海岸 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 『(そのまま悩んでいれば夜がふけっていくだろう。)』 [Thu 1 Jul 2010 22:57:10]
◆ダリア > 月が 出てモ あっちは見えないンだ な (ヒトの言葉で呟いて。海と空の曖昧な境目を見ながら目を細める。 日々こうして自由に楽しく海で遊んでばかり。 ヒトともあまり話をしないせいか未だに苦手なヒトの言葉。 コレでいいのだろうか、なんて今更おもったりする人魚。 海の潮の香りを感じながら、小首をかしげてみる。) 何ガ できるン だろ? (そこが問題。 泳ぐか歌うしか能がない。るいは基本的に何かをしろとは言わない。なら自分はどうすればいいのか。) ボク... [Thu 1 Jul 2010 22:56:22]
◆ダリア > (その歌を奏でたまま、ゆったり手を下ろして。 ゆらり、ゆらり。 ゆっくり浜へ近づこうか。 泳げるギリギリまで来れば、砂に手をついて。 指の間に砂が絡むのを感じる。歌うのをやめて、 ずるりと 浜に体を引っ張りあげて。波がうすく届くところで、座り込もうか。 ひらり尾びれを揺らす。 濡れた鱗がまた月明かりに反射してきらめいて見える。そこにそっと手を置いて、闇に溶けるような海の向こうに目線をやるだろう。 ) [Thu 1 Jul 2010 22:46:29]
◆ダリア > ( 歌いながら、 海面から腰まで体を持ち上げて。 そっと空を見上げようか。 目を細めて、近く、そして遠くに見える月をじっと見つめて。 海の中とは違う見え方のするソレにそっと手を伸ばしてみようか。 けして届かない場所に伸ばした手は、虚しく宙で行き場をなくすだろう。 ) …――――――― 〜 ( 指の間から見える月明かりはささやかで。 歌う言葉は海の歌から月の歌に移り変わっていくだろう。) [Thu 1 Jul 2010 22:33:28]
◆ダリア > …―――― キレイ なんダ、 な。 (少しばかり鼻歌を休めて、ポツリ呟いた。 海の中での生活だけなら雨だろうとそんなに関係なかったが、今は色々都合というものが出来てきた。 そのせいか、 晴れた日の方が好きなんて思うようになった。 ) …―――― 〜 ( 今度は海の言葉で歌おうか。穏やかな海を歌った言葉。 ゆっくり紡がれる言葉は音色に彩られて、 歌という形で、薄い紗の布のように宙をひらり流れていくだろう。 ) [Thu 1 Jul 2010 22:24:29]
◆ダリア > ( 風もなく静かに凪いだ海に、人魚の笑い声が薄く響いて消えてゆく。 ゆるい穏やかな波の音はとても心地が良い。 こんなに天気がよければ尾っぽを乾かす時間にも気にしなくてよさそうだ。 うっとりとその空間を楽しんでいれば自然と鼻歌を奏でて。 波にあわせたメロディラインは、海岸沿いに広がるだろう。 ) …――――― (キラキラした空。すくい上げた水しぶきも光って見える。 面白がって何度も尾びれを揺らそうか。 そのたびに海水がはねるだろう。) [Thu 1 Jul 2010 22:17:02]
◆ダリア > ( 浜から近いところで、嬉しそうに叫んだヒトの言葉。 ざばり頭から海の中にもぐれば、波間に尾びれが揺れる。 海面が月に照らされて、海の中からは宝石がきらめく様に見えて。 一度深くまで潜っていけば、その宝石の輝く海面まで勢いよく泳ごうか。 ) …―――― ふはぁっ (思いっきり頭を出せば、広がる星空が目に入って。 嬉しそうにくすくす笑うだろう。 今日は何も心配しないで海で遊べそうだ。) [Thu 1 Jul 2010 22:09:47]
お知らせ > ダリアさんが来ました。 『ハー… れー! 』 [Thu 1 Jul 2010 22:03:45]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 くもとなみ。 ( それじゃぁ、 この曲を奏でましょッか。 )』 [Fri 25 Jun 2010 23:42:52]
◆キヨ > よーぉし ンじゃー、 さんばん だー! ( 大きくかいた 3 の数字を、ぐるりん これまた大きく 円で囲って、 ) こーいって ここはこっち、 こうー… で、 ( ずり、 ずり。 )( 線の上 新たな線と、足跡を刻みながら ) …あれ? ( ここはこっちかな? と、たまに迷って立ち止まったりもしつつ、 ) …、 ( 行き着いた先は、 ) [Fri 25 Jun 2010 23:42:07]
◆キヨ > ( あぁ、 ひさしぶりだ、 こンなノリ。 ) ( ずずずず ずー ッと、 ) ン しょ、 ( 枝を手に 前へ後ろへ縦へ横へ―― ) …、 ( 斜めの線も、横線に交じって いっぱい引いちゃったりして。 ―― ありゃ、 気付けば思った以上に、無駄にでっかくなってましたよ。アミダクジ。 ) うーん、 まぁいいかー ( あはー。 ) ( さぁッて、どの線を選ぼうかな! ) [Fri 25 Jun 2010 23:31:20]
◆キヨ > ( リートさんと一緒に演奏した、夏の名残のバラもいいかなとか、 ) んむむむ むー …… ( 迷って、 悩んで、 ) ( 首を捻って――― ) …、 ( 砂浜の上に、流木の破片を見つけた ) … うッし! ( ぱン! )( 手を打ち鳴らす ) 迷ったときは アミダクジですよ、 ねッ! ( にへっと笑って、流木の小枝を手に 砂浜の上に、おっきなアミダクジ 書いちゃえかいちゃえ。 うふは。 ) [Fri 25 Jun 2010 23:25:38]
◆キヨ > ――― うん、 ( うん、 あぁ、 ) …、 ( ひさしぶりだ、このかんじ。 はっふり、大きく深呼吸をして、 ) … ふふ ふー。 ( へらり、顔を緩めた。 息を紡がず指先だけがとんとんと穴の上を舞う ) ( 久しぶりだけど、指はちゃンと動きを覚えてる。 何を吹こうかな、 ) ねむりどろぼう か、 くもとなみ かー…、 ( かみのふね、もいいかもしれない。 ) ( アレコレ思う度、指はその曲を奏でようと、ふらふら ) [Fri 25 Jun 2010 23:20:17]
◆キヨ > ( フルートの音はそれはもう好き勝手に響く。 銀製よりも音の響きやすいそれは、普段吹く時は大きくなりすぎないよう調整するンだけれども。 今はそれも忘れたかのように、海みたいな気紛れさで ) ――― ( 心情表現にしてもめちゃくちゃだ。 それは高く低く穏やかに荒々しくリズミカルにクラシカルに速くゆっくりと―――ころころと曲調を変えて、フルートの上を指先が遊ぶ。 ) ……、 ( ストレスを発散しているみたいに、しばらく気侭に吹き鳴らして――、 ) ぷ はッ、 ( 海の中から海面へ上がった時みたいに、口を放して空気を求めた ) [Fri 25 Jun 2010 23:13:36]
◆キヨ > ( 久しぶりに吹き鳴らすフルートに、違和感があるのは時の流れのせいだけじゃぁないんだろう。 ) ――――… ( それでもわたしは、ここか、それか人気のない川辺でフルートを吹くのが好きだった。 家以外じゃぁ、大抵そのどっちかだ。誰にも聞かれないところがいい。 でも戴き物の銀色が駄目になったら哀しいから、今手元にあるのは木製のルネサンスフルート ) [Fri 25 Jun 2010 23:00:38]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( 奏でる。 )』 [Fri 25 Jun 2010 22:54:50]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『(神歌を歌えば治る…ってこれも歌わなきゃじゃん!)』 [Fri 25 Jun 2010 22:20:45]
◆シンジュ > (再び歌おうと思ったが、今はやめておこう。少ししたら治るのだから。) …さすがに今日は歌いすぎたのかな…? (まさか砂を吸ったんじゃあないのかと思い、海岸から少し離れようとした。) まぁ、どうせ病気のせいだろうけど。 (重いため息をまたついて早々に歩き出した。) [Fri 25 Jun 2010 22:18:58]
◆シンジュ > lalala… ♪ lalalala…♪ (そよ風が頬を撫でた。心地よく、うっとりと歌い続けていた。) lalala・・・♪ lala …!! (突如、のどに不快感が襲った。片手を口許に当てた。) けほっ…!けほっ…!! (それだけで留まらず、また何度か咳き込んだ。) …はぁ、はぁ…。 (荒く呼吸を繰り返し、やっと落ち着いたのかため息を一つついた。) …何なの、もう。 [Fri 25 Jun 2010 22:14:48]
◆シンジュ > (さらさらした砂浜にゆっくりと腰を掛けた。髪が地についてしまうが特に気にすることも無く。) んんっ…疲れたー…。 (そう呟いて海を呆然と見つめだした。残念ながら雲のせいか、月は見えない。) …ま、いっか。 歌でも歌おうかな…? (そう言いつつも暫くは規則的な呼吸を繰り返していた。波の音がよく聞こえる。) …歌うか。 (ぽつりと言って髪を耳に掛けた。そして大きく息を吸った。) lalala… lalalala…♪ (歌詞の無い歌。旋律を囁くように歌い上げていく。) [Fri 25 Jun 2010 22:08:48]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 『(昨日の海岸にて…。)』 [Fri 25 Jun 2010 21:58:48]
お知らせ > ラサートさんが退室されました。 『おいちょっと待てって…』 [Fri 25 Jun 2010 01:55:02]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『(そそくさ・・・。) 』 [Fri 25 Jun 2010 01:54:24]
◆シンジュ > そうですね!ラサートって、何か年上っぽいね。 (あはは、と笑った。もしかして本当に年上だったりして。) んー・・・こないかなぁ? うん、もーちょっと奥がいいかな・・・? (岩陰をじーっと見つめた。) き、綺麗・・・!? (そういわれれば思わず体を両手で隠した。) や、も、もう行こう!さっさと行こう! (隠しながら岩陰へと向かっていった。) [Fri 25 Jun 2010 01:54:02]
◆ラサート > (と、思わず相手の裸体に対する賛辞を口にする) [Fri 25 Jun 2010 01:48:14]
◆ラサート > まぁ、俺もお前もまだまだ先が長いってことだな…(ははっと相手の裸の肩を軽くたたいて笑い)よっと…(自分も最後に脱いだ下着を岩にほうり、妙に隠すのも辺だと思えば、下の茂みも揺れる男性の象徴もあらわにしたまま向き直り)まぁ、こんなとこに人はあんましこねぇって。気になるならもう少し、奥の方に行くか?(少しより深まった岩陰を示し、再度相手を見れば感心したように吐息を吐き)…ふぅん…前はあんまし見えなかったけど、キレイだな。( [Fri 25 Jun 2010 01:47:46]
◆シンジュ > え・・・違う? (ふいにこちらを見た彼を見返した。) それが・・・才能? (思わずぽかーんとした。しばらくして、はっと顔を上げた。) あ、ありがとう・・・。ラ、ラサートも・・・私は凄いと思う・・・よ? (こう、何というか説教されているんだろうが、褒められると・・・弱い。) うんうん。脱いだ方がいいよ。 (にっこりと微笑んだ。) 何か・・・こんなところ人に見られたら・・・言い訳とか大変そうだねー。 (そう言って苦笑した。マダムなんかが目撃すれば失神するだろうか、何て考えて。) [Fri 25 Jun 2010 01:39:16]
◆ラサート > …なるほど、な。でも、それはちょっと違うかもしんねぇな。(相手の言葉に深くうなずきを返しつつふと相手の方を向き直り)才能ってのは受け継ぐもんじゃねぇんじゃ無いのか?お前が歌がうまくて、更に10時間も練習できるんだとすれば…それがお前の才能だよ。俺なんかまだまださ。(リボンを見つめる相手を見やり…実際は同年代の少女に妙に説教じみたことを言ってしまう。そういえば自分も寒くなってきたし、上ぐらい脱ごうか)あ………(と、上着を脱ぎかけた自分の前で、あっさりと少女が全裸になる。その潔さに、一瞬言葉に詰まるが、こういう場で裸ぐらいを意識するのはかえっておかしいのかもしれない)ん…あぁ、脱ぐよ…じゃあ。(相手にせかされるように言われれば、上着に引き続き、ブーツとズボンを脱いで…残った下着も脱ぎ去った) [Fri 25 Jun 2010 01:33:41]
◆シンジュ > あははー だって、せっかくお母様の才能を受け継いだのに・・・無駄にはしたくないもの。 (水しぶきで若干濡れてしまったリボンをほどき、誇らしげに寂しげに見つめた。) いやいやいや、凄いって!だって私、走ったりしてたらすぐにぜーぜー言うもん。ラサートを見ると 人間ってここまで動けるもんなんだなーって思うし。 (手を振りながら言い切った。) あ、なら全部脱いじゃおっかな。 (ぱぱっと下着を脱いで、岩に引っ掛けた。) ラサートは下着・・・脱がないの? (あ、意外に寒い。何て言いながらそう聞いてみようか。) [Fri 25 Jun 2010 01:23:01]
◆ラサート > おいおい、お前ほとんど歌うために食って寝てるようなモンじゃないか…いや、素直に尊敬するわ、それ。(芸人ってのは才能がなきゃだめな職業だと思っていたが、才能にあわせて死ぬほどの努力をするものはどうなのだろうか…)いやいや、たいしたもんじゃないよ本当に。歌10時間よりよっぽど楽だ。(少なくとも10時間の訓練は…無いわけではないが滅多に無い。)まぁ、ここなら人は誰もこないだろ。全部脱いだって平気だぞ。(一応、最初に裸の付き合いをした間柄。まじまじと見た訳では無いが、さらされるのは二度目となる少女の肌に背を向けながら言った) [Fri 25 Jun 2010 01:17:04]
◆シンジュ > 5時間っていうか・・・練習時間全部合わせると10時間だけど・・・。(こちらを見る彼をきょとんと見つめ返した。) 訓練か・・・。凄いね、何か・・・そこまで運動できるなんて・・・。(どうしてもあまり体力のつかない私。・・・羨ましい。) あー・・・岩場があるね・・・。(岩場に行く前からワンピースを豪快に脱ぎ始めた。もっとも下に来ているブラウスが少し長めというのもあって。) うん、じゃあ・・・引っ掛けとこう。 (ワンピースをほうり投げた後、岩場でブラウスも脱ぎ始めた。) あー・・・。びっしょびしょ。気持ち悪・・・。(下着も脱いでしまおうか何て考えつつ。) [Fri 25 Jun 2010 01:08:44]
◆ラサート > 5時間ってマジかよ…お前、一日の5分の1以上歌ってんのか?(相手がサラッとすごいことを言うので思わず見返し。いや、歌謡いの知り合いは過去にいないから、プロともなるとそんなものなのかもしれないが…)あぁ、俺は職業柄、他に訓練とか…まぁ汗かくのが仕事みたいなもんだしな。(軍人は体を動かさなきゃやってらんないという奴だ。それでも、体力の落ちた今は汗の量も多いが)公園…か。いずれにせよ、このまま強行軍で帰るのは無謀かも…な。じゃあ、そこの岩場ででも…(言えば、砂浜の途切れたところの岩場を示し…そちらの岩陰の方に歩いていって)ここで服脱いで岩に引っ掛けとくと良い。 [Fri 25 Jun 2010 01:02:26]
◆シンジュ > 家なの。 (そのままだんだんと砂浜へと向かっていく。) あ、うん そうだねー・・。乾かさないと、このまま帰れないから・・・。 [Fri 25 Jun 2010 00:54:32]
◆シンジュ > あ、よく分かったねー。5時間歌った辺りからじわじわと・・・。 ラサート・・・は、やっぱりランニングとか? (彼の頬を伝う汗から想像してみたり。) 住んでるのは・・・公園の東にある [Fri 25 Jun 2010 00:53:29]
◆ラサート > ん?そうなのか?…あぁ、ひょっとして歌の練習か?(こんな相手が汗まみれになるシーンなどあまり想像できなかったが…そういえば浴場で美声を響かせていたことを思い出し)いやいやいや、さすがにそれは無理だろ。シンジュは住んでるの居住区か?(居住区はもちろんのこと、自分の船を係留してある船までも結構距離はある。少女をそこまで走らせるのは色々と酷かもしれない)…あー、とりあえずこの辺人もあんまし来ないし…服だけでも軽く乾かすか? [Fri 25 Jun 2010 00:51:16]
◆シンジュ > ん?いえいえ。私もよく汗にまみれるんで。 (にこりと微笑んだ。)(そのままのこのこと彼について行った。) あ、謝らなくていいの。 もとはと言えば入水自殺まがいの事した私が悪いから・・・。 こっちがごめん。 (すると彼の表情から察知したのか) 私は・・・走っても大丈夫ですけど・・・・。(走るのは遅いが一応そう言ってみた。) 何か・・・服も凄いことになっちゃったし・・・。 [Fri 25 Jun 2010 00:42:23]
◆ラサート > 汗臭いけど勘弁してくれ。(別にシンジュの表情に気づいたわけでもないだろうが、一応意識はしていたらしい。)んっ…(いきなり脇に手を入れるのは失礼だが、一番安定する場所には違いない。相手の反応に軽く返答しつつそのまま腕を引いて誘導するように歩いて)ずぶ濡れになっちまったな…なんつーか、本当に悪い。(自分はこのままダッシュで変えるつもりだったが、どうしたもんか) [Fri 25 Jun 2010 00:37:08]
◆シンジュ > あ・・・冗談なの。 ( ふわっと汗の匂い。何となく慣れている匂いに運動をしていたのか?と顔をしかめた。) あ、そうだね。上がらないと死んじゃうもんね。 (波が来る前に、ときょろきょろ辺りを見渡した。) ん・・・?どうした・・・ひゃっ! (脇下に手の感触を感じ、くすぐったいと言わんばかりに体をくねらせた。) あ、あはっ・・・。ご、ごめん・・・。(笑いつつも素直にじっとしていた。) ありがとう・・・。本当に大丈夫なの? [Fri 25 Jun 2010 00:30:24]
◆ラサート > あぁ、いやいや冗談だって。気にするな…(顔を近づけるならちょっとランニング直後で汗まみれなのでその臭いが少しむっとくるだろう)っと、いやいや、お前こそ早くあがれって…浅瀬だって馬鹿にしてると波に引きずり込まれるぞ…(見れば心配そうにこちらを見る少女の方が完全に沖側に沈んでる。ちょっと高い波が来て引きずり込まれたら、今の体力じゃ引っ張り戻す自信はない。そういったことには海兵ならではの敏感さが働き、一旦立ち上がると少女の脇下に手を差し入れ自分の方に引き起こそうとするだろう) [Fri 25 Jun 2010 00:25:35]
◆シンジュ > ご、ごめんなさ・・・。水はこりごりかなぁ・・・?(迷言を口走りながら労わるように彼を覗き込んだ。彼が腰まで漬かっているということは・・・やはり。こちらは首の少し下まで漬かっていた。) うん・・・。入水じゃないの。ただ・・・入っちゃおーみたいな・・・。(そう言って赤く染めた顔を、逸らした。) いや、悪いのはこっちだから。ごめんなさい・・・。(顔を俯かせた。)えっ・・・ちょっと、大丈夫!? 砂浜まで連れて行こうか!? (心配そうにそちらを見つめるだろう。) [Fri 25 Jun 2010 00:18:20]
◆ラサート > ぜーはー…いや…何でこう、お前と会うときは二度も水に使ってるんだろうな…(一応、腰の辺りまで海水に浸かりながら相手の正体を知れば独り言のようにぼやき…)あ…そうなのか?いや、どうみても入水にしか見えんかったが……(何せ、こんな夜中に少女が沖に向かってばしゃばしゃ歩いていってるのだ)…ま…まぁ、違うならいいや……ぜーはー…いや、俺もランニング中で…なんか、悪かった…(急な安堵とともに、なんか世界がぐらぐらしてくるも、軽く笑みを浮かべ、ほてって湯気をたたせる体をしばらくこのままの体勢で海水に浸して) [Fri 25 Jun 2010 00:10:46]
◆シンジュ > (タックルをがっちりと受けて混乱状態の中、必死に「何か」をつかみ続けた。) や、やだー・・・。死ぬ、死ぬ!!(てっきり魔物に襲われたのかと思い、嘆いていたが、聞き覚えのある声がした。) え・・・? (強く握っていた手をほどかれ、肩を抱き起こされた。) ・・・え、私・・・入水自殺をしようなんてこれっぽっちも・・・。 あ!お風呂の海兵さん・・・!! (はっと顔を上げた。) ご、ごめんなさい!なんか、すごい息が荒いけど・・・。(大丈夫?と付け足して彼の方に向き直った。) [Fri 25 Jun 2010 00:04:24]
◆ラサート > (小柄の少女がまがり間違っても本職の海兵のタックルを受けたのだから当然その瞬間バランスを崩し海面に倒れていると思われ、どう“落ちる”のか良く分からないが前後不覚になっているものととれば、少女は闇雲に振り乱した手で青年の体か衣服の一部を掴むことになるだろう)いでででっ、落ち着けバカっ!(あがりきった息の下、何とか吐き出すように言えば、少女に掴まれた髪をなんとか振りほどこうとその腕を片手で掴み、もう片手でその肩を抱き起こそうとし)入水なんざ…ぜーはー…いまどきはやんねぇぞ…ぜーぜー……って、あれ、お前確か… [Thu 24 Jun 2010 23:58:57]
◆シンジュ > はー・・・。気持ちいい・・・。 (まるで子供の頃遊べなかった分を取り戻すかのように無邪気に笑った。) もー少しこのままでも・・・ってえええええ!!?? (軽快な足音がする方を振り向いてみれば私にタックルをしようとする何かがっ・・・!?) えええ!?わ、ちょっと倒れるっ!わわ、わわわわっ!! (避けようと思ったがもちろん避けれるはずも無く。) い、いったーーい・・・!!やだっ、落ちるっ! (体のバランスを崩し、「何か」をとっさにつかもうとするだろう。) [Thu 24 Jun 2010 23:52:00]
◆ラサート > はっはっはっは……(リズミカルに呼吸しながら疾走を続けていれば、次第に脹脛もぱんぱんに張ってきて、心肺機能的にも限界が近づいてきたのを感じる。そろそろクールダウンに移るか…と思ってるその矢先……目線の先にばしゃばしゃと着衣のまま入水自殺を図る少女の姿!)…ばっかやろうっっ!!はやまんじゃねぇぇーーーっっ!!!(限界だった呼吸を余裕で突破し、絶叫すればいっきに全力疾走レベルにスピードアップし、少女に問答無用のタックルを仕掛けよう)どわらぁぁあーーーっっ!! [Thu 24 Jun 2010 23:46:18]
◆シンジュ > (とぼとぼとした歩調で海岸を歩く少女。夜風に髪が靡いた。)(結構難しいんだ・・・ケーキを作るのって。今までガトーショコラばっかり作ってたからかなぁ・・・。) でも、さすがに9個は多かったかな・・・。 (そう呟き、ため息をついた。)(ふいに海の方を見つめた。今日は天候が悪くなかった為か波も安定している。) ・・・。足だけ入ろうかな・・・。 (そう言いながら海へと歩き出した。) ふっふっふー。入っちゃおう・・・。(歩きながらにやっと笑い、靴を脱いだ。脱いだ靴はその辺にでも放り出して。) いっくぞー! (ざぶざぶと海の中に向かっていった。) [Thu 24 Jun 2010 23:40:37]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 [Thu 24 Jun 2010 23:33:54]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 [Thu 24 Jun 2010 23:30:24]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 [Thu 24 Jun 2010 23:24:53]
◆ラサート > (実際に体を動かしてみるまで気づかないものだが、やはり結構体力が落ちてるのを感じた。帆を張ったり砲弾を運んだりするとすぐにばててしまう。あれだけ街を留守にしてて船が無事だったのは何よりだったが…仲間が管理してくれていたからこそなのだが…こんなんでは船長の威厳もあったものではない。だから、初心に返って走るのだ。)っはっはっはっっ!(生暖かい風の元、滝のように汗を流しながら砂浜を走る。不安定な足元を走るとそれだけですぐに足の筋肉が硬直し、体力がごっそり持っていかれる。だからこそ良い。これが海兵隊式だ。) [Thu 24 Jun 2010 23:24:04]
お知らせ > ラサートさんが来ました。 『走るっハシルッ!』 [Thu 24 Jun 2010 23:14:43]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『だからお前達は私に狙われるな。』 [Tue 22 Jun 2010 23:41:03]
◆蜷潜 > ( 個人的な義務感や共通の思い出もある。 自分にとって優先順位が高い人間であることは認識している。 だが、それでも私はあの二人を殺す理由があったら普段通り殺すだろう。 殺す事を目的に磨かれた物に、そういうムラがあるのは美しくないから。 ) [Tue 22 Jun 2010 23:35:58]
◆蜷潜 > ( ああいうのを友達というんだろうか。 よくわからない。 豪天寺艶子は病院ではっきりと「友達だろう?」と言った気がする。 ――――あまりその単語自体ん感心は無かった。 例えば栄螺や鮑や牡蠣は―――形や味は違えど貝だ。 本当の所言ってしまえば、それで十分。 私は別に区別なんかどうでも良い。 味が違う、形が違う、そんな事は当然認識しているが、別に名前なんてどうでも良かった。 同様に、「友達」だろうと「他人」だろうと、「殺害対象」だろうと。 私は常頃そう大した区別をしていない。 目の前にいてコミュニケーションをする必要があれば特に区別なく同じように接するし、何処の誰であっても真っ当に殺す理由が存在すれば同じように殺す。 思うに、豪天寺艶子を暗殺したかったら私を雇うと良い。 多分誰よりも容易くその眼孔に指を捻じ込んで、脳髄に傷をつけて殺せるだろう。 向かいの席で食事でもしながら。 ) [Tue 22 Jun 2010 23:28:26]
◆蜷潜 > ( 後で帰りにでも寄ってみるか、それとも帰ったら既に向こうが魚守に寄った後かもしれない。 丁度居たらそれはそれ―――どちらとも暫く顔を合わせて居なかったし、話す事くらいはあるだろう。 ) ( 遠く海と空の境目の辺りの闇を見渡す。 雨は上がったが相変わらず雲行きは怪しく、星は見えない。 温い潮風にはまだ雨の匂いが混じっている。 ) [Tue 22 Jun 2010 23:17:17]
◆蜷潜 > ( 遠く見下ろす距離に魚守の灯りが見える。 其処から少し視線をずらせば海辺に豪天寺艶子の家(船?)があるのだろうが、生憎この遠い距離では闇に埋もれてしまって僅かな輪郭しか確認できない。 見張るわけでなし、見えたからといって何をするでもなし、ただ何となくの癖で確認しようとしただけ。 ) ( もう帰ったかもしれないが、君影が来ていたようだ。 直接確認はしなかったが、どちらも目立つ姿をしている。 昨夜、動物の様に駆けまわりながら走る豪天寺艶子の姿が久し振りに確認され、その後杖を突いて君影が現れた。 ―――この界隈のイエロティアの目には気をつけた方が良い。 それは皆漁師や船乗りの格好をしているが、アマウラ系移民を祖先に持つ、根強いコミュニティの一団だ。 飛燕や無常とも繋がっている。 ) [Tue 22 Jun 2010 23:03:09]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 断崖 』 [Tue 22 Jun 2010 22:55:55]
お知らせ > 君影さんが帰りました。 『( 私もその熱情の渦の中に囚われる )』 [Tue 22 Jun 2010 04:43:56]
◆君影 > ( 本当に幼い頃から強引に仕込まれてしまった技。当然本人はやりたがらないが、寝所の技術はそれこそ娼館やクノイチとしても一流に通じる物を持っている。――――ただしそれは根本的に宝の持ち腐れであろう。 ) ―――― …… え ……? ちょっと 、 まっ―――― ( 休ませて―――とそう口にするよりも早くその行為は再び開始される。ベッドの軋む音と女達の喘ぎ声は彼女が満足するまで続けられて―――― ) [Tue 22 Jun 2010 04:42:48]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 ――再びベッドを軋ませて。 』 [Tue 22 Jun 2010 04:36:48]
◆艶子 > ( こいつ、凄く―― 上手いかもしれない。その舌が這う度に、性感帯でもないのに凄く感じてしまって。ああ、そんなに吸い付いて―― 皆に見られたら、恥ずかしいのに、なんて…。 ) う、ん 一緒に、 一緒にいこう…!君影、君影…ッ! ( ――弾けるように達した後、びくびくと身体を痙攣させ、暫しの余韻に浸る。 ) はぁ…… はぁ……っ。 ( …しちゃったんだ、友達と。その背徳感と、いけないことをしたんだという感覚に酔いしれ、ぺろりと舌を舐め取った。 ) ……はあ…っ は、ぁ……っ ( でも、まだ足りない。あっけなく達してしまったせいか、身体の芯から燻る炎はまたゆらりと燃え上がりつつあった。 ) …ね、君影… もう一回、しよう…。 ( そして彼女の返答を聞く前に、腰を揺らめかせ、女の部分を擦れあわせるのだった。 ) [Tue 22 Jun 2010 04:35:25]
◆君影 > ( 文字通りに傷を舐め合う二人。幼い頃から無理やりに仕込まれた舌技はより相手の感じる場所を執拗に舐めて、そして痕が残る程に強く吸い付かせる。 ) ふぁ、 っ んぁぁ !? つや、こぉ……! ( 摺り合わされる淫核。淫猥な音を立てて捲れ合う肉のひだ。その水音と艶子の喘ぎ声に私もまた激しく興奮していく。 ) んんんっ!? わか、 わかったぁ!? あぁぁ、わたしも、私もイクから、だからっ、一緒にぃっ……――――! ( 艶子の手で充分にほぐされた身体も、また彼女と同じように限界を迎える。 ) はああぁぁぁぁ ……… ! ん …… ん ………… ( 一際強く身体を反応させて、艶子と同じように私もまた達した。―――そうして私はそのまま力を失ったようにくたりと全身を脱力させて放心したように横になる。 ) [Tue 22 Jun 2010 04:29:42]
◆艶子 > ( 私は微笑み、そして頷いた。私は今の言葉を守り、そして君影を裏切らない。友達だからだ。ぽろりと落ちる涙に、私は最後に舌を這わせ、舐め取った。 ) ――ん…… ぁ…っ。 ( 君影もまた、私の傷跡に舌を這わせる。君影の舌の感触がとても敏感に感じ取ってしまい、私は身体を震わせた。 ) 君影―― ん… あ、あぁ…ッ ( 触れ合う部分のぬるりとする感触に、背筋がぞくっとした。にちにちと音を立てて二人の肉のひだが捲れあい、淫核が触れ、滑り―― 更に激しく摺り合わせ、私たちは高みに登って行った。 ) あっ ああっ あ、ああぁッ! き、きみかげ…ッ! これ、凄い …っ、 もっと…もっと、腰 揺らして…っ! ( ベッドをぎしぎしと軋ませながら、私は激しく昂ぶった。 ) ……ご、めん…!ひ、久しぶり、だから ぁっ も、もう…! ( もっとこのひと時を楽しみたいのに、私の身体は待ってはくれない。 ) あ、あああぁぁぁ……ッ♪ ( 最後にびくんと身体をはねさせると、あっけなく―― 達してしまった。 ) [Tue 22 Jun 2010 04:15:48]
◆君影 > ――― そうだね …… うん、私……信じる。 ( 艶子は初めての友達だから。だから―――信じるよ?痛い事も、怖い事も。玩具のように使っていた他の人達みたいにしないって―――― ) 艶子 ―――― ( その言葉に涙がポロリと零れた。怖かったからじゃない。多分それは、嬉しかったから。どこもかしこも、彼女の唇が触れていないような場所は無いかの如くにその雨は降り注ぐ。そうして私は荒く呼吸を乱しながら、生まれたままの姿を晒す彼女のその生傷が絶えない裸身をじっと見つめる。 ) ――――………あはっ。 ( 穏やかに笑った。可笑しそうに、そして嬉しそうに少女は笑う。 ) お揃いだね、私達。 ( ――――そうして今度は自分自身がその艶子の傷跡を舐め始めようとするだろう。ざらりとした舌の感触で、相手の胸を、肩を、腹を―――どこもかしこにも唇を這わそうとして。 ) ―――― ぁっ、 あっ、 ぁぁぁぁぁ!! ( 痺れるような甘い感覚が脳天を貫く。触れ合わせる相手と同じように、女もまたそのまま衝動に従って生まれたままの全部を曝け出した格好のまま、執拗に女の部分同士を激しく擦り付けていく。 ) [Tue 22 Jun 2010 04:08:47]
◆艶子 > ―― ああ、本当だ。私が嘘を吐いたことがあるか? ( その身体の震え、怯えたような瞳、そして涙。 …それが、今まで彼女が受けてきた仕打ちがどういうものだったかを表している。私の胸に怒りと悲しみが渦巻いていた。そして、衝動的に君影を犯すことに対する今更の罪悪感も。 ) 今までと、今回と。一つだけ違う部分がある。…それは、抱く側がお前の事を想っているってことだ。 ( 口付け。接吻。キス。君影の身体にその雨を降らせる。傷跡にも、そうでない場所にも。そして淫核を引っかく指先には、すぐにぬるりとした感触が触れる。それを滑らせるように、尚も執拗に引っかいて、指先できゅっと摘みあげると、手を放した。 そして手を抜くと、今度は自分の衣服を脱ぎ始める。上も、下も、全部。そして全てを晒す。 ) ほら、見て。君影。私の身体も傷だらけ。 ( 君影ほどではないにせよ、今まで受けた傷跡は多い。肩にも、胸にも、腹にも。そして潰れた瞳も、額にも。 ) …一緒だな、私達。 ( そういってくすくすと笑うと、君影の衣服を脱がそうとする。湿って汚れてしまった下着も、全部だ。 ――根元から喪失してしまっているであろう、右足を僅かに広げさせて、お互いの女の部分を宛がい、触れ合わせようと。 ) [Tue 22 Jun 2010 03:51:06]
◆君影 > ………… ( 娘の身体は微かに震えている。かつて心を抉った爪は今も治らないままにその無残な傷跡を晒し続けていた。私はこういう行為をする事態を恐れている。楽しんでいる、とんだ好き者だと嘲られていた幼少の頃を肯定してしまうようで―――― ) …………… ほんとう ……… ? ( 瞳の端には小さく涙も浮かんでいる。まだしている相手が女で、それに艶子だからこうして怯えるだけで済んでいる。男にこんな風に迫られていたら恐慌状態にでもなりかねないだろう。 )( 傷の一つ一つを舌が、指が這い寄っていき、無くなった方の胸を執拗に口付けされる。無い場所をこうして愛撫されるという初めての感覚に強い戸惑いと高揚を覚えていく。 ) そんな …… すごい … 傷 ……いっぱいだし ……そんなこと――――― ( 少なくとも他人に好き好んで見せるようなものではないと感じている。色々な場所が欠損されて、無造作に噛み千切られた傷痕なんて醜く痛々しいだけだ。全身を這い回る舌の動きに身体を預けていて、私はえも云わぬ感覚を文字通りに肌で感じさせられてしまっていた。 ) ――――っあ!? あっ、んんっ!? んんん――――――っっ!!? ( そうして優しかった愛撫は終わり、唐突にその指先は乱暴な手つきで淫核を引っかき始める。下着の上からだとはいえその刺激は強く、執拗に引っ掻かれる度にビクンと身体を反応させられてしまう。――――そうして強い刺激を受けさせられて、その下着はまるで粗相をしてしまったかのように、それは明白にじわりと濡れ初めてきていた。 ) [Tue 22 Jun 2010 03:41:25]
◆艶子 > 君影…。 ( その眼を見た私は、そっと微笑みかける。ああ、可哀想な君影。でも、これは違う。私はお前に酷いことはしない。 ) …大丈夫だよ、君影。痛いことも恐いこともしないから。 ( 少しばかり優しくはないかもしれないけれど。 ) ( 露になる肌は、一度彼女の身体を拭いてあげた時にも見たことがあるけれど、やはり痛々しさが目立つ。私はその肌に胸を痛めると、それでも傷を一つ一つ労わるように舌を、そして指を這わせる。爪の先で優しくなぞりながら、既に無くなった方の乳房の傷跡に、執拗に口付けする。 ) ん、 ちゅっ … は、 …… ――綺麗だ、君影…。 ( れる、と舌が傷口の周りを這い、残った方の乳房の先端を捉え、絡めとり、ざらつく舌の表面で刺激した。――傷口を優しくなぞっていた指先が、突如牙を剥くように君影の衣服の乱暴に中に入り、そして下着の上から淫核を引っかく。何度も、何度も、何度も。衣服に守られているのをいいことに、爪の先でやや力をいれて引っかく。 ) [Tue 22 Jun 2010 03:23:16]
◆君影 > ―――……… ( 押し倒している相手を見る君影の眼差しはいつもの険のある目付きではなく、悪い事をして許しを乞うような子供のそれである。――――ウォッシュベアーの村でもそう。そしてずっと昔の小さな子供の時にもそう。いつもこの身体は身勝手な性欲の捌け口としてばかり利用されていた。 ) うん……む…ぅ…――――はぁぁ……! ( 唇に湿り気を与える艶めかしい舌の動きに身体の興奮は加速していく。そして痕が残る程に首筋を吸い付かれれば、背筋に這い寄るその感覚に脳髄の奥まで痺れさせられる。 ) ん……! あ…… はぁ …… っっっ !! ( 乱暴な手つきで乳房を包み込まれて、乳首を摘み上げられれば声にならない悲鳴が押し漏れる。しかしそれらの行為に身体は発情しているのか、それは彼女が摘み上げている物が勃ち始めている事から一目瞭然であろう。 ) ――――……や……ぁ…………みないでぇ…… ( 肌蹴させられればあちこちにグール達によって付けられた凄惨な傷跡の残る身体が露わにされてしまう。滑らかな肌とその傷跡の対比がよりその傷の痛々しさを誘う。 ) [Tue 22 Jun 2010 03:12:28]
◆艶子 > …言うな。 ( と、ぽつんとぼやく。 ) ………。 ( この身体を、ウォッシュベアーのグール共は無残な方法で犯したのだ。私はその記憶を君影から消す方法は無いものかと考えていた。これがそうだとは言わないが、せめて忌まわしい記憶を薄れさせる手段にはなるのではないだろうか? ――性欲に突き動かされた私は、そんな身勝手な理由をつくる。そう、そもそもずっと人肌に触れておらず、欲求不満が溜まっていたというのもあるのだ。私は今から、それを君影にぶつける。 ) ( 渇いた唇に湿り気を与えるように、濡れた舌が這う。唇は頬を通り、首筋へ。そこにちぅ、と強く痕が残るぐらい吸い付く。身を捩ったって逃がさない。 ) ……ん、 は… ……ふ…。 ( 服の下から手を滑り込ませ、乳房を掌で包む。ああ、だが優しくしてやらねば。彼女に恐怖心を与えてはならない。グールに犯された記憶を呼び覚ましてはならない。そう思っているのに、包む掌の動きがやや乱暴になってしまう。荒々しく捏ね回し、指先で胸の先端を摘みあげて。 ) …君影の肌、すべすべしてる。 ( そう言うと、服を捲りあげて肌蹴させようと。 ) [Tue 22 Jun 2010 02:55:46]
◆君影 > お前ってたまに…いや良く素でボケてるよな。 ( それだからかこっちもつい律義に突っ込んでしまう。少なくとも心臓に毛は普通は生えていないと思う。 ) ――――― … あ … あの……… 艶子 …… ? ( 唇に掛かる相手の吐息にくすぐったさを感じる。彼女が私の事をはっきりと見えているのは月明かりが漏れているからか、すぐ目の前にいるからなのか。それとも――――― ) ( ――――身体が動かない。私がそれを強く意識し始めるようになったのは淫魔の夢に落とし込まれてから。それから屍人になりかけた後遺症も微かに残っており、それは性欲となり体の火照りを鎮めたがっている。 ) ……… ん …、 やっ …… !? ( 思わずそんな声が口から漏れた。渇いた唇は艶子のものと重ねられて、片側だけの乳房を彼女は掴む。 )( ――――私は怖かった。身体は熱いけれども、それをしてしまう事は怖かった。だから微かに身を捩って抵抗しようとするけれど、身体の疼きがその拒絶をそれほど強くないものにする。 ) [Tue 22 Jun 2010 02:45:53]
◆艶子 > ( わからない。だが、私は近いうちにあいつにあってみようと思うんだ。胸のもやもやをそのままにしておくのは、何だか居心地が悪いから。――会ってそれが晴れるとは、限らないけれど。 ) け、毛なんて皆生えてるだろ! ( そういう問題ではないのは明らかだったが。 ) ――――っ ( 金縛りにあってしまったのは私のほうも同じ。触れ合うか、触れ合わないかという距離でお互いの唇があり、吐息がくすぐったい。薄暗がりの中、やけにはっきりと相手の顔かたちを捉えることが出来た。 …私は、彼女があんな目にあっているのを知っていたから、そういう事には嫌悪の念を抱いているだろうと思っていた。――でも、してるんだって。私で、蜷で、そういうことを。それがなんだか嬉しくもあり――。 ) ………。 ( 私はきゅ、と口を結ぶと、そのかさかさに渇いた唇を唇で塞ごうとした。そして、残った方の左の胸を服の上から掴む。 ――その時の私は、少し強引だった。多分、生半可な拒絶は無視しただろう。 ) [Tue 22 Jun 2010 02:26:33]
◆君影 > ――――こういう時に何て答えたのかな。蜷の奴だったら。 ( 私もこいつも。どんな理由があろうともやっている事はただの殺しだ。積極的にそれをするか。それとも結果的にそうなってしまうか。――――それはひょっとしたら大した差ではないのかもしれない。殺される側にとっては何も。 ) そこを頑張ってなんとか喋れよ!!……うぅ……私の方が恥ずかしいもの…毛が生えてる艶子と違ってガラスだもの……… ( まあそっちもそっちでとんだ羞恥プレイだったのだろうが。本当にどっちもどっちだ。 ) もう記憶から全て抹消しろよな………忘れ去れ……綺麗さっぱり跡かたもなく……―――― ( ――――そんな顔を青くさせてどんよりとさせる私とは対照的に顔を赤くさせる艶子。 ) ――――な…っ、お……まっ……!…? ( 艶子らしいフォローの内容。唐突にそんな事を言われたら、こっちまで顔が火照ってくるのを感じながら絶句せざるを得ない。 ) えっ ? わっ―――― ! ? ( 唐突に体がベッドへと放られるような形になる。背中に柔らかなベッドの感触を感じながら、そして押し倒すように艶子が私の目の前に覆い被さっている。 ) ―――――――……… ( 唐突なその行為と先程までの会話の流れに、私は金縛りにあったように体を硬直させながら顔を赤らめて、声も上げられずにただ口を開閉させる。――――緊張に唇がカサカサに乾いて、胸の鼓動は相手に届きそうな程に高鳴ってしまっている。 ) [Tue 22 Jun 2010 02:17:55]
◆艶子 > しゃ、喋れなかったんだから仕方ないだろう!? …死ぬな、死ぬな君影。私だって人間に戻ったら全裸だったっていう羞恥プレイを耐えたんだ。しかも人の目もあったのに。なあ、これでお相子だろう! ( まあ、あんまり人は居なかったが。 ) う、うん…こんな事を言うのもなんだが、猫ちゃん言葉を喋る君影は結構可愛かっ――― え? ( …今、何て言った。私や蜷の名前を呼びながら、慰めて…って。 ) …………。 ( 私は動揺のあまり視線を揺らし、顔が赤くなるのを感じた。 ) だだ、大丈夫だ!…私も、君影の事を想いながらしたことあるし…。 ( ここでも、艶子らしさとやらを発揮するのであった。恐らくはフォローのつもりであろう。 ) …そうだな、余りにも違う。…違いすぎる。 ――きっと蜷の奴も、同じ事を言うかもしれない。 ( それとも、何も違わないと言うのだろうか。結局のところ、最終的に人の命を奪うところまでいくという部分は、何も変わらない。 ) ――あっ。 ( と、その時だ。君影の身体をぶつけないようにする余り、足元への注意がお留守になった。立てかけてあった木刀が倒れており、そいつに足を取られて身体がよろける。――よろける先は、ベッドだ。そしてそのまま君影を押し倒す形に。 ) [Tue 22 Jun 2010 01:59:39]
◆君影 > ――――だったらもうちゃんと最初っからそうだって言えよな!! ( くわっ! )( そもそも言えないから艶子は激しく困り果てていた訳で、気付いてもらおうと一生懸命だったというのに。八つ当たりのように理不尽な怒り方をする君影。 ) …………あ、ああ……そうだな……薄情者ってのは訂正する………ただ―――死にたい。ちょうど近くだしこのまま海に身を投げたい。 ( 半分冗談である。しかし残りの半分は割と本気であったりする。 ) じゃあ…あれか……にゃんにゃん猫ちゃん言葉でリャンと喋ってたり、あーん☆とかリャンに食べさせてあげてたり、こっそりと艶子やら蜷の名前呼びながら慰めてたとこまで見られてたのか………―――もう……しのうかな……… ( 混乱のあまりにひょっとしたら見られてなかったかもしれない私生活の様子までつい暴露する。私にとって衝撃的な事実に思わず意識が遠くなりそうになる。お姫様抱っこで本当に良かった。 ) ( ――――艶子の言葉を聞く。私達にとって死はいい加減な物だ。それをあっさりと奪う側に回っているから、それに大して特に軽く見ている。だから私自身が奪われる側に回った時も、心のどこかで仕方ない、運がなかったという諦めがあった。 ) ………… 別に … それは、間違ってない。 ――――ただ私達とお前は、余りにも違うだけ。 ( 私達は命に対して誠実に向き合う事はない。昨日殺した者の顔を明日にはもう忘れているのが自然だろう。――――それはこの傭兵には納得し難い生き方なのかもしれない。 )( 友達なのに。その考え方の隔たりの大きさに、私は胸の奥に小さな風が吹き込んでくるのを感じた。その寒々しさに微かに瞳を伏せながら、いつもの艶子の家へと私は黒猫と共にお邪魔する。 ) [Tue 22 Jun 2010 01:51:04]
◆艶子 > な、何かね。呪いを解く手段が「その人に気付いて貰って、尚且つ名前を呼んでもらう」って奴で…最後はナッキーが解いてくれたんだけど…何とか気付いてもらおうと思って、必死で…その…。 す、すまん。全部、見てた。 ( ああ、青くなってる!こうしてお姫様抱っこしてたのは正解だったかもしれない。だって、そのまま倒れてしまうかもしれないんだもの! ) で、でもさ!一応、お前の側には居たんだよ!退院の日も!その後も!し、心配だったしさ! ( それはどちらかというと自分へのフォローになってしまっているが。 ) あ、諦められるとそれはそれでショックだな…!まあ確かに私らしいのだろうが。 …多分、大丈夫じゃないかな…多分。 ( 確かにわざわざ聞くのもアレである。 ) ………。 私は。 私と、お前と、蜷潜のことを友達だと思ってる。それが良い事か悪い事かっていう話をするつもりはない。私だって仕事の中で人を殺めることがある。 でもっ。ショックを受けたり、悲しんだりするのは友達として間違って無いと… 思うんだが…。 ( 止めろという強制もできない。…君影の場合は、もう出来ないのだろうけれど。 ただ友達として、友達だから、ショックだった。それだけの話なんだ。 ) ( やがて船のある場所へとやってきて、桟橋を渡り、跨いで船へと。君影の身体をぶつけないように注意しながら、船内へと入ろう。 ) [Tue 22 Jun 2010 01:29:14]
◆君影 > ――――――はっ? ( 私はその艶子の言葉にきょとんと眼を丸くする。 ) ………あ、あー……えっ…と………? ( ちょっと頭の中が真っ白になるが。しかし彼女が言うとおりの奇行を猫は確かにやっていた訳で、出会ったのは確かに退院の日で。なんか普通の猫じゃない?とは常々疑問に感じていたりはしたが。………アレの中身が艶子だったって? ) ……じゃ、じゃあお前……ぜん……全部、見てたのか? ( 赤くなる―――というよりもむしろサーっと血の気が引いたように顔が蒼くなっている。猫を溺愛しまくってたり、微笑ましく語りかけていたりする姿とか見られてたとか――――もうやだしにたい。 ) …………もう諦めた方が良い気がした。だって艶子だもんね。そういうのも、なんからしいかな。――――……私のも見られてたりしてなかったろうな……? ( 自重したら艶子じゃない!ってのは言い過ぎだけどさ。けどうっかり口を滑らしたりしない艶子なんてなんか寂しいもの。――――たまに艶子のとこに泊まった記憶もある私。しかしそれを改めてあいつに聞くのも嫌だなって思った。 ) …………そっか。そう。 同僚よ、私と蜷は。あいつも私も、一々数えたりするのが馬鹿らしくなるぐらいに仕事をしてる。 ( 私はそれをただ淡々と『仕事』と答えた。彼女の言うとおり、私は人を殺して金を貰っている。後ろから相手の心臓をばっさりと一刺しにする職業。ただそれだけの内容。 )( ……いや、私はもう貰っていた、だったか。 ) [Tue 22 Jun 2010 01:19:35]
◆艶子 > ………。 ( 私は「あー」と思った。それ以外に形容する言葉が見つからない。しかも、真剣に心配している様子だったのだ。…これは参ったぞ。後から「実はあれ、私だったんだ」って言っても、からかってると思われるかもしれない。だが、言うしかあるまい。 ) あ、あのな…君影。こ、これは冗談でもからかっているわけでも無いのだが…。 ( こほんと咳払いをして。 ) あれね…じ、実は…私だったんだ。 いや、突飛な話なのはわかってるが!ちょっと請け負った仕事でミスをしてな、魔女の呪い?っていうのか。そいつを受けて、猫にされてしまったんだ。 …で、お前の退院日だったのを思い出して慌てて病院に駆けつけて…。 ( あとは君影も知っての通りだ。 ) 抱きついたり、急に床にばたーんと倒れたりしただろ?あれはお前に私だって気付いて貰う為に…。 ( すんと鼻を鳴らして香るのは、君影の匂いだ。君影の家の匂いだ。それに私だってちょっと汗臭いし、気にしない。私は人の匂いは嫌いじゃない。 ) じ、自重します…。いや、自重はしたいんだが、ついつい口から出てしまうんだな。困った困った。 ――いや、まさか見られてるとは思わなくてさ…。 ( ここに越してから随分経つが、ずっと見られていたことになる。 …君影の返事には、私は少しの間沈黙して。 ) …私、ショックだったんだ。あいつがああいう仕事に手を染めているんだって知って。…でも、お前も同じ仕事をしていたんだよな。 [Tue 22 Jun 2010 01:00:24]
◆君影 > ……あのな…猫、なんだけど。あ、リャンじゃないぞ。最近一緒に暮らし始めてて…けど、こないだから姿が見えなくなっちゃって……――――片目が潰れてる子なんだ!それからえっと…なんか…怪我か病気なのか…ちょっと動きに不安のあって――― ( その猫の特徴を説明している時の娘は真剣にその猫の心配をしている様子である。 ) ――――ん、いいよ。出来れば艶子も久々にリャンと遊んであげて。 ( 警戒心なく体を預けているのは相手を信用している証か。その彼女の悪癖に臭うかな……?と自分の体臭がちょっと気になってしまう。暗殺者をしてる頃は無臭になるように心掛けていたけれど、今ではそういった心配りともとんと無縁になってしまった。 ) 引っ張られたくなかったらその軽い口と頭を自重しろ! ( 酷い事を言いながらほっぺを抓る事をやめるとまったくと怒ったように肩を竦めて再び彼女の肩を掴む。 ) ………なにその誰得で自然な露出プレイ……… ( げんなりとした顔で溜め息。……私も艶子の家で用を足すときには本気で注意しとこう。 ) ―――――なに? ( 歯切れ悪い様子にどうしたのかと聞き返して。 ) ――――― ( そして相手の質問が何なのかを知り。 ) ―――――……知ってたよ。 ( 私は短く肯定の返事をした。 ) [Tue 22 Jun 2010 00:51:57]
◆艶子 > ( どうやらすっかり臍を曲げてしまったようだ。まあ、無理も無い。逆の立場だったら私だって拗ねてただろう。 ) ――う? うん。探して欲しい子? 私の方は請け負ってる依頼も無いし、構わないぞ。 ( さてどうやって説明したらいいかと悩んでいるうちに、彼女からの申し出。彼女の足では探し回るのも辛いのだろうし、それぐらいしてやってもいいだろう。 ) ん、どういたしまして。――今日はお前、泊まっていけよな。 ( こうして身体を委ねられるとちょっと緊張する。すん、と鼻を鳴らしてしまうのは悪い癖だ。 ) い、いやだってほら…あいでででで、ひ、ひっは(ぱ)るな! ( 両手が塞がっているのでは防ぐ手段は無し! ) うん…ここだけの話、毎朝のおトイレも丸見えだったらしくて…。「もう少し隠れてやれ」って冷静にアドバイスされたよ…。 ( しかも相手の方もあまり見たいと思っていないのに見られてしまう。ああ。 ) ……あ、そうそう。あのさ… その…。 ( 歯切れ悪く口ごもり。 ) …君影は、蜷潜の仕事のことって…知ってた? [Tue 22 Jun 2010 00:37:08]
◆君影 > ………別に。艶子だって忙しい訳だし、私のとこに来なくっても仕方ないんじゃない。 ( 人間嫌いの癖に懐いた相手には嫉妬深かったりと、とにかく相手にしてて色々面倒な性格をしている。弁解する相手に対してつっけんどんな態度である。 ) ………?何言ってるの。―――そうだ、それから…ちょっと時間がある時に探して欲しい子がいるんだけど……大丈夫? ( 彼女の言葉に疑問符を浮かべて。そしてこちらに来た当初の目的を改めてお願いしようとそれを口に出そうとする。 ) はい、しっかり運んでね。……まあ、ありがとう。 ( ここまで来て軽く疲れていただけにホッと一息を吐ける。彼女の肩につかまりながら持ちあげられて、私はそっと彼女に体を委ねて。 ) ―――――……お前は…、一々、それを、わざわざ、言うかっ!? ( あえて恥ずかしさを助長させるような事を言うのはこのアホな口か!?と体勢が不安定になるのも構わずに彼女の頬を抓ってやろうとするだろう。 ) ――――……目立つからな、お前の家。 ( けど確かに蜷ん所から見えそうだ。あとあいつは私が恥ずかしい所をしているのを見つけるのが上手いから余計に不安になる。それは果たして間が良いのか悪いのか。 ) [Tue 22 Jun 2010 00:29:26]
◆艶子 > うう…!ど、どうしてもお前のところに行けない状況にあったんだ。いや、別の意味ではお前の傍にいたんだけどな…! ( さて、どう説明したものか。それにしても、やはりこうして見せる君影の表情はつんとしていて、猫の時に見せたものとは違うものだ。でも、どっちも君影なんだと思うのだ。あの笑顔も、こうしてつんと尖るのも。 ) わかった、お姫様抱っこだな。それじゃ、しっかり私の肩に掴まれよ。 ( 君影の背中と膝の下に手を回し、よいせと持ち上げる。――左腕と右足を失った彼女の身体は幾分か軽く、それが私に物悲しい思いをさせた。ともあれ、私の船に向かって歩き出そう。そして何で睨まれているのか一瞬解からなかったが… ややあって、ああ、と頷いて。 ) …恥ずかしいな!良く考えてみると!蜷潜の奴に見られてるかもな! …私の家の辺り、あいつの店から丸見えなんだ。 [Tue 22 Jun 2010 00:12:23]
◆君影 > ( そういう意味では気紛れにこっちに訪れたりなんて事も少なくなってしまうから寂しくなる。けれど機械で体を補うのだからそれはどうしようもない事か。 ) 別にいい、薄情者。 ( つん。 )( 怒っているのか拗ねているのか。それに答える女は淡々とした口振りで少し言葉に棘がある。こういう時に素直に寂しいだなんて言えない性格なのだ。 ) ん。 ――――……… ( 抱っこかおんぶか、ついでに抱っこのやり方とかを馬鹿丁寧に聞いてきて私はギロリと睨みつけながら少し押し黙って。 ) 御姫様だっこ。 ( ――――いや、だってそれが私的には一番楽な格好だし。しかし…まあ、改めて口にするとなんだか恥ずかしい響きの言葉である。一々言わせるなタコ助!という意味が険の含んだ視線には込められている。 ) [Tue 22 Jun 2010 00:05:47]
◆艶子 > ( 君影の身体のことを考えるに、砂浜はどう考えても良くない。だからこれからは彼女がうちに尋ねにくくなるなあなんてことを考えていたのだ。クランクになっても、やはり潮風や海水は天敵だろうし。 ) そ、そうか。 …すまん、最近顔を見せてやれなくて。 ( 君影が顔を見せない私のことを言っていたのは、猫の姿の時に見ている。 実は私も天下無双刀という技を使って筋肉が悲鳴を上げているのだが、そこは我慢の子だ。君影の身体を支え、暫しそのままで。 ) …とにかく、私の家まで連れていくよ。おんぶと抱っこ、どっちがいい?あ、抱っこっていうのは普通の抱っことお姫様抱っこがあるけど…。 ( …なんて事を聞くのだ。割と真面目な顔で。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:53:46]
◆君影 > ………つらっ。 ( 疲れたような顔で溜め息を吐く私をリャンが心配そうに見上げている。正直舐めてた。海岸までは馬車は走ってないからその近くまで送って貰って、まあそれぐらいの距離なら大丈夫だろうと高を括ってたんだけど―――松葉杖で砂浜を歩くのってこんなにも大変な事だったのかと痛感させられる。 ) ―――艶子。 ( 探し人の一人に会えて私は内心でホッとする。こんだけ苦労してどっちも居なかったとかいう事態になってたら本気で泣けそうだったんだもの。 ) ………途中まではちゃんと馬車。これでずっと歩き通しとか流石に無理。 ( 駆け寄った艶子が身体を支えるようにしてくれれば、遠慮なくその好意に甘えるようにして彼女に体重を預けて一息吐いた。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:45:51]
◆艶子 > ( ――豪天寺艶子は、その右腕の変調が何を意味するかを知らない。じわじわと、しかし着実にその内側から黒い血が侵食しつつある。赤い血を黒が塗りつぶしていくのだ。そしてその果てにあるものは――。 ) ……… ん? ( 誰かが歩いてくる気配を感じて、私は首をそちらの方へ。――見えた人影に私は慌てて立ち上がり、急いで駆け寄っていった。どうやら、リャンも一緒のようだ。 ) き、君影!お前、こんなところまで歩いてきたのか! ( 松葉杖では砂地は歩きにくいだろう。それにスラムからここは決して近くない。もしかしたら、私がずっと顔を見せないから心配されたのかもしれない。 私は彼女に駆け寄ると、身体を支えるようにしよう。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:39:40]
◆君影 > …………っ…… ( やっぱりこの付近は歩き辛い。砂浜に少し足を取られながら、松葉杖を付いた人影が黒猫と一緒に歩いている。 )( 結局どこをどう探してもあの子は見つからなかった。私はこんな体だから探しに行くのは困難だし、蜷や艶子に人探しならぬ猫探しを手伝って貰おうかなって。久し振りに月が見える今夜。いいタイミングだと思ってこっちの方までリャンと一緒に歩いてきた。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:35:03]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『( とこっ、とこっ。 )』 [Mon 21 Jun 2010 23:31:30]
◆艶子 > ―――ん、む。 ( そうそう。人間の身体に戻ってから、一つだけ違和感がある。右腕が突っ張る感じがするのだ。私は起き上がると首輪を持った右手を左手でさすった。 まあ、実は似たような症状は猫になってしまう前からあったのだし、もしかしたら私の身体を借りた猫がちょっと無茶をしたのかもしれない。どちらにせよ何かするのに支障があるわけではないので、それ程重要視していないが。突っ張る感じが前より強くなってるかな?ってぐらいだ。 ) 一応無茶はしないでおくか、右肩が故障しやすいってのもあるし…。 ( ぐるん、と腕を回す。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:22:14]
◆艶子 > ( そう、猫の身体で私は色んなものを見た。君影の普段人には見せないような優しい笑顔や、蜷潜の裏の顔まで。――蜷潜の奴には、今後どんな顔をしてあえばいいんだろう。人を殺したところを見たといっても、あいつは「そうか」だけで済ませてしまいそうだ。 ) …君影のところにも、近いうちに顔出さなくちゃ。 ( 猫の姿で転がり込んだ礼がある。それに、突然私が居なくなっておろおろしているかもしれないし―― でも、猫の正体が私だって知ったら、真っ赤になって怒るかな?ナッキーにもお礼がしたい。今回私が元の姿に戻れたのはナッキーのお陰だし。 ) …いやほんと、助かった。 ( やっぱりお母さんは頼りになる。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:16:10]
◆艶子 > ( だがしかし、前述の通りこの状態を維持できるのは僅かな時間だけだ。身体能力のピークを過ぎると目に見えて傭兵の身体は減速をはじめ、長距離を走りぬいた直後のような息切れ、発汗を見せ、のろのろと足を止めるとごろんと砂浜に転がった。 ) はー…ッ は、あぁ……ッ! 畜生、め …ッ! へへへ、畜生めー…! ( しかしそんな状態でも、豪天寺艶子は嬉しそうだった。自分の身体を取り戻せたことが嬉しくて仕方ないのだ。 暫くそうやってぜえはあと息を切らしながら、晴れ渡った空を見上げていた。今日はお星様が良く見える。 ) ………。 ( あの魔女の家にもう一度訪れたが、おかしなことにどうやってもたどり着けなかった。会って文句の一つも言ってやろうと思ったのだが―― まあ、それに関しては私の方にも契約違反という落ち度があったので、仕方が無いか。 私は懐に手を突っ込むと、宝石が嵌められた猫の首輪を取り出した。何でも、焼き鳥屋で飯を喰っていた私が突然姿を消し、衣服だけがそこに残されていたそうな。親切にもそいつを雷電に届けてくれて――まあ、焼き鳥の代金は支払うはめになったのだが、懐にこいつが入ってたってわけだ。 ) …まあ、迷惑料ってことで、許してやるか。 ( 繰り返すが、私の方にも落ち度はあったのだし。それに人間の身体に戻れた今、割と猫の姿も楽しかったなあなんて。 ) [Mon 21 Jun 2010 23:10:18]
◆艶子 > 更にスピードア――――ップ! ( みちみちと服を押し広げて筋肉を膨張させ、ぐんっ、と上体を低くすると傭兵の身体は更にもう一段加速した。肉体の大きな消耗と引き換えに一時的に身体能力の限界を突破する、天下無双刀。この状態を維持できるのは僅かな時間だが、私はその間気分を高揚させ、自分自身が”天下無双”であることを強く、何より強く認識させる。天下無双とは!?一番強ェってことだ!一番強ェってのはなんだ!誰にも負けないってことだ――ッ! ) [Mon 21 Jun 2010 23:00:11]
◆艶子 > ( 猫の身軽さも割と良かったが、やはり私はこの身体がいい。砂浜を踏みしめる度に砂が舞って、全速力の傭兵の姿が海岸を横切るように駆けて行く。見よ、この駿足!健脚!躍動する筋肉! ) わーっはっはっはっは!! ( 私は久しぶりにその高い身体能力を体感していた。余りのスピードに潮風を切って進むかのようで、周りの景色が流れるように過ぎて行く。乱れ始めた呼吸も心地よく、大いに潮風をこの胸いっぱいに吸い込もう。それにこの見晴らしの良い視点というのも悪くない。猫の時はいつも視点が低かったから――。 ) [Mon 21 Jun 2010 22:55:53]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 ダッシュ! 』 [Mon 21 Jun 2010 22:48:30]
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 [Sun 20 Jun 2010 01:13:38]
◆ダリア > (体をずるり、海のほうへ向けようか。 自分を誘うように、波はいったり来たりを繰り返している。 ) まだ、止まないんだろうナ... (残念そうに、頭をたれて。 海に戻ろうか。) [Sun 20 Jun 2010 01:13:34]
◆ダリア > (ふてくされたような顔をして、 砂を払うのをあきらめようか。 寧ろ髪は流すしか方法はないだろう。 ) … っしょ と。 [Sun 20 Jun 2010 01:13:12]
◆ダリア > ( 浜辺にうっすら響かせて。 だんだん、声を張らせて、張らせて。 遠くに遠くに届くように。) …――――― (目を開けて、雨雲の向こう側を見るような気持ち。 向こう側には星空と明るい月が休んでいるのだろうか。 ) ―――。 (歌うのをぴたりとめて、体を起こそうか。 濡れて砂の絡んだ髪がきしむ。 ) … やまないの カな ? ( ポツリつぶやいた。 自分はいつになったら帰れるのだろうかと、体についた砂をはらってみるも、水を含んで中々落ちないだろう。) [Sun 20 Jun 2010 01:02:11]
◆ダリア > ( 雨が不思議と冷たく感じないのは、なれてしまったのか。 目をそっと閉じて。 ) ――――――― ・・・ (海の言葉で綴られた歌はヒトの耳には音色にしか聞こえないだろう。 滑らかで優しい音色は 暖かな海を歌った歌。 緩やかな波に、多くの生き物達が自然体で流れるような、そんな歌。 口ずさめば、雨だって止むんじゃないかって、そんな願いを込めて。) ――――――― … (仰向けになりながら、砂が体にまとわりつくのを感じながら。 早く家へ帰れるように...) [Sun 20 Jun 2010 00:41:04]
◆ダリア > (浜まで近寄れば、濡れた砂に体を這わせて波打ち際まで上がってこようか。 ずるり。 海の中とは打って変わって鈍い動き。 尾びれが波に触れるかどうかの所まで上がってくれば、ぐったり。 陸に上がるのには体力がいる。 へたれこんだまま、お腹で息をしようか。 ) …―――――― (体にぶつかる雨粒を感じながら。 声を張らず、口ずさむ程度に海の言葉を優しい音色にのせて。 雨の中に消え入るかのように歌おうか。 ) [Sun 20 Jun 2010 00:29:41]
◆ダリア > (ばしゃん。 尾びれを大きく揺らして。 体で弧を描くように、頭から海の中に潜り込もうか。 流れが強いところを避けながら、 ひらりひらり 海の中も生き物達の姿は少なく。 話し相手もいないと、ひと泳ぎぐるりとまわってみれば、もう一度海面に上半身を上げようか。 ) はふ... (早く雨が止まないかと、天を仰いで思うだろう。 暗い雨雲で覆われた空は願いを聞き入れてくれるだろうか。 期待を持てないまま、もう少し岸に近づこうか。) [Sun 20 Jun 2010 00:15:53]
◆ダリア > (岸から近い海面から顔を出して。空から降る雨粒をポツポツ感じて。 昨日よりマシにはなったが、この感じだと家に帰れない。 しゅんっと肩を落とそうか。 ) 困ったンだナ。 (家を出たから何日がたっただろう。 晴れた日に浮かれて海にダイブしちゃったが、その後から雨続き。おっぽを乾かすタイミングを計れず、ずっと海の中で過ごしていた。 ) うーン 心配させテ いるンだな (書置きはしてきた。読めるかどうか分からない字で精一杯の書置きを...。波の高い中、グラグラ揺れながら背泳ぎ。眉をきゅきゅっとよせようか。) [Sun 20 Jun 2010 00:06:47]
お知らせ > ダリアさんが入室されました。 『(ばしゃっ)』 [Sat 19 Jun 2010 23:57:14]
お知らせ > ドライツェさんが退室されました。 [Sat 19 Jun 2010 17:15:08]
◆ドライツェ > ( 革表紙が吸い込んだ雨がじわりと滲み出る。 ――扉を開いた ) [Sat 19 Jun 2010 17:15:06]
◆ドライツェ > ――――…海には幾らでも「居る」んですけどね。 ( 例えば、月の夜に海を見ると押し寄せる波頭の白が無数のヒトの手に見える、とか ) [Sat 19 Jun 2010 17:13:15]
◆ドライツェ > …。 ( 扉に掛けかけた手を一度引っ込め、胸に当てて深く息を吸う。 ――もう一方の手にはいつものように黒革の経典。 この雨でまた傷んでしまったろう。 へたをすると中のインクが雨に滲んでいいかげん判読できなくなってしまっているかもしれない ) ……。 ( ――重要なくだりは頭に入っているけれど。 ――――心持ち背筋を伸ばしてから立てつけの悪い扉のノブに手を掛け、握り―― 『ねえ牧師様。 あの漁師小屋ね、何か棲んでる気がするの』 ) [Sat 19 Jun 2010 17:10:53]
