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お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『天国』さんが退室されました。 『( 無事、現世に帰還した。 )』 [Sat 22 May 2010 00:27:45]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 森でも街でも、浅い眠りにつくことはできた。 しかしここは、逆に何もなさ過ぎて余計な事ばかり考えてしまう。 )   ( 悩んで、悩んで。 ―――やがて、そんな疑念を抱かせるのが、この 『地獄』 の本質なのだと自己完結した。 扉がそこにあるのも惑わせるためだと納得すれば、ようやく手をかけてみようという気にもなる。 ) [Sat 22 May 2010 00:22:19]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( しばらく悩んで、とりあえず扉は放置。 周囲を探索しに行こうとするが、高低差もこれといった障害物もほとんどない、なだらかな 『天国』 がどこまでもどこまでも続いている。 目指すべきものが見当たらない終点。 唯一その扉だけが、異彩を放ってそこにある。 )   ―――〜ううーん…   ( 結局扉の前に戻って来て、座り込む… のは我慢し、腕組み、唸る。 …この扉以外に、この状況から脱する当てはない。 だからくぐってみるしかないのだけれど、気になって、気になって。 )   ( 散々悩んで、ふと気付く。 …空はどこまでも青く澄んで、日は優しく世界を照らし、傾く気配もない。 確かに相当な時間右往左往しているはずなのに、体感時間の方が狂っていると考えるにはあまりにも変化がなさ過ぎる。 )   ( 緊張しているからかもしれないが、乾きも飢えもなく。 この世界で復元されたまま。 )   ( しかし緊張しているにしては、暖かな日差しと涼やかな風が眠気を誘った。 )   ( ―――地獄を抜けて、ようやく得た安らぎ。 扉の向こうに何があるのかは分からないのだから、ここでこのまま時を過ごそうと考えることもあるかもしれない。 …ソレディー・カモシレーヌの場合は警戒ばかり先にたってしまい、眠気を自覚して感じるのも、ここで寝たらもう目覚めないのではないかという恐怖だったが。 ) [Sat 22 May 2010 00:11:53]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 靴を片方脱いで、扉へ投げてみる。 …狙い違わず命中するけれど、それだけ。 靴は花の中に落ちて姿を隠し、何の動きもみられない。 )   …ううん。   ( こういうのが、一番困る。 今まで渡って来た地獄の中でも、一番かもしれない。 …もちろん雪山や砂漠のような環境に放り込まれてもどうしようもないけれど、それでも 『扉』 を目指すのだという基本的な方針は揺るがなかった。 )   ( 慎重に、慎重に。 …とりあえず裸足になって、絵画世界の出方をうかがった。 額縁の中に描き出される娘は、また時間の流れが停滞しているかのように動きを止める。 しかしよく見れば、花畑の中に扉と娘という絵画の構図こそ変わらないものの、躊躇うようにうろうろしていると分かるだろう。 ) [Fri 21 May 2010 23:41:31]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( これは、どういう事だろう。 とりあえず苦痛が去って、周囲に危険がないように見えるのは安心だけれど、今までを考えるとそれがかえって恐ろしい。 …紅鱗騎士団の訓練もそうだ。 つい気を抜いてしまいそうになるタイミングが一番危険。 そもそも気を抜けることなど滅多になく、正攻法で辛いのがほとんどだが。 あるとしたらそれは大抵、何かしらの狙いがあって用意されている。 この状況は正しく、そういった類のものに見える。 )   ( 目の前に 『扉』 があるのだからくぐれば良いのかもしれないが、今まで死ぬ思いで探していたものをさらりと与えられると、疑心暗鬼にならざるをえなかった。 …ソレディー・カモシレーヌが単純な性格をしているとはいえ、これはさすがに。 )   ( 人食い扉だったりしないだろうかと、扉の周りを遠巻きにぐるぐる回る。 ) [Fri 21 May 2010 23:26:23]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( 砂漠で焼かれたはずの肌はすっかり元通りで、少しずつ破いて使っていたドレスも、絵画世界に引き込まれる以前のように復元されている。 不整地を歩くのに向かないローファーは服の中に入れていたはずなのに、いつの間にかソックスの足を包んでいた。 靴の代わりに足を守っていたはずの常世の森の葉は消えて、周囲には見当たらない。 )   ( まるで全部夢だったとでも言うかのように、元通り。 飢えも乾きも今は去っていて、それこそ死んでしまったのではないかと思えてくる。 ―――では、もう現世のどこかに帰還したのだと考えるべきかもしれないが… それにしてはこれ見よがしに立っている扉が不気味だった。 ) [Fri 21 May 2010 23:11:06]
ソレディー@エイブラハムの『天国』 > ( ―――まだ地獄は終わらない。 …いや、これを地獄と呼ぶべきなのかどうかは悩むところだけれど、なんとなく、まだ現世ではないのだと思う。 )   ( 炎獄から一転して晴れ渡った空と、一面の花畑。 …例によってくぐってきたはずの扉は背後になく、しかし今回は探すまでもなく、別のものと思われる 『扉』 が前方に生えていた。 ) [Fri 21 May 2010 23:00:10]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『天国』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:6】 天国 )』 [Fri 21 May 2010 22:54:12]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが退室されました。 『( どうか現世へ――― そう願いながら扉をくぐる。 しかし… )』 [Fri 21 May 2010 02:53:00]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 上空を群れて飛ぶ生き物はどうやら人型をしているようだけれど、悪魔的なデザインや街の暴徒を思い出すと、助けを求める気にはとてもなれない。 上からの視線を遮るものはないが、それは上空にいるものを見つけ易いということでもあり、岩肌にへばりつきながらやり過ごしていく。 そこは山人、フィールドは違えど手馴れたものだ。 …赤い髪と赤銅色の肌も、赤と黒の世界ではいくらか助けになったのかもしれない。 )   ( ―――そして、信じる者は救われるということか。 …今までの、現実世界の一風景を極端に描いたような 『地獄』 とは違う、本物の地獄でも、やがて 『扉』 は見つかった。 ) [Fri 21 May 2010 02:51:44]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( そこかしこに生えている、中に何か入っていそうなウツボカズラ風の植物が気になるものの、それに近付こうとして真水の溜池が現れ、その植物自体は消えていたことを思うと、もう近付けない。 喉が渇いてくると 『あれに近付けば溜池が現れるのでは』 などとも考えてしまうが、奇跡を試すなと首を振った。 …あれらの奇跡が神の御業かどうかは分からない。 どちらかと言えば、絵画世界の外からの介入のような気がする。 しかしかなり困っているにも関わらずここ一番という時にしか助けられないのは、コンスタントに介入できない訳があるのだろう。 どちらにしても、一度救われた奇跡を無駄にするようなことはできなかった。 ) [Fri 21 May 2010 02:42:33][69]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( …岩陰を縫うように進む。 炎の川は明るいし、熱いし、間違ってもうっかり踏み込むようなことはないのが安心だ。 進路が限られるというのも、選択の余地がなくて迷わずに済むのが、楽といえば楽かもしれない。 …苦しいが。 良いとこ探しをしながら、時折背の高い岩に登って周囲を見渡しながら、進んで行く。 )   ( 影になった所に 『扉』 があって、見逃したらお終いと思うと不安でしょうがないけれど、森でも雪山でも砂漠でも、それは偶然見つけられた。 街では赤騎士に助けてもらったものの、がんばれば見つかると信じている。 ) [Fri 21 May 2010 02:26:09][95]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 一息ついていざ! と立ち上がるなり、足に力が入らなくてお腹空いたなと挫けそうになるが。 さっきまで駆け足で炎の濁流から逃げていたのだ。 …それで限界ということも当然ありうるのだけれど、静かに移動するくらいなら走るよりは消耗しない。 わけない事だと謎理論で無理矢理言い聞かせる。 )   ( 『青』 に選ばれたアルマが雨を描いてから、もう一日が経過している。 しかし額縁の中に描かれる絵画世界の時間は停滞して、視点を仕留め損なったヴェイティアンの娘から外していた。 それが再びクローズアップされて動き出す。 )   ( 足を固めて肌の露出は多くなってしまったが、ここは雪山や砂漠のように、そこにいるだけで死ぬというほど酷い環境ではない。 …いや、十分に死んでしまいそうなのだけど、それでも比べればマシである。 炎の川が放つ熱は歩く場所を選べばいくらか和らぎそうだし、先ほどのような 『噴火』 が近くで起きなければ、まだしばらくは生きていられるだろう。 ) [Fri 21 May 2010 02:14:12]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 満身創痍、疲労困憊には違いないが、水分を補給して死は免れた。 炎の川が放つ熱線を遮ってくれる岩陰に身を隠し、鎧のように身につけていた常世の森の葉やドレスを裂いて足ごしらえをしながら考える。 ―――あまりの光景につい絶望してしまいそうになるが、ここは絵画世界。 作り物の世界。 何でもアリの世界。 であれば何が起きてもうろたえるような事ではなく、重要なのはそれに対処することができる… というか、対処してもらえるということだ。 赤騎士と白馬しかり。 ロッジとクマの防寒具しかり。 慈雨しかり。 文字通り降ってわいたホワイトチョコの 『待っている』 というメッセージが示すのは、現世に帰還する可能性があるということで、条件の詳細は不明だが、それぞれの絵の中で 『扉』 を見つければ次の絵画世界に運ばれる。 おそらくエイブラハムが描いた 『地獄』 の連作を全て踏破すれば、脱出することができるのだろう。 …何枚あったか忘れてしまったのが怖いところだが、10枚はなかったし、あと何を描いた絵があったか思い出せないということは、これで最後かもしれない。 ―――ならば、受けて立つしか! こちとら騎士団でしごきには慣れている。 訓練のように努力と根性でなんとかなると思えれば、ちょっとくらい死にそうだってがんばれる。 …ドラゴンスレイヤー=アイリーン・アルベント率いる紅鱗騎士団がどれほど厳しいとはいえ、ここまで追い詰められることはさすがにないけれど。 騎士の中のエリート?である竜騎士になろうと思ったら、これくらいさせられるのかもしれないし。 ) [Fri 21 May 2010 01:53:38]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:5-2】 炎獄 )』 [Fri 21 May 2010 01:35:59]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『程なくして、家へともどった』 [Thu 20 May 2010 01:32:00]
アルマ@青 > …ふー……なんとかなりましたわねぇ……でも、どうやら門は見つからなかったようですわね(んー、と絵の前で首をかしげた。このタイミングでも無いと言う事は、今日は門を引き当てられなかったとでも言おうか。そう判断した。再び門を探すべく、足を進めた彼女を眺めていたが―――) [Thu 20 May 2010 01:31:34]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが退室されました。 『( 溶岩から逃げ切った娘は、再び 『扉』 を探し始めた。 )』 [Thu 20 May 2010 01:28:23]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( この時扉を見つけることはできなかったが、二度確かに命を拾われた。 最低限の水分補給も果たせたし 『危機に陥れば奇跡が助けてくれる』 と認識すると、それは 『助けが来ないうちは危機ではない』 とも変換される。 ) [Thu 20 May 2010 01:27:56]
アルマ@青 > ……と、とりあえずこんなもので………と(ぜはー。中で溶岩?に追いかけられているソレディーほどではないが、絵の前に居るアルマも息を切らせていた。ただ描くだけならばよいのだが、雨を描くならばそれぞれを繋げてはいけない。しかし沢山描かなくては雨にはならない。というわけで、細かく、しかし沢山、だが決して繋げてはならぬという描画を実現した故に疲弊しているのであった)………あとは……間に合うか、ですわね。さ、頑張って逃げるんですわー♪(雨を描き終えると、途端に緊張感を失って応援モードに突入。次第に速度を失い足を鈍らせる赤い川と、彼女の追いかけっこを眺めるのであった。 [Thu 20 May 2010 01:23:25]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ぼしゅ ぶしゅ じょわっ )   ( ただ物が水中に落ちてくるのとは明らかに異なる音を立て、水中で小さくなる身体の周りに赤い雨が降り注ぐ。 早くも硬化し、しかしまだ冷めない石が身体を掠めて痛みに呻いた。 水を飲み、またも溺れそうになって顔を出した時には幸い雨は止んでいたが――― 赤い川は、すぐそこに迫っている。 )   ―――〜ひ、ひぃ…!   ( 名残惜しいが、ここにいてはまずい。 わたわたと溜池から上がり駆け出すが、起伏の激しい岩の大地を裸足で走るのは辛い。 それでなくても消耗しきっていたし、追いつかれるのは時間の問題。 しかし! )   ( そこでまた水が――― 今度は雨という形で現れた。 …空から降ってくるのとは少し違う。 宙に水滴が現れ落ちていく。 …不思議な感覚は、余裕さえあればじっくりと堪能するところなのだけど。 今はそんな余裕はなく。 雨のせいで表面を固められ、赤い川の流れが遅くなった隙に、少しでも流れから遠ざかろう。 )   ―――!   ( こんなはずではない、とでも言うかのように三度地響き。 娘を追うように火柱が上がるが、水のベールに隔てられ、火の雨が届くこともなかった。 ) [Thu 20 May 2010 01:17:47]
アルマ@青 > (ぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺたぺた…)(まだやってる) [Thu 20 May 2010 01:07:50]
アルマ@青 > …………あかんですわぁぁぁぁ――――(ただどかーん、と噴き出したりぐらぐらと揺れるだけで収まるかな、と期待したのは…どうやら甘い考えだったと解り首をかくりと右に倒す。どう見ても触れれば無事ではすまないであろうものが、先ほど自分が描いた溜池に漬かっているソレディー目掛け向かってゆくのが見える。死ぬ。これは死ぬと流石に思わざるを得ない)んー、ええと、ええっとぉ………よし!(むー、むむーっ。暫くぐねぐねしながら唸った後に、ぺた、と絵に筆を触れさせた。そしてさっ、ささっと描いたのは――――雨。それもかなりの強さだ。ひたすら絵筆をぺたぺたぺたぺた。降り注ぐ火の雨も、流れてくる火の川も、全て冷やして固めるほどの…雨、雨、雨) [Thu 20 May 2010 01:04:04]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――いや… ええと… これは――― )   ( 水を滴らせながら、呆然と火柱を見上げていた。 赤黒い空で鮮やかに輝くそれは美しく、思わず見とれてしまうが、半分現実逃避だろう。 その火柱が、おそらくそこらを流れている川と同じものであるのは分かる。 山が噴火するというのは、こういう風なのかもしれない、とも。 触れればただでは済まない高温の雨が降り注ぎ、岩の大地を流れ出した新たな赤い川が、こちらへ向かってくる。 …ドレスを脱ごうと手をかけたままの体勢で固まり、それを見ていた。 …遅まきながら水を出たところで、もう一度、地震。 更に高く吹き上がった火の川が、今度は娘の立つ所へ直に降り注ごうとする。 )   ( 水に潜れば助かるだろうかと、半ば錯乱しながら再び飛び込んだ。 直に触れなくても済むかもしれないが、どちらにしても囲まれれば煮殺されるかもしれない。 ) [Thu 20 May 2010 00:51:35]
アルマ@青 > おー、豪快にとびこみましたわねー♪……溺れないよう気をつけましょうねー?(まさに躍動、と言った様子で描かれるソレディーの動き。地を蹴る体の、立ち上る水柱の、飛び散る水のしぶきの。それらが余すところ無くはっきりしっかり描かれるのは、流石天才といわれた画家が残した絵だけはありますわねー、とまた暢気に思いつつ…ひとまず筆を離し、腰を下ろすのだった)…ふふ、青色はこういうときに役に立ちますわねー♪………あら?(さて、ではこの娘さんの動向を眺めながら考えましょうか、などとのんびり思っていたらなにやら事態が急転直下。どうみても非常事態です本当に以下略。その構図眺めつつ、むー、と首傾げて)……とりあえず、収まるかどうか…しばらく見てみましょ(むむ、と椅子から身を乗り出しながら…しかし、慌てて筆を絵につける事はしない。慎重に、状況を見定めて―――描くものを選ぶつもり。色的にはある意味相性最高といえた。だからこそ―――慎重に) [Thu 20 May 2010 00:37:22]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――たらふく水を飲んで… 急なことにお腹がびっくりしてちょっと戻したりしながら、また飲んで。 水に潜り身体を冷やす。 …地獄だからこそ感じることができる天国に全身浸り――― ばしゃばしゃしている自分の音で、その変化に気付くのが遅れた。 )   ―――…あれ?   ( 地響き? いくらか早く気付いたところでどうなるものでもなかったかもしれないが。 気付いたときには水面が波打って、大地が揺れ――― 空へ向かって、赤い川が吹き上がる! ) [Thu 20 May 2010 00:30:25][70]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 肌の露出部分は砂漠で良い具合にローストされているし、それでなくたって汗も涙も出ないのではないかというくらい乾いている。 霞む目をしばたきながら、少なくとも水分がなければ生きられないのではないかと思われる物の方へふらふらと歩み寄ったら――― 突如、目の前に青が広がった。 )   ―――!?   ( 掠れた喉から声は上がらない。 飛び退く体力もなくその場に尻餅をついたら、次の瞬間にはそこにある溜池。 目指していた植物も消えていて、高低の感覚を狂わされ首を振るが、何はともあれ間違えようのない 『水の匂い』 を感じ取る。 ―――ならば、飛び込むしか! …山人の感覚があれば変に警戒する必要もなく、しばらくは危うく溺れそうになりながら、歓喜して水浴びする姿が描かれるだろう。 )   ( そうだ、そうだ、ここは絵の中の世界。 体感しているとつい現実のように思ってしまうけれど、全部うそっぱちで、今までのように 『扉』 さえ見つければあといくつかで帰れるのだと思うと、まだいくらか頑張れそうな気がしてくる。 ホワイトチョコのメッセージで、額縁の外のことを感じてはいるが… 地獄の連作が何枚あったのか、覚えていなかった。 )   ( 憩う傍ら 【判定】 ) [Thu 20 May 2010 00:25:46][33]
アルマ@青 > (そしてアルマがソレディーを見たのはこれが初めてであり、更に言えば他の人はいざ知らず、自分はどの絵でどんな人を見たのか情報交換していない。故に絵の中に居る彼女が今最後の地獄に居ると知らないのであった) [Thu 20 May 2010 00:13:32]
アルマ@青 > …あらあら、ふらふらと近寄っていっちゃいましたわねぇ。…何時気づくかとか、回避できるかとかすごーく気になりますけど……(あらあら、と相変わらずのんびりした様子でソレディーを眺めていた。その先に危なそうな植物のようなものがあるのも、見ている側からすればはっきり解るのだった。このまま成り行きを見守るのも面白い…と思いはしたが、しかし……す、と筆を絵に触れさせて…)喉が渇いていらっしゃるようなので、おみず、お水〜♪(ぺたぺたぬりぬり。ぐりぐりと大き目の円を描いて…できたのは溜池。結構大きめで、3人ぐらいは楽に泳げそうなもの。描いたのは丁度ふらふらと歩くソレディーの進行方向上で、植物みたいなのはその青い絵の具で塗りつぶしちゃう) [Thu 20 May 2010 00:11:04]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( 赤い空。 岩と、炎を噴き出す赤い川の世界。 …一度絵を見てからここに来ているし、名前を思いつかないわけではなく 『地獄』 だと表現できるものの、地獄とは何なのか。 悪魔の世界で、罪人の行くところ。 そんな概念を一応持っていても、森や街とは根本的に異なるものだ。 …ヴェイトス島に、魔界への門が開いたこともある。 その時空は赤く染まり、ここまでではないにしても、しばらく異様な空模様だった。 だから希望も持てないわけではないのだが。 砂漠から追い討ちのように広がっていると、もう。 ―――遠く、鳥とはまた違うシルエットの群れが飛んでいるが、あれも何なのか。 )   ( …それでもしばらく身を横たえていて、そう簡単には楽になれないと、じっとしているだけで消耗する環境の中、救いを求める気にもなってくる。 ―――岩ばかりと諦めていたが、よく見ると、植物らしきものは一応生えていた。 そのデザインは何かを捕食するような印象で、あまりいい感じがしない。 冷静なら避けて通ったかもしれないが、中に水でも貯まっていないだろうかと、朦朧とする意識でそちらに近付いて行ってしまう。 額縁は頭上からのアングルで、その動きを描き出すだろう。 )   ( 『炎獄』 に現れた娘の素性は、騎士団随員。 『天国』 以外の絵でその姿を確認されており、そこが最後と分かるだろう。 ) [Thu 20 May 2010 00:00:00]
アルマ@青 > …ふむふむ。今日は二つの絵で動きがあるようですわねぇ…あっちは何だか取り込み中っぽいので、ではこっちでー♪(絵の具を託された人も、何時も此処に詰めているわけではない。当然といえば当然だ。各々の生活というものがあるのだから。というわけで、今日の分の仕事を終え自宅でご飯を食べてからこちらに足を運んだアルマが、てくてくと絵の前を通って…ソレディーの居る絵の前で足を止めた。そして椅子を持ってきてぽふん、と座るのであった。)んー……見たことない人ですわねぇ…いやまあ全員そうなんですけどー♪(あっはっは。絵の中の人、絵の具に選ばれた人。どれも知らない人ばかりであった) [Wed 19 May 2010 23:51:20]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『かつ、こつ』 [Wed 19 May 2010 23:47:54]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ここは知らない。 …常世の森も、暗黒街も、大雪山も、砂漠地帯も、実際に見たことがなくてもイメージは持っていて、これまでの世界はやや極端であるものの概ねその通りだった。 少なくとも候補としてどこかの名前を挙げることはできた。 しかし、ここはどこだろう。 )   ( 常世の森には母の故郷がある。 暗黒街の道はどこかで表通りと繋がっている。 大雪山にはちゃんと国があり、生活している人がいて、お土産も売っている。 砂漠は… 砂漠は、常世の森とも接しているし、街道が通っている荒涼の大地のお隣で、そこで生活しているヴェイティアンの部族があるとも聞いている。 では、ここは? ) [Wed 19 May 2010 23:36:34]
ソレディー@エイブラハムの『獄』 > ( ―――その光景を前にして、赤い髪の娘はついに膝を折った。 それまで身を隠すことはあっても、途方に暮れて座り込んだり、諦めるようなところはなかったのに。 …砂漠の日中、焼かれてきた身体はいよいよ限界で、その岩と炎だけの世界は残る気力も奪い取る。 )   ( 今までの、身を隠すような姿勢とは少し違う。 岩陰にぐったりと身を横たえ、まだ見えている目をぼんやりと赤い空に向けていた。 ) [Wed 19 May 2010 23:29:13]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『獄』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:5】 炎獄 )』 [Wed 19 May 2010 23:23:29]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『砂漠』さんが帰りました。 『( ―――しかし、当然限度というものがある。 )』 [Wed 19 May 2010 02:23:45]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( だからだろうか。 …やはり団長の訓練のように、ギリギリの一線で踏ん張ると、光明を見出せるのは。 ) [Wed 19 May 2010 02:22:19]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 森や街ではもちろん。 雪山でも、砂漠でも、その地獄の中にあって、何かしらの希望を見つけている。 ) [Wed 19 May 2010 02:20:05][68]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( ―――砂漠も、知っている。 故郷の精霊の泉からヴェイトス市までは荒涼の大地を通って行くことになるが、そこから脇へ逸れるとすぐに砂漠地帯だ。 常世の森の深部ほどではないにせよ、危険な生物の跋扈する土地。 環境も厳しく、人間はとても生きていかれない… かと思いきや、ヴェイティアンの部族の中には砂漠の中へ逃れたものがあるというし、ピラミッドとかいう遺跡を探す冒険者も後を絶たないらしい。 …であれば人もいるはずだ、というのがここでの希望。 こうして体感してみると、生活してゆけるとはとても思えないのだけれど、それは雪山でも同じこと。 リヒャルトがお土産を買って来てくれた、というような確証はないが、工夫すればどうにかなるのだろうと思っておく。 ) [Wed 19 May 2010 02:18:23]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 何も、ない。 しかしその先に、やはり視界を遮る丘が一つ。 …やはり団長の訓練のようだと思いながら、止まりそうになる足を蹴るように前へ出す。 )   ( 額縁の中には、日差しによる陰影のはっきりした砂漠と、どこまでも滑らかな砂地に伸びる一本の足跡、その先頭にある小さな異物として、描き出されていた。 ) [Wed 19 May 2010 02:06:29]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 思わず裸にでもなってしまいたくなるが、それはかえって危険なのだと言い聞かせて、春物のドレスに大きな葉っぱを巻きつけた奇妙な格好で砂漠を進む。 吹き出るなり気化されてしまうのか、汗も流れない。 水ーと、朦朧とした意識で呻くように口を開いてみても、からからの喉から声は出なかった。 )   ( あるいはクマの着ぐるみも、着ていた方が良かったのかもしれないけれど。 防寒具という先入観の上に、その動き辛さもあって、今更悔いても後の祭り。 せめて頭部だけでも傘にすれば良かっただろうかと惜しみながら、代わりにザックを乗せている頭を振る。 …悔いても仕方ない。 早く次の扉を見つけなければ、今度こそ死んでしまう。 太陽は高く、熱風が他に動く物のない滑らかな砂丘の形を少しずつ変えていく。 …視界が悪いというのも絶望的だが、見えた上で何もないというのは逃げ場なしだ。 つい途方に暮れてしまいそうになるけれど、高低差のある砂丘ではどこかで視界を遮られることになり、そこに一縷の望みをたくして、また一つ山を越えた。 ) [Wed 19 May 2010 01:56:46]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( 寒さから身を守ってくれたクマは、照り付ける日差しの下では凶器に豹変した。 …夜になれば必要になるのだろうけども、魔法で生み出されたと思しきクマの着ぐるみが、夜まで形を留めていられるかは分からないし、そもそも生きて日暮れを迎えられるのかという問題もある。 重たい毛皮を運搬する余力があるとは思えず、ここへ着てすぐに脱ぎ捨ててしまった。 思わず裸にでもなってしまいたくなるが 吹き出るなり気化されてしまうのか、汗も流れない。  [Wed 19 May 2010 01:37:20]
ソレディー@エイブラハムの『砂漠』 > ( ―――団長の訓練みたいだと思う。 …いや、決してこんなに不条理ではないのだけれど、寒いと思ったら暑くなる、求めているものが与えられたはずなのに何故か救われないところなんか、そんな感じだ。 くぐってきた 『扉』 の向こうには、雪という形で水などいくらでもあったのに。 吹雪の山で凍死するのは免れたものの、一転して砂しか見当たらない世界では、今にも熱に殺されてしまいそうだ。 ) [Wed 19 May 2010 01:28:18]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:4】 灼熱の砂漠 )』 [Wed 19 May 2010 01:18:46]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが帰りました。 『( 雪崩れに追われるように、次の絵画世界へ。 )』 [Tue 18 May 2010 00:20:02]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( …危うく崖から転げ落ちそうになり――― その少し下の、人がようやく一人立てるスペースに 『扉』 を見つける。 ) [Tue 18 May 2010 00:19:11][22]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 大雪山は、いつの頃からかよく意識する場所になっていた。 友人のリヒャルト・アレクセイが仕事で行って、お土産を買って来てくれた場所。 クリスティアとアングリマーラを隔てる要所で、常世の森や砂漠に負けない難所でありながら、そこにもきちんと国がある。 そして――― 他でもない竜騎士団の本拠地 『竜洞』 は、大雪山の一角にある。 実は雪山を踏破して本拠地に辿り着くことが最後の入団試験になるとかならないとか。 )   ( こんな感じなのだろうかと思うと、かつて父が通り、暮らした場所。 いつか自分も通り、暮らす場所。 …になるかどうかはまだ分からないとしても、怯える気持ちは少しだけ軽くなった。 ) [Tue 18 May 2010 00:16:29][1]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 絵画世界は日中のようで、今額縁の中に描かれている絵はまだ白かった。 それなりの高さから俯瞰されていて、吹雪のため見え難いけれど、クマの着ぐるみ以外動くものは見当たらない。 …ただ、登っている斜面の先は切り立った崖になっている。 山に亀裂でも走ったように、断崖の先にも斜面が続いているため分かり難いかもしれない。 クマの着ぐるみは外気から身を守ってくれるが、視界や風の音なども、大幅に遮られている。 )   ( …しかしおいそれと頭部の覆いを取り払うわけにもいかず、ソレディー・カモシレーヌは体ごとぐるぐるとその場で回り、扉や、他の何かでも見つけられないだろうかと目を凝らした。 その上で進路は変えず、また少し進む。 ) [Tue 18 May 2010 00:07:55][81]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 圧倒的な存在感を放ちながら佇む小休止。 絵画の場面は相変わらずの一面吹雪だけれど、それをものともせず茶色のクマが見え隠れしている。 )   ( 山で道に迷ったら高所を目指せとはよく言うけれど、ただそこに居るだけで命を脅かされる雪山でも同じことが言えるのか。 つい逃げ腰になってしまうところだが、そもそもこの 『山』 から足で抜け出せるのかというと、今までの 『森』 や 『街』 と同様、扉を抜けるしかないような気もする。 …外気から身を守ってくれるクマの着ぐるみが消えてしまったら、それでお終いだけれど。 とにかく、少しでも見晴らしの良い所へ。 )   ( 吹雪のせいで視界は悪く、夜ともなれば星明りさえ遮られる真っ暗闇だ。 ―――急がなければと、まだ白い空を見上げて歩き出した。 ) [Mon 17 May 2010 23:43:04]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 幸い、クマの着ぐるみの中は信じられないほど暖かかった。 冗談のようなナリだけれど、そこは 『これは防寒具である』 という意思を持って描かれた物だからか。 実質毛皮一枚の厚みで、内部はしっかりと保護されている。 …非常に動き辛いのがたまにきずだが、しかし! こちとらフルプレートでジョギングさせられている騎士団随員。 騎士の中にあって更に厳しく鍛えられがちな一団の中に属していれば、動けなくなるほどのことはない。 不慣れな雪原でところにより体まで雪に沈んでしまうと、当然歩みは遅いけど。 めげることなく、えっちらおっちら。 頂上目指して斜面を登っていた。 ) [Mon 17 May 2010 23:26:54]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 昨夜危ういところで一命を取り留めた、ロッジに篭もっていたいのは山々だけれど。 赤騎士やその白馬に似た質感は、あのロッジも 『魔法』 の産物なのではないかと感じさせ、であれば長居はできない。 騎士も白馬も、ついでに降ってわいたホワイトチョコレートも一日ほどで消えてしまった。 …確証はないものの、ロッジもその中味ごといつ消えてしまうか分かったものではなく、一晩泥のように眠った後は、使えそうな物を持って再び雪山に踏み出している。 ) [Mon 17 May 2010 23:15:09]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( クマ、雪原に立つ。 ―――絵画をそんな題に変えてしまいそうな雰囲気で、子供向けにデフォルメされたクマが、ザックを背負い 『極寒の山』 を進んでいる。 熊でなくクマ。 やけに大きな頭部と、そのくせ黒丸二つで簡単に済ませられている目など、野生のものではありえない着ぐるみの中には、エイブラハムの絵に取り込まれた一人、騎士団随員のソレディー・カモシレーヌが入っていた。 ) [Mon 17 May 2010 23:07:47]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:3-2】 極寒の山 )』 [Mon 17 May 2010 23:00:47]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが帰りました。 『( そう遠くないところから発せられた地響きにも、目を覚ますことはなく。 )』 [Mon 17 May 2010 01:02:33]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 毛布でがしがし体を擦る。 やがて屋内が暖まってきたら、何かしらお腹に入れてまずはぐっすり体を休めよう。 ―――休ませてもらえれば、の話だが。 …場違いな感じのする巨大な縫いぐるみに気付いて、これを着て雪山を移動できるか悩むのは、もう少し後で。 ) [Mon 17 May 2010 01:01:00][54]
お知らせ > アルス@茶色さんが帰りました。 [Mon 17 May 2010 00:54:49]
アルス@茶色 > (絵の中での建物の中を見る為に窓を見ると早速火を入れて暖まっているみたいに見えて… ついでに室内を何とか覗き込もうと背伸びしたりかがんだりして…)…あ、そっか…あの家は寒さを凌ぐ建物って描いたから毛布とかはあっても寒い時の服がないんだ……(念を入れて描いたつもりでもやはり上手くいかないものだ、と思いつつ…筆をもう一度さらさら…部屋の中にもこもこ毛皮…若干子供向けのマスコットっぽい目元の可愛い熊の毛皮をまるごと使った『着ぐるみの絵』を描き込んでいき)……頑張って、ねっ(誰かが死んだという話も聞く絵の中の世界… 応援するように呟いて…) [Mon 17 May 2010 00:53:24]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ―――た、助けて… お邪魔します…   ( 屋内に転がり込んだ娘は、まずここに人がいないかと周囲を見回した。 床に崩れ落ちるようにしながら扉だけは閉めて、雪のついた服を乱暴に体から剥ぎ取る。 …結果真っ裸になるのだけれど、必死であり、色気を期待してはいけない。 闇の中で、輝いているわけではないのに不思議と浮かび上がって見える屋内。 『混沌の街』 の後ではこちらが闖入者であるにも関わらず警戒してしまうけれど、とにかく何もかも事後承諾と割り切って、物資を漁る。 毛布をかぶって、囲炉裏に火を入れた。 )   …っさ、さむっ! しぬ、しんじゃいますっ…!   ( やっぱり努力と根性だけではどうしようもないですよね。 声を上げる元気は取り戻し、温まるのを待ってがちがち歯を鳴らす。 今夜はここを動かないだろう。 …今夜一日乗り切ったところで、その後どうすれば良いのかというところだが。 ここには一応、予備の防寒具なんかもあるのだろうか。 ) [Mon 17 May 2010 00:47:40]
アルス@茶色 > (念じて描いたのは雪山ではお約束の吹雪になって戻れなくなった云々の話に出てくる小屋みたいな物。寒さをしのぐための設備をある程度整えていそうなイメージ通り中には囲炉裏やベッド、保存食っぽいのがおいた感じになっているだろう) うんっ、中に入れたみたいだし… とりあえず1日は持つかな…。(とりあえず様子を伺ってみよう) [Mon 17 May 2010 00:30:49]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( こんな環境でも生活している人がいる。 そこを訪れる人のために、お土産物なんかも売っていたりする。 友人のリヒャルトは片脚義足でも大丈夫だった。 行って、お土産買って帰って来た。 ならば自分も、ちょっとくらい薄着な気がするからって、弱気になっちゃだめだ。 …経験したことがない寒さ、ということは、このくらいの寒さで死ぬのかどうかも分からない。 凍死したことないのだし。 だからもしかしたら大丈夫かも――― )   ( 賢明に言い聞かせるけれど、ほんの数歩で歩みは途切れがちになり、膝まで楽々埋まってしまう雪の中、方向感覚も失った。 …団長の訓練なら、努力と根性でギリギリ乗り越えられる絶妙な一線がある。 だからがんばれと思ってみても、状況はますます無理っぽくなる一方で。 )   ―――?   ( 辛うじて膝を折らずにいられるだけという最後の最後で、ふと、風の音が変わるのを聞いた。 ―――少し先に何か、風を遮る物がある? )   …!   ( 騎士と同様、発光しているわけではないのに不思議とそこにあるのが見える 『茶色』 で、ロッジが建てられ… というか、やはり 『描かれて』 いく。 最後の力を振り絞って、その中に転がり込んだ。 ) [Mon 17 May 2010 00:23:47]
アルス@茶色 > (この時期は下宿先の宿屋も忙しかったりで、合間を見てやってきた自称”勇者”の少年風。 絵画の中の雪山は今年の冬に経験した大雪より更にすごい状態に見えて) …え?なんであの鎧の人、消えて…?(見ている目の前で女性を守るようにしていた騎士が消えて行った… 少ししてからそれが絵による物だったとわかって…)と…なれば、今度は僕の番、だっ!(きらーん、と取り出すは魔法(?)の絵筆。この場合は寒さを防ぐ物…と少し考えた後)…うん、ここはコレで!(さらさらと女性の進もうとしている先に描いていくのは『木造の家』。丸太を組んで作った三角屋根の家は雪山での避難所っぽい雰囲気がありそう…そんな感じの家を描いてみる) [Mon 17 May 2010 00:11:48]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( もはやあってもなくても変わりないけれど、剥ぎ取られそうになる外套を必死で押さえる。 周囲に目を凝らそうとしても、顔に吹き付ける雪でそれも叶わない。 …雪で作る家の話を聞いたことがあり、雪の中に埋まってみれば暖かいのではないかと錯乱しつつある頭で考えるけれど、風に煽られ立っているのもやっとでは、穴を掘ることなどできないし、何より放っておいても雪の方から全身を覆ってくれそうだ。 )   ( しかし、まだ動ける。 …何も見えない、ということは、騎士が馬を進めようとしていた方向に一歩でも踏み出せば、そこに何かがあるかもしれない。 …何があろうと、とりあえず環境に殺されない土地へ通じる 『扉』 以外では助かりそうにない気もするが、とにかく何か。 自棄を起こしそうになるのをぐっと堪えて… とはいえこれも、やけっぱちか。 がむしゃらに一歩、また一歩と踏み出した。 )   ( 額縁の向こうからは、にっちもさっちもいかなくなっている様子が俯瞰できるだろう。 注意して見なければ吹雪に埋もれてしまうが。 ) [Mon 17 May 2010 00:09:05]
お知らせ > アルス@茶色さんが来ました。 『絵画の前に立つ一人。』 [Mon 17 May 2010 00:05:05]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 急速に、それまでの比でない冷気が襲いかかる。 …気付けば馬は足を止めていて、何事かとうろたえマントから顔を出そうとしたら、塗装が剥がれるようにパラパラと、赤いマントが風に吹かれて消えた。 )   ―――あ… ぁ…   ( 闇の中で、輝いているわけではないけれど、そこだけ浮かび上がるように見えていた馬が、騎士が、細かく剥がされて散っていく。 …欠片の集合のようにひび割れた腕が、マントの前を合わせるように伸ばされるけれど、すでに騎士のマントは消えていて、その下にあった粗末な外套に触れるなり、その鎧の腕も弾けて消えた。 )   ( かき抱こうとする娘の腕の中から、一片残さず白と赤が吹き飛ばされる。 …後に残るのは星明りさえない真っ暗闇と、数分ともたないだろう、刺すような冷気のみ。 ) [Sun 16 May 2010 23:55:42]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 故郷である精霊の泉周辺は気候も穏やかで、あとはヴェイトス市に行ったことがあるくらい。 クリスティアの厳しい寒さはもちろん、大雪山も話に聞くだけで、ほとんどおとぎ話だった。 ―――けれど、友人のリヒャルトは片脚義足で大雪山を越えツェカンに行ったことがある。 …それにそう、大雪山にもツェカンという国があり、人が生活している。 想像できないけれど、こんな環境でも人は生きていかれるのだろう。 …もちろん準備万端整えた上での話なのだけど、それはさておき。 そんな風に考えれば、あと少しだけ頑張れそうな気がした。 …人肌で暖めていても溶ける心配がない、街で突然降ってきたホワイトチョコレートを一口齧r   苦労して、齧る。 てゆか砕く。 )   ( 口の中に入った欠片はようやく溶け出して、甘味が広がり――― それが何故か、現れた時と同じく唐突に、消えた。 ) [Sun 16 May 2010 23:43:48]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( そもそも、マント一枚でしのげるというのが不自然な話なのではないか。 吹雪そのものが初体験で何とも言えないところだけれど、騎士の赤いマントの下は、街で暴徒から接収した粗末な外套と、春物のドレスに、常世の森で見繕った頑丈な葉を巻き付けただけ。 防寒など全く考えておらず、実は扉をくぐった瞬間、目の前の光景を見てすぐ死を覚悟した。 …団長ごめんなさいこれは無理です。 かなり駄目です。 助けて。 なんかシゴかれているような気分でそんな風に思ってしまう辛い時の条件反射が哀しいが、団長だってこんな無茶はさせない。 重たい荷物は持たせるかもしれないが、一緒に防寒具も与えてくれるはずだ。 ) [Sun 16 May 2010 23:33:01]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 赤いフルプレートの向こうで、騎士は何も喋らない。 ただ黙々と白馬を駆り、白馬も操られるまま、辺り一面雪に覆われた山肌を、どういう魔法か足をとられることもなく宙を飛ぶように進んでいく。 しかし目指すところは見えず… 見えたとしても体を覆ってくれているマントから顔を出す気にはとてもなれずに、絵画世界に引き込まれた娘はじっと縮こまっていた。 …マントをもらってしまって、あなたは大丈夫なのか。 時折生存を知らせるように、不思議と暖かく感じるアーマーの胸部を叩く。 …返事はなく、そういう魔法なのだろうと納得していても、少し心細い。 ) [Sun 16 May 2010 23:24:51]
ソレディー@エイブラハムの『山』 > ( 赤い鎧と白馬の騎士(?)に導かれ、封鎖された街の 『扉』 を潜ってから、どれくらいの時間が経ったのだろう。 普段なら、覚醒し続けているのに時間の感覚を失うようなことはまずないのだけれど、昼なお暗い吹雪の雪山では、さすがにそうもいかなかった。 ―――…日が暮れてからだいぶ経ったような気がするけれど、夜明けまでどれくらいか。 いや、そもそも、夜が明けたところで生き延びることができるのだろうか。 )   ( 『極寒の山』 の絵は、この時、山を描いたというより吹雪を描いたような有様になっている。 夜闇の黒と雪の白を散りばめた灰色の絵。 その中に、赤い影がおぼろげに姿を現した。 騎士団随員ソレディー・カモシレーヌは、騎士に助けられて 『混沌の街』 を脱出した後、運悪くここに運ばれたらしい。 正義の騎士はその絵に篭められた幻想の通り、無敵。 白馬とともに寒さなどものともせず移動しているが、肝心のヒロインはそうもいかない。 騎士の腕の中でマントに包まれていても、騎士がヒロインを守り通せないわけがないという幻想の加護で辛うじて死を免れている状態で… 悪いことに、じき一日が経過しようとしていた。 大事にとっておいたホワイトチョコレートはもちろん、無敵の騎士と白馬も、絵画世界の法には抗えず間も無く消えることになる。 ) [Sun 16 May 2010 23:15:25]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『山』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:3】 極寒の山 )』 [Sun 16 May 2010 22:54:16]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが帰りました。 『( 匂いをかいで… 毒見するような雰囲気で一口齧り。 とっておくことにしたらしい。 )』 [Sat 15 May 2010 01:10:52]
お知らせ > ディーバ@白さんが帰りました。 『美味しいチョコを売ってるお店、ご紹介しましょう、か?(と、キャシーに話しかける)』 [Sat 15 May 2010 01:09:24]
ディーバ@白 > あ! ( チョコ飛んだ! ) あ…良かった。 ( メッセージは伝わったのだろうか。それよりなにより、彼女が扉を発見できたらしい様子にホッと息をつく。 ) [Sat 15 May 2010 01:07:57]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 降りて、手に取ってみる。 短い言葉で、たまたま思わせぶりなメッセージ付きのチョコが、偶然手元に落ちて来たのかもしれないと思うけれど。 空を見上げても何もいないし、それらしい建物もない。 ―――おぼろげながら事態を再認識して、騎士の導きで次の地獄へ向かう。 扉は、ほどなくして見つかった。 ) [Sat 15 May 2010 01:05:04][39]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( どこかの封鎖線から上の方に話がいって、迎えに来てくれたのかもしれない… と考えられるほど、バリケードの向こうから向けられた剣幕を楽観視はしていない。 どこへとなく… おそらくは 『扉』 を探して移動を開始する馬上で、不安げに周囲を見回した。 …この騎士が一日期限のボディーガードだとも、あと何枚の 『地獄』 が残っているのかも、さらりと流すように鑑賞していたため覚えていないけれど。 )   ―――〜うわっ!?   ( 突然手元に落ちて来た板を、何だと払いのけてしまう。 …しかしそこで馬は足を止め。 騎士は拾うのを促すようにそちらを見ていた。 ) [Sat 15 May 2010 01:00:43][95]
お知らせ > キャシー@赤さんが帰りました。 『あー、チョコとか食べたいな。』 [Sat 15 May 2010 00:53:00]
キャシー@赤 > (――あとは貴女のお望みのままに、だ。 騎士は女の子をエスコートするものと決まっているし、『扉』を探す手助けをしてくれる筈だ。 或いは寝床を探す手伝いかもしれないけれど。 そして勿論、貴女の身を守ってくれるに違いない)――よっし、あたしは描くもの描いた、っと! あとはもう、頑張れーってところだよね。(というわけで、あたしはさっさと見物モードに入る。 やるだけの事をやったら、あとは彼女の頑張りに期待ってわけ。 やるべき事がまだ残ってるなら、話は別だろうけど、ね?) [Sat 15 May 2010 00:52:45]
ディーバ@白 > そうですね…。 ( むしろ、街の状況を考えれば隠れるのはとても正しい判断なのだろう。赤い騎士と白馬が突然現れた事から、何か気づいてくれればいいのだが。 ) え、そのまま乗れないものなのです、か? ( 鞍を描き足したキャシーに、きょとんとした顔で。乗馬はレクリエーション的なものを一度経験した事があるものの、鞍の重要性を全く分かっていなかった奴隷。「も、申し訳ありません…」と謝る。そういえば皆、あの座る所みたいなの付いてたかも…と思い出しつつ冷や汗をかく。 ) あ…! 良かった。手を取ってくれましたね…! ( 見た限りでは、彼女は騎士を少なくとも敵ではないと判断してくれたようで。 ) えっと、後は……。そうだ、ここだと人間不信、になりそうです、し……。 ( ちょうど、ソレディーの手元に落ちる位置を考えながら描くのは板状のホワイトチョコ。板チョコ特有の模様が無い代わりに、ホワイトチョコが盛り上がってメッセージを形どっている。『こちらで貴方の帰りを待っています』と。ちなみにヴェイトス標準語で。 ) [Sat 15 May 2010 00:50:45]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 赤という色が鋼の鎧と結び付き難いけれど、そこは紅鱗騎士団。 団長の鎧で見慣れているし、騎士然とした姿には素直に騎士なのかなと納得する。 が、問題はそれが襲って来ないかどうかだ。 …緊張しながらもつい見入っていたら、続くのは世闇に眩しい白色。 今度は何だとうろたえる。 馬と騎士、ならばセットなのだろうとそこも素直に納得するけれど、しかしどういうわけなのか。 こちらから行動するには正体不明過ぎる相手。 一拍遅れて鞍も現れ… 老騎士、という風に見えるのだろうか、いずれにせよ頼もしい機敏な動作で白馬に跨った騎士が、まるでここに居るのを知っているかのように、こちらへ手を差し出している。 )   …え、と。 あ、あのー… こ、こちらは紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌです。 ほ、ほんとです!   ( 絵の展覧会に行ったら〜などと、無言の騎士に事情を説明すること一頻り。 …無言で手を差し出し続ける騎士と逃げ腰でにらめっこして… おっかなびっくり手を取った。 馬上に引き上げられて… でも、どうも様子がおかしいし、単純に助かったとは思えない。 さてこの騎士は、どこに連れて行ってくれるのだろう。 ) [Sat 15 May 2010 00:43:00]
キャシー@赤 > んー、まあ、意思疎通できないしねー、多分。(喋れるのかなとも思ったけれど、あたしが喋れるイメージができてないんだもん。 絵の中の騎士だってきっと喋れない筈だ。 こんな状況だし、隠れてしまってもしょうがないとは思うから、まあ、その辺りは許容範囲だ。 でもほら、この絵ってあっちゃこっちゃで暴れてる人ばっかりだし。 暴れない人物がいれば、多分それでわかるんじゃないかなぁ、と期待してみる)さって、あとは何を描くかなぁ……。 ああ、そっかそっか。 馬なら必要だよね。(というわけでディーバ君の描いた馬に、赤色で【鞍】を追記。流石におじーちゃんも裸馬には乗れないと思うし。 赤い騎士は颯爽と跨って、女の子に手を指し伸ばす――筈だ。 あたしのイメージだと!) [Sat 15 May 2010 00:27:50]
ディーバ@白 > あ…。 ( そうか、この絵が現実の暗黒街を模していながらも違う所、そして地獄たらしめている要因。それは、絵に取り込まれた者達を街の外に出さない騎士達だ。 ) おじいさまが、騎士だったのですか…。素敵なおじいさまだったのです、ね。 ( なるほど、それならこの絵画の状況は嫌なものだろう。そして肌の色などで必要なようなら白絵の具を貸そう。 ) この絵画は、どんなに上手く描かれていても偽りの絵…です。中にいる方達がどう思ってらっしゃるか、は分かりません、が…帰っていらしたら、きっと、あの騎士達が偽りだったと分かるはず、です。 ( そう言ってから、奴隷も絵を描き出す。これ以外にもう一つ描けるのだし、騎士が彼女を守ってくれるならば武器よりも身体を休めてもらいたい。騎士と言えば馬と思い、白馬を描いた。キャシーの祖父は馬の扱いも上手かっただろうか? ) あ…隠れちゃっ…た。 ( 描き終わってから気づく。 ) [Sat 15 May 2010 00:22:53]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 当人にとっては現実で、ここが絵画の中なのではないか?と考えはしても、確信はできない。 相手が殺意を持って向かって来る暴徒であれば、現実であっても死亡させてしまうのがやむなしとされるかもしれないが、取り返しのつかない事だけに、まだ躊躇いがあった。 まるでただ争っていたいだけのように見える暴徒だけれど、理由がないわけもないと思うし、まだそれを知らない。 )   ( ―――額縁の向こう側は認識できず、周囲をうかがいながら、するすると這うように移動していく。 今はまだ見つかっていないが、避けようもない人数が徘徊しているし、またすぐに戦うことになるのだろう。 …幸い素人ばかりのようで、どうにか捌けているものの、いつまで続けていられるかは分からない。 正直なところかなり絶望的な状況なのに動いていられるのは訓練の賜物か。 )   …?   ( ふと、異様な気配にそちらを向いた。 身に付けるための武具ではなく、騎士そのものか。 何もないところから描かれるようにして現れるそれに目を丸くして… とりあえず、物陰に身を潜めた。 ) [Sat 15 May 2010 00:15:31]
キャシー@赤 > うん、あたしが描くのはね……。(実際、絵の中にはイメージさえあれば何でも描けるのは実証済みだし。 砂漠とか雪原とかと違って、回りに危ない奴が一杯いるのが丸判りだし。 それに、あたしはちょっとこの絵でムカつくことがあるのだ。  何がって、この街の周りをグルッと囲んでる連中。)――あたしのおじーちゃんはね、騎士だったの。(イメージを載せて、赤い絵筆を走らせる。 描くのは人型。 鉄兜、板金鎧、盾、剣、真っ赤なマント――つまりは騎士だ。 それもただの騎士じゃあない。【正義の騎士】だ。 悪い奴らから女の子を守ってくれるような、そんな存在を、あたしは描く。 ――だってほら、あたしのおじーちゃんは、立派な騎士だったんだもの。 こんな奴らと同じ存在だと思われたら溜まったもんじゃないしね!  それにほら、炎の精霊とかいう妖しげなものと違って、しっかりとどんな人物かをイメージして描いたなら。 それはきっと、絵の中の女の子の味方になってくれるに違いない) [Sat 15 May 2010 00:06:12]
ディーバ@白 > ( ばばーんとドアが開いて、奴隷は振り返り。 ) あっ…キャシーさん…! ( そんなもん決まってる、と言うキャシーさんに尊敬のまなざし。 ) な、なにですか、何描くのです、か? ( この間の砂漠の天気のアイデアも凄いなと思ったし、自信ある様子の彼女が何を描くつもりなのか気になる。 ) 僕、は白ですし…白銀の盾、とか剣、とか…描こうかなと考えているのですけれど、も。 ( まさか絵画の中の彼女が、暴徒を殺したくないと考えているとは露知らず。現実でなら考えるが、絵画の中の出来事と知ってしまっているだけに考えが及ばない。 ) [Sat 15 May 2010 00:00:14]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 水も食料も、どうにか調達できていた。 分けてもらおうと人家の扉を叩いても、住人に招き入れてもらえるようなことはなく、無視されるか、問答無用で襲われるか、もしくは逃げ出されるかのどれかで、強奪のようになってしまうのが何ともやるせないところだけれど、言葉は通じるらしいのに話は通じなくて、生き伸びるため止むを得ず、ごめんなさいして頂戴している。 外套の下の服装は、未だにドレスと、常世の森の頑丈な葉を巻いたちぐはぐなもの。 武器にしていた木の枝は、長い方が折れてしまって、短い棍棒サイズの一本のみになっていた。 …ちゃんとした棍棒や盾が欲しいところではあるのだけれど、巡り合った暴徒の武器は図ったように殺傷力の高いものが多く、そんな物を使ったら相手を殺してしまいかねない。 )   ( ―――絵の中で、こそこそと赤い髪が動き出す。 封鎖線を当たってみて、どこか通してくれるか、保護してくれるところがないかと声をかけ続けているのだけれど、今のところ脈なし。 しかし他にやり方を思いつかない。 ―――例外的に… もしかしたらここにも、森にあったような 『扉』 があるのではないかとも思うのだけれど。 ここは街中。 不自然に生えていたら分かりそうなものだが、扉だらけだ。 )   ( 娘の素性は、騎士団随員。 訓練を受けている職業的な戦士なら、武器を与えれば有効活用できるだろう。 『まっくらな森』 から 『混沌の街』 に移動したのが確認されており、今もそこにいる。 見ての通り。 ) [Fri 14 May 2010 23:53:17]
キャシー@赤 > (ばばーんとドアを開けて、あたし参上。 中にいるのはディーバ君。 目の前にかかってるのは混沌の街。 センス悪いったら。 あんなにぎやかで面白いこと満載の街を、どう穿った目で見たら、こんな犯罪まみれのどーしよーもない場所になるんだか)エイブラハムって人が何考えてたんだか良くわかんないのよねー。 それにあたしって油絵より水彩画のが好きだし。 っと、ディーバ君やはー。(ひらひらと手を振って挨拶しつつ、パレットに絵の具ぐにぐに。筆とって混ぜて、と。 さて、何描くかは決まってるんだけどね) [Fri 14 May 2010 23:49:58]
お知らせ > キャシー@赤さんが入室されました。 『んなもん決まってるでしょーが。』 [Fri 14 May 2010 23:47:54]
