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お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『(この飢えが止まるなら――。)』 [Mon 5 Jul 2010 02:49:15]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (吸血鬼は駆ける――。 もう生贄とか堕落させるとかは頭に残ってはいない。 ただ、今はこの襲い掛かる血への欲求を拭いたくて滅茶苦茶に獲物を捜し求めて駆けるのみ。 きっとその足は獲物を見つけるまで止まる事は無い。次に見えた相手が、白の結晶であろうが生贄であろうが、同じ黒の結晶を持つ者、宴の主催者であろうともこの吸血鬼は襲い掛かるだろう。 最早、それは宴などではなく、暴食。 やがて吸血鬼の書ける先に小さな灯りが灯る。それも結晶の導きか、誘いか。 それを知る由はない。吸血鬼もそんな事はどうでもよかった――。ただ…。) [Mon 5 Jul 2010 02:47:51]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (チェックミスorz では改めてッ) [Mon 5 Jul 2010 02:38:24][82]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > 【耐久値27>18】 (結晶の輝きが更に小さくなる。 最早、その輝きは先日生贄の血を吸う直前程に衰えている。 そしてまた吸血鬼の飢えも――。) 血。血。 お腹空いタ。飲みタい。飲みたイ。血――。 (今までの中で最大のものになっていた――。 だが、今ここには彼女の食料たり得るモノは存在していない。 なら如何するか?) ――捜ス。一杯、捜しテ…血、飲ム。 (突然、少女の身体が駆けた――。壁を蹴り、天井を走る。 その道筋は無茶苦茶。直線であっても縦横無尽に壁やら天井を駆け、それまでの食事の時以外は大人し目だった風貌を一気に豹変させた。【迷宮脱出】0〜1:暗黒街 2〜3:居住区 4〜5:スラム 6〜7:地方村 8〜9:脱出失敗 [Mon 5 Jul 2010 02:37:52]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (手に持った結晶を眺めながら、反対の手で自身の腹部を撫でる。 前にもこういう感覚が、迷宮内ではあった。結晶の輝きが衰え小さくなっていくにつれ、自身の食欲が増していく感覚。 腹も減っていないのに、無性に食事を取りたくなる。――あの時は、たまたま首輪をした生贄を襲ってこの欲を満たしたが――。) ウー…。飲ミたイ。飲みタい飲みタイ ノみたイ 飲ミたい。血。 (いや、この抗う事の出来ぬ食欲は、幼い吸血鬼には腹が空いたと錯覚させるには充分だったのかもしれない。 実際は身体は生死の狭間を跨がなければならぬほど渇いては居ない。 だが、結晶に侵された吸血鬼の精神は、己が今まで感じた事の無いような大きな食欲を呼び起こさせる――。 それは、最早…飢え。)【減少判定】 [Mon 5 Jul 2010 02:14:39][79]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――お腹、空いチゃったナ。 (結晶の侵食が再び進んだのか。幼き吸血鬼は、ぽつりと暗い迷宮内で静かに呟く。 もうこの迷宮に入ってから、かなりの日数が経過している。 通常の人間ならば、闇に視力を奪われ気が触れていてもおかしくない時間――。) ――ヘんナの。また小っさクなってル…。 (それでも気が触れないのはやはり少女の姿を持っていてもその存在は人外という証明なのだろう。 ――だが、その人外の存在たる彼女でさえ、この迷宮下では結晶の精神の侵食に抗う事が出来ない。) [Mon 5 Jul 2010 01:58:21]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『まタ――。』 [Mon 5 Jul 2010 01:46:50]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『・・・・・・・・迷ったわ。(今更。)』 [Sat 3 Jul 2010 02:23:41]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (手土産はおろか振舞われた料理を土産話にもできないのでは――失笑なら兎も角、同情を買ってしまうかもしれない。どちらもあまり欲しい者ではないけれど―――永遠の断絶と比較考量すれば、挽回の機会があるほうが、幾許かマシといえよう。)もてなしは兎も角会場は良かったのだから、きっとまた機会もあるわ。 ―――月の綺麗な夜の道端で。(次に出会った時は、そうだ。 公の場に立って作法に縛られる前に、味見だけでも、させてもらうことにしようか。 其れが何時になるかはわからないが、吸血姫は気が長いのだ。 くるりもと来た道に振り返り――) [Sat 3 Jul 2010 02:22:36]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > 肩透かし か―――興が冷めてしまうわ。 紅茶も遊びも、熱いうちが華だというのに。(結晶の力は原理の判らぬ物。 不条理に身を委ねる不便を嘆いた槍使いの言葉が、今になって身に染みた感じだ。 いっその事一旦手放してしまえば楽かもしれないが―― 幾許かの消費の故だろうか。この場において加護を失えば如何なる出来事が襲い来るかを、僅かながら身に掛かるようになった重圧で知る事ができる。) ・・・・彼 に会えなかったのも残念ね。 [Sat 3 Jul 2010 02:06:21]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > 〜〜ふらついた。少々の匂いと、液体らしき染みの残る床。確かに其処に居たような形跡はあるが――獲物は、最早其処にはいない。) [Sat 3 Jul 2010 01:54:09]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (出会えるかどうか、っていうだけなのだ。 此処だとあたりをつけた場所に歩を進めるその直前に、手応えというか存在感と言うか気配というか、そういうものがふわりと消失した気がした。 今までの経験で結晶同士が相互に干渉することは知っているが、これは始めての手応えか。人生を通じても、一方的に奪われる事には慣れては居ない。) ・・・・ぅ ん。(くらり、と少し [Sat 3 Jul 2010 01:53:35]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (―――Hit!)(完全な位置関係と地図でも把握していない限り、そんな存在から永遠に逃げおおせる事は難しい。結晶の淡い揺らめきが何者かを補足したのは、分かれ道での采配を迷っていた丁度その時。) ・・・あちらね。(方向転換は素直に、そして迅速に。 今のところ動きのない対象の方向に向かって、直進を開始する。 此方に気がついていないのか、或いは待ち構える白い結晶だろうか。 いずれにせよ、出会った時の処遇は同じと決めている。 問題があるとすれば―――【生贄堕落判定】) [Sat 3 Jul 2010 01:46:37][11]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (コレが普通の結晶所持者であれば明確な行動指針――無色の者の保護/蹂躙――があるのだが、此方は白でも無色でも最悪黒でも黒幕でも構わないのだ。 もし結晶の探知能力を上手く利用して此方を追跡あるいは回避しようとする知恵者が居れば、見境がないが故の気紛れさを存分に感じられるだろう。 ただ惹かれる方に、或いは魅力を感じる方に歩を進める無計画。近隣の存在全てを可能性とみなす貪欲とも取れる。【耐久減少判定】) [Sat 3 Jul 2010 01:30:08][39]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (さしたる荒事も経験していないため大した傷すらない赤いドレスに旅行バッグ。暗いというのに日傘なんて持ち込んで、そこらの道から即刻召喚された生贄みたいな出で立ちだ。 まぁその手に握る黒い結晶と怖じぬ立ち姿で、見られば即座に立場を理解されてしまうだろうけれど。 此処に着てもう何日がたったか――これが原因でなんどか獲物を逃しはしたようだが、結局この目立つ態度が改まる事は無かった。) (規則正しい足音を迷宮の壁に響かせつつ、前に前に進む。 今宵もまた、動くものを、さがして。) [Sat 3 Jul 2010 01:21:58]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (同時期に絶賛開催中のコン・ゲームあたりでこんなことをやったら反則もいいところだが、事実とは得てして物語よりも奇妙で残酷なものなのだ。 迷宮内を徘徊して獲物を追い立てる吸血姫は、ほんの些細な心変わりによって狩場を興した猟師にすらも牙を向けかねない、極めて危険な存在となっていた。 普段通りといえば普段通りなんだが。) ……”待ちに待った紅茶”だもの、きっと深い味わいがあると思うわ。(それでいて、見た目が無害そうなだけに性質が悪い。) [Sat 3 Jul 2010 01:15:11]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『その狩人は狼を兼業する。』 [Sat 3 Jul 2010 01:08:01]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『ミスった!ゴメン!』 [Sat 3 Jul 2010 01:02:21]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 [Sat 3 Jul 2010 01:01:55]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『宴の主催たる”彼等”の味を、まだ試していなかったことを。』 [Fri 2 Jul 2010 02:42:13]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > 約束を破るなんて、あるまじき話だもの、ね。 フランなら、ゆるしてくれそうだけれど。(用意と考えていた入手も此処の”ルール”を知ってからは少し認識を改めた。 放浪の果てに力失った個体を狙うか・・・・あとは配ってる輩に直接談判するくらいか。 どちらも貴人の行いに有るまじき様態の気がしないでもない――故に最後の手段か。 餓える心も手伝って、今は普段通りのヒト探し。) 忘れていたわ。(そんな奥の手に思いを馳せていたら思い出した。 この迷宮に踏み込んだのには、石と、贄と、もう一つ。 三つ目の目的があったこと。) [Fri 2 Jul 2010 02:38:16]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (まぁそのお貴族根性も食欲に少々揺らいでいるのだが。 兎に角猛獣注意ってことだ。) ――それにお土産もちょっと物足りないわ。(量より質を選んだのだろうけれど――なんて言いながら。 取り放題と伺いはしたが、生憎と盟友に渡す分の結晶はいまだ確保できていない。 自分用のはいまだ健在だが、割って二つにするには余り向かないように見える。) 返す返すあの子が惜しい事。 白い結晶の・・・なんといったかしら。(人間の名前なんてそう覚えない。 色つきの結晶所持者との接触は、実の所数えるほどしかないのだが・・・どちらも入手に至れぬ事情があった。) [Fri 2 Jul 2010 02:30:07]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (肉体の限界には程遠いが、僅かながら吸ってしまった芳醇な血が――吸ってしまったからこそ、今一度を求めさせている。 断食なんて経験したヒトなら判るのではないかこの感情。あの時腹を満たしきっていれば、或いは口にしなければこうした気持ちも起こらなかったのに。) 狩の宴を催すにしても、昼食くらいは設えるものよね。(主催する際は気をつけよう、なんて考えつつ、より危険度を増した狩人は徘徊する。獲物を選ばなければ取り放題のこの場所で上記の如き悩みを抱えるのは質やら先約の有無を気にするその性分故か。 ある意味見上げたお貴族根性だが、追われる獲物の方には傍迷惑なだけの話だ。)(【耐久値減少判定】) [Fri 2 Jul 2010 02:20:48][61]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (まずは水を絶つこと。 コレは当然だ。 そしてできれば運動させた方がいい。つまりは消費させる事だ。 命を絶つために乾かすならコレで十分。 ただ生かしたまま苦しめんと欲するならば・・・・一度だけ、少し、ほんのすこ―――ッしだけの水分補給をさせてやると良い。 掛け値なしの絶望よりも、僅かに齎されたその快楽が制御不能の欲望となって相手を責め苛むだろうから。) ・・・お腹が減ったわ。 倒れてしまいそう。(誰かにそーされた訳ではないが、今、迷宮を彷徨うこの吸血鬼がそんな感じ。 まぁさほど逼迫しては居ない歩調ではあるけれど、体ではなく心が餓えている感じだ。) [Fri 2 Jul 2010 02:10:25]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 『誰かを乾きで苦しめるにはどうすべきか。』 [Fri 2 Jul 2010 02:02:12]
お知らせ > ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無)さんが退室されました。 『後日、暗い迷宮には吸血されそのまま絶命した全裸の男の死体が転がった。』 [Thu 1 Jul 2010 22:11:31]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ( 不思議と視界を閉ざしていた暗闇に鬱陶しさを感じなくなった。まるで獲物を探す獣のように、視界が周囲の状態に合わせ視力さえ変化したような気がする。――今はどちらでも構わない、"食料"が必要だ。 ) ウゥ …ッ! ( 獣のような唸り声。自分の耳に聞こえていて普段であれば自分すら串刺しにしてしまう程嫌悪するものなのに。自然と、心地が良かった。 暫く暗闇の迷宮を進んだ先、ふと己よりさらに先の床、何か物体が転がっているのが見える。ああ、もしかしてあれはもしかして。 ) ……… 血 ィ。 ( 足取りが軽くなる錯覚。実際に進む速度が少し上がっただけでそんな事は無いのだが命を取り留める存在が目の前に居るのだとすれば。重くなっていた心は少なくとも軽くなる――。 ) [Thu 1 Jul 2010 22:10:16]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ( しかし、同じ境遇の者が多いとするなら?自分だけが疲弊しているだけじゃない、つまり――狩りの対象は幾らでも居る。何度も見てきたじゃないか、疲弊して動けなくなっている人間達を。そうだ、今までだってそうやって生きてきたのに今更偽善者ぶってどうするのだ。生きる為の犠牲、狩る為の犠牲、己は今までどれだけの吸血鬼に成り果てた被害者を斬ったのか思い出せ。 ) 血が… 必要だ … 。 ( 揺れる体、必死に支えながら長い暗闇の迷宮を歩み始める。まだ私の復讐は終わってない、こんな所で消えてたまるか。どんな犠牲も怖くない、私は善の意思で吸血鬼を殺してるわけじゃない。狂ってると言われようが結構。私は存在自体が狂ってるのだから今更狂ってるなんて言われても何も感じない。さあ探せ、この復讐を終える為には必要な犠牲だろう。) [Thu 1 Jul 2010 21:45:04]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > う…ッ! ( 咄嗟に両手で口を抑える。血に飢えて居るのが自分でも判る――いつまでくだらないプライドに縋るつもりだ。私は死ぬわけにはいかない、死なないためには血が必要だ。私は結局もう人じゃない、否定するな認めろ抗うなそれはお前の為にはならないのだから。 ) …………。 ( こんな場所だ、例え血を吸われた死体が一つ二つ転がった所で真っ先に自分が怪しまれる事なんて無い。姿さえ見られなければこの場所に吸血鬼が居る、だけで済む。血さえ手に入れば自分の正体を隠すくらい出来るようになるはずだ。このまま死ぬわけにはいかないのだから他人を踏み台にするくらい恐れるな。 ) ぐ う…ッ! ( 鉛のように体が重い。首輪が重いわけではない、体の疲労だ。こんな状態では元気な相手から無理矢理血を奪う事は出来ないかもしれない。 ) [Thu 1 Jul 2010 21:35:50]
◆ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無) > ( いい加減暗闇にも飽きてきた、今何時?というかまだ生きてるのかしら? ) ( あるのはそんな疑問ばかり、体力も今日一日分は使い切っている――と思う。地面に座り込み背を壁に預けたまま俯き小さく呼吸を続ける。時間感覚は狂い、吸血衝動が意識を蝕む。だが力が使えない現状に至ってはただ渇きに蝕まれる事しか出来ない。 ) 限界…か。 ( やや掠れた声で呟く。人から血は吸いたくない、だが生きるには血を吸わなければ。 死ニタクハ、無イダロウ? ) くぅ 、 …。 ( 地面に下ろした両手が爪を立て、引っ掻き始める。何度も何度も、気を紛らわしたいが故に。ああでも囁きかけてくる声に抗えない、血が欲しい。吸わなくては死ヌ。死ニタクナイ。 うるさい黙れ、私は奴らと一緒にはなりたくない、嫌だ。 ) 【耐久値判定 20→15】 [Thu 1 Jul 2010 21:23:43]
お知らせ > ヴェルダ@『淫獄の迷宮』(無)さんが入室されました。 『どれ程時が流れたのか定かではないが――。』 [Thu 1 Jul 2010 21:22:40]
お知らせ > 蒼花@『淫獄の迷宮』(無)さんが退室されました。 『( 虚ろな蒼の瞳から、滴が落ち… )』 [Wed 30 Jun 2010 02:22:55]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > ( このままでは、いけないことだけは分かる。 このまま此処にいてはいけない。 )( けれど、・・・けれど、助けてくれる人なんているのだろうか? こんなトコロで。 ずっと店が閉店して訝しげに思う人はいるだろうが、きっとその程度だ。 探しに来てくれる人なんていないだろう。) ………帰りたい・・・。 ( 思い出すのは、スラムの花屋 ではなく――― 。 山の奥。 ひっそりと静かに在った故郷の村。 穏やかな日々。 あの場所へ戻れたら、どんなにいいだろう と…。) (耐久値25→20) [Wed 30 Jun 2010 02:18:36]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > ……………かえりたい…。( 喉が渇いた。) …かえりたい……。 ( 腹が減った。) かえりたい………。( キモチガワルイ ) かえりたい………。 ( くるしい。) ………………だれ か ぁ…… ( カエリタイ。 ) ( 気のせいか、前より見かける人が少なくなってきたきがする。 ―――理由は分からない が。 消えたのか、それとも自分が皆から離れすぎているのか。 そもそもこの場所が何なのかすら、分からない。 ただ――― ) [Wed 30 Jun 2010 01:55:45]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > ―――― ・・・・・・ ( 伸ばした手は何掴まず、 落ちた。 歩いて、歩いて、襲われて嬲られて、逃げて、走って、歩いて。 繰り返し繰り返し。 この場所に来て何日が経ったのかすら、そんな感覚すら虚ろになり。) ………おはな… ( 何度目かも分からないが、お店の花の心配が、頭を掠める。)( ―――8割は、枯れていそうなきがするが。) [Wed 30 Jun 2010 01:43:48]
お知らせ > 蒼花@『淫獄の迷宮』(無)さんが来ました。 『(何かを求めるように手を伸ばして)』 [Wed 30 Jun 2010 01:37:43]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが退室されました。 『( でも、休んでる暇は無い。きっと、自分以上に苦しんで、助けを待ってる人がいるはずだ。 )』 [Wed 30 Jun 2010 00:59:39]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( しかし、何度呼びかけても声は聞こえず。声を出すのが馬鹿らしいと精神が衰えてきても首を振る。一番の敵はモンスターではなく、弱い己の心なのだと苦く思う。 ) ――ふぅ ( 小さくため息。首を振ってリセット。中々気持ちが切り替えられない。 [通常判定] ) [Wed 30 Jun 2010 00:58:03][71]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 誘拐された人たちがどれだけ持っていられるかわからない。 自分はいまだ遭遇していないが、邪魔をする黒い結晶を持ったモンスターの話も聞く。 助けにはいった人たちの中で、帰ってこなかった人たちもいた。 ) まいったな・・・・ ( 悲鳴は聞こえても。 誰かの助けを求める声が聞こえても。 そこには中々迎えにいけない。迷路のように入り組んでいるからこその迷宮であり、精神的にもガリガリと削られる ) 誰か、いませんか! ( また道に迷ったり、 疲れきってこちらが動けなくなってしまう前に、誰か見つけられるといいのだけれど・・・・・。 何度も何度も声に出して呼びかけてみるが、中々返事らしい返事は無い。 まさか、もう生き残っている人はいないとか、ないだろうな。 全員食べられていたり。 そもそも、食べるためにさらったのだろうか? うううん。 迷宮の主の意図はいまいち想像できないが、死んでしまった人もいるのではないかと思うと悲しくなった。 だからこそ、声を出さないと。何度も何度も呼びかけないと ) 誰か! いませんか! [Wed 30 Jun 2010 00:28:41]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 誘拐された人たちがどれだけ持っていられるかわからない。 自分はいまだ遭遇していないが、邪魔をする黒 [Wed 30 Jun 2010 00:28:16]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 自然と、暗闇の中で結晶を使っての捜索だ。胸元のペンダントをみやり、明滅を繰り返す明かりを頼りに人を探す。 暗闇の中、うまくやれば自動で救出できるのもまた都合がいい。 後になって誰が助けたか。誰を助けたかわからないからだ。それでは成り上がるという目的は果たせないが、会話もできず、精神を病んでしまっている人を説得する手間が省けるのは助かった。 ミイラ取りがミイラになることがないからだ。たぶん ) ――しかし、なんでまたこんな拉致事件なんて起きたんだろうか ( 考えても仕方が無いこと、か。 モンスターの仕業にしてはなんとも。結晶が気になるところだが、まあ置いとくとしよう。気分を入れ替える。 ) ヴェイトスから派遣された救援隊です。誰かいませんか! ( 今のところ、悲鳴やらは聞こえない。 生きている人がいないのか。 それとも生きている人が全員死んでしまったのか。どちらかだろう ) [Wed 30 Jun 2010 00:14:48]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 血を少し飲むだけで体の調子はよくなった。ある程度、自分がわかる程度のマッピングも終了し、一度拠点で食料、水、酒を補充した後、青年は再び迷宮に足を運んだ。暗闇の中でも冴える視界はカンテラの明かりが不必要なのではないだろうか、と思えるほどで、時折カンテラの燃料節約のために消したりしていた。 さらには、明かりで己の存在がモンスターなどにバレる心配が無いのもいい。 ) さて ( 青年は己がマッピングした場所から離れすぎないように、空白地帯をつぶしていく。 そうしながら、青年は呼びかける ) ヴェイトスの救援隊です。生き残っている方はいませんか? [Wed 30 Jun 2010 00:10:02]
お知らせ > vaさんが入室されました。 [Wed 30 Jun 2010 00:06:04]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが帰りました。 『意識は暗闇に包まれ、存在しなかった事にされる――。』 [Tue 29 Jun 2010 22:49:51]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (考えれば考えるほど、独り善がりで最低だったんだ。) ――… なさい、 … ごめんなさい。 (今迄の人達に迷惑を掛け、自分の事ばっかり考えてた。けど人間に期待した夜々が、何よりも一番許せなかった。) 夜々が…、 馬鹿だったんだ。 (荒げた息。深呼吸を整えようとも、無意味だった。心臓の鼓動が高まり、意識が朦朧していくのが分かる。そして終わりに近いという事も。分かっていた。) もう誰にも期待なんて… 頼ったりなんて… (言葉が途切れ掛け、発言すらままならなかった。) [Tue 29 Jun 2010 22:37:45]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (首輪の結晶が漆黒の色へ染め上げ、心身の自由を奪い、欲望を妨げる壁が着実に剥がれ落ちていった。) ――― うっ、あ… (夜々は人間が好きだ。個人の枠に当て嵌まらず、種族そのものが好きだ。神様よりも、天使よりも、ずっと暖かいものが持っている。夜々はそれがとても堪らなく、好きだった。だから地位を棄てた。だから力を省いた。平和を作ってくれるのは人間だと信じて、夜々は自ら道具という存在になった。) ―― … 助けてくれなかっ、た。 (心身を蝕む何かが悪影響を及ぼした。夜々は人間の良い部分だけ見て、悪い部分を見ようとしなかった。都合が良いように解釈し、夜々は夜々を誤魔化し続けた。――…これは罰なのかも知れない。) [Tue 29 Jun 2010 22:21:31]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (暗闇の中に放り込まれ、時間の概念が失われ、方向の感覚ですら損なわれた世界。天使として必要となる光ですら何も存在しなかった。) はぁ… (意識が朦朧し、内心で諦めを抱き始めた。何人もの同じ待遇者が、悪者に捉われ、自由の身が失った。欲望に捕らわれ、自分が自分でなくなる、それがとても恐ろしく思った。) 誰か、助け――… (また誰かを頼ろうとした。 助けを求めようとも、救いの手は現れず口を閉ざした。引き結んだ唇のまま、重々しい足取りで歩き出した。)【固定減少:5⇒0】 [Tue 29 Jun 2010 22:11:35]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが入室されました。 『自分の中の何かが崩れ落ちた――。』 [Tue 29 Jun 2010 22:05:25]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが帰りました。 『より深い闇の中へ足を進んだ。』 [Mon 28 Jun 2010 23:27:26]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (指先に力が入らず、呆気なく前へ転げてしまった。) 痛ぅ…。 (まともに力が入らず、膝が擦り剥いた。自分の服を見れば、彼方此方と裂けては汚れ切っていた。裸足でいたからか、皮膚が傷んでしまっていた。眉毛を寄せ上げると、握り締めた拳で思う様に動かない太股を叩いた。) なんで…っ なんで…っ 思うように動かないの…? (自分の非力さに嘆いたり、怒ったり複雑な感情を抱き始めていた。いつも誰かに使われ、頼る事で感情を忘れてしまったんだろう。良く分からない。それでも立ち上がろうと躍起になっていた。) [Mon 28 Jun 2010 23:18:34]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (人目に触れる前に、天使の羽根を消失させよう。そして首輪の結晶を握り締めた。首輪と吸血痕が触れるのが痛むが、口にするだけで何かが変わる訳じゃない。) でも… (脱出する手段が思い浮かばない。結晶は日々に弱まる一方で、心身に襲い掛かる何かが強めていた。息切れし易くなり、皮膚が敏感になったようで気持ちが悪かった。それでも抜け出す為に最善を尽くそうと、壁に指先を引っ掛けたまま立ち上がろうと。) [Mon 28 Jun 2010 22:56:24]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (理解の及ばない現象に巻き込まれ、太陽の下に出る事を許されない。日々に天使の力が弱まる同時に、何かが失われつつある感覚があった。) ―――うっ、あ、ああ… (薄暗い通路の端に、佇む天使の姿あった。首輪の結晶を添えるようにし、背中から伸びた天使の羽根の輝きが失われ掛けていた。如何なってしまうのか、考えるだけでとても恐ろしく、悲しかった。嗚咽を押し殺すようにし、首筋の吸血痕を抑え付けていた。)【固定減少:10⇒5】 [Mon 28 Jun 2010 22:48:35]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが来ました。 『心身と共に限界に辿ろうとしていた。』 [Mon 28 Jun 2010 22:43:39]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが帰りました。 『今も、そして今までも。吸血姫は、常に奪い取る側として在る。 恐らく、これからも。』 [Fri 25 Jun 2010 00:05:24]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (渡された時よりも持ち込んだ時よりも、気持ち色が薄らいだような気がして、首をかしげた。) 暗いからかしら。 月光の下でこそ映える代物だったわね。(暢気に眺めては、存在しない夜空に向けて翳してみたり。 其れが自らの”猶予”であることなど、今は知る由もなければ気にする道理もない。)もう一つ・・・・いえ、もう二つ手に入れてくればいいわね。(たとえ気がついたとしても、成さんとすること成すべき事は、かわらないのだ。) [Fri 25 Jun 2010 00:04:47]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (最もマッピングも無ければプランもない徘徊なので、追い詰めるような動きが出来てるか とかは論ずるまでもない。 場合によっては同じ所を2度くらいは通ってるかもしれない。 焦らないのも時には考え物だ。) 獲物が少なすぎる、という事はないと思うけれど――― 手付かずのが、残っているといいわね。(時に圧されないカルミラを唯一急かさしめる要因があるとすれば、飲み差しにあまり手をださない個人的な趣向程度。 もう一人吸血鬼がいるのだし、ミーシャの時のようながっかりだけは避けたい。 判別できるような機能もあればいいのに、なんて呟きながら結晶を翳して――)あら?(いつもの【減少判定。】) [Thu 24 Jun 2010 23:52:35][17]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (勿論言うように何処ぞに隠れても、距離を把握されてしまう上に執拗に探す性質だから余り意味はないかもしれない。 付け入る隙があるとすればその自信過剰に過ぎる振る舞いと――― ) あら・・・これ、誰かの持ち物かしら?(ふとしゃがみこんでは、迷宮の床に転がるガラクタをつまみ上げ―― しばし眺めた後、興味を失って捨てた。 散乱した無意味な物体につい意識をやってしまう妙な欠点。 集中力の欠如もあるが、これはほぼ種族的なものだ。) 誰か此方に来たとすれば、そろそろね。 (暇を惜しまぬ気の長さ、という長所と隣り合わせの欠陥ではあるが。 一度追跡に掛かれば、 そろそろ が1日程度でも気にも留めまい。 再び立ち上がり、道なりの巡回に戻る。) [Thu 24 Jun 2010 23:24:38]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (これが山の中で鹿でも追いかけているなら致命的だが、此処は広さこそあれ自由に動けぬ迷宮の中。 結晶の導きで大まかに距離を把握できることも考ると、一度姿を捕らえさえすれば追いかける側にとっては有利この上ない。 そして獲物の反応を愉しみたいのであれば、此方の存在を明かす事はデメリットたりえない というわけだ。 今のところ追跡できている存在は居ないし――) 見辛いのが欠点だけれど。 さぁ、見も知らぬあなたは何処かしら。 隠れる所は多そうね?(気持ちが急いての早足に赤いドレスの裾が少々汚れたが、今は遊びに夢中のご様子。) [Thu 24 Jun 2010 23:04:08]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (それは不安を感じさせぬ、迷い無き歩行が生み出す音律だ。 いつ何が起こるとも限らない、誰に襲われるとも知れない――そんなこの迷宮内部にあって、斯様の音を生じさせるということは、それ自体が一つの証明として機能する。 即ち 靴音の主は、黒の結晶を纏った狩人である と。) ―――随分と優雅な狩りになったけれど ね。(無論、自ら居場所を吹聴する狩人など愚の骨頂だし、獲物があろう筈もないが――其れを自覚して尚、本人に態度を改める様子はないようだ。) [Thu 24 Jun 2010 22:43:50]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 『幽かながら凛然たる靴音。』 [Thu 24 Jun 2010 22:25:53]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが帰りました。 『( また一歩と絶望へ近づいた。 )』 [Sat 19 Jun 2010 06:22:17]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > あっ … (首筋に穿った牙を引き抜かれ、穿つ穴から新鮮な血液が溢れ出る。大量の喪失感が襲われ、身体は震え出し続けよう。) あん… うっ、うう… (傷口を舐め取られ、大量の失血に伴い、思考が緩やかに落ちていった。一種の快楽に溺れかけ、脱力感に身体を沈めていた。) ―――っん、あ… (返事のそれは呻き声だった。指先が微かに震え出し、吸血鬼の牙から解放された獲物は、路上に放置されるも緩やかに回復を推し進めていた。)(後に気付いた透明色の結晶が無慈悲な程に、絶望の色に染まり上げていた事に戦慄いた。) [Sat 19 Jun 2010 06:21:57]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『デも、本当ニ不思議な味ダったなァ…。 (腹の膨れた吸血鬼、次は何を探して彷徨うか――?)』 [Sat 19 Jun 2010 06:17:38]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (ぬちゃり。 相手が何者なのか聞こうとした為に一度。吸血鬼は穿った牙を抜いた。 傷痕から溢れる血液を舐め採りながら、首を傾げて問うけれど相手は応えない。なら、それで別に良かったのか…再び吸血鬼は大きく口を開け、その白い首に牙を突き立てるだ。) ――ふ、ン。 おねぇサまの…ホンとニ、変わっタ味ガする。おいシ―――。 (力任せに押さえつけた相手。その表情が、痛み以外のものに塗り替えられていっている事を吸血鬼は気にした様子も無く、ただ初めて口にする人以外の種族の血に夢中のようだった。 そして、その行為は相手が失血で気を失うまで続く――。いつもの様に首を噛み千切らないのは、宴に呼ばれた時の黒騎士の言葉を覚えているからだ…。「壊し過ぎてはいけない…。」 幸か不幸か。今のこの「獲物」はその言葉で生かされていたのだった…。) ――壊れテ、ないヨね? (ずるり、再び牙を引き抜けば力なく倒れるであろう「獲物」。かなりの量を啜った…本当に生きているだろうか。生きていたとしても大量の血を失ったことで、貧血は必死だろう。 「獲物」を見下ろしながら、口端に付いた血液を舐め取る。――オいし。) ごちソう様――。 (やがて、吸血鬼は満足そうに「獲物」より離れていくだろう。 手に持った結晶が再び輝きを取り戻したことに気付くのは少し後になるがそれはまた別の話…。 [Sat 19 Jun 2010 06:12:13]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (吸血鬼の牙により、傷付いた皮膚を破り、幾つもの血管まで貫かれた。) …あっ、 んんっ!! (牙が深く付き立てられ、喘ぎ始めた。腕に力を込めるもの、身体に悲鳴が上げるばかり。肢体がびくんっと跳ね上がるばかりで、次第に熱が籠り出し、力が失われる別種の快楽が襲われた。吸血鬼の喉を潤すのは、人間の血よりも透明感があり、何よりも濃度の強い血液だったことか。深手の傷を負った首から、溢れ出る血液もまた吸血鬼の力の糧となるだろう。) い…っ あ、ああぅ… (悲鳴混じりの嗚咽を漏らし、肩が小刻みに震え続けた。表情を悟られまいと、彼女の顔からそっぽ向けた。何度も痛みによる快楽に耐え抜こうとしていた。) [Sat 19 Jun 2010 05:51:02]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (一つ、「獲物」には不幸だっただろう事。それは「獲物」に対してまったく気を使わない点だろうか。 他の吸血鬼なら痛みなど感じさせること無く獲物から血を吸えるカも知れない。だがオブリージェはそんな気の利いたことは出来ず…出来たのはただ全力で血を貪ることのみだ。) ―――アれ。 変ワった味、する。 おねぇサま、誰ナの? (尖った刃先が相手の皮を破り肉を裂く。地面に押さえつける力と同様に、首をかむ力も全力なのか。深々と牙を首に生めながら、食い千切らんばかりに力を加えている。そして、其処より溢れてくる血を、咽を鳴らしながら味わう。 その味に、人間ではないの?と首を傾げながら。 [Sat 19 Jun 2010 05:39:15]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (背中に圧し掛かり、重量こそが腕の拘束となる。腕を解こうとすれば、するほど腕の骨が軋み、肩が傷める。) あ、ああ……ッ (腕を地面に縫い付けたかのように、押し付けられ胸全体が地面に密着させている。青褪めた顔だけで彼女の顔を盗み見しよう。) あ、う… うう…ッ (白磁の皮膚に、凶悪な牙が食い込む感触。ひっと冷や汗が吹き出しながら、小さな悲鳴と嗚咽が漏れ出し、微かに震え始める。そして何かが失い、奪われる事に、より強い脱力感が強いられ、恍惚に見出しそうになる甘美で危険な何かを感じていた。) [Sat 19 Jun 2010 05:02:27]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (閾値>血液) (暴食。 正しい形容の形だろう。 人の三大欲求と言われる内の色欲。オブリージェは色欲にまったくと言って良いほど興味が無かった。睡眠に関しても同じ事が言える。 ならば、残ったは一つだ。 飛びついた勢いのままに相手の背中に圧し掛かる吸血鬼。オブリージェの体重自体は軽いがその体躯に見合わぬ怪力で「獲物」の身体を地面に押し付ける。 訂正しておこう…これは、組み敷くと言うほど器用なことではなかった。ただ地面に圧しつけていた――。) ――私ハ、待ってテ言わレたから待っタ。 でも、おねぇさまは、私のイう事。聞いテくれなカったネ。だから―――。 (相手が余りの圧迫で呼吸困難な状況になっていたとしても、力は抜かない。常に全力だろう。 そして、相手の背中の上で、大きく その口を開けば―――。) ――もウ、待たナいかラ。 (もう、逃ガさない。 相手の露になった首… 白い綺麗な皮膚へその牙を突き立てたッ [Sat 19 Jun 2010 04:52:12]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (会話として成り立っているが、根本的な何かが違っていた。ああ問いを掛ければ、常識外の返答が返ってき、反応が何一つも出来なかった。) ―――ッ!! (囚われた人達は、色欲の糧となり自我を朽ち果てた。だが、眼前の少女は違う、色欲よりも暴食に傾きがちな印象が余りにも強過ぎた。だからこそ、一向に恐れを抱き、恐怖する。) うっ、 あっ ―――〜ッ!!? (足元が縺れ、背後から両腕が襲い掛かる。正確な判断が下せず、どれもこれも単調な動きばかりで、いとも容易くに組み敷かれる事か。全身が地面に強打し、悲鳴にならない悲鳴を上げ、顔を地面に這い蹲らせていた。同時に体の震えが痙攣したかのように、収まりきらなかった。組み敷かれた両腕を無理やりに解こうと抵抗を試みよう。) [Sat 19 Jun 2010 04:34:40]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――ソんな事、聞いテどうスるノ? (吸血鬼にしてみれば、吸血鬼が人の閾値を啜ることなど当然のこと。 何故、相手がそんな事を聞くのか理解できないといったきょとん、とした表情を返した。 ――そして、振り払われた手。踵を返す相手。 今度こそ、逃がさない――。) ――逃げチゃ駄目っテ言ってル…。 (逃げ出そうとする相手。 その無防備な隙だらけ背中に、両腕を伸ばし襲い掛かり、背後より組み敷こうと飛び掛ったッ [Sat 19 Jun 2010 04:21:54]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (独特な言葉遣い。異常な膂力、何の種族か見当が付かずに終いだった。) ――…!? ( 食べヨうとしてタだけ )(鳥肌を立たせ、冷や汗が吹き出した。余りにも危険が過ぎる。会話こそ成り立っているが、素行の違いが余りにも掛け離れていた。想像が出来ずに、悪魔にしても悪魔とは異なる存在だった。) だ、 …だめッ! (そっと伸ばされる手こそが、自身の命を縮めるものなのだと実感した。恐怖する余りに、反射的に片手で彼女の手を振り払おう。同時に跪きはしたが、彼女とは正反対の方向へ立ち上がり、逃げ出す行動へ移ろうとしていた。余りにも隙だらけで余裕の無い行動だった。) [Sat 19 Jun 2010 04:10:56]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――いイ子、おねぇサま。 (相手がそれ以上後退しなくなったのならば、言うことを聞いてくれた。と勘違いでもしたのかそんな言葉を投げ掛ける、それも笑みすら浮かべて。 相手の呼び方が変なのはどこぞの吸血鬼に嘘でも吹き込まれたからだろう。) ――何っテ? 食べヨうとしてタだけ。私、オ腹空いてるカら。 (酷く片言の言葉遣いで「獲物」の問いに律儀に答えるのだ。) ――私、ここニきてから歩いテばかリだからお腹、空いテる。 そレダけだヨ? (笑みを浮かべたまま、相手の眼前で続ける。そして、徐に相手に向かって手を伸ばしてゆく。決して速くはない速度。払いのけようとすれば払いのけられる、けれど次こそ吸血鬼は貴女を逃しはしないだろう。) [Sat 19 Jun 2010 04:02:10]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (今、絶対噛み付こうとした…!)(目の前の少女の姿を捉え、余りにも幼さ過ぎた。幼さ過ぎる半面に、無邪気な暴力が見え隠れする。) ―――… 、 ( 逃ゲちゃダめ )(彼女の言葉に指先を振るえ、足元が竦んでしまった。結晶の力が失われる寸前に踏み止まり、体調の不調を訴え掛けている。息遣いが荒しくなり、夜々よりも幼い筈なのに恐ろしく感じていた。) ――…え、 あ…、 何しようと、していたの…? (其処まで接近を許せば、下手な抵抗すら取れずにいた。何とか会話やら交渉に持ち出し、相手の隙を突くしか方法が無い。先程とは違い、何かを目論んでいる力強い眼差しをしていた。剥き出しの首や肩が微かに震えながらも。) [Sat 19 Jun 2010 03:44:33]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (吸血鬼にしてみれば、相手より高い位置からの奇襲は常套手段。 躊躇も戸惑いも無く、自分の持つ最大の武器でもある顎を相手の身体目掛けて飛び掛った。 どこでもいい、噛み付いたら最後放しはしないのだから。) ――…むゥ。逃ゲちゃダめ。 (今回は、それ以前の問題だった。自分が飛び掛る瞬間に相手が自分に気がついて飛び退いてしまった。 必殺の牙は虚空を切り、吸血鬼の身体は相手に触れる事無く地面に落ちる。 そして、すぐさま相手の方へと顔を向けて――。) ――待ツ…何ヲ? (見れば、相手は吸血鬼から少しはなれたところで尻餅をついている。 今度は、普通に歩いて近付いていきながら言葉を返す。待つも何も、好きにしていいといわれた吸血鬼はその言葉通りに好きにするだろう――。 相手とは対照的に、スタスタと軽い足取りで近付いていく吸血鬼。程なく両者の距離は手の届く距離にまで近付くことだろう。 そうなれば相手にもありありとこの吸血鬼の格好が目に映るだろう。 酷いボロ布を纏い、洞窟の闇と同じ色のした頭髪の少女が。ただその赤い口からは、不釣り合いな巨大牙が覗いている事も。)【耐久値20>30】 [Sat 19 Jun 2010 03:31:57]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (薄暗い通路、視線が合うのは天井だと予想すらし得なかった。) ――― … うッ、ああ !? (結晶の力の反発。急激に結晶の力が失われ、闇色に染め上げられ、堕落への一歩寸前に踏み止まった。本当の意味での紙一重であった。)(後方へ飛び退く動作へ移る途中で、何キロも走り込んだかのような、体力が急激に削り落とされ、例えようの無い高揚感が襲い掛かった。見覚えの無い感覚に、未知ともいえるソレに、喘ぎ声を漏らしてしまった。) ―― 痛…ッ (途中で姿勢を崩し、僅か後方へ下がった後に尻餅が付いてしまう。握り締められた首輪の結晶を眺めれば、ほんの僅かだけ透明の部分があるにしろ、絶望に等しい。) あ…ッ、 まっ 、て……。 (指先が震え出し、涙腺が緩み掛けた。覚束ない動作ながら、後方へと下がり続けよう。)【判定敗北:20⇒10】(以下でなく未満である為に、崖っぷち状態にある。) [Sat 19 Jun 2010 03:10:15]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――ッ! (「獲物」が何かを此方に向かって投げた。 全然当たる感じではないから其方の方を向くことは無かったけれど、明らかに警戒しているのが吸血鬼にも分かった。 そうと分かれば猶予はない―――ほら、目が合った。) ――魔モのっテ、何? (相手の口にしたそれが自分を形容したものだとは分からず、そんな問いを口にしながら天井を蹴り「獲物」に襲い掛かる。傍から見れば、天井に張り付いていた吸血鬼が落ちただけに見える。 それは奇しくも相手が後ろに飛び退こうとしたタイミングと同じッ!)【判定】 [Sat 19 Jun 2010 02:59:16][35]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > ――― …? (其の場で座り込んだまま、足元の小石を足音する方向へ放り込もう。足音の正体が此方へ気付いているのか、或いは放り込んだ小石に反応し、足音が遠退けば同じ待遇の可能性が高い。) ―――!? (逆に足音が接近する。限りなく――追跡者に近い。更に近付いた事で、音源がより鮮明になり出し、自然にと視線が天井へ向けた。其処にあったのは人間とは思えない行動を成した、異形――…怪物!?) …魔物ッ!? (凛と高い声。重々しい身体を無理やりに動かし、首輪の結晶を守るように片手で握り締めた。そして座り込む姿勢から、後方へと飛び去ろうとする予備動作へ移ろう。結晶の何かで働き掛けるだけでも、アウトだと感じている夜々は兎に角に逃れる事しか考えなかった。結晶はどちらの方へ転ぶか――神のみぞ。)【判定】 [Sat 19 Jun 2010 02:50:35][16]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――。 (獲物を仕留める時のオブリージェは、殆ど無言だ。気づかれない様にする為にそれは当然のことだけれど…どうやら、この「獲物」は耳がいいのだろうか。自分の僅かな足音に此方の方を向く相手。 まだ、気付かれてない――?) ―――。 (此方を向かれたことで、近付く速度を上げた吸血鬼。 相手には人物がいないのに足音だけが近付いてくる足音が聞えるだろう。 もし、音の微妙な方向を察して天井を向いたなら…金色の瞳が漆黒の天井を貴女に向かって迫ってくるのが分かる筈だ――。) [Sat 19 Jun 2010 02:41:14]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (追跡者から逃れ続けるだけでは、――…何も解決しない。其れは誰よりも何よりも、逃げ続けてきた夜々自身が分かっている。) ―――… して、こうなっちゃったんだろう。 (独り言による自問自答を繰り返し、挫折しそうな心をどうにかに奮い立たせていた。壁から伝わる冷たい感触に、引き締まった口許を緩ませた。荒げた息使いを、やっとの思いで整えることが出来た。けれど、足が思う様に動かない。首輪の結晶の力が、日々に弱まる感覚だけは、無意識に感じていた。) なんとか、しなく――…? (その場で座り込んだ天使。静寂で包まれた空間に、再びと物音が聞こえて来た。びくっと剥き出しの肩を震わせた。足音がした方向へ振り向いたが、何の姿も見えない。余りにも不自然な現象に、恐怖感が煽られ、声を押し殺しつつ険しい顔付きになった。) [Sat 19 Jun 2010 02:30:06]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――う、うゥん…? (やっぱり結晶は相変わらずだ。 ある方向に向けたら反応するし、まったく反応しない方向もある。だが、その反応すらも吸血鬼には正しいのか段々分からなくなってきていた。 一瞬、大きく瞬いた様な気もするけれど――え?) ―――アれ? (結晶が大きく瞬いた?さっきまで消え入りそうな明滅を繰り返していた筈の結晶が急に強く輝いた。 こんな事は迷宮に入ってからは一度も無かったはず。) ――――……ァ。 (ゴシゴシと目を擦り、結晶の瞬いた先を凝視する。 それは、さっきも一度確認した所だけれどジーッと目を凝らせばぼんやりと闇の中に人影―――?) ――あれガ鎧の人ガ言ってタ「獲物」ナのかな? (カルミラの時は結晶が輝くことは無かった。じゃあ、結晶の輝くアレは?――分からない。分からないけど。 不意に黒騎士の言葉が脳裏を過ぎった――。) ――好きニして、イイんダよね。 (呟くなり、吸血鬼の身体は迷宮の天井に張り付いていた。天井をヒタヒタと、姿勢を低く四つん這いで移動しながら貴女に近付いていくだろう。 静寂の迷宮の中だ、耳をしっかりと凝らしていれば僅かな足音が聞えるかもしれない。 [Sat 19 Jun 2010 02:19:51]
◆夜々@『淫獄の迷宮』(無) > (迷宮に彷徨い、自由を奪われた生贄の一人。長時間に渡る逃亡を繰り返してきた。) ――…はぁ ッ はぁ …ッ (優れた瞬発力と小回りが利く小柄さ。危機に対する五感が常人より、少しだけ優れている。本当に其れだけだ。並の集中力に精神力では、見えぬ重圧に耐えきれず、心労困憊していた。何度か息切れを繰り返し、壁際に肩を寄せては少しの間だけ身体を休めよう。) ―――… ッ (少女は離れた先にいる吸血鬼に気付けていない。微かな荒い息遣いと、壁から剥がれ落ちた破片が地面に落ちた。乾いた空気に響き渡る物音。薄暗いけれど、魔の眷族である吸血鬼なら少なからず人影の輪郭を捉える事が出来るだろう。着物を羽織った少女の姿が。)【耐久値:25⇒20】 [Sat 19 Jun 2010 02:07:32]
