暗黒街 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( まずはこの場を 『鎮めて』 ハラエに上申しよう。 )』 [Wed 26 May 2010 17:25:27]
◆園内一花 > ( ―――そしておそらく、影響力を強めている。 対峙した時点で人一人に憑依し意のままにしていたが、山荘はもちろん、以前暗黒街の通りで起きた異常よりも広範囲だ。 …積極的に人類を死滅させるような存在ではないし、そもそもほとんど全ての人間が抱く負の感情の一画を担う神様。 触らぬ神に祟りなしとするべきなのかもしれないが、特異点には対処しなければならない。 放っておけば、ヴェイトス市どころか小さなこの島一つ、飲み込まれかねないのではないか。 ) [Wed 26 May 2010 17:21:55]
◆園内一花 > ( …この異常を引き起こした元凶は既にこの場を離れており、もはや残り香でしかないけれど、この空気は知っている。 過去に同様の… しかしもっと小規模な闘争が暗黒街で起きて、事後にその現場を見たことがあった。 次にそれを知覚したのは、店主と宿泊客の全員が殺し合い、居合わせた幼い同僚も命を落とした山荘で。 それからすぐ、その付近の村から消えた娘の家でもその気配を感じて、元凶とも対峙している。 ―――禍津日神。 …正確には、禍津日神を発生源とする特異点。 なぜそれが生じたのか定かではないけれど、世界に満ちる普遍的な概念の一つが現実世界の一点に凝集し、周囲に並みならぬ影響を及ぼすという状況が完成しているらしい。 ) [Wed 26 May 2010 17:04:14]
◆園内一花 > ( ここが他でもない暗黒街で、見た目の惨状の割に被害者の数が 『それほどでもなかった』 からか… 数については感覚の問題で、そのように考えることができてしまう自分にも嫌気が差すけれど、最低限の管理維持で精一杯なのではないかという、陰陽寮の人手不足も知っている。 …やりきれない気持ちで理解するしかないところだが、足を運んで、霊的な知覚でその異常を目の当たりにすると、これ以上無視を続けることはできなかった。 ―――何故誰も気付かなかったのかと思う。 確かに厄介な状況だけれど、それこそミコミコにしか対処できないものだろうに。 ) ( それとも、私たちにも無理なのだろうか。 ) [Wed 26 May 2010 16:49:09]
◆園内一花 > ( 一月ほど前、この一画で多くの人間が殺し合った。 周辺住民だけでなく、たまたま立ち寄った余所者まで例外なく徹底的に。 しかしこの土地に、その火種になるような問題は見当たらず、脈絡なく唐突に開始されたという闘争は、その事実について 『まともに』 証言できる者を一人も残さず、宙ぶらりんのまま消えようとしている。 少なくとも陰陽寮では、暗黒街で起きた事件を大事と捉えず、それでも担当者は宛がわれたのかもしれないけれど、偶然小さな小さな記録を目にするまではそんな事件が起きていた事すら知らなかった。 ) [Wed 26 May 2010 16:39:02]
◆園内一花 > ( まだ日の高いうちにその場所を訪れて、長雨にも流しきれなかった血の跡を眺める。 さすがに遺体は処理されているようだけれど、街並み一面を染め上げんとしたかのような赤黒い闘争の名残りは、探せば手足の一本も見つかるかもしれないという気にさせた。 ) ( 視覚的に、そして霊的な知覚でもその土地の異常を捉え、巫女装束に身を包んだポニーテールの女は溜息をつく。 深い、深い嘆息。 ) [Wed 26 May 2010 16:24:37]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 一月前、赤く染まった一画。 )』 [Wed 26 May 2010 16:14:35]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 そのまま朝まで飲み明かした。 』 [Tue 25 May 2010 23:57:41]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『やっほー。』 [Tue 25 May 2010 23:57:12]
◆艶子 > あはは、わたしゃ殺しても死なないような奴ですよ。ババァになっても刀振るってますね! ( 長生きしますよと豪快に笑って。 ) ああ、やっぱりシスターもありますか。ええ、暑くて寝苦しいときはつい…ね! ( この熱っぽさもそれで風邪をひいてしまったのかもしれない。 ) おー!望むところですよ!おい親父!じゃんじゃん追加の酒をもってこーい! ( 酒場の親父にそう注文して。今日は久しぶりに大騒ぎの大はしゃぎだ。 ) [Tue 25 May 2010 23:54:40]
◆ジャスティス > 長生きしてよ? (横に座り直すと背中をポンとたたいて) あはは、うん、なるべく家ですましておく。 (ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめて。まぁそういう時、シスター服は非常に都合が良かったりするのだが) ヤッパリ出してるのね、ってまぁ私もお腹出しちゃって、なんてこともあるしね。暑い時なんて特に。よーし今日は我っつり飲むわよ、覚悟はいいわね艶子さん!! (なんてはしゃいでお代わりを注文して。当分離さないだろう……) [Tue 25 May 2010 23:51:13]
◆艶子 > えへへ、やっぱりシスターもそう思います?「豪天寺艶子らしさ」って大事だと思うんですよ。 ――でも、そのマフィアの連中が手助けしてくれたのもシスターの人望があってこそですよ。 ( マフィアなんぞの手は借りたくない。そう思うものも居るかもしれないが、現実問題として彼らの手を借りた方が問題は早く片付く時があるのだ。 ――と、追加でパンでも頼もうか。シスターのを見てたら私もおなか空いてきた。 ) ええ、是非是非。――あ、でもおトイレする時は船の陰に隠れるようにしてくださいね。その…周りから見えてしまうかもしれないので。 ( というか、見られる。今までシスターが豪天寺家の非常に原始的な方法の用足しをしていたら、蜷潜に見られていたかもしれない。 ) むぐぅ。こ、子供扱いしないでください!それに、大丈夫です。おなか出して寝ても風邪なんてひきませんから。 ( やっぱりお腹出して寝ていたらしい。 ) [Tue 25 May 2010 23:38:50]
◆ジャスティス > まぁ、艶子さんらしいっちゃ艶子さんらしいわねぇ。 (苦笑して) あはは、まさかぁ、いろんな人の活躍あってこそよ。後マフィアも結構協力的だしね。百害あって一利なしだしさ。 (何か追加で頼む?なんて首をかしげて) 船から飛び込みしてみたいな〜。いいよねぇ艶子さんち。あ、けど暑いからってお腹出してねちゃだめよ?思いっきり遊ぶためには体力無いと。夏にはその腕のけがも治ってるでしょう。 [Tue 25 May 2010 23:32:50]
◆艶子 > う、ううっ それはそうなんですが…!やはり挑まれた戦いには全力で応えたいっていうか…。 ( 逆の立場だったら、相手が勝負を受けてくれたらやっぱり嬉しいと思うし。 ) お見事ですよシスター。私、常々思うんですよ。今まで暗黒街に色んな化け物が出ましたけど、ジャスティス様が居る限り連中の思いどおりにはならないって! ( それぐらい頼れるシスターだ。勿論、私も負けてられないが。 ) あははっ、照れちゃいますよシスター!私もジャスティス様が好きだー! ( 釣られて妙なテンションに。もう酒が回ってるのかもしれない。 ) はい。うちは海が荒れてなければ好きなときに海水浴できますからね…!是非遊びにきてくださいな。 [Tue 25 May 2010 23:28:56]
◆ジャスティス > だからやめなさいって、戦うべき時にけがしてたらどうすんのよ。 (ぺちぺちとフォークの裏でテーブルを叩いて) あははは、文字通りぶっ飛ばしてやったわよ。 (艶子にはまだ見せたことはないだろう。文字通り零体を殴る能力。レイシェリ辺りには呆れられている) うん、突進してくるのよ、ほんと困ったわ。 (ありがとうねー、艶子さん好きっ!なんて大声で叫ぶ。久しぶりなだけあってハイテンションだ) けど、暑くなってきたわね……夏は艶子さん地に遊びに行くね〜。 [Tue 25 May 2010 23:22:40]
◆艶子 > フリーの傭兵?ああ、じゃあ私もその関係で名前を聞いたのかなあ。 いえ、喧嘩というか何というか―― 同じ強者同士、出会ってしまったら即決闘。その戦いに特に理由はありませんでした! ( 恨みがあったわけでもなんでもない。そういう戦いがあっても良いじゃないか…!――叱られそうだけど。 ) かんぱーい! ( グラスをぶつけ、私も酒を飲もう。この一杯が溜まらない。注文したチーズにもかじりついて。 ) なるほど。シスターに睨まれた幽霊なんて、ネズミ捕りに掛かったネズミみたいなものですね。 ――シスターより大きかったんですか…!それは大変な相手でしたね。私の刀なんかもきっと跳ね除けるんでしょうし…。 ( メイスでないと厳しい戦いになりそうだ。 ) お、いいですよ。私でよければいつでも! ( シスターとはこういう付き合いが出来るから好きだ。 ) [Tue 25 May 2010 23:19:46]
◆ジャスティス > あーあーあー、思い出した思い出した。フリーの傭兵よ!何度か話をしたことがあってさ。何?仕事でかちあったの?それとも喧嘩? (あんまり無駄に危ないことしちゃダメよ?と首をひねりながら心配そうに眉毛をへたれさせて) 乾杯!! (グラスを勝ち合わせて一口あおる) 私はほら、一応セイショクシャだから?そのあたりはバッチリでしたよ。え?う、うーん、私より大きかったしそれは試してないなぁ。甲羅の上からメイスで殴った。 (なんて言いながらマッシュポテトを口に運んで) で、まぁ最近怪我も治ったわけで、そろそろリハビリがてら鍛錬上にでも、とか考えてたのよね、今度付き合ってくれる? [Tue 25 May 2010 23:15:08]
◆艶子 > ええ、だと良いのですが――。平和が一番ですね。あんまり平和すぎると私達傭兵は食べるのに困っちゃうけど。 …あ、シスターも聞いたことがあるんですか?じゃあ有名な奴なのかなあ。私もどこかでその名前を聞いたことがあるんですよ。 ( 思い出せないけれど。記憶力はそんなに良いほうじゃないんだ。 ) うへえ。幽霊とか、そういうの苦手です。恐いっていうんじゃなくて…いや、恐いのもありますが…剣で斬れなさそうな相手は本当に苦手です。 ( そういう奴と戦う術も身に着けておいたほうが良いのだろうが。そこで運ばれてきた料理。まずは乾杯といこうか。 ) おや、そうでしたか。 …亀?早い亀か…。 あれですか、やっぱりひっくり返すと動けなくなったり? ( それも魔術師が召喚したんだろうか。絵的には中々面白いが。 ) [Tue 25 May 2010 23:10:47]
◆ジャスティス > ったく、まあ、ちょっかい程度以上のことはしてこないでしょう。大聖堂と全面対決なんて、なかなかできないだろうし……なんだかんだでバランスは今のところは保ってるわ……ん?アクセラレーター?聞いたことが…… (首をひねりながらもなかなか思い出せないようで) ふふふ、いいねぇ。 (また仲良くなった、と嬉しそうにする艶子を見て頷いて。アレックスも、艶子のことを気にかけていたし、まぁ当然の帰結なのだろう) そうそう、ゴースト系とかわらわら召喚したりしてたしね、艶子さんとは相性悪いかな? あー、まぁとどめ刺したのは別の人よ。なんか私は亀と戦ってた、ゲンブとかいう亀。亀のくせに早いの。尻尾で殴られたし。 (とほほを膨らませて) [Tue 25 May 2010 23:05:42]
◆艶子 > ( まああの戦いは運が良かったってのもあるが。連中が自分の命を投げ打ってでも私を殺す気だったら、結果がどうなっていたかはわからない。 ) 奴ら、多分またヴェイトス市にちょっかいだしてきますよ。そうなった時にシスターや私の気張りどころではありますが。 ――ああ、えっと。アクセラレーター…って名乗ってたかな?白い髪の背の高い女で――。 ( 私とシスターの仲だし、名前を教えても問題なかろう。…でも、どっかで耳にしたんだよな。アクセラレーターって名前。 ) シスターもお忙しそうですものね…。 ええ。えへへ、アレックスとは、うん。えへへへ。また仲良くなったんです。 ( 頭を掻いて照れたような仕草を。 ) ――ああ、私もこっちに戻ってからちらりと耳にしました。そういう魔術師の類は本当に厄介ですからね――。シスターがやっつけたんでしょう?流石です! [Tue 25 May 2010 23:01:51]
◆ジャスティス > そりゃすごい。まぁ、そんな腕の立つアサシン大量に抱えた教会とかいやだしね。 (どこの秘密結社だって―の、と豪快に笑って) こっちに帰ってから?誰と? (ごろつきか何かな?と首をかしげて) まぁね、最近いつも食事遅くなっちゃうのよね。あー、そっかそっか、アレックス様ともいい感じだったかぁ。 こっちは、脳味噌食べられちゃう事件があってさ、結構被害者出たのよ。なんだかアンデッドになっちゃった魔術師でさ、あっという間に強い化物ぽこぽこ召喚しちゃうの。 [Tue 25 May 2010 22:55:48]
◆艶子 > ええ。それよりも前に一度クリスティアを訪れたことはあるんですが、その時はずっと宿に引きこもってましたから…。 はい、怪我もなく連中を撃退しましたよ。素手でやっつけちゃいました!ふふふ。 ( そう言って右腕の力瘤をぱしんと叩いて。その腕には真新しい包帯があるわけだけど。 ) あ、これはその―― こっちに帰ってきてからの傷で。へへへ、たいしたことないんですけどね。 ( 我ながら、何かと無茶の多い人生である。 ) あら。駄目ですよシスター、ご飯はちゃんと食べないと。腹が減っては戦は出来ぬといいますし。 ――はい、聖教会の方々や同行したみんなはとても良くしてくれたんです。 ( ただ、セレニアがあれからどうなったのか気になるところではあるが――。 ) [Tue 25 May 2010 22:50:59]
◆ジャスティス > あーあーあー、クリスティアはきっついわよね。聖教会容赦ないから。まぁ、大聖堂が緩すぎるってのもあるのかもしれないけどね……大丈夫だった?怪我してない? (艶子の体をあちこち見まわし、ため息をついて) あ、私バーボンと何か軽食を……御飯まだなのよ。 けどそうなると色々剣の経験も積めたのかな?他の人たちとはうまくやれた? [Tue 25 May 2010 22:47:11]
◆艶子 > あはは、トカゲのあいつにはキツイお灸になりそうですね。そりゃあいいや! ( あいつのことだから、やっぱり寒さには弱いだろう。シスターならきっと叱ってくれるはずだ! 適当な酒場に入ればテーブル席に座って、取りあえずはお酒かな。お酒を注文しよう。それにチーズだ。酒に良くあう。 ) それが大変でしたよ。シスターはドルーチ派ってご存知ですか? …ほら、蔓の悪魔に関わっている――”げんりしゅぎしゃ”っていうんですか?イエロティアの私がクリスティアの聖教会に立ち入ったのが気に入らなかったらしくて、襲ってきたんですよ!馬に乗って、複数で! ( こういうことを大きな声で話すと妙な奴らに目をつけられそうだが。 ) [Tue 25 May 2010 22:38:55]
◆ジャスティス > ったくあの馬鹿は。うん、あれよ、雪山登山の刑よ。 (制止にかかわる罰をのたまいながら、それじゃあ度っか近場に寄りましょう、と表通りに出て、手近な明かりを探す) どんな旅だった?危ないことなかった? [Tue 25 May 2010 22:34:08]
◆艶子 > あっ!そうだ!聞いてくださいよシスター!ブロウンの奴、まーた私の船に落書きしてったんですよ!シスターの口からきつーく行ってやってくださいよ! ( 奴が寂しがっていたと聞けば悪い気はしないが、それでもやっぱり許せない!腕を組んでぷんすかと怒ってみせよう。 ) あ、いいですね。それじゃあ、適当なところに入りましょうか。 ( 今日も何も起きそうにないし、たまには早めに切り上げて一緒にご飯でも食べようか。こうしてシスターとご一緒するのも久しぶりだし。と、シスターを見上げて笑った。 そのままふらりと歩き出して、近場にあった酒場に入ろうか。 ) [Tue 25 May 2010 22:28:14]
◆ジャスティス > うんうん、聞いてたわよ。ブロウンさんもさびしがってた、酒でも飲みたいって言ってたわ。 (何度か家にも行ってたみたいよ、と足を止めて笑顔を見せる。二人にとって不幸なのは、この修道女が、吸血鬼や魔物に対する感知能力が一般人程度でしかないということだろう。) ふふふ、色々とお土産話でも聞かせてもらおうかな、どこか寄っちゃう? (腰に手を当てて艶子をわずかに見下ろして。本当に久しぶりだ。旧知の友人の元気そうな姿を再び見れたことが嬉しい) [Tue 25 May 2010 22:24:12]
◆艶子 > ――お? ( と、顔を上げれば誰かの姿。思わずランタンを高く掲げたが、そのシルエットでもうそれが誰だかわかった。掲げたランタンを落とし、笑顔を見せると。 ) シスター!お久しぶりです! ( 彼女の元に駆け寄って。 ) お元気でしたか?ずっと顔を見せられなくてすいません。クリスティアのほうに護衛の仕事をしに行っていて…。 ( 彼女と会うのは本当に久しぶりだ。何も変わりが無いようで、なによりだ。 ) [Tue 25 May 2010 22:20:36]
◆ジャスティス > (日課である警邏。ゆっくりと周囲を見回しながら、鉄の塊を背負った修道服姿は、路地を歩いている。やがて見知った顔が近づいてくる姿を認めれば、手を振って) 久しぶり! [Tue 25 May 2010 22:16:58]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『近づいてくる姿』 [Tue 25 May 2010 22:15:24]
◆艶子 > ( こんな生活をしているのだ。いつか自分もそうなってしまうかも――などと思いながらも、やはり心のどこかで「ありえない」と思ってしまう。自分にそんな不運が訪れるわけがないと。何故なら、今までもそうだったのだから。過去に一度吸血鬼に感染してしまったかもしれないとVHGに赴いたこともあったが、そんなことは無かった。だからこれからも無い。 ) ………。 ( 今日は特に何かに出くわすようなことは無さそうだ。まあ、暗黒街は人間の街であって、少なくとも私達人間の目に見えるところには化け物や物の怪の類はそう多くは無い筈なのだ。だから出くわさない時の方が多い。つまりは―― ) 今日も平和だな。 ( 腕をさすりながら私はそう呟いた。 ) [Tue 25 May 2010 22:14:56]
◆艶子 > ( 豪天寺艶子にとっての吸血鬼とは、倒すべき敵である。これに揺るぎは無い。彼らの経緯を考えれば同情すべき部分があることも承知しているが、それでも尚、剣を振るい退治する。何故なら、自分の曖昧な判断や同情で吸血鬼への対応を決めれば、必ずその間隙を突いて逃れようとする吸血鬼が現れるからだ。そうやって逃がした吸血鬼が十、いや、百の犠牲者を生むかもしれない。 交友関係にヴァンパイアハンターやエクソシストが多いことも関連しているだろう。不運としかいえないような事件に巻き込まれ、吸血鬼になってしまった人々を狩らねばならない。そんな彼らを糾弾するよりは、せめて一緒にその手伝いをしようと思ったのだ。 ) ( だから、もし自分や友人が吸血鬼になった時には――。 ) [Tue 25 May 2010 22:04:30]
◆艶子 > ( ――豪天寺艶子は気付かない。その違和感を感じる腕からじわじわと吸血鬼化の呪いが広がっていることに。その熱っぽさも症状の一つなのだが、ただ単に風邪をちょっと引いているのかもという程度で片付けてしまう。アクセラレーターの黒い血は肌に染みこみ、血管へと染みこみ、組織の更に奥へと浸透していく。そうして白を黒に塗りつぶしていくように、豪天寺艶子の身体を少しずつ入れ替えていくのだ。本人が異変に気付く頃には、もう後戻りできないところまで行ってしまっているに違いない。 ) …… よし、今日も気合を入れていこう。 ( チンピラを殺してしまった負い目からはまだ立ち直れていなかったが、こうして暗黒街を警邏して回るからには、気をしっかりもたないと。ランタンの明かりを頼りに、人気の無い路地を歩きだす。 ) [Tue 25 May 2010 21:46:59]
◆艶子 > ( 何だろう、ちょっと熱っぽい?雨も降っていたし、風邪を引いたのかな―― でも、頭が痛いだとか鼻水が止まらないだとか、そういうのは無い。単に身体が熱っぽい。手をおでこに当てれば確かにちょっと熱があるみたいだ。それ以外に体調は別に悪いわけじゃないから、今日もこうして出てきたけれど、家に帰って寝てたほうが良かったかも。 ) 腕も何だか本調子じゃないし…。 ( アクセラレーターに殴られた箇所を押さえながら腕を回す。それほどのダメージではないと思ったけど、案外骨に響いていたのかも。あまり無茶はしないようにしよう。 ) [Tue 25 May 2010 21:42:33]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 身体がおかしい。 』 [Tue 25 May 2010 21:40:02]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『艶子?いたのか・・・そういわれればあいつも警邏してるんだったな(今更だ)』 [Mon 24 May 2010 01:04:21]
◆ブロウン > (そんなこんな考えているうちにも、雨の浸食はとどまることなく、竜人の体を蝕むようにぬらしていく。鱗についた雨水をてで払いながらどこか酒場にでも入って雨宿りをしようか。飛んで帰るのも寒いし──)この辺だとどこ近かったかな・・・(ついでに最近の暗黒街の事情なんてのも聞いてみよう。) [Mon 24 May 2010 01:02:21]
◆ブロウン > (ともあれ、「悪いことをして飯を食う」奴らと「悪い事したやつを捕まえて飯を食う」奴らがいる。そしてそれがこの町では行われている。今日会った知り合いたちも、いったい何時手が後ろに回ることか。)捕まえるだけならいいんだけどなぁ・・・ぶん殴って放っぽっとくってのはあんまいただけねぇけどなぁ・・・(まぁ、風のうわさでしか聞いたことのない話だ──) [Mon 24 May 2010 00:58:56]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Mon 24 May 2010 00:49:01]
◆ブロウン > (結局会えたのは飲み仲間が数人と薬屋が二人だけ。雨ふってるわけだし、何人か会えただけでもよしとしよう。)気の良いやつらも多いんだけどなぁ…(暗黒街と呼ばれるこの場所でも、全員が全員“悪い奴“というわけではない。しかし、犯罪者が多いのもまた事実。この龍人の頭の中では「悪い事して自覚のない奴」が“悪い奴“と思っているふしがあり、そんなだからか近所付き合いは良い方だし、この近辺を見回る方々の気持ちがよく分からない。) [Mon 24 May 2010 00:44:12]
◆ブロウン > (大通りをそれて狭い路地を行くのは雨避けのため。しかしこの大きさの龍人が全て避けれるわけもなく、もういい感じでびしょ濡れだ。着衣は茶色い麻のズボンだけ履いてるわけだが、すっかり色が変色している。)家でじっとしてれば良かったぜ…(たまには当てもなくぶらぶらと近所の散歩もいいかな、なんて思ったのが間違いだったのだろう。最近家の事ばかりで飲み歩いていないから、暗黒街の住人に挨拶でもとか……雨の中やることじゃなかった。) [Mon 24 May 2010 00:29:20]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『やまねぇなぁ…(ぼんやり空を見上げる路地裏)』 [Mon 24 May 2010 00:15:10]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『( そして、淫魔は屋根を伝い、移動を開始する )』 [Wed 19 May 2010 23:54:43]
◆ディーフィール > ( ぼんやりとした思考。 今のところ整理するべき情報は大体まとまったと思うのだけれど。 空を見上げれば曇り空。 闇がより世界を覆う ) …… 散歩に出かけようかな? ( すでに食事は済ませてある。 ふらりと散歩するのもいいだろう。 ヴェイトスの美人コンテストが行われているらしい話は聞いているが淫魔には今のところ興味は無かった ) [Wed 19 May 2010 23:53:15]
◆ディーフィール > ( 看護師の時は持ち歩けないし、最低限の自衛用、として持ち歩く程度。 あるいは対鉄仮面以外でも出番があるかもしれない。 あくまで対鉄仮面用の追跡はおまけ程度に考えていたほうがよさそうでもある ) …これをたくさん作って暗黒街のみなさんにお配りして… ( そんなことをすれば関係の無いところで使われまくって追跡ができなくなることなど目に見えている ) そういえば、アカガネちゃんも大変だねぇ ( 思考を切り替える。 家の中の奴隷の話では処女性を重視した術式に変わるものを探しているとか。 ちょっと考えてみれば… ) ん〜。 私としては「聖母」とかだよねぇ。 ( 子を何らかの形で作る。 神を産んだ母が信仰の対象となったようにともかく「母」になればいいわけだから ) …プライドが許さないかなぁ。 [Wed 19 May 2010 23:40:36]
◆ディーフィール > ( 構造としては卵の殻に粉末を詰め、糊をつけた和紙で固定したもの。 強度を高めれば粉末が飛びにくくなり、強度を下げれば持ち歩くだけで割れる可能性があるという代物だが、とりあえず物は試し、で持っておくことにしたわけだ ) 当てられないと意味無いけどね。 ( 一番の問題はこんなものに素直にあたる阿呆は居ないだろうということ ) 何とかするしかないよね〜。 ( 少し身体を動かして昔の踊りの感覚をもっと思い出しておいたほうがいいかな、と考える。 力では勝てそうにないし、暗示も効果が薄い。 魔力眼は試していないが、一回やったら次は通用しないだろうし、後は体術と感覚で何とかするしかない ) 鉄仮面対策はこんなところかな。 ( 後は自警団の動きhどうなったか。 メアリアンとどういう話が行われたかは気になる ) [Wed 19 May 2010 23:20:34]
◆ディーフィール > ( メアリアンたちにとっては自警団が張り付くことになり、殺人を行ったリスクが高まったことを考えると鉄仮面側の優勢、とはいえるだろう。 淫魔と自警団、鉄仮面とメアリアンそれぞれは別の勢力として考えられるものであり、それぞれの思惑で動いている ) …とはいえ、当てられるかな、これ。 ( できたものは目潰し券ペイントボール、と呼べるもの。 相手に着弾すれば粉末状の魔力石が付着し、軌跡を残す。 それを元に正体を探るというものだ。 魔力なら水に濡れた程度では消えない。 ただし、感知するのに集中するのが必要で多少魔力を感じ取れる、という程度では調べることは難しいだろう。 魔術師ならコレに魔法を組み合わせて探知するという方法もあるだろう。 淫魔があえてそのままで利用するのは放つ魔力が微細だが、自分ではわかるので追跡用にはちょうどいいだろうと考えたこと ) [Wed 19 May 2010 23:12:51]
◆ディーフィール > ( やはり暗黒街の自宅の屋根の上。 腰にベルトをつけて、そこにポーチが着く。 なんだかんだで5万ほどは出費がかさんでしまった ) …とはいえ、仕方がないよね。 ( 鉄仮面との邂逅は淫魔にとっては勝利できた部分が大きいと認識している。 あの場に居た人間のほとんどは自分が大規模な催眠を行ったことに気が付いていないし、自警団へ報告されている様子もない。 魔法じみた力があることは伝わるだろうが、病院などで詳しく調べればディーフィールが夢魔であり、淫魔であることはたどり着くことができるだろうし、不利益な情報は少ない。 寧ろ自警団に鉄仮面への警戒感を強めさせることができたのは良かったことだと言える ) 私ができることは、やっぱり正体を確かめること。 だしね。 ( ポーチの中には和紙で包まれた卵が数個。 中身は先日の砂となった魔力石のかけらと唐辛子とからしの粉末 ) [Wed 19 May 2010 23:05:47]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( 準備ができたもの )』 [Wed 19 May 2010 22:58:43]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――さて、次はどう動くかな。』 [Wed 19 May 2010 00:39:54]
◆アイゼンリッター > (空を飛ぶ様を見て、カイン・グレイホークが「惜しいな」と呟き、アイゼンリッターが「問題は無い」と応じた。 今もって一番必要なのは、便利な道具ではないからだ。 ――これから先、彼女がどうなっていくかは決して予測不能だけれど、此方が彼女にとっての「娯楽」を提供し続ける限り、敵対する事は無いだろうと見て取る。 油断はできないにしても、だ。 その事実こそが重要であり、何よりも貴重だと判断する)……しかし、悪魔との契約か。(皮肉なものだ。 メアリアン――目玉泥棒への攻撃要素の一つとして用いていたものが、回りまわって此方に来るとは。 渡された羊皮紙を広げて、その事実に奇妙な諧謔を覚えた) [Wed 19 May 2010 00:38:38]
お知らせ > カルネさんが帰りました。 『――それでは、御機嫌よう。(夜闇に溶けるように、去った。)』 [Wed 19 May 2010 00:35:22]
◆カルネ > ……あは。(蕩けるような笑顔をそのままに、笑い声を一声発する。) (犯罪者か否かと問われれば、間違いなく犯罪者ではある。元々、目の前の彼を模倣して一犯罪起こせばもっと酷い事になるんじゃないか、とさえ考えていたような奴だ。)いや素晴らしい、全く素晴らしい。正に貴方の言うとおりなのですよ。あはは。 ……まあ、今回は初回と言うこともありますし……頭の片隅にでも置いておいて下されば、それで。気が変わったときはいつでも言って下さって結構ですよ。(無論、私が死んでなければの話ではあるが。そんな事を思いつつ笑いながら、巻かれた羊皮紙を投げ渡す。)……まあ、説明しきれなんだ部分もありますし……一応目を通していただけると幸いな所。(語りながら、女は鎖を中空へ伸ばす。そして――) [Wed 19 May 2010 00:34:26]
◆アイゼンリッター > (鉄仮面の下で、微かに笑みを浮かべた。 ――悪い気分はしない。 彼女の提案を断った事に対してではなく、こういった存在と関わりを持ったという事に対してだ)確かに、使える物は使う。 その通りだ。 別に神を信じているわけじゃあない。悪魔だからどうこうと言うつもりも無い――君が犯罪者でなければ、だが。(その上で、今までの彼女との会話を整理し、思考し、どう振舞うべきかを結論付ける。 全く。 悪漢を殴りつけるほうが余程楽だ)私は今後も自警活動を続ける。――そして、それが其方の望みだろう。(……恐らくは。 まあ、違ったとしても関係は無いか。 此方のスタンスは変わらない。 やるべき事をやる。 それだけだ。 それで充分だ)私は好きにやる。 なら、其方も好きにやれば良い。私に敵対しない限り、別に気にはしない。 それにセールスというのであれば、口説き落とすのも仕事のうちだろう。(そして、少しだけ思考する。 彼女風の言い回しを使うのであれば、こう告げるべきか)――その方が「面白い」んじゃあないか? [Wed 19 May 2010 00:26:04]
◆カルネ > (乗って来ない。それはそうだろう。元々信用に足る相手で無いと言うのもあるだろうし、他にも色々とある筈だ。)あら。それは残念。メフィストフェレスよりは実用的な品を用意したつもりではあるのですけれど。あは。(冷静に考えれば、まず以て確実に人間の手では手に入れることの叶わない品だろう。当たり前だ。これは元来『触手』であり、人工物ではないのだから。だからその分魅力的であろうと踏んだのだが…残念。)……てっきり使える物なら何でも使う性質だと踏んだのですがねえ……ヤマが外れちゃいましたか。(と語る女の表情に落胆の色はない。ある程度予想は付いていたのだろう。) [Wed 19 May 2010 00:12:05]
◆アイゼンリッター > だが、断る。 [Wed 19 May 2010 00:03:55]
◆アイゼンリッター > (死後の魂を代価とする契約――悪魔か。 そういった類がいる事は事実として認識している。 というより、天使、精霊、吸血鬼、死神、人形、殺人鬼、エトセトラ。 そんな連中が縦横無尽に闊歩しているのがヴェイトス市だ。 今更驚くほどの事でもない)…………………。(鉄仮面の男は、黙って貴女の説明を聞いていた。 伸縮自在かつ巻き取り可能な鎖というのは、いぜん工房に依頼して製作不可能と言われた事もある、高所からの攻撃を主に用いる自分にとっては欲しいものだ。 そもそもからして人間は死んだら終わりだという認識を持っている。 魂なぞ幾らくれてやったところで後悔はしない。)成程、良い取引だ。 私にとって、魂なぞ何の問題も無い。 [Wed 19 May 2010 00:03:46]
◆カルネ > いえいえ、契約書は売り物じゃあありませんよ。これは単に詳しい内容が記されているだけの物でして。(クスクスと、蕩けるような笑顔を浮かべながら、腕をゆったりと持ち上げる。袖の中から、蛇の顔が覗いた。)……では、僭越ながら。端的に申し上げますと、そうですねえ。便利なアイテムを差し上げる対価に、貴方が死んだ後の魂を戴こうかと、そんな話でございまして。(蛇がシルシルと手を伝い、鎌首をもたげる。その首から後ろは、漆黒の鎖が繋がるばかりだ。)さて、今回ご紹介するのは……この『惨劇の鎖』でございます―― (――要約すると、こうだ。体の一部から生えるこの鎖は、まるで体の一部であるかのように動かす事が可能である。そしてこの鎖の先端はあらゆる場所…例え空中であってもだ…に固定する事ができ、それを応用する事で飛行まがいの事さえやってのける事が可能である。ただし、精密に動かすには当然相応の集中を要求されるし、伸縮させながら操作を行うことは非常に難しく、伸ばしたり縮めたりする際は、必ず直線的に伸ばさなくてはならない。と、そのような内容をペラペラとよく回る口で並べ立てた。) [Tue 18 May 2010 23:57:20]
◆アイゼンリッター > (セールス、成程。 相手が如何なる種族ないし職業かは定かではないにしても、これで行動方針に合点が言った。 要求する物品――或いは行為か――はわからないし、相手が提供しようという品物もわからないが。 どうも、此方は彼女のお眼鏡にかなう「客」であるという事か。 鉄仮面の下、ふん、と小さく呟いた)本来ならば押し売りには帰って貰うべきだろうが、話くらいは聞こう。 商品と代価について。 セールスというなら、それは其方が果たすべき義務だ。(相手が鞄の類を持っているようには見えない。 魔術か奇術か。 魔力の流れなどわからないから判別しようが無いが、警戒すべきだ。 油断はするな。 深呼吸を一度。 問題は無い。 会話を続けよう)――その羊皮紙でも売りつけるつもりか? [Tue 18 May 2010 23:44:32]
◆カルネ > (何しろ、カネで手に入るものはせいぜい食料くらいだ。それだけじゃあ足りない。全然足りない。娯楽と混沌なくして何のための生か。)……ま、貴方に限らず誰でも持ってはいるんですけどねえ。敵も多くてタフな貴方みたいなのの方が……強いて言えば一粒で二度美味しい、的な? うんうん。(世界はもっと喧騒に満ちているべきだ。少なくとも悪魔カルネはそう信じて疑わない。多少のいざこざなんて世間の波は簡単に押し流すだろう……だから、世間の波に流されないタフな混乱の元が欲しい。) (それはいつか、本当の目的を達成する助けにもなるだろうから。)うーん、むしろ貴方が欲しがるような物を私が保有しているかも知れませんねえ。さてさて。ああ、アレですね、これ。セールスって奴ですね、きっと。(悪魔はそっと、薄ら笑いを浮かべ……一枚の羊皮紙を、まるで闇の中から抜き取るように取り出した。) [Tue 18 May 2010 23:39:27]
◆アイゼンリッター > (実際、暗黒街の時計塔には妙な人物が住んでいるという噂はあれど、それが鉄仮面と同一人物ではない――少なくともカイン・グレイホークではない――事は確かだ。 いずれにせよ、金に興味が無いこと自体は真実だろうか。 直接的に自分を捕らえてアウトローに売り払うなどでなければ、価値あるモノは情報程度しかあるまい)ふむ……。(思考を巡らせる――つまり、求めているのは一般的な娯楽ではない。 主人に対して重要なのは「強くて敵の多い」という事。 そして血液では無いにしろ、それに類する――そして入手困難な――ものを食料とする人外だ、という事だ。 勿論、吸血鬼だろうが人外だろうが、それだけで攻撃対象とはならない。 人間を襲っているのでなければ、という話だが)……つまり、それを私が保有している、と言いたいのか。 [Tue 18 May 2010 23:28:03]
◆カルネ > ……あは。そういうことにしておきましょう……でもやっぱり勿体無いなあ。うんうん。(真実か否かは今度検めてみるとしても、それが事実であれば意外なカネにはなりそうではある。が、やはり売るのは勿体無い。むしろ広まらないように尽力するべきだ。その方が盛り上がるし。)んー、歌や踊りなんか見ても全く完全にちーっとも面白くないですし、一山いくらな有象無象に仕えるのはちょっとねえ。私に食料を施せるような人はそうそう居ませんし。(アレかな、猫にでも仕えろってんだろうか。もしそうだとしたら大した洞察力だが。)うーん、似ていると言えば似ていますけどねえ。生憎もっと融通の利かない物ですから。(でもま、ちょっとした手順を踏めば上前はハネられるが。かと言ってそんな大安売りしてやるのは詰まらぬ。) [Tue 18 May 2010 23:21:44]
◆アイゼンリッター > 私は嘘を吐くのが苦手だ。真実だとも。 或いは狂った人間の妄想かもしれないが。(声は変わらず、低く鋭い、しかし良く通る淡々とした口調だ。 鉄仮面も――当たり前だが――無表情のまま。 ちなみに、模倣犯は一度遭遇している。 勿論、例によって例の如く、鉄拳を打ち込んだが)娯楽が欲しければ芸能横丁にでも行け。 主人が欲しければ斡旋所。 食料が必要ならば働くか、木賃宿で施しでも受ければ良い。(そして彼女の答えに対してはバッサリと切り伏せる。 ――否、より正確に言えば、そう答えることで、更に反応を伺う、といった向きが強い。 此方が相手の話に乗るのではなく、相手に乗らせる。 引き込まれないように、スタンスを保つべきだ。 意図が読めない。 発狂しているという様子ではない。麻薬中毒者特有の商店のぼけた口調でもない。 人外か? 知っている限りで危険度が高いのは――)……それとも、お前の求める食料というのは血液の類か? [Tue 18 May 2010 23:13:58]
◆カルネ > あははははは、面白い冗談だって一笑に附されるに1エン賭けても良いですよ。(ま、そういう連中を見てるのが一番面白いのだが…ここら辺の価値観はきっと、彼には言っても理解できないだろう。それよりも……模倣犯の一つも出ておかしくない頃合だと思うのだが、少なくとも悪魔カルネの知る限り、そういう例は聞いた覚えがない。)……んー。その一、面白いもの。その二、強くて敵の多いご主人様、その三、食料……とか?(パッと見て判る種族的特長は何もない。それは通常のそれに比べて、極めて隠しやすい物だからだ。吸血鬼が人間の群れに潜めるように、偶然とは言え彼女の外見は人間と何ら変わりない。) (カネも食料に換えられるが、些か効率が悪い。) [Tue 18 May 2010 23:05:04]
◆アイゼンリッター > 金が欲しければ私の拠点は暗黒街時計塔最上階にある、とでも言っておけ。(もっとも、その噂――によって付加されたイメージこそが、この鉄仮面男の武器の一つでもある。 最初こそ単なるコスプレ男扱いで軽んじていたチンピラも多く、今でもそういう向きはあるけれど、徐々にその印象は変化しつつある。 犯罪者を、怪物を、そういった存在を怯えさせるには、正体不明の「何か」になるのが最も良い)…………。(警戒を解いた様子は無いが、鉄仮面は壁に背を預けるようにして、物陰から出てきた貴女を見やる。 夜目がそう効くほうではないが、外見から判別できる種族的特長は無い――――だが、単純なアウトローとも思えない。 アウトローは利益、ハッキリと言ってしまえば金で動くのが常だ。 たまにリスクジャンキーな快楽主義者もいるとはいえ。 やはり理解不能な相手が一番厄介だ。 例えば、強い奴だけを襲って回る吸血鬼だとか)……ならば、何が欲しい。 [Tue 18 May 2010 22:55:44]
◆カルネ > (噂と言うものは何でも尾鰭がつくものだ。例えば悪いことをしたチンピラが殴られたとしよう。そいつが馬鹿正直に『悪いことしたから殴られた』なんて吹いて回るだろうか? 要はそういう事だ。彼に暴れられると迷惑な連中なら、まず悪い噂を積極的に流すだろう。)……うーん、ちょっとした小銭は稼げるかも知れませんけれど、そちらが自分の正体でも明かしてくれない限り子供のお小遣いレベルを超える額にはなりそうもないですよねーあはは。(個人的にはチョロチョロ引っ掻き回してくれるだけで得なのだが、多分それは言っても判らないだろう。)うーん、率直に申しますとですねー……私、マネーとか現ナマとかそういった物には興味がありませんで。(やおら物陰から姿を現したそいつは、やはり真っ黒な装束で全身を固めていた。) [Tue 18 May 2010 22:49:18]
◆アイゼンリッター > (いわゆる自警活動を行う犯罪者狩り、ヴィジランテとかクライムファイターと呼ばれるのが鉄仮面ではあるが、道行くゴロツキ・チンピラ全てに喧嘩を売って歩いているわけではない。 基本的に現行犯ないし、連続で犯行を行っているような犯罪者を標的としている。最も、先日はアングリマーラから火薬を密輸していた面々と騒動も起こしたが。 それに先ほど路面にぶちまけたワインの香りは、貴女の鼻にも届いているだろう。鼻が詰まっていたりするのでなければ、醗酵した葡萄の匂いのみが感じ取れる筈だ。 ストリート特有の悪臭は別として)……後をつけて、情報を何処かのアウトローにでも売るつもりか? チンピラを自称するような者が、望んで此方に関わるとも思えないが。(先ほど「覆面暴力モンスター」とまで言っていた。 リスクとリターン。 自分に襲われる危険を犯してまで、得することがあるというのか) [Tue 18 May 2010 22:41:35]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 [Tue 18 May 2010 22:35:31]
◆カルネ > (――そうだ。情報を売るなんてもったいない真似、出来るはずもない。こいつにはもっと引っ掻きまわしてもらわないといけないのだから。) [Tue 18 May 2010 22:34:03]
◆カルネ > ……んー、それじゃあ後で貰っちゃいましょう、うん。そうしましょう。(まあ、捨てた物を拾うくらいなら。それが爆弾だったりしたら流石に笑えないが、そこまで見ず知らずの此方にする道理もないだろう。)んー、用と言うか何と言うか……貴方見てくれからもうその、何と言いますか……自己主張が激しいと仰いますか、とにかくそこらのしがないチンピラな私としては、これはもう後を付ける他ないなと。(それはもう饒舌に、雄弁に語る。) (後者はしない。こいつは生き残っていた方が面白い…いや、もっと面白くなるからだ。あの淀みない流れに澱みを落とす、数少ないファクターだもの。) [Tue 18 May 2010 22:22:35]
◆アイゼンリッター > そうか。(そう呟いて頷くと、鉄仮面の男はゴトリと瓶を路面に置いた。 死んだ人間は死んだままだ。事実としてそれは揺らがない。故に、酒を呑めるわけもない。 ――単なる感傷、自慰行為に過ぎないと自覚はしていた)なら、此処に置く。 私が去った後にでも好きにすれば良い。(奇妙な名前で呼ばれはしたが、特に訂正はしない。 恐れられている事も気に留める事はない。 そういったイメージを抱かれているのならば、進んでそれを壊す必要も無いのだから。 ――しかし舌先の良く動く人物だ。 この界隈、黒装束といえばアウトローなのが常だが、同時に此処がヴェイトスであるという事を忘れてはいけない。 魔術を使う輩かもしれないし、或いは人外の可能性もある。 注意深く様子を伺いながら、それとも、と首を傾げた)……或いは、私に何か用件でもあるのか? [Tue 18 May 2010 22:08:30]
◆カルネ > (……何か消し忘れた物が残っているが、気にしてはいけないのだ。) [Tue 18 May 2010 21:59:12]
◆カルネ > (あちゃー、口が軽いってのはいけないなあ。もうチョイ隠れとくつもりだったんだけど。)病気と借金と暴力以外なら喜んで貰っちゃいたいところなんですけどねえ。(うろ覚えで人の名前を唱えるもんじゃないと思う。)ほら、世の中言うじゃありませんか。タダより高いものはない……って。事に相手があの……えーっと、アイドルマスターだっけ? まあいいや。とにかくそんな巷で噂の覆面暴力モンスターとなりますとですね、当方としても慎重にならざるを得ないというか。(ペラペラと良く回る舌で語りつつも、やはり物陰からは出て来ない。何か名前を色々よくない方向に間違えた気がするが、まあいいや。) [Tue 18 May 2010 21:58:11]
◆アイゼンリッター > (半分ほど傾けた所で、背後からの呟き。 鉄仮面の下で視線を向ければ、其処には隠れるには調度良い様子で物が積まれていた。 聞き覚えの無い声だ。 犯罪者による奇襲か。それとも自警団か。 否、連中ならば声を漏らすようなミスはしない。 敵意は無いと――少なくとも今は――判断して良いだろう。 だが警戒は解くな。 油断は致命的なミスへと繋がるのだから)…………………。(ナイフに刺さっていた栓をグッと瓶に押し込む。 中身は半分ほど残っている。 別に自分で飲む気も無かった。 それを軽く掲げ、低い声で問うた。 潜んでいる何者かに)………なら、呑むか? [Tue 18 May 2010 21:51:17]
◆カルネ > (物陰から様子を伺っていたその真っ黒い装束の女は、惜しげもなく溢されたワインを見てポツリと呟いた。勿体無い。全く勿体無い。折角変な奴を見つけたからちょっと後を付けてみようなんて思ったら、これだ。全く無駄遣いってのは悪い事ですね、うんうん。いいぞもっとやれ。でもその酒は勿体無いぞ。ちっとは口を付けてやれ。そんな思いが、ついつい口からポロっと零れてしまった。)……(そいつは相変わらず、物陰からそっちを伺っている。) [Tue 18 May 2010 21:47:10]
お知らせ > カルネさんが来ました。 『あーあ、勿体無い。(呟く声。)』 [Tue 18 May 2010 21:40:42]
◆アイゼンリッター > (路面に降り立った鉄仮面の手には、一本のボトルが握られていた。 ラベルにはクリスティアの文字が躍り、それがワインである事を示している。 彼は肩パッドの下から折りたたみナイフを取り出すと、それでもって栓を開け、ストリートへと中身を傾けた)…………………。(完全勝利ではない。 そんな事はわかりきっている。まだまだ戦いは続く。スコアは1:0、逆転の可能性あり。 だが、ある意味では勝利だった。 間違いなく) [Tue 18 May 2010 21:39:32]
◆アイゼンリッター > (――自警団の目は目玉泥棒に向けられた。 それがたとえ「アイゼンリッターによる被害者メアリアン」への視線ではあっても。 近隣住民は彼女にかけられた嫌疑をそう簡単には忘れないだろうし、メアリアンの近辺に群集を一言で操れる怪物がいるという事実も周知される筈だ。 であるならば、概ねの目的は達成できたことになる。 完全勝利ではないにしても。)………………。(となれば、やるべき事はいつもと同じ。 だが、その前に行くべき場所がある。 一つだけ。 暗黒街の片隅、何の変哲も無い路地。 路面は薄汚れているが、それだけだ。 あの晩も雨だった。 全て洗い流されてしまった事は、前に訪れた時に知っている) [Tue 18 May 2010 21:14:09]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――いつもと同じだ。』 [Tue 18 May 2010 21:09:30]
お知らせ > カルネさんが帰りました。 『結局、さっさとどっか行ってしまった。』 [Mon 17 May 2010 21:20:54]
◆カルネ > ……ごめんごめん、恨まんといてねー。つってもスッカラカンなのは知ってるけどさー。(ケタケタと不快な笑顔を浮かべながら、死体を蹴っ飛ばす。)……あー、綺麗な空気ってのはどうも肌にあわねー。なんかこうまた『向こう側』との門とか開かないモンかね、本当。(自分じゃ開けない事はよーく知ってる。) [Mon 17 May 2010 21:20:42]
◆カルネ > (判りやすく言えば、肉の塊を踏んづけた。もっと判りやすく言えば、人間踏んづけた。更に言えばそいつは死んでいた。)……あーらら。なんまんだーなうまんだーぴーろりっぴっぴ、っと。(こんなところに転がされてる死体ってのは、大概碌なモンじゃない。例えば商談のもつれ……それも大体違法物品って奴のだ……だとか、刃物持ったキ○ガイにサクッとヤられたとか、そんなモンだ。) [Mon 17 May 2010 21:02:07]
◆カルネ > (とは言え降りたら降りたでする事がない。例のあいれんじったーだかあいぜんりったーだかだとか眼球泥棒だとかの仕業に見せかけてチンピラ狩りでもするか、この際……やっぱやめた。偽装とかめどい。)……ふぃ。(妙な声を一つ立て、女は立ち上がって少し歩き、通りの灯りも届かぬ真っ暗な路地裏へ飛び降りる。こういう場所には、様々な感情の澱みが溜まる物だ。翻せば、そういうモノを引き寄せやすい場所と言うことになる。ぐに。)……ぐに?(ほら、こんな風に。) [Mon 17 May 2010 20:53:29]
◆カルネ > (立ちんぼの娼婦が通りすがった男にしつこく食い下がる姿があった。肩をぶつけた二人の男が睨み合う姿があった。そうかと思えば、自分のように屋根の上に登って何かやってる姿もあった。それでも、人は淀みなく流れていく)……ふう。(真っ黒な装いに身を包んだ女は、屋根の上でやおら溜息を吐いた。理由は簡単。)……つまんないの。(退屈だ。まるで植物の観察日記でも付けてる気分に駆られる。もう少し面白いことはないのだろうか。) [Mon 17 May 2010 20:46:03]
お知らせ > カルネさんが来ました。 『屋根の上から、通りを睥睨する。』 [Mon 17 May 2010 20:33:56]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( 今夜はこうしてのんびり過ごしたらしい )』 [Fri 14 May 2010 20:23:37]
◆ディーフィール > ( なにやら目の前を通り過ぎていった獣娘。 とりあえず自分に害はなさそうなので見送るだけ。 おなかが空いているのかな〜と。 声をかける暇もなかった ) …平和、ってことかな〜。 ( またぼんやりと呟いた ) [Fri 14 May 2010 20:20:30]
お知らせ > シズクさんが帰りました。 『(力強い声で叫んだ。 「ごはんッ!!」 と残して消えた。)』 [Fri 14 May 2010 20:17:43]
◆シズク > (静寂な空間を突き破った。足音の正体は、以前に奴隷ギルドで出会った獣っ娘だと分かるだろう。) ――、 …んッ!! (何やら喚いている様子。周辺には不審者らしい人影は無い。言ってしまえば、獣っ娘が一番の不審者といっても過言ではなかった。) ( バタバタバタッ! バタバタバタッ!! バタバタバタッ!!! ) (以上と言える膂力で駆け回り、ディーフィールの家の前を通り過ぎてしまった。ディーフィールの匂いに気付く筈なのに、何かに夢中なのか気付かずに通り過ぎた。) (更に急いでいるのか、家から大きく離れた場所から大きく跳躍し、壁に飛びつけば、また別の壁に飛びついての移動を行った。最後に叫んでから、闇の虚空へ消え去った。) [Fri 14 May 2010 20:17:13]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『バタバタっ!』 [Fri 14 May 2010 20:09:30]
◆ディーフィール > ( 今のところはすぐにどうこう、というわけでもないのか今のところは自警団の関係者が訪れる様子は今のところ無くて。 気を張っていたのがバカ見たいだなぁ、なんてあくびをひとつ。 少なくても自分以外にアイゼンの行動もあるわけだし、優先順位は下かも知れない。 後、多分女性の自警団員には期待しちゃいけないだろう。 もっともそれはそれでエッチは我慢しないといけない制約が付いて回るのだけれど ) [Fri 14 May 2010 20:05:21]
◆ディーフィール > ( 一応、自警団が来るか、知り合いが来るか、何か無いかな〜とぼんやりしつつ。 お茶でも持ってくればよかったかな〜と空を見上げた。 今夜は今は良く晴れている。 月も暗いため星が良く見える。 より闇が覆っていたほうが自分好みであるがそれは仕方が無い。 ともあれ、此処数年は病院でまじめに働いているし、大きな問題は起こさず事件解決に町へ力を貸している、というのが淫魔の現状。 時々セクハラ行動を起こすものの、本当に嫌がるようなことはしていない、というのが病院の関係者の大まかな感想か。 それをもって自宅へ訪れても問題はないとこうしているわけで ) [Fri 14 May 2010 19:37:26]
◆ディーフィール > ( それは淫売窟で食事をした時のこと。 疲れて眠った女の子に夢で「鉄仮面は自分の起こした騒ぎを他人が起こした事件として片付けようとしている」と噂を聞かせたのだ。 良く調べれば噂の出所は自分だとわかるだろうが、相手の女の子事態は彼女の知り合いから聞いた物だと思っているはず。 この噂がうまく広まれば何らかの追い詰める手段とはなりえるが… ) 噂の流れ方もあるからねぇ。 ( そのまま立ち消えする可能性もあるのだ ) [Fri 14 May 2010 19:26:15]
◆ディーフィール > ( …の、屋根の上。 自警団でも事情を聞きにくるかと思って自宅の屋根の上でぼんやり下界を眺めている。 雨が降ってきたときのために傘完備。 こうしていると人の流れがよくわかる。 何とかは高いところがすき。 そういう自覚もあるようで ) ……昨日は派手に暴れたからなぁ…。 ( 暴れたというか扇動したというか。 元々、アイゼンが心から信頼されるような人物であればあんなちゃちな暗示は効果は無い。 それだけ一般市民からも不満を抱かれている。 というわけで。 それは民衆の支持を集めようという努力を怠った結果だと勝手に推測 ) ……後は巻いた種がどうでるか、かな〜。 [Fri 14 May 2010 19:13:30]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( 暗黒街のはずれにある自宅 )』 [Fri 14 May 2010 19:08:35]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 果実を一つ、もらって帰る。 )』 [Fri 14 May 2010 06:24:40]
◆エアリー > ―――…は? ( 『事務の仕事、紹介するって言ってたよ』 …浮の空で聞いていて、青年の言葉に首を傾げた。 計算と読み書き出来るよね? と確認するまでもないという風に言う青年に、どういう事かと聞き返す。 …どうやら、一応顔見知りのここの常連が、写本の内職では薄給だろうと、そんな話を持って来てくれているらしい。 …この店主の友人でありながら、この店にたむろしているチンピラのリーダー格が。 ) …。 …いや、いい。 ( 思わずきょとんと目を瞬いて、つい素のままで、しれっと断ってしまった。 …なびいてしまいそうにならないと言えば嘘だけれど。 だから間を空けてしまったけれど。 …紹介者を信頼はできないし、それより何より、ロッテもといリーザがいる。 彼女とともにあることに、成功を確信しているわけもない。 むしろ不安の方が大きいくらいだけれど、それでも今は。 ) 〜ううん、授業料ってことで。 ( 意外そうにしながらも、追求はせず、店番のアルバイト代を出さないとと言う店主に、料理を教えてもらったお礼がまだだったと、首を振った。 ) [Fri 14 May 2010 06:21:57]
◆エアリー > ( まったりとお茶を口につける空白のような時間。 …夜中に感じていた胸騒ぎは、もう消えていた。 それは自分がいたところで対処のしようもなかったからか、それともロッテ改めリーザの身には、直接の危険が及ぶ状況ではなかった(?)からか… それとも、それが少なくとも肉体的には 『事無きを得ること』 だったからか。 いずれにせよ店を離れられないという妙な義理もあって、ここを動けず、何が起きたか知るのはもう少し後で。 ) [Fri 14 May 2010 06:04:59]
◆エアリー > ( ―――居住区の一等地にあるロッド邸へ移り住むとか、そんな話はしなかった。 …しようと思って来たのだけれど、また近くまで来ることがあればこの店にも立ち寄るだろうし、朝のランニングでロッド邸まで往復していたのを考えれば、無理な話でもない。 ) ( 今の住まいから植木鉢を運び出しているところを近所の子どもらに見つかって、引っ越すからもう字を教えてやるのは難しいと話したら、ある程度の基礎はできているはずなのに、意外や別れを惜しまれてしまった。 それで何だか変な気分になっていたのだけれど、写本の内職ついでに読み書きを教えるのと、店で食事をするのは違う。 うっかり店番まで引き受けてしまって、何をしているんだと内心で首を振り。 …でも、それほど失敗したとか、嫌な気もしなかった。 ―――暗黒街の住人としては奇跡的なほど、金と暴力の方程式を知らなそうな店主。 本当に知らないわけはないのだけれど、その間抜けな雰囲気は嫌いじゃない。 美味しい野菜を作る、見知らぬ彼の叔父も軽く尊敬しているし、まあいいかというところ。 …敵である 『人間』 相手に何を考えているのだと思うけれど、最近はじめた作り笑いの影響が自分自身にも及んでしまっているのか、子どもらの事といい、最近どうも調子が狂う。 ) [Fri 14 May 2010 05:54:34]
◆エアリー > ( そろそろ朝の早い客… もしくは夜の遅かった客が来る時間。 最低限の仕込みは終わっている厨房を眺めて、青年は帰って来なくても大丈夫だったかなと笑う。 叔父は腰を痛めたけれど、開拓地の仲間が面倒を見てくれているから大丈夫と、やはりおっとり頷いた。 ) そ、良かった。 〜てゆか店閉めて、ゆっくりして来れば良いのに。 顔見て帰って来た感じ? ( …夕ごろ舞い込んだ叔父が倒れたという報せに、気が気じゃない様子で 『でも店は閉められない』 と言っていた店主。 それを店番していてあげるからと送り出し、半日で帰って来るのだからよほど急いだのだろう。 ゆっくりされても困るけれど、適当に朝までやりくりしたら、店を閉めてしまうつもりでいた。 ―――まさか朝食に間に合わせるとは思わなかったと、笑って、肩をすくめる娘に、青年は不思議そうに首を傾げる。 ) …良い事? 別にないけど。 おかしくないかな? 私が笑ってるの。 ( 『おかしくはないけど』 大丈夫? と続けて問う青年に、おかしいんじゃないかと溜息をついた。 以前を知っていれば、いささか急な変化。 だいたいいつも仏頂面していた娘は、よく笑うようになって口数も増えている。 ) [Fri 14 May 2010 05:38:49]
◆エアリー > ( ありがとう、とおっとり微笑む青年に、ハーフエルフの娘は 『無用心だ』 と苦笑を返した。 住宅地の中にある小さな食堂。 これといって特色はないが、近所の独り者が朝夕の食事をとるそんな店。 まだ客はいない時間。 朝食用の仕込を終えているカウンターの中で、急いで戻って来たらしい店主の青年に、店番していた娘がお茶を出す。 ) …おつかれ。 ( 今夜、店主の青年は、病に倒れた親戚の面倒を見に行くことになった。 代わりに店番を任された娘は、この付近の住人ではないのだけれど。 偶然口にしたこの店の野菜が気に入って、サラダボウルだけ食べに来るという妙な常連になっていた。 人間には違いがよく分からないらしいが、暗黒街教会に紹介されて地方村で農業をしているという店主の叔父から送られてくる野菜は、見てくれはイマイチだけれど変に小奇麗な虫もつかない野菜より、綺麗な味がする。 ) けど早かったね。 叔父さん平気? ( 娘自身はエルフの血のためか、極端なベジタリアン嗜好であるものの、同居人に作ってやらなければならないと言って、ここで料理を教わったこともある。 その都合、勘の良さも手伝って店のレパートリーとそれに必要な準備は、概ね把握していた。 ) [Fri 14 May 2010 05:19:06]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 『ごめんね、店番させちゃって』 )』 [Fri 14 May 2010 04:58:47]
◆ジャスティス@酒場 > アイゼンリッター、アイゼンリッターねぇ……まぁ人の話を聞かないやつってことだけはわかってるわ。 (暗黒街のどこにでもあるような酒場の一つ。いためたジャガイモとチキンの遅い夕食。ジャガイモの突き刺さってフォークを揺らしながら、不満げな表情の男たちにそう告げる) 最近いろいろと元気みたいね彼。 (シスターなんとかしてくれよ、という言葉に失笑して) ヴァンパイア化したらね! っていうか、立場的に麻薬の密売人応援するわけにもいかんでしょうあたしが。 (まぁ、彼は保護しときたいけどね、なんて笑って) [Tue 11 May 2010 01:00:17]
お知らせ > ジャスティス@酒場さんが入室されました。 [Tue 11 May 2010 00:55:49]
お知らせ > ビリー・ウォン@三合公司さんが退室されました。 『とりあえず、現状どれだけの薬のルートを確保できるかが重要な課題となるか…』 [Sun 9 May 2010 23:28:23]
◆ビリー・ウォン@三合公司 > ………(独り言を漏らせども、反応はまったくないわけで、そのうち無言になり、あまり多くない商品のラインナップを確認しながら、帳簿をつけ、在庫を確認し、入荷やこれからの商品について思案する。一国一城の主と言えば聞こえはいいが、店の売り上げよりマフィアから直接報酬を得て糊口をしのいでいる現状はどうしたものかと)……うまくいきませんね(最近これが口癖になってきた気がする。最初からボタンを掛け違ってはいたものの、直す事無く流れてきたらこの現状。ああ、ままならない) [Sun 9 May 2010 23:26:15]
◆ビリー・ウォン@三合公司 > (この店は一応個人の持ち物と言う事でマフィアの助力は借りれない。まぁ、流通関係のバックアップを十分に受けているからそれ以上を望むのはむしが良すぎると言うものだが…)せめて、まっとうな護衛の一人でも寄越してもらいたいものだが…(商品在庫を確認しながら…胃薬のコーナーから一つ失敬して、白湯と共に文字通り一服。センブリの苦さに顔をしかめつつ、現状はもっと眉間に皺が寄るような事ばかり…) [Sun 9 May 2010 23:18:55]
◆ビリー・ウォン@三合公司 > (元々の素質がその手の毒物寄りだったと言うのは否定しませんが…。だからこそ、中央病院を辞めこんな暗黒街でドラッグも売りさばいたりするわけなのですが…)…それでいて、最近流通が乱れているとはどう言うことなのでしょうね(商品がなければ商売にならないのは当たり前の話だが…お陰で、この店の在庫が狙われている気がしないでもない。きっちりバックヤードには錠前をかけてあるとはいえ、ジャンキーは何をしでかすかわかったものじゃない) [Sun 9 May 2010 23:16:17]
◆ビリー・ウォン@三合公司 > (久しぶりに店を開けた気がする。そもそも寝床にしかなっていないこの住居兼店舗はもったいないと言ったらありゃしない。無駄を省き、スマートに事をこなすのを最上とする身の上からすればこの店舗は無駄の最たるものの気がしてならない)…最近は、もっぱら薬を卸す側と言うのはどう言う事なのでしょうね(マフィアのお抱えの医者って話じゃなかったのかと、気がつけば小さいとはいえ阿片窟[ルビ:アナグラ]の管理に、薬の卸しと完全にマフィアの仕事じゃないかと) [Sun 9 May 2010 23:13:16]
お知らせ > ビリー・ウォン@三合公司さんが入室されました。 『(客が誰もいないのをいい事に盛大にため息をついた)』 [Sun 9 May 2010 23:10:17]
お知らせ > フレッタさんが帰りました。 『候補リストにまた一軒追加。いくつか見つけて、最終的には本人に選んでもらうか。』 [Fri 7 May 2010 15:36:03]
◆フレッタ > (下の方のログで土地転がしは苦労が多いと述べたが、転がされる側に付随する大家というのはもっと苦労が多い生き物だ。川底を転がる石の如く、家賃不払いや破壊、苦情、夜逃げなどによって砕かれ磨かれ研磨され、頑固になった古強者とか、逆に砕けちゃっていーかげんな輩とか――) 何時からって・・・・先月からかな。知り合いの紹介で探してるだけさ。 人柄は保障するけど、例の所は空いてる?(人柄は保障する の部分がなければ話も聞いてくれない頑固者とか、逆に何でも入れるけど法外な要求する奴とか―― 此処は頑固さんの部類である。 中に入れてもらう前に、暫く軒先での遣り取りがあった。 面倒なのは判るけど詰問口調はひどいよなぁ。) [Fri 7 May 2010 15:34:16]
◆フレッタ > (なるべく目立たぬように――なんて考えても確率判定だから仕方のない場所。早足に目的地を探すと―― 予め聞いていた通りの形の建物が視界に入る。 多分元からあった家の権利を持ったままこの店舗を買ったのだろう。看板のないその家は用途が事務所なんだそうだ。 何のお店か判らなくても客が入るってのはこーいう店の凄い所だと思う。) 昼も早くに失礼ー ・・・営業中?(アポなし故に躊躇いがちのノック二つ。だがこの時間の「帰りな」は想定内である。夜光虫どもめ。) ”虫を取るのは早起きの鳥”だよ。 つれないなー? お客さん紹介できるかもしれないのに。(客と聞いた途端に鍵が開くのも想定内である。) [Fri 7 May 2010 15:23:25]
◆フレッタ > (物件の場所は通り沿いで午後には西日の入るシングル部屋で治安も”普通くらい”だけど、今歩いてるあたりはそーもいかない。 下記6罪のうち後ろから1つめと3つめが横行してる活発な商店街といえる。 店番→外回りのついでに歩いてきたので疲れ気味、たまに立ち止まって休みたくもなるが、良い女が――男もだが、壁に背もたれて憂鬱な溜息とか吐いててはいけない場所だ。 事後にお汁をたらしながら民家にでも駆け込んでみろ。自業自得と言われたあとこくまろミルクを奢って貰える。) ヤクいのも多いしなぁ。 やだやだ。 (中毒患者による理不尽なカラミも多いので、目的を果たしたらさっさと立ち去るべき。 それが目的の場合以外は。) [Fri 7 May 2010 15:08:02]
◆フレッタ > (だが請け負ったからにはサービスのクオリティに責任を持つのが瑪瑙の鍵の裏家業。 今回の依頼は、暗黒街近辺に移り住む住人に対しての”比較的住み易い”住居の斡旋である。 正直土地屋の仕事だ。そう思ったこともあるが、この辺りに勘の聞かない人間がお任せすればボられる可能性もあるんだから、まぁ互いにとって悪いことじゃないか。)・・・さてこのあたりか。 随分離れるなぁ。(・・・休憩時間とかを利用して目当ての大家の元に顔出したりしてるのだから 「・・・でも少し位はぼったくっとくんだった。」なんて思う事もあるけどさ。今回みたいに物件と違う場所に居を構えてる事も多くて、めんどくさい。) [Fri 7 May 2010 14:50:00]
◆フレッタ > (名前の色を間違えてしまうくらいにだ。 なんせ取り扱う物品のサイズからして人が数人すっぽり入る代物なのだから、単純な比較計算でもその苦労が知れようというもの。くわえて今歩いてるこの辺りは暗黒街。無法地帯でアウトローが多い。人身売買や誘拐・監禁・強姦・殺人等も多い。 麻薬密売などを行う悪党も多い。危険が多い――) とされてるんだとか。 酷い誤情報だ。(内部に住み慣れている人間にとっては誤情報もいいところなんだが、”表”から人を迎えようとしてる場合はその辺りを考慮しなければいけない。) [Fri 7 May 2010 14:41:58]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『土地転がしは苦労が多い。』 [Fri 7 May 2010 14:41:05]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『ゆのかちゃんゆのかちゃん!つのー!(その後暫く角点検に付き合わされるのであった。まる)』 [Fri 7 May 2010 01:25:26]
お知らせ > キャラメルさんが帰りました。 『 あーあ、今日は失敗だ。 ( 楽しそうな溜息一つ ) 』 [Fri 7 May 2010 01:24:56]
◆キャラメル > 死ぬより怖い事、世界にはたくさんありますからね。――死んだ方が楽な事も、沢山。 ( 同意を示す様に、静かに頷き小さな声で語る。斧を握る手の力は、相変わらず弱める事無く強いまま、言葉を話す度に如何しても力が籠ってしまうから 指先が白色へと変わっていく ) ―― 置いて逝けない誰かが居る、とかそんな感じでしょうか? ( 其れなら一緒に殺してあげる、とは口にはしないけど ) あまり早く寝てしまうのも、勿体無いでしょう? ――ふふ、有難う御座います 、「優しいお姉さん」 。また逢えたら、今度はオシマイまで遊びましょうね。 ( 彼女の背中を消えるまで見続けよう。 途中投げられたキスに、くすッと笑みを零して ) ―― Dober sanje 。 ( 見えなくなった女性へと、小さな手を一度振る ) ( 落ちた布を再び斧へと巻き付けて、大事な大事な包みの完成 ) [Fri 7 May 2010 01:23:43]
◆アルマ > うふふふふー、世の中、直ぐに殺すのよりもっと怖いこと、色々有るじゃないですか。ね、ねー?(ずきっ、と後ずさった直後に頭に響いた痛みをぐっ、と堪える。重い斧を、頭に直結した角で受けたダメージはやはり軽くなかった。蹴りは使わないほうがよさそうですねー、などと内心であれこれ思案するのであった)私はまだくたばりたくはないんですよ。ごめんさいですわー♪……あら、あらあら。寝る時間はもう少し早めじゃないですか?でも、お姉さんは優しいので同意しまーす♪また、逢いましょ?(撤退の意思と構えを見せたキャラメルに対して、静かにてく、てく、てくと後ろ向きに歩き出す。ゆっくりと、一歩ずつ。そして三歩目ぐらいで――――ちゅ、と投げキッスを放るのでした。特に追いかけたりしなければ、やがて高いその背も夜の闇に隠れ…見えなくなるでしょう) [Fri 7 May 2010 01:15:16]
◆キャラメル > ああ、其の可能性は考えませんでした。 ――けど、お姉さんが怖い人だったら、きっと私はもう殺されちゃっていますし。 ( 笑い声混じりに喋りながら、女性の行動に僅かに眉が上がる。 少女は戦闘の基本体勢等殆ど教わっていない。隙を見せたら思いっきり攻撃して殺せ、育ててくれた家ではそう習ってきた ) まあ酷い。お姉さんは素敵だからちょうだいって、こんなにお願いしてるのに。 ( 振るった斧は空を切り、女性まで届かない。たン、と強く地を踏締めて体勢を保ちながらもう一度、攻撃しようとしたところで―― ) ( 足は数歩後ろへと下がり、彼女との距離を開けた ) お姉さん、残念ながらタイムオーバーです。 今日の御遊戯はここまでにしましょ? ( 斧を身体の正面で構え、不意の攻撃に備える様にしてから 首を傾げ問い掛ける ) もうね、子供は寝る時間なんです。 ( お家に帰らなきゃ怒られちゃいます、なんて ) [Fri 7 May 2010 01:10:21]
◆アルマ > うふふふふふー♪どうやら、ご同意いただけたようで何よりですわー♪というわけなので、もしかしたら私も……こワーイ人かもしれませんよー?(頭の中にしこりのように残った、痛みが漸く立ち去り始めたのを確かめてから静かに構える。構えるといっても僅かに半身になっただけ。体重を静かにつま先に移し、素早く動けるように備えるだけである)あはははは♪そう言ってもらえるとちょっと嬉しいですけど、でもやーでーす♪(男性の100人中90人ぐらいが思わず足を止めてしまいそうな、甘い声で紡がれたお願いの声。しかしそれに眉一つ動かさず―――ざざっ、と後ろに後ずさって斧をかわそうとする。反撃しないのか?と問われれば――――やっぱり武器は怖いのである。プレッシャー強いのである。あとまだ頭痛い) [Fri 7 May 2010 00:59:06]
◆キャラメル > ( 身の心配じゃ無く角の心配。笑顔を貼り付けたまま、僅かに少女は眉を寄せる ) 確かに物騒な場所―― 殺されても襲われてもだァれも助けに来てくれない場所。 …そうですね、外見で見ると酷い目に遭いますよね。 ( 僕も、きっと彼女も、外見通りで見ちゃいけないんだ。さあ、如何しようか? 初めて合った様に感じる視線を外す事無く、ただ斧を握る力が強まる ) ……あら、解りました?――そう、お姉さん「も」持ってるンです。…けど、さっきの人よりずっとイイモノだと思うンです。 …だから、ちょうだい? ( 子供がおねだりする時の甘えた声を出して、悪態つくよな行動をする女性へと再び襲いかかる。 今度は、其の胸部へと斧を振り上げ ) [Fri 7 May 2010 00:51:45]
◆アルマ > もー、角が曲がってたら怒りますからねー?………ふぇ?あー、ああ。だってここ…物騒なところですよー?何かあって、お金取られるだけで済めば御の字、取られた挙句殺されたり、私やあなただったら…お金後に犯されてしかもその上殺されてもおかしくない所ですよー?あとですね、人は見かけによらないですから――――♪(あは、あはははははははははははははー♪と、にっ………こり口の端を吊り上げ、改めてキャラメルを見た。じーっと。先ほどまでの見ているのか見ていないのか解らぬような視線ではなく、細めた目蓋を少し開き、しっかりと紫の眼でキャラメルを見た。うふ、うふふふふふふふふ)ああ……なるほど。大体見当がつきました。いーやでーず♪だって、それって私「も」もっているんでしょう?なんだかわかりませんけど。さっきの逃げた人も持ってたんでしょう?そんな誰からも取れるようなものの採取相手なんて、やーですわーっ♪(べー、と唇から下を突き出して、まるで子供のように悪態をつくのでした。予想は当たっていてもいなくてもどうでもいいのでした) [Fri 7 May 2010 00:43:45]
◆キャラメル > ( 手に伝わる振動は確かに何か硬い物に攻撃が成功した感覚。歪められた口許に更に深い笑みが浮かぶ ――が ) … ッ、ああ、 ( そうか、 呟く様な声と僅かな舌打 ) ( 骨を薙いだ感触だと思っていた其れは、女性に生えた角。薄暗い此処では傷の深さまで少女に見える事は無い。 一歩、貴女と距離を取ろう ) あらお姉さん、随分と冷静なんですね。普通の人は怯えた眼で私を見るのに。 ( 不機嫌な様は伺えるが、怯えた様な感情は見えない。楽しそうに言葉を紡ぎながら、斧をもう一度構え直す ) 私の探し物、お姉さんが持ってるんです。痛い事はしないんで、大人しくして頂けません? [Fri 7 May 2010 00:35:02]
