居住区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > オブリージェさんが退室されました。 『―――ごちソうサま。』 [Mon 5 Jul 2010 03:34:00]
◆オブリージェ > ―――。 (程無く、一人暮らしの女性宅から20代女性の遺体が見つかる。頸と頭が離れた遺体。 食べ残したのだろう。遺体は干からびてはおらず、流れ出た血が部屋の地面を真っ赤に染め上げていた――。) [Mon 5 Jul 2010 03:33:20]
◆オブリージェ > (反対側の建物までの距離は約7mッ 到底飛び越えられぬ距離。だが、それは人ならの話。 吸血鬼の少女には、そんな距離は造作も無かった。) 「ガッシャァァァァンッ―――!」 (けたたましい音をさせて硝子窓を突き破る吸血鬼、不運にも窓の傍に居た女性はその音に気付くのと同時に、頸を食い千切られた――。 きっと、最後に見たのは、吸血鬼の金色の双瞳だっただろう。) ――ん、フ…ん、く。 (ゴトリ、と女性の頭が地面に落ちる頃には吸血鬼は頸の断面から血を啜っていた―――。) [Mon 5 Jul 2010 03:26:25]
◆オブリージェ > (元々、スラムから結晶に導かれ…否、操られる様に歩き気付けば迷宮内を彷徨っていた。 そして、出る時も結晶に惑わされ出てきた。もう二度と、吸血鬼はあの迷宮に戻る事は無いだろう。 ――だが吸血鬼にはもうそれもどうでもよかった。 天井が無くなったのなら、壁を走り建物の天井に昇る。 その方が――。) 血…。血ガ、飲みタいノ。 飲みタいの!! (辺りを見渡せて、すぐに獲物を見つけられるから。 飢えた吸血鬼は、効率的な狩の仕方を知っている――。ぶつぶつと呟きながら建物の天井で獲物を探す…。 辺りはついさっき雨が止んだばかり。加えて夜という事もあってか人通りは少ない。だが――吸血鬼は見つける――。) 見つけタ、血。見ツけタ。これデ、お腹一杯ッ。 (視線のl先は、通路を挟んで反対側の建物の中。 透明な硝子窓から覗く一人の女の姿ッ) [Mon 5 Jul 2010 03:16:36]
◆オブリージェ > (大きな建物がある程度規則正しく並ぶ土地だった。 今まで見た貧民街や暗黒街等とは違う――そう、ジメシメしてない感じの場所。 迷宮から出た吸血鬼はそんなところに居た。) [Mon 5 Jul 2010 02:57:22]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『(其処は、今まで見た事も無いような――。)』 [Mon 5 Jul 2010 02:52:54]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『(』 [Mon 5 Jul 2010 02:52:07]
お知らせ > オブリージェさんが帰りました。 『(ミス…申し訳ないっ!)』 [Mon 5 Jul 2010 02:51:26]
お知らせ > オブリージェさんが来ました。 『(』 [Mon 5 Jul 2010 02:50:34]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 今日はもう、疲れてしまった 』 [Sun 4 Jul 2010 02:29:34]
◆エリー > ( そんなに自宅まで遠くないし、もうこんなになってしまったら今更雨に幾ら濡れても同じだ。 このままとぼとぼと帰って、全部着替えて、眠ってしまおう。 今日の事は―――また明日にでもギルドに報告して、調査してみればいい。 少なくとも確実に、怪しい風貌に怪しい挙動の何者かがこの辺りに居たのだから。 管轄が自警団になるかもしれないし、向こうにも連絡した方が良いのか。 ) ( どっちにしても―――。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:29:26]
◆エリー > ( ―――仕事帰りの独りの時に何をやって居るんだろう、私は。 濡れた髪をかき上げて大きな溜息を吐き、冷静さに欠く自分の行動に少し落ち込んだ。 もしあれが吸血鬼だったとして、自分に何が出来た? ヴァンパイアハンターズギルド職員なんていう肩書きが通用するのは、社会に溶け込もうとしている吸血鬼相手か、擁護派の人間相手くらいのものだ。 直接的な暴力の前では、非戦闘員の私など無力だ。 それは過去数回―――直接遭遇した際にその都度痛感している筈。 アニー・ウィルクスの時も、ミザリーの時も、エニシの時もモビィディックの時も。 ―――自殺願望が強過ぎるのか。 コントロールしきれてない。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:23:35]
◆エリー > ( あれは吸血鬼だったのだろうか? こんな比較的治安の良い区画で不意に遭遇した不審な人影―――青ざめた顔をして、傘も差さず佇む姿。 声をかけて近付くと、なにか標準語ではない言葉で罵るような声を上げ、走りだした。 間近で見たその顔は、本当に青白く血の通わない色をしていた。 ) ( 吸血鬼の弱点セオリーでは、彼らは流水の上や雨の中を歩く事が出来ないというが、この手の話、事例ではあっても確実なセオリーではない。 アテにならないのだ。 太陽の下を平気で歩いて見せたり、鏡に映ったり、馬蹄を恐れなかったり。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:07:57]
◆エリー > ( 足元の泥水が跳ねる。 張り付いたスカートが余計に足を鈍らせ、完全に見失ってよろよろと足を止めた。 息が苦しい。 張り付いた前髪から滴る滴が目に入る。 灯りの落ちた居住区の闇の中、雨音と荒い呼吸音がいつまでも続いている。 ―――取り逃がした。 今からでは追いつけないし、私一人でどうにかなるとも思えなかった。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:01:55]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『Blind night』 [Sun 4 Jul 2010 01:56:11]
お知らせ > ヤルピコさんが帰りました。 『それが男女の差というものかもしれない、そうオモって僕は溜息を吐いた』 [Sat 3 Jul 2010 15:32:45]
◆ヤルピコ > ( 僕はロリコンではないが、生い茂った陰毛を許す事は出来ない。 なぜならば、それは怠慢であり、思いやりの欠如であるからだ。 その事を彼女に説明しても、恐らくは彼女は理解する事は出来ないだろう。 いや、それどころか僕が悪いかの如く罵ったり、変態扱いされる事さえ考えられる。 女にはおもてなしの心というものが理解できないのだろう、それはとても悲しい事ではあるが。 ) [Sat 3 Jul 2010 15:31:58]
◆ヤルピコ > ( なんというか、あのビラビラした部分。 あの周囲は強い毛が群生し、お豆さんはジャングルに没している。 未開だ、いや、秘境だ。 ) ( 一体彼女はどういう心算でこれを僕に見せたのだろうか? 人が口に入れるモノを手入れもせずに出すというのは人としてどうなのだろうか? 舐めたりしゃぶったりしやすいように、予め剃るなり抜くなりしておくのがマナーではないのだろうか? それがもてなしの心ではないだろうか? そういう人として大切な部分が疎かになっている女とは、ベッドを共にする事は出来ないではないか ) [Sat 3 Jul 2010 15:25:16]
◆ヤルピコ > 帰れ、帰ってくれ ( 男女が寝室を共にし、女がベッドで秘部を露出している。 誰が見てもこれからFuck始まるというこの状況で発せられた僕の言葉に、女は半ば呆然として、黙って僕の顔を見つめ返している。 何故このような事になったのか全く理解できないといった表情だ。 ) ( 原因は彼女に――――正確には彼女の秘部にあるのだ。 彼女の秘部は、毛がもっさりだったのだ。) [Sat 3 Jul 2010 15:09:08]
◆ヤルピコ > ( 茹だるような七月の昼下がり、カーテンを引かれた寝室のベッドの上で、一組の男女が身動ぎもせず佇んでいる。 女はベッドに横になって、スカートと下着を膝の位置まで下ろし、通常秘め隠すべき部分を露にしており、男は――――つまり僕は――――その部分を凝視したまま、顎に手を当てて考え込んでいる。 ) 帰れよ ( 僕は静かに、それでも反論を許さない強さで、女に命じた。 ) [Sat 3 Jul 2010 14:59:48]
お知らせ > ヤルピコさんが入室されました。 『もてなしの心』 [Sat 3 Jul 2010 14:48:00]
お知らせ > エアリー@ロッド邸さんが帰りました。 『( お付き合いで、ウィスキーに口をつけた。 ぐっと堪えて、控えめにせきこむ。 )』 [Tue 29 Jun 2010 01:34:44]
◆エアリー@ロッド邸 > …そういえばあれ、もうじきか。 ( またやるのかどうか分からないけれど、去年の夏頃だったと思う。 こっそりリベンジしに行って玉砕したのはナイショだ。 …殺人的な辛さを思い出して口への字に。 ぐりぐりされて反応に困る風に身をよじり… 注がれるウィスキーにも戸惑うが、ロッテのこういう所は嫌いじゃない。 機嫌よくしていればあしらい易いというのもあるけれど、肩組んだり蹴られたり、そういう人付き合いを知らなかった。 笑い合えなくても、できたら良いのかなとふと思う。 ) …ん。 もう少し様子見たら、こっちに戻る。 ( まだ様子見るのかというところだけれど、家の中にも入るようにして、日帰りで様子を見てみよう。 本当に自警団の目は引いているのか、引いていないまでも、来訪者に関心を示すことがないのかどうか。 ) …そう。 とりあえず、伝える。 ( で、どうするかはフレッタ任せ。 その返事を、またロッテに伝えよう。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:34:05]
お知らせ > リーザさんが帰りました。 『( 大丈夫、上手く行くわ )』 [Tue 29 Jun 2010 01:19:37]
◆リーザ > はァ? ッはははは! 此処まで付いてきてつれない事言うんじゃあ無いわよ。 「鉄鍋飯店」で飯食った仲じゃなーい? ( あたしは辛いの一切喰ってないが。 行儀悪く爪先でエアリーの腿の辺りをぐいぐい蹴りながら笑い、おもむろにエアリーのグラスにウィスキーを注いだ。 仲良しねぇ。 上っ面以上のものはよくわかんないけど、楽しく一緒に暮らせりゃあ良いんじゃないのか。 ) ま、今度サシで話してみなさいよ。 拍子抜けするくらい普通だわ。 …ただ、トウィードルの話題だけは避けるのよ。 ( 少し声のトーンが落ちた。 メアリアン・ロッドは世間知らずでどって事無い餓鬼だけど、相変わらず兄の話になると病的な反応をする事がある。 触れない事だ。 ) そろそろこっちでもまともにビジネスしないとただ喰い潰すばっかりだし。 早くて越した事はないわ。 ( 暗黒街の魅力的な商品をホワイティア居住区に流す。 最初は合法的な奴を。 そのうちもっと儲かる奴を。 上手く行けばいい具合にシェアを独占できるってもの。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:19:23]
◆エアリー@ロッド邸 > ( まさか、と言おうとして止めた。 ただ首を振る。 …一時的な病気でそこまでするだろうかと考えるものの、それについてもよく分からない。 そんな見方もできるのかと、頷いておいた。 日常抱く感覚のようなものは、ロッテの方がまだメアリアンに近いだろう。 ) 〜じゃあメアリアンの前では、リーザとも仲良くしないとだめだ。 ( 別に悪くはないけれど、笑い合うような仲でもない。 メアリアンを介してそんなお芝居することになるのが何だか可笑しくて、ふっと笑う。 笑う練習とかしているうちに、日常生活の表情もいくらか変わってきているかもしれない。 基本、つれないお澄まし顔だけど。 ) …メアリアンも、そういう、誰かが哀しむからこれはしない、みたいな感覚を持つのかな。 ( 共感できるものなのかと呟いて… しかしそういった不安は興味にも繋がり、友達ごっこすることに否はない。 付け焼刃だけれど、それなりに気をつけてもいる。 ) …分かった。 いつが良い? …もう、動いても大丈夫? ( フレッタ・ビーチェを呼ぶのは良いが、何をする積りか。 自警団の方は本当にもう大丈夫なのか。 写本の方はどちらにしても、名義変更しなければ自分にはどうしようもないしお任せで。 連絡つけることには了解。 それについての説明はあるだろうかと首を傾げる。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:06:06]
◆リーザ > あんたが有名人になりたいとか貴族と結婚したいとか言い出さない限り? ( 普通にそこら辺に居る何処かの誰かになんて、誰も興味を抱かないのだ。 奇行を弁えれば多少素性の知れない奴だって、「なんかあるんだろう」程度で済む。 ま、恋愛なんて始めちゃったら少々面倒かもしれないけど。 こいつがそういうのに興味を持つ様がイマイチ想像できない。 ) あれくらいの歳頃の一時的な病気じゃない? 特別な事をしようとしたり、自分には何とか出来るとか思ったり、青臭い我儘を通そうとしたり。 ( で、とあるひその原因不明の情熱が冷めた時、驚くほどあっさりと奇行が止むのだ。 オトナになるってこと? どうだろ。 ) 其処も含めてあんたがアイツと仲良くなってくれると都合良いのよ。 お姉ちゃんを殺すとエアリーが悲しむ、なんてね。 ま、友達ごっこも勉強しとけっての。 ( 一番欠けてる部分なんだから。 ) ああ…暇だから持ってっても良いけど。 あんたのする事は「メアリアンと仲良くなること」と「暗黒街のお使い」かしらね。 別に居候っぽく掃除したり庭の手入れしたりしても一向に構わないし? ああ、そうそう。 今度フレッタ・ビーチェを呼びたいんだけど。 暇があったらあんた暗黒街行った時にでも連絡つけといてくれる? ( 自分はそうそう滅多に向こうに戻る気はない。 悪い噂の元になりかねないし、暗黒街の知り合いなんて下手に引っ張ってきたらこっちの生活が台無しにされそうだ。 お膳立てまで手伝わせたフレッタならいっそ今後も協力して上手い汁啜る方が良いだろうが。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:52:12]
◆エアリー@ロッド邸 > …そんなもの? ( これは肯定と取られるか。 そもそもあえて否定しないのだから、そう思われても文句は言えないが。 否定したところで可能性を考えるのは変わらないし、意味がないと思う。 逃亡奴隷に対する危機感はその程度なのだろうかと、世間話のようにしれっと返して、それでおしまい。 ) …そう。 トウィードルの事は諦めたのかな、生き返らせるの何のって。 ( 理解はできないけれど、その為に動いていたのだろうとは思っている。 少なくとも、本人はそのつもりで。 目的が果たされていないのに止めるというのはどういうことか。 ここは、ただでさえ小さい声をぐんと潜めて。 水のグラスを手に、ソファーセットの一人掛けに腰を下ろそう。 ) …でも、あまり甘く見ない方が良い。 あいつはリーザお姉ちゃんって呼びながら、リーザを殺せる。 たぶんだけど、正面きってやり合うタイプじゃないみたいだし。 ( アイゼンリッターには、それも計算のうちかもしれないが、一方的にやられる感じだったというし。 しかしそれで、何人も殺せるわけもない。 ) …写本の、溜まってるけどリーザが持って行く? あとこの家で、私がする事は? ( ちょっと話を変えよう。 ロッティ・アレンビー名義で受けてる写本の内職と、この家の家事について。 …思ったより片付いているという事は、メアリアンが頑張っているらしいが。 となると、こちらの存在価値はロッテにとってさらにマイナスか。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:37:10]
