芸能横丁 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > レェナさんが退室されました。 『(終わるまで、この蒸し暑さと戦いながら。。。)』 [Sun 4 Jul 2010 02:53:10]
レェナ > ( 机にひじを突いて 眉を寄せながら、作業に戻るだろう。 少し冴え始めた頭をフル稼働して、 さっさと終わらせてしまおうと。  自分の中で気合を入れるだろう。 これが終わったら応接用のソファーで仮眠をとって、 朝には一度自宅に戻ってお風呂に入る。そんな予定も頭の中の片隅においておきながら、 わたわたと手を動かすだろう。)  [Sun 4 Jul 2010 02:52:12]
レェナ > ( 窓から離れて、 机に再び目線を戻そうか。  何で寝てしまったんだろうという後悔の渦が自分に押し寄せてくるのを感じて。 両手を机について、がっくしうなだれるだろうか。 自己嫌悪。  )  …  ふぅ。   (眉を下げたまま、上体を起こして。 乱れた髪をかきあげよう。 )    終わらせちゃいましょう...  ( 小さくため息混じりに呟いて。 硬い木の椅子に腰掛けようか。) [Sun 4 Jul 2010 02:49:01]
レェナ > ふ、   んーーーーーーっ と ...    ( だんだん自分の体に意識が戻ってきて。 大きく伸びをしよう。 硬い椅子で寝こけていたせいか、腰とか肩とかミシミシ音を立てる。  頼りない足取りで、 てこてこ 窓までやってこようか。 うっすら街灯が照らしている通りには雨が降り続けている。 少し結露で雫のたまる窓に触ろうか。  部屋の中は蒸し暑いのに、窓はひんやりしている。 )   これは…お泊りコースですか…    ( 自分に問いかけた。 汗がじっとりと首筋にまとわりついてる気がする。) [Sun 4 Jul 2010 02:44:20]
レェナ > ( なんで事務所の机で寝こけていたのか。 記憶の断片を拾い集めるように目を閉じて、開いて。 ランプの明かりが弱く広がる机の上を見ようか。 )  …――――  あぁ、     ( 半開きの目に入ったのはスケジュール帳。 そうだった。  調整しなきゃいけないところがでて、もたもたやっていたのだった。 やってるうちにパズルとかと同じような感じで、だんだん意識が遠のいていったのだった。)  [Sun 4 Jul 2010 02:39:34]
レェナ > … あぁ    。     はぁ…   ( まだ半分寝ぼけているのか。 言葉にならない声がのどから漏れる。 壁にかけられた時計を確認しようと、 近くにランプがないかと手元を探って。 モタモタしながら灯りをつけようか。 )       …   あ。  もうこんな時間   だったです か。   (ぽつぽつ独り言をこぼしながら、少し頭を抱えよう。 はっきりしない頭の中。 酸素と血液の足りない脳は霧がかったようにぼやけている。 )  [Sun 4 Jul 2010 02:34:14]
レェナ > …――――――――    むはっ    ( 真っ暗な劇団の事務所。 外から雨が地面を叩く音が聞こえる。 そんな中、 自分の机からがぼっと頭を起こした。  どうやら爆睡だったようだと、かすんだ目をこすりながら状況を確認するだろう。 どうやらもう誰も残っていないようだ。 遠のく意識の中で、団員の女の子が先に帰るといったような声が聞こえていたような気がする。 )  [Sun 4 Jul 2010 02:30:34]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Sun 4 Jul 2010 02:26:25]
お知らせ > イェルクさんが退室されました。 『( 甘いものでも食べて帰ろう、 )  ( センセイへのオミヤゲも、忘れずに。 )』 [Sat 3 Jul 2010 00:40:17]
イェルク > ( こゆ時は、いったん全部ポイして、 ) アイス たべたいー っ、  [Sat 3 Jul 2010 00:39:45]
イェルク > ( なんとか踏み止まって、どこかのお店の壁に手をつく。 あぁ、手、濡れちゃった。 ) …、 ( そしてそこにあるガラス窓に、ポッケから出したハンカチで手を拭きつつまた思考が廻る。 ) ( ガラス自体に魔法かけてあるのかな、生まれた時どんなだったんだろ、幼虫から育ったのかな、土に埋まってたりしてたんだろうか? ガラスに生物の要素を組み込んだのか、 )  …… ( 生物の要素があった上に、体の成分をガラスとして置き換えたのか? )  …、 ( 思考の一端に、ふと、 甦りかけた記憶があったけど蓋をして押し込めて、 ) ( そういえば、おほしさまの手足も――、 ガラスじゃぁないけど、手足の代わり、に置き換えてるみたいな感じかなぁ。 そうなると、仕組みを考えるには生物学も必要だろうか――、 )  … んん ン、 ( ぱっふり、 息をつく。 なンか、こんがらがってきた。 色々破綻してそうな気がするけどまぁ、単なるその場の思い付きをあれこれ思い浮かべているだけで意味なんてない、 ) [Sat 3 Jul 2010 00:37:51]
イェルク >  ――― 、 ( でもまぁ同じ種族だって、個体差とかも色々あるんだろうなぁ。 例えが何だけど、吸血鬼だって色んな弱点や生態持ったのとかいるみたいだし…、 生物学は、そういえばほんの基礎だけでぜんぜん詳しく知らないや。講義も、とったことない。 だってアレ、挿絵が気持ち悪いんだもん――、 ) …… ぁ、 ( ぇーっと、なんだっけ。 あ、ガラスの話だ。 ) ( 思考に沈んでる時は視野が狭くなっている、そのせいでみずたまりも踏んでから あ、って気付いたり、誰かにぶつかりそうになっちゃったり――、 )  … ふ、 ぁ ッ、  ( 足元に何かあっても気付かなくッて、転びかけたり、 ) [Sat 3 Jul 2010 00:22:13]
イェルク > ( あれ、どうなってるんだろう。 ) ――― ぅー んっ、 ( ガラス食べるってことは、体の主成分は見た目通りガラスなんだろうけど。 そういえば魔法生物の寿命ってどうなってるのかな――、ガラス製植物も実際みてみたかった。 ) …、 ( そういえば、フレイバーっていう種族がいるんだっけ? ) あのひとたちも、一緒 かなー… っ? ( あのひとたちも、自分の体を保つには、おんなじように自分の体と同じ成分摂りこむンだろうか―― だって、発汗も排泄もしないらしいから、不純物があったら処理できないはず。 てことは、誤って口にしたら吐くしかないけど、喉の奥はどんつきらしいから… ) … ぺっ、 てするのか なーっ、 ( オナカから吐いちゃう、っていうより、口に入れても吸収されなくていつまでも口の中に残る感じ? 口の中の感覚器官、優れてるのかも――― ) ( …と、既に思考がガラス生物から脱線しつつ、 ) [Sat 3 Jul 2010 00:07:56]
イェルク > ( 白い傘は、右へくるくる 左へくるくる。 落ち着きなく )  … ( 思考のように、あっちに巡りこっちに巡り。 また元に戻ったり、首を傾げるのに合わせてふらっと横に傾いだり。 ) ( 思考のきっかけは他愛ない。ショップのウィンドウに映る自分に気付いて、そういえば――と、お邸で飼っている硝子の虫を思い起こしただけ )  [Fri 2 Jul 2010 23:58:41]
イェルク > ( 暑いからマントはなしで、ローブの下も薄手のワンピース。 袖とかスカートの裾とか、ひらひらレェスが踊ってるそれは前にグレーテルおにぃちゃんに選んでもらった服のうちの一つ。 私が自分で選ぶと、モノクロ基調の地味なデザインになる。買いに行かなくてもお父様が買ってくれたりするけど、それもやっぱりひらひらしてる。 似合わないと思うのになあって、選んでもらったりくれたりするのは嬉しいけど… ちょっぴり恥ずかしい。 )  ぅ、 … と、っ、 ( みずたまり。 またぎきれなくッて、黒い靴のかかとが ぱちゃ、と水溜りのはしっこを踏んだ ) [Fri 2 Jul 2010 23:47:21]
イェルク > ( ぽてぽて、緩い歩みにつられてふわふわ揺れる。 ローブと同じ縁の金糸は、センセイの手によるもの。 何かしら意味があるんだろうけど、そういえばちゃんと聞いたことない。 訊いたところで師匠――センセイは、考えてご覧、って笑うンだろうけど。 ) ―――― …、 ( 雨の日なのにこんなとこに居るのは、遊びに来たわけじゃぁなくて。 定期的に行っている、センセイのおつかい。今はその、帰り道。 ) [Fri 2 Jul 2010 23:37:25]
お知らせ > イェルクさんが来ました。 『( 雨天に咲く白い傘、 )』 [Fri 2 Jul 2010 23:31:01]
お知らせ > ミケさんが退室されました。 [Fri 2 Jul 2010 23:06:47]
ミケ > (どうやら他に濡れたところはないようだと。 若干神経質なのは性分だが、雨のせいで嵩増しされてるような気がしなくもない。 これはもう演奏をやめて帰れっていう天のお告げかなんかなのだろうか。 胡散臭い理由を頭で思い浮かべれば、そんな自分に嫌悪感を抱くだろう。)   気持ち悪っ…    ( もともとそういうタイプの人間じゃない。 肩の力を抜いて、前においてあったギターケースを自分の方へ引きずって。 抱えたままのギターをケースに戻そうか。 片付けてしまったら、頼まれた買い物でもして帰ろうか。) [Fri 2 Jul 2010 23:01:38]
ミケ > …―――――――      っ  ?   ( すっかり音楽に指がなじんできた頃か。  ―――― ぽた。    ギターに嫌な音が落ちた。)     これは…   ( 思わず手を止めてしまうだろうか。 いぶかしげに上を見上げてみれば、布張りのテントに嫌なシミ。 嫌そうにため息をついて、 ギターに落ちたしずくを袖でぬぐおうか。 どうやら雨漏りのようだ。 場所取りを失敗したことに気づけばギターを定位置から外して、他に濡れていないか調べようか。) [Fri 2 Jul 2010 22:54:04]
ミケ > (雨の叩く自然の打楽器を聴きながら、ゆったり音楽を奏で始めようか。 )  ( ギターから聞こえてくるのはしっとりとしたメロディライン。 静かに人の波に溶けていく音楽に集中しながら、 指先を動かそうか。  ゆっくり弾いて、弾いて。  歌い手なしの音楽が流れる。 ) …―――――――――   (湿った空気に同調するように、目線を下げて。 街灯の明かりでまつげの影が頬に落ちる。) [Fri 2 Jul 2010 22:43:04]
ミケ > …――――――――   はぁ。 ( ため息をついて。  どうやらやっとのこと、 機嫌を直してくれたようだと。 ココまで持ってくるのに重労働だったように感じて、肩を落とす。 これで何とか演奏することができそうだ。 )    …―――― っと  ( 小さく息をついて。 この雨では足を止める人はそう多くない。  さて、何の曲を演奏したらいいものか。 軽く弦をはじいて。 耳についていた雨音に耳をすませる。) [Fri 2 Jul 2010 22:30:18]
ミケ > (テントに雨粒がぶつかる音。 たまった雨水が地面へ滴り落ちる音。 その濡れた地面を靴が蹴る音。 すべての音が耳に響いて、すべての音が調律を邪魔するようで。 まったく集中できない状況は残念としかいいようがない。 )  …――― まったく 今日もご機嫌斜めなのか...    ( 眉を下げて、ギターに話しかけながら。 返事をしてもらえるように弦をはじこうか。  )  [Fri 2 Jul 2010 22:22:34]
ミケ > (ここの所は良い天気だったのにと、ポツリ呟いて小さくため息をつこうか。 布張りのテントの下。 木箱に腰掛けて、ギターの調律をしようか。  )  ・・・ はぁ   ( 湿度の高い空気にうんざりしたように前髪をかきあげようか。 雨の日はどうも音がとれない。 ) 今日はダメかな…     ( 湿気に負けて。さっさとかえりたい気持ちになる。 帰る前に買い物もしていかなければならないことを思い出せば、かえることも面倒に思えて。 肩をがくり、下げるだろう。 ) [Fri 2 Jul 2010 22:13:03]
お知らせ > ミケさんが来ました。 『雨 … 。』 [Fri 2 Jul 2010 22:00:37]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 『(去る背を見送って。)』 [Thu 1 Jul 2010 01:12:00]
レェナ > そうですねェ  (へろん、と。自分も間違えそうだ。 気お付けませう。)  はいっ (頼りないけど、立ち上げちゃった団長さん。 後日改めてと聞けば、頷いて。) [Thu 1 Jul 2010 01:11:47]
お知らせ > レナさんが帰りました。 『 帰りの足取りは何だかいつもより軽やかで 』 [Thu 1 Jul 2010 01:08:26]
レナ > ―――名前、そっくりですね。 ( レナとレェナ。 ちょっと和んだけどどっかで間違えそうだ。 気を付けよう。 ) あ、団長さん、だったんです、ね―――――宜しくお願いします…! ( こんなに若そうなのに。 ヴェイトス市じゃ外見の年齢なんてアテにならないけど。 …さて、少し長居してしまったかもしれない。 劇団の事もあるだろうし、急な話だったし。 今日は一先ず帰って、後日改めてご挨拶に来よう。 その旨を伝えて、最後にもう一度だけ一礼。 おやすみなさい、とだけ最後に。 ) [Thu 1 Jul 2010 01:07:57]
レェナ > (はっきりした言葉ににこり、満足そうに頷いて。 寧ろコチラも助かるし嬉しいのだと伝えようか。 ) レナ…さん? ですねっ (お名前が少し似てるとか勝手なる親近感。 派遣所も確認すれば、丁寧なご挨拶にコチラもぺこり頭を下げて。) Junking歌劇団 団長をしております。 レェナ・カルディアと申しますっ (以後、宜しくお願いいたしますと。へこへこした姿は、海賊風貌には似合わないご挨拶。) [Thu 1 Jul 2010 00:59:47]
レナ > お仕事、貰えるのは助かりますし、舞台、観れるのも嬉しいですし―――必要とされるのはやっぱり、はい、嬉しいですから。 ( その分期待外れにならないように頑張らないと。 珍しくはっきりとした口調で、なけなしの気合を込めた。 ) はい、出来るだけ早いうちにお伺いします。 あ、そうだ。 名前。 レナ・クロスビーです。 連絡先はギルド地区の、派遣所でお願いします。 ( と、ようやくそこでそれらしくスカートを摘まんで恭しく頭を下げて見せた。 私服だとイマイチ決まらないけれど。 ) [Thu 1 Jul 2010 00:53:57]
レェナ > (確かに怪しい表記。どこかしらに落ちがありそうだと考えてしまいそうで...。今回の落ちはどこにあるのかっ。メイドさん論議は是非とも掘りさge…ゲフ。) 本当ですかっ?  (素敵人材ゲットにつきぱっと喜びが表情から漏れ出るだろう。 なんだか強引に押し切ったように見えるが、やっぱり気にしないように。だって劇団は人手不足。念押しのように、心の中で反芻する。)   ではでは詳しいことは後日、ご説明いたしますっ (ぺらり。チラシにかかれたの事務所の住所を指差して、お時間がある時にお仕事のご説明をしますと。今日はだいぶ引き止めてしまった事に申し訳なさそうに眉を下げて謝ろうか。) [Thu 1 Jul 2010 00:46:12]
レナ > ( 求人誌の「経験は問いません」と「誰でもできる簡単なお仕事です」は何だかかえって不安になる不思議なワードである。 何故そんな仕事がまだ手つかずで残っているのかと。 ) は、はい、派遣メイド。 です。 ( 思わず少し仰け反りながらこくこくと。 メイドさんとメイドは別物だとちょっと前に力説されたばっかりである。 本当だろうか。 ) あ、なんか、急な話で混乱してます、けど、あの、はい、こちらこそ? ( 求められると拒めない女みたいな。 いや、でも本当、人に必要とされるって働く上で重要。 ちょっと真面目に考えて、やってみるのも良いかなと思った。 ) [Thu 1 Jul 2010 00:33:23]
レェナ > (へたれ役者も似たような生活をしてたとかは、こっそり背後がデジャブ。)  はい、舞台裏... ( 基本的には付き人のような、何でも動いていただくような雑用さんなんてお仕事になってしまいますが、と。 ただ難しいことはしないはず。 これが求人誌なら、経験はといませんって書くだろうか。 あなたのお仕事を聞けば目を丸くして。)  ややや、 派遣のメイドさん っ (それだけ出来れば充分すぎて、寧ろ素敵人材発掘できたかもなこっちが浮かれることうけあいで。 きらっきらっ目を光らせるだろうか。 )  ぜひぜひっ! 基本的には楽屋の方のお手伝いとかがメインですしっ! (一人前にお買い物が出来る子だったら誰でもOKなのですと冗談交じりに言ってみようか。むしろプロのメイドさんにお願いしてもいいものかとか思いながら。) どうでしょうか? (小首をかしげて。)  [Thu 1 Jul 2010 00:24:52]
レナ > ( 毎月平均6万yen程度稼ぎ、宿代と生活費で5万8,000yen程度が消える、というなかなかサバイバルな生活である。 しかも今月は妙に仕事が飛び飛びでロクデナクテ、何だか赤字ムードである。 何とか最低限の貯金を維持する為に何を節約すれば良いだろうか。 キャベツごはんをもやしごはんにグレードダウンして、仕事が無い日は寝て過ごして、あれ、なんかもう何で生きてるの的な? ※お話しを聞きながら思索中。 ) ぶた いうら? ブタイウラ? ( 舞台裏、である。 「豚いうら」とかどっかの方言ではなく。 一瞬過去のトラウマが甦りかけて現実を直視する事を避けた。 あれは特別悪かったのだ。 たまたまろくでもないサーカスだったのだ。 うん。 ) え、あの、大した事はできませんよ?? ご飯作って、繕い物して、買い物して、あ、私、いちおう、メイドやってます。 派遣の。 ( 言葉は歯切れ悪いがちょっと乗り気である。 胡散臭い人達じゃないと思うし、お給料貰えるのは助かるし、似たような仕事の経験が無いでもないし。 それに、ソデからでも舞台が見れるのは、そりゃあ嬉しい。 リップサービスであんな事を言ったわけじゃあないのだ。 ) [Thu 1 Jul 2010 00:09:56]
レェナ > (あなたの脳内の進行を他所に、チラシもみて反応はするものの、もこもこ自分も脳内で考え事か。 耳打ちして、反応が戻ってくれば、 そっと、団員の背中を壁にして ひそひそ話をひとつ。 )  あの… 舞台裏の お仕事とかご興味ございませんか??  (なんのお話?なタイミングでひとつ。  もうちょっと稼げるようになったらって事はいまはそんなに?とか失礼な連想連想。 それで勧誘とかちょっと強引とか、気にしない気にしない。Junking歌劇団はいつでも人材不足。 ) お時間があればとかでいいのですがっ ... (単純に雑用的なお仕事で、あまり高くないけど、お給料にプラスして舞台見たい放題とかどうでしょうかなんて、ダメですか?とへなり笑顔で営業してみます。) [Wed 30 Jun 2010 23:54:10]
レナ > ( そもそも初対面の人様に「貧乏です」カミングアウトはどうかと思う。 頑張って口を開けば何を口走っているのだと。 ) あの、もうちょっとお金稼げるようになったらちゃんと、観に行きます、からっ。 これ、貰いましたしっ。 ( ほらこれ、みたいにさっき受け取ったチラシを広げて見せる。 Junking歌劇団、って最近何度か耳にした気がする。 覚えた。 うん、お金貯めて見に来れるようになるのを当面の目標?夢?にするとか。 特に他に目標とか、ないし。 平和に生きるくらいしか。 ) あ、はい??? ( と、どんどん脳内で勝手にまた飛躍していれば、何か耳打ち。 現実に戻る←。 ) [Wed 30 Jun 2010 23:43:59]
レェナ > (ゆったりした間の後に戻ってきた返答にまばたきパチパチ。 お金がない… 切実なワードだとか思いながら。 今も大して楽な暮らしをしてるわけではないが、ちょっと前までバイト三昧だった頃のことを思い出すだろうか。 舞台を色んな人に見てもらいと思いながらチケットは無料じゃない。そういった部分はどうにもこうにもならないのかと眉を下げて思うだろう。 )  …―――― (ぎこちなく笑う少女を見ながら、うーんっと、頬に手を当てながら少し考えるようにしようか。 )  … あの、ちょっと よろしいですか?? (こそっと、こそっと。 あなたに小さく耳打ちをしようか。 ) [Wed 30 Jun 2010 23:35:05]
レナ > ( ああ、でも最初から「女海賊」っていう部分を強調するなら遠目に見て対比として分かり易くてそれもありなのかな、なんてぼんやり。 人と話してる最中に他の事も考えるのは悪い癖である。 だから反応が遅れてドン臭いっていわれるのだ。 ) ええと、あんまり、その、      お金がないので。 ( やや気まずい解答。 本当のことだもの。 いつもこの辺りを出来るだけ素通りするのは、ストリートパフォーマンスタダ見常習犯になるのも凄く悪いと思うっていうのもある。 ) あ、あ、でも、本当、素敵でした、からっ。 ( と、思わずセルフフォロー。 折角楽しい雰囲気なのにここで重たい身の上話とか空気読まなさ過ぎである。 へにゃ、とへんな笑いを作ってがんばった。 笑顔も結構、苦手である。 ) [Wed 30 Jun 2010 23:23:44]
レェナ > ( ホントのことだから失礼にもならないくらい、自分の身長を理解してるへたれ役者。 ごまかし方ばかり上手くなるって言う... )  (一度後ろを確認したあなたのすがたに、目をぱちこら。 くすり笑って、とても可愛らしい少女だと思った。) そういって貰えて嬉しいですっ ( よかったと胸をなでおろして、ありがとうございますをもう一度。 お客様の反応は上々だろうか。 また時間を見て、同じようにやってみようと考えてみたり。 まずは市場調査? 着実にお客様を増やす為にもと。 そのままあなたの方へ問いかけるだろう。) お芝居とかよく観られますか?   [Wed 30 Jun 2010 23:12:01]
レナ > ( あ、思ったよりちいさい。 頭に乗った紙吹雪を落としながら一番最初に思った失礼なこと。 目の前に立った海賊姿の彼女が最初、それを自分に言っているとは思わなくて思わず自分の真後ろに居るであろう誰かを振り返ってしまった。 あれ、と思って向き直ると、視線が合う。 ) あ…いえ、どうも? あ、ええと。 ( 酷く要領の悪い変な返事を返し、何故かぺこぺこ頭を下げる。 普通に緊張しているのだ。 あんまり顔に出ないなりに。 ) あ、あの…がんばってください。 すごく、綺麗でした。 ( あんまり大きく無い声で、何とかちゃんと思った事を口にする。 どうも? は流石にない。 ) [Wed 30 Jun 2010 23:02:56]
レェナ > (はらり。両手を大きく広げて、 紙ふぶきが舞い落ちればフィニッシュを迎えて、お客様の反応を待ちながら。  )  お騒がせいたしましたっ! Junkingu歌劇団をどうぞよろしくお願いしますっ  (音が途絶えて、出来るだけ遠くまで届く声をはって。 するり、男性団員に地上へおろしてもらおうか。きっとそれはあなたの前。 紙吹雪をかぶせてしまった少女が目に入れば、へなり笑って。 ) あ、 ありがとうございました (ちょこんと、お辞儀をひとつ。 もうすっかり女海賊は抜けただろうか。 素の自分に戻って、「良かったら観に来てください」と、目線が同じくらいの少女に微笑むだろう。) [Wed 30 Jun 2010 22:55:10]
レナ > ( 基本、世間の流行とは縁遠い。 ファッションショーとか流行りの舞台とか、耳には入ってくるし、興味が全く無いわけじゃあないんだけれど。 なにせ子供の頃から万年金欠、黒企業勤め。 そういう物に目を向ける精神的、金銭的余裕がちょっと足りない。 浮いた話とかも。 この歳にしてもう、「安穏とした何事も無い暮らしがしたいなぁ」とか思っている程度に。 お婆ちゃんかっていう。 ) あ、近… ン ふ… ( 直ぐ其処まで迫った女海賊を見上げながら、覚え易いフレーズの部分を追いかけるように鼻歌未満の小さな声でリズムに乗った。 あんまり近過ぎて頭から紙吹雪を貰い、視界がカラフルに目まぐるしく彩られる。 間近で見上げる彼女は、素直に、恰好良いな、キレイだな、と思った。 ) [Wed 30 Jun 2010 22:47:27]
レェナ > (お客様の反応を確かめながら、 悪くない反応だと思えれば安心して、 もっと思いっきり パフォーマンスしようか。 男性の団員が木箱の方へやってきて、 腰を押さえてぐぐっと持ち上げてもらい肩の上にのせられるだろう。 リフトしたまま、 お客様の方へ。  ドンちゃん騒ぎの中心。 笑みを返してくれた少女の近くまでやってこようか。  )   …――――― 〜  (盛り上がるメロディーを繰り返す。 だんだんテンポアップしながらリフトされたまま、ぐるりその場で一周まわって。 辺りを見回すようにすれば、 団員達で 隠し持っていた紙ふぶきを中に放り上げるだろう。) [Wed 30 Jun 2010 22:39:18]
レナ > ( あ、ストリート全部使ってお客さんの中にまで入っちゃうんだ。 自分の目の前や後ろまで広がった舞台をきょろきょろと見渡しながら、あ、これはちょっと楽しい、と感心する。 うん、こういうショー自体は全然、嫌いじゃないんだ。 というか、楽しいし、好きかも知れない。 引っ込み思案でどんくさくて地味な私にはちょっと、向いてなかったのかなっていう、だけ。 ) ( そんな後ろ向きな気分も、ふと木箱の上の主役がこっちの方(私個人じゃなくて)に微笑みかければ、吊られて少し明るく笑い返せた。 ) [Wed 30 Jun 2010 22:26:53]
レェナ > ( 木箱を踵で蹴りながら、 テンポに合わせて踊り歌い。 芸能横丁の一角は海賊の宴会場のようになるだろうか。 お客さんを巻き込むように 、 海賊姿の団員達が人の中に混ざり合っていくだろう。  ドンちゃん騒ぎ、そんな感じの荒っぽい雰囲気の音楽。   身長が目立たないように、自分は木箱の上にのったまま。  より大きく見えるように身振り素振りに気をつけて、 お客様より少し目線の高い位置から声を張るだろう。 海の上の暮らし、風に生きて風に死す。 そんな船の暮らしでの宴を歌う女海賊はお客様の方にむかって笑うだろう。) [Wed 30 Jun 2010 22:21:23]
レナ > ( おっと凄い色だ。 さておき。 ) あ…ストリートショー。 ( とある何処にでも居るような通りすがりの市民A。 仕事も無く何となく斡旋所に行って、何となくご飯を食べて、何となくその帰り道に通りかかった芸能横町。 あとは公衆浴場にでも寄ってから帰るだけかな、なんて思いながら何とはなしに周囲の音楽やパフォーマンスを眺めながらのんびり歩いていた所。 手渡された何かのチラシと、木箱の上に飛び乗った見栄えの良い役者さんの台詞が符合する。 ああ、これの事なんだ、と何とはなしに足を止めた。 昔居たサーカスの人に会うのがちょっと面倒で、普段はあんまりこの辺で立ち止まらないんだけれど。 ) [Wed 30 Jun 2010 22:13:24]
お知らせ > レナさんが入室されました。 『 野次馬 』 [Wed 30 Jun 2010 22:06:54]
レェナ > (自分の中のスイッチを切り替えるように息を短く吐いて、 「女海賊カミラ」の顔でお客様に向き合おうか。 大きくマントを払って、用意していた大き目の木箱の上へ飛び乗るだろう。「さぁさぁ、お立会い! コレよりJunking歌劇団のショーが始まりますよ!」と団員の一人が声を上げる。 ) …―――――  (音楽に合わせて、セリフのような歌をメロディーにのせよう。 海賊達の登場の曲にあわせたように団員達も集まりながら、だんだんコーラスの数が増えていく。) [Wed 30 Jun 2010 21:54:26]
レェナ > (これまでより多いキャパ数。それに合わせていつもよりもチケットを売らなければならない。 なので稽古の合間に団員達を総動員で、衣装着てパフォーマンスをしながらの宣伝をしているところだ。) あ、はい。 宜しくお願いします。 ( 協力してくれている楽師さんが確認するように声をかけてきて。 ぺこり、頭を下げればアコーディオンを奏で初めるだろう。 それに気づいた団員達がちらほら集まってくるだろう。 曲は劇中歌のひとつ、 海賊の登場シーンの曲だ。 陽気なメロディーが道に響いて、 海賊姿の団員達が手拍子をしてお客さんの目線を集めようとするだろう。)     [Wed 30 Jun 2010 21:41:10]
レェナ > ( 本番用の海賊の衣装に身を包んで、にぎやかな横丁の通りに立って。 通りすがる人々にチラシをぺらり、手渡すように差し出そうか。) 来月の半ばから始まりますっ  (良かったら観に来てくださいと、笑顔を向けて。 来月から始まる公演の宣伝をしようか。 他の団員達も衣装に身を包んで、横丁中に散らばって宣伝をしている。 )   あ、ありがとうございますっ  (チラシを受け取ってもらえれば、気持ちがはしゃいで、にこにこ笑う。) [Wed 30 Jun 2010 21:32:36]
お知らせ > レェナさんが来ました。 『(女海賊の衣装で...)』 [Wed 30 Jun 2010 21:25:26]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Tue 29 Jun 2010 00:35:51]
レェナ > (とりあえず本番が近くなってきて、忙しいせいか、たまに集中力が切れている。 まずいまずいと、気持ちの切り替えを図ろうか。)  取り合えず 短冊でも書きにいきましょうか… (商業地区でなにやらやっているようで、ポスターを張らせてもらうついでに神頼みをしてこようかと。 もたもた荷物をまとめて、自宅に帰る準備をしようか。) [Tue 29 Jun 2010 00:33:31]
レェナ >     あ、明日...  ( 明日の日付のところに、「打ち合せ」のメモ。 少し鈍った頭が動き始めれば 「あぁ」 なんて間抜けな声がもれる。 )  はわぁ... 忘れるトコでした   (セーフ、なんて息を漏らして。チケットをしまって、手帳を取りだす。 明日は音と照明の打ち合せ立ったことを思い出す。 音を頼んだオケの代表と、いつも照明を担当してくれている魔術師達と一緒に細かい事の話合い。 演出も交えて、 しっかりやらねばだ。 こないだ幼馴染に相談しながら考えた内容のメモも忘れないようにしないと、と。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:27:51]
レェナ > (事務所の中でぽつぽつ独り言。 むなしく聞こえた自分の声に、肩を下げて。 気持ちを切り替えるように前髪をかきあげようか。)  やるしかない…  ですね。  (そう呟けば、荷物からチケットの束を取り出そう。 以前のように衣装を着て売り子をしようとか、頭の中で考えようか。 団員と相談していたときは路上パフォーマンスがしたいと言っていたことも思い出しながら、 机にひじを突いて、壁に貼られたスケジュール表を眺めよう。) [Tue 29 Jun 2010 00:19:35]
レェナ >    ふぅ...  ( 荷物を机にどすっと置いて、自分専用の少し硬い椅子に座り込こもうか。 背もたれに体重を預けながら、 一日にたまった体の疲れを改めて確認するだろう。 )   …――――――――  はぁ   (胸にたまった古い空気を外に吐いて。 今日見に行った本番使うはこの事を思い浮かべるだろう。 ) キャパ 565...  かぁ。  (改めてみた舞台は広く感じられたようで。 客席が埋まるかどうか、ちょっと不安になってきた。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:14:25]
レェナ >  ( かちゃり ) ( 疲れた顔で劇団事務所の戸をあけて、 小さく息を吐こうか。 事務所の室内は暗く、団員達はもう帰ったようだと。辺りを見回して思おうか。 )     っしょ、と     (慣れた様に、事務所の灯りをつけて。 あらためて静まりかえった室内を見て。 へなり、眉を下げるだろう。 力なく歩いて、自分の事務机に向かおうか。)  [Tue 29 Jun 2010 00:08:31]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Tue 29 Jun 2010 00:04:17]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『 さて、頑張るとしますか――。 』 [Mon 28 Jun 2010 00:44:46]
ヒルダ > ―――あ。 ( そのスペクターの言い方に私はようやくピンと来た。声もそうだけど、謎かけをするような言い方にだ。…彼は、この前私が占った相手だ。なるほど、劇団員だったというわけか。 ) そうね、ついでに行きましょうか。アメジストの効果も早速試せるし。 ) おほほ、そうよー お姉さんの心はきらきらなのよー。磨き上げられた宝石のようにねっ ( 尋ねてくる子供にそんな言葉を返す。その女の子と、得意満面のお兄ちゃんの頭をもう一度撫でよう。私は子供は嫌いじゃない。…いや、ギルド長の愛人ということで小児性愛者であるという根も葉もない噂はあるが、ギルド長が幼いのは外見だけであって、邪な気持ちでこの子らの頭を撫でているわけでは誓って無い! ) ええ、ありがとうスペクターさん。 ( スペクターの背中を手を振って見送ろう。 ) ん、またね。クロティルデ。私は二日酔いの具合の悪さもちょっと収まってきたから、占い屋をしてから帰るわ。 ( もっとも夜も遅いから、それほど長くは続けないだろうが。 彼女の両親らしい老夫婦にも挨拶をして、彼女達を見送ろう。 ) [Mon 28 Jun 2010 00:44:16]
お知らせ > クロティルデさんが退室されました。 『空になった両手は、すぐに両脇に寄ってきた子供達によって埋められた』 [Mon 28 Jun 2010 00:35:39]
クロティルデ > 今月中って、また志が低いな―――ああ、じゃぁ石の買い物のついでに行くか?(浄化の話などもその時しよう、この分ではどこまで石の力が及ぶものかわからないが―――子供達に対抗するヒルダの言葉に、下の妹がきらきら?と舌足らずに尋ね、ヒルダを見上げた)―――ふふふ、(魔女もヒルダと一緒になって小さく笑い声を漏らす、しかし気心の知れたヒルダならばわかるだろうが―――気安さを好む、はしゃぐ子供達の母親はどうにもこういった状況や歯の浮く台詞が苦手である、ただそれだけだ―――子供達が喜んでいるのは素直に嬉しいと思っている、それは先ほど子供達に向けた微笑からも察せられよう)まぁ、そんな―――こんなに子供達がはしゃいでいるのを見るのは久しぶりです、有難う御座いました(娘の頭を撫でながら、母は息子へ視線を転じる――ヒルダに撫でられて、息子は得意そうに満面の笑みを浮かべた――だっておにいちゃんだから、とでも言いたげに)…(その様子にからかいの一つ二つも向けてやりたかったが、流石に役者や衆目の元ではそうもいかず―――マントを翻し去っていく姿に、子供達は口々に挨拶を述べて大きく手を振る、それを真似るよう母も小さく手を振ってその背を送った)さて――、(近寄ってきた祖父母に、子供達は嬉しそうに駆け寄ってヒルダの時と同じようにチケットを渡そうとするんだろう―――礼の言葉と共に頭を撫でられ、そろそろ帰ろうと促す祖父母の言葉に子供達は満足そうに大きく頷いた――子供向け活劇だろうそれの、残りのチケットはおそらく子供達が友人に配ってすぐになくなる筈)―――んじゃ、俺等もそろそろ帰るな、(ぽんとヒルダの肩へ手を置きながら立ち上がり)アメジストの件、ちゃんと覚えとく(―――じゃぁな、と手を上げ去ろう) [Mon 28 Jun 2010 00:33:44]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『こういった夜こそが、戦いの活力となる。』 [Mon 28 Jun 2010 00:24:01]
カイン > (楽しげな二人の会話、子供たちの様子。 ――成功した、だろうか。自分の試みは。 決して生涯にわたって記憶に残るようなものではないだろうけれど、彼女たちの人生に幸福な思い出を加える事は出来ただろうか。 もしもそうだとすれば、この上ない喜びなのだけれど。 コアにあたる猫目石は、生き生きと輝いている。 犯罪と戦う時とは、また違った煌きだ)ええ、ご迷惑で無ければ……ご家族、ご友人を誘って来て頂ければ、と思っております。 皆さんに喜んでいただければ、それで自分は満足ですので(とは、母親の彼女の言葉に対して。 スイッチを切り替え、声を潜め、カイン・グレイホークとしての言葉で応じる。 アイゼンリッターにはできない戦いだ。 子供がチケットを渡す仕草に、嬉しそうに眼を細めた。 本当に良い子だ。 本当に……。)ええ、一度見たご婦人の事は決して忘れませんよ。 何せ、私は貴女を知っているのだから。(ヒルダに対しての笑いながらの返答――まあ、この辺にしておこう。 カインは調子に乗り過ぎる所が、まま見受けられる。アイゼンリッターとしては喜ばしい事ではない。 小さく頷き、スイッチを切り替えた)では、私はこれにて。 夜は長く、今宵は月も無い故、どうかお気をつけて。(そうしてマントを翻し、役者、狂人、鉄仮面、そのいずれかである青年は、再び芸能横丁の雑踏へと去っていった) [Mon 28 Jun 2010 00:23:48]
ヒルダ > ( ヒルデガルド自身も妙に堅苦しいのは好みではない。そういう意味では、両者はフレンドリーな仲になるのには向いているのかもしれない。 ) う…っ。こ、今月中は持たせるわ…。 ( もう6月も終わりに近いけれど! ) だ、大丈夫よぉ。そんなに頻繁に酔いつぶれたりしないって…!多分。…まあ、ちょっとだけ覚悟をしておくといいかもしれない…。 ( 酒は飲んでいるうちにどんどん自制が効かなくなってくる恐ろしさがある故に。 そして彼女が店を紹介してくれることになった。今から楽しみだ。 ) 私もハートは綺麗よ!今日は二日酔いでちょっと健康的じゃあないけれど。 ( 妙なところで子供たちに対抗してみる。さっきまで二日酔いで少々辛かったが、喋ってる内に少し良くなってきたようだ。 ) あらやだ、美しいご婦人方ですって!うふふふふ。スペクターさんはお上手なのねえ。 ( ヒルデガルド・グレーテは割と単純な性格である。けれどもスペクターがしたウインクの意味はまだ理解できていない。色目を使った?いやまさか―― 何だろう、私のことを知っているのかな。確かにどっかで聞いた声なのよねー。 ) あら、ありがとう。うふふ、スペクターさんの言うとおり賢くて良い子だわ。 ( 差し出されたチケットに、よしよしとその男のこの頭を撫でて。 ――その時見せたクロティルデの表情は、プライベートのものとも、受付嬢をしている時のものとも違った、母親のものだった。普段の様子とはまた違った一面だったせいもあるだろうが、何だかいいなって思った。 ) [Mon 28 Jun 2010 00:09:36]
クロティルデ > (敬語を使われて畏まられるよりか、気安い方がいい―――だからこそこの魔女もヒルダに対して遠慮する事無く素のままで応じていた)ふーん、じゃぁ今度の痛飲の誓いはいつまで持つのかねぇ―――(東の諺には詳しくないと左右に首を振り―――どうやら気付いてない様子に、心中安堵の息をつく)そうだな――、イイ店がありゃぁ紹介してくれ、飲みすぎるなよ?連れて帰るのが面倒だ―――、(前述の遠慮の無さゆえにそんな事を告げ、小さく肩を竦ませた―――が、単なるポーズだったようでクツクツと笑いながら)―――まぁ気軽に楽しもうぜ、(その時は、)はいはい、んじゃ俺が世話になってる店を紹介してやるよ――、また都合のいい時に連絡くれりゃあいい(子供達は祖父母の元にいるし、仕事の後ならこちらはまぁ大抵空いている)  (これだけ間近ならば目に付くだろうクリソベル・キャッツアイ、その輝きにパワーストーンを得意分野とする魔女は微かに眉を跳ねさせる――少々違和感を感じた気がしたが気のせいだろうと、目にしただけでは特に気に留める事も無い)―――――、(芝居がかった調子に思わず―――はァ?と首を傾げそうになったが、喜んでいる子供達の手前笑みのまま我慢した―――変わり身とギルドでは囁かれているようだが素のままで受付には座れないし上司に意見など持っての外だ、初対面の相手にだって――まぁそれは時と場合によるが、単純にオンオフの差である)―――――(子供達はヒルダの言葉に、元気よく肯定を返しただろう―――きゃっきゃと笑って、繋いだ手にきゅっと子供らしくしがみつく―――ちらと後方へ視線やれば成り行きを心配そうに窺う祖父母の姿―――差し出されたチケットに、役者の両隣にいるんだろう子供達がわっと沸く)―――まぁ、宜しいんですか?こんなに沢山…、(母親は母親らしく申し訳なさそうに首を傾げるが、恐らく既に子供達はチケットを受け取っているんだろう―――はしゃいで近寄ってくる子供達の頭を撫で、良かったわね、と淡く微笑むは母の顔―――母の足にすがるままの妹を気にしながらも、兄である息子の方は慎重にチケットを一枚千切り、それをはいとヒルダへ差し出す―――その様子を母もちらと視界に留め)―――有難う御座います(役者へと礼を述べよう) [Sun 27 Jun 2010 23:52:43]
カイン > この子達は良い心を持っていますよ――本当に。 かくも困難な世の中です。 健康で、心根が真っ直ぐで、様々な人に見守られているというのは、どれほど喜ばしい事か。(本当に、そうだ。 目玉泥棒と呼ばれる連続殺人鬼は、何処にでもいる平凡な娘だった。……どうしようもなく心が歪んでいる。この子達はきっと、そうはならないだろう。 願わくば、犯罪や事件に巻き込まれない事を……自分もその為に、全力を注ごう。 子供たちへと眼を向け、仮面の下で眼を細める。 口元には、自然と笑みが浮かんだ)そして、幸運でもある。 ――私と握手を交わしてくれた、百人目のお子さんなのですよ、彼らは。 加えて、美しいご婦人がたが、なんと私の問いに答えて下さった! であるならば、私はそれに報いなければならない。(……――悲しむ人が誰もいない、小さな嘘を一つ。 一瞬覗いた不機嫌そうな表情と、営業用らしい笑みに警戒するが、その丁寧な口調から敵意は感じ取れない。 そして、友人――占い師、魔女――ヒルダの楽しげな顔から察するに、少なくとも今の所、問題はないと判断する。 嫌がっている親に無理やり何かを押し付けたとしても、子供たちは喜ばないだろうから。 そして子供たちに笑いかけるヒルダに対して、片目を閉じてみせる。髑髏の眼窩越しに、何処まで伝わるかはわからないけれど)――これを是非、皆様に。(バサリとマントを翻した次の瞬間、その手に現れた10枚綴りのチケットを差し出した。 手品というほど高尚なものじゃない。 単にマントを広げた隙に、衣装のポケットから取り出しただけだ。 祖父母に母君、ご友人、そして子供たちで6人。 まあ、あと4枚あれば他に家族や友人がいても足りるだろうし……流石に20枚では多すぎる) [Sun 27 Jun 2010 23:31:16]
ヒルダ > ええ、同期ぐらい。 ( 先輩にあたるクロティルデに対してはちょいと気安い口の聞き方だが、まあ許して貰うとしよう。うん。 ) ま、お酒嫌いじゃないから良いんだけどさ…!私ったら煽てられるとつい一気にいっちゃうのよね。美人も煽てりゃ木に登るってことわざがアマウラに――無かったっけ? ( もしかしたらスケープゴートにされたのかもしれないが、本人は気付いていないし気にしてもいないようだった。 ) えぇー、残念。まあ、確かに帰りが遅いと確かに子供が可哀想よね。でも二人で飲むならOKでしょ? ( ああ、クロティルデはちゃんとお母さんしてるんだなあと感心した。私の両親はあまり娘に愛情を注いでくれなかったので、羨ましくもある。 ) あら、嬉しいこと言ってくれるじゃないの。そう、私にぴったりの宝石だわ!私も貴女の意見を聞きながら選びたいし――。 ( 彼女の言うとおりピンと来た石が一番だろうが、それがおかしくないかはやはり他の人の意見を参考にするに限る。やっぱりネックレスかな。手は醜い火傷の痕があるから、指輪をしにくい。 ) 御機嫌よう、スペクターさん。私は彼女の後輩で、友人よ。 ( 向けられるクロティルデの視線ににこりと微笑む。 受付での対応時と、プライベートでの彼女の言葉遣いの違いは知っている。「変わり身のクロティルデ」と仲間内で密かに呼んでいたり。 ) 良かったわねえ、二人とも。スペクターさんに手を繋いで貰えて。 ( と、彼女の二人の子供に笑いかけた。 ――はて、このスペクターさんの声。どこかで聞いたような…。 ) [Sun 27 Jun 2010 23:22:49]
クロティルデ > ……あー、何、もしかして俺と同期くらい?(俺ァ残業あるから行かねぇって断った―――それに昨日は後輩の相談に乗ってやる約束もあったが、もしやその代わりにヒルダがスケープゴートにされたのだろうか――思わず少し視線を泳がせる)容赦ねえからなアイツ等、ご愁傷さん―――いや、呼ぶな―――呼ぶなよ?―――えぇと…あれだ、ほら、―――俺の帰りが遅くなるとアイツ等が泣くだろう!(びすっと子供等を指差し、こんな時だけ引き合いに出す―――どれ程の効果があるものかはわからないが)まぁ、そんなとこだ――観たかった人形劇じゃあねぇみてぇだが、(それでも目を輝かせて喜んでいるんだろう、母は子供達の姿にふっと目元を緩めた)はは、そうだな―――紫水晶、確かにお前の黒に良く映えそうだ(珈琲を飲む様を視界に入れ、クツと喉奥で笑う――嘲りや道化でないのは緩んだままの目元で知れるだろう)この石は持ち主の魅力を引き出すって効果もあるし、お前ならラウンド型の――ネックレスのが合うんじゃねぇ?指輪なら右の薬指か小指がいいと俺ァ思うね、ま、相性もあるしピンと来た石が一番だな(今度一緒に買いに行くか、と問いかけて)ファンサービスねぇ…、(それなら子供達で十分だろうに、と訝しんでいれば―――) …(足を組んだままでは失礼かと思ったが、解くタイミングを失したまま相手を見つめる――不機嫌そうな面にみえるかもしれないが、生憎と生まれつきと眼精疲労のせいだ、勘弁願いたい)―――子供達が幸運かどうかは子供達の心次第ですが、私は確かにその子達の母親です。隣の彼女は――職場の後輩ですよ。勿論友人と呼んで戴いても私は構いませんけれど、(彼女はどう思うだろうか――軽く視線をヒルダに向け、足を下ろし姿勢を正しながら、母親はそこまで言って役者たる貴方へと笑みを見せた――母親としてではなく、それは受付に座っている時と同種の笑みだったが) [Sun 27 Jun 2010 23:04:58]
カイン > ――――……。(そうだ、本来、ヴェイトス市はこうあるべきなのだ。 取るに足らない会話。 親子の交流。 友人と遊び、家族を思い、日々を精一杯に生きていく。 自分が「選ばなかった」人生を、彼らに歩んで欲しいと思う。 心から。 ああ、しかし、それにしても――)…………つくづく魔女と縁があるなぁ。(と、思わず小さな声で呟いていた。これで4人目か。 ヴェイトス市に魔女は多いとはいえ、それでも関わる機会に恵まれるというのは稀だろう。 ともあれ、今の自分はカイン・グレイホークではなくスペクターだ。スイッチを切り替えるとしよう)―――――御機嫌よう、ご婦人がた。(そして二人の前へ来たところで、優雅に一礼。 声は低く、静かに……けれど決して威圧的でもなく、冷たくもならないよう気を配る。 先日、占いの客として現れた時との共通点は、前述の外見特徴を別にすれば、声が良く通るという所くらいか)失礼ながら、少々お尋ねしたい事があって声を掛けさせて頂きました。 ――この幸運な子らの母君と、そのご友人……で、宜しいですかな? もしも私の考えが当たっているのであれば、これ以上の喜びは無いのですが……。 [Sun 27 Jun 2010 22:51:37]
ヒルダ > ギルドの先輩方とよ。男と一緒に飲んでたら、もうちょっとセーブしたんだけどね。相手が良い男だったらそのまま酔い潰れたフリをしたわ。 ( その後べろんべろんに酔っ払ってアヤの家に帰って…そこからは記憶が無い。布団で寝てたところを見ると、運んでくれたのかも。ギルド長には既に呆れられてそうで恐い。 ) オゥケイ、呼ぶわ。がっつり呼ぶわ。うふふ。 ( 本気で呼ぶ気らしい。そして観衆の中にいる子供と老夫婦の姿を見れば、ああ、と頷く。子供が居るってことは知っているし、離婚したらしいという話もちらりと耳にした。そういう部分には深く突っ込んだりはしないが。 ) いいじゃない、家族サービスって奴ね。私も子供欲しいわぁ、可愛いもの。 ( 母親になる甲斐性は無いかもしれないが…。 ) あらまあ、正に今の私にぴったりじゃない!アメジストってそんな名前の由来があったのね…。 ( 差し出された珈琲はありがたく頂戴しよう。 ) ううん、平気よ。ありがと。 ( そうして珈琲を受け取りそれを口にしようとすると、劇の役者が彼女の子供を連れてやってきた。その役者が前に占った相手だとは気付いていない。 ) ファンサービスじゃないかしら?ほら、「コロセウムで僕と握手!」とかそういうイベントが以前あったような無かったような。それと同じじゃない? ( コロセウムはそういうノリの場所かどうかは怪しいので、記憶違いの可能性が高いが。 ) [Sun 27 Jun 2010 22:41:35]
クロティルデ > 何だぁ?そんなになるまで誰と飲んだんだよ―――、(ギルド長に呆れられるぞ――そう言い掛けて言葉を飲み込む)――今度は俺も呼んで欲しいね(かわりに視線を流し冗談みたいにそう告げよう―――楽しそうではあるが、流石にこう――歳を考えたいところだ)俺はほら、…あれだよあれ―――(珈琲のカップを持った手で、ふらりと観衆の中の父母と子供等を指し示す―――子供の事や離婚の事は、隠しはしないが率先して話してもいない――面白おかしく吹聴する性質ではないので、ギルドでも聞かれれば答えていた程度だろう、後輩達が広めてくれてれば認知度は高いかもしれないが)―――二日酔いに効く石っつったらアメジストだろう、何せ酒に酔わねぇッてのが名前の由来だからな、(事も無げにそう告げて、飲むか?と飲みさしの珈琲を目の前へ差し出した)水がいいってんなら買ってきてやらんでもないが――、(言い掛けて、母親は子供たちの変化に気付く――何故か知らないが二人は役者に手を引かれ、こちらに歩いて来るようだ) …なんだ?(隣のヒルダにしか聞こえない程度の声で、眉を寄せて漏らすのは独り言) [Sun 27 Jun 2010 22:29:21]
カイン > (カイン・グレイホークは――或いはアイゼンリッターと言い換えても良いが――元来、子供好きな性質だ。 周囲にいる子供たちに気を配り、楽しんでいるらしい様子に満足し、ふとその内の二人――老夫婦に連れられた男の子と女の子――の視線が、時折ベンチに向かうことに気がついた。 おや?と内心で首を傾げて其方を見ると、其処には妙齢の女性が座っている。続いて、その知り合いらしい黒髪の女性も。 ――片方には見覚えがある。 先にいた人が母親で、彼女はその知人か何か、か)……………。(奇妙な満足感と安堵を覚えて、仮面の下、口元が綻んだ。 犯罪と欲望とが渦巻く場所に身を浸していると、こういったごくごく平凡な――あくまでもヴェイトス市としては、だ――日常の一幕を忘れてしまいがちだ。とても大切な事なのに)(不意にスペクターが、その男の子と女の子の両手を取る。 老夫婦――恐らく、祖父母だろう――に軽く会釈とベンチへの目配せをし、それから貴女がた二人の方へと歩き出そうとする。 ――――良いじゃないか、たまには。 家族みんなで楽しめるように、何気ない、平凡な、でも幸福な思い出を作る手伝いくらいはしたって。 犯罪者を殴り倒す以外にも、できる事はある筈だ。 だろう?) [Sun 27 Jun 2010 22:19:45]
ヒルダ > ( はふぅ、とブルーな吐息を一つして。私の名前を呼ぶ声にもう一度相手の方を見た。頭痛が酷くてそれまで相手を良く見てなかったが、改めて相手を見れば―― ) ……? あら、クロティルデじゃない。奇遇ね。 ――ああ、ごめんなさい。二日酔いなのよ。こう、つい…勢いに任せて飲んじゃって。今日は占いの仕事をしに来たんだけどね…夜まで二日酔いが続いたのは久しぶりよ。 あなたの方は?演劇でも見に来たの? ( 歓声があがった方を見れば、近くでは横丁の劇がやっているようだ。スペクターっていう劇だ、まだちゃんと見たことは無いがこの近くで占い屋をやってる関係で見かけることが多々ある。 ) もう二度と痛飲はしないわ。同じ誓いをこの前も立てたけど、今度こそしないわ。ええ、しませんとも。 ( と、言いつつまたやってしまうのだろうけど…。 ) そういえば貴女、パワーストーンを使った術が得意だったわよね。「二日酔いが治る石」とか無い?「二日酔いにならない石」でもいいわよ! ( などと、そんな自分勝手なことを喋るのであった。 ) [Sun 27 Jun 2010 22:11:56]
クロティルデ > 天気が持てば良いがなあ―――(晴天は望む事叶わなくともせめて雨は降って欲しくない――折角子供たちがあんなに喜んでいるのだからと、曇天を見上げ願うのはまあ一応持ち合わせている母親としての感性か、感傷か―――相変わらずノンシュガーではあるが、珍しくミルクの入った珈琲はコルク色に混ざり合って嚥下される)……(芸を見るではなく、仕事疲れに浸る魔女が茫洋と視線を向ける先は我が子達―――何だか知らねぇが盛り上がっているらしい、時折魔女を、母親を振り返って嬉しそうに手を振り返すのがなんとも微笑ましい―――手を振り返してやれば子供たちはちゃんと自分たちを見てくれているという安心感に顔を緩ませまた視線を戻す)…ッたく、(親馬鹿かねぇ、と苦笑しながらも満更ではなさそうに足を組み替える――何だか立ち位置が母親というより父親のポジションのようだという自覚はあるが)  ……あん?(眉を寄せ、隣に座る女へ視線を向け――一度だけ瞬いた)なんだ、ヒルダじゃねぇか―――如何したよ、辛気臭ェ顔して―――つか、(言葉を切り、眉を顰めるは不快からではなく)――何、お前体調悪ィの? [Sun 27 Jun 2010 22:02:03]
スペクター > (芸能横丁の喧騒の中、中空を舞う黒い影。 長い外套を翻し、髑髏の仮面をつけた怪人だ。 路面を蹴った怪人は、軽々と跳び上がり――見物客の人だかりを越え、くるりと体を捻って着地する。 周囲の人々からワッと歓声が上がるが、決して軽業師というわけではない)(劇団ツァラトゥストラ。 魔術を駆使した演出と、役者の派手な活劇で注目を集めている彼らが、現在絶賛公演中の『スペクター』なる芝居の宣伝だ。 吸血鬼によって全てを奪われた髑髏面の怪人による復讐、女性吸血鬼ハンターとの悲恋を描いた筋書きだが、根底には勧善懲悪と、子供の喜ぶ立ち回りがキチンと組み込まれている。 小さな子供がおっかなびっくり覗いて、それでも楽しみ、引き込まれ、手に汗握る……それがツァラトゥストラの目指すものだからだ。 「アイゼンリッター」絡みのゴタゴタはあったけれど、今も何とか公演は続いている)(――そしてスペクター。この衣装を纏い、子供達の相手をしているのがカイン・グレイホークである。 もっとも仮面を被っている以上、素顔は見えないが。 髑髏から微かに覗く口元と鋭い眼、腰のベルトにキラリと光るクリソベルキャッツアイが、この格好からわかる本人の容貌だった) [Sun 27 Jun 2010 21:58:36]
お知らせ > スペクターさんが来ました。 『――蜻蛉を切る』 [Sun 27 Jun 2010 21:49:42]
ヒルダ > ( 眉間に皺を寄せた魔女が少しだけふらつきながら芸能横丁を歩く。見るからに不機嫌そうな顔だが、時折額やこめかみを抑えるのを見るにどうやら頭痛に苦しんでいるようだ。顔も少し青ざめている。 今日も占いの仕事をしに来たのだが、どうにも体調が悪い。横丁で流れる歌や音楽や観客の歓声や拍手が、がんがんと頭に響いて辛い。 ) うー……。もう耐えられない、ちょっとどこかで休んでいこう…。 ( 魔女はよろよろとあなたが座っているベンチの近くにやってくると、ちらりとあなたを見て。 ) …隣、ちょっと、失礼するわね。 ( その返事を聞く前に、どっかりとあなたの隣に腰を下ろそうとするだろう。 ) [Sun 27 Jun 2010 21:48:39]
お知らせ > ヒルダさんが来ました。 『 足取り重く。 』 [Sun 27 Jun 2010 21:42:35]
クロティルデ > (休日出勤の後、珍しく一緒に夕食がとれたと思えばこれだ―――もう時間が遅いからと言っても頑として聞かない、なんでも昨夜面白い人形劇を観たと友人にあれこれ有る事無い事自慢されたのが原因らしい――――元より魔女の父母は孫二人には甘く、魔女とて久々の子どものおねだりが可愛くない訳はない)…甘すぎるか、(―――いや、まあ偶にゃぁいいだろうよ?)――――(そう思う自分自身に小さく肩を竦め、観衆に交じる父母と子供達を遠目に魔女は出店で珈琲を買いベンチへと腰を下ろす) [Sun 27 Jun 2010 21:35:52]
クロティルデ > 御爺様、御婆様とはぐれねぇようにしろよお前等―――(返ってくるのは明るい了承の声、―――本当にわかってんのかねぇ、と微苦笑交じりに手を振った―――子ども二人は、それぞれ祖父母の手を取って行こう行こうと先行している)…(どうやら観たいもんが決まったらしい―――漸く少しは落ち着けそうだと、魔女は息を吐いてその後をゆっくりと追いかけた) [Sun 27 Jun 2010 21:27:56]
お知らせ > クロティルデさんが来ました。 『こら、うろちょろすんじゃねぇ』 [Sun 27 Jun 2010 21:21:10]
お知らせ > エースさんが帰りました。 『――結局、爺さんが戻ってくるまでレイ・シェリダンの人形劇は続いた。 』 [Sun 27 Jun 2010 01:02:33]
エース > ( 調子に乗ってきた俺は、前のめりになりながら子供たちと戯れる。 ) ……そこで身の丈50mはあろうかという、大巨人がレイの目の前に立ちふさがった!しかし百戦錬磨のレイは、一歩も動じずにこう言ったのさ!「怪我をしない内に、家に帰るんだな」 レイの挑発に怒り狂った大巨人は、レイを握りつぶそうと両手を伸ばしたが、その時必殺技が炸裂した。必殺!レイ・シェリ・断ッ! ずばばー!びびびび!ずばしゃぁぁ――っ! ( 人形をかくかくと動かす。相変わらず変なポーズになってしまうが。 ) そうして大巨人はバラバラになり、ヴェイトス市に平和が訪れたのさ…! ( 楽しいな、人形劇って!俺、この道でも食っていけるかも! ) [Sun 27 Jun 2010 01:01:36]
エース > ( しかし子供たちは尚もきらきらと目を輝かせて俺を見上げている。ちくしょう!そんな眼で見られたらやるしかねえじゃねぇか! ) よ、よーし。よーく見てろよ?この人形は…その… レイ・シェリダンだ!知ってるか?レイ・シェリダン!ヴェイトス市で一番のファイターだぜ?お前や俺の父ちゃんより強いんだ。 ( 子供はコロセウムのことなんか知らないかもしれないが…。 ) ほら、がおー!がおーっ!て… え、ええい、この。 ( 人形に両手を大きく上げさせて、威嚇のポーズをとらせたいのだが、ちぐはぐな動きになってしまう。勝手にレイ・シェリダンという事にされた人形は、おかしなポーズばかりとってしまうのだった。それが面白かったのか、子供たちは笑っていたが。 ) [Sun 27 Jun 2010 00:54:20]
エース > …よし、これで完璧だ。 ( 組み立てなおしたマリオネットの――実際に人形を動かすときに持つ部分。この部分の名称をなんと言うのかわからないが、操作棒とでも呼んでおくか。そこを持って、見よう見まねで人形を動かしてみる。まるで出来の悪いダンスのように、奇妙な動きを見せる人形。…ダメだな、やっぱり俺には人形を操る方の魔法は使えないらしい。だが、関節部分は問題なく動いている。あとは爺さんが帰ってくるのを待って…。 ) ―――お? ( と、顔を上げたら数人の子供たちが期待の眼差しで俺の方を見ていた。 ) …あ…いや…ち、違うんだ。俺は人形師じゃなくて、修理してたってだけで…。 ( どうやら、これから人形劇をやってくれるものと思っているようだった。 ) [Sun 27 Jun 2010 00:49:53]
エース > ( …その人形だが、実はまだ俺の部屋にある。兄貴に取り上げられて壊されたりもしたことのある、思い出の人形だからだ。死んだ兄貴に連なるものは、何かと家に残してあることが多い。あの時は取っ組み合いの喧嘩をしたっけかなァ。もっとも、兄貴の方が4つも上だったから勝てる見込みの無い喧嘩だったが。最後はいつも大泣きした俺がお袋に泣きついて、叱ってもらってたっけ。 ) ( ――関節部分を取り外してみれば、案の定汚れが溜まり、部品が一部破損してしまっている。このまま放っておけばそのうちぼろっと取れてしまいそうだった。汚れを取り去り、部品を交換する作業は然程時間は掛からないだろう。こういう時の為に、普段から工具と取り替え用の部品をポケットに忍ばせている。 ) [Sun 27 Jun 2010 00:39:53]
エース > ( こういうのは専門の修理屋に任せた方がいいんじゃないかって?なるほど、良い質問だ。致命的な損傷なら、俺も爺さんにそう勧めただろう。しかし俺の見立てでは、関節部分を少し手直ししてやればまた元通りになる筈なのさ。 爺さんの方は、小一時間程で済むからちょっとぶらぶらしてきなよと言っておいた。 ) …とはいえ、こういう人形って触るの初めてだな。餓鬼の頃に買って貰った人形があったが…。 ( その時も同じように分解して組み立てなおしたりしてたっけ。手先が器用なんだよぉー、俺は?人間性の方は不器用なチェリーボーイだがな。 ) [Sun 27 Jun 2010 00:30:21]
エース > ( 俺が思うに、芸人ってのは一種の魔法使いだと思う。人を楽しませたり、驚かせたりする魔法を使うんだ。だけど、こんな俺にもちょっとした魔法ぐらいは使えるんだぜ。なぁに、簡単なことさ。膝小僧が擦り切れたズボンの何でも出てくる軌跡のポケットから工具を取り出し、壊れたものを元の状態に直す。これこそが、エース様のマジックってわけよ。 ) ( 人形劇で使う操り人形が壊れてしまった。直して欲しい。ふらりと芸能横丁を訪れた俺への依頼はそんなものだった。依頼主はくたびれた格好の爺さんで、もう何十年もこの人形を使った劇をここでやっているらしい。以前一度だけハイランダー工房を訪ねたことがあって、俺のことを覚えていたようだ。偶々姿を見かけた俺に、修理の依頼をしたってわけさ。たまにゃ敬老活動も良いだろうと、芸能横丁の道端のベンチに座り、俺は作業に勤しむ。 ) [Sun 27 Jun 2010 00:21:21]
お知らせ > エースさんが入室されました。 『 魔法。 』 [Sun 27 Jun 2010 00:11:04]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 『って...   (お金を遠慮するまもなく、手を振って帰るをあなたを見送って。)』 [Sat 26 Jun 2010 00:55:18]
ミケ > (あぁ。きっと彼女みたいな人を「天然」って言うんだって、一人で納得した。 とんだ失礼なことを勝手に自己完結して、楽師はひとつ学びましたと。 いい人。 まぁ、言われて嫌な言葉ではないわけで。)   え?  あぁ。 別にいいよ。 (今回は即興だし、たいした物を見せられなかったから。と、差し出されたお金は遠慮しようか。 )  [Sat 26 Jun 2010 00:53:42]
お知らせ > ミアさんが退室されました。 『それでは、また聴かせてください。(そう言って、貴方に手を振りながら帰路につく。)』 [Sat 26 Jun 2010 00:53:42]
ミア > (彼の顔を見て少し変なことを言ったかなぁ・・・?なんて考えてでもよく分からなくて考えるのを途中で中止する。)そう。ミケさんの曲すっごく素敵だったから・・・・いい人です。(彼の返答に納得してにこっと笑う。)そうなんですか・・・。(彼が笑うのを見て少しほっとしてまた笑う。)あっ、そうそうこれね、少しだけどいい曲聴かせてもらったので。(そう言って多くもないが2千円ほどお金を渡す。気持ちです。と付け足して。) [Sat 26 Jun 2010 00:46:21]
ミケ > 俺 ? (きょとん顔。 なんだろう、彼女の会話についていけないのは自分がいけないのかと考えて。 うーんっと空を仰ぐだろう。 なんと返答したらいいものか。) あー… ありがとう ? (で、あってるかどうか分からないが。 ) あぁ、よろしく (皆そう呼ぶと、笑いながら。 差し出された手を握ろうか。) [Sat 26 Jun 2010 00:37:53]
ミア > そうなの。だから、貴方もいい人。(笑いながらビシッと言って勝手に決めてしまう。言った本人は後になってなぜ言ったのかと考えるだろう。)ミケランジェロさん・・・・・。じゃあ、ミケさんで。よろしくです。(手を差し出して握手を求めよう。) [Sat 26 Jun 2010 00:33:57]
ミケ > そうかもね  ( 彼女の持論にはクスリ、笑みで返事をするように。   なんだかよく分からないけど、当人は良かったっていってるし良かったことにしようなんて。考えることを放棄してしまったように考えるだろう。)  名前? 俺は ミケランジェロ  (長いから適当に呼んでなんて言おうか。 彼女の名前を聞けば、ふんふん頷いて、顔と名前を覚えておこうか。) [Sat 26 Jun 2010 00:28:06]
ミア > そうです。あと、そういう音楽ができる人ってきっと、いい人なんです。(なんて、持論を言ってみたりしてそんな人の音楽はいっつも元気をもらえる。)なんとなくでも、わかってもらえてよかったです。(ちょっと、づれているが気にせずににこにこと話す。)あの、お名前を聞いてもいいですか?私は、ミアと言います。(返答が返ってくるかと少し心配になりながら。) [Sat 26 Jun 2010 00:22:10]
ミケ > (笑う女性に笑みを返して。 )  そう  (確かに明るい曲はいいだろう。自分の気持ちを浮上させてくれるビタミン剤のようなものだ。) いや、 なんとなくだけどね  (そう、本当になんとなくだから、そんな反応されるとは思わず。食いつきポイントがソコかと、ちょっとビックリした。) [Sat 26 Jun 2010 00:13:30]
ミア > はい。是非、そうします。(にこっと笑って、あなたに返すだろう。)(少しアバウトだったかなぁ・・・・?でも、あれが精一杯の表現だったし・・・・・。)そう・・・・!そうです!明るくなる曲が好きです。(わぁー、わぁー、と思いながら答えることにしよう。心が晴れる曲は大好きだ。)すごいです・・・!あの説明でわかってくれるなんて。(そんなことも言ったりして、) [Sat 26 Jun 2010 00:04:34]
ミケ > そう、 よかったらまた聞きに来て (と、営業をひとつ。 考えるあなたを眺めながら、ゆったりと返答をまとうか。  返ってきた答えに、ほう、と頷いて。 なんというか凄くアバウトなのに凄く断定的だと思って少し考える。 ) つまり、気持ちが明るくなる曲がいいってことかな? (首をかしげて、聞いてみようか。 )  [Fri 25 Jun 2010 23:57:26]
ミア > 歌い手の方と一緒なんですかぁ。是非、歌も一緒に聴いてみたいです。(微笑みながら先ほどの曲に歌がついたらと想像する。きっと、とっても素敵だ。)・・・・どんな曲・・・・うーん。(考えてみるとイメージは浮かぶのだがどう説明しようかと考えるが、まぁ、言ってみようと思って、)そうですね・・・さわやかで明るくてこう・・・・ぱぁーって晴れるような曲が好きです。(言っておきながらこれで伝わるのやら、 [Fri 25 Jun 2010 23:47:46]
ミケ > へぇ、そうなんだ。  歌か... 俺もいつもは歌い手と一緒に演奏してるんだけどね (今日はちょっと別行動。 座ったまま体制を崩そうか。ゆったりした空気のまま、あなたの方を見よう。) そう、 じゃぁ特にどんな曲が好きなの?  (音楽が好きといえば、そんな風に聞き返して。こんな職業をしてる人間は少なからずマニアックで。音楽についての話には少しだけ乗っかるように話そうか。) [Fri 25 Jun 2010 23:39:43]
ミア > でも、音楽は全部好きなんです。・・・・・ギターも好きです。(音楽は昔から付き合ってきたものだし、曲を聴くとなんだか気持ちも晴れてくるもので大好きなのである。) [Fri 25 Jun 2010 23:37:00]
ミア > (笑みをこぼす彼に賞賛の声をかける。これが練習曲だなんて少しも思わず。にこにこと笑いながら話をしよう。)ギターは・・・あんまり聴かないんです。親友の歌ならよく聴くんですけど・・・・。(尋ねる彼に微笑みながら答える。) [Fri 25 Jun 2010 23:31:24]
ミケ > そう、 そう言って貰えて良かった  (ふっと笑って。 なんとか練習曲から即興にかえてちょっと不自然だったと思ったが、ごまかし切ったようだなんて。安心して笑みをこぼす。) ギターはあまり聴かないの? (少し距離の近くなったあなたの方に首をかしげて。ギターの位置を少しずらそうか。 ) [Fri 25 Jun 2010 23:24:04]
ミア > 即興の曲だなんて・・・・!!すごく、すごくいい曲でした。(きゃいきゃいと心の興奮は納まらずついつい話しかけてしまう。あとでいつも後悔するのだが、これはなかなか治らないもので。) [Fri 25 Jun 2010 23:23:55]
ミア > (パチパチと拍手を送ったらその後は、目の輝きと興奮はなかなか納まらないもので、)いい曲でした。ギター・・・・久しぶりに聴いた気がします。(なんて、言いながら少し彼に近づいてみることにしよう。) [Fri 25 Jun 2010 23:21:09]
ミケ > (残念。あなたの呟いた言葉に、演奏中は気づくことが出来なかったでしょう。 下げた頭を上げて  ) ありがとうございました  (いつも注意される無愛想。 頭を上げる時には気をつけるように、少しだけ微笑んで。 拍手に対してお礼を言おうか。) なんだか即興の曲で申し訳ない   (ぽつっと付け足して。拍手を送ってもらえる程のものが弾けてはいなかったなと、そんな事を思いながら。) [Fri 25 Jun 2010 23:15:10]
ミア > (曲を聴いているとなぜか気分が晴れていくわけで。)(いい音だなぁ・・・・。空に抜けるというか何というか・・・・とにかく・・・。)いい音・・・・。(小声で無意識に口に出す。しかし、音色に聞きほれている自分では気づくわけもない。)・・・・・・。(さわやかに終わりを迎えたその曲が終わったらぺこりと頭を下げる彼にパチパチと拍手を送ろう。) [Fri 25 Jun 2010 23:10:09]
ミケ > (メロディラインが明るくなった所で、いつもは歌入りの曲をアレンジして繋ごうか。 作曲しながらの演奏はまとまりにくく終わりにくい。もとある音楽をアレンジきかせた方が、まとまりやすい。 曇り空を忘れたそうに、上へ抜けるような音の線。 そのままラストをさわやかな音で終わらせれば、小さく息を吐こう。 まぁ、雨の日じゃこんなものかと。 )  …――――  (演奏が終わって、初めて顔を上げよう。聞いてくれた人に表情を変えずにペコりと頭を下げて。 ) [Fri 25 Jun 2010 23:03:18]
ミア > (いいです。いいです。お気にせず。。) [Fri 25 Jun 2010 22:59:26]
ミア > (曲を聴きながら心の中できゃいきゃいとはしゃいでいる。)(ギター!!ギターだ!!すごいすごい!曲もいいし・・・って私はしゃぎすぎ。いやでもすごいし・・・!!)・・・・・・。(一応静かに聴いてはいるが、心の中はきゃーきゃー言っているし、目も輝いているだろう。)(あっ・・・・なんか明るくなった・・・・・。テンポも上がった。いいな♪いいな♪) [Fri 25 Jun 2010 22:54:12]