◆アルマ > ――――――――っ、あぐ………!(がんっ!と横に薙いだ斧が、硬いものとぶつかる様な手ごたえがキャラメルの手に伝わるだろう。一方、布を被ったアルマは…ぐらっ、と揺れるもののどうにか体勢を立て直し、布を掴んでばっ、と頭から取って視界を確保した。―――一見アルマに外傷はないが、よく見ると斧が当たった側の角に、ちょっと深めの傷が付いているのが見えるだろうか。兜のような防護は期待できないが、たまに役に立ってくれる事はある。でも痛いらしく、むー、と眉間に皺が思いっきり寄っていた)んむー、なにするですか?路地裏子ちゃんやー(むー、と唇尖らせながら、かぶせられた布地を左手に握り、静かに向き直りながらそんな言葉を投げかけるのでした) [Fri 7 May 2010 00:29:24]
◆キャラメル > ああ怖い。そんな事聞いたら、夜に此処を歩けなくなっちゃいます。 ( 作り話に怯えたフリをする子供みたいな、本気とも冗談ともとれる声音と、眉尻下げた苦笑。女性の笑顔は更に恐怖心を煽り立てる ) ――― まあ、…だと思います。特に胸が小さい人はコンプレックスだと思いますし。良いじゃないですか、妬みも評価です。 ( うんうん頷く様な動作をしながら言葉を紡ぐ。――胸の大きさとか、今の僕には如何でも良いけど大人は気になるんだろう ) ( 勢い良く広がった布はうまく貴女の視界は奪えたかな? にんまりと歪めた唇を僅かに舌先で舐め、 一気に距離を縮めンと駆けながら、握り締めた斧を貴女の頭部目掛けて横薙ぎに振るおう ―― 其れでも、後ろに下がれば簡単に避けれてしまう様な雑な攻撃 ) [Fri 7 May 2010 00:22:58]
◆アルマ > ですねぇ…あとは、ここかどうかも解りませんけど、目玉を抉られて殺されるとか、斧でざっくりとか……うふ、うふふふふ♪(不適と言うより、実に楽しげ。まるで、そのうちのいくつか――――或いは一つは自分がやったんです、と思われてもおかしくないほど、楽しげに言葉を紡ぐ。くすくす――くす)女の人の視線も奪えますよー?かなーり敵対レベル高めが殆どですけどね。………ふむふむ。そうですかー。でも何だか大事にしてるみたいですねぇ。どれど―――。(キャラメルが何を本当に見ているか、なんてことを知る筈もなく、んー?と覗き込んだところに…ぶわっ、と掛けられる布。昼間ならともかく、夜の、しかも商業地区のように明かりも多くない通路ゆえか。反応が遅れ、少しの間の後に後ろにばっ、と後ずさろうとする) [Fri 7 May 2010 00:14:47]
◆キャラメル > 例えば人の脳だけを喰らう怪物が出て来たりとか、かと思えば全裸で駆け去る男の人が出て来たりとか、不思議な事ッて多いですね。 ( 僕はティーを演じる時は終始笑顔を心掛けるけれど、 ――此の女性をずっと笑顔だ。変わらず、…何も変わらず。僅かな違和感を抱きながらも、其れを口にする事は無い ) ……男の人の視線を奪ったり、母性を表現するには最適ですね。 ( 冗談めかしく告げ、ころころと楽しそうに笑い声をあげる。持ち上げられる乳房に視線がゆくけれど、其れを通してみるのは懸命に動いているであろう心の臓 ) 御仕事道具でも大したものじゃないんですよ。本当に恥ずかしいンですけど、 ( 緩慢とした動作で布に手を掛け ) ――――― ッ ( 勢い良く外した布は、貴女の視界を奪おうと覆い被さる様に広がるだろう ) [Fri 7 May 2010 00:04:03]
◆アルマ > …全くですわ♪確かに、色々と不思議な事も起こりそうですわよねぇ…♪(くすくす。こちらも笑みを浮かべる。―――いや、最初から、何時だって笑顔だ。貼り付けたように、朝から晩まで、今日も明日も明後日もその次もその次も―――笑顔だ)ええ。そういうものですよ。んー、思わないですねぇ。やっぱりこう、大きいとそれはそれでいい事ありますから♪(うふー♪と能天気に、今度は軽く腕で下から乳房を持ち上げつつ言葉を返すのだった)……ほほう、仕事道具のようなもの、ですか。あら、いいんですかー?ではお言葉に甘えて見せていただきまーす♪(わー、と楽しそうに小さく手を打ち鳴らしながら、さて何が出てくるのやらー、とキャラメルとその抱えた包みに視線を向けるのでした) [Thu 6 May 2010 23:52:52]
◆キャラメル > ――ふふ、そうかも知れませんね?此処って不思議な事が起こりそうな場所ですし。 ( にこにこと笑ったままで答え、―探し物、に静かに頷いた。唇を三日月の形に歪めながら ) ああ…、少しずつ重りを増やす様なものですしね。――けど、本当に重そう。削いでしまいたいとか思わないんですか? ( 近くなっていく距離に少女は行動を起こさず、ただ貴女を見つめたまま笑みを浮かべて言葉を紡ぐ ) … これ? ( 片手で大切に抱えた包みを、両手で持ち直し ) これはね、探し物を見付ける為に使う ――お仕事道具みたいなものですよ。 お姉さんには特別に見せてあげましょうか? ( 可愛らしい素振りで首を傾げながら、浮かべる笑みは幼子の緊張感の無い笑顔 ) [Thu 6 May 2010 23:48:03]
◆アルマ > それじゃ、どこかから降って湧いてきたんでしょうねー♪あなたの探し物も、そんな風に降って来るといい……でしょうか、ね♪(ゆっさゆっさ。ゆっさゆっさ。と、乳を揺らしながらてくてくとキャラメルへと近づいてゆくのでした。なんとも間抜けな光景ではある。特に止めたり距離を離さない限り、互いの距離1.5mぐらいの所で足を止めるでしょう)んー、多少、ですねぇ。昨日今日でぶら下げたものではないですから、慣れですわ。慣れ♪所で、そのお荷物も……重そうですよねぇ?中身、なんですかー?(流石に乳を揺らすのはもう止めて、また首を軽く傾げながら…今度は逆に「重たそうなもの」への疑問を投げかけるのでした。お嬢さん、その包みはなんでっしゃろ、的な) [Thu 6 May 2010 23:38:00]
◆キャラメル > さあ、どうでしょう? ( 意味深にクスリと笑んで、貴女を見上げる。片手で抱えた包みを抱き締め直してながら ) ―――ええ、私には何も見えませんでしたよ。 ( 首を傾げたまま、不思議そうな顔を作る。何処かおどけた貴女の口調、言葉、行動態度 全てをじいっと視界映す。獲物を吟味するかの様に ) …目立ちますね、そのツ――― ( 角、と告げようとした言葉が止まる ) ( ゆさゆさと揺れる胸。別に悔しいだとか思わないけど、無意識に小さな息が洩れた ) 重くないですか?普通の人より疲れますよね? ( 息と共に問い掛けたのは、少しだけ気になった疑問 ) [Thu 6 May 2010 23:32:20]
◆アルマ > あらあら、それは大変ですわねー♪見つかりそうですか?(と、問いかけるものの、実際彼女が何を目的としてここに居るのかと言うことには、あまり興味がなかった。正確に言えば、本当に探し物……もしかしたら何かの運び屋をしているのかもしれない、という可能性も有るから。でも尋ねる)…んー、そうですかー?ふむ(かなりの勢いだったから、気づかないということはないんじゃないかなー、と思いつつも……まあいいか、と小さく頷いて終わらせちゃうのでした。つまり聞くだけ聞いてリアクションが薄いというオチ。オチというか反応)あらあらあらあら、私か弱いですから、そんなのに出会ったら泣いちゃいますわ………んぅ?(くすん、と泣きまねをするように右手を上げ、くしくしと目の辺りを擦りながらおどけた口調で紡いだ言葉を返すのでした。そしてその最中にライカニア?と尋ねられると――――)……やぁん、やっぱり目立ちますわねぇ………(今度は両手で自分の胸を掴み、ゆっさゆっさ大きさをアピールするかのように揺らすのでした。ゆさゆさ、ゆさゆさ。まさに牛)(――――そう、はいともいいえとも…言わずに) [Thu 6 May 2010 23:25:44]
◆キャラメル > …ええ、そうなんです。此の時間帯に、此の近辺じゃなくては手に入らないものなんです。 ( 不自然な位穏やかに笑む少女は、女性の一つ一つの行動を確りと見る。ペースに飲まれそうな、のんびりとした口調や雰囲気に若干の居心地の悪さを感じながら ) ……此処を、ですか?――― さあ、私は存じませんけど…。もしかしたら、お化けでも見たのかも知れませんね。 (包みを持たない左手を口許に当て、僅か首を傾げながら静かな笑い声を零す ) お姉さんも、――こんな時間にこんな場所を歩いていたら、何か不気味なモノに遭っちゃうかも知れませんよ。 ( 冗談めいた声音で紡ぎながら、視線は貴女の角へと移動し ) …お姉さん、ライカニア? ( 見た事は無いけど、以前暮らしてた場所では聞いた事がある。動物との、合いの子なんだっけ? ) [Thu 6 May 2010 23:16:44]
◆アルマ > …あらあら、そうなんですかー?探し物には向かない時間に…普通の探し物には向かない所だと思うんですけどー?(んぅー?と顎の辺りに右手の指を添えながら、アルマが右に首を傾げる。問い詰めるにしては口調もゆるく、話を聞いているのかどうかといえばとりあえず聞いてはいるようだが、しかしちゃんと聞いているのか妖しい。そんな印象を与えるだろうか)そういえば、さっきここをだーっ、と走っていった人が居たんですけど……ご存知ですか?(んー?と今度は左に首を傾げながら問いかけるのでした) [Thu 6 May 2010 23:10:28]
◆キャラメル > ………。 ( バッチリと女性の姿を確認すれば、不意に足を止め数秒思案 ) ( この人は僕等の羽に成り得るか? 何だか角が生えているけど ) ( 考えている間に女性の姿は壁の向こう側へと姿を消え、小さな溜息を吐いて考えを取り消す。居なくなったんなら意味は無い ) ッ――!!? ( 二秒後再び現れた顔にびくうっと大きく身を震わせた ) …今晩和、お姉さん。夜遊びじゃないですよ、私は ――探し物をしてるんです。 ( 少し息を整えた後にそう答えよう。にっこりと幼い笑みを浮かべながら ) [Thu 6 May 2010 23:02:45]
◆アルマ > ………えー、美少女いちー、あとはむじーん。うむ(きょろきょろ、と左右見回しながら発見をカウントしていたかと思うと、二往復させたところですっ、と顔を引っ込める。特に隠蔽はしてないので、キャラメルにははっきりその場面が見えるでしょう。「近くの角からでかそうな髪の長い更に角の生えた女がきょろきょろしてなにか呟いたと思ったら顔を引っ込めた」という変な光景ですが)(そして引っ込んでから2秒後ぐらいに)はぁーい♪お嬢さん、いけない夜遊びの最中ですかー?(今度はぴょこん、とキャラメルの居るほうへと顔を向けながら、軽く跳ねつつ身を現すのでした) [Thu 6 May 2010 22:58:08]
◆キャラメル > ( 下手に逃げた獲物を追うよりも、新たな獲物を見付けるのが得策だと僕は思ってる。別に、アレじゃ無きゃいけないって訳じゃないんだから ) ( 無性に胸に燻ぶる感情は、逃がした事への苛立ちと自身への情けなさ ) ( 方向転換した足を矢張り何処か緩慢な動作で路地の角へと歩んでいけば 左右を確認見る貴方の姿が見えるでしょうか ) ( 貴女には、大きな包みを大事そうに抱えた子供を抜けぬ年齢の少女が見えるでしょう ) [Thu 6 May 2010 22:51:56]
◆アルマ > (たまに通るショートカットルートを歩いて居ると、向こうの角をなにやら凄い勢いで掛けてゆく人影が見えた。すわリンチか、はたまた捕り物か?と思いはするものの)………誰も続きませんわねぇ…(しかし、その後駆けて行った男を追うものも、続くものも現れなかった。この時点で自分の予想ははずれであった)……何あったんでしょうねー?(はて、と首傾げながら、その「向こうの角」にひょいと顔を出して左右を見ようとするだろう) [Thu 6 May 2010 22:48:10]
◆キャラメル > ………、 ( 数秒、呆然と男が駆け去る音を背で聞いていたが、小さく息を吐くと緩慢な動作で立ち上る ) ……羽、逃げしちゃったな。 ( 面白い位最近は回収が出来ていたのに、良い事は長くは続かないものだと思う。落ちた布を拾い斧に丁寧に巻き付ければ、振り返る ) ( 駆け去った男の姿は見えない。恐らく路地を抜け、比較的人の多い地へと逃げたんだろうが ) [Thu 6 May 2010 22:43:56]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『んー?』 [Thu 6 May 2010 22:43:34]
◆キャラメル > 可哀想なオジサマ。けど、そんなに怖がらないで下さい。 ――痛いのは、ほんの一瞬ですから。 ( 男は何処にも属していない、ただの浮浪者。笑みを浮かべた少女は男を追い詰める様にどんどんと距離を縮めてゆき ) Adijo 。 Dober sanje ? ( ひらりと布が地へと落ち、鈍く光る斧が現れる。 そのまま震える男に振り下ろさんとし―― ) ( 「 うわああああああッ!!」 ) ( 動物みたいな声をあげて、男は勢い良く少女を突き飛ばし駆け出した。 突き飛ばされた少女は其の場に尻餅をつき、 ) ……… 。 ( 驚いた様に、眼を開いて 男の居なくなった壁と自身の隙間を見遣る ) [Thu 6 May 2010 22:30:00]
◆キャラメル > 怯える必要なんて無いじゃないですか。声を掛けてきたのは ――貴方の方なんですから。 ( 楽しげな微笑を浮かべた少女は、壁に寄り掛かり震える男へとそう言葉を告げる。暗黒街のとある裏通り ――の建物の隙間での御話 ) 貴方の質問に答えてあげただけですよ? ( 一歩、男へと近寄り ) 一つ、此処で何をしているのか?――答えは、羽を探しに来たんです。 二つ目、オジサンと良い事をしないか でしたっけ? 羽を下さった後なら喜んで遊んであげますよ。 ( 月灯りさえ届かぬ此の場所で、語る少女の声と男の声は 遠くで響く喧騒に打ち消されてしまう ) ( 両腕で大事そうに大きな包みを抱えた少女は、其の唇を三日月の形に歪め ) [Thu 6 May 2010 22:14:25]
お知らせ > キャラメルさんが入室されました。 『 何を怯えているのです? 』 [Thu 6 May 2010 22:07:59]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(渇いた音が四度、響き渡った)』 [Mon 3 May 2010 23:30:54]
◆アイゼンリッター > (誓って言う!全てを話した! 男は叫び出す。 黙って聞いていた鉄仮面は、ややあって、小さく首を傾げて問うた)……ところで、港のどの区画だ? 船の名前は? 次にいつ来る?(売人が答えた。 鉄仮面は、そうか、と頷いた。 そして穏やかに、男の腕を握り締めた)―――――隠し事をしていたな? [Mon 3 May 2010 23:30:13]
◆アイゼンリッター > (港に手が回っている。 密輸ともなれば、賄賂を受け取っている役人だとているだろう。 事はただアウトローだけでは済まないに違いない。 どいつもこいつも……。 見て見ぬ振りして引き篭もっていれば、自分にだけは害が及ばないと考えているのだ。 糞喰らえだ。 構う物か。 片端から殴り倒してやる。 いつもと同じに)……………。(強迫観念によって齎された推理――或いは妄想――に鉄仮面が耽っている間、おどおどとしていた売人は、ややあって「もう離してくれないか」と声をかけた。 自分の知っている事は全て話したから、と。 次の瞬間、男の口から漏れるのは潰れたカエルのような悲鳴だ。)……私の許可無く喋るんじゃあない。お前が全てを話したかどうかは私が決める。(再び壁に叩きつけられ、肺の中の空気が搾り出されたのだろう。 口をぱくぱくと開閉させている様は、むしろ滑稽でもある。 それを鉄仮面は無表情に眺め、相変わらず感情の篭っていない、淡々とした抑揚の無い声で囁きかける)自警団の詰め所に放り出すのは変わらないが、手足を全てへし折った方が、運ぶのが楽だという事くらいはわかるだろう? にも関わらず、わざわざお前の為に、私は手間隙をかけてやってるんだ。 嘘を一つでも吐いたらどうなるか、わかっているな? [Mon 3 May 2010 23:25:08]
◆アイゼンリッター > (船にかかるコストは、そういった事情に詳しくない自分でも、極めて高価だという事くらいは理解している。 わざわざ子供の小遣いを送るためだけに船を出せるようなのは、よっぽどの親馬鹿な金持ちだけだろう。 そして、ちょっとしたドラッグを売り払う程度では、やはり金持ちの子供の小遣い程度の利益しか出ない筈だ)……………………。(男の襟元を掴んだまま、思案する。 そういった取引を潰すということは、即ちアウトロー組織を敵に回すということだ。 勿論、躊躇はしない。 するわけがない。 やるべき事はいつもと同じ。 犯罪者は許さない。 それだけだ。 何の問題もない。 どう攻めるべきかという、その一点を考える) [Mon 3 May 2010 23:17:43]
◆アイゼンリッター > (男は知らない、話すことはないと喚いていたが、脅せば一発で態度を翻す。 当たり前だが、鉄の塊で何発も殴られたいと思う奴はいない。 アイゼンリッターの両手には砂鉄が仕込んである。文字通りの鉄拳だ)ふん、気が変わったのか? 生憎と私もそうだ。 もう話なぞ聞きたくはない。 何処を殴られたいのか早く決めろ(殺人事件――暗黒街には暗黒街のルールがある。 それはアウトローどもが勝手に作り上げた規則であり、犯罪行為自体は日常茶飯事で、制裁としての殺人だって多々起こりうる。 が、それが通り魔ともなれば話は別だ。 斧で頭を叩き割るというのは尋常ではない。 だが、もう一度脅されたことでペラペラと話し出した売人は、その事を知らないらしい)………なるほどな。 仕入先は港か。 アングリマーラから運んできている、と。 ふん……。(この分だと他にも何やかややっていそうだ。 わざわざ船を使って薬だけを運ぶ馬鹿はいない) [Mon 3 May 2010 23:11:43]
◆アイゼンリッター > 三秒ほど猶予をやる。 知っている事を全て話して貰おうか。(先日、この暗黒街で遭遇した強盗連中は、ドラッグを買う金ほしさに犯行を繰り返していたことを白状した。 となれば次に標的となるのは、その売人である。 不幸にして鉄仮面に目をつけられた彼は、さんざんっぱら殴り飛ばされた挙句、こうして首根っこを掴まれて壁に叩きつけられた、という次第。 全くもってして運が無いと言わざるをえないが、そもそもからして違法行為に手を染めたのが悪いというのが、彼の認識だ)別に昨夜の殺人事件についてでも構わない。 或いはお前の商品の仕入先でもな。 これは違法薬物だ。それを売りさばくのは犯罪だ。 悪質な行為だ。 処罰が必要だ。(勿論、ドラッグにしたって軽い――お遊びみたいなものもあれば、合法のものもある。 元は大学生で、表向きの職場は芸能横丁だ。 インスピレーションを求めて、そういった品を常用している知り合いもいる。 だが、中毒性の高い違法品となれば話は別だ)――そうか、嫌か。なら、次は何処を殴られたいんだ? [Mon 3 May 2010 23:06:52]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――さて。』 [Mon 3 May 2010 23:00:46]
お知らせ > ミルクさんが退室されました。 『( そして、何の動揺も見せずその場から去るのだ。)』 [Mon 3 May 2010 01:19:21]
◆ミルク > ( 狭い路地に響くのは、 肉を、骨を、裂く音。 生暖かい血飛沫が少女の頬に飛ぶ。 斧が折り下ろされる直前、男が何かを言ったが少女には届かなかった。 地に倒れ伏した男は、ビクビクと無意味な痙攣を繰り返すだけになった。) ―――― う ふふ…。 ( 斧を振り下ろすのを止めれば、少女は嬉しそうに...嗤う。) 羽根がひとつ、増えました ね。 …早く、 早く……… 飛びたい わ ぁ…。 ( 揃った翼で自由に空を飛ぶのはどんなに気持ちがいいだろうか。考えるだけで楽しい気分になる。) [Mon 3 May 2010 01:18:02]
◆ミルク > ( 何を言っているんだ? と、怪訝そうな顔をしている男に、 可憐 とも言えなくもない少女は嬉しそうに―――とても、嬉しそうに微笑んで ) こんばんは。 ご機嫌いかが? と、 訊いたんです。 ( もとより、言葉が分かるとは思っていなかったのだろう。 男の反応を予想していたように、落ち着いた様子で少女は応えて ) ――― そして、さようなら。 わたしの、 わたし たち の、 羽根になって下さい? ( ......ふふふ ) ( 笑いながら、 少女は片腕を動かした。 闇の中、重い斧が少女の手によって持ち上げられ、重力に任せて男に向かって振り下ろされた。) [Mon 3 May 2010 01:03:47]
◆ミルク > …嗚呼…何か、帽子かケープが欲しいですね。 ( ... ふふ。 ...今更かしら? ) ( なんて。 今更そんなことを提案したら【片翼】はどういう反応をするかしら? と。 でも、だって、そういうコスチュームも可愛いかもしれないし、 【らしい】 し。 ) ―――― ぁ ら…。 ( 小さく声をあげれば、 地面へと置いた斧を持ち直す。 まるで獲物を狙うかの如く注意深く歩みを進め―――けれど、堪えきれないといった様子で、笑みだけを こぼす。)( 少女の前にいるのは、1つの影。 よっぱらっているのか、その足取りはおぼつかない様子で。 ) Dober vecer. …… Kaj navijanja? ( 影へと、 そう 声をかけた。) [Mon 3 May 2010 00:41:22]
◆ミルク > ( ふわり ふわり プラチナブロンドのツインテールが柔らかく揺れる。) ( ...ゴトン。 ) ( 不意に少女が立ち止まると、 似合わないくらいに大きな音が響く。 何か、重いものを地面に置いたような、そんな ―――― 。 ) ―――早く羽根を集めなくてはいけないのに…効率よくいかないものです…。 ( 自分よりも、【片翼】のほうがずっとずっと動いているきがする。 ...まぁ、いずれは【ひとつ】になるのだから気にしないことにしよう。) [Mon 3 May 2010 00:32:43]
◆ミルク > ( コツン。 コツン ) ( 灯りの無い細い道に響く、足音。 足音の主はこの暗さでも見えるのだろうか? 否。 見えているから歩けるのだろう。どんなに暗くても、目が慣れれば歩くことくらいは できる。) ・・・・・・・・・。 ( ふ と、 息を吐いて辺りを見る。) ( 誰もいません ね。) ( それは呟きにすらならず。 小さく。 小さく。) [Mon 3 May 2010 00:21:48]
お知らせ > ミルクさんが来ました。 『( 闇色の路地 )』 [Mon 3 May 2010 00:14:34]
お知らせ > 足音さんが退室されました。 『そのまま一度分かれて』 [Sun 2 May 2010 06:03:06]
お知らせ > クゥリッヒさんが帰りました。 [Sun 2 May 2010 05:27:38]
◆クゥリッヒ > ( 結局あの存在の何者であるから不明故に、傷を癒すべく己も帰路につく。去っていくその姿を追う必要もなく、 ) ん?あァ、私はクゥリッヒ・エネミーってんだ。 詳しい事ぁまたいずれ話すぜ、ごちゃごちゃしてわけわからなくなっちまった。 ( そんな事を言いながら腕を引きずりつつ、その場から去って行く。 ) [Sun 2 May 2010 05:26:45]
お知らせ > ???さんが帰りました。 [Sun 2 May 2010 05:22:44]
◆??? > 都市伝説は都市伝説のまま去ってゆく [Sun 2 May 2010 05:22:26]
◆足音 > …………そんなこといわれても。普通は都市伝説、なんて都市伝説だとわかった上での話しだしそもそも、伝説じゃないじゃないのしっかり存在したら 【……宙を浮いて去っていくのなら、危害を加えられたわけでもないのでぽつんと一人取り残されて】 ……? 改めて、修道女のジャスティス・ブラウニーです。 (偉業の体を持つものに挨拶をした) [Sun 2 May 2010 05:22:03]
◆??? > ( 時間切れ、二人を回答の意思無しと見做した怪物は、くるりと踵を返すとまた、宙を歩いて去ってゆく。 妨害が無ければ、そのまま立ち去るだろう。 ) [Sun 2 May 2010 05:17:58]
◆クゥリッヒ > んだよ、判ってて言ってたんじゃないのか? ……まったく、都市伝説がそのまま存在してるってのかよ。 ( だとしたら死霊というよりは精霊か何かだろうか?見た目だけで言えばただの死霊だというのに。 ) 子供だァ?………都市伝説ねェ。 ( 聞いた事が無いな、というように肩を竦めながら再び見上げると、骸骨が何かをつぶやき始めた。――謎掛け、か? ) あ?なんだそりゃ…? ( 唐突な発言が、まるで謎掛けのような問いかけ。一体何のつもりなのか――謎掛けを仕掛けてくる死霊なんて聞いた事が無い。 ) 見ようとしても見えなくて見ないようにすると見えてくる…?人の思考でも語ってんのか? ( 首を傾げる。今一、何を言っているんだという程度の認識では答えが見出せない。 ) [Sun 2 May 2010 04:25:27]
◆??? > ( 対象を恐怖させる事のできない現状で『ホニニヤンペイとして』取り得る手段は少ない。 そのなかで最も実現が容易く、且つホイヤンペイに相応しい選択を検索し―――― ) 見ようと眼を凝らせば凝らすほど其れは見えない、見まいとすればするほど其れは見えてくる。 それは何? ( プログラム『ホニヤンペイは謎かけ遊びで勝負するのが好き』 [Sun 2 May 2010 04:14:19]
◆足音 > あー!!なるほどね……って、え? (変わった名前だ。どこの死霊?そう言えばこんなへんな名前、いわれて見れば不自然すぎる。そう考えて首をかしげて) いや、子供達の中で結構人気なのよ、都市伝説だと思っていたんだけど……。 (相手は特に何かをしてくるでもなく、じっとこちらを見下ろすだけで不思議そうにまた首を傾げる) [Sun 2 May 2010 04:04:53]
◆足音 > あああ [Sun 2 May 2010 04:02:05]
◆クゥリッヒ > 死霊じゃねェのか?まぁ、今の私じゃ対処する手段がねェし…アンタに任せるぜ。 ( 悪魔の爪で死霊は狩れない。精霊であっても同じ事だ。傷つける事さえ適わない、今の自分には対策が無いから仕方が無いのだが。 ) ………ホニャ、なんだって? ( 急に叫ぶ女性の声に唖然とした表情を浮かべながら骸骨と女性を見比べた。 …アレの名前ということか? ということは何か知っているという事だろうか。此方へ視線が向けられるのが判る、恐らく名はそれで正しいようだ。 ) どこぞの死霊だ?生きてた時は随分変わった名前だったんだなアイツ。 ( 恐怖を得ない理由はそれ以上に強い破壊衝動が渦巻いているからだ。内にある知識でただ、冷静に分析する。尤も死霊という時点で間違った解釈だと気付くには時間が掛かりそうだが。 ) [Sun 2 May 2010 03:30:39]
◆??? > リテイク ( 青髪の修道女の叫びに応じるように、ホニヤンペイが虚ろな闇を宿した眼下を向ける。 けれど、それだけだ。 その場に留まったまま、二人を見下ろすだけ。 ) ( ホニヤンペイの正体とは、いってしまえば其れは存在と言うより現象、或いは構成と言うべきものだ。 矮小な恐怖の精霊が、都市伝説という恐怖の対象を外装に、ホニヤンペイという噂を実行しているに過ぎない。 恐怖の精霊である以上恐怖しない者を害する事はできないし、ホニヤンペイである以上はホニヤンペイの噂に無い行動をとる事ができない。 自由意志や自我などと言う高級な昨日とは無縁の欠陥品である。 ) ( 現状、この場に居るものがホニヤンペイを恐れている様子は見受けられない。 故に、『見』 [Sun 2 May 2010 03:23:39]
◆??? > ( 青髪の修道女の叫びに応じるように、ホニヤンペイが虚ろな闇を宿した眼下を向ける。 けれど、それだけだ。 その場に留まったまま、二人を見下ろすだけ。 ) ( ホニヤンペイの正体とは、いってしまえば其れは存在と言うより現象、或いは構成と言うべきものだ。 矮小な恐怖の精霊が、都市伝説という恐怖の対象を外装に、ホニヤンペイという怪物を実行しているに過ぎない。 恐怖の精霊である以上恐怖しない者を害する事はできないし、ホニヤンペイである以上はホニヤンペイの噂似ない行動をとる事ができない。 自由意志や自我などと言う高級な昨日とは無縁の欠陥品である。 ) ( 現状、この場に居るものがホニヤンペイを恐れている様子は見受けられない。 故に、『見』 [Sun 2 May 2010 03:18:59]
◆足音 > とりあえず、あなたの事情を聞くのはあの、なに?まぁあれを片付けてからね。 (メイスを構えながら首をかしげて……不意に大声を上げる) ホニャンペー!! (そうだそうだ、子供達が良く面白がって話をしているアレだ、いたんだ!!ほとんど奇声を上げながら自分の中では納得して) [Sun 2 May 2010 02:58:16]
◆クゥリッヒ > ……なんだこりゃ。 ( 結局あのシスターらしい人物は何者なのか。此方の言葉に反応せずに上空を見たまま、深く姿勢を固めたまま硬直する姿にしばし思考して、上を見上げた。 ) ――あ? ( 右腕を押さえながら同じく上空を見上げた。その姿を暫く眺めて、一つの結論に至る。 ) 死霊……だァ? ( なんであんなモノがこんな所に。不思議そうな表情を浮かべてその骸骨を見据えた。噂は聞いたことが無い、何しろ情報にはやや疎い人物だ。 ) [Sun 2 May 2010 02:55:51]
◆??? > ( それは当たり前のように空を歩き、そして立ち止まる。 もちろん空中で。 ) ( 貴女方は知っているだろうか? このヴェイトスで囁かれ、人から人へ、口から口へと伝わって増え続ける都市伝説の一つ――――誘拐魔ホニヤンペイの噂を。 ) ( 噂を知る者はすぐにそれがホニヤンペイであることに気がつくだろう、何しろ骸骨でタキシード、おまけにシルクハットに黒マントだ。 空中で足を止めたそれは、二人の様子を覗うように上空より見下ろそう。 ) [Sun 2 May 2010 02:51:30]
◆足音 > あ!! こらまて人が仕立て二で照れば調子に乗ってからに!! (なにやら捨て台詞を吐きながらよじ登っていく仮面男に、多少頭に血が上り、跳躍して叩き落そうとするが……溜めた両足のばねをそのままに、不意に動きが止まる。なんだ?アレは? 上空に浮かぶ不思議な何かをにらみつける。ちなみにクゥリッヒの言葉も耳には届いていて) !! [Sun 2 May 2010 02:39:36]
◆クゥリッヒ > てめェの街、ねぇ……なら当然、守るべき市民であるなら守ってくれるんだな? ( 浮かべる表情は願うようなもの、私では守れない、だったらこの男に――。 狂っているのは自分とて同じ、ただ理性と狂気の間を彷徨い続けている。それこそ鉄仮面と同じく「殺さない」という概念だが、同時に特定の人物に対して「傷つけたくない」という意思がある。しかしそれはいつ壊れてもおかしくない、だから、私の代わりが必要なのだ。だから、強くなくてはいけない、この男のように。 ) 保護ォ?本当にどういう状況なんだぜ、こりゃ。 ( 最初はいつものように犯罪者を叩き潰そうとしただけだったが、どうにも今日に限っては妙な出来事ばかりだ。 ) 「正義」ねぇ…確かに大層な名前を名乗ってやがるなアンタ。 ( 腰を落として構える姿に思わず後ずさる。破壊衝動が消えたわけではないが、破壊する為の手段を今失われた直後でさらに痛めつけられたのではたまったものではない。 ) あ、おい、待てよアイゼンリッター! ( 短く告げてロープを屋根へと投げ、颯爽と立ち去る鉄仮面を追う術はなさそうだ。体の状態があまり良いものとは言えないのだから。 ) ……あー、アレだ、敵意はねーから取り合えず構えを解いてほしいんだが。 ( もう鉄仮面と戦っただけで十分だ。今さらに武装した人間と戦うのはあまりに部が悪い。というか今犯罪者以外を殴るなと言われたばかりだ、どの道手など出せないわけで――あれ、何故そう思う? ) ん? ( さらに聞こえてくるのは何かを打ち鳴らすような音。 なんだ、まだ誰かいるのか? そう思考し、付近を見渡そう。 ) [Sun 2 May 2010 02:35:49]
◆??? > ( それの到着は、去り行く鉄仮面と行き違いにになろうか。 上り始める鉄仮面を視線で追えば、上空10メートル前後に視認できるやも知れない ) [Sun 2 May 2010 02:29:45]
◆??? > ( それは肉を失った顎を震わせ、歯を打ち鳴らし。 ) ( 漆黒のマントをはためかせ。) ( 夜闇を踏みしめ、悠々と空を歩き、やって来る。 ) [Sun 2 May 2010 02:27:02]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 [Sun 2 May 2010 02:24:56]
◆アイゼンリッター > やるべき事をやっているだけだ。 ここは私の街だ。 犯罪者が好き勝手絶頂に暮らして良いわけがない。(カイン・グレイホークないしアイゼンリッターを名乗る人物の精神は、極めて危うい状態にある。 パラノイアという概念がこの時代に存在しているかは定かではないにしても、およそ十中八九、狂人と認定されてもおかしくないような有様だ。 辛うじてギリギリで踏み止まってはいるが、その為の枷こそが「殺さない」という制約だ。 自分は怪物にはならない。 その約束を守る為にも、いずれにせよ、この場で殺せといわれて従うことはできない。 ――それさえも「今夜のところは」だが)生憎と、私は保護など求めていない。 其方も下らないことに時間を使うくらいなら、もっとマシな事に使え。 「ジャスティス」などという大仰な名前を名乗るのであれば、尚の事だ。(犯罪者を、怪物を、狩りたて、倒すべきだ。 そう短く告げると、鉄仮面はベルトのロープを振り抜き、近くの屋根へと投擲。 素早くそれを昇り始める。 自分のやるべき事はやった。 後は警邏を続けるのみ――より正確には、先ほど逃した強盗どもを追って、捕らえるのだ) [Sun 2 May 2010 02:24:06]
お知らせ > ???さんが来ました。 『カチカチカチ』 [Sun 2 May 2010 02:15:33]
◆足音 > ……夜遊び娘を路上で襲うんじゃない……いやー、どっちかと言うと私がお世話をしたいのは君の方よ、君。 (びしっとアイゼンリッターめがけて指を突きつけて) 保護しようと結構探し回ったんだからね? (そこまで行ったところで、アイゼンリッターの手から逃れた女の腕の異様さに気付いて) ……ただの夜遊び娘には見えないけど、何者? (腰を落とし、右手がゆっくりと開いていく) [Sun 2 May 2010 02:14:16]
◆クゥリッヒ > 私にはてめェの動機がすっげェ重要なんだけどなァ…。 ( 犯罪者を本当の意味で成敗するような人物。噂だけの人物ではなかった事には安心した。後は、ただ頼みたい事があるに過ぎない。とはいえそれが通じる相手かどうか。 殺人までには至っていないがかなり重症を負わせた事もある。おそらくその一線を越えるような事は今後無いとも言い切れない事だが、そうなったら自分の力で制御するのはもう不可能だろう。そういう意味で殺されたほうが楽だったが――どうにも正義の味方は正義の味方らしい。 ) ……で、今度はなんだ? ( 前方に見えるのはシスターのような服装をした女性。誰だこいつ、と首を傾げるが、どうやらアイゼンリッターと知人、というわけでもないようだ。 ) いでででッ!! てめェ、調子に乗って何度も叩くなッ!! ( 犬が怒っているかのように、吠えるが威圧感も何もない、なんとも恥晒しだこれは。 ) ッ! ( アイゼンリッターが離れた途端、弾かれたように身を転がし、飛び跳ねるように立ち上がる。右手は少し回復したらしく、その動きは右手で身を持ち上げ、距離を取るもので。 ) ………で、どういう状況なんだよ? ( 激痛が右腕に走り、黒ずんだ右腕を左手で押さえて両者を怪訝に睨んだ。敵意は無い、破壊衝動も、その本体となる物が痛めつけられては形無しである。 ) [Sun 2 May 2010 02:08:33]
◆アイゼンリッター > 動機が何であろうと、私にとっては関係ない。(問題は犯罪者を狩るという一点だ。 そして、それを実際に行動に移したという時点で、彼女に対しての認識は変化する。 ――――その事情は知らないし、詮索もする気は無いにしても。 勿論、彼女が誰かを殺すようなことになれば、その時は躊躇せずに捕縛して自警団へと突き出すだろうが、今はその必要性を感じなかった。 ――辛うじてではあっても、その暴力が制御されているのであれば、それは自分と何ら変わらない。 ただ未熟なだけだ。 経験不足で……危ういというだけの)――噂は聞いている。同じくな。 …………調度良い。(そして、更に二発、三発と尻を叩いたところで、頷いた。 暗黒街でシスター服を着ているような酔狂な人物を、自分は一人しか知らない)夜遊びをしている娘を見つけたところだ。 尻でも引っ叩いた後で、家に送るなりしてくれ。(いきなり暴れ出すことは無いだろうが、仮にそうなっても二人ならば止められるか。 ゆっくりと身を起こして、娘から退いた) [Sun 2 May 2010 01:58:02]
◆足音 > あらあらあらあら。 (どこと鳴く軽い声が聞こえる。面白そうなところに出くわしたじゃない、とはさすがに言葉には出さなかったが。闇夜に揺れる髪はわかりづらいだろうが青く染め上げられている) もしかして、有名人に会っちゃったかしら?アイゼン、リッター? (大股で近づいていきながら、二人を交互に眺める。まだ腕の異様さには気付いていないかもしれないが二人のそばまで寄れば、さすがに気付くだろう) 探したわよアイゼンリッター。そのお嬢さんをとりあえず離しなさい [Sun 2 May 2010 01:51:41]
◆クゥリッヒ > ( 実際自分が破壊される事で一つ苦悩する事が無くなる。別に死にたいわけじゃない、けど私が近づけばいつか傷つける。そんなのは御免なのに、自害する事も出来ない。ならば。 ) ……あァ? ( 黙っていた男が口ろ開いた首を少し傾げる、今更なんだと。 何を、守れと言った――? ) ……お前な、私にあるのは正義感なんて綺麗な物じゃねェんだぜ?つゥか正義感があるならまずてめェを敵に回すような真似しねェだろうがよ。 まァだが今まで殺しはしてねェし、関係ねェ奴をぶちのめした事はねぇ、つまらねェからな。 ( 地面に伏せたまま狂気の笑い声をあげる。決して常人ではない、だが理性が無意識に破壊衝動を操作し犯罪者だけを狙うように動かしている、それだけだ。先程の発言も、それが原因か。 ) ………お前は何言ってんだ? ( 敵対していた人物からアドバイスされるなんてどういう風の吹き回しだと首を傾げる。と、同時に、 ) いでッ! お前何考えてんだ…ッ! ( 予想だにしない痛み、十分痛いが幾ら反省しても何か変わるわけでもないというのに。 ) つゥかよ…私は別にお前を「倒す」のが目的じゃなくてだな――……んァ? ( と、自然に口から漏れていた言葉が中断される。別の気配、足音が聞こえたからだ。顔を少しあげ、前方を見据えると――武装しているかのような姿の人物が見える。誰だ、ありゃ。 ) [Sun 2 May 2010 01:47:00]
◆アイゼンリッター > ………………………。(殴り殺せと、娘は告げる。 その様を見下ろしながら、鉄仮面はしばらく黙っていた。 考えるでもなく、悩むでもなく、ただ彼女の様子を観察し――)…………犯罪者を狩ると言っていたな。(ややあって、静かに口を開いた)なら、これだけは守れ。(淡々とした、感情の篭っていない、冷たいものだが――日頃、犯罪者や敵対者にかけるような、刺々しいものではなくなっている。 例えて言うのであれば、それは教師が生徒に対して指導するような、そんな声だ。 義務的で、無感情で――けれど、決して敵意があるわけではない。 諭し、教えるような声だ)絶対に殺すな。 そして、見境無く襲うな。 犯罪者を狩ると決めたなら、襲うのは犯罪者だけにしろ。そうでない者を標的にするな。 でなければ、お前は怪物になる。 怪物にはなるな。(――この娘は、場慣れしていない。筋力こそあるものの、戦闘の経験も少なく、従って殺しの経験は無いだろう。 勿論ただ暴れるだけの娘であれば、常通りに自警団へ突き出すところだが……彼女は『犯罪者を狩る』と言っていた。 ならばそれは、方向性こそ違えども、かつてのカイン・グレイホークと同様の未熟さだ。 鉄仮面の下でカインは微かに苦笑し、アイゼンリッターが溜息を吐いた)油断はするな。 常に思考を巡らせろ。 如何なる状況でも冷静に行動しろ。 焦って、慌てて、侮って、負ければ、殺された方がマシだと思う目にあう。殺してくれと言っても、殺されはしない。 ――次は「負けない」方法を考えろ。(そう言って、大きく平手を振りかぶり――)今回は、これで勘弁してやる。(パァンッ!と音が出るほど強く、娘の尻を思い切り引っ叩いた。 子供を叱るには、これが一番良い) [Sun 2 May 2010 01:34:42]
◆足音 > (規則正しく、やや歩幅広めの足音が暗黒街に響く。だんだん二人に近づいてくるシルエットは、ゆったりとした服装の人影。背丈は男女どちらとも取れるが体つきは女性のもので。背中からは棒状のものが飛び出ており、何がしか武装していることがわかるだろう) [Sun 2 May 2010 01:33:34]
◆クゥリッヒ > ( 嗚呼、強い。今までこんな強敵とやりあった事はなかった。完全に手も足も出ない相手とは、なんとも情けない話だ。この男なら、成る程犯罪者が警戒するはずだ。ナイフの結果は知らない、音だけではどこか別な物に刺さったのかもしれないし、そもそも地面に刺さったのかも。ただ左腕の腕力は然程のものではない。破壊衝動がなければ当たっても軽く刺さる程度だっただろうし。 ) 嗚呼ァ…強ェなてめぇ。 殴り飛ばしたいくらいに強ぇ。 ( 例えが意味深。背に体重が掛けられたのが判る。力が残っていれば振り払う事もできたが、 ) 痛ぇ……。 ( 右腕を動かそうとすると激痛を感じる。どうにも無理矢理動かし過ぎたらしい。 ) さてなァ、それを答える義理もねェよ、私としちゃこれで目的の半分が達せられたんだからよ。 ( 鉄仮面という男の実力を確かめる。追っていた理由のひとつだ、それが達成できたのだから別に悔いも無い。 ) 私から選択肢を出すぜ? 殴り殺して縛り上げるか縛り上げてから殴り殺すか。 どっちか選べよ。 ( 罪が償えさせられると考えているなら、それは大きな間違いだ。破壊衝動は決して自分の意思でねじ伏せる事は出来ない。 ならばいっそ――。 ) さァとっとと選べよ? [Sun 2 May 2010 01:26:48]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『かつかつと、音が響く』 [Sun 2 May 2010 01:24:45]
◆アイゼンリッター > (右肩に鈍い衝撃と、金属音。 投擲されたナイフが、肩のアーマーへと食い込み……その下に収納された此方のナイフで止まった音だ。 無理な体勢で投げたことを加味しても、やはり筋力は生半なものではない。 ――ただ、力押しだけの存在ならば楽だ。 これに知恵――或いは経験――が備わったらと思うと、正直に言って、油断はできない。 侮れるわけがないのだ。 どんなに相手が安っぽいチンピラのように見えても。 ヴェイトス市には、何がいてもおかしくないのだから)……修繕したばかりなんだがな。(溜息混じりにそのナイフを引き抜き、背後へと放り捨てながら、倒れこんだ娘の上に覆いかぶさるようにして体重をかける。 抵抗を封じる為だ)――――さて。 殴られてから縛られるのと、縛られてから殴られるのと。 どちらが良いか、まだ答えを聞いてなかったな。 どちらだ? [Sun 2 May 2010 01:16:24]
◆クゥリッヒ > ( 無理な体勢による攻撃、それはもはや戦いを知る者であれば無謀としか言えないようなばかり。力技が通じなければこうも弱いとは、自分ですら唖然とする。 閉ざされた視界の中で放たれた爪は空を切る。その時点で既にバランスは崩れ、腕に振り回されるような形で振り返る事となろう。外した、完全に相手のペースにはまっているのだと、確信する。 訂正するという言葉が耳へと届く、何を?そんな疑問が浮かぶのだ。 ) 畜生、どこに――!? ( いや、冷静になれっ、声はどこから聞こえている?今外した場所よりも――下方!? 読まれている、力任せの攻撃など通用しちゃ居ない。アンバランスに踏ん張る両足はもはや、隙だらけだった。 ) ――そォかぁああいッ!畜ッ生ッッッ!! ( 放たれた回し蹴りは直撃する。足の関節が嫌な音を立てた。体が吹き飛ぶかのように宙に浮く。振り向き様にナイフを我武者羅に背後へと投げつける。精度も狙いもあったものじゃない、当たれば奇跡、そんな最後の抗い。体は地面へと落ち、次の瞬間には冷たい地面へと全身が落とされ、派手に正面から倒れ込んだ。 ) [Sun 2 May 2010 01:09:35]
◆アイゼンリッター > いいや。……どうも誤解しているようだから、一つ訂正しておこう。(着地したまま――つまり相手に背を向けて、しゃがんだ状態で低く、鋭く呟いた。 貴女がそれを予測した上で腕を振るうのでもなければ、悪魔の右腕は鉄仮面の頭上を空振りする事になるだろう。)私は今まで、ただの一度も――(――人外の怪物とは幾度と無く対決しているが、連中に総じて共通する点がある。 つまり両手両足に頭があるという極当たり前の事実。 その攻撃・行動は基本的に、地面に足をつけ、四肢の末端を動かすことで実行される。 つまり――行動の起点は、足だ)……相手を雑魚だと思ったことは、無い。(そして背後に向けて下段の回し蹴りを放ち、足を払う。 娘のバランスを完全に崩す為に、だ) [Sun 2 May 2010 01:00:37]
◆クゥリッヒ > ただ犯罪者を狩るだけだってェなら目的は殆どてめェと一緒なんだがなァ…つまりやってる事自体は一緒だ、てめェの考えが違ェだけでな! ( 無論、それ以外を狩る事もある自分からすれば別物なんだろう。だがこの世の扱いからすればその白と黒の世界に存在するお前は灰色そのものなんだぜ ) らァ―――ッ! …あ? ( 振り下ろした短刀は空を斬る。 おいおい、これじゃあ本当のヒーローと戦ってる気分じゃァないか。 勢いよく振り下ろしたまま姿勢は前へと落ちる。当然だ、バランスを崩す前提の力技――外せば当然前倒れにバランスを崩す。転倒しないにしても同じ事、隙が出来る。 だが、それすらももはや必要ないかのように、視界が一瞬真っ赤に染まり、閉ざされる。聞こえるのは背後へと着地音だ――あの位置から飛び上がるなんて、どっちがバケモノだか判らないじゃないかよォ。 ) そこかァ――ッ! ( 見えぬ視界の中で右掌を開き後ろへとナイフのように鋭くなった爪を向け、放つ。その動作だけでも痛みが走るが構わない、どの程度の位置に着地したかは既に視界を閉ざされていて判らないが、せめてリーチの長い右腕が届くかどうか――! ) [Sun 2 May 2010 00:53:27]
◆アイゼンリッター > いいや。 奴らもお前も、等しく同じ犯罪者だ。 何一つとして違いは無い。(雑魚という言葉に、静かに首を横に振った。 故に叩きのめす。 物事は常にシンプルだ。 世界と言うのは白と黒の二色で良い。 灰色など存在しない)………………ッ!(成程。 脆弱な左側は刃物でカバーするか。 拳と共に繰り出されるナイフの煌き。 待ち構えてカウンターを狙うのであれば当然これを受けるのだが、今日は此方が攻勢に出ている。 間違えるな。 狩り立てるのは此方で、狩られるのが貴様だ)(地面スレスレに疾駆していた鉄仮面が、そのままの状態で両の掌を地面にたたきつけた。 速度を殺さぬまま勢い良く足が地面を蹴って浮かび上がり――と同時に両手で強く地面を押し上げる。 相手の頭上を飛び越えるような形でトンボを切って、その背後へと着地する。 ――勿論、狙いはただ「回避」することではない。 次の瞬間、貴女の視界は長く尾を引く真紅の襟巻きで、覆い隠されている筈だ) [Sun 2 May 2010 00:43:10]
◆悪魔の腕の少女 > ( 化け物の血を持っていた所で破壊衝動が無ければただの病弱な人間だ、物理的な攻撃が通用しない道理は無く、むしろ無理にでも受け流していなければ骨ごと粉々になってもいいレベルだった。ただ威力とリーチの長さだけが取り柄なんだから。 ) はッ、てめェにだけは言われたくねェな…お前だって何も進歩してねェじゃねぇか。今日も雑魚狩りかよ? ( この男の強さを改めて理解する。成る程見くびっていた、勝てる気がしないとはこの事か。痛みに顔を歪めながらも、また強がりに笑みを浮かべた。 ) 冗談じゃねェぜ、不死身なんてこの世に居てたまるかってんだよ。 あァ?てめェはそういうのが趣味なのかよ、とんだ変態だなァ。 ( 痛みを堪えて何とか身を立ち上げる。さて、ゴロツキ集団もどこかへ行ってしまったしかつて自分が望んだ通りになった。 ) てめェとは一度戦ってみたかったぜ、アイゼンリッター。 てめぇが弱くちゃ困るんだ…じっくり実力を見させてもらうとしようかァッ! ( 右手を握り、逸れは大きな悪魔の拳となる。左手はワンピースのスカートへと手を突っ込み、左太ももにベルトと鞘で固定した短刀を引き抜き、左手を後ろに、右手を前に突き出す形で構えた。 ) そうだ、てめェが弱くちゃ……意味がねェからな…! ( 私より強い奴が居なければ。あの子は自分ではどうやっても守る事が出来ないから、 ) とっとと魅せてみろッ! ( 短刀をいつでも動かせるようにやや左肩を落とす形で正面からアイゼンリッターへと突撃する。 距離が詰められたなら拳を突き出す動作をしながら短刀を振り上げその右肩めがけて振り下ろそう。 ) [Sun 2 May 2010 00:31:28]
◆アイゼンリッター > (よし、上出来だ。 相手の右腕に両手の拳が命中し、その感触を確かめて小さく頷いた。 路面や壁を砕いていたから気にはなっていたが、少なくとも此方の攻撃が通ることは判明した。 相手が人外である以上、警戒を緩めるつもりは毛頭無いが、真正面から戦えるという事実は大きい)しばらく見なかったが――進歩が無いな。 喚き散らして、暴れるだけか。(そう低い声で応じながら、地面に降り立った鉄仮面は、ゆっくりと身を起こした。 その姿を見て、ゴロツキたちは悲鳴を上げて逃げ出し、我に返った被害者も後に続く。 捕縛したいところだが……後回しだ。 あの手の連中とは、いずれまた遭遇する可能性が高い)さて……お前がそう思うなら、そうなんだろう。 私が言いたいのは、縛られてから殴られるか、殴られてから縛られるか、どちらが良いかという事だ(相手を観察する。 外観から解る異常は、やはり腕だけだ。 狂人めいた振る舞いから考えるに憑き物の類も考えられるが、いずれにしても魔力的資質に欠ける鉄仮面には判別がつかない。 結論として、注意するべきは、あの異形の腕だ。 あとは行動に移すのみ。 追撃を仕掛けるべく、地面に身を伏せるような低い体勢を取って駆け出した) [Sun 2 May 2010 00:15:45]
◆悪魔の腕の少女 > ( こんな奴らが居るからいつまでもこの街は安定しない。自警団の手から外れたスラムや此処は、完全な無法地帯。こんな奴らが居るから、あのコも――。 ) うぜェぜ……時間切れだ、とっとと壊れろ。 ( 唐突にすべての指を握り、走り出そうとする。面倒だ面倒だ面倒だッ、全部壊してしまえば済む事だ。ここに居るのは怯えたゴロツキだけなんだからさっさと――、 ) ――んだとァッ!? ( 完全に不意を突かれた。背後の上方、屋根の上。一瞬耳に聞こえた風を切るような音、上空。こいつらだけじゃなかったってのかッ!? ) 畜生ッ! ( 鉄拳はすぐ目の前だ、走り出そうとした体勢の状態では回避は出来ない、だがこれは受け止めたとしても――ッ 咄嗟に動かした右腕が身を守るように降下してくる存在の目の前へと現れる。鉄拳は腕へと直撃。マズイ、痛いどころの騒ぎじゃ―― ) ――ぐァあああっ! ( 耐え切れない。落下速度や体重からの一撃は腕の骨を軋ませる。無理な姿勢からそれを受け流そうとしたがそれが祟り、その身は後方――即ちゴロツキ達の方へと吹き飛び、二回、三回程度地面を転がり停止する。 ) ………てめ…ッ、…アイゼンッ! ( 軋む腕を左手で押さえながら上半身を起こす。笑みなど完全に崩れた、いきなり、危機となったのだから。 ) 最近姿現さねェと思ったら…いきなり復活かよ、ヒーローは不死身だとでも言いてェのか! ( 少女は苦痛に表情を歪ませながらも声を張り上げる。 ) [Sun 2 May 2010 00:06:39]
◆アイゼンリッター > (――宜しい、ならばお望み通りと行こうじゃないか)(ゴロツキは完全に怯えている。 ならばもはや脅威から除外して良い。 標的は、あの娘だ。 前回遭遇した際は、怪我人がいた為に真正面からはぶつからなかった。 が、火に対して慌てている声は聞こえていたし、である以上、耐久力はそう並外れてあるわけではない、と判断する。 驚異的なのは腕力だけだろう)……………………。(音を立てず、空中へと身を投じた。 落下地点は、まさに少女の上だ。 両手――砂鉄入りのグローブを硬く握り締め、鉄拳そのものとし、同時に叩きつけるようにする。 背後上方からの奇襲。 装甲と体重、落下速度、更に両手の鉄拳を組み合わせた……少なくとも、そこ等のゴロツキなら一撃で叩き伏せるだけの威力はあると、自負している。 でなければこんな戦略を立てたりはしない。 ――これが、第三段階だ。 あとは常通り、相手へと拳を見舞えば良い) [Sat 1 May 2010 23:53:48]
◆悪魔の腕の少女 > 弱ェ奴ばっか狩ってないで少しは強ェ奴を叩きのめすとかしたらどォだ? ――あァ、チキンにゃ無理か? ( 一歩ずつその集団へと近づいて行く。結局どいつもこいつもやってる事が一緒で戦ってみると弱いものだ、だから面白く無い。力の無い奴を壊しても達成感すらない。 ) 雑魚に用はねェから腕に自信がある奴から掛かって来いよ。 そうじゃねェ奴はとっとと失せろ。 ( 大きく後ろへと右腕を構えた。どうせ一人ずつなんて掛かってこないだろう、だったら一発で一気に潰せるこの型が良い。 それみろ、動き始めたぞ。 ) ――おいそこのてめェ、目の前に凶悪な悪魔さんが居るってのにいつまでそんな何の力も持ってねェ一般人の腕掴んでやがる? 力のねェ奴はとっとと失せろって言っただろォが、目障りだからとっとと離しやがれ。 ( 被害者らしき男の腕を掴んだままの若者一人を睨み付ける。善意ではない、ただ力が無い奴を壊しても満たされない、余計に疼くだけだ。 ) ……二度言わせンなよォ?五秒だけ待ってやるからさっさと離せ。 ( そう告げながら左手を広げて目の前へ。 ) いィち…にィ。 ( 最悪全部叩き潰せばいい、だが破壊衝動を悪化させる原因になる奴は目障りだ。言葉が通じるならさっさと離してもらいたいものだ。 秒数を数える度に親指から人差し指が握られる。 ) [Sat 1 May 2010 23:46:04]
◆アイゼンリッター > (深呼吸をもう一度。 冷静になれ、落ち着いて行動しろ。 躊躇せず、大胆に動け。 奴らは――そう、犯罪者にしろ怪物どもにしろ――「自分には誰も手が出せない」と思っている。 特に獲物をどう料理しようか算段している真っ最中は、特にだ。 幾度と無く、夜が来る度に繰り返してきた行為だ。 不安はないし、何の問題も無い)(――それ見ろ。 またぞろ調子に乗った怪物気取りのご登場だ。 聞き覚えのある声は、以前に遭遇した存在のものだとすぐに気付いた。 ……ヴェイトス市の怪物というのは、どうしてこういう手合いばかりなのやら。 まあ、知性ある陰謀家のような類より、こいつらの方が相手するのは楽なのだが)……………………。(だそうだとも。何も変わらない。 いつも通りにやれば良い。 状況は何一つとして変わっていないのだ。 眼下には犯罪者と怪物がいる。 だから叩きのめす。 それだけだ)(――息を殺し、タイミングを見計らう) [Sat 1 May 2010 23:35:22]
◆影 > ( 獲物を探し彷徨う者もまた、そんな騒ぎを聞きつけ向い行く。声は複数名、状況は判らないが破壊衝動は告げる、 「獲物である。」 ) ――いつまで立っても飽きねェ奴らよなァ。 ( くく、と肩を震わせ哂う。間も無く数人の強盗達の前へと姿を現す、肥大化した悪魔の腕を振り上げて。 ) よォ外道ども、今日もいつもの如く低脳な事してやがるじゃねェか? ( 挑発染みた言葉を集団へと投げかける。その他にいる一名の存在には気付いていないらしく、狂気染みた笑みを浮かべる少女は被害者とも思われる男ごと、殺意を向けた。 ) [Sat 1 May 2010 23:29:30]
お知らせ > 影さんが来ました。 『路地より来る者が一人。』 [Sat 1 May 2010 23:23:33]
◆アイゼンリッター > (犯罪は害悪だ。 吸血鬼や、その他の害悪と同等以上に。 ――考えても見て欲しい。 たかだが数千エン、数万エンの小金が欲しいからと言って、自分や友人、家族、恋人が殺される事を、果たして許容できるのか? 殺害されなくとも、殴られ、蹴られ、脅され、尊厳を踏み躙られ、犯され、奪われることを許容できるのか? そして、奪った連中たちが日々を面白おかしく過ごすことを認められるのか? 答えは否だ。 絶対に。 絶対に、許してはおけない)(後方上空を確保。 続いて、標的の選択。 相手は三人。 最初の一撃で奇襲し、一人を減らす。 問題はリーダー格を狙うか、手下を狙うか。正面から戦うのであれば、まずはザコから潰していくのが常套手段なのだが……。もっとも大切なのは、敵の頭数を減らすことだからだ。リーダー格は当然「強い」からリーダーなのであり、簡単に叩きのめせるわけではない。 だが、このような状況下なら後頭部を狙って気絶させる事ができる。なら、リーダーから潰そう。 残ったものが被害者に手を出すことも防がねばならない以上、敵を混乱させるのが大切だ。 そして間髪いれずに、次の標的に移れるようにしなければ)(第二段階、相手の優位を奪う) [Sat 1 May 2010 23:18:28]
◆アイゼンリッター > (犯罪は害悪だ。これは紛れもない事実である。故に狩りたてる。 吸血鬼ハンターが吸血鬼を狩るように、アイゼンリッターは犯罪者を狩る。 故に今夜も、彼は此処にいる)(――古びた建物の外壁に据え付けられたガーゴイル像に張り付くようにして路地を見下ろせば、其処には数人の若者によって取り囲まれた、壮年の男の姿があった。 恐らくは強盗だろうと見て取る。 ならばやるべき事は一つ。 此方に――そして被害者に――与えられた猶予は短いが、しかし充分に足りる。 如何なる時でも戦術と準備が大切だ。 深呼吸を一度し、そっと建物の縁にそって移動を始めた。 ――第一段階、相手の死角に回り込み、位置的優位を確立する) [Sat 1 May 2010 23:11:32]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『クライム・ハント』 [Sat 1 May 2010 23:07:14]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( そして闇に紛れ、家に帰っていく )』 [Sat 1 May 2010 00:49:33]
◆ディーフィール > ( 正体を知られることも少しは時間をかせいでおいたほうが調査にかかる手間も増える。 最終的にばれてもいい。 時間さえ相手にかけるようにしてしまえば良いわけで ) さて、そろそろ家に戻ろうかな? [Sat 1 May 2010 00:43:29]
◆ディーフィール > ( しばらくはこうしてのんびりしつつ、食事はできるだけ家か目立たないところで、となるだろう。 しばらく続ける分には特に問題は無かろう ) [Sat 1 May 2010 00:37:08]
◆ディーフィール > ( 私生活に影響が出るほどの事が無いうちは時々彼女の家の前を通り過ぎるだけにしておくことにしよう。 そうすることでメアリアンの危機感を煽るのとその分彼女に情を注ぎ、捨てるようなことはできないように、との意図 ) 私ってば悪役だねぇ。 ( 今までの行動を振り返れば自業自得といえるのだが気にしないように笑みを浮かべた ) [Sat 1 May 2010 00:00:18]
◆ディーフィール > ( 自分にとっては視界が問題ないが普通の人間にとっては明かりが無ければ周囲が見えづらいという自分にとっては有利な環境。 メアリアンの所に居ついた人間に姿を見せてから数日。 特に目立った動きは感じていない。 遠巻きに周辺調査をされているのかもしれないが、病院内ではおとなしくしている。 後は淫売窟へ通う頻度が多いという情報は出てくるだろう ) ふふっ。 ( 誰か刺客でもよこすのか。 それとも社会的抹殺を狙うのか。 どちらにしても相手の出方次第。 少しだけワクワクしてしまうのは「魔」としての本能か ) ( 暗黒街の一角の屋根の上。 物好きが上ってこなければ抗争に巻き込まれることが少ない場所である ) [Fri 30 Apr 2010 23:52:37]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『( 曇り空で世界が闇に覆われるこんな日は… )』 [Fri 30 Apr 2010 23:46:07]
お知らせ > アカガネさんが退室されました。 『( いざ、狩りの時間だ! ―――まだか? )』 [Thu 29 Apr 2010 02:58:57]
◆アカガネ > ( 季節が変わり、長い間お世話になった礼を返したいと思う。 その礼の品を捕りに我は一度留守にするが、一月とせずに戻ってくるつもりだ。 心配しないでほしい! 楽しみに待っていてくれ! きっと我は大物をとってくるぞ! )( そんな書置きをカキカキ残し、 ) うむ! そうと決まればすぐにでも出かけねば! 雨があがったら出発するぞ! ( いそいそと、少女は荷物をまとめ始める。 雨があがったら狩りの開始だ。 まずは街道に出て、手ごろな場所に荷物をまとめて、龍の姿に戻るのを待ち、そして行動だ! 一月も時間があればきっと大物がとれるはず! 先ほどまで、焦れたく憂鬱な気分にさせた雨も今ではスタートを告げる前の短い静けさに思えてドキドキとわくわくの混ざり合った楽しいものになっていた ) うむ。はやく晴れないか。 こういうときはテルテルボーズというのを作って飾っておくとよいという噂を聞いたことがある。えーと、作り方は確か―― ( 不器用ながらも、つくったテルテルさんは手紙の上へ。 テルテル瓢箪に見送られて、アカガネは飛び出すことだろう。 元気よく。 後先考えず。 蛇がのたうった跡のような手紙を解読してもらえるかどうかも考えもせずに。 ) [Thu 29 Apr 2010 02:58:05]
◆アカガネ > ( 結局のところ、子犬を捕まえたことを暗黒街の知らない人間に何度か怒られた事がある。「それは飼い犬よ!」と。 そう言われた時、アカガネはいつもこう応えていた。 「うむ。失礼した。 しかし我も食卓に肉を並べたいと思っておる。 そこでどうだろう、御主が食すことを大層楽しみにして育てているだろうこの子犬だが、我に譲ってはくれぬか? 礼ならばする。 犬を飼う値段にしては少々色もつけよう。 どうだ?」 結果。怒鳴り散らされた。「うちの子を食べるなんて!」と。 わからない。 ) なぜ、人間は食べるため意外に動物を飼うのだ・・・・。 愛玩という言葉は知っているが、それを理解するのは難しいな。 ふむ、なぜだ? ―――いや、今はそんな事を考えてる場合ではなかった。 まずは礼をする方法を考えねば ( むぅ、と難しい顔をしてアカガネは天井を見上げた。やはり、目立つのは食生活ではないだろうか。 以前、魚を釣ってきたことはあったが。 ) ――やはり、肉だな。 英雄豪傑というものは大きく笑い、多くを食べ、多くを笑い、多くを惹きつけるものだ。 あの者達にはやはりたくさん食べてもらいたい。 ( 椅子の上に座って足をぶらぶらさせながら、「うむ」とアカガネは小さく頷く ) 名づけて、「鶴の恩返し作戦」 だな。 そうと決まれば書置きを残し、外に狩りに行かねばなるまい。 イノシシか牛か。 大物を狙うぞ! ( うしっ! と気合をいれてみる ) [Thu 29 Apr 2010 02:48:43]
◆アカガネ > ――期待などせんさ。 悲しみも喜びも立ち止まりなどはしない。 我の瞬き一つ、欠伸一つしている間に人間の一生は終わる。 なにもかも土に還り宙に舞い、エーテル素子となるだけだ。 ( ともあれ、とアカガネは不器用ながらも部屋の掃除を欠かさないようにしていた。 いつ、街の外に出ようと思うかわからないからだ。 四角い部屋は丸く掃き、四角ではなく六角に毛布を畳み、そっと大切に仕舞う洋服はすでに腕の鱗でズタズタだ。 ) ―――人の仮姿など、とるからこうなる ( むぅ、と不満そうな顔で部屋の惨状をみやるが、詮無き事だ。 得手不得手というものがある。 アカガネはそれでも、と考えてどうにかこうにか部屋を少しでも綺麗にしようと努力はするが、それはただただ悪戯に惨状の度合いを大きくするだけだった。ため息 ) ――さて、我とて名のある者であるが故に。 やはり礼は欠きたくない。欠きたくないが―― ( なにが必要か? 以前、「食卓に肉が足りない!」と思い立ち、暗黒街を走り回って子犬を一匹確保したことがある。それを抱きかかえ、「暴れたら頭をその場で割るぞ」と子犬の頭を甘噛みしながら戻ってきたことを思う。 結果、怒られた。ような諭された、ような。 よくわからない。 未だによくわかってない。 思い出したら人間というのはなぜ動物を「飼う」のだろうか。 その疑問に答えは出ないまま、首を一捻り、二捻り。 ) [Thu 29 Apr 2010 02:36:40]
◆アカガネ > ( とても心地がいい場所だった。 ヴェイトス市。人間が住む町。 人間による人間のために建設された人間だらけの町。 その中のとある教会で世話になっている身としては、物見遊山のタネも尽きてきた頃合。 様々な出会いがあり、様々な別れがあった。 会わなくなった者、自然と見なくなった者、様々だ。 ) ふむ ( 暗黒街の教会。間借りしているある一室でアカガネは天井を見上げて思った。 様々な事があり、様々な感情が渦巻いた。 人と交われば人間らしくなるという。 よく言うところの、「飼い主に似る飼い犬」と言ったところか。 己は犬ではなく、人だと思い始める犬がいるのと同じように。もっとも、飼い犬などと呼ばれれば顔を真っ赤にして怒るだろうが。ともかく、 龍もそういったことがあってもおかしくは無いではないだろうか? 人と交わっていくうちに人になってしまう、なんてことだ ) ―――頃合、 というならば春先の今だが。 雨が続くとはの ( ぱたぱたと鳴る音は雨が天井を叩く音だろうか? それとも壁を叩く音だろうか? アカガネは一人、くふっと笑った ) 寒さに怯えて毛布に包まる幼子といったところか。 己で暖めた毛布を除けて外へと出るのが億劫か [Thu 29 Apr 2010 02:28:04]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『それはまるで冬場の布団の中のようで』 [Thu 29 Apr 2010 02:21:22]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『そんなこんなで、治療のせいで悲鳴が上がる事が多いとかそんなヤブ治療を施した』 [Thu 29 Apr 2010 00:17:42]
◆ビリー・ウォン > とにかく、治療しますから黙っておいていただければ助かります。幸い痛み止めはたっぷりとは言えませんが、それなりに用意できますので…少々荒っぽい治療でも大丈夫でしょう(丁度いい骨接ぎの練習台がたっぷりあると言ったところか、いてぇだのなんだの五月蝿い連中には適当に薬を渡してしまおう、中毒になっても自業自得だ。私の予定を狂わせた分のペナルティだと思ってもらって結構とか) [Thu 29 Apr 2010 00:15:31]
◆ビリー・ウォン > (ところが、話を聞くとそうでもないと言うか…なんと言うか巻き込まれたと言うか、とにかく喧嘩になったとだけで、別にこちらのファミリーがどこぞに喧嘩売ったわけでもなく、喧騒に巻き込まれるように暴力が広がっていったとか…)…はぁ、まぁ、どうでも、いいですけども(殴られた言い訳か、ショックか、ともあれ…もう原因もわからずとにかく拳を振るった獲物を振るったとか理解しがたい。元々が荒事するようにできてないのだから) [Thu 29 Apr 2010 00:11:39]
◆ビリー・ウォン > (どこの抗争だ、カチコミだと思ったが…何て事はない、ただの喧嘩だと言う事らしい)…馬鹿ですか? 死ぬのですか?(ただでさえ本国と比べて勢力も弱く、武力だってたかが知れてるのだから、細々阿片だのさばいてどうにか糊口をしのいでいるような現状だと言うのに、どこのファミリーとも知らない者と喧嘩…何を考えているのだろうかとか、治療する必要があるのだろうかとか) [Thu 29 Apr 2010 00:08:41]
◆ビリー・ウォン > (ああ、それなのに…それなのに…)・・・・・・・どうしてこうなったんですか?(今日も今日とて自分が所属する事になったフォーフンマフィア『安青会』に呼ばれて出向いてみれば、事務所の一室は野戦病院もかくやの様相を見せて…盛大にため息だって漏らしたくなる) [Thu 29 Apr 2010 00:04:57]
◆ビリー・ウォン > (ここ数日降り続く雨のせいでしばらく表立った事はなかろうと、久しく開けていなかった自分の店の面倒を見ようかと思っていたのだが…。何せ店員が自分一人なのだから阿片窟に出向いたりマフィアの方の仕事に駆り出されてしまえば、本日都合により休業の札を掲げねばならない。開店日時が不確かな店ほど信用されないし利用されないのだからどうにかしたいとは常々思っているのだが) [Thu 29 Apr 2010 00:03:17]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『盛大にため息を漏らした』 [Wed 28 Apr 2010 23:59:37]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『そう謡って、作り物のように歪に笑った』 [Wed 28 Apr 2010 01:13:08]
◆マガツヒ > ( 道端に顔から倒れて水溜まりに顔を沈めるヒトを眺め下し、娘がおもむろにその襟首を引っ張って上着を引き剥がす。 着替え、というのはある程度定期的にしないと目立つものらしいと学んだから。 依り代の髪のように黒くて裾の長い、襟や袖に複雑な刺繍を持つ丈夫そうな服。 ヒトの頭に足をかけてぐいと引っ張り剥がしたそれは、依り代の身体に丁度良さそうだった。 ) 天(あ)鳴(め)也 天鳴也 天鳴之禍ツ日 祈霽遊ヒ奉ラヘ [Wed 28 Apr 2010 01:12:04]
◆マガツヒ > ( 獣のように声を上げて動かなくなるまで殺し合う人々の合間を縫って、一人の小さな娘が裸足で歩いている。 行儀悪気く何か調理された肉のようなものを咥え、狂気の列をアーチのように通り抜け、雨降りの空を仰ぎ見る様は奉りごとの巫女のように見えなくもない。 踴狂う男達を手で退かしては悠々と歩み、主役の様に堂々と道の真ん中を歩いていた。 ) [Wed 28 Apr 2010 01:02:35]
◆マガツヒ > ( 暗黒街で人が死ぬなんてあたりまえ。 そんな事を本気で思っているのは暗黒街の外に住んでいる連中か、余程運の悪い環境に居る人間くらいのものだ。 いくら法の目を掻い潜ってアウトローが潜伏するような場所だからって、そんなわけが無いのはよくよく考えれば馬鹿だって分かる。 だいたいまずそんな、住んでいるだけで死ぬような所に人間が好んで住み着くわけが無いし、マフィアにだって家族や恋人くらい居る。 守るべき人が居る。 殺す殺されるが他人事じゃあないのなら、そんな人間が鼻歌を歌いながら大した理由も無く簡単に人を殺したりするわけがないし、自分が恨まれれば身内が殺されるかもしれないくらいの事は考えるだろう。 マフィアだってイカレた殺人鬼の集団じゃあない。 利益の為にルールを作り、身内の為にルールを作り、結果として市法とか別のまた、秩序を作っているのだ。 ) ( つまり、何が言いたいかっていうと。 ) ( こんなわけのわからない状態はおかしいってこと。 そのおかしさに誰一人気付かず、こんな雨降りの夜に大した理由も無い殺し合いをしているのに、何の理由も無いなんて事はありえないということ。 ) [Wed 28 Apr 2010 00:49:26]
◆マガツヒ > ( 最初、誰が何で始めたんだったか。 そんな事はもう誰も覚えて居なかった。 さぁさぁと雨が降る夜。 水溜りが荒々しくばしゃ、ばしゃ、と何度も跳ねて、誰かがあああと悲痛な悲鳴を上げ、誰かが甲高い雄たけびを上げ、誰かがそれを見て指を刺して嗤い、誰かがそいつの横顔を力いっぱい殴った。 全部で何人居るのか、どれが何処の誰で誰が敵で味方なのか、誰かちゃんと把握しているんだろうか? 水溜りに派真っ赤な物が混ざっていたが、誰一人言い出さなかった。 こんなになるまでの何かがあったっけか? 本当にあったっけ。 誰かがそう言っていたかもしれないが、全て雨の音にかき消された。 ) [Wed 28 Apr 2010 00:40:32]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『天鳴之禍ツ日 祈霽遊ヒ奉ラヘ』 [Wed 28 Apr 2010 00:29:05]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『私の安全と見た目どっちが大事なの!!』 [Mon 26 Apr 2010 02:58:09]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『おんぶ紐とかださいじゃん・・・(却下しました)』 [Mon 26 Apr 2010 02:56:26]
◆ブロウン > いいか、ジャスティス。寒いっていうから寒いんだよ・・・そういうときは暑いっていうのさ(一発であったかくなる魔法。それはKO☆TO☆BA。ともあれお姫様が寒がっているのでさっさと公園へと移動しようか──) [Mon 26 Apr 2010 02:55:27]
◆ジャスティス > 大丈夫じゃない、寒い。 (べそをかきながら、がくがくと震えて) これならお姫様だっこのほうがいいよ、っていうか、ブロウンさんの前とかにこうおんぶ紐とか、今度きちんと考えよう? (ふるふると震えながら、ただひたすら早く突いてくれることを願って) [Mon 26 Apr 2010 02:49:43]
◆ブロウン > (高度にしてみれば10mくらいの高さだろう。建物にすれば3〜4階建てのたてものくらい。暗黒街にはそんなに高い建物はすくなく、この月明かりの下ならば真正面を見れば商業地区や淫売窟などが見えるだろう。)大丈夫か?(首を曲げ背中を見れば、落ちていないことは確認できるし酒も肴も無事なようだ。)まぁ、こんくらいまでしか高くはあがれねぇけど、そこそこスピードは出せるんだぜ?馬車・・・よりはちっと遅いかな。(捕まってろ、と言い放ち、翼を大きくはためかせスピードを上げよう。月見酒がただの朝酒になってしまっては風情がない。)怖えぇか?大丈夫か? [Mon 26 Apr 2010 02:43:16]
◆ジャスティス > (風圧で一気に大きくのけぞる。エビ反りだ。悲鳴があまりの体勢のせいで出ない。何とか腹筋の力で必死に体勢を元に戻せば、ようやく息をついて) はぁ、ひぃ……ふぅ。 (ようやく落ち着けば舌をちらりと見やり、すぐに視線を上にあげた) [Mon 26 Apr 2010 02:27:35]