◆ドライツェ > ( 砂に深く柱を埋め、高床式に作られたとある漁師小屋。 風雪と潮に曝され、経年劣化も著しいその小屋は、多分使われなくなって長い。 いつ行っても誰もいないという事で、いつしかそこは子供らの遊び場所――秘密基地となっていたようだが ) …おじゃましますよ。 ( 高床式といっても精々階段数段分の高さだが。 子供が使う分にはまだしも、大人の体重では踏み抜いてしまうかもしれないとおっかなびっくり階段を踏み締め、昇り ) [Sat 19 Jun 2010 17:03:08]
◆ドライツェ > ( どうせなら今日はもう休業して家で酒でも飲んでいてくれるといい。 家族に囲まれ、子供たちに小刀で貝細工でも作ってやりながら歌でも歌って過ごすといい。 傍らで魚網の目を詰め直す細君に睨まれながら、それでものんびりしてくれるといい。 ――――それはきっと、随分身勝手で一方的な要望だけれど。 ) ………… 、 ( 海岸特有の風はあるが、長らく歩き詰めてきたので体が冷えている感じはしない。 腕やら背中にカソックを張り付ける雨が湿気を呼んで寧ろ蒸し暑いくらいだ。 靴の中など、もう最悪の状態に―― ) ――…と。 ( 足を止めた ) ここですか――ね。 ( 無意識に眼鏡を押し上げようとした指が空しくただ空を切る。 それで改めて眼鏡は外していた事と、それをころっと忘れていた事に気がつき、人知れずへふりと渋い顔。 ――気を取り直して前方の古びた漁師小屋を見る ) [Sat 19 Jun 2010 16:56:33]
◆ドライツェ > ( 多量に雨を含んだ砂は波打ち際でもなかろうにぐんにゃりとして柔かく、ぐずぐずと崩れて足元を更に不安定なものへと変える。 その歩き辛さと雨足の強さにめげかけて溜息混じりに肩を落とした ) …………こうなってしまうと何にも見えませんねえ。 ( 眼鏡を外した。 雨が絶え間なくレンズの表面を伝ってろくに前が見えやしない。 普段は眼鏡がなければ何をするにも難儀するが、こうなってしまうと――裸眼の方がましかもしれない ) でも、…海岸でまだよかったんでしょうね。 街中だったら今頃馬車にはねられていたかも。 ( 眼鏡を拭おうにも全身川に落ちたに等しい水浸しだったので諦めた。 首から下げた聖印の鎖に眼鏡を引っかけ、気を取り直して再び歩き出す。 そのすがら、海原へと一瞥の視線を投じてみたが、己に見える範囲では船影も漁火も見当たらない。 流石に漁も中止だろうか――もしその予想が正しければ、もう少し雨が続くといい。 雨が止んだら今からでもと漁師がやって来かねない、から ) [Sat 19 Jun 2010 16:43:42]
◆ドライツェ > ( 空の底が抜けてしまったかのように絶え間なく雨が降り注ぐ。 その雨足は迅く激しく、果てなく続く海原と砂浜を穿っては吸い込まれていった。 空の俯瞰から眺めたならば、広い広い海岸にぽつりとただひとつきり矮小なまでにちっぽけな黒い点が落ちている。 ふらふらと蛇行しながらごくのろい歩みで海岸を進んでいたちっぽけな点が、そこでふと足を止めた ) [Sat 19 Jun 2010 16:29:36]
◆ドライツェ > ( ――歪むというより、何も見えない ) [Sat 19 Jun 2010 16:18:22]
お知らせ > ドライツェさんが来ました。 『( 歪む視界 )』 [Sat 19 Jun 2010 16:17:56]
お知らせ > コンルさんが退室されました。 『ゆっくりと歩いてくれれば、それでよいよ。 ( 殆どの景色を見た事がないのだから。 )』 [Fri 11 Jun 2010 02:08:26]
◆コンル > ―――景色か。 ( さて。そういえばそのような物にじっくりと視線を向けた事など今までの記憶には無かった。 ) ………いや。特に気にする事はない。 ( 特に行きたい、見ておきたいと望む景色は妾にはない。 ) [Fri 11 Jun 2010 02:06:53]
お知らせ > 銀嶺さんが退室されました。 『緩やかな時間を大事にして行こう』 [Fri 11 Jun 2010 02:02:16]
◆銀嶺 > (コンル=オペリは色々と一般的な常識や知恵が欠けている印象があった。動揺を抱かぬ座った態度に、堂々と立ち向かえる大胆な前向きさ。どれも悪くは無い。寧ろプラスの要素になるものだと信じて。) 半裸か裸かで寝たら押し倒すぞ。 (良いな、と再度と確認をした。そして彼女との遣り取りに、笑ってしまう節があった。本当に久しぶりで楽しい。) 通気性に優れたものか、… なるべく探してみよう。 では宿屋に戻るが、見て置きたい景色は無いか? (最後に付け足した。彼女の気持ちを出来る限り、配慮した上での問いかけ。周りの景色を楽しむのも一興なのだから。) [Fri 11 Jun 2010 02:01:45]
◆コンル > ………で、あるな。 ( 感慨深いような呟きは、かつての主達へと思いを馳せたからか。―――彼らはいつも最後には不幸になった。いつしかコンル=オペリは魔剣と評されるようになった。その氷刀の呪いに自らが気付かない故にそうなった過去。 ) そうであったのか?あのような格好は周りに劣情を催していたとは、今日銀嶺に教えられて初めて知ったのう。 ( 官能な姿と言われればそうだったのかと。暑い格好というのを拒絶した結果、自然とああいった服装を編み上げていた。しかし一般的に美女と呼ばれる形を造っているが、自身のあの服装が一般的でなかったことには指摘されるまで気付けなかった。 ) 和服が着なれておる。じゃが洋服というものもまた涼しげでよさそうじゃの。通気性に富んだ格好を妾は所望しよう。 ( ―――主がそうしてほしいと言うのならば。妾に断る理由は見当たらぬ。美男美女の組み合わせというものは良き事であろうぞ。 )( 戯れには悪くないしの。人の姿を模すという事は。 ) [Fri 11 Jun 2010 01:53:09]
◆銀嶺 > 長い事だったのだな…。(彼女の言葉に耳を傾ければこそ、肝心するように頷いた。) そうだ。 私が気にせずとも、周りの視線を集めるのは少しばかり困る。 (先日だって艶やかな官能な姿をされては、一瞬の戸惑いですら抱くのが普通だった。) 何も遣れ、とは言わぬ。 コンルの意思を出来る限り、尊重したいと思っている。 ( 人の姿を模しておる ) ―――…美女を連れ回すのは、居心地が良いしな。 (只、官能な姿を如何にかにすれば良いのだが…と独り言を呟いた。そうしている間も、宿屋へと近づいてゆく。) [Fri 11 Jun 2010 01:40:19]
◆コンル > であるな。近頃は人の時間を取る事が頻繁にあったせいか、少しばかし過敏に反応してしまっているのかもしれぬの。 ( むろん痛覚なんかはないから刀同士がぶつかりあった時にいてえ!なんて言ったりはしないが。最も切れ味に優れていてものの、強度には不安があるため打ち合い等をしたら後々に不満を零すかもしれない。 )( まあ険悪な雰囲気を作り出したのはこの氷刀であろう。主が気に病む必要は無い。ただし魔剣の方は反省するべきであるのだが。 ) 妾の服? ( 聞き返す氷刀の声には驚きの響きが混じっている。 ) ………必要になる機会が多いとも思えぬが。人型を取る機会はこれからはそう多くないであろうし。 ( 元々自分自身を守護、運搬する事が人の形を成した時の役割である。主を見つけた今となってはわざわざそれをする意味は薄い。 ) それとも銀嶺は、妾が時折あのように人の姿を模しておる方がよいのか? [Fri 11 Jun 2010 01:30:23]
◆銀嶺 > 悪い悪い、ちょっとした遊びだ。 (詫びれた様子せず、蒼い刀への悪戯は止んだ。必要以上にする必要が無いのだし。) 一応は感じる事が出来るんだな。 (素直な感想を漏らせば、感嘆の声を張り上げた。そして立ち去る娘の後ろ姿を見遣れば、嘆息を漏らしてしまった。) …うむ。 ミアさんか。 (此方の謝罪を言い切る間もなく、立ち去ってしまった様子。場当たりが悪く、遣り切れない感覚が付き纏う。そしてコンルが謝罪の言葉が言える事に安堵の息を漏らした。) … そうだ、今度コンルの服を調達したいと思っているんだ。 どんな服が良いか言ってくれ、和服とか洋服とか、好きな色合いとかでも良いぞ。 (彼女に民族衣装を貸し与える選択はあるが、…取り敢えず彼女の趣向を問い出した。そして緩やかに歩き出した。) [Fri 11 Jun 2010 01:20:44]
◆コンル > む? ( カリッ ) ムムムっ? ( 突如として柄を引っかいたり鍔周りを撫でたりとしてくる主。今度は氷刀の方が困惑した言葉を呟こう。 ) 何をするか銀嶺。遊ぶでないぞ、むずがゆい。 ( 触られているという感触は認識できているが、くすぐったいといったような感覚は持ち合わせていない。――――しかし人の身を形作る時もある影響か、それに近い錯覚を覚える事も時にはある。それはいわゆる情報の誤認識である。 ) ……………… ( 妾より、この娘の方が大事なのかえ? )( そう呟きかけたが冷静になる。考えてみるがよい。妾もまだこの主の事を良くは知らぬ間柄。主従関係ではあるものの、そうした関係で過ごした時間はまだ非常に短いものであろう。 ) ――――そうであるな。失礼した童女よ。少しばかし妾も口が過ぎたようである。 ( 去り行く前に氷刀は彼女に向けて軽い謝罪の言葉を。足早に立ち去る様子に妾の言葉を馬鹿正直に受け止めたのだろうと認識する。ド真面目な娘である事な。 ) [Fri 11 Jun 2010 01:12:39]
お知らせ > ミアさんが退室されました。 『早足でその場を去った。。。』 [Fri 11 Jun 2010 01:05:42]
◆ミア > そうですね・・・。謝れば・・・いいわけではないですよね・・・。(少し俯きぎみになりながらも考える。)(不審者・・・・。名乗っておいたほうがいいかな・・・・?)私、けっして怪しいものではありませんし・・・・・・ミアっていいます。お邪魔するとわるいので・・・・私はこれで・・・・。(帰ろうかと足を帰路に向けようか。)優しいお二方どうか仲よく・・・・。お邪魔しました。(最初は呟きだが最後は振り向いて一礼をしながら言おう。) [Fri 11 Jun 2010 01:01:16]
◆銀嶺 > (困り果てた少女と、突然に笑い出すコンル。傍目から見ても、不可思議な関係に見えた。両者の原因が自分にある、という自覚が備わっておらず、鞘の外のような立場だった。) ――――…。 (コンルに差し向けられる感情が的確に汲み取れる訳でなく、只驚愕するばかりでしかない。しかも滑らかな口調で良く喋るようだ。人間よりも刀の状態の方が楽な状態なのだろうか? 興味津々に、蒼い刀の柄先を爪先で引っ掻き、次に鍔の回りを撫でては爪で擦る動作を取ろう。感覚が残っているのだろうか、端だ疑問であった。) まぁ… その辺で何とか、な? コンル。 娘が困ってしまう。 (呟けばこそ、肩を竦めた。そして夜空へと見上げるが星が見えず、どれほどの時間が経ったか分からず仕舞い。) [Fri 11 Jun 2010 00:58:17]
◆コンル > そうじゃな、それで良かろう。うふふふふっ。 ( 氷刀からは楽しげな笑い声が響く。主と決めた男への愛情、独占欲はこの時点でも既にそれなりに強い。最もその感情に病的な兆しが見えるのにはまだ早いかもしれぬが。 ) 非礼を詫びると言う心掛けはよい。まあもっとも、詫びれば全て事が済むという訳では断じて無いがの。しっかりと気をつけよ。 ( 刀の姿をした氷刀は辛辣な言葉を吐く。礼をなんとかというが、常識全般に欠けている氷刀が口にする礼儀作法など非常に怪しい物であり、それはただの彼女への八つ当たりに過ぎない。 ) [Fri 11 Jun 2010 00:50:22]
◆ミア > あ、あの・・・・本当にごめんなさい。(深く頭を下げて謝ろう。心の中はどきどきしたままだ。)私は・・・ただ歌が聞こえた・・・・ので、近くまで来て・・・・それで・・・・。(言い訳にも聞こえる理由を説明し、おどおどしながらも前を向こう。)お邪魔をして・・・本当にごめんなさい・・・・! [Fri 11 Jun 2010 00:41:21]
◆銀嶺 > (不審者である少女を起き上がるのを手伝おう。後に其れが済めば、適度な距離を取ろう。) 構わないが、怪我が無ければ何よりであろう (ミアの様子を見遣れば危険が無いと判断し、コンルの言葉に耳を傾けた。) 今はコンルさんだけど、何時しかは呼び捨てするからな。 良いんだ。 心に委ねれば良いだけの話だ。 (と、呟き出した。腕を組み上げると、コンルの言葉を遮らせないように、唇を鎖しては見守ろうと。) ああ…。 済まない。 お嬢さん。 (肩を竦めれば微苦笑を零しながら、コンルがどう出るのか様子を窺っていた。どういう人なのか知る機会だ。) [Fri 11 Jun 2010 00:34:13]
◆コンル > いや。ただ呼び捨てをされる事に慣れているだけである。呼び名など、妾と汝の間には瑣末な事柄。汝がそう気にする事も無いぞ。 ( 相手がどう思っているにせよ、氷刀にとってその持ち主は大事なパートナーである。だからこそ自然にその口調は馴れ馴れしいものとなる―――元から口調になど気に留めてもいないと言われればその通りであるかもしれないが。 ) 善し悪しの分からぬ身なのでな。周りがどう思うかは知らぬがの。 ( 蒼い刀に唄を聞く趣味は無い。というよりも所詮は刀であるため、限りなくそれは無趣味に近い。 ) そうじゃの。まずは謝るべきであろう。童女よ、語らいを邪魔するとは実に失礼であるとは思わぬか?のう? ( 男へと向ける声とは違った冷え冷えとした声。氷刀にとっては主との蜜月を邪魔された気なのである。そのように不機嫌になるのも致仕方なかろう。 )( 女性の声が響くもその声の主は何処にも見えず。ただ彼の周りは周囲の空気と比べて温度が下がっているため、物理的に少しばかし冷ややかな物となっているだろう。 ) [Fri 11 Jun 2010 00:24:13]
◆ミア > えっと私は怪しい者では・・・・ありません・・・。・・・・・ごめんなさい!(もう一度深く頭を下げる)ちょっと歌が聞こえて・・・・・それで・・・・。(おどおどとそう言おう。)・・・・・転けてしまって。(後ずさりしながら俯いて続ける。) [Fri 11 Jun 2010 00:21:13]
◆ミア > (はあわわ、ど、どうしようどうしよう。)(頭の中がぐるぐるなところに手が差し伸べられる。)えっ・・・・。あ・・・。(少し考えてからその手をとることにしよう。そして立ち上がり)あ、あの、えっと・・・・・ごめんなさい。(思い切り頭を下げて謝った。頭の中はまだぐるぐるしたままだ。) [Fri 11 Jun 2010 00:17:24]
お知らせ > コンルさんが入室されました。 『ふむ…』 [Fri 11 Jun 2010 00:12:46]
◆銀嶺 > では… どう呼ばれると嬉しいのだ。 (口調のキツさが感じ取れず、咎めている様子で無いと察する。) あ… 褒め言葉を頂けるとは嬉しい限りだ。 (肩を竦めれば、彼女の言葉に微笑んだ。そっと立ち上がればこそ、ポケットに手を突っ込んだ。少なくとも彼女の方が長けており、言葉通りに視線を向けよう。) …誰だ。 (見る限り戦う者でない。無遠慮で近づけば、ミアへ手を差し伸べよう。握られれば、立ち上がるのを手伝おうと。) [Fri 11 Jun 2010 00:11:58]
◆ミア > もうちょっと、もうちょっとで・・・・・・っ!!(べしゃっという音とともに思い切り転けてしまった。)(これでは慎重にしていた意味がない。)痛た・・・・。 [Fri 11 Jun 2010 00:05:03]
◆コンル > 主にさん付けで呼ばれるのは擽ったさを覚えるものだのう。 ( それを咎めている雰囲気ではない。それはただ純粋な感想である。 ) 耳心地に悪くなき唄ではあったな。 ( 忌憚の無き言葉。それは鎮魂の歌であろうか。亡き別れた英霊達を安らかに、静かに慰める歌。 ) ―――それと比べて、出歯亀をする趣味悪き者もおるようではないか? ( その本質に等しき氷の囁き。鋭き感覚が捕らえた、こそこそと近付く何者かを咎めるように凍てついた響きである。 ) [Fri 11 Jun 2010 00:04:25]
◆ミア > (歌が終わった。会話をしてる見たいだけど誰と誰だろう。ここからでは一人しか見えない。)どういうことなんだろう・・・・。(ばれないように、ばれないように、とまた少し近づくことにしよう。) [Thu 10 Jun 2010 23:56:22]
◆銀嶺 > ――― …。 (歌い終えた直後、静寂が訪れる。押し寄せる波の音、波に転がれ続ける砂粒の音。自然が作り出す音が居心地良かった。) ――…コンルさん。 (不意と声が投げ掛けた。歌の邪魔にならぬよう、身を潜めていたのか。そうと考えれば微笑を浮かべては、蒼い刀の柄先にそっと手を置こう。) そうだな。 我らの民族と考えた唄だ。 (口調が違う事に違和感を抱いたが、コンルさんはコンルさんであることに違いは無い。柄先に触れる手は、指先で撫でるように。) [Thu 10 Jun 2010 23:51:27]
◆ミア > [続き] (波の音に耳を澄ませていると誰かの歌声が聞こえた。)誰だろう・・・。(近づいていくと会話が聞こえた。)もっと近くじゃないと聞こえない・・・・・。(ぎりぎりのとこまで近づこう。) [Thu 10 Jun 2010 23:48:25]
◆コンル > それはそなたの創作かえ? ( 腰に差した青い刀が銀嶺へと問い掛ける。いつもの間延びした口調ではない。はっきりとした発音である。 )( 今は刀の姿である氷刀。彼の側で響く女性の声というのは、端から見れば少しばかし不可思議な光景だ。 ) [Thu 10 Jun 2010 23:45:46]
◆ミア > 海の香がする・・・・。(あたりまえである。海岸に来ていて潮の香りがしないわけがない。)(静かな海岸はいいな・・。つい、ステップを踏んでしまいそうになる。)夜の海って綺麗・・・・。(海の方をぼーっと眺めていた。) [Thu 10 Jun 2010 23:40:42]
お知らせ > コンルさんが入室されました。 『良き唄じゃのう』 [Thu 10 Jun 2010 23:31:57]
お知らせ > ミアさんが来ました。 [Thu 10 Jun 2010 23:31:46]
◆銀嶺 > … ―― だが… 汝の魂だけは 終わりなき草原を 奔りかける風となれ (握り締めた拳を、正面に構える海に水平へと振り払った。振り払う同時に、拳の中身の砂粒を放り込んだ。放り込まれる砂粒が、放射線を描きながらも歌い続けた。)(戦い、戦い、戦う、其の道だけは諦め切れない。其れが故に今に至る。) …… 汝の魂の在り処 心から想い続ける 愛しい人の胸へと還る ―― … (高らかにも儚い声色を響き渡らせる。そして歌の終わりを迎えた。振り切った腕は、夜空へと差し伸べる仕草を取ろう。夜の女神と呼ぶ存在へ差し伸べ、差し伸べた右手は握り締める動作を取る。が、空しくも虚空を切った。一瞬と歪んだ表情を浮かべ、顔を振ってから長い溜息を漏らした。) [Thu 10 Jun 2010 23:28:12]
◆銀嶺 > (共に戦場を赴いた戦友。共に生涯を成し遂げた伴侶。共に友情を築いた友人。――…幾百年を超える記憶を思い出すには時間が足りなさ過ぎた。) ―――― …… (今、一度立ち止まり、歩んで来た道を振り返せば感傷的になる。左頬に刻まれた竜の模様は、蠢き出し嘆いているかのようだった。) …――― 汝の剣は墓標となれ 猛き体は大陸へ還し 気高き志は蒼天へ舞え ―― … (奏でる歌を、緩やかに伸ばそう。後半へ近づけば、より高らかな声で強調してゆく。跪く姿勢で砂浜から指先で握り取った。緩急を付けるように、緩やかに立ち上がりながらも両腕の袖口、襟に飾り付けられた羽根飾りと飾り紐が雑音を響き出そう。) [Thu 10 Jun 2010 23:19:45]
◆銀嶺 > (鋼色の双眸は目蓋で閉ざした。後に傷付いた左腕を天空へと差し伸べる。左の袖口に飾られた、羽根飾りや飾り紐が揺れ出した。衝突する微かな音が、奏でる歌を惹き立てる要因となる。) 人生の終着点 命の答えに辿り着き 魂となった者たちよ (次々と紡がれる言葉は、後ろから吹き荒れる風が、より歌を響き渡ろう。) 今は束の間の安らぎにまどろみ そして魂の在り処を探す旅へ (生き様を貫き続けた者たちの物語。幾度の戦いを繰り返し、命が尽きる事は夢が破れる事を意味する。幾百年の戦いで死にゆく戦士たちの生き様を知った。高らかに掲げた左腕を、足元へ振り切るように降ろす同時に、何者かを畏敬と尊敬の念を送るように、頭を低い位置にして跪き出した。) [Thu 10 Jun 2010 23:08:28]
◆銀嶺 > (其れは東洋の物であり、西洋の物である。其々の文明への尊敬の念を表し、其々の長所を編み出す事で生まれた民族衣装。腰に蒼い刀を指しており、人間と化しているかは知る由もない。) ――― … ♪ (背中まで伸ばした銀髪に艶やかな感触を秘め、鋭利な刃物のような双眸に宿るは鋼の色。広大な海を眼前に捉え、棒立ちのまま佇んでいた。顎を上へ仰ぐ同時に、鼻歌を奏で出した。) 貫き続けた 夢は朽ち果てた 剣折れし戦士たちよ (更に顎を上げ、高らかに歌い出した。後に緩やかな曲線を描くように、高過ぎず、低過ぎず、中性的で透明感のある声色が紡がれ、――歌となる。) [Thu 10 Jun 2010 23:00:28]
お知らせ > 銀嶺さんが入室されました。 『漆黒色の民族衣装を纏りし。』 [Thu 10 Jun 2010 22:53:18]
お知らせ > コンルさんが退室されました。 『 ふらり。ふらり。 』 [Thu 3 Jun 2010 01:46:02]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 禍つ日は続く 』 [Thu 3 Jun 2010 01:43:56]
◆コンル > アハハハっ!爆ぜた爆ぜた♪ 無様じゃのう……相応しいわ………。 ( そのグロテスクな光景に女は笑い声を上げる。そしてもはや原型を留めていないその死体に向けて気分が晴れたような眼差しを向けた。 )( 血に濡れた氷刀を振るい血糊を払うと、涼やかな音を立ててその魔剣を鞘にしまう。このような騒ぎが起こってもただじっと息を殺し続ける村人たち。それが何を意味するのかを気に留める事は無い。血塗れの姿のまま、氷刀を抱えた女はその爆ぜた死体を踏み越えて歩きだそう。――――気分の悪い村だった。二度と寄りたくもない。そう思いながら魔剣はこの漁村を後にしようとする。 ) [Thu 3 Jun 2010 01:42:35]
◆マガツヒ > ( 程無くして血液と酸素の循環の滞った肉体は機能を停止する。 それはただの寄り代の死であり―――――黒く長い髪はぼろぼろと崩れ落ち、眼孔が、鼻骨が、顎が、張り巡らされた毛細血管が、強制的にマガツヒのカタチに歪められていた全てがぐしゃぐしゃと血を噴きながら拉げ戻ろうとして―――ぶしゅぁ、と派手な音を立てて爆ぜた。 残るのは村娘のぐしゃぐしゃな屍と、血の池に汚れたドレスだけ。 ) ( 静寂が其処に戻り、来訪者の声だけが響いた。 ――――村人達はただじっと、全て終わるのを待って息を殺すのだろう。 出来る限り災禍に触れぬように。 ) [Thu 3 Jun 2010 01:31:30]
◆コンル > ( 人の手で生まれた神の刃。それは歪んだまでに人を心より愛する。愛した者の為には何一つ厭わぬ程に。 ) ――――ふふっ……、ウフフフッ、アハハハハハっ! ( 返り血を浴びながら、崩れ伏す肉塊に向けて女は哂った。 ) 邪魔じゃ…目障りなのじゃ貴様のようなのは!失せよ……消えよこの障害ッ!! ( マガツヒが存在する事は分かっても、マガツヒの本質を正確には理解していない魔剣。倒れ伏し、自らの手で殺した少女を見て、アレを殺したと錯覚し、その女は白い体を赤に染めたまま気が触れたように愉快げに笑い続けた。 ) [Thu 3 Jun 2010 01:22:37]
◆マガツヒ > ( 嗤うものだと観て聴いて覚った筈だったのだが。 ヒトというものは好しとする時はこうして嗤う事で体現し、周囲に示すものだと。 マガツヒには何故目の前の蝦夷神威がああいう事を言って、ああいう事をするのかが不思議であったが、別段困りはしないしただ不思議な反応だとだけ思った。 怯えも避けもしないその寄り代はとすんと胸に刃の刺さる衝撃で簡単に尻餅をつき、こぽっと咽喉から血の塊を吐いた。 マガツヒはそれを他人事のように観測してこの依り代はもう役に立たないと判断すると、簡単に、それを棄てた。 ぐにゃりと四肢から力の抜けた抜け殻が目を見開いたまま地面に崩れ落ちる。 ) [Thu 3 Jun 2010 01:12:37]
◆コンル > ( 九十九の時を経て魂宿りし刀となった存在。それは目前にあるマガツヒとはまるで違った概念だ。―――故に氷刀にはそれを理解することが叶わない。いつかはマガツヒとは何かが分かる時が来るのかもしれないが、今はまだ無理だ。 ) …………御主は……貴様は……―――― ( 突き付けられた切っ先にも何の感情も見せない―――いや、嗤うマガツヒ。 ) ――――貴様は……敵じゃ!!! ( 敵――味方――それは所詮人の言葉であり人の概念。女が氷刀を殺意込めて少女に突き刺す理由は、この場のマガツヒが生み出す空気に毒されてしまったからか。これは――居てはならない存在だ!! )( 少女を串刺しにし、尚且つその冷気を全力で発動し相手を凍て付かせようとする女。――――それは肉体的な損害しか与える事が出来ず、マガツヒという概念には何も届く事がない一撃であるだろう。 ) [Thu 3 Jun 2010 01:03:29]
◆マガツヒ > ( マガツヒは本来ヒトの姿を模らない。 八百万の多くの神々―――目の前の神威のような が何かしらの化身を持つのに対して、あまりに異質なソレは根本的にヒトの社会や文化、低次元で取るに足らない些末ごとを理解するに至って居ない。 言葉だとか、依り代の肉体の都合だとか、感情的な話だとかを。 ただ目的と原理が稼動し続けるシンプルな概念故に、それは必要では無かった。 ) ( ちっぽけな欠片として顕現して僅かな時間が経ち、漸くこうしてコミュニケーションらしきものを取ろうとする姿勢を見せ始めた程度。 ) 人手為而人害為 其之義也哉 妾咎道理無斯哉 ( 小柄なヒトガタは切っ先を向けられて猶、怯えるでも憤るでもなし、両掌を広げて翳し、思い出したように歪に嗤い顔を作った。 何不都合無い、といった所か。 先程から自分に付いて何一つ語って居ないのは、自分を定義する言葉があまり無いからだ。 ) [Thu 3 Jun 2010 00:46:35]
◆コンル > ( この村は何かからの干渉を受けている。それは悪意も敵意もない何か。そう、それはただ在るだけで人に害する存在だ。現象に意思などある訳が無い。ただマガツヒがマガツヒであるだけの事。 ) …………正鵠を射ておる。左様、その地にて妾は作られ、そして生まれた。 ( それが何を言っているのかは理解出来ない。ただ氷刀には言葉の断片から大よその意味を推測する事しか出来ず。そして―――冷気放つ刃を抜いた。 ) 妾は人の為にある。何かに使われる事こそ妾の在る意義。 …………御主は……その妨げになる……『存在』かえ? ( 黒き少女に刃を突き付けた。―――これが正確にどんな存在であるかまでは把握出来ない。ただ恐らくは、これがこの村に干渉しているというのは間違っていないだろう。 )( コンル=オペリは魔剣である。その性は悪にせよ、本質は人に使われる悪。人に害なす存在でしかないマガツヒとは存在原理が相容れる事ないだろう。 ) [Thu 3 Jun 2010 00:32:02]
◆マガツヒ > ( と、ある「ハラエ」の異端組織によって地上に呼び降ろされてしまった、ヒトに益を齎す事など絶対に無い「禍」そのものが今此処に依り代を借りて顕現している。 それは本来ヒトの意志のある所に須らく薄く広くたゆたう普遍的な存在であり―――負とか、悪とか、穢れとか、嫌悪とか、憎悪とか、畏怖とか、そういうものを誰かが持つ限り消える事の無い概念。 そのほんの一欠片でしかないソレだが、それは欠片でなければ既にこんなちっぽけな島などこの村の様になっていたであろう、存在。 ) …? ……此 荒覇吐斯? 蝦夷神威也哉? ( 現代語の何にも該当しない癖のある言語を吐きながら小さな姿は漸く来訪者に焦点を合わせ、じっと見上げながら思案するような仕草を見せる。 童歌の時の様な流暢な現代語ではない。 あれはただ、丸ごと真似てみせていただけの鸚鵡返しに過ぎない。 ) [Thu 3 Jun 2010 00:17:56]
◆コンル > ( 耳に届くのは神降ろしの唄。それは本来の意味で使われなくなって久しいだろう。時たまに意味も知らずに遊び戯れていた子供達が霊を降ろしてしまう時もあるような、そんな一つの童歌。 ) 御憑きやーれ……♪御憑きやーれ………♪ ( 合いの手をするように静かに口の中でその童歌の一節を呟いた。直ぐ傍の家から顔を出したのは黒髪の少女。焦点の定まらない瞳は果たして何処を見ているのか―――いや、そもそもその瞳に映る世界は自分達と同じものか。 ) ――――御主は……なんじゃ? ( 抽象的に問うた。氷刀である女は不快そうに、唄い終えた少女に向かって敵意ある声で問う。 ) [Thu 3 Jun 2010 00:04:51]
◆マガツヒ > ( 幼い子供の声が静かな宵の村に木霊する。 子供達が皆で遊ぶ時に唄っている童歌―――意味が分かって唄っていたのだろうか? 真ん中にしゃがんだ子供を皆で囲って、真ん中の子供に神降ろしをする唄だ。 狐狗狸さんのように曖昧で危うく、近くに居る何かの霊を呼び寄せて降ろす事が多い、のだが。 ) 此処は愛濔詩に在られぬぞー 御憑きやーれ 御憑きやーれ ( 声は近く、直ぐ其処の家屋から。 かたかた、すう、と木戸が開き、場違いな黒いドレスのようなものを纏った長い黒髪の娘が裸足で現れる。 他の家人はどうしているのだろう―――誰一人出てくる様子も無く、小柄な人影は焦点の合わない視線を宙に向け、暫し唄い続けた。 ) [Wed 2 Jun 2010 23:53:42]
◆コンル > ( 海に近い漁村の潮ッ気の含んだ風が雪のように白い髪を揺らす。 ) 粘りつく風よの……… ( いつか彼らは家鳴りの音にさえも怯え始める事だろう。起こる全ての不幸はマガツヒの仕業であり、その恐怖は小さな村にどこまでも感染拡大していくのだろう。祟るとはそういう事だ。 ) ( 耳に届くのは人の声。そうして誰かが声を出すことすら憚られるような空気の中、その歌は聞こえてくる。 ) ――――童歌、かえ? ( そっと、静かに女はその歌がする方を振り返ろうとする。その瞳は温度を感じさせず、背筋をゾッとするような凍て付いた眼差し。 ) [Wed 2 Jun 2010 23:41:31]
◆マガツヒ > ( 空は薄曇り、風が立てつけの悪い木戸をかたかたと揺らしている。 家鳴りの音をブラウニーの仕業と考える風習があるが、この、あちこちでかたかたと鳴る音は村人達にとってどう聞こえているだろうか? 外から見ればただの風の音に過ぎないが。 ) ( マガツヒはじっと観測している。 不意に訪れた村の外からの珍しい来客。 ヒトではない。 同胞ではないが、少し近い匂いのする―――折角、依り代という器を得てこの低い次元に降りたのだから、もっと間近に観てみるべきか。 ) ――――物教へーにーござったかー 地蔵さま 遊びにござったかー 御憑きやれ 地蔵さん 地蔵さん 御憑きやれ [Wed 2 Jun 2010 23:30:22]
◆コンル > ( 胸の中に抱く氷刀がより一層その凍気を強くして、女の周りに冷ややかな凍て付く風を吹き荒ばせる。それは防衛反応。獣が未知の敵に出会った時に威嚇の構えを取るように、咄嗟に自らの身を守ろうとした為に起きた現象。 ) …………気にいらぬ……『誰』……?………いや違う……か?じゃがこれは…… ( 何かがこの異質なる空気を生み出している。これは直感だ。この村に踏み入るのは賢き者のする事ではない。聡い者は踵を返して二度と踏み入れる事をしないであろう空間。 ) ………………… ( 閑散とした村。その通りをこうして歩いているだけで肌に纏わりつくような凶兆の空気。――――不快。苛々する。 ) [Wed 2 Jun 2010 23:19:50]
◆マガツヒ > ( *コンル=オペリ は 感覚6 特技:魔術(+2) 種族:妖怪(+2) 何かよく無いものからの干渉を直感できる ) ( ――――極稀な例外としてこういった存在が禍津卑を見つけてしまう事がある。 見つけられる事と、それを如何こう出来るかどうかはまた別の話になるが―――少なくとも、閑散と門戸を閉ざし、灯りの一つも見当たらない廃墟のように静かな村に関わる事が、あまり良い選択肢だとは思えない程度には「それ」がどういう現象なのかを直感できるだろう。 ) [Wed 2 Jun 2010 23:06:16]
◆コンル > ( ふらり。ふらふら。 )( 今日も昨日もあちらこちらを彷徨い歩く氷刀・コンル=オペリ。そうして立ち寄った漁村にて、そこにある空気にただただ不快な気分にさせられる。 ) ……………なんじゃ…『これ』は……? ( 険を含んだ苛立たしげな呟き。――――何かが違う……何かが。 )( 魔剣はこの村の異常を知らない。何が起こったのかも知らず、またそれを知り得たとしても普通であれば大して気にも留める事は無かっただろう。だがこれは違う。この村を異質な何かによって覆われている。―――その腹の中にこうして入っているという事がまずは不快だ。 ) [Wed 2 Jun 2010 22:58:30]
◆マガツヒ > ( マガツヒを恐れない、無関係の第三者がこの村の現状を見たらどう思うだろうか? 気味の悪い一つ目の余所者を苛めた男達の一人が海で溺れて死んだのが切欠のようだ。 それから、物狂いの娘が独り崖から飛び降りて死に、子供が独り多いような気がして、子供達が夜中に出歩くという事があって、雨風に混ざって童歌が聞こえたような気がして、余所者の水死体が上がって、誰かの親戚が事故で死んだ。 ああ、確かに、何だか不吉かもしれない。 だがどうだ? それは全て関連付けすべき事柄だろうか。 たまたま、じゃあないのか。 ) [Wed 2 Jun 2010 22:55:51]
お知らせ > コンルさんが来ました。 『 不快だ。 』 [Wed 2 Jun 2010 22:52:21]
◆マガツヒ > ( 些細な不運にささくれ立ち、誰かの不幸を関連付ける。 ささやかな幸せは見落とされ、そういう心は顔に出て隣人に伝染する。 あれもこれもマガツヒの仕業で、恐らくマガツヒが起こるから押し黙る。 そも、最初の切欠はなんだったのだろうか? マガツヒって何なんだろうか? どうすれば助かるんだろうか? 誰が助けてくれるんだろうか? ) ( 漁村の人々の心の中にマガツヒが広がっていく。 ―――誰か一人でも具体的に「マガツヒ」というものを見たわけでもないのに、何もかもがそれの所為になっている。 具体的にマガツヒというのが、何をしたのかも全く誰も答えられないのに。 ) [Wed 2 Jun 2010 22:48:11]
◆マガツヒ > ( ニシン漁のアジキの親戚が馬から落ちて急死したそうだ。 村の人間じゃあないが、なんだってこんな時に運が無い―――やっぱりこの漁村は祟られちまったんだろう。 遠くの親戚の所に逃げようかなんて話もあったが、何処に居てもこれじゃあ同じかもしれない。 何処まで行っても血を辿って、村に関係した一切合財がタタリの対象に含まれていくのかもしれない。 だとしたらそれは何処で終わるんだ? どこまでが祟られる対象で、どこからは安全なんだ? 村人が村を出れば、病原体みたいに祟りを撒き散らす事になるんだろうか。 じゃあ、あとは、もう、死ぬしかないじゃあないか。 ) ( 誰かがそんな事を言った。 ) [Wed 2 Jun 2010 22:39:05]
◆マガツヒ > ( いつまで続くか、と問うのなら―――ヒトが今日を禍つ日だと認識し続ける限り、いつまででも続くだろう。 明日も明後日も明々後日もその次も、来年も再来年も十年後も百年後も子子孫孫末代まで、枯れ尽くし誰一人残らなくなった頃、マガツヒは終わり、マガツヒは其処から消えるのだ。 誰も何もしない限りは。 ) [Wed 2 Jun 2010 22:25:10]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 禍つ日は続く 』 [Wed 2 Jun 2010 22:21:12]
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 『(睡魔を押しのけながら歌いつづけるだろう。)』 [Tue 1 Jun 2010 01:29:06]
◆ダリア > (それもあまり意味がないようで、すぐに砂の上へ尾びれを戻そうか。 ) (上半身を起こしてぐぐっと伸びをしようか。真っ暗な夜空に、波の音だけが響いて。子守唄を聞いてるかのように、まどろみの中へ溶けていきそうになる。 ぶんぶんと頭を横に振ってり、頬を叩いたりしながら、ただただ足になるのを待とうか。 ) [Tue 1 Jun 2010 01:28:30]
◆ダリア > (力・体力ともに人並みな人魚は少し息を切らせて。やっとのところで波から離れれば、ぐだーっと浜で寝そべるだろう。 ごろり、尾っぽが乾くまでの時間をどう過ごそうか、仰向けになって考えようか。 ) ここダけ、不便 っていうんダな (これがさくっと足にかわれば便利なのにと、たどたどしい言葉で嘆くだろう。 尾びれをプルプル震わせて、少しでも早く乾けばと試行錯誤でもしようか。) [Tue 1 Jun 2010 01:19:21]
◆ダリア > (波間にゆらり、ゆらり。 気づけばあっと言う間に岸へ辿り着く。 ) よいしょっとゥ ... ( ずるり、自分の尾っぽを引きずって、波の届かないところまで這い上がる人魚。 ひれをパタリぱたり、陸では何の役にも立たない動きを見せながら、両手の力で自分の体を運ぼうか。) [Tue 1 Jun 2010 01:13:55]
◆ダリア > あァ… またやってしまったんダな… (間抜けな発音でヒトの言葉を独り言。 ココのところ主人が忙しそうなので、一人で海で泳ぐことが多くなった。 海にいる時間は楽しく早く過ぎていく。 そしてうっかり暗くなってることもしばしば。 よくないとは分かっていても止められない止まらない。 はふっと小さくため息を漏らそうか。) ―――――――――― …♪ (岸に向かってゆっくりゆっくり。歌いながらの背泳ぎ。 ひらり、ぱしゃり。鮮やかな色のひれが宙を揺れる。) [Tue 1 Jun 2010 01:09:43]
◆ダリア > (雲で覆われた空。 海から体半分だけ出して見上げてみようか。 ) …――――― ♪ (海の言葉で音色を奏でる。最近はあまりお天気のいい日に出くわさないようで。 海も表面がくすんだように見える日が多い。 晴れた夏が早く来るようにと、祈りの歌を響かせて、青く遠くに広がる光景を夢に見る。 ) … ―――― あレ? (泳ぐことに夢中になっていたのか。時間の感覚がおかしい事に気がついて、あたりを見回そう。) [Tue 1 Jun 2010 01:05:11]
お知らせ > ダリアさんが来ました。 [Tue 1 Jun 2010 00:58:36]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 マガツヒは続く。 』 [Mon 31 May 2010 21:57:50]
◆だいだら > ( どうしよう、どうしよう。どうしよう、どうしよう、どうしよう。神様はもっともっと村人を祟るだろうか?更に犠牲者を増やすだろうか?そんな大それたことになるなんて、思ってなかったのに。 ) か、神様に…もっとお供えもの、しなくちゃ。そ、それで―― お怒りを、静めてもらわなくちゃ。 ( だいだらは大きな勘違いをしていた。だいだらが縋った神様は、別に怒りなんぞ感じてはいないのだ。ただ純粋に、そう、純粋にこの一つ目の願いを聞き届けただけなのだ。一つ目が捧げた生贄の代償として。 ) [Mon 31 May 2010 21:56:34]
◆だいだら > ( 「ひぃッ!」 男は怯えた声をあげると、一目散に逃げていった。私は呆気に取られたが、すぐに一つの事実に気付く。男は私を恐れていたのだ。このだいだらを。それはどうしてか?前のように袋叩きにしてしまえばいいじゃないか。或いは瞼を縫い合わせて二度と目が開かないようにする悪戯でもしてやればいい。それでも逃げたということは…恐らくは。私が祟ったせいだと男は考えたからだ。一連の出来事は、全て私の仕業だと。 ) ………。 ( 私は恐ろしくなり、男とは別の方向に走り出した。やっぱり、やっぱり神様は、私が願ったとおりに。 ) [Mon 31 May 2010 21:53:17]
◆だいだら > ( ――と、その時だ。「おい。」という野太い男の声が背後でして、私は咄嗟に振り返った。「こんなところで何をしていやがる?」と言葉が続いた。まずい、見つかった。きっと漁村の人間だ。私は咄嗟に被り物で顔を隠そうとしたが、きっと男が手にした松明の灯りは、私の大きな目玉に映りこんでしまっていただろう。だから私が一つ目であることに気付いたかもしれなかった。 ) あっ、あのっ 私…! ( 慌ててその場凌ぎの嘘を言おうとすると…男は絶句し、その場に立ち尽くしていた。 ) [Mon 31 May 2010 21:48:38]
◆だいだら > ( どうして様子を見にきたのか?…わからない。本当は見にきたくなんかなかった。漁村でおかしなことが起こりだしたのは、彼らからすれば私と関わってからなのだから、不用意に近づいて見つかれば今度こそ命は無いかもしれない。――でも、どうしても自分の目で確かめたかったのだ。本当にこの漁村で、他もでもない私の願いによって、事が起きているのかと。 ) [Mon 31 May 2010 21:45:48]
◆だいだら > ( 私の願い事は神様に聞き届けられたのだ。けれど、私は恐ろしい。神様が下す天罰は一体どこまで広がるのだろう。いつまでだとか誰々をだとか、そういうい具体的なことを何一つ願わなかった。ただ漠然とこのくらいで良いだろう、あのくらいで良いだろうと願っただけなのだ。けれど、私が思う「このくらい」は、神様にとって「どのくらい」なのだろう? ) ………。 ( 漁村はしんと静まり返っている。暗闇に浮かぶ家の影が不気味で、まるで何かに怯えているかのようだった。 ) [Mon 31 May 2010 21:40:06]
◆だいだら > ( 最近、不幸な出来事が立て続けに起きている漁村の近く。布を被って顔を隠した小さな姿が遠くから漁村の様子を伺っている。その漁村では、釣り人が溺れ死んだり、子供がおかしなことを言いながら崖の下に落ちて死んだり、あるいは村人のものではないが死体が流れ着いたりしていた。 ) ( ――私の名前はだいだら。一つ目の化け物。…私はこの漁村の住民に暴行を受け、その仕返しに一人を殺した。それでも私の心の底に燻る恨みの炎は消えず、私は偶然立ち寄った壊れた社に住んでいた”神様”に、復讐を願ったのだ。それは覚悟の無い復讐の気持ちだった。今では後悔している。でももう遅い。この村に「まがつひ」は広がってしまっているのだ。まるで毒のように。 ) [Mon 31 May 2010 21:35:39]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 身を潜めるようにして。 』 [Mon 31 May 2010 21:26:40]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『くぅ』 [Sun 30 May 2010 03:00:51]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『(ゆっくりのんびり空を飛んで──.)』 [Sun 30 May 2010 02:44:42]
◆ブロウン > 何って、セックスの練習・・・あ、お、おぅ、またな(相当恥ずかしかったのか、焚き火の火があたった顔は赤く染まるのが普通ではあるが異常に赤く染まっていたようにもみえる。)まったく・・・あぁいうやつもいるんだな・・・?(珍しい生き物を見たような目で去っていく少女を見ればため息ひとつはいて──焚き火の中ですっかり新まで熱の通ったタコとあげたての鮟鱇をどうにかこうにか籠に詰め込み腰へと下げれば、背中に釣竿を背負うような形で固定して、ジャスティスはお姫様抱っこ。そしてそのまっま一気に空へと舞い上がろう。) [Sun 30 May 2010 02:44:03]
お知らせ > シンジュさんが退室されました。 『少し危ないことを聞いてしまった・・・。』 [Sun 30 May 2010 02:38:26]
◆シンジュ > (相手次第・・・とは言われたもののやはり気になるため、これからは気をつけようと誓った。)(今度相手・・・?相手というのはつまり・・・。人生でかつて無いほど赤面した。)あ・・・、あ・・・なっ何言って・・・。(そしてまた釣り上げられた魚を見て・・・)わ。凄い!じゃあ、私も帰ろうかな。今日はありがとう、ブロウン。また会いましょう。(一礼して、駆けていった。) [Sun 30 May 2010 02:38:03]
◆ブロウン > あぁ、えっと・・・ちょっと訂正だな。失礼って思うかどうかは相手次第だ(まったく動かない相手を自分の好きなように弄ぶのがすきなやつだっている。それはそれ、いいめぐり合わせがあれば今のままでも問題はないのだろう。と、本日3匹目の獲物のアタリを確認する。なんだか強く引かれて竿もしなりがおおきい。)まぁ、知り合ったのもなんかの縁だ。詳しく勉強してぇってんなら、今度相手になるぜ?(ククッと喉を笑わせて、シンジュの方をちらりと見やればすぐに水面へと視線を戻して)なんでも、取れたてが、(ぐぃぐぃと引く竿をゆっくりゆっくりと引き上げていって)一番いいんだよ・・・っ!(片手で持ち上げるのも少し時間がかかる獲物──引き上げた結果は大きな鮟鱇。)またこの骨のないやつか・・・(高級魚だとはしらないまでも、味はいいのでもって帰ることにする。そして、今日の釣りはここまでとばかりに帰りの準備をし始めるだろう) [Sun 30 May 2010 02:31:00]
◆シンジュ > 失・・・礼?(お婆様・・・。そうよね。お婆様の時代じゃあないもんね・・・。絶対あいてしたくない、か・・・。)(操は運命の人やらとは言ったものの、そう言われると世の中の男性ほぼ全員にそう思われていると思うと切なくなった。)そっか・・・。そうだよね・・・。・・・ッチしてる時くらいできることはしないとね・・・。(しかしこのタコは美味しすぎる・・・。神?)にしてもタコすっごく美味しいね!こんなのたべたことない! [Sun 30 May 2010 02:20:03]
◆ブロウン > ばか・・・マグロほど相手に失礼なことはねぇぜ?(お互い気持ちよくなりましょうって行為(?)なのにもかかわらず、片方が何もしないなんていうのは愚の骨頂。お互いがお互いを求めてこそそこに愛と楽しさがうまれるというものだ。)まぁそこは、相手にもよるだろうけどよ?俺だったら絶対あいてしたくねぇよ?(何時の間に釣りとか歌の会話から性の授業になったのかは分からないが、この竜人が一番得意とする科目である。)吊り上げたばっかりだから塩味きいてんだろ?(いまさらながら生きたまま足を切断してジャスティスにくっつけておけばよかったなんてのは口には出せない) [Sun 30 May 2010 02:12:04]
◆シンジュ > てくにっく?えっ?女の子はされるがままってお婆様が・・・。(もしかして、されるがままは失礼なのかしら?)(するといきなりジャスティスさんの首筋を舐め上げていたので目を見開いた。エッ?こいつ以外・・・?ってことは・・・。)(ジャスティスさんとはもうとっくに・・・だったんだ。)あっ・・タコ、いいの?ありがとう!美味しそう・・。(シンジュは無言で食べ始めた。) [Sun 30 May 2010 02:04:19]
◆ブロウン > ふーん・・・そういう考えか・・・(シンジュの話を聞いて。考え方は人それぞれ。育った環境や生まれた土地柄なんかで大きく左右されるだろう。そしてこの竜人は基本的にエロいやつらしかいない場所で生まれ育ったため性に対する免疫は非常に高く、性行為=握手くらいの感覚の持ち主だ。)まぁ、でもあれだ。初めて男ができても、相手を満足させられるテクニックなかったら捨てられるかもsれねぇからな・・・そこら辺は俺が心配知ることじゃねぇけどよ。ちなみに俺は(とそこまで言えば、ジャスティスの首筋をゆっくりとなめ上げて)こいつ以外ともエッチはするぜ?(人間社会じゃ自慢できることではないのだろうが──)タコはその場で焼くんだわ。籠の中にいれっと他の魚くっちまうからよ。食うか?(焚き火の中へと手を入れればタコの足を一本、起用に片手で引き裂いてシンジュの前に差し出そう。こげたり炭着いたりしてるけどね!) [Sun 30 May 2010 01:56:45]
◆シンジュ > 彼氏もいないし、そそそそんなエッ・・・・なんてするわけ・・・!だって、確か純潔は運命の男性にってお母様が!(むしろ自分の考えが古いのだろうか?今時誰でもあんなことをするのだろうか・・・。)(すると、持ち上げられた釣竿の先にタコがいた。)・・・あれ?焼いちゃうの? [Sun 30 May 2010 01:49:26]
◆ブロウン > 別にそこまで取り乱すようなことじゃねぇだろ・・・?(どんだけ純情なのかと。最近では、というよりこのヴェイトスでは珍しいタイプだ。いや、自分のであった人間達が普通ではなかったのかもしれない。実際足の上にいる修道女を普通という言葉でくくるのはむずかしい話しだし。)なんだ、おめぇ。もしかして彼氏も彼女もいねぇのか?てか、エッチなことしたことねぇのか?(いまどき毛の生えない子供でも経験するような事を、なんて口走りながら釣竿にアタリを感じれば先ほどと同じように力を加えて釣竿を持ち上げよう。この岩場、何がつれても不思議じゃないという迷スポット。今回のアタリは──タコでした)わーぉ・・・(焚き火の中へとほうり込む。籠に入れると他の魚を食うためその場で直火焼きのいいにおいへとはや代わりだ) [Sun 30 May 2010 01:43:18]
◆シンジュ > 彼氏・・・。(シンジュの頭の中にあらぬ妄想が浮かぶ。するといっきに顔を赤くし、手を口に当てた。)ややややだ!わわ、私ったら・・・。こんなこと聞くなんて・・・。そうだよね!毎日・・・。毎日・・・。わわわ・・・。もう、本当、ごめんなさい!(ちゃんと釣りの方に集中できるように、ブラウスの襟を整え、咳払いをした。) [Sun 30 May 2010 01:33:59]
◆ブロウン > (普段一人で釣りをしているときにそんな話が出てくれば聞かれないことまで事細かに説明していしまうだろう竜人も、さすがに足の上に当の本人がいては口に出すのは少し気が引ける。)・・・・・そういうプライベートな事を出会ったばっかで何もしらねぇヤツにしゃべると、こいつは怒るかもしれねぇんだけど、それでも聞くか?(むしろ出会って間もない相手のプライベートを聞いてくるとか、常識的ではないという感想もちらついた。しかし、ここでそんなもんを常識として掲げられたらこの竜人は存在自体が性犯罪といわれても言い返せないのでそういう突っ込みはしないで置こう!)まぁ・・・おめぇに彼氏か彼女がいたら毎日するようなことはしてると思う、と応えておくぜ。 [Sun 30 May 2010 01:27:03]
◆シンジュ > (そうか・・・。彼女さん・・・。この二人が・・・。)(不純かもしれないが、この二人がどこまでいっているのかが気になった。ジャスティスさんが寝たのを確認すると、顔を赤くして問うた。)その・・。二人は・・・でーととか、きすとか・・・したの?(こういったことに少なからず興味があり、ちょこっとだけブロウンに近づく。) [Sun 30 May 2010 01:19:45]
◆ブロウン > ふーん・・・まぁ、自分で獲物とって飯にするタイプにゃみえねぇしなぁ(結構自給自足な部分がある竜人。暗黒街教会の食卓に魚介類は結構な頻度で顔を出すのだ。)ほぉ、自分で言うのもなんだなぁ。ま、それで飯くってんなら自信もって当然だけどよ(歌手というからには歌を歌って収入を得るのだろう。この竜人はこれといって仕事をしてはいない。しいて言うなら家事全般と釣りくらいだ。釣りは趣味でもあるが──そして歌の話については深く触れないようにしよう。なぜなら残念なことにこの竜人は歌というものに無知すぎるため話についていけなくなると踏んだからだ!)ジャスティス?まぁ、そんなとこかな?(胡坐の上に乗せた修道女を抱きかかえるように腕を回して釣りをする竜人。抱きかかえるというよりは、釣りの姿勢にすっぽりと体が収まっているといったほうが正しい。しかしジャスティスを見下ろせば首を伸ばしてそのほほに顔をこすりつけよう。)寝ちまったな。 [Sun 30 May 2010 01:13:02]
◆シンジュ > ジャスティスさんは、彼女さんなんですか?(あくまで自然に聞いてにた。)夜食を持ってきてくれるなんて優しいですね。 [Sun 30 May 2010 01:04:27]
◆シンジュ > 釣りは・・・父に連れられて一回だけ。でも。釣れた魚をのがしちゃったの。(歌についてきかれ、緊張が若干取れた。)自分で言うのもなんだけど・・・。そこそこいけてると思うよ [Sun 30 May 2010 01:02:34]
◆ブロウン > 力はつえぇけど、こいつはちいせぇからな。すぐひきあげれるんだわ。でけぇのになると糸切れるから一気にぁあげれねぇけどよ(そういって釣竿を上下に動かして魚を誘いつつ、流木を薪代わりにくべていこう。)シンジュは釣りとか・・・しなそうだな。歌手ってことは歌うめぇのか?(芸能関係はまったくといっていいほど無知。劇や歌や芸などが行われる芸能横丁、2〜3度足を運んだことはあるが子供たちに群がられるだけで見てあるくどころじゃなかったような記憶しかない。)で、ジャスティスは夜食でももってきてくれたんかな?(なんていいつつ、近づいてきた家主様に手を伸ばせば、あぐらの上へと座らせようと体を引こう。) [Sun 30 May 2010 00:57:09]
◆シンジュ > (笑顔で挨拶をされ、こちらも笑顔になる。女性に苦手意識はないため、いっきに人が変わったように体を乗り出した。)ジャスティスさんですか!こんばんは、私は歌手のシンジュっていいます♪迷惑なんて・・・むしろこっちがかけてるかもです。(よろしくお願いします、と付けたしおじぎをした。)(そして釣り上げられたイシダイに視線を移すと、また人が変わったように)わ、すごい・・・。力、あるんですね・・・。 [Sun 30 May 2010 00:30:39]
◆ブロウン > そうか、まぁいねぇだろうからなぁ?(なんだかんだいって己も己以外の竜人に出くわしたことはない。出身の村人以外は──若干いたかな?そんなこと思っているうちに釣竿を引くアタリの感触。一瞬だけぐぃっと持ち上げれば後はゆっくりと引き上げていこう。普通なら魚の体力が落ちるまで待つ、なんていう方法をとるだろうがいかんせんこの竜人は魚なんぞに力で負けないのだ。釣り糸が切れるか切れないかくらいの心配しかせずマイペースに吊り上げていく。岩場付近だし、馬鹿でかい魚がいないというのも理由のひとつではあるが。)ん?──おぉ、ジャスティスじゃん。見回り終了?(シンジュの声に顔を向ければ同時にかかってくる聞きなれた声。おっかない鉄棍を背中にしょった修道女に声をかえそう)今始まったばっかりだ・・・ちいせぇな(10cmくらいのイシダイ。最近よく取れる。籠の中へと放り込んで次の餌をつけて投げ入れて。) [Sun 30 May 2010 00:28:08]
◆ジャスティス > (かなりの距離近づいたころに、シンジュさんに気づかれ、絵我を出手を振った) ほほ〜、もてますな〜♪ 今日は大量ですか〜? (ニヤニヤ笑いながら、上機嫌の声でブロウンさんに声をかけて、そしてシンジュさんに向き直れば、笑顔を浮かべて挨拶して) 今晩は、シスターのジャスティスと言います。こいつ、ご迷惑かけてません? [Sun 30 May 2010 00:18:54]
◆シンジュ > 竜人は・・・見たこと無いの。(ブロウン、っていうんだ・・・。もっとリュージとかリュータローとかかと思った・・・。)(すると、気配を感じた。もともと気配に過敏なため、すぐに女性と分かった。)ん?誰だろう・・・。 [Sun 30 May 2010 00:15:09]
◆ブロウン > (見に来た割には距離を置く。まぁ、こんなガタイの生き物のすぐ隣に座るなんていうのは無用心すぎるだろうから一瞬だけ視線を配ればすぐに水面へと視線を戻す。口にくわえた流木にようやっと火がともればそれを己と少女の間におこうか。)寒かったら、これにあたってろ(火種のできた焚き火。そこに火が消えないように濡れた流木を少しづつ加えていこう。パチパチという音を立てながら二人を赤く照らす焚き火。下からの光に当てられて反射するのはトカゲのように縦長の瞳孔をもった黄色い瞳。体表の鱗も少しは光を反射して鱗の凹凸がぼんやりと見て取れるだろう。)お前、竜人とかみたことねぇのか?(火を噴く姿を驚かれれば疑問に持ったようで。もっとも、このヴェイトスにこの手の竜人は数が少ないかもしくはいないだろうから無理もない。そして名前を問われれば「ブロウンだ。」と素直に応えよう。家主様が近づいていることになど全然気付かぬ様子であって──) [Sun 30 May 2010 00:11:12]
◆ジャスティス > (警邏帰りの修道女。修道女と素直に呼ぶには少しためらわれるばかりの重装備の女は、てくてくと歩きながらもしかしたらここにいるかもしれない同居人の姿を探していて。) あ〜、いたいた。 (と大きな影を見つけて駆け寄ろうとすれば、その横にもう一つの影があることに気がついて。女性?) ほほ〜、ブロウンさんもなかなかやるじゃん。 (ニヤニヤ笑いながら二人に近づいていって) [Sun 30 May 2010 00:08:24]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『砂を踏む音』 [Sat 29 May 2010 23:59:09]
◆シンジュ > (かまわない、と言われほっとする。殴られるかも・・・という可能性を考えていたのだ。シンジュの顔がぱあっと笑った。)いいの?ありがとう!(ガリガリという音と共に竜人が歩き出した。体格が遥かに異なるため、シンジュは小走りだった。)(竜人の座った場所の隣・・・の隣の隣に腰をかけた。・・・刹那、竜人の口から放たれた炎に身震いした。)わわわ・・・。(くわえられた流木を見つめながら言った。)あの・・・名前は何ていうの?私はシンジュといいます。歌手をやってるの。 [Sat 29 May 2010 23:58:08]
◆ブロウン > ・・・・まぁ、別にかまわねぇけど?(人がいてもいなくても、気が散ることはないし。邪魔をしないというのならば断ることもあるまい。後ろを振り向けば、釣具のある場所へと歩いていこう。岩肌が足の爪とぶつかりガリガリと変な音がする。天気もいいし風もほとんどない、波も静かだ音に気付くかもしれない。)足元気をつけろよ、ここでコケたらいてぇぞ?(波打ち際まで行けば腰を下ろし、おもむろに流木を手にする。2〜3本口にくわえればゴゥッ!という音とともに口から放たれる炎。濡れた流木は2度3度では火もつかず、しばらくくわえることにしよう。ちょうど明かりにもなることだし。釣竿に巻きつけてあった釣り糸を解き、先端にミミズをつければひょいっと海へと投げ入れる。浮きもルアーもリールもない、原始的な釣りの始まり) [Sat 29 May 2010 23:46:08]
◆シンジュ > (とって食ったりしない・・・。なんとなく安心ができた。なんか・・・俺様な人?だなぁ・・・。)(竜人の釣具と流木が目に入る。少しぼんやりとした後、勇気を出し言った。)あの・・・邪魔はしません。隣で見てちゃ、だめかな・・・?(昔、父に一回だけ釣りに連れて行ってもらったのを覚えており、興味があったのだ。) [Sat 29 May 2010 23:37:18]
◆ブロウン > いちいち悲鳴上げんな。別にとって食ったりしねぇよ。(と、あきれたように言い放つ竜人。全身の力が抜けたように、肩も翼も尻尾も下がる。そして立ち上がった少女を見れば自分の胸くらいしか身長がないことが確認できる。男に免疫がないなんてことを知ることのない竜人の対応は、他の人間にするものと大差はなく。むしろ、そんな気遣いは性格上しない。)あぁ、散歩か。こっちに歩いてきたから用があんのかと思ったぜ。じゃぁ、俺は釣りに戻ってもいいのかな?(組んだ腕を解けば今は後方にある釣具と流木。肩越しに親指でソレらをさして少女に問おう。) [Sat 29 May 2010 23:29:49]
◆シンジュ > ひゃっ!(仁王立ちをされ、さらに顔が熱くなった。あまり男性を見たことすら無かったため、ドラゴンだろうが人間だろうが男は男・・・なのだ。)(なにか用かと聞かれ、渋々顔を上げる。・・・が身長差がありすぎて顔が見えない。腰の砂を払い、立ち上がった。)えっと・・・、私はただ散歩で来ただけなの。(ちらちらと顔をのぞいて見る。怒ってはないのか・・・?) [Sat 29 May 2010 23:21:09]
◆ブロウン > ん?どうした?(転んだ表紙に悲鳴を上げて、近づいたら近づいたで悲鳴を上げて。)(どうしろってんだ・・・あぁ、服?)(言われて見下ろす自分の体。着衣は鱗で擦り切れないようにということで硬い麻のズボンを着用しているだけ。とはいえ、人間の裸とはまったく違うこの体。鱗を盛り上げる筋肉や割れた腹筋などのつくりは人間とほぼ同じかもしれないが、別に乳首があったり脇に毛が生えていたりするわけでもない。毛なんぞ頭から首にかけてしかにしかないし。あ、同じ金髪だなんていうのは同でもいい話)着る物なんざ持ってきてねぇからなぁ。だいたいあれだろ、お前らからすればトカゲが服着てるほうが変だろ?まぁ、俺はドラゴンだけど。で、なんか用か?(隠すものもないので逆に、少女の前で腕を組み仁王立ちして見下ろそう。地面に座り込んでると2メートル以上の高低差が生まれる視線だね!) [Sat 29 May 2010 23:12:38]
◆シンジュ > きゃっ!?(竜人がこちらにどんどんと近づいてくる。大丈夫かと聞かれたものの驚いて声が出なかった。)(釣り・・?っていうか上半身裸じゃない!急に顔が赤くなる。)許可・・?わ、分かんないけど・・・。その・・・服を・・・。(極力相手を見ないように顔をそらした。) [Sat 29 May 2010 23:03:58]
◆ブロウン > ああん?(何か用があるのかと思いきや、いきなりしりもちをつけれてしまっては──どう対処するべきか)おぃ、大丈夫か?(最近変な生き物的な視線で見られていないせいか、自分の姿を見ての対応だとはおもってもいないらしくずかずかと近づいていこう。年のころはまだ成人前だろうか、幼さが残るようにも見える。そして、女だ。「まさかこの辺で釣りする時になんかの許可が必要とかそういうのではないだろうなぁ」なんて相手を管理人的な者でないことを願いつつ近づいていこう。ちなみに上半身は裸、夏仕様だ。びっしりと生えた緑の鱗と、やや黄色がかった蛇腹な鱗が目に付くだろう。首も長いし角もある、ワニのような顔であって翼もあるし尻尾も太い。人間との共通点なんぞは言葉と二足歩行なところくらいかもしれない。) [Sat 29 May 2010 22:57:57]
◆シンジュ > (竜人のようだ。驚いた。竜人を見るのは初めてだったのだ。しかし、見たところ年齢は同じくらいであろう。何故か安心したが、何しろ背が高い。)あっと・・・気づかれた?(気づかれていたなら今更引き返すことはできない。髪の毛を耳にかけた。しかし腰を抜かしそうになった。竜人を見るのは初めてだったのだ。)あ・・・あ・・・。(ぐらついて体制を崩した。とっさに手をのばしたが、後ろに転んでしまった。もう、やだ・・・。恥ずかしい。何でこんな時に限って。) [Sat 29 May 2010 22:45:58]
◆ブロウン > (片腕、わきの下に納まる程度の量の流木を抱えて岩場へと戻ってきた竜人。空いたほうの手で頭をポリポリとかきながら。岩場へと戻れば集めた流木をバラバラとおとして──)ん?(そこで気付いた人影に。月明かりに照らされた海岸は遠くまで丸見えになるほどで、しっかりきっかり見えたとか。自分の半分くらいの身長か、女・・・っぽいその人影がこちらへと向かってくれば背筋を伸ばし首を持ち上げ、何用だろうか?と見つめてみよう) [Sat 29 May 2010 22:40:03]
◆シンジュ > (ぼーっと考え事をしながらとぼとぼとシンジュは歩いていた。真下を見つめながら髪の毛を払った。)はあ・・・もう、こんな時間か・・・。(ため息をつき、ふと、顔を上げた。ん?)あの方は・・・。(怒ってるのかしら?そっと一歩ずつ近づいてみる。) [Sat 29 May 2010 22:30:10]
◆ブロウン > (重い身を岩の上へと降ろせば、足の爪がガツッ、と岩を削った。)よし、ここにするか(釣り道具一式を降ろせばまずは周りを探索しよう。主に流木を拾い集めるためだ。やはり、釣りと焚き火は一緒であるべきだと思う。あくまでもこの竜人の価値観だ。)あれー・・・あんましおちてねぇなぁ・・・。艶子のヤツ俺のことちくったみてぇだし、船の外壁引っぺがしてもやそうかなぁ・・・(尻尾をずるずる引きずりながら浜辺をぐるっと回って岩場へ帰ろう) [Sat 29 May 2010 22:26:02]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 [Sat 29 May 2010 22:23:06]
◆ブロウン > (空といっても地上20mも行かない。建物や森や林は飛び越えられるだろう高さで翼をはためかせながら海岸線沿いを飛ぶ。右手に釣り道具をもって、今日も夜釣りにきた竜人。空から見下ろした水面は月明かりを照らしていて、まぶしすぎて水中の様子を見ることはできない。)今日も・・・いわば安定かな(たまには空飛んだまま釣り糸をたらすという行為も考えられたがソレはそれで疲れそうなので──結局いつもの釣り場へと身を降ろそうか) [Sat 29 May 2010 22:07:05]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『(おぉ、晴れた晴れた・・・と、空の上)』 [Sat 29 May 2010 21:59:16]
お知らせ > 禍つ日さんが帰りました。 『 つまり、それこそが、マガツヒの正体なのだ 』 [Sat 22 May 2010 22:34:18]
◆禍つ日 > ( 皆、そんな妄想に囚われている。 もう既にマガツヒが何かを突々く必要も無く、漁村の人々は勝手に妄想し、勝手に不吉を連想し、童歌の幻聴を聞き、死んだ幼子の悪夢に魘され、些細な音や声や匂いや色にすら何かを見出そうとしている。 ただ雨が降って、誰かが溺れて、流れ着いただけだというのに。 ) [Sat 22 May 2010 22:33:56]
◆禍つ日 > ( 最近は子供達が遊びながら童歌を唄い出すと、大人達は怖い顔をしてやめさせるようになった。 夜中に小さな物音や足音が外から聞こえた気がしてよく目を覚ます。 童歌はいつでもどこでも聴こえているような気がする。 皆、酷く疲れている。 怯えて過ごしている。 姿形も曖昧な何かが常に自分達を見ていて、一向に何処にも行こうとしないのだ。 どうして良いかも分からない。 ) [Sat 22 May 2010 22:31:19]
◆禍つ日 > ( 一人多い気がするのだ。 ) [Sat 22 May 2010 22:25:32]
◆禍つ日 > ( もう帰っても良いか? ) ( 誰かが不意に弱弱しい声で、そう言った。 まだこの仏の身元の証になるものを探ってみたり、墓を作って弔ってやったりしなきゃあなるまいに。 ) ( だが誰もが心の片隅で同じ事を考えていて、強く非難し辛かった。 家に残した子供が心配だ。 年寄りや女達も。 ) ( 子供が心配、か。 意味深ではある。 子供の身の危険の事もあるが、最近どうも、なんというか――――言ってしまいたくはないが、子供達が薄気味悪く思うのだ。 あの子達は何か自分たちの知らない事を知ってやいないか? 訪ねても空とぼけた返事しかしないが、あれは、何だろう。 ) [Sat 22 May 2010 22:25:24]