お知らせ > 夜々@『淫獄の迷宮』(無)さんが来ました。 『( 遠方から響き出した物音。 )』 [Sat 19 Jun 2010 01:58:47]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――ハぁ…。 (うん、よく見えないし何がいるかも分からなかったらしい。溜息を零しつつ、日に日に輝きが衰えてゆく結晶に視線を移す。 周囲に翳せば不規則に輝いて反応を返しはするのだが…。) ――本当ニ、これノ通りニ進めバ良かっタのかな…? (余りに何にも遭遇しなさ過ぎて吸血鬼は再びこの結晶の使用用途に悩んでいた。) ――確カ、結晶が導いテくれルッて聞いタような気ガしたンだけど。――違っタのかナ。 (それとも迷宮に入るまでだっただろうか。首を傾げながらも、とりあえず吸血鬼は結晶を周囲に翳してみるのだった。) [Sat 19 Jun 2010 01:54:46]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (耐久値23>20) ―――…やっパり、変ナ感じ。我慢できナい訳じゃないケど…お腹ハ空いてル気がスる――。 (身体が渇いて血を欲している訳ではない。けれど、無性にお腹が空いた気がして血が飲みたいという己の身体に起こる矛盾に、首を傾げながら食べれる獲物が無いかと周囲に気を配る。 目を凝らし、鼻を効かせてみるのだが―――。) [Sat 19 Jun 2010 01:46:15]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――カるミラなら、大丈夫ナのかナ。 宴ノ事知ってルみたいだッタし――。 (自分と同じなのに自分とはかけ離れた相手。 綺麗な服を着て物知りの彼女なら、宴にも辿りつけてるんだろうな、と妄想してみる。 そんな事をしていたから、羨ましくなってしまった――。) ――イイなぁ。今頃、面白イ事一杯で、美味しイもの食べテるんだろウなぁ…。 (ぶつぶつとそんな事を口にしていたら…ほら。またお腹が空いてきた。 少しだけ気が紛れていたのに――。)(減少判定。) [Sat 19 Jun 2010 01:39:48][73]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――空いタなァ…。 (進めど進めど大した光源のない迷宮と一人の少女が行く。 正確には一匹の吸血鬼。手には迷宮の闇に解けるような黒の結晶。) ――ウーん。誘わレて来たケど、美味しイ事は見つかラない…。 (迷宮に入ってからかなりの日数が経過していた。 オブリージェは、この迷宮の中を彷徨い続けているのだが大した発見、獲物との遭遇もしないまま現在に至っていた。 唯一の遭遇者、同族のカルミラとの出会いを除いてだが。) ――カルミらは、宴ニ参加できタかな。 (ふと唯一の遭遇者のことを思い出せば、その行方を気にしてみる。 彼女も宴に誘われていた様だし、どうしただろう?) [Sat 19 Jun 2010 01:30:25]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『お腹ガ―――。』 [Sat 19 Jun 2010 01:22:23]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが帰りました。 『(度々すいませんでした――っ)』 [Fri 18 Jun 2010 00:52:29]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 『(修正。耐久値は23です。)』 [Fri 18 Jun 2010 00:51:44]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『(結晶の輝きが衰えるのに比例して、己を蝕む空腹感が増大している事に。)』 [Fri 18 Jun 2010 00:49:37]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (結晶耐久値 31>22) (自分の持てる間隔を総動員しても、この先が何なのかどうなっているのかはよく分からない。 何も見えないし。聞えない。匂わない。 やはり歩いていって確認するしかないのだろうか。) ――あれ?まタ弱クなっタ…? (再び、視線を結晶に戻せば先ほど見たときよりも輝きの鈍くなった結晶。見間違えではない。じぃー、と結晶を睨んでみるが…微妙な明滅を返すばかりだ。 やがて、飽きた。と言わんばかりに視線を迷宮の先に戻せば――。) ――なんカ、もっとオ腹空いちゃっタな…。 (さっきより酷くなった空腹感。迷宮に入ってから少し経った時からずっとこの妙な空腹感に苛まれている気がする。 渇きはしないけれどお腹は空いた。血が無性に呑みたくなる――。) いいヤ。とりアえずイってみヨ。今度ハ、食べれル人、いたラいいナ。 (吸血鬼は気付かぬまま進む――。) [Fri 18 Jun 2010 00:48:54]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――うーン、少し光っタかな…? (手の中の結晶を凝視しながら、首を傾げる。以前、迷宮に足を踏み入れた頃より結晶の輝きが小さくなっている事に、吸血鬼は気のせいだろうかと首を傾げる。 時折、強く光っている先に黒い騎士が言っていた宴があるのだろうか? 吸血鬼は結晶の輝いた先を凝視するように目を凝らす。鼻を効かせる。 宴をやっているところなら、自分の空腹を満たしてくれるモノもあるだろうと信じて。)【減少判定】 [Fri 18 Jun 2010 00:38:52][38]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( それは間違った躾けの方法であってもこの吸血鬼にはそれが間違っているとは理解できない。 ただ、教えられたこと覚えた事をなるべく実践するのlみだ。女の人をおばさんと呼べば、蹴られる。これも先日の邂逅で覚えた事の一つだった――。) ――にシても。オ腹、空いタな…。昨日は、覚えル事一杯あったシ…少し疲れタ。 (ふと、足を止めれば思い出した様に手に持っていた結晶に視線を落とす。今まで持っていたのを忘れていたとでも言うかのように眼前に結晶を翳せばくるり、と回転。) ――忘れテた。これノ通りニ進むンだったッケ。 (やっぱり忘れていた――。 [Fri 18 Jun 2010 00:28:16]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (週間>習慣) でも、私ノ名前。短イ…オブリージェ…。 それトも私ノだけ?私の名前、ヘン? (――周囲に誰も居ないであろう迷宮に問い掛けても答えなど返ってくるわけも無く、吸血鬼の呟いた問いは闇の中へと埋もれていった。) ――自分の名前ハちゃンと言えるけド。やっぱリ言いナれて無いト上手く言えないノかな。 (そもそも、この短絡な吸血鬼が何故こうも他人の名前の呼び方に拘るのか?それは――。) ――きっトこれジャまた蹴らレるもの。 (至極単純な理由だった――。 [Fri 18 Jun 2010 00:16:03]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 外は凄まじい豪雨だろうが迷宮のオブリージェには関係が無かった。 そもそも雨が振っていたとて自分には問題はないのだが、水が大嫌いなオブリージェにとっては今この瞬間、迷宮に居るだけでも儲けものだ。) ――かルみラ・あいレン ベ るく。 (まぁ、雨が振っているという事もこの吸血鬼にはわからなければ意味はなかった。 当の吸血鬼はと言うと、先日であった人物の長い名前と未だ格闘しているのであった。覚えはしたけれど、未だ相手が名乗ったようにスラスラと口に出来ない。何度も何度も繰り返し口にして、幾許かは言える様になってはいるのだが。) ――難しイなァ。他の人とカもこンな長イ名前なのカな…。 (そもそも人に会って名前を聞くという週間のあまり無かった吸血鬼。 先日にしたって相手から名前を聞かれたから自分も気になって聞き返したようなもの。 そしたらこんなに長い名前が返ってくるとは――。) [Fri 18 Jun 2010 00:03:38]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (PL:結晶耐久値31>29 それでは通常ロールに戻りたいと思います。お騒がせしました。礼――。) [Thu 17 Jun 2010 23:52:18][43]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (PL:先日のカルミラ様との邂逅時、同色の減少判定はしていましたが通常の減少判定を忘れていたのでこの場で保管させていただきます。) [Thu 17 Jun 2010 23:50:52][32]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 『(まず最初に―――。)』 [Thu 17 Jun 2010 23:48:40]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『同色の場合の減少 36>31』 [Thu 17 Jun 2010 05:22:23]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――かるみラ・あいレん…べるグ…やっト言えタ。 あレ? (長い相手の名前をやっと少し言いなれてきた頃。周りを見渡せば既に相手の姿は無く真っ暗な迷宮の静寂が辺りを再び支配していた。どっちにカルミラが向かったのかも分からない。キョロキョロ左右を見遣れば不意に、カルミラの進んだ方とは反対に歩き出す。 教わった事を思い返しながら少女は再び迷宮を進む。) [Thu 17 Jun 2010 05:21:05]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 『家柄が良いからね?(不思議な少女との邂逅を記憶に止めつつ、まずは”宴”の現場に向かおう。)』 [Thu 17 Jun 2010 05:11:13]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――ウん。そうスる。 時間ハ、あるカら。 (生まれたばかりの自分には、これからどの位の時間が自分にあるのかは分からないけれど、他にやることはないし目的もない自分。そういった意味で自分には時間がある。相手の意図した所とは違うけれども頷いて返そう。) ――何カ、またヤった? (また蹴られるのか、と服の裾を振り払われるのと同時に離し、一歩後退。どうやら、相手の服に皺とやらをつけるのも嫌われるのか、とコクリ。頷く。 私の服は引っ張られて破けちゃってるけど。) ――かるミら・あいレん…べる… 長いな名前。 (今日教えてもらったことの中で最高に難しそうな単語を聞いてしまった気がした。言おうにも片言で上手く発音できないし、凄く長くて覚え切れない。 何やらその後に言っていた気がするけれど完全にオブリージェはスルーして、相手の長い名前と格闘していた様だった。) [Thu 17 Jun 2010 05:08:46]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > 犬でなければ赤子のようね。 いいわ、一つ一つ覚えなさい。 ・・・・時間は無限にあるのだから。(自分にとっては、だが、相手も恐らく同じなんじゃないかと。 時を重ねていない同類がいるとすれば、ある意味貴重な存在に出会ったわけだが。) 服に皺をつけたら蹴るわよ。(蹴る=教育であると此方も理解した。 博識を気取って、もの知らずの箱入り娘である。)先に聞いたのは私だし――まぁいいわ。 ・・・・カルミラ・アイレンベルクよ。 貴女が一人前の淑女になったら呼ばせてあげるわ。(名乗ると同時に振り払い、教えると同時に暫く禁止。 なんとも中途半端な対応だが。 まぁこれも長い目で見よう、ってことなのだろう。) 世界は狭いわね。 名家ではないにしろ・・・・・こうも頻繁に”出会う”なんて。(構うにせよ構わぬにせよ、先に進みつつ、ということにする。 今なすべきことは家庭教師じゃないからだ。) [Thu 17 Jun 2010 04:46:25]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――そウなの。…覚えテおク。 あリがと。 (一つ、新たな事を覚えた。 初めて他人から教わったことだ。きっと自分一人ではいつまで経っても分からなかっただろうし疑問にも思わなかっただろう。 酷く間を置いた後、ポツリと漏れた言葉。これも、他人に言うのは初めての言葉だ。) ――ソうなの。それモ、私は知らなカった。じゃア、次は嫌われナい様ニする。 (自分の服が宴に相応しくないのは分かった。ならどんな服がよいのか。目の前の貴女みたいなフリフリの服で良いだろうか。と改めて自分の服と見比べてみる。確かに、凄く違った。) ――おネぇさま?……少シ、呼びづらイけど今度からこう呼べバ蹴らレない。ならソうすル。 (コクリ、と頷けば新たに覚えたその言葉を、誰を呼ぶわけでもなく繰り返す。言い慣れていない言葉は普段以上に言いづらいのか、凄くぎこちないけれど。そんな事をしていれば、脇を通り過ぎていく貴女。 思い出した様に、振り返れば貴女のドレスの裾をわしっと掴んで呼び止め――。) ――おねェサまの名前、聞いテない。 (一番最初に聞いた問うを再び問いかける。 ドレスを掴む力はそう強くはない。貴女は問いかけを無視してオブリージェの手を振り払い先に進む事も出来るだろう。 [Thu 17 Jun 2010 04:36:15]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――呆れたわ。 それは女を怒らせる言い方なのよ。(人だろうが吸血鬼だろうが変わらない感性を持って、その週間を否定しよう。今までの空転する遣り取りからか、なるべく言葉を選ぶ、という努力を自然に行わされていた。) 常識・・・普通の人間は、知っているからよ? 本人がそう言うならよいけれど、私は嫌いね。(自分が出るのだから、なるたけ格調高いものにしてほしいものだ、とか思うくらい、身勝手も程が過ぎていた。 蹴っ飛ばすために足を上げる寸前で、努力を認めよう。) おねぇさま、とでもお呼びなさい、オブリージェ。 狼ならば兎も角、その牙に誇りがあるなら、ね。(口を開くさまを間近で見れば、まともな人間じゃない事も自ずと理解できるわけだ。ならばそのうち学習もするだろうと、処刑は止め置くことにする―――疑問に全て答えてやったりとかもしないが。 歩みは止めず、動きが無くばその横をすり抜けて先に進もうとするか。) (先がどっちか、判らないけれど。 迷ったらとりあえず前だ。) [Thu 17 Jun 2010 04:12:29]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (本当に、知らなかった。といった表情をしながら今度は蹴られない呼び方とやらを聞いてみる。不思議、いつものオブリージェならば蹴られた時点で、相手に飛び掛っているだろう。けれど、そうしないのは黒の結晶の汚染が進み、同じ黒を滅ぼさないようにする為か。それとも、相手の人ならざる「匂い」を感じているからか。) ――オブリージェ。 (侮辱の意味も棺がどういったものかも理解できなかったらしいが、とりあえず名前を聞かれたことは分かったのか短く返す。表情は始終疑問符が浮いているが。 [Thu 17 Jun 2010 04:03:13]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――私は犬ジゃ無いヨ。―――おバさんって女の人ノ事じゃナいの? (首を傾げつつ相手の顔を見上げながら当然のように変えそうか。 だってオブリージェは生まれてから今までそうしてきた。よってそれを疑問に感じたことは無く、正しい事なのだと思っているのだから。) ――でも黒イ鎧のオじさんハ 好きにシてイい。ってイったもノ。 服がドうのとかは、イってなかったヨ? (それでも、必要?と付け足しながら未だ蹴りを避けた体制のままのオブリージェは、近付いてくる貴女を警戒を解かずジィ、と見遣ったまま動かないが。) ――?よく分かンない。私、不思ギ? ―――そうナの?初めテ聞イた。ジャあ、何てヨんだら蹴らレない? [Thu 17 Jun 2010 03:57:02]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > まるで野良犬ね。 おばさん って何だか判っているのかしら。(意図して微笑を崩さないで居るのだが、唇の端がひくついてる。 そろそろ淑女の仮面をかなぐり捨てそうだ。 ) 点数にすると・・・そうね、3点くらいね。 追い出されて遠吠えする姿を見てやるのも良いけれど。(本来こうして会話してやることもない相手なのだろうけれど、不思議な反応と運動性能に興味を見たのか。 ゆっくりと歩み寄りながら―また蹴る気だ― 言葉をつなげる。)・・・・言葉を理解していても概念になっていない? 不思議な子。 ・・・・おばさんとはね、年増、という表現にもつかえるの。 よって死罪なのよ。 ・・・それで私を侮辱した貴女は何? 棺に名前くらい書いてあげるわ。 [Thu 17 Jun 2010 03:43:42]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――だって、オばさん。私の事蹴ろうトした。 (低い体制を維持したまま、いきなり攻撃を仕掛けてきた貴女を睨み続ける。 そしてまた爆弾を投下してしまうのだ。まったく無知とは罪とはよく言ったものである。) ―――え…。そう、ナの?私の服ジャ駄目なノ?れーせつっテのも無いと入れナい? (相手を睨んでいたオブリージェの表情がいきなりキョトン、と呆気に取られた表情になる。 半分くらいしか、相手の話していることは理解できていないけれどとりあえず自分の今の格好では宴には適していないらしい事は分かるらしく…。) ――言葉は、分かル。けど、意味の分かラない事多い。だから、オしえて欲シい。――でも、私年ハ聞いテないヨ? (ある意味真実を孕んだ嘘はオブリージェには丸ごと真実よして受け入れられるだろう。何故なら自分よりもこの目の前の相手は頭がいいらしいからだ。だけれど、年は聞いてないのに何故蹴られるのか、という疑問を今度は投げ掛ける。 [Thu 17 Jun 2010 03:32:20]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > あら。 誰が下がっていいと言ったの?(捲れかけたスカートを手で押さえつつ、低い姿勢の相手を見下ろす。 そのまま蹴られなかったのが何故だか判らない、といった風だ。 たとえ無限を生きていても、年齢の話はタブーであるようだ。特に外見から判断したような台詞は。) ―――哀れね、という意味。 服を着て、礼節を弁えていなければ普通宴には入れないのよ。 本当に物を知らないようね?(下のログにある爆弾のせいで攻撃的に使われてるので、この場合は間違いではない。) ・・・・というより言葉が通じてないのかしら。(いぶんかこみゅにけーしょんというのは慣れないわ。 とか――どうわが身の非を知らしめたらいいものか、逆に此方が困ってしまう。 睨み付ける相手に構わず、口元に手当てて思案の後ー )一つ教えてあげるわ。 女性に年の話をすると蹴られるのよ。(一抹の真実を含んだ嘘を教えた。) [Thu 17 Jun 2010 03:19:46]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――ゴしゅーショさマ? (その言葉を聞いて、首を傾げる少女。どうやら意味が分かりかねるらしく、どういう意味?なんて顔をあなたに向け―――。) きっト多分、両方。私モ、迷子かモしれナいもの。 (相手の愚痴の指す所は分かっていないが、多分こういう意味なのだろうと勝手に理解し真面目に応える。 ここで断っておくが、本人はいたって真面目である。) ――ドレスって?宴にハ 必要?合った方ガ良い? (相手の言葉を聞いてると、私の知らないことばかり口にしてくる。きっとこのおばさんは頭が良いのだろう、とオブリージェは思った。 そしてまた質問を返すのだ――。) ――?知るべキ事?何?大切ナこ ――――。 (オブリージェには相手の視線が変化した事なんて気付かないし、そんな器量もない。貴女が行動を起こすまで、貴女を質問攻めにしていただろう。行動を起こすまでは―――。) ―――何、するノ。 (そのつま先がオブリージェの顎を捉える紙一重の所で後ろに宙返りして離れるオブリージェ。傍から見れば思い切り蹴飛ばされた風に見えただろう。ストッ…と猫のように四つん這いで着地すれば、鋭く相手を睨みやりながら短く返した。) [Thu 17 Jun 2010 03:07:38]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > ・・・ご愁傷様? これではまるで遅刻者のような扱いだわ。 それとも迷子なのかしら。(道標に不備があったとしたら確かに最低のお話だが。 宴の趣旨からいまいちズレたある意味類友二人、見当違いな愚痴ももれようというものだ。) ・・・宴に赴く前に、ドレスを拵えたほうがいいと思――― でも、それより先に知るべき物がありそうね。(不思議な金の瞳を除いては、ほとんど洞窟に逃げ込んだ孤児のようなその姿。 確認するなり「好みに合わないわ――」なんて視線を外したが、次の言葉で直ぐに戻ってきた。 近寄るなら、視線が猛烈に冷たくなってるのが判るかも。) ・・・・おばかさん。(一文字加えて仕返しだ。質問に答えるどころじゃない。 ついでにつま先で向こう脛蹴っ飛ばしに行った。) [Thu 17 Jun 2010 02:51:15]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (そして、暗がりから覗いてきたのは一人の少女。 もう半ば衣服としての機能を果たさず、胸が覗きかけている程のボロ布を纏い、伸ばし放題の黒髪はロクに手入れされていないと言うのが一目で覗える。 一見、スラムにいそうな貧民の子供。奴隷の餓鬼と大して変わらない容姿の少女だ。) オばサン…誰?宴ニ呼ばレたの?ドコでしてルかわかル? (少女は、貴女のすぐ傍まで来ると貴女の顔を見上げながらいう。ある意味地雷とも取れる言葉を添えながら問いを投げ掛けた。) [Thu 17 Jun 2010 02:36:01]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 [Thu 17 Jun 2010 02:35:40]
◆金色の瞳 > ―――。 (返事はない。 代わりに瞳が揺れれば、微かな足音。 近付いてくる、瞳。) ――私モ、呼ばレてココに来たノ。だから労イして欲しイ。 (視線の主が近付いてくる最中、不意に呟いた。酷く片言の聞き取りにくい言葉だ。だけれど、はっきりとそれは貴女の耳に届くだろう。) [Thu 17 Jun 2010 02:34:47]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (一つは、迷宮に入る以前に比べ、僅かにだが確実にその輝きを増したような結晶の有様。 もう一つは―― )出迎えならば、まずは労いの一つもかけるのが筋というものよ?(結晶の向こう、行く先に不意に生じた一対の瞳、ひとつの視線だ。 歩を止め、こちらから声をかけてみることにする。相手が何者かは知らないわけだが――あくまで、誘いを受けて現れた、という立場の台詞で以って。) [Thu 17 Jun 2010 02:21:01]
◆金色の瞳 > ( 貴女が結晶を取り出したのとほぼ同時。貴女の歩む通路の先に、一対の金色の点が生まれた。それは貴女を闇の中よりジッと貴女を見詰めている。近付くわけでもなく、遠のくわけでもなく。そのままの距離を保ったまま、貴女に視線を向けていた。) [Thu 17 Jun 2010 02:02:52]
お知らせ > 金色の瞳さんが入室されました。 『――凝視。』 [Thu 17 Jun 2010 01:58:47]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (普段通りの赤いドレスにバッグが一つ、其処に傘が1本括り付けられているだけというコーディネイトは大凡迷宮探索者のそれではない。 食料も小道具も、灯りすら持ち合わせていないのだから。それでいて足取りに迷いが無いのは自信の故か無謀の現われか、それとも誘いに対する信頼だろうか。) こんなにも綺麗なのだもの。 眠らせておくのは酷というもの ・・・あら?(取り出したる自前の結晶は糸で軽く巻いて身に付けられる装飾状に加工してある。 気紛れに取り出して眺めた時、少々の異変に気がついた。【耐久値減少判定】) [Thu 17 Jun 2010 01:55:05]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (自然、雨の多い季節の野外活動は控えるのが常だが―― それを支えて此処まで導いたのは、あの高慢な口調の黒い騎士から捧げられた結晶の力だろう。『黒い結晶が語り掛ける言葉に耳を傾けろ。』 その通りにして、歩いて来たに過ぎない。 結果、不意の雨止みが、都合のいい雨宿りが――積み重なる悪しき偶然が、来る筈のない悪意を導いてしまったのだ。) さて、長居する気もないし、用事を済ませないと。(周囲をぐるりと見回して、まずは奥へと歩み出す。 ) [Thu 17 Jun 2010 01:43:10]
◆カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒) > (陰気な迷宮の奥、視界は狭く、光源乏しく、幽かながら周囲に漂う”何者”かの気配が警戒心を掻き立てるその環境は快適とは程遠いが、それでも少女にとっては十分に快適といえたのだ。 ・・・・といっても別段彼女が卑しい者だからというわけではない。寧ろ高貴な令嬢として教育を受け、嘗ては城に住まう身分である。) あの忌々しい空模様がまるで無いのだもの。(だから快適と表現した理由は、この一点に尽きるだろう。 流水を渡れない吸血鬼にとって、雨は降り注ぐ檻に等しい。) [Thu 17 Jun 2010 01:30:33]
お知らせ > カルミラ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『快適ね。 と少女は言った。』 [Thu 17 Jun 2010 01:22:18]
お知らせ > 蒼花@『淫獄の迷宮』(無)さんが退室されました。 『( 耐久値30→25)』 [Wed 16 Jun 2010 02:16:00]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > つか…れたぁ……。 ( 大きく息を吐き出す。 歩いた時間が長いのか短いのか分からないが、分からないからこそ長く感じるのだろう。けれど立ち止まれば――― 考えると、先ほど見た光景が浮かぶ。 ) ……やだ…っ ( 傭兵でもない、ただの花屋の少女に、休めるときに休んでおく という器用なことはできないようで。 疲労で動けなくなるまで、歩き続けるだろう。 ) [Wed 16 Jun 2010 02:15:06]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > ( ゆっくりではあるが動かしていた足を、ピタリと止める。)――――― 声…。 ( 微かにだが人の声が、聞こえたきがする。 聞き間違いかもしれない が―――――) …………ぁ……………… ( 声がしたほうに歩いていけば、 人がいた。 確かにいた。 けれど、それは――― ) ……っ……… !( 犯される者と犯す者。 その二つの影が目に入る。 同じ首輪をしているとか、そういうところまでは気がつけない。 聞いていられない。 見ていられない。 素早く踵を返せば、 二つの影に気付かれぬようにその場を離れよう。) [Wed 16 Jun 2010 01:45:44]
◆蒼花@『淫獄の迷宮』(無) > ( 気が付けば知らない場所にいて、首輪をつけられていた。 道を覚えるのは苦手ではない筈なのに、このどこまで歩いても、どう歩いても、覚えられない。まるで同じ場所をぐるぐると歩いているようなそんな気分になる。) ――――― 帰らなきゃ。( 気がかりなのは、少女が1人で営んでいた花屋。 数日留守にすればほとんどの花がきっと、枯れてしまうだろう。 誰かに世話を頼んでもいなかった。)( 歩く速度は速くはない。 どのくらい歩いたかは定かでは無いけれど、身体が重くて動くのも嫌になってきてしまう。) [Wed 16 Jun 2010 01:32:41]
お知らせ > 蒼花@『淫獄の迷宮』(無)さんが来ました。 『( 知らない場所 )』 [Wed 16 Jun 2010 01:28:51]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが帰りました。 『男は迷宮を彷徨い続ける』 [Tue 15 Jun 2010 22:37:44]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 食料と共に持って来た水を飲む。 餓えた生贄が居ればこれを求めてくるかも知れぬ、とかんがえれば自然、心は躍る。 どのように弄ってやろうか、と。 結晶の輝きが再び衰えたことに気が付かず ) [Tue 15 Jun 2010 22:30:26]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( PL乱数機能復旧したようです。 すばやい対処感謝致します ) ( 先日の一件の後、黒の結晶の輝きは大きさを増したようである。 これからも積極的に他の色の結晶を探すのも良いかと考えた ) 【減少判定】 [Tue 15 Jun 2010 22:18:52][87]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 [Tue 15 Jun 2010 22:12:52]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( しかし、前回はたまたま運が良かっただけである。 あまり油断をしていては足元を救われかねない。 それには十分に気をつけねばならない。 己の優位性を確保してこその楽しみである ) 此処であればとても手を出せぬような力のものでも存分に弄れるからのぅ ( 次の獲物を求めて彷徨う足取りは軽い ) [Tue 15 Jun 2010 22:11:34]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 満足そうな笑みを浮かべて通路を歩く男。 結晶の導きを頼りに迷宮の中を彷徨っている ) ククク、なかなかよかったのぅ。 ( 黒以外の結晶を持っていた女。 なかなか良い思いをすることができた。 やはり一方的に嬲る、というのは心地よい ) ククク…。 [Tue 15 Jun 2010 22:03:26]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『( ずるり、彷徨う足音 )』 [Tue 15 Jun 2010 21:44:08]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 [Mon 14 Jun 2010 02:37:46]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ―――。 (これより、暫し吸血鬼は足を止める事になる。そしてそれは、結晶の輝く方向が一つに減ったことにより解消されることとなる。 壊れたのだろうか。離れたのだろうか。ソレは分からないけれど行く先が定まった吸血鬼は再び、迷宮の奥へと消えていくのであった。) 耐久値:44>36 [Mon 14 Jun 2010 02:37:26]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( そう、信じて止まない吸血鬼には、この二つの明滅は二つとも捨てがたいもの。だけれど、身体は一つだ。今はまだ一本道の通路だが、先の分岐でこの明滅が対象の方向を指したなら吸血鬼は選ばなければならない。それをこの吸血鬼は、悩んでいた。) ――決めラれないヤ。どうシよ…。 (一本しか道の無い通路で悩むのもおかしな事だが…吸血鬼は考え悩む。その間、歩は止まっているが…。【減少判定】 [Mon 14 Jun 2010 02:32:31][98]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ――アれ。一杯、光ってル? (それはどういう事なのか、吸血鬼には分からないけれど。以前とは違う結晶の光り方に、首を傾げた。) ―――変ナの。行く場所ハ増えチゃった。どっチに行こウかな。 (結晶が明滅する方向は二箇所。通路はまだ一本道だが、次の分岐場所で進む方向が決まるだろう。) ――うぅン。わかんナいや。両方イきたいけど。 (結晶が光るということは、きっとその両方とも獲物、ということなのだろうがそれを吸血鬼は正しく理解しきれていない。ただ、この光る先に自分が愉しみにしている事があるのだと、信じていた。) [Mon 14 Jun 2010 02:20:14]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 率直な感想。黒騎士に聞いた限りでは、宴とは楽しく、美味しいものだと聞いている。そんな催しごとに、遅れているとしたら――?遅れていて、既に宴が始まっているとしたら―――?) ――いソがないト。宴が終わッちゃウわ。 (手に持っていた黒の結晶を、色んな方向に翳してみる。前より、結晶の明滅が頻繁な気もする。) [Mon 14 Jun 2010 02:06:24]
◆オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒) > (暗く、静まり返った迷宮の闇の中、か細い声が響く。黒の結晶を持つ吸血鬼、オブリージュだった。) ――何ナんだろう。 鎧ノおじサんは、拠点ガどうとか言ってタ様な気がするけれド。 (率直な疑問を呟いてみる。思えば、宴に呼ばれこの迷宮に踏み込んだ吸血鬼だが…未だ聞いた様な楽しそうな事には巡りあえては居ない。 それは即ち、まだその拠点とやらに辿りついていないからでは無いだろうか。 そんな風に、吸血鬼は考えていた。) ――もしソうだったら、少しヤだな。 [Mon 14 Jun 2010 01:57:31]
お知らせ > オブリージェ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが来ました。 『――こノ通路の先ハ。』 [Mon 14 Jun 2010 01:49:11]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが帰りました。 『( 明日のために、今日は眠っておこう )』 [Sun 13 Jun 2010 02:40:24]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( この身は一度死に掛けている。 死んだといってもいい。 かろうじで生きているにすぎない。 だから、この身がどうなっても構わない。 たとえ、生存者、囚われた人を探すために声を出して、化け物どもが現れたとしても構わない。 こっちだって化け物だ ) そろそろ、今夜の野営地を探すか。 とはいっても時間間隔なんて狂ってるけど ( 今は昼か? それとも夜か? 腹具合で計算するしかないが、どちらにしても食料が半分に近くなったら一度引き返すタイミングだ。少し開けた場所に出たので、その場にリュックを下ろし、仮設野営地を作る。 作るにしても時間が掛からず、壊れても痛くない。 そんな安易で安上がりなのが好ましい ) 消えた人間の中には――神職の方もいると聞く。 そういう人を助けることができれば―― ( きっと、家族の安全度もあがるだろう。 それが青年のエゴ。 目的。 ヴェイトスで伸し上がるという方法を持って、家族の安全。己の周りだけの平穏を獲得すること。 ) これは――チャンスなんだ。きっと。 ( それだけじゃない。たくさんの人を助けることができれば、ただの傭兵ではなく、ある程度の地位を得られるかもしれない。 傭兵長。 50人隊長も夢じゃない。 ) ―――助けないと ( 困っている人を。 もちろん、純粋な気持ちはある。 けど、自分の利益にも繋がる。 だから、焦らず、じっくりやろう。 青年は小さく息を吐き、毛布を引き寄せて仮眠へとはいっていく。明日もまだ探索を続けなければならない ) [Sun 13 Jun 2010 02:29:33]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( ネックレスにした白の結晶を指先で弄び、天井を見上げる。 地面を照らしてみてもトラップらしき物は見当たらない。 ) しかし。無駄に広いな。 これは天然にできたものじゃ・・・・ないか? ( どうだろう。 そこらへんは門外漢なのでわからないが。 ) ともかく ( 誰かを助けないと。 もちろん、依頼だからとか。そういう理由もある。 だがこうして消えてしまった人たちはきっと心細いに違いない。 その気持ちだけはよくわかる。 寂しいものだからだ。 ) 誰か! 助けに来ましたよ! 聞こえていたら返事してください! ( 声だけでも。出しておいたほうがいいだろうか。 敵に見つかるだろうか。 でも、もし誰か。 助けを求めている人を知らずに通り過ぎてしまったら? そちらのほうが何倍も怖かった。 助けられる命は、できるだけ助けたい。 偽善だとか、独善だとか。色々な理由はあってもだ ) [Sun 13 Jun 2010 02:01:25][87]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > 誰かいませんかー? ( 声に出しながら歩いてみる。 まったく別の洞窟に入ってしまった、なんてことは無いだろうが。 時折見かけるのは死体なのか。遺骨なのか判別つけがたい者ばかりだ。 モンスター、魔物との戦闘はいくつかあったが、それは大した奴らではなかった。 未だに本命とか。 てごたえのある奴と出会っていない。 ) こっちじゃないのかな。 いや、そもそも・・・・・ ( 地図を片手に自分がマッピングした地図を思い出す ) ―――何かしらの情報を見つけないと。 手ぶらじゃ帰れない。 誰かー! いませんかー!? ( 声に出しつつ移動する。 黙っていては見つかるものは見つからない。 敵に見つかるかもしれないが、この場合都合がいい。 情報が引き出せるかもしれないからだ。 もっとも、仮に勝てたらの話だが。 『通常判定』 ) [Sun 13 Jun 2010 01:55:28][84]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 持ってきた装備はとりあえず一週間は洞窟に篭れるだけの食料と水だ。どれも節約すれば、の話だがそういう生活には慣れている。 万全を期すならおよそ三日で無くなるかもしれない。 節約すれば一週間はいけるはずだ。 ) となれば、洞窟の中で進めるのは三日程度と考えておいたほうがいいな ( それ以上、奥に入って迷ってしまえば出てこれなくなってしまう。そうなってしまっては目も当てられない。 紙に地図を書き込み、防水用の油布に包み、筒に入れる。リュックに手早く仕舞い、立ち上がった ) しかし。 なんのための迷宮なのか。 さっぱりだな ( ざく、と一歩前へ。 カンテラの明かりは心もとなく、奥までは照らしてくれない。 己の感と今までの経験が全てだ ) [Sun 13 Jun 2010 01:50:26]
◆ヴァリス@淫獄の迷宮(白) > ( 吸血鬼の視力を持ってしてもなお暗い。 そう感じるのは己が所詮は混ざり者の劣化品種だからだろう。 カンテラの明かりを頼りに青年は洞窟の中に足を踏み入れた。 何も聞こえてこないし、悲鳴だとか化け物の雄叫びだとか。 そういったものとは縁遠いような気がした。 静かに。 そっと静まり返った洞窟を歩く。 ) ――ずいぶん歩いたな ( リュックを一度下ろし、カンテラのオイルを取り出して補充する。補充が終わればマッピング用の紙を取り出し、地図を書き込んでいく。休憩がてら、干し肉を取り出して、咥えた。 ) 戦闘らしき戦闘もまだない。 成果らしい成果も今のところ無し、か ( どうしたものか。と頭をぼりぼりと掻きながら壁を背にして座り込んだ ) [Sun 13 Jun 2010 01:39:52]
お知らせ > ヴァリス@淫獄の迷宮(白)さんが来ました。 『あまりに暗い』 [Sun 13 Jun 2010 01:36:28]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが帰りました。 『( そして、獲物に男は襲い掛かる )』 [Sat 12 Jun 2010 23:24:34]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( そろそろ輝きが強くなってきた。 黒の結晶が導いていた先は此処であっているはず。 ちょうどこの曲がり角の先が目的地らしい。 かすかに何かの布が擦れるような音が聞こえた気がする。 誰かが居るのは間違いないだろう。 どんな相手がいるか。 女性だけではなく男も捕まっているようだし、男に当たってしまう可能性もある。 その場合は手足を潰して悲鳴を楽しむのがいいだろう ) さて、ご対面、となるかのぅ? [Sat 12 Jun 2010 23:08:21]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( すでに他人の手で堕落しきったその様子を見、自分もこのようにして奴隷のように扱える者を増やしたいと願う。 此処ならば完全に隷属した奴隷を手に入れることができるだろう。 その事を考えるだけで自然と笑みがこぼれる。 そして、女を無視してその先へと歩いていく ) この先、じゃのぅ [Sat 12 Jun 2010 22:41:48]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 男はまだ生贄以外の人物と会っては居ない。 掴まった人たちを救い出そうとする「白」の結晶を持った人物も同じ黒い結晶を与えられた人物とも。 黒の結晶を持った人物は当然他にも居るだろう、と推測しているのだが ) ふぅむ。 これは勿体無いのぅ…。 ( 通路を進むうちに倒れ付している少女を見つけた。 浅く呼吸をしているので生きてはいるようだがその視線は虚ろでなにも見ては居ない。 その首にはめられた首輪はすでに漆黒に染まった結晶が付いていた ) すでに堕ちた者、というわけだの。 ( よく見ればどこか恍惚とした表情で地面にこぼれている精液を舐め取っているようだ。 完全に壊れてしまったのだろう ) [Sat 12 Jun 2010 22:17:20]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 結晶の力で出入りを行っているため、本来の出入口がどこに存在するか知らない。 いや、そもそも出入口が存在するのかも怪しい。 結晶を使った出入が前提となっているのなら、これを失えば虜囚の仲間入りである。 そんなことは承知しているつもりである ) 何にしろ楽しむことができるのが一番じゃからのう。 ( くつくつと笑みを浮かべる。 もしも結晶を失ったら。 そのときのために今を思う存分楽しんでおくこととしよう ) くくく… ( 輝きは徐々に増している。 またぐるりと大きく道を回ることになるが、今度は徐々にだが近づいているようだ ) [Sat 12 Jun 2010 21:56:05]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 結晶が一瞬大きく明滅を行ったが、男は気にする様子も無い。 すでにこの迷宮で味わうことができる支配の快楽に身を置く事に囚われている。 虜囚を作ろうとして自らが虜になっていることに気が付くことはないだろう ) 今日はこちらのようだのぅ。 くくく…。 ( 笑い声と共に響かせる不気味な足音。 ずるり、ずるり。 光が導く先に居るであろう生贄の姿に期待を込めつつ、緩やかに歩く。 日々体力と気力を奪われているはずの生贄たち。 何を急ぐことがあろうか。 エサにできそうなほしにくを忍ばせて歩いていこう ) [Sat 12 Jun 2010 21:36:54]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 先日の探索の後、一人生贄を見つけては好き勝手に犯した。 結晶の色も変化せずただ、己が満足しただけであったがそれでも十分な充実感を得ることができた ) ここに居るものを連れ帰るためには隷属させる必要があるということだのぅ。 ( 自分にはできるものか。 楽しみでもあり不安でもある。 今日も黒き結晶の導きに従うために目の前にかざした ) 【減少判定】 [Sat 12 Jun 2010 21:26:48][19]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが入室されました。 『( 深遠の闇は黒き来訪者を歓迎する )』 [Sat 12 Jun 2010 21:22:55]
お知らせ > 生贄の少女さんが退室されました。 『助け出されるのが先か、堕ちるのが先か 必死で逃げ続ける』 [Fri 11 Jun 2010 22:12:25]
◆生贄の少女 > ( やっぱり、このままここに居るとどんどんダメになっていくような気がする。 壁に手をついて、支えにし、ふらふらと何とか立ち上がる。 少しでも此処から遠くへ。 できれば、だれかが助けてくれる場所へ。 消えそうな希望にすがりつき、折れそうな心を奮い立たせて必死に掴まっている。 後何度背中を押されれば堕ちてしまうのか。限界は確実にすぐそこまで迫っている ) [Fri 11 Jun 2010 22:06:01]
◆生贄の少女 > ( 迷宮の中に居ると、時々遠くから悲鳴が聞こえてくる。 そのたびに脅えて震える。 次は私の番だろうか、と。 また誰かがやってきてひどいことをするのだろうかと、脅えて… ) んぅ? ( 乱暴に開かれた場所。 悲鳴を上げても止めてくれず貫かれた場所。 そこか鈍く疼いた気がした。 そんなわけは無いと頭を振る ) …気のせい。 気のせいなんですから。 ( 言い聞かせるように呟く。 そんなことがあったら神様に顔向けができない。 こんな異常な状況。 何かの間違いだと考える ) [Fri 11 Jun 2010 21:53:17]
◆生贄の少女 > ( 迷宮に居る限りやせ細って死ぬことは無い、と言われた。 この迷宮に満ちている魔力は仙人の霞のようなものなのだとか言われたが理解はできていない。 のども渇けば空腹も訪れる。 その苦しみが永遠に続くという拷問としか今は思えなくなっていた ) …水、ほしい。 ( のどを潤したい。 口の中の粘ついた味を洗い流したい ) ……どうすれば。 ( 信仰を捨てて堕ちてしまえば満たされるのだろうか、と考えが頭をよぎる。 必死でその考えを頭から振り払おうとした。 せめて、今こうして生きていられるのは神様のおかげだ。 そう考えることにしよう ) [Fri 11 Jun 2010 21:35:56]
◆生贄の少女 > ( 襲われたのは何度あったか。 すでに数えることはできない。 歩こうとすれば鈍い痛みが全身を襲い、動く気力も奪われていく ) …だれか。 ( 助けてほしい。 通路には隠れる場所も無く、そっと離れて逃げようとしても必ず見つけられてしまう。 無理やりに行われた行為を思い出してしまうとぶる。と身体を震わせた ) 何か…。 ( 食べるものはないか。 飲み物は無いか。 周囲をふらふらと見つめる。 自分の周囲には体液が散ばっているが、それ以外水も食料も見当たらない ) [Fri 11 Jun 2010 21:30:34]
◆生贄の少女 > ( もう此処へ囚われてどのくらい経過したか。 一日か、一週間か。 一ヶ月も居るような気すらしてくる。 薄闇に包まれ、日光の感じられないこの迷宮の中では時間の感覚は喪失してしまっている ) …神よ。 今この生があることに感謝いたします。 ( 首にかけられたロザリオに祈りをささげる。 服は何かの液体が付いていて非常に着心地が悪いが下着はすでに破かれてしまった。 身を包む布はすでにこれしか残っていない ) [Fri 11 Jun 2010 21:21:33]
お知らせ > 生贄の少女さんが来ました。 『 『迷宮』に囚われた者 』 [Fri 11 Jun 2010 21:15:58]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』(黒)さんが退室されました。 [Thu 10 Jun 2010 23:50:08]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( この迷宮には魔力が満ちている。 空腹で死ぬことは無いのかも知れないが飢えは耐え難いものがあるだろう。 自分はこの結晶を用いて自由に出入りができる。 次に来るときには食料を持って来て従うように仕向けるのも良いだろう。 なるほど、これで楽しみがまたひとつ増えた。 もうしばらくこの迷宮を探索してから帰ることにしよう。 ) くくく… ( 口元に笑みが浮かぶ。 ずるり。 ずるり。 不気味な足音を響かせて男は獲物を求めては迷宮を彷徨っていく ) [Thu 10 Jun 2010 23:39:08]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 地面を良く見れば無数の天使の羽や人の血、体液が落ちている。 体液のほとんどは湿り気を帯びたものであり、乾いているものは存在しない。 湿った空気のためなのか、何か別の要因でも存在しているのか。 男にとってはどうでもいい事だが、ここに居る住民にとってはどうか。 食料は? 水は? 仮に口にできるのがこのような物か、此処を訪れる者の慈悲にすがるしかないとすれば、強靭な精神を持っていても従わざるを得ない状況を作っていく、ということなのだろう ) [Thu 10 Jun 2010 23:10:24]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( しばらく歩いていたが、一向に輝きに向かうことができそうな通路は見えてこない。 それどころか遠ざかる方向へと進む道へと来てしまったらしい ) 道を違えてしまったか。 惜しいのぅ。 ( 離れるほどに輝きは衰えていく。 別な方角の輝きを探るためにぐるりと結晶を手に持って一周をしよう。 今向かう方角にも僅かながら他の結晶の反応があるようだ。 その方角へと向かってみることにする ) [Thu 10 Jun 2010 22:42:29]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 黒の結晶は一瞬明滅したが、すぐに何事も無かったかのように鈍く輝きを放ってた。 この方角も壁があって先に進めなかったり、大きく迂回をしなければいけない場合がある ) 最短の道を示してくれれば良いものをのぅ。 妙なところは不便じゃな。 ( 今回もまっすぐに光の方角へと進んだところで壁に突き当たった。 早々楽はさせてもらえないらしい。 左右に分かれている道。 右側へと進み迂回できるかと試してみることだろう ) 先日はよかったのぅ。 どこぞの聖女を犯せたからのぅ。 ( 結晶の黒と同じような輝きを瞳に宿し、男は迷宮をさまよっていく ) [Thu 10 Jun 2010 22:27:05]
◆フジエ@『淫獄の迷宮』(黒) > ( 初めて此処へと訪れる前は半信半疑であった。 本当にそんなところが存在するのか、と。 好奇心と恐れの入り混じった感情を抱いて、此処へと訪れたとき、その感情は歓喜へと変わった ) まさか、本当に存在しているとはのう ( 生贄として囚われた人々。 それを好きにしてよいと言われた。 元より他者を虐げることに喜びを感じている男。 すぐその虜になった ) さて、今日はどうかのぅ。 ( 男の手の中で黒の結晶は鈍い輝きを放つ。 その結晶をかざし、周囲へと向ければ輝きが増したり小さくなったりとしている ) 今日はこちらか。 ( もっとも輝きが大きくなった方角へと向かう。 その結晶の力は有限であることは男は知らなかった。 【減少判定】) [Thu 10 Jun 2010 22:20:31][87]
お知らせ > フジエ@『淫獄の迷宮』さんが入室されました。 [Thu 10 Jun 2010 22:14:50]
お知らせ > フジエさんが入室されました。 『( 黒の結晶に導かれた男 )』 [Thu 10 Jun 2010 22:08:55]
お知らせ > 『迷宮』さんが帰りました。 『( 宴の舞台は整った )』 [Wed 9 Jun 2010 02:18:39]
◆『迷宮』 > ( 二つの闇は迷宮の深淵へと消えていく。 次に姿を見せるのはいつの時か。 迷宮の闇が薄れたときか、深まったときか ) 「うふふふ」 ( 無数の悲鳴に少女の笑い声が混じっていく ) [Wed 9 Jun 2010 02:17:55]
お知らせ > 天使さんが退室されました。 『( 壊れた哂いがこだまする。それはこの闇の中ではごく有り触れたもの。 )』 [Wed 9 Jun 2010 02:13:56]
◆『迷宮』 > ( 神への信仰と祈りが奪いつくされるのが先か、それとも救い手が現れ希望を齎すのか。 飢えた迷宮はその大きな口をあけて次の獲物を待っている ) さて、良い余興となった。 しばらく我らは傍観者となることにしようか。 ( 完全に堕ちた天使から肉棒を引き抜き、穢れの証、というように精をかけた ) 「うふふふ。きれいよ?」 ( 少女も残酷に笑みを浮かべた ) [Wed 9 Jun 2010 02:13:14]
◆天使 > ( ―――許して下さったのだろうか?翼から手を離し、その動きを止めた男へと天使は希望の眼差しを向けて。 ) ―――――あ……… ( そして再び絶望の淵へと落とされる。許可をする男と楽しげな少女の声。咄嗟に抵抗をしようと身を動かそうとするが、両腕を掴まれているからそれすらも叶わない。少女はその小さな手で乱暴に左の羽を毟り取っていく。 ) イヤァァァァァッ!!! ヒギィっ!!痛いっ!やだっ、だめ、やめて、やめてぇぇぇぇぇぇ!!! ( 鋭い痛みが天使を襲う。再三の悲鳴が響き渡り、そして無残にも左側の羽は奪い尽くされてしまう。激痛と喪失感に放心したような天使。 ) あ……あぁぁ………… ( そうしてトドメとなるかのように胎内に注がれる精。そのあまりにも長過ぎる射精に、信仰も、純潔も、矜持も、そして天使たる証をも。全てを失った天使の理性は音を立てて崩れ始めていった。 ) ―――― あ、はははははっ…… ( 笑った。 ) アハハハハハハハハハハハッ……………… ( それはただ、精の迸りを感じ続けながら哂い続けていた。 )( 首輪に付けられた結晶がこの迷宮の闇と同じ漆黒に染まっていく。こうしてまた一人、生贄たる天使が堕落の深淵へと堕ちていく。 ) [Wed 9 Jun 2010 02:03:04]
◆『迷宮』 > どうやら、まだ神にすがりつくものが残っていたようだな? ( 許しを来い、堕ちることにも同意した天使が見せた拒絶。 しばし考える様子を見せた後、天使の翼から男は手を離し、代わりに両手を掴んで彼女を貫いたまま動きを止めた ) 許可しよう。 好きにしろ。 ( 少女へ告げた。 つまりは ) 「うふふ。おとうさまの許しもでたわ。わたくしの手でそのきれいな羽を毟り取ってあげる」 ( 残酷な宣言をしたと同時、少女は天使の背後に回りこみ、左側の翼を無造作に掴んでは左側の羽をすべて毟りとってしまおうとするだろう ) いい声だ。 私の精も喜んで受け取るだろう? 堕ちることを望んだのだからな。 ( 男もまた、天使を穢しつくそうと肉棒をたぎらせ、穢れた精を存分に放ち始める。 人外の物。 すぐに精はとまらず、しばらく彼女の中へと注がれ続けるだろう ) [Wed 9 Jun 2010 01:48:54]
◆天使 > あ……あははははははっ………… ( 達してもなお弄ばれる肉棒は、再びその堅さを取り戻していく。性を吐き出す快感と、不埒にも悪逆の徒の手により絶頂へと導かれてしまった事が天使の心に深い深い絶望を植え付けた。 ) ―――――ひぐっ……!あ……ぁぁ……ぁっ、ぁっ、ぁっ――――!! ( そして休むことなく突き動かされるその男の大き過ぎる肉棒により、天使は女の部分でもまた達せられてしまう。乾いたような喘ぎ声を上げながら、陸の上に上がった魚のように体をビクビクと跳ねさせる。 ) …………は……い…わかり……ました………だからもう …… ゆるして …… ゆるして ………… ( 光の失った瞳でその誓いをする事に頷いた。今はただそれだけがこの宴が終わる事の希望だったから。 )( しかしその少女が続けた言葉に天使はヒッと息を呑んだ。 ) あ、あぁぁぁぁ………! だ……め……お願いしますお願いしますお願いします………!!どうか…どうかそれだけは許して………おねがい…………!!! ( 歯の根も合わぬ程に体を震えさせながら、天使の証の一つである翼を奪うというその少女の提案に天使はただ許しを乞う。異端者の手に堕ち、辱められ、なおかつ翼を奪われる。そうすれば私はもはや完全に神に見放された身。だから、どうかそれだけは―――― ) [Wed 9 Jun 2010 01:37:41]
◆『迷宮』 > 「うふふ。いけない天使ね。わたくしのあんよで達してしまうなんて」 ( 達した肉棒を足で弄んだまま、けらけらと少女は笑う。 男の突き入れは止められることは無く ) 天の救いは届くことは無かったな。 此処はお前の居た世界とは違うルールで成り立っていると言っただろう? ( 救われることの無い天使。 心が折れていく様子を満足げに見つめ ) どうだ。 欲望のままに堕ちることを誓えば終りにしてやるぞ? ( 天使が達している最中も動きは止められることは無い。 少女の手は天使の胸を好き勝手にこね回して ) 「おとうさま、この天使の羽を奪ってしまいましょう?天に昇る必要も無いのだからいらないわ」 ( 残酷なことを告げる少女に男は笑みを浮かべたまま ) [Wed 9 Jun 2010 01:26:32]
◆天使 > うあぁぁ………!!! や……ぁっ…… ……… 裂け る ぅ…… ( 膣の中でよりいっそうその大きさと長さを増した肉棒に、天使は目を見開き体を震わせる。その両眼からは涙が零れ落ち、この深淵の宴に心は折れ始めていた。 ) もう…こんなに痛いの …… 辛いの むり ………なぜです…… どうして ……… 主よ ………… ( ―――貴方がいけないのです。貴方が救って下さらないから、だから私はもう――――― ) ぅあっ……!! やだぁっ、でちゃ、そんなことしちゃ、もうでちゃうぅぅぅ♪♪♪ ( 圧迫するような肉棒への強い刺激に、堪えられなくなったそれから勢いよく射精が始まる。それは送られた深淵の魔力の影響かすぐには治まらず、暫くのあいだその天使の肉棒は性を出し続ける。迸る射精の快感、中を貫く肉棒の感覚に天使の理性は押し流され始め、その人格は壊されていく。 ) [Wed 9 Jun 2010 01:14:09]
◆『迷宮』 > 私が与える救いはただひとつ。 快楽と欲望に堕ちることだけだ。 痛みすらも快楽に変わるくらい堕ちてしまえばよい。 ( 肉棒を通して、彼女の中へと魔力を送る。 迷宮を構成するものと同じ、深淵の、そして快楽を導く魔力。 彼女の翼が少しずつ壊れていくことにも構わずに、翼を掴み上下に彼女を動かし続ける。 肉棒がさらに奥まで貫かんと一段大きさと長さを増した ) 「おかしくなる?いいえ、開放されるだけよ。本当の貴女にね。さすがおとうさま。もう壊れてしまいそうだわ」 ( 少女はこの天使が壊れていく様を楽しげに見つめている。 足裏での刺激は続けたまま、やや強めに踏みつけ、天使の肉棒が軽くつぶれるような状況にするだろう ) [Wed 9 Jun 2010 00:58:24]
◆天使 > がっ、はっ…!あ、ふぁぁ 、 いっ、 だ、めっ そん な、 こすっちゃ、あ、あ、あ、――――ひぐぅぅっ!! ( 男の部分と女の部分への容赦の無い責め。少女の足に弄りまわされる肉棒の先端からは先走り汁が溢れだしてきている。そして男の部分の快感を刺激されたせいか、天使の秘所もまた濡れはじめて、その激しすぎるストロークの痛みを少しでも和らげようとしていた。 ) だめ、だ っ 。 こんなっ …… おかしくなっちゃう ……! ぁぁぁっ、 ぁっ、 ぁっ ぁぁぁぁ!! ( 強過ぎる痛みと快感。翼は今にも引きちぎられてしまいそうで、その根元は赤い血が滲み始めている。乳首を捩じり上げられた天使はその刺激に体をびくびくと硬直させた。 )( 天使はもはや先程までの力を瞳に無くして、虚ろな瞳で相手を見据えてただ弱々しく懇願するだけ。 ) …… おね …がい ……… もう … たす…… て……… ( 主よ―――主よ――――何故、どうして応えて下さらないのです。貴方が応えて下さらなければ、私は―――もう―――― ) [Wed 9 Jun 2010 00:48:14]
◆『迷宮』 > ( ずぶり。 容赦なく突きこんだ感覚に、無慈悲にその翼を掴み、持ち上げては奥まで突き落とす。 男の肉棒は魔力でふわりと浮かび上がった少女が柔らかな足裏で擦りあげていく ) 「神様が助けるんでしょう?それとも、神様を捨てて私たちの仲間になるのかしら?それなら考えてあげてもいいわ。ねぇ、おとうさま」 ( 少女の声はどこまでも残酷に朗らかに。 天使の懇願を聞き入れず、彼女の乳首をも捻り上げる ) お前も楽しめ。 服従し、快楽のみを求め、欲望の赴くままに楽しむ側に堕ちれば苦しむことはない。 [Wed 9 Jun 2010 00:34:27]
◆天使 > や、止めよっ!こんな…このような……! ( 天使とは完全な存在であるとされ、それは男女どちらの特徴を持つ両性具有とされる事もある。この天使もその例に漏れず、男の部分と女の部分、そのどちらとも持っていた。大きく足を開かされた天使のそそり立つ肉棒と、凌辱の名残のある秘所が晒される。 ) ふざけるなっ…!やめよやめよやめよっ!!!……い……や…っ……… ( 夜よりも、闇よりも、それよりも深い漆黒の眼差し。その深淵に天使は恐怖する。体を震わせながら、揺るがないその男の腕に徐々に絶望が生まれ始めていた。 ) ――――あぎぃぃぃぃっ!! ………や……だぁっ……! も ぅ……たすけ……… ( 自分自身の体重で奥の奥まで突かれた天使は、迷宮内の中にまた一つ新たな絶叫を生んだ。 ) [Wed 9 Jun 2010 00:22:33]
◆『迷宮』 > 「うふふ。いくらでも助けを求めるといいわ。でも、助けはこない」 ( そのまま、天使の両足を押さえ、少女は大きく足を開かせる ) 「ふふ。貴女は光栄よ?おとうさまに直々に犯してもらえるのだから」 ( そして、男の肉棒を取り出す ) 届かぬ声はやがては呪いに堕ちる。 この迷宮はその呪いの声を喰らってより大きく成長するだろう。 お前もそののろいの声になるのはどの程度後かな? ( 振りほどこうともがく腕で握り締めても男の腕は揺るがない。 そのまま、掴んだ翼を身体に引き寄せ、彼女自らの体重で肉棒を咥え込ませようとするだろう ) [Wed 9 Jun 2010 00:11:06]
◆天使 > ぅ あっ!?ひぎぃ…っ……!…や、やめよっ……! ( 傷付いた翼を掴み上げられて宙吊りにされた天使の娘からは悲痛の呻き声が漏れる。みしみしと翼の付け根は嫌な音を立て始めており、このまま引き抜かれてしまうのではという恐れから口に出す声は震えを隠す事が出来ない。 ) ぐっ……何処までも主の威光を恐れぬ…不埒者の分際で……! ( 悔しさに唇の端が噛み破られる。主を軽んじ、あまつさえ侮蔑の言葉さえ吐き外道の宴を続ける男―――しかし天からの雷が彼を打つ事は無く、無力に堕とされた天使は抵抗しようと翼を掴む彼の腕を振り解こうと、弱々しい力で必死に握り締めようとした―――― ) 主は――主は必ず……応えて下さる……!異教徒…外道…恥を知るが良い……! ( それは必死に言い聞かせるようでもあった。―――この地に落とされた地点で既に自分は主の掌から零れ落ち、見捨てられてしまったのではないか―――そんな不安を押し隠すように罵倒する。 ) [Wed 9 Jun 2010 00:02:28]
◆『迷宮』 > それならば、今すぐ此処でその天罰を与えてみるが良かろう。 ( 無様に地面に倒れこんだ天使へと男は近づき、そのまま翼を掴み、彼女の視線を2m近くある己の高さと合わせるようにした。 闇よりも深い漆黒の瞳で天使の瞳を覗き込む ) 今すぐに天罰が下らなければお前はまた穢されるぞ? 二度と天に昇れぬほどに穢れに塗れても同じ言葉を話すことはできるかな? ( 笑みを浮かべる。 今はこの天使もただの無力な娘に過ぎない ) 天の光が届かぬ地の底で救いを求める声が届くと思うか? [Tue 8 Jun 2010 23:48:58]
◆天使 > この不心得の異端者どもめ……!大いなる主は全て見ておられる、この鬼畜な所業の罪、その身に天罰は疾く下る事になろうぞ……! ( 天の御使いである天使はその男の言葉に怒りをぶつけた。愚問などと何を言うか!許されざる行いだからこそ蛮行というのだろう!その彼の言葉は潔癖である天使には到底理解できるものではなかった。 ) あぐっ… …… ( 唐突に離されれば、天使は無様にその端正に整った顔を地面にぶつける事になってしまう。それでも力を振り絞り、天使は傷付いた翼をばたつかせながらその男を睨みつけるように見上げようとした。 ) [Tue 8 Jun 2010 23:35:51]
◆『迷宮』 > 自分の欲望の肯定を恐れているのだろうな。 なに、そのような者は、目を塞ぎ、耳を塞いで居ればよい ( 少女へと言葉を向けたところで、天使の少女の強気な瞳を見た ) 「おとうさま。ほら、この子、まだこんなに元気。まだまだ遊べるわね」 ( 天使から向けられた言葉に、少女は寧ろ目を輝かせた ) なかなか良い目をしている、が、その質問は愚問だな。 許されないのはそのようなルールが存在する場所でのことだ。 この場所は許されるのだよ。 ありとあらゆる蛮行が。 そのために創ったのだからな。 ( 少女にその天使をこちらに渡すように告げる。 無造作に翼を掴んでいた少女はこくり、と頷きそのまま手を離した ) [Tue 8 Jun 2010 23:24:11]
