。身体のあちらこちらが普段と違う感覚を覚えている) (特にその………股間の部位に強い強い変な感覚が。) ―――落ち着こう。ちょっと深呼吸。 (私に一体何が起こっているのか。よし、まずは今日の行動を思い返すことから初めてみようかな。) [Sun 20 Sep 2009 21:47:19]
◆ミーシャ@試薬 > ん…… (公園のベンチで安らかな寝息を立てていた私はゆっくりと目を覚ます。そして目の前に広がる光景に唖然とした) 嘘…!?ほんの少しのつもりだったのに……… (夜だ。日時計の役割が果たせないぐらいにあたりはすっかり暗くなっている。その事に驚愕を覚えた私は慌てて起き上がろうとする【判定】) [Sun 20 Sep 2009 21:35:41]
お知らせ > ミーシャ@試薬さんが来ました。 『すぅすぅ』 [Sun 20 Sep 2009 21:23:12]
お知らせ > ハニィさんが帰りました。 『負けない のぅ ッ、 ( なンて、喚いた。 )』 [Thu 17 Sep 2009 21:12:09]
◆ハニィ > ( そンなに高い場所からじゃ 無かッたけど。結構痛い。 じわじわ浮かンでくる涙は其のままに、泥ンこの黒蝶は立ち上がり。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:11:37]
◆ハニィ > え い、 ッと、 ほいやあ ッ ( ある程度の 高さまで降りたところで。 木の枝に 両足付いて立ち上がり、 ) ( じじー ッと地面見下ろす。 此れ位だッたら きッと飛べる筈。 ) ――― う、 ううう ッ。うゅ。 ハニィ、 いッきまぁぁぁ−す! なのぅ ――ッ! ( ピョン ッて飛び降りて。 翅をゆッくり 大きく動かした 、 ) ( が、 ) あぁぁああああ゛あ゛あ゛あ゛ ―――! ( 速さは 減速するどころか加速して。 ) ( ぼとン ッと、地面へと 落ちた。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:07:17]
◆ハニィ > ―――― … ♪ ( 虫の音に合わせて、 鼻歌なンて 歌いながら、 ) ( ぱち ッと眼を開く。 ) お歌は 下の方が 聞こえる かも −ッ ( 木の幹に再びしがみ付いて、 のそのそと足を幹の方へと移動させる。 ) ン 、 ンン … ッ、 ン゛――ッ ! ( 足をぐぐ―ッと伸ばして、爪先が下の枝に付けば、 そのままの体勢で ずるーッと滑り落ちる様に 降りていく。 ) ( バッタバッタと翅が動くのは、落ちる速さを 少しでも軽減しようとか そンな考え。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:03:19]
◆ハニィ > ―――… ! ( 跨いでた足を 恐る恐る、反対側へ持ッてきて。枝に腰掛ける。 手は木の幹から離れていないけれど。 ―― そよそよと、頬に当たる風は、木の上の方が気持ち良い。 ) … 、 ( 眼を閉じれば、 風の音と虫の声。カサカサ ッて鳴る葉の音。 色々な音が 耳に入ッて来て、 ) ――― … 合唱 みたい なのぅ 。 ( 楽しげに 足をぶらぶらと揺らした。 音が混ざるリズムに合わせて パタリパタリ ッて翅を動かして。 ) [Thu 17 Sep 2009 20:56:04]
◆ハニィ > ( 遠い。遠い。 地面が遠いッ! ) … ッ … ―― ッ、 ( 口をパクパク 金魚みたいに閉じたり 開いたり。 木の幹にしがみ付く力が強くなッて、 ) … こ ッから、飛ぶ れんしゅー は、勇気が出ない のぅ …。 ( 独り言ポツリ。 ) ( 足がちょッと震える。 飛ぶ勇気どころか、普通に降りるのも 大変そう。 ) [Thu 17 Sep 2009 20:45:08]
◆ハニィ > ン゛ン゛ン゛ン゛――――ッ!! ( 大して無い力限界まで入れて。 ぐぐッと身体を持ち上げて、太い枝に跨る。一番高い場所では無いけれど、ちょッと疲れたから 真ン中あたりで止めておく事にした。 ) … … ――― … ッ、 ( 乱れた息を整えて。木の幹にしがみつく感じで、まずは空を見上げる。 ) ( ―― あ れ? ) あンま 近くなッた感じ しない のぅ …。 ( 目ェまンまるにしながら見上げた空。 キラキラと輝く星に 手が届く様になるには まだ高さが足りない様。 ) …… う ゅ …。 ( ちょッと しょンぼりして。今度は 地面を見下ろそうか。 ) [Thu 17 Sep 2009 20:41:37]
◆ハニィ > ( 擬音を付けるならば、そンな感じ。 ) ――― ン ッしょ ゥ ッ、 ( ―― 日時計の公園。其処に並ぶ木の 一つによじ登る 黒蝶羽の子供風貌。 ) へうッ、 ぁ、 お、 えい やッ、 ( ガシッと木にしがみ付いて よじよじよじ。 一番低い所の枝まで辿り着けば、足を掛けて、登ッて。また 更に上を目指す。スカートだからッて気にしない。羞恥心は奴隷ギルドの檻辺りに忘れて来たンだと思う。 ) ( ―― 登る理由なンて。 上から見るお空とか、地面ッて どンなンだろー? ッて云う単純な好奇心だ。 ) [Thu 17 Sep 2009 20:32:55]
お知らせ > ハニィさんが来ました。 『( よじよじよじよじ。 )』 [Thu 17 Sep 2009 20:26:18]
お知らせ > 来夏さんが退室されました。 『(歩く様はどこか勇ましく)』 [Wed 16 Sep 2009 00:04:21]
◆来夏 > (悩んでいても仕方がないと考え、歩き出す。今日はどこに盗みに入ろうか、立ち上がったときにはそんな考えをしていて、悩みなどどこかに行っていた。少し急ぐように公園を出て行けば、目指す場所はもう決まっている。) [Wed 16 Sep 2009 00:03:54]
◆来夏 > …よし(小さく呟くいて立ち上がった [Wed 16 Sep 2009 00:01:48]
◆来夏 > 外には人いないしな。(動かなくなったのもつかの間、顔を上げて辺りを見回した、しかし誰も居なかった。辺りを見回すことをやめたかと思えば、今度は貧乏ゆすりをし始めて)うーん…どうしよう(その日の仕事をするかしないかで明日からの生活が変わってしまう、それほど自分にとっては重要なことであった。)盗もうと思えばなんでも盗めるんだけどな。(そんなことを言う顔は真剣なもので、とても冗談を言っているようには見えなかった。時間も時間で、ただただ時間だけが過ぎていくことを感じていた。このままずっとこの状態では、いずれ日が昇って朝になってしまうだろう。) [Tue 15 Sep 2009 23:57:03]
◆来夏 > 干物が腐る。(ふと思い出したことを口に出す。鞄から取り出したものは魚の開きの干物。いつか食べようと思って持っていた物。)これももう食べなきゃね(今考えていることは後回しにしようと考え、少々カビが生えてきた干物を頭から食い始める。)…(視線は公園の中央にある日時計へ。夜には役に立たないものだ。手にした干物を骨も残さず食べ終えると、今度は俯いて悩む。)やる気でない(もう一度ため息をついた。生活がかかっているとはいえ、こんな状態だとまともに手がつかないだろう。)どうせ、庶民の家なんて大したものなんてないよ。どうせだったら貴族のでかい屋敷に…(少し顔を上げて、大きいことを言ってみるが、再び俯き。しばらく黙り込む。)……(右手に傘を持って、顔は俯いて、それから動かなくなった。) [Tue 15 Sep 2009 23:50:02]
◆来夏 > (その辺で拾ったぼろい傘をさして、公園に現れる。公園には自分以外の誰かが居るわけでもなく、ただ雨の降る音だけが聞こえていた。)…。(なにやら考え事をしているようで、ぼーっとしながら歩いていた。少し歩いたところにあったベンチに座り、そこに寄りかかる。背もたれ部分に傘を持っていない左手を置けば、小さくため息をついた。)…どうしよう。(今日は雨が降っている、皆が寝静まった頃に家に侵入しても雨の音がそれをかき消してくれる。盗みに入るにはなかなか良い天候なのだが、やる気が出ない。肩にかけていた鞄を自分の隣に置いて、傘の穴の開いた部分から、雨の空を見上げた。)うーん…(これからどうするか悩みながら、小さくうなった。) [Tue 15 Sep 2009 23:39:49]
お知らせ > 来夏さんが入室されました。 [Tue 15 Sep 2009 23:33:41]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 私はもう一度溜息を吐いた。 』 [Sat 12 Sep 2009 01:48:31]
◆フラン > ( …ここでこんな風に考えていても仕方がない。溜息ばかり吐いていると、きっとそんな私を更に嘲笑う為に神様が雨雲を連れてくる。そして雨を降らせるのだ。そうなる前に、寮に引き上げてしまおう。一晩中戻らなかったなんてことが知れたら叱られてしまうし。 ――大学の生活も、なんとか普通を装う事ができている。だけど、成績は少しずつ下がり続け、友人からも何か悩み事があるのかと尋ねられる始末。少しずつその”普通”とやらが崩れつつある。大きな躓きをしてしまう前に、なんとかしなければ。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:48:18]
◆フラン > ( この渇き、この苦しみ、きっと同じ吸血鬼なら分かち合えると思ったのに。どうして拒否されたのかしら?甘美な血の味を知っている筈なのに、どうして私を拒んだのかしら? もしかしたら、髪型が気に入らなかったのかもしれない。顔立ちが気に入らなかったのかもしれない。喋り方が気に入らなかったのかもしれない。服装が気に入らなかったのかもしれない。香水が、持っている鞄が、出会う時間帯が、出会う場所が、誘い方が、気に入らなかったのかもしれない。 ) それとも、吸血鬼には独自の作法があるのかしら。 ( 歴史文化学科に所属する身としては、吸血鬼の作法というのは非常に興味のあるテーマだが。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:40:32]