◆禍つ日 > ( まだ祟り足りないのか。 ) [Sat 22 May 2010 22:19:31]
◆禍つ日 > ( マガツヒがこの女を殺して寄越したのか。 ) [Sat 22 May 2010 22:18:36]
◆禍つ日 > ( マガツヒはまだ居るのか。 ) [Sat 22 May 2010 22:18:21]
◆禍つ日 > ( 誰もが家族や大切な人の姿を探し、一先ず安堵した。 上がったのは見慣れない顔の女で、漁村の村人じゃあなかった。 何処かから流れ着いたのか、近くの別の集落の人間か。 まぁ、だから、それは此処最近の一連の不幸とは関係ない事の筈で、つまり、なにも、こんな風に皆で黙り込んで同じような事を考える必要など無い筈なのだ。 ) ( マガツヒがくるのよ。 ) ( 幼子の残した言葉が皆の心に未だに恐怖と猜疑心を募らせる。 ) [Sat 22 May 2010 22:17:57]
◆禍つ日 > ( ざぁざぁと降りしきる雨の中、港に大人たちが集まっている。 傘なんていう小洒落たものを持つ人影はなく、皆雨に打たれながら、ある者は立ちつくし、ある者はしゃがみ込んで覗き込み、ある者はぼそぼそと不吉な言葉を呟いている。 ) ( 船着き場で死体が上がった。 桟橋に引っ掛かるようにしてゆらゆらと浮き沈み、雨に打たれながら。 誰もが「またか」と思いながらも口にするのを憚った。 ただ、重たい沈黙が降り続く大粒の雨音を一層際立たせている。 ) [Sat 22 May 2010 22:11:35]
お知らせ > 禍つ日さんが来ました。 『 船着き場で死体が上がった 』 [Sat 22 May 2010 22:06:39]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『連続して、鈍い打撃音が響き渡った。』 [Mon 10 May 2010 22:05:05]
◆アイゼンリッター > (――ほど無くして、盛大な音を立てて袋の山が崩れ、倉庫の中一杯に白い粉煙が広がる。 慌てふためくアウトロー達の叫び声に入り混じって――) [Mon 10 May 2010 22:04:48]
◆アイゼンリッター > (ほどなくして、取引の会話を交わしている連中の直ぐ傍、危なっかしい積まれ方をした荷物の山に気がついた。 袋――恐らくは密輸してきた香辛料か、麻薬の類が入っているのだろう。 調度良い。 高価な品だが、いずれにしても金貨に換わった後、連中の腹を満たす食料や酒へと浪費されるのだ。 だったら、そのまま腹の中に突っ込んでやっても何一つとして変化は無い筈だ)……………………(鉄仮面の下に被った目出し帽の中に、口と鼻とはしっかりと隠してある。 此方が被害を蒙る可能性は少ないだろう。 よし――では、開幕と行こうじゃあないか) [Mon 10 May 2010 22:03:37]
◆アイゼンリッター > (できれば狭い壁際で、一人ずつ相手にしたいところだが……そう都合の良い地形もない。 数を相手にする以上、敵の集団の中央に飛び込むのは愚作以外の何者でもない。ないのだが、相手は数が多い一方、此方は一人だ。四方八方とにかく当たるを幸いに殴っていけば良いという意味では、それはそれで楽なのだが)…………。(まずは最初に、三人で入り口付近を警備してる奴らをしとめよう。 降下時の奇襲で踏みつけて一人、即座に攻撃を仕掛けて一人、最後の一人が武器を構えた辺りでカウンター気味に一撃。 取引現場の連中が騒動に気付き、入り口を向く前に巨大な木箱の陰へと駆け込む。 何が起きたかと見に行かされる奴が一人か二人はいるだろうから、その間に箱の上に昇って、再度奇襲。 これで五人。 半分を片付けた計算になる)……………(残り五人。 真正面から戦いを挑むには多少のリスクがあるが、狭い倉庫の中での立ち回り次第では、対処可能だ)……勝率はそう低く無いが。(果たしてこの作戦で良いのか、再度、眼下の倉庫を眺めて地形を確認する。 何か有利にできる物品はないものか) [Mon 10 May 2010 21:56:50]
◆アイゼンリッター > (気になる噂としては、近くの漁村で起きている怪事件もあるが、それは一先ず置いておく。 オカルトは専門外だ。情報があまりにも不足している以上、ここで手を出すのは得策ではないし――目前の連中を殴るほうが先だ)(……火薬の大量にある場所で銃を使う馬鹿はいないだろうし、黒服を見る限り弓矢の類は無い以上、飛び道具はさほど警戒しなくても良いだろう。 位置的優位は既に確保してあるから、奇襲で一人は潰せる。 自在に上と下とを行き来できるのであれば、その繰り返しが一番なのだが、鉤縄ではそうもいかない)……………。(いっそ火薬の中に火炎瓶でも叩き込んで爆発させられれば楽なのだが、相手を殺す気は無い。 最初の一人を、最も自分が有利になる位置で倒さなければ) [Mon 10 May 2010 21:45:46]
◆アイゼンリッター > (薄暗い倉庫の天井。 幾つか通された梁の上、隅のほうに蹲るようにして潜んでいた鉄仮面の怪人は、眼下の光景を眺めて小さく呟いた)(――先日、暗黒街で遭遇した薬の売人を締め上げて吐かせた取引現場では、いかにもアウトロー然としたスーツ姿の男たちが、運び込まれた大量の樽を横に商談を進めていた。 アングリマーラから火薬と麻薬、それに香辛料を密輸入する、と。 この界隈ではガッリア系のファミリーがクリスティアとの間で火薬利権を牛耳っていると聞くが……恐らくは、その敵対組織か。 いずれにせよ、捨て置くつもりは毛頭無い)(……行動方針は明確だ。 取引を叩き潰す。 では、どうやって?) [Mon 10 May 2010 21:39:42]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――成程、火薬か。』 [Mon 10 May 2010 21:34:46]
お知らせ > 禍つ日さんが帰りました。 『 マガツヒがくるのよ 』 [Sat 8 May 2010 10:54:38]
◆禍つ日 > ( 夜中にふと童歌が聞こえた気がして飛び起きた。 子供は眠っている。 うちの子じゃあない。 薄気味悪さに血の気が引き、旦那と二人で息を殺して子供を見守った。 ) ( 誰かが外に立っている気がした。 実際はそんなものを察知できるなんていうのは気のせいだが、そんな気がしてならなかった。 呼びかけても返事はなかった。 ) ( やがて松明の炎が近付き、隣近所の人達が揃って訪れ、あんたの所の子じゃあないのかと問う。 うちじゃない。 隣でも無い。 その隣でも無い。 何処の子でも無い。 子供らは皆、家に居る。 ) ( てん、てん、てん、と毬をつく音がして、また童歌が聞こえた。 皆が青ざめ、ある者は悲鳴を上げてうずくまり、ある者は怒鳴り散らしてその正体を探しに飛び出し、ある者は一心不乱に祈りを捧げた。 ) ( 結局声の主は見つからず、誰もが遠慮して心の内に深く刻まれている言葉を飲みこんだ。 ) [Sat 8 May 2010 10:54:30]
◆禍つ日 > ( 夜中にふとおかしな物音が外から聞こえた気がして目を覚ました。 笑い声と、駆け抜けていく小さな沢山の足音と、童歌だった。 飛び起きるとうちの子が居ない。 旦那を叩き起こして外に出て、遠く出木霊する童歌を追いかける。 途中で何人か村の夫婦が出て来て、うちの子供も居ないうちの子供も居ないと騒ぎになって結局村中起こしてしまった。 松明を焚いて声を上げ、子供らを探し回る。 足音と童歌ばかりが何処かから聞こえてくるが、一向に子供らに追いつく事が出来ない。 ちら、ちら、と姿は見え隠れするのに。 ) ( あの子の件が頭を過ぎったのは私だけじゃあない筈だ。 うちの子も連れてかれる! そう思って死に物狂いで追いまわしてようやく子供らを捕まえた。 こっ酷く叱りつけて、何だってこんな時間に抜け出したのか聞くと、皆が皆出鱈目な事を言って、やれ誰が言い出した、誰が誘いに来た、気がついたら遊んでた、もう、わけがわからない。 なんにせよ全員無事だったのだけが幸いだ。 ) ( 遠くで童歌が聞こえた気がした。 ) [Sat 8 May 2010 10:43:49]
◆禍つ日 > ( 狗も猫もかかってなかった。 ただ、また港で喰い散らかされてた。 ) ( 野良狗が。 ) [Sat 8 May 2010 10:36:32]
◆禍つ日 > ( 朝海に様子を見に行ったら、生簀の魚が喰われていた。 一匹二匹じゃなくて五匹もやられた。 網張って犬猫が簡単に手を出せないようにしてたのに、何処のどいつだ? それにしたってそれこそ、犬猫じゃああるまいし、盗んで帰るでもなけりゃあ捌いて焼くでもなし、汚らしく喰いッ散らかしていきやがって。 何処の野良狗野郎だか知らねえが、一度痛い目に遭わせてやろうかって、トラ鋏仕掛けてやった。 こっちゃここんとこの気味悪い事尽くしで気が立ってんだ。 ) ) [Sat 8 May 2010 10:35:20]
◆禍つ日 > ( 子供らが手毬を撞きながら童歌を唄っている。 おやつでも用意してやろかと呼び付けて、皿に盛った菓子をやったら子供らが喧嘩をし始めた。 泣き声を聞いて駆けつけてどうしたのかと聞いたら、1個足らんという。 おかしい。 そんな筈はない。 あの子供らはいつも5人で固まって遊んでいたし、菓子も丁度五個あるのを見て出したのに。 もうボケちまったんだろうか? それとも村の外から紛れ込んだ図図しい餓鬼でも居たんだろか。 子供らに聞いても、呆けたみたいな顔をして何も分からなかった。 ) [Sat 8 May 2010 10:15:33]
お知らせ > 禍つ日さんが入室されました。 『 物教へーにーござったかー 地蔵さま 遊びにござったかー 御憑きやれ 地蔵さん 地蔵さん 』 [Sat 8 May 2010 10:06:24]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『イシダイか。よし、帰るぞ!(吹っ切れたように言えば、荷物まとめて恋人乗せて飛び立とうか)』 [Thu 6 May 2010 00:36:28]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『元気の無いブロウンさんをひっぱたく気に離れなくて。元気になったら思いっきりぶん殴ってやろう』 [Thu 6 May 2010 00:33:54]
◆ブロウン > ん・・・(不意に抱きつかれれば視線だけは動かそう)うーん、まぁそうなんだけどなぁ・・・違うってのはわかっちゃいるんだが、相手がドラゴンだと思ったらなんかとまんなかなったんだよなぁ・・・。エロくないドラゴンって初めて見た。(顔の横にある頭、そこに手を伸ばして撫で始めて。)うーん・・・ま、会えたらな・・・(気分を落ち込ませながらそう応えて。そのとき釣竿がピクピクとうごいた。これを最後にしようか、なんて思いながらそっと、釣竿をあげていって──) [Thu 6 May 2010 00:22:09]
◆ジャスティス > (家主として、聖職者として。そんな言葉を口に出していたら本気でぶん殴られていただろう。一番耐性つな言葉が、入ってないじゃないか) ……あのね、ブロウンさん。(両手を広げて、相手を誘鋳込むようにその大きな顔と首を抱きしめようとして) ブロウンさんのところとは、そういう文化とか風習とか、全然違うんだから、ソンナコトしたらダメだって。 (箱入りドラゴンだもんね。なんてやさしい口調で言いながら) ……次からは絶対しないこと。握手するような感覚だって野輪わかってるんだけどね、普通の人はびっくりするし、そりゃ怒るよ。 (子供に諭すような口調で、今度あったら謝ろうね、と呟いて) [Thu 6 May 2010 00:12:30]
◆ブロウン > あ、あぁ・・・そうだな・・・(確かに。家主としてでも、聖職者としてでも、やはり、面白くないのだろう。)ま、まぁなぁ・・・あいつさぁ、考えが硬くてさ。ちっとやわらかくしてやろうかなっておもったら、なんか体が勝手に動いたっつぅかなんつうか・・・(かといって、安宿に連れ込むなんてしたら、連れ込む前にバレてしまう。そもそも、あんな行為に走るつもりはなかったのだ。それが勢いでやってしまったわけであって。後悔は今もしている)まぁ、できるならあやまりてぇって思うけど、いまさらだしな・・・(誰もいない海岸。今ここは懺悔室のようになっている。) [Thu 6 May 2010 00:02:55]
◆ジャスティス > そーいう事を相談される私のみにもなってください。 (わざとらしくため息をついた後、拗ねたようなむくれたような表情で向き直って) フツーなら大問題だよ大問題。破局。 (びしっ、と指でブロウンさんの鼻先を叩こう) ……教会の中でくらい自重しなさい。お店とかに遊びに幾分には何も言わないでしょ? (はぁ、とまたため息) ……それで? [Wed 5 May 2010 23:44:53]
◆ブロウン > このまえさぁ、狩に言ってくるとかいって出かけよいうとしたところなんだけどさぁ。(話しづらいなんて思いながらも、やはり事実はしっておいてもらうべきだろうと意を決して)えぇと、なんだ、その・・・アカガネのことさぁ、犯しちまったんだよ・・・(はぁ、とため息が漏れる、今日何度目のため息だか分かったもの意ではない)いつもなら、全然後悔しねぇんだけどなぁ・・・なんか、今回のはものすげぇひっかかるんよ。(ぽりぽりと頭をかきつつ、事実をつたえていこう) [Wed 5 May 2010 23:37:42]
◆ジャスティス > …………ふ〜ん。 (ちょっと驚いたようにブロウンさんの横顔を眺める。相変わらず凄い口だ) ……ふ〜ん、どうせ、馬鹿やったんでしょ。 (少し愉快そうに言った後、相手の脇を肘でつついて) で〜、柄にも無く落ち込んでるんだ。 (ば〜か。と愉快そうにまた呟いて) [Wed 5 May 2010 23:19:36]
◆ブロウン > ・・・・・・・(無言のまま釣り糸をたらして入るが頭の中はやはり先日の行為のことを悔いているわけであって。してしまったことをいまさら後悔したところで時間が戻るわけではないことは重々承知うぃているのだがやはり気分は良くない。)ん?(ふと、隣に来たジャスティスを見下ろして、また視線を海へと戻した。)アカガネさぁ・・・(ぽつりとつぶやき始めた)あいつ、出て行ったろ?世話になったっては言ったけど。(一息ついて、ため息はいて)・・・・あれ、俺のせいだから・・・ [Wed 5 May 2010 22:55:41]
◆ジャスティス > ふーん……。 (何隠してるんだか。ため息ついてかぶりを振りながら、ぼんやりと海を眺める。昼間に来たらいいかな。空も青くて少しは晴れやかな気分になるかもしれない……。 (ときおりちらちらと、どうせ仕様も無いことして悩んでるんだろう同居人を見下ろして……不意に立ち上がると荷物をまとめ、下に下りていき、ブロウンさんの横に座って)) [Wed 5 May 2010 22:50:56]
◆ブロウン > まぁ、誰でもってはいわねぇけど・・・この岩場は結構いろんな種類の魚が来てるからつれやすいんだぞ?(まったく、なんてつぶやきながら自分の釣針にえさをつけて投げ入れよう。魚がかかるまでの間、近場に作った焚き火に枯れ枝なんぞをくべて火を絶やさないようにする竜人。明かりをともしておけば、魚も集まりやすい。と、思っている。)あん?・・・・・・・・・・・・別に(ぶっきらぼうに言えば、振り向くこともなく釣り糸と水面の交わる部分を見つめていて。波が時折岩にぶつかりしぶきを上げる。浴びるしぶきを気にすることもなく、そのまま釣りをつづけようか) [Wed 5 May 2010 22:42:41]
◆ジャスティス > うそだー。誰でも連れたら漁師さん要らないジャン。 (足をばたばたとさせながら拗ねたように頬を膨らませてみて) ……。 (つまらなそうに釣竿を引き上げると、ブロウンさんの言葉に一宇頷いて。なにせ思い切り引っ張ったら魚の口が引き裂けかねない) ……ねーねー。 (そして五分も立たないうちに釣竿をたらしたまま話しかけてくるだろう) 何考えてんの〜? (問いただすわけではなく、暇だから、そんな感じの声で) [Wed 5 May 2010 22:34:22]
◆ブロウン > あぁん?(何かが頭にあたるのを感じ、ジャスティスの言葉を聴き、首を後方やや上へと向けようか)なんだ、一匹も釣れてねぇのか?(振り向いた先には釣り針がちらほら垂れ下がっていて。つまんで、くぃっ、と引っ張ろう。)えさをつけてたらしとけば自然とかかるもんだ。もうちっと辛抱してみろよ。(じっとしてるのが苦手なのは分かるが、釣りは動いたら負けのゲームだ。魚がかかるのをじっとまち、かかったと思ったらあせらずにゆっくりと、魚の体力をなくしてから引き上げるのがセオリーだ。もっとも、この竜人はあたりの強さによっては一気に引き上げたり、じらしてゆっくり引き上げたりと経験上の勘で竿を操るわけだが) [Wed 5 May 2010 22:22:57]
◆ジャスティス > (今夜は一緒につりに来た修道女。ブロウン余地高い位置の岩場で釣竿を垂らしていたが、元々走り回っていないと呼吸できない小魚みたいないきものなのですぐにあきが来て。つれないとぼやきながら釣り針をブロウンさんの後頭部あたりにキャストして) [Wed 5 May 2010 22:16:13]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 『つれない』 [Wed 5 May 2010 22:14:47]
◆ブロウン > (最近の出来事を思ってため息つきつつ食料調達をする竜人。なんであんなことしたんだろうな、といまだに未練がある。家の人間にはこれといって理由を言っていない。むしろ言えない。)(ちょっと自重したほうがいいよなぁ・・・)(とある方向では押さえの利かない性格が災いして出て行ってしまった同居人を思い返せばこめかみを抑えた。)なんか、俺の穂が未練ある感じだな・・・あいつは未練なく出て行けたかな・・・(釣竿がピクリとしなる。次の瞬間釣り糸を引き上げれば本日3匹目となるイシダイを魚籠にいれよう。釣りは順調だが、精神面はあまり順調ではない) [Wed 5 May 2010 22:07:41]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『はぁ・・・(ため息つきつつ釣り糸をたらす)』 [Wed 5 May 2010 21:58:48]
お知らせ > 禍つ日さんが帰りました。 『 八百万神だ 』 [Tue 4 May 2010 21:13:44]
◆禍つ日 > ( それすらも「関わり」だというのだろうか? だとしたらいったい何人がその一つ目の祟りの対象になるというのか。 誰も口にしなかったが、皆一様に青褪めていた。 ) ( ぐっしょりと水を吸って横たわる娘の横で、漁師の男が蹲って低く長く、雄叫びのように泣いている。 何処へこの怒りをぶつければ嘆きは収まり、何をすれば娘の魂は安らかに眠れるのだろう。 ) ( それは運とか偶然とか禍とかいわれる物で、ただの人間如きに何か出来るようなものではない。 ただ翻弄され、畏れ、敬い、共に在るもの。 ) [Tue 4 May 2010 21:13:26]
◆禍つ日 > ( 結局マガツヒとは何だったのか。 何を指していたのか? そも、そんなものが本当に現れて、娘を殺したのだろうか。 ただ単に気が触れてしまっただけじゃあないのか。 どうして、急に? 何一つ終わったと思えない、粘り付くような不安が誰の胸にも残る。 何カ月か前にやはり集落では、原因不明の人死にが二度程出ている。 その一人目の時何人かが、気味の悪い一つ目の子供を目撃し、根拠のない暴力を振るった。 その子供は呪いの言葉を吐き、男達の内の一人がその後、水死している。 ) ( あれがマガツヒなのだろうか。 だが今日死んだ娘は関わりが無かった筈だ。 ただ男達と同じ村に住んでいたという、それだけで。 ) [Tue 4 May 2010 21:04:54]
◆禍つ日 > ( 予兆が無かったわけではない。 昨日の娘は特に塞ぎ込んでいて、言いつけられた通り部屋に籠ってじっとしていた。 食事は一口二口で食べられなくなってしまい、小さな物音にいちいち反応し、うわ言の様に何度も繰り返した。 「ゆるしてくださいゆるしてください、私が謝りますから」 ) ( 安らかな死は訪れなかった。 ) ( 今日の昼間、娘が崖の方に走っていくのを小さな子供が見ていた。 裸足で、何かを喚きながら走っていたという。 子供は怖くなって逃げた。 ) [Tue 4 May 2010 20:48:06]
◆禍つ日 > ( 誰一人娘が何を言っているのか分からなかったが、勘のいい子で、時々不思議なものを見たり聞いたりする娘のいう事――――誰もが何となく、娘の様子を気に掛けて居た。 両親はその様子に特に酷く怯え、あまり家を出るんじゃないぞと娘に釘をさしていた。 ) ( 娘は困ったような顔をして笑い、頷いた。 ) ( 何故あんな危ない所に立ち入ったのだろう。 地元の、漁師の娘ならまずあんな所には近付かない。 何も無い、草の伸び放題の崖の上などに。 ) ( 最早その答えを知る術は無い。 ) [Tue 4 May 2010 20:38:00]
◆禍つ日 > ( 娘はそう言って、死を待つ老人のように静かに目を閉じて座り、祈り続けた。 その祈りは災厄を遠ざけるものではなくて、安らかな死を迎える為の物だと云う。 幾ら祈り願っても、もうマガツヒが訪れるのを止める事は出来ないと。 ) ( 崖の下から引き揚げられた小さな屍を松明を持った大人達が囲み、その中心で雄叫びのような悲鳴がずっと続いている。 漁港に近い漁師達の集落での、とある晩のこと。 ) [Tue 4 May 2010 20:31:44]
お知らせ > 禍つ日さんが入室されました。 『 マガツヒがくるのよ 』 [Tue 4 May 2010 20:24:40]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『そう簡単には変わらないよ。 私は。 ( 笑顔のまま応えた )』 [Tue 4 May 2010 16:04:34]
◆ディーフィール > ( 人肌に触れることは以前はそれほど嫌がっていなかったと思うが、触れられるのを嫌がったということはそのあたりで何かあったと見るべきだろう。 しばらくは彼女に対しての性的なアプローチは控えたほうがいいかもしれないと考えつつ ) 特に選ばなかったら、私の趣味で選ぶからね? ( またゴスロリだったりかわいいのが出てくるのだろう ) クス。 人間、案外タフなんだよ。 それが当たり前になったらなれちゃうもの。 ( 実際、エッチのとき意外は一般家庭のメイドさんという感じだろう。 メイドさんが居る次点で一般家庭じゃないとか言わない ) それじゃ、こっちだよ。 ついてきてね。 ( そして、家に帰って。 彼女の部屋を準備する ) [Tue 4 May 2010 16:03:15]
お知らせ > アカガネさんが退室されました。 『しかし、相変わらずなのだな、貴様は ( やや、辟易したような声音でそういった )』 [Tue 4 May 2010 16:02:58]
◆アカガネ > そうか。そうだな。すまぬな。 ( 小さく笑う。 大切に考えている人、か。 去来するのはかつての相棒か。 ともあれ、 ) あれはな、ボロボロになった。ずっと着ていたからな。 ん・・・・。 わかった ( 服とか別に興味ない。 動きやすければそれでいいのだし。 ) 貴様と一緒に住んでて普通であるならばそれは嘘か相当なタフな精神の持ち主だろうよ ( と、苦笑い。 この女性がどういう性癖を持っているかは身を持って知っている。 ) わかった。ではお言葉に甘えよう。世話になる ( と、貴方にそう言ってついていくだろう。 しかしなんだろう。このヒモ伝説。 ヒモ神話。 なんかヴェイトス市内で色々な家にお世話になってるきがする。 なっていた。 気じゃない。 なってる。 ため息。 いい加減、己も焼きが回ったのかもしれないな、と ) [Tue 4 May 2010 15:57:25]
◆ディーフィール > 大切に考えている人には入れてほしいかな? ( 苦笑した彼女に笑みを浮かべて ) 英知は共有するためにあるんだよ。 ( だから護衛とか馬車とか、そういう手段も発生する。 後はお金の問題ではあるが。 ディーもそれなりにはお金があるのでその気で交渉すればある程度は出すだろう ) ん〜。 かわいい服は捨てちゃったのかな? 家に着ていない服があると思うから好きに着ていいよ。 ( 一応、かわいい子はかわいい格好をするものだ、という考え ) 奴隷、って言っても普通の女の子だよ? ( ディーが開発しただけあってエッチな少女がそろっているのだが ) 私はいつまででもかまわないよ。 一人二人増えたところで食費とか大して変わらないからね? ( 奴隷の少女へ紹介をすれば、後は奴隷の判断で勝手に泊まったり飲み食いしたりとできるだろう。 後の報告は奴隷から受ければ良い。 そんなに悪い子では無いと知っているので家に住んでいいと告げているわけだ ) 私から言い出したのにその確認はおかしいよ? でも、歓迎するよ。 アカガネちゃん。 ( 少々エッチな声がどこからとも無くもれてくるかもしれないが、難点といえばそこくらいである。 奴隷が留守番している、というのがディーの家の一番の強みだ ) [Tue 4 May 2010 15:52:57]
◆アカガネ > ――― 数に入れて欲しいのか? ( ぴん、と額をはじかれて苦笑い。 ) ――それはそれをするだけの努力をし、英知を得たものだ。 人の身で我ができることなど限られている ( ごそごそ、と服を着込む。結構適当だ。 よれよれだ。 元々寝巻きに使っていたものだ。 飛び出してきたからろくなモノを持ってこなかった。 ) 女の子? なんともかわいらしい事を言うのだな、貴様は。 ―――ぇ、 いや。 それは困るだろう。貴様が。 大体、奴隷などどういうのかわからんし―― ( もごもご。 ララの家に入れなくなり、暗黒街の教会で世話になり、飛び出して。 それで今度はディーの家へ? それは正直、まだ、この街に留まれることを意味するのでは? いや、留まってどうする。 頭を振る。 つい今しがた、街の外へと飛び出そうとしていたではないか。 ) ぁ ぅ ――― ・・・・ そ、 そうだな。 とりあえず ( 考え、考えながら喋りだす ) 次に身体が元に頃合ぐらいまでなら、世話になりたい、と思う ( ずっと野宿はこの姿では辛い。 風邪をひいたら飛び出すどころじゃないだろう。 そうだ、その通りだ。 決して、街にまだいたいわけじゃない。 そう自分に言い聞かせながらアカガネはディーへと向き直ろうか ) 少し、世話になってもいいのだろうか? [Tue 4 May 2010 15:43:59]
◆ディーフィール > …失礼だな〜。 ここに居る私は数に入ってないわけなのかな? ( そういってでこピン一発をアカガネへとかまそうとする ) でも、人間はその身体でどこへでも行くよ? 野でも、山でも、海の向こうにだって、ね? ( もともとの身体と比べればはるかに脆弱だろう事は確かだが ) 探していたのはそれ、だね。 ( 服を見つけたのであれば一度彼女から離れて ) 違うよ。 アカガネちゃんは飛竜である前に女の子、だよ。 少なくても私にとってはね。 行く先が無ければいつでも受け入れてあげるし。 なきたければ抱きしめてあげるからね。 ( ぴしっと指一本立ててアカガネへと突きつける ) 私の家なら大体奴隷が中に居るから私が居なくてもくつろいでかまわないしね。 [Tue 4 May 2010 15:37:39]
◆アカガネ > ―――みな どっかいった。 ( ぽつり、とそう洩らした。 結局アヴィの家に戻ろうしても鍵は掛かっているし、呼んでも叩いても入れない。 研究に熱中しているだけなのだとはわかるが。 どうしたって――思う。 「どうせ忘れられてるさ」と。 ) それでも、やめてくれ。好意だけは受け取っておく ( ぱんぱん、と船の下から引きずり出した服の砂を叩く。 ) この身体でどこへいけ、というのだ。 人間の姿を借りているのでは、外に出て食べられるのがオチだ。 そんな危険を顧みずとも、我は本来の姿であれば悠然と、自由に外へと出て行ける。 ( 頭を撫でられながら、曇天の空を見上げた。 郷愁にも似た思い。 ふぅ、とため息 ) いや、もう見つかった。 ディーもすまんな。 変な世話をかけた。 そう気遣わずとも、我は飛竜だ。 ただそこにあり、そこにあって見据える者だ。 本来の在り様に戻るだけの話だ。 心配をかけた。済まぬな [Tue 4 May 2010 15:26:40]
◆ディーフィール > それでも、アカガネちゃんを大切に考えている人は居るでしょ? ( ディーは無理やりは行為に及ぼうとはしていないわけだし ) 体温めないと風邪を引いちゃうと思って抱きしめているくらいの理由だよ? ( 末期なのは否定しない ) そんな混沌が良くも悪くもヴェイトスらしいからね。 ( 彼女が歩き出したのを見てそのまま付いていくことにする ) そうかな? その体でも出て行こうと思えば出て行けるでしょ? 本当にアカガネちゃんがそのつもりなら、ね。 ( アカガネの頭を緩やかに撫でる。 普段の淫魔なら性欲を高めようとするのだが、今は普通に頭を撫でることにした。 先日食事をたくさんとったから、ということもある ) 何か探してる? [Tue 4 May 2010 15:21:27]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 [Tue 4 May 2010 15:14:53]
◆アカガネ > いるな。 だが我の周りにいるのは発情者ばかりだ ( 苦々しげに。掃き捨てるようにそう言った。 ) では、この謎の物体でどうやって縛るんだ? わからん。 看護師だからといって抱きしめてくる理由ぐらいにわけがわからん。 すでに末期だな、この街は ( つ、と足を己が最初潜んでいた船のほうへと足を向ける。 そのままついてくれば抱きしめたままいけるだろうが、止まっていれば抜け出すだろう。 頓着しない ) ったく、おかげで此方は街を出る機を逸してしまった。 ( まったく、と再び不機嫌そうに言えば身体についた砂を払い始める。 えーと、乱暴に脱いで捨てた服はどこだったか ) [Tue 4 May 2010 15:14:02]
◆ディーフィール > いろんな人がヴェイトスには居るよねぇ。 ( 変態という名の紳士とは彼のような人を言うのだろう。 姿と行動は変態そのものであるが、心配する様子などは割りとまともに見えるから不思議 ) …多分縛るべき対象は今去って行ったんじゃないかな? ( うっとおしい! と怒鳴られても ) 一応、私は看護師なんだから。 目の前で風邪引かれるわけには行かないんだよね。 その姿の時には体調崩したりもするんでしょ? ( そういって緩やかに抱きしめたまま。 本気で抜けようと思えば抜けられるのは前回と変わらぬまま ) またね。 ( 変態さんには手を振って見送ろう ) [Tue 4 May 2010 15:05:36]
お知らせ > 変態さんが退室されました。 『変態は去っていった』 [Tue 4 May 2010 14:59:18]
◆アカガネ > わかった ( と、小さく応えて、拭かれるがままになろう。 くすぐったい、と不満はもらすだろうが ) ――― ああ、 やっぱり我はこんな町から出るべきだったんじゃないのだろうか。 ( 頭が痛い。戻りたい。 英雄豪傑達の住む英雄譚の世界に。 むしろそれが頭痛の種だ、といわんばかりに。ため息 ) 縛れ? なにをどうやって? ( 受け取ったガーターベルト。 怪訝そうに試す眺めつつ、抱きつくディーにうっとうしい! と怒鳴ろうか。 人肌で暖められるとか昨日のことを思い出して嫌だわ! まったく。 ) あまり聞きたくないトリビアだな。 もう頭が痛い。 ( ずきずきと頭がいたいのはきっと風邪とかになったからでは無いだろう。 ) あ、ああ。 無いと思うが。 そんな縁。 ま、元気に暮らせ、よ? ( ものすっごい速さで走り出す変態に小さく手を振る。 全力の困りオーラをだしながら。 ) [Tue 4 May 2010 14:56:46]
◆変態 > 因みに、基本的に発情するのは雌のみだといわれておりますな。 発情期の雌が発する臭いに反応して雄が交尾行動を起こすといわれておりますよ。 ( パツキンガールの説明に、さらりとトリビアする変態。 そこで、まぁと言葉を切り、) 私が服を着ない理由、それは―――無意味だからです。 フォォォォォーーーーーーー! ( 言うが早いか、サイドチェスとのポーズを取る。 すると、なんということでしょう。 ポージング前は普通の中年並みだった足が、見る間にパンプアップしていくではありませんか。 パンツ掃いてたら破けるんじゃねーのこれって感じに。 ) それではお嬢さん方、ご縁があればまたお会いしましょう! See you next time! Bye-bye!! ( それだけ告げると、変態は走り出す。 その速度は速度7相当。 人間の限界といわれる速度である。 ) [Tue 4 May 2010 14:53:05]
◆ディーフィール > 悩んでないなら良いけどね。 愚痴くらいは聞けるからね〜? (彼女の体の水気はハンカチでふき取ろう ) クス、簡単なことだよ。 ( なぜ服を着るか。 淫魔が横から口を挟む ) 寒さを防ぐとか肌を守るとかそういうこともあるとは思うけど、一番はやっぱり発情されないように、じゃない? 裸って基本的にありのままの本能に近いじゃない。 そのままでいると好きでもない人と交尾することになっちゃうから、服を着て普段は発情されないように。 発情されてもすぐには行為に及べないようにするためでしょ? ( 要するに貴方はマッチョなお兄さんからいきなり掘られても文句は言えないということ。 なんて付け加えよう ) 人にもよると思うけどね? ( そして渡されるガーターベルトを見て ) …縛れって言うのかな? ( 対象は誰かは問うまい。 寒そうにしているアカガネを抱きしめて熱を与えるようにする ) [Tue 4 May 2010 14:39:58]
◆アカガネ > 別に、悩んでなどいないっ ( むっ、と不機嫌そうな顔をする。 悩んでない。 本当だ。 嫌なことはあったが ) 服を着る理由? 寒いからだ ( 以上。 別に裸でいいといわれれば裸でいる人種だ。 いや種族だ。 そういう意味では「ヘンターイ」さんと全然違う。 そこに悦楽は求めてないが ) わっぷ。 むぅ。 あ、う? うん。 これは、なんだ? ( と、やや不満そうに上着を頭から掛けられれば、そのままに。 全裸に羞恥心などは無い。 だが、裸でいると色々と面度だし、寒かったから着てはいたけれど。 ところで、これ何? とガーターベルトなるものを持ち上げてみよう。 ) 服、なのか? ( ? と首を傾げる ) [Tue 4 May 2010 14:34:08]
◆変態 > よく言われます、そして返答に感謝を。 命題の一つが片付きました。 ( パツキンガールのかわいいという発言と、質問の答えに謝辞を述べる。 そして、上がってきた少女には、コートのポケットから取り出したガーターベルトを差し出そう。 ) フム、お嬢さん。 ではお聞きしますが、貴方は何故服を着るのですかな? ( 疑問文に対し疑問文で答えるとテスト0点なのを知らないのか、変態は少女の問いに問いで返す。 ) [Tue 4 May 2010 14:30:52]
◆ディーフィール > やっほー。 まぁ、悩み事でもあったなら私のところに来ればよかったのに。 ( 本当に軽い暗示なので負担もほぼ無い。 普通に戻ってきたところを見ては効果があったと思う ) ふふ。 貴方のはずいぶんかわいいね。 ( 変態さんには笑顔でそんなことを告げよう ) うん。 私の髪の毛の色と一緒だよ? ( あっけらかんと答える。 性別が女に近いだけでディーも淫魔という立派な変態である。 その程度で動じることもない ) ふふ。 寒中水泳も良いけどそのままじゃ風邪を引くんじゃないかな? ( 生憎タオルは持ってきていない。 上着を一枚脱ぎ、彼女にまずはかけて。 多少ぬれるのはそれほど気にしない。 上着の下にすぐ下着、ということは無いのでご安心(?)を ) [Tue 4 May 2010 14:21:49]
◆アカガネ > ―――知り合い? ん――・・・・・・。 むぅ、 なんだ ディー か ( なんだ、とはなんだ。 きゅぽん、と抜けたコルク栓。慌ててビンの中から錠剤を取り出し、背中を向けて一口。 ごっくん。 効果がでるまで少しお待ちください。 寒いには寒いが、それ以上に切羽詰った状態なのでなんとももはや。 寒さが緩和されたことなど気づかなかった。 ) 寒中水泳というものを知らぬのか。素晴らしいぞ。寒中水泳は ( ざぶざぶ、と効果が出てから海から戻ってくる。 がちがち歯を鳴らしているのはご愛嬌だ。 肩口もすっかり人肌を取り戻し、一つ安堵。 ああ、これで街を飛び出すのがまた遅れてしまったな。 ) ―――今更ながら思うのだが、こいつは「ヘーンタイ」という人種ではないのか? なぜ股間を露出させて――いるのだ? 蹴られたいのか? ( 蹴っちゃだめだと思う ) [Tue 4 May 2010 14:11:25]
◆変態 > どうもこんにちわ、あのお嬢さんは嫌な事があると冷たい海に飛び込むのだそうで、恐らくは嫌な事があったのでは? ( 変態はすっくと立ち上がり、水泳を楽しんでいる?お嬢さんを右手で指差し、左手で股間を隠して―――否、隠す事により股間に視線を誘導し、人差し指と中指の隙間からニルヴァーナを露出させているのだ。 まさにネヴァーマインド。 ) ところで、一つ覗いたいのですが………パツキンの方は陰毛もパツキンなのですかな? ( 何ぞ問うた。 パンツの下の頭髪はどうやら金では無いらしい。 いや、解っていて敢えて聞いているという可能性もあるが。 ) [Tue 4 May 2010 14:07:24]
◆ディーフィール > ( 見事なM字開脚! 真性のストリッパーだなぁ。 なんて感想を抱きつつ ) こんにちは。 ちょっとそこの女の子の知り合いなんだけど、何してるのかな? ( とりあえずアカガネのほうは何かヤな事があって半分自暴自棄っぽいという事はわかったけれど。 そして海に飛び込んでいるアカガネの姿。 少し集中してみれば状態はなんとなくわかる ) 「寒くない」のかな? ( そして、魔力を乗せた声を送り、彼女の寒さを一時的に感じないようにと仕向ける。 本性が竜なのだから本来は寒さとかは苦手だと思っている ) あ、ちなみに私は通りすがりのダンサーだよ? ( しばらくブランクはあるが、軽くステップを踏んで見せる。 うん。 まだまだ大丈夫。 看護師やってから時々踊っているのは無駄じゃない ) [Tue 4 May 2010 13:59:12]
◆アカガネ > み、水は冷たいほうが身が引き締まるからな! 我は嫌なことがあったら冷たい海に飛び込むのだ! ( それではまるで身投げだが! ) いやいや、散歩の邪魔をして悪かった! 我はこれから泳ぐからな! わーい! 海きもちいいー! ( さぶいよ! こっちは冷たいの苦手なんだよ! ぶるぶる身体を震わせながらじゃぶじゃぶ海へと突入。 ビンビンビンビンビン あったー! 両手で捕まえてから、気づく。あれ、なんか見覚えのあるような姿がある。 困ったように。 じぃーと金髪の人型へと視線を向けながら、ビンの蓋を開けようと四苦八苦。 寒すぎてガチガチしてあけられない! とかやってる間にぽろりとヒビから肌落ちた。 肩口辺りから手のひらサイズ分ぐらいの。慌てて髪で隠す。 はやく開けー! ぎぎぎぎぎ ) [Tue 4 May 2010 13:49:19]
◆変態 > ふふ、変わったお嬢さんだ。 まだ水は冷たかろうに。 ( 変態はM字開脚しつつ笑う。 そして、新たに姿を現した謎のパツキンには気が付かず、少女の姿を見守るに留めよう。 ) [Tue 4 May 2010 13:45:30]
◆気配 > ( そして到着する人影。 アカガネも見覚えのある金髪の淫魔。 二人とも裸で(見方によっては)女性が逃げているようにも見える状況。 …しばし考えてから ) ……えっと、海岸で露出プレイ中…? ( 状況なんぞしらない淫魔はそんなことを呟きつつ、とりあえずはゆっくりアカガネのほうへと歩いていく。 変態紳士はひとまず害がなさそうなら放置の方向で ) [Tue 4 May 2010 13:38:12]
◆アカガネ > ――――貴様の言いはわかるが・・・・・。 ( 一拍 ) いや! わかった! 御主が言いたいことはわかった! とーくにわかった! そうだな! 過ぎ去る春を見てばかりはいずに、夏に目を向けるのも一興だな! ( ぶんぶんぶんぶんと首を縦に振った。振りまくった。 視線を物凄く逸らしながら。 ) ――――いや、それはそうだが、御主のは? ――いや! なんでもない! 我はえーと、そう、この、えーと! そうだ! 我はな! これから泳ごうと思っていたのだ! 最近は本当に暖かくて! 泳ぎもしなければ熱くて蒸しあがってしまう! ( ざくざくざく、と足早に砂浜を歩き出そうか。 ちなみに今日は曇天。 蒸しあがるはずもなく。 ただ、アカガネの頭の中には「と、とりあえず今のところはあの薬を飲んで場を凌がねば!」という思いだけだ。 「捨てた」のに「拾う」ああ、未練がましい! 目指すは波打ち際のビンだ! ) [Tue 4 May 2010 13:34:26]
◆変態 > お嬢さん、トキノミヤコでは桜は花散る時期が至れば潔く花を落とすサムライの精神を象徴する花といいます。 過ぎ行く時を惜しむのも尊い事ですが………アォッ! 来る季節に目を向けるのも………ポォウ! 必要な事では? ( 変態は、腰に手を当て、右足を一歩前に出して大きく股を開くポーズをとりながら無駄に渋い声でそういうと、首を捻り。 ) しかし、お嬢さん。 女性が人前で濫りに肌を晒すというのは………いかがなものでしょう? ( 変態が、何か申した。 ) [Tue 4 May 2010 13:29:58]
◆気配 > ( 物好きの散歩をしている人物がもう一人。 こちらは奇抜な素敵ファッションなどではなく、一般的な服を着ているが。 なにやら声を聞いたらしく、アカガネ達の居るほうへと近づいていく。 まだ距離があり、1T分くらいは合流に時間がかかる ) [Tue 4 May 2010 13:29:10]
お知らせ > 気配さんが入室されました。 『( 近くに居る人影? )』 [Tue 4 May 2010 13:23:54]
◆アカガネ > い、いや。 そうだろうが――。 しかし、やっとこさ迎えた春先。 初夏を望むにはもう少し春を満喫してからのほうがよいのでは? ( というより、この斬新な奴はなんなんなんなんなん(動揺)だろうか。 ) い、いや。以前な。 街では服を身につけ――いやいや。 ( それを言ったらここは海岸だし、己は全裸だ。 全裸に羞恥心を覚えるわけでも、男の裸に恥ずかしさを覚えるわけでもないが。 と、ともかく! ) そ、そうか。 変に声をかけてしまって申し訳なかったな。 邪魔をした、散策。楽しんでくれ ( つと視線を逸らしてそういった。「あははは」と笑った頬は引きつってる。 それは「やべ! なにこの変態! さっさとどっかいってくれないかな!」ではもちろん無く、「はやくどっかいってもらわないと竜の姿に戻るところを見られてしまう!」と言った物。 ちなみに遠目にはわからないだろうが。 結構ヒビが肌を走ってる。 バレるかなぁ。 バレちゃうのだろうか。 ちょっと大変 ) [Tue 4 May 2010 13:20:41]
◆変態 > ( 背徳の街ソドムとゴモラにすらいたかどうかといういでたちは、確かにファッションとして斬新であるかだけを見るなら斬新といえなくも無いかもしれない。 斬新過ぎて時代を7〜8馬身は引き離してぶっちぎりで独走しているが。 ) これはお嬢さん、おかしな事をおっしゃる。 ( そんないでたちに反して、男は良く通る低い声でそう答えると、両手を頭の後ろに組み、股間を前方に突き出すというポーズで言葉を続ける。 ) そろそろ夏至、一足早く初夏を迎えるべく………フォー、こうして浜辺を散策している―――――見ての通りだと思うのですが、何かおかしな事でも? ( おかしいのは服装と頭だけで、行動自体は男の言う通り只の散策である。 ) [Tue 4 May 2010 13:15:34]
◆アカガネ > ――― ・・・・・・・・・ ( なんということだろう。 変な人間を見てしまった。 といった感じか。 まあ、そもそも竜鱗の両腕に人間の肌の部分に今亀裂が走っている。 どっちがおかしいかといえば――己だろう。 あの変な人間はたぶん、新しいファッションか何かなのだろうか? ああ、と嘆く。 英雄豪傑が凌ぎを削った時代を経て、今の時代は性に乱れ、溢れている。 背徳の世となったのでは無いのだろうか。 失望しか浮かんでこなかった。 ) お、おい。 お前 ( とはいえ、今から竜の姿に戻ろうかという時。 流石に竜の姿に戻るところを見られたら騒ぎになるだろう。 そのまま街の外へと飛び出すつもりなのだから此方は問題ないが、騒ぎとなってソレディーやジャスティスなどを困らせるのも頭が痛い。 ) こんなところで何をしている。 さっさと街へ戻ったほうがいいのではないか? ( なぜ? とかわからない。 とはいえ、此方は全裸の少女だ。露出狂と全裸少女。 なにこの取り合わせ。 ) [Tue 4 May 2010 13:02:04]
◆変態 > ( 『探す』とか『見渡す』とか、そういうアクションが必要なほど、それは大人しい存在ではなかった。 少なくとも、貴方の視力が良好ならば、ちょっと振り返ってみればすぐに『解る』程度には。 ) ( その男は、男というには変態過ぎた。 変態的で、倒錯的で、露出的で、社会不適合すぎた。 ) ( 頭はパンツを被っている。 体はコートで、下は丸出し。 幾たびの露出を越えて逮捕暦は無し。 只の一度も捕まった事はなく、只の一度も理解されない。 ) ( 彼の者は独り、海岸を歩き、露出に酔う。 そんな生物だ。 ) [Tue 4 May 2010 12:56:26]
◆アカガネ > ( 思いのほか、心は平静だ。 奇しくも、今生も無理やりによって花を散らしたのは苦々しい思いだが、別に今に始まったことではない。 一番最初の生でさえ、そうだったのだ。 どちらかといえば、あちらは最初好きでもない男へと嫁いだわけだが。 基本的には、己の存在階級をあげるため。 種族のため。 家のため。 名のため。 と色々な理由があったな、と思い出した。 ) ――――ん? ( と、それでも昨晩の疲れが残っているのか、気だるげに視線を右へ左へと動かす。 何か視線を感じたような? 程度だが。 人の姿から竜の姿へと戻ろうかという頃合。 そんな姿を人間が見たら心臓が口からでて挨拶してもおかしくないかもしれない。 あまり見られて嬉しいものではないが。 本当に見られてないか? 野生の五感が何かを感じ取ったのかもしれない。 もう一度丁寧に辺りを見回してみる ) [Tue 4 May 2010 12:45:06]
◆変態 > ( 居るのです、そんな物好きが。 しかも変態が! ) [Tue 4 May 2010 12:41:37]
お知らせ > 変態さんが入室されました。 『ところがどっこい』 [Tue 4 May 2010 12:40:56]
◆アカガネ > そろそろか ( 一人呟いてアカガネは衣服を脱いだ。ぼろぼろになったゴシックロリータ調の服ではない。 シャツ一枚に麻布のズボンという姿だ。 服を畳み、しかしそれも「もう必要ないか」と適当に放り捨てる。かちゃ、と何か重みのある物が一緒に落ちたことに気づき、アカガネはズボンのポケットを探った。 あった。 それはビンだった。 もう数の少なくなった錠剤が中で転がっている。 人化の薬だ。 竜を人の姿に変える薬。 ) 全てはこいつが元凶だ ( 苦々しく、呟いた。 そして、そのビンを力いっぱい握り締めると一気に海へと投げ捨てた。 今は目の前にいない者へと八つ当たりをするように。 ひゅう、と弧線を描いたビンはそのまま海の中へと落ちて、ぷかぷか浮かんだ。 筋力がそこまでないのでそこまで遠くには流れないだろうし、波ですぐ戻ってきそうだが、重要なのは「捨てた」ということだ。 ) さて―― ( 振り返った少女の肌には亀裂が入っていた。 人通りを確認する。 昼過ぎではあるが、海岸まで足を伸ばす人間など少ないだろう。 ) [Tue 4 May 2010 12:34:24]
◆アカガネ > ( ひっくり返った船がある。 その船がどうしてひっくり返っているのかは―――難破したのか、それとも流されないようにしているのか。どちらかわからないけれど、そんな船の下で一晩を過ごした少女は気だるげに空を見上げた。 腰まで伸びた髪は緩やかに背中を被い、砂浜にすとんと落ちる。体躯ながら凹凸のある身体は汚れ、目の下は少々腫れている。 ) ん――― ( ゆっくりと、船の下からもぞもぞと這い出たアカガネは小さく息を吸って、吐いた。 少し寝れば落ち着いた。 体力も戻った。 つと伸ばした手は曇天の空へ。 その手が粉を吹いていた。 ) [Tue 4 May 2010 12:29:41]
お知らせ > アカガネさんが来ました。 『とある船の下』 [Tue 4 May 2010 12:25:30]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 その後、結局4回ぐらいした。 』 [Wed 28 Apr 2010 22:26:45]
◆艶子 > ( イってからも指を擦り付けて、少しでも気持ちいいのが長持ちさせるのが私は好き。びくんと時折身体を痙攣させて、やがて深い吐息と共に指を離した。…手は愛液でぐっしょりだった。 ) ……はぁ… はぁ…。 ふー……。 ( その指先をぬるぬるさせながら、満足したような顔で肩を落とす。でも、私は一回じゃ終わりにしない。今度は下着も脱いでやろう…。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:26:05]
◆艶子 > ( こんな私を見たら、みんな軽蔑するんだろうなあ。それとも「ああ、艶子だからな」って言って妙に納得するのかな?私はすごーくえっちな事が好きで、普段は割りとそういうのを抑えているつもりなのだ。性欲は結構強いと思うんだ。 ) う、ぁ い、いっちゃいそ…。どうしよう、イこうかな、我慢しようかな……。 ( 既に下着は濡れて、いやらしい水音が雨や波の音に混じって聞こえている。 ) い、いいや…っ♪ また、すればいいし…とりあえず、イっちゃえ…っ! あ、 あぁ …… ひっ ( 椅子の上でびくんと跳ねた。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:20:24]
◆艶子 > ( 胸の先端を軽く摘んで、指先で押しつぶしながら引っ張る。揉めば大きくなるって言った奴は大うそつきだと思う。大きくならないじゃないか。まあ、多少は大きくなったけど。 ) ん……。 ( 少しだけ椅子から立ち上がり、革のパンツに手を掛けるとそれを足首まで下ろして。邪魔なそれを蹴飛ばすように床に放った。足を大きく広げて、下着の上から弄り出す。…蜷はあんなこと言ってたけど、こんな雨の日にわざわざ訪れる奴も居ないだろうと思って。 ) ……っ♪ ふ、 ……。 ( ぐりぐりぐりぐり。 ) ……… え、えへへ… これ大好き…。 ( 指の腹で敏感な部分を押しつぶすように。でもこれをやるとすぐイっちゃうから、騙しながらやらないと。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:12:47]
◆艶子 > ………。 ( 何だか急に暇になってしまった。今日は雨だから、これから鍛錬所に行くのもなんだし、警邏に出かけるのも時間としては遅いか。無論、遅くなっても行くべきなんだろうけれど。 ) ………。 ( 押しては返す波の音に、ぽつぽつと雨の音が混じる。私はゆれるランタンの明かりをぼんやりと眺めながら―― 服の中に、手を入れた。 ) ( MJは居ない。多分、ずっと留守だ。また修行にでも出かけてるんだろう。クリスティアでの修道院のみんなの暮らしは禁欲的であり、その最中にこういうことはし辛くて、ずっと溜まっていた。それを発散する相手もいないから、私はこうして一人で耽り出す。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:04:24]
◆艶子 > ( 平行して、君影の義肢製作の依頼も出してきた。誰かが名乗りをあげてくれると良いのだけど。 ) できれば君影も交えて技師の人とは相談したいな。その方が解かり易いだろうし――…。 ( もし都合がつかなければ、技師の人には後で病院を尋ねてもらうことになるか。相場がわからないので何とも不安だが、もし足りなかったら分割をお願いできないか頼んでみよう。 ) ――と、よし。紹介状はこんなもんかな。あとはリコの家にこれを届けて――……。 あいつ、引っ越したりしてないよね? ( そこの所を確認しなかった。まあ、雷電に予め渡しておくのもいいか…。 インク壷の蓋を閉じ、ペン先のインクを拭うと、私は椅子にもたれかかった。 ) [Wed 28 Apr 2010 21:58:22]
◆艶子 > …「彼女は、元・自警団として――…。」 んー、職歴のことは私がとやかく言わない方がいいかなあ。いや、しかし彼女の実績であることには間違いないのだし、きっと採用の時にプラスに考慮してくれる筈だ。 ( 娼婦上がりなんかも居る世界だ。傭兵とはいえ依頼を責任持ってしっかりこなせるかっていう信頼だって必要なのだし、元・自警団なら上等も上等。よし、書こう。 ) 「…自警団として、数々の功績に関わってきた人物でもあります。アマウラの浪人騒動の際や、ラットマン軍団との戦争の際にも先陣を切って活躍し――…。」 ( お山の大将ではあるが、傭兵ギルド雷電の中でそこそこの地位にあるこの豪天寺艶子が言うのである。この内容に間違いなどある筈が無い。…気をつけないと突飛なことを書いてしまいそうになるのは注意しなければならないが。「ラットマン百体の首を一列に並べて祝杯をあげた」とか。 ) [Wed 28 Apr 2010 21:52:10]
◆艶子 > ( さて、この傭兵が机に向かうなどという不慣れな事をしている理由は、リカルド・アンブロッシオの為に雷電の紹介状を書いているからだ。アイリ様の地獄の反省文の特訓のせいで、豪天寺艶子の知性はみるみる上昇し、ようやく一般人レヴェルに追いついた。恐るべき進化である。かつては文盲だった傭兵も、今ではすらすらと――とはいかないが、それなりの文章を書けるようになっていた。 ) え…と…。「 …今回、傭兵ギルド雷電に、紹介させて頂きたい人物がいます。 」 ( とはいっても、この手の文章を書くのは本当に苦手だが。多少おかしなところがあったとしても、所詮は傭兵連中の集まり。多めに見てもらおう…。 ) [Wed 28 Apr 2010 21:40:47]
◆艶子 > 全くもう…ブロウンの奴め…。 ( ゆらりと揺れるランタンの明かりの下、私は机に向かいながらぶつぶつと文句を言っていた。朝、目が覚めて朝の運動をしようと船外に出たら、「ハーヒフヘホー号」という落書きがされている事に気付いたのだ。落書きの位置といい、前回「艶子のばか」と落書きしていったブロウンが犯人に違いないのだ。犯行現場を目撃した訳ではないが、そうだと決め付けてやる。 ) なんだよ、もう!ハーヒフーヘホーって!この船の名前は豪天号だ!ぷんすか! ( ブロウンはでっかいから、落書きが書かれる位置も高い。私がその落書きを消そうと思うとけっこう大変なのだ!今度会ったらあれだ、奴の尻尾を捕まえて、ブロウンが尻尾を捨てて逃げるのを観察してやる!それからその尻尾を丸焼きにして喰ってやる! ) [Wed 28 Apr 2010 21:28:59]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 自宅として使用している船にて。 』 [Wed 28 Apr 2010 21:22:35]
お知らせ > ラサートさんが帰りました。 『海兵、ひっそりと帰還…』 [Mon 26 Apr 2010 22:34:12]
◆ラサート > …ヴェイトス………だよな……町の光が見える…(わなわな震えながら見上げれば、遠くにぽつぽつと星ではない明かりのようなものが見える。海洋学の知識を総動員して帰ってきたつもりだったが、少なくとも人の住む場所には帰ってこれたようだ。沖合いから小船から転落する直前にみた雰囲気だとヴェイトス島に間違いなさそうだったが…)…こ…この際、アングリマーラでもアマウラでも構わんから…とにかく…町…人…(よろよろと起き上がれば、一緒に漂着した木片を杖代わりに歩き出す。羽虫のように明かりだけを盲目的に目指して…) [Mon 26 Apr 2010 22:33:48]
◆漂着物 > む…ぐぇほっ!!がはぁっっ!!(塊…いや、漂着した男は頭部を持ち上げると激しく咳き込み、海草を吐き出す。誰かに蘇生されたのならともかく、野ざらしで自然に息を吹き返したのは運が良いとしか言えまい。冷えた筋肉のこわばりと格闘するように震えながら状態を起こせば、無精髭に覆われた男の顔がのぞく)………か…帰ってきたのか??(かすれる声で一人ごちる。妙な病気にかかって、精神的におかしくなり始めて小船で沖に出て遭難…。どっかの小島で症状が落ち着くまでこもっていようかと思えばそのまま餓死しかけたり…数ヶ月そんなこんなで一人でサバイバルしてれば独り言も上手になった) [Mon 26 Apr 2010 22:25:26]
◆漂着物 > む… [Mon 26 Apr 2010 22:14:29]
◆漂着物 > (溺死体であれば、翌日…いや、数日後に誰かが発見して回収されることになるだろう。死体を晒しておくのは忍びない…というよりは放置しておくといろいろと不衛生だからだが。そんな運命を身を辿ろうとせんその塊…が、ぴくりと動いた。)………む……ぐぅぅ……(更にはうめき声を上げる。内部に溜まったガスが自然に排出されて…なんて感じでは無さそうだ。良く見れば呼吸に合わせてその背が荒く上下している。) [Mon 26 Apr 2010 22:10:51]
◆漂着物 > (光の乏しい夜ともなれば、海はそれ自体が闇そのもののように佇み、人に言い様もない不安と恐怖を植えつける。ましてや実際に得体の知れぬものをその身にたたえ、人の住む陸へと打ち上げるとなれば尚更かもしれない。人のあまり通らぬ、この波打ち際には木屑などの自然のゴミなどの他に、溺死体などが打ち上げられることも少なくなかった)…………(そして、まさにそんな感じの黒い塊…。良く見れば衣類と思われる布地に砂と海草がこびりつき、四肢と思われる突起が投げ出されてるのも分かる。) [Mon 26 Apr 2010 22:06:35]
お知らせ > 漂着物さんが入室されました。 『波打ち寄せる浜辺』 [Mon 26 Apr 2010 21:58:40]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『(歩くには少し遠いと思ったのか、助走をつけて。岩場まで砂の上を低空飛行して)』 [Sun 25 Apr 2010 01:10:20]
◆ブロウン > (誰もいない様子の船を後に。まさか病院にいっているなんては夢にも思っていないし、病院にいるからこその落書きだなんてことはない。たまたま偶然、突発的におこったことなのだ。)明日は魚介のマリネがつくりてぇんだがなぁ・・・人間は生で食べれる魚が限られるからなぁ・・・(ぶつぶつといいながら、深夜の魚釣りを堪能しよう。)タコつれれば、なんとかごまかせるかな(何をだろう) [Sun 25 Apr 2010 01:05:09]
◆ブロウン > (結構な大きさの船を前にして。)・・・・・(とりあえずぐるりと一周してみよう)うーん、やっぱいたづら書きはけされてるな・・・(確かこの辺に「艶子のバーか」とかいておいたはずなのだが、しっかりきっかり消えている。ここだったよな、たしか。と再度確かめるようにして指を伸ばせば「ハーヒフーヘホー号」とあらたにらくがきをつけよう)・・・・おっと、こうしちゃいれねぇ。明日のミサの材料集めにきたんだった(ミサのために魚が必要なわけではなく。ミサに訪れた人に配る料理やお菓子を作るのが毎週のように固定化してきた主夫業の竜人。現実に戻って、いたづら書きをしたことを忘れたかのようにきびすをかえそう) [Sun 25 Apr 2010 00:57:40]
◆ブロウン > (痛みも引けばサクサクッと砂の上を歩いていって。とりあえず、艶子の家(船?)の方へといってみよう。もしかしたらかわいいウサギが転がっているかもしれない。ともあれ、いつもの釣り場(岩場)がそっち方面だからというのがそもそもの理由。浜から投げれるほど釣り糸は長くないため、岩場に集まる魚を相手にするほうが効率が良いわけだ。)あぁ、でも海の上から釣り糸たらすってのもありかな・・・?(今度試してみようか、なんて考えながらいつもの場所へと向かって歩く。)・・・・この船の名前なんていったっけ(とはいえ。とりあえず艶子宅の横で足を止めてみよう) [Sun 25 Apr 2010 00:43:37]
◆ブロウン > (あぁん?右の置くにも明かりが見える・・・誰か焚き火でもしてんのか?)(こうして上から見るとずいぶんと広い海岸であることが分かる。もっと上から見るともっともっとよく見えるかもしれない。もっと高度を上げれるように努力をしよう。とはいえ今日はそういうのが目的ではない。釣りだ。とりあえずは砂浜に降りておこうと、高度を下げていざ砂の上。前に3本後ろに1本の鉤爪の後を深々と残すような着地をすればジーンとした痛みに少し動けなくなったとか。)どうにも着地が下手だな俺・・・(腕組んで海を見つめるのは感傷に浸っているからではなく痛みが治まるのを待っているのだ) [Sun 25 Apr 2010 00:30:01]
◆ブロウン > やっとこさあったかくなりやがった(両手には釣りの道具をぶら下げて、風を受けるように翼を広げどこか良い場所はないかと上から探す。空といっても上空12〜3mが今のところは限界の高さ。下に人がいれば・・・まぁ、気付く人は気付くかな、といったところ。上から見た海岸と、地上に降りた海岸は見た目が違い、いつも釣っている場所というのが良く分からない。)えぇと・・・あそこの明かりがアマウラのメシ屋だろ?で、(左遠方にみえる明かり。そこから視線が波打ち際を追うように移動され、首もソレにつられて左から右へと動いて)ずっといってあそこの船が艶子んトコか・・・ずいぶん違う場所に出たな・・・(いつもなら海を見て、左手遠方に船がポツンと見える位置で釣りをしていたはず。右手に見えるということはいつもの場所とはかなり離れているようだ。)) [Sun 25 Apr 2010 00:22:06]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『はーてさてっと。(月を背中に空を飛ぶ大きな影)』 [Sun 25 Apr 2010 00:11:50]
お知らせ > ヘカテ@染料製作さんが帰りました。 『ふぎゃあぁぁぁぁ―――ッッ!!(走り出せッ…!)』 [Wed 21 Apr 2010 17:55:05]
◆ヘカテ@染料製作 > (*ア メ フ ラ 死、)(居たァ―――、でけェ―――!!) ふぎぃぃィ―――ッッッ!? みみみミエイン、Paa――ァァッッS!!(ぶッたまげるヨな悲鳴上げて、手に引ッ付いたアメフラシをスロォインで投擲せンと。取りあえず闇雲に目掛けてみたは、いッちばン近くにいた営業管理部の白薔薇娘だ。宙を華麗に舞うアメフラシはきらめく体液を散らせながら優雅な放物線を描き、恐怖にびしッと硬直した娘の手の上に狙い違わずペッチャリ着地。ドロォとした粘液がそばかすの浮いた頬ぺたに跳ねッ飛ぶ。一瞬の間が空いて。)「イイヤァ――ッッ! めめめメディア、パァース!!」(黄色い絶叫と共に、再び別の娘の胸元にべちッ、)「ちょッ、なな何すンのサ、サロメこれあげるッ!!」(ポォーイ、ぐチャッ、)「ぎゃあああ!! マリーンどうにかしてェー!」(ボテッ、)「何でこッちに投げンのヨォ――!!」「ッてか、採取!採取ゥ!!」「火ばさみドコ!?」「素手!? 素手でイけッてか!?」「あーッ、こッちにもいたァ―ッ!!」 何ィ!? ドコッ、ドコぉ!? ドコにいたッ!?(色めき立つ娘達、空を飛び交うアメフラシ、スゴい映像の大合戦が始まッた。きゃあきゃあ、わあわあ。ネッチョリした阿鼻叫喚はそのうち日暮れまで続いちまッて。ッと「姐さン、危ない!」) やだもゥ、何サ!?(バッと振り向いた蒼い女の顔面にモロ、びッ たン、) [Wed 21 Apr 2010 17:50:41]
◆ヘカテ@染料製作 > (←ぐにゃッ、)(ベシャア―――、)ふぉ――――ッッ!!? (バナナの皮ァ踏んづけた時のリアクション宜しく、思いッきり無様にヅルゥッとすべッて転ンだ女。すぽーンと晴天にキリキリ舞う蒼いハイヒィル。ハラハラ見守ッてた小娘らが一斉に『キャーッ!?』てなモンだ。さぱァーン、フリルが打ち返しの海水に洗われてみるみる無残にしぼンでく。やだッ、コレ幾らしたと思ッてンだイ! クリィニング代よこしな海ッ!!)(自慢の桃尻を強かに打ち付けた女は、転ンだ姿勢のまンま顔をしかめて腰のへンをさすりさすり、) ッててて…、あァン、もゥ! せッかくの『charmant』特注のドレスがッ…、こンにゃろめぃ! だ・か・らァ、海ぁ性に合わないッてンだヨ! いッてぇ何が、ンンッ…!?(悔し紛れにざぱッとひッぱたいた海面にミョーな違和感。はン、何サ? 何やらやかましい浜辺を振り返れば娘ッ子らがしきりに「そこ! それェ!!」とか指差し青くなッて騒いでる。ッたく、何だッてンでぃ、) ちょィともぅ、みンな薄情だネぃ! 姐さンが転ンだときぐらい誰か手ェ貸しなッて、…はン?(「手元、姐さン手元ォ!!」) 手元ッて、なン…、(さッきひッぱたいた手の側面にブヨッとヤァな感触が。グギッ ゴキュッ と首を回してみン、) [Wed 21 Apr 2010 17:40:18]
◆ヘカテ@染料製作 > (で、アメフラシ狩りと言うくンだりサ、)(手に手にバケツやらスコップやら魚掬いの網やら持ッて、強張ッた面つき見合わせる娘ッ子らは及び腰にゃ違いない。が、同じヨに青ざめた女が風になびくグラマラスカァル掻き上げて、決意の笑顔をキラッ☆とサムアップで向けりゃァ、全員でガッとばかりに拳を固める具合ヨ。いッぺン腰を据えりゃ女は強い、) HAッ! ビビッてンじゃァないヨ、ハニー達ぃ! たたたかがアメフラシの10匹やニジュッぴき、あああたい達の手に掛かりゃァ…、イイチコロさネぃ! 根性見せナ!!(乙女達に渇を入れ、一際デッカい藤籠をしょッた女は、優雅な仕草で腕をゆッたり組ンで見せン。余裕綽々で海岸を返り見る。何だい何だい、ペルセフォネーの乙女とあろう連中が情けないッたらありゃァしない。まッたく何が怖いモンかい。別に噛み付くワケじゃァなし、日ごろ相手してる蜂どもに比べりゃ可愛いモンじゃないか。ちょィとアレだワ、触るとドバッと内臓吐き出してくるッてェだけで。ちょィとナメクジのデカいのに似てるッてくらいで。生臭くッてヌメヌメしてて粘液ネバアッと飛ばしてくるッてモンで。うン、)(ふふン、ちょこざいヨ。女はポリシーで履いてきたハイヒールで一歩、大きく砂浜へと踏み出して、) [Wed 21 Apr 2010 17:30:23]
◆ヘカテ@染料製作 > (資料ヲ調ベテ キマシタ、) ――ッてなワケで、今日だきゃぁ、ハンパない気合い入れてくヨ、ハニー共ぃ!!(スパァーン、)(『雄々(おお)―――ッッ!!』)(花の乙女らは覚悟完了。勇ましくも華やかな歓声が号令に答えよう。季節が何回移り変わろうがいッかな止みゃァしない海風に、色とりどりのフラメンコドレスが絢爛豪華に翻る。娘ッ子らをズラリと背後に従えて波打ち際に仁王立ちする蒼い女は、ドレスと揃いのブルーレェス製ミドルグロォブ嵌めた手のひらに、力一杯握りッ拳を打ちつけン。潮ッからい向かい風に海岸沿いに停車した『亜琉手彌洲(アルテミス)』の大量旗が大きくはためく。雁首揃えた風変わりな御一同は総合化粧品会社P.C(ペルセフォネー=コーポレーション)の薔薇娘達だ。)(ちなみに娘ッ子らが応じた声は「おぉーッ☆(*可愛げ♪)」じゃァなく「雄々ーッ!!(*どすコイ)」の発声表記で間違いない。各々の装いと言やァ春の新色は自社製品を取り揃えてフルメイク。コーディネィトはニューアイテムも煌びやかに着飾ッて、見るからに都会的で洗練されたレディの外見してながら、その本質は女臭い媚態が欠片も見当たらないのがペルセフォネークオリティだ。甘く見てると棘が刺さるヨ、) [Wed 21 Apr 2010 17:20:07]