◆天使 > きさ……ま…っ………!離せっ!このような蛮行…許されるとでも思っているか!? ( あちこちを傷付けられ、凌辱の名残の見える一人の天使。しかしその意思の強い瞳は未だに健在であり、彼女の矜持は折れてはいなかった。憤りを露わにした眼差しを真っ直ぐその少女に向けている。 ) [Tue 8 Jun 2010 23:14:57]
お知らせ > 天使さんが来ました。 『クッ……!』 [Tue 8 Jun 2010 23:08:54]
◆『迷宮』 > ( まだまだ、生贄も手足たる徒の数も足りない。 さらに積極的に『狩り』を進めるべきだ。 今度は村を『迷宮』に飲ませてやれば良いだろうか ) 「おとうさま」 ( 男の思考に少女の声が割り込む。 ぬいぐるみを掴むかのように、天使の翼を無造作に掴み、引きずっている。 身体の至る所から血をにじませ、すでにかなり嬲られた後のようだ ) 「どうしてみんなやってこないのかしら。 こんなに楽しいのに」 ( 天使は逃れようと羽をばたつかせるが、少女の力になすすべも無く捕らわれたまま ) [Tue 8 Jun 2010 22:56:53]
◆『迷宮』 > ( す、と立ち上がり、足を踏み出す。 次の瞬間には男は迷宮の中に居た。 傍らには漆黒の鎧が2体付き従っている ) 教会などあわてふためいているだろうな。 大事な聖者や天使殿が消えてしまったのだから ( 己が構築した地獄。 迷うこともなく、歩いていく。 途中、『迷宮』に放った魔物が姿を見せるが、すでに思い思いに獲物を捕らえ、犯している。 男、女、構わず穴に付き入れ、搾り取る。 魔物もさまざまだ。 触手しかない身体の魔物も居れば女の姿をした魔物もいる ) しばらくはどこまでやるものか見物させてもらおうか。 [Tue 8 Jun 2010 22:40:28]
◆『迷宮』 > ( 闇の中。 玉座のような豪華な椅子に男が一人座っている ) 迷宮の空腹はまだまだ満たされぬようだな。 ならばよし。 「口」を開き、また飲み込むがよい ( 男の張りのある声が響く。 その視線の先には、漆黒の鎧が無数に並んでいた ) 招待状は送った。 後はどれだけ祭りに参加するか。 [Tue 8 Jun 2010 22:29:17]
お知らせ > 『迷宮』さんが入室されました。 『 悲鳴を飲み込む深淵 』 [Tue 8 Jun 2010 22:17:22]
お知らせ > 天才画家エイブラハムさんが退室されました。 『 エイブラハムは後悔したが、その後悔の念を聞いてくれる相手も、最早居ないのである。 』 [Thu 27 May 2010 23:32:44]
◆天才画家エイブラハム > あの小娘…。 ( 俺にしがみ付き、離すまいとしたあのイエロティア。 ) …名は、なんというのだろう。 ( 俺は再び筆を走らせる。残念ながら、そいつが泣いている顔しか思い出せなかった。 嗚呼、思えばあの小娘がそうだったのかもしれない。俺を理解しようとしてくれた人だったのかもしれない。…だが、もうここには居ない。結局俺は一人なのだ。今までも、これからも、永遠に。 ) ………。 ( 天才画家エイブラハムは筆を落とした。筆は若草の上でぽんと跳ねる。…もう、必要の無いものだ。俺が描く絵を、評価してくれる誰かも居ないのだ。そしてすとんと膝を付き、横たわり、目を瞑る。涙が滲み、嗚咽が毀れる。 ) 俺は… 俺は、一人だ。…一人になってしまった。 [Thu 27 May 2010 23:30:35]
◆天才画家エイブラハム > ( …天国。天国ってのは、どんな場所なんだろう。己の呪われた魂を絵画の世界に固定してしまった自分には、もうわからない。あらゆる祝福に満ち溢れた場所なのだろうか。それとも、神が捌きを下す審判の場所なのだろうか。少なくとも―― 今の自分のように、孤独に苛まれることは無かっただろう。 …孤独? そう、俺は―― 孤独だ。 ) ………。 ( 筆を走らせる。描くのは母親だ、父親だ、家族だ。みんな笑っていて、俺に優しくて―― でも、全ては偽り。全ては嘘。わかっている。所詮、絵は絵なのだ。俺が描いた天国も地獄も――。 それでも俺は、密かに求めていた。よき理解者、友人。自覚はなかったが、求めてしまった。 ) [Thu 27 May 2010 23:25:55]
◆天才画家エイブラハム > ( 混沌の街。――ここはヴェイトス市に移り住んでから、日々耳にする暗黒街やスラムをイメージして描いた街だ。ここまでは酷くないだろうと思いつつも、その中に平和に暮らしている連中の心の底にある薄汚い、争いを好む本性を描いたつもりだ。何かのきっかけでこんな風になるだろう、ということを考えながら。 ) ( 俺は次々に作品を完成させ、それが評価され、人生の絶頂期にあった。久しぶりに会った父親は老いぼれて弱り、病に苦しんでいた。ざまあみろと大喜びしたのを覚えている。余りに気分が良いので、具合の悪い身体を鞭打ってファッターワッケンを踊ってやったぐらいだ。最後まで踊れなかったが。散々病弱な俺を虐げてきた罰があたったのだと思った。 ――しかし、結局はその俺も病で命を落とすことになる。 ) [Thu 27 May 2010 23:21:13]
◆天才画家エイブラハム > ( ――やがてエイブラハムは砂漠へとやってくる。まだ一度も見たことのない砂漠。イメージだけで描いた砂漠。そこにはピラミッドという大きな遺跡があるのだとか。一度で良いから見てみたかった。 ) ( 成長しても病弱な体が治ることはなく、優しかった母親は死に、父親はとうとう俺に愛想を尽かせて小さなアトリエを与えた。俺はそこで一心不乱に筆を走らせた。――やがて、俺の描いた絵がある貴族の目に留まり、俺の芸術はそこで始めて評価される。俺は知ったのだ。健常な身体などなくとも、俺は俺自身の才能で人を感動させることができる。俺にはそれが全てになり、今までの弱い自分と決別する切っ掛けになった。もう下らない愛情だのを欲しがって、めそめそする必要はなくなったのだ。 ) [Thu 27 May 2010 23:16:03]
◆天才画家エイブラハム > ( 俺は寂しさを紛らわすために、絵を描いた。皆と一緒に遊んでいる絵を描いた。優しい父親と母親を描いた。気にかけてくれるおじさんの絵を描いた。聳え立つ大雪山を描いた。連れて行って貰った聖教会を描いた。それはもう、沢山描いた。 ――やがて母親はそんな俺の為に画材を買ってくれたっけ。父親は相変わらず俺に冷たかったけれど、思い返せば母親は自分にとても良くしてくれた気がする。それから俺は思うままにキャンパスに筆を走らせたのだ。色んな願い、思いを篭めて。 ) ( 冷たい風に煽られる。ああ、いつの間にか雪山の世界に来ていたようだ。厳しい極寒の世界のように描いたが、晴れた日の大雪山は本当に美しい。そう―― こんな風に。 ) ( 筆を走らせ、吹雪を消し去り、さんさんと輝く太陽を描く。太陽光に雪が反射して、まばゆいばかりの世界が広がる。幼い頃から、この美しい大雪山を見て育った。 ) [Thu 27 May 2010 23:09:58]
◆天才画家エイブラハム > ( 子供の頃の話だ。外で元気良く走り回る同じぐらいの年頃の子供たちの姿を、うらやましそうに見ていたことがある。小さな咳に身体を揺らしながら。俺は母親に、自分も外に出て一緒に遊んで良いかと尋ねたが、母親はゆるりと首を横に振るだけだった。身体の具合が良くないから、と。 いつもいつも、窓の外は自分が住んでいるところとは別の世界だったのだ。俺はとてもうらやましかった。皆と遊びたい、友達になりたいと願ったのを覚えている。 ) ( 男は立ち上がると、重い足取りで歩き出す。やがてやってくるのは炎に包まれた世界だ。だが、エイブラハムにはその熱を感じることは無い。 ) [Thu 27 May 2010 23:04:52]
◆天才画家エイブラハム > ( その男は、絵画の世界にただひとり、ぽつんと取り残されていた。絵の世界に迷い込んだ者たちは全て死ぬか脱出するかしてしまい、更に外に居る連中が絵画そのものに封印を施したらしく、新たにこの世界にやってくる者は居なくなった。エイブラハムは深い森の中の世界で、地面に座り膝を抱えぼぉっとしていた。 ) ………。 ( もう、ここには何の変化も無い。何も起きない。誰もやってこない。 ) [Thu 27 May 2010 23:01:23]
お知らせ > 天才画家エイブラハムさんが入室されました。 『 ぽつん。 』 [Thu 27 May 2010 22:59:09]
お知らせ > 最上煌耀@絵画天国の巻さんが帰りました。 『(ボロボロ 涙を千切りながら歩いていこう。“現実”へ、)』 [Thu 20 May 2010 01:13:04]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (一人ッきりで、)(誰も一人ッきりで、逝かせたくなンかなかッたもの、) エイブラ…はッ…、あぁッ…、あああッッ…! ケホッ…、けほ…あ゛あッ…あ゛ぁぁ゛ッッ…!!(涙が喉に絡みつく。さざめきザワめく清浄で寂しい景色のなかで手をせいいッぱい伸ばした体勢のまま、童女はうつ伏せに泣き伏さン。花が額の上で流れ、草が突ッ伏す頬を撫ぜるのもあと少し。すでに“世界”は壊れかけているかも知れない。“扉”の向こうで現実がソッと揺れていよう。飛び込めばすぐに世界は手に入るのに去りがたい。知らないはずの人間の歴史が、こンなにも胸に痛いのは何故だろう。過去の泣きベソなンか比べものにならないくらい泣き声は深い。号泣は雲を抜け蒼天の彼方へ突き刺さる、) う゛わ゛ッうあぁ゛ッ…、う゛ああぁぁン…ッ!! あ゛ぁ゛ッ…あ゛ぁッ、あッあッ…!!(寂しい。寂しい。寂しい。会いたい。涙は後から後から零れて美しい天国の絵に染みを作り、苦しみと無縁のはずの浄土に不釣り合いな悲哀を刻む。誰も何も掴めなかッた空虚の手ざわりだけを鮮やかに残して、画家も、家臣も、みンな一人で死ンでしまう。家族を一人ぼッちにしたのはわたしだ。一人だけで死なせてしまッたのはわたしだ。魂すら移ろッて土地にさえ帰れなくッて、家臣たちはどこでどうしているンだろう。エイブラハムのように何かに取りついていたりするのか。そこはこンなにも冷える孤独のなかなのか。心が凍て付く場所なのか、) [Thu 20 May 2010 01:07:53]
お知らせ > 男の姿さんが退室されました。 『 そうして男は、最後の最後に自分に差し伸べられた手を払いのけてしまったのでした。 』 [Thu 20 May 2010 00:56:28]
◆男の姿 > ははん、それも楽しそうだが、生憎俺はこの世界から外には出れないんでね。他の連中が死んだら、俺は今度こそファッターワッケンを踊るのさ! ( エイブラハムの魂は絵そのものに取りついていると言っていい。この男がもう少し娘と向き合う姿勢を見せれば、その心を理解することもできたかもしれない。孤独ということすらわからぬ男に何かを与え、その心を揺さぶったかもしれない。或いは死んでしまう前にこの娘に出会っていたら? …大いなる過ちを犯し続けるエイブラハムだったが、男の言葉で一つだけ正しいものがある。それは神のせいで、そうはならなかったということだ。 ) ( 転んだ娘を置いて、エイブラハムはどんどん歩く。やがてその姿が絵の具が滲むようにぼやけていき、風景に溶け始める。 ) さようなら、イエロティアの娘!お前に地獄の苦しみが続きますように! はーっはっはっはッ! ( 男の高笑いが辺りに木霊す。やがて男の姿はそこから消え、残響のようなその笑い声も消えていくだろう。 ) [Thu 20 May 2010 00:54:52]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > かッ…、神様が、そンな、嫌うならッ…、わたしに取りつけばいいじゃないッ…!! ジゴクみたいなッ、世の中…ッならッ…、いッしょに付いてきて、本当の絶望を本当に笑えばい…ッ、ぇぐッ、じゃな……ッ! うッ…、う゛ッうッ…!!(最後の方は言葉にならない。このおとなが描いた地獄のせいでわたしは死ンだ。わたしは死ぬほど苦しンだ。だから何だッていうンだ。わたしは、わたしは伊駿河の大職人党『最上党』五代目党首最上銭衛門煌耀だ。誇り高き武家の娘だ。魂が冷え切るほど一人ぼッちの人間を置いて、また自分だけ助かるのか。わたしがひとりいたところでソレが何の糧になるンだ。誰かが、めるさまが、おきよさまが、誰かがいるからわたしはわたしでいられるのに。わたしの生きる価値があるのに、)(死ンでるなら死霊でもいい。恨みの魂なら化けて出てッていつも思う。孤独な画家の霊を持ッて現世(うつしよ)に戻るなら、ソレの何が良くないンだろう。わたしの家臣だッて連れていけるものならそうやッて連れて歩きたい。 家族と思ッたその無念で妄執で取り殺されるなら、それこそが相応しいンだから、)――…ぁうッ!?(そゥ執念でしがみついても、呆気なくコロンと転がされる。すぐに身を起こしても長い影は離れてゆくところだッたろう。永遠に孤独の天国へ。消えてしまう。永劫のひとりぼッちの綺麗な世界に、) エイブラハムッ…、エイブラハム、待ッて…ッ、行ッちゃ駄目……ッ、一人で行ッちゃ駄目ッ……!! [Thu 20 May 2010 00:41:45]
◆男の姿 > 神の奴さ!神が俺を嫌い、俺にこんな運命を課したからさッ!俺はもう一人で構わない。誰かと一緒に居たいなんて、毛ほども思わないねッ! ( 男はあらゆるものに絶望しているのだ。生きた時間こそ短かったが、暗いアトリエに篭るうちに黒い感情が積もり、こうなってしまった。 ) だったらさっさと出て行くんだな!そうして外も中も変わらないということに気付くといいさ。 ( そう言い捨てて男は立ち去ろうとした。だが――そんな男の服に、最上煌耀はしがみ付く。 ) ええい、煩いッ!鼻水をつけるんじゃあない!この服が幾らしたと思っているんだッ! ( ――男は全てを拒絶していた。娘の想いにも気付かぬまま、気付けぬまま。気付けたとしても、もっともっと先の話。乱暴に娘の手を振り払い、早足で歩き出す。 ) それにお前以外にもまだ絵画の中に迷い込んだ連中はいる。そいつらが死ぬのを間近に見ないでどうするのだ。ははははは!お前も外から奴らが虚しく死んでいくのを見るがいい!はーっはっはっは! ( それに、どうせ――エイブラハムの遺体もう土の下だ。ここから出ることなどできないのだ。 ) [Thu 20 May 2010 00:28:50]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (歪む景色に童女の全身はビクリと怯むか。男性の服をギュッと掴ンで、無様で滑稽でいつまでも涙と鼻水にまみれて命を永らえるだろう童女は、愕然と光景と男性を見比べン、ダメだ、ダメだ、ダメ。こンな場所に置いていくの?) えッ…、エイブラハムッ…、エイブラハム、ダメ、行こうッ!? いッ、いッしょに、わたしといッしょに出ようッ!? 嫌いな場所から出ようッ…!? ここにいたら、いつまでも…、いつ…までもッ…!!(寂しい、ままなのに。服に必死にしがみつく。ソレが例えばスルリと擦り抜けていッたとしても、だ、) イヤだ――! 今さらッ…置いてなンかッ…!! [Thu 20 May 2010 00:20:02]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > なンで、あなたまで一人なのッ…、ひッ、う゛ッ…、えッ…、なンで、せめてッ…、誰かと一緒に…、いッしょにさえいたらッ…、地獄だッて寂しくないの に……ッッ、ずッと…ッ、ずッと地獄みたッ…な…ッ、せいかつ でもッ…、(こンなに、こンなにも悲しくなンかならないのに。病気で死ンでしまうというなら、せめてその間際にも、手を握ッて温みを確かめていればよかッたのに。家族の愛情のたッたそれだけのことさえこの画家から、わたしの大事な家臣から、神様は取り上げたッて言うンだろうか。わたしはそれほどのことさえしてあげられなかッたと言うンだろうか。この不平等を誰が分かち合ッてくれるンだろう。なンでこの後に及ンで、ココに確かに残されていく人の輪郭がこンなに際立つだろう。その上で特大に嫌いな世界のなかで、いつまでも一人でいなくッちゃいけないンだと言う。そンなことがあッていいものか。そンな孤独が、) ひッ…ぅ゛ッ…うッうッ…、う゛ぅッ…! いい…、それでもッ…、いい…ッ、わたし…もッ…、ここは…イヤ…、ここは…きら いッ…!(ポロポロ ポロポロ 瞳のどこかが壊れたように指から零れる涙。切なさが身体の底から一気に吹き出して止まらない。限りなく優しく広く清らかな“世界”は、この世のすべてをくるンでくれているように見えているのに、同じだけの寂寥感が、隙間の埋まらない思いがそこかしこに満ちている。誰もいなかッたのか。そンなにも心を交わし合うひとが傍にいてくれなかッたのか。わたしだッて、わたしだッてどンなに綺麗でも、わたししかいない世界なンてイヤだ。やッぱりイヤなンだ。重蔵の、おふじの、兵衛の、お三輪の、めるさまのおきよさまのいない無人の世界は地獄にいても天国にいても耐えがたい。どンなに美しく見えても変わらない、) [Thu 20 May 2010 00:18:38]
◆男の姿 > ( そして―― 男は肩を震わせ、笑い出す。くつくつと声を漏らし、自分の前髪をかきあげて。 ) 安心しろ、小娘。お前の地獄はまだまだ続く。そうさ、元の世界に戻ってな。あそここそが本当の地獄なんだ。 ――お前はそこで、最初こそ希望を抱くだろうが、最終的にそれは裏切られ、深い絶望と失意の果てに死ぬのだ。今のように不公平だと叫ぶ気力も無しにな。 ( ――やがて風景の一部がぐにゃりと歪むと、あなたがこの絵画の世界に迷い込んでから何度も見た「扉」が現れるだろう。それは外の世界―― 絵画が置かれている部屋へと続く扉だ。 ) [Thu 20 May 2010 00:04:42]
◆男の姿 > お前にはわかるまい!小娘ェー!俺の苦しみはわかるまい! 外の世界の連中が、俺が残した画材を使ってこの世界に誘い込んだ奴らを助けるとは計算外だった…ッ!さっさと処分してしまうべきだった! ( いや、その余裕が無かったのも確かだ。病に倒れ意識を失うその直前まで、自分は筆を握っていたからだ。 ) ふははは、そうだなぁー。病弱というだけで家の跡取りには適さぬと一切の愛情を示さなかった俺の親父でも描けばよかったか。或いは、俺をこんな身体に産んだ母親を描けば良かったか。 ( 男はまだそのことに気付いていないのだろう。未来永劫の孤独が一体どんなものなのか。 ) ――あん? ( 泣きじゃくる娘の声に感情が交じるのを見て、男は首を傾げた。どんと自分の胸を叩く手に身体を僅かに揺らし―― 娘の叫ぶ声に、男は大きく目を見開いた。驚いたのだ。 ) [Thu 20 May 2010 00:04:10]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (どン、とあなたの胸板を小さな拳が叩くだろうか、世界に響けとばかりに童女は叫ぶ、)不公平だ!! (バラバラと散る涙。この人も、重蔵も、おふじも、もゥ戻らない。こンなきれいな世界だけあッたッてどうしようもないンだ。こンなに美しい場所だけあッて、何にだッてならないのに、)不公平だぁぁッッ!! なンで、わたしだけが生きているのッ!? なンで一人で死ななきゃいけなかッたのッッ!? なンで、なンでよッッ――、なんでよぉぉッッ!! 酷い…。酷い酷い、酷い酷い酷い…ッッッ!!(腹が立つ。腹が立つ。同情なンかじゃない確たる思い。わたしだけ生きていたッて何にだッてならないのに!!) [Wed 19 May 2010 23:52:52]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > そンなッ…、そンなこと…のッ、ひぐッ、ためッ…に…ッ、こンなッ…、あンな…、絵…ばッかり…描いて…ッ、 人ぐらい…ッ、人ぐらい、描けば、良かッたのにッ…、えぇッ…、え゛ッ…、(泣きじゃくりながら真ッ赤になッた瞳できッと見上げン。初めて分かッた“世界”の主の名前にもなぜか憎しみや恨みは湧いてこない。このおとなのせいで酷い目にッて殴り付ける気持ちより無償に腹が立ッてひたすらに悲しくなる。わたしたちが苦しみもがくのを眺めながら、この人は自分の作ッた世界のなかでずッと今まで閉じこもッていたッて言うのか。たッた一人で? これまでも、これからも? わたしたちがこの“世界”から抜け出たとしたら、永劫にココに一人ッきりでいるンだろうか。それが“神”ならどれほど孤独な“神”だろう。誰も迷い込ンでこなくなッたら、この人は自らの描いた絵のなかでいつまでも笑ッているンだろうか、)(理不尽だ。それはとても。不公平だ。それは間違いなく。本当の神様はなンでこの人をこンなに一人ぼッちでいさせて、一人ぼッちのまま死なせていッてしまッたのか。その悲しみは、その無念は、夢のように消えるとでも思ッたのか。無益に消えて行く命が、さだめと言う名前だけで片付けられる運命が、許されるとでも思うのか、)(重蔵、おふじ、――みンな、) あッては…ならない…?(震える声。髪を撫ぜようとした青白い手の前で、童女の表情はわなないて歪む。大粒の涙が、無念の、悔しさの、激情のすべてが込み上げる、)あッては、いけない…ッ!?(そうだ。そうだ、そうだ、なンで、なンで、なンで、)(わたし以外の、誰かが、) [Wed 19 May 2010 23:50:05]
◆男の姿 > ああ、嫌いだ。大っ嫌いだ!小・中・大、と物事の多さを示す言葉はあるが、その更に上の言葉を考えて付け足したいぐらいに嫌いだ!特大っ嫌いだ!極大っ嫌いだ! ( そして娘の感覚は正しい。晴れ渡った空、咲き乱れる花々、草木の匂い――そのどれもが楽園のようだけれど、どれも記号的で生きていない。温もりが足らないのだ。 ) ―――くっ。くっくっくっくっく。 知りたいか?知りたいか。俺がどうしてこんな世界を描いたのか。 ( ぱんッ、と自分の手を叩いて、それをまた広げる。 ) 天才画家エイブラハム!以後何世紀にも渡って語り継がれる名前に違いない!…だが、この身体を蝕む忌々しい病魔が、俺の運命を狂わせたッ!神が俺の才能を嫉妬したのだ! ( 青白い顔を怒りで真っ赤にさせ、声をわなわなと震えさせる。男はずかずかと歩み寄り、あなたにずいっと顔を近づかせた。 ) 俺は恨んだ!神を、そしてなんの才能も持たないクセに、ただ健常な身体を持っているというだけで俺より長生きするお前のような奴らをッ! ( 男の怒りに震える手が、あなたの髪を撫でようとする。 ) どうしてお前は生きている?どうしてお前はこれから先も生きられる?理不尽だ!不公平だ!こんなことは、あってはならないッ! ―――― 俺が他人に関心があるだと?はっ!馬鹿な―― 馬鹿なことを!俺はただ、お前らに俺と同じ苦しみを味合わせてやりたかっただけなのさ! ( ある意味では、男は他者に関心があるのかもしれない。自分の境遇を理解させ、共感してもらいたいと。だが、それは酷く歪んでしまっているが。 ) [Wed 19 May 2010 23:36:17]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > きッ…、嫌い…? 嫌…い…? この世界…、が…ッ? こンな…、こンな…ッ、きれい なのに……、(童女は男性の罵声にビクと眼を瞑り、次いで三度あたりを見回さン。澄ンだ空気も花も空もこンなにも美しいのに、)(あァ、だけど、そゥだ。きッとわたしも嫌いだ。こンなに綺麗な場所でもどンなに美しい風景だとしても、わたしはやッぱり伊駿河の方がいいンだ。あの丈の高くッてゴミゴミしたヴェイトスの街がずッと恋しいンだ。ここはとッても綺麗でとッても寂しい。こンなにも清浄で夢のように安らかな世界より、生き馬の目を抜くあの街が、辛いこと悲しいことばかり待ち受けているあの都市が、人がいるところがいいンだ。お三輪が、めるさまが、おきよさまがいる、あの世界が、)(この“世界”を作ッたひとはどンな思いで楽園を手掛けたろう。花と光と清らかな空気を嘲笑いながら描いたと言う。目の前のおとなが憤怒を込めて手掛けたと言う。でも嘲笑するにはもッとも憧れる温もりが足りない気がする。家族は、友人は、恋人は、親しい人は。こンなに美しい“世界”にも、この人の他に、誰一人いないのに、)(張り詰め過ぎて威勢をなくした危機感も“死”を跨いでプツンと切れた緊張感も、持ち前の気の強さを引き出さないから。反抗心の変わりに見つめる瞳に新しく涙が滲む。腹が立つ。腹が立ッて泣けてくる。なンで、なンで、なンで嫌いな世界に、寂しい世界にこの人は一人でいるの、) なンでッ…、なンで、あンな怖ろしい絵を描くのッ…!? なンで、ひッ、なンで、わたしたちを助けてくれなかッたのッ!?絵のなかに人を引き込むくらい、他人にカンシンがあるくせにッ…、絵のなかで待ッてるぐらい、わたしたちのこと見てたのにッ…!! なンでッ、なンでぇえッ…! う゛ッ、うッうぇッ…、えええッ…!! [Wed 19 May 2010 23:21:25]
◆男の姿 > ああ、クソ!俺がつくった世界ながら、忌々しい!ここにたどり着くものは居ないだろうという嘲笑いと共に描いたのに!ある意味では他の地獄よりも怒りに満ちて描いたのに!俺はこういう情景が、ビーフの入っていないシチューの次に嫌いなのだ! ( 癇癪を起こしたように男はばたばたと手足を振る。けれどもすぐに息が上がって、ぜえぜえといいながら肩を落とし。 ) ( 男は一人でも寂しくはない。何故なら、ずっと子供の頃から一人だったからだ。孤独の寂しさは、誰かと一緒に居たことが無いものにはわからないのだ。だからエイブラハムは、寂しいなどと考えたことは一度も無かった。 ) 人の名前を尋ねるときは、まず自分から名乗るという礼儀をイエロティアどもは知らんのか?ああ、だが、いい。お前の名前なんぞ、知りたくも無い! 俺の名前はエイブラハム。"A" "b" "r" "a" "h" "a" "m" 世紀の天才画家!エイブラハム! ( まるで指揮者がそうするかのように両手を大きく広げ、天を仰ぐ。 ) ふん、地獄ならばよかったのだがな。ここは天国だ。お前の旅の終着点さ。そして俺は、そう、神様!この世界を作ったのだから、神を名乗る資格がある。そうだろう?そう思わないか?思うと言え! [Wed 19 May 2010 23:05:43]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (童女はへたり込ンで男性の顔をマジマジ見上げンとす。髪の毛がそればかり優しい微風に舞ッて、散ッた涙が世界の光沢でキラキラ輝いた。今までずッと泣いて泣いて走ッてきた。現実も夢も変わらなかッた。わたしは結局、最初から最後まで泣いてばッかりだッたンだ。無遠慮な視線に臆したように茫然として、) ―……ッく…、ッふ…、ぅ゛…ぅ…、だ…誰……?(瞬きをしてグスグス泣きじゃくりながら、そンな問いかけをするぐらいの反応。このおとなは誰だろう。なンでこンな場所で一人ぼッちでいるンだろう。寂しくないのか。他に誰かいないのか。わたしのことを眺めながらずッと一人でいたンだろうか。場違いな感情が前後する表情でポロポロ ポロポロ 流れ続ける涙をヨソにしゃくり上げながら周囲にふたたび視線を渡さン。ヒラリ、飛ンでいく花びらに彷彿と突き上がる思い。あァ、こンな場所でも一人はイヤだな。ずッと一人だけでいたくなンかないな、)(忌々しげな質問に視線を戻して、フルフルと首を振らン、) ―……ど…こ…? ここは…まだ…“地獄”…? [Wed 19 May 2010 22:57:23]
◆男の姿 > うるさい、黙れ、泣くな。俺は女子供が泣き叫ぶ声が、ニンジンが入ったシチューの次に嫌いなのだ。 ( 男はそう言った。それから、遠慮の無い視線で娘の頭の天辺から足のつま先までじろじろと見る。 ) フン、黄色か。まさかお前のような小娘がここに辿りつくとはな。 ( 男は苛立ちを隠すことなく言った。 ) あの男が雪山で息絶えた時には拍手喝采だった。この病に冒された身体を鞭打って、ファッターワッケンを踊ってやりたいと思ったぐらいさ。だが、お前がここにたどり着いたお陰でその気分も台無しだ。 ( 男の顔の近くにひらりと舞う花びらを、まるで蝿でも払うかのように手を振って。眉間に刻んだ深い皺の崖をひくひくさせながら、男は言葉を続ける。 ) ――ここがどこだかわかるか、小娘? [Wed 19 May 2010 22:41:40]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (胸が詰まる。そゥして声を張り上げかけたところで、身を縮めたところで、ビクリと竦む。袖の間から濡れた瞳がボンヤリと見上げるかたち、)(この世界にたッた一人の、あなたは誰?) [Wed 19 May 2010 22:32:02]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (ソレはむかし絵巻物で見た、浄土の光景にとても良く似た景色なンだろう、)(ぱタンと手を降ろす。そよそよと袖を揺らす甘い風。真正面から煽られて結い髪がいッせいに掻き上げられる。この髪だッて最初に煉獄の世に放り込まれたときに、すッかりほどけてしまッてたのに、)(揺らぐ髪に片手を当ててフラ付きながら四方に視線を巡らせン。五つもの地獄に比べてココはなンて晴朗な光景なンだろう。空気は世界のすみずみまで清らかで、風景にくすみはまるで見当たらない。ココは淀み濁ッたあわれな妄執とも、寄り固まッた悲しい無念とも無縁の世だ。現実に付きまとう病も飢えも怪我も老いもきッとない。心のなかのあらいざらいの苦痛が、魂のわだかまりがなくなッて浄化される場所だ。そして、)(そして、人が、)(人がいない光景は、こンなにも寂しいものなのか、) ―……ッ…、…ふッ…、…ぁ…ッ…、(立ち尽くす童女の唇が曲がりジワジワと嗚咽が込み上がる。何の苦しみも悲しみもない浄土に来たと言うのに。わたし、ほンとうに死んじゃッたンだ。もゥ誰にも会えないンだ。謝ることもお礼を言うことも、大事なことの何もかも伝えられなくなッちゃッたンだ、) …う゛…ッ…ふ ぁ゛ッ…、う゛わああッ…あぁッ……! [Wed 19 May 2010 22:31:25]
◆男の姿 > ( ホワイティアの、青っ白い肌をした痩せた男がその世界に立っていた。そいつはいつから居たのだろう?ずっとそこに居たのかもしれないし、たった今不意に現れたのかもしれない。ざく、ざく、とわざと草花を踏み荒らすように乱暴に歩き、横たわるあなたの顔を覗き込もうとした。その眼はとても恨みがましく、歯を食いしばり、イエロティアの小娘を見下ろしている。 ) ( 男の名前はエイブラハム。あなたをこの地獄へと誘う罠を仕掛けた張本人である。 ) [Wed 19 May 2010 22:25:01]
お知らせ > 男の姿さんが入室されました。 『 そんな情景にはある種似つかわしくない―― 』 [Wed 19 May 2010 22:21:34]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (童女は横たわッたまま、こわごわと指を開き、また閉じン。一度は失ッたと思ッたものが今、こンなにもはッきり動く。開閉作業で握り込ンだ草をプツッと引き寄せて手のひらを見る。わたしの手。コレがなくッちゃ何もできないわたしの財産、十二年間かけて育ンだわたしの技術。あちこちに鑿ダコができて古傷まみれで触るとあンまり柔らかくない、いつもと変わらない不恰好なわたしの手のなかに、葦に良く似た柔らかい草が数本、千切られてる、) ―……動、く…、(指も手も足も動く。とッさに顔に手を当ててみる。少し小さく痩せた気がするけどポヨポヨした感触。風に遊ぶ髪の毛を一ふさ取り上げて目の前に持ッてきた。異常はない。“世界”に来るまえと何ら変わりないアマウラ人にしては薄い胡桃色、)(怪我なンか。あンなに死ぬと思ッた痛みなンか、身体のどこにも、)(驚きすぎて気持ちが上手いこと着いていかない。驚愕の度合いとは逆に、深呼吸と同じ速度でユックリとまばたきする。フカフカした草の絨毯の上にノソノソと膝立ちに起き上がらン。童女は頭の上に手をかざして眉を寄せる。辺り中から差し込むまばゆい光。蓮華かツツジか沢山の花が満開になッて咲きこぼれる。ヒラリと花びら、) [Wed 19 May 2010 22:20:14]
◆最上煌耀@絵画天国の巻 > (風がどこかからそよいでいる。春めいて暖かい薫風に乗ッてせせらぎの香りが鼻をこする。良く晴れた空の日差し。横凪ぎに揺れる一面の原ッぱ。かぐわしい花の群れがずッと遠くまで続いている。ソレは過酷な環境に生きる誰もが、一度は憧れに見るような泣きたくなるほど優しい風景だ。半年近く見ていた伊駿河の夢のなかのように、) ―……わたし…、(死ンだのかな、)(草原のなかに突ッ伏して緑に埋もれた姿勢で童女は呟かン。だッてこンなにも身体が軽い。痛いところも苦しい場所もない。関節が自然に曲がるままに投げ出された指先が、顔のすぐ横でピクリと動く。ホラ、なくなッた指まではがれた皮膚までいつの間にか復活して。気が付けばもゥ衣服とは呼べなかッたはずの、裃や袴や草履までみンな修繕されてある。うゥン、元に戻ッている? 少しだけ汚れて古くなッて、樟脳の匂いがするややくたびれたふうな紋付きに。無残な焼け焦げも裂いたあとも雪の欠片すら引ッ付いてない。まるで最初から何もなかッたように。最初からどンなことも起こッていなかッたみたいに、)(わたしは、浄土の国の景色を見てるのかな。それならやッぱり死ンだのか。あの白い“世界”のなかで、) [Wed 19 May 2010 22:11:25]
お知らせ > 最上煌耀@絵画天国の巻さんが来ました。 『(花のにおい――、)』 [Wed 19 May 2010 22:00:28]
お知らせ > 最上煌耀@絵画白魔山の巻さんが退室されました。 『(“扉”に手を掛けて全体重で押し開いた瞬間に、意識はフッと閉ざされた、)』 [Tue 18 May 2010 23:26:54]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > ぐッ……ッ…、(幼い呻き声もくぐもる。右手の指などすべてもげて、手の甲だけで前進を続ければふと違和感。雪の壁の向こうでズシン と重たい音がしたと思ッた。聴覚はもゥ手が届かないくらい遠いもので、身体の下の振動だけで起こり得る変化を感じ取る。雪崩か嵐か。成すすべなンかどこにもなかッた。来ると分かッたところで何の手も打ちようがなかッた。大自然の産物のまえに人間はとても無力だ。災害に対してほとンど知識がない人間はとくに、)(ビョゥ と嵐が急激に凪ぐ。あァやッぱり嵐の前触れだ。雪おこしなンだ。こンもりとした小山はジリジリと移動しながら尚さらあがく。自らの命を自らの力で得たいがために。そうして繋いだ命もまた、どこかで必ずとぎれるさだめになッているとしても、ココで終わりたくなンかないと頑固にいうから。擦り切れた魂へ浅ましい執着を見せて必死にもがくから、)(だから、その執念への褒美なのかも知れなかッた。行く手にいきなり現れて、ボゥ と淡い燐光をはなつあの“扉”か“門”かのまぼろしが見えたのは。ちりぢりに成りかけた四肢をズル と引き摺り引き摺り、童女は何とか顔を上げン。次へ続く“世界”への入り口。コレが本当に? 今度こそ本当に? わたしは――、)(指がかろうじて残る手を、伸ばし、伸ばして、) [Tue 18 May 2010 23:24:45]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > ―……ッ かはッ…、(胃の底まで冷えきッた体内に息を吹き込み、絡む雪を吐くみたいにして咳き込まン。渾身の力を込めて身体を撓ませ、背中を曲げながら雪面を這うように前進する。パキパキと霜が剥離する音。雪で焦げた皮膚のどこかが地面に奪われて、蠢くたびにベリ と裂ける。血は固まッてすでに出ない。あァ、指が。前へ伸ばす指が凍ッてもぎ取られるのが見える。職人になくてはならない指が何本も付け根からなくなッちゃう。わたし、拵工仕事以外に役立つことなンて何もないのに。作業のための指はわたしの唯一の価値だッたのに。それじゃァココにいる、生きたいと、この“世界”で往生ぎわ悪く這い回るわたしはいッたい何なのだろう。価値も誇りも家族もなくして、この期に及ンで生きていたいなンて思うわたしは何だろう。何もかも手放して誰もかもから打ち捨てられて、這ッて引きずッて無様に繋ぐ命のさきに、いッたい何があッたのか。果たしてどンな未来が待ッていてくれたと言うンだろう、)(ズ とかすかに進む身体の横に、はがれた皮膚やもがれた指が置き去りになッてく。わたしの破片はすぐに雪に埋まッて消えてッちゃう。わたしの、)(このわたしの命に、ちゃンとした意味なンて、ほんとうにあッたのか、)【判定】 [Tue 18 May 2010 23:11:03][89]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (ソレはとても嫌だッた、)(強固な意志はなおも強くくすぶッて、身体の奥からグッと悔しさを突き上げては新たな涙を瞳に生む。屈辱が猛吹雪より冷たく身を焦がして、童女は懸命に歯と歯を噛み合わせて根かぎりに軋ませン。キリ、キリ――、きり。ソレで最後の抵抗は尽きてしまう、)(手に力が入らなければ握りこぶしも作れない。こンなにも“世界”の非情に抗議して、純白の大地を殴りつけたいと思うのに。こンな終わり方なンて嫌だ。イヤだ、イヤだイヤだ、イヤだ。誰が何と言おうと何がどゥ諭そうと嫌なものは嫌なンだ。こンな訳の分からない場所で、理由も知れない事情なンかで死ぬことなンて出来なかッたはずだッた。わたしが、この最上銭衛門煌耀が大苦悶と敗北感のはてに惨めに死に絶えるときは、その原因こそ、わたし自身が見捨て裏切ッてきた忠臣たちの哀切と憎悪の怨念のなす業でなくッちゃいけなかッたのに。わたしがココで無意味に死ンでしまッたら、誰がみなの恨みを引き受けてくれるというの、)(せッかく命を繋いできたのに。千切れそうになる魂の尾ひれを必死に掴ンで離さないでいられたのに。なぜ、なンでわたしは、ココで死ンでしまわなければならないの、) [Tue 18 May 2010 23:00:08]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (――――無念だ、)(程なくやッてくるだろう死の気配を前にして、凄まじい妄執と孤独感が平たい胸のどこかを焼いた。計り知れない虚しさに童女の唇が再びわななき、苦しげに二、三度開いては歪む。もはや肺さえ喉さえ動かなくなッていても、ひたすら生きたい、死にたくなンかないと、必死に訴える臨終間際の小動物のように。それでも運命は足音を立ててやッてくる。すべての動物が持ち合わす純粋な生への執着に、現実という名の終止符を打つために、)(重蔵よ、おふじよ、死ぬッて、こンなにも寂しいことだッたのか。誰にも泣かれず誰にも看取られず、世界からソッと存在を抹消されてゆくことは、こンなにも心が冷えるものだッたのか。わたしはお前たちの手を取ることもしなかッた。せめて最期のときぐらい、家族の誰かの温みを身近に感じて、穏やかに旅立ちたかッたろうに、)(――おきよさま、)(ろくな装備もなく分厚い雪の下では、流れだした涙すら凍る。溢れた雫石は黄玉色の瞳の表層で氷を張ッて、眼の粘膜ごと凝固させる。童女の視界から“白”という概念さえ奪われる――、盲目になるのもそゥ遠くない問題だッた。指先、爪先の神経はとゥにない。身体は凍傷の次の段階へと進ンでく、) [Tue 18 May 2010 22:50:30]
◆最上煌耀@絵画白魔山の巻 > (氷を砕いて混ぜ合わせたかのような青曇りの吹雪が小さな身体の表面を覆ッてゆく。斜めから叩きつけられる雪片は厚い。一粒一粒が刃みたいに鋭い。いッせいにのし掛かられて、冷たくッて重たくッて、もゥ身動きも叶わない。いずれ冷たいとも重いとも思わなくなッて行く。大事な部分の感覚はすべて凍てつき失われて、いつしか枯れ枝のように朽ち果てる、)(胎児のように横倒しに打ち倒れた童女の全身を白魔が襲う。雪は押し倒された体中に積もり、果てしなく積もり、出来上がッたわずかな小山も雪の堆積に埋もれていッてやがては見えなくなッてしまう、) ―……、(半開きの唇が震え、言葉らしきものを発したけれど、彫像のように声音ごと凍り付く。長めの睫も乱れた髪にも霜が張られてまばたきもままならず、虚ろに開いた瞳からは意識という意識が遠ざかり、硝子玉のように透明化して硬直する、)(無限大に白く無常な“絵画”のどこかで、景色にふさわしくひッそりと孤独な凍死が始まろうとしている。細々と続く人生の遥か向こうで、待ち構えていたはずの暗くて冷たい死の吐息を、童女はたしかに間近に感じた。やッてくる。幽世に続く黄泉のあぎとが、) [Tue 18 May 2010 22:40:32]
お知らせ > 最上煌耀@絵画白魔山の巻さんが来ました。 『(雪片が容赦なく吹き付ける、)』 [Tue 18 May 2010 22:30:20]
お知らせ > ディーバ@白さんが退室されました。 『( アルマが去る後ろ姿を見ながら、ただ 呆 然。 )』 [Wed 12 May 2010 02:36:43]
◆ディーバ@白 > えっ…? ふひゃむぐっ!?( 顔が埋もれた。実に豊かな胸に。女性相手にこういう体験は何気に初めてでろくに言葉も返せず。 ) [Wed 12 May 2010 02:36:35]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『それでは、ごきげんようー♪(その後脱兎の如くその場を去るのでした。うふふふふふふ)』 [Wed 12 May 2010 02:29:16]
◆アルマ@青 > んー………まあ、そんなときもあるんじゃないでしょーか?(一方アルマは気にした様子も無く、ずずー、とお茶を結構なハイペースで啜るのでした。悩みを相談したりするのには向かないタイプである。間違いなく。それはそれとして、頭を下げ部屋を後にしようとするディーバの背中へと……てててっ、と足早に忍び寄るのだった。足音を完全に消せるような技術は無いので音は聞こえるし、なにより)ディーバさんやーい(と、後ろから呼びかけるのだからはっきり聞こえるはず。その声に反応して振り返ると――――)えいっ♪(素早く回避したりしなければ、顔がこう、実に柔らかくて暖かいものでふさがれることでしょう。きゅー、かつむにゅす) [Wed 12 May 2010 02:28:47]
◆ディーバ@白 > ( 少女が青い門をくぐったのを見て、ホッと息をついた。 ) …………。 ( アルマの話を黙って聞き。 ) はい…そうです、ね。……いえ、やはり……アルマ、様。ありがとうございまし、た。僕…が先ほど悔やんでいた、のは……よく、わからない何かに僕が囚われ、て。あの子の事、を助けるための手段、を…きちんと考えられなかった事、なんです。 ( だから、彼女が来てくれた事で気持ちを切り替える事ができて良かったと。ゆっくりとしたテンポで、途切れ途切れ話す。普段からこういう話し方なのだが、それが余計に落ち込んでいるように聞こえるかもしれない。でも、奴隷はようやく顔を上げて微笑むと。 ) 外から見てる人、が…しっかりしなきゃいけない、のに…一緒になって混乱していたら、駄目です、ね。明日、から…気をつけます。 ( ありがとうございました、今日は失礼します。と、奴隷は頭を下げると部屋の扉へと歩き出す。 ) [Wed 12 May 2010 02:24:22]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが退室されました。 『(つまり、防寒具も持ッてッたてことだ…!)』 [Wed 12 May 2010 02:11:44]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが入室されました。 [Wed 12 May 2010 02:11:12]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが退室されました。 『(“誰か”の奇跡を携えて、わたしは潜る、蒼い“門”を。蒼白い“地獄”へ通じる道に、)』 [Wed 12 May 2010 02:10:22]
◆アルマ@青 > ……よかった。どうやら、描いた門でも通用するようですわね(おー、警戒してる警戒してる、と恐る恐るな様子の煌耀を眺めて、楽しげにくすくすと笑みを零すのでした。笑っている場合ではないといえばそれまでだが、まあ、それはそれ)……んー、多分、門はそうほいほい描けないと思うんですよ。例えばそう…一人につき一回のみ、とか。だってそうじゃなければ、皆で門を描きまくってはいおしまい、ですもの。ですから、その点でもそんなに悔やむほどの事ではないと思うんですよ(そんな言葉をディーバに向けて投げかけながら、よいしょー、とソファーに座ってのんびりリラックスムード。今日のお仕事は終わりました感を満載に漂わせながら、ほぼ家族扱いの奴隷であるゆのかが持ってきたお茶をずずー、と啜って…) [Wed 12 May 2010 02:09:47]
◆ディーバ@白 > ( 聞こえるアルマの言葉に、頷く。言ってる意味がよく分かっただけに、どうしようとまた俯きかけたが…「一つだけいいの思いついた」と、描かれた青い門にハッと顔を上げる。 ) あ…。 ( そうだ、自分もまだ門は描いていなかった。思い至らなかった自分が情けない。でもこれなら、少女はこの暗闇から抜け出す事ができる。 ) あっ…でも、次、は……。 ( 自分は、この少女が地獄を行き来する様を何度か見て来ている。 ) この、子……砂漠…暗黒街…森……次、は……? ( 五枚の地獄絵。消去法で残る絵は、炎獄と極寒だ。少女が炎獄に居た事を知らない奴隷は、次に少女を襲うであろう対極的な2つの地獄を考え唇を噛んだ。 ) 靴…靴、と上着を。 ( どちらだとしても助けになる物をと。少女が門をくぐる前にと思い、奴隷は自分にできる限りの速度で白革の丈夫そうなブーツとマントを描いた。これで2つだ。この子の身を守ってくれますように。 ) [Wed 12 May 2010 02:03:03]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (いつまでたッても“地獄”に順応しない頭のなかは、半ば茫然としたまま、童女は恐る恐る手を述べようか。扉の軸に、)(――わたしに、歩けというの、この道を、) [Wed 12 May 2010 01:59:09]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (道しるべが見えない。危険の有無が分からない。地理も植物も障害物のかたちもロクに測り知れない。三重苦だ。どうであれ視界がふさがるということは、遅まきながらとンでもなく怖いことだと身を以て思い知る。歩くのも食べるのも最初に視認できなければ、たとえすぐそばにあッても理解できないンだから、)(こうしていちど横になッてしまうと、もゥ硬直してしまう。ちょッとでも身じろぎすると辺りの闇が一斉に集まッてきそうな想像がするのはどうしてだろう。果てしない黒塗りの背景の向こうから、何かが唸り声を上げそうに思うのはなぜだろう。コレが人間の(*あるいは、わたしの?)意識の根ッこに植え付けられた、闇に対する原始的な怖ろしさなのか。きッともゥ、人は光のない場所では自由に暮らせないンだ、) ―……怖い よぅ…、(童女は竦めた肩のなかでグス と鼻を啜る。ついに泣き言が唇を突いて出ようとしたとき、“世界”に不意に生じる異変。伏せかけた顔が、信じられないものでも見たようにピタリと止まり、瞳が限界近く見開かれンか、) ―……えッ…!? えッ、えッッ…!?(反応は間抜けな喘ぎ。黒に染まらない鮮やかな色彩。底なしの闇が急に変化する奇跡。あァ、そうだこの感じ。何度もあッた“奇跡”の。驚き半分警戒半分の頭で混乱しながらボンヤリ思う。やがて蒼光りする輪郭がじょじょにあらわになるか。童女はソロ… と、起き上がッてまじまじとその海と空より蒼き“門”を見据える、)(――わたしに、行けというの、この先に、) [Wed 12 May 2010 01:57:26]
◆アルマ@青 > 何が居るのかわからない。それは怖い事ですわ……そこを考えると、確かに白を置いたらとても目立ちますねぇ。私でも迷ったと思いますよ。(さりとて、では白く塗りつぶせば―――クロが白に変わるだけだ。見通せぬ闇も、果てしない白も同じ恐怖を呼ぶだろう。”何も無いで埋め尽くされた空間”は、それだけでこの上ない恐怖に他ならないのだから)……うーん…青空を描けば、恐らく明るくはなると思うんですよ。でも……明るくしたこの闇の中に何があるのか、ちょーっと気になるんですよ……(んー、と首をかしげ、唸るような声を唇から零した。何も無い、に非常に近いこの絵に、能天気オーラ満載のアルマも流石に悩んでいるようだった)………なにより……だいぶ、もーあかん様子ですねぇ…(自分は見てないが、以前に暗い街を通り抜けたら暗闇と、前半二回で肉体を苛まれ、此処二回は精神と心身ともにソテーされるような状態……という状態をさすがにはっきりとは把握できないが、しかしかなりいっぱいいっぱいなのは解った。故に…)……一つだけ、いいの思いついたんですよ。……ちゃんと、動いてくれるといいんですけど…ね(傍から見ると、ぶつぶつと悩みながら呟いた末に…煌耀の少し前に筆をぺたん、と置いた。そしてす、す、すー、と青い絵の具が描くのは……門。迷い込んだものに運が巡れば見つかる門、その青いバージョンだった) [Wed 12 May 2010 01:42:54]
◆ディーバ@白 > えっ…あ、失礼致しました…。 ( 「なーんちゃって」 ) ……? あ、え? あ…。 ( あっさり騙された自分に対し少し苦笑い。自分も白の絵の具を持って、ゆっくりと立ち上がる。 ) アルマ様……よろしくお願い致しま、す……。 ( 「砂漠抜けられたんですねぇ」という言葉には、こくりと頷いて。 ) ……暗闇……そう、そうです…よね。 ( 自分の色だと、暗い森の中で下手に目立って危険なのでは…と以前考えたのだが、隠れた所で何になろう。多少のリスクはあるかもしれないが、扉を見つけられなければいつまでも状況は変わらない。それは知ってたはずなのに、何も動けなかった自分に冷や汗をかく。 ) 明かり…… ( と、呟いたところで、アルマの持つ青を見て。 ) あ……青空。青い空…と、白く輝く太陽…… ……無理、でしょう、か? ( この森では、例え空が明るくとも光は届かないのだろうか?いや、ちゃんとイメージすれば、光が届くかもしれない。 ) [Wed 12 May 2010 01:27:53]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (煉獄で駆けて砂漠からのがれて暗黒街を走り抜けて、思えば自分は本当にいッそ無意味に走ッてばッかりだッた。あの銀髪のおとなのひとが言うとおり、もしも何者かの意志が介入している(?)“世界”なら、どれだけ急いで逃げ廻ッて出口を探してもすぐ地獄に追いつかれてしまうのに、)(童女は横になッた視界で、顔だけねじッてソッと横眼づかいに森の上を見上げンとす。ヌメヌメとした途方もない量の暗闇から、今にもなにかの妖物が落ちてきそうだ。ソレこそこのあいだ足元にたかッた黒いイキモノのように、)(冷たい汗がつッ と額を滑ッて地面に染みる。そうだ、またあンなのが襲ッてきたらどうしよう。我知らず、グッと両肘を抱いて自分を守る姿勢、) ―……アレ…、何…だッたン、だろう…、(トキノミヤコこと最上銭衛門煌耀は、そンな一人語りを繰るぐらいだ。この闇のなかではどこで何をしようもない。この“世界”では、もしかしたらこの暗黒こそが最大の苦悶なンじゃァないだろうか、そンな気さえしてくるからいッそう怖ろしい、) [Wed 12 May 2010 01:19:29]
◆アルマ@青 > …いえ、違いますよ?(うふふ?と、開口一番煙に巻くような言葉を平気で吐き出す始末。しかし、直ぐに…)なーんちゃって、というのは冗談ですわ♪(と、否定しながら青色の筆を見せることでしょう。アレコレ言うより、これをもっていると言うことが一番の証明であるのだから)で、私はアルマと申しますわ。ディーバさん、ですね。……おお、これはあの時のトキノミヤ子ちゃんじゃございませんか。砂漠抜けられたんですねぇ…♪(あいも変わらず絵画の中で大変な目に逢っている煌耀をのんびり眺めながら呟いた。出られないからこんなことになっているわけで、当人が好きでやっているわけではないのだがまあ、それはそれ)………腰が引けてますわねぇ。暗闇、怖いですものね(ふむー、と右手に持った筆をゆらりと揺らしながら呟くのでした) [Wed 12 May 2010 01:09:56]
◆ディーバ@白 > ( 塞ぎ込んだ…まさしくそうなのだろう。理由が解らないからこそ解決もできず、目の前の絵画の呪いという不安と、良い助けが浮かばない自分の情けなさに落ち込む悪循環。このまま一人でここに入れば更なる悪循環に陥っていたかもしれない。だが。 ) ………… …えっ!? ( 聞こえてはいたものの、反応はワンテンポ遅れる。 ) あっ…申し訳ありま、せん。あ、でも起きておりま、す…! ( そう言いながら振り返ると、巨乳。第一印象は巨乳。一番最初に目に入ったのが胸だったので、ちょっとビックリして固まったが。 ) あ…はじめまし、て…。ディーバと申します…。…絵の具の方、ですか? ( とりあえず挨拶を。傍らに置いてある白い絵の具が目に留まれば奴隷の持つ色は知れるだろう。 ) [Wed 12 May 2010 01:04:04]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (尤もだッた。そンな行動を諌められても耳にできないのが“絵画”のなかの悲しいところだ。もともと体力も馬力も人並み以下だ。何日も“地獄”をさまよえば単純に衰弱してくる。そう言えばヴェイトスへ来るときだッて、同行してくれた風来人にずいぶン迷惑を掛けたッけ。わたし、つくづく野宿の才覚がないンだな。かつて八十人余の職員を擁した“最上党”の現党主が、自分の面倒も見られないようなこンな有様だ。思い知るだに情けない、)(すきッ腹を片手で抑えて、童女は依然ぐッたり横になッたまま。いくら空腹だからといッて考えなしにその辺りの草を、片ッ端から口に入れる愚は冒せない。もしも有毒物だッたら取り返しが付かない命取りだ、) ―……薬草、学…、勉強しとくン だッた…、(ぶる、と身体を震わせる。闇は熱くもないが寒くもない。ただひたすら見えない重みが怖ろしいばかり。せめて灯りさえあればどこかへ進む方向も見えるのに、この“世界”はどこも地形が物騒すぎて、) [Wed 12 May 2010 00:55:27]
◆アルマ@青 > ……(こっそりこっそり、抜き足差し足忍び足。見たところ自分と同じ、絵画に飲まれた人を何とかしようの人らしき人物がこう、絵に集中して背中が留守だったので……つい、引き寄せられるように抜き足差し足忍び足。こっそりこっそり)……あら?(後ろからわっ!と驚かそうと接近していた最中、なにやら塞ぎこんだ様子でしゃがみこんだ目標の子を改めて認めると、んー、と小首傾げて…)……はぁーい♪お嬢さん、ここで寝るのはお勧めいたしませんわよー?(うふふふー、と後ろから掛けられる声に振り向けば、おおよそ緊張感とは無縁の雰囲気を漂わせたアルマが目に入るでしょう。ばいーん(下から見ると更に大きく見える。何がかは謎) [Wed 12 May 2010 00:47:12]
◆ディーバ@白 > ( 絵画に取り込まれた者の内、一人が死んだ事をこの奴隷は知らない。──いや、恐らく誰も知る事はできないのではないだろうか。現実世界に帰って来るべき肉体を持たない者が死んだ時、絵画はどのような光景を映し出したのか。奴隷は一生知る事はないだろう。だが、何か感じるものがあるのか不安感が容赦なく胸を締め付け、奴隷は深くうつむいた。 ) だめ…考えなきゃ……ちゃんと、描かないと…助けられない……。 ( 何か描かなくちゃ、描かなくちゃと考えはするのだが、脳に白い靄がかかってでもいるかのように上手く考えが働かない。奴隷は頭を抱えると。 ) 駄目、だ…何も思いつかない……。 ( 床に座り込んで、どうしよう、どうしようと呟いている。 ) [Wed 12 May 2010 00:42:36]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 [Wed 12 May 2010 00:38:01]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『んー?』 [Wed 12 May 2010 00:36:53]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (*西方⇒裁縫) [Wed 12 May 2010 00:06:09]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (今は“まっくらな森”に主点で描き出されているンだろう童女は、同じくどこでどンなときにどういう惨事が起こりえていたかのか知る由もない。ただ不安げな上目に天蓋を見上げ、痩せた肩をせばめて暗闇に慄く様子を晒すぐらいだ。誰がそのさまを目にしていても、残念ながら役立てることはあまりあるまい、)(不気味なぐらい喧騒と縁のない空間。あァそういえば、人もあれきり会ッてない。砂漠であッた銀髪のおとなは元気でいるンだろうか。あの人も今頃、別の“世界”で苦しンでいるのかもしれない。そンなでもわたしよりずッと屈強で頼もしいおとなだ。常人らしく理性的に冷静に、自分のいる“世”を生き抜くための算段を落ち着いて考えているに、きッと違いない、)(本当にばかみたいだ。現実でも夢でもばかみたいに無力な、わたし。食事も西方も一人で何だッてできるのが、わたしの身上にしてたのに、)(童女は取り留めのない事を考えながら、その場でコロンと横たわらン。はァ もういちど大息、) ―……喉、乾いたぁ…、 [Wed 12 May 2010 00:05:31]
◆ディーバ@白 > ( なんだろう。数日前から妙な感覚がする。何かを忘れているような、重大な何かを見逃しているような……そんな不安感がつきまとって離れない。この絵画の呪いに関係する事だろうか…。一枚一枚覗いてみると、姿が見えない者がいる。だが、それはこれまでもあったこと。きっと、絵に取り込まれた者の場面に特に変化がないからだろう。 ) うん……きっと、そう。これとは……関係ない事、で何か忘れてる…んです。きっと。 ( 僕は頭が良くないから、うっかりする事なんてしょっちゅうだし、失敗なんて何度も何度も経験してる。いつもの事だから、きっとそんな、大した事じゃない。自分に言い聞かせながら、奴隷は絵筆を取り出した。元々、頭の回転は遅い方だ。何度も描き込んでいるとアイデアも枯渇する。絵筆を取り出したものの何も描き込めず、どうしたらいいんだろうと絵画の中の少女を見つめる。 ) [Tue 11 May 2010 23:57:22]