◆リーザ > ( 相変わらず何考えてるかわからない。 脛に傷持つ身の上なのは想像できるし、コイツは多分逃げた奴隷だ。 そう考えると辻褄の合いそうな行動言動も多い。 種族を隠したがったり、異常な警戒心を見せたり、自警団を避けたり。 ) 奴隷狩りなんて来ないわよ。 そんな、金にならない。 今までだって来なかったし、今更。 ( 二杯目のウィスキーを傾け、ソファにふんぞり返る。 唐突なフリ。 ) 最初はもっとヤバいかと思ってたけど、現状無害そのものだわ。 懲りたのかしらね、もう無茶はしないんじゃない? 最近はもう普通に「リーザお姉ちゃん」なんて呼ぶわよ? 「金持ちの友達」になっときなさい。 絶対役に立つから。 歳格好だって似たようなもんなんだからそのうち違和感なくなるわ。 ( 掃除はメアリアンがやっている。 ロクに何もできない餓鬼なのかと思えば、流石に一人で暮らしていた期間が長い所為か、最低限の家事は一人でもできるようだ。 ) ( 両親の―――いや、あたしの部屋の掃除だけは、しに来ないが。 それはそれで都合が良かった。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:21:39]
◆エアリー@ロッド邸 > …いつかね。 ( 人間社会に復讐し終えたと思えたら、森に行くこともあるかもしれない。 …とはいえ、そこでの生き方なんて知らないのだけれど。 ピントのずれた感じで頷いて、続く言葉にはどうだろう?とリーザを見つめる。 ここまで上手くいっているのは大したものだと思うし、どうも運が向いている節もあるけれど、綱渡りに思えてしょうがない。 …発覚したところで大した罪には問われないのかもしれないが。 ) …落ち着く前にアイゼンリッターが来たし。 それっきり。 …ごめん。 ( 同居しようと言うのだし、何事もなければもうちょっと話そうとしただろう。 けれど、状況が状況だ。 …と言って、リーザはそれほど一大事と捉えていないようだから、一応謝っておく。 ) …リーザとは変わらない? 上手くやってる? ( …水でももらおうかと、キッチンに向かいながら。 掃除は、メアリアンがしているのだろうか、やっぱり。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:10:18]
◆リーザ > 此処で不満なら何処ならまともに暮らせるってのよ? そんなにコソコソすんならもういっそ森にでも棲めば? ( それか、スラム辺りで残飯漁って窓も鍵も無い家に棲めば良い。 汚ッたない服着て他人に馬鹿にされて腹を空かして。 ある意味コイツの理想はあたし以上の贅沢で性質が悪い。 ) 自警団なんてそんな見ないわよ。 あんた自意識過剰過ぎ―――少なくとも「あたしは」何一つ連中に疑われる事なんて無いもの。 ( 目玉泥棒の件も、結婚の件も、エアリーの素性の件も、全て言い訳の立つ状況にある。 少なくとも、リーザ・ロッドはそう思っている。 破綻しないようにちゃんと準備してきたし、あたしが核心を持ってメアリアンやエアリーのような胡散臭い餓鬼どものと関わってる事だって、証拠の無い言いがかり以上にはならない。 「素性なんて知らなかった」で通る。 ) …あんた、メアリアンと全然顔合わせてないでしょ。 言ったわよね、あいつと仲良くしておいて損はないって。 [Mon 28 Jun 2010 23:58:47]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 顔を出して、まだあまり馴染めない家に立ち止まる。 とりあえず状態確認するようにロッテを見つめ、リビングを見渡して。 …突っ立ったまま。 ) うん。 ここはやっぱり―――… 大分マシになったけど。 ( つんと鼻を上に向けて、耳を澄ますのか、目を閉じる。 ロッテや、その他メアリアンの関係者が出入りするからか、この家に感じた良くない臭いのようなものは薄れているけれど、それでもまだ、何かが。 …これならあっちの家の方が良い部分もあると真面目に頷いて、でも、ここの方が良いのは分かる。 逃亡奴隷の自分には難しい話だけれど、ここの住人として認知されれば、さぞ生きやすくもなるのではないか。 …ただ、表通りの人間はどう転んだところで仮想敵、というだけで。 ) こっちは変わりない? 自警団とか、どうなったの。 私は用心してるだけ。 ロッテは、顔覚えられたりしてない? ( 自警団沙汰になったことがあるような話も聞いたような気がするけれど、リーザ・ロッド夫人としてはその辺どうなのか。 …自分が自警団を警戒しなければならない立場だとはっきり言うのも嫌だが、そこはしょうがないと仏頂面で。 ロッティ・アレンビーこそ警戒心が足りないのではないかと。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:47:04]
◆リーザ > ( 今さっき帰って来たばかりでまだ、メアリアンが居るのか居ないのかも確認していない。 二階の自室に籠っている事も多い。 最近は件のバイクツの男を呼び込んだとか、あの、キヨとかいう友達を呼んだりとか、外には出ないが幾らか人と接しているようだが。 それにしてもその鶯とかいう男―――バイクツでメアリアンが来るのを受け身で待つだけでなく、こっちまで顔出すとは。 あたしと面と向かって喋れる程度に疚しい所はないってぇアピールか? どんな奴か一度顔見てあれこれつついてやりたいとは思うけど。 ―――目的が見えない人間っていうのは気持ちが悪いもんだ。 ) ―――なに、あんたか。 随分お久しぶりじゃあない? あの薄汚い小屋の方がそんなにお気に入り? ( エアリーだ。 本当に久し振りに顔を合わせた気がする。 鉄仮面の事件に紛れて、ご丁寧に荷物までまとめて行方を晦まし、一応残してある暗黒街の襤褸アパートの方で暮らしているらしい。 よく、まぁ、あんなこ汚くて危ない所に好んで戻る。 折角こんな綺麗でデカい家に住ませてやるって言ってるのに。 ) 自警団が怖いとか、なにビビってんだか。 顔の割に臆病者だわね。 [Mon 28 Jun 2010 23:33:34]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 後ろ手にドアを開け、視線がないか確認しながら体を中に滑り込ませるというのはそれだけで相当怪しいが、さておき。 無事侵入を果たしたら、後は堂々と。 ―――かけられた声に、メアリアンはいないのかといくらか緊張を緩めて、明かりの灯るリビングに向かった。 耳と髪を押し込んでいたニット帽を脱いで、頭を振る。 服装はいつものごとくロッテのお古で、いささか派手目なのが今一つ似合っていない。 とはいえ、貧しく見えて表通りから浮いてしまうような事はないだろう。 ) リーザ、一人? ( メアリアンは部屋だろうか? 淫売窟に入り浸っているのかと思いきや、そうでもないらしいのだけれど。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:23:06]
◆リーザ > ( 物音が聞こえたような気がした。 まだそんなに深酒しているわけでもないし、意識はしっかりしている。 今日は日のある内から近所の若くて暇そうな女達―――金持ち過ぎず、中途半端にモラリスト気どりの危機感の無い連中に声をかけて、お茶を飲みながら世間話に興じた。 「わけありのロッド家」の話に連中は同情的で、興味深々で、貧しい出の女が相手でも嫌そうな顔一つ見せずおっとりと「分からない事があったら聞いてくださいね」なんて、扱い易いこと。 こうやって下地を固める地道な作業は覚えてくると案外楽しく、出資者ってのはこうやって世間を操って遊ぶもんなのかっていうのが見えてくる。 古くて頭の固い婆どもは駄目だ。 若くて柔軟で世間知らずな、人のいい連中をまず味方につける事だ。 いつか何かの時の為に、この地道な宣伝は必ず役に立つ。 ) ――――メア? 居るの? ( 先程の物音が気になって声をかける。 廊下や階段よりもっと遠い音だった気もするが。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:13:21]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 僅かに酒気漂うリビング 』 [Mon 28 Jun 2010 23:04:16]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 居つく事もなく寄り付かなくなってしまったけれど、僅かに過ごしたこの家での時間は、やはり暗黒街の家での暮らしとそう変わるものではなかった。 単純に家の面積が広くなってしまったために掃除に費やす時間は増えたが、ロッテが暗黒街から遠ざかるのなら、写本の仕事をしても持って行ってもらえない。 暗黒街の家で過ごしている今でこそまた写本の仕事をしているけれど、ここの居続けることになれば、その仕事量は減るだろう。 …後は広々したキッチンで食事を作り、お茶を淹れ――― そう、この家に来て良かったと思える点は、薄い壁で隣家と接していたりしないので、ちょっとくらい暴れてもどこからも文句が出ないところだ。 自室として宛がわれている客室には、家庭菜園のプランターと一緒にサンドバッグも持ち込んでいた。 自警団沙汰になった後、それらも暗黒街に引き上げてしまったけれど。 ) ( …一応軽くノックして。 ロッテの手順で裏口を開けようとする。 カギを外すための仕掛けは、今もそのままになっているだろうか。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:00:28]
◆エアリー@ロッド邸 > ( ホワイティア居住区の、比較的裕福な家がゆとりを持って並ぶ一画。 例によってランニングのペースで駆けて来た娘は、周囲に張り込んでいるような人影がないのを確認して、裏口からロッド邸の敷地に足を踏み入れた。 ) ( 自警団沙汰からこっち、この家の中に入るのはずいぶんと久し振りだ。 自警団がどの程度この件に力を入れられるのかは分からないけれど、少なくともこの辺りの警邏が強化され、ひょっとすると安全確認のため戸口に立つこともあるかもしれないという時に、逃亡奴隷の身でそこに居続けることはできない。 ―――とはいえそれから時間も経った。 …何ヶ月か待てばそれで警戒が解かれるのなら、自分が襲撃者なら待ってから 『やり直す』 が、もう自警団員が家に上がり込むとして家中を見て回る事もないのではないかと当たりをつけている。 …ロッテもといリーザと、メアリアンの暮らしぶりも気になるし。 リーザは自分で掃除などしないだろうから、メアリアンがするか使用人でも入れていなければ荒れてしまうだろう。 そして家の状態が悪くなると、手入れはお前の仕事だろうという文句がたぶんこっちに来る。 そんなわけで、たまには中を見てみようかという気になった。 ) [Mon 28 Jun 2010 22:50:08]
お知らせ > エアリー@ロッド邸さんが来ました。 『( こそこそと。 )』 [Mon 28 Jun 2010 22:36:48]
お知らせ > アイリ@自宅さんが退室されました。 『「もっと庶民の文化に触れた方が良い」のだろう?』 [Mon 21 Jun 2010 12:19:58]
◆アイリ@自宅 > ―――――…ふう。 ( 半ばルーチンワークのように何度も何度も書いた街道の件に関する報告書を書く手を止め、大きめの呼吸を一つ。 少し蒸し暑くなってきたと思ったら、長かった大雨がいつの間にか止んでいるようだ。 クリスティアのような雪深い国も面倒だが、ヴェイトス市の蒸し暑さも頂けないものだ。 ) ( 昼を周った頃か。 ヴェルセリオスは昼食の用意でもしているだろうか。 休憩を入れよう。 それからあとこの山まで書き終えて―――…いや、折角の晴れの休日だ。 少し手を休めて、たまにはあの瀟洒なメイドの話にでも耳を傾けながらのんびりと過ごそうか。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:19:17]
◆アイリ@自宅 > ( その扱い自体に今更異論を唱える気も無い。 政治的発言力を得る為に民衆の支持を期待するのは当然の事だ。 分かり易い偶像があるに越した事はないだろう。 それがたまたま巡り合わせで自分の所に周ってきただけの事。 代わりと言っては何だが―――歳不相応の役職に就き、それならば、と相応の発言力を行使させて貰っている。 一部に疎ましがられるのも承知で。 大きな組織というのはそういうものだ。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:12:49]
◆アイリ@自宅 > ( 街道での一件以来、提出しなければならない書類も増えたし、立たなければならない壇も増えた。 表向きは堅苦しくない席に呼ばれ、今まであまり縁の無かった要人と話すような機会も増えた。 此方があまり顔を知らない相手から声をかけられる機会も多いが、それはそんなに目新しい事でもない。 機会が増えただけだ。 アルベント家の名と、プロパガンダ的によく公の場に顔見せをさせられる都合、あちこちに顔が割れている。 今更ながら、紅龍の鱗をあしらった鎧はやり過ぎたかと思う。 最初の龍殺しの―――単独撃破ではないにしろ、初めての手柄らしい手柄に浮かれて随分な記念品をこしらえてしまったものだ。 ああも目立てば騎士団上層にとって格好の宣伝材料だろう。 赴任して一年の女騎士がドラゴンを退治した、と喧伝すれば。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:08:31]
◆アイリ@自宅 > ( それらを苦に思った事も、他人を羨んだ事も無かった。 目指す目的と理想がある日々は常に充実しているし、それが胸を張って誇る事の出来るものなら尚更。 私は恵まれている。 生まれたその時から生まれた理由と存在する価値を持っていて、それに殉じる事ができるのだから。 それを自ら誇れるのなら尚更だ。 その為に得られないものがあるとしても、あれもこれもと強請るのは軸の覚束無い子供のする事だ。 ) [Mon 21 Jun 2010 11:51:12]