◆ヘカテ@染料製作 > (西洋では、ままロイヤルパープルと呼ぶことも。どッちに転ンだところで、あンまり耳慣れない単語もそのはず。諸説あるもののその名にロイヤルと冠するだけあッて、王族・貴族・名族なンていう、何ッかしら身分のお偉い人間にしか身に付けられなかッた貴やかで上品な紫色を、こゥ呼び称したンだそゥな。ココたァ次元もスケェルも違うとある異世界の中世時代東洋部では、この貴重な色素をアメフラシの体液から採取していたという実にセンシティブなお話だ。コレまた恐ろしいことに史実らしいと来たモンで、先達がたは何を思ッてそンなケッタイな生き物に着眼点を置いたものやら、原因は定かじゃァないが。昔の偉い人の考え方は現代ッ子にゃちょいと理解に苦しむネ、)(しかしヨ、頼み人にせッかく掲げた大見得だ。原材料はともかく見得の演出にふさわしい豪華なバリエーションを取り揃えて攻めに入りたいッてェのが人情、いやさ、頼みにされた女のプライドッてモンじゃぁないかエ。染料採取のためならアメフラシでもナマコでも山ほど持ッてきやがれぃてなモンヨ。このヘカテ姐さンが小指の先ッちょで軽ゥく捻り潰してやらぁ、)(――ン? アメフラシ? アラ?) [Wed 21 Apr 2010 17:10:24]
お知らせ > ヘカテ@染料製作さんが入室されました。 『(古式紫(アンティークパープル)、)』 [Wed 21 Apr 2010 17:00:35]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが退室されました。 『………帰 ろ………、(気ィ、乗らへン。しゅンぼり した、)』 [Thu 1 Apr 2010 23:44:06]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (び ン、)(放たれて一瞬、宙ぶらりン。鎖が左へ不自然に曲がる。) ………あッ ち…、な………、(シャりン、)(呟き。手首を一振り。鎖を巻き戻してパンツに仕舞う。「群衆の主」はすべての民衆の味方だ。好き好ンで物騒な場所を指して、導きはすまい。だから逆方向。青年風貌は少しだけ瞳、細めて。永遠に続くかの海岸を、無造作な足取り、右手に折れンと。喉元にマント、深く引き上げて防護の体勢。ざく さく。細かい砂を踏む。四方へスス と眼を遣りながら、重たい鎖、構え直して。オレ、今、“正義”のため、闘ッてますッて。ちゃンと、正しいこと、していますッて主張したくッて。そうしたら、世界。オレ、正しく生きられる場所、造ッてくれるよぅ、なるンかな。)(でも今は、見えない。解らない。白いモノ、黒いモノ。概念でしか分別できない。こンなふうに。自分の居場所も、何か、超自然的なことに託さなければ、オレ、息も、出来なくなりそう だから。)(空を見上げる。曇り空には月の影さえ定かじゃなくッて。少年の行動に肯定も否定もしてくれなくッて。はッきりしない世界の色は、こンなにも黒い。こンなにも暗い。こンなにも先が、解らない、)(まだ。未来なンて、見えない よ、) [Thu 1 Apr 2010 23:41:58]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (――分から へンよ、ザンビアナ様、)(左手に引きずる鎖。浜辺の砂をえぐッて重たくなる。尊敬する人の名前、気持ちの底でソッと呼ンでみても、ひたすら虚しさが応えるだけ。解答なンか得られなくッて。)(浮き沈み、迷走する思考を、軽く頭を振り抜いて打ち切らン。ふラリ 旋回する編み込みの髪。サルエルパンツのポケットに手を入れ、入れッぱなしの神像を指先に絡め取る。チャ リ、取り出せば細いチェーン、海風に煽られる。カンテラを砂の上に置けば、下から突き上がるアカリに照らし出されたのは、銀色ッぽい首飾りのようなモノ。どしりと胡座の姿勢。手に掲げた曲刀。蒼い身体と象の頭の御守り。破壊神シバとパールバティの子。自由と民衆の守護者、半人半獣の神「群衆の主」(ガネーシャー)だ。青年風貌にとッては掛け替えのない仲間の形見。持ち替えて、呼吸、落ち着ける。広い両手の中、静かに包み込まンと。赤い眦、すィ と伏せる。自分の心音。波の音に重ねて。ざ ざ ざざ、)(タロットにはこのところ触れてない。どうせ上手いこと、読み取れない。カードのせいじゃない。自分の意識が弱いだけ。星占術にはある程度、自我も必要だ。他人が預ける運命の糸を解きほどく順番は、あまねく占者の手に委ねられるのだから。)(せやから。オレみたいに。自分の心がないヤツは、こうやッて。) [Thu 1 Apr 2010 23:30:23]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (――その行いの、どこが“正義”だ、)(サ く、)(青年風貌はもぅ一度、波打ち際で立ち止まらン。見た目、逞しい首は俯きがち。カンテラを持たないほうの手で、眉間、ダラりと強く抑える。あァ、考えたあかン。今、要らンこと、考えたあかン。オレみたいな見掛け倒し、ちゃンと、気ィ入れとかンと、きッとまた、取り返し付かへン、失敗するのに、)(取り返し、付かない、失敗なンて、)(――もぅ、してるン か、)(考えないようにすればするほど、脳裏に浮かび上がる光景。放ッた鉄鎖の重み。物の、人の、壊れる手応え。あの日の。アレは何のための諍いだッたンだ。あの争いで得たモノは何だ。怪我をさせた。倒れさせた。オレがヤッた。逃げ出すことも出来たのに。アレは闘いなンかじゃなかッた。オレが振るッた暴力だッた。ソコに何か正しい意志はあッたのか。「斯くあれ」と掲げる正当さはあッたのか。確たる信念のような、はッきりした目的のような、強い何かの思いは、ちゃンとあッたのか。憎しみや。恨みや。怨念や。せめて人間らしい心は。人が傷付いて、人が倒れて、人が命を落とした価値があッた行いだッたッて言うンだろうか。昔。オレたちの聖戦と同じような、闘いの価値が?) [Thu 1 Apr 2010 23:20:13]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (砂浜に揺れる灯火。古ぼけたカンテラ。明かりの重心が軽く左右へ。フラり、ユラり、)(着古したターバンとマント。喉元を防護する厚手のゴーグル。長い編み込み、潮風になびく。塗りつぶしの夜の中で、二点、鬱金色の眼差しが光る。異国風の装束に異国的な顔だちをした、屈強そうな青年風貌は、周囲へ360度カンテラを廻さン。薄い影。濃い影。厚い影。長い影。幾重になッた濃淡の影たちが、青年風貌を軸にクルクル巡る。ささやかなヒカリに現れるモノの中に、今のところ、異常は見当たらない か、)(ソレは、ソレで。ュラ と腕、降ろす。異常、ないならないで、えぇ事 なンやろうけれど。途方に暮れる。散策もロクに目星が付かないと、徒労になるばッかりで。) ……本星…と、か……、行け へンでも……、(事件の障りぐらいには遭遇してないと不味いだろう。と、思ッては一応いる。オレ、この仕事、受けて、何してる。ただ歩き回ッて。ウロ付いて。結局、話、ぜンぜン関わりない酔ッ払いの人ら、いたずらに大怪我させて、殺めただけだ。あの日、あの時間、オレが、あンな場所、選ンで行きさえしてなけりゃ、あの人ら、きッと何事もなく平和でいられた。今も、元気でいられたろうに、) [Thu 1 Apr 2010 23:11:15]
◆ビャスリム@夜魔事件 > (サク サク、ざわ ざわ、)(体重で砂が沈む音。彼方で波がうねる音。海藻が絡まッて揺れる音。たくさンの微生物の呼吸音。暗い水。深い水。遠くでは黒い空と融合した、果てしない堆積の、どこから湧いたか分からない量の水の鳴動。聞き覚えのない、海と言う概念の出すあまたの物音。広大な景色。満ちる香り。立ち止まッて振り返れば浜辺に一つきり、足の裏の跡が自分の立ち位置までポツポツと並ンでいる。ソレもしばらく見ていれば、打ち返しの波の壁に流されて消えて行くンだろう。オレのいた、跡も、残らない、)(ざ ざ。低い轟き。辛い風、唸る。コレが海鳴り、言うンかな。ベタ付いてく皮膚の感覚。気分、良くない。気持ち悪い。いざと言うとき、動き、鈍ぅならへンやろか、)(いまさら だけど、)(気鬱になる。潮の匂いにも馴染みはない。端が見えない水溜まりなンか怖くなる。世界は本当に、分からンくなること、ばッかりだ。形の見えない太陽に落胆して。善悪の分別に弄ばれて困惑して。見覚えのない風景に、今また、うすうす不安になッていく。沸かない親しみ。馴れない異郷。あかン、これじゃ、いつまでも や、)(外の世界は、相変わらず、何もかも曇ッて見える から、) [Thu 1 Apr 2010 23:01:13]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが来ました。 『(砂浜に足跡、続く、)』 [Thu 1 Apr 2010 22:51:00]
お知らせ > ダリアさんが退室されました。 『(そんな姿を見送って。尾っぽが乾くまでまったりまったり。)』 [Thu 25 Mar 2010 01:06:53]
お知らせ > キアハさんが退室されました。 『そうして少女はぱたぱた手を振って帰っていった』 [Thu 25 Mar 2010 01:04:54]
◆ダリア > (あなたが納得した様子を見れば安心したように笑って。) うン、 また会おうナんだ (少しでも満足していただけたなら良かったと。あなたが少し離れれば、体の向きをあなたの方に向きなおして、帰ろうとする姿に小さくうなずいて。) うン、気をつけテ帰るンだな (と、一言と一緒に手を少しあげて振ろうか。) [Thu 25 Mar 2010 01:04:15]
◆キアハ > ( それならいい、と納得するようにこくこくと頷こうか。 夜もそろそろ遅い ) ダリア。 また、会う。 ( そういって彼女から少し離れよう。 帰るつもりで居て ) キアハ、帰る。 ( 胸の柔らかさを堪能するなどできた分だけでも満足している部分はあるわけだ ) [Thu 25 Mar 2010 00:58:44]
◆ダリア > (あなたの手が休まればほっと息をついて。) 足… ? うーン すぐハ 乾かナい ンだ (あなたのご要望にすぐ答えられないことに、申し訳なく思ってへたり頭を下げようか。 あなたの尾っぽに触れたまま考えるようにうなって、) んー ッと… 今度 ッ (ぱっと顔をあげながら言ってみようか。) 今度はヒトの足で キアハに会うノ どうなのかナ? (あなたの顔を覗き込むようにして、聞いてみようか。) [Thu 25 Mar 2010 00:55:50]
◆キアハ > そう。 ( なんとなく乾かしてエッチなことをしてみたい気もするけれど。 この波打ち際だとそうそう乾かないだろうか ) …足、見たい。 ( 一応聞くだけ聞いてみよう。 胸はさすがに飽きたのか手を当てているだけ。 尻尾をさすられれば嬉しそうにうごめくことだろう ) [Thu 25 Mar 2010 00:48:21]
◆ダリア > やややや… (より強い刺激にも身を少しよじりながら、笑いづかれた人魚はあなたが開放してくれるのを待つばかりだろう。) ソうなんダよね (もうまるっと全部好きだとか大雑把に解釈した人魚。 うれしそうに大きくおなずくだろう。) えへっ (お礼の言葉にへなり笑って。尾っぽをさすさす、さすってみる。) …え? あ、 ボクの尾っぽ乾カすとネ ヒトと同じになるンだな ( ひらひら、尾っぽを揺らしてみせて。 今は基本的に陸の家に住んでるのだと自慢げにいってみようか。) [Thu 25 Mar 2010 00:42:58]
◆キアハ > ( 乳首とかつまんでみながら 胸を揉むのは大体満足したようで ) …歌う歌は、みんな好き。 ( 歌えない歌はそれほど好きではない、ということでもあるがたいした問題でもなく ) …アリガト。 ( 尻尾をほめられたことはあまりないので御礼を告げよう。 尻尾は触られることは抵抗することもなく ) 尻尾、歩きにくそう。 ( そういえば不断からずっとこれで陸には上がらないのかな、と疑問が浮かぶ。 この程度ならまだすぐに海に戻れるだろうけれど 普段はやっぱり水の中なのかなと ) [Thu 25 Mar 2010 00:33:00]
◆ダリア > も、も申シ訳ないンだな っ (「残念」だというあなたの言葉に、くすぐったさを我慢して謝ってみようか。申し訳なさに眉が下がる。 揉まれ続ければ、だんだん笑いすぎて、ちょっと息切れ。 いっそ乳が出ればよかったのかもしれないとか遠くに思う。) 好きナ 歌 … ? (こまった表情に見えたあなたに少し小首をかしげ。 納得したようにうなずこうか。) 全部好きっテ コトなんダ (満足そうに笑って。自分もそうだと伝えようか。) …好キ ? うーンっと うん、キレイだし、 あと、おもしろイ んだ (こちらに来て自分以外に尾っぽを持ったヒトにあったのが初めてだったのもあって。 肌に触れる部分に手をあてようとしながら ) だかラ うーん…多分好キなのカな? (よく分からないとへらり笑って。白いあなたの尾に目をやろうか。) [Thu 25 Mar 2010 00:26:56]
◆キアハ > ( むにむに。 楽しげに胸を揉みつつ。 エッチなことは胸限定なのはちょっと残念そうである ) …残念。 ( そういいつつも胸を名残惜しそうに揉む ) ……うー。 ( どんな歌がすきかといわれても、耳に入った歌を適当に口ずさむだけ。 答えに困ってしまう ) 歌う。 好きな歌。 ( 結論としては 自分が口ずさむ歌はみんな好き、ということだ ) …尻尾、好き? ( ふりふりと尻尾を動かしつつ、そんな事をたずねる。 尻尾は何気なく肌を滑っていくだろう ) [Thu 25 Mar 2010 00:16:37]
◆ダリア > 出なイ出なイ 出なイんだぁ (力2でひ弱に抵抗しても押し負けてしまうだろう。くすぐったさにヒーヒー笑いながら小さく抵抗し続けるだろう。) 本当? 一緒なんダな (うれしそうに答えて。 どんな歌が好きかたずねようか。 さわさわ、あなたの尾っぽを触りながらじゃれるように笑うだろう。 寄生虫だなんて気づくよしもない。 うろこは水面から上がってまだ濡れたまま、尾っぽは少しくすぐったいのか。 基本的に排卵する人魚はヒトと同じ様な性器も持ち合わせておらず。 まさかそんな探られてるなんて気づかない人魚。) [Thu 25 Mar 2010 00:09:52]
◆キアハ > ん。 出ない? ( 本当に? というように手はつかまれるが、そのままお乳を搾るように彼女の胸を揉んでみようとするだろう ) …キアハも、好き。 ( とはいえ、音を口ずさむだけで歌という形にはならないのだが。 尻尾をほめられれば嬉しそうに尻尾は彼女の体を這う。 実態としては寄生虫なのでソレを知ったら驚くかもしれないが ) … ( 妙にすべすべとしてちょっと固め。その割りに伸縮性は高い、という尻尾である。 魚のうろこ部分を撫でつつ、こっそり人みたいな性器はないかと探っているのだろう ) [Wed 24 Mar 2010 23:57:45]
◆ダリア > (人魚のお胸がもまれれば目を大きく見開いて、思わずその手をつかもうとするだろう。) ややや、ボクは まだお母サんじゃないから っ (乳はでないとか素っ頓狂な事をいって。 人魚にとってお胸はそんなものか。) うン。 好きダな (歌がすきかと聞かれれば大きくうなずいて答えるだろう。 自分にはそれぐらいしか出来ないからとへらりと微笑んで。) キアハの 尾っぽハ 真っ白デとっても キレイなんダな (巻きつこうとした尾を気にしない様子で触ろうとするだろう。見たことのない形の尾っぽにこちらも興味津々だ。) [Wed 24 Mar 2010 23:52:47]
◆キアハ > ( 魚の部分をなでなでしたあと、人間部分をなでなでしようとするだろう。 特に胸の辺りとかもんでみようとしてみたり ) …ダリア。 よろしく。 ( お礼にはふるふると首をふって気にしないで、と意思を伝えようとするだろう ) …歌。 好き? ( さっき歌っていたようなので問いかけた。 視線はいろいりおと興味ありそうに向けられて。 尻尾も彼女の体に巻きつこうとしてみたり ) [Wed 24 Mar 2010 23:44:04]
◆ダリア > (手助けを頂きながら、思っていたよりもすんなり陸に上がれたことに満足そうに笑って。) だいじょぶなんダ ありがトございまシた (尾っぽに触れられても気にする様子見なく。 少しだけくすぐったそうに笑うだけ。 食されるなんて考えには行き着かないだろうと。) キアハ ? (自らを指差したあなたの顔をじっと見て、それが名前だと理解したようにうなずこうか。 ) ボクは ダリア っていうンだ (自分のことも指さして、同じように名乗るだろう。) [Wed 24 Mar 2010 23:40:10]
◆キアハ > ( 陸に上がってきた人魚を助けるようにてててーと駆け寄れば、意外と強い力で彼女の体を抱き上げて近くに置こうとするだろう ) 大丈夫。 …お魚さん。 ( 興味深そうにうろこと思われる下半身をなでようとするだろう。 おいしそう、とか考えていない ) …キアハ。 ( そしてそういえば、まだ名乗っていなかった。と自分を指差して名前を名乗ろう ) [Wed 24 Mar 2010 23:32:34]
◆ダリア > (本当にすばらしい限りっ、と人魚も喜んでるだろうっ) …あ、 ちょっット 待ってテ (あなたが波を避けるのをみて、提案に乗っかるように浅いほうへ向かってスイスイ進んでいくだろう。 岸までたどり着けば、砂浜にズリズリと手を使いながら這い上がろうか。 ) お待たセ しましタ (へらりと笑って、改めて全貌をさらす。) [Wed 24 Mar 2010 23:27:01]
◆キアハ > (こちらも相手に答えるように尻尾をふり。 それから波に足をさらわれそうになり、あわてて離れる ) …話しにくい。 こっち、これる? ( 水面に居る彼女へそう問いかけようか。 どうせなら近くで話したい、と考えて。 相手が嫌がるならそのまま話を続けることになるんだろうけれど ) [Wed 24 Mar 2010 23:18:08]
◆キアハ > (ボディーランゲージでもコミュニケーションは取れるってすばらしいことだね!( 尻尾がある、といわれればこくこくと頷こう ) [Wed 24 Mar 2010 23:16:22]
◆ダリア > (「変わってる」って言葉にエコーかけながら、ガーーンって音。 なんて古典表現が似合う顔をする。 ) …――― ぅえ? (続いたあなたの言葉に間抜けな声を上げようか。 目をぱちくり、 あなたの手の意味なんてまだまだ分からない人魚はへらり笑って同じように親指を立てて。) ありがトございますダ (なんて、お礼を言って。うれしくなったようにそのまま言葉をつなげて。) あなタも尾っぽ が あるンだな? (同じだといわんばかりにパシャり自分の尾を海面から出して揺らそうか。) [Wed 24 Mar 2010 23:14:41]
◆キアハ > ( 変か、と問われればしばらく考えるしぐさ ) …変わって、る。 ( あまり人のことは言えないのだが。 覗く尻尾は白く。 相手にも自分が普通の人間ではないことがわかるだろう) …気にしない。 ( なぜかぐ、と指を突き出してサムズアップしてみる。 なにかいろいろ間違っているのは気にしない ) [Wed 24 Mar 2010 23:05:05]
◆ダリア > (返ってきた返事。言葉が通じる事に少し安心したようににへり笑みをこぼしながら、又少し近づいて。目を凝らせば 見たことのないその尾っぽも目に入るだろう。) 海 の …? (小首をかしげて。 自分の今の状況を思い出したようにはっとする。 いつぞや家族に注意された事が脳裏に浮かんで、 確か冬にはヒトは海に入らない。 ) あっと、 えっット … 変 ですかナ ? ( わたわたして、苦笑しながらぽつり出た言葉。 うん、多分変なのだろう。 ) [Wed 24 Mar 2010 23:01:58]
◆キアハ > こんばんは。 ( こちらも短く答える。 発音がどこかたどたどしいのは度も標準語に慣れることができないためであるようで ) ……海、の中? ( 自分はどうやら寒さには強いほうだというのは学びつつあり。 同じような人がほかにも居るのだろうか、と考える。 目の前の人魚からはキアハの尻尾は見えるだろうか ) [Wed 24 Mar 2010 22:52:11]
◆ダリア > ( 波間に漂ったまま奏でた歌に、新しい音が入ったことに気づけば驚いたように音を止めて。 ざばっと水音を立てて体を起こし、音の聞こえた方に目を向けようか。) ・・・――― ?? (少し近寄りながら目を凝らして、 その姿が少女だと確認すれば なんとなく声をかけてみようか。 ) …えっ と こんばんワ ? (まぬけな訛りで、小さな声でご挨拶。) [Wed 24 Mar 2010 22:49:22]
◆キアハ > 〜♪ ( そのうちにまねをするように鼻歌らしきものを口ずさんでみるだろう。 標準語は苦手だが音をだすだけなら言語能力はあんまり関係ない ) [Wed 24 Mar 2010 22:42:36]
◆キアハ > …歌? ( 普段は静かな海辺に響いてきた音。 その音が気になれば周囲を見渡し、程なくして彼女の姿を海の上に見つけるだろう。 興味深そうに波打ち際ぎりぎりまで移動すればしっぽで体を支え、波に足を取られないように気をつけて歌に耳を傾ける [Wed 24 Mar 2010 22:41:44]
◆ダリア > (相変わらず下手くそな人語をぺろり飲み込んで。 また波間に身を横たえて、空に向かって鼻歌をひとつ。 ゆれるハンモックの上にいるように、身を任せたまま夜空に小さな音色が響くだろう。 ) …――― (海辺に歩く姿に気づくこともなく、気持ちよさげに歌い続ける。) [Wed 24 Mar 2010 22:38:46]
◆キアハ > ( 冬場にワンピース、そしてコート。 普通の人なら少し寒そうな格好で海岸沿いを歩いていく少女の姿。 雪を楽しそうに踏み鳴らしつつ ) …貝、見つける、面倒。 ( 貝をなんとなく探しに来てみたものの、この様子だと大変そうなのであきらめて遊ぶことにした、というところ ) [Wed 24 Mar 2010 22:34:31]
お知らせ > キアハさんが入室されました。 『(海辺をふらりと歩く少女の姿)』 [Wed 24 Mar 2010 22:31:51]
◆ダリア > (厳密にはまだ足になってはいない尾っぽ。 海の中をすいすい泳ぐこの尾も、地上じゃ頼りない二本の足になる。 ) (この時間に家に帰ってもまだ誰もいないだろうと。 帰るのに腰が重いのはそのせいもあるのだろう。 そんな少し落ちた気持ちを大きく首を振って振り払おうか。 一瞬海へもぐって、勢いよく海面へ飛び出す。 ついでにほっぺをバシバシはたくのもオマケでつけよう) しゃき っとカ、しなきゃなンだ ( 湿った気持ちを払拭する様にだした独り言は波の音にまぎれるだろうか。) [Wed 24 Mar 2010 22:29:16]
◆ダリア > (人気のない岸。 ひらり 明るい色の尾びれを揺らしながら、背泳ぎでゆっくり進む。 ) (寒いこの時期は逆に海の温度が心地よい。 あがるにあがれない感覚に困りながら、岸から近いところをいったりきたり。 まだ遊び足りない子供のように、帰るための足は重くなる。 ) [Wed 24 Mar 2010 22:20:51]
◆ダリア > ( ざぶっ ) (音を立てて海面へ顔を上げて。 はらり、はらりと舞い落ちては溶け消えていく雪を見る。 海で遊んでいたらいつの間にかあたりは暗くなっていたようだ。) あー… (うっかりしていた自分に小さく声を漏らしながら濡れた前髪をかきあげて。海に半身使ったまま空を仰ぐだろう。) [Wed 24 Mar 2010 22:13:27]
お知らせ > ダリアさんが来ました。 [Wed 24 Mar 2010 22:07:42]
お知らせ > セイジさんが退室されました。 [Fri 19 Mar 2010 23:13:49]
◆セイジ > (水温が上がってくれば、それは天候が暖かくなってまだしばらく先になるけれど、これからは自分たちにとって生きやすい季節になる。短くなった手巻き煙草を火のついたまま変わらず静かな海に投げ込んで、就寝まえの僅かな休息、それは男にとって日課のようなものだ、を終える。) (スイと立ち上がって踵を返せば、いつもどおりの、まだまだらに灯ったオレンジ色の光が先に見える。ゆったりとした歩みで、ときどき雪を踏む感触を足の裏に感じながら−−) [Fri 19 Mar 2010 23:13:47]
◆セイジ > (唾をつけて、あっという間に完成させたら、そのまますぐに口に挟んでマッチを擦った。手がかじかんで何度か擦りなおし、じれったくなる直前にそれは暖かく燃える。) (用が済めばマッチ棒は海の中へ消える。 最初の煙を細く長く、雪の舞い落ちてくるほうへ吐き出しながら、男はこの冬もぶじ乗り切ったことをゆったり、でも当たり前のように感謝した。冬の海仕事は無条件に夏場のそれより堪えるものだ。 家族もみんな無事だし、ギルドが回してくるシーナイトの仕事も、主に寒さが厳しくても無理なものではなかった。) [Fri 19 Mar 2010 23:05:28]
◆セイジ > (降りすぎなければ、そして積もりすぎなければ、雪は嫌いではない、と男は思う。とくに春先に降る、大人しくてはかないそれは。 もしかしたら今冬最後の雪かもしれないな、と思い、まだまだ冷える夜の空気を吸い込む。雪の気配をにおいから感じ取ろうとするように。) 、 (冷たい空気は体の心まで冷やし、やはりまだ降るかもしれない、と男は思い直した。右手でポケットのなかを探り巻紙と煙草を引っ張り出して、くるりくるりとそれを巻き上げながら。) [Fri 19 Mar 2010 22:53:16]
◆セイジ > (近所、家からどんなにのんびりと歩いても10分とかからない、の堤防の上だ。目の前に広がってるだろう海は暗く、弱弱しい月明かりがやんわり波の形を照らすだけで、しんしんと降り続ける雪は目には映らない。ちゃぷちゃぷんと気持ちよく耳に届く、波が堤防にぶつかる音以外、…その音は男にとって親しいものすぎて、意識しなければその音の存在にも気がつかないが、 あたりはしん、としている。) (平和な夜だ、と、思う。 いつもどおりだ、と。その場に胡坐をかきながら。) [Fri 19 Mar 2010 22:38:51]
お知らせ > セイジさんが来ました。 [Fri 19 Mar 2010 22:28:24]
お知らせ > キアハさんが退室されました。 [Thu 4 Mar 2010 20:43:57]
◆キアハ > しばらくはそのままぼんやりしていたが、帰ったほうが暇をつぶせるだろうと思いつく。 そのまま緩やかに足はレベッカの家へと向けられて) [Thu 4 Mar 2010 20:43:53]
◆キアハ > ( 何気なく周囲を見渡すが気配はない。 尻尾で砂をかきわけるのも飽きてきたのか砂だらけになった触手をぶるぶると振るう。 それでも砂は全部落ちる様子はない。 このくらいは気にしなくてもいいか、とスカートの中に触手を引っ込めた。 スカードの内側が汚れることになるのは気がつかず) …暇。 ( 面白いものでもないかと周囲を見渡した ) [Thu 4 Mar 2010 20:21:37]
◆キアハ > …見つからない… (しばらくがさごそ尻尾を動かしてはいたが、結局貝が出てくる様子はない。 もう少し波打ち際まで行かなければ見つかりそうには無い) …残念。 ( 散歩ついでのお土産を考えていたのだが今日は成果をあげることはできなさそうだ。 服が汚れることを気にしなければ海に入って海草でもとってくるのだが、今の時期は洗濯が大変、と聞いているので控えることにしている ) [Thu 4 Mar 2010 20:05:06]
◆キアハ > (ヴェイトスに来て海に来ることが多かったのは食料が豊富だから、という理由だけではないのかもしれない。 なにはともあれ、少女は海に歩いてきていた。 服をあまり汚さないようにと波打ち際には近づいていないが、尻尾の触手で砂を掻き分けては貝を探していた ) …… [Thu 4 Mar 2010 19:55:27]
お知らせ > キアハさんが入室されました。 『( 海は命の母であるという』 [Thu 4 Mar 2010 19:52:40]
お知らせ > ドライツェさんが帰りました。 [Tue 2 Mar 2010 03:33:32]
◆ドライツェ > ( 己の式はただその手を取り、大きなる掌へ仲立ちし、委ねるだけ。 高くも大きくもない聖句を読み上げる声が風と波とに掻き消されて、けれど ) [Tue 2 Mar 2010 03:33:28]
◆ドライツェ > ( でも――それでも、 ) 主のたなごころは貴方の魂を掬い、救って下さいます。 [Tue 2 Mar 2010 03:31:00]
◆ドライツェ > (『これ』の自我はもう融けて喪われてしまっている。 いつ自分が死んで、何故死んだ自分がまだここにいるのか、その理由を最早考えることもないんだろう。 ただそこに在るだけの、空っぽの気配。 ――こういう抜け殻は生ける者に何もしない。 何をしようとも思わない。 何かを思い、何かを考えるということをしない。 一部の生者からこうして知覚されるだけで、危害を及ぼしたりしない ) …ある意味、もう辛くも苦しくもないのでしょう。 貴方はもう、痛みも苦しみも理解できない。 私が『送る』と言っても、ただの音としか――…音と知覚してもくれないのかもしれませんね。 ( 死せる瞳に映る情景とて、何の感慨も呼び起こしはしないのだから。 己がこうして、経典を開いてみても――聖句を唱え始めても。 だから、この死霊は子供たちの言う存在ではないんだろう ) [Tue 2 Mar 2010 03:29:26]
◆ドライツェ > ( 海は人間の領域ではない。 だから、…死人も多く出るんだろう。 やたら明確だったり、薄ぼんやりとしか知覚できない死者の姿は確かにある。 ――が、他のエクソシストが『送り終えた』後なのか、今己の正面にゆらりと姿を現したのは ) ――――貴方、と言っても知覚はできないんでしょうね。 ( ひとのかたちを留めてはいるが。 それだけで、後は何もない、からっぽ。 ) [Tue 2 Mar 2010 03:22:24]
◆ドライツェ > ( 子供にしか視えない、ということは――証明はできないが――ないだろう。 もとい、未熟なりに拝み屋として修練を積んできた身としてはそれはないと思いたい。 無論、子供たちが嘘をついている可能性も、却下――――嘘を嘘と自覚しない、集団幻想の可能性は否定しきれないとしても。 ――害意を持つ死霊は、いる。 風鳴りに潜んで吐き散らされる呪詛の声は今もある。 これはこれで勿論祓う必要があるのだけれど、報告に該当するモノは今のところ感知できない ) [Tue 2 Mar 2010 03:17:25]
◆ドライツェ > ( ――否、何も居ないわけではない。 居ると言えばそりゃもう随所に『居る』のだが、例えば聖句やカンテラの光に引き寄せられるものは何も居なかった ) いえ――ね。 私に見えないだけという可能性も充分あり得るんですが。 これといって報告にあったようなのは――。 ( スラムには海岸に流れ着いた金属やらガラスの破片を売って生計を立てている子供もいる。 釣りと違ってこれといった技術も道具も必要なく、労働力にはなり得ない幼子が従事していたりもするのだが、いつ頃からか彼らの間にとある噂が広まった。 曰く、海に膝までを浸した男が物言いたげにただこちらを見ている。 それに見つめられたが最後、気がつくと海に足を進めていて溺れかけてしまうのだとか ) …ううん。 [Tue 2 Mar 2010 03:13:24]
◆ドライツェ > ( 固く唇を引き結び、何も言わない。 海原から吹きつける風に身を晒し、きつく目を細め、時に閉じて轟く波風に耳を澄ませる。 足元でばたばたと忙しなく鳴っているのは風に暴れるカソックの裾だ ) …、 ………… ( 経典に記された一節を読み上げる呟きもまた即座に風に散らされる。 手にしているカンテラを目の高さに掲げ、しるべのようにゆっくりと数度左右に振った ) …………ううん。 ( 首を捻る ) 何も居ません――ねえ…。 [Tue 2 Mar 2010 03:05:33]
◆ドライツェ > ( 街から遠く離れた深夜の海岸は光源が少なく、高くカンテラを掲げてみても周囲を僅かに明るくするだけで黒々と広がる空も海も照らせやしない。 眼鏡の奥の近視の目を細めてみて、漸く空は黒いのではなく濃淡の雲に覆われているのだと漸くにして知れる程度だ。 ) ――――――――。 ( 彼方から轟々と唸るのは海。 高く細く、耳元を切りつけるように歌うのは風。 それらに比せば余りにも矮小にカソック姿がひとり立つ ) [Tue 2 Mar 2010 03:00:40]
お知らせ > ドライツェさんが入室されました。 『( 潮風に乗り、飛ばされる雪 )』 [Tue 2 Mar 2010 02:54:51]
お知らせ > アカガネさんが退室されました。 『とっだどー!』 [Tue 2 Mar 2010 01:15:39]
◆アカガネ > ―――――― やばい。 フラフラしてきた。 いやいや、我は龍なのだ。 こういった病原菌とかには――― ぶぇっくしょん! ( ずるずるずる〜・・・・。 ) むぅ、 哀しきかな、我が貧弱さ。 くそ、憎たらしきは冬の海か。 今度は陸の獣で恩返し―――へっきしょん! ( さぶさぶ、とうわごとのように呟きながら服を着る。そしてから、とれた魚数匹。バケツの中を満足そうに眺め、にんまりと笑った。 ) うむ! このでかいのは後でアヴィの家の前に置いておこう。 あやつも英雄豪傑とは程遠いが、恩人ではあるからな! ふふふふ。 さて、暗黒街まで帰り―――へっきし! ( などと、服をさらにぬらし、身体を冷やし、風邪をひきつつ帰路につく。 翌日、ララ・アヴィスの玄関先には魚が一匹置かれていることだろう。 もしかしたら、ネコでもきて持っていかれてしまうかもしれないが、それはわからない。 てか、メッセージも残さねばただの嫌がらせである。 うむ、とアカガネは魚の横に「アカガネ」と不器用な筆使いで紙に書き、添えておくことにしよう。それが終わったら暗黒街に帰って―――その頃には数匹の魚がはいったバケツを抱えながらも、教会の中で熱でぶっ倒れてしまうのもまた別のお話。それでも、アカガネは後悔などしないのである。まる ) [Tue 2 Mar 2010 01:15:29]
◆アカガネ > さぶ! ( 即効であがってきた。 ) ――――・・・・・・・・ いや、 足りない! 足りないのだ! 我の手の中に今の一瞬でみつけた魚が一匹とれてもまだ足りないのだ! ( などと、叫んでいるうちに逃げ出そうとする魚を今度は口で噛み付く! 生魚を口にくわえたまま、バケツにボッシュート! ) 行くぞ我らが銅の! 心を持ちし鋼鉄の豪傑よ! 槍を投げれば一撃粉砕! 天空翔るは我らが血族! ( とぉ! と再び飛び込んだ。そして、数分もせずに「さぶ!」と叫んで戻ってくる頃には一匹GET ) ふふふ。 我はやはり龍なのだ。 故にこういったほうがふぇっくしゅん! ずぁー・・・・ ( ずるずると鼻水まで出始めた。 ) [Tue 2 Mar 2010 01:05:52]
◆アカガネ > しかし・・・・・むぅ。 ( 数匹バケツの中でぐるぐる泳いでる魚は小さいモノ。 これでは一口で食べて終わってしまいそうだ。 ) ここはドーン! とでかい魚をだな。ほしいところだが・・・・ ( ちゃぷ、と竿を引いてみれば魚は掛かっていない。ビギナーズラックで釣れた魚のみというのはなんともし難い。情けないにもほどがある。 ) うう、寒いしな。寒いしな! ( 懐に入れている竜人のお宝? 的な暖かい玉を抱きこみながら唸る。 ) もぐってとるか。 そっちのほうが確実だ。 確実なのだ。 たとえ人の姿をしていようとも、天空を駆け回る我が水の中など確かに影響はあるが、問題はないのだ。 故に――― ( するり、と厚着をしていたコートを脱ぎ、服を脱ぎ、歯をガチガチさせながら服を畳んで帽子で雪をカバー。 ) 恩を返すために命を懸けずにいつ賭けるか! ( うむ! と裸で頷き、海の中に飛び込んだ ) [Tue 2 Mar 2010 00:58:42]
◆アカガネ > ( なんていう言葉があるわけである。 日々、教会でこっそりとお世話になりつつ、不器用ながら掃除をしたり、読書をしてみたりするのはとても楽しい。 教会で暮らしたことがあるのは何も初めてではなく、規模や様式、派閥さえ違うのだが、経験はあった。 それでも、日々スープとパンだけでは元気が出ないもの。 聞くところによるとあのジャスティスという修道女は相当なつわものなのだという。 町の治安を守る正義のヒーローなのだ! というのは暗黒街にいる子供の話。 同じくして、鉄仮面の話も聞いたが、近いほうが実感が湧くというもの。 ) うむ。そういった人材は大切にせねばなるまい。 ひとえに、ああいう人から慕われ、つわものである者たちの中から、歴史を動かす者が生まれるのだから。 ( うんうん、と二度頷いてから再び釣り糸をたらした。 近くに置いたバケツには魚が数匹泳いでいる。 被った唾広帽子には雪が積もり始めており、時々頭を揺らして落とす。 ) 同じく。まったくというほど会話をしてなんだだが、あの黒い奴も相当なモノだと我は予想する。 くぅー! そういった歴史に名を残す者を拝見するのは実に背筋が震える。 楽しい! やはりああいう豪傑達には精をつけてもらわねば! そういうときは魚だ肉だ! ―――と、思ったのだが。 うむぅー。 塩漬けにして焼くにしても、足りない。 ( 数匹泳いではいるのだが、バケツ一杯に魚がほしいところ。 一度の食事では元気がでるわけがない! ) 我は世話になってる分はちゃんと返す貴族なのだ。 ( 獲物は取れても屋根や火が無ければ暮らしてはいけない。 ならばこそ、獲物を手に入れ日ごろのお礼をしたいところ。 ) [Tue 2 Mar 2010 00:47:04]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『働からず者喰うべからず』 [Tue 2 Mar 2010 00:39:40]
お知らせ > シンさんが退室されました。 『(これが、全ての始まり。)』 [Tue 16 Feb 2010 03:53:33]
◆シン > (ただ、何よりも面白そうだから。)…さぁ、どんな冒険が待ってるかわかんねぇけど…いっちょ、気合いれていくかぁっ!!(タンッ、と地面を蹴って走る。走る。走る。風のように。) [Tue 16 Feb 2010 03:52:56]
◆シン > ……。(近づいてよく見てみる。当然、←が書いてあるわけで…しかし、そこに書かれた地名らしきものはかすれて読めず。)んー…。(少しの間だけ思案するが。)っし! 行ってみるかっ。(迷ったらやってみる。無宗教だが、神様の存在はあってもいいと思う。そんな神様が意地悪の次にくれるのは祝福だろうと勝手な考えもある。) [Tue 16 Feb 2010 03:51:34]
◆シン > ただ行く道キメるだけだろーが!? どんだけ神様は意地悪なんだよっ!!(何もない空間へのツッコミ。)ん?(ふと、蹴っ飛ばした木の棒を見てみると、ひゅーんと音を立てて飛び…カツン、と木製の看板に当って落ちた。) [Tue 16 Feb 2010 03:49:01]
◆シン > ま、浮いた金で美味いモンが食えるだろうしな。(にひひ、と笑い、今度は棒の先端に指を乗せて立ち上がり。)よっ…。(そ、と指を離す。)ぽて…(倒れたのは海の方向だった。)……。(思わず沈黙。)って、ひっぱんなくていーんだよ、こんなネタッ!!(思わず足元の砂ごと木の棒を蹴っ飛ばす) [Tue 16 Feb 2010 03:46:48]
◆シン > ……深く、差込みすぎたか。(体が再び冷たくなってきたので、しゃがみ込んで木の棒を刺しなおす。)あー…やっぱ、最後まで船で行けばよかったかなー。(思い出す。船員達が「こっから泳いでいけたら半額でいいぜ」の一言。島が見えた瞬間に跳ね上がったテンションで思わず実行してしまったのだが…。)寒中水泳は爺ちゃんに叩き込まれてたから、大丈夫だと思ったんだよなぁ…。正直、結構、しんどかったし…。 [Tue 16 Feb 2010 03:44:16]
◆シン > さぁ、俺の行くべき道を示せ!(びしぃっ、と砂地に踏んで差し込んだ木の棒を指差す。足をサ―ッ! と、離して。)……。(倒れない。)……。(倒れない。)……。(ひゅー、と風が吹いた。) [Tue 16 Feb 2010 03:41:31]
◆シン > っし、決めた。(グッ、と拳を握り締め街とか村とか、人が見えるトコまで突っ走ろう。(ぐっぐっ、と凍り始めた膝を屈伸で暖める。足首と手首も同じように。)だいたい、ジッと第一村人待ってるなんざ俺にゃ無理だしな。やっぱ、こういうのは自分から飛び込んでくもんだぜ。(念入りに準備運動を終えれば、荷物をしっかりと担ぎなおす。そして、足元に落ちていた木の棒を器用に蹴り上げて。)ていっ!(地面に突き刺す) [Tue 16 Feb 2010 03:40:17]
◆シン > っくしゅ…!(突然、くしゃみが出た。当然といえば当然。濡れた身に、雪に、吹き抜ける海風の3連コンボだ。)っぐうううううっ! 寒いぃぃぃぃいっ!! お、泳いでる時はあんま気になんなかったんだけどなぁっ…!!(思い出したかのようにガクブルと震え始め、身を縮ませる。)っ、こ、こりゃ…ジッとしてたら死ぬな…冒険の始まる前に死亡ってどんだけ虚しい終わり方だよっ…!! [Tue 16 Feb 2010 03:34:50]
◆シン > っても…どーすっかなぁ。アテも何もねぇんだよな…。あ、それに、これって密入国になんのかな?(いきなり行き詰る前途多難な始まりである。)時間は…。(と、夜空を見上げる。降り注ぐ雪とブ厚い雲が見えた。眼を細め、雲と雲の切れ目から見える星を捉える。吹き抜ける海風が雪を浚って。)深夜…だな。多分。もうちょっとここら辺にいりゃぁ、釣り人とかがきそうな気もすっけど…。 [Tue 16 Feb 2010 03:32:14]
◆シン > (背負ったズタ袋を担ぎなおしながら、濡れた髪から落ちる雫を前髪ごと掻きあげる。)ふぃー…一時はどうなる事かと思ったけど、何とか辿り付けたなぁ。(にひひ、と笑う。笑うと、八重歯が覗く。個性的な笑み。)さぁ、やってきたぜ爺ちゃん。…アンタ…いや、名前も、顔も知らないお袋の遺言通りに。 [Tue 16 Feb 2010 03:27:31]
お知らせ > シンさんが来ました。 『ここが、ヴェイトス島…か?』 [Tue 16 Feb 2010 03:23:16]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 私は船を漕ぎ出すと、漁村とは別の場所に船をつけて陸に戻った。 』 [Mon 15 Feb 2010 01:27:26]
◆だいだら > ( …私は男が沈んでいった海面の部分を暫し凝視していた。一つだけの目で見つめ続けていた。沸きあがる気泡の数は少なくなり、大きさも小さくなっていく。やがてはそれも途絶え、けれども私はそこを見つめていた。 ) ざまあみろ。 ( ややあって、私は吐き捨てるように言う。私が受けた屈辱、お前たちが私に与えた理不尽な仕打ち。その報いだ。私は人を呪ったりする力は無いけれど、人一人殺すぐらいできるんだ。そうさ、そうやって使い物にならなくなった幻想一座の仲間たちを見殺しにしてきたんだ。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:26:07]
◆だいだら > ( 水をたっぷりと吸った衣服は重く、パニックに手足をばたつかせればするほど身体が沈んでいく。海の中から見上げる月が海面にうつり、それに向かって気泡がガラス玉のように浮かび上がっていった。息が出来ないことに男は苦しんだが、やがてその感覚も薄れていく。そして意識が遠のき―― その瞬間に家族の事を思い出したりして――。 ) ( …………。 ) ( ………。 ) ( …。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:22:08]
◆だいだら > ( 不意に手に感じる灼熱感と焦げたような臭い。男が驚いて目を見開くと、船の上の娘が明かりに使う松明で自分の手を焼いていた。男は苦痛の声を漏らしながら手を離し、再び海の中に落ちる。 ) ( ――それから暫く両者のやり取りは続いた。泳いで離れようとすると娘は船を漕いで追いかけてくる。岸までは遠く、散々暴れまわったせいで泳ぎ着くことが出来るかどうかわからない。男は既に大量の水を飲んでしまい、体力も限界に近かったのだ。それでもこのまま溺れるのを待つよりはましだと潜水したまま岸へと泳ぎだすが、暗い海の中では方向がわからず、息も続かず海面へ戻るしかなかった。それでも潜水している間に船からは多少離れたが―― 男の体力はそれまでだった。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:18:23]
◆だいだら > ( 男は一度自ら海に潜ると、泳いで船の下に回る。反対側から船に上がって娘を殴りつけるなり突き落とすなりしようと考えているのだ。そうでもしないと自分が死ぬことになるから。一度船にしがみついてしまえば、娘の力では突き放すことは出来まい。男はそう考え、海面から勢いよく顔を出し、そして船に手をかけ上半身を乗り出した。 ――だが。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:10:06]
◆だいだら > ( これでも漁師だ。泳ぎには多少自信がある。だが浮かび上がろうとすれば頭を櫂で押さえつけられ、海の中に一瞬沈められてしまうのだ。息継ぎをしようと思った瞬間にそれをやられてしまうと、沢山海水を飲んでしまった。男はげほげほと苦しそうな声を漏らしながら、必死に海面に上がろうとした。そこを再び上から押さえつけられ――。 まるで水責めの拷問みたく、それが続いた。このまま殺されるかもしれないというパニックに陥り、男はますます呼吸を乱して沢山の水を飲んだ。潜った時に見る海はどこまでも暗く、まるで地獄に続いているかのようだった。 ) ( このままでは、殺されてしまう。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:07:34]
◆だいだら > ( 何が起きたのかわからない、だが何者かに背中を押されたようだ。そう思った男は必死に海面から顔を出し、自分が乗っていた船の上をみた。…そこには、村人達の不幸を予告した一つ目娘が、船を漕ぐ櫂を持って自分を見下ろしていた。 ) お前がいけないんだよ。 ( 娘はそう言うと、持っていた櫂で男の頭を上から押さえつけてきた。 ) [Mon 15 Feb 2010 01:02:47]
◆だいだら > ( その時だ、男の釣竿が僅かに歪んで跳ねた。男は「おお」と小さく声を漏らし、竿を掴むと前のめりになって海面を覗き込んだ。…だいだらはゆっくりと、その男の背中に手を伸ばす。そして――。 ) っ。 ( 意外な程、あっけなく、男はバランスを崩して冷たい海に落ちた。ざばん、という波の音が響く。 ) [Mon 15 Feb 2010 00:59:33]
◆だいだら > ( 男は知らない。泊めてあった自分の船にこっそりその化け物が潜んでいることを知らない。昨日こっぴどく殴りつけてやった娘がそこに居る事を知らないのだ。 ) ………。 ( だいだらはゆっくりと布を退けて立ち上がると、忍び足で男の背中に近づいていった。男は気付かない。目の前の釣竿の動きに集中しているのか、或いはこの船には自分以外に誰も乗っていないと思っているのかもしれない。男は寒い夜に震えながら両手をこすり合わせ、いつでも魚を吊り上げられるように心構えをしていた。 ) [Mon 15 Feb 2010 00:57:17]
◆だいだら > ( ぎっ。 ぎっ。 ちゃぽん。 ぱちゃっ。 ぎっ。 ) ( それは波間に揺られて軋む木の音と、船にぶつかって跳ねる水の音だ。小さな船の上で、男が一人松明で辺りを照らしながら釣竿を垂らし、獲物がかかるのを待っていた。詳しくは知らないが、この時期のこの時間帯にだけ獲れる魚がいるらしい。もっとも釣れるのは本当に稀で漁師たちも本腰を入れてやるわけではないが、一匹連れれば暫く喰っていけるだけの稼ぎになるんだとか。船の上の男もその珍しい魚を求めて、一日の漁を終えた後も睡眠時間を削ってこうしてその魚を狙っている。 ――その男の背後に、一つ目娘がボロ布に包まっていた。 ) [Mon 15 Feb 2010 00:54:22]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 小船に潜む。 』 [Mon 15 Feb 2010 00:49:50]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 それでもまだ「刎ねる」には程遠い 』 [Sat 13 Feb 2010 23:38:02]
◆蜷潜 > ( 「折る」んじゃあない。 「刎ねる」のだ。 もっと速く、もっと硬く、鋭くなければ。 この腕、否、この身体は未だにこんなにも未熟だということ。 昔見た達人は、人の首を素手で刎ねた。 ) こう、いや、こう…か。 欲張るな、という事か。 ( 二本目の木偶を用意しながら、より速くより鋭い「手」の形を考える。 「刎ねる」なら拳ではなく指で良い。 殺すなら首を全部切断しなくても前半分だけ、喉まで斬れば良い。 当てる部位はそうか、「薬指の第二関節まで」で十分だ。 揃えた薬指、中指、人差指だけで「刎ねる」のか。 ) …ふむ。 [Sat 13 Feb 2010 23:27:23]
◆蜷潜 > ( まぁ、格闘家でもなし、そもそも仕事で「構える」なんていうのは既に仕事が半分失敗している状況だ。 「構える」姿を晒す時、既に相手は身の危険を感じている。 身を守る気がある人間を殺すのはそもそも、今まさに命の危機が迫っている事にすら気付いていない人間を殺すのの何倍も難しく、リスキーなこと。 「気がつく前に死んでいる」が理想形。 ) ( そういう意味で暗殺拳というのは本当にただ、強く、速く、精密である事以外はどうでも良いもの。 ) ――――ふんッ! ( 無造作に上半身を捻り、膝と、腰と、肩と、肘と、手首の捻る反動を順番に撓らせ、大きく伸ばした右腕をぶぅんと振り抜く。 木偶はみしみしぼきんと音を立てて折れ曲がり、ひしゃげ、根元から倒れた。 ) …ふん。 遅いし、軟い。 [Sat 13 Feb 2010 22:46:21]
◆蜷潜 > ( 無造作に地面に突き立てた木偶の前に構える。 凡そ作法とか理屈を無視しただらりと無造作な姿勢は素人かチンピラでももうちょっと「カッコウ良く」構えられそうな脱力した棒立ち。 膝を緩く曲げて身体を逸らし、腰と腿の辺りに重心を置き、腕はだらりと垂らしている。 上半身のウィ―ビングとほんの一歩のステップでどういう風にでも動けるし、ようは相手よりも強く、相手よりも速ければ何でも良い。 小難しく考えなくても構えなんていうのは、自分が一番楽で動き易い姿勢で良いのだ。 必勝の構えが存在するなら誰も皆そうするだろうし、今の所そういうものを見た事が無い。 ) [Sat 13 Feb 2010 22:33:10]
◆蜷潜 > ( 市街地からヴェイトス港へと続く馬車道の途中、漁師や水夫、夏場は海水浴客が主に利用する飲食街…といっても幾つかの飲食店が並んでいるだけの区画がある。 砂浜から高い防波堤を超えてその上、見晴らしの良い通り。 その中の一軒がアマウラ系移民の子孫達がよく集まるアマウラ系酒場、魚守(うおかみ)である。 勿論それ以外の客も入るし、誰を拒んでいるわけでもなし。 ガッリア系の水夫なんかも結構、懐かしい味だとか言うようないい加減なアマウラ(風)料理の店 ) ( の、裏手に物置と五右衛門風呂と薪割り場程度のスペースがあり、勝手口から繋がっている事はあまり知られていない。 ) [Sat 13 Feb 2010 22:17:56]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 港の酒場「魚守(うおかみ)」 』 [Sat 13 Feb 2010 22:16:17]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 必ず連中に思い知らせてやる。 』 [Sat 13 Feb 2010 20:59:18]
◆だいだら > ( だいだらは知らない事だったが、もともとこの辺一体は海の魔物の被害に襲われることがある地域だった。それだけに、異形の何かからの宣告は村人達にとって恐るべきことだった。だからと言ってこれ以上危害を加えて良いのかどうかの判断がつかず、ややあって「ほざいていろ」と捨て台詞を残すと彼らはいそいそと去っていった。 ) ………。 ( 私は感情を発露させた興奮で息を乱し、汗をかいていた。不思議な高揚感は怪我の痛みを和らげ、人間を脅してやったことが嬉しくてたまらなかった。…だが、まだだ。まだ私の心は晴れない。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:56:10]
◆だいだら > ……おまえたち。 ( 蹲ったままの私の声はくぐもっている。 ) この私にこんな事をして、ただで済むと思うなよ。もう遅い、遅いんだぞ。おまえたちはこの私の怒りを買ってしまった。 ( 私は顔を上げた。流血が目に入り、その目玉は真っ赤に染まる。視界の中の村人の姿も真っ赤だった。 ) これからお前たちの身にはありとあらゆる不幸が降り注ぐぞ!流行り病に苦しむがいい!不幸な事故に苦しむがいい!嵐に苦しむがいい!お魚がとれなくて苦しむがいい! お前も!お前も!お前も死ぬんだ! ( 私は一人ひとりの顔を指差して言った。私がただの子供ならば性質の悪い冗談だと思われるだけだっただろうが、彼らにとって私は「気味の悪い何か」である。少なからず触れることに対して畏れがあったのである。その私が、彼らの不幸を予告したのだ。村人達は一瞬言葉を失った。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:52:49]
◆だいだら > ( ――その一方で、私の心の中にある感情がふつふつと湧き上がってきていた。「どうして私がこんな目に」って。どう考えたって私は悪くないし、理不尽なことを言っているのは相手の方だし、身内に起きた不幸の鬱憤を受け止めてやる義理なんてどこにも無いのに。悪いのはこいつらだ、私は全然悪くない。 ) ………。 ( 少し殴りつかれたのであろう。暴力を振るう手が止まった。村人達の荒い吐息の音が聞こえていた。 …私は蹲ったまま、肩を揺らしながらくつくつと笑う。村人達のその荒い呼吸の音が、一瞬とまった。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:44:09]
◆だいだら > ( だから私は砂の上で蹲っている。頭を抱え目を瞑り、振り下ろされる木材の痛みを堪えている。 ) ま、って ください。も…もう、痛いことしないでください。ごめんなさい。ごめんなさい。 ( 別に私がやった訳じゃないけれど、私は謝らなくちゃいけない。「私がやったんじゃありません」と言ったところでそれは信じて貰えないから。 「うるさい」「黙れ」「この化け物」 そう言ってまた彼らは私を罵る。目の上に大きな瘤が出来てしまっているらしく、瞼がちゃんと開かなかった。早く終わって欲しいと思う反面、このまま殺されるかもという恐怖があった。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:39:33]
◆だいだら > ( 何でも、漁村の漁師が一人高波に飲まれて溺れ死んだんだって。悲しいけれど、そういうのは単なる不運だ。或いは人魚の歌声に誘われただとか、巨大な海の怪物に襲われたとかそういう理由があったのかもしれないけれど、それも単なる不運以外のなにものでもない。そして、そういうタイミングで偶然近くを通りかかってしまった私もまた、単なる不運に過ぎないのだ。この目玉が一つであろうが、二つであろうが。 ) ( こいつの仕業に違いないと、溺れ死んだ漁師の妻らしい女が私を罵ってから、漁師たちは執拗に私をいたぶり始めた。石を投げ、頬を叩き、突き飛ばし。最初は気味の悪さからその振る舞いも恐る恐るだったが、何もしてこないのを見ると段々と過激になっていった。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:34:14]
◆だいだら > ( 見世物小屋とかそういう異形を見世物にするような場所以外では、私の顔を見た人は大抵驚き、気味が悪いと感じ、近づいてはこない。或いは追い払おうとする。そうやって縮めることが出来ない距離はある意味お互いの為に良くて、私のほうが大人しく言うことを聞いて立ち去るなりする限りは酷いことはされなかった。相手だって好きこのんで構っているわけではなく、近づきさえしなければ良かったのだ。…だが、今回はそうはいかなかった。 ) [Sat 13 Feb 2010 20:27:50]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 私は目を瞑ってうずくまっていた。 』 [Sat 13 Feb 2010 20:23:55]
お知らせ > ケミーさんが帰りました。 『 …腹減ったなァ ( エネルギーの無駄遣い、ばかり )』 [Fri 12 Feb 2010 04:22:40]
◆ケミー > 足りないんだ何か足りないんだ。 だけど全然つかめねぇよ。 あたしはどうすればいい? ヒトに答え貰ってばっかだったからわかんねぇよ、どうして自分で考えらんねェんだよ畜生畜生ちくしょう( 考えても、考えても、考えても考えても考え て、 も───… ) [Fri 12 Feb 2010 04:22:24]
◆ケミー > ( …何か一瞬ちょっと余分な思考時間があった気がするけどまあいいや気にしねぇ ) 達成出来た事が少ないからかな。 きっと。 ( 目標は沢山あった。 頑張ったつもりだった。 でも何も進んでいない気がする。 どうしようどうしようと考えても指が進まない。 思考停止のパターンだ ) [Fri 12 Feb 2010 04:05:53]
◆ケミー > ()( 20を過ぎてから、時間が経過するのは非常に早いと聞いた事があるが、あれは本当だと思う ) 出来る事は増えたハズだし、やれる事はもっとあるハズ。 …だけど、実感がわかないのは何でだろうねぇ? ( ずず、と砂上に指を這わせて線を描きながら ) 一緒にいろいろ忘れてるからか? [Fri 12 Feb 2010 03:56:10]
◆ケミー > …あっというまだなァ。 ( てふ、と砂上に座り込んで ) [Fri 12 Feb 2010 03:35:06]
お知らせ > ケミーさんが来ました。 『( … )』 [Fri 12 Feb 2010 03:31:05]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『 』 [Tue 15 Dec 2009 23:18:27]
◆フラン > ( では、キリルさんを?今度啜ったら、VHGに通報されるかもしれない。 ) …ああ、そういえば。 ( まだ詳しく話を聞けていないけれど、ミーシャの家に押し入った強盗というの。…それって、どこの誰なんだろう。その人たち…は…… きっと、血は美味しくないのだろう、けれど。でも、私の支配欲は、心の底から、満たされる、の だろう。それは罰として、復讐として正当性がある。私には、ミーシャを守る義務がある。だから。 ) ………。 ( 深呼吸したら少し渇きが落ち着いた。流木から立ち上がり、お尻についた汚れを払うと私は歩き出した。 ) [Tue 15 Dec 2009 23:17:59]
◆フラン > ( しかし、ここで私に必要なのは冷静さだ。その場の感情で動いていたのでは、化け物となんら変わりはしない。私はフランベルジュ・フランドール、良家の娘だ。それなりの教育と躾をされてきている。貴族のような高貴な出とはいえないけれど、お父様やお母様からは他所に出しても恥ずかしくない娘として育てられてきている。だから、大きく息を吸って。我慢なさい、フランベルジュ。 ) ………。けれど、実際問題どうにか手を考えなくてはならないわね。 ( 私はこの状態のままどれぐらい耐えられるだろう。抑圧すればするほど、鬱憤はいつかとてもはしたない、とてもとてもはしたない形で発散されるだろう。そうなる前に、ガス抜きという訳ではないけれど―― どうにか何の問題も無く血を啜る機会を設けられないだろうか?ミーシャの血を啜るのは、もう少し待ちたい。彼女の方からイエスと言わせたい。 ) エレフ…は…。 ( 最近会っていない。けれど、変わり果てた今の私の事を知ったら、私を嫌うかもしれない。 ) [Tue 15 Dec 2009 23:12:56]
◆フラン > ( この衝動を例えるとき、人はよく飢えと渇きという表現を使う。なるほど、あながち間違いではない。吸血鬼は自分の身体を維持するのに血が必要だし、実際に喉が渇いた感じもある。…だが、少しだけ異なる部分がある。それは性欲や支配欲といった、生きる為のものとは違った衝動からの声であり、飢えや渇きの時に感じるであろう「必死さ」は、今の私には無かった。その必死さよりも、どうしてこの私がこんな場所に蹲って耐えなくてはならないのかという、己の理不尽さを呪う想いの方が強かった。 ) [Tue 15 Dec 2009 23:03:06]
◆フラン > ( それは吸血鬼化が酷く進んでしまっていることを意味しているのだろうか。それとも、久しぶりの”断食”に身体がついていけてないのだろうか。最近はずっと血を啜ってこれていたのだから、吸血鬼化は進んでいないと思いたい。単に身体がついていけてないだけというのなら、直にこの渇きも収まるはずだ。 ) ………。 ( 渇く時に決まって伸びる吸血鬼の牙。その度にぎしぎしと他の歯を軋ませるような感触がして酷く不快だ。その牙を、まるで歯痒さを解消するかのようにさっきから何度も他の歯に押し付けている。口内でぎ、ぎ、という音が響き、私は心の中で何度も血を啜る光景を思い浮かべていた。 ) [Tue 15 Dec 2009 22:53:23]
◆フラン > ( 決まって渇きが強いときだ。人の多いところに居ればそれだけで誰かを襲ってしまいそうになるのが怖くて、こうして人気の無い場所を選んでやって来る―― というのは建前で。実際にはここなら誰かを襲っても気付かれずに済むという考えも心のどこかにあった。勿論、この寒空の下人に会う事は滅多にないのだが。それも心の葛藤の表れといえるかもしれない。 ) ………。 ( 流れ着いた流木に腰掛け、膝を抱え身体を丸くし、私は熱にうなされたように荒い吐息を繰り返す。火照った身体は寒さを感じられず、心の底から湧き上がってくる衝動とは裏腹に身体は酷く疲れ、重かった。 …12月の満月の日が過ぎてから、既に二週間。もう渇きは収まっても良い頃なのに、一向に静まらない。 ) [Tue 15 Dec 2009 22:47:19]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 私がここにくるのは。 』 [Tue 15 Dec 2009 22:40:46]
お知らせ > クオ=ヴァディス@サンタさんが退室されました。 『( 晴れ間を待つ。 )』 [Mon 7 Dec 2009 23:51:24]
◆クオ=ヴァディス@サンタ > ( サンタの衣装を着ている間、飛べるようになるらしい。 凝った冗談などとは夢にも思わず、トナカイも捨て難いけれどまずは身一つでやってみようとここへ来た。 …人目についてはいけないというのが厄介だ。 鍛錬所はもちろん、公園や川辺も怪しい。 とはいえ、郊外まで出てしまえばどこでも良いかもしれないけれど。 ) [Mon 7 Dec 2009 23:50:40]
◆クオ=ヴァディス@サンタ > ( 配送業のアルバイトかボランティアだろうと思っていたらこれが本物で、サンタクロース会社なる裏ぶれt… 古びた倉庫の中には、プレゼントが山と積まれてトナカイまで飼われていた。 …それで信じてしまうというのも大人的にどうなのよという所かもしれないけれど、フィーリングで、ああ本物なんだなと受け入れてしまっている。 家を持って定住したことがない身には、ちょっとした憧れだった。 いや小さな頃は、サンタさん来ていたのだけど。 …せっかく夢を見ていたのに養父が早々とカミングアウトしてくれて。 家がない自分には来なくてもしょうがないけど、どこかには居るはずだと言い聞かせていたから。 もう貰う側ではなく、あげる年齢になってしまったけれど、子どもの夢が一つ実在していたと知るのは素直に嬉しい。 ) …止まないかなあ。 ( むしろ止まなくても、傘差してやってみれば大丈夫なんじゃなかろうか。 私魔女だし、不思議な力とかそんな感じのものの飲み込みは良い方だと思う。 …なんて言い聞かせようとしてみるものの、高所から転落したら骨の一本くらい折るのは簡単だという分別はあって、もどかしそうに見上げているしかない。 ) [Mon 7 Dec 2009 23:01:21]
◆クオ=ヴァディス@サンタ > ( 抱えたバッグの中には、水着やウェットスーツでなくサンタクロースの衣装が入ってる。 ―――久しぶりに戻ったヴェイトス市は物資不足に喘いでいて、各都市巡って運んで来た特産品はあっという間に売れてしまった。 こんな事になっているなら日用品に力を入れておけば良かったとか、捌くのを早まっただろうかなんて後悔はさておき。 せっかくだから少しのんびりしていようかと思っていたら、サンタクロースをやらないかと声をかけられた。 ) [Mon 7 Dec 2009 22:41:11]
◆クオ=ヴァディス@サンタ > ( 夜闇で断言はできないけれど、おそらく無人と思われる海辺にランプの灯りが一つ。 楽しみが待ち切れなくて出て来たは良いけれど、天候に恵まれずもじもじそわそわしている女の切なげな影を浜辺に伸ばしている。 止まないかなと待ってみても、しとしと傘を打ち続ける雨粒は衰える気配を見せなかった。 ) ―――〜っはぁ… ぅん、ダメかも。 帰ろかなぁ… ( 身を縮こまらせて両腕さすり、早くも諦めムードというか何で来ちゃったんだろうというところ。 でも、空を飛ぶ練習していらっしゃいなんていう夢にまで見たシチュエーションで、どうして我慢なんてできるだろう。 ) [Mon 7 Dec 2009 22:34:06]
◆クオ=ヴァディス@サンタ > ―――〜うぅうぅ… やっぱり川辺くらいにしておくんだったかなあ。 てゆか人目を忍べと言うのなら会社の敷地に練習スペース設けてください! ( あったのに早とちりして出て来てしまった可能性も大いにあるが、寒さを紛らわせるように早口で文句垂れつつ、スポルティングバッグを抱えた眼鏡の女は、どこか浮ついた様子で満点の星空を見上げ――― あれ、いや、雨天でしたね。 ) [Mon 7 Dec 2009 22:24:09]
お知らせ > クオ=ヴァディス@サンタさんが入室されました。 『 寒ッ…! 』 [Mon 7 Dec 2009 22:16:16]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sat 5 Dec 2009 23:22:55]
◆ブロウン > PL:緊急落ち…Orz [Sat 5 Dec 2009 23:22:47]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 『月がキレイだったので』 [Sat 5 Dec 2009 22:56:46]
お知らせ > コレットさんが退室されました。 『( 冬は海には来ない、 ッて心に決めて。 )』 [Sat 5 Dec 2009 21:12:50]
◆コレット > ――― くしゅんッ…、 (不意に過ぎ通った風の冷たさに、身震いして。泥だらけのスカートとコートに視線を戻して、溜息を一つ。) ……お気に入りだったのにー…。 (帰ったらお兄様に怒られると思う、けど。庭師の事も報告しよう。嘘吐いたンだッて。) …お仕置きは人魚を連れてくるとか、…おっきな魚を連れてくるとかが良いのです。うン。決まり、なのです。 (小さく首を縦に頷く様に動かして、砂浜を家の方向へ歩き始める。ぐにゅ、と靴が濡れて変な感じ。) [Sat 5 Dec 2009 21:12:07]