お知らせ > ディーバ@白さんが入室されました。 『ゆっくりと部屋に入ってくる』 [Tue 11 May 2010 23:46:07]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (飢えに乾き、やまいや怪我も苦しいけれど、文明人、特に人間が生理的に一番畏れるモノは闇だと思う。日の出と共に野良に出て日暮れと共に眠りに着くアマウラの暮らしに馴染ンでいても、生活にいちど明かりという光が土着すればその目映さを手放せなくなる。伊駿河は田舎だ。夜の最上道場はひどく暗く、拵工作業は繊細な仕事だ。だけど手元の灯篭一本だけでも灯していればことは足りた。ソレが今はない。朝か昼か夕暮れか夜中時なのか、時間も判じられないまッたき暗黒はどゥしてこンなにも怖ろしいンだろう。太陽が二度と上がらないンだと思うからか。まるでこの世の終わりに見えるからか。自分はこのまま神仏家族知人たちの誰に看取られることもなく、一人でひッそり死ンでいかなくッちゃならないのかと、儚い気持ちになるからか、)(突如、バタバタと鳥の羽音、) ―………ッッ、(童女の喉がヒュ と鳴る。不気味な静寂と樹木が呼吸するかすかなざわめき。まとわりつくような得体の知れない不安の影が声帯に絡みついて、まともな悲鳴も出てこない。本当に驚くと声なンて出なくなるものなンだ。わたし、あンなに走り回ッてたのに。足が竦ンで、こンなことじゃァ“扉”を探すなンてこと、)【判定】 [Tue 11 May 2010 23:45:04][31]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……つッ…! (とたンに健を引き絞る痛みに顔をしかめる。煉獄や砂漠で負ッた火傷も怪我もまだ癒えてない。腿をかるく持ち上げて具合をのぞく。変な菌が入ッて化膿こそしてないみたいだけど、時間が立つごとにジクジクと熱が増してゆく。この前は危うく捕食されるところだッたなンていまだに理解してないけれど、漆黒の世界で樹木の呼吸音だけに耳を傾けながら身を潜めていると、痺れた感覚を差し置いて痛覚と飢餓感が浮き彫りみたいになッてくる。わたし、ここから出られたとき、もとのわたしでいられるンだろうか、) ―……おきよ さま…、(ポツンと名前をつむぐと心細げに下がる眉尻。あァ本当にこンなことになるンだッたら、あのひとの傍から離れるンじゃァなかッた。嫌われても軽蔑されてもいいから、ちゃンと何もかも話しておくンだッた。わたしはそうやッて何度も言い淀ンで、いつだッて何人も何人も失ッて来たンじゃァなかッたか、)(童女は散らばッた枝葉に気を付けて両膝を丸めて抱え込まン。物陰を這う虫のようにもどかしく進む時間の速度。闇に包まれた“世界”の静けさに同調してどくンどくンと心臓が早くなる。自分の体内で脈動する音がやけに気味悪い。辺りを統べる暗さを意識しないようにすればするほど、理由のない恐怖心はいや増すばかりで、) [Tue 11 May 2010 23:35:06]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (何もかも闇に侵される、このドロリとした圧迫感、) ―……ッ、はぁ…、(切ない溜め息、どこかの木の根元で肩を落とす、) ―……お腹、空いたなぁ……、(――くるるる、小さなお腹がわびしく鳴ッた。すっかり色あせた襟をソッと開いて覗き込む。またちょッと体型が平たくなッた気がする。コレでも結構、気にしてるンだけどな、)(ついでに何気なく我が身を見下ろす。このまえ小ざッぱりできたから身体は清潔になッたけど、洗い肌に順番に衣服を身に付け終えたところで、改めてみすぼらしい格好になッたものだと気付いた。身体と一瞬に裃や袴も洗濯もしたものの、裂けたり千切れたりした布地はどう繕いようもない。袴は足首から付け根まで縦に割れて、露出した腿に紺色の切れッぱしを巻いてある。小袖は両肩の縫い目で落ちかけて、裃の結び目で抑えているような体たらくだ。ちょッと身動きしたらはだけてしまう。コレじゃァまるで寸の短いくのいち装束を着ているみたい。汚れや血が洗い流されれば妙にいかがわしさが目立つ。どことなく淫靡な出で立ちは死ンでも人前に出られない、)(今さら普通の子女みたいに衣服を気にしている自分もばかみたいだ。童女は脚をモソモソ折ッて、腿の布をキュッときつく結び直さンと、) [Tue 11 May 2010 23:25:38]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (ちなみに最初の文字からワラビにゼンマイ、スズナにヨモギにセリと読む。みンな食べられる野草の代表で広く一般的に知られる名前だ。今でこそ零落武家だけど幼いころから箱入りで育てられた童女は、そのぐらいしか安全な食用草の区別が付かない。そして、どうも自分の手のとどく範囲にはそういッた類の植物は自生してないふうに伺えた。葉のかたち茎の色を見分けようと目を凝らしたところで分厚い闇に阻まれるだけだ。せいぜい朧気な記憶の頼りない教えを引ッ張り出して匂いで嗅ぎ分けられないかと閃いたけど、そンなの専門家じゃァないンだから技術はいッそう困難を極める。無駄な努力だッた、)(せめて水ぐらい口にしたくとも、まず移動がままならないから水源にすら辿り着けないンだ。童女は時おり投げやりな気分になる。八方塞がりの今の状況が情けなかッた。視界も五感もすみずみまで黒々と塗りつぶされて時間の経過もよく分からない。一分が一時間にも感じられ一時間がほンの一瞬のことにも思う。感覚の切ッ先はジリジリと磨耗して麻痺してくる。取り囲む森の鼓動がざわめきとして一切を覆う、) [Tue 11 May 2010 23:14:08]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが来ました。 『(蕨に薇、菘に蓬に芹、)』 [Tue 11 May 2010 23:04:51]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『雪山』さんが退室されました。 『神は 死んでしまった。』 [Sat 8 May 2010 23:51:16]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > 死にた く ( 止まる。 ) [Sat 8 May 2010 23:48:59]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( まどろみに摩り替わり。 ) 死にた くな、い ( 手足の動きは鈍り。 ) 死にたくない。 ( 歩みが ) [Sat 8 May 2010 23:48:10]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない( 死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない ) ( 白に染まる視界と思考は……… ) [Sat 8 May 2010 23:33:44][9]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 脳裏に渦巻くのは死への恐れ。 それ一つだ。 ) た……く い。 ( 炎獄にて、悪魔を殺し確かめた事実。 この世界では、死は一度に限り免れる事ができる。 一度だけ、一度しか。 ) し に、た………く な [Sat 8 May 2010 23:26:13]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ぅあ…………! ( 神は右手を顔の前に翳しながら歩き出した。 今までのように、其処に留まり続けても意味が無いからという理由ではない。 留まり続ければ死ぬ、それが余りにも明確だったからだ。 ) 門、は――――!? ( 焦燥の叫びも吹き荒ぶ風の音に飲まれて消えてゆくのだ。 唯一の防寒具である黒絹の衣は、付着する雪の水分を持ち前の吸湿性の高さで吸収し、逆に体温を奪う死の要因の一つに変わってしまう。 ) ( 雪山は弱者に孤独を許さない。 無謀なる挑戦者には等しく死をもって迎え撃つのだ。 ) [Sat 8 May 2010 23:18:28]
◆No name@エイブラハムの世界『雪山』 > ( 扉を開けると、そこは雪国だった――――――とか、そういう悠長なレベルじゃあない。 ) ひっ………!? こ、こ……… ( 見えないのだ。 叩きつける様な猛烈な風と雪に視界は白く染まり、全身に刺すような痛みが走る。 生物を拒絶するが如き凍嵐は、炎獄に焙られ火照る体から容赦なく熱を奪ってゆく。 ) [Sat 8 May 2010 23:02:06]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『ゆきやま』さんが入室されました。 『白色』 [Sat 8 May 2010 22:52:48]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが帰りました。 『誰か…お家に帰してぇ……、(めそめそと泣きじゃくッた。お風呂に気付いたのはその後、)』 [Fri 7 May 2010 23:33:11]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (世のなかにはまま凄まじい精神力の持ち主が存在することは確かだ。窮地に陥ッても悲鳴を上げないことができるようになれば、誰だッてそッちのほうがいい。無闇な悲鳴は森という環境ではときに命取りだ。子供の悲鳴はほとンどのソレがカン高いうえ、恐怖が発する“あどれなりン”が効いているから、余計なけものや肉食の鳥を呼び集める危険がある。とはいえ、いま直面した危機を童女がどうにか乗り越えたことは事実だろう、) う…ぷ…ッ……、(ドロォ とした水面。上げた顔はそうとう悲惨だ。なにこれ、なに。視界の悪い闇のなかでは茶色も黒も大差ない。童女に取ッてはただいきなり激痛に襲われて、ただいきなり痛みが引いて、ただいきなり足場に沈没しただけだ。体験談だけを聞けば怒涛の展開だろうけど、)あ…、あ ぁー…、ぁあ ああ……、(茫然と開けた口から「あ」の音が流れでる。童女は粘着性のある甘い川の真ン中で両手と尻をついてへたッていよう。助かッたの? 逃げられたの? あの闇はもうないの? 川? 水? なにがなに?)(時間はしばらくそのまま数分。自失した意識と助かッたらしいという自覚がジワジワ沸けば、ジワジワ別の水滴も瞳の奥から滲ンでくる、)(ゆるゆると、大きな息を吐いて、) [Fri 7 May 2010 23:32:30]
お知らせ > アルス@茶色さんが帰りました。 『何かチョコ食べたくなってきた、と帰りに甘味処へよったりしつつ』 [Fri 7 May 2010 23:24:54]
◆アルス@茶色 > …うん、この前みたいに…画家の人が出てくる感じはないみたいだし…あの子に何か…う、わぁ…(顔面からべちゃ、とチョコの川に落ちた女の子…ある意味子供の夢でもあるとチョコの川。しかしチョコまみれになった後にフォローが無い状況では…何かトラウマとか与えそうでもあって)せめて身体を綺麗に……あ、そうだ…。(ふいふい、と女の子なら入れるくらいの木製の桶にお湯を貼って…『一人用お風呂(ついたて付)』を描いて)…服とかも洗えるし…ちゃんと見えないようにもしてるし…よしっ(うん、と満足げにうなづいて) [Fri 7 May 2010 23:22:42]
お知らせ > 黒い塊さんが帰りました。 『 ともあれ、最上煌耀は危機を脱した。★4をどうぞ。 』 [Fri 7 May 2010 23:13:24]
◆黒い塊 > ( 黒い塊は、茶色の川に浮かんで流れていく。すぐに全部溺れ死ぬだろう。雨の気配を察知すれば非難できる蟻たちも、突如現れたチョコレートの川には成すすべもなく。互いに「ここは餌場だ」というフェロモンを存分に出し合い、ただチョコレートに埋もれていく運命だ。 一度に大量の蟻達を飲み込み撃退する手段としては、ベストの選択をしたといえる。恐ろしい痛みを与えた蟻の毒も、一日もすれば痛みは引いていくだろう。娘が負った怪我自体もそれほど深刻ではない。 ――もっとも、この世界から抜け出す「門」自体は発見できたかどうかはわからないが――。 ) [Fri 7 May 2010 23:12:32]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (昆虫に喰われていく人間がどンな顔をして、どンな悲鳴を上げて死に果ててゆくのか。詳しく知りたいと思うなら、いずれこの絵画をひとめ目にすれば理解に及ぶようになるものか。自分の身体の末端から食いちぎられて、少しずつ少しずつ空洞になる四肢の感触はいかなるものか。踏めば潰れるほどのいきものに自分が侵されていく無残さ、気持ちが精神力2で耐えうるものなら、ぜひそうしたい。まるで黒い炎に足首が撒かれたみたいだ。熱くて痛くてやがてソレは感覚のない痺れにユックリ達して、童女の身体はいつしかドゥと倒れ伏し、虫の巣の黒達磨と化していたはずだッた。その童女自身すら視認できなかッた川を、踏み抜くことができなかッたら、)(“蟻の群れを撃退でき”たようなら、きッと童女は我知らず茶色い川へ踏みいれていて、) ――ッ ひぃッ!? なッ、なに、今度はなにッ!?(どぽ、と妙な感触。勢いで川を突ッきりかけた童女は、顔の前面から甘味のなかへ無様に転ンで、)【判定】 [Fri 7 May 2010 23:06:23][3]
◆アルス@茶色 > (たくさんの蟻に齧られる状況に恐怖したのか女の子が我慢できずに走り出したところにチョコレートの川がしっかりと出来上がった)…良かった…ちゃんとチョコになった…みたい。(若干あこがれでもある大量のチョコレート…これだけ用意できるなんてどこぞの貴族様でもできないだろうなーなんて思いつつも、蟻の群れを撃退でき、とりあえずの危機を乗り越えたみたいなので安心した様子で…)……い、いや、何か…別の意味でこの子が心配になってきた…。(思いっきり泣き叫ぶ様子を見て…もう1個描ける何かを使ってあげようかな?と考えてみたりも) [Fri 7 May 2010 22:58:31]
◆黒い塊 > ( 皮が剥がれ、肉芽となって綻び、その綻びに蟻達は集中する。少しずつ少しずつ、食べ易い大きさに食いちぎるのだ。時間が経過すれば、蟻たちは神経を穿り返し、硬い筋肉をも抉り出し、やがて食いやすい臓腑に到達すれば、ここが餌場だぞとフェロモンを発し、一斉に群がるのだ。確かに喰い終わるより先に、狂って死ぬかもしれない。 ――娘の悲鳴は蟻達には届かない。助けを求める声は、神には届かない。何故ならここは地獄なのだ。 ―――だが、その時! ) ! ( 眼前から迫る茶色の川―― 泥水か?否、それはチョコレートだ。この時代にはとても貴重で珍しいものでも、絵画の世界ならば自由に描ける。押し寄せるチョコレートの本流に、蟻達は一斉に飲まれた。蟻は水に弱い。それがチョコレートのように粘度の高いものなら尚更そこから抜け出せない。蟻達にとって不幸なのは、そのチョコレートを危険とは判断できず、寧ろ餌だと認識してしまう。故に、次から次へと茶色の罠に陥り、もがいては死んでいく。もし走り出したあなたがその茶色の川に足を埋めるのなら、足に張り付いた蟻どもを洗い流すことが出来るだろう。神に届かなかった悲鳴は、勇者には届いたようだ。 ) [Fri 7 May 2010 22:53:10]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (黒い闇が襲ッてくる。童女はひたすら自分が齧られているという事実が信じられない。よもや我と我が身が打ち上げられた魚肉のように“たべられる”状況を想像したことなンかない。もし自覚すれば餌食を待つまでもなく発狂死に至るだろう。我の強い、誇り高い、身の程を知らない人間の狂い死にだ。その光景は地獄図にどれほどの華を添えるだろうか。画家のソレは絵巻の描き手の、はたして理想にかなう大苦患か、)(ざわり、草履を埋める重い闇。ぶつ ぶつ ぶつ、自分がちぎれる感覚。瞠目した瞳の奥がマチ針のように収縮して、理性はたやすく破壊される、ゾォッとのけぞッた喉から一すじ汗の滴が滴れば、絶叫、) イヤぁ あ ああッッ―――ッッ!! やめて、やめて、やめて、誰か、誰かぁあッッ!! 誰かぁ―――ッッ!! (痛い、痛い、痛い、イヤ、イヤ、イヤ! 死にたくない、こンなどこなのかわからない闇のなかで死にたくない!! 半狂乱に陥る童女は泣き叫びながら腕を振り回し、闇雲に森のなかへ駆けださンとす。眼前に現れる茶色い川にも気付かないままで、) [Fri 7 May 2010 22:46:01]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (*リ・テイク) [Fri 7 May 2010 22:44:30]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (黒い闇が襲ッてくる。童女はひたすら自分が齧られているという事実が信じられない。よもや我と我が身が打ち上げられた魚肉のように“たべられる”状況を想像したことなンかない。もし自覚すれば餌食を待つまでもなく発狂死に至るだろう。我の強い、誇り高い、身の程を知らない人間の狂い死にだ。その光景は地獄図にどれほどの華を添えるだろうか。画家のソレは絵巻の描き手の、はたして理想にかなう大苦患か、)(ざわり、草履を埋める重い闇。ぶつ ぶつ ぶつ、自分がちぎれる感覚。瞠目した瞳の奥がマチ針のように収縮して、理性はたやすく破壊される、ゾォッとのけぞッた喉から一すじ汗の滴が滴れば、絶叫、)(痛い、痛い、痛い、イヤ、イヤ、イヤ! 死にたくない、こンなどこなのかわからない闇のなかで死にたくない!! 半狂乱に陥る童女は泣き叫びながら腕を振り回し、闇雲に森のなかへ駆けださンとす。眼前に現れる茶色い川にも気付かないままで、) [Fri 7 May 2010 22:44:05]
◆アルス@茶色 > (じぃーっと絵画を睨んで状況を判断…蟻の大きさはそこまでではないが足を噛まれたらしい女の子の痛がる様子からかなり強力な顎があるようで…この数の蟻をまとめてどうにかせねば危険だろう)蟻の天敵といえばあいつだけど1匹だしたくらいじゃ追いつかないだろうし…ここは…っ!(茶色の絵の具をつけた絵筆を動かして絵を描いていく… 『溶けたチョコレートの川』…!)ふふ、蟻共めー そんな小さな子より美味しいチョコに溺れて流れていってしまえーっ!(若干悪役っぽいセリフは勇者的にどうなのかはともかく絵を完成させた) [Fri 7 May 2010 22:37:37]
◆黒い塊 > ( ざわざわ。 蟻たちは容赦なく距離を詰める。そして娘の足元にたどり着けば、一斉にその肌に大顎を突きたてるのだ。足を黒い履物のように覆って。 その数はおよそ百匹だが、どんどん娘の身体をよじ登るのを許すのならそれは何倍にも増えていく。蟻達はまだ足首辺りまでだ。しかし、百匹ほどでもその痛みは恐ろしいものだろう。一匹一匹の力は弱く、簡単に皮膚を食い破ることは出来ないが、それでも時間と共にぽつぽつと僅かな出血を伴う筈だ。――蟻達は、そこから肉を食いちぎり、餌にしてしまうのだ。この娘を平らげることができたら、蟻全体が暫くの間飢えには困ることは無さそうだ。もっとも、それで死ぬのだとしたらその激痛と苦しみは想像を絶するが。 ) ( この状況を切り抜けることができるかどうかは、勇者の手に掛かっているといっていいだろう。 ) [Fri 7 May 2010 22:27:52]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (武士の家に生まれついて躾を受けても、童女自身の身体能力は職業武人のソレとはほど遠い。感覚も精神力も優れた持ち合わせがなければ、危機的状況で突発的な力を発動することもできない。単なるイエロティアの並以上に情緒不安定な小娘だ。武器もない、防具もない、攻撃することも守ることもロクにすべがない、危険に見舞われれば瞬時にほふられるだけの、愚かでみじめで小さな小さな存在だ。例えばアマウラの無残絵師が渾身の筆をふるッて描きあげた、地獄の六道絵巻の鬼の喰らうあわれな贄に、ちょうどいいくらいには、) あッ…、あ、ぁッあ…ッ、なに…なに……!?(童女はぶるぶると震えながらただ身を竦ませて立ち上がろうとする。後ろ手を幹に廻して精一杯あたりを警戒する。目を凝らす。ダメだ、黒い闇が、ただ黒くッて大きな闇のかたまりが、ザワザワと地面で鳴動しているふうにしか見えない。何なの。コレは何なの。わたしはどうなるの。一秒ごとに鼓動は速度を増し、呼吸は喉からあえぐようになる。そのうち、) いッ…、痛ッ…!?(びりッ と稲妻めいた激痛。反射的に見ると闇の一端はもゥ足元まで届いていて、やぶれた足袋から覗いた足の甲に取りついて、) なッなッ、なに…!? なに!? イヤ…、イヤぁッッ!?(足を引き、手を振り回しながら水中でもがくように必死で周囲の闇を掻くけれど、指先は黒い空気をつかむばかり、) [Fri 7 May 2010 22:20:01]
◆アルス@茶色 > (先日の戦いで幾らか絵筆の使い方を理解してきた少年(自称”勇者”)。 今日も下宿先の手伝いを早めに切り上げて絵画のところへやってきて)…いきなりピンチ…?(絵の中には女の子が怯えながら木の幹に掴まっているのが見える。黒い何かうにょうにょした虫…それに囲まれつつある状況を見て…素早く絵筆を構え) …蟻に有効な…の…?(茶色っぽいので…いたっけ…?と首を傾げてしまって…) [Fri 7 May 2010 22:15:10]
お知らせ > アルス@茶色さんが来ました。 『絵画の前に立つ導かれし者…』 [Fri 7 May 2010 22:10:16]
◆黒い塊 > ( ざわざわ。黒い塊はあなたがへばりついた幹の周囲を取り囲む。逃がさないためだ。どこからでも襲い掛かれる状況をつくる為だ。あなたが目を凝らせば、幹の周りを取り囲む黒い絨毯のような影が見えるだろう。そいつらは徐々に徐々に迫り、距離を狭めていく。 この影の正体は―― 蟻だ。そう、春先になればわらわらと巣をつくり、せっせと餌を運ぶあの愛嬌のある虫。あなたも、蟻の巣穴を穿る遊びをしたことがあるかもしれない。その蟻だ。 ――但し、ここは常世の森をイメージして描かれた絵画の世界。常世の森の蟻の中には、弱った動物をあっという間に骨になるまで食い荒らす獰猛な種類がいるのだ。その蟻が、あなたを餌と認識したようだ。 ) ( ざわざわ ) ( ざわざわ ) ( そのうちの数匹があなたの足にたどり着いて、ちくりとあなたを噛もうとする。更に、お尻の針で毒液を注入しようとするのだ。その毒は人を死に至らしめるような強さは無いが、刺されれば鋭い痛みを伴う筈だ。 ) [Fri 7 May 2010 22:04:22]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > (何気ない自分の思惑にふと薄ら寒くなッた。にわかに走る緊張感に垂れた両手がギュッと草を握りしめ、童女は脅えた瞳であたりを見回さンとす。そもそもわたし、本当にココから生きて帰ることができるンだろうか、)(童女が迷い込ンだ絵画の題名は“まっくらな森”だ。溶岩脈打つ炎獄や生命の気配なき砂漠、血臭紛々たる混沌の街と同等各で描かれた地獄絵巻が、どンな牙を持ッて自らに襲いかかッてくるのか童女はまだ分からない。人知れず絵画は渦巻き映る画像を反転させれば、前述のとおり木の元に竦み、不穏な景色に肩を縮めて闇に怯む童女の姿を投影していよう、何の異変もなければだけど、)(“ざわ”) ―……ッ、(呼吸も押し殺して息を飲む。何の音。落ち着いて光明を見いだそうと考えれば、木や植物が育つだけの水気はあるンだろうと気付くけど、ソレは同時に森に潜む獰猛なけものの命も育ンだことも意味するンだ。ならさッきの音は狼かなにかか。がむしゃらに逃げ出したい思いに駆られたけど、足場が悪すぎて迂闊な気持ちでいるとたちまち転びそうだ。そこかしこに枯れたか落ちたか、太い枝や幹が散らばッていて何の拍子にどンな怪我をするやら、想像するだに怖ろしい。無防備な脇腹をザックリ刺し貫くだろう惨事を考えるだけで背筋に氷を当てられた思いがするけど、)(童女は何も解らず必死に幹にへばり付かン。この景色で他に何ができるだろう、) [Fri 7 May 2010 21:54:21]
◆黒い塊 > ( そうして癇癪を起こすあなたに近づきつつある黒い塊があった。それはざわざわという音を鳴らしながら、あなたの背後から迫る。黒い塊は地面を這い、まるで蠢くように。 ――そんな黒い塊とあなたとの丁度中間点に、既に息絶えた野兎の死骸が転がっていた。黒い塊はその死骸を包んでいく。 ざわざわ ざわざわ。 そんな不快な音を鳴らしながら。 ) ( やがて黒い塊が散らばるように退くと、野兎の死骸は骨だけになっていた。――そして、黒い塊はまた再び貴女を目指して進み出す! ) [Fri 7 May 2010 21:36:47]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……ッ…わたしに、どゥしろッて言うのッ…!!(――ばしッ!)(眺めているうちに、フツフツと蓄積した行き場のない苛立ちが爆発して、癇癪を起こす。膝の横にこぶしを打ち付ければ地面が容赦なく反撃してくる。じン と痺れ。握り込ンだ指の痛みは時間差でグゥッと突き上がる、)(真上に叫ンでから、がクンとうなだれる首筋。すッかり乱れた胡桃色の髪がうなじで二つの束に割れ、童女の顔だちを覆ッて隠す。あァ、髪。思えば何日梳いてないンだろう。たしか荷物のなかに入れておいたはずなのに櫛も髪油もなぜか荷袋ごとない。そういえば煉獄の“世界”で気が付いたときからなくなッてた気がする。わたし、あンなに少ない財産までどこかで落としちゃッたンだろうか。せめて櫛ぐらい、いつものように裃の袂に忍ばせておけばよかッた。こンなにもつれた髪、とても人様の前で見せられない。もッとも髪どころか顔も手足も痣と打ち身と傷だらけで、裃も袴も草履に至ッても百姓の野良着のほうがましなくらいくたびれきッているから、今さら身体のどこをどンな角度から覗かれたところで情けない格好であることに大した差はないけれど、) [Fri 7 May 2010 21:32:26]
お知らせ > 黒い塊さんが来ました。 『 ざわざわ 』 [Fri 7 May 2010 21:32:04]
◆最上煌耀@絵画暗い森の巻 > ―……こンど は、森……、(雄大な、ソレは雄大すぎるほど雄大な大自然の天蓋を、木の根元にペタンとへたり込ンだ姿勢で見上げる童女は脱力したふうな口ぶりで呟かン。他に何もしようがない。こンなに墨を撒いたみたいな暗闇のなかで、人はどうやッて生活するッていうンだろう、)(心身もろとも疲弊しきッて隈さえ浮いた幼い顔が、改めて四方の様子を伺い見ンと汗ばンだ首を伸ばす。樫の木に松の木、杉の木、楓、櫟、欅、椿に似た植物、他に名前も予想付かない巨木の数々。あたかも行く手を阻みでもするように、そびえ立つ数多の樹木たちは季節感も統一感もおよそ図れず、ただ好き放題に手を広げた枝葉ばッかりが黒々と生い茂ッて光をさえぎる。この“世界”も煉獄や砂漠の世と同じなンだろうか、一里先も二里先も風景は変わらないで見える。ううン、見えるわけじゃァない。折り重なる木々の影が道なき道筋を塗りつぶしていて、行く先の光景なンかとてもじゃないけど見えッこない。あの砂の“世界”の夜も月が見えないくらい暗かッたけれど、この森が作る闇の濃さはあンなのの比じゃァない。ズワズワと迫る漆黒に圧倒される、) [Fri 7 May 2010 21:23:18]
お知らせ > 最上煌耀@絵画暗い森の巻さんが入室されました。 『―……もり…、』 [Fri 7 May 2010 21:12:24]
お知らせ > ディーバ@白さんが帰りました。 『(そっと部屋を出て行くメイドもどき)』 [Wed 5 May 2010 01:48:13]
◆ディーバ@白 > ( 目の前の絵画の中で少女が門を発見したのを見て、向こうの絵画の方を見て。とりあえず…後日改めて、何が起こったのか尋ねよう。 ) 邪魔しても悪い…ですし、ね。 ( まさか、エイブラハムらしき者が現れていたなんて思いもしない。 ) [Wed 5 May 2010 01:47:35]
◆ディーバ@白 > ( それは本当に思いつきで、もっと近しい人による応援があったら何か変わるんじゃないかなとか、そのくらいの気持ちだった。が、他の絵画の方から、『声』が聞こえて来て、奴隷はビクッと振り返る。 ) え…何、今の……? ( その絵画の方に気を向けていなかったから、すぐには理解できなかった。絵画の前にいる、自分と同じく色に選ばれた二人の声とも思えない。 ) [Wed 5 May 2010 01:43:45]
お知らせ > 最上煌耀@絵画混沌の巻さんが帰りました。 『(やけぱちな気持ちでぬりかべに齧りついた。“扉”に気付いたのはその瞬間だ、)』 [Wed 5 May 2010 01:24:44]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (桜だ。桜のはなが散る。怒鳴り声も泣き声も死ンだひとも血飛沫の壁も、みンなみンな覆うみたいに真ッ白なはなの花びらが落ちてくる。甘くッて白いぬりかべ(?)ときれいで白い桜の花びらを前に上に、童女はこの地獄絵巻でどれぐらい間抜けな存在であるンだろう。きッと現実の世で並ンでいる絵巻のなかでも、今、映る“混沌の街”の違和感は飛び抜けたものだ。さぞ、ひと際ばかみたいな光景になるンだろう。煉獄で傷付き砂漠ですりむけ暗黒街で汚れた両手を、落下する花吹雪にぼンやりとかざして、惚けたように上向いて瞳を眇める童女の絵面は、) ―………ば か…みた…い……、(言葉と共に、溢れた涙が頬を伝う。ばかみたい。ばかみたいだ。わたし。白い、清い、優しいもの。おきよさま、おきよさま、ろくにお礼も言わず黙ッてお家を出たわたしのこと怒ッてる? 恩知らずだッて呆れてる? 心配してる? 泣いている? 何もかもふンわりと包ンでくれそうな花びらは、心の堰を切ッて親しいひとを思い出す、)(込み上げる切なさ人恋しさに、わッ と両手で顔を覆ッて泣き伏して、泣きながら、) [Wed 5 May 2010 01:24:19]
◆ディーバ@白 > ふうーっ……。 ( その日描ける分を描き終えてしまえば、もう何もするべき事はない。強いて言うならば、祈るくらいか。ちゃんとしたお祈りの文句とか知らないし、そもそもパプテスでもないから願うと言う方が近いだろうが。でもきっと、さほど繋がりのない自分より、もっと強く願っている誰かがいるだろう。根拠は全くない。でも、誰にでも一人か二人、無事を願ってくれる誰かがいると思うのだ。 ) あ……そう、だ…。身元が分かってる人、だけでも…家族、とか…呼んじゃだめなの……かな? ( ふと、思った。絵画の外から何か言おうが祈ろうが、実際に影響を与えられるのは絵の具のみだ。それに、地獄の中で苦しむ大切な人の姿を見る事で、更に苦しめるだけかもしれない。でも。 ) 一度誰か、に聞いてみよう…。うん。 ( 思いつきを口に出しつつ、奴隷は絵筆を片付けにかかる。 ) [Wed 5 May 2010 01:11:51]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (そうしたら、空の変化は思いもかけないンだろう、) ――………えッ……、(放心したみたいな表情の鼻の頭の上、ひらひらと。鳥の羽根のように。雪のように。舞い降りてくるソレは、) ――……さく…ら…?(ひらり、ふわり。ソレは白くて清浄でまるで浄土のようにきれいで、) [Wed 5 May 2010 00:57:13]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (え、ちょッ、て。さまざまな意味で硬直は数秒間。ちッそくしてないよ、)(べりべり、) ―――……な……、(何コレ。状況も忘れてそンな単語が頭をめぐる。両手をふンばり、何やら綿菓子に似たようで似てないフワフワな物体から、ようやく顔を上げンとす。頬ッぺたに引ッついた白くッて甘いにおいの欠片を茫然自失と取り上げて、とても言葉が出ない雰囲気。えッ、ほんとうに何コレ、)(ものすごい理解の及ばない顔して、真ッ白な破片と真ッ白なぬりかべ(?)を見比べるふうに。とッても甘いかおりはしているンだろうけれど、まず食べ物なのかどうかすら、)(ぐす、と鼻をすすッて、改めて顔を近付けンと。犬のように鼻先を蠢かす。ふンふン、ぺろり。ちょッとだけ舐めてみる。ちょッとなら例えドクでもすぐに吐き出せば大丈夫だから、) ッ、あま――……、甘い……?(その触感と味に目を白黒させた。食べ物なンだろうか? 食べても平気? 答えでも探すよに辺りを見回す。唐突すぎて滑稽すらある登場に取りあえず恐慌状態は収まッたけれど、今度は遅れて疲労と空腹が襲ッてくる。動かないでいたらいたで出口が見つかるはずもないけれど、こういう“世界”に来てから、毎日駆けて駆けて駆け通しでもゥ疲れてしまッた。どこかに“扉”はあるのかも知れないけれど、どこにあるかも分からないンだ。座り込ンだりしているだけじゃ危険だし解決しないとぐらいは思う。何といッても人の“世界”だ。人為にひとたび目を付けられると逃げられなくなるンだから、)(困惑顔を空に向ける。あァ、また死体が目に映るのかな――、) [Wed 5 May 2010 00:54:10]
◆ディーバ@白 > ……。 ( とりあえず、怪我もなく停止したようだ。 ) えっと……今で何日目くらい、だろ……。 ( 背後から、野犬とか殺人鬼などが追いかけて来ていたのなら解る。だが、絵画を見る限り少女は一人で闇雲に走り続けていた。絵画の中の少女の気持ちを想像してみたが、少なくとも……ストレス発散のために走っていた訳ではないだろう。 ) 助けになる、のは……。 ( 食べ物は、今はいい。というか自分は食べ物ばかり描いている気がしてならない。それに…命を守る事を考える事も大事だが、心が折れてしまってはきっと帰れない。助けたいと願っている者がいると言う事を伝えられたら良いのに。──くりぬいたメッセージを描いた人がいる、とは聞いたけれど。 ) 文字…勉強しておけば良かった、です…。 ( そもそも字が書けないから、伝えることが出来ない奴隷。せめてと考えた。……白。楽しい気持ち。きれいなもの。 )( 暗黒街に似た街の空に、白い点をひたすら描き込んで行く。少し歪なそれらは雪ではない。桜の花びらだ。上手くイメージできていれば、暗い空から花びらがひらひらと降って来るだろう。 ) [Wed 5 May 2010 00:36:46]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (へぶし、) ―――ッ、ぷぎゃッ、(そしたら、突然出現したまッふわ(*真ッ白)+ふわふわ)な物体に正面から激突した、のめりこみ膠着、) [Wed 5 May 2010 00:17:50]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (一方、童女はひたすら人気のない方へない方へ、走り去ッてゆこう。悪夢なら覚めてとよく言うけれど、こンなならまだ夢だと思いこンだままだッた方が良かッた。どンな夢でもいつかは目が覚めるのが世の常だから。そンなの現実逃避だッて知ッていても逃げたいことはたくさンある。おぞましいこと、おそろしいこと、自分の何も歯が立たないことばッかり思い知ッて無力感はもゥお腹いッぱいなのに、地獄絵巻は現実と同じ重さでどンどンと続くンだ。あと何回、あの“扉”をくぐれば、わたしは元の世界に戻れるンだろう。それともココで死ンじゃうのかな。それなら、ココで迎える苦悶死こそが、わたしに課せられた天罰なのかな、) ―……うッ、ぅッ、うああッ、イヤだ…、ヤだぁあッ……、一太郎、先生ぇッ…、おきよさまぁあ…!(会いたい、恋しい、懐かしい。顔中が涙と鼻水と腐液でしょッぱい。唇を閉じていたいのに、嗚咽は勝手に口を割ッてへの字に結ンだソレを割る、)(走りながら汚れた両手で汚れた顔をムチャクチャにぬぐッて、) [Wed 5 May 2010 00:17:25]
◆ディーバ@白 > ( 少女の行く手を遮る方向を狙って描き込んだ。と追記。 ) [Wed 5 May 2010 00:04:38]
◆ディーバ@白 > ( 絵画へのイメージの違いで証言に食い違いが発生していても、検事様方は聞かなかった事にしてもらいたい所。主観とはかくも曖昧で云々かんぬん。 ) えっと……そうだ、クッション! ( 闇雲に走り続けるのは得策ではない。体力を消耗するだけだし、マシな事例としてはゴロツキにぶつかって骨が折れたと絡まれるとか色々ありそうだ。安全に止めるべく、奴隷は白絵の具で描き込んだ。 ) …ついでに、食べられる物だといいかも。 ( 大人一人くらいの高さのあるクッション……と思いきや、大きな大きなマシュマロが少女の行く手を遮る! ) [Wed 5 May 2010 00:03:51]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (*認定てなに…! 【判定】…、) [Tue 4 May 2010 23:58:44]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (あァ、考えてみても悩ンでみても、つくづく刀剣拵工師なンて自分の技術と経験は、この“世界”ではどンなことの役にも立たない。わたしの血と涙が滲むような十二年間なンか、この“世界”ではぜンぜン無力だ。重蔵の厳しい躾は無駄だ。おふじの暖かい言葉は無意味だ。兵衛の冷たい指導は無益だ。わたしは家臣の努力を水泡にしてしまッた。そンなこと、偽刀造りに手を染めたときに分かッていたことなのに、)(一緒に“扉”をくぐッたはずの青年はどこかで逸れてしまッた。両手いッぱいに持ッてきたはずの様々な道具は消えてしまッた。味方なンて誰もいない。役に立つものは何もない。空虚になッた指のなかにベットリと腐ッた手触りを抱えて、童女は路地から路地へ駆けまどう。欠けた石畳み、壊れて揺れる木窓、真ッ赤な飛沫が散ッた煉瓦。どこに行ッても延々と冷たい壁が堅牢な顔で見降ろしてくる。どこにいても聞こえてくる絶叫と怒号。安心するはずの人の気配にも、ちょッとでも感じ取るつど向きを変えては足は速度を上げるばかり、) イヤぁッ! イヤぁああッッ!! 誰か…、誰かぁあッッ! おきよさまぁッッ、兵衛ぇえッッ!!(薄暗い闇街は一見そゥ変わッたふうには思うまい。もともと混沌の坩堝を描いた絵画だ。ソレでも地獄絵を覗く誰かが背景のチリのような特異点を認識すれば、暗い通路を味方を求めて泣き叫びながら走り回る童女の姿と知れようか、)【認定】 [Tue 4 May 2010 23:54:36][67]
◆ディーバ@白 > ( 5つの絵画の内、2つで動きがあったようだ。一瞬どちらの絵画に向き合うべきか悩んだが、やはり現在誰もついていないこちらの絵にするべきだと判断。そろそろ慣れて来たのか、さっそく白の絵の具と絵筆を取り出す。 ) あ、これは…煌燿さん…? ( 暗黒街をイメージしてると聞く絵の中で、少女らしき人物が走っている。絵画の描写は見るからに残酷な風景ばかりで、このまま走り続ければ少女がどんなトラブルに遭遇するか…想像してみた奴隷は、今すぐ状況に変化を与えられる何かを描くべきだと思った。 ) えっと、えっと…… ( だが、すぐには浮かばない。もしかしたら少女が走る先に門があるかもしれないと思ってしまい、何かを描く、事を少し躊躇う。 ) [Tue 4 May 2010 23:47:35]
お知らせ > ディーバ@白さんが来ました。 『ど、どっち!?』 [Tue 4 May 2010 23:32:21]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (ギャァ と言う奇声に慄いて上空を仰げば、名前も知らない黒くッて大きな鳥が何羽も何羽も舞い降りて、見せしめのように垂れ下がッた死体の肉を食みにくる。ブチブチというイヤな音。赤黒い肉が引ッ張られて裂けるのが見えた、) ―……いッ…、イヤ ぁ、ああ あッッ……!!(酸鼻を極める光景に口元に爪を立てて後ずさる。逃げ出そうとして背の後ろについた手がズルりとぬめッて、童女は勢い余ッて横顔から倒れ込まン。派手に飛び散るのは何だろゥ、血だろうか膿だまりか、吐瀉物か、頬と髪とにベッタリ付着する気持ち悪い腐液。ただでさえ見すぼらしくなッた裃を上から下まで汚してく、)(凍りついて見開いた瞳が大きく歪む。手に付いた血、身体中に付いた血、ひとの血。傷付いたモノの象徴、堪え切れない痛みのあかし、死ンだときに止まる色。こンなふうに悪臭を放つようになるンだ。どンなに縋りついていたくッてもいつか腐ッていッてしまうンだ。重蔵の身体も、おふじも、みなも、こンなふうに――、) ぃ…や…ッッ…、イヤ、イヤ、イヤ ぁ、ああああああッッ!!(ばね仕掛けみたいに跳ね上がり、狂ッたように顔を袖で拭いながら行く手も確かめず走り出す。イヤだ、イヤだ、イヤだイヤだイヤだ、誰か――、) [Tue 4 May 2010 23:30:21]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (でも、ヴェイトスにこンな場所はなかッた。どンな悪所でもココまで残酷なことはなかッた。空を見上げたその視線の先に、ボロ着のように痛めつけられた人の身体が、ダラリとぶら下がッてるこンな地獄みたいな光景なンて。吊り下げられた人影の爪先から、点々と垂れる何かが水溜まりを作ッて生々しい腐臭を漂わせる。ギィ と縄が揺れて人影の向きが変われば、力なく陥没した目と黄玉色の瞳が交錯して手放しかけた意識を激しく揺さぶる、)(この人、死ンで――、) ―……ッッ ひ…ぃ…ッ、(理解したとたン絶叫が喉からほとばしりそうになる。八つ裂きの裃を何とか纏ッたような風体の童女は、震える唇を必死に袖で抑えて路地裏の片隅に身を縮めン。背中を小さく小さく丸めて、やッぱり身体を抱き締める。こンな無駄な仕草の他に自分を守る方法なンて知らないもの。どこを見ても死ンでいる人だらけ血だまりだらけで、もゥ上も前も後ろも向けない。どこかの建物の奥から怒鳴り声と悲鳴が聞こえるたびに全身が竦ンで動けなくなる。何なンだ、何だッていうンだろう、わたし。誰もいない煉獄や砂漠の荒野より、人のいる街の方が怖いだなンて、) [Tue 4 May 2010 23:20:26]
◆最上煌耀@絵画混沌の巻 > (灼熱の砂漠の“世界”で扉を抜けてみれば、再び風景は一変していた。いッたいどこでどンな仕組みになッて“世界”と“世界”を地繋ぎにしてるのかちッとも見当が付かない。今度はどンな地獄に連れて行かれるンだろうッて緊張に身体を強ばらせてた。でも新たにかいなを広げる暗黒模様の“世界”には、今まで死に物狂いで潜り抜けてきたソレとは決定的に異なる点がある。最初はソレでもホッと胸をなで下ろしたンだ。何といッても長いこと無縁だッた人の匂い。たくさンの足音とざわめき。雑然とした生活の気配だ。わたし、帰ッてきたンだッて、)(見上げるほど丈の高い建物と、まわりに立ちふさがる堅牢な石造りの壁。石畳の路地に満ちる、なまもの特有のすえて淀ンだ臭い。金色、赤銅色、鈍色、さまざまな色した髪の毛と肌の異人たち。人だ、住居だ、文明なンだ、――街だ。そゥ、この“世界”の全てをかたどるモノは、どれもこれも異郷に来てからよく目にした、ヴェイトスというザワザワした街を構成する要素たちに他ならなかッたから、)(だから、初めはロクに街の様子を伺いもせずに、飛び出してくところだッたけど、) [Tue 4 May 2010 23:10:36]
お知らせ > 最上煌耀@絵画混沌の巻さんが入室されました。 『(最初は、街へ戻ッてきたのかと思ッた、)』 [Tue 4 May 2010 23:01:01]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『あ、場所間違えた』 [Mon 3 May 2010 23:26:30]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『教会アカガネの部屋にて』 [Mon 3 May 2010 23:26:12]
お知らせ > 狼さんが帰りました。 『 …今しばらくは、男の無残な躯が絵の中に残されているだろう。 』 [Mon 3 May 2010 01:05:43]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『森』さんが帰りました。 『神 は しんでしまった』 [Mon 3 May 2010 01:05:30]
◆狼 > ( そうして狼達は、地獄のような苦しみをあなたに与えるだろう。その命の鼓動が停止するその瞬間まで。心の臓を頬張り、腸をずるりと引きずり出し、目玉を喰らい、脳を啜る。おぞましい、あまりにもおぞましい光景であった。流れ出した赤が血溜まりとなり、狼達の足を赤く染める。――やがて腹を満たした狼達は、その口を真っ赤に染めたまま――若い男の笑い声を残し、森の闇に消えていくのだった。 ) ( ――だが、あなたの苦しみは終わらない。あなたはやがて同じ場所で目を覚ますだろう。何もかもが元通りになった状態で、けれども地獄の苦しみだけは鮮明に記憶したまま。 ) [Mon 3 May 2010 01:01:10]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 停止した。 ) [Mon 3 May 2010 00:57:21]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 神の慈悲の最たる物は、諦めではないだろうか? ) ( 激しすぎる苦痛に神の思考は停止し、全てを諦めるのだ。 重傷を負った草食獣が抵抗を止めるように、身動き一つ――――僅かばかりの抵抗や反射すらせず――――そして最後に鼓動が) [Mon 3 May 2010 00:56:59]
◆狼 > 俺の名前が知りたいか?俺が誰だか知りたいか? ( まるで男の心を見透かしたかのような台詞。狼はくつくつと笑った。相手がそれを知る機会は今後あるかもしれないし、無いかもしれない。何故なら、地獄は続くが、それも永遠ではないからだ。もっとも、この男が二度死んだ後に本物の地獄に堕ちるとするなら、永遠なのかもしれないが。 ) ( ぞぶり、と脇腹の肉を食いちぎり、鮮血を飲み下す。辺りに男の血の臭いが充満するだろう。――そして、再び中空に描き出される無数の狼たち。奴らは一斉にあなたへと襲い掛かり、体中に喰らいつく。 ) 苦しめ。 苦しめ。 苦しめ。 苦しめ! 苦しめっ! 苦しめぇッ!! ( 一部始終は、外の世界から見れば全て明らかだ。男が狼に食い殺されるのも、誰が描いたわけでも無いのに狼達が出現したのも。 ――しかし、ここで男が息絶えたとしても地獄はまだ終わらない。簡単には死ねないのだ。一度恐ろしく、冷たく、苦しい死の痛みを味あわせることで、より死への恐怖を煽ろうというこの絵画を描いた男の狂気が垣間見える。 ) [Mon 3 May 2010 00:51:04]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 待て。 止めろ。 離せ。 オマエは何者だ? 何故喋る? 会話できるのかもしれないぞ。 死んだ? 病気? 何の病気で? 冷たい。 仲間が居るのか? この体はやはり肉の器だったのか? 風よ来い。 ああ、駄目だ風は来ない。 病魔。 駄目。 死? ) ( 幾つもの思考が同時に展開され、目まぐるしく浮沈してゆく。 けれども、現状それは意味を成さない。 ) ( 加速する思考と裏腹に、肉体は硬直し、動きを失う。 それは神に捧げられる瀕死の生贄のような様。 ) [Mon 3 May 2010 00:41:58]
◆狼 > ( 狼は男を押し倒すと上に圧し掛かろうと。はっ はっ、 という生暖かい吐息をあなたの耳元に吹きかけ、ぽたぽたと涎を垂らす。そして再び口を開くのだ。 ) 絶望しているか?お前はこれから死ぬ。俺が感じた死の苦しみ、お前にも味合わせてやる。お前の肉を喰らい血を啜り、仲間を呼んでお前の身体を喰い散らかしてやる。腕も足も首もばらばらにしてやる。臓腑を引きずり出してやる。生きながらに喰ってやる。 ( それは明確な悪意、殺意であった。 ) ―――っ。 ( くぁ、と狼は大きく口を開く。そしてゆっくりと―― 後ろから、あなたのわき腹に鋭い牙を突きたてようとするだろう。 ) [Mon 3 May 2010 00:33:00]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ――――――!? ( 神の認識では、獣は言葉という知恵に恵まれたものではなかった筈だが。 それは確かに、悪意と敵意を意味する言葉を発した。 だが、それに驚く暇は神には与えられなかった。 背中を打つ強い衝撃に、つんのめりながら倒れこむ。 反射的に手を着く事で顔面を打ち付ける事だけは避けるたが、それは背後を無防備に晒してしまったという事だ。 ) [Mon 3 May 2010 00:27:58]
◆狼 > ( ――残念ながら、神は神に見放されたようだ。この世に神は居ないのか。いや、居る。だが居ない。それを思えば人間とは気楽なものである。いざという時にすがる神がいるのだから。しかし、神は神にすがれるのか? ) 残念だったね。 ( あなたのすぐ後ろで、狼が口を聞いた。 ) お前は本当に運が無い。こんな地獄に迷い込んだ時点で、お前の運命は決まっていたんだよ。 ( 再び狼が口を聞く。それは若い男の声だった。 ) だが、まだまだだ。お前はもっと苦しめ。どうしてそんなに走れる、どうしてそんなに元気で居られる。俺は、俺は、病で苦しみながら死んでいったというのに。 ( 意味不明な言葉を吐き捨てるように言うと、狼はあなたの背中側から飛び掛り、あなたを押し倒そうとするだろう。 ) [Mon 3 May 2010 00:18:31]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > (が―――――駄目ッ。) [Mon 3 May 2010 00:13:34]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ――――っひ!? ( かつてパプテス教徒の軍勢に神殿を攻め落とされ、信者を殺戮され、放浪の身に落とされた神であるが、その時でさえ自分の存在が失われる恐怖ではなかった。 しかしこの度は違う。 存在の消滅がヒタヒタと背後に迫る恐怖。 今まで感じた事のなかった肉体的疲労感と、呼吸が乱れる苦しみ。 『己が体感する』恐怖だ。 ) ヒ……ひ………ッ!? ( 枯渇してゆく体力を後先考えず浪費して走る様は、まさに狼の悪意が求めるそれだろう。 そうして走り続ける先に見えるのは――――? ) (判定) [Mon 3 May 2010 00:12:38][31]
◆狼 > ( あなたが背をむけて走り出すと、四足獣が走る音を背後に響かせながら狼もまた走る。しかし、通常ならあっという間に追いつける獣の足だったが――中々追いつけない。否、追いつかないのだ。狼は嘲笑うように執拗にあなたを追い掛け回す。あなたをどこまでも走らせようとする。普通、野生の獣はこんな悪意を見せたりはしない。無駄なエネルギーを消費せずに獲物をしとめようとする筈なのに、それをしない。 ) ( 狼はあなたのお尻のすぐ後ろで、がちんがちんと口を開閉させてあなたを威嚇し、脅す。これもどこかであなたを見ている何者かの悪意だ。そういう悪意のある狼を描いたのだ。何故なら、お話の中ではいつだって狼わ悪い生き物に描かれるのだから。 ) ( ――さて、こんな状況でもあなたは”門”を探すことが出来る。もし門を見つけ、そこに逃げ込めることが出来ればひとまずこの脅威からは逃げられるだろう。 ) [Sun 2 May 2010 23:58:32]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > は………? え? ( 其れは唐突に起こった。 視界の先――――中空、何も無いはずの空間に――――線が走った。 それは質感と存在感を放ちながら増え続け、見る間に何がしかの意図を感じざるを得ない程明確に立体を形成していく。 ) な、なんじゃ? ( 狼、であった。 虚空に線が走り、狼が出来上がるという、今まででも群を抜く異常度の異常。 明らかにこちらに向かって走ってくる狼に、思わず背を向け走り出すものの、走るという行為の経験のなさ、足場の悪さ、足の怪我という要素もあいまって一般男子児童より遅いレベルである。 ) [Sun 2 May 2010 23:53:00]
◆狼 > ( 狼は鼻を鳴らし、あなたの臭いをかぎ付けると、真っ直ぐ走ってくる! ) [Sun 2 May 2010 23:41:04]
◆森 > ( あなたは鳴き声が聞こえてくる方向に向かって耳を澄ました。様々な方向から聞こえてくるが、右前方から聞こえてくる鳴き声が一番近そうだ。勿論、その鳴き声の主が水場にいるかどうかはまた別なのだが――。 ) ………。 ( あなたをどこからか見ている「誰か」は、手にした筆を走らせる。そう、外の世界で絵画の中に迷い込んだ者達を助けようとしている者たちが持つ画材と同じもので。唯一違うことと言えば、その「誰か」は色んな色を自在に操り、幾らでも描き込むことができるということか。 ) ( あなたは見るだろう。突如中空に絵の具で描き込まれたような線が走るのを。まるで見えない筆がその空間に絵を描いているかのような光景を。やがてその線は塗り重ねられていき、少しずつ立体となり、形作られていく。そうして描かれたのは―― 狼だった。 ) [Sun 2 May 2010 23:39:48]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > 水場には生物が集まる、という事は………鳥の声がする方に向かえば水場があるということか? ( 呟きながら思考し、神は聞こえてくる鳴き声に耳を澄ます。 神の神たる力を除けば、この神の優れた能力は思考する力と其れに没頭する集中力、何より微細な事柄から情報を読み取る事を可能とする観察力と勘である。 そして、逆に劣った所を上げるならば肉体に依って生きる経験の少なさだろう。 歩いた経験の無い神は足場の悪い地面を長時間歩く際に必要な体力とか、足の裏の火脹れが破れ、皮下が直接地面に触れることによる健康状態の悪化とか、もっと言えば空腹や渇きという当たり前の現象を考える事ができない。 そして、精神体としてスルーされる事に馴れすぎている為、認識され、逃げられるとか、大きな音を立てて獣に襲われる危険も考えない。 つまり、人の気配を感じた虫や鳥が息を潜めたり、違う場所へ避難するという極々当たり前の行動も予測できない。 ) ( 肉体として生きるという事にあまりにも未熟な神は、鳥の声を捕らえる聴覚を頼りにグルグルと右往左往するのだ [Sun 2 May 2010 23:32:24]
◆森 > ( 森は鬱蒼と生い茂っている。真っ暗な闇が続いており、あなたは目を凝らしながら進む必要があるだろう。今のところは明かりも川の水の音も無く、獣とも蟲ともわからぬ奇怪な鳴き声が暗闇の中から聞こえてくるだけだ。起伏は激しく、方向感覚を狂わせ、それだけであなたの体力を奪っていくだろう。あなたは歩き続けなければならない。水か、それともあなたが砂漠を抜けるのに使った”門”を求めて。それはどこにあるのか。本当にあるのか。ここは絵画の世界、あるものはあるが、無いものはどこを探しても無い不条理の世界。神も等しくその地獄を彷徨う運命にあることを、誰かが見て笑う。 ) ( そう、誰かがあなたを見ている。笑い声も話し声も何も無いが、それは確かに居る。 ) [Sun 2 May 2010 23:13:17]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > 水は高きから低きに流れるのだから、水の流れを遡れば高みへつくはず。 其処からならば地形を確かめる事もできようが――――しかし、飛べぬという事は酷く難儀な事であるな。 ( 酷く起伏の激しい地面に痛む足を取られながら、普段しなかった歩くという困難に思いを馳せる。 ふらつき、よろめき、愚痴りながら歩くその姿はとても神の其れとは思えないものだろうが、こんな状況なんだから神だって弱音を吐いてもいいじゃない。 [Sun 2 May 2010 23:08:16]
お知らせ > 森さんが来ました。 『 森は続く。 』 [Sun 2 May 2010 23:05:26]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 現実感など欠片も無いまま、神は前へと足を踏み出した。 この場で立ち尽くしても意味が無いし、もしかしたら砂漠に立っていたような門がどこかにあって、砂漠だの森の中だのよりはましな所に繋がっているかもしれないという淡い期待感が、砂漠を歩いて火脹れた足を辛うじて動かしたに過ぎないが。 ) 先ずは川を探すか、人の子は水場に集落を作るからな。 ( する事が決まれば、其れをする為に必要な事を考え、更に其れを成す為の手段を考える。 思考から思考、間断ない思考こそが理想を実現する為に必要不可欠だと考える神は、呼吸をするように思考する。 足を動かし、草を掻き分け、水の音を求めて耳を欹て、暗闇に僅かで明かりが見えないかと目を凝らすその間にも、思考は果てしなく続く。 ) [Sun 2 May 2010 22:55:34]
◆No name@エイブラハムの世界『森』 > ( 門を潜ると、其処は森の中だった。 ) ? ( 文字通り意味不明な展開に思わず後ろを振り返ると、其処にあるはずの門も消えているという超展開。 しかも、相変わらず従者であるはずの乾きの風を呼ぶ事もでき無いという三倍満だ。 ) 皆目、見当もつかん……… ( 溜息と言葉を吐き出しながら、あたりを見渡す。 周囲360度を鬱蒼と生い茂る木々に囲まれ、鳥の声やら獣の声やらが近くに遠くに響いている。 視線を行く手に戻せば、身の丈ほどの草が生い茂り、道らしき道さえ見当たらない。 この現象にどんな意味があるのか? この現象がどんな理由で起こっているのか? 聡明且つ深慮を自負する神の知恵をもってしても、見当さえつかない。 ) [Sun 2 May 2010 22:37:54]
お知らせ > No name@エイブラハムの世界『森』さんが来ました。 『困惑』 [Sun 2 May 2010 22:21:32]
お知らせ > 銀嶺@極寒さんが退室されました。 『生き延びた青年は、どの世界へゆくのか誰も知らない。』 [Tue 27 Apr 2010 01:11:44]
お知らせ > アルマ@青さんが退室されました。 『それはそれとして容赦なく時折乗っける(乳を)(隣の人の頭等に)』 [Tue 27 Apr 2010 01:10:09]
◆アルマ@青 > ……なんだか、まんざらでもなさそうな……(表情が、見えたような気がした。確かめる術はない。気のせいの可能性も高い。でも、なんだか――――そんな風に見えた気がするのでした) [Tue 27 Apr 2010 01:09:36]
お知らせ > キャシー@赤さんが帰りました。 『よっし、お祝いだー!(此方もクッキーをかじってバンザイだ。 今日もみーんな救われた!)』 [Tue 27 Apr 2010 01:08:19]
お知らせ > 吹雪の精さんが退室されました。 『 ――こうして、男は極寒の山を切り抜けた。★4をどうぞ。 』 [Tue 27 Apr 2010 01:06:47]
◆吹雪の精 > ( 吹雪の精はあと一歩男に届かず、扉の向こうへと消えた男に対し悔しそうにするだろう。次に男が向かう地獄は一体どこなのか。そしてその先でも生き延びることが出来るのか。生への実感を取り戻した男に、幸運はあるのか。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:06:38]
◆銀嶺@極寒 > (吹雪の精霊が炎の精霊を避け、仕留めやすい獲物である此方へ向かって来た。) 種族の壁を越えた愛もロマンチックだが、殺されるのは勘弁願いたいものだ。 (同じく木々の合間を縫う様に追跡する吹雪の精霊の、執拗さに参ってしまい苦笑すら零した。何者か知らぬ、誰かのおかげで生き延びる事が出来た。其れだけは忘れてはならない。) ―――さて、如何なるか楽しみだ。 (苦境に立たれ、誰かの手を借りなければ生き延びられぬ状況。其れでも忘れ掛けていた、生きる実感が思い出させてくれる。生きるのが当たり前だ、勝つのが当たり前だ。其れがいつしか生きている気が忘れていた。今、其れを取り戻した喜びの方が遥かに勝っていた。次の世界は何処へ向かうのだろう。) [Tue 27 Apr 2010 01:04:03]
◆アルマ@青 > 私も案が上手く行ってよかったですわ…(はふー。右手の指で自分の髪を一房取って、くるくると軽くもてあそんだ。珍しく頭を使ったものだから、鍛錬とはまた別の疲労感が、概ね首から上にぺったりと張り付いてるみたいでした)ええ。そして……どうやら、ここは切り抜けたようですね(扉に激突するか…と思いきや、ふっ、と消えた彼。なるほど。本物の扉のように激突する事は考えなくていいのか、としっかりそのあたりを見つつも……わーい、と手を上げ喜ぶのでした)ふむふむ、キャシーさん、ですね。どうぞよろしく♪……んー……どこでしょうねぇ。きっと普段は目を閉じている人が居て、「さあ、どこでも君の気に入った地獄に落ちるがいい!」とか言うんでしょうかねー(と、そんな与太ごとをのたまっている頃、先ほど出て行った童が帰ってくる。簡素な入れ物に紅茶を持って、てくてく往復しながら二人分の紅茶とクッキーが持ってこられるのでした)さて、件の人も今日は難を逃れたようですし…あとはとりあえず、ささやかな戦勝会、と♪(ぱり、とクッキーを食べながら、やがて炎の精も消えてもとの吹雪の光景へと戻る絵を眺めるのでした) [Tue 27 Apr 2010 00:58:44]