◆ブロウン > こう、斜めに飛ぶからな?斜め前、上方向に飛ぶからな?(大事なことなので2回いいました。本人も人と一緒に飛ぶのは初めてなのでおっかなびっくりなのだ。翼をゆっくりと広げ、ジャスティスにあたらないことを確認して、膝を曲げて飛び立つ準備をする。)いくぞ?(いいよ、と合図をもらえばこちらも合図を返して。足で地面を蹴り上げると同時に、広げた翼を羽ばたかせ、少しでも高い位置へとあがろうと。そして同時に魔力を発動させ一気に屋根の上くらいまで飛び上がろう。急激な加速にジャスティスの体がのけぞったりはしないだろうかと心配するが、そこは歴戦の勇士だ多分何とかしてくれるだろう!)(あぁ、でも思ったより軽い・・・)(ダイエットはしてくれたようだ) [Mon 26 Apr 2010 02:24:31]
◆ジャスティス > 怖い!!これ怖いよ!? (高い。まず高い。目線が3メーターぐらいになっちゃうかもしれないじゃないか。これが飛ぶんだから三メートルとかそもそもどうでもよくなっちゃうレベルなんだろうけれど。ちょっと首苦しいってくらいに太ももで締めつけて、おっかなびっくり懐のお弁当を抱きしめて、いいよ、とポツリつぶやく) [Mon 26 Apr 2010 02:16:17]
◆ブロウン > (※もう寒さもなくなったということで竜人はズボンしかはいていませんがお気になさらず※)ん〜・・・川辺に行くと釣りとかしたくなるから、公園にすんべ。(ほしいものあれこれ選別しているうちに時間がすぎるなんてもったいない。それ以前に飛んで以降と思うならやっぱり荷物は少ないほうがいいのだ)お前が俺の初飛行だからな、正直ちゃんと飛べるかはわかんねぇ。あ、これ。料理落とすなよ?(酒と肴を持たせれば掴むなんてできないだろうから、こっちがあれこれ考えて連れて行かなければならないわけだ。どうやって連れて行こうか。1、わきの下に腕を入れて宙ぶらりん。2、お姫様抱っこ。3、首にまたがらせて背中に据わらせる。3が一番安定しそうだが、飛び立つときのバランスが難しそうだ。2は安定した飛び上がりをできそうだが腕が疲れそうだ。1は、お互い無理そうだ。)肩車して背中に座るような感じでのってくれ。飛び立つときバランス崩すかも知れねぇからそこは持ち前の運動神経でカバーするように!(100%任せてもらうとこまること判明。まだまだだね。 そういって、方膝をついて状態を低くしようか) [Mon 26 Apr 2010 02:03:28]
◆ジャスティス > 急いだわよ十分。 (セーターとロングスカート姿。シルエットは普段とまったく変わらない) う〜ん、そうねぇ。せっかくだから、公園か、憩いの川辺なんてどうかな?え?え?嘘!?飛ぶの!? (散々のセロの背ろと元気な時は言っていたものの、いきなり言われればちょっと怖がってブロウンさんの腕を握りしめてひゃぁひゃぁと騒いで) [Mon 26 Apr 2010 01:53:40]
◆ブロウン > あぁ、分かった分かった。つれてきてやるよ・・・(寝そうなら寝たほうがいいんじゃないだろうか。そんなことをおもっても口には出さないのだ。ついでにもうちょっと酒と肴を持ち出そうなんて一緒に教会内へと入っていったが1分足らずで準備はできて──ジャスティスが着替えてくるころには腕組んで、尻尾と足が微妙なリズムを取りながら地面をたたいている姿が目に映るだろう)おせっ。そうだなぁ、近くの酒場で済まそうと思ってたけど。公園でもいいんじゃねぇか?むしろ、お前が決めろ(そういうと、荷物を持たせようとするだろう。そしてジャスティスの後ろへと回り込んで)連れてくから(飛んでいく気らしい) [Mon 26 Apr 2010 01:51:12]
◆ジャスティス > あ、そうだねー……うん、どうしようかなぁ。 眠ったらおぶって帰ってくれる? (そういえば、お花見なんて、今年は考えもしなかった。寒かったからということもあるんだろうけど。少し待ってね。そう言い残してたっぷりと待たせた後、私服姿で現れて) それじゃあ行こうか。どうする?公園?それとも、どこかいい場所あるのかな? (横に並びながら尋ねて) [Mon 26 Apr 2010 01:41:44]
◆ブロウン > おぉ?(ちょっと眺めてから行こうかなんておもっていたところ、不意に声をかけられれば首だけ振り返って)あぁ。今日の料理残ったからつまみにして酒でも飲もうかとおもってな。(と、手の風呂敷包みを少し高く上げてジャスティスに見せよう)近くの酒場で桜の木生えてるとこあるからさ、そこの庭借りようかと思ったんだわ(てっきり寝るものだと思った竜人。深夜の酒飲みは一人でやろうとおもっていたらしく声はかけなかった。酒場に行けば誰かしらのみ友達がいるだろうなんていう考えでもあって)一緒に行くか?今年、花見いってなかったろ。脳食いとかいろいろあってな [Mon 26 Apr 2010 01:35:21]
◆ジャスティス > あれ? (盥に張ったお湯で体を拭きあげ寝巻に着替えたところで、ドアが開く音が聞こえた。不思議そうに鎧戸を開き下を覗く。ブロウンさんだ。下に降りて行き、自分もドアを開けてみると、ブロウンさんが空を見上げていた) どこ行くの? [Mon 26 Apr 2010 01:20:28]
◆ブロウン > (ちょっとの酒とちょっとのつまみを持って、あとは酒場のマスターに話をつけて飲ませてもらおうという考え。)(ちっとはなんか頼んだほうがいいだろうなぁ・・・酒も瓶一本じゃたりねぇし)(手に持つ風呂敷には皿に盛られた「多分食べられるだろうと思われる」魚のタタキ。それとウィスキーが一本。誤解の内容にいっておくが、ミサのときに出したものは人間でも食べれる魚のマリネだ。種類は、まぁ、いろいろ)脳食い事件おわっていらいはいつもの暗黒街だな・・・(妙にピリピリとした雰囲気の空気が流れる。上空に向ける視線はここ暗黒街にはもったいないくらいきれいな月を見ていて) [Mon 26 Apr 2010 01:14:29]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 26 Apr 2010 01:14:17]
◆ブロウン > (よしよし、調子戻った・・・)今日も料理は間に合ったけど・・・礼拝客少なかったな(昨夜自分で釣ってきた魚介類を調理してミサへと訪れた客へと振舞うなんてことを一日中していた竜人。少しでも人が着てくれたほうがいいかなぁ、と本人なりに考えてる。でもこの巨躯はパプテス教徒ではない。家のことを終わらせて、残った料理を持って出てきたくらい。コレを肴にどこかで酒でも飲もうかと、春になって今年は花見というものをしていなかったことを思い出し──)ひとりでやんのもつまんねぇかな・・・(暗黒街にも桜の木が生えている場所が少しだけある。とはいえソレはとある酒場の庭。) [Mon 26 Apr 2010 01:04:32]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『ん?』 [Mon 26 Apr 2010 00:56:04]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『(月明かりの下。教会から出てきて)』 [Mon 26 Apr 2010 00:42:56]
お知らせ > フレッタさんが帰りました。 『個人的利益重視のお仕事も、たまには、ね?』 [Sun 25 Apr 2010 01:55:52]
お知らせ > ツカサさんが退室されました。 『肩の荷を半分降ろして、別の荷物を背負い込んだ気もするけど…退屈はしないかな』 [Sun 25 Apr 2010 01:54:40]
◆フレッタ > 仕返しは人間関係――じゃなくなるときもあるのか。 魔法使い・・・何とも怖いものだね。(金運ぐらいは依頼してみようかしら、なんて思うが、今の流れだと呪われかねない。別の機会にするか。) そんな子はこっちにこないって。 ・・・出来るだけ早く添い寝できるようにがんばるよ。(困ったもんだ、なんて肩竦めつつ――)お互いにね?(悪乗りして指切りに応じよう。 互いの属性がアレだけに似合わない、というレベルではない光景だが―― 握手の変わりってことで。) [Sun 25 Apr 2010 01:52:36]
◆ツカサ > まぁ、結局はさっき言った4つ、金・恋愛・健康・仕返し・人間関係…5つか、大体それで収まるのには違いないけどね(ま、どうあれ生まれたからには祝福されたいものだねとか)その手の因果律をちょちょいと歪めるのも私の仕事なのだけどもね。 「か弱い女の子」に期待してたら大間違いかな?(何せ編み物の行き着く先が自作の鎖帷子の作成とか聞かされたのだから、うん。たいていどんな場に放り込んでも何とかなりそうな気もするが、紹介する手前比較的まともなところにしないと、うん)さーて、私が枕を高くして寝られるのはいつになるのやら(やれやれと肩を竦めつつ、まぁ突然来てこんな厄介な案件持ち込んでも受けてくれるのだから軽口は叩くが感謝はしている、凄く)友人を敵に回す事はしないさ、それに何をされるかわかったもんじゃないからね(約束するよ、なんだったら指きりしたっていいよとか、小指を差し出すくらいには) [Sun 25 Apr 2010 01:45:26]
◆フレッタ > 金銭かもしれない・・・大黒柱的な意味で。 (呪詛か祝詞か占いか、子宝は人によりけりといったところか。 ここらの人間からそんな孝行者が生まれる気はしないが。) 期待して待っててよ。 その手の期待はすればするほど遠のく物さ♪ ・・・スラム側は”マシ”な物件もあるけど、正直女の子には、ね。 そんなに変わった子だったら、いいのかもだけれど・・・(人物調査をお願いするかいっそあってみたくすらなった好奇心。どんなだ。 現在のイメージでは物凄い筋肉女なんだが。)半分くらいは見えてるけど・・・秘密にしとこう☆ そのほうが面白そうだ。(悪趣味という点ではこの界隈で最強である。 前払い分回収したり自分のカップかたしたり、細かい作業に楽しそうなうきうきが沸いている。)・・・一番楽そうだけど、僕のお客の顔を覚えようとしないでね?(でも釘は刺す暗黒商人根性。授かった仕事はそれなりの手間が要るものだ。 平常業務と並行して行うべき、当面の目標となるか。) [Sun 25 Apr 2010 01:32:51]
◆ツカサ > 健康の項目に入れといてもらって問題ないかな? 生まれれてくる子を男にするとか女にするとかそんな呪詛だってあるんだけどね(これは笑い事じゃなくて、世継ぎの問題と言う点でかなり重要な事で。お望みならとか悪乗りするよ)今度はキミからそんな罵倒が聞ければいいね(こちらも負け惜しみはいつでもウェルカムだ)こちらもスラムの方の候補はいくつか、それで希望を聞いたのだけど…無茶を言ったのもあるし、できる範囲であれば十分さ。彼女は特殊と言うか奇特と言うか、だから自警団を辞めたのかも知れないけどもね(それに踏み込む事は仕事でもないからしないけどもと)この手のちょっとした見世物は、そちらも嫌いじゃないと思ったからね。…運がいいかどうかは、まだ結果が出てないからなぁ(見ず知らずじゃなく、多少なりとも知ってる人間の人生のちょっとした部分を遊びに使うとか、趣味は良くないかも知れないが面白いショーである事は認める。だから言い出したのだけど)…早まったかな(ちょっと顔に縦線入ったのが幻視できるよ、多分)そうだね…雨の日じゃなければ烏を待たせておくからそれに括りつけてくれてもいいよ(伝書烏とか) [Sun 25 Apr 2010 01:21:58]
◆フレッタ > 安産祈願がどっかいっちゃった。 当分こーのとりの予定はないけどね――(必要なのは寧ろ避妊か性病避けだがそれはさておく。 魔術はダメでも、求められる品のジャンルには妙に詳しかったり。)わぁ。 なんて耳障りがいい罵倒なんだろう。(勝者は常に余裕だ。 まだ勝った訳じゃないけどね。) いくつか候補を出して、本人に絞ってもらう手もあるよ? 候補が出れば、だけどね―― 自警団の連中はあんまり関わらないからなぁ。(人物調査の類は相手の十八番か―― 治安団体とは意図してかかわりを避けてるところがあるのだろう。互いに。) このタイミングでその申し出、って言う時点で君は運がいいよ。 君はね?(経営関係者とは知り合いで、かつどれだけ履行されるかは知らないがある種の手心を〜なんて話をした仲。 他の輩に同じ事を言い出すよりは、かなり運がいいよ、という意味だが――念を押されても楽しそうな微笑のままだ。)さて僕はどうかなー? BINGO見事にやられちゃったなー♪ あ、そうそう見つかったら連絡は・・・そっちのお家宛てでOK?(強引な話題変更と未回答をもって、回答にかえさせていただきます。) [Sun 25 Apr 2010 01:11:08]
◆ツカサ > 魔法や占いに頼る子の望みは主に3つだよ。お金が欲しい、恋愛したい、健康でいたい、仕返ししたい…あ、4つか(でも、大体のものはその4つに大体集約される。その中に出世したいとかもてたいとか細分化されるけど。それくらい一般的に望まれているのはそういうものなんだと占い師側がほざきつつ)…ありがとう、こんちくしょう(本日二回目の感謝と恨み言のセットメニューを笑顔でお返しする方向で)そうそう、今の働きじゃペットの餌代もでないよ(肩を竦めつつ、基本的に人間嫌いなのに奴隷が身近にいるってのは落ち着かない)そうだね、だからセーフハウスレベルでいいのか、なんて(恩に着るよとか、本当自分は手品師レベルにもなってないなぁと色々申し訳ない気分だ。こりゃもう一度一から勉強しなおさないとダメかな?なんて)うん、リカルドさん。ある意味有名人かな?(自警団での反応を見ると、とか。名物職員とかそう言うの?とか良くは知らないけど)キミ[の運の良さ]を信じて、いいかな? さすがに、ちょっと分の悪い賭けがすぎた気もするけど(さすがに自分の寝床まで巻き上げられるほど負けないよねとか、それでも無一文で行ったらそれなりにペナルティはあるだろうけど、ま…それを含めてフレッタの暇つぶしと言うか喜んでもらえるならとか)…私がどんな目に遭うか楽しみにしてないかな?(フレッタだって勝っていいんだからね、とか) [Sun 25 Apr 2010 00:59:06]
◆フレッタ > だって恋の魔法と性転換ばっかりじゃないか。(一般に出回る魔法といえば錬金術をのぞいたらほらこんなもん。この街が異常性愛なのかもだが。)・・・一生退屈しなくてすみそうだね?(少し考えた後に出た言葉は励ましになってなかったが、本人に故意はあっても害意は無い。) ペットの面倒は見なきゃね。・・・物騒な話だなぁ。(最近は衛生の問題からか街中で虐待する輩も減ったけどどうなんだろ。) ・・・・解約もOKで探した方がよし と。(こういう言葉の端からも条件は滲み出るから要チェック。 真のプロではないけれど、斡旋屋の真似事くらいはするのだ。)連絡が届くなら身元って呼べるのさ。 リカルドさん ね。 (ひと段落したメモを置いてツカサの側に向き直るが――さっきとはまた違う視線は心配でも同情でも嗜虐でもなく・・・面白い何かを期待するような?)ああ、あそこかー・・・。 ・・・ふふ、なら気兼ねなく楽しめそうだね! 是非そうしよう!うん、それにしよう♪(払えなくて物理的に体で!っていう危険性も、あるいはオルガとかに事情を説明しておけば最小限に出来そうだ。 何より暇が出来れば乗り込もうと思っていた所。 保険兼同行者は心強い。) なら、そのためにも急がないとね!(カウンターの席から立ち上がってこお。 なんか急にやる気出してきた。) [Sun 25 Apr 2010 00:46:07]
◆ツカサ > エッチ…かなぁ? 確かにチラリズムは全開だけどね、全部見せちゃうとありがたみがなくなっちゃうからね(身も蓋もない事を言いながら…でも奇跡のような手品でもタネ自体は大した事がなかったりするわけで)駆けずり回れなくなった時には上の方にいるって事かも知れないけどね。私は上がるところもないのだけど(組織から背を向けて一人でいると気楽ではあるけど、そう言う達成感はなさそうだ)有能なら助手でもいいのだけど、放し飼いにしたら結局壊されちゃうから式と同じだね。 ま、また気が変われば別のところに住処を移すだろうし、とにかく約束した分はどうにかしないとね(約束しちゃったのなら果たさないといけない。もうだいぶ遅れてはいるけども)自分から辞める事にしたようだし、問題はないかな?(突っ込んだ事は聞かなかったけど、それほど深い仲でもないのだし)本当助かるよ、失せ物探しならともかく誰と交渉したらいいのかさっぱりでさ。うん、条件はさっき言った通りで…リカルドさんって、自警団で繋ぎはまだ取れるはず(じゃ、先渡しっと金貨を置きながら)ちょっと考えたのは…エスメラルダだっけ? ビンゴで派手にやってたところ。あそこの双六に無一文でこの身をかけるとかね。それくらいの無茶だって覚悟の上さ(どんとこい、と笑みで返して。それくらい無茶言った自覚もあるし、うん) [Sun 25 Apr 2010 00:33:16]
◆フレッタ > 魔法とか神秘ってなんだかエッチな響きがするのに。(聖職者の奇跡が近いのかしら。 なんてこお。) 上のほうは駆けずり回る年じゃなくなるってことか。 良く出来てるよね、人生。(そー考えるとある意味アンチエイジングも空しくなってくるようなそんな。 楽しいのは確かなんだけどね、ホントにね。) 奴隷の正しい使い方、って奴か。 この界隈に住んでる子は特にそうさ。その元自警団の子もタフだといいんだけど。(肉体的にじゃなくてこお精神的に強くないと特にスラムはやってけまいし。) 元、っていうのが問題なのさ。不祥事とかじゃなければマシなほうか。(身元=所属=働いてる場所、っていう意味合いもある――それこそスラムや暗黒街なら其処まで言及されないかな? 総合すると――) なら、いくらかマシな通りで探してみようか。 先払いになるだろうから一月分くらいは立て替えてお願いね? で、仲介料が―― 後悔したばかりじゃなかったっけ?(当方を紳士と見込んで体で払うと泣いちゃうぜ? みたいな挑発的視線ちらり。 流石に商品試したりはしないけどね! 別種で等価の無理難題は覚悟すべきそうすべき。) [Sun 25 Apr 2010 00:15:48]
◆ツカサ > ところが、実際使ってみるとそうでもないんだ、これが。一から説明してもいいのだけど、色気のない会話にしかならないね(おっと、なんていいながら改めて音を立てずに茶をいただきつつ…一応紅茶の体を成しているのならそれに合わせるべきだとこー)まだまだそこまでの実力もないから、下っ端は駆けずり回るのが仕事だからね、もう暫くは苦労と友達だ(若いうちの苦労は…とか言うけども、身に付かない苦労ばかりしてる気もしなくもないとか、まぁヴェイトスにきてからは楽しさはあるけども)…奴隷を買うなりしとけば良かったとか思ったよ。そうすれば一石二鳥だったのに。…人間って強いんだね(なにが一石二鳥かはともかく、後半はしみじみ呟いた)変に凝り固まってるだけだよ、もう少し柔らかくなってもらいたいところ…でもあれだけ引き篭もりじゃ難しいかな(外に出て始めて判る事の方が多いとか、ともあれ仕事だ)組織の庇護を抜けるとなると、お金はいくらあっても足りないからね。どうして辞めるかまでは聞いてないし。ん、場所柄元自警団と言うのは不味いかな?(要はそれなりの建物で、安価である事ってところで…一応、女性が住む分は配慮してくれれば嬉しいかなとか)家賃に関しては大丈夫、なんなら一か月分はここで私が出してもいいのだし…。なるべく急いで欲しいかな…雨だのなんだので依頼受けてからだいぶ遅れてるんだ…この無茶を言ったお詫びと手数料は、私の身体で払うってのはどうかな?(にっと笑って…ちょっとしたお金で解決するよりも、喜んでもらえると思うとか) [Sat 24 Apr 2010 23:49:29]
◆フレッタ > ・・・べんりなもんだ。 魔法の類は判らないや。 原理が、どうも。(対照的に静かに紅茶をいただきつつ――国家間のマナー差にちょっと眉寄せる日もあるけど、ガンディア茶ではどーだか知らないからこわくてつっこめないよ!)でもそれはそれで大変なんじゃないかなぁ。 苦労がホントになくなると・・・(魔法は使えないし、真の意味で人を使えるほど金も力もないが――楽しい苦労もあるのよ。 みたいな。) ・・・大変な苦労もあるよね。 二倍と三倍は拷問用だなぁ。あるいはそういうプレイとか。意外と大丈夫なものさ。(見て来たようにモノを言う。) おおらか、とも取れるかな? この島だと――逆にびちッ としてるのが東の方だ。(お茶の薀蓄も講談師の受け売りみたいなノリかもしれない。 雑談しつつ、メモの準備は忘れずに――) 表通りじゃお金が足りなかったのか、仕事の信念が反対になったのか――なら治安よりも住み心地だね。 元・・・でもまぁ信用は されるかなぁ・・・・(そして条件を書き留めるのも忘れずに。物件ごと買う、じゃないなら大きな取引にはならないけど、おうちは繊細なものだ。) うん・・・あとは家賃が払えるなら交渉出来るよ。 ちょっと時間掛かっちゃうと思うけど――(急ぐべき? 大丈夫? とかこお。 頭かくり傾けつつ) [Sat 24 Apr 2010 23:37:17]
◆ツカサ > 本当は、式とかに全部やらせておしまいってできるのが理想なんだけどね、現実はそうもいかない。さすがに、手馴れてる…とは思わずに素直に気持ちを受け取っておくよ(梅干必須とか畳でないと寝れないとかは言わないけど、どんだけ嫌ってても生まれ育った故郷はなかった事にはできないわけで)…ありがと(力なく応えた)流石に2倍で飲む気はしないなぁ…帰ってこれない自信がある(大麻煙草とかでその手の薬には慣れてるはずなんだけどなぁとか…自分の痴態を思い出して遠い目をしたり)暑いから味付けも濃くなるとかね。往々にして大雑把なイメージしかないな(トキノミヤコはその対極と、味があるかないかの繊細さまで要求する事だってあるけど。私は好きだけどねとか)ああ、そうか…。えと、丸ごと買おうってのじゃなくて…その、えーと新しい生活をする人がいて、ちょっと暗黒街やスラムに拠点を持ちたいって話なんだけどさ。元・自警団員になるのかな、身元の保障はできてるかな。女性…だけど、武器片手に暗黒街を警邏する程度には女傑ってところかな(自分の悩みからくる欲求をまず先に提示してしまったのを反省しつつ…) [Sat 24 Apr 2010 23:20:40]
◆フレッタ > 運がよかった、とも取れるけど――そうしとこうかな。 そういうことに。僕の気持ちさ。(トキノミヤコ〜アマウラ方面はそういえばお風呂以外は詳しくないのだ。 相談可能な人間として記憶しとくべきか―― 飲めてるようならよかった、とかひと安心ポーズ。) ・・・・うん。がんばった。(どうアドバイスしていいのだろう。強く生きてほしい。) でもそんなに強かったっけ・・・ あ、二倍は凄いよ?(もっと酷い目にあった人も居るから。) 太陽が近いと味付けも元気なのかな。・・・万人の口にはあわなそう?(向こうは土器で出すらしく、これでも幾分ワイルド用度軽減されてるんだとか。) ・・・・お客さん用の・・・家 ってこと? ちょっとまった。 あるにはあるかもだけどちょっとまって――(売り買いとちがって賃貸は大家の所有物をー だし、戸建の値段は桁違い。 机にカップ置いて困り顔で目を閉じつつ―― ) ええと・・・専用の酷いのとかなら兎も角、大抵は入る人次第になっちゃうよ?(まず顧客の状態聞き出さないとね!) [Sat 24 Apr 2010 23:09:25]
◆ツカサ > 基本外回りのこちらとは大違いだ。せっかくだからお呼ばれされちゃおうかな、紅茶の味がわかる舌はしてないのだけど…甘いのは、気遣いかな?(緑茶なら違いが判るのだけどとか、こう見えてトキノミヤコの人間。でも甘味は疲れた体と脳にはほどよくて)…や、まだ使ってないのだけど、使ったと…言うのかな、1/3に薄めても十分な効果があるって事はわかったね(身をもって体験した貴重な経験からくるアドバイスと言うか感想を伝えつつ…自爆なんて恥ずかしい事は言えないから勘違いしてもらえるならそれでいいやとか)ふぅん…向こうはずいぶん濃厚なと言うか、荒っぽいと言うか…(思ったよりワイルドだった紅茶を口にしながら…)んー、ちょっと頼まれてしばらく住まう場所を探してるんだ…セーフハウスみたいなのって扱っているのかな? あれば一つちょっと融通してもらいたいなってさ。それか、こちらが調べた家の交渉をまとめてもらうとか…無茶を言ってるのはわかってるんだけどさ(ずずーっと紅茶を啜りつつ) [Sat 24 Apr 2010 22:57:36]
◆フレッタ > あくまで仕事の一貫だよ。 ・・・丁度いいし、一杯如何?(分類的にはミルクティーになるのだろうか。口をつければー・・あるいは近くに持ってけばかなり甘ったるい事に気がつく筈。) どうだったかなー調教師気分は? 何?嫌われた?(自爆など考慮に入れてるはずがない。 恨み節=裏目に出たと解釈するね!) 少し前に遠くに出た時に手に入れたんだけどね。 ガンディアの方のお茶なんだってさ。 飲んで落ち着いたら、何が情けないのか聞きたいかな?(自分でも先に口をつけるが、感想は少しびっくりした風の。 うわ、とかだ。 世界観ルールに記載されてる程度には甘いわけだが、素人のつくりで更に味がこぉ 極端な。) [Sat 24 Apr 2010 22:49:09]
◆ツカサ > (店が閉まってないのは確認済み。何時も通り胡散臭い品物とかが並ぶお店に入り…何か微妙にいつもと違う雰囲気を感じつつ)ずいぶん優雅な事してるじゃないか。…ああ、この前の品物はこちらの希望通りのものだったよ、ありがとうこんちくしょう(自分で飲んだとか語るのも情けないのだが、とりあえず感謝に含めて恨み言の一言くらい交えても良かろうとか)や、なんとも、情けない話なんだけどさ(お呼ばれしちゃおうとカウンター席へ歩を進めて…新製品?とかまずは雑談を交えつつ) [Sat 24 Apr 2010 22:38:59]
◆フレッタ > (曰く有りの盗品から刃物まで――普段はある種無骨な雰囲気さえ漂うことのある”瑪瑙の鍵”店内だが、本日ばかりはもう少しだけ、上質な、寛げる空気というかそういうものが漂っている。 空気の主な原因は紅茶の香りなので、ほんとに空気中に漂ってるんだけどね。) ・・・難しそうだね、何やら。(カウンターに置かれた飲み物を吟味しようとしていた店長代行は、お客様の顔をみるなりそんな言葉とともに、カップを一つ増やすことにしたようだ。うえるかむどーぞどーぞカウンター席へ。 笑顔がそういってる。) [Sat 24 Apr 2010 22:33:32]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『withお茶。』 [Sat 24 Apr 2010 22:26:53]
◆ツカサ > (本当に、埒が開かないとはまさにこの事かってくらいで…スラムの住居の所有者って元来いい加減だけど、最低限契約交わさない事にはどうにもならないし…暗黒街の方でもいいのだけど、外来の新参者じゃ詳しい事はわからないってきたもんだ)…スラムの方は目処はついてるのだけどなぁ(本当、どれだけ時間ばかり食ってるんだと言う話…信用問題に関わるのもそーだけど、世話になった女性からの頼み事なのだし何とかしないとなーってわけで) [Sat 24 Apr 2010 22:22:46]
お知らせ > ツカサ@瑪瑙の鍵さんが入室されました。 『相変わらず、無茶な注文ばかり持ってくる悪い客が半地下になっている店を訪ねて…』 [Sat 24 Apr 2010 22:18:41]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 変わりがないようにふるまうのはそれほど難しいことではなかった。 )』 [Sat 24 Apr 2010 01:30:20]
◆リコ > お説教気にするような自警団員は暗黒街になんか警邏には来なかったですねえ。 ( まあ説教が好きなわけではないけれど、それなりに意味のある説教であればちゃんと聞きはする。 意味のないものに関してはお察しの通りだが。 紹介状を書いて頂けるのならば、それはもちろん喜んでいただこう。 紹介状のために雷電に登録するという主従逆転が起きそうである。 ) そうですね、仮面なんかなくてもだいぶ恐れられている英雄と、その弟子なのですから。 ( 怪人は恐れられる。 だが怪人では信頼できない。 信頼できる恐れ。 畏怖。 ) 平和を守ってやりましょうです! 完膚なきまでに、です。 [Sat 24 Apr 2010 01:30:04]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 リコは自警団を辞めてしまったけれど、それ以外が何も変わりないのなら、安心だ。 』 [Sat 24 Apr 2010 01:25:18]
◆艶子 > そうかい?私はあの嫌味ったらしいお説教を聴かされると思うと気が滅入るよ。 ( まあ、本当に気にしているんならこんな警邏なんて真似はしないだろうけど。そして彼女が雷電に登録することになったら、迷惑でなければその時は紹介状を書こう。ちゃんとした文章を書けるようになった成果を見せ付けるのだ。 ) ――してるんじゃないかな。まあ、してないのかもしれない。でもやっぱり顔を隠すのは駄目だよ。 ――役者という意味では確かに凄いが。 ( ある種私も豪天寺艶子という役にはまっているとも言う。それ以外の何にはまるんだって感じだが。 ) うん。お前が居れば私も心強い。二人居れば、何が襲ってきてもまず負けないだろうからな。 ( 私たちに見つかってしまった犯罪者か化け物がいたら、そいつは不運だと哀れんでやれる程だ。 ) よっし、行くか! 今日も私たちが街の平和を護るんだ! [Sat 24 Apr 2010 01:23:52]
◆リコ > まあそこら辺の「お付き合い」ってのは私は管轄外なので、気にしないですけど。 ( とりあえずは雷電に登録する形となるだろう。 実質やることは、自警団の手の回らない、あるいは手を出せない事件に介入する外部協力者という形になるかもしれないけれど。 ) まあ果たして彼が日常を謳歌しているかどうかは知らないですけれどね。 彼はどうやら根っからの役者さんのようですから。 ( アイゼンリッターという役は、彼にとってどうやらかなりのはまり役のようだから、恐らくここまで来ると舞台から降りるタイミングさえ、彼には分りはしないだろう。 例え仮面を脱いでも、あれは狂気を演じることをやめられないだろう。 むしろ日常を演じようとしている方がリコにはすごいと思う。 リコにはできないことだ。 ) それはちょうどよかったです! ちょうど光が欲しかったところですから……。 ( 道を照らす光が欲しい。 先が見えない暗闇は、あまりにも辛すぎる。 さあ、久しぶりに連れ立って行くのだ、足取りも心なしか軽やかだった。 ) [Sat 24 Apr 2010 01:17:28]
◆艶子 > 確かに、傭兵ギルドとはいえしがらみは色々あるだろうが…。 ( 警邏に関しても行き過ぎれば他の傭兵の仕事を奪うことになりかねない。もっとも、一人で警邏する際の影響力なんて無いも同然で、今まで文句を言われたことは―― 吸血鬼を退治してVHGの仕事を奪った時だけか。それもVHGからではなく、雷電から文句を言われたのだが。 ) あいつだって、仮面を脱いでる時は普通の日常を謳歌しているんだろうからな。ずるいよ、アイゼンリッターは。 ( 立ち去った方向を睨むと、吐き捨てるように言った。仮面を被るなんていうずるをしてるから出来るんだ。 ) …… リコ。警邏、続けるんだろう。付き合うよ。 ( そう言って、私も歩き出そう。 ) [Sat 24 Apr 2010 01:08:25]
◆リコ > まあ傭兵ギルドに登録して、というのは私も考えたですけど。 基本的にはいままでどおり、いえいえ今まで以上に誠心誠意暗黒街の警邏する予定ですし。 ( いっそ暗黒街でなんでも屋でも始めようかと思ったが、犯罪者摘発が目的の人間のところにそれほど多くの依頼がはいるとも思えなかった。 ) アイゼンリッターみたいに本業とセイギノミカタが両立できるような仕事はなかなかないのですよねえ。 [Sat 24 Apr 2010 01:02:14]
◆艶子 > ( だからこそ、私たちは手を取り合い協力し合わなければならないと言うことが男に伝われば良いのだが。そんな単純で効果的な方法すら拒むというのなら、いつまで経っても無力のままだ。――もっとも、協力し合うのなら相応の代償が必要だが。それが嫌だというのならば、仕方が無い。 鉄仮面が去り際に残した怪人の話は記憶にとどめておくとしよう。 ) ……… それがわかっているのなら、私からは言うことは何もない。 ( 私に出来るのは、仲間の為に戦うということだけだ。だから私と同じようにフリーの存在になるというのなら、それの力になる為に命を懸けよう。 ) ………。 ( 散々騒いで当り散らしたせいか、笑顔を向けられればばつの悪そうな表情を向けた。 ) …でもお前、自警団を辞めたんならどうやって喰って行く気だ。当てはあるのか?霞を喰って生きてるわけじゃないんだぞ、私たちは。 …雷電の紹介状ぐらいなら、私でも書いてやれるけど…。 ( ふと、そんな現実問題を思い出したように。もう職は見つけたのだろうか。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:53:38]
◆リコ > ええ、問題ありませんですよ、ツヤコさん。 私は、こう見えてもツヤコさんのお弟子さんなのですよ? ( ツヤコさんは正しい人だ。 正しいことは美しいことで、美しいことは正しいことだ。 美しいものを守るために、戦わねばならない。 強くならねばならない。 自警団という枠をなくしたいま、リコを止める枷はない。 或いは殺人と言う罪さえも枷足りえない。 あるのはただ正義だけだ。 正義を貫くことだけが、リコの存在する意味なのだ。 正義を貫けないのならば、リコに生きている意味はない。 怪物と戦うものは気をつけなければならない。 怪人と戦ったリコは、自分もまた狂気にむしばまれているのかもしれない。 去り行く怪人の背中を見送って、リコは改めてツヤコさんに向き直った。 そして、思い出したように笑顔を用意した。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:47:29]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(それだけを言い捨て、夜闇の中へと走り去った)』 [Sat 24 Apr 2010 00:43:48]
◆アイゼンリッター > ――ああ、そうだ。(ふと思い出して、足を止めた。 彼女らはこの界隈に足を運ぶ事が多いはずだ。 伝えておいた方が良いかもしれない)――足の妙に速い骸骨が徘徊している。 槍も聖水も効かなかった。 遭遇したら、気をつけろ。 [Sat 24 Apr 2010 00:43:23]
◆アイゼンリッター > ……………。(感謝されるのには慣れない。誰が相手であろうと、どんな理由であっても……感謝されるのは、慣れないものだ。)…………。(力不足だろうと、無力だろうと、やるべき事は変わらない。 行動を続けるのみ。 どんなに矮小な存在であっても、行動する限りゼロではない。 それだけの話だ。 そしていずれにせよ、目玉泥棒は法の裁きを下さねばならない。 「幸せになりたいから人を殺した不幸な女の子」気取りの奴は、そうでもしない限り、罪を自覚しないだろうから。 それに『殺さない』と誓ったのだ。 鉄仮面を被った『何か』が、怪物にならないように)……………チッ(そして押し黙っていた鉄仮面だが、ややあって、舌打ちを一つ。 忌々しい。 目玉泥棒の事はボカしていたのに。 自警団に伝わると邪魔をされかねないが――いや、辞めたなら心配はないか?――いずれにせよ、喋りすぎた。 ゆっくりと踵を返して立ち去ろうとし――) [Sat 24 Apr 2010 00:43:08]
◆艶子 > 辞めてよかっただと、ふざけたことを…ッ! ( 自警団は無力でも無能でもない。ただ、どうしても力の及ばない部分はある。それを補うために、私のような存在が必要なのだといつも思っていた。そして私の足りぬ部分を自警団の人たちが補ってくれる。それなのに。 私の足りぬ部分を補ってくれるかもしれない人が、一人居なくなってしまったんだ。 ) ――私たちは一人では癇癪を起こして当り散らす子供のように無力だ。私も、お前も、リカルドも。そのことをよく覚えておくがいい。 ( 私はやはり許せなかった。アイゼンリッターが許せなかった。私とリコの間に割って入るのが許せなかった。この恨みはいつか必ず晴らす。絶対に。 ) ――リコ。自警団を辞めたのなら、ここから先は修羅の道だぞ。自警団に居たほうがずっと良かったっていう位のな。全て自分の裁量で事を成さなければならないというのがどれほど辛いか、お前にその覚悟はあるのか。 ( 代わりに裁いてくれる者は居ないのだ。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:36:16]
◆リコ > ( ツヤコさんの激昂は正しく義憤だろう。 その怒りは正当なもので、その憤りはそうあるべきものだ。 ただ惜しむらくはリコという存在がその義憤にふさわしいだけの仕事をしていないことだ、とリコは思った。 ) 勘違いしないでいただきたいですね、ミスタ・アイゼンリッター。 自警団はなにも間違ってはいないですよ。 間違っていたのはただ私だけ。 正してくれたあなたにはある種感謝しているですよ。 ( 自分のなすべきこともせずに、守ってもらうことを期待するのは罪だ。 評価されることを願うのは罪だ。 ベストを尽くしたところで結果が出なければ罪だ。 この世の全ての人間の前から一切合財の災厄が消え去るまで、終える日はない。 ありがとうアイゼンリッター。 遠くかそけき正義の光が、私の道の先に見えた。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:27:38]
◆アイゼンリッター > ( 彼女の言葉に、固まった)……………………………………………………。(聞き覚えのある言葉。 忘れた事は一度も無かった。 搾り出すように、声を出す。 鉄仮面の声に、初めて感情が入り混じった)…………だからこそ、やるしかない。 やるしかないんだ。 (何としてでも。 鉄仮面を被ってでも、だ。 ただの人間を化け物や犯罪者は恐れない。 ――なら、そうでない『何か』になる必要がある。 鉄仮面を被った、何かに。)……私は、目玉泥棒を、生かしたまま、法の裁きの下に引きずり出し、自分の罪を認めさせる。(――でなければ、被害者も、その遺族も、納得しようがない。 それに、コンスタンツェも同じ筈だ。 彼女は自警団員だったのだから)……それだけだ。 [Sat 24 Apr 2010 00:18:08]
◆アイゼンリッター > ( …アイゼンリッター。お前だって、ベストを尽くすしかないということがどれだけ無力かわかるだろうに…。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:16:33]
◆アイゼンリッター > …………。(おや、と再び首を傾げた。 前回、怒りを露にして此方の言葉に反論してきたリコが、逆にそれを認めている。 幾人か遭遇した他の自警団員は、同様の事を告げると激怒したにも関わらず、だ。)……随分と変わるものだ。 辞めて良かったのではないか?(――というのが、正直な感想だった。 傭兵……ツヤコはどうかわからないが、少なくとも鉄仮面の男にとっては、そう思えてならない)………ふむ。(微かに呟き、まずは深呼吸を一度。 先ほど述べた言葉を撤回するつもりはない。 鉄仮面の中で、それは純然たる事実だからだ。 彼の中で、自警団への評価は限りなく低い。 だが、決して相手を怒らせるつもりが無いのも、事実なのだ。 前回の邂逅の時も、今回の時も。 ――そういった意味で、非が此方にあることは認めるべきだろう。 そう思って「悪かった」と、口を開こうとし――) [Sat 24 Apr 2010 00:16:24]
◆艶子 > ( リカルドに宥められれば、どうにかして気持ちを落ち着かせようと呼吸を整え、それでも声を震わせていた。ゆらりと立ち上がり、相手を見上げ。 ) …アイゼンリッター。私にも質問していたな。お前の質問に、答えてやる…! ( ぎりぎりと歯を食いしばりながら、怒りに震える声と共に。 ) 殺しに行く。お前の言葉をそのまんまに受け取り、尚且つ間違いが無いとするのなら!それしかない。 ――ただし、仮面は外してな! ( そういう事に手を染めるということは、最終的な責任を自ら取らなければならないということだ。名も姿も隠さずに行わなければならない。暴力に頼って物事を解決する人間は、そうしなければならない義務がある。自警団がそうであり、リカルドもそうであり、この私もそうなのだ。だがこいつはそれを、最初っから怠っている!だから私は馬鹿にしていた!それなのに! ) [Sat 24 Apr 2010 00:03:33]
◆艶子 > ( 私は――… 私は、悔しかった。何故なら、心の底から心の天辺を突き抜け身体の外まで、アイゼンリッターを馬鹿にしていたからだ。馬鹿の私が馬鹿にできる希少な相手だと思っていたからだ。顔を隠し、名前も伏せ、ヒーローごっこに興じる酔狂者。歯牙にも掛けない相手だと思っていた。それでも一応の目的が一緒ならば、敵対することも無かろうと。だが、そいつにリカルドは負け、更にたった今侮辱された。許せなかった! ) 落ち着いていられるか…。これが落ち着いていられるか…っ。 ( 私にはわかる。その場に居なくても、仮にリカルドが本当にそう言ったのだとしたら。その無念が、その無力さが。蜷潜は私に言った。君影はただ運が無かったのだと。その言葉を前にした、己の無力さと重ね合わせたのだ。自分のすべき事を全うできなかったその悔しさと重ねあわせたのだ。 ) …アイゼンリッター。お前だって、ベストを尽くすしかないということがどれだけ無力かわかるだろうに…。 ( 口にするのは死んだ自警団員と同じ台詞だ。傭兵にとっては知らぬことだが。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:02:25]
◆リコ > ( あ、なんか切れた。 ツヤコさんがぼそりと呟いた時、山火事を察知したネズミの如く敏感に、リコはそう感じた。 逃げ腰になる自分と止めようとする自分。 結局止めようとする方が勝ったが、遅かった。 ほんの少しとはいえ重力に対して著しく抵抗して見せた姿に思わず度肝を抜かれかけながらも、怒鳴り始めたツヤコさんに駆け寄って、なんとかなだめようと。 ) まあまあまあまあ、落ち着いてくださいですよツヤコさん。 別にあいつの言ってることが、ま、若干アレンジ入ってるですけどまるっきりウソってわけじゃないですし、悪いのは至らない私なんですから。 ( 怪人の発言には悪意があるが、しかしそもそもその悪意を招いているのは自分が自分のすべきことを全うしていないからだ、とリコは考えていた。 自分の職務を全うできていない人間が、自分に対する評価を求めるのは間違っているのだ、と。 ) まあ、他に目をやらずまっすぐ走るのはあなたの美徳だとは思うですけどね。 ( 自分を顧みることもしないほどだもの、という皮肉であった。 とはいえ相手を変える気もないし、自分に対する評価を変える気もない。 あれほど燃えていた執着はいざ会ってみると驚くほど冷めてしまっていた。 こちらに完全に関心がないのだと悟ったからだろうか。 或いはもっと優先すべきものを再確認したからか。 ) まあ、あなたが何をやろうと何を信じようとかまわないですがね。 こちら繊細なレディですから、恐縮ですがもう少し考えて発言していただけないですかね。 ( いらんことを言って煽るな、と。 自分が言われる分には構わないが。 怒れる人をさらに怒らせるのが仕事だというならばなにも言わないが。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:49:12]
◆アイゼンリッター > (――そして、傭兵が叫びながら壁に飛びつき、よじ登ろうとし、落下する。 その様を、鉄仮面は無表情のままで見下ろしていた。 そして、やはり感情の篭っていない淡々とした声で、応じた)――事実だ。 人が何人死のうがそれは「済んだこと」で、暗黒街やスラムで何人殺されようが「仕方無いこと」で、故に捜査はしないのだと、其処の自警団員は言った。 そして、それは事実だ。(――――自分が今まで遭遇した事件。そこにただの一度でも自警団が関与したことがあったか? 令嬢が誘拐された時も、市民が財産や尊厳を奪われ、踏み躙られ殺されそうになっていた時も、自警団はいなかった。 他の誰もその場にいなかった。 自分ひとりしかいなかったのだ。 ――目玉泥棒によって眼球を抉り出された人々を作り出したのは、死霊術師の舘に詰め込まれた何百という死者達を生み出したのは、その怠惰で無関心な連中だ。 反吐がでる。 まだしも一般市民ならば許そう。 彼らは災厄に立ち向かうことができないのだから。 だが彼女は――彼女達は自警団だ。 そう、自警団なのだ。 そういった連中が義務を放置し、犯罪行為を看過し、怪物はスラムと暗黒街に閉じ込めて蓋をしてあるから大丈夫と妄信した結果が――あの血と臓物で溢れかえった、廃屋だ。 それが「仕方無い」ことか?「済んだこと」か? 笑わせるな。 自警団がそのような妄言を吐いているから――)――故に私が行動する。 許すも許さないも無い。 行動する。 それだけの話だ。(――自警団員、コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは死んだのだ。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:43:05]
◆アイゼンリッター > ふむ……。其方がそう思っているのなら、それで構わない。(そう言って、屋根上の怪人は小さく頷きをかえす。 実際、彼女の認識は的確だった。 今のところカイン・グレイホーク/アイゼンリッターは、彼女を一個人として認識していない。 それほどの交流が無いという事もあるが、浪人騒動の際にしろ、先日の対決の際にしろ、一自警団員としてしか対応していなかったという事もある。 彼女について――正確には彼女個人について――印象に残っている事があるとすれば、それこそ「自警団を辞めた」という点のみだ。 もし鉄仮面の認識を改める/改めさせるのであれば、今後の行動次第であろう)自分でも捜査に向いていない事は理解しているが、それができる連中が動かないからな、仕方無い。――これでも、相応の努力はしている。 (もっとも、自警団が此方を信用していないから動かない、という点も理解はしているが。 いずれにせよ、目玉泥棒を自分が捕らえるには、いつも通りの手で行くしかないという事か。 それがわかっただけでも十分だ) [Fri 23 Apr 2010 23:40:22]
◆艶子 > ………。 ( こちらで起きた事には介入せず、全て仕方なかったで済ませる。仕方なかったで済ませる? …仕方なかっただと?そう言ったのか?リコが?リカルド・アンブロッシオが? ) …そんなわけあるか。 ( 或いは本当にそう言ったのだとしても、それはもっと深い考えがあってのことだ。リコはこの無法地帯に挑む私の――そうだ、私の仲間なんだ。それを。こいつ。侮辱しやがった。 ) ( 突然、豪天寺艶子はアイゼンリッターが立つ建物に向かって走り出し、その壁に飛びつくと両手足をじたばたとさせてもがいた。驚くべき豪天寺艶子の身体能力は、1m程垂直の壁をよじ登ることに成功した。――が、やがて重力に引っ張られてどすんと尻から落ちる。先程、リカルドが「忍者のような真似」と表現したそれに真っ向から挑戦し、不可能を体現した。 ) てめ…っ てめえ!ふざけるな!取り消せ!今の取り消せッ!降りてあたしと勝負しろ!今の物言い、許さねえッ! ( いや、それだけじゃない。失敗、責任、鉄仮面との敗北。こいつのせいなんだ、そうに決まってる、そうと決め付けてやる!そうでなくったって私の妹分を怪我させたんだ! しかしいくら駆け上がってもそこまで上れないから、降りて来いとわめく。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:27:49]
◆リコ > ( 負けたのか。 なんだか苛立っているらしいツヤコさんの声が耳に痛かった。 それ以上に他人の言葉でその事実を繰り返されることが。 ) あー……っと………………………うん。 まあちょっと失敗が積み重なりましてですね。 その責任を取って辞職した、ということですよ。 ( 誤魔化されてくれればよかったのに、と思いながら、表向きの理由を話す。 より正確にはアイゼンリッターに返り討ちにあった挙句醜態をさらした責任を取って、という建前だ。 ) …………ミスタ・アイゼンリッター。 生憎とあなたの質問には答えかねるです。 なぜならどんな答えも貴方の色眼鏡を通せばあなたの望む答えにしかならないですから。 ( 質問は斬って捨てた。 少なくともいまの質問から、この男の眼中に、リカルド・アンブロッシオというひとりの人間が存在していなかったことを悟ったからだ。 さて、次の質問。 ) 証拠に欠けるならば証拠を―――いえ、あなたに言っても無駄ですね。 あなたはどうも捜査には向きませんですから。 ( 探偵の知り合いもいるし、いまはフリーだ。 疑いがあるなら張り込むことも可能だ。 だがそもそもの前提が怪しい。 疑うのは職業病だが、偏見を持ってかかるのは捜査ではない。 この鉄仮面に任せても現行犯以外では解決することはないだろうと判断した。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:16:45]
◆アイゼンリッター > ――連続殺人鬼の居所を探り当てた。いつでも突入して逮捕できるとしよう。 が、物的証拠に欠ける――奴の拠点を捜索しても、発見できる保証は無い――以上、捕らえても無罪放免されてしまう。 そして殺人鬼は今は犯行を停止しているが、いずれ殺人を再開する。 この状況で、君らならどう動く?(特に具体的な返答を期待した節もない、一本調子の声だ。 だが、仮にも自警団員であった人物だし、暗黒街の警邏をしている傭兵の噂くらいは知っている。 彼らならどうするか。 純粋な好奇心から、聞いてみたくなったのだ)(そして、アイゼンリッターの強迫観念の一端が、この問いにも滲み出ている。 自警団が「無罪放免する」こと、そして殺人鬼が「再び殺人を始める」ことを前提とした質問なのだ。 先日も会話したリコならば、その強迫観念が加速度的に進行している事に気づけるかもしれない) [Fri 23 Apr 2010 23:07:25]
◆アイゼンリッター > 概ね、此方が知っている事情も今の通りだ。 致命的な事態は避けたかったが。(と団員――元団員の説明に対して頷き、傭兵への返答とする。 もっとも元気に飛び回っていた、の下りは事実に反しているのだが、特に訂正はしなかった。 実際は片腕がまともに動かなくなり、舞台の方も代役に殺陣を任せていたくらいなのだが、あえてそれを否定するのは無意味だろう。――そういう印象は活動を有利に運ぶし、そういった理由も含めて、この装束を選んだのだから。 自分からイメージを壊す必要は皆無だ)……第一、辞めたのであれば暗黒街に赴く理由が無い。 此方で起きた事には介入せず、すべて「仕方なかった」で済ませるのだと、自分で言った事だろう?(ますますもって理解ができない。 辞めた理由、そして此処にいる理由。 不可解なことだが、少なくとも犯罪がらみでは無いことさえわかれば、それ以上に詰問する必要はあるまい。 此方からの本題も切り出させてもらおう) [Fri 23 Apr 2010 23:06:45]
◆艶子 > ( やりあった?リコと仮面男が?そりゃあ、リコは自警団だ。捕まえようとして戦闘にでもなったのだろう。怪我の具合を聞けばふつふつと怒りが沸いてきたが、今はこれは抑えよう。……いや…だが……。 ) 負けたのか。 ( 無論、敗北することもあるだろう。しかしその実力を認めた戦士が負けるという話は、あまり気持ちの良い話ではなかった。 ) 不景気? クビ? …嘘をつくな。 第一、辞職って自分から辞めることだろ。それって、クビじゃないじゃないか。 ( 妙なところで頭が冴える。何だ、どうして私に嘘吐くんだ。言えないような理由なのか。苛立ちと焦燥が沸き起こって広がっていく。私が居ない間に、起きちゃならないことが起きたのだ。 ) ………。 ( 今のところ仮面男よりもリカルドが自警団を辞めたという理由の方に注視している為か、両者の会話が煩わしく感じる。 …いや、待てよ。仮面男に負けたっていうのは――。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:52:37]
◆リコ > ( なるほど。 道具を乱暴に扱うことに定評のあるリコだから、ランタンより松明の方がいいかもしれない。 とツヤコさんのアドバイスに乗るふりをして現実逃避しようと思ったが、そうもいかなかった。 目の前で消えていく笑顔に、どうしたものかと困る。 これが彼女だけならば適当に言いくるめる自信はなくもない。 嘘をついてだまくらかして、そのくらいのことはできるようになってしまっていた。 だがここにはもう一人、アイゼンリッターがいる。 ) ………まあ、そこの怪人殿が仰る通り、やりあったときに指とあばら持ってかれましてですね――いや、指の方は自分で折ったですね。 勝敗は私が先日まで入院していて、あちらが元気に飛び回っているあたりから察していただければ。 辞職の方はえーと………………………最近不景気なものでクビになったみたいな。 ( よりにも寄っての二人同時の遭遇に、口から飛び出た言い訳はお世辞にもいいものではなかった。 ) なんですか? 活動中の貴方と違って、私には大した情報はないんですけれど。 ( そもそも向こうから質問してくるということがまずなかったから、いくらか戸惑いに首をかしげながら。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:45:02]
◆アイゼンリッター > (自警団を辞めたという言葉に、僅かながら鉄仮面が首を傾げた。 自警団には失望して久しく、その切っ掛けとなったのが彼女との会話ではあったが、それと辞職するという事が繋がらない。 さして交流のあった人物ではないが、対面した際の印象とは矛盾しているような気がする)……此方は概ね順調だ。 問題が一つありはするが、別にどうとでもなる。 ――――ああ、彼女と一度やりあった時に、私が入院させた。(と、後半は傭兵に対してだ。 そういえば、二人の名前を聞いた記憶がない。聞いたとしても覚えてないのか。 いずれにせよ、それほど強く印象に残っている人物では無かったのだ。 活動当初のカイン・グレイブホークは、そういった事にさえ気を回す余裕がなかった。 アイゼンリッターは……別だとしても)……ところで、此方からも一つ聞きたいことがある。 [Fri 23 Apr 2010 22:39:00]
◆艶子 > ふぅん。まあ、投げつけたり落として割ったりと、何かと消耗品だからな。松明はその点便利だぞ、落としても大丈夫だし。 ( などと生活の知恵のようなアドバイスを。私用で来ているのなら、自警団から渡されるであろうランタンを持っていなくてもおかしくはないか、と思ったのだ。…次の台詞を聞くまでは。 ) ………え? ( 今、何て言った? ) ………。 ( 傭兵の笑顔がみるみる内に消えていく。怒っているわけではなく、悲しんでいるわけでもなく、どちらかと言えば動揺している類の。そして理解が追いつかないまま、頭上の声に私も視線を上へ。 ) 仮面男。 …退院した、って… お前、入院してたのか?いや、それよりも自警団を辞めたって、どういう…。 ( 事情を知らない私は、ただ混乱するだけだった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:31:02]
◆リコ > ( ようやく明かりに目が慣れて来る頃には、相手はすぐ近くまで来ていた。 そしてそれは身知った相手だった。 ) おや、ツヤコさんじゃあないですか。 お久しぶりです。 ( 随分長い間見ていない笑顔がそこにあった。 ) あははは、いまはちょっとランタンがなかったもので。 そのうち買いますですよ。 ( 以前は自警団のものを使っていたのだが、いまは使えないのでしばらくは明かりなしになりそうだ。 ) ええと…………自警団は、辞めちゃったですよ。 ( あまり深刻に言っても心配されるだろう。 そう考えて努めて軽薄にそう返した。 次に聞こえてきた声に、少し後悔したが。 ) ………………………………おや。 お勤めごくろうさまです。 ( 頭上から降ってきた声に対する驚きは一瞬だ。 鎌首をもたげる感情を抑えて、努めて冷静にそう返した。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:25:15]
◆アイゼンリッター > (ランタンの灯りに――聞き覚えのある声、か。自警団がこんな所にまで来るとは到底思えないのだが)……………ふむ。(屋根の縁に足をかけて、眼下を覗き込む。 そうして見てみれば、幾度か会話を交わしたことのある自警団員と、随分と前に一度遭遇した傭兵の姿があった。 自警団員が制服を着ていないことには気付いたけれど、特に其処を気にする理由は無い。 ああ、そういえば、やはり前にもこの二人を見た記憶があるが。 この二人が知り合いだという事を、まずは改めて覚えておく。情報はあって困ることはないからだ)…………どうやら、無事に退院したらしいな。 何よりだ。(と、真上から二人に声をかける。 彼女と争い、怪我をさせたのは此方なのだが、特に悪びれた風もない。 というより、声自体に感情が篭っておらず、淡々とした調子で) [Fri 23 Apr 2010 22:22:44]
◆艶子 > ――――っ ( 鼻歌は突然途切れる。前方の気配を感じたからだ。しかもそいつは、明かりを持っていない。明かりを持っていればもっと以前に気付いた。――こんなところで明かりを持っていない奴っていうのは、何かよからぬことを考えているのでは無いかと思わせるに十分だった。だが、明かりを掲げて眼を凝らしてよく見てみれば。 ) おっす、リコ。久しぶりだな。元気だったか? ( ランタンを下ろした向こうにあるのは、豪天寺艶子の笑顔だった。 ) 危ないぞー、夜道を明かり無しで歩くのは。――今日は制服着てないんだな。別の用事で来たのか? ( 豪天寺艶子にとっては、何もかもいつもと変わらず動いている筈だったのだ。この暗黒街も、リカルドも。だから、制服を着ていない理由を傭兵は知らないのだ。そして同じく、頭上の気配にはまだ気付かない。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:17:16]
◆リコ > ( なんだか随分とのんきな鼻唄で、何処かいい加減な感じがあった。 聞こえてくる方を見やると、ランタンの明かりが揺れていた。 闇に慣れていた目にはそれは随分と眩しくて、リコは目を細めた。 どこか懐かしい声のする、それ。 ) おや……………もしかして。 ( そちらに気を取られていたためか、頭上の足音には気付いていなかった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:11:52]
◆アイゼンリッター > (いつもと変わらない――そう、ある意味ではその通りだ。 視線を上に向けているか、或いは耳を澄ませていれば、建物の屋根を走る人影と、その足音に気付くことができるかもしれない。 今夜も変わらず、ヴェイトス市の屋根上を走り回っている怪人のそれだ)……………。(今夜のところは異常なし。少なくとも自分の目が届く範囲では、だが。 街の何処かで必ず犯罪がおきているし、その被害にあう人もいる。 ただ、たった一人で街の全てをカバーする事は不可能だ。 忌々しいと内心で舌打ちを一つ)(さて――鉄仮面を被った怪人は徐々に二人の方向へと近づいてきており、このまま貴女たち二人がめぐり合うのであれば、その地点の屋根上で立ち止まる事になるだろう) [Fri 23 Apr 2010 22:10:28]
◆艶子 > ( 曲名は本人も知らない。いつだったか芸能横丁で耳にしたことのある、気に入ったフレーズを歌っているだけだ。案外、作曲者も曲名なんてものは決めていないのかもしれない。 ) ( リカルドの前方でランタンの明かりがゆらりと揺れ、そしてそれは近づいてくる。久しぶりに歩く暗黒街の夜はどこかおぞましい雰囲気を漂わせつつも、懐かしいような気がしていた。――今日ヴェイトスに着いたばかりの豪天寺艶子は、早速暗黒街に警邏に出た。それは使命感からというよりは、勘を取り戻そうとしているのかもしれない。 ) ――ん。いつもと変わりない暗黒街だな、安心した。 ( と、一人呟くのだった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:01:59]
◆リコ > ( こういうとき、あの屋根の上をかける怪人はきっと迷いもせず、街を見下ろしながらどこにだって行けるのだろう。 それは便利そうに思えた。 あの怪人はロープを使っているようだったが、生憎とリコはそういうものは持ち合わせていない。 ) ……………………どれ。 ( 素手でどうにかいけないものかと思い立って、手近な壁をぺたりと触れて見た。 見上げて見れば、大したとっかかりもない壁がずっと上まで続いていて、夜空を切り取っていた。 一番低い窓でも、ジャンプした程度で届く高さにはなかった。 壁は当然のことながら垂直で、さすがにどれだけ助走をつけたところで駆け上がるのは無理そうだった。 さすがにそんなニンジャみたいなことはできない。 と、なにやら鼻歌が聞こえてきて。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:00:31]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――さて。』 [Fri 23 Apr 2010 22:00:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 暢気な鼻歌が聞こえてくる。 』 [Fri 23 Apr 2010 21:57:07]
◆リコ > ( 夜の街を歩くのならば、やはり灯りくらいは必要だったか。 月明かりだけを頼りに歩きながらそう考えた。 暗いのは嫌いだ。 暗いと、道を見失う。 突き進んでいかなければならないのに、道が見えない。 もっと光が欲しかった。 ) さて……………どうするですかね。 ( やることもないのでツカサさんの探偵事務所を探そうと思ってでてきたものの、見つからないまま歩いているうちにすっかり迷ってしまったようだった。 警邏で随分歩いていたと思ったが、まだ知らない道も多いようだ。 大きな道に出ればだいたいはわかるだろうと、大して心配はしていなかったが、しかしやはり暗いのだけはいかんともしがたかった。 ) [Fri 23 Apr 2010 21:56:13]
◆リコ > ( 夜の暗黒街を歩く。 以前は自警団で借りていたランタンはない。 誇るように纏っていた制服もない。 黒い詰襟は夜闇の中に頼りなく、腰に帯びた二本の鉄の塊だけが、いまのリコを守る全てだった。 誰も守ってはくれない。 いや、守られてはいけないのだ。 そのことがわかっていなかったから、リコは苦しんでいたのだ。 何かを与えられるのは、それにふさわしい働きをしたものだけだ。 正義の一つも成し遂げていないリコに、与えられるべくもない。 ) …………今夜は冷える、んですかね。 ( よくわからなかった。 最近は、随分鍛えられた体のおかげか、感覚がやる気をなくしているのか、暑さ寒さをあまり感じない。 こうして見回りをするのに便利なので気にしてはいないが。 ) [Fri 23 Apr 2010 21:44:40]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Fri 23 Apr 2010 21:35:30]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『壊れた木箱の中に後始末を丸ごと投げ込んで、その場を後にする。』 [Thu 22 Apr 2010 02:57:01]
◆カルミラ > (その血液は今日の澄んだ空に似合わない―― ) ――しつこさが強すぎる味だったわ。(緊張の糸が切れて意識を失ったか、それとも事切れて終わったか。 木箱の上から降りる際に動かない体を踏み付けにしたが、最早一瞥もくれることは無かった。 汚物で無いと判っている石を踏んでも、人が視線を落とさぬように。) 所詮人だものね。 ・・・まったく、フランは何処に行っているのかしら。 こういうときこそ、力になって欲しいのに。(攫われて国外に居ただの既に返ってきてるだの、人社会を正常に把握できていれば掴めていたかもしれないが―― 世界と関わって数ヶ月の小娘には、そのあたりはまだ無理があるようだ。) [Thu 22 Apr 2010 02:53:09]
◆カルミラ > (とはいえ実際、その答えを真剣に女に求めているかというと其処までの物でもなく――― 杖を地面に立てて倒れた方に進むことにしようかー 的な、一種の占いみたいな効能だろう。 それは人間一人の命を懸けても成すべきことであり、逆に言うと人間一人の命などその程度という認識なのだ。) ゆっくり考えてもいいの。 でも、時には霊感に身を任せる事も大切よ?(それとなく催促も出したりしながら、たまにその唇を注視する。 何かの言葉を形作る動きから意味を取り出そうと――)た・・・た ・・・? 大切なものを、ということかしら?(融通より矜持ということならば人には惜しいあっぱれな精神である。 事が成った際には、こういう者をこそ側に置きたいもの――) ・・・・。(――と思ったが、良く見ると「助けて」であった時点で一気に高揚が引いてしまった。 両手から解かれ地面に還った体はほぼ屍のそれ。 思い返してみれば――) [Thu 22 Apr 2010 02:45:16]
◆カルミラ > (求めるだけ際限なく与えられてきた箱入りの姫は、それ故に限度とか加減をしらない。犠牲者がその捕食行為を一度耐え抜いたとして、「無防備で無力な少女と軽視した結果が・・・」 ――なんて考える余裕も無いだろう。 加減は知らなくても経験でそれは理解している。恐れの糸で張り詰めているだけの消え去る寸前の体。 だからこそこの質問がある と考えている。) さぁ、貴女の偽りなき言葉で答えて?(極限の時において人はうそをつけないと見た本に書いてあったので。)矜持と理想、私はどちらを選ぶべきかしら。 (匙の上に残った極上のスープを味わうように、静かに傷跡に舌を這わせながら―― 喋る事も儘ならなそうな女への、一方的な質問は続く。 深慮の要る内容なので、直ぐに回答が無くても罰を与える事はないが、その分行為は長期に及ぶ事になる。) [Thu 22 Apr 2010 02:24:20]
◆カルミラ > (少なくとも後者のほうは、そうしなければならない理由があったからだろう。 少女の腕の中で、女は目を伏せて動かないが――それは情事の恍惚でも耽美の陶酔でもない。彼女を縛り付けているのは、失血と被虐の恐怖である。 青くなった唇は小さく痙攣し、無防備な首筋には二つの傷が、辛苦の痕をさらしていた。 少女の抱擁さえなければ、膝を折って地に倒れることができた筈なのだ。) 二者択一は苦手だし、嫌いだわ。 ――貴女はどう思うかしら?(少女――吸血鬼カルミラ・アイレンベルクは生来の略奪者であるが、気紛れに他者に与えることもある。 今にも意識を手放したい女は然し起立を余儀なくされ、生死の淵で今まさに、その唯一の提供物を味わっている所だ。) [Thu 22 Apr 2010 02:12:08]
◆カルミラ > (しかもそれが二人分ともなれば、某カジノのBINGO程度には確率が跳ね上がる。 座った少女に凭れるようにあと一人。ある方向性に特化した派手な衣装は近隣を住居にする女性のものだ。 立地的に淫売窟にも近いし、ともすれば無法の地と揶揄される暗黒街にも名士・資産家の類は居る。もちろん好色者は表街以上で、まぁつまりそういうのを相手に成り立つ商売女も居るには居るということであり。) 困ってしまったわ。 住みやすい所には良い家が無いし、良い家がある所は住み辛いの。(後ろから愛しげに手を回して、ドレスの少女はその女を抱き留めている。 肩に乗せた頬は薄い紅色を帯び、囁く声音は夢心地のそれだ。 緩んだ表情を安易に見せるのも他人に体重を預けられるのも、貴人を自称する少女の普段からは逸脱した光景ではあるが) [Thu 22 Apr 2010 01:55:23]
◆カルミラ > (路地裏といっても暗黒街には様々な風景があるけれど、この辺りは中でも酷い場所。 二階建ての家が月光をも遮る暗い暗い小道だ。 大凡貴族の腰掛ける場所として相応しくないのは言うまでもないが、お嬢様といえどピクニックぐらいは嗜むし、その際は芝生に敷物で食事をすることもある――つまり現状はそういうこと。)・・・この街は大体見て回ったのだけれど。 (勿論じべたりあんは貴にあらず、箱の上に鞄をのせて、その上に座る程度の工夫はしてたりする。 貴人はおろか通行人の気配も珍しいこの辺りで見られる光景としては、その赤のドレス姿は少々珍しいものだ。人通りが多ければかなり目を引いただろう。) [Thu 22 Apr 2010 01:42:30]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『路地裏の木箱の上。』 [Thu 22 Apr 2010 01:33:39]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(なら、他の手を考えるまでだ)』 [Thu 22 Apr 2010 00:05:07]
◆アイゼンリッター > (勿論、自警団への怒りや憎悪を募らせ、責任転嫁したところで状況は変わらない。 第一、そうやって愚痴を言うばかりで行動しないのでは、連中と大差なくなってしまう。 ――決して停滞せず、行動し、実行に移せ。 悩むのではなく、思考する。 それこそが重要だ)……………。(一番確実なのは、犯行現場を押さえ、犯行を阻止し、被害者ともども自警団へ連れて行くことだ。 だが、奴が『幸せ』ならば眼球を奪うような真似はしまい。 それに恐ろしく都合の良い思考に吐き気を催したが、奴はどうやら後悔しているらしいことを墓地で仄めかしていた。 その癖「自分の殺した人間以外に裁かれる気はない」などと述べ、未だにのうのうと居住区で暮らしているのだが……。 だとすれば、現場を押さえるというのは難しくなってくる) [Wed 21 Apr 2010 23:54:11]
◆アイゼンリッター > (両手足を駆使して、家から家へ、建物から建物へと飛び移っていく。 この移動方法を始めてから随分になるが、もう慣れたものだ。 周囲を見回し、眼下の通りを眺める余裕さえ出てくる。 ――かえって上方へは注意を向けないものだ。 此処からの警邏、奇襲は、今のところ良策だといえた)………………。(証拠が必要だ。 奴が目玉泥棒だという証拠が。 だが、曲がりなりにも今まで尻尾をつかませなかった殺人鬼。 そんなものを手元に残しているような、迂闊な真似はしていないだろう。 ――忌々しい。 もっと早く、奴を抑えることができていたなら、こんなことにはならなかったというのに) [Wed 21 Apr 2010 23:41:46]
◆アイゼンリッター > (――目玉泥棒の一件をどう進めるか、が当面の課題だ。 奴の居場所は掴んだが、自警団に通報するべきか否か。 当てにならない組織だが、あの殺人鬼に法の裁きを下すには、悔しいかな連中の手を借りなければいけない。 が……)……奴らのことだ。 見た目に騙される可能性が大きい。(吐き捨てるように呟いた。 目玉泥棒は、少なくとも外見だけは儚げな少女だ。 誰もが油断し、それ故に殺される。 ――だが、自警団は外見でしか物事を判断しないだろう。 ぐちゃぐちゃと理由をつけ、面倒ごとは無かった事にしたがるに違いない。)…………。(どうするべきか。 そんな思考をめぐらせながら、警邏を続けていく。 今現在、目玉泥棒の犯行が収まっているということは、奴は『幸せ』なのだろう。 いつ爆発するかわからない以上、急がなければならない事は変わらないが、逆に冷静に考える程度の猶予はあるという事だ) [Wed 21 Apr 2010 23:17:51]
◆アイゼンリッター > (一つの事件が終わったと思えば、また一つの事件が起きる。 ヴェイトス市では、それが当たり前の日常だ。驚くようなことじゃあない。 ――それに、別に、そういった事件に限った話でもない。 ……たまたま展覧会の絵が呪いの絵で、たまたま見に行ったせいで絵の中に閉じ込められた。 たまたま裏路地を歩いていたら、たまたま犯罪の被害にあう。 ――同じようなことだ。 一方が衆人環視の中で発生したから目立つだけで、危険性は何ら変わらない。 誰もが盲目的に自分だけは被害にあわないと信じ込んでおり、見て見ぬ振りをしているだけの話だ)…………。(闇夜の中、屋根の上を疾駆する鉄仮面の男の胸中は、そんな想いで満ち満ちていた。 怒りと憎悪、苛立ち、義務感。 そういった感情の交じり合ったそれは、はっきりと言ってしまうならば狂気に近い。 警邏活動に身を投じている彼の精神は、極めて危うい状態にあるのだった) [Wed 21 Apr 2010 22:47:18]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――さて。』 [Wed 21 Apr 2010 22:42:54]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『そして、ちょこちょこ話題にくちばしを突っ込む程度には会話に参加しよう』 [Mon 19 Apr 2010 22:56:17]
◆ビリー・ウォン > (魔女を巻き込むとか、他の薬に混ぜるとか色々アイディアが出ているようだが…メリットに比べてデメリットが大きすぎると思うのだが…。ずっと夢から醒めないでいられる程度なら他に代用も聞くだろうし…さて、どうしたものか…) [Mon 19 Apr 2010 22:55:42]
◆ビリー・ウォン > …現状の阿片については、阿片窟で運用する分には品質としてまったく問題はありません。ただ、このヴェイトス市で広めようとするには、他の薬の方が安く、付加価値が多いので阿片の品質だけを頼りにするのは難しいと思います(性転換薬とか平気で転がっているこの街に単なる麻薬ではインパクトも足りなかろう…いささか直言過ぎたが) [Mon 19 Apr 2010 22:54:06]
◆ビリー・ウォン > (待て待て、こういう場合は一から現状を確認してみる必要がある。一から原因がわかっていけば、全体像も大した事がないって事も良くある。落ち着け、ビリー)はい…?(と思っていたら、なんかいきなり話を振られた…内容は阿片の品質などについてらしい) [Mon 19 Apr 2010 22:49:55]
◆ビリー・ウォン > ……解せませんね(ぽそっと小さな声で呟いて…。上座に鎮座する高齢のボスがうっかり興奮しすぎて倒れないように、お幇間医者ことこの漢方医が控えていると言うのなら判る。が…)・・・・・・・・(なぜ、自分が末席とは言えこの幹部連中に加わっているのか問いたい、問い詰めたい、が…そんな命知らずな事などできない) [Mon 19 Apr 2010 22:46:39]
◆ビリー・ウォン > ………(本国と比べ、このヴェイトスにおいては中規模マフィアに手が届かない程度の安青会。メインは阿片の取引、阿片窟の運営。付随して娼館や賭博がついてくると言った程度なのだが…このままで終われない幹部連中はこれからどう勢力を拡大していくか額をつき合わせて真剣に言葉を交わしている) [Mon 19 Apr 2010 22:43:33]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『フォーウンマフィア「安青会」の幹部会』 [Mon 19 Apr 2010 22:40:25]
お知らせ > 凛々さんが退室されました。 [Mon 19 Apr 2010 03:21:17]
◆凛々 > ( 淫魔に良いようにされたり最近はなんか私散々だ。 ) 鍛練所はちょっとお前の格好目立ちすぎないか…………―――――いや、やっぱだからこそ鍛練所でやろうか! ( 鉄仮面を倒した女………何とも有名になりそうな響き! )( それはともかくとして―――私が知っている事は素直に教えるとしよう。以前アクセラに教えられた家―――――目玉泥棒メアリアン・ロッドの家の場所を。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:20:57]