◆フラン > ( 満月の日から数日が過ぎて、渇きは少しずつ薄れを見せ始めた。しかしそれは確実な吸血鬼化の進行を意味するものであり、私は出来るだけ早く血を求める必要がある。今月に入ってから二度もチャンスがあったにも関わらず、私はそのどちらも手にすることが出来なかった。悪戯にそのチャンスを無駄にし続ければ、リスクばかりが積み重なっていくというのに。 ) ………。 ( しかし、海岸で出会った同胞の拒絶で傷ついてしまった自身のプライドから、フランベルジュはまだ立ち直れずにいた。積極的に刹那の一時を過ごせる相手を探す事無く、寮を抜け出して一人公園にやってきては重い溜息を零す。案外柔い心の持ち主なのかもしれない。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:34:02]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『溜息。』 [Sat 12 Sep 2009 01:27:10]
お知らせ > メアリィさんが退室されました。 『ばいばい、またね?(歩きはまた不安定なものに)』 [Sat 29 Aug 2009 01:46:42]
◆メアリィ > (不安定だった歩き方も、それからはいくらかマシになり。女は日時計の周りを回るのを止め、住処である暗黒街へと向けて足を進める。ぬかるむ道に沈む足音と、風に揺れる葉の音、それらを掻き消すかのような女の独り言) で、今日は何の用でこちらに? あら、あたしの店の近く?よくわからない? 取りあえずあっちのほう? ふぅん (今度は、聞き間違いなく会話が成り立っているようにも見える。何の声を聞いているのか。誰を見ているのか。 その一切は謎のまま) でも、毎日誰か死んでるよ、あそこは (特別なものなんて何もない。女は最後にそう付け加えて、斜めを向いていた瞳を正面に戻した) [Sat 29 Aug 2009 01:41:59]
◆メアリィ > んー よく聞こえないわねミカボシさん もっとはっきりお願いしますよぅ? (聞き間違いが続いたせいか、女の顔に苛立ちの色がさしてきた。隙間のある前歯で爪を噛む。 そうしながらポシェットを探れば、手の中には白い錠剤。口から爪を離して、入れ替わりにそれを口へと放り込む)(大きく顔を前後に振るようにして、女はそれを噛み砕き飲み込む。揺れは、体にも波及し、がくがく体が揺れる。 しかしそれも僅かの間、錠剤が噛み砕かれ喉を流れすぎるまでの話。終われば打って変わって、女の体は止まる) ぅぅん (は、と小さく息を吐き出して。宙を眺めた瞳がぐるりと辺りを見回す) あらミカボシさんこんばんは? (宙の一点に、それを見つけたように目が止まる。挨拶を一言して、女はゆらりと歩き出す。目だけで辺りを見回すようにしながら、時折一点を見つめて) [Sat 29 Aug 2009 01:34:56]
◆メアリィ > ぃてて (ぬかるんでいるせいか、その衝撃は石畳に尻餅をつくよりはましで。女はポシェットが無事なのを確認して立ち上がる) 転んだのはあたし、っか (そして、暗闇との会話が再開された) それでなんだっけ、 祭りの火事があっちっち? あや、違うか (そうして、聞き間違いが続く。何を聞いているのか、わかるものなどいない) [Sat 29 Aug 2009 01:22:03]
◆メアリィ > (口を開きながらも、その足は止まらず。ゆっくりと、左右にぶれながら女の散歩は続く。 どこを通ってきたのか、袖やエプロンには新しい汚れがついている) あなたが来るなんて、何か面白いことでもあったのかしら? (そこに誰かがいるように、疑問を口にしては首をかしげ。女の両の目は、宙にさまよう虫を追うように) ふんふん おばーちゃんが転んだ? あれ?ちがっ っとと (女が、聞き間違ったかな、と思うと同時に、ぬかるんだ地面に足を取られた。慌ててバランスを取ろうとするがそのまま尻餅。汚れがまた一つ増えた) [Sat 29 Aug 2009 01:14:26]
◆メアリィ > (雨降る町を抜け出して。足を伸ばしていたのは日時計の公園。 店を出るときにさしていた傘は、いつの間にかどこかへ消えていた) お久しぶりねミカボシさん (夜闇の中で、本来の役割をなくした時計の周りを、ゆっくり歩く女。 時折肩から掛けたポシェットをいじりながら、近くに誰かがいるかのように口を開いて) [Sat 29 Aug 2009 01:07:01]
お知らせ > メアリィさんが入室されました。 『あら、こんばんは』 [Sat 29 Aug 2009 01:02:45]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( ―― 要らなくなッた眼、捨てなきゃ、ね。 )』 [Sat 15 Aug 2009 02:48:42]
◆メアリアン > ( ふあ、と一つ欠伸零せば。 ) 考えたら、眠くなッてきちゃッた…。 ( 眼を擦りながら、呟く。取り敢えず面白い殺し方は思い付いたし、私は悪い事して無いッて思えたし。 家へ帰ろう。 ) ( ベンチから 立ち上がれば、そのまま ゆるりと出口へ向かう。 ) [Sat 15 Aug 2009 02:44:18]
◆メアリアン > ( 不意に、ずきッと手が痛ンで顔を顰めた。 ) ………でも、治るまでは大人しくしないと。 ごめンね、お兄ちゃン。 ( 捕まッたら全てが台無し。自警団がなンであンなに真剣に追ッてくるのかが解らない。 ) 他人の為に命を掛けるなんて馬鹿らしい、わ。 ( 家族でも友達でも無い赤の他人の為に、犯罪者を追ッかけて。なンの為?世界平和? ) よく、解らない。 ( 溜息ひとつ。 ) [Sat 15 Aug 2009 02:41:27]
◆メアリアン > ―― ねえ、お兄ちゃン? ( 楽しげに嗤う。 ) 全部ね、 メアが遣る事は ぜーンぶ、お兄ちゃンの為 なのよ …? ( 眼球が無いと可哀想だから殺して盗ッた。変な女に騙されない様に女を殺した。 ) ( こンなに想ッて、守ッているのは私だけ。 だから、お兄ちゃンは私だけを見ていれば良い。 ) ふふ、ッ ( 子供の様に、足を上下に揺らす。 ) アハハハッ、 ふふふッ! ( 今度はお兄ちゃンを蘇らせる為に、鉄仮面を誘き寄せる為に、面白い殺し方、するからね? ) [Sat 15 Aug 2009 02:37:23]
◆メアリアン > … 殺す事ッて いけない 事 ? ( じゃァ奴隷を殺す人は?VHは?魔女狩りを行うパプテスの神官達は?殺す事を楽しむ貴族は? ) … みンな みンな 一緒 なのよ。 ( 自分の正義の為に人を殺す。自分の快楽の為に命を消していく。 ほ ォら、一緒。 ) だから、私は 悪く無いの。 ( 言い聞かせるように、ぽつン、ぽつンと。 ) [Sat 15 Aug 2009 02:31:27]
◆メアリアン > ( 誰かが、其れは間違ッてるッて言ッても遣ッて来た行動は消えない。 死ンだのは赤の他人で、殺したのは私。だけど、痛くもなンともない。だッて名前も知らない 他人 だもの。 ) … 、 ( でも、時々胸につッ掛る此の感じはなンだろう。 ) ( 胸に手を当てて、鼓動を確認する。 規則的に鳴る心臓、生きている、証。 ) [Sat 15 Aug 2009 02:27:55]
◆メアリアン > ( 公園のベンチに腰を下ろして空を見上げる娘が一人。 ) ――――… お兄ちゃン…。 ( ぽつン、と小さく呟いた。空は厚い雲に覆われて、月の光さえ届かない。 ――お兄ちゃン、私の遣ッている事ッて、間違ッてないよね? ) ( 答えなンて期待していない。 ただ寝付けない夜は不安になる、問いたくなる。 其れだけの話。 ) [Sat 15 Aug 2009 02:22:10]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 眠れない――… )』 [Sat 15 Aug 2009 02:19:20]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『(一人、動きを真似てみる。 逃亡奴隷云々を抜きにしても、夜の夜中に太極拳は、怪しいか。)』 [Fri 14 Aug 2009 03:26:06]
◆エアリー > ( 次元が違う気もするが、根幹にあるものは同じではないか。 そう考え家で踊りを真似てみても、微妙に良い運動になるだけで、一向に自分の内にあの感覚を見出すことはできなかった。 それで場所に秘密があるのではと考えるのも短絡的だけれど、一つの可能性として無視はできない。 なにせもっと動かし難い、あるいは勢いのある自然物に変ずるように感じられるのだから、石畳の上や建物の中よりも、せめて広い土の上、草の上の方が良いのではないかと――― ) [Fri 14 Aug 2009 03:24:59]
◆エアリー > ( 朝でなければ彼らはいない。 いや他の時間もいるのかもしれないけれど、明るいうちに来るのは気が引けるし、この時間にいたことはなかった。 だからあの妙にスローモーな踊り… というか体操だろうか、それは見ることができないけれど。 ) ( 踊る老若男女の数人から感じた、人が木や岩、もしくは川に変わるような奇妙な感覚を、コロセウムでも見たことがある。 素手で自分の二倍はありそうな獣を投げ飛ばす男。 内家拳法などという表現は知らないが、その男も巨岩や土砂崩れのように感じられた。 ) [Fri 14 Aug 2009 03:07:24]