◆キャシー@赤 > 役に立ったなら嬉しいねー。 実際、何描いて良いかわかんなかったんだもの。(まあ、一日で消えちゃうとはいえ、あたしの描いた、あたしの作品だ。 看板にしろ、炎の精にしろ、誰かの役に立ってくれたなら喜ばしい。 だって、もう一度言うけど、あたしの作品なんだもん。 手早く描いた絵だけど、愛着ってものがあるし。 それに「絵が誰かの役に立つ」なんて、ちょっと滅多に無いことじゃない?)……うん、頑張ってくれてるよね。 炎の精も、彼――黒服の人も。 あ、わぁい! ありがとう! っと、そうだ、あたしはキャシー。 キャサリンを縮めて、キャシーね。(よろしくっ、と言いながら、こっちも椅子を引っ張ってきて腰を降ろす。 こうしてみると、本当にもう演劇鑑賞気分だ。 まだ絵が描けるならともかく、今日はあたし、もう打ち止めなんだしね)……さって、次はどの世界――絵に行くのかなあ、彼は。 [Tue 27 Apr 2010 00:50:27]
◆吹雪の精 > ( 男からすれば、いずれもありえぬ展開に見えるかもしれない。看板。そり。そして炎の精霊。どれも何の前触れも無く突然現れたものだ。 吹雪の精霊は炎の精霊の熱に近づくことが出来ず―― 一瞬遅れてぐるりと方向を変え、銀嶺を追い始めた。銀嶺と同じように木々の合間を縫って。しかし、扉に辿りつくのは一瞬銀嶺のほうが早いか――。 もしそのまま扉に突入したのなら、男の姿はこの世界から忽然と消えることだろう。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:47:37]
◆銀嶺@極寒 > (精霊の身体に触れる事は出来ても、形が崩れ落ちるだけで元通りになる。余りにも無意味な抵抗だった事を、改めて認識させられ痛感させられた。) ――― 冷 …ッ (背骨まで熱が奪われ掛け、悶絶するのを如何にか堪えよう。精霊に構うのが時間の無駄だと悟り、門へ辿り着く事だけを考えるべきだ。横目で見やれば、燃え盛る炎を捉えた。) ―― 炎の、 精霊…。 (不意に氷の呪縛から解放され、重い荷物を降ろした解放感。ソリで滑り落ちる中に、手前の岩に衝突しそうになれば、片手でソリの先端を掴みだし、片方の足で後ろ斜めに蹴り出すなど進行方向の変更を繰り返した。出来る限りに、群れがる木々を壁にするように安全ルートを確保しながら着実に進んでいこう。) ―――… また助けられたな。 (正面から吹き荒れる猛吹雪が、身体の彼方此方を叩き付ける。其れでも精霊の脅威と比べれば雲泥の差に等しい。) ―――… 参った。 止められないな。 (小言を漏らした。考える間も扉との間が急激に迫っており、一か八かでソリの先端を指先で引っ掛け、持ち上がる同時に跳躍をしよう。扉に体当たりする積りでだ。今さら止められず、曲げられないなら、突っ込むだけしかない。) [Tue 27 Apr 2010 00:42:43]
◆アルマ@青 > ……最初看板は死に石になるか、と思いましたけど…見事に初手で絡みつかれるのをブロックしてますね。(絵の中の彼と、結果的に役立つものを残せたキャシーの基点。その二つの結晶だなぁ、と雪山ファイトを眺めつつ思う。しかしそういえば赤の人の名前聞いてないような気がするのだった)そして二手目はいい塩梅…のようでなによりですわ。はふー、心臓に悪いです。たちどころにぷしゅー、と消えたらどうしようかと思いましたもの……(そして青いそりに乗り込み、ざっ、と斜面を滑り降りてゆく様を見下ろす。本当、こうして見る分には手に取るようにわかる。加速と共にどんどん小さくなるソリと乗る彼、完全アウェイで頑張る炎の精と、猛る吹雪の精。吹雪の精がするっ、と炎の精をかわして彼のほうへと行った…なんて事が無いのを確認すると、椅子を持ってきて座るのでした)少し多めに頼んでおきましたから、あなたの文も有りますわ♪(うふふふふ、とおかっぱに着物姿の童が出て行った後、にこにこ笑みを浮かべながらそう返すのでした。あとの心配事は…扉にぐしゃー、とぶつかって死亡とかいうことになりませんように、ぐらいか) [Tue 27 Apr 2010 00:36:06]
◆キャシー@赤 > よし、行け! 行くところまで行って! あたしが見てるから!(と、絵の具を二回使ったあたしには、こうやって応援するしかない。頑張れ負けるな炎の精。 こう、駅馬車の破壊力があるパンチとかで。 馬二頭分なんだから、そりゃもう凄いぞ、きっと)……まあ、見てるだけってなると、かえって落ち着いてくるんだけどね。 (あたしー、とアルマさんの口ずさむフレーズに応じながら、祈るのみ、という言葉に頷いた。頑張るんだ黒服の人)あ、良いなぁー……。(そして紅茶なり何なりを頼むのをみて、むむむ、と唸る。 お財布の中身を確認して……あー、あんまり、贅沢できないなぁ、と呟いた)え、えぇっと……あたしも、お願いして良いかな? その、安い奴で良いから、うん。(もしも、えー、ゆのかちゃん?なりアルマさんが引き受けてくれたならだけど。 ちょっとお腹すいたし、ね?) [Tue 27 Apr 2010 00:26:41]
◆吹雪の精 > ( 氷の抱擁はその体温を容赦なく奪っていく。久しぶりのその温もりに、精霊は切なげに声を震えさせるのだった。――そして銀嶺がその看板を振るっても、手ごたえは無く――無論、多少その形が崩れはしたが、すぐに元に戻っていく。そして男がソリに乗り出しても尚、離れまいと一層抱擁を強くした。だが――。 ) ギャアァァッ! ( 突如、少女の姿をした吹雪の精霊はおぞましい悲鳴をあげた。何故なら目の前に燃え盛る炎を宿した天敵が現れたからだ。そう、その色も、炎も、熱も、ここには存在しなかった――存在してはいけないものだったのだ。生まれて初めて感じる、人の体温以上の高熱にたじろぎ、男から身体を離したッ! とはいえここは凍える世界。吹雪の精にとって有利な環境であることには違いない。吹雪の精霊は攻撃の矛先を炎の精霊の方に向け、一陣の風となって飛び掛るのだった。その瞬間、銀嶺にチャンスを与えるだろう! ) [Tue 27 Apr 2010 00:21:13]
◆銀嶺@極寒 > (眼前の青いソリに注目しつつ、突然に現れた理由を探ろうとした。出現したからには、必ずしも理由が存在する筈だ。そうと信じている青年。) ―――うッ ぐう…ッ!? (精霊の抱擁を受け、命ともいえる熱が急激に吸い出される感覚にゾクゾクっと戦慄いた。) …ッ 積極的なのは大好きだが、頂けないな。 (張り付けた笑顔が引き攣らせ、手元の赤い看板を片手で回転するように振る舞おう。氷と雪の大自然で体験した中でも、恐れるべきなのが精霊だ。その精霊と交渉する術を持たない、現状は非常に危機的だと察する。) ――― はっ、 はぁ… はぁ… (不意にも熱が奪われ、皮膚の表面が凍て付き掛け、罅割れる痛みに、焼け付くような痛みが襲い掛かる。冷や汗を流す中に、手前のソリが移動手段で手元の看板が振り払う術だと考えれば良いだろう。) ――― スリルでナイスな展開だッ!! (今度は躊躇せず、青いソリに乗り出そう。精霊に張り付かれようとも、門の向こうに辿り付ければ勝算はある筈。不自然が過ぎた門にも、何かしらの理由がある筈だ!) [Tue 27 Apr 2010 00:15:35]
◆アルマ@青 > …あーれはだれっだー、だーれーだー……だれ?(強そうな炎の精を見ていたらなぜか頭に浮かんだ。ふむ?と頭上に?がぐーるぐーる) [Tue 27 Apr 2010 00:04:21]
◆アルマ@青 > 火ってやっぱり活動的なイメージのせいか、強そうな男の人になりますよねぇ……(凄く強そうなキャシー描画の炎の精を見て、こくりと頷きつつ呟いた。自分が書くとしたら筋肉ムキムキで髪が炎とやっぱり強そうなイメージだった。なので上手く伝わったー、とひとまずは喜ぶ、が)………じ、地面と接触している部分がしっかりしていればおっけーですわ………(部分部分で、特に箱みたいになっているところの厚さと薄さがたまにひどい。しかたないじゃない。素人なんだもの。しかし設置するところと、自動車で言うところのシャーシ的なところは骨太かつしっかり。寧ろ最初から箱描かずに腹ばい、現代種目のスケルトンっぽく乗ったほうがいいんじゃないか、というソリが出来ているのでした)あとは、上手いこと滑り落ちてくれることを祈るのみですわ…っと(ふー、と良い汗かいた、といわんばかりに手の甲で額を拭うのでした。)というわけでゆのかちゃん、表の通りにあったカフェで紅茶とクッキーを買って来てくださいまし。はい、お金はこれで♪(かける回数には制限がある。悪戯に描き込むわけにはいかない。ならばこれ、と決めたものを書いた後は…見守るのみ、なので早速自分の奴隷を呼び寄せ、お使いを頼むのでした) [Tue 27 Apr 2010 00:02:57]
◆キャシー@赤 > よ、よっし! 炎の精ね! わかった!(でも炎の精霊ってどんなんだろう、と筆を執って首を傾げる。 ええと、ここは雪山だ。なのに炎の精霊がいるってことは、そりゃとんでもなくガッツのある奴なんだろう。 そういえば、前に地方巡業とかでやってきた剣闘奴隷――というか拳闘奴隷か――の試合は凄かった! 倒れても倒れても立ち上がって、抉るように撃つべし、ってな感じで。 ――ならば!)――うりゃっ!!(と、あたしも気合一閃。 絵筆にたっぷり赤色をつけて、雪の精の前に立ちはだかるようにして、人型に塗りたくる。 赤い炎を後に引き、熱気吹き出しやってくる! 燃えろファイヤー、戦え! みたいな!)吹雪の精に勝てなくても、ひとまず挑む勢いでお願いしますッ!(とお願いも込めて。だって、そうでもしないとあっさり消されちゃいそうなんだもの。 というわけで、むやみに気合の篭った炎の精霊を絵筆で描き上げる。 アルマさんの方は――ソリ、なんだろうか? なんか色むらがあるような、無いような?) [Mon 26 Apr 2010 23:52:22]
◆吹雪の精 > ( 吹雪の精霊は触れた物の温度を奪っていく。そして相手が凍えて動けなくなり凍死してしまうまで離そうとはしない。――吹雪の精霊は、大きく手を広げると――銀嶺の身体を優しく包もうとするだろう。くすくすという娘のような笑い声をその耳元に囁いて。もし銀嶺が吹雪の精霊の抱擁を受けたのならば、よりわかりやすい青い半透明の少女のような形になり、そして銀嶺は急激な勢いで奪われていく体温を感じるはずだ。――そう、まるで氷の湖に落ちたかのような。 ) ( そしてその時、銀嶺の目の前に青い色のそりが姿を現した。アルマが描いた青の絵の具の絵が実体化したのだ。…しかし、動揺するのも無理は無い。赤い看板に続いて、突如表れた青いそり。直前まではそこに存在しなかったものだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:50:04]
◆銀嶺@極寒 > うむ…。 木だな。 (素朴な感想を漏らす自身に苦笑すれば、頭や黒服に積み重なる雪を振り払おう。) ――…、門 か。 (赤い看板の強度を確認する途中で、視界の端に入り込む何かに気付いた。声を上げようとも、声帯の機能すら停止し掛けた。片手で口許を抑えつけ、冷気を入り込むのを防ごう。自ら吐き出す二酸化酸素を再びと吸い込んだ。多少と息苦しくはあるが、内側から凍傷させる症状だけは防ぐ必要があった。) 熱が失う前に、抜け出さねば、な…。 (猛吹雪が発生する轟音ですら、聴覚を潰すのに充分が過ぎた。集中力が奪われ、周囲に対する気配りや警戒ですら疎かになっていた。背後の精霊に気付けない。震え出す指先は色素すら、変わり始めようとしていた。そんな中に赤い看板を剥がしては、門の位置と其れまでの安全ルートを想定しようと。) ―――…うわ ッ!? (前へ歩き出した途端、青い色のソリ…?――これに乗るにしても、形的に心配は無いが、色的に心配だった。其々の強度が統一していないんじゃないか、と赤い看板を片手に抱えたまま不安を過らせた。) [Mon 26 Apr 2010 23:43:32]
◆アルマ@青 > (ついでに言うと今のように鮮やかで均一ではなく、あちこち濃かったり薄かったりする青色であった。) [Mon 26 Apr 2010 23:38:54]
◆アルマ@青 > おおー、看板で………?(角触られつつ冷静にコメントす。看板を手にして何か間が手居る様子からは、随分と攻めの姿勢が強い人のようだ。となると、外から支援するのも攻めのスタンスのほうが良いのかな、と思うのだった)どっちも捥げちゃこまりますわん。………大きいの来てますねぇ。(一方こちらはのんびりと、歩の津に只の絵を見ているかのように変わらぬ調子。コンビ的にはいいかもしれない。反応の違いが。しかし状況はちゃんと見てる。さてさてシンキングターイム)んー、レンガではアレは防げないでしょうから……ううーん、青空描いたら雪も溶けて滑りづらくなるでしょうし……そうですわ。炎の精!炎の精を描いてケンカしてもらえばいいんですわ♪(ぽむ、と手を打ちながらキャシーにそう持ちかけた。こんなところに普通は居ないものだが、何せ絵の中だ。大目に見てもらおう。さらに描いたら描いたで超絶アウェイだが頑張ってもらおう。時間稼ぎだ)で、私は……と♪(自分はその後筆を銀嶺の直ぐ前のあたりに触れさせ、ぺたぺたと描き始めた。それは――――青い色のそり。以前寒い地方を旅したとき、地元の人の家で見たものだ。青い色は必要があってのことらしいが、教えてはもらえなかった。ともかく、青い色のそり。形は非常にオーソドックスな箱型のそれ。それを銀嶺の直ぐ前にぺたぺた、と描くのでした) [Mon 26 Apr 2010 23:36:39]
◆キャシー@赤 > (一応、看板っていうからには、木だ。 あと文字が刳り貫かれても大丈夫なくらいの厚さと頑丈さはある……多分。 たぶん。 大丈夫なんじゃ、ない、かな?)……もげてしまえ! っと、おー、なんかすべすべ。(牛の角もこんな感じだったなぁ、と思うと、新鮮さも何も無いけど。 田舎で手伝いくらいはしてたもの。 よく触ってた。 ちょっと懐かしいかもしれない)あ、なら赤色でレンガ描こうか。 ええと、穴を掘るってのが難しいかもだけど……。 って、あー、なんか嘘! 後ろいるよ、後ろ!(きゃー、とか声をあげる。 騒がしいことこの上無いかもしれないけど、あたしとしては無自覚だ。 ほら、あれ、怖い劇みて悲鳴あげてる女の子そのものって感じで。)え、ええっと、こういう時ってどうしたら良いんだろ!? とりあえず赤でレンガ描いちゃって良いのかな、あたし! [Mon 26 Apr 2010 23:20:19]
◆吹雪の精 > ( その正体は、形の無い吹雪の精。人の体温を奪い死に至らしめる害悪である。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:17:18]
◆絵 > ( そう、看板はずっとそこにあったにしては殆ど雪に埋もれていない。足跡が無い為、誰かがそこに立てて行ったというわけでもないようだ。 そうしている間にも吹雪は容赦なく襲い掛かり、銀嶺の体温を奪っていくだろう。 板の強度に関しては、キャシーがどんなイメージでそれを描いたかによる。看板というのならば、やはり木の硬さはあるだろうか? ) ( ――さて、そんな銀嶺の視界に、何か光るものが入るだろう。それは傾斜を暫く下った先にある、他の地獄へと通じる門だった。距離は少しあるが――。 だがその時、銀嶺の背後の吹雪の渦が不自然にうねり、形を成していく。キャシーとアルマにはそのうねりが人型へとなりつつあるのがわかるだろう。そして銀嶺の体温を求め、その手を伸ばそうとしていた。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:16:03]
◆銀嶺@極寒 > (何故に不釣り合いな物があるのだろう。) ――…。 (木蔭から真っ赤なメッセージを凝視していた。真っ赤な看板を観察する限り、先程出来たばかりだと見える。周囲に人間が居るのか、と想像をしたが看板の周りに足跡が無い。怪訝な顔つきをし、如何にか現状を把握しようと頭を回転させていた。再びと猛吹雪の向きが変われば、正面から突風の如きに襲い掛かってきた。) ――…ッ (呻き声を漏らしたが、片腕で顔を庇うようにする。もう片方の手で木にしがみつき、両脚の感覚でさえ麻痺し掛けた。呼吸もすれば、呼吸器官から肺機能まで凍て付くような痛みですら襲い掛かる。小さな命ですら飲み込まれ、大きな命をも飲み込む息絶えた世界。其れが私の故郷であり、過去である。懐かしみに笑顔を浮かべてしまった。) 役に立てるものかな…。 (赤い看板に近寄り、軽く叩いてみよう。強度が確かであれば、スケボーの代わりになる可能性は高い。雪の家で救出を待つより、一斉に滑り降りた方が速い。見えぬ崖や溝も存在するだろうが、木々に辿れば比較的に安全なルートは確保出来る確立が高い。) [Mon 26 Apr 2010 23:09:47][71]
◆アルマ@青 > とりあえず本物ということでひとつ♪あ、おっぱいは本物ですよ?ほれこの通り(ゆいんゆいんゆいん。両手で乳を持って上下に揺らしてみる。こう、ビッグウェーブ的な光景が広がる。さておき)はーい。青いですよー。あ、どぞどぞ♪(仲良く自己紹介?しつつ頭を軽く下げて角に手が届きやすくするのでした。そこまで身長差があるわけじゃないのでもともと届くけど。そして触れた角は牛とかと同じように硬くすべすべなのでした。もちろん取れない。感覚は一応あるが鈍い。触られているのはわかる程度である。そしてさりげなくライカニアじゃないですよ、とは言わないのであった)……あらあら、普段着で雪山遭難は洒落にならないですねぇ…んー、先ずはこの寒さから逃れるのが一番ですが……(んむー、と腕を組んで唸り始めた。吹雪を先ず遮った後に、暖かい何かを提供せねば今死ぬか後で死ぬかの違いでしかない。しかし自分の色は青。うーん)んーと……寒いところの人たちは、穴を掘ってほぼ地下レベルの低さにレンガを積み上げ、丸い家を作って寒さに対抗してるって聞きましたけど……青いレンガなんて見たことないですわん……(アイディアはあるが色が合わない、と首ぱたん。右に傾くのでした) [Mon 26 Apr 2010 23:01:44]
◆キャシー@赤 > 嘘なのか本当なのかハッキリしてよね。……あ、おっぱいは本物?(詰め物とかだと個人的に仲間を見つけた気分だけど。 「キャベツ」などと言う不名誉な渾名を故郷でつけられたこともあるあたしだが、悲しいかな、そんなに大きくない。 良いんだ、どうせ将来垂れるに決まってるんだから)おー、青色の人か。 よろしくねー。 にしても、えっと……ライカニア、っていうんだっけ? 初めて見たよ。 あ、角に触っても良い?(牛、かなあ、多分。 ヴェイトス市には色んな人がいるって聞いてたけど、やっぱり違う種族の人って驚きだ。 あの角って触られてる側はどんな気持ちなんだろう? 不思議だなぁ。 重くないんだろうか、っとっとっと)……お? なんか人が……。 しまったなぁ、看板、もうちょっとなんか良いこと書いておけばよかったかも。(「別に仔細なし、胸据わって進むなり」とかそんな、前向きなの。 とりあえず自分は一回描いたし、残り一つ。 どうしたもんかなぁ、と眺めて)アルマさん、何かアイデアある? [Mon 26 Apr 2010 22:51:26]
◆絵 > ( ――その時だ。アルマとキャシーの前の極寒地獄を描いた絵画の中に、一人の銀髪の男の姿が。展示会に居た筈の男は、その時の格好のままで今は吹雪の中に居る。突然の変化に現実味が無いのも仕方が無い。しかし、こうしている間にも刻一刻と奪われていく体力と熱は、紛れも無い現実であった。そしてその男の目の前に突如現れた赤い看板もまた、現実だった。 ) ( ごう、と音を立てて吹雪が舞う。赤い看板には早くも雪が降り積もりつつあったが、今はまだはっきりとそのメッセージまで読み取ることが出来るはずだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:41:31]
◆銀嶺@極寒 > (極寒の地獄に彷徨い続ける青年。背中まで流れる銀髪に、蒼い刺青が左頬を奔らせる。傍目から見ればマフィアの連中か令嬢の黒服あるいは執事の印象を与える。) 確か――、展示会に居るであろう。 (極寒の絵画に魅了された瞬間に、真っ白な世界に放り込まれた。余りにも唐突し過ぎた状況が状況なだけに、現実味が無さ過ぎた。けれど、吹き荒れる吹雪が肌の表面を傷め付け、身体の熱を奪い、服の役割ですら奪おうとする。此れは紛れもない―――事実だった。) …にしても、これは。 (群れる木々の影に身を潜めつつ、常に吹雪の死角になる位置に移動し続けていた。その最中に、不可思議な現象を目辺りにした。何かしらの真っ赤なメッセージに。) [Mon 26 Apr 2010 22:37:46]
◆アルマ@青 > 実は只の付け角なんですよー?嘘ですけど♪(あっはっはっはっは。勿論この角は骨としっかり繫がった本物である。しかし呼吸するようにジョークというか虚構?を飛ばす始末であった。そして乳。下から見ると更に大きく見える!この二つが種族を語らずとも語る。でも乳は出ませんよ。)ふふふー、大正解ですねー♪ええ♪私は……(楽しげに小さく肩を震わせたのち、ごそごそ、と腰の辺りを手で探って…)青のアルマと申しますわ♪どうぞよろしくー♪(右手に持った青の筆を見せながら名乗るのでした) [Mon 26 Apr 2010 22:35:36]
お知らせ > 銀嶺@極寒さんが来ました。 『―――シュールな光景に黙り込んだ。』 [Mon 26 Apr 2010 22:30:28]
◆キャシー@赤 > ……うーん、あ、だめだ。 名前入れられないや。(だってそこ、塗りつぶしちゃったし。 どうにかならないもんかと看板を睨んでみたけど、無理そうなので諦めて溜息一つ。 まあ、「余計なお世話だ!」って言われちゃいそうなメッセージの看板だけど、無いよりマシだよね、うん。)うひゃおわっ!? 角はえてる!?(そう思って頷いてると、背後からぱちぱち聞こえてきた。 おや、と思って振り向くと、其処には角の生えた女の人が。 で、第一声がこれ。 我ながらどーかと思う。 次に目が向くのは、その、なんだ、おっぱいだ。 何だソレ。 もがれたいのか、チクショウ)え、あ、っと、うん。そーなる、のかな? 多分、あたしが赤色。(という事は、このおっぱいな人も、絵の具の人なんだろうか? こてん、と首を傾げて)あなたは何色なの? [Mon 26 Apr 2010 22:29:03]
◆絵 > ( キャシーが描いた柱と板―― 赤い看板は、絵の中で実体化し、形となった。看板に穴を開けるような形で書いた文字も同様に実体化するだろう。その赤い看板は吹雪の中でも良く目立ち、訪れた者が居ればすぐに眼につく。唐突に立ったその真っ赤な看板と、看板をくりぬくように刻まれたメッセージは、この極寒地獄の中に到ってはシュールではあるが、そのメッセージは確かに見たものに伝わるだろう。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:24:58]
◆アルマ@青 > …………おー………(ぱちぱち。キャシーが本文を記入?し終えた辺りで、その背後から低い驚嘆の声と、小さなぱちぱちと響く拍手のような音が聞こえるだろう。)描かないことで文字を書くとは…なかなかですねぇ。いやー、おみごとおみごと♪……時に、あなたは赤、ですのねー?(振り向けば背の高い女がぺちぺち、とまだ軽く手を叩いていたが、直ぐにやめてにっこりと笑みを向けるのでした。いつも笑顔だけど。そして唐突な問いが一つぽーん、と飛び出すのでした) [Mon 26 Apr 2010 22:20:26]
◆キャシー@赤 > (で、その上にペタペタと赤色で枠をとっていく。 描こうとしてるのは板だ。 柱の上に乗った板――っていうと、まあ、つまりは「看板なんだけど、流石に赤一色で、文字まで描ける気はしない。 イメージすれば中にそれができる、っていう話は聞いたけどさ。 描き手であるあたしが「赤色の看板に赤ペンキで文字って無いよねー」と思ってるんだから、多分それは無理だ。 じゃあどうするか、って話)……んっと……この筆じゃ無理かな。 なら……。(細い筆に持ち替えて、と。 やっぱり絵に張り付くようにしながら、ちょこちょこと外側から枠の中を塗りつぶしていく。 微妙に白い部分を残しつつ、気をつけて、丁寧に丁寧に。 ――つまり、あれだ。 文字の部分に穴が開いてる「看板」なら、読み取れるんじゃないかなー、とか。 赤色なら雪の中でも目立つし。 これならほら、仮に誰も見なくて二度と描けなくても、そう致命的じゃないよね?)が、ん、ば、れ……。 おう、え、ん……して……る……よ………と。(ちまちまとした作業を集中してやってる訳で、あたしの後ろ頭に目はついてないから、とーぜんまだ気付いてない)……あ、名前も入れたほうが良いかな? [Mon 26 Apr 2010 22:13:50]
◆絵 > ( 一日に二つしか描けないということは、逆を言えば一日何も描かずに終われば描ける機会を二度逃すということに繋がる。無論、あなたが考えている通り同じものを二度描くことは出来ないから、慎重になるのも当然なのだが。ともあれ、あなたはその吹雪の世界に一本の赤い線を描き出した。柱をイメージして描かれたそれは、白ばかりの世界にはよく目立つ。もっとも、この赤い柱はまだ完成でないのかもしれないが。 ) ( そしてあなたの背後にも人の姿が。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:12:32]
◆アルマ@青 > (そろーりそろーり。件の絵画を前に佇む人影へとこっそりと抜き足差し足で近づいてゆく。無論背後からだ。ただそんな行為のプロではないので足音とかやっぱり出てる。それにここはとても静かで足音がまぎれる騒音もないだろう。…キャシーがそんな曲者に気づかなければ――――)……………(背後でじー、と立っているでしょう。気づかれるまでずーっと。ただ、立っているだけ。とても不審者です) [Mon 26 Apr 2010 22:10:58]
お知らせ > アルマ@青さんが来ました。 『………』 [Mon 26 Apr 2010 22:06:29]
◆キャシー@赤 > ……ん、っと。(真っ白いまま、だ。 あたしは少し考えて、パレットに赤い絵の具を絞りだして、筆を執った。 ……勿論、無駄な落書きをするつもりはない。 ないけど、さ。 ――絵で描いたものは1日残るそうだし、もしかするとあたしが帰った後、誰かが雪山に来るかもしれない。 そう考えると、何かしら残しておいた方が良いんじゃないかな、と思えてきた。 かと言って、「二度とかけない」ことを考えると、無駄になっても良いものじゃないと)えぇっと……。(まあ、こんなもの残されても困るかもしれないけど。 あたしは絵筆を雪山の上に置いて、まずは縦に一本、棒というか柱というかをイメージして、赤色を乗せていく。 高さはそんなに無いというか、人の目線くらい……かな?)……雪で埋もれちゃうかもだけど、まあ、それ言ったら何にしても同じだしね。 [Mon 26 Apr 2010 22:02:37]
◆絵 > ( 天才画家エイブラハムは、病気に苦しみながら死ぬ前にこの絵を描き残した。5枚の地獄と、1枚の天国の絵を。正に残った命を懸けて描いた。そして何らかの意図があって、それらの絵に罠を仕掛けたのだ。恐らくはあなたが手にしている絵の具を残したのも偶然ではなかろう。その時の彼の精神状態を思えば、誰もが狂っていると表現するのかもしれない。そしてそれは恐らく、全くの間違いというわけでも無いのだろう。 ) ( 大雪山は相変わらず吹雪が舞っている。代わり映えのしない光景ではあるが――…。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:55:31]
◆キャシー@赤 > (――まあ、実感ないけど、けっこうヤバイ事件だってのは、わかってるつもり。 これが本当に、ただ凄い絵に好き勝手にペタペタ色塗って良いよー、って言われたんなら、それこそお花畑でも何でも描くけどさ。 そうじゃないなら、流石に無駄遣いするほど、あたしだって馬鹿じゃない)でも――ほんと、この絵って凄いよねぇ。 地獄を描いた、なんて言ってもさ。 こんな絵を気合入れて何枚も描くなんて、どんだけ気力があったんだろ?(あたしは「キレイなもの」が見たい。 それはこう、別に景色とか、洋服とか、宝石とか、そういうのじゃなくて。や、そういうのも好きだけど。 こういう、誰かが本気で描き上げた絵とかだって、キレイじゃないかなと思うんだ。 絵というより、その描いた人の気合が)ま、それで呪いの絵になってるんだから怖いけどさ。 どーしよ、誰かを閉じ込めてやるんだ!って怨念漲らせて絵筆握ってたら。(この中に人はいないみたいなので、ちょっと吹雪を見て見たり。 どういう仕組みかはわからないけれど、この絵の中に本当に世界が――いや、あるんだけど――あるみたい。 額縁じゃなくて窓だよね、これ)……いつか行ってみたいなあ、大雪山。 怖いけど。(だって寒くて死にそうだモン、この絵見る限り) [Mon 26 Apr 2010 21:46:59]
◆絵 > ( 今のところ、絵の中に迷い込んでしまった者の姿は見えない。どこか別の場所にいるのだろうか。仮にここに迷い込んできた者がいれば、絵の中の世界はすぐにその者の姿を見せるだろう。 言うなれば、あなたが見ているのは神の視点。きっと本物の神様も同じようにこの世界を覗き、魔法の絵の具で好き勝手に奇跡を起こしたり不幸を呼び寄せたりしているに違いない。もっとも、あなたに望まれているのは奇跡の方であるが――。特にその赤色の奇跡は、この極寒地獄の中では誰もが求めるものになるだろう。 ) ( 吹雪はその風の動きに舞い、右から左に吹いていたものが突然風向きを逆にしたりする。起伏も激しく、そんな場所を風に煽られながら真っ直ぐ歩くのは困難である。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:36:28]
◆キャシー > (と感心したような、というか感心したから声を出してるあたしは、その地獄とは程遠い、ぶっちゃけると『絵の外』にいる人間だ。 前にお気楽に砂漠に行って一晩で帰ってきたことあるけど、流石に寒かったもんなぁ。 砂漠でアレなんだから、雪山はもっと寒いに違いない。 だって吹雪いてるし)……ここに絵の具バーッと塗ったら楽しそうだなぁ、とは思うけどさ。 閉じ込められてる人とかいないと、塗り損だからねぇー。(一度描いたものは、手を加えないと二度と描けないそうだし。 かくして、あたしはこう、絵にぴったり張り付くようにして、中に人がいないか探し回っているのである。 昔なんかの絵本であったよね、山ほど人がいる絵の中から、縞々の服着た人を探せ!って奴。 あんな気分だよ、うん) [Mon 26 Apr 2010 21:29:38]
お知らせ > キャシーさんが来ました。 『――おぉー。』 [Mon 26 Apr 2010 21:26:27]
◆絵 > ( だから―― 本当に稀ではあるが、この極寒地獄の吹雪が止み、太陽の光が差し込むことがある。視界が晴れ、エイブラハムが見た美しい大雪山の頂を目の当たりに出来る瞬間がある。そこに立ち会えたならば、この地獄を訪れた者は幸福を感じるだろうか。それが仮に、死の一歩手前で見る光景だったとしても。 ) ( 今はただ、吹雪に閉ざされている。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:24:58]
◆絵 > ( 身を切るような寒さという表現がある。その表現は、寒さというものの特長をよく掴んでいるだろう。しかし、大雪山を描いたというこの吹雪の山の冷気は、そこに居るだけで容赦なく熱と体力を奪っていき、人を死に誘う。身を切るようなという表現では生ぬるい地獄がそこにあるのだ。猛吹雪のせいで視界は悪く、ぱっくりと開いた穴に足を滑らせ落下すれば、脱出するのは困難だ。 ) ( ――天才画家エイブラハムは、クリスティア出身である。子供の頃から幾度と無く大雪山の伝説を聞かされて育ったのだ。人を拒む極寒地獄であるにも関わらず、多くの人がその頂上を目指し、そして帰らなかった。子供の頃から身体の弱かったエイブラハムは、決して自分が挑むことは無いだろうその地獄をいつも思い描いていた。氷のように冷たい窓の向こうに映る大雪山は、天気の良い日ならばその頂を覗かせ、そうでない日は恐ろしいほどの暗雲に覆い隠される。その二つの顔を、子供の頃からずっと見てきたのだ。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:18:40]
お知らせ > 絵さんが来ました。 『 題「極寒の山」 』 [Mon 26 Apr 2010 21:09:19]
お知らせ > アルマ@青さんが帰りました。 『また、寝た』 [Fri 23 Apr 2010 00:35:39]
◆アルマ@青 > (正確に言えば、絵画へと注目している人は細かな差異や出来事、吸い込まれた人がどうなっているのか、という事を把握している……のかも、しれない。しかしそれでも変わらず寝ただろう。曰く「本当に何か起こったら起こすと思うんですよー♪」とでものたまうだろう。勿論、問題の絵には一通り目を通した。絵の感想?この女にそれを聞くのは止めて置いた方が良い。――――いろいろな意味で)………んー………何かありましたー?(むく、と不意に身を起こし、辺りを見回しながら誰に尋ねるわけでもなく言葉を紡いだ。「こいつはまた暢気な……」と言いたげな辺りの視線など気にした様子もなく、ふあー、と欠伸一つ零し、何か考えるように首かしげて――――) [Fri 23 Apr 2010 00:35:06]
◆アルマ@青 > ……ん……む。(寝ている。会場の片隅に置かれたソファー。その上に毛布を羽織りぐー、とのんびり寝ているのであった。何分、何か出来るとはいえまだ消えた人が実際どうなったかもわからぬ状況。故にかどうかは実際のところどうでもよく、ぽりぽりと時折頬を軽く掻いたりするのであった。緊張感ならほら、その辺りの絵に幾らでもあるのだから。不足ならばそれを見ると良い…とは、さて誰が言った言葉やら) [Fri 23 Apr 2010 00:11:56]
◆アルマ@青 > (さて、好事家あるいは絵画愛好の趣味のある人なら、ついこの間開催された絵画の展覧会がいきなり中断となった事は知っているであろう。そうでなくても知っているかもしれない。唯一の手段たる色に選ばれるものを探す、なんてことも行われていたのだから。いや、今もか。絵の中に人が吸い込まれるなど夢物語もいいところだが、実際に人が消え、その人が絵画の中に現れ、しかも動く。それでは信じぬわけにも行くまい。というわけで色々と混乱だの騒然だのを乗り越え…たかどうかは定かでないが、絵画の並んだこの場の空気はそれなりに落ち着いているようにも見えた。何分他に手段はないのだ。見守るしかない歯がゆさをどうにか納得したとも見えるだろうか。もしかしたら騒いでいる人も居るかもしれないが、まあ、それは自由である。そして青色に選ばれた、世の男性の100人中98人が牛のライカニア、と答えるであろう女が何をして居るかといえば…) [Fri 23 Apr 2010 00:08:05]
お知らせ > アルマ@青さんが入室されました。 『すぴー』 [Thu 22 Apr 2010 23:58:45]
お知らせ > オルガ@ビンゴさんが帰りました。 『 閉幕ッ! 』 [Sun 4 Apr 2010 02:42:15]
◆オルガ@ビンゴ > 皆様、本当に!本当にありがとうございました!皆様のお陰で、ビンゴゲームを無事に終了することができました!これからもカジノ、エスメラルダをよろしくお願いします! [Sun 4 Apr 2010 02:42:00]
◆オルガ@ビンゴ > そして堂々の第一位ッ!ダブル斜めビンゴの荒業ッ!暗黒街にこの人あり!アウトロー達のおっかさん!ガンビエ・カルタリ氏も一目置くという、シスター・ジャスティスだあッ!おめでとうございます!シスターの肖像画は、このカジノの魔除けとして大きな効果を発揮するでしょうッ! [Sun 4 Apr 2010 02:41:10]
◆オルガ@ビンゴ > 二位!リヒャルトさん!実はこのリヒャルトさんとディオニースさんは一緒にビンゴに買いに来たのですが、その二人が二位、三位とワンツーで入賞です!やはり幸運の女神は色男に弱いのかッ!可愛い恋人連れて、アマウラにいってらっしゃい! [Sun 4 Apr 2010 02:38:35]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく三位!ディオニースさん!雨の中ビンゴを買いに来て頂いてありがとうございました!美味しい牛肉を届けられて、シルクハットが似合うこの紳士がちょっと困っちゃう姿が思い浮かぶぞ!とっても美味しいので是非ご堪能ください! [Sun 4 Apr 2010 02:37:27]
◆オルガ@ビンゴ > 三位、ネレアさん!牛肉おめでとうございます!先程も言いましたが、ネレアさんが一位になったら私の歌を作ってもらうことになっていたのですが、残念です…!ネレアさん、特上牛肉ステーキ味わって食べてくださいね!ちなみにネレアさんは一日五食―― あっ、いえっ、 なんでもありません。 [Sun 4 Apr 2010 02:34:15]
◆オルガ@ビンゴ > 四位、エルネスティーネさん!締め切り5分前の駆け込みだったにも関わらずこの健闘!もしかしたら、ギャンブルの才能があるかもしれません…!如何ですか?当カジノでどどんと一発、勝負なされては! 参加有難うございました! [Sun 4 Apr 2010 02:32:32]
◆オルガ@ビンゴ > 五位、ミケさん!この方は実は三位のネレアさんの相方で、音楽活動をなさってます。このビンゴではどちらが勝つか賭けをなさっていて、ネレアさんが買ったわけですが…!今年いっぱいの夕食の買出し、頑張ってください!腰に気をつけて! [Sun 4 Apr 2010 02:30:56]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく六位のカルミラさんは、BINGOに馴染みが無くルールを説明するのに四半刻もかかってしまったそうな…!忍耐強くルールを聞いてくださったカルミラさんに感謝!また次も参加してくださいね! [Sun 4 Apr 2010 02:28:10]
◆オルガ@ビンゴ > 六位のブレイブさんは、最初ビンゴのカードの書き方を書き間違えていたのですが、当カジノの計らいでそのまま90度左に倒すことでそのまま使用しました!それが良いほうに働いたのか、初ビンゴとなったのですが、無念!苗字が似ているので妙な親近感を抱きました! [Sun 4 Apr 2010 02:26:22]
◆オルガ@ビンゴ > 七位のオリヴィア様は大変お美しい方で、肖像画に描かせて頂いたらさぞかしこのカジノも華やかになったのですが、惜しくも2点でした!シェルさんは外見に似合わず中々漢気溢れるビンゴの数字配列でした…!ギャンブルの運はとは時にこういった方に良いほうに巡るのですが、残念! [Sun 4 Apr 2010 02:24:10]
◆オルガ@ビンゴ > 残念ながら下位独占となってしまったラティーシャさん、ギミーさん、ヴィヴィアンさんの三人は魔女傭兵団Langford P.W.M.Cに所属しておられます。何かの際にはご利用を!ただいまラティーシャさん、ヴィヴィアンさんのお二人は当カジノでスゴロクゲームの最中であります。どうやら調子はなかなか良いようですね…っ!会場の皆様、お二人に盛大な拍手を! [Sun 4 Apr 2010 02:19:51]
◆オルガ@ビンゴ > 一位!ジャスティス!縦×1、横×1、斜め×2の合計13点! [Sun 4 Apr 2010 02:14:25]
◆オルガ@ビンゴ > 二位!リヒャルト!縦×2、横×1、斜め×1の合計9点! [Sun 4 Apr 2010 02:13:58]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく三位!ディオニース!横×1、斜め×1の合計7点! [Sun 4 Apr 2010 02:13:12]
◆オルガ@ビンゴ > 三位!ネレア!横×1、斜め×1の合計7点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:56]
◆オルガ@ビンゴ > 四位!エルネスティーネ!横×2、縦×2の合計6点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:33]
◆オルガ@ビンゴ > 五位!ミケ!縦×2、横×1の合計4点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:24]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく六位!カルミラ!縦×1、横×1の合計3点! [Sun 4 Apr 2010 02:12:08]
◆オルガ@ビンゴ > 六位!ブレイブ!縦×1、横×1の合計3点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:59]
◆オルガ@ビンゴ > 同じく七位!シェル!横×1の合計2点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:44]
◆オルガ@ビンゴ > 七位!オリヴィア!縦×2の合計2点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:35]
◆オルガ@ビンゴ > 八位!ヴィヴィアン!縦×1の合計1点! [Sun 4 Apr 2010 02:11:24]
◆オルガ@ビンゴ > 九位!ラティーシャ、ギミー!0点…っ! [Sun 4 Apr 2010 02:11:12]
◆オルガ@ビンゴ > お待たせしました、結果発表を致します。尚、これは暫定的な順位です。間違いや見落としは無いように注意しましたが、発表される点数と違う部分がありましたらお伝えください。その後間違いの修正をし、最終的な結果をカジノ掲示板にて発表し、その後賞品の受け渡しとなります! [Sun 4 Apr 2010 02:10:52]
◆オルガ@ビンゴ > 尚、出た数字は51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04、06、22、44、58、14、16、37、09、50、60、35、21、10、69、61、15、65、19、46、67、30、55、49、12、18、73、29、07、47の計50個になります。 [Sun 4 Apr 2010 01:49:31]
◆オルガ@ビンゴ > 最後でリヒャルトさん、ヴィヴィアンさん、エルネスティーネさんがビンゴだ…ッ!さあ、ポイントが一番高いのは誰だ!ただいまより暫定的に集計を行いますので、暫くお待ちください! [Sun 4 Apr 2010 01:47:05]
◆オルガ@ビンゴ > 47! [Sun 4 Apr 2010 01:45:23]
◆オルガ@ビンゴ > 72はさっきでた!もう一度! [Sun 4 Apr 2010 01:44:41][47]
◆オルガ@ビンゴ > こい! [Sun 4 Apr 2010 01:44:20][72]
◆オルガ@ビンゴ > さあ、いよいよ泣いても笑ってもこれで最後だ!今宵、運命の女神の抱擁を受けるのは、誰だーッ! [Sun 4 Apr 2010 01:44:05]
◆オルガ@ビンゴ > ミケさん、ディオニースさん、エルネスティーネさんがここでビンゴ! [Sun 4 Apr 2010 01:43:15]
◆オルガ@ビンゴ > 07! [Sun 4 Apr 2010 01:42:14][15]
◆オルガ@ビンゴ > またお前か!(地面にぺしーん) [Sun 4 Apr 2010 01:41:49][7]
◆オルガ@ビンゴ > 15は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:41:36][99]
◆オルガ@ビンゴ > 滑り込みのエルネスティーネさんが29一つでダブルビンゴだ!素晴らしい!さあ、あと残り2つ! [Sun 4 Apr 2010 01:40:52][15]
◆オルガ@ビンゴ > ぜえはあ。29! [Sun 4 Apr 2010 01:39:33]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:39:16][29]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出た! [Sun 4 Apr 2010 01:39:12][97]
◆オルガ@ビンゴ > ここでネレアさんとオリヴィアさんがビンゴだ!さあ後残り3つ! [Sun 4 Apr 2010 01:39:02][51]
◆オルガ@ビンゴ > ぜえはあ。73! [Sun 4 Apr 2010 01:37:50]
◆オルガ@ビンゴ > これも出た…っ! [Sun 4 Apr 2010 01:37:23][73]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:37:12][30]
◆オルガ@ビンゴ > これも! [Sun 4 Apr 2010 01:37:06][79]
◆オルガ@ビンゴ > これも出た! [Sun 4 Apr 2010 01:36:58][61]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました。少々お待ちを…! [Sun 4 Apr 2010 01:36:50][58]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:36:36][25]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました…! [Sun 4 Apr 2010 01:36:32][88]
◆オルガ@ビンゴ > な、なんで…76ばっかり…!無効! [Sun 4 Apr 2010 01:36:22][37]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:36:08][76]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぎぎぎ…っ [Sun 4 Apr 2010 01:35:52][39]
◆オルガ@ビンゴ > ひぎぃ! [Sun 4 Apr 2010 01:35:42][76]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:35:36][99]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:35:30][76]
◆オルガ@ビンゴ > 気を取り直して、残り4つ! [Sun 4 Apr 2010 01:35:23][84]
◆オルガ@ビンゴ > あ、ごめんなさい。18! [Sun 4 Apr 2010 01:34:58]
◆オルガ@ビンゴ > こうしてみると本当に惜しい数ばかりで数を引いてる私もやきもきします。残り4つ! [Sun 4 Apr 2010 01:34:38][80]
◆オルガ@ビンゴ > ここでジャスティスさんと、シェルさんがビンゴだ!他にも抜けていた方が居たら申し訳ない…!残り5つ! [Sun 4 Apr 2010 01:33:33][18]
◆オルガ@ビンゴ > 12! [Sun 4 Apr 2010 01:32:02]
◆オルガ@ビンゴ > 残り6つ! [Sun 4 Apr 2010 01:31:40][12]
◆オルガ@ビンゴ > 49! [Sun 4 Apr 2010 01:30:48]
◆オルガ@ビンゴ > …暫くお待ちください! [Sun 4 Apr 2010 01:30:23][49]
◆オルガ@ビンゴ > これもさっき、出た…! [Sun 4 Apr 2010 01:30:13][92]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぬう…! [Sun 4 Apr 2010 01:30:02][37]
◆オルガ@ビンゴ > ええい、このっ! [Sun 4 Apr 2010 01:29:49][87]
◆オルガ@ビンゴ > また無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:41][96]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出た! [Sun 4 Apr 2010 01:29:36][91]
◆オルガ@ビンゴ > 無効ったら無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:26][15]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:29:20][92]
◆オルガ@ビンゴ > 残り7つ! [Sun 4 Apr 2010 01:29:15][79]
◆オルガ@ビンゴ > 55! [Sun 4 Apr 2010 01:28:06]
◆オルガ@ビンゴ > 無効ォォォ! [Sun 4 Apr 2010 01:27:40][55]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 01:27:33][91]
◆オルガ@ビンゴ > は、無効…!ごめんなさい!あまりに景気のよい数字だったのでつい…! [Sun 4 Apr 2010 01:27:20][90]
◆オルガ@ビンゴ > 77! [Sun 4 Apr 2010 01:26:38]
◆オルガ@ビンゴ > さっき出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:26:14][77]
◆オルガ@ビンゴ > このビンゴもクライマックスに入ってきた!しかし私のテンションは最初からクライマックスだーッ! [Sun 4 Apr 2010 01:26:05][19]
◆オルガ@ビンゴ > 30! [Sun 4 Apr 2010 01:24:38]
◆オルガ@ビンゴ > ( 乱数チェック外し忘れの数字が有効なら今頃自分もビンゴなのに…という方、ごめんなさい! ) まだまだいくぞー! [Sun 4 Apr 2010 01:24:13][30]
◆オルガ@ビンゴ > 67! [Sun 4 Apr 2010 01:22:58]
◆オルガ@ビンゴ > 72も出た! [Sun 4 Apr 2010 01:22:32][67]
◆オルガ@ビンゴ > 16は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:22:24][72]
◆オルガ@ビンゴ > そしてこれで40個めになります。さあ残りは10だ!幸運の女神は気まぐれだぞ、まだまだわからない! [Sun 4 Apr 2010 01:22:15][16]
◆オルガ@ビンゴ > リヒャルト君もここで負けじとビンゴ!そしてネレアさんも斜めビンゴだ!実はネレアさんがトップになったら私の歌を作ってくれるという約束なので、ここはビンゴのゲームマスターという立場を忘れて妙な念を送ってしまいそうだ! [Sun 4 Apr 2010 01:21:36]
◆オルガ@ビンゴ > 46! [Sun 4 Apr 2010 01:19:03]
◆オルガ@ビンゴ > ここでブレイブ君がダブルビンゴだー!しかしまだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:18:30][46]
◆オルガ@ビンゴ > 19! [Sun 4 Apr 2010 01:16:35]
◆オルガ@ビンゴ > 17でました! [Sun 4 Apr 2010 01:16:17][19]
◆オルガ@ビンゴ > 26でました! [Sun 4 Apr 2010 01:16:09][17]
◆オルガ@ビンゴ > だんだんとペースが落ちて申し訳ありません。ですがこのオルガ・ヴァイルシュタイン、最後までこのビンゴを成し遂げます!次の数字は! [Sun 4 Apr 2010 01:15:18][26]
◆オルガ@ビンゴ > 65! [Sun 4 Apr 2010 01:14:21]
◆オルガ@ビンゴ > 39も出た! [Sun 4 Apr 2010 01:14:06][65]
◆オルガ@ビンゴ > 6は出た! [Sun 4 Apr 2010 01:13:58][39]
◆オルガ@ビンゴ > おおっと、ここでビンゴがお二人でました!リヒャルトさんと、カルミラさんです!しかしまだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:13:47][6]
◆オルガ@ビンゴ > 15! [Sun 4 Apr 2010 01:12:08]
◆オルガ@ビンゴ > 60番台が続きました。さて次は! [Sun 4 Apr 2010 01:11:46][15]
◆オルガ@ビンゴ > 61! [Sun 4 Apr 2010 01:10:48]
◆オルガ@ビンゴ > でました! [Sun 4 Apr 2010 01:10:36][61]
◆オルガ@ビンゴ > では続きましての数字は! [Sun 4 Apr 2010 01:10:22][60]
◆オルガ@ビンゴ > 69! やっとでた…。 [Sun 4 Apr 2010 01:08:56]
◆オルガ@ビンゴ > なんてことでしょう…! [Sun 4 Apr 2010 01:08:22][69]
◆オルガ@ビンゴ > ひぃぃ。胃、胃が痛い…! [Sun 4 Apr 2010 01:08:13][92]
◆オルガ@ビンゴ > ぐぬぬぬ! [Sun 4 Apr 2010 01:08:04][81]
◆オルガ@ビンゴ > お、おのれー! [Sun 4 Apr 2010 01:07:57][98]
◆オルガ@ビンゴ > 無効です! [Sun 4 Apr 2010 01:07:52][84]
◆オルガ@ビンゴ > またお前か! [Sun 4 Apr 2010 01:07:44][93]
◆オルガ@ビンゴ > これも出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:07:37][16]
◆オルガ@ビンゴ > これもでた! [Sun 4 Apr 2010 01:07:27][57]
◆オルガ@ビンゴ > 出ましたね! [Sun 4 Apr 2010 01:07:18][4]
◆オルガ@ビンゴ > お次は幾つだ! [Sun 4 Apr 2010 01:07:09][39]
◆オルガ@ビンゴ > 10! [Sun 4 Apr 2010 01:07:01]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 01:06:16][10]
◆オルガ@ビンゴ > 21! [Sun 4 Apr 2010 01:05:43]
◆オルガ@ビンゴ > 次! [Sun 4 Apr 2010 01:05:21][21]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ! [Sun 4 Apr 2010 01:05:15][80]
◆オルガ@ビンゴ > 35! [Sun 4 Apr 2010 01:04:41]
◆オルガ@ビンゴ > 出ました! [Sun 4 Apr 2010 01:04:21][35]
◆オルガ@ビンゴ > 続きます! [Sun 4 Apr 2010 01:04:12][64]
◆オルガ@ビンゴ > 60! [Sun 4 Apr 2010 01:03:41][9]
◆オルガ@ビンゴ > ――お待たせしました。ただいま見直したところ、16が二回出ておりましたので…!次が本当の30回目です! [Sun 4 Apr 2010 01:03:20][60]
◆オルガ@ビンゴ > 現在51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04、06、22、44、58、14、16、37、09、50です。ここで一旦数字を整理しますので、少々お待ちください…。 [Sun 4 Apr 2010 00:59:01]
◆オルガ@ビンゴ > 50! [Sun 4 Apr 2010 00:58:09]
◆オルガ@ビンゴ > さっきでた! [Sun 4 Apr 2010 00:57:51][50]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:57:45][9]
◆オルガ@ビンゴ > 68でました。 [Sun 4 Apr 2010 00:57:40][95]
◆オルガ@ビンゴ > 次で30個目になります! [Sun 4 Apr 2010 00:57:19][68]
◆オルガ@ビンゴ > 09! [Sun 4 Apr 2010 00:56:59][56]
◆オルガ@ビンゴ > 64はでましたね。 [Sun 4 Apr 2010 00:56:43][9]
◆オルガ@ビンゴ > 続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:56:27][64]
◆オルガ@ビンゴ > 37! [Sun 4 Apr 2010 00:55:13]
◆オルガ@ビンゴ > 42もでました! [Sun 4 Apr 2010 00:54:55][37]
◆オルガ@ビンゴ > 59はでました! [Sun 4 Apr 2010 00:54:43][42]
◆オルガ@ビンゴ > ええいこの! [Sun 4 Apr 2010 00:54:30][59]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん! [Sun 4 Apr 2010 00:54:24][98]
◆オルガ@ビンゴ > 16! [Sun 4 Apr 2010 00:53:50]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:53:27][16]
◆オルガ@ビンゴ > 続いて! [Sun 4 Apr 2010 00:53:21][91]
◆オルガ@ビンゴ > 14! [Sun 4 Apr 2010 00:53:01]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだー! [Sun 4 Apr 2010 00:52:41][14]
◆オルガ@ビンゴ > 58! [Sun 4 Apr 2010 00:51:43]
◆オルガ@ビンゴ > 25はでましたね! [Sun 4 Apr 2010 00:51:16][58]
◆オルガ@ビンゴ > ここでBINGOが出ました!ブレイブ・ベルンシュタインさんです!苗字が私に似てますね――同じ国の人でしょうか?ともかく、一歩リードです!ですがまだまだこの先はわかりません! [Sun 4 Apr 2010 00:50:40][25]
◆オルガ@ビンゴ > 44! [Sun 4 Apr 2010 00:49:01]
◆オルガ@ビンゴ > なんちゃない! [Sun 4 Apr 2010 00:48:39][44]
◆オルガ@ビンゴ > 無効! [Sun 4 Apr 2010 00:48:33][92]
◆オルガ@ビンゴ > 出た! [Sun 4 Apr 2010 00:48:29][86]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ! [Sun 4 Apr 2010 00:48:23][6]
◆オルガ@ビンゴ > 22! [Sun 4 Apr 2010 00:47:27][75]
◆オルガ@ビンゴ > 今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:47:09][22]
◆オルガ@ビンゴ > 04も出た…! [Sun 4 Apr 2010 00:47:01][97]