お知らせ > ???さんが退室されました。 『怪物は闇に帰る』 [Mon 19 Apr 2010 03:16:15]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――それで、アクセラレーターの家は何処だ?』 [Mon 19 Apr 2010 03:14:06]
◆アイゼンリッター > (はぁ、と息を吐いた。 時間――いつも時間との勝負だった。 一分一秒でも早く現場に向かわなければ、犯罪者を倒さねば、目玉泥棒を追い詰めねば、怪我をした被害者を病院へ運ばねば。 そうでなければ、こうもアッサリと答えを導き出すことはできなかったろうが)……ヴェイトス市には、本当に怪物が多いな。(そう、はき捨てるように呟いた。 あれが一般市民を襲ったらどうなるのか、全くもってして想像がつかない。 恐ろしいというのならば、その点に関してだ。 今回は撃退するに留まったが、それにしたって太刀打ちはできなかったのだ。 ……さて、と凛々の方を向いた)……なら、今度鍛錬場で勝負しようか。 少しはウサ晴らしになるだろう?(なにやら他にも色々と鬱憤が溜まってそうだし、と壁をけりつける彼女に告げて。 ――さぁ、本題に入るとしようか) [Mon 19 Apr 2010 03:13:51]
◆凛々 > 戦いの後はいつも虚しい………。 ( 豪快に外した恥ずかしさを誤魔化すようにそんな事を言ってカッコつける娘であったが―――― ) ――――――ゥァァーッ、やっぱ何かムカつくぅー!!! ( ふわーふわーと飛んでいく骸骨を見送ったあと、溜まりに溜まったフラストレーションを発散させようと安普請の壁を全力で蹴りつけた。見事にお手本のような八つ当たりである。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:09:19]
◆??? > ( 問いに答えた二人の顔をそれぞれ眺め。 ) オマエの、勝ちだ ( 白く尖った骨の指を鉄仮面へと向け、ホニヤンペイはくるりと踵を返す。 そして、止められなければそのまま歩き出すだろう。 上へ、上へと。 ) ( 暗黒の空へと向かって。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:02:55]
◆アイゼンリッター > (その言葉に妙な親近感を覚えて、鉄仮面の下で自然に口元が緩んだ。今までに無いことだ。 勿論、緊張感が欠けているというわけではない。戦闘の最中だからこそ、だ。 常日頃から神経を張り詰めているせいか、こうした誰かと共に軽口を叩きながら、というようなのは久々――或いは初めてかもしれない)…………………む。(そして投げかけられた問い。 些か奇妙にも思えるそれは、リドルの類か。 奇妙な存在だ、本当に。 しばし黙考した鉄仮面は、隣の娘が「虫」と口にするのに合わせて、自分なりの解答を述べた)時間、じゃあないのか? [Mon 19 Apr 2010 02:47:38]
◆凛々 > (※二重投稿失礼orz) [Mon 19 Apr 2010 02:45:38]
◆凛々 > 効くまでぶっ刺してみる。 ( 何か策は?と聞かれた娘は真剣な眼差しをキランと光らせて頭の悪過ぎる事を大真面目に口にした。 ) ―――――へ? ( その行為を早速実践しようと足に力を入れた時、その骸骨の謎かけで足は止まった。 ) え、えーとえーと…………動物とか鳥とかの名前だよな、大抵こういうの。―――――― ( ポクポクポク。超真面目に考え中。 ) そうだな――――――ズバリ虫(無視)だ!!! ( チーン。ファイナルアンサー!たっぷり悩んだ後にその謎かけにビシッ!とポーズ決めながら女なりの答えを出してみる。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:44:06]
◆凛々 > 効くまでぶっ刺してみる。 ( 何か策は?と聞かれた娘は真剣な眼差しをキランと光らせて頭の悪過ぎる事を大真面目に口にした。 ) ―――――へ? ( その行為を早速実践しようと足に力を入れた時、その骸骨の謎かけで足は止まった。 ) え、えーとえーと…………動物とか鳥とかの名前だよな、大抵こういうの。―――――― ( ポクポクポク。超真面目に考え中。 ) そうだな――――――ズバリ虫(無視)だ!!! ( チーン。ファイナルアンサー!たっぷり悩んだ後にその謎かけに女なりの答えを出してみる。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:43:36]
◆??? > ( 停止したまま、後退る二人を睨む怪物。 倒す術を持たない人間と、恐れられない怪物。 所謂、膠着状態。 ) ( ソレを打開する為に怪物が取った行動は――― ) いつもせかせか歩いている。 他人の都合はお構い無し。 来るなといっても遣ってきて、帰れといっても知らんふり、泊まれといっても去ってゆく。 呼び止めたって振り向きもしない。 これは誰? ( ホニヤンペイは、謎かけ遊びで勝負するのが好き。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:34:57]
◆アイゼンリッター > ……幽霊か、それとも何か違うものなのか……。 攻撃はしてこない、ようだが(ピタリと制止した髑髏。 距離を取る凛々にあわせて後退しながらも、警戒を解く様子は無い。 しかし、彼女の槍が通用しないとなると、此方の残る攻撃手段も無意味であろう。 聖水さえ効かないのであれば――……)……私の方は正直言って、手詰まりだ。 策はあるか?(ヴェイトス市には怪物が多い。 こういった事態も想定して然るべきだったが、いかんせん、現状では手に入る装備にも限りがある。 某か考えておかなければ) [Mon 19 Apr 2010 02:22:20]
◆凛々 > ―――――……なっ……!? ( 突如目の前でその急接近を止めた骸骨。娘の口からは驚きと困惑の言葉が漏れた。その感触は空を薙ぎ、何物も触れる事はなかった。――――面倒な奴が!と更に苛立ちを募らせながら後ろに一足飛びをし、まずはその骸骨から間合いを離そうと。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:18:11]
◆??? > ( 互いを庇い合おうとする人間達の行動、迫る怪物は―――――二人の前方約3メーターの位置にて急停止する。 ) ( 一人は恐れを怒りで克服し、一人は相棒を失う事を恐れている。 この場の誰もが、怪物を恐れては居ない―――― ) ( この世には様々な都市伝説がある。 そして、その数と同じだけの様々な都市伝説の怪物が居る。 しかし、その中に『被害者に恐れられない恐ろしい怪物』というものは居るのだろうか? 『恐ろしい行為を行いながら恐れられずに人を襲う怪物』というものが存在するだろうか? ) ( そんな者は――― ) [Mon 19 Apr 2010 02:03:36]
◆アイゼンリッター > (舌打ちを一つ。 以前に対決したゾンビには聖水が効いた、というよりアンデッドやら悪魔やら吸血鬼やらの類には聖水が効くのが相場だ。 通用しないのなら――糞、ただ髑髏の顔をしただけの生き物だとでも? この街には訳のわからない怪物が多すぎる……!)――――凛ッ!(其処まで咄嗟に判断して動けたわけではない。 殆ど反射的な行動であったし、半ば本能めいたものだ。 自分の目の前で知り合いが殺されるのは御免だ。そして、情報を持っている彼女を死なせるわけにはいかない。 怪物が此方に向かってくるのであれば、尚のこと幸いだ。 槍を薙ぎ払った彼女の動きに合わせて、その前へと飛び出し――怪物から庇おうとする。 何にしても、彼が鉄仮面を被ったのは、犯罪者や怪物を駆逐し、同時に市民を守る為だったのだから) [Mon 19 Apr 2010 01:52:59]
◆凛々 > ( 怪物に対する恐怖心は、蛮勇にも近い敵対心で押し殺される。――――恐怖を打ち消す物はいつだって怒りだ。そして私は今、この怪物に意味もなく怯えている事にとても怒っている。 ) チッ――――!! ( 無視されて鉄仮面に行ったからちょっと私的にカチンとキタ。鉄仮面に迫る骸骨に合わせて槍を斜めに薙ぎそれを迎撃しようとするが――――予測よりも更に速い!?これではタイミングが合わないか! )( しかしパプテスにより祝福された聖なる水も効果がなく、そして物理的攻撃も意味をなさず、人間の限界を超えた速度を持ち、特定の術でなければ対抗出来ない相手とは何とも厄介極まりないものだ。それに何の容赦も会話もなく逃れえぬ速度で突進してくる。噂で生まれた故に噂されなければ弱点なりえない怪物とは随分強力なものである。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:47:16]
◆??? > ( 投げ上げられる聖水の瓶、流星の尾の様に聖性を帯びた液体を撒き散らして迫るソレに――――突き進む。 今の所、ホニヤンペイは聖水に弱いという噂は無い。 ) ( 降り注ぐ聖水の雫を引き連れ、ホニヤンペイが虚空を駆け出す。 文字通り、人を超えた速さで駆ける怪物。 目標は、鉄仮面の貴方だ。 ) ( 人間の速さの最高峰が自足40メーターチョイ、人を超えたホニヤンペイの速度が時速50メーターとすると、なんと一秒間に15メーターを走りきるという文字通りバケモノじみた動きだ。 ) ( 瞬きの間に、魔が迫る! ) [Mon 19 Apr 2010 01:36:47]
◆アイゼンリッター > 私も、凛が知り合いだった事に驚いている。――散々、街を走り回ってたのが馬鹿みたいだ。(だが、それでも一歩前進だ。過程に問題は無い。 思考するべきは今後の事であり、そして現在の状況に対して。 相手が羽も無いのに飛んでいるという事は、何らかの魔術的な能力を持っていると考えて差し支えないだろう。 つまり他の攻撃を仕掛けてくる可能性が高い。 火を吐いたり、槍のようなものを作り出して投じたり、周囲に霧を出したり、催眠状態にしようとしたり――まあ、自分の体感した魔術なんて、その程度のものだが)……となれば、と。(相手が高さの面で此方を上回っているという事も含め、時間を与えては拙いと判断する。 あの手の連中は詠唱なり何なりをした後に、行動に移す。 なら今が好機だ)―――ッ!!(聖水の瓶――蓋は外れている――を思い切り、上空の骸骨目掛けて投じる。 中に詰まった液体が空中にぶちまけられ、降り注ぐような形になるだろう。 10mもの上空にいる相手に、果たしてどれほど届くかはわからないけれど) [Mon 19 Apr 2010 01:16:41]
◆凛々 > ―――――……俄には信じられないもんだ。ちょい唐突。 ( 彼が告げた言葉には驚きがあった。目玉泥棒は知っていたけれども、アクセラがその仲間だった?………悪い奴には見えなかったんだけれどな。まあ私の人を見る目なんてその程度。 ) 見下ろすな死体。私が見下す側だ。 ( 意志の強さを伝えるその鋼の色の目は相手の一挙一動を見逃すまいと警戒の色をより一層強くしている。 )( 武器はただ鍛え上げた己の技のみである。それ以外は何一つこの娘にはない。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:06:20]
◆??? > ( 怪物は、あなた方の上空約10メーターの地点に立っている。 文字通り立っている、虚空にだ。 ) ( 歯を打ち鳴らす怪物は、虚空よりあなた方二人を見下ろしたまま、微動だにしない。 恐れを見せぬ獲物を前に、用心深く隙を覗っているかのように。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:01:07]
◆アイゼンリッター > ……奴は、私が延々と追いかけてた連続殺人鬼の仲間なんだよ。 メアリアン――目玉泥棒の、な。(目玉泥棒の名前、容姿、居住区にいる事までは掴めたが……其処からが手詰まりだった。 だが、これで一歩進むことができる。 或いは目玉泥棒本人に辿りつく可能性が出てくる。 ――何としてでも、切り抜けなければなるまい)……ああ、そうしてくれると助かる、が――骸骨、か。(自分と凛々が揃っている場所に姿を現すとなると、例の死霊術師絡みが真っ先に思い浮かぶ。 あの老人は未だに自警団にいたと思ったが、或いは他にも存在したのか。 強迫観念に駆られている鉄仮面は、都市伝説の存在を知っている可能性はあるにしても、その結論には至らない)…………。(まあ、いずれにしても、だ。 相手が怪物の類なら、最善手は一つ。 ベルトのポーチから、聖水の瓶を引き抜く。 紐で結ばれているそれは、一挙動で栓が抜ける仕組みになっているのだ)(隣にいる女性の実力は、幾度か肩を並べて戦ったことで把握はしている。 あれからきっと鍛錬は積んでいるだろうから、成長している事も踏まえて――不安は感じなかった。恐怖もだ。 都市伝説の怪物の帯びた恐怖心を煽る力は、鉄仮面には届かない) [Mon 19 Apr 2010 00:53:58]
◆凛々 > いや金とかはいらないけど………ただ知り合いの場所教えるだけだし。 ( それに金貰ったら、なんかよくわからんけど売ったみたいで気分が悪い。 ) ――――………?スマン。理由が掴めない。吸血鬼だからってアクセラの奴を悪く言うのは私はちょいとどうかと思うが。 ( こっちとしては悪い印象は無い相手なだけに。更に目玉泥棒との関わりなども知る由がないから、彼がそこまで拘る理由が凛々にはわからなかった。 ) ま、取り込み中のこの件が終わればちゃんと教えるさ。 ( ―――骸骨男。うーん死霊術師を思い出す。まあ私がやったのは三下だが。そんな事を考えながら袋を剥ぎ取り槍を露にする。 )( ちなみに都市伝説の誘拐犯の噂とかなーんにも知らない。馬鹿だし無知だし。自分以外の噂には疎いぞ私は! ) [Mon 19 Apr 2010 00:46:02]
◆??? > (カタカタカタカタ………) ( 天より響く音。 それは、歯を打ち鳴らす音。 ) ( あなた方は知っているだろうか? ヴェイトスに流れている奇妙な噂の一つ、タキシードを着た誘拐魔のお話を――――闇色のタキシードとシルクハット、そして同じ色のマントを身に着けた骸骨。 噂通りの様相で佇む誘拐魔が其処に居る。) [Mon 19 Apr 2010 00:40:51]
◆アイゼンリッター > (此方も素早く、腰のポーチに手をかけながら、音源の方向へと身構える。 ――この街には何が現れてもおかしくはない。 身をもって体験し、挑み続けていることだ)もう一つ頼みがある。……もし此方の身に何かあったら、アクセラレーターの家の情報を自警団に通報してくれ。(それ故に、鋭い声で凛に告げた。 今この瞬間、彼女の体は最も重要な……守るべき存在となっている。 そして、彼女が握っている情報も、だ。 何としてでも誰かに伝えなければならない。 ここで、手掛かりを途絶えさせてはならないのだから) [Mon 19 Apr 2010 00:31:56]
◆アイゼンリッター > 成程。その上で、なお強い、か。――願ったり叶ったりだ。 此方も、槍を相手に一度は戦っておきたいと思っていた。(暗黒街やスラムで槍を武器にする輩がいるかどうかは定かでないにしろ、長柄武器使いとは今まで闘ったことがない。 相手とはまた違った理由ではあるが、対決しておかなければならない相手なのだ)……そういう意図は無いんだが――不快なら謝っておく。(どうにも女性相手の、こういった事に関する機微というのが自分には無いらしい。 微かに人間味の篭った溜息を一つ。 そして――)……………(アイツん家くらいだけど?)……十分だ。直ぐに教えてくれ。 それこそ、20万エン支払っても良いぐらい、大きな情報だ。(アクセラレーターがメアリアン、否、目玉泥棒と深い繋がりがあることは掴んでいる。 その寝床だと? この半年以上もの間、追い求めていた手掛かり、最高の手掛かりじゃないか!) [Mon 19 Apr 2010 00:31:47]
◆凛々 > ――――――!! ( 凛々はアイゼンリッターと対峙する事を止め、その異質な音が聞こえた方へと向き直り素早く袋に入れたままの槍を身構えた。街中ではまずない筈の異常な音。警戒しない理由がない。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:25:07]
◆凛々 > 室内だと確かに厳しいのは認める。あと携帯がめんどくさいのも認める。――――お前には一度しっかり私の強さを刻んでやらなきゃと思っていた所だ。 ( 本来は槍持ちとかいう立場の人間に持たせたりする事もあるし。―――私は私より強い奴を許さない。何故なら私が最強だからだ。そういう意味では、ここで彼と格付けをしっかり済ませて起きたいとも。 ) かか、スタイルとか関係ないだろうが!唐突にセクハラすんなバッキャローッ!! ( こないだあーんな事があったばかりだからかなり過敏に反応した。 ) ん?アクセラ?―――――あーあいつ吸血鬼だったのか……どうりで馬鹿強いわけだ。 ( 一人納得する。以前決闘して見事にボロ負けした相手。―――しかしまずいのは負けたら何でも相手の言う事を聞くって約束をすっかり忘れてた事だ。ヤバっ。 ) 私が知ってるって言ってもアイツん家ぐらいだけど? ( 正確にはメアリアンの家なのだが勘違いしている。本当は負けた罰ゲームとしてそこの家で堕天使なんちゃらルックでお手伝いしなきゃいけなかったんだけど、ちょうど百万の仕事と重なったからか盛大にすっぽかしてしまった。マジ悪いと思ってる。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:22:13]
◆??? > ( カタカタカタ……… ) (カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・・・・・・) (音が、響く。 何か硬い物を打ち合わせるような、乾いた音が。) (カタカタカタ方カタカタカタカタカタカタ…………) [Mon 19 Apr 2010 00:08:08]
◆アイゼンリッター > 返す言葉は無いな。――ただ、このままで済ませるつもりはない。(試行錯誤を繰り返し、前進を続ける。 その事に対して迷いは無く、現状を認め、素直に頷いた)ふむ……なるほど。 確かに単純に考えて射程が長いから、有利だろうとは思っていたんだが。 都市部では振り回すのも難しいだろうから、そこが気になっていた。 試して貰えるなら有難いが。(闘志というよりは、今後に備えて、といったところだ。 いつ槍を持った相手と戦うかもわからない。経験しておくに越したことは無く、試してみるかという問いに対しては、そちらが良ければ、と応じる構えを見せた)む……気に障ったならすまない、悪意は無い。 何事につけ長所と短所がある、か――だが、目立つのは確かに、良いところだ。 凛は声が良く通るから、それもあって誰だか簡単にわかる。 それにスタイルも悪くは無い……舞台栄えするから、良い女優になれると思うが。(鉄仮面で正体を隠しており、その自我はカインとアイゼンリッターが入り混じっているとはいえ、舞台に関しての熱意は矛盾せずに存在している。 そうした観点から見れば、彼女は申し分ない存在だ。 素直に賞賛の言葉を口にした。 誇って良いところだ、と)……まあ、これで延々と揉めるのも無意味なことだろうしな。(これで彼女の気が済むのであれば、構わないか。 金銭目当てで警邏をしているわけではないにしても、譲れないのは、もっと他の箇所だからだ。 ベルトのポーチに、袋を収めた)ああ、それなら一つ頼まれてくれないか? メアリアン……目玉泥棒とか呼ばれてる殺人鬼と、アクセラレーターという吸血鬼についてなんだが。 情報が欲しい。 もし何か聞いたら、教えてくれると助かる。(さて――まだ今のところは、第三者の存在に気付いてはいないが) [Mon 19 Apr 2010 00:05:55]
◆凛々 > ハッ、全く自分がよわっちだなんて認めて情けない奴だな。 ( ふんぞり返り偉そうに。――――けどまあ私もレイなんかのクラスとやると毎度フルボッコにされるし、そんなこと言える立場じゃないが。 ) 当然だな。戦場でも一番活躍する武器なんだぞ。そもそも間合いが違う。剣道三倍段とかいう通りだ。単純に振り回しても強いし剣術なら達人が可能だと言われる光速三段突きなんてのがあるだろ?しかし三段突きなんか槍の技法では初歩の技だとも。――――ま、実際にやりあってみればすぐに嫌でもわかるさ。なんだったら今やるか?ここでな。 ( 槍について語り始めると熱く長い。そして好戦的な眼差しを相手に向けるだろう。 ) 私個人はともかくとかちょっとはフォローしろよ!傷付くだろうが! ( 自虐ネタに納得するなとワガママをギャーギャー抜かす。 ) もう充分だっての…デカ過ぎるのも不便だぞ。頭ぶつけやすいし服は買いづらいし………まあ嫌でも目立ってくれたりとか良い所もわりとあるけれどな。 ( 自分よりデカイ女はないわーと子供の頃に好きな男の子に振られたのはちょびっとトラウマです。 ) 私のプライドの問題だから貰え!拒否は許さんからな。 ( ここで全額突き返さない辺りが庶民なんだが。 ) 家に帰れるぐらいには覚えた!! ( 迷子になんてもうならないさと自信満々。それで納得していいのか。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:50:02]
お知らせ > ???さんが来ました。 『カタカタカタ』 [Sun 18 Apr 2010 23:36:48]
◆アイゼンリッター > 私が正面から戦っても、勝てる相手ばかりではないからな、忌々しい事に。(吸血鬼だの悪魔だのが多すぎる。 そういった怪物相手に両手両足、小手先の装備で立ち向かわなければならない。 戦術を駆使しなければ、やってられないのが現状だ)――やはり槍だと、多人数を相手取るのは容易か? どうにも、その手の長柄武器は扱ったことが無いから、勝手がわからないんだが。(舞台の上でも基本は剣殺陣だ。 ふと気になっていたことを問うた)(もっともこの男にしたって、犯罪者への敵意、それを看過する者への憎悪に満ち、強迫観念に犯された――言ってしまえば、単なるパラノイアだ。 恐らく、世間から下された「狂人」「怪人」といった評価の方が適切だろう)君個人が標的とされなくとも、護衛の任務をやっていたなら似たようなものだ。 ――まあ、実際問題、無事だったならば良い。(もう一度呟いて、頷く。 二度も知人が殺人鬼の手にかかるなど、御免だ)背を伸ばす方法は色々あるが、止める方法はあまり聞かないからなぁ……。 正直、それだけ背丈があるのは羨ましいが。 しかし――……。(放られた袋を、パシリと受け取って、その重みを確かめる。) 何度か不要だとは言ったんだがな。 どうだ、暗黒街にも慣れたか?(本来はそういう意図で、彼女に情報屋を探すよう伝えたのだ。 ある程度、この界隈をうろついていたのであれば、その目的は達成されていることになる。 ……20万エンか。 確かに、これだけあれば色々と装備を整えたりする事はできるのだが。 どうにも、人助けで金を貰う、という事に抵抗を覚えてしまう) [Sun 18 Apr 2010 23:21:19]
◆凛々 > そうそう。そんでこないだの金な。お前の分の取り分。 ( 懐から取り出したずっしりとした革袋をぽいっとぞんざいに投げる。中身はしめて金貨が20枚程。まあ大金といっても差し支えはないか。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:07:46]
◆凛々 > ご苦労様だ。まっ、私なんか強いからそんなセコい手使わないでもよゆーだけどな。 ( 軽口を叩く女は変わらない。世の中を広さを知りはしたが、変わらず自信過剰で適当かつ大雑把で、そしてただただ名声を切に追い求めている。だから幻滅するとしたら、この女が彼の想像するような人間ではなかった。ただそれだけのこと。 ) なんか頭いい奴ばっか襲ってたんだろ?私は襲われる要素が微塵も無い自信があったぞ! ( 力強く言い切る。自慢じゃないが私はとっても頭が悪いからな! ) ゲ。マジでか。………これ以上いらないってーの。 ( 指摘されて知ったから嫌そうに顔をしかめた。そりゃ背が高いのは戦いにおいて有利にも働くが、私はちょっとでかすぎる。少しばかしコンプレックスな点だ。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:05:42]
◆アイゼンリッター > いいや。 相手に上から一撃を与えられるという事を考えれば、多少の手間は問題外だ。 特に集団が相手ならど、奇襲で一人潰せるというのは大きい。(地面に降り立った鉄仮面は、小さく首を左右に振ってそう応じる。 その声音は、常通り低くて冷たくはあるけれど、自警団員や犯罪者を相手に発する鋭いものではない。何処か親しみさえ混じっているような声――彼は、目前の娘に対して幻滅してはいない――だ。 もっとも、今のところは、と注釈をつける必要があるが。 半ば以上、精神に異常をきたしている人物からの評価など確固たるものではない。 彼の基準に反すれば、その評価は簡単に変化するのだから)例の脳喰らいか。事態は収束したとはいえ、次に備えなければならないが……まあ、被害にあっていないようで何よりだ。 少し気にかかってはいた。(脳喰らいが標的をどういった基準で選んでいたかは定かではないにしろ、この街に暮らす存在、というのが大前提だ。 誰もが被害者になる可能性がある以上、彼女も例外ではないという話。 しかし――と自身より頭一つ分は背丈のある凛の姿を見やり、呟いた)……また伸びたか? 最初に会った頃はもう少し、背が低かったような気がしたが。 [Sun 18 Apr 2010 22:55:48]
◆凛々 > ん、おぉラッキー。手間が省けた。相変わらず高いとこ好きだな。めんどくないかそれ? ( 屋根の方から聞こえる声に振り返り。まあ色々と日常の方で大変な目にはあったりしたが、鈴宮凛という娘は全くいつも通りの歯に衣着せない調子である。 ) ぼちぼち。最近物騒なのあったから護衛の仕事とかあったしな。まあ結局例の怪物には出くわさなかったけれど。 [Sun 18 Apr 2010 22:44:22]
◆アイゼンリッター > (怪我が治り、復帰してから数日。 居住区の方の見回り――というより“目玉泥棒探し”――を終えた後に、スラムや暗黒街に繰り出すようにはなったが、行動自体に変化は無い。 いつものように屋根の上を走り回り、犯罪者を探し、発見すれば奇襲を仕掛ける。 しいていうなら、以前よりも徹底して、というところか。 妥協はしないと決めた)……聞き覚えがある声がしたと思ったら、やはり君だったか。 しばらく見かけなかったが、調子はどうだ?(と言うのも、当然やはり屋根の上から。 片手を縁にかけてぶら下がるようにし、それから手を離して路面へと降りる。 敵に不意打ちを仕掛けるのでなければ、特に飛び降りる必要もあるまい) [Sun 18 Apr 2010 22:35:24]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――私が……何だって?』 [Sun 18 Apr 2010 22:31:01]
◆凛々 > 取り敢えずまあアイゼンリッターの奴には20万ほど渡しとくか。それぐらいもあれば充分に義理は果たせるだろ。 ( 特に声量も抑えたりとかそういうのは気にせず独り言。元々私が全額貰うというのがおかしな話だっただけのこと。解決したのはあいつで私はちょっとうろちょろしてただけだしな。 )( それでも私の取り分八割なんだけどな!いいだろ別に!お金はあった方がいざという時にいいの。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:24:39]
◆凛々 > しかしまあ乙女とか似合わんな激しく……… ( そんなどっかの荒熊とかモノローグに対しての感想を思いながら、非常に長い袋を携行して道なりを歩いていく。目的地はだいぶ前に鉄仮面のヒーローに教えてもらった情報屋のいる場所。そいつ経由であの野郎にこないだの百万の分け前を渡して貰うのが今回の目的である。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:12:48]
◆凛々 > ( イライライラ。 )( 生まれて初めてオナニーとかしてみたけどスッキリしなかったー!理由は勝手がわからなくってちっともイケなかったからだー! ) うーっ……… ( かといってまあそんな事を叫ぶ訳もなく。苛立たしげに道をガツガツとした調子で歩く女の姓は鈴宮、名前は凛。最近淫魔と関わったせいで性のアレコレを悩み始めているうら若き乙女である。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:04:39]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『うーっ』 [Sun 18 Apr 2010 21:51:47]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 [Sun 18 Apr 2010 01:25:05]
◆エスメラルダ > ( 主人が褒めて下さったという事は、主人が喜んでいらっしゃるということ。ならそれでいいんだ。私の身も心もその全てが他者の為にあるべきなのだ。―――――何故ならエスメラルダは卑しい奴隷という身分なのだから。それだけにして絶対の理由。 ) オルガ様…エスメラルダは、これからもオルガ様がお喜びなさる事を致しますように…誠心誠意務めさせていただきます。 ( 優しく支えるのも人を殺せと命じたのも同じご主人。そして彼女の宣言通りに奴隷は優しく抱かれ、いつもと違うその閨の行為に少女は絶頂に幾度も達した。―――そうして殺人の罪の意識を抱えながら彼女の腕の中で眠りに落ちていく。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:24:41]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 …そうして、停めてある馬車に歩き出すのだった。 』 [Sun 18 Apr 2010 01:14:16]
◆オルガ > ( 私はその身体を抱きしめる。人を殺せと命じた直後だというのに、とてもとても優しく抱きしめるのだ。そしてもう一度頬に口付けし、優しく言おう。 ) そう、お前はそれで良いんだよエスメラルダ。私の命令を忠実にこなした。なんて優秀な子だろう!私は益々お前が気に入った―― もう絶対に離さないよ。 ( それは少しだけ歪な笑い方。でも、それが私をそそるのだ。 …それからエスメラルダの肩越しに無様な敗者を見下ろした。私はこうはならない。もっともっと這い上がるのだ。 …それからエスメラルダを支えたまま立ち上がる。 ) …さあ、家に帰ろう。今日は優しく可愛がってあげる。 ( 気を失うまで犯すつもりだったけど、それは止めよう。今日は激しくはせず、労わるように優しく抱いてやるのだ。それが終わったら、いつものようにエスメラルダを抱きしめながら眠ろう。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:12:19]
◆エスメラルダ > ( 男は崩れ落ちる。先程まで命乞いをしていた口はもう動かない。彼は永久に何も成さなくなってしまった。そしてそれをしたのは私の指先。それがどうしようもなく逃れられない結末だったとしても、それをしたのは私であるのだ。 ) ―――――ぁ……… ( 他の人達の囃し立てる声も――――主人の熱を持った男性の部分も。なぜかそれが遠く聞こえる。私は意識が途切れないように努力しながらも、体の力は抜け落ちてしまい、抱き締める主人に小さな体を凭れかかるように預けてしまう。 ) オルガ 様。 ( 奴隷は主人を見上げて問うた。 ) ―――エスメラルダは、これでよろしかったですか? ( 目隠しの奥の眼は悲しみに満ちていたけれど、主人の前では笑うべきだと奴隷は考える。だから私は懸命に笑った。けど上手く笑えたかどうか。それは奴隷にはわからなかった。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:03:14]
◆オルガ > ( 人を殺す。その行為自体は非情にシンプルだ。簡単なことで人は死ぬのだと今までに何度思ったことか。今だってそう、この奴隷がこの細く可愛らしい指に少し力を込めるだけで、火皿の黒色火薬に点火し、弾丸が射出される。たったそれだけで、人一人の人生が終わるのだ。今まで乗り越えてきた困難も、これから訪れるであろう幸福も、全て無に帰すことが出来るのだ。 ) ( ――そして、火薬が炸裂した。男は言葉もなく崩れ落ち、周りの男達は口笛を吹いて囃し立てる。辺りには、黒色火薬が燃焼する臭いが立ちこめていた。 …私は、私は――下腹部の熱をそそり立たせていた。それは身体を密着させるエスメラルダにもはっきりわかるだろう。 ) ――ああ、愛してるよエスメラルダ。 ( 私は堪らなく愛おしくなったその奴隷の身体を抱きしめた。これが私のもの、私の奴隷だ。なんて素敵なんだろう。 ) …さあ、お前達。後の処理は任せたよ。 ( 物言わぬ肉塊と化した男を顎で示すと、周りの者たちは死体を運び出し始めた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:36:28]
◆エスメラルダ > ( パァン )( 暗黒の街に一つ銃声が響く。その照準は主が定めた通りに狙い違わず引き絞られた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:26:36]
◆エスメラルダ > ( 奴隷が主に諫言するのを許される時は、それが本当に己の能力を超えてしまった命を受けた時だ。それは自分には出来ないと己の無力を謝罪しなくてはいけない。――――けどこれは違う。こんな事は出来ない人の方がおかしい。銃を用意したのも、弾を込めたのも、狙いを定めているのも全て主人がした。しかし引き金を引くのは私。 ) ―――――――ッ!! ( きっと私は歯の根も合わない程に情けなく震えていた。主の囁きが耳に入り、そして彼の懇願がどうしようもなく胸に突き刺さる。私は、私は、私は、奴隷でしかないエスメラルダは―――――― ) ―――――――!!! ( 目隠しの奥の金の眼をキツく閉じた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:24:07]
◆オルガ > ( ああ、なんて可愛らしいんだろう。彼女の本心は、人を殺めることを躊躇っているのだ。けれどもそれでは私の命令に背き、私の信頼を失うことに繋がるから揺れ動いているのだ。無論、人が普通に持ち合わせている人を殺める事への罪悪感もあるのだろうが。 ) ――そう、いい子だね。ちゃあんと出来たら、私はまたうんとお前を可愛がってあげる。可愛いよ、エスメラルダ。 ( その震える身体を優しく抱きしめるように身体をぴたりとくっつける。銃の反動で彼女が転んでしまわないように、支えてあげるのだ。 ――男はエスメラルダに泣きながら懇願し始めた。やめて、助けて、許して、お願い、お願いします、どうか、って。 けれど私はその声がはっきりと届いているであろうエスメラルダの耳元に唇を近づけて。 ) 大丈夫。命令したのは私。お前はただその命令に従っただけ。だから、殺したのはお前じゃなくて、この私なんだから。 ――引き金を、引きなさい。 ( と、命令した。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:12:12]
◆エスメラルダ > ( 人の命を奪う事は初めてではない。その生まれは実験動物である。魔眼の能力のテストとして、他者を死に至らしめた経験がある。――――だからこそ今この場が怖い。 ) ありっ、ありが……… ( 似つかわしくない惚気の言葉、しかしこの状況が奴隷に感謝の言葉すら言えなくした。 ) ――――………もっ、申し訳ございませんでした………… ( その声はわかりやすい程に震えていて、その表情はわかりやすい程に怯えている。しかし主人がやれと命じた事をしないなどという事は奴隷には許されない。ただその引き金を引く――――そんな簡単で単純な行為だ。出来ない筈がない。 ) う…っ…… ( まるで自分にその銃口が向けられているかのように奴隷は怯えていた。しかしやらなければいけない。主人が優しく促すままに、震える手はマスケット銃を握りその銃口を罪人へと向けられるだろう。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:00:54]
◆オルガ > ( こんな状況にいきなり連れてこられれば、硬くなってしまうのも仕方あるまい。私も初めてこういう場に立たされた時は、同じようになったものだ。 ) ふふふ、本当のことだからね。お前が家に居てくれるから、私は最近家に帰るのが楽しみなんだ。 ( そんな惚気たやり取りはこの場にはそぐわないかもしれないが、オルガは気に留めることなく奴隷に囁いた。 ) ――ん? どうしたんだい、エスメラルダ。さあ、この銃を持って、引き金に手をかけるんだよ。 ふふ…。 ( その表情、その反応。オルガはわかってやっているのだ。こういった類の命令を素直に受け取り実行する奴隷ではないと。 ) ほら、ここをこう持って――。 ( エスメラルダの手を優しくとると、マスケット銃を握らせようと持ち上げる。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:44:24]
◆エスメラルダ > ( 緊張か、怯えか、また別の感情の何かか。受け答えする奴隷の口調は普段よりも少し硬くなっている。 ) 嬉しきお言葉です。本当にオルガ様はエスメラルダが舞い上がってしまいそうな事を仰って下さいます。 ( 小さく口付けされながら、家に帰って行われる日常的な行為が頭を過り微かに頬を朱に染める。 ) ――――――え? ( そして変わらぬ口調で告げられたその言葉。恐怖に怯えた男の悲鳴。それが何を意味するのか、疑問符をあげた通りに瞬時には理解出来なかった。 ) ―――――………オルガ 様。 ………… エスメラルダは ……… ( 奴隷はその顔を蒼白に染めて言葉を詰まらす。従順な性質の奴隷には珍しく、命令通りにすぐにその主人が持つようにと言った銃を手にする事はしなかった。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:34:44]
◆オルガ > そんなに悲しいことをいわないでおくれ?私にとっては仕事もお前も大事なんだ。 ( くすくすと笑いながら。無論、仕事を優先せねばならないが――。 エスメラルダが傍に来れば抱き寄せるように手を伸ばす。そうして髪に、額に、頬に小さく口付けしていく。それからすんと匂いを嗅いで――ああ、帰ったら犯そう。気絶するまで犯そう。そんな事を考えながら。 ) ( 火縄式のマスケット銃は既に火薬も弾も装填されており、火縄には火が点けられ、後は引き金を引くだけで弾丸が発射される状態になっていた。その銃の先端をぴたりと男の額に向けた状態で構え――。 ) この銃を持ちなさい。 ( と、エスメラルダに告げる。跪いた男は「ひぃぃ」と情けない悲鳴を上げた。何をさせようとしているかは、その時点で伝わるだろうか。回りの男達はオルガの悪い趣味ににやにやと笑うだけで、その成り行きを見守るだけだった。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:19:08]
◆エスメラルダ > ―――――いえ、オルガ様は支配人という身分でございますから。私めよりもお仕事を優先なさるのは当然の事でございます。 ( ―――主人の表情は私には見えない。けれどオルガ様は私に笑いかけているのだろうと何故かわかった。わかってしまった。裏カジノの支配人であるのならばこのような事もあるのは想像出来た話――――けどやはりこうしてその場に立ち合う事になると、少し――――― ) 畏まりましたオルガ様。 ( 私は頷き、もっと傍にとは本当にすぐ傍の事なのだろうとご主人様の近くに寄る。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:12:28]
◆オルガ > 一応聞くけど、逃げられると思っていたのかな。――まあ、思っていたんだろうね。だからこんな事を企てた。愚かしい、でも嫌いじゃないよ。私はギャンブラーは好きだ。…出来れば、私の胃を痛めないでほしかったが。 ( 言って見れば、人の金で勝手にギャンブルされた時のような気分なのだ。本当にばれなくて良かった。 ) ごめんよ、エスメラルダ。今日は早く一緒に家に帰ってお前を可愛がってやるつもりだったのに、下らない用事が出来てしまって。 ( そう言って笑いかける。彼女には私がカジノの支配人であることは告げてあったが、こういった側面をもつアウトローであることは特に話さなかった。だから彼女は驚いているかもしれないが――。 ) そうだ。こっちにおいで、エスメラルダ。もっと私の傍に…。 ( そんな彼女に追い討ちをかけるような酷い悪戯を思いついた。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:02:06]
◆エスメラルダ > ( 露出した肩に印のある娘。目隠しをした少女。エスメラルダと名付けられた奴隷はこの状況に努めて表情を動かさないように努力していた。この奴隷は暴力といった行為に連なる物が苦手である。だが主がしている事ならばそれは白でも黒となろう。ましてや今回の件の非は紛れもなく相手にある。私などが口を挟む理由はこの場において存在する筈もなかった。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:58:46]
お知らせ > エスメラルダさんが入室されました。 『( 付き従う奴隷 )』 [Sat 17 Apr 2010 22:51:19]
◆オルガ > ( 今日はカジノの帰りだ。ディーラー姿の奴隷をつれて歩いて居てもおかしくは無い。或いは、家に置いてきているかもしれない。 ) 他の組織の連中だったら、事が明るみになって私の責任問題が追求されるところだった。身内だからこうして内密に処理できるんだ。 ( この男が月に一度行われる裏カジノの犠牲にならずに済んだのも、他の連中にうちの組織の人間だとばらすわけにはいかないからだ。もっとも、これが外にバレていれば私達の組織への追求はより大きなものになるのだろうが。だからこそ、この男は死刑が確定している。そう、死刑確定!確定!確定!この男はゲームオーバーだ。ギャンブルで言えば大負け、大負けだ。可哀想に。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:47:08]
◆オルガ > ( カジノでもなければ、「瑪瑙の鍵」店にフレッタを口説きに行っているわけでもなく、他の店に掘り出し物を探しに行っているわけでもなかった。暗黒街の隅の方。近くに停められた馬車と、数人の男達と、私と―― 濡れた石畳に跪く男の姿。その男は酷く痛めつけられており、顔は倍に晴れ上がっていた。ひいひいと情けない声を漏らしながら、男は必死に自分が助かる道を考えていた。 ) 全く、本当に。お前がうちの組織の人間で助かったよ。わかるかな?カジノは一つのファミリーだけで運営されているわけじゃないんだ。だからそのカジノの収益金に手をつけるということは、複数のファミリーを敵に回すことになるんだよ。 ( 私はマスケットを指でなぞりながら男にそう語りかける。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:41:40]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 今日はカジノではない。 』 [Sat 17 Apr 2010 22:34:18]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …ロッテも笑顔で迎えてやろうか。 やれと言っといて気味悪がりそうだけど。 )』 [Fri 16 Apr 2010 23:35:43]
◆エアリー > ( ―――この瞬間、ロッテがメアリアンと対面し、その関係を新しいものにする一歩を踏み出しているとは、まだ知らない。 下準備を重ねてきた計画をいよいよ実行に移す時なのだとは認識しているけれど、メアリアン=目玉泥棒に敵対するのは危険な事と思い込んでいて、ロッテも一人で無茶をすることはないと思っていた。 …いずれにせよ無駄ではないけれど、一つの区切りとしてメアリアンと対面する時までに 『笑顔』 を完成させなければならない。 ―――おそらくその場で殺し合いになるから、そんなものに意味はないような気もするけれど。 もしも生き残ったら、その後にまた必要になる。 ―――可能性としてなくはないと認識しながら軽視している、メアリアンとの取り引きが成立するという事態に発展していることを知るのは、もう少し後で。 ) ( 『でもエアリー、私達を騙そうとしてないでしょ』 『じゃあなんで笑うの』 『楽しそうにしてると嬉しい』 『あんまり笑わないもんね』 ―――練習なんだ、とは言えず。 ) …ああ。 まあ。 ( 自然な苦笑を零しているのに、作り笑いに紛れてしまって自分では気付かない。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:32:37]
◆エアリー > ( やっぱりこれは好きじゃない。 騙すことは何とも思わないけれど、媚びるのは嫌いだし、笑顔というのは良い感情の表れだから、それを向けるのはここ一番という時にとっておきたかった。 …表情変化を要求されなかった鑑賞奴隷としての意識か。 そんなこと考えたこともなかったけれど、いつの間にか自分の中で、自分の笑顔が価値あるものになっている。 ―――そういった面でも、字を教えていた子どもは笑いかけ易い相手。 だから本番で必要な相手… つまり獲物として狙いを定めている相手に向けられるかどうかは分からないけれど、必要な事だとも、もう分かっている。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:12:36]
◆エアリー > ( 『でも優しい方が好き』 …分かっているのかいないのか、続く言葉に首を振る。 ) …良い事があったわけじゃない。 中味は同じだ。 ( そんな好意は錯覚で中味なんかない。 もっとも、そんな中味の無い感情を抱かせるのが目的の行為だから、引っかかるなと教えるのも矛盾するのだけれど。 …この子供達から何を得ようとも思っていない、笑顔の実験台だから。 …そんな事を言って、胸がむかむかするのを自覚した。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:05:20]
◆エアリー > ―――そうか? ( にっこり微笑んで――― そう見えるか、と頷く。 なら成功だ。 上手くいってる。 用心深い相手には通用しないかもしれないけれど、子どもはこの辺りの感覚けっこう鋭いし。 …作り笑い、できるようになってきた。 ) …顔なんかどうにでもなる。 信じるな。 嘘つきに見える詐欺師はいない。 …ああ、合ってる。 ( なりゆきで同じアパルトマンに住む子どもに字を教えるようになって、もうじき一年になる。 教えるといっても、安っぽいダイム誌の写本の内職ついでに、読み聞かせながら書くのを見せて、書かせて確認するだけだけど。 一年も続けていればほとんどの子どもは、最低限必要な事を書き残せる程度になっている。 綴りが所々おかしいのはご愛嬌。 あとは… 本がコンスタントに手に入るような環境でもないけれど、壁新聞やダイム誌をどこかからくすねても良い、文章を読むようにしていれば書けるようになるだろう。 ) [Fri 16 Apr 2010 22:56:48]
◆エアリー > ( 淫売窟にほど近い、暗黒街の安アパルトマン。 洗濯場などが設けられている一階のスペースにテーブル代わりの箱などを持ち込んで、数人の少年少女がたむろしている。 どこにでもある集まりのようだけれど、木箱の上でランプに映し出されている紙束や、土がむき出しの地面に落書きされている文字はいくらか特徴的か。 集まっているのも大半が10代に満たない子どもばかりで、危険な雰囲気はない。 貧しい手習い。 ―――そんな中、教師役らしいハーフエルフの娘は、かけられた言葉に首を傾げた。 ) …いいや? じゃあ今の、書いてみろ。 ( 『な、に、か、い、い、こ、と…』 一音ずつ口に出しながら地面を木の枝で削る少女の横で、別の少女が 『でもエアリー嬉しそう』 と続けた。 ) [Fri 16 Apr 2010 22:41:47]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 『何か良い事あったの?』 )』 [Fri 16 Apr 2010 22:27:17]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 [Thu 15 Apr 2010 23:03:01]
◆アイゼンリッター > (メアリアン――恐らくは名前であって、苗字ではないだろうが。 片っ端から居住区の家の表札を見て回るというのも、手の一つではある。 気の遠くなるような作業だが、当たり前の話、何もしないよりは余程良い。 なにせ以前、アウトローの組織とやりあう羽目になった際「構成員を一人ずつ片っ端から殴り倒す」という形で蹴りをつけようとしたくらいだ。 それと大差は無い)…………よし。(方針は決まった。 スラムや暗黒街の警邏に向かう前か後かに、居住区の方も虱潰しに回るとしよう。 如何に小さい数字ではあっても、行動をおこしさえすれば、それはゼロではない) [Thu 15 Apr 2010 23:02:43]
◆アイゼンリッター > (名前、容貌、居住区に住んでいるという点、今までに手に入れた情報は全て自警団に提供した、が――それで動かないというのは、糞。さんざん居住区の治安は守れてるから十分だと吹聴して、この様だ。全く。 連中の怠慢である事は疑うべき余地もないが、そこで罵ってばかりで停滞しては意味が無い。 次の手を考えねば)……より情報を収集して自警団に提供するか、此方から乗り込むべきか。 あまり居住区で騒ぎを起こしたくは無いが、奴がいつまた『幸せになりたい』だのと言い出すかもわからないしな。(屋根の上を移動しながら、一人ごちる。 『幸せになりたいから殺した』という奴の動機から、今のところ犯行がおきていないのは『幸せだから』という事になる。 つまり『不幸になったらまた殺す』わけだ。 奴の不幸とはなんだ? 欲しかった服が買えなかった時? 学校の試験結果が悪かった時? それとも、体重が少し増えた時、か? 導火線に火がついてる爆弾のようなものだ、目玉泥棒は。 それが居住区に眠っている) [Thu 15 Apr 2010 22:56:27]
◆アイゼンリッター > (現状、目玉泥棒による犯行が停止しているということは、奴は『幸せ』なのだろう。 つまりアイゼンリッターの動向も、自警団の動向も気にしておらず、順風満帆に日常生活を謳歌している、という事になる。 忌々しいことだが、それは事実として認めなければ)…………被害者が減ったという点は、確かに受け入れて然るべきだが。(それで『終わった事件』とする気もなければ、過去の被害者を『仕方なかった』とする気もない。 あの殺人鬼が居住区に暮らしている事は確かなのだ。 其方にまで手を伸ばす必要がある。 ――以前に行ったビラ配りは効果的な手だったと思ってはいるけれど、それでは詰めが甘い。 どうするべきか) [Thu 15 Apr 2010 22:50:45]
◆アイゼンリッター > (アイゼンリッターは世間一般から狂人・危険人物としての扱いを受けており、だからこそ単独で行動している。 実際、共に戦おうなどと考える酔狂な人間はいまい。 殆どの市民にとって犯罪退治なんてのは妄想の中で済ませることだし、基本的には自警団の仕事であり、翻ってその仕事っぷりに満足しているのだから。 加えて、その自警団から見れば、鉄仮面の怪人は町を引っ掻き回す通り魔、というわけだ)………………。(ややあって、路上から視線を逸らせ、歩き始める。 腰のベルトからフック付ロープを引き抜き、屋根上目掛けて投擲。 ロープをよじ登っていく) [Thu 15 Apr 2010 22:48:12]
◆アイゼンリッター > (目玉泥棒――そう呼ばれる殺人鬼によって、一人の自警団員が殺された場所だ。 自分の目の前で。 あと少し早く行動していれば、助けられたかもしれない。 こうして自警活動に身を投じて以来、恐らく初めて、共に同じ事件を追う事になった団員だった)―――――……目玉泥棒は、メアリアンという名前だそうだ。(小さくそう呟いて、染みさえ残っていない路面に目をやった。 勿論、彼女とて時が過ぎれば自分に敵意を向けたかもしれないが……そういった可能性も含めて、あの殺人鬼は奪い去った。 人を殺すというのは、そういう事だ。 ゆえに看過する事はできない。 ――ましてや『幸せになりたいから』などというのは、馬鹿げた話だ) [Thu 15 Apr 2010 22:27:33]
◆アイゼンリッター > (事件の痕跡など、最早どこにも残っていない――その通りの端に、鉄仮面を被った青年が、花束を置いた。 半年ほど前に発生した、ある事件の現場だ。 彼自身の精神状態を大きく変えた、二つの事件の一つ。 それが、この暗黒街の片隅で起きたのだ)………………。(あれからずっと、その事件の犯人を追いかけ続けてはいるものの――ようやく、その人物の名前にたどり着いたところだ。 それ以上の進展は見られない。 だが、治療を終えて再び鉄仮面を被って活動をはじめ、あの死霊術師の舘に赴いたのだ。 この現場にも訪れるべきだと、そう思った) [Thu 15 Apr 2010 21:55:26]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――花束。』 [Thu 15 Apr 2010 21:52:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――そこまでだ。』 [Tue 13 Apr 2010 21:51:49]
◆アイゼンリッター > (気になるといえば、そうだ。あの自警団員――彼女はどうしているだろうか。 病院送りにした事実に対して、特に悔悟の念や罪悪感はわかないが、少しばかり気にはなった。 別に再起不能にするつもりはない。無事に治っていれば問題は無いのだが)…………。(しばらくそうして空と時計台を見上げていたが、首を横に振って動き始めた。 こうやって無意味に思考をめぐらせている暇はないし、そうなりそうな時は行動を起こすに限る。 体を動かせば思考も明瞭になるものだ。 そう探し回らずとも、空き巣に入ろうとしている連中くらいは見つけられる。 さて――) [Tue 13 Apr 2010 21:51:35]
◆アイゼンリッター > (ダイムノベルの主役達は、ああいった場所に拠点を構えていたものだ。 その事を思い返し、微かに口元を歪める。 あれでは目立ちすぎるし、何より高層過ぎて移動には不便だ。 奇襲の為に屋根の上を、程度であるならば問題は無いにしても……)……さて、と。 …………今夜はどうかな。(そうして時計台を眺めながら、小さく一人ごちる。 目玉泥棒は鳴りを潜めて久しいが、あの吸血鬼は別だ。 自己顕示欲の強い奴のこと、空を飛び回っている可能性はあるし、此方の姿を見れば襲い掛かってくるだろうと推測している。 なにせ最後の対決では、奴は捨て台詞をはいて逃げ出したのだから)……………。(もっとも、奴にばかり構っていられるわけではない。 目玉泥棒に続く手掛かりの一つということを除けば、その重要度は他の犯罪者と大差ない。 とはいえこの男の場合、その「犯罪者」に対しての憎悪が並々ならぬものがある為、決して「重要ではない」という事にはならないのだが) [Tue 13 Apr 2010 21:38:10]
◆アイゼンリッター > (単なる人間の犯罪者、ならまだ良い。 魔術を駆使する輩、人外の種族、そして怪物ども。 それらにどうやって対処するか、が――常々、彼を悩ませている課題であった。 聖水をぶちまけるか? 十字でも切ってみるか? どれも無意味だ。 せめてあの時、死霊術師の舘に踏み込んだ際のように、両の拳に聖女の祝福でもあれば良いのだが)…………難しいな、それは。(彼は神を信じる人をこそ信じるものの、神それ自体を信じてはいない。 たんなる傍観者――否、力を持っていながら行使しない時点で、それは忌むべき存在だといえる。 力を持っているのであれば、それを用いる責任が伴うのだ。誰であっても)…………………。(ふと足を止め、暗黒街にそびえる時計塔を見上げる。 夜の中にあっても黒々としたシルエットが浮かび上がるそれは、この区画のシンボルのようなものだ。 あの中に人が住んでいるとか何とか、そんな話も聞いたことはあるが) [Tue 13 Apr 2010 21:16:55]
◆アイゼンリッター > (だのと言って、またぞろ自警団の連中は済ませてしまうに違いない。 そう内心で毒づきながら、鉄仮面の男が屋根上を駆けて移動していた。 ――――ヴェイトス市を一ヶ月も徘徊していた殺人鬼の顛末としては呆気無い幕切れだが……。脳喰らいの事件はこれで終わったとしても、『次』がある。 確実に)……………………。(問題はそれに対して、どうするか、だ。 済んだ事件だという点においては同意するが、決して『仕方が無い』では済まされない。 手をつくせば犠牲者はもっと減らせた筈だ。 もっと初期段階で犯人を捕縛ないし討伐する事はできたはずだ。 だが、できなかった。 それは何故か。 思考し、行動を続けなければならない。 ――そして今日も彼は、警邏活動に身を投じるのだ) [Tue 13 Apr 2010 21:06:27]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『ああ、犯人は死んだ。良かった良かった!』 [Tue 13 Apr 2010 21:02:02]
お知らせ > フレッタ@瑪瑙の鍵さんが退室されました。 『逆にぴりっとしたスーツ姿かもしれないけど――其処は見てのお楽しみ。』 [Tue 13 Apr 2010 03:41:30]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > うん――(同じこと言われたの二度目だなぁ、なんて思いながら。 それこそ心機一転の良い機会かもしれない。) 全くだ。 今日の分の支払いも、いつかしたいしね?(退屈な筈が楽しい夜になった。 その出会いを感謝すると共に。) さて、僕が紳士だなんていったっけかなー? (この出会いの先にあるものに期待しよう。) [Tue 13 Apr 2010 03:40:37]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 彼女がカジノに遊びに来た時は、フレッタのドレス姿が見れるんだ。 』 [Tue 13 Apr 2010 03:35:07]
◆オルガ > 時にはそれも必要だね。保守的なばかりじゃ、どうしてもつかめないものがあるから。 ( 賭け事に限らず、人生においてもだ。まあ、ギャンブラーすぎるのも危ないのだが。 ) これからも良いお付き合いをしたいね。個人的にも、カジノの支配人としても。 ( こういったコネクションは損にはならない。 ) いつも食べてばかりの私だけど、実は食べられるのは不慣れなのさ。優しく頼むよ? ( こう見えて処女である…。そんな形で、二人楽しげに話に花を咲かせよう。こういう時間も偶にはいいじゃないか。 ) [Tue 13 Apr 2010 03:33:31]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > 良くもう少し頑張れと言われるから―― 私もたまにはギャンブラーになってみようかな。 近いうちにきっと。(其れこそ次の休みにでもと思っていたところだ。 互いに知り合って損はないし、まめに会っておけば、思わぬ質流れ品とか入手できそうな気もする。)お店は大概の日はやってるから是非是非。 共に末永く幸せに、ってね。(そういう意味では色んな所で同じよーな苦労を背負ったりしてるのかもしれない。) ――仲良くなりたい私としては嬉しいなぁ。(誰にどういう使い方をするのかは想像の粋を出ないが――少々気障ったくこそあれ上手に使いこなすんじゃないかな、とか。) なら、それは見てのお楽しみ? ――言った方としてはしまったかな? って思ったんだけど。 キャラじゃないなぁ。僕が食べる側だ。(見た目や色々が男っぽかったりするが、押しも押されぬ肉食系女子?二人である。額押さえつつ恥ずかしげに笑った。 朝までもう少し時間が有るが――互いのリミットが近付くまで、他愛のない世間話でも十分に楽しめそうだ。) [Tue 13 Apr 2010 03:26:09]
◆オルガ > カジノの支配人として沢山のギャンブラーを見てきている私からすると、ギャンブラーこそ程々にという言葉を護らない連中は居ないね。 ――ふふ、その意気さ。この界隈は一定の筋さえ通せば、何ごとも許される素敵な街だ。 ( まあその筋とやらが面倒だったりすることもあるのだが。 ) ありがとう。ここには豆に足を運ぶことにするよ。君とも仲良くなりたいし、ね。 ( カジノも多くの気付かないふりで回っている。どこかの有力者が「潰すべし」と槍玉にあげぬよう祈るばかりだ。 ) うん…。それは確かに…。 ( 景品として扱ってるカジノ自体がなくなっちゃったり、支配人が不慮の事故にあったりとか…。 ) 可愛げだね。そういうズルさ、私は好きだよ。 ( お金を支払い、その香水を手に取ろう。…でもふと思ったのだけど、エスメラルダに香水を付けさせるより、私の匂いをエスメラルダに付けたほうがそそる。だからこれは自分で使ってみようか。 ) どうかな。やっぱり紳士的になるかもしれない――口説く側としてはね? あと今のはちょっと可愛かった。 ( 本当に食べちゃうぞ?なんて言って笑った。 ) [Tue 13 Apr 2010 03:12:48]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > 程々が一番ってことだね何事も―― でもお仕事は自重しないぞ? そうだね、景品向きになりそうなのがあったら、流す前に一度取っといてみるよ。(ストックしても吐き出せない品物も多いし、そういうのは薄利か赤字で闇市送りだ。取引先が増えるのは特に歓迎すべき事。笑顔で承諾しよう。) 確かに――この界隈じゃ良く判るよ。(両手広げて肩竦めた。 瑪瑙の鍵はある意味御目溢しで回っている。)――それこそ、気付かなければ一応の景品としては回るけど、ね?もう来なくなっちゃうかもだけど――(そのあたり諸刃の剣ともいえるのか。 保管する、って時点で何かヤヴァイ目に逢いそうだが。) こういう仕事じゃ少しズルくないとね。・・・毎度ありがとう♪(鑑賞に堪える作りのケースはそのまま手渡すのにも十分か。 包みが必要ならサービスするが―― 小さめの瓶だが、少し薄利めに値付けして8000エンくらいにはなる。) 紳士って・・・あれでも女性だと淑女的? わぁ。 油断させて近付くのかー?(食べられるー♪ なんてこお竦むポーズはちょっと似合わないかもしれない。) [Tue 13 Apr 2010 03:02:00]
◆オルガ > 大いに自慢しても構わないよ。ただ一つ問題があるとすれば、他の女性の嫉妬を買ってしまうかもしれない。 ( 女の子は幾つになっても女の子である。…生えてても女の子である。 ) それは頼もしい言葉だ。何かと色々入用になるかもしれないし―― もし何か珍しいものが入荷したら、私にも教えて欲しいな。 ( 結婚暦まで揃えたことがあると聞いたら驚いただろう。品物だけではなく、そういった経歴まで揃えられるのかと。 ) 大丈夫、周りにばれなければいいのさ。世の中は気付かないことと、気付かないふりをすることで回ってるんだ。 ( 一人や二人大目に見たってマフィアのボスの方々も怒りはしないだろう、多分。 ) 恐い呪いだ…。景品にどうかなと思ったけど、そういうのが好きっていう恐いもの知らずもお客の中には居るし。 ( でも、店側も客側も幸運を味方にしたいというのなら、やはり不吉なものは排除すべきか。 ) フレッタ・ビーチェ。悪い子だ、おまけに上手い。今の一言で私が逆に口説かれてしまったよ。それじゃあ、その珍しい香水をお一つもらおうかな? ( 緩い財布の紐を解き、お支払いといこう。 ) 大丈夫、私は最初は紳士的さ。ベッドの中ではそうじゃあないけど。 ( がおー、とかいっておどけてみよう。 ) [Tue 13 Apr 2010 02:43:17]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > こっちか。 ――ふふ、ありがとう。 ちょっと位は自慢しても大丈夫そう?(それなりに美容に気を使ってる手前、誉めてもらえれば其れは嬉しいか。 これでも女の子である。子、はそろそろ・・・かなり苦しい分だけ気を使うのさ。) 大入りになったら隠れられそうにないのが玉に瑕。 其れで失敗しちゃった店もあったっけ。 ・・・はったりかまして何でも揃えてみせるさ?(作品を知る者同士のネタ会話は他人に聞かれない範囲では一体感が有って良い物。・・・まあ事実だが。結婚暦まで揃えたことあるし、不可能じゃないぜ?) 前言翻すけど、それで支配人って大丈夫なの? (絞るのがお仕事だろうにお人好しもいたものだ。 個別の好意かもしれないけど。)嬉しいけど ・・・・アレの呪いは悉く不幸になる程度かな。 オッドアイの女性を魅了する鉱石がご所望なら――入ってるンじゃない? キミのポケットあたりに。(緩そうな心の財布を指さしてくるくる。 赤や青の輝きも好きだけど、金銀銅も大好きなんだ。) これがさっきの”珍しいもの”さ―――大好きな彼氏の前以外でつけるのはオススメしない香り、ってところかな?(どこかの国の古典に曰くH上手=話上手でベッドの雰囲気良くて香料を上手く使う輩なのだとか。 思い人を甘く誘うフルーティベリーと説明書き。魔法の品ではないけれど――) 今はつけてないよ。キミに襲われちゃうかもしれないし。(うまく使えば魔法的。 酷い冗談言いながらそんな。) [Tue 13 Apr 2010 02:24:37]
◆オルガ > ( 手を伸ばし、はねている部分をなおす。治ったあともすこおしだけさわさわと触れるんだけど。 ) 君の髪、綺麗だねえ。高くつくのも頷ける。 ( ふふふと笑う。自分の方はまあなんというか、朝寝坊しそうなときは天から授かった髪型で出勤することもしばしば。今はエスメラルダに朝と寝る前に櫛でとかさせているが、奴隷を買う前は手入れもせずにベッドにもぐりこんでいたりした。 ) ふふ、ごめんごめん。でもお客の立場から言うと、隠れ家的ってのは雰囲気があっていい場所なんだよ。 ――ブラジャーも揃えてくれるのかな? ( その演劇は見たことがあるのか、そう言ってのってきた。さり気にセクハラだが。 ) お任せを。君みたいな人が酷い目に遭うのは心が痛むからね。 ( まあ、所持金の範囲内でやれば借金しない以上酷いところに落ちるというのは無いが。 ) 呪いの宝石っていうのは興味があるなあ。どんな呪いなんだい?例えばオッドアイの女性を魅了できる呪いが掛けられているとしたら、私は全財産を投げうってでも買ってしまいそうだよ。 ( などと冗談を言う。あまり呪いっぽくないが。 ) ――おや、香水だね。君も同じものをつけていたりするのかな。 ( 今なら財布は緩い。彼女が手にした香水に興味を示した。…そういえば、エスメラルダに買っていってあげてもいいかな。いつの間にかカジノの景品としてだけじゃなくて、個人的な買い物になってるけど。 ) どんな香りなんだろう? [Tue 13 Apr 2010 02:04:47]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > 僕の髪は高―― ・・・うー。 ごめん寧ろお願い。(見つかりませんお願いします――其れを抜かしても割合簡単にスキンシップを取らせる人間でもあるが。)隠れ家・・・って誉め言葉なのかな? 利用しやすいって類の・・・『―――だが、いつまでも地下でくすぶってるような俺達じゃぁない。』 でしょ?(ちょっと有名な演劇の登場人物の真似っこをもって、野心くらいはあるのよ、と表明する。) ある意味VIP扱いだ。 ――悪いけど頼りにしちゃうよ? 熱中しちゃうタイプなんだ。(それ以前に小物過ぎて大金勝負に手を出さないわけではあるが――空気に呑まれる、ってこともある。) 変な音が出るだけの筒から、良く落ちる洗濯粉、呪いの宝石にアングリマーラ渡りの魔法使い用精神安定剤まで・・・ (どれも実用性は疑問符ではある。 まさに知る人ぞ知る、の面目躍如か。) ・・・こっちの商談は成立かな? 退屈って害悪だからね、是非盛り上げてくれると助かるよ。(それこそ品物の鑑賞会でもしようか、なんて暢気に話しながら――丁度カウンター脇の棚にあったピンクがかった香水瓶を指でくるくる。 流れで一品かそこら買ってもらえれば、店員としても御の字だし。) [Tue 13 Apr 2010 01:47:06]
◆オルガ > ( なお、触って良い?と尋ねたのはここがはねているよと教える為だ。建前では! ) [Tue 13 Apr 2010 01:30:19]
◆オルガ > あはは。えっとね、もうちょっと下―― 触っていい? ( 勿論髪の話だ。触りたいから尋ねる。私はいやらしい人間か?そうだろう、否定はしない。するものか。 ) 成功するかどうか不安だったけどね。失敗すると上が煩いんだ…。 そう言ってくれるのはありがたいねえ。でも、この店だって知る人ぞ知るっていう感じで良いと思うよ。隠れ家のようで。 ( 忙しい時間帯もあるようだから、その時はまた印象が違うんだろうけど。 ) 帰れ無さそうなぐらいに危なく見えたら、それとなく声を掛けてあげるよ。でも、他のお客さんには内緒だよ? ( 唇のところに人差し指をあてて笑った。…ちょっとお遊びが過ぎて、クリスティーナ様の強制労働コースに落ちなくても良いぐらいの額を面倒みる代わりに一晩相手を勤めさせる、なんていう公私混同も稀にしてしまうわけだけど。 ) ああ、いいねえ魔法グッズ。私はそういうのに興味があるんだ。今までにどんな魔法の品があったのかな? ( 魔法の品というと素敵な響きだ。こうして話を通しておけば、入荷したときに声を掛けてくれるかもしれないし。香水も悪くない。 そして顔を近づけあうの、私は好きだ。 ) これは魅力的な申し出。君さえよければ是非そうしたいね。そうしたら、私はあの手この手でお話しを盛り上げようとするだろう。 ( 相手が笑うとオルガは嬉しそうな表情をした。オルガにとっては好意的な反応なのである。 ) [Tue 13 Apr 2010 01:27:18]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > ううっそ。 ・・・最新モードなんだよ?(どのあたりさ。 なんて掌を頭の上滑らすように。) お疲れ様?――大反響みたいでいいなぁ。 ホントはああいう明るい店のほうが好きなんだ。(ちょっと上質な男装とかにも、そのあたりの願望が現れてるのかもしれない。 曖昧かつ範囲が広い注文分は、此方も並べて行く事でカバーするか―― )・・・ちゃんと帰れると良いけどね。(ハメをはずしやすい。)武器・・・はちょっと難しいかなぁ。 変ったのはあるけど、呼べちゃうのは好事家だ。 今はいいの無いけど変な魔法グッズなんか・・・ あとは香水? とか?(椅子の上に膝乗っけた姿勢のまま、オススメ品揃え指折り数えつつ。互いにカウンターによっかる姿勢だとちょっと距離近いね。) ・・・何なら朝まで語り明かしてみる? 階層別のオススメ商品とか。(まるで口説かれてるみたいだ、とかくすくす笑いながら。 無碍にはしないけど如何しようかな? 的な態度は、まだまだ本気にしてない風。 普段ならもっとこお色々弄りにいきそうなもんだが、初見の来店一番にーっていうのは想定の範囲外だったらしい。) [Tue 13 Apr 2010 01:11:53]
◆オルガ > 強いていえば、ちょこんとはねた君の髪ぐらいかな? ( そっちは本人も気付いてなさそうだ。それを指摘しないまま暫く眺めるのも悪くなさそうだけど。 ) 良かった、知っていてくれて。頑張ってビンゴを企画した甲斐があったってものさ。でも抽選会の翌日にビンゴの発表のせいで声が枯れちゃってさ――。 ( 何てどうでも良い話を。 ) それは嬉しいね。遊びに来てくれる人はみんな大歓迎さ。 ――んん、そうだな。綺麗なものもあると良いけど、色んな客層を招きたいんだ。例えばだけど珍しい武器なんかだったら傭兵の人なんか来てくれるんじゃないかなって。 ( あくまで例えだけど。 ) それに用意する景品は一つじゃなくて、冒険者向け、金持ち向け、一般市民向け――とかね。 ( 具体的に何がいいと示さず、こうして曖昧な言い方をすると相手も大変なのはわかっているけれど。 ) よろしくね、フレッタ・ビーチェ。 ――なるほど、それは本当に運が良い。君とのお喋りがちょっと長引いてしまっても、咎める人は誰もいないわけだ。 ( こういう語りかけをして見せる相手の反応はだいたい三通りだ。口説きたいというこちらの意図に気付いて乗ってくるか、或いは興味が無いとそっぽを向くか。又は、気付かれないかだ。そしてオルガは基本的に引かない。しつこいと頬を叩かれたことだってあるぐらいだ。そしてめげない。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:53:06]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > ――優しいなぁ。 何が見えたか判ってそうだけど。(ダラけた店員だと叱られるよりは断然嬉しいか。 長身に黒コートを羽織った女性の雰囲気は、自分や知り合いの探偵にも似たものがあるが―― こお幾分か洒落者のイメージが強い。) 様々だからね、この店に来る人の価値観は。 カジノの・・・エスメラルダ―― ああ、あそこの! ビンゴだ。(名前を聞いて何処かで聞いたと思ったら、みたいな、思い出した風の顔&手、ぽむ。 ビンゴ?参加したけどダメだったよ0点。) 丁度行きたいと思ってたんだ。 あそこの景品だとちょっと綺麗な部類からじゃないとダメかな?(店の配達バイトの巨大肖像画とかはまだ知らないが。 行儀の悪い客には慣れてるけれど、初対面に近付くのがちょっとだけ苦手。 顔は余裕でも、少しだけ身構えてしまうよ。根は小心者なんだ。)・・・おっと、礼儀を欠いちゃったね。僕はフレッタ・ビーチェ。 店長代行で普段は忙しいから―― 今日は運がいい、って所かな?(この店に着て名乗るお客さんも珍しいけど、いきなり名前を聞きに来るお客さんだって相当だ。 それ其れ聞いてどーするんだろう、なんてちょっと惑いもしたけどね。 ヤバイ人じゃなさげだし―― ちょっとだけ姿勢下げてお客さんと同一目線。ゆったり会話しながらでいこう。) [Tue 13 Apr 2010 00:38:12]