ディーバ@白 > ( ちょうど、混沌の街の絵の前にいたメイドもどき。背景の色に同化していたらしく、さっきまで気づかなかった人影がフードを脱ぐのが見えて「あ」と声を上げる。 ) 今日はどうしましょう、か…。街なら食べ物、は調達できるのでしょうか。この絵の場合武器や防具の方が…? ( 絵画の前に立ったままぶつぶつと呟く。 ) [Fri 14 May 2010 23:42:39]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 『絵画の前』 [Fri 14 May 2010 23:38:48]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 自警団の用意した部屋に安置されている 『混沌の街』 の絵は、その時、一見した限りでは特徴的な赤い髪の娘を映し出していなかった。 『まっくらな森』 の中でもそうだけれど、この娘が身を潜めようとすると、ウォー○ーを探せよろしくどこに居るのか分かり辛くなる。 …もしくは、ついさっきまでなら、寝顔のドアップなどが映し出されていたのかもしれないが。 )   ( 絵の中で、廃墟のくすんだ色に同化していた岩のような陰が動いた。 暴徒から剥ぎ取った外套のフードを脱いで、ヴェイティアンのような娘の赤い髪が夜風になびく。 絵の中も… 幸いと言えるのかどうか分からないけれど、晴れているらしい。 ) [Fri 14 May 2010 23:34:26]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 半壊した廃墟の中に身を潜め、ソレディー・カモシレーヌは浅い眠りから目を覚ました。 街の中でこんな過ごし方をするのは初めてだけれど、単独で狩りをしていれば何日か枕を高くして眠れないことも珍しくない。 騎士団でしごかれているのもあって、体力的にはまだそう辛くないのだけれど、しかし行く当てのない状況というのは気分を重く沈ませる。 )   ( 硬い寝床のせいでぎしぎしきしむ体をほぐしながら、瓦礫の隙間を抜け出して、特に変化のない周囲の状況をうかがった。 …この街は異常だ。 こんな暮らしをずっと続けていられるわけがないと思うのだけれど、一定のテンションで延々と混乱が続いている。 いや、そもそもこれが平常で、別に混乱しているわけでもないと言うかのように。 コンスタントに悲鳴が上がり、しばらくすると吊るされる死体が一つ増え、その間に古くなったものが一つ落ちるのだろう。 …ありえない。 しかしそこで生きているこの実感は、紛れもない現実だ。 ) [Fri 14 May 2010 23:26:16]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2-3】 混沌の街 )』 [Fri 14 May 2010 23:10:58]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが帰りました。 『( そういえば、地獄を描いた絵だったっけ。 )』 [Thu 13 May 2010 00:58:03]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ここ、ヴェイトス島ですよね!? ヴェイトス市駐留クリスティア騎士団、紅鱗騎士団随員のソレディー・カモシレーヌです! ホントです! なんでも良いから保護してください!   ( 改めてバリケードの方にも叫ぶけれど、ノーリアクション。 仲間なのにと思うと哀しいが、これ以上粘っても無駄かもしれない。 一呼吸置いて。 …どこか別の封鎖線を当たってみようと、駆け出した。 ) [Thu 13 May 2010 00:55:40][19]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > 〜もう止めてください! 何がしたいのですかっ! ( 罵声を浴びせられても、そこから彼らの主義主張は見えてこなかった。 彼らの争いに首を突っ込んだのが気に入らないのか、それともヴェイティアンのような見てくれがそうさせるのか、仲裁のために騎士団随員と名乗ったこともあるので、そのせいかもしれないけれど、とにかく何でも良いから暴れていたいという風にも見える。 …腕を強打し武器を飛ばして、でも追撃はせずに、一々捕まえてもいられないからここは引き分けでどうですかと言外に言ってみるけれど、こっちはこっちで、大多数は聞く耳をもってくれそうになかった。 ) [Thu 13 May 2010 00:46:40]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( 健脚にものをいわせて、さっさと逃げてしまえば良いのだけれど。 それができないのは、そこにバリケードを築いた彼らがいたからだ。 隊旗に見覚えはないけれど、たまのテストでも満点が取れるわけではないから、あの紋章を使う騎士団がヴェイトス市に無いとは言い切れない。 とりあえずここがヴェイトス市で、そうでなくても彼らはクリスティア系の 『騎士』 で、ならば味方と仮定した。 そして今度こそ本当に助かったと駆け寄ったら、近付くなと弓を射られてしまい板挟みなこの状況だが。 閉鎖されているということは、何とか分かってもらえないと、ずっとこの街でこんな事を続けていなければならない。 それは地獄だ。 ) [Thu 13 May 2010 00:27:08]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( この街に放り出されてから、ずっとこんな調子だ。 最初こそ悲鳴を聞きつけて劣勢な側に加勢したりもしていたけれど、助けても逃げられてしまうか襲われるかで、未だにここがどこなのか、なんという名の街なのかも分からない。 共用語が使われているし、特に見たこともない人種がいるわけではないから、ヴェイトス島のどこか、もしかしたらアングリマーラ辺りだろうかとも思うのだけれど、アングリマーラで、あんな騎士のように武装した者が道を閉鎖することがあるのだろうか。 …装備を取り入れるくらいしてもおかしくはないし、効率的に武装しようとするのなら、突き詰めると同じ形になりそうだけれど、どうも違和感がある。 ) [Thu 13 May 2010 00:04:42]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ―――紅鱗騎士団の随員でソレディー・カモシレーヌといいます! 騎士団に確認してくださいひぃ! ( 語尾を悲鳴のような音に変えて、振り下ろされた剣先をかわす。 ) 〜と、とりあえず助けてくださいっ! ( 通りの先に築かれたバリケードの向こうで傍観している鎧で武装した騎士らしい数名に叫びながら、水平に打ち出した木の棒は、空振りした男の腹部を深く突いて沈黙させた。 また一人暴徒が地面に転がるが、周囲はそれを上回る数の武器を手にした男女に囲まれて、休み無く襲いかかってくる。 ) こんなの団長が知ったら怒りますよ! コワイですよっ! ( 飛びかかってきた一人に足払い。 斧を振りかぶっていたもう一人の脇腹を強打してから、足を払われ立ち上がろうとしていた暴徒の背を打つ。 …幸い専業の戦士はいないようで、まだ負傷らしい負傷はしていないが、棍棒でもない間に合わせの木の枝を振り回している手は皮が剥けて血が滲んだ。 かといって刃つきの武器を拾い応戦したのでは、殺してしまいかねない。 ) [Wed 12 May 2010 23:50:34]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2-2】 混沌の街 )』 [Wed 12 May 2010 23:31:31]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが退室されました。 『( …別の方向で上がった悲鳴に、足を止めた。 )』 [Wed 12 May 2010 06:03:16]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( その辺の家の扉を叩いて、ここがどこか聞いてみようか。 屋根の上に登ってみようか。 それとも、遠くにそびえる時計塔を目指そうか… 何にせよ人里であるには違いないから、どこかにもうちょっとまともな場所もあるはずだ。 そんな風に考えていたのだけれど、とりあえず――― 悲鳴の聞こえた方向目指して、大通りを横切った。 …あの悲鳴は誰かの危機。 事情は全く分からないけれど、とにかくまずは暴行を(?)止めさせなければならない。 …この状況で、それこそ現実味を欠いた感覚かもしれないが、騎士として市民の(?)争いを放置して良いわけがないから、とりあえずそうすることにする。 ) [Wed 12 May 2010 06:02:06][11]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ここはどこだろう。 建物や道の雰囲気から、それなりの規模の都市ではないかと思うのだけれど、こんな所は知らない。 クイズなら真っ先に思いつくところで 『暗黒街』 とヴェイトス市の一角を挙げるかもしれないが、これほどの環境ではないはずだ。 …とても日常生活が営まれているとは思えない、破壊と死の気配が充満している非現実感。 戦場というのは、こんなものなのかもしれない。 暴動でも起きたのかもしれないとも考えるけれど、廃墟や転がされている死体の感じは、これが昨日今日始まったものではないことを物語っている。 )   ( …そもそも、ここがどこかと考えるのはナンセンスなのかもしれない。 さきほどまでいた 『森』 は、絵の展覧会から、そこに展示されていた絵の世界に引き摺り込まれたと考えるのが一番妥当のような気がするし、そういえば、こんな街を描いた絵もあったような気がする。 …森の中ににょっきりと生えていた、回りをぐるりと一周できる扉と扉枠。 一見どこに通じているわけもないそれを試しにくぐってみたら、この街にいて、振り返っても扉は見当たらなかった。 ) [Wed 12 May 2010 05:53:17]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが来ました。 [Wed 12 May 2010 05:40:02]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ―――団長やオリビア先生には、とても見せられない姿。 …と、そんな風にも思ってしまうけれど、突然の異常事態に対処できたという点は褒めてくれそうな気もする。 そう分かっているのに、どこかで哀しまれてしまうかもしれないという不安が拭えないのは、やはり 『まっくらな森』 の絵を見たばかりだからだろうか。 みんな、私のことをあんな所から来た人間なのだと思っているのではないか、という。 …あそこは、まさか直後に体験することになるとは思わなかったけれど、人間が暮らしていかれる場所じゃない。 …でもヴェイティアンである母の故郷はそんな所にあるはずで、迷い込んだホワイティアの父も一度はそこで暮らすことを願った。 そう考えると常世の森の内部であれ 『まっくらな森』 に描かれるような雰囲気の所ばかりであるわけがなく、まだ見ぬ母の故郷と感じられそうな場所を見つけられなかったのが、少し惜しくもある。 ―――もっとも… )   ( 軒先に逆さ吊りの人間… おそらく死体が平然とぶら下げられている環境では、そんな感傷を抱いている余裕もあまりないけれど。 ) [Wed 12 May 2010 05:33:42]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( …整えている、というと語弊のある感じだけれど。 スカートをかぼちゃにしたドレスの上に、厚手の葉や樹皮を、蔓を使って鎧のように巻き付けている。 防具効果はさほど望めないとしても、草木や虫から身を守る役には立った。 わずかに露出した肌にほどこしているペイントも、虫除けや人間の臭いを消すために草花・木の実をすり潰したもの。 その他、食用・薬用の植物を適当に束ねて腰から吊るし、長・短一本ずつ頑丈そうな木の枝を背負っている。 手には夜光虫が、ドレスの裾をほぐして取り出した糸でやんわり縛り付けられていた。 ) [Wed 12 May 2010 05:22:12]
ソレディー@エイブラハムの『街』 > ( ―――人里だ! やった、助かった! …何だかよく分からないけれど、森の中に脈絡もなく生えていた 『扉』 を潜ってみたところ、どことも知れぬ街に出た。 どこかは分からないが、とにかく街である。 もう安心、これで助かったと安堵したのも束の間。 その街の異常さに気付くのに時間はかからず、今は見通しのきく大通りに面した路地の影に身を潜めている。 )   ( つい先ほどまでいた 『森』 は、かつて生計を立てるために狩りをしていた森の状況とはだいぶ違うけれど、それでもホームグラウンド。 常世の森に近い環境の生態は熟知しているし、騎士団で地力を底上げされているのもあって、なんとか命を繋ぐことはできた。 …危険な原生生物(?)も跋扈する中で、偶然 『扉』 を発見することができなければ、いつまでもったか分かったものではないが。 扉をくぐるまでの間に、ちゃっかり身なりも整えている。 ) [Wed 12 May 2010 05:04:01]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの『街』さんが入室されました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:2】 混沌の街 )』 [Wed 12 May 2010 04:53:08]
お知らせ > ソレディー@エイブラハムの世界『森』さんが退室されました。 『( 主観ではまだ、一日目。 )』 [Mon 10 May 2010 02:28:31]
ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( これだけ枝葉を張ってくれれば、もしかすると樹上を進むこともできるかもしれない。 どこを目指すのだというところだし、常世の森水準だとすると、樹上が地上よりも比較的安全とは言い切れないのだけれど、それでも生態系のバランスはあるだろう。 ―――今はまだこちらに関心を引いていないようだけど、声一つ上げるのもはばからせるプレッシャーをすぐそこに感じながら、はやる気持ちを抑えて慎重に腕を伸ばした。 【判定】 ) [Mon 10 May 2010 02:22:27][71]
ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( ここが本当に常世の森で、登る途中で単位が変わってしまうような巨木ばかりではお手上げだけれど、空がほとんどまるで見えないこの状況では、太陽の位置を知るだけでも意味がある。 靴は脱いで… 吊るせるような紐がないために、襟から服の中に落としておく。 ごわごわするし、またお行儀が悪いと怒られてしまいそうだけれど、非常事態だ。 )   ( ―――まさか特殊な状況を想定した訓練ではあるまいかと、一瞬本気でそんなことを考える。 …団長ならやりそうな気がしないでもない。 )   ( そんなまさか。 でももしかしたら。 首をふりふり、首かしげ。 ねじれた木を見繕ったら、よく見えない樹皮に慎重に手をつきながら、登り始めた。 ) [Mon 10 May 2010 02:04:05]
ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 夢だとしても覚めないのなら現実だ。 内心混乱しきっていても、慌てふためいたりしなかったのは、周囲の気配がそれを許さなかったからだろう。 ―――ここは 『あの絵』 の中なのだと、信じ難い事だけれど直感する。 …絵の向こうに感じて、思わず見入り探してしまった 『何か』 の息遣いを、今は目だけでなく全身で感じている。 これが魔法というものか、座学でちらりと触れたことがあったような気もするけれど、ちんぷんかんぷんだった。 魔法だとしてもできることをするしかないわけで、今は何故こうなったのかを考えるのは置いておくことにする。 )   ( しばらく耳を澄ましても、これといって目立つ物音は聞こえてこない。 ここに連れて来られたのは、自分だけなのか。 しゃがんで足元を探っても、ハンドバッグは見つけられなかった。 せめてハイランダー丸2号… ナイフの銘だが …があればと思う。 例え弓があったところで常世の森に生息するような獣と対峙してしまっては、大した役に立たないだろうけど。 牙も爪も軟弱な人間には道具が必要で、道具を作るのにも道具が要る。 )   …。   ( 未練がましく探していたバッグを諦め、心細さから、つい一緒にいた少年に呼びかけようとしてしまって、思い止まった。 もしも彼がこの近くにいたのなら、もっと早くアクションを起こしていただろうし。 …まずはもっと状況を把握しなければと、手近な木に手をかける。 ) [Mon 10 May 2010 01:47:29]
ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 森だ。 間違いなく木々に囲まれ、根で覆われた地面の上に立っている。 ローファーの靴底で感じる節くれた質感が急に足回りを不安にさせて、カジュアルなドレスは裸同然に頼りない。 疑う余地のない実感を抱きながら、けれど一体どういうことかと首を傾げずにはいられなかった。 )   ( とりあえず、お約束で頬をつねってみる。 痛みに顔をしかめながら、ようやく慣れてきた目で辺りを見回す。 素人ではないし方向感覚を狂わせるとまでは言わないけれど、何しろ暗さが厄介で、まともに経験したことのない難所であるには違いない。 こんな環境は避けるべきで、こうなりそうな場所には、そもそもよっぽどの事情がなければ近付かないのだから。 ) [Mon 10 May 2010 01:21:12]
ソレディー@エイブラハムの世界『森』 > ( 紅鱗騎士団随員、ソレディー・カモシレーヌ16歳。 一見ヴェイティアンのような、赤い髪と赤銅色の肌をした娘は、瞬き一つする間にヴェイトス市中で催されていた絵画の展示会から、どことも知れぬ森の中にいた。 ―――展示会では同じく騎士団随員の少年が、すぐ後ろにいたはずの騒がしい連れ合いが突然姿を消したことに首を傾げている。 少年がぽつんと取り残されたハンドバッグを拾い上げ、ふと見上げた絵の中に特徴的な赤毛を見つけ、仰天するのはもう少し後で。 しかし、絵画の不思議に人々が気付き、対策を講じるまでの間 『ソレディー・カモシレーヌの場面』 にこれといった変化は見られなかった。 時間の流れは必ずしも対になっておらず、額縁の中に描き出される 『森』 は、他の場面を映すかたわら思い出したようにこの娘へ焦点を戻している。 …その場面がようやく、ゆっくりと動き出す。 ) [Mon 10 May 2010 01:07:28]
ソレディー > ( ―――森だ。 明るい展示場から急に暗闇の中へ放り込まれて、閉ざされた視界の中でもそれだけは認識できた。 植物の放つ濃密な湿度と草いきれ。 それは程度の差こそあれ、山人として慣れ親しんだ感覚。 空気の肌触りから日中なのではないかと思うけれど、それにしても見事な暗さでなかなか視界が順応しない。 ) [Mon 10 May 2010 00:49:10]
お知らせ > ソレディーさんが来ました。 『( 【天才画家エイブラハムの世界:1】 まっくらな森 )』 [Mon 10 May 2010 00:42:20]
お知らせ > MJさんが退室されました。 『結局―――キャンプ地の医者の元まで背負っていきましたとさ。 』 [Thu 1 Oct 2009 00:13:23]
MJ >  ソレって油断や慢心が出るから二撃目は無いつもりで行けって言う寓意であってさ――。 本当に戦場に矢一本しか持って行かないのが艶子じゃないのサ。 ( ドMか馬鹿のどちらかだろう、とか戦い終わって言いたい放題。 随分と調子が戻って来たが、此方も疲労は隠せない。 何せアマウラからとんぼ返りして、其の儘この村にやって来て。 一旦ヴェイトスに戻って、今夜の救出劇。 ) 艶子…、ホントは殴ってでも救出に行かせたく無いなって思ってたんだよネ。 でも、こうやって誰かを助けちゃうのが―――……。 ( 素直な言葉、最後位は本音でと振り返ったら、一足早く意識を手放しちゃってる艶子。 慌てて、その身体を抱き止め。 ) ちょちょちょ、未だダメだって!? ってヒトのハナシは最後までェェェ!!  [Thu 1 Oct 2009 00:12:44]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが退室されました。 『手を引かれてなければ、勢い良く地面に倒れこんだことだろう。艶子はそのまま意識を失った。』 [Thu 1 Oct 2009 00:04:02]
艶子@外部突入 > ( 彼女が戦っているところは見なかったが、きっと私と同じように剣の道を歩んでいるのだろう。 ) 鍛え続ければ剣のほうが応えてくれるさ。 ( なんて先輩みたいなことを言ってしまうけれど。その表情の変化をちらりと見て、つい微笑ましいなんて思ってしまう。エプロンの白が闇に解けるのを見届けて。 )  だ、駄目なんだよ!二度目もあると思えば一度目は疎かになる。ほら、有名な話があるじゃないか。「残りの一本があるからと、最初の矢に気合いが入らない。だから矢は二本持たず、いつだって無心にこの一本の矢が必ず当たるように気合いを込めろ」っていう。 ( 勿論実戦ではそう上手くいくことは少なく、何度も切り付けなければならなくなるのだが。 ) う…む…。ホワイティア式の戦闘に対する考え方は、私も見習いたいところなのだが。 ( あの合理的に戦闘を追及する姿勢は、アマウラ文化には乏しいかもしれない。 ) うん。………。 ( MJの言葉に頷いて、手を引かれながら歩き出す。ああ、やっと終わったんだなと思うと忘れていた身体の重さや痛みが蘇る。それと同時に後悔や、自分を責める気持ちも少しずつ。 ) あれ…。 ( と、思ったときには世界がぐるぐる回りだし、身体がどんどん動かなくなる。地面もぐにゃりと歪んで、自分がどんな状態にあるのか分からなくなって。ようやくキャンプの入り口を潜ったってところで――。 ) [Thu 1 Oct 2009 00:03:20]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが退室されました。 『そしてまず河か湖を探すのだった。脱出の安堵もそこそこに。』 [Wed 30 Sep 2009 23:53:15]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……そういうことが解るのも、やはりちゃんと太刀のことを体で知っているからなのですね。(「あなたの手の中に」という言葉を耳にすれば、そんな言葉を返した。ちょっと悔しいなぁ、とほんの少し唇を尖らせながら)…はい。無事…帰るつもりで居ります。本当にありがとう御座いました(MJに向けて改めて頭を下げた。今度は軽く、さらさらと髪が揺れて…)(――――そして、白い肌とエプロンが、不思議と闇に溶け込んでゆく。途中何度が体勢を少し崩したりするものの、転げ落ちたりはせずにその背中は進んで―――見えなくなった。そこからどこをどうやってヴェイドスに帰るのかさっぱり解らないルートだった) [Wed 30 Sep 2009 23:52:19]
MJ > ( 薄汚れて解り難かったが、洗練された挨拶に矢張りメイドなんだなぁと一人で感心した。 ) ―――折角生き延びたんだから! ちゃんと家に帰ってネェ! ( 去り行く背中に、そんな別れの言葉を投げ掛け。 生き延びた、ソレだけで良いとは餓鬼の自己満足だろうかソレでも伝えたかった言葉。 ) 一の太刀を何度でも浴びせれば良いジャン! 大体、朱鷺の都人ってば玉砕大好き過ぎ! ホワイティアの戦争見習いなヨ!? 捕虜を金品で物々交換だとか、死なない為に鎧硬くするとかさァ! ( 手を頭の後ろに、常々崖っぷち最高!な姿勢には疑問を覚える。 ) ―――オレサマ達も帰ろうか。 ( 女性の姿が見えなくなるのを確認してから、艶子の元へと歩み寄り手を引いて。 ) くんえィ達もも待ってると思うし。 艶子もまた入院だしネェ…――。  [Wed 30 Sep 2009 23:50:43]
艶子@外部突入 > し、仕方ないだろう?私の剛剣術、示現流は二の太刀は負けという一撃必殺の術なのだ。玉砕覚悟ぐらいにもなるさ! …わ、わーってるよ。感謝してるよ。 ( 緊張の緩みだろう。助けられなかった人は沢山居るけれど、今はこうして生き延びることができた。…きっと、後悔や苦悩がやってくるのはもう少しあとだ。それを誤魔化すために注いだ戦いの熱が冷めるころに、きっとそれはやってくるだろう。 ) MJなんかすごく好きそうな大会だぞ。私はそれのチャンピョンなのさ。 ( と、笑って言う。 ) うん、懐かしいだろう? ( メイドが笑えば、ああ、こんな風に笑うのかと思う。状況が状況であった為、その笑顔を見る機会は無かったが、こうしてみると綺麗な人だと思う。そう言って褒める状況ではないので口にはしなかったが。 それから、太刀と荷物を渡して。 ) 私の唯一のとりえだからな。でもきっと、刀の方はあなたの手の中にあることを望んでるんじゃないかな? ( だからきっとその太刀は私をヴェルセリオスのところまで導いたのだ。 ) うん。後でちゃんと手当てを受けるんだよ。 ( メイドらしいお辞儀。それに向かって私はそう言って。 ) そっちもね。またヴェイトスで会おう。 ( …そして私は彼女の姿が山林の中へ消えていくのを見送った。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:43:21]
ヴェルセリオス@霧の村 > …いえ、こうして助けていただいたのですから、それだけでありがたく思います…ああ、そうでしたね。そういえばあの時…(霧の村で受けた屈辱と苦痛を上書きするかのように、嘗てともに肩を並べて甲虫で戦った日のことを思いだした。そうだ、あのときの人だ。それを思い出せば、目を細め顔に笑みを浮かべるのだった。懐かしい。何年前だろう、と静かに過ぎ去った日に思いを馳せて)(無論、油断しきらない程度に、ではある)……あ、はい…ありがとう御座います…(今度はためらわずに、太刀と背嚢を受け取って抱えた。そして)…片手でもあの裁き方…流石です。私の手の中では、只の玩具ですね。まだ…(ぎゅっ、と抱えた太刀の鞘を握り締めながら、静かに呟く様…言葉を零した。荒事で飯を食べている人と比べても勝てる訳はないとわかっているけれど、つい零してしまう)………それでは…私はここで失礼させて頂きたいと思います(出て早々にはいさようなら、は失礼だと思いはするものの、他の救出者に見られてしまっては元の木阿弥。故に非礼と感じつつ切り出して…)改めまして、本当にありがとう御座いました。艶子様、MJ様(荷物を足元に於いて、汚れに汚れていたけれど―――スカートを両手で腰の高さに均等に積みあげつつお辞儀を一つ、二人に向けた。そして顔を上げれば、再び太刀と背嚢を抱えて…)それでは、私はこれにて失礼させて頂きます…お二方とも、どうか無事ヴェイドスに帰り着くことを…(もう一度頭を下げると、くるりと振り向いて山道を外れて…呼び止めたりしない限り、生い茂る漆黒の山林へと消えて行くのだった) [Wed 30 Sep 2009 23:33:14]
MJ >  ――ソレだったらオレサマから言う事は無いデス。 ( 泥と鉄錆と腐った匂いの立ち込める坑道を漸く抜ける。 外の空気で肺を満たし目一杯深呼吸を。 元々女性の身の上を詮索するつもりも無し。 彼女の精神力がタフだと一人で納得しておくし指摘もするつもりも無い。 ) 考えた末に玉砕覚悟とかどう言う神経してンのさ!? まァ、今回の事でオレサマの有り難さに感謝しても宜しくってヨ!? ( 外に出れば漸く、口数も戻ってくる。 えへんと、血と埃に汚れた姿だったが艶子に胸を張ろう。 ) 蟲王…、何かあったネ。 そう言えば。 ( 艶子と出会う前だったかその大会。 そう言えば艶子と出会う前の話は聞いてないな、と。  ) ………。 ( 立ち止まる二人に遅れ、餓鬼も足を止めた。 遠目でも、向こうの方にキャンプの灯りが見える。 二人に悟られぬ様、小さく安堵の溜息を零した。 何とか此処まで来れた。 刀を返す艶子には口は挟まず。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:26:46]
艶子@外部突入 > もう少し早くこの事件のことがわかっていたら、助けにいけるのも早かったのだが…。 ( 私はこの一月の動きを振り返る。私の働きはベストだっただろうか?助け出すことが出来る人を助け出せただろうか?MJと君影との約束は守ることができそうだが…。 ) うん。 ( と、構わないというMJの言葉に頷いて。 ) 馬鹿っていうな、馬鹿って。私なりに考えて行動したつもりなんだぞ? ( まあ、確かにあまり頭の良い行動はとれてなかったと思うが。 ) そう畏まりなさんな。お尻が痒くなっちゃうよ。それに、蟲王の座を争って戦った仲だし、な? ( 懐かしい話だ。あの頃はまだ私の髪は長くて、私の目玉も二つあった。 艶子といえば、助け出せた達成感からかヴェルセリオスの不自然な点には気付いていない。たとえ気付いていたとしても、それを指摘することはないだろうが。 ) ………。 ( キャンプを目の前にして、ヴェルセリオスの足が止まる。私もそれにあわせて立ち止まって。 ) ――刀、返すよ。良い刀だな、大事なものなんだろう? ( と、彼女の太刀を差し出して。 ) [Wed 30 Sep 2009 23:18:40]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……なるほど。では、この騒動は既に広く知られる事柄になっているのですね…(考えてみれば当たり前か。それなりの商取引も行き来もある村が突然音信普通の状況になれば、調査の手が伸びるのは当たり前。崖崩れのこともやはり知らないが、調査員が踏み込めばグールと出会うのもまた当然。そしてその報告が届けば―――と)…(だとすれば尚更自分がそんな「生き残り」として認識されることは避けたかった。その「生き残り」が何人居るかは全くわからないが、数十人、百人とは居ないだろう。酷く虫の良い願いであるとはわかっていたが、そう頼まずには居られなかった…そして)…今日で、ですか…(その言葉を聴いて、むぅ、と眉根に静かに皺を寄せた。坑道に捕まって放り込まれたままだったから、日にちの概念ももうぐちゃぐちゃだ。ついでに言うと(正確な神の視点から見ないと解らないが)食事が出される時間も滅茶苦茶だった。頻度も)………はい。危険を顧みず、お二人が私を助けに来てくれたこと。それは忘れません。(はっきりと艶子の顔を見て、次にMJの顔を見つめてから、しっかりと頷いてそう答えた。助けてもらったのは事実だし、その恩義を知らぬと袖にするような馬鹿にはなりたくなかったから)……(そろそろ村を脱出できた頃か、もしくはキャンプの灯が見えてくるだろうか?もし村を抜け出したならば、キャンプからまだ距離のあるところで…不意に足を止めるだろう) [Wed 30 Sep 2009 23:10:31]
MJ >  ―――。 ( 艶子の背中は預かった。 キャンプに戻る迄の間は忠犬でいる事にしよう。 ゾンビも生存者も――もう少ないのだろう。 余り無駄口を叩かずに走る。 女性は外の出来事は知らないらしい、こんな場所では無理も無い。 この死地で生き延びる他に何を望むのだろうか、と。 ) ――オレサマは構わないヨ。 ( 詮索無用と告げる女性、それを了承する艶子。 餓鬼も脛に傷を持つ者として同意した。 ) だた、お姉サン。 このお馬鹿艶子は、今日でこの炭鉱が破棄されるって言うのに―――お姉サンを助けにやって来てくれたって忘れないであげてネ。 ( 正直、自分ならばどうしただろうか。 自分を取り戻す、そんな事を言いながらもこの傭兵は本気でこの女性の安否を気遣っていた。  ) だから、キャンプに戻ったらちゃんとオレサマじゃなくて艶子にお礼言っておきなヨ? ( 首だけ振り返り、びっしーむと指を突き付けて。 助け出した女性に違和感を感じる、身の上を隠す態度にでは無く。 他の生存者に比べて、落ち着いている。 不自然な程に――それ故に人外だとは解らないが。 違和感は感じた、その程度ではあるけど。  ) [Wed 30 Sep 2009 22:59:26]
艶子@外部突入 > ( 訂正 ) 私達の目的はあなたを助けることだ。それさえ果たせれば私はそれでいい。 ( と、頷いた。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:50:08]
艶子@外部突入 > ( MJを先頭に、私達は先を急ぐ。時折すれ違う牢獄の中に生存者が居ないかどうかを確認しながら。やはりグールの数も減ってきているのか、私達はそのまま誰にも会う事無く外へとたどり着くだろう。と… これがMJの言う油断なのかもしれない、と彼の言葉に気を引き締めて。 ) わかってる。キャンプに戻るまで気は抜かないさ。 ( そう、キャンプがある。それがヴェルセリオスの質問に対する答えになるか。 ) ああ。ここの村の皆を助ける為に、騎士団やいろんな人が集まっている。だから、そこにたどり着けば―― ( 質問の意図を理解しないまま、艶子は答えるだろう。もう既にこの村は捨てられることになり、再び入り口を封鎖して共食いの自滅を待つこと。恐らくグール達は殆ど残っていないだろうという事。少数だが、他にも救援にきている人がいること、など。 ) …………。 ( そして最後のお願いに対しては、私はちらりとヴェルセリオスを見た。どうしてだろう、と思ったが…聞かないで置こう。 豪天寺艶子は、「化け物と化した男どもに陵辱された」ということが関係しているのではないかと勝手に頭の中で話を作り、納得した。それを誰かに知られるのが苦痛なのではないかと。 ) わかった。私達の目的はあなたを助けることだ。 ( と、頷いた。 ) MJもいいな? [Wed 30 Sep 2009 22:45:55]
ヴェルセリオス@霧の村 > …こうして人が来ているということは…外には結構人がいらっしゃるんでしょうか?(訪問初日に捕まって、それ以来誰にも逢わずじまいだったため、全く情報がない。故に三人で脱出すべく走りながら、二人に色々と問いかけるのだった。主に村の制圧状況や、近くに何か勢力的な拠点があるのかどうか、など)……村を出たら、その…私のことを秘密にしておいていただけませんか?私がこの村に居たことを知られたくないのです(次に口から飛び出したお願いとは、そんなものであった) [Wed 30 Sep 2009 22:37:46]
MJ > ( 脳漿とドス黒い血を撒き散らし、最後の一匹は人間の骸へと戻った―――。 此処で神官ならば祈りの一つでも捧げる場面だが。 ) 生憎、お祈りの言葉知らないんだよネ。 ( 刃に付いた血糊も払わず、未だ剣は収めない。 無事、救助者は発見出来たが此処から先は無事に出口へと向かう戦いが残っている。 来た時の様に、二人の殿を務めんと。 ) ―――取り合えず、あんまり油断しないでよネ。 ( 牢屋を抜け、元来た道を。 女性の身の上は頭の隅にも無い。 考え事をして不意を打たれては堪らない。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:34:25]
艶子@外部突入 > ( MJが残った一匹に止めをさすのを見て、これでようやく終わったと一度だけ安堵の吐息を。勿論、脱出するまで気が抜けないのはわかっているが。 それにしても、本当に良いタイミングでMJは戻ってきてくれた。彼が居なかったら、無謀に突進してどうなっていたかわからない。もっとも、今も辛い状況であることには変わりないのだが。 ) ( 差し出された右手を掴んで引き起こす。前日は自力で坑道の入り口までたどり着けただけあって、思ったよりも消耗は激しくないようだ。どちらかといえば、彼女の心の方の傷が大きいのかもしれないが。 覚束ない足取りが危なっかしかったが、走る分には問題なさそうだ。 ) よし。もう時間が無い、ウォッシュベアーの入り口まで急ぐぞ。 ( そう言って入り口に向かう最中で、お願いがあると言う彼女の方を見て。 ) どうした? ( と尋ねよう。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:22:07]
ヴェルセリオス@霧の村 > (ざっくりと、買ってきたパンを切り分けるようなためらいのなさで刃が最後のグールに叩き込まれる。こうして、陵辱の場は数分足らずで制圧された。でも、安堵の溜息は零れなかった。その理由は自分でもよくわからなくて)……(艶子とその同行者―――MJと言うらしい。その会話から、二人の仲が相当深く近いと判断した。夫婦か恋人かは知らないが、それ自体は特に気にすることではないのでひとまず〆。目下の問題は、彼と以前何があったのか思い出せないことだった。しかしいくらやっても思い出せそうにないので諦めた。なるようになれだ。普段ならそうは思わないのだが、やはり色々と追い詰められていたのだろう)…汚れた手でよろしければ…(静かに右手を差し出し、そして引き起こしてもらうのだろう。言うほど手は汚れてなかったが、純粋に手が汚れているかどうかの問題ではなかった。それを承知の上で、それでも引き上げてもらえるのだろう)…あとは、自分で走れます…あの、それで…お願いが一つあるのですが…(時折ふらっ、と足元が妖しくなるものの、自分で走ろうとするのだった。そして三人で脱出する合間に、申し訳なさそうに口を開いて) [Wed 30 Sep 2009 22:15:16]
MJ > ( 戸惑いは感じられても、躊躇は無い――。 戦いの中で培った何かは身体を動かし剣を振るう生きて帰る為に。 ) ――まぁ、良いや。 ( 顔を伏せる女性への詮索はその言葉と共に斬り捨てた。 些細な問題だろう、と視線を外す。 未だやるべき事は残っている。 壁に張り付いて蠢いているソレに向き直る。 手にした剣をゆっくりと振り上げ。 ) 了解――。 ( 表情を殺せばその脳天に刃振り下ろして。 一撃の元に屠ろうと。 元はどんな人間であったのか知らない、ソンビと成り果てたソレに後悔や罪の意識があるのすら解らない。 ) [Wed 30 Sep 2009 22:10:43]
艶子@外部突入 > 勿論だ。片腕だからちょいと料理の見てくれは悪くなるかもしれないが、味は保障する。 ( そして確かに気は抜けぬ状況だ。時間もそれほど残っていないだろうし。 君影の件があるせいか、艶子はこのグールという犠牲者に対して哀れみを感じられなかった。本当ならばMJのように本の少しでもためらいを感じるべきなのだろうけど。 ) …? ( MJと彼女は知り合いなのだろうか?でも、ヴェルセリオスにはあまり余裕は無いようだ。 ) 勿論、お前を助けにきたんだ。 ( 差し出した刀に手を伸ばす彼女。やはり、大切なものなのだろう。しかしそれに触れる事無く彼女は手を引っ込めてしまった。 …何かあったのだろうか。その理由は全く見当が付けられないわけではなかったが――。 ) ……わかった。MJ、そいつに止めをさしてやれ。 ( そう言ってから、ヴェルセリオスに手を貸そうとする。 ) 立てるか? [Wed 30 Sep 2009 21:59:30]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……(腐っているとはいえ、人間の形をしたものを打ち倒すのに躊躇のない二人を見て、打ち込みや手合わせでは絶対煮えられない経験の差を感じた。なぜか、こんなときに。こんなときだからこそかもしれない。そして――――ここでようやく、女性に見覚えがあることに気がついた。親しく何度も顔をあわせたわけではないが、語らずとも無駄に溢れ出る気合のような何かが記憶を呼び起こす)艶子…様……なぜ、ここ………………ああっ!(大丈夫か、と問われるのとほぼ同時に、今朝方離れ離れになった自分の太刀に気づいた。その直後、自分でも意識しないうちにばっ、と手を伸ばして…しかし、寸前でその手が止まる。触れたいが触れられない。そんな様子でぶるぶると手が震えて…)…いえ。触れたくもありませんので…お願いします(伸ばした手をぽとり、と自分のスカート越しの太ももの上に落としながら、ぼそりと頼むのだった。艶子が思っているほど精神的にダメージを受けているわけではないが、全くないというわけでもなかった。そして)………(さきほど前髪をすかして見上げた同行の男に、なぜか危機感を覚えた。どこかで出会ったことがある。間違いない。でも――――それを思い出すことが出来なかった。平素ならきっと思い出せているのだろうが、やはり精神的に疲弊しているのだろう。兎角、今は自分の状況をいいことに、うつむいて顔をはっきりと見せないようにするのだった) [Wed 30 Sep 2009 21:51:23]
MJ >  ―――。 ( 熟れた果実が地に落ちるよう。 石榴が破裂する光景を横目に、ゾンビとは言え下手にヒトの言葉を話すから遣り難いったら無い。 楽に死ねて良かったのか口にはせず。 ) オレサマはやれば出来る子ですヨ。 ご飯は手料理希望デス―――。 ( 生きて帰れればのハナシ――、未だ周囲の警戒は怠らない。 剣を片手に何時でも飛び出せる体勢の侭。 ) イイヨ、艶子のそういうトコ嫌いじゃないから。 何とかお姉サンも無事みたいだ………―――。 ( じぃと、起き上がったメイドさんを凝視する。 この既視感、何処かで…? ) 何処かで逢ったっけ? ( はて、と首を捻る。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:42:28]
艶子@外部突入 > ( MJの剣を、間に挟んだグールが受けるとはいえ間近に迫るのをみるのはやはり迫力がある。思わず目を瞑って、足が崩れるのを見なかったぐらいだ。…だが、間抜けにもそいつは頭を地面に打ちつけ、自滅してしまった。 ) ――ちっ、間抜け。 ( げし、とそのグールを蹴りつけて。 ) だが、よくやったぞMJ。帰ったらたらふく飯を食わせてやる。 ( そう言いながら、私はヴェルセリオスの方へと歩み寄る。…酷い暴行を受けたのだろう、衣服は大変な有様だった。勿論衣服だけではない、彼女の身体も酷い傷だ。 ) わかっているよMJ。でも、これはやっておかなくちゃならない。 ( そのまま身体を起こしたヴェルセリオスの前に片膝を付いて。 ) …大丈夫か。 ( と、声を掛けることが滑稽だということは知っている。大丈夫な状況ではないということも、こっちは最後にあった時に比べて随分見た目も変わってるだろうからわからないかもしれないが、今はそれでも良い。私は彼女の刀の持ち手の部分を、彼女に差し出した。太刀を扱う手は大事なものを持つかのように。 ) …一人残した。お前が望むなら、報いを。 ( 豪天寺艶子の背後で、足を潰され立ち上がることの出来ないグールが蠢いている。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:35:45]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『うおおおおおぉぉ………がっ!』(二人の間を抜けて逃げようとしたグールの脚が、ずばっ、と綺麗に切り飛ばされる。そして当然の如くバランスを崩し、しかし勢いが止まらないその体が崩れ落ちて―――ぐちゃっ、とその脳天を自分で床に叩き付ける形で潰してしまうのだった。謙譲な人間なら持っただろうが、大分腐って骨も脆くなっていた様子)…………ぅ………(そして、小さな呻き声と共にヴェルセリオスがゆっくりと体を起こした。頭を振り、顔を上げた先に広がっていた光景は――どうやら、助かるらしい。そんな光景だった。戦い慣れしてそうな男が一人、女が一人。そして武器もなく脚も失ったグールが一人) [Wed 30 Sep 2009 21:26:19]
MJ >  ―――無茶言うな馬鹿艶子ッ! ( 肉を裂く嫌な手応え、脚を失い壁に凭れるよう倒れるゾンビ。 そのゾンビのケツを蹴飛ばせば、振り返りザマに蛇腹の剣の打ち振るう。 艶子が一瞬でも耐えれば脚を狙うのも難しくは無いだろう。  ) どうでも良いけどサッ! 時間が無いんだから、その辺忘れないでヨ。 ( ソレでも艶子の意見に従う辺り、獅子では無いだろう。 忠犬だ、と。 そう――己の首に巻きついた首輪を指でなぞれば一人思うのであった。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:18:43]
艶子@外部突入 > どうした。気持ちよすぎて声も出ないか? ( 刺してやったグールに向かってそう笑う。そしてぐ、と片足を押し付けて大刀を引き抜く。両手ならもっとスマートにこの業物を扱えるのだが、惜しい。そしてMJは私が言ったとおりに足を潰して動けなくした。これで残りのもう一匹は―― ) ……ぬっ。 ( 体当たりで私達を押しのけ、外にでようというのか。咄嗟の体当たりに対応するにはこの太刀は長すぎる。故に、そのままぶつかられる形になるが、何とか足を堪えようとして、逃がさないようにしようとする。 ) 生意気な…ッ!MJッ!こいつの足も潰してやれ!! ( ひとまず生かすのは一人で良いと思ったが、楽に死にたくないというのなら仕方がない。 ) [Wed 30 Sep 2009 21:12:07]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『ぐぇ』『うぉぉッ!?ち、畜生ッ!』(艶子に向かおうとしたグールは、脳天から鼻の辺りまで刃が食い紺他直後――あっけないほど短いことをもらしただけで崩れ落ちた。慣れているいないの言葉に反論する暇もなかった。そしてMJに向かおうとした男はあっさりと脚を切り落とされ、斜めに牢屋の壁に這い蹲る形になった。一瞬の間に3対2が1対2へ。戦い慣れしているものが奇襲してきたのだ。グール側に司令官もいなければ戦い慣れもしてない以上、当然の結果であった)『こ…この野郎ッ!』(起き上がった三人目のグールが、二人目掛けて駆け出して…体当たりでその場を突破して逃げようとする。故に、どちらかに当たるかは問題ではない。外に出ることが目的だった。他に逃げ場がない以上、それ以外グールが取れる選択肢はなかった。犯していた女を人質に取るには素手では都合が悪すぎた) [Wed 30 Sep 2009 21:04:36]
MJ >  ―――了解。 ( その命令には一言、短く返すのみ。 振りかぶった剣、立ち上がった男の片方。 狙いを定めれば脚を狙う――、死ににくいゾンビだろうと脚を失えば移動力は殺がれる筈と。 だらしなく下半身を露出させたゾンビ、その太ももを斜めに寸断せんと。 昨日の事で解ったが手加減や躊躇は一切無く。 ) 嗚呼――、もうッ! 不快なモノ、視界の端でブラブラさせないでよネッ!!  [Wed 30 Sep 2009 20:55:47]
艶子@外部突入 > ――MJ、一人は残せ。動けなくするだけでいい。 ( その理由は言わず、ヴェルセリオスの太刀を持ち上げ、骨折により固定されたままの右腕を支えにして刺突の構えを取る。これならば、片腕しか使えずとも敵に有効なダメージを与えることが出来る。それにそれなりに広い場所とはいえやはり大きな獲物をMJと私で二人して振り回すのには適していないからだ。 ) 男ってのはな、刺すのにはなれてるが刺されるのは慣れていないものなんだ。試してみるか? ( 向かってくる敵の脳天めがけ、踏み込むと同時に刃を突き出す!! ) [Wed 30 Sep 2009 20:49:49][34]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『なっ、何だァ!?』『うぉああああっ!』(たっぷりとっぷりとお楽しみの最中、突然襲い掛かられたものだからまさにその光景は「蜘蛛の子を散らすが如く」であった。口と尻を犯していた男は直ぐに立ち上がったが、タイミング的にはそこまでだった。いきなりの乱入者にそこまで素早くは動けない。その直後にお楽しみを邪魔された怒りを込め、襲撃者二人に対して一人ずつ襲いかかろうとする…だろうが、戦いなれした二人がそんな隙を与えはしないだろう)ぅ…………っ(上の二人が立ち上がれば、ヴェルの下で性器を貫いていたグールがその体を横に放り投げ、あわてて立ち上がろうとするのが見えるだろう) [Wed 30 Sep 2009 20:44:25]
MJ > ( 流石の王様だった、今までの隠密行動から一転しての強襲作戦。 目の前の陵辱劇に怒り吼える、ソレでこそ自分の付き従う 『 豪天寺 艶子 』 だった。 自分も遅れて鉄格子を潜る、薄暗い室内にはゾンビの影が3つか4つ。 お楽しみの真っ最中、不意打ちには違いないだろう。  ) ――無理は禁物だからネッ!! ( 抜刀し構える。 ) [Wed 30 Sep 2009 20:35:18]
艶子@外部突入 > ( 背後はMJに任せてある。後ろに居てくれれば、いつのまにか背後を取られ襲われるという心配も無かろう。その分、私は前だけに集中するのだ。――そしてそのまま声の進むほうに足を進めれば、そこには陵辱の限りを尽くす酷い光景が。 ) ……。 ( 私はぎり、と怒りで歯を軋ませた。お前らは、お前らはそうやって捕まえた女の人に酷いことをしてきたのか。君影にも、ヴェルセリオスにも。それがどれだけ辛いか、お前らは知らないだろう。鉄格子の扉も開けたまま……ッ!! ) うおおおらああぁぁ――ッ!てめえら―――ッ!! ( そこにたどり着くまで忍び足で近づいていた意味が、今の罵声でパーである。だが、そんな事はどうでもいい。1秒でも早く引き剥がす、それだけを考えて私は格子の戸を潜り、ずんずんと中へ入っていく。 ――そして、《突入》!! ) [Wed 30 Sep 2009 20:23:53][50]
ヴェルセリオス@霧の村 > (その屍が少し後にグールとして立ち上がるのか。それとも食われるのか。あるいは捨てられるのか。それはグールでもないものには解らないことだった。そんな光景は侵入してきた二人の視界の端に止まるのだろう。そして)『俺一回ケツの穴に入れてみたかったんだよな。おおっ、たまんねぇ…』『もっと口動かしてちゃんとしゃぶれよ!ご主人様にするみたいになぁ!』『ギャハハハハハっ!』(通路側から見れば、白い尻が腐った体に挟まれもみくちゃにされている光景が見えるだろう。おおよそ性器が入りそうな三つの穴をふさがれ、かき回されているという有る意味ポルノのワンシーンのような光景だ。そしてよほど待ちきれなかったのか、格子の戸は開いたままだった) [Wed 30 Sep 2009 20:15:26]
お知らせ > ---さんが帰りました。 [Wed 30 Sep 2009 20:06:16]
--- > (※PL:誤入室のうえログまで汚して申し訳ありません、失礼致しましたー;;) [Wed 30 Sep 2009 20:06:15]
MJ > ( 普段なら減らず口の多い餓鬼も、今宵ばかりは口数も少なく――黙々と傭兵の後に続いている。 探索開始から相当な時間が経っている筈だが……。 ) ん? ちょっと――。 ( 何かに気が付いたらしい傭兵、その後聞こえてきた物音に慌てて口を塞ぐ。 断片的な会話の内容だが大凡の検討は付く。 物音を立てぬ様、慎重に傭兵に付き従い餓鬼も坑内進む。 ) [Wed 30 Sep 2009 20:05:13]
--- > (其処は屍に満たされていた。) [Wed 30 Sep 2009 20:04:02]
お知らせ > ---さんが入室されました。 『――――片隅にて。』 [Wed 30 Sep 2009 20:03:41]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 続く人影。 』 [Wed 30 Sep 2009 19:59:55]
艶子@外部突入 > ( グール達に攫われたヴェルセリオスを追って坑道の中に入ってから、どれくらい時間が経ったか。空は見えない為今が何時ぐらいなのかもわからないが、少なくとももう余り時間は無いように思える。重い足を引きずって、休息を訴える身体に鞭打って、坑道内を進む。あともう少しだ、もう少しだけ無茶を聞いてくれたら好きなだけ休ませてやるって自分の体に言い聞かせて。脳裏に過ぎるのは君影の姿だ。ヴェルセリオスもあんな酷い目にあわされているのではないか―― そんな不安を抱えたまま。 ) ……! ( 私はその薄暗い坑道の中で、誰かの話し声がするのを聞いた。耳を澄ませれば、声は複数の男のものだとわかる。その会話の内容から、何をしているかは容易に想像できた。私は更に足を速めて、声のするほうへ。 ) [Wed 30 Sep 2009 19:58:18]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが来ました。 『 坑道を進む気配。 』 [Wed 30 Sep 2009 19:54:03]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『うぉ………おぉ…コイツのナカすげぇ気持ちいいぞ。思わず中に出しちまった…』『出したんならとっと代われよ!次は俺だ俺!』『次は俺に決まってるんだろうが!どけよコラ!』(と、一人目が射精した後順番争いが起こるのを見て、勝機かと思ったが…小競り合いが起こった程度で、おとなしく二人目が決まって再び同じことが繰り返された。違うのといえば、それこそ覆いかぶさっている男の服が違うぐらいなのでははないか、と言うぐらいに。もちろんかけらも気持ちよくない。そうして二人目が終わるとまた順番が変わって、三人目の男がまた一気に奥まで突っ込んできた。奥まで入れるしか能がないのか、と思わず思ってしまうぐらいだ。しかも性器が実際に奥まで届いて突き上げたことは一度もない。衝撃はいつも越し同士のぶつかり合いであった。それだけに余計骨がぶつかって痛いのだった)――――(そして、そんな輪姦がまだ続いていた。時間はどれだけ過ぎたか解らないし、三週目からは数えるのをやめていた) [Wed 30 Sep 2009 19:53:01]
ヴェルセリオス@霧の村 > ………………っ…。(ずんっ!と緩急も糸瓜もない突き上げが一気に体の奥まで押し入ってくる。途中に抵抗らしい抵抗がなかったのは、突き入れるほうが腐っててぬるぬると滑っているせいか。そんなことをどこか冷静に考えながら…随分激しいなぁ、などとやはりどこかよそから見ているかのような感想を覚えたのだった)『おい見ろよ。コイツ無理やりやられてるのに濡れてきやがったぞ』『ほら俺の言うとおりじゃねぇか。こんなに乳やケツのでかい奴が淫乱じゃないわけねぇよ』『ちがいねぇな。コイツ絶対勤め先で金持ち相手腰振ってるにちがいないぜ!』(保護のために濡れてきたのを勝手に解釈して、さらにそれを肴に好き放題妄想を垂れ流すグールの男達。足を押さえている男もそれだけだと退屈なのか、膝で服の上からヴェルの胸を乱暴に弄り回し始めた。そして擦れて乳首がぴん、と硬くなったのを見れば、また淫乱だ淫乱だと囃したてて勝手に盛り上がった) [Wed 30 Sep 2009 19:42:01]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……あらまぁ。また集団でお出ましですか。一人で女を相手に出来ない腐れキンタマの皆様にはお似合いの面構えが勢ぞろいですわね(どこからか聞こえてくる悲鳴に混ざって、足音が聞こえた。それも三つか四つ。程なくして、腐ってても分かるほどにやにやと頬を緩ませ、ズボンの前を張り詰めさせたグールの男が三人牢屋の前で脚を止めた。となれば、流石にもうこの後何をされるのかなんて考えるまでもなく分かる。がちゃりと格子をあけ、転がされた此方を見下ろす奴らの目を睨み返しながら―――クサレ云々と言葉を吐くのだった。だって実際に腐ってるから間違いでもない。などと思っていると)『俺、一回メイドを犯って見たかったんだよなァ』『でもそいつ余計なモノついてるぞ。まあ触らなきゃいいか』『昨日浚うときに体触ったけど、すげぇおっぱいでかいぞそいつ。淫乱に違いないぜ』(グールたちは下卑た言葉を好き勝手に垂れ流しながら二手に分かれた。今朝方暴れたときに、見た目より力が強いのを知っているからだろう。丁度胸の横に位置する形で一人ずつグールがしゃがみこみ、硬く閉じた脚を左右から掴んで無理やり開かせた。無論抵抗はしたが、今度はハンマーで腹を数回殴られた。そうして残りのグールがズボンを脱ぎおろし、ヴェルのスカートを少し捲り上げて股間を露出させた。余計なものがついている、と知っていると言うことは、つまりこの服や体を汚されたときに体も検分されたということ。そして気に入っていたショーツもそのとき取られてた) [Wed 30 Sep 2009 19:31:11]
ヴェルセリオス@霧の村 > …(全くもって実に腹立たしい。来訪初日でいきなり捕まって、更にやっと抜け出せたと思ったらまた捕まった。少しは恐怖を感じてもよい環境におかれているのは間違いないが、やはり有り余る憤怒が湧き上がってそれを上回っている状況だった。例え体全てをすりつぶすような臼にかけられ滅ぼされても、意識が途切れるそのときまで奴らを睨み付けてやる。そんな考えが頭をよぎるが―――勿論、無事脱出したいのは言うまでもないことである。この村に足を踏み入れてから何日経ったか分からないが、落ち着けば翼も出せるようになるだろう。多分。やはり、この状況からの脱出が一番なのは言うまでもない。しかし――――)………あいつらも摩り下ろしてやる……っ(昨日遅く連れ去られた時と同じく、いつものメイド装束姿だが…エプロンといいワンピース部分といい、あちこちに汚らしいシミが出来ていた。腐った体で触れられてついた腐汁もあるが、そのほとんどは精液だ。牢屋に放り込むときに暴れないよう、また気絶するまで殴られたところまで記憶がある。そのときにはなかったから…その後やられたのだろう。両手を腰の後ろで縛られた状態で転がされ、廊下を眺めながら思い起こすのだった。そういえば他の牢屋から聞こえてくる声が少なくなったのは気のせいだろうか。そしてここに放り込まれてから、前を通る捕まった人間も零だった。いよいよ腐ってないニンゲンが減ってきたのか、と思うのだった【災厄】 [Wed 30 Sep 2009 19:12:43][56]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 『――――』 [Wed 30 Sep 2009 19:01:00]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 ―――格好付けてないで、とっとと進むッ! 』 [Wed 30 Sep 2009 03:04:55]
MJ >  ―――馬鹿ッ! ホント、お馬鹿サンですヨッ! ( 顔見知りの女性、どんな関係か解らないが艶子は今全力で彼女を救いたいと思っているに違いない。 自分の信念の為もあるだろうが。 艶子の決意を聞けば己も傭兵の後へと続いて。 村の封鎖まで後一日足らず。 恐らくは最後になるだろう救出へ。 ) [Wed 30 Sep 2009 03:04:21]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが帰りました。 『 ――これが最後だ。私達は必ず生きて帰る。 』 [Wed 30 Sep 2009 03:00:57]
艶子@外部突入 > 何を言う。まだまだ元気一杯だ! ( 否、かなり疲労は溜まっていたが、今は気持ちが昂ぶっていてそれを紛らわしていた。この身体の感覚ならばいける。 ) ああ、私一人では中に潜って帰ってこれる保障はないからな。 ( そしてこの太刀を必ず彼女に返すのだ。恐らくあと数時間もすれば夜が明ける。どのタイミングで村は閉鎖されるのかはわからないが、とにかく一秒でも急がなければ。 私はその暗い坑道の中へと入っていった。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:59:48]
MJ >  ―――嗚呼、もう何処か行っちゃったヨ。 ( 手応えはあった、本当にゾンビと言うのは厄介な化け物だと。 小さな舌打ちを一つ、戦いが終われば女性は攫われてしまっていた。 剣のこびり付いた血糊を払い、艶子の元へ。 ) よく、そんな身体で大きな事言えるよネッ!! 一応言うけど本気で付き合う気!? ( 未だ己は十二分に戦える、艶子の救出に賭ける想いも理解しているつもりだった。 だからこそ敢えて聞いた。 ) 艶子が行くならオレサマも行きたいヨ。 なんせ、魔界にだって行っちゃった程だからネ――。 今更地獄でも天国でも行きますヨォ。  [Wed 30 Sep 2009 02:48:42]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが帰りました。 『そうして後には、持ち主のない背嚢と、太刀だけが残された。』 [Wed 30 Sep 2009 02:40:48]
艶子@外部突入 > ち、違う! ( 関係、という程何度かあった訳じゃない。捕まえた虫同士を戦わせる大会で戦ったっていう――。だが、それでも私の知り合いだ。とはいっても、浮気性の私は彼の誤解を解くのに難儀しそうだが。 最後まで己の欲望を垂れ流し続けた化け物は今度こそ完全に破壊され、壁に叩きつけられ醜い屍を晒す。私は改めて坑道の入り口から闇を覗くが、そこにはもう誰も居ない。耳を澄ましてみても何も聞こえてこない。連れ去られてしまった後なのだ。 ――私は折れた刀を拾い、ヴェルセリオスの太刀を担ぐと一歩前に進んだ。 ) MJっ!このまま後を追うぞ!もうすぐこの村は閉鎖されてしまう、時間がないッ!それまでにさっきの女の助ける!何としてもッ!! ( 私が行う最後の救出となるだろう。だからこそ、無事に助け出したい。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:37:47]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『は、腹減ったァ…やりてぇ、やりてぇ………………』(今度は胸の高さを、ぶずり、と刃が通り抜ける。残ってた肋骨と、嘗てはつるはしを振るう腕を支え板であろう胸筋、そして肺と心臓が横薙ぎに吹っ飛んで、壁にべちゃりと叩きつけられた。そして、そのへばりついた心臓が壁から転げ落ちるよりも前に、グールが口から欲望を垂れ流しながら崩れ落ちた。もう動く気配はない。変に折れ曲がった、只の死体になったのだった)(そして、炭鉱夫だったグールが動かなくなったのを確認した二人が、坑道の奥を眺めると―――もうそこには、何もなかった。引きずる音も既に聞こえず、スカート姿の女(に見えた))者は、連れ去られた後であった) [Wed 30 Sep 2009 02:31:03]
MJ >  ――また愛人ッ!? ( 名前を読んだ反応の第一声がソレだった。 良いトコではあると解ってはいても――乙MEN心は複雑な空模様。引きづられて行く女性を一瞥。 ) ――どう言う関係なのかッ! 後でハッキリ教えて貰うからネッ!! ( 緊迫した場面でも、餓鬼は餓鬼であった。 艶子の方を指差しながら其処は同じ位大切らしい。 ) 言われなくても――。 ( 爛と、餓鬼の瞳が怪しげな光を点す。 元人間であろうと、感情は割り切れる。 貧民窟で生きた頃からの習慣。 目の前の障害、防御は考えない――攻撃一辺倒。 軋む背骨に向け野獣の様な咆哮を上げ斬り掛かる、いや叩き潰さんと再度一文字に剣閃が瞬いた。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:20:06]
艶子@外部突入 > ( 流石にこの重さを片手で扱うには無理がある。肩が怪しい音をたてたが、何とか脱臼は免れたようだ。それほど強い筋力で振るえなかったのが幸いしたのだろう。 MJと私の剣はほぼ同時に敵を切り裂くが、グールの恐ろしい生命力は尚も突進を止めない。くそっ、このままでは彼女が連れ去られてしまう!だが、私はその瞬間、記憶の中からあることを思い出すのだ。私が助け出そうとしていた女性、はっきりと顔は見えなかったが見覚えがある。どこかで会ったことがある。そうだ、名前は確か―― ) ヴェル…! ( 何という事だ。こんな所に知り合いが居たなんて。そして私はその女性を助け出せなかった。刀を折ってしまった衝撃で隙をつくってしまったのだ。…無論、刀を失ったことはまだ心の中で尾を引き、喪失感が満ちていたが、今は目の前の事に専念すべきだ。 ) MJ―――ッ!!その死に損ないを叩き潰せェェ――ッ!! ( 二人の攻撃を食らっても尚、向かってくるグールを指差して。 ) [Wed 30 Sep 2009 02:09:07]
ヴェルセリオス@霧の村 > 『こっ、このヤロォ―――ッ!よくもやりやがっ………えぐぇ………!』(形勢はすっかり逆転した。風のように駆けつけたMJの斬撃から始まり、その隙に艶子が重い太刀を片手で抜く。そして息のあったコンビネーションで閃く刃が、ずばり、ぶちゅりと腐った肉を絶つ。既に大分強度を失った内臓と肋骨が飛び散るが、それでもまだ力尽きぬグールは再びMJ目掛けて突進するが―――その動きは更に遅く、前からはっきりと見える背骨が今にも折れそうなほど軋んでいた)(その、一方で)………ふぐ…ッ!う、く、ぐ…………うう”ッ!(鉱山夫だったグールが戦っているのをいいことに、後から来た二人のグールがずるずるとヴェルセリオスを引っ張ってゆく。その姿はもうほとんど坑道の闇の中。勿論おとなしく引きずられるはずもなく、ダメージが残る体で出来る限りの抵抗はしているが…どちらかの手に石が握られ、それでまた体をあちこち殴られ、引きずられた) [Wed 30 Sep 2009 02:04:37]
MJ >  御免ネ。 強引なオヂさんも嫌いじゃないんだけど――。 ( 剣を振り抜いた姿勢で嘯く。 振り向けば、抜刀した艶子と交差する様にゾンビの胸を真一文字に寸断せんと――身体捻り渾身の一撃を加えんと。 ) ――案外、身持ち固いんだよ、ネッ!! ( この辺のコンビネーションは培ったお付き合いの長さで艶子にタイミングは合わせ。 横目に連れ去られんとする女性の姿は確認出来たが、同時に幾つモノ事が出来る程器用でも無い――先ずは目の前の敵に専念しよう。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:50:56]
艶子@外部突入 > …………ッ!! ( 必死にその太刀を掴み、持ち上げようとする。が、その重さに私は驚く。確かに普通の刀より大きいから重いのはわかるが、私の大剣並みに重いのではないか。このままではこの刀を扱う事が出来ない。と―― 思った瞬間、相手の手が離れる。 ) MJ!! ( どうやら私は彼に助けられたらしい。その隙に体制を立て直すと、鞘の先端を地面に斜めに突きたて抜刀し―― ) ――――!! ( MJへと突進するそいつの首めがけ、水平に振るった。片腕ではその重さを扱うことは難しいが、渾身の力を籠めて。それと同時に、助けようとした女性が再び連れ去られようとしているのを見た。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:42:19]