ミケ > (何故か同じ文章が重なってしまった残念無念なミスタイプに背後が必死に土下座を繰り返しますっ) [Fri 25 Jun 2010 22:49:18]
ミケ > ( 以前に窮屈そうなメロディだと言われた曲。 指慣らし用の曲としてひくことも多い曲で、当時の感情が現れたもの。それが思い出をかき回すこともなく、こうして緩やかに奏でることが出来るのは今が充実しているからだろう。 むしろ当時の自分の気持ちがよく表現されているとか自画自賛にも思ったりするのだ。 伏せ目がちの睫毛に街灯の明かりが影をかけるだろう。) …――――― (足を止めてくれる人たちに感謝を込めて、即興だがメロディーラインをかえてみようか。せっかく聞いてくれるのに、練習曲じゃ申し訳ないと。窮屈なところか抜け出すように、だんだんとテンポを上げて。明るいメロディーに変えていく。)( 以前に窮屈そうなメロディだと言われた曲。 指慣らし用の曲としてひくことも多い曲で、当時の感情が現れたもの。それが思い出をかき回すこともなく、こうして緩やかに奏でることが出来るのは今が充実しているからだろう。 むしろ当時の自分の気持ちがよく表現されているとか自画自賛にも思ったりするのだ。 伏せ目がちの睫毛に街灯の明かりが影をかけるだろう。) …――――― (足を止めてくれる人たちに感謝を込めて、即興だがメロディーラインをかえてみようか。せっかく聞いてくれるのに、練習曲じゃ申し訳ないと。窮屈なところか抜け出すように、だんだんとテンポを上げて。明るいメロディーに変えていく。) [Fri 25 Jun 2010 22:46:42]
ミア > (今なんか聞こえたよなぁ。と、思い耳を澄ませて聞いてみる。)・・・・・やっぱり聞こえる。(音って言うか・・・・今は音楽だぁ・・・・・。)(こんな天気だが曲を聞くとなんとなく気分がよくなり・・・。)聞いていこう・・。気分も変わるよね。(そう言って曲の聞こえる方に歩いていった。どんどんと聞こえてきてやっと奏でている貴方の側まで来て曲を聴く。) [Fri 25 Jun 2010 22:42:33]
ミケ > お願いだから…  (そんな風に楽器に話しかけてる自分はもう末期症状か。ふと遠めにそんなことを思う。 話しかけたおかげかなんなのか。 やっとさ、希望の音が取れてくるだろう。 )   …――――――――    よし  (まったく困った奴だなんて呟いて。苦戦の末に、なんとか音が出るようになれば、ほっとした様に息をつこうか。こんな天気だからと分かっていても、なかなかの気疲れを起こすだろう。)( 気を取り直して。 今日の演奏に取り掛かろうか。伴奏でなく、相方は無しでの演奏。 昔、ひっそりとアイバンで作曲した曲を奏でようかと。 そっとギターを構えおして。 ゆっくり音楽が流れ始める。)  [Fri 25 Jun 2010 22:35:02]
ミア > (どうにもぱっとしない天気の中てくてくと歩いていく。)星も見えないなぁ・・・・。(最近はこんな天気ばかりで気がめいってしまう。)(なんかないかなぁ・・・・。ぱっとしない・・・。)うぅ・・・・・。(晴れろー!と手で空を仰いでみるがなんにも起こるわけがないわけで。)あれ・・・・。(歩いている少女にどこからか音が聞こえてきた。) [Fri 25 Jun 2010 22:32:41]
お知らせ > ミアさんが入室されました。 [Fri 25 Jun 2010 22:22:33]
ミケ > (少し蒸した夜の空気に眉を下げて、 いつも演奏する定位置に座り込んでいる。 湿気のせいか不機嫌に聞こえるギターの音。 何とか機嫌をとりたいと、調整をするように弦をはじく。 )  … ふぅ。  ( 人通りの多めの道端で、消え入るようなため息をついて。この時期はどうも、音の機嫌が取れない。 よく楽器を恋人のように扱う人も多くないが、その気持ちが分かり気がして。 機嫌が悪い彼女に必死でご機嫌をとっているようだ。 )   [Fri 25 Jun 2010 22:14:33]
お知らせ > ミケさんが来ました。 『(ギターの弦をはじいて。)』 [Fri 25 Jun 2010 22:06:22]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが退室されました。 『( しかし正義のヒーローは、その女こそが強姦魔であることを知らない。 )』 [Thu 24 Jun 2010 00:13:10]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――喜んで、苦難の道を往くとしよう。』 [Thu 24 Jun 2010 00:12:33]
カイン > 楽しみだな、それは。――もしお店が出来たら、絶対に寄らせてもらうよ(夢――そう、誰もが持っている平凡な夢だ。 犯罪や、この街を闊歩してる輩は、それを一撃で打ち砕く。 なにも殺人や強姦に留まらない。 強盗やスリや詐欺師が奪い取った金が、その夢の為の第一歩でないと誰に言い切れる? 見過ごせばどうなるか、自分は嫌と言うほどに突きつけられた。 そして行動を起こせば、何を守り、救う事ができるのかも。 目の前の貴女の姿に、眼を細めた)(そして頬に感じる柔らかな感触)――……これは、仕事を頑張らないと申し訳が立たないな。 これに見合うだけの努力をしないと。(そうして、男はヒラリと手を振って、雑踏の中へと歩み去っていく。 さて――……) [Thu 24 Jun 2010 00:11:54]
ヒルダ@占い > お金が溜まったら、自分の店を持ってみたいと思っているのよ。勿論、占いのね。有名になったらまた来てよね。 ( そうやって店を持つことは、魔女ギルドの中でも力があると認められる切っ掛けにもなるし。まあ、お金が無いことにはどうしようもないのだが…。 ) うふふ、そうそう。その意気よ。私のお話に耳を傾けるのは賢明ね! ( 偉そうなもの言いだが、女は生きてるだけで偉いのよ。 ――そして机の上に置かれるお金に、魔女はご機嫌な笑みを浮かべると立ち上がり――。 ) んー♪ ( と、唇を突き出して男の頬にでもちゅーをくれてやろうか。それを避けるか避けないかは、あなた次第だ! ) [Thu 24 Jun 2010 00:04:33]
カイン > ふぅん、そうなのか……。(少し調べてみようかと、記憶に刻んでおく。 一時期――というより、最近まで、か。 カインとして周囲を見回す余裕は皆無だった。今でも余裕が無い事に変わりは無いが、以前よりはマシだ。 もっと注意を配るべきかもしれない)なら、諦めずに探して見るかな。 第一歩として、まずは君の話を聞いておく事にするよ。(半ば冗句だが、半ば本心から。 次にもし、またぞろ誰か――自警団員やら誰やらと出会ったら、思い切って切り出してみようか。 「話を聞こう」とでも。 アイゼンリッターは、あまり、誰かと会話するのが得意ではないのだけれど)……5000エンか。(ジャケットの内ポケットから札入れを取り出し、中から10000エン分の紙幣を抜いて、水晶玉の傍らへと添えた)感謝するよ、ヒルダさん。 貴女が――幸せな道を歩いていける事を願ってる。 [Wed 23 Jun 2010 23:59:57]
ヒルダ@占い > まあ、これで食べてた時期もあったからね。今はギルドにお世話になってるから、副業になっちゃったけど。 一時はこの辺りでも結構有名だったんだから。 ( ふふん、と得意げに鼻を鳴らす。 ) こんな性格の奴が結婚なんて出来るのかっていうのに限って、奥さんが居たりするでしょ?あなたがそうだとは言わないけれど、探せば要るわよ―― この都市には10万の人が住んでるらしいわよ。 ( 10万だ。それぐらい人が居れば、見つかるだろう。 ) ん? んん? んー…。 ( 男の謎掛けのような言葉に?を頭の上に浮かべながら、けれども答えはわからない。 ) つまり、会ったことはあるってこと…?いや、でも………ううん。 ( ああ、もしかして爛れてた時期に肌を重ねた誰かかしら、などと半分正解に行き着いてしまったりするんだけれど。 ) …まあ、いっか。この占いがあなたの為になることを願うわ。お代の方は―― 5000エンで。 ( もう少し吹っかけても良かったけれど、まあこんなものでしょう。 ) [Wed 23 Jun 2010 23:51:45]
カイン > ……さすがは占い師、というべきかなぁ。(とは微かに笑って。 見透かされるというのは概して嫌なものだが、相手が占い師ともなれば、また違うものか)周りの人の話に、理解者……か。 ……どうだろうな。あまり、納得してもらえるとも思えないが――……。(――だが、頷けることではあった。 この街から犯罪を一掃するなどという事は、決して一人で出来る事ではない。 いや、百年、二百年かけるなら――そして生きている限り、自分にはそれが可能だ――話は別だが、それにした所で簡単には進まない。 覚えておこうと、頷いて。)…………“俺”は知らない。(そして問われた言葉。 誤魔化す方法ならば幾つもあるけれど、あえて其れは選択しない)でも――……(占いに対する、金銭的なものとは異なる、自分なりの対価だ。 出来得る限り、誠実に応じよう)――貴女は、“私”を知っている。 [Wed 23 Jun 2010 23:42:43]
ヒルダ@占い > …そう。まあ、その答えが返ってくるような気はしてたけどね。 ( これは占いというより、女の勘である。かつて自分が口にした台詞が、その決意に関わっているとは思ってもいなかったけれど。 ) …これはアドバイスになるかどうかわからないけれど、もし苦難の道を選ぶというのなら、もっと周りの人の話を聞いたほうがいいわ。そして味方とまではいかなくとも、理解者を増やしたほうがいい。――あなたの”糸”に絡もうとしている多くの糸があるけれど、あなたはそれを拒絶してしまっているから。もし理解者を増やすことが出来れば、あなたの苦悩は幾分か救われる…かも、ね。…これで私の占いはおしまい。 ( 割と真面目な内容になってしまった。これでは男と女が仲良く…という雰囲気にはなりにくいか。だがまあ、占い師としての仕事をまっとうさせたのだ。…さて、占いを終えて私は一つ気になることがあった。前述の通り、占いは縁の連鎖を辿る。不思議なことに、男の糸に私の糸が絡んでいたのだ。 ) ――ねえ、おかしなこと聞くんだけれど…私達、前に会ったことあったかしら?私の名前はヒルダだけど、聞き覚えある? ( と、首をかしげながら尋ねてみよう。 ) [Wed 23 Jun 2010 23:33:18]
カイン > (これは運命だと貴女は言った)……成程、良くわかった。(自分が鉄仮面を被らなければ、あの晩、貴女を救うことはできなかった)(自分が鉄仮面を被らなければ、あの晩、貴女を抱くこともなかった)(自分が鉄仮面を被らなければ、今夜、貴女と出会うこともなかった)(これは運命だと、貴女は言った)(――故に、彼女の言葉に対する答えは決まっている――)俺は、喜んで、その苦難の道を選ぼう。(「運命だから」ではない。 他ならぬ貴女が、そう言ってくれたからだ。 貴女が日常の、とてもささやかな事に笑い、泣き、怒り、喜ぶ。そんな平凡で、小さな幸せに満ち溢れた道を歩めているのであれば、それ以上に望む事は何一つとして無いのだから) [Wed 23 Jun 2010 23:26:54]
ヒルダ@占い > ……あなたは二つの仕事を持っている。 ( 魔女は語り出す。 ) その一つは安定の道。日常の、とてもささやかな事に笑い、泣き、怒り、喜ぶ。そんな平凡で、小さな幸せに満ち溢れた道よ。そちらの方に進むのであれば、あなたはあなたの人生に訪れるであろう幸せを最大限享受できるでしょう。 ( 語りながら薄く瞳を開き、指先で水晶球の表面をなぞる。 ) …けれど、もう一つの道はそうじゃあない。後悔と、苦しみと、挫折の連鎖。あなたはそこでは決して満たされない。とても辛い思いをすることになる。 ( 魔女が見るのは縁の連鎖だ。この男から繋がる縁の糸は二つに分かれていて、それを辿ることで向かう先を窺い知ることが出来る。そして――。 ) そして、あなたはその二つを両立させることは出来ない。…ううん、見かけ上は両立させられるけれど、もし安定の道を選びたいのなら、もう一つの方はすっぱり捨てること。 苦難の道を選びたいのなら―― このままで居る事ね。 ( 女がふ、と肩の力を抜くと場の緊張が解ける。 ) [Wed 23 Jun 2010 23:12:14]
カイン > (神は信用しない。運命とやらも。 神様に祈ったところで犯罪者に襲われる時は襲われ、「迷宮」に攫われた人々は戻って来ない。 そして彼らが廃屋を満たす死骸となったのが「運命だから」というのは決して認められないからだ。 ――だが、その力を人間が行使するとなれば、話は違う。 結局、何事も人の手で片を付ける必要がある)その可能性は否定できないけれど、或いはその男の後ろに並んで待っていたかもしれないだろう? 君とこうして会話する事ができたという結果こそが、重要だと思うね。(そして、占いに対する好奇心とはまた違ったベクトルの興味から、水晶球へと意識を集中する貴女を観察する。 劇団ツァラトゥストラの活劇役者として、幾度と無く魔術はかけられてきたが――それとはまた違った、奇妙な感覚だ。 ……舞台の上に立ち、役柄に没入する時に似ている。 そんな想いを抱きながら、しばし口を閉ざし、貴女の言葉を待とう) [Wed 23 Jun 2010 23:03:37]
ヒルダ@占い > ふふふ。 ( 男の言葉にくすくすと笑う。 ) 或いは、今晩あなたと私を巡り合わせる為に、神様が気を利かせてそうしてくれたのかもしれないわ?この占いの席が他の客で埋ってたら、あなたは他に移ってしまっていたかもしれないでしょう? ( そうは言ったが、決して冗談ではない。運命とはそういうものだ。 ) オゥケイ、お仕事のことね。 ( 前髪で包帯が隠れるように顔を傾かせる。男の視線に気付いたわけではなく、見られたくないという心理的な思いからとってしまう癖のようなものだ。――女は組んでいた足を戻し座りなおすと、水晶球に両手を翳す。そうして、眼を瞑り意識を集中させ始めた。すると辺りの空気が張り詰める。あなたは感じるかもしれない。まるでその場と辺りの風景が隔絶されたかのような感覚を。周囲の光景、音楽、話し声は聞こえてくるのに、何故だかそれが遠くに感じられるような感覚を――。 そして暫しそのまま時間が経過する。 ) [Wed 23 Jun 2010 22:55:17]
カイン > (あの鉄仮面は、もちろん外見から――繰り返すが、この街では最も当てにならないものだ――犯罪者を威圧する効果を狙って被ったものだが、同時にこういった場合にも役に立つ。 此方は自警団員のような権力を持ってはいない。 情報収集するのに二つの顔というものは重宝する)(どうやら、相手は気付いていないらしい。内心で頷く。 まずは普通の占いか否かを見極め、占いであれば乗り、そうでないならいつも通りに片付ける。 神といった存在は信じてない――頼りにしてない――が、魔術は実際に人間が行使するものだ。聞いておいて損は無いだろう)それは良かった――此方にとっては、ね。 君を放っておいた連中に、神が「眼」を与えなかった事を喜ばなけりゃ。(椅子へと腰をおろし、改めて彼女の容貌を見つめる。 体に巻かれた包帯は、痛々しいというよりも神秘的にも思えた。占い師、魔女、そういった要素による相乗効果だ。 自分も学ぶべきかもしれない)そうだなぁ……。 せっかく貴女と話せる機会なのに、堅苦しい話題で申し訳ないが、「仕事」についてをお願いできるかな? [Wed 23 Jun 2010 22:47:37]
ヒルダ@占い > ( ヒルデガルドは男の考えていることなんて夢にも思わない。「私の魅力に見惚れているのね」ぐらいにしか。つまり、両者の考えは正反対どころか斜め上ですらある。もちろん、こちらの姿を見て驚いたのも、眼光が鋭いのも、多分パンツが見えちゃったんだろうぐらいにしか思わない。 ) ( 来るわよ。ほーらくるわよ。ほぉーら来たぁー。私ってば罪な女ね。 私はこちらへと歩み寄り、声を掛けてきた男に改めて笑いかける。 ) ――ええ、それは勿論。誰も来なくて寂しい思いをしていたところなの。さ…お掛けになって? ( そう言って、対面の位置にある椅子を勧める。 ――さて、彼が占いを求めているのか、口説き易い女を求めているのか、それとも両方なのかは解からない。私としてはどっちも歓迎だが。とりあえずは、親しくなる会話の一環として占いのお話しを進めようか。 ) さぁ、どんなことを占って欲しい?恋愛、仕事、金運…その他のことまで。全て見通せるとは言わないけれど、あなたにほんの少しだけ色々なものを見せてあげられるかもしれないわ。 ( ヒルダはまだ、相手が誰であるかは気付いていない。 ) [Wed 23 Jun 2010 22:38:08]
カイン > (料金提示しないという事は、後から高額を吹っ掛ける事も可能。 占いと明言していない以上、如何なる行為も取れる。 が、此処は人目につく。派手な騒ぎを起こすのは得策では――いや、魔術師であるならば群集操作も可能か? 先日遭遇した怪物は一言で、その区画の住民を手玉に取り、此方を攻撃さえ、挙句に記憶を消した。そういった魔術についても調査すべきだ。その可能性も失念してはいけない。多種族の入り乱れるヴェイトス市では外観ほど当てにならないものはないが、魔女らしい姿を見る限り単純な身体能力は低い、か? だが、仮に犯罪者だとして、取れる戦術は幾つもある。 なんにせよ、相手が地に足をつけ、目と鼻と耳と口という感覚器官を持っているのであれば――)……………!(――そこまで思考を巡らせ、彼女の様子を観察し、ようやくその特徴的な容貌に気付く。 いつぞやの女性だという事に。 顔に出さないよう努力したが、何処まで平静を保てた事やら。 取り繕うように思案する素振りを見せ、それから意を決して彼女の方へと足を踏み出した)こんばんわ――どうだろう。 今夜、もしも先客がいないようなら、少しばかり時間を割いては貰えないかな?(目付きは悪い――或いは眼光鋭いと取るかは人による――が、それを理解した上での微笑。 声は特段、際立って低くもなく、威圧的でもないが、良く通る所だけが鉄仮面と同様だった) [Wed 23 Jun 2010 22:27:21]
ヒルダ@占い > ( まあ、そんな怪しげな占い屋が繁盛するかといえばそうでもなく、客はそれほど多くは無い。だが、それでいいのだ。占いはその人の人生においてスパイス程度であるべきだ。誰も彼もがその不思議な力に頼ってしまうのはよくない。たまたまこの時間芸能横丁を訪れ、たまたま私の姿を眼に留まり、ほんの気まぐれに占いを利用してみようと思い立つ。――そのほんの一握りの人たちだけが、ちょこっとだけズルできる。そういうので、いいじゃないか。 ) ―――。 ( ふとその時だ。私は一人の男と視線が合う。まあ、私は美人だから男の視線の一つや二つや三つや四つや五つ、奪ってしまうだろうけれど。今日のスカートだって短いし、足も組んでるし。もっともそれだけに、頬と掌の傷を覆う湿布と包帯は目立つのだろうけれど。 ――男が着ているのはVinotiqeだ。割と嫌味無く着こなしてる。そういう部分にお金を出せる程度には、お金に困ってないってこと。 ) ( 私は視線を合わせ、にこりと微笑んだ。こちらからは声は掛けない。もちろん、それもヒルダ流。お誘いはいつも男の方からして貰わないとね? ) [Wed 23 Jun 2010 22:21:17]
カイン > (芝居が跳ねた後、いつも通りに帰路についた。 帰り道は、芸能横丁をぐるっと一回りするルートを意図的に選んでいる。 一般居住区であり犯罪自体の発生率は低いものの、決してゼロというわけではない。『目玉泥棒』の惨劇は記憶に新しい。 加えて、インスピレーションを求めて麻薬なりに手を出す輩は少なくない――知り合いの脚本家にもいる――し、こういった喧騒の中ほど密談に適した場は無い。 そして「カイン・グレイホークは仕事帰りにブラブラと遊び歩いている」と印象付ける事にもなる。 自警団に色々と突っ込まれてから日が浅い。 堅物の鉄仮面めいた雰囲気は、なるべく早く払拭してしまうに限る)……………。(そうして、ふと足を止めたのが占い師らしき風貌をした女性の前だった。 別にそれ自体は珍しくも無いが、あえて看板や料金を提示しない、主張の少なさが気にかかった。 あまり見ない類だ)(ヴィノティーク製の――と言っても、あのブランド特有のギラギラした派手なものではない。ジャケットやシャツは颯爽としたデザインの其れだが――ファッションを着こなした青年が、貴女の方へと視線を送っている) [Wed 23 Jun 2010 22:13:41]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『 ――足を止めた。 』 [Wed 23 Jun 2010 22:06:06]
ヒルダ@占い > ( 芸能横丁の大通りの隅で、粗末なテーブルの上に黒い布を広げ、その上に水晶を構えた黒髪の魔女風貌が座っている。占い師ってのは便利だ。なぜなら「占いやってます」っていう看板を設けずとも、一目見れば占いをやっているのだとわかるから。…まあ、店舗を構えるようになったらそういう看板も必要なんだろうけれど。そして一回の料金をあえて書いておかないのも、ヒルダ流なのである。一回幾らと書くのは何だか雰囲気に欠けるし、一体幾らなんだろうと少しどきどきしながらも声を掛けなければならないことで、客に対してちょっぴり刺激を与えている。そして何より、客の身形を見てこちらで値段を吊り上げることができるのだ。 ) …私、天才かも。商売の才能があったりして。 ( うふふ。 ) [Wed 23 Jun 2010 22:03:10]
お知らせ > ヒルダ@占いさんが入室されました。 『 占いのお仕事。 』 [Wed 23 Jun 2010 21:56:54]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 『(最後まで見送れば、ポスター張りに戻るだろう)』 [Tue 22 Jun 2010 23:59:33]
レェナ > サラン さんですね?  (そんなお気遣いの言葉には、嬉しそうに笑って。 ありがとうございますと、続けようか。)あ、うちはレェナと申しますっ  (コチラもお見知りおきをと頭を下げて。 続く言葉にふるふる首を振ろうか。 ) やや、そんなっ コチラこそ手伝っていただいて、 本当にありがとうございますっ  (アナタに感謝の言葉を送って。 去る背が見えなくなるまで見送ろうか。) [Tue 22 Jun 2010 23:57:07]
お知らせ > サランさんが退室されました。 [Tue 22 Jun 2010 23:54:27]
サラン > では、ごきげんよう  (と、最後に一礼  数歩進んで肩越しに手をふり、夜の街へと去っていた) [Tue 22 Jun 2010 23:54:22]
サラン > 私は「サラン」 そのときはこの名前でお花でも贈らせていただきますので心の隅にでも置いておいて下さいね かわいらしいお嬢さんの舞台を楽しみにしておりますよ (チラシをそっと折ると大切そうに胸元へしまう) おっと、お引き留めして、お仕事のおじゃまをしてしまいましたか・・・ 申し訳ない・・・(つ、と軽く頭を下げ) 頑張って下さい  またお会いしまよう   [Tue 22 Jun 2010 23:52:04]
レェナ > やや、 そんな、 (ふるふる。 手を自分の前にだしながら、首を横に振って見ようか。 だからといってほめて頂いた事にはお礼を言おうか。 ) そういって頂けると 嬉しいです   (へなり、笑って。)  はいっ!ぜひぜひっ  (なんだか丁寧に一礼されれば、こちらも宜しくお願いしますと頭を下げようか。)  [Tue 22 Jun 2010 23:51:28]
サラン > ああ、やはり。(納得したように、かわいらしい笑みに対して、ほほえみを返す) とても「鳴る」よい声をお持ちだからそうだと思いました。ずいぶん練習を重ねてあるようですね (感心したようにうんうん、と頷く) ・・・?(差し出された物をうけとる。それと女性を見比べながら) ありがとう 日程があうようならば、是非行かせていただきますよ (優雅に、胸元へ当てた手を女性の方へ差し出すようなエルフ式の一礼) [Tue 22 Jun 2010 23:44:06]
レェナ > (文化レベルが高いといわれれば、まばたき数回ぱちこら。)あ、 はいっ。 このお芝居にでるんですよ ( へなり、笑って。 自分も、いつより高めに張られたポスターを見ながら答えようか。) あ、 よかったら ... (ガサゴソ。 荷物からチラシのほうを差し出そうか。団長は宣伝のチャンスは逃さないようにとか考えながら、 ぺらり。) [Tue 22 Jun 2010 23:40:19]
サラン > ふぅん・・? (ポスターの内容に目が留まったらしい) そうか、この街はこういう文化的レベルが高いんでしたね! あなたは、関係者でいらっしゃるのですか?(これの、と、ポスターを指し) [Tue 22 Jun 2010 23:35:13]
レェナ > あぁ、  はいっ  (突然の事に対応し切れていないように、 あなたのすることにただ頷いて、手を離そうか。  張ってくださった方を見ながら、しゃき、かしこまろうか。 )  あ、 ありがとうございますっ  (ぺこり、頭を下げようか。 感謝の言葉を言いながら、微笑んで。) [Tue 22 Jun 2010 23:34:38]
サラン > (自分よりもずいぶんと小さい女性に、笑みを向け) いえいえ  貼ってしまえばよろしいですか? (上部をしっかり押さえ直して止める) これでいいかな? [Tue 22 Jun 2010 23:30:30]
レェナ > (後10cmあれば世界はかわっただろうにとか思って。背伸びの必要のない身長は憧れる。)  …――――――― っぅえっ??  (ふいに視界に現れた手に、思わず間抜けな声を漏らしてしまうだろう。 目をパチコラして、その手の持ち主を確認するように、そと顔だけ後ろに振り返ろうか。 )  あっ …  っと、すいません  (あなたの方を見ながら、ぽつん、言葉を発して。) [Tue 22 Jun 2010 23:29:30]
サラン > ・・・・(どうやら、アレを留めたいらしい? 必死な様子の姿に、何とはなく、ふ、っと笑みが漏れる つい、無意識に女性の左後ろから つ、と手を伸ばして、ポスターの上部を押さえてやった) ・・・大丈夫でしょうか?レディー?   [Tue 22 Jun 2010 23:23:39]
お知らせ > サランさんが入室されました。 『通りを歩いていると、ちょっときつそうな格好の女性が目に入り・・・』 [Tue 22 Jun 2010 23:20:37]
レェナ >   …  うっ っしょ   (  少しでも高い位置に張れるように、背伸びしようか。 こう言う時は小柄というのは不便で仕方ない。 自分の目線の位置にポスターを持ってくると人の目より低くなりがちだ。 かといって高い位置に張るのは一苦労。 )  …――――――  ( 腕を伸ばし、端を押さえてとめようか。 あげっぱなしでいる腕が若干痛い。ポスター張りは思いのほか重労働だ。背伸びした足がプルプルする。) [Tue 22 Jun 2010 23:17:55]
レェナ > (豪雨が続いたせいだろう。 外に張ったポスターはほとんどが全滅のようで、今日はその張替え作業に追われている。 レンガの壁に残った紙を綺麗にはがしながら、 少しだけ眉を下げる。 時期だからしょうがないが、やっぱり勿体無い事だと胸の中でつぶやくだろう。) よしっ と    (まっさらに戻った壁を見ながら、小さく肩の力を抜いて。新しいポスターを手に取ろうか。 ぺらん。 )  [Tue 22 Jun 2010 23:10:56]
レェナ > (久しぶりに傘を差さずに歩く横丁。 両手いっぱいにポスターを抱えて、まだ人通りの多い道のりを歩こうか。 最近の空模様は雨色に染まりきっていたせいか。 ここぞとばかりに芸人達はたまったフラストレーションを発散するように外に出てきているようだと思いながら。) あ、 ここも っ   (お店の外に張られた舞台のポスターは長く続いた雨ではがれかけているのを確認して。はふっと息を吐こう。お店の人に声をかけて、 はがれかけのポスターを丁寧にはがそうか。 ) [Tue 22 Jun 2010 23:04:58]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Tue 22 Jun 2010 22:52:17]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『デュエット!!・・・(にしても儲けた儲けた♪)』 [Tue 22 Jun 2010 01:46:34]
シンジュ > ん、じゃあ私もここで。 (前を向いたまま後ろへとゆっくり歩き出した。) こちらこそありがとー! (こちらもさよなら、と手を振り返した。) [Tue 22 Jun 2010 01:46:27]
お知らせ > ミアさんが退室されました。 『今日はいい夜だったなぁ・・・。(にこにこと笑いながら軽い足取りで帰路についた。)』 [Tue 22 Jun 2010 01:46:04]
ミア > では、そろそろ私はこれで失礼するね・・・・。(にこっと笑って、彼女から離れて歩き出そう。)あっ。今日はーありがとーう。(彼女に向き直りバイバイと手を振ってまた歩き出す。) [Tue 22 Jun 2010 01:44:54]
シンジュ > そーそー!もらっちゃって! (そう言ってけらっと笑った。) うん、呼び捨ての方がやりやすいから。 (差し伸べられた手を優しく取って) ん・・・こちらこそよろしく。ミア。(こちらも微笑んだ。) [Tue 22 Jun 2010 01:39:58]
ミア > そ、そうかなぁ・・・・。(少し考え、手の中のお金を見てから、頷く。)うん!わかった。もらっときます。ありがとう。(にこっと微笑む。そして、彼女の質問に驚いて、)あっ。本当だ・・・・。呼び捨て・・・・・。わかった。呼び捨てで呼ぶね。(そして、手を差し出して微笑み)これからもよろしくね。・・・・シンジュ。 [Tue 22 Jun 2010 01:38:03]
シンジュ > 勝手に?・・・引き込んだのは私だし、随分と客寄せしてくれたしね。(だから半分は貴方のもの!と言って無理やり手の中に押し込んだ。 ) それからねー・・・ずっと気になってたんだけど、私のこと「さん」付けして呼んでるよね? 呼び捨てでいいよ? [Tue 22 Jun 2010 01:29:52]
ミア > (やった。成功だぁ・・・!!)あ、ありがとうございました・・・・!!(お客に向かって一礼し、シンジュについて行く。)えっ!!半分も・・・!私勝手に入って、勝手に踊っただけなのに・・・・!!(慌てて返そうとする。だって、とっても申し訳なかった。)(実を言うとお金が入るのはとても嬉しいのだけど・・・。) [Tue 22 Jun 2010 01:27:26]
シンジュ > (うん。二人でばっちり決まったわ。最高!) 皆さん!また良かったら私の歌を聞いて下さいね! (お金の入った銭入れをほくほくと抱えた。)(広場から少し離れて彼女に言った。) はい、今日の分。半分ずつでいいかな?(ミアの手に札を何枚か握らせた。) [Tue 22 Jun 2010 01:20:30]
ミア > (最後に一回転し、お客に満面の微笑みを向ける。)(最後の囁くようなところ・・・・いいっ・・・・!!)(名前を言わなくてはと焦る心をなだめながら笑顔で言うだろう。)ミア・マリアンヌ・バーチでした。(そして彼女の方を見るだろう。) [Tue 22 Jun 2010 01:17:04]
シンジュ > (いよいよラスト!彼女にアイコンタクトは伝わったようで。)(思いっきり声を張り上げた。) Is it emotion is it illusions ・・・!! You are beating all the visions ・・・!! ・・・。I need to be with you・・・ ♪ I need to be with you・・・ ♪ (最後は・・・囁く様に、語りかけるように歌った。) ・・・皆さん、どうもありがとう! シンジュ・ディバス・レイランズと・・・(そこまで言って彼女の方を見た。) [Tue 22 Jun 2010 01:11:55]
ミア > (一生懸命踊りながら、ふと彼女のウインクに気づく。)(あー。そろそろ、ラストかなぁ・・・・。盛り上げなきゃ・・・・!)(彼女にはウインクを一回して返す。ステップをもっと軽やかに体と腕を綺麗に反らすように心掛ける。)タンっ・・・・タタンッ・・・!!(いいなぁ。この感じ・・・・。気持ちいい・・・・。) [Tue 22 Jun 2010 01:08:22]
シンジュ > (彼女のキレのある動きは見ていて爽快感を感じる。そして・・・一体感。) In a fret, unaccepted with nothing left ・・・♪(もう少しでこの曲もラストに入るだろう。アイコンタクトで伝わるだろうか。彼女にウインクを二回。) just like a carm ・・・♪ [Tue 22 Jun 2010 00:57:38]
ミア > (ステップを踏んで、ターンをして微笑んで・・・・。お客の方に向かって手を出してみたり、そしてタタンとステップを踏み一回転ジャンプをして着地と同時に体を反らす。)(彼女の歌にリズムを感じる・・・・。さすがシンジュさんだ・・・・・。良い声・・・。) [Tue 22 Jun 2010 00:53:21]
シンジュ > (彼女の笑みにつられて私もお客にウインクしてみたり。彼女の笑みはいつだって眩しい。) Im inside of you ・・・♪ I think you heard me・・・♪ (私のアドリブについてくるミア。さすがだ。) Dont get inside of me ・・・♪ [Tue 22 Jun 2010 00:43:24]
ミア > (シンジュの笑顔にほっとして私も微笑み、ステップを踏んでいく。手をあげて体を反らして起き上がるときにお客に向かって微笑んでみる。まだまだ下手だが、笑顔だけは本当である。)〜〜♪(軽くターンしてまたステップを踏む。なんだかとても楽しくなってきた!彼女のアドリブになんとか合わせる。)(私も負けてられないなぁ・・・・。よしっ・・・・!!) [Tue 22 Jun 2010 00:38:12]
シンジュ > (隣にやってきた彼女に向かって微笑んだ。) ・・・Thank you!(ミアがステップを踏み出して、歓声が上がる。次々と入れられていく銭。) No matter what I cant run away ・・・♪(負けてられないわね。そう思いつつアドリブを入れる。) scratch out massive data・・・♪ (二人の息も会ってくる頃だろう。少しずつリズムも上げていった。) [Tue 22 Jun 2010 00:29:38]
ミア > (どうしようどうしよう。と迷っていたが、それはあっけなく彼女の一言で変わった。)(今、Walcomeって言った。・・・もうここは当たって砕けちゃえっ・・・・!!)曲調に合わせて・・・。(そのばで軽くステップを踏んで勢いを付けてジャンプしてシンジュの横に行くことにしよう。そして、彼女の歌に合わせてステップを踏む。)(彼女の歌に合いますように・・・・・!!) [Tue 22 Jun 2010 00:23:00]
シンジュ > Sick of our criteria ・・・♪ (気づいたであろうミアがこちらに走ってくるのを歌いながら見つめていた。・・・何をする気だろうか?) Time wont wait for you・・・♪(ステップを踏んでしまいそうなミアを見つめ、企んだ。ここに呼び寄せようと。) ・・・Walcome!MIA! (そう言ってミアを広場の中央に引き込もうとするだろう。) [Tue 22 Jun 2010 00:15:21]
ミア > (ぼーっと彼女の歌を聴いていた。人も集まってきたし私ももう少しまえでみようかな。などと考えながら、前に行こうとしたとき名前を呼ばれ、手をあげている彼女を見て少し驚いたが思い切って手をあげて彼女の方に走っていく。)(どうしようどうしよう・・・・。近づいたはいいが何をしようか・・・・・。見てるだけ・・・・?)(あわあわと少しとまどう。彼女の歌につられてステップを踏みそうになる。) [Tue 22 Jun 2010 00:08:13]
シンジュ > Let me stay with you・・・♪ I need you closer every now and then ・・・♪ (何だ何だと人が集まってくる。計算どうり。ちゃんと持ってきた銭入れを真正面に置いてあるからねっ!) Make or Break ,take what you like ・・・♪ (少し遠くからこちらを見つめている少女が目に入る。あの茶髪はミアだろう。曲を止めるわけにはいかないので、軽く手を上げてみる。) I wont away・・・MIA!! (とっさに曲の中に彼女の名前をねじ込んだ。・・・気づいただろうか。) [Mon 21 Jun 2010 23:58:49]
ミア > (歩いていった先には・・・・。)やっぱり。シンジュさんだ・・・・・。(少し離れたところから見る。相変わらず歌がとてもうまい。)(なんでこんなに上手いんだろ・・・・・。良い曲・・・・・。こんな日にぴったり。) [Mon 21 Jun 2010 23:51:12]
シンジュ > You know how to treat me ・・・♪ Tell me what you want ・・・♪ (軽く歌い上げていく。こんな夜に丁度良い曲調に。) The hum of the breeze is all I hear・・・♪ (その日その日の天候に合わせた曲を歌うと収入は多くなる。客層も考えるとさらにだ。)(よく通る可憐な歌声が広場に響き渡る。) Inhale and exhale ・・・♪ [Mon 21 Jun 2010 23:46:47]
ミア > (トタトタトタ。久しぶりに晴れたこともあって少し足取り軽くあるいていた。)良い天気だなぁ・・・・・。(ルンルン気分で歩いているとふと歌声が聞こえた。)聞いたことがある気が・・・・。(その声のほうに歩いていく。) [Mon 21 Jun 2010 23:41:47]
シンジュ > (辺りは人でざわめき、これから歌おうとしているシンジュに気づく者は誰一人いなかった。) むっ・・・。 (頬を膨らませながらも足を肩幅を越えるくらいに広げた。一、二回深呼吸をする。) ・・・・。 It was in the black box・・・♪ Turn out the light・・・♪ [Mon 21 Jun 2010 23:39:12]
お知らせ > ミアさんが来ました。 [Mon 21 Jun 2010 23:35:34]
シンジュ > (芸能横丁のとある広場に金髪の少女は立っていた。) 何しろようやく雨、やんだからね・・・。 (ここの所、酷い雨天が続いた。こういう晴天の日にでもここで歌っておかなければ。) さてと・・・歌うっちゃ歌うけど・・・・。 (このままじゃ、アカペラで歌うしかないか?) ちょっと寂しい気もするけど、まぁいっか・・・。(とたたた・・・広場の中央に移動しようか。) [Mon 21 Jun 2010 23:30:35]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 『レッツSING♪』 [Mon 21 Jun 2010 23:25:20]
お知らせ > シュクレさんが退室されました。 『( 荷物ひッつかンで、慌てて駆けてく。 そンな姿、老犬は不思議そうに眺めて 大きな欠伸 )』 [Mon 21 Jun 2010 21:47:28]
シュクレ > ( 遊びたいキモチはあるケド。 ソレよりも、時計イジりたいキモチのが上、 )  …、 ( 最後はジュースみたいになッたソレをごくンと飲み干して、 ) ごちソー さまッ! ( 釣りはいらねぇッ! とばかり、バンッとコインをテェブルに置く。 イヤ、ちょっきしだけどね。…。 ) [Mon 21 Jun 2010 21:45:20]
シュクレ > アー… ( ヤバい、 ヤバイ。 思いながら、スプーンを手にして頭を起こす。 ) … ( どうせ天気悪いンだから、と思ってこンなトコでうだうだしていたけれど、 ) ン、ぐ ゥ、 …ンン、 ( もりもり。 ゆっくり食べていたシャーベット、急いで食べちゃわないと、 ) 早く帰ラない ト、 ( ヤバイ。 ) ( せッかく久しぶりに晴れた夜空。 溜まッた仕事を片付けるには絶好のチャンス。 こンな時に、ドコで遊ンでたンだ ッて、 ) また シツチョーに、 怒られ ル……! ( ヒィ…! ) [Mon 21 Jun 2010 21:42:11]
シュクレ > ( 仕事帰りに見上げて歩いてた曇り空は重苦しくッて、また雨が降るンじゃないかッて不安だったけれど、 ) 久しぶりニ、晴れた ナーァ…… ( テェブルに頭を転がせたまま、そッと空を窺う。 雲が流れ、切れて、星空が広がっていく様をぼンやりと眺め。 何日振りだろうかと、ほぅ、と小さく漏れるのは安堵めいた息 ) ――― … ( 晴れるッて解ってたら暗黒街の時計塔に行ったのにな、ッて ちょっぴり残念なキモチはあるけれど。 ) マァ、夜に晴れナイと 仕事にもなラないシ、 ネーェ… ( 機械よりもお日さまよりも、星で計る時が一番正確なンだから。 ) [Mon 21 Jun 2010 21:35:21]
シュクレ > ねッ、 ( 銀のスプーン、びしっと びすッと。 ) キミだッテ そー思うでショーォ!?  ( 突きつけた先は、テーブルの下に寝転がった老犬。 ぴっこぴっこスプーン揺らして返答を待つも、わんこは面倒くさそうに片耳と片瞼をほんの少し上げただけで、すぐに顔を手の上に乗せなおした ) ( 横丁にあるカフェ、ウッドデッキに設えられたパラソル付きの丸いテーブル席で一人。 ) もー… ボクほンと、 コノ季節ッて ヤー… だ、ナーァ… ( しとしと、じめじめ、むしむし。 ) ( なンだか腐っちゃいそーな気がする。 でろン、木製のテェブルと仲良くなった。 老犬は我関せずとテェブルの影に転がったまンまだ ) [Mon 21 Jun 2010 21:26:42]
シュクレ > ( べつに牛になったわけでもなければ、 牛のモノマネをしているわけでもない。 ) 雨ッ! キラーイ!! ( カキ氷みたいな山盛りのハニーシャーベットを、スプーンにこれまた山盛りに掬って ぱッくん。 お口の中にポイした )  ン、 ぅ、 (  頬を膨らませて、むぐもぐ。 口の中にモノを入れている間は静か、だけれど、 ) ―― あッついの モ! キライッ!! ( 口の中が空っぽになればまた喚く。嘆く。 ) [Mon 21 Jun 2010 21:21:15]
シュクレ > ( グレゴリオ暦:21,Jun,1607 )( トキノミヤコ暦日:21,水無月,1607 フォーウン式太陰太陽暦:10,仲夏(5),1607 アララマ暦:10,Rajab(7),1016 ラエ暦:10,Tammuz(10),5367 ) ( 真実はともかく、おおよそそんなふうに表されるらしい今日のこの日。 ) [Mon 21 Jun 2010 21:08:51]
お知らせ > シュクレさんが入室されました。 『  もお ォ … ッ!! 』 [Mon 21 Jun 2010 21:02:26]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Fri 18 Jun 2010 23:46:59]
レェナ >            (ぐるるるるるぅぅ... )       … はぁ。   ( 耳に届いた情けない音を聞けば苦笑して。 無理やり体を起こすだろう。 ないものねだりをしても仕方ない。 まだ帰れそうにないし、ココはあきらめて練習でもしようかと。 へたれた体で鏡の前に向き直ろうか。 小さく息を吐いて。 気を紛らわせるように、気持ちを切り替えるように。 今は稽古にだけ集中しよう。そうすれば、この空腹感を忘れるだろうと。 腹部を引き上げて、股関節をしっかり回して。背筋をぴっと伸ばして、最初のポーズを改めてとろうか。) [Fri 18 Jun 2010 23:44:09]
レェナ > (自覚した空腹はどんどん体を蝕んで。 さっきまでダンスを踊っていたとは思えないほど、いまやどこにも力が入らない。)  ふぁっ…   (ゴロンと床に転がって、仰向けに寝っころがってしまおうか。 いつもよりもお腹がへっこんでる気がするのは嬉しいんだか悲しんだか。 とにかくひもじい。 早く雨が上がってくれれば自宅に帰るのにと嘆こうか。 今や雨の音すらもお腹に響く。 )  ズンズンする... (腕をおでこの辺にかぶせて、そっと目を閉じようか。) [Fri 18 Jun 2010 23:29:24]
レェナ > …―――― あ。 (ぴたり。動きを止めて、前髪をかき上げようか。 胃の辺りを押さえて、がっくし肩を落とそう。 腹の虫が鳴いたのだ。)  何か   あったかな   (こんな情けない姿のカミラを演じるわけにはいかないのに、集中力が切れたとたんにこの様。残念無念でしょうがない。)  ( がさごそ。 荷物をあさってみようか。 基本的に飴とか甘いものが常備品のはずだが、どう言う訳か、こんな時に限って見当たらないようで。)  うぅ...   (コレはプチ断食?なんて、眉を下げて思うだろう。) [Fri 18 Jun 2010 23:20:24]
レェナ > (稽古着は汗に濡れて。ぴたりと肌について少し気持ちが悪い。 稽古場の空気は湿度が高いせいか余計に暑くも感じて。 ) (窓のそばを離れて、稽古場のセンターに戻ろうか。 鏡に向かって 自分の姿を確認するようにポーズをとる。 いつもよりも力強い振り付け。 それをこなすにはもっと練習が必要だ。正しいスタイルを保ちながら大きい動きをとるのは難しい。) …――― ふぅ  (同じところを繰り返しながら、確認に確認を重ねて。 雨の音はまだなり続けている。) [Fri 18 Jun 2010 23:10:17]
レェナ > (一人練習にと残った劇団の稽古場に窓を叩きつける雨の音が響いて。ひたり、フェイスラインをたどる汗をぬぐいながら、窓の方を見ようか。)  …――――――  ( 相変わらずやまない雨。 少しでも雨脚が弱まったところを見計らって帰ろうかと思っていたが、このままでは稽古場にお泊りコースになりそうだ。)   困りましたね...   ( ぽつり、 つぶやいて。 窓に近づこう。 寧ろさっきよりも強く振る雨にため息を漏らす。) [Fri 18 Jun 2010 22:56:57]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Fri 18 Jun 2010 22:46:43]
お知らせ > リアさんが退室されました。 『( さて、紅茶を飲んだら 早く帰って子どもたちに本を読んであげよう、 )』 [Fri 18 Jun 2010 20:52:18]
リア > ( 実際の曲と違う唄い方で紡がれるそれは、 ) Little singer wants to play; ( ―― 歌詞も 元の言葉とは、ほんの少しだけ違う。 )( ヴァイオリンの音が途切れても、その先を想像して適当に、 ) Rain, rain, go to some place, ( きっとそう思っているのは、孤児院の子どもたちも同じなのだろう。マリィゴォルドの花が駄目になってしまわないかって、今日も心配そうに窓の外を眺めていた ) Never show your face again... [Fri 18 Jun 2010 20:52:04]
リア > ( 店内まで届く雨音に引き摺られたように、声も音も清かで静か。囁きのように其処に在って、平素の横丁の雰囲気と比べればそれはさかしま。 )  ――― … ( 店の片隅から響いてくる、どこか懐かしいヴァイオリンの音。カップを手にしたまま、それにゆったりと耳を傾け ) ―― Rain rain go away, ( 微かな幽かな、 )( 呟きは、本来の曲調を無視して ヴァイオリンの奏でるリズムに合わせ、 ) Come again another day. ( 声というより吐息のような、わらべうた ) [Fri 18 Jun 2010 20:44:49]
リア > ( ―― 建物の中と外では、雨音の趣はこうも違うものなのか。 メニューを開きながらそんなことを朧気に思い、キャンディ茶葉のミルクティを一つオーダーする。 むっと咽返るような、じめりと纏わりつく湿気は鬱陶しかったけれど―― 冷えた指先を、あたためたくて )  ――― …、 ( メニューを受け取った店員が去るのを見送れば、漸く張り詰めた糸を解いて人心地つこう。 紅茶が来るのを待つ間に、荷物が濡れていないかどうか確認した―― ああ、大丈夫そうだと安堵の表情を浮かべ荷を直す。コレを濡らしてしまっては、図書館の職員さん以前に子どもたちに怒られてしまうだろうから、 )   ( ――それにしても、 )  … ( 雨降りだから、だろうか。店内には本来なら――天気が良ければ横丁に立っている筈の芸人さんたちの姿が多く見られる。 届いた紅茶のカップを傾けながら、のんびりと店内を眺めてやっとそのことに気付いたのは、周りに意識を向ける余裕が出てきたからだろう ) [Fri 18 Jun 2010 20:36:10]
リア > ( 未だ少し違和感の残る耳。 触れてみれば、雨に冷えていた事を知る。 ―― それでも徐々に雨以外の音に耳が慣れてくれば、ふっと小さく安堵の息をついた。 ) ( ―― このところ、雨ばかり降る。 元気な子どもたちはそろそろ室内遊びに飽きてきた頃。 だから新しい本を図書館に借りに行ったり、横丁の店で玩具を買ってきた、その帰り道だ。 余りにも強かに降り注ぐ雨粒に辟易して、少し体を温めてから帰ろうと思った。 これで風邪をひいてしまっては困るし、子どもたちへの面目も立たない。普段から風邪を引かないようにと子どもたちに云う、その己が風邪を引くようでは。 )  …。 ( 店員の後について席へと赴き、小さく礼を述べて椅子へと腰を下ろそうか ) [Fri 18 Jun 2010 20:20:47]
リア > ( 客の訪れを告げる。  残念、もう少し早く来ていれば――と誰かが嘆いたけれど仕方のないこと )  ――― ( 傘立てに藍色の傘を差込みながら、毛先が濡れて頬にはりつく髪筋を指先でそっとはらった。 近付いてきた店員に、淡く笑みを見せ一人であると応えようか。 ) ( 横丁の入り口を越えてすぐの飲食店。楽師や歌い手が多く集まるその場所は、きっと外とは違った音で溢れているのだろう。 どしゃぶりの雨の中を歩いていた時は、まるで聴覚を奪われたかのようだったけれど、 ) [Fri 18 Jun 2010 20:12:29]
お知らせ > リアさんが来ました。 『( ――カウベルがささやかに鳴り響き )』 [Fri 18 Jun 2010 20:03:10]
お知らせ > ネレアさんが退室されました。 [Fri 18 Jun 2010 19:43:05]
ネレア > (注文した料理が早くも運ばれてると、自分より先に隣に座っている楽師、変わった形の弦楽器を持っているが雨の日には演奏しないらしい、が娘より先につまんだ。 先ほど彼が頼んだ料理を半分近くいただいたからお互い様だ。) 明日は晴れると良いのだわよ。 (みんな頷く。 雨音以外の音が、早く横丁に戻ってくると良いと思いながら―――) [Fri 18 Jun 2010 19:42:25]
ネレア > (カウンターの中で疲れた様子で接客するまだ若い女の店主に、小さい娘は両手を挙げて合図してジャガイモのタパスを注文する。本日四度目の食事。ちなみに3度目もこの席で食べた。) Rain, Rain, Ra aa i in, Music of god, Oh this beat, (すうと息を吸い込んで、「昨晩雨の音を聴きながら作った歌」を披露するが、雨音とひとの話し声とどこからか聞こえる鈍い、雨のせいだと思う、バイオリンの音にかき消されて、うまく響きはしない。) っていう感じなんだけれどね、 (歌いだしが。) いまアレンジしようと思うと、どうしてももっと暗くしたくなるのよ。 (雨続きの日々にうんざりしているのだ。) [Fri 18 Jun 2010 19:37:03]
ネレア > (作詞、料理、片付け、お昼寝、家にこもってできることは限られている、と娘は思う。一日だったらそれも良いけれど、2日目がくるとそれは娘にとって苦痛なことになる。外に出て人を眺め、空気の匂いをかいで、周囲の音を聴いていたいのだ。そっちのほうがずっと落ち着く。) 昨晩もすごかったのだわ。 雨の音を聴きながら歌を作ったけれど、なんだか質素なものになったのだわ。 (同じテーブルの人との会話。 娘と同じように家でじっとしていられない人や、もし雨が弱まったら少しでも稼ぎに行きたい芸人、退屈を解決したい人が、この店には集まっているよう。) [Fri 18 Jun 2010 19:20:21]
ネレア > (バケツをひっくり返したような降りかただ、と娘は思った。 楽師や踊り子や語り部、横丁で働くひとたちが多く住む住宅街から歩いて、横丁の入り口を越えてすぐの飲食店。 店の一番奥の窓際の席で、小さな娘は何杯めかの甘くて弱いお酒を飲んでいる。 雨の日特有の湿った空気と土の壁の香り。) 今日はもうだめね、 止む気配すらないのだわよ。 (木製の椅子に足をふらふらさせながら腰掛けて、あきれたように窓の外を眺め。) [Fri 18 Jun 2010 19:09:34]
お知らせ > ネレアさんが来ました。 [Fri 18 Jun 2010 18:50:39]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『  危うく飛びつかれてまた泥だらけになるところだった。 』 [Fri 18 Jun 2010 01:52:12]
お知らせ > ナキアさんが帰りました。 『( ちなみにけるべろすは、ちゃんとおうちに帰ってました。 どろだらけで。 )』 [Fri 18 Jun 2010 01:50:32]
ナキア > ( 話を聞いたら、魔女のことだから まずは君影さんのとこにお礼にいかないとですね、なンていうんだろう。 ) はい、 ぇと、 ( あぁ、私もずぶ濡れだ。ぴったり張り付く服が気持ち悪い。 乙女が拾ってくれた傘の中におさまりつつ、 ) じゃぁ乙女の服は、二着買うことにして―― …、 公衆浴場にいきませんかー? ( せっかく二人でお買い物だっていうのに、のんびり選んでいられる暇はなさそうだ。 今度また機会があれば、一緒に行こう ) [Fri 18 Jun 2010 01:49:40]
艶子 > ( その点も含めて、色々と説明しなければならないだろう。依頼を受けた経緯から、どうして元に戻れたのかまで。 ) うう…!か、顔から火が出そうだよ…!公衆浴場では堂々としている私だけど、街中で真っ裸ってのは恥ずかしいよ…! う、うん。身体は平気だ。ちょっと…寒いけど。 ( いや、寒くは無かった。寧ろ暑かった。それぐらい恥ずかしさを感じていたのだ。 ) か、買おう!私、このままじゃ自警団の人に逮捕されちゃうよ! ( 傘を拾い上げ、小さなナッキーの後ろに隠れるようにして。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:44:38]
ナキア > ――― 、 ( ぱちぱち、 ぱち。 ) ( 何度も瞬きをして、目の前の乙女の姿を眺める。 あれ、なんでいきなり? クスリの切れる頃だったんだろうか――、 )  ( きゃぁ! ) …あ。 ( 可愛らしい悲鳴に、はっと意識を戻し、 ) え、ぁ、 …いいえ、 ( ほんのり頬を染めながら、ぷるぷる、首を軽く横に振る。 差し出された手を取って、立ち上がろう ) ありがとうございます、 …乙女こそ大丈夫ですか?  その、寒くは… えぇと、 ( もごり、 ) … どこかで服を買いませんか、 [Fri 18 Jun 2010 01:40:08]
艶子 > ( もどかしさの中にあった意思伝達は、ほんの少しずつ、些細な要素が奇跡的に重なり合って、最終的に自分の名前を呼んで貰う事に成功した。 ) ………! ( 私は目を大きく見開き、自分の身体を見下ろす。だが、自分の身体を取り戻したのだという感動に打ち震える前に、自分が全裸であることに先に気付いてしまった。 ) …… きゃぁ!な、何で裸なのー!? ( 似合わない悲鳴を上げてしまった。しかも全裸でナッキーに騎乗位なんて姿勢を。この豪雨にマフラーもあっという間にぬれて肌にぴっちり張り付いて、お淑やかな膨らみ方をしている胸のラインが、こう。これでは、少女に襲い掛かっている痴女である。 ) ご、ごめん!ナッキー…! ( 慌てて飛び起きる。時間も時間だしこの雨のせいで通行人は殆どいないが、あくまで殆どである。周りでひそひそと囁く声が聞こえてくる…!豪雨の音で掻き消えることなく! ) う、うう…まさかこんな事になるとは…。 ( とりあえず、ナッキーを引き起こそうと手を伸ばす。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:30:04]
ナキア > ( マントを申し訳程度に肩にひっかけた、 素っ裸の、 )  ――― 乙女、  [Fri 18 Jun 2010 01:24:59]
ナキア > ( 伝えるのは難しく、望んだ名の訪れは唐突。 今この場にはいないけれど、コレは獅子がいなければ在り得なかった結果。 或いは貴女がハジメに自分を示したとき、顔ではなく胸を示していたらまた違っていたのだろう、 )  ―― わ、 わッ、!? ( けれど、狙って告げたのではないそれは、魔女にとっても予想外で )  ――― ッ、 ( 手を離す余裕のないまま、重さに負けてべちゃっと尻餅をつく。 肩に乗せてた傘が転がり、そしてその上に―― ) [Fri 18 Jun 2010 01:24:13]
艶子 > ( ――素っ裸で。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:13:59]
艶子@猫 > にゃ…! ( ああ、この言葉が通じないというもどかしさ!いや、たとえ言葉が通じなくとも人の姿ならばもう少し身振り手振りで伝わるものもある。でも猫の姿ではそれすら叶わないのだ。 ――そして今度は、胸や鼻などではなく「私」を差しているのだと気付いて貰えた。次は名前、名前だ――と思ったその時だ。 ) ( ”艶子”の名前がナキアの口から出た。その口調は、今頃恐らくどこぞで修行でもしているのであろう、MJの口調そっくりで。――不意に猫の身体が白い光に包まれると、その光が広がっていく。否、正確には人の形を成していく。猫の身体を抱きかかえている身としては、ずんと重く感じるかもしれない。適当なところで手を離すなり、地面に置くといいだろう。そうでなければ、でっかい子供がお母さんの上に乗っかることになりそうだ。 猫の身体は徐々に人型を成して行き、やがて弾けるようにぱっと光が霧散すると、そこには豪天寺艶子の姿がそこにあった。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:13:47]
ナキア > ”艶子”のバカッ! 浮気デスヨ!!  ――― って、 怒られてしまうかもしれませんねぇ? ( くすり。 魔女はもう一人の、自分の子どもを思い起こしその口調を真似て、 ) [Fri 18 Jun 2010 01:04:30]
ナキア > ( 顔を離して乙女を見るも、ネコの姿では哀しいかな、照れているのにも気付かない。 ところで、魔女は乙女にならいつもの乙女の姿でも特に気にせずキスくらいはするだろう。 ) ――― あれ、違ったですか? ( 今度は胸を示す乙女に、魔女は首を傾げ ) 乙女が、どうしました? ( その仕草の意を図りかねて、首を傾げたまま、 ) …ふふ、でもアレですねぇ。 今のをもし、獅子にでもみられていたら―― [Fri 18 Jun 2010 01:02:08]
艶子@猫 > ( 確かにヴェイトス市らしい事件ではある。過去に性転換したこともあったか。でも自分が猫になって尚且つそこから戻れないなんてことになろうとは…。 ) にゃー…。 ( 哀しそうにしていた理由も、元に戻れたら話せるか。 鼻か、と言われれば首を横にふるが…。 ) ……っ! ( どうやって伝えようかと迷っていたら、口付けされてしまった。相手からすれば猫に口付けしたも同然だろうが、私からすればナッキーに口づけされたのと同じである。猫は毛が生えてるので顔が赤くなっても見えないだろうが、私は照れてしまった。 そして口付けで元に戻る…というのはあながち間違いではないのだが…。 ) にゃっ!にゃぁっ! ( 私は再び自分を指差す。今度は鼻ではなく、自分の胸辺りを。これで特定の部位を示しているわけではないことが伝わってくれれば…! ) [Fri 18 Jun 2010 00:55:05]
ナキア > ( ネコさんはどうやらホントに乙女らしい。 尚もぱち、と瞬くけれど まぁヴェイトスですしねぇ、なんてしみじみと思う。 でも、 ) いったいなんであんなに哀しそうにしてたですかー? ( 尋ねてネコさんな乙女を撫でながら、指差す仕草を ん?と見つめ ) …鼻? ( どうやら、位置的に鼻を指差したものと思ったらしい。 ) 王子様や姫君のキスで目覚めたり元に戻ったりするのは、物語における呪いの解き方の常套手段ですけど――、 ( まさかなぁ、 と思ってちょっと笑いながら口付けようか。 もちろん、貴女が口付けるべきは自分の体なので、コレで戻ったりはしないだろうけど、そんなことも魔女は知らない ) [Fri 18 Jun 2010 00:47:06]
艶子@猫 > ( やった、やったぞ!気付いて貰えた!私は尚も首を縦に振る。そう、それで船に居なかったのだ!ああ、ナッキー!ナッキー!これでようやく希望が見えてきた。 まだ名前を呼んでもらわなければならないという障害はあるが、それでも第一段階のハードルは突破できただろう。 そしてあの仕事は場末の酒場に張り出してあったような依頼だったから、ナッキーが知らないのも無理は無い。でもナッキーは魔女だ。呪いの類には詳しいかもしれない。何とか呪いだということに気付いてもらえれば…。 ) にゃあぁう…。 ( 名前を呼ばせる方法か…。私はもう一度自分を指差した。そこでナッキーが見せる反応を肯定するか否定するかで、どうにかして名前を呼ばせるということまで導かねばならない。 ) [Fri 18 Jun 2010 00:37:06]
ナキア > えぁ、 ( 爪を出す動作。何か不快なことでもあっただろうかと少しびっくりして、 )  ―――― …、 ( 思い切り、肯定のよう。 鳴声を上げて首を縦に振るネコさんに、平素眠たげな目は尚更まぁるく。 ぱちぱち、瞬いてネコさんを見つめ )  ――― あれ、 ( まさか、 もしや。 ) …ホントに乙女ですかー? ( 今度は冗談ではなく、疑問の響きで。 問うけれど、それでも元には戻らないだろう。 なぜなら呼ぶ名が名前ではないからだ ) どうしてまたネコさんなんかに…、 それで最近お船にいなかったですか? ( うぅん。 時々ある試薬依頼か何かかなぁって思うも、記憶を辿る限り最近そういうのは出ていなかったような気がする。 ) [Fri 18 Jun 2010 00:24:59]
艶子@猫 > にゃ――――ん!! ( 冗談のように紡がれた言葉に、私のテンションは弾けんばかりだった。必死に首を縦に振って肯定しよう!もう、何がなんでも肯定だ!首の骨がへし折れるまで縦に振り続けてやるッ!はい!イエス!ヴァーシャではダー!フォーウンではシー!ガンディアではジー!肯定だ! ――だが、身体は元には戻らない。確か契約の文には「誰かに自分を本物だと認めさせた上で、名前を呼んで貰わなくてはならない。」とあった。 ――名前!しまった、ナッキーは滅多なことでは私を「艶子」とは呼ばない…!ど、どうしたら! ) [Fri 18 Jun 2010 00:17:08]
艶子@猫 > ( マントからはナッキーの匂いがする。多分、猫だから嗅覚が普段より鋭いのかもしれない。それがとても懐かしく感じてしまうのは、暫くこうやって抱っこしてもらってなかったからだ。…いや、抱っこといっても私の方が背は大きいのでいつも私が抱きついているかのようだったが。 ) にゃぁぁう…! ( 傷が気になるのかと思われてしまったようだ。私はそれを必死に首を横に振って、そうじゃないと訴える。――だが、その次に紡がれた言葉に私は顔をぱあっと明るくした。乙女、乙女、私のことだ。私は前足を伸ばす。ええと…どうだったか、人間の身体の時には出来ない身体操作だから、いまいち感覚が…えっと…こうだ! ) ( にょき、と爪を出す。猫は爪を出し入れできる。そしてその爪を生やした手を自分の方に向けて――。 ) [Fri 18 Jun 2010 00:16:34]
ナキア > ――― 案外、貴女が乙女だったりして。 ( ねぇ、 なンて。 ) ( 冗談のつもりで、笑いながら同意を求めた ) [Fri 18 Jun 2010 00:04:08]
ナキア > ( 問いかけに否と返れば、魔女はネコさんを包んだマントで軽く拭いてやりながら 嬉しそうに、そうですか、と小さく頷いた。 ) …あぁ、 どこに行ったのか、といえば――、 ( 普段の賑やかさとはかけ離れた、空虚な横丁へ朧気に視線を向け。 魔女はふっと独り言を漏らしかけ、 ) … ん? ( 何処か懸命に、自身の右目を押さえるネコさん。 顔を洗っているかのような仕草だなぁと、ほんのり微笑ましく思うけれど。潰れた目は傷ましい ) ―― 傷が気になるですか? あんまりいじったら駄目なのですよぅ。 ( 魔女は心配そうに、ネコさんの顔を覗きこんでそう言った。 …それにしても、 ) … ( 潰れた目と、それを覆う黒い毛を、まじまじと眺める ) … 甘えんぼなトコといい、 ふふ、 ( そんなことを呟いて、魔女は表情を和らげる。 口にはしていないが、その様子から「まるで乙女みたいですねぇ、」なんて思っているのが伝わるかもしれない ) 何処にいったんでしょうねぇ、 乙女も。 ( どこに行ったのかといえば、と、先ほど呟いていたその続きを口にする。 )( ここ最近、訪ねていってもいつも留守なのだ。クリスティアからは帰っていると聞いたはずなのだけれど、 ) [Fri 18 Jun 2010 00:01:17]
艶子@猫 > ( 抱っこが嫌かという問いかけに対しては、またも首を横に振る。…しかし、ここまでだ。どうやら他の猫とはちょっと違うぞということはアピールできても、その本当の姿が豪天寺艶子だというところまではいかない。せめて、私の話題でも話してくれれば、それに反応することが出来るのだが…! ) にゃ…っ。 ( 私は自分の手で自分の潰れた右目を触る。そこに私がいつもしている眼帯のような黒い毛が生えて居ることを知っているのだ。更におでこにも私の額についていた傷もおなじようにある。「まるで艶子みたいだ」と思いそれを口にすれば、私はあらん限りの力をもってそれを肯定する腹だ。 ) ( でも犬は水とか好きだから、今頃どこぞの水溜りではしゃいで泥んこになってナッキーの家に居るかもしれない。 ) [Thu 17 Jun 2010 23:48:02]
ナキア > ――― あれ、 だっこイヤでしたかー? ( 必死な様に、困ったようにかっくり首傾げ。 でもほんとにイヤなら、ネコさんのこと。もぞもぞ動き回って腕を抜け出し、ぺいっと地面に飛び降りるくらいはしそうだけれど。そういう気配はないようだ。 落ちそうになる傘を直しつつ、潤んだ目をうーん、と悩み顔で見つめ返す )  … ぅや。 ( 横に振られた首。ぱちん、瞬く。 やっぱりライカニアさんか、それか妖精さんの類だろうか。 そういえば君影さんとこのネコさんは、猫又だとか仰っていたような――、 ) そうですか、どこに行ったんでしょうねー… まぁ、地方村のおうちには帰れるでしょうからそれほど心配してないですけど。 ( 今日はこの雨だから、魔女の匂いを辿ることは難しそうだ。だから家に戻っている可能性の方が高いだろうなぁ、と ) [Thu 17 Jun 2010 23:40:03]
艶子@猫 > ( ずぶ濡れの身体はナッキーの服を濡らしてしまうかもしれないけれど、それでも抱きつかずにはいられなかった。マントに包まれ抱き上げられながら、私は尚もうるんだ瞳で見上げる。ああ、この温もりも懐かしい気にさせてくれる。 ――だが、チャンスだ!ナッキーならば、私だと気付いてくれるかもしれない。 ) にゃ…っ!にゃぁ…! ( 必死に訴えるが、相変わらず出る言葉は「にゃあ」だけである。猫は頭を撫でられながらにゃあにゃあ騒ぐばかり。撫でられるのを嫌がっている、という訳ではなく――。 ) ( そしてどうやらけろべろすも迷子になってしまったらしい。生憎、あいつの姿は見かけていない。だが、問いかけられたのならそれもチャンスだ。私は首を横に振って、明確に「知らない」とアピールしよう。そうすることで、人間の言葉を理解していると相手にまず思わせるのだ…! ) [Thu 17 Jun 2010 23:30:24]
ナキア > … ( ネコさんと、視線が合う。 普通のネコさんならそのまま暫しじっとみつめ合っているか、視線を逸らさないようにしながらもぴゃっと逃げていそうなところだけれど、 )  ―― わ、 ( 近寄って、体を摺り寄せるではなく ) わ!? ( 抱きついてきたネコさんに ちょっとびっくり、体を揺らして )  … えぇ と、 ( とりあえず、傘を肩に乗せて 羽織っていたマントを外し。 それに包んで、抱き上げてみようか ) ( ぱちくり。 不思議そうにネコさんを見つめて首を傾げながら もしかしてライカニアさんなのかなぁって人間らしい仕草に思う ) どうしました、寂しかったんですかー? ( よしよし、頭を撫でようか。 ) 迷子さんですかねぇ? ウチのけるべろすも迷子になってしまって、捜しているところなのですよぅ。 ( こんな雨の中なのに。 黒い犬、みませんでしたー? 等と尋ねたところで、魔女は動物の言葉を理解することは出来ないのだけれど ) [Thu 17 Jun 2010 23:21:50]
艶子@猫 > ( ――その時だ。雨が止んだような気がした。けれど、止んだわけではない。誰かが私に傘を差し出したのだ。聞いたことのある声に後ろを振り返り、見上げればそこに居たのは――。 ) にゃ…。 ( ナッキーだった。 もし猫が涙を流さないのだとしたら、多分雨が目に入ったのだろう。猫はそこから逃げる事無く、目を潤ませ、ずぶぬれの身体で少女の足元に抱きつこうとした。前足を使って器用に抱きつこうとした。ノラか迷子かといわれれば後者になるのだろうけれど、幾ら迷子の猫でも涙ぐんで抱きついたりはしないかもしれない。弱っている時に普段から母ちゃんと慕ってる相手に不意打ちで出会ったから、多分胸が一杯になってしまったんだろう。 ) にゃ… うにゃぁ…。 ( 猫の鳴き声はどこか悲痛で、泣いているかのように聞こえるかもしれぬ。 ) [Thu 17 Jun 2010 23:08:33]
ナキア > ( 振り返れば其処には魔女の姿―― 貴女を猫にした魔女さんではないけれど、 ) ノラさんですか? それとも、迷子さんー? ( 前者であれば、すぐに傘を抜けて逃げていってしまうんだろうなぁ、と ほんの少し残念に思いながら、首を傾げる ) [Thu 17 Jun 2010 23:07:01]
> ( けれど雨があがったわけではない。 雨が止んだのは、猫の頭上だけだ。 背後からひょぃと差し掛けられた、傘のせいだ )  ――― ずぶ濡れですねぇ ネコさん。 ( 豪雨の中、落ちるのはのんびりとした声 ) [Thu 17 Jun 2010 23:01:49]
お知らせ > さんが入室されました。 『( ふと、雨が途切れる )』 [Thu 17 Jun 2010 22:55:53]