◆アイリ@自宅 > ( ホワイティア居住区上層、自宅二階書斎。 本の日焼けを避ける為に一番日当たりの悪い所に配置した一室。 薄暗く僅かに黴臭いこの部屋が案外居心地が良く、気に入っている。 オーク材の重厚なデスクは騎士団本部の執務室で宛がわれた物が使い心地良かったので、クリスティアの同じ工房にオーダーして取り寄せた。 書棚には歴史書や哲学書、図版入りの諸侯家紋、騎士団フラッグの解説書、諸国文化の紹介本、戦略理論、社交界マナー、悪魔、怪物の研究書、等、等、等…あまり娯楽的な本は置いていない。 時折、方々から「もっと庶民の文化に触れた方が良い」とか「娯楽を軽んじて庶民の価値観を理解する事は出来ない」とか諭されるのだが、なかなかその為の時間を作れないのが現状だ。 彼らの言い分は正論だと思うし、機会があればもっと触れるべきだとも思う。 ただ、そう言う事に疎い私はどこの、どの、なにから手を出して良いか見当もつかないし、生憎そういう友人も多くはなかった。 ) ( 友人、と呼べる人間自体がそもそも居るのかどうかも分からない。 多く騎士を排出する名家アルベントの家に生まれ育ち、騎士になる事を前提に育った私は同世代との共通の体験や思い出というものがまるで無かった。 幼少の思い出と言えば祖父の厳しい指導と、値踏みするような目をした社交界の大人達と、積み上げられた本とインクの匂い、それから、日々絶えぬ生傷の痛みだ。 ) [Mon 21 Jun 2010 11:46:23]
お知らせ > アイリ@自宅さんが来ました。 『 書斎にて 』 [Mon 21 Jun 2010 11:17:28]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 『おやすみなさいませオルガ様。 (笑って口にして目を瞑る。――眠りは早かった)』 [Sat 19 Jun 2010 03:49:05]
◆エスメラルダ > ( 奴隷もまた進んで口を開かない。恐らくは私はこれからも何度もオルガ様に傷付けられるだろう。――――けれどそれで構わない。主人の成すがままに、したいがままにされよう。その度に心が傷付く事もある。けれど、止めて下さった時のように喜びが胸を満たす時もまたあるのだから。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:48:22]
お知らせ > オルガ@自宅さんが退室されました。 『 それでもせめて、おやすみ位は口にして 』 [Sat 19 Jun 2010 03:44:33]
◆オルガ@自宅 > ( 自分の薄汚い部分を安心して見せられる相手は、恐らくこの娘一人だけだろう。だからこんな事をしたのだ。してしまったのだ。…多分、これからもしてしまうと思う。そこまで考えて、私は自分が思った以上にこの奴隷に依存してしまっている事に気付いてしまった。 ) ( 身体を密着させたまま精を吐き出し、その快感に震える。…今更、遅いとは思うのだ。乱暴にしてから優しくしたって。私は彼女を傷つけてしまっただろうか?そう思ってエスメラルダの顔を見れば―― 声にはならなかったが、確かに唇はその言葉を紡いだ。 …私はこの娘が愛おしくなり、指で髪を撫でると顔を近づけ、その唇に優しく口付けした。 ) ( 許しておくれ、エスメラルダ。お前の主人は出来た人間ではないんだ。 …そう心の中で呟いてから、私は暫し繋がったままでいよう。後で噛み付いてつけてしまった傷も手当してやらないと。ブラウスは、サイズは合わないだろうが私のを貸そう。あの仕立て屋に言って新しいのを作らせないと――。 …傷の手当が終わったら、今日も一緒に寝ることにする。口数は少ないだろうが、せめて優しくエスメラルダを抱きしめながら、眠りに就くことにしよう。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:39:34]
◆エスメラルダ > ――――――― ( 私はその感覚の鋭さにすぐには言葉を口に出来なくて。ただ静かに微笑みを浮かべようとしながら、言葉の出ない呟きを口にした。 )( だいじょうぶ、です。 )( 声には出せなかったけれど、唇の動きでなんとか相手にその一言をなんとか伝えようとした。 ) ( ――――私は奴隷。ただの物。物に謝る事なんて―――おかしなことですよ? ) [Sat 19 Jun 2010 03:28:35]
◆エスメラルダ > ( 先程までの乱暴さと打って変わった優しさに戸惑いは隠せなかった。強引に捩じるような動きとは違い、緩やかに快感を浮かび上がらせる愛撫に鳥肌を立たせた。 ) ふぁ、ぁ、ぁ …… ―――― ( ゆっくりと快感のツボの部分を動かされて、元々行為事態は好きである私の体は快楽の頂点に導かれていく。体の昂ぶりが高まっていく。そうしてあと一息という所でそっと耳元でオルガ様は私に囁いた。 ) ――――あ……… ( 私は答えようとした。その時に何と口にしようとしたのかは、今となってはそれは思い出せなかった。 ) ―――――っっっ………!!! ( 胎内にほとばしる精の感触。絞り取るようにそれを体の中で受け止めて、私もまたその感覚で絶頂に達せられてしまう。声にならない嬌声が部屋に響くような錯覚。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:25:57]
◆オルガ@自宅 > ……ごめん。 ( とだけ、呟いた。 ――そのあと、すぐだ。エスメラルダの中に精を吐き出したのは。謝罪に対する返事が恐くて、達してしまう事で有耶無耶にしようというなどという―― 私の卑怯さをよくあらわしているやり方だった。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:14:05]
◆オルガ@自宅 > ( …私は何をやっているんだ。起きても居ないことを不安がり、その鬱憤を理不尽にぶつけて。幾ら奴隷が相手とはいえ、自己嫌悪に陥る。やはり、酒が入っているからだろう。今も全て抜けきった訳ではないが、それでも幾分か冷静だった。 ――私は自分で噛み付いたエスメラルダの胸の傷を優しくなぞり、いつもしてあげているように、優しく掌で胸の先端を包んだ。ちらりとエスメラルダの顔を見れば、目隠しには涙の痕が。彼女が目隠しをしていてよかった。きっと今の私は、情けない顔をしているだろうから。 ) ……ん、 あ、 あぁ…。 ( ぬるりと滑る感触に、私は吐息を乱す。今まで乱暴に扱った侘びという訳ではないが、せめて優しくしてやろうと。ゆっくりと、時間を掛けてエスメラルダの中を解していくのだ。…ただ、私は掛けるべき言葉を見つけられずにいた。こういう時は何と言ったらいいのか解からぬまま、ただ昂ぶりに身を任せ、腰を密着させたまま前のめりになり、そっと彼女の耳元に唇を近づけると。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:13:59]
◆エスメラルダ > ――――……… ( 私はじっと震えて縮こまるように体を竦ませていた。次に布が破かれる瞬間の心の痛みに耐えるように。――――しかしその瞬間は訪れない。 ) ……………オルガ……様……? ( 目の見えぬ私にはオルガ様のその笑みが消えていく事がわからない。ただ痛みばかりを伝えた動きが止まり、それがまた動き始めた時は先程までとは違う緩やかで優しげな動きになる。 ) ――――あぁ……はぁ…ん、んんんっ……あっ、あぁぁぁ……!! ( そのゆったりとした腰の動きに、奴隷は先程までとは違う艶のある声を挙げて体を震わせる。徐々に愛液の零れ始める肉壺は、主人の肉棒の動きを潤滑にしていく事だろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:02:21]
◆オルガ@自宅 > ――――。 ( …私は、声を震えさせながら紡がれるその言葉に一瞬言葉を失った。サディスティックな笑みを浮かべていた表情も同様に、それが消える。頭と身体を良い具合に蕩けさせていた酔いも、まるで毒が抜けていくかのように醒めていくのを感じた。――そして、強引かつ乱暴な腰の動きが止まり、再び部屋の中を雨音だけが支配する。 ) ………。 ( そう、私は見ていた筈だった。服を買い与えられて喜ぶエスメラルダの様子を。そしてそれを見て、自分自身も嬉しさを感じた筈だった。…私は改めて自分のしたことを見下ろす。破かれ台無しになったブラウスと、噛み付かれ血を滲ませる肌と、乱暴に組み敷かれ強姦されるエスメラルダ。私は視線を彷徨わせた。私は罪悪感を感じていたのだ。…私は、何を言っていいのかわからなくなり―― 言葉の無いまま、ただゆっくりと腰を引き、そして遅く、相手を労わるペースで彼女を犯し始めた。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:46:33]
◆エスメラルダ > ――――それ……は……… ( 咄嗟に言葉を濁してしまった。私のこれはただの感傷である。主人の言うとおり、新しい物を買い与えられるのならば特に問題は無い筈。ただ―――私は……嫌だった。 ) はじ…めて……生まれて初めて……“私に”買い与えられたものだから………大切に……したいのです……… ( 答える声は震えていた。下らない、つまらないと吐き捨てられて破かれる光景が簡単に想像出来てしまったから。私如きの言葉で意見を翻すような主人ではないと考えているから。 ) いたっ……!あぐぅっ、 ん……… はっ、はぁん!? ( 叩き付けられるように奥の奥まで突き上げられる。子宮の入り口を突かれて、硬い背中の感触と背筋を昇る痛みに私は苦しそうに表情を歪めながらその小さな体を弄ばれる。 ) あ…… っぁ …… どうか … ゆっくり ………… ―――― ! ( 普段の物とはまた違い、痛みばかりが先立つ性交では少しずつしか濡れてきてくれない。その激しく強引なレイプに心身を凌辱されていく。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:35:05]
◆オルガ@自宅 > んん?新しく買ってやると言っているのに―― 何故だい?どうしてそこまで懇願する? ( この奴隷が抗議の声をあげたり、或いは懇願したりすることは珍しい。私はその理由を問いかけた。その理由がつまらないものであったら、このスカートも破いてしまおう。そして奴隷が泣く様子を見て、笑うのだ。…きっと頭のどこかでは、その答えを知っているのだろうが。 ) ( 準備の整っていない幼い孔は、その狭さも相俟ってこちらも痛みを感じる程であったが、それでも構わず奥深くまで押し入り、身体を前のめりにする。 ) ん …く、うぅ …ッ あ、は…痛―― っ♪ 擦り切れそうだよ、エスメラルダ…。 ( そしてそれから、腰を強引に叩きつけ始める。がたがたと机が揺れ、ブランデーがそれにあわせて水面を揺らす。 いつもは激しくとも相手も快楽を得られるように導いてやるのに、今日はそれも無く犯す。 ――レイプ。そう、レイプだ。だが、彼女は私に感謝の言葉を述べているのだから、強姦ではない。けれど同じ名前の初恋の人を無理矢理犯した時の記憶が蘇り、私は更に興奮した。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:18:31]
◆エスメラルダ > ………おやめ……ください…どうか……御慈悲を……――――お願い、致します…… ( 主人はすると言えばするだろう。どんなに雑に粗末に扱おうと、それは道具の持ち主の勝手なのである。それでも私は、これが身分を逸脱した懇願であると知りながら、そればかりは許して欲しいと悲痛な表情で主に頼み込むだろう。 )( 着飾りたい訳ではない。その気持ちが無いとは言わないが、それよりも思い出を、絆を大切にしたい――――そんなロマンチストな性格なのだ、この奴隷は。 ) ぅ……っぅ……! ( 滲んだように広がる痛み。戯れの言葉を口ずさみながら主は既に一杯に大きくなった肉棒を取り出した。毎夜咥え込み、それでもまだ小さな私の体はそれを受け入れるのに苦労せざるを得ない。 ) ぅぁ……! かっ……! あっ、あっ! ぅぅぅぅ…………!!! ( まだしっかりと濡れていないそこに強引に深く捻じ込まれた奴隷は辛そうに喘ぎながら、それでも痛みを耐えてその女壺で受け入れようとする。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:08:06]
◆オルガ@自宅 > くくく…。お前のその泣きそうな顔が溜まらないなぁ。もっと悲しませてやりたくなる。――下のスカートも破いてしまおうか?お前の注文通りに作らせた、可愛らしく広がるスカートだ。びりびりに破いて、はしたなく足を露出させる長さになっても、お前はそれを着るのかな? ――でも大丈夫、スカートもまた買ってあげるよ。お前は新品の服が着たいんだろう? ( 金は幾らでもあるんだ。私たち金持ちが無駄遣いをすることで、経済は回り貧乏人どもも潤うことが出来る。だから貧乏人は少ない金をせせこましくぼろい財布に蓄えるより、私達金持ちにもっと回すべきなんだ。 ) ん、ふ。 …はっ、 ぁ… ――♪ 吸血鬼も、こんな風に血を吸ったりするのかな? ( そんな事を言いながら、捩じ込んだ指を引き抜く。濡れていなくても構わない。私は衣服を肌蹴させ、そそり立つ肉棒を取り出した。 ) 良く言えました――。ほぉーら、エスメラルダ。お前の大好きなペニスだ。ちゃんと言えたご褒美に、今捩じ込んであげるよ…ッ。 ( ぐい、と下着を引っ張ってずらすと、その先端を宛がう。そして強引に割って入っていくのだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:56:23]
◆エスメラルダ > ( 私は自分が物であるという事を充分に理解している。自分の意思を持つ事など許されはしない。玩具は誰かの望むままに動けば良い。 ) で…ですが、オルガ様、こ、これは―――― ( ――――奴隷は悲哀の表情を作った。生まれて初めて誰かに買い与えられた物だから、ずっと大切にしていたかったもの。けれどそれはその人自身の手で無残な姿に破かれる。―――ただ奴隷はそれが悲しかった。 ) ………っ……! あっ、ぐぅっ………!? あっ、ぁぅっ――――! ( 強引に乱暴に扱われる。下着の上から乱暴に捻じ込まれる指も、滲んだ血を舐め取られる胸も今はその激しさに快楽よりも痛みの方が先立って伝えられる。私は目隠しの奥の瞳を涙で滲ませながら、どうしようもなく漏れ出てしまう苦痛の悲鳴を挙げていた。 ) ( ――――あ、ああ。ダメだ私。ちゃんと、ちゃんと言わなければ――――― ) ――――あ、あり……… ( 奴隷は必死に苦痛を堪えて主人の命令に応えようとする。例えそれが意に反していようとも、主人が黒といえば白も黒になるのが私達の世界の絶対の理。 ) ありがとう、ございますっぅ……! おる、が様……… ( 痛みを懸命に堪えながら、いつもよりも乱暴な主の命令にただ忠実に応えよう。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:40:51]
◆オルガ@自宅 > ( その返事に私は愉悦の表情を浮かべる。勿論、そう答えることはわかっていたが、私は今後何度でもそれを確認させるだろう。 ) ふふ、ふふふッ 心配するなエスメラルダ。こんなもの、また買ってあげるよ。 ( 酒に酔った頭では、何故奴隷がその服を大切にしているのかわからない。だから「こんなもの」呼ばわりする――いや、本当はわかっているのだ。わかっていて、それを台無しにしてしまうことに暗い悦びを見出す。そうだ、私は相手が苦しむ様は嫌いじゃあない。胸を痛める時もあるが、心の底では相手の破滅を見て自分の立ち居地が磐石であることに安堵しているのだから。 ) 痛い?痛いかい、エスメラルダ?ははは…ッ それじゃあ、泣くことと、苦痛の声を漏らすことは許可しよう。私は優しいからねッ!ほら、「ありがとうございますオルガ様」と言いなさい! ( 滲んだ血を舐め取り、その鉄の味にぺろりと舌を舐める。乱暴な手つきでスカートを捲り上げると、下着の上から女の穴に指を捩じ込むように。十分な湿り気も与える気も無いようだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:26:57]