◆エアリー > ( ハイキングコースの真ん中を駆けて行く。 暗黒街やスラムを周るときには目的地などないのがほとんどで、知らない道を通ってみたり、あの街の風俗を垣間見られれば良しという感じだけれど、ここには目指す場所があった。 ) ( 緑が多くて気持ちの良い場所というのはもちろん。 けれどそれとは別に、朝はふしぎなおどりを踊っている集団の陣取る広場が気にかかっている。 ) [Fri 14 Aug 2009 02:49:36]
◆エアリー > ( パーカーのフードを目深に被り、急ぐでもなく規則的な足取りで駆ける姿には、ダイエットとか、スポーティーな印象があるかもしれないけれど、ホットパンツから伸びる脚は細く、着ているものも実はほとんどが派手目なブランド物。 運動に使えないわけではないものの、よく見るとミスマッチには違いない。 ) [Fri 14 Aug 2009 02:43:41]
◆エアリー > ( ―――ぐるっと回って引き返そうかどうしようか、とか。 うろうろしているうちに、なんとなく公園へ足が向いた。 立ち寄る定番スポットの一つで、中でも珍しい表通りに属する場所。 けれどまだ人の少ない早朝に来るのがほとんどで、夜もというのは最近になってから。 朝も早くから集まる健康に気を遣う人々の変わりに、男女… とは限らないペアや、酔っ払いが転がっている。 ひと気という点では大差ないし、むしろ色々な意味で周りが見えていない人々が多いのは夜の方なのだけれど、やはり表通りというのが少し落ち着かない。 ) [Fri 14 Aug 2009 02:33:48]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 今日も鉄鍋飯店まで行って、通り過ぎた。 )』 [Fri 14 Aug 2009 02:23:39]
お知らせ > セィナさんが帰りました。 『( 何か、私に出来る事は無いの かな。 ―― 考える。 )』 [Tue 11 Aug 2009 00:58:09]
◆セィナ > ――― … ( こくン、と頷いて。 …少女には何も解らない。吸血鬼の、唯の、気紛れで連れだされた様な子供。 ) … 流れる水の上は渡れない、とか―― ( も有りましたよね、なンて一言。けど、此処までの物が平気なら此れも平気な確率が高い、かな。なンて。 ) ( 差し出された左手を、すッと掴ンで、 ) ――― 大学のお知り合いの、方 …ですか? ( 驚いた様に呟く。――彼女が吸血鬼だとして、普通に大学へ 通ッているの?そンな事も、有るンだろうか。 ) フランベルジュ・フランドール …さン。 ( 彼女の特徴と、名前を 頭の中に入れて。 ) [Tue 11 Aug 2009 00:57:38]
お知らせ > キリルさんが帰りました。 『 ―― 名前は、 フランベルジュ・フランドール。 』 [Tue 11 Aug 2009 00:51:43]
◆キリル > ――― そうか、 ( じゃぁ、その お父さん に訊いてみない限り事情はわからないんだろう。 なのに行方知れずで、…生きているのかどうか、 ) ――― だよなァ、 ( ふっと息をつく。 大学の図書館で調べてくれば良かったかと、思いながら ) …。 ( 箱を大事そうに抱えたまま、青年は立ち上がり。 箱を右腕に持ち、左手を貴女へ差し出そう。そろそろ帰ろうかという無言の誘い ) ―― そうだよ。 女のヒト。 大学の知り合いで。ちょっと前に色々教えてもらって世話ンなって…、この間はそのお礼のつもりだったンだけ ど、 …。 ( 視線が横に逸れて、微かに揺れる。 無表情に影の指した、落ち込んだ様。 ああでも、もしもセィナがフランと会ったら…? …出来る限り彼女のコトを話しておこう。警戒を促す意味で、 ) …長いまっすぐの金髪と、淡い蒼の目。 大人しそうに見えるンだけど、明るくてけっこう色々喋るンだ。 ―――だけど、突然様子が変わって…、 ( 鏡にも、映っていなかった し、 ) [Tue 11 Aug 2009 00:50:40]
◆セィナ > ――― はい、小さい頃から お父さンの傍に居ました。 ( こくン、と頷く。大して外に出た記憶も無いし、遊びに行ッた記憶も無い けれど。 物心ついた時から其れが普通だッた。 ) ( 続く言葉にひとつ頷いて。 ――吸血鬼の特徴となる物が、何一つ無いですし、 なンて呟く。 ) ( つらつらと紡がれる吸血鬼の弱点、 とされるもの。――他に何か、の言葉に困ッた様に眉尻下げて。 ) …私が知ッてるのも 其の辺りです…―― ( 苦笑を浮かべよう。 ――他、他… やッぱり何も思い浮かばない。小さく息を吐いて、 ふと、 ) ――― お兄さンの血を吸ッた 吸血鬼は、… どンな方、だッたンですか? …この前、一緒にお出掛けした人、 ですか ? ( 此れはあくまで勘。其の日を境に様子がおかしかッたから ッて理由。帰り道に襲われた、とかでも十分可能性は有るのだけれど。 ) [Tue 11 Aug 2009 00:37:00]
◆キリル > ――― 今までずッと、 お父さん の、いる世界しか知らなかったのか? ( それ以前の記憶が、彼女に無いのか。ソレとも物心つく前から一緒にいるのか―― 違うのだとしたら、セィナの本当の両親はどうなったンだろう。 吸血鬼の父親は、なんのためにセィナを傍においていたのか、 ) ――― そうか、 … そうだな。 ( 血を吸うなんて出来ないし、歯も普通。 そう、俺だってそうだ、 ) ―――― ( そンな風に悩む間もなく―――? …嗚呼、 ) ( 息をついて、 ) …ん。 幾つかは試したンだ。 大聖堂に行っても平気だったし、銀の十字架のアクセサリも… ( 今日も首からかけている、 ) あとは大聖堂のステンドグラスも直視できたし、日の光も平気で、鏡も映るし、馬蹄も、ニンニクも――― 塩と、聖水も平気だった。 …あと、何かあるかな? ( 青年に思いつくのはそのぐらい。――どこかの孤児院職員ではあるまいし、今までずっと吸血鬼なんかとは無縁に暮らしてきたのだから。 無縁に、 )( どこにでも居るわ、 ) ―――… ( 本当に誰もがそうだったかはわからないけれど ) [Tue 11 Aug 2009 00:29:40]
◆セィナ > ( ――微かに、其の言葉に頷いて。 ) ――― 私は、お父さンの本当の子供じゃ、無いのかもしれないです。 ( 苦笑を浮かべて、そンな事を。 ) …血を吸う なンて、出来ないです。 ―― 歯だッて 普通だし…。 ( 吸血鬼の様に、鋭利な犬歯は無い。 ――少女自身、過去の記憶なンて、赤ン坊の時の記憶なンか解らなくて。 全ては、勝手な憶測、だけれど。 ) ――――… ( あァ包帯、 ッてなンだかパズルの様に合わさッた。 …けれど、見る限り彼は気落ちはしているけれど変わりは無いし、今迄だッてお外に出れていた訳で。 ) ―― … ( VHGに相談してみては如何ですか、ッて言葉は飲み込ンだ。もし、もしも、彼が吸血鬼になッていたら、問答無用で殺されてしまう。 ) お兄さン… ―― 大丈夫、ですよ。吸血鬼になッてたらきッと そンな風に悩む間もなく、――― ( 血を求めて人を襲う筈、なンて。 後の言葉は続けずに。 ) …不安 なら、試して みませンか? ( 小さな声の提案。お家には大蒜は残ッていたし、鏡もある筈。 ――だッて吸血鬼は、其れが、苦手なンだもの。 ) [Tue 11 Aug 2009 00:14:52]
◆キリル > ―――― そう、なンだ ( ぽつり。 )( セィナの父親の話は、そうであって欲しくないと思っていた事の一つで、 …そのせいもあって、声には気落ちしたような響きがあった ) ……お父さんが吸血鬼なのに、 セィナは血を吸ったコトは、 … ねェの? ( それは、 そンなコトは有り得るのだろうか?それともその間の記憶がないだけ? …少女の事情がわからないから、青年の頭は少しばかり混乱している ) ( なんだろう、自分が何をしゃべってるのか良くわからない。 なんだかとても現実感がなくて、――― それは、逃避したいと思う無意識がそうさせるのかもしれなかった ) ―――― 吸われた、から。 …少しだけだったけど、 ( 貴女の背中に、伝わっているだろう右手に巻かれた包帯の感触 ) …、 ( 思わずセィナの手を振り払いたいなンて思う自分の思考に気づいて、情けなくなる。 そンなことはしなかったけれど、 数度撫でられた後 頭をそッとセィナの肩から上げて、背に回した腕をゆっくりと解いた。 まだ少し、俯き気味だったけれど、 ) [Tue 11 Aug 2009 00:03:53]
◆セィナ > ( ――肩に、僅かに彼が動いた感触が伝わッて。少し手を離したが ――拒まれる事が無いのならば、再度数回、撫ぜる。 …お兄さンに何時も撫ぜて貰ッて、私は落ち着くから。これはきッと、魔法みたいなものなんじゃないかな、ッて思う。 ) ――― お父さンが吸血鬼ッて、 確証は無いンです。でも、本で読ンだ吸血鬼の御話と、似ている所が多かッたから …。 ( 鏡には映らないし、太陽は嫌いだし、大蒜も嫌悪する。十字架なンてもッての他。 ) … はい。 ( 怖いのでしょうか。種族が、吸血鬼であると云う事は。 ) ( 緊張と不安が入り混じッたそンな表情で、 彼の答えを待ち。 ――ぽつン、と聞こえた言葉は。 ) ――― え? ( お兄さンが吸血鬼に? ) …ッ ( 不意に、頭に乗ッてた彼の手の感触が消え、抱き締められて。 ) ―――… お兄さン …が、如何して…? ( 本で読ンだ吸血鬼の御話は、確か血を吸われるとか、血を与えられるとか、そうして感染していくもの だッたけれど。 ) ( ―― 控えめに尋ねた後、 そうッと彼の背へと手を伸ばそうか。 伸ばせたのなら、軽く軽く、撫ぜようと。 ) [Mon 10 Aug 2009 23:48:31]