艶子@猫 > ( ちっくしょう、馬鹿にしやがって。私は艶子だぞ、豪天寺艶子だぞ。今まで沢山活躍して、色んな人を助けてきた。そりゃあ、失敗することもあったけれど、それでも私は自分の出来ることを精一杯やってきたつもりだ。その私がどうしてこんな目にあわなくちゃならないんだ。 ) ( 徐々に猫の足取りは遅くなる。体毛が水を吸って酷く重い。気力が削がれていく。もしかしたら永遠にこのままなんじゃないかっていう不安がぐるぐる渦巻くのだ。そんなの嫌だ、そんなの嫌だ! ) [Thu 17 Jun 2010 22:51:21]
艶子@猫 > ( 今日は君影の家にずぶ濡れの状態で帰ることになりそうだ。こんな雨の中を出て行く猫なんてそうは居ないんだろうが、私にはどうしても出て行って私の身体を捜さなければならないのだ。ずぶ濡れの身体を君影に拭かせる事になるであろうことを思えば、済まない気持ちで一杯になるが…。 傭兵ギルドへも顔を出してみたが、生憎リコの姿を見かけることは無かった。しかし、かつてはお姉さまと慕ってくれた――いや、今でも慕われているが――リコとはいえ、やはり私だと気付くのは困難だろう。では誰なら気付いてくれるのか?ジャスティス様?アイリ様?レイ?或いは今この街には居ないが、アレックス? ――やはり、どれも難しい。 ) うにゃぁ…! ( 視界がじわりと滲んだが、猫も涙を流すのだろうか?どのみちこの雨では目から何が毀れようとわかりはしない。雨が目に入っただけかもしれない。 ) [Thu 17 Jun 2010 22:39:51]
艶子@猫 > ( 石畳がぬれているせいだ。 ) ( もしかしたら奴はヴェイトス市の外に逃げてしまったのでは?そんな最悪な予感を振り払うように首を振り、私は雨の中を行く。しかし、この豪雨では視界が悪い。私の姿がそこに居たとしても、ある程度近づかなければ気付くことは出来ないだろう。 畜生!何で私がこんな目に…! たかがちょっと、帰るのが遅くなったぐらいで…!そういえば、あの魔女の家はどうなったのだろう。恐らくはあの魔女の仕業だと私は思っているのだが…。 ) ( 豪天寺艶子の身体は、今後多くの人の命を救う英雄の身体だッ!そう、もはや私一人のものではないのだッ!それを、それを…! ) にゃっ!? ( すぐ傍を駆けていった男の足が水溜りを跳ねさせ、それが顔に掛かる。追いかけて抗議してやろうかと思ったが、猫が抗議したところで通じないだろうし、もともとずぶ濡れだから大した違いは無かった。 ) [Thu 17 Jun 2010 22:25:49]
お知らせ > 艶子@猫さんが来ました。 『 足が滑って転びかけた。 』 [Thu 17 Jun 2010 22:16:21]
艶子@猫 > ( 私は私の姿を捜し求めて歩いていた。猫になってからもう何日目だろう?こうしている間にもあいつは私の身体で好き勝手やってきるのだ。本当に何をするかわからない。もしかしたら全裸であちこちを歩き回っているかもしれないし、人前で用を足したりしているかもしれないし、パワフルな身体を手に入れたのを良い事にレイ・シェリダンが10人居ても持ち上げられないような重いものを持ち上げようとして腰を痛めているかもしれない。力の加減がわからないとそういう失敗をしてしまうものなのだ。とにかく、一刻も早く見つけなければ。 ) にゃーっ! ( しかし私は早くも激しい雨に心が折れそうだった。全身ずぶ濡れになった猫が悲痛な鳴き声を響かせるが、その鳴き声すら豪雨の音に飲まれてしまう。行きかう人影も殆ど居らず―― 私の身体を奪った奴もどこかで雨宿りしているのかもしれない。 ) [Thu 17 Jun 2010 22:10:15]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 激しい雨に打たれながら。 』 [Thu 17 Jun 2010 22:04:43]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――Amazing!』 [Wed 16 Jun 2010 22:18:00]
カイン > (この後も、更に戦いは続く。 如何にして髑髏面の怪人は吸血鬼を滅ぼし、囚われのヒロインを救うのか。 次回もまた同じ時間、同じ劇場で――は『アイゼンリッター』の頃のお約束だったが、今回は長編の一本のみ。 じきに観客達は、この物語の決着を眼にする事になるが、なればこそ自身の活劇を目に焼き付けて貰わねば。 目指すべきは、Coolでも、Stylishでも、Beautifulでも、ましてやVIEWTIFULでもない。 ただ只管に――) [Wed 16 Jun 2010 22:17:46]
SPECTER > (黒い影が、覆いかぶさってきた) [Wed 16 Jun 2010 21:59:34]
SPECTER > (唸る剣戟、交わる刃。 外套を翻し、か細い足場を頼りに、蜻蛉を切ってのける。 剣殺陣それ自体は上手く無い――専門は徒手空拳だ――が、こうした活劇は十八番も良いところ。 切られ役で培った経験だって伊達じゃあない。 それに何より“実体験”が物を言う。 相手の繰り出す鋭い突きを紙一重で避け、切り払い、跳躍。  その姿が、暗闇の中に消える。 落ちたかと嘲り声を上げる吸血鬼に対し、いいや、と低い声が返ってきた)「何処だ、何処にいる!」(声は応える)――お前の思っているよりも近くだとも。(――吸血鬼の真上から,) [Wed 16 Jun 2010 21:59:23]
SPECTER > 「お前を殺した償いをしよう」(自分の優位を信じて疑わない。 美麗かつ鋭利――氷のようなという表現が適切な、青白い肌をした美丈夫が歌うように告げる)「私と手を組むんだ、スペクター。 私はお前が失った……いや、それ以上の全てを与えよう。 富、名声、権力、他にも望むものがあれば何でもだ。 ああ、彼女も――私の娘もやろう! 私にとっては何の価値もない役立たずの混血児だからな。 その代わり、私の対抗馬を殺して欲しい。 もちろん人間じゃあない、吸血鬼だ! どうだ、悪い話じゃないだろう?」(鎖で縛られ、時計の針に吊るされた娘が、苦しげな声をあげる。 それを虚ろな眼窩で見つめて、髑髏面の怪人は否と、静かに首を左右に振った)――お前は私を殺したのではない。 私を作り出したのだ。 あの晩、お前が戯れに望んだ通りに。 (もしも彼に唇があったのなら、彼は微笑んでいたことだろう。 その声は地の底を吹きぬける風のように低く、冷たく、そして何処までも響き渡った)――これがその結果だ。 満足したか? [Wed 16 Jun 2010 21:36:24]
カイン > (舞台の上に築かれた、時計塔文字盤部分のセット。 『SPECTER』の終盤、一番のクライマックス。 一人の平凡な男の人生を破壊しつくした吸血鬼を相手取り、骸骨の仮面を被った怪人が剣を手にして立ち向かう。 吸血鬼狩人であり、ダンピールである悲劇にして虜囚のヒロインも忘れてはいけない。 手に汗握る展開は観客の目は舞台に釘付けとし、全ての決着に至るまでの過程を固唾を呑んで見守らせる事だろう。 仕掛けは流々。後は結果をごろうじろ。 ――――先達てのVGCで、知り合いの少女が見事グランプリに輝いた事もあって、ここ数日のカイン・グレイホークの動きは冴え渡っている。 だが、理由はそれだけではない。 自覚しているのだ。 『迷宮』事件に手を打たない自分、その黒幕に対する鬱憤を、こういう形でしか誤魔化せないという事は) [Wed 16 Jun 2010 21:17:30]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――劇団ツァラトゥストラ』 [Wed 16 Jun 2010 21:11:07]
お知らせ > マリアさんが退室されました。 [Wed 16 Jun 2010 12:33:47]
マリア > (けれど次回の舞台までに、優先してやることは他にもあるのだ。一度忙しい団長を捕まえて相談してみようかな、と思いながら。) (体が温まってくるとぺっとりと雨の日らしく汗を掻いた。額に張り付いた前髪を右手で横に寄せ。) 10分きゅうけいーー! (ぱん ぱん と2度手を叩いた。) [Wed 16 Jun 2010 12:33:43]
マリア > (踊り子たちに教えるのと違って、役者の彼らの技術には差が大きい。演技や歌は熟練しているけれど、踊りは初心者だという人も多い。 何度かグループ分けして集めてレッスンを行ったけれど、やっぱり数回の弱点強化レッスンで全体のバランスが取れるわけなく。 隅で心細そうに周りを見回す役者を目の端で捕らえながら、もう何度か基本の見直しをやったほうが良いだろうかと考える。) (ステップを踏みながら、前後左右に立ち位置を移動するように指示を出し。) [Wed 16 Jun 2010 12:28:37]
マリア > (団長は宣伝やら衣装合わせやら音響やらで走り回っている。張り切っていたファッションショーも学ぶことが多かったようで満足そうだった。 彼女を除いた団員のほとんどがここにいて、今は仮の振り付けを教え始めたところだ。集中力を散らす前に、きりの良いところまで進めてしまいたい、と思いながら、踊り子は前後に2列に並ぶように指示を出す。) (女海賊役の幼馴染には別の振り付けを覚えてもらうから、彼らは今みんなバックダンサーだ。 分かりやすくて単純で、それでいて団体で踊ると迫力のある、力強いジャズ。) [Wed 16 Jun 2010 12:20:12]
マリア > (邪魔にならないように高く結った髪が重いのは、雨の気配を吸い取ったせいだろう。さわさわ降り続く雨と、しっとりと気だるいうっとおしい空気。 キャミソールから出た背中にくっつく髪を手で払って、半分ため息混じりに息を吐き出した。) (雨の日は、ほかの日に比べて無条件にやる気が出ない。とくに踊らなくてはいけない日には。) (幼馴染の劇団は大きな公演が近づいてきて、こんな雨の日でも団員は休むことなくレッスンに顔をだしてくれる。人数が多すぎて室内の僅かな空間では納まらず、表の乾いた場所を探さなくてはいけないくらいに。普段な雨だから休み、といってしまうところだけれど、彼らのきらきらした表情に出会うとそんな考えすら忘れてしまう。) [Wed 16 Jun 2010 12:08:20]
お知らせ > マリアさんが入室されました。 [Wed 16 Jun 2010 11:54:50]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 [Wed 16 Jun 2010 01:21:02]
霧子 > ThunderBlitzRoaring ! BurningSplashEnergy ! VolatileDangerousArticles ! ThunderBlitzRoaring ! BurningSplashEnergy ! VolatileDangerousArticles ! [Wed 16 Jun 2010 01:20:50]
霧子 > Honor student Diplomatic person Good child Hello how are you?  Often look into the glass and look you ? As for the hairstyle, suitable badness passes.  ( 優等生 八方美人 いい子ちゃん 元気かい? ちょっと鏡覗いて見るといい そのヘアースタイル格好悪い ) In a word, no do matter of the reason. ( 要するに私が言いたいのは ) I don't think about an extra thing. I don't eat the unpalatable food. I don't permit the fellow who obstructs it. I'm unpleasant to end the idea this and that. I run through by extra-rapid !  ( 高速で指を動かしながら声を鳴らし、ステージ手前に駆けだしてジャンプ。 雨で滑るフロアーを一番手前まで滑りながら前髪の雨粒を払い、可能な限り遠くまで届くようにお腹の底から声を出す。 ) [Wed 16 Jun 2010 01:19:04]
霧子 > ThunderBlitzRoaring ! BurningSplashEnergy ! VolatileDangerousArticles !  oh, I don't think about an extra thing. I don't eat the unpalatable food. I don't permit the fellow who obstructs it. I don't worry the downpour. I'm unpleasant to end the idea this and that. I run through by extra-rapid !! ( 余計な事は考えない 不味い飯なんか喰うわけない 邪魔する奴は許さない 雨降りなんて気にしない あれこれ考えてるだけでじゃ意味が無い 私は超光速でブッ飛ばすんだ ) ThunderBlitzRoaring ! ThunderBlitzRoaring ! ThunderBlitzRoaring ! ThunderBlitzRoaring ! [Wed 16 Jun 2010 01:06:29]
霧子 > Get psyched up more yell! (気合い入れて声出せ!) ( 呼び掛けに応じて観客の声も大きくなっていく。 こんな雨の夜にずっと残っているような連中は余程こういう場所が好きな部類の人間だ。 程良く体温を上げた所でバックバンドに手を振って、はじめよう、と合図。 ) Then, let's go okay. (オーケイ、それで行きましょう) ( 観客の声とバックバンドの激しいドラムが混ざり合い、演出の照明が黒いゴシックドレス衣装を照らす。 機械の様に精密に早く、細い指がギターの弦を弾き始める。 雨避けのルーフが半分役に立たなくてステージまで雨粒が飛んでくるけれど、熱が入ってしまえば気にならなかった。 丁度良い熱さましだ。 ) [Wed 16 Jun 2010 01:00:58]
霧子 > Don't you have the motivation moron ? ( 止まない雨の中、芸能横町屋外ステージライブは続く。 芸能ギルド所属の数人の楽師とシンガーが集まって定期的に催されるライブで、まだまだ新米の部類に含まれる霧子はソロライブなどよりもこういう催しに加わる機会の方が多い。 既に1年程出演し続けているライブで、幾らか顔を覚えられてはいるものの、短すぎる淡白なパフォーマンスと愛想の無さ、異常な早さのギターの早弾きと叫ぶようなボーカルという極端なキャラクター性は相変わらず好き嫌いが分かれるようだ。 ) Get psyched up more yell !! Don't be a party pooper. Or are you saying it's your seriousness? ( 雨に濡れびしょびしょになっても未だステージを囲む観客達に向けて呼び掛ける。 日頃殆ど言葉を発さないが、ステージの上から呼び掛ける言葉は数少ない霧子の自己主張。 ) [Wed 16 Jun 2010 00:52:00]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『Get psyched up more yell !!』 [Wed 16 Jun 2010 00:41:00]
お知らせ > イェルクさんが退室されました。 『(横丁で講義しても私は他の事に夢中できいてられないもん。 あ、あの楽器なんていうんだろ、)』 [Mon 14 Jun 2010 23:32:31]
イェルク > ( ―― あの魔法陣の見方が、私とメルビルおねぇちゃ… セブルラキス先生とでは違っていたように、 )  … ( 私と師匠とじゃぁ、横丁の見え方は違っているンだろう。 ) ( でもたまにはこう、 そうだね、って私の言葉に頷いて欲しいのになぁ、 ) [Mon 14 Jun 2010 23:30:20]
イェルク > ( 音楽というのは錬金術とも関わりのあるもので、件のセンセイの魔法陣にもその原理は用いられている。 けどまぁ、ここに在る音が錬金術的にどうとかなんて、全然考えてないし考えることだって出来ない。 センセイみたいに歌や楽曲から錬金術の研究の構想を得るとか練るとかなンて、私には到底無理なはなし。 というか、センセイのその横丁の楽しみ方はなんだか若干間違っている気がしないでもない ) ひとそれぞれ、なンだろー けどー …、 っ ( 今の演奏凄かったね、ってちょっと興奮気味にセンセイに同意を求めて見上げたら、ハインリヒがどうとか第三がどうとか言われた私の混乱っぷりったらない。 ) ( 少し喉が乾いた気がして、出店でキャロットジュースを購入した。 今日は、ちゃんとお金落とさない、よ。 ) [Mon 14 Jun 2010 23:24:14]
イェルク > ( 鑑賞の仕方だとか、有名なひとの名前だとか。今どんなイベントをしているかとか、 ) ―――― … ( そういうことはぜんぜん詳しくないし知らないけど、この場所は好きだ。 お気に入りの芸人さんが芸を披露しているところに出会えるかどうかは、ほんと、いつだって運次第。 でも、ただ歩いてるだけでもなンだか楽しい。 ―― いろんな音や声、色に匂い。 昔は遠かったそれが一々新鮮に思えて、思わず石畳を踏む足取りが軽くなる ) [Mon 14 Jun 2010 23:02:57]
イェルク > ( センセイのおつかいに横丁へ行くのは、好きだ。 正確には、おつかいの終わったあとのこのキモチと、おつかいが終わってからの、何をしようかなっていうわくわく感が。 ) もくもく くもさんは、 ちょっと残念だけ どー… っ、 ( 空を見上げて、それでも声の弾みが消えることはない。 最近雨がよく降るし、ぱっとしない天気。 今日もまた雨が降り出したらどうしようかなぁって、そンな思いがふと過ぎるけれど、通りを歩いているうちにすぐに過ぎ去る。 ) [Mon 14 Jun 2010 22:47:11]
イェルク > ( ぺッこん、お辞儀。 お礼を告げて、テントを辞した。 ) ん…、 とー… っ、 ( 軽くなった荷物と、ポッケから取り出したメモ。 確認すれば、今日のおつかいが終わったことを知る。 工房から出た時には塞がっていた両手が今はどっちも空いていて、手持ちの荷はぬいぐるみみたいな、背中の白いウサギさんリュックだけ。ちなみに師匠――センセイのお手製である。 )  … ぇへへ、 ( おつかい、おーわり。 ) ( そンなことが、なんだかとても嬉しくて。小さな達成感を噛み締めながら、メモをポッケに直そう ) [Mon 14 Jun 2010 22:39:02]
お知らせ > イェルクさんが来ました。 『 ありがとーございまし たー っ、 』 [Mon 14 Jun 2010 22:23:49]
お知らせ > レェナ@V,G,Cさんが退室されました。 [Sun 13 Jun 2010 03:28:07]
レェナ@V,G,C > (皆で手を叩き、お祝いの言葉を口々に。やっとコトを把握した彼女に絶え間ない拍手を。 そのまま、グランプリインタビューに耳を傾けようか。) [Sun 13 Jun 2010 03:26:58]
お知らせ > テレサ@V.G.C_さんが退室されました。 『(どんな表現かはもう自分でもなんだかわからないけど、伝わりやがれこの熱い想い!!)』 [Sun 13 Jun 2010 03:24:54]
テレサ@V.G.C_ > (まぁ四方八方から浴びせられるおめでとうが最大の説明になるわけだが。 反応その他で自分である旨再確認すると、幸せっぽい物とかを抱きしめるように肩ぎゅーっとエア抱きした。) やたーッ――――☆(その場で勢いあまって1回転くらいする。 見苦しいくらいに喜んでるけど仕方ないよね。 誰でも知っている美の意味だけど、それを巡って有史以前から競ってる物なんだ。例え最大じゃなくて最躍進でも、嬉しいじゃん!) 感想・・・感想ってなんだっけ!  えと、ありのまま、思ったことだけを話すよ!(拡声器でもあれば面白い状態を余す所なく伝えられただろうけど。司会側=ステージ側、振り返って声を振り絞ろうか。) いろいろ爆発するくらい嬉しいですありがとう―――♪ [Sun 13 Jun 2010 03:24:33]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが退室されました。 『『おめでとうございますテレサ嬢! 今の感想を一言ッッ!!』(どうぞーッッ!!)』 [Sun 13 Jun 2010 03:15:48]
ヘカテ@V,G,C > (ぱあッと明るくなる照明。ステージに投げ込まれる一輪巻きの薔薇の花。ソイツぁ夢まぼろしじゃなく現実のものだと認識を手助けさせよう。他のモデルさン達も「きゃーッッ」てぇ盛り上がる。お互いに抱き付いたり手を打ち鳴らしたり、薔薇ッ娘も一緒になッて団子になッたり。誰も不満を唱えたりしない、誰も口を尖らせない。綺麗な「おめでとう」の祝福。綺麗な「凄いね!」の言葉。喜びに澄ンだ瞳と澱みないお祝いがそこにはあッた。綺麗なのは、美しいのは、彼女達の外見だけじゃぁなかッたンだから、)(だけどテレサ嬢はきッとテレサ嬢だけじゃない。彼女の美は麗はマヤウィ嬢でありヴィヴィアン嬢でありレェナ嬢であり、たくッさンのモデルのお嬢さンでもあるンだ。ココに集う全員の美しさを冠したV,G,Cベスト=ファッション=グランプリ。ソレが意味するところが何の“負け”でも“勝ち”でもないてぇそンなこたぁ、きッと誰でも知ッてるはず、)(蒼薔薇女も濡れきッたグラマラスカァルを後ろに払ッて、祝福に包まれるテレサ嬢に駆け寄ろう、あぁマイクなンてな無いけれど、できればその手をギュッと握ッて会場側に向かせたい、) [Sun 13 Jun 2010 03:15:33]
レェナ@V,G,C > (ステージに出揃えば、MCが入るのが聞こえて。 あぁ、終わってしまうのだと肌に感じるだろうか。 自分の目的も達成したし、申し分のないくらい充実した時間も過ごせた。 舞台に立つ上で色々勉強になったしで一石二鳥。 劇団のメンバーもよく頑張ったと言ってもらえるだろうか。) ・・・――――  (グランプリの発表を聞けば、わっと会場と一緒に沸きあがるだろう。初日からのインパクトか、現在への変貌振り。なによりとっても素敵だった。彼女がグランプリで文句など出ないだろうと思って。 混乱してるような表情をした彼女に、他のモデルさん達と一緒に拍手をしながら「おめでとうっ」と声をかけるだろう。) [Sun 13 Jun 2010 03:04:33]
テレサ@V.G.C_ > ・・・こう並ぶと壮観だなー。(素体で見劣りしてしまうからちょっとその部分だけは気恥ずかしげだが。 ドラム&静かになる段階で、そういえばあったっけね、大賞―――なんて思い出す。 自分には蚊帳の外的であったところ―――) ――何さら判らんこと言うとるべさ。(一秒目、事態把握困難。なんか訛った。 で 2秒目、名前および獲得賞名認識。 なおも混乱――) え、っと・・・・・ え、私?! が、何?(周囲を見回して何がどーだか認識しようとしてる間に、頭の上に花の冠がのっかった。) そうだ、 せつめい、せつめいを求めるよ・・・!(とりあえず祝われてるのは判る! けど、突然すぎて、ねぇ? 顔に嬉しさが浮かぶまではたっぷり1分くらい掛かるんじゃないかな!) [Sun 13 Jun 2010 03:01:06]
ヘカテ@V,G,C > 『第一回V,G,Cベスト=ファッション=グランプリは―――、ヴェイトス大学魔術科、魅惑の彗星テレサ嬢おぉッッ!!』(わぁぁ――ッッといッぺンに沸き上がる会場の勢いと共に、割れンばかりの拍手がファンファーレに負けないぐらいに響きわたろうか。スタッフが一人、大きな歓声を上げながらステージに駆け寄り、薔薇をつづッた花冠をテレサ嬢の頭に乗せようとするッ。おめでとう、アンタがグランプリだヨ!!) [Sun 13 Jun 2010 02:54:00]
ヘカテ@V,G,C > (華麗に様変わりした、或いはステージ衣装を着けたまンまのモデルッ娘さンらが次々にステェジに上がれば、会場は人気歌手のアンコォルもかくやてなぁ歓声に包まれようか。彼女達の纏う雰囲気、ホント、ショゥに必要な要素“解ッてる”てぇ感じがする。薔薇ッ娘らはあくまで裏方だから必要以上の身づくろいぁしてないし雨に濡れて自慢のメイクもちッとばッかり落ち気味だ。そンでもピシッと居並ぶ連中の笑顔は崩れやしない。ココに来てシケた顔なンざしてられないよネ! ぴゅぅぴゅぅと口笛の音。スタンディング=オベーションが濡れそぼりのお客席の端から端へと広がッてく。女のMCなンか殆ど聞こえやしないぐれぇだ、)『――皆々様、いかがでしたでしょうかッ、第1回開催となりましたヴェイトス=ガールズ=コレクション! ヴェイトス市と言う華の都の持つ美しさを、存ッ分に堪能されたかと存じ上げますが、V,G,C、惜しまれながらもコレで仕舞いと相成りますッ! ――さぁ、この後はいよいよV,G,Cベスト=ファッション=グランプリが発表されますッ! 5月から始まりましたショーは三日ッ、これからいよいよッ、いよいよッッ、今年ヴェイトスを代表する薔薇と月の女神が発表されますッ…!!』(女の拳を廻さンばかりの意気ごみに、しンと会場内は静まろうか。あとに来る「その一瞬」を待つヨな間合いの持ち方。最初は小さくそして段々と大きくなるドラム=ロォル。小刻みの振動だけが軽く雨打つ舞台に響いて、すすッと照明が落ちりゃ、一瞬、二瞬の溜めが少々、) [Sun 13 Jun 2010 02:51:47]
レェナ@V,G,C > ( 自分の方は時間がそんなにと思って。やっぱり遠慮しますと、丁重に。  ) そうですね っ (楽しかった。本当にと笑いながら。待ちの時間を楽しく過ごして、いつの間にか疲れも忘れるだろうか。 呼ばれたのに気づけば、テレサ嬢の方へ向いて頷くだろう。もう素の自分で、ただただ楽しむために。「どうぞっ」の声に最後まで楽しく、そうして大勢のモデルさん達と舞台上へ向かおうか。) (大勢のお客様の前で思いっきり手を振って、テンションがおかしいくらいに高い。 自然に笑いながら、きゃっきゃとはしゃごうか。) [Sun 13 Jun 2010 02:39:31]
テレサ@V.G.C_ > (着る時と違って脱いでカジュアルに着替えるだけだから時間的には簡単だ。 ちなみに墜落にふれなばねこられることもないのよ。 今は。) だよねー♪ リラックス用に謎の霊薬とか支給するくらいのカヴァーが無いとしんじゃいそーだ。まぁ楽しかったけどね! ありがとうー!(話し出すと止まらなくなる性であり、一つの言葉には二つの解答と無数の形容詞がついて回る。 にへー&手ひらひら。) ・・・さて、お呼ばれしたし行こうかー☆  でももう気取らないよ?(着替え終わればくるり一回転、いつものモーション&ステップに上書きされた楽しげな若者歩行で、招きに応じようか。 こういうショーはやっぱみんなでにぎやかすよね!最後は!)  ――都会を感じるねー!(観客側に大きく手ふったりしながらこお勝手かつ元気に。) [Sun 13 Jun 2010 02:27:47]
ヘカテ@V,G,C > (胸が熱くなる。アタイはこの高鳴りと随分ごぶさたしてたンだ。たッた10歳未満の花齢の中で、なンて勿体ない事してたンだろぅ、) 『――ありがとうございますッ、皆様、ありがとうございますッッ!! 月をまたぐこと三日間、余すところなくご覧頂けましたでしょうか、ヴェイトスが都の美の共展ッ!それでは優勝発表を前に、最後に、本日出演して戴いたモデルの皆様に今一度ステージに上がッていただきましょうッ!』(「どうぞッ!」てぇ、額に汗した蒼薔薇女が舞台袖へ手を延べようか。パッと白灯りがともり、わーッとフラメンコドレス姿の薔薇ッ娘らがラインを作ッて、涙ぐンだヨな満開の笑顔で立ち並ぶ、) [Sun 13 Jun 2010 02:22:22]
ヘカテ@V,G,C > (スポンサーさンと言えばさッき貴賓席に“Tozzi”のパトロンのお嬢さンを見た気がする。残念ながら本日ぁ“ツァラトゥストラ”のご面々ぁまだ見てないが、来てくれてるか観てくれてるかに違いないたぁ勝手に思い込ンでる薔薇女。お望みならキッチリ保管してある衣装も髪飾りも自在にお持ちする所存よネぃ、)(ファイナルショーは滞りなく進み、続いて2人目、3人目とランウェイをモデルさンが歩むつど演出は千変万化だ。蜂に光源の石の欠片ぁ持たせて周囲を飛ばしたり、天蓋から香水の霧を薄く吹きかけたりと様々に。途中で歌手のアカペラ=ライブを軽く挟ンだりもして、やがてぁ目に彩なショーもいよいよ終幕に近付く頃合いにもなるだろう。湿ッていても熱気は渦巻くから空調は最悪に近ぇだろうが、お客席の顔はどれも興奮と感動の色に染まッてる。この色をくれたなぁモデルさンらの美しさだ、その本質の持つ品と麗だ、) [Sun 13 Jun 2010 02:20:29]
レェナ@V,G,C > (戻ってきたところで、声をかけてくれたテレサ嬢の方を見て。) お疲れ様です  、なんだか凄く緊張しましたっ (へなり。笑いながら答えようか。 なんだかまだショー自体は終わっていないのにどっと疲れたようで。大きく息を吸ってから、 そちらはとても素敵だったと、続けて。) え? やや、 うちは その  (初日の衣装を勧められればどうしようかと。ファイナルを飾るには地味な気もするが、 最後に駄目押しで宣伝するのもあり?なんて脳裏をかすめましたよ。 うーん、なんて考えながら。 最後のほうで間に合いそうならいっそ着替えてしまおうかと思ったり。) [Sun 13 Jun 2010 02:10:20]
テレサ@V.G.C_ > (あのぐらいアピールがあっても良かったのかもしれないなぁ、とか。 本番は見てると色々参考になるよね。学校で美人コンテストでもあったら狙ってみようかしら。)おつかれさんー? どうだったー?(衣装到来を待つ間、戻ってきたレェナさんに軽く挨拶でも。 コレ疲れるんだよね妙に。)お、さすが! さんくす! もうコレを元に明日からキャットストリート通うね!(差し出された新品同様の二日目版装束に満面の笑み、一段楽したら早速着替えちゃおうかな! 異性の目はないだろーし場所は此処でも大丈夫だ。スポンサーさんは行ってないかとか確認しさえすればOK。) [Sun 13 Jun 2010 01:59:37]
ヘカテ@V,G,C > (「大丈夫でやす! テレサお嬢さンも激・イケてやしたッす!!」(*握り拳)「ねこッてても格好良かッたッす!!」(*ビシとサムアップ)「ねこる!?」(*ビビリ)、テレサ嬢の周囲で交わされた会話はこンな感じだ。誰かが裏事情を知ッている模様、)(裏じゃ締めてるとこぁ締めてるものの、ステージに対して惜しむヨな金の使い方ぁない。例えばモデルさンの衣装がウェディング=ドレスなら婚礼のパターンソングになッてる「蝶々」を演奏して貰ッたし、会社の背の高い娘にモーニングで男装させてエスコォトぐらいやらせた具合ヨ。その代償に社員全員の1日摂取栄養量が砂糖水一杯になッてたとて…ッ、)ランウェイ上じゃレェナ嬢が、その大きな瞳を向け仕草を一挙するたびにおぉッてぇ歓声が上がろう。旋回すればささやかに散るか雨粒さえ慈雨みたいに輝いて、会場全体に憧れが膨れ上がる。いッたン止ンだ拍手は彼女の退場と共にその華奢な背中を追い掛けてこよう、)『――流石にヴェイトス=ガールズ=コレクション最終日ッ! どの華も何にも引けを取りませンッ!! さぁ、どンどン参ります、続きましてはッ、』(の、ヨに順調にショーは進ンでいッたろう。テレサ嬢に二日目の衣装を聞かれた薔薇娘は、すぐに走ッて戻ッてきた感。大事に畳ンでアイロン掛けてしまッておいたレッド&ブラックの衣装を大事に抱えて紅潮した笑顔でテレサ嬢に渡せば、ソレを見てた別の娘がレェナ嬢にも振り向いて「レェナお嬢さンも“カミラ”着ます?」なンて、悪戯ッぽく水を向けたり、) [Sun 13 Jun 2010 01:54:15]
レェナ@V,G,C > (単独で進む道のり明かりが舞い降りて、濡れたランウェイがキラキラして見える。 すごい演出力と、心の奥底でおもいながら、先端までやってくれば、くるり 濡れた足場に着お付けながら回ってポージング。最後に振り返り際に小さく客席に手を振って。 続くMCの紹介に、こっそり素で恥らって へなり笑って背を向けようか。 意気揚々とサイドのお客様にもスカートの端をつまんでのご挨拶。ステージに戻れば、もうひとつポージングを残して退場しようか。 気持ちのいい緊張感のまま袖口まで戻れば、大きく息を吐こうか。 ) はふーーー。  (なんとかやりきったと。 ) [Sun 13 Jun 2010 01:45:43]
テレサ@V.G.C_ > 女優さんかー・・・本職はやっぱりかっこいいよちくせぅ。(すれ違った際に目を引かれた軽快な挙動と活気に溢れた笑顔はやはりこういう場所でも綺麗に緊張/仕事をスイッチできる訓練のなせる業なんだろうなぁ。 とか。こっちは付け焼刃だ。 やり遂げてから人のを見ると、こうすればよかったが沸きすぎて怖い。 でも見ていくと決めてるけど。) あ、悪いんだけどさ―――二日目の奴って、ある?(熱血っ子に傅かれるのは悪くはないが、それだったらちょっとだけ我侭もいってみちゃおうかな! 濡れたし重いし衣服のためにも着替えたし。着てられるの今のうちだし、最後に挨拶なり全員で顔見せなりがあるとしたら、素に一番近い姿で出たいしね。) [Sun 13 Jun 2010 01:33:40]
ヘカテ@V,G,C > (テレサ嬢を迎える薔薇ッコ達ゃ献身的に彼女の世話をするはずだ。乱れかけたウィッグを直したりコロンを差し出したり。綺麗なもの・可愛いものに対する「好き!」の瞳の色ははキリバナだッて変わらない、「テレサお嬢さン、ありがとー!」ッて感涙して肩に泣き付いてくるコもいるかも知れない。みンな熱血ッ娘だからネ、ウチのコ、)(一般席の端の方はけッこう濡れちまったモンだ。それでも新しい歓声は沸くし、モデルさンの名前を呼ぶ声は消えやしない。「レェナさン、レェナさン!」て、一生懸命ぇ手を振ッてる心の炎は誰にも何でも消火できない、)(弾けるヨなリズム=ドラムと低音金管楽器だけのB,G.Mはコレもアレンジ仕様の“Romantic,Caprice”。舞台裏手の仮設テントから演奏してるンだけど、流れる曲名が全部分かッたなぁ見上げたお人だ。ヴェイトス公用語に“翻訳”しても探し難いけど、こういうポップ=チューンは見るからに可愛い「女のコ!」したドレスアップにゃ最適の曲のはず、) 『――ゴシックデザインのドレスは上品な色合いに纏めて参りました、レェナ嬢ッ! 舞台衣装のイメージが強い彼女ですが、やッぱり瑞々しい17歳ッ! 今春の「可愛い」をドレスでも完璧に着こなしているッッ―――!!』(MCと共にランウェイ近くまで一緒に進み出た薔薇娘達はスルスルと退いていこう。代わりに足元の白い魔術灯が天井に向かい、クリスタル=ビーズの燐光が上から下りてフンワリと彼女の所作を包むヨに、) [Sun 13 Jun 2010 01:29:07]
レェナ@V,G,C > (戻ってきたテレサ嬢に「お疲れ様ですっ」そして「いってきますっ」と声をかけて。自分の番だと身を引き締めるだろう。 いったん音楽がやみ、新しい音色が広がるのを耳にすれば高揚感で胸がいっぱいになって。自分のためのBGMに心が弾む。 紹介文をを聞けば緊張がもりもりてんこ盛りになることはうけあいで。 でもコレだけ言ってもらえれば宣伝効果は抜群だって、恥ずかしさを端っこに押しのけつつ拳をきゅっと握ってみる。後は最後のショーを楽しむだけ。)  では、宜しくお願いしますっ  (もう一度ダンサーさん達に声をかけて、きゅっと笑みを浮かべるだろう。 そのままぐっと歩みだそうか。)     (音楽にあわせて、弾むようなテンポの歩みで、ダンサーさん達と舞台上へ踊り出よう。 こないだのイメージは払拭するように、 楽しく 明るく 元気よく。ランウェイの手前でポージング。音の区切りで、そこからまっすぐ歩み出て、まるで踊るように進んでいくだろう。 客席に今等身大の自分らしくにっこり笑顔を送ろうか。足元の不安も、雨も、すべて忘れてしまうような、そんな笑顔で。) [Sun 13 Jun 2010 01:16:48]
テレサ@V.G.C_ > (ウィッグの髪の毛が少々乱れたが、それでも今回は転倒も墜落もなく、綺麗なままで道を歩ききれたか。 今回は今風アクセは余り使えないし、あいにくの雨のお陰で化粧と香水のスポンサーさんにはちょっと悲しい事になってたかもしれないけど―― 1日目2日目もあるし、許してもらいたい。  BGMと舞台は次のモデルさんへ。 魔女が仕掛ける恋の魔法は一夜限り、咲くだけ咲いたら、テレサはさくさくと撤退だ。) ――― ふぁいとー?(全員分BGM用意してるんだろうか豪華だな! なんて思いながら、すれ違うドレス姿に激励の言葉を一つ。 舞台袖にひっこんで視線から外れ―――) うは――、つかれたよ!何かなけなしの都会力を放出した感じ! (淑女を維持した緊張の糸そこまで。 くたーっとへたれつつ薔薇娘さんたちのタオルやら激励をうけとろうかね。あとはけんがくだー♪) [Sun 13 Jun 2010 01:07:01]
ヘカテ@V,G,C > (喋りながらクルッと軽く手元で扇を廻そう。お客席にけどられないぐらいに軽い合図はフワフワした闇の中で素早く。そしたらショーの間に銀幕のそのまた背後に廻ッた照明係が、白い魔術灯をファッといッぺンに照らし出そう。無地の銀幕ごしに背後から光が溢れるヨな演出ぶりになる塩梅。レェナ嬢のファイナルショーの衣装を聞いておッつけ取り付けた。上品な色彩のパティ=ドレスにゃ色合いの深い灯りは余計なモンだ。雨しずくの水滴の光がこういう個人演出が本日ぁモデルさンの一人一人に問答無用で付く事になッているみてぇなので悪しからず、) [Sun 13 Jun 2010 00:59:23]
ヘカテ@V,G,C > (因みに薔薇娘らが呼ぶモデルさンの総称が「●●お嬢さン」なので呼び方に他意はない感じ。無論テレサ嬢も「テレサお嬢さン」だ。舞台袖じゃ薔薇水やらタオルやら抱えた裏方が戻ッてくるだろうテレサ嬢を囲むふう、「格好良かッたですよ、テレサお嬢さンッ!!」て、きッと感激して涙目で、)(止まない拍手の中、キュートな目線を投げて舞台に向かうテレサ嬢の歩調と前後して、ハァプの音曲はいッたンヒタリと停止しよう。余韻が消えればふぅッと落ちるステージの照明。と、思えばドラムの小粋なスティック音、『1(One),2,3,4――,』カッ、カッ、かッ、)(タァン!)(さッきとは打ッて違ッて胸弾むヨなJ-POPの前奏が始まる。女はB,G,Mのプレリュードに重ねて次なる紹介を、) 『――さぁ、続きましては新たな華の登場ですッ!“女海賊カミラ”の勇麗ぶりはお客様の目に新しいでしょう、歌劇団ファンの皆様はお待たせ致しました、女優レェナ嬢は本日、ドレスでご登場でございますッッ―――!!』 [Sun 13 Jun 2010 00:58:16]
レェナ@V,G,C > (女性シンガーの歌声が響いて。キラキラした舞台は今彼女のために広がっているように、より彼女を輝かせて見せている。 袖で待機しながらその進む先を目で追って。 初日にみた彼女の姿とは別人のようだと。まばたき数回、見とれていれば、ステージダンサーさん達の声に反応するだろう。)  あっ  はいっ 。 宜しくお願いします (共演者に小声で答えながら、へこっと頭を下げて。 出る順の位置につこうか。 華やかな女性達に囲まれながら舞台での動きを頭の中で確認し、最後に衣装をささっと見直して。これで準備万端、自分の踏み出すタイミングを待つだろう。) [Sun 13 Jun 2010 00:48:57]
テレサ@V.G.C_ > (応援の声が心地よい。 雨を圧する声援がまた心地よい。それでいいのだ。物事には流れってものがある。皆に背中を押されて、上手く行ってるときはなんだって上手く行くもの! それに”魔女テレサ”は羨望をして人心を虜にするのが大好きだ。 好きな事をしている時こそ、輝くもんじゃないかな!) ・・・この御紹介だけは慣れないよこっぱずかしい! ま、良いけどね!(吹っ切れることの重要さは再三習ってきたことだ。 声援と光を纏いつつランウエイの先端までを歩き―――今宵のアクセントはちょっと芝居がかった一礼を持って、観衆に応えることとしよう。) 今宵の話題独占は私だけじゃなさそーな ――おっとと。 (水を吸っちゃうとさすがにドレスは重いし、違う意味で女性的になってしまうか。最後ちょっとふら付いたけどめげない。 舞台に向かう際には、見切りで学友の居そうな方に視線でもおくってあげようかな。) [Sun 13 Jun 2010 00:39:21]
ヘカテ@V,G,C > (危うくねこられるから、気を付けて。何、)(背景の派手な飾りはない。淡く煌めく銀幕はスポンサーのロゴを今は移さずただ背景の雨と夜を薄明かりで透かした感じに。高い旋律でアレンジされた異国のB,G,Mは“I want to meet.want to meet”と最近ハヤリの恋の歌。歌い手は清涼感の香り立つヨなメゾソプラノの女性シンガーだ。モデル嬢の魅力を最大限に助長したければ、年齢、職業、雰囲気と佇まいを参考に彩りを添えたい。今までの経験ぜンぶ活かして女ぶりを上げてきてくれた彼女にはこの音曲が良く似合ッちゃいないかと勝手に思う。思ッたとおり応援と歓声が蕾が開くヨに会場を包もう、) 『今夜はクラシカルに華開きましたテレサ嬢ッ! プリムラピンクのカクテルドレスが愛くるしさと清純さを同居させる装いですッ! これまでと違ッたドレッシーな佇まいは、彼女の新たな魅力を月下の下に明らかに致しましたッ!』(ランウェイに進む足どりと一緒にわッと拍手。引ッ込ンだにわかダンサー達は、次にステージに進ンでくれるモデルさン――、多分、順調に進めばレェナ嬢だ――、と一緒に、彼女の両脇を飾るヨにして出て来る段取りで。その為にか舞台袖の彼女の元へ薔薇ッ娘コらが集まるだろう。「――レェナお嬢さン、ご用意、宜しいですか?」ッて、一人が声を潜めて聞いてきて、) [Sun 13 Jun 2010 00:31:03]
レェナ@V,G,C > あ…、はいっ (回想シーンが脳内からこぼれたのかと、あははと苦笑をひとつ。覚悟を決めた1番手の彼女の姿を見送って、音を立てないように、舞台裏のメンツが応援の声を上げるだろうか。)(それにしても、ここの方の演出はすごいなと、クルクル雰囲気を変えていく舞台に感動を覚えるだろう。 思わず舞台人としての部分がうずきだしたのか。緊張と一緒に、胸の高鳴りも同席するだろう。そんな所でハープの音と紹介の声が耳に届くだろう。 胸を張って、ランウェイへ進む一番手の背を見送るだろう。)   [Sun 13 Jun 2010 00:21:48]
テレサ@V.G.C_ > ・・・・飛ばないよ?(首傾げつつにこりと回想シーン否定した。 ×読心術 ○決め撃ち。 最早この手の会場で自分相手に反応があった時の定番反応かもしれない。) うわーほんとに始まっちゃったよ? ウエット&なんたらって言うせくしーショーか。 こうなったら覚悟を決めるかッ。(テレサの緊張感解除に深呼吸は(たまに)必要ない。 口が動いている間は安全だ。 墜落して、遅れてきて、最後は第一走者の名誉を賜った。 舞台袖の全てに片手上げていってくるよアピールの後―― 気持ち優雅に、舞台へと歩み出る! スタッフ一同待ち受けてくれる姿は、最早主役扱いだよねコレ!) ・・・みんな見てるかな? 流石に自慢しちゃうよ今回は・・・!(少々はっちゃけた今までと違い、テーマはストレートな女性としての美しさだ。 いつもより長い髪に揺れる花飾り、控えめながらきらきらと光を反射するスカート素材とビーズ群は、逃げも隠れもさせちゃくれない。 舞台からランウエイへ、胸張っていこう。) [Sun 13 Jun 2010 00:14:23]
ヘカテ@V,G,C > (雨天候で予定が狂ッちまったなぁスタッフもモデルもお互い様てぇトコだろう。ソレでも愛想付かないでいてくれる意気が嬉しい。こぅなりゃ雨も味方に付けて彼女らの天真爛漫さを応援しよう。Hey! 女は腕を振り上げパチンと指を鳴らせばそいつが合図だ、天蓋に昇ッてるほうの薔薇ッ娘が赤・青・緑のクリスタル=ビーズを透明なソレの上にザァと被せる。ステージは一気に光量が違ッてくるだろうヨ? 雨が弾けばクルクルと万華鏡よろしく瞬く光。今宵この場にけばけばしい色は必要ない。魔術灯を押さえて天然の水灯りで彼女達の美しさが輝くンだ、)(反対の手をさッと降ろせば、唯一の弦楽器――、ハァプの独奏がムゥドを上げる。サテ前口上ぁココまでヨ、) 『――さぁ、本日、一番手はこの華がファイナルステージを飾りますッ! 一日目はラテンに、二日目はカジュアルに! そして運命の最終日はどンなふうに咲き誇るのかッ、雨灯りの中を進みますはヴェイトス大学魔術科、魅惑の彗星テレサ嬢―――ッッ!!』(シャララ、るる る、)(優しく軽やかなハァプの音に合わせ小さな鳴り物の鈴を手に手に薔薇の娘らが二列になッてランウェイの両端に並ぼうか。中央にモデルさンが進むと共に、片手を斜めに上げながら一斉に退室していくてぇ趣向の腹、) [Sun 13 Jun 2010 00:03:38]
レェナ@V,G,C > (自分の番を待ちながら、舞台の様子を垣間見て。丁度フラメンコドレスを着た女性が出たところか。 迫る出番に緊張の糸はキリキリと音を立てるようで、いつになったら慣れるのかと、心奥底でため息を連発するイメージだけがもんもんと頭をめぐる。深呼吸の意味はあるんだかないんだか。 あきらめて、辺りを見回せば見覚えのあるお嬢さんのお声が耳に入って。) あ、 ( いつぞや舞台からダイブした...なんて回想シーン。 椅子から立ち上がった彼女の姿は気合が入ってるように見えて、他のモデルさん達もそうだと感じれば がんばらねばと拳をぐぐぐっと握るだろう。)  (最終チェックというばかりに、髪をなでつけて、ヘッドドレスの位置を確認すれば何度目か分からない深呼吸を待たしてみるだろう。) [Sat 12 Jun 2010 23:56:47]
テレサ@V.G.C_ > そろそろか・・・!かかってこいー!(役者の見栄きりみたいな気合の台詞はなんだかドレス不相応では、ある。 きらきらのビーズや髪や胸元を飾る花弁の装飾等、手の掛かり方は今までの比ではない。 だが周囲を見回せば所持に地比べて明らかに気合の入ったおめかしも多く、流石にラストともなると―――)  ライバル多いなー。 負けないぜー?(近くで精神統一中らしき方向性の近い格好のおねーさん――役者なんだっけ? ――を見ても判るように、衣服のインパクトだけではだめな気がしてきた。 挑発?のんのん。 喋ってないと緊張につぶされてしまうのである。穿き慣れぬ靴の接地具合を確かめるように椅子から立ち上がって、運命の時を待とう。)  [Sat 12 Jun 2010 23:45:02]
ヘカテ@V,G,C > (雨ン中でもへこたれずに足を運ンで下すッてンなぁ、やッぱりモデルさンの魅力のせいか、どうしても個々のファンが多かろうヨ。アロエの乙女に岡惚れしちまッた少年も、スタイリッシュな魔女に骨抜きにされた男も、芸術の香り高い美少女女優の海賊ぶりに憧れた娘も、魔法少女の小悪魔的な仕草に魂奪われた連中も、みぃンな、みぃーンな、ココに集まッてンなぁ美と麗に心惹かれた人間だ。大人も子供もオネーサマも、)(シャァン、とシンバルの音と共に、舞台の両袖から滑るヨな流れで踊り子達がステージ上に交錯せン。右に4人左に4人、真紅の漆黒の金の銀のフラメンコ=ドレス姿を良く見りゃそれは本場のダンサーなンかじゃぁなく、P,Cの下ッ端の薔薇娘らだ。時間と予算の関係でプロは呼べずとも、ほとンど一夜漬けたぁ言え良く出来たダンスだろ?)『泣いても笑ッても本日が最後、最後の晴れ舞台でございますッッ! 雨粒の中で輝く数多の美女の頂点を極めしは、果たして誰かッ!? それを決定するのは本日、明日の薔薇の星を生むのは、そこにいらッしゃる貴方! 貴方の瞳かも知れませンッッ!!』(言いながらスタッフと目配せ、ソロソロ幕開けしていい頃合いかしラ?) [Sat 12 Jun 2010 23:29:55]
レェナ@V,G,C > (とうとう始まったファイナルステージはあいにくの雨。 主催側の大急処置で仕上げられた舞台は前回にもまして華やかに見えて。急ごしらえの天蓋は、雨の日なのに満天の星空のように見えるだろう。)  わぁ...   (緊張も少し忘れて、 思わず声をもらすだろう。始まりを知らせるアナウンスに、響き渡る音楽。 雨で冷えてしまったかと思われた舞台は一気に熱を持ったように感じるだろう。 )(幕内で行きかう人の邪魔にならないように、待機待機。 今日はスミレ色のボリュームのあるパティドレス。 沢山のレースがあしらわれて、ゴールドのラインとビーズがキラキラしている。ブリューム感のある膝丈スカートに白いレースアップブーツ。頭にヘッドドレスをつけて、 最後の舞台にあわせて、華やかなドレス選択して見た。)  はふ… (このステージも最後かと思うと、遠のいていた緊張感がゆっくり戻ってくるのを感じて。静かに深呼吸をしようか。) [Sat 12 Jun 2010 23:20:14]
お知らせ > テレサ@V.G.C_さんが来ました。 [Sat 12 Jun 2010 23:18:52]
テレサ@V.G.C_ > (延期かと思ったが本当に雨にも風にも負けなかった元気なスタッフ達の声を聞きつつ、どれすあっぷなう。 またギリギリかよと言うなかれ、本当にドレスなんだから。 フォーマルかつせくしーな、薄い桜色のカクテルドレスなんだから。着るの大変なんだぞ。) 重いなぁ。 スベらなきゃいいんだけど。(いろんな意味で だ。 奇抜さで駆け抜けた前二回とくらべて、今回はある意味で普通の服装だし―― 普段の格好とはまた趣きが違う違う高いヒールの靴は、下手な運動をすればたちまち左右に墜落しそうだ。 ウィッグやらメイクやら整えてもらったりしつつ、ちょっとそわそわしながらの出番待ち。) [Sat 12 Jun 2010 23:12:27]
お知らせ > レェナ@V,G,Cさんが来ました。 [Sat 12 Jun 2010 23:02:51]
お知らせ > テレサ@V.G.C_さんが入室されました。 [Sat 12 Jun 2010 22:49:29]
ヘカテ@V,G,C > 『――お待たせ、』(カン!)(雨音にさえ挑むヨに、硬いピンヒィルの音がステージに響く、)『――致しましたぁッッ!!』(腹式呼吸思いッきり、さりとて下品にならず怒鳴り声にならずにてぇ仔細に気を遣いながらアナウンス。舞台を嘗める幾筋の光が同時に走ッて、パーカッションと金管楽器が轟き渡る。雨にも負けない勇壮で華麗なマーチ。あいにくの湿気で弦楽器使いは首を縦に振ッちゃぁくれなかッたが、今なぁ「小時間なら」てぇ約束で何とか演奏をしてくれてるトランペットとトロンボーン隊だ。彼らの心意気にも応えるためにもテンポとテンション、ガンガン盛り上げてくつもりだヨ!!)『プログラムを繰り下げてお送り致しております、第一回ヴェイトス=ガールズ=コレクション最終日!! 本日は御足下の悪いなかお運びいただいてありがとうございます、皆様ありがとうございますッッ!!一ヵ月に渡るロングランでお送り致しましたが、このファッションショー、本日! ついに!! この芸能横丁でッッ!!』(染みた雨粒、キラキラ跳ね飛ばしながら女は満開の笑顔で胸を張る、)『ヴェイトス市を代表する美女が、新たなスターが、ファッションリーダーたる乙女が生まれようとしておりますッッ!!』 [Sat 12 Jun 2010 22:36:36]
ヘカテ@V,G,C > (真ッ蒼なシフォン=ドレスを纏ッた長身の女は白塗りの司会机に手を着いてみる。あン、やッぱりちッと濡れるネ。そンでもこのMC席に立つのも今夜が最後だと思や感慨深ぇや。瀬戸際の瀬戸際まで美を究めてくれた娘さンらや、惜しまず協力して下すッたご後援企業のためにも今宵今夜は外せない、)(クリップされたプログラムを捲りながら最終確認を取りつつ、観客席へ横目を走らせりゃぁ有り難ぇ、こンな天候でもある程度人が入ッてる塩梅だ。落ち着かない気配、熱気の坩堝。うぅン、いつ見ても大入りの光景てなぁ心躍るネぃ、)(女は湿ッた髪の毛かき上げて、ローズレッドのルージュの口角をニッと釣り上げ、孔雀扇でパァンと手を打ち鳴らさン、) ――いよッしゃぃ! ハニー共、集合しナ!! メディア、ミエイン、サロメ、マリーン、ガラティア、テレーズ、覚悟ぁいいかぃ!? いつもの行くヨ、 ――ア、ペルセフォネーの乙女の使命は!?(『『『月の女神のように煌めく美貌に!!』』』) 月の女神の光のご加護は!?(『『『全ての女に降り注ぐ!!』』』) 目指すはヴェイトス百花繚乱、華の命は短けど!(『『『その美しさに意義がある!!』』』) 良ぉし、よく言ッたぁ!! ハニー共、行くわヨ!!(女は大きく胸を反らし毅然と舞台袖へと赴かン。魔術灯、スタンバイOK?) [Sat 12 Jun 2010 22:23:12]
ヘカテ@V,G,C > (慌てて設えられた急ごしらえの天蓋は獣油をなめしただけの布製なのは予算の関係とピッチの問題だ。ステージとランウェイ、それに貴賓席までにゃぁ何とか行きとどいちゃいたが、一般席だとちょぃと濡れる。そンないけすかない風景を飾ッて散らして工夫を凝らして煌びやかにするのがペルセフォネークオリティヨ、てなぁこッたぃ、) あン、そッちにもうちょぃスパンコォル掛けられないかエ!? ほら、こぅサ、天蓋の下から透ける具合に! ――Oh! いいじゃないか、その調子でクリスタルビーズもッと撒いておくンネぃ!!(舞台裏の蒼薔薇女は、采配代わりの孔雀扇ふりまわして東西南北へ指示を送る。すると布天蓋の上まで梯子をかけた身軽なスタッフ娘どもが、蔓をスルスル伸ばして布の上にビィズをばらまく。ちょうど下から見上げると雨で濡れた白布の上に、ビィズがガラスの粒みてぇになッて輝くてぇ寸法ヨ。最後の最後まで舞台効果に妥協なンざしやしない。どンなイマイチな環境でも華やかに変えてみせるサ、) [Sat 12 Jun 2010 22:08:42]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが来ました。 『(本番5分前、) ――ッて、雨 て!!』 [Sat 12 Jun 2010 21:55:13]
お知らせ > ミアさんが退室されました。 『今日は自問自答のまま。。。』 [Thu 10 Jun 2010 22:59:26]
ミア > このターンステップがなぁ・・・・。どうしよう。(自分で自分に聞くそれの繰り返しだ。) [Thu 10 Jun 2010 22:58:33]
ミア > (この横町の隅で一人、ひたすら私は踊っている。)(曲が終わりステップをふむ足を少し休める。)ふぅ・・・・。なんでなんだろぅ・・・・・。(同じところでいつもステップをくずしてしまう。)もう一回・・・・!!(また軽やかにステップを踏み始める。)ここは・・・・・(くるんと回ってステップを変える。)できた・・・・。(ステップを踏んで体を反らす。問題は・・。)このあとの・・・・・ステップターン・・・・・っ!!(ステップがくずれ転けてしまう。)痛た・・・・。 [Thu 10 Jun 2010 22:54:14]
お知らせ > ミアさんが入室されました。 『気持ちのままに。。。』 [Thu 10 Jun 2010 22:43:53]
お知らせ > 銀嶺さんが退室されました。 『有意義な一日であった。』 [Thu 10 Jun 2010 01:18:08]
銀嶺 > (自分の食べた分だけ清算する手間を考えれば、矢張り纏め払いで済ませた方が楽だった。)(飲み干したお茶を名残惜しそうにしたが、先に会計に向かう彼女の姿を見れば合わせよう。) さて、と…。 ( また会いましょう。 ) また機会があれば、そうしようか。 (微笑んでは気さくに答えよう。後に会計が済めば、後は適当に帰り道を共にしてから、解散する形になるだろう。宿屋に戻れば、未だに眠り続けるコンルの姿を見遣れば、首を傾げては椅子に座ったまま眠るだろうか。) [Thu 10 Jun 2010 01:17:55]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『(贅沢過ぎる一時だった・・・。)』 [Thu 10 Jun 2010 01:09:17]
シンジュ > おっ、驕る・・・!?(迷った。ここは従うべきか否か。いや、驕られることに慣れてはいるが彼に驕らせるとなったら・・・話が別だ。)んー・・・。その、払いますよ?持ってますし。(彼から差し出されたお茶を手に取った。)あ、有難う御座います。そうですね。お開きにしましょう。(私もゆっくりとお茶を飲んだ。)(銀嶺さんと食事できたなんて夢のようだった。憧れ?・・・よく分からない。)えっと、じゃあそれでは・・・。(会計の方へと歩き出した。)あの、今日はお誘い頂き本当に有難う御座いました。良かったらまた会いましょう。(赤面しながらお礼を言った。) [Thu 10 Jun 2010 01:08:17]
銀嶺 > (一通りの味と感触を思う存分に楽しめば、満面の笑顔を緩めては浮かんだ。そして彼女の視線に気付けば、彼女の瞳を見詰めようと。) ん? ああ…、食べ切れなかったら罰ゲームでもされる訳じゃない。 (ゆっくり食べても問題は無いぞ、と付け足そう。) ああ、驕るから安心してくれ。 (彼女へのお礼としての形としては悪くない。其れに用事が終われば、他に用事があったか思い出そうとする。コンルさんは如何なっているだろうか、再びと気になっていた。部屋が凍り付いたり、なんてありませんように。)さて、お茶でも飲んだら… お開きするか? (端側にあるポットを握れば、茶碗にお茶を注ごう。小さな湯気が上り上がり、彼女の手前に差し出そう。そして自分の分を入れれば、ゆっくりと飲みだす。) [Thu 10 Jun 2010 01:01:06]
シンジュ > んー・・・。そうですか?(彼の食べっぷりに安心し、自分もいつもどおりに食べ始めた。)・・・。んんっ。やっぱりマグロは・・・。(世界で二番目に好きなことは食べることだ。歌が一番なのはいうまでもないが。マグロにしゃぶりつきながら彼を見つめた。)・・・・・。(本当に・・・予想してたのとは違うなぁ・・・。ある意味似あってるけど・・・。)んんん・・・。(あっ、銀嶺さん食べ終わっちゃった。)あ、すみません。私ももう少しで・・・。(少しはやめに刺身を食べ出し、ようやく食べ終わった。)んー!美味しかった。ご馳走様でしたー・・・。(食べ終えた皿を積み重ねた。) [Thu 10 Jun 2010 00:51:48]
銀嶺 > (本来は三大欲求に捉われない、神の一柱なのだけれど、彼の場合は単なる趣味で貪っている。味や感触、喉越し、其れらも娯楽の一種として嗜んでいた。) 豪快な食べっぷりだな。 (片手でマグロの頭を抱えながら、彼女の動作に笑ってやろう。銀嶺も銀嶺で、マグロの頭を口先から喰らい付き、三分の二まで貪っていた。後に残る部分は濃厚な赤身だけ。一部を噛み千切り、何度も何度も咀嚼しながら味を嗜んでいた。) ―――ん。 (時間を掛けて、マグロの頭そのものは喰らい尽くした。後は菓子当然の大海老を摘まんでは、甲殻も一緒に噛み砕きながら、咀嚼しては呑み込もう。何度も何度も繰り返して、漸くは自分の分は平らげ終えた。)  [Thu 10 Jun 2010 00:45:09]
シンジュ > 笑ってるってば・・・。(しかし、おもわず私まで笑ってしまった。)う、嬉しい・・・?・・・。(嬉しい・・・。これは私にとって最高の褒め言葉なのだ。頬を赤く染めた。) ―ああっ、来ましたねー。(次々に並べられる料理に目移りしながら私に届いた刺身などを見つめた。)あ、いただきまーす・・・。(ちらりと彼を見る。)わ!?(以外な食べっぷりだった。そして親指を舐めるしぐさにまた赤面した。)んんっ♪美味しそう・・・。(開始五分。どんぶりを二つ、たいらげた。小さい口にどんどんご飯が入って行く。)ああっ・・・。美味しい・・・。もう、なんとも言えないほどに!(そして、刺身に手を付けた。)はあ・・・。やっぱり、刺身は王道ですね!ここの魚凄く美味しいです。(口許のしょうゆを舐めとって、次々食事を進める。) [Thu 10 Jun 2010 00:35:59]
銀嶺 > あはは、笑ってないよ。 (余裕かました態度。誰が見ても、笑っていると言い切れるほどの含み笑いだった。) 勝手は勝手でも、充分に嬉しい限りなんだ。 (肩を竦めれば、話しかけようとした途端。先程のメニューで注文したものが、次々と机の上に置かれ、また別の店員が訪れては、新たなメニューが来た。そして――最後にマグロの頭そのものと、大海老そのものが何匹か並べられた。紛れの無い銀嶺が頼んだ物である。) おー、随分と早かったようだな。 (称賛の言葉を店員たちに送れば、満面の笑顔を向けよう。患者の気持ちを込めてだ。大海老を摘まめば、端に置かれた醤油で掛けてから――…尻尾から貪り始める。次々と、そして食べる必要の無い甲殻まで、歯を立てて噛み砕いた。頭の天辺まで硬い甲殻まで容易くと噛み砕いて、咀嚼しながら呑み込んだ。整った外見とは反比例するほど、豪快で野蛮な食べ方だった。一匹の大海老を平らげれば、ぺろりっと親指を舐め取った。) [Thu 10 Jun 2010 00:27:34]
シンジュ > ううっ・・・。笑ったー!(恥ずかしさのあまり口を手で覆う。口許を誤魔化しているものの彼の笑い声はばーっちり聴こえる。) ―へえ・・・。割引券・・・。(・・・。絶対常連になろう。)(注文が終わったのをぼーっと見ていると彼に話しかけられた。)―い、いえ!こちらが勝手にしたことなんで!(彼のポケットから取り出されたキューブを凝視した。)(本当は、歌詞カードを見るのが恥ずかしかった為なのだが・・・。)聴きました・・・よね。あの、かるーく受け流しちゃっていいですから! [Thu 10 Jun 2010 00:14:45]
銀嶺 > ―――…ぷっ (変な声での反応された。笑いを堪えていたが、如何しても笑いが零れてしまった。其れを誤魔化すように、握り締めた拳で緩い口許を隠そう。) ここの常連になれば、割引券が貰える時があるからな。 (呟きながら、頬杖を付いた。彼女が選んでいる間を、凝視するように眺めていた。 彼女の心底から、神様に褒められがっている事実は誰も知る由が無かった。まる。) ――…っと。 注文はこれで。 (笑顔で呟けば立ち去る店員。) この前の歌なんだが、私の為に作ってくれて嬉しかった。 ありがとう。 (口許を緩めて、柔和な笑顔を浮かべた。そう告げれば、ポケットから取り出した四角箱と歌詞カードを彼女の前に置こう。) [Thu 10 Jun 2010 00:07:32]
シンジュ > 五品→六品。 [Thu 10 Jun 2010 00:00:43]
シンジュ > はっはうっ!(呼び捨てしろと言わんばかりの反応をした癖に、いきなり呼ばれてピクンと肩が上がった。)あ、ありがとう・・・ございます。(やり取りの後、ちょんと正座をした。)はい、頑張って友達誘います!(差し出されたメニューをお礼を言いながら受け取った。)わぁ・・・。美味しそう・・・。(全部頼んでもいいな・・・。と思ったが、銀嶺さんの前だということに気づき、控えめ控えめ・・・と自分に言い聞かせた。) ・・・。私は、刺身盛り合わせを二つとマグロ脳天、それからタコの丼ぶり三つ・・・です。(どうだ!たったの五品だ。神様!私を褒めて!)(正直言えばこの量ではあまり満たされないが、黙っておかなければ大食いと思われるだろう。)(・・・。既に怪しいが。) [Wed 9 Jun 2010 23:59:52]
銀嶺 > (俯く姿は、落ち込む様子ですら見て取れる。其れを見た銀嶺は、後ろ髪を掻き乱した。) シンジュ! … これで良いであろう? (自分の事を優先する以前に、彼女の言葉を尊重しよう。こうなると何度も呼ぶのは、抵抗が感じたが…。) 実の親じゃないけど、似たようなもんだ。 (空き室に辿り着けば、彼女を先に譲るようい促そう。後から銀嶺も入り、姿勢を崩した胡坐で座り込もう。) 其れなら何よりだ。 これからは、友達と飲んでみては如何だ? (片手で机の端にある、メニューを取ろう。広げたメニューをシンジュに差し出そう。銀嶺は銀嶺で、逆さまの文字を苦なく読み出しながらメニューを決めて言った。刺身盛合せ、ウニ盛合せ、マグロ脳天、階盛り合わせ、イカやタコ、様々な素材で作られたご飯がメニューにある。ジュースやお酒も、摘まみとして枝豆やジャンキーもご丁寧にある。) じゃあ、マグロ頭と大海老盛り合わせだ。 シンジュ、…は何が食べたい? (と、問いかけよう。) [Wed 9 Jun 2010 23:49:57]
シンジュ > 嫌なら・・・。別に良いんです・・・。(私は少し俯いた。)あっ・・・。その、痛くは無いんですが・・・。初めてだったもので・・・。(人ごみの中をすいすいと歩いてゆく彼を見て、長身っていーな・・・と思いながら店へと向かった。)―!?親父さん?(やっぱり銀嶺さん・・・。凄い人なんじゃ・・・。)ああ、待つのは得意・・・って・・・早っ・・・。(店内に入り、おお・・と息を漏らした。お洒落な和室に案内されまた歓喜の声を上げる。)ここ・・・。凄いお洒落なところですね・・・。来たことないです・・・。(嬉しさに、にこにこと微笑みそこに座った。) [Wed 9 Jun 2010 23:37:42]
銀嶺 > そもそも、呼び捨てするのはな… (呼ぶのは躊躇われるが、彼女が戸惑うのであれば呼ぶべきか。) 手が如何した… あ、痛かったのか。 (彼女の手を握り締めたが、彼女の返す反応が違った。力入れ過ぎたのだろう、と握り締める力を緩めた。そうして雑踏を余裕で掻き分けながら、着々と目当ての道へ辿り着くだろう。) 親父さん、久し振りだな! …っと話したいのは山々なんだが、大事な用事があってね。 それと二名だ。 (と、店長を親父呼ばわりにし、親しげな会話を軽く弾ませよう。此処も定時的に手伝う時がある。其の関係で顔が地味に広いだけ。) 直ぐに席が取れると思… (お客様、此方へどうぞ。) 早…ッ ま、まぁ… 入ろうか。 (店内は漆黒の柱が特徴的で、数々の和室が設けられ、大通りは橋という洒落た形になっていた。青年が立ち向かう先は、窓際に寄せられた和室、窓をオープンすれば先程の舞台の上が遠くとも確認は出来るだろう。) [Wed 9 Jun 2010 23:29:36]
シンジュ > (彼がついた溜息に不安を覚えながら言った。)その、皆が私をシンジュって呼ぶので・・・。「ちゃん」とか「さん」とか「様」とかをつけるのは・・・まぁ、前にいた国の一部の人しか・・・。(幼い時からキューティクルを詰め込んできた髪を指でいじった。)―海の幸!?そ、そこ行きたいですっ!(昔から山の幸より海の幸な私はその言葉に飛び付いた。)―えっ?手・・・ですか?あぅ・・・。(顔を真っ赤にしながら、おずおずと手を差し出した。手を繋ぐなんて・・・家族以外と初めてだ・・・。) [Wed 9 Jun 2010 23:16:05]
銀嶺 > (宿屋に置いて来た彼女が、如何なっているのか気になる。勝手に飛び出されたり、危険地帯に向かったり、トラブルに巻き込まれていないだろうか。) はぁ…。 (父親になったような心情で嘆息を漏らしてしまった。) あ、いや… 頭上げてくれ。 (直後、拗ねられる態度に微苦笑する。) 呼び捨てに拘る理由でもあるのか…? 誰しもが意味を込めたりする、願掛けのようなものだ。 (彼女のリボンについて、頷いた。さて、合流も成したしどの店に行こうか。) もう一つはパスタ専門店で、後は東洋から来た海の幸が個人的にオススメなんだが。  好きな方選んでくれ。 駄目ならまた歩いて考えよう。 (さぁ 行こうか、と付け足せば彼女へ差し伸べよう。雑踏の中で逸れては元の子も無いのだから。) [Wed 9 Jun 2010 23:08:14]
シンジュ > 遅れてしまって誠に申し訳御座いません!(と、深々と頭を下げた。)・・・。あ、シンジュさんって言った・・・。(ま、いいですけど・・・。と少し拗ねてみせる。) ―あ、これは・・・タトゥー?ですかね。(何か・・・凄いなぁ・・・。もしかして偉い人?)(なんて思いながら、じゃあ私は頭のリボンで覚えて下さいねと付け足した。) [Wed 9 Jun 2010 22:59:32]
銀嶺 > (約束の日時がどれ程の経過したのか、今の文明社会では知る由も無い。) 夜の女神は不機嫌、かな? (夜空を見上げたまま、独り言を呟いた。肩を竦めればこそ、舞台の上に其々の役割を果たす人達へ視線を向けた。が、――聞き覚えある声。) …シンジュ、さんか。 (呼び捨てしようとしたが、無意識に付け足した。) 銀嶺は銀嶺でも、銀嶺で正解だ。 此れで覚えてくれれば良いんだが。 (左頬に刻まれる、竜を模した蒼い刺青。トライバルタトゥーと呼ばれるもの。其れを、親指立てた左手で示そうと。) [Wed 9 Jun 2010 22:53:29]
シンジュ > (私は急いでいた。これは仕事ではないが、十分前行動は歌い手としては常識であったのに・・・。きっと待たせてしまっているだろう。駆け足で約束の場所へと向かった。)あっと・・・。銀嶺さん・・・かな?(以前会った時となんとなく印象が違った為、おずおずと話しかけた。)こんばんはー・・・。えっと、覚えていますか?シンジュです・・・。(下から彼の顔を覗き込んだ。大丈夫!格好はちゃんとワンピースで来てるし。)(・・・。人間違い・・・じゃあ無いよね?) [Wed 9 Jun 2010 22:44:23]
銀鈴 > (芸能横丁の大通り、目の前に広がる雑踏と向こう側に構える大舞台。舞台の上で歌い手や踊り子、楽器で奮い立たせる子。) ―――…。 (色々な人達が個性的な音色を響かせる。黒シャツに皮パンツなど、裏の護衛のような風貌を漂わせる青年の姿があった。蒼い刀は持ち込む訳に行かず、宿屋に預けている。ポケットに手を突っこんだまま、壁際に背中を預けている。) …うむ。 今宵も良い歌だ。 (夜空へ仰いだまま、薄らと瞳を細めていた。多重に編み出される音色の、其々の個性から成せる感情や想いを出来る限り感じ取ろうと集中していた。) [Wed 9 Jun 2010 22:37:37]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 『急がなきゃ・・・!』 [Wed 9 Jun 2010 22:33:05]
お知らせ > 銀鈴さんが入室されました。 『約束の日時、其処には青年が居た』 [Wed 9 Jun 2010 22:30:41]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『スキップをしながら・・・』 [Sat 5 Jun 2010 03:11:37]
シンジュ > (その言葉にこちらもふっと笑った。)私の家はこっちですよー。 [Sat 5 Jun 2010 03:11:31]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 『(そのまま帰路へ)』 [Sat 5 Jun 2010 03:10:18]
ミケ > あぁ、もう手遅れだからと (重ねて気にすることはないだろう。怒られることには違いない。)  だから、 ならないって  (ふっと笑って、コチラも踏み出そう。) [Sat 5 Jun 2010 03:09:28]
シンジュ > 送り・・・。でも、相方さんが・・・。(とは言うもののすっかり信じ込んでしまい、にこっと笑いながら言った。)じゃあ、お願いできますか?ストーカーさん♪(くすすと微笑み、歩き出した。)(・・・。いい日だな。) [Sat 5 Jun 2010 03:07:32]
ミケ > オレは別に... (気にしないで、と。ただ相方のコトを横目に思い出すと少しだけ肩が落ちる。 ) あ、帰りは大丈夫… かな? (こんな時間、女性の一人歩きは好ましくない。 この後何かあったのでは自分の寝覚めが悪いのでと、問題なければお送りしようかと申し出ようか。 ストーカーとかそういうのにはならないだろうと、冗談ひとつ付け足して。) [Sat 5 Jun 2010 03:04:19]
シンジュ > あ、いえ・・・。私が話し込んじゃったから・・・。(人を無闇に信用してしまうのは悪い癖なのだが、この人は何となく信じても良い気がした。)私こそ男性をこんな時間まで・・・。(ごめんなさい、と謝った。) [Sat 5 Jun 2010 02:58:21]