◆オルガ@ビンゴ > 53も出た!後半になるにつれこのパターンが多くなります! [Sun 4 Apr 2010 00:46:53][4]
◆オルガ@ビンゴ > 28はでましたね! [Sun 4 Apr 2010 00:46:36][53]
◆オルガ@ビンゴ > もういっちょ! [Sun 4 Apr 2010 00:46:23][28]
◆オルガ@ビンゴ > まだビンゴは出ません! [Sun 4 Apr 2010 00:46:17][92]
◆オルガ@ビンゴ > 06! [Sun 4 Apr 2010 00:45:14]
◆オルガ@ビンゴ > 68はでました! [Sun 4 Apr 2010 00:44:56][6]
◆オルガ@ビンゴ > どんどんいきましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:44:40][68]
◆オルガ@ビンゴ > 尚、ここまでの纏めでは51、16、39、56、17、68、42、59、26、53、40、75、03、32、72、25、33、28、57、64、04となっております。 [Sun 4 Apr 2010 00:44:26]
◆オルガ@ビンゴ > 04! [Sun 4 Apr 2010 00:43:10]
◆オルガ@ビンゴ > ぐう! [Sun 4 Apr 2010 00:42:59][4]
◆オルガ@ビンゴ > 次! [Sun 4 Apr 2010 00:42:55][92]
◆オルガ@ビンゴ > ここで20個めとなりました。21個目は! [Sun 4 Apr 2010 00:42:45][93]
◆オルガ@ビンゴ > 64! [Sun 4 Apr 2010 00:42:21]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだ参ります! [Sun 4 Apr 2010 00:41:47][64]
◆オルガ@ビンゴ > 57! [Sun 4 Apr 2010 00:41:01]
◆オルガ@ビンゴ > ええい! [Sun 4 Apr 2010 00:40:40][57]
◆オルガ@ビンゴ > リーチがお二人目です!尚、この結果を元にあとでちゃんと見直しますので「あれ、俺もリーチなんだけど…」と思っても安心してください!私の見落としです! [Sun 4 Apr 2010 00:40:32][97]
◆オルガ@ビンゴ > 28! [Sun 4 Apr 2010 00:39:04]
◆オルガ@ビンゴ > おお、ここでリーチがお一人出たようです。ですがまだまだわかりません! [Sun 4 Apr 2010 00:38:19][28]
◆オルガ@ビンゴ > 33! [Sun 4 Apr 2010 00:36:50]
◆オルガ@ビンゴ > 中々埋らないとお嘆きの方、ご安心ください!ここでこのオルガ・ヴァイルシュタインがあなたの幸運を願って次の数字を引きます!えーい! [Sun 4 Apr 2010 00:36:39][33]
◆オルガ@ビンゴ > 25! [Sun 4 Apr 2010 00:35:17]
◆オルガ@ビンゴ > まだまだいきましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:34:52][25]
◆オルガ@ビンゴ > 52! [Sun 4 Apr 2010 00:34:02]
◆オルガ@ビンゴ > 39は出たので、続いての数字は! [Sun 4 Apr 2010 00:33:44][52]
◆オルガ@ビンゴ > 埋りそうで埋らないこのもどかしさ。まるで友達以上恋人未満の恋の距離のようだと思いませんか?さて、続いての数字は! [Sun 4 Apr 2010 00:33:25][39]
◆オルガ@ビンゴ > 72! [Sun 4 Apr 2010 00:31:58][20]
◆オルガ@ビンゴ > さあ次の数字は!そろそろリーチが出そうですが! [Sun 4 Apr 2010 00:31:41][72]
◆オルガ@ビンゴ > 32! [Sun 4 Apr 2010 00:29:59]
◆オルガ@ビンゴ > 16は出ていますので、もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:29:44][32]
◆オルガ@ビンゴ > こんな事を言っては何ですが、一喜一憂なされる皆様の反応が楽しくなってきております。さて、続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:29:26][16]
◆オルガ@ビンゴ > 03! [Sun 4 Apr 2010 00:28:18]
◆オルガ@ビンゴ > ええい! [Sun 4 Apr 2010 00:28:06][3]
◆オルガ@ビンゴ > ここで75という一番最後の数字が出ました。さあ続いては! [Sun 4 Apr 2010 00:27:59][85]
◆オルガ@ビンゴ > 75! [Sun 4 Apr 2010 00:27:04][71]
◆オルガ@ビンゴ > 今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:26:41][75]
◆オルガ@ビンゴ > 更に! [Sun 4 Apr 2010 00:26:36][84]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:26:29][90]
◆オルガ@ビンゴ > どんどん参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:26:23][82]
◆オルガ@ビンゴ > 40! [Sun 4 Apr 2010 00:25:31]
◆オルガ@ビンゴ > 気を取り直してもう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:25:06][40]
◆オルガ@ビンゴ > では続いて参りましょう、11個目! [Sun 4 Apr 2010 00:24:57][89]
◆オルガ@ビンゴ > ここまでの経過は51、16、39、56、17、68、42、59、26、53となっております。 [Sun 4 Apr 2010 00:24:12]
◆オルガ@ビンゴ > さて、ここで10個目の数字がでました。予定では50回数字を出しますので、これで1/5が終わったことになります。ですが景品が出なかった場合は50回以上行いますので、どうかご安心ください! [Sun 4 Apr 2010 00:23:31]
◆オルガ@ビンゴ > 53! [Sun 4 Apr 2010 00:21:34]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:21:08][53]
◆オルガ@ビンゴ > 続いて参りましょう! [Sun 4 Apr 2010 00:21:01][93]
◆オルガ@ビンゴ > 26! [Sun 4 Apr 2010 00:20:10]
◆オルガ@ビンゴ > 50番台が多いですね。ちなみに、ビンゴの数字は太字のもののみ有効です。 ( 乱数チェックの外し忘れで紛らわしいのが入ってます、ごめんなさい! ) [Sun 4 Apr 2010 00:19:36][26]
◆オルガ@ビンゴ > 59! [Sun 4 Apr 2010 00:18:02]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:17:41][59]
◆オルガ@ビンゴ > ふふふっ、そこかしこで歓声とどよめきが聞こえますね。さあ次は! [Sun 4 Apr 2010 00:17:33][93]
◆オルガ@ビンゴ > 42! [Sun 4 Apr 2010 00:15:41]
◆オルガ@ビンゴ > 続いてまいりましょう!次の数字は―― [Sun 4 Apr 2010 00:15:25][42]
◆オルガ@ビンゴ > 68! [Sun 4 Apr 2010 00:14:25]
◆オルガ@ビンゴ > 中々よい感じにあたっている方がいるようです。ですがまだまだわかりませんよ! [Sun 4 Apr 2010 00:14:10][68]
◆オルガ@ビンゴ > 17! [Sun 4 Apr 2010 00:12:48][28]
◆オルガ@ビンゴ > 間を空けずに参りましょう!! [Sun 4 Apr 2010 00:12:32][17]
◆オルガ@ビンゴ > 56! [Sun 4 Apr 2010 00:11:19]
◆オルガ@ビンゴ > いかがでしょう?まだまだ参りますよ! [Sun 4 Apr 2010 00:10:58][56]
◆オルガ@ビンゴ > 39! [Sun 4 Apr 2010 00:09:44]
◆オルガ@ビンゴ > ええい、今度こそ! [Sun 4 Apr 2010 00:09:27][39]
◆オルガ@ビンゴ > なかなか出ません、もう一度! [Sun 4 Apr 2010 00:09:11][90]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度――。 [Sun 4 Apr 2010 00:09:02][95]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度、続いての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:08:50][87]
◆オルガ@ビンゴ > さあて、どんどん参りましょう。続いての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:08:36]
◆オルガ@ビンゴ > 16! [Sun 4 Apr 2010 00:07:04][40]
◆オルガ@ビンゴ > もう一度――。 [Sun 4 Apr 2010 00:06:43][16]
◆オルガ@ビンゴ > いかがですか?まだまだビンゴは始まったばかりですよ!さて、続きましての数字は――。 [Sun 4 Apr 2010 00:06:29][86]
◆オルガ@ビンゴ > 51! [Sun 4 Apr 2010 00:05:11]
◆オルガ@ビンゴ > ――ただいまを持ちまして、ビンゴの受付は終了致しました。尚、ビンゴの抽選はおおよそ一分間隔で行う予定です。さあ、皆様!心の準備は宜しいですか?それでは第一回の抽選を開始致します――っ!! ( そしてボールが入った箱の中に手を入れ、最初に出した数字は――。 ) [Sun 4 Apr 2010 00:02:34][51]
◆オルガ@ビンゴ > 注目の賞品は、一位が10万エンプラス巨大肖像画!見事一位を獲得できれば、一躍有名人になること間違い無しでしょう。 二位はカップルでご招待、アマウラ温泉旅行!アマウラの秘湯で誰にも邪魔されない二人だけの時間をお過ごしください。 三位は特上牛肉ステーキ!以前市内で行われた「どっちも料理ショー」でも使用された、一流シェフ御用達の一流牛肉に、あなたのほっぺが落ちることは間違いないでしょう。 さあ、もうすぐビンゴの受付は締め切られます!まだ受付を済ませていない方はお急ぎください! [Sat 3 Apr 2010 23:51:00]
◆オルガ@ビンゴ > ( ステージ上にカジノの支配人、オルガ・ヴァイルシュタインが現れ、お集まり頂いた紳士淑女の皆々様方にそう呼びかける。傍らには番号が書かれた拳程の大きさのボールが幾つも入った箱が置かれ、このボールがこれから始まるビンゴゲームの行く末を決めるのだ。 ) ようこそお越しくださいました。これよりビンゴゲームの抽選会を行います。尚、抽選はここ、カジノ「エスメラルダ」で行われますが、ヴェイトス市のあらゆる情報伝達技術を駆使し、商業地区や芸能横丁などにも抽選の結果をほぼリアルタイムでお伝えしております! さて、ビンゴはルールにもあった通り、ポイント制で行われます。ポイントは縦ビンゴが1点、横ビンゴが2点、斜めビンゴが5点となり、最もポイントが高かった上位三名に賞品が渡されます。 [Sat 3 Apr 2010 23:50:18]
お知らせ > オルガ@ビンゴさんが入室されました。 『Ladies and Gentlemen!!』 [Sat 3 Apr 2010 23:49:18]
お知らせ > ビャスリム@伐採林さんが退室されました。 『(レンズ越しの光は、眩しくて、慣れなくて、)』 [Fri 12 Feb 2010 16:42:03]
◆ビャスリム@伐採林 > (太陽のカタチも、見えない、) ……空…あンまり、見ぃへン モンな……、(オレ、もともと。力を入れる。グッと盛り上がる二の腕の筋肉。腰の下に重心を置いて立ち上がれば、一抱え分の材木がズゥ と彼の肩に挙がろうか。青年風貌はブラティリアじゃァ、ない。)(「ああしろ、こうしろ、言うことを聞け」。ナニかダレかに使命を貰えるなら小競り合いで縄打たれてもいいか。投げやりな考えすら浮かぶ。自警団に送検される前も、良くない奴等に良くない仕事でときどき働かされていた。概念だけなら生活、そう変わらない。誰かの命令に従ッていれば迷わない。ただ“あの人”の言葉じゃないだけだ。迷いはしないけど同じ尺度で希望もない。更生しろッて説かれても、指針、良く分からない。オレ、意志と心と、死ンだままだ。) ……オレ……、(うなだれる。何だか分からないけど、泣きそうになる。留置所にいたときのように。オレ、これから。どゥすれば良ェンか、教えて下さい。もらう命令はあなたの言葉じゃないから、オレ、いつも不安で泣きそうになる。生きるの、漠然とつらくなる。誰かに何か指示されるたび「コレで本当に正しいのか」と自分に問いかける。ザンビアナの広い背中は幻。憧れた英雄像はとても遠くッて。)(進む伐採林の出口から、夕日のあかりが差し込ンでいる。少年はゴーグルを喉から引き上げる。) [Fri 12 Feb 2010 16:41:34]
◆ビャスリム@伐採林 > (ビャスリム=ビューローの過去の物語を知る人間は、恐らくこの大陸に一人もいない。遠い国の辺境地の現代史に、誰もそンなに関心を持ッたりしないだろう。あッたッて知る由もきッとない。何か都合のよくないことは、すぐに歴史から抹消されて行くモノだから。“ロカンボールの反逆”は些細で大きな醜聞なのだ。現地人でもない限り、ソレこそオレなンかとの繋がり、見える訳ない。)(青年風貌は短く溜め息を切る。腕に巻いたバンテージを掌にグルグル巻きなおす。軽く指を開き、閉じして具合を確かめて。また黙然と作業に戻らン。肉体労働は得意だし、むずかしい話は特にない。無駄、なくていい。ただ遣り甲斐がないだけだ。生きるための目標も。)(二つ一緒に、ちょッと昔、無くしたッきり。) (――ガコン、)(新しい木材を持ち上げン。今までのより重たい。ジュワ、バンテージに紅い染みがにじむ。) ……コレも…あの街の、建物になるンかな……、(そンならオレ、少しは誰かの役、立ッとる事になるンかな。呟いてヴェイトスの方角を眺めてみる。街、見える訳、ないけれど。ただたくさンの木の枝と幹が広がるばかりで。)(ここからみえる景色は、不安な、だけ、) [Fri 12 Feb 2010 16:35:06]
◆ビャスリム@伐採林 > (何日取り調べを受けても、真相のなりゆきやら上手に説明できない。口が人並みに得意なら今ごろこンな場所に送られてない。自分が検挙された原因の傷害事件は、けッきょく『私的な理由による一方的な暴行』と言うことで片付いたらしい。詳しく分からない。話した自警団員の名前も聞いてない。良く知らないけど誰々ッて人が決めた裁定に従ッて、何々ッて人に言われるままに林業区までやッて来て、黙々と強制労働している。「まだ初犯だから、コレで済むンだぞ」。職員の蔑ンだふうなうす笑いを思い出す。) ……“コレ”……、(ザリ、)(違和感に逞しい首をふと曲げる。木屑だらけの掌の中心に切り傷が見えた。目を向ければさッき置いた木材にも赤い筋が擦れてる。いつの間にやッたンだろう。オレ、やッぱり鈍い。鈍感だ。軽く舐めた。紅い舌先にタトゥーが覗いて隠れる。)(「コレで済む」。云われた通りだと思う。反抗しなければ無駄に鞭打たれも殴られもしない。最低限、命の保証までされている。定法に相応の処罰じゃあるンだろうが、ガンディアに居たころと比べれば別世界だ。だから今の境遇、あンまり不満はない。冤罪はどゥでもいい。怖い顔の人間に取り囲まれて、いろいろしかられなくなッたから、もゥ、いい。) [Fri 12 Feb 2010 16:27:05]
◆ビャスリム@伐採林 > 「――次、北区の杉林。現地で伐採班と合流次第、一緒に市内へ運べ、」 ……はィ……、(監督官の単調な命令が背中に当たる。青年風貌は振りかえる。この班の担当者は無駄な事を言わない。「何処そこへ行き、何をどうしろ」。大抵指示はそれだけだ。それでいい。こッちも単純な返事で事足りる。)(他人との余計なやりとりは疲れるばかりだ。どうせ意思の伝達なンて上手くいかない。このあいだ保障されたばかりだ。知らない人を前にするとオレ、口廻らなくなる。多く喋ると訛りがヘンだッて笑われる。最後には誤解させて、相手苛つかせるだけだ。この前の自警団の人みたいに。) ……せゃ かて…上手く、しゃべれへンものは、しゃべれへンもン……、(ガ ラン、)(ケホ――、)(独りごと。運ンだ拍子に材木の欠片を吸い込ンで少し咳き込む。自分の吐く息が熱いのに空気の中では白くなる。不思議。冬なンて現象、ヴェイトスに来て初めて知ッた。汗ばむ鼻の下を甲で拭うと土埃の匂い。強制労働の毎日に昔の事を思い出す。決められた事、決められた分、暗いところでひたすら繰り返す単純な労働。新鮮でなつかしい。) [Fri 12 Feb 2010 16:20:36]
◆ビャスリム@伐採林 > (担いだ材木を一旦下げる。重い。思ッていたより。肩も腕も痺れてくる。だけど左手に繋いだ鎖の方がもッと重いから気にならない。この鉄塊はオレが物心付いた頃から、今日まで外れたことは多分ない。コレに比べれば大概のモノは軽い。)(薄ぐらい林を行き交う囚人の中でも、ひときわ背の高いブラティリア風貌が立ち止まる。黒い革のゴーグルを額から降ろして汗を拭う。頬からしたたる滴の量に比べて涼しい表情はほとンど能面のソレに近い。荒彫りの面つきから感情らしい感情は伺い知れない。何を考えているのか良く分からない。背の高い青年はいつも石のような無感動な顔つきをしている。どゥせ今、頭を挙げたッて太陽は影も見えない。うッそうと茂る枝に隠れて光も差さない。)(だからオレ、太陽のカタチ、今も良く分からない。数年前までは“そンなモノ”が在ることも知らなかッた。オレの世界には空もなく、オレの目は暗い場所でだけ働いた。オレ外に出てから、中味が空ッぽだ。もともと隙間だらけで。隙間の中に“あの人”の存在と言葉つめ込ンで。自分で動いて、自分で決めてるフリ、してたから。) [Fri 12 Feb 2010 16:14:11]
お知らせ > ビャスリム@伐採林さんが来ました。 『(オレは、この目で太陽を見たことがない、)』 [Fri 12 Feb 2010 16:07:57]
お知らせ > コンさんが帰りました。 『( ひらちらはら、 雪と桜が舞い散る ) … ( 狐は盃を天に掲げ、一気に呷った )』 [Sat 16 Jan 2010 00:57:29]
◆コン > … 俺は存外、 雪も好きだ ( そう告げたら ) ( アイツは―― ) [Sat 16 Jan 2010 00:55:12]
◆コン > 雪はあまり好きじゃないと言っていたな ( ふふ、 ) ( 盃に落ちた雪 )( すぐに溶け消え ) 桜は好きだと良く言っていたが―― ( 手酌で盃に酒を満たせば ) ( ひらと桜花が一片 )( 盃に舞い落ちる ) [Sat 16 Jan 2010 00:51:40]
◆コン > ―――― トキは ( 狐は ) ( とても とても 大切そうに ) ( その名を口にした ) [Sat 16 Jan 2010 00:49:18]
◆コン > ( ぺろり ) … ( 酒に濡れた唇を舐めて ) ( 狐は舞い散る雪と桜を眺めた ) ( 兎は居心地の良い場所を見つけ、膝の上で丸くなっている ) [Sat 16 Jan 2010 00:47:05]
◆コン > ( 人差し指で ) ( つん ) 酔って転がるなよ? ( 兎の額を軽く小突き ) 転がった先に落とし穴があるなんていうのはもう御免だ。 ( 言葉とは裏腹に ) ( 狐は可笑しそうに笑って兎を撫ぜた ) ... ( ぐいと盃を呷る ) [Sat 16 Jan 2010 00:41:29]
◆コン > ( 手を出したり )( ひっこめたり ) 軽いなぁ ( しばらくタイミングを窺っていた式は、跳ねるように膝の上に乗り上げた ) ( からと笑って狐は頭を撫でてやる )( 今日の狐は機嫌が良い ) お前も飲むか? ( 兎の鼻先に盃を近付け ) この間、カゲが持って来た酒だ ( 美味いぞ? ) ( 兎に飲めるかは知らんが )( 式だから平気か ) ( さて ) …ふふん ( 兎は盃に顔を近づけ ) ( 鼻をひくつかせては首を傾げている ) [Sat 16 Jan 2010 00:25:41]
◆コン > ( ちら ) ( ひら、 ) ( はら ) ( 混ざり合う雪色と桜色 ) ――― 雪見酒と花見酒を同時に というのは、 ( 狂咲きの桜の根元。朱塗りの盃を手に座り込んだ狐は、口元に仄か笑みを湛え天を仰ぐ ) やはり贅沢だろうか。 ( なぁ? )( 視線を流し膝近くある式に同意を求めてみても ) なんだ、酒が気になるか? ( 白兎に扮した式はふこふこと愛らしく鼻を動かすばかり ) ( 主たる者の膝に手を乗せ ) お、 ( 身を乗り出すように ) [Sat 16 Jan 2010 00:17:50]
◆コン > ―――― ( 桜と、 共に ) [Fri 15 Jan 2010 23:58:52]
◆コン > ―――― ( 雪が、 舞う ) [Fri 15 Jan 2010 23:57:59]
お知らせ > コンさんが来ました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Fri 15 Jan 2010 23:54:49]
お知らせ > セレニアさんが退室されました。 『( 頭、痛い。 )』 [Mon 4 Jan 2010 04:53:22]
◆セレニア > …どうぞ。 ( おやすみなさい、と見送る姿勢だ。 せっかく護衛が二人居るのだから、交代制で不寝番ということではないのかと思っている。 …そこまでの警戒は過剰とも思うのだけど、意地になっている節もあって、だってアングリマーラに近いし、とか。 …ただ 『休まないって言いつける』 とか言われたことを思い出すと、そわそわしてしまう。 …やっぱり横になる場所を考えるくらいで、きちんと休むべきか。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:48:42]
◆セレニア > ( 金で雇われる傭兵に、王の話は通じないか。 金に従うとも言えるけれど、金はあくまでも生き残って使うための物。 …通じなかったらどう言おうと考えるのは、そう、親近感なのかもしれない。 ―――とはいえ、その結果として浮かべる僅かな表情変化は、やっぱり険を増すような、マイナスイメージのものなのだけど。 ―――…マリア様の力になろうというのは分かった。 傭兵風情が厚かましいが、彼女の部下がマリア様を辱めていたのは、もうあまり拘るまい。 あまり、拘るまい。 ) …努力は――― ( しています、と言えなかった。 主観は関係ない。 成果が上がらないのは足りないということ。 何より――― 頭痛・幻覚に悩まされているという事情はあるものの、もっと戦果を挙げたいと思う一方で、最近の自分には、最低限、マリア様の迷惑にさえならなければ良いというような感覚があったのだから。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:43:42]
◆セレニア > ( 顔色一つ変えずに聞いた。 元々、表情の変化に乏しい娘だけれど… それまで、険を現したり戸惑ったりしていたのが綺麗に引っ込むというのは、その言葉を理解するために考えることを止めたのかもしれない。 …あるいは、自分の意識が持つ意味に硬直しているのかもしれないが。 ) …恐れ多いことです。 ( 残念ながら、というトーンでそれだけ返した。 …素晴らしいことなのだ。 奇跡とは天の父より与えられる力。 それを行使するということは、この上ない栄光である。 …そう信じている。 だから代わりたいけれど、栄光を奪うなど許されない。 …もっとも、そもそも現実的な話ではないが、そういうことだ。 ) …それが私達の信仰です。 与えられた役目を果たさなければなりません。 あなた達に通じるように言うのなら、王にこれを使えと渡された武器を、使わないことなどできないでしょう? その武器は確かに敵を滅ぼし、それを与えられることは名誉です。 ただし、使用した後に命を落とすとして、躊躇う理由がありますか? …私はマリア様には及びません。 お役に立ちたちと思いますが、肩を並べようなど… それは不敬です。 ( 並べたいと思っても、主従の関係で取って代わろうなどあり得ない。 でも――― 確かに、そうだ。 …もっと有能な部下であったなら、マリア様に倒れるほどの苦労をさせることはないだろう。 彼女が激務で体を壊し、床に臥せたことについて、罪の意識がないわけがない。 価値観の相違を埋めようとは思わず、さらりと流す一方で… そこだけは、胸に刺さった。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:28:48]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 私はもう、友達に酷い目にあって欲しくない。 』 [Mon 4 Jan 2010 04:22:58]
◆艶子 > ( 言い終えてから高ぶった気分を落ち着かせるように一度呼吸を整えて。 ) …………。 ( 暫し沈黙してから。 ) …今日はもう何も無く終わりそうだ。明日に備えて、もうそろそろ休もう。 ( 言葉にしにくい不安定な感情を吐き出してしまった。だから区切りの意味も篭めて、だ。どっちが正しいかなんてわからないし、どっちも正しくないのかもしれないし。 ) [Mon 4 Jan 2010 04:13:00]
◆艶子 > ( パプテスの敵の解釈を広めれば、きっと私も敵になる。ヴェイトスの人たちはその解釈の拡大を恐れている。パプテスに敵とみなされることを恐れている。 ) ( 私は長い間の後に訪れた返答に、静かに、けれども早く息を吸い込み。それをゆっくりと吐き出した。 ) ばかやろう。 ( そして、そう言った。…私はヴァンパイアを「滅ぼす」という言葉を使ったが、根絶となるとアレックスの命だけでは残念ながら足らんだろうな。その聖剣とやらを使っても無理だろう。しかし、そんなことは今はどうでもいい。 ) 許されるのならその役目は?私が許す、お前が行け。その次に私が行く。 ( 私は死なないが。 ) どうしてそこで納得してしまうんだ。自分が代わりに天下無双のヴァンパイアハンターになって代わりに命を差し出してやる、ぐらいの気概を見せてみろっ。あいつは確かに凄い。だが一人の人間だ、女だ。おまけに甘党だ。でもお前や私が不甲斐ないから、払わなくても良い犠牲を払い続けてるんだ。 ( 私はそいつが我慢ならない。 ) 私たちがもっとシャキっとしてたら、聖剣なんぞに頼らなくても――鼠を傭兵の死体と一緒に焼いて、要らん非難を浴びることもなかったんだ。戦いは確かに犠牲を強いる。そいつを最大公約で払いたいなら、私たちまず払うべきだろう!もっともっと、沢山だ! ( 私たちという言葉をあえて使ったのは、傭兵の言う親近感というやつからなのかもしれない。私はアレッサンドラ・クレメンテの友人だッ!その義務があるッ!! ) [Mon 4 Jan 2010 04:12:16]
◆セレニア > …。 ( その笑いを馬鹿にされている、と感じてしまうのだから本人には難儀な可愛げ。 それはさておき客観的にそう思ってもらえることの有り難味は知らず、もうその話はしないとそっぽを向いている。 つーん。 ) …定かではありませんが、おそらく。 ( とはいえ… ホワイティアのパプテス教徒以外は全て 『パプテスの敵』 とする考え方もできる。 今は、ヴェイトス市に毒されてか、以前ほどそれを強く意識しなくなってしまったけれど。 そこは濁して、確かではないからあてにしないでと、言い難そうに付け足した。 ) ―――。 ( 即答に詰まる。 それだけの間はあるが――― ) …願います。 それでヴァンパイアを根絶できるのなら、マリア様もそれを望むでしょう。 ( …望むはずだ。 もちろん、わずかでもヴァンパイアが残る可能性があるのであれば、反対する。 マリア様は、マスタークラスのヴァンパイアとも、個体レベルでは吊り合わない。 生きて、根絶やしにするための指揮を執らなければならない人だと思うから。 ) …ですが、許されるのなら、その役目は――― ( そんな事が可能だとして、マリア様でなければできないだろうけども。 ヴァンパイアハンターというだけでなく、パプテスに必要な人だと思えば、自分が代わりたいと思う。 …マリア様がいなくなってしまって、ヴァンパイアもいないとなったら、私はどうすれば良いのか分からない。 ) ―――…戦いは、犠牲を伴うものではありませんか? その犠牲を最大効率で払えるのであれば、それは有効な力です。 マリア様の命と吊り合うものなど、ありませんが。 ( ただ一つ、ヴァンパイアの根絶だけは例外だ。 …自分にとっては、それが存在意義。 自分の命と引き換えにヴァンパイアが滅亡するのは、滅亡させる前に自分が死んでしまうという犠牲を、最大効率で払うことになる。 ) [Mon 4 Jan 2010 03:35:46]
◆艶子 > ははは。ま、私も説明が下手糞だからな。それにわからないならわからないで良いよ、それもお前の可愛げだろ? ( 少なくとも私は可愛げだと思おう。そういう事が全く入り込む余地のない娘なら、こんな反応をしたりはしない。 ) ふーむ。吸血鬼とか、不死者に強いってことか。 ( それなら仮に私と戦うことになっても、その真価は発揮されないか。いや、戦いたいと願っているのではなくて。ここはもう、戦闘に酔っている駄目な人間の悪癖だから口には出さないが。 ) ………。 ( セレニアの言葉を聞いて、私は一瞬驚いたような顔をしてから。ややあってジェスチャーの為に掲げていた腕を下ろした。 ) …それなら、簡単でかつ極端な例えを出そう。ヴァンパイアを滅ぼす最も有効な手段が、アレックス自身の命を代償にするものだとしたら、セレニアはアレックスがそうする事を願うか? ( 勿論アレックスは命を懸けて戦っている。自らの命を厭わないとも考えているだろう。でも、そんなの私は許さない。 ) その聖剣が命を差し出させるようなものだとは思わないけど、何らかの犠牲をアレックスに強いるものではないかって考えているんだ。力というのはそういうものだ。 [Mon 4 Jan 2010 03:10:51]
◆セレニア > …。 ( では、聖女セレスティアについてそのような表現をしようとしたのは何だったのか。 その説明に、そちらから視線を逸らして、しんしんと雪の降る岩肌を眺めた。 …聖女セレスティアにも、マリア様にも、親近感は抱いていないと思う。 ただ、マリア様についてはもちろん好感を持っているし、となれば親近感も抱きたい。 …そうすると、この傭兵がマリア様をかわいいと言うのに、自分がためらってしまうのが悔しかった。 ) …右往左往なんて。 うろたえるのが可愛げなら… いえ、うろたえてなどいませんが――― ( そんなものは要らないと堂々巡りしそうになって、止めた。 この辺りはもう、自分の方がずれているのだと思っておくしかない。 ) …パプテスの敵を滅ぼすという点で、強大な力です。 ( とはいえ、腕力に比例しないし、聖女セレスティアは強いという風には見えない。 剣であるからには力。 頷いて――― 曖昧なジェスチャーを見守る。 ) ? マリア様はヴァンパイアハンターです。 ヴァンパイアを滅ぼすために有効な手段を求めるのは当然でしょう。 …奇跡は、与えられた者にしか行使できません。 あなたはもちろん、私も、学んで習得できる性質のものではないと思います。 ―――? …制御できなければ、そもそも行使できないのではありませんか? ( 武器にできる、という時点で扱えている。 腕さえあれば持ち替えられる武器とは異なり、術をそのように認識していると、彼女の言葉はよく分からない。 …マリア様の幸せ、と聞くとじっくり考えなければならないような気もするけれど、強くなるのは良いことだ。 ヴァンパイアをより効率的に、確かに滅ぼせるようになるのは良いことだ。 何を気にしているのかと問い返す。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:53:10]
◆艶子 > …うまくいえないが。 ( 両手で曖昧なジェスチャーをしながら。 ) 私は私にしか扱えないものしか武器にはしたくない。私に制御できないものじゃないと、余計なものまで壊してしまうかもしれない。力ってのはとってもデリケートだからな。…仮にその聖剣が私を対象にしたものだとしても、私はそいつを手にしないだろう。 だから、その―― そうだな。 ( 言葉を探して。 ) 不安なんだ。また鼠の時みたいになるんじゃないかって。そいつを手にして、アレックスは幸せになれるのかな? ( 幸せっていう言い方はおかしいか。彼女は最初から阿修羅地獄をさ迷うような生き方をしている。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:26:52]
◆艶子 > そうさなあ。魅力…まあ、人間の魅力には違いないが。憧れとか、そういうのとは違った側面で感じる好感とか。親近感にも近いかもしれない。 ( 私にもうまく説明はできないが。 ) お前がアレックスのことで右往左往しているのに対して、私は親近感を感じたな。つまりそいつがお前の可愛げってやつさ。 ( うまい説明とはいえないが、これ以上は難しい。 ) なるほど、言わんとしてる事はわかった。 ( こういうアバウトな会話の方が、頭を使わずにすむので楽だ。 ) そうか、強いって感じじゃあないのか。 ( 体つきが幼いってことは、私より胸は小さそうだ。いや、そんなところで張り合ってもしかたないが。しかし、セレニア自身もうまく表現できないようだ。 ) その聖剣も剣であるからには、力なのだろう。そして正確には聖剣そのものより、その聖剣を…力を求めるアレックス自身が気になるといった方が正しいな。 ( 勿論、聖剣そのものにも興味はあるが。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:26:42]
◆セレニア > …意図するところが伝わらなければ意味がありません。 ( …というか、ちょっと悔しいのだ。 そこかしこで連呼される 『かわいい』 とやらが、自分には理解できないことが。 ―――そして何を言いつけるのか答えがもらえないと、不安が拭えず動けない。 …不服そうにするものの、立ち上がることはなく、視線をさ迷わせている。 ) ―――私には… 私もクルースニックですが、術のような奇跡を行うことはできません。 憶測になりますが、剣術の型を自ら考案しようというときに、目指すところと似た方向性を持つ剣術を、参考にするようなものかと… ( 術のように奇跡を行うことはできないが、自分の感知能力もまた奇跡と思う。 そこは大事と主張しつつ… でも、続ける言葉は自信なさげだ。 術者の世界は分からない。 ) 奇跡を行うことは、戦士としての汎用的な強さに繋がりません。 セレスティア様のことは分かりませんが、あまり鍛えられてはいないようでした。 …実年齢は、知りません。 私と同じか… マリア様やあなたよりは、年下だと思います。 ただ、言動が… いえ。 その、体付き、などが。 ( 言動が、特別幼かったとは思わない。 ただ、あの雰囲気を何というのか… 思わずかわいい、と言いそうになって口を噤み。 もごもごと。 ) ―――…はい。 あなたには扱えないものですし… 聖剣は、あなたを対象にもしないでしょう。 ( どうして説明しなければならないか、よりもそちらの方が聞きたいから、どうしてそんな事を聞くのかと頷こう。 強さに興味があるようだけれど、そもそも畑違いではないか。 ) [Mon 4 Jan 2010 02:05:34]
◆艶子 > 術…。 ( どうにも私のイメージしていたものとは違うようだ。 ) ふうん。その奇跡とやらの為に、その聖剣に触れるのか。 ( 触れる。触れる?やっぱり形のあるものなのだろうか。それとも触れるというのは抽象的な意味で言ったのか。 ) なるほど。そのセレスティアという人が、聖剣を扱うことが出来るのか。興味があるな、強いんだろうなぁ。 ( と、やや検討外れな事を思う。 ) ――幼い?子供なのか? ( セレニアが幼いというからには、彼女より幼いのか。でも強さと年齢は関係ないしな。そして「どうして」という言葉を耳にしていたので。 ) どうしてそんな事を聞くんだ、かな? ( と、尋ねてみた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:42:19]
◆艶子 > ( あ、こいつ困ってる。困ってるぞ。アレックスの事になると途端にこれだもの。まあこういう所を可愛げと呼んでやってもいいか! ) ふーむ、確かに可愛いという表現は抽象的だな。でも良いんだよ抽象的で。可愛げっていうのはそういうものだ。うん。 ( 多分。 そのまま見送って休ませた方が良かったか、でも聞きたいこともあったし――。 ) それは自分の胸に聞いてみなさい。 ( ちょこんと座ったのを見れば内心でにやりと笑う。何が問題なのかをズヴァリと指摘しようかとも考えたが、そんなに問題という程のことでもないし、そこを逆に突かれると痛いし、せっかく座ったのをまた立ち上がらせてしまうかもしれないので説明は省こう。だからこんな曖昧な言葉でごまかす。汚いなさすが傭兵汚い。 でも「アレックスにいいつけるぞ!」は連発すると可哀相なので程ほどにしておこう。アレックスに見つかったら私がしかられそうだし。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:42:00]
◆セレニア > ―――パプテスの奇跡です。 物理的に切断する剣よりも、術をイメージした方が良いでしょう。 …どうして――― ( どうしてそんな事をあなたに話さなければならないのか。 反発するように口ごもるけれど… 言いつけられるかもしれないし… いや言いつけられるようなことはないんだけどそんなことでマリア様の手を煩わせてはいけないから。 から。 ) …マリア様も奇跡を行います。 新たな奇跡を行使するに当たって、その力を安定させるために、聖剣に触れることが参考になるのだとか… ―――セレスティア様は… 聖女様です。 聖剣を扱うことができる方ですが、私も詳細は… 幼い、方でした。 ( その発言は不敬にあたるかもしれないが、ろくに知らないのは本当だ。 …マリア様を楽しそうにさせる人だなんて、言いたくないし。 聖剣戦争そのものについては、緘口令が敷かれているし。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:33:47]
◆セレニア > ―――な… そんな、失礼な… え、いえ、ええと… ( まず、可愛いというのがよく分からない。 そこでマリア様がどうだという話になると、可愛げとやらを否定しても良いものか。 肯定するのも侮っているようで失礼と思うものの、確かに褒め言葉の部類ではあるだろうし。 ) …発言の意図が不明です。 可愛い、という表現は抽象的過ぎる。 素晴らしい方ですが… ( いや、とにかく。 こんな話をしているのはおかしいだろう。 ) …あなたが休まないのなら――― ( 私が見張るのは後にする、とそそくさ立ち去ろうとするけども… え、何、言いつけ…? ) ―――な、な、何をですか。 私の行動に問題は… ( ないはずだ。 交代制には同意したけれど、どちらが先か定められていなかったし、先にここに居たのは私だもの。 間違ってない、と言いつつ――― 何か問題があると困るので、ちょこんと座ってる。 …目を白黒させつつ、で、何がどう問題なのか説明してもらおうとしたら、先に質問がきた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:18:34]
◆艶子 > ( けほん。 ) ――聖剣ってなんだ。どうしてアレックスはそれを見にクリスティアに行くんだ? セレスティアって、どんな人だ? ( ここは私にとって情報不足が否めない部分だ。セレニアの方が詳しいだろうと、彼女に尋ねてみた。 ) [Mon 4 Jan 2010 01:05:19]
◆艶子 > いーや、必要だ。人間、可愛げがあった方が魅力的だ。アレックスだって可愛げあるぞ!お前もそう思うだろう! ( このセレニアという少女にも可愛げはあることにはあるのだが。セレスティアという人にはまだ会ったことが無いので、どういう人物かは判らないが。彼女らの話の節々から多少の情報は得ている。 ) …いや、だから、休むのは…。 ( ああ、言い方失敗したかなあとその険しくなる表情を見て思う。こういう時はあれだ、そのー、あれ。あれ。あれ。 ) アレックスに言いつけるぞ!全然休もうとしないって! ( これだ!根拠も話の筋も関係なく相手に言い聞かせる魔法のような言葉! ) [Mon 4 Jan 2010 01:04:49]
◆セレニア > …それは必要ありません。 ( 可愛げなど不要。 一々食って掛かるようになってしまっているが。 可愛くない、というのは今ちょっと触れられたくないところでもあった。 …普段はそれこそ何の後ろめたさも覚えずに可愛くなくて結構と思うのだけど――― 聖女セレスティアは、やはり可愛いのだろうか。 ああいうのを、そういうのだろうか。 …だから、マリア様もあんな風に、聞いたことのない声でお話されていたのだろうか。 ) …はい。 ( 見張りは交代で。 頷いてから… 座れと促されて、表情の乏しい顔に浮かべた険を、少し強くした。 ) …休まないのですか? 私も戦士です。 問題ないと言いました。 ( …あなたが休まないなら私が休む。 どうしてここに居るのだとつっけんどん。 ) ―――。 ( 聞くのは自由だ。 答えるかどうかも。 続きを待つように、そちらを見ている。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:53:47]
◆艶子 > ――なあ、セレニア。一つ聞いていいか? ( 自分も適当な岩に寄りかかりながら尋ねる。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:43:11]
◆艶子 > ( 尋ねられれば案外すんなりと話はするが、最終的には仲間の手を借りて脱出だったのであまり自慢げには話したがらないかも…しれない。一人で脱出したのなら、それはもう鬱陶しいぐらいに自慢してきただろうが。 ) ちぇっ、可愛くない奴だな。まあ、確かにアレックスに余計な時間をとらせるようになっちゃうけどさ。 ( アレックスは自分のことを見捨てないとは思っていたが、セレニアが自分のことを探しに行かないと思っていることまでは考えていなかった! ) それじゃあ交代でな。 ( 点在する教会に訪ねつつの旅だ。不眠不休というわけでもなく、私一人でも体力的には問題ない。――が、全部やってしまってはそれも角が立つ。んん、私ってば大人だな。年上だからな。ふふん。 ) ……とりあえず、座ってろ。最低限の時間と環境で自分のコンディションを極力最適に保つのがプロってものだ。 ( ウォッシュベアーでぶっ倒れるまで剣を振りまわした私が言うことじゃないが、その吐息を見て私はそう言った。 ) [Mon 4 Jan 2010 00:42:44]
◆セレニア > ( ―――どうやって戻って来たのか聞きたい気もする。 金属を溶かして喰らうという化物は、何だか刃を通さなそうだし。 でもそういったことを聞くのは 『そんなことも分からないのかふふん』 なんて思われてしまいそうで、癪だった。 …実際には得意になりこそすれ嫌味はない人物だろうに、見えていない。 ) …そうしてください。 マリア様の行程に支障が出る。 ( 探しに行かないから、とは言えない。 マリア様は、残念ながら見捨てようとしないだろうし… そこまで分かっているのだから仲良くすれば良いのに、そういう発想は持てないでいる。 …せっかくの気遣う言葉には、険が増した。 ) …問題ありません。 交代制に、するのは… 同意しますが。 ( というか、当たり前だ。 お互いに護衛なのだから、そっちにも働いてもらう。 …体調は問題ないと突っぱねながら、じゃあ任せたと言われるのも辛い。 けれど頼るようなことは言いたくなくて、もごもごと、言い難そうに釘を刺した。 …むしろ、許されるのならマリア様とミサに専念したい。 でも、彼女を守るのは自分だという意地がある。 ―――ただ吐く息は、何かに耐えるように心持ち長く深くなっている。 …白く煙るのが余計にそれを意識させて、もう一度。 ) …戦闘に、支障はありません。 [Mon 4 Jan 2010 00:25:22]
◆艶子 > ( 以前であった時より体調が悪いように見える。恐らく本調子では無いのだろう。大丈夫だろうかと心配する反面、いざとなったら護衛の戦力には数えられまいと侮っているあたり、お互い内心で失礼なことを考えているといえるかもしれない。 ) …落ちないよ。落ちてたまるか。 ( あの時は一緒に落ちた仲間と合流できたから生還できたようなものだ。 体調は悪いようだが、刺々しい態度は相変わらずだ。…当然か。包帯姿の人形を鍛錬の相手にしていたのは、私の部隊の傭兵だったのだから。 ) …なあ。お前、体調が優れていないように見えるが、大丈夫か?見張りなら私がするから、休んでいたらどうだ。 ( そう白い息を吐いて言った。そこには心配の言葉と同時に、いざって時に足手まといになられては困るっていう感情も無意識に入ってしまうのは仕方の無いことなのかもしえrない。今日は冷える。大雪山に近い場所にあるせいか、雪も降っている。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:55:29]
◆セレニア > ( 夢にまで見た、と言っても大げさではないマリア様との巡礼に、不純物が混じっている。 元々、聖教会を訪ねるという部分にも漠然とした不安感を抱いてしまい、心穏やかな旅ではなかったけれど。 それでも到着するまでの間、二人きりで聖地を巡れるというのは純粋に嬉しかった。 楽しみだった。 …それなのに。 ―――額を押さえていた手をはなし、音のした方を向く。 ) …。 ( マリア様とは旧知の仲ということだけど、傭兵が一人同行している。 …自分とも鍛錬所で面識があるが、こともあろうにマリア様に見立てて包帯を巻いた人形で訓練していた部隊の、隊長か何かだったはずだ。 魔界戦争や、ドルーチ派の起こした蔓の悪魔事件で活躍したというけれど、パプテス教徒でもなく、いくらかマシに思える部分といえば女であることくらい。 ―――マリア様が良いというのだから仕方ないけれど。 自分の体調が万全であったなら反対もできたのに、今は、そんなものでもいないよりは心強く思うしかない。 ) …。 ( 不機嫌そうに一瞥して無言という、感じ悪さ全開だ。 もっとも、誰に対しても積極的に口を開く方ではないけれど。 ) …落ちません。 あなたこそ、外に出ない方が良い。 また落ちるから。 ( 侮られているようで、むっとした。 ただ、悔し紛れに何て間抜け、と思う反面… よく生還したものだとも思う。 …落ちたら、どうすれば良いんだろう。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:40:49]
◆艶子 > あー、畜生。誰か私のことを噂しているな。 ( と、言いつつ。まさかその噂している張本人が目の前にいる人影だとは気づかず教会の入り口から出てきてゆっくりと歩いてくる。彼女が持つ明かりに防具の銀の光が反射し、暗くてもその存在を誇示していた。彼女の名前はセレニア。アレックスの部下だ。 ) ――前にこの辺りに来たことがあってな。足をちょいと滑らせて、まだ誰もその最深部に到達したことが無いという鍾乳洞窟の奥深くまで落ちたことがあった。金属を溶かし食らう化け物に、強靭な身体を持つリザードマン。そこから這い出るには苦労した。 ( そんな話をしながら彼女のそばへ。 ) うっかり穴に落ちたりするなよ?探しに行くの、大変なんだからな。 ( なんて軽口を叩く。本人は冗談のつもりで言っているらしい。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:13:39]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 へっくし! 』 [Sun 3 Jan 2010 23:05:22]
◆セレニア > ( 年が明けてすぐに、マリア様――― ヴァンパイアハンターギルドでマスターと慕う上司、アレッサンドラ・M・クレメンテの護衛として、クリスティアを目指しヴェイトス市を発った。 聖女セレスティアに招かれクリスティアへ行くという話は以前からあったけれど、VHGやヴェイトス市が立て続けに事件に見舞われ、忙殺されたマリア様が身体を壊すなどしているうちに、先送りになってしまっている。 ) ―――。 ( あと少し早ければ、と… 冷え切った革手袋の手を、ギリギリ痛む額にあてる。 …あと少し早ければ、自分がこんな状態でなければ、他に護衛など必要なかったのに。 ―――いや、必要だけれど。 それを言うのなら神殿騎士団の護衛があって然るべきだ。 どこの馬の骨とも知れない傭兵などでなく。 ) [Sun 3 Jan 2010 23:00:56]
◆セレニア > ( ヴェイトス島に数ある名所の一つ、地下鍾乳洞。 その入り口はアングリマーラから北西に集中して点在するが、多層構造になっている広大な鍾乳洞内部が、果たしてどれほどの広がりを持っているかは分からない。 鍾乳洞にはホビットやリザードマンといった亜人が棲息しているとされているけれど、岩盤の多い土地に人間の村は少なく、この岩窟教会も人里離れた場所にある小さな穴倉だった。 蟻の巣のように岩を削って形を整えられた内部は思いの他快適そうに見えるものの、数人の修道士に管理されている小さな畑には、冬ということもあるのか痩せた作物しか実っていない。 ) ( 教会周辺には特に見るものもないが、起伏の激しい岩肌は隠れ潜む場所に事欠かない。 神経質に見て回っていた戦闘服の少女は、教会の入り口に戻り、それでも気が済まないのか闇の向こうを眺めている。 ) ( 長い時をかけてこの土地を形作った強い風に、緩く一房に編んだ薄紅色の髪が揺れた。 身体のラインをトレースするような革の戦闘服に取り付けられた銀の防具が、ランプの明かりを受けて、パプテスの意匠を浮かび上がらせながら暖かく輝いている。 ) [Sun 3 Jan 2010 22:48:43]
お知らせ > セレニアさんが入室されました。 『( 3日目。 地下鍾乳洞群の中に位置する岩窟教会にて。 )』 [Sun 3 Jan 2010 22:26:38]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 例えオーガに出くわしても、身体張って友人を守ろう。 』 [Sat 2 Jan 2010 19:08:05]
◆艶子 > ( まあ、それはいずれ明らかになろう。そんな事より、今は護衛の仕事に専念だ。警備された安全なルートを通るとはいえ、前回のアマウラ行き旅行のようなケースに出くわすことも考えられるし、気を引き締めていこう。そして何より、ずっと待ち望んでいた「アレッサンドラの為に剣を振るう」ということが適って、私はとても嬉しかった。どんな些細な形であっても、彼女への恩返しが出来るのだ。 ) …セレニアに負けないようにしないと。 ( あいつも結構鍛えてるみたいだし、競うわけじゃないけどドジ踏んで頼りにならない奴っていう風に思われてしまうのだけは避けたい。 ) [Sat 2 Jan 2010 19:07:01]
◆艶子 > ( そんなことを止め処なく考える。けれど、私が一番興味があるのがアレックスがクリスティアを尋ねるその理由だ。 ) 聖剣、か。 ( 私も詳しく知るわけじゃないが、それが聖遺物としてクリスティアの教会に納められているのだろう。私は剣と名の付くものには興味を持つが、それは果たしてどんなものなのか。どうしてそれをアレックスが求めるのか、とても気になる。求めるといってもその聖剣そのものを欲しているというわけでは無さそうだが…。私は鉄や鋼で出来た人の業による武具しか使わないと決めている。だからその理由が気になるのだ。私と彼女の考え方の違いに。 剣とは戦うための道具だ。アレックスのフェンシングという技の恐ろしさは、この身をもって体験しているわけだが、それでも彼女は純粋なファイターというわけでない。飽くなき強さの追求をするタイプでは無かったと思う。…だから余計に気になるのだ。 ) [Sat 2 Jan 2010 19:03:35]
◆艶子 > ( 本来なら鉄の篭手と西洋風の板金鎧ときたらロングソードの方が見た目としては正しいのかもしれないが、そこに刀という組み合わせが如何にもあるもので武装した傭兵らしいじゃないか。もっとも、私にとってはこれがもっとも最適化された戦闘スタイルなわけだが。それにイエロティアが板金鎧を着ている時点で――いや、そこにイエロティアがいる時点で、クリスティアに居る人たちにとっては…。 ) …いや、そんなことは考えるな。 ( 昔、一度だけ仕事で行くことがあったクリスティア。最初は物珍しさに外を出歩いたりしたけれど、すぐに私に対して向けられる奇異の視線が嫌になって、宿に引きこもってしまった。その時の印象が強いのだろう。でも、今回の仕事が嫌だっていうんじゃあない。護衛の申し出をアレックスが快く受け入れてくれたのは本当にうれしかったから。 ) MJたち、ちゃんとやってるかなあ。「栗きんとんは独り占めするなよ」って言ったけど、大丈夫かなあ。 ( MJや白夜、ハッシュ、それにナッキーには伝えてから出てきたけど、やっぱりちょっと心配だ。 ) [Sat 2 Jan 2010 18:41:12]
◆艶子 > ( 私は友人であるアレッサンドラ、そして彼女の部下であるセレニアと共に一日の早朝にヴェイトスを発ち、クリスティアに向けて馬車を走らせた。途中、街道沿いにある教会を巡礼しながらの旅だという。――そしてここは、そうして立ち寄った教会の一つだ。私はその教会のしんと静まり返った廊下の中で、一人壁によりかかり物思いに耽る。片方だけ新調することになったガントレットの留め具を弄るのは、やはり何となくつけ心地に違和感があるからだ。クリスティアに行くっていうことで私は着ていくものをどうしようかと思ったのだが、鉄の篭手と鎧と刀という、傭兵らしい格好のままでいることにした。後は下着の代えと寒くないように上に羽織る外装だけ。妙ちくりんな服装をするよりはアレックスに恥を掻かせることも無いし、相手から見ても一目で雇われている傭兵だと判ったほうが何かと好都合だろう。 ) [Sat 2 Jan 2010 18:30:38]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 街道沿いにある教会の一つにて。 』 [Sat 2 Jan 2010 18:14:16]
お知らせ > コンさんが退室されました。 『――― 一昨日作ったの忘れてたッ! ( 帰ったら風呂だ。罠は明日作り直しだ )』 [Thu 26 Nov 2009 22:11:43]
◆コン > …………… ( どろまみれ ) ( 穴の上で式がきゃんきゃん鳴いてる ) [Thu 26 Nov 2009 22:09:32]
◆コン > ( ず ぶ ッ ) ッ、 ( ぬちょ。 ) [Thu 26 Nov 2009 22:08:12]
◆コン > ( ず、 ) …お? [Thu 26 Nov 2009 22:06:11]
◆コン > ( 引き上げてやったらやったで ) わ、ぶッ ( 子犬に扮した式は体を震わせて泥を飛ばす ) ( 服にも顔にも、泥の水玉模様が出来た ) お前なぁ…… ( げんなり )( 子犬の形をとったから仕方ないのか ) ( 狐の式だから仕方ないのか ) ――― まあ、いい。 ( 帰るぞ、と地面に突き立てていたスコップを引き抜きながら歩き始め ) [Thu 26 Nov 2009 22:04:34]
◆コン > ( 耳と尻尾を垂れさせて、くぅーんと子犬が泥にまみれてた ) …… ああ、そう情けない顔をするな。 ( こっちまで情けない顔になるだろう ) [Thu 26 Nov 2009 21:57:41]
◆コン > ... いわんこっちゃない。 ( あーぁ ) ( しゃがみこんで穴の中を覗く ) [Thu 26 Nov 2009 21:52:54]
◆コン > いや、もうならさなくていいぞ ( あんまりやると、不自然になる。 罠があると知られてしまう ) ( 特に今日は月が明るくてこっそり罠を仕掛けるには適さない。元より訪れる者もそうはいないが ) 余り衝撃を加えるといくら子犬のお前でも落t( ずぼ べちゃ ) … ( 抱き上げてやろうと伸ばしてた両手が所在なさげにぶらんと宙に浮いた ) [Thu 26 Nov 2009 21:50:33]
◆コン > ( 落下式罠の中には竹や棘の代わりに、底に泥が敷かれてる ) しかし 今は未だいいが、泥が固まるくらい寒くなったら何を入れよう ( 突き立てたスコップの柄に左腕を乗せ、右手でうーむと顎を撫でた ) 落ち葉とか藁じゃ親切過ぎるなぁ。 ( 単に衝撃吸収されるだけだ ) そこにこう、落ちたら嫌だ! っていう要素を加えたいところだが―――― 落ち葉… 藁… ……納豆? ( 藁入り納豆 ) 駄目だ、勿体無い。 ( 食べものは大切に ) ほかー… は、 ( どう思う? って式を見たら ) ( まだ地面をぺしぺししてた。) [Thu 26 Nov 2009 21:41:30]
◆コン > ( スコップを誇らしげに地面に突き刺し、悪戯仕掛ける子どもの様で狐が笑う ) ( その足元では子犬に扮した式が一匹、前足で地面を軽く叩いていた ) ( ぺしぺし ) おっと。 印をつけなきゃいけないな ( 此処に罠があるよ っていう印だ。 ) ( この辺りは敵だけじゃなく狐や式、知人や動物も通る競合地域だから ) うーん、石でいいか ( 間違って引っかからないように )( 落下式罠の手前に小石を三つ、並べておいた ) [Thu 26 Nov 2009 21:28:47]
◆コン > ――― よしッ。 ( ざぐ。 ) かんッ ぺき だ! [Thu 26 Nov 2009 21:19:18]
お知らせ > コンさんが入室されました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Thu 26 Nov 2009 21:15:19]
お知らせ > コンさんが退室されました。 [Mon 23 Nov 2009 22:42:15]
◆コン > ―――― ( 遠く、 ) ( 響き来る子の泣き声に、狐は小ィさく笑った ) [Mon 23 Nov 2009 22:42:13]
◆コン > ( 頭の横につけていた面、引き寄せ顔を覆えば笑い声の混じった答を返し ) ... あらら、 ( 面を横にずらし、悲鳴を上げながら駆けて行く少年の背を見送った ) 脅かすつもりは無かったんだが ( 面を頭に戻しながら吐息交じり、ねぇと肩の梟に同意を求める ) ( 梟はくるくると頭を回してホゥと一声だけ鳴いた ) いけないな、あれではまた迷う。 ( 梟に腕に乗るよう促せば、其の手をすっと前へ向け ) 追いかけてやれ。 ( あの子どもが迷わぬように )( 腕を軽く揺すれば梟がばさりと羽を広げて飛び立ち ) [Mon 23 Nov 2009 22:38:54]
◆コン > そうだよ。 [Mon 23 Nov 2009 22:36:22]
◆コン > ―――― … ( 齎された問いに、ゆるりと少年へ顔を向けた。 ) ( 唇には今宵の月にも似た弧 ) [Mon 23 Nov 2009 22:34:17]