ヴェルセリオス@霧の村 > …………これは、困っ…………むぐッ!?(地面に両腕を付けて、どうにか体を起こそうとしていた矢先――――ふっ、と体が軽くなる。重かった体が持ち上がるが、しかしそれはいいことではなかった。後ろから伸びてきた手が体を掴み、引っ張り―――同時に口をふさぐその手の崩れ具合から、奥から違うグールが出てきた事を悟った。それも一人ではなく二人も出てきて、ヴェルセリオスを捕まえ、廃坑の奥へと引っ張ってゆこうとしているのだった。故にヴェルセリオスからはほとんど坑道の天井しか見えないのだった。そこに更に違う声が聞こえたが――しかし、どうにもならない)『なっ、何だぁ手前ッ!畜生!もう手前でもいいからヤらせろォォォッ!』(艶子を掴んでいた男の肩はざっくりと裂かれて、タイミング的に艶子が太刀に手を伸ばすカバーになった。そして男は怒りのままにMJへと突進し、押し倒そうとするが…その動きはそれほど早くなかった) [Wed 30 Sep 2009 01:35:34]
MJ > ( 坑道内を走る影。 何処に行くかは無論知っていた――、無茶をするなとは告げてあったが。恐らくは無理だろうとも知っている。無理で無くとも無茶はしなければならぬ状況。 ) ――。 ( 舌打ちを一つ、坑道と一口に言っても広いが恐らくは…。 視界の先――、影が三つ。 組み敷かんとする屈強なゾンビ、劣勢を強いられている傭兵。 躊躇う事無く、艶子の元へと。 ) お待たせッ! ( 背に吊るした大剣を掴めば、引き抜くと同時。 艶子に掴み掛かっているゾンビの肩口を袈裟斬りせんと。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:29:47]
艶子@外部突入 > ( 嘘だ。 ) ( ――そう思った。だが、こうなることはわかっていたのである。ヘンルーダの店員にも刀の寿命が近い事を知らされていたし、今まで幾多の激戦を切り抜けてきたのだから、そうなってしまってもおかしくは無かったのだ。しかしこの刀は父の形見であり、親友との誓いの証であり、心の支えだった。武士は刀を失った時戦意を喪失するというが、今の傭兵はまさしく同じ状態だったのだ。 ) ――う ( グールの手が私を、私の鎧を掴む。この私を辱めようというのだろう。普段なら殴り倒してでも切り抜けるところだが、武器を失った衝撃からまだ立ち直れない。それでもそいつの手から逃げようとして、その場にへたり込んでしまう。 ) ( しかし――……。 ) ( 私はその時、何かを目にした。 ――太刀、太刀である。それはヴェルセリオスが持っていた太刀なのだが、どうしてそこに太刀があるのか理解はできない。ただ、それに手を…左腕を、伸ばそうとしている。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:20:53]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 ………。 』 [Wed 30 Sep 2009 01:19:17]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……やった…………ぁ(体はまだ起こせないが、顔だけは上げて動向を目にしていた。そして、グールの肩の辺りから刃が生えたのを見て、よし、と思った直後…それがぽろっ、と落ちた。その瞬間ヴェルセリオスも硬直した。まさに「そんな馬鹿な」とでも言いたそうな顔で)『何か硬そうだが構わねぇか…』(呆然とする艶子の体を掴んで、邪魔な鎧を脱がせようとする。しかし当然の如く力任せに、かつでたらめに力を加えるだけでは鎧は外れない。事態は膠着状態の様相を見せて…) [Wed 30 Sep 2009 01:15:37]
艶子@外部突入 > ( その最中、ちらりと襲われていた女性を見る。動いているのを見るとまだ生きているようだが、全く無事というわけでもなさそうだ。早く目の前の敵を片付け、助けてやらなくては。 ) ( 刀剣は相手の木の棒を両断し、更に肩にまでめり込んだ。 ) ( ――その時だ。片腕なれど、私が放つ一撃必殺の一閃はあらゆるものを両断するという自負があり。その手に伝わる驚くほどの衝撃の無さに、私は自分の剣が更に開花したことを確信した。上手く斬れば手ごたえは無い、という言葉どおり、手に殆ど何も伝わらなかったからだ。恐らくは今の一撃で相手は縦に両断されてしまっているだろうと思った。勝利を確信したのである。だが―― 違った。私は、相手の身体はまだ両断されておらず、そして手にした刀がやや軽くなった事に気付いたのである。 ) え……。 ( 呆けたような声と共に、振り下ろしたばかりの自分が握っている愛刀を見下ろすと、真ん中から先が折れてなくなっていた。折れた先端はグールの身体にめり込んだまま。 ) ――――…。 ( 傭兵はその衝撃的な出来事に、化け物が手を伸ばす動きに全く対応できない。 ) [Wed 30 Sep 2009 01:07:07]
ヴェルセリオス@霧の村 > ぅ………(壁にどすっ、と体が押し付けられる。背中の次は腹か。齧られたところといい、こいつらはどうやら満遍なく、というのが好きらしい。そんなことを考えながら、誰かは知らないが折角誰かが作ってくれた勝機を活かそうとした。まず転がってうつ伏せになり、両手を突いて…だめだ。まだ立ち上がれない。そして声の反響が酷くて、その声が聞き覚えの有る声だとは気づけないまま)『お前ェ女か?まあそんなことどうでもい…うぉおぉぉッ!?』(片手が骨折して万全ではないとはいえ、それでもプロと素人の間には埋められない差がある。気合と共に振り下ろされた刃に対して、男は木の棒を掲げて受けるが――――剣は木の棒をあっさりと断ち、ずん、と右肩の半ばまで刃がめり込んだ…が、そこで止まった。)『ごっ、ごのヤロウ……っ!』(痛覚を忘れているのか、もうつながっていないのか。痛む素振りすら見せず、折れた木の棒を捨て、男が刃をめり込ませたまま艶子目掛けて手を伸ばすッ) [Wed 30 Sep 2009 00:59:51]
艶子@外部突入 > ( 近づけばその光景はより鮮明になる。女性が背後から男に襲われ、殴りつけられていた。それが知り合いだとはまだ気付けずに。 ) 男だと…ッ! ( は、と渇いた笑い。確かにこんな風体じゃ男に見えても仕方がないかもしれないが、私は笑いながら言った。 ) 舐めるな!私は男なんかよりずっと男らしい!!その粗末な木の棒は貴様のケツに突っ込んでやる!! ( ともあれ、襲われている女性から注意を逸らす事が出来た。刀を振り上げ、こちらも一直線に接近していき――。 ) くらええええええ―――ッ!! ( ぶんっ、と相手の肩口めがけ剣を振り下ろそうとッ!! ) [Wed 30 Sep 2009 00:45:03]
ヴェルセリオス@霧の村 > (クソ、クソ。またもやニンゲンの腐った奴にこの体たらく。危機感よりも恐怖よりも、腹の底から怒りがわいてくる。だが、現状をどうにかするには時間と勝機が必要だった。ただ怒るだけで情況が好転する切欠ができるなんてサーガの中だけだ。だが―――運命の女神は、とりあえずヴァンパイアにもチャンスのカードを切ってくれるらしい。明らかに腐った連中とは違う叫びを聞いた瞬間、運命の女神に少しだけ感謝した)『うるせぇ!俺はコイツをヤりてぇんだ!男はひっこんでろ!』(ヴェルセリオスの背中を踏みつけ、硬い太い木の棒を振り下ろしていたグールは、艶子を見るなしそう言い放った。体格のがっしりとした、いかにも年季の入った鉱山夫の男だった。そして叫ぶのと同時に、ヴェルセリオスの腹を蹴飛ばして…艶子目掛けて突進するッ) [Wed 30 Sep 2009 00:38:45]
艶子@外部突入 > ( 声が聞こえてきた方角は良くわからないが、見えてくるのは坑道の入り口だ。入り口付近に誰か居るのだろうか? 声を掛けてみたらグールだったっていうリスクはあるが、掛けて見るべきだろう。 ) ――おい、誰か居るのか!生きてる人間なら、返事を―― ( そう言いながら近づいた時だ。 ) ! ( 今度はもっとはっきり聞こえた。女が苦しむような声だ。しかも、たった今暴行を受けたときのような。続いて、何か金属のものが地面に転がる音。私は刀を構え、一気に駆けた。すると坑道の入り口付近で、木の棒切れを女に向かって振り下ろす姿を見つけたのだ。 ) 止めろ貴様――ッ!! ( 大声を出してこちらに注意を引かせようと。 ) [Wed 30 Sep 2009 00:30:55]
ヴェルセリオス@霧の村 > ――――うぐぁ…っ!(そんな風に外に注意を注ぎすぎたからだろうか。それとも、あの水浸しの坑道以外はつながっていない、と安易に判断しすぎただろうか。なんにせよ、突如背中に生じた重い痛みに思わず声を漏らして倒れこんだ。同時に片手に持っていた背嚢が転がり、結わえ付けられていた太刀も転がった。のうのうと寝るわけには行かない。行かないのだが――――背中を思いっきり踏んづけられて、今度は頭に(多分)木の棒が振り下ろされた。咄嗟に頭を両腕で覆って防御するが、このままでは時間の問題だ。だが、跳ね起きるにはまだ先ほどの打撃が重く響いて――――起き上がれない) [Wed 30 Sep 2009 00:26:32][35]
ヴェルセリオス@霧の村 > ………(気のせいではない。声だ。ニンゲンの声が聞こえる。間違いない。しかしその内容まではわからないゆえに、やはり警戒は解けない。何せあいつらもしゃべるのだから、声がするだけで安全と判断することは出来ない。なんとなく近づいてくるように聞こえるその声に対し、体に力を込めて傷の痛みを確かめた。よし。痛いが走れるし、抵抗も出来る。それを確かめると、廃坑の入り口に見える、雨の降る景色に注意を払って…) [Wed 30 Sep 2009 00:18:57][95]
艶子@外部突入 > ( この先に進むと確か坑道の入り口がある。村も見て回りたいが、坑道の探索も十分とは言えない。捕まった人たちがあの場所に集められているのなら、もう一度見ておくべきか―― ただ、万が一坑道内で囲まれた場合に切り抜けられる自信が無かった。片腕で、ここまで疲弊している私では。 ) はぁ……ッ はぁ……ッ あと、2、3匹は斬ってやる…!! ( 生存者が見つからないのなら、一匹でも多く君影の報いを受けさせる。 と、そこで艶子の方も何者かの声を聞いたような気がした。雨の音ではっきりとは聞き取れなかったが。 ) ―――? ( グールかもしれないし、生存者かもしれない。それともやっぱり気のせいかも。だが、確認してみる価値はある。私は足元に注意しながら、雨の中を進んでいった。 ) [Wed 30 Sep 2009 00:15:42]
ヴェルセリオス@霧の村 > ……元がニンゲン故の弱みも…やはりあるようで(身を潜めるは坑道の出口近く。坑道は蟻の巣のようにあちこちに延びるものだが、今自分が居るところは打ち捨てられて久しい廃坑道だった。なぜそんなことが、鉱山夫でもない自分にわかるのかといえば―――)流石に、あの連中のバラエティ豊かな汁を付けたままで、この服に袖を通すなんて…ありえませんわ(その答えは水だった。牢屋から抜け出した後、すいすい歩けたわけではない。途中で見つかり、当然だが右も左も分からない中走り続けて…ほぼ水没した坑道に行き当たったのだ。無論真っ暗で、その水温は骨が冷えるほど冷たかった。だが―――自分にはそれが障害となることはない。荷物を高く掲げ、暗い水の中をざぶざぶと――頭が完全に水没していたが――進んで、その向こうに辿り着いた。やつらもどうやら真っ暗で先の見えない水浸しの中を進むのは避けるようで、そうして私は追っ手を巻いた。そして今、向こうに見える今にも崩れそうな坑道の入り口から聞こえてくる雨音を耳にしながら、さてどうしたものか、と考えているのだった。なにやら人の声が聞こえるような気がするが、しかしはっきりと聞き取れない。気のせいかどうかも分からないぐらいのレベルだ) [Wed 30 Sep 2009 00:08:57]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 [Wed 30 Sep 2009 00:01:24]
お知らせ > ヴェルセリオス@霧の村さんが入室されました。 『――――』 [Wed 30 Sep 2009 00:01:13]
艶子@外部突入 > ( アザリーはまだ見つかっていない。グール化し、彼女とわからないまま殺されてしまったのだろうか。それとも判別不可能な程に惨たらしく食い殺されてしまったのだろうか。それともまだこのウォッシュベアーのどこかに居るのだろうか。 ) 時間が無い…。 ( もうすぐこの村は閉鎖されてしまう。そうなったらこの村の生存者達の全ての望みは絶たれるのだ。 この村に来てほんの数日だが、化け物の数も随分少なくなったように思える。生存者の数はそれに輪を何十にもかけて少なかったが。 さあ、立て。艶子。足に力を入れろ。約束したとおり無理や怪我はしないが、まだまだ限界には程遠い。余力は十分残っているぞ。さあ、ほら、急げ。 ) ………ッ! ( 足腰に力を入れ、よろりと立ち上がる。降り続く豪雨の中、私は足を前へと進めた。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:55:26]
艶子@外部突入 > ( 私は土の上に両膝を付き、蓄積した疲労と身体の痛みに唸り声をあげたが、その声も雨音にかき消された。生存者は見つけられず、あらわれるのは化け物、化け物、化け物ばかり。私は斬って、払って、突いて、殴って、そいつらを一匹ずつ殺してきた。片腕だけでよくやってると我ながら思う。血豆を潰して流れた血が固まって、掌と刀の柄がぴったりと張り付いてしまっている。痛みを堪えながらそれを引き剥がし、手の感覚を確かめるように開閉させる。痛み以外の感覚は無く、酷使し続けた左腕は重い。 ) [Tue 29 Sep 2009 23:48:39]
お知らせ > 艶子@外部突入さんが入室されました。 『 雨は容赦なく体力を奪っていく。 』 [Tue 29 Sep 2009 23:42:41]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが退室されました。 『抱えて坑道から脱出しよう』 [Sun 27 Sep 2009 01:49:07]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 粗末な牢の奥に人影が見える。 暗闇の中目を凝らしてみれば、それが人だということが分かる。 ) ――生きて、ますかッ ( 格子を両手でつかみ、力任せにこじ開ける。 ) 大丈夫ですか…? 動けますか? ( 牢の中で倒れている人、女性だろうか。 その人間に声を賭けながら担いで。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:48:21]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 咳が収まるたびに叫んでは、咳をしてを繰り返して ) ――誰か、います、か? ( 奥に進んでいくと粗末な牢屋のように見えるところが見えてくる。 )( 背中の傷がずきりと痛んで、腕はチクチクとした痛みが走り続けている。 痛み自体はそれほどでもないが、身体の重さと血を吐き出すたびの苦しさが辛い。 それでも、牢に人がいるなら助けなければ。 )【突入判定】 [Sun 27 Sep 2009 01:23:08][56]
ヴァネッサ@外部突入 > ごほっ…、が、っ… ( グールの頭を叩くのに、身体に力を込めたら血がこみ上げきて、顔を下に向けてこみ上げてきた血を咳と一緒に吐き捨てる。 ) 誰か…だれかいませんかァ……! ご、ふッ… ( 叫んでは見るものの、大きな声を出すと、また咳き込んで血が一緒に吐き出される。 今の叫び声に反応はあるだろうか。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:13:51]
ヴァネッサ@外部突入 > ( ふらつかないように壁伝いに歩きつづける。 ) ――ごめんな、さいッ!! ( 謝りながら、近づいてきたグールの頭を叩き潰して。 背中と肩の傷がずきりと痛む。 でも、痛くても、血が出ても、こんなものでは死なない、だから無茶でもやらなきゃいけない。 助けたい。 ) ――はァ、ぁ… ( ここに来るまでに今さっきのもので3体目。 数が明らかに減っていると感じる。 それは、他の外部突入が倒してしまったのか、それとも、もう村には生存者がいなくて、グールが共食いをしているのだろうか。 わからない、だからこそ急がなきゃいけない。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:57:16]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 壁に身体を預けながら、坑道の道を歩く一人の人物。 外套を羽織っているその人物は、壁に身を預けていないとふらふらでまっすぐ歩けるようには思えないようにも見える。 両腕には荒っぽく包帯を巻いているが、その白いはずの包帯は殆ど真っ赤に染まっている。 外套の背中と肩の辺りも黒っぽい染みのように血がにじんでいる。 ) まだ、人がいるはずだから…。 ( 身体が重い。 この間の傷が響いているのだろうか。 でも、まだ人がいると思うなら、そうこの間の人がまだいると思うなら、私はまだ奥に行かなければいけない。 )( ここまで来るのにまたグールを二体を見つけ、両方とも頭を潰した。 でも、叩くたびにまだ胸が痛む。 もう、理性を飛ばすのには、身体の調子が変でそれが出来なくて、気持ちを和らげることも出来ないでいて。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:43:07]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが来ました。 『再び、坑道』 [Sun 27 Sep 2009 00:28:39]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( 喰われるのと、事態の収束と、どちらが先か。 …なぜまだ死なないのかは、さておき。 )』 [Sat 26 Sep 2009 23:51:28]
会別理久@霧の村 > ( 出入り口は、見える限りでそこ一つ。 アザリーさんなら素手で壊せてしまいそうだけど、私にはとても無理だ。 凸凹した岩肌の室内に対して扉が立派に見えるだけで、建て付けは良くないし、素材だってとりあえず木だ。 斧でも持ち出せば、私でもどうにかなるくらい。 …とはいえそれも、五体満足ならという話。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:49:31]
会別理久@霧の村 > ( 捕まった場所から、そう離れてはいないだろう。 小さい、物置のような空間には、ただの穴倉にいささか不釣合いな扉がついていた。 鉱山夫の休憩場所にしては狭いし、割合高級な資材の保管場所だったのかもしれない。 火薬とか。 もっともこの霧では、すっかりしけってしまっていそうだけれど。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:19:46]
会別理久 > ( ―――グルメ派に捕らわれて、ここに居る。 麻痺した感覚は、自分がオードブルやメインディッシュのどれに配置されるのかということをのん気に考えたりもするのだが。 …やつらは他の食材を取りに出て、もうずいぶん戻っていない。 )   ( うっかり千切って死なせてしまった子の血の海で、今度は私を取り合おうとした一団は、その場で二つに分裂することになった。 殴り合いというか喰らい合いというか、いっそ喜劇のような戦いの末に、美学が空腹に勝てなった方のグループは捨て台詞を残して去っていく。 ―――後にアザリーさん達が遭遇することになるのが、別グループに取り入って報復兼略奪を行おうという一団だったかもしれないのはさておき。 私は物置のような場所に千切れた死体と一緒に放り込まれ、また、放置されている。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:11:29]
会別理久 > ( ―――グルメ派に捕らわれて、ここに居る。 麻痺した感覚は、自分がオードブルやメインディッシュのどれに配置されるのかということをのん気に考えたりもするのだが。 …やつらは他の食材を取りに出て、もうずいぶん戻っていない。 ) うっかり千切って死なせてしまった子の血の海で [Sat 26 Sep 2009 23:05:56]
会別理久 > ( その一団は、私が隠れている箱の前で、諍いを始めた。 こちらに注意を向けなかったのは救いで、だからとにかく眼と耳を塞いで石になっていれば良かったのに、その推定まだ人間の女の子がアザリーさんではないかという不安が、目を離すことを許さなかった。 )   ( 内容はくだらない。 その女の子の他に一通り 『メニュー』 を整えてから食べたいリーダー格と、今直ぐ食べたい一部の仲間。 力なくもがくその子を物のように取り合って、綱引きを始めてしまった。 結局その子は骨が外れて、奇術のように伸び切った手足も千切れてしまう。 アザリーさんかどうか分からない、分かったとしても何もできない私は、栓が外れたように溢れる鮮血を目の当たりにしてようやく、反応できた。 してしまった。 いよいよ険悪になって、取り合いゲームではなく実力で片をつけようとする彼らの前で、ほんの少しでも、音を――― ) [Sat 26 Sep 2009 23:00:43]
会別理久 > ( アザリーさんとはぐれてしまってから、どれくらい経っただろう。 )   ( あの時… ほんの少し移動しただけで、痛みや疲労感に音を上げて動けなくなってしまう自分を休ませ、アザリーさんは坑道の先を見に行った。 あまり選り好みができなくても休む場所は選ぶし、こちらの事よりアザリーさんの身を案じていたら、どこかに分岐でもあったのか、それともアザリーさんもやられてしまったのか、道の先から腐った人間の一団がやって来た。 アザリーさんを呼べる状況ではないし、そもそも声はすっかり潰れてる。 それでも恐怖心を紛らわせるように、彼女に対しては口を開いていたが、悲鳴を上げたところでそう先までは届くまい。 できるのは、せいぜい這いずって身を隠せそうな場所で縮こまっていることくらい。 アザリーさんが中身をそこらへぶちまけてくれた木箱の中で、隙間から外を窺っていた。 )   ( やつらの一人がフレッシュな人間を… 自分と同い年くらいの女の子を、裸に剥いて連れていたのには肝を冷やしたけれど、あれは、よく見えなかったけどたぶん、アザリーさんではなかったと思う。 その、彼女の悲鳴というのは聞いたことがないから断言できないけれど、一応、声も違う気がしたし。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:50:03]
会別理久 > ( けれど外へは出られない。 剥き出しの岩肌に両腕を縫い付けていた戒めが解かれても、捕らえられているという状況から脱したわけじゃない。 元々、明確な方向性や目的があって捕らえたわけではないようで、もちろん欲求処理用であるには違いないのだけれど、その扱いは行き当たりばったりだったのだから。 )   ( 通路のような場所に縛られたままでいた時間はどれほどのものか、自分よりはまだ時間の感覚があるシスター・アザリアの言う通りならば、軽く半月は越えている。 その間に犯されて、左脚と肩を喰われて、食事らしい食事は摂っていなかった。 生きているわけがない状態で、けれども一応意識はあって、立ち込める霧のせいで淡く青い視界が保たれたその場所を朦朧とした感覚で眺めながら、一人ではろくに動くこともできず、冷たい岩肌の上に転がっている。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:37:23]
お知らせ > 会別理久さんが入室されました。 『( 坑道内部の、当然どこかと繋がる場所。 )』 [Sat 26 Sep 2009 22:27:28]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが退室されました。 『誰か   助けて  ・・・・』 [Fri 25 Sep 2009 02:41:01]
クレェイン@霧の村 > うそ ――   ・・・・   そ、  と? ( 嘘だ。外に通じてる場所を見つけたのか? 本当に? これで、逃げれるのではないのだろうか。その場に鶴嘴を放り出して、慌てて駆け出した。月明かりが救いの道にすら見えてきた。すぐに行かないと。グールに見つかる前に行かないと。はやく外に出たい。一歩。二歩。三歩。もう少し――もう少し、なのに――― ) だれかぁあああああああああああああああ! ( がしゃん、と鉄格子に阻まれた。出れない。外が見えるのに。出れないのだ。うそだ。ここまで来て。鶴嘴で壊せないだろうか。やけに丈夫に見える鉄格子だ。もう――力が残っていない。全力で振るうには片腕が足りない。 )  ぁ  ぁあぁ  ぁ・・・・・  ぅぁ   ( 決壊、した。 涙がぼろぼろと知れずに零れた。溢れてくるものを拭うように、血だらけの甲で目元を拭う。外に出たい。出たいのに――・・・たった数本の鉄の棒を壊すことができない。なんて、なんて、無力なのだ。己は。その悔しさに。その哀しさに。その憤りに。涙した ) [Fri 25 Sep 2009 02:36:04]
クレェイン@霧の村 > ( グールの数は、減ってるのに。状況が好転している気がしないのは己だけだろうか。 落ちていた鶴嘴を片手でずりずりと引きずりながら歩くのは、とても疲れる。右手の甲を自制のために突いたのは失敗だったのだろうか。だが、あの時はそうしないとダメだった。 ) ちくしょう  生殺しかよ。   戦いの中で死なせてはくれな、  さそうだ ( そもそも、グールと出会わない。生存者とも出会わない。もしかしたら、己だけが今、生き残っているのではないのだろうか? という錯覚さえ覚えてしまう。そんな事を    考えていた 時。 ふっと ) ( 月明かりが見えた ) [Fri 25 Sep 2009 02:32:52]
クレェイン@霧の村 > あっ つぅう! いたっ! 無理した! 右手いたっ! ( ちくしょう、と呟いた。なんでこうなるのだ。右手の傷の治りが悪い。引っかいた傷が地味に痛い。小指を箪笥の足にぶつけたような、そんな気分。いや、あれよりはひどいのだが。 ) それにしても ――― コクト  無事だろうな。  もう居場所全然わからね ( 最後に会ったときからどれくらいの時間が立っているのかわからない。無事だといいのだが――、 ) ははは 左腕が無いんじゃ、どうしようもないな―― ( 肘の先から無いのだから、戦闘は難しいだろう。ちくしょう、と悪態を吐けば、再び歩き出した。 ) ――しかし、 グールの数、 減ったな ( 遭遇する確率が減った気がする。最後に見たのはネクリジェババァだったか。これなら、 ) おーい 誰か いませんかー? 生きてる人、いませんかー? ( 探してみても、大丈夫じゃないだろうか ) [Fri 25 Sep 2009 02:25:51]
クレェイン@霧の村 > 誰だよ! ご丁寧に中身だけ取った後に箱をちゃんと戻したの! お菓子全部食べたら箱捨てましょうね!? お母さん怒りますよ!? ( ずびーん! と空箱を地面に投げつけた。ここでチェックし忘れた乱数判定! ) [Fri 25 Sep 2009 02:19:06][71]
クレェイン@霧の村 > ( 気づいたら身体全体が血に染まっていたような気がする。思えば、支援物資である携帯食料を見つけられたのは幸いだった。それも、食べ残しではなく、開けていない新品の奴であった。それを見つけたときの気持ちをどう表現したらいいか、自分ではわからない。だが、一言で言うならば、あえて言うならば。これほどの幸運に恵まれたことを神様に感謝した。ありがとう、神様。久しぶりの死体以外の肉です。 ) ――いただ きます ( 何日ぶりだろう。どんな味だったけ。もうソ○の軍用食料並みでも文句は言わない。そして、携帯食料の箱を開けて取り出してみれば ―――― 【災厄判定】 ) [Fri 25 Sep 2009 02:18:12]
お知らせ > クレェイン@霧の村さんが来ました。 『――ここは、どこだろう』 [Fri 25 Sep 2009 02:15:30]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが帰りました。 『―― … 。 (最後に「ありがとう」と言い残して、意識を手放した。)』 [Fri 25 Sep 2009 01:18:30]
お知らせ > ルゥ@外部突入さんが帰りました。 『──わたしの患者は、死なせませんから。 (自身に言い聞かせるように…小さく、口の中で呟き)』 [Fri 25 Sep 2009 01:16:51]
銀嶺@霧の村 > ―――   … 柵が、豆腐 扱いか。 (視覚で認識せずとも、聴覚だけで把握が出来た。無数の金属音が響き渡るには不自然が過ぎた。) …  感染していないか、心配だよ。 (連中共の慣れ果てを間近で見た。人格の形成が崩れ落ち、正常な状態が保てなくなる。次に身体の一部が腐り落ち、其々の特徴が存在した。完全に欲求を抑制する物が壊れた印象を感じた。私も正常に見えても、内部に些細な変化を引き起こしていないか唯一の心配だった。) ―― …   そうだったな。 (娘の掌が胸に触れ、暖かい光が熱が内部に流れ込む。懐かしさでさえ感じた温もり。全身の疲労が抜け落ちたとは言えないが、呼吸器官や発言機能は幾分か楽になった。) …  一番、敵に回したくないタイプだな。 (微苦笑が零れ落ちた。掛け声と共に浮遊感に戸惑いを抱いた。異常な臭いに察すれば、片方の眼を開いた。) …… 、   ありがとう。 (娘の絶対的な強さに温もりを身近で感じると、安心感が芽生えだして意識が薄れていった。) [Fri 25 Sep 2009 01:13:47]
ルゥ@外部突入 > (柵を、背負った槍でバツの字に裂く。ばらばらと格子が落ち、隔てるものはなにもなくなった。) ……んぅ、大変な有様ですね。 (大変、どころで済む有様ではなかったが──こういうときは、軽口を叩いて場を和ませるべきか。) ……ダメですよ? いくら、男所帯といっても、もう少し身奇麗にしないと。 (……あまり成功したとも思えない。 ともあれ。) 少し……体力回復させましょ。 (傷を治すにしても、ここは“安全”で“清潔”な場所とは、あまりにもかけ離れている。 掌を、青年の胸に当て、【賦活】。 暖かい陽の光が掌から噴き出し、まだ彼の身が“死者”でなければ、その温もりは疲労を癒してくれることだろう。) ──生憎と、わたしは丈夫に出来てますからね。 ね、知ってます? お医者さんはタフでなければ務まらないんです。(特に、この島では。) (うんしょっ、と。 掛け声をかけて男を抱え起こすと、血と肉片とでブラッドブールとなった坑道を、二人して脱出しようと──) [Fri 25 Sep 2009 00:56:24]
銀嶺@霧の村 > (熱の失った地面に指先を這わせ、全身を駆け巡る電流に耐え続けた。又、血反吐が吐き出しそうになり、喉に張り付いた物と同時に吐き出した。呼吸が幾つか楽になる反面に、弱まった肺が一斉に膨らんだ衝撃に悶絶し掛けた。) …っ 、はぁ   …、はぁ  (彼方此方が騒々しい。彼女が見付かり、危険な目に合ったのだろうか。)(私の身よりも彼女の身の方が大事だった。私の所為で誰かが巻き込む等、一番に耐え難い物だ。)(神氣の奔流を、微かに感じ取った。違和感の正体は悟れば、微苦笑を微かに零した。) ……  まさ、か…  (嘲笑と同時に言葉を漏らした。其の瞬間、先程の声主が今度は間近から聞こえた。) 本当に、来たの  か…。 (呆気に取られた。枯れた声で言い放ち、握り締めた右の拳を柵に叩いた。鈍い金属音が響き渡る。) … ルゥ、先生。   怪我は無い、…のか? (目蓋が重過ぎるのか開く気配すらない。青年の姿を見付ければ、無数の青い痣に不自然に捻じ曲がった左腕。下半身のみしか布地を覆っている。其の部屋は血液と精液、腐臭に満ち足りていた。) [Fri 25 Sep 2009 00:44:07]
ルゥ@外部突入 > (──生ける躯を槍で貫き、田楽刺しに。 群れ為す死者を刃で裂いて。 神氣を足場に、人の身ならざる機動を以って、舞うように刺し、踊るように切り裂く死の舞踏を演じる。 血華乱れ裂く、喰人鬼の巣窟を文字通り切り拓けば──) …あら、 腕が鈍りましたねぇ…。(ふぅ…、と。溜め息。 靴の底に、ほんの少しだけ返り血を浴びてしまった事を、苦笑う──) さて。 もう一度、答えていただけます、か…? 助けに参りました──、ので。 (恐らく、このあたりだろう。 牢にしていると思われる、戸の付いた部屋──囲いを、一つずつ覗き込んで。) [Fri 25 Sep 2009 00:30:40][18]
ルゥ@外部突入 > (坑道の中には……徘徊する人影。 助けようと、一歩、二歩──足を進めて、歩を止めた。) ……手遅れ…、でしたか…ッ。 (救えなかった。 ──が、全ての命を満遍なく救えると信じる程…思い上がっては、いない。) ……ごめんなさい。 いつか、必ず弔いに来ますから── (槍を背負って、光源に。空いた手に、新たに剣を召喚する。) ──手を、貸してくださいな。 父祖神(とー)様。 ( 咳き込む声が、痛みに苦しむ呻きが…耳に、届いた。 ) ……行きましょう? 【応酬せし者】アンサラー。 多分…そう、遠くないはず──ですよ。 (神氣を解放する。爪先で、地を、空を、跳んで、蹴って、加速する。 目の前に喰人鬼を捕らえ、肉薄すると──横薙ぎ、二つに両断し、滑り落ちる上半身。 ゆっくりと崩れ落ちる下半身を踏み台に、さらに、前へ──) 《突入》判定 [Fri 25 Sep 2009 00:22:30][59]
銀嶺@霧の村 > (自ら声を出す事で付近の喰人鬼の注意を此方へ向ける可能性は否めない。其れでも残り少ない可能性を掛けたかった。) ―― がッ 、ごほっ …  。 (精一杯に肺の空気を絞り込み、全身の筋肉を酷使した。喉の血液でさえ気持ちが悪い。) ―― 、  …。 (駄目だ。目蓋が開いていられない。)(全身の激痛も伴い、絶叫も悲鳴も押し殺し続けた。何もかも無理して押し殺し過ぎて、精神的な過労も半端では無い。其れでも希望があれば諦めるのは早過ぎる。) … 、痛ッ う… ッ  (良いのか。彼女に頼っても。彼女にも危険が及ぼすかも知れないのに。)(右側の指先が力入れられず、其の場で崩れ落ちた。余りにも軽過ぎる音を響き渡った。) [Fri 25 Sep 2009 00:11:53]
ルゥ@外部突入 > ──これ、は……。 (霧の立ち込める、坑道を発見した。 恐らく、幾つか在る入り口の一つなのだろう。 かすかに悲鳴が聞こえ、鉄錆の匂い──病院や、戦場では嗅ぎなれた匂いがする。 ……それにしても、探し当てるまでに、それなりの時間が掛かってしまった。 救出すべき相手の、心が折れていなければ良いが。) ── 大丈夫、今行きますからね? (聞こえているか──分からないが。 坑道の深い闇に向かって、声をかけながら……その奥へと。) [Fri 25 Sep 2009 00:05:08]
ルゥ@外部突入 > ……ん…? (ぴくん、と。 常人よりは、ほんの少し鋭敏な程度の聴覚が、何かを聞き取った。 或いは、獣の唸り声か何かと聞き間違ったのかもしれない。 もしかしたら、風の音が、声のように聞こえただけかもしれない。) ──行ってみます、か。 (声のした方向は、定かではない。 恐らくは向こうからも指示出来るほど、こちらの位置を把握できては居ないだろう。 10分…いや、30分。 頑張ってみよう。 もしかしたら、見つかるかもしれない。声の元にたどり着けるかもしれない── 《調査》判定) [Fri 25 Sep 2009 00:01:18][86]
銀嶺@霧の村 > (何故に伝わらないのだろう。) ……、 痛 ッ   。 (連中共は如何した?怪異に満ちた村は如何なった?彼女は何者なのだろう?)(重たい目蓋を片方だけ開き、周囲に視線を張り巡らしても何も無い。喰人鬼と捕縛者の屍だけだ。特別に感知に長けた訳じゃない。只、怪我する度に何時も擦れ違う馴染みのある気配。そして二つ名を耳に届けた瞬間、鮮明に蘇らせた。病院だ。病院で何度も会っている。特別な関係でなく、医者と患者という関係。)  ……、 ――ッ (右側の指先を柵に引っ掻け、傷だらけの肉体を強引に引き起こした。全身の骨の亀裂が悪化する気配でさえ感じたが、この際は構わなかった。如何しても伝えたい事がお願いしたい事があった。) … ッ! … 、だッ! (咳を零し、血の反吐を地面に吐き出した。其れでも一生懸命に言葉にしようと力を振り絞ろう。) … ッ  、 此処、だッ!! (全身に駆け巡る電流は高熱に等しく、汗が湧き出て性的な其れも不愉快を促した。) [Thu 24 Sep 2009 23:54:07]
ルゥ@外部突入 > ──んぅ、この辺は違うんでしょうかね。 ここいら一帯なのは──(霧から考えても、だ)──間違いない、と思うんですけど。 (ぼんやりと輝く棒状のもの──槍を、肩に担ぐと、ふぅ──と、大きく一つ、息を洩らした。) ──どなたか── (もう一度、声をあげて……呼びかけてみよう。 土砂崩れと、そしてこの霧……ただならぬ怪異の予感をひしひしと感じている。 助けられるものなら、助けたいものだと思う。) ──心配には、及びません──ヴェイトス医院の、“はらぺこ” ルゥ・ファリスが参りました──。 (知っている人なら、それなりに知名度があるだろう──と。 救出に出かける直前の私に、囁いた看護士の入れ知恵。 「名を名乗って呼びかけるようにしなさい。二つ名込みで」との事。 だれがはらぺこですかだれが。 ──ともあれ、効果があれば、御の字だ。) [Thu 24 Sep 2009 23:41:31]
銀嶺@霧の村 > ―― … ッ  (牢屋の柵の付近。其の壁に凭れ掛かる青年の姿がある。牢屋より先は何も見えない。余りにも場違い過ぎる言動に声色が全身の筋肉を弛緩させた。) ――  …。 (牢屋の周辺なのか、彼方此方の壁が反響して聞こえる。甲高い声色の特徴から女性だと悟れば怪訝な顔付きになった。首の骨を鳴らして、重たい頭を上げた。両腕と左頬の蒼い刺青が蠢いた。)  ……、  (さっさと此処から逃げろ。) …。  (叫びたくても叫べない。私に構えば素性の知らぬ女に危険が降り掛かる。其れだけは嫌だった。けれど、何処か懐かしみを感じていた。もう開かないと思い込んだ左側の目蓋、半ば強引に開いては柵の向こうへ視線を巡らせよう。声は何処から来ているのだろう。) [Thu 24 Sep 2009 23:30:19]
ローブを纏った人影。 > (小声で、そんなことを独白しながら──霧に包まれた怪しげな道を、ぼんやりと輝く棒で払いつつ、進む。 この霧は……なんらかの呪いというか、魔力というか、妖気というか。 ともあれ、あまり良い気配はしないものを帯びている。 それだけは、間違いない。) 誰かー…いませんかーぁ…? (少し、声を高くしてみた。 霧の中に反響して、自分の声なのに、自分の声でないようだ。 正直、我ながら不気味である──) 怪我人の方──いらっしゃったらー、すぐに──まいります、のでー。 (声が通るように、少しずつ言葉を切って、伸ばし、伸ばし。) [Thu 24 Sep 2009 23:21:10]
銀嶺@霧の村 > ―― …。 (まだ未練はある。約束もある。夢も野望もある。)(奇跡的に無事の右手の指先を、冷え切った地面を引っ掻く様に這わせる。指先に力が篭らず、爪が剥がれ掛ける音に感触に苦悶の色を表情に刻んだ。目の前に移る景色は残虐な出来事ばかりだ。) ………、  。 (神は世界の創造者にして、絶対的な傍観者。救いの手を求められようとも、神は手を差し伸べる事をしない。私はそんな神が嫌いだった。神の身である私が大嫌いだった。永遠の命など望まぬ。愛した者は人間ばっかり。同じ人間として生きながら、同じ時間を過ごし、同じように老いて死にたかった。恋人も友人も知人も、誰しもが私を置き去りに、あらざる世へ立ち去る。それが寂しくて悲しかった。) [Thu 24 Sep 2009 23:16:41]
お知らせ > ローブを纏った人影。さんが入室されました。 『ふぅ……、またいろんな人に怒られちゃいますか、ね?』 [Thu 24 Sep 2009 23:16:17]
銀嶺@霧の村 > (先日連中共の暴漢と輪姦染みた行為を繰り広げられ、意識を何度も手放したが許しは無かった。) ―― はっ 、ごほっ (喉に絡み付く液体も体内に残る熱も何もかも気味が悪い。左の指先も有り得ぬ方向へ折れ曲がり、背中に無数の痣も刻まれた。右側の目蓋や太股、脛が焼ける用に熱い。何度も胸を圧迫されたか、肋骨も痛めたかも知れない。) ―― …   、   …。 (言葉を言い放つが、声の力が無い。喉が痛い。肺も、腕も足も、神経も、筋肉も、何もかも苦痛でしかない。戦いに於ける死は一瞬ですべてが終わるのに対して、現在の状況は助けすら見込めず、訪れる死に抗えない。苦しみ続け、痛み続け、此れ以上の苦痛はあるだろうか。) [Thu 24 Sep 2009 23:01:37]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが入室されました。 『微かだけ息の音が聞こえる。』 [Thu 24 Sep 2009 22:52:46]
お知らせ > イェルマーレ@外部から突入さんが退室されました。 『(――まァこれからだ。顔の割れない医療部へでも連れようか、)《ご救出:1名様》』 [Thu 24 Sep 2009 01:18:02]
イェルマーレ@外部から突入 > 「 ……ぉお ぃ、」 ――…!? 人の、声かッ…! 「 …す けて……くれ ェ…!」(水素濃度の濃い大気の中、第三者の声を認知した瞬間、手近の岩場にザッと身を隠す。背を岩陰にして首を捻るように伺い見る。空気中に含まれる鉄分の香りは最早新しいものばかりのソレとは呼べず、死者のものか、四散するままに放置されただろう体液の腐臭が入り混じり、臭気だけでは判別が付かない。だが向こうから接近しているのだろうか僅かずつ露わになるシルエットからは、心得のある自分が違えることのない、生物特有の細胞液の生臭さが確かにする。あれはじゃァ人間か。多分ただの。)(内心慚愧に耐えない落胆を噛み潰し、岩陰からサッと飛び出さン、) ――…どうなさいました!?お気をしッかり!(駈け寄ッて倒れるところだッた身体を支える。身体の所所に外傷を負い、ミイラのように衰弱した中年と思しき男だが、かろうじて死人ではないようだ。私に取ッては不運なことに。)(まずは依存心を煽ろう。安心させるように表情をくつろげン。) ――…落ち着いて、もゥ大丈夫ですよ。僕はヴェイトス市の支援団体の使いです。――…さァ掴まッて。――…ゆッくりで構いません。いッたい村で何が起こッているのか…お話願えますか?(男の背をさすりながら歩き出そうか。後は話を聞くだけ聞いて息の根を止めて遺棄してしまおう。当初こそそンな合理的な案が頭を占めていたけれど、) [Thu 24 Sep 2009 01:14:53]
イェルマーレ@外部から突入 > ――…ッ…道理で、異臭も濃くはならないし、異物にも出くわさない訳…だ…?(言葉の語尾が不自然に下がッた。そろそろと片膝を立てて姿勢を低く。身体を平たく傾ける。四肢をさいなむ鈍痛をこらえて全方位に目を凝らす。周囲の様子は一見、単純な浅めの渓谷らしいと判断できるが、やッぱり10m先も確認できない。しかし飽きもせず立ち込める霧の中、何処かで何者かが蠢いたように見えた。続いて気配の察知で誘発されたように、鼻孔に感じ取られる生々しい臭い。これには馴染みがある。少量だが新鮮な…血臭だ。それは図らずも自分が察知可能である身辺四方30m以内に、赤血球と鉄分を体内から流す有機体が存在するという事実に繋がる。明確にどッちで何がどう動いたとは解らないが今回は目の錯覚でやり過ごす訳に行かまい。崖から落下するような失態は一度で充分だ。それに、もしかしたら今度こそ、)(どクン、)(胸の鼓動がひときわ高鳴ッた。精神的肉体的衝撃で遠ざかッていた暗い情熱が心と瞳蘇る。食人鬼が――、死霊が、私の夢を裏付ける物証が、そこに、) ――…ッ、(瞳の色がスッと薄まる。焦燥感を抑えて慎重に腰を浮かす。身をかがめて、臭気の強い方向へ素早く駈け出さンと、) [Thu 24 Sep 2009 01:04:08]
イェルマーレ@外部から突入 > (湿ッた地面に大の字に伸びたままうッすらと瞼を持ち上げる。こめかみが鋭く痛むし視界はボヤけていて使い物にならないが幸い後者の原因は分かッた。眼鏡だ。めがねが。手探りで土を弄るとすぐに目的の物に辿り着く。腕は、動いた。どうやら腰部から下も、いけそうだ。) ッ……う……、(軋む関節に鞭を入れ、肘で這い上がるようにして上体を起こす。探り当てた眼鏡を急いで掛ける。どうやらレンズの表面に軽くヒビが入ッただけのようだ。使用できる。顔をしかめながら上空を見上げると反り返ッた山の斜面と目が合うンだろう。)(あそこから…落ちた?あれは崖か。岩盤崩れ。私は崖に踏み込ンで斜面から落下した のか…、)(理解に大脳が始動するまでは数秒ほど。頭を降ッて石くれや土埃を落とす。顔を下ろして身体の諸処を点検してみる。怪我は擦り傷や打ち身と中小バラエティ豊かな品揃えだが、どうやら骨折や内蔵破裂などは品切れで済ンだらしい。頭脳の働きも正常だ。) ――…落ちる と、言うより、滑り落ちたンだ な…――、(奇跡だ。奇跡だが。奇跡をここで起こしてどうするンだ。全身の神経を奮わせて立ち上がる。恐らく考え事をしているうちに村道の本筋を外れ、崖方面へ歩いていたようだ。だから注意しろと自戒したものを。) [Thu 24 Sep 2009 00:53:47]
イェルマーレ@外部から突入 > (ザ シ、) ――…ん?(不意に踏み出した足が少し沈ンだ。眉を潜める。体重を現在負荷以上に掛けないようにして軽く地面へ足踏みせン。別にどうとない感触に思われるけれど。ぬかるみの錯覚?気のせいか。体勢を丁寧に前傾させてゆッくり足元を覗き込まンと。いッたい何、) ――が、 あ、 う わあ ァアアッ―――!? (足元の違和感を感じた瞬間、天地が逆回転した。悲鳴が後ろ向きに流れて行ッて、藪木やら砂利やらこそげた草や土やら。超速度で身体の脇を流れていく良く視認できない物体達に、引ッかかッて千切れて吸い込まれて行く。身体の背面を擦る摩擦感と途方もない浮遊感が交互に訪れる。何かを掴もうと伸ばした腕が足が顔の皮膚が何か硬い個体で傷付く。がらがらと止まらない傾斜の体感。私は一体どうなッてる?あれは――…崖を踏み抜いたン だッ!?) …ッ…ッ…―――ぐ ァッッ!!(ザ ザザ ザ ――ド ッ、)(突如、前触れもなく背中一面に走る衝撃。脊椎を打ち付けて瞬間的に呼吸器が縮小する。息が出来ない。痺感に似た鈍痛が全身にビィンと行き渡り、眼前が真紅に染まる。) ――…ッ ぼ く、は…ッ…、(どう なッ た?) [Thu 24 Sep 2009 00:44:34]
イェルマーレ@外部から突入 > (例え霧の向こうに目指す英知の断片が転がッて、生死の響宴を繰り広げていても見えやしないのだから。) ――…老司も仰ッたが、忌々しい霧だな――…、…?(舌打ちしかけてふッと目を眇める。あァ。あれがそゥかな。やッと見えてきた村の進入口へ向けて再び歩み出す。なるべく人目がない瞬間を見計らッて滑り込もうか。)(それにしても湿り気の煩わしさに気が逸る。意識ばかり冷たく冴えているのに感情が急いてもどかしい。憤ッて当たり前だ。だッてもゥ少しで、後少しで、私の思い描く奇跡が現実に昇華するのだから!)(少年の仮説では話に聞く食人鬼がすでに“死霊である”と定義付けられ、固く思い込ンで1mmと揺るがない。死者は偏いて生者に集るものだ。東国の禁書にだッて人間を貪る死人の話があるじゃァないか。我が神の天啓だ。もゥ間違いない。死者は完全な形で蘇るのだ。自らの意志を持ち三大欲求を携えて。そこに生前の記憶がないとなぜ断言できようか。これが御伽噺で終わらない真実なら、これが今実在して証明されている事実なら、今こそ人間の人間たるべき、儚い寿命と決定付けられた運命とが手を結ンで誇ッた無力の歴史は覆されるのだと、)(――信じて、)《調査のご判定》 [Thu 24 Sep 2009 00:35:35][73]
イェルマーレ@外部から突入 > (旅人を気取ッて自らの歩幅を大人換算したせいだ。計算が現実に追いついていないなンて、私は余ッ程この事態に浮かれているらしい。駄目だな、遅れは取り戻さなくッちゃァいけない。そのうえ選ンでおいて出現・上級ッて今気付いたですよ。なにごと。) ――…さて、(両脚の爪先をその場で交互に馴らして、取り敢えず前方を選ンで歩み始めン。地理の暗算には狂いが生じたものの、さすがにそろそろ例の村へ到着するころだろうか。なけなしの感覚に気を付けて意識を集中させてみれば、確かに前向四方からかすかに異臭が漂ッてきていない。事もない。気がする。) 何とも頼りない話だな、(自嘲気味に呟いて肩を竦める。歩き始めからやや距離を稼いだところで、一旦立ち止まり注意して周囲を見回す。何せ気配やら五感やらにそンなに敏感な方じゃァない。面倒でも一定距離毎にこうして異常がないか確認して歩かないと自分が痛い目を見る。霧の先を見通す視神経も、30m前方の臭気が詳細に嗅ぎ分けられる嗅覚線も、あいにく持ち合わせていない。こンな時に神経が卓越していない、凡庸な霊長類に生まれついたことが不幸だとは思わないが不便に思う。) [Thu 24 Sep 2009 00:24:12]
イェルマーレ@外部から突入 > (革製の靴音。夜露で濡れた地面を慎重に踏みしめて。濃霧を掻き分けるようにして現れた華奢な人影は頭部を払う仕草をした。ふワリ、途端に霞の中に眩い蜂蜜色がこぼれ落ちる。二、三度かろやかに左右に揺れて周囲を伺うみたいに静止する。ぱチリ。薄紫色の光点がシンメトリーに浮かンで二つ瞬く。) ――…予想に反して、大分走ッたな、(歌うような節で紡がれるテノールバスは、空虚と湿気の合間に向けて誰にともなく独り言。修道衣姿の少年はフードを後頭部に払ッた手を、緩やかに叩いて軽く辺りに視線を散らす。独白を聴く観客は居ない。派遣隊に見つからないように、馬車は途中の休憩でコッソリ降りてきてしまッた。先ンじた馬車の轍に沿ッて歩き始めてすぐに後悔したものだ。徒歩でも到達可能なそう遠くない村だとは言え、こンなに時間を食うなンて思わなかッた。丸一日歩き通しだ。チラリと自分の足元に目を飛ばす。短足とは言わないが、) ――…自分のリーチを考えるべきだッたな、 [Thu 24 Sep 2009 00:12:21]
お知らせ > イェルマーレ@外部から突入さんが来ました。 『――…ふ ゥッ、(ザシ と湿気た草を踏む、)』 [Thu 24 Sep 2009 00:01:12]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが退室されました。 『一人、救出』 [Tue 22 Sep 2009 23:13:33]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 背中に負ぶった男性は、身体の力を全部使ってしがみ付いているかと思うくらいに強い力でしがみ付いていた。 それほど、恐ろしいものだったのだろう。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:13:25]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 今までずっと水を飲んでいなかったと思えるくらいに必死に水を飲む男性を水が飲み終わるまで見守って。 ) 立て、ますか? ( 男性にそう問えば、男性は立ち上がろうとするが、その本人の足は本人の意思に反して力が入らないようで。 ) あの、私が負んぶするんで… ( その間にこれを食べていてください、と携帯食料を渡そう。 それから、男性を背中に負ぶって、視界の見えない中、血の臭いから遠ざかるように足を進める。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:11:16]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 這っていた人間に駆け寄って、這って動いていた身体を仰向けにしよう。 私が近づいたとき、その人間、男性は酷く怯えたような表情をしていた。 ) あのっ、私は…グールじゃありませんッ ( 怯えた表情の男性の上半身を抱き起こして言葉をかける。 ちゃんとした言葉を聴いたからなのか、怯えの表情が少し和らいで。 ) と、とりあえず水を飲んでください…ッ ( 衰弱しているように見える男性を見て、慌てるように鞄から水を取り出そう。 こういうとき水分が大切だと思ったから。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:02:17]
ヴァネッサ@外部突入 > ( 視界は劣悪だけど、その代わりに血の臭いが強くなる方へと足を進めている途中で見えてきたもの、見えてきたものというよりかは、茂みの音でそれに気が付いたといった方がいいのかもしれない。 ) ――そこに、誰かいるん、ですか? ( 返事はない。 ただ、がさり、ごそりと何かが這うような音が聞こえる。 噂のゾンビ犬やグールといった奴だろうか。 その音の元へと寄っていき、じっと目を凝らしてみる。 ) ――ッ、ヒト…! ( 次第に見えてくるものがはっきりとしてくる。 人型で、五体満足の人間が這っている。衰弱している、というのだろうか、酷く弱々しい感じがする。 私は、それに駆け寄っていき、声をかけよう。「大丈夫、ですか」と。 ) [Tue 22 Sep 2009 22:51:04]
ヴァネッサ@外部突入 > ( フード付きの外套で顔を完全には露にしていない人物が霧の中を手探り状態で進んでいる。 ) 全然、見えない ( 普段、夜の暗闇でも何の問題もなく物が見えているせいか、深い霧の中でも大丈夫じゃないのか、なんて甘い考えだったら、この有様。 霧が深く、まったく視界がクリアにならない。ほとんど手探りで進むような状態のままどれくらい経ったかわからない。 ) ――私、戻れるかなぁ…。 ( ちょっと不安になってきたけど、きっと村の人はもっと不安なんだろう。 知り合いはいないけど、そんなことは関係ない。 だから、私は今ここに立っているんだろう。 携帯食料や消毒用らしいアルコールに飲料用の水。それらが入っているのを鞄の上から触って確認しながら進んでいこう。 )( そう足を進めているうちに何かが見えてきた。 )《調査》 [Tue 22 Sep 2009 22:39:13][1]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが入室されました。 『外套を羽織って』 [Tue 22 Sep 2009 22:28:37]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが退室されました。 『今日は誕生日、そして命日。』 [Sun 20 Sep 2009 23:01:47]
ドマァニ@霧の村 > (そうして、未だに理性を残した屍鬼がまた一つ出来上がり、霧の中をさまよい始めた。) [Sun 20 Sep 2009 23:01:04]
ドマァニ@霧の村 > (倒れた屍鬼の顔面を踏みつける。より深く其れが刺さる様に、何度も。やがて屍鬼の痙攣が止まれば、元青年は血濡れのまま、物置小屋の外へと歩み出て。左手がロザリオを掴み、ブツリと引き千切って投げ捨てた。) … 嗚呼、素晴らしい気分だ。 (まさしく、生まれ変わったような気分。祝福を受けるかのように両手を中空へと上げながら、静かに青年は微笑んだ。)(神の使いから食人鬼へと堕ちた青年を縛りつけるものは、もはや存在しない。沸き上がる衝動のまま、好きなだけ壊し、殺し、喰らい、犯すのだ。) [Sun 20 Sep 2009 22:59:27]
ドマァニ@霧の村 >  い゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!! (叫び声を聞き付けた屍鬼が、扉を開けて入ってくる。其れに気付く事も無く、青年は闇を切り裂くような甲高い絶叫を響かせて。) ………    フーーーーー……… (やがて、叫び声が止まったかと思えば、青年は血と腐臭を見に纏って立ち上がった。長い溜息を吐いて、屍鬼と目が合えば二コリと微笑んで見せて。)(次の瞬間、錆びた鉄釘とナイフを相手の顔面に突き刺した。) [Sun 20 Sep 2009 22:52:07]
ドマァニ@霧の村 >  ……… うう゛っ   あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!! (頭痛に耐えるように両の手で頭を押さえながら、青年は呻く。頭の中で凶器が渦巻き膨らんで、頭が破裂してしまいそうだ。死体の上へと倒れ込んだ青年は、喉が張り裂けんばかりに慟哭しながらのた打ち回って。)(壊したい。壊したい。壊したい。コワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイコワシタイ) [Sun 20 Sep 2009 22:41:10][72]
ドマァニ@霧の村 > (神は、哀れな青年を許すだろう。だが、けして助ける事はしないのだ。 「災厄判定」) [Sun 20 Sep 2009 22:35:12][13]
ドマァニ@霧の村 > (既に原形を留めていない右手を振るえば、扉にぶち当たってぐじゃっと肉が潰れる音がした。痛みなどまるで感じていない様に、なおも青年は攻撃を止めずに。) こンのッ 糞ったれッ ! (必要なのは、食料。其処等に転がる腐りかけの肉などではなく、もっと新鮮な物が良い。後、殴ると悲鳴を上げるモノも良いかもしれない。こんな硬い扉などではなく、もっと柔らかいモノが。) … ひッ     い、今私は何てことを… (舞台に幕が下りるより早く、青年の目に正気が戻ったかと思えば、今度は後悔と絶望を顔に張り付けて後ずさりし。グチュリと腐った死体を踏みつけた事にも気付かずに、縋るものを探すかのように、青年の視線が暗闇の中を見回して。それでも、物置小屋の中は、刺繍と暗闇と絶望が在るだけ。) … 嗚呼、我が父よ、偉大なる主よ、どうか私の罪をお許し下さいっ (跪き、天を仰ぎながら、青年は神へと許しを請うて。) [Sun 20 Sep 2009 22:30:16]
ドマァニ@霧の村 >  出せッ!此処から出しやがりなさいッ! (力任せに頑丈な扉をぶん殴れば、左手の骨がみしりと音を立てる。死臭の籠る物置小屋の中、捕らわれたエクソシストが無駄な抵抗を続けていて。) 糞… 糞ッ糞ッ糞ッ! (神を賛美する言葉を紡ぐ口から、生まれてこの方一度たりとも吐いた事の無い台詞を吐きちらしながら、ガンガンと扉を打ちすえる。幽霊の様に痩せこけた顔に、眼だけが狂気を孕んで異様に輝いている。己の奥底から沸き上がる衝動、欲望、それらを全て扉へとぶつけながら、醜く喚き散らし。) [Sun 20 Sep 2009 22:15:30]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが来ました。 『扉を思いきり殴りつける。』 [Sun 20 Sep 2009 22:07:16]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『(そうして、また囚われの身へと逆戻り。)』 [Wed 16 Sep 2009 21:29:54]
ドマァニ@霧の村 > (再びベキ、バキと鈍い音を立てて、木造の扉はいとも簡単に砕け、数人の屍鬼が暗い部屋へと入ってきた。) … ふ、 ふふふふふふふふふふふっ (あらゆる液体で汚れた顔で、青年は狂ったように笑った。この衝動をぶつける相手が出来た事が、嬉しくって堪らないと言うように。暗闇の中、何か武器になりそうなものを探りながら立ち上がる。近付いてくる屍鬼に十字を切れば、其方へ向かって駆けだして、手にした棒きれを振った。) [Wed 16 Sep 2009 21:29:14]
ドマァニ@霧の村 > (そして何より、あの動かなくなった相手を何度も打ちつけている時に、この上ない歓びの感情を抱いていたという事実が、青年を苦しめていた。) … う゛、う゛、う゛、う゛、う゛ (まただ。辛うじて無事な左手がブルブル震え、無償に何かを壊したくなる。喉が掠れ、赤く温かい何かを欲している。沸き上がってくる衝動と葛藤する青年は、、気が触れた様な呻き声を上げて。) … ッ (ベキ、と何かが割れる音と共に、あばら家の戸が罅割れて、そこから下卑た笑い声が聞こえてくる。此れだけなりふり構わずに声を上げていたら、そりゃあ気付くのも容易だったことだろうけれど。) [Wed 16 Sep 2009 21:23:55]
ドマァニ@霧の村 > (訂正・下の数字で、「災厄」ではなく、「隠密」で判定。) [Wed 16 Sep 2009 21:16:27]
ドマァニ@霧の村 >  ッ 主よ 、 許したまえ… っ (何をした。私は何をした。指を目に食いこませた。骨をへし折った。肉を食い千切った。己の盟友を、兄弟を、この手で殺し、その死体を貪ったのだ。どれほど悔やんでも、嘆いても、この手は血に濡れ、動かなくなった其れに食い付いた感触が、まだ口に残っている。神への祈りの文句は、虚しく虚空へと消えていき、世界は相も変わらずに霧で覆われている。)(そして、どれ程嘆こうとも、また今日も青年へと「災厄」が訪れる。) [Wed 16 Sep 2009 21:15:01][99]
ドマァニ@霧の村 > (霧に覆われた村の片隅。一つのあばら家の中、小さくすすり泣く声。血に濡れて、原形を留めていない右手、其れに左手で顔を覆いながら、声を押し殺して涙を流す青年が一人。) ッ … ひグッ … うう゛う… (涙を湛えた眼は、辛うじて人間の其れ。押し殺そうと努力しても、とめどなく悲しみが押し寄せて、青年の手を濡らしていく。自身の犯してしまった罪に、押しつぶさせそうになって、身を縮こませて震え。) [Wed 16 Sep 2009 21:07:57]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが来ました。 『(泣き声。)』 [Wed 16 Sep 2009 21:00:09]
お知らせ > 銀嶺@霧の村さんが帰りました。 『( 視界が真っ暗へ陥った。 目が覚める時は、自由の失った牢獄。 )』 [Sun 13 Sep 2009 23:42:39]
銀嶺@霧の村 > (連中へ疾走する瞬間。視界が遮った。) ――、… ? (瓦礫の破片、なのか?)(目の前に土色の瓦礫の破片が落ちた。極小さな物で致命傷ですらない。だが一つの違和感を抱いた。路地裏を築き上げる左右の壁の色は、上質な白い瓦礫の煉瓦の者だった。) しまッ―――!? (左腕を頭上へ構えだし、もう片方は左腕を支える。訪れる物は白い煉瓦の塊が次々へと落とされた。左腕の肘に嫌な音を響き立て、防ぎ切れなかった瓦礫は肩や太股へ過大な負担と激痛を与えた。) ――〜…、がッ はあ…ッ (呻き声を漏らし、その場で踏み止まった。声を押し殺し続け、横目で広場の連中を見遣った。) …はあッ  まさ、か… (一時退却をし、体勢を整えようとした。後方へ身体を振り向いた瞬間、白い煉瓦を持ち構えた大男が居た。眼前に襲い掛かる白い煉瓦を避け切る事が出来なかった――…。) [Sun 13 Sep 2009 23:41:48]
銀嶺@霧の村 > (喰人鬼の残骸が散らかる広場に徘徊する喰人鬼の姿が四つも確認が出来た。) …  何だ?  (何時もと空気が違過ぎた。疲弊に満ちた身体に磨り減った精神が五感の内の全てが正常に働かない。聴力が消失しては危険の前触れに察するの遅れたり、視覚が消失しては一瞬の刹那に隙を生み出してしまったり、触覚が消失しては身体の限界を見誤ってしまう。――…今回は聴力が半ば弱まり掛けた。) ――、…着実に一人は仕留めて置きたいな。 (身を隠し続ける選択肢も存在するが、まだ正常な者を彷徨う者達を放って置くこと等は出来ない。少しでも危険の要因を取り除く為に、――敵を喰人鬼を屠らなければならない。) …… 、 問題は無いか。 (左右の獲物を確かめ、路地裏より広場の連中へ疾走しようとした瞬間。) [Sun 13 Sep 2009 23:29:31]