ミケ > お父…  (付け加えられても、なんだかそれはほめられてる気がしないと笑ってかえそう。 いつの間にかお互い打ち解けたように思いながら、ふと長居をしすぎたことに気づこうか。 時間に気がつけば、最初に思い浮かべるのは不機嫌な相方の姿だ。)  あ、ごめん。 (こんな時間まで話し込んでと、申し訳なさそうに言おうか。 女性をこんな時間まで引き止めてしまってすまないと謝ろう。) [Sat 5 Jun 2010 02:55:25]
シンジュ > ふふ・・・。んー・・・。でも何か体格とか男の人っぽいです。(もう恥じらいなどという言葉はシンジュの中に存在しないのだろう。相手の全身を見つめた。)うん・・・。お父さんっぽいです。(そしてまた笑ってしまう。親父くさいって訳じゃ無いですよ?と慌てて付け加える。) [Sat 5 Jun 2010 02:48:21]
お知らせ > ミケさんが入室されました。 [Sat 5 Jun 2010 02:46:39]
ミケ > そうかな...、  お褒めに預かって光栄です( 自分では女顔がどちらかといえばコンプレックスか。宙を仰いで頭をかいてみるが、ほめていただいたあなたの言葉には感謝をしよう。ただ才色こn… 才色兼備なんていってもらえるほどの人間ではないと付け足すだろう。) はは、君と顔を取り替えても、オレは結局女の子の顔になってしまうからな (女性には良いだろうけど男としてはなと冗談ぽく笑おうか。) [Sat 5 Jun 2010 02:44:37]
シンジュ > え・・・。でも、私が思うに格好いいですよ?(恥じらいを忘れ、相手の顔をまじまじと見る。目・・・。鼻・・・。口・・・。首・・・?)(やはりどのパーツも整っている。羨ましい。実に羨ましい。)いいな・・・。あれです。才色昆布・・・じゃなくて、才色兼備ですね。いっそ取り替えたいです。(自分で言っておきながらくすくす笑う。肩を揺らす度に髪も揺れた。) [Sat 5 Jun 2010 02:37:56]
ミケ > ふぅん…  大変だったんだね (心中希望は勘弁して欲しかろう。 それは土地をかえて正解かと思う。) いや、そんなことないよ。これまでそんなものにあったことないしな (少なくと心中を迫られたことないと冗談めかして言おうか。自分の知ってる限りでもストーカーには縁がないと。顔だって女顔で、からかわれるくらいだと苦笑するだろう。) [Sat 5 Jun 2010 02:31:17]
シンジュ > あ、あはは・・・。(ただ舞台衣装を盗まれたときは焦った。なんでわざわざスカートを盗むのか・・・。)一緒に死のう、ってナイフを向けられ言われてから身を案じてこっちに来たんです。(まぁ、ミニスカートばかりはいていた自分も悪いのだが。)でも、ミケさんにストーカーって・・・なんかいそうですよ?お顔綺麗だし・・・。(と、少し赤くなりながら言った。) [Sat 5 Jun 2010 02:25:51]
ミケ > オレ?  オレは好きなときに適当に...  (練習時間自体は減っただろう。 ただその分人前での演奏時間が増えた。結局楽器を手にしている時間はそう変わらないだろうが、窮屈な時間は大幅に減っただろう。そんな風に話そうか。)  へぇ…  なんだか病的だな (ポロリ、ストレートの言葉で言ってしまうだろう。そういった経験は今のところない。 自分の音楽を喜んで聞いてくれる人たちはいるが求婚されたりましてや神だなんていわれたこともない。多分相方もストーカー経験はないだろう。) [Sat 5 Jun 2010 02:20:37]
シンジュ > 今も・・・。(思わず一日を振り返ってみる。朝起きて・・・、昼まで練習。ご飯食べて・・・。夜まで練習。)(あれっ・・・。前より練習時間は少なくなったと思っていたのに、全く変わってなかった。)ミケさんはどうなのですか?・・・私は・・・今でもそうです。わざわざ出てきたのは・・・、なんていうか、ファンがいたんですけど・・・。私を「神」だとか、結婚してくれとか言うものですから・・・。(私をストーカーしていた男を思い出し身震いした。あの変態発言・・・もう聞きたくも無い。) [Sat 5 Jun 2010 02:13:05]
ミケ > そう...  (一日10時間。 似たようなもんだと苦笑。 窮屈な生活は音楽を殺してしまうのにと思いながら。 ) 気にしないで良いよ  (実家は胸糞悪いけど今の生活が気に入ってるから問題ないと、首を横に振りながらケロっと言おうか。 自分には相方との出会いがあったおかげで、過去から離脱できた。その後の生活はカツカツながら楽しんでいる。 ) 君は... 今もそうなの ? (異国からわざわざ出てきて、その生活を送ってるのかと問おうか。) [Sat 5 Jun 2010 02:06:25]
シンジュ > 毎日練習・・・。(やはり・・・と、目を伏せた。見た目からもそんな雰囲気が分かる。)私もそんな感じでした・・。歌が好きだからまだましでしたけど・・・。(一日十時間です、なんて苦笑しながら付け足した。)(それが練習するだけならいいのだが・・・。ずっと部屋に閉じ込められていた為、自然を歌うこともできず空を仰げず・・・。ただ頂点を目指すことでしか満たされなかった。)そうですか・・・。こんなこと聞いてごめんなさい。(申し訳なさそうに彼の方を見上げた。あまり思い出したくも無かっただろうに。) [Sat 5 Jun 2010 01:58:21]
ミケ > …―――――――― ? (苦笑したあなたの表情、言葉に少しだけ小首をかしげて。) 小さい頃 ... ?  (いきなりの質問に、うーんっと宙を仰いで。 ) オレの家は音楽家の家系だったから、毎日練習ばっかりだったかな  (さらり。そんな説明。それはもう毎日死ぬほどに練習をさせられて。好きでもないヴァイオリンやらなにやらの練習ばかり。 広い敷地なのに息苦しい家の空気。 思い出すだけでうんざりする。 ) まぁ、窮屈だったから家からは出ちゃったんだけどね  (そうして家から出られたのはホビットのおかげだったことも思い出すだろう。 あなたの人生がどんなだったか、自分には分かりえないだろう。 ただ自分には分かるのではないかといわれて、音楽性や人間性的に同じような境遇を想像したのかと、あなたの方を見ながら考えようか。) [Sat 5 Jun 2010 01:51:06]
シンジュ > (こんな事を聞くのは初対面としてはタブーかもしれないが、おそらく似た人生だった筈だ。)(言い訳に過ぎないが、彼の演奏は・・・ミケさんの演奏には楽しさ、がある。私にはないかもしれない。これは、同じ人生を歩んでいたとしても決まっていた運命なのかもしれない。仕様が無かったと言うべきか。) [Sat 5 Jun 2010 01:44:43]
シンジュ > ええ、今度行ってみようかな・・・。(どんな所か考えるだけでとても楽しくなった。いっそ三泊四日してみようか。)・・・・?あ、ミケさんのせいじゃないです。ただ・・・。貴方なら分かるかもです。(そう言って苦笑いした。)小さい頃・・・、どんな生活をしていましたか? [Sat 5 Jun 2010 01:40:13]
ミケ > (都会。 どういった街か思いをめぐらせていれば、それだけで創作意欲が駆られるだろうか。) そうかもね、旅行にいってみてもいいんじゃないかな  (自分も実家の周りじゃなければ、またあの地を訪れたいと思って。ふと表情をにごらせたのが目に入ったのか。小さく小首をかしげて。) あ、ごめん…  (何か気に障ったのかとたずねてみようか。) [Sat 5 Jun 2010 01:35:20]
シンジュ > へえ・・・芸術・・・。(ふと昔を思い出した。母と父を。)私の国は、都会っぽくて・・・。常に流行を追っていた国でしたね・・・。(正直あの国を離れるのは痛かった。あそこに住んでいれば今より遥かに金が手に入っていただろう。そしておぞましいほどの名誉に塗れて生きて行く・・・。)(彼は私の歌を聞いて何と思うだろうか。彼からすれば・・・。)(一瞬顔を歪ませた。・・・が、すぐに微笑み返し) そこにも住んでみたかったです。きっと気に入ってたと思います。 [Sat 5 Jun 2010 01:25:52]
ミケ > (コチラの演奏もという言葉には「OK」と返すだろう。 ホビットも他の歌い手の歌にはいつも興味を示している。 きっと楽しみのひとつになるだろう。)  異国?  そうなんだ (異国がどんなところかと、想像をめぐらそうか。) アイバンは芸術家の多い所だよ (思い出すように、少しだけ遠くを見ようか。芸術家には優しい国だと、のどかな自国をの雰囲気をかいつまんで話してみよう。)  [Sat 5 Jun 2010 01:17:25]
シンジュ > あはは、じゃあ・・・その時は貴方達の演奏もですよ?(同じ世界の人と話すのはとても心地よい。努力を認めようとしない人とは違う・・・。皆が皆、そうとは限らないが。)アイバンはいい所でしたか?私、異国から来たので本当にこの辺には疎いんです・・・。(アイバン・・・。ずっと気になってはいた。結局ヴェイトスを選んだわけだが。) [Sat 5 Jun 2010 01:07:00]
ミケ > (よろしくの言葉にコチラこそとかえそうか。 ) いや、たいしたことないよ  (控えめに首を横に振って。ふと実家のコトを思い出して。ヴァイオリンやら何やら基本的に物心ついたときには持たされ一日中やらされただけ。 実家の人間からすれば出来て当たり前の世界だった。 いやな思い出を遠くへ追いやるように、眉を下げて小さく笑おう。) そうなんだ。  (微笑んだあなたになじんだ空気を感じて。アイバンから旅をしながら、今はここに流れてきたところだと話そうか。 同業者?だったのかと、少しだけ目を丸くするだろう。 ) じゃぁ、ぜひ今度聞かせてもらいたいな (その時には相方をつれて、と付けて。) [Sat 5 Jun 2010 01:01:14]
シンジュ > はい、ミケさん・・・でいいかな。よろしくです。(ぺこりと一礼。そしてまた髪を払った。)―ギターを?・・・多才ですね・・・。(歌だけ・・・というわけでは無いが、楽器が演奏できないために驚いた。)(あっ・・・。笑った。あまり笑わない人かと思っていた。私も緊張がほぐれ、微笑んだ。)―アイバンからなんですね。へえ、小さい方ですね。私も歌い手なんです。(アイバンからなら私のことは知らないか・・・と思いつつ、その手を見つめた。) [Sat 5 Jun 2010 00:51:00]
ミケ > ちょっと前にアイバンから出てきたんだ。 いつもここら辺で、これぐらいの歌い手と一緒に活動してる ( 空いてる手で、相方のホビットの高さ辺りに手をやって。肝心のホビットの姿は相変わらずだ。 もしかしたら先に戻ったのかもしれないと思って。) [Sat 5 Jun 2010 00:48:20]
ミケ > (最近引っ越してきたと聞けば納得したように頷いて。 たしかにそんな感じだと。 ) あ、ご丁寧に… オレはミケランジェロ。 長いから、だいたい「ミケ」ってよばれてる( そんな感じで呼んでもらえればと、丁寧なかえそうか。 相手の名前と顔も改めて確認して、記憶するだろう。) いや、普段はギターを弾いてるんだ。 (今日は他にギタリストがいたからヴァイオリンをひいただけだと、バイオリンケースを少し持ち上げながら話そうか。へなり。苦笑しながら、やっと表情をくずしてみせるだろう。) [Sat 5 Jun 2010 00:43:57]
シンジュ > あ、買ったところに・・・ですね。(かろうじて覚えている。この間のように間違えて暗黒街にいかなくてすむ・・・。)―はい。ほんとに最近ですね。引っ越してきました。シンジュと申します。以後お見知りおきを。(とっさに礼儀正しく自己紹介してみたが・・・。全て母の受け売りである。赤面は変わらなかった。)えっと、貴方はこの街に?バイオリニストですか?(髪を後ろに払い、姿勢を正した。) [Sat 5 Jun 2010 00:33:28]
ミケ > (下を向いてしまったのを見て、無愛想がいけなかったかと耳元でホビットの怒る声が聞こえた気がした。) あぁ、 それなら買ったところに持ってけば良いと思うけど (顔を赤くした女性のそぶりを見れば、こんな恥じらいが相方にもあれば良いとか。頭の奥底向こうにおもうだろう。) ここ最近こっちに来たの ?  (この辺りの様子にうといのかと、気紛れに世間話を振ってみようか。銀髪をきらり風に揺らして、荷物を肩にかけ直そうか。) [Sat 5 Jun 2010 00:27:12]
シンジュ > あっと・・・。その。(目の前にさっきのバイオリニスト?が現れた。よく見なくても整った顔立ちをしてるなぁと感心した。)んっと、すみません。ゴミ箱がどこか分かりますか?(直視できずに顔を下に向けたまま聞いた。ああー・・・。やっぱりこの性格じゃあねぇ・・・。)(少しでも笑顔を作ろうとするのだが、プライベートの時に営業スマイルは失礼だろうという考えの持ち主の為、結果的に顔を赤面させてしまう。) [Sat 5 Jun 2010 00:12:33]
ミケ > (とりあえずここら辺にいたほうが無難かと、諦めたところでふと金髪の娘が目にとまって。 ぱっと見たところ困っているようだと。) …――――――  (普段はそういった人を見ても自分からは声をかける方ではない。かけなくても一緒にいるホビットが駆け足で勝手に動くからだろう。ただの気紛れか、それとも相方を待つ時間潰しにか。 ふらり、そちらに歩み寄ろうか。) …―――どうかしました?  (特に笑顔も作らずに声をかけようか。 その辺もいつも無愛想だとまわりに注意されるが、なかなか直らない。) [Sat 5 Jun 2010 00:06:10]
シンジュ > (誰かを・・・待ってるのであろうか。辺りを見渡している。なんとなく話してみたい気もするのだが・・・。何しろこの性格だ。嫌がられるかもしれない。)(飲み干したジュースのカップを捨てようと席を立った。くるりと見渡して)ゴミ箱・・・。あれっ。(ゴミ箱は・・・どこ?ここには無いのだろうか?)どうしよう・・・。(髪を耳に掛けた。誰かに聞くしかないか。こんな時まで方向音痴を披露したくは無い。・・・。歌は音痴じゃないのに。) [Fri 4 Jun 2010 23:58:21]
ミケ > (ヴァイオリンをケースにしまって。連絡先を書いたメモは荷物の中にしまうだろう。 ざっと片づけが終わったところで、それぞれ声をかけながら散り散りに解散しようか。)    …――― さて、と。   (荷物を肩にかけて。ヴァイオリンケースを右手に持つだろう。ぐるり見渡して、相方のうるさいホビットはやはり見当たらない。 あれと合流しないと、勝手に帰ったとまたガミガミ言われてしまうだろう。 めんどくさそうにため息をつきながら、前髪を不機嫌そうにかきあげようか。どこかで待機するしかないだろうと。改めて辺りをきょろきょろ見渡そうか。) [Fri 4 Jun 2010 23:51:50]
シンジュ > (一部始終を見ていたシンジュは思った。こういう人達もいるのだと。楽しそうに歌う姿を眺めていた。)(ただただ高みを目指しているだけの自分とは違うんだ・・・。それだけじゃない。ちゃんと実力も持ち合わせている。お客様の反応を見れば一目瞭然だ。)にしても・・・。(あのバイオリンを演奏していたのは誰なのだろう。今まで聞いてきた中でもとても上手だった。)どこかのプロかしら・・・。(飲みかけのジュースを飲み干しながら思った。) [Fri 4 Jun 2010 23:44:54]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 [Fri 4 Jun 2010 23:36:20]
お知らせ > ミケさんが入室されました。 [Fri 4 Jun 2010 23:35:35]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 [Fri 4 Jun 2010 23:35:18]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 [Fri 4 Jun 2010 23:34:49]
ミケ > (そのままの盛り上がった勢いでのフィニッシュ。 それぞれお辞儀をしたり礼を言ったり。自分達のやり方で観客に感謝の意を表すだろう。 お客様の表情を見る限りいい演奏だったことには間違いなさそうだ。)  ふぅ…   (バイオリンをはずして、小さく息をつこうか。 周りの楽師達と握手を交わしながら、純粋に楽しかった音楽に酔いしれるだろう。 )  ありがとう、 楽しかったよ (そういいながら、またの機会を願って。 お互いの連絡先を交換しながら楽器を片付けはじめるだろう。) [Fri 4 Jun 2010 23:31:14]
ミケ > (クライマックスはサビの繰り返し。歌い手達が手を叩いて、観客に手拍子と一緒に歌うのを求めながら動くだろう。 他の楽器で少しだけ移動しながら、お客さんのそばで盛りたてながらの演奏。 自分も例外なく、観客の方へと近づこうか。 中には見知った顔もいて、そういうお客様には盛り上げるのを手伝ってもらうかのように視線を送って。 観客と一体になって音楽を作り上げていこうか。 手拍子の数も増えて、 一緒に歌ってくれる人も音楽家の目にはうつるだろう。) [Fri 4 Jun 2010 23:21:33]
ミケ > (音楽の始まりとともに少しずつ人が集まりだすだろうか。周り楽師達の目を見ながら、ヴァイオリンの弓をひいて、自分の音を重ねようか。打楽器を追うようにどんどん楽器が交じり合っていくだろう。 )   …―――― (一人一人の音に耳を向けて。 それぞれのレベルが高いことに胸が高鳴るだろう。 楽しげなメロディーは一帯に広がって、 歌い手達が楽しそうに歌い始めるだろうか。 この浮かれるような高揚感は曲のせいか、ヴァイオリンの演奏に身をゆだねながら、自然と笑みがこぼれるだろうか。 )  [Fri 4 Jun 2010 23:12:36]
ミケ > (仕方ないことだと、ヴァイオリンを構えなおそうか。自分の音を周りの楽器の音に調和させて、ちらりと他の楽師や歌い手達と目をあわそうか。 演奏する曲は、この中の一人が作曲した曲。 小粋なテンポに可愛らしいメロディライン。 初見での演奏だが何とかなりそうだと、大急ぎでパートわけした楽譜に目を走らそう。)  ん?  あぁ、はじめようか  (声をかけられ、うなづいて。 そこにいるメンバーはそれぞれ構えるだろう。 ギターにベース、トランペットにアコーディオン、クラリネット。南のほうでよくありそうな民族太鼓もいる。歌い手は二人。 呼吸を合わせて、打楽器の楽しげなテンポが響きだすだろう。) [Fri 4 Jun 2010 23:02:58]
ミケ > (横丁の一角。 曇った夜空の下で何人かの音楽家達が集まってチューニング。 いつもと違ってヴァイオリンを持ち、少し不機嫌そうな顔で音を確かめて。 相方に教える時の練習用のヴァイオリン。安物のわりにマシな音が出るので、練習用に購入したものだ。 肝心の相方はさっきまで一緒にいたが、今は目の届くところにいないようだ。一通り今日の仕事を終わらせて、腹がすいたのかいつの間にか見失っていた。 その後片付け中に周りの楽師達と一曲やろうという話になって今に至る。)  … はぁ。   (こんな風に大勢でわいわいやるのはきっとあのホビットの好きだろうに、まったく間の悪いやつだとため息を漏らそうか。) [Fri 4 Jun 2010 22:50:28]
お知らせ > ミケさんが来ました。 [Fri 4 Jun 2010 22:41:00]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが帰りました。 『(紹介と共に新たに拍手が沸き上がる。ショーはまだまだ終わらないヨ!)』 [Sun 30 May 2010 01:14:30]
ヘカテ@V,G,C > (犬でもいいじゃないか、犬る。何話題に転化してるのか分からないけど、P,Cじゃぁ結構日常茶飯事だヨ社長お仕置き光景。概ね上へモノを言えない会社てなぁ先が見えてくるモンだからとまでは言わないが、割合ノリで経営が廻るのもココンところがキモな訳だ、)『ヴェイトス大学のハイティーン、その魅力を余すところなく披露致しました、テレサ嬢ッ! 若さッて何だッ!?』(「躊躇わないことさ!!」、訳の分からない相の手もお調子者のお客をアジッてスタッフが応じる体勢だ。マヤウィ嬢にテレサ嬢、ヴィヴィアン嬢にレェナ嬢、と目下この4人がショーの華。キュートに小悪魔的に、セクシーに清純派にと、こりゃぁ個性的なモデルッ娘さンが集まッたモンだ。女は熱気渦巻くステージを横目に、MC席でハニーらが持ッてきた進行書を受け取ッて素早く目通し。次の出演者に魔術灯を当ててる間に素早く舞台の薔薇を掃かせて、灯りと一緒にスタッフとモデルさンを移動させるてぇ段取りだ。アゲるとこはアゲてサッと片付けるのが心得ヨ、)『――さぁ、お次のご出演は商業地区ぁ細工屋の娘さンですッ! 出てきて下さい、メインストリートの太陽ッ、』 [Sun 30 May 2010 01:12:45]
お知らせ > テレサ@V.G.C_さんが退室されました。 『(後に学友から「今回墜落は?」「墜落ないの?」と責められるわけだが、それはまた別の汚語。)』 [Sun 30 May 2010 00:58:13]
テレサ@V.G.C_ > (どうも魔女=猫属性攻撃というのはヴェイトスの共通認識かもしれないぜ。 先ほど例にだしたサムライには主君押込という風習があるようだが、サムライでもないのに部下から刑に処される上司って正直どうよどうなんだ。括弧内が見えたらそんな突っ込みも貰えたかもしれないね!) 流石にプロだなー?(この演出の花吹雪、タイミングアドリブだよね? そんな新鮮な感動を覚えて帰ってく様はまさに学校で面白いこと聞いた学生の姿。 魔術灯の光は火とも陽光ともちがう不思議なライトアップ、導かれるようにランウェイを戻り、舞台袖にひっこもう。) [Sun 30 May 2010 00:55:33]
ヘカテ@V,G,C > (ねこられるンだネ。丁度そンなねこな依頼もどこぞへあッたし人生一度は実施したくても仕方ない事項だワヨ。ねこるー。なンて心配しなくッても調子乗りすぎた前回ショーのあと、部下に「アタマ冷やせ」てぇ農場で正座三時間の刑に処されたな秘密のこッたい。とはいえ口先1つで各地を回ッてきたなぁ三寸具合は徹底してこりないモンで、テンション↑↑なら今日も今日とて負けないヨ。テンションだけてぇ突ッ込みもあるけど、細けぇこたぁ気にしなさンな。今、美しけりゃぁソレでいいてぇモンじゃぁないサ、)『アクセントに「Tozzi」ブランドのバングルをチョイスする所に、さりげないアイディアが光りますッ! おおッと、テレサ嬢、ここで――、』(意味深なポォズ。どこか期待に眼ぇ光らせる不埒な男どもの視線を、ヒラリ、華麗に受け流せばザワッとざわめき。してやられたてぇ小気味いいバツの悪さと口笛が軽やかに飛び交わン。タァンと一緒にステージ上空からサッと赤と黒の薔薇吹雪、演出効果で軽く散らソか、) [Sun 30 May 2010 00:41:16]
テレサ@V.G.C_ > (文面からすれば魔術で猫にされるのか、自身が猫だとマインドコントロールされた後に烏賊を食わされるとかそんな。 あるいは単に気ぐるみを着せられるだけかもしれない。 猫る。 謎。 よく使う啖呵だが、いまだ実行された奴はいない。) (知力4ってそれなりには頭良いンだけどさておけ。 サムライなら切腹モノの恥辱を乗り越え、色々あって吹っ切れたテレサの歩みは最早もじもじ君とか緊張棒歩きとは無縁のものである。 お気に入りを見せびらかしに学校に登校する学生の仕草をさせたら誰にも負けない。なんたって現役だから! 食べごろ新鮮、活き活きとした姿をランウェイに映し出せー!) ―――。(「来たっ」なんて心の中で呟いちゃうぜ運命の末端部分。 なにかあるかのよーに一旦停止してー――) 期待した人残念でしたー♪ (ずれた帽子を小さく直し華麗なターンをみせてやる。) [Sun 30 May 2010 00:32:58]
お知らせ > マヤウィ@V,G,Cさんが退室されました。 『(舞台袖からしばらくショーの様子を見守り、頃合いを見て控え室に戻ろうか)』 [Sun 30 May 2010 00:25:26]
マヤウィ@V,G,C > ( さすがに会話ができるほどの時間はなく会釈で終わったが、出撃していくテレサの後ろ姿は見送ろう。スタッフが渡してくれるタオルと浄水はありがたく受け取る。 ) …ねこる? ( そういえばどういう意味の呟きだったんだろうと思ったが、疑問を感じた所で本人がいなければ気にしても仕方が無いのですぐに忘れ。話す機会があれば思い出すかもしれないが。 ) ……うーん…ああいう格好も可愛いですわねえ…。 ( ファッションの事はよく分からないが、フラメンコドレス以外でも、もう少し考えてみるべきかしら…なんて思いつつ。 ) [Sun 30 May 2010 00:21:04]
ヘカテ@V,G,C > (ステージから退室するマヤウィ嬢へ、裏方の薔薇娘らがタオルと浄水持ッて走り寄るだろう。ランウェイはかなり熱いからネ、キリバナてぇ種にゃ水分補給は重要事項だしサ、)『見事咲き誇りましたアロエの花ッ! 夢をありがとう、プリンセス・エメラルド、マヤウィ嬢ッ! ――さぁ、変わりまして唯今ステージを渡りますは、テレサ嬢、ティーンに人気のファッションで個性的に纏めて参りましたッ! レッド+ブラックとスタンダァドをあしらッたこの配色は、さすがに今をときめく現役学生ッ、センスを外しませんッ!』(ねこられるンだ。待ち受ける未来絵図も知らず自信満々に言いきッた女。大事なのは印象サ、どンな事故でも魅力的に映りゃオールOKてな信条は、知力4てぇ半端な数値に裏付けられてる微妙な自信だから修正しようがない。だッて、コケても落ちても彼女、ヘマをヘマだけにしちゃないようだし、下手に隠しても格好付かないから、いッそフランクッぽさを前面に出してもいい。フラメンコドレスのエレガントさから一転カジュアルへ。テレサ嬢の颯爽としたウォーキングに合わせて歓声の波がワッと広がる、) [Sun 30 May 2010 00:14:04]
テレサ@V.G.C_ > おっと、おかえりお疲れ様ー?(一番手さんが戻ってくれば、出撃前に手ひらりしつつ挨拶返す余裕があった。 凄い満足そうだし、うまくやったのかなー?なんて感想。 秘訣を聞いてみたいが、長話する時間的余裕はないかな?) しねー。 ・・・・サイテーのナレーションありがと☆ あとで猫る!(ボコボコにする=ボコる、猫にする=猫る。 会場に聞こえないように小さく罵倒しつつ、手に持ってた帽子を頭にのっけた。 いつもの魔女帽ではないが、黒基調にチェーンの装飾が成された小さな帽子は相応の存在感。ネクタイを飾ったブラックのシャツに、アシンメトリーな形状が可愛い赤黒チェック柄のフリルスカート+レッグウオーマーうぃずベルト。 小さくとも刺激的なチョーカーとTozziオーナーお勧めの銀のバングルでさらなるお洒落気分。) 今なら誰にもまける気がしないね♪ よし、GO!(キャットストリートでも尖った類のお店でまとめた個性派ガールを魔術灯が照らし出す。 折角大学デビューを決めた自称都会派少女が舞台に出るのだから、若者風の少々主張したファッションで歩きたいじゃないか。) [Sun 30 May 2010 00:02:09]
マヤウィ@V,G,C > ( 盛り上げ上手な司会とショーの雰囲気から気分も高揚する。舞台袖に戻り、ホゥと息をついたマヤウィの顔は満足げで、なんかもうこれだけで既にやりきった感。とりあえず注目されるのが楽しかったらしいが、ショーモデルという点から考えると改善すべき点がいくらでもあるはず。…が、今の時点ではあまり気づいていないらしく。すれ違うテレサに目線で軽く会釈してから、用意されていた椅子に腰を下ろす。もう少し、舞台袖からショーの様子を見守ろう。 ) [Sat 29 May 2010 23:53:56]
ヘカテ@V,G,C > (ちなみにステージ背後の銀幕にゃショーの間中、後援会社のロゴ=マークが投影されてるシステムだ。舞台のアチコチで瞬き駆けめぐる魔術灯の筋と銀幕を背景に、輝くランウェイを歩いてもらうてぇ勘定ヨ。もし都合が付かなくてリハーサルが出来てなけりゃぁ臨機応変、スタッフが一般席の後ろから矢印版かかげて、モデルさンを誘導する手筈になッてるふう。「⇒進ム」「停止,ポーズ」やら木札にペンキのベタ塗り指示で、この辺りぁ結構ローコストだ。お客さンから見えないエリアだッたら多少安ッぽくてもGOッてこッたい。そンな中のハニィ=キッスに「おぉッ」てぇ今までのたぁちょぃと色の違う歓声、よッ、色ッぽいヨ!)『――さぁ、キュートな仕草に定評のあるマヤウィ嬢、本日初お目見えだから、この艶姿は貴重なワンシーンだ!――サテ、来る二番手はコケティッシュなアクシデントも皆々様の記憶に新しくござンしょう、ヴェイトス大学魔術科の彗星テレサ嬢! どうぞぉッ!』(例によッて盛り上げ重視の実況に、それなりに興奮したお客さンが拍手でマヤウィ嬢を見送ろう。次いで女が喋るなぁ、ご本人にゃ忘れたいだろう過去を蒸しッ返してネタにして、コリャ失礼だ。戻るマヤウィ嬢を追うライトがパッと消えて、また輝きゃ舞台袖に集中して、) [Sat 29 May 2010 23:43:53]
テレサ@V.G.C_ > ・・・やべ、もうはじまっちゃったよ。(リハーサルは聞いてたが、諸事情につき控え室に入るのがちょっと位遅れたのである。まさか墜落さんをトップに出してくることは無いと思ってたがやっぱり無くてよかった。精神統一なりなんなりに使うべき時間を失った程度で、なんとか本番には間に合った。) とはいえじたばたしても結果は同じ、深呼吸一つして出て行く選手達を見送るのでしたー。(せるふ描写台詞とかぽろり。 でも精神状態的には大分安定している。色々訓練はつんできたし、格好を最初のより普段のセンスに近いのに変えたということも気持ちを楽にしてるようだ。 舞台側に注目すればそろそろ一番手さんが戻ってくる頃か。 初日の私と同じブランドのドレスが見える。) [Sat 29 May 2010 23:36:38]
マヤウィ@V,G,C > ( 観客席に向ける笑顔の裏で、懸命に耐えるマヤウィ。少しでも気を抜けば、脳内で観客の容姿採点を初めてしまいそうだ。ああ、でも、 注 目 さ れ て いる……!!! )( 状況的に、注目されるのは当たり前の事だ。しかし、マヤウィが何をしようともスルーか逃げられるかが常だっただけに、少なからず異性の視線を集めている ※女性客?目に入りませんわ!※ この状況が溜らなく嬉しい。 )( 事前に言われていた位置まで歩くと、ちょっと媚びた風な仕草で観客席に向かって投げキッスをしつつターン。また舞台袖の方へと戻って行こう。 ) [Sat 29 May 2010 23:22:32]
ヘカテ@V,G,C > (嬉しそうに歩き出した彼女を一斉の拍手が迎えるだろぅ。憧れの視線、好奇の眼差し、ちょッぴりの嫉妬、好色ソな流し眼。初日の評判を耳にしたか、集まりも集まッたりは老若男女、貴族も社長も平民も客層と言や様々とりどりだ。彼女の理想なハンサム=ボーイも、銀色のランウェイから見降ろしゃぁ見つかるかも知れないネ?)『華奢なその身を飾るは、当社オリジナルブランド“Rose,Flamenca”! ヴィクトリアンレッドのフラメンコドレスが、翠緑のお髪(おぐし)に映えることッ! なお、ヘアデザインは劇団「ツァラトゥストラ」のメイクスタッフのご指導――ッ、』(女のアタマに叩ッ込ンだ資料は暗記部分もあるけど、解説ぁほぼその場の勢いだ。何気なく扇を振りゃぁソレを合図、彼女のつややかな髪を際立たせるヨに、背後から魔術灯がライトアップ。オツに済まさない親しみやすい雰囲気はソレはソレでプラス要素にゃ違いない、) [Sat 29 May 2010 23:00:51]
お知らせ > テレサ@V.G.C_さんが来ました。 『衣装チェックしつつ待機中。』 [Sat 29 May 2010 22:59:27]
マヤウィ@V,G,C > ( 出番もうすぐですからと、スタッフに囁かれて舞台を再び見れば司会がマヤウィの紹介を始めていた。 ) …素敵な表現ですわねぇ。 ( 事の成否はともかくとして、キリバナ界のエメラルドというキャッチフレーズに自然と笑みがこぼれる。そのまま舞台袖から一歩踏み出し、リハーサルで指示された通りの方向へと歩こう。モデルウォーキングという雰囲気はまるで無く、観客席に笑顔を向けながら少しウキウキしたような足取り。 ) [Sat 29 May 2010 22:51:23]
ヘカテ@V,G,C > 『前回のイベントから約2週間ッ! いささか雨天が続きましたが、今夜は乙女らの美しさを讃えるかのヨなこの晴天ッ!! 晴れやかな月の下、始まりますは美の祭典ッ、おッとコレからは一瞬たりとも見逃しちゃぁいけませンヤぃ、磨き上げられた美の真髄、眩しくッて目を反らすは一生の不覚ッッ!!』(拡声器代わりに孔雀扇をヒラリと広げ、女は相も変わらずの立石に水で喋り立てる。ランウェイのライトが全て灯りゃ、客席の後ろからスタッフの薔薇娘が「OK!」の立て札をブンブンやる。女は一度言葉を切ッて、チラリと舞台の袖に視線。手持無沙汰そな真紅のドレスが目に付きゃぁニッと唇の端あげる。Ready,OK?)『――サテ、本日最初のトップナンバーは、キリバナ界のエメラルドも名高きマヤウィ嬢ッ! その艶やかなる晴れ姿、とくとご覧あれッ!』(ズン ズンと軽いリズム。女の台詞と共にパッとスポットが袖に当たり、マヤウィ嬢の姿を浮かび立たせようと奔走する白い光――、) [Sat 29 May 2010 22:41:12]
マヤウィ@V,G,C > うーん…。 ( 今日は、観客席に美形がいないかどうかが気になって視線をキョロキョロさせたりしないように気をつけないとですわね〜。 )( なんて考えつつ、観客席からは見えない位置でくるんくるんターンというか無意味に回りながら出番待ち。背中の葉が裏方スタッフにぶつかり、さすがに止める。あ、ごめんなさい。などと小さい声で謝ったり。ヘカテの司会進行の様子に一応耳を傾けてはいるが、端からはそうは見えないだろう。 ) [Sat 29 May 2010 22:34:11]
ヘカテ@V,G,C > 『――One,two,three,four,』(ドン、)(カッと光が満ちるランウェイ。大迫力で響くドラムに乗ッて、今まで黙ッてた管弦楽器が一斉に鳴り始めるだろう。舞台の左右から金銀のテェプがパァンと弾けりゃ、記念すべきV,G,Cセカンドショーの始まりだ。軽快にアレンジされたラブ・ソングを歌いながら、軽やかな足取りで退出してく歌手と交差して、舞台裏から蒼い姿がスルリと現れて一礼せン。グロリアブルーのグラマラスカァルを結い上げた、年頃19,20歳の女は言うまでもなくペルセフォネー=コーポレーション代表取締役社長ヘカテ=ダンドリアンローズだ、)『――お集まりの皆様、長らくッ、長らくお待たせ致しましたぁッ! コレより、第1回V,G,C(ヴェイトス=ガールズ=コレクション)、白熱のファッションショー2日目のステージを開催したいと思いますッッ!! 大盛況の内に幕を降ろしましたステージ初日、世にも稀なる花達ぁ、今宵どのヨな夢を魅せてくれるのかッ!? なお共産は劇団「ツァラトゥストラ」、「Tozzi」、並びにギルド「ホープ」有志団体の皆様――、』(1日目の服装たぁ趣向の違う、シンプルなマーメイドドレスを纏ッた女の声に、背後の銀幕に次々と後援グループのロゴが浮かび上がる。交錯する魔術灯、ワッと拍手の渦。熱い夜がまた始まるヨ!) [Sat 29 May 2010 22:22:18]
マヤウィ@V,G,C > ( テンションだけは無駄に高いが、あまり訓練の成果が上がっていないキリバナ。不器用なりに頑張ってみたメイクはケバケバでこそなかったが「とりあえず塗ってみた」感が満載。つまり「この部分にこの色をつけると彫りが深く見える」「ここにこの色を乗せると顔色が明るく見える」などといった「メイクの理屈」を理解していない初心者メイクである。 ) ……ちょっとばかし緊張しますわねぇー。 ( さほど緊張してもなさそうな、けろりとした表情で言う。赤いフラメンコドレスは鮮やかで、巻いてアップにした髪型との相性は悪くないだろう。だが結局、その派手さに見合う髪飾りを見つけられなかったキリバナの頭にはごく平凡な手の平サイズのコサージュ。 ) [Sat 29 May 2010 22:16:27]
お知らせ > マヤウィ@V,G,Cさんが入室されました。 『(舞台袖にて)』 [Sat 29 May 2010 22:08:24]
ヘカテ@V,G,C > 「The branch of the pearl also,Dragon's gem also,It doesn't melt the lady's heart…,(真珠の枝も 竜の宝玉も 彼女の心を溶かさない)」 (特設ステージに光が淡く灯りゃ、流れ出すは夢のヨに甘いメゾアルト。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの三弦楽章にヴォーボエが重なる。光量を抑えた白いスポットライトの中、異国情緒溢れるバラードがスローテンポで始まるオープニング。舞台中央に立つ金髪の歌手は緩やかに腕を広げた姿勢で、ズラリ居並ぶお客席へとニッコリ優雅に笑いかける、)「Table and back,Table and back,Sha,ra,ra…,rTears are used properly…, It takes no notice even of the song of love…,(表と裏 太陽と月夜 シャララ ラ 涙も使い分けて 恋の歌すら聞き流す)」 (砂糖菓子のヨな韻を踏むなぁ、トキノミヤコの有名な物語をフェアリン風に訳したラブ=ソングだ。どンなお宝や財宝にも目ぇくれなかッた高嶺の花の正体は、月の国のお姫さンだッたッてぇ夢物語。盛り上がりのサビで、余韻を残して一旦途切れるB,G,M。タイミングを合わせてスゥッと魔術灯がカッ消えて、) [Sat 29 May 2010 22:05:53]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが入室されました。 『「The princess crescent queer,(三日月の姫は風変わり)」』 [Sat 29 May 2010 22:00:17]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Thu 27 May 2010 00:14:27]
レェナ > (V,G,Cで吸収できることは沢山ある。すばらしいことに指導者もついている。ココを期にいろんな面で自分を鍛え直せればいいと、強く思って。 足の歩幅を大きくして帰ろうか。) [Thu 27 May 2010 00:14:24]
レェナ > (よく見る楽師さんの演奏も横目で見ながら、足は先へ先へ。 とりあえず宿舎に戻ったら、ウォーキングの見直しと一緒に、舞台の振りの確認もして、もうひと運動してから休もうと脳内で計画する。先ほどダンスの稽古で体のポジショニングが甘いと幼馴染ダンサーに厳しい指導を受けたばかりだ。忘れる前に体に叩き込む。その繰り返しをして何とか仕上げるしかないだろう。) せめてマリアに怒られないようにしなきゃ…  (眉をへこっと下げながら、呆れ顔の幼馴染の顔を思い出す。) [Thu 27 May 2010 00:12:35]
レェナ > (V,G,Cの方は順調かと言うと小首をかしげたくなるだろう。ちょっと成長が危ぶまれている自分にちょっと苦笑。どれだけ吸収力が弱いんだと残念な気持ちだ。 ただ、まだ期間はある。 気持ちで負けたらダメだと拳をきゅきゅっと握って。 次のショーに向けて標準をあわせてがんばらねばだ。 実際宣伝効果にはなっているはずだと。)   (そんなこんな、とりあえずバタバタした日々だが充実していることに違いない。横丁の知った顔が通り過ぎればへこり頭を下げながら。 てくてく、進んで。 )  [Thu 27 May 2010 00:03:42]
レェナ > (少しだモデルウォークを意識しながら、P.Cの社員用宿舎まで帰ろうか。V,G,Cの稽古と劇団の稽古を往復する日々がここのところ続いているが、苦にはなっていない。) (劇団の稽古はすこぶる順調。こないだ劇団ツァラトゥストラの見学(?)をしたおかげでモチベーションも上がり、稽古場は程よい緊張感がある。 このまま、リハーサルまで持っていければいいだろうなと。 ほくほくした気持ちに足取りは軽い。) [Wed 26 May 2010 23:57:05]
レェナ >  はい、 ではお先に失礼しますっ  (事務所の出入り口でペコリ頭を下げて。残っている劇団員にご挨拶。 V,G,Cの関係で、時間のやりくりが少し大変になったが、宣伝効果は上々か。劇団員達の話でも悪くない様子だった。) (がちゃり。) (事務所の戸を閉めて、通りへ出ようか。 表の通りには曇った夜空にあったしっとりした空気が流れている。) ふぅ… (小さく息を吐いて。下っ腹に少し力を入れて歩こうか。少しだけ、疲れた体がひきしまるのを感じながら、人の歩みを避けながら歩こうか。) [Wed 26 May 2010 23:49:42]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Wed 26 May 2010 23:41:31]
お知らせ > シンジュさんが帰りました。 『ここに来たのも』 [Wed 26 May 2010 23:07:23]
シンジュ > (6曲歌い終わり、周囲の人の圧倒の視線をまったく気にせずくるりと回った。)いーい気分♪ここに引っ越して来て正解だったわ!(脱いだ上着を雑に取り、帰路へと向かう。) [Wed 26 May 2010 23:07:00]
シンジュ > ラララー♪ラーラー♪(何だ、想像以上にいけるじゃん。さすが私♪) [Wed 26 May 2010 23:03:48]
シンジュ > あーあー・・・。ん、まあ、いけるかな?(上着を一枚脱いで、足を肩幅くらいに広げる。母の言っていたとおり歌の基本だ。そして静かに目を閉じ、深呼吸をした。) [Wed 26 May 2010 23:01:35]
シンジュ > (練習は怠っていないもののやはり人前で歌うことに意味があるしね。最近は引越しの準備で忙しかったし。勢いで6曲くらい歌おうかな?) [Wed 26 May 2010 22:58:26]
シンジュ > また・・・来ちゃった [Wed 26 May 2010 22:55:55]
お知らせ > シンジュさんが来ました。 『『運命とでも言っておこう』』 [Wed 26 May 2010 22:55:20]
お知らせ > レナさんが退室されました。 『 まぁ、いっか。 とりあえずお風呂入ってフルーツ牛乳を飲もう。 』 [Tue 25 May 2010 22:53:44]
レナ > ( 一つ大きな伸びをして息を吐いた。 ご飯は今さっき休憩中に済ませてしまったし(食費を減らせるのは貴重である)、あとはゆっくり歩いてお風呂に寄って、帰って寝るだけ。 何だかちょっと潤いの足りない生活のような気もするけど、趣味にお金を回す余裕も無いし、趣味自体が無いし、友達とかも居なかった。 ああ、でも、ちがう、友達出来ない子なんじゃなくて、あっちこっち転々としてたから、だと、思う。 やっぱり何処かに落ち着いて、専属のメイドになるべきだろうか。 相性の良い主人に恵まれたらそれも良いなって思うんだけれど。 ) [Tue 25 May 2010 22:42:59]
レナ > ( 帰路 芸能横町大通り 私服にて ) [Tue 25 May 2010 22:35:31]
レナ > ( 兎に角我慢しよう。 この仕事も臨時雇いで、急用でお休みしている本業の人が復帰するまでの繋ぎだ。 兎に角生活費が苦しい現状、贅沢は言ってられないし。 ) いってらっしゃいませー。 ( そう自分に言い聞かせながらのらりくらりとやり過ごし、6時間――――久し振りにまともな食事と生活が出来ると思えば何とか最後まで問題を起こさず、今日の所は終わった。 ) [Tue 25 May 2010 22:26:42]
レナ > ( 昔から大きな声を出すのと無理に笑うのは苦手である。 特に嫌な事をされても理不尽な要求をされても笑顔で通すというのがちょっと、理解できない。 一日4,800yenの収入で週に2、3日働けばまぁ最低ラインの生活維持は出来るけれど、やっぱり正直、厨房でずっとお皿洗って料理作って、じゃ駄目かなぁと思う。 駄目だった。 若い子がフロアーに出ないでどうすんの、と怒られた。 そんなわけで今現在も見知らぬお客さんにあれこれ根掘り葉掘り個人的な事を質問されながらどれもこれも答えられない内容ばかりで言葉を濁しながらごにょごにょしている所で。 ) [Tue 25 May 2010 21:58:23]
レナ > ( 10〜20代女性、一日6時間時給800yen、芸能横町のお洒落なカフェーでご主人様お嬢様に明るく楽しくご奉仕するメイドさんのお仕事です♪ という広告に飛びついてみたものの、「メイド」と「メイドさん」は別物だよ! と力説されて首を傾げながらフロアに戻ってきたところ。 ベテランの応募ならまだしも十代である事を条件にされるなんて滅多にないし、久し振りに普通にメイドのお仕事で黙々と掃除したりベッドカバーを換えたり繕い物をしたり平和な時間を過ごせると思ったのに。 ) い、いらっ…いえ、おかえりなさいませごしゅじんさまー ( やっぱりどう見ても熱気溢れる喫茶店だった。 あんまり作り笑顔って得意じゃ無いから今すごい変な顔したんじゃないかと思う。 ) [Tue 25 May 2010 21:42:21]
レナ > あれ これって メイドかなって思ったけど 違うかも? 違わないかも? でもやっぱりなんか違うかもかも? ( 思わずラップ調で歌ってしまったものの、でもやっぱりなんか違うというか、ようやく見つけた短期のお仕事in芸能横町は――――。 ) これメイド喫茶だ。 ( メイドの格好をしてオムレツに文字を描いたりお客さんとじゃんけんしたりおしゃべりしたりドジッ子の演出をしたりとかするお仕事だった。 ) [Tue 25 May 2010 21:27:26]
お知らせ > レナさんが来ました。 『 派遣メイドレナ・クロスビーのおしごと 』 [Tue 25 May 2010 21:23:48]
シンジュ > ここは・・・素晴らしいわ。ここでの歌の練習も可能なのかしら? [Sun 23 May 2010 02:23:03]
お知らせ > シンジュさんが入室されました。 [Sun 23 May 2010 02:22:14]
お知らせ > レェナ@V,G,Cさんが帰りました。 『じゃぁ、お言葉甘えて (あなたの親切に感謝をしながら、練習を続行するだろう。)』 [Sun 23 May 2010 01:09:35]
お知らせ > カイン@V.G.Cさんが退室されました。 『――貴女のファンである劇団員達が、集まってくるだろう。』 [Sun 23 May 2010 01:04:08]
カイン@V.G.C > いや、自分なんかに出来る事なんて……偉そうに講釈垂れてしまって、すみません。(頭を掻き掻き、恐縮しきり。 褒められたり感謝されたりといった行為には、本当になれない。 どう対応して良いのかがわからないのだ。 演技ならばまだしも、カイン・グレイホーク/アイゼンリッターを名乗る人物にとって、素の反応である。 参ったな、という表情。 とにかく、彼女には是非とも頑張ってもらいたいのだけど、ううむ。)此方こそ、来て頂いて嬉しかったですよ、ありがとうございます。 また何かありましたら、是非に。 レェナさんならいつでも歓迎ですから。(――そう言って、彼は何度か頭を下げ、その場を辞した。 ファンであり尊敬もしている役者から、こう何度も感謝されて――どうにも顔が百面相になってしまいそうだったのだ。  無論、貴女が望むのであれば、この後も此処での練習は続けられるし……) [Sun 23 May 2010 01:03:46]
レェナ@V,G,C > とっても参考になりますっ(これから、頂いたイメージを噛み砕き自分のものにせねばと。静かな歩み、花のあるポージング。 その出来を上げるには練習しまくらなければと、あなたの話を聞きながら力強く思うだろう。イメージ、メリハリ、 今日はたくさんのことを学んだと充実感じはいっぱいだ。) そんな風に言っていただいて、 本当にありがとうございますっ。 お芝居の舞台同様、お客様に満足してもらえるようなウォーキングに仕上げてみますねっ (こうして応援してくださる方のためにも、恥じない舞台にすると、それだけはしっかりお約束をして。 本番には自分の世界が広がるように、これからもっともっと頑張るようぎゅっと手に力を込める。) なんだか、すごくお世話になってしまいましたっ (へこり、ご教授していただいたお礼になるかどうか、頭を下げて。) [Sun 23 May 2010 00:59:25]
カイン@V.G.C > 明るく快活に歩いていくというのも似合う服だとは思いますけど、前回の衣装が海賊風で、多少ベクトルは違いますけど活発な動きでしたから。 衣装も完全に雰囲気が変わるわけですし、それならもう動きも完全に真逆を目指すべきだと思うんです。(ともあれ、貴女が動き出したなら、黙って頷き、その様を見守る。 ――多少もたついてはしまったけれども、その動きはワンピースに合う、とは思う。実際、彼女自身には似合っている衣装だと思うのだ。 先日の女海賊といった風貌も、とても様にはなっていたが)……そうですね。結局、今のは私の意見ですから、レェナさん風に噛み砕くともっと良くなると思います。 後は、ターンの所に何か――――アピールするような動作をやると良いんじゃないかな、とは。 移動が静かでゆっくりとしたものですから、一気に華やかになるような何かを。(殺陣もそうだが、動きはメリハリだ。 ここぞと言うところをアピールするなら、速い動きから止めてみせたり、遅い動きから素早く拳を繰り出したり、そうすることでより印象を強める事ができる)あとはレェナさん次第、ですが……大丈夫です、自信を持って。 舞台の上は貴女の領域なんですから。 他の誰にだって負ける道理がありません。 他のモデルさんは、コレが舞台に立つのが初めてって人もいるんですから。 それに、お客さんの中にだってファンはいますからね。少なくとも私がそうです。(なら、期待に応えて貰わないと、と。 最後は笑って付け加えた)【激励効果:レェナ ウォーキング+1】 [Sun 23 May 2010 00:43:52]
レェナ@V,G,C > ([判定失敗] 少し歩いてみたものの、なんだかもたついて。リアルな歩みではあったかもしれないが、あのハイテンポの舞台ではこの歩みでは遅すぎるだろうか。) …これは もう少し練習が必要そうですね (恥ずかしそうに苦笑を浮かべて。) [Sun 23 May 2010 00:38:34]
レェナ@V,G,C > なるほどっ (くすくすと、苦笑交じりのあなたの言葉には笑い混じりに返して。 戦術と言うのは言い得て妙。見る側に送り込むものをもっともっと意識せねばならないと言うこと改めて自分の中に飲み込んで。) どうでしょうか…?  (イメージの転換。腕を組んで考えるあなたの表情を覗き込むように。 目をぱちこら。 )      …お嫁さん  (腑に落ちたように言葉を漏らして。 ブーケを持って、あのまっすぐなランウェイを歩くのを想像する。) ヴァージンロードのつもりでってコトですねっ  (わっと視界が広がるのを感じて。この衣装をきて、花嫁のようなイメージ。衣装をそっと、かけて。 少し後退して、位置を取り目をそっとつむるだろう。 目の前に伸びるランウェイを想像してみようか。 ) …――――  (自分があの衣装を着てるつもりになって。 両手にはきっとブーケを持っているだろう。そっと前で両手を構える。 すっとまぶたを上げて、 長いすそがキレイに見えるよう恭しく歩き出してみようか。)[判定] [Sun 23 May 2010 00:33:19]
カイン@V.G.C > 役作りというか……自分は強いだろう格好良いだろうってのを、客に見せ付けるような。 緩急をつけて、動作を溜めて、インパクトのある動きを叩き込む事でそのイメージを刻み付ける、と。 これじゃあ殺陣になってしまいますけど。(と、最後は苦笑混じりに。 カイン・グレイホークは常に攻勢で舞台の上に立ち、アイゼンリッターもまた路上で拳を振るっている。 「見られる」のではなく「見せる」 重要なのは、どのように――つまるところは「イメージ」であり「戦術」だ) レェナさんの海賊衣装でもそんな感じでしたが――っと、コレですか。(差し出された純白のワンピース。 それは女傑といった風の先日の衣装とは異なり、また新鮮さを与えてくれる。 上手い、と素直に思った。 雰囲気がガラッと変わり、観客の受ける印象も大きいに違いないからだ)結構、裾が長いんですね。 色も白いですし、となると……うん。 お嬢様、お姫様――いや。(腕を組み、思案する。 それじゃあ少し漠然としすぎる。 そうじゃあない。 真っ直ぐなランウェイを歩いていくのだ。 それを強調するのであれば……)お嫁さん、花嫁を演じるような感じで歩いてみると良いんじゃないでしょうか? [Sun 23 May 2010 00:14:27]
レェナ@V,G,C > イメージ...(身支度を整えるあなたを待ちながら。下唇を指でさすりながら、ふむふむ頷いて。あなたの緊張には気づくこともなく、つづられた言葉に自分も考えをめぐらそうか。) そうですね、 海賊が品よく歩くイメージはないです (実際自分前回のショーで女海賊を演じながらしたウォーキングはガシガシ大またで歩いていた。つまりは役作りということか?と、おでこの前に思考がグルグル回る。) 次ですか??   次はっ …  (思い出したように、荷物の中から次の衣装を引っ張り出そうか。 前回は女海賊の衣装だったので、雰囲気を一変してみようかと。荷物から出てきたのは白のふんわりしたAラインのマキシ丈ワンピース。何段かに切り返しのあるレースのあしらった清楚な雰囲気のもの。) 実は、これも今度の舞台の衣装の一部なんですが… (恥ずかしそうにへナリ苦笑を浮かべて。ひらりあなたの目の前に差し出そうか。) [Sun 23 May 2010 00:03:42]
カイン@V.G.C > えぇと、そうですね……。 まあ、基本は一緒だと思いますし。 レェナさんなら、多分、基礎レベルについては殆ど出来てるでしょうから――(さて、此処からが本題。 実に緊張する。 正直、普通に舞台の上で立ち回るか、路地裏で殴りあうかしてる方が余程楽だ。 同業者で、それも憧れの俳優さんに、自分が指導するというのは……どうにも。 とりあえずジャケットを脱ぎ、ネクタイを抜き、シャツのボタンを上から一つ二つ外して動きやすくしながら、考えを纏めていく)――ようは「イメージ」だと自分は考えています。 自分をどう「見せる」か。 それこそ役にもよりますけど、海賊だったら大股で自信たっぷりに歩いて、荒々しく威風堂々とした感じに……だとか。(まあ、自分が演じるなら、の話だけれど。 彼女の次の舞台である女海賊がどんな役なのかはわからないから、仮定の話だ。 ――と、そうだ。 それで思い出した。 聞いておかないと)レェナさんは次の衣装、どうするんですか? 多分、それにあわせるのが一番だと思いますよ。 [Sat 22 May 2010 23:49:27]
レェナ@V,G,C > いえいえ、まだまだ勉強中のみですのでっ (ふるふる首を振って。人に見てもらってはじめて見つかることは新鮮なことばかり。自分がそれを吸収していければよりよいものに仕上げていくことが出来るだろう。なのでぜひぜひ勉強させてくださいと、にっこり笑顔でお願いしようか。鏡張りの室内に踏み入れれば、ぐるり見渡してみようか。)そんな、あれだけ動けると言うのは凄い事なのですよ。 (自分の劇団では多少の殺陣やちょっとした格闘シーンはあるが、それをダンスに織り交ぜて表現している。 ここの劇団の迫力には敵うわけがない。)はい、ありがとうございますっ  (へこ。楽しみにしてくださる方のために、一生懸命に頑張ると笑顔を向けて。) そうですね、うちダンスはしてても正式なウォーキング自体はやったことがなくて… (ランウェイで見栄えのする歩き方と言ってピンとこないことを説明しようか。自分の役になりきれば、その歩き方になるが、モデルさんのように服を生かす歩きと言うのがよく分からないのだと。そういった部分を見ていただければと、苦笑のままお願いしてみようか。) [Sat 22 May 2010 23:39:53]
カイン@V.G.C > えぇと、ならウォーキングですかね? いや、正直なところ、自分らが教えられるような事があるかどうか……。(彼女の歌劇は素晴らしいと思う。 歌や踊りと物語性の融合というのは、なかなかできるものじゃあない――生来のセンスによるものだ)(途中でタオルを受け取って髪を拭ったりしながら、一先ず彼女を案内するのは、ここ最近、他のモデル達も多く利用している鏡張りの部屋だ。 自分の姿勢や何かを様々な角度で確かめたり、立ち回りの型を確認したりする為の)レェナさんにそう言って貰えると恐縮です。自分にできるのは、跳んだり跳ねたりってだけですから……(――カインにせよ鉄仮面にせよ『彼』という人物は褒められる事になれていない。 嬉しく、喜ばしいのだけれど、どう表現したものか。 頭を掻き、何処か照れくさそうに頷いた)次の舞台は海賊物ですよね。楽しみにしてますよ――と、それじゃあ、どうしましょうか?  [Sat 22 May 2010 23:24:53]
レェナ@V,G,C > (笑顔を向けて頂いて、その瞳に一瞬緊張するものの、よく見に来てくださる方だと理解してへなり笑顔を返すだろう。) あ、すみませんっ  ありがとうございます  (ぺこっと頭を下げて。促されるままに室内へと足を踏み入れようか。タオルは大丈夫だと、恐縮しながら言おうか。そこまでは傘を差してきたのでコチラは濡れてはいない。むしろ必要なのはあなたではと小首を傾げて思う。) 今日はショーのレッスンで... (こんな機会がなければ他の劇団で稽古をつけてもらうことなんて出来ませんからと付け加えて。)カイン…  さん ?  (そう口で返しながら、聞き覚えのある名前にようやく気づくだろうか。) えっ! あ、 じゃぁ えっと  ええっ ファっっ?  (あの主演俳優の人だとと言うこと、もしくは自分のファンだなんていって貰えたこと。どちらにも驚いて、どちらに反応していいのかとてんぱって言葉にならなくなっていた。 大きく深呼吸がもう一度必要そうだ。) あわわ、 失礼しましたっ あと ありがとうございますっ  (思いっきり頭を下げて。やっとのコト出した台詞。コチラも舞台を何度も見させてもらってるコト、こないだのショーのオープニングイベントに感動したことを少しあがったテンションのままお話しようか。) [Sat 22 May 2010 23:13:16]
カイン@V.G.C > ああ、良かった。 舞台の方は何度も見ているんですけど、やっぱり声をかけるとなると緊張しますね。違ったらどうしようかと。(と、目を細めて笑いながら。 平凡な顔立ちだが、生来の顔付きと経験とが合わさった結果、眼は妙に鋭い)まあ、雨の中ではアレですしね。中にどうぞ。 すぐにタオルか何かも用意しますよ。 今日は見学ですか? それともショウの方のレッスンで?(と言って彼女を稽古場へと招き入れるが、そういう彼は傘を差していないので濡れている。 カイン・グレイホークかアイゼンリッターか、ともかくそう名乗る人物は、傘を嫌った。理由としては単純明快で、片手が塞がってしまうからだ。動きやすいようにと注文をつけて靴を作ってもらったのと同様、いつ如何なる状況であっても即応できるように、という。 勿論、馬鹿正直に劇団にそれを話したりはせず、結局は防水性のある素材でジャケットを仕立ててもらうことになったのだけど。 そして貴女の問いに「ああ」と快活に答え、頷きを返す)あまり顔を出してはいないですからね。 ――グレイホーク。カイン・グレイホーク。 貴女のファンですよ、レェナさん。 [Sat 22 May 2010 22:53:40]
レェナ@V,G,C > …―――  わわっ  (何回目かの深呼吸後、後ろから聞こえた声に思わず変な声をもらして。 ばっと振り返ろうか。)  あ、  はい   (こくり頷きながら、まばたきぱちこら。 はねた心臓を落ち着かせながら声をかけてくれた人物を改めて確認しようか。)  えっと …  劇団の方でしょうか ?   (何度か劇団ツァラトゥストラの舞台を見に来てスペクターの姿も拝見していたものの、目の前の人物と一致しなかったのか。小首をかしげながらお聞きしようか。) [Sat 22 May 2010 22:48:21]
カイン@V.G.C > (――と、思わず彼、カイン・グレイホークが呟き声を漏らしたのは、稽古場の前に佇む女性の姿に気がついたからだ。 ヴィノティーク製の「仕事着」を着込んで、芸能横丁を歩き回るのも立派な仕事。昨今は喜ばしい事に自警団の動きも活発な様子で、ならば今夜は鍛錬に専念するべきかと考えていた所だった。 その見慣れない――しかし見覚えのある――後姿に誰だろうかと一瞬思考を巡らせて、ああ、と気がついた。 此処は芸能横丁。 見覚えがあって当然だった)……すみません。もしかして、Junking歌劇団のレェナさんじゃあ無いですか?(つけていたサングラスを外し、胸ポケットに挿入しながら、貴女の背後から声をかける。 ――実はファンなのだ、彼女の。 かける声が上擦ってやしないかと、少し心配である) [Sat 22 May 2010 22:38:19]
お知らせ > カイン@V.G.Cさんが入室されました。 『―――あれ?』 [Sat 22 May 2010 22:32:06]
レェナ@V,G,C > (入り口をこそり覗き見て。活気のある稽古場に胸を高鳴らせる。) ふぁ…  (やはり自分達の稽古場とは雰囲気が違う。別の劇団の中とはそうそうお邪魔することはない。新鮮な空気に緊張してなかなか中に踏み入れられないようで。何回入り口で深呼吸したことか。)  …うぅ   (他のモデルさんが先に入っていくのを何回見送ったか。そろそろ意を決して入らなければ、もう一度深呼吸をする。) [Sat 22 May 2010 22:21:19]
お知らせ > レェナ@V,G,Cさんが来ました。 『(劇団ツァラトゥストラ稽古場の入り口。)』 [Sat 22 May 2010 22:11:23]
お知らせ > ミーシャさんが帰りました。 『 そうして今日見た劇について色々喋ったり。二人で居る幸せな時 』 [Sat 22 May 2010 02:07:15]
ミーシャ > ( 出会ったのかと言われてこくりと頷いた。そういえばなんていう偶然なのだろうかとカルミラさんも楽しそうに笑っていた。……その偶然のお陰でこうして今無事だと言えるのだが。思い返してみるとやっぱ結構危なかった。 ) ――――そうなんですか。どうりで……なんだか納得してしまいます。 ( 浮世離れした雰囲気の彼女。色々な事に疎い事や高貴な生まれであるという事に自然と納得がいく。 ) そうしましょう。もう今日はすっごく面白かったです! ( 手を繋ぎ二人並んで共に歩く。こうしてずっと。ずっと一緒に歩いていく。だから私は雪の道で一人走っていく事はないの。絶対に。それは約束した事だから。 ) [Sat 22 May 2010 02:06:39]
お知らせ > フランさんが退室されました。 『 私はこの娘と一緒に居れて、とても幸せだ。 』 [Sat 22 May 2010 02:04:11]
フラン > ( お互いの気持ちを確認しあえば、私は胸の中がじんわりと暖かくなる。まるで魔法のようだ。不安も溶けて、この幸せがずうっと続くんだという確信に変わる。 ) ――あら、カルミラに会ったの?それは奇遇だわ。 …そうね、あの人ともここ最近会ってないし…。 ( それからそっと耳打ちするように顔を近づけて。 ) カルミラはとても高貴な産まれの吸血鬼の方なの。でもこの街にきたばかりで、まだ色んなことに疎いのよ。だから私が色んなことを教えてあげる約束をしているの、ふふふ。 ( まさかミーシャがカルミラに血を吸われそうになっていたとは思いもせず。 ) ――さて、まだ雨も止みそうにないし… 劇場にちょっと休憩できる場所があるの。そこでお茶でも飲みながら、のんびりしていきましょうか。 ( そう言ってミーシャの手を取り、歩きだそう。 ) [Sat 22 May 2010 01:58:14]
ミーシャ > 私もずっと、愛しています。 ( わかりきったこと。だけどそれでも口にしたい言葉。幾度伝えてもその台詞は褪せる事が無い。 ) 期待以上の面白さで楽しみにしていて良かったです。もう…素敵でした。 ( 面白さは充分に伝わったみたい。―――今まであまり寄った事がなかったけれど、機会があればもう少しこの辺りにも足を運んでみようかな……?こういう事にお金を使うのも悪くはないんじゃないかと思ってきた。 ) あの、カルミラ――様…さん?………様?と出会ったんですけれど、フランさんを探していたそうです。それをすっかり伝えそびれてました……… ( ―――なんと敬称付ければよいのかちょっと悩んだ少女。なんだか様っていう雰囲気の吸血鬼だったからそうお呼びした方が良いのだろうかな? ) [Sat 22 May 2010 01:50:28]
フラン > …愛してる。 ( そっと呟いた。神様。私はあなたを裏切って、悪いことばかりしてしまったけれど、どうかこの幸せが壊れてしまわぬよう、見守ってください。 ) ( 劇を見終えたほかの客達と共に廊下を歩く。 ) 良かったわ。活字だけというのも想像力を掻きたてられて中々面白いけど、こうやって見るのも素敵ね。本当は野外でやっているようなのもあるのだけど、今日みたいに突然雨に降られると大変だから――。 ( これを機会にミーシャにも劇の面白さをわかって欲しい。今日見たのは悲恋のものだったけど、他にも痛快な内容のものや、ホラーな内容のものもあるのだ。しょっちゅう劇を観にいけるとは限らないけれど、また一緒にくるのもいいだろう。 ) ――ん? なあに、どうしたの? ( 突然の声に、ふと首をかしげて。 ) [Sat 22 May 2010 01:32:45]
ミーシャ > ――――信じます。私は…フランさんとずっと、幸せになりたい。 ( それは薄氷の上を歩いていく道のり。だけれどもそれが決して割れぬ物だと信じて私は頷こう。――――信じてます。絶対に。 )( 劇は終わり灯りがともされ元の明るさに戻る場内。取り敢えずは二人で席を立ちあがりながらもう暫く二人で辺りをうろついて。 ) 面白かったです!!ああいうお話自体は本なんかで読んだ事もあるかもしれませんけれど、実際に目の前で演じられると臨場感が凄くあって……!ヒロインのレオーネの女性もとても綺麗でしたし! ( 軽く興奮気味に捲し立てる。どうやらしっかりと楽しんだ模様だ。見ていた演劇の題材も印象深いし、しっかりと良い思い出に残る劇だったに違いない。 ) ―――――あ。 ( と、そうだ吸血鬼。いけない、危うく伝え忘れる所だった。 ) [Sat 22 May 2010 01:19:09]
フラン > ( 悲しい劇だった。吸血鬼の愛が叶わなかったという内容の劇を一緒に見たのは、感情移入しやすいというのもあったのだけど、私からミーシャに伝えたいことがあったからだ。私たちは唇を重ねる。けれど、舐るようないやらしさは無く、唇を優しく重ねてはそっと顔を離すような。私も微笑を返して。 ) ――ミーシャ。私は絶対に貴女を幸せにするわ。悲しい思いはさせないから。 ( その気持ちを伝えたかった。たとえそれが何の保証の無いことだったとしても、だ。 ――劇が終われば、やがて蝋燭の炎が灯され劇場内は明るくなる。すぐに退場しなければならないという訳でもないが、とりあえず立ち上がろうか。でも、外はまだ雨が降っているかもしれないから―― 暫くは劇場の中を歩くことになるか。 ) 劇はどうだった?楽しんでくれたのならいいのだけど。 ( 何せ初めてミーシャと一緒に観にいった劇だ。良い思い出にしたいし。 ) [Sat 22 May 2010 01:05:51]
ミーシャ > ( 絵的な面白さの為に私頑張る!―――わけはないけど。 ) 本当です。まあ仕方のない事ですけれど…… ( そんな予定が立てれたらやっぱりそう遅くなったりはしないんだろうなと肩を竦めて。 ) ( 雪の中に倒れるレオーネ。―――彼女は最期までアランと一緒にいる道を選んだ。その温もりと安らぎを知ってしまえばもう一人でいる事には耐えられない。天国で――二人が笑っていられれば―――― )( ―――そして幕は引く。彼らは最期に幸せになれたんだろうか?その別れは望まない結末だったのだろう。せめて天国では幸せになろうと―――― )( ―――私は―――今幸せになりたいと思った。天国では無い。この世界で幸せになりたい。だからアランとレオーネ。貴方達はとても悲しい最期だったんだと思うの。 ) あ……… ( 涙の跡が残る頬を愛しの人の指先がなぞる。優しい手付きで私は恋人に向き直され、そっとお互いの距離が近づく―――― ) ―――――― ( 重なり合う唇と唇。私はそっと、その愛しい暖かさに笑った。 ) [Sat 22 May 2010 00:56:10]
フラン > ( ミーシャにお姫様抱っこされたら、絵的には面白い…が…! ) 大体続きがいつぐらいになるのか、せめてそれがわかれば良いのだけどね。 ( まあ、そんな予定なんて立てられないか。 ) ( 凍える雪の中を走るレオーネ。いつしか彼女も走りつかれて倒れ、その冷たい雪の中に身を埋める。短いけれど楽しかった日々を思い返しながら――。それはアランの気持ちを裏切ることになるのかもしれないけれど、レオーネはせめて天国で一緒になることを望んだのだ。レオーネはアランへの愛を呟き、やがてそっと目を閉じて――。 劇は、そうして終わった。 ) ( じっと舞台を見つめ、涙を零すミーシャ。私はその美しさに胸を打たれ、息を呑んだ。――ああはならない。あんな悲しい結末にはさせない。本当よ、本当だってば。私はアランで、あなたはレオーネ。一人で凍える雪の中を走らせたりしないんだから。 ) ( そっと彼女の頬に手をあて、優しくこちらを向かせると、唇を重ねようとした。 ) [Sat 22 May 2010 00:36:19]
ミーシャ > ―――――……… ( 食い入るようにその劇を見つめる少女。まだ幼さの覗くその横顔は胸を打たれたようにじっと舞台を見つめていて。翡翠の瞳からは一筋の涙が零れ落ちて、舞台に夢中になっていたから隣の恋人がそっと顔を近づけてきたのに気付けなかった。 ) [Sat 22 May 2010 00:09:04]
ミーシャ > ( その村人たちの憤りを否定する事は出来ない。もうアランは奪ってしまったのだ。それなら奪われる事もまたあるだろう。アランは神に嘆いた。――――その通りだ。滅ぼされるのなら、最初から避けられない破滅の道ならば最初から温もりを与えられなければよかったのに。与えるのなら―――何故奪うのか。神様は残酷で無慈悲だ。 )( その胸を貫かれて炎に焼かれながら愛しの人を呟いた。―――縋るレオーネを振り払ったのはアランの独善だったのだろうか。これでまた彼女は雪の中にただ一人だ。それならここで最期まで添い遂げる事こそ望みだったのだろうか。――――そんな考えをレオーネがしていたとしたら、それはまた彼女の自分勝手な願いだったのだろうか。アランは彼女に死んで欲しくなかったのであろうから―――― ) [Sat 22 May 2010 00:05:45]
ミーシャ > 私は出来る側に回れそうにないんで待つ側で楽しみにしてます! ( 体力あっても力はないちびっこ。吸血鬼化の兆候があっても今の所は身体能力は変わらずらしい。 ) わかります。そういった遅筆の方に限ってとても面白かったりしちゃって続きが気になって……それで忘れた頃に最終巻が出てたりするんです。 ( 文句を言える立場じゃないけど、そこで切って放置しないでー!と作家の方に懇願したくなる。浮気しないでそっちの作品をちゃんと終わらせて!って。 )  ( 悲恋の方が盛り上がりやすいだからなのかな。特に恋物語なんかは喜劇よりも悲劇の方が割と多いような気がする。私はやっぱりハッピーエンドが一番好きなんだけれど。 )  [Sat 22 May 2010 00:05:42]