◆コン > ( ――― キツネ? ) [Mon 23 Nov 2009 22:30:03]
◆コン > ( お前、 ) ――― ん ? ( 梟の羽を指の背で撫ぜ、少年を見ぬまま其の言ノ葉に耳を傾け ) [Mon 23 Nov 2009 22:27:20]
◆コン > こんな時分に出歩くのは感心しないなあ。 きっと心配してる ( 村の者達が。 狐は少年には近付かないまま木の下に立ち、ひょぃと摘んだ落ち葉を指先でくるくる手慰みに回した ) ( ばさり ) ( 一羽の梟が羽を広げて肩に止まる。 其れは羽をたたんでくるくると忙しなく首を回し、少年を見つめホゥと一声鳴いた。 ) … ( 少年から小さく短く、漏れる悲鳴 ) ( ぱ、と手遊びにしていた銀杏の葉から手を離せばそれはひらりと舞い落ち地面に敷かれた錦と様を同じくす ) [Mon 23 Nov 2009 22:24:42]
◆コン > おや、 ( 少年が叫び声を上げて尻餅をつけば、バサバサと鳥が何羽か夜空へと羽ばたいた。狐はかくりと首を傾げ ) あはは、驚いた? ( 柔和そうな面が、目を細めて微笑う ) ( 暫く上から様子を窺っていたが、単なる村の子どもだろうと判断して声を掛けた。このまま進めば迷うか、罠のある区域に到達しかねない。森の中は村人や森の住人――動物たちに遠慮して、余り罠を仕掛けてないが ) どうした、迷子? ―――おや、違うのか ( 尻餅ついて震える姿とは裏腹に、威勢良く返った言葉に狐は軽く肩を竦め ) よ、 ッ ( がさり )( 木の上から地面へと、とんと降り立つ ) [Mon 23 Nov 2009 22:11:34]
◆コン > ――― こんな時間に何してるんだ? ( 木々の合間から降る言葉 ) [Mon 23 Nov 2009 21:59:20]
◆少年 > こわくなんかないんだから な ( 天では月が笑ってる。 ) ちぇっ。 ( ばかにしやがって、って むくれた ) ( 寒風に木々がざわざわとざわめく。ひらひらと舞い落ちてくる落ち葉の合間から、ホゥホゥと梟の鳴声が響いてきた。でも、声が響き渡るばかりで一体何処にいるのかわからない ) … ( ごくり、喉を鳴らす。 夜の森は不気味だ。 )( 思ってから、あ、いや違うと頭をふるふる、左右に振った ) こわくなんかないんだ ( だから不気味なんかじゃないんだ。 ただ暗いだけだ。そうとも。 ) [Mon 23 Nov 2009 21:56:39]
◆少年 > ( って、) じぃちゃんが 良く話してた。 ( だから此の森には おキツネさまがいるんだ。 ) ( そう云ったら、森に入るのがこわいんだろうって みんなにからかわれて ) こわいもんか。 こんな森。 ( こうして提灯を手に、夜の森を練り歩くことになった ) [Mon 23 Nov 2009 21:49:57]
お知らせ > 少年さんが来ました。 『 此の森には おキツネさまが出るそうな 』 [Mon 23 Nov 2009 21:47:07]
お知らせ > ベイオウルフさんが退室されました。 [Sun 22 Nov 2009 05:27:22]
◆ベイオウルフ > ( あれが目を覚ます頃には兎か何か、獲物を手にできているといいが ) [Sun 22 Nov 2009 05:27:11]
◆ベイオウルフ > おまえは本当に寝ているのか。 …本当は言葉が分かるんじゃないのか。 ( 返ってくるのは鼾ばかり。 ) ……。 ( 雨が止む気配はない。 一度狼を退かし、洞の中で苦労しながらコートから腕を抜いてはちいさな毛皮を包み直す。 コートの鞘から抜き身のナイフを取り出し、がちりと銜えて洞の中からそっと出た。 ) [Sun 22 Nov 2009 05:25:18]
◆ベイオウルフ > ( べち。 仔狼の肉球が鼻っ面に飛んできた ) …………。 [Sun 22 Nov 2009 05:17:28]
◆ベイオウルフ > ( 腰を浮かせ、洞から身を乗り出しかけて ) イキモノを飼うのは大変だ。 [Sun 22 Nov 2009 05:17:03]
◆ベイオウルフ > …………。 ( ざあ。 ざああ―――― ) [Sun 22 Nov 2009 05:14:51]
◆ベイオウルフ > …。 ( 洞の中から外を見る。 滝のごとき雨の糸の中から空を見上げる。 雲は意思を持って空を覆わんとするばかりに厚く、そして濃い。 墨色の染料を横薙ぎにぶちまけてみたような。 ) ……。 もう暫くは止まないだろうか。 ( 雨が降り落つ。 ) 今なら獣の鼻や耳も利かないだろうか。 ( ざあざあ。 雨が降る。 ――そうかもしれないと言いたげに。 どうどう。 雨は降る。 ――そうでもないかもしれないと言いたげに ) 少しでも狩りはしやすいだろうか。 [Sun 22 Nov 2009 05:11:46]
◆ベイオウルフ > ( 懐に入れても狼を温めてはやれない。 外気に触れるのと吸血鬼の体温の傍にあるのと、仔狼にとってどちらがましなのか。 己には知る由もない )( が。 ) …それでも傍にあるのだから、ここに居るのがいいんだろう。 ( それが使い魔のさがに過ぎなくとも。 ――契約の内容を男の方が忘れていた ) [Sun 22 Nov 2009 05:02:52]
◆ベイオウルフ > ( 懐に抱えた仔狼がもぞもぞと顔を上げ、こわい冬毛をすり寄せてまたすぐに目を瞑った。 猫でもないだろうによく寝る。 特に雨が降ると、こうして。 ) 寒いか。 寒いのだろうな。 ( 起こさないよう耳の辺りを撫でてみる。 鼻を鳴らしたような寝息 ) [Sun 22 Nov 2009 04:58:50]
◆ベイオウルフ > …。 ( 身じろぐと固い木と背中とが擦れ合う。 激しい雨と、それ以上に朝の気配から身を隠すように洞の中でのそりと膝を抱え直した。 外は視界も利かないほどの雨模様ではあったが、何の気まぐれで空が晴れるか分からない。 雨雲がなければ空も白む頃合だ ) [Sun 22 Nov 2009 04:56:06]
◆ベイオウルフ > ( どうどうと耳を打つその音を、大きく開いた洞の中から聞いている。 精霊の泉を擁く湖畔地帯の中でも森深い一角、巨木の懐。 ) [Sun 22 Nov 2009 04:53:52]
お知らせ > ベイオウルフさんが来ました。 『( 激しい雨音 )』 [Sun 22 Nov 2009 04:52:49]
お知らせ > 孵化した者さんが帰りました。 『( きっと素敵な恋をしたからよ、 ってキューピットさんに言われたよ。 )』 [Sat 21 Nov 2009 05:26:41]
◆孵化した者 > 中性だよ って言われても・・・ うーん? ( でもきっと 女の子になると 思うよ だって僕は 女の子になりたかったんだ )( ・・・ どうして覚えてるんだろう? ふしぎだなぁ ) [Sat 21 Nov 2009 05:26:01]
◆孵化した者 > ( 服を用意したり 忙しくなるってさ。 僕はじぶんじしん 何が出来るか考えなきゃいけなくて それがちょっぴり面倒くさかったけど 人間界ってどんなところか凄く気になったんだ ) ・・・ そういえば あの! 僕って… おんなのこ ですか? おとこのこ ですか? ( ふとしたしつもん。 教えてもらった とくちょうが まだなんとなく?しかわかんなくて・・・ ) [Sat 21 Nov 2009 05:24:15]
◆孵化した者 > トールって響き、好きだけど・・・ やっぱやめたほうがいいかな? ( シュークリームは口いっぱい含んだから 口の周りがクリームだらけ。 僕はそれも気にしないで食べていたよ ) わかったよ、うん!それじゃー 僕は今日から トールっていう名前だね? 僕はそれを名乗るよ。 ( おなかいっぱいになったら すこしだけ眠くなって 欠伸をしたんだ。 生まれたばかりだから仕方ないって言われるけど・・・ ずっと寝てるような気がするよ ) [Sat 21 Nov 2009 05:17:12]
◆孵化した者 > ( 今まで皆が通ってきた道だから だって!なら頑張るしかない・・・よね? ) わかったよ、うん。怖いけど・・・ 人間界に行くよ! ( 笑顔で、もういっこ 僕にシュークリームをくれたから 幸せになれた! ) 出発はすぐにでも、と ・・・ あと名前がほしいよ。 ( なんな乗れば皆笑顔をくれるかな? ぼくには まだ名前がないから─── ) まえのときの 名前でだいじょうぶ なのかな? ( それはそれで嬉しい。 確認したほうがいいのかな?どうなんだろう ) [Sat 21 Nov 2009 04:57:17]
◆孵化した者 > ニンゲン に 優しくするですか? ( きゅるるる ってお腹が鳴ったからもう一個くれたよ! でも凄くがっかりした顔をしてたから 僕の分じゃなかったのかな? でももらっちゃう ) 皆そうしてきた・・・? そっか・・・ でもここは凄く居心地がいいから いきたくないなぁ ( もらったシュークリームかぶりつく。 一人になってしまうのかと思うと 寂しいし 人間界は怖かったんだ。 昔のことは 何も覚えていないんだ。 だから余計に怖かったよ ) みんな いっしょ? ・・・ ( いじいじしてる僕を見て 笑って教えてくれたんだ ) [Sat 21 Nov 2009 04:47:54]
◆孵化した者 > ( お菓子が美味しくて 美味しくてもう一個もらいたくて 手を伸ばしたんだけど ギロって睨まれちゃいました。 ) でも、僕はにんげんかいなんて 知らないし・・・ それに何をしていいか わからないよ? ( 指に付いた残りのクリーム っちゅって吸うことにしたよ。 美味しい美味しい シュークリームもう一個欲しいな ) [Sat 21 Nov 2009 04:45:40]
◆孵化した者 > ( 今回、たまごから孵化したのは僕だけみたいで ここ数日いろんなことを 教えてもらった。 ) て、ことは 僕は この後にんげんかいに行って、しめいをはたすんですね? ( おかしをもらいながら しめいを 聞くことにしたよ ) [Sat 21 Nov 2009 04:40:35]
お知らせ > 孵化した者さんが入室されました。 『( いわゆる、てんごくというところみたいだ。 )』 [Sat 21 Nov 2009 04:39:36]
お知らせ > たまごさんが帰りました。 『 ぼくは なにをするですか?( あしたから べんきょうだ。 )』 [Thu 19 Nov 2009 05:01:27]
◆たまご > トール ってよばれてました! ( まだうまれたばかりの たまごのなかみ。 てんしは、ききとして。 これから使命を帯びるてん ) [Thu 19 Nov 2009 05:00:58]
◆たまご > あ、 ぼくのなまえ しってます。 ( 小さなかたすみ、きおくにのこる ぼくの名前 ) [Thu 19 Nov 2009 05:00:16]
◆たまご > ぼくのなまえ? ぼくは・・・・ ( なにもおぼえていないよ。だって生まれたばっかりなんだもん。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:57:54]
◆たまご > ・・・・・・ おはよう、ございます・・・・ ( 僕はうまれたんだ。 まわりにいる 羽根の生えたひとたちが 僕によくやったね、 って言ってくれたよ。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:49:27]
◆たまご > (ぴかぴか した せかいがひろがってたよ ) [Thu 19 Nov 2009 04:48:47]
◆たまご > ( あとすこし? なんでかしってるんだ あとすこしって ) ううう、 はう ( ぱかって 音がしたら ああきれいな [Thu 19 Nov 2009 04:48:33]
◆たまご > ( びきびき びきびき )( なんだか あかるくなってきた あかるいって なに? あれ ぼくは何かを しってるきがする ) うう・・・ ( わ!これがおと? おとってなんだ? ぼくは ぼくは ) [Thu 19 Nov 2009 04:40:54]
◆たまご > ( やってやるさ みてやるさ。 だから、もうちょっと もうちょっと )( ぴきぴきぴき )( ここはきもちよくて あたたかくて あんしんできたけど ぼくは やってみたいんだ。 ) [Thu 19 Nov 2009 04:33:00]
◆たまご > ( やってみようかな やってみたいな ) ( よぶこえ。 よぶこえ。 なつかしい こえ? ううん?なつかしいってなんだろう ) [Thu 19 Nov 2009 04:32:21]
◆たまご > ( ぴくぴくぴく。 あ、ぼくはなにかをすることができる )( むずむずむず。 ここにいれない?ここからでたい? もぞもぞもぞ ) [Thu 19 Nov 2009 04:20:36]
◆たまご > ( こつこつこつ。 だれかがよぶこえ。 )( だれかってだれ?ぼくはなんでそんなことをしってるんだろう? ) [Thu 19 Nov 2009 04:20:03]
◆たまご > ( 僕はここにいたいんだよ、 )( あれ、でもなんで 僕は僕だってしってるんだろう? ) ( ぼくは ぼくしかしらないよ、だれがよぶんだろう? ) [Thu 19 Nov 2009 04:19:29]
◆たまご > ( むずむずむず。 ) ( ここはどこだろう?なかがあったかいなァ。 )( おそとで、誰かが呼んでるよ。 ぼくを よんでるんだ、 ) ( でも、まだでたくないよ、なかにいたいよ ) [Thu 19 Nov 2009 04:14:47]
お知らせ > たまごさんが入室されました。 『 いわゆる。てんごく。というところだ。』 [Thu 19 Nov 2009 04:13:49]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが帰りました。 『…全く、とんだバカンスでしたわ…(溜息、ひとつ)』 [Sat 3 Oct 2009 03:20:31]
◆ヴェルセリオス > …………(集中すれば、ぶわっ、と背中から赤黒い血が噴出して…それが血の色でできた翼を作り出す。それが形作られるのが終われば、ふわりと地を離れて崖の向こうへ。地に脚を付けていては落ちてしまうような場所で、下を眺めて…)…よし。いい塩梅にぐっちゃりといってますね。これなら死因もわからないでしょう。――――では(こく、と満足げに頷くと、暗い夜空にふわりと身を浮かばせた。そうして、夜が明ける寸前に街道に合流して…あとは、どこかから帰ってきた人を装ってヴェイドスに入るだけだ。実際にどこかから帰ってきたのは事実だから、何も恥じることはない。そんなことを考えながら、木々の合間を静かに飛び進んで…) [Sat 3 Oct 2009 03:19:52]
◆ヴェルセリオス > ………こう…山歩きというものは、意外と疲れるものですわね………あ”ー…(ひょいひょい進むのは最初の20分ぐらいが関の山。その後はぐんにゃりと背筋が曲がり、斜面めんどい坂きつい足場悪いとぶつぶつ零す始末)…服…仕立てないと。(一度脱出した後また捕まって、その時に脱ぐことすら出来ずに色々な意味で汚されたワンピースとエプロン。体と一緒に河で洗ったけれど、どんなに擦っても染みが落ちなかった。自分の体事態は機にならないけど、この服が汚されるのだけは本当に嫌なんだとそのとき気づいた。でもただ捨てるのは嫌なので、絞って丸めて背嚢に入れてある。そして流石に人気のない山林とはいえ、全裸はあれなので今はもう一着のワンピースに袖を通している。そして―――前方に沢が見えてきた。前方といっても大分切り立った崖の下に、だが。でも丁度よかった。その崖から少し離れたところまで近づいて、肩に担いでいた鹿を両手で持つと―――)…っと(ぽいっ、と鹿の体が軽々と放り投げられて、一直線に崖の下まで落ちてゆく。鹿の体から手が離れるのと同時に、静かに目を閉じて…) [Sat 3 Oct 2009 03:13:26]
◆ヴェルセリオス > ………はぁ…獣の血ははっきりいって美味しくありませんけど……腐っているのに比べれば、比べるのも馬鹿らしくなるほど…遙にましですわね。それに、腐ったモノを突っ込まれたりしゃぶらされるのもイヤなものでしたわ。ヴェイドスに帰ったら早速淫売窟にでも行こうかしら………それと(鹿が雨後かなるまで血を吸い上げ、その死骸を軽々と肩に担いで歩き出した。あらかたの方角は、遠巻きに見える街道を参考に正しく進んでいるつもりだ。多分まあ、大丈夫だろう。それにしても、ずっと腐った奴にあれこれされていたおかげで正しい肉と肌の感触を思い出せない。そんな一時的なトラウマに眉をしかめながら、自分より少し大きいぐらいの鹿を担いだまま、ひょいひょいと道なき道を進む。まずくても糧は糧。体に力が静かにみなぎるのを静かに感じていた) [Sat 3 Oct 2009 03:01:18]
◆ヴェルセリオス > (明らかに人ならぬ声を上げ、両手に掴んだ獲物を引きずり倒す。爪を力任せにずぶぶ…とめり込ませれば、獲物が靴に身をよじる。だがその抵抗すらも力かませに押さえ込むようにのしかかって――――ぐぢっ!)………手を焼かせる…(ウォッシュベアーから10km程の人気のない山林の中。今しがた仕留めた鹿の喉に牙を突き立て喉を鳴らした。あの二人と別れてからまずしたことは、とりあえずあの村から離れることだった。道なき道を怪我の残る体で歩いて歩いて、日中はどうにか日陰で死んだように眠った。歩いて一日の距離だが、未だにヴェイドスに帰り着かないのはそんなルートと移動の事情があったからであった) [Sat 3 Oct 2009 02:52:22]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『ヴェアァァァァッ!』 [Sat 3 Oct 2009 02:44:17]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 …今はただ眠る。 』 [Thu 1 Oct 2009 22:21:21]
◆艶子 > ( しかし、それでも立ち止まることは許されない。戦って戦って戦って、この身体が使い物にならなくなるまで戦い続けなければならない。もう駄目だ、もう無理だと思っても、どうしようもなくやってくる「次」に備えなければならない。「次」は自ら挑むものではなく、天災のように向こうからやってくるものだからだ。それはあまりに理不尽に大切なものを奪っていく。それに立ち向かう為には止まってはならないのだ。 だから目が覚めたら、目の前にある現実を片方だけの目で泣きそうになりながら見据えて、悲しい思いをしながら対処していかなくてはならない。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:19:58]
◆艶子 > ( 後悔。ああすれば良かった、こうすれば避けられた、という思いは負の方向へその人を追いやるも、やがては二度と同じ失敗は繰り返すまいという成長に繋がる。この傭兵も、今までそう思うことで成長しようとしていたのは確かだろう。…しかし、何度改めようと思ってもその失敗が続いたら、そして取り返しのつかない失敗だったならば。 ) ……うぅ。 ( 脂汗を浮かべ、小さく唸る。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:14:41]
◆艶子 > ( 強力に身体を使用した事による極度の疲労。死線を潜るという緊張の連続。そして友人に起きた不幸。身体と精神の両方を、同時にここまで使い込んだのは恐らく人生の中でも始めてだろう。しかし、こうして眠ることで身体を休めることは出来ても、その心に安らぎは訪れない。普段なら鼻ちょうちんをつくって幸せそうに眠る傭兵の顔が、時折苦悶に歪む。夢見の中で過ぎるのは、一月の間に見聞きした様々な出来事だ。 ) [Thu 1 Oct 2009 22:06:50]
◆艶子 > ( 後は撤退を待つのだろうか。それとも新たな調査の拠点として使われるのだろうか。ウォッシュベアー村の周囲に設けられたキャンプのテントの一つ、粗末な寝台の上で死んだように眠る。村の入り口が封鎖されるその爆発音や微かに伝わる振動にも、豪天寺艶子は目を醒まさなかった。昨日突然ひっくり返って意識を失ってから、ずうっとこのままだ。医者は最初死んでいるのではないかと思ったが、呼吸はしているし脈も打っている。処置の済んだ右腕の骨折以外に目立った外傷は無いし、とりあえずは寝かされたままにされていた。 ) [Thu 1 Oct 2009 21:59:54]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 キャンプにて。 』 [Thu 1 Oct 2009 21:54:39]
お知らせ > ある魔術師さんが帰りました。 『EVIL DEAD 了』 [Thu 1 Oct 2009 21:11:40]
◆ある魔術師 > (かすかに、蒼い霧が見えた) [Thu 1 Oct 2009 21:11:03]
◆ある魔術師 > (――――やめよう。 そう思い、私は首を左右に振った。 もう終わったのだ。 この地獄は終わった。 それで良いじゃないか。 ……そう、これで良いのだ。 ウォッシュベアー村は閉鎖され、騎士や兵士達が入り口を監視する。 無事に救助された者たちは、病院で治療を受けて、もとの生活に戻る。 家族や友人を喪った人達も、きっといつか立ち直る。 それで良い。 ……もう、そういう事で良いじゃないか)――――。(そう自分に言い聞かせるようにしながら、私は馬車に乗って、村を立ち去った。 ヴェイトス市へ向かう道すがら、降り返った村の方には――) [Thu 1 Oct 2009 21:10:52]
◆ある魔術師 > (「蠱毒」と呼ばれる呪いが、東洋に存在することを私は知っている。 壷や檻の中に虫や犬、蛇を大量に閉じ込め、食事さえ与えずに放置するのだ。 すると内部では共食いが始まり……最後には、もっとも強い固体だけが残る。 これは単純に肉体的な意味で「強い」というだけではない。 生き残るという執念、そして喰われたほかの全ての者たちの怨念さえ背負った――ハッキリ言えば「呪いの塊」のような存在なのだ。)…………この閉鎖された村で、最後に生き残った者が……再び現れたら――?(……それは――とてつもなく恐ろしい、何かなのではないのか……?) [Thu 1 Oct 2009 21:07:50]
◆ある魔術師 > (思うに…………あれは、ある種の魔力の結晶なのだろう。 理由は不明だが、それは土の中に埋まっていて……採掘されると同時にこの災厄が始まったことを鑑みると、何らかの毒素を放つ性質を帯びているらしい。 いや、毒素と一概に決め付けるのもおかしいかもしれないが……現状、害としか思えない。 恐ろしい話だ。 あれを浴びた生物は、突如として奇妙な――普通ではありえない存在へと姿を変えてしまう。 それは例えば喰人鬼――グールであり……また、人間の顔よりも大きい花なんかであったりもするのだろう。 …………だが)――本当に恐ろしいのは……。 [Thu 1 Oct 2009 21:04:04]
◆ある魔術師 > (私自身もまた、危険を犯して村や坑道に踏み込んだ。 無事に脱出し、或いは救助されてきた人々からの話も聞いた。 その結果、私は――辛うじてだが、この災厄の原因らしきものを突き止める事に成功した。 それは……あの、青い鉱石である)………………。(宝石や何かと勘違いしてもおかしくはない、透き通った結晶体。それは土の中に埋まりながらも、ほのかに青い燐光を纏っていた。 そして……恐るべき量の、魔力も感じられた) [Thu 1 Oct 2009 20:59:10]
◆ある魔術師 > (それは――私は見ていないが――恐らく、九月一日に発生したという事故の再現に違いない。 一ヶ月の間、様々な人間が必死になって掘って開通させた道は、錬金術師や技師たちによって仕掛けられた爆薬により、再び崩れ落ちた土砂によって完全にふさがれた。 その様を安堵の表情で見守る者もいれば、厳しい顔つきで眺める者もおり、一方では泣き崩れる者もいた。 恐らく、未だ中に存在し続けている喰人鬼や、生存者達の事を考えているのだろう。 彼らの気持ちは、私にも理解できる。 だが、その一方で――)…………………。(私は、酷く不安なのであった) [Thu 1 Oct 2009 20:56:50]
お知らせ > ある魔術師さんが入室されました。 『――――爆発音』 [Thu 1 Oct 2009 20:54:18]
お知らせ > イェルマーレ@坑道へ突入さんが退室されました。 『(――気が付けば、塩酸管を下げた自分と死体と震える村人だけがそこに居て、)《ご救出:一名》』 [Wed 30 Sep 2009 22:46:37]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > (それが、一縷の光明だッたのに、) [Wed 30 Sep 2009 22:44:15]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > (がキン ごキン、耳障りな音が彼方から反響してくる。まだ何者か。まだ可能性は延長上にある。移動し、稼働し、自ら音を立てる生き物が存在している証拠だ。あァ、今度こそだ。今まで屠ッてきた亡者と生者の成りそこないとはきッと違う。もッと完璧だ、もッと崇高な、新しい黄泉還りの知識が蠢いているはずなンだ。薄紫色の眼差しが生気を取り戻して燃える。もつれる足を叱咤して、) ――…そゥだ、神よ…、これで…こンな結果で、終わるはずがあるまい……!?(陶然と呟いて足を速める。強力な思い込みが擦り減ッた体力を助長して、衰え掛けた意志を奮い立たせて加速に至る。ザシ ザシ ザシ、疾走が血泥にまみれた地面を踏みしめる。徐々に近付こうか、何か柔らかい、そして硬い物質を殴りつける音。人外の唸り声、泣き声、叫び。「やめろ」「やめて」、争いの声。仲間割れか、それとも『成りそこない』どもが村人を弄ッているのか、そンな事は既にどうだッていい。一秒でも早く、一歩でも速く、“本当”の食人鬼に、自然エネルギーが関与した、人知を超えた生ける死者に会わなければ――、そゥすれば、そこでようやく、私の、望みは、)(わたしの、のぞみは、) [Wed 30 Sep 2009 22:39:22]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…退廃 だ…、あァ、堕落だ衰退だ……これが全てであるはずがない……、こンな訳はない…こン な……、はず、は……、(途切れ途切れに零れる言葉の羅列。こンな馬鹿な現実を認めるわけにはいかない。こンなものは違う。こンな事実が真実であるはずがない。あれが食人鬼?意志を以て生き返っッた死人だと?あの形状はなンだ。あの身体の脆さはなンだ。生前の面影はどこに留めている?理性的な分別は?衣食住を確保しようとする意識は?肉体的にも精神的にも完全なる人間のそれとは程遠い。これは大いなる意志の裏切りだ。きッとどこかで何者かが神の恩恵を偽物にすり替えたのだ。イスカリオテのユダがイェスの代わりに私に牙を剥いたに違いない。)(完璧なはずの反魂術が、究極の呪法が、まかる返しの具現化が、このような不安定な結果で終わるはずがない。何かの間違いだ。あれが、あンなものが『生ける死者』であるものか。まるで獣(けだもの)と同じだ。あンな未完成の反魂など認められない。あれではただの『死者』じゃァないか!) ――…そうだ、そンな…はずは無い…、まだ…、調査しきれて ない 可能性が――…、(額を抑えた片手を解放せン。薄光りする瞳に狂気と紙一重の望みを託して、ふラリと立ち上がる。そゥだ、こンなはずはない。この間違いは調査不足のせいだ。まだ調べる余地があるはずだ。上体で下半身を引き摺るように坑道の奥へ踏み入らンと――、)《突入のご判定》 [Wed 30 Sep 2009 22:19:45][84]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…違 う…、(失望が凝縮された戦慄き。こンな。こンな馬鹿なはずはない。何かの間違いだ。こンな事実が、結果が認められるものか。がクンと崩れ落ちる上体。夥しい死骸の群れを背景に白い両手が土を握り締め、全身全霊で現実否定を訴える。)(修道姿を中心に円周上に散乱するのは腐臭を放つばかりの肉片だ。皮膚膜、腸道、指部、二の腕、臑、脳漿、そして頭部。人間を構成しているはずの部分的なパァツの断片。そのどれを取り上げても、規則的なまでに縦横に走ッた鮮やかな刃物の痕跡が伺える。傍らに何本かの手術用解剖刀が転がッている光景を認めるに、決して自然現象の起こした内訳ではあるまい。)(もはや少年自身とて自らの目と手で確かめた。新たに示された深遠に至る道程。しかし改めて踏み入るまでもなく“ソレ”との邂逅は叶えられた。あれほど知識欲に焦がれて追い求め続けた反魂術における無限の可能性の実例。薄氷のように剥がれる脆い皮膚。諸処から露出した骨格。神経線の糸を引く白濁した眼球。醜く膨張した茶色い肌。構築が止めどなく崩壊して行く五臓六腑。理性の名残すら感じ取られない思考性。何もかもが不定形で統一性のない存在。目の当たりにした瞬間の衝撃は筆舌に尽くし難い。) [Wed 30 Sep 2009 21:57:30]
◆イェルマーレ@坑道へ突入 > ――…違う…違う…、こンな…こンなものじゃァ、ない……、(血腥い大気に交じッて嘆きの嗚咽が流れてくる。微かに応じる空気の振動。成人男性のごとく低音域の涙声は坑道の奥から、時折しゃくり上げ言葉にならない呻き声を上げながらあるかなきかの風に乗る。常人が聞くに耐えない限りの悲愴感と絶望感を絶え間なく通路に運ンでは吹き荒ぶ。)(予想に反して華奢な発生源は、広がッた中道の中央部にうずくまッていた。両膝を濡れた地面に着けて、両手で顔を覆い尽くして。まるで絵画に良く見た神に懺悔を乞い願う罪人が、未来永劫に叶わない許しを得るためにそうするように。)(重量に従ッて下方に垂れ下がッた頭髪は、暗闇で自然発光するような蜂蜜色。跪いた身体を包むのは薄く汚れた修道服。ぱた ぱた と指を伝ッて落ちる雫が、胸から降りたロザリオをなぞッて滑ッて行く。小刻みに揺れる肩。土を穿つ熱い塩水。)(深くうなだれた頭部と顔面を塞ぐ手のひらの隙間から、その咽び声は響いてくるだろう。) [Wed 30 Sep 2009 21:42:03]
お知らせ > イェルマーレ@坑道へ突入さんが入室されました。 『(啜り泣きの声が、洞内に低く木霊を引く、)』 [Wed 30 Sep 2009 21:31:46]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが退室されました。 『( アザリー、どうか無事で… 私を守ろうとしたあなたの話、彼女に伝えるなんて、辛い。 )』 [Mon 28 Sep 2009 01:53:23]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが帰りました。 『無事会別は保護され、同時に厳重な監視下に置かれた』 [Mon 28 Sep 2009 01:50:18]
◆会別理久@霧の村 > ( 助かった… のだろうか。 分からない。 犯され、喰われ、喰った自分が、これからどうなるのか。 案外、やっぱり普通に過ごすのかもしれないが。 体のどこかが腐ったりすると、その影響は血流に乗って全身に回る。 切り落とさなければならないが、それをしないまま腐るに任せている左脚があってまだ生きているというのは… 部分的にではあるものの、やつらとそう変わらないのではないか。 もう、やつらの仲間入りを果たしているのではないか。 …そういえば、私を喰ったグールもそんなことを言っていた。 ) ( ―――戦いが終わるのを待たず、娘は意識を失ってしまう。 シスター・ジャスティスに伝えることはできなかったけど、どういった場所でアザリア・ヘミングウェイと別れたか、彼女がどちらへ進んで、自分がどちらへ連れて来られたかくらいは、手当てをしてくれた人に伝えることができただろう。 こことの位置関係はパニックになっていたのもあって曖昧だけど、周囲を探してみれば、それらしい場所は分かるかもしれない。 それが足しになるかどうかは、ともかく。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:47:44]
◆ジャスティス@外部突入 > (やがて争いの音は絶え。全身帰り血に染まった修道女が戻ってくるだろう) [Mon 28 Sep 2009 01:37:34][28]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!! (手を振って別れた後、縄梯子を登る。登りきった先には、屈強なグール) ちっ!! (武器を持つ暇もなく顔面に拳をたたきこみ、頭蓋を陥没させる) 大丈夫!! (一人倒れて動かない、。首のあたりを押さえている、まずい) っのおおおおっ!! (自分と周囲を奮い立たせようと大声を上げ、バスターソードを引き抜く。) 【判定】 [Mon 28 Sep 2009 01:37:05][54]
◆会別理久@霧の村 > …いいえ。 いいえ! ( 治療が先… それはありがたいけれど、でも、アザリーさんを先にして欲しいというのは、こちらもかわらない。 彼女には、私を助けようとして、逃げ出すより探索を優先しそうなところがある。 どちらにせよ道は分からないわけだけど、それこそ、怪しいとなれば来た道を引き返しかねないというか――― とにかく、無事なら無事で知らせなければ。 今更感のある応急手当に身を任せながら、定まりを失いかけそうな意識をどうにか繋ぎ止めて、続ける。 ) …元気、でしたよ。 左手指と肩に大怪我してたけど、気持ちは。 …でも、打撲や小さな切り傷なんか全身で、右肩も、酷く打っていたみたいだから… ( だから、急いで。 強い人だけど、そう戦い続けられる状態ではないと思う。 ) ( 何か、伝えられることはないだろうか。 もっと有益な、何か――― 考えるけれど、思いつくよりも早く、上からの声が届いた。 ) ―――気を、つけて…! ( ありがとう、とは言いそびれてしまったが、そんな場合でもないか。 一人では歩くこともままならず、任せるしかない。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:33:37]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!!ごっ、ごめんなさいっ!!治療が先よね。 (あわてて手を離し、人を呼び応急処置をしてもらおう。こういうのは不器用な自分では難しい。できるだけやさしく包帯を巻き、薬を塗りながら相手の言葉にゆっくりと頷く) そう……じゃあまだその時点ではアザリーは元気だったのね?(よかった。その頃なら状況は改善しつつあったころだ。もしかしたら、もしかしたらまた会える。イヤ絶対に会える) とにかく、ゆっくり休んで、もう大丈夫。 (そんな中上から此方を呼ぶ声と、闘いの音が聞こえはじめる。襲撃だ) ちっ、みんなは彼女を!! (上に戻って戦わなければ。下手をすれば、彼女を連れて奥に逃げ込むか、ここに籠城するしかなくなるだろう) [Mon 28 Sep 2009 01:20:45]
◆ジャスティス@外部突入 > [Mon 28 Sep 2009 01:17:08]
◆会別理久@霧の村 > ―――ッぎァア… ァ…! ( 肩を掴まれて、力なく呻いた。 アザリーさんが、せめて水着程度には体を隠せるようにしてくれたかもしれない。 けれどその服は、右肩の一箇所齧られている部分を、うまく隠してしまったのだろう。 …描写抜けごめんなさいとか、電波はさておき。 ) ―――ッは… っ… はっ… ( 力なく叫んだ息を整える。 いや、おかげで少し、頭が冷えた。 ) ―――少し… いや、どれくらいかな… しばらく、前まで一緒でした。 私を、助けてくれて… 様子を見てくるからって、一人で先に進んで行って… でも、待っている間に、私が、見つかって――― ( 通じた。 本物のジャスティスさんなのだと、どこかで安堵する気持ちは、けれど同時に、まだアザリーさんは保護されていないのだと知って、不安と帳消しになる。 …離れてから、どれくらいの時間が経ったのか。 何時間ということはなさそうだけど。 ) …ここから、そんなに離れてません。 だけど、離れてから一日か、二日か… ( 時間の感覚は、すっかり失ってしまっている。 ) [Mon 28 Sep 2009 01:14:27]
◆ジャスティス@外部突入 > っ!? (薬草の瓶を受け取ろうと後ろに手を伸ばしたところで目を見開き、動きを止める。一瞬ののちはじけるように動く。一瞬冷静さを失い、密着するような距離まで接近して)アザリー!!アザリーを知ってるの!? (とっさに奪い取るように受け取った小瓶を持ったまま、理久の両肩を掴む) [Mon 28 Sep 2009 01:04:45]
◆会別理久@霧の村 > ( ―――そう、そこが問題だ。 ) ( まだ、人間なのか、どうか。 グールというのはウォッシュベアーの住民で、では、自分達がそうならない可能性はなく、どうしてあのようになるのかという条件は不明。 目立つところでは青い霧だが、それこそ、ここに連れて来られてからずっと、ただの霧でも肺に問題が出るんじゃないかというくらい吸っている。 ) ―――…に、にんげ――― ァ、あいべつ。 あいべつ・りく。 あ、あなたは――― ( そうだ、シスター・ジャスティス。 こんな女の人だとは思っていなかったけど、たぶんアザリーさんと、暗黒街教会に住んでる―――… そうだ。 ) ぁ、アザリーさん… アザリーさんはっ…! ( まだ混乱している風に、でも、その名ははっきりと口にした。 自ら吐いたのとはまた違う様子で、赤黒く汚れた口で。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:59:02]
◆ジャスティス@外部突入 > (完全にグールと化しているのだろうか?今一言葉が通じているのか分からない。じっと少女を見ながら、考える。もしもアザリーが、アザリあヘミングウェイが同じようにグールとなってしまっていたら……悪い考えを振りはらい、立ち上がりかける。グールなら、処理しておかねばならない。とそのとき相手の動きが止まる) ……そうよ、ジャスティス。ジャスティスブラウニー。あなたは人間?答えて、あなたと話がしたいわ。 [Mon 28 Sep 2009 00:49:54]
◆会別理久@霧の村 > ―――あ、ァ、あ… ッ ( 灯りに目が眩む。 淡く光る青い霧に慣れた瞳にその輝きは鮮烈で、だからというわけではないけれど、その人達が何かはよく分からなかった。 武器を持っているとか、服がちゃんとしてるとか、明瞭な言葉を口にしているとかで、それは後から考えればいくらでも分かりそうなものだけど、手探りで、何か、何か身を守るものはないかと周囲を――― ) …ジャス… ( つい最近聞いた名前だからだろうか。 その音に、何か別の動物のように必死に動かしていた手足を止めた。 グラグラ揺れる瞳が、高さを合わされる目線を追っていく。 何だ、これは。 ) ( 乱戦の中であれば、グールとして処理されたかもしれない。 けれど、一時が万事運が良かったということか。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:40:52]
◆会別理久@霧の村 > ―――あ、ァ、あ… ッ ( 灯りに目が眩む。 淡く光る青い霧に慣れた瞳にその輝きは鮮烈で、だから [Mon 28 Sep 2009 00:35:15]
◆ジャスティス@外部突入 > (しゃがみ込んで、なるべく目線を同じ高さにして) [Mon 28 Sep 2009 00:31:56]
◆ジャスティス@外部突入 > …………あなたは人間? (カンテラの光が四つ。対して広くもない室内は、それなりに見渡せるようになった。危険を感じて距離はとったまま、微笑みかけて) もう大丈夫よ?私はジャスティス、あなたの名前は [Mon 28 Sep 2009 00:31:43]
◆会別理久 > ( 鍵は、壊そうと思えば容易に壊れる。 シスター・ジャスティスの腕力であれば、それこそドア枠ごと引き千切ることも叶うかもしれない。 その中にいるのは、口といわず胸元といわず、全身血まみれで、衣類の残骸を手足にひっかけた娘が一人。 その娘に喰われたのか、あちこち齧り取られた全裸の女の死体が一つ。 ) ―――っひぁ、あ、ァア… ( 今更、怯えるなんておかしな話だ。 いっそ死にたいと本気で思っているし、その気持ちは今さっき、また少し強まったばかり。 それなのに――― 嫌だ、と思う。 予想される痛みに対する拒否反応なんかもそうだけど、今、確かに死ぬのが嫌だ。 矛盾する感情は、ほんの一時ともに過ごしたシスター・アザリアのせいか。 …今はただただ、恐怖で頭の中が真っ白だけど。 ) ( グールらしい緩慢な動作で、起きられもしないまま後退ろうとする娘の左脚は、あちこち抉れて腐りかけていた。 他の部分も血まみれで、ぱっと見てフレッシュな部分があるかどうかを見極めるのは難しいかもしれない。 状況への理解が追いつかず、目を見開いてがくがく首を振っている。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:27:40]
◆ジャスティス@外部突入 > (蝶番がはじけ飛び、重厚な鉄の塊が隙間から飛び出す。恐ろしいことにそれはほぼ一度でもう一つの蝶番を吹き飛ばす。人間の力とは思えないだろう。最後にドアは断末魔の悲鳴を上げ、吹き飛ぶ。次の瞬間、複数の影が武器を構え、なだれ込んでくる) おおおおお! (内部から聞こえてきた声。おそらくはグール。バスターソードを青眼に構え突っ込んできたのは、修道服姿と神父服姿の一団。目を吊り上げてきた女の髪は真っ青に染め上げられていた) !! (カンテラの光にともされているのは……傷だらけの、女?しばし言葉もなく立ちすくむ) [Mon 28 Sep 2009 00:18:45]
◆会別理久 > ( 逃げるまでもなく、とうにこの現実とお別れしていてもおかしくない状態で、それでも生きているというのは、つまり、そういうことなのだろう。 ―――私の左脚はあちこち齧り取られていて、傷を焼かれ応急手当されていても、ところどころ腐ってきている。 血の行き渡らない部分だ。 そもそも、やつらの腐った口に齧られたという時点でかなりアウトっぽいけれど、それは運が良かったのだと納得するとして、これは決め手になる。 …と思う。 不確かで、立場を考えるとなんとも情けないけれど、生きていられるわけがない。 栄養補給だってそうだし… それらをひっくるめて不思議だねで済ませないとどうなるか。 つまり、私は――― ) ( 何かがパリパリに乾いている口元を拭う。 夢じゃない。 ) ―――ッ! ( いつの間にか。 足音が近付いて、何かを動かす音がして… 扉が鳴った。 やつらが戻って来たのかと、飛び上がる。 また仲間割れを起こすか、もしくは別のグループに襲われるなどして、もう戻って来ないと思っていたが――― いや、別のやつが開けようとしているだけかもしれないし、分からない。 というかそんなことはどうでも良くて――― やつらの話から察せられる 『食糧難』 という現状。 そんな中で、誰に見つかったとしても今度こそ絶望的だ。 何対か食事を揃えてコースにしないと気が済まないなんていうおかしな相手はそう多くないだろう。 ) …ぁあぁあああ…! ( 口をついて出るのは、意味のない音だけだった。 申し訳程度に鍵もついているけれど、立て付けの悪い扉越しにその音は届くはず。 どちらかというと、生者の声ではないが。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:15:14]
◆ジャスティス@外部突入 > ………………んー。 (なんだか気になる。神経がピリピリとして、違和感を感じる。なんだろうこの鉱石は。しかしこの疑念を後押ししてくれる、知識のあるエクソシストは上に残っている。ひとまずは意味のない観察をやめ、見探索の仕切りを思い切り開く。また、扉だ。…………ん?) 開くかな? (押したり引いたりしてみて、鍵がかかっているのならたたき壊そうとするだろう) [Mon 28 Sep 2009 00:05:43]
◆会別理久 > ( 壁面に、突貫工事で取り付けられたらしい木製の扉がある。 隙間だらけだが一応固定されていて、奥の様子は分からない。 周囲の状況から見るに、急に広い場所へ出るようなことはなさそうだけど。 ) ( 狭く、何かの資材が積まれている部屋の中には損傷の激しい死体が一つと、まだマシな、とはいえ死体である方が自然な状態の娘が一人転がされている。 物音一つさせずにいたそれは、仄かに青く輝く空間でぼんやりと目を開いた。 ) ―――。 ( ほんの少し、体力が回復しているような気がするのは――― そうか。 傍らに転がっている死体を見つめて、どこか遠い感覚で頷いた。 …もう少し綺麗だったはずのそれには、あちこち齧られたような、自分の脚で見慣れた傷がついている。 …そうか。 ) ( 人の声を聞いて目を覚ましたような気がするのだけれど、夢と現実の境は曖昧だ。 私の人生におけるイベントの水準としては、あまりにもこちらの方が夢でありそうだし。 でも、現実逃避だと分かってる。 ) [Mon 28 Sep 2009 00:01:46]
お知らせ > 会別理久@霧の村さんが来ました。 『( 仕切りの向こう、もしくはそちらとはまた別の小部屋。 )』 [Sun 27 Sep 2009 23:51:18]
◆ジャスティス@外部突入 > ……では、行きますか。 (どうやら、新しく掘り進んでいた場所らしい。あまり多くの人を収容できるほど広くはないようだが……二人がすれ違うのがやっと担ってきた通路。しかししばらく我慢すれば、また広さが増してきた。珍しく、粗末な布製の仕切りが壁にある。小部屋?休憩場所?いや、何かインカ物を置いているのかもしれない……それにしてもこれは……修道女は茫然と目の前の壁面に輝く青白い鉱石を眺めた) ここは、すごい量ですね [Sun 27 Sep 2009 23:44:43]
◆ジャスティス@外部突入 > (結局。比較的怪我の少ない人間が下に降りることになった。居残り組のほう尾が多い。降りるのは自分を含めて四人ほど。もし下に潜んでいるのであればもう気づかれているだろう。手早く下りていく。三メートルほどのところで一気にジャンプし、バスターソードを引き抜く。とりあえず周囲に敵のような者はおらず、上に合図を送る) …………誰かいませんか!!救助に来ました!!大聖堂のものです!! 街道の復旧が終わりました!!だれかいませんか!! (大声を張り上げ叫ぶ) [Sun 27 Sep 2009 23:27:31]
◆ジャスティス@外部突入 > (天井が低いことを除けば広い円形のスペース。さらに奥に続く道があるが、円形の中央には竪穴もある。五メートルほどであろうが、暗くて中はうかがいづらく。また一見して人の気配はない。しっかりとした縄梯子がかけられているが、降りるとなればここに人を残しておかねば危険だろう。肩を濡らす水を無視しながら、真剣に話し込む。進むか、降りるか) [Sun 27 Sep 2009 23:02:23]
◆ジャスティス@外部突入 > (メイスを失ってしまったジャスティス。手放してしまったそれ意外に持っていたものは、ナイフとスモールソードのみ。指突用のそれは、グール達には効果は薄く思え、まt形見であるそれは乱暴に扱うわけにもいかず、結局騎士団に無理を言って借りてきたものである。刃はやや鈍いが、この修道女には手ごろな重さで、自傷にさえ気をつければ扱いやすい武器に思えた) [Sun 27 Sep 2009 22:44:45]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが入室されました。 『手にしたのはバスターソード』 [Sun 27 Sep 2009 22:35:08]
お知らせ > MJさんが帰りました。 『( 思ったより早く――帰った来たと言うこの実感。 )』 [Sun 27 Sep 2009 02:57:17]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …思ったより疲労は強く、床に就けば死んだように眠るだろう。 』 [Sun 27 Sep 2009 02:51:27]
◆艶子 > う、うるさいなっ。 ( 普段だったらもっと自信満々に言ってそれが逆に滑稽な印象を与えるのかもしれないが、くたびれた今は妙に達観しているような感じになってしまうのかもしれない。そう見えるだけで、本質はいつもと変わりないのだけど。 多分、お互いいかれているのだろう。 ) そりゃあ、ちょっとは申し訳ないとは思ってるけどさ…。 でも、こうしている間にも命の危機に晒されている人が…! ( ずばり体調そのものを見抜かれていたらしい。 助けるのに間に合わなかった死体を見つけて後悔するかもしれないが、MJの言い分はもっともだ。同じようなことをセインにも、医者にもいわれた。少なくとも、つかまれた左腕を払う力も残っていなかった。 ) ――わ、わかったよ。一日だけだぞ。村は9月の終わりと同時に閉鎖されてしまう。時間は少ないんだからな。 ( だから一日だけだ、と言って。ややおぼつかない足取りで歩き出そう。 ) [Sun 27 Sep 2009 02:47:17]
◆MJ > かも知れんとか―――何か良い顔してるのかイヤ。 ( 怪我してなかったら、絶対に今目の前の艶子を蹴り飛ばしてたと思う。 何時も通り、憎たらしい程に彼女は豪天寺艶子であった。 刀を握り続ける限り此れからも。 本当に仕様の無いヒトだと餓鬼は思う、ソレで付き合う自分もイカれてるのか? ムキーとか一人立ち上がり地面を踏み付ける。 ) ぜっんぜん複雑じゃアリマセン。 ( 其処は力一杯の否定、素直さ故に誤解もされ易いけども。 ) 仕方ないで毎回お留守番してる皆サンに可愛そうだとか思わないんですカッ! 病院は良いの――、腕の怪我だけじゃないデショ。 艶子の身体の事はぜェ―――ン部解りマス。 ( ふんす、鼻鳴らし得意気に答える。 無事な左腕を掴んで。 ) 休むのもお仕事デス。 ( 思えば何時から世話焼きになったのか天を仰ぐ。 ) せめて一日か二日、ちゃんと寝て休んでからじゃないと一緒に戦えないデス。 背中預けるんだから。 救出だって、艶子一人でやってるんじゃないんだからサ。 ( 「ん」 顎でヴェイトス市の方向を指す。 ) [Sun 27 Sep 2009 02:36:37]
◆艶子 > …そうかもしれん。 ( 少なくとも君影は、この私を責めたりはしなかった。誰かにこの想いが届いたのなら、それは価値のあることなのかもしれない。 ) それを含めて確かめにいこう。何もわからないかもしれないけど、きっかけぐらいはつかめるかもしれない。そして勿論、今も助けを待っている人たちの為と、君影の為に。 ( 本当に最初の子供の頃。自分を取り巻く環境に影響されて選択は自由ではなかったにせよ、何かを手に取れといわれあるものは釣竿を取り、あるものはペンを取り、あるものは鍬を取った。そして私は剣を取り、今日まで生きてきた。困ったことに、釣竿を手に取ったものは魚を釣って何かに貢献し、ペンを取ったものは何かを書いて貢献し、鍬を取ったものは農業で貢献するしかなく、そして私も剣で貢献していくしかなかった。だから今回も、戦う以外に方法を知らないのだ。 ) そ、そんなつもりはないけど…。 ――うん、そうだ。豪天寺艶子として戦いに行きたいんだ。し、仕方ないだろう?私だって、色々複雑な人間なんだよ。 ( 呆れたような素振りに困ったような眉をつくり、情けない声を出した。 ) ……びょ、病院て…ヴェイトスの中央病院か?でも、昨日君影の見舞いに行ったばかりだし、腕だってその時診てもらったし…。 [Sun 27 Sep 2009 02:04:03]
◆MJ > ( ふて腐された様に地面に胡坐をかく――、艶子の言葉が届いているのか届いていないのか黙った侭。 今宵は雲も無く頭上には上弦の月。 ) ―――ハァ。 ( 口を開いて先ず、出たのが溜息だった。 きっと、言葉にならなかった残骸が口から零れ落ちたに違いない。 ) その想いが、誰かに届いたなら――。 十分なんじゃないの? ( 猪突猛進と艶子を見れば侮る輩もいる、けども―――確かに彼女は何かを変えて来た。 敵味方問わず。 ) そうやって、また”自分”の問題にするしィ。 ( 顔を上げれば何時もの調子で口を尖らせ、餓鬼は拗ねた口ぶりで。 ) 豪天寺艶子として戦いに行きたいって言うんデショ。 ( 息を吸うのと同じ位に、目の前の傭兵は剣に生きてる。 ) そして偶にはヒトに任せて欲しいと言ったら死ぬと言いやがりマスよ、このヒトはッ!! ( 何と言う艶子らしい言葉なんだろうと。 ちゃっかり、お前も必要だとか息を吐き出す要領で殺し文句を吐く。 怒ると言うか、呆れた――清々しい程の物言いに。 ) ……じゃ、先ず病院。 ( ぼそ、と薮睨みで口説き文句に答える。 ) [Sun 27 Sep 2009 01:48:02]
◆艶子 > ………メイ。 ( 男は唇を噛んで、拳が地面を打つ。 MJがアマウラに残った理由はわかる。だから私は寂しくてもそれを我慢したのだ。何の為に強くなるのか、その想いが嬉しかったから。だから私も負けぬように鍛錬を積み、そうして剣士としてもう一つ花を咲かせることに成功した。だが、その剣で救うことが出来なかったという想いは強く。 ) ――私は信じてきたんだ。強くなりさえすれば、どんな困難でも跳ね除けることが出来るって。自分自身だけじゃなく、他の誰かも救うことが出来るって。でも、君影は救えなかった。…お前が信じられないんじゃない。私が、私自身を信じられないんだ。そんな私に村に残れだなんて、言ってくれるなよ。 ( これは私だけの戦いだ、なんていうつもりはない。自分自身を信じられるようになるために、この戦いは必要だし、MJも必要なのだ。 ) …右腕なら、身体も一緒についていくべきだろう。腕だけ先に行くなよ、メイ。だから、一緒にウォッシュベアーに行こう? [Sun 27 Sep 2009 01:20:13]
◆MJ > ( 互いに口を閉じて、たっぷり七秒。 無言の侭、随分と言葉を重ねた様な錯覚。 コレまでの出来事が脳裏を過ぎっては消えて行く。 ) ―――自分の身を蔑ろにするのが艶子の悪い癖デス。 ( だから、良いとは今は言ってやらない。 眉間の皺はより一層深く。 ) 人が…、何の為にアマウラくんだりで剣の修行なんて言い出したと思ってるんデスか……。 オレサマは……―――。 ( 唇を強く噛む。 ) ――何時になったら本当に艶子の右腕になれるの? オレサマが……――、そんなに、信じられませんカ? ( やり場の無い想い、拳を地へと振り下ろす――。 鈍い音と共に、キツク握った拳の先に痛みが奔る。 ) 一緒に戦うって決めたのに、艶子は何時も一人で――。 ( 何かと戦って、一人で――。 息を吸い、一寸激情に身を任せ何かを叫び出しそうな想いを溜息と共に吐き出す。 その後の長い沈黙。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:59:22]
◆艶子 > ………。 ( 私は沈黙したままMJの顔を見上げていた。四秒か、五秒か。ややあって再び俯き、片方だけの瞳を閉じる。 MJが、私の代わりにいく。その言葉をゆっくりと噛み締めるように。 ) ( 今の私はそんなに死に急いでいるのだろうか。確かにそうなのかもしれない。自覚が無いという恐ろしい状態なのかもしれない。 ) ( 眉間に刻まれた皺を見るに、怒っているのだろう。表情だっていつもと全然違う。私は、私がやろうとしている事を今一度冷静に見つめ返し、そしてMJの申し出を受け入れられるかどうか考えた。 ――沈黙から六秒、七秒… やがて閉じたままの瞳を開くと、もう一度顔を見上げる。 ) …意味はわかる。でも…… MJ、頼む。私をウォッシュベアーに行かせてくれ。今、剣を振るうことを止めてしまったら、私の中でどす黒い何かがこれから先いつまでも残ってしまいそうなんだ。その時、私はもう一度剣を手に取る気になれるかどうかわからないんだ。 ( 戦う。それは、艶子にとって重要な意味を持つ。その価値を見失いそうになっている今、戦うことをやめてしまったら――…。 生存者を助ける。君影の仇を討つ。それとは別にもう一つ、大きな意味がある事に今気づいた。自分が人生を捧げてきた剣の道が、意味のあるものだったのかそうではなかったのか、見極める為だ。 ) 死に急ぐことはしないと約束する。無理だと判断すれば大人しく引き下がることも約束する。だから、頼む。 ( 私は今一度頼んだ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:37:40]
◆MJ > ――オレサマが艶子の”代わり”に行く。 意味、解りますよネ? ( 決意を乗せた言葉。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:20:13]
◆MJ > ―――当たり前デス。 ( ややあって、漸く見上げた顔に浴びせたのは容赦無い言葉。 ) 何処の世界にッ! 恋人差し置いて、涙流したり勝手に死ぬ気になってる大馬鹿サンに優しい言葉を吐き出す恋人がいますかネ。 ヴェイトス広しと言えど、オレサマ位に心が広くなかったら妬いてます。 艶子じゃ無かったら、今此処で怒って帰ってマス。 ( 正直、少し妬けたのはあったけど。 眉間には縦皺がクッキリと刻まれ――。 この少女は本気で泣いて、本気であの忍者の事を心配している。 何時だって本気だから――、人を動かせる。 人を惹きつける。 困った事に無自覚で、だ。 自分のこの馬鹿が付く程素直な傭兵のそんな部分に惹かれてしまう。 ) ホンッットに御人好しって言うか、この人誑し。 素直に此処で 「 当然、着いて行くヨ 」 とか思いましたカ!? ( だから、答えは決まっている。 ) 艶子、全然解ってマセン。 怪我人連れて、ゾンビと大立ち回りして助けられると本気で思ってる。 何となく解ってますヨ、怪我してるのだって具合悪そうなのも無理して助けたんデショ――。 ( だから、あの子は救われている。 ) ――色々、艶子の気持ちは解りました。 だから、敢えて言うヨ。 ( 軽く息を吸い、艶子の顔に真摯な顔を向け。 何時もの薄ら笑いは消えてしまっている、自分の表情筋が未だこんな顔を覚えているなんて吃驚だ。 ) [Sun 27 Sep 2009 00:17:51]
◆艶子 > …それもわからない。もしかしたらこの先、君影も化け物になってしまうのかもしれない。 ( 少なくとも、何度か足を踏み入れた中では自分の中に何か異常を感じたりはしなかった。君影よりももっとあそこに居たであろう村人の中にも、化け物になってない者もいたし。 ) ………。 ( 叱咤の声が痛い。わかっている、わかっているのだ。私が今すべきことが何なのかは、わかっているのだ。無事に帰ると君影とも約束した。しかし、いつものように仮初の覇気で己を奮い立たせることが出来ない。あるのはどこまでも暗い怒りと、憎しみだけだ。そしてそれは化け物に向けられると同時に、自分にも向けられている。そしてそれは後悔と同時に、自分が今まで信じてきた信念、或いは哲学という言い方をしてもいいかもしれない。無力である事を自覚してしまった時から、それが揺らいでいるのだ。 ) …久しぶりに会えたというのに、相変わらず厳しい奴だ。 ( 顔を伏せたまま身体を少し離し、溢れる涙をせき止めるだけの十分な時間を置いてやがて顔を上げた。…泣いてはいなかったが、決意ともなんとも取れぬ複雑な表情をしていた。 ) …MJ。まだ村の中には生存者が残ってる。そして私は君影に酷い事をした連中が許せない。右腕を折ってしまった私には、お前の力が必要だ。 [Sun 27 Sep 2009 00:00:36]