銀嶺@霧の村 > ( チリーン チリリーン …ッ ) ―――、……? (奏でる銀の鈴の音に空を見上げた。月の光も夜空の色も鮮明に見えない。命の根源の空気ですら美味くない。) …  、警美… さん (微苦笑を表情に貼り付け、申し訳が無さそうに呟いた。彼女だけ敬意を払い、大事にしたい気持ちは忘れない。体力の浪費は身体を縮小させる事で抑える事に成功した。だが手足のリーチや持ち前の重量ですら削ぎ落とす必要性があった。リーチが無ければ先手を打つ事でさえ困難だし、重量が無ければ攻撃を受け止める所が吹き飛ばされたり、持ち上げられたりするだけでも危機的な状況に陥る危険性は極めて高い。) 共食いの現象は拙いな…。 強力な個体が生まれる可能性はあるな。 (表情を曇らせ、手元の獲物を小指から握り直す。)( 戦闘。判定。40以下で成功。 ) [Sun 13 Sep 2009 23:15:31][67]
銀嶺@霧の村 > (弱き者は強き者の犠牲になり、力を生み出し命を生き長らえる。喰われるべき弱き者が居なくなれば、強き者の中で最も弱き者から喰われる。――どの世界に置いても、何時の時代に置いても、闘争の状態を繰り広げる。其れが自然の摂理で膨大な時を経ても変えられない。) ――… 共食い、か。  古の種族は打ち勝った相手の血肉を捕食する事で力を得る儀式、とされたが――。 (先程の広間に喰人鬼の残骸が在った。一人二人でなく、十の数を超える程の数であった。住宅街の路地裏で背中を壁に預ける戦士、――いや青年が居た。余りにも幼げな顔付きを残し、鋭い眼光を秘めた野蛮な青年。) …  拙いな。  身体の維持も時間の問題であろう。 (頬に伝う汗が鉛の様に重い。忌々しげに舌打ちをする青年は、17歳の外見的な容姿をしていた。手元の獲物は大振りと小振りのナイフのみ。それ以外は破損した・) [Sun 13 Sep 2009 23:02:07]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『( 自然の摂理 )』 [Sun 13 Sep 2009 22:47:18]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『屍鬼化、尚も進行中。』 [Sun 13 Sep 2009 20:50:14]
ドマァニ@霧の村 > (やがて、只の肉の塊と化した同僚に跨ったまま、青年は天を仰いだ。) 神よ、本日の糧を与えて下さったこと、感謝致します… Amen! (顔に狂った笑いを張り付けたまま十字を切れば、その酷く硬い肉塊へと齧り付いて。右腕は殆ど使い物にならないし、左腕だってボロボロ。血を補充しなければ。何より、全身の皮膚が崩れ始めた事に、青年は気付いていなかった。)(やがて、食事を終えた青年を、カンテラをぶら下げて何処へとなく歩き出した。) [Sun 13 Sep 2009 20:49:24]
ドマァニ@霧の村 > (青年は、汚れ、疲れ切った表情のエクソシストの顔面へ、思い切り右腕を振るった。) ガあッ ! (グチュリと音を立てて、指が相手の目に食いこみ、相手は岩壁へと吹き飛んだ。青年の手首は千切れかけ、あり得ない方向へと曲がり、血を滴らせている。其れに構う事も無く、呻き声をあげる相手の体へと跨り、滅多やたらに殴り始めた。) あっはははははははははははははははははははははははは!!!!!!!! (高笑いが、洞窟の壁に反響し、カンテラの光が揺れる。悲しいかな、此処で閉じ込められていた時間は、青年の気を狂わすには十分すぎる時間だった。) [Sun 13 Sep 2009 20:44:33]
ドマァニ@霧の村 > (床に転がったまま、薄目を開けて相手の顔を見やる。それは、この村へと共に訪れた、エクソシストの一人だった。) … 。 (如何やら彼は、離れ離れになった後も、何とか屍鬼をやり過ごして此処までやってきたようだ。何やら神への感謝の言葉と、青年の体を傷買う言葉を口走りながら、衰弱しきっている青年に肩を貸しながら立ち上がらせようと。) … 神よ、感謝いたします…。 (立ち上がり、微笑みを浮かべながら、青年も感謝の言葉を述べて。何故って、一週間ぶりにまともな食事にありつけそうだから。) [Sun 13 Sep 2009 20:36:57]
ドマァニ@霧の村 > (唐突に、洞窟の壁が照らされて、光が青年の目に飛び込んできた。一週間ぶりに見る光に、思わず目を閉じて顔を背ければ、聞き覚えのある声が飛び込んできた。) … え? (洞窟内に声が響いて、頭がずきずきする。強烈な光で目が痛い。相手の正体を確かめる事もせず、ただ身を竦ませていたら、唐突に手首を縛りつけていたロープの感触が無くなって、青年は冷たい床へと崩れ落ちて。) [Sun 13 Sep 2009 20:30:59]
ドマァニ@霧の村 >  … 。 (耳に届く、微かな足音。此処に捕われてから、時折耳に届く其れは、けして青年へと近付いて来る事は無く、いつも遠ざかって消えていく。今回もまた、そうなるものだと思っていた。しかし、今回は違っていた。) … ? (最初微かだった足音は、徐々に大きくなってくる。其れが屍鬼の物か、この村の住民の物か、はたまた誰かが救出に来た物なのか、青年には判断がつかない。青年は、濁り切った瞳を足音の方向へと向けて。) [Sun 13 Sep 2009 20:25:13][32]
ドマァニ@霧の村 > (失礼、ミスりました。 もう一度「判定」) [Sun 13 Sep 2009 20:17:15][40]
ドマァニ@霧の村 > (そして、また閉じる。) (また開く。) (どれだけ瞬きを繰り返しても、視界はただ一面の黒に覆われている。そして、身動ぎをするたびに右腕に走る激痛が、これが夢でない事を絶えず青年に知らせている。)(ここに捕われてから、既に1週間が経過した。食料も水も与えられない状況は全く変わらず、只体力の身が削られて、半分ミイラの様な有様だ。血に濡れた口を半開きにしながら、浅く呼吸を繰り返して。 「災厄判定」) [Sun 13 Sep 2009 20:16:49]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが入室されました。 『(目を開く。)』 [Sun 13 Sep 2009 20:11:06]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『まだ、死んでいない――。』 [Sat 12 Sep 2009 00:15:17]
シャナ@霧の村 > ( ――ご す っ。 鈍い音を聞いた気がした。 首の骨が嫌な音を立てた気がする。 視界が一瞬にして暗転した、風景が流れるようだった。 ) ぐ …… ぇ… …っ  …。 ( 私にもこんな声が出せるのだなとまた改めて思う。 痛みというよりも、なんだろう、全身が軽くなるような感覚とでも――、 ) ( そのままシャナの身体は力なく地面に伏した。 思考はもう、暗黒へと堕ちた。 意識だって当然そこにはない。 かすかに耳に残ったのは遠ざかる足音だけ。 唯一判るのは、 ) [Sat 12 Sep 2009 00:15:05]
シャナ@霧の村 > ( 何よりこれで、体力がまた減る原因が出来てしまった。 血を流せば流す程、悲鳴をあげればあげるほど私の体力は無くなっていくんだから。 ) ぎ ィ  ッ! ぐ、ぎゃ ッ !? ガ…ッ! ( さらに続く音、引きちぎる音と同時にがり、という音が聞こえてきた、 右足全体に伝わるその音――嗚呼、骨まで至ったのかこいつの食欲は。 がり、 がりっ と、ニ、三度響いたその音の後に、男だろうか、酷くぼろぼろになった化け物が己を顔面を握りつぶすかのような力で掴んできた。 悲鳴に苛立ちでもしたのだろうか、その力は人並み外れている、みしりという音が頭蓋骨に響いた気がした。 ) う  …  ぎ ……ぁ…  ッ ( そのまま、身体が持ち上がるような気がする。 どうするつもりだ、殺すならさっさと握りつぶせ。 言いたい事はあるがもはや口は動かない。 掴まれて力ない身体はだらり、と足を垂らし、血を地面へと流していく。 そして次の瞬間にきたのもまた、浮遊感だったが、それはもはや――。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:00:19]
シャナ@霧の村 > ( じゃり、じゃりという慌しい音が聞こえる。 荒い吐息が聞こえてくるが、これは――またあの化け物か。 ) ッ 。 ( もし共食いを始める程に奴等が切羽詰っているのだとしたらこの慌しい音の理由は限られる。 恐らく――、 ) ( 「飯、ヨ コセ、 ェェェェ !! 」 ) ――ギ、ぁ,が…ぁああッ! ( 己の感覚は鈍っている。 動きさえもスローモーションになったかのように、遅い。 だから、化け物の姿を見据えようとした私は次の痛みを予想できなかった。 現れた途端に化け物が飛び掛ってきた。 そのまま傷口のある右足へと齧り付き、腐った傷口ごと食い千切った。 ぶち ィ、 ぶ ちちッ 嫌な効果音が聞こえてくる。 収まっていた痛みが再び蘇る。 反射的に、悲鳴をあげる。 もはやそれは悲鳴と呼べるような可愛い声などでは、ないのだが。 ) あ  、がっ、ぎ  …ぎ   ゃ…ッ ( 以前のように蹴り飛ばす気力はない、まだ肌の残った所へと生暖かい感触が這った。 恐らく、己の血液だろう。 ――これは生きて帰っても、右足はもう駄目だ な …ッ 。 もとよりこんな状態が続けば最低でも部位二箇所は無くすだろうとは考えていた。 だから、これはもう半場諦めだ。 生きて帰れる可能性すら低い、まだこれくらいは、想定内だ。 その、はずなのに――い た い ッ。 ) [Fri 11 Sep 2009 23:46:13][14]
シャナ@霧の村 > ( いや、実際はそうなのではないか? だから虫や何かに身を蝕まれて――そんな話だったら小説にでも描いてれば好きな奴には売れたかもな。 そんな心の呟きを発しながら目覚めた。 左肩、二の腕と右足の太股が痛い、永遠と続く痛みにもはや痛いという感覚がコレなのかという考えすら浮かんでこない。 ) ……。 ( 生きているのが不思議なくらいだ、化け物どもに喰われ犯され、身も心さえも不安定どころか、ボロボロだ。 いや、まだ心は折れていない。 正確には、折れるような心なんて持っていないかもしれない。 何をしようが、するまいが痛みから解放されるわけではない。 今は、体力を無駄に使うわけには行かない。 ――とはいえ、日に日に体力は無くなっていく一方なんだがな。 まともな食料にもありつけない、服もボロボロだ、唯一上半身は服で隠れているが左腕の袖はもはや破れちぎれ、ただ垂れているだけ。 幸い寒くはないのが唯一の救いだ。 問題は、いつ己が殺されるか。 時々聞こえてくる悲鳴や雄叫び、断末魔。 但し最近は化け物の断末魔のようなものまで混ざり始めているのだ。 誰かが戦っているのか――それとも、共食いでも始めたのか。 どの道、いずれにしてもその立場はいつ己に回ってくるか――、) ( 【災厄判定】 ) [Fri 11 Sep 2009 23:33:03][37]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『(もう何年も此処に居るような気分だ。)』 [Fri 11 Sep 2009 23:24:42]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが帰りました。 『自分自身が、腕の一部を食い千切ったとも気付かずに。』 [Sun 6 Sep 2009 23:13:41]
ドマァニ@霧の村 > ( ブツリ )(嫌な音が耳に届いた。同時に、何かが喉を通り、腹へと収まるのを感じた。) … 。 (今のはなんだろう。ロープの硬い感触とは違う、柔らかくて酷く美味しく感じた。首を傾げるのもつかの間、答えを知ることも無く、青年は己の腕から大量の血が溢れている事に気付き、これ幸いとばかりに飲み始めるのだ。) [Sun 6 Sep 2009 23:12:57]
ドマァニ@霧の村 > (漸く吐き気が治まれば、己の嘔吐物から離れるように、ゆっくりと地面を這いずって。未だ眩暈は楽にはならないけれど、元々吐き出すものなんて無いのに出してしまったせいか、今度は酷く空腹を感じる。) ハッ… ハッ… (胃液で濡れた口元で、再びロープへ齧り付く。ぎりぎりと歯ぎしりし、少しずつ縄を噛み切っていく。)(其れでも、耐えがたい空腹は満たされるものでは無くて。) [Sun 6 Sep 2009 23:08:41]
ドマァニ@霧の村 > (0・青く輝く石の影響で、食人鬼化が進む。) ッ …! (唐突に、強い眩暈に襲われて、青年はロープから口を離し喘いだ。体全体をぐるぐると回転させられているかのように、気分が悪くなる。) う゛う゛ぅッ … (くぐもった呻き声と共に、胃液を冷たい地面へと吐き出した。胃液が口の傷にしみて、猛烈に痛む。ボロボロと涙を零しながら、二度三度と青年はえづき。) [Sun 6 Sep 2009 23:01:36][48]
ドマァニ@霧の村 >  っ ! (歯が、手首を拘束する湿ったロープを滑り、ガツリと音を立てて舌を噛みつける。声を立てずに悶絶するも、直ぐにまた、ロープへと食いついて。)(青年は、己を縛るロープ、そしてそれにしみ込んだ自身の血でもって、何とか生きながらえていた。口元は血で汚れ、吸血鬼の様な有様で。それでも、数日にも及ぶ噛みつきによって、手首を縛るロープはかなり傷んできている。) … ッ … ッ (荒い呼吸を吐きながら、なおも青年はロープへと歯を立てる。死ぬことは少しも恐ろしくは無い。死ねば主の身元へ召されると信じているから。ただ、生きる努力もなさずに死んでも、神はけして認めては下さらないだろう。己の力果てるまで、精々足掻いてみよう。)(そうして、今日も青年に「災厄」が訪れるのだ。) [Sun 6 Sep 2009 22:52:32][90]
ドマァニ@霧の村 > (たった一人、暗闇の中で拘束された青年が居た。)(此処に捕われて、どれ程の時間がたったのだろう。目を開けていても閉じていても変わらない暗闇の中で、あの屍鬼達にも忘れ去られてしまったのかもしれない。時折、笑い声や悲鳴が微かに聞こえてくる。)(何よりも、水も、食料も、何も与えられていないというのが問題だ。其れでも数日の間、青年が生き延びたのには訳がある。) [Sun 6 Sep 2009 22:42:29]
お知らせ > ドマァニ@霧の村さんが入室されました。 『ある洞窟の中。』 [Sun 6 Sep 2009 22:36:50]
お知らせ > 君影@災厄さんが帰りました。 [Thu 3 Sep 2009 22:57:00]
君影@災厄 > ――――!! (我に返った私は伸ばしていた指を火傷したかのように慌てて引っ込める。それだけはダメだ。それをしてしまったら私は自分が自分でなくなってしまう。私はそれを否定し続ける事によって過去のトラウマを拒絶する事が出来てるんだから) …………… (膝を抱え、少し震えた。自分が違う自分になってく感覚。それが怖い) フザケルなよ………! (助かってやる。何とか逃げ出す方法を見つけ出して、こんなところからはおさらばしてやる。絶対に。絶対にだ) [Thu 3 Sep 2009 22:56:18]
君影@災厄 > 気持ち悪い………… (頭が痛い。身体中が軋むように痛い。手も痛い。血が出てる。けど応急道具も持ってかれた。仕方ないからクナイで袖切って、ハンカチ代わりに血止めしよう。) …………… (さっきの激昂が嘘のように淡々と左手に布を巻いていく。けどやっぱり誰かを傷付けたい気持ちは治まらない。)(それに何より―――なんて事だろう私が。この私が自分を慰めたくなるなんて。手当てを終えると無意識にそっと右手の指が秘所へと伸びていく) [Thu 3 Sep 2009 22:47:48]
君影@災厄 > (この感覚はずっと昔に知っている。思い出すと同時に下卑た笑い声が聞こえてきた。それは幻聴だ。けれど記憶の奥深くにこびりついて決して離れてくれない。) 何なんだ…… (手が震えている頭が痛い。私をこうしてこの場に押し込めた奴を八つ裂きにしたい。イヤもう誰でもいいや。誰か私に殺させてよ!ねえここの牢には私以外誰も捕まってないの!?) 何なんだ………なんなんだ…… (オカシイ。明らかに何かオカシイ。苛々し過ぎている。こんな状況で何か変になってもおかしくないけれど、これは違う!) なんなんだこの感覚は!! (私は衝動を押さえ付けるように壁を殴り付けた。尖った岩肌の部分に当たってしまったのか、左手からは血が垂れている) [Thu 3 Sep 2009 22:33:28]
君影@災厄 > (災厄判定:【0】喰人化進行)(何故だ……どうしてこんな事になった――――誰のせいだ。何のせいだ。………クソッ、苛々する。胸のムカつきが治まらない。激しく打たれた時の酷い頭痛がそれを助長する)(気分がわるい。不快だ。私の人生の中で一番嫌悪する感覚が背筋から少しずつ這い上がってくる) [Thu 3 Sep 2009 22:21:11]
君影@災厄 > (筋よし。筋肉良し。腕も足も動く。痛みは酷いが打撲の範疇の痛みだ。幸いにも骨折に至る怪我は見当たらない。そして今はまだ私は生きてるらしい。)(連中に捕まり目が覚めた私は第一に自分の状態を確認する。荷物は全て取り上げられている。太股に隠したクナイには気付かれなかったようだがこんなの一本でどうしろっていうんだ。) [Thu 3 Sep 2009 22:08:59][60]
お知らせ > 君影@災厄さんが来ました。 『繰り返し両手を握る』 [Thu 3 Sep 2009 22:01:01]
お知らせ > ドマァニ@災厄さんが帰りました。 『(そうして、疲れて動きを止めれば、また乾きに襲われる。地獄はまだ、始まったばかり。)』 [Thu 3 Sep 2009 01:14:27]
ドマァニ@災厄 >  … 。 (体を動かしたせいか、喉がからからに渇いて、呼吸をするたびに痛みにも似た感覚が走る。唾を口に溜め、飲み込むけれど、こんな物じゃあ全然足りない。) … ッ … (奴らが、捕らえた者に食料を与えることなどあるのだろうか。期待は出来そうに無い。だとすると、こうして干からびるのを待つしかないのか。青年の顔が、絶望に歪んだ。) 神よっ …! (一言呟けば、硬いロープを相手に、再び格闘を始め。体を動かしている間だけは、この渇きを忘れられるかのように。) [Thu 3 Sep 2009 01:13:33]
ドマァニ@災厄 > (【2・異常な飢えと乾きに襲われる。】) ……… 。 (まんじりとしないまま、其方の方向を見つめ続ける。数秒か、或いは数十秒経った頃、漸く青年は肩の力を抜いて。) … ハァ…。 (自分を此処に捕獲した連中…即ち、食人鬼達とは出合わずに済んだようだ。奴らが何を考えてこうして捕らえたかは知らないが、間違いなくろくな目的ではあるまい。隠れることも逃げることも出来ずに、まんじりもせずにただ待つなんて、ご免だ。) … 喉が渇きました…。 (今が何日かは判らないが、少なくとも2日は何も飲み食いしていない。一度気付いてしまえば、飢えと乾きは容赦なく体を蝕むものだ。薄暗い坑道内を見渡しても、食べられそうな物も水も、何にも無い。) [Thu 3 Sep 2009 01:07:48]
ドマァニ@災厄 >  … 考え事している場合じゃ、ありませんね…。 (ロングソードもあの戦いの中で無くしてしまった様だが、どうにかしてこのロープさえ解ければ、何か手が打てるはずだ。二三度強く引っ張ってみても、ますます強くロープが食い込むばかりで、一向に解ける様子は無い。) …せめて、ナイフを握れればいいんですけど…。 (両の手が縛られている状況じゃ、懐のナイフを取り出すことさえ出来ない。かといって諦めはせず、歯を食いしばりながらロープと格闘して。) ッ! (不意に、洞窟の向こうより物音が響いた。顔に恐怖を貼り付けて、其方をジッと凝視して。)(【災厄判定】) [Thu 3 Sep 2009 00:59:33][32]
ドマァニ@災厄 >  … 確か、宿屋で、食人鬼の群れが… 。 (頭痛に眉を間を顰めながら、何とか此れまでの事を思い出す。二階の窓へと軽々と跳躍するなど、「生ける屍」ではあり得ない身体能力。それ以前に、こうして獲物を捕らえ、監禁する等、聞いたことが無い。) …村人たちに、アザリーさんは無事でしょうか…。 (彼女なら、何とかあの場を切り抜けられたかもしれないし、自分と同じようにどこかへ監禁されているかもしれない。確かめる術などは無いが、首下げられたロザリオを見つめながら、小さく彼女の無事を祈った。)(ある意味じゃあ、何処かの彼が祈る通りの偉い目に見舞われているわけだが。栗毛頭はお互い様だと思う所存。) [Thu 3 Sep 2009 00:53:02]
ドマァニ@災厄 > (真っ暗な闇から、酷く耳障りな呪詛の声が届いた気がして、青年は鈍く痛む頭を振って目を開いた。) … 此処、は…。 (見慣れない景色。周りは、岩、岩、岩。そして両手とぶっとい柱を縛り付ける、強靭なロープ。硬い地面に転がされていたせいか、全身が酷く痛む。呻き声を上げながら、何とか腕を引っ張るけれど、硬く縛られた其れは、とてもじゃないが抜けそうに無い。) [Thu 3 Sep 2009 00:46:44]
お知らせ > ドマァニ@災厄さんが入室されました。 『目を覚ました。』 [Thu 3 Sep 2009 00:41:16]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『(――悪夢はまだ始まったばかり。)』 [Wed 2 Sep 2009 01:02:53]
シャナ@霧の村 > ( だが次の瞬間、ずん、と両手に重量の負荷が掛かる。 異形の男から力が抜け落ち、全体重が地面へと引き寄せられているからだった。 耐え切れずに剣を離したシャナだったが、落とした途端に剣を異形者の頭部から引き抜いた。 勢い良く血潮が漏れ流れる、男は――ぴくりとも動かない。 ) ――はぁ、はぁ…… ( これだけやって、やっと一人。 こんな輩が村中に沢山居るという想像だけで絶望感が込み上げて来る。 だが、ここで立ち止まるわけにはいかないのだ。 異形者の体はもはや死者のように腐敗しているようにも見える。 だがその服装はまるで村人か何かのようにも見えて――、 ) 仮、に、村人だと…したら…? ( 何かの病気が一斉感染して村人が凶暴化したのでは、それならばこの異様な状況にある村の姿にも納得が出来ると言うもの。 だがそれを考えると同時に村人を殺してしまったという罪悪感と、村人のほぼ全てが自分の敵であると断定可能な状況にあると考え、さらに絶望を覚えざるを得ない。 ) ……死人漁りなんて、したくないけど…な。 ( 村人であるとしたら何か地図でも持っているのではないかと、服のポケットや手元を恐る恐る触れ、探る。 そこでふと見つけたのが一枚の紙切れだった。 そこに書き記されているのは、 ) 地図?…でもこれは、何の地図だ? ( 非常にシンプルに書かれた地図で赤い点が所々に記されている。 だがどこの地図とも、文字すら記されていない絵のような地図では何かと断定するのは難しい。 ) でも、一応…。 ( 己のポケットに納める、もしかすればどこかの、別の出入り口を示したものかもしれないのだから。 死体から離れると、辺りを見渡し、決断する。 兎も角この森から出るのだ。 剣を片手にこの男が向かってきたと思われる方向へと足を進める。 敵と鉢合わせになる可能性もあったが、少なくとも出る事は出来るだろうと。 ) [Wed 2 Sep 2009 01:02:34]
シャナ@霧の村 > ――! ( 横凪ぎに剣を振るった。 峰打ち?そんなものは使わない。 だって見えたのだ、その姿が、異形が。 肌の爛れたゾンビのような姿、己を捕らえてしまおうと飛び掛ってくる。 だが、 ) この距離なら、私の方が…ッ ( 同時に剣から伝わる生々しい感触。 深々と引き裂く肉の感触。 だがその異形は止まらない、男性のような姿に見えるが、その腕が横凪ぎに己の顔面へ、振り払うようにぶつけてくる。 ) がっ…! ( 体の軽いシャナはその一撃で木の根元まで弾き飛ばされる。 打撃音すら聞こえてきそうな程に鈍い痛みが背中に走った。 ) ( ゾンビや吸血鬼ではない、何なんだこいつらは。 痛みに鈍る体を叱咤しながら立ち上がる。 だが、目の前には猛スピードで迫る異形の者が居た。 ならば貫け、人であろうと化け物であろうと、急所を! ) ( 再び飛び掛る異形、大きく口を開き――恐らく己の喉元でも噛み千切ろうという魂胆なのだろう。 だが、そうしてくれたのはむしろ幸いだった。 咄嗟に己の真横へと剣を両手で構え、突きの体制を取る。 後ほんの数秒の差、だが、僅かに此方が――上回ったのだ。 ざくりという鈍い音が目の前に響き、そのまま止まる事なく肉を、骨を貫通し――頭部の反対側まで貫いた。 ) ――……。 ( 両者の動きが止まった、時間が停止したかのように。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:50:06]
シャナ@霧の村 > ( だが走る足音に人影も気付いたのだろう、此方に一直線に向かってくる。 一匹相手がどれ程なのか…見せてもらおうじゃないか。 ) - [Wed 2 Sep 2009 00:40:33][9]
シャナ@霧の村 > ( どの道、逃げ場なんてどこにもない。 逃げ道は閉ざされている、戦場と例えるなら敵陣のド真ん中で戦うようなもの。 ならこそこそ隠れていてどうする、何も行動しなければ――何も変わらない。 ) 散々――学んだ…! ( 影から飛び出したのは私、影は人影――霧の中だが人型という断定くらいはできた。 足音の数は一人、これは断定。 問題はこれから仕掛けるべき相手に何か情報があるかどうか。 動けば見つかるのは目に見えている、兎に角、 ) 黙っててもらう――ッ! ( 勢い良く走り出す、声は呟き程度でしかない。 [Wed 2 Sep 2009 00:39:23][30]
シャナ@霧の村 > (失礼、途切れました) ( 兎に角落ち着くのだ、シャナ――自分の言い聞かせる。 脱出するにしても今の位置がどこなのかすら把握出来ていない。 このまま此処に隠れているというのも手段と言えば手段だが、そんな気長に相手を待つっような真似をすればいずれ此方も消される。 ――せめて地図でもあれば。 そんな事を思い浮かべた瞬間だった。 ) ――! ( がさ  、  がさ、      。 どこからか足音が聞こえる。 動物だろうか、聞こえてくるのは背後の方、顔を少し木陰から覗かせ、様子を伺う。 ――あいつら、か? 片刃剣を握り締める、緊張が汗が滲んだ。 此処で死ぬわけにはいかない、どうする――? ) (――捕縛判定「50」以下にて脱出準備1を成功させる) [Wed 2 Sep 2009 00:35:40][33]
シャナ@霧の村 > ( すぅ ―― と、深い深呼吸をする. [Wed 2 Sep 2009 00:27:48]
シャナ@霧の村 > ( だが同時に不安も過ぎる。 自分より明らかに強い自警団員も居た、それも複数。 そうであるのに集団の前には成す術も無く壊滅した。 こんな状況で脱出など果たして可能なのか? ) 暗黒街だとかそういうレベルじゃないな、コレは。 ( 霧の深い森の木陰に座り込み、小さく呟く。 村の中にあれだけの化け物が滞在していたのでは、恐らく村人に生存者がいるとも考え辛い、今まで見た事のない、人に近い姿をした化け物。 しかも動きは俊敏であり、ゾンビとも違う――一体何なのだ。 ) 兎に角、此処から出ないといけない。 ( 傍らに置いた片手剣は今や覆っている布はない。 戦闘中に落としたのだろう、だがこの村に生存者がいる確立が少ない時点であまり隠す意味もないのかもしれないが。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:21:43]
シャナ@霧の村 > ( ――嗚呼、ただの馬鹿げた夢だどうに違いない。 こう考えたのは己だけだったのだろうか、最早それを確認する術はない。 逃げ出した自警団員は自分を含め4人、直ちに自警団本部へと報告する必要があった。 "調査の余地もない、この村は既に危険地帯である"と。 だからただ只管走った、元来た街道へ。 だがそんな思惑を浮かべた己達を襲った次なる災い、地盤の崩壊。 向かう先から物凄い地響きを轟音が聞こえてきたのだ、当然皆走る足は緩まってしまう。 だって、目の前で希望の一筋があっさりと絶たれてしまったのだから。 やがて犠牲になった自警団員から目標を逸らした異形の者達が街道めがけてなだれ込んできた。 当然逃げ場など其処になかったから、皆覚悟を決めて己の得物を抜き放ち――戦った。 そこからどうなったかは覚えていない、だが聞き覚えのある自警団員の悲鳴や断末魔を聞いた事だけは鮮明に覚えている――その中で一人山の中へと逃走した事も。 ) 霧が…濃いな。 ( 来た時から気付いていた、そんな事は。 何故こんな事に、仲間達は無事だろうか? ――いや、あれだけの数を相手に無事にいられたなんて保障は、皆無に等しいか。 ) 脱出手段を考えなければ……。 ( こうなってしまった以上、この情報をなんとしてでも表へと届けなければならない。 最早調査云々などと言っている場合ではないのだ、この村全体が敵と言ってもいい程に悠長な時間は残されていない。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:13:21]
シャナ@霧の村 > ( ただ調査だけの心算だった。 音信不通となった村であるウォッシュベアーへと調査隊が派遣された、自分のその中の一人だ。 とはいえそう数は多くない、村を調査する程度なのだから危険があったとしても自警団の実力があれば身を守るくらいは出来るだろうと。 だがそれは音信不通になる原因が"小規模"であるならの話だ。 人数は5名程度、己こそ未熟だが他の自警団員は皆熟練の者ばかりだった。 ) 馬鹿げているな…逃げ場もないなんて。 ( 村へと入り込んだ自警団員はその途端に異変に気付いた。 "あまりにも静か過ぎる"、と。 最初は皆吸血鬼や魔物に惨殺されてしまったのではないかという危険性を思い浮かべた。 だから、このような事になるなんて予想できなかった、どうやってすればいいこんな状況を。 物陰から突然飛び出してきた"人型"、それは忽ち一人の自警団員へと襲い掛かり、押し倒したかと思えばその自警団員の鎧ごと噛みつき、鎧を食い破り肉を喰らい始めたのだ。 他の自警団員がとっさに迎撃しようとするが、さらに二人、三人――物陰や家の扉を乱暴に開き飛び出してくる者までいた。 当然咄嗟に撤退する、自警団員の断末魔を聞きながら。 ) [Wed 2 Sep 2009 00:05:01]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが入室されました。 『(運が悪かったのか良かったのか、判断に悩む状況だ。)』 [Tue 1 Sep 2009 23:56:06]
お知らせ > アカガネ@翁宅さんが帰りました。 [Thu 27 Aug 2009 21:17:21]
アカガネ@翁宅 > ( 生温い蝕壁はアカガネの腋や足の付け根を這い回り、伸びた触手は両足両腕と首を拘束する。触手の滲ませる液体は湿気となって卵をより体内に近い温度へと維持する役目を持つのと同時に、出産する雌に痛みよりも快楽を与えることでさらなる出産を促した。力を入れるのではなく、力を抜かせる。 ) ――  ぃ っ   ぁ !! ( 二つ目の卵がまたアカガネの胎から生み落とされ、そのまま溶液の中に落ちていく。それをアカガネはただ見やることしかできず、茫漠とした意識の中で、アカガネは「明日になったら皆のところへ帰る」とそれだけを考えていた。生れ落ちていく我が子も眼中は無く、ただ「子を生むだけ事を所望された雌」はそれだけを縁とし、思う。「ちゃんと帰れたら、謝らないと」と。それだけを。触手がぬるりとアカガネの太ももを這い上がり、秘所への刺激を加え、秘豆を飲み込んだ。 )   ンィ!!  ( びくん、と肩が震える。そして、その快楽に再び意識が飲まれ、三つ目の卵がぬるりとアカガネの膣から生まれ、溶液の中に落ちていった ) [Thu 27 Aug 2009 21:17:18]
アカガネ@翁宅 > ( 適度な湿度を保ち、人肌の液体に下半身を埋め、卵を正常に排出させる。一晩、翁の寵愛を授かったアカガネは処女膜の破れた痛みを余韻に感じるまでも無く部屋に放り込まれ、一晩が立とうとしていた。少女の腹はぼこりと膨れ上がり、今まさに出産という場面を目前にし、ゆるやかに胎から膣へと滑り落ちていく。 ) ――  っ  ぁ  ( ごぼ、と溶液の中に卵が落ちた。すでに龍族であっても年老いた翁の子が今まさに「揺り篭」の中に落ちたのである。 ) ぁ  ぁぁ  ( と、アカガネは頬を茜色の染め上げ、己の子を見下ろす。否、己の子であって己の子ではない。翁の子である。卵を破り、成長に携わることなどアカガネの身分では遠く及ばず、その姿を時折見ることしか出来ない。言うなれば、ただの「生みの親」である。 ) [Thu 27 Aug 2009 21:14:00]
アカガネ@翁宅 > ( 手先が器用ではない一族故に、他の生物を利用することで己の目的をより簡単に遂行する。そう、考えた翁は多くのモンスターや他の種族と協力し、数々の作品を作り上げていた。主に、ドラップと呼ばれるダンジョンの罠もそうであるが、現在、目先にある子孫繁栄のために用意された部屋が、今、アカガネが拘束されている部屋である。ピンク色や赤色といった触手が蠢く肉壁は一体いかなる世界の産物か。もしかしたら遠き異世界の神属にあたるかもしれぬその生物の蝕椀はアカガネを縛りつけ、愛撫し続け、排卵を促していた。人間の姿となっていたアカガネは明朝よりこの怠惰を受け入れることで排卵を促され、すでに意識は茫漠としており、己が何者であるかすら一時忘れていた。貴族ではあるが貴族ではない者への扱い。ただ、快楽と恥辱の海に身を沈めたアカガネは身を捩り、熱い息を吐くことしかできないかった。 ) [Thu 27 Aug 2009 21:10:45]
アカガネ@翁宅 > ―――  ぁ  ( と、艶かしい。胡乱気な声が洞窟の中に響いた ) [Thu 27 Aug 2009 21:09:00]
アカガネ@翁宅 > ( 龍族の中にも派閥がある。その説明は割愛させていただくが、大きく分けて派閥に属するか属さないかになる。この中で、派閥に属している貴龍族の中で、翁という名を持つ貴族は非常に実力があった。とはいえ、そこは所詮龍族。長い寿命を持つ龍族は衰退の一途を辿り、子孫繁栄に向けて消極的になっていった。それももちろんのこと、進化の袋小路に入ってしまった一部の龍族には子供が生まれず、血を絶ってしまった家もある。そうならないように。いつでも新鮮な雌は求められ、また血族というのもまた重視する。それが翁の考えであり、翁が求めたのはシュルクとマークィズの名を冠するアカガネである ) [Thu 27 Aug 2009 21:04:23]
お知らせ > アカガネさんが来ました。 『湿った、ねっとりとした空気が流れていた。』 [Thu 27 Aug 2009 20:54:44]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市近郊さんが退室されました。 『( 眺めていても… 赤銅色のワイバーンと聞いて思い出す、あの子の姿は空にない。 )』 [Sun 5 Oct 2008 16:25:11]
ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 人と人の戦争のように、それぞれの陣営に分かれて戦うわけではないけれど、人とドラゴンの関係を隣人とは言い難いのかもしれない。 自分の先輩がドラゴンに殺されている、団長も重傷を負わされたのだと改めて思うと、竜騎士になりたいという自分の願いはどう感じられているのだろうかと、少し気になった。 騎士にさえなれるのかという話だし、竜騎士も騎士。 馬だって人を殺すことはあるのだから、そんな気持ちを抱くのは本当にほんの少しだけだけど。 ) [Sun 5 Oct 2008 16:23:16]
ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 偶然か必然か、赤銅色の翼竜… ドラゴンの中でも空を飛ぶもの、ワイバーンが現れたというその村に、紅鱗騎士団は立ち寄っていた。 村外れに出た娘がワイバーンに襲われていたとか、いや原生生物を喰っているワイバーンに娘が鉢合わせしただけだとか、中には原生生物に襲われていた娘をワイバーンが助けたという話もあって情報は錯綜しているけれど、現れたには違いないらしい。 騎士が村の中で話を聞いている。 )   ( ドラゴンの中には人よりも遥かに高度な知能を持つものもいるということだけれど、何であれ人間社会に属さないそれらは警戒の対象だ。 竜騎士団や獣使いギルドが飼い馴らすのは例外的で、馬のようにはいかないディアトリマ同様、扱いは難しい。 ) [Sun 5 Oct 2008 16:12:58]
ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( 風に擽られる肌は赤銅色。 遮るものの無い荒野を広く吹き抜ける砂埃の中に身を置いて、ヴェイティアンのように見える娘は心地良さそうに目を細めた。 都市が嫌いなわけじゃない。 ただ、やっぱり、どうしても、こういう空気の方が気持ちは安らぐ。 生まれながらの都市生活者であったなら寄る辺のなさに不安がるところかもしれないが、ちょうど逆だ。 もうすっかり慣れたとはいえ、そこへ足を踏み入れる時には用心するように言われ続けていた街で、故郷のように憩うのも難しい。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:53:39]
ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( あの雨が降った時、自分はまだ故郷にいた。 精霊の泉にほど近い湖畔に悪魔の被害は少なかったものの、魔界の瘴気を含んだ赤い雨、その禍々しい気配は今も記憶に新しい。 あの時も団長… アイリーンと紅鱗騎士団は、ドラゴンと戦って。 もう一人いたという随員の男の子が死んだと聞いている。 殺された、と。 )   ( そんなことを思い出して、馬上の娘は浅い溜息を零した。 先日ドラゴンが現れたという村の外周。 騎士団から支給されている随員の装備一式に身を包み、ポニーテールにした赤い髪をなびかせて空を見上げている。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:38:24]
ソレディー@ヴェイトス市近郊 > ( “ドラゴンスレイヤー” アイリーン=アルベント率いる紅鱗騎士団が出て来るのも自然な流れ… なのだろうか? あまり楽観して良いものではないとしても、ドラゴンと言ったってピンキリだ。 街道沿いにアンデッドドラゴンが現れたような例もあって、そんな事はそう多くないにせよ、どの程度の頻度で人類と接触があるのかどうかも定かではない。 それなりの頻度なら紅鱗騎士団だけで対処するなど無理な話だし、そもそも 『赤い雨』 の時に市壁を襲ったようなドラゴンが人里を襲い始めたら、必要なのは個人でなく軍隊だ。 投石器などを持って来なければならない。 ) [Sun 5 Oct 2008 15:27:15]
お知らせ > ソレディー@ヴェイトス市近郊さんが来ました。 『( ドラゴンが出た、となれば。 )』 [Sun 5 Oct 2008 15:14:47]
お知らせ > アカガネ@ヴェイトス市近郊さんが退室されました。 『( 男集を必死に止めようと声を張り上げる少女の声を背に。アカガネは翔ぶ )』 [Thu 25 Sep 2008 15:14:19]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( 瞬間、アカガネに向けて矢が離れた。ひゅん、と風を切る音を聞き逃すほどアカガネは平和ボケしていない。少女を庇う様に皮膜で覆い、鱗のある部分で矢をはじく。狙われたのは首かわき腹か。どちらにせよ、あのような棒切れで死ぬようなものではない。見やれば人の集落の方向。ヴェイトス市近郊に数多く存在する村の一つだろうか。そこからわらわらと剣や弓を手に男衆が馬や足を使って走ってくるのが見える。 ) ――ふん、遅い到着か。そして―― ( 弓を放った男が叫んだ。「その子から離れろ! 邪悪なドラゴンめ!」 アカガネの予想通りの言葉が飛んできた。くふ、とアカガネは笑った。なんと愚かしい。 ) 何百年と月日が流れようとその愚かさには愛着すら持つな。人間 ( 「ドラゴンさん?」と女の子が心配げに見上げてくるがアカガネは無視。もっとも、守る必要も無いだろうが。 ) 去れ ( と、一言。一本二本ならば何て事はないが、三本も集ればなんとやら。多くの声が近づいてくる。「だれか自警団――いや、騎士団に連絡いってこいよ!」「もっと弓を持ってくるんだよ! 仕留めれば一攫千金だぞ!」「――ちゃん! 大丈夫!?」それらを聞き流しながらアカガネは弁明も何もせずに一羽ばたき。 ) 次からは村を離れるときは一人では無いことを祈ろう。幼子よ ( ぐわん、と盛大に土ぼこりを巻き上げ、女の子もろとも多くの人間の視界を奪ってからアカガネは空に還っていく ) [Thu 25 Sep 2008 15:11:39]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( 宙から一気に降下したアカガネは少女の悲鳴が収まるのを待つほど気が長いわけではない。 ) うるさい!! ( と一喝。びくぅ!!と可愛そうになるほど身を縮めた少女は泣きながら竜を見る。「助けてくださいお願いしますお母さんお父さんお兄ちゃん助けて」と喋り続ける。アカガネは辟易しながら、 ) 貴様を食うつもりなら貴様はすでに我の腹の中で走馬灯を見ているはずだ。――貴様は我の幻覚でも見ているのか ( 「ぅあ。ひっく。ぐす、」。コレだから人間は嫌いだ。人の顔を見て泣き出すとは何事か。幼さゆえとでも言うのだろうか。まったく ) 気まぐれに助けたのだ。礼の一つでも貰いたいものだが業突く張りの人間は礼の言葉すら惜しむのか。 ( 言えば少女は泣きながら「ぁりがとう、ござい、ます」と途切れ途切れに言う。アカガネは鷹揚に頷き、 ) 最初からそうしておればいいのだ。無事を知ったのならば幼子のように喚くのはよせ ( ぐい、とアカガネは少女に顔の先端を押し付ける。びっくりした少女が困惑気味に辺りを見回した後、ぎゅっとアカガネの鼻先に抱きついてきた。「ありがとう。ドラゴンさん」 ) ――――離せ。わずらわしい。 ( ぐい、と首を引っ込めれば途中までついてきそうだった少女が手を離した。えへへ、と涙の痕が残る顔で笑う。喜怒哀楽が激しいのも若さゆえか。まったく ) [Thu 25 Sep 2008 15:04:06]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( アカガネの素早さは狼の非ではない。それが無駄な知恵をつけたモンスターと比べれば明らかである。見やり、黄金の瞳を細めれば必死に逃げ惑う幼き娘と魔物の姿が見える。涎を垂らしながら追いかけてくる魔物の群れを血の気の失せた顔で娘が振り返る。瞬間、一匹の俊敏な魔物が牙を剥いて娘を背中から襲い掛かり、娘の悲鳴が響き―― ) 風情の無い。 ( 一蹴。魔物の動きが止まった。尻餅を突いて魔物を見上げていた娘は己に覆いかぶさっている影に気づき、視線を持ち上げ――今度こそ本気の悲鳴が響いた。 ) うるさい。風情が無いのも貴様も同じか。まったくもって、その人間の奇声は余計に興味を引かせる声だと気づけばよいものを。 ( 赤銅のワイバーンは魔物を一瞥し、 ) 去ね。 ( と、一言だけ。魔物は口惜しそうに喉を鳴らすと、他の魔物を連れたって逃げていった。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:56:30]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( ――しかし、思う。アカガネにとって人間というのは旧知の契約者の同属である。人と共に過ごした時間は短くない。こうして空を飛べば忘れるが、かつての追憶が脳裏をよぎる。「お前の肌は銅のようだ」と白い歯を剥きだしに笑った男を思い出す。ふん、とアカガネは鼻を鳴らして身体を捻った。反転 ) 群れから離れ力尽きる狼は自業自得とは言え、それが幼ければその身を助け遊ぶのも一興。気まぐれよ ( くるん、と一回転したアカガネは言葉とは裏腹に力強く羽ばたいた ) [Thu 25 Sep 2008 14:50:12]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( そうやって人の営みを眺めながら飛べば、一つの村から幾分か離れた場所に一人の女の子が歩いているのがわかる。群れから離れた羊は狼の餌になることを知っている村人は多い。同時に、人の群れから離れた人がモンスターの餌になることをアカガネは知っている。地上では気づかぬだろうが、空から見やれば一目瞭然。その女の子は多数のモンスターに囲まれ始めている。――それは大人一人か二人いれば対処もできようなモンスターではあったが、幼い娘では太刀打ちできないだろう。果ては食われるか種付けされるか。どちらにせよ、アカガネにとっては関係の無い話である。食物連鎖や子孫繁栄を妨げるのも悪かろう。竜とてそれは同じこと。人間の娘に孕ませた、人の種を腹に収めたなどという話は無いことではないからだ。一つ飛び、アカガネはその娘を置いて飛んだ。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:46:02]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( アカガネは夕焼けが好きだった。朝日も好きだった。それが自分の肌の色と同じだといった人が大好きだった。どれだけ昔の話しだったのだろうか。追憶は刹那ほどの一瞬。アカガネはゆっくりと空の遊泳を続けながら眼下に広がる人の営みに目を細めた。人の群れ、群れ、群れ。人の多くが羊や山羊を飼い、その群れを追い掛け回し、自らの手中で育て上げようとする。人は羊の群れを見やり、飛竜は人の群れを見下ろす。そのなんともいえない滑稽さにくふ、とアカガネは笑みを洩らした。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:41:04]
アカガネ@ヴェイトス市近郊 > ( それの中に、内部が空洞の石像が存在する。構造上、ひどく脆いはずなのに、中々崩れない。それが竜の脱皮の後だと知る者がどれだけ居ようか。アカガネは石化した己の殻を破り捨て――アカガネの場合、残そうとはしない――踏み砕いた後、大きな欠伸と共に空を見上げた。己の姿はすでに人と同等かそれ以上の大きさに成長している。野鼠などを追い掛け回し、タカに追われる日々は終わったのだ。 ) ――― ( ぐるる、と喉を鳴らして大きく一羽ばたき、二羽ばたきして身体を宙に持ち上げた。 ) [Thu 25 Sep 2008 14:36:31]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『竜の石像と人間が呼ぶものがある』 [Thu 25 Sep 2008 14:33:25]
お知らせ > 五郎丸@7人の鍛冶屋さんが退室されました。 『 勝ちまs―。 ( 最後まで言い終える前にオヤジの鉄拳。 その後、朝まで説教でした。 )』 [Sat 20 Oct 2007 03:31:27]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  い、意外性を狙っただけで御座るよ。 ( 鋭い指摘に言葉を詰まらせ、実際モロパクリなので仕方なし。 其の隙にまんまと紳士には逃げられてしまった。 ) くぅ……、某とした事が不覚。 ( ずぶ濡れの怪人が塀を乗り越えて飛んでいく様は色々な意味で(主に下な意味で)危険極まりないが歯軋りをして今は見送るしかない。 ) しかし、公衆浴場の平和はまm ( どんがらがっしゃーん ) た。 ( 向こうで凄い落下音がしたが気にせず、拳を強く握り。 そして続々と集まってくる人集り。 公衆浴場の主人らしき人物までやって来ている。 皆の期待に応える事は出来ただろうか? はにかんだ笑みで皆を迎え。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:30:35]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが退室されました。 『(去るときも、足を滑らせて、塀の向こうで派手な落下音が響く)うぇーんザッハト○テクーん(鳴』 [Sat 20 Oct 2007 03:23:49]
ミカド@七人の鍛冶屋 > 弓なのに突き刺し丸とはイカニ―?!弓に謝れ! (棚上げ台詞まで吐いた。 だが、動きは機敏だ。 ほら、重いのなくなったから!どっかの特撮者の悪役のように、しゅばしゅば石のオブジェ・積み重ねられた桶――を、踏み外し、盛大にこけて、気を取り直して、囲いの上に飛び乗り) 月のない夜は努々気をつけるが良かろうッ――!! さらばだ! (ぶわっさーと格好よく外套を翻したつもりだが、水分の所為で、腕に張り付いて叶わず――) [Sat 20 Oct 2007 03:23:05]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( ひゅん―――、弓を振るうと水気を払い背に収める。 ちょっとドリルなんて殴ったモンだから罅入ったとか今は見えません見えませんともさ。 ) 某の弓―――この『 突き刺し丸 』に対する愛が優っただけの事で御座る。 ( 今脳内で即決した名前、しかもパクリ名を堂々と口にして打ちひがれた紳士へと声を掛ける。 だが、怪しげな高笑いと共に再び立ち上がった紳士改め蝶☆人。 距離を置き、丁重に鼻血を拭ってから恐るべき台詞を吐き出したのだ。 ) お、おのれェ! 公衆浴場の平和は某が守るッ!! 来るならば、何時でも参られよッ!! ( 最後はドリ丸−Ωとかそんな名前なのかどうか知らないが。 犬耳侍までワケの解らないノリで勝手に盛り上がる二人。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:19:26]
ミカド@七人の鍛冶屋 > はーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!! これで勝ったと思うなよ!犬耳少年! たとえドリマルがここで倒れようとも、第二・第三のドリマル-RXが犬耳少年を襲うであろう!! (負け犬台詞を述べだした!) [Sat 20 Oct 2007 03:10:00]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (対する此方は、縦ロールもコートもお湯に濡れて、無残な姿を晒している。湯船の中に膝をつき、壊れたドリルを抱きしめていた。 ) ―――おお ……おおぉ…… ドリマルッ――!!!(最初と名前が違う辺り、この男のドリルに対する愛情が窺い知れよう。  愛の差 其れがこの勝負を分けたのやもしれん。  あと、思い切りの良さな。 全裸で格好つける犬耳少年を見上げる、バタフライマスク男) ――― くっ……!!! (ごしごしと鼻下(鼻血を拭った)をこすって、即座に距離をとる)   ふ、ふふふふふふっふふふっふふふ―― [Sat 20 Oct 2007 03:09:10]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  ドリ丸殿は強かった……、間違った強さで御座った。 ( そう静かに語る侍 (全裸で) ) [Sat 20 Oct 2007 03:06:49]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 二人の男の意地と意地が交差した刹那、根本からへし折れた螺旋は湯船へと沈んでいった。 ) 敵将討ち取ったりッ!! ( 弓を振り下ろした姿勢の儘、力強く勝ち鬨を上げる侍。 でも、ふるもんてぃーでタオル一枚巻いてませんでした。 ) [Sat 20 Oct 2007 03:05:50]
ミカド@七人の鍛冶屋 > ( 耐久度 0 ) ―――どっ   ドリマル―――!!! (折れたドリルは、血の海――ではなく、湯船の中に沈んだ!) [Sat 20 Oct 2007 03:02:39][89]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ12点 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 03:01:47]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (その瞬間勝負は結した――)      首っ?!     ( 油断をしたとか、そういうレベルじゃない。もう武器を振り回す余裕も、体力もなくなっていたのだ。ぜーはーぜーはー言いながら、湯船バチャバチャさせていたが)        (ドリルの回転がとまる! 動きを止めたドリルは、螺旋状のフォルムなど跡形もなく――……ただの三角錐の歪な槍でしかなかった。 その槍も今)         あぁああぁあああ?!    (ぽっきーん) [Sat 20 Oct 2007 03:01:37][19]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  某も熱い場所で駆け回って立ってるのが精一杯で御座るッ! ( 火照った身体に蒸気はとっても息が切れるらしい。 水飛沫を上げ猛然と駆け寄れば、突き出された螺旋の先端を避ける。 正確には偶然近付いたら空振りしただけだけども! ) その首貰い受けまするッ!! ( 水飛沫と湯煙で互いのデリケートなゾーンはしっかりとカードしつつ。 矢を番えずに弓を振り上げ…。 ) そぉい!! ( 弓本体でドリルを殴った。 正に、弓は矢を打つ物だという心理の盲点をついた恐るべき一撃! 威力があるかどうかは知りません!! ) [Sat 20 Oct 2007 02:57:34][47]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (訂正:攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度11) [Sat 20 Oct 2007 02:52:40][87]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (が、使い手が使い手――当たらねば、どうという事もないという話だろう!) [Sat 20 Oct 2007 02:52:21][43]
ミカド@七人の鍛冶屋 > 正直に言う!!!    ドリル重くて、別の意味で限界だ!!! したがって、うけてたぁあああぁあああっ!! ( ドリルに鈍い激突音が再び響き渡る! だが――まだドリルは生きていた。 耐久度11! ) 唸れっ僕のドリル! (声に呼応して、ドリルが回転数を上げる) [Sat 20 Oct 2007 02:51:59][77]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 14点ダメーヂ 特殊効果発動は無し。 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:50:05][76]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( ざっぶーン、と水柱を立てて落水した侍だったが。 撒き散らした水のお陰か螺旋の猛攻は避けえた模様。 先に浮かび上げるタオル、その後立ち上がった侍。 既に下腹部のガードは湯煙と、カメラアングルのみ。 ) 決着を付けましょうぞ……。 ( へっしょりと額に張り付いた髪もそのままに、湯船の中で対峙する紳士と侍。 ゆらりと矢を番え―――どうやら此処で暴れ回ると良い結果にならないと漸く侍が気が付いたワケだが。 紳士の方も自分も、互いに余裕は無い。 ) 木ノ葉一族が一人、五郎丸参るッ! ( 先に仕掛けた侍、狙いもそこそこに矢を放つ。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:49:18][59]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (訂正:攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度25) [Sat 20 Oct 2007 02:44:24][22]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ゴスッ ( しかし、格好よさげな一撃も―――思ったより低かった天井に頭ぶつけ。 湯船に落ちてきた侍。 良い音が浴場に響きましたとかさ 攻撃失敗 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:43:05]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度35) [Sat 20 Oct 2007 02:42:53][62]
ミカド@七人の鍛冶屋 > うぉっ…!まぶしっ……! (色々な意味で!)(一発目がドリルに突き刺さる! ガツ、と鈍い手ごたえ。 咄嗟に目を(いろいろないみで)そむけながらも、こちらもドリルをブンブン振り回す!――水飛沫や、湯船の蒸気で、コートがだんだん重くなってきている為に、動きはさらに鈍くなってきているが!) [Sat 20 Oct 2007 02:42:36][92]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 15点 特殊能力発動 ) もいッ―――ぱぁぁぁつ!! ( 千切れた布と湯船の水を撒き散らす。天井に向けて飛翔しながら地上に向けて再度矢を射る。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:41:12][65]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 湯船の底に頭を打ち付けブクブクと気泡を上げていた侍。 脳裏では勝利を約束した鍛冶屋五男の笑顔が瞬いて。 迫るドリルを目前に、カッと瞳を見開く侍。 ) まう゛ぁ、ばげらぜばぜず―――。 ( 振り下ろされたドリルが穿ったのは侍の弓では無く、腰に巻いた手拭いであった。 只でさえ少ない面積の布が更に減った。 気泡を上げ何をいってるのかよく解らない侍は水中から飛び上がり、宙からドリルに向け矢を放つ。 位置的に大切な部位が紳士の目の前に来るけども、其れがガードの役目を果たすのでカメラアングル的には問題なしッ ) [Sat 20 Oct 2007 02:38:23][40]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:31:21][19]
ミカド@七人の鍛冶屋 > タイルッ…!!! タイル強いな!!! (タイルにしたたか顔を打ち付けた。 仮面の形型のあざになっているに違いない。 ぼとぼと赤い雫を仮面の下から滴らせながら、ドリルを杖に立ち上がり)―――― 犬耳ッコのっ(ぜー)くせにっ!!(はー) 従順  …っ(ぜー)じゃないねっ!!  (ドリルを構えなおす――湯船の中に落ちた少年は、チラリとか、ポロリとかいろんなもんが危険そうだが、確認している余裕はない。ギャラリーの一部が、その存在を確認する事となろう――ともあれ )  だが、我がっ(ぜー) ドリルっ(はー) は っ 六男の明らかに虐げられている的中間管理職レベルの苦悩滲んだ大作…!! こんなところで砕け散るようなドリルではッ(振り上げ)ないっ!(湯船の中へ振り下ろす!) [Sat 20 Oct 2007 02:30:00][3]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 足場が悪かったらしい、矢を打った反動で後ろの湯船へどっぽーんと。 攻撃失敗 耐久【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:24:00]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 転けた勢いで、背後にポロリちゃんす☆を撒き散らしながら男が突っ込んできた。 改めて、湯煙の大切さを知る瞬間。 ) だが、断りまする。 ( つん、とした表情で羽根を広げ飛翔し避ける侍。 )  何をその様な体育会系な発言を……、朱鷺ノ京では「後進に道を譲る」とも言いまするぞッ! ( 湯船の縁に着地、片膝ついたきわどいチラリズムの姿勢から狙いを引き絞り射撃を敢行。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:22:39][73]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ;耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:16:29][24]
ミカド@七人の鍛冶屋 >  負ければいいじゃないか!(むちゃくちゃ言った!ドリルの重さにぶん回されて、くるっと一回転。矢はその流れで避けたようだ!―― 穴が開いたり、掠めたりしたコートの裾が、危険物をちらちらさせますが)  いいかい!トキノミヤコに、こんな言葉があるのを思い出したまへ!犬耳少年――――年上には逆らうな と! (戦術とか、戦法とか、そういったものから、一番遠い場所に居る男は、石鹸をうっかり踏んづけた。 戦場では足場の確保が最優先というが、洗浄でも、其れは同じだったらしい。)  っあっれー?!    (前のめりにスッこけた! ドリルの穂先は、偶然にも弓のほうへ!) [Sat 20 Oct 2007 02:15:52][73]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 攻撃失敗 耐 【23】 ) [Sat 20 Oct 2007 02:10:23]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  貴方様のドリルも当たったら事故では済みませぬ―――じょ、条件は五分で御座る。 ( ぼそッと侍の言い訳が出ました。 絵的には、卑猥に回転する螺旋の機械を片手に全裸にコートの男が侍を襲っているの図である☆ 倒れ込まん勢いで突き出された螺旋の先端は、敷居の上に置いてあった石鹸を粉微塵に。 ) ……動かぬと負けまするゥ!!ご容赦なされよ。 ( 滑るタイルの上を必死に駆ける。 折角場所を空けてくれたのに被害を拡大させている侍だった。 そして走りながらの射撃、敵ながら何と硬い武器だろうかあの螺旋。 ) [Sat 20 Oct 2007 02:09:40][4]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃失敗:特殊ナシ:耐久度40) [Sat 20 Oct 2007 02:01:31][38]
ミカド@七人の鍛冶屋 > こらっ!逃げるんじゃないっ――!僕の武器は、とっても格好良いが、天は二物を与えずというか、重いんだっ!! 正直言って、動かないでいてくれると助かるn―― ( 物騒なものは湯煙ガード☆は、弓の攻撃が見えなかった。 咄嗟にとれた反応は――何もナシ!! ドリルの回転を止めるが如く、ガツガツガつと金属片が撒き散らされた!)  なっ―――!!! (だが、回転は止まらない! 翻るマントやコートを矢がかすめ、さらに湯煙ガードの重要性をROMの皆さんに訴えかけるが、男もとまらない!追撃というよりは、自分がぶっ倒れない為に、勢いまかせの三撃目!)  ちょ――おもうんだが、それで射抜かれたら、僕しんじゃウンじゃないかな?!(情けない掛け声と共に!) [Sat 20 Oct 2007 02:01:05][67]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > あっ―――!? ( 三発目はスカ。 明後日の方向に飛んでいったとさ。 )( 攻撃失敗 残り耐久度【 23 】 ) [Sat 20 Oct 2007 01:55:53]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ8点 特殊能力発動。 再び射撃。 ) 武器以外に当たったならば事故と諦められよ高貴なる紳士殿ッ!! ( 敷居の向こうから矢がぼんすかと飛んでくる。 追い込まれての三連射。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:54:35][2]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 命中 ダメーヂ12点 特殊能力発動。 再び射撃。 ) 近寄らば打つで御座る! ( 敷居の後ろに隠れもう一発射撃。 この時点で武士の誇りとかない、もう侍必死だった。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:52:41][43]