◆キリル > …、さんきゅ。 ( 真面目に返すその言葉に、ちいさく笑った ) ――― ( 左手で箱を抱え、右手は貴女の頭にのったまま。 頭だけが項垂れて、 ) …。 ( 髪に触れる感触にぴくンと肩が小さく跳ねた振動が、額ごしに伝わったかもしれないけれど、 ) ――― 、 ( けれど青年は拒まずに撫でられて、 あァ、いつもと逆だ、なンて情けないのだろうと内心自嘲する。 ) ―――― ( ―――私、私 …は、 ) ( 返答までの間が、 もしかしたら、 という不安を煽り立てる ) ―――― … ( それでも青年は言葉を待って。 聴いて、 ) ―― お父さん、吸血鬼だッたのか、 ( 納得したような、怯えたような声。 けれどそれは父親自身に怯えているとか、貴女に怯えているのとは少し違っていて、 ) … ( ああ、また、吸血鬼か。 )( ――どこにでも居るわ、 って。 彼女の言葉が頭の中で繰り返し繰り返し、 ) ――― セィナが? ( こわい? ) ……どうかな、 ( 少し考える間があってから、ぽつン。青年は言葉を漏らした。 たとえ吸血鬼でも、セィナの態度が今と変わりなければ――、 ) … セィナより、 俺が吸血鬼になッてるンじゃないかって方が、 ―― こわいかも。 ( 声に、表情に。微苦笑を滲ませて、 ) ( 頭の上に乗せていた手が下へさがり、貴女の背中をそッと抱きしめようと ) [Mon 10 Aug 2009 23:37:33]
◆セィナ > ――― … 私も、お兄さンが苛められたら、苛めてた人と、喧嘩すると思います…ッ ( ぐッと小さく両手で拳握ッたりして。真面目な顔をしてそンな言葉。 ) ――――… ( 彼の顔を見上げたまま、撫でられる感触に僅かに表情が緩ンで、 ) …お兄さン ――…。 ( なンだろう。凄く凄く、弱ッている様な気がする。肩に当たッた彼の額。 片手を伸ばして、そうッと彼の頭を撫ぜようと。 ) …ッ ( 紡がれた言葉に、おッきく目を見開いた。 ) ( ――吸血鬼じゃないよな? ) ―――私、私 …は、 ( 小さく小さく、言葉を零す。 ) ――― … ( 吸血鬼じゃありませン ッて云える筈も無い。だッて、お父さンは吸血鬼。私はそれ以外の親を知らない。 ) …―― 私は、私が 何かなンて、解らなくて…、 ( ぽつン、と。 ) お父さンが吸血鬼なら、吸血鬼なのかもしれないけど …―― けど、血を見るのは怖いし、嫌いだし … 欲しいとも、思わない、し…。 ( なンていッたら良いのだろう? …少し瞳を伏せて、 ) …―― お兄さンは 怖いですか? ( もしも、吸血鬼だッたら。――呟く様に、問い掛ける。 ) [Mon 10 Aug 2009 23:21:56]
◆キリル > ―― そうだな、例えばセィナが誰かに苛められてたら、俺は怒るかもしれない。 ( そンな感じかな、って。ケンカする理由。 ) ごめんな、ありがとう。 ( 懸命にフォローしようとしてくれた貴女に、はは、と少しだけ笑って、 ) ――― ( 手を置いたまま、セィナの頭を数度撫でる ) …… うン、 …なんて言うのかな、 ( 青年は小さく眉を寄せて、あの夜を思い出して 言葉を捜して、 探して、 ) …なンて言ったらいいかわからないな。 ( 下を向いて、 そのせいでおでこの辺りが軽く、貴女の肩辺りに触れるかもしれない。 ) セィナに言いたくないわけじゃないンだ。 でも―― … ( どこにでも居るわ、 ) …、 ( 目を閉じて、 ) …セィナは、吸血鬼じゃない よな―――? ( 思わず、ぽつン ) ( ずっと引っかかっていた言葉が、漏れ出た。 ) …あ、 ( 口にしてしまってから、しまった、と思う。 セィナを、セィナまで、疑うなンて―― ) ( 本当に当たり前の顔をして紛れ込んでいる。 ) … ( 彼女の言葉が頭から離れない、 ) [Mon 10 Aug 2009 23:07:24]
◆セィナ > ―― うー… ッと。意味のある喧嘩だッたら 良いと思います。 ( こてン、ッて小首傾げる。 ) でも、無駄な争いは 駄目だと思います…。 ( 本来争い事なンて好きじゃない少女。段々尻すぼみになッていく彼の言葉にわたわたと焦ッた様に、 お兄さンは無駄な喧嘩はして無いと思います…ッ なンて。 ) ―――… ( 頭の上に載せられた、彼の手。顔見上げれば、何時もと違う彼の表情。 ) ……―― ――お兄さン …何が、あッたンですか …? ( 其の問い掛けは控えめに。 答えたくないのなら、無理に聞きだす事なンて野暮な真似はする気も無く。 ) ( チーズケーキ、の御話に こくン、ッて頷いて。 ) すッごく美味しい ッてお店の人、言ッてました。 ( 嬉しそうに笑いながら云おう。 店の人が自分の店のケーキを不味い、なンて云う筈もないが。 夕食は毎日遅くまで勉強してる様子の彼の為に、 夜食程度には作ッてある。 ――彼の不安も、気持ちも解らない少女は、 少し小首傾げて。 ) [Mon 10 Aug 2009 22:53:00]
◆キリル > …ダメかな。やッぱ。喧嘩は――― 、 ( 不思議そうな顔の貴女に、青年はちょっぴり罪悪感にも似た気持ちで。段々尻すぼみになっていく言葉 ) ( あの、 あの、 ) ―― うン? ( 箱をぼんやり眺めていたら、控えめに声を掛けられて。 視線を箱から、セィナへと移した ) ―――、 ――、 …、 ( ぱちり、目を丸くして。 言葉を聴き、 咀嚼し、 ) …… そっか。 ( 申し訳なさそうな、泣きそうな ) …。 ( そンな顔をして、 ぽン、と。 貴女の頭の上に手を置こうか ) あぁ、一緒に食べような。 ( チーズケェキは大好きだ。 セィナが夕飯作ってくれてとっといてくれてあるなら、ソレを食べる気だってある―― あの夜から食欲はいつもよりもないようだが、でも、 ―――血が欲しいとは感じていない、 と思う )( 吸血鬼化してないのだという確証を得られていない青年は未だ不安で、 ) [Mon 10 Aug 2009 22:43:28]
◆セィナ > ( ほえ―ッて不思議そうな顔を浮かべて。少女にとッては見ず知らずの私に優しくしてくれる程のお兄さン、な訳で。喧嘩なンてしないと 思ッていたらしい。 ) ――― ( 彼の手に乗ッけた小さな箱。 ) ――― あの、 あの、 ( やッぱりお兄さンの様子は おかしい。 ) … あの、 お兄さン。 私、頼りないかも 知れないですけど… お話とか、聞く事くらい出来ます … です… ( 一瞬、視線逸らして、何か言葉探す様な間が空いた後、 ) ―― お兄さンを 元気にしたい ですッ ( 彼を見上げて、そう云おう。 ) ( ケーキの話には、へにゃりと気の緩い笑みを浮かべ。 ) 良かッた…。 一緒に、食べても良いですか? ―― 食べたいです。 ( 素直に、お返事を。因みにケーキの箱には4個同じ種類のチーズケーキが入ッていたりする。 全て彼に食べて貰おうッて気持ち、だッた。 ) [Mon 10 Aug 2009 22:32:37]
◆キリル > ( 返ってから→帰ってから ) [Mon 10 Aug 2009 22:26:13]
◆キリル > ン? あー…、 …する時もあるよ? ( 微苦笑して、控えめに。 セィナから見たらそういうイメェジじゃないんだろうか? 今回は違うけど、殴り合いの喧嘩とか全然しないわけじゃない。もちろん何か理由がなければ手はあげないが。 ) ――― ( 元気がない。 ) ( 手の上に、とてもとても優しく箱がのせられる ) ――― ( どこにでも居るわ、本当に当たり前の顔をして紛れ込んでいる。隣の席に座った誰かだったり、どこかのお店でお金を渡した相手がそうだったり、同じ学校の人がそうだったり――…。 ) …、 ( 青年は何かを振り払うかのよう、一度だけぎゅッと強く目を瞑り、 ) ――さんきゅ。 チーズケェキなンだから、だいじょーぶだろ。 形が崩れてるくらいはさ。 ( 断層の調和とか関係ないし、クリームが取れたとか、ソースが飛び散ったとかもないから味自体は変わらないだろう、と ) 崩れてンのでよけりゃ、セィナも食べる? ( 返ってから、一緒に ) [Mon 10 Aug 2009 22:25:23]
◆セィナ > ――― お、お兄さンも 喧嘩とか、するンですか… ? 怪我までして …? ( 驚いた様に目を大きくして。 ワタワタと尋ねる。彼が理由を話してくれる予定だッたなンて、気付きもせず。 ) … ―― ありがとう です。 ( 立ち上がれば、恥ずかしそうに小さく笑い。 チーズケーキ、の言葉に、こッくり一回頷く。 ) ――― お兄さン、お勉強、忙しいみたい なので、… ( 其れに、 ) … この前から … ( 遅くなるッて連絡のあッた日から、 ) 元気も無いし… ( 差し出した手に、そうッと箱を載せようか。 ) だから ―― これで、元気が出ればな …ッて… あの、でも、 ( 落としちゃいました、 其の言葉はさらに小さく。 ) [Mon 10 Aug 2009 22:13:48]
◆キリル > ( 喧嘩? ) ――喧嘩、 か。 うーン、 ( …ある意味ではそうなるンだろうか。肉体的な喧嘩じゃないけど、 ) …、 ま、そんな感じかも? ( なンて、微苦笑した。 ホントは何かで怪我をしたんだとか、そういう理由を話すつもりだったのに。先に尋ねられて、思わず返答に詰まってしまった ) いい子だな。 ( 軽く手を引いて立ち上がるのを手伝いながら、 ) ――― チーズケェキ? ( ぱち、と瞬いて ) …、 ( 小さく、笑みを浮かべた ) …ありがとな。 ( 好きだって言ってたの、覚えててくれたのか。掴んだ手を離せば、代わりに箱を受け取ろうと、手を差し出す ) [Mon 10 Aug 2009 22:08:05]
◆セィナ > ( ←続き ) …あッ、 これは、ケーキが … 美味しいチーズケーキ ッて、噂を聞いて。 ( なンて、小さく笑うが。 ひッくり返した事思い出して、 しゅン、と肩を落とし。 ) [Mon 10 Aug 2009 21:58:19]