◆エスメラルダ > ――――……はい、存知得ております。 ( 窓枠を叩く雨のように冷たく痛々しい言葉をはっきりと口にされる。――――その通りである。私は永遠に誰かの奴隷であり、他人の所有物。ただの意思を持つ動く玩具。 ) ―――――あ……? や、やぁ!!? ( その破かれる服の感触に一瞬茫然とした。そして主人が何をしてきたかを理解すれば、奴隷は悲鳴を挙げて珍しく拒否の態度を取る。――――オルガ様御自身に初めて買って頂いた私の大切な服なのに。汚さないで欲しいと嘆願した事もあるそれだったのに、何故――――― ) ひぐっ……! うっ ……… ぃ……たぁ…… … ! ( じわりと血が滲み始めた小振りな胸。乱暴に摘み上げられた乳首と合わせて激しい痛みが脳裏を伝い、私は苦痛の呻きに喘いだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:16:14]
◆エスメラルダ > ――――……はい、存知得ております。 ( 窓枠を叩く雨のように冷たく痛々しい言葉をはっきりと口にされる。――――その通りである。私は永遠に誰かの奴隷であり、他人の所有物。ただの意思を持つ動く玩具。 ) ―――――あ……!? やぁ!!? ( その破かれる服の感触に ) [Sat 19 Jun 2010 01:11:53]
◆オルガ@自宅 > お前は私の性奴隷―― 玩具だよ、エスメラルダ。 ( 以前、泣きながらその胸に縋った時とは別人のような凶暴さを見せ、冷たい言葉を言い放つ。彼女が痛みに苦悶の声を僅かに漏らすのも気に留めなかった。 酒はその人間の本性を現す魔法の薬。泣き縋ったのが本性ならば、これもまた本性なのだろう。 ) ふふ…。 ( オルガはグラスに残っていた酒を一気に飲み干すと、それを床に放った。かしゃん、とグラスが割れる音が響く。――そう、酔っていなくても押し倒しただろう。けれど、もう少し優しかった筈だ。…無言のまま、エスメラルダのブラウスの前に手を掛けるとそれを乱暴に破るのだ。買ってあげた服を、汚さないで欲しいと彼女に言われた服を、強引に。露になる肌にむしゃぶりつき、幼いその胸に歯を立てて噛み付く。少しぐらい血が滲んでも構わない。もう片方の胸を、ぎりりと力を篭めて強く摘み上げた。 ) ( これは私のものだ、私がどうしようと私の勝手なのだから。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:05:20]
◆エスメラルダ > あ――――― ( 傍に歩み寄った時、オルガ様は私の手を取り乱暴な所作で机の上に組み敷く。 ) ―――――っ……! ( 強引に引き倒された時の痛みと背中の硬い机の感触が痛みを呼んで小さく苦悶の悲鳴を漏らす。 )( ――――そう、いつもの事。好色なご主人様と淫乱な奴隷の毎夜の図。きっとオルガ様は酩酊されていなくとも私を押し倒していただろう。 ) ………どうぞ……オルガ様の、御随意に……―――― ( 目隠しの奥の瞳は主人の表情までは映さない。しかし鼻を突く酒の臭いを漂わせるご主人様はきっと――――笑っているに違われなかった。 )( 今の私と同じように。奴隷は組み敷かれた体勢のまま、当然の如くにそれを受け入れ何の抵抗の素振りも見せない。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:56:58]
◆オルガ@自宅 > ( 奴隷の返事。注がれるブランデーの音。奴隷が歩いてくる音。――どれも、雨にかき消されそうになっている。奴隷が私の傍まで歩み寄ってくれば、その手を強く掴み引き倒し、机の上に乱暴に組み敷こうとするだろう。その弾みで机の上に置いてあった本が落ち、ばさりと音を立てた。 ) ………っ。 ( 酷い酔い方はしていなかったが、それでもやはり酔っている。赤くなった顔、酒の臭いの篭る吐息、歪に歪んだ笑み――。 ) ( 私はいつしか、こうした己の鬱憤を晴らすために酒とセックスに溺れるようになった。その二つだけが私を慰めてくれる。この私を満たしてくれる。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:41:01]
◆エスメラルダ > ( ――――本日の物はお口に合わなかっただろうか。やはりオールワークをこなすには私にはとてもじゃないが能力が足りていない。そんな浅学な自分を恥ずかしく思っている折。 ) ――――………? かしこまりました。 ( 静かに消え入りそうなご主人様のお声。それは窓を叩き付けている雨音に掻き消されそうな程に。私は内心で疑問符を浮かべながら仰る通りにご主人様のすぐ傍まで近寄ろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:33:39]
◆オルガ@自宅 > ( 雨はざあざあと窓を叩く。せめて月でも見えればこの気持ちも幾らか晴れたのだろうか?わからない。晴れていれば、せめて雨でも降ってくれればこの気持ちを洗い流してくれたのにと思うかもしれない。 ――溜息と共にグラスを傾けた時、ノックの音が響いた。 ) ………。 ( オルガは部屋に入ってきた奴隷を見る。見つめる。奴隷の問いかけに対し、主は答えぬまま暫し沈黙する。部屋の中に雨の音だけが響く。 「ご苦労様」「美味しかったよ」 普段ならば掛けられる労いの声が今日は無く―― ややあってから。 ) …エスメラルダ。私の傍に来なさい。 ( 雨の音に消え入りそうな主人の声が届くだろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:26:13]
◆エスメラルダ > ( 主人の部屋をノックする音。ふんわりとしたスカートを穿いて目隠しをした奴隷は、部屋の扉を開けるとまずは主人へと一礼を。 ) お食事の片付けが終了致しました。本日はもうお休みになられますか? ( 基本的に家事全般をするようにと任されている奴隷。その腕は専門の訓練を受けた方々には遠く及ばないが、一般的な生真面目さのお陰で奴隷にしてはまあ悪くない程度の働きぶりではあろう。 )( 本音を言うならばもっとしっかりとした教育を受けて家の仕事をこなしていきたいのだが―――つくづく他人から物を教わる事が困難な自分の体質が恨めしい。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:20:49]
お知らせ > エスメラルダさんが入室されました。 『 ―――失礼致します。 』 [Sat 19 Jun 2010 00:12:19]
◆オルガ@自宅 > ( 私は知っているのだ。私がこの手で破滅へと追いやった連中とこの自分を隔てるその境が、酷く薄いことに。ただ運があっただけ―― ただ運が無かっただけ―― 教養や才覚や生まれてからの本人の努力など関係ない、ただ生まれ持った宿運の差で決まる。…私は今、数々の勝利を収めてここにいる。だが、この後の人生において運に恵まれなければ私は容赦なく地に堕ちるのだ。或いは、私より運の強いものが私の前に立ちふさがれば――。 ) …そんなことは無い。宿運あるものが勝利するというのなら、私は勝つ。 ( なぜなら、私には才覚があり、そして同時に幸運に恵まれているからだ。 …だが、そんな曖昧で不確かな勝利の要素は、この私を不安にさせる。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:05:04]
◆オルガ@自宅 > ( 私は自分の部屋で、ざあざあと強く窓に打ち付けられる雨をぼんやりと眺めながら、机の上のブランデーを傾けグラスに注ぎ、それを口にしていた。ほんの少しずつ、その香りを楽しみながら。 ストレスが溜まれば酷い酔い方をするまで飲むことが多いが、今日は然程ではないし、実際何かがあったわけではない。だが時折形容しがたい虚無感に襲われる時がある。今の私は充実している筈なのに、これからもっと充実した人生を歩める可能性が秘められている筈なのに、時々それがなぜか儚く、脆いもののように見えてきてしまい―― 不安に駆られるのだ。 ) [Fri 18 Jun 2010 23:57:17]
お知らせ > オルガ@自宅さんが来ました。 『 外の豪雨の音を聞きながら。 』 [Fri 18 Jun 2010 23:50:18]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『ずぶ濡れの女はそのまま駆け出して』 [Fri 18 Jun 2010 23:08:42]
◆シャジャール > (前はいつか反旗を翻してやろうって、過激派の革命軍みたいな考えで潜んでるつもりだったんだけど、なんかすっかりそんなのがどうでもよくなった。元より居場所を求めて暗殺稼業に手を染めていた自分…こうして思わぬ方向からでも安息が手に入るとそれを手放したくなくなるものだ。今まで殺した相手のこととか、昔の仲間とかに引け目を感じないかと言われれば噓になるが、そんな幻影に自分を縛られない程度に悪人でいられた自分には感心する。)あ…行こうかな。(見れば少し雨脚が弱まってる。今のうちにゴールまで到達したい。深夜のお祈りには間に合うだろう。) [Fri 18 Jun 2010 23:08:23]
◆シャジャール > (そういえばここ最近、とは言っても数ヶ月って単位だが、この居住区でも色々と騒がしいみたいだ。何か夜中に強盗?強姦?騒ぎとかあって付近の家が理不尽に窓を割られたとかあったらしい。場所的にウチもちょっと危なかったかもしんない。でもそんなのを聞くとちょっと思う。)…意外と…紛れ込んでんのかもね。(…自分らみたいのが。自分の罪が時効になったかどうかは知らないが、まぁおいそれと騒ぎ立てなければ、改めて逮捕されることも無いだろう。こうやって大人しくしてれば、それこそずーっと以前からこの場所に住み着いていたかのように振舞えるし、自分もそう錯覚してしまう。) [Fri 18 Jun 2010 22:44:37]
◆シャジャール > (基本、自分には傘をさすって習慣はあまりない。アマウラとかあっちの方の人が結構好んでいたように思う。自分の生まれ故郷じゃ、雨って言ったらスコールだ。今日も強い雨だが、こんな比じゃない。傘とかはっきしいって意味がない。真横からばしゃって水流がたたきつけてくるイメージだ。)まぁ、おもいっきし北に住んでた人がちょっと南に来た方が寒さを実感するとも言うし…(防寒が甘くなるからだとか何だか。例えが微妙にずれている気もしたが所詮は独り言。ぶるっと体を震わせながらしばしぼーっと降り注ぐ雨を見つめる) [Fri 18 Jun 2010 22:32:36]
◆シャジャール > うわーうわーうわー!(何だかまた雨脚が強くなってきた。買い物袋片手に適当な家の軒先に緊急避難する。とはいえ、今さっき降り始めたような雨ではない。商業地区からここまで、こんな感じで雨脚が弱まった時を見計らって、飛び石のように移動しながらくれば、すでに衣服にぬれていない箇所は無く、上も下も下着の中までほぼぐしょぐしょだ。まぁだからといって、滝のような雨に打たれながら帰るってのもいただけない。買い物袋の中には、なんとか浸水から死守したい香辛料とかもある。)あぁぁー…傘って大事なんだねぇ… [Fri 18 Jun 2010 22:22:41]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 『適当な家の軒先に駆け込み…』 [Fri 18 Jun 2010 22:18:13]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが退室されました。 『寝癖もたっぷりのままぼーっとベッドで身体を起こしたままとか…とても他人には見せられません』 [Wed 16 Jun 2010 00:19:56]
◆オリヴィア@自宅 > そうですね…。あとは、彼女を「使い勝手のよい」英雄にしない事…それが、私の個人的な目標ですね。ちょっと矛盾しておりますけど(くすっと意地の悪い笑みを浮かべて…。英雄の存在は内外に大きな影響を与える。中でも死んだ英雄ほど使い勝手のいいものはない、亡き英雄の為にと言えばみんな大概同意してしまうでしょう。謀殺される事はないとしても、そんな事に利用されるのは彼女の本意ではあるまい)そうですね…ちょっと、ブランデーを入れすぎました(はふぅ…と小さいあくびを手で隠して…)ごちそうさまでした…それでは、先に寝ますのでロサさんもお休みください…(明日もまたよろしくお願いしますと続けながら…朝だけは、特にメイドと主人の立場が逆転するこの家。お酒もそれなりに入ったから寝起きはさらに良くないかも知れない) [Wed 16 Jun 2010 00:18:27]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが退室されました。 『 アマウラ旅行、楽しみだ。 』 [Wed 16 Jun 2010 00:11:32]
◆ロサ・ガリカ > なるほど、難しいところですわ。…ですが、ヴェイトス騎士団は大丈夫ですよ。アイリーン様という華がおられるではありませんか。 ( プロパガンダの役割があるのは理解しているが、そういう穿った見方を抜きにしても華のあるお方だと思うのだ。強いし、若いし、女性だし。 ) ――はい。私も、そう言って頂けることが何よりの幸せですわ、奥様。 ( 大丈夫、神様はお見捨てにはならない。…それがどんなに儚い想いだったとしても、私たちはそれに縋るしかない。 ) ふふふ…。 ――さて、奥様。明日にも障りますから、今日はそろそろお休みくださいませ。 ( 明日は晴れるといいなと、窓の外の雨を見ながら思う。 ) [Wed 16 Jun 2010 00:08:45]
◆オリヴィア@自宅 > ただし、上に英雄と言う華ががなければ、ただの雑草と同じですから、難しいところです。 帰れるところがあるのは、幸せですもの(だからきっと帰ってきますと。ロサさんに頂いた武運を願う水晶のネックレスの上に軽く拳を乗せて誓うようにして見せて…誓いを嘘にしないように、諦めずに努力すると言う約束。神の定めた運命も知らず、必ず帰ってくるなどと言うのはとてもおこがましい事だけど、今は不死身のジークフリードのように堂々と誓ってみせて)それはとても大事ですものね。ロサさんにも楽しんでもらいたいですから(ライスワインとかあるらしい。でも魚を半殺しのまま晒し者にして断末魔の瞬間を見ながら食べるイケヅクリは理解できませんが。ともあれ、実際に体験した情報は大事と気楽に聞いてまわってみましょう) [Wed 16 Jun 2010 00:00:58]
◆ロサ・ガリカ > その茎や根があるからこそ、英雄は咲くことが出来るのですね。素晴らしいことですわ。 ――いいえ。奥様がそのように約束してくださるだけで、私はいつまででもお待ちすることが出来ますから。ましてや騎士の誇りに掛けるというのであれば、何を心配することがありましょう? ( そう言って微笑んだ。…勿論心配はある。でも、奥様は今まで約束を反故にしたことなんて無い。だから私は待つことができる。だから私はこの家を守ることができる。 ) ( …このメイドは、仮に主が戦争などで行方不明になったとしても、きっと何年でも待つのだろう。 ) はい、畏まりました。調べておきますわ。 きっと素敵な温泉や美味しい料理のある宿をお探ししますとも。 ( 騎士団の方々でアマウラ旅行に行ったことがあるのは話しにも聞いていたが、まさかそこでアイリーン様が凄い目にあっているとは思いもせず。もし知っていたらその地雷を踏まぬように忠告できたものを、嗚呼! ) [Tue 15 Jun 2010 23:48:38]