◆オルガ > ふふふ、大丈夫。私の視線は丁度他のところを見ていたから。だから何も見ていないよ。 ( そう言いながら笑いかけ――おや、と目を瞬かせる。その金髪のオッドアイの娘は、こうして近づいてみると中々。私の興味は自然とそちらに移る。 ) 人によってはその珍しいものが物凄く価値のあるものに感じたりするものさ。なるほど、分類が多いというのなら例えばどんなものが欲しいか、君に説明する必要が私にはあるわけだね。 ( わざわざ回りくどい言い方をするのは深い意味は無い。遊びみたいなものだ。 ) 実は私、エスメラルダというカジノの支配人をやっていてね。名前はオルガ・バイルシュタインという。そのカジノの景品になりそうなものを探しているんだ。 ( ちょっとお行儀悪くカウンターに肘をついて、少しだけ前のめりになって顔を近づける。 ) 君、名前は?いつもこの時間に店番をしているの? ( それはもう、わかりやすいぐらいに口説きに入った。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:17:58]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > (普通の店舗であればそろそろ諦めて店を閉め気分転換に酒場だ色街だと繰り出せるものだろうが、この店に限っては深夜0時を回ってからコソ泥が曰く付きの盗品を売りに着たり、緑の目をした鬼女が表の店が閉まってるからって五寸釘買いに着たりするから気は抜けても油断はできないのだ。) お風呂巡りも飽きたし・・・カジノあたりに行きたいなぁ。(バイトの子来るのいつだっけか。壁に掛けられた簡素な日付表は明日の朝と教えてくれた。暇潰しにさっき終わった在庫の整理でもしようか。そう思って席を立とうとした矢先のこと。)おっと!まずいトコみられちゃったかな? (だから油断するなという話、お客様ご来店である。 反射的に立ち上がって営業スマイル、つっぷしてたお陰で髪型が少しハネてるが気にするな。) いらっしゃい。価値が有るかは兎も角、珍しいものなら結構揃ってるよ?(カウンター越しに友人にするみたいな挨拶ひらり。同時に向き合った相手をそっと観察する。うちに来る客の中では結構上品なタイプだな、とか。) 問題は分類が多すぎて選び辛いことだけどね。 [Tue 13 Apr 2010 00:10:11]
◆オルガ > ( 入ってくるのは背の高い黒コートの姿。既に冬が終わり春を迎えている筈だったが、昨日降った雨のせいで外はまだ少しだけ肌寒い。一見すると紳士風のその姿が帽子を取ると、その下にあるのは金髪の女の顔だった。ちらりと店内を見渡して、売り子らしい女性の姿を見つけるとにこりと微笑を向ける。 ) ――やぁ。 ( と、その女はフレッタに声を掛けた。 オルガ・バイルシュタインのカジノの景品にできそうな品探しは続いている。そういったものはここ暗黒街にこそ手に入りやすいのではないかと思い、この店の扉を開いたのだ。ここを訪れるのは初めてだが、ここがどういうお店かは知っている。 ) ここで珍しいものを扱っているって耳に挟んでね、ちょっと寄らせて貰ったんだけど…。 ( そう言いながらオルガはカウンターに歩み寄った。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:00:47]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 店の扉を開き。 』 [Mon 12 Apr 2010 23:53:29]
◆フレッタ@瑪瑙の鍵 > (地下0.5階にあって少しだけヤバイ品も取り扱う二つの意味で半分アンダーグラウンド商店”瑪瑙の鍵”。 ここには、特に決まった休日が無い。 店員が居る時は何時でも開いていて、シフトがどーしようも無くなったときだけクローズ板掲げるようなちょっとアドリブの聞いたお店だ。取り扱う品物の幅が広いため、売り上げが無いときでもあるときでも、何時も微妙に忙しいことに起因する。) ――――そのぶん利益があがればなぁ。(ただし、たまーには入店が無くて暇な時だってある。 特徴の無い平日の夜だから仕方ないっちゃ仕方ないが。カウンターに垂れた店長代行にして店番Aはさほど深刻でもなさそうに呻いた。) [Mon 12 Apr 2010 23:51:24]
お知らせ > フレッタ@瑪瑙の鍵さんが入室されました。 『フレッタ・ビーチェのたまに忙しなくない日々たち。』 [Mon 12 Apr 2010 23:44:23]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『一路スラムへ』 [Sun 11 Apr 2010 23:39:33]
◆ジャスティス@夜魔 > 「ゆっくりと移動していくうちに、スラムのほうへと近づいていく。そういえば、スラムのほうでVHGの犠牲者が出たのだったっけ。久しぶりにスラムのほうにも足を延ばしてみよう。そう考えて、やや足を速めて」 [Sun 11 Apr 2010 23:39:14]
◆ジャスティス@夜魔 > (相も変らぬ見慣れた路地。取られる心配のない道具やがらくた、ゴミ箱等が好き勝手に積まれ、元々細い路地を皿に細く狭くしている。昼間なら店員がのんびりとイスに座って煙草をふかしているのどかな場所も、店が閉まり人気がなくなれば、危険な場所となる。湿った空気の中、全身の感覚を尖らせ、周囲の気配を探りながらなるべく音を立てないように移動する) [Sun 11 Apr 2010 23:18:46]
◆ジャスティス@夜魔 > (空が映える。視界いっぱいに広がる青空も開放感があっていいけれども、壁と屋根に切り取られた四角い空も、空の澄んだ色と明るさがより鮮明に感じられた。もっとも今は夜。均一に黒く塗りつぶされ、壁も空も見悩みに溶け込んでしまっているが、空間の広さだけは感じられる) ふぅ。 (背中にかけていたメイスを抜きはらいながら、ため息をひとつ。そろそろ大通りからも離れた。気を引き締めよう) ばらまかれた悪魔の被害もいまのところ大したことはないようだし、それだけは僥倖ね。 [Sun 11 Apr 2010 22:48:12]
◆ジャスティス@夜魔 > (普段に比べ彼らの人数は多く、普段は持ち歩かないような槍まで準備している。聞けば槍と小剣の役割分担も前もって決めているらしい。まぁつまりは、脳喰を警戒してのことだろう。俺たちの脳味噌が狙われるわけがない、と苦笑するチンピラ達だが、襲われてる人を助けてあげるってことね、なんて軽口をたたくと少し照れていた。彼らの無事を祈ろう) それじゃあ、また。たまにはミサにも顔出してくださいね。主の加護があらんことを。 (十字を切り、彼らに背を向ける。段々と闇が濃くなり、腰から下げたランタンだけが周囲の世界を丸く映し出す。路地裏の空気は、長く振り続けた雪のせいか湿り気を帯び、重かった。少し息苦しさを感じ、視線を空へと向ける。見慣れた細長く切り取られた空。なぜか修道女は園風景が好きだった) [Sun 11 Apr 2010 22:31:40]
◆ジャスティス@夜魔 > (なめらかな石畳が続く、暗黒街でもハイソな一角。幾つもの松明とカンテラが揺れ、放射状の光が幾重にも重なり、周囲を昼間のように照らし出している。重く垂れこめる雲を突くように伸びた数条の槍が、人の声に相槌を打つようにゆらゆらと不規則に揺れていた) そうですか、こっちの通りは以上なし。じゃあ、私西のほうの路地回ってみますね。 (暗黒街にルールが多い。『ジャスティス』”法”と言ったほうがいいのかもしれない。ヴェイトス市の法から一部離れたこの地域は、それを補うだけの自治も十分に備えていた。テリトリーの夜警をするマフィアの若衆達。時折彼らと出会うと、こうやって情報交換を行う) [Sun 11 Apr 2010 22:24:36]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが入室されました。 『夜警』 [Sun 11 Apr 2010 22:17:01]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 11 Apr 2010 00:57:34]
◆ブロウン > (今度変な声聞こえたら飛んでってみるか・・・)それにしてもさみぃ(やむ気配を見せない雨のなか、紙袋を大事に抱えて。雨のうっとおしさと家主の頭を抱える姿を想像して足取りはあまり軽くなかったとか) [Sun 11 Apr 2010 00:57:29]
◆ブロウン > (そういや、まだ脳食いつかまってねぇんだよな・・・アップルパイのほうが絶対うまいと思うんだけどな・・・?)(とは思うも、次の瞬間味覚は人それぞれと思い直して。結構な数が犠牲になったとは聞いているがまだまだ足取りはつかめていない様子の最近の珍事件。我が家主も頭を抱えて地図とにらめっこなんてしていた。隠れる場所ならことかかない暗黒街だ、ねぐらのようなものを構えていてもそうそう見つけることはできないだろう。実際に見つけて捕まえるしか手が無さそうなこの事件は非常に困難と思われる)ジャスティスが見つけても取り逃がしたってんだから面倒くせぇやつなんだろうなぁ・・・(聞けば雄たけびを上げる輩を召喚して非常にうるさいとかなんとか。近所迷惑もはなはだしい。)あ、でかい声出すなら逆に見つけやすそうだけどな・・・ [Sun 11 Apr 2010 00:50:41]
◆ブロウン > (明日のミサのためにまたアップルパイでも作ろうなんていう考えで買出しに出たはいいが、雨が上がることを期待して出て行ったため計画は台無し。リンゴはいいが小麦粉はまずいと顔をしかめながら暗い道を歩いて)飛べりゃいいんだが、雨だとコントロール難しいからなぁ・・・(恨めしそうに空を見上げる飛行初心者。空が飛びづらく、タバコもすえないときたものだ。おまけにさらされた体は体温も下がっていく。火竜の宝玉がなければ今頃はのんびり家で眠っていたかもしれない)(そうだ・・・雨上がるまで風呂いってりゃよかった・・・)(失敗した、と舌打ちをしながらトボトボ歩いて) [Sun 11 Apr 2010 00:39:58]
◆ブロウン > iiga, [Sun 11 Apr 2010 00:36:13]
◆ブロウン > (明日のミサのためにまたアップルパイでも作ろうなんていう考えで買出しに出たはいいが、雨が上がることを期待して出て行ったため計画は台無し。リンゴha) [Sun 11 Apr 2010 00:36:11]
◆ブロウン > (まだ寒さの残る4月。そんな時分に降る雨は雪よりもたちが悪い。街頭というものが存在しないこの付近は、飲み屋からもれる明かりくらいしか道を照らすものは無く。傘を差して歩くものもいればぬれたまま歩くもの。軒下にて雨宿りをするもの。そしてこの竜人はぬれながら歩く部類にはいっていた。腕の中に紙袋を抱えて教会を目指して歩いているのだ。)ぐしゃぐしゃだぜ・・・(できる限り紙袋がぬれないようにと前傾姿勢になってはいるものの、効果があるのは胸との間だけ。全体的にぬれて黒ずんで、その侵食は徐々に無事な部分も染め上げていく。)(あぁーーー、中の小麦粉無事かなぁ・・・) [Sun 11 Apr 2010 00:34:19]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『やだねぇ・・・』 [Sun 11 Apr 2010 00:26:32]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが帰りました。 『………ただ、さッきの、黒い ヒト………、(泣いて 見えた、)(そう訴えた、)』 [Sat 10 Apr 2010 03:26:25]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (パン、)(涼やかな破砕音。長身をピクリ、痙攣させて萎えかけた意識、取り戻さンか。ハッと顔を上げればもちろン、黒いヒトは。あンな泣いてた、悲しンでた黒いヒトは、とうにどこにも見えなくなッていて。ノロ と虚ろげな表情上げれば、さッきの戦いのときとは打ッて変わッて、優しい顔、見下ろしてるふう。)(鈍い仕草、コクンと頷く。差し伸べられた気遣い、無駄にしないよう。浅黒い右手の平、重ねンと。左手はとても出せたものじゃないけれど、) ………あの…、おぉ きに………、(ペコン、会釈みたいに小さなお辞儀。次いで顎、引いたまま、黒いヒト消えた闇へソッと視線、飛ばす。) ………アン、デット………、今の が………? ほン まの、ほンま に…、“脳喰らい”…、やッたン ですか………、………ほンま に………、(放心したような呟き、今さらのよう。地面から引き上げられてブるッと身震いする。このヒト、おらンかッたら、腰、抜けてたかも知れへン。ふと我に帰ればやや顔、赤らめて衣服の土と埃を払う。改めて、もう一度会釈めいたお辞儀。) ………や…、大丈夫…、です………、あの…、そない、あの…、気ぃ、使わン といて、下さい………、怪我、ない です………、ほンま、何も、あらしまへン でした、から………、(体格と反比例。おどおどした応対の言葉。ソレもやがて、少しでも打ち解けられるよう、自己紹介とかしたなら。詳しい話は後日談になるだろう。) [Sat 10 Apr 2010 03:25:06]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( 青年だけが気付いた「あれ」の苦しみを、聞き出す事は叶ったろうか )』 [Sat 10 Apr 2010 03:04:58]
◆ドライツェ@夜魔 > このッ―― ( 立ち去る影へと聖水の瓶を投じた。 ――が、勿論立ち去る影にそれが届くはずもなく、瓶は路地に当たって砕ける ) …………、( ぎり、と歯を噛み締めたのは一瞬の事。 今は青年の無事を喜ぶべきだろうと表情を和らげて振り向いた。 あくまでも見た限りだが、危害を加えられた様子はなさそうだ ) 怪我はありませんか。 あれは――あれこそが今噂になっている脳喰らいの化け物です。 あの通り内部思考は複雑なようですが何を考えているかはさっぱり分かりません。 ただ、アンデッドやそれに類する存在のようではありますが――。 ( そこまで言って、体躯は堂々たるものだが、青年が何かに怯え続けているようにも見えた。 冷たい地べたに膝を付いている青年を引き起こそうと手を差し伸べ ) すみません、焦る余りきつい言葉を投げてしまいました。 ――立てますか? ( それができたら、自分が知る脳喰らいの情報を話してみよう。 その際時、青年もまたあれを追う者だと知る事ができれば幸い ) …どうしました? [Sat 10 Apr 2010 03:04:47]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (オレ、何でか、胸、痛い ねン な、) [Sat 10 Apr 2010 03:02:31]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (背後から電光石火の勢いに近付く気配。苛立ッた叱咤、しかられる声に、ビク と背中、震えはするけど。鎖、ずッと構えたまンまで、ただ立ち尽くして。そのまま黒いヒト追走するなら、多分、青年風貌を追いぬいてしまうだろう。風変わりな異教の衣装の青年が、たとえ自分のかたわらを駆けたとしても。動けない。意志薄い木偶の坊だし、本能しかない野良犬だから。強大な恐怖感ならまだ、心にベッタリ根付いているけれど。でも、どぅしてさッきの。現実にあッたさッきの悲鳴。魂を引き裂く慟哭。散りばめられた哀しみの渦を、ぜンぶ忘れられるンだろう。泣いているのに。悲しンでいるのに。あンなにも、嘆いて いるのに、) ッ………、ま…、待ッ て………、待ッて、下さいッ………、(我に返ッた少年は今さら。カンテラを落とし、手を伸ばす。ガシャンと砕け散る灯りの音。もう届かなくなッてく、黒い――どこか哀愁で出来ているようにさえ見える、黒い背中へ、腕、述べたまま、動けない。) ……な ぁ、ほンま なン……!? ……ほンま、あンさン、ヒト、殺しとン……!? 嘘とか、そないな、絶望とか……、そないな、怖いモンの…、せい で……!?(そンな、そンな寂しいモノだけ抱いて? そンななンに、ヒト、殺さなあかンかッたン? あぁ“正義”すら、分からンのに。“悪い”“絶対的な悪”て――、何?)(泣いていたよ、きッと、あのヒトは、)(青年風貌になすすべはない。無為に見送り、判断を誤り、それでも心に新しく芽を吹いた疑問、拭えなくッて。ただ立ッてるだけで、)(ジャラララ―――、ガシャン、)(重厚な金属の落下音。青年風貌ことビャスリム=ビューローは地面に膝を着いていよう。放心した脳面顔で。)(自警団は“正しい”ンだ。街のヒトは“普通”なンだ。守る事、できたら、オレ、“正義”なれるンだ。)(でも、でもね。異教の服のお兄はン、オレ、) [Sat 10 Apr 2010 02:59:42]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 [Sat 10 Apr 2010 02:50:22]
◆夜魔 > ( 殺す価値も理由もない。戦いは避けられるのならば避けてしまう。だから青年に視線すら振り返ることなく化け物はこの場を逃げ出そう。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:50:11]
◆夜魔 > ( 手段を間違えてしまったのだ。その人間は確かにかつて人間であった。ただ絶対に知らなければいい事を知ってしまい、そして狂気に呑み込まれてしまい、それは自らを外法に寄って他者の知識を取り込む性質を得る化け物へと変質させる事に成功する。―――そんな方法を望んでなどはいなかった。他者を犠牲にしてまで得るか細い希望の糸など―――いや最初から何も知らなければ良かった。そうすれば僕は―――― ) ( ぺたんぺたん。 )( 怪物の正気はただ嘆いていた。ただその正気を掻き消す絶望が怪物を狂気に染めている。 ) ――― …… ? ( 怪物は疑問に思った。僕はあの低脳と何か会話していたのか?そしてこのわだかまりは何だろうか。それに答える者はもう彼自身が喰らってしまった。 ) 全ては嘘だけでしかない。これが世界の絶望。 ( 青年へと理性のある返答が出来た事に化け物は気付かない。彼は餌の対象外で、それに僕が関わりを持つ理由は存在しないのであって。そうなのだから何かを言う筈がない。 )( その歩みを止められる事がなかった脳喰らいはそのまま暗黒街の路地の中に消えていくだろう。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:43:32]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 以前はまるきり「意味のある喃語」のようにしか思えない黒尽くめの語調だったが、言語能力もしくは声帯が発達したのか、或いは失われた機能を回復しての事なのか前より随分聞き取り易くなっていた ) ――…自尊心の塊らしい、という事だけは分かりましたが。 なるほど、確かにこれは人間臭い――。 ( それもまた修道女から聞いた話。 ――走りながらカソックの帯に留めた聖水の小瓶を取り出すが、俊足でもなければ目を瞠るほどの遠投ができるわけでもない。 間に合うかと言われれば望みは薄いか―― ) ああもう、早く逃げて下さいッ!! ( 煩悶を繰り返す青年の呟きはここまでは届かず、恐るべき脳喰らいを前に硬直しているように見えてしまったものだから、走りながら急かすしかできなかった )【到着は次ターン】 [Sat 10 Apr 2010 02:26:56]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (あぁ、コレ。コレだ。頭を、耳を、塞ぎたいほどの、強い強い何か感情。その言葉は、何て世界を揺るがす嘆きに見えるンだろう。号泣のような悲壮が含まれていると思うンだろう。立石に水に流れる単語の列は、どちらかと言うと無機質ですらあるのに。どこかで感じる、途方もない悲哀の波。ちょッとばかり鋭敏な青年風貌の、胡乱な感情の末端をつンざく。胸を、裂く。)(一歩、踏み込ンで。三度声、掛けようとしたところ、) ………え…ッ…!?…な ン………、………えぇ…ッ!?………、 (ひしめく路地に、もう一人の声はきッと良く通ろう。だから内容がスッと頭に入ッた。内容だけ入ッてきた。離れて、言うた? 危険て、言うた? 脳喰らいや、言うた? この黒いヒトのこと、脳喰らいやて、言う…た……?)(働き悪い頭が理解を生じた瞬間、たしかに野良犬と世界とに、震撼は走ッたろう。その瞬間、青年風貌が取ッた行動は、距離を取るでも異郷の服装をまとッた青年に応えるでも、いずれでもなかッたろう。一瞬、本当に一瞬だけ。酷く哀しげに眼差し、細めて。後から来た青年と、異形の影をジッ と見つめン。たとえその刹那の隙のせいで、目の前の黒いヒトに、手、下されたとしても。それが本当なら、会わなあかン、思ぅてた相手だけど。やッつけなあかンと心、決めてたヤツだけど。街のヒト殺す“悪い”怪物だけど。) ……何 で……?(だッて、こンなに苦しそうなンに。こンなにも哀しそうなンに。絶望して。望みを失ッて。ひょッとすると泣きそうな声、上げとンに。何で? どうして? ほンまなン? 何で、何で、こンな慟哭するヒトが、すごい“悪い”ヤツだッたりするンだろう。)(青年風貌は、黒い影を凝視したまま、呟こうか。) ………嘘、やろぅ………? こンな…、こンな、(ヒトらしい、悲しみに満ちているのに。) [Sat 10 Apr 2010 02:24:19]
◆夜魔 > ( それは怪物を知らぬから青年が人のように扱い、そして疲れ果てた怪物はただ一瞬だけ人だった頃の言葉で語った。 ) 悲 い。そ か。僕 悲し っ のか。絶望…絶望…信頼愛情敬意妬み嫉み全て嘘だらけが生んだこの世界はフィクション。感情すらも指先で支配された僕らはただ縛られた人形。そうこの世界の名は『※※※※』 ( それは触れてはならない領域。先程とは違いすらすらと語る声には悲痛な狂気が入り混じる。 )( ぐるり )( そして怪物は青年を振り返る。 ) ――――貴 誰 ???低 になど話す価 も無い。消え 失せ 。 ( 怪物は正気の内に会話した事を忘れてしまっていた。だから再び仮面が見つめる人物はただの知能の低い野良犬で、野良犬に構っている暇など怪物にはなくて。嘆きは忘れ去ってしまい、その声にはただ嘲りと侮蔑だけが占められている。 )( 駆けてくる足音にも怪物に興味はない。青年に背を向けて再び歩みを再開する怪物はすぐそこの路地を曲がり、邪魔されなければこのまま暗黒街の複雑な道の中に逃げ込もうとするだろう。追い掛けてきているらしいが、知識のない相手とは関わる理由など僕にはない。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:11:53]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 夜の路地によく響いた。 ――そして、修道女に改めて協力を請おうと教会へと向かう途中の自分の耳にもまた届く。 言葉の調子は自分が聞いたものより大分はっきりしていたが、声そのものに覚えがあればその主に思い当たる節も、また ) ――離れて下さいッ。その仮面は、危険です――「あの」( それで通じると思った。 世間を震撼させている脳味噌喰らいの噂くらいは長身の青年も知っているだろうと――同業だとはまだ知らないから ) 脳喰らいの化け物、ですッ。 離れて下さい! ( カソックの姿はまだ遠い。 両者の近場に辿り着くまで2ターンはかかってしまうだろう。 その間に双方が、もしくは片方が離れて行くなら間に合わない ) [Sat 10 Apr 2010 01:52:57]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (判別できるのが、能足らずに、かろうじて情報として拾い上げることが、出来そうなのは。だから彼の――、そゥ“この人”の、どこか悲しさを帯びたような気がした、あの悲鳴。分かるのなンて、知れることなンて、本当にソレぐらい。青年風貌は黒幕の容姿も、服装も、癖も、行動パターンも、何も分かッちゃいないのだから、)(だから思い切ッて。“知らない、気味わるそうな、怖いヒト”に、こわごわ声、掛けてみた。本当にそれだけのこと。だッてどないな変なヒトでも、きッと“正義”の英雄なら、こンなとき情緒不安定そうな相手みたとき、労わるはず。こンな、えらい背筋凍る思い、逃げ出したいほど怖い思い、していても。ザンビアナ=シューマはそういう男だッた。憧れに近付きたいなら今だッて、少年は決意、間違えた。“正義”の器、滑り落ちた。)(だから、コレはきッと“暗黒街の手下”と“脳喰いの犯罪者”の会話じゃぁない。コレは多分、ただ“個体”と“個体”の交流なンだ。ソレが“正しい”か“悪いか”なンて、区別、付けてくれる人間、ココにはいない。) ………駄 目…?………、(あァ、流暢に話してくれた。話、してくれた。積もり積もッた不安の薄らぎ。唇、舌で示して、その野良犬はさらに声、掛けンとす。) ……ど…、どない したン……? そンな、投げやりな事、言ぅようなこと…あッたン…? オ…オレ…、あの…、良ぅ、事情、知らへンけど……、そないな…、何か、そない、絶望するみたいな、こと、あッたン……? (監視? 殺し? 繰り出される言葉は明瞭で理性的だ。まるで“普通”の青年のように。でも相変わらず内容が、この眼の前の人影と、何でだろぅ。何かしッくりこない。怖いのに。こンな、気味悪いのに。だッて、心から酷いこと、ヒトにするヒトが、あンな悲鳴、上げたりする?)(そぅ、こンな――、)ッッ………!!(ジャら。今度こそ、左手で耳ふさぐ。あぁ、やッぱりだ。何か、何て、何で、悲しそうな、悲痛な悲鳴なンだろう。涙さえ浮かびそうになるほどに、) ……あッ…、あン さン……、(痛ましい、痛ましい、心、何だか解らンけど、すごく痛い。) あンさン…、なに が、そンな……、哀しい ン……!? [Sat 10 Apr 2010 01:49:27]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが入室されました。 『( その、慟哭とも聞こえる声は )』 [Sat 10 Apr 2010 01:46:17]
◆夜魔 > ( 思えば狙った獲物を逃すことなく狩り取っていた事と、それによって目撃者の数が少なかった事がこの事件の解決の糸口を掴めなかった原因の一つか。やはり多少の危険を考えみてももっと誘き寄せるような策を考えるべきであったのだろう。 ) ( 漫然とした足取りでありながら焦燥を孕むという矛盾の歩み。しかしそれはその路傍の野良犬に話し掛けられてふと止まる。 )( ―――ただ無視をする事がなかったのは何故か。こんな低脳に話す事など果たして何があるというのだ? ) ―――いや恐らく僕はもう駄目なのだろう。そうか君もまた知らないのであろうな。しかしそれが良いのだろう。僕は何とかして監視の目から逃れようとした。誰かを殺してまでもだ。しかしそれすらも駄目だった。恐らくは何兆回と繰り返した所で結果は変わらない。それでも僕は信じていた。だがやはり駄目なのだろうなきっと。 ( それは明朗とした青年の声。その一瞬だけ怪物は澱みもつかえる事もなく、白仮面は狂気の消え失せた悲哀の呟きを漏らした。 ) ――――だけっっど、だけど僕はッ僕は!ボクはッ!ボクハァァァァッ!!! ( 狂気が消えたのはただ一瞬だけ。全身を痙攣させるように震えさせただ慟哭をこだまさせる。 ) [Sat 10 Apr 2010 01:33:06]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (青年風貌は愚鈍だ。どちらか言うと、戦士にしてはウスノロだ。一般の人間よりは俊足だけど“俊”を掲げられるほどでもない。もちろン、眼前に現れた黒い人影が、一連の事件のモトだなンて分からない。たくさンの人に害、成した“悪い”ヤツだと判断付かない。当たり前、千里眼能力、あるはずない。ただ、変なヒト。気味悪い。“普通”じゃない。“正義”じゃない。どぅ対応すれば分からない出会いと、彼(彼女?)の風貌のみに、ひたすら怖さ感じてる。ソレはあたかも年端行かない子供が、自分の理解範疇外のモノと出会ッたときのような心持ち。生まれて初めてネコに出会えば、どンな犬でも一瞬、怯む。ココは暗黒街だ。ぜンぜン“普通”じゃない場所だ。だから、オレみたいな知恵不足、理解できないような、変なような、怖いヒト、いて、おかしゅぅないン かも知れへンけれど。)(そンなでも、犬は本能が発達している生き物だ。相手の鳴き声、吠え方から、ささやかな感情くらい汲み取れてもいい。……いい か な?)(道を譲りながら後退してく青年風貌は、一応、鎖、構え続けてはいるけれど。白仮面の影を注視する姿勢は保ッたまま。)(ただ、何か。青年風貌ごとき木偶の坊に、ゆいつ判別できそうな。その悲鳴、気になッて。)(だから、思わず、)(だから、本当に、思わずに、) ………あ の………、(声、) ………あン さン…、大丈夫…、なン………?(ペタリペタリ。自分の前、通り過ぎかけるそのとき、咄嗟に背中に声、掛けて、もぅ て、) [Sat 10 Apr 2010 01:12:59]
◆夜魔 > ( その怪物は悪だ。ただ己の目的に外法に手を染め数えきれぬ程の無辜の命を奪い去った。そこにどんな理由があろうとも、それにどんな感情を覚えていても、それは決して許されざる罪。 ) そ 。そ でも探す。 見 ける。絶 に 。 ( 化け物は青年に目もくれていない。ただ求めるのは知識だけ。この世界の絶対不可避の束縛から逃れる方法を探し求める。だから知識のない連中になんて構っている暇がある筈がない。 )( ただその怪物は構える青年の横を通り過ぎていってしまうとするだろうか。 ) [Sat 10 Apr 2010 01:05:58]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (濃厚な闇の中に照らし出されるか、黒いモノ。いや、紅いモノ。うぅン、白いモノ? この世界に存在する色なら、どれも、明るくッて眩しいはずなのに。黒以外の色彩も判別できるようになッたら、どぅしてこンな、忌まわしいのか。) ……な…、ン……!?(何 や、アレ――。鬱金色の瞳、カッ と見開かン。茫然と滑り出た呟き、喉の奥、詰まる。ザワザワと身体を這い上がる、難しい理屈では説明つかない、もッと何か。理性ではどぅしようもないような、根源的な恐怖に背筋、冷たくなる。どの生き物でも原初の種別から変わることのない、本能的な危機感が、赤い信号、伝えて来る。訳の分からへン悲鳴、慟哭。とても“普通”の人とは思えへン。“正義”の人にも思えへン。)(でも、)(何だろぅ。どぅして、そない思うたか、自分でも良ぅ分からへン ねンけど。何だろぅ。単なる狂人、ちゃう? 突き上がッた叫びに、ビクッと耳、押さえかけるほど訴えかける感情は。世界に響く声は。何だろぅ。勝手な受け取り方やけど。悲し い ン――?)(青年風貌は、右手で真ッすぐカンテラかざし、鎖、握ッたままの左手、側頭部に当てがうような格好。近付く影のカタマリ凝視したまま、相手の歩調に合わせてジリジリ、後ずさりする姿勢。広い場所に出れば自然と道、開けるなりゆき、) [Sat 10 Apr 2010 00:40:11]
◆夜魔 > だか 僕 君ま も……… ( 狂的な響きから、その声には哀惜の込められた嘆きへと変わり――――もっともその違いをわざわざ指摘する者もいないか。 ) ああぁぁぁぁ ぁ …… ! ( 異形が漏らす苦悩の嘆きはただ不気味である。そして進路の先にいる誰かを気にする事はない。例えば道行く先に犬猫がいて、それに興味がなければわざわざどうして足を止めようか。 ) [Sat 10 Apr 2010 00:29:41]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (彫刻じみた顔立ちはどこかしら心細げ。ジャラ――、重たい金属音。きつく鎖を握る。鉄球の繋ぎ目を持ち直さン。期日的、最後の仕事になりそうな今日も、何も分からず終わるンだろうか。何も出来ずに引き上げになるンだろうか。オレ、やッぱり“正義”の方、肩持とうすると、上手く行かンよぅなるンやろか。悪そうなこと乱暴なことだけ、得意なン“普通”じゃない。“正しく”もない。この依頼、終わッたら、またココの怖い人らに脅されるようになる。横丁に戻ッても、どこにいても逃げられない。また、)(誰か、殺せ、言われる、) ………“正義”………、(遠退く なぁ。はぁ と息、吐く。ジャらン、左手、身体の前に戻して、肘をから先を直角にして拳を曲げン。繋がッてくる鉄球に視線を落とす。オレの武器。たくさンの人ら屠ッた血、染み込ンだ鎖。仲間の血も浴びている。憧れた人の血も被ッてる。それは近くで一緒に闘ッてくれたからだ。あのとき仲間、いたからだ。)(額、上げれば、暗い道が一面に見える。どこの角を曲がッても闇は闇。薄くなッたり消失したりしない。糸のような瞳、スッと地面に視軸、落ちる。)(今は、オレ。こンな、広い世界に一人なンや。そぅ、無力の二文字が浮かンだとき。) ッ………!? (突如、夜を裂く味悪い響き。ギョッ と全身、強張らせン。青年風貌は思わず竦ンで立ち尽くすか。反射的な動き、壁を背中に、右手のカンテラを左右へ振りかざさンと――、) [Sat 10 Apr 2010 00:17:49]
◆夜魔 > ( それは焦燥の呟き。足りない。足りない。そしてこうして足掻いている事すら奴らの掌の中なのだろう!知ってしまった僕を、けれども奴らは削除することをしない。それは何も出来ない事を良く知っているからだ。だが僕は諦めきれなかった。 ) だからだからだからだからだから……… ( 項垂れたように力無い足取りで、その黒ずくめは路地の向こうから歩いてくる。真っ黒と白の仮面だが、その胸元だけが華が咲いたように真紅だ。それは怪物に目を付けられてしまった不憫な犠牲者の返り血。 )( その不審な影は進路の先にある人物を気にもとめることなく近付いていく。ぺたりぺたりとゆっくりな足取りで。 ) [Sat 10 Apr 2010 00:10:33]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『ウァァァッアァァァ』 [Sat 10 Apr 2010 00:02:06]
◆ビャスリム@夜魔事件 > ……第七星に…“運命の輪”……、(細い眼、いッそう眇める。呟きがカンテラを揺らす。正位置に読ンでも逆位置に読ンでも、物語の結末を匂わせる啓示。さだめの終わり。取り決められた運命が終焉する時。間際まで迫ッた審判の日。それから始まり。どういう意味だろう。もしカードが示す通りなら、何かの形で、この事件、もぅすぐ終わり近付いているとでも言うンだろうか。オレ、いまだこンな、雲を掴むような調子なのに。ちッともヤク、立ッてないのに。いつもながらハッキリしない。ぼンやりした未来像。曖昧な象徴は不安が増長するばかりで、)(雑然とした路地。三叉路に出て適当に曲がる。気持ちを置き去りに身体だけ俊敏に動く。コレと方向性を決める判断力もない。調査を打ち切る決断力もない。しッかりした意志がない。「足手まとい」と言う単語が頭の中で回り始める。「ヤク立たず」と言う言葉が心に根を生やす。)(じわじわと内側を回る闇。黒い毒を吸い込ンで。来なけりゃ、良かッた。一時直立。前と後ろ、確認しながらそぅ思う。何でこないところ、来たンやろう。たいした収穫、そンな、あるとも思えへンのに。手がかりあれば、きッと、とッくに他の人、見つけとる はず、) [Sat 10 Apr 2010 00:00:07]
◆ビャスリム@夜魔事件 > ………あンま…、関係、ないン ちゃぅ………? (頭えぇ人の、頭、かじる とか、)(来てみてから、整合性のなさに自分で気付いた。本当、マヌケだ。知識人とか教養人とか、賢い人ら、そンな好ンでこンな危ないところ、歩かへン 思う。多分。ほンま頭えぇ人やッたら、物騒な噂、流れてる間は、人気少ない場所とか雰囲気悪い場所とか、避けて通ろうせぇへン? 実際にこの界隈で事件が起こッたとしても、無知な青年風貌にはありがちな推測しかできない。狭い見解は、必要以上に他人との会話を嫌がる人間の弊害だ。お蔭で必須情報を何も得ていない青年風貌は、こうしてノコノコ調査に出ている。ただ居心地、悪いな。思うばかり。いつも絡まれる“悪い”人ら、会わンとえぇな。祈るだけ。警戒度合いも通常通り。もッと怖い忌まわしいモノが、すぐ近く、やッて来るかもしれないのに、)(今日の夕方、念のためタロットには触れてきた。星占術もしてなかッたら霊力がなまるらしい。昔、占い教えてくれた、奴隷仲間が言ッていた。自分の血。受け継がれた力。疎かにしたらあかンて。ふだンは表の仕事もある。いつまでも修練、怠れない。ソレで未来の運命、覗き見てはきたけれど、) [Fri 9 Apr 2010 23:52:06]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (暗黒街 だ、) ……原点…、回 帰……? (言うンやろぅか、こういうの。オレ、学ないから良ぅ知らンけど。巡り巡ッて最初のところ、自分の発端、戻るみたいの。もッとも今回の話を引き受けてからは、この辺、一度も足、運ンでないけど。)(顔見知りの怖い人ら、会いとぅないもン。特に今は、)(長身のブラティリア風貌は、髪の毛、軽く払う。直径30cm大の重りを抱えた左手は、捻ッて鎖、短く持ッて。得物を背中に隠すように構えて、カンテラで照らす路地裏、歩かン。無音で蹴捌くマント。ほどいて一体化したターバン。長い編み込みと一緒に、暗闇の中で浮かぶ黒い残像。短長のシルエット。揺れる。離れる。重なる。濃くなる。影同士は蠢きあッて青年風貌の歩調と連動する。歩くごとに変わるオレの形。オレの痕跡。もぅ太陽は沈ンだのに、わずかな何かを光源にして、周りに現れるオレの影。もッと明るいモノが見たいのに、)(ややなぁ。心内で漏れる弱音。知らず知らずに肩、落ちる。オレ、結局、ココに戻ッて来てまう。怖いけど、オレを受け入れてくれる、良くない場所に逃げてまう。捜査行き詰まッても、ココだけは来ぃへン、決めてたンに。第一、) [Fri 9 Apr 2010 23:42:25]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが来ました。 『(とうとう、来てもぅた、)』 [Fri 9 Apr 2010 23:33:38]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( そして男女の修道服は離れ行く )』 [Thu 8 Apr 2010 01:06:53]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 本星の特定はできた。 そしてその本星が手に余る程の召喚術の使い手であるらしいことも、また首尾よく胴体に一撃を入れられたとしてもあまり効果がなさそうなことも ) 教義の敵として看過するわけにもいきませんが、敵もまた手強いこと。 ――…誰があれを狩るにしても共闘できればベター、でしょうか――。 [Thu 8 Apr 2010 01:05:53]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『決意新たに。』 [Thu 8 Apr 2010 00:59:51]
◆ジャスティス@夜魔 > 全く……え? (意を決したようなドライツェの真剣なまなざしを見れば少し驚いたようにして声を上げ、そして頷く) ええ、愚痴を言い合っていても仕方がないですものね。わかりました、こちらはあなたにお任せします。紙の御加護のあらんことを。 (短い祈りをささげれば、T字路で彼と別れを告げよう [Thu 8 Apr 2010 00:59:40]
◆ドライツェ@夜魔 > 寡聞にして「そんな」例を聞いたことがありません。 ( 即答した。 ――が、すぐにへらりと眉知りを下げ ) …ですが、世の中には人の魂が持つ色が見える占い師なんかもいるそうですから、先入観だけで物を見ては足元を掬われるかもしれませんね。 全く、教会に篭もり経典を読むだけの暮らしはこれだからよくありません。 ( 申し訳なさそうにぺこりと頭を下げる。 踏んできた場数の多さを考えれば女性の言葉は実に重い ) 単独犯の犯行らしいことも想定外でした。 被害者の数を考える限り、てっきり複数犯の犯行だろうと、そして複数犯なら一人を捕まえられれば何らかの情報が得られるだろうと思っていたんです。 ( しかし、実際はこの通りだ ) ――思えば楽観的に過ぎました。 楽観的というと、あの黒尽くめは自分のタイムリミットを知っている節があります。 となると、期限が近づいたなら益々躍起になって犠牲者を求めるんじゃないでしょうか。 ( だから、その時を悠長に待ってはいられない。 そう考えると、今もこうして話し込むより手分けして歩く方がよかったのではなかろうか――――決心した面構えで修道女へと向き直り ) パプテスが誇るシスター・ジャスティスと面識ができて心強い限りです。 ですが、今宵はそれぞれで別の所を探しましょうか。 [Thu 8 Apr 2010 00:54:54]
◆ジャスティス@夜魔 > そうですねぇ……けど、脳味噌を食べて頭がよくなるような生き物なら……見えたりとか、知識というよくわからない何かそのものを感知できるのかもしれませんよ? 化物ですから、何でもありと思ったほうがいいでしょう。 (そうでないと此方が虚を突かれて死ぬ。気を引き締めながらそう言って) そこ、ですよね……相手の気持ちに立てないから追いかけようがない。とにかく足でこうやって探すしかない……となると、相手がタイムリミットのせいで負け、なんてこともあるんですかね。まぁ楽観論ですが [Thu 8 Apr 2010 00:41:07]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが入室されました。 [Thu 8 Apr 2010 00:39:07]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 路地に二人分の足音が響く。 こことは別のどこかの路地で女の嬌声のようなものが聞こえたが、やがてすぐに聞こえなくなった ) 何らかの目的がある、それは間違いないかと思います。 ( 自分の頭を指先で突付き ) 犠牲者は皆識見者と聞きます。 ここの中身が優秀かそうでないかなんて、話すなりしないと判断できない――そう思いませんか、シスター・ジャスティス。 そのリスクを犯してまで獲物の選定を行っているのですから、あれなりの目的は必ずあります。 それが我々に理解できるかは分かりませんけど。 ( 人間くさいやつだった。 そう聞いて、言われてみれば自分はどうやら「あれ」に罵倒されたらしいと思い至る ) 何だか切羽詰っていたようにも思いますね。 上手く言えませんが、例えばやつには時間がなくて、早くもっと優秀な脳を喰らわないという焦り。 ( とすると、生きながらアンデッド化した死霊術師がその代償に追われているとか。 その可能性はあるかもしれない ) [Thu 8 Apr 2010 00:24:48]
◆ジャスティス@夜魔 > というと?奴が脳味噌を食って知能を高めていると? (ちょっと驚いたようにしてドライツェに尋ねて) まぁ、そうですね。狩るにしても手掛かりがなく時間がかかりすぎてしまいました……ふむ、自分が人間だ、と言ってたんですね。奴は、そういえば何か目的があったような感じもしましたが……というか、驚いたり勝ち誇ったりとかなり人間くさかったのは確かですね。自分も変質させてしまったネクロマンサー、とかどうでしょう?犯人像として。 (相変わらず暗い路地を二人並んで歩いて) [Thu 8 Apr 2010 00:11:35]
◆ドライツェ@夜魔 > 問題の黒尽くめの知能は日を追うにつれて高まっている…? ( 自分が「それ」と出くわしたのは雪が続いていた頃で、大聖堂経由で聞いた修道女の報告はそれより後。 いかにも意思の強そうな視線を受け止めて見返し、返す言葉は考えながらのものとなる ) ――…思うに、今回の件が長引いているのは犯人像がまるで掴めなかったからじゃないかと思うんです。 目撃情報が極端に少なく、注意しろと言われても、犯人を見つけ出せといわれても何を見たらいいのかまるで見当がつきません。 いや、今となっては「つきませんでした」――と言うべきでしょうか。 少なくとも黒尽くめに仮面という外見の手がかりを得ました。 ただ、…申し上げました通り、言葉も不明瞭だったので聞き間違いかもしれませんが、私は――――「あれ」が自分は人間だと、そう言ったのを聞きました。 ( しかし、実際にその体に触れたという修道女の記憶が間違っているとも思えない。 どういうことだろうかと意見を求めて女性を見る ) [Wed 7 Apr 2010 23:59:38]
◆ジャスティス@夜魔 > ええ、そうですね、外見は私が見たものと一致します。 (顎に右手を当てながら相手の言葉に小さくうなづいて) そして…… そうですね、私は、少しばかり会話をしましたが、意味のとった内容で、普通の人間と話をしているような感触でしたが。 (と言えばじっと相手を見つめ反応を覗う) え?ああ、私達がみたものはまず間違いなく、不死者、もしくは悪魔、妖怪の類だと思います。 胴を首の付け根からバッサリ切りあげましたが、倒しきることはできませんでしたし、こう感触もネンシツな泥を切ったような……少なくとも肉の体ではないでしょう。 [Wed 7 Apr 2010 23:48:23]
◆ドライツェ@夜魔 > ? ( 慌てる様子に首を傾げる。 まさかカジノに足を運ぶ人だとは思っていなかった。 もしそれを知ったとしたら、脳味噌喰らいの情報収集にそこまでやっていたのかと勘違いを加速させていたところ ) 此方こそお目にかかれて嬉しく思います。 こんな事件でなければもっと嬉しかったのですが、――…その事なんですけどもね。 問題の異端者――この場合悪霊や死者の類や、異教徒等の我々の教義に反するモノ共のことですけれど、それは私も見たのです。 仮面を被った黒尽くめ――ですよね? ( 何しろ犯人の手がかりがなさすぎる。 まずはそこから確認を ) 私が見た時は言葉も不明瞭で意思疎通すら叶わなかったので、知能が足りない生き物がそれを補う為に人の脳を喰らっているのかと考えもしたんですが、貴方の報告通り高度な召喚術を使うモノだとするとそれもちょっと当て嵌まりませんね。 ( 言って口元に手を当てた。 暫く考えてから、 ) …不死者なのです? [Wed 7 Apr 2010 23:38:48]
◆ジャスティス@夜魔 > ああ、大聖堂の。よろしくお願いします。本職とご一緒できれば心強いです。こちらは知識などは素人に毛が生えた程度のもので。 (一礼して白い歯を見せて笑う) …………ビンゴ……もう、話が? (少しあわてながら、ゆっくりと並ぶように歩き始める。が、相手の神妙な顔つきに事件についてのことだと分かれば顔を引き締めて) ええ、一度。取り逃がしてしまいましたが……。強力なゴースト……いや、バンシー?を一気に三体も呼び出す強力な召喚師です。奴自身もアンデッドのようでしたね [Wed 7 Apr 2010 23:27:29]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 身のこなしを見て目を丸くした ) 流石に隙がないんですね。 ――はい、大聖堂所属のドライツェと申します。 貴方と同じく、脳味噌喰らいの件で聖堂より指名を受けて参りました。 ( 深々と頭を下げる。 鈍く光る鈍器を見据え、あれだけのものを扱おうと思ったらいかほどの筋力を要するものか考えてから、やがてゆっくりを頭を上げた。 声を幾分小さくして ) その事なんですが、報告を聞きました。 何でもビンゴを引き当てた、とか――。 ( ビンゴとはカジノのあれのことでは、なく。 今回の本星らしきモノに遭遇したという話 ) [Wed 7 Apr 2010 23:18:17]
◆ジャスティス@夜魔 > (時折いかにもおかしそうに揺れる背中。その背中に声をかければ、次の瞬間ドライツェに相対しながら、バックステップで距離をとる。目を見開き、相手を確かめようと睨みつけて……そして一瞬の後、息を吐くようにして構えたメイスのヘッドを地面に下ろす) こんばんは、夜警ですか? (自分がジャスティス・ブラウニーであることを肯定するように小さくうなづいて。正直気が緩みすぎていたと内心自分を戒める) [Wed 7 Apr 2010 23:11:11]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 路地を歩く修道女の姿はこの界隈では珍しくもあるだろう。 珍しくもあるが、同時に彼女に限って言えば珍しいものでもない。 ――暗黒街に教会を構え、勇猛をもって鳴る修道女の名を、おおまかな外見情報を知る者は少なくないだろう。 もっとも、自分の場合は職場経由の情報だったが――――いかつい得物を手に高揚しているとはまさか思わず、背後からそっと声をかける ) [Wed 7 Apr 2010 23:06:59]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが来ました。 『シスター・ジャスティス?』 [Wed 7 Apr 2010 23:04:24]
◆ジャスティス@夜魔 > ふふふ、ふふふ。 (普段と比べて、幾分周囲への警戒がおろそかになってしまっている。それくらい修道女は手のなかのメイスに見とれていた。この重々しい重量感。以前のフットマンメイスと比べて、地力が増した分1重さも増している。これなら、使い慣れたこれなら大体の魔物にも対処できるだろう。些細な違和感はまだあるが) [Wed 7 Apr 2010 23:02:48]
◆ジャスティス@夜魔 > (ゆるやかにカーブを描く、いびつな升目状の路地。一人の修道女がゆっくりと歩いている。右手には鉄の塊が握りしめられていた。長さは1メートル60を少し超え、良質の鉄で作られた全金属の柄と、その先端にある6枚羽のメイスヘッド。石突きは鋭く作られ、その重量yと合わせればスピアの用に使うことも可能だ。かなりの重量のフットマンメイスを片手で掲げ眺める修道女の瞳はきらきらと輝いていた) [Wed 7 Apr 2010 22:51:59]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが入室されました。 [Wed 7 Apr 2010 22:46:22]
お知らせ > 夜魔さんが退室されました。 [Tue 6 Apr 2010 00:22:43]
◆夜魔 > ( まだここで止める訳にはいかない。まだここから去る訳にはいかない。もっと知恵を。もっと知識を。この嘘だらけの世界から逃げ出す為の方法をただ求めて。 ) 知知知知知知知知知知知 ( それはただ狂ってしまった人間だったものの足取り。それはただ知識の匂いのする方へと進んでいこう。 ) [Tue 6 Apr 2010 00:11:30]
◆夜魔 > ( まだなんだ。僕はあまりにも足りなすぎる。例えそれがわかったとしても、それの対抗手段の方策は何一つさえ僕には見つからない。それでは駄目だ!駄目なんだ!!だからだから僕は僕は例えどんな手を使おうとも何しようとも探さなくてはいけないんだっ!!! ) [Mon 5 Apr 2010 23:53:00]
◆夜魔 > ( そろそろが潮時か。消耗品の召喚術の種類は徐々に失われていき、再び力を蓄えるのには時間が掛かる事になってしまうだろう。この身は一分一秒も瞬きをする間すら惜しいというのに、これはなんということだろうか。 ) こ な…こん な事で 魔され など…! ( 焦り、苛立ち、様々な感情が呟きには入り交じる。 ) [Mon 5 Apr 2010 23:25:52]
◆夜魔 > ( 事は上手く運ばない。まさか取り逃がすどころか滅される事になるとは。僕は認識が侮っていたと認めざるを得ない。 ) グググ グググググ ッ ( 悔恨の呟きを漏らしながら人通りの絶えた夜の道を化け物が歩く。 ) [Mon 5 Apr 2010 23:09:31]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『(焦燥が募る)』 [Mon 5 Apr 2010 23:04:47]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『今日は空がキレイだな・・・(酒をあおって眺めた空は満天の星空だったとか)』 [Sat 3 Apr 2010 23:40:27]
◆ブロウン > おっと、怪物以外にもアイゼンリッターとかいうのもいたな。あいつ、悪党懲らしめるとかなんとかいうんなら、人間を襲う怪物とかもこらしめればいいのになぁ。(実際のところ彼にあったことは無いうわさだけの存在。しかしまぁ、暗黒街の風紀を乱す者という認識はあるわけで。どうせなら共倒れになってくれるくらいがちょうどいいとか思って、視線を道へと戻せばまた歩き出して。買い物袋の中ゴソゴソあさり、家までもうちょっとかかりそうなので酒でも飲みながら帰ろうかと自由奔放な竜人。)だんだんウザイの増えてきたなぁ・・・ま、俺らに実害がなけりゃいっか(家のものに手を出されればさすがに黙っているわけにもいかない。もっとも手を出して無事でいたらの話だが。──おもあれ、度数の高い安酒を口の中へと流し込んで買ってきた材料で何作ろうかな〜と考えながら尻尾を振り、翼もすこしパタパタと動かしながら道を行く) [Sat 3 Apr 2010 23:28:38]
◆ブロウン > (あぁ、そうだ。この辺だっけか、変な怪物出るとかいってたの?)(あの事件まだ解決してなかったなんていまさら気付いた竜人。ジャスティスお嬢様からそういった話は聞いていないので今も継続中なのだろう。ふと足を止めて裏通りからのぞく小さな通りに目をやった。なんか出そうな雰囲気はあるがそれはいつものこと。じっと見つめるその先には暗闇しか見えない)まぁ、情報だと頭いいやつしか相手にしねぇらしいから俺は該当外か。(しかし、こう近所でそういう物騒な話が流れているとあまり気分のいいものではない。早く解決してくれればいいと思いつつも自分は何もしないわけで。最近は怪物の相手なんぞより家事のほうが忙しいという身分。家主様は外でいろいろがんばる、と。普通の家とは逆な生活観) [Sat 3 Apr 2010 23:13:06]
◆ブロウン > (雪がやんだとはいえまだまだ寒い。所々にとけ残った雪が見える裏通り。まだ外で談笑するには少々厳しいこの季節。遠くからの雑音を聞きながら薄暗い道を歩く巨躯。手にした買い物袋の中には酒と食料が詰め込まれていて、飛んで落としたりなんかしたらもったいないと思って徒歩での買い物帰り。路面は冷たく靴をはかないこの竜人にはちょっと歩きづらいところもある。)(ちょっとだけ浮いて移動するとか・・・いいや、疲れるから)(カッツカッツとはがれた部分の多い石畳に鉤爪の音響かせて──) [Sat 3 Apr 2010 23:00:10]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『やっと雪もやんだか・・・(買い物袋片手に道を行く)』 [Sat 3 Apr 2010 22:55:40]
お知らせ > ジャスティス@瑪瑙の鍵さんが帰りました。 『抽選前日前くらいまでが、一番楽しい時間で。』 [Fri 2 Apr 2010 01:19:36]
◆ジャスティス@瑪瑙の鍵 > (店のある時は奥で何かをしている王だ。アルバイトとは思えないほどの図々しさで怠惰にペンを操り数字を書き込んでいく) んー、こんなところ、かなぁ。 (人生は緩急が必要。ダラけるところはだらけないと体が持たない。深夜の怠惰な時間を楽しみながら、無音の室内にペンがひっかく音だけを立てて) [Fri 2 Apr 2010 01:05:27]
◆ジャスティス@瑪瑙の鍵 > (いまは化物を追うのが先決ではあるが、こうして時折アルバイトは続けさせてもらっている。初めは顔を隠していたが、不審全過ぎてすぐに場荒れ今ではもうそういうこともしなくなっていた) さぁて、どうしよっかなぁ。 (肉かぁ、肖像画とかあたってしまったらどうしようか。青髪の女は唸りながら首をひねる) フレッタさん、剣理解とってくれたりするのかなぁ……温泉なら……ブロウンさんかなぁ、いやけど教会開けることになるしなぁ。 [Fri 2 Apr 2010 00:51:21]
◆ジャスティス@瑪瑙の鍵 > (夜の瑪瑙の鍵、店側にある椅子に座り、外套姿の修道女が何やらふと9腿の上の物をじっと睨みつけている。アルバイト帰り、前々から話には聞いていたビンゴゲーム。夢を買うつもりで一枚購入してしまった) まぁ、温泉とか当たっても行く暇ないかもだけど、ねぇ。 [Fri 2 Apr 2010 00:45:12]
お知らせ > ジャスティス@瑪瑙の鍵さんが入室されました。 [Fri 2 Apr 2010 00:34:31]
お知らせ > メアリィ@『首吊り亭』@エイプリルフールさんが退室されました。 『欲しいのは刺激さ(言って、ポシェットから布切れ口に)』 [Thu 1 Apr 2010 02:24:45]
◆メアリィ@『首吊り亭』@エイプリルフール > いい夢見れるといいね (使い方軽く説明して、そうやって締めくくって。そいつはまだうちの酒飲むみたいだけれど、追加注文もないようなのであたしはそこを離れる) あんな風景どこにもなかったのにね まあ、どこにも無いからいいんだけど (あったら?気が狂ってたのかもしれない。延々と生ぬるい夢を見て、覚めた後には吐き気まで催した。もっとも、それは何度かヤったうちの一度に過ぎないし、あのクスリをヤってひどい目にあったという苦情も聞かない。たまたまあのときの運がなかっただけだということにしている) [Thu 1 Apr 2010 02:17:30]
◆メアリィ@『首吊り亭』@エイプリルフール > (そんな風景は) そんなもん、ありもしない『嘘』さ (そういって、あたしは話を終わらせた。何でそんな話しになったのかよく覚えていない。 「それヤればどんな良い夢が見られるんだ」なんて聞かれたようなきもする) ふぅん 買うんだ (話している途中やけに聞き入っていたそいつ。あたしの〆の言葉がうまく聞こえなかったのかじゃあくれよと金だしてきた。まあ、断る理由もない) はいよ、っと何回分欲しいんだい? (肩から提げたポシェットから、言われる分だけ取り出して。それと引き換えに代金いただく) [Thu 1 Apr 2010 02:10:00]
◆メアリィ@??? > (そんなことをしながら、夕食がテーブルに並んで。嫌いなにんじんを両親に一つずつ渡して。 神様に祈りをささげて食事が始まる)(テーブルマナーに注意されたり、口の端についた食べかすをナプキンでふき取ってもらったり。父の仕事がどうだったとか、近所のおばさんとの噂でこんなことがあったとか。 たまに笑い会いながら夕飯を食べていく)(そんな風景) [Thu 1 Apr 2010 02:09:32]
◆メアリィ@??? > (そうやって話を続ければ、出来上がったシチューをお皿に注いでもってきた母が来る。あらあらなんのはなしをしているの。なんていいながら) 今日のシチューは何? にんじん入ってる…? (白いシチューの中からところどころ突き出てるお野菜やお肉。その中に赤味がかったオレンジのものを見つける) むぅぅ (好き嫌いはしちゃだめよと母に言われ、好き嫌いはするんじゃないぞと父に言われ。いつもの笑顔とは違った、少し厳しい顔の二人にあたしは唸り声を上げてしまう) [Thu 1 Apr 2010 02:03:35]
◆メアリィ@??? > (母は、台所の置くからもうすぐできるからまっていなさいとあたしに声を返す。ふと見れば、父ももう食卓についていた) パパ、きょうあたし、あのね (そうやって、今日一日の出来事を夕飯が並ぶ前に報告するのが日課だ。ちちは、柔らかく微笑んであたしの話を聞いてくれる。たまには頭を撫でてくれるけれど、少しこそばゆい) うふふ ママー そろそろできるー? (そういうときは、なんと言って言いかわからなくなって。決まってあたしは話をそらす) [Thu 1 Apr 2010 01:58:07]
◆メアリィ@??? > (裕福とはいえないけれど、貧乏というには程遠い。室内の家具はところどころその古さからきているくたびれた雰囲気はあるが安物ではない。それなりのものを丁寧に使い込んだような、人の暮らしが感じられるもの) いい匂いがするね、ママ (そんな部屋の中に漂う香りを嗅いで、あたしは台所にいるであろう人に声をかける。温かくておいしいシチューを作ってくれているんだろうか) [Thu 1 Apr 2010 01:53:20]
お知らせ > メアリィ@???さんが入室されました。 『(それは、どこにでもあるような家、の中)』 [Thu 1 Apr 2010 01:47:11]
お知らせ > ツカサさんが退室されました。 『言ってみるもんだね(目的の品が思いがけずすぐ手に入って雨の中出て行く足取りも少し軽く)』 [Sun 28 Mar 2010 20:14:09]
◆ツカサ > わざわざ奴隷を吊るせって言うの?(天気はよくなって欲しいけどとか。てるてる坊主は本来の意味では人身御供なんだけど)ここに呼んでいいようなお客さんなら考えとくけどね(ちゃっかりしてるねなんて応えながら。とりあえずせっかく買ったものだし慎重に扱おう。掛けても使えるとか言ってるし)そんなもったいない事はしないけどね。色々な意味で。 使い勝手が良かったらまた頼みたいけど…ま、感想は後でお伝えするよ(油紙に煙草も包んでもらって…まぁ外法に属するものだけど、なんだかんだと人間社会においては使い勝手がいい事が多いわけで) [Sun 28 Mar 2010 20:13:06]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『(昨日の最後の締めだけですが)』 [Sun 28 Mar 2010 20:09:31]
お知らせ > フレッタさんが退室されました。 『紙に包んで品物二つ。今日も商売繁盛だ。』 [Sun 28 Mar 2010 04:37:18]
◆フレッタ > トキノミヤコ由来の照る照る坊主とかいう呪具でもいいんじゃない? 要は天気と景気さえ良くなればいいんだ。(人間っていう時点で不確かなものの極まったようなものか。 考慮の端には、おいとこう。) だからできるだけお客さんに紹介してもらえると嬉しいな。 そのぶんが値引き分って所さ。(抜け目はなかった。 薬は栓で密封され、見本の札丁寧に引っぺがせばそのまま持ち帰れる容器になる。) 大量投与して放置すれば、って所かな? 怖い怖い。 でもまぁ丁度在庫になってたからね ――まいどありがとう♪(金銭と引き換えで”煙草”のほうも手渡す事になるか。 この雨だ。 保護用の軽いラッピングくらいはサービスしよう。) [Sun 28 Mar 2010 03:37:31]
◆ツカサ > さぁ? これだけ天気が悪いと奴隷の一人でも欲しくなるのはあるけどもね(さすがに買った事はないと、不確かな事はわからないと伝えつつ)それなりに判っていないとこの店には来ないと思うな(色々と、とか。それはともかく)ずいぶん手が込んでるなぁと感心するけども、何も問題はないかな(何か不都合があったのかも知れないけど、そんな事情はともあれ、希望にそった品物があるなら買おうと即決)怖いシロモノだねぇ、何か拷問にも使えそうでなにより。お、いいのかい? それならば喜んで買わせてもらうよ(値引きまでしてもらえれば僥倖。即金でご購入ってところで) [Sun 28 Mar 2010 03:28:52]
◆フレッタ > そういう風に調教してある奴隷なら良いけれどね・・・使えるそう? アレって。(この店主の奴隷に対する評価が、竜岩様御用達看板を下回ってるわけだ。) 嬉しいなぁ。 こんな仕事だから、一見さんって殆ど来ないんだ。(=暇かというとそうでもなかったりするのだが。ハードワークの間に遊ぶのがこのフレッタ。 OFF時に外で会う機会も多いかもだ。) この位で見放しちゃうような薄情なお客様じゃないと信じてる♪(自業自得だしね。 とは言わないが。 取説らしき紙を取りだし、記憶通りと確認すればすぐ投げ捨てた。 普通に使う分には害がないが。)つまらない人間じゃなかった、ってことだよ。 評価評価。 ――なら安心。 ・・・・これ容器だけでも人気出そうだよね――ガラス細工が綺麗でしょ。 中のメモリが見えるかな?(若者の部屋に飾り物として置いとける洒落た容器は、計測器を兼ねている。一メモリが”1回分”。 このガラスケースついた旧版、珍しいんだけどね、今は。 と嘯くが。) いい夢をみせてあげたいなら、くれぐれも一回一メモリだよ? 腰振り過ぎて死ぬから。(怖いことも付け足す。その上でお値段交渉。) 三回分で一ケース5000エン。”煙草”と一緒で・・・8000の所7500でどう? [Sun 28 Mar 2010 02:47:25]
◆ツカサ > 奴隷使うのはダメなんだったっけ? 本当紳士協約の上に成り立ってるお店だ(だから気兼ねなくこれるってのもあるのだけど、ほらこんな馬鹿話をじっと聞かれてたりすると恥ずかしいし?)大丈夫、この仕事をしている間は色々入用だからね(それまではたびたびお客として通うし。仕事がOFFの時でもあれば…とかともあれ)それをあえて言わないとか、そういうお客に対する心配りはないものなのかなぁ(逆にそっちの方が傷つくけどね、一人でくねくねなんて)天国に送るのはちょっとした副作用ってところさ。現実の地獄から少しの間だけ目を背けてもらってね(どうせ自分じゃ使わないからきつくてもいいよとか適当な事をほざきつつ…知らない銘柄もあったりして何がなにやらと、さすが結構得意と言うだけはあるとか)…そんなに面白いのかと私の心はいたく傷ついているのだけどさ(ちょっと動くだけで笑う相手に目論見通りなのに不満顔とかすっごい我が侭っぷりを示しつつ)そう、同じ相手に何度もそれを使うほどオシゴトに情は持ち込まないつもりだしね(見本?とか言いながらそのオクスリをランプの光に透かしてみる…何にもわからないけど、なんかそれっぽく見えるよね、こういう事すると)ん、助かるかな…それに、ちょっとで済むなら経済的だし(まさかこの場であるとは予想外っぽいけど、さすがの品揃えだねーとかいいつつ)じゃ、買おうかな。いくら? あと、これの追加も頼めるかな、雨で全滅しちゃってさ(咥えた煙草をぴこぴこ揺らしながら…まとめてお買い上げしちゃおうと) [Sun 28 Mar 2010 02:28:53]
◆フレッタ > ほしいなぁ、男手。 最近物騒だし、そういう意味でも信頼できる子が居るといいね。(力仕事兼先生よろしくお願いします見たいなのは事実考えていたりする。) ――でもお客様じゃなくなったら僕が困る。 困ったもんだね?(店長代行はバイでリバなオープンソースである。 一寸勿体無かったかなぁ・・・とかつぶやく程度に。) ・・・・だってどうみても僕笑ってるじゃないか。 お薬云々なんて吹っ飛んだよ・・・!(確信犯でしたァ。) ・・・・女の子を天国に送る仕事? なんだか羨ましくなってきたなぁ。 ”スティック”じゃ軽すぎるし固形物・・・”Share”じゃイくのは自分だ。 ちょっと効果がキツくてよければ”BsP”が丁度良いんだけど・・・(捜索は後ろの棚から始まりカウンター全般に及ぶが――)・・・それっ・・・ちょ やめ・・・!(HIt! 筋肉痛患者を笑わせる事は責め行為である。 この店内は今心情的に立ち入り禁止だ。) えと、一度だっ ・・・けだよね? 少し前にいいのが出たから、まだストックが、あるよ・・・!(片手で口元押さえながら”見本”って札が貼られたガラス容器を指につまんでもってきた。 少なめに液体が入ってる。)依存性はあるにはあるけど・・・用法用量を守れば、ってところかな・・・旧版の「BaD SpeED PLaY」。 塗っても飲んでも良いよ。(こんなのどお? 的にカウンターにことり。) [Sun 28 Mar 2010 02:12:59]
◆ツカサ > (補足:コレで解決できるんだし の時に咥えている煙草を揺らしているものと補完していただければっ) [Sun 28 Mar 2010 01:59:25]
◆ツカサ > (だからこそこんな仕事が成り立つとも言うのだけども。バイトに追われても店員が活動しているのがわかれば目的は最低限達しているからそれでいいとか)案外そう言うことをする男手の少ない店だものね。それはお客様じゃなければいいよ、と受け取ってもいいのかな?(オーナーの趣味かは知らないけども。ある意味わかってて誘いを掛けているのだからたちが悪い。この程度のセクハラくらいは許容してもらえると信じてるよ)…あれ?(てっきりそのオクスリがどこらへんでポリシーに反するのかと突っ込まれるかと思ったのに、わざわざ回りくどく真剣そうな雰囲気も出したつもりなのに)…失礼だなぁ。イメージを判りやすくする為に頑張ったと言うのに…と言うか笑ってるとか言ってないじゃないか(色々語るに落ちてるし、似合わなかったのは自分でも認めるからよけい腹立たしいとか)一度は困るね。それならコレで解決できるんだし…。ほら、ちょっと正気をどっかにやってもらいたい事ってあるじゃない。でもそれでキズモノにしちゃったら問題だからさ(ある意味別の意味でキズモノにしちゃう可能性はともあれ、それは使用する相手を吟味するけどさ)だね、この手の依頼は一期一会…それだけ誤魔化せられれば御の字、って所(言ってみるもんだねなんて、ある意味見込んで頼み事だったんだけど。ちょっと探している最中にシナ作るポーズだけ無言でやるよ、自爆テロ的ないやがらせだ。誰か別の客が着たら恥ずかしさで死ねる) [Sun 28 Mar 2010 01:53:27]
◆フレッタ > (他の地区なら兎も角、鴉の一羽や二羽なら許容されるのが暗黒街。光差す国とは趣の違う慈悲と寛大さが此処には、ある。 事情を知らないバイトに見つかっても箒で追われる程度で済むさ。) 慣れない事したから、普段使ってない所が―― 魅惑的な申し出だけど、 お客様に頼るのは流石にね?(外から見れば殆ど運動部活後の女学生なノリであろうか。 店内での絡みをやんわり回避だ。) 冒険するのが商売さ。 ポリシー云々で選り好みしたら干物に・・・っ ぷ・・・ッ(聞くなりカウンターにつっぷした。 そのまま三秒くらいふるふるしてやがるよ。) ・・・似合わっ…な・・・・・わ、笑ってないよ? ええと、お薬は結構得意なんだけど―― 副作用かぁ・・・ 此処の所錠剤ばっかりだったね・・・(真剣な顔→遠慮がちに催淫剤要求→「ああ〜ん もうだめぇ♪」 のコンボは芯に響いたらしい。 戻ってくるなり自白&よく喋るようになったのは反芻しないように意識してるんだろう。 誰に使うんだか。) ・・・液状があったかなぁ・・・ボーダーは一度や二度で依存にならなければ、って所?(ストックを探し始めるあたり、仕事は請ける気のようだが。) [Sun 28 Mar 2010 01:42:01]
◆ツカサ > (現状ではあからさまに目立つカラスが店先にじっといると言う気味悪さ程度…それにせっかくのお店とのつながりをつまらない事でふいにしたくもないし)ああ、雪掻きか、ごくろうさま。腰とか痛くなってないかい? おねーさんに触らせて…じゃないや、マッサージしてあげようか?(マッサージの心得なんてまったくないから、触らせろが本音なのだろーがどこまで本気やらとか、ともあれタオルを借りれれば短い髪を乱暴に拭きつつ)そこで門前払いにしないから好きだよ。おクスリ…なんだけどさ…(ちょっと視線をそむけつつ…。でも、ちょっと真剣な顔を維持するのが辛くなってきたのか噴き出しそうな笑みを浮かべて)あんまり副作用なくってさ、女の子が「ああ〜ん、もうだめぇ〜♪」みたいになっちゃうようなお薬ってあるかな、できれば香とか、液体がいいかな(コレみたいにさ、なんて咥えた煙草をぴょこぴょこさせながら。一応、もうだめぇのところではシナも作ってみるけど) [Sun 28 Mar 2010 01:23:51]
◆フレッタ > (秘密の商談なんかを見付けられる可能性があるって点では恐ろしい刺客なのかもしれない。節度を持ってくれると信じてるけどね!)ずっとさ。 ・・・雪の間は店に来ざる得なかったんだよ―― 今回ばかりは埋まっちゃうかと思った。(店が。 此処の所の悪天候には流石に参っているようで、カウンター内には未使用タオルのストックがあるほどだ。) ――それならいくらでも♪ そんなにないけどね。 ・・・ポリシーに反する仕事、ってだけだと何とも言えないけれど―――詳細次第かな。(=僕に出来るお仕事なら、だ。 書類偽装から密輸入まで、なんでも手広く行ってるお店である。 真剣かつ遠慮がちな眼差しを前に、難敵を予想して此方も商業モードだ。 ) それで・・・どんな物を? [Sun 28 Mar 2010 01:16:31]
◆ツカサ > (元々紙人形だから、透明になったりこっそり侵入はできないから、単純に店を見晴らせて仕事してる・してないとか、張り紙の有無を確認するとかそんなレベル。と言うか雨の日に外に出ること自体苦痛なのに。これで目的地に女の子がいないなら今度にしよう、になってた)今日「は」じゃなくて? それはそれでそそるものはあるのだけど、ついでに私にもタオルを貸してくれると嬉しくなって、財布の紐も緩くなるかも知れないよ?(雨でよれよれになった煙草咥えたまま軽口を返して…で、不意に真剣な顔をして)で…ちょっと、探してもらいたいモノがあるんだけど…。多分、キミのポリシーに反する頼み事になってしまうだろうから心苦しいのだけども…(引き受けて、くれるかな?なんてちょっと流し目を送ってみる) [Sun 28 Mar 2010 01:02:38]
◆フレッタ > (奥の倉庫以外は霊的には無防備なお店のこと、過去にはもう何度となく式紙の侵入を許してるかもしれない。 でも雨の日の情報収集には看板と店の明かりに頼ったほうがいいだろう。一番簡単なのは今実行したように、扉を開けてみること。 外よりは割合明るい店内と、お望みの男装店員がお出迎えするよ。) や、いらっしゃいませこんばんわ。 今日も営業中だよ? 肩書きが濡れ鼠の美女でよければね。(結局乾き切らなかったようで、風呂上りみたいなしっとりヘアーのままカウンターに立ってたり。 顔見知りには特にだが、丁寧とは少々ズレた軽い挨拶が定番反応。 ご所望は・・・”煙草”かな? とかあたりをつけてみたり。) [Sun 28 Mar 2010 00:55:58]
◆ツカサ > (問題はこの店は不定期営業なので…これで「ごめん、本日はお休み。てへっ☆」なんて張り紙がしてあったら、思わず呪詛っちゃう所だったがどうやらそれは免れたらしく。本来なら先に式に営業してるか偵察させてからくるのだけどこの雨じゃどうにもならない)お邪魔するよ。店長さんはいるかな? 店長代理でも、店長代行補佐心得でもいいけど(オッドアイの何となく魂のベクトルが似た方向なんじゃないかと思しき彼女を所望しながら…一応今日は買う気もあるし、ちょっと品物の相談もしたいし堂々とお客様面してやる) [Sun 28 Mar 2010 00:42:01]
◆フレッタ > (Q:雪と雨の共通項を答えなさい。 A:@天より降る、A主に水分である、Bちめたい。 ここで問題になるのはBだ。 外出からもどって来てた店員は、濡れた髪をタオルで乾かしながら、小さなくしゃみをした。 時既に3月末、春と呼び始めても大丈夫な時期であるのに、なぜこうも厳しい寒波と天候が続くのか―― )――泣き虫の天使様がいるなぁ。 今年の冬は。(そんな風に表現するふぁんたじっくな心と共に、階段下の店は雨にも負けず今日も開店中。 お客様らしき足音が聞こえれば、急いで身支度整えようとするけど・・・・間に合う かな?) [Sun 28 Mar 2010 00:36:51]
お知らせ > フレッタさんが入室されました。 『( ―― くしゅんっ。)』 [Sun 28 Mar 2010 00:30:41]
◆ツカサ > (今度はじゃんじゃん雨が降っている…。や、小降りになったりもするんだけど、降り続いているのは確かで…気のせいか私が外に出たとたんに強くなった気がする。こんなに日頃の行いはいいのに、ちくせう)こうも降り続けられたんじゃやる事が全然できないじゃないか…っ(ちくしせうともう一度心の中で毒突きながら、火のついていない煙草もこの雨でへんにょりなりながら黒スーツにコート姿で足早に目的の店へ…や、雨の日じゃなくても良かったんだけど、晴れたら溜まってる仕事片付けたいし背に腹は変えられない。目的の看板を見つければその横の階段を下りていこう) [Sun 28 Mar 2010 00:26:28]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『雪が止んだと思ったら…』 [Sun 28 Mar 2010 00:22:17]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『一路スラムのほうへ』 [Sat 27 Mar 2010 21:53:07]