◆セィナ > ――― … ( 涙拭われる動作に、抵抗はしないけれど。恥ずかしそうに こくこくッて頷いて。 ) ( 触れた手。包帯が巻かれた手が痛々しい。 ―― ) お兄さン …――もしかして、 喧嘩、 とか … ( したンですか? と。 きッと其れで後悔して元気が無いとかッ、なンて勝手な解釈。 でもお兄さンがそンな身体を張ッた争いなンて 想像つかない。 ) ――― 立て、ます …ッ ( そンな思考巡らせていれば、差し出された左手。 彼の右手から手を離し、左手を少し掴ンで 立ち上がる。 ) ――― [Mon 10 Aug 2009 21:57:14]
◆キリル > いンや。 別に謝ることはねーよ ( なンて涙を拭って、 ) ッ、 ( 触れられた手。 一瞬、思わず手を引きそうになってぴくりと指が跳ねるけれど。なんとか留まり、手は貴女に触れられたまま ) あー…、 だいじょーぶ。 へーきだよ。家戻ったらまた消毒しとくし、 ( 立てる? って。 触れられている右手のかわり、座り込んだままの貴女に左の手を差し出した ) その箱、何か大事なものが入ってたのか? [Mon 10 Aug 2009 21:53:00]
◆セィナ > ―― お兄さン … ( ケーキの箱を膝の上に乗ッけたまま、彼の顔を見遣る。 やッぱり、何時もと違う。何処か、元気が無い。 ) ―― あ、あう… ごめンなさい…。 ( よく転ぶなァ ッて言葉には、恥ずかしそうに視線を逸らす。 …よそ見して歩くのは 止めなきゃ、なンて心の中で。 ) ―――― ? ( 顔に近づく彼の手に、きょとン、 とした顔としたが、 ) 怪我は …無いです …でも、 ( 不意にわたわたと 彼の、包帯巻かれた其の手に触れようか。 ) おッ、 お兄さンッ… 怪我、… ッッ ?! [Mon 10 Aug 2009 21:46:11]
◆キリル > ――― 、 ? ( 再びあがる悲鳴の意味がわからなくて、青年は小さく眉を寄せた。 ) … ( ああ、あの箱に何か入ってたのかと気づいたのは、貴女が起き上がり箱を手にしてからで ) … やッぱ、セィナだ。 ( よく転ぶなァ、って茶化す言葉もどこかいつもの軽さがなく、 ) 怪我はねェ? ( 目の前まできたらしゃがみこみ、 包帯の巻かれた右手の親指でセィナの涙を拭ってやろうと、 ) [Mon 10 Aug 2009 21:39:25]
◆セィナ > ――― きゃああッ! ( ケーキがッ、ッて言葉は音にならず。涙目で口をパクパク開けて。 転ンだ拍子にケーキの箱は見事にひッくり返ッていた。 ) ―――… うッ、 …ふえ…ッ ( じわり、じわり。と涙はどンどン溢れてくる。 ) ( ――如何して、何時もうまく出来ないのでしょうか。 ) ――― … ( 上半身起こして、座り込ンだまま ケーキの箱を手に取る。 歩いていた人が此方を見てクスクスと小さく笑ッている 様な気がして。 ぐしッ、と涙を拭え ば。 ) ――――… ッ ( 名前を 呼ばれた気がして、顔を上げる。 掛けられた良く聞く声は 何時もよりも元気が無くて。 ) ―― お、 お兄さン …。 ( 近寄る彼に 小さく呟いた。 ) [Mon 10 Aug 2009 21:33:02]
◆キリル > ( どンだけ悩んでいる時だって、事前に休むと連絡を入れていない限り普通にバイトはあるのだ。 朝から卒論の勉強含みに大学へ行っていた、その帰り道。 ) ( 公園の出入り口付近に差し掛かったとき、小さな声が聞こえた気がして青年は道の方から公園の中を覗き込む。 ココからじゃ距離があって、あんまり自信がなかったけど。雰囲気とか、転んで地面に広がった蒼色の髪とか―― 彼女かな、と思って思わず名前が口をついて出たようだ ) ――大丈夫、 か? ( その声はいつもより控えめで、大人しいものだった。落ち込んでいるような、 )( もしかしたら人違いかもしれないが、どちらにしろ見過ごせなくて。声を掛けながら、近づこう ) [Mon 10 Aug 2009 21:25:34]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『 ――― セィナ? 』 [Mon 10 Aug 2009 21:18:27]
◆セィナ > ―――― ( 歩きながら、ぼンやり 空を見上げた。綺麗に浮かンだ 星と 月。 ) ( お父さンは何処に居るのでしょうか? ――今の生活が楽しくて、失いたくないと思う反面、早くお父さンも見付けないと ッて思う。 けど、 ) ( ―― きッと 殺されてしまッたンだろう ッて考えも浮かンでくる。月に1度の御出掛で、帰ッて来なかッた 事なンてないもの。 ) … お父さン ―― ( 空に向かい、小さく呟け ば、 ) きゃあッ! ( つン、と落ちていた石に躓いて。 べしゃッ と転ンだ。 ) [Mon 10 Aug 2009 21:17:13]
◆セィナ > ―― ケーキ、腐ッちゃう かな ぁ…。 ( お兄さンを元気付ける為―ッて購入したは良いものの。 取り敢えず座ッて居ても仕方無いから、歩こうか。 ) ( ゆッくりと立ち上がれば、公園の出口の方へと進む。此処からは結構距離は有るけれど。 ) ――――… ( そう云えば。 お兄さンと初めてあッたのも此の場所、だッた様な気がする。初対面で、見ず知らずの他人なのに凄く優しくして貰ッた。 ) ――― 何か、出来ないかなぁ … ( 喜ンで貰える様な事。 ) [Mon 10 Aug 2009 21:06:16]
◆セィナ > ( 公園のベンチに腰を下ろして、ぼンやりと空を見上げる少女が一人。 ) ―――― …… ( 父と離れてからどれ位の日が経ッたのでしょうか。何も情報を掴めないまま、お兄さンのお世話になッてばかり。 ――そンなお兄さンもつい先日からなンだか様子が可笑しい。 ) ――― お勉強 …とは、違うみたい …だし…。 ( 最近夜中に勉強していた様だけど、様子が違うのは其れとは別な問題の気がする。 …――はあ、と小さく息を吐いて。 ) ―――… お話、 してくれれば 楽になれるかも しれないのに…。 ( なンて。セィナがお兄さンの悩みを解消できるとは思えない けど。 ) ( ぼンやり、ぼンやり。思考はそンな事を巡らせて。 ベンチに凭れかかる。膝の上に乗ッているのはケーキの箱。 取り敢えず今一番の問題は、帰り方が解らない、ッて所だと思う。 ) [Mon 10 Aug 2009 20:55:44]
お知らせ > セィナさんが来ました。 [Mon 10 Aug 2009 20:50:33]
お知らせ > ワーニャさんが退室されました。 『 彼は、後に自分に恐怖を感じるようになる─── 』 [Fri 7 Aug 2009 00:14:25]
◆ワーニャ > ”早く立派な学者になって見せるので、期待して待っててください。 それでは、また書きます。 イワンより ” ( 書き上げた手紙を封筒に入れて。明日送ろう、と本の間に挟めることにした。 ) ───ああ。学校が夜あればいいのに。夜型だから、こう───朝起きるのは辛いなぁ・・・ ( ふぅと息を吐いてから立ち上がる。本もペンも鞄に入れて歩き出そう ) 明日、提出だ。 ( 誰も知らないんだ。 誰も、自分も知らない自分が、まさかいるなんて─── ) [Fri 7 Aug 2009 00:13:47]
◆ワーニャ > (続)と、心から願うのです。 ) あ、忘れないうちに書いてしまおう。 ( 本をしまった鞄から、レターセットを取り出した。後、本一冊。 ) っと─── 親愛なる、家族へ と・・・ ( 彼は捨て子で、気づいたときから施設で育っていた ) ”日々暑くなりますが、お元気ですか” ( ある日、せんせいに呼び出されて部屋に入ると、今の両親と兄が居て ) ” こないだは、食料を送ってくれて有難うございます。 おかげで何不自由なく生活できています。” ( 今日から、家族だよ、と紹介されたときの戸惑いは、今も忘れられない。 ) ”夏休みには帰ろうと思っていましたが、研究室に入り浸ることに決めました。ごめんなさい。” ( 人づきあいが苦手な自分ではあったが、気にせずに根気良く接してくれて 本当の家族みたいに接してくれて ) [Fri 7 Aug 2009 00:02:00]
◆ワーニャ > 終わらないって、思ってたレポートもなんとか終わったし・・・。( 我ながら、その出来に舌を巻きたい!と言いたい所だが、まだまだである。もっと、色んなものを見て感じて生きたい [Thu 6 Aug 2009 23:56:29]
◆ワーニャ > それにしても こっちに着てからも落ち着かないものなんだね ( ノートをぱた っと閉じました。分厚い本を鞄の中にしまいながらぶつぶつ。 自分の昔からのクセがヴェイトスにきて数ヶ月立つのにおさまっていないことが、男にとってはある一種の不安を感じていた。 ) 記憶がないってのは、最初のうちは怖かったけど─── 慣れてしまえば、たいして気にならないものなんだねぇ・・・ ( 元々、一人で居ることが多かったせいか 物凄い独り言が多い。 傍から見ればただの変人である。 ) それに─── ( 記憶がない、次の日は何故か元気がありあまってる。不思議 ) [Thu 6 Aug 2009 23:54:30]
◆ワーニャ > ふぅ───なんとか終わった・・・ ( 手にしているのは紙とペン。 男はヴェイトス大学の考古学科の生徒であった。 ) ───昨日の夜の記憶がまたないから、どうなるかと思ったけど・・・ ( 月明かりに照らされて、一人で屋外でレポートを書くのが結構好きで、 ) なんとか終わって良かった。 ( 無事に夏の休暇に突入できることを嬉しく思う。 ) [Thu 6 Aug 2009 23:50:29]