◆オリヴィア@自宅 > 私の仕事は、その英雄と言う大輪の華を支える茎であり、根ですから(そうやって祭り上げられるのは私達ではありません。それでも、軽んじられないようには頑張る所存ですけども)その割には心配とか掛けさせて申し訳なく思いますけども…必ず帰ってくる事は、私の騎士の誇りに掛けて誓わせていただきますね(くすくすと笑って…ゆびきりとかそんな感じで約束を重ねて…少しでも不安が和らげばいいのですけども)そうですね…旅行プランもいくつか見繕っていただいて構いませんか? 私の方でも情報は集めますけども(家にいる時間が長いロサさんの方が色々適任かも知れないとか、ほら準備の都合とかあるでしょうし。こちらも…確か、トリスさんが遊歴の経験もあるでしょうからそう言うのに詳しいでしょうか? アイリーン様に今後の相談ついでに聞いてみるのもいいかもしれないとか…それが地雷とは思いもしないが) [Tue 15 Jun 2010 23:40:17]
◆ロサ・ガリカ > ふふふ。島の平和を守る奥様は、さしずめ英雄といったところでしょうか。 ( もちろん奥様はそんなものは望んでいないだろうし、私も色んな重圧に耐えることを求められるであろうそんな立場に奥様がなることは望んでいないが、けれどそうやって称えられるだけの仕事を奥様や騎士団の皆様はしていると思うのだ。…身内贔屓なのかもしれないが。 ) 毎日奥様のお帰りをお待ちするのが私の楽しみですわ。そしてこの家は、奥様と私の家でもあります。 ( 二人の家だ、なんてメイドにはあるまじき台詞だが――。私こそ、その生きがいを与えてくださった奥様に感謝するべきだろう。 ) 少し割高になるそうですが、貸切というのもあるそうですわ。 ――は、はい。 ( 奥様がきょとんとするのを見て、思わず視線を逸らしてしまう。本当に、なんでこんな事を言ったのか…緩みすぎだぞロサ・ガリカ。 ) はい。今から楽しみにしております。 ( 家を空けるとなると色々準備が必要だが、旅行ともなればその準備ですら楽しくなるものだ。 ) [Tue 15 Jun 2010 23:28:46]
◆オリヴィア@自宅 > この島の平和と安定の為と言ってもいいと思いますよ(なんてくすくすと笑って。まぁ、いざととなればヴェイトス市すら切り捨てる判断をするだろう自分と言うのがまた自己嫌悪を誘いますが、それは仕方のない事と割り切るしかないです、うん)大丈夫ですよ、闇雲に戦火を撒き散らすのは下策も下策ですから。ロサさんがこうして家を守ってくださるから安心して出れるのですから…感謝しております(同じようにロサさんの無事を願っているわけです。市内とはいえ、危険がないわけではないですので…)他人に肌を見せるのは抵抗がありますが…って、えっと…はい、お願い、しますね…?(あれ?なんで、もう温泉でそう言うことをする話になっているでしょう?とか、ちょっときょとんとした顔をしてみせて…)それでは…旅行にいけるように、手はずを整えて、おきましょうか?(うん、私だけでなく、ロサさんにも息抜きの機会が必要でしょうし…今は、暫く西側から離れて、のんびりするのもいいかも知れないとか) [Tue 15 Jun 2010 23:21:41]
◆ロサ・ガリカ > クリスティアの繁栄はヴェイトス市の平和の為、ですわね。 ( そういうメイドもクリスティア出身だ。ヴェイトス市暮らしで他の文化圏への理解は深まったにせよ、やはりクリスティアが率先すべきという考え方は変わらない。 ) アングリマーラ、ですか…。特に大きな国ですから、その影響力も強いでしょうしね…。――はい、出来れば戦争にはなって欲しくありません。私は奥様の身を一番に案じておりますから。 ( 戦争は自身の生活を脅かす非常事態だ。そして、奥様の身を案じるということは生活の一部として溶け込んでいる。 ) ここ最近は雨が多いですからね…。――まあ、それは素敵ですわ、奥様。アマウラの温泉はお肌にも良いと聞きますよ。そこに…… ( そこではっと気付く。アマウラでは、一緒にお風呂に入るのが文化らしいじゃないか。 ) ……あ、あの。お背中お流ししますわ。 ( 主従関係とはいえ女同士ではあるし、おかしなことは無い。だから緊張する必要は無い、という緊張をしてしまい、僅かにどもってしまった。更に、わざわざそんな事を言う必要も無かったんじゃないかと言ってから気付くのだ。 ) [Tue 15 Jun 2010 23:11:50]
◆オリヴィア@自宅 > (なるべく公私は分けておきたいのもあるわけですが、さすがに少々長い期間気を張り続けたせいか、まだそれが抜け切らない気がしてなんとも。ロサさんにも心配かける事になりそうですので、家の中では騎士としての勤めはなるべく見せないようにとはしてはいるのですけども)…んー、正しくは、クリスティアの繁栄の為に、なんです。特に、アングリマーラの方とは慎重に対応しないといけませんから…戦争なんてなったら、ロサさんも困ってしまいますでしょう?(そう、こうして夫の眠るヴェイトス市を守る為にここに赴任してきたわけなのですけども、根底はと言えばクリスティア第一主義。その矛盾もまた疲れになっているのかも知れませんが…ともあれ、最後は茶化すようにくすっと笑って)そうですね…今年は雨が降り続かない事を願いながら、ですね。いっその事…しばらく旅行に行くのもいいかも知れませんけども(今は動きはないでしょうから…アマウラにまで少し足を伸ばすのもありかも知れないとか…良く考えればそんなに遠い距離でもありませんし…温泉とお酒とかあるらしいですし?) [Tue 15 Jun 2010 23:01:12]
◆ロサ・ガリカ > ( そうやって笑顔の練習をしたり、そういう所がこのお方の愛らしい魅力だと思うのだ。こんなことを言ったら、もっと真っ赤になってしまうかもしれないけれど。 ) なるほど。――私も以前の職場では、仕様人同士のそういったやり取りを経験しておりますわ。けれど、奥様の場合はヴェイトス市の平和の為に…という部分が大きいのではないでしょうか。したたかでなければ勤まらないと思いますし。 ( けれど、そういった日々はどうしても疲れを生んでしまう。奥様のように他人を貶す事を好まない方は、特にだ。――こういう時は、私の方から楽しいお話しをしよう。 ) 奥様、去年の夏に海岸沿いで花火を見ましたね。ほら、あの…ぎょまも…じゃなくてうおかみ…というアマウラ系のお店の前で。――今年も、綺麗な花火を見ながら屋台のご飯を食べるというのが、とても楽しいとメイドは思うのです。 ( 一緒に行きませんかと直接的な表現でお誘いしないのは、メイドの方から主をお誘いするなんて…というのを回避する為の、まあ言葉遊びのようなものだ。今までにもこちらからお誘いしたことはあったし。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:52:20]
◆オリヴィア@自宅 > (こちらは帰ってきたばかりでもありますし、もっぱら騎士としてアングリマーラへの対応とか情勢ばかりでしたので、小耳に挟んだ程度の情報。むしろその点ではロサさんが詳しそうではありますし、心配を掛けないように私は行きませんよとだけ言っておこうかなとか)んー…ん? あ、あはは、ありがとうございます(何か笑顔がしっくりこなくて、しばしその事に熱中していたせいで、思いっきり見られてしまって…照れたような笑顔とともに振り返って、一人で練習するよりはこうして大事な人との語らいの中での方がよっぽどいい笑顔のリハビリになりそうですし)大丈夫です…。その…なんでしょうか、人を追い落とす事を考えてばかりいると、どうしても心がすさんでしまうものですね(暖かい紅茶をまず一口。きちんと暖かな紅茶入りブランデーの香りを感じながら…警備は大変と言うほどではないのですけども、その先にある問題に対しては気楽とはいかずに) [Tue 15 Jun 2010 22:39:50]
◆ロサ・ガリカ > ( 最近、またヴェイトス市が騒がしい。街道沿いの警備の件もそうだけど、聖職者が行方不明になっているという話も勿論耳に入ってきている。そういった情報は、奥様のメイドとしてお側に居るときは勿論のこと、買出しの時の店の店主との会話や、郵便物を届けに来る配達人との何気ない会話の中で仕入れることができる。家に居ることが多いメイドが割と事情通だったりするのだ。 ) ――はい。 ( カップの中に暖かい紅茶を注いで。ちらりと奥様の方を見遣れば、窓相手に笑顔の体操なんてしてた。窓の中で目があって、くすりと微笑んでしまうだろう。そういえば、アイリーン様も窓相手に笑顔の練習をしていたとかそういう噂が―― メイドは事情通なのである。 ) 奥様、お疲れではありませんか?お仕事が大変かと思いますが、どうかご無理はなさらないで下さいね。 ( 注いだポッドの口を拭い、テーブルの上に置いて。奥様の傍らに立ちつつ、そう言おう。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:31:07]
◆オリヴィア@自宅 > (そういえば、ヴェイトス市の方でも、なにやら聖職者の拉致(?)だか神隠しだかの事件があるとか聞いた気がしますが…騎士の装備で洞窟に乗り込むと言うのは現実的ではないのでちょっと力になれそうにはないと判断。ジャスティスさんは無事でしょうかとか、考え事の内容がそぞろになったところで声を掛けられて)あ、えっ…と…そう、ですね…いただけますか? この上に注いでいただいて構いませんので(寝てませんよ?とか答えそうになりましたけども、お茶のお代わりと言われれば、確かにブランデーと大差ないこのカップの中身は確かに問題がありそうですし、素直にいただくとしましょう。あと、紅茶をサーブしていただいている間に気分転換も兼ねて、ちょっと顔をマッサージしつつ…家の中でしかめっ面で固まってるなんて問題あると思いますし…ちょっと窓相手に笑顔の練習) [Tue 15 Jun 2010 22:21:35]
◆ロサ・ガリカ > お紅茶のお代わりは如何ですか? ( ――と、傍らに寄り添いながら申し出る。奥様の紅茶のカップの中を直に確認した訳ではないが、私にはお代わり時というのがわかるのだ。それがメイドという生き物である。 奥様が今、街道の警備の件に尽力しているのは知っている。今もその思考の妨げにならぬよう、紅茶とブランデーをお出ししてから暫しの間下がっていたのだけれど…険しい表情に、少し肩の力を抜かせてあげるべきだと思い、再びやってきて紅茶のお代わりの申し出を。或いは、そのままお休みになられているようならば暖かい毛布をお掛けしようと思った。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:16:39]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 ――奥様。 』 [Tue 15 Jun 2010 22:11:32]
◆オリヴィア@自宅 > (自宅でお気に入りの場所で、ゆっくりくつろいでいるはずなのに、街道警備の時よりもきつい表情をしていると言うのはどうかと思いますが…とりあえず、残り少ない紅茶の入ったカップにブランデーを追加して一口…。もはや、紅茶入りブランデー状態ですけども) [Tue 15 Jun 2010 22:03:21]
◆オリヴィア@自宅 > (アングリマーラの対応を受けての街道警備以来、このヴェイトスにおいても黒いのを見かけるとちょっと目で追ってしまうとか、本当は良くない事なのですけども。こちらにきてそれなりになると言うのにいまだにアイリーンお嬢様のように清濁併せ呑むほどの器は持てていないようです。と言うより私の器の限界と言ったところでしょうか)………ふぅ(ちょっと自己嫌悪交じりのため息を一つ) [Tue 15 Jun 2010 21:49:05]
◆オリヴィア@自宅 > (こればかりは、アイリーン様が出会った、マドゥーなる人物と交渉する部分になるだろうか。もっとも、私単体で話を持っていくのも妙な話ではありますけども…それに、一対一で差し向かいで話し合いと言うのは果たしてできるでしょうか。この混沌とした人種どころか種族すら坩堝なヴェイトスの中で、行きずりだったり、世間話する程度なら気にはなりませんが、クリスティアとアングリマーラと言う国を背負った部分での話し合いと言うのを、穏便にできる自信は少しありません) [Tue 15 Jun 2010 21:45:53]
◆オリヴィア@自宅 > (アングリマーラは、ヴェイトス市から自国側の街道だけに止まっているようですし…)…交流があれば、もう少し話は変わってくるかも知れませんが…(どうせなら、クリスティアとの街道と合流した先のヴェイトス市までのところをお互いで警備に当たるのはどうだろうかとか…そのための詰め所もこちらで作らせてもらうつもりですし、ぅん) [Tue 15 Jun 2010 21:37:16]
◆オリヴィア@自宅 > (さて、困ったと言ったところ…。街道の警備を万全にする為に人員を出したと言えば通りはいいでしょうけども、ヴェイトスからアングリマーラにかけての街道への人員補強と言うのは、こちらとしては面白くはありません。まぁ、文句を言えた義理ではないのですから、歯噛みするしかないのですが)…それから先は目立った動きはなし…(アングリマーラとしても当座は自国の主張を通せたところで手を止めるのだろうかと) [Tue 15 Jun 2010 21:32:49]
◆オリヴィア@自宅 > (しばらく街道警備に出ていたので、自宅でのんびりできるのは久しぶりでもありますし、それでも考え事をすれば、すぐに浮かぶのはアングリマーラ側の対応の事…)…ん…(ちょっと目を開けて、きつく夜の闇を睨むような顔をしつつ。相手の行動と挑発に対して、こちらも少し毒を混ぜたつもりですが…帰ってきた対応は過剰に反応するでもなく、人員の追加と言う現実を見据えた対応で…。黒いのの癖に、中々迅速かつしたたかだと思う) [Tue 15 Jun 2010 21:29:39]
◆オリヴィア@自宅 > (椅子に深く腰をかけて、脇の小さなテーブルには紅茶とブランデーの小瓶。夜になって少し気温が下がってきたかなとか思いながら、屋根や庭の木々に雨が当たる音を目を瞑ったまましばし楽しんで……寝てはいませんよ?) [Tue 15 Jun 2010 21:23:10]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが来ました。 『テラスに面した窓を開けて、雨の音を聞きながら…』 [Tue 15 Jun 2010 21:20:39]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 心穏やかなティータイムに 感謝を 、 )』 [Mon 14 Jun 2010 00:28:02]