五郎丸@7人の鍛冶屋 > ( 矢は外套を掠め チラリズムを辺りに撒き散らすだけで終わった。 きっと湯船がアンダーをガードしてくれたので大丈夫だと思いたい☆ ) ぬぅ、某の弓が……。 い、今のはホンの様子見で御座る。 ( 何か負けてる筈なのに向こうは息を切らせているし、今にも倒れそうだった。 しかし、侍には余裕は無し。 目に涙が浮かんでいるのはきっと湯煙が目に沁みたから。 ) 武士に同じ技は二度は通じませぬ! ( ※本当は疲労困憊なので避けられただけなのはナイショ。 わたわたと走り、兎に角接近されると威力では叶わない必死に距離を取り射撃。 お客さん良い迷惑。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:50:16][47]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (あたりませんでした)(攻撃失敗:特殊ナシ:耐久度60) [Sat 20 Oct 2007 01:44:41][85]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (黒髪の縦ロールが、ふわりと舞った。 ――羽帽子のツバを、得意げにドリルの先であげようとして、失敗。 ドルドル回転するドリルの先端で、帽子のツバに穴が開いた。 それどころか、持ち上げるのに失敗して、腕がありえない方向に曲がりかけて、一人で必死である。  だが、声は努めてスマートに) この流線形螺旋型フォルムに平伏したまへ!! そのような細い弓で、何が出来ようぞ―――! 絶対的破壊力の前に、そのような遠距離攻撃は無意味!!   湯煙殺武器事件にしてしんぜ  っ(ぜー)  ようっ!!(はー)(ドリルを持ち上げるだけで一苦労の男は、 一発も食らっていないというのに、白い面に疲労を滲ませている。 ついでにふらつきもしている!   そのフラツキが、男に味方したようだ。 矢はコートの裾を掠めて、チラリ☆な場面を作るも、武器には掠らず!)     二撃目!  まいるぅうううううう!!!   (ゼーへーいいながら、踏み切った! ステータス的に速さはそこそこだが――当たるか?!) [Sat 20 Oct 2007 01:43:58][64]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  流石は螺旋の王者、男の浪漫と呼ばれるドリル―――。 太くて黒くて暴れっぱなしだと言う認識が足りませんでした。 ( キッと、涙目で睨み返せば矢を番え引き絞る。 ) もう手加減は抜きで御座いますッ!! 往生されよッ!! ( 湯煙に泣き濡れる螺旋の真ん中目掛けて射る。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:36:52][75]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  ぬっ、アレは―――!? ( その構えと台詞は将軍家に使える剣客集団「孤狼」の片手平突きにも似た、必殺の突き――その中に於いても三番隊の隊長が最も得意とした…… ガトツゼロスタイル。 腰元で揺れる裾に目を奪われたか、湯水で足が滑ったか。 突き出された突きを必死でかわそうとするもあえなく直撃ッ! 【 耐久 45→23 】 ) 何と鋭い突きッ! だが、それしきの事で某の……って半壊してるぅぅぅぅ!? ( 後ろに下がり不敵に笑おうとしたが、見れば弓の握りの上の部分、鳥打ちと呼ばれる部分がごっそりと削られていたそうな。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:33:06]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (攻撃成功 20+2=22) [Sat 20 Oct 2007 01:22:43][39]
ミカド@七人の鍛冶屋 > ――今宵のドリルは、兄弟の武器の破片を欲して鳴いているようだ。 ―― よく斬れる刃を見て、濡れているようだ と、いうが、みたまへ。 (ぷるぷる腕を震わせながらも、がんばって持ち上げ) 本当に濡れている!!!!(物理的にな!)  では、いざっ――いざいざいざ!マイルッ!! (先行勝手に取るよ!――ドリルが雫を跳ね飛ばしながら回転を始めた!――で、どうやって攻撃するかって言うと――…勢い任せてつっこむしかないわけで。 しかも走ると、コートが捲れて、色々危ない!そういう意味も含めての攻撃だと思っていただこう!) [Sat 20 Oct 2007 01:22:05][12]
五郎丸@7人の鍛冶屋 >  湯船にタオルを入れるなと怒られもうした……、げに恐ろしゅう御座います。 ( 怒鳴られたのなんて、戦場以来ですとシュンムリしつつ。 空けて貰った空間にて対峙する二人。 侍も怒られてちょっと我に返ったテンションを上げようと必死に声を上げ。 ) いざ、尋常に―――勝負で御座いますッ!! ( と啖呵を切った所で横で髪を洗っていたオジサンに弓の弭がぶつかり平謝り。 ) あっ、はい。 直ぐに終わります故に……今暫くのご辛抱を。 ど、何処からでも掛かって参られよォォ!! ( オジサンに退いて貰いつつ、仕切り直し其の弐。 弓を構えて今度こそ啖呵を切れた。 ) [Sat 20 Oct 2007 01:19:39]
ミカド@七人の鍛冶屋 > (そんなこんなで、邪魔にならなさそうな場所へ移動したぜ!――周りにへこへこ頭を下げながら、場所を空けていただき――)            さて。      (浴槽の中から、洗い場から、指差されたり、笑われたり、見物されたりギャラリー満杯でお送りいたします。 もっとも、此方はギャラリーの存在を既に忘れているようだ。 ――テンションを盛り上げる為に、仕切りなおしの咳払いを三回した後)  [Sat 20 Oct 2007 01:13:26]
お知らせ > 五郎丸@さんが入室されました。 [Sat 20 Oct 2007 01:12:02]
ミカド@七人の鍛冶屋 > アマウラ人のご老体は怖いな!(結論) [Sat 20 Oct 2007 01:10:10]
お知らせ > ミカド@七人の鍛冶屋さんが来ました。 『(戦場は洗場でした)』 [Sat 20 Oct 2007 01:07:44]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが帰りました。 『〔耐…【3】 与…【5】 補…【8】〕』 [Wed 1 Aug 2007 23:03:44]
炎涼@魔術隊 > (削除 →[Wed 1 Aug 2007 23:02:29][78]を無効にして下さい。ルールに付き、攻撃回数は2回までなので。) [Wed 1 Aug 2007 23:03:26]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【3】 与…【5】〕 (強大で巨大な、――業火球は天空へ飲まれる。ラットマンに掠りもせず、だ。)  …駄目だ。  (魔術は精神に比例して強力さを増す。強力し過ぎるけれど、逆に不安定となり扱い難い。木々も、葉々も、業火球に焼き尽くされた痕跡を残す。) ――私は弱い。だから戦い続けよう。あの時戦わないと誓ったけれど、……無理みたい。 (虚空へ見上げて、囁いた。炎涼の周囲に群れがる同行メンバー、静かに見守る中もいれば、苛立っている魔術師もいるし、周辺に警戒を張り続ける。) 悪かった。ここから本番だ。 移転の術を全方位に全開せよ、引き続きに乱反射作用のプログラムを! (指令と命令を行き渡らせ、魔術の構築をせん。人の死は避けられない。受け入れられるほど、大きな器になろう。時は止まらないけど、夜はいつか明ける。) [Wed 1 Aug 2007 23:02:29][78]
炎涼@魔術隊 > (純粋な炎の色を保ち続ける、炎狐。優雅に燃え上がる炎の瞳は、何処か寂しげを写し取っている。まるで炎涼の心底を写し取っているかのようだ。) 生き長らえて、命を抱える者へ 等しき死を与え 其れは安らぎとなれ 繰り返せよ 煉獄なる世界を。   ―――炎神の息吹よ! 燃え上がる赤黒き世界よ! (詠唱を終え、術式も完成する。炎狐は天空に向かって、咆哮する。同時に轟!轟!轟!と激しく燃え上がる。人間を包むのに充分し過ぎるほど巨大な業火球を、逃げた一匹のラットマンに仕向けて放される。手加減の余地も無い。) [Wed 1 Aug 2007 22:52:00][40]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【4】 与…【5】〕 (ラットマン3匹のうちに1匹は仕留め損ねる。前方と頭上から奇襲を仕掛けたラットマンを始末し、返り血を浴びながらも生き残ったラットマンへ睨み付ける。) ―――、我、契約に従い 絆の契約に従え 偉大なる炎の覇王よ 来たれ 浄化の炎 燃やし尽くせる息吹よ。 (炎涼の周囲の地面が赤く染まり、そこから六十匹の火蜥蜴を顕現化される。純粋な炎を保たせていて、どこか悲しい音を響き上げている。段々ずつ、数多の火蜥蜴は一匹の巨大な炎狐と化す。) [Wed 1 Aug 2007 22:42:36]
炎涼@魔術隊 > (判定忘れ。) [Wed 1 Aug 2007 22:33:07][75]
炎涼@魔術隊 > (炎涼を含めれば計六人である。猫のライカニア二人と炎涼で接近戦を得意とし、後の魔術師らは援護と補助を得意とする。) ――― ( 「いっそ常世の森を地図から消し去ってしまおうか。」 ) ――、…出来ないな。 (常世の森に秘密を隠されている。そう噂で聞いている。なんでも「あの世」と繋がっているとか繋がってないとか。) 随分と非現実的だけれど…、不条理な世界だからこそある。 (前方、頭上、右側からラットマンの反応がある。猫のライカニアが言っていた。) ――都合が良いものだ。 仮面の!光を与える一時を! (死んだ知人の顔を脳裏に浮かべる。小さな舌打ちをして、金の瞳を細め上げる。迎え撃たん。) [Wed 1 Aug 2007 22:32:53]
炎涼@魔術隊 > (常世の森の内部。中心部は大抵だが特定をする事が出来た。後は砦を守っているラットマンを討滅すれば終わり。最終的には選ばれた五人達が突撃するそうだ。) ――― 。 (炎涼は猫のライカニアを二人も護衛に当てている。他は闇の魔術師が三名ほどいるだけ、計五人という形になるが機動力があり欠点はそれほど少ない。血に濡れたサーベルを持ち歩き続ける。ラットマンを見つければ始末をすること。名も知らない女の魔術師を殺したヤツ、そして――カミュという金髪の男。) [Wed 1 Aug 2007 22:24:15]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが来ました。 『時を取り戻す事が出来ない。』 [Wed 1 Aug 2007 22:19:35]
お知らせ > レイ・シェリダン@市軍混成部隊さんが退室されました。 『[6+6+連動]打ち倒し、突き進み、奥へ奥へと…そしてその先には…?』 [Wed 1 Aug 2007 01:44:20]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが帰りました。 『終わりの見えぬ戦いを続ける者たちに、新たな希望を齎すか 否か――。』 [Wed 1 Aug 2007 01:43:22]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが帰りました。 『 激戦の後、強行偵察隊が森の深部で見たものは――――。 』 [Wed 1 Aug 2007 01:40:33]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[2]与ダメ[6])(騎士隊と比べると混成部隊は陣形が甘かったか、力量の差か、ネズミの物量に押されて少なからず手傷を負わされながら…)まっすぐ前だっ! 下がんなっ! 下がったら数に押しつぶされるぞっ!(それでも強引に前へその囲みを突き破らんと進み声を張り上げ鼓舞してみせる。奴隷が何を生意気なと思ってもらっても構わない、その分意地になってでも闘い抜いてくれるならそれでよし)一気に囲みを抜けるぜ・・・っ!(他の隊との連動もあって背を気にする必要もなくただ前を見て、ネズミ達へ斧を振り下ろしその体を血に染めて…止まる事無く前へ) [Wed 1 Aug 2007 01:37:14]
トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【3】/与ダメージ【11】 バカやって・・・! 持ってるだけで違うのに―――(騎鳥を追い越したレイの腕に盾が無いのを見れば、やった事は自ずと判る――戦果には代えられまいが、大切にして欲しいもんだ。 備品と身の安全は。) 剣奴に先越されては騎鳥兵の恥だわ。  私達が切っ先になるのよ! 前進! 止まるな!!(アイリが洗練、レイが豪腕であれば、自分達は変化、ということになるか。 重武装の利を生かして防御の上から強引に切り伏せたり、急に肩透かしをくらわせて騎鳥に始末させたり、多彩かつ奇抜な戦術を駆使して相手を近づけない。 先行く二人が疲弊を見せれば、即座にフォローできる体制を維持しつつ、前へ、前へ、部隊を導いていこう。 ) [Wed 1 Aug 2007 01:30:48]
アイリ@騎士団 > 部隊耐久力【3】与ダメージ【16】 はああぁぁぁァッ!! ( 振り下ろし一太刀で一殺、振り上げて二殺。 一息で2つ斬り捨てては反撃に対応する。 アルベントの騎士はあらゆる者の手本たれ、と完璧に仕込まれた心技体全てが今日は上手く回っている。 息が続く限り負ける気はしないくらいだ。 ) ステークッ!! ( 小盾の突剣を抉りこむように突き立て、その勢いで振り抜きながら勢いで突き放す。 これなら2つ息をする間に5つは墜とせそうだ。 ) 全部を相手にするな! 倒せる相手だけ手を出しながら進めーッ!!  [Wed 1 Aug 2007 01:20:10]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[4]与ダメ[4])…やっぱり邪魔だ…っ!(飛び道具で狙われるほどじっとはしていないし、もしこの状態で打たれて盾で防げるとは思えず、盾を外してしまえば思いきり前方のネズミに叩きつけて斧を両手で握る)せっかくの機会だ、竜殺しの実力を目の前で見させてもらうぜ・・・っ!(アイリと並び先陣を切り…、当たるを幸いに斧でネズミ達を叩き伏せていかんとして) [Wed 1 Aug 2007 01:10:40][22]
トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【4】/与ダメージ【3】 この森全てが制圧されてるとは考えたくないわね――それにしても・・・!(1対1であれば、余程の事が無い限り圧倒される事も無い。 各員の距離を狭め、かつ迅速に敵を排除。 後はあちらの数と此方の体力の勝負か。) こちらが上を見る側とは、腹の立つ事・・・!(騎兵として慣れてきた自分には、其れが我慢ならない。 剣筋は苛立ちを込めるように荒々しく―― 鼠人間たちを地面に打ち倒してく。) 言われなくても了解よ! 鳥騎士隊、続け! (陣形を少し変更。 アイリの後を追うように、三人と三羽が鏃状に並んで前進を開始する―― 前を阻むもの、先を行く少女に側面や背後から襲いかかる不心得者は、剣と嘴と鍵爪が、葬ろう。) [Wed 1 Aug 2007 01:05:39][98]
アイリ@騎士団 > 流石に数が多いッ…それだけ核心に迫っていると思いたい! ( 前後左右、包囲するように声が聞こえてくる。 数ばかりが脅威の敵だ。 こういう事態は想定してきたし、片端から仕留めていけば良いこと――――。 ) 前進しながら敵陣に穴を開けるッ!! トリスッ!! ( 明らかに進行方向の層が厚く武装がしっかりしている。 矢張りこの先に何かがあるという事か? 友人の名だけを呼んで先陣を切り、黒塗りのソォドを奔らせる!! ) [Wed 1 Aug 2007 00:55:22][28]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (部隊耐久[5]与ダメ[0])こんな森の奥まで巣食ってんのか…きりがねぇわけだ(それでも、湖畔の時と同じようにコロニーが見つかれば十分繁殖も止めれるだろうし、その為の強行偵察)おう! あと頭上にも気をつけて、なっ! 前や後だけとは限らねぇからよ・・・っ(ネズミ達の襲撃に気圧されることがないように号令に大きな声で応じてみせて斧を構え…、その言葉を立証するかのように周囲から飛び出してきたネズミ達へ臆する事無く向かっていく) [Wed 1 Aug 2007 00:45:00][54]
トリス@鳥騎兵部隊 > 部隊耐久力【5】/与ダメージ【0】 (見当違いの場所に来られて泡食ってる可能性もあるけれど―― 悪い方には考えないようにしないとね。(当たりとハズレ、どちらが”悪い方”になるかは遭遇した質と量次第か。 何かを見つけても、帰れなきゃ意味が無い。)   オーライ、纏まって行くわよ。 方向は・・・・ ちょと、待って―― (騎鳥に背を預け、両手に構えた剣を周囲の闇に突き付けるみたいに翳し―― いつもの迎撃姿勢に移行する。 恐怖と興奮に耐え切れなくなった騎鳥が鋭い鳴き声を発すれば、無数の甲高い奇声が返される。 ”四方八方から”。) ・・・・周り全部ッ――!!(珍しく焦り含んだ声とほぼ同時、周囲の暗がりから見飽きるほどに見てきたあの鼠の化け物が、飛び出してきた――  違うのは拙いながら包囲を行う作戦力と、今までに倍する殺気の質 か。) [Wed 1 Aug 2007 00:41:25][13]
アイリ@騎士団 > 部隊耐久力【5】与ダメージ【0】暫らく静かだった所に湧いて出る―――「当たり」だと良いけれど。 ( 森の気配がざわざわと動いている。 騎鳥ほど直ぐには気付かなかったが、音と熱のうねりが近付いてくるのがわかった。 夜目が利かなくてもこれだけ毎晩のように感じていれば、それが戦闘の前触れだと直ぐに判るものだ。 ) 全軍抜刀! 乱戦時は敵を倒すよりも味方の背を守れ!! 孤立はするなッ! ( 黒塗りの短剣を抜き、よく通る少女の声で全体に号令をかけた。 息遣いと地を踏み叩く音はもう直ぐ其処まで近付いている。 ) [Wed 1 Aug 2007 00:28:24][8]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (元々義勇軍だったが頑丈に動けているせいで様々な部隊に組み込まれ今は自分がどの部隊か覚えれないし、当人も気にしてないのだからなおさら)…了解(あっさりと避ければ良いとか言ってのける騎士にどことなく顔見知りのエクソシストを思い出しながら、いざ乱戦になったら『空いている手』などないのだからあっさり投げ捨てるつもりの盾を弄びつつ…)ん…、了解。不意打ちされるのはごめんだしな(警戒を促す言葉に無駄口をやめ、周りの音を頼りに意識を周辺に向けて…確かにネズミの鳴く声が混じるのを感じれば、まず頭上を警戒してみせて) [Wed 1 Aug 2007 00:19:57]
トリス@鳥騎兵部隊 > まあ確かに実用的だし、赤鎧と違った風情はあるか―― 最初見たとき誰かと思ったわ。(それだけ鮮烈な印象を残すものだから仕方なかもだが。 此方も鎧のパーツを外して軽快に仕上げてあるが、見た目はあんまり変わらない金属メイン――其れで普通に歩いてたりする。)良い講義・・・・・ま、飛び道具より振ってきたり湧いたりする方が――― モコ、如何したの? (会話の最中に不意に顔上げて騎鳥の方を見れば、ゆるゆるだった態度に少し緊張が混じる。) せっせと増やしてる奴とか居たりしたら笑うけどね ・・・・・・・皆注意して。 なんだか少し嫌な空気だわ――― 鳥が落ち着かない。(騎鳥兵は羽根に燃え移りやすいたいまつを好まず、故に上質なランタンを常に携帯する。 安全面では中々に良いが、光量に不足は否めない。 警告は騎鳥と己の本能に根ざした曖昧なものだが。) [Wed 1 Aug 2007 00:13:31]
アイリ@騎士団 > ( 軽装夜間迷彩鎧を纏ったアイリーンの黒騎士団も少数精鋭とまでは行かないが、人数は絞ってきている。 まともに戦えないような随員や、老齢の騎士団監督、その外の負傷兵などを置いてきた。 ) 馬上ならまだしも、あんな重い鎧を着て来る訳にもいかないでしょうに。 予備で急ぎ用意させました。 ( いつの間にかトレードマークのようになっている紅色の竜鱗鎧は頑丈で熱に強く、確かに強力な装備なのだが。 何時間と言う足場の悪い行軍にはとてもではないが耐えられないだろう。 剣と盾も同様に、取り回し易い物を用意してきた。 ) 小盾は格闘戦用と割り切りなさい。 「空いている手で振り払う」為のものです。 こんな密集した森の中でならそう弾幕も多くは無いし、飛び道具は避ければ良い。 ( 言葉遣いの悪い剣闘士を一瞥し、自分の左手にも固定されたメイルピアッサーつきのバックラーをひらひらと翳してみせる。 真に受けて盾の話だと信じたようだ。 ) …いい加減、何か見えてきても良い頃か。 ( カンテラを翳して闇の奥を見通しても、相変わらずではあるが。 ) [Wed 1 Aug 2007 00:02:34]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (こちらも前衛に立っているものの騎士同士の会話に首を突っ込む気もなく、他の民兵と話をしたつもりだったがどうやら聞きとがめられてしまったらしく)……あー、盾が、な。もう少し大きいのを持ってくれば良かったなってな(ネズミ達の飛び道具対策に騎士団が提供しているものから持ってきた自分のバックラーを指して、盾は使った事ねぇんだと事実を混ぜた嘘でごまかして、そのまま反論を待たずに周りへの警戒へと戻る。こんな場で傅くのも変だしやりにくいのでいつもと変わらない様子で) [Tue 31 Jul 2007 23:49:51]
トリス@鳥騎兵部隊 > (鳥騎士部隊は連日の戦闘で一人が脱落(酷い鼠咬症だそうだ)、騎鳥一羽が長剣による一撃で戦線を離脱しているが――今だ三羽三騎が健在だ。 手に槍や長剣で武装しつつ、分散して動物特有の鋭い感覚で警戒に当たる。 編成された瞬間こそ噴飯モノのちぐはぐ振りであったが、混成部隊はいつの間にか、それなりの連携をとって行動していた――というか、連携できない程度の群れなら既に死んでいたろう。) 森は以前にも通ったけれど、見た事も無いものね―― 如何して増えたのだか。   ……きっと地味な格好をするからよ。 赤色のアレはお休み? (少し前は大差だったのに なんてしみじみ思いつつ。 森中なのに若草色のバカは振り返らずに前向きのまま答える。  声の主は噂程度に知っている。 身分の癖微妙に無礼なのは、コロセウムの人間故の強気か―― 。) [Tue 31 Jul 2007 23:43:48]
アイリ@騎士団 > 今まで駆逐した数が総量で見てどの程度なのかも判らないのでは今後の目算も立たない。 そんな大規模な種族だとも思えませんが――――小さい? ( 2つの騎士団、民兵の選りすぐり、3つの部隊が混成する行軍の先頭を黒い軽装鎧に身を包んだ小柄な騎士が歩く。 軽量化された面当てを上げて、友人である鳥騎士部隊の隊長と言葉を交わしていれば、近くで聞こえた声に反応して振り返る。 女の声だったし、トリスでなければ一番近くに居るのはレイ・シェリダン。 名前だけは知っていたが、現物を見るのは初めてだ。 休日にまで殺し合いを観るほどコロセウムに興味は無い。 ) ( ちなみにこれでも14歳当時から10pも背は伸びている。 10pも。 ) [Tue 31 Jul 2007 23:31:56]
レイ・シェリダン@市軍混成部隊 > (スリングに割られた額には包帯が巻かれ、細かい傷は数知れずとそんな状態ではあるが…こう言う機会でもないと奴隷と騎士が肩を並べて行動するなんて事はないだろうと志願した。噂に聞く“竜殺し”を近くで見てみたいと思ったのもあったわけで)…存外小さいのな(片手斧の反対側の手に小型盾を持った闘奴はこの混成部隊の実質的なリーダーである騎士の少女(?)を見てそんな言葉を漏らして…同意を求めたつもりだったが他のものは警戒と疲労でか特に返事もなく…) [Tue 31 Jul 2007 23:20:54]
お知らせ > レイ・シェリダン@市軍混成部隊さんが入室されました。 『腕に覚えがあれば騎士でも奴隷でも関係ない混成強行偵察軍』 [Tue 31 Jul 2007 23:15:44]
トリス@鳥騎兵部隊 > (連日の戦で敵集団を発生源まで追い込み、撃滅までは後一歩。  然し、その一歩が踏み込めない。 此方の戦力は無限じゃない。 早急に方を付けないと押し返されるから、こういう博打的な手にも出ざる得ないのだ。)発生源か何らかの異変が見つかれば―― って所? 日頃の給料の報いとはいえ、少々損な役回りね―― (何時襲ってくるとも判らぬ敵を警戒しつつの移動は、自然と鈍足になり、精神的疲弊も大きいもの。志願者は腕に覚えのある奴ばかりとはいえ、少々辛い行軍か。) [Tue 31 Jul 2007 23:13:19]
お知らせ > トリス@鳥騎兵部隊さんが来ました。 『それは不可欠の危険負担。』 [Tue 31 Jul 2007 23:04:12]
アイリ@騎士団 > ( 常世の森の闇は黒く、深く、重く。 天を見上げても空の欠片1つ見えず、むせる様な濃い緑と水気の臭いが蓋をされて溜まるようにして充満していた。 どれだけ進んだかも分からない。 変わり映えの無い景色と直進すら儘ならない足場が続き、時間も場所も曖昧になってきている。 それでもかなり奥まで進んでいる筈だ。 他の部隊の戦う音も灯りも届いて来ないのだから。 ) 行ける所まで進みましょう。 何かしらの手掛かりが掴めれば少しは状況も打開できるかもしれない。 [Tue 31 Jul 2007 23:00:17]
お知らせ > アイリ@騎士団さんが来ました。 『 強行偵察敢行 』 [Tue 31 Jul 2007 22:52:37]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが帰りました。 『 〔耐…【0】 与…【14】 補…【10】〕』 [Mon 30 Jul 2007 00:22:23]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【0】 与…【14】〕 貴様には焼き殺してやろう――。 我が名に置いて、最強であることを証明する。 (悲鳴が上がり、一匹のラットマンは虐殺される。他のラットマンよりも酷い屍と化す。全身が焼け爛れて、肢体を切り落されている。常人がする殺し方では無い――。) [Mon 30 Jul 2007 00:22:12]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【0】 与…【12】〕 (修正 耐…【2】 与…【14】でなくて 耐…【1】 与…【14】でした。) (奇声と怒声を咆哮するラットマンが、炎涼の背後から駆け出す。まだ気を付いていない。) 術式の維持が切れたら、別の魔術師と入れ替えろ。出来る限り、休憩を―― ・・ ( 『隊長、背中……ッ!!』 ) ッ  は、 (部下の叫びに気付いた。後ろに振り返ろうとしたが、間に合わずにラットマンの懇親の一撃を貰う。棍棒だったのが不幸中の幸いと言える。刃物だったら死んでいただろうしに。) ご ッ 、  ふぅ ……!! (左目の上に殴り掛かられた。倒れそうによろめいたが、何とか踏ん張る!脳震盪なんて起こらない。脳など無いからだ。顔から血を垂れ流し、狂喜に染め上げた微笑をする。) [Mon 30 Jul 2007 00:18:53]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【2】 与…【14】〕 (常世の森の外部と言う事で、攻撃回数が減る影響は受け付けない。よって、三回目の判定をします。) 人間達に勝利を掴み取らせろッ! 闇の術 6番目まで全部を同時発動しろ! (地面から潜り出ようとしたラットマンの動きを止める。以前に行われた、行動を縛り付ける闇の術。同時に、弓兵隊やヴェイトス市軍や自警団が刺し殺す。)(魔力は底に尽きてしまった。けど、サーベルを振舞える体力や、魔術隊に指揮を下さなければならない。集中をし続ける。) [Mon 30 Jul 2007 00:10:38][50]
炎涼@魔術隊 > 〔耐…【2】 与…【6】〕 (防壁と獣人。両方があるからこそ、善戦を維持し続けられる。これらは魔女隊クーン、騎士団アイリ、傭兵隊フォウルなど作戦を捻り出している。) (「呪術は魔女隊が出来そうらしい。魔術隊が行うよりも、魔女隊が行うべきだろうか。手柄を横取りするようで、」) ――・・気に入らないからねッ! (「闇の術、完成しそうだったけれど破棄するか。闇の魔術師らは、私の部隊として働いて貰おう。青髪や変態はまだ復帰が出来ないし。」) (小さな笑みを浮かべて、刺し殺し続ける。中には殺されずに地面から這い出たとしても、魚網に絡まれて足掻き続ける。) 滑稽だ。 (安全な立場を維持し続けながら、周囲を観察して情報を収集し続けよう。傷を背負わない遣り方でいい。) [Mon 30 Jul 2007 00:04:58][98]
炎涼@魔術隊 > (まだ戦争は終わらない。今頃、ヴェイトス市で被害が発生し続けるだろう。) 無詠唱スタンバイを! 次に、術式を完成させた者は発動フリーズして置け! (丸太で積み重ねた防壁の前が戦場である。地面から出ようとしたラットマンへサーベルで突き刺す。次々にと殺し続ける。猫のライカニア――猫娘と共にして戦う。無い右腕の代わりとして、だ。) [Sun 29 Jul 2007 23:57:48][46]
お知らせ > 炎涼@魔術隊さんが来ました。 『戦場は、防壁の眼前だ。』 [Sun 29 Jul 2007 23:52:53]
お知らせ > ヴァイオレートさんが退室されました。 『間違ったことにまた怒り、誰かを脅して方向を聞き。また×θ、ヴェイトス市は何かが起きる…かも』 [Sat 10 Feb 2007 00:09:21]
ヴァイオレート > …えーっと。 あっちが海だろ、で、あの街がヴェイトスだと良いんだが―― よし。 もう迷うことはないな。 (しゅうううう。熱されていた蒸気が熱源を奪われて急激に冬の夜風に吹き晒された音。その音と同時に悪魔の怒りもどこかに消えた。 そのまま、当てずっぽうに街を探していく―…) さて、破壊する前にもう一度街の人間を恐怖と絶望、一部に欲望を押し付けて。 活気、ってもんを見事にかき消してやろうとしよう―― 時間はまだまだ、たっぷりあるしな。 (くふふ、と牙をちらつかせてどことも知らぬ街【実はヴェイトスじゃなくてアングリマーラ】に向かって微笑んだ。 そしてその翼をふんだんに使い夜の空を滑空していき―…) [Sat 10 Feb 2007 00:06:38]
迷子の悪魔 > よし―… 完璧なプランは組み終わった、んだが。 (変わらぬ目の前の夥しいほどの草の嵐に、米神に一つ、また一つと青筋が現れる。 素直に飛んで確かめる、ということをしない憤怒の象徴はそのまま怒りを募らせ、なにに対して怒ればいいのかと対象を探し其れが存在しないことに尚も怒り。 結局いつものように持てる紅い魔力を存分に噴出し、畳んでいた黒き翼を広げ、そのまま暴れることを本能が選んだ。)  糞―… がッ! こんな草ばかりで方向などがわかるわけないだろうが―…!!  … おや。 (そのまま地面をけると自然とばかりに翼を広げ、大空に赤い影が浮かび上がる。そうして、ようやく海の輪郭を見つけることによって… ) [Fri 9 Feb 2007 23:56:14]
迷子の悪魔 > ―――……んー… (腕を組んだまま、ばたばたとブーツを地面に打ち鳴らしては周りを眺めてみる。暗い、なんていうことはどうでもいい。 自慢の爪で刈っても刈っても、草はなくならぬ。全て燃やしたとしてもただの火事だ。 目印一つない草原のど真ん中というシチュエーションは頭の良いとはいえぬ悪魔を途方にくれさせるだけに十分な理由があった。)  …とりあえず、街にいって現在の状況を把握。並びに古城での戦力補強、最後に其れが足りなければ… (自分が明らかな遭難、迷子であるという事は悪魔も流石に気付いていた。其れを認めたくない為…戦略を考えるという現実逃避。) [Fri 9 Feb 2007 23:44:30]
迷子の悪魔 > … やーっと、ついたか。後始末に何ヶ月かかったんだ、結局―… ひー、ふーみー、よー… まあ、一杯、か。 (久々の世界の空気を味わう為に、必要が全くない過剰な深呼吸。 変わらぬ味(?)にどこか満足げに嗤うが… 草の深い草原の中、周りをどう見回しても草だらけ。ぼーぼーぼー。)  で、一体どこなんだここは。むりやりこじ開けたから…歪んだんだろうが… 街はどっちだ、いや、目印だけでもいいんだが… (不機嫌そうに頭をがりがりかいては、腕を組んでみる。唐突な迷子。) [Fri 9 Feb 2007 23:35:20]
お知らせ > 迷子の悪魔さんが来ました。 『草原の空間がガラスのように割れ、淡い月光に別の色が混じり… 何かが、現れた。』 [Fri 9 Feb 2007 23:30:25]
お知らせ > アイリ@砦深部さんが帰りました。 『暫し、ほんのひと時だけ、目を閉じて身体を休めよう。 【…続く】』 [Sun 28 May 2006 06:29:28]
お知らせ > 灰色の狂戦士さんが退室されました。 『(迷える武人は行き着くべき場所へ)』 [Sun 28 May 2006 06:28:09]
灰色の狂戦士 > ──済まぬな。 これで眠れる。(不死の守護者の護っていた通路の奥、そこには魔法装置が設えられている。)(それは、砦内の死体をゾンビやスケルトンとして、何度でも再生する──動死体の呪法を常動させているスクエア×スクエアの八芒星の刻まれた巨石板。)(砕くに足る威力を引き出せる武器が無いのであれば、“杭打ち機”を持っていくと良いだろう。錆付いているが一撃ならば充分に持ちこたえよう。)(そして、灰は灰に、塵は塵に。) [Sun 28 May 2006 06:27:42]
お知らせ > アレックスさんが退室されました。 『足手纏い。 平気だと、呪詛のように呟いて 己を縛り付けるように抱き、悲鳴を殺す。』 [Sun 28 May 2006 06:27:24]
お知らせ > トリス@砦深部さんが帰りました。 『蠢く破片達を、苦痛から解放しよう――』 [Sun 28 May 2006 06:23:26]
トリス@砦深部 > ・・・・流石にこれ以上前進は無理 か。 少し口惜しくもあるけれど。 (返事の声から察するにやはり2人は大分傷を負っている様子。 か。得にアレックスの方は酷そうだった。  この場で救援を待つのが最良、応急処置でどうにかなるレベルだと良いのだが――) そういうことなら―――放っておくのも忍びないものね。 (介錯を求められれば自ら立ち上がろう。 転がしてたブロードソードを拾い上げて―――) [Sun 28 May 2006 06:21:21]
アイリ@砦深部 > ( 休み無しの連続した無理な運動が今になって身体を重くする。 その上荒い呼吸を整えようにも悪臭に噎せて顔を顰めながら巨体に肘を押し当て、梃子の原理でとりあえず横に退かした。 被害は―――左手首捻挫、各種打撲、兜損壊、長剣要手入れ、といった所か。 それよりアレックスが気になる。 一撃目は相当効いただろう。 ) ――――此方は問題無し…とは言い難いですが、立って歩く程度は出来ます。 一先ず此処で休憩をして―――そうですね、これだけ遅れれば反対側に向かってチームが来るかもしれません。 先に進んで確かめたいのは山々ですが、今日はこの辺りにキャンプを張りましょう。 アレックスの治療が出来れば良いのですが――――。 ( 不意に上がる野太い声―――この場の3人の誰でもありえないその声に一瞬身体を強張らせるが、直ぐには動けない。 介錯を求める言葉と聞き取れば、まともに動けそうなトリスにその役目を頼むとする。 手と、目で、促し。 ) [Sun 28 May 2006 06:14:14]
灰色の狂戦士 > ──無念。 然し、見事。 (頚だけになった狂戦士は、反面焼け爛れた顔を向け、頻繁に息を吸いながら言葉を紡ぐ。 憑き物の落ちたような表情で。) 己等に、止めを呉れるの情けがあれば  ───頼む。 (指令を出していた頭部を失って、紡ぎ糸で繋いだそれぞれの部位はそれぞれ別の生き物のようにびくびくと蠢く。 このようになっても、おぞましい事に生きているのだ。 否、死んでいるのだが。 “生きている”とはいえ、頚を失ったままのそれは、統率を失っており襲うことは出来ない。) [Sun 28 May 2006 06:11:51]
アレックス > ―― く ゥ…   ッ( 大人と子供程もあろうかという体格差と、常軌を逸した跳躍の激突を防御も出来ぬままモロに受けて弾き飛ばされ、そのダメージから立ち直らぬままの突撃も、己の身を強かに痛め付けただけに終った。転がり、起きんとするも、手足が痺れ、痙攣して立ち上がれない。 時間を負うごとに ずきん、ずきん、と蹴られた胴部から痛みが襲ッて、脂汗が滲み出す。 きり、と歯を食いしばって立て!と幾ら身体に命じても、肉体が拒否したように、力が入らない 床の上、きゅう、と身体を丸めて苦痛の声を噛み殺し―― 勝ち鬨に僅か、視線を上げれば 首と、腕の無い戦士の身体がアイリ様を押しつぶしていた。 もう、動かない。 )――… 良かっ…… ッ ぅ―― ( 無事を喜び、声を上げようとして、ずきん!と響く痛みに胴を庇うように身体を丸め、装甲に爪を立て ) [Sun 28 May 2006 06:10:53]
トリス@砦深部 > ―――終わった・・・みたいね。 今度は。(四肢の幾つかと首を落とされた状態で倒れ付しているわけで、勝利という結果は動かないだろうが――最初のインパクトが強いからかつい突付いたりして確認してしまう。) ……みんな、大丈夫?(緊張と疲労から大分体力を消耗したが自分には大した怪我は無く――当面の問題は蹴り倒されたアレックスと下敷きのアイリだろうか。 へたり込んで呼吸整えつつ呼びかけてみたり。) [Sun 28 May 2006 06:01:13]
アイリ@砦深部 > 愚かッ…私達の勝ちだ!!! ( 目に留めずには居られまい。 避けずには居られまい。 此方に引き付けられさえすれば、勝ちなのだ。 留めなど誰が刺しても同じこと。 それが常々言う、騎士一塊の精神である。 皆の勝利が個人の名誉を上回るという――――トリスの一撃に崩れた狂戦士の頭が期せずして剣に向かって倒れ込み、軌道がずれたとはいえ、質量と速度を伴った豪腕が兜の面当てを掠めて凹ませた。 双方勢いは止まらず避けようの無い状態で、勝利を確信して巨体の下敷きになった。 ) [Sun 28 May 2006 05:51:42]
灰色の狂戦士 > (鋼の掌、指先がアイリの頬傍を掠めるか。 髪の数本も、その威に千切っていくかもしれない。 ぐぉ、と風を斬るほどの鋼の掌と斜め下から切上げる剣戟。一瞬の交錯の後、ごとり──、と。 頸が、落ちる。 身体は慣性で其の侭アイリへと。) [Sun 28 May 2006 05:47:23]
灰色の狂戦士 > …ッ、急所を狙うならば! 躱すも容易い! 己も良く知っていよう…ッ! (首を狙わんとする一撃を、前へ踏み込みながらのカウンターの掌打で迎えよう。 錆が浮いているとは言え、先刻杭打ちを留めて見せた堅牢強固の鉄壁の盾にして尖鋭の矛。真紅の鎧姿を狙うは、矢張り目立ちやすい色故か。) その頭!鷲掴み、壁へ叩きつけてそのまま摩り下ろしてくれんッ! (一撃を打ち込まんとする、狂戦士の踏み込みは然し、又も背後からの一刀にて── かくんッ、と崩れ落ちる。 左足を、脛の部分から失って──アイリの剣に、自分から飛び込んでいくように。身体が傾く──ッ。) [Sun 28 May 2006 05:44:23]
アレックス > く ゥ…… ッ!( がッ!鋭く尖らせた木杭の先端が巨大な盾のような右腕に阻まれ、ひしゃげ、その上を滑る。 そして身体後とぶつかるように体当たりをする白い鎧もその腕に防がれて弾かれる事となるか―― 纏う金属越しに硬い衝撃が骨身を打つ。 失敗したとて、アイリへと振り下ろされんとするハルバードが崩れれば。そう願うも圧倒的な体重差ではそれも難しい。 弾かれながら己の貧弱さに、口惜しさに歯噛みすれば、振り下ろされる厚身の剣。 己を弾く重々しい腕が落ちる。 そして雄叫びとともに、振り上げられる刃。 目の前で緑と赤が交差し――… 己はその瞬間に べたりと尻餅を突き、追撃を避ける為に、二人の邪魔をせぬ様に転がってその場を逃れようとするだけが精一杯。 叫ばれる「綻び」 剣は―― 遠い。 舌打ち。 ) [Sun 28 May 2006 05:34:53]
トリス@砦深部 > ・・・そういう事だったのね―――この世に不死身なんて存在しない・・・! (半ば直感便りの一撃だったが、その効果は見落とさない。 聖水に焼かれて露出した今が最後の勝機だ。) アイリ! こいつの体の線を! 糸の綻びを――― (恐らく其処こそが化け物の泣き所なのだろう。 正面の二人を援護すべく、死角に回った自分は次の目標を狙う。 左足は脛のあたり、 地面を擦る剣先で火花を散らしながら、真横に切り裂こうと――!!) [Sun 28 May 2006 05:32:25]
アイリ@砦深部 > ( 言いだしっぺがさっさと起き上がらないでどうする。 重い全身鎧で1度背中をつけて倒れた時は厄介だ。 腰を痛めた時のように先ずは横に転がり、膝と腕の力で身体を起こさなければならない。 その時間が戦場では致命的だということを知っている。 その最中に狙われれば確実に死ぬと。 そして、その確実な死が目前に迫ったその時――――。 ) ―――はああああァァァァァァァッ!!! ( その巨大な武器が地面に落ちた。 一瞬理解が遅れるが、考えている暇は無い。 急ぎ膝を立て、剣を握りなおす。 盾はもういい。 そんな暇は無いし、保持できる保障も無いなら片手半剣を両手で握った方がずっといい。 痛みを誤魔化し気合を入れる為と、接敵し過ぎているアレックスから目を逸らす為に腹の底から声を上げる。 こんな時、嫌がおうにも目立つ真っ赤な鎧もありがたいものだ。 両手で強く握り締めた長剣を斜め下から思い切り振り上げ、その首を狙う!! ) [Sun 28 May 2006 05:16:22]
灰色の狂戦士 > (が。)  (ごとん、と鈍い音が石畳を叩く。 糸の綻びの上から、トリスの剣が男の右腕上腕を斬れば、其れまでの異常な耐久力と再生力が嘘のように── あっさりと、切り離されて。 ハルバードも、アイリの目前で大きな音を立てて届かず、落ちた。) [Sun 28 May 2006 05:06:06]
灰色の狂戦士 > ぬ…ッ! ( 聖職者の取り出した白木の杭。吸血種為らぬこの身には、必殺致命の武器では無いが、聖性を備えた概念武器である事は確か。 喰らうわけにはと、左腕を引き戻し、脇を締める。顎から脇まで、心臓を庇うように鋼の義肢がその身を鎧う。 がちり、と木片が金属を打つ音が響くだろう) …ふんぬぁッ! (そして先刻。 担ぎ上げたハルバードはアイリへと。 先ず一殺──! 狂戦士は歯を剥き、勝利を確信する──) [Sun 28 May 2006 05:03:38]
アレックス > ( パプテスの祈りが、パプテスの理が篭められた2つの呪物を投げつけ、空間を振るわせる巨躯の雄叫びを聞きながら 呼吸を、呼吸を、呼吸をッ!剣の弾き飛ばされた手で、胸を押さえ己の身体に命ずる。 ) ッ―― ッく…   ひッ  ( 幽かに入り込んだ息を強く、強く 幾ら吸い込んでも入り込んでこないような胸をどんどんと叩き、藻掻いて漸く再開された呼吸を、酸素を貪って ぐい、と涙と口元を拭えば睨み付ける濁った目 びく、と一瞬身体を硬直させるも、上がる煙に恐怖をかみ殺して笑みすら浮かべ。 ) そのみをやくのはかみのせつり、いだいさをしりつみのむくいをうけなさい。 ( こほ、と咳き込みながら、未だ引き攣った声で呪いにも似た言葉を吐き出して―― 腰より引き抜くのはホーソンベリーの杭。 30cmにもみたぬ白木の杭だが、この地上の植物で最も生命力が強いとされる枝より削り出した対吸血鬼用の決戦兵器。 切り取られて尚宿したその生命力は不死者にとって太陽にも等しかろう。 それを直接打ち込んでやる――ッ! アイリへと攻撃を仕掛ける巨躯の背後へと駆ける、狙うは中枢、心臓。 殆ど自分を省みない体当たりになるが、その為の鎧。同時攻撃を仕掛ければ流石に全てに対応する事は出来まい、騎士達が上手く気を引いてくれれば良いが…ッ ) [Sun 28 May 2006 04:51:40]
トリス@砦深部 > 頭を割られても動くなんて――― でも、効いてる・・・?(塩や聖水を浴びた部分の傷口は再生が効かないのか――相手は確かに化け物だが、倒せない化け物ではない、と言う事だ。 アレックスの援護とアイリの叫び声、折れかけた心を叩き直してくれる) ならば、私が―――!!(反動付けて身を起こしたら、背後より再び斬りかかろう。  斜めに振り下ろし遠心力を乗せて、露出した肉の綻びに添って――狙うは右腕上腕!!  いくら再生の力があろうと、完全に切り落とせれば最早動くまい ―――) [Sun 28 May 2006 04:49:50]
アイリ@砦深部 > ( 攻撃距離の「外」では駄目だ。 ハルバードだけが武器ではないと念頭に置かなければならないが、長槍武器の外から攻撃が出来ないのなら、十分に振り回せる中に入るしかないのが現実。 トリスは無事だ。弾かれたが返事はした。 アレックスが何かを投げた。 此方の利は頭数。 絶え間なく攻撃を繰り返す事だ。 初級の聖別とはいえ、長剣にもそれなりの加護を付与しているのだ。 繰り返して効果が出ないとは限らない。 ) 恐れるなッ!! 数で圧せ!! 誰かが立ち上がる時間を稼げ――――ッく!!! ( 勢いをつけて立ち上がろうとしたタイミングで白煙を上げる狂戦士が此方に向かってくる。 左腕での攻撃には左手で保持した盾を身体を捻って差し出さなければならない。 ロクにショックに備える姿勢を準備する間も無く、盾ごと突き飛ばされて今度こそ背中から倒れこんだ。 乱暴に背中を打ち付けられる痛みはまだマシだが、盾を支える左手首が痛い。 何度も何度も同じような防御はできないだろう。 ) [Sun 28 May 2006 04:36:01]
灰色の狂戦士 > お・の・れェッ!! (忌々しげに、聖水で白く焼け爛れて濁った目を、聖職者へ向けん。) …皆、潰す、─ッ! 己等の血で! 喉を潤し! 忌々しい聖水を洗い流してくれるわ! (ハルバードを担ぎ直しながら、左腕。鋼の腕を、膝立ちのアイリへと叩き付けんとッ! 拳を固め、肘から先、尺骨部分を槌の如く叩きつけるように!) [Sun 28 May 2006 04:30:05]
灰色の狂戦士 > ( 灰色の狂戦士グレー・ベルゼルガは、何事も無かったかのように立ち上がる。 背後に居るトリスには見えるだろうが、脳天、背中、膝裏の傷はもう、凝視しなければわからないほどに疵口が塞がっている。再三言われているように、正に化け物だ。)  (カシャン、と澄んだ音を立てて、何かが割れた。) (聖水と、塩。 どちらを死にぞこないには大敵だ。) …オ ォ オオオ おお…ッ!! (しゅわしゅわと白い煙が立ち昇る! 凶人は苦悶の雄叫びを上げた。 塩の掛かった前半身、右側は火傷のように爛れ、白煙を上げ続ける。また、先程露呈した綻び糸が、再びその姿を露にした。 (※どちらの影響も5ターン持続する。))  [Sun 28 May 2006 04:23:54]
アレックス > ――ッッ ! ( ひっ、ひっ、と呼吸になりきれない引き攣れた呼吸を繰り返し、身体を丸め 石畳を掻く。 呼吸が、呼吸ができない。視界は涙で潤み、口元からは涎が垂れる。 痛い、痛い―― ッ! されど、身につけた鎧は受けた足裏… 点の衝撃を、胸を覆う板金全体へ、より大きな面へと分散させ、身につけたガンビスンは衝撃を削ぐのだろう。 決して、致命傷ではありえない。 首を痛めたり、床面へと激突した衝撃は、痺れや打撲として残るかもしれないが、死にはしない。 )… ッ  ィ…―― ッ ( 呼ぶ声がする。苦しい呼吸に歯を食いしばりながら見れば、立ち塞がった威容 その向こうに騎士達が見える。 ああ、突破されたのか――… 声を出そうにも、ショックのせいか上手く呼吸が出来ず、直には立てそうにもない。 おのれ……ッ 腰のポーチを探る。浄化塩と聖水の小瓶―― ハルバードを振るう背中目掛け まとめて投げつけた。 墜ちたる報いを受けよ! ) [Sun 28 May 2006 04:10:53]
トリス@砦深部 > ・・・・普通なら終わってるわ!  まるで・・・・否、確かに不死身ね―――(その”普通”が甘い、というのを先程見せ付けられたばかりではあるが、悪態の一つも付かずには居られなかった。 止めとなったと思っていた剣を、慌てて引き抜く。) ・・・・判ったわ。 何とかやって  ――― ぐ ッ…?! (そして振り回される柄の部分を盾で受け止めるが――― 受け止めたその体ごと弾かれた。 1mほど転がって、尻餅をついたような姿勢に。) [Sun 28 May 2006 04:08:23]
アイリ@砦深部 > ちッ…化け物!! ( 立ち上がろうというその瞬間、襲い来る突風。 再び腰を落とさざるを得ず、行動は中断された。 ) [Sun 28 May 2006 04:03:21]
アイリ@砦深部 > ( 重量と加速で勢いのついた前傾姿勢は止まらない。 狂戦士の脇を抜け、どうにか身体を反転させながら倒れこみ、一回二回と石畳を転がり、急いで膝を着いて立ち上がろうと。 頭に一撃受けて尚、口を利く。 間違いなくバケモノだ。 ) アレックス! アレッサンドラ!! どうにか時間を稼ぎます! 立て直せるなら一言返事をなさい!! ( 痛みに堪え、呼吸を整え、再度立ち上がるまでの時間を先ずは、だ。 ) トリス、「壁」の意味がなくなりました! 前後に張り付きます!!  [Sun 28 May 2006 04:01:00]
灰色の狂戦士 > (──そう。疵口が、蠢いている。筋繊維が互いに蝕指を伸ばし、結び合い、繋がって疵口を塞ごうとしているのだ。それも、恐ろしいスピードで。) ──餓ァアアアあぁッッ!! (片膝を突いたまま、振り返りもせず大振りにハルバードを振り回す。 ぶぅんッ!と旋風を巻き起こせば、胸の高さに大威力の得物が背後の二人を襲わんと! 然し、間合いが若干近すぎる。 当たったとしても腕か、或いは柄か。 ) [Sun 28 May 2006 04:00:07]
灰色の狂戦士 > (背に叩き込まれる鉄塊の衝撃。 肉が裂け、血が飛沫く。) …ぬ…ッおォォッ! (返す刃の膝裏への一撃を受け、がくんと膝を折る。 其処へ、広刃の剣。 脳天に落ちるその一撃。 薄桃と灰色の混じった穢れを爆ぜさせる。) ──が。 こんなもので終わると思っているのか──? (手ごたえは充分であった。武器を握る手が痺れる程であろう。 疵口は大きくぱっくりと口を開く、疵口から覗く筋繊維がぐずぐずと蠢くのが目視できるくらいだ。) [Sun 28 May 2006 03:55:14]
アレックス > ( 蹴り足が迫る!迫る!しかし、戦士と騎士達の目にはそれを避けようとも、防ごうともしない死に体が見えるばかりだろう。 己の精神をアンテナとし、魔術によって事象を変化させる程に集中しているのだ。 例え槍が降ろうが、それに気づく事すら出来ぬ。 )The Lord bless him and keep him, the Lord make his face to――… ッが はッ…!!( どッ!と重い重い蹴り足が、剣を翳した腕を通し胸を打ち、蹴り飛ばす。 何重にも重ねられた祈りの声は曇った悲鳴に掻き消され、あと数秒で完全に形を為そうとした王冠と交差した鍵と、練り上げた魔力は蹴り足に打ち貫かれ、弾けて消える――。 鎧を纏っていても、戦場にあるにはか細い身体は倍以上も体重があるだろう戦士の激突に木の葉のように舞い、石畳へと叩きつけられた。 ブツン、とイメージは断ち切られ、意識は急激に現実に引き戻される。 ) ェ…… あ゛  ぎ ッ ( 強打された胸、呼吸ができない。 突然の断絶による意識の浮上 どうして自分が倒れているのか理解できずに、石畳を鋼鉄に包まれた指が掻き――… 遅れて打ち付けられた全身の痛みがやってくる。 ) [Sun 28 May 2006 03:48:54]
トリス@砦深部 > (騎士全体と比較すれば此方も小物ではあるが――振り上げたその剣は重量と落下の速度を生かして叩き割る事に主眼を置く。 先に振り下ろされるアイリの攻撃に続き、姿勢を崩すならば脳天に、耐え切るならばそのまま胴体目掛け剣を振り下ろそう。 降下の有無に関わらず、互いの攻撃圏内に走り込む事にはなるか。) [Sun 28 May 2006 03:47:31]
アイリ@砦深部 > ( 腹立たしいのは此方も同じだ。 だがアレを、人語を話すからといって。それが案外理知的だったからといって。 人間の尺で測った自分達の愚かさを戒めるべきだ。 今はトリスを宥めたり叱咤したりしている暇は無い。 無防備になっているアレックスの被害が甚大になる前に少しでも速く走り、一撃でも多く剣を振るうべきだ。 ) 騎士に背を向けるならば―――ッ!!! ( アイリーン=アルベントは特に騎士の中でも小兵である。 低く前傾姿勢で身体を沈み込ませ、防御回避を二の次にした全力攻撃姿勢をとり、倍近くありそうな大男の背中に渾身の一太刀を、そしてその勢いを乗せたまま最速で繰り出す二発目を男の膝裏目掛けて叩き込まんと振り回す!! 恐らく姿勢を崩す事になるが、その先の事は今は考えなくて良い。 ) [Sun 28 May 2006 03:38:09]
灰色の狂戦士 > …む…ッ。 (狂戦士は眉を顰めた。 構成が未だ不完全ながらも浄化の術に自ら突っ込んだ影響か、──筋肉同士を繋ぐ、魔術の糸が薄く、光を放ってその姿を曝け出したのだ。) …ぬんッ! (首、後頭部、右目から唇まで、右腕上腕、左腕下部、右手薬指、左腕肘、左手親指、中指、左胸、肋骨静脈より心臓まで、胃部より腹部までの同二箇所、左足股、左足腿、左足脛、左足指その全て。ほんの一瞬、その縫い目をあらわにすると、気合一喝! 綻び糸はまた見えなくなった。) [Sun 28 May 2006 03:37:36]
灰色の狂戦士 > (その身は、巌。その身は、鋼。その身は、矛。 無数の死者の肉体より選りすぐりの筋肉を紡ぎ合わせた、異形の屍体。 数倍の太さの筋繊維束は、人間の運動能力を軽く凌駕する。故に、6mを越えようかという超人的な跳躍すらも現実として成し遂げる!) …われが!! 何故に単身にて守護者として或ると思う? 甘く見られたものだな! (光を突き破って、破城槌の如き蹴りがアレックスを襲わんと! 不幸中の幸いか、狂戦士の蹴りは己の筋力に頼っただけのモノだ。 驚異的な加速と、その自重からなる威力は恐るべきものではあるが、吹き飛ばさず内へ威力を留める、格闘武術の心得のある蹴りとは違う。運が悪くとも、一撃で致命傷とはなり得まい。) [Sun 28 May 2006 03:32:08]
アレックス > ( 胸の中の酸素を吐き出し続けるように埋葬句は続く。意識は既に肉体を離れ、目の前の戦況など意識の範囲に無い深い深い催眠状態へと陥ってゆく。 無数に枝分かれした人々の意識と無意識を手繰り、遡り、溢れる光の中のただ一粒となって世界に蓄積されたイメージの海へ、大領域へ―― その道行きで願い叫ばれたイメージを拾い上げ、蓄積してゆく。 ) We commend to Almighty God our brother Ja-vak; and we commit his body to the ground; earth to earth; ashes to ashes,dust to dust―― ( 虚空に現れし金と銀に分かれた光は強さを増し、王冠と、交差した鍵を描き、声は祈りの声を拾う毎に重複し 娘の口から発せられる音はまるで合唱のように重なり、高く、低く、幅を増してゆく――… 完全な集中に陥った身体は棒立ちで、無防備に等しい。立てた剣と鎧ばかりではその突撃も防げまい。 騎士達が防げぬのであれば、墜ちた戦士の常軌を逸した攻撃は直撃する事になろう。 その分、二つの光が描く出来かけの術へと突っ込む事になるが――… 「灰は灰に、塵は塵に」 死者は土に返れ、と主命を下す不完全な術はどれほどの効果をあらわすかは判らない。 ) [Sun 28 May 2006 03:29:01]
トリス@砦深部 > (気が付くのはアイリよりも一瞬送れ、故に反応も同様だ。 驚愕から覚めれば、無視された分だけの怒りのほうが強くなる。) ――― あいつ・・・私を虚仮にしたわッ!!(過剰とも取れる装甲は防御力の反面機敏な対応を不可能にする。一瞬で追いつくことなどできまいが―― 剣を翳して、此方も巨体に追い縋ろう。) [Sun 28 May 2006 03:26:05]
アイリ@砦深部 > ―――――跳んだ!!? ( 先ず人間の形をしたものが脚力で其処まで跳ぶ事など全く想定していない。 突破を試みるなら左右から身体を張ってでも止めに入る心算が、常識外の行動に完全に出し抜かれた。 慌てて反転して駆け出すが、はっきり言って狂戦士が一撃繰り出す余裕は十二分にあるだろう。 重装鎧の反転、全力疾走など高が知れている。 トリスに声をかける暇も惜しんで走り、恐らくがら空きになるであろう背中に斬り付けようと試みるが―――――!! ) [Sun 28 May 2006 03:12:18]
灰色の狂戦士 > 来ぬか、ならば──、ッ! (ぐんッ、と深く膝を落とす。力を溜めているのか、ぼこんッ、と脹脛の筋肉が大きく膨らんで─) 此方から、参るッ! (2m超の巨体が、飛翔した。 それは、想像を絶する動き。 右翼と、左翼、展開した後方──アレックスの目前まで、一気に距離をつめる飛翔蹴りッ! ) [Sun 28 May 2006 03:05:21]
アレックス > ( 二人ならば前面を完全に任せられよう。 個としての意識へと繋がる脈を遡って、祈りの声を拾いながら更なる高みへ 神の領域へと繋がり、”神の力”をこの身に下ろす際にはこの身は抜け殻になる。 吐き出す呼吸は深く、長く――… 深く意識の中へと沈んでいく。深い闇の中鎮座する閉ざされた扉を開くイメージを強く、強く。 )―― In sure and certain hope of the resurrection to eternal life through our Lord Jesus Christ ( 意識の中で重々しく扉が軋み、隙間より光が射す―― 胸の前に立てた剣 その前面の空間に光が生まれ、金と銀に分かれた光は空間を切り出すように図を描き始める。 吐き出す言葉は、埋葬の―― ) [Sun 28 May 2006 02:58:22]
トリス@砦深部 > サンクス――――流石本職ね、アレックス。 それじゃ――(情報の出所は厳密には違うのだが其処までは判らぬ事。 見た目それほどの物には見えなかったが――警告は素直に飲み込んでおく。)  ・・・ッ ――――吼えさせて置けと言うのは、少し癪だわ…!(突撃を旨とする騎兵の性か、挑発を聞くなり飛び掛らんとしていた所を、横からの一喝で止められた。 不満を漏らしつつも意図は汲む。 剣は肩に担ぐような肩手持ち、斜めに盾を構えつつアイリと連携しよう。 役目が壁ならば時間を稼げればソレでよい。 自らは手を出さず、相手の挙動に注意して――) [Sun 28 May 2006 02:56:03]
アイリ@砦深部 > ( 地道に調査を続けた甲斐があるというものだ。 少なくとも、この先に重要なものがあるという事は確か。 そろそろ調査を切り上げる時期かと内心落胆していた気持ちがある種一瞬にして立て直した。 モチベーションが上がった、といえば良いか。 アレックスの促す注意はあのハルバードを見た時から既に感じた部分。 繰り出される攻撃は全て「受け流す」か「避ける」以外にありえないだろう。 相手は巨体だが、恐らくフル装備の此方より素早いのがネックになる。 ) ――――攻撃開始!! 聞く必要は無いッ、前に出過ぎるな!! ( 先手をくれてやると言う敵の言葉に対してトリスを制する。 我々は急ぐ身ではない。 じっくりと時間をかけて良いのだ。 ハルバードの射程を避けるようにゆっくりと盾を構えて前進し、避ける動作に主眼を置いて足を捌く。 長剣はまだ、盾を前にして構えるのみ。 )  [Sun 28 May 2006 02:47:12]
灰色の狂戦士 > 退く気は無い、か。 その意気や──良し! (轟ッ!と。暴風の伴わんが如くの気勢を放たん。) 言うな。我はすでに、主に背かれ、神に棄てられ、人も辞めた外道よ。 我が信じるは、闘争のみ。 踝までを血に浸す戦場のみが、鉄風雷火の剣戟のみが我を裏切らぬ! ──先手はくれてやる。 掛かってくるがいい! ( 盾をかざすように、鋼鉄の義手をかざすと、ハルバード──グレイブを、大きく振りかぶって。) [Sun 28 May 2006 02:41:16]
アレックス > ――… 主命を尊び、騎士道に身を置く者が何ゆえ異端の呪いに加担致します。貴方が守らんとするものは神の敷きたる唯一の理に逆らい、神と人に仇名す外法。 誇りを口にするのであれば神の理に従いなさい。 ( 死者、戦士、クランク。見て取れる情報は態々口に出さずとも二人の騎士へと伝わるだろう。 ヴェイティアンにしては、手にした武器は西洋の物。 見て取る威容、恐らくは歴戦の――… 人の誇りも、己が仕えるべき者も見失い、墜ちた誇りを見て眉を顰め。 目配せに従い二人の騎士の影に隠れるように後方へと下がる。 ) アイリーン様、トリス様、右手にお気をつけになって。アレは恐らく――… 盾でも鎧でも防ぎきれない。 大砲の筒先だと思ってくださいませ。 ( 見た所鎧など付けていない体、あれは盾であり槍であり火砲に等しいのだろう。思い描くのはこの手にあった聖剣。描いた物が確かであれば、鎧など紙きれに等しい。 警告を発すれば ひゅ、ひゅん、と剣で描く十字の印。 直接的戦闘を二人へ任せ 術式を展開させる―― 瞳閉じ、思い描くイメージは交差した鍵と、王冠。強く、強く ( 集中開始 ) ) [Sun 28 May 2006 02:29:00]
トリス@砦深部 > それだけ厳重に守るべき場所 か。  興味が湧くわ。 (要所にすら護衛を置かなかった地点もあるこの砦に番人、というだけで怪しさは相当の物だ。   ―――何があるのかを考えるほどの余裕は残念ながら存在しないが。 隊列を整えるアイリの動きに会わせ、此方も左前線に展開。 二騎をもって壁となろう。) ・・・・なんにせよ覚悟無ければ此処には来ないという事 ね。(愛用の頑丈なブロードソードを腰から引き抜いて、臨戦態勢――) [Sun 28 May 2006 02:21:35]
アイリ@砦深部 > ( 人選に問題は無いようだ。 此処に来て未だ御託を並べる問答屋や、立脚点のはっきりしない浮ついた人間が一緒では背中を預けるのも心許無い。 各々クリスティア出身者であるというのも正直、分かり易い価値観の統一になっているのだろう。 ) ――――ヴェイトス市騎士団派遣部隊です。 この砦の有害指定を受け、調査に来ました。 敵対行為を止め、直ちに投降しなさい。 返答無き場合は実力で排除する事になります。 ( 不意にかかる声と明らかに不審なシルエット。 そしてその言動。 形式的な勧告を告げるが、抜刀の合図を省略して既に此方も剣を抜いている。 あれで友好的な人物である可能性はほぼ、無いだろう。 右翼(ライトウィング)側に立ち、トリスを左に、アレックスを後方に下がらせるよう目配せして盾を構える――――。 ) [Sun 28 May 2006 02:12:47]