◆MJ > ( 化け物に成り果てた住人は喰らい、犯し、殺すだけ。 性質の悪い冗句の様な事件。 抱すくめた身体はこんなにも小さい、 ) 調査に行ったら…、化け物が徘徊してた、ってトコか。 噛まれた「くんえぃ」が未だ人間だって言うのは――、吸血鬼みたいな伝染でも無いみたいダシ。 ( 正直、解らない。 不死者砦の様な明確な意思も感じられない、目的も解らない。 今は、キツく少女の身体を抱き寄せるしか出来ない。 湧き上がる無力感、でも。 ) しっかりしてよ豪天寺艶子。 ちょっとキャンプ見て回って来たけど、皆全然諦めて無いよ。 ( 絶望を前に、皆顔を前に向けている。 ) オレサマだって最悪とかソレ位は理解出来るヨ!? でも――解るからって、受け取りたくない。 例え頭を下げて差し出されたって噛み付いてやるからッ! くんえぃだってそうだったんデショ? 最後迄足掻いたから、艶子の手が届いたのにッ!! ( らしくない、と振り返る。 何時だって目の前の傭兵は弱音を吐いても立ち上がった。 けども、今は何と言うザマだろう。 ) まるで艶子、死に急ぐみたいにさッ! そんな怪我した侭、何しに行くつもりだったのッ!? 艶子は死んで、そりゃくんえぃと同じ痛みを受けたら艶子は満足かも知れないけどさ。 残された方は、どうすんのさッ!? ( 顔を上げてよ――。 何だか此方も涙が出そうだった。 てっきり、生き残りを探して無理を承知を遣って来たのかと思えば――目の前の傭兵は自棄だった。 ソレが堪らなく悔しい、と。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:40:50]
◆艶子 > ( 私だってそうだった。いつ帰ってきても大丈夫なように、飯は準備できるようにしておこうって。マリーが言ってたっけ、相手が最後に帰ってくる場所を作ることが大事だって。笑顔で出迎えてやりたかったのに。 ) でも…でも……。 ( 抱き寄せられ、その胸に顔を埋める。堪えていた涙が溢れる。そしてそれが止まらない。 ) …どうして村がそんな事になったのか、原因はわからずじまいなんだ。最初は村と連絡が取れないからって、何人か調査しに行って… ( そのメンバーの中に君影が居たということだ。他にも偶然迷い込んでしまったものも居るだろう。 ) ここ最近続いてた大雨のせいで土砂が崩れて、行き来が出来なくなってしまってたんだ。 ( せめてあの土砂崩れさえ起きなければ、もっと早く様子を見に行くことぐらい出来たのに。 ) ………。 ……。 ( MJは私を慰めてくれる。そう、助け出せたのだ、ぎりぎりのところで助け出せたのだ。私がこうして弱気になるのは見るに耐えないのだろう。私はいつだって胸を張ってるべき女なのだ。 ) [Sat 26 Sep 2009 23:15:48]
◆MJ > ( 出会って、何をしよう、何処に行こう、何を話そう。 色々と拙い頭で考えていたのに。 今、何故か艶子は泣いている―――何時もあると思って居た風景は今は無く。 ) 「くんえぃ」が一ヶ月も――……。 ( 確か旅の行商人が行っていた、当初は唯の事故かと思って発見が遅れたとか。 ) ちょっとォ、艶子が責任を感じるトコじゃないデショ? ――ったく、ソレだからこそ艶子なのかも知れないけど。 ( 声に嗚咽が混じる、そんな顔を見たくて戻って来たんじゃないのに。 静かに艶子を抱き寄せ、首へと手を回した。 外部からの救援も期待出来ず、地獄の釜底の様な場所に一ヶ月近く。 同僚が仲間が、自分を喰らい犯す化け物になって襲ってくる。 余りにも現実味が無さ過ぎて想像が湧かない――いや、もしそんな事が起きたなんて考えたくも無い。 ) こっちじゃゾンビが出たとかって話だったのに。 ( 内部への突入が開始されたのは極最近、未だ内部の詳しい状況は市外ともなれば情報量が少ない。 ) もしもは、考えない――。 そんなのは他の暇なヤツが、あんな事件もあったねって勝手に言えば良いの。 艶子は、真っ先に駆け付けて「くんぇぃ」を探して助け出したんデショ? 付き合いは、最近だったけどさ。 艶子だって命を掛けて助けに行ったんじゃないッ! 何も―――、出来なかったみたく言わないでヨ……。 [Sat 26 Sep 2009 23:02:35]
◆艶子 > ( いつもの軽口。いつもの調子。私やMJ、そして君影がいつもの通りだった時の様子。まるでまだ何も起きてなかった、あの楽しかった旅行の頃の時間が飛び越えて戻ってきてくれたみたいな感覚を受けて。それが私を悲しくさせた。 確かにこいつは嫉妬深い。それを上手く使って、私以外の事に目を向けさせないようにだって出来る。そう考えるぐらいには私は悪い女だったりする。 ) ……違う。そういうのじゃあなくて、君影が…。 ( どこから話したら良いだろう。色んなことが起きすぎて、説明の仕方がわからない。それでも私の様子がおかしいのに気付いて、こうして震える私の手を握ってくれる。身体をゆっくりとおこし、それでも手は離さぬまま。 ) …ウォッシュベアーの事は聞いているか。村人達が突然、誰構わず喰いながら犯す化け物になってしまったんだ。そこに君影が、一ヶ月近くも――…。 ( 顔を俯かせたまま、口調はどこまでも暗く重い。 ) ようやく助け出したのがほんの二日前だ。今はヴェイトスの病院にいるけど……。 ( 声が震え涙が溢れる。 ) 体のあちこち食い荒らされて、目玉も片手と片足もなかった。 わ、私――… その村に行くのを止められたのに、まだ村の状況わかってなくて、それで…っ。 [Sat 26 Sep 2009 22:43:29]
◆MJ > 別に回りとか気にしなくても――、今更じゃないデスか。 大丈夫、オレサマ嫉妬の量は女性の五千倍ですけど、心は海よりも深くて煌きは星空よりも鮮烈サッ! ( 男の嫉妬は女の数千倍だと、偉いヒトが言っていた。 けども肌を寄せ合い、目の前にこうして艶子がいれば 「 まぁ良いか。 」と思えてしまう不思議。 何ヶ月かぶりに聞く少女の声が懐かしい。 餓鬼の脳内にある、充電ランプが点灯を告げた。 ) 何、つい身持ちの硬い忍者が扇情的に見えて我慢出来なかった? ( かっくりと首を傾げ、こうして話しているだけで楽しいと。 しかし、返す少女の瞳は何時もの勝気さを失い、黒く沈んでいる。 何時もだったら怒鳴り返す筈の声も弱々しく張りが無い。 僅か、身体を離し。 ) ちょっと――。 何があったのサ? ( 掴まれた手を握れば、冬場でも無いのに僅かに…震えている? 雲一つ無い餓鬼の笑顔が見る見ると曇り空へと。 餓鬼の情報はアマウラまで、その後は皆と別れ一人剣術の修行へ。 この場所で艶子に出会ったのも、ある程度の行動を読んだのはあるが――運任せに近い。 大きな溜息を一つ、身体を起こすと仰向けの艶子もゆっくりと起こして。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:29:51]
◆艶子 > ちょっ、 まっ、 おまっ おいっ お、おちつっ そんな、で、 でかい声 ( あまりの舌の周りの速さに突込みが追いつかない。一応他にも人が居るというのに、体が夜鳴きとか寝込みを襲われてだとか火照る身体がどうのとか、他の人に聞かれたら誤解を受けそうだ。…誤解ではなくむしろ図星に近いのがなんとも悲しいところだが。 遊びはしたが、浮気はしてない。あれは浮気ではないとマリーも言っていたし。一応キスマークは…ない。仰向けにされて私たちは向き合い、目の前にあるのは懐かしい顔、懐かしい声、懐かしい匂い、懐かしい体。この身体に抱きしめられたり、抱きしめたりをずっと待ち望んで居た筈なのに。 ) …………。 ( 怪我するのは相変わらずだったが、いつもに比べて覇気はなく。その表情も悲しそうで。 何も起きてなかったら、人目なんか気にせずに顔を真っ赤にして抱きついてたのに。 ) MJ……。 ( 折れてないほうの手でそっと男の服を掴み。この様子だと、戻ってきたばかりで知らされてはいないんだろう。 ) 君影が……。 ………。 [Sat 26 Sep 2009 22:16:18]
◆MJ > ネェ! 寂しくなかった!? 身体が夜泣きして大変だったとか無かった!? やっぱり―――離れて見て解る愛情とかあるッショ!? ソレとも悪い虫とか付いてない!? 寝込みとか襲われて、私はMJと言う恋人がとか言いながらも火照る身体みたいな艶子らしい信用の無さが炸裂とか!? あッ――――、浮気してないよね? キスマークとかあると怒るヨ。 ( 背後からのバックアタックに成功すれば、前のめりの身体――手を回して仰向けにせんと。 久方振りの再開に舌の動きは淀み無く、言葉吐き続け。 取り合えず先方の話は聞かずに、首元回りを捲り浮気のチェックに勤しむ。 信用が無いのが信用、そう言いたげに。 ) ツンデレ乙! 何時も怪我してっけど、相変わらず怪我してっネェ。 相変わらずで安心しましたヨ。 ( 少女の涙目とは真逆。 キラッキラした餓鬼の瞳。 ご主人様と再会した大型犬か何かを彷彿とさせ。 ) [Sat 26 Sep 2009 22:04:04]
◆艶子 > ――――!? ( 考え事をしていたせいか、全く背後から忍び寄る気配に気付かず。否、考え事をしていなくても気付けたかどうかは怪しいが、ともあれ後ろから何者かに押し倒される。その衝撃にあっという間に世界が回転し、そのまま前に倒れるのだった。 ) なっ、 何―― MJ!? ( 後ろから襲い掛かってきたのは、アマウラに残り一人鍛錬を続けると言ったMJの姿だった。あまりの予想外の登場にまだ理解がおっ付かず、頭の中は混乱していたが。 ) あ 痛 …… あ、あつつ…。 ( 遅れて折れた右腕の痛みが。固定しているとはいえ、やっぱり痛いものは痛い。 ) お、お前な…っ!こっちは怪我人なんだぞっ!ちょ、ちょっとは加減というものを…! ( なんてことを涙目で訴える。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:52:14]
◆MJ > ( 足音を消し、背後より忍び寄る物体が一匹。 後、手を伸ばせば肩に手が届く。 その距離から助走も無く、軽やかに跳躍。 ) つゥーやァーこッ!! ( 「 とうッ! 」 )( 何やら、一人戦いの準備をしている背中に飛び込まんと。 背後より抱きすくめる―――など生易しい行動では無く。 がっしりと捕縛し、押し倒さん勢い。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:46:47]
お知らせ > MJさんが入室されました。 『 背後より近づく人影――。 』 [Sat 26 Sep 2009 21:43:07]
◆艶子 > ( 身体に蓄積した疲労や痛みは辛く、相変わらず身体は重い。辛い、というよりはかなりぎりぎりの状態かもしれない。まだ筋肉が未完成だったころ、身体に重い負荷をかける厳しい鍛錬を行った翌日、あまりの筋肉痛にろくに体が動かせなかった時があった。今もその状態に近いが、これは単なる筋肉痛というだけではない。身体に無理な技を使ったせいで、肉体が悲鳴をあげているのだ。…だが、私は戦いをやめるわけにはいかない。 ) ………。 ( 次に私は金属の篭手を付ける。片方は拉げて使い物にならなくなってしまったが、もう片方は大丈夫だ。ただ、やはり片手では付けるのに難儀する。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:38:27]
◆艶子 > ( 丸太の上に腰を降ろし、刀を抜き放ち刃の状態を見る。酷使しただけあって、細かな傷が刀身に残っていた。以前ヘンルーダで見てもらった時には、刀としての寿命もそろそろ尽きるだろうということだった。父の形見であった折れた刀の柄に、親友アレッサンドラの好意で新たな刀身をつけてもらい、私は幾多の戦いを生き延びてきた。しかし……。 ) ………。 ( 片腕では難儀したがその刀の手入れを行い、鞘に収めると私はもう一振りの刀を手にする。こちらはかつて戦った抜刀使い、水無月の刀を打ち直してもらったものだ。刀が折れてしまった時の為に家から持ってきた。 ――ついでに、リャンの奴を抱えて君影が入院している病院まで連れて行ってやった。きっと君影もリャンも会いたがったいるだろうし、今頃は彼女の病室に忍び込んでいるかもしれない。 ) [Sat 26 Sep 2009 21:33:44]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『( ウォッシュベアー村の前に展開されたキャンプにて。 )』 [Sat 26 Sep 2009 21:27:44]
お知らせ > シタン@霧の村さんが退室されました。 [Sat 26 Sep 2009 14:42:32]
◆シタン@霧の村 > ( ああ、例え元通り鉤鎌刀が振るえるようになッたとしても、せッかくオマエに貰った弓はもう使えそうにないや。 ) ―――― ( 自分の左腕の傷痕に噛り付きながら、そンなコトを胡乱に思う ) [Sat 26 Sep 2009 14:41:49]
◆シタン@霧の村 > ( こンな半端に、無様に生き長らえて。 傍に行くコトも許してくれないのか。 ) ――― … ( 俺があンたの言葉守らなかったから、怒ってンの? ) … 。 ( だとしたら、しゃーねーよな。 ) … はら、 へッた、 ( な、 の一音は吐息に消えて声にならずに ) … ( ぼンやり霞んだ視界の中に、焼かれて塞がれた左腕の傷痕が見える ) [Sat 26 Sep 2009 14:38:46]
◆シタン@霧の村 > ( どうしてこンなコトになッてンだろう。 ) ( いつもならこの時間は主公の仕事を手伝ッてるか、鍛錬してるか、一緒に仕事抜け出して市井や遠乗りに出かけているか――― ) ――― … ( ああ違う、主はもういないンだ。 ) ――― なンで、 ( なぁなンで死んだの? ) ( アンタが生きてたら俺、もうちょッと頑張るのに。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:29:35]
◆シタン@霧の村 > ( 坑道内の人の数が減ッている気がする。 喰人鬼もだ。 ) … ( 動けない代わりに感覚を働かせるしかないが、それもあンまりアテにならない。 ) ( 村に来てから、この坑道に連れて来られてから、一体どのくらいの時間が経ったのか全然解らない。 おそらく何日も日の光を浴びてないだろう体内時計なンて、とッくに狂いっぱなしで。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:16:23]
◆シタン@霧の村 > ( 喰われた部位がじくじくと痛む。喰人鬼どもは宴の後、御丁寧に焼き鏝で傷口を塞いでくれたようだが。途中から意識がぶッとんで、何されたのか良くわからない。 生かさず、殺さず。あァほンと、蟻の巣の中の保存食の気分。 ) ―― いッそ、 ( いッそ、死ぬか狂うかしてりゃラクなンに。宴からこッち、俺は檻の中に転がされたまま放置プレイのようだ。 なンつーか、喰人鬼共に何があったかしンねーけど俺に構ってる場合じゃないッてカンジなんだろう。 ) [Sat 26 Sep 2009 14:04:34]
◆シタン@霧の村 > ( かわりに夜の間は賑やかだ。何をしているのかは知らない。喰人鬼どもがまた、あの悪趣味な宴でも催しているンだろうか――― ) ぐ ッ、 ( あの場の喧騒や、臭いや、受けた暴行を思い起こして胃が反応し、げほッと咽た。 咽たところで出てくるのなンて、胃液とか唾だとか、自分の体液しかないけど ) [Sat 26 Sep 2009 13:51:14]
◆シタン@霧の村 > ―――― ( 随分と静かになッたな。 ) ( そンなコトを、ぼんやりと思う ) 【災厄判定】 [Sat 26 Sep 2009 13:44:00][91]
お知らせ > シタン@霧の村さんが来ました。 [Sat 26 Sep 2009 13:40:12]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが退室されました。 [Fri 25 Sep 2009 01:32:14]
◆ジャスティス@外部突入 > (アザリー、あのこは何処にいるの。) [Fri 25 Sep 2009 01:32:11][98]
お知らせ > リフ@霧の村さんが退室されました。 『齎す物は、死した騎士の話と坑道の見取り図。』 [Fri 25 Sep 2009 01:29:41]
◆リフ@霧の村 > ……シッ! (寄って来たグールに、荒っぽくグラディウスの刃を叩きつける。まるで素人のそれと大差ないけれど、頭さえ割れれば十分だ。少なくとも、齧られる心配が無くなる。) ……ハイ! (恰好付かないなりに、大声を張り上げる。嗚呼、そうだ。帰ったら言わなきゃならない事と、見せなきゃならない物があるんだ。嗚呼、碌に話した事も無く、最早その機会も永遠に失われてしまった先輩。僕は貴方の事を、どんな顔で皆に報告すれば良いんですか?) [Fri 25 Sep 2009 01:26:45]
◆ジャスティス@外部突入 > (血に汚れた湿った空気を配布一杯に吸い込む。目を吊り上げ、全身の筋肉をきしませ敵を見据える) おおおおおおおおっ!! (獣のような雄たけびを上げると、腰の回転を生かしてとびっかってきたグールの東部を胴にめり込ませそのまま胴を引き裂くようにメイスのヘッドを叩き込む) 集まってくる前に片付けて下がりましょう!! (一撃一撃を全力で放ちながら、後退の機会を待ち……この日、きしみ習いの救出を成功させるだろう) [Fri 25 Sep 2009 01:19:48][46]
◆リフ@霧の村 > (試した事が無いため、僕は知らない事だが ―― あのグール共に十字架なんて通じるのだろうか。さて。) ……久々にまともな物が食べられると思うと、力も湧いて来ようって物です。 (グラディウスを引き抜く。死んでたまるか、糞ッタレ。) ええ……突っ切りましょう。 (何て格好いい事言っても、僕に出来るのは精々射ち洩らしにとどめを刺す位の物。格好良い事言っちゃあいるが、脚はフラフラだしグラディウスを持つ手だってガタガタだ。嗚呼、恰好付かないなあ本当。) [Fri 25 Sep 2009 01:14:22]
◆ジャスティス@外部突入 > そうですか……それは良かった。あ、一応すみませんね。 (十字架を手の甲に当ててみようとして反応を確かめる。かならず効果があると言うものではないので、気休め程度のチェックだが) とりあえず……行きましょう……? (ざわめき。緊張が走る。気配が近づいてきている。その複数の気配に身構えると、気配たちも一気に激しく動き始める。グールだ) 【救出判定】 [Fri 25 Sep 2009 01:06:13][69]
◆リフ@霧の村 > ……幸い、大した怪我はありません。僕、これで運だけは良い物ですから。 (叶うなら身の証を立てたい所だが ―― 此処は未だ敵地だ。) この場は信用して頂けるようで何より。取り敢えずこの坑道を一度出ましょう。この場に留まっているのは、得策とは言えませんから。 (何しろ此処は、あの糞ッタレな怪物共の巣だ。) [Fri 25 Sep 2009 01:00:51]
◆ジャスティス@外部突入 > 騎士!? ああ、それでしたら、一度キャンプのほうに戻りましょう。この救出作業ももちろん騎士団が主導ですし、知り合いの方にも出会えるかも。 (お怪我はありませんか?と心配そうにその姿を観察して。そんな中、やつらは忍び寄りつつあった) [Fri 25 Sep 2009 00:53:16]
◆リフ@霧の村 > (末端まで腐食が進んでないだけかも知れないが ―― 取り敢えずは信用できると思いたい。) (張り詰めていた神経を、幾分か和らげる。) ……数々の非礼をお許し下さい。僕はリフェルト・アードラー。しがない騎士見習いです。 (剣に添えていた手を一度下ろしてから、物影より姿を現そう。可能なら、片膝立てて礼の一つもしたい所だ。) [Fri 25 Sep 2009 00:45:43]
◆ジャスティス@外部突入 > ……私、これ脱ぎづらいのよね。 (あの、脱いでくれません?なんて背後の男性エクソシストに尋ねて相手を慌てさせたりしていて。結局あちらも鎖帷子などいろいろと脱ぐのが大変らしくあきらめて) 仕方ないわね……。 (一気にひじまでめくり上げ、両ほうめくりあげたあと、カンテラを高々と掲げて、ウデを照らしながらゆっく利と近づいていく。切り付けられればすぐに飛び抜けれるよう。気をつけながら) [Fri 25 Sep 2009 00:38:23]
◆リフ@霧の村 > 生憎、かれこれ半月ばかりこの糞ッタレな坑道に缶詰でね。今のヴェイトス市の事なんて聞いたって判らないよ。 (―― 少しだけ、警戒心は和らいだように見えるだろう。が、実際の所は大して変わらない。) ……腕を捲ってくれるかな。出来れば両腕。腐って無いって言う証拠が欲しいんだ。 (―― 本当なら全部脱いでもらうのが一番だが、流石に其処まで強要するのはダメだ。例え非常事態と言えども、女性には礼節を以て望まねばなるまい。) [Fri 25 Sep 2009 00:27:45]
◆ジャスティス@外部突入 > …………そうね。 (疑心暗鬼になっているのだろうか。まぁ仕方がないだろう。こんな状況だ。何度もだまされたり、ぬか喜びをしたこともあるに違いない) そうね……落ち着いて。私は大聖堂の修道女。ジャスティス・ブラウニー。21歳、何か質問はある?ヴェ糸すしのこととか。 (メイスヲ握ったまま両手を広げて。武器は手放せない。あちらもグールかもしれないのだから) [Fri 25 Sep 2009 00:20:16]
◆リフ@霧の村 > (大聖堂のエクソシスト? それが本当なら ―― いや、待て。グールにも嘘を吐く知恵位ある事を、僕は知っている。) (だから、鼻で笑ってやる事にした。) ……信用できないね。そんな物騒な鉄の塊向けられてちゃあ尚更だ。貴女が嘘を吐いてないって言う保証が欲しいんだけど ―― 何かあるってんなら聞くよ。 (本音を言えば、女性を疑うってのは勘弁願いたかったけど。でも今は非常時だ。あとで先輩方に叱られてもそれで通すとしよう。) [Fri 25 Sep 2009 00:10:29]
◆ジャスティス@外部突入 > 大聖堂のエクソシストよ!! (声を張り上げているのは、黒いゆったりとした服をまとった女。背後には武装した人間が数人たたずんでいる。まぁグールでも武装しているものもいるかもしれないが。ジャスティス本人は、女性が扱えそうにもない鉄の塊のようなメイスを構え、じりじりと近づいていこうとする。) [Fri 25 Sep 2009 00:02:10]
◆何者かの気配 > (それ ―― いや、そいつと言うべきか。とにかくそいつは、外からの来訪者である貴女をグールであると断定した。理由は簡単、此処はグールどもの巣で、生きた人間など居ようはずも無い ―― と、そいつは思っているし、実際少し前までそんなもんだった ―― からだ。) そりゃこっちの台詞だね……と言っても、大凡の予想は付くけどさ。本当、最悪。 (腰に帯びた剣に手を掛ける。チャキ、と言う金属音が、静かな坑道内に良く通るだろう。) [Thu 24 Sep 2009 23:53:45]
◆ジャスティス@外部突入 > …………だれ!! (ふと気配に気づく。人、少なくとも人の形をした何かだ。誰何し大声で威圧するようにそちらをにらむ。もうグールだとしても気づかれているのだからこそこそする必要はない) [Thu 24 Sep 2009 23:50:54]
◆何者かの気配 > (何かが、物陰から其方を伺っている。それは人の形をしている。それは相応の知識を以て、警戒心を崩さぬまま其方を伺っている。それはひょっとしたらグールかも知れないし、或いは生き残りかも知れない。) [Thu 24 Sep 2009 23:39:20]
お知らせ > 何者かの気配さんが入室されました。 『微かな息使い。』 [Thu 24 Sep 2009 23:33:17]
◆ジャスティス@外部突入 > (カンテラの光に照らされたそれに注意を向ける。それは銀のロザリオだった。草色のビーズと黒い皮紐がくくりつけられたそれは、戦いのなかで誰かが落としたものか、祈りが届くことのなかった被害者のものか……いや、血に穢れず鈍く光るそれは、誰かがせめてもと被害者たちにささげた墓標なのかもしれない。血だまりのしぶきでそれを汚さぬよう、そっと通り過ぎる) [Thu 24 Sep 2009 23:24:19]
◆ジャスティス@外部突入 > (少し下ると、緩やかに広がっていく坑道のひとつ。岩の肌色が変わっている。固い岩盤を抜けたのだろうか) ………… (血の匂いがひどくなっていく。腐臭。何度かいでも慣れはしない、腐った血の匂い。顔をしかめながらも近づいていき、足を止める。黒くにごった血だまりと、食い散らかされた肉片が散らばっている。手の先、靴を履いた足首、人の形を残した部位が痛々しい。なるべく死体を踏まないように慎重に全身を続けると、死体の中心で、何かがカンテラの光を反射し光った) [Thu 24 Sep 2009 23:16:19]
◆ジャスティス@外部突入 > (湿り気の強い坑内。天井から落ちる水滴が鼻頭を打つ。その冷たさが、アドレナリンで燃え上がる体には気持ちいい。そういえばどんなに綺麗に見えてもこういう坑道内の水を飲んではいけない、なんて話を思い出すも、集中力を途切れさせてはいけない、と乱暴に鼻頭を袖でぬぐう) ……やや傾斜がきつくなってきましたね。 (背後で、そんな会話が聞こえる。番犬はかまわず静かに前へ進みつづけて) [Thu 24 Sep 2009 22:58:55]
◆ジャスティス@外部突入 > (突入二日目。一日目の戦闘で、半数近くがなんらかの手傷を負い、成果は聖職者一人の死亡を確認したのみ。グールと化し、葬られたのか、それとも死体を見つけたのか、それは大聖堂の判断だ。 猟犬のように一段の一歩先を歩く修道女は、腰を落とし周囲に神経を張り巡らせながら洞窟内を進む。まだ気力は充実。ぴりぴりとした緊張感が心地よくすら感じる) [Thu 24 Sep 2009 22:46:32]
お知らせ > ジャスティス@外部突入さんが入室されました。 [Thu 24 Sep 2009 22:43:14]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが帰りました。 『――生き抜いて…み、せ…。』 [Thu 24 Sep 2009 01:57:06]
◆シャナ@霧の村 > ( 十分だ。 ここまでやってくれれば十分なんだ。 私の何よりの望みは生存者がいる事。 それが確認できただけでも、十分だ。 勿論もとから居て、生存していた人物ではないなんてシャナが知る由もないのだけれど。 だから此処rで無理をする必要はない、まだ他にも生存者が居るかもしれない。 自分を助けるくらいならもっと生きる確立のある人物を助けてくれ――ッ!! ) ぁ …が … 。 ( 声を必死に出そうとして、喉が痛んだ。 追いかけるように喰人鬼も立ち去っていく。 頼む、どうか逃げ延びてくれ。 ) は―― っ。 ( 死と隣り合わせの状況だからこそ生きてもらう必要がある。 だから逃げろと叫んだ。 誰でもいい、誰か一人でもこの状況を伝えられればそれでいい。 既に気付いているなんて知らないからこそ言えた言葉なのだろうか、どの道現状が何一つ変わっていないと思っている彼女にはわかる事はないだろう。 ふと、喧騒の中で聞こえた一言。 返答を返す余裕はなかったが、少なくとも思うのだ。 これでまだ、生きる希望を失わずに済むのだと。 ) く… …ぐ。 ( 意識が暗転する。 疲れ果てたのか、激痛に耐え切れなかったのか。 もはや判らないけれど、或いは貧血かもしれない。 それとも――安堵感からなのだろうか。 今はもう何もわからない。 ) ( だが、私は…、意地でも…… ッ! ) [Thu 24 Sep 2009 01:56:48]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが帰りました。 『背中と肩に刺し傷を負い、戻ってみてみれば腕は小さいながらも何箇所も食いちぎられていて』 [Thu 24 Sep 2009 01:50:04]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( もうグールの分厚いカーテンで今さっきまで見えるところにいた生存者はもう見えなくなってしまっている。 これだけの数だって、死ぬ気で行けば出来るはずだ。気持ちではそう思うのに、さっきのツルハシの二撃がスイッチになったのか、今までの無理やり押し進んでいった分のダメージがじわりとにじみ出てくる。 こうして、現に勢いも殺されている。 ) ―――そんなッ! ( 逃げろ。 そんな言葉が耳に届いたような気がする。 もしや、生存者の言葉?いや、そんなことがあるのか、こんな状況で、きっと今にも死にそうな状況に違いない状況で、逃げろだなんて、いえるのか。 駄目、わからない。でも、それは妙に耳に残る。 ) ――くッ、ぅッ! ( 数に押される形で少しずつ押し戻されていく、背中と肩に刺さったツルハシを抜き取りそれを近づいてくるグールに叩き込んでいく。 それでも、来るときとは逆に足は一歩後ろに後退する。 ) ―――生きて… ( 見えない生存者に聞こえるどうか分からないほどにの声で言う。 それと一緒にまた声が聞こえる。 早く、行け。と聞こえた。 ) ―――ぐ、ぅぅッ!! ( ぎりりと歯を食い縛りながら、迫ってくる奴をボロボロの腕で殴り倒しながら、少しずつ後退していく。 貴女の周りからもグールの集団が遠ざかっていくだろうか。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:47:01]
◆シャナ@霧の村 > ( くそ、左腕にはもう感覚が無くなってる。 見るのも嫌なくらいだな、そんな悠長な事を考える。 何故って、ただの現実逃避だ。 こういう時は、逃避した方が楽だ、痛みが柔らぐわけでもないのだけど。 ) ッ…!? ( ふと、痛みの先、化け物の先。 見えたのは化け物ではない、何か。 喰人鬼が襲いかかっているのが見える、まさか、生存者なのか? 逃避に徹していた意識が一気に目覚める。 思い出せ、私は誰だ。 私は何のためにここに来たっ?! ) ぃ … げ …ろ …ッ !! ( 逃げろ、と。 心の底から叫んだ心算だったが、かすんだ声が相手にはっきり届くかどうかは判らない。 だが騒ぎを聞きつけ他の喰人鬼も集まり始めている。 何より此方に集っていた三匹の喰人鬼も新しい獲物を見つけ其方へと注意を向けている。 生きているのなら今は逃げろと、そう叫んだ心算だった。 最初考えた通りだ、私が死のうが、他の者を死なせるわけにはッ! 背中に受けた傷は見えない、だから悠長な事が言えたのかもしれない。 だが、どうであれ今の自分に出来るのは逃げる事を促す事だけ…ッ!! ) は … や、く ― ――行け…ッ ! ( 退路が無くなったらお仕舞いだ。 だから、一刻も早くッ! ) [Thu 24 Sep 2009 01:33:05]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( ここまでと同じようにいける。そう思ったとき、後ろに何か難いものが肩と背中に刺さるのを感じる。 突然の事で、すぐには何が起こったのかわからなくて。 ) ―――あ、がッ… ( ゆっくりと後ろを振り向いた先にいたものは、ツルハシを持った二体のグール。 そして、そのツルハシが肩と背中に突き刺さっている。 それを振り払うように振り向き際にグールに裏拳を叩き込むが、その間に生存者と自分との間に分厚いグールの群れが今まで以上に立ちふさがる。 これを一人では、突破は出来ない。 ) [Thu 24 Sep 2009 01:21:07]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 影の主達の下へたどり着き、そこで見えたものはまず初めにグールたちで、その中に埋もれるように見えるもの。それは、グールではない。 ) 人間ッ! ( 確かに、人間だ。 顔が他のグールたちと全然違う。 だが、そこで見える姿は完全な人間にも見えなかった。 ヒトにしては白いものが見える。 最初は何だかわからなかったが、少しじっと見るとそれが何かわかった。 骨だ。 本来肉の下にあるべき骨が今見えている。 ) ま、待ってて…今! ( それを阻むように群がろうとしているグールたちが集まってくる。 それをここにたどり着くまでと同じように殴り、叩き、投げ飛ばして排除していこう。 そう、もう未だに生きている人間が目の前にいるんだ。 自分の役目を、目的を果たさなくては。 )《救出判定》 [Thu 24 Sep 2009 01:16:44][4]
◆シャナ@霧の村 > ( 痛い、あァ痛い。 この痛みこそが私がまだ正常な証だ。 だがいつまで精神が持つだろうか痛覚すら麻痺しているようにすら思える。 尖った岩に後ろ手にロープで縛られていた腕。 片方の腕が骨を残すのみになるに連れロープは緩み始めている。 だが、だめだ。 力が入れられない、やがて化け物は食い掛けの右足へと喰らい付きはじめる。 こいつ等、移動手段を奪う心算なのかッ。 ) ――ッ! …ッ!! ( 声にもならない。 抗おうと身を動かそうとするが、言う事を聞かない。 もはや或るのは死だけだと、そういう事なのか、諦めているのか、私は。 でも、死にたくはないのだと思っている自分がいる、この矛盾はどこへぶつければいい? ) …? ( 痛み、喰人鬼の荒い吐息、肉のちぎられる音。 だがそれ以上に外が騒がしくなっている。 檻の中にいるわけではなく、簡素に岩に拘束されただけの状態だが、痛みで身体に力を入れることのできない私は、その奥の状況を見据えることができないし、仮に出来たとしても今の私にはそんな余裕がない。 だが叫び声だけは聞こえる、誰だ、何だ、化け物の叫びと違い、生気が…、 ) ゥ、… ァ…。 ( 無意識に答えようとする、だが声にならない。 こんな時まで、喉が枯れている。 一体なんだ、私は何を期待してるんだ?! ) [Thu 24 Sep 2009 01:08:28]
◆シャナ@霧の村 > ( 痛い、あァ痛い, [Thu 24 Sep 2009 01:00:05]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( PL:すいませんミスです ) [Thu 24 Sep 2009 00:58:07]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 向かってくる奴から順に拳を顔面に叩きつけていく。 最初は一体ずつだったが、奥に進むにつれ数が増えていく。 一体殴れば、もう一体に噛み付かれる。 ) ――わかるか… ( 噛み付くグールがうっとうしい。 肩に噛み付くグールの頭を掴んで、力に任せて無理矢理引き剥がす。 一緒に肩の肉が少し抉り取られる。痛みが頭の中をクリアにする。 ) <b>こういうことだ!b> ( そのうっとうしさへの怒りを意味の無い言葉に乗せながら、 力任せに地面に叩きつける。 地面に叩きつけたグールの頭をサッカーボールのように蹴飛ばす。 理性を半分押さえ込んでみてはいるけど、それでも胸がチクリと痛む。きっと、この状況から脱したら、この痛みはもっともっと強くなるんだろう。 ) カ、ゲ… ( そして、一瞬開けた方向に何か光が見える。 そこには影が映りこんでいる。 三つ、変に蠢いている。グール、だろうか。 いや、それだけじゃない。その中心に他の影と違う動き方をしているものが見える。 生存者、か? ) <b>生きているものかァ! (そう叫びながら、肩や腕にかみつくグールたちを無視して、それを引きずるように前進して、鬱陶しくなったら引き剥がして、他のグールへと投げつけていこう。 )( そして、叫び声の主は貴方の前に現れるだろう。 檻があるのなら、その格子越しにだが )b>b> [Thu 24 Sep 2009 00:57:47]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 向かってくる奴から順に拳を顔面に叩きつけていく。 最初は一体ずつだったが、奥に進むにつれ数が増えていく。 一体殴れば、もう一体に噛み付かれる。 ) ――わかるか… ( 噛み付くグールがうっとうしい。 肩に噛み付くグールの頭を掴んで、力に任せて無理矢理引き剥がす。 一緒に肩の肉が少し抉り取られる。痛みが頭の中をクリアにする。 ) <b>こういうことだ! ( そのうっとうしさへの怒りを意味の無い言葉に乗せながら、 力任せに地面に叩きつける。 地面に叩きつけたグールの頭をサッカーボールのように蹴飛ばす。 理性を半分押さえ込んでみてはいるけど、それでも胸がチクリと痛む。きっと、この状況から脱したら、この痛みはもっともっと強くなるんだろう。 ) カ、ゲ… ( そして、一瞬開けた方向に何か光が見える。 そこには影が映りこんでいる。 三つ、変に蠢いている。グール、だろうか。 いや、それだけじゃない。その中心に他の影と違う動き方をしているものが見える。 生存者、か? ) <b>生きているものかァ!b> ( そう叫びながら、肩や腕にかみつくグールたちを無視して、それを引きずるように前進して、鬱陶しくなったら引き剥がして、他のグールへと投げつけていこう。 )( そして、叫び声の主は貴方の前に現れるだろう。 檻があるのなら、その格子越しにだが )b>b> [Thu 24 Sep 2009 00:56:15]
◆シャナ@霧の村 > ( そのまま侵入してきた人物が一直線に進んでくるのならやがて蠢く3つの影が見えてくるだろう。 そしてその中心が動きによって揺らめき、ひゅ、 …ひゅー、 という悲鳴をあげている姿も。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:35:34]
◆シャナ@霧の村 > ( 坑道を走る音が近付いてくる。 薄暗い坑道に現れたのは呼吸とも取れないような、荒い空気音。 おぼつかないような足音、動き。 まるで食べ物に飢えた狼かのような唸り声さえあげている。 嗚呼そうか、そういう事なのか、だからこの化け物達は互いを殺しあって食料を得ようとしていた、この音もきっとそうだろう。 ) ぎ、ぐ ―― げ、っ… が ――ァッ!? ( 有無を言わさず喰人鬼達は足を踏み入れ、露出した肉へと近付き、噛み付き、食い千切り始める。 ズボンは引き裂かれているし、肌が露出した状態だ。 これでは本当にただの餌だな、なんて考えた。 骨の見えた部分をさらに広げるかのように肉を食い千切る。 足だけではない、左腕にも痛みがある。 意識が飛びそう、とうよりも痛みがそれを許さない。 ぶ ち、 ぎちっ 嫌な音を聞く度に身を竦めたくなる。 もう何度目だ、いい加減殺してくれ。 さっさと首を食い千切るなりしてくれと。 だが化け物達からすれば死は肉を腐らせるだけなのだと理解してるのだろう、保存するような余裕もない奴らからすれば生かしておいた方が良い物が食べれるのだと。 それを理解しているからこそ、最後の最後まで死なせる気が無い。 ) ひ ――ぎゃっ …ッ!! ( 不味いな、喉までイカれてきたかもしれない。 悲鳴までかすれてきた、三匹の化け物がそれすら気にもならぬかのように食い漁り、次第に左腕の痛みの広がり方に違和感を覚えた。 嗚呼くそ、これじゃあ本当に左腕が使い物にならないじゃないか! 一匹の喰人鬼が左手首まで貪り尽くしていく。 もはや半分近くは食い散らかされただろうか。 もう力なんて入らない。 悲鳴なんて出ない、声なんてとっくに枯れている。 だから 、 次に聞こえた爆音なんて 耳にする余裕もなかったしした所で何も声なんて出なかったし、反応したのは喰人鬼だけだった。 己は虚ろに視界をめぐらせている、無意識に逃げ場を探した。 叫ぶ声が出ないのだから、聞こえた声はきっと化け物のものなんだろうと勝手に解釈した。 坑道の一番奥、化け物が三匹と喰い散らかされている生存者が一人。 化け物達は警戒以上に食欲を優先しているからか、きっと警戒は薄いのだろう。 三匹はやがて叫び声にも興味を無くしたかのように此方に向き直る。 叫ぶ声が聞こえてくる気がする、いつまで、半端に生かすつもりだ…ッ。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:34:23]
◆ヴァネッサ@外部突入 > ( 坑道から進入できるという噂を聞いて、進入した坑道内はヒトガタのもの。グールたちの巣窟だった。 もともと人間だったと思われる風体のグールたちの姿とその血なまぐさい臭いに鼻がまったく利かない。 ただ、暗闇の中でも見える目のおかげで、霧以外で視界の邪魔をするものはないのがせめてもの救いか ) ああああぁぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁぁ!!! ( そして、私は叫ぶしかなかった。 もう大分返り血を浴びた外套と鞄。 両手には鉄の籠手が付けられていて、それも赤く染まっている。 この先に生きているヒトがいると思いながらもただがむしゃらに迫ってくるグールを叩いて潰していく。 もう、死んでしまっているとわかっていても、ヒトの形をしたものを今自分は殺しているという気持ちは決して心地のいいものではなくて、半分意識を興奮した闘争本能に委ねていないと真っ当な精神が腐ってしまうような気さえする。 )( そして、この叫び声は坑道の中で木霊して囚われている者の元へも聞こえるだろうか。 そして、それは次第に近づいているようにも聞こえるかもしれない ) [Thu 24 Sep 2009 00:27:55]
お知らせ > ヴァネッサ@外部突入さんが来ました。 『響く音』 [Thu 24 Sep 2009 00:15:17]
◆シャナ@霧の村 > ( ぁ、そういえば。 ちら、と横目で岩肌を見据える。 青い輝きを放つ岩肌、いや正確には鉱石か。 もし間違っていないとするなら、原因はこの鉱石なのではないだろうか? 長い期間同じ場所に居て影響を受けていない己の事は気掛かりではあるのだが、以前に蹴り殺した喰人鬼の皮膚がぼろぼろ崩れるというような表現が正しいかのように、崩れ落ちていったのだ。 今ではただ骨を露出させ、肉片が地面へと落ち、広がったただの死体。 ただ単純にそのほかの理由が判らないだけかもしれないが、もしそうならこの鉱山そのものが、 ) ……、! ( 身を強張らせた。 足音が聞こえる、いや、走る音か? 慌しい、食料に飢えた化け物どもである可能性は、言うまでもない。 共に殺し合いを始めるような連中なのだ、次に或るのは食欲しか考えられない。 ) …… ぬ… が…。 ( 無駄な抵抗だ。 今度こそ死ぬだろうか、私は。 いや、死ぬならそれもいいかもしれない。 仮に此処にある鉱石が原因で村の者達が化け物に成り果てていくのだとするなら――化け物になるより食い殺された方がマシか。 どちらにせよ、或るのは地獄以外、何もないのだろうが。 ) [Thu 24 Sep 2009 00:05:41]
◆シャナ@霧の村 > ( 何日か振りだっけ、痛み以外で目が覚めたのは。 そんな事を思い浮かべ、ぼぅっとする意識の中で頭をあげる。 何やら外から風の音とは違う、何か激しい音のようなものが聞こえる。 また化け物達が殺し合いでも始めたのだろうか。 何時に無く、鬱陶しく思える。 静かにしてくれ、私はけが人なんだ。 そんな事を言いたくもなるけれど、どうせ化け物なら聞く耳など持たないだろうし、聞いたところで今度はその牙が自分に向くだけだ。 何より、体力が勿体無い。 ) ひゅ ー… … 。 ( 枯れた喉から出る呼吸はなんとも死に底無いのようなもの。 昨日は取り乱しすぎた、ここまで体力を消耗してるなんて。 ) ぅ… …、げ ほっ ( ああ、堰き込んでしまった。 これは本当に体力を取られるというのに。 そんな心配は、いい。 結局この村に蠢いている化け物は、何が原因でこうなってしまったのか。 原因は村の中にあるはずと考えてはいたのだけれど、それが何なのかやはり見当が着かない。 最初は感染症か何かかと思った。 だがそれなら私が無事な理由が分からない、身を食い荒らされ陵辱され、尚且つまだ人で居られるというなら感染症は有り得ない。 だから、人為的なものか或いは――、 ) ( 【災厄判定】 ) [Wed 23 Sep 2009 23:55:44][8]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『(いつものように目が覚めた。)』 [Wed 23 Sep 2009 23:46:00]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが退室されました。 『( 少女は 其処から逃げ出した。 )』 [Wed 23 Sep 2009 23:00:46]
◆黒兎@霧の村 > ――――― … 。 ( 足音は 遠のいていったようだ 。 ほ っと 息をつき、 痛みに顔をしかめながら、 立ち上がる。 ) つ ぎ は、 着るものを しゃが さ、 ないと なの よー … ( いい加減裸はいけないと 思う。 普通だったら痴女扱いだ 。 仮にも従者見習いなのに ――― 。 元暗殺者の従者もどうかと思うが。 嗚呼。 そのことも、 クレェインに 相談しよう。 ――― ヴェイトスに 帰れたら 。 ) ( 奥にあった扉を 開ける。 どうやら此方は住居にしていたらしい 。 何か、 着るものがあるかもしれない と、 思ったのだが ――― ) ―――― ぅ … ぁ あ ……ッ … !!! ( 目の前に 広がった光景は ――― グール達の 食べ滓 だった 。 人間の 腕 髪の毛 白い 骨 腐りかけの 肉 濁った 眼球 ) あ …… あ ぁ … ( ガクガクと 少女は 震える 。 見慣れている 見慣れている ハズなのに 。 ) い や ぁ … っ !! ( 吐き気が込み上げて来て、 身体を折る 。 おェッ と 、声を 出し、 咳き込むものの、 何も食べていないので 腹には何も無い。 酸っぱい胃液しか出てこなくて、 それが 苦しい 。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:58:03]
◆黒兎@霧の村 > ( まぁ、 何もしないよりはマシだっただろう 。 痛みが引いていけば、 布を口からとって 息をついた 。 ) ―――― もぅ 、 嫌なの よぅ ……… ( 帰りたい 。 ヴェイトスに帰りたい 。 なんでこんな目に合わないといけないんだろう 。 どうしてだろう 。 もう イヤだ ―― 。 ) ―――… ッ ! ( そこまで考えたとき、 兎が ビクリと 震えた 。 外から 足音 。 グールか、村人か ―― 。 グールの可能性が高い か 。 兎の少女は 、 出来る限り音を出さぬよう 、 物陰に 隠れる 。 グールの数は大分減ったけれど、 その分 強い個体が生き残っている様子 。 怪我を負った己では 、 勝てるかどうか 怪しい 。 ) (【捕縛判定】<隠密> ) [Wed 23 Sep 2009 22:31:42][57]
◆黒兎@霧の村 > ( なんだかもう、 生きているんだか死んでいるんだか 分からなくなる。この村はどうなってしまうのだろう と 思う。 ――― 黒い兎の少女は 、 少しずつではあるが 救助の手が伸びていることを まだ知らぬから 。 ) ―――― … しん りょー …じょ … ? ( ふと 、立ち止まる 。 眼に入ったのは 診療所 の文字。 小さな 小さな建物 。 ズキズキと、 右の腕が痛む。 期待は出来ないけれど、 多少の応急処置くらいは 出来るだろうか 。 そう思って 、 その建物へと 足を進める。 ) ( ギィ ) と、 おそらくグールによって壊されかけたドアを開ける。 中も相当荒らされていて 、 たくさんの薬品やら何やらが 落ちてそのままになっていた 。 中に気配は ―――― 無いように 思う。 頭はボーとしているし、 鼻はいろいろな、 嫌な匂いのせいで効かないので 、定かではないけれど 。 ) ――― あった … 。 ( 落ちている薬品の中から 、 消毒薬を発見する 。 中身も少し 残っているようだ 。 ぺたり と 座り込めば、 小さな布に 液体の消毒薬を染み込ませる。 別の布を 自分の口の中へと入れれば、 薬品を染み込ませた布を 己の右肩に 当てた。 ) ―――― ッ !!!!! ( 酷い痛みが 走る。 口に布を入れていてよかった。 多分 、 無かったら悲鳴を上げて いただろうから。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:25:57]
◆黒兎@霧の村 > ( 閑散とした村の中。 ふらり ふらり と 動く 、 黒い物体 。 ) ―――― … だ れ ―― か … ( 誰か 、 いませんか ? ――― 出来ればグールじゃなくて と 。 不気味な霧の中に 消える 掠れた小さな声 。 ) ( なんとか、 あの地獄のような場所から逃げて ―― 。 たまたま入った民家には服は無く ――― ぁ。 なんか真紅のネグリジェがあったけれど。 忘れよう 。 ―――― とにかく。 服は無かった。 なので仕方なく 薄い毛布だけ羽織って出て来た 。 ) ―――― … ( 身体は震える程に寒いのに 吐く息が 熱い 。 傷のせいか、それとも精神的なものか。 おそらく両方 。 熱が出ているようだ 。 けれど 、 だからと言ってのんびり休める場所など、 この村には無い。 ) ( 最初の時にバリケードを作ったあの教会にも寄ったけれど、 子ども達の姿は無かった。 地下聖堂にあったのは、夥しい 血の跡。 おそらく誰かがグールになったのだろう 。 あの血の量ならば、全員死んだとは考えづらい。 逃げて――― 生き延びてくれている子がいれば いいけれど 。 ) ――― ぁ は …。 他人に、 気をつかう よゆう なん て ――― ( 己にも まだあったのか と 、 少し 笑った 。 ) [Wed 23 Sep 2009 22:12:08]
お知らせ > 黒兎@霧の村さんが入室されました。 『( ふらり。 ふらり。 )』 [Wed 23 Sep 2009 22:02:10]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが退室されました。 『まだ、終わらないのだ――この地獄は。』 [Wed 23 Sep 2009 00:01:03]
◆シャナ@霧の村 > 死にたく … …なんて …。 ( あるわけがなかったんだ、最初から。 ただの強がりだったと、そういう事なんだろうっ?! じゃあ何か、死にたくないと言えば誰かが救ってくれるとでも? そんなわけないと思っていたから、私は"死ぬのが怖くなかった"。 ただ単に、ふと思い出してしまった人達の顔を浮かべて、分かった。 ) ――ま、るか… …。 死んでたまるか――…っ 。 ( ぎり、と歯が擦り合わさり、軋む。 頼るな、恐れるなっ! 決めたんだろう自分のする事を。 だったら今更後悔するな、後悔するくらいだったら選ぶんじゃない! 思い出せ今までの生き方を。 ) 私、 は … 。 ( 今更恐れてどうする、状況はやはり好転しないのだ。 なら、今まで通りでいいじゃないか、元に戻る必要なんてない。 泣きたければ帰って泣けばいい、こんな所で涙を流す事すら勿体無い。 叫ぶ力だって勿体無い。 わかるだろうシャナよ、生きるにしても死ぬにしてもここで私が怯え投げ出せば全部マイナス方向にしか動いてくれないのだ。 こんな生存者すら危うい世界で誰か助けてくれるなんて甘えるな! ) … …あ ァ。 ( 分かっている、そんな返事のつもりだった。 私は不安定だ、今までは少しでも周りに人が居たからまだ、マシな方だったんだ。 だが今は、不安と意志が交差しては入り交ざり、思考もかき乱される。 ここ数日の間は特に不安定だった、死への恐怖すら、実感するようになってきた。 極限状態は人を追い込むというが、こういう意味もあるんだろう。 意識まで朦朧としてきた、今日はもう眠ろう、痛くても無理矢理眠ろう。 一日を耐え凌いだ、いつ終わるか分からない地獄を耐え凌いだ。 ああそうだとも。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:59:57]
◆シャナ@霧の村 > ( ぎち、と空しい音が坑道に響いた。 そういえばあいつから貰った剣は無事だろうか、長らく布にも覆っていない、錆びてはいないだろうか。 己にとっては相棒とも言える存在だ、そんな事になっては剣に対して申し訳ないというもの。 共に戦ってくれる相棒がいなくなるのは己にとっても心痛む事には違いない。 剣がどう思っているか、なんて聞かれたら答えようもないのだけど。 ) ぐ ッ… … ぎ … 。 ( 不意に肩や足の痛みが強くなる。 不味い、今の動きで悪化したんだろうか? 鈍かった痛みが鋭いものへと変わっている、傷口がまた開いたのだろうか、どちらにしても現状から見るなら間違いなく悪化している。 ) 何 も… なくて、も …… 死ぬ か? ( 帰る事が出来たなら。 ぶつけたい事が、やりたい事が、まだまだあるというのに? 嗚呼、なんて馬鹿らしい。 散々失う物もないなんて言っていたのにこのザマとは。 ) く… は 。 ( 乾いた苦笑。 何一つ叶う保障もなければ、そもそも私が生きて戻れる保障なんてなかった。 最初はただの調査任務の心算だったのに、本当になんてザマだ。 ) … が ……ッ。 ( あァ痛い痛い。 いつまでこの痛みが私を繋ぎとめていてくれるのかすら不安だ。 嗚呼私はやっぱり死にたくないのか。 死にたくないのに今まで幾らでも死にそうになった。 馬鹿だ、私は大馬鹿だ。 ) [Tue 22 Sep 2009 23:45:05][15]
◆シャナ@霧の村 > ( とはいえ、問題はこの傷跡をどうするか。 何せ左腕の傷といい右足の傷といい、こうまでの期間まともな治療も、止血もしないまま放置されたとなっては、戻ったところでもはや自警団員として活動する事は不可能に近いだろう。 手段が無いわけではないが、その手段を行うにしたって費用と、慣れるまでの期間がある。 どの道私はすぐに戦えるような身体にはなれないという事。 ) … 仕事 ……どう、するか …な…。 ( 苦笑交じりで呟いてしまう、痛いのに、痛いのに 、 まだ笑える余裕があるというのか。 いや、無意識の行動だったからあまり気にならなかったのか? 今は、どうでもいいか。 ) く、…そ ……せめて 。 ( 手枷さえ外れてくれれば何とかする事も出来るのに、と。 確かに左腕と右足はもう頼りにはならないだろう。 だが利き腕が無事というのは大きい、最低限の戦闘くらいはまだ出来るという事なのだから。 だから、だからせめて外れてくれていればここから逃げるくらいなら…! ) [Tue 22 Sep 2009 23:30:18][39]
◆シャナ@霧の村 > ( 生きている? もはや時間の感覚どころか、視界さえ淀んでいる。 どこをどうすれば生きていると思えるのだろう。 傷口からの血はもはや止まっている。 出血で死ぬという事は免れている、だが――生きているという自覚を覚えさせるのはもはや痛覚だけだ。 他の感覚など既に鈍り本当に自分のものなのかさえ定かではない。 ) ――ァ………。 ( 意識した声ではない。 無意識なもの、だが聞こえる、はっきりと聞こえたのだから生きているんだ、そうに違いない。 でもそれが分かってどうにかなる話ではない。 ) ぐ……く。 ( 身を捩る。 肩や骨の見えたままの足から激痛が走った。 完全に食い尽くされたわけではない、骨が見える程度に肉お食われたわけだ。 まだ生きていられるのはそのお陰なんだろう。 だが死と隣り合わせであるという現実は変わっていない、死ねたらどんなに楽だろうなんて考えるようにもなった。 だがその度に、馬鹿かと自分を叱咤する。 何故か? ――あの馬鹿に一言ぶつけてやる為にだ。 勝手にいなくなったあの男、一方的な思いだけ預けて勝手に、 ) …ぁが … …ッ ! ( だから、死ぬ気はないんだ。 死んだら終わってしまう、私が負けたままになってしまう。 そんなのは、御免だ。 ) ( 【災厄判定】 ) [Tue 22 Sep 2009 23:22:36][71]
お知らせ > シャナ@霧の村さんが来ました。 『( 何がどうなって、私もどうなっているのか。 )』 [Tue 22 Sep 2009 23:14:35]
お知らせ > ある魔術師さんが退室されました。 『(神のみぞ知る、だ)』 [Tue 22 Sep 2009 22:07:21]
◆ある魔術師 > (ともあれ、だとすれば――村を閉鎖してしまう以上、その原因はここに残されてしまうのか。 ……恐ろしい話だ。 だが、逆にそれはもはや何人の目にも触れることがなくなる、という事にも繋がる。 ……それが良い方向へ動いてくれれば問題は無いのだが)…………まぁ、これから先、どうなるかはわからないからな。(最後に魔術師はそう呟いて、ペンをおいた。 インクが乾くのを待ってから羊皮紙を丸め、蝋で封印し、伝書鳩に託す。 今は情報と分析を送り届けることを優先しよう。 ――今後どうなるかは、それこそ) [Tue 22 Sep 2009 22:07:13]
◆ある魔術師 > (この呪的災厄の原因となったのは、考えるまでもなく、この青白い霧だろう。 生存者の話を聞く限りにおいて、外部から何か持ち込まれたという事はないらしい。 であるならば、潜在的にこの村には、その霧の発生源となる『何か』が眠っていたことになる。 ……恐らく、一挙に大量のグールが発生したのは、それが理由であろう。 ウォッシュベアー村の住民達は、知らず知らずのうちに、何代にも渡って、この霧の影響を受け続けていたのだ。 ……その事を鑑みれば、こうした事態が発生したのは必然ともいえる)(幾日も食事を取らず、暴虐に晒され続けた生存者達が「生きている」のも、霧の影響を少なからず受けているからだろう。 無論、まだ彼らはグールになっていないから、この段階で霧の影響下から脱出すれば問題は無いはずだが……いや、これは今後の経過を見てから確かめるべきか。 影響が残留しない可能性も、無いとはいえないのだから) [Tue 22 Sep 2009 22:03:53]
◆ある魔術師 > (そして恐るべき事に、グールは知恵を残している。 吸血鬼であれば別に珍しくもない話だろうが、彼らは基本的に単独で動くことを好む。 知恵を持ち、狡猾で、尚且つ強靭な肉体を持つゾンビの軍団を想像して頂きたい。食欲と性欲に突き動かされる知恵持つ怪物の群れ。 それがグールなのだ。 ……そして、ウォッシュベアーはグールによって支配された。 死都、地獄と化したのだ)(……唯一の救いは、彼らが食欲や性欲を残している、という事である。 エネルギー補給が生物的に必要なのかは不明だが、「飢え」を我慢する事ができない以上、食料が必要であるという事実に変わりは無い。 その供給を断ってしまえば、やがて共食いが始まり、全滅する。 これは現在の村の状況を見る限り明らかであり、同時にヴェイトス市が打ち出した対応策でもある。 中に取り残されている生存者の事を考えなければ、もっとも人的被害および手間をかけずに、事態を解決することができるのだから) [Tue 22 Sep 2009 21:59:46]
◆ある魔術師 > (喰人鬼、グール。 そう呼ばれる存在は、吸血鬼やゾンビーなどと呼ばれる『蘇った死者』とは全く別種だと思われる。 あえて誤解を恐れずに述べるのであれば「不死者」とでもするべきであろう。 つまり――死なない肉体を手に入れた存在。 肉を齧られ、犯され、切り刻まれようが、彼らは死なない――死ねない。 そういう肉体へ作り変えられたのだから。 意思決定を司る頭部、血液という燃料を全身に循環させる心臓、そして肉体を動かすのに必要不可欠な四肢、これらを破壊することによって『物理的に動けなくする』以外に倒す方法は無い。 死して蘇った者でない以上、銀や洗礼詠唱などを用いて祓う事は不可能であろう。 グールは霊的存在や悪魔の下僕、死霊ではなく、れっきとした「生物」なのだから) [Tue 22 Sep 2009 21:55:29]
◆ある魔術師 > (それはウォッシュベアー村入り口に備え付けられた、幾つかの天幕の一つ。 事態が急変したことにより、ヴェイトス市より続々送り込まれていく救援・支援部隊の為の野営地。 その魔術師は全くの善意から――当初は単なる土砂災害と思われていた――復興作業に協力しており、村内に喰人鬼が大量発生するという呪的災害である事が発覚しても尚、ここに留まっていた。 天幕の中で筆を走らせるのは、自分の目で確かめ、突入して帰還した傭兵達の意見を聞き、そして災厄から生き延びた生還者たちの体験談をもとに――「何が起きた・起きているのか」を確認する為である)(後々になればより専門的な魔術師やらが再度検分するのだろうが……生の情報を得、記録を残すには今しか機会はあるまい。 故に、彼はこうして文字を綴っている) [Tue 22 Sep 2009 21:50:31]
お知らせ > ある魔術師さんが来ました。 『――私見』 [Tue 22 Sep 2009 21:45:43]
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