◆メアリアン > おッさんッて、其れは―― 、 ( ちょッと酷いと思うの、御兄さン。 たまに、ほンとーにたまに、思う時もあるけれどッ。 ) ふふッ、分かったわ。汚れても良いお洋服、ね。 ( あンまりはしゃいで遊ぶ事なンて、子供の時も無かッたから楽しみ。 前日はわくわくして、眠れ無くなりそうだ。 ) ――― 何が、好きなのかしら… あまり私もまだ知らなくて…。 ( 聞こう聞こうと思う間に時間だけが過ぎてしまッた感。 牛乳かン、楽しみにしてるわ、なンて 。 お礼に私も何か作ッておこう、ッて内心。 ) 楽器?わあッ、演奏出来るの?もしキヨちゃンさえ良ければ、今度 ――― ( 聞かせて欲しいな、なンて 小さな声で。 ) …お知り合いの方が団長さン…! 素敵ッ ―― 海賊のお話ッて見た事ないし、是非見に行きたいわ! ( 吸血鬼に狼少女、今回は海賊―― 何度か公演を行ッている劇団ならば、多少期待を膨らンでくる。 ) ( むく、ッと味わい 飲みこンで、 ) えッ、あ、ありがとう ―― でも、やッぱりキヨちゃンのお菓子の方が美味しいと思うわ!沢山レパートリーもあるし、 ( 何だか尊敬しちゃう位。 ッてへにゃりと笑みを浮かべ。 ) ( 少し冷めた紅茶を 啜り、 ) [Mon 14 Jun 2010 00:27:13]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『( 無論今日も、帰りはそのまま家に戻るではなく 花を手に病院に寄ってから帰宅した )』 [Mon 14 Jun 2010 00:19:29]
◆キヨ > ( 一緒に遊ぶ計画をいっぱいして、おしゃべりを楽しんで、湯気の少なくなった紅茶に口をつけて、美味しいです、とほっこり顔を緩ませて―― 、 ) ( しばらくは、そうして久方ぶりの和やかなティータイムを楽しもう。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:17:05]
◆キヨ > イヤイヤ、兄者にはこのおッさんめ、ってはたかれる毎日ですよ。 ( その評価はむしろ、そッくりメアちゃんにお返ししたいね! ) だいじょーぶだと思いますよー? むしろ、遊んであそんでーッて飛び掛ってくるかもしれませんから、散歩の時は汚れてもいい服できてくださいね。 ( 川辺の草原の上とか、寝転がったりしちゃいそう。そンな風に思いッきりはしゃぐのも、たまにはいーかもだけど。 ) 色々好きな果物入れたりして…、 ロッティさんッて何がお好きなんでしょーねー? ( ふと、首を傾げて思ったまま疑問を口にする。どうせなら好きなもの作りたいですし。 牛乳かんは、今度作ってきますね、と笑ってこたえよう ) いや、わたしが主に興味あるのは楽器なンで劇はあんまり…、まぁ楽器も好きなだけで詳しいわけじゃないンですが、 知人が団長さんしてらっしゃる歌劇団があってですね。 今度やるのは海賊のお話だそーです、 ( 以前は吸血鬼や、狼少女なンかを題材にしていたと告げようか。 もちろん、全部観に行っている。 ) ですねー。 ハイ、どうぞどうぞ。 ( 軽くカップを揺らせば、ほこりと湯気があがる。その立ち上る香を楽しみつつ、もう少し飲みやすい温度になるのを待とう――、 その間、メアちゃんの様子を眺めては微笑ましげに目を細めた ) ふふ、それは良かったです。まぁ、メアちゃんの作るお菓子には敵いませんけどね。 ( 腕はもちろん、かわいーコが作ってくれたお菓子ってのはすごくおいしく感じますから。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:13:13]
◆メアリアン > えッ、 ( キヨちゃンの反応に ぱちくり眼を瞬かせ、 ) 可愛いわッ、 だッて普通にしてても可愛いものッ、 ( 無駄に力込めて云いつつ。 男の子が放ッておかないイメージ。女の子からも、人気がありそうな そンな可愛らしさ。 ) え、持ッても平気かしら?嫌がらない… かしら? ( 少し不安そうな表情浮かべ。 けど持ちたい。くまごろーちゃンが嫌がらないなら、なンて ぽそぽそ。 ) 良いわね、ゼリーとか… 美味しそうだわ。 ( 想像して、へな、と表情が緩む。 牛乳かン?なンて、尋ねたりしつつ、 ) ええッ、今度遊びに行きたいわ! ―― 好きな劇団?キヨちゃン、劇にも詳しいのねッ。 え、あ、ええッ。 キヨちゃンさえ良ければ、一緒に見に行きたいわ。 舞台なンて久し振りで、 ( 楽しそう、ッて笑い。 どンなお話? ッて軽く問い掛けようか。 ) そうよね…!甘い物は特に 、 ( 微苦笑浮かべ、 ) けど、我慢したら身体にも悪いものね。 ( ッて すぐに肩竦め 笑う。 ) ザッハトルテもすッごく美味しそうねッ。 いただきます。 ( ぱくン、と小さくまずは一口、 ) ( 口の中に広がる甘さに頬緩め、 ) 美味しいッ、 ( 自然と声が零れる。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:56:46]
◆キヨ > … 可愛いと いいンですけど…!! ( いいんですけどね…! ) ( 思わずこう、がっくしと肩を落としつつ。 ほら、メアちゃんの反応のが可愛い。比べるまでもなく。 ) メアちゃんがリィド持ったりします? こわくなければ、 ( 持ちたければ喜んで。でも無理強いはしません。 ) あぁ、いいですねお菓子。夏ならゼリーとか、さっぱりしたの作りたいです。 ( 牛乳かんとかも素朴だけれど美味しいンですよ、とアレコレ一緒に作りたいもの考えつつ、 ) はい、そのうちわたしの家にも遊びに来てください――、 あ、 そうなんですか! ( ぱッと顔を明るくし、 ) え? いやー、わたしなんて出れませんよ。好きな劇団が今公演準備中で…、そのうち公開されると思うンですけど。 ( その時は一緒にどうですか、と微笑んで告げよう。こないだチラシもらえなかったのは惜しかった。手元にあればメアちゃんにあげたのに、また今度レェナさんから貰うことにしよう。 ) ですねッ… でもついつい、食べちゃう…! ( 疲れてる時とかストレス溜まってる時はこう。 無意識に、無心に箸が進んでいたり。 それか逆に、食べられなくなるか、 ) ( 戻ってきたメアちゃんにありがとうございます、と小さく。 きっとザッハトルテも、切り分けて貰ってトレーのお皿の上に乗ってるンだろう ) へぇ、確かにいい香りですね…、 ( 戴きます、と応えてカップを手に ) [Sun 13 Jun 2010 23:42:46]
◆メアリアン > … キヨちゃンの照れた顔は 可愛いと思うわッ、 ( 私なンかよりずッと、 なンて、へらッと笑ッて云うけれど、 ) ( 云ッた言葉に自分が恥ずかしくなッた。頬赤くして、へによン 眉を下げる。 ) わあッ、嬉しい…!ええ、今度ぜひご一緒させてッ。 お買い物も行きたい し、また一緒にお菓子も作ッたりしたいわ。 ( そろそろ夏だものね、なンて 笑みで答え、 ) お庭 …、お庭で遊ぶの、素敵ね、 ( 心配そうな視線、 気付けば パッと表情を明るく変え、 ) え? ( 次ぐ質問に ぱちりと瞬きを一つ、 ) 前は見に行ッたりもしてたけど、最近は全然 ―― でも、好きよ。 キヨちゃン 出るの? ( 瞳輝かせて、そンな 言葉。 ) うふふ、全部食べたら太ッちゃうものね…ッ、 ( これから夏だし、気を付けなきゃね、 なンて冗談ッこく笑い。 ) ( 病院の彼女 の事は何も知らないから、 ) ( 何も言えず、何も気付かず、 ) 苦いわよね…、 ミルクとお砂糖いッぱい使ッちゃうもの。 ( そンな普通の会話を、普通に、楽しげに 。 ) ( 少しの後、キッチンから戻る娘の手には トレーとカップとその他諸々。 へにゃり、と笑い掛け、 ) おいしい紅茶をね、此の前貰ッたのよ。 ( どうぞ、 と紅茶を注いで カップを彼女の前へと。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:26:52]
◆キヨ > やだなぁ、メアちゃんみたいなかわいーコに言われたら照れちゃいます。 ( なンて、ぇへらと嬉しそうに。 ) あ、ホントですか! それはくまごろーも喜びますよ、今度ぜひッ。 メアちゃんと一緒に服見にいったりもしたいですしー…、 ( 夏服買いたいンですよね、と笑いかけ、 ) はい、庭があるのでそこで…、 ( 視線の落ちる理由を知らないわたしは、その表情に僅か瞳を揺らし、心配そうにメアちゃんを見 ) あ、メアちゃんは劇とかッて好きですか? ( ふと話題を変えるかのよう、そんな問いかけ。 ) いえいえ、いらっしゃったら一緒にと思ったンですが――、 二人で食べきっちゃうには少し大きいですしねッ。 ( かといって、病院の彼女はまだこういうものは食べられないだろうし―― いや、実際病室を訪ねて彼女の姿を見ていないからどうかはわからないけれど。 ) あぁ、それを聞いて安心しました―― 苦いですよね、 ( ミルクと砂糖ないとホント無理です、なんて笑って頷いた ) はい、おねがいしまーす。 ( と、キッチンへ向かうメアちゃんを見送ろう。 こうやってキッチンに立つ後姿を眺めるのは、 わりと好きだ。 おやじっていうな。…。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:11:14]
◆メアリアン > ( 浮かべられた笑みに、自然つられた様に笑みを浮かべ、 ) ありがとう。――キヨちゃンは 優しいわ、 ( えへ、なンて 照れくさそうな笑い声と共に。 ― 視線を彼女へと戻した 一瞬、少しの違和感。 其れが、目に落ちた陰とは気付かぬまま、 ) 一緒にお散歩とかッて楽しそうね。 雨の日は無理でも、今度、いつか、 ( 一緒にお散歩とか行きたいな、 なンて、呟くよに。 ) お家の中でも一緒に遊ンだりするのかしら? ( うンと小さい頃、犬を飼ッた事は有るけれど。憎らしい以外の何も無くて、彼女が浮かべる様な微笑ましい感情が 理解出来ずに。 少しだけ、視線が落ちる。 ) あ、 ( すぐに、其れも戻るけれど。 ) ありがとうッ。 きッと喜ぶンじゃないかしら、 ( 今日はお姉ちゃンが 何処かに出掛けているのか、お部屋で何かしているのかは 解らない から、後でキヨちゃンからッて 渡してあげよう。 ) あら、一緒だわ。私も珈琲はあまり好きじゃないものッ。 ( 苦くて、なンて 肩すくめ。 ) 紅茶にするわね。 ――座ッてて?今用意するからッ 、 ( リビングのソファを指して、 己はキッチンへと向かおう。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:58:20]
◆キヨ > いーえッ。 メアちゃんが謝ることなンてないですよー。 ( にへら、と笑みを浮かべてみせ。 ほんと、メアちゃんもレェナさんも謝ることなんてなにもないのに。 謝るべきは、むしろ、 ) … ( 嫌いだという雨を見やるメアちゃんに、表情を無くしてふと目に陰が落ちる。 それは、メアちゃんの視線が戻る頃には消えてるンだろう が、 ) はい、雨だとくまごろーの散歩に行けないのが困りますけれど。 ( 笑みを浮かべるのが、一瞬遅れた。 ) 散歩いけない分、家で元気にしてますからねー、 ( 困る、と言って苦笑するけれど、そこにはどこか微笑ましげなものもある。飼い犬は、やっぱり可愛いものだから。 ) お邪魔します―― ふふふ、それは良かったです。 残りはまた、ロッティさんと一緒にどうぞー。 ( 今日はいないンでしょうか。家の中にお邪魔しながら、思わずその姿を捜すよう周囲を見回し ) 良ければ紅茶でお願いします。 珈琲はちょっと苦手でー… あ、でもメアちゃんが飲みたいものに合わせますから! [Sun 13 Jun 2010 22:45:37]
◆メアリアン > 心配掛けて、――ごめンなさい…、 ( へろり、眉が下がり。何だかキヨちゃンには沢山心配を掛けちゃッている気がする。 例えば、―不意に視線がまだ雨の止まぬ外へと動き、すぐに彼女へと戻そう。 ) … ? ( 決まり悪そうな少女の様子に、不思議そうに首を傾げ、 ) そう ? ( 続く言葉には、表情其のまま 不思議そうな声で、 ) …ああ、確かに―― 太陽は隠れちゃッてるものね。 … 、 ( ありがとう、 なンて言葉を小さく零して、 ) わッ、 ( 揚げられたバスケットと、言葉に こくこくッと何度も頷いて、 ) ええッ、大好きよッ。 キヨちゃンのお菓子なら何でも好きだけどッ、 ( 傘を受け取れば、玄関の隅に置かれた傘立てに入れて、 ) 紅茶が良い?其れとも珈琲が良いかしら? ( 問い掛けながら、リビングへと進もうか ) [Sun 13 Jun 2010 22:30:03]
◆キヨ > ―― 良かった、 ( 呟きは、安堵の色濃く。ほんの少し、眼差しがやわらかになる。 あの後体調を崩してしまったのは、きっと精神的なものが大きいだろうから―― …、 ) … ( 同じような雨の日、同じように貴女が体を崩したことをふっと思い起こしたけれど。 すぐに意識の底にぐぃと埋め直し ) …ン ン、 ( なんだかつい先日、似たような心配をされた気がして決まり悪げに言葉を濁す。その時は、お疲れかと訊かれたのだけれど―― メアちゃんの前では、ぼンやりしていることは少ないような気がする。今みたいに。 ) …わたし、雨の日はわりと嫌いじゃないんですよ。 だって太陽がいませんからね。 ( 狐の嫁入りだったら最悪ですけど、 なンておどけたように肩を竦めてみせた。 だから、申し訳なく思うことなんてない。 ) ありがとうございます、メアちゃんの淹れてくれたお茶だいすきなので嬉しいです――、 そうそう、今日はザッハトルテ作ってきたんですよー。 ( いかが? と、ひょぃとバスケットを顔の横まで上げて掲げ。 チョコケェキすきでしたよね、と笑った。 )( 傘は、すみませんと断ってからお願いしましょうか ) [Sun 13 Jun 2010 22:19:21]
◆メアリアン > ( ドアの先に居た少女を見遣れば、嬉しそうに更に表情を緩め、 ) 体調はもう十分良いの。―― ありがとう、 ( ドアを大きく開いて、キヨちゃンに 中へどうぞ、 と促そう。 ) キヨちゃンも… 具合とか、悪く無い? こンな夜… しかも今日は雨なのに、 その、 ( 来てくれて、 なンて ちょッと申し訳なさそうに ごにょごにょと。 ) お茶を用意するから、―― 上がッて? ね? ( 傘を預かろうと 手を伸ばし 首を傾げる。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:08:16]
◆キヨ > ( 小さく寄り来る足音が扉越しに聞こえれば、ふっと微笑ましげに口元を緩ませ ) こんばんは、 ( ドアが開いて、視界に映るメアちゃんの顔に わたしもつられたよう、ぇへら、と笑みを ) 体調はどうですか? ( 以前崩していたせいで、つい真っ先に気にしてしまう ) 雨のせいか、暑かったり寒かったりしますから――、風邪引かないように気をつけてくださいねー。 ( 特に夜は冷えますし、と、 出かける前に兄者に言われた言葉、そうとは気付かずわたしも同じように口にする。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:01:01]
◆メアリアン > ( 階段を下りて、リビングへと向かう其の途で響く 音、 ) ( びく、と無意識に肩が揺れて ― 足先を玄関の方へと向けていけば、雨音に交ざり聞こえる 声。 ) あ、 ( 音を洩らし、 ) ( パタパタと小走りで玄関まで行けば、其の扉を開こうか。 ) 今晩和ッ ―― 、 ( へにゃり、と笑みを浮かべて。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:51:19]