灰色の狂戦士 > (右手には巨大なハルバード。それを恐るべき事に片手で操りながら── どん! 石突を床にたたきつけると、火花が散った) 我が名はジャ・バック。 死して後、やがては腐れ落ちる身に堕しながら、我が心は今だ闘魂と共に有り! (堂々と宣言する、その右手は鋼。薄く錆の浮き始めたクランク義肢。重く、鈍く輝くソレは、鉄杭の仕込まれた凶悪な代物──) 我が任は、この通路の行く手を阻む事。 戦いを臨まぬならば、退くがいい。背は襲う事は無いと、地に落ちた我が武名へ誓おう。 (ぶぅんッ、とハルバードを振るい、真っ直ぐ突きつけると─) …だが、挑むのならば、覚悟を決めよ! (鮮度が高いのだろう。動きは巨体の割りには俊敏そうだ。) [Sun 28 May 2006 02:06:40]
アレックス > ( やはり、セオリーは変わらないか。巨人との戦いと余り変わらぬ。防御に乏しかった故、霍乱・奇策に走らざるを獲なかったがこの布陣なら磐石であろう。 先走り、あの時のような無様を晒さずとも良さそうだ。 何よりもこの職務的な明確さが心地よい。 こうでなくては。 )―― 了解いたしました。 扉を見つけたとしても、殆ど最深部には踏み入っていない状態ですものね。 不死者全てを駆逐するのであれば情報量は多ければ多いほど。 解呪をするにしても根源は恐らく地下にあるのだと思いますし 発信源の捜索と規模の確認、それに伴う障害の打破、ですわね。 ( 異端の呪いなど奉って鎮めはしない。バラバラに解体して上から塗り潰すだけ。この手の事はそう珍しい事ではない。異端という異端を打破し打破し打破して征服してきたパプテスの術を舐めてもらっては困る。赤人の原始的な呪いなど――… と、目の前に立ちふさがる威容。 松明を持ち替え、剣を抜く。 味方でない以上は、敵。 照らされるその姿から、少しでも多くの情報を読み取ろうと見据え。 武器は?防具は?種族は、死者か、生者か。 ) [Sun 28 May 2006 01:59:04]
トリス@砦深部 > また何処かで何か起こすなら、もう一度叩き潰せば済む話よ。 できることなら、今度は被害の出ないうちに―――(ダンテとかいうのがこれで諦めるとも思えない。 近いうち、再び見える機会があるのかも知れぬ と。)  数が増えれば小竜の一匹二匹よりは厄介なのだしね。  ―――Ok、大体掴めたわ。 後は相手の大きさを見てから臨機応変と。 (無秩序に暴れるドラゴンと、伏兵や飛び道具を巧みに扱いいっぱしの篭城をやってのける知柄持つアンデット軍。 危険度だけでも多分似た様な物だろう。) ・・・・成る程、こういう事もある と。(姿が眼に入れば、ぴた と足を止める。 竜の話でデカイ物を覚悟してはいたが――これはまた毛色の違うデカさってやつだ。) 門番、か何かかしら。 避けて通れそうなサイズじゃないわね――(口調から敵だと判れば 静かに身構える。) [Sun 28 May 2006 01:55:45]
威容 > ( 通路を進む三人の前に、立ちはだかる黒い影。 高さは2mを遥かに越え、腕の太さは女の腰のようだ。 仁王立ちに構えて、そちらを睥睨する。) 汝等は、この砦を侵さんとする者か。 (死人は、死人らしからぬ大音声で呼ばわった) [Sun 28 May 2006 01:43:07]
お知らせ > 威容さんが入室されました。 『 来 た か 』 [Sun 28 May 2006 01:39:07]
アイリ@砦深部 > 実在が確認された時点でほぼ後は本隊の仕事ですが――――あと少しだけ捜索しておきましょう。 報告できることがまだあるかも知れません。 ……“ダンテ”の事は残念ですが、一先ず目論みを打ち破った事で良しとしましょう。 ダンテ当人が言った通り、砦のアンデットそのものはダンテとは無関係に未だ活動中です。 先ずは其方を叩くのが先決。 ( ヴァンパイアハンターが望む通りか、騎士隊での会話は酷く職務的で厳粛。 意識してそうしているわけでもなく、それを常としている「軍人」の空気なのだろう。 トリスのような遊撃は少々事情も変わってくるが。 前を向いたまま、沈黙を破るように会話を続ける。 ) 前衛に騎士が二人と後衛に術の心得がある者が一人。 紅竜の時もそうでした。 前衛の騎士二人が出来る限り護りを固めて盾になり、主戦力を魔術師に置くのが良いでしょう。 只管盾を構え、脚以外への攻撃はしない事です。 体力を奪って崩れたらすかさず頭部への攻撃に移ります。 この時、噛み付きとブレスを警戒して各々顔の正面を避けるよう。 …もっともこれは、5、6m級での話ですが。 ( ブレスの部分は切実な経験則。 なにせ未熟な当時の自分は竜の口に捉まって背中に牙を突きたてられながら飲み込まれまいと堪え続けたという苦い経験をしているのだから。 焼付くような息で窒息しかかった事、忘れようも無い。 ) [Sun 28 May 2006 01:35:01]
アレックス > ( サムライの治療の成果はしっかりと現れ、左腕を庇う事も無くなった。両腕と左肩がひしゃげて、少々歪な白い鎧は相変わらず血の匂いがするような気はするけれど、その装甲に覆われた下には少々黄色く内出血の後が残るだけで支障はない。敵を目の前にして取らざるをえなかった休息は、歯痒いものだったが。 ) ええ、何体居るのかまでは判らないにしても、存在の確認が出来た事は――… 喜ばしいとは、言えませんわね。「呪い」とやらもまた事実という事に。( 頼もしく笑う百人長。そして、先日行動を共にした騎士。その身に纏う鎧も、また安心感を呼び起こす。 ) 詮無い事ですけれど、ダンテの逃亡を許してしまったのが悔やまれますわ。 あれはまた何処かで――…。 ( きり、と噛み締める歯に表情は硬くなる。アレがまだ何処かでのうのうと息をしている事を思うと… いけない。目の前の事に集中しなくては。作戦を確認する騎士に、頭を振り 先導する赤い鎧を見やる。 ) [Sun 28 May 2006 01:22:29]
トリス@砦深部 > (そしてアレックスとの行動は此方が経験済み―― 移動時の仕事分担も含めある意味理想的な組み合わせになったか。 松明握る筈の片手が開いた分、 武装して警戒に集中できる。) その胎内とやらに通じているなら ――先を越されてしまったかしらね。 残らず焼き尽くしているならば憂いも無いけれど――。(竜の種別や個体数を確認した訳でもないし、そう単に事が運ぶとも思えない―――あまり楽観的な気分にはなれなかった。)  ……参考までに、その時はどんな作戦で? (何気ない会話は退屈に流されない為の工夫か。) [Sun 28 May 2006 01:11:56]
アイリ@砦深部 > ( 此方が二人というのにも一応意味がある。 屈強な男達とはいえ、団の騎士達はまだ実戦経験に乏しい若い騎士が二人と、現役を退いた初老の騎士団監督、紋章長。 人数とチームワークで対処させるしかないということ。 トリスとはキャンプでも同じ塒を利用している都合、団では一番言葉を交わしている。 二人残るならこの分け方が一番やり易いだろう。 ) 意味ありげといえばありげですね。 下に向かっている感じですし、風も無い。 外に出るとは思い難いですけれど――――。 ) 屍竜を討ったとの報告でしたね。 竜が実在したのなら、私達も気を引き締めましょう。 幸いこの布陣、私が最初に竜と戦った時と似ています。 ( 同伴を進言したVHを迎え入れた。 騎士団の一番の弱点である魔法関連の能力を補う、丁度良い増援だ。 1年以上前になる話をしながら、軽く笑ってみせた。 ) [Sun 28 May 2006 01:00:43]
アレックス > ( 傭兵と行動を共にする事ないまま、騎士隊に協力を申し出、共に進む。ベースキャンプでは「竜殺しだ!」と戦果に浮かれ騒ぐ傭兵と赤毛に散々自慢を聞かされ、辟易していた所。あの浮ついた空気が嫌いだ。「戦友」や「仲間」と分かち合う喜び?そんなもの、嫌いだ。下種な犯罪者や奴隷風情とべたべたと馴れ合って――… 気持ちが悪い。 その点、騎士隊には明確な規律が、それに伴う清潔さがあった。 そこで、漸く呼吸が出来るような安堵感を獲る。 装備の多い騎士に代わって、松明を手に二人の後を行く ) 地下がある、という事でしたけれど―― ハラエ隊の報告によれば「胎内」のような場所があるとか。先日、艶子さん達が焼き払ったという事ですけれど… ( 自分はそれに同行しなかった。 不潔に塗れて堕落したいのなら、勝手にすれば良い。 ) [Sun 28 May 2006 00:56:16]
お知らせ > アレックスさんが来ました。 [Sun 28 May 2006 00:55:29]
トリス@砦深部 > (騎士団の部隊分けはアイリ+トリス/部下4名という編成―――単独行動の多い鳥騎兵が、指揮する立場を苦手としてるという裏事情がほのかに垣間見える。 今のところは損害と言えるほどの損害も無く進めているが――。) 何処まで続くのかしらね、この道――(進めども曲がれどもあまり変わらぬ風景に、少々困惑気味か。) [Sun 28 May 2006 00:51:18]
お知らせ > トリス@砦深部さんが来ました。 [Sun 28 May 2006 00:40:17]
アイリ@砦深部 > ( 深く重く、淀んだ空気は下に向かって続いていた。 何処まで下ってきたか正確に測りきれないが、既に地図の範疇を超えているのだけは確かだろう。 黙々と進む通路が二つに分かれて団を二つに分け、だいぶ時間が経過している。 向こうは無事だろうか? ) [Sun 28 May 2006 00:37:10]
お知らせ > アイリ@砦深部さんが入室されました。 『 深淵―――――。 』 [Sun 28 May 2006 00:34:17]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが退室されました。 『神、通路の半分と共に生き埋めに。(そして通路が通れなくなったりなんてコトは一切無かった。)』 [Thu 25 May 2006 00:11:43]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ジェノサイド・ルーぷぅあああああああーーーーッ!?(どかーーーーんばりばりばり壁向けて放った爆砕と共に崩れ落ちる岩壁。そして当然の如く埋まる神。) [Thu 25 May 2006 00:09:26]
神@トリデ・ザ・アンデッド > どうしようどうするどうしたらいい、ああ落ち着けアタシ大丈夫だ考えろアタシは神だぞ何とかなる、きっとなる、なるに違えねえそうに決まったアタシが決めた。 ……そういや確かなんか妙なのがもう一匹居たな。あのムヤミとか云うあっちはどうだいやダメだ居場所が解らねえ…!(地図持ってないからね!それ以前に同PLだしn) しかしコレから他の獲物を探しに行くにゃあ時間が足りねえ、今この道を引き返したらどっかのチームに鉢合わせ間違い無えし…!!(そして傷一つないキレイなアタシに首を傾げる遭遇者。「カミサマは闘わないのーん?」「闘えませんですた!」) うわすげえダメくさいダメっぽいアタシがただの口先野郎に成り下がってる嘘だァァァ間違ってる!こんな未来は間違ってるんだ!この世界を売ろうとしてる誰か居やがるに違えねえんだ!(手詰まり感山盛りにそろそろ錯乱入り始めたところでぴーんと脳裏に豆電球。オーパーツ?煩え黙れ。) はッ……そうだ、そうだよどうせだったら誰も闘わなきゃイイんだよ全員平等ならイーブンだ、残ったパーティ全員で殴り合いして最後に立ってたヤツが優勝ってコトでいいじゃない!(何がだ。) ヨシそうと決まったら一発こんな洞窟叩ッ壊してやるッ!!(腕を振り上げ―――) [Thu 25 May 2006 00:08:24]
神@トリデ・ザ・アンデッド > なんだ、手紙? ううん…―――― えー、ナニナニ。 風邪を引いてしまったので残念ながらお相手できませんごめんなさい。  ―――――嘘ォォォオ!? え、なにそれアタシ無駄足っつーか、週末までには復活します?ええぇだってソレ最終決戦―― ダメじゃん! あんの小生意気なパプテストに啖呵切って出てきたアタシの立場は!?(脳裏であのクソムカツク金髪ドリルが役立たずの野良犬でも見るような目で見下した。ついでにどっかの可愛気欠片もねえ蜥蜴野郎が鼻で笑った。) だ、ダメだ。 あんだけ啖呵きって今更一緒にやろうぜーとか絶対ぇ云えねえ…! かといってこのまま何事も無く無傷で帰ったらソレはソレで負け犬臭え! (ヤバイ嵌った。詰んだ。地面の上でがっくりと項垂れ頭を抱えて蹲り、どちらに転んでもイヤな未来にガタガタと怯えて震えた。) [Thu 25 May 2006 00:00:02]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ………おかしいな。 何で出て来ねえんだ?確か、アレだろ。アタシらの行動は全部筒抜けで全部見て聞いてんだろ?(ハテフム首を傾げると足りない頭を捻くって、)  ――聞こえてねえのか?いやそんなハズはねえ、だったらゾンビ肉でも喰って腹ぁ壊したか。 ……まさか逃げた?いや、いやいやソレはねえだろ紛りなりにもボスだぜ?なら…  ―――まさか、ちゃんと依頼受けてねえからダメってことか? 馬鹿な! (己の想像にいたく打ちのめされて愕然と膝を付く。己の考えを否定せんと頭を抱えながら叫ぶ、吼える、猛る。) ありえねえ!この神が遊んでやるといってるんだ、手前ぇの方から有難く御座いとやって来るのが筋だろう! 神舐めんじゃねえええ!! (一人合点で勝手に納得して勝手にキレた。ぶんぶんと髪振り乱してあたりの壁を八つ当たりちっくに殴る、殴る、殴る。)    ………あん?(ぼたり。殴りつけた壁の上から、なんか降って来た。) [Wed 24 May 2006 23:54:51]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ………………………………………。 [Wed 24 May 2006 23:48:34]
神@トリデ・ザ・アンデッド > はん、どうやら他のヤツラもやっとこ動き出したらしいからな。ボヤボヤしてっとアタシの獲物が捕られちまうからな。 ―――かといって、先にドラゴンゾンビとやらとやりあっても人間どもの出番がなくなっちまう。 じゃあどうするか! そう、黒幕引いてるヤツをぶん殴りゃあいい。(ぺきぱきと指を鳴らして虚空に向けて説明語り。さりげなく”夜の手”なんかも召喚済みで戦闘準備は超OK。) さあ、ほら、アレだよ手前ぇ、ダンテとかいう馬鹿野郎。 聞いてやがんだろう? この神が直々に遊んでやる! とっとと出てきて殴られろ!!(自信満々に髪の腕を広げると洞窟奥深くへと高らかに叫んだ。 れろ、れろ、れろー。 妙な感じに響き渡る声。 そして静寂。) [Wed 24 May 2006 23:47:40]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ハッハッハ、予告通り来たぜ来たぜ最下層。 おう、流石にキナ臭え匂いがプンプンするじゃあねえか。(ひくひくと鼻を鳴らして真っ暗な岩壁を睨め廻す。そう、ここは最下層。例の竪穴横穴潜り抜けてやってきました屍竜の寝所。) [Wed 24 May 2006 23:39:33]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが入室されました。 『 最下層 』 [Wed 24 May 2006 23:37:15]
お知らせ > エディさんが退室されました。 『( 猫探しが待ってる訳だ。この後は。 )』 [Sun 21 May 2006 05:45:15]
エディ >  うわったわったったー!? …らじゃ。それが、此処での最後の一働きってことだな。 ( 頭かいぐりされて、あうあう言った。 へんな風にくすぐったい。顔色が見えないのは、色々と有難い訳だ。こういう時。 )  でも、やっぱりヨクナイの―――   ぶふぅぅぅっ!!?? ( 神の言葉がが湛えた雰囲気が、あながち冗談でもなさそうだったから、ちょっと聞いてみたくなったんだけれど。答えは蜥蜴っツラした少年?の方からさっくり齎されて、思いっきり吹いた。 ) ヨクナイにも程があるわァァァッ!! …いやもう全力で帰る。ホントに帰る。 つか、あんたら凄いわ…… ( つまり、此処にいる連中さん方は、そんなドエライ代物と対峙する気な訳だ。 …世の中、以外に身近な所に驚天動地は潜んでいた。 呆気に取られた侭、ひらひらと手を振り続けて。 )  名前とかは、今度の縁があったら、な。  楽しみにしてるよ、竜殺し?死に竜殺し?   …びみょーか。 ( …ふむ。この後は。 神から受け取った戦利品をごそごそ仕舞い込んだら、歩き出そう。 ) [Sun 21 May 2006 05:44:10]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『( で、実践して壁から滑り落ちる傭兵一人。 )』 [Sun 21 May 2006 05:35:35]
艶子 > 鞘ねえ。んじゃあ剣だ。どうだ、鞘より凄いぞ。 ああ、お前さんも気をつけて帰るんだぞ。えっと…… ( 名前聞かなかった。貧乏人さんとか言ったら泣くだろうか。 ) 風邪は大丈夫だ。私艶子だから。 引かないんだ、引いてもすぐ治る。 ドラゴン倒したら見せてやるよ、竜の牙とか骨とかな。また会おう、覆面の人。 ( ひらり、手を振った。 歩きの途中で後ろから付いてくるMJに対して。 ) あ、洗ってるよ失敬な! 探し回ったけど神様見つけられなかっただけだよっ! ( だけ、というにしてはややオーバーな。このアレックスのチュニックはこのまま傭兵の懐に渡り、良くない事に使われるんだろう。 ) [Sun 21 May 2006 05:33:00]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『 卵だから親の顔は知らないの。 ( かわい子ぶってみた。 )』 [Sun 21 May 2006 05:27:33]
MJ >  じゃナァニ? もうちょっと働きに免じて「私の鞘だ」とかあるジャン。 嫌なら良いけど、艶子ちゃんとフンドシ洗ってるの? で――何で服返すの遅くなったのさァ。 ( ファーコートの袖をクイクイと引きながら。 尋ねよう、歩いて行くなら子犬のように後から着いてくる邪魔っぷり。でも顔は爬虫類に酷似してる。 ) じゃあネ。 地下にはドラゴンゾンビが居るそうだから―――行っちゃ駄目ダヨ。 ( ヨクナイモノは居すぎな砦。 ) ……今、赤毛の子が降りて行った先なんだけサ。 ( 消えて行くカミサマ。 本気で行く気だ、ふぅんと見送り。 ) えーっと、壁はね。 ちょっとして出っ張りに気合いで掴まるんダヨ。 後は「KIAI」 ( 実践すると多分落ちる。 ) [Sun 21 May 2006 05:26:42]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが退室されました。 『じゃあなー。』 [Sun 21 May 2006 05:22:23]
神@トリデ・ザ・アンデッド > オーケーオーケー、手前ぇは素直に言うコト訊くと思ってたよ。(かいぐりかいぐり頭をなでた。やっぱり人間はいいなあ可愛いげあって。…さて、問題は猫のほうだが。)  まあなんか最近見かけんが、猫もまだ生きちゃあ居るだろうから会ったら伝えとけ。んで引き摺ってでも帰れ。いいな。(多少真面目に忠告しつつ、まあ帰らなかったら殴り倒してでも強制送還するまでなのだが、さておき。うん、よくないナニカが居るんだよ此処にゃあ。) ―――まあ、そのへんは期待してねえけどな。 さて、んじゃあアタシはそろそろ行くぜ。(肩をぐりぐりと廻して、立ち上がれば廊下の奥。 向かう先はその昔、拝み屋の根暗な男がナニカが居るとのたまった竪穴だ。) [Sun 21 May 2006 05:22:12]
エディ > あー、やっぱり。 ( その答えは、大体想定通りだったけれど、続く最後通牒は、流石に面食らった。 呆気に取られて口が開く。 )  うわ、凄いぶっちゃけた!あんまり否定出来ないから文句は噛み殺すけど! ( いや本当に。まだまだ駆け出し冒険者、ピンでは戦力にも殆どならないし、 …はぐれまくったしね! ぐぬぬぬぬー と唸った。唸った、けれど。 )  でも、そっちが言うんなら、此処に拘る理由も無いしなぁー… つか、ぶっちゃけ此処ホント怖い。何か、ぜってーヨクナイモノがいる。 ( 鳥肌立つような悪寒が時々引っかかる気がする。取り立てて聡い訳じゃないから、むしろ臆病者のカンに近いんだろう。 足手纏いになるよりは、引き時も見た方がいいとか、逃げ足身上は考えた。うむむ。 差し出された換金ブツを受け取りながら、ひょいと肩竦め。 ) らーじゃー。喧嘩終わって街でもしも逢う事があったら、酒と飯奢らせて貰うさー。 …猫と割り勘で!! ( 割り勘って辺りがやっぱり貧乏根性。 …この後は、猫探しが待ってる訳だけど。 くるっと、蜥蜴姿と傭兵少女の方を見て。 ) いーんだよ、少なくとも、今こうして何とか生きて動いてるー、分くらいは返したかったんじゃないかな?役立たないけどさ、われながら! …そっちも死ぬなよー、かわいーオトコノコの素顔見せるまではー。 そっちのー…ツヤコ、だっけ? も、…風邪引くなよー。 ( ひろんひろん。そんな音がしそうな仕草で、手を振った。 ) [Sun 21 May 2006 05:18:16]
艶子 > あ、いや、あの時の右腕の意味と今回の右腕の意味は微妙に違うようでやっぱり大筋であってるような、うーん。 ( 知力2には上手く説明できない。まあ、兎に角右腕だ。 ) 褌止めるって、あのぱんつとか言うのを履けというのか。凄く動き辛そうなんだけど…。 ( 別に騙された訳じゃあない。私の美しい親切心だ。 ) 忠告ありがとうよ。耳に蛸が出来そうだ。 ( かみさまと、名前の知らぬかみさまの手下に別れを告げて歩きだそう。 …かみさまはダンテとやり合う積もりなのだろうか、やっぱり。 ) お前卵から産まれたのか……。 ( 信じたらしい。 ) あの天井とか壁を歩くのどうやるんだ?私に教えろ、な。 ( ちょっとカッコイイとか思った。 ) [Sun 21 May 2006 05:10:56]
MJ >  右腕の代わりになる覚悟はあるのかァァとか聞いて来たの艶子の方じゃない。 ( 「えぇぇぇえぇぇ」と不満の声を上げた。 忘れさられたらしい 「半身でもイイヨ」 と答えた餓鬼は。 ) 肉体美良いからフンドシとか止めようヨォ。 どうせまたアレクスに騙されたんデショウ。 ( 好みでは無かったと。 酷い感想を述べつつも。 直ぐに座り込む堪え性の無い餓鬼。 ) 手下って呼ばれてるのに、物好きネェ―――こんな物騒な砦にまで来るなんて。 じゃ、また生きて逢えたらネ。 ( 戻すに戻せなくなった顔。 爬虫類顔の儘、手をヒラヒラ。 カミサマの送る餞別を見ていた。 戦い抜いたのは自分達だけでは無いらしいと。 ) ニンゲンが―――四つ足で天井歩くわけ無いジャナイ。 天涯孤独のオレサマは卵から生まれたって信じるゥ? ( 傭兵にも出自は教えてない、寧ろ正体もだ。 笑顔でごましておいた。 ) [Sun 21 May 2006 05:02:39]
神@トリデ・ザ・アンデッド > あー?アタシか?アタシはもうちょっと遊んでくが。(何言ってやがるか決まってんだろ馬鹿みたいなもう決定事項宣告するような顔。) ま、なんだな。 ぶっちゃけ、手前ぇら邪魔なんだよな。探しても出てこねーしあんまり役たたねーし。 手間賃代わりに換金できそうなブツはくれてやるから、とっととアタシの前から消えて失せろってこった。(そして笑顔で最後通牒。)     ―――あん? 別にでかくなんざ無えけどよ。 つうか手前ぇこそ他人のコト気にしてる余裕があったら手前ぇの足元なんとかしろよ。とりあえずそこの教育がなってねえ馬鹿。(蜥蜴横目に見遣り、吐き棄てるように。 …妙だな、人間どもだったらどんだけオイタしても可愛げで済むんだが。なんでコイツだけこんな不愉快なんだ?)  ……つうか、コイツホントにマトモな人間か?(疑問に思ったので、訊いてみた。) [Sun 21 May 2006 04:49:46]
エディ > ( 緊迫していた空気は雲散霧消。 どうやら、勝負は流れたらしい。 ――… 安堵というより気が抜けて、はーっと長く息を吐いた。 ) 手下っつか、恩返しー…? うや、素顔はお互い晒せる時にって事で…! ( 実は、当人はどの辺りが褒め言葉になったのか分からなかった。 くねくねする蜥蜴は、害が無いと分かれば可愛い。きっと可愛い。でも飛び掛ってこられたら泣いて逃げる。 ) わ、背丈とかあんまり変わんないのに、結構筋が! はー…鍛えると変わるんだねって 、わわっ ( 何か妙な方向で素直に感心する始末。 飛んでくるファーコートは見事な石榴の色。 わたたっと飛び退いて、呼びつける神の元に寄ってみたらば。 何ぞ色々出されるブツ。 ぽかんとしたツラ、もとい雰囲気で。 )  うおうっ? うあ、肝臓のって何、何!? ―――  ふぇぅ? ヴェイトス?  あー…えっと。 そっちはどうすんのさ? ( 出されたものと、言われた事。むむ、と眉寄せて思案する。 此処から街に戻って、換金。それで結構な手間になる。 今月中に戻ってくるのは難しかろう。 ―― その辺りをぐるりと考えて、神の顔をひょいと見る。 ) [Sun 21 May 2006 04:45:44]
艶子 > あぁ、右腕が良いのか。判った。 ( 個人的には部下とは言ったが、右腕ぐらいに思ってたりはする。まだまだ扱いきれぬ部分が多いが、それは自分が前に進まないとなんともならないだろう。 ) …………い、いいよっ。服なんて貸してくれなくったって!見ろ、私の鍛え上げられた肉体を!どうだ美しいだ――― わっ。 ( 手を合わせるエディにそんなこと言ってたらコートが飛んできた。もぞもぞとコートから顔を出すと拗ねたような表情をMJに向ける。 ) 勝手に服届けに行ったのは…… い、色々理由があったんだよ!こんなに手間取ると思ってなかったしさっ! ( 正確には一人遊びが原因なのだが。幾ら右腕でもアレは見せられない。 ) …………… 懐の大きい奴だな。 ( 私だったらどんな理由があるにせよ、歯を一本折られて黙ってはいられないだろう。 大物なのかも、と思った。 ) 悪いな神様。へし折った歯はまあ、服と干し肉の分で何とか堪えてくれ。 [Sun 21 May 2006 04:33:04]
MJ >  部下じゃなくて 『 み・ぎ・う・で 』 ソコは間違えてないでネ? 覆面君は此のちみっこい子の手下なのネ―――。 オレサマは、覆面君の素顔のが興味あるんだけどさァ。 ( 「てひひッ」 とエディに誉められれば身をくねらせて照れる。 右腕は餓鬼なりの 「拘り」の部分。) ( そして白のファーコートを脱げば、ようやっと、気を効かせた覆面さん謝られてる傭兵に向けてコートをぶん投げよう。 ) いい加減みっともないんで、コートでも着ててよねェ。 ( 明らかに順番が違う、普通ならコートを掛けてから殴りに行くモノだが。 ぶっきらに言葉を放つ、多分傭兵の思惑は当たっているだろう。 ) 艶子、オレサマはぜぇンゼン愛されてる実感がアリマセン。 勝手に服届けに行って脱がされてるし……。 ( 未だ怒ってる餓鬼。 「 へぇーい 」と生返事を一つ。 ) 違う、違う違うよ―――。 そうじゃなくて 「 身体に触られたら負け 」のルールを変えれば良かったのサ。 そうしたら殴り合ったよォ。 ( 詐欺の論法である。 神様に頸を振りながら。 ) ソレに同じだなんてとんでも無い「金的」打てば君の勝ちだったヨ。 やる以上は命張るよ。 ( 興味ないと言われれば踵を返し傭兵の元へと。 ) [Sun 21 May 2006 04:26:24]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 手前ぇと猫に、アレだ。 新しい指令を下す。 (懐ごそごそ漁って、瓶詰めやらなんやら、出す。)  えーっと、コレがまず此間の骨滑車の破片な、んでコッチがゾンビワームの灰。 で、コレが馬鹿双子の肝臓のきれっぱし……―――コレをな、今すぐヴェイトス帰ってどうにかこうにか換金してこい。 もう帰還したヤツとか居たハズだからな。そういうの探せばなんとかなるだろう。 (要するに、二人そろってとっとと街に帰れ、と。そう云っている。) [Sun 21 May 2006 04:21:18]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ―――――。 ああーぁ、良いや。 萎えた。 辞め辞め。(ふんぞり返る男のツラ見上げ、がっくりと両肩を落とす。握り締めた拳を解き、肩をごきごきと鳴らして)  手前ぇ、最初に「自分は手を出しません」と思わせるルールを突きつけておいて、それをダシにして不意打ち入れたろ。で、満足したらどうでも良くなったな? つまり手前ぇはただ単に何か気に喰わねえコトがあってアタシを蹴りたかったっていうただそんだけだ。 そんなヤツ相手にマトモな殴り合いなんざできねえしやりたかねえし、もう飽きたからアタシの方こそどうでもいい。 そうじゃなかったら手前ぇ云ってるコトとやってるコトばらばらだしな。自分はこういうキャラですからーって免罪符にして好き勝手やってるヤツによく似てらあ。(首をがきごきと鳴らし、肩を竦めて欠伸を一つ。アタシ?アタシはいいんだよ、神だから。) あのパプテストに似てるよなあ、お前。 ―――まあいいや、で、おい貧乏人。(だから貧乏人とか呼ぶのやめてやれと。) [Sun 21 May 2006 04:18:10]
エディ > うあ…っ! ( 傭兵少女の背後から見たのは、赤い髪がそれこそ火の車みたいに勢い良く転がってく姿で、目を剥いた。覆面の中の事ではあるけれど。 それでも設定される、ルール。 律儀というか。…ちょっと違うか。 真剣な遊びに口出しするのは、野暮って事かと。 たは。息の漏れるような、苦笑い。 )  うわあ、その理屈ありなんだ…!  それで実はオンナノコって言われてたら、心臓止まるくらい驚いたな…! や、素顔は後ほどるある意味、すっげえー見てぇー。 ( ライカニアは知っている。レプチリアンも知っている。見たことはあんまりないけれど。 でも、そのどれとも違うってか、あんなイキモノは見たことが、そもそもない。 そんな姿なのに、妙に可愛げのある仕草に、少し毒気を抜かれたってのもあるんだろう。 はふー。吐息。 )  …あ、やっぱホンモノなんだ。良く出来た着ぐるみとか、是非とも希望してみたかったけど! ( 世界って広い。 …しかし、部下だと彼女が言った。 覆面の下、目を白黒。 )  なんつーか…難儀だなぁ。 取り合えず、悪いとは言うけどゴメン。貸せる服はない…! ( 火のついた神を止める気も力も真っ向勝負で無い覆面姿は、ゴメンと、彼女の後ろで手を合わせた。 南無ポーズじゃない。 ) [Sun 21 May 2006 04:11:50]
艶子 > 彼は私の部下だ。そして、あれは被りものじゃなくて本物だぞ。 ( 私の後ろに隠れる女に対してそう言った。部下以上の何かがあると私は思っているけど。そして部下からすれば、私が服を剥ぎ取られて涙ぐんでる様なんて見たくなかったに違いない。それが彼が怒っている理由だと思う。 そしてその怒りは、それをやった相手に向けられたのだろう。 ……恐らくは。 彼の怒りは彼のものだ。その矛先を何に向けるか、彼に自由がある。 だが……。 ) 私の察しの悪さは今に始まった事じゃないだろう。それにこれでも少しはお前の意思を汲もうって思ってるんだぞ。 ( それが自分に対しての思いだったなんて気付くのが遅すぎた。ここで間に入って止める術などありはしない、既に一発やってしまったのだから。。恨みも何も無い私を幾ら殴ったところで神様の気分は静まらない。 ) お前こそ、もう少し素直になれよ。 ―――ああ、ダンテとの戦いに支障が無い程度にナ。 ( やりすぎたど思ったときに身体を張って止めよう。 ) [Sun 21 May 2006 03:57:50]
MJ >  艶子の言葉は何時も遅いから…大っ嫌い。 ( 餓鬼の本音。 本当に情けないと思うなら横合いから餓鬼を蹴りでもぶっ放して止めて欲しいのに。 「だから嫌いだ」 そんな胸の内。 ) えーっと、素顔は可愛いオトコノコ也。 ( 「 えへ 」 と倒れ込みながら覆面のエディへと両頬に指を添え微笑もう。 奇襲、不意打ち、騙し討ちは上等。 よいこっせっと立ち上がる。 ) で―――勝ったらなんだっけ? ( 脚には確かな感触があった。 吹っ飛んだ先を見れば、起き上がる赤い少女。 ) えっ? 何―――言ったジャン。 ルールはオレサマの言った通り。 『 触れたら君の勝ち 』 ただアンマリにも弱そうなんでハンデ上げただけ。 ( さも当然と顔でふんぞり返る。 ) ―――アァ、オレサマの” 負け ”だよ勝負は。 靴底が触ったじゃん君の顔にさァ。 で、何? ( 弓剃りに振りかぶる拳。 間近に立つ餓鬼は、隙だらけだ。 「勝負」は餓鬼の言う方式で決着は付いた。 ) まーだ、ヤリタイ無いって云うなら―――全然構わないけどもォ。 ネェ、艶子ォ。 もうちょっと殴り合っていーい? ( 最後、横を向いて。 傭兵に問い掛けよう。 神様の答えには 「 YES 」 と答えた。 既に第二ランドは開始されている事になるだろう。 ) [Sun 21 May 2006 03:51:30]
神@トリデ・ザ・アンデッド > が――――ッ (ルールの説明を終えぬまま、放たれた蹴りは正面から直撃する。ああ避けれんわ、そう思えば避けようともせずまともに喰らって廊下をごろごろと道化師の乗る球のごとく跳ねて転がりどこまでも、やがて回転が収まれば眩む頭を抑えながら立ち上がり、) ―――ルール説明は以上。(それでもルールは説明する。)  …さて一つ尋ねるが、手前ぇがまず「ルール」を設定した。それはルール無用の殺し合いじゃあなくって、ルールのある殴り合いをやろうっていう意思表示だとアタシは受け取った。だからアタシはきちんとルールを設定した。何故なら手前ぇは手前ぇの気が済んじまえば後はすっ惚けそうなツラぁしてやがるからだ。 ――――で? 手前ぇは今の蹴り一発で満足したのか? アタシはまだまだ、全然満足して無えぞ? アタシの設定したルールで良いのか?悪いのか? それをまず云えよ。 続きはそれからだろう? (悪いが傭兵も貧乏人も相手をしている余裕は無え。真直ぐに蜥蜴野郎の面だけ睨みつけ、ベッと奥歯吐き棄てると蜥蜴野郎に向かって、吼えた。 蜥蜴野郎が追撃して来ようとも手前ぇの蹴りで転がった距離分説明の余裕はあるだろう?)   おら、答えろ混り物! 手前ぇの今の蹴りはノーカウントにしといてやるからよ、ルールが要るのか?要らねえのか? 手前ぇの吐いた台詞と食い違わねえ返答が是非欲しいね! ムシャクシャしてて細かいコトはどうでもいいとか頭の悪い理屈は要らねえぞ!?(向かって来るなら今度は素直に喰らってやる積もりはない。向かって来ないならこちらから出向いてやる。ずかずかと怒りに任せ石畳を踏み荒らしながら振り上げた拳を弓引くように引き絞り――。) [Sun 21 May 2006 03:35:01]
エディ >  落ち着けって方が無理無茶無謀な気が…ッ て、貧乏人って呼ぶなァァァッ! ( うがー!相変わらず否定出来る懐具合じゃないのが、非常に物悲しい。  …そうこうしている間にも、喧嘩の部隊は整ってしまっているらしい。 覆面の下で顔引きつらせながら、じりり 距離を開けながらに。 )  …うわわ。 あ、うい。こっちの神に引っ張られたとも言う。 …趣味で被ってる訳じゃないけどってか、むしろそっちのソレも被り物とかってオチは駄目か、駄目かな…! ( ひらりと振られた手は、直後に拘束をぶっちぎって、駆け出していた訳だ。 目を丸くしてその動きの残像がまだ残る視線を、黒髪の少女へと。 )  …手ぇ出されたら死ぬる。確実に死ぬ死ぬ。死にたくないから忠告には従うね! ( じりり。 そうやって下がる途中で、MJと名乗った――… …とかげ?に注ぐ彼女の視線に気づいて。 小柄な彼女の後ろに隠れるという、非常に情けない状態を保ちながら )  …えーと。…あんたらは、その、仲間ー…か、何か? ( ぽつりと零れた響きが、複雑な色合いを帯びて聞こえたからか。そんなことを聞いたのは。 ) [Sun 21 May 2006 03:23:25]
艶子 > そうかなぁ。20匹ぐらいなら行けそうな気がするんだけど…。 ( 傭兵の頭の中では華麗に敵を切り伏せる自分の勇姿が展開されていた。中々ハイテンションな子だなあ、なんて思いつつも視線はMJに固定されたまま。 ) お前には手は出さないだろうから安心していいと思うよ。ただ、少し下がってた方がいいかもね。 ( この言葉もエディに。 ) MJ、お前……。 ( 傭兵の瞳が少しだけ驚いたように丸くなる。拒絶の言葉に対してではない。 ……… なんでコイツはこんなに不器用なんだろう。私より不器用かもしれない。 ) MJ、お前がそこまでしたら私が余計に情けないじゃないか。 ( 彼の蹴りが放たれた時にぽつりと傭兵はそんな事を零した。 ) [Sun 21 May 2006 03:14:09]
MJ > 『 ―――まずルールの確認だ。 』 ( 餓鬼は初めの言葉も終わらぬウチに、後ろ手の拘束を解けば全力で大地を蹴る。 ) 『 アタシが手前ぇに触れたらアタシの勝ち…… 』 ( 未だ何か喋っている 「 惜っしいなぁ 」 と頭の何処かで思った。 遊びとか余興は餓鬼も大好きだ、だから先刻の傭兵の言葉には酷く腹を立てた。 マァそれも怒った理由ではナイ、きっとまた解って貰えないのだろう。 ) 細かい事良いからさァ―――ハヂメって事でッ!! ( 既に防御に何も無い、前に歩み出す神サマの顔面に 試合開始前ドロップキックをぶっ放す。 何で熱くなってるか? そりゃあ考えて下さい。 餓鬼には目の前のヤツを蹴り飛ばす理由は十二分にあった。 ソレだけで。 ) [Sun 21 May 2006 03:06:11]
MJ >  ――― や 。 ( 傭兵に付き従うと決めた夜から初めて 「 拒絶 」 の言葉を口にした。 下着姿、そして傭兵の泣き顔を見ると、ツーンと顔背け。 ) タダの戦闘馬鹿とか艶子が思ってるなら尚の事、イヤ。 解らないならイイ、今はメイドさんの事とかも興味ナイし。 ( 何が気に入らないのか餓鬼は拗ねた風な口を利く。 どうにも、捻くれた性格。 さて、何故怒ってるのでしょうか? 序でに補足すると、返り血は以前傭兵と共に戦った巨人のモノ。 お洗濯してないだけのようです。 ) オレサマはMJ。 何か単身乗り込んで来た子だね、一つヨロシクゥ……かぶり物好きなのカナ? ( 逆に驚いて貰えるのが新鮮な此の気持ち、後ろ手をヒラーヒラと。 ) [Sun 21 May 2006 03:05:26]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 20体も居やがった癖して、雨が降ったら逃げたらしいぜ? さすが軍隊ってトコだが―― まあ、とりあえず落ち着け貧乏人。(アダ名が貧乏人とか、大概だが。降り立った蜥蜴の挑発に目を細め、それを視線で追ったまま)   ハハハ、なかなか愉快な台詞を吐きやがる。 なんだよなんだよ、手前ぇも欲求不満のクチか?それとも嫉妬かなんかか?まあ何でもいい、どうせ暇してたところだ、手前ぇの安い喧嘩、買ってやるよ。高く付くぜ?(は、と鼻を鳴らしながら、まず髪をひと房、己の右手首にきつく結えつけ)  ―――まずルールの確認だ。 アタシが手前ぇに触れたらアタシの勝ち、だったな。 オーケー、それじゃあアタシが勝ったら手前ぇを気が済むまで殴らせろ。 その代わり、手前ぇが勝ったら手前ぇの云うコト何でも聞いてやる。 ―――次に、アタシの髪はこれでなかなかよく伸びてな。 だがコレを使ったらどれだけ実力差があろうが触れるくらい簡単に済んじまう。だから、髪は使わないでおいてやる。 ハンデだぜ、嬉しいだろう? (動かない右腕、髪で無理やりに上下、ぱたりぱたりと動かして。ふむん。)  ――さて、ルールの説明は以上だ、文句はあるか? 無えなら始めるぜ?(答えを聞く前にゆっくりと歩み寄り―― 触れるなんてケチ臭えコトは云わねえ。全力を以って殴り倒してやる。絶対に、だ。) [Sun 21 May 2006 02:55:13]
エディ >  にじゅ…っ!? いや無理!そんなんでたら逃げるかにら逃げてもきっと死ぬからー!? ( べっしゃり石畳の上に放り落とされた覆面姿が、それはもうガックブル。 それが★1集団であったとしても、20匹相手って普通に無理なまだまだパンピー。 ごっしゃりと突っ伏しながらも。 )  相手はこないだ探してドエライモノ見つけたよな…!てか、そういう荒事担当は猫に!て、またいねぇしアイツー!! ( 駆け出した時からはぐれっぱなしの猫に、内心で中指びっしー。 …内心で。実際は、伏せた身体を跳ね上がらせて、天井から降りてきた――落ちて、きた?ソレに視線を釘付けにして。 やっほー、とか言われたものだから、びっくー! それはもう顕著に一歩飛びのいた。 )  うわ、うわわ、喋ってるしゃべしゃべって、知り合いー!? ( ぱんつ一丁で剣構えてるのは、この場に一人しかいない。そんな見分け方もいやなはなし。 黒髪の少女と、天井から降りてきたソレを交互に見やりながら、最早誰が敵で味方やら。 …翻ったファーを染め上げた石榴の色。 きっと、気づかない方がまだ幸せ。 ) [Sun 21 May 2006 02:47:03]
艶子 > いいぞベイベー、ってヤツだな。 ( 複数の敵と戦った事はまだ無い。経験してみたかったのは私も同じだ。 きっと一対一とは違ったテクニックが必要になるのだろう。 ) ……止めておいてやりなよ神様、可哀相だよ。 ( 流石に本気で殴ろうとは多分考えていないとは思うが、口ぶりはちょっと本気なんじゃないかと思ってしまった。覆面をしているので歳は判らないが、声は若い。そう感じた。 っていうかこの覆面にも私の秘密がバレてしまったのだろうか。……何だかかみさまにGOサインを出したくなった! ) どちらかっていうと私のお客さんかもしれんが。 何でって………… ( ちらりと神様を見る。さっきまで自分が着ていた服を彼女が着ている。で、私は下半身丸出し。 ) ……聞くな。 ( 降りてきたMJを見遣る。服を届けに来たのだがこの有様、言い訳は出来ない。 ) 止さないかMJ。お祭り騒ぎなら後ででっかいのが控えているだろう。 ( それまで我慢できないっていうんだろうから、不死者共の返り血を浴びているのだろうが。 ) [Sun 21 May 2006 02:31:29]
MJ >  ( 両腕を後ろに回し。 ) ―――じゃ、両手使わない事でどォ? オレサマの身体に触れたら君の勝ちで良いヨォ ( また視線が彷徨う、何かを探すように ) あっココに居たのね見えなかったナァ。 ( ここまでの無防備と挑発。 「ギャハハ」 と馬鹿嗤いを上げて。 ) [Sun 21 May 2006 02:25:54]
MJ > ( 緋色より明るい、ショッキングピンクの髪色。 ) こんばんわァ―――艶子は何でパンツ一丁で剣構えてるワケ? 貧相な身体見せちゃって、マァ。 ( 天井より手を離せば、重力に従い落下する身体。 受け身も何もない、四肢を使い石畳へと乱暴に降り立つ。 死人の返り血で柘榴色に染まったファーコートがふわりと舞った。 「何してるのサ?」 と視線だけが傭兵に問い掛ける。 怒りと言うか胡乱な目つきで。 ) 喧嘩だって言うから血が騒いじゃってネェ。 お上品な戦いにはいい加減………。 ( 何故か震えてる覆面姿に 「やっほー」と平坦な声を上げて、ソレでも何かを探すように辺りを見渡す。 視線が二、三巡した頃、漸く紅の神へと気付いたのか視線を下げ。 ) ごっめんデカイ態度の割にはちみっこかったんで、見せなかったヨ。 寝なくて良いのかなボクゥ? ( 「てっひひ」 と出逢った「かみさま」と「おれさま」 無防備に前に出る。 ) 殴り合いにしてもさ。オレサマ、有利過ぎてぜぇんぜん闘志に火が付かないからさァ――――。 [Sun 21 May 2006 02:25:03]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ……まあ、なんだ。 強く生きろ。明日はきっと手前ぇの為に昇ってくれるさ。(よしよしとか背中ぽんぽん叩いて撫でた。髪が。そしてそれ以上の慰めの言葉は神を持ってしても不可能でありました。頑張れ傭兵。多分慣れの問題だ。)  ……いや此間20匹くらいの集団で出たらしいぜ?アンデッド軍団。 口惜しいコトにアタシは居合わせらんなかたんだけどさ。 ―――えぇー?なんだよ手前ぇアタシの手下なら手下らしくアタシが暇で困ってるんだから殴り合いの相手探してくるか手前ぇがなるかくらいの機転利かせろよなー。 (ぎゃあぎゃあと喚き叫ぶ(そりゃそうだ)貧乏人ぽいス放り棄てるとやれやれと溜息ついて腰に手をあて、ふい、っと上を見上げて)   ――――はっはっはァ、お客さんだな。 今度こそホンモノか? 今度こそアタシが愉しんでもいい相手か? 其れなら心から歓迎するがなあ、客人よ。  何か用か、蜥蜴野郎?(降りて来いよ、なんて指でくいくい挑発的に招きながら、いつでも殴れるように髪がうねりと躍り狂った。) [Sun 21 May 2006 02:17:04]
エディ > ( いっそ漢らしい宣言は、覆面姿にも聞こえました。 見えない所でちょっと目頭が熱くなりましたよ。 でも、主にそれどころじゃない…! )  やっ、生きてるから生きてるから訓練されたアンデッドって何その不死軍隊ィィッ!? いや、いてもおかしくないけどさ、此処!でも違う違う違うってぇのォォォッッ!? ( それはもう、嬉々とした笑顔で神が走ってくるものだから、硬直。 直撃コースでこそ無かったけれど、びりっびりと石畳も空気も震わす一撃に、チキンなスキン発生。 やる気だ、やる気だ絶対やおる気だな其処の神ィィィ! )  つーか、あんたと殴り合いやったら二秒で沈むから! 弱いもの苛めイクナイー!! ( 襟首引っつかまれて、爪先がじたばたともがく。抵抗は必死に、むしろ口。 泣き言交じりに懇願し始めた辺りで――  上方から響いた声に、先刻とは別の意味でびくっとして、反射的に上向いた。 )   うのぁぅわわわわーっ!? ( …不死者とは違うかもしれない。けど、天井に張り付いていたのは、見たことも無い、イキモノ。 人語を喋るソレに、口がぱくぱく。 ) [Sun 21 May 2006 02:04:26]
艶子 > …………。 ( ぐすっ。 泣いた、傭兵も泣いた。反論出来ずに泣いた。 帰ったら頑張って勉強しようとか思ったけど、自分に足りないのは知識じゃなくて知恵だ。どうやったら身に付くんだろう。 ) 私の母上は豊満な体つきだったらしいから、絶対にけしからん身体に慣れると私は信じてる。 ( そんなセルフプレイに目覚めてしまったら唯でさえ変態的な性嗜好がもっと危ない方向に行ってしまう。 ) そんなアンデッド居るんだな……。 って、うおぅ。 ( 攻撃方法にも驚いたが、石畳にヒビを走らせるその威力にも驚きだ。 話から察するにこの人がかみさまの連れらしい。……止めないと何やら仲間を殴りつけそうな雰囲気だが。 …ふと、聞こえてきた声に視線を上げた。 ) …………… お前。 ( 降り注ぐ声は冗談を孕んでいない、そんな気がした。 ) [Sun 21 May 2006 02:02:09]
UNKNOWN >  ―――ヨォ。 ( 石造りの高い天井 ) ホントさ、尽くし甲斐のナイって言うかサ。 罪な王様って言うか――――言葉も無いねオレサマ。 ( 赤く長い舌、身の丈ほどもあろうか爬虫類の鱗に覆われた尻尾、声の主は天井を這う人影。 ) 喧嘩? なら混ぜて欲しいネ。是非ともにサァ。  [Sun 21 May 2006 01:56:50]
お知らせ > UNKNOWNさんが来ました。 『 ひあーかむずあにゅーちゃれんじゃー。 』 [Sun 21 May 2006 01:56:05]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ……手前ぇさあ、自分で言ってて悲しくならねえか、ちょっと。それ。(ほんのりと目頭が熱くなりましたよ。目元押さえつつとりあえず宥めた。神にも慈悲はある。) いや人間全部は馬鹿じゃないけど少なくとも手前ぇは馬鹿だよな。(知力2に云われたらおしまいだよな。) ―――まあ、夢を見るのは人間の特権だからな。なんだ、頑張れ。(ぽすぽすと肩を叩いて視線を逸らす。厚手のタイツとかちょっと失敗だったかもしれない。 挟まる? よしそれを快楽に変換するんだレッツセルフプレイでゴー。) おう、逃げたぞ。こいつは訓練されたアンデッドだな! よし決まった、100発は殴る!(嬉々とした表情で躍りかかると神/髪の拳を振り上ーげーてー) せいッやーーーーーあ!(そのまま覆面の真横にどずーーーん石畳がひび割れるほどに!) …ああん?なんだ、生きてんじゃねえか手前ぇヌカ喜びさせやがって、いやもう生きててもいいや、とりあえず殴りあいやろうぜ?な?ん?(ぐいー襟首掴み上げると満面の笑顔で問いかけながら髪が両側でぶおーんぶおーん素振りを始める。もちろんこの時点で相手が誰だとかとっくに気付いてるけど気付いてないフリで殴りかかったりとかしてみたい!) [Sun 21 May 2006 01:52:23]
艶子 > にッ、人間が馬鹿なんじゃない!私が個人的に馬鹿なだけだァ! …あいや、違う、その。 人間も私も馬鹿じゃないぞ!   ……う、うるさいな!今発展途上なんだよ! ( あと一年もすれば女らしい丸みが!でも筋肉付けすぎで丸みは出てこないかもしれない。 上に鎧を着込むので肌を傷つけないようにタイツは厚手だ、確かに蒸れる。 逆にこう、自分の方は薄手の肌着の上に鎧とか挟まって痛いんですけど…! ) 安心しろ、かみさま!不死者だったら逃げろって行っても向かってくるに決まって―――…………… んん? ( 駆け出した神の後を追うように走ったが、柱から出てきたのはアンデッドでは無い。いや、めちゃくちゃ怪しいが下半身褌の私よりは多分怪しくない。ので、格好については突っ込まなかった突っ込めなかった。 ) ……誰だお前。 ( まじまじとその顔を見る。 ) [Sun 21 May 2006 01:41:52]
物陰 > ( 大地母神宣言とか発情とか、何か色々抜粋すると、それこそ不死とかの対極なワードが発生しそうで、覆面の中で、頭がぐーるぐる。 これが、言葉責めって、やつなのか な? )   ( …きっと、そんな阿呆なことを考えていた所為なんだろう。 足音殺し、物音殺しは、ちょっと逃げ足が速い以上の戦闘力の無い自分にとっては、至上命題だった筈なのに、カンテラと柱をぶつけるなんて、スットコドッコイやらかしたのは…! 静寂――… は無かったとはいえ、他に音源の乏しい世界。予想以上に響いた音、びっくり硬直した直後のこと。 )  やっ、待 っ 、ちょ、タンマ――ッ!! 違ッ、生きてる!生きてるゥゥゥッ!! ( 半泣き声でカンテラごとホールドアップしながら、柱の陰から飛び出した。 でも、その直後響いたケツバットの響きに、その侭転進退却したくなったのは、仕方ないと思う…! 脚ががくがくするぜチクショウ。 )   ( そんなわけで。橙掛かったカンテラの灯りに照らされるのは、妙に厚着+覆面という、不死者でこそ無いけれど、怪しいと言われたら泣いて逃げるしかない風体だった。 ) [Sun 21 May 2006 01:37:37]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ははははははは馬鹿め、この愉快すぎる馬鹿め!しかしその馬鹿な部分が大好きだぞ人間【Human】ァァァァァン!(両手広げて見下ろしちっくに全身全霊をもってして嘲笑った!) つーか人の体型どうこう言える体型でも無えだろ手前ぇ。 大丈夫だ大してかわんねーかわんねー。 (ひらひらと手を振って、タイツの四肢を捲り上げる。暑い。蒸れる。よく着てたなコイツこんなの。体臭マニアのヘンタイにでも売るつもりだったのか?とか内心でいろいろ思うところはあったが口に出すとまたなんか煩そうだったので放っておこう。)  …うむ、出やがったな。 ゲームの時間だ。 ――――ははははは、其処を動くなァァ!(ぐるんぐるん腕を振り全力でダッシュだ!さあ逃げろ逃げろ逃げないとケツバットの刑ですよ!(やめてやれ。) [Sun 21 May 2006 01:34:09]
艶子 > うぐあぁぁあ―――ッ! 言うなッ 言うなッ それ以上言うなアァァァ―― ッ! ( アレックス、お前の服で欲情した弱みを握られて私の服取られちゃったヨー。なんて言ったら、私は十字架に貼り付けられて火刑だ。間違いない。賭けてもいい。 ) っていうか幼児体型のお前で裾が足りないとなると私なんて丸出し所の話じゃないぞ。二重丸出しだぞこれは。 ( もぞもぞと腰布の位置をずらして何とか褌を隠そうとする。が、激しい動きをすると捲れてしまいそうだ。 ) そのアレなヤツには私は入ってないよね? まあ、大丈夫だろう。何ていっても私が協力してるんだからな。私がこの作戦の参加に名乗りをあげた時点でダンテの運命は決まったも同然――……… ( そこで聞こえてきた何かと何かがぶつかる音。咄嗟に刀を手にとって腰に構えた。 ) 不死者だな。行くか。 [Sun 21 May 2006 01:21:31]
物陰 > ( 距離的には数メートル離れた所。見覚えのある焔みたいな赤髪の神と、もう一人は見知らぬ少女。 話し声を下手げに邪魔したら怒られるかなー とか思って顔出すタイミングを逃していたら、何か物凄い勢いで不吉な言葉が聞こえて、物陰でびくーっ! こっそり覗き見してるのは、覆面姿。 怪しい事この上無いけれど、取り合えず不死者の気配はしていない筈。 …生きてるし。まだ。何とか。 )  ( …取り合えず、神が服をげちゅった所で、まるで通り魔にでもあってしまったかのごとき少女には、あーめんなり南無なり捧げたい無神論。心が篭ってないにも程がありますか、だめですか。  物陰からこーっそりと顔を出した所で、手にしていたランタンが、柱とぶつかって、カツーン  そんな音が、響いた。 ぎく。 ) [Sun 21 May 2006 01:16:47]
神@トリデ・ザ・アンデッド > はははは馬鹿め、バレ無えとでも思ったか! 他の凡人ならいざ知らず、アタシは大地母神、いわば繁殖の神だぞ?気付かん訳が無えだろう。 ――ほっほう、言いつけると。誰にだ? あのパプテストにか? そうかそうか、あのパプテストは服の残り香で発情するようなムッツリ女にも寛容か。(ぴっちり全身黒タイツで包むとにやにやと笑いながらざっくざっく言葉で追い詰める追い詰める追い詰めるゥゥ。)  ――まあ、頑張ってるヤツも一部にゃ居るけどよ。大半がアレなヤツばっかだぞ。大丈夫なのかこの砦。(小指で耳穴かっぽじりながら、やる気なさげに返事した。)  ……あー、まあ探してんだけどさ。出てこねえんだよ困ったことに。 [Sun 21 May 2006 01:13:51]
艶子 > ( 服を剥がれた後はサラシと褌姿の少女が床に崩れ落ちていました。めそめそと泣く様子はまるで乱暴された後のようです。 ) く、くそっ…… 言いつけてやる、言いつけてやるからな! ( 誰に言いつけよう。私の話を真面目に聞いてくれる優しい人。 ……何故かヴァリスの顔が浮かびました。 ) みっ、皆頑張ってるんだからそんなこと言っちゃ駄目だ!まあ、確かにその空気はちょっとピリピリしてるかもしれないが…。 ( 投げつけられたチュニック。しかしそれに対して傭兵は怒りを露にすることは出来ない。何故ならアレックスの服をナニに使ったのかバレてるみたいだから。 ……一体何処でバレたんだろう。匂いだろうか…ッ! ) お前、誰かと一緒に来たのか。 ……っていうか、逸れたのか?こんな場所で命取りな… すぐに探し出さないといけないんじゃないか、それって。 [Sun 21 May 2006 01:08:20]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ……しっかし、マジで猫と貧乏人どこだかなあ。 アイツらさえちゃんとしてりゃあアタシがこんなに苦労する必要は無かったんだからよ。 …コリャ見つかったら本当、マジで百叩きだな。(服を着ながら不穏な台詞ヴォソリヴォソリ。。) [Sun 21 May 2006 01:03:07]
物陰 > ( 得体の知れない代物がどっさり詰まった箱のあった部屋から、全力ダッシュで逃げた後。 ――… 案の定、猫とも再度はぐれましたコンチクショウ。 自分一人では逃げる逃げる生き延びるが大先決な砦の中、足音殺して歩いていたらば、不死者の軋みとは明らかに違う人の声を聞いて、音を手繰って回廊を経て――  )   ( でもって、イイジャナイカシジャナイカアーレーオダイカンサマー な現場をうっかり目撃。 そんな柱の影からの視線が一対。 汗だくだく。 ) [Sun 21 May 2006 01:02:48]
神@トリデ・ザ・アンデッド > そりゃあな、いかな神でも肉ある以上喰わねえと死ぬだろが。自然の摂理は曲げらんねえし―― いやあ、あのキャンプなんだかなあ。 妙にカリカリしたのとか空気読まねえヤツとか何もしてねえ癖にへんに偉そうなヤツとかなんか色々ウザったくて近寄りたくならねえし。大体でアタシゃ正式に依頼受けてねえんだし。(受け取った干し肉当然のように口に投げ込みくっちゃらくっちゃら。) いや問題あるだろ問題だらけだろ何その羞恥プレイ!エロとかそういうのがしたいなら街帰ってからやれって話だろ! ―――はっはっは、ほらほら脱げ脱げぇ! っつーかアタシに寄越す服でオイタはいけねえよなあ?使用済みの服は責任もって引き取ってもらおうか、なあ傭兵さんよお?(黒いタイツ状の部分だけひっぺがす…とその上も必然的に脱がすので、まあ下着姿までひん剥いたわけですが。 タイツ状もそもそ着ながらひん剥いた傭兵の顔面目掛けてチュニック、ばしーん。) [Sun 21 May 2006 01:01:33]
お知らせ > 物陰さんが来ました。 『( 家政婦は見たかもしれない。←間違い。 )』 [Sun 21 May 2006 00:59:11]
艶子 > 今は殴り合いより飯の方が大事なんだな。 ……キャンプに来れば飯ぐらい出るぞ?ほら。 ( 懐から包みを取り出して差し出す。中身は干し肉だ。 ) ……あ、本当だ。丈が足りないな。 まあお前見た目子供だし全然問題ないんじゃないかな。 ( しかし、最近は幼女でも大問題です。アレックスも特に気にせずに差し出したんだろうな。それとも下半身丸出しなかみさまを見て笑うつもりだったんだろうか。恐ろしい子。 ) ……… な、なんだよ。 ( チュニックの匂いを嗅ぎ出すかみさまに傭兵は一瞬うろたえた。 ) も、文句ならアレックスに言えよ。私は何も……って、え?  え?え? ( いきなり服を引っ張られて更にうろたえた!何故か抵抗虚しく身包みはがされていく未来の王。金だけじゃなくて服まで取るなんてしどい! ) こッ、これはスカートじゃなくて腰巻…… ああぁぁ〜……! ( 傭兵の情けない悲鳴が砦内に響きました。 ) [Sun 21 May 2006 00:52:03]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ああ好きだ、三度のメシより大好きだ!(くわッ。全身全霊を以って即答するね!) …しかし実際問題としちゃあ空腹には勝てん。腹へると倒れて死ぬしな。 ああいや、服か。服は大事だな、いやいや悪かったよ、受けってやるって手前ぇがどうしても着せたいとかいうシュミの持ち主だってんなら考えてやらんでもないが―――あんん?何だコレぁぁ!丈が足りねえじゃねえか、下半身丸出しか?ケツ丸出しで歩けってか?全裸よりよっぽどヤバイんじゃありませんかねパプテスさんよ!(差し出されたチュニック受け取りサイズ確かめてふと気付く罠。計ったなアレェェェェェックス!)     …ん?(と、ふと何かに気付いたかのようチュニック引き寄せ、すん、すんと鼻を鳴らす。隅から隅、何かを確かめるかの如く臭いを嗅ぎ取り――)    …おま、アレだ。 コレ、チェンジな。 オマエ着てるソレ、黒いタイツっぺれえの。 オマエスカート履いてんだから下半身丸出しでも問題ネエだろさあ寄越せ!(ぐいーぐいー黒い部分(※艶子さん自画像参照)引っ張った!) [Sun 21 May 2006 00:44:07]
艶子 > ( どうやらお腹を空かせているらしい。そういえば何か食わせろって言いながら何も食わずにキャンプを離れてたよな。    全裸で。 ) ……血の気の多い奴だな。そんなに殴り合いが好きか。 ( コイツが戦ってる所って見たこと無いけど、強いのだろうかとまじまじ見つめる。 何処からどう見ても全裸の幼女だ。 ) お前なぁ。わざわざこんな所まで服を届けに来た相手に対してそれは無いだろう。今時居ないよ!?こんな優しい若者は! ( 代わりにこのチュニックで色々変態じみた戯れをしてたりしたのだが、それは秘密。 ) ほら、とりあえず着ろ。 ……着せて欲しいとか言うなよ? [Sun 21 May 2006 00:32:56]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ぜーは、ぜーはー。 …うぬう、食料とかもかっぱらって来るべきだったかな。腹まで減って来やがった。(ぎゅーるぎゅーる鳴る腹を抱えて比較的しょんぼり気味とかになってみる。ああもうそのへんのゾンビ焼いて食おうか。毒状態になるけど空腹度は減るぜ!どこのトルネコ。) むしろあの猫と貧乏人が居ねえのが悪い。見つけたらふんじばってケツバット100発の刑に―――― あん?(と、そこで漸く闖入者に気付いた。) ああん、誰だ? 何だ、アタシと殴り合いに来たのかそいつあ何よりだよし掛かって来い愉しく遊んで       …なんだ人間か。 詰まんねえー。帰れ。(手ぇしっしっとか振って追い払った折角服持ってきてくれたのに!) [Sun 21 May 2006 00:27:35]
艶子 > ( ランタンの明かりを掲げ、立ち止まる。 ただの殴りつける音なら警戒するところだが、元気に叫ぶ不死者は余り居ない。多分。 聞き覚えのある声だったし、やれやれと肩を落としてそっちに近づいていこう。 ) ……やっと見つけた。 探したよええと……… ( 「―――ミサちゃんなんてどうでしょう?」 頭の中で一花が言った。ううーん。 ) …… かみさま。 服、届けに来たぞ。 アレックスからだ。 [Sun 21 May 2006 00:23:21]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『何やら殴りつけるような音を聞いた。』 [Sun 21 May 2006 00:18:29]
神@トリデ・ザ・アンデッド > …くそ、せめて靴くらいかっぱらって来るべきだったか。いやあ、しかし全裸に靴ってどこのエログラビアだっつーのな。西欧風っちゃ西欧風なんだが……あ?いや、なんで全裸に拘泥るか。(腕を組みふと思案。 別に全裸じゃなくていい。服をまず寄越せと云うべきだ。) まあ無えモンは無えんだが。 ……―――ったく、服は無え仲間も居ねえついでに敵も出やしねえ! 何だってんだ畜生、やる気あんのか!(歩き回って五分で飽きたか髪の腕をぶんぶんと振り回すとそのあたりの壁とかを適当に殴る、殴る、殴る。) [Sun 21 May 2006 00:14:19]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (まあそれはそれでいい。)  ―――ッかし、本気で見つかんねえな猫も貧乏人も。 どこほっつき歩いてんだか、仕方ねえヤツラだ。 (ぶつくさとぼやきながら砦を歩くは一柱の神。その身には一糸と纏わず、代わりに自らの髪を伸ばし全身に巻きつけて居る。先日とある事情で服を失って以来、この通りである。) ……この時期にウールのセーターってのもゾっとしねえが。 蒸し暑い上にチクチクすんだよなあ、かといって脱ぐと寒ぃし。冗談じゃねえぞ畜生。(動きづらそうに自らの髪を引き摺りながら、そのへんの小石を蹴りつけた。)  …づあッ!?(小指を打った。) [Sun 21 May 2006 00:00:41]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが入室されました。 『―――本日のメェンイベントは無えらしい。』 [Sat 20 May 2006 23:57:21]
お知らせ > ル・チャさんが帰りました。 『( …拾って帰った。 )』 [Fri 19 May 2006 06:17:46]
ル・チャ >  ―― オヤスミ。  [Fri 19 May 2006 06:17:07]
お知らせ > 悪意の刃@☆2さんが退室されました。 『それは策略の外の出来事。』 [Fri 19 May 2006 06:16:46]