お知らせ > ワーニャさんが来ました。 『( ベンチに佇む男 一人 )』 [Thu 6 Aug 2009 23:48:38]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 ふふ、楽しみ。 ( 吸血鬼は歩みを進めた。 )』 [Thu 6 Aug 2009 20:43:47]
◆フラン > ( その時、ふと―― 心の底で何かがちくりと痛んだ。文字通り、喉に小骨が突っかかったような感じの痛みだ。 …それはきっと、私への忠告だったのだろう。或いは罪悪感のようなものだったのだろう。失われつつある人としてのフランベルジュ・フランドールの嘆きだったのだろう。親友との約束だったのだろう。 だが、次の瞬間には情欲の熱に消えうせて。 ) [Thu 6 Aug 2009 20:43:07]
◆フラン > ( 公園をぶらぶらと歩きながら、どういう形で血を吸おうかを考える。肩?それとも手?でもそういう場所だと警戒されてしまうかも。じゃあ、いつものとおり口付けで?いきなりそんなことしたら、流石にはしたないと思われないかしら。でも男の人ですもの、口付けが一番抵抗無いんじゃないかな。もっとも、血を啜られた後は物凄く驚くと思うけど。 ) 雨、降らなきゃいいけど。それだけが心配。 ( 血を啜った後にVHGに通報されるとか、そういう心配は全くしてない。するべきなのは判っているが、どうとでもなると思ってしまっている。それは危険な思考だ、単に自分へのリスクよりひと時の快楽を優先させようというだけの、身勝手で恐ろしい悪魔のような思考。ううん、悪魔だって契約による交換条件という形で、何らかの利益を相手ももたらすもの。今の私は、悪魔以下だわ。 ) [Thu 6 Aug 2009 20:32:32]
◆フラン > ( 明後日はキリルさんと約束がある。でも、それっておかしいじゃない。満月の日から二日後って、まだまだ衝動が強い日じゃあないか。どうして他の日にしなかったの?フランベルジュ・フランドール。お相手の都合が良かったから?違うわよね。 ) 殿方って、どういう味がするのかしら。 ( キリルさんからお誘いがあった時から、その事で頭が一杯だ。大学の講義もどこか上の空だし、今日なんて教授の話を聞いてなくて怒られちゃった。 ――避けることは普通に出来た筈なのに、私は避けなかった。吸っては駄目っていう意識が日に日に低くなっているのは、これも吸血鬼化の症状なのだろう。 ) いけないわね。殿方のお誘いを受けるのがはじめてだからといって、浮かれすぎているわ。 ( 渇きを潤すチャンスがやってきたのだから、無理の無いことかもしれないけど。 ) [Thu 6 Aug 2009 20:22:16]
◆フラン > ( 新円が空に浮かび、この世の全てを照らす。先月もまた血を吸うことができず、吸血鬼化はより一層進んだのだけど、そのせいだろうか。狂おしい渇きにも関わらず心は晴れやかだった。清々しい気分だ。スカートをちょっとたくし上げて、音楽にあわせて踊りたい気分だ。 駄目よ、静めなくちゃ、って思って夜風にあたりに来た。街の人が多い場所に行くとよからぬ気を起こしかねないから、人気があまりない公園にお出かけだ。身軽な格好で、荷物も持たず。 ) [Thu 6 Aug 2009 20:13:44]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 浮かれ気分。 』 [Thu 6 Aug 2009 20:05:43]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 最低でも、運動にはなるだろう。 )』 [Tue 4 Aug 2009 03:22:00]
◆エアリー > ( 息を整えて、身を起こす。 周囲を一周見渡してから、姿勢を正した。 ―――記憶にあるように、見よう見真似でゆっくりと身体を動かしてみる。 ここは、毎朝たくさんの人間が集まってふしぎなおどりを踊っている場所だ。 妙にスローモーで、けれどどこか心地好い空気が流れているような気がする、独特な踊り。 体操に興味はないが、何やかやと催されている公園で、それだけが目を引いた。 ) ( それでも、実際に真似るのは初めてだ。 ロッテの部屋でもやってみたけれど上手くいかず、ここまで足を運んでいる。 …やっぱり、何もない。 ただ、身体を動かしているというだけで。 ) ………。 ( コロセウムで、ここの踊りと似た空気を纏って戦う男を見た。 自分の身体の何倍もあるような獣を、投げ飛ばしていた。 雰囲気から、同じものと思ったのだが――― ) ( ちょっと鍛えてできることなら誰でもやるんだ。 それで安心なら、誰だってそうする。 ロッテの言う通り。 ―――ならば、短気は起こさないでじっくりと試してみよう。 他に、何かピンとくるものがあるわけではないのだし。 …それにやってみて気付いた。 このゆっくりとした動きは、けっこう疲れる。 ) [Tue 4 Aug 2009 03:21:22]
◆エアリー > ( 転がった拍子にフードが落ちたけれど、暑いし、まあ。 すっきり広がった視界一杯に明るい街の夜空を見上げて、芝生の心地好さに溜息をついた。 自分が寝床にさせてもらっているソファーとか、ロッテのベッドより、こっちの方が気持ち良い気がする。 ―――あの時は手足を広げて眠れなかったけれど、少し、逃亡当初のことを思い出した。 心地好さを感じるような余裕もなかったっけ。 そう考えると、一応暮らしが落ち着いて、腑抜けてしまったようにも思う。 …体力なんかは、一体どれほど変われたのだろう。 長く走れるようになったし、濡れたシーツを持ち上げてもあまり疲れない。 家事もそれなりに手際良くできるようになったつもりだけれど。 ) [Tue 4 Aug 2009 02:58:53]
◆エアリー > ( 最低限、自分が奴隷と知られたらその相手を生かしておかないだけの力が必要になる。 奴隷の印を見られたり、勘付かれたりしなくとも、既に逃亡奴隷として顔を合わせて逃げて来た人間もいるのだ。 他は何らかの対処方もあるかもしれないが、その数人相手には誤魔化しようがないし、仮にロッテの部屋周辺で接触してしまったら、例えその場を逃げおおせても後がない。 ) ( 復讐なんか、夢のまた夢だ。 未だにロッテがいなければ、生活もままならない状況で。 ) ( …コロセウムでの戦いなんかを見て、一般的な人間の強さというのはこんなものかと安心する反面、それにしても何もできない自分に対する焦りも生まれている。 夜というのもあって勝手が違ったか、変に上がってしまった息を整えるのに、膝に手をついた。 それだけでは足りず、芝生に腰を下ろす。 寝転がる。 まったく、こんなことでは。 ) [Tue 4 Aug 2009 02:46:37]
◆エアリー > ( こんなことでは、人間社会と戦えない。 それどころか身を守ることすら、覚束ない。 肉体の成長に急激なものはありえないし、仮にあったとしても不気味でしょうがないとしか思えないけれど、何か、手が必要だった。 ―――ロッテの言う通り、そこは知恵で補うところなのかもしれない。 常識の範囲で持てる身体能力には限りがあり、スズネやゴーテンジといった超人的な戦士は例外だ。 同じ土俵で張り合おうというのがそもそも間違っていると言われれば、その通りだと思う。 こんな調子で、何年経ったってあの連中には及ぶ気がしない。 けれど、それでは生きていられない。 逃亡奴隷という身の上は、それを知られたら最後という性質のものだと思っている。 実のところ市民の中にも人権派など擁護的な者が存在することを知らなければ、極端な見方を吹き込まれていることもあって、奴隷制が人間社会の総意であるように思ってしまう。 知られれば、市民は全て敵になると。 ―――スズネのような例外もいるが、信じ切るのは難しい。 むしろ、ロッテくらい脛に傷を持っていそうで、利害の一致で成り立つ関係の方が信じられた。 ) ( 仲間を得るのが、難しい。 無法者となら手を組めなくもないけれど、そういった人種は奴隷制云々を抜きにしても、部外者でハーフエルフの自分を食い物にしようとするだろうという予感があった。 ) [Tue 4 Aug 2009 02:37:40]
◆エアリー > ( ブランド物らしいタンクトップとショートパンツにパーカーを羽織って、フードを目深に被った娘が夜の公園を駆けている。 軽装ではあるが運動をするような恰好とは言い難く、けれど何かから逃げているという風でもない。 珍しいタイプの酔っ払いか、あるいは変わり者の健康志向か。 いずれにせよ特に注目されるようなことはなく、夜の利用者達の脇を決して早くは無いペースで駆け抜けていった。 規則的な足取りで芝生の広場に辿り着き、歩くまでペースを落として肩で息をつく。 日課にしている早朝ランニングで少しずつ走れるようにはなっているけれど、なんとも、地道な成果だ。 ) [Tue 4 Aug 2009 02:22:42]
◆エアリー > ( 案の定、ひと気はなくて良いあんばい。 …と思いきやそうでもないか。 ベンチで寝ている酔っ払いや、それを遠目に窺う宿無し風情。 乳繰り合う男女など、朝とは趣の異なる人種がそこかしこに見られる。 とはいえ、煌々と明かりが灯される繁華街ではあるまいし、暗黒街の目抜き通りなんかより、人目につかないというか、姿をはっきりと認識されない程度は上だろう。 もっとも、自分のように闇によって阻まれない視力をもつ者もあるかもしれないが。 ) [Tue 4 Aug 2009 02:14:37]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 夜に来るのは珍しいが。 )』 [Tue 4 Aug 2009 02:10:52]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 そうしてちょっとふらつきながら帰っていった。 』 [Sun 2 Aug 2009 22:35:14]