◆コレット > 人魚なんて…いない、のにッ ――嘘吐きー…ッ…! (座り込んで、両手で眼を抑えながら、嗚咽交じりの言葉。) (故郷から届いた絵本に描かれてた、穢れを知らない人魚。凄く見たかったのに。上は人間で、下は魚の変わった生き物。) …ふッ、う――… ……、 (時間も経てば、嗚咽も落ち着いて。息を吸い、息を吐き―― 元の呼吸を思い出す。) …足切って、大きな魚とくっつけたら人魚になるのでしょうか…、 (不意に思い付いたアイディアを口にして、首を傾げる。試すくらいなら、お兄様も赦してくれそう。人間は奴隷ギルドで買えば良いとして、) 大きなお魚…、 (何処を探せば有るだろう。座ったままだった身体を立ちあがらせて、海を見る。真っ黒で真っ暗で、空と海の境界が解らない。) [Sat 5 Dec 2009 21:07:04]
◆コレット > ……………、 (最初状況がよく解らず、ぽかン、と間抜け面していたけれど、) う、ぅ、う――…うわぁああああぁあん…! (じわり、と浮んで来た涙を隠す事も抑える事もしないで大泣き。一度引いた波は再び寄ってきて、コートも足もスカートも濡らす。) うッ、ひ、ぅ、くッ ――……うえッ、うううー…! (泣きながらも、砂に手を付いて立ちあがる。 びしょ濡れで、泥だらけ。これも全部止めてくれなかったお兄様の所為だと思う。) (嗚咽を零しながら、波が届かない場所まで歩いて、座り込んだ。) [Sat 5 Dec 2009 20:57:46]
◆コレット > (この作業も最初は楽しかッたけれど、長く続ければ飽きて来る。膨れッ面のまま、作業を繰り返していたけれど、) ううー…飽きたのですよー!人魚見たかったのに…。 嘘吐かれたンでしょうか――…。 (お兄様がニヤニヤ笑ってた理由が漸く解りました。けど、まさか護衛も付けずに此処に来るなんて予想もして無かった筈。 …帰ったら怒られそう、だ。) 人魚ーッ 人魚ーッ、 にん――― きゃあッ!!? (愚痴を零す様に 人魚連呼の言葉は、波によって中断された。) (――べしゃ、ばちゃん。) (寄って来た波の上に転ぶ、嫌な音。) [Sat 5 Dec 2009 20:50:41]
◆コレット > (波打ち際の砂浜に、幾つも幾つも足跡を付けて回る。波が来れば逃げる様に避けて、波が引けばまた付けに戻る。其の繰り返し。) ―――はふッ、…本当に本当にこれで出て来るのでしょうかッ…。 (白いもこもこのマフラーの隙間から白い息を零して、息交じりに呟く。) (波打ち際の砂浜に足跡を付けて回り、其の回数が百を回ると人魚が出て来るらしい、ッて家に居る庭師が脅し交じりに教えてくれた。) もう百回は超えてると思うのですがー…、 ( ぷすー、膨れッ面。早く帰らないと怒られそう、 だけど。確めない事には帰る気も起きない。) [Sat 5 Dec 2009 20:39:49]
お知らせ > コレットさんが入室されました。 『 ( ―― 砂浜に 足跡を、 )』 [Sat 5 Dec 2009 20:35:40]
お知らせ > ブルーボックスさんが帰りました。 『風景に溶け込むまでじっとしているのだった』 [Fri 4 Dec 2009 01:31:35]
◆ブルーボックス > ……(そして辛抱強く) [Fri 4 Dec 2009 01:31:19]
◆ブルーボックス > ――……(沈考)(何もしないという時間は脳裏に様々な思考を出鱈目に過ぎらせた)(明日の御飯はどうしよう、とか)(もしも釣り上げたとしてもそんな馬鹿でかい大物だったら自分でも持ち帰れないんじゃないか、とか)(というよりも何か海の怪物とか出て来たら嫌だなあ、とか)(此処から海に出たら市内から脱出出来るんじゃないだろうか、とか)(でも泳ぎ得意じゃないし、とか)(一見した限りでは変哲も無い普通の箱)(しかし刷り込まれた知性に関してはフル活動中)(貧乏揺すりめいて)(噛み付く箱蓋の加減によってぐらぐらと)(釣り竿が上下に揺れた)(ぴしゃ)(時折に水飛沫を撒いて持ち上がる度に一瞥を配ってみるが)(死んだミミズがぐったりしているだけで食い付く魚は今の所発見ならず) [Fri 4 Dec 2009 01:04:05]
◆ブルーボックス > ……――(翻弄されて前後左右に踊る糸)(確かに海面の下にまで沈んでいる筈の針からはぴくりとも反応は未だ来ない)(眼下に見下ろす海の色は墨でも溶き流したみたいに真っ黒で)(照度の乏しさも相俟って、果たして其処に魚影が在るかも全くもって見通すことは適わない)(じりじりと過ぎ経つ時間に身を委ねるのが)(唯一此処で出来ること)(待つという其れ自体は差たる苦とも感じない)(ただ咥え込んでいる竿を万が一にも手放さないように)(尾に近い部分を箱の内側でぐるぐるに触手で巻きつけて固定させつつ)…(ザザー――)(穏やかに満ちる波の声に聴覚を澄ましている) [Fri 4 Dec 2009 00:53:22]
◆ブルーボックス > ――…(単純に好奇心でついて来たというウェイトが強いみたいだった)(今も背後において砂浜において湿った砂を原材料に延々と砂の城の建造に全身全霊を傾けている)(間も無くして押し寄せる波で崩れる)(また基礎から捏ね上げる)(崩れる)(また)(風景はあたかも賽の河原の如き)(駄目だこりゃ当てにならない)(詰りは何か危険が迫った時に頼りになるのは我が身のみということ)(周囲に対する警戒だけは怠らない) [Fri 4 Dec 2009 00:46:48]
お知らせ > proxya136.docomo.ne.jpさんが退室されました。 [Fri 4 Dec 2009 00:46:19]
◆ブルーボックス > (さて)(しかし死霊に対して絶対の支配力を有している訳ではない)(飽く間でもこっちは御願いをする立場なのだから)(協力的な立場に在るか否か)(秒数一桁が偶数であればYES)(奇数であればNO) [Fri 4 Dec 2009 00:43:29]
◆ブルーボックス > (事の発端と言えばスラムである)(此処ですんごい大物が釣れそうだったけど逃げられちゃったんだよ!)(うっそだぁ!)(じゃあ証拠の現物を持って来てやるから見てろよ!)(みたいな売り言葉と買い言葉から始まった意地っ張りの巻き添えを食って此処まで連れて来られたという次第)(しかもその件の張本人も眠くて寒くて危ないからと自分に全部任せてとっとと帰宅してしまった)(孤独だ)(いや、完全に孤独という訳でもない)(ふらふらゆらゆら冷たくて塩っ辛い潮風が吹き荒れる海岸の夜に浮遊する)(朧気な輪郭も其処に一つ)(流石に此処の危険度は知っていたので)(スラムから引っ張って来た死霊だ) [Fri 4 Dec 2009 00:41:33]
◆ブルーボックス > (引いて)(寄せる)(繰り返し)(太古から恐らくは変りの無い潮騒の音ばかりが場に満ち満ちている)(夜空に浮かんだ月の明かりを吸い取って)(揺らめく黒い波間にきらきらと宝石の粒を撒いたような小さな輝きが幾つも幾つも瞬いていた)(人影は皆無)(せりだし隆起している岩場の辺りに鎮座して)(上蓋で噛み付くようにして其れを留まらせていた)(如何にも手製の情緒が見える粗末な枝木から拵えた歪な釣竿)(糸に)(錆び付いた針)(餌はゴカイやミミズなどなど)(黒い水面に垂らし込んだ侭暫しの時を其処で潰している真っ最中なのだ) [Fri 4 Dec 2009 00:37:47]
お知らせ > ブルーボックスさんが来ました。 『ザザーン…――』 [Fri 4 Dec 2009 00:32:30]
お知らせ > 律@人形さんが退室されました。 『(何から逃げたいのかも、分かってないのに)』 [Tue 1 Dec 2009 23:55:07]
◆律@人形 > (砂に落ちていた?髪の束が無意味に?でも、でもそれ以外に理由なんて無い。あってたまるものか) (まさか、身体の中から出て来たなんて。そんな) (無茶苦茶に手を振って、絡み付くそれを必死に落とす。血に濡れた髪がべちゃっと砂に落ちて、赤と金が月明かりの下できらきら光るのが――) ぅっ、え……ッ!(気持ち悪くて。喉の奥から苦くて痛くて酸っぱいものが込み上げて、また視界が歪む。嫌だ。嫌だ。血と痛みを訴え続ける膝の方を無視して、無理矢理立ち上がる。何が嫌かも分からないのに、此処にいたくない。それだけ。今は、もう) [Tue 1 Dec 2009 23:54:09]
◆律@人形 > (細い細い紐か糸に見えた。膝の血を拭うと、ざらっとした感触。砂、だけじゃなくて) ―――ィッ!?(血塗れで指に絡み付いたものに絶句して、悲鳴にすらなれなかった) (細い細い糸のような。金色の髪の毛が。ぞろりと絡み付いてる) [Tue 1 Dec 2009 23:49:57]
◆律@人形 > ……嫌だなぁ……(何が嫌って、これをこの侭にしておけないこと。冷えきった指は他人の物のような感覚で、それでも自分の手だから思うようには動いた。鉄片の端をおそるおそる摘む) ひ……ッ(僅かな振動が皮膚の内で擦れて、神経に悲鳴を上げさせる。奥歯をぎっちり噛み締めて、手に力を込めて) ぅ……ッ!(膝に刺さっていたものを抜く。冷たい無機物に身体の内側をなぞられる感覚は、ほんの一瞬の事なのに、延々と撫で回されたような悪寒に背筋がみっともなく震えて) は……っあー……(血に濡れた鉄片が、指からぬるっと滑って落ち) ……え?(抜いた拍子に大きくなった膝の傷。じくじく流れる赤の中に、何かが見える。違和感) [Tue 1 Dec 2009 23:46:29]
◆律@人形 > (得体の知れない恐怖では無くなったけど、それにしたって運が悪い。たまたま膝を着いた場所に、こんな物が埋まっていたなんて。変な風に膝を着いた所為か、鉄片が擦れた傷に細かい砂が付着していて、風に撫でられるだけで痛い。其処にもう一個小さな心臓でも埋め込んだように、膝がずくずく疼く。今日は本当、こんなのばっかり。溜め息が塩辛いのは、海の所為なのか。泣いた所為なのか) [Tue 1 Dec 2009 23:40:28]
◆律@人形 > (喉がしゃくりあげるように引き攣るのが止められない。怖いのは、そのものばっかりじゃなくて) ……ぅっ、ぅー……(ガチガチ鳴る歯を出来るだけ噛み締めて、膝を曲げると皮膚と肉の合間で何かが擦れる。神経を直に撫でられるような悪寒に、潮騒に悲鳴が混じって) ……あ……(涙に歪んだ視界に、薄い煌めきが映る。鋭利な鉄の破片が、膝に突き刺さっていた) [Tue 1 Dec 2009 23:36:00]
◆律@人形 > 痛……ッ!?(砂の上に膝を着いた途端、それまでのぼうっとした意識を叩きのめすような激痛。咄嗟の事で何がなんだか分からずに、砂の上に倒れ込んで) (ずくずく訴える何かは脚から。痛い、熱い、冷たい――?) [Tue 1 Dec 2009 23:32:15]
◆律@人形 > (額が熱い。手が冷たい。どっちも自分の身体なのに、温度差が気持ち悪い。ぐらつく身体はその侭膝を崩して) 【判定】 [Tue 1 Dec 2009 23:30:54]
◆律@人形 > (吐き出す息に渇いた痛みが混じって、何処かがひりひりする。身体の内側なのか外側なのか良く分からなくて、それも気持ち悪い) ああ、もう。(苛々する。でもそれも違う。分かりそうで分からなくて、分かる事なんて何もない。灯りのつけられない夜を手探りで這うのに似た気持ち悪さが酷くて、額に手を当て) [Tue 1 Dec 2009 23:29:36]
◆律@人形 > (単にこの間から続く、変な体調不良の所為かもしれない。熱がある時ばかりじゃなくて、ぞっとするくらい指先が冷えてる時もある。安定しない、落ち着かない。近さで言うなら、酔った時に近い。お酒の類より、そう) ……此処に来る前、こんなだったけ…?(船の上。荷物のように詰め込まれて、何処に着くのか分からない不安と期待がぐるぐるして、足元が揺れて定まらない。もう、地面の上の筈なのに) [Tue 1 Dec 2009 23:25:44]
◆律@人形 > (別に際立って何かがあった訳じゃない。ただ、ボタンを一段掛け違えたみたいにほんの少しずつの不運が重なって、ひりひり痛む傷の形になって残っていく。それは邸内の手伝いの合間であったり、勉強の合間に筆記用具の先端が皮膚に刺さる感触であったり。特別な事は何もない。なのに、どうしてか) ……気持ち悪い……(砂の上で足を止めて、口元を押さえる。打ち寄せる波がぐるりと揺れた気がして、目眩) [Tue 1 Dec 2009 23:18:05]
◆律@人形 > (足元で砂の崩れる感触。砂浜、波打ち際。潮風が肌に冷たい) いたた……(傷にも染みる気がして顔を顰めた。指先に小さな傷。脚にも幾つか) [Tue 1 Dec 2009 23:13:39]
お知らせ > 律@人形さんが来ました。 『(波の音が遠くて近い)』 [Tue 1 Dec 2009 23:09:52]
お知らせ > キアハさんが退室されました。 [Tue 24 Nov 2009 22:43:27]
◆キアハ > (どうも面白そうなものは見つけられない。 仕方が無い、と貝を両手いっぱいに抱えてレベッカ宅へと帰っていく。 てくてくと歩く歩調はのんびりで) [Tue 24 Nov 2009 22:43:22]
◆キアハ > (数十分かけて両手でいっぱいになる程度の貝を集めた。 これでお土産は確保した。 チエリとレベッカは喜ぶだろうかなんて考えて) …… (他に面白いことはなさそうかと周囲をきょろきょろと見渡した) [Tue 24 Nov 2009 22:32:32]
◆キアハ > むぅ…。 (近くには見当たらない。 頬を膨らませて不満を誰にとも無く訴えつつ。 今度は足元の砂を掘っていく。 あまり使わないほうが良いのだろうが、触手を袖から伸ばし、あまり目立たないようにとして周囲を掘っていく。 少し掘れば、貝が数個転がり出てきた。 これならお土産にちょうど良いだろうと集めていく) [Tue 24 Nov 2009 22:20:00]
◆キアハ > (少女の目的は散歩。 この周辺でよいしょよいしょと貝やら海草を回収してはスラムで食べていた日々が懐かしいとも思える) 海草… (ないかな…と視線を動かしていく。 お土産ようにしてみようという算段。 服が汚れるので海にはあんまり近づかないようにとしていた) [Tue 24 Nov 2009 22:09:03]
◆キアハ > (海水浴を行うには遅すぎる時期。 冷たく冷え切った海であるが寒さに強い少女にとってはあまり気にならない事) 季節、一周? (寒くなって暖かくなって、また寒くなって。 ぐるぐると暖かさと寒さが回る。 暑いのは苦手だが、寒いのは平気な少女にとっては嬉しい季節だ) [Tue 24 Nov 2009 22:00:49]
お知らせ > キアハさんが入室されました。 『(海へ出た)』 [Tue 24 Nov 2009 21:58:09]
お知らせ > トールさんが退室されました。 『・・・ お風呂! ( かぜをひいちゃうよ! )』 [Tue 24 Nov 2009 02:35:46]
◆トール > ( 考え事をしてたら 大きい波がきて。。。 全身びしょぬれになりました。) [Tue 24 Nov 2009 02:35:29]
◆トール > ( 靴を両手に持って、ゆっくり ゆっくり 空を見上げながら 波打ち際を歩こうか 嗚呼こんなにも近いのに 飛べないだけで人間は空にあがれないんだって思うとちょっと寂しく感じた。 )( でも、なんで寂しく感じるかわからなかった。どうして、だろうね? ) あ ( そういえば、これからどうするか 全然考えていないことを思い出す ) ・・・ 使命って言われてもなぁ ( あまり実感はなかった。 何かするために生まれてきたわけだから、何かしてあげなきゃいけないけど 一体誰に、何をしてあげればいいのかな? ) [Tue 24 Nov 2009 02:29:49]
◆トール > ( 靴を脱いで両手で持って 素足になろう! ) だって だって! こんなに大きな水の塊なんだもんっ ( 風邪引かないよね?大丈夫。 波打ち際まで両手で靴を持って駆け出すんだ。 ) ・・・・ っきゃ!冷たい! ( 冷えた足に海の水は冷たくて なんか実感。 寒さとか熱さで人間は生きてるって実感できるんだね ) 僕も 生きてる─── ( そう、思うと胸がくすぐったくなった。 ちょっとだけ、歩こうかな ) [Tue 24 Nov 2009 02:16:07]
◆トール > ( ティンクルティンクルお星様 綺麗に輝いて、何処へ示しているのかしら。道しるべ 今日はこっちにおいでって。 ) ( 背負ったリュックサックの肩紐を掴みながら 天使は歩き出しました。 白い皮の靴で 砂を蹴り上げて 星を見上げながら歩こうよ ) はふ・・・ あのお星様の中の どこかから来たのかなァ ( 砂は重たいし、靴もいずい。服だって本当は着てたくないけど───でもこれが人間の世界の決まりなら仕方ないよね。 ) ( でも。 僕は我慢できなかったよ! ) [Tue 24 Nov 2009 02:10:40]
◆トール > ( すとん。 )( 無事に何もなく、砂の上に足を下ろす。 嗚呼、これが人間のすむセカイなんだ って思うと目の前の全てが明るくなれた ) お月様、有難う ( 白いもこもこしたリュックサックは、何かあったときにって 色んな人が詰め込んでくれた宝物 はだしじゃ寒いからって 白い靴をくれた先輩もいるよ ) 人間の世界は 寒い─── ( これじゃ、服を着なきゃやってられない。だから皆服を着てるのね、と天使は思った。 ) すごいな、 すごいよ ( 風が吹くと寒くて、水の塊が近いと音がする セカイは不思議なことだらけだよ ) [Tue 24 Nov 2009 02:03:09]
◆トール > ( 白い長袖のワンピース は 僕に勉強をつきっきりで 教えてくれた先生が 紅色をした可愛い色のマフラーは 恋の天使さんが素敵なことが起きますようにってくれたんだ。 ) わ ・・・ っと ( 羽根を羽ばたかせるのは初めてのことで こんなにたくさんバタバタさせたのも 初めてだから、すごく すごく緊張したよ ) [Tue 24 Nov 2009 01:54:21]
◆トール > ( いってらっしゃい、 って背中を押されたよ。 僕は勇気を持って 飛び出したんだ。 ) うわぁ ・・・ 大きな 大きなみずのかたまり! ( そっと、緊張したけども 羽を伸ばしてね? ゆっくり ゆっくり 降りてくるよ ) [Tue 24 Nov 2009 01:49:45]
お知らせ > トールさんが入室されました。 『( 僕は、飛ぶのがあまり 得意じゃないみたい 。。。 )』 [Tue 24 Nov 2009 01:48:31]
お知らせ > ルァさんが退室されました。 『( 泣いても泣いても、 答えは出ない。)』 [Sat 21 Nov 2009 00:18:10]
◆ルァ > ( どうしたらいいのか分からない。 どうすればいいのか分からない。 ) ( いっそこのまま、 海に――― そんな馬鹿な考えが浮かばぬわけではないけれ ど。 死んだらどうにもならないことも、 子どもは知っている。 ) ――――― めいわく、 かけたぶん…… ( 他の誰かを助ける。 家主に言われた言葉。 そうしたいと思っていた。 けれど――― ) ―――――ひくっ……… ( 肩を揺らす。 涙は止まらず、 海に落ちていく。 ) [Sat 21 Nov 2009 00:18:00]
◆ルァ > ( 波で濡れる砂浜は、思っていたよりも足をとられてしまいそうで、 転びそうになるのに気をつけながら、 膝まで浸かり、 腰まで浸かる。 冷たい。 冷たい。 寒い 。 ) ―――――― ……… かいすいよく、 してました って …。( 誰かに見られたら、そう言い訳しようか。 アハ と、笑おうとしたけれど、 笑みの代わりに出てきたの は、 ) ―――ッ …… ( ポタリ。 海に落ちたのは、少女の冷たい頬を伝って落ちた涙。 ) ―――ッく………… ( ひくっ と、肩を揺らす。 両手で口元を覆い、 嗚咽を漏らさぬよう に。) [Fri 20 Nov 2009 23:48:52]
◆ルァ > ――――やだ なぁ…。 ( はぁ。 と落とした溜息も、潮騒の音と海の潮風に消された。) ( こんなの、嫌だな。 と 。 どうしてこんなに哀しい気持ちになるんだろう? どうして辛いんだろう? 苦しいんだろう? こんなことばっかりしか、無いのなら … ) …。……。……… ぅ ぁ〜〜〜〜〜〜 ( 唸って、しゃがんで、 がしがしと頭をかく。 駄目だ 駄目だ。 考えれば考えるほど落ち込んでいってしまう。 ) よしッ!! ( 勢いよく立ち上がれば、 子どもにしては大股で、 海のほうへと ズンズン歩いて いく。) [Fri 20 Nov 2009 23:32:46]
◆ルァ > ( 冬の海の波は荒い 。 ザァッ と大きな音が、子どもの耳に届く。 ) ( 漸く病院を退院した少女。 まだ身体には黒いシミが残ってはいるが、 体力もある程度回復したので退院してもいい となった様子。 早速退院して、あの家に帰ろうと ―――― していたのだが、 そこで躊躇いが生まれた。 ) ( だって 、 だって ―――。 本当に、自分は何もしていないの か? という、 不安。 ) ほんと、 に ……… ? ( ザァ と、押し寄せた波が生む白い泡を見る。 家主の言葉を―――疑ってしまう。 憶えていない。 けれど、何処かで記憶に残っているきがする。 おぼろげに。 曖昧に。 ) [Fri 20 Nov 2009 23:22:28]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『( サクリ。 砂を踏む音。)』 [Fri 20 Nov 2009 23:18:15]
お知らせ > カルラさんが帰りました。 『へっくしょい! ( またくしゃみが出た )』 [Wed 18 Nov 2009 00:54:29]
◆カルラ > おぉ、寒っ ( あー、ジャガイモってまだ残っていたっけか。 とか、前に見た在庫を思い出しながら、コートの前をしっかりと合わせて、冷たい潮風をガードして。 ) そろそろ、試合もやりたいな ( 大分前になるが、やるって行って結構な時間が経っちまってる。 それも合わせて確認だ。どんな罰ゲームをしてやろうかとかも考える必要があるな。 だって、あたしが勝つんだからな。 勝ったときの事を考えておくのは当然だろうよ。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:53:09]
◆カルラ > おっし、こうしてたって始まりゃしねぇし ( ざり。 その場で足を止める。 風に吹かれて、視界の邪魔をしていた前髪をよけて、くるりと港の方へと向き直る。 ) とりあえずは、あの野郎の安否…じゃなくて、あたしにやられる前にくたばっていないかの確認だな ( それを確認してから、また買出しでも行って、あー、あと冬用の服を買わねぇと。 ちょっと予備が心もとないし。 風邪とかひいたら元も子もないしな。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:43:44]
◆カルラ > ( 潮風が吹き付けると、肌に刺すような痛みがする。 赤い長髪もその風に荒々しく吹かれ、靡く。 ) 散歩コースにするには失敗だな、ここはよォ ( 海は船からも見ることが出来るし、何よりも寒い。 もっと、商業地区とか日時計の公園とか、そういった何時も行かないような場所に行くんだった。 この失敗は次に活かそう。 失敗ってのは次に活かす為にある。 まぁ、それは活かせる時がある場合は、だが。 海での失敗は死に繋がる時がある。 そして、それが戦いとなれば、次など無いものとして望むべきだから。 真剣な勝負にもしもは無い。 ) あー、あたしは散歩一つで何考えてんだか… ( ふぃー…。 あ、息が白い。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:14:43]
◆カルラ > ( ぶえっくしょん!! 盛大なくしゃみが出た。 ) 寒ぃ… ( しっかりとコートを着込んでいるものの、海の近くはやっぱり寒い。 いや、今の棲家も船だから海の上で寒いんだが。 あそこは船内があるし、船の上ってのは特別な場所だから大丈夫。 ) なァんか何にも出来なかったなァよ ( 砂浜に足跡を残しながら、適当にブラブラと海岸を歩いていく。 散歩だから、別に目的地があるわけでもない。 )( 変な蝶の騒ぎは気が付きゃ治まっていた。 うちの船長殿であるあの野郎もすれ違いか、まだ戻っていないのか、見つからねぇ。 てっきりいなくなったのは、あの蝶の騒ぎが関係していたと思ったが、過ぎちまったから今は正確な理由はわからない。 ) [Wed 18 Nov 2009 00:01:23]
お知らせ > カルラさんが来ました。 『さすがに』 [Tue 17 Nov 2009 23:53:15]
お知らせ > アカガネさんが退室されました。 『( ネタはある。が、それを何処で使えば仕事にできるか、わからないのだ )』 [Fri 6 Nov 2009 01:34:16]
◆アカガネ > それと、浮き、か? あれが沈めばわかるというが・・・ ( むむむ、と眉根を寄せて難しい顔で浮きを睨みつける。沈む? あれが沈む? 雨のせいで右に左にぷかぷか動いているのでわかりにくい。 ) んー・・・。わからん。まったわからっくしょん! ( うへー、と語尾にくしゃみを付け足した赤髪はぐずぐずと手の甲で鼻の下を拭いた ) ぁー・・・・。 うむ。 晴れないかのぅ ( と、恨めしげに天を見上げた。晴れればまだ、街中で仕事も探しやすいだろうに。一度、騎士団の寮のほうを訪ねてみるのも、いいかもしれない。 ) [Fri 6 Nov 2009 01:33:55]
◆アカガネ > ( そして、そんな小さな小魚を食べたところで腹が膨れるものでもなく。頭から尻尾までを一口に食べたところで結局は寒さと雨のせいで体力が削られる。 ) うむぅ・・・・。 ( と、難しい顔で釣り糸の先の浮きを睨みつける。 ) 難しいな。釣りというのは。そもそも、手に伝わる感覚で魚が掛かっているかどうかを探るなど、よくできるものだ。 ( 手のひらに伝わる感触など、わかりづらいではないか。なんて、不平を心の中で呟き、恨むように浮きを見ても魚なんて早々釣れるわけも無い。無駄な浪費、無駄な徒労、となれば、どうやって暮らしていけばいいのやら。天下の竜族であっても、小娘の姿で社会に溶け込むのは大変難儀である。 ) [Fri 6 Nov 2009 01:18:14]
◆アカガネ > ( べりばりばりべきぼきごくん。 頭に被るタイプの傘に釣り糸を垂らしながらも、焚き火で焼いた焼き魚を口一杯に頬張った赤髪の少女はもしゃもしゃと焼き魚を租借しながら、一言 ) ―― 寒い ( と、呟いた。波打ち際。少しだけ海に突出した岩の上にその少女はいた。手入れなんてまったくしていなくて、体中汚れてしまうのも、雨に濡れてしまうのも構わずに。ただ、食事をする、という目的だけを遂行するために、雨の日に釣り糸を垂らしている。焚き火には串焼きにされた魚。どれも小さく、腹の足しにはなりそうにない。 ) [Fri 6 Nov 2009 01:13:01]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『あ〜〜〜〜むっ』 [Fri 6 Nov 2009 01:09:06]
お知らせ > シャリオットさんが帰りました。 『がんばってかせぎますよーぅ! (吼えた)』 [Wed 28 Oct 2009 01:19:12]
◆シャリオット > (馬形態から、がしょん、ぐりゅんっ──がきん。 ずハッ──と格好よく変形。 さっきまでの白馬は、その声に見合う容貌──ポニーテールの少女の姿に。) 我ながら、どーいう変形したらこういう姿になるのやら…。 (不思議不思議。 生みの親──“はかせ”には、ライカニアとクランクのミックス、とは言われていたけど。) とりあえずは……お仕事探さないと、ですねっ。 働かざるもの、マリア=カラス。(ぐ。) [Wed 28 Oct 2009 01:06:18]
◆馬鎧付きの白馬 > (白馬は、十代少女の声で、そんなことを嘯きながら──夜の海を眺める。 てぽてぽとだく足で波打ち際まで歩いていくと、夜の海、その波に足を浸してみた──) なんで、夜の海ってこんなに生温いんでしょうねぇ……。 (ぶっちゃけ、きしょい。 どうかすれば、白い手か何かが伸びてきて、捕まれて、そのまま引っ張り込まれてしまいそう。) ううっ…。 (ぶるぶる、と怖い想像に身を竦ませて、そーっと足を引っ込めた) [Wed 28 Oct 2009 00:57:19]
◆馬鎧付きの白馬 > ふー……久しぶりに帰ってきたと思ったら…なんかヘンなの飛んでますしっ。 (ぶるるん。) (小声で(?)嘶いて うっとうしそうに白黒の蝶を追い払った。) ──レッドさんとははぐれちゃって久しいし……そろそろ、あたしも相方新しく探しちゃうべき? ですかねぇ──。 (うーん、と。 馬首を傾けた。 綺麗な鬣を潮風に靡かせて。) [Wed 28 Oct 2009 00:53:24]
お知らせ > 馬鎧付きの白馬さんが来ました。 『(ぱからっ──)』 [Wed 28 Oct 2009 00:50:33]
お知らせ > レンさんが退室されました。 『 …おやすみなさい。良い夢を。 』 [Sat 24 Oct 2009 13:06:27]
◆レン > ( 私は暫く身体を離さぬまま、もう一度顔を近づけて口付けを落とした。彼はもう喜ばないし、悲しまない。怒ったり、苦しんだり、希望を抱いたり、絶望に苛まれたりしない。何故なら永遠の眠りについてしまったのだから。もう彼を苦しめるものは居ない。白い肌をした人たちも、彼を苛めたりはしない。いかなる害のある存在にもその権利は与えられない。死は終わりと同時に解放でもある。その一生で感じた全てを飲み込んで、沈んでいくのである。 ――ただ、一つだけ許されるのだとしたら、いつまでも素敵な夢を見続けて欲しいと思う。それが夢魔であるこの私の願いだ。 ) [Sat 24 Oct 2009 13:06:11]
◆レン > いいわ…いらっしゃい。あなたの子供を産んであげる。 ( ちゅ、と額に口付けを落とすと、私の中でその欲望が弾けようと膨らんでいく。やがて一度だけその黒い身体が震えると、精を吐き出し、私の中を満たしていった。 ) ………ッ ( 彼の想いが、無念が、悲しみが、怒りが、そして劣情が熱となって私の中に流れ込んでくる。私は満たされ、やがて小さく肩を落とし余韻に浸るように呼吸を繰り返す。 ) ………。 ( 男の瞳は、既に閉じられていた。 ) [Sat 24 Oct 2009 13:01:35]
◆レン > ( 私は腰を揺らし、男を導いた。それ以上の言葉は無く、ただ互いの呼吸が少しずつ荒くなっていくだけ。 ) あ…… ぁ……。 あ、あぁ… ン… ( かく、と身体を前に倒すと両手をついて、口付けを一つ。ああ、血と泥と涙の味。砂の感触。 ) ……んっ。 ( ぴく、と身体を反応させる。男の手が、私の胸に伸びていた。その力は弱々しく、けれども私の心を満たしていく。 ) ( 嬉しい。私を求めてくれるのね? ) [Sat 24 Oct 2009 12:58:02]
◆レン > ( 反り立つその硬さは、最後に自分の子孫を残そうという身体の反応に過ぎないのかもしれない。でも、いいの。例えこの身体に劣情を抱いたわけではなくても、一時の快楽でその寂しさを埋めることが出来たのなら。 ) ―――ん… ぁ。 ( 宛がい、そして身を沈めていく。熱がゆっくりと侵入してくるその感触に、私は身を震えさせた。全てを飲み込んでしまえば、緩い吐息を一つ。 ) …気持ち良い? ( そう尋ねても、男は小さな呻き声を漏らすのみ。 ) [Sat 24 Oct 2009 12:54:12]
◆レン > ―――いいわ。私が代わりに愛してあげる。だからあなたも、この一時だけ私を愛して。 ( 血で穢れた頬を撫で、ゆっくりと砂地に男の頭を下ろす。そして男の身体を跨ぐようにして、私は相手の衣服に手を掛けた。 抵抗する素振りは無い。もっとも、その力が無いだけかもしれないが。男は私を見て何を思うだろう?死を前にして、幻覚でも見ていると思っているのだろうか。 ) [Sat 24 Oct 2009 12:49:03]
◆レン > ( どんな境遇の人間であれ、一度は誰かに愛されたことがあるはずだ。この男のことを愛した者もいただろう。家族か、友人か、それとも恋人か。その彼らは、愛する人がこんなところで死に絶えようとしている事を知ったら、どう思うだろうか?そしてこのブラティリアの男は、自分を愛してくれた人たちに向けて何を思うだろうか?せめて両者がこの場にいれば、このブラティリアの男の心も幾分か救われただろうに。 ) ……可哀想に。 ( 私はもう一度その言葉を呟く。一人で死ぬのは、きっとこの世の中でもっとも寂しく辛いことだ。 ) [Sat 24 Oct 2009 12:45:43]
◆レン > ( 男は私を見て警戒し、逃げるように両足が砂を摺る。 ) 大丈夫よ。私は危害を加えたりしないわ。――ああ、でも。 ( 男はあまりに傷つきすぎている。この怪我ではそう長くはもつまい。私は自分の太股に男の頭を乗せ、その額を撫でた。 ) 可哀想に。 ( あなたはもうお終いよ。私にはあなたの傷を癒す力は無いもの。 ) [Sat 24 Oct 2009 12:42:38]
◆レン > ( そう小さく声を漏らして、私は足元に転がる人影を見る。ひらひらと蝶の舞う中、仰向けに倒れている黒い肌の男を。――黒い肌、といっても奇病にやられたわけではなさそう。この男の顔つきを見るにブラティリアだ。そのブラティリアが傷つき倒れていた。まだ意識はあるようで、荒い呼吸で私を見上げている。 ) 穏やかじゃあないわね。誰にやられたの? ――ああ、そうか。この騒ぎで、言われrの無い迫害を受けたのね。 ( さく、と砂を踏みしめながら側に寄り添い、腰を降ろして膝をついた。 ) [Sat 24 Oct 2009 12:38:32]
お知らせ > レンさんが来ました。 『 あら。 』 [Sat 24 Oct 2009 12:32:11]
お知らせ > スゥ@蝶さんが退室されました。 『( あの優しい声は、 ―― 今、何処に あるンだろう 。 )』 [Sat 24 Oct 2009 11:37:53]
◆スゥ@蝶 > ( もそッと砂浜から 立ち上ッて。 ) ( 砂を踏む音を聞いた。 あれは、あれ なンだッけ。そうだ、人間だ。 人間と云う名の あれは、動物だッたッけ。 そもそも、 ニンゲンは―― ) …… ンン ッ、 ( ぎゅう、と耳と一緒に頭を抑えて。ぐるぐると回る変な思考を 止めようと、試みる。 ) ……、 ( 砂を踏む音は 近付いてきて。 己は、其の音とは 反対へ、歩く。 何か、 その動物が云ッてるけど。 それは、ただの、音にしか聞こえなくッて、 ) ( ぼンやり、 ゆらゆら。 砂浜の 向こうへ 歩いていこう。 ) [Sat 24 Oct 2009 11:35:48]
◆スゥ@蝶 > ( 視界に映るのは 空 だッた。 ) …… な ン だ、 … 。 ( 空も土も海も、全ての 境界が無くなッて。 全てが、無色に変ッた 様な気がしたのに。 ) … あ ぁ、 ( 視界に映る空は灰色だッた。 視界の端に映る海は蒼色だッた。 震えた己の腕は 肌色と 黒 だッた。 ) …… ―― ゆ め…? ( 夢なのか、夢じゃないのか。 幻覚なのか、幻覚じゃないのか。 ) ―――…… 、 ( なンだろう。 分かる筈なのに、分からない。 ) ( ただ、 此処にも 白と黒の蝶は舞う。 ) ――――…… クロ …?おかー さ ン …? ( 耳の奥に届く、 優しい、優しい 呼び声は。 誰 なンだろう。 ) [Sat 24 Oct 2009 11:32:14]
◆スゥ@蝶 > ( ふわり、ふわり。身体が 浮かンでる。 ――あァ 気持ちいのかもしれない。奇妙なのかもしれない。 ) ( ――― ふ、 わ、 ) ( 一瞬、 身体が更に浮かンだ様な錯覚の後、 ) ―――――――――― ッ!! ( 落ちる。 ) ( そう 思ッた。 落ちる、落ちる、身体が落ちていく。 浮き、 落ちて。気持ちが悪い。 お腹の中をぐるぐると掻き混ぜられた様な、 違和感。 ) やッ、 やぁああああ―― ッ!! ( 何処までも、何処までも 落ちて、落ちて ―――…。 ) [Sat 24 Oct 2009 11:27:59]
◆スゥ@蝶 > ( ぼンやり眼を遣ッた腕は、黒く 黒く 染まり。―― 其の下に何か赤が見えた。 これは 夢なのかもしれない。夢だッたら、これは幻覚だと思う。 ) ( ごろン、と うつ伏せから仰向けに変え。 灰色に濁る 空を見上げた。 ) ……… ぁ、 ( 喉が 渇く、 喉が。 喉が―― 空腹が 酷い。 ) …… ッ、 ( 音にならない タスケテ ッて言葉。 ) ( サミシイ。 コワイ。 一人は 嫌だ。 ) ( 飢える。 渇く。 ―― 身体が勝手に震える。一人ぽッちに なッてしまッた ンだろうか。 ) …… ゎ い … コワイ …… やだッ、 いや だ よう …ッ、 ( 身体が震えて、 視界に浮かんだ空が 歪み、 ) ( ふわ、 と 身体が 浮く様な 錯覚。 ) [Sat 24 Oct 2009 11:17:21]
◆スゥ@蝶 > ( 海岸に辿り着いた。 のそり、と緩慢な動作で それでも、歩き続けるのは。 眼の前に浮かぶ蝶から逃げなくてはいけない、 という無自覚の本能からか。 ) …… ハッ… ぅ、―― …は、…。 ( 身体を黒に侵食されている様な気がする。もう随分鏡を見ていないから 分からない けど。 身体が重い、足を動かすのが億劫、何も考えたくない。 ) ―――― ぅあッ、 … はあ…ッ、 ふ…、 ( 砂に足を捕られ、砂浜へとうつ伏せに倒れこンで。 短く、長く 息を吐く。 ) ( オカアサン や オトウサン は心配 してる かな …。 ) ――― … ぅ、 あぅ… ごめ ッ … さ …ッ、 ( ひぐ、と洩れる嗚咽。 零れた涙が 砂を 濡らした。 ) 【判定】 [Sat 24 Oct 2009 11:10:03]
お知らせ > スゥさんが来ました。 『( 逃げて、逃げて、逃げて ―― )』 [Sat 24 Oct 2009 11:05:29]
お知らせ > アラタ@蝶さんが帰りました。 『( 誰かに、優しく名前を呼ばれた気がした。 )』 [Mon 19 Oct 2009 01:21:01]
◆アラタ@蝶 > ( 重たい身体を立ち上げた。 歩こう───負けちゃだめ。逃げちゃだめ。そのときの思い出が未来の自分を弱くする。 ) あ、 [Mon 19 Oct 2009 01:20:33]
◆アラタ@蝶 > ( 13+8=21 ) ・・・ ( 明らかに昨日より広がっている状況に唇を噛んだ。 )( 顔に付いた砂、手の甲で拭い こぶしを握り締めた。 そのまま砂の上に何度か叩きつけて 自分のこの行き場のない苛立ちを全てそこにぶつけることにする。 ) 僕が・・・! 何をしたって言う───! ( スラムでは死人が、教会では救いの手が。誰かが助けてくれるわけじゃない───だったら ) 立ち上がる・・・ ( 歩くのも面倒だし、気持ちも高ぶったり落ちたり忙しい。 でも今は ) 負けたくない─── [Mon 19 Oct 2009 01:16:15]
◆アラタ@蝶 > ( いつまでも、涙を隠したままでいると顔中が砂だらけになる気がした。 )( ぐるぐるに包帯で巻かれた手の甲から少しだけ肌が見えていたから、巻き直すことにした。 下半身だけ起き上がり砂の上に胡坐をかいて座りましょう ) ( シミの状態も気になったし─── )【判定】 [Mon 19 Oct 2009 00:58:18]
◆アラタ@蝶 > ( 認めたくない、って思う。 だって今自分は孤独じゃない───一人じゃない───ご飯もいっぱい食べれるンだ。 ) これは─── ( 過去の自分を思い出すようで凄く嫌な思いをした。 )( 変な感覚から解放されたけども───起き上がる力はない。 ) ( 見られたくないものを、誰かに見られた感じがしてすごく気味が悪くて悲しくなった。 なんだか、これは人事じゃない気がしてならない でも、自分とはどこか違う───不思議な気持ちにさせる。苦しくてたまらないよ ) [Mon 19 Oct 2009 00:56:39]
◆アラタ@蝶 > ( ばたん。 目の前が真っ暗になった。 )( 口の中に砂が入って、凄くいやな気分になったんだけど、 ) ───まただ・・・。 ( ぐるぐる まるで正解が回ってるみたいで具合が悪くなる。この突然くる感覚はたまらない ) ・・・ あっ ( でも今日はいつもと違った。 自分が自分でないみたいな、まるでここに自分はいない───孤独。 ) ぼ、僕はひとりじゃない ! ( 己に負けない、でも 嗚呼 急激に喉が渇いてお腹が空いて─── ) や、やだ ( そのまま自分がどこかに落下していく感覚。 かと思えば前に体験したような浮遊感───酷く気持ち悪くて胃の中の物が全部出てきそうになる ) [Mon 19 Oct 2009 00:46:28]
◆アラタ@蝶 > ( 砂を蹴散らしながら海岸を歩くことにした。 先日自分だけがこのような状態になってるわけではないと、確認したので少しだけ心の平穏を取り戻しているものの、誰かに移してしまう危険性もあることに気づいた。 ) 家には帰れないよ・・・ ( 背中に背負ってるのは数日間の着替えと、竹刀を一本。 自分のことは自分の力で解決したいって思ったんだ。 )( 書置きはしていないけど、まぁなんとかなるだろう ってそんな軽い気持ち。 考えることは今も面倒くさいし、歩くのも正直だるいけど ) っあ! ( 砂に足を取られて そのまま顔ごと砂に突っ込んでいこう。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:27:40]
◆アラタ@蝶 > ( 頭が上手く回らなくて、若干イライラするけども 見失ってはいけない何かを探して今日は海岸に来てみた。 )( 最近でこそ海になれてきたけど、初めてみたときは驚いたものだ。 産まれは内陸の田園畑だったからさ ) 誰かがいじめられて、ないて、怒ってるのかな─── ( 頭がまた痛くなる。 難しいことは極力考えるのを避けたいけども そうもいかないのが今の現実であった。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:19:29]
◆アラタ@蝶 > ( 月明かりに揺れて見えた蝶々を少年はそっと手に入れた。 けど、 ) ───違う。 ( 手の中をそっと覗いて 悔しそうに眉間に皺を寄せた。 ) 驚かせてごめんね─── ( 蝶々なんて呼ぶには相応しくない風貌をしていたけども、これも一生懸命生きているんだ。無駄に殺すことはない )( そっと手を開いて逃がしてあげることにした。 ) [Mon 19 Oct 2009 00:10:16]
お知らせ > アラタ@蝶さんが入室されました。 『ちょうちょ───!』 [Mon 19 Oct 2009 00:06:33]
お知らせ > ヒルダ@蝶さんが退室されました。 『 そうね。一緒に飲んで、暖まりましょう。 』 [Sun 18 Oct 2009 22:36:38]
◆ヒルダ@蝶 > ( こうして興奮したように色々まくし立てているけれど、実のところ私も結構億劫に感じている。でも駄目だ、喋らなきゃ。ここでアヤを宿まで送り届けてお終い、ではない。この黒が私の全てを多い尽くしてしまう前に、私はなんとかしなければならない。 ) そうかもね。別に気後れすることなくどんどん声掛けてきてくれて構わないんだけどね。 ( ヴェイトスの男はなよっとしたのが多いのかも。 ) お、お礼なんて言わないでよ。そこは顔を真っ赤にして怒るところでしょ? ――だ、だからお礼なんていわないでってば。照れるじゃない。 ( ありがとうだなんて、久しぶりに言われた気がする。私は本当は感謝されるような人間じゃあないのに。 ) ――ええ。 ( と、一つ頷いて。 ) [Sun 18 Oct 2009 22:36:05]
お知らせ > アヤ@蝶さんが退室されました。 『 宿の食堂で スープでも珈琲でも、どっちでもいいから―― 一緒に飲みましょう。 』 [Sun 18 Oct 2009 22:30:12]
◆アヤ@蝶 > ――― 、 ( … ほんとうは。 )( スープを飲むのだって面倒くさいって、思うのだけど ) …、 … うん。 そうね、 … そうね。ありがとう。 ( スープ、飲むわ、 ) ( そう、私は小さく口にして頷いた。 貴女の気遣いが嬉しくて、ほんの小さく笑みを浮かべる ) ―― ふふ、 ( 目を細め、 ) きっと、美人さんだから 気後れしちゃうのね。 ( 貴女に声を掛けることを。 ) ( 私は単に、美人じゃないからお声が掛からないだけだわ? ) ――― 、 ( 貴女の言葉にきょとり、ゆっくりとゆっくりと 瞬きをして ) ふふ、 …ありがとう、 ( その言葉を冗談だと、自分を元気付けるためにワザと言ってくれているんだと。 そう思って、少し嬉しそうに笑った ) ヒルダ。 ありがとう、 ( 貴女の起こしてくれた火を、ぼんやりと眺め。 濡れて張り付く服が気持ち悪くて、間に空気の入るよう少し襟元のボタンを外した ) もう少し、火にあたったら―― ( 落ち着いたら、 ) 私、ちゃんと自分で歩くわ。 ( だから、 ) [Sun 18 Oct 2009 22:29:06]
◆ヒルダ@蝶 > …そう。でも、何か軽いものを食べましょう。スープとか―― そういうのなら入るでしょ? …とにかく、ここにはあの蝶は居ないから、変なものを見ることもないと思う。 ( デートする相手が居ないという言葉には。 ) あら、それは失礼。でも残念ね、あなた美人なのに。勿体無いわ。 ――でも、美人だからといってデートの相手が居るとは限らないわよね?だって私も美人だけど、あなたと一緒でデートの相手は居ないし。 ( 前は居たけれど。そういえば、クーンは大丈夫なんだろうか。心配だ。 ) ちょっとちょっとぉ、しっかりしなさいよ。今日は10月の…あれ?17?ん?20? ( ………。 ) ま、まあそれは置いといて。とにかくしっかりしなさいよ。ここで元気を少しも取り戻さなかったら、私あんたにやらしいことしちゃうから。 ( 勿論弱っている相手をこんな場所に連れ込んでその隙に、なんて事はしない。いや、やっぱりするかも。だって私、強姦魔だし。 ) アヤ、ね。私はヒルダ。ヒルデガルド・グレーテ。 [Sun 18 Oct 2009 22:19:15]
◆アヤ@蝶 > … ああ 。 ( 同じ。 いっしょ。 奇妙な連帯感。 ) 御飯? おなか… ( さっきはとてもとても空いてたのに ) 空いてないです、御飯食べるのも… ( 面倒くさい。 今はどンな好物を見たところで、ああそう、あるの、って感じで。 ) デートとか、する相手がいないですし、 今日は―― 何日でした? ( 置いていかれるのが嫌なのに、我慢して留守番を承諾した子どもみたいな顔で かくり、首を傾げた。 ) ( 多分、まともに思考出来ていても今日が何日かはわからなかったと思う。川辺で、墓地で、みたものの事で頭がいっぱいで ) ―― ありがとう、 ( 小さい、けれどやわらかでほのかなあたたかさに、ほっと息をついた。 ) ( 少しは気分が落ち着いてきたのか、緩く瞬きをして炎を見つめ ) ――― ん、 ( されるが、まま。 ) ( 面倒だったから助かるけど、 じンわり、浮かぶのは気恥ずかしさ。 ちょっとだけ貴女から視線を外して、 ) …はい、すみません、何から何まで――、 ( ああ、このひとも私とおなじなのに。 このひとは、こんなにしっかりとしていて、 頑張ってる。抗ってる。 ) ( ―― 私は? ) … 私は、アヤ。 アヤ・イヴェスティ です。 …あなたは、 [Sun 18 Oct 2009 22:11:38]
◆ヒルダ@蝶 > …わかるわ。だって、私もあなたと同じ病気みたいですもの。 でもね、投げ出しちゃ駄目よ。意識をしっかり持つのよ。明日美味しい御飯を食べに行こうだとか、今度のデートに着ていく服だとか、ほら―― そういう事を考えて。 はい!今日は何月何日! ( 突然ぱんっ、と手を叩いてそんなことを尋ねる。思考を途切れさせない為だ。 ) 寒いのね。今、火を起こしたから―― ( でもまだその火は大きくならない。火の起こし方はもう割愛しよう、きっとヒルデガルドは魔女ギルドの下っ端時代、冬は朝早く起きて先輩方が集まる部屋の暖炉に火をつける役をやっていたのだ。だから得意なのだ。 ) ――あ、待って。手伝うわ。 ( そう言って相手の方に近づき、外装を脱がす手伝いをしよう。それが終わったら、ハンカチで顔を髪についた泥の汚れを拭き取ろうと。 ) …少し落ち着いたら、近くにある港町に行きましょう。そこで宿を取るから…。 あなた、名前は? [Sun 18 Oct 2009 22:00:58]
◆アヤ@蝶 > ( 重い、って聞こえていたら ごめんなさい、って反射的に呟くくらいの恥じらいは多分残っているだろうけど ) …大丈夫です。 ( 小さく頷いて、寝かされた体をゆっくりと気だるげに起こし、その木の板の上に座り込む。後ろに壁か柱があれば、それに背を預け寄りかかって ) ただ、なんだか―― とっても、面倒くさいんです。 こうして話しているのも、歩くのも、何かを考えるのも、 全部――― … ( 重苦しいのにどこかからっぽな、倦怠感。 それをもてあまし気味にあなたへと視線を流して、ようやく相手をまともに見た。 背の高い、黒髪の女性。巻いている包帯は何かしら。怪我をしているの? だったら私よりよっぽど ) さむい? ( その言葉を繰り返し ) さむい…、 ( なんだったっけ、とでも言うように同じ言葉を繰り返して ) …はい、寒いです。 ( ようやくその言葉を理解すれば、頷いた。 言葉の意味を考えることすら面倒で、 ) ( 背中は多分、雨合羽仕様の外套のおかげでそんなに濡れてないだろう。 しかしうつ伏せに濡れた砂浜に倒れこんだせいで、顔や髪が泥水に汚れ外套で覆いつくせなかった袖や襟元、スカートの裾からじわりじわりと雨は染み込んで服を濡らしている。 ) ――― ( 泥を拭うのも面倒だったけど、流石に誰かが近くにいれば意識も少しは働いて ) ( とりあえず、外套を脱ごう。 蒸れるし、水のしみこんだ服が気持ち悪い。 ) [Sun 18 Oct 2009 21:47:27]
◆ヒルダ@蝶 > ( ああくそ、重い。いや、この娘は別に重いほうじゃない。背も小さいし、単に自分の腕力が無いだけだ。 ) やっと雨があがったか――。 ( 遅いのよ、と出てきた月に文句を垂れようと思ったけれど、今日は新月のようだ。 ) ( 娘は私の声に受け答えしているけれど、どこかぼんやりとしていて声も小さかった。まさかこのまま死んじゃうんじゃないでしょうね、なんて不安を抱えながらその小屋の中へ。お客が座る木の板で出来た広いところにその娘を降ろし、仰向けに寝かせて。 ) 大丈夫?寒くない? …えーとえーと、服を取替え…いや、ずぶ濡れって訳じゃないかしら? そうだわ、まず火よ。こういうところだもの、薪とかあるでしょ。 ( 小屋に連れてきたは良いけれど、介抱の仕方とか急に浮かんでこなくて軽くパニック。でもとりあえずは釜戸に火を起こして、小屋の中を暖めよう。 ) [Sun 18 Oct 2009 21:33:10]
◆アヤ@蝶 > ( 急激な進行に、ついていけてない。 ) ( 歩きたくない。 考えたくない。 何もしたくない。 ―― 何故だか、自分の体をみるのが怖かった。 ) …、 ( 何処に連れて行かれるかなんて、やッぱり考えようとしなくて。 ) ( ただ連れて行かれるまま、支えられるまま、機械的に足を動かす。 ) ( 被っていたフードは、起き上がる時に取れてしまったみたい。 ) … ( それでも頬に当たらなくなった水滴に、雨があがったらしい事だけをぼんやりと認識した ) ――― はい、 ( 気を、しっかり? ) ( でもだって、この世界にはもうスタンツェルはいなくって、私は何だか良く解らない事になってて、 ) ( だから、きっとおわるんだわ。 ) ( まだそんな錯覚に囚われたまま、 ) … ありがとうございます、 ( それでもまだ礼を言うコトの出来た自分に、少しだけ安堵した ) [Sun 18 Oct 2009 21:24:02]
◆ヒルダ@蝶 > ( 生きてはいるみたいだけど、随分弱っているように思える。とにかく、ここから抜け出さないと。ここには蝶の姿が一杯だった。まるで蝿を払うみたいに手を払うけど、やっぱりそいつらに触れることが出来ない。 ) ( その娘が私に抱きつけば、私はしっかりとそれを支えてゆっくりと立ち上がる。確かここからちょっと行った先に、夏の間だけ使われる海の家の小屋があった筈。そういえば、私が前にここで出会った純朴そうな男の子をその小屋に招いて、いけないことをしたっけ。 ――そこには暖かいコーヒーも食事も無いけれど、とりあえずだ。そこでこの娘の状況を見て、人を呼んでくるなり、近くにある港街に連れて行くなりしよう。港町にはちゃんとした宿がある。 ) いいのよ、気にしないで。でも気をしっかり持たなきゃ駄目よ。 ( アラタ君の時もそうだったけど、こうして自分と同じ症状で苦しむ誰かが他に居るから私は逆に冷静に、そして活発になれる。これで一人きりだったら、私もこの人みたいになってたかもしれない――…。 ) ( やがて、その小さな小屋が見えてくる。がたがたと古い木戸を開けて、中へと入ろうと。 ) [Sun 18 Oct 2009 21:13:27]
◆アヤ@蝶 > …、 ( 伸ばした手が あたたかくやわらかな、 何かを掴んで ゆっくりと瞬きを、した。 ) ( この感覚もわたしの頭と心が勘違いをして作り出しているものなのかしら。 それとも、 ) …、 ( 握り返されたその手の色は、もとから暗いくらい夜の色が重ねられていたせいで、自分と同じだと気付かずに――― ) … ぁ、 ( けれどそのぬくもりから奇妙な共鳴感を、繋がりを、味わった ) わた、し、 ( 私、何をしているのかしら、 )( いてあげる。 そう返された言葉に、ぽつ、と安堵の火が胸のうちに灯る。それはふンわりと、体にあたたかさを広げてゆき ) …、 …あ、 ( 酷い空腹を訴える体に、その誘いはとても魅力的で、 ) うん、 ( 立てるかという問いかけに、小さく頷いて。しがみつくみたいに、抱きつくみたいに、 まるで子どもみたいに手を伸ばし ) ( でもやッぱり煩わしさも怠惰感も抜け切らずに、ぼンやりとした顔のまま、 ) ……、 … ごめん、なさい。 ( 謝罪の言葉も申し訳なさも、溢れてくるのに、 ) ( その一方で何も考えたくないと思う ) [Sun 18 Oct 2009 21:07:44]
◆ヒルダ@蝶 > ……っ。 ( その娘の身体には黒い染みが広がっていた。そして、たった今その娘の頬を叩いた私の手にも、いつも間にか巻きなおした包帯をはみ出て染みが広がっており、もうすぐ肘まで届きそう。 ) ( 娘がうっすら目を開ければ、ああ、生きていたとほっと安堵する。そしてその娘が手を伸ばしたのなら、その手をしっかりと握ろう。 ) ――いいわよ、いてあげる。 ( 走ったせいで息があがってその声は興奮したようになってしまったけれど、笑いながらそう言った。 ) でもここじゃ駄目。雨降ってるし、寒いし、どっかあったかいところで、コーヒーでも飲みながらさあ。何だかお腹も空くし。 ( それは空くなんていう程度ではなく、飢餓に苦しむぐらいの。けれどそれは私の感覚ではない。はっきりわかる。だって、さっきカリカリに焼いたベーコンとサラダをパンにはさんで食べたばっかりですもの。正直食欲は無いけれど、喰うことが病気の一番の対策なんだから。 ) ほら、もっとしっかり私の身体に捕まって。立てる? ( その握った手を自分の肩に回させ、立ち上がらせようとする。 ) [Sun 18 Oct 2009 20:54:45]
◆アヤ@蝶 > ( もうすぐおわる。 その声を、私もきいた。 ああ、おわるのね。 はやく、おわればいいのに。 ) … ( 横たわっているはずの砂地が、どろどろと溶けてゆく妄覚。 ふわふわとした感覚とすとンとした落下感は、 子どもの頃に空を飛び、落ちる夢をみて、目が覚めてベッドから落ちていた時のあの感覚に似ている ) ――― ( 夢と現が朧になる ) ( ひらひら、と。 ) … ( 閉じた瞼の裏でさえ、 ヒラヒラ、と。 蝶がとんでいた。 ) ( 私が夢をみて蝶になったのか、 蝶が夢をみてわたしになっているのか、 ――― わからない。 ) …… ぁ、 ( 頬を叩かれ、うすら、 目を開けた。 ) ッ、 ( 思わず手を伸ばし、どこぞを掴もうとする。 もしかしたらこれも幻で、この手は何も掴めず、ただ宙をかくだけかもしれないのに ) ( でもさびしくてさびしくてさびしくて、 ) … 一緒に、いて、 ( ひとりは、こわいの。 ) ( そう思っているのは私なのかしら? 蝶なのかしら? ) [Sun 18 Oct 2009 20:46:06]
◆ヒルダ@蝶 > ( 私は同時に、暗黒街で身体を真っ黒にした男に襲われた時の事を思い出す。近づいたら襲われるのではないか、ひょっとしたら死んでるかもしれないしわざわざ見に行く必要も――。ええい、何を考えているの。死んでるんなら近づいたって平気よ! ) く…っ。 ( こんな時に限って私はまたヒールなんて履いてるんだ。歩きにくいのわかってるんだから止めればいいのにといつも自分で思いつつ。砂場に足を取られ、急いで向かう割には走りは遅い。最初から飛んでおけば良かったんだけど、そうなると蝶を叩き潰せないじゃない? ) この……っ。 ( もうすぐ終わり。これが終わり。あそこで倒れている誰かも、必死こいて走ってる私ももう終わり。誰かが私にそう言うのだ、とても優しい声で。 ) ふざけ……!ふざけないで…っ! おぎゃー! ( ついに私は砂に足をとられ、無様に転がる。その時感じた浮遊感に、私は今、あの不思議で不愉快な幻覚を見せられていることに気付いた。私は立ち上がり、その倒れている女性のそばへと駆け寄る。 ) あんた、しっかりなさいよ!ほら、起きてッ!目ェ開けてッ! ( その女性に手を伸ばし、ぴしゃりと軽く頬を叩こうと。 ) ( そして、【判定】 ) [Sun 18 Oct 2009 20:34:53]
◆アヤ@蝶 > ( 濡れた砂の上につッぷしたまま、目を閉じれば ) ( 不可思議な浮遊感と、落下感。 ) … ( まるで夢でもみてるみたいな、 ) … おなか、 すいた。 ( そういえば今日私は何を食べたかしら、と思ってみるけれど何も思いつきはしない。 それは食べてないからというよりは思考しようとしていないからで、 )( どちらにしても、こンな酷い飢餓感、きっと私のものじゃあない。 ) … ( 雨に打たれているのに、水は容赦なく服へ染み込んできているのに、このかわきはなんだろう? ) …。 ( あ、と伏せたまま口を開いた。 雨が口の中に入らないかな、なんて ) ( やッぱり私らしくない。 ) ―――― ( だとしたらまた、私は夢をみているのね。 ) ( ひらひら、と蝶が舞う。 病に侵されてないヒトたちにも、いつの間にか見えるようになった蝶。 でも見えるだけ。ただヒラヒラと舞っているだけ。 触れる事は叶わない。だからきっとあれも幻なのね。 ) ――― … ( 誰かの声が、雨のむこうがわから聞こえた。 ) ( それは優しい、 やさし い …? ) …? ( あれ、 ) ( 違う声も、混ざってる。 ) … ( でも私は動かないまま、ただ地面の振動だけが確かな感覚として伝わりくる ) [Sun 18 Oct 2009 20:24:59]
◆ヒルダ@蝶 > ( それはこの私の思考と身体を支配しつつあり、何かをするのが酷く億劫で。けれどもこれがこの病の症状なのだとしたら、最終的にはどうなるの?身体が真っ黒になって、狂ってしまうまでじっとそこを動かずに待つようになるのかもしれない。だから、動けるうちに動かないといけないんだ。だから私は蝶を追う。不思議なことに、私は最初は見えなかったその姿を見ることができ、感じ取れなかったその気配を追う事が出来た。――だが、触れることができない。虫取りが下手なんだってだけじゃない、どうしても捕まえることができないんだ。 ) ―――あ…っ! ( そして雨の中、辺りを飛ぶ蝶に手を伸ばしたり、箒を振り回したりしてたどり着いた海岸で、私は誰かが倒れているのを見つける。虫取りは一時中断だ。 ) ちょっと―― 大丈夫!? ( 大声をだすのも億劫だが、しおらしいヒルデガルドはヒルデガルドじゃない。腹の底から声を絞るようにして、その倒れた姿に駆け寄って行く。 ) [Sun 18 Oct 2009 20:13:11]
お知らせ > ヒルダ@蝶さんが入室されました。 『 倦怠感。 』 [Sun 18 Oct 2009 20:06:04]
◆アヤ@蝶 > ( じわり、 じわ り ) …。 ( 服が、水を吸い込んでゆく不快感。 それと時を同じくして、 ) ( じわ り、 じわり、 ) …。 ( 体のそこかしこに浮かんでいた黒いシミが、その色を肌の上に広げてゆく。 ) ( そのことに、私は気付けないまま ) … もう、 やだ、 よぅ …… ( ただもう、歩くのも何かを考えるのも、 起き上がることさえ、面倒で、 ) [Sun 18 Oct 2009 19:55:55]
◆アヤ@蝶 > … ( あぁ、 もう めんどくさい、 な。 ) [Sun 18 Oct 2009 19:49:52]
◆アヤ@蝶 > ( 蝶が、 ) ッ、 ( 何処に行っても、しろくろのちょうが ) … ぁ、 ( 逃げなきゃ。 ) … ( でも、どうして? ) ( どこへ逃げるの? ) ッ、は、 … ( あの蝶はどこにでもいるのに。 ここにだって、いるのに、 ) あ、 ( ず、るッ ) ( 濡れた砂地に足が取られ ) きゃあ ッ… 、 ( べしゃ、り ) ( 砂浜の上へとつっぷす ) 【判定】 [Sun 18 Oct 2009 19:48:30]
◆アヤ@蝶 > ( 雨具の裾がひらりと翻った。 )( 表面に蝋でも塗られているのか、加工の施されたフード付きの外套は雨に打たれて重い ) ふッ、 ぅ、 ( 足が、もつれる。 ) ( でも、逃げなきゃ、 ) …… ッ、 ( どこをどうやって走ってきたのか。 ここがどこかもわからないまま、ただ足が前へ、前へ、 ) [Sun 18 Oct 2009 19:32:57]
お知らせ > アヤ@蝶さんが来ました。 『 は、 あッ… 』 [Sun 18 Oct 2009 19:23:10]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが退室されました。 『( … 小さな足跡も、雨の上、砂の上 直ぐに消える泡沫のように。 )』 [Sat 17 Oct 2009 23:58:31]
◆ヘヴン@試薬 > … ほんとう、いつもどるのかを聞くのをわすれてしまったのが、なんだい…… こんど、さがしてみましょう。 ( この風体だと、何しろお仕事に関わる。 お仕事が何か、なんてのは 野暮なお話。 この姿でいつもの修道服は、引きずる事この上無かった。 拾い上げた靴はまだ履かずに、砂の上。 ぺたり、ぺたり。 素足の足跡。 ) 【判定】 [Sat 17 Oct 2009 23:57:40]
◆ヘヴン@試薬 > それを知れたのは、きっと ゆうえきなことなんです。 ( 雨ざらし、すっかり濡れた靴を拾い上げて呟いた。 … くしゅっ ) [Sat 17 Oct 2009 23:56:00]
◆ヘヴン@試薬 > ……くしゅっ ( すっかり冷え切って、足の感覚が無くなった頃。 冷え込みが背筋を伝って、くしゃみになって出たものだから。 … くすん。軽く鼻を擦って、顔を上げて。 ) でも、そんなばしょには もう、あるきだしてしまったものは、かえれない。 のびたてあしは、ゆりかごにはもどれない。 もどれないから…… ( きゅううと瞳が細くなる。宵空の紫色、今はまだ遠い空の色を細めて、笑いながら。 ) かえるためには、だいぶぎせいをはらわなくてはならないのです。 リスクといってもいいですけど。 ( くるり。 踵を返して、ぱしゃん、ぺたり。 投げ落とした靴のある場所まで。 ) …… やっぱり、かわらないものです。かわっても、かわれない。 [Sat 17 Oct 2009 23:54:41]
◆ヘヴン@試薬 > おちてしまったものならば、もう たいおんなんて どこにもかんじられないものです。 ( … ぱしゃん 。 波飛沫に濡れた足は、打ち寄せる波に浸した侭で。 暗い夜空の色を映して、同じ色の昏い鏡の水面を見る。 鏡と言うには、大分荒れているから。 こんなものはなんて名付けるべきだろう。 うねる様だけを見ていれば、まるで大きなイキモノの姿。 これを海竜と呼ぶ事もあった筈。 竜の声、涙声。 遠吠え、響き、そんな なぞらえの御伽噺。 ) はいどら、はいどら とおくこぼれたこどもたち やさしいかいなにかえっておいで――… ( おとぎばなし、こもりうた。 くちずさむものは、子供の声で。 ) [Sat 17 Oct 2009 22:42:01]
◆ヘヴン@試薬 > どちらがしょっぱいものだったかなんて、きっともう、いみもわすれちゃってますもの。 ( ぱしゃん ぱしゃん 。 波の跳ねる音、足元で弾ける水の音。 上から注ぐ雫だけ、襤褸みたいな傘で弾いたって、足元はもう、どうしようもないくらいに濡れていく。 季節外れの水遊びは、脆弱な足に大層答えて、血の気も引いて青白く冷えていくけれど。 ) ふふ。 ( 零れるものだけは屈託無く、踊るように。 ぱしゃん。 月明かりも遠く、飛沫を弾く光はこの夜には存在しない。 人工の灯火も、持ってきてはいないから尚更に。 ) [Sat 17 Oct 2009 22:35:39]
◆ヘヴン@試薬 > ( 踊る傘の影が、波飛沫の落とす影と重なる距離。 打ち寄せる波が、素足に筋を描く。それ以前に、空から落ちる水滴が、傘の範囲から踏み出した足を濡らしていく。 くすぐったげに目を細め、潮騒と雨音に混じるのは、くすくす 楽しげな笑い声。 ) たまごとにわとりのお話みたいなものですね。 ( 言葉だけがそぐわない侭、爪先が軽く波を蹴り上げる。 ぱしゃんっ 跳ねる水音。もう少し季節が早くて、もう少し時間が早くて、こんなに雨が降りさえしていなければ、何の変哲も無い光景なのかもしれないけれど。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:52:16]
◆ヘヴン@試薬 > なみだだからしょっぱいのか。 それとも、しょっぱいところからうまれたから、しおからくなってしまったのか。 ( 濡れた砂が、靴の下できゅっきゅと音を立てる。 そういえばこの靴も、古びたものを失敬してきたんだった。 波が大分近くなって来た所で足を止めて、打ち寄せる飛沫を見詰めて少し考える仕草。 骨の目立つ歪なシルエットの傘が、砂の上でくるくる 影を踊らせる。 ) よいしょ。 ( ぽすん。軽く湿った音を響かせてすなの上に落ちたのは、脱ぎ捨てた靴だった。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:34:38]
◆ヘヴン@試薬 > ( だから何で訪れたのかと問われたら、気紛れとしか言い様が無い。 しかも天気は雨。耳を澄ませば潮騒も、雨音混じりで濁っている。 何処か荒れた気配もする。明日まで続けば、大層な荒れ海になるかもしれない気配。 ) あめがだれかのなみだとすれば、ずいぶんと、なきふせたじかんのながいこと。 ( 荒れる波も、また。荒れ狂う感情じみている。 骨が数カ所はみ出したような、殆ど投げ捨てられてもおかしくない壊れかけの傘の下で、まだ年端のいかない少女の顔がゆぅるりと笑っている。 この世に何の憂いも持たないような顔。幼い娘子の造作で違和感の紛れる、明るすぎる笑みの気配。 ) [Sat 17 Oct 2009 21:27:36]
お知らせ > ヘヴン@試薬さんが来ました。 『( 普段は余り足を運ぶ事は無い場所。 )』 [Sat 17 Oct 2009 21:25:04]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『流石にやりませんでした(でも放って一人で帰った)』 [Sat 17 Oct 2009 02:07:22]
◆アルマ > …………あら?もしもーし?(なんか反応がなくなったその頭をグラングラン、と揺らしてみるもやはり反応が無い。なので少しその状況で考えて…)こういうときは確か、波打ち際に頭だけ出るような深さで埋めてあげるといいんですよわねー♪(あっはっは) [Sat 17 Oct 2009 02:06:52]
お知らせ > アルスさんが帰りました。 『夢の中でもおっぱいに埋もれていたとかで・・・』 [Sat 17 Oct 2009 02:02:28]
◆アルス > ふ、ぁ … … … ?! (ぐるん、と身体が回って髪の毛を掴まれると相手の思うように身体が動いてしまい)…う、うん、わかり…ま……ひ、ぃぃ…ぅぅ?!(頭は無理に上を向いて更に抱きしめられて…目が回った少年風…大きな瞳が最後に見たのは学び舎の先生のように確認する相手の笑顔で……きゅぅ、と綺麗に落ちて意識を途切れさせて…) [Sat 17 Oct 2009 01:58:31]