◆ジャスティス@夜魔 > とりあえず、召喚されたらしい悪魔に関してはまだそこまで表立った被害は出てないようだけど、気をつけてね。まぁ脳みそ狙いの犯罪者だか化物だかのほうは……心配ないでしょ? (暗黒街の路地裏。それなりに掃除された飲食店の裏。雨合羽代わりの薄手のローブを着こんだ修道女は、腕を組みながら店主に注意喚起をしている。細身のアマウラ人だかフォーウン人だかの店主は、くれ長野目を細めて小さく頷いた) じゃあ、私行くから、不用意に一人で出歩かないようにね。 (最後に小さく笑えば、その場を去りやや広い路地へと抜けていく) [Sat 27 Mar 2010 21:52:00]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが来ました。 [Sat 27 Mar 2010 21:48:43]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( 顔を合わせる機会があったら少し相談してみようか。 )』 [Thu 25 Mar 2010 21:28:26]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 目的と言えば ) …あれは一体何だったんでしょうか。 ( ギルド地区で見たモノの。 人や死者ではない、己等の教義の敵に当たるナニカ。 あれも何かを探しているように思えた。 または、何かを待っていたようにも。 個人的観点はともかく、教義に照らし合わせるならあれは現世に存在すべきではないモノ。 ) ――見逃したか鉄槌を下したか、「彼女」だったらどうしたでしょうね。 ( 暗黒街の修道女。 同じ教義を仰ぎ、勇敢をもって人の知る、 ) [Thu 25 Mar 2010 21:28:01]
◆ドライツェ@夜魔 > ( それにしても歩きにくい所だ。 事件の手がかりがありやしないかと路地の奥を覗こうとすると背後に冷たい視線を感じるし、足を止めると妙な因縁をつけられそうな疑念が浮かぶ。 言葉よりも雄弁にお前は異端者だと告げられている、そんな気がする。 まあ、周囲から浮いているのは決して気のせいではないだろうが――だから尚の事、雪を踏む足は早くなる。 きちんと見て回れているのか我ながら怪しいくらいで、頭の中では無意味にただ、犯人の目的は何なのか――そればかりが堂々巡り ) [Thu 25 Mar 2010 21:21:36]
◆ドライツェ@夜魔 > ( そして、考える ) ……、 ( そも、犯人の目的は何なのか。 自警団の公表によれば脳は持ち去られるのではなく、食されているという話。 売り物にしているだとか、邪教の儀式の材料に使われているというわけではないらしい――――つまり、敢えて極言するならば脳を取り出し捕食するのが目的という事になる。 そして予断は禁物ではって何だ。 予断は禁物とはいえども、だ ) ここでの狩りは容易ではない。 ( 自衛するだけの力を持つ者が他の区域より多いだろうから ) 脳味噌だけを狙って人殺しをするナニカなんかを飼う誰かがいるとも思えないんですよね――…。 [Thu 25 Mar 2010 21:13:17]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 心なしか倉庫の中からくぐもった悲鳴のような声が聞こえてコートの中で身を竦めた。 何事かとそちらへ視線を向けるも、扉は固く閉ざされており、そしてここにも見張りがいる。 その悲鳴がやがて消え、見張り同士が目配せしてはけたけたと笑っているところを聞くと、所謂裏切り者や、粗相をやらかした者への仕置き――けじめがついたところらしい。 己等が探している猟奇事件とは恐らく無関係と見て、そのまま足を更に進める。 見張り二人の青褪めた、けれど血走った眼球は、質のよくない薬物の影響なんだろう。 予断は禁物ではいえども、人の脳を食す手合いとも思えない。 ――そういう意味では、犯人が好きこのんで足を伸ばす土地とも考えにくい気もした ) [Thu 25 Mar 2010 21:04:45]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 後は、強いて言うならの話だが――やはりその、身なりの恩恵を受けているのかもしれなかった。 襟元だけに留め金を備えたコートの下からカソックの上下が覗いている。 坊主を脅しても面白くない、そう思うのかもしれない。 教会関係者の縁故を手繰れば最終的には大聖堂に辿り着こうものだから、あちらとの諍いは避けたいのかもしれない。 或いはそのどれでもなくて、この界隈で教会と言えば、とある勇敢な修道女を連想する者も多い為かもしれなかった。 そういえばあの女性もまた、今回の件で活動されているとの話 ) あちらはもう、何らかの手がかりを得ておいでなんでしょうかね。 それともこの雪続きでは犯人も足止め状態でしょうか。 ( また一つ、倉庫か何かと思われる建物の横を通過する ) [Thu 25 Mar 2010 20:56:31]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 質素なコートについているフードの端を引き寄せてそちらを見ないようにした。 あまり目にしていたい光景ではない。 もっとも、死なない程度殺さない程度に彼等を扱う、監視者の罵声に近い指図の声は薄いフードの布地を越えて耳に飛び込んでくるのだけれど。 ) ――…。 ( 路地に面した建物の入り口に目つきの鋭い男や女の姿がある。 この辺りを縄張りとする組織の見張りか何かだろうか、注がれる視線に寒さならざる冷たい汗を感じるけれど、逆さに振ってもコインの一枚も出なさそうな粗末な身なりが幸いしたか因縁は特につけられていない。 或いは通りすがりに因縁をつけては暴力を振るう、狂犬のごとき存在ばかりが闊歩する地でもないのかもしれない。 皮肉なことに、確りしている組織などはカタギより余程体裁が取れているともいう話だ ) [Thu 25 Mar 2010 20:49:21]
◆ドライツェ@夜魔 > ( 昨年末が例年になく静かだった、その代償か何かだろうか。 グングスニクやヒュージでもないのにそう思わせる程にここ数日のヴェイトス市は雪続きだ。 そろそろ日常生活面においても何かと不便が生じる頃じゃあなかろうか、例えば交通の便などに。 ――ここ暗黒街の一角では既に影響が出始めているのか、通りを薄着の人間やそうでないものが監視の目を受けながら通りの雪をどけている。 扱いを見るに奴隷か奴隷並みの存在なんだろう ) [Thu 25 Mar 2010 20:41:18]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが入室されました。 『( また雪だ )』 [Thu 25 Mar 2010 20:35:50]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 …もういっそ作るか。(素手で) 』 [Wed 24 Mar 2010 22:26:43]
◆蜷潜 > ( 義肢職人、というの、矢張り流行らないのだろうか。 こんな所まで足を延ばしてみても矢張り見つからない。 最低限の質の物なら病院なりを通して何処かで手配出来るかもしれないが、出来れば専門の職人にオーダーメイドで頼みたいと思うのだが。 本格的な機械化――――クランクというの、矢張りまだ一般に受け付けられない代物か。 外観や不便さもそうだが、クランク化の著しい人間は感覚や精神に変質を起こし、魔法の才能やごく普通の感覚を失う事も多いという。 それでも腕や足や眼球を失った人間にとってみれば、喉から手が出る程欲しいものではないだろうか。 作る側の生理的な問題か。 宗教とか、そういう、面倒な。 ) [Wed 24 Mar 2010 22:19:52]
◆蜷潜 > ( 疎らに生える梅の木の通りを、雪を踏みしめながら一人歩く。 普段からそうだが、草履やら下駄やらではなく編み上げブーツで良かった。 色無地の着物にマフラーを巻いて編み上げブーツ、という異文化混在ヴェイトス市スタイルは気に入っている。 在ヴェイトスアマウラ移民の子孫、などと言うが、生まれてこのかたアマウラなど行った事も無いし、結局、自分はアマウラ人ではなくヴェイトス人なのだ。 どちらかを祖国に選べと言われれば迷うことなど何もないだろう。 ) [Wed 24 Mar 2010 21:52:37]
◆蜷潜 > ( 暗黒街を歩くのはやや久し振りだ。 普段用事のある所ではないし、用事があるとしたらあまりこう、のんびりと表通りを歩くような用事ではない。 ここ暫くそういう仕事が無かったし、何もこんな寒い季節に好き好んで出歩くような場所でも無かった。 今日はその何れにも該当しない、とあるちょっとした物探し、だ。 散々探したのだがどうも流行りではないらしい。 ) [Wed 24 Mar 2010 21:39:01]
◆蜷潜 > ( こんな区画にも花はあるのだな、と思った。 ふと路地を曲がった一つ先にそんな景色が広がる。 ひと気のない広い通りに雪が降り積もり、雲間から覗いた月がその白い景色に光を差し込む。 丁度良く月明かりを遮るものが途切れ、ぽっかりとその景色だけを照らしていた。 そして、おあつらえ向きの梅の木には既に薄桃色の花が咲き、まるで示し合わせたようにその景色を構築して居る。 薄汚れた古宿や酒場、シャッターの降りた正体不明の建物の合間にふとある景色だが、それはそれで美しい。 奇妙な調和があった。 ) [Wed 24 Mar 2010 21:33:19]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 雪月梅花 』 [Wed 24 Mar 2010 21:26:33]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 そしてゲームが始まる。 』 [Mon 22 Mar 2010 23:02:23]
◆オルガ > ( 私の言葉にやる気を見せ、それならば一勝負と席に座る者が居た。そう、ここでお酒や会話を楽しむのも良いけれど、どうせなら勝負をするべきだ。そして遊んで楽しむべきだ。越えてはいけないラインを越えさえしなければ、酷い目になんかあわないんだから。 ) 皆様に幸運がありますように。 ( 私はそう微笑みかけ、カードを配りだした。 ) [Mon 22 Mar 2010 23:01:54]
◆オルガ > ( しかしその席が空いている。周りにはギャラリーは沢山居るのに、様子見と言った所だろうか。だが、折角プレイできるのにそれはつまらない。寂しい。散財しろと言っているのではなく、一緒に楽しみましょうと言うのだ。 ) 宜しければこちらへどうぞ、わたくしと一勝負致しましょう。今宵は貴方には女神がついているかも――しれませんよ? ( そう言って私は周りの客に語りかける。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:50:00]
◆オルガ > ( ――私はふとゲームがひと段落したテーブルに近づき、ディーラーの子に声を掛けた。 ) もうずっとここで立ちっぱなしだろう。どれ、少し私が代わろうか。 ( 代わろうか、とは言ったが、実のところ私はディーラーとしての腕前はそれほどではない。しかしやらないことには一向に上手くならないのだ。だからこうして時折、実際にテーブルに付いてディーラーをやることがある。すみません、と声を掛けた子はその場を離れた。さて、このゲームテーブルのギャンブルはブラックジャックだ。お互いにカードを捲り、その数字が21に近いほうが勝ち。私はテーブルに付いた客達を見渡す。その顔つきを見れば、負けているもの、勝っているものはすぐにわかる。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:45:34]
◆オルガ > しかしそれは適わない願いだ。…それはよくわかっている。お金が絡んで何ごとも問題が無く事が進むはずが無い。 ( ましてやこのエスメラルダは、多くのマフィアが運営に関わっている場所だ。問題というのは何もイカサマやスリや暴力なんていうものには限らないし、ある程度の品格を求められるこのプレイルームでは、暴れだす人間なんて滅多に居ない。紳士・淑女の社交場なのだ、声を荒げるなんて無粋もいいとこ。私が心配しているのは、例えば貴族やマフィアの方々に何か失礼なことが無かったかとか、彼らから無理難題を吹っかけられやしないかとか――そういうことだ。 ) ( …私はここの支配人なのだから、起きてもいないトラブルに頭を抱えて動揺するようなことはあってはならない。いや、例えトラブルが起きてしまったとしても動揺してはならない。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:31:23]
◆オルガ > ( 店内に幾つも設置されたゲームテーブルの周りに集まり、プレイに興じる人たち。あのご婦人はさっきはとても明るく笑っていたのに、今はすっかり青ざめてしまっている。何が起きたかは一目瞭然であろう。そのゲームを見学する周りの人たちは、じっと勝負の流れを見守っている。他人の勝敗に興味があるのか、それとも勝ちの流れ、負けの流れを掴もうとしているのか。部屋の隅にあるゆったりとしたソファの上では、勝負の合間に一息吐く人たちが見える。あの旦那は確か昨日、同じ席で酷く大負けして頭を抱えていなかったか。それがどうだ、今日はこの店の一番高い酒が注がれたグラスを揺らし、この世の支配者・勝利者のような顔をしている。ギャンブルとは恐ろしいものだ。ああも人を変えてしまうのだから。 ) 異常はないようだね。ああ、結構なことだ。私は何もトラブルが起きないことを毎日願っているんだよ―― わかるかい?或いは起きてしまったトラブルを無事に解決できますようにと。 ( 傍らの店員に私はそう話しかける。店員は「はぁ」と頷きはしたが。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:22:07]
◆オルガ > ( 暗黒街の栄えた人通りの多い地域に建つそのギャンブル場では、今日も金持ち、貴族、この辺りを根城にしているマフィア、暗黒街の外から遊びに来た一般市民に至るまで――様々な種類の人間達がやってくる。ある者はスリルを求めて、ある者は自分の今後の人生を賭けて。場は異様な熱気に包まれている。それは恐らく金というものが絡んだ人間が発する独特の体臭なのだろう。わっ、とカジノの一角が沸いた。それは金を得た者の歓声と、失った者の悲鳴が入り混じった声である。暴虐の酒場のように品の無い騒ぎ方をする者は居ないが、この一瞬だけは誰しも声をあげてしまうものだ。 ) ( そのカジノの支配人、オルガ・バイルシュタインは何か異常が無いかと店内を歩き回る。そんなことは警備の人間に任せておくべきことなのだろうが、トラブルの火は大きくならないうちに消してしまったほうが、自分の胃に優しいことはわかっていたから。ただの心配性とも言うのかもしれないが。 ) [Mon 22 Mar 2010 22:11:52]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 カジノ、エスメラルダ。 』 [Mon 22 Mar 2010 22:02:57]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『そのまま闇にとけるように路地に消えて』 [Sun 21 Mar 2010 01:14:17]
◆ジャスティス@夜魔 > 三階建ての建物の屋根から、二階建ての三角屋根に飛び移り、そのまま滑り落ちるようにして無人の路地に落下し、着地する。周囲の闇を睨みつけるようにしながらなるべく足跡を殺し、曲がり角のほうへと歩いていく。どことなく心細いのはやはり愛用のメイスが手元にないからか。ヘンルーダに注文はしたものの、手に入るのは四月に入ってかららしい。手元にある形見のスモールソードとナイフでは少々、心もとない。自分を落ち着かせようとするかのように胸のナイフホルダーを撫でる [Sun 21 Mar 2010 00:52:48]
◆ジャスティス@夜魔 > (………。並走する二本の路地。片側を覗きこみ、次いで片側を覗きこむ。何でもない光景が広がっているように見える。片側には酒の空き瓶が一つ転がっているだけだし、もう片側は、うつむいた男が二人、とぼとぼとうつむき歩いている。まだ、少年と呼んでも差し支えのない年の男だ) ふん、異常、なしかしら? [Sun 21 Mar 2010 00:38:07]
◆ジャスティス@夜魔 > ( [Sun 21 Mar 2010 00:36:06]
◆ジャスティス@夜魔 > (人を襲い、脳を持ち去る化け尾の。人間だろうが悪魔だろうが、それは化物だ。理解できない、と愚痴りたいところだが、奴を理解しようとしなければならない。奴を早く見つけ、犠牲者を減らすにはそうするほかないからだ。だが……頭を使うことは元々大の苦手である。だからこうして体を動かし、路地を、建物の影を、不審な姿を求めて探し回っている) [Sun 21 Mar 2010 00:14:26]
◆ジャスティス@夜魔 > (風に吹かれ名残雪が舞い、暗黒街の街並みを白く染めていく。静かな雪の夜。屋根の上を駆ける影が一つ。小刻みにリズムをとるような足音が響き、時折大きく跳躍し、屋根から屋根へと移る。人影の正体は一人の修道女。青く髪を染めた女の名前はジャスティス・ブラウニーといった) [Sat 20 Mar 2010 23:53:46]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『雪を縫い、影は跳ねる』 [Sat 20 Mar 2010 23:44:42]
お知らせ > ヴァリス@夜魔さんが帰りました。 『( 後日、見つかったのは事件に関係ない遺棄死体だったとか )』 [Wed 17 Mar 2010 00:54:37]
◆ヴァリス@夜魔 > ―――そもそもあれか。食べてるとは限らないか。 じゃあ抜き取るとか! ――となると、ぱっと思い出すのは砂漠のミイラ作り? ( あれは死体から脳みそを掻き出して、壷に収めておくんだっけか ) あとは――・・・。 なんだろ? 脳みそだと――・・・・。 でも、喰うって? 喰うのかなー・・・・・。 気持ち悪いなぁー・・・・・。 ――・・・・・脳の情報を取り込んで無敵ウルトラ知識量最大無限大の魔術師になるとか! ―――・・・・・・・・。 やだなー・・・・。 ( そんな小説読みたくねーなー。なんて思いながら苦笑い。 っと、次はT字路だ。 となると、ここは―― と、地図を指で撫でながら確認する。 そっか。 ここはココで。あっちがあれで ) うん。 じゃあ次の十字路を右にいけば知ってる道にでるな ( と、確認を終えれば再び歩き出した ) [Wed 17 Mar 2010 00:47:57]
◆ヴァリス@夜魔 > ( 久しぶりに歩く暗黒街は少し違った風に見える。 死臭から遠ざかるにつれて、今度は静寂の中に暴力と鉄錆びの匂いが目立ち始めてきた。 そういった匂いや気配だけは前と同じなのだが、建物の乱雑さが以前にも増して増えたように思えた。 ) ――まあ、壊れるのだけは早い町だからなぁ ( 暴力事件なんて日常茶飯事である。 壁が壊れた、壊れなかった、なんていう事件は珍しくも無いだろう。 ) しかし・・・脳みそを吸う、ねぇ・・・・ ( 前に読んだ本だと、人間の脳みそを食べることで人間を理解しようとした宇宙人が出てくるSFがあったな、と思い出す。あれは蟲みたいな宇宙人の大群と人類の軍隊が戦い、最後は人類の隊員募集の旨を告げるというグロテスク小説だったっけ ) どちらかというと、人間の脳みそを食べて人間に近づくーっていう神様が出てくる東洋小説もあったっけ ( 後は何があったかなー、と頭を捻る。これでも幾らかの本は読んだことある。 ) なんで脳みそを食べるんだろ。吸血鬼とは違うわけだし・・・・ ( かさり、と十字路にたどり着けば地図を開いた。 えーと、十字路があるのはこっちの道とこっちか。 となると、ここは――・・・・・・。 ) 右にいけば特長らしい特徴のある道にでそうだな [Wed 17 Mar 2010 00:37:39]
◆ヴァリス@夜魔 > ( ぼぅ、と伸びた自分の影が路地に伸びて、細長い人型を作った。それを軽く笑ってから、地図に印をつける。 携帯用のインク瓶とペンを用意して、丸印をつけた。 ここらへん、と。 ) ――さて、と。 ( それだけの作業をするにはあまり時間はかかるほうではない。 インク瓶とペンを仕舞うのにさほど時間は掛からなかった。 ) 明日、また捜索だな。 近隣住民とかから苦情が出てるだろうし。―――こういう場所の意見って結構放置される事多いからなぁ・・・・ ( 世知辛いよね、と思い、地図を再び広げたところで青年は「あれ?」と小首をかしげた。 ) 北、南、東、西。 どっちだ・・・・? ( あれ? と地図をわさわさと向きを変えたりしてみるけれど、あまり意味が無いことはわかった。 大体の場所、というのは本当に「大体」というわけで、今己がいる場所と似たような路地は印の中に4本あった。 ) むぅー・・・・まいったな。今夜は曇ってるし、月とか星を目印にできないか・・・。 とりあえず、この4本の道の一番特徴がありそうなのは・・・・少し歩いた先にある路地の形、か。 こっちが十字路でこっちがYとT、か。 まあ、間違えても遠回りになるだけ、か。帰れないことはなし、と。 ( ぼりぼりと頭を掻きつつ、青年は地図をしまってから歩き出した。 こつこつと路地に響くのは己の靴音だけだ ) [Wed 17 Mar 2010 00:24:39]
◆ヴァリス@夜魔 > ( もしくは、腐った何かの匂いか。 雑多で乱雑な建物が密集した地域である。増設に増設を繰り返した建物の無秩序がそこにはあった。 中には出入り口が全て他の建物に塞がれた家があるとか無いとか。 自然、そういった地域の路地は迷路のように入り組んでいた ) ―― 匂いはするんだけどな ( 死臭がする。 それ自体は当然のことだ。 ここはそういった地域だ。地区だ。 必ずしも、今己が参加している事件に関係しているとは限らないけれども、可能性があれば調べないわけにはいかない ) ―――とはいえ ( すでに時刻は日を跨いでしまっている。そろそろ諦めるべきか? 地図に印をつけて、明日自警団に報告し、明るいうちに捜索を手伝ってもらったほうがいいだろうか? 一度地図を広げようと思い、どこかへの入り口だろう段差に腰掛、カンテラの火を強くした ) [Wed 17 Mar 2010 00:13:36]
お知らせ > ヴァリスさんが来ました。 『死臭がした』 [Wed 17 Mar 2010 00:07:29]
お知らせ > 神様さんが退室されました。 『前途多難である事よと呟いた』 [Tue 16 Mar 2010 01:02:57]
◆神様 > ( ヒュルリ、ヒュルリ。 神は立ち去る何かを見送って、身震いを一つ。 ) [Tue 16 Mar 2010 01:02:28]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 『( そして路地裏に、また一つ脳味噌が啜られた死体が増える。 )』 [Tue 16 Mar 2010 01:01:27]
◆夜魔 > ( それがもう少し傍にいれば喰らう事も考えただろう。だがしかしあれは遠い。それと同じ存在である精神体の某かを召喚すれば捕獲も難しくはないかもしれないが、そこまでして手間を掛けてまで捕まえようとも思わなかった。 ) もっと っと と。早く早く 急が いと に わな っ しまう。 ( それはまた別の餌を探し求めて徘徊を続ける。求めるのは知識。頭上に何か神が居た事など、その目的の前にはすぐに忘れさってしまうのだろう。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:56:03]
◆神様 > ( 立ち去るソレを呼び止めるなどという事は無い。 近づく事は無い。 只、こちらに向けられていた意識が、生暖かい粘塊のような感覚が消失した事から、ソレが自分に対する意識を失った事だけは理解し、軽い屈辱感を感じた。 ) ( 微速で後退し続けながら、その姿が見えなくなるまでは目を離さないだろう [Tue 16 Mar 2010 00:45:07]
◆夜魔 > 神 神 神 神 神 ああああ違うそれじゃないそれよりももっと異質な■■■■■■■■■でだから僕はそう■■■■――――― ( 曇り空を見上げた怪物は何かを呟きながら体を痙攣させ続けている。怪物には怪物なりの行動理由がある。ただそれは恐らく誰にも理解されることなどない。 ) ………… う。 要 い。我 める っと 要 のは上 にして 潤 知 。 ( ぺったん。 ぺったん。 ぺったん。 ) ( その怪物はゆっくりと頭上の神から視線を外して踵を返そうとする。あれでは足りない。悪くはないがあれよりももっと上質な餌がこの市にはあるはずだ。だってほら――――この街はこんなにもかぐわしい香りばかりするもの。 )( 興味を失ったその化け物はこの場を去ろうとすることだろう。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:36:33]
◆メケトァ > ノ。。ノ。。ノ。。。。ノ。。、ヲ、ス、、ク、网ハ、、ジ、ャソヨ、、、ホ、マ、ス、、ク、网ハ、、ノ、隍熙篋、ピ`、ヲ、筅ホ、ャ、ウ、ホハタス遉ヒ、マ、「、、「、、「、、「、、「、、「、、「、、「、。。」ィ。。フ螟、ヤ、ッ、ヤ、ッ、ネッd煤、オ、サ、ハ、ャ、鬢ヲ、ムヤ、ホ、隍ヲ、ヒ、ス、、マタR、キオ、ケ。」、ス、キ、ニ兵、ッ、キ、ニ、ス、ホモ、ュ、ヨケ、皃ニ、ユ、ネ△テ讀ホーツ、ヌミヲ、、ハシ、皃。」。。」ゥ。。。。、ヲ、タ。」。。、ワ。。、ォ。」。。擇、キ。。、マ。。、。」。。、ォ。。、ホ。。、ャ。。。。。。、、゙、ヌ、ホ。。ヌチ陦。、タ。」。。」ィ。。ミ、ヲ、ォミ、、ハ、、、ォ、マ壥キヨ、キ、タ、、、ヒ、ケ、、ネ、キ、隍ヲ。」、ネ、熙「、ィ、コモク、ヌ、竰フ、、、ヌ゚[、ワ、ヲ、ネ、キ、隍ヲ。」ウ讀ン、ヒ、ケ、、ヒ、マ、゙、コラヤモノ、鎧、テ、ニ、ォ、鬢タ。」。。」ゥ。。・ュ・メ・メ・メ・メ・テ。。。。ト賁ョラヨ、ヒハヒ、ィ、ヘス、陦」ホメ、ャコ、モノ、ヒエ、ィャFハタ、ホ剔、ピ@、、ウ、、ャ、、、、。」。。ユルセ。」。。。。」ィ。。、ス、ホ\セ。、ッ、皃ャロ、ッ、ネラ耿ェ、ャオュ、、ケ筅治、モ、、タ、、ヲ。」。。」ゥ [Tue 16 Mar 2010 00:19:20]
◆神様 > ( 自身に向けられる思念というか気配というか、そういうものから判断するに――――これは探し者ではない。 ないが、とても危険なものだ。 色で言えば鉛色に濃紺を足したような、息の詰まるような重苦しい存在感。 ) ( 現状、目の前の何かを撃退・討伐する術は無い。 となれば撤退しか道は無いが、背を向けて逃げてよい部類のものとも思えない。 ) ( 若干の思考の後、微速後退しながら相手の動きを注視する。 ) [Tue 16 Mar 2010 00:10:16]
◆夜魔 > ( その真っ黒な存在は立ち止りじっとそれを見つめている。 ) 喰 か?そ 識 くはない。し し 代の と 倒な存在。ど し の な。 ( それは何かを考えているように動かない。喰うか喰らわぬか。その神が蓄えた知識はこの身に取りこむのに及第点である。しかし肉体的な干渉を受け付けないその存在は、捕らえるのも消滅させるのも容易くはあるが、彼の知識をこの身に蓄えるとなるとただ脳髄を啜るだけでなく一手間掛かってしまう。ならばどうしたものなのかな、とその闇は悩み立ち尽くす。 ) [Mon 15 Mar 2010 23:06:58]
◆神様 > ( 例えば、散歩しながら考え事をしている時。 時折すれ違う犬の散歩の人々。 その中にマンボウを連れて歩いている人がいるとしたら、しかもその人が自分の方に手を振っているとしたら、人は其れを見逃すだろうか? ) ―――――――っ!? ( 神は否だ。 それほどに異質で、濃い違和感。 だが違う―――これでは、無い。 地上十数メートルの高さから、更に10メートルほど上昇し、間合いを取ろうと。 何かこちらに向けてアクションを見せたら、即座に撤退する気構え。) [Mon 15 Mar 2010 22:53:26]
◆夜魔 > ( その不快感と関連があるのか。少なくとも夜の闇の中にそれはいた。遠目からはゴミ袋が道を歩いているようにも見えるそれ。だがしかし、魔を感知できるものならばそれがただの浮浪者などではないことは一目でわかるだろう。その黒はそれほどに邪気を孕んだ異質な存在。 ) 知 渦 何 少 か。 かにして 鈍。 く早く早く早く早く早く。さ と僕 。僕た は 目なん 。時 は刻一 と て と うのに てこん にも迂 にな 。 ( 俯瞰視点で見下ろす神の目にもきっとそんな異質な空気を纏った物の姿が見えるだろう。そしてそれはふと立ち止り、月の隠れた夜空を見上げた。 ) ケヒヒッッ ( それは確かに神の存在を知覚していた。頭上に浮かぶ少年の姿をした神を見つけて、そして仮面の下で歪んだ笑みを浮かべて笑い声をあげる。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:44:53]
◆神様 > ( 視覚で表現するならば、片っ端から混ぜまくった結果訳がわからなくなった絵の具………だが、これも正確な表現ではない。 ) ( 聴覚で言うなら、大勢の人間が複数の言語で一度に喋っているような………しかし、これも正確な表現ではない。 ) ( 触覚で言うなら、滑りを帯びながらも掌からさらさら零れていく砂………この表現は、かなり遠ざかった感がある。 ) わからぬ……… ( 吐息を乾いた風に乗せ、神は呟いた。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:38:02]
お知らせ > 夜魔さんが入室されました。 『ぺた ぺた ぺた』 [Mon 15 Mar 2010 22:35:46]
◆神様 > 違う、これではない。 ( 不の感情とでもいえばいいか。 恨みとか、恐れとか、愉悦………まともではない、ドロドロとした粘着質な愉悦とか。 そういう物が、一般市街と比べて濃い。 精神体であるところの神は、そういう物を身体的感覚として把握するのだが――――違う。 不快である事には変わりは無いが、この街にこびり付く其れとは明確に違う。 いうなれば、思念を身体感覚として感知できるはずの神が、不快感としか感じる事ができないもどかしさ。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:28:40]
◆神様 > ( 曇天の下、浮遊といって差し支えない速度で神は暗黒の街を俯瞰していた。 先ごろから感じる正体不明の不快感の特定、できうるならば排除を目的とした探索。 ) ( パプテス教に弾圧され、神は失うという事を骨身に染みて理解している。 理解不能な物を放置する危険性を実体験から理解している。 それ故に、僅かでも、微かでも、正体不明の不快感を放置しておく事などは、しない。 ) [Mon 15 Mar 2010 22:16:22]
お知らせ > 神様さんが入室されました。 『サーチアンドデストロイ』 [Mon 15 Mar 2010 22:08:16]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『 ――英雄、か。 』 [Mon 15 Mar 2010 00:07:41]
◆アクセラレーター > どれだけ強くなれば…、どれだけ辿り着けば…、 痛みが止まるんだ…? (進化を繰り返す度に、強くなる喜びはあったが、今となり喜びすら感じず、―――強くなり続ける自分に怒りを抱いた。強くなれば強くなるほど、本能に捉われては記憶が失うなど冗談ではない。記憶が失うなら、力なんか要らない。なのに、加速が止まらない。止める事が出来ない。止めようとすれば、肉体が引き裂かれる痛みが襲われる。) ―――… 最強だと証明するよ。 (理性が混濁し、侵食する吸血鬼の力と、使い魔・悪魔の力が日々に増すのを察していた。記憶が失うよりも、限界に辿り着けば…、肉体の成長が止まってくれる筈だ。強いと、敵はいない、と証明する為に…。) [Mon 15 Mar 2010 00:07:15]
◆アクセラレーター > (一人の少年と出会い、同居の生活をした。同じ待遇を持ちながら、子供のように振る舞い、笑ったり泣いたりしたかも知れない。そんな少年は、弟のように思っていたし。一緒に寝る夜が楽しかった――… エニシ。) ――― っ痛てぇ …。 (頭が割れる痛みに、脳裏に描く思い出が薄れ掛けた。余計な感情と情報を封じるかのような、何かに怒りを抱いた。其れ以上に、奪うんじゃない、と内心で舌打ちする。) まだなんだよ…。 (暫くしてから、一人の少女と出会った。何を思い詰めていたか、今となり思い出せない。気付かない振りをして、思うがままに動いた。共に歩き、共に生き、共に笑い、―――…) ( 『■ラッ■ィさンがオカ■サンだッたら良■ッたの■』 ) (記憶の崩壊が進んだ。感じた温もりが記憶の塵となり消え去る感覚に、悲しみや苦しみを抱くよりも純粋な怒りを覚えた。多くの記憶を失われる中で、最も大切にしていた記憶が犯される。) [Sun 14 Mar 2010 23:59:21]
◆アクセラレーター > (都市伝説と呼ばれる怪物の中でも厄介のが、未確認生物や精神体だと吸血鬼は思う。何の武器を扱い、何の能力を使い、何の工夫するのか、全く分からない未確認生物を殺すのに手間が掛かる。精神体は幽霊や悪霊、精霊という存在に太刀打ち出来る自身は未だに無かった。) … まだ 進化し足りないな。 (僅かだけ取り残された理性を、吸血鬼は駆使をしながら学習し続ける。学習しても、知識として蓄えられる容量に限りがある。其処が限界か、と思われたがそうではなかった。容量の限界が超える知識は、大半を占める本能に蓄えればいい。考えて動くよりも、無意識に動く方が圧倒的なスピードを誇る。機械的な人形らしい戦い方。) ――― 殺戮人形 なぁんてね。 (下らない独り言に、双眸を窄めた。どれだけ悪人を殺せば気が済むのだろう。血を啜れば気が済むのだろう。飢えているのは、―――人間の暖かいモノなんだけれど。) [Sun 14 Mar 2010 23:50:54]
◆アクセラレーター > (吸血鬼は吸血鬼を悪人という定義を引くが、怪物を超えた怪物と過少評価は決してしない。) ――― 幽霊ねぇ? (姿を晦ます際や、移動する際の能力を重宝しては多用した。多数の目撃者が『 アクセラレーターが消えた! 』や『 壁を通り抜けた! 』や『 死体から血が抜かれている! 』や『 素手で引き千切ったようなバラバラ死体! 』という証言が『 幽霊 』『 怪物 』『 吸血鬼 』という噂が少しずつ浸透し始めた。小規模な組織が着実に、破壊を繰り返している。が、都市伝説の怪物たちには到底に叶わない。) [Sun 14 Mar 2010 23:37:45]
◆アクセラレーター > (何から何まで真っ白な姿かたちをしている。純潔や純白とは程遠かった。闇に溶け込めず、光に虐げられた、白熱し、白濁し、穢れきった純白。そんな神出鬼没に等しい存在が、暗黒街の時計塔…機関部を通り抜けた先の展望台で佇んでいた。微かな笑みが零れる。) ハハっ。 中々の絶景じゃあないか。 (浅い眠りから目が覚めた直後、視界に移りこんだのは真っ黒な闇に覆われた暗黒街。暗黒街の闇の色を塗り潰そうとする、白の色の雪が夜空より降り注いでいた。長身の女性ながら、戦う者の身体にしては隆起の恵まれた肉体。肉体に包むのは自らの血で作り上げられた、ロングコート染みた羽衣だ。) [Sun 14 Mar 2010 23:21:28]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『 時計塔 展望台 』 [Sun 14 Mar 2010 23:12:12]
お知らせ > キャラメルさんが退室されました。 『 今日は、もう帰ろう 。 ( 早く、治さないと ―― )』 [Sun 14 Mar 2010 21:28:31]
◆キャラメル > ( 伏したまま微動だにしなくなった男を蹴り付ければ、柔らかい様な硬い様な奇妙な感触が足先に伝わり ) もっと、もっと綺麗な羽はないのかな。 ( 息交じりに呟いた ) ( ミルクに今度相談してみようか?此処は汚い羽ばかりの様な気がする。 ――綺麗な人間を見てしまったから、そう思うのか ) …… ッ ( ぐしゃ、と前髪を掻いて ) 熱い、 ( 冷たくなった手に触れた額は、いつも以上に熱かった。あァ 通りでぼうっとする筈だ ) [Sun 14 Mar 2010 21:22:56]
◆キャラメル > ( 小さな靴音をさせて伏した男の背から立ち上がり、其の様子を見下ろす ) …綺麗な羽では無いから あまり手間を掛けないで下さいね? ( 右手に持った血塗れの斧を、男の首へと振り下ろす ) ( 小気味良い音、蛙の鳴く様な声、飛び散る鮮血 ) アハッ、 ( この瞬間は楽しくて、気持ちが良い。達成感も充実感もある ―― けど、 ) ( 全てが終われば、心に黒い靄みたいなのがあるみたいに 変な不満が残る ) ……こういう人間じゃあ、飛べる羽にはならないのかもしれないね。 ( 膝をついて、流れる赤い赤い血液を見つめ ) [Sun 14 Mar 2010 21:07:34]
◆キャラメル > ………。 ( 触れた首筋には吸血痕が残るものの、痛みは無い。あれから一応大事を取って羽集めは休止していたけれど、特に異常も見当たらない ) ( 僕が、吸血鬼になったらミルクはなんて云うだろう ) ( ふと思い浮かんだ疑問に、僅かに眉を寄せ ) ( 下から響く低い唸り声に、視線を落とした ) …あれ、まだ生きていました?結構頑丈なんですね。 ( くす、口許を怪しく歪め ) [Sun 14 Mar 2010 20:53:19]
◆キャラメル > いつになッたら、桜が降るンだろうね。 ( 春に咲く花、桜。結構僕は好きなンだ ) ( 暗黒街のとある通り、建物の裏。血溜まりに伏した男の背に座りながら、少女は空を見上げる。白い結晶が幾つも降りてくる空。血で染めあげれば、桜に似るだろうか ) ―――……あーあ、なンかつまらないな。 ( ぽつンと呟く様な小さな声。肩に軽く触れながら、吐いた息は僅かに白く染まった ) [Sun 14 Mar 2010 20:40:55]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『 あァ、また雪? 』 [Sun 14 Mar 2010 20:37:39]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 『 喰う喰う喰う喰う 』 [Fri 12 Mar 2010 22:10:10]
◆夜魔 > 召喚召喚召喚召喚 ( そうしてこの場に人ならざる者をそれは再び呼び寄せる。少し呼んでいたけれどあれじゃ足りない。ここは餌の多い良い場所なのだから。けれど狩り過ぎはよくない。連中は逃げずに抵抗してくる者だっている。出来る限り大勢が集まる所は避けよう。御馳走を食い荒らせないのは少し不服があるけれど、それで折角の良質な餌に消えられたら僕だって悲しくなる。 )( 呼び寄せられた異形の怪物達は知識ある者達を探す為にその黒尽くめから去っていく。さあ僕も探さないと。無駄にしている時間なんて僕にはないんだから。 )( ズルリ。ズルリ。ズルリ。その仮面を被った存在はまた路地を歩き始める。自分の求め欲する者を探す為に。 ) [Fri 12 Mar 2010 22:09:45]
◆夜魔 > ( ズルリ。ズルリ。ズルリ。――――ピタリ。 ) け 多 。多 る。僕一 ゃ こ 量を ま 大 だ。呼 ら。あ 連 。粗 狡 な連 だ こん を は つ。 ( 何かに気付いたようにそれはゆっくりとした歩みを止めると、その場でぶつぶつと呟き始めた。それは先程までのたどたどしいぶつ切りの口調とは一線を画したハッキリとした口調だ。 ) 我呼び寄せるは醜悪の権化。我が招くは異形の徒。ただ古より忌み嫌われし全ての存在に疎まれる者達よ我が呼び声を耳にし応じこの場に顕現せよ。我は知識の探求者。我が求めるはただ知恵の実なりて、汝らそれを我が前に捧げる為に幽世より顕現せしめん ( それは召喚術。こことは違う次元にいる怪物達を招き使役する為の言霊。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:54:56]
◆夜魔 > ここ 。こ 場 は素 い。 こ も ち る。ケヒ ヒヒヒ。泉 湧 り 汲 上 としな は人は 人 助から 何 ない。そう奴 彼 あ 中 僕た さ けな だ。だ らそ 成さ れ けない ん 害があ も れは 罠な か 。 ( それは断片的で、しかし確信に満ちた言葉を口にしながら歩き続ける。自らの目的を果たす為の糧をただひたすらに追い求める。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:40:41]
◆夜魔 > ( ズルリ。ズルリ。ズルリ。 ) ( 引きずるような音と共にそれは道を歩いていた。真っ黒な服に身を包んで表情を隠すように仮面を付けたその格好は、まるで等身大のゴミ袋がお面を被ったようでもある。 ) 足 い。 だだ。 っともっと知 恵を つ な ては。 ( それは虫食いのように継接ぎだらけの単語を口にする。 ) [Fri 12 Mar 2010 21:32:12]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『キ ヒ ヒヒヒ ヒ』 [Fri 12 Mar 2010 21:25:48]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 彼に、無様に送り届けられた。 )』 [Fri 12 Mar 2010 02:43:12]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(彼女を、中央病院へと送り届けた)』 [Fri 12 Mar 2010 02:42:00]
◆アイゼンリッター > “俺”が、やるしか……ないじゃあ、ないか……!(答えは明白だ。 服装を糺し、らしく振る舞い続ける。 偽善者であろうが、狂人であろうが、犯罪者であろうが。 他の市民の多くは何もせず、自警団でさえ動かないというのであれば。 そしてズルズルと彼女を引きずったまま、歩き続け――) [Fri 12 Mar 2010 02:41:37]
◆アイゼンリッター > (カイン・グレイホーク、或いはアイゼンリッターを名乗るこの人物は、ある日を境に禍津日に犯されている。 同時に、幾人かの友人たちによって、ギリギリのところで踏み止まっている。 彼は犯罪者を殺すべきだと思うことが多々あるにも関わらず、「怪物になるな」「服装を糺し、らしく振舞え」といった教えで辛うじて、この状態を保っているのだ。 それは矛盾だし、中途半端と罵られて当然だろう。 正気を保っているかもしれないが、一般的に見れば彼は狂人の部類に入るし、である以上は多くの自警団員や市民がそう認識する通り、彼は危険人物だ)……は、ァ……ッ!(微かに呼吸が楽になる、これならば――動ける。 大丈夫だ。 病院まで運ぶことができる。 罪状は重なるかもしれないが――まあ、いつもの事だ。 中央病院に怪我人を運びこむ鉄仮面、なんてのは。 いまさら自警団に追われる理由が一つ二つ増えた所で、変わりようが無い)クズだとは、言ったが……居住区の治安を守ってることは、評価しているとも、言った。 ――今まで言ったこと全てを、撤回する気は毛頭ない、が――……。(それでも、自警団が手一杯だという事実は認識している。 ただ、それを言い訳にして、諦めて欲しくないだけなのだ。 犯罪の被害から、市民を、自分たちの手で守る。 それが――ヴィジランテじゃあないのか。 法律が無意味だというのなら、それに意味を為すように行動すれば良いじゃないか。 諦めずに、『やる』だけで、一人でも誰かを助けられるのだから。 そしてスラムや暗黒街で殺される人たちが、見捨てられて良いわけがないのだから。)(法律や自警団への信頼と期待、裏切られたという失望感。被害者たちを助けたいという想い、犯罪者たちへの憎悪と憤り。 現状に対する不満、怒り。 子供たちに対してついた「アイゼンリッターがいるから大丈夫だ」という嘘。 ごちゃ混ぜになった感情は、一つの結論へと到達する)だったら――……。 [Fri 12 Mar 2010 02:40:44]
◆リコ > あんたは…………ひどいやつですよ………。 ( 怪物と戦うものは気をつけなさい。 いずれあなたも怪物となる。 では、法という怪物のあぎとへと、せっせと餌を運ぶリコは何だというのだ。 自警団は何だというのだ。 セイギノミカタに否定される我々は。 ) 自分だけ、かっこつけて…………わたしらは………かいぶつですよぉ………。 ( ずり、ずり。 少しずつ進まされる。 肋骨がカリカリ肺をひっかいて息苦しいが、動けないほどじゃあない。 だがひどく億劫だ。 ) その様でわたしを病院まで運んだら………あんた、間違いなく逮捕ですよ………? ( クズなんて放り出して、悪党どもを蹴散らしに行けよ。 役にも立たないクズなんだろう、税金を食い荒らす虫なんだろう。 なら、蹴り飛ばせよ。 ) ………この偽善者……。 [Fri 12 Mar 2010 02:26:33]
◆アイゼンリッター > あたり、前だ……ッ(前へと歩き出す。 後はもう、完全に体力比べだ。 意識の朦朧とした鉄仮面の男は、もう自分が何を口走っているのかもわからないだろうが、それでも自警団員を引きずるようにして動き始めた)殺された、人は、何人も見たし……ッ コンス、タンツェは――目の前で、刺し殺された……! 死んだ、あとは――ネクロ、マンサーに、弄られるのが、オチだ……!(ツギハギだらけの娘の死骸。白濁に塗れて、腐敗臭を漂わせながら、起き上がって襲ってきた。 未だにあの舘の事は夢に見る。 屍と、肉と、血と、臓物に溢れた舘。 あの時、自分は死霊術師を殺しておくべきだったんじゃないだろうか。 否、他の犯罪者にしたって、そうすべきだったろうが――)――かいぶつ、に、は……なれ、ない……ッ!(そう言って、支えてくれた人がいたからだ。 だが、二度も目の前で自警団員が死ぬのは。 刺されるのは)(ぶつ切りの思考が微かに繋がって、右腕が肩鎧の下に滑り込み、ナイフを引っ張りだした。 それを躊躇する事無く、肩口へと突き立てようとする。 ――彼女の、ではない。 自分のだ。 マフラーを切断すれば呼吸は楽になるし、刃物の痛みならば意識も冴える。 そうすれば、病院へさらに近づけるだろうから) [Fri 12 Mar 2010 02:18:32]
◆リコ > ( まあどちらが正しいというのはいずれ審判の日に決まるとして、この場においては見苦しいやり取りの結果、九十九を救い一を捨てることを選んだ自警団員は地面に付して血を吐き、一を救い九十九をも救わんとする鉄仮面は締め上げられ、泥沼である。 ) ( 無理に立ち上がり、動こうとする鉄仮面に、鉄錆くさい声でリコは制する。 ) 動くんじゃねーです…………あんたは、私が、逮捕するんですから……………それに。 ( 相手が立ち上がったのならば、大地という頑丈な枷がなくなった分、ろっ骨も楽だ。 締め上げたまま自分の脚を、地面に下ろして。 ) 人が死ぬのはいやですか偽善者…………その甘さが、きたねえですよ。 ( こいつが殴り、自警団が逮捕した者たちは、少ない期間の拘留や、言い逃れによる釈放、そんなもので表に出て、腹いせで人を殺すかもしれない。 或いは、法が彼らを処刑するだろう。 殺すところを人にやらせるなんて、ひどいやつです。 うっすら笑いながら、楽になった分さらに締め上げて。 自分の命と逮捕とを、天秤にかける程度には、リコは、自警団員なのだ。 ) [Fri 12 Mar 2010 02:08:01]
◆アイゼンリッター > …………タフなのは、自慢、だが――途中で倒れたら、その時は………諦めてくれ。(グッと手足に力を込めて、抱きつかれた彼女に締め上げられたまま、起き上がる。 全力疾走の真っ最中のように、視界が暗い。 中央病院までは無理だとしても――近くに医者がいたかどうか。 ええと、ああ、もう。 かんがえが、ぼんやりして、まとまらないが……くそ。 しなせいたい、やつなんか、いやしないのだ) [Fri 12 Mar 2010 02:01:38]
◆アイゼンリッター > (カイン・グレイホーク、或いはアイゼンリッターと呼ばれる人物は、もはや神を――存在するとしても、頼るべき存在としては――信じていない。 が、かつて彼がパプテス教徒であった頃、紐といた聖書にはこう書かれていた事を覚えている。 迷わぬ九十九頭の羊よりも、迷った一頭の羊が救われる事を喜ぶ、と。 其方が九十九を選ぶのは勝手だが、一頭を救うことを否定される謂れはないし、見捨てて良い筈も無い)(グッと締め上げられながらも、さらに体重をかけて押し潰すように覆いかぶさる。 血流と酸素がさえぎられ、意識は朦朧とするが――)ああ、糞、全く。……これじゃあ、強姦魔呼ばわりも――……(仕方ないかもしれない。 アレは、女の強姦魔と対峙した時だったか。酷い言い掛かりもあったものだと、掠れた、皮肉げな声で呟いた。 幸いにして、右手の痺れは取れてきた。 両足も自由だ。 そして、相手の掠れた声と、血の匂い。 ……なら、やる事は一つ、だ) [Fri 12 Mar 2010 02:00:27]
◆リコ > ( どこまで救ってどこまで見捨てるのか。 リコはかつてその境界が見えなかった。 いまも見えない。 だが、少なくとも、主は自らを救わんとするものを救う、だ。 助けを求めないものは、救えない。 助けを求められても、力及ばない時だってあるのに、声を上げずに縮こまるだけのものをどうして救えようか。 全てを救えというのならば、その救われるべきだというものたちがどういうものなのか見なければならない。 一頭のヤギを救うために、百頭のヤギを置き去りにはできない。 自らいなくなるヤギをどうして救えよう。 居住区全ての人間を救ってから文句を言ってもらおうか。 ) ( ずん、と地面にたたきつけられる体、大地と人一人分の重みに挟まれる苦痛。 肋骨でも折れたか、口元から血のにおいがする。 ああ、そうだ。 私たちはいつだってこうやって間ばさみだ。 ) もう………自分の鼓動がうるさくて何言ってるかわかんねーですけど……あんた、息止めるの得意ですか? ( 相手の首にまわした腕で、自分の肩口の布をしっかりつかみ、そいつをつかい相手の首を締め付ける。 もう片方の手は相手の背中を押し、肺を締め上げる。 締め付けられて呼吸はどれくらい持つ? 一分か、二分か? それ以前に、ゆっくりと締め上げる腕は、血管を押さえつける。 ) まったくよー…………これで死んだら…………………なさけねーですね………。 ( 呼吸がつらい。 肋骨一本折れたどころか、肺がグリグリやられている気がする。 ) [Fri 12 Mar 2010 01:47:11]
◆アイゼンリッター > (多くの市民を守るというご立派な理想の下で、見捨てられた人々がいる。 馬鹿だ狂人だと言われようが、それを「それで良し」とできるわけがない。 結局のところ、如何にそんな事を叫ぼうが、自警団が何もしていないのは事実じゃあないか。 死霊術師の事件にせよ、目玉泥棒にせよ、アクセラレーターにせよ、此方から情報を持ち込まない限り、ろくに捜査もしていなかっただろうに――全てスラムや暗黒街で起きた事件だからという、そんな馬鹿げた理由で)(だからこそ、自警団のふざけた主張に耳を貸す必要性を、まったくと言って良いほど感じられない。 大勢を守る為に少数を犠牲にして、犠牲になるような人々がいる区画では何をやっても見て見ぬ振り、アウトローが怖いから暗黒街に押し込めておくけど、連中や怪物が出て居住区に出てきても、大局を見据えて動かない、だ。 如何に居住区を守ってようが、変えようとしていようが、全てを看過しているというのならば――クズはクズだ)そうだな、私も――貴様らのような輩は、反吐が出るよ。(そうして思い切り勢いをつけ、装束の重みも乗せて、彼女の身体を地面へと叩きつける。 ――生憎と、生半かな鍛え方はしていない。 身動きこそ取れないが、締め付けに対しての単純な体力比べ、我慢比べならば、此方に分がある。 怪力女という事実は認めるとしても――アクセラレーターほどじゃあ、ない。 これならば、耐えられる) [Fri 12 Mar 2010 01:33:00]
◆リコ > 自分のやっていることを崇高とし、他の人間の努力を否定する馬鹿があんたですよ! ( 自分が全ての事件を解決して見せると息がり、自分が全ての犠牲者を救ってやると叫び、まったく成し遂げられていない現実に目も向けない。 そんなのは狂人を通り越してただのバカだ。 ) この、私がッ! このリカルド・アンブロッシオがッ! クズだというなら試してみろ! ( 貴様の言うその腐ったクズの中で、変えようと努力する人間がいることも、多くの民を護ろうとする意志も、全てが全て届かないというのならば、言い聞かせるのは諦める。 ああ、諦める。 いまはな! ) てめーみてぇな中途半端な野郎が、私は一番大嫌いなんですよ―――ッ! ( ぐるん、と重力の向きが変わり、飛ばされそうになるならば、しっかりと組みついた姿勢から、左腕は相手の首に回し、足をつかんでいた右手は相手の背に回そう。 クロスレンジまで近づいたこのリカルド・アンブロッシオを執念、片手一本の軽業程度でひきはがせると思うなよ。 放り投げられるならばもろともだ。 仲良く地面にたたきつけられようじゃあないか。 怪力女のベアハッグに耐えながら、ね。 ) [Fri 12 Mar 2010 01:20:51]
◆アイゼンリッター > ああ、その通りだ! 常々、言っているだろうが、居住区を守ることに関しては評価するが――(起きている事件に眼もくれず、ご高説を垂れる自警団なぞ糞喰らえだ。 如何に理由を並びたてようと、そこの路地で誰が殺されようが、犯されようが、見て見ぬ振りをしている事実に変わりない。 それを良しとするのであれば――そんな自警団は無価値だ。 如何に居住区を守ろうと……)――貴様らは、スラムや暗黒街で人が殺され犯され捨てられようが気にせず、ただ『仕方ない』と喚き散らすだけのクズだとなッ!!(押し倒そうとする動きに抗うことはできない。ぐらりと体勢が崩れる。 望む所――組み付いた所で、相手が大きく足を上に引っ張り上げてくれた事が大きな補助となる。 するりと左手を離し、最早頭上へと迫った地面に掌を突いた。 片手故に若干不安定ではあるものの、ここから先は十八番。力比べで勝ち目は無くとも、だ。 そのまま左腕を伸ばし、軽業めいた動きでバクテンをするようにしつつ、押し倒そうとする彼女の動きと勢いを利用して、後方へと放り投げようとする!) [Fri 12 Mar 2010 01:09:05]
◆リコ > ( いま犯罪の被害にあっている人間を責める人間を殴り飛ばせば状況は良くなるか? 答えは否だ。 起こるかもしれないことを防いでいる自警団の仕事に目も向けず、劣ってしまった仕方のない事件ばかり攻め立てるのは子供の駄々と一緒だ。 ) ええ言ってやるですよ! なんだって言ってやる! てめーだって言って見やがれ! 自警団が救ってきた人たちに! 護ってきた人たちに! お前らの代わりにコンスタンツェが、目玉泥棒の被害者が死んだってなあッ! ( 頭突き。 それに対して、今度は真正面からは受けない。 頭突きがとっときの武器だとわかって、クロスレンジでの常とう手段だと知っていて、対処せずにはいられない。 相手がこちらへと向かってくるタイミングにあわせて、頭を、横にずらす。 そしてがっちりと胴体がぶつかり合えば、つかんだ足を上に引っ張り上げて、相手のバランスを崩そうと。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:55:35]
◆アイゼンリッター > それは、他人を見捨てる理由には――ならない……ッ!(大局を見れば、今犯罪の被害にあっている人間を救えるのか? 答えは否だ。 そして自警団が大局を見据えて動いているようには、とても思えない。 彼らは遭遇するたび、口を揃えてこう言うじゃあないか。 「仕方ない」と。 それは諦めだ。 断じて認めてはいけない)(相手の腕を取る事はできたが、此方の足を取られた。 右腕は動かせないとはいえ、相手も十手を捨てた。 状況は五分と五分――いや、やや此方が悪いか。 体勢は崩れつつある。押し倒される――或いは革鎧ごと足を握りつぶされる――のも時間の問題だろう、が)コンスタンツェの墓の――彼女の家族の――目玉泥棒の被害者たちの前で、同じ台詞を……吐いてみろ……ッ!!(目玉泥棒なんて優先すべき事ではないと、『起きてない』事件だからと、そう言ったのと同じ口で、だ。 両手足が動かせなくとも、動かせる部位はある。 先ほどと同様、頭を振りかぶり、前へと叩きつけるように振るった。 彼女の頭部へと、だ) [Fri 12 Mar 2010 00:42:00]
◆リコ > 統制下にない暴力を認めるほど、自警団は向こう水じゃね―ですよ……! ( 大局を見据えず、短慮を図るのが間違いだ。 誰が夜警を見はるのだ。 荒れ狂う力は、いずれ自分たちに向かう刃でしかない。 そこにあるのは恐怖だけだ。 ) ―――甘いッ! ( 鉄仮面に突きだした腕を掴まれ、足元で足の動く気配。 この動きは、古い記憶の中にある。 それを丁寧にさばいている余裕はないが、しかけられるとわかって大人しくしている道理はない。 右手に握っていた長十手をはなし、持ちあがった相手の脚、腿をつかもうとする。 足さえ上げさせなければいい。 通常足と腕であれば足の方が強いが、それを覆せるだけの腕力が自分にあることを、リコは確信していた。 もちろん、それがダメだったときは簡単に失敗するが、少なくともその信仰は動きからためらいをなくす。 つかめれば後は簡単、革鎧程度ならば、握りつぶすことは造作もない。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:32:17]
◆アイゼンリッター > どちらが、自己中心的だ……ッ!(単純な力比べでは分が悪い。――が、まぁ、それだとていつもの事、だ。 笑ってしまうような話だが、筋力や素早さは、鍛えた人間並みか、それ以下しかない。 ただ、だからこそ、弱いと侮ってもらっては困る。 此方だとて、気楽に勝ち続けてきたわけじゃあない。 ただ頑丈なだけが取り得の――それも役者が、犯罪者相手に、獣人に、武術の達人に、魔術師に、吸血鬼に、殺人鬼に、どうすれば戦い、どうすれば勝てるのか。 人質を取られた時、多人数を相手にする時、様々な想定をして、装備を整え、此処まで来たのだから。 故に、負けるわけにはいかない)(無駄だ。無意味だ。気が狂ってる。犯罪者。 幾度も言われた言葉だし、今更それを気にするつもりはない。 初めて自警活動に乗り出した夜、誘拐された娘を救おうとした者は他に誰もいなかった。 アウトロー、強姦魔、強盗、殺人鬼、怪物。 暗黒街やスラム街で好き勝手暴れ、人を襲う輩。 そいつらのせいで、どれだけ多くの人生が狂わされてきたか。 ――それを『仕方ない』『変わらない』からと言って見捨てて良い筈が無い。 なら、どうすれば良いか。 ただひたすらに『やる』だけだ。 服装を糺し、らしく振舞え。)――ッ!!(相手の踏み込みにあわせ、突き出したままの腕へと、動く左手で掴みかかる。と同時に此方も足を上げ、相手の膝を――間接の内側へと踏み込むように蹴りつけようとする。 かつて短時間だけではあったけれども、知り合いの女性騎士から直接訓練を受けた、騎士団流の捕縛術だ。 相手の力を利用する技に、当時の自分は何度も極められたものだが……さて、これが目前の彼女に通用するか否か。 無理ならば、押し倒されてしまうだろうけれど) [Fri 12 Mar 2010 00:19:28]
◆リコ > ( よほど頑丈らしい怪人だ。 革鎧程度でここまで防がれるとは………ただの人間と考えて対処するのはやめた方がいいかもしれない。 まあ最初から手足はへし折る気だったが。 ) は、あなたがどうやら自己中心的人間であるということくらいはわかったですけどね。 ( リコという存在がいまだクビにもならずここにいる理由というものがある。 第一、文句を言う先が違うというのだ。 自警団は市民が集って自分たちを護るためのもの。 ただ守ってもらうだけを主張されては困る。 どうにかしてほしいのならば市長に直訴でもしてもらいたい。 騎士団に懇願でもしてもらいたい。 自警団は、ただの、自警団だ。 駄々をこねる子供には、少し頭を冷やしてもらわねば。 ) ―――いっ……たっ、く、ないっ……! ( 拳に合わせて繰り出される頭突き。 指の折れる音がする。 だがその程度は、本当にこの程度は、怪我でもない程度だ。 もちろん。 痛い。 物凄く痛い。 だが、この程度で泣き言言っていたら、自警団なんてろくでもない仕事やってられない。 現在17戦13勝2敗2分。 生存をかけた戦争に挑み、英雄と剣をかわし、骨折と友達づきあいしてきたリコを、そこらの自警団扱いするのならば、過小評価と言わせてもらおう。 そこらの自警団人よりはるかに多い実戦経験? 万全の準備をしてろくな武装もしていない相手に奇襲ばかりしてきたやつと、剣一本で鎧もなしにばかげた怪物どもと正面から殴り合ってきた馬鹿と、比べてもらっては困る。 ぎりりと奥歯をかみしめ、ずん、と足で地面に踏み締める。 そしてそのまま力を込めて、頭突きしてきた鉄仮面を押し返し、押し倒してしまおうと。 ) [Fri 12 Mar 2010 00:03:56]
◆アイゼンリッター > (十手を打ち込まれて尚、鉄仮面の男は直立不動のまま。 苦痛はあるし、右腕は痺れて動かすには間が空きそうだが、我慢できないほどじゃあない。 浪人の刀を受け止めた時や、或いはアクセラレーターと殴りあった時に比べれば、だが……)(そして毀れるのは溜息。 心底からの、呆れと、失望からの。)結局、『スラムや暗黒街に犯罪が起こるのは仕方が無い』『だから何もしない』か。 言いたい事はそれだけか? なら――……。(それが彼らにとって「最小限の被害」だというのならば、笑わせるなの一言だ。 それで自分たちこそが正しいと信じている以上、どちらが偽善なのかわかったものではない)(鉄仮面を被った頭部を大きく仰ぎ、相手の拳に合わせて、思い切り前方へと叩きつけるように振るう。 頭突きによる――鉄の塊によるカウンター。 情けない話だが、犯罪者相手に最も良く打ち込んでいる一撃だ。 かつてのカイン・グレイホークならば「舞台の上では何度も戦ってきた」と自信を奮起させたろうが、今のアイゼンリッターならば違う。 そこ等の自警団員より、遥かに多く実戦経験を積み重ねてきているのだから。 その行動に迷いは無い) [Thu 11 Mar 2010 23:52:47]
◆リコ > やっても変わらないから言ってるですよ! ( スラムの存在は、経済に端を発している。 多すぎる人間に対し、金が足りないのだ。 たとえ千年アイゼンリッターがいまと同じことを続けても、スラムは永劫変わらない。 やり方自体が間違っている。 体制に文句があるというのならば、その体制を打破すべき手段を持ってならなければならない。 理想郷を打ち立てたいのならば、金だ。 まず金だ。 経済を発展させる。 物品を流通させる。 治安を維持する。 いまが、いまの状態が現状の最大限なのだ。 ) 被害は最小限、そしてさらに言うならば―――! ( お前が原因であふれたんじゃないんですか、とその言葉の代わりに、更なる一撃を見舞おう。 肩口に叩き込んだ長十手。 骨の一本や二本はへし折ってやりたいところだが、片手打ちでは限界がある。 着地すれば、さらに踏み込み、握りしめた左拳を、相手の顔面に向けて振るう。 こぶしを痛めるとか、そういうことは考えない、ひたすら全力のパワーを込めた一撃。 たかが副業ヒーローに、実戦で負けたんじゃ笑い物だ。 だから、全力。 ) [Thu 11 Mar 2010 23:40:21]
◆アイゼンリッター > ――――む。(驚きからの、小さな声。 爆発的な急加速は、某かの武術の類でなければ、マジックアイテムか魔術に因るものだろう。 コレだから魔術の類は嫌いだ。 突如として煙幕を発生させ、肉体を武具に変え、空を飛び、槍を放ち、急加速。 対処法は考えなければ――)(ともあれ、思考は一瞬。 目潰しの胡椒も払われた今、待ち構えていた以上は咄嗟に避ける事などもできず、その肩口に鉄棒が叩き込まれることになるだろう)(貴女の手には革鎧の感触と共に、肉に打ち込まれた手応えが返ってくる。 耳には、微かに苦痛を堪えるような、ぐ、というような声も聞こえるかもしれないが) [Thu 11 Mar 2010 23:33:49]
◆アイゼンリッター > そうする為に続けている。(躊躇わずに言い切った。 100年でも、200年でも。 年老いて最早なにもできなくなるか、死ぬまでの間。 現実がどうあれ、やらなければ何も変わらないし、やるのならば可能性は1%でも存在する。 行動せず、救えないから、違う区画だから、何も変わらないからと喚く輩に対して、妥協をするつもりは一切無かった。 居住区の治安を維持している事に関しては認めるが、スラムにせよ暗黒街にせよ、そこに暮らす人々を切り捨てているという事実には何ら変わらない。 理由が何であれ、だ)暗黒街も同様だ。 ――第一、連中を押し込めているつもりらしいが、とうに破綻しているじゃあないか。(目玉泥棒は、大胆不敵にも芸能横丁で殺人を行い、自警団員までその手にかけている。 アレは殺人鬼であり、少女なのは外見だけという認識だが、自警団員が舐められている事実に変わりは無い)ともあれ、話にならないという点では、お互いに意見が一致したか。(――結局、暗黒街やスラムにまで警邏しに来る自警団員でも、この程度という事だ) [Thu 11 Mar 2010 23:30:18]
◆リコ > 悲劇に耐えきれなっただけのこと! もはや語ることはないです! ( 飛んでくる何か。 火炎瓶を想定して、リコは十手から左手をはなし、飛んできたそれめがけて伸ばした。 ―――そして目前で散らばる何か。 それをぶわん、と振った腕で弾き、まだのこる胡椒の中を、突っ切る。 火炎に備えて止めていた息が役に立った。 片目だけつぶって、右足に込めた魔力を炸裂させれば―――その体は地面を強く強く蹴り、一足の下に、距離を肉薄させる。 奴のすぐそばまでは、玉石はないだろう。 あとは見なくてもいい。 振りかぶった鉄の塊を、装甲をぶったたくための鉄の塊を、前方に向かって思いっきり振るうだけだ! ) [Thu 11 Mar 2010 23:22:24]
◆リコ > あなたが救ったものたちはその後幸せにめでたしめでたしだったですか? ( 無論、否だろう。 スラムはなくなるか? 両親は生き返るか? 子供は大人になれるか? 奴隷になったものたちは戻れるか? その拳で掬いあげたつもりのものは、その後どうなる? 変わらずに被害を受け続けるだけだ。 ) 街には法が、暗黒街には無法の法があるです。 そしてスラムには飢えがある。 スラムと暗黒街を同一視するのはいい加減やめたらどうですか! ( スラムはスラム。 暗黒街は暗黒街だ。 一見似ていても、生きるためでない犯罪に踏み出したものの街だ。 何度でも言う。 スラムでは、ない。 ) 茂った雑草を刈り取るのは楽しそうですね偽善者。 庭園の隅々まで練り歩き、雑草を一本一本引き抜くつらさがわからないでしょう! ( 子供? だからどうした、だ。 この街を護ろうと駆け出した少女は、まだ十六、七だった。 いまも20に届いていない。 ) 貴方の発言はすべて、あなたのちっぽけな器が悲劇に耐えきれなかっただけのこと\1 [Thu 11 Mar 2010 23:17:22]
◆アイゼンリッター > ――……無いんだ。(そして相手が接近してきたタイミングを見計らい、胡椒瓶を振りぬく。 ポーチの中から伸びる紐で括られた其れは、一挙動で取り出すと同時に蓋がはずれ、中身を貴女の顔面目掛けて飛び散らせる) [Thu 11 Mar 2010 23:02:26]
◆アイゼンリッター > もう一度言う。 現実を見ろ。(スラムに住んでいた為に両親を殺された娘がいて、幾度も強姦や強盗の被害にあいそうになった子供がいて、奴隷商人に妹と友人を売り飛ばされた挙句に殺人に走ろうとした者がいた。 全員を救ってきたと胸を張って言う気はさらさら無いが、救ったという結果があるというのは、戦い続ける上で大きな支えとなっている。 同時に、自警団が見落としてきた死霊術師、目玉泥棒、吸血鬼、そういった犯罪者たちの存在もまた、自警活動へと赴かせる原動力である)――この区画、スラムの全員が犯罪者だと思い込んでいるようだが、そう認識するのは随分と楽そうだな。 居住区の面々だけを守っていれば良い。 だが、私が追い払った強姦魔の少年は、貴族だったぞ?(確かシェルとかいったか。アイゼンリッターの劇を見に来るような子供だった。 被害者もまた幼い少女で、スラムで母親と共に暮らす優しい子だった。 活動開始当初に遭遇した事件は、カイン・グレイホークに大きな衝撃を与え、同時にアイゼンリッターの怒りを呼び覚ます)(ジリジリと足を進めて来るのを確かめつつ、手の内の瓶に力を込めた)それと、勘違いしているようだから、一つ訂正しておく。 私は人間相手に火炎瓶を使った事は――……。 [Thu 11 Mar 2010 23:02:11]
◆リコ > 私たちが、犯罪者たちが出向いてくるのをさあどうぞと通したとでも? たった一人で意味のない駄々をこねるあなたがそんなことを言うのは、滑稽としか言いようがないですね。 ( 行動すればそれでいいのではない。 相手の行動に結果が伴ったことがあるだろうか。 所詮はその場のことだけだ。 我々が防ぎきれなかった二、三の事件をあげて、防いできた百の千の事件を忘れるのか。 ) あなたがそうやって一人を救う度に、そのしわ寄せを九人が食うです。 百人救おうが千人が。 千人救う間に最初の百人だって。 一しか救えないやつが、九を救う我々にケチつけるのはお門違いですよ偽善者。 ( 切って、捨てる。 共感はある。 同情はある。 だが、立つべき場所が、違う。 ) あなたの救った被害者が、いまは別の事件の加害者だ。 あなたが救うのは一体誰です? 街の九を食いつぶす一を認めるのは果たして正義ですか? ―――護られる権利を放棄したのがこの街だ! ( いつ市が、民を拒絶した。 市民としての義務を怠り、権利を捨てた方が悪い。 ) 誰を護って、誰を傷つければあなたは気が済むですか! ( 血は何リットルまで吸っていい? そんな悪魔のささやきを幻聴しながら、リコは大きく息を吸いながら、さらに接近する。 相手が武装を整えているのは先刻承知。 なにがあっても対処できるように、構えは中段。 そして……この武装を殺す意図がないと考えるのは勝手だが、リコに危害を加える意図がないわけではないことを宣言しておく。 練り上げた魔力を右足に込めながら、さらに、接近。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:51:56]
◆アイゼンリッター > 現実を見るべきなのは、其方だろう。 ――自警団を名乗っているのであれば、この区画だとてヴェイトス市で、人が暮らしているのだという事を忘れるな。(さて、相手の武器は鉄棒か。 正直に言えば刀剣の類の方がやりやすかったのだが、まあ、良い。 此方を殺す意図が無いらしい分、多少は楽になる、か?)(じりじりと迫り来る彼女を待ち受けつつ、此方は身構え、再度ポーチの中に手を入れる。 総力戦で行きたいところだが、相手を殺したくは無いのは此方も同じ。 火炎瓶は却下、人間である――と仮定した場合――聖水は無意味だろう。 となれば感覚器官への攻撃といこう。 探り当てた胡椒の瓶を握り、距離を測りながら待ち構える) [Thu 11 Mar 2010 22:45:06]
◆アイゼンリッター > 結局は其れだ。『仕方ない』『できない』『人手が足りない』――笑わせるな、だ。 行動もしないで喚くから、結局は犯罪者にさえ舐められる。(連中が暗黒街やスラムに閉じこもっていないのは、既に幾度と無く立証されている。 浪人騒動、目玉泥棒、“淑女”と呼ばれた吸血鬼、エトセトラ。 過去の記憶となって久しい事件も含めれば、連中は気軽に一般居住区へと進出しているではないか。 忘れたとは言わせない)――だが、何もしなければ何もできない。 行動しなければ、ゼロだ。 可能性が1パーセントでもあるのならば、するべきだろう。 あらゆる行動を。(できるか否か、救えたか否か、ではない。 やるか否かである、と鉄仮面の男は断じる。 百人が救えなくても、十人。 十人が救えなくても、一人。 一人が救えなくとも、次に救う為に。 ただ、やり続ける。 それだけだ) [Thu 11 Mar 2010 22:40:40]
◆リコ > ( 投げられたのは……玉石。 なるほど。 足場を奪うということか。 ) こいつで敵は逃がさず、自分は逃げやすいように、ですか。 それからあとは火炎瓶ですか? それに縄。 その装甲! それだけ現実的な武装ができるんなら………あなたの頭の中の理想ってものを一度よくご覧になったらいかがです! ( 足元が危うい、とはいえ、液体ではない。 十分のけられる範囲だ。 ずらりと長十手を引き抜き、構える。 足元は剣の道に習ったすり足で、玉石をどけるようにじりじりと接近していく。 もう少し早くもいけるが、焦りは禁物だ。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:27:52]
◆リコ > 自警団が市民の倍ほどの人数いたらかまけていられるんですがね。 現実を見るですよ。 あぶれ者の私だって、目玉泥棒だけ追っているわけではないのですよ。 ( これ以上何も起きなければ、過去の事件だ。 起きれば、そこでやっと目を向けられる。 いいことだとは言わない。 だがそれが現実だ。 ) それに、泥棒や強盗、あなたはそういう連中探しまわしてぶん殴って満足だろうですけどね、結局あなたは「かわいそうな」奴を探してるだけですよ。 ( 見つけやすいから、暗黒街に来る。 見つけにくいから、暗黒街の外で働かない。 そうとしか、見えない。 ) ええ、怖いですとも。 怖いです。 あぶれたアウトローが、何の覚悟もないか弱い市民に手をかけるのはね。 この暗黒街にも、望んで犯罪してるんじゃないってものがいるですよ。 でもねえ! あんなたがやってるのはそいつらを救うことじゃない! 自分の見える範囲でよりかわいそうに見えるやつを、好きなだけ暴れて守った気になってるだけじゃないですか! ( 救って見せろ。 我々を、自警団を、生ぬるいと情けないと斬って捨てるなら、全部救って見せて見ろ。 闇取引をなくして見せろ。 密輸業者を壊滅させろ。 それらにすがらないと生きていけない人たちを救って見せろ。 出来るものなら既にやっている。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:27:34]
◆アイゼンリッター > 認識が異なるな。 起こっていないんじゃない――『起きている』事件だ。目玉泥棒に殺された連中の家族、友人、恋人、同僚にとってはな。 ――勿論、泥棒だの強盗だのの類もな。(基本的に、自警団の巡回ルートに転がされている連中は、大概がそういった犯罪の現行犯だ。 もっとも、事情を知らない人間からすれば、無差別に人を殴り倒しているだけに過ぎないのだろうけれど)(そして、彼女の言葉にいいや、と首を横に振った)自覚が無いというよりも――自警団がそんな情けない事を言うとは思っていなかっただけだ。 『アウトローが怖いから、暗黒街に押し込めておきます』『アウトローを怒らせたくないから、暴れてる鉄仮面を捕らえます』……か。(話にならないなと、溜息を一つ。 相手がランタンを足元に落としたのを見て、こちらもベルトのポーチから袋を一つ振り抜き、袋ごと投げ捨てるようにして、中身を周囲へとぶちまけた。 路面へと転がされるのは玉石だ。)(相手が人型であり、地に足をつけて行動する以上、行動の起点は足だ。 幾度か彼女と対面したが、まさか羽を生やして空を飛ぶような類の種族じゃあ無いだろう。 もっとも、そういった連中への対応策も考えなければならないのだが)……やはり投網の類かな、羽を塞ぐには。(そんな呟きが漏れる。 今度、試してみるとしよう。 その機会があれば、だが) [Thu 11 Mar 2010 22:12:45]