◆艶子 > ――そういえば、私って昔はここら辺で野宿してたんだよね。 ( 懐かしい。こうしてベンチに横になっていると、その時のことを思い出す。木刀を抱えて、ボロ布に包まって。その時の生活に比べれば、今の私は随分と恵まれている。昔は食いたいと思ったものを食えなかったりしたもの。あの時は髪も長かったなあ、今は肩ぐらいの長さだけど。また伸ばしてみようか?なんて事を考えながら、毛の先を弄ってみる。 ) …やっぱり、帰ろうかな。心配かけるといけないし。 ( だるい身体をよっこらせと起こして、もぞもぞとベンチから降りる。 ) [Sun 2 Aug 2009 22:32:12]
◆艶子 > 第一、健康に気をつけるだなんて私らしくないぞ。自分で言うのもなんだが、私はアバウトな人間だ。そんな私が人生の中で注意するのは、刀の取り扱い方だけでいい。 ( ご飯もアバウト、お金の計算もアバウト、ついでに言うなら人生設計もアバウトだ。5年後ぐらいに王様になってるかな?ぐらいの。こう、簡単な図で描けちゃうような。 人生っていうのは大体で良いんだ、大体で。 ) …よし。やっぱりこれからも気をつけないことにしよう。夏バテになったらなったで、それまでよ!動きたくないだけなのだから、動かなければいい! ( というわけで、私はベンチの上から不動の構え。元気になったら家に帰ってやんよ! ) [Sun 2 Aug 2009 22:23:49]
◆艶子 > ( この疲れは多分この前の聖堂の草刈の時のものだろう。炎天下に動き回るなんて事はしょっちゅうやっているので、油断があった。帽子を被ったり小まめに水分を補給することを怠っていた。あまり自分の体力を過信しすぎるのも問題があるようだ。傭兵は身体が資本なので、これからは大事にしなくちゃならない。けど。 ) うぅ〜〜ん、面倒くさい。私はそういうの気にしなくてもいつも健康で居られる方が良いなあ。 ( 自分の体調を保つためにこれこれこういうことをしなければならない、こういうことをした方が良い、というのを考えるのは好きじゃない。眠くなったら好きなだけ寝て、食いたいものは食いたいだけ食って、したいことは好きなだけする。いちいち注意しなくても、大丈夫なのが良いのに。 ) [Sun 2 Aug 2009 22:12:57]
◆艶子 > ( 体がだるい。食欲が無い。頭も痛い。 私という人間は酷く丈夫に出来ていて、風邪なんて滅多に引かないし、その日のうちにどれだけ疲れてもぐっすり寝れば翌朝には疲れは取れている。眠れないとか、食欲が無いという事も無くて―― ただ、今は違った。どうやら夏バテという奴らしい。 ) ………。 ( ぐてーん、とだらしない姿勢でベンチに座り、そろそろ家に帰らなくちゃいけないんだけど歩くのが酷く億劫だ。今日の朝の時点でこの症状はあったんだけど、まさか私に限ってそんな事はと否定して、今日一日をいつものスケジュールで過ごしてしまったことが更に体調を崩す切っ掛けになったらしい。 ) やっぱり、いつもの鍛錬のメニューの消化ぐらいは止めておけばよかったな…。 ( と、ぼやいても後の祭りである。 ) [Sun 2 Aug 2009 22:04:44]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 信じられないことだが。 』 [Sun 2 Aug 2009 21:59:21]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( 少しだけ見てから、駆け去った。 )』 [Tue 28 Jul 2009 07:50:42]
◆エアリー > ( 丘になっている斜面を登りきり、開けた視界に足を止めた。 体操だなんだと人が集まる広場に、もう何人か来て立ち話をしている。 ) ( 輪に加わるでもなく、関係無さそうな距離をおいた木陰のベンチに腰を下ろした。 ここで一休みするのも、パターンになりつつある。 別に体操に興味はないけれど、ここの連中のだけは、何かが違うと感じていた。 言葉にできるほど明確なものはない。 妙にスローなテンポで動くのが奇妙といえばそうだけど、それだけでもなくて。 ただ、慣れているらしい、動きが特に滑らかな人間からは、何やら心地好いものを感じられる。 太極拳とか、気功とか、そういう話は分からない。 ただ、ちょっとやってみたくて、でも混ざるなんてまっぴらごめんで――― ) [Tue 28 Jul 2009 07:50:00]
◆エアリー > おはよう。 ( 挨拶され、答えて、すれ違う。 どうせならもっと愛想良く… とはいわないまでも、普通にすれば良いのに。 我ながらぶっきらぼうだ。 ロッテにさえにこやかにできないのだから、当然だけど。 奴隷だった反動か、媚びるなんて虫唾が走る。 愛想と媚びは違うけど、その区別もつかないくらい。 ) [Tue 28 Jul 2009 07:40:10]
◆エアリー > ( それでも。 埋もれた情報を忘れずに覚えていられるからプロなのだろうし。 ゴウテンジやペセルといった、あの時狩人として雇われた数人は、実際にこちらの顔を見ている。 そして彼女達はあちこちで逃亡奴隷の容姿と立場を説明し、情報提供を求め、それを覚えている者がいないとも限らない。 第一、こんな所で顔を会わせるような人種ではないが、自分はそもそも観賞用の奴隷だったのだ。 家具程度にしか気に留められていなかったとしても、主と交流のあった無数の人間が、誰かしら覚えているかもしれない。 人目に触れるのは、落ち着かない。 特に、表通りの、何の罪もなさそうなふりして生きている人間には。 ) [Tue 28 Jul 2009 07:14:04]
◆エアリー > ( 無理なダイエットでもしているかのように目深に被ったフードの下で、こちらへ駆けて来る男性に目をとめた。 よく会う男だ。 逃亡奴隷という身の上で、顔を覚えられたりするのは避けたいところだけれど、初見で反応されなければ気にすることはないとも思える。 元々貴族の道楽でマンハントのために逃がされた奴隷は、当初ギルドからの本格的な追跡を受けず、貴族が雇った専属のハンターに追われるだけだった。 奴隷ギルドのプロフェッショナルが介入していれば、おそらくここまで逃げられなかっただろうが、それでは面白くないとした貴族が狩りに興じている間に、ロッテのところへ転がり込んでいる。 もちろんどこかの時点で奴隷ギルドは捕獲に乗り出したのだろうけど、じきに一年になる。 もう名指しでの追跡はされておらず、資料の中に埋もれているだけだと、高を括るようになっていた。 ) [Tue 28 Jul 2009 07:07:06]
◆エアリー > ( タンクトップにホットパンツという軽装の上にパーカーを羽織った娘が、ひと気のない公園を駆ける。 日課にしている早朝ランニング。 コースが決まっているわけではないけれど、この公園にはだいたい足を運んでいた。 整地されているには違いないが、ここには街で一番緑があるような気がする。 エルフの血ということか、その中に身を置くと、眠るよりもよほど身も心も休まるような気がした。 ただ、これは人間も同じなのかもしれない。 ) [Tue 28 Jul 2009 06:49:49]
◆エアリー > ( 表通りは落ち着かなくて、好きじゃない。 けれど暗黒街も眠り、街が起き出すまでの時間。 静かな街には表も裏もなく、日中とは別の世界のように、どこか人間の手から離れたような空気がある。 火がこんなにも当たり前になるまでは、夜の暗いうちだけがそうだったのかもしれないが。 今、街の中でそんな風に感じられるのは、空が白んでいく頃だけだった。 ) [Tue 28 Jul 2009 06:40:33]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 [Tue 28 Jul 2009 06:34:43]
お知らせ > マーさんが退室されました。 『 旅の目的を果たし自由になったら、嫁さんでも探すかの―― ほっほっほ。 』 [Wed 22 Jul 2009 23:03:32]
◆マー > ( さて、眠りから目覚めたのならば自分も旅の続きをするとしよう。この馬崔温にはどうしても果たさなくてはならない旅の目的があるのだ。今まで歩いてきた長い道のりを、価値あるものにする為に。多くの旅人たちがこの老いぼれの背中に託した夢を果たすために。 ) やれやれ、どっこらしょ。 ( 老人は重い腰を持ち上げて、ベンチから立ち上がった。 ) [Wed 22 Jul 2009 23:02:01]
◆マー > ( かつての友も、敵も、恩人も、愛した女も。いまや遠い過去の記憶の中にのみ生きる存在である。今の自分の手の中には無い存在である。彼らは人生の道のりの中でほんの一瞬、この馬崔温と旅を共にしたのだ。そしてそのあとはそれぞれの目的地を目指し、別れ、旅立っていった。己の旅はまだもう少し続く。彼らの旅は終わったのだろうか。無事に目的地までたどり着けたのだろうか。それとも、志半ばでその旅は終わってしまったのだろうか。 ) 悲しいものじゃの。今ではその結末を知る術すらありはしない。 ( 死んだ後の世界で共に杯を酌み交わし、その時にでも積もる話をしよう。そうして杯を空にしたら、また新しい旅の始まりだ。生きている者も死んでいる者も、その旅が終わることは無い。 ) [Wed 22 Jul 2009 22:58:01]