◆キヨ > ( 来訪を告げる音が、貴女の元へと響くだろう ) こんばん はー。 ( 少し声を張り上げ、挨拶を述べた。訪れびとはわたしですよ、とその声でもって名乗るかのように。メアちゃんまで届くかどうかわからないけれど。 ) … ( そうすることに意味はないのに、無意識にドアを見上げて、畳んだ傘と一緒に一まとめに手にしてたバスケットを右手で持ち直す。 ドアの向こうからの反応を待つ間、傘をバサリとはためかせて水滴を落とそうか ) [Sun 13 Jun 2010 21:47:26]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( ノッカーが数度揺れて、 )』 [Sun 13 Jun 2010 21:43:03]
◆メアリアン > ――― …、 ( 何処かに出掛けよう、と思ッて思い付く場所なンて殆ど無い。 ) ( 暗黒街か、貧民窟か、――鶯さンの所か、お買い物か、其れか芸能横丁に在る喫茶店 ? ) … ( 目玉泥棒をする気は無いのだから、暗黒街に行く気は無いし、 ) ―― そういえば、最近ルァに会ッて無いわ…、 ( 最後に会ッたのは何時だッけ。―― 時間が経つのは、早過ぎる。だッて、お兄ちゃンが居なくなッて、そろそろ1年経つンじゃないかしら。 ) ( ゆらりゆらり、無意識に揺らしていた足を止め、 ベッドから降りる。 ) 雨が止ンだら、ちょッと出掛けてみようかしらー…。 ( あァでも変な事に巻き込まれたくは無い。 ― そンな事ぐるぐる考えながら、部屋の扉を開け、リビングへと向かおうか。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:41:59]
◆メアリアン > ( ホワイティア居住区に在る自宅の 二階自室にて、ぼンやりと窓を外を見遣る娘。 ) ( ――雨、早く止めば良いのに、 なンて、 ) ( 小さく溜息を吐けば、ベッドに腰を下ろす。 ) ( あの事件以来、あまり家から出る事も無く、淫売窟に行く事も無く、昔みたいに暮してる。 ――キヨちゃンが、偶に様子を見に来てくれる事と、家族である人が変わッた事くらいが、昔と違う所。 ) ――いい加減、外に出る様にしなきゃ 駄目かしら、 ( はあ、と何度目かの大きな溜息を吐いて、 部屋の隅ッこに置かれた鞄へと視線を遣る。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:28:14]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ―― あめは、嫌い。 )』 [Sun 13 Jun 2010 21:24:00]
お知らせ > リーザさんが帰りました。 『 グラスを片手に黙り込む 』 [Sat 12 Jun 2010 22:00:14]
◆リーザ > ( ようするにメアリアンだけが何も知らずにぬくぬくと育っていたってわけだ。 そりゃあ、ああいう性格にも育つだろうさ―――…いや、そも、メアリアンが両親や兄や兄の恋人、関係ない人間まで巻き込みまくって殺人鬼になった最初の動機は何だったんだろう? 親が嫌いでも 兄の恋人が許せなくても そんな簡単にああいう人格になるだろうか。 ――――案外本人が記憶から抹消しているだけで、一度くらいはこの家族の―――両親の本性に触れた事があったんじゃあないだろうか。 ) [Sat 12 Jun 2010 21:59:15]
◆リーザ > ( メアリアン・ロッドを無理に刺激する必要も無い。 あれは今や無力な子供だ。 仮面の男や異常な看護師がまたメアリアンを脅かせば脅かす程、上手い事あたしの株が上がる。 それなりに真面目に仲良し家族ごっこをやってやっても良い。 付き合いきれなくならない限りは。 案外それがこの穏やかな生活を続けるのに重要なことかもしれないし――――あたしはあの屑みたいな母親とは違うという証明になるのかもしれない。 ) …母親だって。 嫌だわ。 ( は、と鼻で笑って行儀悪くソファに足を上げ、ブランデーを一口呷る。 親、といえば。 メアリアンの両親について調べる為に改めて机の中や寝室のあまり興味の無かった所を調べてみた。 ――――トウィードル・ロッドの裏の顔を知った時から何となく歪さを感じていたけど、ああ、そういうこと、と少し納得もした。 ) ( 父親は宝石商で母親は看護師―――というのは上っ面。 出てきた書類やメモに何度も躍る言葉は「娼館」「娼婦」。 ああ、と顔を顰めて吐き捨てる。 あたしがどんなに金が無くても避け続けた屑みたいな仕事だ。 ) [Sat 12 Jun 2010 21:20:02]
◆リーザ > ( 思いのほか穏やかな日々が続いている。 私を煩わせる人間は居ない。 私を憤らせる人間も居ない。 理不尽な暴力も、金に纏わる焦燥感も、希望を失う光景も無い。 ただ安穏とした空気と時間があって、声を荒げる理由も無くて、心穏やかに過ごしている。 妬み嫉み渇望した日々には戻りたくないという一抹の不安は残るが、それは過去を客観的に見れているという事じゃあないだろうか。 ) ( 結局の所、ただ環境一つでこれだけ心は安定するものなのかもしれない。 ) [Sat 12 Jun 2010 20:58:11]
◆リーザ > ( 何事も無く一日が終わろうとしている。 がらんとした広くて静かなリビングにはもう慣れた。 倉にあったブランデーを開けてグラスに注ぎ、カンテラの灯りで本を読む。 活字なんて真面目に読んだ事も無かったが、必要性に駆られれば、その上でそれが案外面白かったりもすれば、ゆっくり噛砕きながらでも読む事が出来た。 スラムや暗黒街の安雑居から越してきて暫し―――覚えなきゃならない世間の話題、知らなきゃ恥ずかしい金持ちの常識、事業を起こす為の知識、そんな本を暇を見つけては読んでいる。 バイトを辞めた都合、時間だけは沢山あった。 ) [Sat 12 Jun 2010 20:51:11]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ロッド邸、一階リビング 』 [Sat 12 Jun 2010 20:45:03]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 道行く人の中にそれとなく自警団員を探しながら、通り過ぎた。 )』 [Sat 12 Jun 2010 00:10:54]
◆エアリー > ( 共犯者が欲しい、という感覚には考えが及ばず、しっかりとズボンに入れたシャツの上、右脇腹に手を当てた。 …毎日のように焼き落とせないだろうかと考えるものの、その程度で消えるわけがないと思ってしまう。 実は単純なものかもしれないのに、奴隷の印を消すのに良い方法は?なんて誰に相談できるわけもなく、手をつけられない。 用心し過ぎなのか、それにしては今のこの状況は何なのか。 ) [Sat 12 Jun 2010 00:10:18]
◆エアリー > ( ―――もとい、いつまで関わっていられるか、になるのだろうかと肩をすくめた。 ) ( ロッテ改めリーザが自分を側に置くのは、殺人狂であるメアリアンに対しての備えだと思っている。 もしもメアリアンを首尾よく殺すことができたなら、あの家に部屋を与えられるのはその報酬のようなものだろう。 では、メアリアンとリーザが上手くやっている現状では? …結婚詐欺師と目玉泥棒にとっても、逃亡奴隷を身近に置いておくのはリスキーな事だ。 もちろん目玉泥棒はその事を知らないのだけれど、結婚詐欺師は知っている… というか、最低でも当たりはつけているはずで。 エリスという名前までは辿り着いていないとしても、奴隷の印は今も右の肋骨下縁にそのままだ。 ) [Sat 12 Jun 2010 00:00:21]
◆エアリー > ( 本当のところ、自警団が逃亡奴隷や指名手配犯についてどの程度把握しているのかは分からないが、何であれそれを生業にする者の能力を侮るのは危険だと知っている。 逃亡奴隷が生き長らえるケースは少ないようで、一定期間経過すれば死んだものとして扱われるのが一般的と聞いていても、逃亡してからもうじき二年は 『もう二年』 ではなく 『まだ二年』 だ。 ハーフエルフの血のためか、十代半ばでありながら見てくれの変化はほとんど止まってしまっているし、警戒しないわけにはいかなかった。 ロッテには臆病なやつだとまた侮られるかもしれないけれど、逃亡奴隷という身の上については、用心してし過ぎることはないと思う。 逃亡奴隷だと発覚して、生存を知られ、また名指しで追われるようになったら最後だ。 反社会的な者はいくらでもいて、神出鬼没のヒーローを気取った暴漢や、大勢の記憶を同時に操作してしまう催眠術師、殺人狂、吸血鬼なんかと比べれば無能な分かわいいものでも、それが見逃す理由にはならないし。 一緒にいるのが結婚詐欺師と目玉泥棒では危なくってしょうがない。 ) ―――…なんでまだ関わってるんだ? ( 通りの向こうに見えてきたロッド邸を眺めて、小さく一人ごちる。 メアリアンは今、あの家で暮らしているのだろうか。 それとも色街に引っ込んでいるのか… 特に意識したわけではないのだけれど、すれ違っているうちにこっちが寄り付かなくなってしまった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:47:29]
◆エアリー > ( 心配するほどのこともなく、ロッテ… もといリーザ・ロッド夫人は義妹と上手くやっているらしい。 アイゼンリッター他に襲われたというのもロッド姉妹は被害者ということで通っているようだし、とりあえず当面の問題にはならなかったようだ。 所在の知れている看護婦というのも余計な事は口にしていないようだし、真意は知れないものの敵でないのなら、後はアイゼンリッターが捕まったりして新展開にならないよう祈るばかり。 …幸運を当てにするしかないというのが気持ち悪いところだけれど、それこそなるようになると思っておくしかないだろう。 むしろ、もう一人のロッド邸の住人である逃亡奴隷にとっては――― 変質者からロッド姉妹を守ってくれるという、自警団の方が厄介だった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:18:10]
◆エアリー > ( たまにしか様子を見に来なくて、来てもすぐに帰ると言った方が正しくニュアンスが伝わるかもしれない。 ホワイティア居住区の中でも富裕層の邸宅が多い一角。 最近新しい住人を迎えたメアリアン・ロッドの屋敷に近付いて、ランニングのペースで駆けていた娘は足を緩めた。 クールダウンしてから一休みしようかといった調子で、ゆったり歩きながら首にひっかけたタオルで汗を拭う。 耳と髪を押し込んでいたニット帽を脱ぎ、すぐにかぶり直す。 身につけているものがほとんど全て派手目なブランド物というのが、運動するにはいささか不釣合いな感じだけれど、そんなスタイルに惹かれるお年頃ということで通じるか。 とりあえず一見した限りでは、普段あんまり運動しないのだけれど思いついてダイエットとか、そんな雰囲気に仕上がっている。 少なくとも、粗末な格好しているよりは街並みから浮いてしまうことはなかった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:09:19]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( たまには様子を見に来るが。 )』 [Fri 11 Jun 2010 22:49:37]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 帰ったら両親の持ち物をもっと調べよう 』 [Tue 8 Jun 2010 23:22:36]
◆リーザ > ( 当面は潜伏だ。 静かに暮らし、メアリアンやその友達―――こないだのは何と言ったか、キヨ、だっけか―――とも上手くやって、近所の人間に好印象を与えて居場所を作り、それから、メアの両親やトウィードルについてもっと家の中を調べよう。 外で調べる事が出てきたらまたフレッタやエアリーを使えば良い。 暗黒街にも一度戻って、あれこれ当たってみるべきか。 何だか充実してるじゃあないか。 しかも、真っ当に、クリーンに? ) [Tue 8 Jun 2010 23:12:22]
◆リーザ > ( メアリアンを此方からどうこうする心算も当面は無い。 しばらく様子を見て分かったが、以前は兎も角、アレは今現在目玉泥棒なんてやっていないし、やりたいとも思っていない。 兄を生き返らせるなんてのは無理だし、やらかした事は忘れたいとすら思っている感じだ。 そこを上手い事コントロールする限りアレはあたしにとって無害どころか、手綱を握ったようなもんだ。 トチ狂ってまたおかしな事を始めない限り、精々仲良くやっていこうじゃあないか。 ) ――――順風満帆だわ。 ( 一人夜道を自宅へと歩きながら、舞い上がりそうな気分になってステップを踏んだ。 ツテもある。 「瑪瑙の鍵」のフレッタ・ビーチェとまた近いうちに会おう。 暗黒街の外にシェアを広げられるかもって言ったら少しは興味ありげな顔してたし。 あたしの強みは暗黒街とスラムに詳しい事だ。 ああいうツテをもっと増やせば、将来的にはちょっとした事業主にでもなれそうじゃあないか。 ) [Tue 8 Jun 2010 23:06:04]
◆リーザ > ( 暫く大人しく過ごしている。 メアリアンとは少なくとも表面上安定した状況が続いているし、あの仮面とストーカーの馬鹿騒ぎのお陰ですっかり大人しくなって扱い易くなった。 家の家具や間取りにはもう慣れたし、近所の道と店の場所もだいたい把握した。 バイトをやめたお陰で時間があって、最近はあれこれと次の儲けを考える時間が増えた。 ただ家を乗っ取っただけじゃお金は増えないし、よりよくなった社会地位ってのを活用して良い生活をもっと良くしないと。 素敵な事に、暇と自由は腐るほどあった。 貧乏暇なしっていうのは本当に本当だ。 もう戻りたくない。 ) ( 相変わらずエアリーは自警団を警戒して暗黒街に残した部屋に籠っているようだが、あいつもそろそろメアリアンとまともに引き合わせたい。 どうなるかちょっと予測し辛いが、いざって時にあの二人がちぐはぐだと立てた予定をあっさり崩されかねないし。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:55:33]
◆リーザ > ( 自分が恵まれない貧しい家の出だという事も話の中に匂わせておく。 訊かれれば素直にそうだと肯定するつもりだ。 どうせそこを偽っても金持ちの常識なんて知らないんだから何れ必ずボロが出るし、それだったら最初から素直に言ってしまった方がまだ印象も良いだろう。 それから、そんな貧しい自分に目をかけてくれたトウィードル・ロッドがどれだけ素敵な男だったか、彼にどれだけ感謝をしているかの話。 いかにも世間に理解があり、差別や偏見はいけないなんて思ってそうな若くて素直で幸せそうな女からまず取り入るのだ。 孤立無援のホワイティア居住区に自分の居る正当なポジションを作らなければ、いつまで経っても異物でしかない。 幸か不幸かメアリアン・ロッドはまともな社交性を持ち合わせておらず、近隣住民との接触は最小限しかなかったようだ。 それすら近所の興味を引く好材料になるだろう。 不幸な妹と健気な姉のセット販売だ。 何だか耳触りの良い話になりそうじゃあないか。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:45:32]