◆リコ > ( 縄、か。 ああいう縄ではなく捕縛用なら、一応なくはない。 それとは別に、捕獲用の投網のようなものを仕入れようと考えていたのだが、こういうシーンを見てしまうと考えざるを得ない。 ) はっきり言ってしまうとですね、いま起こってない事件にいつまでも首突っ込んでられるほど暇な奴なんか私か、あなたくらいしかいないですよ。 あなたにゃ引ったくりだとか空き巣だとかそういうのは興味ないんだろうですけどね。 ( 私たち、ではなくはっきりと分けておく。 事件はいつだってありふれているのだ。 ) それと………生憎と私の抱えた事件は目玉泥棒やらアクセラレーターやらだけじゃねーんですよ。 自覚がないのは、まさかセイギノミカタ殿だからですかね。 ( 溜息をつきながら、ランタンを足元に下ろす。 ずずずずず。 音もなく光もなく、ただその体内で魔力を練り上げる。 いい加減………悩める仕事は減らしたい。 ) [Thu 11 Mar 2010 22:02:47]
◆アイゼンリッター > (巻き上げた縄は、一挙動で振り抜ける結び方にしてベルトへと吊るす。 移動用の装備ではあるが、武器として使うこともある。 某かと対峙するなら、ボサッと手にしたままにしておくわけもない。 相手の言葉に小さく頷いた。 特段、取り繕う様子も無く、だ)同感だな。 ――目玉泥棒は相変わらずダンマリだし、アクセラレーターも何処ぞに引っ込んだままで、他の連中はいつも通りに好き勝手にやっている。 忌々しくて仕方が無い。 まあ、自警団はあまり気にしていないらしいな? この前の自警団員曰く、仕方の無いことだそうだが。(小さく肩を竦めながら、淡々と事実を並び立てるような口調で応じる。 実際、彼にとっては事実なのだろう。 先達て遭遇した自警団員との会話は、はっきりと言って失望に値する内容だったのだから) [Thu 11 Mar 2010 21:55:51]
◆リコ > ( なにやら引きずるような音に気付いてそちらに足を向ければ、その先には、その、なんというか……………随分と格好悪い姿があった。 なんだか舞台裏を覗いたような気分になってしまったが、まあ、いい。 ちょうどよかった。 ) まぁたまた随分とお忙しいところのようですけれど……………いい加減こちらも忙しいので、いくつも抱えた仕事のうち、一つくらいは片づけておきたいんですが、どう思うですか? ランタンに照らされたヒーローもどき、いやアンチヒーローか。 その仮面に向けるのは、呆れたような視線。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:47:23]
◆リコ > ( [Thu 11 Mar 2010 21:42:07]
◆アイゼンリッター > (というか、実際に引きずっているのだが。 屋根上に登るべく投じた鉤付縄が、目測を誤ったせいか届かずに地面に落ちて、再度試みるべく手で引き戻している真っ最中である。 まあ、稀にはこういう事だって起きるもので慣れた様子ではあるのだが、それを鉄仮面の怪人が黙々とやっているというのは、些か以上にシュールな光景であるかもしれない)(――結局のところ、『ヒーローごっこ』などと呼ばれ、さも派手に暴れてウサ晴らしをしたいだけ、という風に思われることも多いが、実際はこうした地味でどうしようもない作業の積み重ねである。 屋根上を移動するのも、目立たず、犯罪者の捜索を容易にし、また奇襲を行う位置を確保しつつ移動するにはどうすれば良いかと思考を重ね、練習を積み上げた結果であって、派手な理由は何一つもない。 最も、そういった行為を誰にも示唆されることなくやり始めるという辺り、鉄仮面が狂人扱いされる所以でもあるのだが)(ややあって、ちょうど縄を巻き上げ終えたところで、その無貌の仮面が貴女のほうを向く。 足音に気がついたようだ) [Thu 11 Mar 2010 21:41:16]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――何かを引きずるような物音。』 [Thu 11 Mar 2010 21:34:48]
◆リコ > ( 推理小説で露骨にヒントを求めるのは無粋だ。 チェスで相手に狙いを聞くなんて言語道断だ。 先の見えすいた演劇などもってのほか! ) でも推理小説には手掛かりがあるです。 チェスでは手を読みあえるです。 演劇もお約束がなければ成り立たない。 ……………灯りが、もっと灯りが欲しいと思うのは無粋かもしれませんですが、こと人生においては切実ですよねえ。 ( それは或いは希望という名である。 道標となる、なにか。 それはときにはあまりにもかそけき光。 或いは頼りない杖。 ) でも、こうなにもかもが手詰まりだと、占いみたいに胡散臭いものでも、何か導きが欲しいものですよ。 ( いやまあ、リコの場合、相手も隠れようとするから、導きもなにもないが。 これがしっかりと命令を出されて、自分が何をやっているのか分かっているような仕事だったら楽なのに。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:32:32]
◆リコ > ( 暗い暗い暗い道。 晴れてるのに暗いってのは、月の明かりが乏しいからか、地上の闇が濃いからか。 ランタン片手にのしのし行くのは自警団員。 着なれた制服に薄手のコート、腰には二本の鉄の塊を下げて、犯罪者を、犯罪を、出来ることなら被害者が出る前の犯罪を探して、練り歩く。 捜さなければいけないというのはわかっている。 だがなにを捜しているのか分からなくなる時もある。 どう探していいのかわからないなんてことはしょっちゅうだ。 そうして闇雲に歩きまわっているうちに、自分が何をやっているのか分からなくなってきて、無性に暴れたくなる時もある。 或いは少し休みたいと思うときも。 ) 毎日毎日こうやって成果もなしにほっつきまわってると、なおさらですよねえ。 ( 灯りが足りないのだ、と思う。 ) [Thu 11 Mar 2010 21:22:38]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Thu 11 Mar 2010 21:18:27]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Thu 11 Mar 2010 21:13:00]
お知らせ > ツカサさんが帰りました。 『ま、後味が悪いお仕事だけど、自分的には満足のいく結果になったのだから結果オーライってとこで』 [Thu 11 Mar 2010 00:46:26]
◆ツカサ > あるある。人にされて初めて気づくこともあるさ(因果はめぐると言うヤツさとか、燃え尽きた煙草をポイ捨てしながらそんな事をのたまいつつ)そう言うもの、と思ってもらえれば。さすがにこの街に着てまでそれを振りかざす事はないけどね(郷に入れば郷に従えってわけで)安置所が先でお願いするよ。その後で奥さんに報告をして、その後で引き取るなり、事情説明するなりは彼女にお任せするって形が理想かな(さすがにいきなり死体とご対面はショッキングだと首を振って。どちらにしても、厄介事も含めて全部依頼主に還元して自分は抜け出してしまおう。マフィアからの報復って線でちょっと脅かせば、奥さんも自警団に保護を求めるのが利口だと判ってくれるだろうし) [Thu 11 Mar 2010 00:45:16]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 行き先が決まれば、さっさと行こうか。 )』 [Thu 11 Mar 2010 00:36:44]
◆リコ > いや、なんというかいままでの自分の行いが急激に恥ずかしくなってきたというですかね。 ( 人がやっているのを見てはじめて、自分がやってきたことを正しく理解できるのだ。 ) ……………………は、はあ。 そうなんですか。 ( 推察通り、さっぱり意味がわからなかった。 陰陽師や学者という訳でもなし、いくらトキノミヤコ好きでもちょっと理解しかねた。 おおよそ言わんとしていることはわかるが。 ) それでは、えーとどうするですかね。 本部の安置所まで運ぶのが先か、奥さんのところに行くのが先かってところですけど。 ( 別にどちらが先でもリコは構わない。 人一人程度なら、さほどの荷物にもならない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:36:34]
◆ツカサ > これくらいは挨拶程度に受けとってもらえると嬉しいのだけどな(嫌がるのに無理押しする事はないからこれ以上は言わないけど、特に意識して言ってるわけではないからまたぽろっと出るかも知れない。そうだね、自己陶酔でこんな事されたんじゃ誰も喜ばないし、伊達と矜持で行ってると言ったとこかな)ああ、名前から判るとおりトキノミヤコの人間だからね。みんな須らく土に返る、その為に「火生じて土を生む」と言ったところなんだけど…(多分、理解してもらえないだろうなぁとか。さすがに自分も荷物抱えているから死体は担げないけど、ランタンとかで周囲を照らすくらいはできるかな…その自分に関わったが為に生じた「荷物」を運び終えるまでお付き合いしましょうか) [Thu 11 Mar 2010 00:31:56]
◆リコ > むう………………そういう詩的な言葉は遠慮していただけると……。 ( 何とも言えずくすぐったい気分になる。 多分ツヤコさんをいじっているときの私とか、女の子くどいてる私はこういう感じなのだろうと、そういう感じで。 ちなみに酔狂酔狂と自分でも言うが、とんでもない。 狂っちゃいるが酔っちゃいない。 ) 燃やす………お国では火葬が主流ですか? ヴェイトスは基本土葬ですよ。 ( それに死体を物扱いするのはいただけない。 まあ、物だけどさ。 物じゃないんだ。 このまま放置するわけにもいかず、よいしょ、と担ぎあげる。 この冷たい感覚は、まだ慣れない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:19:36]
◆ツカサ > 夜の闇、特にこの暗黒街を照らす光は本当に天使さまのものだと思ったまでだよ(見た目よりも、この暗黒街でこれ見よがしに自警団の制服をまとって一人で活動している…ある意味酔狂とも言える強さに素直に感心したわけで、うん)さすがにこの場で燃やすってわけにもいかないものね。はいはい、報告しない事には報酬ももらえないものね(軽く鼻を鳴らして気配を探ってみたけども、特に怨霊とか悪霊とかそー言う類の気配もないし、旦那さんはこーなる事わかっててやったのかとか思うけど、ま、それはあえていう事でもなし。うん) [Thu 11 Mar 2010 00:15:08]
◆リコ > 生憎と、そういうほめ言葉には慣れてないですよ、探偵さん。 ( それにあんまり外見を褒められても正直ピンとこない。 女性らしさに乏しいボディにはいささかコンプレックスがある。 ) ふむ……………ま、どちらにせよ死体をこのまま放置しておくわけにはいかないです。 生者にはしかるべきベッドが、死者にはしかるべき棺が与えられるべきです。 ちゃっちゃと奥さんに伝えてくださいです。 ( 暗黒街やスラムにはほったらかしの死体がたくさんあるが、見かけたからには対処せねばならない。 ) [Thu 11 Mar 2010 00:08:32]
◆ツカサ > (そこらの霊を適当な形取らせてるだけだしね。間違ってない)助かるね。夜更かしは肌に悪いというし。到着した時にはこの状況だったから、何を言えばいいのやらってところだしね。りかるど・あんぶろっしお…リカルドさん、だね。え?素直な私の気持ちだったのにな(くすくすと笑って、凛々しいかと思えばそんな一面もあってかわいいなとか)手を出して解決できるなら、いくらでもしてあげたいのだけどもね(さすがに専門外すぎると。とりあえず、作業の手伝いと言う名の足手まといには十分なれる自信はあるとか)どうだろうね、これが撒き餌かも知れないし。それに、自警団でなく、しがない探偵に声をかける時点で予想はできていると見ていいだろうね。だから、私から奥さんに伝えてそれから報告でもいいかな?(完全に手を引くって可能性もあるから、報告に行かない可能性もあるけどね) [Thu 11 Mar 2010 00:01:45]
◆リコ > ( 式神て結構アバウトなんだな………知ったらそういうかもしれない。 ) んー……調書取りたいんで本部まで同行してほしいところですけど、まあ遠いですから、今日はいいですよ。 私はリカルド・アンブロッシオ。 自警団員です。 ……あと、その天使様はやめてもらえますですかね。 ( なんか恥ずかしいし、照れる。 ) アフターケアがないのは困るですけどね………私が依頼したんじゃないですから、いいですけど。 ( 死体を下ろす作業は、リコの方が率先的にやるだろう。 それにまあ、その………ただ女性と呼ぶにはいささか腕力が過ぎた。 ) ………んー……葬儀のあたりはどうするんですかねえ。 とりあえず奥さんに報せないとですけど、住所を教えていただいても? [Wed 10 Mar 2010 23:50:49]
◆ツカサ > (ぶっちゃければ空を飛べて人の空間に紛れられる鳥なら何でも良かった。大虚鳥とか大仰な名前をつけて式神にしているわりには)そんな頑張りやの天使様がきてくれたお陰で、私も無事に帰れるってところかな? ついでに、その天使様のお名前も聞かせてもらえると嬉しいのだけど(こちらは名乗ったわけだし、袖すり合うも他生の縁。お礼を言うにも自警団の何某さんじゃ味気ないもの)わざわざ依頼したと言う事は、少しは気づいていたのかもね(依頼人の詮索はしないほうだけど、この結果を報告するのはやだなぁとか、どちらにしてもいい事はなさそうだけど)あくまで探偵であって、逃がし屋でも、弁護士でもないからここでお仕事は終わりだけども(だから奥さんがどうなるかまでは、知らないと。下ろすと言うなら、男の身体を持つくらいはするけどね、穢れに触れるのはやだけど、女性にそんな事させるわけにもいかないし) [Wed 10 Mar 2010 23:44:52]
◆リコ > ( 正直欧州人のリコにとっては烏は別にそこまでいいイメージではない。 むしろ近所のごみ荒らすので鬱陶しいくらいである。 申し訳ないが。 ) いえいえ。 こんな時間、こんな場所だからですよ。 ( それにこういう時間の方が、悪党は動くというものだ。 場所に関してはまあ、本当に酔狂だが。 ) はあ、なるほど………………………うーん。 ( 手に入れた小銭のうちどのくらいかは知らないが、探偵につかってまで探そうとしたということは、この旦那さんそれなりに慕われていたのだろうか。 或いはより金がはいりそうだと目を付けたのか。 まあどちらでもいいが………問題は奥さんの方だ。 ) 火遊びの結果ってところだろうですけど…………身元ばれてたら奥さんにまで火の粉が飛ぶですね。 ( 一応確認するべきだろうか。 大した助けはできそうにないが。 死体は………どうするべきか。 こうなっているということは見せしめだろう。 勝手に下せば目をつけられるかもしれない。 下ろすけど。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:31:46]
◆ツカサ > (カラスは神の使いのイメージもあって式神として使うには丁度良かったのだけども、それで変わり者なんだなと納得されてたと聞いたらちょっと凹むかも知れない。ほら、夜は保護色になって便利だしとか)何でも屋と言った方が近いけれどね。こんな時間、こんな場所までお仕事お疲れ様(にこりと笑って、労いの言葉を。これでちょっとしたトラブルなら向こうの方から避けてくれるだろうし。何せ腰に差した刀は本当にお飾りだし、金と力はなかりけりって奴だ)んー…、今回はちょっと小銭が入った奥さんから、その小銭を持ってきて行方をくらませた旦那を探してくれって頼まれたのだけど。案の定、そのお金の出所はずいぶん暗いところにあったせいで、こんな落ちってところかな?(ふひーとため息代わりに煙草の煙を吐き出して、ちょっとぽんやり顔で小銭の代償を命で払う事になった不幸な男を見やって)頼まれたのは人探しだから、結果の報告だけでいいかなとか考えてたとこさ(これで納得はしてもらえたかな?なんて) [Wed 10 Mar 2010 23:22:56]
◆リコ > ( まあ、すくなくとも自警団の厄介になるような人種ではないのだろうと。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:11:58]
◆リコ > ( 肩に乗せられた烏。 訓練されているかどうか以前に、肩に烏を載せている時点で、ああ、変わり者なんだな、という奇妙な納得と安堵があるリコだった。 インコとかならばともかく、烏て。 いや、インコでもおかしいが。 ) はあ、探偵さん………ですか。 ( ちょっと間が空いたのは、探偵という職業に馴染みがないからだ。 要するに人のことを調べて回る職業だろう。 人に好かれるかどうかはともかく、需要がありそうな仕事だ。 ) 一応どのようなお仕事か聞いてもよろしいですか? ( まあ守秘気味とかあるだろうから、あくまで一応だが。 自警団と聞いてむしろ安心したような様子に、犯人ではないだろうと認識し、また暗黒街の人間ではないのだろうと推測。 ) [Wed 10 Mar 2010 23:11:25]
◆ツカサ > (その言で行くと、十分に変わり者に該当する人間ではあるのだが、ともあれ。別の明かりがくれば、振り向く代わりにちょいとカラスを肩に乗せてそちらの方を見させるわけだけども。訓練されたカラス、ではない事には気付けるかも知れない)…んー、違うと言って信じてもらえるかはわからないけれどね(振り向かず、式神に見させて…自警団の言葉と、その制服にちょっと安心した様子で軽口を向けて。これでこの彼を吊るした連中だったら要らない揉め事になりかねなかったのだから)サカモリ・ツカサ、探偵です。人探しを頼まれて…まぁ、ごらんの有様ってところなんだけどさ(ざんねん、私の依頼はここでおわってしまった ってところで、これから先をどうするかちょっと考え中ではあったのだけど、このまま放置か連れ戻るかなんて) [Wed 10 Mar 2010 23:06:49]
◆リコ > ( 変わり者が多いですからねえ、この街。 などと気楽なことを考えながら歩いていけば、自然、自分のランタンの明かりも届いていく。 そしてその明かりと、先にいる人物の明かりとに照らされて、現れたのは軒先から吊るされた縄に吊るされている人間らしきものだった。 ……まあ、そんな状態で生きている人間というのも少ないだろうから、恐らく死体だろうが。 ) ……………いや、表じゃ死体があるってだけで大騒ぎなんですけどね。 ( アイゼンリッターはこれでもまだここに一般人がいると考えるのだろうか。 それはもう逸般人だろう。 直接の関係性は推し量りかねるが、このまま放置するわけにもいかない。 ) ………あー………すみません、自警団のものですが、そちらのかたはあなたが? ( とりあえず、近くまで行けばそんな風に声をかけようか。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:57:53]
◆ツカサ > (煙草に混じってるモノがなんなのか知っているから普段はすすんで吸うことはないのだけど、吸わないとやってられない時もあるわけで、今回はそのケースに該当したという話。煙草に火をつければ改めてランタンを手にとって、吊るされているモノを照らして)これで人違いって事はないと思うけどね…(リンチされた上に首に縄を掛けられて吊るされている者、と言うか死体を確認して参ったなぁ、ともう一度ぼやきながら…片手を上げれば、上空に待機させておいたカラスの式神を呼び戻して…。コレをどうするかちょっと思案中の様子) [Wed 10 Mar 2010 22:52:32]
◆リコ > ( 歩いていく先、ランタンの明かりが見えた。 目を凝らして見れば、誰かそこにいるらしい。 近づいていくと、どうやらそれがしっかりとしたスーツ姿だということが分かった。 ………ベルトになにやらじゃらじゃらくっついているのがまともだとすれば。 軒先につりさげられた何かを眺めているようだが、何かはわからなかった。 知り合いに喫煙者の少ないリコは、香りに気付いてもことさら妙だとは思わないだろう。 ) ……………マフィアの幹部ですかね。 ( スーツ姿に口の中で小さく呟いたが、その割には取り巻きがいない。 少し小首をかしげながらも、そのまま進んでいく。 とりあえず目立った犯罪行為をしているようにも見えないし。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:44:33]
◆ツカサ > (暗黒街では奇妙に映るか、それとも暗黒街だから問題ないのかそこら辺は不明だが、まともな拵えのスーツ姿人影が一人。腰に括りつけたベルトに脇指やらお守りやらをぶら下げているからシルエットは奇妙なもの、それがランタンを足元において、咥えた煙草に火をつけようかと言ったところで)…やれやれ、参っちゃったね(それは軒先に吊り下げられた奇妙な物体の前で呟きながら、深く煙を吸って吐いて…まともな煙草でないのは嗅ぎなれている人間にはわかるかも知れない) [Wed 10 Mar 2010 22:37:27]
お知らせ > ツカサさんが入室されました。 『(闇夜のカラス)』 [Wed 10 Mar 2010 22:32:14]
◆リコ > ( ランタンの照らす光は頼りなく、街の闇は相変わらず濃い。 時折肌で濃度を感じるほどに、濃い。 この闇を裂く光になろうともがくのが悪いとは言い切れない。 だが正しいとも言い切れない。 リコの目標が、誰もが幸せに有る世界だとすれば、その幸せというのは何なのだろう。 毎朝起きるたびに思い、毎夜眠るごとに惑う。 ) ……………目玉泥棒にしても、アクセラレーターにしても、アイゼンリッターにしても、どいつもこいつも羨ましい限りですよ。 ( 連中を認める気はない。 あれらは捕まえ、裁くべき対象だ。 だが、少なくとも連中には信念がある。 その点だけは、その一点だけは、羨むべき美徳であった。 何かを成し遂げようという信念、それが欲しかった。 暗闇をおっかなびっくり照らすこのランタンのように頼りない導きであっても。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:24:28]
◆リコ > ( 一喜一憂、何でもかんでも浮き沈みが激しいのは情緒不安定なのかもしれないが、こうと決められることのできない優柔不断なら仕方がない。 これという芯が見つかるまでは、浮草のようにふらふらとして、クラゲのように思わぬところで刺してやる。 ) まああまり恰好よくはないので、できれば早々に何か見つけたいところではあるですが。 ( そうは言えど、そうそう見つかるわけでもない。 幼く甘い英雄願望など、大人になるにつれて足場を失っていくものだ。 善と悪が相対的なものでしかないと知っていくのだ。 頼れるものが法だけだと知ってから、その法の頼りなさに嘆くのだ。 だからどこぞの怪人は、自分というものを芯にしているのだろうが。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:14:26]
◆リコ > ( 今日は晴れらしい。 だがスラム街のように雑然として、それよりももっといろいろなものが複雑に乱立したこの街では、奇麗な月は拝めない。 切り取られた空に浮かぶ銀盆は、いつもくすんでいる気がした。 ) まあ…………そう見えるのは主観のせいだろうですけど。 ( 自警団の制服に薄手のコート。 腰に二本の鉄の塊をさして、片手にランタン。 さくらゆっくりと疲れをいやした分というように、意気軒昂と街を警邏していく。 目玉泥棒にせよ、アクセラレーターにせよ、アイゼンリッターにせよ、はたまた以前襲ってきた謎の集団にせよ、死体を操るネクロマンサーにせよ、出会ったならば必ずや捕まえよう。 そういう気概であった。 ) [Wed 10 Mar 2010 22:03:14]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Wed 10 Mar 2010 21:58:55]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( 自警団員のため息が漏れた。 )』 [Mon 8 Mar 2010 01:08:45]
◆リコ > ( リコは専門的に魔術を体系として学んだ魔術師ではないから、その文様がどのような術式かは分からない。 だがそれがよからぬものであることはわかるだろう。 死霊を操るすべ。 死体を操るすべ。 それは報告書に記載されるだろう。 ………やれやれ。 これで案件四つ目……よく考えれば、シスタージャスティスと一緒の時にあった件も含めれば五つ目か。 ) [Mon 8 Mar 2010 01:08:35]
お知らせ > 男さんが帰りました。 『兎にも角にも戦闘経験4を』 [Mon 8 Mar 2010 01:06:53]
◆男 > ( 服を脱がすなりしてみれば、肌に直接掘り込まれた割と大き目の魔術文様が見つかるのだが、そうでなくても青い地は不自然なのでネクロマンサーの所業であることが遠からず割れるだろう。 ) ( これは始まりに過ぎないのかもしれない。 この暗黒の街には、街の名に相応しいどす黒い何かが居て、昨日も今日も明日もずっとどす黒い行為を続け、この男のようなどす黒い存在を生産し続ける――――かもしれない。 ) (真相は、暗黒街の暗黒の中、だ。) [Mon 8 Mar 2010 01:05:54]
◆リコ > ( ざんばらりん。 そういえば、人に近い形のものを切ったことはあるが、人そのものの形をしたものをこうまではっきりと破壊したのは初めてな気がする。 その割に、ショックを受けたのが飛び散る青い血液だったことだけというのが、不思議だ。 むしろ、思ったよりも容易かったという印象に、少しだけ吐気がした。 ) …………………………かなり久しぶりのこのグロテスクですが………………これは…………なんなんですかね。 ( 青い、血液。 すくなくともまともな人間の血液は赤色だ。 青は、ない。 ではこれは血液ではないのだろうか。 血液でないのならば……。 ) これがこの死体をアンデッドにしたのか、アンデッドになったから青くなったのか…………うーん。 ( 謎である。 とりあえず、シスタージャスティスのところにでも持っていって埋葬してもらおうか。 あ、自警団にどう報告すればいいんだろう。 そもそも、え、これ運ぶの? と色々な考えが浮かぶ中、惰性で刀をぬぐって、鞘におさめた。 ) [Mon 8 Mar 2010 01:00:07]
◆男 > ( 切り裂く、文字通り、切断して二つに裂く。 頭部から胸部、肺に到達するまでに。 ) ( 脳漿やら、髄液やら、様々な体液がどろりと溢れ出し、地面を濡らす。 噴き出さないのは、既に拍動が停止しているからだろう。 そして、明らかな異常、血液が―――血液なのかは不明だが―――青い。 ) ( そして、おかしな屍は普通のありふれた死体に戻った。 [Mon 8 Mar 2010 00:55:07]
◆リコ > ( 不安定な場所を突き、力は殆どが男に向かった、とは言えそれなりに引っ掛けた脚も痛い。 ――が、そのそれなりの価値はあったようだ。 もうちょっと速度がついていれば顔面がもみじおろしになっていたのではないかという、近年まれにみる大地とのランデブー。 もちろん、そこで満足はしない。 勝負に勝ったからには、決着をつける。 ゆっくりと立ち上がる男めがけて、改めて大上段に振り上げた刀を、一気に振り下ろそう。 移動しているものならばともかく、大した動きもないものならば、この鋭さとこの力、切り裂くのにわけはない。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:46:11]
◆男 > ( 男が飛んだ。 まるで重力から解き放たれたかのように―――― ) オレ゛ッ ( 地面との再会は劇的だった。 地面にキスをするが如く、激烈な速度で激突し、慣性による移動を顔面の皮膚との摩擦で相殺し、受身も糞もなく潰れたカエルの如く腹打ちで着地する。 ) ( が、そこは死体。 ダメージなど意に介さず、再度一つ一つの動作を全力で行いつつ、5秒ほどで立ち上がるだろう。 もちろん、妨害されなければ、ダ [Mon 8 Mar 2010 00:42:58]
◆リコ > ( やらずに後悔するくらいならやって後悔した方が、と何かがささやいた。 予測よりも速い動きについていけるか、否か。 やってやる! やってやるとも! 勝負がそこにあるのならば、勝負せずでいられるか。 おもいっきり転ばせようと足をガッと伸ばした。 発言秒数下ひと桁が偶数で成功。 奇数で失敗して足を踏まれる。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:34:12]
◆男 > ( 回避は可能であろう。 何せ攻撃軌道が予想済み、尚且つ、俊敏な動きをする事もわかっているのだから。 )( だが、予測よりも早い動きだ。 タイミングが合わず、足を出して踏まれる可能性も無きにしも非ず。 それでも実行する鉄のハートをお持ちならば、次回の貴方の発言秒数にて判定を。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:31:02]
◆リコ > ( 速い――! 先よりも速い。 だがいくら早くても、先程の攻撃から、直線的な移動だということはわかっている。 まあ……そうじゃなかったらちょっと危ないが、そこは賭ける! 突進してきた相手にやや横へとステップして回避を試み、可能であれば足を伸ばして相手の脚を引っ掛けようとするだろう。 あの調子で走りまわられたら困るが、ならば転ばせて止めようというシンプルかつ乱暴な発想だった。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:23:22]
◆男 > ( 貴方の思惑とか、所謂殺気的なものに反応した訳では無いだろうが。) ( 唐突に男が動いた。 捻った上半身を開放するように回転させ、その反動で体を投げ出すように、前方に突進する―――先程を上回る初速で!! ) [Mon 8 Mar 2010 00:20:08]
◆リコ > ( まあ、こんなものだろう。 以前何とかいう雑誌に乗っているのを読んだところ、人間は結局頭でものを考えているわけで、頭を怪我してしまうと精神に大きな影響が出るのだという。 それが死んで、腐ってしまえば、もはや豆腐以下。 自己満足を終えて、じりじりと男ににじり寄る。 大上段に構えたまま、射程に入った瞬間に、その体を真っ二つにしようともくろむ。 もはや、語る言葉もなし。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:13:32]
◆男 > アァァァァ アアアァアァァアァ オモ ィ ダスゥ アナタハァ ダ ァ レェェェェエェッェェェェ? ( 死んでいるのに生ける屍とは、いとおかし。 ) ( 呟きとは裏腹に、おかしな屍に何かを思い出したような様子は無い。 ビキビキゆっくり、ビキビキぐるんと、貴方に背を向けるように上半身をめい一杯捻って……… ) [Mon 8 Mar 2010 00:10:09]
◆リコ > ふむ………………。 ( 完全に自分を失っているようだ。 まあ生ける屍などというのは、結局は屍なのだ。 哀れではあるが、それだけだ。 それ以上は、ない。 ) どなたか存じ上げませんですけれど……思いだして御覧なさい。 そうして朽ち果てながらなおも、動きをやめないその理由を。 さあ、ゆっくり、思い出すのです。 ………あなたはだあれ? ( だが、かける情けはなくもない。 自己満足の範疇だが、それでも最後にそう声をかけてやる。 ) [Mon 8 Mar 2010 00:03:49]
◆男 > ( 身元不明の遺体では無い、動く死体なのだ。 神にも、人にも、祝福される事の無い存在。 しかも、存在意義さえ忘れ果てているようだ。 ) ( そんな悲しい男は、貴方の呟きを完全にスルーして、更に強力に全身を強張らせている。 筋繊維の収縮が見て取れるほど、強烈にビキビキ、プルプルしながら男は立ち尽くしている。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:59:56]
◆リコ > ( 要求しているのは自己紹介ではなかったようだ。 しかし俺は誰だ、と聞かれても生憎とリコは知らない。 少なくとも知人ではないと思う。 ) えーと…………・ジョン・スミスとかジョージ・ハミルトンとかそこらへんじゃないですかねえ。 ( これは斬りかかってもいいんだろうか、空気読めてないんじゃないだろうか、などと空気読めていないことを考えながら、とりあえず大上段に構えておく。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:50:08]
◆男 > オレ オレ オれ おレ おレオレオレおレおれオレおレおレおおレオれおれおれ? ( ビキビキと震えるほどに全身を強張らせ、男は囁き続ける。 意味があるのかどうかは、本人にしかわからないだろう。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:48:04]
◆リコ > ( 何かしなければいけないことが。 誰だ。 何だ。 誰。 そう言っているようだった。 だが、あれはアンデッドだ。 死者が蘇っていいのは主の思し召しの下だけだ。 ) なにを言ってるのか知らねーですけど、なんです? 誰だって私ですか? 私はリカルド・アンブロッシオ。 自警団員ですが。 ( なにやら奇妙な発言をする相手に、ちょっとメートル下げて対応。 先程のようなことにならないよう警戒すれば、何かあってもすぐに対応できる。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:41:46]
◆男 > ナニ カ シナケ レ バイ ケナイ コト ガ……… ( ヒートアップする貴方をよそに、男はかくんと首を後ろに倒すようにして、天を仰いで呟いた。 ) ダレダ? ナンダ? ダレ? ( ぐるん。 力いっぱい首を回して、散大した双眸が貴方に向けられる。 ) ( そして、ビクンと男の体が硬直し始めた。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:38:15]
◆リコ > ( ずでん、ごろん、どたん。 あまり美しくない音を立てて、リコは後方に転がり、受け身とは言えない受け身を取った。 男がどうなっているのか確認できないが、とにかくあわてて、ふらつきながら立ちあがった。 ) ん? んー? んぅううぉおおっ!? 指がっ! 変な方向に曲がってるですッ!? ( 驚きすぎてちょっとテンションおかしい。 先程まで鉄の棒を握っていた右手の親指が、いままでむいたことのない方向にあっち向いてホイ。 折れてないが脱臼したらしい。 男が時間をかけて立ち上がろうとしている間に、騎士団時代の記憶を頼りにはめなおす。 痛い。 すごく痛い。 痛いので、 ) ぶっ飛ばすですッ! どーも明らかに善良なる一般市民じゃね―ですし、ぶっバラしてやるですー! ( すくなくともまともな精神を持ち合わせているようには見えないし、アンデッドはもう死亡届け出てるだろう。 怒りを頼りにアドレナリンを引き出し、痛みを我慢して刀を引き抜く。 右手は支えるだけを心がけよう。 お互い、同じ頃に体勢を整えるだろうか。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:30:19]
◆男 > ( 絶体絶命のその時、男は! 転んでいた! ぶつかった衝撃というより、衝撃を受け止める動作が遅れたという風に。 そのまま後方に派手に尻餅をついてから、左手の掌を強く地面に叩きつける。 地面との激突を防ごうとするかのように。 ) ( 妨害がなければ、男はたっぷり5秒ほどかけて、一つ一つの動作を渾身の力で行うようにして立ち上がる。 こうして接近してみれば、男は確かに異常だろう。 黒髪、黒目というイエロティア的風貌に反して、肌は白い。 異常に、病的に、と言えるほどに。 唇は明らかにチアノーゼの兆候を示す青紫色。 黒目は動向が拡大し、焦点が定まっていない。 5センチほど陥没した男の右肩は、常識であればもう人体器官と言うより単なる付随物と考えていいだろうが、驚くべき事に男は鉈を手放すことなくしっかりと握り締めていた。 ) [Sun 7 Mar 2010 23:24:19]
◆リコ > ( 馬鹿な! この私のっ、なんだか自分で言っててかなしくなるが、この私の怪力をもろに受けて、動揺ゼロ!? 確かに手ごたえはあった。 それこそ、全治何カ月に追い込めるようなそんな一撃。 にもかかわらず、この不気味な動揺のなさ―――! ) まさか、アンデッド……!? ( 気付いた時にはもう遅い。 カバ並の速度で突っ込まれれば、さすがのリコもこらえきれない。 吹き飛ばされながら見えたのは、鉈のぎらつき。 咄嗟に長十手を手元に引き寄せるようにして直撃は回避したが、無理な体勢で手が完全にしびれ、十手を手放してしまう。 吹き飛ばされ体勢を崩し、武器を取り落とす、二重苦! ) [Sun 7 Mar 2010 23:12:59]
◆男 > ( グズ、と鈍い粉砕音を立てて、振り下ろされた十手が男の右肩にめり込んだ。 比喩ではなく、5センチはめり込んでいる。 が、男は全然、全く、欠片もスピードを落とさずそのまま貴方にぶち当たる勢いで突っ込む。 そして、4〜5拍は遅れてから、鉈を大上段から振り下ろす! ) [Sun 7 Mar 2010 23:07:16]
◆リコ > ( 距離半分を切ったあたりから、男はさらに加速する。 いままでのは助走だったというのか! ブレーキなし! 手加減なし! 挙動だけでなく、こちらまでぶっ飛んだスピードで突進されて、まともに受け切れるか? 力づくで抑えられるか? ええい、考えても仕方がない。 もはや動作は成った! なにゆえか鉈を振り下ろさなかった男の肩口めがけて、リコの大上段からの鉄の棒による袈裟切りが、振り下ろされる―――! ) [Sun 7 Mar 2010 23:00:25]
◆男 > ( 振りおろさないっ! ) [Sun 7 Mar 2010 22:57:03]
◆男 > ( 多分、そういった。 ) ( ソレはさておき、10メートルを越えた辺りから男が更に加速する。 猫科肉食獣の如き出鱈目な、人外といっていい加速。) ( 既に目前、明らかにブレーキを考えていない速度で! 動作で! 右手に握った鉈を大上段から―――――) [Sun 7 Mar 2010 22:56:31]
◆リコ > ( 俺は誰だ、と叫んだのだろうか。 一瞬ただ音としか判別できないような絶叫とともに、男は素早く突進してくる。 見たところ7メートルを2秒程度で踏破してきている………ということは、単に走るだけなら10メートルを1秒程度で走り抜けるリコの方が早いか(素早さ7)。 それでもあの体勢であんなもの持ってその速度で走るのはかなり驚異的だ。 リコだって刀を持っていたらそこまで――うん? ) 鉈…………鉈っ? ( 市街地ではバリバリ現役の凶器である。 迂闊に懐に入られれば、あのスピードのままドたまかち割られかねない。 鉈のリーチの外から迎え撃とうと、大上段に構えた鉄の塊を、タイミングを合わせて袈裟切りに振り下ろさんと。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:47:12]
◆男 > オレ ハッ ダレダァァァァァァ!! ( 絶叫と共に、ソレが動いた。 反っていた上半身をブゥンと前に投げ出し、相対する距離十数メートルの内6〜7メートルを約2秒で踏破する非人間的な速さで! 突進する!!) ( 距離が近づけば、見えるかもしれない。 その手に握られているのは、鉈である。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:41:02]
◆リコ > ( うおっ。 突然痙攣し、叫び出す男に、ちょっとびっくりする。 ちょっとで済んだのはまあ、あまりうれしくない経験のおかげだろう。 よほどヤバイ薬でもやったのか、或いはちょっと化け物にでもなったか。 吸血鬼でないといいなあ、などという考えが冷静に浮かぶのは、先日のアクセラレーターとの遭遇が結構怖かったせいか。 ) 随分ご機嫌なようですが…………敵対意識ありと見て、正当防衛アーンド一応人間だったら傷害とかで逮捕、させていただくですよ。 ( 腰から引き抜いたのは長十手。 武骨な鉄の塊。 こういうわかりやすいのはいい、とぎらついた視線と鉄が言っている。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:31:05]
◆男 > アッ! アッッ アォォ゛ォ゛ーーーー!! ( 呼びかけの途中、『私に見せるです』の『見せ』あたりで、突然男が痙攣を始めた。 ビキビキと音が聞こえそうなほど激しく、男の体が弓反り、硬直する。 ) ( 異常者、気狂い、ヤク中――――事ここに至ってそんな事を言っていられるのは、事が起こったのが市内の場合だ。 暗黒街ではもうそれは悠長、無用心と言わざるを得ない。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:25:55]
◆リコ > ( 返事はない。 一応反応はしたようだが、動きを止めただけである。 不気味な猫背の男に、リコはしばし逡巡する。 アル中か、薬中か。 どちらにしろあまりまともな状態にないのかもしれない。 もしくはまともだが、自警団相手に見せる愛想はない、か。 まあなんにせよ、迂闊に近寄って危険な目にはあいたくない。 長十手に手をかけたまま、再度声をかける。 ) こんなところで何をしているですか。 いま、腰から何か抜いたですね。 あやしくないのなら私に見せるです。 [Sun 7 Mar 2010 22:13:01]
◆男 > ( ぴたり ) ( 貴方の呼びかけに応じたのかは定かではない、が、男は動きを止めた。 首を地に投げ出すかのような猫背の姿勢で、それは停止する。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:09:09]
◆リコ > ( 人影。 別に羽が生えていたり角が生えているわけでもなさそうだ。 だが………仲良くおしゃべりという雰囲気でもなさそうだ。 ゆっくりとした動作ではあるが、腰から何か光りものを抜いたらしい相手に、リコも腰の長十手に手をかける。 ) 私は自警団のものです。 なにをしているのですか。 ( 威圧するような声で話しかける。 あやしいだけならばともかく、危険そうであればやむを得ない。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:04:41]
◆男 > ( ランタンの明かりにポツンと浮かび上がったのは、人影だった。 見るからに異形というわけでもなく、一見人間風貌。 ) ン……ダッ… ( 自分を照らす光に、ソレもまた、貴方の存在を知覚したようだ。 何事か呟きながら、貴方の方へと向き直る。 ) ( そして、ゆっくりとした動作で、腰元から何かを引き抜いた。 銀の光を照り返す何かを。 ) [Sun 7 Mar 2010 22:01:10]
◆リコ > はあ…………こういうとき身軽なアイゼンリッターが羨ましいです…………というようなこともないですかねえ。 ( 確かに屋根を登ったり派手に大立ち回りしているから物理的には身軽に見えるが、彼がマフィアに目の敵にされていないという訳ではない。 それから隠れながら行動しなければならないわけだ。 まさかそんなこと気にしないくらいに狂っているとは思いたくないが。 そんなことを考えていると、ふと何かのもの音が聞こえた。 本の十数メートル先のこと。 一般市外なら物音か、で済む程度。 暗黒街ならば死に損ない、マフィアか、怪物か、そういうものを考えに入れなければならない。 ランタンを高く掲げて、照らしてみんと。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:53:39]
◆男 > ( 音がした。 ) ( 重く柔らかい物が硬い物ぶつかったような、そんな音。 ) ( 道の先十数メートルの範囲。 危険範囲。 ここ、暗黒街では。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:51:02]
◆リコ > ( 事件は無差別殺人、それも現場が近いという訳でもない。 完全にばらばらだ。 被害者に共通する関係者が見えてこないし、犯人の行動範囲も判然としない。 やはり現行犯で捕まえるしかないのだろうか。 ) …………一応、先日類似した事件があったから、この捜査を続けることに対して強くは言われないですけど………このまま事件が起こらなかったら、多分打ち切られるですよねえ。 ( 犯罪者が捕まらなくても、犯罪事件は終わり得る。 できればそうしたくはない、そうしたくはないが、それは事件が起こってほしいということではない。 だが事件が起こらなければ捕まえる糸口もなく………二律背反だ。 第一事件が起こったとして、その場に自分がいなければただ無辜の――まあ必ずしも無辜とは言わないが、被害者が増えるだけだ。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:50:49]
お知らせ > 男さんが来ました。 『ゴトリ』 [Sun 7 Mar 2010 21:47:53]
◆リコ > ( 踏み込んで調べるには、それなりの根拠がいる。 自宅まで訪ねていって、調べてやることもできないわけではない。 だが、疑ってかかって、違ったときはごめんなさいで済ませられるほど世の中は甘くない。 ) …………少なくとも、護衛をしていたというアクセラレーター本人の口から、メアリアンという名前の少女を護衛していたとは聞いたですけど……。 ( そもそもメアリアンという名前の少女がひとりであればそれですんだが、そうではない。 メアリアンという名前だけで疑うことはできない。 それに偽名という可能性もある。 ホワイティアの、メアリアン。 それだけではどうにもならない。 アイゼンリッターが仮面を取り、こいつだ、この顔だと証言でもすれば………いや、どうあれ彼の証言は100%の信頼とはなりえない。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:46:05]
◆リコ > ( 昨日たっぷりと癒され、じっくりと考えた結果、やはり目玉泥棒一本で追っていくことにした。 ただ問題は、どう追ったものかさっぱり分からないというところか。 一応、メアリアンというホワイティアの少女が捜査線上に浮かんだ。 だがその要となる証言は、怪人アイゼンリッターのものだ。 自警団として信用できる類のものではないし、リコとしても正直なところ、100%信用しているわけではない。 本格的に聞き込みなんかするにはちょっと人や時間も足りない。 一応メアリアンという少女が自警団の報告書の中には紛れていた。 だが、それはそれだけのことだ。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:36:07]
◆リコ > ( 自警団の制服に薄手のコート。 腰には二本の鉄の塊を下げて、片手にはランタン。 材料の出所が不安な屋台で購入した、材料が不安なほかほかの饅頭をほおばりながら、リコはのしのしと暗黒街の路地を歩いていく。 いっそ開き直って素で屋台に行ってみたら、普段みたいにただ無愛想で疎んじるような態度ではなく、割とずけずけ本音でいろいろ言ってくれて、少しだけ馴染めたような気がした。 まあずけずけ言ってくれた分はこちらもオラオラ言っておいたが。 しかしこの饅頭はうまい。 肉汁がたっぷりとでていて、辛子と相性がいい。 これで中身に不安がなければいうことなしだ。 まさか水滸伝じゃああるまいし人肉ではないと思うが。 ) [Sun 7 Mar 2010 21:26:28]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Sun 7 Mar 2010 21:21:50]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『マフィアの子飼い、か。』 [Fri 5 Mar 2010 01:06:15]
お知らせ > 黒衣さんが帰りました。 『( あっしの言ったこと、ホントかどうかは保障しやせんぜェ。キヒヒヒヒ!)』 [Fri 5 Mar 2010 01:05:39]
◆黒衣 > それは冤罪だ、って言っても聞いてもらえないんでやしょうねェ。気をつけやすよ、キヒヒ! (あっしは帰っていく修道女様をお見送りしやしょうかねェ。正直今日はさっさと戻りたいんでさァ。連絡員のアンちゃんに、ちょっと色々伝えてもわねェと……。) アバヨゥ、修道女様。(あっしは修道女様とは逆のほうから、帰らせていただきやしょう。願わくば二度と会いませんように。キヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 01:04:53]
◆ジャスティス > ふぅん……まぁ、また会うこともあるでしょう……もしこのあたりで食い殺された死体なんて見つかった日には……しねない苦しみ、ってのを味あわせてあげるわ。 (乱暴な、セイショクシャとは思えない言葉を吐けばゆっくりと去っていこうとする) [Fri 5 Mar 2010 00:59:59]
◆黒衣 > ヘェ…分かりやしたよ。物騒な修道女様も居たモンでさァ。(まァ、あっしは人間じゃねェ訳だからこういう対応が正解かもしれやせんがねェ。お手上げ、ってやつでさァ。思わず両手もあがっちまいまさァな。) って言ってもこの辺の空き家を適当に転々としてるだけなんでやすがねェ。あっしは暗がりに居ないと生きていけねェんでさァ。(あとは、多分教会なんかもアウトな気がしまさァな。キヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 00:54:21]
◆ジャスティス > いや、あんたのヤサでいいのよ、あんたのヤサで。信用できないし、ね。それくらいは誠意を見せてもらわないと。市民の安全のためにもここで滅ぼしとくのがためになるってものよ。そっちのほうがこっちは楽だけど、ね。 [Fri 5 Mar 2010 00:47:06]
◆黒衣 > 偶然とかなんとか言ってやしたからねェ。正直凄くはないと思いやすがね。キヒヒ! (偶然でも、まァ二度目の生みたいなモンをくれたアイツにゃァ多少の恩はあるんだろうがねェ。ちィと感謝する気にならねェのはアイツラをオモイダスからかねェ…。ああいうのは空気が似てらァな。キヒヒ!) あっしは末端でしてねェ。クスリも仕入れられてくるのを取りに行くだけでやして。正直サッパリなんでやすよォ。(刃物が見えねェってのはいいねェ。思わずため息が出ちまいやしたよ、キヒヒ。ただあっしの話じゃ納得してもらえるかはわからねェなァ。参った参ったァ。) [Fri 5 Mar 2010 00:43:53]
◆ジャスティス > ふぅん……なるほど、ね。食べない、か。スケルトンねぇ、まぁ、よっぽどすごい主人みたいね、そいつも。 (ゴーレムのようなものなのだろうか、死体を素材にした。) ……まぁいいわ。助ける代わりに条件があるわ。ネグラ、教えなさい。 (ナイフをしまえば、素手の状態になり、不用意にも思えるように気軽く一歩近づいて) [Fri 5 Mar 2010 00:37:17]
◆黒衣 > あっしも考えてることはさっぱり分かりやせんでしてねェ。ただ資金のためにこうやって健気に商売してるわけでさァ。後は生前のことをちィと思い出せるだけで、役にも立ちやせんぜ。(それに思い出したくもねェんでさァ、とまでは口にしやせんでしたがねェ。あァ、だから刃物はいけやせんぜ。あれァ危ない。あれァ全部駄目にしちまう。刃物からは目を離すに限りやすねェ…) あっしは何も食べやせんぜェ。スケルトンとかと同じようなもんだと考えてもらえればたぶん間違ってはないでさァ。(あっしを作ったあいつは竜…牙兵? とか言ってやしたかねェ。うろ覚えなんで口には出しやせんがねェ。) [Fri 5 Mar 2010 00:33:22]
◆ジャスティス > ふぅん……名前はわからない……マフィアの子飼い……道楽か、商売でも考えてたか……このご時世、アンデッドなんか使って勢力拡大しようなんて考えているとは思えないけれど……もっと、思い出せることはないの?(大きく一歩踏み出し、ゆっくりと胸のナイフを抜く) まぁ、そんなことはいいのだけど……あなた、何を食べるの? [Fri 5 Mar 2010 00:27:01]
◆黒衣 > (思わず両手を前に出して腰が引けちまったのは、まァ元小市民の性質なんでやしょうねェ。特に刃物はいけねェ。あれァ駄目だ。アノトキノコトヲオモイダス。――いけねェいけねェ。それどころじゃねェなァ。変な顔になってたかもしんねェ。キヒヒ) 後者でやしょうねェ。なんせ男でさァ。いいえェ、今はそんなんされてやせんぜェ。(見られてるんだったら今頃あっしは見捨てられてるでやしょうけどねェ。捨て駒ってのァ悲しいモンでさァ。) ヘェ。あっしを作ったのは……名前は分かりやせんが、黒魔術にハマった頭の可笑しいマフィアの子飼いのヤツでさァ。あっしも作られてからは全然会いもしてやせんでしてねェ。(アレを親ってンなら、俺は不幸な子供だねェ。パパがボクを見てくれない、ってかァ? キヒヒヒヒ!) [Fri 5 Mar 2010 00:21:18]
◆ジャスティス > (とっさに左胸のナイフホルダーに手を伸ばしながら反転し、黒衣の前に両足をひらき立ちはだかる) ……実験?魔女か、ネクロマンサーか……。 ふぅん、保護観察、ねぇ。 (今も見られてるの?声をひそめ、黒衣に語りかける) ……場合によっちゃぁ、見逃して上げてもいいけレオd……誰に作られたの?あなた。 [Fri 5 Mar 2010 00:11:23]
◆黒衣 > (あっという間に前に出てくる修道女様に、正直あっしはビビッたねェ。いやァ、世の中の修道女様はみんなこんなに早いモンなんでやしょうかねェ? そりゃァ悪魔も裸足で逃げ出すわけだァ。思わず頭を抱えちまったのはしょうがねェと思うでやしょ? ヒヒヒ!) バレちゃァ仕方ねェ。あっしはとある実験で人間から作られたナニかでやしてねェ。(そのナニか、は正直詳しく聞いてなかったから分からないんでやすがね。まァ、聞いても意味不明だったのは間違いないでやしょ。ヒヒ!) 本来は自分の意思なんざ持たないんでやすが、あっしは何故か持っちまった。だから保護観察兼使い走りみたいな感じでこの辺に居るんでやすよ。お分かりいただけやした? (腐った顔で笑顔作っても、大して愛想にならないでやしょうがねェ。あっしも何度も死にたくないモンで、一応愛想らしきものを振りまいてみたんでさァ。) [Fri 5 Mar 2010 00:00:53]
◆ジャスティス > (腐れ、黴の生えた肉。露出した無機質な白いもの。目の前を走っているのが死人だと気づけば、露骨に顔をしかめて) ったく、こればっかりはみても慣れないわね。 (悪態をつきながら、跳躍すれば、黒衣の男の上を通り過ぎ道をふさごうと試みる) どういうことか説明してもらいましょうかっ!! (怒鳴ると同時に、跳躍) [Thu 4 Mar 2010 23:53:13]
◆黒衣 > (こちとら全力で走ってるってのに、修道女様は軽く小走りでらっしゃる。神のご加護はあちらさんの専売特許だったかァ、参った参ったァ。こりゃァしんどいなァ。) 今日は店仕舞いでさァ! 御用はまたの機会にお願いしたいんだがねェ! (――と、しまったなァ。走ったせいでフードが飛んじまいやがった。こりゃあばっちり見えちまうねェ…。いやね、腐って緑色の肌とか、腐り落ちて骨が見えてる後頭部とか隠したくなるでやしょ? 特にああいう手合いにはねェ……。こりゃァ二度目の命日かな? ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:46:28]
◆ジャスティス > そうねぇ……じゃあ一つもらいましょうかね。どこから降ろして……っ!? (男の素早い動作に驚きながらもとっさに薬をキャッチして) こら、待ちなさい。 (まるでスキップでもするかのような小走りで、黒衣の背後を追う。まぁこおでこんなものを投げつける程度、そう危険な人物でもないとは思うが、どうにも怪しい) [Thu 4 Mar 2010 23:40:37]
◆黒衣 > (やっぱりお客さんじゃァねェなァ。そんな慰めにもならない今更な考えは腐った頭の隅っこにでもおいておきやすかねェ。) ヘェ、そんな真新しいモンならもうちょっと高値で―― (いやァ、思わず口が止まっちまいやしたねェ。こんな襤褸布じゃ臭いは誤魔化せるはずもねェ。あっしもヤキが回ったかねェ……参った参ったァ。キヒヒ!) あァ、これでやしょ? 非常食みたいなもんでさァ……。(我ながら下手な誤魔化しをしながら、懐の薬を修道女様に投げつけまさァ。当たるかどうかは知りやせんがねェ。そのまま結果は見ずに背中を向けて、一目散に逃げさせていただきやしょ。逃げられるように、信じてもいねェし加護もなさそうな神様に祈ってみやすかねェ。キヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:32:16]
◆ジャスティス > ……そんな真新しいものでもない、か。 やばいのだったらさすがにね、こんな堂々と売ってもらいたくないからね。 (別に堂々と売っているわけでもなかろうが。少年少女がはじめい手を出すのがそう言った粗悪品だと考えれば、とりあえずは追い払いたい心情で) ……いえね、におわない?腐った肉だか、千田かみたいなにおい。 (顔をしかめながらも口もとだけは笑みの形に歪めて) [Thu 4 Mar 2010 23:24:03]
◆黒衣 > そりゃァありがてェですなァ。ウチで扱ってるのは安値が自慢の粗悪品でやすよ。ヒヒヒ! (自分の売りモンの説明は正直にしなきゃいけねェですからねェ。) あっしが生きてたらこんなのは死んでも使いたかねェほどの一品でさァ。(死んでる今も使いたかねェ一品でやすがねェ。ヒヒヒ!) いいえェ、あっしはそんなことは全然? 覚えにもありやせんぜ、ヒヒヒ! (そう、"あっしは"ね。何もしちゃァいやせんぜ。我ながら狡いねェ、ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 23:19:09]
◆ジャスティス > まぁ、別に自警団まで火立てようってつもりはないから安心しなさいよ。最近、どういうのが出回ってるの? (まずは情報収集。正直売人なんて捕まえてもどうにもならない。黒衣の男の内心など気付かないままにさらに近づいていく。正直、この修道女は殺気の類には鋭いが、魔力的なものは聖職者として落第レベルの感知能力。ただ、獣の嗅覚が腐臭をとらえ、足を止める) ……薬以外にも、やばい”商売”してないでしょうね。 [Thu 4 Mar 2010 23:13:44]
◆黒衣 > (こりゃァ帰りが遅れやすねェ。売れりゃいいでやすが、修道女様にオクスリなんざ悪魔に十字架ぐれェ似合わないもんでさァ。期待はしねェでおきやしょ。) ヘェ。まぁ正直芳しくはねェでやすよ。ヒヒ! (あっしの顔は生憎と暗がりじゃフードに隠れてるでやしょうねェ。修道女様ならあっしが何なのかうっすら分かりそうな気がして正直気が気じゃねェんでさァ。もうちょっと近づかれたら腐った腕とかもきっと見えちまうでしょうなァ。さァて、どうしたもんかねェ…。) [Thu 4 Mar 2010 23:09:43]
◆ジャスティス > まぁまぁ、そう言わないで。 繁盛してる? (しかめた顔を作り笑いの形に変えると、やんわりと黒衣の前を遮る。舐めまわすような視線は感じるが、はどの露出などもあまりなく、服装のためもあってかボディラインはせいぜいわずかに胸元のふくらみ程度しか現れていない。気にせずにとがめることもなく。薬の売人だろう、程度に思って話を聞こうと) [Thu 4 Mar 2010 23:04:23]
◆黒衣 > (予定よりちィと早いお帰りと洒落込みやすかねェ。ここで粘っても増えるのはお金より危険でやしょ。いやいやァ、腰を上げるのに声が出るのは死人もおんなじみてェですなァ。よっこらしょ、なンて親父くせェ。ヒヒヒ!) おンやァ、いらしゃい。悪ィけど今日は…… (思わず嘗め回すような視線になっちまったのは勘弁いただければいいんだがねェ。なンせ偉く不釣合いな人が来た、なンて思っちまったモンでさァ。少なくともお客さんって手合いじゃなさそうなのが悲しいねェ。ちィと腰が引けちまったよ。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:58:45]
◆ジャスティス > (暗がりにたたずむ商人に近づいてくる足音が一つ。規則正しく、力強い足音は、やがて形を伴い始める。雪の舞う中、薄汚れたフードつきの外套を身にまとった修道服姿の人影は、やがてゆっくりと顔を上げるとわずかに顔をしかめた) ……こんばんは。 (青く髪を染めた修道女風貌は、黒衣の男に声をかける。彼にとって都合がいいのか悪いのか、暗黒街の住人の一人ではある) [Thu 4 Mar 2010 22:55:47]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Thu 4 Mar 2010 22:46:37]
◆黒衣 > ( [Thu 4 Mar 2010 22:44:15]
◆黒衣 > (ちィとお偉いさんに意見してみやすかね。ここで移動するか、もしくはスラム辺りに移るかねェ。区画がズレたぐらいで誤魔化せるかどうかは知りやせんが、何もしないよりゃァマシでやしょ。あっしだって動けなくなりたくて商売してるわけじゃねェですからねェ。もちろん金になんざ興味はありやせんがね。常世まで持っていけるってんなら考えやすが。死人に金無し、とでも言いやしょうか。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:39:06]
◆黒衣 > ――案の定、って言うンでやしたかねェ。(この前思った通り、やっぱり客足は遠のいてるみてェでやすねェ。在庫は懐一杯、こんなんじゃ懐は痛むばっかりであったまりゃしやせんなァ。そればっかりか自警団にでも鉢合わせりゃァよっぽど不真面目な相手でもねェ限りは首がバッサリ、落ちやすねェ。首が落ちてもあっしは動けるか、知りたくはありやすがね。ヒヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:30:12]
◆黒衣 > (こんなモン売りながらお客さんの健康に文句を言うなンて、戦争しながら平和を謳うようなもんですなァ。ヘェヘェ、分かりやしたってお客さん。そう顔を真っ赤にしてるとブツッとお陀仏しちまいやすぜ? あっしみてェにされるのは御免でやしょ、ヒヒヒ!) またのご利用、お待ちしてやすぜェ。(愛想の練習と思って手を振ったら腕の肉が落ちちまいやしてねェ。慣れねェことはするもんじゃねェなァと思いやしたよ。元々こっちに期待されてるのはクスリであって愛想じゃねェですから、やるだけ無駄ですねェ。なんでこンなことしてるのやら。ヒッヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:23:28]
◆黒衣 > (こンなお寒い夜中にも熱心に通うお客さんが居るんだから、あっしも愛想笑いぐらいは浮かべたいんですがねェ。最初のお客にそれをやったら逃げられちまいやしてねェ。ヒッヒ、そんなにあっしの顔は可笑しいですかィ? ま、あっしもできるならこんな辛気臭いツラは見たくも御座いやせんが。) ヘイ、毎度ォ。(ひい、ふう、みい。御代もバッチリと。) お客さァん、ちィとペースが速くねェですかィ? この前も言いやしたけど、お得意さんが減るとこっちも困るンですがねェ。大きなお世話って? そりゃ失敬。ヒヒヒ! (おォっと、お客さんに怒鳴られちまいやしたよ。おっかねェですなァ。) [Thu 4 Mar 2010 22:17:04]
◆黒衣 > (お月さんが今日はご機嫌斜めだモンで、一応大っぴらに出歩くことは出来るんですがねェ。ここ最近は別の理由で大っぴらに歩くのも難しいんでさァ。ただでさえ怪しい風体で、しかも腕が腐り始めてるときたァ。どう考えたって方々の聖職者さんなんかにモテそうな風体になっちまってるんだから笑えてきまさァ。結局お月さんが無くてもあっしの居場所は暗がりだけ。お似合いといわれればそうなんですがねェ。キヒヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:10:54]
◆黒衣 > (お偉いさんにこの辺はもうそろそろ潮時だって伝えたんですがねェ。縄張りがなんたらとか、面子がどうたらとか。それこそ金になりゃしねェ理由で、今日も同じような場所でクスリを扱っている訳でごぜェやす。まァ、下っ端の悲哀ってヤツでさァ。お偉いさんの言うことが絶対だってンのは、汚いとトコでも清いトコでも変わらんモンで。あっしは黙って売るしかないわけでやすよ。ヒッヒ!) [Thu 4 Mar 2010 22:06:03]
お知らせ > 黒衣さんが来ました。 『(イヤァ、参りやしたねェ…。)』 [Thu 4 Mar 2010 22:02:20]
お知らせ > レンさんが退室されました。 『そして私は、最期までその男を愛するのだ。』 [Thu 4 Mar 2010 00:34:47]
◆レン > 駄目よ、いい女を抱きながら泣くなんて。 ( 私は身体を捩り、向き合う。その男の頬を撫で、涙を拭い、そして抱き寄せた。 ) ほら、いい子だから。泣かないで?今は何もかもを忘れて、私を抱いて。 ( じきに何もかもがどうでもよくなって、全てを忘れることが出来るはずだから。誰かを愛した記憶も、誰かに愛された記憶も、裏切られた記憶も、傷ついた記憶も、みんな私のものになる筈だから。 男は再び私と深く繋がった。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:32:30]
◆レン > ( 男の精と共に、そんな無念が流れ込んでくるかのようだった。この世は不条理だ。幸せになれるように出来ていない。そんな中でこうした慈悲を与えることぐらい、構わないじゃないか。きっとこの不完全な世界を作ってしまった神様も私の行いに目を瞑ってくれるだろう。 ) ……泣いているの? ( ふと、後ろで男が嗚咽を零していることに気付いた。嗚呼、可哀想に。自分が情けなくなってしまったのだろう。食べたいものも食べられず、ボロを身に纏い、挙句獣欲に任せて見かけた女に襲い掛かるその始末。こうして路上で暮らす前は、それなりの地位に居た人なのかもしれない。生まれたその時からの敗北者は、こんな風には泣かないから。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:28:28]
◆レン > ( 廃屋の外ではしんしんと雪が積もっている。燃やすものが無ければそのまま凍えて死んでしまう中で、私の肌のぬくもりを求めて男は覆いかぶさってきた。私はそれを快く受け入れたのだ。どうせなら楽しみましょうと、甘く囁いたのだ。 ) ( …私の言葉に影響されたのか、男は再び腰を叩き付け出した。私は吐息を震えさせ、恍惚とした表情を浮かべる。 ) んふ、可愛いわね…。 ( この汚らしい男の劣情を、一体誰が受け止めてやれるというのだろう。こんな風にごみのように暮らさねばならない未来を、男は予想していただろうか。男の両親は予想していただろうか。こんな不条理に耐えねばならない事を――。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:21:38]
◆レン > ( 路上で暮らす浮浪者が幾度目かの精を吐き出した後、私の背に凭れ掛かってきた。もう限界だろうか?もともと体力の無い連中だ、死ぬまで搾り取るつもりだが、途中でばててしまうこともある。 ) …ふふ、どうしたの?もう降参? ( 後ろ手に男の無精髭を撫で、そう囁いた。 …私は時々、こうして道端で暮らす浮浪者達にも愛と死を与えて回る。パプテスの方達は神をも恐れぬおぞましさと十字を切るだろうが、彼らには明日への希望すら無いのだから、私のこの行いはむしろ慈悲だろう。哀れなものだとは思う。娼婦を買う金が無い以上は、罪の無い誰かを無理矢理犯すか、こうして淫魔の糧になるしかないのだから。強姦するよりは、こうした方が周りの被害も少なくて済むでしょ? ) [Thu 4 Mar 2010 00:13:38]
◆レン > ( s,u,c,c,u,b,u,sでサキュバス。人間を色に溺れさせる悪魔だ。人の欲望は七つ合って、悪魔はその七つの手段で人を陥れる。けれども私にとっては他の六つの手段で堕落を誘う悪魔は敵でもある。他でもない、色欲という手段で堕落させて始めてこの私の勝利になるのだから。けれども私にとっては同じ色欲を司る淫魔は敵でもある。他でもない、この私の身体で堕落させて始めてこの私の勝利になるのだから。 ) [Wed 3 Mar 2010 23:59:01]
お知らせ > レンさんが入室されました。 『 あたしは淫魔。 』 [Wed 3 Mar 2010 23:53:35]
お知らせ > 何処か卑屈な黒衣さんが退室されました。 『(アバヨゥ、なんて。言ってみたかっただけでさァ。ヒヒヒ!)』 [Wed 3 Mar 2010 22:00:04]
◆何処か卑屈な黒衣 > (今日の在庫は大体売り切れのようで。今日も不健全な労働を健全にやり遂げたことを喜ぶとしますかねェ。あっしの金じゃァないですが、懐も大層あったまりやしたからねェ。ご褒美に髪の生えた皮膚でもくっつけてもらえりゃァ、こんな貧相な布で頭を隠す必要もないんですがね。バカを言っちゃいけねェ、死人にだって恥はあるんですぜ? ヒヒヒ!) (おやおや、嫌ァな一見さんのお付きのようだ。バタバタと喧しい足音が聞こえてきまさァな。こうなっちゃァ後は逃げるだけでさ。残念無念、またの機会においでなすって。) アバヨゥ。ヒヒヒ! [Wed 3 Mar 2010 21:58:39]
◆何処か卑屈な黒衣 > (不思議なモンで、死人になってからのほうが物事明快に考えられるんだから世の中はわからねェもんですなァ。最高に後ろ向きな考えな辺りさらに愉快でさァ。商売の楽しみってのはこういうことなんですかねェ? ――違うか。ヒヒヒ) (しかしここもそろそろ足が着きそうな気がしなくもないンですがね。質は悪いがクスリとしちゃァまぁまぁ安いモンが派手に流されちまっちゃァ……お上の犬だけじゃなく底辺の犬なんかも押し寄せてきちまいそうで。なんともおっかねェおっかねェ。そのことを心底楽しみにしてるあっしもどうかしてますがねェ。あっしはマゾなんでしょうかね。ヒッヒ!) [Wed 3 Mar 2010 21:46:03]
◆何処か卑屈な黒衣 > (いやァ、こういうクスリが大人気ってんだから世も末だねェ。参った参った。こりゃァ今日も無事に生きて帰れそうな雰囲気じゃねェか。――いンや、もともと死んでるようなもんだし死んで帰れるってェとこか。言葉ってのは難しいねェ。キヒヒヒ!) ――おっと、いけねェ。(危ない危ない、ちっとでもお月さんの光に照らされちゃァ一発でお陀仏なんだったか。暗いところから出られねェなんざなんとも不自由だもんで。まァ、せっかく生き返ったんだ。死人らしく、生きてるモノを憎んでこういうモノをサバくのも悪くねェ……。ヒャヒャヒャ!) [Wed 3 Mar 2010 21:37:34]
◆何処か卑屈な黒衣 > (御代を頂けりゃァみんなお客さんでさァ。でもお客さん、ちィとお金が少ないねェ。こりゃあんまり良い質のは買えやせんぜ? それでもいいって? いやァ、売ってる側が言うのも可笑しいでしょうが必死ですねェ。ヒヒヒ!) (はいよ、毎度。占めて3500エンでさァ。あんまりハマっちゃいけやせんぜ? クスリで死なれちゃ二重の意味でお飯の食い上げだァ。なんせ通報されるわお客は減るわで最悪ですからねェ。ヒッヒ!) [Wed 3 Mar 2010 21:27:44]
◆何処か卑屈な黒衣 > (おっと、お客さんみてェでさ。なに? あっしの骨が見えてる腕が珍しいのかィ? そりゃあ骨も見えてるってモンよ。あっしは半ば死んじまってるからねェ。ヒヒヒ。)(おやおや、そんなに怯えねェでくだせェ。こっちも期間限定、組織の末端の末端として実験的に"飼育"されてるだけでさァ。アンデッド、とか言ったかい? たぶんそんなもんでしょうや。) [Wed 3 Mar 2010 21:22:10]
◆何処か卑屈な黒衣 > (しかしまぁ、世知辛さってのは特に下っ端の悪人にしわ寄せが来るもんで。あっしはおそらく通報されたら一発でヤラれちまうでしょうなァ。ストレスで禿げ上がった頭を無意味にぺしっと叩いてみても、トンといい考えも浮かばねェときた。) こりゃァ参ったねェ。(楽しそうに聞こえるって? バカを言っちゃいけねェ。こちとら毎日命賭けでさァ。) [Wed 3 Mar 2010 21:15:24]
◆何処か卑屈な黒衣 > (暗いくらぁい路地裏で、あっしは何時も客を待っておりやす。あっしは所謂ヤバァいオクスリの売人ってヤツでさァ。組織の中じゃ下も下、何時切り捨てられたって可笑しかねェもんで。まったく、世渡りってのは世知辛ェもんスね。ヒヒヒ) [Wed 3 Mar 2010 21:09:04]
お知らせ > 何処か卑屈な黒衣さんが来ました。 『(所詮しがない売人の身分でごぜぇやす。ヒヒヒ)』 [Wed 3 Mar 2010 21:06:11]
お知らせ > リコさんが退室されました。 『( 目玉泥棒より厄介かもしれないですねえ。 )』 [Wed 3 Mar 2010 00:36:26]
◆リコ > ………そうですか。 ( きっぱりと断られれば、退かざるを得ない。 犯罪者に協力していたらしいという証言はあるが、証人がアレだ。 任意同行はできても、しょっ引くにはまだ足りない。 ) ………それが犯罪予告なら、追っかけて捕まえるだけですけどね。 ( 霧へと変じ、姿を消していく相手に、今度こそ表情を保てずに、さすがにひきつる。 さすが吸血鬼、と思うよりは、さすがヴェイトス市、と。 なんでもありだ、本当に。 ) まあお言葉に甘えまして…………。 ( VHGに報告し、対応を要請した方がいいだろう。 これは団としてでなくてもよさそうだ。 それから団に報告し、こっちは協力は要請できるかな、微妙だ。 とにかく、尻尾はつかんだが、つかんだ先がこれだ。 どっとでてきた疲れに任せて、壁にもたれた。 ) [Wed 3 Mar 2010 00:36:12]
お知らせ > アクセラレーターさんが退室されました。 『 其の場に残す物は、本当に何も無い 』 [Wed 3 Mar 2010 00:33:03]
◆アクセラレーター > (人間の規格と吸血鬼の規格は余りにも比べ物にならず、筋肉の繊維おろか骨格の硬度、内臓の仕組みや肉体の構成物が余りにも異なっており、―― 中身が歪みに歪んでいる者が少なくは無い。アクセラレーターという吸血鬼も例外ではなく、歪みに歪んだ人格破綻者。一方的過ぎた本能は、無垢なる破壊の衝動をばら撒くだけ。) ―――。 ( いくつかお話したい ) 彼女については一言も漏らしたくない気分なんだ。 (鮮明な記憶は呼び起こせないにしろ、感じた温もりを思い出すと胸が抉られる様だった。) ああ―――…、自警団か。 私という化け物を、暗黒街という檻の中から解き放っても大丈夫かな。 (立ち去ろうと、リコに背中を見せよう。再びと立ち止まり、顔だけで振り向いた。) ……逃げも隠れもしない。 一度仲間と合流をし、相談してから また私を呼び出せ。 (顔を戻せば、羽衣の一部が霧のように分散され、次々と、腕が、足が、肩が、膝が、胴体が、頭が、――加速的に真っ白な霧へと分散化された。辺り一帯に漂う真っ白な霧は、害を齎すことなく、無差別に飛び散れば散るほど、霧の濃度が薄まり、やがては何も残さずに消え去った。) [Wed 3 Mar 2010 00:30:33]