◆アルマ > というわけでアドバイス。そういうのは口に出して言わないこと。わかりましたかー?(両手を離し、アルスの髪を右手で掴んで…結構乱暴に「ぐいっ」と後ろに引っ張り、顔を自分のほうへと向けさせながら尋ねるのでした。その間左腕はアルスの背中に回して、ぎゅー、と抱き寄せ継続とイヤなのかそうでないのか極めて解りづらい対応が続きます) [Sat 17 Oct 2009 01:54:19]
◆アルス > うん……剣も…魔法も…なかなか強くならないです…。(頭を撫でられて言われる言葉に納得しているようで…) ふ ぃ、 にーーーぃぃぃ!!?(胸に顔を埋めたまま固定されて…頬がつねられると動きがぴったりと止まって…というか結構痛いのか逃げようと顔を動かすも柔らかい胸…もっちりと顔を覆って…気が付けば呼吸がとまって…抵抗も弱くなっていって) [Sat 17 Oct 2009 01:51:10]
◆アルマ > 何だってそうですけど、そんな近道なんてどこにも無いんですよ♪(ぽふぽふ、と頭をそっと撫でながら呟くのでした。職人の弟子は毎日起こられながら学び、丁稚は日々右へ左へ走りながら…何年もかけて成長するもの、と)…………デリカシーがないのは、お仕置きですよー?(胸に顔埋めたアルスの頭を左手で抑えて少し傾け、右手でぎゅー、とほっぺつねるのでした。結構強めで痛いつねり方でした。でも顔を話させないのがなんとも判断に困る…かもしれず) [Sat 17 Oct 2009 01:47:07]
◆アルス > な、何年も……うー……はーい。(どうやら楽に柔らかくなれるすべは無いらしい… 若干不満げだったが毎日の鍛錬は欠かしてない少年風…最後はちゃんと返事をして。) ……っ!!!(とても素敵な返答…即座に反応した少年風。電光石火の動きで相手の胸に顔を疼くめて…頬を摺り寄せて柔らかさを堪能しようとして…布越しに硬いしこりの感触がして)……もしかして…乳首…?(ぽつり、と呟きながら…触っていいという免罪符を貰ったのと巨乳の魅力にやられたのか…相手の服を捲って胸を出してもらおうと…というかもうそろそろとめないと、色々脱がしにかかりそうな状態で手を伸ばしてきて) [Sat 17 Oct 2009 01:42:54]
◆アルマ > んー……普通でいいと思いますよ?というより、皆その面白みの無い普通の柔軟を何年も続けて柔らかくなるんですよ。解りました?(気が向いているときは真面目に答えるのであった。実に珍しいので明日はヴェイドスに隕石が降ることでしょう。多分)いいですよ(さらっと即答でOKが出る。それはもう逆に聞き返したくなるほど早いお返事でした。そうこうしている間に、布地越しにぴんっ、と頂点に心地よい硬さのものが一対、存在を主張し始めたようにも感じられるのでした) [Sat 17 Oct 2009 01:31:09]
◆アルス > むー……っ。(楽しそうな様子の相手…此方の戸惑いも気にした様子も無いみたいなので少しむーっ、としつつも…) は、はいっ!(波の特殊効果(?)に気おされてついつい頷いてしまい)でも、普通の柔軟しか…わかんない。(なかなか柔軟性を得られない人の悩みを口にして) ……ハッ!…え、えっと…その……(両の手でしっかりと胸を触る…というか揉んでしまった少年風…上をそっと見上げて……特に咎めるような様子の無い目…に…ごくっと喉を鳴らして)…あ、あの…もっと・・・触っちゃ…駄目…?(若干火のついた少年風の目…上目遣いにだけど胸をしっかり持ってる辺り意思は固いかもしれない…) [Sat 17 Oct 2009 01:27:14]
◆アルマ > …うふふふふー♪(くすくす。戸惑うアルスを尻目に、楽しげな声を零すばかり。からかって楽しんでいるような…さてはて)それじゃ、今日からほぐさないといけませんねー?柔らかの道は一日にして成らず!(ざぱーん、とその瞬間波が打ち寄せた…かどうかは定かでない。多分イメージだ。兎角、たいしたことでもないのにとても大事のように並べるのだった。これが戦略です。何の)……ん……なるほど。これが目的だったんですね………♪(触るととても手にしっくりなじむ。柔らかくて重いものが、布地越しに形を変えて…アルスがはっ、と声に気づいて顔を上げれば、じー、と見下ろす視線に気づくだろう。でもその目にはとがめるような色が無いのが特徴というか、逆に怖いかもね) [Sat 17 Oct 2009 01:17:18]
◆アルス > それは確かに…怖い……え?多分…???(目がぱちくり…どうやらからかわれてる?と思うと…少ししてから若干眉が形を厳しくしていって) ……どうせ硬いです…。(相手の即答に…小さく返す両性でも全然ない少年風で)でも…うん、わかってるのですけど…なかなか柔らかくなれなくて……。(鎧を着てもやはり間接が柔らかい方が受け流せたりするだろうから、と…思いつつ……伸ばした手…特に遮られなかったので…胸に触れて)!!!…な、何…これ…。(未知の感触…大きいのに不思議なくらいに柔らかい胸は…一度触るとやめられないとめられない…もう片方の手もふらふら伸びて両の手で相手の胸を触りだそうと……そう、少年風は…胸に気を取られ…逆に隙だらけとなってしまっていた) [Sat 17 Oct 2009 01:05:27]
◆アルマ > えー?例えば刃物突きつけられたりとか、既に囲まれていたりとか…脅威も色々あるんですよ。多分(すらすらと並べておきながら、最後を多分、で〆る。そしてまあ今より昔の方が色々会ったらしいがさておき。置いていいのか)…おっぱいかと♪(ずばり即答。あは、あははははー♪)それはいけませんね。いえ冗談抜きで。体が硬ければ体さばきも硬くなりますし、そうなればいろいろなものが狭まるわけですし……硬いですね(まあでも鎧着て戦うなら、これぐらいでも…?とか首捻った。武装するのは専門外なのでなんともいえないが)…………(そして伸ばした手を…避けない。なので、アルスが止めない限り…ぽにゅん♪と胸に手が触れるだろう。さあ、どうするッ!?(無駄に大事のように描いてみる) [Sat 17 Oct 2009 00:57:12]
◆アルス > こ、怖くない… 見た目のイメージ以外にも脅威ってあるの?(何か手馴れた口調の相手…やはり美人だと色々なのに狙われたりなのかしら、とか思いつつ…)ど、どっちの事だと…思ったんですか…。 う、うん、よく言われるのだけど・・・どうも硬くて……。(えい、と先程の相手の真似…背をそるようにしてみるも…普通の柔軟性。) 無手……ぇ、ぇええ?!(にゃー、と猫風の戦闘ポーズ……今までの発言と余りにかけ離れた相手の戦いの構え(らしき物)に混乱した少年風) ……ぇぃ!(ゆっくりした動きだけど手を伸ばす…狙いは相手の胸…いわゆる型稽古のような感じの突きで) [Sat 17 Oct 2009 00:52:31]
◆アルマ > そんなのは怖くないからいいですよ。手馴れた強盗の人はこう、先に脅威を与えてきますから♪強盗に限らず(紅茶の種類やお茶菓子の話題でも口にしているかのように、強盗について語る始末。色々と経験がありそうななさそうな。得体の知れない説得力のようなものがあるかもしれない)…あら、そっちでしたか♪でも何をするにしても、体が柔らかいに越したことは無いと思いますよ?拳も剣もその点は同じかと(こくこく、と頷きながら柔軟性の大切さをアピールす。珍しくまともなことをまともなまま言い終えた)…あ、ええ。私は無手ですよ。武器はやってません♪(と返しつつ、なぜか両手を丸めて「にゃー♪」と猫ライクに手を動かしてみる。まるでアルスの混乱を誘っているようなアクションだがその真意はいかに) [Sat 17 Oct 2009 00:45:39]
◆アルス > ……っっ!!そ、そう…なの…??強盗って…凄い笑い声あげながら襲ってくる物と…(「ひゃっはー、種籾をよこせー」とか叫ぶ馬の鬣のような髪型の悪者を想像していたらしく…) うん、ぐいーって背中がなってたし……やっぱり柔軟な人は触っても柔らかいんだ…。(ふむふむ、と納得。優しそうな笑顔の相手に宜しくとお辞儀しつつ)んー…でもこんな遅くに鍛えているし…(じ、と相手を見る…確かにおっとりという雰囲気…上背はあるのでまったく弱そうには見えないのだけど…)…武器…、あ、素手で…戦う…?(じーっと…身のこなしとかから想像…してみて) [Sat 17 Oct 2009 00:38:52]
◆アルマ > それに、たとえば強盗とか…「いきますよー?」なんて言ってくるわけないですから。ね?(などと深そうなことをのたまうものの、実際そこまで深くは考えてないのであった。さておき)……あら、触りもせずによくわかりましたねー?(柔軟を見ての感想なのに、乳への感想だと思ってる。それはそれとして、柔軟性は高いに越したことは無い、と思うのであった。しかし口にしない(ダメ)アルスさんですね。どうぞよろしく♪(くすくす、ともともと目は笑みの形なので、口元をかるく吊り上げるのでした)まあ、しているといえばしてますけど…武術と言うほどのものではないですよー?(見た目は何より牛のライカニア。次にどこかのお嬢さん。戦うものにはどうみても見えないのであった) [Sat 17 Oct 2009 00:28:19]
◆アルス > いざ、じゃなくて、いつ、でも…。(相手の説明…どこぞの武芸者のような深さを感じて)…そっか…いざという時は着替えている暇なんて無いですしね……う、うわっ、柔らかいっ(変型のブリッジ…相手の方が大きいのもあって凄く柔らかく見えたらしく。此方も何となく柔軟をやるべきなのだろうか、と腰に手を当て掛けたところで自己紹介されて…)…あ、僕はアルスですっ。(ご丁寧にどうも、と言う具合に頭を下げる)アルマさんは…何か武術とか、していたり?(さっきの言葉…しかし…どうもドレスな見た目…武芸者という感じには見えないと…) [Sat 17 Oct 2009 00:20:47]
◆アルマ > んー……そう、ですよ♪私の場合「いざ」と支度整えてやるわけじゃないので…いつもの格好で動けないと、ダメなんですよ。なのでこの格好のままやってるんですよー。それにほら(ぐいっ、と木に手を付け、変形したブリッジのように臍を天に向け突き出すよう仰け反って見せて)見た目よりは動きやすいんですよ。この服♪(よいしょー、とブリッジから体を起こして、はふり。どうやらひと段落したらしい)遅くなりましたが、私の名前はアルマと申しますわ♪(ちょっと呼吸整えてから、しずしず頭下げつつ名乗るのでした) [Sat 17 Oct 2009 00:11:27]
◆アルス > う、うん、こんばんはです。(せくしーしーんもひと段落ついた辺り、声を掛けられて此方も直に我に返って元気に挨拶、上半身の柔軟中の相手の格好…服装を見てちょっと首を傾げて) お姉さんは…普段着で…トレーニング、なのです?(ドレスに見える上着…大きな胸も気になるけどそれ以上に…ドレスとかは動き回るには不便そうという印象があったので不思議で) [Sat 17 Oct 2009 00:06:58]
◆アルマ > ……ん?あらあらまあ、こんばんは♪(アルスの存在に気づくまで、ちょっと時間がかかった。柔軟に集中していたし、打ち寄せる波の音もあったから。しかし視線に気づいてもとくにやめるわけでもなく柔軟継続。とはいえそろそろ上半身の柔軟に入ってきたので、セクシーシーンは終わっているだろう) [Sat 17 Oct 2009 00:01:45]
◆アルス > (鋭く砂浜を蹴るように進む足音。仕事…下宿先の手伝いが終わったこの時間は鍛錬にもってこいの時間…細い身体を素早く動かして、目印としている変な形の岩の方へ近づいていくと…何か…)…すご…い……。(そうまさに凄い…と呟かざるを得ない!大きな胸の女性がスカートで生足を見せて柔軟体操みたいな事をしているわけで…近くで立ち止まって思わず見とれてしまった) [Fri 16 Oct 2009 23:57:01]
お知らせ > アルスさんが来ました。 『ざっざっざっざ』 [Fri 16 Oct 2009 23:51:17]
◆アルマ > はふー………最近真面目に鍛錬してなかったから、ちょっとばかりナマってますわん…鍛えなおさないといけませんわねー♪(走りこみの後、ほんの少しの休憩を挟んで次は柔軟。近くの木に脚を乗せ、大きく開いた姿勢から上半身をその脚にぺたりとつけては放し、次はもう片方の足…と繰り返す。脚の次は両腕や肩、と全身もれなく。そしていつもの服のままやるのは、いざ何か起こったとき着替えてる暇なんか無いから、という考えによるものだった。実は脚の動きをあまり邪魔しないスカート(?)であったりと、実のところ体を動かすには不便の無い服なのだった) [Fri 16 Oct 2009 23:46:20]
◆アルマ > (響く音は、両足が砂を蹴って進む音。月明かりに照らされた砂浜を走る影がある。長い髪が揺れ、スカートが翻り、乳も揺れていた)んー…………キツイっ!脚にびりびりきますわ…………!(砂浜を走ると、普通の地面を走るよりもさらに大きな負荷が得られる。走りこみ、ひいては足腰の強化はローマの昔から今に至るまで変わらぬ鍛錬の基本。額に浮かぶ汗をぬぐいもせず、目安にしていた岩の隣まで…勤めて呼吸を制御しながら走るのだった) [Fri 16 Oct 2009 23:36:55]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『ざっざっざっざっ』 [Fri 16 Oct 2009 23:29:41]
お知らせ > ラサート@蝶さんが帰りました。 『そんなこと知った事ではない…』 [Thu 15 Oct 2009 23:58:13]
◆ラサート@蝶 > (だが、少し妙な事に気づく。頭は酷く思考が鈍っているという思われるのに、妙に感覚が研ぎ澄まされているような矛盾した感覚がある。無駄な思考を省き、何かを感じ取ろうとしているというか…。…いや、それは前向きに考えすぎか。畜生、やっぱり酷くだるい。直ぐにでも横になりたい気分なのに、何でこんなとこまで歩いてきたのか…。このまま歩き回ると市民に病気をばら撒きかねないし……まぁ…) [Thu 15 Oct 2009 23:57:59]
◆ラサート@蝶 > ………(何気なく手を見れば、やはり黒い染みはそのままだ。どうやら熱にうなされたための幻覚じゃなかったらしい…。いや、つい今しがた妙な幻覚だか夢だか見まくったわけだが…。)畜生…まったく、どうしちまったんってんだ。(頭に霧がかかったような感覚は一向に改善する気配は無い。黒死病かもしれない、と自身を船室に隔離したはずなのに…どういうわけか自分はここにいる。それまでの過程をまったく覚えていない。まったくどうなってるんだ………しかしそんな思考も、また靄の中に溶け込むように消えてゆく。) [Thu 15 Oct 2009 23:44:31]
◆ラサート@蝶 > …………っっっ!!?(鼻を打つ潮の香りに思わず目を見開いた。なんか下半身がやたらと冷たい…。見れば腰の辺りまで海水に浸かっている。壊れた操り人形のようにぎこちなく背後を振り返れば、波打ち際と砂浜が見えた。自分の腰の辺りで軍服の裾がが水面で浮いて揺らめいていた)……俺…なんでこんなとこに……(重ったるく、酷く寝不足のような頭を抱えながら、ばしゃばしゃと砂浜に戻ってゆく。自分は確か、船で寝てたはずじゃあ…) [Thu 15 Oct 2009 23:17:29]
◆ラサート@蝶 > (………ハンモックが寝てる側の下から体を締め付けるようだ。このまま縄の隙間から、体が溶けて落ちるんじゃないんだろうか………誰か、おい…。海の上ってったって…これじゃあ………)『…〜〜〜〜………』(……誰だ?…ようやく誰かが…起こし…に) [Thu 15 Oct 2009 23:13:56]
◆ラサート@蝶 > (………なんで誰も起こしにこない?…誰か………まさか、船には俺しか乗ってないのか?そんな馬鹿な………黒船じゃあるまいし…勝手に係留してあったのが………おい、カルラ…。……なんで…体が重い…動かない。………俺は何日こうしてたんだ?…水。……水。) [Thu 15 Oct 2009 23:10:55]
◆ラサート@蝶 > (うぉ…なんだ、今のは…船が一瞬波に放り出されたのか?こりゃかなり荒れてるんじゃないのか?おいおい、もつのかよこの老朽船で………やばい…起きないと。…あれ、そもそもなんでこんな時に俺は寝てるんだ?おいおい…見張り、今日は誰の当番だよ。まずは船長起こせっての………おい、俺を起こせって…誰か…) [Thu 15 Oct 2009 23:08:42]
◆ラサート@蝶 > 【侵食値12】(波の音が…聞こえる。そりゃそうだ。自分は普段から海にいるし、波の音は牧場主にとっての牛の鳴き声よりもなじみのあるものだ。あぁ、なんだか良く揺れる。波が荒れてるのか?嵐が来るのかもしれない。アイツ等帆はたたんだのか……まったく、やばい、起きないと…) [Thu 15 Oct 2009 23:02:28]
お知らせ > ラサートさんが来ました。 『【判定】』 [Thu 15 Oct 2009 22:53:42]
お知らせ > リート@蝶さんが帰りました。 『 (戻ろう、戻ろう、早く) 』 [Thu 15 Oct 2009 00:32:46]
◆リート@蝶 > (歌い手は動けない。消えぬ苛立ちに更に苛立って、口元が醜くゆがむ。ぎり、と奥歯を噛む音は雨の中に溶け消えた。そして歌い手の苛立ちに呼応するかのようにシミが顔を汚していく。既に顔のほぼ半分が黒で覆われている。明らかに異常と知れる顔だ。本人が異常を認識せずとも、他人は認識するだろう) ―― … (歌い手が動かない間に、杖は波に攫われて歌い手が手を伸ばして届く範囲から脱してしまった。今はゆらゆらと漂っているだけだが、やがては沖へと向かうだろう) … (ふらふらと歌い手は立ち上がる。宿までは、壁伝えに歩けば何とか戻れるはず だ か ら ) [Thu 15 Oct 2009 00:32:05]
◆リート@蝶 > (侵食値13→22) (唐突に世界の片隅に引き戻される。そう自覚したとき、歌い手は、腰まで海に浸かって座り込んでいた。決して優しいとは言えない波が身体を攫い、歌い手を更に深いところへと誘う) あ、杖…ッ (気付けば杖が手から無くなっていた。己に道の様子を教えてくれる大事なものなのに) 杖ッ…杖ッ! 杖が…ッ (座り込んだまま、バシャバシャと波の中に両手を突っ込む。杖はすぐそこに浮いているのだけれど、身体に当たらない限り歌い手には認識できない) 杖ッ…どこ…ッ! 何処ッ! (あれがないと駄目なのに。何処にもいけない。何もできない。杖が身体を離れるとこれほど不安になるものなのか。不安を打ち消すことができない。不安から来る苛立ちを抑えることができない) ッッッ! (ばしゃん、と右手で海面を叩いた。この間カップで切った傷がいやに痛んだ。そういえば、手当てもしていなかった) [Thu 15 Oct 2009 00:10:29]
◆リート@蝶 > (伸ばした手からまず感覚がなくなっていった。冷えて感覚がないのとは又違う。指先から徐々に己の輪郭を見失う。己が世界に取り込まれていく、そんな感覚。嗚呼、終わるのだと漠然と思った。――終わるのだ、己は) そんなのは い や だ (口からこぼれたのは紛れもない己の本音だ。けれど、己のその言葉を凍らせる、優しい声が) (――誰?) (涙が滲みそうになった。その優しい声を己は知っているような気がした。誰の声かと聞かれれば答えられず、誰の声とも言えるそれ。感覚の残っている手を、歌い手は伸ばした) … 、 …て (その声を振り払いたかったのか、それとも受け入れたかったのか) 【判定】 [Thu 15 Oct 2009 00:01:09]
◆リート@蝶 > (唇が震えた。何か声を漏らしたような気がするけれど、何を言っているのか。聞こえたけれど認識していないだけなのか。まろぶように、ただそうするしかないみたいに足を動かす。前に――。バシャバシャと派手な音をさせてブーツが波を割った。けれど己はその事実を認識できない。己の世界は何処までも闇と静寂に閉ざされている) うぁッ―― ! (踏み外した。――何を? 闇を?) (一瞬の浮遊感の後、己の身体は闇の中を落下した。――本当に下が下なのか疑わしいが、落下している感覚がするのだから矢張り落下しているのだろう。思わず右手を伸ばして何かを掴もうとする。あるのは闇ばかりで掴むものなどないというのに) [Wed 14 Oct 2009 23:52:10]
◆リート@蝶 > (ザ、と寄せる波の音がする。もう波打ち際は近いのだ) (波と雨と――それらは決して己の世界からは消えないもののはずだった。今この瞬間までは) ―――― (不意に訪れたのは静寂。一切の音が、一切のにおいが、一切の感覚が消えた) …っ (喉がひぅ、と乾いた音を出す。その音さえ本当に己の耳に届いているのかどうか。己でさえ己を見つけられないような焦燥と孤独感) (――こわい) (いつも己は闇の中にある。闇、それ自体は今は余り怖くない。けれど、己を孤独から繋ぎとめる音があった、手があった) (一人ぼっちみたいで) (今はまるで――) (まるで世界の崖にいるみたい な) (取り残されたみたいで。何もかも置いてきてしまったみたいで) [Wed 14 Oct 2009 23:43:47]
◆リート@蝶 > (肌に浮いたシミの存在に歌い手は未だ気付いていない。じわりじわりとインクが染みたみたいな黒が広がっており、目が見えていたなら其れは確実に歌い手に変調を知らせていただろう。最初は首筋に浮かんでいただけのシミは既に頬の辺りまで侵食していた) ――、 (波の音と雨の音は、耳障りだがどこか心地よかった。その音に安堵すらできる) ―― … (幻覚が消えてからと言うもの、己の世界はまたも闇に閉ざされた。無論、其れが正常なのだ。異常だったのはあの光景のほう――。脳裏を掠めた幼子の最期の顔。目は見えないけれど、あの光景は皮肉なことに具に思い出すことができた。歌い手は唇を噛む) (歌い手は真っ直ぐに海を目指す。その足取りに迷いは余りない。ただ、音に向かって歩いているだけ。音に引き寄せられているだけだ) [Wed 14 Oct 2009 23:34:22]
◆リート@蝶 > (病院には、結局行けなかった。行かなかった。行こうとすると意に反して手足の力は萎えて、ならば少し眠ろうかと横になっても眠ることができず。浅い睡眠と弱い覚醒を繰り返し、気付けば酒場が賑わう時刻になっていた。何故こんな時刻から歩こうと思ったのか自分でもよく分からない) ――、 (雨が、身体を打つ。傘は持っていない。全身濡れながら、濡れた砂浜を歩いた。杖が濡れた砂を噛んで、ああ、ここからもう砂浜なのだと悟る。其れより以前から潮のにおいが漂っていて、海が近いことは知れていたけれど) [Wed 14 Oct 2009 23:22:04]
お知らせ > リート@蝶さんが入室されました。 『 (彷徨う) 』 [Wed 14 Oct 2009 23:12:06]
お知らせ > ティエン@蝶さんが帰りました。 『( 少しだけ、刹那に垣間見たからっぽの闇に 似ている気がした。 )』 [Wed 14 Oct 2009 00:40:40]
◆ティエン@蝶 > ( 答えを得るにも、誰かに問いかけるにも きっと、決定的なものが足りなくて 欠けている。 ――…砂の上、寝転がった侭で一度 目を閉じた。 ) ( 目蓋の裏に広がる闇の色。 この目でも何も見通せない、この世界は ――…そうだ。 ) [Wed 14 Oct 2009 00:40:16]
◆ティエン@蝶 > ……あれ……? ( 手首に近い所に、ぽつり。 黒い染みのようなものが浮かんでいる。 血の気の乏しい肌の上、其処だけがまるで、この夜にでも染め上げられたみたいな 黒。 試しに指で擦ってみるけれど、痛くも無いし 広がりもしないし 消えも、しない。 ) ……へんなの……。 ( 微かな違和感が頭の片隅に過ぎるけれど、何か靄のように蟠るばかりで、かたちにならない。 くらり、動いてもいないのに視界が揺れて、ぱたり。腕も砂の上に投げ出した。 ) ……おかしい、のかな。 それとも、ずっと――…こうだったの、かな。 [Wed 14 Oct 2009 00:33:39]
◆ティエン@蝶 > ――…ぁ、あ…… ( 肺の中がからっぽになるまで、それは続いて。 ふつり、途切れるみたいに静かになったから、それが自分の声だったんだって、漸く気付いた。 ――…気付けば、星が見えていた。薄く冬の近付き始めた、澄んだ黒の中 銀色の砂が無数に散らばって。 欠けていく途上の円弧は少し歪に、空を照らす そんな、ありふれた空の色。 そんなものが極自然に見えたから、いつの間にか仰向けに寝転がってるんだって分かった。 ) ……何、だろ… 今、の……。 ( ひりつく喉には、身体の中からからっぽになっていくみたいな、強烈な渇きの残滓だけがこびりついている。 衝動は、収まったけれど。ずきり、ずきり 何かが疼く気がして、ふるり。頭を一度振る。 だめだ。だめだから。 だめ、なんだ。言い聞かせるみたいに内心で繰り返して、何だか妙にだるい腕を持ち上げて、目の前に翳してみた。 ) 【判定】 [Wed 14 Oct 2009 00:26:44]
◆ティエン@蝶 > ( 聞こえていた筈の潮騒も、水の音も。気配すら遠ざかって、融けていくような感覚 錯覚。 開いた筈の唇からは、掠れた声すら出せなくて。 只、酷く渇いた感覚が口腔に、喉に 身体の中にまでべったりと張り付いていくみたいだ。 胃の腑が焼け付くような空虚。何かれ構わず口に入れたくなるような、気の狂いそうな飢餓感。 かわいて、かわいて、身体の中からからっぽになって、外と内の境界線が薄くなっていく。 わたしの境界が消えていく。 ――…囁くように、諭すように 声が聞こえる。 甘いくらいに優しくて、それは呼んでいる。 呼ぶ、呼ぶ――…何、を? ) ( 唇はずっと開いた侭、忘れていたのは呼吸の仕方。 ひ、ひぅ、 しゃくり上げるような不自然な震えを繰り返して、喉が震える。 嗚呼、渇く渇く渇く、 なら、どうすれば か、 なんて ) 、やあああああああ!!! ( 何も聞こえないからっぽの中で、誰かの叫び声が やさしい声を掻き消していく。 誰かの、誰の ) [Wed 14 Oct 2009 00:17:46]
◆ティエン@蝶 > ……そんなはず、ないのに……。 ( 確証を持てる事なんて、何一つ持ってない。虫食いだらけの虚ろな穴は、何を見失ったのかすら、分からないから。 真っ暗な世界に溶け込んで、風の声もいつしか 打ち寄せる波に溶けて流れて、潮騒ですらなく 大きなイキモノの胎の底に呑み込まれてしまったみたいで。 何も見えない、くらいくらいからっぽの底で、見渡しても なにもない。 ぎし、り 。 作り物でしかない筈の胸の奥が、引き絞られるみたいに痛む。 こんなのは知らない。こんなのは知らなくていい ) ひ、ぅあ……っ ( 呼吸の仕方が分からなくなって、胸元を握り締めて蹲る。丸めた背中が、ひ、う 途切れる息遣いに上下して、瞬きを忘れた視界はちかちか 明滅して、けれど くらい、くらいくらい 灯火のない闇、からっぽのせかい ひとりぼっちで、かわいていく。 なにもないから、なにも だれも、なにも ) ゃ――…… ( ぐら、り 世界が揺れた。 溶けるように堕ちる感覚。 からっぽの空に向かって伸ばした指先が、何かに届く筈は無いって知っていた、けれど それでも。 ) [Tue 13 Oct 2009 23:58:02]
◆ティエン@蝶 > ぅ、あ わわ……っ ( ざくん 。 つんのめるみたいにして、爪先が少し深く砂を蹴る。靴の上を白み掛かった粒子がざらざら 流れていく。 直ぐ其処に見える、しょっぱい水がそうするみたいに、まるで 打ち寄せて、流れて。 ――…くらり。目眩がする。 最初は、馬車でずっと揺られていたからだと思っていたけれど、もう降りてから大分時間も経つのに、全然薄れてくれない目眩。 へちゃり、砂の上に座り込んで、赤い視線が ぼう、と昏く打ち寄せる波を見る。 まるで、果てのないような景色に、ゆらゆら 夜が落ちている。帳が落ちて、触れて 何も見えなくなっていく。深い深い、夜の底 ) ……変なの。 ( 何が、なんて考えずに、言葉だけが ほつり、ほつり ) みえない、なんてことが あるはず… ない、のに。 ( 瞬く視線の先、晴れ渡っていた筈の空に浮かぶ月も、星のひとかけらすら どこにも ない、なんて。 ) [Tue 13 Oct 2009 23:34:01]
◆ティエン@蝶 > ( 砂の音。まるで崩れるみたいな音だと思う。 さくり、はらはら 崩れて欠けて、跡形も無く。 さくり、さくり 不規則な音と、全然真っ直ぐにならない跡を砂の上に残していく。 ――…馬車を降りて、どんな風に歩いてきたのか よく覚えてないけれど。 足の向く侭に任せていたら、風の中に潮の気配が混じり始めて。 その侭、ずっとずっと進んできたら、この場所まで辿り着いたから。 きっと、馴染んだ場所なんだろう。 さらさら、砂の崩れる音 打ち寄せる波の音は、何かに似ている。 何か、酷く近くて とても遠い何かに。 ) ――…久しぶり、なんて言うのも おかしいんだろうけど、ねー……。 ( 目深に被ったフードの中から、零れるように声。ちゃんと音になってるのか、自分だけだとやっぱり自信が無い。 ) [Tue 13 Oct 2009 23:15:19]
お知らせ > ティエン@蝶さんが入室されました。 『( さく、り。 )』 [Tue 13 Oct 2009 23:06:53]
お知らせ > 白黒の蝶さんが退室されました。 『 ――誰の声も聞こえない。何の音も聞こえない。ただ、優しい何かの声だけが…―― 』 [Tue 13 Oct 2009 01:07:56]
◆白黒の蝶 > (――ふい、と蝶が飛び立った。雨に打たれて揺れながら、それでも何かを目指し。…飛ぶ合間に、小屋のなかで仮眠をとる漁師の姿を見つけた。ふわり、と窓に降り立って。――それから、また蝶が飛び立つ頃、その漁師の背中に残された黒い染みが、ひとつ) [Tue 13 Oct 2009 01:06:54]
◆白黒の蝶 > (フラッシュバック―――― 飢えと乾き。孤独。世界にただ己ひとりで身を置く恐怖。周囲は暗く闇に落ち、見渡しても何も見えず…―浮遊感と、落下感。 遠のく意識。 きれぎれと、世界と自分の境界が失われ――ああ、これが終わりなのだと―― …―――――誰かの、呼ぶ声が聞こえた。…優しく諭すような。それは、…――) [Tue 13 Oct 2009 01:03:51]
◆白黒の蝶 > (静まり返った水底で、世界にただ一人残されたような…ただ一匹で静かにもの想う、それは何かの儀式のようでもあり。――ぱたり、と左右色違いの羽が震え) [Tue 13 Oct 2009 01:00:15]
◆白黒の蝶 > (雨音と夜の帳が落ちた海は静かに波を寄せて、まるで水底の奥へと堕ちたような錯覚を覚える――腐り棄てられた小船の舳先の下に、白と黒の羽を持つ蝶が一匹、じっと海を眺めていた) [Tue 13 Oct 2009 00:54:07]
◆白黒の蝶 > (雨はまだ続いていた。昨日よりは幾分に和らいでいたけど、それでも雨音はまだ止むことを知らない) [Tue 13 Oct 2009 00:50:57]
お知らせ > 白黒の蝶さんが入室されました。 『 ――ここは、暗い…―― 』 [Tue 13 Oct 2009 00:49:55]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『俺は、今のフランの方が好きだな。 ( 事も無げに、そう告げた )』 [Mon 5 Oct 2009 23:43:26]
◆キリル > ――――― … ( 女になッてる元青年は、 混乱気味の貴女を何も言わずにじッと見つめ、 ) … ( 小さくほッと息をついた。 )( さッきまでの妙な雰囲気は消えて、いつも通りの貴女に見えたから、 ) ( 熟してゆく白桃のよな。 白い頬が赤に染まるのを見れば、ふっと笑って ) ――― 送ってッてやるよ。 ( アンタが拒まなければ、 だけど。 ) [Mon 5 Oct 2009 23:42:14]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 ああ、恥ずかしい。 』 [Mon 5 Oct 2009 23:37:38]
◆フラン > じ、実験体中って。魔女… 薬? あ、え……。 ええ、確かに、偶にあるようだけど。そ、そうならそうと最初からはっきり言ってくれれば…。 ( 唐突なことで事態がよく飲み込めていないが。聞いたことはあるけれど実際に目にするのは始めて。それじゃあ、今のキリルさんは男じゃなくて女になってしまっているのか。だから背が低く感じたんだ。 ) …〜〜っ ( 男じゃなくて良かった。…その言葉の意味を理解すると、顔が真っ赤になった。つまりは、男だったらこの先があったということなのだろう。それを考えると、浮かれていたとはいえ自分の振る舞いが迂闊だったことを思い知らされる。言い返そうとしたが耳にまで口付けされ、その言葉も止まる。 ) きょ、今日はもう帰ります。 ( ああ、上機嫌で余裕たっぷりのはずだったのに完全に相手のペースに飲まれてしまった。今日は完全に私の負けだ。拗ねたように顔を背けるだろう。 ) [Mon 5 Oct 2009 23:32:53]
◆キリル > ( 声と吐息が漏れるなら、薄く開かれた貴女の唇にそッと舌を差し入れようと、 ) ――― … ( したところだけれど、相手が驚きに唇を離せば素直に顔を上げ、 ) …実験体中。 魔女の薬の。 道端で押し付けられて。 時々あるだろ。 依頼。 ( はー… と息をつきながら、さッきまで貴女の顎を掬っていた左手で前髪を掻き上げ。 箇条書きのように、短い言葉を並べた ) ―― 俺が今日は男じゃなくッて良かったな。 ( そンなことを貴女の耳元に落として、 ついでに金糸に隠れた耳にも口付けを? ) [Mon 5 Oct 2009 23:23:52]
◆フラン > ( 上機嫌だから、戯れのつもりだったのは事実。それで唇を奪っても奪えなくてもどちらでも良いと思っていた。でも、奪われるとは思っていなくて。 ) ん ん、っ ふ。 ( 凄い音。吸われてる。歯も立てられてる。 ――男の人がする口付けってこういうのなんだ。身体の力が抜けてしまいそう。 ――でも、掴まれた手の先に何か柔らかいものが触れると、そこで私は目を開いた。 ) ………!? ( えっ。 ) ( 思わず唇を離し、自分の手が掴んだものと相手の顔を交互に見る。 ) えっ。 ( あれ、嘘?詰め物?いや、そうじゃない。私より大きい?いや、それもどうでもいい。いやよくないけど。 ) お、お、お、お、女の人!? ( さっきまでの余裕はどこへやら。驚き戸惑うような様子を見せ、うろたえる。 ) ど、どどど、どういう事…っ? [Mon 5 Oct 2009 23:16:24]
◆キリル > ( 唇の感触は、そのへンの女と変わらないのに。 なンて、思う。 ) ―― ( 唇を重ね、僅かに離せば啄ばむ様に。 ワザと音を立てて、二度三度吸い、軽く歯を立てようか。 初めに口付けた時の乱暴さとは裏腹に、丁寧にそッと、 ) ―― … ( 薄く目を開けて貴女の様子を見ながら、 ) ( 掴ンだままの貴女の手を、己の胸に当てよう と、 ) ( だッて口で説明すンの面倒だし。 勘違いのまま終わらせられンのもヤだし。 手っ取り早くていい。 ) [Mon 5 Oct 2009 23:09:02]
◆フラン > そう。半端者じゃなくなるから、私は嬉しいの。 ( 微妙に要領を得ていないその様子が可笑しいのか、またくすくすと笑った。 ) ( うん、誰にも他人には言えないことはあるし、そっとしておいて上げるのも優しさよね、とか。この事に関しては私の胸の内にしまっておこう、とか。誤解のままお話を終わらせようとするのでし、た。 ) ( お互いの距離を詰めるその一歩、二歩。あともう一歩近づけば、私は口付けすることができる。でも、私の背丈が足りなくて届かないなんてことになったら、格好悪いなあ。なんて思いながら――。 けれど、三歩目は踏み出されなかった。正確には踏み出す前に彼の方から近づいてきたのだ。驚く暇も無く私は腕を掴まれ強引に引き寄せられ、あっという間に唇を奪われた。 ) ――――ん…っ ( 一瞬目を丸くし、息が止まる。唇を奪うことは多々あれど、奪われたのはこれが始めて。やがて私は自分の顔が赤くなるのを感じ、驚きに丸くした瞳を閉じる。血を啜ることは勿論しなかった。というより、例え最初から啜るつもりだったとしても出来なかっただろう。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:58:09]
◆キリル > ( ざッ、 ) ( 砂がなきごえをあげた。 ) ――― ( たッた一歩。 己からも距離を詰めれば、後の一歩は貴女へと手を伸ばし、腕を掴んで強引に引き寄せようとする。 ) ( 距離が詰まるなら左手が貴女の顎を掬って上向かせ、乱暴に口付けるだろう ) [Mon 5 Oct 2009 22:50:48]
◆キリル > ( ―― 半端者? ) ――― ( あの雨の日に、自分は人間だと彼女が言っていたことに関係あるンだろうか。 ) …半端者じゃなくなるから、嬉しいの? ( だから上機嫌なのかと。 曖昧に言葉を紡ぐ彼女に、己も朧に問う ) え。 いや…、 …、 ( ソレは違うぞ。 凄く違うぞ。 )( 頬を引き攣らせながら、なンだかとても嫌な方向の勘違いを正そうと言葉を探して、 ) … ( 嗚呼、 ) ――― ( めんどくせェな。 )( 小さく舌打ちをしかけたところに、 貴女の言葉が耳に入る ) ――― は? ( フランベルジュ・フランドールは、何を言っているンだろう。 )( 前に、人間だって言ってたじゃないか。 なのに命を啜ることは出来る? 見境なくおいたをするような娘ではない? ソレを証明するために、キスをする っ、て? ) … ( そンなことを考えている間に、彼女は一歩踏み出していて、 ) ―――― … ( ああ、もう、 めんどくせェ。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:49:03]
◆フラン > ( それよりも、だ。私は彼の態度が少し硬いのが気に入らない。きっと、この間の事があったから警戒しているんだろう。信用させなくては、と一人頷いて。 ) ねえ、キリルさん。私はこれから3歩だけあなたに近づいて、キスをするわ。そのままあなたの命を啜ることは出来るけれど、それはしない。私が見境無くおいたをするような娘ではないということを、これから証明したいの。 ただ口付けをするだけ――。宜しいかしら? ( 唐突にそんなおかしなことを言い出すのも、きっと上機嫌だからだ。相手の反応がイエスだろうとノーだろうと、或いは戸惑いだろうと。少し間をおいてから、フランベルジュは歩みを前に進める。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:22:38]
◆フラン > そう、苦しみ。今の私はどうしようもなく半端者ですもの。 世の中のどこの国の社会を見てみても、半端者は苦労してしまう運命にあるようね。エルフの世界でも、ハーフエルフは受け入れられにくいようだし。でも、半端者でなくなってしまえば、それは物事の解決になる。 ( わざと内容を暈して言って。 バイト中、という言葉を聞くとフランベルジュは反応に困ったような顔をした。 ) ……えっと…。そういうのは、良くないと思います。こう、ちょっといいなって思っていた男の人が女性の格好をしているのを見るのは…。 ( じゃあ今はバイトの帰りなんだろうか。キリルさんは、こういう服を着てどこかのお店に出て……。考えたくない。まあ、きっと彼には彼なりの事情がありそうだ。嬉々としてやっているようには見えないし。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:22:30]
◆キリル > ( 貴女の足が止まって、わかりやすくほッと息をつく。 ) ―――― … ( 常であればフランのような女性にそう言われて悪い気はしないのだが。今は別だ。なンだか、複雑な心地でカフスをいじる ) ―― 苦しみ? ( 訝しげに、その言葉を繰り返した。 良い考えが浮かんだというのなら、オメデトウと言ってやるべきなンだろうか。 ) …… ( 見つめてくる碧に居心地の悪さを感じて、眉を寄せたまま視線だけを海の方へと向けようか ) …、 ( 貴女の言葉に、 ぅ、と小さく呻き ) … ( 決まり悪げにちら、と貴女へ視線を投げ ) …バイト中。 ( ぼそッと。 ただそれだけを告げた。 ほンとは仕事は終わって、副作用中なンだが。 ) [Mon 5 Oct 2009 22:09:01]
◆フラン > ( その表情と、半歩後ろに引く様子に少しだけ唇を尖がらせて。判りやすい拒絶の態度を取れば、娘もひとまずそこで止まるだろう。 ) そうかしら?あなたは顔や目鼻立ちが綺麗ですもの、きっと仏頂面でも――― ん? ( 今、妙な事を言わなかったか。仏頂面の女が好きな女の子、って。 ) ふふふ、とっても素敵なことよ。どうすればこの苦しみから逃れられるのかっていう事に対して、とっても良い考えが浮かんだの。 ( 手を後ろに組んで微笑みかける。でも、その次には相手の顔をまじまじと見たりして。 ) ………何か―― 変。キリルさんって、もう少し背が高くなかったかしら。 ( 今でも私より背は高いけれど。それに声質ももう少し違うような気がしたし、そういう服なのかと思って最初は気にしなかったけど、着ている服は…女物? ) [Mon 5 Oct 2009 21:56:59]
◆キリル > ――― … ( その微笑みに、軽やかな声に、 眉間に皺が増えていく。 ) ( 近づく彼女に、思わず右足を半歩、後ろにひき ) ――― 仏頂面の女が好きなオンナノコなンてそういねーと思うけど。 ( ゴキゲン? 最悪だよ、と心の内で悪態をついた。 ) アンタは機嫌が良いみたいだな。 こンなトコで―― 何考えてたんだ? ( いつもと、何だか様子が違う。 似たような状態の彼女を、己は一度だけ見た事がある―― ああ、なンで今日は雨が降っていないんだろう? そうすりゃ俺の知ってるいつものアンタなのに。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:45:12]
◆フラン > ―――…。 ( 向かう先に人影の姿を見たのは、フランベルジュも同時だった。それからとてもにこやかに微笑むのだ。 ) こんばんは、キリルさん。とても良い夜ね。 ( さっきまで不機嫌だったけれど、良い考えが浮かんでからは一転して上機嫌だ。砂浜に足跡を残しながら、ゆっくりと彼の方へと近づいていく。 ) ご機嫌は如何?何だか、難しそうな顔をなさっていたようだけれど、何かお悩みでもあるのかしら。それとも、何かを真面目に考えている風な表情が素敵な事に自分で気付いていて、若い娘の目を釘付けにしよう―― なんて考えているのかしら。 ( くすくすと笑って。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:33:24]
◆フラン > ( でも、ただ渇きを我慢して吸血鬼になるのはつまらない。耐えるのは辛いし、結局は我慢できなくなって誰かの血を吸ってしまいそうだ。それに、何ヶ月渇きを我慢すれば吸血鬼になるのかも判らないし。それよりももっと良い方法があるのを私は知っている。この方法ならば、幾ら時間が掛かっても我慢というものをする必要は無いし、とっても素敵な方法だ。 ) ミーシャを吸血鬼にして、彼女に私の血を吸わせよう。 ( ほら、とっても良い考え。想像しただけでもぞくぞくしてしまいそう。私が彼女を吸血鬼にして、彼女が私を吸血鬼にするの。二人の命は溶け合うのよ。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:33:19]
◆キリル > ( 目が丸く見開かれると同時、無意識に足も止まり ) ―― フランベルジュ・フランドール… ( その女性は、 貴女の名を呟いた ) [Mon 5 Oct 2009 21:29:11]
◆キリル > ( 最近ソレばッかりだ。 ) ( もうたくさんだ。 ) …、 ( 舌打ちして、乱暴に砂地を踏みしめる。 例の薬を飲んでから数日、休んでた分の講義のノートを海沿いにある友人宅で写させてもらってきた帰り道。 猫が満月に爪を立ててほンの微かに欠いた月に、何故か昨日のセィナとの遣り取りが思い起こされた。 ―― いや、正しくは吸血鬼というその単語を。 ) ―― … ( 淡い黄に光るイメェジとは裏腹に、今宵の月は赤味が強く、濃い金紅に見える―― 眉を寄せ、手慰みに左耳のカフスをいじった。 早く帰ろう。 ああ、でも、 ) ――― ( 父親がそうなら、やッぱりセィナも もしかし て―― ) …、 ( ふと、行く先に人影を認めてさがりッぱなしの顔を上げた。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:26:39]
お知らせ > キリルさんが入室されました。 『( 吸血鬼、吸血鬼、 吸血鬼――― … )』 [Mon 5 Oct 2009 21:12:53]
◆フラン > ( 何か他に発散させる手段があれば良いのだけれど、どうにも難しそうだ。というより、恐らくは吸血以外にこの欲求を満たすことは出来ないだろう。そういえば、以前はここならば例え誰かの血を啜ったとしても目撃者が少なくて済むから―― なんてことを考えていたこともあったっけ。 ) ふふふ、すっかり化け物ね。いっそ底まで堕ちてしまったほうが、身体も心も楽なのかしら? ( 完全に吸血鬼になってしまったら、自分の生活はどんな風に変わるんだろう。まず、私は渇いていた方が頭の回転が良くなるし、身体の調子も良くなるのだ。きっと成績も良くなるだろうし、体調を崩すことも少なくなりそう。吸血鬼としての力が強まれば、雨を克服して自由に出歩けるようになるかもしれない。…なんだ、良い事ばっかりじゃないか。 ) [Mon 5 Oct 2009 21:06:17]
◆フラン > ( …そう思いながら私はキリルさんを襲ったのだけれど。 ) ………。 ( 人気の無い海岸線を歩く。辺りには波の音だけが響き、生ぬるい潮風が顔を撫でていく。手で髪を押さえながら、私は代わり映えのしない海岸線を見遣った。 最近、この渇きを感じるたびに気持ちが昂ぶったり落ち込んだり、或いは苛立ちを感じたりする。いつものように平静を保つことが出来ず、恐らくはそれは満たされない欲求によるものだろうということは容易にわかる。自分の気持ちをコントロールできないのは凄く嫌だ、それが余計に苛々させる。こんな状態じゃ寮に戻って引きこもるのも何だか嫌だし…。 ) [Mon 5 Oct 2009 20:58:36]
◆フラン > ( でも、冷静に考えてみればその怒りは身勝手なものだ。なぜなら、人に害意を振りまく可能性がある以上はそうならないようにするのが当然の事なのだから。けれども私は怒りを感じている。吸血鬼化の進行と共に考え方に変化がおきているのだろうか? ) …別に、人ごみの中を歩いたって自分を制御できればいいのだから。 ( 要は襲わなければ良いのだ。それぐらいの我慢は出来る。…と、自分の都合の良い方に考える。 ) [Mon 5 Oct 2009 20:50:10]
◆フラン > ( 吸血衝動があるときにこういう人気の無い場所に来るのは、誰かに危害を加えてはならないから――だと思っていたが、違うのではないか。私は、隅の方に追いやられているのではないか? 大手を振って通りを歩くことが出来ず、渇きに襲われればこんな場所で時間が経過するのを待つ。少し落ち着いてきたら寮に戻り、その後はいつもと変わらぬ生活を続け―― そして夜になったら、私はまた人の居ない場所に行く。雨が降れば屋根の下でじっとして、そこから動くことが出来ず。 ) ………。 ( それに気付いたとき、私は内心での苛立ちを感じていた。どうして私がそんな我慢を強いられなくてはならないのだという思いが、ふつふつと沸き起こっているのである。 ) [Mon 5 Oct 2009 20:46:05]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 一つだけ思うことがある。 』 [Mon 5 Oct 2009 20:40:52]
お知らせ > アラタさんが帰りました。 『( 海のほうから悲鳴が聞こえたとか─── )』 [Mon 5 Oct 2009 02:49:48]
◆アラタ > ( 家に帰って風呂を入れば済む話だけど───好奇心はどちらかと言えば年相応にあるほうだ。海に入れなくとも手ぬぐい濡らして身体を拭くぐらいなら出来るんじゃないかって思ったんだ─── )( ってなわけで。風呂敷の中から手ぬぐい一枚取り出した。残ってるお握りは風呂敷の上に置くことにして───下駄はもとより脱いでるから裸足だし。 )───手ぬぐいをぬらすだけですからね・・・! ( 自分に言い聞かせるべく。ニヤニヤしながら海に近づいていこうか。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:39:34]
◆アラタ > ( 今年取れた梅で漬けたそれは美味しく出来上がってて少しだけ嬉しかった。上手く出来てるみたいだから、夜食に仕事場に持って行こうかなーなんて思ったり───皆に食べてもらえれば少しでも嬉しい。 ついでにお汁粉とかお雑煮も持っていけば喜ばれるのか頭を悩ませた。 )( 二口で平らげると手についた白米も綺麗にしよう。 ) あ───そういえば今年は海に入ってないや。 ( なんだかんだで、修行だ!と思って海にもぐっていたけども、今年は素振りばかりしていたことを思い出した。 秋だし───それに夜だしもう無理だよな、と名残惜しそうに海を見ることにした。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:30:53]
◆アラタ > ( 小さな欠伸をひとつ浮かべ、無造作においてある荷物の元へ歩き出した。 今日はなんだか無性に眠れなくて身体を動かしたくて仕方なくて───こんな日ってどうすごせば良いものなのだろう。大人しく家にいるよりもこうやって出てきて正解なのだろうか? ) よくわかんないけど、すっきりしたのかなぁ。 ( 荷物の隣に座ることにしよう。竹刀を隣に置いてから手だけ砂を払って荷物へ手を伸ばした。風呂敷の中に入れて笹の葉で包んだおにぎりを取り出した。中身は梅干 ) いただきます。 ( 手をあわせて。膝の上に置いたお握りに手を伸ばして一口。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:24:15]
◆アラタ > ( 作りすぎた御餅は余ってるから、お雑煮とおしるこにしようと思う。二人だけの家族だから中々消費されないのが悩みだけど ) 誰かうちに招く…。 ( あまり考えられない選択だ。少しだけ緊張してしまいそうだし─── ) ぐう。 ( 今日も今日とて欠食童子の腹は静かに鳴いた。 運動したし仕方ないかなぁって思うけど恥ずかしいよ ) 今日はおにぎり持参してるし─── ( 少しだけ顔を赤らめつつ、荷物を置いてある場所まで行くために起き上がった。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:14:41]
◆アラタ > ( 汗をかいてるもんだから、きっと頭にも砂がたくさんついたんだなーって思った。 でも、身体を動かすのはとても気持ちの良いものだから。後で水でも被ればきっと気にならないよね。 ) ぁ・・・お月様見えない─── ( 昨日は十五夜だったから、お月見と思って御餅を作ったけど。最近天気の調子が悪いから、雲ばかりで少しだけ寂しい。 ) [Mon 5 Oct 2009 02:05:19]
◆アラタ > ( 中々寝付けないものだから、素振りの練習をしに砂浜にやってきて───今に至。 ) ふぅ───今日はもう終わりかなァ ( 身体を動かすときは上だけ脱いでやるもんだから 砂浜に寝転がってしまた故に、背中が少しだけちくちくしてきた。 ) [Mon 5 Oct 2009 01:58:48]
お知らせ > アラタさんが来ました。 『( 砂浜に大の字 )』 [Mon 5 Oct 2009 01:56:03]
お知らせ > ソードさんが退室されました。 『夕食には大きめの魚を丸ごと使った料理が出たとかで…』 [Thu 17 Sep 2009 23:06:22]
◆ソード > (さて餌をつけたままの釣り糸は水中の一番深い場所へ落ちていって… 魚の塒近くへどうやらたどり着いたらしく)……ぉ・・・・・アタリかな…?(とりあえずは今夜のおかずだ、と考えながら手を竿に添えて真面目な表情になっていき) [Thu 17 Sep 2009 23:05:27]
◆ソード > (そいえば何処かの村で怪物が出るとか言う噂も流れていたっけ?とか思い出しながら紙を捲るもめぼしい物はなくて…)もーすぐ……涼しく…というより寒くなるし……色々物入りなんだけど、ね…(どうしよう、と考える…。自分一人だけの頃より責任のような物…が生まれていて…若干考え込む獣人で) [Thu 17 Sep 2009 22:49:55]
◆ソード > (岩の上が明るく灯される…といっても小さな灯り、近くを見る程度が目的のそれ、脇に置いて街の仕事募集掲示板からいくらか取ってきた仕事の紙・・・を眺めて)…団子……作れる…けど…(自宅の場所…どうやら衛生面に不安と判断されるらしく…そもそも獣人は料理人にはあまり向いてない…差別的な見方もあるが、毛深い奴が多いというのも一般的な印象らしく)…確か一部はそうだけど…ね…(尻尾とか耳を微妙に動かし…釣竿が僅かに揺れると海辺に浮くそれがゆらゆら揺れて) [Thu 17 Sep 2009 22:35:38]
◆ソード > (何となく久しぶりな気がする黒い猫耳…もとい黒豹の耳を持つ獣人の少年が、大岩の上に座って釣りをしていて)んー…久しぶりだから勘が鈍っているかな…?(所謂エサ取りと呼ばれる小物の魚すら釣れていない状況。一般に水温は気温に対して一ヶ月遅れで下がるから今の時期は若干連れにくいとは聞いていたのだが…此処まで釣れないと退屈なわけで)…ま、食料集めはついでだけどね…。(とか良いつつ長い尻尾が器用に釣竿を持つと、空いた手で小さなランプに明かりを灯して) [Thu 17 Sep 2009 22:25:34]
お知らせ > ソードさんが入室されました。 『釣り糸を垂れて…』 [Thu 17 Sep 2009 22:22:27]
お知らせ > 蜷潜さんが退室されました。 『 店内に戻る 』 [Thu 17 Sep 2009 21:54:30]
◆蜷潜 > ( 豪天寺艶子もしばらく見ていないが、どうやら君影の安否が心配になって件の村に向かって飛び出して行ったようだ。 行った所で当面待っているのは土砂災害の力仕事くらいのものだろうが。 ) ( なにを そんなに 脅えているのかが分からなかった。 ) ( 待っていれば良いものを。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:52:23]
◆蜷潜 > ( 溜まった生塵を片付けようと裏口に回った時、ふと頭を過ぎる。 ) ( 君影が件の土砂崩れの村―――アライグマだかなんだかに行ったきり戻っていないようだ。 稀に店に来ては高い猫餌と安い晩飯を食いに来ていたが、しばらく見ていなかった。 それから、この辺りのネットワーク―――アマウラ移民コミュニティの間で、豪天寺艶子の家に君影の猫が居るという話が入り、飛燕でも連絡が取れなくなったと聞いた。 その後一度だけ自宅を訪れたが―――色々面倒臭くなって長期引き籠りに入った、とかでもなく、帰ってくる様子も無かった。 ) …。 ( そうか。 としか言葉は浮かばない。 そう大きな事態だとも思わないし、そうそう死にはしない奴だとも思う。 アレは面倒臭がりで社会性というものが欠落している上に日常的な鍛錬を欠かさずしている風にも見えないが、素養だけなら十分にあると思う。 人格面以外は。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:37:30]
◆蜷潜 > ―――今日の初物は甘海老、鰈、鰰だ。 相応に値は張るぞ。 ( それでも食うのがアマウラ人である。 ゲン担ぎとか季節物とかに妙に弱い種族である。 大元の祖国―――朱鷺の都が特に、四季の彩り鮮やかな国だからだと聞くが、残念ながら蜷潜は朱鷺の都どころか、天浦にすら行った事のない根っからのヴェイトス市生まれヴェイトス市育ちである。 正直国の文化に詳しいわけでもなし、そう強い愛国心を感じる事も無い。 ただ、幼少より帰属している所が此処―――在ヴェイトス市アマウラ移民の集落だと言うだけの話。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:17:15]
◆蜷潜 > ( 今日の魚守はそう忙しいでも無く―――それでいて客が無いでも無い、程度。 常時まぁ数人の常連がぽつぽつと居て、夏のテンションが過ぎたみたいな顔をして訥々と話しながら酒を酌み交わしている。 暗いとか湿っぽいとかいうのではない。 この、夏と秋の季節の移り変わるタイミングを騒ぐでなしただ、肌で楽しむのがアマウラ人的な季節感というものだ。 そう言えば今日は秋の肴の出が多い。 一足先に秋の味覚を味わう、なんていう考え方はあんまり他所では聞かない。 ) 初物七拾五日、だったか。 ( 初物を食べると七十五日寿命が延びる、なんていう。 ) [Thu 17 Sep 2009 21:02:47]
◆蜷潜 > ( 夏の喧騒が過ぎ豪雨も無く、ヴェイトス港は静かに波音を繰り返している。 市街地の賑やかな所から離れ、こんな所に夜中に来るのは漁師か船乗りかその関係者か―――物好きでこんな所まで散歩に来て、海でも見てノスタルジックに浸ろうという輩くらいのものだ。 海辺の坂場「魚守」はヴェイトス港へと続く馬車道の途中にある飲食街の中にある一軒で、馬車道を挟んで向こう側に高い防波堤から見下ろす砂浜を望む場所にある、アマウラ系の酒場。 もっとも―――何代も前に集団移民してきたアマウラ系移民を先祖に持つこの辺りの住人達はもう随分とヴェイトス市文化にかぶれてしまって、純粋なアマウラ料理からかけ離れた代物になりつつあるが。 同じく海に囲まれた海産物料理の多いガッリア=ロゥマ地方の料理と相まって、独特のシーフードレストランみたいなものだ。 ) [Thu 17 Sep 2009 20:53:05]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 海辺の酒場「魚守(うおかみ)」 』 [Thu 17 Sep 2009 20:45:14]
お知らせ > キリルさんが退室されました。 『 ――― 良い子だ。 ( ちゅッと小さく音を立て、目元に口付けようか )』 [Tue 15 Sep 2009 01:59:02]
◆キリル > ( なンかもっと色々言ってやりたいコトがあったンだけど、 ) ―――― … ( まァ反省してるしいいか、と安堵し氷解していく。 )( ホワイティア文化で生まれ育ったから、撫でたり抱きしめたり頬を寄せたりすることに抵抗は無いし、イエロティアから見りゃ過剰に映るだろうスキンシップも当たり前だと思っている。 )( だからわしわしと躊躇いも無く撫でて抱き上げて、そのまンま連れて帰ろうと砂浜を歩き出しながら、 ) [Tue 15 Sep 2009 01:58:27]
お知らせ > セィナさんが退室されました。 『( 心配掛ける様な事、もう絶対にしない。 ッて、心に決めて、 )』 [Tue 15 Sep 2009 01:54:31]
◆セィナ > ( なかなか収まらない嗚咽。息を吸ッたり、吐いたりすれば多少は落ち着いては来る。 喉が変にイガイガして痛い。眼をやッぱりちょッと痛い。 きッと、心配掛けた罰 なンだと思う。 ) ――― ふあッ、…! …? ( わしわしッて撫でられた頭。水を吸ッてる所為か、くしゃーッてなッたまま戻らない。 つかンだままの裾、 ) ――― ッ、 ( 抱きあげられれば、そうッと離す。その代り、彼の首にぎゅーッと抱きつこうと、 して。 ) … ごめンなさい、… ―― ( お月様、 見上げてみれば、笑う様に 欠けた月。 ) …… 泣きま せ ン… ッ。 ( ぐし ッと片ッぽの手で涙拭ッて。声は 涙声交じりだけれど。 もう、涙は出なかッた。 ) [Tue 15 Sep 2009 01:49:19]
◆キリル > …… 、 ( 肯定の言葉が返ってきて、表情からも肩からも、 ほッと力が抜ける ) ――― ( いーや、とか、別に、とか。 例の言葉への返答は頭ン中に浮かぶものの声にはならないまま、 ) … ( 帰ろうと立ち上がりながら、 わしわし、少し乱暴に水を吸った柔らかな蒼色の髪を撫でようか。 自分の髪も水を吸って、大分酷いカンジ。頬や首にひッつくのが気持ち悪い ) ( ぎゅッと掴まれた裾を見下ろして、 ) ――― ( セィナをひょぃッと。抱き上げようと両手を伸ばした ) ―― もー泣くなよ。 月が笑ッてンぞ。 ( 晴れた空には欠けていく月が、空が笑ッてるみたいに浮かンでる ) [Tue 15 Sep 2009 01:41:33]
◆セィナ > ―― うう−ッ、ふッ、うえッ、 わぁぁあああン…ッ! ( 海に落ちた事も怖かッた、けど。嫌われてしまうンじゃないかッて気持ちの方が大きくて。 ――声をあげて、泣き続ける。 ) ――― うッ、ふえ …ッ ッく… …! ( ぺち、ッて頬に当てられた指に。涙でぐしゃぐしゃになッたまンま顔を上げれば、すぐに彼とは眼があッて、 ) ――― ッく、う …ッく、 ( 嗚咽でうまく言葉が紡げなかッたけど、一回息を吸ッて、 ) ―― ッ …はッ はい…ッ、 ( 何とか言葉になッた。ちゃンと彼の眼を見て、約束 しよう。 ) ( ゴシゴシッて両手で 涙を拭ッている間に、 スカートが軽くなッた。 ) … あ ッ、 ありが ッ う、 ございま …ッ、す。 ( しゃくり上げる度に、肩が動いて。言葉がうまく喋れ無くて もどかしい。助けてくれた事、服を絞ッて貰ッた事、 途切れ途切れでお礼を云ッて、 ) ( 帰るぞ、ッて言葉に大きく頷いた。 出来るなら、彼の服の裾 掴もうと 手を伸ばす。離さない様に ギュッと 掴みたい。 ) [Tue 15 Sep 2009 01:32:13]
◆キリル > ―――― ( 優しく微笑みかけてやりゃァいいのに。 自分自身にそう思いながらも、表情は軽く眉を寄せ憮然としたまンま ) …、 ( 息をついてしゃがみこみ、セィナとの目線の差を埋めて―― ) …。 ( ぺち。 )( たたく とか、 はたく とか、 そーいうンじゃなく。 どッちかってーと単に 指をあてる、ように手をセィナの頬へ。 ) ――― 暫く一人でココには来ないコト。 いいな? ( じッと、透明な雫を零す濡れた蒼緑の宝石を見つめる ) ( それからスカートに何の気なく手を伸ばして、妹とかにしてやるみたいにスカートが吸った水を絞ってやろう、と ) 今日はもう帰るぞ。 [Tue 15 Sep 2009 01:21:22]
◆セィナ > ( ッく、うッく、と洩れる嗚咽。さッきまでの恐怖とか、混乱とか、安堵とか罪悪感とか 色々な感情が混ざッて、頭の中はパニックを起こしそう。謝る言葉しか紡げずに、 しゃくり上げる。 ) ―――… ン…、 ( 寄せられた頬に ぴッたり無意識にくッ付いて。 とン、と砂浜に足がつく。来た時よりも水を吸ッて身体が重い。 髪からも滴が落ちて、 ) ――――… ッ、 ( 掛けられた問い。びくッて身を震わせた後、首を横に振る。 ) ―― だ、だいじょうぶ …です…。 ( キャンバスは、もう諦めよう。 ) ―― ぁの、… ッ、う…ううー…ッ、うわぁぁああ…ッ、 ( 謝らないと、ッて思ッて言葉を出そうとしたのに。出たのは泣き声で。 スカートの裾を掴みながら、小さい子みたいに泣き出した。 ) [Tue 15 Sep 2009 01:13:03]
◆キリル > ――― あー…… 、 ( 手が空いてりゃわしわし、自分の頭を掻いてるところだ。 ) … ( 何と言っていいかわからないまま、憮然と眉を寄せて。 海から上がれば服が水を吸って常よりも重く感じる自分の体、半ば引き摺るように波間から離れよう。 両腕でセィナを抱きしめたまンま、 ) … ( 軽く頬を摺り寄せて、ぽんぽンと背中を叩いてやろう。 それからそッと、砂浜の上におろしてやろうか。 ) ――― 荷物は。 ( ふッと出た問いは、あンまり感情の篭らない声だった。混じっていたとしたら、それは僅かな苛立ちの色だろう ) [Tue 15 Sep 2009 01:02:44]
◆セィナ > ―― う、ッ ふえッ、 ッく、 ( 何度もしゃくり上げて、 ) ぉッ お兄 ッさン … ごめンなさい…ッ、 ( きゅッと強く服の裾を握ッて。背を撫でられれば だンだンと混乱していた頭も落ち着いてくる。 と、同時に罪悪感が芽生える。すごく心配かけてしまッた。 ) ―― ッふ、 はい…ッ、 ( 服を掴ンだまま、頷いて。 深かッた海が、どンどン砂浜へと近付いていく。 海の深さが腰程度に なッた時、漸く足がつくンだと 分かッた様。足がついても、彼の服は 離さず、に ―― ) …… ご、 ごめンなさい、 お兄さン …。 ( 海水の所為で、ちょッと声が掠れて。 ぐし、と鼻を啜りながら 謝ろう。 ) [Tue 15 Sep 2009 00:54:47]
◆キリル > …、 ( 小さな体が腕の中におさまればほッと息をついて背中を撫で、頬を寄せた ) ――― じっとしてろよ。 ( セィナにとっては深く感じただろう水深も、青年の背と比べれば幾らかマシな筈。 海の中漂っているせいでいつもより軽いセィナを片手で抱きしめながら、砂浜の方へ戻ろう。 段々と戻ってくる重みが、海の中から離れてく感覚に付随する ) [Tue 15 Sep 2009 00:45:53]
◆セィナ > ――― うわぁぁぁああン…ッ ( 波が揺れるたびに、口の中に海水が入ッてきて。其の度、ゲホッと咳き込む。 ) ( 泳げない訳 じゃ無いけど。きッと今泳いでも、怖くて 怖くて、砂浜までたどり着けないッて 思ッて。岩を掴みながら、泣き続けていた。 ) ( ―― ふと、波とは違う音に気付いて。 振り向けば、 見知ッた姿。 ) ――― お兄さン … う、うわああァあン…ッ! ( ごめンなさい、ごめンなさい ッて泣き声の中でしゃくり上げながら 紡いで。抱きこまれたまま 、彼の服を掴もうと。 ) [Tue 15 Sep 2009 00:37:12]
◆キリル > ( 水音がした。 ) ( 自分が駆け込むように海に入った音だ、と自覚したのは数瞬後。けどそれさえもすぐに意識の外に締め出され、 ) ―――ッの、 バカ!! ( 思わず悪態を吐きながら、セィナへと手を伸ばす。 )( セィナは大丈夫ッつってたけど、心配で様子見に来てみりゃコレだ。 ) …セィナ、 ( 手が届いたら、胸の中にぎゅっと抱き込もうと。 キャンバス? 気にしてる余裕なンてない。 ) [Tue 15 Sep 2009 00:28:58]
お知らせ > キリルさんが来ました。 『 ――― ッ、』 [Tue 15 Sep 2009 00:20:55]
◆セィナ > ( ばしゃン ッて水音。頭から海へ落ッこちて ――右も左も、上も下も分からない奇妙な浮遊感。 ) ――― ッ はあッ、ケホッ…!ごほッ、けほ…ッ、 ( 何とか顔を上げれば 岩に掴まッて息を吐く。吸う。吐く。 ) ( 眼が痛い。喉が痛い。 心臓は煩い位に早く 早くなッて。 岩のでッぱりに抱き付く様な 感じで、 ) ――― ふ、 う、うあ…ッ、 ( 泣き出した。 肩ギリギリのところまで浸かッている状態で すごく寒い。怖い。 恐怖、混乱、色々な感情が混ざりあッたみたい。 ) ―― ぉ、 ッ お父さ ァン…! おにいさ ッ…、 う、 ―― ふッ、うわああぁン…ッ、 ( 涙が流れたお陰で 眼のしみるのは軽減された。 キャンバスは 両手から離れて、どこかへ 行ッてしまッた。 ) [Tue 15 Sep 2009 00:13:06]
◆セィナ > ( 其の影は倒れている様で、けど、一部分のみ カサカサと動いている。 ) ( ―― カサカサ ッと一部分が 少女に向かッて きて。 ) ……… ひッ、 ぁ…! ( キャンバス抱き締めたまま 身を後ろに引く。其の影は 猫とか犬とかだと思ッていた其の影は 虫の集合体だッた 様で。 カサカサ、カサカサ―― 嫌な音を立てて、此方へ。 ) ―― あッ、 あわッ、はう…!いやあ…ッ、こッ、ここここ 来ないで くださ ッ い〜… ッ! ( 虫は 好きじゃない。 はッきり言うと 嫌い。 ) ( カサカサ向かッてくる 虫に、逃げよう 逃げようッて 後ろに下がッていッたら、 ) ( ――― ず る ッ、 ) ( 岩の終わりに 気付かなくッて。 ) ――――― ッ!! ( 声を上げる間もなく、 身体は 真ッ逆さま に。 ) [Mon 14 Sep 2009 23:59:46]