悪意の刃@☆2 > (二度と振るわれることの無いであろう誰かの遺品。朝日は貴女に☆2を残し、それを動かしていた誰かを浄化するのだろう。)(見事に真っ二つに圧し折られた剣だった物。それは何の変哲も無いただの剣へと変わっていて。それを持ち帰るか持ち帰らないかは貴女次第。)(余談だが、イベント外なので自身のボーナスも発生していないと追記しておく。) [Fri 19 May 2006 06:14:39]
ル・チャ > ( …きっと 踏みとどまらず、悪罵をせずに置いたら、ケイケンというのを得て、猫は無傷で終わっただろう。 ―― だが、 そういった 計算尽くだけで 動く訳ではないのだ、猫という冒険者は。 ) あ、た、た、た ――。 錆は無さそうだから、 破傷風とか病気は無さそうだけど。 いててて、 … な、情けないけど 他の人達のベースキャンプとかに頭下げにいこっか、なあ…。 ( 痛そうに片目を瞑った。 )           …おやすみ、ソードマン。 ( ヘシ折った 悪魔の剣にそう呟き。 ) あとで、逆十字の骸さんも、葬送してあげるから、一緒に 天に昇って頂戴。 [Fri 19 May 2006 06:10:34]
悪意の刃@☆2 > (錆びの浮かぬその切っ先は目標の横脇を掠め其のまま当て逃げの様に逃げ去ろうとする。トップスピードを維持し続けれたのならば其のまま逃げ切れたかもしれないが、斬り付けた際の衝撃から加速は弱まり・・・・・振り下ろされた大剣の一撃に柄の根っこから刀身に掛けてを強打される。)「ギィッッキィ」(振り下ろされた大剣にはしっかりとした感触を与え、硬い音と鈍い音が二つ入り混じるそんな音が響かせる。暫し舞い上がる埃、それが落ち着けば大剣の下に真っ二つに折れ使い物にならなくなった刃だった物が見えるだろう。) [Fri 19 May 2006 06:05:46]
ル・チャ > ( 腰の捻りに、 傷口から 血が出てくる。 ) ッ ――。  [Fri 19 May 2006 05:59:16]
ル・チャ >  は、は ―――! 怒ったかい、 ソードマン?    こ、      の  ! ( 疾い、 疾 い ――! 突き出してくる 剣。 飛んできているという べきなのか。 それに 対して 斜め前に 踏み込む。 ) ぐ ッ  ――― ! ( 左脇腹の側面を、 掠め、  もとい、斬っていく形になる 悪魔の剣 ――。 )  り、  ぃ  あ  ―――! ( 先程の動きでは、 方向転換や、急停止が得意そうには 見えなかった。 腰の振り返り様、  に  ――  ) 君のつけた 傷は 忘れや しないよ  ――! ( 斜め上から 円を描くように、 悪魔の剣へと 大剣を振り下ろす  ―― ! ) [Fri 19 May 2006 05:58:51]
悪意の刃@☆2 > (所詮はこの城砦に縛られた魂。冒険者の言葉に耳を貸すことも無いかと思ったが・・・・・ゆるりと持ち上げられた切っ先は上段でもなければ下段でもない構え、人で言うのならば突きの構えを取る。)(貴女の背後、ぽかりと空いた入り口から日の光がゆっくりと差し込んだ場所目掛け、浮かぶ刃はその姿勢のまま少しずつ加速し貴女の腹目掛けて突進を仕掛けてきて。)(突進までに大剣を取り出すほどの猶予はある、どういった行動を行うかはあなた次第と言った所だろうか?) [Fri 19 May 2006 05:51:07]
ル・チャ > ( 出て来れないから ここから 永遠に、 瓦礫ぶん投げてやろうか。 この野郎とか 真剣に考えた。 ) ていうか 何なんだ まったく。 殺す気なら殺す気で来い、中途半端野郎。 ( 悪罵。 ) そんなんだから、 うじうじうじうじうじ こんな所に残ってんだろ。 [Fri 19 May 2006 05:37:27]
ル・チャ >  おま、ちょっとムカつく。 ( 中指おったてた。 ) ほー。 ほー。 そういう事するか。 ふーん。 ふーん。 ふーん。  [Fri 19 May 2006 05:35:47]
悪意の刃@☆2 > (何事も深追いはしないほうが良い。まるでその言葉を告げるように貴女が楔を打ち付けようとした刹那、刃は隙だらけの貴女にカウンターを入れるわけでもなく、スゥッと貴女の大剣ですら届かぬ位置にまで下がって。それは刃の最後の回避行動なのかもしれない。)(これを追うもこの場で退くも貴女次第。退くのならば刃は貴女の居る位置以上には追ってこないだろう。) [Fri 19 May 2006 05:34:34]
ル・チャ >  すまないけど、 そのまま 大人しくしていておくれよ。 太陽の下に ―― ! ( あの逆十字から取った楔は計六本。 残りの三つを左手に握り閉めて、 動かない刃へと 駆け寄る  ――― ! ) ( 真実はわからない。 だが、相手が一時でも動きを 完全に止めたのは事実 … !) り、  あ  ―――! ( 握り締めた楔達を 刀身に打ち付けようとした … ! ) [Fri 19 May 2006 05:25:08]
悪意の刃@☆2 > (まぁ、実際はこれ以上進むと外に出てしまい日の光を浴びる可能性があるからなのかもしれないのだが、喋れぬ剣が真実を語る事は無い為に真相は分からないのだが。) [Fri 19 May 2006 05:23:24]
悪意の刃@☆2 > (遅くも無いが早くも無い移動速度で迫る刃は出入り口付近、細い道に近づくと移動を止める。動かぬ的と化した相手に楔を投げ当てる事はさして難しいことでは無いだろう。)「カンッ!」(3本のうち一本がその刃に当る。それが原因かどうかは分からないが刃はその場から微動だにせず、まるで貴女を見つめているようで。)(逆十字に何者かを貼り付けていたその楔には、呪縛の呪詛でも籠められていたのだろうか?もしかすれば、少しだけ残るその力がこの刃に働いたのかもしれない。) [Fri 19 May 2006 05:21:20]
ル・チャ > ( 楔は 先程まで 逆さ十字にあった骸を串刺しにしていた、アレである。 ) [Fri 19 May 2006 05:13:26]
ル・チャ >  来た、 来た  … !( 出入り口付近、 詰まり 移動ルート、移動空間が狭められる場所 …  ) これを 食らって見たら、  どうだ  ―― ! ( 振り向き様に …! 刃へと 投げるのは 呪具か、術具か 解らぬが 不思議な文字が彫られた楔【くさび】( 大きな五寸釘を想像 ) … ! それを 三本 … ! 相手へと投げつける! ) 少しでも当たって くれれば! ( 相手に対しての悪影響になるのでは、 …と ! ) [Fri 19 May 2006 05:10:21]
悪意の刃@☆2 > (牽制ではない命を奪いに行く軌道は先ほどまで獣人が居た空間を裂き)「ヒュ・・キンッ!」(その切っ先を地面にぶつける。無論、この刃が逃げる獣人を見逃すわけも無く、先ほどと同じ様に擦れる音を鳴らしながら貴女の背を追尾しようとして。)(と言っても貴女よりも移動速度の遅いこの刃、そちらが立ち止まることなく逃げれるのならば然程時間を掛けずにその索敵範囲から逃れる事ができるのだろうが。) [Fri 19 May 2006 05:06:53]
ル・チャ > ( 回避、された。 己の後ろへ 回ろうとしている。 詰まり ――― ! ) 【開いた】 ! ( 出入り口への道が。 一気に駆け出す … ! ) お、わ、わ、わ ! ( 首、背中のライン間際を通り過ぎていく、刃。 ) と、  う   ――――― ! ( 駆ける、駆ける、駆ける! 大剣から左手を離して、懐に入れながら … ! 出入り口際! ) [Fri 19 May 2006 04:53:38]
悪意の刃@☆2 > (まともにぶつかり合えば刀身を真っ二つとまでは行かなくとも、簡単に倒し伏せる事すら可能であろう。しかし、持ち手と言うべきか本体と言うべきか、刃を動かす思考は大剣と簡単にかち合う気は無い様で)「ギッィィッィィ」(切っ先を地面に付けたまま、その突撃を回避して。)(刃自身も方向転換やカウンターの類は不慣れらしいのか、即座に反撃に移る事は無く貴女の真後ろに来るまで動きを止める様子は無く。動きが止まり切っ先が擦れる音が止めば、その場で前宙をするように切っ先を貴女の頭頂目掛けて振り下ろすだろう。)(その場で振り向けたのならば先ほどとは違い、上段から振り下ろされるように迫る刃を視界に捉えれるだろうか?) [Fri 19 May 2006 04:49:03]
ル・チャ >  ――― っ ! め、面倒な … っ  。 ( 互いに初撃は外れた模様だ。 ) く  …  斬れないのは、 厄介  …  っ  。 でも、  …! ( 手が無い訳じゃ、無い。 ) …!! ( 相手の剣に、己の大剣を打ち付けんとしながら。 もし撃ちつけ、噛み合わせる事が出来たら、 ―― 壁際へ 押しやってしまおうと … ! ) [Fri 19 May 2006 04:38:37]
悪意の刃@☆2 > (それはこの場所に囚われた人の魂が朽ち果てた躯の代わりに己の獲物に乗り移った物の成れの果て。ただ生きていた時の戦う記憶だけが残った「哀れな戦士」)(振り下ろされた貴女の大剣には何の手ごたえも無いだろう。上に振り抜かれた刃は直前で軌道を逸らし、振り抜かれるよりも後ろの位置へと降りる。貴女の刃は浮かぶ剣に持ち手が居たのならばその腕がある場所を掠め、床に突き刺さっているだろうか?)(互いに追撃を行うのが難しい状況、貴女の大剣のリーチよりも外の位置にある刃は其方の攻撃を伺うように現れた時と同じ様な状態で浮いているだろう。) [Fri 19 May 2006 04:33:27]
ル・チャ > ( ぶわり、と 床の埃が巻き上がる ―― 剣を握ってる存在が居るなら、埃の流れで 多少は察知出来るだろうか。 ) [Fri 19 May 2006 04:25:54]
ル・チャ >  誰かが握ってる、握ってない ――?! ええい、 どっちだ、 この ―― っ !! ( 牽制という言葉は猫には無かった。 下から駆け上がってくる剣に対して ――― ! )  りゃ、  あ  ―――! ( ツヴァイハンダーを 振り下ろす ――! 下から上への 力と。 上から下への力。 ) [Fri 19 May 2006 04:24:45]
悪意の刃@☆2 > (ヴェイトスには饒舌に喋る剣や本何てのも居るらしいが、少なくともこれはそれらの様に喋る気配は無く。)「シィッッッ・・・・・・・・・」(その切っ先を地面に擦る姿は、まるで亡霊か何かがそれを扱っている様に見えるだろうか?)(空中に浮く刃はそちらとの距離を少しずつ縮め貴女には当るか当らないかの距離、まるで牽制するかのようにその刃を下から上に振り抜くだろう。) [Fri 19 May 2006 04:21:33]
ル・チャ >  ――― 。 ( ごめんね、と骸に呟いて 骸をそっと床に降ろし。 …それを串刺しにしていた六本の楔を懐に入れる ――。 ) …来る。 ( …どうせ道は其処にしか無い。 ) そこからか ―― っ ( 最初に剣が見えた … じり、じり、とそちらに移動する。       最後にも剣しか見えないだと ―――。 ) な …  。 [Fri 19 May 2006 04:15:02]
気配 > (貴女が何かを感じて放っただろうその声の後、音も無くその気配は空気を揺らす。それは普通の人ならば感じれないであろう小さな物だろうが、獣の血が混じる物ならば直感的に感じれるだろうか?)(貴女がその場に居続けるのならば、あなたが辿ってきた道から一本の剣が訪れるだろう。誰の手にも持たれず、それだけが宙に浮いたままで。) [Fri 19 May 2006 04:11:23]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『それは空気を揺らした』 [Fri 19 May 2006 04:03:46]
ル・チャ >                           誰だ。 ( ピク、ン ――。 ) [Fri 19 May 2006 04:01:56]
ル・チャ >  …見ていると嫌な気分になる文字だ。 (…不機嫌な顔になった。) 早く抜いて ( 【左手】 ) あげて ( 【右足】 ) 埋葬 ( 【左足】 ) してあげて ( 【胴】 ) 他の処探そう、――。 ( 【頭】 全て抜き、落ちてくる骸を受け止めた。 ) [Fri 19 May 2006 03:56:55]
ル・チャ > ( ……掌を伸ばす。(チリ。)) ( ……伸ばす。(チリチリ。)) ( ……その【右手】に突き刺さってる楔を握り。(尾がチリチリする。)) ――――― よい、  しょ ! ( 抜く …。 ) 何だろう この楔【くさび】、変な文字が刻まれてる。 [Fri 19 May 2006 03:50:40]
ル・チャ >  ( …気づけば何時も仲間探索から脱線している猫が居る。) …骸、だねえ?( …顎に指を添える、なぞる…。夜の瞳に映るのは、逆さ十字に磔られた骸…。) ( ―― しゃなり、と歩き出した猫…。大剣を抜き、下に構えながら…。) 外してあげよっか。  [Fri 19 May 2006 03:45:19]
ル・チャ >  …趣味悪いねえ           いや、あんまり趣味良くても困るけど…。( …ボケても一人、ツッコミしても一人。 ………ふ。) ( …奥には大きな大きな十字架が壁に下げられている…。【逆さ】に。逆十字と云うものだ…。その逆十字に、磔られている…アレは何だろうか。) [Fri 19 May 2006 03:40:25]
ル・チャ >  あ、危な・・・っ 明らかにアヤスィのが居る…。 ( …心臓がバクバクとした…。猫の瞳は、夜の瞳…。今度は慎重に曲がり角から、その先の奥を見る。) ――――。 (…寧ろ、相手に気づかれたのではないか…と想いはした。) [Fri 19 May 2006 03:29:41]
ル・チャ > ( 曲がって、直ぐに、戻った…。) [Fri 19 May 2006 03:26:53]
ル・チャ >  …いや、しかし待て…もしかして、もしかして… ( …僕の ほうが は ぐ れ て る ?! )                  ( …顎を伝い ぽたぽたと落ちる汗…。 ) ま、まさか そんな事ある訳無いニャー。 ( ニャー入ります。 ここの所、必死に顔を背けていた現実が迫ってくる…!) さ、冒険、冒険ニャ。 ( …逃避する…ちょっと足早に曲がり角を曲がろう――。) [Fri 19 May 2006 03:23:05]
ル・チャ@死者砦 >  …まあ、その内 …エンカウントするかな…。 【かみさま★3があらわれた】とか言って…。 (…尻尾くんねり、…猫は少し飽きっぽい…。ちなみに砦内である…。例えるなら地下一階みたいな部分…。) 彼女らしいっちゃ彼女らしいよねえ…! (…嫌じゃないから、…こうやって探してる訳で。(…よく脱線するけど。)) [Fri 19 May 2006 03:17:47]
ル・チャ@死者砦 >  …居ない、居ない、居ない、居ない、居ない、カミサマ居ない!(…目下捜索続行中…! 大怪我して、卵?になって、孵化して、裸【ら】でまた砦に行ったなんて、知りませぬ事よ………! ) 何処でガチンコしてるのかなあ、あの人は…! ( …ガチンコ=カミサマの思考式が脳内で確立している。) [Fri 19 May 2006 03:14:57]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが入室されました。 『( レッツ・イベント外…。 )』 [Fri 19 May 2006 03:12:20]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが退室されました。 『( 枷を解いたら、霞のように消えられてしまった。 ―― 猫は驚いた。 )』 [Tue 16 May 2006 20:43:53]
ル・チャ@死者砦 > ( …パっと見、人間の魔物なんて結構居るけど。猫はそこまで知らないし。) まあ、冗談は置いといて、助けてあげないと――。 ( …すたすた、歩み寄る。 ) 何でこの人、手枷足枷嵌められてるんだろ。 妙に古い作りだけど。 [Tue 16 May 2006 20:38:01]
ル・チャ@死者砦 > ( …ヤバ、誰か気絶しとる…?! )( ぱっと見は人間だけども。 ) …殺ってしまった。 ( …痛みを堪える顔で。 *死んでない )   [Tue 16 May 2006 20:33:16]
ル・チャ@死者砦 > ( ……静寂。 )(…こそこそ、こそこそ、こそこそ、離れた所から扉の奥を覗き込んだ。) [Tue 16 May 2006 20:29:13]
ル・チャ@死者砦 >  …生きてる?死んでる? ( …死者砦で、この台詞は、…何だかとても我ながらアレだな、と思った。) [Tue 16 May 2006 20:19:54]
ル・チャ@死者砦 >  どがっ! ( …何かに激突… もとい!もとい! 【ちょっと】当たった音がする。そう、【ちょっと】ですとも。 ) [Tue 16 May 2006 20:13:20]
ル・チャ@死者砦 >  ごろごろごろごろごろごろ! ( 転がる樽 ) どが!( 半開きの扉を押しやる樽。 ) ( 中に転がり突っ込んでいく樽。 ) ( どきどきと見守る猫。 ) [Tue 16 May 2006 20:10:08]
ル・チャ@死者砦 > ( …気になる。 でも押し扉だ、どうやっても入り込む側が不利だ。 ) ( ぽく・ぽく・ぽく・にゃーん。 ) … 僕って頭良いー。 ( 本当は悪い。 さておき、樽を一個手に取って、床に置き。 ) ――――! ( とぉりゃ! どげし! 樽を想いっきり 蹴って転がして …。 ) [Tue 16 May 2006 20:09:32]
ル・チャ@死者砦 >  …何も無し、と。 ( …お帰り左手、ただいま身体。) …も、もし火薬だったら怖いなあ…。 ここで火をつけるのは止めよう。( …吹っ飛んでしまう、チュドーン!と。) カミサマも怪我してるかもしれないから、そろそろ愚連隊引き上げ時かなあ…。 ( うろつく。 ) ( 奥に半開きの扉が見えた。 ) [Tue 16 May 2006 19:56:49]
ル・チャ@死者砦 >  何かの薬?なんだろーか。 ( …指に取って軽く擦る。 猫の瞳は、暗闇を暗闇としない。 ) …火薬? なのかねぃ、 何だろう。 ( …埒明かぬので、… 左手を、ずすーっと、 …樽の中へ。 拳を作った状態で。 ) [Tue 16 May 2006 19:51:08]
ル・チャ@死者砦 > (…此処は、砦内部…ある広間。貯蔵庫めいている。) …何だろうこれ。カミサマさがしてると、ヘンなのばかり見つけるなあ。(…昨日見つけたヘンなのを、当人が喰った!事は知らぬ。男気カミサマ。)(…ともあれ。) …ウウン?( …尻尾を床にたふたふ。猫娘の前には、樽が並んでいて…蓋を開けたら黒い粉末が。) [Tue 16 May 2006 19:45:03]
ル・チャ@死者砦 > (…ちょっと恥ずかしくなったので、何かを書き直す。) [Tue 16 May 2006 19:41:56]
お知らせ > ル・チャ@ああんでっど★さんが入室されました。 『( …猫。 )』 [Tue 16 May 2006 19:41:21]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが帰りました。 『―――寂しくなんかねえぞ?嘘じゃねえったら。』 [Mon 15 May 2006 21:03:47]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (で、焼いた。 そして喰った。) ――――んむ、何だ。 アレ、なんつったっけ、ホラ… 鶏の胎児、卵の殻割って啜り喰うアレ。アレっぽい感じな。(もむもむと咀嚼しながら品評してみる。要約すると珍味っていうことだ。因みに鶏のなんぞは食ったコト無い。)  …っぷふー、ごっさーん。 ああ、何か久しぶりに満腹って感じだな。 よし、コレからゾンビ捕って喰うか。(しーはしーは、木串の先爪楊枝代わりに歯を漉いて、肉臭い吐息を吐く。げふり。) ……さて、休んだっちゃあ休んだし、そろそろ行くか。 ―――そろそろアイツラ捕まえねーとやべーんだけどなあ。この際、他の有象無象でも我慢しとくか――。(よいこらどっこい、立ち上がっては再び錆びた剣を取り。 ずるりら、ぺたり。ずるりら、ぺたり。) [Mon 15 May 2006 20:59:56]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (――――――――――。)  いやゴメンマジゴメンアタシが間違ってた嘘ついた。激烈不味いな此れ…ッ!!(ぐっはああ。吐き出さなかったのが奇跡的、口元を抑えて喘ぐ喘ぐ。) いやあ本当に何かデンジャーな味がするよな。やっぱ腐ってたか――つっても、レバーはレバーだしなあ。血ぃ足りねえしなあ。(喰わないと死にそうなんですよマジで。 …恐る恐る、もう一度、ガブリ。 マズー。) いや不味ッ…不味いが喰わねえと死ぬッ、しかし不味ッ……い、か? いや、此れは此れで、ひょっとすると慣れればひょっとするのか……?(ひとくち、ふたくち。みくち齧る頃にはだんだん味に慣れてきた。おう、喰って喰えねえ事もなし。がつ、がつと貪るように喰らいつくレバーの丸焼き(半腐)。) ……うむ、やろうと思えばワリとどうとでもなるっていう事だな。うん。 …さて、コッチはどうかね。(割り砕いた球体の中身、なにやらデロっとしてドロっとして混沌としたよくわからんナマモノっぽい何らか。2秒ほど考えてから、別の木串に突き刺すとレバーと同じく火にくべた。) まあー焼きゃあなんとかなるだろう。 [Mon 15 May 2006 20:33:05]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (死霊球とか云うらしい。 が、まあ勿論知ったこっちゃ無い。)  ………………。 こいつも喰えるか?(拾い上げた球体、じっと見下ろすとボソリ呟いた。 なんかガラスだか水晶だかそんな感じだけど中身割ったら何か詰まってそうな気がするし。) よし、決定。 喰おう。 ここんとこ粗食してたからなー、栄養分を取らんとマズイことになる。(そろそろ焼けてきたレバーの串焼きを取り上げながら、ていやーとばかり床に球体叩き付けた。ぐあっしゃーん。)  ……おー、割れた割れた。(レバー、ガブリ。ウマー。) [Mon 15 May 2006 20:18:34]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 此の辺でレバーでも喰わねえとやってらんねえしな。死ぬっつう。(ぱちぱちと炎にあぶられたレバーがよさげな匂いを――多少異臭っぽい気がしなくもないがそのあたりは考えない事にする。ゴチソウが焼けるまでのんびり待ちながら、やはりそのへんの死体からひっぺがしてきた布を裂いて造った包帯で傷口の周りをぎりぎりと巻いた。) づあっ、くう、の、野郎…! ……ああったく、何だな。 そろそろレストアしとかねえとマジやべえな。(応急処置と云うにもおこがましい手当てを終えると、石床にグッタリと座り込んで一息、はふり。  ――と、ふと傍らになにやら見慣れぬ箱ひとつ。)  ……あん? 何だあ、コイツは。(当然の如く、覗き込む。 …なんか、球があった。 オオーン とか、なんか啼いてる気がするんだがこの球体。) [Mon 15 May 2006 20:04:27]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ああ、もう、血が足りねえ。腹あ減ったわ全身痛えわ、どうしろってんだか。 ―――猫も貧乏人も居ねえしなあ。(歩くのも面倒になり、よいこらと座る。真っ暗な廊下は空気が澱んでいて、壁に皹だの穴だの開いてる癖に風ひとつ吹きやしない。お陰で汗に塗れた全身が愉快やら不愉快やら。) 仕方ねえなあ、この辺でいいか―― おうらよ、っと。(その辺に転がってる乾いた骨やら木屑やらを掻き集め、火を起す。食料も持って無えのに火口はあるのかとかそういう細かい事は気にするな。) ……さて、お立会い。 取り出したるは巨大レバーぁ。(ずるり、懐から丸々と肥えたレバーを引っ張り出し、折れた材木を割って造った木串に刺して火にくべる。)  えー、例のバカ双子の残骸から回収してきたレバーです。(暴挙だった。) [Mon 15 May 2006 19:56:32]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ううぬ、おのれ。 (ずるりら、ぺたり。ずるりら、ぺたり。錆びた剣を杖代わりに、足を引き摺るように歩く赤毛が暗闇に一人。) ……畜生、痛えぞこの野郎。(足が曲がって肩に穴が開いて、脇腹が真っ赤に染まっていた。使役する再生の精霊(ゼリー状・瞬間)を貼り付けてはいるが、所詮は応急処置である。) ……あんのボケ双子、きつい最後ッ屁かましやがって。 ウッカリ凍っちまったじゃねえか糞。 [Mon 15 May 2006 19:47:19]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが来ました。 『―――ぐぬうう。』 [Mon 15 May 2006 19:42:25]
お知らせ > エディさんが退室されました。 『( そして後には、死霊球の詰まった箱が、ぽつり。 )』 [Mon 15 May 2006 15:12:23]
お知らせ > ル・チャさんが帰りました。 『( しゅたたたたたた! )』 [Mon 15 May 2006 15:11:50]
エディ >  早ッッ!? ( 振り返ったら、もう其処には 猫の後姿――  ) や、おいてくなぁっ! またはぐれる、またはぐれるーっ!! ( 一人じゃ、不死者となんてガチンコする度胸も出やしない。 後を追って、駆け出したっ ) [Mon 15 May 2006 15:10:49]
ル・チャ >  よし。                  逃げよう。( 脱兎しだした。 真っ先に。 ) [Mon 15 May 2006 15:09:41]
エディ > ( 物陰でって辺りに、物凄い危険アンテナ作動。 またって言うな、またって!  …むしろ、今。リアルタイムで、泣きが入りそうな、目の前の現実。 )  …か、変わるといいなー とは思うんだけど、さ。  ど、同感。 凄く嫌な―― ( 気配、予感? 何か言いかけて、  カラン  。  詰まっていた球が、何かの拍子で少し動いた時に。 )    ( 呻くみたいな声が、箱の中? 球から漏れた気がして。 ずっざー! 後ずさった。 ) [Mon 15 May 2006 15:08:43]
ル・チャ > ( 物陰でほら、親密を深めるというか?      まあ、 また エディ泣くだろうけど。 にゃふ。 ) … これは先立つものに 変るんだろうか、 ねえ、 変る? 凄くイヤな予感するよ、これ どうしよう …?! [Mon 15 May 2006 15:05:51]
エディ >    ……なんだこりゃ? ( 箱の中、詰まっていたのは …球体? 何か、すごく背筋が ぞわって、きた…! ) [Mon 15 May 2006 15:05:25]
ル・チャ > ( ある意味一番ヤバいの引き当ててる ヨ  ―― ) [Mon 15 May 2006 15:04:46]
エディ >  …何もめでたくねぇー… ( がっくし。 物陰でめでたい?物陰がめでたい? ちょっと肩が震えるのは、気候の所為だって欺瞞ちっくに自己暗示。 )  …下準備の為の、先立つものがあれば一番だと思う… ( お金は無いと、首が無いのと一緒だよ? 貧乏人はとことん、いじましい。 )   ( ちょっと強張った仕草で、箱の中に そろり、視線落としてみる――  )  【判定 1〜3:空っぽ 2〜4:ガラクタ 5〜7:死霊球(金銭価値不明) 8〜9:10の位×100程度の貨幣 0:ガラクタ武器】 ( 何かが出てきたらそっちに準じるって事で。 いざ! ) [Mon 15 May 2006 15:04:05]
ル・チャ >  可愛いなあ、もう。 めでたい。 物陰で。 ( 最後重要。 逃げられそうだけど。 ) あれかな、冒険の【下準備】? っていうの? が 出来るといいけど。 まあ、 無くても何とかなる? ( 楽観主義。 馬鹿猫。 ) ――  おお。 ( 開いた。 ) [Mon 15 May 2006 14:58:33]
エディ > な、なんでも、な、いー…ッ ( じっとしてろと言わんばかりに、頭ぶんぶん。 胸中の勝敗?施しなんかいらないって言えなかった辺りで、察して。 )  …怖いけどなー、あの辺り。 爺様たちから、マトモに話聞いときゃよかったかなー ( 古いお話は、古いのから聞くのが一番。  …物騒だよ、本当!リアルタイムで。 )  それじゃ、と……っ ( …もそもそと箱を調べる。 異変を感じ取ろうと指先を駆使し、耳を澄ませてみるが―― 取り合えず、不明。 やっぱり出たトコ勝負かと覚悟決め手、口元がっちり布で覆って、箱の蓋に手をかけ――  開いて、みる。 ) [Mon 15 May 2006 14:56:18]
ル・チャ >  ねえ、エディ なぁに? ( ねえ。 ねえ。。 と、 右で、左で、猫がうろつく。 あ、 何だか背中が泣きそうだ この子。 ) 迷宮もいいねー、遺跡もいいけど。 ( 物騒物騒。 ) ( こんなところに来てる私達も物騒だけど! )  …。 ( どきわく。 どきわく。 かなり おっきい箱を楽しみに。 ) [Mon 15 May 2006 14:51:36]
エディ >  …ぐ、ぐぐぐぐぐ…! ( 今、胸中でプライドと生存本能がセメントでバトってる! 視界がじんわり歪むよ! ) ほかのー…此処じゃなきゃ何だろな。もっかい迷宮とか言われそうだなー… ( この辺り、最近物騒だ。 爆発の音もしたし。 )  …や、まずは開けてみるかー… ( ぺたし。 箱の蓋に触れて、手探り。 …鍵がかかってるようには、みえないんだが。 ) [Mon 15 May 2006 14:48:02]
お知らせ > ル・チャさんが来ました。 [Mon 15 May 2006 14:46:14]
ル・チャ >  …阿呆? うん? なぁに? ( 猫は楽しそうだ! 阿呆とか言っていいのかなー。 言いのかなー! ) 他の冒険地に誘導するとかっていうのも、悪くないネタだと思うけどねー。 ( 彼女の斜め後ろにつき。 ) 照れ屋だねえ、エディは。   え、 開けるんじゃなく 壊すのがいいなら 何時でも、、 [Mon 15 May 2006 14:45:01]
エディ >  ……そんな目で見るな阿呆猫ーッ! ( だむだむ。地団駄踏んだ。 でも、そんな金はいらないって言えない。だって貧乏だもの…! )  …問答無用の一発は覚悟しておこう。何かいいネタがあるといいんだけどー… ( …あの神にとってのイイネタって、つまり危険度マックスって事で。 ちょっと遠い目。 )  …首でいいか?首で。 ( 抱きしめる? チョークスリーパー。 難しい顔で、箱と対面。 こんな大きな箱なら、最初に気づいてチェックしてたっておかしくない筈なのに。 )    …簡単に! ( びっくー! 確かに、にらめっこしてても、埒はあかない、が。 ) [Mon 15 May 2006 14:42:31]
ル・チャ >  ( 言葉がきれたけど キニシナーイ。 ) … う。 確かに【おせぇ!】とか しばき倒されそうだ。 ( …可能性有。 ) 抱きしめてくれるなら、締めさせてあげる。 ( といいながら、 箱に眼をやり。 )          開けてみたら? ( 促した! ) [Mon 15 May 2006 14:39:38]
ル・チャ >  はいはい、収穫は山分けにしてあげるからね――。 ( あ わ れ み。 にゃふん。  [Mon 15 May 2006 14:38:27]
エディ > 言うなァッ! ( 言われると否定出来ないから! ぎっりぎり歯軋りしながらジト目で見たらば、猫は何か、見知らぬ剣とか持ってるし。 床をだむだむ叩きたい悔しさ! )  …だぁ、な。でも、早めに合流しないとしばき倒されそうだし、見つけねぇとなー。 ( 知らない間にも、きっと激戦繰り広げてる。 )  ……対応しなくていいからシメサセロ。 ( 半眼。じとーとした視線は、そのまま箱にシフト。 )   …何って聞かれても。 な、何だろう? ( ふるふるふる。知らない知らない。 ) …ちょっと前までは、無かったよう、な?  [Mon 15 May 2006 14:35:15]
ル・チャ >  えっと、 じゃあ あの箱は なぁに? ( 謎ぃ。 ) [Mon 15 May 2006 14:29:59]
ル・チャ >  だから、貧乏人とか言われるんだよ…。 ( そんな猫は何だか違う大剣持ってたり、懐が膨らんでたりする。 収穫あるんですよ ――! )  まあ、カミサマだから、大丈夫だよ、 きっときっと。 ( 漢前 … !)  うん、 まあ、 対応されて 求められても困るし、さ。( ぽ。 )        ん? ( ジェスチャーされた。 ) [Mon 15 May 2006 14:29:49]
エディ >    ………。 ( 猫の指差す先に、ぐりんと顔向けた。 其処には、タペストリーの下にもぐりこむ前には、見当たらなかった箱。 )  …… ( 知らない知らない。手と首の動きで意思表示ジェスチャー。 ) [Mon 15 May 2006 14:28:02]
エディ >  う゛゛っ!? ( 言葉に詰まって目ぇそらした。  …落ちてなかったよ? )  ( 箱。からっぽだったり埃ばっかりだったり。 中の詰まったのは、良しにつけ悪きにつけ、無かった様子。 )  …まー、あの神はガチンコしてんだろうなァ… たぶん無事だとは思うけど。 ( 片腕自分でぶっちぎったとか、そんな漢前な現実は知らない。 )  対応してない、してないよ!? ( 全部OKには違いない癖に! ぎりぎり。 )  ぅぇ?  [Mon 15 May 2006 14:27:15]
ル・チャ >  なんで あの大きな箱は開けてないの? ( 指差しの。 エディの記憶に無い箱。 ) [Mon 15 May 2006 14:16:03]
ル・チャ >  まったくもって、その台詞は全部そっちに返したいな、僕も! 何処いってたの?! 銅貨でも拾ってたの?! ( ずばぁー。 )  ( 箱の恐怖。 ) カミサマどこいったんだろ。 またどこかでバトってるんじゃないかな、( そんな認識である …。 )  首締めプレイは非対応だってば。 君みたいに ( 全部OK(受け)さんじゃないんだから! と NONO と 首をふりふり。 ) 時にエディ。 [Mon 15 May 2006 14:15:40]
エディ > いやもう色々と!むしろどこに行ってたァァァッ!? ( がばーっ! 起き上がって、がつがつ詰め寄るともさ。 )  ( しかしこれが最後の箱ではない。いずれ第二第三の以下略。 )  …謎過ぎて、最早追求もできねぇ…むしろ神どこいった、神。 ( はぐれっぱなし純情派。 自警団の話じゃない。 )  …よし猫。ちょっと首絞めさせろ、五秒でいいから? ( な? ) [Mon 15 May 2006 14:13:02]
ル・チャ >  え、 何かあったかニャ。 ( にゃふん。 尻尾ふぁたーり。 ) ( おお はこよ しんでしまうとは なさけない )  誰が置いてったのか、置いてかれたのか、永遠の謎だよね。 ( きっぱりめっきりさっぱり 全員はぐれました。 ) 体を張ったぎゃぐ かあ。 すごいなあ。  [Mon 15 May 2006 14:05:47]
物音 >  そんな何事も無かったかのように!? ( 壁際では、フタのズレた箱が物悲しげに転がっている。 その傍らで、ぎりぎり。 ) 本当にって何だァァッ! お前も神もいなくなるし! ( 全員見事にはぐれ迷子。 ) ネタじゃないっ!むしろ命がけなっ! ( ならば騒ぐなという話もあるけれど。 床だむだむ。 ) [Mon 15 May 2006 14:03:44]
ル・チャ >  あ、エディ発見 やあ、久しぶり! ( …笑顔、爽やかな笑顔、片手をしゅぴっと挙げ。 ) まさか本当に、どっかにゴソゴソ入り込んでるなんて思わなかったよ、流石ネタなエディ…!( 褒めてます。 ) [Mon 15 May 2006 13:59:19]
物音 >  何事!?むしろ何事だァァァッ!? ( 覆面の下、寝ぼけ眼と涙目と。 まだ床に這い蹲った侭ながら、腰からナイフ抜いて構えようと、顔上げた 先。 )     。 ( 沈黙二拍。 )   猫ォォォォッ!!?  [Mon 15 May 2006 13:57:53]
お知らせ > ル・チャさんが来ました。 [Mon 15 May 2006 13:57:37]
ル・チャ >  おお、避けた。 ( 感想ー。 ) [Mon 15 May 2006 13:53:53]
物音 > ( もうもうと埃の立つ中、ずっしゃり。 床の上。心臓がばっくばっく言う。 ) [Mon 15 May 2006 13:52:28]
物音 > ( 直線軌道の箱シュートが、タペストリーにまっしぐら。 もそもそがさがさ動いていた気配が、びくっと布を跳ね上げて )   ( ずざざざざーっ!! 床にヘッドスライディングッ! ) [Mon 15 May 2006 13:51:02]
ル・チャ@死者砦 > ( ―――。 ) とう。 ( 小箱蹴る。 ルチャ選手、シュート! ) ( そっち方面に。 ) [Mon 15 May 2006 13:49:20]
物音 > ( 部屋の片隅。古びて模様も分からなくなったタペストリーの下辺りから、物音と気配。 がさり。 ) [Mon 15 May 2006 13:48:30]
お知らせ > 物音さんが入室されました。 『( ごとり。 )』 [Mon 15 May 2006 13:47:37]
ル・チャ@死者砦 > ( 実際そんなところに仲間が居たら、困りモノではあるが。 ) [Mon 15 May 2006 13:46:31]
ル・チャ@死者砦 >  エディーどこー。 ( 壷を覗く。 ) エディー。 ( 古びた棚を開ける。 ) [Mon 15 May 2006 13:45:53]
ル・チャ@死者砦 >  んで、エディ編…そこら中漁ってそうだよねえ、小柄だし。 どこにもぐりこんでるやら…。 ( 自分の事は、棚上げ。 …入り込んだ大部屋には、色々転がっておる。) エディー。 ( 箱ぱかり。 ) [Mon 15 May 2006 13:45:26]
ル・チャ@死者砦 >  流石にカミサマの、強敵との戦いは、ソロだと僕は死ねるので、避けるとして …。( 横に置く仕草を一人で、エエ。 猫娘は ソロだと、たかが知れてるレベルである。 ) …美味いものなんて、この砦にはなさそうだ…。保存食ぐらいならあるかもしれないけど。 [Mon 15 May 2006 13:43:48]
ル・チャ@死者砦 > ( エディ → お金。 貧乏。 ) [Mon 15 May 2006 13:42:00]
ル・チャ@死者砦 > ( カミサマ → 強敵と戦う。 美味いもの喰う。 ) [Mon 15 May 2006 13:41:52]
ル・チャ@死者砦 >  二人の行動指針を考えてみると …。( 考察中。 ) [Mon 15 May 2006 13:41:31]
ル・チャ@死者砦 >  …カミサマと、エディは、何処いったンだろか…。 ( 置いてけぼりにしたのか、置いてかれたのか、すら、 わかりませぬ。尻尾を左右に、ふぁったりふぁったり、と揺らしながら。) 大丈夫だとは思うけどニャー。 ( ニャー言うた。 ) [Mon 15 May 2006 13:39:45]
ル・チャ@死者砦 >  …そろそろ一旦、砦の外に出た方がいいんじゃないかなあ。 ( …この前、何度も爆発音が聞こえたので。猫娘は、様子を伺いに行ったら、明らかに人為的に壊された痕があった。) 正式な参加者さん達が何かしてるのかもだ? まあ、お邪魔にならぬ程度にしないと ――、  ( … ぐぃーと、背伸び背伸び背伸び、砦内をぐるりと見回した。崩れた内壁を乗り越え。と、も、あ、れ。 )  [Mon 15 May 2006 13:37:09]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが来ました。 『( …イベント外なので、このルームです、はい。)』 [Mon 15 May 2006 13:34:21]
お知らせ > 十示さんが退室されました。 『(“神”を名乗る少女の無事を祈りつつ、拠点へと引き返そう)』 [Sun 14 May 2006 07:05:11]
十示 > …しとめ損なった、か。 (氷筍、氷柱に阻まれて、此処から先へは進めそうにない。) (ごり、と頭を掻くと) [Sun 14 May 2006 07:04:27]
十示 > …っ、そ……。 (暫く立ってから身を起こして─) [Sun 14 May 2006 07:01:57]
お知らせ > ツインズさんが退室されました。 『哄笑は氷嵐の中に消えた。 戦闘経験6をどうぞ』 [Sun 14 May 2006 06:58:44]
ツインズ > 『ゲラゲラゲラゲラ』 『ゲラゲラゲラゲラ』 (氷柱の破砕と破砕音と激突の轟音にかき消されながらも、おかしくてたまらないというように哄笑を続ける生首二つ。 氷嵐に視界は閉ざされ、神様と陰陽師の生死は確認できないが、勝利を確信し、生首二つ仲良く爆笑する) [Sun 14 May 2006 06:55:13]
十示 > ──拙い! 飛べッ!!  (咄嗟に、それだけ言うのが精一杯。片足だけで横っ飛びに、何とか直撃だけは避けようと。 自動追尾でなければ、直撃は躱す事は出来るだろうが、破片等の被害は否めない。 大小様々の氷礫が四肢や背を傷つけるだろう)) [Sun 14 May 2006 06:24:17]
ツインズ > (芸術作品を作成し、満足げに笑う神には見えるだろうか? 陰鬱な顔が勝利を確信した笑みに歪む) 『嘲笑う者 開け放つ者 錠もって開け、魔狼の顎』 (神様にしてみれば背後、陰陽師にしてみれば前方か? 5つの氷柱が中空に出現し、神様をめがけて三つ 、陰陽師を目掛けて二つ飛来する。 さぁ、最後の悪あがきは功を奏するか?) [Sun 14 May 2006 06:15:32]
神@トリデ・ザ・アンデッド > さあて、そいつはどうだかな。 ――いやあ、死人の心臓なんざ刺してもなあ。吸血鬼じゃあるめえよ… まあ、なんだ。 動かなくなったんだったら、終わったんだろ。 ぐちぐち弄って無えで、ちゃんと眠らせてやろうぜ? (東じゃあ仏さん弄るのはマナーに反するんだろう、と全身鎧で重いボディを引き摺って、揃えた生首の目前へと座らせてやる。) …よしよし、こんな感じでいいか。 頭を護るボディってか? (プチ芸術作品爆・誕。ひどく満足げに頷く神。) [Sun 14 May 2006 06:00:14]
十示 > 頭が後付けなら、本体はこっちかも知れないだろう? (折れては居なさそうだが、ずきずきと酷く痛む足を引き摺りながら) ──近いだろう? そっち頼む。 (鎧通し(匕首)で、心の臓を刺しておこう) ……くそ、屍鬼は勝手がわからん。 [Sun 14 May 2006 05:57:08]
ツインズ > (丁重に、生き・・・死に別れの兄弟の首を並べた神様にも気づかれてない陰気な顔の死んだ振り。 生首二つ、ちらりと視線を合わせれば、以心伝心 『ぶっ殺せ!』 『おうとも、ぶっ殺すぜ!』) (魔法集中 3/4) [Sun 14 May 2006 05:53:34]
神@トリデ・ザ・アンデッド > あーあ、こっちの首もこんなかよ。 ―――仕方ねえなあ。 (つかつかと、落ちた首拾い上げれば遠く飛び去った弟?の首と左右併せて、廊下の片側揃えてやり) …ま、兄弟一緒なら寂しくも無えだろう。 迷わず昇れよ。 帰ってきたらまた殴り合いでもやろうや。(がしがしと、二つ首の頭を撫でた。)   ……で、拝み屋サマは何してやがりますかね。(かくり、首を傾げた。) [Sun 14 May 2006 05:48:34]
十示 > (最初の斬撃は、刃渡り50cmそこらの長脇差。対するに此方の太刀は95cm。実に倍近い。威力も亦其れに乗じて。) (刀を振り抜けば、蹴り上げられた向う脛。甲冑付きのブーツが食い込んで軋んだ音を立てる) ──ッ。 (残心。 目の前の是がまだ動くのであれば、もう一太刀加えねばなるまい) (太刀を鞘に納めると、左右の手を、小太刀と段平へ掛けて。 油断無く甲冑姿を睨みつけん) [Sun 14 May 2006 05:45:00]
ツインズ > (騎士の脳裏に浮かんだのは、鮮明なる勝利の幻。 しかし、現実は――――) 『――――ッ!?』 (振り下ろされた斬撃が生み出したのは、打撃による衝撃だけではなく。 断末魔さえ凍りつくほどの冷気を伴う刃は、盾を割り、フルプレートを裂き、断面を氷結させて通り抜ける。 そして、ほぼ同時に、神の拳が呆けたような表情を変形させて、地に叩きつけた) (それを横目に、陰気な顔の魔法集中は進む。 胸中で散々兄弟を罵りながら、死んだふり続行) [Sun 14 May 2006 05:18:21]
神@トリデ・ザ・アンデッド > いいや?口先ばっかり上等じゃねえか。強かろうが弱かろうがそんな事はどうだっていい。 ―――だが、出来る出来ねえは別にして、手前ぇでやれる全力がやれるヤツが偉いんだよ。解るか? それと、家族を大事に出来ねえやつも気に喰わねえな! (引き絞る渾身の拳は、もう片側の顔を狙う。解き放つ一撃はただ真直ぐに、横っ面を張り倒す。) ―――高えオシオキになるぜ、オプチミスト! (ご ッ) [Sun 14 May 2006 04:38:11]
十示 > (ならば、唐竹割りの斬撃は、盾を割り裂き、死者の身体へ届こう。 股間を蹴り上げる?大股を開いてるわけでもないだろう相手にどうやって?精々が踏み込んだ足の臑に当たる程度だろう。) はああああッッ!! (鎖骨を割り、胸を斬り込み、腰を断ち、股間から切っ先が抜けよう。童が巫山戯て蹴たぐりあって遊んでいるのでは無いのだ。 死者とはいえ、高く付こう) [Sun 14 May 2006 04:32:33]
ツインズ > 『ハッ! あいつは何時だって口ばかりなのさ。 情けねえ奴だよなあ、お嬢ちゃん?』 (神の言葉に、吐き捨てるように言いながら、視線は陰陽師から離さない。 なるほど、確かに熱膨張で盾に皹が入るかもしれない。 しかし、騎士本体がダメージを受けた訳でも無い。 さあ、攻守逆転。 そちらの体勢を立て直す隙をこちらが攻める番だ。 皹の入った盾でも視界を遮ることくらいはできるだろう、陰陽師の眼前にたてを掲げて死角を作り、股間を蹴り上げるラフファイト) (後方にすっ飛んだ陰気な顔。 首がもげたくらいで死んだと思っているのなら、そいつは大きな間違い。 だってこいつはアンデッド、とっくの昔に死んでいる。 死んだふりしつつ、こっそり魔法集中開始。 1/4) [Sun 14 May 2006 04:22:36]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ――――おいおい、転がってちまったぞ? なんだよなんだよ拍子抜けな上に随分寂しいじゃねえか。 おいオプチミスト、手前ぇの兄弟が行っちまったぜ? 助けてやらなくていいのかよ?(不快げに顔を歪めて、ゆっくりと歩み寄る。歩きながら、再び左の弓を引き絞り―― そう、弓だ。 洗練された技術も鋼を砕く豪腕も無い神の腕は、ただ引き絞り打ち抜く為にのみ存在する。) [Sun 14 May 2006 04:10:35]
十示 > (避けも躱しもしないのならば、だ。 盾が重厚であればあるほど熱膨張は顕著に効果を表そう。水気を宿した一閃は盾の表面を一気に冷やし、蜘蛛の巣状に罅を穿つだろう。) 真っ二つにする必要など無い。 要は、使えなくすればいいのだからな。 (太刀を背負えば唐竹に、両断せんばかりに一刀を繰り出さんッ!) せやあああぁぁッ──!! [Sun 14 May 2006 04:04:47]
ツインズ > 『ハッ! どいつもこいつもピーチクパーチク喚く雀の雛っ子みてえにやかましいぜ。 この盾真っ二つに斬れるまで、そうとも試してみるがいいや! 兄さんのアマっ子みてえな細腕じゃあ、それまで持つもんかよお!』 (陽気な顔はどこへやら、牙向き、目を剥き、口角泡を飛ばしていきりたつ。 迫る斬撃に備えんと、盾持つ腕に万力の力をこめる) 『や、やめっ!?』 (静止の言葉を吐き終える前に、渾身の力で横っ面を張り倒されて陰気な顔が後方に吹っ飛んで転がる。 首の付け根には、乱暴に縫い合わせた痕。 兄弟の絆というには、少々儚すぎる繋がり) [Sun 14 May 2006 03:57:31]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (右の髪腕は最早役に立つまい。髪を伸ばすに制限は無いが、相手がそれを黙って見過ごすとはとても思えん。と、なれば) ―――ただただ純粋に只管に殴るしか無えよなあ? ハハハ、悪いなペシミ。今のが必死の必殺の一発だなんて、全然全く思って無かったぜ。 ――なんだよ、まだまだやれんだろう?手前ぇの両手はまだあるし、手前ぇの片割れも未だに元気だ。 それなのに、どうしてそんな見っとも無く取り乱してやがんだ? まだまだこれからだろう、夜はまだ長えんだ。 こんな売女の非力な一発、喰らって余裕の顔してくれんだろう?(途切れる寸前まで張り詰められた弦は、そして解き放たれ―――残る左の渾身の一撃が、陰鬱な横顔目掛けて放たれた。)   っらあああッ!! [Sun 14 May 2006 03:41:09]
十示 > 悪業を為す精魅、天地万物の正義を以って── (相手はあの盾で防ごうとしている。 火属性を宿した斬撃を二度も受けたあの盾で。) 火は金に克ち、水は火に克つ── (熱したものを急激に冷ませばどうなるか。試してみよう) ──黒竜ッ! ( すらり、太刀を一息に抜き放ち、盾を目掛けて三度目の斬撃をば ) [Sun 14 May 2006 03:34:21]
ツインズ > 『チッ!』 (陽気な顔が初めて焦りに歪んだ。 振り上げ、空を斬る盾の遠心力と重力に引かれて身体が泳ぎ、一歩退いた陰陽師に無防備な半身を晒す体勢。) 『何やってんだ馬鹿野郎! 糞ったれ売女が来るぞ、とっとと守りやがれ!』 (必殺を一手が相手を仕留め損ねた。 手傷を与えはしたものの、怯まず向かい来る神。 隣の陽気な兄弟を罵って防御を促す) [Sun 14 May 2006 03:25:20]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ははは、云うじゃねえかクソッタレ根暗野郎。 ヤれるもんならヤってみな?アタシの股倉ァ、高く付くぜ? ―――お、らあッ!!(凍てつく車輪に拳を合わせ、ぎゃりぎゃりと耳障りな音響かせて―― その一瞬の静止、逆手でその周囲をぐるりと囲む。 刹那、 ――爆。)  はっは、どうだよ素敵な小技だろう?(ループ。氷の刃を粉々に砕くと、砕いた逆手をぎりぎりと、引き絞る弓のように背後に廻し ―――受け止めた右の髪手は、ただその一瞬の一合でばらばらに裂けては居たが。) [Sun 14 May 2006 03:17:04]
十示 > (叩き付けようにも、此方の刀はもう鞘の中。飛び退いて盾を躱すと) ──それなら、もう一つ講義しよう。 ちっぽけな蟻の穴から堤防は崩れるものだと。 (黒漆塗りの太刀に手を掛け、再度九字を切る。 理科の実験と行こうじゃないか。 1/2) [Sun 14 May 2006 03:12:32]
ツインズ > 回転鋸チェインソーって事で一つ!) [Sun 14 May 2006 03:08:56]
ツインズ > 『そうかい兄さん、ありがとうよ! お礼におれも良い事を教えてやるぜ、教えてやるとも! 猫が何遍爪磨いだって、家が倒れる訳じゃねえってなあ』 (陽気な顔が吼え猛て、掬い上げるように太刀へ叩き付けんと。 金属の塊をなんども打っ叩けば、腕の疲労もそれ相応という寸法) 『さあ来な、売女の神様よお! 股蔵パカパカ開きやすいようにしてやらあ――――簒奪者の長子 貪欲なる輩 牙の一片貸し与えよ!。』 (迫る神を睨み据え、陰気な顔が哄笑をあげた。 力ある言葉に招かれ、虚空に姿を現すのは蒼く輝く氷輪。 子供の背丈ほどの氷の車輪を、鮫の牙のような小さな刃が高速で回転する、氷の回転鋸とでも言うべき代物。 神を倒すにこれほど相応しい武器はあるまい? 眼前に迫る神に向けいざ撃ち放つ!) [Sun 14 May 2006 03:04:20]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (そして、満ちた。)  ――我が手に宿れ夜の断片。 (左手で顔を覆い、くつくつと喉を鳴らす。ある種の恍惚とした興奮が身を焦がし、ざわざわと揺らめく髪が左右に伸びて巨大な腕を象る。その先端は闇よりも濃い暗がりの色に染まり、その両腕をがつん、と付き合わせると) ―――はハハははッハははハハはハ! 待たせたな、此れがアタシの隠し芸だぜ!?(夜が、来た。) オプチミストにペシミスト、格好つけの拝み屋も、遠くも在らば音に訊け!近くに寄って目にも見ろ! アタシの拳がこの莫迦野郎の横っ面張り倒す所をなあ!(たん、と床を蹴ればその小さな体は空を飛び、天井から壁を蹴ると一心に陰気な顔を目掛け、ひとたびたりと視線を外さずただ真直ぐにその拳を全力を持って、打ち抜く――!) [Sun 14 May 2006 02:42:38]
十示 > ( ちき…ッ ) (轟ゥッ!と 火竜の舌のように赤く。 火炎を伴った斬撃が、盾を灼く。 赤熱はするだろうが、熔解には及ぶまい。 一太刀では。) …返しの刃。 (くるりと手の中で刃を返す。×の字を描くように、袈裟に火炎を帯びた刀を振り落とそう。仮に斬り破れずとも、盾を持つ二の腕を熱で焼く事を狙う) ──刀に納めるまでが抜刀術、だ! [Sun 14 May 2006 02:36:34]
ツインズ > 『あんたが見せてくれるんだろう? なぁ、にいさんっ!?』 (陰陽師の呟き聞けば、陽気な顔が陰陽師に向け金属盾を掲げて太刀に備えた。 金属盾の強度に全幅の信頼を置いた堅い守備。 焔宿す太刀を凌げるかは神のみぞ知るというところ)  『御代は見てのお帰りだ? 見せてみろよ売女、つまらねえもんなら踏み倒すぜ?』 (陰気な顔が歯を剥いて笑う。 さぁ、お立ちあい、かくし芸の見せっこだ) [Sun 14 May 2006 02:26:49]
神@トリデ・ザ・アンデッド > アタシの事を信じ無えのは構わねえが、嘲るヤツは張り倒すコトに決めてんだ。 ――全く、愉しそうだな手前ぇら。アタシも愉しいぜ? 魔法ってワケじゃねえがな、ちょっとした手品みてーな小技だよ。しょぼい芸だが御代は見てのお帰りだぜ?(右手の親指を噛み切り、虚空に血文字で絵を描く。それは古くから人々と共にあった存在。神としての概念を得た日没の象徴。) ――さあ、あと少しだ。 手前ぇが張り倒される前にお祈りくらいはしといたらどうよ?(悲観主義者(ペシミスト)相手に吼え猛り、残り僅かの断片を吸い上げるように掻き集める。) [Sun 14 May 2006 02:15:47]
十示 > ──火克金。 (ぽそり、言の葉を口に乗せると、冴形が反応。 脇差の鞘から、ちろりと赤い火の舌を覗かせる) ──実物を見たことは? 赫焉ッ! (銘を呼びつつ、抜き払う。 刀身に緋色の炎を宿し、抜き様に盾へ叩き付けんと) [Sun 14 May 2006 02:13:34]
ツインズ > 『オーオー? 俺等を張っ倒してくれるんだとよ兄弟? お前がオプチかね? おれがオプチかね?』 『さあな兄弟。 お前がペシミか? オレがペシミか? まぁ、俺達は俺達でやる事をやるだけだろうさ』  (二頭の騎士は陽気な顔で笑み浮かべ、陰気な顔で睨みつけ、陰陽師へと向かう。)  『抜刀ぬかねえのかい、格好良い刀の兄さん? 知ってるぜ、ああ知ってるとも! トキノミヤコにゃ、イアーイってのがあるんだよなあ?』 『赤毛の売り女、お前魔法を使おうとしてるだろう? おれもつかえるんだぜ、つかえるともよ!』 (陽気な顔が陰陽師に、陰気な顔が神に向け、嘲る様に言い放つ。 こちらも魔法集中開始 1/3) [Sun 14 May 2006 02:04:35]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 煩えヤツだな、オプチにペシミ。 ――アタシは神で、手前ぇは死人。 アタシはアタシの名に掛けて、手前ぇらの横ッ面あ張り飛ばしてやるから、そう思え? (ゆるりと宙に、然し1センチばかり浮く。滑るようにじわりと後退し、その場で少しずつその源泉を呼ぶための意思を固めていく。) ―――あと、2分。 (2/4。ほんの些細な衝撃で途切れる意思なれど。) [Sun 14 May 2006 01:51:12]
十示 > やれなくは無い。 どのくらい欲しい? (金気に克つには火気で行くか。指先で早九字を切りながら、赤い飾り紐の付いた長脇差に手を掛けて、待ち構えよう) [Sun 14 May 2006 01:46:49]
ツインズ > 『ギャハ! お嬢ちゃんが神だって? 砂漠のきかん坊なお日様にかけてありえねえなあ、兄弟?』  『ああ兄弟。 雪山のしみったれたぴゅーぴゅー山風にかけてもよ』 (さもおかしそうに噴出す陽気な顔と、いらいらと眉を跳ね上げる陰気な顔が、男の後ろに下がる神をねめつける。) (二頭の騎士は、腰を落とし眼前に盾を構える守備重視の型で構える) [Sun 14 May 2006 01:43:38]
神@トリデ・ザ・アンデッド > あ?報酬? ハハ、そんなモノ手前ぇにくれてやるよ。 アタシらは正式な招待客じゃねえからな。勝手に来て、勝手に殴り合いやってるだけだ。 ―――――豊穣と繁栄を司る、大地が神だ。 愉しくやろうぜ? (とは、云ったものの全身鎧相手に殴りかかっても効果は薄かろう。集中を開始しながら、傍らの男の背後へと数歩、引きつつ) ……おい、人間。 時間稼げるか? [Sun 14 May 2006 01:34:31]
十示 > 首は二つ、か。 …報奨の取り合いにはならないな。 益々重畳。 ──陰陽侍、玄守十示。( どんな仕掛けにも即応できるべく、腰を落として構えつつ─ ) 推して参る。 [Sun 14 May 2006 01:30:44]
ツインズ > 『お呼びいただいて光栄の至り。 お嬢さんの赤毛にかけて、お客さんを退屈させるわけにゃあいかないからなぁ、兄弟?』 『そうとも兄弟、口汚い売女の舌にかけてもな』 (神のお招きにあずかりまして、姿を現す影一つ。)  (闇より来るフルプレートに盾を持つ厳つい騎士には頭が二つ。 同じ人相が陽気な表情と陰気な表情で、囃し合いながら神と陰陽師の前に歩みを進める) [Sun 14 May 2006 01:24:35]
神@トリデ・ザ・アンデッド > おお? ―――ハッハ、良かったなあ拝み屋、使いッ走りやらずに済んでよ。 応、呼んだも呼んだ、呼びっぱなしだってんだ。 遅えんだよ来るのが。 ――良いぜ、遊んでやらあ。 (今度こそ、遠慮なく殴り倒して良い相手と見るや嬉しそうに唇を歪め、鳴らす左手をべろりと舐めた。)         ……さて、そうと決まったらちゃっちゃと顔でも出したらどうよ? 隠れたまんまじゃあ、躍れねえぜ? [Sun 14 May 2006 01:14:45]
十示 > ──幸い、向こうから来てくれたみたいだな。 (腰の五本の刀の鯉口をいつでも抜けるように緩めておく) 此方としても、手ぶらでは帰れなかった所だ。 助かる。 (ざっしゅ、と摺り足で声の主へと向き直らん) [Sun 14 May 2006 01:10:34]
視線 > 『お呼びかな?』 『お呼びだね?』 (闇の奥、通路の先よりそんな声。 神の要望に応え、『襲われてもよい存在』がそんな囁きをもらした) [Sun 14 May 2006 01:05:43]
お知らせ > 視線さんが来ました。 [Sun 14 May 2006 00:57:15]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ある意味オタカラだろうが正体不明の謎の敵だぞ手前ぇ此れで奮わなかったら男じゃねえだろうちゃんとナニ付いてんのか? つうか今困ってるだろうが今!ナウ!(腕廻したままずかずかと歩み寄れば同じだけ逃げる拝み屋とやら。ぶふー、と疲れ気味にぐんなりと顔を伏せて) はーあー。 何だもう畜生。 判った判ったじゃあ手前ぇを襲ったりしねえから、襲っても良い奴を連れてこい。(指を突きつけきっぱりと命令した。初対面なのに。) [Sun 14 May 2006 00:55:22]
十示 > 生憎宝探しに来たわけじゃない。 大抵困らないしな。 (身体能力と式で何とかするのが退魔士の本懐。さておき微妙に危険が迫っている様子) 御免蒙る。 あんたが動死体になったら、そのときにでも改めて考えさせてもらおう。 (じりじり後退りつつ。 なんとなくみっともないが、無駄な戦いを避けるのも陰陽師の本懐なのである。) [Sun 14 May 2006 00:52:01]
神@トリデ・ザ・アンデッド > うっわ手前ぇ役立たねーなあ。何しに来たんだよダンジョン探索にロープとか必須だろう?(そういう自分は食料すら持たずに来たわけだが。) 然し、何か居るのが理解ってんのに、わざわざ他のヤツラにお裾分けしてやるのも何か業腹だな。 ……なんでこういう時に限ってウチのヤツラは誰も居らんのだ。(だからそれは貴様が置いてきぼったからなのだが。 そういった現実とは無縁の世界の住人である神は盛大に悪態をつくのである。) …ああもう、仕方ねえなあ暇だから手前ぇ遊べ。 いいから遊べ。 よーし行くぞー避けんなよー?(腕ぐるーんぐるーんパンチの姿勢。) [Sun 14 May 2006 00:45:45]
十示 > 否、斬り合いを想定した装備しか持ってきて無い。 式で蛇を作っても、造れて10mそこらが精一杯だな。 他の班に呼びかけて、ロープを繋げるか──本隊を待つか、した方が良いと思うが。 …無茶を言うな。何も出ないのは俺の所為じゃない。 [Sun 14 May 2006 00:31:40]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ああ、もう拝み屋でもポン引きで何でも構わねえよ。 アタシは暇で暇で仕方ねえんだ。とっとと出すか出さねえか、遊び相手を連れてくるか、そうでもなかったら手前ぇが遊べ。(不機嫌を隠しもしない顰め面で、尊大に構えて神が云う。) [Sun 14 May 2006 00:26:04]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ふふん? 善く識ってんじゃねえか、手前ぇも。 ―――縦穴か。 迷わず突っ込みてえ所なんだが、アタシの可愛い連れ合いどもが路頭に迷うと可哀想だからな。 …おい手前ぇ、ロープ持ってねえか? (件の縦だか横だかの穴を覗き込みながら、唐突に訊いた。) [Sun 14 May 2006 00:23:51]
十示 > それから、さっきも言ったがハラエの退魔士拝み屋だ。 連れは居るが、今は別の事をしている。 (女子校ノリと言うべきか、入りづらさは感じるが。そういう仲とかは想像すらも出来ない。それが木石漢クオリティ) [Sun 14 May 2006 00:23:13]
十示 > (観てきたように物を言う。 実年齢以上に沈着冷静枯れていると評判な陰陽侍は肩を竦めて) ─そこの縦穴の下に、何か居るのは確かだが。 途中の横穴から入らないといけない。 何の用意も無しだと、何処まで落ちていくかも判らないぞ。 相当深かったからな。 [Sun 14 May 2006 00:20:32]
神@トリデ・ザ・アンデッド > そいつは災難だったな。まあそんな日もある気を落とさずに頑張れ。(悪びれもせず片手を上げた。己が食ったとかそのへんが意識に無いのかも知れん。) さて、そうなると――どっち側に行けば獲物が居るかね。 …このへんの穴潜れば何か居るか?(皹割れた壁の穴に頭突っ込めば反対側を覗き見る。 …暗くて何も見えぬが、ひうひうと妙な音が響いていた。風の音だろうか、それとも何かの鳴き声だろうか。) ……まあ、入って見れば判るか。 で、手前ぇは何だ?一人旅か?それとも仲間がイチャり出して追い出されたクチか?(げらげらと笑った。) [Sun 14 May 2006 00:13:25]
十示 > いや。 (首を振って) こっちは何も無い。 ちょっと足を延ばそうかと飛ばした式は── (食われて吐き出された紙屑に眼をやった。) …不幸な事故で此処までしか視れなかったようだ。 其方は逆側から? (腹壊すぞ、言葉を添えつつ尋ねた) [Sun 14 May 2006 00:09:53]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 煩えな小難しいことをゴチャゴチャと。 (差し出された握り飯、包み皮をひん剥けばがつがつと貪り喰い) んぐ、む… だが、アレだな。 神に対する礼儀がなってんのは褒めるに値するな。 そうそう、神なんだから備えモノの一つや二つ… はぐん、むう。 おう、美味え。 褒めてやるから有難く思え。 (ものの数秒で喰らい尽くすと、むくり起き上がって肩をごきごきと鳴らした。) ―――むう、まだ少し食い足りねえが贅沢云っても仕方ねえな。 やっぱ血肉が足りねえからな、そのへんのゾンビでも狩ってレバー喰わねえと。 (うむ、と廊下の奥へ視線巡らし) …そういや、手前ぇソッチから来たっけな。 どうよ、何か居る気配でもしたか? [Sun 14 May 2006 00:04:07]