フラン > ………。 ( 私もまた、劇に見入っていた。私たちも悲しい結末を迎えるのだろうか?誰にも邪魔されること無く幸せになるのは不可能なのだろうか? ふと、ミーシャの方を向く。その横顔を見る。幼さの残る愛らしい横顔。瞳。唇。…私は、この娘を愛している。離れたく無い。 そっと顔を近づける。 ) [Fri 21 May 2010 23:45:44]
フラン > ( 長きに渡る吸血鬼の支配を打ち倒すため、街の人たちはヴァンパイアハンターと共に武器を持って立ち上がった。彼らからすれば吸血鬼は大切な家族を奪っていった憎い敵なのだ。その怒りは正当なものだろう。だが、ようやく誰かの愛に触れ己の過ちに気付き始めたアランとレオーネにとっては、不幸な結末にしかならない。何故もっと早くその過ちに気付かせてくれなかったのかと、アランは神に向かって嘆く。 ――松明の炎を掲げた者達が城へと集結し、門を破り、なだれ込む。アランはレオーネに別れを告げた。彼女が吸血鬼と結ばれたことを街の連中が知れば、彼女を許しはしないだろう。縋るレオーネを振り払い、アランは狩人の前に立ちはだかる。おぞましい吸血鬼を演じ、狩人と熾烈な戦いを繰り広げるのだった。――やがて狩人の持った杭がアランの胸を貫き、炎にその身を焦がしながら、愛しい人の名前を呟く。一人取り残されたレオーネは涙を零しながら崩れ落ち、助けにきた街の者達の手を振り払い、一人雪の降る森を駆けるのだった。 ) [Fri 21 May 2010 23:45:20]
フラン > ふふ。でも、その前にあなたをお姫様抱っこできるぐらいの力をつけないと…! ( でも吸血鬼として力もついてるから、お姫様抱っこはできそうだ。問題はすぐ体力が切れちゃうことだけど。 ) わかるわ。執筆が遅い人は本当に遅いからね。その癖他のシリーズの執筆が進んでいると、それは良いからこっちを進めて欲しいって思っちゃう。 ( まあ作家にも書きたいものがあるのかもしれないが。既に完結されているシリーズの本を読むときは、自分が読みたいと思った時に買うなり図書館で読むなりできるから、一気に読めていいんだけど。 ) ( 物語に合わせて時に強く握られるその感触に、劇を楽しんでいるのだとわかって誘ってよかったと思う。――ただ、恋愛のお話しは悲しい結末が多い。どうしてなのかしらと思うことはあるのだけれど。 ) [Fri 21 May 2010 23:45:10]
ミーシャ > ( レオーネは嘆き悲しんだ。当然だろう。生贄として差し出され、恐怖の対象である吸血鬼の元に行かなければならなかったのだ。その馬車の中でどれほどの孤独と恐怖に苛まれていたのだろうか。 ) ( その恐怖の対象であった吸血鬼の名をアランという。そして彼らは共に暮らしていく中でお互いの暖かさに触れ合い静かな安らぎと幸福を手にする事が出来た。傍に誰もいなくなり一人だったレオーネとアラン。けれど今はその孤独も癒されて―――― ) ――――――ッ ( しかしその幸福に不穏の陰がやってくる。そう、彼を滅ぼしにその雪の街にヴァンパイアハンターがやってきてしまったのだ―――― ) [Fri 21 May 2010 23:28:02]
ミーシャ > も、もうフランさんたら。……けど、ちょっとそういうのは確かに憧れちゃうかも。 ( ぽわわわんとその情景を思い浮かべて。どんな女の子でも守られるお姫様役ってのはやっぱり憧れの役割なのだ! ) つい夢中になって読みふけっちゃう事もあります。それで作家の人が途中で書かなくなっていつまでも続編が出なくてすっごくやきもきしたりとか……! ( だって大事だもんえっちなこと!仕方ない仕方ないと思いながらマセている私はつい読み進めてしまいます。 ) ―――……うぅん…じゃあお言葉に甘えて頼りにしちゃいます。 ( ちょっと迷ったけれど、彼女の好意に甘えて肩肘張らずにいくとしよう。彼女にそっと寄り添うように手を握って。 )( フランさんの温かさを感じながら私はその演劇を見る。物語の山場になったり緊張感ある場面ではついその掌に力が入ってしまったりする事もあったり。 )  [Fri 21 May 2010 23:27:59]
フラン > ( レオーネは嘆いたが、街の人たちの決定に逆らうことは出来ず、馬車で吸血鬼の城まで送り届けられる。吸血鬼の名はアランといい、背の高い、青白い肌の、黒ずくめの貴族のような井出達をしている。最初こそ恐怖したレオーネだったが、アランが実は妻に先立たれその悲しみから神を呪い、吸血鬼と成り果てたことを知る。永遠の命を手にし長い時を過ごす中で、親しいものは全て先立ってしまい、アランは孤独に苦しんでいた。レオーネはアランに惹かれていき、またアランもレオーネの優しさに触れる。――二人は束の間の幸せな一時を過ごし、契りを交わし、夫婦となることを誓うが――。 その一方で、街にヴァンパイアハンターの一団が訪れる。吸血鬼として街の人たちを脅かす領主を滅ぼしに来たのだ。 ) [Fri 21 May 2010 22:59:04]
フラン > ああ、でも――悪い狩人からあなたを守る役ならやってみたいかも。あなたがピンチの時に颯爽と現れて、あなたを抱きかかえて夜空に消えるの。「また会おう、諸君!」なんて言いながら。 ( 空は飛べないけど。 ) ふふふ、私も恋愛劇のほうが好きよ。本とかでもよく読むし―― ( たまにえっちなのもそこに入ってきちゃうけど、あれだって恋愛ものだし! ) ――そんなに気を張らなくても大丈夫よ。仮にあなたが何か失敗しちゃっても、私がちゃあんとフォローしたあげるから。 ( 緊張しているような様子を感じてそう言った。転ばないよう、迷わないよう、移動する時はいつも手を握ったままでいよう。 ) ……。 ( 演劇が始まれば、私はミーシャと寄り添うように。肩で彼女の体温を感じながら、そっとミーシャの掌に重ねて。 ) [Fri 21 May 2010 22:58:52]
ミーシャ >  ――――― ( 辺りが暗くなると舞台が照らし出される。演劇の始まりだ。全体が見やすい二階の位置から静かに、そして真剣な瞳でその物語の流れを見つめる。 )( それは白い雪に閉じ込められたちっぽけな街のお話。領主に怯え生贄を差し出す村の人達。そして今年それに選ばれたのは孤独な身の上の一人の少女。 ) [Fri 21 May 2010 22:51:19]
ミーシャ > 本当にそうですね。退治されてしまう役はごめんです。 ( その笑いに苦笑で倣った。主役にも悪役にもならなくていいからのんびり幸せにいたいな…なんて私は思ってしまうのだけれど。 ) わぁ…凄い楽しみです。派手な活劇よりも、恋愛物の方がもっと好きでしたから。 ( そういう類のお話は大好き。ただあまりにのめりこみすぎるとつい大泣きしてしまったりする時もあるけれど。 )( 嫌味にならないぐらいの絢爛な様式。ドレスを着たりしてる人も見かけてやっぱりそういうちゃんとした場なんだなという意識を持って、連れに恥ずかしくないようにしないととちょっとばかし気を引き締める。そうやって意識しすぎるとついポカミスしちゃうのが物の道理でもあるけれど。 ) [Fri 21 May 2010 22:51:17]
フラン > ( 劇は、雪に閉ざされた小さな街のシーンから始まる。町長の家に集まった村人たちは、不安そうにしきりに何かを話し合っている。ややあって、町長らしい初老の男性が村人達を静めるように言うのだ。「今年も領主様に生贄の娘を差し出さなければならない。」と。 領主は街の近くに住む吸血鬼で、毎年若い娘を生贄として差し出させている。今年選ばれたのは、レオーネという若く美しい少女だった。両親に先立たれ身寄りの無かったレオーネは、それ故に街の人たちに生贄に最適と考えたのだ。例え殺されても誰も悲しむものは居ないと。 ) [Fri 21 May 2010 22:33:46]
フラン > ええ。出来れば悪役にはなりたくないけど、ね。 ( そう言って笑う。ヒーローに倒される悪い吸血鬼のフランベルジュとか… いけない、ちょっと楽しそうだと思ってしまった。 ) ちなみに、今日の劇は後者の方よ。少し悲しい恋のお話。 ( その劇を選んだのも、私たちの関係に当てはめて考え易いからだ。感情移入もしやすい。もっとも、吸血鬼同士の恋という訳ではないけれど――。 ) ( ミーシャが声を漏らすのを見て私は微笑む。私も初めてここに来た時は同じ反応をしたものだ。間違って他のお客さんの席に座っちゃったりして、色々大変だったけど。そうして二人肩を並べて席に座れば、やがて客席や周りの蝋燭の炎が消され、中央の舞台が浮かび上がる形となる。 ――劇の始まりだ。 ) [Fri 21 May 2010 22:33:36]
ミーシャ > ( 母一人子一人のスラム育ちでも全く捻くれずに成長しているのはその溢れんばかりの愛情を一身に受け止めているからか。家族関係はいつでも仲良く良好極まりない。 ) ……はい、じゃあお言葉に甘えて。ありがとうございます。 ( 破顔しながらお礼の言葉を。支払いはわたしにまかせろー、バリバリ。 ) そうですね。それからやっぱりわかりやすいからでしょうかね。痛快な物語の悪役にするにしても、悲劇的な物語を彩る主役達にしても『吸血鬼』っていうのは特徴的でわかりやすいものですから。 ( テンプレートな悪役にすればわかりやすい敵役になり、異種族間の悲恋の話にするしてもわかりやすい障害となる。だからやっぱり物語として好まれるのだろうかと。 ) ――――………わぁ……… ( こういった場に来るのは初めてだから物珍しくて。そうして飾られた内装を田舎者丸出しにはならなくて同行者が恥ずかしくならない程度にきょろきょろと視線を向けていく。 ) ――――はい。 ( そうしてフランさんにエスコートされて私は席に着く。 ) [Fri 21 May 2010 22:12:23]
フラン > ( 本当ならキスしても良いって思ってるぐらいなんだけど、ね。流石にそれは隠れてやることにしよう。照明の落とした劇の最中とか。 ) ふふ、そうね。 ( ミーシャの話から伺える彼女のお母様との関係はいつも微笑ましい。こうして話を聞いているだけでも、良い母親だというのがわかる。 ) ううん、いいのよ。ほら、デートだと殿方の方が支払いをするみたいだし? ( 何ていいながらおどけた。私も女だけど、今日はエスコートする役だ。でもあんまり恥ずかしい財布とかだと「やめてー!」って言われちゃいそうだ。…まあ、普通の財布だけど。 ) 吸血鬼の被害に何度かあってる街なのに、こういう題材が好かれるのは―― やっぱり、何かしらそこに共感する部分があるのかもしれないわね。 ( 人の姿をした化け物に同情的な人間が多い。 ――さて、入り口を通れば絨毯の敷かれた廊下を通る。内装は凝っており、ドレスを着た貴婦人の姿もちらほらと。大ホールのように物凄い豪勢という訳ではないが、それなりにしっかりとした劇場だ。途中で階段を上り二階にあがり、両開きの扉を潜れば、中央に舞台を設けその周囲を囲むように客席が広がった空間にやってくる。客席はそれぞれ壁で仕切られ、幾つもの小さなブロックで区切られている。私たちは、そのうちの一つ。二階から舞台を見下ろす二人がけのゆったりとした客席にやってきた。 ) ――さあ、ミーシャ。 ( と、彼女の手を引きながら客席に座ろうか。 ) [Fri 21 May 2010 21:58:58]
ミーシャ > ( フランさんのにおい。両手を広げられればその腕の中に飛び込み私は嬉しそうにフランさんに抱きしめられる。そう、だって今日は恋人同士のデート。これぐらいは普通でしょ? ) ありがとうございます。母にも言っておきますね。きっと自慢そうに胸を張って嬉しそうに喜びますから。 ( 子煩悩な母親である。それはもう真剣に真剣に選んだ洋服を褒められたらご機嫌になるだろうと。 ) ――――あ、すみませんフランさん。 ( 私がこっちに行きたいと言ったのに、チケットの方は既に買ってくれていたようで。お金の方もちゃんと持ってきていたけれど、渡していたチケットが二枚分だった事に気付けばそんな言葉を口に出して。 ) 吸血鬼のお話――――やっぱりそういう類の創作物って結構メジャーなんですね。 ( こういうのを見るのは初めてだから入る前からかなりわくわくドキドキしてる。けれど確かにその題材は私達にぴったりかな。 )( そうだ―――あとでちゃんとカルミラさんからの言伝も伝えておかないと。けどそれはとりあえず劇が終わった後でいいかな? ) [Fri 21 May 2010 21:39:24]
フラン > ――ミーシャ。 ( その姿を見つけ、彼女が駆け寄ってくるのを見れば笑顔でそれを迎え入れた。手を広げ、少女の身体を軽く抱きしめようと。少々過剰なスキンシップに回りに居た客の2、3人がちらりとこちらを見たけれど、構うものか。だってこれはデートなんですもの。何にもおかしなことは無いわ? ) やっぱりそのお洋服も素敵ね。あなたのお母様はセンスがいいわ。 ( その折角のお洋服がずぶ濡れになるようなことが無くてよかった。 ) ――さぁ、それじゃあ中に入りましょうか。 ( そう言って、劇場の中へと。券はもう二人分買ってある。入り口に立っていた係員に券を渡し、半券を受け取って。 ) 一緒に見るのはどんな劇が良いかなって悩んだんだけどね。今日見るのは吸血鬼のお話しよ。 ( 私たちにぴったりでしょう?とは誰が聞いているかわからないから言えないけれど。 ) [Fri 21 May 2010 21:26:42]
ミーシャ > ( 雨というものが苦手になってきているのはその体の因子が夜の種族に蝕まれている事の証か。それとも生物上濡れるのが好まないのは当然の事か。折角のデートに雨なんてと降り出した時にはちょっとばかし不機嫌になってしまった。 ) ――――フランさん。あ、私ちょっと待たせてしまいました。 ( 迷わず待ち合わせ場所に辿りつけた少女は暫く周囲を見回していたけれど、入口にいる女性の姿を見つければ駆け足気味に急いでそちらの方へと走り寄ろう。今日は以前まで良く着ていた、母が買ってくれた数少ない綺麗なお洋服。 ) [Fri 21 May 2010 21:13:25]
フラン > ( 丁度降り始めた雨にやれやれと言った感じで肩を落とす。早めに待ち合わせの場所についてよかった。向かう途中で降られたら、私はそこから動けなくなるところだった。石造りのそこそこ立派な劇場の入り口の屋根のある場所で、私はミーシャを待っていた。まもなく劇が始まる。入り口の周りには劇場を訪れる客の姿が多い。混雑しているという程ではないが、ミーシャの姿を見落とさないように辺りを見渡して。 ) [Fri 21 May 2010 21:06:52]
お知らせ > ミーシャさんが入室されました。 『 おめかしをして 』 [Fri 21 May 2010 21:05:14]
お知らせ > フランさんが来ました。 『 待ち合わせの場所――。 』 [Fri 21 May 2010 21:01:49]
お知らせ > レェナ@V.G.Cさんが退室されました。 『えっと…  もう少しお安いので… (シュン。)』 [Thu 20 May 2010 01:52:46]
レェナ@V.G.C > …っ (すごく素敵と期待の心は浮かれてみる。 取り外してお値段チェック。)…―――――  (予算より0が多かったと、血の気がさささーーっと引くだろう。)   …――――  あー… っと  (これはっちょっと買えません。と、店員さんへなり苦笑を向けるだろ。 察したように店員さんも苦笑を浮かべたようで。)  [Thu 20 May 2010 01:52:23]
レェナ@V.G.C > (理想の女性像を思い浮かべていれば、先ほど席をはずした店員が戻ってくる。 「コチラなんていかがですか?」 と差し出された開かれたケース。 中にはシャラリ、花をモチーフにしたシルバーのチョーカー。蔓が巻きつくいたようなデザインで、お花のモチーフがシャラっと揺れている。 とっても好みの形だと目をぱっと輝かせて。 勧められながら、市長をしてみようか。 慣れない手つきで受け取って、少しもたつきながらの装着。  店員さんがおしゃれなスタンド型の鏡を自分の前に出してくれて、 少し緊張した面持ちで覗き込もうか。)[判定] [Thu 20 May 2010 01:47:31]
レェナ@V.G.C > えっと…  こんな感じの…で ―――… (うまく伝わっただろうか。 店員さんはうなずきながら、一緒に考えてくださるようで。「少々お待ちください」と言葉を残して、自分の目の前から離れていった。  何かいいものがあるのかと、言った先に視線を一瞬送るが、直ぐにガラスケースへと目線を戻すだろう。 銀製のペンダントトップが幾つか並んでいる。シンプルなのに存在感がある素敵なつくり。こういうのをつけて着こなせる女性になりたいとか、ポツリ思ってみる。) [Thu 20 May 2010 01:30:10]
レェナ@V.G.C > (とっつきやすいが、どんなものがいいのかはピンとこない初心者さん。 次回は舞台衣装ではなく、自分らしい感じでいければと思って。 白基調の夏っぽくシンプルなスタイルで行こうかと考え中。 それにあわせたアクセサリー。 どんなのがいいのかと、小首をかしげながらガラスケースとにらめっこ。 )  …うーん 。。。 (分からないと、眉を下げながら。 遅くまで付き合ってもらっている店員さんにどんなのがいいでしょうかとたずねようか。) [Thu 20 May 2010 01:23:35]
レェナ@V.G.C > (普段の稽古が終わったあと、 急ぎ足できたTozziのお店。 ガラスケースの中でキレイに飾られたアクセサリー。目をぱちこら、輝かせながら眺めるだろう。 基本的にあまり持っていないアクセサリー。持っていない上につける習慣があまりない。自分の中で一番かけてる部分は?と、考えれば一目瞭然だった。) わぁ…   (小さく声をもらしながら。一個一個に感動しながら眺めようか。シンプルなデザインが多くて、アクセ初心者にとってはとっつきやすい気がする。 ) [Thu 20 May 2010 01:15:05]
お知らせ > レェナ@V.G.Cさんが来ました。 『(Tozzi 芸能横丁裏通り新店 店内)』 [Thu 20 May 2010 01:07:30]
お知らせ > エアリーさんが帰りました。 『( …舞台の笑うところで、観衆に合わせておく。 )』 [Wed 19 May 2010 19:03:09]
エアリー > ( メアリアンがアイゼンリッターに襲われたと聞いたときは、目玉泥棒の実力を測る機会を逃したと悔やんだけれど、どうやら展開は一方的なものだったらしい。 …やはり見た目の通り、正面きっての腕力勝負となると、そう化物じみているわけではないのか、それともリーザや周辺住民を意識した芝居か。 一流の暗殺者であっても、闘技場で通用するとは限らない。 そういう事なのかと思うものの、不気味な印象は拭えなかった。 …それに、どちらであればやり易いというものでもない。 危険であるには違いない。 )   ( ロッテは上手くいっていると言うけれど、本当にそうなのか。 …不信感とは別に、兄を生き返らせようとしているなど興味は尽きないのだが、話をする機会はまた遠退いてしまいそうだ。 ) [Wed 19 May 2010 19:00:35]
エアリー > ( しかし最近は気が散っていた。 ―――アイゼンリッターは 『メアリアン』 に辿り着けなかったのではないかと、そう期待していたのだけれど、先日押し入ったそれと、自分が闇の中で会ったアイゼンリッターは同一人物だろうか。 …話を聞いたところでは、鉄仮面をかぶって済ませるような適当な扮装ではなく、全身一式それらしい鎧で武装していたという事だが、今更ながら口を滑らせたことが悔やまれる。 よりによって、自分達がロッド邸に移ってから事態が動き出すとは。 …たまたま、リーザや自分にとってはそう悪くない方向へ転がっているから良いようなものの、間近に自警団がいるという状況になってしまい、今後どうなるかは分からない。 ) [Wed 19 May 2010 18:37:25]
エアリー > ( 逃亡奴隷という身の上で、人の多い所… 特に、表通りの住人が多いところには居たくないのだけれど。 人当たりの良い笑顔や仕草の手本を求め、この区画にも出入りするようになっていた。 …大道芸などはそっちのけで、それらを見物する人を見に来ている。 彼らがどのように笑い、喜び、殺意や本気の害意とは異なる自然な不満や怒りを表明するのか。 …上手くやろうとしてもかえってあざとくなりそうなのが困り物だが、自分の芝居はこれで良いのか、不安はなかなか拭えない。 ) [Wed 19 May 2010 18:27:31]
エアリー > ( 大きめのニット帽に髪と耳を押し込んでしまえば、一見して人間と区別するのは難しい。 アクアマリンのような瞳が碧眼にしてもいささか明るすぎるけれど、人種の坩堝と化しているヴェイトス市では、特に目を引くほどのこともないだろう。 …それでも顎を引いて帽子で目元を隠しつつ、見物人の人だかりに紛れて、横目に野外ステージの演劇を眺めていた。 どこかの劇場で本編を上演している劇団の、ちょっと豪華な宣伝のようなものだろうか。 本編以前を描いた短編を見せて客を集めようということか、よく分からないがとにかく無料ということで、時折周囲を見回しながら足を止めている。 ) [Wed 19 May 2010 18:20:34]
エアリー > ( ロッド邸にアイゼンリッターが押し入ってから数日。 その家に同居しているはずのもう一人、エアリーと名乗っているハーフエルフの娘は家を空けている。 逃亡奴隷の身で、自警団沙汰に巻き込まれるわけにはいかなかった。 …一応、今のところはメアリアン・ロッドが一方的に被害を受けたことになっているし、自警団が守ってくれるというのなら、自分がいる必要もないだろう。 そもそも、荒事担当のように認識されていても、職業的な戦士ではないし戦い慣れしているわけでもない。 精神に作用するような魔法を使うというストーカー看護婦や、アイゼンリッターを相手にしたとして、勝てる見込みがあるわけではなかった。 ―――幸いロッティ・アレンビー改めリーザ・ロッドと住んでいた家はまだ残しているし、今はそこで寝起きしている。 …結局メアリアンとは、まだろくに顔も合わせていない。 ロッテもといリーザの話では、ストーカーやアイゼンリッターの出現で二人の関係はかえって上手くいっているようだから、離れても問題ないと思うのだが。 )   ( あのメアリアンこと目玉泥棒は、よく分からない。 ) [Wed 19 May 2010 18:09:46]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( エアリー は にげだした。 )』 [Wed 19 May 2010 17:57:24]
お知らせ > クリスティーナ@V.G.Cさんが退室されました。 『 ま、とりあえずこんな所ですか。 』 [Tue 18 May 2010 22:10:06]
クリスティーナ@V.G.C > それからこないだのショーのレポートとインタビュー記事乗ってる雑誌もお客が読める所に置いておいた方が良いですね。 ( バックルームに置いてあるでしょ? と近くに居るスタッフに声をかけて持ってこさせる。 アピールは大事だ。 目立ちたがり屋は煙たがられると言うが、誰の興味も引かない人間は居ないのと同じである。 いかにも今流行ってるという演出を押し出して知名度を上げ、結果として利用者が増えれば増えた分だけ彼女らが身近なモデルになる、と。 まぁ本物の知名度のあるモデルが使ってるって言うのの破壊力はもっと大きいんだけれど。 イベント後も看板モデルとして誰か引き抜こうかしらん。 ) [Tue 18 May 2010 22:04:20]
クリスティーナ@V.G.C > てんちょ、こっちに大きめのPOP立てません? 折角今宣伝中なんですから、もっとアピールしてかないと。 こないだのステージでモデルさんが使った奴をもっと目立つ所に配置しましょ。 ( あっち側のがお客の通り道ですよ、と私が示した辺りと反対側を指し、お客の流れるルートを説明し始める店長。 ああ、なる程こっち側の大通り側から入ってくるんじゃなくて、反対側からお客の流れが来て、大通り側に出て行くパターンの方が多いのか。 素直に頷き、そっちの案でやって貰う事にする。 ここの女店長はいちいち私に物怖じてご機嫌取りなんてしないから良い。 いちいち私が言った言葉を命令だから全部実行しなくちゃいけないとビビるような人材は要らないのだ。 現場の人間の方が詳しいに決まってるんだから。 ) [Tue 18 May 2010 21:53:37]
クリスティーナ@V.G.C > ( Tozzi芸能横町キャットストリート店。 去年立ち上げたヴェイトス市二号店である。 「猫がいっぱい通る裏道の猫通り」と若い娘達が名付けた事から由来する、芸能横町大通りから裏に一本外れた辺りにある、知る人ぞ知る若者向けのファッションストリートである。 土地代が安く、大衆向けよりもよりコアに自分の作りたいものを作りたい芸術家肌の若いアーティストが出店するチャンスの多い辺りで、自然と今のようなスタイルになっていったと言う。 表通りだけ歩いて帰るのはおのぼりさん、とはヴェイトス市大学芸能科学生の弁。 私は私でこういう雑然とした背まっ苦しい通りに小さくて洒落た店舗がごろごろ軒を並べてる風景は好きだ。 飲食店なんかも並んでいて、お祭り屋台通りみたいなノリが365日其処にはある。 暗黒街スタイルに近いってのもあるし。 ) [Tue 18 May 2010 21:36:33]
クリスティーナ@V.G.C > ( そこそこ忙しげな私生活の合間を見て訪れた店舗。 なにせ現状6つの店舗のオーナーをやりつつボスの娘としてあちこちに顔を出しつつ大学生として真面目に(?)学業に励みつつ、である。 何処も中途半端にならないように気を付けたいが、やっぱり毎日のように顔を出せる程の暇はない。 まぁ格店にはちゃんと店長を置いているし、商品自体のラインナップや作成はトッツィやヴィノティーク本人が仕切っているんだからそう口喧しくする必要はないけれど。 あたしは偉そうに踏ん反りがえって、職員の生活と商品のクオリティを上げる為にあの手この手で売り込んで金儲けしてりゃあ良いのだ。 ) [Tue 18 May 2010 21:27:39]
お知らせ > クリスティーナ@V.G.Cさんが来ました。 『 Tozzi芸能横町キャットストリート店 』 [Tue 18 May 2010 21:21:04]
お知らせ > テレサさんが退室されました。 『(覚醒→麻痺だった系の話。暫く凹んでるだろうが、これで色々改善点も見つかった・・・かな?)』 [Sun 16 May 2010 03:30:00]
テレサ > ・・・・ただいま凱旋しましたー☆   ――大丈夫! 大丈夫! 捻りと回転加えながらバリスタみたいな勢いで突入してくる野良犬に噛まれたと思って諦めろ☆(視線が集中する中舞台袖に戻ってくるが、ランウエイ移動中と歩行速度がほぼ等速であるという心の不具合。 ドンマイに対して諦めろ!というのもなにか変だが、前に着いた形容は事の次第を的確に表したダメージ描写だろう。笑顔をもらって心配かけたレェナさんにも、やっほーありがとうー☆ と、感謝の言葉が返る。) ・・・・・―もう埋めるといいよ・・・!(下のほうのロルで評価されたように、実は精神的にはかなりタフな部類だったわけだ。 しかしそれでも堪える失敗というのはあるのである。張り付いたような微笑みを浮かべながら舞台袖に移動すると其処もつっきり、楽屋の適当な荷物に埋まって丸くなってしまったという。) [Sun 16 May 2010 03:26:02]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 『(これからのスキルアップを意気込んで。)』 [Sun 16 May 2010 03:20:34]
レェナ > (周りの話でだいたいの様子を把握した。 どうにか這い上がって、元気な台詞で一礼してからの折り返し。 すごい度胸だと、感心した様子でほっと息をつく。 どうやら怪我もしてないみたいで一安心。 イベントもそのまま進むだろう。 ) あ、はいっ こちらこそっ  (ざわついた周囲からヴィヴィアン嬢の方に意識を戻して。宜しくお願いしますとペコリ。去る背を見送るだろう。 自分はもう少しそのままで。 一躍、すべての空気を持っていた魔女っ子が戻って、このステージが終わるまで、幕うちの端っこで見学しようか。) [Sun 16 May 2010 03:19:55]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが退室されました。 『( 楽屋に戻る頃、霊薬の効果が切れた反動でぐったり萎れるのは後の話。 )』 [Sun 16 May 2010 03:14:40]
ヴィヴィアン > ( P.Cのスタッフが落ちた、落ちた、と言って血相を変えて走っていく。 ) あら、まあ ( よッぽど緊張してたのか、浮かれてたのか、怪我が無ければいいのだけれど、と思っていれば、拍手が沸く。どうやら、自力で復帰した上にさらに茶目っ気で乗り切ったようだ。 ) へぇ、やるわね。あの子。( きっと舞台袖に戻れば、ドンマイ的な慰めの嵐に合うだろうが、あそこでめげずに茶目っ気で乗り切るなんて、強いマインドだ。 変に完ぺき主義な自分だったら立ち上がれるかどうか―― そこをクールに、よりいっそう魅せて乗り切ってこそ、一流の魔女だけれど。 あんな失敗もアリ、と胸に刻む事にしよう。 ) いい物も見せてもらったし、私はそろそろ退けるわ。また顔を合わせる事になると思うけど、その時はよろしくね。 チャオ ( そうレェナに告げれば、ぴっ、とハンドサインを送って、楽屋の方へと向かおう ) [Sun 16 May 2010 03:12:04]
テレサ > (突然のモデルさん落下。 えっ何のサプライズなんですか。 と思っていたが、本当にそう思いたいのは観客とスタッフであろう。「落ちた?」「え、何?何処?」とかの興味&驚嘆の声と、一部からはちょっと笑い声の混じったざわめきが聞こえるんじゃないかな。) ・・・ったァ・・・何だこりぁ・・・・は自分か。(辛うじて着地がよく怪我はなかったし、衣装にもダメージはなさそうだ。S席にいた観客には役得と思っていただきたい。 改めて両足で地面に立って軽く頭ふるる、漸く自らの何たるかを理解した。 今日から、私の属性は、ヴェイトス1のドジっ子だ。 「いっそ殺しテ・・・!」 と、這い上がるのも急遽徴発された余りの椅子を階段代わりに上に戻る準備の間は思っていたが――― ) ・・・・いや逆転の発想だね・・・・かけるだけの恥はかいたわけよ! もう恐れるものは無いね!(ついには追い詰められてなにか覚醒してしまったようだ。 とりゃ。 なんて軽い掛け声とともに舞台に戻ると――) うぇと ・・・今のナシでおねがいしまーすッ☆(ぺこり元気な一礼とともに、会場の全員に無茶振りした。 まぁ怪我の功名というか、相変わらず気取っただけの素人歩きだが、ステージ側に戻る歩みからは、硬さは幾らか抜けていたかもしれない。) [Sun 16 May 2010 03:01:41]
レェナ > あ、じゃぁ...(照れたように笑って。クールビューティーが思ったよりも話し易そうでほっとしたりした。まだまだこれからの声にコクコクうなずくだろう。)そうですねェ  … っえ?? (幕の向こう側。表舞台でどよめきが響いて聞こえた。 何があったのかと体をそちらに向けて。何があったのかと小首をかしげてみるだろう。先ほどすれ違った娘に何かあったのだろうかと、同じように顔を見合わせながら、ざわつく人々の間に入り込んで、舞台のほうに耳を傾けながら状況を把握しようか。) [Sun 16 May 2010 02:57:01]
ヴィヴィアン > ( お互い、舞台用のメイクをしているので正確な年齢は不明だろうが、そう歳は離れて無さそうだ。敬称略でおk、と しかし、舞台から降りると、なんだか素朴そうな娘である。 ) ありがと、何とか乗り切った感じだけど、まだまだこれからよね―― ッて・・・ 何?どうしたの?( なんだか、音楽に歓声より一段高い変な声が混ざったと思ったら、ステージがざわめき始めた。 転んだのだろうか?ピッカピカに磨かれた上に、リボンとか紙ふぶきとか飛んでたから、相当滑りやすいのは確かだけど・・・ 気になるが舞台袖から顔を出す訳にも行かず、なんとなく周囲のモデル達と顔を見合わせて ) [Sun 16 May 2010 02:51:25]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが来ました。 『ヴィヴィアンでいいわ。 』 [Sun 16 May 2010 02:51:18]
テレサ > (擦れ違った人の笑顔――レェナと紹介されてたっけか―― にも、ふわり浮いたような頼りない会釈を返す程度しか出来なかったと思われる。有名人だの美人の登場に比べれば湧き上がる輩は少ないが、いかにも公募からの登用です、という素人の象徴としては注目されてしまうだろうか。 おめかしした大学生が始めて登校するみたいな雰囲気? ある意味では活力ある姿とも言えるが、スタイルとアピール方法が食い違ってる感じでは、ある。 =いつものテレサだ。) ・・・・やばい、超緊張・・・!(然し周囲の心配を他所に、思考はホワイトアウトしている。 事前に確認した手順はすっぱり忘却、前の人を見て同様の挙動を心がけているから歩けているようなものだ。 仲間を見つけたら手を振る予定もキャンセル。 徒歩部分は素人にしては出来たほうだと自賛するし、あとは折り返し地点で簡単なポーズでも決めたら逃げ帰ろう。 そう考えて―――  何もない空間に最後の一歩を踏み出した。)  ――みゃッ?!(猫系の悲鳴とその姿がランウェイ下に消える。) [Sun 16 May 2010 02:42:50]
レェナ > (入れ替わりに出たテレサ嬢がぎこちなくも元気に出て行くのを見て。笑顔の彼女に、にっこりと笑顔を向けて激励を。 幕うちに戻り奥までたどり着けば大量の息をお腹から吐くだろう。 )  え? あ、お疲れ様ですっ(女海賊はすっかり抜け落ちた表情で、「ありがとうございます」といいながら、声をかけてくれたヴィヴィアン嬢の方へ向こうか。) ヴィヴィアンさんもとても素敵でしたっ (へなり。笑顔のまま「とてもかっこよかった」と感想を話そうか。) [Sun 16 May 2010 02:35:24]
ヴィヴィアン > ( 出番を終えて、せわしなく人が行きかう舞台袖、通行の邪魔にならぬよう脇に寄りながらより目を引いた挙動不審な子を探せば、やっぱり挙動不審なまま。大丈夫か、と不安になるが、一般公募のモデルが多数出演するこのイベントでは、そう珍しくない光景か。 何か聞き捨てならない言葉を口にしてランウェイへ出て行ったと思ったら、あ・・・ モロに照明を浴びたらしく目を覆ったり、固めのウォーキングだったり、なんだか見ててハラハラする感じ。でも、元気いっぱいな様子でなによりだ。 ) あ、お疲れ様。ステキだったわ。( と、ランウェイから戻ってきたレェナに笑顔で手を振って見せて。 ) [Sun 16 May 2010 02:27:04]
テレサ > このナレーション、ファッションショーっつーよりアイドルの紹介なンじゃ・・・!(内心だったがちょっと声に出てしまったかもしれない。激励の言葉をかけられたのは何分前か、嘗てどこぞの風呂場で「ほしたら横丁のイベントとかで隣り合わせになる機会もあったりしてね!」なんて言った言葉が、今現実になってるわけだがそれを気にする精神状態でもない。 誰かに脱げといわれれば下まで脱いでしまいそうな頭の中真っ白状態のまま、自らを呼ぶコールを受けることに。) 『邪なるかな万魔の主。嘗てあり、今もあり、何れ来られる御方。』  ・・・・・いよしっ。 やるしかない! しね、てれさっ。(祈りの聖句代わりに呟くのは悪神礼賛だったりするが、本人流の緊張回復術なんだろう多分きっと。 気合入れ治して、舞台前に歩み出せば、ある程度は震えも止まった。舞台に歩み出る一瞬、照明から目を庇うが――ミスった!と認識できるほど余裕がなかったのは幸いか。) ――― せめて笑顔で行くかね!(それも束の間気を取り直し、専門屋がみればちょっと危なっかしい少々固めのウォークで、ステージからランウエイへ。 恥ずかしささえ克服すれば、目立つこと自体は嫌いじゃないっ。) [Sun 16 May 2010 02:21:01]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが帰りました。 『『――さぁ、いよいよ噂の魔女ッ娘、テレサ嬢ですッ! どうぞッッ!!』』 [Sun 16 May 2010 02:00:27]
ヘカテ@V,G,C > (わぁぁッと会場を包みこむ歓声。不敵であどけない笑顔にワン=アクション置いてさらに勢いを増すだろう。「レェナ、レェナー!」名前を呼ンで、人垣から伸びてく汗ばむ手。あぁ、コレ。この空気、この熱気。フェアリン地方村のイベントン時より沸き上がる。ふわッと盛り上がッちゃ蕩けてく通常じゃ味わえない一体感。光を弾く白い肌が、淡く輝く頭髪がダイヤモンドのヨに瞳に染みる。煌めきの一粒一粒が眩くッてじンとする。深い感動が胸に轟く。あぁ立ち止まらなくッて良かッた。この街に会社、構えて良かッた。綺麗なモノを綺麗と思う時、人間、心ぁ1つになる。ヴェイトスはこンなに美しいンだ、なンで涙ぐまずにいられよぅ、)(女はちょぃと涙に濡れた眦グシッと軽く拭ッて、素知らぬ顔でMCを続けよう。失敗するか挫けるかてぇハラハラ思ッたイベントなれど、恵まれてンなぁと心から感じる、)『レェナ嬢が身にまとうパイレーツデザインは【Junking歌劇団】オリジナルてンだから驚きだッ! サインは後で!サインは後でお願いしやす!! モデルさンを追いかけないで下さいッッ!!』(キャーキャーッて、悲鳴のヨな応援はいッかな途切れない。前列の方に居並ぶ上流階級の紳士淑女も吐息しながら拍手をしてる。Oh,のッけから人気あるなぁお二人共。よッしゃ、お次、参りますか!!) [Sun 16 May 2010 01:59:43]
レェナ > (通りすがるヴィヴィアン嬢のうウィンクをにやっと笑って受けるだろう。先端まで歩み出れば、肩にはおったマントを大袈裟にはずして左手に持ち、肩にかけて右足体重のポージング。もうワンポーズで反対足に体重を移し、少しだけ腰を落とし、右手で前髪をかきあげて、 女らしさと男らしさの混在した表情でもう一度ニッっと笑ってみせる。 ファッションは、舞台は人を変えるんです。 って見てもらえれば今日の目標は達成出来るだろう。 意識を銀の道の向こう側に残すように顔を残しながら、反転。右手を腰にあてたまま、明るい表情と陽気な足取りで戻っていくだろう。 ランウェイの終点までたどり着けば、振り返って。 客席をぐっと見てからマントをぐるっと回しながら羽織りなおし、最後に満面の笑みを見せて、颯爽と幕の中へ姿を消すだろう。) [Sun 16 May 2010 01:51:03]
ヴィヴィアン > ( ランウェイを戻る途中、舞台袖から出てくるレェナの姿が目に止まる。ああ、やっぱりオーラが違う。さっきまでぽかーんと口開けてた娘とは思えぬスイッチの入りっぷりに、女優っぷりを見た気分。女海賊そのままだ。 賞賛の代わりにランウェイ上で行き違う際に、ウインクでも飛ばそうか。 さて、此処から先はレェナのステージ、振り返らないままウォーキングの美を意識したまま舞台袖へと入り―― 華やかなステージから一転、暗いバックステージに入る。 でもこっから先も気を抜けない。 他のモデル達は同じステージに立つ仲間でもあるけど、ライバルだもの。 そういえば、さっきの挙動不審な娘はどうしただろうか――。 ) [Sun 16 May 2010 01:43:32]
ヘカテ@V,G,C > (すッきりと整ッた後ろ姿。隅々まで神経の行き届いた姿勢は、ハタから覗く分にも見事なウォーキング=スタイル。安定したウェストの動きと来たらとても素人さンにゃ思えまい。コレが天下に名高いラングフォードP,M,W,Cのクオリティッてか。う〜ン、あすこの社長さン(*見た事ないけど!)羨ましいネぃ、)(ヒューッと口笛。ランウェイを戻る彼女の華麗なさまに立ち上がッて拍手を送るお客がどンどン増える。今や観客席ぁ完全にヒートアップだ。金銀テープや桜色の紙吹雪、薔薇の花弁がステージ上を舞う具合。薔薇は上から演出でチョイチョイ振らせてるけど、テープや紙吹雪はお客さンの持ち込みだ。VIP席に振り掛からないヨにてぇ約束でのみ、警備係の薔薇ッ娘にOK出してる、)(続いてキャーッと女の子の歓声が高く。のぼせたヨにヴィヴィアン嬢を見送る男どもの隙間から、ファンなのかティーンの娘さンらが一斉に黄色い声飛ばす、)『――さぁ、金星の魔女ヴィヴィアン嬢とすれ違うは「女海賊カミラ」!大胆かつ凛々しいファッションがレェナ嬢の清純なお顔立ちを引き立てますッ! おッとこちらのご衣裳ぁ一般販売のモンじゃぁござンせンから悪しからず! 先ほど「Tozzi」と「Vinotipe」のお品ぁ、ブランド本社へご注文下さいやし!』 [Sun 16 May 2010 01:29:05]
レェナ > (呆けた顔で舞台を見てる場合じゃなかったと、はっと意識を自分へ戻してこようか。 わぉ、あのクールビューティーの次だなんてどうしたものかと鼓動が早まるのを感じるだろう。大きく呼吸をして、手のひらに人って書いてみる姿はプロかどうかを疑いたくなるだろうか。)  大丈夫、 大丈夫。  (自分はこれから別人格になると言い聞かせて。モデルさんとしてはまだまだ、でも「ここは舞台、私は女優よっ」なんて聞いたことのある台詞を頭に反復させる。さぁ、きらきら眩し過ぎるランウェイへ一歩踏み出そうか。)    …――――   (大勢のお客様。まぶしい舞台。 ランウェイのスタートラインまで颯爽と歩みでれば、顔を上げて。舞台裏での間抜け面はどこへやら。 力強く、口の端をあげてニッと笑みを浮かべるだろう。 ファッションを魅せる と、言うより女海賊が自分の姿を魅せるような。 キレイなお姉さんがランウェイを戻ってくるのを確認して、自分の番だとマントを大きくはらって歩み出るだろう。 その歩みは力強く、 サイドのお客様にも動きにあわせて鼻先で視線を飛ばすだろう。 そのまま「女海賊」はランウェイを進むだろう。) [Sun 16 May 2010 01:15:34]
ヴィヴィアン > ( 刺激的なファッションを求める10代、20代に支持を広げるTozziのアイテムに声援が沸く。ランウェイに踏み出す前にポーズを取って、手にしたバッグに付けられた大振りなTozziのブランドロゴを見せ付ければ、腰をくねらせ、バランスよく左右に重心を異動させながらストライドも大きく銀のランウェイへと踏み出した。 視線は前方に定め、軽く顎を引き背筋を伸ばし、肩の力を抜く、といった基本姿勢は勿論、重心の移動が最重要。 劇団ツァラトゥストラの練習場でレッスンを受け、鏡を見ながら納得がいくまで練習した成果は果たして? それよりも何よりも、カイン・グレイホークからも指摘のあった自分はパーフェクトだという自信。内心ドッキドキなれど、クールを装ってランウェイを進み、舳先までたどり着けば 腕に通していたバッグを肩にかけなおし、腰を前面に押し出すような姿勢でつま先から上へ順にひねって下半身のみターン、軸足はまっすぐ、もう一方は軽く曲げ 見返りの仕草でバッグをアピールし、ウインクを一つ残せば、ランウェイを戻り、舞台袖へと戻るか。 まずは基本に忠実なノーマルなウォーキングである。 ) [Sun 16 May 2010 01:07:57]
ヘカテ@V,G,C > (言ッたモン勝ちたぁ良くいッたモンだよネぃ。舞台袖、手前でやッといて女はHu,とハードヴォイルドに遠い目しきり。他の誰にヤラせたッていずれP,Cの薔薇ッ娘ならノリぁ似たヨなモンだ。あとで…、ものすごく あやまる…!!)(ちなみに客席後ろでのカンペ無し・拡声器ッぽいハイテク無しの地声&即興のMC仕立てだ。決してがなり立てずに、さりとて客席遠くまで響くヨにてぇ上手いこと発声するにゃ、コレはコレで技術が要る。言ッてる内容ぁテキトー見えるが、第一印象と契約書類見てポンポン出て来る言葉だから、あながち事実無根とは言えないかもヨ? ヤ、ご免ナサイご免ナサイ、本当ご免ナサイ、)『引きしまッた足元を飾るは「Vinotiqe」モデル、春のコレクションらしい華やかな色使いは独特のコラヴォレーションアイテム! 女神の賜物たるそのプロポーションと艶やかな髪とを、名ブランドが美しく飾りますッッ!』(わぁッと沸く歓声ひと際。眩く交錯する光の中でなかなかどうして道に入ッた立ち姿だ。うゥン、彼女、魅せ方心得てるネッ。そう見惚れつつも蒼薔薇女は飄々としてアイテムのご紹介。厚顔でなけりゃ会社のアタマなンざ張ッてらンないヨ?)(で、彼女がこのままランウェイに進むなら、続いてReady? 袖に隠れて唇湿らせン、)『――さぁ、続きましては、「女海賊カミラ」こと【Junking歌劇団】のレェナ嬢でございますッ! 次回作の衣装をお召しになッてのご登場、その可憐で勇ましいお姿、皆様のお目に焼き付けて下さいやしッ!!』 [Sun 16 May 2010 00:57:05]
レェナ > (舞台裏で待機中のモデルさんたちの素敵に着飾ったその姿があっちこっち。 なんだか目がちかちかする田舎のコ。 「場違い?」なんて心の中でつぶやいた。今更なことを今更なりに。 腹を決めて何とかしなきゃと両手拳を握って、心の奥底で気合を入れる。)  …――― !  (きらり。赤紫の髪のキレイな女性の声に顔を上げて。 クールな台詞と身のこなしで投げキッスから颯爽と舞台へあがるのを、まばたきぱちこら見送って。)  はわぁ...  (かっこいい人だと。声をかけて貰っちゃった事にどきどきしながら、舞台の上の姿を見つめ続けるだろう。  これは言われたとおりリラックスして、あらためて気合を入れねばと両手頬に当てながら思ってみる。)  [Sun 16 May 2010 00:42:21]
ヴィヴィアン > ( バックステージの中、遠巻きの人だかりが出来ている方をちらっと見れば・・・ パイレーツファッションのおめめぱっちりの可愛い娘。なんか、あんぐりしてる。 ああ、あれがJunking歌劇団のレェナか。 ミュージカル劇団だっけ?低身長ながらさすがに締まった体つきをしてて、公募モデル達とはオーラが違う気がする。 なんとなく対抗意識で腰に手を当てて若干ポーズつけて、ふーん、って感じで眺めて居れば ) んなッ!? ( ゴッ、という鈍いオト。何事かと思えば、フラメンコドレス姿のトランジスタグラマがぷるぷる挙動不審で別の意味で視線を集めている。プレッシャーにやられたか。 なんとなくうちの金髪のワンコの同類に思えて、ハッパでもかけようかと思ったが、出番だ、と声がかかる。 カンッ、と甲高くヒールを鳴らし。 ) 先に行くわね、二人ともリラックスして楽しみましょ?天の女主のお恵みを( などとクールに余裕ぶって人前では虚勢張れるタイプである。チャオ、と軽く投げキスし、ふーっと吐息に乗せて二人に送り、背筋を伸ばし、バッグを持ち直して左右に体を揺らし舞台袖から表舞台へ―― 光を受け銀に輝くランウェイにつながる所まで進めば、ステージ正面を向いて、腰に手を当ててポーズを取って ) [Sun 16 May 2010 00:29:07]
ヘカテ@V,G,C > (一瞬、舞台袖でヒィル引ッ掛けてコケたけど、一人前のレィディは誤魔化しとくモンだこういうコト…! ちなみに音響はココ芸能横丁で拾ッてきた漂流楽団ナントカてぇ楽師団だ。二束三文に近い頼み賃の割にゃセンスにハマッてお気に入り。エ? オープニングイベント予算? えッと出来ればタダで。サービスで。低コストな部分はトコトン低コストで廻ッてるからお願いしやす! ランウェイを渡る光と影。浮かび上がるしなやかで愛くるしいシルエットらを眩しソに眼ぇ眇めて見つめン。ノリだけど! 本当、ノリと勢いである事ない事、よくまぁ思い付くモンだてぇ呆れるぐらいイロイロ言うけれど、口が廻るなぁ生来からのお調子者。薔薇科に相応の派手ッぷりたる人格の魔が差しちまうから堪忍DA。コレが口から先に生まれた女の見本だてぇヴェイトス公辞典に乗ッけておくンなしッ…!)(伴奏に合わせて二人、三人のモデルッ娘がランウェイを行こう。ノーマルウォークじゃ一旦ランウェイ舳先まで進ンでターン。ゆッくりアイテムを見せつけて、袖に帰ッてくパターンになる。くねる腰のカァブは緩やかに。煌めくヘアースタイルは貴やかに。ショーは今のトコロ恙無く進行する様子。お次、クールビューティー、A,You,Ready,OK?)『――サテお次はラングフォードP,W,M,Cの美しき刺客ッ、ヴィヴィアン嬢でぇございますッ! その美しき肢体を飾るは「Tozzi」のコーディネイト! 洗練された立ち振る舞いと厳選されたスタイルを、とくとご覧下さンせッッ!!』(そンなアジリでご紹介なるか、パッと集中する照明、) [Sun 16 May 2010 00:15:13]
テレサ > ・・・ぶっ殺されるッ・・・!(精神的に。 ガチでそう思ったものである。 物凄い舞台は良い。客の入りも1000歩譲ろう。然し服着て歩くだけだと思ってみろ、事前に紹介文朗読だとッ? 黒のドレスに身を包み、巻きつけたマントンで少々意地悪に胸元を隠した女の子Tは、「紹介されなきゃ学友以外には本人とバレねぇ!」という幻想を打ち砕かれてバックステージの壁によたれるように頭突きした。下記ロルにあるそわそわしてるに分類されるが、もうちょっと心理的強圧を受けてる感。)・・・しかもものすごい面子じゃんよ。 安請け合いするんじゃなかった・・・!(花飾り状の髪留めをツブさないように気をつけながらくるり振り返れば、低身長克服のために新調したヒール高い靴がぐらぐらする。紹介に聞いたことある名前は聞けるわ部屋の一角にどっかで見たことあるよーな顔はみかけるわで恥辱がすごい。 公募枠にみえそーな人を見学して覚悟吸収しようとしては、視線が合いそうになって目を背ける みたいな落ち着きの無さである。) [Sun 16 May 2010 00:08:16]
レェナ > (舞台裏。 大音量の音楽のなかなのに心臓の音が耳に届く。 思っていた以上に立派な紹介文に緊張が高まったようで。舞台裏の端っこで思わず口をあけて聞いていた。 )  … 高名 、 金の花…   (滅相もないと、さーっと血の気が引いてく音が聞こえましたよ。 土壇場で参加をきめたので、スキルアップはまだまだ。今回はもともとの素材で挑戦だ。 どんなスタイルでどんなパフォーマンスをするか。昨日から今日にかけて考えていたったのが今の姿。シンプルでラインの出るチューブトップから筋の見えるお腹がのぞき、薄い生地のストールをベルト代わりで腰にとめ。動きやすそうなパンツをレザーのレースアップブーツにイン。落ち着いたブルーの万とを肩にかけ、髪はつけ毛でロングにして束ねてある。せっかく新しい舞台の宣伝までしてもらったのだからと、「女海賊カミラ」その姿だ。ただ舞台裏でいる姿は端っこにちょこんといるだけ、先に進むモデルさん達の姿を緊張した面持ちのまま見送るだろう。) [Sun 16 May 2010 00:04:06]
お知らせ > テレサさんが入室されました。 『あるいみぢごくにて。』 [Sat 15 May 2010 23:56:20]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Sat 15 May 2010 23:53:33]
ヴィヴィアン > ( 銀一色のランウェイを色鮮やかな魔術光が駆け回り、低音の利いた音楽と、主催のペルセフォネー・コーポレーションの名物社長が会場を盛り上げる中、本番直前の慌しいバックステージでは本職さん達がリラックスしたムードで待機する中、公募モデル達が落ち着かない様子でそわそわ する中、トークに上がった魔女ヴィヴィアンも準備を終え、待機していた。 ) ( 普段はモードな格好が多いが、今日はスポンサーの一角であるアヴァンギャルドカジュアルのTozziでトータルコーディネートしている。 ウェアは勿論、自己主張の強い太めのベルトやシルバーを基調としたアクセサリーの類もTozzi。 足元を飾るピンヒールのパンプスは系列店であるヴィノテークとのコラボアイテムで、色鮮やかなシャインカラーのコンビがTozziらしさ。 赤紫の艶を持つ自由自在の髪の毛はデザイナーの意図を汲んだ盛り髪に仕立てた。 ) アダバナって失礼ね。ま、ノリだけど。( 徒花とは咲いても実を結ばない花。華やかだが実質を伴わないものの例えに使われる言葉で、内心ちょっとギクリとしたのは内緒だ!くーるびゅーてぃー然として振舞っていても、高校デビュー的なコムスメである。 ラティーシャXの効き目のお陰で、体調はすこぶる良く、スタッフの盛り上げのお陰でテンションも上々だ。 さて、ショーがスタートし、先行するモデル達がランウェイに出てゆく頃か ) [Sat 15 May 2010 23:49:49]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが来ました。 『(ナレーションだッ!)』 [Sat 15 May 2010 23:37:03]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが帰りました。 『『さァ第一回V,G,C! 一番手はこの方だぁッ!!』(てぇ日付が変わるまでショーは続く、)』 [Sat 15 May 2010 23:36:38]
お知らせ > ヴィヴィアンさんが入室されました。 『 バックステージにて――  』 [Sat 15 May 2010 23:36:36]
ヘカテ@V,G,C > (ズン、ズズン、)(五臓六腑に染みわたる華やかながら重厚なアレンジ。ゆッくり回転してくステージにランウェイが移動併設されてく光景。いかにも「コレから始まります」てぇワックワクな雰囲気を否が応にも盛り上げンか、)『魔女と言やぁご紹介を忘れちゃならない華がある! ちょぃとお転婆はご愛嬌ッ、鮮やかな若き彗星のトランジスタグラマー、テレサ嬢がいらッしゃる! 17歳の瑞々しさはどンな軌跡を描くのかッ! 今夜は、ア、眠れない!!』(ジャン、とトランペット。キラキラ輝く魔導灯に金色の楽器が瞬いちゃ消える。すでに照明はステージの中央部分に集中させてある。モデルさンが出て来ると同時に三原色が当たるてぇ事運びだ。女はタイミングを一秒一秒はかりながら、続いてどンどンナレェションを、)『――さぁ、居並ぶ皆様はそのご高名、ご存じでいらッしゃるか【Junking歌劇団】が誇る芸術の金の花ッッ!! 嘘でも夢でもござンせン、そこにいなさるッ! 話題の新作「女海賊カミラ」のレェナ嬢ご本人がご出場だぁッッ! サインとプレゼントは後ほど楽屋か歌劇団へお届け下さいッ!! 推さないで、さぁ、推さないでッッ、』(言いながらようやッと一旦台詞を切る。彼女で今のトコロ、最後のモデルさンだ。女は興奮と熱狂に蒼薔薇を開閉させながら、流し眼でチラチラ舞台を伺わン。うン、うン、良し頃合いだ。ここでアタイは挨拶と共にサッと引ッ込む。そンでBGMはJ-POP調に切り替わッてモデルさンの登場だ。さぁいよいよ始まるヨ!?) [Sat 15 May 2010 23:29:27]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが来ました。 『(*すごい、誤植:ラングフォードP,「W,M,」Cでしたッ…!)』 [Sat 15 May 2010 23:09:32]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが帰りました。 [Sat 15 May 2010 23:08:19]
ヘカテ@V,G,C > (伴奏に併せて自己紹介と本日のゲストネームを述べ終わりゃ、いよいよ主役の華、ファッションモデル達の紹介と来るモンだ。この間、ステージの裏手じゃ丁度、一番最初のモデルさンが準備されてる手筈になッている。こぅトキノミヤコがKA-BU-KI座みたいに、さッきの剣劇の場からクルッと会場丸ごと回転するてぇ感じの大仕掛けだ、)『さぁさぁ古今東西、目にも綾なる華と華とは数あれど、アロエの宝石ぁ唯一無二! キリバナ界のプリンセス・エメラルド、マヤウィ嬢がその名を連ねるッ! 玉のお肌の艶やかさ、流れる仕草の愛らしさ、目に焼き付けてお帰りなセぃ!!』(タタン! ドラミングにノッて二転三転、炎の尾のヨに扇をクルクル翻す。ちなみに紹介してンなぁ参加者全員のこッたからモチロン今夜、実際に出演するモデルさンばッかりじゃない。単なるプロフィールロールをどう盛り上げてくかてぇのも司会の腕に掛かッたモンだ、)『サテ世にも名高いラングフォードP.M.W.Cからは、魅惑の徒花ひときわ華麗に咲き誇るッ! 金星の魔女ヴィヴィアン嬢ッ!! 妙なる美貌もさることながら特筆すべきはその美髪! そのしなやかさ! 女の憧れココに集結、彼女達のステージは見逃せないッッ!!』 [Sat 15 May 2010 23:07:47]
ヘカテ@V,G,C > 『――以上ッ! オープニングイベントのご提供は劇団【ツァラトゥストラ】とラングフォードP,W,M,Cの皆さンでしたぁッッ!! 皆様、暖かい拍手をお願い致しますッッ!!』(語尾に重なッてわァッ! と戻ッてくるだろう熱気。惜しみない拍手の群れ。「カイン! カイン!!」称賛と掛声。うン、初日にしちゃお客入りは上々てぇトコだ。く〜、ニクい演出、しびれるネ大将!)(プレリュードのリズムに乗ッて舞台中央に設えられた銀幕(スクリーン)に、共産会社のロゴ=マァクが次々に映ッて変わッて千変万化。三日月に絡み付く蒼薔薇が目印のペルセフォネー=コーポレーションを始め、中小企業が2〜3社紹介。劇団『ツァラトゥストラ』の浮き文字がパッと画面に閃きゃぁ、トリを飾るは押しも押されぬ人気ブランド『Tozzi』でバシンとシメになるてぇ寸法ヨ。スポンサーショットはショーのたびに趣向が変わる案配だ。今後、ご後援が増えて下さるかも知れないしネ、)『サテも今宵は華のヴェイトス、お立ち会い、ア、お立ち会い! コイツぁ夢か幻か、はたまた異国フェアリンが妖精の見せる甘くてとろける誘惑か!! イヤイヤ貴方のお手の届く現実現世の光景ヨ!! 世にも稀なる数多の華がズラリ並ンだ美と美の共演、一世一代豪華絢爛、百花繚乱蓮歩の舞、ア、とくと、とくとぉ、ご覧あれぇ!!』(女のMCに調子を合わせて小気味良くドラムが響く。生来の気ッ風が災いするやら、ちょぃとばッかり口上廻しが時代がかッちまうのはご愛嬌だ、堪忍なすッてお客人、) [Sat 15 May 2010 22:55:23]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『――お祈り申し上げます(一礼、退室、そして――開幕だ)』 [Sat 15 May 2010 22:45:05]
カイン > (――そして、全てが終わった)(吸血鬼は一人残らず片付いた瞬間、ショーの舞台がライトアップされる。 そして派手で明るく軽快な音楽とドラムロール。 ランウェイの上に次々と颯爽と歩き出すのは、先ほどまでスペクターと共に戦っていた女性モデル、裏方らしい魔術師やら証明係やら、そして叩きのめされていた吸血鬼――)今宵お集まりの紳士淑女の皆様、お騒がせして申し訳ない。 ですが、これにて綺麗さっぱり問題は片付きました!(髑髏面の怪人――もとい、カイン・グレイホークが、仮面を外して優雅に一礼。 眼光鋭い容貌だが、顔に浮かべた笑みは人好きのするものだ)今夜のスポンサーをさせていただきますツァラトゥストラ劇団――そして、主催の株式会社ペルセフォネー=コーポレーション代表取締役兼社長、ヘカテ=ダンドリアンローズ女史! さらに先ほどの劇に協力してくださったのは、ラングフォードP.W.M.C.の魔女傭兵の皆さん!(女性モデルたちに扮した魔女傭兵達が、前に出てドレスの裾をつまんで軽く一礼(*PL様の許可頂き済み))では、皆々様方がショウを楽しめるよう、そしてモデルの皆々様のご活躍と健闘とを、心より―― [Sat 15 May 2010 22:43:41]
オープニングイベント > (一転して活劇舞台と変化したランウェイ。 スペクターよりも先にモデルの娘達を襲おうと牙をむき出してきた吸血鬼に叩き込まれるのは、彼女たちからのキツーイ洗礼だ。 ドレスの裾を翻して放たれる美しい蹴り! 彼女たちの手から放たれる魔力の煌き!  美しい衣装を纏って戦う姿は、まさしく戦場の華そのもの。 彼女たちの姿に観客は見惚れ、そして続く場面へと引き込まれる)(スペクターが女性モデルの手を引いて、ダンスでも踊るかのようにステップを踏んで一回り。 飛び掛ってくる吸血鬼どもをビュンとマントを翻して叩き落し、女性モデルの手の甲へと恭しく口付けて、観客達から良く見えるランウェイ中央に飛び出した。 そして右から左から、次々に飛び掛ってくる吸血鬼を相手取る。 無論、暴力的で無粋な動きはしない。するはずも無い。 ――Beautiful? ――No. ――Viewtiful? ――No. ――Stylish? ――No!No!No! では、どんな光景か――)(ランウェイ上を吸血鬼が武器を手にして突貫してくる。 しかしスペクターは床へ勢い良く拳を叩きつけ――)  (ダンッ!)  (――次の瞬間、宙を舞う。 驚異的な跳躍。 吸血鬼の頭上を飛び越える、完璧な後方宙返り。 そして着地と同時に、大気を切り裂いて唸る回し蹴りが放たれ、吸血鬼が吹っ飛んだ。 観客の誰かが思わず叫ぶ)(「Amazing!」)(スペクターは微かに口元に笑みを浮かべる) [Sat 15 May 2010 22:41:32]
ヘカテ@V,G,C > (きゃぁきゃぁと沸きに沸く悲鳴。アワワと席を立つ気ぃのせッかちな紳士もいらッしゃる事か。おッと待ちネぃ、コレからがお楽しみッてぇモンヨ。メインディッシュに入る前のアペリティフを呑まないなンて無粋じゃないサ、)『あぁッ! 哀れ、その美貌が災いしたか、乙女達は晴れの舞台を前にヴァンパイアの毒牙に掛かッちまうと言うのかッ!? 誰か、助けてくれるヒーローは、ア、この街に男は、いないのかエ!?』(優美とすら言える一礼に応えるヨに、よよッと袖に寄りかかる女。レースのカーテンに縋る一瞬、目配せして心得のあるスタッフに合図。ふわッと体重無き者のヨに舞台に降り立つ髑髏姿に、カッと照明のタイミング。三原色の魔導灯を当てる仕掛けに。成功したら白抜きの光、)『あーッ!? アレはッ!? あの髑髏の仮面はッ!? まさか…、このシルエットはッ…!? お客席、どなたか、そのご高名を知る方ぁ、皆さンでお呼び下さンし!! せーの、Specter―――――ッッ!!』(呼びかけ、歓声。舞台を切ッて落したヨに始まる活劇ッ!) [Sat 15 May 2010 22:40:57]
オープニングイベント > レディースアンドジェントルメン! 紳士淑女そして美しいモデル諸君! 今夜はヴェイトスガールズコレクションにようこそ来て下さいました! 心より感謝申し上げます。 ――我らの晩餐となって頂く事に!(優雅で慇懃無礼な動作で、その吸血鬼の長らしい人物が挨拶する。 ひっと引きつったような声。 ――ヴェイトス市にとって、吸血鬼とは長らく恐怖の対象だった。しかし――)HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!(次の瞬間、地獄の底を吹きぬける風のように、何処までも響き渡るような冷たい笑い声が響き渡り、吸血鬼どもの中央へと大きく翼を広げた何かが舞い降りた。 一転して静まり返る場内。 誰かが、その顔を覆う髑髏の仮面を見て、「スペクターだ!」と誰かが叫んだ)……無粋だぞ、ナイトウォーカーども。 今宵舞台を彩るのは麗しき可憐なる華々であって、貴様らの醜悪な晩餐などではない。 疾く去ね、さもなくば――否、もう遅いか。(――次の瞬間、活劇が始まった) [Sat 15 May 2010 22:27:49]
ヘカテ@V,G,C > (一瞬で落ちる照明。Wao! いい仕事するじゃないサ、さッすがプロさネ、)(暗闇に乗じた鮮やかな手際に、舞台袖の女は、コッソリ含み笑い。ザワ付く観客と何も事情を知らないハニー達の悲鳴に混じッて、ドレスの女もキャッと口元を扇で覆う、)『あぁッ!? 何と言う事でしょうッ!! この良き日に、この目出度ぁぁい夜に、何と不似合いなお客人が参られたモンだ!!』(タタン、タンッ!)(女のアジテーションに合わせて、鳴り物・打ち物が激しく鳴る。切羽詰まッたBGMに変化してステージは瞬間、騒然と、)『アレはッ!? アレに見えるは人かたまさか妖怪かッ!? あの青白い肌、あの真ッ白な牙ッ! 何てぇこッたッ、まるで物語に出るヴァンパイアのヨな妖怪じゃぁございませンかッ!! 乙女の柔肌ねらッて来たか、はたまた横丁の熱気に誘われたかッ!! この窮地、如何に脱しようッッ――!!』 [Sat 15 May 2010 22:26:45]
叫び声 > (ショーの開幕を彼女がした直後、一瞬にして場内が暗闇に閉ざされた。 次の瞬間に響き渡ったのは、まさしく人間を辞めた者の咆哮であった。 会場をざわめきが満たす。 何が起きたのかと、場が騒然となり――しかしパニックとなる直前、其処個々に炎がともり、再びステージが照らし出される。 そして“彼ら”が現れた。  観客席の中から、バックルームから、ランウェイの下から、次々と。  華美な衣装、病的なまでに青白い肌、ぎらぎらと光る赤い瞳、鋭く伸びた――牙。)(「吸血鬼だ!」「なんだってこんな場所に!」) [Sat 15 May 2010 22:12:13]
お知らせ > 叫び声さんが入室されました。 『WRRRRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!!!!!』 [Sat 15 May 2010 22:11:42]
ヘカテ@V,G,C > (ドン、)(腹の底まで響くヨなリズムが万を持しておッ始まる。ズンズンてぇ重低音の波の上に派手に乗り上げて、管楽器と吹奏楽器がクラシック=アレンジメントの前奏曲をエイトビィトで奏で出す。カッと空を染め上げる色とりどりの魔道灯。赤・青・黄の三原色がステージ上を縦横無尽に駆け巡り、銀一色のランウェイが宵闇の中央に浮かび上がりゃ、灯りがババッと舞台袖を照らし出し、蒼いフラメンコドレス姿の派手な女が孔雀扇片手に登場せン、)『お待たせ致しました! 皆様お待たせ致しましたぁッ!! 「月の女神のように煌めく美貌に」をテーマに、今春ヴェイトスで初めて開催される、乙女の乙女による乙女達の為のぉぉぉッ、』(溜めは一瞬、グラマラスカァルを鬣宜しく大きく揺らし、半身を振りかぶッてカァン! とハイヒィルを高らか鳴らす、)『ア、一大ッ! ファッションフェスタッッ!! 本日ッ、ココ芸能横丁にてッ、いよいよ開幕致しぃぃ――ッますッッ!!』(タンッ タッ タタンッ!)(女は孔雀扇を振りかざし、見事なリズムでヒィルを鳴らしつピルエットターン。クルクルッと観客席に向かッたら、バッ と真ッ青な扇を一面に広げて見栄切らン。Oh,Yes! どンどンアゲてくワヨ!) [Sat 15 May 2010 22:10:54]
お知らせ > ヘカテ@V,G,Cさんが入室されました。 『『さぁ、始まりました第1回V,G,C――ッ!!』』 [Sat 15 May 2010 22:00:07]
お知らせ > マヤウィ@V,G,Cさんが退室されました。 『もちろん劇団の建物を出るまでの間、美形な劇団員がいないかチェックするのも忘れない!』 [Fri 14 May 2010 23:30:53]
マヤウィ@V,G,C > お世話になりましたわー。ショー、頑張りますわね! ( どのモデルを応援するかはもちろんカインの自由だが、応援されれば嬉しくなるのも当然のこと。キリバナは指導してくれた劇団員とカインにお礼をいうと、ニッコリ笑ってから劇団を後にする。 ) [Fri 14 May 2010 23:29:54]
お知らせ > カイン@V,G,Cさんが退室されました。 『――どうか、頑張って欲しい。』 [Fri 14 May 2010 23:25:24]
カイン@V,G,C > (ともあれ、ヘアースタイルに関しては本番でもちゃんとできるよう、きちんとした指導が行われる。 どの器具をどう使い、どういう風に分け、アップにするのか――エトセトラエトセトラ。 カイン・グレイホークはスポンサー側の人間であるし、参加者の中には知人もおり、ウォーキングで指導したヴィヴィアンにも少し肩入れしてしまっている感もあるけれど……。 こうして髪型を見て喜んでいる彼女の姿を見ると、彼女にも優勝してもらいたいと思ってしまうから不思議だ。 結局のところ彼はお人好しであるし、努力する――否、何かの為に行動する人物が大好きなのだ。 だからこそ、特定の誰かではなく全員にそう思ってしまうのだけれど。 本心から、貴女には――) [Fri 14 May 2010 23:25:14]
マヤウィ@V,G,C > ( 【判定失敗】ヘアスタイル自体は決まったが、それに合うコサージュを見つけられるかどうかでこの髪型を生かせるか決まると言える。 ) [Fri 14 May 2010 23:19:34]
マヤウィ@V,G,C > ( 「花が咲く種類なんだから」アロエの花なら綺麗な花が咲くが、竜舌蘭の花は少々アレな大きさとデザインだったりする。だが、子を成す時にのみ咲く自分の種族の花はマヤウィにとって誇りだ。しごく嬉しそうに。 ) まあ…素敵。貴方のそのお言葉が素敵だわ。とっても「わたしならできる!」って気にさせられちゃいますわね。ふふ、ありがとうございます。 ( そしてヘアメイク担当さんが作ってくれた髪型に。 ) わあ…いいですわね。華やかですし、ドレスにもよく合ってると思いますわ。さすがプロの方ね!  ──ええ、もちろんですわ。この髪型に良く合う物を探してみます。 ( こんな凝ったヘアスタイルは初めてで、キリバナはウキウキと嬉しそうだ。【ヘアー判定】 ) [Fri 14 May 2010 23:17:51]
カイン@V,G,C > 「……ごめんなさい。こんな感じね」 [Fri 14 May 2010 23:03:03]
カイン@V,G,C > 「リボンも可愛らしいとは思うけれど、ドレスがフラメンコのでしょう? だったら、コサージュの方が華やかになるんじゃないかしら?」(そういいながら、彼女は貴女の髪の毛を器具でくるくると巻いて波立たせたりして色々と動かし、鏡を見て確認を繰り返しつつ、その髪型を変えていく。 そしてややあって――)「……さて。 こんな感じで如何かしら? コサージュの色や種類は自分で似合うものを探してみてね」  [Fri 14 May 2010 23:02:09]
カイン@V,G,C > へぇ、アロエの。 言われてみれば――……そんな香りもするね。(とはいえ、彼は葉の形状の些細の違いを見分けられるほど植物に詳しくはないし、人並みはずれて嗅覚が良いわけでもない。 葉の形状と、貴女が背中の葉に塗っている汁の匂いから、その種族を誤認する。 一報のヘアメイク係は葉っぱを掻き分けて貴女の髪を弄るのに熱心であり、疑うなどといった余裕は無いらしい)せっかくの舞台なんだから、華やかにいかないとね。 その点、君はキリバナ――それも花が咲く種類なんだから、自信を持って良い。 君が咲かせる花は、他の誰にだって負ける訳が無い。 だって、君達キリバナ以上に綺麗な花を咲かせられる存在は、いないんだからね。(アロエだとて花は咲く。 その事実を知っているからこそ、青年は貴女を激励する。 自分の実力をしっかりと認識し、過信することなく正しく自信を持ち、行動に移す。 重要なのは其処だ)【激励効果 マヤウィ:ヘアー+1】 [Fri 14 May 2010 23:01:38]
マヤウィ@V,G,C > ( 普通は努力も合わせて評価するものだが、このキリバナの場合「普通」に当てはまらないのでその限りではない。 ) あ、失礼致しましたわ。わたくしはマヤウィと申します。アロエのキリバナですの。 ( 姓がない代わりに、自分が何のキリバナか自己紹介。まあアロエは噓なのだが。 ) ──そう思われます? わたくしも、目立つ色が良いと思ってこれにしましたのよ。 ( 鏡台や衣装が沢山ある部屋に案内され、鏡台の前に座るよう促されたのでそれに従う。明るく鏡に映し出された自分の顔に、やっぱり化粧もしないと地味ですわね…なんて考えつつ。それは明日以降にするとして…。 ) アップに…なるほど、もっともですわね。お願いしますわ。やはり、大きいコサージュみたいな髪飾りとかつけるべきかしら?リボンだとさすがに子どもっぽすぎますかしら。 ( ちなみに書き忘れた背中だが、このドレスの背中は大きく開いているのでアロエらしき葉で布地が破れている…なんてみっともない事には決してなっていないが、葉が大きいのでメイク担当者からすればちょっと葉っぱが邪魔かもしれない。 ) [Fri 14 May 2010 22:48:31]