◆セィナ > うン ッしょ、 ―― あう う…ッ、 ( ずるるーッと滑ッて落ちて。運動神経はとことン悪い様。岩を見上げながら、ちょッと眉尻下げた。 ) ―― も、もう 一回…ッ。 ( キャンバスは岩の上に置いてしまッたし。――登るしかない。今のでちょッとはコツがつかめた様な気がする。 ) ―― ンン ッ、 ふわッ、あ …ッ! ( グッと力を込めて、何とか岩の上。ぺッたン、座り込ンで。 ) ―――… はう、… 登れた あ…。 ( ほうッと 息一つ。 ) ( 置いたままのキャンバスを抱き締めて、岩の上を歩き始めれば 。 少し離れた場所に 動く影。 こてン、ッてちょッと小首傾げて 其方へと近寄ッていく。 ) [Mon 14 Sep 2009 23:48:06]
◆セィナ > ( 波打ち際から見るよりも、ちょッと高い所から見た方が綺麗に見えるかもしれない。 ) ( きょろきょろ ッと、顔を動かして、岩場が目に付いた。 てッてッ、砂浜に足跡を付けながら 其方の方へと歩いていく。 ) ―――… ちょッと 高い… かな…? ( 道具を持ッたままだと 辛いかも。肩から下げてた鞄に、道具を詰め込ンで。 キャンバスだけは、岩の上に ちょッと背伸びして置いた。 ) ―――… う、 うう、ッと。 出来る、 うン、出来るもの…ッ。 ( セィナはやれば出来る子ッて お父さンも前に一度言ッてくれたもの。 岩に手を掛けて、デコボコに足を掛けながら 登り始める。普通にしたら そンなに高い所 ッて訳でも無い。 ) [Mon 14 Sep 2009 23:41:32]
◆セィナ > ( 波打ち際。波がギリギリ届かない ところで。 絵描き道具を両腕で抱き締めて、 少女は 歩く。 ) ―― お部屋に飾る 絵…、 ( やッぱり風景画かなあ、なンて。 公園、川辺、綺麗な場所は色々あるけれど。 結局、描きたい ッて思う場所は海 だッた。 ) ( 居候先のお兄さンにはきちンと行き先は言ッてきたし。すッごく心配されたけど、大丈夫です ッていッて。 ) ――― どこか 素敵な場所、 ( ないかな、 ッて辺りを見渡す。 今日は月が綺麗だから、海に 映ッてる様子とか 見れたら良いのだけれ ど。 ) [Mon 14 Sep 2009 23:30:45]
お知らせ > セィナさんが入室されました。 『( ―― 砂浜を 歩く。 )』 [Mon 14 Sep 2009 23:24:52]
お知らせ > プリムラさんが帰りました。 『――― そういえば、なんで此処にいたの? お散歩でも していたの? 』 [Sun 13 Sep 2009 04:18:00]
お知らせ > ライヴィスさんが退室されました。 『―― 僕も 頑張ります。 ( なンて。心見透かされた様で。照れた様に呟いた。 )』 [Sun 13 Sep 2009 04:16:30]
◆プリムラ > ( 箒の暴走の原因は恐らく、 自分の魔力の調整が うまく出来なかったからだろう と 、思う。 急がずにまずは、魔力制御のほうから しっかりしていかなきゃダメかなぁ と、 考えつつ 。 少年におぶされば重くないだろうか なんて、 女の子らしい心配も したり 。 ) うん 。 ありがとう、 ライヴィス君 …。 私、 がんばる ね 。 ( そういえば、誰かにおんぶをしてもらうのは久しぶり。 背から伝わる振動が 、 心地いい。 そんなことを 思いつつ 。 ) [Sun 13 Sep 2009 04:14:44]
◆ライヴィス > ( クツクツと小さく笑う声は止まなくて、 ) ( 砂、と云うか雨に濡れて泥に近くなッたか。其れも仕方が無い。 背に重みを感じれば、其のままおぶッて立ち上り、 ) ―― 謝る事なンて 無いですよ。ああ、でも。 海には気を付けて下さいね? 冬は、風邪どころじゃ済まないかもしれませン し。―― プリムラ様のペースで、ゆッくりやッていけば良いンですから。 ( 砂浜を歩いて、箒を拾い上げながら そンな言葉。空を―― 飛ンで見たい、とは思う。少女が箒に乗れる頃には、自分も、飛べるようになッたら良いなあ、なンて 夢の様な話か。 ) ( お互い、頑張りましょうか。 ――なンて言葉、口には出さず。其のまま 家路へと歩もう。 ) [Sun 13 Sep 2009 04:10:01]
◆プリムラ > ( 頭を撫でられれば、 嬉しいけれど、とんだ失態を見られてしまって しょんぼり 。 ) ―――― … 。 ( 砂だらけになってしまった と 言われれば、 ぱたぱたと ついた砂を掃おうとしてみたり。 雨のせいで掃う と言うよりは 流す に近くなったけれど 。 ) ――― ごめん ね ( あやまりながら、 少年の背におぶさろうか 。 もっと魔女らしくなりたかったのに。 それに、 空を ――― 吸血鬼の少年と一緒に空を飛ぶことが出来たら、 楽しいかな と 、 思ったのに。 ああ、もう 。 大失敗だ 。 ) [Sun 13 Sep 2009 04:02:18]
◆ライヴィス > ( 座り込ンだ少女の様子 見遣れば。怖かッたンだろう、 なンて解釈し、頭を撫でようかと手を伸ばす。 ) ( 海月アイ○とかは如何かと思うンだ。例え捕えても 吸血鬼は調理出来無そうだ。其のまま、はい刺身、なンて 出す勢い。 ) ――― 砂、だらけに なッちゃいましたね。 ( 不謹慎だとは分かッているけど、小さく小さく笑い声零して。少女に背を向けたまま、しゃがみ込む。 ) ―― 乗ッて下さい。 …早く乾かさないと、風邪引いちゃいますし。 ( 世に云うおンぶという奴です。非力だッた吸血鬼も外で色々やッてる内に力は付いた 様。具体的には 力2から力4になる位に。少女一人くらい おぶッて帰るのは平気そうだ。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:55:45]
◆プリムラ > ( 身体にはりついた塩水が、雨のおかげでとれていく 。 ごしごしと眼を擦る。 ――― さすがに うがいは出来ないけれど 。 砂浜へと下ろされれば、 ぺたりと座り込む 。 此方も 息を吐く。 本当に よかった 。 ついでにこの時期は海月もいるのではなかったか なんてことを 、思い出したり 。 某水族館では海月アイ○とか海○定食とかあるが、さすがに捕って調理して食べよう とは 思えない。毒のある海月は多いし―― 。 ) ―――― … ぁ ( 箒を取りに行くと言って離れた少年を追おうと 動くが 、 立とうとして足がもつれてしまい、 べしゃ と 、 砂浜に転んだ 。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:48:45]
◆ライヴィス > ―――…! 雨…、 ( ぽつン、と肌に落ちた感触に空を見上げ。 次いで、ぼとッと 箒の落ちる音。 ) ―――… いいえ。 無事なら それで、 ( 少女の背を擦り、暫くして手を離そう。恐らく 抱きとめたままの少女、 をゆッくり砂浜へと降ろして。 ) ( 息を吐く。 なンか、安心した。此処では魚の餌 どころでは済まない気がする。水魔も 存在して居るし―― ) … 箒、取りに行ッて来ますね? ( 云いながら、少女から離れようか。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:41:57]
◆プリムラ > ( 水 ――― 。 幸か不幸か、 雨が降ってきたようだ。 ポツリ 。 ポツリ と 、水面に波紋が広がる 。 ) ( ヒュッ と 、風を切る音と共に、 2人から数メートル離れた場所に、 少女が乗っていた箒が 落ちた 。 ) あり、がと う ――― ( 大丈夫かと言う問いに 頷いてから、 咳き込んで苦しそうにする合間に、 一言 お礼を 言う 。 少年がいなければ、 下手すれば魚の餌になっていたかもしれない と 思うとゾッとした。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:36:10]
◆ライヴィス > ( 咳き込む少女の背を軽く擦りながら、 ゆッくり岸へと移動していく。転ばぬ様に 慎重に、慎重に。 ) ――――… ( 砂浜に足を付けば、 はああ、ッと安堵の息を零す。水でも有れば良いのだけれど、生憎持ち合わせていない。トントン、と彼女の背を 軽く叩く様に 擦ろうか。 ) ――― 大丈夫 ですか? ( 己の服も海水塗れだ。渇いたハンカチを差し出す様な 事は出来ず、ちょッと表情顰めて。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:30:59]
◆プリムラ > ( 伸ばした手を 掴まれる。 水面から出されれば、 見えるのは吸血鬼の少年の 、 金色の髪だ 。 少女は泣きそうになりながら、 助けてくれた少年の首に腕をまわし 、抱きつこうとするだろう 。) ――― ゲホッ … ゲホッゲホッ ( 水を飲んでしまったのだろう。 何度も 何度も 苦しそうに咳き込みながら 。 喉の奥が塩辛い 。 痛い 。 ついでに眼も痛い 。 見ているだけならばとても綺麗なのに ―――― 海って実はとても 怖いんだ と 、 少女は 実感した 。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:23:48]
◆ライヴィス > ( 初体験の海水浴は 溺れた思い出しか有りませン。トラウマになりそうだ。 さておき、 ) ( 己の背丈で何とか ギリギリといッた感じだ。もう少し身長が高かッたら もッと楽なのに、なンて思ッたところで変らない。 伸ばされた少女の手をぐッと掴めば、其のまま腰の辺りを支えよう。 水面から 肩の辺りまで出る様に。 ) ( ―― 其れが 叶ッたのであれば、 大きな息を一つ吐こうか。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:18:14]
◆プリムラ > ( 塩水が辛い。 そういえば海で泳ぐのって初めてだった。 初体験がこれってどうよ なんて 。 そんな冗談は口に出さないし、そもそもこの少女が思っているのかすら分からないが 。 ) ( ちなみに、 それほど深くはない。 吸血鬼の少年の身長でなんとか足がつくくらいだろうか 。 ) ―――― … ラ イ…ヴィスく … ( 聞こえてきた 声 は 、 少女のよく知る少年の声だ。 もがいている少女には、姿は確認出来なかったけれど 、 声がしたほうへ 、 岸があるほうへ 、 必死で手を伸ばそうと するだろう 。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:13:52]
◆ライヴィス > ( 慌てて見遣ッた少女の様子 ―― ああ、やッぱり海に落ちた。なンて、小さく舌打ち。 ) ( バシャ、ばしゃン と水を掻き分けて、ゆッくり其方へ向かッて行こうと したのに、 ) ( ―― ゆッくりじゃ 拙いッぽい。吸血鬼自身は 泳ぐ事はおろか、水だッて本当は苦手 だけど、 ) ――― 手ッ!掴まッて! ( 何とか少女の所まで 辿り着けば、早口に捲し立てる。もし、掴めない様なら、そのまま彼女の身体を勢いに任せて 抱きとめようか、 と。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:08:14]
◆プリムラ > ( 上空で放り出された少女の身体は そのまま 、 重力に従い落ちていく。 下は海とは言え、 そのまま落ちれば相当痛い思いをするだろう ――― が。 少女の身体が海に叩きつけられる直前。 柔らかい風が少女の身体を包み、 少しだが落ちるスピードが 失速した 。 ) ( バシャンッ ) ( それでも 、 海へ落ちることは変わらない。 大きな水しぶきが あがった。 ) ―――― … ぷはっ ( 水面から 、 顔を出すが 、 少女は大切な――― とても 大切なことを、 忘れていた。 ) ( 泳 ぐ の が 苦 手 と い う こ と だ 。 ) ( バシャバシャともがくように 手を動かす。 嗚呼。 服も考えて着てくればよかった。 スカートが足に絡まって余計動けない。 ) [Sun 13 Sep 2009 03:04:00]
◆ライヴィス > ( あ、無理だッた。 ) わッ、 あ―― …!? ( 初めて足を踏み入れた海は 思いのほか、進む事が出来無い。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:58:29]
◆ライヴィス > ( 少女の身体が浮上していく様を、ジッと見遣る。やッぱり、飛べるもンなンだなあ、なンて感心しながら。吸血鬼なのに飛ぶことの叶わぬ自分が 少し嫌になッた のも、束の間、 ) ―――― …? ( 緩やかに円を描いていた少女の動きが、 ちょッとずつ早くなッていッて。あンなに早く回転したら、振りおとされないだろうか ッて心配した 矢先だ。 ) ―――― …ッ !? ( 少女の体が 闇に放り投げられたのを 見た。 ) ( 慌てて 其方に駆け寄り、少女の落ちるだろう位置に手を伸ばして みる、けども。 此処は、海だ。うまく キャッチできるかなンて 解らない。 ) ( ―― 偶数なら無事受け止める。 奇数なら波に足を掬われ動けず。 0なら、受け止める事は出来るが、こける。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:57:41]
◆プリムラ > ――― … ( ゆっくり 、 ゆっくり 、 少女は浮かんでいく 。 冷たい風が頬を撫でるのを感じた。 少女のほうはストーカー … 否。 心配でついてきてくれた吸血鬼の少年には 気付いていないようで 。 ただただ、 今していることに 集中をしているようだ。 ) ( 無事に上空までのぼり、 この変でいいだろう と、上昇を止める 。 高いところにいるのは、 なんだか気分がいい。 これで晴れていたら最高なのだけれど 。 ) ( 短く息を吐いて、 前方を見る 。 箒に乗った少女の体は、 ゆっくりと 宙に円を描くような動きを 、 して ) ――――― ぁ。 ( いたのだが 。 ) …… ゎ 、 ゎ ゎ … ッ ( やや 、 焦ったような声を出す。 くるり くるり ぐるり ぐるり ぐるんぐるんぐるんぐるん。 効果音があったらきっとそんな感じだろう 。 円を描くのは変わりないが 、 スピードがどんどん速くなった。 速くなり、 速くなり、 速くなり、 おそらく遠心力のせいだろう 。 少女は箒につかまっていられなくなり、 小さな身体が 宙に 放り出された 。 下は海。 補助の魔法もかけてはいるが ――― 。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:50:39]
◆ライヴィス > ( 気付かれぬ様に こッそりと後を付けて来た奴隷吸血鬼。云われる前に云ッておこう。断じてストーカーと云う訳では無い。 こンな夜中に、こンな場所で あンな小さな少女が一人で出歩くなンて、危なッかしいから付いてきただけなンだから ね。さておき、 ) ――――…、 ( 少し離れた位置からでも 確認出来る。少女の手に持ッている箒。 魔法の練習 なのかな、なンて勝手に推測しながら。動向を 見遣る。 ) ( ―― 淡い光が発せられたと ほぼ同時くらいに 浮かンだ様に見えた。少女の身体が。 驚いた様に眼を丸くして、静かに 見遣る。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:40:49]
お知らせ > ライヴィスさんが入室されました。 『( 少女から 少し離れた場所で、―― )』 [Sun 13 Sep 2009 02:36:22]
◆プリムラ > ( さくり さくり 。 砂浜を歩く白い髪の少女 。 左手には箒を持っている。 ) 「 魔女に必須なモンと言えば 、 箒だよなァ。 うンうン。 」 ( と、 右手にいる黒猫の人形が 喋る。 否。 声を出しているのは 少女なのだろうけれど。 ) ( 箒で空を飛ぶ 。 この間、 吸血鬼の少年と話をしたときに 思い出した 。 自分はまだ幼いから母から教えては もらえなかったのだけれど 。 ) ( 浜辺を歩き、 打ち寄せる波の近くまで 寄る。 やや緊張した面持ちで箒に跨れば 、 ) Gaoth. Cu'namh a chosaint dom. ( 補助の呪文を 唱える 。 少女と中心に淡い桜色の光を放つ魔方陣が 生まれる。 ふわり と、 少女の白い髪、 リボンが 浮かび 、 足が地から 離れていく 。 ) [Sun 13 Sep 2009 02:33:56]
お知らせ > プリムラさんが入室されました。 『( 箒を手に持ち )』 [Sun 13 Sep 2009 02:22:18]
お知らせ > セィナさんが帰りました。 『( 一緒に、帰路につきましょう ―― )』 [Sat 12 Sep 2009 03:22:37]
お知らせ > サジットさんが退室されました。 『( 手を結んだまま、男は送り届けるべく。家路へとつこう )』 [Sat 12 Sep 2009 03:22:35]
◆セィナ > ――― また、… お願いしに行きますね…ッ、 ( 海に行く時は、お願い しに行こう。ギュッと握ッた手は暖かくて、 ) ―― ぁ、ありがとうございます…ッ ( 送ッて貰うのは、申し訳無いかな なンて、思ッていたけども。けど、手を 離したく無かッたから ――― ) [Sat 12 Sep 2009 03:21:46]
◆サジット > ( 握ったままの手は暖かくいつまでも離したくないって思った けど─── ) そうだな。 もうそろそろ日も昇るだろうから帰ろうか─── ( 欠伸も漏れ始める時間になるだろう。寝てしまうまえに─── ) 送っていこう。 ( 男はそれだけを告げて。少女の手を握り歩き出そう。 ) [Sat 12 Sep 2009 03:16:33]
◆セィナ > ――… 不思議、ですね…。でも、なンだか素敵 です…ッ。 ( 言葉を紡がなくても気持ちが伝わる、なンてきッと凄く素敵な事 だと思う。ほンわか と暖かい気持ち、きッと今は 同じ気持ちだと思う。 ) ―― ふふッ、一緒… ですね…ッ。お料理は私は好きです…ッ。 お兄さン ――? ( 尋ね掛けたけども、彼の表情見遣ッて、小さく笑ッた だけ。 ) ( 出来上がッたら飾りたい、なンて言葉に。 驚いた様に眼をまンまるく して。 ) ―― …ぇ、ふえぇッ!…えッと、えッと… まだまだ下手ッぴ、ですけど…ッ。ぁの、 ―― それでも良いなら、心を込めて 描きます。 ( 最初の方は慌てた様に云うけれど。 最後の言葉は、向けられた視線と合わせる様に 見上げ、ゆッくり云ッた。 ) ―――… じゃあ、お願い します…ッ。ありがとうございます。 ( 嬉しそうに、へにょりと表情を緩めて。―― 一緒にお話していると ほわほわと暖かくなれる から。迷惑じゃ無い ッて言葉は嬉しくて。えへへ、ッて笑う。 ) ――… ( ふと、気付けば 何時の間にか空は雲で覆われて。ちょッと 肌寒くなッた様に 感じる。 ) ―― そろそろ、帰ります か…? ( 青年の手を 握ッて、言葉を掛けよう か。 ) [Sat 12 Sep 2009 03:12:48]
◆サジット > 人の気持ちは不思議なものだ───言葉に出さなくともたまに伝わってくる ( 嫌な気持ちでいる とか 困ってる とか色々 きっと自分、今はすごく暖かい気持ちになっているから それが伝わればよいな、なんて思ったんだ。 )───私も運動が嫌いだ。料理も嫌いだな。あと兄も嫌いだよ ( 最後のは冗談、って顔をしておいた。本心は嫌いを通り越して憎んでいますから ) 風景か、良いな。 出来上がったら屋敷に飾りたい。私のために一枚描いてくれないか? ( だだっぴろい屋敷だから ほしいと思っていたのだよ、と。ダメだろうか?と少女の瞳とあわせようと顔を向ける。 ) ───迷惑じゃないさ。 私もたまに生き抜きがしたい─── ( 抜け出す口実を作ってほしいのは秘密だから。 でも一緒にいるだけで暖かい気持ちになれるんだ。一緒にいたいって思ったからさ? ) [Sat 12 Sep 2009 03:01:47]
◆セィナ > ――― 良かッた…です…ッ。 ( いつも、言葉がうまく出て来なくて。 けれど、そう云ッて貰えると嬉しい。気持ちが伝わる方法は、言葉だけじゃ無い ンだ、なンて。 支えが無くても 乗り切ッていけるのは、きッと人が暖かいから だと思う。 ) ――― 得意とか、不得意もありますし、ね。…わたしは、運動が苦手です…。 ( 苦手な事、嫌いな事。やらなきゃいけないなら、ちょッとずつでも良いと 思います、 なンて小さな声で付け足そう。 ) ――… 今は、風景を描いていきたいな ッて思ッて、 ( 興味を持ッてくれた様子 は嬉しいけど も。まだ始めたばかり、だから。何だか 照れ臭くて。 ) ――… 危ない、ですよね …。 ( しゅンッて肩を落としたけども、続く言葉に ぱちり、と眼を大きくして。 ) ―― ふぇ、えッ …!?良いン ですか? ( ご迷惑じゃないですか? なンて、ちょッと慌てた様に もごもごと。 ) [Sat 12 Sep 2009 02:55:06]
◆サジット > ( 強く返された手の温もりは久しぶりに感じた人の温かさだった。 )───いや分かる。大丈夫だ───人間は言葉だけでは伝えられないことが多いけど、気持ちは伝わる。 ( なんとなく、だけど。少女が言わんとしてることが分かったから。 でも自分にはある支え、少女にないのは少しだけ痛ましかった。口には出せないけども─── ) 芸事はあまり好きじゃなくて、な。 ( 少しだけ首を傾げよう。身体を動かすよりも物事を考えてる時間のほうが男は好きだったから。 ) ───絵か。 どんな絵を描いてるのだ。 ( とても興味を持ったように目を丸くした。 違う人が自分と違うことをやるのは当たり前、だからこそ 気になる存在だ。 ) 何事も学ぶのは大事だが───私もあまり強いほうではないし言えないが 夜の海は危ない気がする。 ( しかし眉が下がれば男は慌てたように ) 私も強いほうではないが───また夜ここに来たくなったら私を呼べばよい。 ついてこよう。 [Sat 12 Sep 2009 02:47:10]
◆セィナ > ( 慣れない少女にとッては、恥ずかしかッたけれど。悪い気持ちが する筈も無くて。えへへ、ッて照れた様に笑いながら、きゅッと手の握る力を強く しよう。 ) ―――… うー、ン ッと。本当の今を生きる …うン、そうだと思います。 けど、すごく辛い事があッた時、 とか、思い出の物があッたら 支えになるンじゃないかな …ッとか、えッと、うまく 云えないンですが…ッ、 ( 困ッた様に口許に手を当てて、言葉を探る、けども。やッぱり良い言葉が思い浮かばなくて。 ) ――― そうですね 。でも、 たまにはのンびりしたいですよね…ッ。 ( なンて。自分は子供で お仕事も家事とかも出来る事しかしていない けども。何だか、お兄さンは色々と頑張ッていそうだから。 ) ――― ふぇッ、 えッと、 ( 鞄の中に仕舞ッてた 筆を一本取り出して、 ) 絵の 修行中 です…ッ、 ( 恥ずかしそうに、告げた。心配そうな様子に、 夜は駄目ですよね…ッ、なンて眉尻下げて。 ) [Sat 12 Sep 2009 02:39:04]
◆サジット > ( 口付終えた後に顔を赤くする少女を見て、嗚呼と思い出した。 ここは自国ではないのだから───敬意を示してもきっと彼女には恥ずかしいことになってしまうだろう。でも、なんだかこの小さな手を離したくなかった。 )( 一寸瞳を伏せようとしたが、続く少女の言葉に目をあげて、 ) 何もないほうが───これから作れると思わないか? 思い出にすがって生きるより 本当の今を生きるほうが現実的さ。 ( 人それぞれだ。少しだけ自分に言い聞かせるようなその口調は自分への戒めだ。 ) うむ・・・。そうかもしれない─── 何事も真面目に取り込まなくてはいけない という掲示だったのかもしれない。 ( 自分のそういう部分を神様は見抜いていたのだろうか?気は抜けない人生だな─── ) そういえば、セィナはここで何をしていたのだ? ( あまり良い治安ともいえぬこの場所で───少しだけ?いいや。とても心配そうに尋ねた。 ) [Sat 12 Sep 2009 02:29:28]
◆セィナ > ―― いいえッ、そンな …お礼を云われる程の事じゃ…、 ( 立ち上ッた彼を見上げて。 そう言葉を紡ぐけど、 握ッた手の甲に口付を受けて、かァアッて顔は真ッ赤になる。口付される事なンて 今迄数える程も 無いから。真ッ赤になりながら、恥ずかしそうに瞳を伏せて。 ) ――― 素敵です ッ。お母さンの大事な物が残ッてるッて すごく素敵な事だと思います…ッ ( 伏せてた瞳を、すぐに上げ。笑いながら、紡ぐ。本当に、素敵な事だと思ッたの です。 ) ―― わたしも、何もない です…。けど、 ( 素敵な物見付けていきましょうね、なンて。 ) ―― あッ、それは 良いアイデアだと…思います ッ。そうしたら無くしませン …。 ( こくこく、ッて頷いて彼の意見に同意。 ) ( 続く言葉に、くすッて小さく笑う。 ) ―― ちゃンと、…やらなきゃ 駄目ですよ ッて、言いたかッたのかも 知れませンね …? ( お稽古ごと。きッと彼の為になると思うから。 ――ロザリオが何時の間にか落ちてしまッたのは、そンな意が 神様か、お母さンかに あッたのかも。なンて おとぎ話の様だけど。 ) [Sat 12 Sep 2009 02:22:10]
◆サジット > ( なるべく少女の負担にならないよう 自分の力で起き上がるが─── どうも男はこの小さな手を離したくないようで ) ───セィナ本当に有難う。 ( もう一度感謝の意を込めて握られた手の甲そっと口付をしようと ) 素敵 か? ( 異教徒の物だから 本当は持ってるのは好ましくない けど。 素敵って言われて嫌な気はしなかった。 ) 私にはなにも ないからな。 ( これだけなんです。 なんてね。 ) そうだな───小さな袋に入れて胸ポケットに入れるのが一番良い気がする。 ( 手を当てて今度はなくさないよう存在を確かめてみた。確かにある。大丈夫─── ) 私はあまり稽古が好きではなくてね。 実は─── 少しだけやってからズボンのポケットに入れたままここで昼寝をしてしまったのだ。 ( 肩をすくめた。護身術用の剣術とはいえどやる気はあまりなく───サボタージュの言い訳さ ) [Sat 12 Sep 2009 02:12:33]
◆セィナ > ( 結局 あまり役に立たない差し出した手。――非力 だし…ッ。けれど、手を握ッて貰えれば ぐいッと無い力を入れて 相手が立ち上がるのを助けよう と。 ) ――― … 素敵 です。すごく。 ( なンて、小さく呟いた。 形見 なンて、少女には無いから。ちょッと羨ましい。 ) ―― 首に掛けられる様に する、とか …、袋に入れても落としちゃッたら ―― 。う−ン、 ( 考える様に ちょッと小首傾げ、 ) 胸のポケットに入れるのが …一番、落とさない様な気がします… ッ。 ( なンて、考えた結果はそンなもの。 ) ―― ロザリオ、落としちゃうほど …お稽古ッて激しい ンですか? ( そう云えば、結局何のお稽古だッたか聞いていない。 ――秘密、なのかな。やッぱり。なンて 彼を見遣る。 ) [Sat 12 Sep 2009 02:04:46]
◆サジット > ( 差し出された手、一瞬受け取るものを躊躇するものの(あまりにもタッパが違いすぎるから)好意だから。 手を握り締めて ) 母が形として残してくれ唯一の形見なんだ─── ( 異国の地に異教徒(後に改宗したが)としてやってきた母の最期の持ち物だったのだ。 なくすわけにはいかないけど ) 肌身離さず持つのも困り者だな。 何か袋にでも入れたほうが良いのか? ( こちらこそよろしく、と首を少しだけ傾げて微笑んだ ) [Sat 12 Sep 2009 01:58:15]
◆セィナ > あの、良ければ、 ( 座り込ンでる状態 ならば、手を差し出そうと、 ) ―――… ふふッ。 ( 青年の吐く咳払いに、ちょッとだけ笑い声が零れた。赤くなッていた顔は残念ながら暗闇で見えなくて。 けれど、照れているのかな、 なンて推測。 ) ―――… いいえ、そンな…ッ。 ( ロザリオに口づけする仕草とか、凄く似合ッていて。ちょッと見惚れていたけれど。 礼を云われれば 恥ずかしそうに顔を赤くして、俯こう。 ) ――… お母さン の…?それじゃあ、もう 落とさないようにしなきゃ ですね…ッ。 …あ、私は セィナ ――。セィナロット・デューク です。 サジット さン。 ( ぺこン、と頭を下げて、 よろしくお願いします、と。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:53:21]
◆サジット > ( 腰が抜けて少しだけ恥ずかしかった─── 本当はこんな予定ではなかったしもう少しかっこよく決めれたはずだから ) うむ。 ( こほんと咳払いをして 若干顔が赤くなってるけど暗いから見えないよね?見えないことを祈ってる。 ) 有難う───これだ ( 差し出された両手の大事なロザリオをそっと受け取った。 神に感謝することはないって思っていたけども、目の前にいる小さな天使に感謝しよう。 )( 受け取ったロザリオにそっと口付をしてから胸ポケットの中に入れた。 ) 本当に有難う───母の形見で・・・そういえば名前を聞いてなかったね?私はサジットと申す。サジット・アル・マジード───貴女は? [Sat 12 Sep 2009 01:47:13]
◆セィナ > ええッ、だッて ―― あの、 ( 云い掛けたけども、彼の言葉に きょとン、とした後。僅かに笑む様に眼を細め、 ) ―― そうですね。 心からは 消えてない ンですから、 …。謝る必要なンて ないです …ッ。 ( ふるふる、と首を横に振る。青年の笑みに釣られて、小さく くすくすッて笑い声。 ) ―――… ( ちょッと離れた場所 に埋もれてた銀のロザリオ。袖で砂を払ッて 振りかえれば、 ) ――― ぁッ、 大丈夫ですか…ッ、 ( 此方が 走ッて近寄ろう。 ) ――… これ、 ですよね …? ( 彼の様子 見遣れば、本当に大事な物なンだッて解るから。 両手でロザリオを そうッと差し出そう。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:40:06]
◆サジット > 誠かッ! ( 少女に走って駆け寄ろう。 大事な大事なロザリオ だったから 安心 しすぎて 腰が抜けちゃいました。 ) ─── っは。はは ─── [Sat 12 Sep 2009 01:35:57]
◆サジット > 何故謝る? ( 砂に手を入れながらそっと探し始めて─── どこかにまぎれてしまっては大変だから。 ) 私の母はもういないが、私の心からは消えていないさ。 それよりも私も野暮なことを聞いてすまなかった─── ハハッ ( さっきから謝りすぎな自分達に少しだけ笑みがもれよう。 ) 嗚呼・・・恥ずかしいから誰にも見られたくないのだが秘密のけい・・・ん? ( 少女の声に顔を上げて ─── ) [Sat 12 Sep 2009 01:34:17]
◆セィナ > ―― あッ ! ( 少しだけ離れた砂浜に、 埋もれた様にある銀色を発見。 其方へと駆け寄ッて、 ) ―― ありました ぁ ッ! ( 云いながら、ロザリオ拾い上げようか。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:30:28]
◆セィナ > ―― は、はいッ。 ( 了解を得られた事が嬉しくて、不謹慎だけれど、 ちょッと嬉しそうに頷いた。 ) ―――… お兄さンも ? ( 少しだけ笑ッた顔は寂しそうで。 ――きッと、お母さンが 好きだッたンだろうな、ッて思う。 ちょッと 考えたけど、 ) ――― 一緒 ですね。…ごめンなさい。ぁの、思い出させちゃッて …、 ( 自分は父の顔しか 知らないから。亡くなッてるのかも 解らないから。 ――何だか 少し申し訳無くて、視線は地へと。 ) ――… 御稽古 ですか? ( 海で御稽古? なンて、少し不思議顔。 ――キョロキョロと、見遣る先に 光るものは…、 ) ( 偶数なら 発見。奇数なら 無し。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:29:18]
◆サジット > ( 眉間のシワがまた深くなるのかと思えば その逆で。 少女の申し出に男は目を細めて ) それでは───お願いしてもよろしいかな? ( と、言ったけど。両親がいないことを聞いて 自分の言葉のボキャブラリーのなさに腹が立った。 ) ───私も母を亡くしてる。少しだけ一緒だな。 ( 少しだけ寂しそうに笑ったんだ。 それから 歩き出して ) 今日はこっちで稽古をしていたから───そう遠くにはないはずなんだが─── [Sat 12 Sep 2009 01:21:46]
◆セィナ > ( 見るからに肩を落とした様子のお兄さン。言葉には、ふるふると首を横に振り、 ) ――― わたしは いつでも出来る事、ですし…ッ、大事なもの 探すお手伝いをしたい です、 ( なンて。絵は何時でも描けるけども、落し物は早くしないと ほら、波に浚われてしまうかも 知れないし ――。 ) … えッ、 ( 自宅に帰らなくて ――、 御両親―― 青年の言葉には、ちょッとだけ悩ンだ顔 向けて。 ) ―― お家の人には 来てる場所 、ちゃンと伝えてます し…、 両親は 、ぁの、居ないから 大丈夫です…。 ( 大丈夫です、と更にもう一度付け足して。うン、きッと 大丈夫だと 思う。 ) … 困ッてる人は 放ッておけま せン。 ( ッて云えば、視線を砂浜へと 向けよう 。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:17:51]
◆サジット > (続)思ったそのときに ) だが───貴女もやるべきことがあるのでは? ( 希望の言葉と受け取ったがぁしかし。 自分のせいで時間をさいてもらうのは申し訳ないと思いました。 んで。相手をよく見れば見るほど幼いですし 心配になりました。 ) 貴女は───その自宅に帰らなくては大丈夫なのですか? ( 子供が出歩いてよいの?的な意味を含みました。 )ご両親が心配されるのでは─── [Sat 12 Sep 2009 01:12:08]
◆サジット > ( 最初の言葉に肩を落とした。見るからに落胆したその男の眉間のしわわ増えて行き ) そうか───すまない。おかしなことを尋ねてしまったな。 ( 視線を下に向けた 困ったように頭を手で掻いた。 お手上げ降参したほうが良いかと [Sat 12 Sep 2009 01:09:46]
◆セィナ > ( 言葉を紡ぐ青年は、どうやら怖い人では無さそうで。 小首傾げたまま、申し訳無さそうに 眉を下げた。 ) ―― わ、わたしも …今来たばかりで… 、 ( 見掛けませンでした、と小さく首を振る。 歩いてくる途中に、銀のロザリオは見付からなかッた。 ――答えてから、考える様な時間が、少しだけあッて、 ) ―― 大事なもの…。 あ、あのッ、 わたしも探すの、お手伝いします…ッ。 ( キャンバスを口許から外し、胸元へと下ろしながら そンな言葉。 ) ―― 一人で探されるより … 見付かるのも 早い気が、します… ッ。 ( 言ッた後に、迷惑じゃ無かッたかな なンて 彼を見上げるのだけれど。 ) [Sat 12 Sep 2009 01:04:25]
◆サジット > ( おびえさせてしまっているのか?男は少しだけ自分の行動を恥じた。 コホンと咳払いをしてから 落ち着いて喋ります。 ) 驚かせてすまない。実は今日ここで銀のロザリオを落としたのだが・・・。見なかっただろうか? ( 相手を怖がらせまいと落ち着いてゆっくり喋ろうと頑張るけども 大事なものをなくしてしまった焦りが若干見えている。 ) 大事なものなのだ・・・。 ( 落とした自分に再び恥じた。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:58:28]
◆セィナ > ( じいッと興味深気に見ていたのだけれ ど、 ) ――― ひゃあ ッ…! ( 苛立つような声と、砂を蹴飛ばす 様な仕草に。びくうッて身を震わせ、道具を抱き締める力は強くなる。 ) ―――…ッ、 ( 眼が合ッた。声を掛けられた…ッ。近付いてくる青年に、あわあわと戸惑ッた様な表情 浮かべて、 ) ―― は、ははは はい …ッ な、なン でしょう か…? ( 若干、上ずッた様な声音。 キャンバスで口許隠す様にしながら、ちょッと首を傾げた。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:54:14]
◆サジット > なんてことだ───くそ!!( 苛立ちを隠せないように男は砂を思い切り蹴飛ばした───先に見えたのは人影か。自分の動揺を隠すのも間もなく、 ) すまない、少したずねたい事があるのだが・・・。 ( こほんっと咳払いをしながら足早に近づいていく。 )( 目が合っただろうか?闇にそぐわない白に近い蒼色をした少女を見つけた ) [Sat 12 Sep 2009 00:49:49]
◆セィナ > ―― まずは …練習、しなきゃ…ッ、 ( 絵描き道具抱き締めた 片ッぽの手の力を強くする。 水に濡れた手、ぱッぱッて水払う様に振ッて。 少し離れないと 絵は描けない 。 そのまま、波打ち際から離れようと して、 ) ――――― … ? ( 少しだけ離れた場所、 暗闇の中 眼を凝らせば、青年の姿が 見えるだろうか? ) ( 声は 途切れ途切れ、聞こえるけども。 ちょッと、気になッて 其方を、じいッと 見遣る 。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:45:49]
◆サジット > ( 潮風に吹かれて髪が揺れる。バツの悪い顔をした男は砂浜を歩いてきた )───確かこの辺りで落としたのだが( 夕方のことだった。大して上手くもない剣術の練習をこっそりと砂浜でしていたとき。母の形見である銀のロザリオを落としてしまったのだ。 )流石にまずい─── ( 暗くてよく見えない中。脚で砂を蹴っていた。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:39:06]
お知らせ > サジットさんが来ました。 『───確かこの辺で落としたはず』 [Sat 12 Sep 2009 00:35:32]
◆セィナ > ―― やッぱり… 夜に来たのが、行けなかッた のかな …? ( わたわたと慌てた様に呟いて、 キャンバスを抱き締める。 場所を変えたら、景色は違うだろうか? ザクザク、砂を踏む音させながら、波打ち際まで 寄ッて、 ) ――――… 、 ( そうッと片方の手、海水へと伸ばす。 ) ひゃ ッ…、 ( ひンやり、 冷たい。 何だか夏が終わッた、と告げているみたい。そろそろ、半袖も寒くなッてくるのかなあ、 なンてちょッと眉尻下げて。 ) ―― 秋とか、冬とかは … お洋服、ちょッとしか 持ッてないから、 ( 早くお仕事をして、お金を少しでも稼げれば、 ッて思うけど。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:31:34]
◆セィナ > ( ザクザク、と砂浜を歩く。肩からは大きな鞄を下げ、手には絵描き道具を持ッて。 ) ―――…… 海、 何度目、かな …? ( 前に一度来た事はあッた と思う。確かその時は、魔法使ッてる男の子に逢ッた。 ) ( どれくらい前だッたかなあ、なンて小首傾げてみるけれど。 さッぱり思いだせない。 ) え、 ッと。―― うう、きッといつか 思いだせる かな…? 今日は、… ( 取り敢えず、絵を描こう。―― と、前方見遣ッた。 が、 ) … うわあ… ッ、 ( 見事に 空も海も真ッ黒で。 何を描けば良いのか、早速解らなくなッた。 ) [Sat 12 Sep 2009 00:24:32]
お知らせ > セィナさんが来ました。 『( 絵描き道具を 手に持ッて、 )』 [Sat 12 Sep 2009 00:19:48]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『あまり遅くならない内に、並んで帰るのでした。』 [Wed 9 Sep 2009 00:42:22]
◆アルマ > (ほっぺのやわらさはなかなかのものだった。寧ろ見世物よりほっぺを売りに生きた方が…いやどういう行き方だそれは、と脳内で考えて即却下しつつ)…それでも、ただ朽ちるように死ぬよりは…でしょうか、ね(そして、また暗い海を見た。その向こうに見える、自分だけの眼に移る何かを見つめるように―――)…ぁっと、失礼。(そうして、次に反応があったのは「もうちょっと〜」の辺りだった。その言葉にこくりと頷いて) [Wed 9 Sep 2009 00:41:54]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 もうちょっとこうしていても良い? ( どうやら気に入ったらしい。 )』 [Wed 9 Sep 2009 00:36:40]
◆だいだら > ( うむむ。どうも頬っぺたを弄られると弱い。弱点というわけじゃないんだけど。 ) 理不尽だし、納得できないことも多いけどね。でも、みんな少なからずそうやって苦労していると思うから。きっとアルマだって。 ( そんな風だと感じさせない雰囲気があるけれど、きっと隠して笑っているんだ。と、勝手な解釈。 ) ね、狙われちゃうの? …それはやだなあ。じゃあ、基盤が出来てから大きくなる。 ( まるでだいだらの成長は変幻自在、みたいなように言うのだった。 頭を軽く撫でる手に、もう少しだけ強く抱きつくのだった。きっと良いにおいがするんだろうなあ、なんて思いながら。 ) …ねえ、アルマ。 [Wed 9 Sep 2009 00:36:14]
◆アルマ > よし(その反応を見てものすごく満足そうに頷くのだった。こくり)…………なるほど。たしかに…非情なれど、少なくとも死神ではないかもしれませんわね。それは(そして、何かを考えるように静かに眼を伏せた。でも、特に何も言わない。だってそれ以上何も考えてないのだもの)…なれるといいですねぇ。でも、それなりの基盤が無い内に身体だけ大きくなると…回りから狙われて大変、と(はふー、と溜息つきながら頷いて…)…あら、そうですか。(届かなかった言葉と、咎めない返答。そんなやり取りの直後、胸に頬を寄せられればぺふぺふ、とまた後頭部を軽く叩くのであった。もし抱きついても、咎められはしない) [Wed 9 Sep 2009 00:29:38]
◆だいだら > あははははんぐ ( 笑っていたら頬っぺたを左右に伸ばされたあげく上下にうりうりされた。変幻自在のだいだらの頬だ。その間、すごく困ったような目をしていた。 ) うん、だいだら。 座長からすれば、使い捨てみたいな感じなのかもね。だから拾うだけ拾って、稼ぎにならなかったら捨てて…でも、そこで拾ってもらわなかったら飢え死にしちゃいそうな連中ばっかりだし…。 ( どっちが不幸なのかはわからない。 ) そっか!じゃあ、私も将来大きくなるかも!アルマみたいになるんだ。 ( 頭の中で、アルマの頭だけを自分に挿げ替えた姿を想像する。 ) う?う、うん。わかった、気をつける。 ……ふうん。 ( 何も見えない向こう。その言葉はとても不思議なものに感じられた。何も見えないのに何故みるのか、何も見えないから見ようとするのか。私の目玉はとても大きいけれど、見えないことは沢山ある。 ) ――ん。何でもないよ。 ( 元気な人。柔らかい人。いい人。そして…不思議な人。もっとぺったりくっついたら、この人の胸のうちの声が聞こえるかしら?そう思って、その胸に頬を寄せてみる。 ) [Wed 9 Sep 2009 00:22:48]
◆アルマ > んむ―――――――――(両手をひゅっ、とだいだらのほっぺにのばして、左右からほっぺをむにぃ――――と引っ張っちゃうのでした。そしてやや上下にうーりうーりしてみたり。直ぐ離すけど)とまあ、それはそれとして…なるほど。あくまでお名前はだいだらさん、と。(こくこく、と頷いて名前をちゃんと再認識するのでした。そして街角の意味は通じると思ってたので、改めて取り立てずに)あー、まあ、そうですねぇ…しかしまあ、下手をスレはギャグでもありますわねぇ…って、流石にこう、あんまりふえると…手が回りませんわ(だいだらの言葉に、十人ぐらいの世話に右往左往するだいだらの姿を想像するのだった)んー、どうでしょうねぇ。私も小さい頃はぺたんこだったから、可能性はありますわねー(うんうん、となにやら一人納得して頷くのでした)…でも、こちらからは何も見えないので…相手の足音には気をつけるんですよ?(殴られたりしたらいやですしねー、と呟いて)……んー…?ああ、何も…見えない、向こうですよ(問われれば答えよう。だが、その答えは実に断片的かつ抽象的で意味が解らない。だが、そう呟く最中のアルマの目は―――違うどこかを、見ているよう)―――ぁ、何かいま仰いました?(最後の言葉は、耳に届かなかった、模様) [Wed 9 Sep 2009 00:16:12]
◆だいだら > あはははは。アルマったら、おかっしい。あはははは。 ( その様子に肩を震わせて笑った。 ) 私の名前は「だいだら」だけだから、それだけで良いよ。だいだらぼっちは元になった名前っていうだけだから。 ――街角に?そっか…。 ( 私は子供だけど、その意味がわかるぐらいには大人だ。みんな苦労してるんだ、なんて思って。 ) 私も皆も本人も、まさかあんなところで溺れるなんて思ってなかっただろうからね。 ( めるへん、か。 ) 座長はそういうのを芸人として連れてくるのはいいけど、そろそろ面倒見れる数も限界かな…。 私もアルマみたいに柔らかくなれるかな? ( こんな風に女性らしい体つきをした人は、少なくとも私の一座には一人もいない。 ) 鏡みたいだとは良く言われる。それじゃあ、こんどじっと見られたら目を瞑ってびっくりさせてやろう。相手はきっと困っちゃうよね。 ( 私もちらりとアルマが向いている方を見る。そこには暗い海が広がっているばかり…。私はまたアルマの方を見て。 ) ねえ、アルマ。何を見ているの? ( と、尋ねてみよう。 ) じゃあ、今のところいい人?でもやっぱりいい人だと思う。だからアルマはいい人。 [Wed 9 Sep 2009 00:08:38]
◆アルマ > だいっ、だらぼっち?え、と、だいだらの、ぼっちさん?違う?(ミッドナイトトキノミヤコ語講座開催。挙句の果てには苗字と名前なのか、という解釈が出てくる始末だ)あー………なるほどなるほど。私もむかーし、お金がなくて路銀のために街角に立った時も、色々と煮たようなことで大変だった記憶がありますわー…(はふー。大変ですよねー、と溜息つきながらうんうん頷くのであった)めるへん、で良いと思いますよ。陸の上で溺れ地に。なんて、めるねん。ふ、うふ、うふふっ(くすくす。平たく発音を「めるへん」にして継げた後に、やはり溺れた死をメルヘンと語るのであった)ああ、なるほど。それは色々と面倒ですねぇ…(となると、まともに自分の顔も洗えないようなものが殆ど、とメンバーの除隊を想像するのだった。でも、そこでおわり。考えるだけで、お仕舞)うふふふふ、それはもう。そこは自慢ですからねー♪……ああ、なるほど…きっと皆、身だしなみを整えるのに熱心なんですよ。鏡を探す時間が惜しいんですわ(時折視線を降ろし、だいだらの見上げる視線を受け止める。そしてまた顔を上げて、暗い海を眺める。その眼は終始細められたままで、紫の瞳に宿る光の色を、瞼がぼんやりと覆い隠していた)…いいひとかどうかは…まだ、解らないんじゃないですかー?(なぁんて、とくすくす。いつもわらってばかり。いつも、ずっと) [Tue 8 Sep 2009 23:56:53]
◆だいだら > だいだらぼっち。途中でわけると良いよ…! ( 前にも私の名前の発音がしにくそうだった人が居た。 ) うん。それでもやっぱり他の町で立ち退くよう言われたりしたんだけどね。掘っ立て小屋みたいな形だから、その度に小屋ごとお引越し。 ( スラムやら暗黒街やらでやれば自警団とか法の目は掻い潜れるが、あっちはあっちでショバ代とかいうのを払わなくてはならないらしい。 ) めーるひん? …ひゃん。 ひん。 ( 今度はだいだらの方が発音できず。 ) ううん、ただの一座の芸人仲間ってだけ。他にも動けない芸人が沢山いるから、そういうのを面倒みるのが私の役割なんだ。 ( こうして自由に動ける私は幸せなほうだ。まあ、そのせいで世話役をやらされているのだろうけど。 ) ―――ん…。 ( お言葉に甘えて、撫でる掌に引き寄せられるように身体を寄せてしがみ付いてしまおう。 ) えへへ、アルマやわっこい。 あはは、皆私の目玉に映った姿をまじまじ見たりするからね。 ( 微笑と共に語られるその言葉に、だいだらはその大きな瞳でじ、と見上げたまま。 そう、そうなんだ。見た目が普通でも怖いひとは沢山居るんだ。それを判ってくれているアルマは、きっと聡明だ。 ) アルマ、いい人ね。 ( そう言うと、私も笑った。 ) [Tue 8 Sep 2009 23:46:49]
◆アルマ > ほー、ほうほうほうほう…だい、だっだらぼっつぃ?え、違う?だいー、だ、だら、だい?(だいだらぼっちの話は、流石に知らないとふるふる軽く首を振る。そして問題は発音だ。だいだら、だけならまだよかったが、その後に続けてぼっちがついたら、発音方法が難しくて舌がもつれにもつれた。トキノミヤコ語ムズカシイデースとかのたまいつつ)あ――――…なるほど。一々許可なんか貰ってられないような状況って、ありますものねぇ…(ああおいうのは色々と大変なんだなぁ、としみじみ思いつつ、やはり一人で生きていけるならその方がいいんだなぁ、とまたぼんやり思いを馳せて)…あらら、陸の上で溺れ死に?なんてメールヒェン。面倒を?ご家族かご友人でしたの?(死んだと言うのに、溺れたと聞いて口から出たのはそんな言葉。実に楽しげに唇から紡いだ後に、静かに尋ねて)うふふ、御気に召していただけたのならば…幸いですよ。あら、座りづらかったらしがみついてもいいんですよー?(ぺふぺふ、と頬をつつくのを止めて、だいだらの後頭部を優しく掌でぽふるのでした)……ああ、最初は鏡でも顔に掲げているのかと思いましたけど、只のお眼眼でしたし。それにちゃんとまともなお話も出来ますもの。どうということは無いですよ。普通に見えても怖い人の方が、何百倍と居ますもの。この世には、ね(にっこり。笑いながら返すのは、そんな言葉) [Tue 8 Sep 2009 23:36:49]
◆だいだら > 強そう! ( だいだらは益々ご機嫌である。そんな風に評価してもらった事は、今までで一度も無かったから。 ) うん。”だいだらぼっち”って知ってる?トキノミヤコの大きな一つ目の神様なんだ。そこからとってつけたんだって。 ( 私は大きくも神様でもないけれど。 ) ここだけの話だけど、えーっと…ぎるど?に許可を得てないから、繁盛したらしたでちょっと困ったことになっちゃうかも。 ( まあ、金が溜まれば改めて許可ももらえるかもしれないが。 ) そっか…まあ、半分は私が殺したようなもの、なのかな?さっきの、手足が短いせいでたらいの中から出れなくて、知らないうちに雨漏りの水が溜まって溺れて死んじゃったんだ。私が面倒を見る事になってたんだけど…。 ――わ、やわらかい。私の座布団よりやわらかい。 ( 膝の上に座ってそんな事を。自分のバランスを保つ為に、ちょんとアルマの服を摘んで。 ) ん。 ん、ん。 ( だいだらの頬は結構柔らかい。突付かれても、そのままで。 ) ――アルマは、私を見てもあんまり驚かないんだね。 ( 突付かれたまま、不意にそんな事を言った。 ) [Tue 8 Sep 2009 23:24:52]
◆アルマ > どことなく強そうな響きがしますもの。んー…トキノミヤコ…の、お言葉です?(んー?とその言葉の響きから、そうなんじゃないかなー、と見当つけて尋ねてみた。別段、当たっても外れでもいいのだけれど)ぼちぼち……あんまり、良くなさそうですねぇ…あ、やっぱり(見世物小屋が儲かるなら、今頃どこも見世物小屋で一杯のはず。さっきの死体の死因が餓死かどうか本の少し気になったけど、どうでもいいかー、と思った)…んぅ?ああ、いえいえ、どういたしまして♪あとはまあ、そうですねぇ。人を殺してひっそり死体も事実も葬りたい人が、台車で堂々と運んできて、更に埋めもせずに居るとは思えなかったので…あら、まあ(そんな言葉を交わしている最中、おずおずと座る彼女。その重みを太股で心地よく受け止めた…のはいいのだけれど、思いっきり正面から向き合う形に)…えい♪(右の人差し指で、左のほっぺをふに、と突付くのでした。えいえい) [Tue 8 Sep 2009 23:17:25]
◆だいだら > 個性的? …そ、そうかな。 ( ちょっと頬が緩む。どうやら嬉しかったらしい。 ) ん…ぼちぼちでんなぁ? ( どこかで聞いたことのあるやり取りを口にした。 ) そんなに沢山お客がくるようなところじゃないから、あんまり良くはないかも。少なくとも、私達の生活は裕福じゃないし…。 ( 気味の悪い死体だとか、一つ目だとか、見世物小屋だとか、それに対する驚きは無い。 ) そ、そっか。 …気遣ってくれたんだね、ありがとう。私はてっきり、アルマもそんな反応をするんじゃないかと思って…。 ( 死体から暫く離れた後、アルマは段差に腰掛けて。 …その膝の上を叩くのだ。 ) ………。 ( 少しだけ沈黙。嫌っていうんじゃないが、経験があんまり無かったので。戸惑うように大きな瞳が少し左右に揺れると。 ) …うん。 ( と頷いて、その膝の上に腰掛けようとした。 しまった、向かい合ったまま座ろうとしてしまった。特に何も考えずに座ったらこうなってしまった。 ) [Tue 8 Sep 2009 23:07:30]
◆アルマ > だいだら…なんともまあ、個性的なお名前ですねぇ♪ほうほう、なるほど見世物小屋。どうですか?最近の客入りは(からからと音を立てる台車を引くだいだらの隣で、同じ様な歩調で歩きながら投げかける言葉は世間話口調。見世物小屋の言葉に眉ひとつ動かさず、軽くうなづいた後にさらりとたずねるのだった。まるで紅茶のフレーバーを尋ねるかのように)ちょっと匂いましたし、誰かに見られて殺人の上に死体を捨てにきた、なんて見られたら面倒ですしねー。まあ、それはそれとして…この辺りで腰を落ち着けましょうか(暫く海岸沿いに進み、砂浜の海と反対側。背の高い草が生い茂る原っぱの端に腰を下ろした。丁度段差になってて、そして椅子に腰掛けるような体勢になったアルマが…)座ります?(ぺふぺふ、と自分の膝の上を叩いて見せるのでした) [Tue 8 Sep 2009 23:00:33]
◆だいだら > ( 何だか元気そうな人だ、と言ったが訂正しよう。何だかとっても元気な人だ。声は凄く明るいし――。 ) あるま。 …私はだいだら。幻想一座っていう、芸能横丁にある見世物小屋の芸人なんだ。 ( 名前だけでなく素性も明かしたのは、この状況を説明しやすくする為だ。けれどもその説明を求められることはなく。 ) え? う、うん。判った。 ( 相手がここから離れようとする理由まではわからなかったが、私の方もいつまでもここに居るとまた誰かがやってきて新しい目撃者を増やしてしまうかもしれない。…ひょっとして、それを思って離れようとしているのかな? ) ( そうして、軽くなった台車を引きながらその女性と一緒に歩き出す。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:54:14]
◆アルマ > はぁい♪私の名前は、アルマと申しますよ。お眼目のおっきなお嬢さん、あなたのお名前は?あとちょっと離れません?(だいだらにどう見えるかはわからないが、やれ死体の一つや二つ転がっていたぐらいで驚きはしない。それに、ちらりと死体を見て――争った様子がほぼ見られない。つまりこの一つ目の少女が害意を持って遅い掛かることはまず無い、と踏んでの行動であった。が、そんな事を考えているとは思えないほど能天気な声で、名乗って名前を聞きながらちょっと移動しましょ、と持ちかけるのだった。応じるのならば、それなりの距離を進むだろう。具体的には死体が見えなくなるまで。勿論風下以外の方面に、だ) [Tue 8 Sep 2009 22:48:41]
◆だいだら > ( そう、確かに2対1だ。やっぱり怪しまれたみたい。怪しまないほうが変か。 ) ど、どうしよう…。どうやって言い訳しよう。 ( 正直に全部話して信用してくれるだろうか。最終的には芸能一座にご案内して、座長に話をしてもらわなくちゃならないかも。また座長に怒られてしまう、なんて思ったら。 ) えっ?う、うん。一つだよ。二つでも三つでもなく、一つだよ。 ( 異様な姿の足元の死体よりも、異様な目の私の方に先に注視した。しかも、驚いたような素振りを見せない。 でも、よく見れば角が生えてるし、普通の人間じゃあないのかもしれない。それなら驚かなくてもわかる。 ) こ、こんばんは…。 ( 何だか元気そうな人だ。しかも色々大きい。私は釣られて右手を挙げて挨拶を返した。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:42:42]
◆アルマ > ………んー?(そして二人の目が合う。それはもうフィーリングカップル2対1ぐらいに。主に眼の数的に。そして振り向いた女の顔が、んー?と前方に怪訝そうに伸びて行くのが見えるだろう。その後に)よい、しょっと……むむ、むむむ……近づいて見ても、やっぱり一つ!あー、よかったですわー♪とうとう眼まで可笑しくなったのかと思いました。いやいや善哉善哉♪とーいうわけで、こんばんはですわおじょうさん?(砂浜に転がる死体にも眼を向けたが、特に何も興味を示さずに視線をだいだらにもどした。そして、だいだらの目が間違いなく一つなのを確認すると…何事も無かったかのように右手挙げて挨拶するのでした) [Tue 8 Sep 2009 22:37:21]
◆だいだら > ( ここに放っておけば、海が攫っていってくれるだろう。そしてお魚さんが餌にしてくれるだろう。死ぬときも死んだ後も水の中、というわけだ。 ) …………。 ( でもやっぱり…かわいそうかなって思い始めた。私に酷いことさせたし、私はこいつの事嫌いだったけど、前に捨てていった瘤じいの事を思い出してしまった。 と、その時だ。 ) あ…。 ( どうやら誰か来たようだ。別に何か法に触れるような事をしているわけじゃあない、って座長は言ってたけど、見られたら騒がれるかもしれないし。でも逃げたら逃げたで騒がれるかもしれないし。 私はどうするべきか決められないまま、少しその場でおろおろしていた。そして振り向いた相手と目が合う。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:31:16]
◆アルマ > (とは言うものの、別段死体を捨てる彼女に離し掛けているわけではない。だが、その声はだいだらの耳に届くのには十分だった。その声の方角を見れば、数メートル先の岩陰に動く人影が見えるだろう。そして、それでは何をしているかといえば)ん――――効く、効く…はう(靴の爪先を打ち込むように、ざすっ、と砂浜の上で右足、左足、前方転身の後に今度は左、右、と不安定な砂の上で更に不安定な、しかし素早く動ける足捌きを繰り返す。何のため?勿論鍛錬に決まってる)静かな海、綺麗な空、そして風が運ぶこの爽やかな腐臭……腐臭?(その鼻に死体の腐臭が届くと、さすがにくるりと振り向いてだいだらを見るだろう。) [Tue 8 Sep 2009 22:28:08]
お知らせ > アルマさんが来ました。 『はいはいはいはい』 [Tue 8 Sep 2009 22:21:31]
◆だいだら > ( 座長は代わりを見つけてこいなんて言ってたけど、そんなの無理に決まってる。奴隷ギルドとかに行けば良いのかな?市民権の無い私でも買えるのかな…。まあ、そもそもお金が無いんだけど。 ) ……と、この辺りで良いかな。 ( 台車を止めると、覆っていた布を取り外す。暫くお風呂に入れてなかったし、死んでから少し経っているので臭い ――らしい。らしいというのは、私は鼻が無いから臭いがわからないのだ。ただ座長が臭うって言ってたので、臭いんだろう。 ) えい。 ( 台車の取っ手を持ってひっくり返すようにすれば、ごろんとたらい男の死体が砂浜の上に転がった。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:14:56]
◆だいだら > ( だから死んでくれて良かった。溺れ死にそうになっているのにうっかりして気付かなかったのは悪かったと思うけど、これで今度からの私の世話の負担はぐっと減る。 でも、問題は一つ。実はこのたらい男、何気に見世物としての稼ぎは結構良かったんだ。お客の女の人から「可愛い!」って声があがってたり。そうかなあ、なんて思いながら私は首を傾げていた。良くわからないけど、ちいさなたらいの中に納まってるその姿が可愛らしいんだって。ヴェイトスの女の人の好みは良くわからない。可愛いと思うんなら、連れてかえっても良かったのに。 ) …まあ、それは置いといて。 ( どうやってそのたらい男の埋め合わせをするか、だ。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:10:30]
◆だいだら > …私のせいじゃないのに。 ( 私一人に全部押し付けるからこういうことになっちゃうんだ。いつもこのたらい男の世話に手が回らなくても誰も文句は言わなかったのに、こんな事になってからやいのやいのと騒ぎ出すなんて。それに、私はこのたらい男が嫌いだった。たらいの中でした糞便を奇声をあげながら私に投げつけてくるし、おまけに私に奉仕を強要する。それを無視して放っておくと何時間でも叫び続けるんだ。最終的には座長がうるさがって、私の頭を叩いてその世話をさせるんだ。 ) 騒ぐ元気があるなら、溺れそうになった時も騒げばよかったのに。 ( 不思議と奉仕をさせようとする時以外は騒ぐことはあまり無かった。 ) [Tue 8 Sep 2009 22:05:51]
◆だいだら > ( 木で出来た台車を引きながら私は海岸へとやってきた。ここは砂が目に入るし、足元の砂に台車の車輪が取られるからあまり好きじゃないんだけど、街中で捨てるわけにもいかないし。 何を捨てるかって?勿論、私がうっかりしていて死なせてしまった幻想一座の芸人の一人だ。たらい男という名前で見世物に出されていたのだけど、その名の通りたらいの中にずうっと居る男だ。手足が異様に短くて、自力じゃたらいの中から這い出る事が出来ない奴なんだけど、私がちょっと目を離したら雨漏りの水が溜まってたらいの中で溺れ死んでしまったのだ。座長や他の仲間たちは私がちゃんと見てなかったからだって、私のせいにして。 ) [Tue 8 Sep 2009 21:58:53]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『捨てるところといったらここかな。』 [Tue 8 Sep 2009 21:52:42]
お知らせ > ヴァネッサさんが退室されました。 『――――― ( 最後まで言葉を出せなくて。 )』 [Tue 8 Sep 2009 01:45:41]
お知らせ > フランさんが帰りました。 『…同じ仲間との一時は、悲しいものになってしまった。』 [Tue 8 Sep 2009 01:44:15]
◆ヴァネッサ > ( 逆に銀髪。ヴィルヘルミナにとっても特別ともいえた。それはもちろん貴女とは別の理由での特別な意味。 命を貰う行為だからこそ、それを大切に、大切にしたい。そして、それと同時にかつての恐怖対象である吸血鬼からの吸血ということもある。 ) ――あの…っ。 ( 立ち上がった貴女をただ見ているだけしかできなくて。 そして、その服についた砂を払ってあげることも、大丈夫と声をかける事だって、今の私には出来ない。 ) ――ぁ、送り… ( 震える声。 それを聞くと私はこの人をきっと傷つけてしまったのだろうということを再認識する。 どうしたらいいのか分からない変な罪悪感がゆっくりと身体に染みてくる気がする。 早足で立ち去ろうとする貴女を私は送ることも、声をかけることも出来ずにただその遠ざかり消えていく姿を見送るしかなくて。 最初とは違う理由で、唇をきゅっと噛んで。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:40:42]
◆フラン > ( フランベルジュにとって、吸血は特別な行為である。今のこの状態は、例えるならばベッドに誘ったもののそれを断られたに等しいのだろう。抱くに値しない女だと言われたに等しいのだろう。それぐらい屈辱的なことだったのだろう。吸血するということは、ある種最上級の持て成しにも近いのかもしれない。 しかし、相手を咎める術はない。少なくともヴィルヘルミナには拒む権利があったし、半ば流れに任せて行為に及ぼうとしたフランベルジュに非がある。だからそれ以上は何もいえなかった。 そして謝罪の言葉と相手が吸わぬ理由を聞けば、自分がいかに化け物染みた考えをしているかという自覚に繋がる。 ) ………。 ( フランベルジュは憮然とした表情を浮かべると何も言わぬまま立ち上がり、服に付いた砂を払う。 ) ――時間も遅いことですし、失礼します。…ごきげんよう。 ( 震える声を必死に堪えてそう言った。そしてまるで逃げるように早足でそこから立ち去ろうとするのだ。 屈辱と悲しみで胸が一杯になり、これ以上ここに居たらきっと泣いてしまうと思ったから。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:31:54]
◆ヴァネッサ > 駄目…、どっちも…駄目っ ( 昔の恐怖が思い出されるみたいに身体の芯がひんやりと冷えてくるような感覚に襲われる。 血を吸われた時、私は多分拒んだと思う。 でも、無理やりやられて、こんな身体になっている。だから、身体は反射的に恐怖している。吸血鬼の牙に。 ) あ 。 ( 貴女の頭を掴んで、無意識のうちか突き飛ばしてしまってから、ハッと我に返るような感覚と共に、貴女の声が聞こえる。 ) ―――あ、あのっ、ごめんなさ…っ ( 突き飛ばしてしまった貴女を起こそうと手を伸ばそうとしたとき、貴女の瞳が目に入ってくる。にらみつける瞳と涙に言葉が途切れて。 ) ―――ごめん、なさぃ…。 でも、私…吸わないって…決めているし…。 吸うのは、怖くて…嫌なの…。 ( 言い切れなかった言葉を言い直して。 貴女の瞳と目を合わせられずに、少し視線を逸らしたまま。 こういう風に突き飛ばしたりするつもりも、プライドを傷つけるつもりもなかったのに、いや…でも、こうして現に傷つけてしまった。だけど、血を吸うのも吸われるのも容認することなんて出来なくて。 その考えが頭の中を駆けずり回って、答えが出ないまま。 そのまま何もいえなくなって。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:20:46]
◆フラン > ( そして少しの間、何が起きたのか判らないというような表情をしていたが…すぐに相手を睨むだろう。…睨むだけではない、その瞳には僅かに涙が浮かんでいた。 ) ………酷い。 ( ブラウスもスカートも砂だらけで、おまけに相手にこんな風に拒絶されて。 ) 酷い、あんまりだわ。 ( 血を吸う事、或いは血を分け与える事。それを強く拒絶されたのは今回が初めてで―― それはフランベルジュのプライドを著しく傷つけた。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:04:21]
◆フラン > ほら、ヴィルヘルミナ。怖がることは何もないわ。吸いたいのでしょう?或いは、吸ってほしいの?私はどちらも良いわ、相手が貴女なら。 ( 吸血鬼の血の味はどんな風なのか。吸血鬼に血を吸われるのはどんな風なのか。私はどのみち、両方やるつもりだった。彼女に私の命を分け与え、すぐに返してもらうつもりだった。勿論、自分の渇きを癒すのに十分な量を…与えた命より多い量を味わうつもりで。 …でも、そのどちらにもならなかった。 ) ―――!? ( 視界を掌が覆ったかと思うと、強い力で思い切り引き離される。私は思わずバランスを崩して ) あうっ! ( 思い切り尻餅をついてしまった。 ) [Tue 8 Sep 2009 01:04:15]