◆マー > ( それは自分がまだ若かった頃の夢だ。情熱があり、勢いがあり、そして愚かであり、怖いものを知らなかった時の自分。そんな過去の自分に思い抱くのは後悔と懐かしさだ。若気の至りと苦笑いを浮かべたくなるものだが、そうして積み上げてきた日々の一番天辺に今の自分が居るのだ。 己の命が尽きるときは、こんな風に過去の思い出に浸りながら眠るようにして尽きるのだろうか。そうであって欲しい。年寄りの死に方としては、まずまずじゃあないか。 ――だから、ふと眠りに入る瞬間、自分はいつも死を思う。このままこの瞼が開くことは無いのではないか、と思う。 ) 勿論、そう簡単にはいかぬがの。 ( ふと眠りに入るように、ふと眠りから目覚める。たった今めぐってきた大いなる人生の旅路からの帰還だ。恐らくは1、2分程度の短い旅だったのだろう。 ) [Wed 22 Jul 2009 22:47:29]
◆マー > ( 体内の氣を操り、肉体を活性化させる技術―― 天真拳。この技を身につけて一番得をしたと思うのは強くなったという点ではない。この歳にして大きな病も無く、健康に日々を送ることが出来るということだ。しかしそれでも老いというものはやってくる。自分はいつしか、不意に眠くなるようになっていた。睡眠時間は若者よりは少ないが、足りていないというわけではない。ただ、こんな風に公園のベンチに腰掛けていると、不意に眠くなるのだ。 そうしていつも決まって夢を見る。 ) [Wed 22 Jul 2009 22:41:28]
お知らせ > マーさんが来ました。 『 夢を見るのだ。 』 [Wed 22 Jul 2009 22:37:10]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――今夜も、自警活動へ。』 [Wed 22 Jul 2009 01:14:56]
◆カイン > ――どう見たって、通り魔か。 ……糞。(勤めて喋らないようにはしていたが、これじゃあ駄目だ。意味が無い。確かに、無駄に敵が増えるばかりだったのも、当然と言えば当然か。 ――――流石にダラダラと口上を述べる時間的余裕は無いにしても、せめてこう、もうちょっとアピールするべきじゃあないだろうか。 何らかの形で。 …………まあ、やっぱり敵を増やしそうな気は、するのだけど)……しなくても増えてるんだ。やるだけやってみるべき、かな。――――っと、そろそろ時間か。 まあ、とりあえず、考えて行動に移す価値はある、な。 [Wed 22 Jul 2009 01:14:43]
◆カイン > (自分は――アイゼンリッターは、どうすれば良いのか。 …………いや、そうじゃない。 今までの行動を客観視して考えるべきじゃあないのか。 少なくとも彼女からは『鉄仮面の強姦魔』と見られていたのだ。それをまず認めよう。それは否定のしようがない、純然たる事実だ。 ならば、それは『何故か』から始めるべきだ)――自分を客観視するべきだ。舞台と同じように。…………今までの行動を振り返る、というか、自分が観客席に座っているイメージだな。 ……するってぇと――(ヴィジョンを描く。 深夜の暗黒街、スラムでも良い。 道を歩いていると、強盗に襲われた。 空から鉄仮面を被った奴が降ってくる。 強盗を殴り飛ばし、去っていく。 いつも通りの行動パターン。 特に違和感は無いし、鉄仮面を犯罪者だとは思わない。 なぜか。 当たり前だ。 自分は『鉄仮面が何者なのか知っている』のだから――)……もし、知らなければ? [Wed 22 Jul 2009 00:56:38]
◆カイン > (別に、罵られたからと言って止める気はない。その事は、もう前に決めた筈だ。 だから――糞、今のこの思考回路じゃあダメだ。 どうすれば良いかを考えるには、感情を切り捨てて、冷静にならなけりゃあ。 論理的な思考で対処すべき問題であって、怒りに任せて罵声をあげてはいけない。 考えろ。 その為に、スイッチを切り替えるべきだ)――――――(深呼吸を、一度。 頭を冷やせ。 状況を打破するにはどうするべきか、考えろ。 これでもまだ駄目なら、それこそ頭から水でも被るべきだ。 怒りを露にするべき問題ではないのだから) [Wed 22 Jul 2009 00:37:36]
◆カイン > (――ゴロリ、と芝生の上に仰向けになって天を見る。 目玉泥棒の活動は鳴りを潜めてしまった。 それ以外の猟奇殺人も音沙汰なし。 あるのはいつも通り、胸糞の悪くなるような犯罪ばかり。 強姦、強盗、エトセトラ。被害にあうのは普通に暮らしている――スラムや暗黒街にだってそういった人はいる。当然だ。――ヴェイトス市民。 苛々してくる。 何がって、自分の活動が全く実を結ばないからだ)……糞。 どいつも、こいつも――……(犯罪は減らない。 殺人鬼は捕まらない。 バケモノどもは街を徘徊している。 そして自分は? 『強姦魔』呼ばわり。自警団にも睨まれている。 …………糞。なんて様だ) [Wed 22 Jul 2009 00:27:38]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――――進展は無い。』 [Wed 22 Jul 2009 00:10:17]
お知らせ > セツさんが退室されました。 『──ぱたぱたと、すこしだけ早足に。』 [Mon 20 Jul 2009 19:11:39]
◆セツ > (長い着衣の裾よりてろりとはみ出すような尻尾の軌跡を引き連れながら、ちいさな足音とともににわかに遠ざかって行く少女の姿。暗がり深まる空、漸く夜も始まる頃合いであろうかと、夜眼に瞳がおおきくなったような視線を空になげかけながら──) [Mon 20 Jul 2009 19:10:45]
◆セツ > どこにする、かなー……。(うに。頤に指先をそえながら、ごろごろと咽喉を鳴らすような音色が少々。ふらり、くらりと数秒かぶりを揺らして…なにはともあれお金をお家に取りにかえらなければならない。さすがに、大切なものを持ったまま惰眠に勤しむほどに能天気ではないらしかった。なけなしの警戒心。けれども、食べにいくご飯所の選択肢に酒場が含まれているあたり、やはりあんまり意味のない警戒。よいしょ、と立ち上がり…ふらふらと宙にしっぽが漂いながら、ちいさな靴がかつりと足音を立てた) [Mon 20 Jul 2009 19:03:18]
◆セツ > ……ちょっと、ねすぎちゃった、なー……。(のんびり、ぼんやり。そろそろと暗くなり行く空を眺めて、眼が覚めた。くっと両手を空に突き上げて大きく伸びをしながら。吐く言葉のわりに、後悔したような様子は見られない……というか微塵もない。お仕事の時間は往々にして夜なのだから、それに間に合えばいいのである。…多分。)……え、と。 (これからどうしよう、と考えたところで腹の虫が伝える所に寄ればまず空腹を満たすこと。そして、ぴくぴくと震える鼻が、なにかを嗅ぎ取ったのかすんと鳴り。) …おふろ、だなー…。(決して好きではないけれど。なぜならねこだから。 けれどもそこは仕事柄。背に腹はかえられない。はらはらと流れる白い髪を髪飾りにてひとくくり。) [Mon 20 Jul 2009 18:51:42]
◆セツ > ……おはよーございまふ……。(誰にともなく零れた挨拶は誰のものかはわからないけれど習慣のようなものだった。少しずつ沈みゆく現在進行形のお天道様に向けたものなのかもしれない。ふるふると首を振って覚醒を促しながら、着衣のわんぴーすにくっついていた、細かな草をはたはたと掌ではたき除ける。もそもそとベンチによじのぼるみたいにして、改めて座りながら……いまいち眼が覚めていない。くしくしと顔を洗う手は、ねこがそうするそのまんまの仕草に近しい。習性である。) [Mon 20 Jul 2009 18:42:30]
◆セツ > ……ん、ん…。(横向けに転がってちいさな寝息を立てていた姿が、ころんと転がってその視線が空を向いた。 その概ねは人の姿であるからしてそれほど違和感はなかれども、犬猫に置き換えるならば無防備に過ぎるくらいの風体ではある。……ぐしぐしと少女の姿が如何にも眠たげにその目許を擦る。ゆらり、と緩慢な様子でその身、半身だけを起き上がらせ、ぱたん。 そのままベンチの座席部位を背もたれにした。) ……。 (ほけー。半目がちの姿が、ぱちぱちと瞳を数度瞬かせる。 …くああ。零れる欠伸を掌でかくして。) [Mon 20 Jul 2009 18:29:50]
◆セツ > ……。 (そよそよと吹きぬける風の音色に、毛並みじみた白色を靡かせながら、ぱたん、ぱたんと。公園の中央に設えられた日時計くらいに精確なリズムを刻んで、芝生におちたしっぽが地をたたく。くしくしと薄ら汗ばんだ額に張り付いた髪の毛を払うみたいに、小さい掌がまごつき) なん…。 (だらりん、と五体投地のごとく伸びた。) [Mon 20 Jul 2009 18:20:19]
◆セツ > ……んなぅ。 (ベンチの傍ら。陽は落ち切らずとも、すこしずつ沈みかかっているような黄昏時。晴れやかに澄み渡る空がほのかに赤く、真昼には暑すぎるくらいの天候も、この時間ならばほどよく、少々蒸すくらいの様子。子供じみた姿がぴくぴくとその頭上に三角の耳を震わせる。 のーてんきだった。) [Mon 20 Jul 2009 18:14:37]
お知らせ > セツさんが来ました。 『芝生に、ちいさく寝息を立てる姿。』 [Mon 20 Jul 2009 18:10:21]
お知らせ > カエノさんが帰りました。 『(自警団の詰め所には硝子球手に、にこにこしてる迷子が暫く─見られるでしょう。)』 [Mon 13 Jul 2009 23:58:36]
お知らせ > スゥさんが退室されました。 『(ポッケの中には硝子球と飴玉が。其れは幸せの種なのです。)』 [Mon 13 Jul 2009 23:57:16]
お知らせ > 九栄さんが退室されました。 『――ヴェイトスは、いまも平和です。』 [Mon 13 Jul 2009 23:55:46]
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