◆リコ > ( 恐る恐る伺った反応によると、どうも目玉泥棒メアリアンとは、信頼関係というか、そのようなものがあったように見える。 それが彼女からの一方的なものだったのかは知らないが、関係の断絶に何かしら残念だとは感じている、のだろうか。 ) 暴走、ですか…………それはそれは。 ( それはちょっと、困る。 今もって不安定なようであれば、それはVHGに協力要請でも出しておかないとまずい。 そこらの酔っ払いならともかく、吸血鬼が暴走なんてのはシャレにならない。 ) ああ、いえ……できればメアリアンに関していくつかお話したいので、団までご同行いただけたらなー………なんて思うですけれど。 ( 別にビビってはいない。 ビビってはいないが、腰が引けているのは確かだ。 会話による交渉は、苦手だ。 ) [Wed 3 Mar 2010 00:12:18]
◆アクセラレーター > ―― … ( 繋がりはない、と。 ) ―――…。 (長い沈黙の後に、溜め息を取り零した。そして肯定するように頷いた。唇から笑みが消え去り、憂鬱な気分ですら見え隠れしていた。言葉を口にするには、認めたくない事実である同時に信じ切れない只一つの記憶だけだった。) ……何だ、そんなこと? (ポケットに手突っこんだまま、顔だけ夜空に向けては思いだそうとする素振りをする。そしてリコの方へ顔を戻せば、物騒な一言を漏らした。) 暴走し掛けたんでね、古城の方でひと暴れを。 (肩を竦めては、唇に微かだけ笑みを浮かべた。真紅の色の双眸が仕向けるのは、リコという存在だけだった。) ――…? (ふと視線が明後日の方向へ向けた。またリコへ視線を戻す。) 質問は終わりかな。 そろそろ行かないと。 (身体のあちこちが、ほんの一瞬だけ擦れた。) [Wed 3 Mar 2010 00:06:23]
◆リコ > ( 始祖吸血鬼、と来たか。 吸血鬼というだけで注意すべきである上、始祖と来た。 真否は不明だが、少なくとも自称するだけの実力はある、ということだろうか。 少なくともはったりのような気負いは見られない。 じわじわと腰の得物にやりそうになる左手を意識して抑えながら、一つ、呼吸。 ) 見捨てられた、ですか…………それでは、いまは繋がりはない、と。 ( 現在の目玉泥棒の居所などはわからない、ということだろうか。 いや、それにしても目玉泥棒に関する情報は持っているはずだ。 なにから聞くべきだ? しっかりと対峙するように振り向いた相手に、思わず一歩引きそうになって、無理やり足を地面に押し付けた。 ) ……………最近はあまりお姿を見せていなかったそうですが、今日はどのようなご用件で………? ( 世間話、という訳でもないが、少し考える時間を稼ごうと、当たり障りのなさそうな話題を。 ) [Tue 2 Mar 2010 23:54:56]
◆アクセラレーター > ――― 何処から情報を掴んだのか知らないけど、始まりの吸血鬼にして、始祖の吸血鬼だ。 (自警団の団員が吸血鬼を眼前に置いても、悲鳴や怒号など何かしらの挙動を引き起こしては、敵意や戦意を剥き出しにするものだと思っていた。だが予想を裏切った目の前の女性は、余りにも平静が保ち過ぎている。僅かだけ興味や好奇心が湧きあがり、目尻が微かに上がった。猫科の様な目付きだった。) ―― …、 ( 、 。 ) ……護衛をしたよ。 けど見捨てられた。 それっきりだよ。 (感情の色が薄まり、自嘲めいた微笑みを、唇に張り付けた。そしてリコという少女と対峙する形を取ろう。完全に無防備を曝け出すように、両手はポケットに突っこんだまま。) [Tue 2 Mar 2010 23:46:44]
◆リコ > ( なんだろう。 何か、違和感がある。 なんだか、見た目と雰囲気がちぐはぐ過ぎる。 ビスクドールにやあこんにちはと片手をあげてあいさつされたような不気味さだ。 ) …………? ( たくさん残っていた、ね? 目玉泥棒のことか? そして次に発せられた言葉に、今度こそ警戒心が跳ね上がった。 ) は………………は。 あなたが、アクセラレーター、さん、ですか。 ( ぎゅう、と唇を釣り上げるように、意識して笑みを作った。 ここでひるんではいけない、余裕を見せろ。 せめてレディを前には、いつも健やかに笑っていたいものだが、そうもいかない。 目の前の相手は少なくとも、「おしとやか」ではなさそうだ。 ) そう、ですか。 あなたが。 目玉泥棒と目される、メアリアンという少女の護衛をしていると聞きましたですが…………。 ( どうも、単独で行動しているように見える。 つるむような感じではない。 ) [Tue 2 Mar 2010 23:35:55]
◆羽衣 > (自警団の団員が自身に声を掛ける要因が分からず、残り少ない理性を駆使しては頭の回転を回そうとした。が、面倒が臭くなり止めてしまった。) ―――、…? (振り向いた先に佇むのは、小柄に値せず戦いを生業とする雰囲気を纏った女性。本能が駆り立てられるが、残り少ない理性が加速しかける歯車を引き止めた。) ああァ―― …、 まだまだ、たくさん残っていたね。 目玉泥棒。 ( アクセラレーターという吸血鬼。 ) ―――――…。 知っているよ。 (微笑んだ。目だけは決して笑わずに。) アクセラレーターは私だ。 (風が吹けば、長い白髪が揺らめいた。両手を羽衣のポケットに突っ込むなど、人間味のある行動を取るのか演じているかのようだった。) [Tue 2 Mar 2010 23:28:36]
◆リコ > ( なんというか、人形のようにこぎれいだというような印象を抱いた。 その顔がなにやら笑んだようだった。 ………笑われたのかもしれない。 何にせよ、悪意があるようには感じられない。 ) あー、っと………。 ( 声をかけたものの、反応はあまり芳しくない。 だがまあ、いい。 仕方あるまい。 だがそれでも、一応聞いて回っているのだから、ここだけ例外にするというのも落ち着かない。 立ち止った背中に、振り向いた顔に続けて言葉を向けた。 ) ええと、お手数ですが、いくつか質問させて頂いてよろしいですか? 以前騒ぎになっていた、目玉泥棒とその護衛をしているというアクセラレーターという吸血鬼についてなのですが………。 [Tue 2 Mar 2010 23:19:07]
◆羽衣 > (自警団の制服。破壊と再生を繰り返された、記憶を司る脳の部分。襲い掛かる痛覚が、何度も記憶を切り刻み、記憶を失われる。其れでも善悪の区別だけは唯一に出来た。) ――― 。 (リコという女性を敵視せず、殺意も悪意も微塵たりと湧かない。自身の姿を捉えてなお、戦闘の姿勢を解いた様子に唇の笑みを深めた。リコの方向へ踏み出した足は、やがてリコと擦れ違う形で通り過ぎ去ろうと。) ……、 ? (僅かに通り過ぎた直後。自身を引き止める声に、歩き出す足を踏み止まった。首だけ回して、背後の方にいるリコを見下ろした。挨拶を返さず、言葉を交えようとする気配は無かった。) [Tue 2 Mar 2010 23:14:10]
◆リコ > ( マフィア、にしてはどうも雰囲気が違う。 自分のような外様という感じでもない。 狂人という訳でもなさそうだ。 殺気があるわけでもなく、違和感以上の圧迫感も感じない。 だが、漂う鉄錆の臭い。 奇妙な存在との遭遇に、リコはことさらに意識して深呼吸した。 ゆっくりと刀から手を離し、平静を装うように手のランタンを改めて握り直す。 どうやらこちらへと歩みを向けたらしい相手に、どう対応すべきか、リコはすこし考えた。 そしてしっかりと姿の確認できる距離に至れば、声を、かけてみるだろうか。 ) ―――こんばんは、です。 [Tue 2 Mar 2010 23:05:06]
◆羽衣 > (夜空を穿つ色は、欠けた月だけ。降り注ぐ月の光が、居心地が良かった。) ―――― の、段階へ … 。 (歓喜の声が掻き消され、独り言を呟く小さな声へ移り変わる。風が吹けば周囲に散らすのは、鉄錆の匂い、血生臭い匂い、戦いに生きる者には死の匂いとでさえ懐かしみを与えるだろう。) ―――― …? (微かな気配を感じ取り、仕向けられた感情は殺意でも悪意でも何でもない。だからこそ感じ取りくいが、――自身の姿を捉えていると自覚した。) …… 、 …。 (言葉は紡がず、リコの方へ一歩と踏み出した。真っ白な羽衣の袖口から食み出た、両手に握り締めたものは何もない。視線先はリコを貫いているのか、或いは向こうにある何かへ向けられていた。白い怪物から放される気配は、殺意でも悪意でも何でもない。) [Tue 2 Mar 2010 22:59:18]
◆リコ > ( 歩む裂き、不意に視界に紛れ込む白。 ランタンの明かりの中浮かび上がったそれに、一瞬戸惑う。 決して奇麗とは言えない。 だが―――白い。 暴力的なまでに白い。 圧倒的なまでに白い。 そう思わせるような奇妙な圧迫感を、リコは背筋に感じた。 甲高い声が紡ぐ言葉の意味は知れない。 だが、尋常のものであるようには見えなかった。 自然と、腰の刀を左手で確認していた。 何かはよくわからないが、警戒に値するのだと、リコの経験が告げていた。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:49:15]
◆羽衣 > (大規模な組織は数が限られ、小規模な組織は事務所から廃墟を拠点にする。暗黒街に群れがる住人は、千変万化な形で縦横無尽を繰り返す。何が起きても不思議ではないし、普通で平穏なのが異常なのだ。) ――― 、…。 (沈黙を押し通した長身の女性が、路地裏より姿を現した。リコの視界の前方に、真っ白な羽衣を纏いし、髪の毛も肌の色も、―――何から何まで真っ白だった。純白と呼べず、穢れきり、汚れきり、濁り切った… 純白の色。其れ以外の色素を持つのは、双眸に秘める真紅の色だけ。) ……、上質な火種は出来上がった かな。 (凛とした甲高い声が響きだし、視線先は曇り一つない夜空へ向けた。唇の端が釣り上がり、微かに笑みが孕んだ。だが、目だけは笑っていなかった。) [Tue 2 Mar 2010 22:43:38]
◆リコ > ( 路から察するに、なんとか言うやくざの縄張りに入っていくらかしたところのようだった。 件の吸血鬼や、その護衛するという目玉泥棒の目撃証言が多いところではないが、最近マフィアの比較的活発な地域であるらしい。 ) スラムの事件はレインさんが捜査してくれていたみたいですから、こっちも精を出せて有り難い話ですよ。 ( 主に追っているのは目玉泥棒とその護衛だが、だからといって警邏をおろそかにする気はない。 ………団ではリコの警邏に必ずしも好意的な意見ばかりではないようだが。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:34:31]
お知らせ > 羽衣さんが来ました。 『 悠然と現る人影 』 [Tue 2 Mar 2010 22:33:38]
◆リコ > ( 多分あの二人はこの街の汚さを認めたうえで、その中で生きているのだろう。 リコは、この街の汚さを否定するところから始まっているのだ。 リコという薬は、副作用が強すぎる。 患部ごと焼き切るような、そんなものなのだろう。 たとえそれがどんなに小さな火種でしかなくても、わずらわしいものなのだ。 ) まあそれはそれとして仕方がないので考えないことにするですよ。 ( ぱん、と一つ手を叩いて、思考を切り替える。 ランタンで照らされた狭い範囲、その向こうをすかして見るようにしながら、いい加減慣れてきた道を歩いていく。 横道にそれるといまだに少し混乱するが、大体自分がどこら辺にいるのかはわかるようになっていた。 ) [Tue 2 Mar 2010 22:27:14]
◆リコ > ( 小説で有り勝ちな、酒場で情報屋からネタを買う捜査官みたいに、半聖半俗というか、清濁飲み込んだやり方をしていれば、暗黒街にも馴染めるかもしれないが。 ) ……………ちょっと無理ですかねー。 ( シスタージャスティスやツヤコさんはうまいことやっていると思う。 シスターは悪ガキどものおっかさん、ツヤコさんはガキ大将、そんな感じだろうか。 やっかまれることはあるだろうけれど、幅をきかせられるだけの実績と実力がある。 それになにより、分をわきまえている。 同じ街のイキモノだから、反発も少ない。 体が病気を治そうとする働きみたいに。 ) 私にはできそうにないですね………。 [Tue 2 Mar 2010 22:17:18]
◆リコ > ( 確か名前はアクセラレーター。 警邏しているうちに何度かその名前を聞くことがあったので一応聞き込みはしておいたが、なにせ身分は自警団員。 隠すのが苦手なリコのことであるからして、思いっきり邪険にされた挙句、あまりネタも入らなかった。 それでも一応、最近姿を見せ始めたというようなことまではわかった。 ) 組織人としてのデメリットですよねー、これ。 ( 組織に所属すれば多くのメリットがあるが、所属する組織によってはこういう相性の面でデメリットが発生するし、その結果アドバンテージが失われることにもなる。 ) 一長一短ですからどっちがとも言いづらいですけど……………まあ私の場合性格的に損をしているってことですかね。 [Tue 2 Mar 2010 22:08:47]
◆リコ > ( そういえば、と思いだしたのは暗黒街を警邏している時であった。 いつもの制服に、薄手のコート、腰には二本の鉄の塊を下げ、なんとかいうマフィアの縄張りからなんとかいうやくざの縄張りに続く路をランタン片手に歩いていた時のことだった。 ) そーいえばVHGへの資料請求の件、許可下りたんですかね。 ( 結構大事なことだったはずなのだが、先日の謎の奇襲のショックですっかり忘れていた。 あれはあれとして報告しておいたが、ああいうよくわからない手合いよりは一応少しはわかっている者の方に対処すべきではないか。 ) [Tue 2 Mar 2010 21:57:59]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Tue 2 Mar 2010 21:49:32]
お知らせ > 残党さんが退室されました。 『 アクセラレーターが戻りやがったッ!! 』 [Tue 2 Mar 2010 00:14:23]
◆残党 > (純白を象徴する化け物は、真っ赤な双眸は笑わず、薄っぺらな笑みを張り付けた微笑。操られた人形で、魂の抜かされた人形のようだった。) ―――。 ( 覚悟しとけッ! テメェーが戻ってきたッてよォー…、暗黒街でも何でも広めてやるぜ。 )(憤怒による復讐が孕み続ける男性。憤怒こそが、復讐心こそが、怪物の内に眠る悪魔の力の糧となる。) [Tue 2 Mar 2010 00:13:48]
◆残党 > ( 何故ッ 俺を殺さないッ! ) ( 気紛れで殺すのかよ…ッ!! ) ( ふざけんなふざけんなッッ!!! ) ( ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ!ぶっ殺すッ! ) ( 俺のすべてを奪いやがったなぁ!! ) (純白を象徴する女性と対峙し、睨み付けたまま手元のナイフを握り締めた。今は駄目だ。大勢の仲間が、有力な情報が、必要だ。冷静に鎮めようとするが、怒りで頭の血が上り詰め、我が忘れそうになる、ナイフを自らの太股に突き刺した。上り詰めた血を強引に引かせ、怒りの矛先を分散させては、理性を取り戻そうとした。今、攻めに掛ったら確実に殺られる。) [Tue 2 Mar 2010 00:08:25]
◆残党 > (心臓の鼓動が加速し、全身に熱が宿る。激情に等しい感情の色は、荒々しく燃え上がる怒りそのものだった。) ――― 許さねぇ …。 (握り締めた拳は、力一杯を通り越して自らの爪を割るほどの握力を見せしめた。痛みは感じない、痛みよりも怒りが勝っていた。俺の全てを奪った奴を許さない。) …… てめぇー… (眼前に広がる光景を焼き付ける最中に、壁から通り抜ける人影を見つけた。ありえぬ現象に自らの目を疑ったが、紛れのないアイツだった。) アクセラぁ… レータァアアアアアアッッ!!!! (腹に力を込め、喉が枯れ果てるまで叫んだ。再びと壁に吸い込まれようとした人影は、ふと足を引き止めた。此方に振り向いては嘲笑を浮かべた。髪の色から肌の色まで、衣服まで何から何まで純白の色。暗黒街で異色を纏うのは、化け物と称される少女だけだった。狙ってくれ、と格好の的になりやすい出で立ち。以前の俺らでは、ああ危険が近づいている さっさとズラかろうと、分かり易い的だった。) [Mon 1 Mar 2010 23:59:42]
◆残党 > (胸の奥に熱い物が宿る。喪失感と失望、違う、怒りと憎しみだ。) 俺は…、 (空っぽの人間だ。秀でた才能が無ければ、欠如した部分が無かった。至って普通で普通な少年だった。普通し過ぎた少年が憧れて尊敬、或いは畏敬に近い感情を抱いたのが非日常そのものだ。日々に変わり続ける暗黒街の魅力に惹かれた人間だ。普通に過ぎた人間が直ぐに悪人になりきれず、善人にもなりきれなかった。中途半端すぎて嫌気を指した俺は、俺と同じ空っぽの人間を探してはグループを作り出した。一人では出来なくても、皆でやれば恐れる事は無かった。何も無いからこそ、空っぽだからこそ、簡単に悪人になっては人を殺したり金を盗んだり薬物を捌いたりした。ある程度に満足すれば、暗黒街の騒動を高みの見物で嗜むだけで満足だった。皆がいて、初めて俺という人間が実感できる。) …また空っぽになっちまうじゃねぇか。 (震え出す唇から漏れ出るのは悲しみや苦しみよりも、純粋な怒りだけだった。何処のどいつだ、俺らの日常を壊してくれたのはッ!) [Mon 1 Mar 2010 23:48:05]
◆残党 > v(仲間の死に悲しむ余裕が無い以前に、興味すら向ける意味が無いと悟り切っていた。元々、仕事関係だと割り切り、私情を挟み過ぎず、適度な関係で互いを利用する考えで留まった。だからこそ冷静に冷酷に、欲に走り過ぎず、常に互いを客観的に捉えては、アクセルとブレーキを適当に掛けてきた。) ―――― 、… ふざけんじゃねぇよ。 (複数の死体から血液が抜き取られ、死体がバラバラに切り裂かれた。違和感があれば全員は素直に受け止めて、必要以上に踏み込まずに引き返した。逆に専門的な意見や計画があれば、異議を唱えずに実行をしてきた。だからこそ、目立ち過ぎず、地味になり過ぎず、小規模という範囲で留まっては金に困らない生活を送り続けた。喧嘩を売ってはならない人や、手を出してはいけない人を関わらないようにした。無論、ジャスティスや側近の竜っぽい人、料理屋に潜む黒人や、傀儡に佇む化け物。奴らの縄張りに踏み込まなければ、ダラダラとした日常は壊れる筈が無かった。) [Mon 1 Mar 2010 23:26:40]
◆残党 > (一部の縄張りをもつ小規模な組織。暴力を振る舞うのを生業とし、違法薬物により薬漬けした人間を金蔓として確保した。) 何が起きた…? (廃工場の最奥部を隠れ家とした、事務所の接待室で佇んでいた。佇む男は黒髪をオールバックで纏め上げ、金色の装飾品にサングラスと典型的な人物であった。派手に飾り過ぎず、地味になり過ぎず、適度な悪徳を行い、一定の利益を得れば直ぐに引き上げた。必要以上に踏み込み過ぎず、欲の目に眩み過ぎず、行き過ぎない様にしてきた筈だ。) …、………。 (鼻に突き付ける強烈な鉄錆の匂い。表情を歪めた男性は、直感的に死体の匂いだと感じた。一つだけ違和感があった、―――部屋に真っ赤な色が無い。血液が一つすら飛び散らす、死体だけがバラバラに引き裂かれていた。反射的に腰のベルトの後ろに取り付けたサバイバルナイフを逆手に持ち構えた。) [Mon 1 Mar 2010 23:16:37]
お知らせ > 残党さんが来ました。 『 血生臭い雄叫びが木霊する 』 [Mon 1 Mar 2010 23:00:39]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『いちゃいちゃで、べったべた』 [Mon 1 Mar 2010 01:33:15]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『たまには、こういうイチャイチャ分を補充しないと体がもたないのです』 [Mon 1 Mar 2010 00:58:47]
◆ブロウン > かまくら?あの・・あれ、なんだっけ・・・雪でちっさい家作るとかいうヤツか?(実際雪に関する遊びや情報は人間に比べて非常に乏しい。人生の大半を雪のない場所で育っていたので何言われても半信半疑。記憶もあいまいである)ん?(疑問のある声に疑問のある声で返して。ジャスティスを抱きしめて、首を下ろして顔の横に位置づけよう)太りそうっていうか、俺様太りませんから。脂肪とか付きませんからっ!(本当は脂肪がほしいなんていう思いもあるが、それは多分人間には理解の出来ないことだろう。)いや、俺様は布団に入ってればあたかポカポカだからな。どうせなら、布団の上であったかポカポカにしてくれよ(そういうと、手の位置をやや上にあげて胸をいじろうとするだろう) [Mon 1 Mar 2010 00:37:23]
◆ジャスティス > 鎌倉つくったげるわよ、大雪降ったら。面白いわよ?雪で作ってるのに中あったかいんだから。ブロウンさんは入れるかまくらとなったらすごくおっきいだろうけどねー。 (ブロウンさんの身長はすごく大きいので、作るのは大変そうだけれども) んー? (抱き寄せられれば、そのままひょいと膝の上に乗って、背中を押しつけて) …………ブロウンさんのほうが太りそうな生活してるのになぁ……わかった。レイも誘って、ブロウンさんを徹底的にしごいて上げます。寒いとか死んでも言えないくらいもうポッカポカにしてあげるから。 [Mon 1 Mar 2010 00:28:48]
◆ブロウン > いやいいよ雪は・・・つめてぇし、積もると厄介だし、あんましいいことねぇよ(外を見て、しんしんと降り続く雪を恨めしそうに眺めて──体を寄せられれば頭をなでていた手を腰へと回し、椅子ごとこちらに引き寄せよう。)ほら、本能的に飛べるってわかってたんだし。どんなやつでも成長すればそれなりに上達するってもんだよ。(今ではお使いくらいなら平気でやってのける。ただ、やはりまだふらつく部分はある。が、本人はソレは寒くて翼がうまく動かせないからだ、と言い訳をする。鼻先に出された肉団子はしっかりいただくとしよう)明日も雪です。雪の日は外にでません。明日はレイをやってください(きっぱりことわった) [Mon 1 Mar 2010 00:23:44]
◆ジャスティス > なぁに言ってるのよ、たまにのことでしょう?それにせっかく温かい魔法の弾もらってきたんだから。 (去年もおととしもブロウンさん寝てばっかりで、あんまり話しできなかったものね、と体を寄せながら、くすくすと笑って) んー。 (喜んでいるのか嫌がっているのか何とも微妙な声をあげながらも目を閉じて撫でられるままにして) ほ、ほほう。この前までフラフラとんでたのがいっちょまえにやるじゃない。いいでしょう。ダイエットしますよ。 (ちょっとかちーんときながらも、ひきつった笑顔を浮かべ素直に言葉に従ってダイエット宣言をする。自分のスープに入っていたお肉もブロウンさんにあげて) はい、 (鼻先に鶏肉が飛び出して) それじゃあ、明日鍛錬場でダイエット付き合ってよね。 [Mon 1 Mar 2010 00:15:05]
◆ブロウン > (味に関してはとやかくいうのはもうやめた。いってもどうしようもないものはどうしようもないのだ。だから、自分で一つまみの塩とコショウを入れた。)俺、初めて雪みてちょっと感動したけどなぁ・・・こんなに寒い思いするんなら、もういいかなっておもっちまったよ(はぁ、と今日2度目のため息。何がもういいのか、その辺はいろんな意味が含まれているんだろう。いや、何もないかもしれない。)あぁそうだな。冬はやっぱだめだわ、まったく動く気がおこらねぇもん。(隣にきたジャスティスを見下ろして、ついでに頭をなでようか)そうだな〜。あぁ、泳ぐのは得意だぞ、走るのより早く泳げる気がする。ま、そんときゃ飛んでつれてってやるよ。だから、もうちょっとダイエットしとけ(別に馬鹿にする意味ではなく、単に軽いほうが飛びやすいという意味である)俺、片腕で60キロくらいなら持つ自信あるんだけど、お前もてないからな(単に飛びやすいほうが(以下略)) [Mon 1 Mar 2010 00:07:44]
◆ジャスティス > (単にイライラする薄さのコンソメスープをブロウンさんの前に差し出す。鳥の出しは聞いているがちょっと油っぽいような気もする) びっくりねぇ。今年は特に雪が多いような気がするわ……。 (自分の分も継ぎ分ければ、ブロウンのすぐ横に座り一緒にスープを飲み始めて) ……けどもうひと踏ん張りで春ねぇ。ブロウンさんも自由に歩き回れるいい季節じゃないの。(横から見上げながら、微笑みかけて) 春になったら、どこか遊びに行こうか。湖畔とか。ブロウンさん泳ぐの得意なんだよね? [Sun 28 Feb 2010 23:57:27]
◆ブロウン > いい心がけだな(促されるまま台所へと足を向けよう。鉤爪の足がコツコツと床を踏む。暖かいスープがあるといわれれば気持ちもはやる。さすがにコンソメスープを雑巾の絞り汁のような味に変えることはないだろう。渡された深皿に手を添えて、まずは手のひらを暖めて)ん?飲み友達のとこさ。暇つぶしでいったら帰りにこの雪でよぉ・・・まいったぜ・・・(はぁ、とため息をついて。そしてゆっくりとスープを喉に流し込もう。冷え切った体にスープの熱がじんわりと伝わってくるのが分かる。) [Sun 28 Feb 2010 23:51:46]
◆ジャスティス > お帰り。そろそろ帰ってくるかな―、って。うん、スープ温めてるから。 (そう言って中に入れば施錠して(もちろんブロウンさんが入ってから)台所兼食堂に向かって) ちょっと待ってねー。 (鶏肉の入ったコンソメスープを深皿に次ぎわけながら、今日はどこ行ってたの?なんて尋ねて) [Sun 28 Feb 2010 23:36:44]
◆ブロウン > (ゆっくりのそのそ歩いてくれば見慣れた人影が見られる)よぉ、ただいま。お出迎えか?(頭と肩に雪乗せて、少し離れた位置で声をかけよう。そしてそこに家主がいるということは正面ドアは施錠していないのだろう、が裏口まで回る手間が省けるのはいいことだ。)ミサ終わったんだろ、はいろうぜ。さみぃよ(体が体温を維持しようと小刻みに震えるのが分かってか、早く暖を取りたい気持ちを抑えることはなく。間近に来れば教会の中を指差して。) [Sun 28 Feb 2010 23:30:54]
◆ジャスティス > じゃあね、おやすみなさい。 (2ブロック先にある雑貨やの娘に手を振りながら、カンテラを持った修道女はミサを終えた信者たちが自分の家へと帰っていう後ろ姿を見守って。白い息を吐きながら、頬笑みのどかな光景を眺める) さて……と。スープでも温めておこうかな。 (一度食堂に戻り、竃の火をおこし、フード付きの外套を羽織れば、玄関先でのんびりとナニヲするでもなく雪と空を眺めて) [Sun 28 Feb 2010 23:23:47]
◆ブロウン > (しばらく歩けばその細い路地も抜け、また大きな通りへと姿を現す巨躯。特に変わった様子もなかった。後は右に曲がって200mほどで教会に到着だ。)(あ、そうだ・・・ここでアカガネ拾ったんだった・・・)(ふと足を止め、振り向いてちょっと前のこと思い出して。確かボロボロのゴスロリ衣装で地面に抱きついてた、そんな状況だっただろうか。今おもうとあのまま放っておいても彼女なら無事に生還できたのではないだろうかとおもう。)(図々しいからなぁ・・・でも最近めっきり会ってねぇな。冬眠中か?)(冬眠しないとかなんとか、本人は言っていたようなきもするがこの際本人の意見は無視しておこう。) [Sun 28 Feb 2010 23:13:05]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『教会前』 [Sun 28 Feb 2010 23:10:22]
◆ブロウン > (近道をするべく大通りをそれ、少し細い路地へとはいっていく。町の明かりが届きづらいものの、教会までの道はずいぶんと短縮される。ただ、あまりいい場所ではない。)また死体とか転がってねぇよなぁ?(死体を見たからといってソレが怖いとか偏見を持つとか、そういったものではなく見つけてしまえばその処理をしなければならないという単なる義務感。そのまま放置しておいてもかまわないかもしれないが、教会に住んでいる身としてはほうってもおけない。それ以前に近所に死体が転がっているとかいうのは気分のいいものではないわけで──) [Sun 28 Feb 2010 22:59:12]
◆ブロウン > (「冬眠しそうな勢いだ」そんなことをおもいつつ、外を歩く大きな影。自分の体を抱くように回された腕。やや前傾姿勢になり歩みも遅く、背中の翼は完全に縮こまっている。積もるほどの雪ではなかったが、靴を履いていない足の裏は、地面の冷たさに一歩踏み出すことをためらうほど。)(ミサ終わってんだろうなぁ・・・?)(日曜日。教会ではミサが行われる。それはこの暗黒街に在る教会も同じこと。その間は、部屋に引きこもるか外を俳諧して時間をつぶすのが毎週のこと。今日はちょっと寒いくらいだった日中。知り合いの家で夜まで時間をつぶそうと思い立ちでてきたものの、変えるころにはまさかの雪という展開。そのまま友人宅にいてもよかったようなものだが、まぁやっぱり帰ったほうが落ち着くというのは誰しもおもうところ。この竜人も例外ではない。) [Sun 28 Feb 2010 22:46:25]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『・・・・さむいっ・・・(雪の中をトボトボと歩く巨躯)』 [Sun 28 Feb 2010 22:39:08]
お知らせ > 凛々さんが帰りました。 『( 布団の中に入ってから、本来の目的をすっかり忘れてたのを思い出す。 )』 [Sun 28 Feb 2010 02:35:01]
お知らせ > ストレッツさんが帰りました。 『 そしてその屈辱を晴らすことに燃えるのだった。 』 [Sun 28 Feb 2010 02:28:25]
◆ストレッツ > ( くそッ、いい気になりやがって…!頭にくる女だッ! ストレッツは再び湧き上がってくるその怒りを言葉にしようとしたが、止めた。何度も口うるさく吼えてもしょせんは負け犬のそれに過ぎない。そう、戦う前に相手が宣言したとおり。そして腹の傷の痛みが徐々に増大し、緩やかに命を失っていたからだ。これ以上の余計な体力の消耗はするべきではない。 ) ( そうしてその場を離れた悪魔の男は、医者のところに転がり込むとそこで意識を手放した。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:27:27]
◆凛々 > アーハッハッハッハッ!まっ、小娘は小娘でも私ったら最強の小娘だからなー!というかもう大娘だともー! ( 逆に接戦を制した女はとってもご機嫌。勝ち誇るように大笑いするといまいち意味のわからない言葉を。 ) いいともさっ。覚えておいてやる。物覚えが悪い私でも、楽しい時間は中々忘れないもんだ。 ( 制裁云々に興味はなかった。そもそもお互い頂点を目指してる奴ら二人が出会ったんだ。勝負しかなかったろうとも。いつでも受けて立ってやるさと勝者は驕る。 ) そうか。ならいっか。まっ、養生しろよ。次にやる時もしっかり倒してやるからな。 ( ふふん。睨みつけられた女は得意そうに鼻を鳴らす。手を貸すのを拒まれたらこれ以上は口を挟まないさ。屈辱だって思う奴もいるしな。……まあ本人が大丈夫だって言ってるし、平気なんだろうなーと勝負が終わればお気楽に考える。 )( ――――あー疲れた。それからすっきりした。今日はもうかーえろ。割となかなか満足した私は踵を返して宿への道を歩き出そうとする。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:22:04]
◆ストレッツ > おのれ。おのれ、おのれ、おのれ…ッ!この俺が、こんな小娘に…ッ!! ( 敗北。人間相手に敗北。戦闘に特化した種族としての誇りが傷つき、ストレッツは歯を食いしばった。 ) 凛々、だと…。貴様ッ 覚えておけッ!この屈辱は決して忘れんぞ!貴様はいつか必ず、この俺が倒す! ( 既に制裁は済んだのか、背後から聞こえていた争う音も聞こえなくなっていた。もうそこには男の死体が一つ転がっているだけだろうが、どうせそういう目にあうような真似をしてきた自業自得の男である。 ) く…っ!!貴様の情けなんぞ要らんッ! ( ストレッツは腹部から流れ出る血を抑え、その痛みと屈辱を堪えながら立ち上がると娘を睨みつけ、そのままよろよろとその場を立ち去ろうとするだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 02:09:04]
◆凛々 > ( 最強は―――― 一人でいいっっ!!! ) ――――――…………ッ………! ( そんな決死の覚悟と共に放った一撃に手応えはある。そしてそれとまた同時に踏みこんできた相手の爪が私の首へと向かうのもまた見えた。――――死の予感を覚悟して、けれども予想していた衝撃は女へは生まれず。本当にほんの少しだけ、私の方が早かった。 ) ――――こんな……っ、所って感じだな。勝ちってやつさ。どっちが上か分かったろう? ( 肝が冷え切った――――。ああしかし―――これだ、この感覚。ギリッギリッのタイトロープを渡り切った時の背筋を這う感覚。さいっこうじゃないか。女は笑い、下がる男に合わせるように引くと槍を振るい血糊を払う。 ) 私の名は凛々。 覚えておけ。 ( 勝負付けは済んだ。これ以上やる事に意味はない。勝負の結果で命を奪う事はあっても、終わった勝負に更に手を加えるような無粋な真似などしない。 ) ――――いや、てかだいじょぶかお前?医者呼ぶか?あ、けど私ここら辺にどんな奴いるかよく知らないぞ…… ( そういや結構良い所に入ったものな。だからこそあの一撃は止まり私に命があるのだろうけれど、とにかく女は勝負が済んだ相手の身を案じるだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:57:39]
◆ストレッツ > ( ――次の瞬間、重い衝撃が男の身体に走っていた。槍を手で掴んだが勢いは殺しきれず、先程負った傷をほんのもう少しだけ深く抉った。決死の覚悟で放った右腕の突きの爪は、あとほんの少し―― ほんの少し、娘の首には届かず…。 ) お、の、れ…ッ! ( ぐら、と後ろによろめくと同時に腕を引き、間合いを取り、腹を押さえ膝をつく。決して浅い傷ではない。一刻も早く手当てをする必要があった。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:42:18]
◆ストレッツ > ( ああ、そうか。わかったぞ、この人間め。こういう事を口走る輩は意識的にせよ、無意識的にせよ、望んでいるのだ。頂点の座を!だが―― その座を奪うのはこの俺だッ! ) 傷つくのが嫌なんじゃあない、お前のような人間に傷つけられたのが許せんのだ! ( 肉薄する両者。相手も退かぬことを選択したらしい。ここまで近づいてしまえば、槍とはいえ100%その力を発揮させることは出来ないはず。―― 一度だッ!一度だけ片腕でその槍の攻撃を止め、もう片方で奴の首を貫いてやる! ) くたばれェェ――ッ!! ( 胴体へと迫りくる槍の先を左腕で掴み、逆の手で相手の首目掛けて爪の突きを放つッ!! ) [Sun 28 Feb 2010 01:41:56]
◆凛々 > 伊達や酔狂であんな台詞口にする訳もあるか! ( そう―――私は負けてらんないのだ。こんな奴なんかにはな! ) 傷が付くのが嫌なら引き籠ってろこの灰色チンピラ! ( ――――戦いにせこいも糞もあるさっ!真っ当に打ち倒す事が出来ずに何が最強を目指せるか!! ) ( 退くのは駄目。ここで後ろに下がっても下がる速度よりは踏み込む速度が速いのは自明の理。腰の入らない下がりつつの牽制じゃ命に届かない。だったらもう―――私的に手段は一つっきゃないだろう!! ) 決めてやるッッ……!! ( ――――この状況に至って退く事はなく、ならば己もまた踏み込んだ。一度体勢を崩してしまったという不利がある。もはや得物の長さの利は少なく、同時に突き合えば相手の方が私に届くのが早いかもしれない。――――かもしれないけど、だったら取り敢えずはやってみりゃいいって事なんだろ!!その胴体を護る爪ごと貫いてみせんという気合いを込めた一撃。相手が攻めに回れば相討ち覚悟だ!それはだけど最後に私が勝つんだという淡い空想を抱いた無謀な突進とも呼べるだろう。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:25:50]
◆ストレッツ > ふん、でかい口を叩く程の事はあるということか?だが、この俺の身体に傷をつけたことは許さんぞ! ( 手傷を負い、間合いに中々入れず、そして今までの戦いのやり取りのなかでわかったことは一つ。相手は総合的に自分より強いということだ。だが、魔界の王として君臨することを目指す以上、そう簡単に引くことは出来ないのだ。 ) へっ、戦いにせこいも糞もあるものか!! ( 相手の目を潰すことは出来なかったが、その体制を崩すことは出来た。チャンスだッ!まだ相手の方に間合いの余裕はあるが、勢いに任せ一気につめることが出来れば…ッ! ストレッツは更に接近し、間合いをつめようとする。その爪の生えた両手は攻撃ではなく、防御の為に使おうというのだろう。胴体を護るように小さく構えていた。 ) [Sun 28 Feb 2010 01:08:50]
◆凛々 > 当然だって言ったろうが!! ( ――――こいつの動きの速度。そのまま突っ込んでくるのならば回転の勢いを加えた一撃を与えていた所だったのだが、そうそう何度も馬鹿正直には突っ込んでこない。先の先、そして後の先でも勝負を決めれなかった事には少なからず忸怩たる思いが女のうちには生まれていた。 ) っつ!! こんのっ………!せこっ!! ( 相手が何をしようとしているのか、それはこの目にハッキリと見える。積もり始めた雪を蹴り飛ばすその所作。顔面へと飛んでくる雪をおいそれと喰らいはしないが、雪で足場の利き辛いこの現状。それでもそれを無理やりに避けた為に否が応にも体勢は崩れる。 )( 近付かれる―――!この先の事を想像し、長く握っていた手中の槍の柄を中ほどまでに持ち替えようとする。 ) [Sun 28 Feb 2010 00:58:53]
◆ストレッツ > ( 男は槍に手を伸ばす。捕まえてしまえばこちらのものだ。後は槍を奪うなり、引き寄せるなりすればいい。そうして男は一度はその槍に触れ掴んだが、即座に女は反応し、回転と共にその手から逃れた。 ) ちっ!こいつ、戦い慣れていやがる!! ( もっと正確に言えば槍の扱いに慣れていると言った方が良いか。当然といえば当然のことなのだが――。 相手が回転している隙に接近、などという芸当は不可能だ。即座に反応できたとしてもスピードが足らないし、迂闊に近づけば回転の勢いを得た槍が襲い掛かってくるだろう。 ) それなら、これでどうだッ! ( ざ、雪を足のつま先で掬い上げ、それを相手の顔目掛けて! ) [Sun 28 Feb 2010 00:40:16]
◆凛々 > ( それは一つの正解の選択肢。肉を切らせて骨を断つ。人に深々と刺してしまえば抜く事は困難であるのが槍の欠点でもあった。死ななければ安いなどとは良く言ったものじゃないか。 ) ( ――――避けられた、浅いか。男は傷を負いながらも得物を捕まえようとその鮮やかな血の色が付いた槍に手を伸ばしてくる。 ) ――――――っ… ( 捕らえられるのは拙い。間に合う、か――――? 女は自らの体を軸に勢いよくその場で回転して、その伸ばした槍を男のその手から逃げるようにしようとするだろう。たとえ間に合わずに掴まれたとしても、その遠心力で強引に引き剥がせれば或いは―――――!? ) [Sun 28 Feb 2010 00:35:27]
◆ストレッツ > ( 人間の戦法や武器には疎いストレッツであったが、その長い獲物を見れば対処の仕方を考え付ける。要は接近さえしてしまえば良いのだという、的確ではあるがやや危うい考え。相手の鋭い突きと同時に横に一歩避け、その勢いで接近してしまおうとしたが――。 ) 速いッ! ( 刺突は予想以上に早く、相手が放つと同時に身を横へと捩らせたストレッツだったが、避けきることは困難であった。結果、槍は男の腹の肉を抉り――だが、回避行動を行っていたおかげで致命的なダメージは防げたようだ。 ) ぐ…ッ! ( その攻撃で勢いを殺されたストレッツは、その槍を掴んで動きを封じようと手を伸ばす!まだストレッツは自分に有利な間合いにたどり着いていない。 ) [Sun 28 Feb 2010 00:22:15]
◆凛々 > ( 無駄で無益で無意味な戦い。けれどだからこそ、こんな下らない事をしなかったら私は私でいられない。馬鹿な話なんだけどな、これが。 ) ハッ、当然だろう。私が負けるはずがない! ( ―――呑まれれば負ける。だからこそ自分の事を強く言う。ただの過剰な自信ではなく、自分を言い訳が聞かない窮地に好き好んで追い込もうとする。―――負けるわけにはいかないのさ。 ) やってみろ!! ( 素手のままに突進してくる相手―――その指先からは常人ではない長さの爪が鋭く輝いている。 ) ―――――遅い……! ( 馬鹿正直に真っ直ぐに突っ込んでくる男。見える、動ける速さだ。これならばその所作を逃しはしない!正面から突っ込んでくるというのならば自らもまた踏み込み、その得物の長さを最大限に生かした最速最短の技である刺突を中段に放つ! ) [Sun 28 Feb 2010 00:16:04]
◆ストレッツ > ( ストレッツには一つの予感があった。恐らくこいつは首を縦に振らないであろうという予感。或いはそれは期待だ。そして実現する。 槍の先端を覆う布が取り払われ、金属の冷たい輝きが見える。 ) お前がルール?お前はこの俺より強いというのか? ( この眼が捉える相手の強さは1200、自分との差は無いと言って良い。もっとも、この能力で捉えることが出来る強さは表面的なものだけだが。 ) いいだろう。だが負け犬の泣き声をあげるのは、貴様の方だッ! 女ッ!! ( ぐ、と両手を猛禽類の爪のように立てると、指先の爪が鋭く伸びる――爪は丁度指の長さ程度だ。 ) うおおおお――ッ!! ( ストレッツは地面を蹴ると真っ直ぐに凛々に向かっていったッ!! ) [Sat 27 Feb 2010 23:58:59]
◆凛々 > ( んー。足元の感触を確かめるように雪の積もり始めた地面を爪先で確かめながら女は腰に手を当てる。 ) なんっかなぁ………どーにも聞き捨てならないんだよさっきから。 ( ――――多分その奥から制裁されてる哀れな奴の悲鳴でも聞こえてくるんだろう。けどそんな事は別にどうだっていいんだな、これが。私はどっかの誰かさんみたいに正義の味方なわけじゃない。 ) つまり今ここでは私がルールだって事だろう。お前がどけ。キャンキャン負け犬の泣き声挙げたいんだったら話は別だけどな。 ( 売り言葉に買い言葉。どちらかに場を弁える能力というものがあれば、決して起こり得ないのだろう。しかし賢く生きて嘲笑を浴びせられるぐらいなら、馬鹿に死んだ方が私にとってはまだマシなんだよ。 )( 槍の間合いからもまだ離れている距離。覆いかぶさっていた布を取り払い、その自らの得物を露わにするだろう。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:47:05]
◆ストレッツ > ほう、この俺に歯向かうつもりか? ここでは強い者がルールだ。この俺が他の道を行けと言ったらお前はそうしなくてはならない。 ( その姿から戦う力も無いただの娘という風には見えなかったが、自信があるのだろう。 ) 生憎と育ちが悪いものでな。弱者が強者にへつらう時の、そんな言葉は知らんのさ。 ( 口元を歪めると男は組んでいた腕を解く。 ) もう一度言う。痛い目を見て泣きべそをかかんうちにとっとと立ち去るんだ。…三度目の警告は無いぜ。 ( ストレッツには良くわかる。通る通らないが重要なのではない。たまたま通りかかったこの娘にとっては、少し回り道するぐらい別に構わないのだろう。だが相手の言うとおりに引き下がるという、それだけが気に入らないのだ。そして自分もまた、余計なトラブルを避けるために「プリーズ」などというふざけた言葉を使うつもりは無かったのだ! ) [Sat 27 Feb 2010 23:33:50]
◆凛々 > ( かえろっかなー、もどろっかなーとか悩みながらだらだら歩いていたら、その先に居た灰色の肌をした男がそんな威丈高な物言いで私に声を掛けてきた。袋に包んだ長い棒状の何かを持った女は、それを聞いて取り敢えずは足を止めると腕を組んで鼻を鳴らす。 ) おや、そんな交通ルールがあったとは知らなかったな。知っているか。他人にお願い事をする時は、こっちでは『プリーズ』って付けなきゃいけないらしいぞ? ( ――――別にその言葉に従って素直に先に進まないのも良かったさ。ただこいつは言い草が気に入らない。それで従ったんじゃ、まるで私がびびって下がったようなものじゃないとは思わないか。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:25:06]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『ふん』 [Sat 27 Feb 2010 23:20:32]
◆ストレッツ > ( もっとも、そこで回れ右をして宿に帰ろうというのならば行く手を阻むという風にはならないのかもしれないが。ともあれ、灰色の肌をした粗野な風貌の男が鈴宮凛が進む道の途中に立ちはだかり、道を塞ぐようにしている。 ) ――娘。ここから先は通行止めだ。回れ右をするか、他の道を行くんだな。 ( と、男はあなたに声を掛けてくるだろう。その態度は高圧的だ。 さて、その男の背後では誰かが争うような声や物音が聞こえてくるのがわかるだろう。複数人で一方的に誰かを痛めつけているような、そんな雰囲気だ。この灰色の肌をした男は、その制裁が済むまで人を近寄らせるな――なんていう命令を受けているのだった。 ) [Sat 27 Feb 2010 23:02:18]
お知らせ > ストレッツさんが来ました。 『 その行く手を阻む姿。 』 [Sat 27 Feb 2010 22:56:19]
◆凛々 > ( ―――――こうして向かってはいるのだが。 ) ………なんかもう面倒になってきた。今日はかえろっかなぁ………… ( はーぁ )( 降り積もる雪がなんかもう面倒。教えてもらった場所はここからまだまだの時間歩いてかなきゃいけないようなとこにある。この先の事を考えると、どうせ急ぎの話でもないわけだし一旦回れ右して馬車でも拾って宿に帰ってぐーすか寝よっかな。寒いし。布団の中が今はとっても恋しい気分。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:35:15]
◆凛々 > ………雪の時に来るんじゃなかった。 ( その娘は割と後悔の色を隠そうともせずに不機嫌そうに呟いた。過日の用心棒依頼の時に私一人だけが貰い受けた報酬。その大金はそれ相応の働きをしていれば遠慮なくもらっていたのだけれど、美味しい所も最後まで鉄仮面のあいつに持って行かれたというのにそれを受け取るのはなんだか施しを受け取るみたいだ。それが嫌だから報酬渡すために、以前教えてもらった彼が指定した情報屋か某かの所へと向かってはいる。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:23:36]
◆凛々 > ( 思うにだ。こういう所をうろついて襲われる奴なんてのは、きっとそいつの歩き方か雰囲気でも悪いのだ。誰だって野生の虎を無闇やたらに刺激するようなことなどしたくないだろうし、かといってビビっているカモには他人に取られないうちに我先にと群がる。――――そんなものなのだろうと路地を歩きながら考える。 )( 独自の理論を展開させるのは姓は鈴宮、名前は凛。トキノミヤコで生を受けた武門の娘。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:13:40]
お知らせ > 凛々さんが来ました。 『 臆せず歩む 』 [Sat 27 Feb 2010 22:07:41]
お知らせ > ラティーシャさんが退室されました。 『 毀れないもの!と小走りに追いかける胸がやっぱり危うい感 』 [Wed 24 Feb 2010 23:51:46]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが退室されました。 『 活劇不足に若干欲求不満>ラティ苛め激化 』 [Wed 24 Feb 2010 23:48:10]
◆ヴィヴィアン > ( 残念ながら出先が農村ならば私じゃなくてPWMCきっての肉体労働者ヴェロニカの出番だ。 気が向かない事この上ない上、激しく向いてない。 そのくらいシンディもわかっていると信じたいが、この機会にとか訳わかんない事言い出す可能性は否めない。 彼の事をどう思う?なんて目を光らせて話す奥様に相槌を打ちながら、扇と流し目で美しい女性には声をかけねば失礼、とばかりに交わされる視線をゆるやかにかわし、帰路へ。 派手な立ち回り分が足りないなあ、なんて考えながら。 ) ラティ、はぐれるわ。 余り深くお辞儀をすると、胸がこぼれるわよ。( と、振り返ればわざわざ振り返って会釈している同僚に、周囲に聞こえるような声で毒を一盛り。 羞恥に悶え震えよ。 さて、お屋敷に着くまでに襲撃の一つも無いかな―― と ) [Wed 24 Feb 2010 23:47:22]
お知らせ > 怪盗"レッドジャスパー"さんが退室されました。 『今宵は、是にてショーダウン―。』 [Wed 24 Feb 2010 23:38:16]
◆貴族風の青年 > (三人を見送ってから、テラスへと向かう。周囲の視線の中には、ナンパの失敗した若者を嘲るようなものも紛れているが気にしない。)――。(テラスへと出れば、夜風が強く長髪をはためかせる。ゆるく結んでいたリボンが解け、風にのって流れていく。)やれやれ…これで、一つ手間が増えたな。ま、仕方がない。(二人っきりになった所で酒に薬を盛って眠らせ、鍵の型を盗る…と、いう作戦が失敗した以上、次の策を考える必要がある。)――宝具の輝きある所、怪盗"レッドジャスパー"在りってね。正攻法がダメなら、裏技で行ってみるか。 [Wed 24 Feb 2010 23:32:25]
◆貴族風の青年 > (ヴィヴィアンの視線を受け止め、苦笑を見せる。そして、言葉にはせずにス、と動作で促すのみ。これ以上食い下がれば、食傷に思われるだけでなく、怪しまれる事必定だ。盛り髪の少女が婦人と金髪の少女を連れ立って行くのを少しだけ見送る。自然と、視線に力が篭った。策は成らず…可能性はあるとはいえ、次の策を用意しなくてはならなくなったからだ。)――。(と、その時、金髪の少女が振り返り頭を下げてきた。表情を引き締めたままだ。不味い。…ッ、慌てて視線を緩めてチャラけた態度を取り直す。)チャオ。(す、とラティーシャへと片手をあげて挨拶を。…まぁ、その時、頭の中までちゃらんぽらんにしすぎて胸に眼がいった気がしないでもないが。) [Wed 24 Feb 2010 23:30:43]
◆ラティーシャ > ( 喋るのはヴィヴィアンに任せて、ごめんなさい、と言葉に出さずに小さく頭を下げた。 ちなみに幾らかは演技だが、そもそもそんなに小器用に演出できる性格でもなく、半分以上は素である。 だからこういう不慣れな場所では特に、全体的な会話の流れはヴィヴィアンに任せる事にしている。 農村とかだったら任せて欲しい。 牧場の娘のフリとかきっとヴィヴィアンに手とり足とり教えられるもの。 ) えっと、それじゃ、お休みなさい―――ごきげんよう? ( 彼がメモを渡す事自体は問題ない。 実際、本当にただ奥様に気があるだけの男の人だったのかもしれないし、今回はタイミングと場所が悪かった。 そうだったら本当に申し訳ないな、と思いながら最後尾について、一度だけ振り返って会釈した。 ) ( 本人の意図とは全く無関係に、規格外の胸が冗談みたいにぽよんと揺れた。 ) [Wed 24 Feb 2010 23:27:34]
◆ヴィヴィアン > ごめんあそばせ?いくら魅力的だからといって奥様を連れて行かれてしまうと、私達、帰れなくなってしまいますの。( その子も、とラティーシャにちらり視線をやる。ある種の属性を直撃する彼女の振る舞いは、こういう時効果的だ。 頼りなさげで自信の無い初心そうな彼女をみて男は大抵、甘くなる。 まあ、節度をわきまえない相手だと逆効果の場合もあるが―― 慣れたような振る舞いで社交界の先輩を装い、彼女のような子が家に帰れないとなると、判るでしょう?と視線を送り。 彼が連絡先らしきメモを握らせるのはとめず。 自分たちの仕事の範囲は、奥様のこの場においての身の安全を保つ事で、それ以上の事は関与しないのがルールだ。 ) さ、参りましょう? ( 若く積極的な男性の誘いに後ろ髪を引かれ、名残惜しげな奥様を促して ) [Wed 24 Feb 2010 23:15:22]
◆貴族風の青年 > と、とと…。(見事な奥義ブロックに慌てて顔を引っ込める。見れば、髪を盛り上げた少女は懐中時計を婦人へと見せている様子。一瞬、バレたかとヴィヴィアンの顕になった表情に視線を向けるが、すぐさま逸らす。)――。(しかし、一瞬で瞳に焼き付けた少女の顔。…社交界デビューの令嬢の顔には見えない。見事な割り込みといい、恐らく此方は護衛役で間違いないだろう。凛とした気配が見え隠れする。一方隣の少女は…うん、ほんと、トランジスタグラマー…あの甘えた仕草は男性なら80%の確実で落ちる。残り20%は自分と同じ病気を抱えた連中だ。俺は大きくても17歳以下なr…だーかーらー。まぁ、とにかく、この子は本当にどこぞの令嬢かもしれないな、と思う。イチイチ、盛り髪の少女に前に出ていいか伺いを立てているのは、俺は怪しい人物ではないかとビクビクしているのだろう。)楽しい時間はアッという間ですね。時も、金で買えればどんなに楽か。(微笑みを顔に貼り付け、近くのテーブルの上でササッとペンを走らす。諦めは悪いが、ここで逃がす訳にもいかない。)あの…。これを。もし、ご都合がつきましたら。(と、短く告げて婦人の手に握りこませる。今は…これが限界。直接誘えなかったおかげで、確実性は落ちるが仕方がない。) [Wed 24 Feb 2010 22:59:36]
◆ラティーシャ > …私はもう少し静かな所の方が良い、かな。 ( 基本、控えめに口を挟む事にする。 自分に話題が向けられれば一々もう一人の娘――ヴィヴィアンに伺うような顔をして、主体性のない娘のように。 あれこれと口裏合わせしようとして決めておくより、こうして話を合わせてしまった方が辻褄合わせが楽だし、少し不満だけど、キャラクター的な無理が無いというのもある。 頼りなさそうさ具合に定評のあるラティーシャ・リンドである。 あ、近付き過ぎ。 ヴィヴィアンが先に動いた。 それじゃ、合わせようか。 ) 煉瓦通りのお店を見て回るならそろそろ…私も楽しみにしてましたし。 ( 少し甘えるような声で奥様に近づいて腕を引き、ほんの一歩、下がらせようと。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:55:06]
◆ヴィヴィアン > あら、わたくしは好きですわ?刺激的ですもの。( 繰り広げられる言葉よりも雄弁な視線のやり取りだとか。仕事じゃなければもっと楽しいが。 ) だから、奥様からお話を聞いて、無理を言ってつれて来て頂いて――( ラティに言葉を返した男性の視線がうろたえるのを感じて、扇の影、くすりと笑う。 これだから男って、ってなモンで。 すると男性はさらに奥様に接近。 彼は奥様の事を兼ねてから知っており、さらに親密になりたい様子。 話の流れからすると、これはアレか―― 個室でイチャついてる間帰れないとかマジ勘弁。 奥様もその位の分別はわきまえてると思いたいが、何せ夜な夜なカジノに出入りして上手くも無い賭け事で有り余る富を浪費しているような依頼人である。 接近する彼と奥様の間に表情を隠していた扇を差し入れ、接近をブロック。 ) 楽しそうなお話のところ、無粋な横槍と存じますけれど―― 奥様。( ちらりと覗かせるのは懐中時計。細かい装飾の入った銀の私物である。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:44:01]
◆貴族風の青年 > ですから、先程のは本当に幸運なのです。ビギナーズラック。もしかしたら、勝利の女神がボクを見つめてくれていたおかげかもしれませんね。 (ス―、と一歩。婦人へと歩み寄る。それは、今夜のお誘いの為に必要な、密談の距離を稼ぐ為。ラティーシャとヴィヴィアンの間合いだ。警戒されないように武器になるものは全て置いてきた。ポケットに収めた"レッドジャスパー"の宝石以外。そう、これは今夜のお誘いの為の間合い。だから…護衛らしき者がいるからといって、下手に気にしたら"負け"だ。更に間合いを詰める。後一歩で、婦人の耳に甘い言葉を囁ける。自身の歯も浮き上がるセリフを用意してきた。コイツを炸裂させる為の距離まで、後一歩!) [Wed 24 Feb 2010 22:14:06]
◆貴族風の青年 > なるほど。道理で、初々しくて可愛らしいわけだ。(と、ラティーシャに微笑みを返しつつ茶化す。あくまで、目的は婦人だ。思わず視線がラティーシャの胸元に落ちそうなのを堪える。自他共に認めるロリコンではあるが、胸の大きな少女がいてもいいと…えぇい、黙れ、俺の性欲。さて、ここまでの演出。まずは、裏カジノで大きく勝利するという豪運の持ち主である事を見せつけた。婦人との会話は情熱的に、しかしユーモアも忘れず、余裕と焦燥を微妙な加減でブレンド。会話の中には、婦人の事を知っているような素振りも混ぜ込む。あとは、一切の装飾を身に纏っていない様子から、正体バレは不味いと…お互いに、お互いが、一夜限りを望んでいる事を示すかのように見せる。後ろの二人を狙うという手もあったが…情報では婦人に彼女達の年頃の娘はいないはずだし、婦人の性格的に"監督"という言葉も若干疑問が出る。まぁ、情報屋が嘘をついている可能性もあるのだが、7割の確率で護衛だろう。…胸のサイズ的には、是非金髪の少女と…いやいや、トランジスタグラマーに惑わされている場合ではない。) [Wed 24 Feb 2010 22:12:58]
◆ラティーシャ > ( お若く見えた、は言い回しとしてちょこっと惜しいかな、なんて内心。 いやいや今はそれ関係ないか。 奥様もそう気にしている様子もないし。 ) ( 流行とか男性の香水とかはまるでわからない。 ヴィヴィアンの様子を見る限り特別おかしなことは無いんだろうし、まぁ、ただ、こういう風に話しかけられるのって一人だったら困っただろうなぁ、なんて思いながらもそこそこに会話に加わり少し控えめに相槌を打つ。 ) 私、こういう所はじめてでもう、何が何だか。 ( 無理せずこの辺は本当の事を言っても良いだろう。 奥様に一つ一つ教えて頂いているのだ、と。 ) [Wed 24 Feb 2010 22:08:42]
◆ヴィヴィアン > ( 特に彼が何者かを特定できるものは発見できなかったが、彼が動いた痕跡からふわりと香るファッションチェックに厳しい自分の琴線に引っかかる香り、あそこの新作だ――。 男性用だから購入しては居ないが、チェック済みである。 魅力のある、運も強い若い男性に声を掛けられ、奥様の関心は彼に釘付けだ。談笑に集中して自分達は空気と化す。 霊薬の配達業務+日々の宣伝活動で顔が知れ渡っているものだから、身元が割れると困るのは自分たちも同様、扇をうまくつかって表情を隠しながら、奥様に寄り添い、彼の話に興味を持って耳を傾け、相槌を打つ風を装いながらさりげなく間合いに入る。 彼が何か妙な行動をしたら即割り込めるポジションへ。 ちらりとラティとアイコンタクト。 同室である事も加え、私たちはオフェンスとバックス。役割分担が明確で判りやすい。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:58:19]
◆貴族風の青年 > おっと、失礼。随分とお若く見えたものですから。(さすがにお嬢さん、と呼ぶ歳ではなかった事に気づく。不快にとられる前に、自分から茶化してみせた。マスクで表情の半分以上は隠れているが歳の頃は20代前半といったところか。目立った装飾は一切つけていないようだが、ふと青年の体から香るのはつい先日発売されたばかりの男性用の香水らしい。珍しいといえば珍しいかもしれない。実際、こんなものを使ったのは初めてだ。一切の身分を明かせない貴族の青年という設定を貫く以上、何かのモチーフを身に纏うのは危険だ。だがら、最低限の洒落として"香り"を選んだ。)へぇ、後ろのお二人に社会勉強を? それでこのような場所を選ばれるとは。奥様はユーモアのある方なんですねぇ。(婦人との歓談を楽しむ。後ろの二人から突き刺さる視線には気づかない。否、気づかないフリを全力で貫く。ただ、少し若い青年が妙齢の女性と火遊びを望んでいる。そんな恐い者知らずな青年を演じてみせる。) [Wed 24 Feb 2010 21:42:55]
◆ラティーシャ > …胸が大きく開いてないと収まりきらないって言われたんです…ッ。 ( 誰が好き好んでわざわざ目を引くものですかと! さりげなく胸元を隠すように胸の前で指を組んで軽く膨れる。 ドレスを仕立てる機会があったら絶対胸元を覆う大きなケープをつけよう。 絶対。 ) ( 一瞬、件の男性と目が合ったと思ったら真っ直ぐ此方に向かってきた。 知らない人に視線をむけられたり声をかけられたりするのはまぁ正直慣れているというかよくある事だけど、正直男性自体少し苦手だ。 いい思い出が本っ当に、無い。 ) ( 無い、けど、ここは挨拶の言葉に軽く会釈を返しておく。 ヴィヴィアン同様、この場の主導権は奥様にあると認識している。 いざという時間に入れる程度に意識して、あまり彼が奥様に近付き過ぎるようなら遮るつもりで様子を見守ろう。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:40:21]
◆ヴィヴィアン > あら、わたくし、そんなに見せ付けるものですから、てっきり―― ( アイコンタクトを受け取りながら、ふぁさりと口元を扇で隠してお上品に笑ってみせて―― こんな状況下でもラティ弄りはライフワークである。 さて、どうやら、親の描いていたシナリオを引っくり返して一人勝ちした者が居るようだ。 暗黒街という土地柄、非常に危険な事だがたまにあるああいうイベントがギャラリーのベットを跳ね上げ、熱中させるのも事実。 会員制のこのクラブに入る事ができるのであれば何かしら身分と財産があるのだろうから路地裏に転がる事は無いだろうが―― いや、安月給で西へ東へこき使われる自分らには余り関係の無い世界の事か。 が、あのコインと引き換えに手に入れる事のできる物を思うと天下の回り者と自分の縁の無さを恨むべきか。 ) ( 卓を離れた男が此方に注意を向け、コンタクトを取ってきたのを家訓にすると。 扇の影から奥様をちらりと伺う。 コミュニケーションの主体は奥様だ。 自分達は、奥様に監督され連れられてきた令嬢という設定。 奥様を差し置いて口説かれ護衛がおろそかにならぬよう、そこら辺は打ち合わせ済みである。 2人なのは、話しかけられるスキも片方がカバーするためだ。 )( ひとまず、奥様に寄り添いながら会釈を返しつつ、男の様子を伺おう。 着ているもの質は?身のこなしは?歳は?身分や出自を示すものを身に着けていないか、等 ) [Wed 24 Feb 2010 21:29:13]
◆貴族風の青年 > では、失礼。(チップを受け取り、掌の上でジャラリと鳴らしつつ席を立つ。いずれも、最高額を表す赤に金縁のチップだ。暗黒街でもとりわけ高額のレートを売りにしているこのカジノにとって、掌の上で踊る5枚のチップは安い家なら買えてしまう額に等しい。)――。(通りかかったボーイからグラスを受け取りながら優雅な仕草で卓を離れる。そして、視線を少し離れた位置の三人の娘へと流した。笑みの形をしていた眼の奥で、らティーシャの動きに注目。そして、ゆっくりと三人の下へ進む。)どうも、お嬢さん達。(グラスを掲げて礼を一つ。気障ったらしいが、その表情があまりにもあどけない笑みを浮かべているおかげで幾分か親しみやすいかもしれない。もっとも、その顔の上半分はカジノで配られるマスクによって隠されているのだが。)どうやら、少し恥ずかしい所を見られたようだね。 [Wed 24 Feb 2010 21:12:30]
◆ラティーシャ > ( 少し離れた所で歓声が上がった。 一瞬そっちに目を向けてすぐ、護衛対象に視線を戻して確認する。 彼女とは関係のない歓声のようだし、危険そうなものでもない。 誰かがなにか大当たりを引いたらしい。 ) へむっ。 つ、つつかないでください…ご令嬢なんですから。 ( 変な声が出た。 普段なら兎も角、貴族のご令嬢は人様の胸をどすっと突かない筈である。 多分。 勿論まろび出る事のないように細心の注意を払っているったら払っているし、ああ、そうそう、そうですね。 後付けっぽく聞こえるでしょうけれど、でこでこと飾り立てられた金色のマスカレードもつけてます、よ? ) ( なんでしょうね? という顔をしながらもご婦人を挟んでヴィヴィアンの反対側に立つように位置を取る。 一応これでもプロだし、寮の同室のヴィヴィアンとはある程度言外の意思疎通が出来ているつもり。 ちら、と一瞬だけ確認のアイコンタクトをとってすぐ、騒ぎに興味ありげな若い娘らしく振舞って見せる。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:08:58]
◆ヴィヴィアン > ( 人選のポイントである、武装無しでも戦力になるのは勿論、ドレス映えがするという意味で。 シャイニーなバイオレットを基調に黒のレース+羽毛で薔薇のモチーフを模し、デコルテは勿論、お尻ギリギリまで背中を露出したドレス姿。神妙な顔をして今にも日常の涙ぐましい営業活動に引き戻さんとす同僚の今にもまろびでんばかりの胸元を、孔雀の羽をモチーフにした、いかにもな扇の先でどすっ、と。 ) ラティ。今は貴族のご令嬢、でしょ。( 普段より華やかさを2割ほど増した巻き髪に、くっきりと真っ赤なルージュ。 顔には、これまたいかにもなマスカレード。こういう場所に来るご婦人が身分を明かしてはならないのである。 ご婦人の取り巻きを装ってセイフティゾーンを確保し、護衛をしている。 沸いた歓声に、ご婦人の注意が向いた ) まあ―― 何でしょう? ( 等と、調子を合わせつつ 安全圏を確認する。 周囲に不審な動きは無いか、セイフティゾーンを犯すものは無いか ) [Wed 24 Feb 2010 21:00:12]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが入室されました。 『 私向きの仕事である。 』 [Wed 24 Feb 2010 20:57:19]
◆貴族風の青年 > (流れるような黒髪を赤いリボンで一房に纏めた正装をした青年がその中心にいた。温和な笑みをと5枚の絵札を並べてよく見えるように、卓上を挟んで向かい合う相手へと見せる。)――フルハウス…と、言うんでしたっけ? ボクの勝ちで宜しいですか。(投げかけられた言葉にディーラーは苦笑を浮かべながらチップを寄越してくれる。その額には薄く汗が浮かんでいる事から、彼にとって想定外の事態が起きたのだと気づく者は気づくかもしれない。) [Wed 24 Feb 2010 20:54:12]
お知らせ > 貴族風の青年さんが来ました。 『ワァッ!!(カジノの一角が沸いた。)』 [Wed 24 Feb 2010 20:50:58]
◆ラティーシャ > ( 何処ぞのお嬢様みたいな顔をしている割に実は田舎出身のラティーシャ・リンドには縁のない場所である。 そもそもカジノと言う場所がどういう所なのかを理解するのに十分な説明を受けても足らず、こうして目にして見てもやっぱりどれもこれも、何をしているのかわからない。 あれは何だろう、あっちのは何をしているんだろう、と思わず目で追ってしまう程度に。 そもそも件のご婦人の今日一日の行程の殆どが―――大ホールとか、見た事もないような高級料亭とか、何処もかしこも異世界だったわけだけれど。 ) [Wed 24 Feb 2010 20:49:42]
◆ラティーシャ > ( 少なくともチキン売りのお姉ちゃんでも宅配サービスでもベビーシッター無ければ踊り子でも着ぐるみでも実演販売のサクラでもない、本当に真っ当なお仕事。 ボディーガード、である。 護衛、である。 ) こういう仕事もある時はあるんですね…! ( 思わず少し神妙になった。 場所は暗黒街。 比較的歓楽街多くの集まる北区側にある、とある会員専用の秘密カジノクラブ。 護衛対象はとあるやんごとなき御身分のご婦人。 女性だけの傭兵団というのが目に留まったらしく、我らがP.W.M.Cことラングフォード魔女傭兵団にお声がかかったというお話し。 場所柄武装しての入店など勿論出来る筈もなく、武装無しで問題ない面子が選ばれた。 勿論、格好もいつもの戦闘服ではなく、ひらひらと波打つスカートと胸元の際どいドレスで。 レンタルである が 丁度良いサイズが見つからず胸元を手直しして余計な追加料金がかかったのはどうでもいいおはなし。 ) [Wed 24 Feb 2010 20:37:17]
お知らせ > ラティーシャさんが来ました。 『 未だかつて無い凡そ今までで一番傭兵らしい仕事 』 [Wed 24 Feb 2010 20:26:56]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …そういえば、勝てたなと。 今更のように噛み締める。 それが安易な少年でも。 )』 [Tue 23 Feb 2010 00:00:46]
◆エアリー > ( …なるほど、犯人は現場に戻るのだろう。 無性に気になって仕方がない。 けれど――― 足跡をどこまで残しているかというのは住まいの安全性に関わるが、今のところ、少年の死体や現場で何かを確認することはない。 …誰かが花を手向けて泣いていたりなどすれば仲間と判別できる気もするけれど、それはどちらかというと墓でやるイメージだ。 ) ( 今行ってもリスクしかないと、すぐに道を逸れた。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:57:03]
◆エアリー > ( …少年の死体は、まだあそこにあるのだろうか。 …あそこで襲われたのは、本当に偶然だったのか、それとも先回りしての襲撃だったのか。 仲間がいるというのなら一人で来たというのも妙に感じるけれど、少年の動作からはこちらを侮っているようなものも感じられ、一人で十分と思ったのかもしれないとも思う。 …今の住まいは、まだ安全なのだろうか。 もう少年の仲間は、こちらを探し始めているのだろうか――― おっと。 ) ( …思わず足を止めて見入ってしまったけれど、見る者が見れば何なんか分かるかもしれない、黒い靴跡をじっと佇んで見つめるなんて不自然だろう。 適当に、歩き出す。 …歩いて来て、靴跡を見つけて、向きを変えていないから、このまま行けば昨日少年を殺した場所に辿り着く。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:37:56]
◆エアリー > ( パーカーは普段愛用していた物だし、すぐにでも処分してしまいたかったけれど、ズボンや靴と一緒に一応洗って、家の屋根裏に放り込んである。 少し時間を置いたら、どこか離れた場所でこっそりと捨てるつもりだ。 ) ( …良いあんばいだったフードがなくなってしまって、今日はロッテからお下がりをもらった大きめのニットキャップの中に、髪と耳を隠している。 革のジャケットとジーンズ。 靴も頑丈なショートブーツは惜しいが、もうはかない方が無難だろう。 今日は久しぶりに、逃亡当初レピュナートに買ってもらったものをはいていた。 …靴がいささか安っぽいが、他は派手目のブランド物で、そういえば今日の組み合わせは目立ってちぐはぐということもないかもしれない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:29:36]
◆エアリー > ( そういえば、現場を離れてから上着を脱いで、血のついていない面を上にして丸めても、濃密な血の匂いは消えなかったし、革のパンツには濡れた感触があった。 …動じていないつもりで、とんでもなく不注意になっていた。 昨夜は眠れなかったし、それなのに今もまだ全く眠気が来ないというのも、興奮しっ放しなのだろう。 偶発的な殺し合いで直接命を奪うことが初めてとはいえ、今までにやっていてもおかしくなかったし、これからいつかはやることになるはずなのに、まったく、情けない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:16:38]
◆エアリー > ( 昨夜スラムで、ナイフをちらつかせながら声をかけてきた少年を殺した。 どんな理由で襲われた?のかもよく分からないままになってしまったが、こちらを奴隷と認識していたような言葉や、仲間の存在が気にかかる。 …実は、仲間なんてものはいないらしいのだけれど。 人の言葉を信じない娘は、それを認めていなかった。 ) ( …犯人は現場に戻る、なんてダイム誌でもよく聞く話。 全くばかなことをしていると思うものの… 居候している家に帰って、ズボンや靴に予想以上の血が付着しているのを確認したら、やはり足跡をどこまで残してしまったのかは気になった。 …地面に擦り付けて落としたはずなのだけど、焦っていたのか、足りなかったらしい。 何より靴底だけでなく、返り血は上着からズボンから、滴っていたようで。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:10:22]
◆エアリー > ( ―――ここなら、住んでいるアパートからいくらか離れている。 大丈夫だろうと思うけれど、まったく、迂闊だ。 ) ( …その足跡がおそらく自分のもので、それが残されている理由は靴に血が付いていたからだと知る娘は、次第に雪に覆われつつある道端で足を止め、そこに視線を落としていた。 …雪が積もり隠してくれる。 それが溶ける頃には足跡など分からなくなっていると思うけれど、心中穏やかではいられない。 ) [Mon 22 Feb 2010 23:03:44]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( スラム寄りの、無名の通り。 …黒い靴跡を、見つけた。 )』 [Mon 22 Feb 2010 22:58:10]
お知らせ > クゥリッヒさんが退室されました。 『……あ? ( 残された言葉にはてなマークを浮かび上がらせた。 )』 [Mon 22 Feb 2010 02:11:31]
◆クゥリッヒ > 握力だけで壊せるなんて思っちゃいねェさ。 その為の爪、だなァ。 ( 実際上手く事が運ばないと殺す、まで至るのは難しい。 以前は骨折させたり動きを封じたから上手く事が進んだに過ぎない。 抵抗されればどうなるか、それを考えると微妙な所だ。 まぁ、不幸と言えば不幸だが生まれからこうなる運命だ、どうしようもない。 ) 化け物ってェ言ったろ? 普通の人が見たらまず人間だ、なんて言わないぜ。 ( 案外手だけは竜人よりは大きいが、それだけだ。 その胴体まで攻撃を仕掛けるにはあまりに足りていない。 ) 虫の化け物だったらお手上げなんだろうなァ。 イッヒヒ…竜人って言うからもっと人間離れしてるかと思ったがそうでもねェんだなアンタァ。 ( 彼の言う発言自体が本当に人そのもの。 竜人と言うからもっと違った考えがあるかと思ったが、言ってる事自体は人間と同じだ。 ) あァ、それも手か。 いつかやってみるぜ。 ( 其れを無しにしても、フルーツジュースという発想はアリかもしれない。 今新商品を考えていたところだったから――これは感謝しないとバチが当たりそうではある。 ) ――教会、あァ納得した。 なんというか、アンタ変わってるな。 ( いや、それは偏見か。 竜人が皆凶暴だとか、人と同じ場所に立たないだとか。 けど目の前でそれは覆されているわけだ、ただの偏見でしかない。 ) あァ、出来れば次会う時はちゃんとアンタを倒せるくらいに強くなってからがいいなァ。 ( 不気味に笑い声をあげながら立ち去る竜人に続いて自分も立ち去ろうと、 ) [Mon 22 Feb 2010 02:11:09]
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