◆ヴァネッサ > ( 人間ではない故の根本的な部分での反応だった。 つい、咄嗟に。本当に心の奥底で思ってしまったことだから、何の疑いも持たずに口に出してしまった。 ) ぁ っ。 ( 逸らした先にも来る血の色、血の香り。 貴女の身体が近い。いや、触れ合っている。 声が漏れてしまって、それと一緒に鉄錆の香りが鼻先を擽る。 ) ――何を、言っているの…? ( 貴女の口から出る言葉が、人間から出るものじゃないとすぐにわかった。 吸った、吸わないって。人間じゃそんなことは出てこないから。 ) 血を…吸う? 誰の…?誰が…? ( 反対側に伸びる手が髪に触れる。首に触れるのも時間の問題か。 血を吸われる…。今まで、そんなことはされたことが無い。そう、人間ではなくなる夜以外で、そんなことは一度も無い…。 そして、あの日の薄れ掛けた記憶は恐怖の記憶だから。 だから、血を吸われることは…怖い。 ) 駄目…それは… 駄目っ! ( 咄嗟に、反射的に貴女の頭に手を伸ばして引き離そうとするだろう。 そう、少し加減を忘れた強さで ) [Tue 8 Sep 2009 00:54:23]
◆フラン > ( その反応を見て、ほらやっぱり、って私は心の底で笑った。普通の人ならこういう反応はしない。多分「へっ?」って言って聞き返すとか、怪訝そうな顔をするとか、或いは冗談だと思うかもしれない。変な奴だと判断して、早々にその場を立ち去るかも。でも、彼女はそうはしなかった。加えて「血は駄目」か。 ) ………くす。 ( 私はもっと彼女の側に近づく。それこそ身体を身体が触れ合いそうになるぐらい。血塗れの掌を持ち上げ、彼女の視線の先に手を持っていこうとする。 ) 吸った事はあるけれどね。吸われたことはないの、ヴィルヘルミナ。どんな感じがするものなのかしら?とても興味があると思わない? ( ここまでくれば、もう少し私の事を話してもいいだろう。 ) 大丈夫、だあれも見ていないから。私も誰にも言わないから。…早くしないと、私が貴女の血を吸ってしまうかも。 ( 反対側の手を伸ばし、その銀糸を撫でようと。 ) [Tue 8 Sep 2009 00:37:00]
◆ヴァネッサ > ありがとございます…。 えっと、私も何か面白い自己紹介が出来ればいいんですけど…、そういうの苦手で…。 ( 駄目ですね。髪の色でよく覚えられるんですけど、とかは言っては見るものの。やっぱり自己紹介というのは苦手。 だって、そういうことをする時なんてほとんど無かったんだもの。 それは今も変わらないけれども。 ) ――あ、そう…でしたね…。 あまりそういうのを言ったことが無くて、ロマンティックなの…好きなんですけどねっ。 ( 無意識のロマンティックなことを言ったりするのかもしれないけれど。 本人に自覚が無かったりとかなんとか。 ) ――えっと怪我とか…そういうのどうすればいいかわからなくて…えっと…。 ( 慌てて、何かしようとしてはいるものの、喉のあたりが唾を飲もうとしているのを止めるのに必死になりそうになる。 その匂い、いや香りはいやおうでも身体が反応してしまう。 それを何とか理性で押さえている。そう、他の人の血は吸わない。 そう決めているのだから。 だから、貴女の「舐めて」の言葉にどきりと胸が跳ねる。 ) ( 破ろうとしている手が止まり、戸惑いの表情が浮かぶ。 そして、つい唾をこく、と飲み込んでしまう。 無意識に、だ。 ) だ、め…。 駄目…。血は…駄目なの…。 ( きゅっと唇を噛み締めて、ふいと横を向いて、その血の流れる手のひらから視線を逸らそうとするだろう。 私は、駄目。理性に従わなければいけない。 一滴だって、舐めては、駄目。 ) [Tue 8 Sep 2009 00:29:19]
◆フラン > 舐めて 頂けません、か。 ( …今宵の私は、猛り狂う化け物だ。どんなに人間を装っても、それを隠せはしない。 ) [Tue 8 Sep 2009 00:04:15]
◆フラン > それは良かった。私ももうヴィルヘルミナさんの事は忘れませんから。 綺麗な髪の人だって。 ( 相手が吸血鬼だと断定できたら、もう何があっても忘れることはないだろう。もっとも、その判断も非常に曖昧なものになってしまうのだが。 ) よく少女趣味だって言われることもあるんですよ?まだまだロマンティックな事を言える年齢だと思っているんですけどね…! ( 女はいくつになってもロマンティックなのだ。 ) ………。 ( 血を見た彼女はうろたえる素振りを見せるが、別段変わったことではない。怪我をしているのを見たら、慌ててしまうこともあるだろう。私の思い違いなのか?いや、でも…。 ) あっ 待って―― そんな、悪いです。そこまでして頂かなくとも。 ( そう言いながら、怪我をしたのとは反対の手でそっと触れて、破ろうとするのを止めようとするだろう。 ) それよりも―― [Tue 8 Sep 2009 00:04:08]
◆ヴァネッサ > ふふ。 変わった紹介ですね。 何だか、覚えていられそうです。 ( コーヒーにブーツのことなんて聞くのなんて初めてで本当、面白い。普通の自己紹介よりもずっとずっと覚えていられそう。 ) 何だか、そう言われると照れちゃいます…。 ( アハハ、と照れ笑いをしながら、自分の頭の後ろに軽く触れながら。 ) 何だか、ロマンティックなこと言うんですね。 ( 嫌いじゃないですけど。と付け加えて。 ただ、さっきから香ってくる匂いがどうしても気になってしまって、少し胸がそわそわする。 ) ――いえ、ね…。気に、しないでください…。 ( 鼻の奥を擽るみたいな匂い。 こんなにもあの匂いと縁の無い場所で嗅ぐことになるなんて思わなくて。 ) ――ぇ、あ…どうしましたか? ( 貴女の声に、はっと我に返ったように貴女の方を見るだろう。 そこに見えるのは赤。匂いはやっぱりあれか。 ) ――え、どう、しましょうか…。 私も、抑えるものは…持ち合わせてなくて…っ ( いけない。慌ててはいけない。だけど、それでも慌ててしまうのが隠せなくて。 ) ま、待ってください…。 今、破りますので…。 ( そう言って、腕のアームウォーマーを外して、それを破ろうと。 貰ったものだけれども、怪我している人がいるのだもの。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:55:00]
◆フラン > あらあら。それじゃあ、他の人は忘れてもいいですけれど、私の事は忘れないでくださいね? フランベルジュ・フランドール。ヴェイトス大学に在籍する大学生で、歴史文化学科にいます。コーヒーに入れる砂糖は二杯で、ブーツを履くときは右足から。脱ぐときは左足から。 ( こういう変な情報とセットなら、きっと忘れにくいだろう。 ) ふふふ。髪も綺麗ですし、きっと月夜だから余計に綺麗に見えるのでしょうね。 ( その反応は恥じらいのものだと受け取ったのか、特に気付くようすもなく。 ) 人ごみが嫌い、というわけではないのですが。偶にこういう場所に来てみたくなるんです。 きっとお月様が私達をここへ導いてくださったのでしょうね。 ( 私もゆっくりと彼女の隣を歩き。 ……匂い、だ。私の大好きな匂い。この匂いには? ) ………どうかしましたか? ( おかしい感じが、と言った。気付いたか?まだはっきりとは言えない、ならばもう少し。 ) ところで、ヴィルヘルミナさん。こんな時に申し訳ないのですけれど… ( そう言って、作ったばかりの掌の傷を見せる。ゆっくりと、掌を開いて。 ) さっき岩肌にぶつけて怪我をしてしまったのです。生憎抑えるものが無くて…。 ( そう言いながら、もう一度ちらりと見てみよう。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:32:27]
◆ヴァネッサ > 私なんて、人と会うことなんて滅多に無いのに、すぐ忘れるんですよ…。 ( 本当嫌になっちゃう。と冗談半分に笑いながら言うだろう。 貴女の考えていることを読み取ることなんて出来ずに、ただ散歩をしている者同士の他愛の無い話だけが頭の中を占めていて。 ) ぇ ぁ ぃゃ ありがと、ございます…。 ( 何を言われるかと少し身構えてしまいそうになったけれども、そんな心配とはまったくかけ離れた言葉にそっと胸をなでおろす。 あれ。私は何を怖がっているんだろう。何も変な素振りはしていない。それはこの前だって、そうだったはず。そう、身の振り方は気をつけている。 身の振り方だけ、なのだけれども。 ) そう、ですね…。 前にあった場所も今の此処と一緒で、あまり人の居ない場所でしたね。 そう思うと、本当…奇遇ですね。 確かに、今日は曇っていないですから、何だか明るく感じてしまいそうなほど… 散歩するのには本当丁度いい…。 ( ふっ、と足を海岸に沿って進ませようか。 ずっと立ち止まっているのも変だし。 貴女の言うとおり、折角の散歩をするには絶好の夜なのだから。 ) ん ? ( そう思った矢先、潮の香りの中に何か別のものが混ざったような違和感を感じる。 気のせいではなくて、確かに何かが混ざったような。 ぞわりと身体の奥が一瞬騒いだような感覚がした。 これは、きっと気のせいだろうと思う。 本当に、一瞬だったから。 ) ―――何か、おかしい感じが… あ、いえ…何でもありません…。 ( そういいかけてやめた。 そう、普通の人に何を言っているのだ。私は。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:22:12]
◆フラン > ふふふ、判ります。人の名前とか顔って、覚えるの難しいですよね。 ( でも多分、もう忘れないだろう。彼女の命の味がどんなものか、私は既に考えをめぐらせている。だって、他に誰も居ない場所でばったり会ってしまったんですもの。テレサの時は失敗してしまったし。 ) ( …でも、その前に。 ) ………あ、いえ。 ふふ、綺麗な顔立ちをしてなさるのねって思って。お世辞じゃあないですよ? ( くすくすと笑いながらそう言った。 ――やがて私は一つの可能性に気付く。私の吸血鬼としての能力は、私が一番良く理解しているんだ。誰の血が良いかなんてことが判るなら、同属の事だって判ってもいい筈だ。それは匂いとして感じている…のだろうか。でも、確証が無い。この感覚が相手の気配を察知しているものなのかどうか。 ) …。 ( 少し、試してみようか。 ) こんな所で会うなんて、本当に奇遇ですね。今日は夜空も綺麗ですし、夏も過ぎて過ごしやすいし… 散歩するには絶好の夜だと思いませんか? ( 手にしていた鞄を持ち直すふりをして、右手を鞄の陰に隠す。そして親指の爪を、思い切り自分の掌の肉に突き刺すのだ。痛みと共に血が溢れる。 ) [Mon 7 Sep 2009 23:03:38]
◆ヴァネッサ > ( 一度の出会いでほんの少しだけの会話のやり取りだけだったから。 記憶にしっかりと残るようなものではなかったんだろう。 ) お久しぶり、です。 すいません、覚えるの…苦手で…。 でも、お互い様…ですねっ。 ( こうして、身近な人以外と離すのが久しぶりで、少しくすぐったく感じる。 貴女の笑顔につられるように小さくクスリと笑ってしまう。 フランベルジュ・フランドール。どこにでもいるような女の子。そんな印象だったような気がする。 こうして、名前と顔が一致しても印象まではよく覚えては居なくて、ただ今思う印象も特別なものではなくて、綺麗で可愛らしい女の子。それは変わらない。 そう自分の身体に違和感があっても、普段と違くても、感じる印象は変わらない。それに少しだけ安心して。 ) あ、れ? どうし、ました ? ( 貴女のじっとみる視線に気が付いて、あまりにも唐突だったもので、つい首を傾げて ) 何か、ついていますか? ( なんてことを聞くだろう。 後ずさるのは何とか踏みとどまる。だって、失礼だと思うから。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:49:52]
◆フラン > ( 何度も会った仲じゃあなかったと思う。多分、一度か二度か――… 喉元まで出掛かっているのに、出てこない。 ) あ、やっぱりそうですか? ( どうやら相手も同じように感じていたらしい。ということは、前に会った事があるというのはどうやら間違いないようだ。 ) そう、そうです。フランベルジュです。フランベルジュ・フランドール。 ――ああ、はい!私も思い出しました。そう…ヴィルヘルミナさん。 ( ああ、と安堵したように肩を降ろし、胸の痞えがとれたような気分だった。 ) お久しぶりです。ごめんなさい、すっかり忘れてしまっていて…でも、それはお互い様ということで、ね? ( ふふ、と愉快そうに笑った。 …でも、なんだろう。前にあった時に比べて、何かが違うような。ううん、比べて違いに気付いたんじゃあない。急に変な感じに襲われたんだ。むしろ、変なのは自分の方なのかもしれない。 ) ………。 ( そう思いながら、改めて相手の顔をまじまじと見る。もう一歩側へ近づいてしまおうか。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:34:17]
◆ヴァネッサ > ( 先客の女性。海を背に立つのがとても似合うと純粋に見た瞬間の印象で思った。 )( 微笑む顔もどこかで見たことがある。 そう、どこかで。 そう、確かに会ったことがある。 名前が、未だに出てこない。そう考え込んでいる最中に、貴女の言葉が耳に届く。 ) ぁ ぇぇ。 私も、どこかで貴女と会ったことが、あると思うんですけど…。 ( 先に出てきた貴女の言葉につられて、自分もまた思い出せないことを切り出そう。 どうして思い出せないのか、ただ単に記憶力が悪いのか、それともどこかで知らず知らず削れてなくなってしまっているのか。分からない。 後者は考えたくも無い。 ) フラン、ベルジュ…。 フランベルジュ っ。 ( 名前を耳にした瞬間、頭の奥で突っかかっていたものが取れたようにすぅっと蘇ってくる。そう、街外れだったと思う。そこで会ったお嬢さんだ。 フランベルジュ。髪の綺麗な子。 ) 思い、出しました…っ、街外れ…でしたよね…? わたし、ヴィルヘルミナ ( 胸に手を当てて貴女と同じようにもう一度自己紹介をしよう。 そう、貴女に名乗ったのはこの名前。思い出した。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:26:59]
◆フラン > ( 私の後ろに居たのは、綺麗な銀色の髪をした女性だった。こんな時間にこんな場所で、若い女性が一体何をしにきたのかと考え―― すぐに止めた。私だって特に目的も無くここを訪れたのだし、きっと海には女性を惹きつける魅力があるんだ。 ) こんばんは。 ( フランベルジュはにっこりと微笑んで、けれどもその後は暫く何も言わず相手の顔をじぃ、と見つめていた。そう、フランもまた思い出そうとしているのだ。 ) ごめんなさい。違っていたら申し訳ないのだけれど、どこかでお会いした事がなかったかしら? ( 結局思い出せず、そう尋ねてみた。恐らくテレサに比べて出会ったのが昔だったから、思い出せなかったのだろう。 ) 私はフラン。フランベルジュ。思い違いでなければ、一度貴女と会った事があると思うのだけど…。 [Mon 7 Sep 2009 22:10:45]
◆足音 > ( 近づくにつれよく見えてくる後姿。 綺麗な髪が靡いている。どこかで見たことがあるように思える髪だと思う。 でも、それはまだ勘違いだと思って思考の奥に一度しまって。 ) ぇ 。 ( 身体がこっちに向いた。 別に何かしようなんてことは思っていないのに、反射的に足が一度止まる。 止まるけれども、すぐにまた足を進めて。 ) あの こんばんわ? ( 互いの顔が見えるくらいに近くになってから、挨拶を。 髪を退かす仕草。どこかで見たことがあるように思えてしまう。 でも、しっかりとは思い出せない。 何か名前も聞いたはずなのだけれども。 自分の記憶力の悪さに嫌になってしまう。 ) [Mon 7 Sep 2009 22:06:18]
◆フラン > ( 聞こえたかどうかと聞かれれば、その答えはかなり曖昧になる。幾ら渇きの衝動が強く、感覚が鋭敏になっているとはいえ、街中に比べ波の音や風の音が周囲を取り巻いていたから。けれどもふと振り向いたのは、何らかの気配を感じ取ったからなのかもしれない。或いは、本当にたまたま後ろを見やっただけなのか。 ) …あ。 ( 似たような声を漏らすと、身体を相手の方へと向ける。風になびく髪が目の前に絡みついて、まだ相手の姿は良く見えないけれど、その髪を指で退かすころにはよく見えるだろうか。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:59:01]
◆足音 > ( まだ後姿から誰だかは分からない人物へとゆっくりと、声をかけて良いのか少し考えながら近づいていくだろう )( 昨日の身体の違和感を紛らわしたくて来た散歩だから、誰かの声が聞きたかったのかもしれない。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:56:16]
◆足音 > ( 人が集まるような時期はもう過ぎて、人の気も疎らに思える海岸で波音に紛れて聞こえるだろう砂を踏む音。 ) ぁ 。 ( 銀色の髪を風に揺らしながら、ふと視界に入ってくる人影に足を止めて声を漏らす。 見えるのは貴女の後ろ姿。 大きな声をかければ聞こえるくらいの距離にいる。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:54:56]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『波音に紛れる音』 [Mon 7 Sep 2009 21:50:58]
◆フラン > ( 感染が感染を起こし、その数はまるで鼠のように増えていく。一時期は暗黒街で吸血鬼の感染が広まり騒ぎになったこともあった。結局その事件は人間側の勝利で終わったけれど、生き残った吸血鬼は一体どれぐらい居たのだろう。 ) 仮に他の吸血鬼が居たとして。今の私は、どんな風に見えるんだろう。 ( 敵か味方か半端モノか。それとも単なる餌にでも見えるのか。 …逆に、私は他の吸血鬼をどんな風に見るのだろう?実際に会ってみないと判らないけれど、私の可愛い人たちにも手を出しかねない”敵”と感じてしまうかもしれない。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:48:11]
◆フラン > ( このヴェイトス市には一体どれくらいの吸血鬼が居るのだろう。どのくらいのペースでVHGに見つかって処分されているのだろう。私をこんな目にあわせた吸血鬼はどこにいるのだろう。もう既に狩られてしまった後なのだろうか。 ) …吸血鬼のお知り合いなんて、いないしなあ。 ( 自分がこんな風になってしまったせいか、どこに吸血鬼が居てもおかしくないんじゃないかって思ってたけど。それとも今まで出会った人の中にも居たのだろうか?或いは、私がこの街に残った最後の吸血鬼なのかもしれない。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:36:13]
◆フラン > ( この間呼んだお話の中で、吸血鬼が海岸に磔にされ水平線から昇る朝日に焼かれるというシーンがあった。その光景を思い描けば中々凝った処刑方法だと思うけれど、やられる方は溜まったものじゃないだろう。私は昼間は問題なく出歩くことができるけれど――。 VHGは捕まえた吸血鬼をどんな風に処分するのだろう。一度公開処刑が行われた時もあったけれど、毎回毎回そういう風にしているわけではなさそうだ。もしそうなら月に何度か吸血鬼の公開処刑が行われていても良いだろうし。 ) きっと見つけ次第その場で処分して、灰を海に流してしまっているのでしょうね。 ( お話の中の狩人達はそうしていた。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:31:56]
◆フラン > ( 吸血鬼は海を渡る事が出来ないらしい。渡るにしても、棺おけの中で眠るとかしないと駄目なんだとか。それなら私もこの海を越えることはできないだろう。いつか色んな国を見て回るのも悪くないって思っていたのだけど。 ) まあ、そんなこと…両親が許すはずも無いか。 ( アングリマーラとかアマウラとか、島の中にある異国を見てみるのが精々だろう。この島から出られないっていう事実は、実際に出ることがあるかどうかは別として、何だか自由を奪われているような気がしてしまった。 ) ( 私は癒えぬ渇きを抱えたまま、海岸を一人歩く。 ) [Mon 7 Sep 2009 21:27:48]
お知らせ > フランさんが入室されました。 『 海だ。 』 [Mon 7 Sep 2009 21:23:38]
お知らせ > ケミーさんが退室されました。 『 よーっし久々に超呑むぞーォッ!! ( 秒数末尾が奇数だったら二日酔いで出勤だとか )』 [Sun 6 Sep 2009 01:10:35]
◆ケミー > ( こそこそ ) ( 岩陰を出てきた頃、先程岩にたたきつけた手首にハンケチを巻きつけて ) うん、もう泣かないよ! 多分! ( 涙目なんて気のせいだよ! これは心の汗さ! 言い放って小女、砂浜に躍り出る ) [Sun 6 Sep 2009 01:06:19]
◆ケミー > ( ごき ) ( 鈍い音 ) ( ─────────しばらくおまちください───────── ) [Sun 6 Sep 2009 01:03:01]
◆ケミー > 思考で時間つぶしてどうするンだいやマジで!? それこそその間に仕事なり犯人探しなり小悪党わんさかしょっ引くなりしろようぜ! ( やっとたどり着くべき真実の答えを見つけた! ) よし決定、たっぷり食ってたっぷり遊んでたっぷり食ってたっぷり寝たらたっぷり働きますよー休日返上しますよー過密業務だといわれよーとそれよりハードスケジュールをガンガンこなしてる人らに言われる筋合いは無ぇ! 人肌恋しかろうが忙しけりゃンな事考えてる余裕も無いさ! よしこれだこれで行ったらァ! ( ガン! ) ( ひときわ大きく岩を叩いた ) [Sun 6 Sep 2009 01:02:38]
◆ケミー > ───。 ( 種、コロロ ) …やめやめやめやめたヤメだヤメ! とりとめなさすぎる! [Sun 6 Sep 2009 00:59:23]
◆ケミー > …何だかすっごい落ち着かないっつーか、まとまらないっつーか。 ( ひとり死んで泣く人がいれば、多くをあやめる依頼がある。 理不尽を感じるような、でもそれが当たり前の事だと女は思う ) 何に悩んでるって、あたしには何ができるのかーとかって思うから、こんがらがるんだよな。 あたしはあたしのやれる事をするのが、一番出来る事なのに。 ( 雑務も立派な仕事です!と独り言で豪語してみた。 皆が他の事に集中できるように、不器用なりに他の人に回る仕事を減らせるように。 ウラカタは好きだし、単調な作業もそんなに苦ではない。 ひとたび集中が切れたりするとダメなだけで ) それでも、直接何かできたらなって思うんだよな。 ( 目玉泥棒の事も、狂った人の事も ) [Sun 6 Sep 2009 00:55:20]
◆ケミー > …あたしが永く生きていられるなら、そのひとつひとつを忘れずに、ずっと生きてくのに。 ( どうして自分はそれをできないんだろう、か。 それとも、どうしてかれらはそうしないものもおおいのか、なのか ) ( 膝に押し付けて顔面を拭いた。 ぬめったものがあるが気にしてはいけない ) うへぁ、ヒリヒリする。 ( 強く摺りすぎて潮風が沁みた ) ……。 [Sun 6 Sep 2009 00:46:09]
◆ケミー > …ねぇ。 ( ずび ) だから心配は、いらないとおもうけど。 とりあえずあたしは自分の出来る仕事するだけだし。 ( 色々と思い出してるとキリがないし。 振り返るのは悪い事じゃないけど、囚われるのは良くないって誰か言ってた ) ( 明日には治る程度には赤く腫れてそうな手の甲を、ぺたぺた撫でながら ) ……泣いたらぼーっとしてきたな。 塩気抜けたからかしらん、補給せんと。 ( どなたかがいつぞやおみやげに自警団においてったウメボシ、口に放り込んで種コロコロ ) [Sun 6 Sep 2009 00:32:49]
◆ケミー > …うん、少しすっきりした。 少しはなんとか落ち着いた。 ちょっとね、あたしは物事に気ィとられすぎだと思うんだ。 なんかもうね、そこまで仲良かったかって言われるとわっかんないし、でもね、でもさ。 ( ぶつぶつと独り言が長く続く ) ( 岩陰で丸まりこんで、膝のうちがわで、ずびりと鼻をすすり上げた ) ( そういえば雲ってんなー、とか思いながら見上げる。 曇天模様の空の下 ) ───みんな、凄いよ。 辛くてもちゃんと表に出さないで今できることがんばってる。 ( …はふ ) [Sun 6 Sep 2009 00:25:03]
◆ケミー > ( 何かあったとき。 表に出た時は必要以上に明るい声で笑顔振りまいたりとか、そんなノリの人らは、他にもけっこー居たかもしれない。 そんな考えるほど余裕はなかったので、小女はよく覚えてなかった ) ( 気が済んだのか諦めたのか、ふぅとやたら長い息を吐いて、岩に背中向けて凭れ掛かった ) ッんとに……ね。 そりゃ、幾らだってあることだろうけどさ。 わかっちゃいるさ、わかっちゃいるしどうしようもないけどやっぱり悔しいモンは悔しいし、悲しいモンは悲しいよね。 ( ダレたように座り込むのも、格好つくような様子でもナシ ) [Sun 6 Sep 2009 00:20:46]
◆ケミー > ( はや数日。 鬱屈していた分を全部吐き出しに。 書類を整理したり処理の方法覚えたり、落し物の取り扱いを効率よく処理する手順を考えてみたり、ちょっとした呼び止めの声に出向いたり ) ( あとは警邏も一応やってたけど、目に見えて暗かったし外に出すのは控えさせれてたんだろう ) ──────くしょう… ( ダンダンと叩いて叩いて、それでも拳が赤くなる程度にしかならない。 皮膚が頑丈なのか、力が足りないのかでは多分後者 ) ( 手の甲は少しすりむいてるけど ) [Sun 6 Sep 2009 00:13:21]
◆ケミー > ( 地味に、色んな仕事に手出して、やる事増してやれる事増やそうと奮闘してるうちに、あっと言う間に時は過ぎる ) ( 吠えた小女は岩壁を殴る。 外套つけて鈴の音連れて ) ( 満月に高まった波に、声なんて飲み込ませてしまえばいいとばかりに。 今はあんまりにもみっともない顔をしてるから、影に隠れているけど ) [Sun 6 Sep 2009 00:05:37]
◆ケミー > ( 雑務雑務の繰り返し ) ( 今日、やっと一息つこうと ) ( 出したのは慟哭だった ) [Sun 6 Sep 2009 00:01:01]
お知らせ > ケミーさんが来ました。 『 ああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ…!!!!!! 』 [Sat 5 Sep 2009 23:58:48]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『ウォッシュベアーへの道が土砂崩れによって断たれた事を知ったのは、その後の事だった。』 [Fri 4 Sep 2009 22:53:41]
◆艶子 > ………。 少し、疲れてるんだろうな。昨日今日とここに篭りっぱなしでずうっと反省文だったし。 ( 机の上に重なる紙を何枚か捲る。ようやくこうして捲ることが出来るぐらいの量を書くことが出来た。それでもまだまだ200枚には程遠いが、9月もまだ始まったばかり。この調子でいけば何とか終わらせることも不可能ではないのではないかという自信が少しだけうまれてきた。 ) だが、今日はこれで切り上げよう。外に一歩も出ないから、こんなしょうもない心配ばかりしてしまうのだ。街に行って、気晴らしでもしてくるか。 ( 肩の骨を鳴らしながら、私はベットから立ち上がり、外出の用意を始めた。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:51:03]
◆艶子 > ( でも、それはまるで燻る火のように私の心の中で煙を立ち上らせていた。不安という煙だ。どんなにその上から水を浴びせても、どうしてもその火種をなくすことができない。――私は今まで、友人を救うことが出来なかったという苦しみを何度か味わってきた。それは私の力が及ばなかったから。私が不甲斐なかったから。信頼しあった仲だったというのに、、友達が苦しんでいるときに私は何もしてやれず――。 その時の心の痛みが、今不安になってこの胸に押し寄せているのだろう。だからこの心の不安は単なる思い込みで、それ以上の何の意味も持たないんだ。 ) そうに決まってる。 [Fri 4 Sep 2009 22:47:22]
◆艶子 > ( こうして海辺に住んでいると猫の餌には困らない。何せ魚の宝庫だ、放っておいても漁港の漁師から魚を分けて貰いに行くだろう。勿論、ほったらかしにはせずちゃんとご飯はあげるけど。 ) あいつ、ちょっと無鉄砲なところがあるからなー。私も心配だよ。 ( と、自分のことを棚にあげて言う。心配なのは間違いないが…。君影と最後にあった日の、あの時胸に渦巻いた違和感は何だったのだろう? ) …………。 ( 気のせいだと思う。私はそういう勘はてんで働かないほうだし、働いたとしても外れることばっかりだったから。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:38:44]
◆艶子 > ( そりゃあ、反省文をずうっと書いていればげっそりしてくる。事務職とかああいう連中が細っこいのは外に出て運動しないからだと思っていたけど、こうして机に向かうこと自体がかなりの重労働なのだ。だから連中も痩せてしまうのだ。 ) …私もこれを書き終える頃にはちょっと痩せてしまうかもな。 ( はぁ、と溜息を吐いて、君影から預かった猫を抱きかかえるとそのままごろんとベットに寝そべった。一休みだ。 ) なーぁーリャンー。お前のご主人様は今頃どうしているんだろうな? 心配かー? ( 顎のしたをうりうりしてやって。君影に比べて扱い方が若干雑かもしれないが、まあ我慢してもらおう。 ) [Fri 4 Sep 2009 22:34:49]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 げっそり。 』 [Fri 4 Sep 2009 22:30:16]
お知らせ > プリムラさんが帰りました。 『――― くしゅッ ! ( 帰ったら暖かい紅茶を 、 飲もう。 )』 [Tue 1 Sep 2009 23:16:31]
◆プリムラ > ――― ぷはッ ( 手をついて顔を上げれば ――― 水面から顔を出せた。 …どうしてこんな浅い場所で 、 溺れそうになるンだか。 ちょっと悲しくなってしまった。 ) ―――― … これ で 、 帰る … の…… ( 濡れた服 。 寒い上に恥ずかしい 。 けれど帰らないと吸血鬼の少年を心配させて 、 しまうだろう 。 小さく小さく ため息をついてから 、 次は足元によく気をつけて浜辺へと 。 ) [Tue 1 Sep 2009 23:16:11]
◆プリムラ > ( 気分が落ち付くと 、 海の水の冷たさを 、 再認識する 。 そろそろ 寒い。 そろそろ帰ろうかと1歩、浜辺へと歩き出したとき 、 ) ( 大きめの波が 、 少女の足を打った 。 それだけならよかった 。 けれど足元の砂が、少女の予想以上に 、 波と一緒に海へと流れていって ) ―――― キャ ァ ッ … ! ( 足をとられた 。 そう気付いたときには 、 身体ごと空を 見上げていて 。 嗚呼。 月が綺麗 。 一瞬そう思って から、 ) ( バチャンッ ) ( 大きな水しぶきが 、 月の光にキラキラと 輝いた 。 そして 、 少女は ――― 見事に頭から海に落ちて、 それほど深くは無い場所だけれど 焦っているときほど判断が鈍るもの。――― 溺れる寸前 。 ) [Tue 1 Sep 2009 23:08:46]
◆プリムラ > ( 夏が終わってしまった 。 けれど楽しい夏だった と、 思う 。 少なくとも、 家族がいなくなってからは 。 ) The farmer takes a wife, The farmer takes a wife, Hi-ho, the derry-o, The farmer takes a wife. ( 思い切ってヴェイトスに来て 、 よかったのかもしれない 。 最初はとても不安で、 淋しくて 、 悲しかった 。 もっと知り合いを沢山作りたい 。 友だちを 。 仲良しの人を 。 そうすれば、 キット 、 もっと 、 楽しくなれる 。 ) ―――― …… 。 ( 少女は動きを止める 。 響くのは 、 波の音だけ 。 ぎゅっと 、 黒猫の人形を抱きしめた 。 ) 思うダケは 、 カンタン … 。 ( 実行に移すのは なかなか難しい と 、 小さく肩を 落とした。 ) [Tue 1 Sep 2009 22:54:44]
◆プリムラ > ( パチャン ) ( 夜の海 。 潮騒の中に混じる 、 水の弾ける音 。 ) ( パチャン パシャン 。 ) ( 黒いワンピースを着た少女が裸足で、 踝辺りまで海に入り 、 波を蹴る音 。 ) The farmer in the dell, The farmer in the dell, … ( 小さな小さな 歌声 。 少女の高い声が 、 波の音に混ざる 。 ) Hi-ho, the derry-o, The farmer in the dell. ……… ( クルリ 。 クルリ 。 相変わらず表情の起伏は乏しいけれど、 並と戯れるようなその姿は 楽しげで 。 ) [Tue 1 Sep 2009 22:46:23]
お知らせ > プリムラさんが来ました。 『( 夏が 終わってしまった。 )』 [Tue 1 Sep 2009 22:40:03]
お知らせ > 君影さんが退室されました。 [Tue 1 Sep 2009 00:48:10]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『その時にはもう、心の中で感じた違和感なんて忘れてしまっていたけれど。』 [Tue 1 Sep 2009 00:46:04]
◆艶子 > ふはははー。思い知ったか! ( いや、ここは逆に自分が情けないと思うべきところだったかもしれないが、勢いで誤魔化そう! そして既に反省文で泣きが入ってたことは内緒である。 ) そうか!つまり 「リャン>>>(キャントオーバー壁)>>>私と君影」と、こういう感じなんだな! ( なんと!艶子は君影が自分と同じぐらいだと思っているらしい! ) おお、そうだな。それじゃあ蜷の無愛想な顔でも見に行くか。 ( きっと今頃、あの無愛想な顔でくしゃみでもしてる頃だろう。そうして、私達は一緒に歩き出した。 ) [Tue 1 Sep 2009 00:44:36]
◆君影 > くっ…しまった。流石は弄られの達人。この程度の振りじゃどうということもないか。 (古今東西彼女ほどの弄られキャラがいるであろうか。いやない―――って褒めてる気があんまりしないぞなんか。) 言うのはタダだからな。期待せずに帰ってくるぞ。 (流石艶子。期待通り。まあ無理しない程度に頑張れよ。知恵熱出したら笑ってやる) 大丈夫。この子は私より賢いから! (注・贔屓目です。艶子んとこの人たちは好きなリャン。気持ち良さそうにうりうりされる未来。) そう考えると本当に一大事だ………! (何故そこで真剣な顔になる。―――とりあえず食料諸々、それから武器も不自由ないぐらいは持っていこう。) 忍者としては失格だけど。けど私はやだもの死ぬの。 (それもあって上の人の評価は低い。切り捨てられない程度には頑張ってるけど。)(こういうの口にすると恥ずかしいものだ。―――少し気を引き締めていくか。) 蜷もやってるとか聞いたけど?冷やかしついでにそこも覗いてかない?まあなんかあそこはとっとと閉めてそうな気もするけど。 (看板娘があの調子だしと笑いながら艶子と一緒にまだ開いてる屋台を散策していく。) [Tue 1 Sep 2009 00:40:25]
◆艶子 > ( くっ、矛先が私にシフトしてきてやがる…!しかし舐めるなよ、私は豪天寺艶子だ!生れ落ちて19年と9ヶ月、弄られ続けた人生だったのだ! ) ふっ。それは悩むまでも無い―― コロッケと焼き鳥、両方買うまでよ! ( などとブルジョワぶり(?)を発揮するが、一度お財布落として蜷潜の屋台で恵んでくれと頼み込んだ事があるのは内緒。 ) もちろん、200枚終わってるさ!見てろよー! ( 確かに煽られてさっきまでの疲労はどこへやら、やる気に満ちているようだった。 ) か、賢いのは良いが…私より賢いのはどうかと思う! ( くそ、リャンめ…!預かっている間お腹うりうりしてやる! ) 普段は無鉄砲で無警戒な私が気にするぐらいだからな! ( 冗談のように言ったが、不安を覚えて警戒するに越したことはない。どんなに安全でも、万が一ということはあるのだし。 ) はっはっは、そりゃあいい!でもお前が正しいよ、自分の身があってこそだものな。 ( お偉方には睨まれるかもしれないが。 ) お、おう。 …ん。 ( こっちもちょっと照れたように。 本当に何事も無ければそれでいいのだが―― ウォッシュベアー、か。 ) さて、君影。折角だから屋台でも見て回らないか?祭りは終わったけど、まだ片付けてないのもいるだろうし。 ( なんて言って誘ってみよう。 ) [Tue 1 Sep 2009 00:18:53]
◆君影 > なるほど。例えば他には艶子が八十エンのコロッケ三つか百二十エンの焼き鳥二つのどちらを買うか悩んでるのを見つけた時とかか。 (心暖まる孫の話からもどうしても艶子弄りへと持ってきたいようだ) 楽しみにしておくさ。帰ってきた時に何枚出来てる事やら。 (ふふって笑う。だって艶子って煽った方がノリがよく書けそうなタイプじゃない?) ちょっと字が汚いけれどな。リャンって賢すぎるもんねー。 (猫の頭をナデナデしながら可愛い声で自慢気に語る。因みに報告書をリャンに書かせた時は上の人は手抜き振りに若干ぶちギレてたりする。けど内容マトモだから怒れなかったり。リャンスゲー) ロリコンは死ぬべきだな。全く、艶子が言うから私まで不安になってくる。 (茶化したように笑う君影。―――けど実はホント。持ってくもの……増やすかな。) 安心しろ。私の「無理です御免なさい」で放棄した仕事は両手じゃ足りないからな。私は敵前逃亡のプロだぞ! (それ軍隊だと処刑。少なくとも自信ありげに言える事ではない) ―――そ、そうだよな。………実は嬉しい。ありがと艶子。 (ストレートな物言いに言葉が詰まった。そして私は照れたように明るく笑った。こういう笑顔はこんな場面で浮かんでしまうものなんだな。) [Tue 1 Sep 2009 00:05:54]
◆艶子 > もっとこう…別のことでイイ笑顔しろよ!小さな子がおばあちゃんの手を引いて馬車に轢かれないよう道を渡ってる光景を見て微笑むとか。 ( そこまで高い頻度で馬車は行き来してないかもしれないが! ) い、一万だとう…! い、良いだろう。一ヵ月後を楽しみにしているがいい! ( でも書いたは書いたけどアイリ様に駄目だしされそうで怖い。 ) す、すげえなリャン!お前字も書けるのか! って、待てよ、あれ? ( リャン>>>>(越えられないウォール)>>>>反省文もろくに書けない私、という構図が成り立つ。駄目だ!それはプライドに関わる! ) うん、まあ、ロリコンは駄目だよな。 ――そっか、それなら良いんだが…。 ( それほどの危険がないというのなら、そうなのだろう。でも心の中にある違和感はまだ拭えない。 ) ああ、その時は本当に逃げろよ。なんならお前のところの上司に一緒に謝りにいってやる。 ( 流石に堂々と尋ねに言ったら問題になりそうだが! ) う、うるさいな!良いだろ別に心配したって!友達なんだから! ( 笑われたのに対してうがーと叫びつつ。何気にちょっと恥ずかしい事を言ったが、恐ろしいことに本人にはあまり自覚は無い。 ) [Mon 31 Aug 2009 23:39:32]
◆君影 > 笑顔ってそれという場面に自然とイイ笑顔が浮かぶものなのね。 (いいこと言ってるように見せかけて全く行動はよくない罠。) やっすい自信だなあ。私はダメな方に1万までなら賭けれるのに。――じゃあ1ヶ月後蜷のとこでご飯奢ってね。リャンの分も忘れちゃダメ。 (既に出来ない前提――だけど本当に出来ないとも確信してはない。だって艶子だし。艶子が本気を出せば反省文の百枚や二百枚――やっぱ無理な気もしてきた。) そう、じゃあやる時には添削だけお願いねリャン。いつもの調子で書いてあげて。 (字まで書ける次世代猫。私もよくリャンに報告書とか書いといてもらってるな、今も。) なんでその単語が思い浮かんだか私にもわからない。 (このロリコンどもめ!って言いたかっただけだと思う) それほどはないだろ。いざとなったら任務なんて放棄してこっちに全力で逃げ帰るし。―――ああなんだ心配してくれてるのか? (クスクスとからかうように笑った。心配性だなと目が言ってる) [Mon 31 Aug 2009 23:30:55]
◆艶子 > くっそう!偶の朗らかな笑いを見せたと思ったら、こんなことで! み、みてろー、私は不可能を可能にする女だぞ!蜷潜んとこで飯一杯奢るぐらいなら賭けられる自信だ! ( 自信があるようで無いようだ。 ) いや、多分私一人の力でやらないと許してくれないと思う…。 ( どんな不正をしたかは見抜かなくとも、私のことだから態度としてそこに出てしまうだろう。 ) あ、でも添削はお願いしたいかも…。 ( 猫に反省文添削されるの図。きっと肉球スタンプを押されるだろう。「もっとがんばりましょう」と。 ) ベアーしかあってないぞ。 ( 一応突っ込んでおいた。 ) ふうん… 大丈夫なのか?危ないことはないのか? ( 君影だってプロだ。今まで何度も危ない橋を渡ってきたのだろうが…でも。私は何故だか凄く胸騒ぎがしてしまった。 ) [Mon 31 Aug 2009 23:06:22]
◆君影 > (私たちの愛は他の誰にも負けない!愛があれば種族なんて……――どんどん論点がズレてく素敵さ)(そうかそうか1ヶ月に二百枚かうんうんなるほどー) ムリ☆ (君影が朗らかに笑って親指立ててるという奇跡の場面。) 早めに帰れたら手伝ってやろうか?もしくはリャン。お世話になるお礼に艶子の添削手伝ってあげなさい……ん? (目敏く赤くなった顔を見られてたとは知らず。次の質問に特に深い意味は考えずに答える。) バックベアード………じゃなくてウォッシュベアーて北の方の地方村だ。馬車で行けばそう遠くはない距離さ。そこが音信不通になっているからその原因の調査、結果の報告が仕事。 (まあ艶子だから話しても問題ないだろうと自分に課せられた任を説明する) [Mon 31 Aug 2009 22:59:59]
◆艶子 > ( 大丈夫、愛があれば人種の壁なんて。…いや、そういう愛じゃあないけれど。 ) ――正直、かなり厳しい気がする。しかも一ヶ月で終わらせろというお達しまで。 ( ふははは、とあげた笑いはどこか渇いていた。人間は極限まで追い詰められると不思議な高揚状態になるものである。…まだ反省文は書きはじめたばかりだけど。 ) ふぅん。地方村へ―――…。 ……………。 ( その時だ。なんだろう、変な感じ。私の心の中で、説明できない何かが訴えてきた。 ) ああ、それは勿論構わないが。 ( あて、とでこぴんされた。でもちょっと顔が赤いのも、ちゃあんと私は見てるんだ。 ) どんな仕事の内容なんだ?ここから遠いのか? ( 世間話として尋ねたが、私の中では尋ねた理由はきっとそれだけではない。でも、何故かはわからなかった。 ) [Mon 31 Aug 2009 22:39:51]
◆君影 > (危険も伴うお仕事中以外は起きてから寝る時まで基本24時間一緒。君影はリャンが大好きで、リャンもまた君影が大好きなのである。まさにラブラブな二人!……相手、猫だけど) 艶子………いやそれ可能なのお前? (反省文二百枚ってあなた。どんな罰ゲームだそれは。まあ例のこと私にやられてもぶちギレだろうけどさ) 無理するなよ。そうそう、実は今度仕事で地方村の辺り行くんだけど、これが何週間掛かるか分からなくて。出来るならその間リャンをちょっと預かってて欲しいなって。 (調査って言ってもなー。聞き込みとかやだー本当………) 調子に乗るな。 (ペチコンとデコピンしようと。けどすこし顔赤い辺り実は図星な所もあったりする) [Mon 31 Aug 2009 22:33:52]
◆艶子 > ( 君影はいつもリャンと一緒だ。彼女とリャンの姿は、もはや一つのセットみたいなものだ。もしリャンの姿が無かったら、私はきっと真っ先にその理由を尋ねるだろう。 ) ん、ちょっとな、寝不足だ。 …いやあ、ふとした事から鬼を怒らせてしまってな。反省文を200枚ほど。 ( 近づけば艶子の目にくまができているのも見えるだろう。寝不足だなんて、滅多にしないことなのに。 ) ま、元々体は頑丈だからな。大丈夫だ。 それで、私に何か用か? ( 私を見て丁度良かったって言ったから。 ) それとも私に会いたくなって来ちゃったのかな〜? ふふふふ。 [Mon 31 Aug 2009 22:19:31]
◆君影 > (自分が変わったという自覚はある。変えたのはこの海に住む連中だってのも。それは嫌じゃない感覚。)(喧騒に紛れて波の音が耳に届く。寄せては返すこの音が好きなのは海の傍で生まれたからかな?) 花火か。 リャン…見たかった? (傍らの黒猫はうんとってもと返事をする。あまり良い人生を送っていなかった私たちは花火なんかとはとんと御無沙汰だったものね)(やあ、君影!) (それはきっと私が一番聞き覚えのある声) 艶子。ちょうどよかった………疲れてる? (疲労の色がチラチラ見えるその顔に思わず尋ねてしまう) [Mon 31 Aug 2009 22:15:11]
◆艶子 > ( 勿論、それは反省文のせいである。書くという作業にも慣れが出てきたのか、一日かけて一枚終わらないという事はなかったが、まだようやっと10枚に手が届きそうになった。これから添削したりしなければならないので、その10枚も終わったわけではないが。 ) ( さて、少し気分転換でもしようと雨のあがった後を歩く。最後のほうは祭りに参加できなかったので、何となく祭りの終わりというイメージが持てないが……。 ) ―――ん。 ( しょぼついた目を擦り、前方の人の姿にピントを合わせれば。それが知り合いの姿だと気付いた。 ) やあ、君影! ( そう言って私はひらりと手を振ろう。 ) [Mon 31 Aug 2009 22:09:04]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 やや疲労の色を浮かばせて、反対側から歩いてくる姿。 』 [Mon 31 Aug 2009 22:05:29]
◆君影 > (昔だったらこの人混みを歩くだけで苛々していた。耳に入るざわめきもいつもよりずっと多い足音も何もかもキライキライ大ッキライ。)(それが今はまっ、いっかだ。ナンパしてきた男には死ねとか地獄に堕ちろとかつい言っちゃったけどこれは仕方ないよね。和装は私服だっつの。男引っかけるとか祭りの為に着替えた訳じゃないっつの) [Mon 31 Aug 2009 21:59:02]
◆君影 > (最後の日の余韻も何も私引きこもるか仕事してたかでそんなの全くない。お祭りあるの知ったのも最近なんだけど。)(黒猫を連れ歩く黒いイエロティアの女。さっきまでの雨もあって賑やかさは収まってきてる。私にとっては充分過ぎる煩さだけどな) [Mon 31 Aug 2009 21:45:34]
お知らせ > 君影さんが入室されました。 『祭りの終わり』 [Mon 31 Aug 2009 21:37:54]
お知らせ > 蜷潜@夏祭りさんが帰りました。 『 すごい 怒られた 』 [Sun 30 Aug 2009 19:58:34]
◆蜷潜@夏祭り > ――――いっそもう少しサービスがあっても良かったか。 ( 唐突に。 今更の話でもうどうもこうもないが。 その言葉に売り子たちが振り向いて、具体的には何が面白いかという話に花を咲かせる。 スタッフの仲は悪くない。 陰湿な虐めや嫌がらせの類を先ず店主である親爺が許さないし、蜷潜も許さない。 羽目を外し過ぎる客にも容赦はしないし、ある意味安心して飲める店で通っていた。 ) ( 当たりくじ付き焼き烏賊? もっと凝った料理? そんな話がまだ続いている。 ) 野球拳。 ( 凍りついた。 ) 全勝で土産一品贈呈。 ( 皆凄い顔をしている。 ) 勝者には売り子のキスもつける。 ( 誰が脱ぐんですか! と非難ごうごうだ。 いいじゃないか、海人のくせに。 ) [Sun 30 Aug 2009 19:55:54]
◆蜷潜@夏祭り > ( 出店の儲けはお世辞にも良かったとは言えない。 なにせ雨で何度も台無しにされて、結局店で普通に使う事になった。 生モノだし、保存にも限度がある。 雨が降ると漁師客も船乗り客も海水浴客も来なくなって、いくらかは処分せざるを得なかった。 自分たちで喰うにしてもやっぱり限度がある。 ) ( 浴衣姿の売り子たちは頑張っている。 愛想が悪く殆ど口を開かない蜷潜に代わって、屋台の前を通りかかる人々に「出島直送、天浦オリヲンいかっすかー!」と声を張り上げて。 ) [Sun 30 Aug 2009 19:39:52]
◆蜷潜@夏祭り > ( この祭りが終わったら当分、出店で焼き烏賊だの金魚掬いだの射的だのを楽しむ機会は巡ってこないだろう。 そういう「締め」があるからアマウラ人は季節物を大事にするし、いちいちそういうものが多い民族でもある。 夏祭りはもう終わるが、次はどうせ秋の催しの準備が始まるだろう。 ) 秋の味覚フェスタでもやるか。 秋刀魚とか真蛸とか鰆とか。 [Sun 30 Aug 2009 19:33:26]
◆蜷潜@夏祭り > ( まだ祭りの期間は続いているが、随分と静かになってきた頃――――花火大会も終わり、世間はすっかり涼しくなってきて、夏の熱気も収まりつつある。 熱が冷めれば誰だって少しは大人しくなって、雰囲気だってこんな風に静かになるだろう。 ) ( ぼんやりとそんな事を考えながら、店の前に展開した露店で割烹着姿の蜷潜は烏賊を焼いている。 まるっきり人が居なくなったわけでもない。 ただ混雑と言うほどではなくなって、夏の終わりを楽しむようなムードが漂っていた。 ある意味この絶妙な季節の狭間の情景も、アマウラ的ではある。 アマウラ人は侘びしさや寂しさすら、愛(いつく)しむものだ。 ) [Sun 30 Aug 2009 19:25:51]
お知らせ > 蜷潜@夏祭りさんが入室されました。 『 祭の終わり 』 [Sun 30 Aug 2009 19:19:03]
お知らせ > エアリー@花火大会さんが退室されました。 『( 追われるようなことはなく、引き上げられた。 )』 [Sun 30 Aug 2009 03:01:39]
◆エアリー@花火大会 > ( 気まずい沈黙も一瞬だ。 諍いなどいつものことで、手を上げるところまでいかなければそれと認識しないくらいで丁度いい。 ) …逃げられるか。 ( そもそも、自分が気にかけるようなことではないのだ。 …この混雑なら、まだ幼い仲間も散り散りに逃げられるかもしれない。 仕方が無い置いて行こうかと思い直すが――― 自分もここまで来てしまっている以上、彼らの一人でも捕まることは致命的に思えた。 彼らがそう簡単に口を割ることはないかもしれないが、自警団や何かの目が、ロッテの住むあのアパートに少しでも向けられるかもしれない可能性を放置するのは、落ち着かない。 ) …今引き上げないやつには、もう教えない。 ( 読み書きを覚えるくらい、本当は大したことではないのかもしれない。 けれど教育の基盤がなく、気軽に教えられる者がいなければ、その機会を失うのは痛手のはずだ。 …ここでなぜその話を持ち出すのか理解できないのだろう。 何言ってるんだと怪訝そうにするが、説明はしない。 ただ。 ) 頭を冷やせ。 十分だ。 ( 小銭くすねて楽しい思いして、まだ危険は及んでいない。 これは幸運なことだというニュアンスは伝わるか。 ) [Sun 30 Aug 2009 03:00:15]
◆エアリー@花火大会 > ( この娘の立ち居地は独特で、口数も少なく飲み食いもせず、そのまま黙っていればグループの一員からは外されそうなくらい一歩引いている。 彼らにしても、新参者をどこまで仲間と見るか、というのがあるのだろう。 字を教えているし、ロッティ・アレンビーのところに転がり込んでいるれっきとした暗黒街の住人。 少なくとも敵ではないということで、もしかしたら親睦を深めるために、こんな所にも誘われてついて来ているが。 特に同年代とは、まだ腹の探り合いのようなところがあった。 ) [Sun 30 Aug 2009 02:26:24]
◆エアリー@花火大会 > ( 彼らだってこの状況の危険さは理解しているはずだ。 けれどこれが祭りの空気というものか、あるいは、表と裏を別物と割り切れない、彼らの幼さか。 のんきな催しに 『けっ』 と思う。 おっとり無防備な連中が食い物以外の何ものにも見えないのは、カモにし易いからというだけではないだろう。 ) 帰るぞ。 もういいだろ。 捨てろ。 ( 小さな身体を隠すように丸めていても丸見えだ。 少年が硬貨を抜き去った財布を、払い落とす。 連れ帰ろうと腕を掴む。 花火を見るための会場は暗く、人間の目には花火が頼りというところだが、明らかに警備と分かる人間も巡回している状況で、このまま済むわけが無い。 …そう危惧してから、どれくらい時間が経ってしまっているか。 ―――腕を掴んだ子どもを含め、何人かは従う素振りを見せるけれど。 引き上げようとするこの娘と同年代の、まだいいじゃねえか何かりかりしてるんだという声に再び座り込んでしまった。 ) ―――ばれる。 ( ばれねえ。 こんなに暗いしと笑う男。 耳が無いのかと首を振る。 ) [Sun 30 Aug 2009 02:19:08]
◆エアリー@花火大会 > ( 恐喝のような真似はしていないものの、窃盗はこれでいくつめか。 戦利品のボトルを抱えて戻った子どもが歓声で迎えられる。 好意的に見れば、彼の年齢が手伝って、この混雑の中一人で買い物できて偉かったね。 …でも、そんなわけあるかっていう。 ) ―――やめろ。 行くな。 ( じゃあ次あたしと立ち上がった少女の腕を掴む。 細い手引いて、引き摺り倒す形。 乱暴な動作に場が白けるけれど、この程度はデフォだ。 というか、優しく言うだけで伝わるような人種じゃない。 お前も何か取って来いと言われるのはスルーして… 高そうな財布を広げて中身数えてる仲間に溜息を深くした。 どこのご婦人のだ。 ) [Sun 30 Aug 2009 02:07:16]
◆エアリー@花火大会 > ( そろそろ 『ロッテ、図書館』 なんて催促してみようかと思っていたのだけれど、彼女は今日バイトがあって。 もう一度鉄鍋飯店に行こうかとも考えたのだけれど、いま一歩踏ん切りがつかなくて。 今月の締め切りがそろそろだから、ロッテのアパート一階にある洗濯場に行き、写本の内職を始めた。 部屋でしてもいいのだけれど、同じアパートの住民から、片手間でいいから子どもに字を教えてくれと頼まれているし、多少の見返りがある。 それはもう日常の一部になっていることしかしていなかったのに。 ) ( 夜空に大きく咲く火の花を、パーカーのフードをかぶったまま見上げて、ハーフエルフの娘は退屈そうな溜息をついた。 さっきまで字を教えていたはずの、同年代を含む暗黒街の子どもが、傍らにたっぷり余裕のある空間を確保してどこかから調達して来た飲食物を広げてる。 たぶん、買ってない。 ) ( それなりに混雑している空間で、そこだけ寝転ぶくらいの余裕があるのはひとえにガラの悪さだろう。 近所付き合いというコミュニティとしてここへ来ているけれど、彼らの何人かは暗黒街のストリートでそれぞれのグループに属してる。 ファッションや言動や、発散する存在感からして、表通りに当たるこの会場に馴染んでいないのだ。 目立って、避けられる。 はっきり言って近くにいたくないし、本来さっさと帰るところなのだが、それでも一緒に居るのは彼らのことが気がかりだからだ。 花火大会やっているらしいからそこへ行こうという話の流れで、気が大きくなっているけれど。 個人レベルでは避けられても、集団としての 『表通り』 はこの異物達を排除しにかかる。 ) [Sun 30 Aug 2009 01:54:35]
お知らせ > エアリー@花火大会さんが来ました。 『( どうしてこうなった――― )』 [Sun 30 Aug 2009 01:31:54]
お知らせ > ソレディー@花火大会さんが帰りました。 『( 花火に夢中で財布を出すのも面倒な女性、恋人に飲み物買って来てと頼むの図。 )』 [Sun 30 Aug 2009 00:28:57]
◆ソレディー@花火大会 > ―――泥棒は犯罪です! 取った物を返してくださいッ! ( 観衆の中を猛然と 『すり抜けて』 転がり込んできた娘に、前を塞がれた青年がうろたえている。 少し先にいる、ショルダーバッグから財布?らしき物を抜かれた女性もこちらを振り返り――― ご安心ください取り返します!とか思っていたら。 『ちょ、ま、違っ…』 『あ、違うんです!』 ) ―――〜問答無y ぉう? ( 誤魔化そうとする?青年を確保しようとしたところで、女性からも声がかかった。 ) [Sun 30 Aug 2009 00:27:03]
◆ソレディー@花火大会 > ( 皆で一つのことをして遊ぶ。 こういうのって良いなと思う。 それを狙った犯罪があるというのは複雑なところだけれど、お祭りは好きだ。 ミコミコだかスートリアだかの祭祀という話も聞いたような気がするが、何にせよ、楽しければよし。 〜ああ、混ざりたい。 良い匂いさせてる屋台で焼きイカとか買って、一緒に 『たまやー』 なんて掛け声かけたい。 …でも、皆を守るこの立ち位置も、まんざらでもなくて。 仲間がいっぱいという感覚は嬉しく、そしてそれが、かつて父の立っていた場所だということが――― ) ―――〜あっ、スリ! ( 少し離れて立っている、同じく紅鱗騎士団の騎士に短く告げた。 何やら落し物をしたらしいマダムに、白い歯キラリと光らせてとてもとても親切に対応していた彼は、確かかと確認するのが一拍遅れ、その一拍の間に娘は駆け出している。 革鎧とはいえ防具を身に付けて、砂地を走るにしてはやけに俊敏だ。 紅鱗騎士団水準では 『まだまだ』 ということになってしまうかもしれないが、実のところそれほど鍛え方が足りないわけじゃない。 ) [Sun 30 Aug 2009 00:18:00]
◆ソレディー@花火大会 > ( 外からの攻撃に備えるのかと思いきや、これだけ人が集まる状況で襲いかかってくるものというのも、そういないらしい。 むしろ気をつけるのは人間で、空に気を取られる人々を狙ったスリなどが多く出るらしい。 そちらに備えるのは自警団で、騎士団の立場としては、対人・対怪物半々くらいといったところか。 地上の灯りは抑えられてしまっているが、外周には篝火も焚いている。 あとは花火の灯りを頼りに、楽しげな会場を見回した。 ) [Sun 30 Aug 2009 00:01:22]
◆ソレディー@花火大会 > ( ―――だから、きちんと安全を確保しなければ。 ) ( 一際大きな花火が上がった。 おおーという歓声の中、見とれていたいのをぐっと堪えて観衆の方へ視線を落とす。 過ごし易い夜だけれど、インナーの上に革鎧を着ていては、やっぱり暑い。 ) ( シーナイトなど海のスペシャリストが主力ということになるのだろうけど、陸の警備なら自分達にもできる。 ―――見物に来たかったけれど今日は任務で。 剣の代わりに片手棍を腰に提げた随員の恰好で、真上を見上げてずれた兜の位置を直した。 ) [Sat 29 Aug 2009 23:52:39]
◆ソレディー@花火大会 > ( 長雨続きだったせいか、海辺の空気には秋を感じさせる涼やかさがある。 浜を上がったところにある草むらから聞こえる虫の音も、気付けば種類が変わっていた。 街の中こそ道にまで石を敷き詰め、まるでヴェイトス市全体が大きな家のようだけれど、ここまで出て来るとそれも遠い。 今でこそ日中は海水浴客で賑わい、夜もこうして花火見物などしていられるが、あまり多くの人に利用されない季節には、多少なりと危険な場所になるのだろう。 ) [Sat 29 Aug 2009 23:43:50]
◆ソレディー@花火大会 > ( たくさんの見物客を少し離れて見守る位置で、頭上に広がる大きな花火を見上げていた。 ばん!と広がる色とりどりの光が火だと思うと恐ろしいけれど、空高くで燃えたそれは地上に辿り着く前に消えるよう調整されているらしい。 ―――では調整しなかったら? もしくはもっと低いところで爆発したら? と考えるとやはり恐ろしいのだけれど、やっぱり街の技術は凄いんだということで納得。 つい口を開けて見とれてしまうのは、ちょっとだらしないか。 ) [Sat 29 Aug 2009 23:37:55]
お知らせ > ソレディー@花火大会さんが入室されました。 『( お叱り受けたばっかりなのに? というところだけれど。 )』 [Sat 29 Aug 2009 23:31:29]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『この幸せを失いたくはありません、が…幸せを奪われて嘆き哀しむ人を見るのはもっと辛いんです…』 [Sun 23 Aug 2009 02:31:52]
◆オリヴィア > うふふ、私は結構意地悪でずるいんですよ?(綺麗事だけで済ませる事はしませんし、必要なら手を汚すことも厭いません…国王陛下の命令があれば、この大好きな街を滅ぼす戦争に加担する事だって、いたします)耐えられないなら、剣を置くしかありませんから…うふふ、ロサさんは私に剣を捨ててくれと言っているようなものですよ?(でも、戦争で夫を亡くした自分にはその気持ちはわかるから、困った顔で微笑むだけで…。お互い騎士を止めて貴族として領地を治めていれば戦争で失う事もなかったのは確かなのだし)ほら、それに…今は哀しませるような人なんていませんから…(これからはひょっとして家にお呼びしたら厳しいメイド長チェックが入るのだろうかとか、ともかく)…ん、それは、困ってしまいます。ロサさんが騎士団にきてしまったら、誰が私の家を守ってくれるんですか? ロサさんがいてくれるから私も頑張れるのですから…(眉をちょっと下げて…うん、ロサさんもわかっているのだろうけども、嘘偽りのない本音なのだろうと思う。この幸せを守る為に、他の人の幸せも守る為に剣を取って身を捧げているのですけども…私に何かあれば、この私とロサさんの幸せは壊れてしまう事になってしまうのでしょうから…)…大丈夫ですよ。ほら、泣かないで、ね? もう…子供じゃないんですから…(でも、死なないとは約束はできないのでそれは言わずに…せめて、ロサさんには私が受けた悲しみを与えないように頑張る決心をしながら…子供にするようにすがりつくようなロサさんを抱きとめて、背中をぽんぽんとあやすように叩いて) [Sun 23 Aug 2009 02:29:47]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが帰りました。 『 ロサにとって、きっととっくの昔から―― 主が主以上の存在になってしまっていたのだ。 』 [Sun 23 Aug 2009 02:14:10]
◆ロサ・ガリカ > ――ええ、判っております。奥様は弱い方ではありません。 ( 今まで起きた事件に胸を痛めつつも、奥様は逃げ出したりせず立派に勤めを果たした。弱い人間にはとても無理な働きだ。 ) …ですが、それは逆に言えば耐えてしまう、ということです。私は、奥様にそんな目にあって欲しくないのです。 ( それはとても難しいことだけど、酒が入って次々とそういう言葉が出てきてしまう。 ) いーえっ かわいそうだなんて事はありません。それぐらい厳しくしてやるべきなのです。 ( 脅し文句は「今すぐ自分の荷物を纏めて出て行って貰うことになりますよ」だった。 ) …奥様のお役目は、十二分に理解しております。あなたは街を護る騎士で… それが命を懸けてやらなければならないということも。 ( 微笑と共に向けられる視線を、ロサ・ガリカは見つめかえす。 …やがて串を皿の上におくと、ゆっくりとオリヴィアのすぐ隣へ移動し、まるで甘えるように服の袖を摘むのだ。 ) そんな傷つく覚悟なんて、ほんとはいらないんですよ? 今日も家に帰ったらメイドのつくった料理でも食べてゆっくり休もうって、そういう事を考えてください。さもないと、明日にでも騎士団に入隊して私も槍を持って出陣してしまいますから。 ( 傷つく事を覚悟するということは、死も少なからず覚悟しなければならない。そんなのは、仕方ないと判りつつも認めたくなかった。 ) …いやですよう。奥様死んじゃったら、私はわんわん泣きますから…。意地っぱりの愛想の少ないメイドに、そんなことさせないでください。 ( そういいながら、すんと鼻を啜る。僅かに滲んだ視界を隠すように両目を閉じて。 ) [Sun 23 Aug 2009 02:07:55]
◆オリヴィア > 私は、人の為に行動して、私自身が傷つく事はもう覚悟しておりますから。私のできる事で、できる範囲で…。夫が亡くなってから、それは覚悟できてますから…。でも、それで、ロサさんを哀しませてしまうのは、本末転倒ですよね…ごめんなさいね(ダメな主人でなんてくすくすと笑って) [Sun 23 Aug 2009 01:51:34]
◆オリヴィア > (はむはむと串焼きから歯ごたえのあるカラストンビやサザエなどを口にしつつこげた醤油の風味をお酒で洗いつつ…追加のお酒も注文しつつですっかり花火そっちのけで食べているわけですけども、花見もそうですがたいていそんなものですよねとか同意を求めつつ…珍しくロサさんが酔っているのかな?なんて首をかしげて…)え…えっと、ロサさん。その…だ、大丈夫ですよ? 私はそんなに弱くはありませんから、大丈夫…。それが嫌だと言うなら、騎士としての剣も捨てて、領内に帰っていますから…って(ロサさんに大好きだと言われてどきっとしたのは内緒です。自分が普段意識していない行動について改めて第三者的な目で言われるとちょっと戸惑いながらもそんな事になっても大丈夫ですよとか…)え、えっと…その、ロサさんはそんなに頑張っていただかなくても…そのいじめられるのはかわいそうですし…(どんな事をしていたのだろうとか、普段接しているロサさんからはその鬼のメイド長の雰囲気をちょっと想像できなくて…でも、何か家を守る事に関しては凄く自分よりも向いてそうな雰囲気は理解はできて)…え、えっと、いきなりそういう事を言われても、その…照れてしまいますけども…。それが、騎士の役目でもあるから…では、だめ、ですよね…(ロサさんがメイドの立場を置いて一人の人間として言ってくれているのだから、自分が騎士だからと言う立場で言うのもなんですし…)その…ロサさん…(しばらくお酒に視線を落としていたけどもロサさんの方へ微笑みながら視線を向けて) [Sun 23 Aug 2009 01:47:50]
◆ロサ・ガリカ > ( 酔いは普段押し隠している言葉や感情を露にする。「主従関係にある」というある種の壁を自身の中に設けてしまっているこのメイドにとっては、その効果はより一層高くなるのかもしれない。 …顔は赤いが、表情に変化は見られない。いつものように鉄面皮だ。しかし… ) ――奥様、私は奥様のそういうところが、とってもとっても大好きです。そうやってご自分のことより、周囲のことを気遣って――― ですが。私は奥様が傷ついたり、悲しんだりしてしまうのではないかと、いつも気が気でなりません。 ( コップに残った冷酒に口をつける。その酒の効果は、言動にあらわれていた! ) ですから、私は奥様を悲しませるような相手には、引っ叩いてでも追い払おうと心に誓ったのですっ。鬼のメイド長と呼ばれた私のいびりと扱きは生半可なものではありません。 ( しかし、あくまで変化があるのは言っている内容だけであり、しゃべり方はいつもの通りだ。 ) これはメイドとしてではありません。私自身が奥様が大好きだと思っているからなのです。 [Sun 23 Aug 2009 01:34:21]
Reload : off Line : 1000