カイン@V,G,C > (――舞台で重要なのは、イメージである。 観客にどのようなイメージを「見せる」か。 貞淑な女性役の人物が派手な髪型をしていたら奇妙であるし、遊び人が地味な服装でも違和感がある。 自分の求める方向性と、それにあわせた髪型の組み合わせ。 元のスペックが低くとも、適切な服と適切な髪型であるならば、それによってググッとイメージは強調される。 重要なのはテクニックなのだ。)「初日はこのドレスで出るのね? そしてゴージャスに魅せたい、と……。 それなら折角、キレイな葉っぱがあるんですもの。 思い切ってアップにして、背中をしっかりと見せちゃいましょうか」 [Fri 14 May 2010 22:32:49]
カイン@V,G,C > (顔立ち自体については平凡な向きであるし、彼女の評価は的確だ。 青年が活劇役者として有名になったのは、主に「努力で得た実力」なのだから)グレイホーク。 カイン・グレイホーク。 君の名前を聞かせてもらえると嬉しいが――成程ね。 その赤色なら、遠くからでも君だってわかりそうだ。(案内するのは――ドレッシングルームと言うべきか、楽屋というべきか。 幾つも鏡台が並び、後ろには着替えるための衝立とハンガーにかかった衣装の数々。 そこで他にも数名のモデルたちが化粧や髪型の特訓を重ねている。 ともあれ、その鏡台のうち一つへと彼女には腰を下ろしてもらうとしよう。 室内を照らすエインズワース機械工房製のエーテル光は、前左右と三面に広がる鏡へと、貴女の顔立ちをしっかりと映し出してくれる。 些か高価な設備だが、だからこそ賃貸施設なのだ)(そして、貴女についたメイク担当者は、その緑色のロングへアに櫛を通したりしながらアドバイスを始めるのだ) [Fri 14 May 2010 22:32:39]
マヤウィ@V,G,C > ( 青年が振り向いたので、キリバナは瞳を素早く動かして相手を上から下までチェックした。随分鍛えているようで、細身ながらも引き締まった良い身体をしているように見える。鋭い眼光というのも魅力的だが、顔自体は平凡な部類だと思った。「交配相手に重要なのは努力で得た実力よりも素材と才能」と考えるキリバナは、目の前の青年をひとまず対象外に認定する。 ) ……はい、ありがとうございます。──本番ですか? そうですわね、少なくとも初日はこのドレスにするつもりですわ♪ 割と派手な色ですから、髪型も合わせてゴージャスな感じにしたいと思ってますの〜。 ( そう言うキリバナの髪型は、ただおろしただけでヘアアレンジ的には何も手が加えられていない。ドレスの色に比べると地味な髪型と言えるだろう。 ) [Fri 14 May 2010 22:20:14]
カイン@V,G,C > ――うん? ヘアメイクかな?(と、声をかけられて、青年は振り向いた。 まず目に飛び込んだのは、赤いフラメンコのドレス。派手で大胆な衣装で、普段はあまり見ることもないけれど、なるほど。モデルの方に意識が向いてしまったけれど、イベントの本筋はファッションショーだ。 こういった、特徴的な衣装も多く見ることができるのだろう。 ともあれ、笑みを浮かべて頷いた。 目付きこそ鋭いものの、どういう風に振舞えばイメージを崩さずに人に好かれるかを考えながら、モデルの娘さんに応じよう)それなら案内しよう。ちょうど自分も向かう所だったしね。 ――本番にも、その衣装で出るのかな?(後ろに葉が見えるということは、大きく背中の開いたデザインなのだろうか? いずれにしても緑がかった髪の毛と相俟って、色が良く映えている) [Fri 14 May 2010 22:05:18]
マヤウィ@V,G,C > ( アロエのような大きな葉を背中に生やした、真っ赤なフラメンコドレスを着たキリバナが劇団ツァラトゥストラに訪れた。とりあえず、一番近くにいた劇団員らしき人に自分がV,G,Cの一般公募モデルである事を説明し、どちらを伺えば良いのか尋ねている。 ) そうですわねー。ウォーキングも髪型もメイクもどれも気になるんですけれども……舞台映えする髪型とやらに詳しい方がお暇でしたら、テクニックとセンスをご教授頂きたいですわ。 [Fri 14 May 2010 21:53:48]
お知らせ > マヤウィ@V,G,Cさんが来ました。 『ごめんくださいませ〜♪』 [Fri 14 May 2010 21:47:51]
カイン@V,G,C > (前回は顔見世のつもりでジャケットを着込み、若手活劇俳優といったファッションで練習場に赴いたのだが、今回は最初から指導するつもりでいる。 その為、上は半そでのシャツ、下もトレーニング用の長ズボンと、動きやすい格好である。 靴に関しても同様だ。 ともあれ、モデルがそれぞれどのレッスンを受けるかにもよるし、別にウォーキングばかりやるわけでもない。 化粧や髪型を練習中な娘さんたちの場所にも顔を出すし、トレーニングしている子の元にも向かう。 とりあえず最初は、一通り見て回るべきか) [Fri 14 May 2010 21:43:24]
カイン@V,G,C > (――と、いうわけで、カイン・グレイホークは今日もまた練習場に赴いている、という話だ) [Fri 14 May 2010 21:37:06]
カイン > ま、自警団の人たちだって仕事なんだからね。仕方ないさ。 それはともかくとして、こっちも仕事をはじめよう。モデルさんを待たせちゃあいけない。 (――との声で、劇団の面々はようやっと動き始めた。  根も葉もない疑惑を突きつけられ、犯罪者の一味だと糾弾され、感情的になった面も多々あるのだろう。  カイン・グレイホークも含め、ウサ晴らしにやいのやいのと自警団の悪口を言っていただけだ。 自警団がいくらきちんと仕事をしたとしても、「もっと仕事をしろ」とは誰だって思うのだ。 彼らは自ら損な役回りを引き受けているという事は、ヴェイトス市民であるなら誰だって理解している。 ただ、その捜査の手が自分達に伸びた時、自警団に良い感情を抱けるわけがないというだけで。 結局はそれだけの話だ)(――つまり、本心から自警団を侮蔑しているのはアイゼンリッターだけという事で、それさえも、いつもと同様だ。 カインはショウのモデルの中に自分の知り合いの名を見つけてテンションが上がっている。 つまり彼としては上機嫌も良いところだった。 まあ、事情聴取というケチはついたけれど、別にどうって事はない) [Fri 14 May 2010 21:35:40]
アイゼンリッター > (――アイゼンリッターとしては、さもありなん、と言ったところだ。 連中が言い訳ばかりして捜査なぞ一つもせず、詰め所で愚痴っている集団だという認識を、彼はかなり前から抱いている。  自警団が鉄仮面の尻拭いをしているのではない。  自警団が何もしないから、アイゼンリッターがやっているのだ。 そして市民や他の面々の認識がどうあれ、事実として自警団は目玉泥棒の捜査をせず、野放しにし続けてきた。 奴を追跡し、ここまで追い詰めたのはアイゼンリッターだ。 「冒険者の卵」という有名な逸話通り、此方が生卵を立たせて見せた後で、ろくに行動もしていない面々が何を言おうと、何の意味もない。 文句を言うだけなら誰にだって出来る)(……リコが辞めたのは正解だったな。)(内心で、つくづく思った) [Fri 14 May 2010 21:34:18]
劇団ツァラトゥストラ > (誰も表に出さないだけで、不満はあった。 以前、アウトローによって劇団が嫌がらせを受けた時、自警団はまともに対応してくれなかった。 疑いが晴れたにも関わらず、また似たような質問をしに劇団に押しかけてきた。 前回も今回も捜査に協力したし、自主的に公演だって打ち切ったのに、あろうことか「犯罪者一味」扱いだ。   自警団が仕事をしていないという思いもある。  誰も忘れてなんかいないのだ。  何ヶ月もたつのに、芸能横丁で踊り子を殺して目玉を抉り取った犯人について、自警団員は何一つとして捜査をしていないという事実を。  にも関わらず、アイゼンリッターが関わると慌てて飛んでくる。 ――自警団が「面子にばかり拘る事勿れ主義の集団」と見られても、仕方無い行為ばかりだった) [Fri 14 May 2010 21:33:29]
劇団ツァラトゥストラ > (事情聴取をすると決定したのは「医療班の副隊長」という、およそ捜査に関わっているとはとても思えない人物で、それも「アイゼンリッターは犯罪者で、その劇をやってたんだからお前らも犯罪者だ」という感情論によるものらしい。 その話を聞いて、団員達は「勘弁してくれ」と言いたげな顔をした。 やっと経営を立て直して、新しい劇を始めてヒットさせて、他の事業――スポンサーとかだ――にも手を出し始めたのに。 そんな理屈で疑われてかき回されて、また台無しにされたら溜まったものじゃあない)「捜査に協力はしますけどね。 証拠も無しに疑ってかかって営業妨害するような真似は、金輪際ご遠慮願いたい」(そういって、劇団長は自警団員を見送った) [Fri 14 May 2010 21:32:50]
劇団ツァラトゥストラ > (これが自警団からの事情聴取――半ば尋問めいた――を受けた劇団員の反応を一言で纏めたものだ。  聞かれた事は既に以前、自警団によって疑いがかけられた時と殆ど同じ質問だったし、それに対する答えも同様。 廃棄したコスチュームが盗まれたことはあるが、捨てたモノが盗られたところで被害届を出すわけがない。  コスチュームを着て動き回るのは得意だが、朝から晩まで連日それができる体力の持ち主は普通いない。  そして社会的影響を鑑みてアイゼンリッターの演劇は自主的に打ち切られている――1年以上も前に、だ。  第一、既に疑いは晴れた筈だ。  今になって再びツァラトゥストラに自警団員が押しかけたところで、劇団員としては困惑するより他に無い) [Fri 14 May 2010 21:31:59]
お知らせ > 劇団ツァラトゥストラさんが来ました。 『「――何を言ってるんですか貴方がたは」』 [Fri 14 May 2010 21:31:45]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Thu 13 May 2010 23:48:54]
レェナ > (充実しそうな先に浮かれる気持ちはもっと新しいことを求めたくなって。 何か新しい宣伝方法でも考えようかと、うきうきした足取りのまま進もうか。 せっかくの舞台。 いつもより大きい舞台なのだから、沢山の人に見に来てもらいたい。 ならばこれまでと同じアプローチではダメだろう。)  むん…  なにかいい方法はないですかねぇ   (さっきの酒場で相談してみるんだった。なんて今更の道のり。軽い足取りのまま、 家までモコモコ考えて歩いていくだろう。) [Thu 13 May 2010 23:48:52]
レェナ > (ポスターの端をしっかり押さえて、くっついたのを確認すれば、再び満足そうにうなずいて笑むだろう。ポスターが貼られたりチラシが配布されるようになると本格的に始まる気持ちになる。 これまでより規模の大きめの舞台。 ポスターもいつもよりちょっと立派に見える。)  …――― よしっと。  (うれしさのこぼれるにやけ顔のまま、ポスターやらが入った荷物を背負いなおして、帰路につくだろう。明日からもっと稽古して、もっと宣伝して、やらなきゃいけないことでいっぱいの充実した日々が続いていく。 そう考えると足取りが軽やかになっていく。) [Thu 13 May 2010 23:42:53]
レェナ > では、表にもう一枚はらせて頂きましたら、うちはお暇しますのでっ (わたわた。あわてた様子のままぺこり頭を下げて。 見知った顔に挨拶をしながら外に出るだろう。)   …――― ふぅ   (戸を閉めればにぎやかな声とオレンジの明かりが窓から漏れて。気を落ち着かせるように息を吐くだろう。 まだ少し涼しい夜の空気で、熱くなった顔が少しさめるのを感じれば、通りに面したお店の壁に向き合って。 荷物の中からポスターを抜き出そうか。 何度か張ってははがしたあとのある壁に、重ねるようにぺらりポスターを貼り付けようか。) [Thu 13 May 2010 23:34:59]
レェナ > え? はい、今回は海賊ものなんですよ(知った顔のお客さんに、演目をたずねられればそのように答えるだろう。 ポスターには金髪の女性がマントと髪を揺らす絵が描かれている。絵師さんに頼んで作ってもらったが、自分とは似つかないグラマラスな体系の女性。マスターに「さばをよんで〜」なんていじられ他のには苦笑で返すだろう。) そ、そんなところは気にしないでくださいっ (少しだけ赤面しながら、照れ隠しのように荷物をまとめようか。)  [Thu 13 May 2010 23:26:47]
レェナ >  (ぺたり。)  ではでは、どうもありがとうございましたです。 (薄暗い店内の壁に張られたポスターを満足そうに見てから、にこーっと店主に向けて笑顔を送ろうか。) マスターもぜひ見に来てくださいね  (ペコり、お酒の入った顔見知りのお客さん達にも同じように宣伝をして。チラシを一緒に手渡すだろう。 出来上がったばかりのチラシとポスター。 稽古が終われば横丁の町に繰り出して皆で宣伝活動。 ここはよく劇団でお世話になる小さな酒場、今日はここが最後になるだろうか。) [Thu 13 May 2010 23:19:24]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Thu 13 May 2010 23:11:28]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『 とはいっても、まがつひ様の横で私は一睡も出来なかったのだけれど。 』 [Thu 13 May 2010 00:11:36]
だいだら > ( …私は見惚れていたのだろうか?恐ろしいと思う気持ちは強く、けれどもその畏敬する相手が見せた一面だからこそそう感じたのかもしれない。――食事が終われば食器を下げて、恐ろしいが、狭い寝床で共になろう。客を招くときは目を離してはならないというのが一座の取り決めだ。物盗りでもされたら大変だというのがその理由だが―― とにかく、変に座長や他の仲間に怪しまれて神様の機嫌を損ねるのだけは避けたかったのだ。 ) [Thu 13 May 2010 00:11:02]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『その顔は青白く健康的ではないが、作り物のように綺麗に整っている』 [Thu 13 May 2010 00:07:07]
だいだら > ( 神は唐突だ。いつ怒りの声をあげるかわからない。いや、怒りなどというわかりやすい表現をしてくれるのだろうか。何も変化が見られないまま、怒るのかもしれない―― と、相変わらず一つ目は怯えていた。遠くで聞こえてきた悲鳴にびくりと身体をはねさせる。マガツヒが発した声だと思ったのだ。だが、違うようだ。そちらの声も気になったが、今は神への奉仕に専念すべきだ。 ) ………。 ( 途中、箸を落としたのを見て口にあわなかったのかとびくりとしたが、そうではなかったようだ。食事は静かに行われ、ひとまずは満足してもらえたものと見て安堵する。狭い場所で二人居るのは窮屈に感じられるかもしれないが…。 私はその静かな様子につい気を許し、いつも落ち着いてまじまじとは見れなかったマガツヒの顔を見ていた。 ) [Thu 13 May 2010 00:02:51]
マガツヒ > ( 唯一コミュニケーションが成立している部分があるとすれば、少なくとも禍津卑にはヒトの言葉が理解できていると言う事か。 部分的に理解し難い概念が混じっている事もあるし、マガツヒ自身がその言語を扱う気がまるで無いのがネックではあるが。 促されれば比較的おとなしく一つ目の後に続いて歩くし、畸形のヒトの群れをじっと観察した後、寝床にも踏み入れる。 ) ( 何処か遠くで ぃえぎゃあぁぁぁ、と奇怪な悲鳴が何処かで響いたが、今この場には関係の無い事かもしれない。 誰かがこんな晩にこんな場所で無理を通そうとしたのだろう。 今夜はやめておいた方が良い。 ) ( そ、と静かに膝を揃えてマガツヒは座り、余り音を立てずに粗末な食事に箸をつけた。 一度二度、箸を取り落としたが、それ以外は静かなものだった。 祟らない禍津卑に主張は無いし、静かな水面のようにただ其処にあるだけだ。 楚々とした行儀の良い娘のようにすら見えるかもしれない。 ) [Wed 12 May 2010 23:54:32]
だいだら > ( 何しろ相手を神だと認識している。およそ自分の理解など及ばないだろうと考えており、そしてそれはある種の思考の放棄であり、奇妙な形で両者の関わりを円滑にしているのかもしれない。 ) ( だいだらの臭いは死んでしまった仲間にあげているお線香の臭いだ。或いは、ぬかみその臭いだ。触れられるのを拒むことなく、ただ身体を震えさせながら、やがて幻想一座の中へと招こう。抱かせる為に客を自分の寝床に招きいれることは稀にあるし、座長は奥に引っ込んでいるので問題は無い。…だが、途中でマガツヒが見る、将来の生贄になるかもしれない者たちは敏感に何かを察知し、くぐもった声を漏らすのだった。 ) ( だいだらが案内するのは、押入れのような狭いスペースに潰れた布団が敷いてあるだけのところだ。こんなところで神様はお怒りになられないかと生きた心地がしなかったが――。そして、ここに来る途中に立ち寄った台所で用意した食事も持ってきている。盆の上に乗っているのは冷えた麦飯に魚肉のすり身でつくったつみ入れ、薄い味噌汁という質素な食事だ。これも満足してもらえるか不安だったが。 ) ど、どうぞ―― お召し上がりください、ませ…。 [Wed 12 May 2010 23:41:52]
マガツヒ > ( 祟りというのはそういうものだ。 打ち止めや終わりなど最初から想定されていない、のである。 誰かが鎮めるか、誰も居なくなって忘れ去られるまで何時まででも其処に淀み続ける。 最初に呪われたのが誰かなど、些細な事。 ) ( 気持ちの悪い、「気味が悪い」ではなくて、違和感のある反応のズレやレスポンスのタイミング、本来普通の人間なら意識しなくてもある筈の生理的な反応などのまるで異なった、ただヒトの器に入っているだけのマガツヒの思惑を読む事は難しい。 今回にしてもただ禍の神は催促に来たでもなし、害を振り巻きに来たでもなく、ただ、縁を持った者と接触をしに来ただけ。 機械的な巡回というのが一番近い概念か。 ) ( 座敷牢から出てくる一つ目の姿を視線だけが追い、近付けばすん、と匂いを嗅いで無造作にその顔や服をぺたぺたと触る。 ショクジ。 食事。 寄り代の「食事」だ。 招かれ、持成されて断わる理由も無し。 ) [Wed 12 May 2010 23:26:55]
だいだら > ( その差、その違いに気付くのはいつになるだろうか。或いは、ずっと気付かぬままなのかもしれない。それが一つ目にとっての悲劇である。何故なら、だいだらは自分を守るために更に生贄を捧げなければならないと考えているからだ。 ) ( 奇怪な声にそろりと顔を上げれば、笑っていた。いや―― それは笑みなのだろうか?こんな歪な笑みを私は見たことがない。 ) ひっ ( 神様が目の前で両の掌を上に掲げてそう言った時、私は再び縮こまってひれ伏した。恐ろしい!ああ、恐ろしい…! お怒りか?いや、お怒りでは無い。だが、尽くさなければならない。 ) ま、まがつひ様…。きょ、今日はお疲れでしょう。わ、わた、私の寝床で宜しければ、もうお休みになられては…。お、お食事も、お出しします、から…。 ( ここで何もせずにお引取り願っては、きっと私は祟られる。怒りを買う。食事といってもだいだらに与えられる貧しい人間の飯だが、なんとか我慢してもらう他無い。 ――座長が「こいつを捨てて来い」というまで、次の生贄は無いのだ…! 私はそろりと立ち上がり、がくがくと足を震えさせながら座敷牢裏にある出入り口から一度出て、ぐるりと回って神様がお立ちになっている場所まで歩いていこうと。 ) [Wed 12 May 2010 23:13:26]
マガツヒ > ( 一つ目と禍津卑の間に大きな感覚の隔たりが在る。 禍津卑は今、直ぐ、この場で、もっと、餌獲を寄越せなどとは考えて居ないし、あの晩のちっぽけな贄一つで向こう10年50年、子子孫孫まででも一つ目を虐めたニンゲンとその家族とその家族と関わりのある者とその土地とそこに立ち入るニンゲンとを祟り続ける心算がある。 先ず根本的に価値観と時間に対する感覚が違うのだろう。 忌み嫌われる事が常の邪其禍津卑神を祀る者が来たのだ。 相応に揮うのが務め、存在意義である。 ) ( 一つ目の問いかけに唸り声とも笑い声ともつかない奇怪な声と、口元だけ歪めるヒトまねの笑みを返し、マガツヒの寄り代がたどたどしく立ち上がり、格子に手をついたまま見下ろす。 扱い慣れて居ない道具をたどたどしく扱う子供のような覚束無い挙動。 ) 祀崇儀 邪其禍津卑神之業也徂!! ( 僅かに声のトーンが上がり、寄り代が天井を仰いで両掌を天に掲げる。 禍津卑は其処に居るのだ。 常に。 ) [Wed 12 May 2010 23:03:16]
だいだら > ( 今更ながら、私はあの夜神社に行ったことを後悔している。――いや、私が人の子とは違った顔形をしている以上、避けては通れない縁があったのかもしれない。 ) ――う? ( その言葉をすぐには理解できなかったが、音の感触で言葉の意味を知る。恐らくは、さっきの客が話していた噂の話なのだろう。 ) …… っ。 あ、 あ、の  じゃあ、あの、本当に… 神様、あの、漁村を? あの、やったのは、神様 なんですか。 ( 声が引きつって上手く言葉に出来ない。木造の格子にぴたりと額をくっつけるその様子を見ていると、そこをすり抜けてこちらに入ってきてもおかしくなかった。 ――ああ、ああ、ひょっとしたら、私は今晩、このお方を私の寝床にお泊めしなければならないのかもしれない。 ) [Wed 12 May 2010 22:43:59]
マガツヒ > ( この一つ目の地祇の末裔とは既に強い縁が出来ている。 遭遇、対話、約束。 それだけ揃えばソレが何処に居るかくらいは大凡観えるもの。 でなければどうやって奉り納めを待つ事ができるのか。 ) 見也聞也耶 大太郎法師 妾禍津卑徂? ( 先程までの、何処か無機質だが少なくとも現代語として認識できる子供の童歌とは打って変わって、相変わらずの難解なコトバ。 童歌は漁村の子供らの真似に過ぎず、ただ真似をしているだけだから感情が籠らない。 そも、感情に該当するものが備わっているのかも読みとり難い程、表情や発音からニュアンスが現れない無機質な言葉だ。 ただずい、と身を乗り出して格子に額を着け、視線を真っ直ぐに合わせてくる。 ) [Wed 12 May 2010 22:29:24]
だいだら > ( 私はそれと目を合わせてしまった。こんな時に限って他の客の姿は無く、仲間達も傍には居ない。どうしてここがわかったのか、どうして私がいるところがわかったのか―― そんなのは当たり前だ。だって神様だもの、わからないことなんてあるわけない。 ) ひ ……。 ( 私は凍りつき、がたがたと震えた。しかし本当に恐ろしいのに声が出ない、出せない。きっとお怒りなのだ、私が追加の生贄をいつまで経っても捧げないから。だから、生贄を要求しにきたのだ。ああ、ああ、どうしよう、誰か。 ) ( 私は畳の上に両手を付き、額を擦りつける。 ) かぁ かぁ かぁみ さま…。 よ、よ、よぉこそ おいで ください ました…。 ( 畏れ敬う。今の私にはそれしかできなかった。 ) [Wed 12 May 2010 22:15:50]
マガツヒ > ( 表通りの賑やかな灯りも喧騒も遠退いた暗い部屋の中。 真っ黒な髪、真っ黒なドレスを着た誰か小さな姿がいつの間にか其処にある。 それはゆっくりと踊っているのか、何かを見ているのか、それとも何の意味の無い挙動なのか、暫しゆらゆらと髪を揺らしながら音も立てずに蠢いている。 やがてその格子にひたひたと裸足の足で近付き、四つん這いにしゃがみ込み、暗い牢の奥を覗き込む。 よくみると口元が小さく動いていて、 じぃぞさん じぃぞさん と小さな呟きを繰り返しているが、表情はからくり人形のように真っ平らだった。 ) [Wed 12 May 2010 22:05:42]
だいだら > ( あっちにいけ。あっちにいけ。あっちにいけ。 それは夜寝ているとき、不意に襲ってきた少し大きめの地震の時に呟く言葉に似ている。静まれ、静まれ、静まれ、と。そうやって呟くうちに地震が収まることを心のどこかで知っているのだ。だからこの童歌も、いつの間にか小さくなってどこかに消えてしまうんだ。そう、聞こえなくなった瞬間を知覚できないぐらい、自然に。 ) ( だけど。 )             ( 私は振り返った。 畳の上に潰れた座布団が一枚敷いてあるだけの狭い座敷牢。ここに居るのは私ひとりの筈。団員の誰かが入ってきたなら、私にすぐにわかるはず。 ) [Wed 12 May 2010 21:54:17]
童歌 > うーしろーに いるもの だぁれ ( 真後ろで、声がした。 ) [Wed 12 May 2010 21:49:41]
童歌 > 御憑きやぁれ 地蔵さん 地蔵さん おーのーりやぁれ 地ー蔵さん 地ー蔵さん 地ー蔵さん ( まるでぐるぐると回っているみたいにうろうろ、うろうろ、童歌は単調で陰気な歌詞を繰り返す。 眼を瞑ってしゃがみ込んだ一人の子供を囲い、子供達が狂ったように唄い廻り踊り続けながらかみさまを降ろす遊びの歌だ。 やがてトランス状態になった子供が何か神託めいた言葉を吐くのを聞く為に。 ) 御ー乗り やぁれ 地ー蔵さん 地ー蔵さん  [Wed 12 May 2010 21:49:12]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 [Wed 12 May 2010 21:48:13]
だいだら > ( 唄の出所はわからない。近いようでもあるし、遠くから聞こえてくるようにも感じられる。一体どこの子供が歌っているのだろう?早くどこかに行って欲しい。 ) ( だいだらが居る場所はまさしく牢獄で、勝手に持ち場を離れたら座長に叱られる。早く帰ることが出来ないのだ。もっとも、この一つ目妖怪の場合この幻想一座が帰る先の家になるのだが。 ) う……っ。 ( 私は恐くなって両手で耳を覆った。けれど耳を覆うと他の音は聞こえなくなるのにその唄は聞こえてしまうような気がして―― 結局私は手を外してしまうのだった。 ) な、なんなの…? 誰? 誰が歌ってるの? あっちいってよぉ…。 ( 私はその場で震えて祈るしかなかった。「なぁぜに瞼伏せよる」というのがこの私のことを言っているような気がして、更に震えるのだった。) [Wed 12 May 2010 21:39:38]
童歌 > 物教へーにーござったかー 地蔵さま 遊びにござったかー 御憑きやれ 地蔵さん 地蔵さん おーのーりやぁれ ( 何処かで子供が唄っている。 唄いながら移動しているのか、雑踏が響きをうねらせているのか、声は大きく小さく揺れながらいつまでも続き、それでいていつまで経っても遠退いて行く気配が無い。 ) ( 暫しとある漁村に留まっていたようだが、今日はこの辺りが禍つ日のようだ。 残念な事に今宵が禍つ日とは知らず此処に遊びに来てしまった須らく全てのヒトは大小の差はあれ、禍に触れる事になるだろう。 早く帰った方が良い。 何も見ず何もせずただ、家に帰って眠ってしまうのが一番マシ・・だ。 ) 小ー遣い 小ー遣い なぁぜに瞼伏せよる 表見ーせるの 恥かしか [Wed 12 May 2010 21:31:36]
だいだら > ( 私は客が話していたことを忘れようとした。或いは、全く関係ないことを話していたのだと思うようにした。今日は気分が悪い、座長に言って早めに上がらせてもらおうか。もっとも、そんな要求をしても聞き入れるような人じゃないけれど。 ) ―――っ ( その時だ。不意に聞こえてきた童歌に身体をぎくりと強張らせた。色々な曲や歌が聞こえてくるこの芸能横丁で、嫌にその童歌だけが私に纏わりつくように聞こえてくる。普段なら気にしないようなそれを気にしてしまうのは、今しがた噂話をしていた客が「妙な唄が聞こえてきたとか」と言っていたからだ。 ) ………。 ( 私は、座敷牢を模した見世物の為の場所から外を見て、その唄の出所を探った。大きな目玉をぎょろつかせながら。 ) [Wed 12 May 2010 21:20:27]
童歌 > ( 喧騒の中、何処かで誰かが唄っている。 小さな子供のように高く、何処か虚ろで幽玄な、微かに何処かから聞こえる声。 歌声と音楽と喧騒なら入り混じって区別もつかないような芸能横丁の夜。 確かに誰かがどこかで唄っていた。 ) [Wed 12 May 2010 21:14:48]
お知らせ > 童歌さんが来ました。 『 御ー乗り やぁれ 地ー蔵さま 地ー蔵さま 』 [Wed 12 May 2010 21:11:08]
だいだら > ( 違うんだ、嘘だ、何かの間違いだ。第一、客の噂話なんて信憑性の欠片もない。おおかたどこぞでやってる三文芝居の見るに堪えないお話しを伝え聞いて、それをさも本当にあったことのように話して相手をからかっているんだ。それに、海辺の集落はそういうお話が多いじゃないか。人魚にさらわれただの、生贄として若い娘を捧げただの。 ) ( だから私には関係の無い話なんだ。 ) ………。 ( 噂話をしていた客は、そのまま通り過ぎていった。 ) [Wed 12 May 2010 21:10:55]
だいだら > ( おかしな事件が起きているらしい。子供が一人死んだとか。妙な唄が聞こえてくるだとか。そこでは前にも村人が死んだとか。一つ目の化け物が関わっているだとか。 ) ( ちょうどあんなような? ) ( そうそう、きっとあんな感じだろう。 ) ( そう言って客が私を指差すのを見て、私は目を瞑った。 そんなはずは無い、偶然だ。私は自分にそう言い聞かせる。確かに私は神社で出会った神様に、あの漁村の連中への復讐を願ったが、「もっと生贄を捧げろ」と神様は要求してきたのだ。だから生贄は足りてないはずなんだ。願いはまだ聞き届けられていない筈なんだ。 ――… そして私はその後に神様が呟いた言葉を無かったことにしようとする。あれは空耳だ。だが、確かにそう言った。願いは聞き届けたって。 ) [Wed 12 May 2010 21:05:16]
だいだら > ( それは本当に小耳に挟んだ程度の話。私は鼻は悪いけれど、耳は別に悪くない。神社で出会った神様と、そこに生贄として捧げてしまった仲間のことをぼんやりと考えながら、見世物小屋の檻の中で客達の視線に晒されていた時だ。たまたまた通りかかった二人の客が、海岸沿いの小さな村で起きているという噂話をしていた。私はその会話の内容を耳にした時、目を大きく見開いて、全身から脂汗を噴出して、震えた。 ) [Wed 12 May 2010 20:59:30]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 いやな話を耳にした。 』 [Wed 12 May 2010 20:56:41]
お知らせ > シャーリーさんが退室されました。 『( そうして新人さんの芸に見入ったりしていて )』 [Mon 10 May 2010 22:49:37]
シャーリー > ( さて、それじゃまだまだもうちょいぶらぶらしてよっかな。バニラの歌姫も帰ってきて、これからはまた芸能横丁も賑やかさが増していくかななんて事を想像しつつ。この煩いぐらいに楽しげな喧騒の中を散策して回ろう。たとえ見慣れている道でも、そこには新しい発見もたまにあったりするから。こういうのって、やっぱちょっと楽しいからさ。 ) [Mon 10 May 2010 22:44:12]
シャーリー > ( サングラスを外してそこに書かれている詳細を見て。――――まあやっぱし特に私自身が出来る事はないやと肩を竦める。容姿もスタイルも取り立てて恵まれてはいないだろうし、かといってスポンサーとして手伝えるような何かも無い。出来る事といったら、精々周りの皆とか芸人仲間に宣伝したりとかその程度のもんかな。そんな事を考えながらそのチラシを鞄の中に入れようか。 )  [Mon 10 May 2010 22:29:14]
シャーリー > ( オリヴィアちゃんとか出ないかな?なんて一瞬考えたけれど、一か月のお泊まりは騎士団所属じゃちょっと難しいのかなやっぱり。ルジェちゃんなんかも愛らしい子だとは思うんだけれど、やっぱりクランクとかは差別的に見られる事もあるし……いや、むしろだからこそこういう華やかなイベントに出てそんなイメージを払拭していくべきだろうか!? ) うーん、やっぱ誰かそそのかして出場させたいなあ。着飾った女の子達ってとっても可愛いものさ。 ( こういうのってやっぱり自分から出る!って言い出したりする人はよっぽど自信が無い限り中々いないだろうし、だったらちょっと無理やりにでも後押しして出場促したりした方がいいかなあとか考え中。 )( ―――まあけど本当に嫌がる性格もあるから、そういうのも程々にしないといけないかな。そんな取りとめもない思考をしながら、店頭に置いてあるV,C,Gのチラシを手にとって改めて詳しくそこに記されている文面を目で追っている。 ) [Mon 10 May 2010 22:16:26]
シャーリー > ( そりゃまあオリヴィアちゃんみたいな可愛い子がお祭りの場に歩いてたら声を掛けない男の人はいないよねとか一人で納得。女の二人連れってのは向こうも声を掛けやすかっただろうしさ。 ) けどミスコン…いや正式にはヴェイトス=ガールズ=コレクションだったっけかな。面白くなるといいなあ。こういう賑やかなのが続くってのは本当に嬉しいよ。 ( 機嫌良さそうに呟き歩く。商業地区の方でもデカデカと横断幕も張られていたし、話題性はやっぱ結構あると思う。だから私も一観客として見に行けたら行こうかなって今からちょっとばかし楽しみにしている。 ) [Mon 10 May 2010 22:04:38]
シャーリー > まさか結構ナンパされるとは……私も案外まだまだいけるのかね。………まあオリヴィアちゃんが傍にいたからだっていうのがぶっちゃけた理由だろうけどさ。 ( ベレー帽にサングラス、胸元にぶら下げているのは銀のロザリオに鯉をあしらったペンダント。全体的に露出度の少ない野暮ったい格好をした青髪の吸血鬼はのんびりとした足取りで横丁の路地を進んでいる。 ) [Mon 10 May 2010 21:53:41]
お知らせ > シャーリーさんが来ました。 『 しかしまあ 』 [Mon 10 May 2010 21:48:35]
お知らせ > シャリネさんが退室されました。 『(少女はまた一曲、歌を歌う。「芸能横丁の歌」を。)』 [Sun 9 May 2010 02:18:57]
シャリネ > (歓声と拍手があるなら、私はきっと嬉しくて泣きそうになってしまうんだろう。 深々と、膝が地面につくほどの辞儀をして、お土産を配って、配って、歌を歌い続けるんだ。 今夜はずっと、ここで歌っていたい。) [Sun 9 May 2010 02:18:29]
シャリネ > 知ってるの どんな顔をしているのか  覗いたのは 泣かせたかったから (穏やかに、悪戯に、口ずさんだのは、少し意地悪を言う、淡い音。 柔らかい音、穏やかな水にも似た、穏やかな、穏やかな―――)   知りたかったの 何を想ったのか 頬を両手で包んだのは 愛しかったから  (ごめんね。ごめんね。大好きだよ。 そんな想いは、私の中だけでいい。 ―――どうやったって偽物にはならないこの想いを、歌にできるなら私は、泡になってもきっと幸せよ)  どうしようもないくらい どうしようもないくらい (不器用な愛を重ねて、不器用な想いを重ねて、不器用に糸を違えて、私が求めて―――独りよがりだったのかもしれなくても)  想いが膨らんで 私はどんどん苦しくなって それでも愛して 愛して―――    (求めるように、堰を切る。口ずさむ音は、少し募るように速まった。脈打つ速さより、ほんの少しだけ速く。 強さは、淡い、切なさ交えて) (そっと、俯いて、目を閉じてみた。 浮かぶ景色、歌にして)  同じ空を 見てみたかったの 同じ音 聴きたかったの 知りたかった 触れたかった   (願いは叶わない。わかってるの。だからこそ、微笑むことができる。 歌を、歌えるよ。) 一緒にいたかったの―――………    大好きよ(鎮まるような、サビの終わり。 また一曲繋ぐまでの間が空くけれど、終わりと捉える人もいるかもしれないし、素通りしている人だってきっと、当たり前に存在するだろう)  [Sun 9 May 2010 02:14:03]
シャリネ > (そして、たどり着いた先には――――やはり、知らない楽師が。)(けれど、それでいい。だって、人は流れていくものだから。それでも私は、歌えばいい。だから私は、足を止める。 いつもの場所は、たまたまそこで歌っていたからなだけ。どこでも、いい。)(少女は、バスケットをことりと置いた。)(久しぶりのいい緊張感。少し昂る気持ちを抑えるように、息を吸って、はいて。深呼吸した後、そっと指を折り、祈った。) (―――歌の神様。 たいせつなひとたち。 ヴェイトスの大好きな景色。 大好き。大好き。)(目を、開いたら―――) [Sun 9 May 2010 02:02:14]
シャリネ > (さく。―――さくり。…ふわり。 マカロンを食べ終えたら、そっと歩き出そう。バスケットに抱えたお土産を両手で抱えて。)  ………よ、いしょ―――。 (そういえば、もうすぐ219歳。あっという間に一年一年が過ぎて行く筈なのに、ヴェイトスに来てからは月日が長いように感じてしまった。) (バスケットから覗く鮮やかな果物の色を眺めながら、宝物を抱える様な幸せそうな微笑み浮かべ、”いつもの場所”へ歩く。そこが”いつのも場所”であってくれるかなんてわからない。だって、半年以上いなかったんだもの。そこがなくても、仕方がない。それでも、此処は歌を歌うことを赦してくれる。だから私は、ここ-芸能横丁-が好き。) (いつもの場所へ、歩いていく。歩いていく。楽しみ半分、不安半分) [Sun 9 May 2010 01:58:38]
シャリネ > (――――祖国の味は、質素だけれど懐かしかった。それもいいけれど、バニラの味はヴェイトスのほうがおいしいかもしれない。)(頬が緩み、思わず綻んだ。大切な人たちはもういないけれど、ここにはちゃんといるのだから、しあわせ。) ―――  ただいま。(久しぶりの空気を味わうように、誰に云うでもない小さな呟きは風へ、喧騒へと淡く掻き消えて行く。) [Sun 9 May 2010 01:47:30]
シャリネ >  (曇り空の中、雨が降ってしまいそうな景色の中で。雨音のような人のざわめきは久しぶりでも全く変わっていなかった。) (ヴェイトスに舞い戻り、一番最初に戻ってきた場所は地方村。馬車に乗って、大切な人に挨拶をして、お土産のソーダパン、林檎、洋ナシ、オレンジをごろごろ抱えたら、馬車から降りて一峰さんに渡すまで結構大変で、色んな人に手伝ってもらったほど。お土産を分けたらすっかり大方なくなってしまって、もっと買ってくればよかったと嬉しくなった。帰ってくる居場所がもう一つ出来たなんて、200年生きていてこれほどうれしいことはきっとない。)(家に帰ってきて、芸能横丁へ飛びだして、どこいってたんだい、なんて問いかけに答えながら向かった先はお気に入りのお菓子屋さん。そこでバニラのマカロンを食べて、幸せ心地に浸った。) [Sun 9 May 2010 01:46:38]
シャリネ > (ふわり、ひらり。白い裾が揺れる度、その温度が暖かいことを感じる。先日まで自分がいた場所とは、大違いだった。暖かくて、少し湿気が帯び始めて、そんな季節に思わず僅か恍惚を含んだ溜息を吐いた。立ち止まり、安心するように壁に寄り掛かって、一口。さくりと、柔らかい感触を口にする。甘い味が広がって、少女はふわりと微笑んだ) [Sun 9 May 2010 01:46:10]
お知らせ > シャリネさんが入室されました。 『喧騒の雨が。』 [Sun 9 May 2010 01:29:17]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 [Fri 7 May 2010 21:55:08]
レェナ >   ( 少しはみ出たが、抱えてける量におさめて。 ようやく重い腰を上げる気になろうか。  がさり、 抱えて席を立って。 会計を済ませれば、店の外へ。 振り続ける雨の中へ傘を差して駆け出そうか。) [Fri 7 May 2010 21:55:04]
レェナ >                …―――― 目がシパシパする…  (だめだめな目を擦って。 肩の力をすとん、力を抜いて。 がさがさ広がっていた資料をまとめようか。 雨はやむ気配もない。 これは何とかこの荷物を抱えて帰らなくてはと、 小さく息をつく。 荷物さえなければ濡れて帰ってもいい所だが、これらをぬらす訳にはいかないだろう。 とりあえず、鞄の中に少しずつ詰め込んで。 パンパンになるまで限界に挑戦してみる。) [Fri 7 May 2010 21:50:31]
レェナ > (少量口に含んだ紅茶の香りに溶けて。 温い空気の春の雨をまったり肌に感じながら、テーブルに頬杖をついく。 スケジュール表を横目に見ながら、台本に手を伸ばそうか。 ちょうど今は中間地点。もう少しすれば通し稽古に入って忙しくなって、本番までの時間がこれからもっと早く流れていくことだろう。 書き込みでいっぱいになった台本。 もう半分くらい字が読めない。 )  (さて、どうしたものか、と。 手持ち無沙汰に広げた台本の書き込みを目を凝らしてみてみるだろう。) [Fri 7 May 2010 21:39:51]
レェナ >  (窓の外に目をやって、「雨がやんだら帰ろうか。」なんて、いつになるか分からないのに、そんな事を思ってみる。 このカフェから家までは同じ横丁でも少し距離がある。 目の前に並んだ資料を持って帰ることを考えると少しだけ憂鬱だった。 事務所と同じ方向に帰る団員に頼んで半分くらい事務所に持っていって貰えば良かったなんて、今更後悔しても遅いだろう。 窓から資料に目を戻して、台本と舞台図、衣装デザインに照明・音響のキューシート。 それにスケジュール表に、名簿。 人数が少し増えた分以前よりどれも量が多い。) 嬉しい事なんですがね...  (へなり、苦笑を浮かべて。 もう一度カップに手を伸ばすだろう。)  [Fri 7 May 2010 21:26:38]
レェナ > (雨の音を外に聞きながら、 香る紅茶を一口のどに流そうか。 横丁の通り沿いのカフェ、 奥の窓際席。 先ほどまで演出家やら舞台関係者と打ち合わせをしていて、ひと段落着いて解散したところ。 メンバーは先に雨の中帰っていったが、まだその気になれなかったので一人で内容の確認でもと残ってみた。 店内には他にもお客さんがいるがいたって静かで、 雇われ楽師が店内でヴァイオリンを奏でている。) … ふぅ 。  (他の人たちの食器はとっくに片付けてもらって、テーブルには自分の紅茶と資料だけが残っていた。) [Fri 7 May 2010 21:18:02]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Fri 7 May 2010 21:06:35]
お知らせ > ヘカテ@V,G,C会場予定地さんが退室されました。 『よォッしゃァ! 気張ッて宣伝行くワヨぃ!!(他にも商業地区で横断幕振るとかネ!)』 [Fri 7 May 2010 17:55:17]
ヘカテ@V,G,C会場予定地 > (パチィン、女は指を鳴らして広報係を呼ぶ。5/15正午までに各ファッションブランド系列の会社・企業らに向けて大々的な告知プロモーションを働きかけられるヨに算段付けよう。勿論、スポンサーモデルも打診する。イベント性がイベント性だから出来りゃ女社長の仕切ッてるとこが話し易いが、気が乗ッてくれればアタマが男だろうがはたまた両性だろうが選り好みはしやしない。モデルは女の子限定だけどネ!)(軽やかに駆けよる広報係につられて散ッてた社員も集まッてくる。女は居並ぶ薔薇娘どもを見回してタァンとヒィルを音高く鳴らし、凛ッ と孔雀扇を翳して問いかけン、) アタイのハニー共に聞く! ――ア、ペルセフォネーの乙女の使命は!?(『『『月の女神のように煌めく美貌に!!』』』) 月の女神の光のご加護は!?(『『『全ての女に降り注ぐ!!』』』) 目指すはヴェイトス百花繚乱、華の命は短けど!(『『『その美しさに意義がある!!』』』) ア、女の真価ぁ中身だが! (『『『飾る外見(そとみ)も醍醐味よ!!』』』) 女に生まれた喜び競う、美と美の祭典ここにあれ!! ――A,Beautiful,Style!(『『『Beautiful,Style!!』』』) Beautiful,Smile!(『『『Beautiful,Smile!!』』』) 世界に誇れ、Beautiful,Girls!(『『『世界に羽ばたけ、Beautiful,Girls―――!!』』』) [Fri 7 May 2010 17:52:08]
ヘカテ@V,G,C会場予定地 > (気を取り直して企画書をまた一捲り。ちょいとばかり眉を潜める風情、) ンッンー…、協賛会社の集まりも、イマイチ芳しかないネぇ。まッ、P.Cが大衆向けのブランドたぁ違うしネ、知名度も知れてらぃ。確実なハイリターンが見込めなけりゃ気持ちのケツが付かないてぇとこかネぃ、(つまるところヴェイトスてぇ街がファッション=コスメにどンぐらい関心を寄せてるかてぇ問題だ。何つッてもどうも昨今が風刺はSeve Woman.高級化粧品に馴染みが薄いなぁ詮方ないこッた。スポンサーさンも肩入れしたモンか考えらぁネ。で、現在がとこと言や小会社が数件ポチポチ固まッてる塩梅だ。フェアリン地方ならまだしも女の顔は昔ほど広かぁない。ノー=アドバンテージで事を始めようてンだから、度胸と勢いと腹の据わりは我ながら見上げたモンだと自負したいが、現実的にも金銭的にもソレだけじゃぁ少々困る。しかしまたイベントを成功し切る自信と鋭意もタップリ持ち合わせたモンヨ、)(女はクルクルッと企画書丸めてパァンと膝を引ッぱたかン。パンがなけりゃぁ強奪してくりゃイイじゃない、) ぃ良しッ! こうなりゃ、いッちょ広告は派手におッ始めるヨ!! Hey、ハニー、アポの準備ッ! [Fri 7 May 2010 17:40:10]
ヘカテ@V,G,C会場予定地 > (次に出演モデルの契約状況の確認だ。P.Cからも何人かランウェイに上げるつもりだし、めぼしい娘さンらに声を掛けちゃぁいるものの「私なンて」てぇ照れ臭がッてそうそう首を縦に振ッちゃあくれない現状ヨ。まぁネ、ソイツぁ想定済みサ。元よりファッションイベントなンて物ぁ流行に敏感なタチでもなけりゃピンと来ないモンだし、天地の神さン妖精さンから稀な美を授かッた女ッてのは往々にして自覚しちゃいないモンだ。だからこそ、こういッた勧誘はガンガン推してく必要があらぁネ。片ッぱから誘うワヨ!) ふンふン、今ントコ、V.G.Cグランプリの有力候補ぁこの娘さンだネ。えーッと、Ma…、Maya…、(あァこの娘だ、マヤウィ。アロエか何かのキリバナてぇ触れ込みのお嬢さン。女はまだご本人のお顔を直接見ちゃぁいないものの、受付口の薔薇ッコが肌やら髪やらが小細工なくッても半端なく綺麗な娘さンだッたてぇ騒いでた。羨望する気持ちぁ重々わかる。アタイら薔薇科はどうしても肌付きに難が出てくるからネぇ。自分の頬ぺたに片手ぇ宛てがッて思わず女も溜め息を、) …イヤイヤ! 考えりゃ、この娘さンがグランプリ取りゃ、キリバナ界を代表する美貌てぇ事触れになるしネ!(おうサ、) [Fri 7 May 2010 17:32:13]
ヘカテ@V,G,C会場予定地 > うーン、あッとはゲストスペースを、ユッタリめに広さ取りたいネ。ランウェイに沿うけど狭苦しくなくッ、てな感じにサ、(女は仮設された椅子に優雅に腰掛け、脚を組みつつ手にした会場設計企画書をペラリと捲る。他の薔薇ッ娘らと言や、とッくに三々五々に散ッてッて各作業をアシストしてる。久しぶりのショーアップに皆の顔ぁウキウキ輝いて嬉しそうだ。我慢出来ずにスキップしちまッたり鼻歌歌ッてたりする娘ッこもいる。無理もないか、念願叶ッて会社ぁ構えた華のヴェイトス、漸く開催出来るイベントなンだしネ、)(微笑ましげに頬を緩ませ、チェアーの肘掛けに頬杖を付く。V.G.C会場はステージ全長50m奥行10m、ランウェイ20mから構成される三角フラスコタイプのオーソドックスなデザインだ。予定のまま事が進みゃVIP席10席を左右5脚ずつ最前列に、一般席はちょいと間を開けて30+30で60人程度が座れるスペースを確保出来る勘定になる。いやサ、会場自体に奇をてらッても仕方あるめぇ。飽くまでショーの主体はモデルの娘さンとブランドだ。ツマの形がシンプルなほど彼女達の美しさ・可憐さ・女ッぷりの真髄が際立つッてなモンヨ、) [Fri 7 May 2010 17:22:14]
ヘカテ@V,G,C会場予定地 > (芸能横丁のとある一角から扇状に、燦然と布陣するはフリンジとレェスのフラメンコドレス御一行だ。三角形の底辺から白、緑、黄色、金にオレンジにパールピンク、ちょいと上ッて赤に紫、黒と、美意識に則ッて徹底したカラー=グラディションを象りゃァ、最後に頂点部分に陣取ッて胸ェドンと張ッて構えてンのは蒼いドレスの薔薇女ヨ。うンうンと満足げに大きく頷き、来る翌週15日にイベント初日を迎えるV.G.C会場の建設風景を眺めやらン。うぅン、イイねぇイイねぇ、この独特の熱気。お祭り好きの血が騒いじまうヨ、) ――おッ、ちょいと待ちナぃ、ソコの衆! その辺もぅちびッとだけ魔術灯の数、増やせやぁしないかぃ? こぅ足元にサ、ズラァーッと45度角に並べンのヨ、ヘッドライトと重なるッてぇネ、(真ッ青な孔雀扇をチョイチョイッ と手首のスナップで翻し、ランウェイを設置中の作業員らに通り掛かりざま注文付ける。他はともかくステージの仕様にだきゃ妥協ぁ出来ねぇ。特にランウェイはモデルッ娘の花道ヨ。ステップの自由が利くぐらい幅広く、ドレスの裾のターンが映えるヨに光量多く。最善を計算して設計しなきゃあンめぇヨ、) [Fri 7 May 2010 17:12:24]
お知らせ > ヘカテ@V,G,C会場予定地さんが来ました。 『Oh、グッジョブ! こいつぁイメェジ通りじゃぁないかエ!』 [Fri 7 May 2010 17:02:15]
お知らせ > キャラメルさんが帰りました。 『   白くならないや、息。 ( 呟き、 ――家路へと )』 [Mon 3 May 2010 01:12:43]
キャラメル > ( ぶつかった男が謝りながら拾おうとした包みを、少女は奪う様に拾い上げ )  大丈夫ですから、御気に為さらず。ぼうっとしていた私にも責任がありますし…――ごめんなさい。  ( そう、申し訳無さそうに頭を下げる。 ――それじゃあ、云いながら男に背を向け、其の重い包みを持ち直して歩き出そう )  ( 包みの中は、大切な大切な羽集めの道具。僕の大切な斧。 ――此処には本来持ってくべき物では無いけど、羽集めが終わって急いで此処まで来たんだ。仕方ないでしょ? )  ( ハー、長く長く息を吐いて ) [Mon 3 May 2010 01:12:06]
キャラメル > ( 楽器の音、声、唄、――色々な音が頭に流れ込んでくる が、其れを一つ一つ聞き取る程の集中力も能力も無い。 数分もしない内に、閉じていた瞳を開け、 )   …音は情報を運ぶと言いますけど、  ( 難しいですね、なんて溜息 )  ( 羽集めをする上で情報を集める事は必要不可欠。 僕等が安全に、捕まる事無く殺される事無く一つになる為に、重要な事 )    ( ああ、そンな事考えていたからか )  ( 通行人と肩が思いっきりぶつかり 地へと落ちる大きな少女の包み )  ( ゴトン、 )  ( 重く鈍い音が響く ) [Mon 3 May 2010 01:01:07]
キャラメル > ( 指先を硝子細工から離す。 こんなちっぽけな一輪華で○万エン。これは無いだろう )  ―――…無駄遣いより、もっと二人の為になる事に使わなきゃいけませんね。  ( そう、例えば武器の手入れや新調。衣装や家具、部屋代にアリバイ作りの交際費 )     ( 早く羽を集めて一つになりたい。本当は奇数偶数なんて分けずに、其々違う場所で羽を集めたい位 だけど )   ( 捕まっちゃ意味が無いもンな。 )  ( 小さな溜息が零れる。出店に背を向け、歩き出せば、辺りに溢れる音や声に 耳を澄ます ) [Mon 3 May 2010 00:50:18]
キャラメル > ( 【片翼】は今何処かで羽集めの最中だろうか。――あの子は、僕より抜けている部分があるから変な事にならなきゃ良いんだけど )   ――― あ、  ( ぼんやりと思案しながら歩めば、ふと目に入った綺麗な硝子細工の一輪華。其の方へと足を進め、指先で花を象った硝子に触れる )  ……綺麗。  ( 此の前羽集めの時に"ついで"に貰った御金で買えるだろうか。横目で値段を見遣り、僅かに眉を潜める )   (  ぼったくりだ  )  ( 悪態は心の中で ) [Mon 3 May 2010 00:39:13]
キャラメル > ( 偶数日から奇数日へと変われば、僕の羽集めは終了になる。小さな靴音を芸能横丁の路地に響かせて、高く二つに括った髪を揺らしながら、少女は小走りに歩く )  ――――…  ッ、  ( 小刻みに繰り返される呼吸。一つ大きな深呼吸をし、正常に戻せば辺りを見渡そう )    ( 此の辺りは、夜こそ煌びやかな世界になる )  ( 僕みたいな子供が歩いてるのが不自然な位だ。 ――内心思うも、其れを態度に出したりはしない。小走りだった歩調を緩め、のんびりと歩き出そう ) [Mon 3 May 2010 00:28:28]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『(  鳴る 靴音  )』 [Mon 3 May 2010 00:23:49]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Wed 28 Apr 2010 23:16:36]
レェナ > (必死になりすぎて情けないポーズをとりながら、なんとか踏みとどまって。  傘はあさって方向に投げてしまったが、濡れた石畳への激突は避けられたようだ。 あわてて雨を避けるように荷物を抱えて、きょろきょろ傘のありかを捜そうか。 見つければ駆け出して、もうだいぶ濡れてしまった体を傘の下へと移すだろう。)  …はぁ 。    (踏んだり蹴ったり。 濡れた肩を落として。とぼとぼ家に帰るだろう。) [Wed 28 Apr 2010 23:16:33]
レェナ > ( 沈みかけた気持ちを切り替えるように、 演出の言っていたことをもう一度思い返して、舞台のことでも考えようか。 ) (衣装はやっぱりこないだのデザインは却下になった。演出も脚本かも自分も満場一致。 もっと軽いもので、証明の映える衣装にしようとのこと。 明日その旨をデザイナーに連絡しなければと、脳内メモメモ。 )…――――――― っあわぁ     (踏み出した右足が石畳に踏み込んだ瞬間、ずるっと前に滑って、思わず変な声を漏らして...  こけないよう必死でバランスを保つように 傘を忘れてバタバタ手を振り回す。) [Wed 28 Apr 2010 23:09:24]
レェナ > (街灯の明かりが濡れた石畳に鈍く反射している。 そんな道を何人かの人々が行きかって。 そんな間を慎重に荷物を、守りながら進むだろう。 今日の横丁は比較的静かなほうだろうか。 お天気のいい日は楽師やダンサーがもっと道を占領してにぎやかな道のり。雨の日の夜は帰り路をいそぐ人々がほとんどか。もっと早い時間ならまだいたのかもしれない。)  …――――――  (あの賑やかさが好きな分、この静かな道は寂しくも思えるだろう。) (そんなことを感じながら。 いつもよりも遅い足取りで進んでいく。) [Wed 28 Apr 2010 22:59:19]
レェナ >  (ぱしゃり。 水溜りを少しけってしまって、靴に水が浸入してくるのを感じる。 げんなり。 そんな表情を浮かべて肩を落とす。 ずるり、かばんが肩から落ちかければ、あわててまた肩にかけなおすだろう。)   あっぶない 、 セーフ (苦笑を浮かべて。荷物の中には演出がまとめた舞台の資料が盛りだくさん。 かえって、脚本家の意見と照らし合わせながら、セットやら衣装やら決めていかねばならない。) [Wed 28 Apr 2010 22:53:21]
レェナ >  (雨が傘を叩く。 傘をくるりまわして、てくてく横丁の道を進む。 )   … むン  ( 演出の家で打ち合わせをして、帰ろうと思ったらこの雨だ。 ここのところ多い雨。 傘を持ち歩くのが習慣になりそうだ。 荷物が濡れないように、肩にしっかりかけなおして。 濡れかけた靴先にそっと目をやる。  )   お天気になればいいですのに...  (洗濯物もたまり、 稽古着が着々と減っていく。 困ったものだと小さくため息をつく。) [Wed 28 Apr 2010 22:47:50]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Wed 28 Apr 2010 22:40:25]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――私は警邏へと向かう。』 [Wed 28 Apr 2010 22:26:42]
カイン > (そうして俺は劇場を後にし――) [Wed 28 Apr 2010 22:26:31]
カイン > カイン・グレイホーク、と。 ありがとう、来てくれて。 また見に来てくれると嬉しいね。(調べてみる価値はあるが、一先ずは目先の事に集中すべきか。 目玉泥棒、メアリアン。 手は考えた。 あとは道具を揃えるだけ。 それとタイミング。 ――邪魔が入る可能性は、常に計算に入れておくべきだ)さって、と……じゃあ着替えるかな。 ああ、飲み会? 悪いけど、俺は良いよ。 最近付き合い悪い? そうかな、そんなつもりも無いんだが……。(今夜の警邏は暗黒街からにしよう。 居住区の、メアリアン邸宅の周辺状況は把握できた。 まあ、内部も一般的な民家だと思って良いだろう。 ただ、あの引越し業者が気になる。 新たに目玉泥棒と暮らし始めた第三者。 ――八割がた敵だろうが、情報が不足している。 せめてアクセラレーターのような気違いでない事を祈ろう。 あの手の連中はいちいち相手してたら始末におけない。 戦うならば絡め手。 殺人鬼の相手をするのだ。 奥の手の一つ二つは隠し持った上で、切り札は最後まで残しておかねば) [Wed 28 Apr 2010 22:25:38]
カイン > ああ、はい、どうも。お疲れ様です。(暗黒街の事件は気になる。――暗黒街で殺人が『無い』とは言わない。 言わないが、あそこには確かに犯罪者、それもマフィアやギャングだとかいった金を持つ部類の連中が暮らしており、連中にとってのみ都合の良い治安が保たれているのも事実だ。 だが、だからこそ、あんな無意味な殺し合いは気になっていた)ええ、そうですね。明日も頑張っていきましょう。――ああ、サイン書いてくれって子が? わかりました。 あ、衣装のまま行ったほうが良いですかね?(似たような事件は前にスラムで――あれは子供達だったか、浮浪児とかの――もあったが、関連性は無いだろう。 だいたい、無意味だ。 殺し合いを見て楽しむような狂人でもなければ、なんの金銭的利益にもならない。 魔術的要素は考えられるが……糞、その手の知識は無いからな)じゃあ、このままで行きますね。 [Wed 28 Apr 2010 22:16:02]
SPECTER > (そして怪人は吸血鬼を打ち倒し、ヒロインの静止を振り切って、街の闇の中へと去っていく。 これから先も、彼は同じように繰り返していくのだろう。 血を啜る者どもを影に引き摺りこみ、滅ぼし続けるのだ。 最後、ヒロインはこう叫ぶ。 「せめて名前を教えて!」と。 返事は無い。   ――ここでふと、観客は思うのだ。「彼の名前はなんだったっけ?」と。  舞台劇の冒頭、第一幕の始めで一度だけ呼ばれた彼の名は、此処までの怒涛のストーリーで忘却の彼方に押し流されてしまっている。  だが、それ故に解答は明白だった。  彼は『SPECTER』なのだ。 これまでも、これからも――) [Wed 28 Apr 2010 22:12:08]
SPECTER > (吸血鬼に全てを奪われた男の復讐劇。 何処にでもいるような男が、髑髏面を被り、敢然と巨悪に立ち向かう。 その恐ろしげで寂しげな風貌、美しい吸血鬼ハンターのヒロイン――彼女は実は吸血鬼貴族の娘であり、ダンピールであった事が明かされた――との悲恋、そして随所で見せる活劇。 観客を楽しませ、喜ばせ、劇に夢中にさせるための工夫が随所に施されている。 かつて舞台劇『アイゼンリッター』で培った経験が、全て活かされた演劇だ。 劇団ツァラトゥストラ十八番の魔術による演出も相俟って、今夜も観客の入りは上々だ) [Wed 28 Apr 2010 22:04:03]
SPECTER > (髑髏の顔を持つ怪人と、ヴェイトス市を密かに掌握せんと目論む貴族――吸血鬼との最後の戦いは、暗黒街の時計塔にまで及んだ。 眼もくらむような高所、堕ちれば死は――たとえ不死者であっても!――免れないだろう。 そんな場所での激しい剣戟、立ち回り。 ひらりと黒い外套を翻して怪人が跳躍し、軽々と吸血鬼の頭上を跳び越せば、おお、と観客席から声があがる)(怪我で立ち回りのみ代役を立てていた活劇俳優、カイン・グレイホークが復帰して以来、この劇の活劇部分は再び迫力を取り戻した。 舞台の上に更に作られた時計塔のセット。 文字盤部分のみとはいえ、それでもかなりの高さがある。 その上で縦横無尽に戦いを繰り広げてみせる事ができる役者は――それも重い衣装に仮面をつけて――ヴェイトス市でも、そう多くはいない) [Wed 28 Apr 2010 21:59:31]
お知らせ > SPECTERさんが入室されました。 『第三幕 そしてフィナーレ』 [Wed 28 Apr 2010 21:55:32]
お知らせ > レェナさんが帰りました。 [Thu 22 Apr 2010 23:35:43]
レェナ > (どうやらもう一度デザイナーと話し合わなければならなそうだ。 机に突っ伏したまま、 そのまま ゆっくりゆっくり睡魔の誘われていこうか。 ちょっとだけ… そんな当てにならない言葉をつぶやいて、まぶたをゆっくり閉じていくだろう。)  [Thu 22 Apr 2010 23:35:39]
レェナ > (次に、海の精のコールド役の衣装。 これもマリアの衣装同様保留。 次にめくって出てきたのは主人公の海賊カミラのドレス。 ) うーん…  (自分の着る衣装で、2シーンほどドレスを着る予定。 そのドレスのデザインだが… ) こ、 これは…   (胸元がバーーーンっ てあいている。 思わず引きつる顔。 誰がいったいデザインしたんだとか知ってるのに悪態をつきそうになって。役のイメージは確かにしとやかなイメージより大胆なイメージだが、まさかそんなところで大胆さをアピールしてくるとは予想外だった。 これには思わずため息をついてしまって。)  これは 恥ずかしくて着れない ... (机に再び突っ伏して嘆くだろう。) [Thu 22 Apr 2010 23:31:41]
レェナ > (深い青のベロア生地。とメモには書いてある。比較的上半身がタイトで、スカートがフレアで…。 彼女の役回りはダンスがメイン。ベロア生地では重すぎる。軽めの生地で、オーガンジーの生地を沢山重ねるような、そんなふわっと感が欲しい気がする。)   むむむ。 (頭を少し悩ませて。 これは、誰かの意見を聞くなり、本人に確認するなりした方がいいだろう。 と、いう結論までたどり着くだろう。 )  よし、 これは 保留っ  と。  (そうやって事務所での独り言は小さく響いて。 ぺらり、次の衣装案に目を移すだろう。)  [Thu 22 Apr 2010 23:19:01]
レェナ > (ブルー基調の衣装案。 幼馴染が着ている姿を想像して、出てくるシーンを想像して。)   …ちょっと   暗いかも ? (じゃっかん色味が暗い気がすると首をかしげて見てみる。 穴が開くほど、 とまでいったかどうかは分からないが、ある程度で目を離して。 )  うーん…  マリアが着るんだったら もっと 明るくてふわふわ  ...うんー…  (自分だけで見ている分には、今の衣装案は「海の妖精」というより「夜の女王」って感じ?なんて眉をひそめて。) [Thu 22 Apr 2010 23:10:11]
レェナ > (もそもそ。 取り合えずもう一度体を起こして、大きく伸びをしようか。 体の端から端へ血が通う感覚を覚えて、 大きく息を吐くだろう。) さ、 もうちょいですよ   (肩をぐりんぐりんまわして、もう一度机に向かおうか。 色鮮やかなデザイン画はあいまいな記憶の中を塗り替えるように視界へと入ってくる。 パラりめくって出てきたのは海の妖精の衣装。幼馴染にやってもらう予定の役の衣装案だ。)  [Thu 22 Apr 2010 23:04:42]
レェナ >  あ  もう、こんな 時間です か。  (団員達を見送って、ちょこっと残って衣装案だけにでも目を通してて... その後の記憶がない。 どうやらぽっくり眠っていたらしい。 衣装案によだれがたれていないことが不幸中の幸いか。 少し髪をかきあげて、また机に上に頭をごてっと置こうか。 まだスッキリしない頭。 このまま目をつぶったらまた眠ってしまいそうだ。)  [Thu 22 Apr 2010 22:56:49]
レェナ >                  …―――― はっ!   (目を覚ましてみれば見慣れた事務所の風景。 ぼやけた目をこすりながら、うつぶせていた机から顔を上げる。 )  あららら 、いつの間に寝てしまったのでしょうか…  今何時ですか... ?   (どうやらいつの間にか寝てしまっていたようだと、状況を確認するように、もそもそ独り言。 机一面に広げた衣装案を大雑把にまとめながら、時計の行方を捜す。) [Thu 22 Apr 2010 22:52:41]
お知らせ > レェナさんが入室されました。 [Thu 22 Apr 2010 22:45:27]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 [Mon 19 Apr 2010 23:24:34]
ミケ > (荷物の口をしっかりと閉じて、改めて人の波を抜けて自分達の部屋まで帰ろうか。 先ほどよりも早いテンポで、石畳を蹴って進むだろう。) [Mon 19 Apr 2010 23:24:33]
ミケ > (それにしても最近はヴァイオリンは弾いていない。そんな状況では人前でまともな音楽なぞ奏でられるわけもなく。ネレアが聞いたらとことん馬鹿にされること請け合いだ。)  …  ふぅ   (そんなホビットの姿を思い出せば思わず出るため息。 これはこっそり練習をしとかねばなんて思ったり。 取り合えず、今は急いで帰って、食料と吉報を届けるとしようか。) [Mon 19 Apr 2010 23:21:27]
ミケ > (にぎやかな横丁の音を伴奏に、こないだ初お披露目した曲の旋律を思い出す。あの曲をヴァイオリン用に楽譜を起こしてホビットの練習用にでもしようかと思っていたが、カジノで演奏できるなら自分が弾く専用に新しく考えてもいい。何パターンかネタで持っておくのはいいことだろうなんて。)  …――― (荷物を持ち直して。頭の中ではヴァイオリンの旋律で楽しげな曲がめぐりめぐっているだろう。 するり、するり。  若干前方不注意なのか、たまに肩が人に当たってしまうだろう。) [Mon 19 Apr 2010 23:18:07]
ミケ > (以前ビンゴに挑戦したカジノで演奏をさせてもらえるそうな。 この間お世話になったオルガさんという女性のはからいか、ホビットにその旨を話したら喜ぶことだろうと、バツゲーム中でも足取りは軽い。 ネレアに話したらきっとすぐに行こうと言い出すだろう。)  (そしたら彼女の食費関係ももう少し心配が減るかもしれないなんて、取らぬ狸の皮算用なんかしてみたりする。)  …だといいんだけどな。  (ぽつり独り言なんてつぶやいて。 ふわり、春風が銀髪を揺らす。) [Mon 19 Apr 2010 23:09:56]
ミケ > (ギターケースをかついで。買い物袋を抱えて、人通りの多い横丁を進む。 ) (今日もまだまだバツゲーム中。相変わらずよく食べるホビットはエンゲル係数を着々と上げている。困ったものだと、仕事を求めてギルドに顔を出してみたところ、気になった内容の仕事をふと思い出す。) ふむ…   (小さく息をついて。荷物を持ち直しながら晴れた夜空の下を歩く。) [Mon 19 Apr 2010 23:01:17]
お知らせ > ミケさんが入室されました。 [Mon 19 Apr 2010 22:46:06]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 私はマフィアだが、私にだって良心はある。 』 [Tue 13 Apr 2010 22:36:28]
オルガ > ( ――やがて曲を弾き終えれば、私は疎らな拍手の中の一つとなる。懐から財布を取り出すと、金貨を一枚ギター弾きに放った。銅貨が多い中で金持ちの気まぐれだとか、嫌味ったらしいだとか思われたかもしれないが、いいじゃないか。私は見栄っ張りだし、金は沢山あるんだからそれを自由に使っても良いんだ。それに、彼の曲を聴いて心を震えさせたのは間違いない。これは彼に対する正当な評価だ。純粋に彼の曲だけを聴いて、というわけではなく、彼のその風体やらを含めた私情の入り混じる評価だったが――。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:34:55]
オルガ > ( 老いたギター弾きは、みすぼらしい格好をしていた。奏でる曲も周りの華やかな風景には溶け込まない、悲しげな曲だ。若者は派手で、勢いがあって、艶やかで、活発なものを求める。勿論そうでない者も居るだろうし、時には物悲しげな曲に浸りたいと思うかもしれないが、やはり流行らないのかもしれない。私はその曲を聴きながら、彼の半生を勝手に想像するのだ。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:28:38]
オルガ > ( ネレアさんとミケ君に出会ったからという理由もあるけれど、今回楽師をカジノに招こうと思ったのはそういった部分でお手伝いできたら良いなと思ったからかもしれない。仕事を提供できれば、彼らにとっても良いだろうという。品のあるカジノ、という体裁を取り繕っている以上、そこに招く芸人の種類は限られてしまうけれど。 ) ( 私は客が2、3人しか集まっていない老いたギター弾きの前で立ち止まる。彼の音楽に興味を惹かれたのではなく、同情を覚えて足を止めたのは彼に対する侮辱かもしれないが、どうか許してほしい。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:20:28]
オルガ > ( 私は思うのだ。世の中に職というものは沢山あるけれど、その中から芸人という人を笑わせたり驚かせたり喜ばせたりする道を選ぶ人は、きっと根はいい人なんじゃないかって。そうさ、子供が好きだったり、人を笑わせるのが好きだったり―― そういう人が夢叶わず敗れ去って行くのを見るのは、とてもとても痛ましい。カジノという一種のエンターテイメント施設の支配人を任せられているという立場もあるのだろうが、私は子供の頃にああいう夢のある仕事に憧れていた時期もあった。だから、彼らには頑張ってほしいと思う。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:16:22]