十示 > …口が悪い神だ。 貧すれば鈍するのは神も同じなのか? ( 実際色々居るものだ、と。 フテ寝した其れを眺めながら、風呂敷包みの結びを解いて) …じゃあ、供物の一つも供えていこう。 (竹皮で包んだ握り飯を) 腹が減ってるんだろう? (言い終わる隙を与えてくれない気もする。) [Sat 13 May 2006 23:59:44]
神@トリデ・ザ・アンデッド > 足? 何だ、極東の出か。 ―――あったく、頭の悪いバカだな。 一度で覚えらんねーのか?アタシは神で、それ以上でも以下でもねえって言ったろうが。 (どうやら死体ではないらしい。遊び損ねついでに機嫌も損ねた神は転がったまま、あーあと聞こえよがしに溜息ついて)  ……何だよ、神が此処に居ちゃあまずいのか?東の出だったら判んだろう、神つったってピンキリだ。 酔狂で死体と殴り合いしにくる神が居たって不思議じゃねえだろがい?(ハハ、と舌を出し、中空目掛けて中指を立てる。) [Sat 13 May 2006 23:52:06]
十示 > ──ハラエの退魔士拝み屋だ。 生憎まだ死んでない。 足だって或るしな。 (打刀を腰に納めながら、転がる少女を見下ろした) ──穢れの場所に、仮にも神の一柱が何故? (当然の疑問だと思う。) それとも矢張り頭に“死”が付く神なのか。 [Sat 13 May 2006 23:48:43]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ぐうえ、ふ―――。(突き出された刀の柄、正面から喰らいごろごろと跳ね転がる。無様に咽せかえりながら床の上を悶え絶して) ……はぁ? 失礼なヤツめ。 このアタシは神であってそれ以上でも以下でもねえ。そういう手前ぇこそ何だ、死人なら死人らしくもう少しゲッソリしてたらどうなんだよ。 …ああ、腹減って力が出ねえ。(仰向けに大の字に寝転がると、逆しまになった男の顔見上げながら毒付く神。) [Sat 13 May 2006 23:43:27]
式神の術士 > (刀の平で、拳を受ける。 その拳威は見かけよりずっと強力だ。 ) ──つ、ッ! (威力に煽られ、左腕を大きく弾かれる。 刀が手からすっぽ抜けそうだ) そうか。 なら闘り合う必要はないと思うがな。 あんたの頭に“邪”とか“祟”とかが付かなければの話だが。(右手で、右腰の刀柄に手を掛ける。 其の侭鞘ごと引き出して、剣柄で腹を突き弾き飛ばそうと) [Sat 13 May 2006 23:38:22]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ふん、剣を遣うか。 良いぜ、死体にしちゃあ上等だ。 まだ随分と新鮮らしいしな、このアタシが綺麗に美味しく戴いてやろう。 ―――ははは、アタシが人外に見えるか? 正解だ、アタシは、 (駆ける。ただ只管に己が獲物を目掛け走り、その振り上げた拳を叩きつけるために。) ―――神だ! (脚を止めず拳を引かず、打ち据えんと振りぬかれたその刀の平へと目掛け、全力で拳を打ちつけた。) [Sat 13 May 2006 23:28:05]
式神の術士 > …迷い込んできた近所の住人か何かかと思ったが──人間じゃ無さそう…だ。 なッ?! (歩いてきたかと思うと、勢いをつけて突っ込んでくる。 咄嗟に腰から打刀を抜き出すと─) ……こんな事なら寝てた方が都合が良かったぞ、此方としては。 (そう、ぼやく。脚を止めないなら、拳を引かないならば其の侭剣の平で打ち据える心算で) [Sat 13 May 2006 23:25:07]
神@トリデ・ザ・アンデッド > ああん? ――おお、来やがった来やがった。 なんだ、寝て待てとか云うが本当だな。 さすがに今のはやばかったぞ、ちょっと寝そうになっちまってたからな。 とはいえ――まあ、折角来てくれやがったんだから、歓迎するのが礼儀ってモンだよな?(現れた人影、にやり笑うとゆっくりと身を起こし… 左手を、ばきりと鳴らした。) …さて、どういうルールがお好みだ? アタシは殴り合いしか出来ねえぜ?(かつん、かつん。ゆっくりと歩きだす。かつ、かつ。それは次第に速度を増し、やがて走り出すと目の前の人影へと目掛け拳を振り上げて――。) [Sat 13 May 2006 23:18:43]
式神の術士 > (一分ほど後) ──いや、食うな唐突に。 (頭を掻きながら、ぺたしぺたしと草履の音を響かせて) 屍鬼か…? にしては、まだなってから新しいのか。 [Sat 13 May 2006 23:04:05]
神@トリデ・ザ・アンデッド > あーもう、眠ぃー……… 寝ちまおうかな。 ……あん?(茫洋とした意識の中、薄暗い廊下の天井付近を何やら白っぽいものが浮遊するやら飛行するやら。ナニモノか。とか考える前にまず髪が伸びて絡め取る触手じみた生存本能。)  ――シャアア!(何か言語とかもう知能程度低い低い。捕獲した折鶴迷わず口に投げ込んで) まぐ、もぐ、ん………―――――――――――不味ッ! 紙じゃねえかこれ何だこの野郎舐めてんのか!(ぺッ!ぺッ!) [Sat 13 May 2006 22:58:50]
(折り紙の鶴) > (声の出所を探るように、白い折鶴が旋回する。) [Sat 13 May 2006 22:56:25]
お知らせ > (折り紙の鶴)さんが来ました。 『 (ふわり、と) 』 [Sat 13 May 2006 22:54:03]
神@トリデ・ザ・アンデッド > …とはいえ、思い通りに出て来るようなら誰も苦労はしねーか。 ったく、アタシはこういう面倒な作業は好きじゃねーんだがなあ………猫と貧乏人は何処行きやがったか。(置いて来たんだ、お前が。 歩く足音は廊下に響き、気配は遠く何の現れる前兆も無い。すきっ腹抱えて溜息付くと、面倒臭そうに壁際に背を預けずるずると座り込む。) …あー、疲れた。 面倒くせー。 誰かいねーのかだーれーかー。(叫ぶ声にも覇気は無く。) [Sat 13 May 2006 22:28:20]
神@トリデ・ザ・アンデッド > やれやれ、そろそろ腹が減ったっつーのに、幾ら探しても居やしねえ。 食料くらい自前で買ってくるべきだったか―― まあ今更言ったところで始まらんな。 仕方ねえ、そのへんのゾンビでも喰うか…?(かつこつと真っ暗な廊下を歩きながら、一人呟き思案する。お腹は意外に丈夫らしい。) ――なるべく新鮮そうなヤツがいいんだがなー。 (何か沸いて出ないものかと路傍の小石を蹴り上げた。 からころと音をたて転がっていく小石。) [Sat 13 May 2006 22:20:09]
神@トリデ・ザ・アンデッド > (右腕は繋がった。 繋がったとはいえ、本当に”ただ繋げただけ”なので、全く動かん。あとで治すのにまた代償が要るが、それはまあ仕方ないだろう。) さて… どうしたもんかね。 (そして、今。)  ―――迷ったぞ?(道に迷っていた。) [Sat 13 May 2006 22:15:21]
お知らせ > 神@トリデ・ザ・アンデッドさんが入室されました。 『―――結論から言えば。』 [Sat 13 May 2006 22:09:58]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが退室されました。 『( …何となく掃除をし出した。 )』 [Fri 12 May 2006 14:20:05]
ル・チャ@死者砦 >  …まあ、徹底的に荒らされた感があるねえ、困ったねえ。 ( …尾をたっふたっふ、と揺らして。 ぼろぼろの内部を眺めた…。 壊れかけの祭壇に手を置き、ぐい、と押してみたりなぞ …しながら。 ) そりゃまあ、不死者さん達からしたら、嫌な場所ではあるだろーからねえ。 [Fri 12 May 2006 14:14:48]
ル・チャ@死者砦 >  お、っと ―― 、、 ( …ある空間へ入り込んだ。 西洋の砦内は、実に色々な設備がある…砦自体で、一つの集落を兼ねたモノも史実にはあるぐらいで。) …礼拝堂、だねえ――。 砦がこんな状態だと、いっそ皮肉的ではあるけど…。 ( …朽ちた長椅子の破片を乗り越え、…朽ちた絨毯を踏む。 ) [Fri 12 May 2006 14:06:18]
ル・チャ@死者砦 > ( …お手柔らかに一つ!とか誰かが…昨日も同じ事言ったメモリー。 ) …どっちが迷子か、解らなくなってきた。 ( …仲間捜しを兼ねての探索。…夜は単独でうろつくのは危ないので、昼間に。けれども、砦内はやはり薄暗い上に――。) 昼間でも襲われたしね、昨日も。 [Fri 12 May 2006 14:04:02]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが来ました。 『( …イベント外参加者なので、このルゥム。 )』 [Fri 12 May 2006 14:01:28]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが帰りました。 『( カミサマ、どこだー。 )』 [Thu 11 May 2006 15:08:22]
ル・チャ@死者砦 >  ―― カミサマ探してる途中だった、僕 …!  [Thu 11 May 2006 15:08:07]
ル・チャ@死者砦 >  あ。 [Thu 11 May 2006 15:07:50]
ル・チャ@死者砦 > (…戦闘後の余熱、…ツヴァイと、良鉄をゲットした後、不意に思い出す。) [Thu 11 May 2006 15:07:48]
ル・チャ@死者砦 >  しっかし、ああ …歯、いたぁ …。 ( …一本取れてしまった。掌に吐き出した。屋根か軒下に… … … 死者砦の屋根や軒先に捨てたら宜しくない事になりそうだ、ともあれ。) ―― よし、第二代の愛剣は君にしよう。 ( …ツヴァイハンダーも手に入れた!ぱんぱかぱーん。) [Thu 11 May 2006 15:06:53]
お知らせ > ツヴァイハンダーさんが退室されました。 『(ル・チャは戦闘経験値3を手に入れた。)』 [Thu 11 May 2006 15:04:04]
ル・チャ@死者砦 >  ……オヤスミ、骨の騎士サン。 ( …砕けた頭蓋骨、覆い被さるようなマント。 …亡骸をマントで覆い包むのは、どこかの騎士の葬送儀だったはずだ。 ) 僕が何処まで行けるか、…見ているといいよ。 ン。 ( …彼のツヴァイハンダーを、担ぐ。…彼への暫時の送句が終わったら、炉も巡るとも。) [Thu 11 May 2006 15:03:10]
ツヴァイハンダー > (幾つかある炉を念入りに調べれば、拳大の良鉄が見付かる事だろう。 ナイフ程度しか作れはしないだろうが、それだけあれば3万エンは下るまい。) [Thu 11 May 2006 15:01:38]
ツヴァイハンダー > (幾千、幾万と槌を受けた金床に叩き付けられ、しゃれこうべは破砕された。 それを隠すかのよう、赤いマントが頭があった場所をはらりと落ちる。 ガランガランと鳴きながら落ちたツヴァイハンダーが落ち着く頃、不死者の気配は無くなるだろう。何一つ。) [Thu 11 May 2006 15:00:16]
ツヴァイハンダー > (最後の抵抗を続ける骸骨の視界は、不意に移り変わり… ガシャン!)…!(幾千いまん区 [Thu 11 May 2006 14:54:39]
ル・チャ@死者砦 >  今日は 僕の勝ちだな  ――! ( 鍛冶場。 近くの金床に、 彼を頭から 叩き付けん! ) Bye ――――― !!! [Thu 11 May 2006 14:52:22]
ル・チャ@死者砦 > ( 通常の斬り合いでは、此方が不利なら、己の出来る事を全て考えて、考え出した道筋に敵を乗っけるのだ。 ) 君が生身だったら 僕の手なんて読んでたはずだ … ! ( 彼を持ち上げる。 ガッ ! ガッ ! 顔に当たる、柄。 額が割れて、ツ、ツ ―― と 血。 ごろり、と 口の中で折れた歯が転がった。 ) 君が生身なら 生きてたら、僕に勝てたぞ ――! ( ぐるん! 身体を捻って …! ) でも。 [Thu 11 May 2006 14:51:37]
ツヴァイハンダー > (刃を前にして武器を手放す、その勇気こそが俊敏さの源。それが先読みと合わさったならば、神速とも称される物であろう。後退も間に合わず、体を掴まれた。自在に大剣を扱うル・チャの膂力ならば、持ち上げる事も可能だろう。)…!(この間合いでは、長い剣は取り回せない。ガ、ガ。離せとばかり、剣の柄を彼女の顔に叩き付けようか。) [Thu 11 May 2006 14:48:12]
ル・チャ@死者砦 >  かかったな ―――!!! ( 迷わずに大剣から手を『離した』 がらん! 壁に刺さったか、引っかかったか。 押し合いの距離は、最早、最至近距離! 剣よりも 『手』が早い ―――! ) ら、  ああああ  ――! ( 猫娘の右手は、彼の腰骨を掴もうとし。 左手はあばら骨 ―――! 彼と 己の差の 二つ目は、生身と骨身と云うこと。 彼の体は『持ちやすい』 … !) [Thu 11 May 2006 14:42:14]
ツヴァイハンダー > (薄暗闇に火花が散り、ギギギと金属が噛み合う音色が響く。 押される。体重が無く踏ん張りが利かない体は、押し合いには実に向いていない。ル・チャの思うままに壁に押しやられるも、く、と壁の寸前にて押し返し、抵抗を見せた。 それは、相手の止めを誘う呼び水。 ささ、と足運び、背中に迫る壁より脱出し…押してくるル・チャの剣先を、壁に引っ掛けてくれよう。) [Thu 11 May 2006 14:39:01]
ル・チャ@死者砦 >  ふ、  ぅ、  ぅ  ――――! (  が、  ぎぃん! ツヴァイハンダーの刀身の根元『リカッソ』はまるで柄の延長のようになっているのが、特徴だ。 そこは刃では無い。 ) ぃ、  ぃ !( 狙った訳では無いけれども。 下から上へと上がってくる刃と、上から下に下ろす刃。 激突すれば、互いに滑って互いの刃根元をかみ合わせる形になるだろうか。 離れさせない!と 己の身を近くさせる。) 純粋な力量なら 君の方が上 ―― なら! ( ぐ、  ん! そこから まるで 体当たりのように、彼を壁際へと 押しやらんと! 彼と 己の差は 『質量』の差だ。 筋肉組織や、血液、色々 ―― あるものと、ないものの差! ) [Thu 11 May 2006 14:33:28]
ツヴァイハンダー > (怒りも動揺も何一つ、浮かべる物は落としてきた。しゃれこうべはただ、石のように動かない。)…(ふ、と不意に頭を下げた。それと同時、その勢いで間合いへと踏み込んだ。 ぶぉんッ。 僅かに堆積した埃を巻き上げながら、大剣が逆袈裟に振り上げられた。ル・チャの胴を両断せんと。) [Thu 11 May 2006 14:26:04]
ル・チャ@死者砦 >  ――― っ、  あ、は 。 ( 怖い。 怖い。 怖い。 けど、 …彼は強い。 こんな瞬間は、やはり自分は狂ってるのかもしれないと思った。 …ゾクゾクする。 ) ―― こんな所で伏せ待ちしていたなんて。 この炉場、まだ護るものがあるってことだね。 ( …宝の気配、雄雄しい守護者、燃えない訳が無い。 ) ――。 ( じり、  じり、 すり足。 こちらは、大剣を肩に担ぐかのような形。 大剣同士、技術というよりは、勢いと力の比べあいだろうか。 ) [Thu 11 May 2006 14:22:25]
ツヴァイハンダー > (両手剣を手にすれば、切っ先を下ろし、脇に携えた。振り上げる構え。)…カタカタカタ…(最早発する言葉は命と共に腐り果てた。応えず、ただ顎が鳴るのみ。 いざ、とばかりの一拍を置くと、じり、と間合いを詰め始める。) [Thu 11 May 2006 14:18:51]
ル・チャ@死者砦 > ( 泣かないで兄弟…誰かが慰めた。 )( ――骨、骨の兵士が居る。 ) …成る程、確かに骨の兵士なら、気配もしないし、匂いもしない、か … っ というか何だか笑ってる … っ ! ( ぶぉ、ん … っ ! 大剣を構えた、――気息を整える。 ) 兵士っていうか、騎士さんかな、マントだし。 [Thu 11 May 2006 14:14:39]
ツヴァイハンダー > (失礼と誰かが泣いた。 追って落ちるマントを払いのけるのは、笑うかのように顎鳴らすスケルトンの姿。 ガッ、両手で剣を引き抜いた。) [Thu 11 May 2006 14:10:53]
ツヴァイハンダー > (両手用、と称される剣が、その重量を以ってル・チャを居抜かんとしたのだ。 それを追って落ち、剣の脇に着地する姿。)カタカタカタ…( [Thu 11 May 2006 14:10:02]
ル・チャ@死者砦 > …いきなり、ダーティ…っ 、昼間なのに、超元気ね… っ、 ( 得物を構える、壁際に背を護らせる …耳が、ぴぃん!と立った。 ) …まったく気配を感じなかった、 … 一体何だろう …。(…気が、抜けぬ。) [Thu 11 May 2006 14:09:17]
砂粒 > (ル・チャが居た場所へ、ズガンッ、石床突き破る物。) [Thu 11 May 2006 14:06:51]
ル・チャ@死者砦 > ( …ざっ、…と 壁際に下がってしまった本能反応。それから…。) 何か頭にかかった? (…意識が知覚する。本能先だった。) [Thu 11 May 2006 14:06:03]
ル・チャ@死者砦 > (…あれは『炉』だろうか。火はついていないけれど。) …砦内の鍛冶場?かな…、まあそういうのがあっても可笑しくはないよねえ、元は砦なのだしさ。 (…感覚を広げて、周囲を眺める。) [Thu 11 May 2006 14:05:20]
お知らせ > 砂粒さんが来ました。 『(ぱらら。 ル・チャの頭に落ちる。)』 [Thu 11 May 2006 14:05:02]
ル・チャ@死者砦 >  …夜よりは動き易いのは確かなのだけど、ねえ…。 ( …尾をゆるりゆるりとくねらせる。…夜間よりは、『嫌な匂い』も少ないけれども、…此処は彼等の地。…昼間の刻でも、動く奴が居ないとも限らない。) …何処に居るんだろっと…。 ( …壊れたドアを抜けると、広い空間に出る。 天井も、少し高いのが解った。 …… [Thu 11 May 2006 14:03:14]
ル・チャ@死者砦 > ( だからお手柔らかに一つ御願いしたくー!とは、何処かの誰かの言葉なり。 ) …。参ったなあ。 ( ………死者砦内部、徘徊する猫娘。) カミサマが戻って来ないから探しに出たら、エディともはぐれてしまったよ。 [Thu 11 May 2006 13:58:41]
お知らせ > ル・チャ@死者砦さんが入室されました。 『( …イベント外なので、この るぅむ。 )』 [Thu 11 May 2006 13:56:35]
お知らせ > エディさんが帰りました。 『 …それで逝くなよ?ったく―― ( まずは一休み、一休み。 …金貨の回収は、また後で。 )』 [Tue 9 May 2006 05:53:56]
エディ >  おとな、し、く…しと、け…ッ! ( 息が乱れるのは、本当は避けたいのだけれど。言い返さずにもいられない。 足元に散らばる金貨、後で拾うと心の中であいるびーばっく。 )  …お前も神も、何かえっらい楽しげだったよなァ…… ( その熱に多少なりとアテられたから、今はほんの少しだけ分かる気はするけれど。 ずるずる、ずり。 ) [Tue 9 May 2006 05:52:56]
お知らせ > ル・チャさんが退室されました。 『 ――  イっちゃいそうになるぐらい 愉しいのだよな、 何故か今日は。』 [Tue 9 May 2006 05:45:51]
ル・チャ >  ちょっと 殴られプレイは、 非対応なんだな、これが ――。 ( うん。 全部OK【受け】じゃないからさあ、とか のたくりのたくり。 … 届かなかった天井に、 こっそりと、 歯軋りをした。 でも。 仲間がありがたい。 ) ――  嗚呼、  なんていうか。 ( 引きずられ、ながら。 ) 嗚呼、なんていうか。 死線が がっつんがっつん 見えてたけど。 [Tue 9 May 2006 05:45:37]
エディ > ( 新鮮な高貴って、空気。 確かに、宝石よりもある意味尊い、けれど。 ) [Tue 9 May 2006 05:45:27]
エディ > ( 闇の中に重ねられていく光の軌跡。 土も灰も夢も夜もぶっ飛ばす爆砕に、覆面越しの顔もびりびりと。 多少は薄まったとはいえ、毒霧はまだ、満ちている。 )  ( ずっしゃりスライディングは、衝撃も多分、大分小さく。 むぐ、とか変な音は出たけれど。 腹立ち紛れに散らばる金貨をべしっ!と拾い上げたら。 )  や、痺れるなってか、神ィィィッ!? ( 何とか無事。まだ生きてる、動ける。 が――― ) ……殴るぞ、取り合えず殴るからな?  ( 多分、己が一番元気だから。 糸が切れたみたいに倒れた神と猫、半ば引きずるようにして。 …持ち上げられないから、それはもう引きずって、もう少しだけ新鮮な高貴のある方に、ずーりずり離脱、脱出…! )  ( …後から、拾えるかなぁ。金貨。 頭の隅っこ、何処までも貧乏臭い。 )   [Tue 9 May 2006 05:43:07]
ル・チャ >  任せ、られた。 ―― 君の眠りを 全力で護るよ。 オヤスミ、 良い夢を カミサマ。 ( まだ 痺れて動けない。 ) ねえ エディ。 ―― もうちょっと 肉付き良くなってくれると 押し倒し甲斐もあるんだ、けど、  なあ、、   ( ぐったり。 ) [Tue 9 May 2006 05:40:43]
お知らせ > 神@不死砦さんが帰りました。 『金も拾わず気絶する。『――夜まで起こすな。起こしたら擽り殺す。』』 [Tue 9 May 2006 05:38:52]
神@不死砦 > ――――おう、好きなだけ痺れてやがれ。 (ばさり。 主を失った髪が解れ、ばらばらとほどけていく中で、お供の無事を確認すると、にい、と満足げに、笑って)                 だが後は任せた。(そのまま前のめりに、顔から倒れた。) [Tue 9 May 2006 05:38:19]
ル・チャ > ( … きっと、 色々吹き飛ばしてくれると信じているので。 )            痺れてても、  イィ? [Tue 9 May 2006 05:35:15]
お知らせ > ゾンビワームさんが退室されました。 『(エディ・かみさまには戦闘P8を。ル・チャには戦闘P5をそれぞれ進呈)』 [Tue 9 May 2006 05:32:55]
ル・チャ >   〜〜〜〜  っ、  っ ッ  ッ ! ( 猫獣人の高所落下適性、可能な限り、己のみで衝撃を吸収したい処だった。 相棒つぶれるから … ! 四肢で、そのバネで 吸収せんとす 着地の衝撃。 ) が、  ――  っ   、  ( 両手、両腕、両足、両脚に走る痺れ。 残る毒霧。 でも、―――。 ) ハハ、  ――   っ  ( 猛々しい、夜の猛気が荒れ狂うのを感じるから。 ) [Tue 9 May 2006 05:32:51]
ゾンビワーム > (もし貴方たちが散らばったお金を拾おうというのなら、拾ったロールを回した人数分だけ、そのキャラの退出秒数の一桁×1000エンの臨時収入を得るだろう。 ) [Tue 9 May 2006 05:32:22]
神@不死砦 > ―――――爆ッ!! [Tue 9 May 2006 05:32:16]
神@不死砦 > はッ。 ―――何だよ何だよ、限界だったのかよ。 折角、アタシが最後の最後、でけえ花火を上げてやろうと思ったのにさあ。 ……仕方ねえな。 ソレじゃあ、此れは手前ぇの弔いに使ってやる。 冥途の土産だ、成仏しろやあッ!! (ぶん。 頭を廻し、巨大な両の腕を廻し、光る軌跡を幾重にも幾重にも折り重ね―――)   ジェノサイド・ルゥゥゥプッ!!(巨体の灰も、毒霧も、全てを吹き散らす程に―――) [Tue 9 May 2006 05:31:58]
ゾンビワーム > ( あけることの適わなかった天井、そして吹き散らされたとはいえその量は僅かといえる毒の霧。貴方たちに与えられた時間は、残り1ターン。この部屋を出ることなくそれを過ぎれば、毒が体に回り始めるだろう。 ) ゴオォォオアァオオウウアウァァアアッ!!! ( 最後の咆哮を上げて、力を失った巨体が崩れ落ちる。そして、その巨体は確かに神の見えざる手によって受け止められ――尺の関係上余った部分は地面に叩きつけられ、すさまじい砂埃を生むだろう。それが、毒の霧を一時吹き上げ、その効果を、もう1ターンほど遅くしてくれたようだ。すなわち、毒が体に回りだすまで残り2ターン。炎は程なくしてワームの全身を焼き、その巨体は黒い灰となって崩れ落ちたのであった。 ) [Tue 9 May 2006 05:27:43]
エディ > っっつー…ッ! て、て、手…ッ!? ( そういえば、さっきも似たようなものを見た。 焔のような髪が、今はそれこそ、夜の片鱗を溶かしたような――  感慨じみた間は、濃縮された時間の中ですら、刹那の事。 神の邪魔にならぬよう、打ち身に痛む身体を横っ跳びに退かせたら。 )  戯けたこと言えるくらいなら、元気そうじゃねぇ、か 猫ッッ! ったく、滅多に見られないもンの大盤振る舞いだな今夜は…ッ ( 落ちる猫の身体、特等席の下側に滑り込まんとダッシュする。 …受け止めるとか無理だから、それこそ衝撃の緩和が精一杯なのは許せってな所ッ )  ( そして爆風――― ぶあ、と毒色の空気が揺れたのが見えた。 ) [Tue 9 May 2006 05:22:14]
神@不死砦 > (爆風は、ほんの僅かだけ毒の煙を吹き散らす。 ――そう、少しで充分だ。 あと少しの間、このデカ物と踊れればそれで構わないのだから。)  ―――――来いやあああッ!!!(髪の両腕真っ向から、その巨体受け止め囲まんと、受け止めるが為、待ち受ける―――  ああ、生憎アタシは頭が悪い。 こういうやり方しか知らねえんだ。) [Tue 9 May 2006 05:16:27]
ル・チャ >  ここは 随分と特等席だねえ。 ( 落ちながら。 そんな呟き。 )  [Tue 9 May 2006 05:15:59]
ル・チャ > 慣れるまで?! なら、御宝ゲットして、月滴亭の最高級ルームで、 蕩かしてあげようか、エディ ッ ( 朝日が眩しい、 ――  ッ  ) 何を 何を言うのか、 何を言うのか カミサマ ッ ! 君のとびきりの一発で このくそったれの地蟲王を  根っこから、魂の奥底から ぶちのめして 貰う為、  サ  ――  ッ 全部 その為 ッ ! ( 落ちる身。 落ちる瞬間。 ) 嗚呼。 ( 夜色の炸裂が見える。 ) [Tue 9 May 2006 05:15:43]
神@不死砦 > ―――はッ。 今のアタシじゃあ、此れが限界。 両手を呼び出すくらいが精一杯だ。 …ソレでも、手前ぇの相手をしてやるにゃあ充分なんだぜ?  ―――ルールを説明してやる。 夜の此の手は、描いた円の内側を爆砕する力を持つ。 当然、あの戦争での、全盛期の爆発力に比べたら雀の涙みてえなモンだが、手前ぇと遊ぶにゃ不都合ねえ。 ―――だから、アタシは今から、此れで手前ぇを囲い込むぜ。 …手前ぇだって、腐ったとは云え大地の獣だ。 暴れて埋まって自滅なんて終わり方、死んでも死にきれ無えだろう!? (手を、ぐるりと廻す。光が軌跡を描き、それが円へとなった刹那)  ―――ジェノサイド・ループッ!!(――爆。僅かながら、確かにその空間が、爆ぜた。 …そして、その一点を中心として、ぶありと風が舞い起きる。) [Tue 9 May 2006 05:13:46]
ゾンビワーム > ( 判定は【6=偶数】よってル・チャの天井穴あけは失敗に終わった。だが、ワームの命も残り僅かだ。最後の抵抗を試みるように、燃え盛る巨体を、かみさまめがけて倒してゆく。さぁ、いよいよフィナーレだ! ) [Tue 9 May 2006 05:13:30]
ゾンビワーム > ( まだ身体能力はそれほどでもないとはいえ、気迫と渾身の一撃は、天に届くか! 恨みっこなしの秒数一桁判定【奇数と0なら天井に穴あけ成功。偶数なら失敗、そのまま落下】 ) [Tue 9 May 2006 05:11:46]
神@不死砦 > ああ、クソ。なんだお前ら。いくらアタシが、見せ場はやるって言ったからって、本当に全部持ってくか? ――――折角呼ぶのが、無駄になっちまうだろが。 (それでも、それは不快ではない。躍るように戦うその二人が笑えるくらいに面白え。) ―――はは、任せな?        ――吐息の盗人。 残忍な影。 アーボーグの豹。 飛び、貫き、疾く、包む。 (ばんッ。 左右に拡げた髪の腕、その先に纏わりつく、薄暗がり。それはみるみると、濃紺のような紫色に染まり、手甲となって結晶する。)    ―――九ツの沼を贄に喰らって戦慄と共に来やがれ断片ッ! 『夜の手(Hand of the Night)』ッッ!! [Tue 9 May 2006 05:08:30]
神@不死砦 > (――4/4.) [Tue 9 May 2006 05:08:27]
エディ >  そりゃ、前金五万分は働かねェと寝覚めが悪いッ! つか、言うなら、慣れるまで付き合えってそうじゃなかったッッ! ( 渦巻く熱気は、ワームを内から外から焼き尽くす焔の所為ばかりじゃ、きっと無く。 だから、多少オカシナ事口走るのも、熱の所為だ。 再び部屋全体を揺るがし、足場も危うくさせるような暴れっぷりが、逆に―― 一撃が、確かに効いたのだと知らしめてくれる。 が―― 相手も流石。タダでやられはしないらしい。 ) チ―――ッ ( 視界がドス黒く染まる先、ワームに向けて猫が特攻するのが、見えた。 ならば――― ) そぅらカミサマ、トリは任せた…ッ! ( 己の鼻口は覆面が隠してくれるから、一呼吸分くらいは無理が利く。 さっきの猫の役目を、今度は己がする番だ。 落下する礫やらにガンガン打たれる傷みに呼吸が詰まるが、開幕の声くらいは上げたてやるッ ) [Tue 9 May 2006 04:56:53]
ル・チャ >  そ、  こ、    だ   ――――――――!!!!!!!!!!! ( 鉄塊ぶちこむのは。 ワームが、さんざん揺らして、崩して、痛めつけた天井だ、 一箇所でも、穴よ開け。 そうすれば、気圧の関係で、ガスが抜ける。 それ以前に ―― ) まずは 朝日にベーゼ  して  貰え ッッ ! [Tue 9 May 2006 04:44:58]
ル・チャ >  ハハ、―― ッ! 慣れると 凄くイイって評判の舌なのねえ、 ッ ナイッシュゥ、エディ … ッ ( 金目を、くん――、細くする。 ) アリガト、カミサマ ッ ―― イッちゃいそぅ? ( エディと、カミサマ、二人のどちらかが欠けても。 之ほどの戦熱 は巻き起こらない。 今からやろうと思った事はしなかったはずだ。)  猫の バランス 性を お舐め じゃ  なぃ  ――― ! ( 駆けて、 駆けて、  駆けて、 ダン! ワームの うねる 身体の上に乗る。 英雄願望なんて無い。 自殺願望も持っての他。 勝つ道をみているだけだ。 )  が、  あ、  あ、  あ、  あ、 あ、  ッッ  ! ( うねる、うねる、足元(ワームの身体) ――  この一撃をかませたら、 落っこちても いい。 ) [Tue 9 May 2006 04:43:20]
ゾンビワーム > *訂正:3ターン以上留まるならば、毒に耐性でもないかぎり、毒に犯されるだろう。 [Tue 9 May 2006 04:43:17]
ゾンビワーム > ( 油入りの袋とカンテラ。二つの物体は放物線を描きながら、息を吸い込んでいたワームの口に入り――ボワァアアッ!! と勢いよく火の手を揚げた。 ) グッ!? ゲェアアァァウウゥゥゥァッ!! ( 息を吸い込んでいたワームも、これには驚き、巨体をくねらせて暴れだした。炎は内側から広がり、瞬く間に巨体を包み込む。――と。 ) ゴファァァァオオォォォッ!!! ( ワームの最後の抵抗とも言うべきか。痛みにもがくように天井や壁に体をぶつけて崩落を起こすと、炎に包まれたままどす黒い毒の息を吐き出したのである。それは瞬く間に部屋全体に広がってゆく。もし貴方たちが2ターン以上この場に留まるのであれば、毒に体制でも無い限り、体を蝕まれるだろう。 ) [Tue 9 May 2006 04:39:20]
神@不死砦 > (――3/4.) [Tue 9 May 2006 04:34:44]
神@不死砦 > ――――ああ、やれやれ。 手前ぇら即席で拾ったクセに、笑えるくらい最高過ぎだ。 …あと少し、1分だ。 気張れよ餓鬼ども!(砕けた右手、指先を噛み切り空に赤い文字を書く。 この島の誰もが見知らぬ文字が浮かぶにつれ、伸びた侭だった髪は再び形を取り、その姿を一対の巨大な腕へと変えていく。) [Tue 9 May 2006 04:34:36]
エディ > ( 視覚以外の何かで判別しているのは確か。でも、それが何かは判定出来ない。巨体の活かし方を知ってるのが、腹立たしいやら、だが―― ) やめんかこの舐め猫ッ! お前の舌は痛いんだよ…ッ ( ちらりと視線を送る。神の防護に立った猫が何かを取り出すのを見て、ピン!と触覚ならぬ耳が立つ。 ) オッケイ。こっちからもトクベツサービス、極上品を提供してやる―― 少ない懐から搾り出した成果、全身全霊で味わいやがれッッ! ( 顔を上げれば、開かれたワームの口。 其処を目掛けて飛んでいく油袋を追いかけるように、手にしていたカンテラを同じく、その口に放り込まんと橙の軌跡を引かせながら、シューティング! ) [Tue 9 May 2006 04:29:21]
ル・チャ > ( そんなに期用な性質じゃあ なぃが。 【的】が大きいのと、 袋から油が出るのだから 必ずしも、 ど真ん中ストライクを狙わないといけない!というわけでは、ない … !) [Tue 9 May 2006 04:23:15]
ル・チャ > 楽しくなってきた、かぃ?! エディ ―― ッ 涙目、後で舐めてあげるよ… っ  ( ぽた、  ぽたた、と、額から、朱色。 ) エディ、  同時に、  ね  ――― ッ ( 何か、 奴は 吸い込んでる … 呼吸だ! 背筋がぞわぞわする。 ) 一緒に  持っていけ  ―――  ( 大剣を振るでなく、担ぐぐらいなら、 片腕でも 出来る。 今、片手を自由にして、腰袋の一つを取り、親指でその蓋をあけ、 奴の大口へと 投げた  ――! 中身をぶちまけるように、 ――! ) Kiss Me ? ( ―― 油だ。 冒険には必須 … ! ) [Tue 9 May 2006 04:21:15]
ゾンビワーム > ( たぶん、匂いとか音とか声で判断しているのだと思われる。瓦礫の崩落、さらにいくつかの方法で獲物を弱らせた後、ゆっくりと喰らう。それがこのワームの本能ともいえる狩りのしかただった。獲物がいまだ健在な様子を察すれば、すかさず次の行動に移る。口を大きくあけて、息を吸い込みだした。【特技】ポイズンブレス。次ターン発動。 ) [Tue 9 May 2006 04:17:17]
神@不死砦 > (――2/4.) [Tue 9 May 2006 04:14:33]
神@不死砦 > はは、ゴキゲンだな猫。 アタシの準備が整うまで、せいぜい愉快なワルツを踊れよな? ―――全く、キスしてやりてえぜ。(閉じられた視界。鈍く響く音。かすかに届く赤錆の臭いは、指先すら見えぬ世界で状況をありありと伝える。 ――床からほんの僅かに浮き上がった体は揺れの影響を受けず、降り注ぐ石欠は猫が防いだ。 集中を続け、吾身に残った薄暗い残滓を掻き集め、歪んだ神を喚び起こす。)  ―――あと、半分。(足元から這い寄るように。濃く深く纏わりつくように。ソレは、少しずつやって来る。) [Tue 9 May 2006 04:13:22]
エディ >  6Z:e、それまでは何とかするさ、させて貰うさ…ッ! ( 四分。それが試練の時間。 片手ぶら下げたカンテラはその侭、相手の挙動を見据えようとして―― 攻撃は、いきなり来た! )  うわっ、たぁ…ッ!? ( 降り注ぐ瓦礫から身を交わす術は、身軽さ。 細かなものは無視して大きなものに潰されないよう、ずざっ!飛び退きながら。 )  大人しく、しとけってぇ、の…ッ! ( 神と猫のいる地点からは少し離れた位置、崩れる瓦礫に足かけて。 ぐ、と息詰める。何か、確認するように。 ) [Tue 9 May 2006 04:08:10]
ル・チャ >  ―― OK 女神様。 とびっきりのベーゼを でっかいのに かましてあげて …! ( ニャーォ。 猫はカミサマに啼いた。 )           行っくよ、 エディ  ―― ッ ( 両目が無い地蟲が何でもって 獲物を判別したり 追ったりしてるのかとか、考えるのは エディに丸投げ。 ) さぁて。  愉しい 四分に なりそう  、  だ  ――。  な … ! ( ぶぅ、   お   ン  ――! 大剣に 風を唸らせる。 斜め上に、 大一閃して、大きい瓦礫を 弾き飛ばし、  ッ その身体の捻りの侭、軸足を入れ替えれば、傍らの カミサマの処。 )  ぐ、   ―――  ッ  、  ! ( まるで、天秤を担ぐように、大剣を担ぎ、その【平】を天井面へと向け、鉄と 己の身で、 集中する カミサマへの瓦礫を防ぐ。 己の方が長身で、彼女の方が小さいが故、出来た。 ) あ、は ――   ッ  、  ( ツゥ、     額から血。 ) [Tue 9 May 2006 04:00:30]
ゾンビワーム > ( 普段死肉を食らうこのワームにとって、生きた者の肉は格別のご馳走に見えた。低いうなり声を上げて、天井や壁にその体をぶつけて部屋全体を激しく揺さぶる。すると、天井や壁の一部が崩壊し、瓦礫が貴方たちめがけて降り注いだ。全体攻撃。ワームにとっては、この地形そのものが武器になるのだ。 ) [Tue 9 May 2006 03:55:55]
ル・チャ >   [Tue 9 May 2006 03:53:15]
神@不死砦 > (――1/4.) [Tue 9 May 2006 03:49:45]
神@不死砦 > おうおうおう、イイじゃねえか素敵じゃねえか、愉しそうだ美味そうだ!! はッははは、それじゃあ、手前ぇら―――       取り合えず四分、時間を稼げ。(ざ、と一歩後ろに引き、両腕を組んで目を閉じる。 時間稼ぎを任せた、らしい。)  ……ハハ、悪いが随分素敵な相手をプレゼントして貰っちまったからなあ。アタシとしても、アタシの持ちうる最高を以って相手してやらねえと、コイツに失礼ってモンだろう? (再び、集中へと入りながら、叫ぶ。)  ―――死なねえ程度に、行って来い! 上手くやれたら、撫でてやる! [Tue 9 May 2006 03:49:36]
エディ > ( 鳴動。揺れの響きからして、さっきのヤツよりヤバそうな―― 考える間にも伸びた手は、バッチリ神に見つかっていた。 金貨に触れかけた手がびくっと引っ込む。 ) いやつい!だって金貨! ( 貧乏は否定出来ない否定しない。 しかし、ぐらぐらと足元揺るがす響きの元が近づいて来る気配に、それ所じゃないと青褪めて、ナイフを構え直す。 ) ―――、デカッッ!? ( 戦闘民族が二人いる…! 闘気の陽炎が立ちそうな二人の後ろにずざっ と後退し、其処から見たのは姿現した鳴動の源。 満ちる臭気に鳥肌立てながら、ぎち、とナイフを握り締める。 ) [Tue 9 May 2006 03:44:47]
ゾンビワーム > ( それは、ワームの一種だった。全長6〜7メートル。地面にあけた穴から、ミミズのような体をだして、牙を向いて貴方たちを見下ろす。両目は崩れ落ち、皮膚はぼろぼろだが巨体と咆哮は、十分な威圧感がある。 ) [Tue 9 May 2006 03:38:27]
ル・チャ > カミサマとエディの勝ちだね、エディ!( ん、と頷き。頷き。) ( そして背を叩かれた。 ) ――――  は、   あ、  は、は、は、は! カミサマ最高 … !( 気遣いなのか、彼女の本音なのか、解らないけど。 猫は、尾がぞぞぞぞっ、 と クる ぐらい キた。 話しててタノシイ。 )  あれだね。 アタシ【達】として貰おうかな、願わくば、と  ――。 ( 何処から。 何処から来る。          地面か … ! )  ふ、   ぅ、   ぅ、  ぅ、  ぅ  ――。 ( ぎゅ、ぎゅ、ぎゅ、ぎゅ、  と 腰を捻り、 大剣を肩に担ぐ形。 ぐぐ、ぐぐ、と しなやかな両膝を曲げ、バネ力と 屈伸力を溜める。 ) [Tue 9 May 2006 03:37:18]
鳴動 > ( 普通の人間ならば、散らばった金貨を拾えるだけかき集めて、さっさと逃げ出すだろう。だが彼らは違った。その場に踏みとどまることを選んだ。役者が3人揃った段階で本当の戦いが始まるのは、ある意味戦闘の王道かもしれない。ともあれ、鳴動は徐々に激しくなり、やがてけたたましい破壊音と共に、地面をぶち破って何かがすがたをあらわした! ) [Tue 9 May 2006 03:35:47]
神@不死砦 > ――――はん。 ま、こんな所か。 (弱くは無かったが、ギリギリのやりとりが出来るほど強い相手でもなかった。溜息交じりに振り上げた腕を下ろし、砕けた拳をぺろりと舐める。) …あん?何でそんなツラぁしてやがる、猫。 って、ああそうか。手前ぇ置いて先にパーティ始めちまったから拗ねてやがんな?解った解った、今度は手前ぇに真っ先にありつかせてやるからよ。(ばしばしと背中を叩き、げらげら笑う。 ―――と、不意に揺れる、世界。 はたと真上を見上げると)  は。 はは、 はハハ、は、ハ! 何だ、何だ何だ何だ何だ何だ? まだ居んのか? まだ来んのか? 御愉しみは此れからが本番ってか? ははは、随分焦らしてくれたじゃねえか。漸くアタシとベッドインしてくれる気になったみてえだな! 良いぜ良いぜ、さあ来い、早く、さっきの倍は強くていい!! アタシを心底愉しませろ、燃え尽きるほど感じさせろ!! そして手前ぇは後にしろ!!(仁王立ちのままぴくりとも揺れず、コイン拾う盗賊叱咤。コイツ今度から貧乏人って呼んでやる。) [Tue 9 May 2006 03:32:28]
エディ > ( 軋み罅が入る音は、突き立てたナイフからと、もう一つ。 嫌な響きに悪寒が走るが、苦鳴と共に落ちる車輪を見やり、肩で息をしながら見下ろした先に―― チャリンと金貨。 )  …残念、神の勝ちかな? ―――て、な、何だッ? ( 残念は、二撃目が奮われないで済みそうな事への安堵も軽く含んだか。 両手ヒビってキツそうだと思う根性無し。 落ちた金貨に伸びた手が、鳴動に止まる。 ) [Tue 9 May 2006 03:25:35]
ル・チャ >  ―――。 ( 傍らのカミサマの拳から妙な音がした、戦闘に怪我はつきものだ。 決して自惚れじゃあないが、あと数秒早く 自分がついてれば と 思うと 犬歯がギチギチ鳴った。 ) お見事だよ、二人とも。 僕も次はちゃんと ―――   ム、   ( 足元が揺れる。 大剣を石畳に軽く当てるように 下方に構えて 重心を落として、体勢の揺れを抑える。 ) 次が早速来てしまった。 [Tue 9 May 2006 03:18:14]
鳴動 > ( そして――それを何かの合図とするかのように、貴方たちの足元が、地震でも起きたかのように揺れだした。何かが――くる! ) [Tue 9 May 2006 03:15:51]
滑車髑髏 > ガカァァァッ!!!? ( 左右からナイフと拳の挟み撃ちを受けては、回転の止まった骸骨はひとたまりも無い。本体でもあり弱点であるそこは、二つの攻撃よってもろくも崩れ去ったのである。チャリンチャリーンとはじけるように金貨があたりに飛び散る。主を失った滑車はまとっていた炎も消えて、ゴトリ――地面に落ちた。 ) [Tue 9 May 2006 03:14:52]
神@不死砦 > (がきッ。 鈍い音を立てて拳が止まる。 そして車輪もまた、止まる。 静止した一瞬、傍らに駆け寄る猫と、視界の端に瞬く銀閃。) ―――ふん、互角か。 …いや、アタシの判定負け、って所か?(びきり。 薄気味悪く、小さく響いた音は拳に皹の入る音だ。 )       まあ、それでもアタシらの勝ちに代わりは無さそうだがな。 …アタシはアタシで愉しむが、見せ場を独り占めする程欲張りでもねえ。   ―――ただ、保険くらいは掛けておく。 …腕はもう一本在る。手前ぇがもし、アタシの期待を上回れるっていうなら、もう一発だけ、遊んでやれるぜ。 そら、根性見せてみろよ車輪野郎! (左腕、ぎちり、ぎちりと真横に廻し、それは突撃寸前の騎兵の槍の穂先と化す。) [Tue 9 May 2006 03:10:31]
エディ > ガチンコ逞しすぎるよ、神ィ…ッ! ( 火花散るような正面激突! 神の一撃で髑髏の動きが止まるのを、側面から見た。空中を滑る車輪が、ギャリッと空転するのも見えて、その時 )  遅いよ猫…ッ! ( 飛び込んでくる猫の声と足音。振り返りはせずに声だけで返して。 まずは片側頂くとばかり、脇から飛び込んでナイフで狙うは、回転止まった車輪の中心軸…! ) [Tue 9 May 2006 02:59:52]
ル・チャ >  ――― ! うわ。 ( 戦闘領域に突入した、駆ける脚を止めない。 其の侭、一直線だ … ! カミサマと、エディと、何だか悪趣味な車輪! んで、 ) うわ、凄 ッ ! カッコイイ! ( 拳で止めてる姿が大写しだ …! 状況は解らないとりあえず → 【敵】→【攻撃】この 素敵コンボだ。 ) り、  ぃ、  ぃ、  ぃ、  ぃ、  ぃ、  ィ  ――――! ( 髑髏車輪が 速度を突進力に変えているなら、きっと 此方もだ。 カミサマやエディが入ってきた所から 入ってきた猫は ―― ) ざ、ざ  ッ ! 遅れた! 御免! ( カミサマの横に並んだ … !) [Tue 9 May 2006 02:54:10]
滑車髑髏 > ( 判定は【5】よって正面衝突しての力比べは、五分五分に終わった。かみさまを跳ね飛ばすでもなく、こちらが跳ね返されるでもない。ただ、車輪の回転はしっかりと止められた。空中に浮かぶいまの髑髏は、側面から狙えば格好の的だ。 ) カカッ!? ( それは、不死者らしからぬ驚きの声にも聞こえたかもしれない。 ) [Tue 9 May 2006 02:52:09]
滑車髑髏 > ( その男気(?)に惚れた! ――かどうかはしらないが、ともかく側面に回りこむエディの動きは気にも留めない。炎に包まれた車輪が、正面からかみさまの拳とぶつかり合う。再び【判定】この発言秒数一桁が1〜3の場合:かみさまが競り勝つ。車輪は跳ね返されて壁に当たり、回転を止める。 4〜6の場合:五分五分。その場で車輪の回転が止まる。かみさまの拳にも痛手があるかもしれない。 7〜9の場合:髑髏が競り勝つ。かみさまを跳ね飛ばし、その勢いのままエディのほうへ向きを変えて転がっていく。 0の場合:クリティカルヒット。かみさまのアッパーカットで車輪が砕ける。 ) [Tue 9 May 2006 02:49:45]
神@不死砦 > 掠っただけだ、こんなもん。 集中はぶった切れたがな―――   さて、お立会い。 其処の回転野郎とこのアタシ、どっちが強いか… 試してみたくなるってモンだよなあ!!(セオリー?なんだそれは。 意味が無い?知ったことか。 ――生憎、アタシは頭が悪い。 効率的な戦い方など一切無視して、己は己の戦いのみを追い求める。 勢い良く転がりながら迫り来る髑髏へと目掛け、そのまま―― 地を這うような拳、掬い上げるような天を衝く、アッパーカット。 ――精霊の助けも無く生身でやりあう技術など無い。故に、振るうはただ、力任せの渾身の一撃。) [Tue 9 May 2006 02:43:15]
エディ > ッと、大丈夫かよ――って、大丈夫そうだな、神…ッ ( 流石とは、唇だけの動き。 何を切り札に持っているかは分からないが、頼もしくはある。 弓引き絞る動きにも似た、溜めの姿勢と、その正面に向かい来る髑髏の動きに、ダッシュで横に回り込もうと。 モンスター図鑑なんか読む暇も環境も無かったけれど、集落で浸かってた台車は、横から蹴っ飛ばすと良く転がってたから!※生活の知恵※ ) [Tue 9 May 2006 02:37:48]
ル・チャ >  よ、よかった、見られてなくて ―― っ ( 遅れたのは、兎も角( いや怒られるけど ) 転んだのは、流石に戦士として、恥ずかし過ぎる。 戦闘域に入る前で、良かった。 ) ( ともあれ、あの特徴的な大音声は あの特徴的なシャウトッは ―― エディだ。 ) ッ ――! ( 転んだ侭、前周り受身、んで その侭、勢いを生かして立ち上がりながら、戦闘広場へと走る流れ。 身体に残ってた骨達の名残を振り払いながら、―― 【 戦場まで後1ターン 】 ) [Tue 9 May 2006 02:30:30]
滑車髑髏 > ( コインのようにくるくる回る。その回転がゆっくりになって――やがてかみさまのほうに車輪の正面を向ける格好でとまった。弓を引き絞るその姿に、狙いを定める。どうやらこの髑髏、一番近くにいるか、一番先に動きを見せたものをまず狙う習性があるらしい。炎をまとった体を回転させて、再びかみさまめがけて転がってゆく。こいつに正面から攻撃を仕掛けても意味が無い。回転が止まったところを狙うか、一人がひきつけ、もう一人が側面から攻撃する、というのがセオリーだろう。とかモンスター図鑑なんかにはかいてあるだろう。 ) [Tue 9 May 2006 02:28:51]
神@不死砦 > ちッ―――… (掠める肩口。途切れる集中。舌打ち一つ、一歩、後ろに踏鞴を踏んで。) ――ッは。 はハハ、 そうだな。 そう、そうだ。 アレはまだ、呼ばなくても良いな。 アレを呼ぶと、あっという間に片付いちまうしな。 (顔を伏せ、低く笑う。くつくつと、陰鬱とすら言える程、低くくぐもった声を響かせて―――    ば、と顔を振り上げた。) はハハはははははハはははハッ! 良いぜ、それなら生身で遊んでやる! 来やがれ回転野郎、せいぜいアタシを愉しませろよなあ!(ぎちり、腰を低く。更に低く。盗賊と車輪の間、丁度進路を塞ぐように。 そして、右腕を背後へ。 ぎちぎちと、ぎりぎりと、肉を軋ませ引き絞る、弓。) [Tue 9 May 2006 02:22:43]
エディ > ( 髑髏に対する視点は斜め。流石に投擲一射で勢いづいた車輪を止められるとは思わなかったから、牽制の投擲。 直撃を逸らすのは成功するも、ダメージを与えたようには見えず。壁を駆け上がるソレを睨みながら、もう一本ナイフ構えつつ。 )   ちっ、やっぱ、一撃じゃどうしようも無いかッ! ( 高い分働け銀ナイフッ!心中は無茶苦茶ながら、じりり、と 髑髏の動きを見やり。  通路の先、壁の崩れた一角。物音やらは、その辺りから。 )  [Tue 9 May 2006 02:15:46]
ル・チャ > ( … 転んだ。 ) ( あと 2ターンぐらいで 戦闘域に着きまつ。 )  [Tue 9 May 2006 02:12:09]
ル・チャ >  超、遅刻 ッ ! ( 何だか 肩とか 腕とか、ぶらーんと 噛み付いた頭蓋骨ひっつけた猫が広間に ) 言い訳は後にする! 御免! 行動で謝罪 [Tue 9 May 2006 02:11:28]
滑車髑髏 > ( 判定は【6】よって髑髏の攻撃は、かみさまの肩を炎が掠めるように通り過ぎていく。その後は、壁を駆け上がるようにして天井付近でコインのように回るだろう。こうして、次に転がってゆく方向を定めるのだ。 ) [Tue 9 May 2006 02:10:13]
滑車髑髏 > ( もしエディが放った投擲が、車輪の正面からもたらされたものであれば、回転と炎の勢いによって、銀のナイフはことごとく弾かれただろう。側面から正確に髑髏を狙ったのであれば、その攻撃に滑車の回転は揺らぎ、かみさまへの攻撃は済んでのところで僅かにそれる。【判定】この発言の秒数一桁が1〜3:滑車髑髏の攻撃が外れる。 4〜6の場合:かみさまへの攻撃は外れるも、僅かに肩のあたりを掠める。 7〜9の場合:攻撃が外れた後、方向を変えてエディのほうへ転がってゆく。0の場合:ナイフが骸骨にHIT! ダメージを与える。 ) [Tue 9 May 2006 02:05:36]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『( やっべー ッ ! と 駆ける足音。 )』 [Tue 9 May 2006 02:02:04]
神@不死砦 > ハッ、エロくしてんだよ。   ―――ち、此れだからハナシの通じねえ奴は。 (回る車輪、叫ぶ盗賊。目を閉じても敵が目前に迫っているのは理解できた。 ――が、そんなモノ全力で無視し、そのまま集中を続けてやった。) イイぜ、好きにやりな。 アタシはアタシで好きにやらせて貰うからよ?( …2/4。 それが4に満ちた刹那、断片が現れる。しかしそれを赦すかどうかは投げたナイフの結果次第。 車輪が僅かにも掠めれば、低級の集中などあっけなく解けるだろう。集中とは本来、そういうモノだ。) [Tue 9 May 2006 01:58:25]
エディ >  台詞がエロいよ神…ッ! ( それこそ、夜に語る睦言めいて、けれどずっと獰猛な艶を含んだ言葉。 端の解けた覆面からはみ出した耳がビクンと立った、が。 ) 長いよ!?四分って何気無く長い――ッ!? ( 集中に入った神の姿は動かない。 ええっ?どうするかと思考が巡るより先に、天上に張り付いていたモノが転がってくるのを見て、ああっ!と声上げて。 ) いれば、半分任せてやるってのになァ、猫ォ…ッ! ( 後でまたたび責めの刑だとは、心の呟き。 半泣きで構えたナイフは銀の輝き。ソレを、迫り来る髑髏目掛けて投げつける! ) [Tue 9 May 2006 01:51:54]
滑車髑髏 > ( 骸骨はエディとかみさまを交互に見つめ――ひとまず一番近いかみさまをターゲットに選んだ模様。なにやらこちらに向かって話しかけてきているが――もちろん言葉も分からないし話せない。ゆえに”待つ”理由も無い。 ) コカカカッ。 ( ケタケタ笑いながら、焔をともした車輪が回転速度を速めていく。ガコン、と天井付近の壁から外れるような音が聞こえると、車輪は向きを側面から正面にかえ、かみさまを跳ね飛ばそうと宙を転がりながら向かってきた。炎に包まれた車輪が、かみさまを襲う。ちなみに、髑髏がかみさまに構っている間にこそっと金貨拾いに行くのもよし、援護するのもよし。全てはエディ次第! ) [Tue 9 May 2006 01:43:49]
神@不死砦 > ―――ほう、なんだよなんだよ居るじゃあ無えか居たじゃあ無えか、アタシの獲物がこんな所に居やがった!! 全く、随分可愛らしいじゃねえか。コイツは是非とも力尽くで、組み敷いて、一晩中でも喘がせてやらねえと面目ってモノが勃たねえよなあ!? (両腕広げ、腰を落とし、目の前でぐるぐると回る車輪を睨み―― 堕ちたコインなど知ったコトか。そんなモノに興味は無い。むしろ、) ―――手前ぇこそが、アタシのお宝だ。 さあ、遊ぼうぜ…  って言いてえ所だが、ちょっと待ってろ四分くらい。 今、手前ぇと愉しく遊ぶ為の道具を喚んでやるからな。(懐から、取り出すは紙包み。小さなソレに包まれた粉末をざらり喉奥に流し込み、そのまま目を閉じると精神を集中す――   …1/4。 尽きぬ力を与える聖杯無き今、夜の断片を呼び込むにすら手間が掛かる。) [Tue 9 May 2006 01:37:08]
エディ > 逢いたきゃ見つけて御覧なさいって、乙女属性だな砦。 ( 粉塵混じりの瘴気を吐き出すように、嫌な属性をつけてみるテスト。 照らし出す先は闇。床に何かが転がる影の正体も、闇に目が慣れて来れば見えてくる。ぼんやりと。 ) …その前向きさは見習うべきなのかなぁ…  ッ!? ( 神の挙動に合わせて何気無く上向いた視線が凍りつく。いる。何か、いる。カンテラの灯火とは違う、青白い臨港がゆらゆらと闇を照らす様に、びく、と息呑んで。 )  う、うあっ、分かったッ ( カンテラ持つのとは逆の手で、ベルトに挿したナイフを一本取り出し、構え―― キンッ! 地面に落ちた硬い音に、思わず耳が跳ねた。 ) やる気の音ーっ! ( 崩れた壁の脇に陣取って、ごく、と息を呑み。 ) [Tue 9 May 2006 01:28:41]
滑車髑髏 > ( 天井付近でゆっくりと回る滑車。よくよく見れば、その中心に青い炎をまとった髑髏が一つ、浮かぶようにしてくっついているのが分かるだろう。そいつは部屋に入ってきた獲物をみるや、ケタケタを笑い出す。そして、その口から光る何かが零れ落ちた。 ) カカカカッ。 ( キィン、と甲高い音を立てて地面に落ちたそれは、宝物庫にあったと思われる金貨だった。数はなんとも知れないが、どうやらコイツが体の中にお宝を溜め込んでいるらしい。ぽっかりと空いた二つの空洞から貴方たちを見つめ、滑車の周りに六つの焔を灯し始めた。 ) [Tue 9 May 2006 01:22:37]
神@不死砦 > (濛々と立ち上る粉塵を掻き分け、その向こうより姿を現す光景に、僅かに目を輝かす。)  ほう。 ほほう。 ほほう! 此れはまた、意外な展開を見せやがるなこのクソ砦は。 出迎えが無えと思ったら、こういう趣向を用意していやがったか! ふん、殴り合いの方が好みなんだが、こういうのもまあ偶にゃあ悪く無え。 ―――行くか? ははは、阿呆が。 どうせ尋ねるなら、こう尋ねろ。 「どう行くか」、だ! (両腕を振り上げ、目の前に現れた光景をかき抱くように高笑いを上げる。そうだ、多少目的とは違ったがこれも一つの余興と考えればそれはそれで構わん。肌を突き刺すような溢れる濃い瘴気にすら低く笑いを漏らし、部屋の中天井でぐるぐると回る車輪を見上げる。)  …ふん、アレか。 要するに、アレを壊せばアタシの勝ちってコトだな? 単純過ぎて欠伸の出るルールだな。 ――――よし、手前ぇは此処で見張ってろ。 今からアタシがアレを叩き壊す様をその目にしかと、焼き付けるがいい!(ぱしんッ、両手拳を打ち鳴らすと、臆せずただ前に、瘴気渦巻く室内へと今迄通りの足取りで踏み込んだ。) [Tue 9 May 2006 01:13:20]
エディ > 何か一般には知られると漏れなく世界の平和とか色々なモノが壊れそうだな、世界の真理…ッ ( 食い返されてもへこたれるなって事か!…あの学者先生とか、確かにそうらしいけれど。 ) やっ、分かった分かったから引っ張らないでって、  うい。 ( 片手で覆面抑えかけるが、別方向に興味が移ったわうで、一安心―― する間も無く。 ) 少なくとも、違う道なり部屋なり――って、え? ( ざわ。カンテラの炎より赤く揺らめいた髪が、見目は華奢な少女の拳とは違う巨大なって、ちょっと待て。 ずざっと青褪めて、その場から横っ飛びに退避―― 破砕音が、通路に響く。 )  ……うあっ!? ( もううもと上がるのは瘴気ばかりで無く、それこそずっと薄く此処に漂っていたイヤな空気の濃縮版。鼻と口を咄嗟に押さえて、崩れた壁の向こうを照らしながら。 ) ……行くかって、聞くまでも無い、か…っ  [Tue 9 May 2006 01:05:29]
広がる空間 > ( さて、瘴気の出所は――? 感を頼りにゆっくり見上げてみると良い。高い天井に張り付くように、何か車輪のようなものが回って、瘴気を振り舞えているのが分かるはずだ。 ) [Tue 9 May 2006 00:55:38]
広がる空間 > ( 薄く塗り固められた急ごしらえの壁は、神の拳によってあっけくバラバラに砕け散った。人一人が楽に通れるくらいの穴が出来る。舞い散る埃を押しのけるようにして、開かれた穴の向こう側から、濃い瘴気が漏れ出してきた。貴方たちがそれにも臆せず奥へと進むのであれば、そこにはボロボロに朽ちた槍や鎧、宝箱などが散乱している。中身はなく、苔むした匂いが鼻をつくだろう。 ) [Tue 9 May 2006 00:54:33]
神@不死砦 > おうおう、良かったな。今度あの数秘学者の先生サンに教えてやれ。きっと喜ぶぜ? (生き辛い世の中だけど頑張ろう、捕食者と被捕食者の関係だろうと諦めるな!目の前の障害を食い尽くせ! 但しこの障害は食い返す。) 落ち着かねえじゃねえ、イザってときに鼻が利かなくて怪我すんのは手前ぇだって言ってんのが解んねえ程おつむの出来が悪いのか?ん?(ぐあし顔布掴むとぐーいぐーい引っ張り―――― 掛けて、) ああん? ―――まあ、トレインはさておき、確かに妙な音だな。 ふふん、隠し部屋かなんかか? まあ開いたら反対側の廊下でしたーとかいうオチもありがちだがよ。 ――はっはっは、莫迦め。 そんなチンタラ面倒臭えコトやってねえで、ちょっと退け。いいから。一緒にぶっ飛ばすぜ? (にたり愉しそうに笑うと、その真っ赤な髪がざわりと蠢き、伸びて――巨大な二つの拳を、作り出す。)  ……いやいや全く、久しぶりだぜ。 襤褸けた壁のクセしやがって、光栄に思えよ?  ―――――砕け散らせ、大いなる神の拳(ビッグ髪パンチ)!! ( ぐあ っしゃ―――。) [Tue 9 May 2006 00:46:57]
エディ > 凄ぇ、今なんか世界の真理に近づいたッ!善良な人間が損する法則とか色々。 ( 生き延びろサバイバルワールド。 ) うぐ。だって外だともう素顔とか落ち着かない…っ痛ッ!的じゃない、的違うッ! ( びっしびし背中に小石が当たって、カンテラの灯りが上下に跳ねる。 距離を取るようにしてずりずり歩く壁伝い。 違う音が返った辺りで足を止め。 ) 一本道ダッシュでトレインとかえらいことに…じゃなくて。 褒められてるのか何なのか微妙もともかく! ( 電気アンマ。不吉な響きに総毛立ちながら、コンコン、と音の違いを確かめると、音の境界線辺りをカンテラで照らし。 ) ……ンー、此処、向こう側空いてるっぽい。 音が軽いや。 ( コンコン。石の詰まったような手応えからすると、薄い感じ。 見た目的な継ぎ目などがあるかを確認しつつ。 ) [Tue 9 May 2006 00:35:30]
壁の音 > ( もしも貴方がその箇所を丹念に調べるのであれば、向こう側に空間が広がっているのが音などから分かるだろう。そして、この壁は力を込めれば壊せそうだ、とも気づけるかもしれない。 ) [Tue 9 May 2006 00:30:57]
お知らせ > 壁の音さんが来ました。 『(そこだけ違う音がする壁)』 [Tue 9 May 2006 00:29:25]
神@不死砦 > おう、ソレだけ解ってりゃあ世界の半分は手前ぇのモンだ。 因みに残り半分は『神はすべからく横暴である』だ。善く覚えとけ、試験に出んぞ。(何の試験か。)  つーか、そんな顔中布巻いてたら瘴気篭んだろ、馬鹿んならねえほうが可笑しい。つうか莫迦だろ。取れ、取っちまえウザってえ!(暇は時と正比例し加速度的に神のフキゲンレベルを上げていく。八つ当たりとも言うが。寝転がったままそのへんの小石を盗賊の背中に投げる投げる。 様なんぞ付かなくても痛くも痒くもねえのが悩みどころである。) たり前えだ!何故ならアタシが神だからだ! …つか、なんだよマナーって。 大丈夫だって誰も居ねえ、横殴りされる心配も無えし心行くまで引っ張ってこい――――ん? (遠ざかるカンテラの明かりの向こう、怪訝な声を上げる盗賊。) おう、何か見つけやがったか。 さすが泥棒抜け目ねえな!(全力で褒め千切ってやりながらよっこら起き上がると近付いてみる。) 結果が詰まんなかったら今度は電気アンマな。(仲間を虐めるのはやめましょう。) [Tue 9 May 2006 00:27:29]
エディ >  取り合えず世界が理不尽だってのは良く分かった。 ( そんな学習ばっかりしてる。覆面越しにこめかみ押さえ。まだずきずきする。 ) 鼻はいい加減もう麻痺――夜の気配?うあ、なんかそれっぽい。 ( 鬱蒼と沈む夜の気配。着込む衣服とは別種の寒気は背筋に纏わり着いて離れない。 カンテラの灯りじゃ探りきれない廊下の先に目を凝らすが、夜の深さは見極められない。 ) …おのれ神。 ( さまってつけないのが抵抗か。ぎりぎり。 ) それをアンタが言うかぁっ!! 猫については軽く同意するけどさぁ。…何さりげなくマナー違反行為を推奨するか其処の神ィッ!? ( トレインは程々に。 気の無い仕草にぶつぶつ言いながらも、カンテラ持って暗い道を照らしてみる。 壁沿い、のそのそ進みながら、コツコツと壁を叩き。 )  ( コツ、コツコツ、コン―――  )  …ン? ( 曲がり角の少し前。壁の音がちょっと違って立ち止まる。 ) [Tue 9 May 2006 00:18:27]
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