オルガ > どうせなら、横丁に張り紙でもして宣伝したほうが効果的かもしれないな。「カジノで演奏してみませんか!」っていう――。 ( カジノには金持ちも多く集まるから、彼らにとっても悪い話では無いと思うのだ。賃金もこちらできちんと払うし、悪い仕事では無いと思う。まあ、そこで金持ちに気に入られるかどうかは本人達の技量によるのだが。金持ちなんて気まぐれなものだ、彼らの評価をそこまで気にしても仕方が無いというのもあるのだが。 ) ( 街を歩けば華やかな印象の強い芸能横丁。しかしこうしてみれば、客の集まりにも差が見られる。流行や芸人の技量も人気に関わってくるのだろうが、客の集まっていない芸人をみると少し物悲しい思いにさせられる。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:13:34]
オルガ > ( 今日は景品に出来そうな品物集めはお休みして、芸能関連のギルドの人とお話しをしてきた。芸能横丁で活動している楽師の方々を招いて、カジノで仕事をさせても良いかという。芸能横丁のギルドを通して彼らに仕事を依頼するということで、話の決着はついた。斡旋料ということで多少高くついてしまうが、まあそれぐらいは問題ない。いちいち歩いて楽師を探して回るよりかは効率的だし。 ) ――さて、と。 ( 建物から出てきた私はぐ、と伸びをした。この後は特に何も無いし、偶にはこの通りを見て帰ろうか。 ) [Tue 13 Apr 2010 22:07:42]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 今日は芸能横丁。 』 [Tue 13 Apr 2010 22:03:03]
お知らせ > ミケさんが帰りました。 [Sun 11 Apr 2010 02:55:08]
お知らせ > イェルクさんが帰りました。 『( 暫くその場でオロオロして、保護者に手を引かれて帰ってくンだろう )』 [Sun 11 Apr 2010 02:54:08]
お知らせ > ネレアさんが帰りました。 [Sun 11 Apr 2010 02:46:58]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 ありがとう、と短く名も知らない娘に囁いた 』 [Sun 11 Apr 2010 02:46:36]
ミケ > (相方の傍で彼女の名前を再確認。そして続いて名乗るだろう。) ミケ… です。 (長い自分の名前を短縮したまま答えて。楽しみにしている旨も付け足して伝えようか。彼女が去る姿を見送って、かわいらしい赤髪のお客さんにの帰り姿も確認しておこうか。) (そそくさと片付け始めるホビットの姿に、きっと腹の虫がなく音がSEで入ってるだろう。いつものこととはいえ困ったように彼女に合わせて帰り支度を始める。 今日の買出しはもうしてあったから、後は帰るだけ。 なんだかどっと疲労感を感じ、 早くとこにつきたいと願った銀髪はあっという間に荷物をまとめるだろう。) [Sun 11 Apr 2010 02:45:55]
ネレア >  わたしはネレア。ええ、もちろん、また会いましょう。 (ぎゅ、と手を握り。) ミケ、わたしたちも行きましょうか。片付けてしまいましょう。 (もういつものことだけれど、娘はお腹が空いている。本日最後の食事がまだなのだ。 だんだんと去っていく人たちに手を振ったりしながら、荷物をまとめる動作は速い。なんたってお腹が空いている。) [Sun 11 Apr 2010 02:39:19]
イェルク > ( 同じ音でも、全然違う。 きっと同じ曲を演奏したとしても、全く違う音楽になるンだろう―― だから、受け止め方も反応も二人の時とは違うもの。 どちらも同じ賞賛の意には違いなく、そのキモチに優劣はない )  … ( ちぱちぱとちいさな拍手で、呆けたようにしているのはつまんなかったからじゃなく衝撃から抜け切れてないせいだ。似たようなものを、楽師の青年が感じているなンて気付けないくらいに、 )( あれ、もう終わったの? なンて物足りない感をようやく感じ始めた頃には、どうやらお開きの雰囲気。 機械的だった両手の感覚が、ようやく感じられ始めたのに―― まばらになってきた拍手、そのかわりに所々で漏れる惜しむ声を耳に入れながら手を止めて、ぎゅっと傘を掴みかけ――― ) …、 ( ようとしたところで、また手は離れる。 )( キリコと目が合った、なンて自意識過剰だろうか。 頬を染め、ぱくぱくと酸素を求めてから―― ) …ぁ、 ホール、 聞きに行き―― ます、 ( ようやくでた声は周囲の賛辞に交じって、小さなソレは呟きのよう。見送りに手を振る代わりのよう )( きっと御父様は何かの伝手や付き合いで行く筈、だから。 ) [Sun 11 Apr 2010 02:35:55]
霧子 > ( 反応は悪くないようだ。 あまり公開前に演奏すべきではないかとも思ったが、むしろ宣伝になるかもしれない。 こういう仕事は初めてだったけれど、少しは自信になった。 ) そう、霧子。 貴方達の名前も覚えておきたい。 ( 後回しになったが。 握手を求められれば素直に此方も手を差し出し、二人に問う。 同じ分野の人間と輪を広げるというのはこういう感じか。 以前は有り得なかったこと。 奴隷に畏れられるのが仕事だった頃は。 ) この辺りに住んでいるから。 また逢う機会もあると思う。 それか、芸能ギルド辺りで。 ( ギターを仕舞って肩に掛けなおし、そろそろ行くわ、と最後に。 傘を持って路地に戻ろうと顔を向けると、さっきギターの青年と話していた娘と目が合った気がした。 ) [Sun 11 Apr 2010 02:27:30]
ミケ > (音が鳴り止んで。一瞬の静寂を感じた後、傍に合い方の声が聞こえる。周りにつられるように、それがごく自然に拍手につながって、近くの赤髪の少女と同じように抜け切れない感覚をかみ締めるだろう。自分の知らない音楽に出会ったこと。それだけで鼓動の音は鳴り止まない。この地に着てから、あの狭かったお家を出たことを本当に強く感じている。こうした音楽に触れることができるのだから。)  (握手を求めたホビットの隣で自分も賞賛の声をあげようか。出来上がったものをせひきいてみたいと。 ) [Sun 11 Apr 2010 02:20:32]
ネレア > (娘は保守的な唄を歌うが、音楽に関しては寛大だ。この文化の入り混じった島の素晴らしいところは、ほんとうにいろんな人がいろんな音楽を奏でることだとつくづく思う。) 素敵だわ! (演奏が終われば、手をパチパチと叩きながら興奮した声を上げ。) 完成したらまた是非聞いてみたいわ。 キリコさん? (名前を確認するように、語尾が上がり、) どうもありがとう。 わたし、とっても感動したの。 (低い位置から、握手を求めて右手を差し出す。) [Sun 11 Apr 2010 02:13:32]
イェルク > ( もちろん、また聴きにくるつもり。他のお客さんの迷惑にならない程度に、 むしろきっと、他の方の影に隠れてちょろちょろと。 )  ―――― ( こンな近くで聴けるなんて、と二人の時も十分雨の日の偶然を喜んだのに、 こンな目の前で聴くことができるのは初めてだ。 それも、ギターケェスにお金を入れに前に出てきたなンていうきっかけで、 ) …。( 両手で掴んでいた傘は、いつのまにかまた肩に乗っている。 意図的じゃない、知らないうちに指から力が抜けて とすン、と肩に転がっていた。そして今もソレに気付かないまま、ただただソコに立って音を浴びる。声を受ける。 ) ――― ( それが途切れても暫くは呆けたまま、 短く紡がれた謝意に、あたりに鳴り響く拍手と賛辞の口笛に は、として周りに遅れてようやく動きを取り戻した。ぱちぱちと、まだ余韻から抜け出ない両手の動きはノロマ。 ) [Sun 11 Apr 2010 02:09:25]
霧子 > ( 芸能ギルドに入って活動を始め、最近になってようやく認知されるようになってきた程度の知名度。 特定方向には強いがはっきりとした志向性の所為で好き嫌いが分かれるのは良いことか悪いことか。 ) Whole army drow a sword!! Whole army sortie charge!!  ( 殆どノンストップで動き続ける指と、叫ぶようなあまり高く無い声。 保守的な層からすれば、乱暴な、雑音のような、品の無い音楽かもしれない。 奏法からして格調あるとはお世辞にも言えない。 振り払うように弦を掻いた指が振り上げられ、ギャァンと音を立てた。 ) For the future of someone somewhere. Now be bravely. You also hold the boast in the hearts!! ( 最後にもう一度吠え、弦の振動が余韻を残す中、大きく息を吸って湿ってくるくるになった天然パーマの前髪を掻き上げた。 ) 皆に感謝を。 ( 相変わらず演奏が終わると素っ気ない。 一応、二人の楽師と聴衆達に視線を向けて一言だけ。 ) [Sun 11 Apr 2010 02:03:44]
ミケ > (ホビットの相方にはない新鮮な女子の反応につられてほんわかな気持ちになって。是非これからもお客さんでいてほしいと思うだろう。) (…―――きり こ ?)(黒い彼女の名前がところどころから聞こえて。聞き覚えのあるその名前に、改めて彼女の顔をみようか。先ほど相方がいっていたように見覚えがあると、記憶の戸棚からすぐに引っ張ってくる。大ホールで演奏をする、格上の彼女の演奏に耳を傾けて。自分の音とは違う音色。あれだけの曲をあれだけの速さ。新しい音楽に触れるとき、いつも胸がざわつく。まるで武者震いのように、鼓動を高めてその音が鳴り止むまでじっと聞き続けるだろう。) [Sun 11 Apr 2010 01:53:57]
ネレア >  発表前? うふふ、わたしたちラッキーね、 (キリコ、キリコ、彼女の近くからだんだん自分のほうに伝わるそれが彼女の名前なのだろう。記憶を探ってみるけれど、どうだろう、知っていただろうか。だけれど、) ンン、 (その個性的な音と、表情を変えない姿は確かに記憶にある。劇半音楽、なるほど。どうりで目立ちすぎない、だけれど演奏が迫ってくる。 彼女の言ったとおりだ、自分たちとは全く違う歌い方。) (深い興味と関心の瞳で彼女を見つめ、) [Sun 11 Apr 2010 01:51:31]
イェルク > …ぇへ へーっ、 ( どういたしましてのかわり、へにゃりとゆるッこい笑みをみせて―― 真ン中、の言葉にはまた少し頬を染めて、どうしようと迷っているうちに―― )  ( 軽く請け負う、ホビットの少女の声。 )( ――さわり、周囲に囁きが広がる。 雨の中それは喧騒というよりさざなみのよう。 )  … ( キリコ。 )( あぁ、このひと が――― ) ( ぼンやり頭の中で周囲のささめきを咀嚼しながら、ごく自然な動作で避けて道をあける。 ) ( あっという間に設えられたその空間に、群集は囁きを止め 彼女の姿が収まるのを視線を注いで待つ――観衆の無言の促しは、まるでソコに彼女が立つことによって何か完成でもするかのような。或いはそこに立つのが極当たり前のことのような、 ) ( こくン、と誰かが喉を鳴らす音が微かに耳に届いてから  数拍、 ) ( 音が、はしりだした。 ) [Sun 11 Apr 2010 01:44:29]
霧子 > ( 比較的近い観衆から伝言ゲームのように会話が周囲に伝わっているようだ。 本人は自己紹介の一つもしていないが、何人かが「キリコ」という名前を出している。 ) ―――発表前の曲だからまだ未完成だけど。 そのうち大ホールで完成した物を演奏できる、筈。 ( ギターをソフトケースから取り出してストラップを肩に掛け、前置き。 あまり気の利いたパフォーマンスをせず、演奏して歌って帰ってしまうというのが世間の一般的な「霧子」のイメージのようで、その辺りで好き嫌いがはっきりと分かれる。 ) 戦場へ向かう人へ。 ( ギターの上を小刻みに正確に細い指が奔る。 先日依頼されて作り始めた、戦場へ向かう若者達がテーマの群像劇の為の劇半音楽。 ボーカルは最小限に控え、主にギターとバックバンドの演奏になる予定。 奏でる速度はじわじわと加速し、ヒステリックな音を立て始めるが、少女の顔は変わらない。 感情表現を全て楽器に託しているような無機質。 からくり仕掛けのように異常に速く、正確な演奏で。 ) [Sun 11 Apr 2010 01:37:10]
ミケ > (むしろ混乱させてるのホビットの余計無い一言だと心の奥底で思いながら、余計わたわたさせてしまったのを申し訳なく思うだろう。赤い髪の彼女の一生懸命に紡いだ言葉に、相方に向けたしかめっ面を捨てて笑みを浮かべようか。) そうか、 そんな風にいってもらえると嬉しいよ (これからも是非聞きに来ていただければと。そして次回は是非まん前で、なんて少女に告げようか。) (相方の急かすような指図に、仕方なさそうに動こうか。ギターケースの中にたまったお金に気をつけながら、中身を移動させて。 ギターケースがあるべき役目に戻れるよう、自分の抱えたギターをしまいこむだろう。 これでスペースは空き、黒い彼女に場所をあけ渡せるだろうか) [Sun 11 Apr 2010 01:28:16]
ネレア >  あら、本当? ミケ、演奏してくださるって、それ片付けてちょうだいな。 (ギターケースを指差して。自分は台を担いで横にどける。踏み台のようなそれは、間違いなく彼女には必要ないだろうと。) さあさあ、 (スペースができれば当たり前のように手招きして、自分は客側の一番前に立ち、) [Sun 11 Apr 2010 01:20:37]
イェルク > ( ぇ、あれ、ちが、 ) …っ、 ( 歌い手さんと楽師さんを交互に見てから、また首を横に振る。 嬉しかったからびっくりしたんだって、あぁ、目と目で通じたらいいのに、 …いや、私がわかりにくい反応してるのが悪いんだけ、どーっ、 )  …ぅ と、 こんなに近くで聴いたー…、 のは、 ( きっと、はじめて。 人が多いと諦めちゃったりするし、 こうして言葉を交すのは、ぜったいにはじめて。 ほんのり頭を下げて、ちらと視線で窺うような所作が引っ込み思案な性格を示す。 いつもはお金だって、投げても届かないから御父様とかニールに任せっきりで、 …でも今日はなんか、自分でちゃんとしたかったから。 ) ( おほしさまみてはしゃぐのと、芸人さんたちみてはしゃぐのはまたちょっと違うんだ。私のなかで。 ) … ぁの、センセイに怒られたときとかね、失敗したとき とかー…っ、 しょげてても、 楽しいきもちになれる、の。 ( 貴方たちの声と音を聴くと。 )( 言葉足らずに、たどたどしく感想を告げよう。 )  (  …耳に入る会話、 一曲くらい、という言葉にちょっと期待するような視線を黒い歌い手さんに向けてしまったかも。 ) [Sun 11 Apr 2010 01:16:39]
霧子 > ( いちいち種族を気にしたり観察したりするのは元の職業柄か、若しくは特に差別意識が無くても大多数の側である「人間」の主観だからか。 他意はない。 ただ、個体差から来る思考や分化の違いというのがこの街では割と付き纏うというのを知っているだけ。 ) 自分と全く違う歌い方に至る過程を考えると興味深い。 楽器も。 ( そう言ってちらりと小さな娘(?)のパートナーに目を向けると、すごいしかめっ面の真っ最中だった。 ファンサービスの最中のようだが。 ) 教えてくれた人がそうだから。 楽器と、歌。 一緒にやる事もあるし。 ( 訥々と断片的な表現に変わらない表情。 これでもだいぶ喋るようにはなったほう。 ) …ここ、借りれるなら一曲くらい出来るけれど。 [Sun 11 Apr 2010 01:06:25]
ミケ > (頬の色まで赤くなった彼女の反応を見て、びっくりさせてしまったのは悪かったと、銀髪は少し眉を下げようか。 思い切りのよいお辞儀にくすり、ほほえましく思って。) そう言ってもらえて良かった、 えっと、僕等の曲聴くのは初めて? (ギターを少し持ち替えながら続けて、ギターケースからはみ出たりしてる硬貨をさりげなく拾い上げてケースに入れる。 さっきまで別方向で会話していた相方の声に気づけばあえてしかめっ面で向くだろう。自分にとっては最大の愛想を振りまいてたのにと顔に書いて。)  [Sun 11 Apr 2010 00:58:33]
ネレア > (種族を珍しがられていることには少しも気づかない。それは彼女の表情から特別な感情が読み取れなかったからで、娘が自分の種族を気にしていないからでもある。) 勉強? わたしたちが? うふふ、そんなこと言われるのは初めてよ。嬉しいのだわ。 でもあなた一人で歌って演奏もするのでしょう? わたし、すごく尊敬するわ。 (娘はバイオリンを練習中だ。) この辺り? それならまたすぐに会えるわね。ぜひあなたの歌聴いてみたいもの。 (対照的に、娘は要らないことまで喋る。  楽師のそば、赤い髪の少女は、なんだか怯えているように見えた。) ちょっと、ミケあなた愛想が足りないんじゃないの? (しかめた顔で青年を見上げ。) [Sun 11 Apr 2010 00:54:38]
イェルク > ぇ、あ、 い えっ、 ( わ、 わ。 )( ちょくせつ おれい、いわれちゃった ! )( 頬を髪と同じ色にして、両手でぎゅうっと傘の柄を掴んで。 ふるふる左右に首を振るのは、びっくりして声の出ないかわり お礼を言われることじゃないって伝えたくて――むしろ、私がお礼いいたいくらいなのに、 ) ぁ、のっ、 ( なンとかひり出した声はひっくり返るし、 ) こちら、こそー…っ、 す、すてきな歌と曲 ありがとーございまし、 た…っ、 ( それでもそこまで告げて勢いよくぺっこーンと頭を下げる )  … ( あぁ、歌い手さん、なんだ―― ) ( なンとはなしに歌い手さん同士の会話を聞きながら、ぱち、と瞬いて黒いドレスの少女をみやる。 歌や曲を聴けば、あるいは名前を聞けば聴いたことがあると気付くかもしれない――、なにせ、声と音は届いても、観衆に阻まれてその中央を望む事は中々叶わないから。舞台の時はもちろん、こういう場所でも人垣を割って入っていく性でもないし、今日みたいに雨で人が少ない日は別だけど、… ) [Sun 11 Apr 2010 00:46:08]
霧子 > ( ああいう種族をなんというんだったか。 奴隷ギルド時代にもあまり見た覚えが無いし、都市部にはあまり出てこない種族なのかもしれない。 ) ( そんな事を考えて居ると、向こうから声がかかった。 この距離で声をかけられるのは予想外だったが、思いのほか目立っていたらしい。 何人かが振り返って此方に視線を向け、じわじわと人波が割れる。 前に出ない方が不自然な程度に。 ) 勉強になったから。 ( 挨拶を飛ばして短く、あまり大きくはない声で返事らしきものを返す。 こういう時大抵の人は照れるような半笑いになったりするようだが、あまり表情は変わらなかった。 ) この辺りで、ここ2、3年。 ( やはり、必要最小限しか言葉は返らない。 ) [Sun 11 Apr 2010 00:40:52]
ミケ > (ホビットが地についたことを確認すれば再び、お客様に向き直って。ちょうど人の間を縫って出てきた赤い髪に目がとまるだろう。 その手から、ギターケースに落ちる金属音がなれば、彼女に向かってお礼の言葉を投げようか。) ありがとう、お嬢さん (口を少し緩ませて笑顔をのぞかせながら、ほかの所に少し目の言った少女に声をかけてみようか。お客様の感想をきいてみようなって考えながら。 ) [Sun 11 Apr 2010 00:31:12]
ネレア >  よいしょ っと、 ふう、 (台から降りるだけでも大仕事だ。小さいって不便。) (地面に立った小さな娘のタンバリンに、まるでそれまで出し物のように綺麗な線を描いて飛んできた硬貨が入る。先に入っていた硬貨を弾き飛ばさない、絶妙な力加減で。) (そして娘はそちらに視線を向ける。驚きはしないが、ここは芸能横丁だ、興味を示した視線で。) ありがとう、 わたし、あなたのこと何処かで見かけたことある気がするのだわ。歌を歌う方よね? (会話をするには少し遠い。歌を歌っていたときと同様の、大きな声を黒衣装の彼女へと。) [Sun 11 Apr 2010 00:26:10]
イェルク > ( お金は投げても絶対届かないから、むしろ誰かの背中にぶつけてしまいそうだから――観衆の間をすみませんすみませんとぺこぺこ頭を下げながら歩み出て、トキノミヤコ人のこどもが賽銭箱にお賽銭をころンと落とすのと同じように 握り締めていた手をパーに開いてコインをギターケェスの中へ )  … わぁっ、 ( 思わず漏らす歓声。 飛ぶ銀色さえモノクロめいて、けれど線を描くその輝きは目に残る美しさ。 目に残る線を、結ぶ二つの点を いったりきたり、まぁるい目がきょろり。さっきのひとだ。 ) [Sun 11 Apr 2010 00:22:12]
霧子 > ( 参考になった。 しばらくあまり芸能横丁で面白い楽師や歌い手に巡り合わなかったし、雨の日に嫌々出歩いた価値は少しあったようだ。 マナーとして代金は出すべきだろう。 余程大きな舞台や定期的な仕事が無い限り、楽師にとってこの収入は重要だ。 ) ( 距離は6m程度。 そっと1,000yen銀貨を取り出して親指の爪の上に乗せて視線と指先と歌い手のタンバリンを直線で結び、極精密な力加減でびんと弾いた。 丁度良く届くよう、楽器を傷めないよう。 ) [Sun 11 Apr 2010 00:10:29]
ミケ > (顔を上げて、お客様の顔を一通り見ながらもう一度お辞儀をする。見知った顔には慣れたように、拍手には笑みを浮かべて。だが、ホビットの余計ない一言に小さく眉を寄せる。 )  …――― ん 。(いつもの作業、といった感じでホビットが台から降りるのを手伝おうか。きっとホビットと同じところに目がいっただろうが、じろじろ見ることはできず。 同業者と思われる風貌には特殊な緊張感を感じるだろう。) [Sun 11 Apr 2010 00:09:30]
ネレア >  はいはい、どうもありがとう、 お金はそこに入れてって頂戴ね、今晩のお食事代なのだわよ。 (自分たちの手前のギターケースを指差して、タンバリン目掛けて飛んでくるものがあるのなら、うまくキャッチして見せようと。) (台の上からぐるりと集まった人たちを見回すと、ときどき見覚えのある顔、何度も聴きに足を止めてくれているのだ、を見つけて嬉しくなったりする。 今日の群集の中でひときわ目に付くのは赤い髪と、黒いドレスにギターケース。) ――ちょっとミケ手をかして頂戴な、 (台から降りたいのだ。) [Sun 11 Apr 2010 00:03:10]
イェルク > ( 快く色付いた音と声に、ついふらふら誘われて来ちゃったけど。 私の後ろからセンセイかニールがきっと、仕方ないというかのようついてきてくれてるンだろう。まだ例の事件は終わってなくて、夜は危ないみたいだから、 )  … っ、 ( ぱちぱちぱちぱち! )( 両手で思い切り拍手を打ち鳴らす所作は子どもと同じ。 手拍子はできなくっても、拍手は出来ると響かせる大きな音――― 途中とぎれるのは、肩から転げそうになった傘を慌てて引き止めたから。 )( ビンゴ。 私は買わなかったけど、こんなに楽しそうなものなら参加してみれば良かったな。 なンて、単純に。 もし次があるなら、テェマ曲にどうだろう――今回も盛況だったみたいだけど、もっと売れるかも。 ) ( わッと沸く観衆。 おひねりがギターのケェスに、お調子者が投げたコインがタンバリンの輪の中へ飛ぶンだろう―― 私もわたわたと財布を取り出そうとして、ふと、モノクロの色彩に目を留めた――このひとも、楽師さん?歌い手さん? どっちだろう、 ) [Sat 10 Apr 2010 23:57:37]
霧子 > ( 相変わらずよく雨が降る。 幾らか暖かくなってきたのが救いだが、楽器が濡れる面倒にいい加減辟易する。 黒のヴィクトリアン風ボンテージドレス姿に黒いギターケースを背負い、黒いフリルのついた傘をさし、黒髪のマックロクロスケはぼんやりと遠巻きに群衆に混ざる。 他人の芸風や演奏を観察するのも自分を客観的に見る為には必要な事だ。 昔は全く興味のない事だったが、この仕事を始めてからそういう事を意識するようになった。 舞台の上の小さな娘―――随分と小さいが、亜人の一種だろう―――の、楽しそうに歌う様。 ああいう風に表情豊かなのは自分にはできない。 上手く表情を作れないのは相変わらずだ。 ) [Sat 10 Apr 2010 23:46:12]
ミケ > (最後の盛り上がりにあわせて音も強く強く。 観客に中から聞こえる手拍子に心踊らせて、そのままの勢いでラストを迎えるだろう。)   …―――――  (最後まで引ききればすっと小さく息をついて、ギターを定位置から少しはずすだろう。 台から落ちるんではないかと思わせるくらいのホビットにあわせて、腰を上げて聞いてくださった方にペコり静かめにお辞儀をする。 高揚した気持ちをゆったり静めるためにゆっくり息をして、 整ったら顔を上げようか。) [Sat 10 Apr 2010 23:38:52]
お知らせ > 霧子さんが入室されました。 『 群衆b 』 [Sat 10 Apr 2010 23:37:14]
ネレア > (心動かす経験が、人との出会いと会話が、身近に起こる作り話のような街の出来事が、娘の創作意欲を刺激する。 そうなればもうあっという間に詩が浮かぶ。今回みたいに。) (ギターの音に、もしくは可愛らしい手拍子の音に合わせて、シャン シャンとタンバリンを鳴らした。 タイミングを計って最後にまた息を吸い込む。予定通り ) Hey BINGO! BINGO! BINGO!  Hey BINGO! (気持ちよく歌い上げた娘は満面の笑みで、台の上から大げさなくらいの動作でお辞儀をする。天気のせいだろうか、いつも同じ場所で歌うよりは少ないけれど、それでも何人かの拍手を聞きながら顔を上げ、) [Sat 10 Apr 2010 23:30:32]
イェルク > ( ――ような、 )  … ( 声と音に、 くるくると傘を回していた手がまず止まった )( それから足を止め 振り向いて、 )  … ( ふらふらと導かれるように進む、小さな靴。  気が付けば、いつのまにか集う群衆の最中に紛れ込んでいる。 ) ( 傘を頼り無げに肩に掛け、 周囲に習い ぺちりぺちり。慣れぬ手拍子を、歌に合わせて ) [Sat 10 Apr 2010 23:25:40]
お知らせ > イェルクさんが入室されました。 『( 雨色の景色に、彩が灯る )』 [Sat 10 Apr 2010 23:15:55]
ミケ > (ビンゴで負けてバツゲーム(?)のようになった買出しから帰ってみれば、もう詩ができていた。 急かされるようにその詩に曲をのせ、今日にはお披露目。 もうギャンブルなんかしないという気持ちを忘れてしまうような位の陽気なに、心の中では若干苦笑いを浮かべるだろう。)  (フィニッシュに向けて、テンポアップ。 楽しい空気がより盛り上がるように、音が空気が熱くなる。) [Sat 10 Apr 2010 23:11:48]
ネレア >  BINGO!  Hey you get everybody here, How thrilling game is starting, You will get enormous fun and, You will win what you imagine (さて、歌はというと、もちろん昨日のビンゴゲームを歌ったもの。ビンゴ売りのお姉さんオルガさんの歌というよりはビンゴゲームそのものの歌になったけれど、一等が取れなかったので許していただきたい。) You hear a lady talking to you, How tempting How attractive, You will get her poetry or you will be a loser (ギターのテンポを心地よく聴きながら。) [Sat 10 Apr 2010 23:05:09]
ミケ > (聞きなれたアイバン語の歌声に、カジノのにぎやかなイメージ。 小刻みにかき鳴らして、 自分の上体もそれにあわせるように揺れ動く。) [Sat 10 Apr 2010 22:59:05]
ミケ > (ホビットの声が響く。小さな体でよくこんな声が出るものだと、いつものように感心しながら、小刻みなタンバリンの音にアップテンポな曲が合わさって。 彼女の声を底上げするように盛り上げるようにギターを鳴らそう。 ) [Sat 10 Apr 2010 22:56:33]
ネレア > (良い前奏だ、と娘は思う。彼の音楽思考と自分のそれの近さ、まったく同じだと錯覚することさえある、には最初のころずいぶん驚かされたもの。 スウ、と湿った夜の空気を吸い込んだ。いち、に、)  BINGO!  (歌いはじめと同時に、シャン、とタンバリンが鋭い音を鳴らす。) Hey everybody get here, How exiting game is starting, You will get ton of dream and, You will win what you wish (さらさら、まるで春先に降る雨音のように、細かくタンバリンを震わせながら。) You see a lady smiling on you, How tempting How attractive, You will get her smile or you will be a loser (聴く人が聴けば僅かに田舎訛りのある、アイバンの言葉で紡がれる。) [Sat 10 Apr 2010 22:50:01]
ミケ > (ポツ、 ポツ、 雨が布をたたく音が混じりながら。 タンバリンの音を隣に聞く。 )  (台の上に立つホビットの隣に地べたにシートを引いて、その上にギターを構えて座って。開いたギターケースを前にして、 彼女のタンバリンに合わせて陽気な音を奏で始めようか。) [Sat 10 Apr 2010 22:39:17]
お知らせ > ミケさんが入室されました。 [Sat 10 Apr 2010 22:34:46]
ネレア > (ころころと天候の変わる一日だこと。それでもたくさんの芸人が出し物に励む、厚手の布が雨をしのぐために張られた中央付近。) (シャラ シャラ とタンバリンを鳴らしながら、小さな娘は40センチほどの高さの台の上だ。) [Sat 10 Apr 2010 22:33:53]
お知らせ > ネレアさんが入室されました。 [Sat 10 Apr 2010 22:29:27]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 [Sat 10 Apr 2010 12:33:08]
レェナ > (いい時間を過ごせば、軽くなった腰を上げて。 そろそろ稽古場に戻ろうか。 もう少しすれば幼馴染もやってくる頃だろう。 その前に稽古場にピアノを引っ張ってこなければならない。 練習用にバーも出しておかなければと、準備の内容を頭の中で返して。 )   あ、 すみません   (事務所にいる団員に声をかけて、お茶をご馳走様と、準備の手伝いを頼もうか。 さすがに一人でピアノは引っ張れない。 快く引き受けてくれた団員と一緒に事務所へ戻ろうか。 外に出れば雨は上がり、曇った空が広がっている。 このまま晴れれば良いのにね、 って笑顔で交わして。 濡れた路地を歩いていくだろう。) [Sat 10 Apr 2010 12:33:02]
レェナ > (席について、すっきりした香りのミントティーを一口。 )    ふはぁ    (だらしない顔でふにゃり。 紙袋から自作サンドウィッチを取り出して、大きい一口でかじりつく。 )  (もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…)  (思っていた以上にお腹がすいていたのか、 食が進む進む。 もりもり食べていたら、あっという間になくなってしまう。 )  よし、 腹八分目。  (ちょうどよく空腹をしのいで、重たくなりすぎないいい感じ。 最後に閉めるようにお茶をちびちび飲んで、ゆったりとした時間を過ごしてみる。 気分はすっかり浮上した。 よし、いい感じ。)  [Sat 10 Apr 2010 12:24:46]
レェナ > (うっすら暗い事務所の中。 何人かの団員が事務所内で食事を取っていて、「お疲れ様です」なんて声を掛け合う。 自分の荷物を置いたデスクまでたどり着けば、 ガサゴソ 今朝作ったお弁当を取り出して。  紙袋に入ったそれをデスクに出して、 給湯室に向かう。 )     あ。     (ハーブのいい香り。 小さなキッチンにふんわり漂った香りに雨の憂鬱さが消えたようだった。 白いポットをのぞくと、半分くらい残ったミントティー。 ラッキー なんて、にへり笑って。 自分専用においてあるカップに注いで、戻る道のりで団員に声をかけるだろう。)  お茶を入れてくださったのはぁ… ? (そこまで言ったら一人の団員が名乗り出て、その子にぺこりお礼をひとつ。 少し浮上して気分のまま席に戻る。) [Sat 10 Apr 2010 12:15:55]
レェナ > (稽古場は自分たちの事務所から斜向かいの所を借りていて、雨に濡れた道を横切らなければならない。 表に出たところで小さく息をついて、 目を細めて空を仰ぐ。 )   …―――  (少し憂鬱な雨に眉を下げて、小走りで事務所まで向かおうか。 ぱしゃパシャ、 道をける音が雨の中に小さく残る。  ずぶぬれになる前には渡りきり事務所の戸の前にたどり着いて、 がちゃり 少し立て付けの悪いドアを開けるだろう。) [Sat 10 Apr 2010 12:02:30]
レェナ > (雨。 稽古場の窓から外をのぞいて、春先なのに肌寒い今日この頃。 午前のレッスンが終わり、休憩に入ったところ。 団員たちは各々過ごし、ほとんどのものが食事にでたようだ。)     … ふぅ 。  (自分も食事に出なければと考えながら、まだ動く気にはならない。 午後は幼馴染からのダンスレッスン。 さっさと食べて、早めに準備したほうがいいだろう。 )     … むん。   (そこまで考えれば重たい腰を上げて、窓際をゆったり離れるだろう。) [Sat 10 Apr 2010 11:55:01]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Sat 10 Apr 2010 11:46:19]
お知らせ > ミケさんが退室されました。 [Thu 8 Apr 2010 22:45:34]
ミケ > (5回目の食事と一緒に、この絵を出して見せようと。 帰る足を急がせて。) [Thu 8 Apr 2010 22:45:30]
ミケ > (これこそウォーリーを探せ。 口の端をあげて小さく笑うだろう。)  すみません、 この絵 いくらですか? (こんな小さいのでも書いてもらっていたことには変わらない。分をわきまえる意味でも巨大な肖像画よりもコチラのが自分たちにはお似合いだ。 ) (お金を払って、又荷物をひとつ増やし、その場をあとにするだろう。) [Thu 8 Apr 2010 22:43:47]
ミケ > (たくさんの人物が流れるように描かれた絵。 たくさんの人の中をじーーーっと見てみると見覚えのあるシルエット。)   まさか      (小さくつぶやいて、 絵を書く人物に声をかけようか。)   すみません、 これって ここで書いたんですか??  (そう聞けば絵描きは顔だけ上げて小さく頷くだろう。 描かれている見覚えのある風景は横丁の町並みで、人の通る脇で小さなシルエットが踏み台にのった姿がある。)   [Thu 8 Apr 2010 22:39:47]
ミケ > (ふと相方とのやりとりで、そういえば肖像画の話を思い出す。 )  ふぅん・・・   (こんな風に描いてほしいものなのかと小さく首をかしげて。並べた絵をじっと見てみようか。 個人の肖像画であったり、たくさんの人物が通りすがる絵であったり。)     ・・・―――――  あ   ? [Thu 8 Apr 2010 22:33:18]
ミケ > (足の間をうまく抜けたりんごを追って通りの端まで。腰を折って拾い上げて軽く磨いてみようか。 若干傷は付いたけど言わなきゃ気づかないで食べるだろうとか思うのは少しひどいだろうか。)  …まぁ、いっか    (いいことにした。 ) (落し物を荷物の中にに戻したところで、路地の脇で絵を描く人に気づく。 何枚かの絵を立てかけてあり、ほとんどが人物画のようだった。) [Thu 8 Apr 2010 22:24:35]
ミケ > (やっぱりどんな形であれギャンブルはよくない。 今度はどんなにねだられても、ホビットのワガママを許しはしないと心に誓いながら、すました顔でそのまま歩みを進めよう。)   …――― あっ    (人の間を抜けようとしたところで、ぶつかってしまい荷物からりんごが転がり落ちる。 小さく息を吐いて、落し物の後を追う。) [Thu 8 Apr 2010 22:18:08]
ミケ > (カツカツと靴音を鳴らして。 今夜は天気がいいせいか、人通りも多い横丁を通る。 )    …ったく   (こないだネレアの口車に乗せられて、手を出したビンゴは見事に外れて。しかもホビットに負けたせいで夜の買出しを負かされる羽目になった。 両手に抱えてるのは彼女のための食料だ。) [Thu 8 Apr 2010 22:11:01]
お知らせ > ミケさんが来ました。 [Thu 8 Apr 2010 22:02:37]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『――1人分くらいの赤が混じっても、誰も気にも留めないほどに。』 [Thu 8 Apr 2010 03:58:12]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 雨は次第に強く、絶え間無く、街に降り注いだ 』 [Thu 8 Apr 2010 03:56:31]
カルミラ > 困ったわね。 お腹はすいたけれどさっきの肉はきらい・・・と。(人とは違う目線と感覚故に多少の予感はあるのかもしれないが――その巨大な内包物に気がついていない間は、それこそ不思議な捨て猫餌付けしてみたい、程度の認識か。 この街には何れ居城を構えるのだ。庭に放って何の不備やあろう。) あら?  ・・・不思議なことも続くのね、と。(私まで、なんて呟いたのは雨のせい。振り出した以上濡れてられないが、自ら質を落とす間抜けな男に気を取られている間に、袖をホールドされている。) どうやら・・・貴女のまわりにいると、みんな悲鳴を上げる事になりそうね?(その皮肉は正鵠を得ているが、誰がそれに気付けようか。 何にせよまずは避難だ。 バッグを小さく開き、手に入れたばかりの傘の世話になる――周辺の”ニク”を売る”店”にでも引きずっていって、其処で自分も食事に預かることにしよう。) [Thu 8 Apr 2010 03:51:33]
マガツヒ > ( 継続的に依り代の肉体を維持する為の糧を得る方法というのを理解すれば、繰り返し丁度良い依り代を選別する無駄を幾らか省けるとは以前から想定している。 依り代はヒトなのだから、ヒトの方法をとるのが効率的だろう。 では、ヒト的な食糧の供給方法とは? ) ( 大通りを往くめかし込んだ男女が口汚く罵り合いながら歩いている。 何かあったのだろう。 些細な事が。 ) お お な か すい た 。 オナカ スイタ。 お腹が空いた ? ( 数度修正し、眼前のヒト亜種に言語を使って通じるように訴えてみる。 虚ろな視線が僅かに定まり、白い手がゆらゆらとその袖を掴まえんと延びる。 状況、依り代の性能、性質、恐らく、これが最も高い可能性として依り代が十分な糧を得る為の方法だろう。 この身体には狩猟をするだけの機能が不足している。 ) ( どん、と不意に、罵り合うカップルの男が後ろから衝突した。 そして薄汚れた娘に罵声を浴びせると同時に、派手によろけて転んだ。 降り出した雨にでも足を取られたのか、「折れた!」と喚きながら腕を抑えている。 ) [Thu 8 Apr 2010 03:39:34]
カルミラ > (片方は聊か無遠慮に過ぎる方法ではあるが、互いが互いを観察している状況といえるのか。 端的で曖昧すぎる反応を見ると人間というよりそうインプットされた人形のようにすら感じるが・・・) 共通語でいいわ? ――まぁ お気に召さない、といった所かしら。(餌として機能しないと見るや、人間は一時の不幸から開放されることになる。 後で見てみたが、確かにコレはダメそうだ。試すまで無く味が強すぎる。何やら騒いでいるが無視した。) 見た目より我侭なのね。  どれがいいの?(ひとさし指で指差すサイン。意志の疎通はボディランゲージ基本だ。 選んでみて?とかそんな意図。 食事予定物に食事を与えてるのも妙な話だが、そこらの人間より弄ってみて面白いならそれもいい。) [Thu 8 Apr 2010 03:21:24]
マガツヒ > ( マガツヒは観測している。 観測、というのは物の観方として―――非常に大局的だったり、逆に極一部に重点的だったり、そして感情移入を排除したデータ的な物の観方。 だから当人にとって理解しているようでも、実践しているようでも、依り代自体を勘定に含めない視野や、ヒトの感情から来る部分を意に介さない計測が、結果として酷く不自然な振舞いとして表に出て居た。 黒髪の娘の世界観に、「自己」とか「嗜好」とか「願望」というものが欠落している。 空腹を訴えるのも、ただ維持に必要な数字が足りて居ないというデータのようなもの。 娘には表情らしい表情が無いし、人目を気にしたり相対的に観たりという感覚が無かった。 ) ( 意訳するに、ヒトを食用する事を提案しているようだ。 大型のヒトは何事かと交互に視線を向けて何か云っている。 質問と、抗議の意図がある。 ) 喰得迩悪此 肥巨宕 ( 聞き取り難い奇妙な発音で、訥々と娘が呟く。 必要な栄養素は得られるかもしれないが、こんな大きなものは依り代には摂食できない。 偶然か、意図してか、小首を傾げて小さく息を洩らした。 ) [Thu 8 Apr 2010 03:01:18]
カルミラ > (道化の真似事か、それとも何か――盟友の半端者を例に出すなら、あちらは姿見が、此方は中身が何か違っている感。 定まらない視線は見返す側からは少し不気味で、食欲を僅かばかり減衰させる。) ――随分と野性的な表現ね。人は肉を食べたのかしら?(知識としては知っているが、栄養不足の野生動物が本能で必要素を欲するような物言いに感じたらしい。 汝食の娯楽を知れ とばかり、困った顔。) ・・・でもニクならその辺りを歩いているわ。 いかが?(見もしないで横に伸ばした手が、ニンゲン一人の腕を捕まえてきた。 こんな日に横丁をうろついたこの中年男性こそ不運である。 本当に栄養不足の野生動物的反応だったら、これにかみつくのだろうか。 飼い猫の反応見るみたいに災厄の神格を扱って、観測の次は実験だ。) [Thu 8 Apr 2010 02:42:36]
マガツヒ > ( 観測するに、此処にはこうして雑多な亜種が多く棲んでいるようだ。 何処か因果の狂った様な奇妙な街である。 黄泉の亜種は此方に注意を向け、原始言語を続ける。 空気の振動を利用して音波に意味を持たせる、非常に断片的で非正確な、勝手の悪いコミュニケーション方だが、ヒトとヒト亜種の大半はこれ以上の接触方法を持ち合わせない。 容量の限られた依り代の脳からその音の列を読み解き、此方に対する問いかけであると判断する。 ) ( が、それに応答する義務が無い。 その上、要求すべき必要構成物をどう表現するべきか判断し兼ねた。 依り代を維持する為に必要な物を簡潔に、且つヒト種に理解出来るよう伝えなければならない。 ) ニ ク 。 ( 蛋白質、及び鉄分、ビタミン、が最優先と判断する。 ) ( 依り代の眼球が黄泉の亜種の全体を観測するように、小刻みに上下左右に動いた。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:24:29]
カルミラ > (最初にジャグラーを見たとき、次にすれ違ったとき。理由は”二度も目に付いた”というだけだが、これだけ人が居る中で起こればまあ立派な動機ではあるだろう。 少々汚れているのが気になったが、甘藷も人も土に根差す物。洗って飾れば汚くはないに違いない。)・・・田舎の花、というのかしら。 悪食の気は起こさないようにとおとうさまに―― あら。(相手が大の大人でも喰らうのは訳無いが、荒立てて”無作法な人間”に邪魔されるのも趣味でない。 声をかけるなり後をおうなり、なんて考えてたとき、相手の方から先に言葉があった。それは自分の言葉の粗末なリピートで、自分を前にした人間においては初めての反応。) ――あら、奇遇ね。 お好みは何かしら?(振り向いた相手と向かい合ったままで、問い掛けの意図は質問と観測が半分半分。今まで見たどんな人間より奇妙なその雰囲気に、少し反応を量ってみたくなった。) [Thu 8 Apr 2010 02:11:09]
マガツヒ > ( マガツヒは学習している。 本来こんなミクロの世界を知る必要性は皆無だが、神降ろしによって一時的に分御魂となったこの個体は天に還らず、今猶こうしてヒトの視点に留まっている。 まだ相応の贄を貢がれて居ないし、これは一つの展開として新鮮な情報源でもあるし、何より、その禍つ神の滞在によって被る異例の災厄など、当人には気にも止まらない些末なことだった。 この街一つ禍津卑に飲み込まれたとしても、その恐怖と不安が島中に伝染し、島の外まで伝わり、結果として禍津卑としての存在定義も満たされるだろう。 ) ( ショクジニシヨウカシラ。 食事にしようかしら。 嗚呼、そのとおりだ。 この依り代は十分な生命活動を行う為の糧を暫く得て居ない。 ) ショク ジニ シヨウカ シラ。 ( 同意するように口に出し、その声の主を何とはなしに振り返る。 ヒトに類似した、ヒトではない個体のようだ。 是はどちらかと云うと黄泉比良坂の側に居るのが正しい。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:55:41]
カルミラ > (例えば強力な台風があるとして、人を傷付けるのは大抵台風の目ではなく、風に飛ばされた瓦礫であろう。 マガツヒを悪運の中心とするなら、今其方に向かって歩を進める少女は、そういう瓦礫なのかもしれない。しかも特大で、ご丁寧に血を吸う前から赤色をしてる。 何にぶつかるかは、まだ定かではないが。)(誰ぞが刃飲みか火吹き芸にでも失敗したのだろうか。 聞き慣れたタイプの悲鳴に再び視線を奪われ―― ) 長々と続けるから質が堕ちるのね。( しかし興味は流れなかった。失敗ジャグラーへの歩行を中断させただけで。 先程までは中々のモノだったが――慣れてしまったのか間が悪いのか、今や観るべき輝きが見当たらない。 何故だかにまでは気付けないが―― ) ・・・もう食事にしようかしら。(そう思い立ったのは何処か場違いな、物乞いのような娘とすれ違ったときだ。 空が雲って重いから、さらさらした食感の幼年者は口に合うに違いない。 ふわり優雅に振り返る。) [Thu 8 Apr 2010 01:42:21]
マガツヒ > ( 今夜の芸能横丁には近付かない方が良い。 禍の中心が今其処を漂っている。 些細なものから大惨事まで、ありとあらゆる引き金がブービートラップのように張り巡らされ、あなたが引っかかるのを待ち構えている。 誰が何の目的で、というわけでもなく、今日は運悪くそういう日なのだ。 運命というものを持つもの全てに須らく。 ) ( 黒く長い髪の娘が一人彷徨っている。 お世辞にも綺麗とは言い難い汚れた服を着て足は裸足。 ぼんやりと周囲を見渡したり、急に立ち止まって一点を凝視したり、小さな声で何かを呟いていたり、通り過ぎる誰もがまず、物狂いかなにかだと認識して目を逸らすような。 ) ( 何処か人込の向こうでなにか、悲鳴が上がった。 娘は振り返りもせず、また小さく何か呟いた。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:23:33]
カルミラ > (相応に人を引き寄せていた楽団の演奏もまた、不運なことに聞き手の少女の趣味には合わなかったようで――)及第点及ばずね。 雨も降るわ。(もう少しえきさいてぃんならお抱えに欲しかったかもしれないけど。 なんて評価で再び歩み出すと――今度は失笑と溜息の混成物が耳に入るか。珍しいもので無ければ耳にも留らない、街のざわめきに消されそうな、僅かな数。)……?(ジャグリングというものを間近で見たことは無いが、がっかり顔で何かしら道具を拾ってるのを見れば、恐らくやらかした後だと大まかに理解できた。 丁度前の団体への興味が失せていた所。視線と行き先は其方側に移るか。 目に付いたその男が下らなくても、何ぞ新しい興味を引くものがあればいい。綺麗な芸とか、美味しそうな子とか――) [Thu 8 Apr 2010 01:13:59]
マガツヒ > ( からころと乾いた音が石畳に響き、ジャグラーの男は苦笑しながらそれを拾い上げた。 元々そう注目されて居たでも無い男の周りから一人、二人、立ち見客が離れて、男は肩を落とす。 ただそれだけの風景。 大して才能が無いのかもしれなしい、何か手に怪我か障害かがあるのかもしれない。 たまたま心配事があって集中が出来ていなかったのかもしれない。 関係ない。 つまらない失敗に観客の心が離れて、去っていった。 それだけが結果の全て。 ) ( まず大抵の誰の目にも、ジャグラー本人にとっても、そう。 余程勘が良いか、何かの修練を積んでいるか、其処を歩いてくるみすぼらしい姿の娘の事を知っているでもない限りは。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:02:03]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 手を滑らせたジャグラーが棍を取り落とした 』 [Thu 8 Apr 2010 00:55:24]
カルミラ > (なんせ生れ落ちて以来の箱入り娘。外界に疎い無菌培養にとっては、普段通りの横丁模様も煌めいたものに映る。 月の見え辛い雲模様も気にならない程度の上機嫌。 路上でやってる名も無い楽団の音楽に、立ち止まっては耳を傾け―― ) 知らない民謡・・・それとも雨乞いか何かなのかしら?(初めて聞いた異国の歌に戸惑いを見せたりの不思議挙動をしてる。 最近良く降るのは此処で毎日集団儀式してるからなのか――とか。上機嫌でも気配りとかの精神は無く、立ち止まるにしたって道の真ん中になっちゃってるが、本人は迷惑を気にも留めてないので多分大丈夫。) [Thu 8 Apr 2010 00:50:10]
カルミラ > (あの図書館の蔵書はダメなのかもしれない。確かに地元では大きな意味が無い限り、簡素な儀式はしてもお祭り騒ぎはしなかった。だが、此処では常時お祭りが行われている通りがあるのだ。 ひねもす音を出したり歌ったりで流石に住もうという気にはならないが、それだけ人が多いので食事と暇潰しにはもってこいな場所。) ここは賑やか者の城ね。 ・・・これだけ人が多いと誕生祭も多いのかしら? (大きなバッグに赤いドレスの姿も、ここでは特段珍しいものではないだろう。石畳の道をゆったりと歩きながら、現在異国観光満喫中だ。) [Thu 8 Apr 2010 00:33:09]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『お祭りには意味があると本に書いてあったけれど] 』 [Thu 8 Apr 2010 00:29:04]
お知らせ > ネレアさんが退室されました。 [Mon 5 Apr 2010 00:12:25]
ネレア >  きっとオルガさん、わたしのことを思って良いほうのカードをくれたのね、感謝しないと。 (1位になったら歌を作るといったけれど、当日までの待ちきれない気持ちや抽選最中の焦る気持ちは、ほかと比べたことのない新鮮なものであった。娘の中には、すでに新しいうたのイメージが膨らんできている。) 紙、紙 と (かばんの中をガサガサ漁って、作詞用のノートを机に広げ。) (負け犬ミケはメロディーをのせるだろうか。  もちろんだ。娘が良いものを書くのなら、彼はそれに最高の音を乗せてくれるだろう。 この興奮と喜びがもう少し街に佇むと良いなと願いながら――) [Mon 5 Apr 2010 00:12:23]
ネレア > (抽選の結果を娘は横丁で見守った。片手にビンゴの紙を握り締めて、伝えられる数字をひとつも聞き逃さないようにその結果に全神経を注いだ。なんといったって、) とうぶん食事3食だなんて、ミケは無理を言い過ぎたのよ。 無理を言い過ぎると神様は聞き入れてなんてくれないもの。 (負けたらどうしよう、は、結果が出る前は考えないようにした。今になって想像してみるが、それはうまく想像できないほど娘にとっては受け入れられない現実であった。) もしそうなってたら、ひとりこっそり歌を歌ってご飯代を稼がなきゃならないところだったわ。 (食べることはやめられない。) [Mon 5 Apr 2010 00:05:50]
ネレア >  わたしの勝ちよ。ミケが運試しでわたしに勝てるわけないのよ。 うふふ、 おまけに商品まで貰っちゃったのよ。信じられる? (言葉は本日相席になったひとに向けられる。賞は逃したけれど偶然のラッキーで食事券を手に入れたのは、娘を幸せにするのに十分の効果があった。) あしたからは文句言わずに買出しにも行ってもらうのだわよ。 うふふ、 (満足そうに、残り少なくなったカップの中身を小さな体のなかに流し込みながら。) [Mon 5 Apr 2010 00:00:35]
ネレア > (オレンジ色のランプがぼんやりと暖かい趣のある一本道。ぼてん ぼてん と控えめになる太鼓形の民族楽器の音を心地よく聴きながら、娘は外の席で弱くて苦い酒を吸収している。 背の低い椅子と机が心地よいが、それはけして娘や同族のために作られているわけではなく、それがその飲食店のデザインである。) うきゃきゃきゃきゃ (その表情は楽しそうに、娘は幸せに少しだけ酔っ払っていた。両手でつかんだ木製のカップ、椅子や机のサイズに比べて、それは娘には大きなサイズ、をことんと机の上に置いた。) [Sun 4 Apr 2010 23:52:49]
お知らせ > ネレアさんが入室されました。 [Sun 4 Apr 2010 23:44:03]
お知らせ > 霧子さんが退室されました。 『 ――帰って少し弾いてみようか 』 [Tue 30 Mar 2010 21:42:33]
霧子 > ( 戦争をしに行くというのはどういう気持だろう。 凶器を握って人を殺しに行き、自分もその中の一人として群体に埋没していずれ自らも殺される覚悟をして、いつかどちらかが精も根も尽き果てて許しを請い貢ぎ捧げるまで戦場で日々を過ごす。 街で暮らす私達には何処か遠い国の出来事のようだが、間違いなく存在する世界の話。 彼らはどんな気持ちで槌鉾を振るい、どんな気持ちで血を流し、どんな気持ちで生き、死ぬのだろう。 ) ( 奴隷達の生き死にを支配してきた私がそれに今更のように感傷を抱くのは、滑稽だと思った。 ) [Tue 30 Mar 2010 21:30:25]
霧子 > ( 舞台の内容は戦記もので、静かな時代から動乱が始まり、運命に巻き込まれた若者達が戦場に向かう姿にスポットを当てる群像劇のようだ。 キャラクターの行動原理やイデオロギーに描写の重きを置いて、実際に戦争が始まってからよりも、戦地に向かうまでの心の動きを描き込んでいる。 素直に面白そうなストーリーだと思った。 誰が強い、何が格好いい、にはあまり興味が無いが、これなら曲も描けるかもしれない。 ) [Tue 30 Mar 2010 21:11:18]
霧子 > ( 大通りにある小さな喫茶店の一角に陣取り、窓際の席で珈琲を飲みながら脚本を読む。 ここに入ったのには大した意味はない。 自宅が芸能横丁端の高級アパルトメントにある都合、そう遠くないから何度か入った事があるという程度。 マギーはまだ仕事から帰って居ないし、急ぎ帰る程の理由も無い。 今日も雨が酷く、仕事が一つ中止になって暇な夜の寄り道。 今年は雨と雪で野外の仕事ががたがただ。 ) [Tue 30 Mar 2010 20:58:35]
霧子 > ( ふと、あまり普段縁のないような仕事が入った。 舞台劇の劇半音楽を幾つか作って演奏して欲しいという。 何故私なのかと聞くと、キャラクターイメージとギターの速弾き奏法が舞台のイメージに合うのだとか。 興味は無くも無いが即答は避け、脚本を借りて先ずは読んでみる事にした。 それで興味が湧けば今度は役者や練習風景の見学を、とまで話は進んでいる。 向こうはかなり乗り気なようだが、イメージが湧かなければ断わるつもり。 ) [Tue 30 Mar 2010 20:52:53]
お知らせ > 霧子さんが来ました。 『 劇半 』 [Tue 30 Mar 2010 20:46:46]
お知らせ > カインさんが退室されました。 [Fri 26 Mar 2010 00:05:38]
カイン > (重ねて言うが、この青年を精神科医に診察させれば、間違いなく狂人といわれるに違いない状況である。 強迫観念に突き動かされ、鉄仮面に自我を侵され、その上でマガツヒの影響まで受けているのだから。  だが、その一方で、この人物がこう『ならざるをえなかった』状況があるのも事実である。 故に彼は、こうして同僚たちと談笑し、他の芸人たちを家まで送り届けながらも、その狂気を加速させていくのだ――) [Fri 26 Mar 2010 00:05:35]
カイン > (――しかし、やはり自警団では怪物を押さえ込めてはいない。 この現状は、はっきりと言って笑い事では済まないレベルに達しているように思える。  脳喰らいに対して、未だに何らかの手が打てていないとなると、これは――)………………。(カイン・グレイホークとして振舞ってはいても、内心では自分ならばどうするか、という方向に思考が向かっている。 怪我を治療しないと、右腕がろくに上がらないから戦えない。 ――これではダメだ。 口先ばかり動かして何も行動しないというのでは、ただのクズではないか。 早いところ怪我を治して、再び警邏に向かわなければなるまい。 いや、それだけじゃあない。 脳喰らいに対しての戦術を構築しなければ。 相手が悪魔、吸血鬼の類であれば、また教会に赴いて武具に祝福を授けてもらうのが一番だろうが……問題は魔術師であった時、だ。 呪文を口にするより早く殴る、以外に対抗策が思い浮かばない) [Thu 25 Mar 2010 23:57:05]
カイン > (勿論、これで芸能横丁の人間――客も含めて、だ――を全員守れるわけではないが、常からの言葉通り、やらなければゼロである。 それに、自警団員やら衛兵やらが巡回するのと違って、芸人たちが集団で練り歩くとなれば、それは一種のパフォーマンスだ。  必要以上に他の芸人や、お客さんたちを怖がらせずに済む。  一挙両得、とまではいかずとも、そうデメリットは無い筈だ)……どうにも、まだこのスーツとかは着慣れてないんだけどね。 早いところ馴染ませないと。(微かに苦笑を浮かべながら、笑顔で芸能横丁を行く。 程なくして他の劇団からもゾクゾクと人が合流するから、人数もちょっとずつ増えていくし。 あとはこれで居住区まで移動し、各々の地区ごとに別れて帰宅することになるわけだが) [Thu 25 Mar 2010 23:52:35]
カイン > (劇団ツァラトゥストラの役者や裏方、そして劇団と交流のある他の芸人たちを集めての、集団通勤。 ――公演の開始時間・終了時間をなるべく揃えて、皆で一緒に行動しよう、という話だ。 芸人というのは――容貌だけで喰ってける連中も多いが――賢く、センスが無ければやっていけない。 脳喰らいの標的になる可能性も高い。 自分たちの身は自分たちで守らなければ)まあ、数を揃えれば簡単には手は出せないからね。 十人、二十人を一辺に襲って始末できるような輩なら――俺たちが何を考えたところで無駄だろうし。(と、笑いながら同僚の活劇役者たちと共に、他の芸人――歳若い踊り子だったり、衣装係だったり、子役だったり、女子供・老人の類だ――を守るようにしながら、ヴィノテーク製のスーツを着こんだカイン・グレイホークは、そんな風に結論付けた) [Thu 25 Mar 2010 23:45:10]
カイン > (相手が魔術師であったとしても同様だ。 常識の範疇外にある超常能力を操る輩が、このヴェイトス市には多数闊歩している。 ――昨今、街を脅かしている脳喰らいに至っては、その際たるものだ。 経験則上、相手の脳みそを啜る、なんて輩は、怪物か猟奇殺人鬼か魔術師か、或いはその全てである事が多い。  実際、過去に対決した悪漢――アクセラレーターであったり、目玉泥棒であったり、死霊術師であったり、人形染みた殺人鬼であったり――は全て、そうだった。 悪魔と契約を交わしたり、人外だったり……)(そうした存在に対抗する戦術を、常日頃から考えて行動しているのが鉄仮面――即ちカイン・グレイホーク/アイゼンリッターという人物である。 勿論、まともに日常を送っている一般人の思考ではないし、狂人染みた妄想による結論ではあるのだが。 そして、今日この場、この状況で取りうる対抗策といえば――)(――数、である) [Thu 25 Mar 2010 23:41:01]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『相手が人外だ、という認識を持った上で行動する。』 [Thu 25 Mar 2010 23:36:49]
お知らせ > マオさんが退室されました。 『それは手厳しいな。 ( そんな事を告げながら、彼女を家まで送ることにした )』 [Sun 21 Mar 2010 23:33:00]
お知らせ > コレットさんが退室されました。 『 ( 紳士様に、お家まで、案内して頂きましょうか。 )』 [Sun 21 Mar 2010 23:31:52]
コレット > ふふふーッ、無問題なのですよ。  (にっこりと微笑みながら、何度か頷いて。)  マオ様はお忙しいのですねー。 …わたしも忙しくはありますけどッ、  (ちょっと張り合ってみた。連絡の件は、素直に頷くが。)  わたしに?  (頼み事?不思議そうに瞬きを何度かした後、口許に笑みを浮かべ、)  あら、マオ様。紳士はレディーのお願いは聞いても、見返りは求めちゃ駄目なんですのよ。  (ちょっと高飛車に言ってみた、が、)  …わたしに出来る事でしたら、良いですけど。  (すぐに折れる。とりあえず怒られない範囲ならOKですよ、と。)  はあいッ、助かりますのですよーッ。  (傘を差し直して、) [Sun 21 Mar 2010 23:31:14]
マオ > ( いわゆる八方美人で周囲の女の人を泣かせてしまうような人のことをいうのだろう。 ある意味その通りともいえて ) コレットに優しくすることには何も問題はない、ということだな。 ( 妙に自信ありげなところは似ているのかもしれない ) ああ。 そうしてくれ。 散歩に出たり商談に出ている可能性もあるからな。 ( そうすれば都合の良い日に合わせることができるだろう ) 当然だ。 それじゃ、約束を守ったときには、コレットに何か頼んでも構わないか? ( 自分だけわんちゃんとされるのは不公平だと、そんな事を告げてみよう ) 約束したことは絶対守る主義でね。 ( 悪魔としても契約は絶対守るものである ) それじゃ、そろそろ行こうか? 家の住所がわかるなら大体案内できる。 ( そういって家の場所を聞くことだろう ) [Sun 21 Mar 2010 23:25:48]
コレット >  いいえッ、わたしは怒られるより優しくされた方が嬉しいのですよ?  (傾げられた少年の首に、控えめに笑い声を零して。)  けど、けど、天然タラシさんはね、"優しい"とは違うみたいなのですよーッ。  (良く解りませんけど、と云う言葉はどこか誇らしげに無い胸を張って。)  ルビーアイキャット… 商業地区外れの宝石屋さんですね。今度、お礼に伺いますッ  (名前は覚えたから、後でジイに探しに行って貰おう。)  んー… じゃあ、どうしても会えなかったら、連絡しますのですよッ  (パッと笑顔を浮かべるが、)  (うっかり言ってしまった真実に、罰の悪そうな表情へと早変わり。)   …ほん、と ですよー?約束なのですよッ? 約束破りさんには、一日わんちゃんの刑なのですッ。  (慌てた様に、必死に、そんな約束を勝手に取り付ければ 取られた手に交わされる口付けに、)  約束、破っちゃダメですよ。  (と、笑いながら。) [Sun 21 Mar 2010 23:17:29]
マオ > ふむ。 コレットはこんな風に優しくされるのは苦手なのか? ( 天延たらし、と言われてこちらも首かしげる。 自覚がない辺り、天然、というのだろう ) 商業地区の外れだな。 ルビーアイキャットという名の宝石屋のようなものだ。 ( 魔術の媒体で利用する天然石を卸している店、というほうが正確ではあるが、彼女にはこういったほうがわかりやすいだろうと思い ) 待ち合わせの掲示板にでも連絡をくれればこちらから出向かせてもらう。 ( そして、警戒心はかなり緩んでいる様子の彼女。 うっかり口を滑らせたことに笑みを浮かべれば ) 約束しよう。 レディ? ( なんて彼女の手をとって手の甲へ口付けしてしまおうとするだろう。 やっぱり天然タラシと言われても仕方はない ) [Sun 21 Mar 2010 23:10:09]
コレット >  はいッ、仲良くしましょうねッ。  (何度か嬉しそうに頷いて、)  うむッ、む、わたし、そういうの何て云うか知ってるのですよ! えっと、確か、天然たらし!  (びしい、と少年指差して。あれ、違ったっけ? なンて少し眉下げて傾げられる、首。)  マオ様もおべんきょの最中なのですねー。  …公園、お店? お店は商業地区の辺りですか?お名前、伺っても?  (偶然会う事を期待するより、お店を知っていた方が的確だろう、と。)  そうして頂けるととてもッ…  (助かるのですよッ、と勢い良く。) (服、の言葉に自身のドレスを見遣り、)  ……御言葉に甘えて、ッて言いたいのですけど そろそろ帰らないと抜け出した事がお兄様にばれ ――― …れ、れ、れ、 (つい、ぽろッと零してしまった言葉に、ハッと口を抑える。じい、と上目で少年見上げ、)  な、内緒なのですよ?  (なンて、微苦笑。) [Sun 21 Mar 2010 23:03:13]
マオ > それはよかった。 では、改めてよろしくな。 コレット。 ( 笑みを浮かべる。 そして水晶については ) もちろんだ。 コレットが喜ぶ顔は泣いている顔よりもずっとかわいいからな。 ( ナンパになっていることに気がついているのかいないのか ) いやいや。 まだまだ未熟者だ。 学ぶことが多すぎて大変だ。 ( 立派だ、といわれてもただ、苦笑をうかべ ) そうだな。 よく居るのは自分の店か、公園だな。 気分転換にこっちまで足を伸ばすこともあるが…。 ( コレットはどこが都合がいいかたずねよう ) 差し支えなければ、家まで送っても構わないかな? ( というか、道がわからなくなっていたのならば案内抜きでは帰る事はできないだろう ) ぬれた服をきれいにしてから帰るつもりなのであれば、我が家に招待いたしますが? ( なんて、少しおどけて見せよう。 初対面の人間にそこまで気を許さないだろうとは考えていた ) [Sun 21 Mar 2010 22:56:04]
コレット > (お兄様の印象を悪くしてるなんて気付いてません。無意識ですッ、本当に、多分。)  もちろんなのですよッ。マオ様とはお歳も近いようですし、  (外見年齢じゃァ計り知れないところがあるヴェイトスだが、少年は如何見ても人間だったから。へにゃりと浮かべる緩い笑顔。)  物売り、ですか   …手?  (良いもの、の言葉に好奇に満ちた視線を少年へ送り、) (掌に乗っけられた水晶に、)  わあぁあッ、  (嬉しそうな歓声。)  綺麗ーッ!これ、貰ってもいいのですか?  (太陽に透かして見たら、もっともっと綺麗だと思うけど、今日は生憎のお天気。掌のキラキラな水晶に、頬を紅潮させて。)  お父様とお母様を?  …マオ様はご立派なのですねー。  (同じ位なのに、お仕事なんて。私には無理だもン。お兄様のお仕事も解らない。遊ぶ事とおべんきょがお仕事です、状態。)  …助けてもらったお礼に、今度何かお返ししたいのですけど、 マオ様はよくこの辺りにいらっしゃいます?  (それとも、もっと別の場所の方が良いのかな。 少年を見つめて、首を傾げ。) [Sun 21 Mar 2010 22:47:47]
マオ > ( もしも本当に兄がここまで連れてきていて、妹をほっぽり出して帰った、となればそれはどれだけひどい兄なんだ、ということになりかねないが ) 僕はコレット、と呼び捨てにさせてもらうが、構わないか? ( やっぱりえらそうである ) ああ。 この辺りには物売りに足を運ぶことがあるんだ。 ちょっと手を出してみろ。 良い物をやる。 ( そう告げれば、コートの中に着込んでいる服のポケットを探ってから、彼女へと小さな水晶を手渡そうとするだろう。 割れた欠片で売りものにはならないような物だが、美しさが損なわれているわけではない。 「虹が見える」ということで喜ぶ人もいる。 そんな欠片 ) 両親を早くになくしてしまってね。 親の商売を引き継ぐことになっていろいろ苦労しててね。 ( 自分自身が商売をして歩いているのは本当だが、両親はもともとヴェイトスにはいない。 明るく告げているので気にしないようにと含めつつ ) [Sun 21 Mar 2010 22:39:10]
コレット >  マオ様ッ。わたしは、コレットです。――あら、助けて頂いた方を呼び捨てになんて出来ませんわ。  (ちょっと貴族らしく言ってみるものの、背伸びしてる感が否めない。ふふ、なんて借りたハンカチで口許隠しながら笑う。)  ま、ち、あわ、せ……。  (どころか、お兄様はきっと今お家。)  う、んと、…えっと、待ち合わせはしてなくて、ですね、 えと、  (しどろもどろに言いながら、ハッと思い付いた様に、)  お、お兄様は先に帰ってしまったのかもなのですよッ。  (なンて。)  (言いながら、差し出された白い傘に、)  はいッ、わたしのなのです。ありがとうございますッ。  (あまり汚れて無い其れに、安心した様に息を吐き、受け取ろう。)  マオさまは、この辺りの方なのですか?  (小首傾げて、尋ねつつ。) [Sun 21 Mar 2010 22:30:28]
マオ > ふふ。 僕にはマオという名がある。 できればそちらの名で呼んでくれ。 呼び捨てでもかまわないぞ? ( 笑顔になった少女にこちらも笑みを浮かべれば、兄とはぐれた、という。 確かに先ほど兄を呼んでいたようなので辻褄としては大きく間違ってはいない ) ふむ。 それは困ったな。 どこか待ち合わせでもしていたのか? このあたりを歩くことはよくあってね。 地理には詳しいつもりだ。 ( そして、先ほど拾った白い傘 ) これは君の傘かい? ( 確認するように差し出そう。 もしも違っていたら遺失物として届け出るべきだろうし ) [Sun 21 Mar 2010 22:22:07]
コレット >  …ありがとうございます。 (ドレスに付いた泥がハンカチを汚していくのを見ながら、申し訳無さそうに礼を云う。涙はその間にすっかり乾いて、良い人が居てくれた、なんて安心感を少女は持つのだ。)  じゃあ、アナタは紳士なのですねッ、うん、紳士様ッ。  …… え、と。うと。ん、と。  (にぱッと明るく笑いながら、紳士を連呼してた少女は、次いで問われた言葉に、眉をハの字に曲げる。)  お、ぉ、ぉ、お兄様と、はぐれて、しま ッて?  (困った様に首傾げ。吐いた嘘。しかも疑問形。)  ……ええ、ありがとうなのですよ。 (二枚目のハンカチが差し出されるなら、素直に受け取ろうか。)  [Sun 21 Mar 2010 22:17:37]
マオ > ( すっかりと汚れている服を見て軽くハンカチで泥は払ってやろう。 一般市民にまぎれている間は紳士であろう、と考える。 魔としては少々間違っていそうだ ) 泣いている女を放っておくなんて紳士じゃない、というだけだ。 見たところ、この服もかなり良い物とみたが、どうしてこんな所に一人で? ( 治安が良いとはいえ、絶対安全、とは言い切れない。 それは自分にもいえることではあるが。 それは棚に上げておこう ) 涙はこれで拭いておくといい。 ( 紳士のお手本、を読んだばかりの人間のように、2枚目のハンカチを指しだろう ) [Sun 21 Mar 2010 22:11:18]
コレット > (好奇心で冒険に出て、迷子になって、腹いせに石を蹴ろうとしたら滑って転びました、と云うと何とも間抜けな話だが。はらりはらり、と降る雪が髪に少し色を添えた頃、)  ……えう、  (差し出された手に、涙で真赤になった眼を少年に向ける。)  (二度も転んで、ドレスはすっかり泥色だ。お兄様に怒られる。)  ………う、ぅ、…う、  (差し出された手と、少年の顔を交互に見た後、)  か、かわッ、  (自身に掛けられただろう言葉に、ぱッと表情が輝く。) (可愛い顔ッて言われて嫌な顔する女の子は居ないと思うの。)  あ、ありがとう ございます、です…。  (そうして漸く、少年の手を借りて、立ち上がろうか。) [Sun 21 Mar 2010 22:03:54]
マオ > ( 雪に倒れこみ、泣いている少女。 どうやら暴漢に襲われている、というわけではなさそうだ。 半分安心しつつ、半分はどこか来たはずれと思った魔はそのまま、白い傘を拾ってから彼女へと近づけば、自分の傘を差して雪をよけるようにしてから彼女へと手を差し出して起こそうとするだろう。 解けかけの雪にうまったりしたら服は泥だらけになってしまっているだろう ) こんなところで、どうした。 せっかくのかわいい顔が台無しだな。 ( 明らかにナンパの台詞である。 しかも妙にえらそうだ。 周りから見れば背伸びした少年が少女を助けようとしている図、と見えるだろうか) [Sun 21 Mar 2010 21:57:04]
コレット > (べちゃ、ッて嫌な音が聞こえた。)  う、ぅ、うううううーっ……!  (元々瞳いっぱいに溜まっていた涙が零れ落ちそうになるのを、ぐ、と堪え、)  ……しゅ、スカートが…。  (濡れちゃう前に立ち上らなきゃ、と勢い良く立ち上がるが、)  ぴゃあッ……!?  (再び、今度は前のめりに地面へと倒れ込む。雪って凄く、ツメタイです。)  う、ぅ、うわあああああああンッ…!!おにいしゃまぁああああ…ッ!!  (芸能横丁の細道で、人の通りも疎らな其処で、大声あげて泣き喚く少女に、人は視線を向けるのみ。差してきた白い傘は、少女の背後、少年が足を向けた先に ぺっちゃり落ちているだろう。泣き喚く少女は、周りの事など何も見えず、気付かず、聞こえず。) [Sun 21 Mar 2010 21:49:11]
マオ > ( 今日出向くのは安全なところだからと護衛は付けず。 ふらりと通りで繰り広げられる芸の鑑賞をしにやってきている少年の姿をした魔。 悪天候のためか人通りもまばらで芸を行っているものも少ない。 少々失敗したか、と思いつつ通りを歩いている所で声が聞こえた気がした ) ふむ。 なにかのトラブルか? ( 本来なら首を突っ込むべきではないのだろうが、好奇心が勝り、先ほど少女の声が上がった方へと足を向けよう。 黒い傘にはすっかり雪が積もっていた ) [Sun 21 Mar 2010 21:44:19]
お知らせ > マオさんが入室されました。 『(そんな姿を見つめる。 少年の姿)』 [Sun 21 Mar 2010 21:39:47]
コレット > (『芸能横丁に行ってきます!』ッて、リツとナイトには告げて出発してきたけど、其れ以外は、家族にも使用人にも言ってない。迷子になって、数年後に白骨死体になって見付かった、とかなったら如何しよう。嫌な想像が頭を過り、身震いする。)  ……これもー…この道が解り辛いのがダメなのですぅ……。  (地理に文句。涙目で、ぷすーッと頬を膨らませて、)  もうッ、  (えいッ、ッてレディーらしくなく地べたに落ちた石なんて蹴ろうとしたから、)  あッきゃあッ!!?  (ずるり、踵が雪で滑った。) [Sun 21 Mar 2010 21:33:30]
コレット > (雪の降り続く芸能横丁の細道を、滑らない様、転ばない様、慎重に歩く赤いドレスの少女。手には僅かに華の柄が描かれた白い傘を持ち、地面を見つめながら、慎重に、慎重に。)  ………う、ぅ、う、……。  (油断すると転んでしまいそう。普段はこんな雪の日に外に出る事は少ない、けど。今日は気紛れにお散歩に行きたくなって。――其の気紛れを行動に移すから、こうなるンだって解ってるのに。)  ……ここは、何処なのですかあ…。  (えぐ、瞳にいっぱい涙を溜めて、掠れた様な声。) [Sun 21 Mar 2010 21:20:51]
お知らせ > コレットさんが来ました。 『  ( 行ったり 、来たり 、 )  』 [Sun 21 Mar 2010 21:16:44]
お知らせ > SPECTERさんが退室されました。 『第二幕、了』 [Fri 19 Mar 2010 23:08:47]
SPECTER > (立ち回りの直前で不自然に行われる暗転。 そしてぎこちない殺陣。 活劇シーン以前――あるいは、公演開始初日頃の――演技と比べると、微妙に雰囲気が異なるような気がするのだ。 勿論、劇としての面白さは損なわれていないし、演劇通でもなければハッキリと指摘はできないかもしれないが。 それでも、しばらくの間、劇を見に来た客達は活劇シーンに違和感を覚える事になるだろう……) [Fri 19 Mar 2010 23:08:40]
SPECTER > (第二幕は、そんな状況下のヴェイトスで、吸血鬼に立ち向かう女性ハンターが主役となる。 彼女は吸血鬼との戦いを通じてスペクターと邂逅し、彼もまた吸血鬼なのではと考えて追跡を開始する。 一方のスペクターは如何なる理由によるものか、吸血鬼の脅威から彼女を救い、守り、その戦いを手助けし……かと思えば、時に偽りの情報を与え、吸血鬼から遠ざけようとする。 二人は時に対立し、時に共闘し、会話を積み重ねながら、奇妙な友情を育んでいく。 その一方、ヒロインである女ハンターは、自分の記憶に奇妙な欠損がある事に気づき、その謎にも翻弄されていく。 そして空白を埋める為、何かを知っていると思しき貴族――吸血鬼との噂がある――の舘に乗り込み、捕らわれの身となってしまう。 彼女を助けるべく現れたスペクターもまた、窮地に陥り……というところで第二幕は終わるのだが)(おや、と観客達は首を傾げていた) [Fri 19 Mar 2010 23:06:17]
SPECTER > (ヴェイトス市に影が落ち始めてから、早くも数年が経過した。 殺人事件や行方不明事件の数が少しばかり上昇し、夜には何処からか悲鳴が聞こえ、市民達は震えて眠る日が増えた――言うまでもなく、吸血鬼である。 この脅威に対して敢然と立ち向かうVHGの面々であったが、しかし状況は芳しくない。 市の上層部にさえ吸血鬼が食い込んでおり、結果的に彼らへの風当たりが強まってきていたのだ。 そして、もう一つの問題が存在していた)(――SPECTER――)(そう呼ばれる、髑髏面の怪人。 躊躇無く殺し、闇夜であっても昼間のように疾駆し、獲物を狩り立てる、黒衣の男。 特徴だけ抜き出すと紛れも無く吸血鬼のそれだが、彼はそうではない。 スペクターの標的は、吸血鬼なのだ。 吸血殲鬼(VAMPIRDZHIJA)とでも呼ぶべきその存在に、彼らは翻弄され続けていた) [Fri 19 Mar 2010 22:58:21]
カイン > (スラムや暗黒街で犯罪が繰り広げられ、自分以外に誰も助けに入らなかった事――自警団の管轄外であるし、“善良な市民”といった類は、厄介ごとに関わりたがらないのが普通だ――目玉泥棒という名の連続殺人鬼が未だに蔓延っている事――芸能横丁でさえ殺人を犯している相手に対しての捜査方針としては疑問が残るものの、少女が犯人と言うことは俄かに信じがたいものだし、何より自警団は人手不足だ――そして肉塊と臓物とが蠢く、死霊術師の舘――その死体が非合法に獲得されたものだという証拠が無い以上、外法であっても魔術の研究に過ぎない――これらの事件を目撃して、精神が変容しない方が奇妙であろう。 現状、屋根上を駆け回って犯罪者を襲う鉄仮面の行動は、狂人のそれだ。 直接に会話を交わすか、或いは犯罪から救われた者でもなければ、その存在を歓迎するわけもない)(ここ数日間、その鉄仮面の行動が鳴りを潜めているのは、自警団員に負わされた傷によるものだ。 右腕が上がらないのでは警邏などできない。 こうして舞台に立つのも本当は困難なのだが、出なければ出ないで怪しまれる。 無理を言って、立ち回りの場面だけ代役、という事で出演を継続させてもらっているが……さて) [Fri 19 Mar 2010 22:46:55]
カイン > (劇団ツァラトゥストラの舞台裏。 革製の衣装を着込み、傍らに髑髏の仮面を置いた主演俳優が、左手で新聞を握り締めて毒づいた。 クズばかりだ。 怪物の跋扈する現状を、ただ依頼者に丸投げするだけで傍観している自警団。 自らの手では何もしようとしない市民達。 そして、怪我でまともに戦うことのできない自分。 此処は誰の街だと思っているのだ。 ヴェイトス市だ。 ――ヴェイトス市に暮らす、何処にでもいるような平凡な人たちの人生が踏み躙られているのだ。 誰にとっても他人事ではないはずなのに)(それは誰だって持っているような、真っ当な怒りだ。 悲惨な事件や何かを耳にした時、そのような事をする犯人は死んでしまえば良いのに、と思うような……或いは、被害者達の事をかわいそうに、と思うような。 しかしカイン・グレイホークないしアイゼンリッターの感情は、異常なほどに強い。 犯罪者、怪物の類への憎悪は、もはや狂気の域にまで達している。 居住区の治安を守る事が目的であり、人手が足りず、武力も少ない自警団にとっては、依頼を出すことも当然だろう。一般の市民もさして問題視はしていない筈だ。 ただ、彼がそう受け取らないだけで――幾度と無く目にした悲惨な光景、それに対する自警団の反応、そしてマガツヒが彼を変えてしまった) [Fri 19 Mar 2010 22:37:32]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――クズばかりだ。』 [Fri 19 Mar 2010 22:31:26]
お知らせ > レェナさんが退室されました。 『(ゆっくり、ゆっくり。 家路をたどって。)』 [Fri 19 Mar 2010 00:40:29]
レェナ > (どっちにしたって次の舞台は初めて家族が見に来る。 変なプレッシャーを感じずにはいられないが、 自信を持って出せるものに仕上げることは、これまでとかわりない。 いつもどおり、いつもどおりやっていく。それしかない。 )   (大きく息を吸って、はいて。 肺に冷たい空気をいれて、もやもやしたものを吐き出そう。 そうすればしっかりと前を見据えて、しっかりとした足取りを取り戻すだろう。 )   [Fri 19 Mar 2010 00:39:29]
レェナ > (元気ついでに、こっちに様子をみに来るなんて書いてあった。 しかも全員で。 )  …――――   (想像しただけでため息が出る。 幼馴染にもこの旨は伝えるべきだろう。 きっと大騒ぎになるからってあらかじめ耳にいれとかなければならないだろう。 )  [Fri 19 Mar 2010 00:29:58]
レェナ > (雪は実家を思わせて。 ほんの少し今より寒くなる。  )  (もう一度封筒に視線を戻すだろう。 差出人の名前は懐かしい父の名前。  飛び出してきてから数年経って、 とうとう見つかってしまったようで届いた手紙。 内容は娘を心配する父の言葉が暑苦しいまでにつづられていた。)  …   はぁ    (白い息は漂って消える。 父と兄弟たちは元気そうだ・・・。) [Fri 19 Mar 2010 00:23:16]
レェナ > (まだまだ寒さの続く雪の夜道を大きな荷物を背負いながら歩いて。 こないだ頂いたチョコの味を思い出す。 期待して待ってくれている人たちのためにもいいものを作らねばと、気合の入る味だった。 )  よし、頑張らねばです  (なんて独り言をつぶやいて。 凍りかけた道を慎重に進むだろう。 おもむろに、かじかんだ手を荷物の中に探らせて、 かさり 一通の封筒を取り出す。 ぎゅっと眉に力を入れて、それを見つめる。)    …  はぁ  (ため息と一緒に眉の力を抜けば、困ったように空を仰ごうか。 漆黒の空から白い雪がちらり降り続けている。)      [Fri 19 Mar 2010 00:17:59]
レェナ >  んー… っ  (歩きながら首を傾けて筋をのばす。 最近稽古にかける時間が増えて、バイトをしていたときとは違う部分に疲れが出る。 体の内部から構造改革中のようだ。)   あぅ・・・  (筋肉痛。 これはきっとダンス指導のせいか・・・ 。 今日の昼間の稽古を思い出せば思わず苦笑を浮かべるだろう。 おかげさまで団員たちのスキルアップは必至。 感謝感謝でもう頭が上がらない。) [Fri 19 Mar 2010 00:09:23]
レェナ > (がちゃん。  音を立てて立て付けの悪い戸を閉める。 事務所の戸に鍵をかければ小さく息を吐く。)    戸締り よしっ  と。   (稽古も事務的作業も一通りすまし、 団員のいなくなった事務所も掃除して。 すべてを終えればこうして戸をかけて帰る。 慣れた日常の一こまはもう流れ作業のようなもの。 戸に背を向けて大きくのびをすれば、家路に足をのばそうか。)   [Thu 18 Mar 2010 23:55:28]
お知らせ > レェナさんが来ました。 [Thu 18 Mar 2010 23:45:35]
お知らせ > ビャスリムさんが帰りました。 『(最後には“死神”出て、頭、抱えた、)』 [Wed 17 Mar 2010 17:05:07]
ビャスリム > (――タン、) ……ッ、……“審判”の…逆位 置……? (黒い眉が潜められる。十字印の中央、最初にめくッたカード。一枚目の運命は“障害”だ。いま直面している問題や具体的な正体を示す位置。“審判”の逆配置が意味するモノは“執念”。全てに置ける“悪い予感”と“再起不能”。不吉すぎる。力量以上の挑戦、荷が勝ちすぎるゆゥ意味 なンやろうか。方角、は。また一枚、) ……暗黒…街…やろ か……、(ツ と視線を投げン。あッちか。ややなぁ。行きたないなぁ。怖い人らに見つかッたら、また何か、怒られるもン。眉が下がる。少し情けない顔で三枚目を、)(――タン、) ……せや から、“吊るし者”の…逆位置とか……、(どない せいッちゅゥねンな。ケルト・クロスで左に来るカードは“近未来”だ。“無駄”や“苦境”。さらに“実らない成果”の意。取りあえず全部が全部、自分の手に負える事態じゃァないと良ゥ理解した。深読みすれば、ソレは自分の戦闘スタイルは向かない。敵に物理的な干渉はあまり効果がない。そうとも取れる。頭の中身、食う、言うンやもンな。いずれ手ェ降しとンの、妖物には違いなさそう、やけど、) ……幽霊…とか、やッたら…どないしよ……、……む…ムリや……、……せやッ たら、オレ…、絶ッ対、ムリやぁぁ……、……せゃかて…出来る、思ぅたもン……、オレ でも…、何か、力ン、なれる…思ぅたン やもンン……、 [Wed 17 Mar 2010 17:00:03]
ビャスリム > (だから準備に当たッてビャスリム=ビューローが最初に始めたことは、武器の手入れや情報収集じゃなく、振り切ッて占いだッた。他人との積極的な会話は自分に向かない。外れない手枷をいじり廻しても始まらない。傷薬や薬草を買う金もない。人脈、ない。どうせなら、確実にできること、した方がいい。なけなしの第六感。運命をカードに託す。そゥして敵の位置を知る。性質を知る。手口を知る。出現時間を知る。有効な攻撃方法を知る。もちろン占いは占いだ。当たり前に100%は的中しない。自分の占術に自信があるわけでもない。けど、太陽の明かりが届かないなら、星の恵みがあッてもいい気がする。しないより、多分、ずッとまし。何より自分で決められない方針、カードが導いてくれるから。)(人より大きい地黒の手のひら、骨太い指先。慣れた仕草でカードを切ッて行く。ゴーグルに映る呪的な紋様。クルクル巡る。) ……“現在”…“過去”…“未来”……、“過程”と…“結果”……、“ハジマリ”と…“オワリ”……、(相反するモノを言葉に乗せて。カードに全てを委ねて。顕在意識。潜在意識。障害。予兆。光明。解決策。スプレッドはケルト・クロス。道程を示すアルカナ――、) [Wed 17 Mar 2010 16:46:34]
ビャスリム > (空を見上げる。見えない太陽。景色は相変わらず不明瞭で分かりにくい。曇ッたモノで遮られるヒカリ。何時間しても大地を照らさない。雲の上は晴れているだろうに。世界には、どこまで境界線があるンだろう。オレの見る世界に、いつ光は差すンだろう。明るくない。ちッとも明るくならない。地下にいても外に出ても、故郷にいても旅立ッた場所も、ガンディアもヴェイトスも、あの国もこの街も、―――どこも、)(「お前だけでも、この闇から抜け出せ」。あなたは、そゥ言ッてくれたのに、)(薄暗いのは、みンな、一緒 だよ、ザンビアナ、) ……、……占い…せな……、(伏せる瞳。落ちる睫。カチャ リ、ゴーグルを掛け直す。荷袋をモソモソして水晶玉とタロットカードを取り出そう。青年風貌は今回の事件の正式名称を知らない。“夜魔”だか何か魔物の名前も分かッてない。仕事は概要と内容、目的を理解していれば大体やれる。報酬は割合気にしない。貰えればいい。自分みたいなのが討伐依頼で、いたずらに敵の手強さを先読みしても、ただ怖くなッて怯むだけだ。意味、あンまりない。あッちが自分より強ければ、何したッて強いことに変わりないンだから。) [Wed 17 Mar 2010 16:36:56]
ビャスリム > (ただ、依頼を請け負うことができたときは、少なからず安堵した。名乗り出るのに勇気がいッた。ぜッたい門前払いされると思ッたから。オレの顔、知ッてる人、出てきたらどゥしようと思ッたから。「お前、今度は何をやッたンだ」「お前みたいな悪いヤツが何しに来たンだ」ッて顔されると思ッた。とにかく、しかられるンだと思ッたら怯ンだ。また怒鳴られるのは嫌だッた。やッぱりいい顔なンて、されなかッたけど。)(吐息。折り畳み式の椅子に腰掛ける。) ……他…もッと、問題…あるモン な……、(オレ、たくさン。暗黒街の手駒。ガンディアの逃亡奴隷。反逆罪。色々な悪いこと、断れなかッた酷いこと、ある。自警団に捕まッて詰め寄られたときみたいに、違うッて嫌だッて、言えなくて。本当のオレ知ッたら、この間の人、なンて顔するンだろう。)(だけど、どンな思われていても今はいい。自警団の人のヤクに立ッている間は、怖いヤツらに嫌なことで、利用されない。何か盗ンでこいとか誰か殺してこいとか、言われない。汚い仕事、しなくていい。逃げられる。少しの間だけ。暗黒街と自警団。力の弾圧は似ていても、正義を掲げるだけで、こンな違う。) [Wed 17 Mar 2010 16:25:31]
ビャスリム > (横丁のいつもの位置。卓の脚をガ コンと引き出す。編み込みの黒髪とターバンの端を背中に払ッて立ち上がる。)(大柄で背の高い青年風貌はゴーグルを額にややずらす。見上げた空は薄暗い。かすみのように雲が覆ッて太陽の光、届かない。) ……“アレ”… 降らへン のな……、(切れ上がりの眼を細める。アレ。あの、白い粒。ちょッと残念に思う。見たことなくて、物珍しかッた。南国育ちの男はたいてい雪という概念を知らない。青年風貌も例外ではない。この前まで、永遠みたいに空から落ちていた冷たくて白くてキレイな欠片は、もゥ名残も見られない。アレ、溶けるから。指とか地面とか、触ッたら。良ゥ知らンけど、多少積もッても、すぐ消えるモノみたいやから。)(視界、開けてよかッた。あの白い欠片は、オレの世界、見通し悪くさせるから。残念だけど安心する。がッかりしたけど、ほッとした。矛盾しがちな感情も青年風貌のなかでは平行する。互いに反発することはない。自分の内部で「こうだ」「斯くあるべし」と言う、確定的な何かを持ッている訳じゃないから。)(そういう、自分の意志とか、不確かで。) [Wed 17 Mar 2010 16:15:12]
お知らせ > ビャスリムさんが入室されました。 『(占術卓を組み立てる、)』 [Wed 17 Mar 2010 16:04:20]
お知らせ > SPECTERさんが退室されました。 『序幕、了』 [Wed 10 Mar 2010 02:24:12]
SPECTER > (かくて、平凡な人生を得られるはずだった男は死に、その亡霊が街へと舞い戻る――――) [Wed 10 Mar 2010 02:24:01]
舞台 > (ぼんやりと立っていた男は、ややあって、ふらふらと河に歩み寄り、水を煽った。 濁った泥水は酷い味だったが、乾いた屍や地下の水溜りに比べれば遥かにマシだ。 そして水面に写った顔を覗きこんだ男は――自身の顔が、まるで骸骨のようになっている事に気がついた。 思わず手で顔を撫で、そして無表情のまま足元に転がっていた――恐らくは墓所から此処まで流されてきたのだろう――髑髏を拾い上げ、ゆっくりと自身の顔へと被せる。 ――もはや、何を為すべきかは明白だった。 ヴェイトス市を見やり、髑髏の口元が、醜く歪んだ)HAHAHAHAHA HAHAHA HAHAHA HAAAAAAA !!!!(――地獄の底を吹きぬける風のように低く、鋭く、しかし何処までも響き渡る、哄笑) [Wed 10 Mar 2010 02:22:23]
舞台 > (――やがて、男は頬を撫でる風の感触によって、自分が外にいる事に気がついた。 カタコンベから伸びた通路が、放棄された下水道に繋がり、其の末端が川辺に突き出ていたのだ。 それは途方も無い幸運であったのか、或いは何年も経つまでたどり着けなかったことが不幸だったのかは定かではないが、彼が再び地上に這い出た事には変わりない。 夜であり、星の光を覆い隠す黒雲に空が覆われていた為、そして穴倉の底で蠢いていた長い年月から、すぐには信じることなどできなかったが……。 ここはヴェイトス市であり、男が帰ってきた事実には変わりない) [Wed 10 Mar 2010 02:09:09]
舞台 > (――彼の結婚式を吸血鬼の一群が襲ったのは、全くの戯れから)(目前で両親を殺され、友人を殺され、妻を殺され、全てを奪われ、ただ独り生き残った男。 彼は吸血鬼たちの手によって教会の地下墓所<カタコンベ>へと堕とされた。 誰も訪れぬような古びた穴倉の奥底。 一寸先さえも見えぬ暗闇の中、脱出路を捜す男は、やがて狂気へと陥っていく。 泣き、喚き、怒り、叫び――……どれほどの時間が経ったのか、一日や二日、一ヶ月や二ヶ月という程ではあるまいが……それでも、男は生きていた。 葬られた屍を糧に、辛うじて……) [Wed 10 Mar 2010 02:03:58]
舞台 > (物語は極平凡な、一人の男の人生として始まる。 ヴェイトス市に生まれ、育ち、学校へ通い、友達と遊び、恋をし、挫折を味わい、立ち上がり、やがて恋人と結ばれ、円満な家庭を築く……より正確に言えば、築こうとしていた、のだ) [Wed 10 Mar 2010 02:02:45]
カイン > (もっとも、劇の途中で仮面は被るのだけど……例によって例の如く、だ。 ――目玉泥棒、アクセラレーター、その他の事を全て一度忘れ、スイッチを切り替える。 深呼吸をして、最後にもう一度、衣装を確かめる。 他の役者、裏方、同僚の皆も緊張した――けれど楽しげな様子で開幕を心待ちにしている。 自分は芸能横丁が好きだ。 この騒々しいヴェイトス市という街は大好きだが、その中でも、特に。 何よりも、この……皆が笑みを絶やさないという点が気に入っている)(そしてブザーがなり――幕が上がった) [Wed 10 Mar 2010 01:56:33]
カイン > (――新作の初公演。 中規模の劇団である以上、座席数も大手劇団や大ホールとは比べるべくもないけれど、満員御礼となると相応のお客さんが来ていることになる。 連続活劇アイゼンリッターをやっていた頃以来じゃあないだろうかと、舞台裏で密かに笑う。 なんだかんだ言って、やはり自分は――というよりカイン・グレイホークは――役者なのだろう。 鉄仮面を被って悪漢と戦うことと、人を楽しませることは、別に矛盾はしていない)(舞台衣装を纏い、深呼吸。 素顔の役者として舞台に立つ――それも主役として、となると、これは初めてだ。 先達て劇団を訪れた自警団員には、役者として相応しい振る舞いをしてはみせたものの、やはり緊張は覚える。心地良い類のものであるのが、唯一の救いだが) [Wed 10 Mar 2010 01:53:03]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――劇団ツァラトゥストラ』 [Wed 10 Mar 2010 01:48:38]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『( 今日は仕事後に、素敵な御褒美をたくさんいただいてしまった )』 [Tue 9 Mar 2010 00:06:35]
キヨ > ( あめとむちとかなンだそれ羨ましすぎます初心者サンたち。 …。 ) あぁ、 なンだか似合いますよねマリアさん。 ( 春の川辺、だなンて。 絵になると思えども、吹いてる時にばったり出会うコトを思えば嬉しいような恥ずかしいような。 )  え ぁー… ( 刺されるのとチョコを量りにかける数瞬 ) いやしかしもったいない。 ( ぼそ、と零すけども、 せっかく戴いたチョコをダメにする気もなく。ゆっくり味わって、いただきます。 ) はい、 任せてください。 ( 商品を全て受け取ればお待たせしました、と後について店を辞そうか―― ) [Tue 9 Mar 2010 00:05:41]
お知らせ > マリアさんが帰りました。 [Mon 8 Mar 2010 23:58:14]
マリア > (目の色変えて指導してます。初心者指導者は、飴と鞭戦法を練習中。良い指導者になれるようがんばる。) やったあ。 これから暖かくなってくるし、川辺の散歩を増やそうかな。 (楽器素人だから音が鳴ってれば良いんです。知り合いってだけで3割美味く聴こえる魔法もかかるから大丈夫。)  どうぞどうぞ、 (慌てふためく彼女はかわいらしい。にこにこと、観察するかのように眺め。) でも刺されたら困るから、なるべく早く食べちゃってくださいね。 (これは冗談。) はい、行きましょう。 もし帰り道にリートさん見かけたら教えてくださいね、 (彼女のお会計を待ってから、ドアのベルを鳴らして外に出る。) [Mon 8 Mar 2010 23:57:37]
キヨ > ( こんなに穏やかでおしとやかそうなおなのこがすぱるただなんて、…ものすごく練習見に行きたいキモチに駆られたのはともかく。 ) え、あ。 あー、 れ? ( お世辞、ってわかってても。 こう、緩い笑みのまま動揺が露。 お会計の手がもたついてお金落としそうになったり、 ) あー… ぅ、 ん。 たまに川辺とか海岸あたりで吹くことがあるので、…機会があれば、 ( なンて照れ交じりの曖昧な約は、お聞かせするのが余りにも申し訳なくて。 )  ( ぇへら。 疑問符浮かべた顔に、笑顔のまま反応を待ち ) はい。 ( どういたしまして、と手を離せば―― ) …を? ( 空いたばかりの手に差し出されたチョコ。 思わず反射的に受け取ってから、ぱち、と瞬き ) えッ、 …ぅ、 わ、 い、 いいんですか!? ( あ、声がひッくりかえった、 )( ぱくぱく、空気を求めて魚みたいに口が動く。顔があついから、きっと赤くなってるンだろうななンて思った ) わー… ええぇ、 コレはマリアさんのファンから刺されるフラグ? いやでも、 あの、 … ありがとうございます。 ( 戴きます、と唇笑ませながらも神妙そうに。包みを両手で大事に持ち直し ) ぇ、と。 よろしければ別れ道までご一緒しても? ( よろしいですか、と商品を受け取ればかくンと首傾げ。 というかお嬢さんは既に会計終わってたンだから付き合せてしまっていることになるけども、 ) [Mon 8 Mar 2010 23:44:35]
マリア > (踊り子はスパルタなので、ダンスの質が上がっていることは保障します。) (にへら、) ぜんっぜん? (面白そうに、彼女と同じ音で繰り返し。) フルートかっこいいじゃないですか。ぜひ聴きたいです。 (頭悪いだなんて、いやいや、そんなことないですよと首を振り。音楽の世界も奥が深そうだ。) ――え? (差し出された袋を、なにか珍しいものでも見るように凝視すること数秒。) ほんとう?  ありがとう。 (にっこり。遠慮なく受け取った。 女二人、日持ちしなくてもあっという間になくなります。 それに、) じゃあこれはキヨさんに。 (すでにお会計済みのヘーゼルナッツチョコ5つ、受け取った手逆の手で差し出した。) [Mon 8 Mar 2010 23:32:22]
キヨ > ぇへへ、 ( 向けられる柔らかな笑みに、浮かぶ笑みは更にゆるっこく。あぁ、かわいいなぁなンて。 )( しかしほンと楽しみだ。無意味にリズムを取りたくなるような心地。今回はどンな音を織り交ぜて、舞台が進んでいくのだろう? ) ―― いいえ、ぜんッぜん! ( いっそ清々しく、笑みのままでそう告げて ) オジサンの影響で、フルートだけは吹けるンですけどね。 ホラ、わたし頭悪いので技術的なコトはどうも――、 ( あはは、と髪を無意味に弄る。 単に吹きたい時に吹くだけ。趣味の域を出ない。 ) はい。 あぁ、コレは―― 、 ( 一つだけ別に、手提げ袋に入れて貰った詰め合わせの箱。 受け取れば貴女に向き直り ) ―― レェナさんと、マリアさんに。 ( どうぞ、と差し出そう。 既にお土産あるけれど、チョコだから日持ちしますよね。 ) 舞台、楽しみにしてます。 [Mon 8 Mar 2010 23:21:13]
マリア >  もちろん! (つられて頬が緩む。ほんわり。) へえ、歌が歌えて楽器も演奏できるなんて多芸。 ハープ、神秘的な音がきれいで良いですよね。 ―― 楽器は詳しいんですか? (リートさんを見つけたら弾いてもらわなきゃ。とつぜんやってきてハープ弾いてください、なんて怪しい踊り子。) …、 (次々に袋に入れられてゆくお菓子。 くすり笑って。) キヨさんもだれかにお土産? (量がひとりじゃ多いかなって。いや一人で食べても良いんですけれど、大量のスイーツを食べる体系には見えません。) [Mon 8 Mar 2010 23:12:09]
キヨ > わぁ、そうなんですか! ( わかりやすく、ぱッと顔が輝いて、 ) うわぁ。うわぁ。 …たのしみです、決まったらぜひ教えてください。 ( また見に行きます、ッて半ば確定的に。勢い込んで何度も首を上下させ ) はい、歌声もイイですけど実はわたしが先に惹かれたのは彼の奏でるハープの音色で…、 ( てへ。 やっぱり楽器なのでした。 ) そちらもオススメしておきます。 ( 微笑んで、軽く肯く。 最近会ってないけど元気だろうか、病に侵された時を知っているだけに心配もひとしお。 ) へぇ…、 なるほど。 ( じゃぁ、煌耀が食べられるようになったらまた買いに来よう。 ヘーゼルナッツ。 ) ンー…、 わたしは、 そうですね、 ( ヘーゼルナッツも入った色ンなチョコの詰め合わせと、 )( ホットチョコ用のチョコレェトと、 ) ( ミニカップケェキ、 ) ( ビターガナッシュのトリュフ ) ( 色々考えてたら、なンか多くなってしまった。 ) [Mon 8 Mar 2010 23:04:37]
マリア >  ふふ、 (知っている。好きなパフォーマーを追い掛け回すのも難しい。) ありがとう。 レェナちゃんちの次の大きな公演には、わたしも踊りだけ参加させてもらうつもりなんです。 (演劇のなかでの踊り。新しい経験は勉強になることばかり。) リートさん? (記憶をたどる少しの間 ―― 踊り子はずいぶん昔彼に会ったことがあるけれど、それはたしか夜の公園で、彼が歌い手であったことも知らない。) ――歌を聴いたら、もしくは会ってみたら、知ってるかもしれないです。 こんど気をつけて見てみますね。 (わたしを好きだといってくれるキヨさんの好きな歌い手。きっと気に入るに決まっている。)  わたしは、 (箱を示して) コレが好きなんです。シンプルで気持ちよく甘いところが。 (つられてカウンターに視線を動かし、でもどのチョコも好き。) ヘーゼルナッツ、お勧めですよ。 (もしかしたらなにか買ってくのかな、と思って。) [Mon 8 Mar 2010 22:53:21]
キヨ > うーん、演奏の方は―― 気になるヒトはいるンですけどね、 ( 中々演奏のタイミングと合わなくって、と微苦笑浮かべ ) 劇団ならレェナさんを、踊り子さんならマリアさんをプッシュしますよ。 歌い手さんならリートさんですかね…、…知ってます? ( かくん、首を傾げ。 みなさんどこか共通する雰囲気をお持ちな気がするのはわたしの好みの問題でしょうか。かかか。 ) へぇ、 ( お土産、と示されたチョコを見、視線をマリアさんに戻し ) じゃぁ、マリアさんはどンなチョコが? ( わたしもナッツチョコとか好きです、と再びレェナさんへのお土産をチラと見。 カウンターに並ぶチョコを見 ) [Mon 8 Mar 2010 22:39:33]
マリア > (いるのならそれは、踊り子を通り過ぎてカウンターに並んだチョコレートに注がれている可能性が70パーセント。ここのチョコレートはほんとうに美しくて美味しい。 ウェイトレスの向いてる可能性が25パーセント。フレンドリーな店員にファンが多い。 残りの5パーセントにキヨさんを入れさせていただきたい。) 演奏?すてき。 だれかとくべつ贔屓してるひとはいるんですか? (お仕事おつかれ様。彼女のさりげない気遣いは気づかないほど自然。) (合計金額に、ヘーゼルナッツのチョコレートを5つ加えてもらう。紙幣を一枚手渡しながら。) レェナちゃん? (きょと。考えるように視線を天井に向けて、すぐに笑みが漏れる。) レェナちゃん、なんでも食べますよ。 甘いほうが好きなのかなァ。 (おつりと箱に入ったチョコレートを受け取って。) これもお土産なんです。 (レェナちゃんへの。) [Mon 8 Mar 2010 22:30:44]
キヨ > ( 今この瞬間にも店内から熱視線送っているひとがいないとも限らない。 含むわたし。…。 ) はい、演奏聴くの好きなンですよね―― 今日は仕事帰りなンですけれど、 ( ぇへ、と笑って隣に並ぶマリアさんの邪魔にならないよう、肩掛けカバンを掛けなおす。 ) ( マリアさんがお会計する様子に あ、とほんの微か声をもらし ) …そうだ、マリアさん。レェナさんって、どんなチョコがお好きかわかります? ( 並ぶ商品へチラと視線向け ) [Mon 8 Mar 2010 22:18:05]
マリア >  お久しぶりです。 (なぜに声量が落ちた?とくに気にした様子もなく。 ほら、ポピュラーな名前、たぶん、だから、おんなじ名前だってだけで手に汗握る人はいませんて、たぶん。) このへんはよくいらっしゃるんですか? (カウンターまで進んで彼女の横に立つ。 バックの中からお財布を取り出す様子を見て、店員が合計金額を出してくれるのを気配で感じながら。) [Mon 8 Mar 2010 22:12:58]
キヨ > ( チョコレート。 ) …ううん。 ( そういえば、渡しそびれている。 ) ( せっかくだから、何か買っていこうか。あぁでもまだ煌耀には無理かな。 ホットチョコ、くらいなら―― )  … お? ( 耳に届いた愛らしい呼び声に思考を中断して振り向きましょう ) あぁ、 マ、 ( 思わずぱっと一面に笑み浮かべ、名前を呼びかけてもごッと口を一度閉じ、 ) …お久しぶりです、マリアさん。 ( ぇへへー。 さっきよりは声量を落とした、こそっとした声で名前を呼ぼうか。 いやほら、ゆうめいじんだし。こっそり。 ) [Mon 8 Mar 2010 22:05:21]
マリア > (ベルの音が耳に届くのを合図に席を立ち上がる。支払いと、幾つかのチョコレートをお土産に選ぶのに同じくカウンターに足を向けて、あ、と思わず声が漏れた。) キヨさん。 (懐かしい友達に会ったような笑みと一緒に。) [Mon 8 Mar 2010 21:55:55]
キヨ > ( 仕事帰りにそっと、入り口のカウベルを揺らした )( 喫茶より購入のつもりで、向く足はカウンター近く。 薄暗い店内と相俟って、元々余り視力のよくないわたしの目に貴女の姿は朧―― 残念ながらまだ気付くことが出来ずに。 けれど貴女にはカウベルの音も耳に届いただろうし、音に顔を上げればわたしをみつけるのはきっと簡単。 ) [Mon 8 Mar 2010 21:51:03]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( 甘い香りに惹かれて )』 [Mon 8 Mar 2010 21:46:51]
マリア > (昼、とくに薄暗い曇りの日、は外の席、夜はキャンドルで暖かい色に染まる中の席が、踊り子は気に入っている。 ホットチョコレートが人気の飲み物だけれど、いつでもたっぷりとミルクの入った紅茶を注文してしまう。 一口サイズで、いっそ芸術品のように素晴らしいチョコレートを3つ一緒に注文するとき、飲み物もチョコレートだと甘すぎてしまうから。) (小さな店のテーブルは全て埋まっている。席についてからずいぶん経つことに気がついて、机に広げた紙を一枚ずつまとめて丸めてバックに差し込む。) [Mon 8 Mar 2010 21:43:28]
マリア > (もう一週間もしたら、さらに彼女のなかで膨らんだ世界観が踊り子のもとに届けられるのだろう。それは踊り子にとっても純粋に楽しみな事柄でありながら、彼女の熱意には僅かに嫉妬を覚えさえする。) (顔をあげて店内を見回す。狭い部屋の中は、濃くて甘ったるいチョコレートの香りでそこらじゅうが満ちている。 こじんまりとして店内に数席、外に数席しかテーブルのないこのカフェは、もとはチョコレートの専門店なのだ。) [Mon 8 Mar 2010 21:35:16]
マリア > (レェナちゃんちの劇団は、全体的にここ数ヶ月で格段に良くなった。役者ひとりひとりのやる気が顔を見て伝わってくるくらい違うし、関係者の数もゆったりと増えているようだ。それになにより、) (紙を見つめたまま、すう、と目を細め、そこに書かれたお話の詳細をできる限り鮮明にイメージする。 彼女の作るお話は、前よりずっと深く味わい深いものになったと、素人目に思う。それは間違いなく、いままでバイトに割いていた時間を丸ごと劇団に使うようになったからだろう。)(彼女はいま良い波に乗っている。) [Mon 8 Mar 2010 21:26:06]
マリア > (夜はまだまだ冷えるけれど、春の気配を含み始めたやさしい季節だ。芸能横丁は、一年のうちで春が一番美しいと踊り子は思う。) (最後の一口を飲み干して重たいカップを机の隅によせる。もし手の空いたウエイトレスが下げにきたら持ちやすいように。)  ふうん、 (声は小さくため息のように漏れる。机の上の幾枚かの紙は、幼馴染の役者からもらった次回公演の詳細が書かれている。見慣れた字を、もうこれで何度目か、最初から読み直す。) [Mon 8 Mar 2010 21:17:05]
お知らせ > マリアさんが入室されました。 [Mon 8 Mar 2010 21:07:05]
お知らせ > ルビエ@“運命の人”さんが帰りました。 『(共に歌われることのない独奏の歌が、細く細く――、)』 [Mon 8 Mar 2010 07:35:25]
ルビエ@“運命の人” > A hh …、…―――h hh…―――、(始まる調律。グラグラする頭を壁に預けて唇だけが音をつむぐ。ぽた ぽた。落ち続ける身体のしずくをメトロ=ノォム替わりにして。そゥ失望。羞恥。運命に対する憤怒と未来に向ける恐怖。今なら歌えるのかもしれない。原作の歌姫の音域と表現力に歌手のかたがたのどなたも歌い上げることのできなかッた“The Phantom of the Opera”の“カルロッテ”が。) ………ごめン、なさイ、(――ディル、)(こころの、鳴るままに、任せて、)(くずれた唇がすぼまれば、紅い筋と共に流れるソレはそォッと始まるオペラ。“The Phantom of the Opera”の第二幕。怪人の策略で喉をこわした歌姫カルロッテのつンざかンばかりのアリア。栄光の座から滑り落ちる瞬間の彼女のこころ、彼女の絶望、彼女の驚愕、魂。声のつばさに乗ッて朝もやのなかで、歌えソプラノ。響けアルト――、)――…Desagreable. Dieu…、(“嫌よ、神さま!”)(悲鳴のように、) ――…Pourquoi est ce que… vous prenez ma lumiere…?(“なぜ、私の栄光を取り上げるの?”)(哀しみを、) Pourquoi… est… ce que vous m abandonnez……?(“なぜいま、私を見放すの?”)(現実になる絶望感、) Dans――… mon vous… ayant donne beaucoup de voix si loin…――!(“私は今まで、貴方のためにたくさンの、たくさンの声を捧げてきたのに!”)(誰もいない薄闇のなかで、いくつもの傷で出来あがる歌は響く。かすかに、小さく、奇跡のように。あァ、馬車のすきまから朝日のひかりが幾すじも差し込ンできている。こうしているとわたくしも、まるで物語のなかの怪人のよう。舞台からこぼれる恵みのひかりになぐさめられて、おぞましいモノにまみれながら暗闇でひとり唄を唄いつづける。それは恐らく、これからも。カルロッテにはカルロスもビアンジもいて、彼女といッしょにテナーとバスの三重奏を響かせたのだろう。彼女はステージの上で。わたくしはいま、馬車の片隅で、) [Mon 8 Mar 2010 07:31:01]
ルビエ@“運命の人” > (失望と。恥ずかしさ。そして収まりようのない憤怒。すでに起こッてしまッたことへのやり場のない憤り。そして今まで積み上げてきた栄光をうしなッてしまうことへの…、これは…彼の、恐怖…?)(あァ、これは、)(冷たい床に打ち捨てられた仔鬼の眼が、腫れあがッた瞼を持ち上げて括目する。すでに薄くなりつつある闇の中でひかる紅。真紅の瞳にこうこうと燈る情熱の火。ソレは天啓を受けて一秒ごとに強くなる。)(かハ ッ、)(裂けた唇から胃液がもれてツッと顎へしたたるのを弱々しいしぐさでぬぐう。血みどろの半身をズル とおこして傍らの壁にもたれかかろう。口元の膿と血と涎を拭いて時間をかけて整える呼吸。荒く上下する胸がしだいに起伏をなだらかにする。) ――…もうシ、わケ、ござイ、ませン…、デぃル、ノ、る、ト…、(呟きが涙に濡れる。あまりにも申し訳なくて、自分が恥ずかしくて。ごめンなさい。ごめンなさい、ディル。罪深いわたくしを許して。わたくしはあなたの輝きと誇りを傷付けてしまッたのに。あなたを悲しませてしまッたのに。この期に及ンでなお、唄うことばかりかんがえている。あなたの失望と怒りに感応してあたらしい音ができあがる。酷いこと。不遜にもあなたのこころを犠牲にして、わたくしはみずからの奥から新たな音楽ができあがろうとしているのを感じている。)(でもわたくしは、もゥ。わたくしの中で完成されるこの歌の衝動をおさえきれない――、) [Mon 8 Mar 2010 07:20:32]
ルビエ@“運命の人” > ………――、(ディル の、)(30分程度がすぎたろうか、それとも1時間くらいたッただろうか。少しは気の晴れたディルノルト=シモンが充満する悪臭に辟易して立ち去ッたずいぶン後だ。馬車のすみに置かれた舞台用の描き割りのうらで、襤褸切れのようなありさまで転がッた影が小さくわななく。ほンの少し、――コホ、)(自分自身の血と膿で頭髪から爪の先まで濡れそぼり、汚れきッた仔鬼はうつぶせに倒れ伏したままソッと咳き込もう。コレ以上、もゥどなたの気にも障らないようにソッと。痛めた肺に空気を入れなければ声が出ない。声が出なければ唄えない。ディルの今夜のステージがままならない。) ………ッ…、(頑張ッてヒュ と風音。プシ 血の粒が鼻の奥から散る。干からびた喉まで届かない。あァまだ、だめ、)(ディル の、)(ディルの気持ちはよく分かる。よりにもよッてあのような大事な場面で失態をおかすなンて。なンて惨いことをしたンだろう。罪もないディルノルトが皆様のまえで恥をかかなければいけない理由などドコにもないのに。わたくしの喉がまだ完全に調子を取り戻していなかッたせいで彼はあのような目にあッて。皆様に見つめられてどンなに恥ずかしかッただろう。どンなにがッかりしたことだろう。彼の失望と羞恥を思うと胸がつぶれそうになる。) [Mon 8 Mar 2010 07:07:04]
ディルノルト@“運命の人” > (触ンのもキモいから靴の先だけで血と膿汁だらけの顎を持ち上げてやる。うわッ、タダでさえ陰気なツラがホラーなメイクになッててマジウケる。顔中が腫れて傷口から汚ェ体液が流れてドロドロのベチャベチャだ。気色悪い気持ち悪い。あーあ、てめェの何百回も価値のある大事な興行馬車の床に汚物をボタボタ落とすンじゃねェよ、このカス。髪の毛でも掴ンで上向かせてやりたいところを我慢して爪先で顔を正面から踏みつけてやる。俺の白魚のような指を汚すワケにはいかねェからな、そら、グリグリッと、) なァ〜…蛆虫チャンよォ…今日のアレどうしてくれンのよマジ。“コノハナ”ッてさァ、俺のメインソングなワケね。――どれだけ! 大事か! 分ッかッてンだろ、その腐れ頭でもよォ!!(ソレをトリでしかもサビで半音落とすとかマジ有り得ンし。俺に恥をかかせやがッてこの能無しが!!)(バきッ、ゴキン、大道具馬車の暗がりからは湿り気をおびた鈍い音が断片的に響いてやまない。端正な横顔を嗜虐的に歪めたフェイクの青年は音楽家らしく罵声の感嘆符でリズムを取りながら拳を振るう。ときおり通りかかる団員達は皆、音にも光景にも耳も目もくれない。ディルノルトだッて馬鹿じゃなし“アレ”の喉は潰すまい。汚れた場所の掃除は“アレ”にやらせればいいだけのことだ。止める必要などどこにもない。) [Mon 8 Mar 2010 06:57:15]
ディルノルト@“運命の人” > (哀れッぽく伸びた黒い手の先を俺は見逃さない。両手で床に這いつくばッて許しでも請うつもりか? この俺の気を逆撫でして「ごめンなさい」で済むと思うのかよ。第一考えてもみろよ、そのクソみてェな脳みそで。お前がこの俺に許してくれッて? はァ?何ソレ取引? お前と俺が会話なンて高等な真似ができる立場なモンか。調子乗りやがッて、この下等生物が!!) ――ざッけンじゃねェッッ!!(ぐシャ ン、)(長い脚を振り上げて力任せに踏みしだく。足の裏で腐液まみれの手が潰れる感触。か細い悲鳴が空気を裂く。ツンと鼻を突く濃い異臭。卑らしい感触だ。嫌らしい声だ。ドブから生まれたような姿してるくせに女みたいな高い声出しやがッて、マジ気持ち悪い。あァ汚ェ、靴に汁が着いた。上等なブランド革なのに台無しにしやがッて、このゴミ、)(爪先を後ろに振りかぶッて腹を思いッきり蹴り上げてやる。ヒュゥ、クリーンヒット。ごぶ だの、がはッ だの呻いて黄色い液吐きながら油虫がひッくり返る。そうそうソレでいいンじゃン? ニンゲン分相応の声が一番だぜ。あ、違ッた。お前ニンゲンじゃなくッてゴミだッたよな、悪ィ悪ィ、) [Mon 8 Mar 2010 06:47:32]
ディルノルト@“運命の人” > (腹が立つ、腹が立つ、腹が立つ腹が立つ腹が立つ。度を越したムカ付きで腸が焼き切れそうだ。この俺の大事な大事なハラワタがだぞ。大罪だ。コイツは処刑されるべきだ。その腐液まみれの貧相な首をギロチンの穴に突ッ込ンでな。腐ッた血を撒き散らしてさぞ良ゥく飛ぶだろゥよ、)(ディルノルト=シモンの白い拳は、夜があける前からずッと休まる事を知らないよう。膿染みだらけのローブ姿に容赦なく振り降ろされる。絹のような繊手が力任せに殴打するたびに飛び散る黄色い体液。頭をかばッて倒れ伏したその格好が気に入らない。抵抗しませンと諸手を挙げて宣言するような弱腰の姿勢が気に食わない。コイツの声も、コイツの眼も、耳まで裂けた口から出てくる会話にすらならない片言言葉の成り損ないまで、コイツのやらかす一挙手一投足が俺様の癇に障る。この俺を誰だと思ッていやがる。このシケた楽師団は誰のお蔭で今まで営業してこれたと思ッてンだ。譜面にそッて演奏するしか脳のない楽師どもや音域2オクターブが限界のド下手くそな歌手連中や、ましてお前みたいな気色悪ィ汚物まで、慈悲深いこの俺がみィンな養ッてやッてンだろゥがよ。身のほどを知りやがれ蛆虫野郎、) [Mon 8 Mar 2010 06:35:10]
お知らせ > ディルノルト@“運命の人”さんが来ました。 『(腹が立つ――、)』 [Mon 8 Mar 2010 06:23:54]
お知らせ > リコさんが帰りました。 [Sat 6 Mar 2010 00:53:20]
リコ > ( …………しかし、それにしても。 ) 話してただけなのにえらい疲れたです…………。 ( 肩が凝った気がする。 昨夜忠告を受けたばかりだが、まだ休むわけにもいかないし………ん? 先程いろいろとメモした手帳を眺めながら、ふと立ち止まる。 ) アイゼンリッター……目玉泥棒……アクセラレーター………。 ( いっしょくたにしていたが、これは全部別の事件じゃなかろうか。 アクセラレーターは目玉泥棒の参考人だが、もはや別の事件と化している。 ………三つも事件を抱えていれば、それは疲れるはずだ。 重たい溜息をついて、リコは横丁を後にした。 ) [Sat 6 Mar 2010 00:53:19]
リコ > ( ふむ。 最後に礼を述べてから劇場を後にし、情報を整理する。 一応、極端に不自然な内容はなかった。 …………ただ、隠そうと思えば隠せる範囲だ。 またもや、本当にまたもやだが、証拠は何もない。 ない、が…………少なくとも実際に会う前よりもあやしく感じたのは確かだ。 俳優という職業柄、何処か演じているくさい部分があるのかもしれないが………嘘を言っているか、本当のことを言っていないか、そういう匂いがする。 何かをつかめたわけではないが、リコは自分の感覚を信じることにした。 ………したからって何ができるわけでもないが。 ) [Sat 6 Mar 2010 00:51:03]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『鉄仮面を被って犯罪と戦うなんて、まともな人間のする事じゃないですよね?』 [Sat 6 Mar 2010 00:46:46]
カイン > あー……そうですねぇ。 自分も世間一般で聞いてる噂と同じ程度にしか知りませんが。 良い奴かと聞かれれば疑問ですが、助かってる人もいるんだから悪いとも言い切れない。(問われたことに苦笑を浮かべつつ、そろそろ時間なのでと席を立ちながら頷いた) 奴のお陰で舞台が終わって、給金が下がったのには参りましたがね? (ともあれ、それだって新作で挽回はできそうだ。 当時の自分が迂闊だったというのは否定できないけれども。 まあ、と。 去り際に貴女のほうを向いて、肩を竦めてみせた)一つ言えるのは。 実際、あの劇をやってた奴の言う台詞じゃあないんでしょうけども。 [Sat 6 Mar 2010 00:46:20]
リコ >  ええ、そんなにお時間は取らないと思うのですが―――アイゼンリッターについてお聞きしたいのですが。 ( まあ今日の本題はこれだ。 相手がアイゼンリッターであるという確証を得られると一番楽だ。 が、実際問題として期待するのは、怪人アイゼンリッターの心理状態や、その他もろもろをこの会話から想像することができないか、ということだ。 本物と贋物とを比べてやろうというのだ。 本物が本物だとなおよしというだけで。 ) とはいえ、もちろん劇団で公演なさっていた劇ではありませんです。 巷を騒がせた怪人アイゼンリッターもどきについてですが、ご存知ですか? ( 劇団の人間であれば当然知っているだろうし、暗黒街に足を踏み入れているなら聞こえないはずがないだろう。 だが、一応聞いておく。 ) [Sat 6 Mar 2010 00:40:50]
カイン > (相手が切り上げてくれて助かった、と内心で安堵する。 今の自分はカイン・グレイホークであって、アイゼンリッターではない。 相互の繋がりを感じさせるような、主義主張のぶつけ合いは遠慮願いたいものだ。 ともあれ、そういった犯罪地区に平気で足を踏み入れるような迂闊さを印象付けることができたのなら、それは成功と言えるかもしれないが。 危機感の無い一般市民という印象は、アイゼンリッターとは乖離しているだろうし)ええ、今にして思うとゾッとしません。 こうしてピンシャンしてますがね、何とか。(そう言って笑う。 全くだ。 あの場で逃がすという迂闊な判断は、ゾッとしない。 仕留めておくべきだった。何としても)ええと、まあ、内容にもよりますけれど、聞くだけならば。 そろそろ此方も稽古に戻りたいので。 [Sat 6 Mar 2010 00:36:59]
リコ >  あなたはそれでいいと……………いえ、結構。 ( 価値観の違いからくる問答は時間の無駄だ。 どうせ熱くなって理屈じゃなくなるのがリコだから、気をつけないと。 ……暗黒街に本社のある企業が進出することはあり得るだろう。 だがそれと、境界が曖昧になっているということは同意ではない。 スラムはともかく、暗黒街は暗黒街だ。 犯罪者の巣窟でまっとうに暮らす一般人という響きが既に矛盾している。 それは被害者か加害者か、そのどちらかだ。 ) ふむ……………いえ、まあ仕方がないですね。 お怪我がなかっただけ、よいことです。 ( 吸血鬼アクセラレーターに関してはあまりネタが入らなかった、か。 まあ性格の不一致から考えて、彼が遭遇した時期と現在との間に、何かがあったらしいのは確かだが。 ……いや、ネコかぶってただけかも。 うーん。 ) わかりましたです、ありがとうございましたです。 最後にもう一件お伺いしたいのですが、お時間は? [Sat 6 Mar 2010 00:26:29]
カイン > (閑話休題。興味はあるけれど、自警団員と二人して頭を捻っていても、答えは出ないだろうし)まあ、ヴィノテークなんかはあっちの方にお店がありますからね。 ……けっこう、行ってる人は多いんじゃないですか?(Vinotiqe、裏にバルトロッツィ・ファミリーがあるファッションブランドで、女性向けのブランドTozziとあわせてヴェイトス市に進出してきている。 まあ、バックがアウトローである事の認知度はそう高くないだろうとは思うけれど、暗黒街と一般居住区の境目は、とっくの昔に曖昧になりつつある。  そして暗黒街やスラム街にも、真っ当に暮らしている一般市民は暮らしているのだ。 昨夜の会話を思い返し、微かに苦笑いを浮かべた)化け物……だとか――つまらない、だとか。 そんな感じの事を言っていたように思いますが、細かい部分に関しては、どうにも。(良く覚えていないというよりも、わからなかった、という方が正確だ。 支離滅裂な内容で、あっさりと逃げ出してしまい、思わず呆気に取られて追う気も無くなってしまったくらいで) [Sat 6 Mar 2010 00:18:28]
リコ >  さあ………どうしてですかねえ。 ( 考えたこともなかった。 きっとそれなりのご馳走に見えながら財布的にはそこまで高くはないという、そういうラインにあるからなのではないだろうか。 天丼は高いし、親子丼だとなんだかなあ、であるし。 そんなもの出されたらつい口も緩くなりそうだ。 ) 演じる分には構いませんですがね…………。 ( よくいままで無傷でいられたものだ、と思いはした。 居住区よりだろうと暗黒街は暗黒街だ。 境目は明確だ。 明確でなければ――どこで線を引けばいい。 犯罪者と、一般人の。 ………まあ、どうでもいい。 聞き取った飲み屋の名前をメモして、脳内地図と照らし合わせる。 ちぇっ、こいつら前に私に知らぬ存ぜぬを極め込んでたですよ、なんて。 ) わめき声の内容は覚えておいでですか? どんな細かなことでも結構です。 ( しかし、この吸血鬼の証言にしても、難しい。 リコの遭遇した吸血鬼とは若干性格に違いがある。 ) [Sat 6 Mar 2010 00:07:27]
カイン > ああ、やっぱり。 なんとなくそんな気はしてたんですが……しかしなんでカツレツなんでしょうかねぇ、アレは。(素朴な疑問だ。というか、いったい何処の誰があんな展開を思いついて実行し始めたのやら。 まあ、古典的な王道というのは、誰にとってもわかりやすいからこそ王道足りえるのだが)なにぶん、正義の味方ばっかり演じるわけにも行かないんですよ、舞台の上ではね。 ――ただ、お話は良くわかりました。 気をつけます。(どうもきちんと伝わっていなかったようなので、改めてはっきりとそう宣言する。 ――カインとして暗黒街での情報収集が出来なくなるのが辛いところだが、まあ、元よりそう多く実行してきたことではない。 問題は無いだろう。今のところは)ええ、大丈夫ですよ。 何て言ったかな、確か――(と口に出すのは、暗黒街でも比較的居住区よりの、平凡な飲み屋の名前だ)……と、会話の内容ですか。 夜でしたし、最初の頃は特に気にもしてなかったので……何とも。 女の子はホワイティアだったように思うんですが――ああ、あと、白い女が、なにやら喚いていたのは覚えてます。 [Fri 5 Mar 2010 23:59:28]
リコ >  カツレツですか、ないですねえ、そういうのは。 一応出入りしているお店があるですから、出前で出せますですけど、費用は当人もちですね。 ( 取り調べられる側が食事する権利はあるけれど、取り調べる側が出してやる義務はない。 第一、食いものでつられたとかそういうのを言われると厄介だ。 ) 私としては、背筋を伸ばしてまっすぐ歩く方が格好いいと思うんですがねえ。 ( これは本音だ。 リコはフォーマルな格好ばかりで、あんまり崩した格好とかはできない人種だったりする。 妙に崩しても格好悪くなるだろう。 だからよくわからない。 いまわかるのは、今回の忠告をこの俳優はあまり真面目には受け取っていないだろうということだけだ。 多分また行くだろう。 平気で。 ) はあ、なるほど。 それがアクセラレーターだ、と。 一応その酒場も教えておいて頂けますですか? ( 自警団の自分が訪ねていっても答えてくれるとは思わないが、一応。 そして、もしこれ以降あなたがまたそこに来ていると聞いたら、次は渓谷になりますです、と改めて釘をさしておいて。 ) 覚えている範囲でよろしいのですが、会話の内容や、その場の人物などはお聞かせ願えますですかね? [Fri 5 Mar 2010 23:50:23]
カイン > (ふと思い立って墓参りに行った際、墓地で頭に何か被っている人物と少女が会話をしていた。 すると突然、辺りに霧が立ち込め、あっという間に吹き抜けたかと思ったら真っ白な女が現れていた。 あとは丁々発止。 女が空を飛んで槍のようなものを飛ばしたりとかの大立ち回り、というわけだ)……で、あっという間に皆いなくなってしまったんで、幻覚でも見たかと思ってたんですがね。 その――暗黒街の酒場に行った際、酔った勢いで「そういえばこんな事があった」と話したんですよ。 そうしたら、どうもそいつは有名な吸血鬼らしいと言われましてね。(それで通報したのだと、VHGで伝えたのとほぼ同じ内容を繰り返した) [Fri 5 Mar 2010 23:41:25]
カイン > ええ、ありがとう。(笑顔で頷く。――互いの腹の底はどうあれ、応援されて嬉しくないわけがないからだ。 次へと続く活力となってくれる。 鉄仮面として彼女にどう対応すべきかはともかく、役者としては期待に応えるのが筋というものだろうから)ふぅむ……そんなものですか。 やっぱり、舞台の上と現実というのは違うんですね。 となると、取調べの時に自警団員がカツレツを差し入れてくれるというのも、実際には無い?(今は懐かしのステロタイプな展開だ。 一向に口を割らない容疑者に、厳つい顔の団員が泣かせるような話をして、白状するとカツレツでも喰うか?などと優しく語り掛けるとか何とか。 舞台の上でもとんと見かけなくなってしまったが)ああ、アウトローが、というわけじゃありませんよ。 アウトローの『歩き方』が格好良いというだけです。 ……まあ、この辺りは難しいところなんですけどね。 無法者を題材にした劇なんてのもありますから。(子供達が犯罪者に憧れるような内容は、個人的には不満だけれど、信念を貫く生き様は素晴らしいと思っている。 まあ、忠告はありがたく受け取っておくとしよう。 カイン・グレイホークとして、だが)えぇと、そうですね。 実際、自分でも半信半疑なんですが――なにしろ、あまりにも現実離れしてたものですから。 [Fri 5 Mar 2010 23:41:05]
リコ >  それでは私の方でも精いっぱい応援しないとですね。 ( 言っていることに嘘はなさそうだ。 俳優としての意識というか、そういうのがあるのは感じる。 仕事意識がある人間というのは活力あふれるものだ。 ) とんでもない。 我々もそういうときは大体必死でして、凝った台詞なんて思い浮かばないものですよ。 ( 大抵、待てこの野郎とか、そういう怒声の類だ。 一応自警団のものだ、くらいは言うが、あまり恰好よく言えた記憶はない。 ) アウトローが格好良い、などというのは他の団員の方には聞かせない方がいいかもしれませんですね。 もちろん、観客の皆様にも。 暗黒街の酒場で汚い商売に触れていないところなどないですから、お気をつけて。 いらぬ疑いをかけたくはありませんですよ、我々も。 ( 苦笑しながら、しかし指すべき釘はさしておく。 暗黒街は、少なくとも現状に置いてそんな気易い場所ではないのだ。 たとえば今の相手のような格好をしていれば、それこそ身ぐるみはがれる程度には。 ) まあその件に関しましては、あくまで軽ーい忠告です。 まあ被害にあっても大した相談はいたしかねますという程度のですから、お気になさらず。 ( 場所が場所だけに自己責任だ―――と、まだ二つ聞くことが残っている。 急ごう。 ) ところでVHGへの通報ですが、二度手間とは思いますですが、お聞かせ願えますですかね? [Fri 5 Mar 2010 23:29:14]
お知らせ > リコさんが入室されました。 [Fri 5 Mar 2010 23:20:53]
カイン > そうしてくれると、此方としても嬉しいですね。 家宝に――はならずとも、自慢の一品程度にはできるよう、努力させてもらいますよ。(具体的にはこう、十数年後に鑑定してもらったら結構な額がついた、程度には。 活劇役者として大成すること自体は目的じゃあないけれど、その過程で多くの人を喜ばせる事ができるのだから、決して手を抜くつもりはない。 その方向性は、鉄仮面を被って犯罪と戦うことと、なんら矛盾してはいないのだから)舞台の上でも、あまり言う機会が無いものでして。 ――ああ、でも自警団なら機会はあるんじゃないですか? 小説なんかでは良くありますよね、犯人のアジトに踏み込む、とか。(自警団を題材にした演劇なんかでもあるか。 まあ、死ぬような台詞は、そういった場面でしか言って欲しいとは思わないが。 現実に人が死ぬのは、勘弁願いたいものだ、本当に)――ああ、その件ですか! いやあ、面目ない。 『格好良い歩き方』となると、やっぱりアウトローの方々が一番なのでね。 参考にさせてもらうついでに、酒場なんぞで一杯二杯、と。 ええ、以後は控えさせてもらいます。(バツが悪そうに頭を掻いて、苦笑い。 やはりVHG経由の通報だったか。 酒場で酒を呑んだ際にアクセラレーターの情報を聞いた、という風には伝えてある。 これも矛盾してはいない――筈だが) [Fri 5 Mar 2010 23:18:56]
リコ >  ありがとうございますです。 大事にしますです。 ( そういえば色紙とか持ってきていなかった。 そういうところ慣れていないとだめだ。 追っかけとかはそこら辺すごいのだろうなあ。 さっと確認したサインの字体に、見覚えはない。 まあならどうでもいい。 今後役立つこともあるかもしれないが、しばらくはプレミアがつくまで保管だ。 ) ふふふ、なるほど、確かにそういう類の台詞は、言ってみたいものですねえ。 ( リコとしても、自警団だ、動くな! とか、なんじゃこりゃあああ! とか言ってみたい。 後者は死んでしまうが。 ) やんちゃさんですねえ。 今回の忠告は、どうも暗黒街に顔を出すことがあるとお聞きしましてですね。 あ、これはVHGに対するあなたの通報からわかったことですけど。 ( たまたまだ。 それがなければ知ることはなかったろう。 ) ご存知の通り、暗黒街はブラックマーケットや犯罪が横行しているです。 善良なる一市民として、出来れば今後は控えていただきたいのですが。 ( 笑顔のままではあるが、一応言っておくべきことは言っておく。 ) [Fri 5 Mar 2010 23:11:30]
カイン > それじゃあ、リコさんへ、で。(そう何人も有名俳優を抱えているような劇団ではないけれど、アイゼンリッターショウで握手会やサイン会を開いた名残で、待合室には色紙と筆記具が完備されている。 手早く、けれど丁寧に署名して、彼女へと差し出した。 ――尚、以前に自警団へ送った手記の筆跡とは、だいぶ異なる。 サインだからという事もあるが、アレは意図的に乱した文字で記したものだからだ)答えられる事ならば。――ああ、プライベートな質問は劇団を通して、と。 うん、いや、一度言ってみたくてね、こういう台詞も。(などと笑いながら、素直に頷いてみせる。 活劇役者としての実力はあるが、最近になるまで話題にならなかったのだから、無理も無いのだけれど。 ともあれ、忠告との言葉にはふむ、と不思議そうに首をかしげた)どうだろう。 思い当たる節がありすぎて困るね。 [Fri 5 Mar 2010 23:03:42]
リコ >  そうですねえ、リコさんへ、とお願いしますです。 団宛だとなんだかもったいないですから。 ( 営業スマイルで朗らかにそう返しておく。 サインが欲しいのはあながち嘘でもない。 そういう遊びめいたこともたまにはしてみたいし、色々役に立つかもしれないから。 進められれば素直に席に戻って、さて、対面の相手に改めて。 ) ええ、本日はいくつか伺いたいことがあるのですが、まず最初に、形式上ですが忠告をさせていただきますです。 覚えはあると思うですけれど? ( 笑顔のまま小首をかしげて、そう。 ) [Fri 5 Mar 2010 22:57:59]
カイン > (アイゼンリッターとして鉄仮面を被っている際は、勤めて相手を威圧するように、低く、しかし妙に通る声を作っている。 対して、今この瞬間は普通の声だ。 或いはカインが舞台に立っているのを見た事があるのであれば、似ていると感じたかもしれないが――……)どうも、リカルドさん――愛称はリコ、ですかね? サインはどっちで書けば良いかな……ああ、自警団宛にした方が良いのかな。 いや、社交辞令でも『サインを貰いにきた』なんて経験はあんまり無いもんで、嬉しくてね。(立ち上がった彼女――間違いない、アイゼンリッターとしては幾度も遭遇し、共に戦ったことのある女性だ。 そういえば、名前は聞いていなかったっけか。 ともあれ、立ち上がったリカルド女史に座って下さいと勧めつつ、自分は彼女の対面に腰を下ろす)それで、俺に何か用があるとか? [Fri 5 Mar 2010 22:52:47]
リコ > ( 出された紅茶と変わったお菓子に、少々恐縮する。 稽古中ということは忙しいだろうに。 迷惑をかけただろう、あ、結構おいしい。 ) ああ、いえいえ、こちらこそ急にお邪魔してしまいまして、申し訳ないです。 ( 少しして現れた俳優に、リコは席から立って挨拶を。 ………しかし、役者と聞いてイメージするよりも、随分鍛えられた体だ、と服装以前にそちらに目が行った。 なるほど、舞台の上とはいえ動き回るのには体が大事なわけだ。 ………もし彼が屋根の上を走り回ろうとしたら、十分できるくらいだろう、と少しだけ考えた。 考えるだけだが、一般人にしては鋭い眼光を見ると、うん。 ) 私は自警団のリカルド・アンブロッシオというものです。 よろしく。 ( 特に声音を変えているわけでもなければ、聞き覚えがあるなくらいには感じるだろう。 ) [Fri 5 Mar 2010 22:43:54]
カイン > (自警団員を無下に扱うような団員がいるわけもなく、だからと言って媚を売るわけでもないが、普通に来客として扱われる。 待合室のような場所へ通され、紅茶と菓子が待っている間に振舞われる、という程度だが。 ちなみに菓子は果汁を寒天で固めた飴で、この劇団お手製の品として売店などでも販売されているものだ)(――ややあって――)――ああ、お待たせしました。 すみませんね、ちょうど新作の準備中だったもので。(そう言って現れた俳優カイン・グレイホークは、しっかりと鍛えられた体躯をヴィノテーク製のジャケット、シャツ、スラックス、革靴で包み、胸ポケットに色眼鏡を差し入れた、伊達男風の装いで、貴女の前に現れた。 役者というには平凡な顔つきだが、しいて特徴を挙げるとすれば、その目だ。 単に目付きが悪いと取るか、眼光鋭いと取るかは人それぞれだが、受け取り方によって印象はガラッと変わるかもしれない)……どうも、俺がカイン・グレイホークです。 [Fri 5 Mar 2010 22:37:49]
リコ >  はあ、稽古中だったですか、これは申し訳ないです。 あ、会って頂けると、はい、わかりましたです。 ( 素直に顔を出すといわれれば、こちらも素直に応じるまでだ。 会えないだろうことも考えてきているから、素直に応じてくれただけで重畳。 何か得られるものがあればなおよしだが、まあそうそううまくいくものではない。 気を楽にしていこう。 ) [Fri 5 Mar 2010 22:30:29]
カイン > (そろそろ来る頃か、という予想はしていた。 恐らくはVHG経由で名前が伝わったのだろうが――まあ、まさかそれだけで「暗黒街の鉄仮面はお前だ!」という風な展開にはならないだろう、という判断に基づいての行動だ。 新作に向けての稽古の最中、自警団員が来たという報せを同僚から受けた彼は、小さく頷きながら思考を纏め、頷いた)しかし、それだけの事で自警団が来るとは、俺も顔が売れてきたって事か。 わかった、すぐに行くって伝えてくれ。 流石に汗くらい拭かなきゃぁな?(笑みを交えて団員に答え、着替えを取りに控え室へと向かう。 一方で、それを受けた団員が貴女のもとへと向かい、その旨を説明して、少し待って欲しいと頼むだろう) [Fri 5 Mar 2010 22:26:27]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『(――ふむ)』 [Fri 5 Mar 2010 22:21:01]
リコ > ( そんなことを考えながら訪れたのは、まさしくその劇場であった。 適当な挨拶を済ませてから、カイン・グレイホーク氏の所在を尋ねると、いぶかしむような目で見られた。 ) ああ、いえ、ファンとかそういうのではなくてですね。 その………私は自警団のもので、はい。 ( 薄手のコートの上からまいた自警団の腕章を見せて。 ) 大したことではないのですが、先日暗黒街の方で見かけたという話が入っているのですよ。 それでまあ、火遊びはよろしくないですよという忠告みたいなものです。 形式上のものですけれど。 ( ついでに、サインでも貰っておこうかなあなんて思いましてですね、などと頭をかきながら付け加えて、いくらか警戒を削いでおく。 ) [Fri 5 Mar 2010 22:12:09]
リコ > ( 劇団ツァラトゥストゥラ。 芸能横丁東口より徒歩数分圏内の同名の劇場に所属する演劇団体だ。 規模は大きくはないが小さくもない、中小程度。 劇自体も面白く、巷を騒がせたアイゼンリッターもどきの事件もあって知名度はそれなり。 見に行ったことはないが、魔術を使用した演出があり、評判なのだという。 ) ……………演劇ですか………私の故郷でも結構盛んだったですけど、どんなものなのですかね。 ( ヴェイトス市に来てからはろくに演劇など見ていない。 今度たまっている有休をとって、じっくりとそういう文化的な催し事を楽しむのも悪くないかもしれない。 ―――まあ、しばらくは無理そうだが。 ) [Fri 5 Mar 2010 22:02:13]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Fri 5 Mar 2010 21:57:28]
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