◆リーザ > ええ、それじゃそろそろ…ええ、ありがと。 頑張るわ。 ( 和やかに笑ってみせ、そんな言葉と共に立ち去る。 相手は近所に住む比較的若い女。 子持ちの既婚者で中の上くらいの暮らしをする人の良さそうな女だった。 丁度それくらいのを探していたし、ただの世間話をするだけで、あまり深い話をせずに分かれた。 頭の固そうな婆では駄目だし、金持ち過ぎても駄目だ。 本当は男に取り入るのが一番楽しそうだが、それはまだ早い。 リーザ・ロッド夫人は 夫の行方が知れず、両親を早くに亡くして世間に馴染めない義妹の世話をしながら世間の冷たい目にも負けずにロッド家を切り盛りする健気な女、なのだ。 いきなり男に取り入ったりしたら味方に出来る人間も敵に回しかねない。 今は静かに、先ずは構築する時だ。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:37:59]
お知らせ > リーザさんが入室されました。 『 ホワイティア居住区/立ち話 』 [Tue 8 Jun 2010 22:10:59]
お知らせ > オブリージェさんが帰りました。 『( しかしその夜はいよいよ人を見ることは無かった。 )』 [Sat 5 Jun 2010 02:32:20]
◆オブリージェ > ――明るイ時、だけナだったナぁ。 (暗くなったら人が居なくなるなんて聞いていない。だから吸血鬼は探す事にする。道也に歩いていれば、その内に何かを見つけるかもしれない。一休みをして、明るくなればソレこそまた沢山の人が見れるかもしれない。そんな考えからか、吸血鬼は街を出鱈目に歩き続ける。薄暗い路地を見かければ、其方へと。行き止まりにぶつかれば壁を登り、向こう側へ。そんな事を繰り返しながら街を吸血鬼は徘徊していく。) [Sat 5 Jun 2010 02:26:03]
◆オブリージェ > ――ヴぇいとスっていうんダっけ。 ( 昼間、この街に入ってから数人の人間に何か話しかけられたりもした。大半の人間は、話が通じにくい幼い吸血鬼に顔を顰め去ってゆく。 この吸血鬼のある者は迷子とでも思ったのか、何処から来たのか。と聞かれた事があった。「知らない。」と応えてたら、ここがなんて名前の場所で、どういった風の場所なのかを教えてくれた。最終的にはその人間も、他の者と同じ様にどこかにいってしまったけれど。吸血鬼は、その会話の内容の大半を理解する事はできなかったけれど、この街の名前は覚えたようだ。 ) ――こコには、人間ガ一杯居るッテ聞いてタけれド…。 [Sat 5 Jun 2010 02:16:17]
◆オブリージェ > ( だが、オブリージェはその事知る事は無く、また理解もできない。今時分の居るこの場所が、昨夜墓場から見えたところなのだと疑わない。辺りを見回しながら闇雲に歩き回る。) ――誰モ、居なイのかナ。明ルい時ハ、あんなに一杯居たノに。 ( 昼間と違って、あんなに沢山見かけた人間を見かけないことに少しの疑問を感じながら吸血鬼は歩く。 ) [Sat 5 Jun 2010 01:59:38]
◆オブリージェ > ( 最初の印象は、そんな感じだった。昨晩、十字架を模したモノが沢山あったつまらない場所から見えた灯りの固まっていた場所を目指してきた。ここが、その場所なのかは分からないけれど、最初の印象はそんなものだった。 ) ―――色んナ建物、一杯あるけド、狭そウ、かな? (身に纏ったぼろい布切れが緩やかに風に揺れる。生まれたばかりの吸血鬼は、墓場から見えた灯りを目指して街に来ていた。尤も、昼間は周り全てが明るかったから方向は出鱈目で当初目指していたところとはぜんぜん違うのだった。) [Sat 5 Jun 2010 01:49:41]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『少し、窮屈―――。』 [Sat 5 Jun 2010 01:42:26]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『( 邪其禍津卑はその存在定義に遵ってただ、街に拡がる )』 [Fri 4 Jun 2010 00:34:52]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『( そして私は暫し、その街の灯りを眺めていた。 )』 [Fri 4 Jun 2010 00:32:17]
◆だいだら > ( でも、じゃあどうしたら良いのだろう。このままでは漁村の連中は皆死んでしまうのではないか? …何を、お前が望んだことなんだぞ。だいだら。 でも、こんなことになるなんて思っていなかった。ヒトの生贄が手に入らなかったら、もう私はどうすることも出来ないに違いない。 ) ―――? ( まがつひ様の言葉と共に、指差す方向を見る。私はその先にあるヴェイトス市の明かりを見た。遠い遠い、別世界の明かりだ。…あの街に、まがつひ様は広がっていくのだろうか。そうして私はその力を借りて、やがて皆に恐れられる存在になる。 …私は力が抜けたような、絶望したような、不思議な感触に襲われ、にへらと笑ってまがつひ様を見た。 …もう、逃げられないのかもしれない。私は、どこにも。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:30:22]
◆マガツヒ > ( 狗の毛の感触。 袖を通した着物が身を包む感触。 時折触れる大太郎法師の指先。 寄り代はそれらを「好い」と感じるようだ。 俯瞰する他人ように「ふうん」とその反応を記憶し、禍津卑は黙って狗を撫でる。 大太郎が何か喚いているようだが、何の話をしているのかあまり意味が分からなかった。 ヒトを連れてくる、という事自体には何の問題も無いが。 ) 拡依、邪其禍津卑 徒歩口伝往様以為 地祇 大太郎法師 ( 珍しく長めの言葉を何か言って、禍津卑は爪の尖った人差指を虚空の向こう―――ヴェイトス市の街明かりの方向に向けた。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:22:35]
◆だいだら > ………! ( そうしてだいだらはまた勘違いをする。犬を食わぬのを見て、こんな生贄は喰うに値しないということなのだと捉えたのだ。 ) も、申し訳ございません!ひ、人は中々連れてくることが出来ず…! ( あたふたと慌てる。もし食べないのであれば、この犬は連れ帰るべきだろう。ずっとここに繋いでおいては糞もするし小便も引っ掛ける。崩れているとはいえ、この神の社でそれを許すべきではない。 ) ………。 ( 腕をばんざいして大人しく着替えさせてくれるのは、幻想一座の半端者の芸人を思い出す。だいだら自身は意思疎通が困難な相手の世話をするのは、自覚は無いがなれているのだ。…あの芸人と比べているのが知れたら、お怒りを買うかもしれないが。 袖を通し、着物の前を合わせ、紐でしっかりと結ぶ。私は裸になってしまったが、もう夜も遅いし人に見つからなければ大丈夫だろう。 ) 終わりました。 …今度来るときには、お布団をお持ちしますね…。 ( すっかり世話役のような真似をしているが、全て恐怖心からの行動である。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:10:04]
◆マガツヒ > ( この大太郎法師の末裔がどういう意図で何を欲しているのか知らない。 ヒトと同列の世界で細々と存えている末端であるし、そういう程度の原理で動いているのだろうが。 此が動く度に波風が立っているのだから、棄て置いて問題はなかろう。 此を殺したり苦しめたりしたとて、大した効果は得られない。 ) 妾憤非也? ( 感心なさげな顔で犬の頬をぺたぺたと触れる。 此処最近は件の漁村で十分な栄養価を寄り代に与える事が出来ていて、今直ぐこれを喰う理由が無い。 なにより、この狗を喰った所で矢張り、誰一人困りも悲しみも怒りもしない。 放っておく事にする。 大太郎法師は何か、着替えを提案しているようだが―――之も寄り代を維持するのに有用であると最近は理解している。 何処かでもっと着る物を拾ってくるべきかもしれない。 ) ( されるがままに腕を上げばんざいをして、着せられるままに袖を通し、犬の鼻先を弄る様は知恵の足らないただの娘の様に見えるかもしれない。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:02:27]
◆だいだら > ………。 ( この間まで着ていた、不釣合いな黒いドレスはどうしたのだろう。汚れて捨ててしまったのだろうか?破れてしまった着物は最早衣類としては不十分だ。そうだと知っていれば、一座から一着ぐらいくすねてきたのに。…仕方が無い、とだいだらは着ていた和風の着物――大したものではない。継ぎはぎも多いし、何よりお線香の匂いが染み付いている――を脱ぎ始めた。 ) あっ、は、はい。あ、あの…。 まがつひ様のお怒りを、なにとぞ、お静め下さるよう…。 ( だいだらは恐れていた。それ故に、はっきりとは言わなかった。「この間の願いを無かったことにして欲しい」と――。神様がお怒りを感じているという勝手な思い込みで、だいだらは大きな過ちを犯しているのである。もっとも、仮にはっきりと伝えたところで既に聞き届けられた願いを無効に出来たかどうかはわからないが。そしてこうして生贄を捧げ続けるのは、あの漁村への復讐以外にも、神の祟りが自分に向かないようにというある意味利己的な考えもある。 ) ( 犬は相変わらず怯え、身を竦ませている。 ) あの、まがつひ様…宜しければ、お召し物を… お、お取替えしましょう? …し、失礼します…。 ( 怯えつつもまがつひ様に近づき、その破れた着物を脱がせようとする。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:48:23]
◆マガツヒ > ( 状態は並。 前の寄り代は非常に良い適合率を見せ、平凡な代物なら三日から半月も持てばマシな物だったのを、二ヶ月以上を維持し続けたのだが―――今回の寄り代はあまり期待できないかもしれない。 タスケテタスケテとまだ何処かで囁いている。 まぁ、その都度見繕えば良いのだが。 ) 大儀勿 何迩故贄遣妾 ? ( すく、と立ち上がる小柄な姿は破れ千切れた着物の肩口から屍のように白い肌を晒す。 相変わらず裸足だ。 見下ろすように顎を上げて首を傾げ、差し出される犬の額に不思議そうに触れる。 贄をまた差し出そうと言っているようだが、今度は何を願うのか。 ) ( 「次々と贄を差し出さなければならない」というのはだいだらの勝手な思い込みでしかない。 既に贄は十分に満たされ、願いは聞き届けられている。 いつまででもどこまででも怨敵を祟り、子子孫孫まで禍を齎すだろう。 縁者の誰一人残らなくなるまで。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:38:11]
◆だいだら > ( それにしても、これは何なのだろう?一体何が起きているのだろう。 ) ( だいだらは何もかもがわからぬまま、娘の背中を汗ばんだ手でさすり続けた。寄り代の娘というものが必要になるということを知らない為、助けを求めているのはまがつひ様であると思ってしまっているのだ。…もし寄り代のことを知ったならば、だいだらは心の底から震え上がっただろう。自分もそれに選ばれるのではないかと。…もっとも、零落した妖怪がそれに適するのかどうかはわからないが。 ) は、はい。だいだらです。あ、あの…大丈夫で御座いますか? ( その声、喋り方はまがつひ様のようで、奇妙にも安堵した。それ程までに直前に見せていた様子がおぞましかったのだ。 ) きょ、今日は…お供え物を、しにきました。あの、犬… ひ、人じゃなくて、申し訳ありません。 ( 生贄には獣より人のほうが適している。誰に聞いた訳でもないが、勝手にそう思い込んでいた。 その犬の方はすっかり怯えきってしまっているが。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:25:01]
◆マガツヒ > ( 禍津卑 は別段苦痛を感じているわけではない。 苦痛を感じ助けを求めているのはその、新しい寄り代の娘だ。 暫く利用していた寄り代が昨晩失われ、新しい物を見繕ってきた所―――出来るだけ相性の良い、出来るだけ本質の近い個体。 十前後の娘で、アマウラ人が好い。 巫女の資質があり、仄暗いものを腹に秘めていると尚好い。 そういった個体をようやく見繕って我物にしようと試みているが―――毎度ながら、ヒトとマガツヒは共通項を見つける方が難しいくらい全く異質の存在だ。 マガツヒの構造に適合するように可能な限り擬人化して、血や、筋や、骨や、脳や、魔術を通す回路を都合よくバイパスする。 マガツヒに必要な物を肉と骨と血から構成し、マガツヒに不要な物を排除し、ヒトの形を保ちながらなんとかそれらしい泥人形を構築するのだ。 精々マガツヒの1%も再現しえない泥だが、ただ地べたを歩き、観測する為の駒ならこんなものだろう。 ) ―――――…ぎ ィ 大 太郎 大太郎 妾訪耶? ( ゆらりと身体を起こした娘の髪が、ぶわ、と闇の様に長く伸び広がり、双目を隠した。 ぎざぎざの牙のような歯と長い舌が覗いている。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:13:59]
◆だいだら > ( まがつひ様じゃない。最初に受けた印象はそうだった。以前お会いした時とは全然似ていない娘で、髪の色も目の色も顔かたちも違った。その娘が畳の上で悶え苦しんでいるのだ。思わず耳を塞ぎたくなるような声にがちがちを歯を鳴らす。獣染みた瞳と視線を合わせたとき、私はあんな目よりも一つ目の方が良いと思った。 ――まがつひ様でないのなら、私はすぐに逃げ出すべきだった。でも、そうしなかった。まがつひ様ではなかったけれど、まがつひ様であると思ったのだ。本当におかしな話だが、その時はそうだと思ったのだ。 ) ………。 ( そのまがつひ様が、私に助けを求めている。そう錯覚した一つ目の妖怪は、震える子犬の紐を適当な柱に結び付けると、すくんだ足を必死に動かして近づいていった。ここで助けを拒めば私は死ぬまで呪われるのだ。恐怖した私にそうする以外の選択肢は無かった。そうして畳の上にしゃがみ、その娘の背を撫でた。 ) う、 うぅ、 うう ま、まがつひ様…。 ( ここに来る前に厠に行っておいてよかった。そうでなかったら、私は粗相をしていたことだろう。そして―― その少女の身体に異変が起きる。まるで錯覚を見ているかのようだった。娘の身体が、蠢いて変化していくのだ。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:58:53]
◆マガツヒ > ( 其処に居るのは長い黒髪の、吊り上がった切れ長の睫毛の娘ではなく、茶色みがかった短髪の瞳の大きな娘だった。 娘は涎を垂らして眼を見開き悶え苦しみ、この世のものとは思えない甲高い奇声を上げて畳を掻き毟る。 ) イギッあぎぎゃぉああああああああああ唖gあヱううう゛うえ… ( ぐりんっ、と斜め下から首が45度回って、獣のような目が来客を真っ直ぐに視たのは偶然かも知れない。 ) あ゛アうェだ zげ t ( 直後娘は一瞬、助けを求めるような顔をしたかと思えば、ぐるんと瞳を回転させて舌を出し、鼻と眼から血を噴きながら先程のぱきぱきぽきぽきという音を立てて歪に蠢く。 血管がどくんどくんと異常な速度で蠢くのが浮かび上がり、目の大きさが、鼻の高さが、舌の長さが、額の広さが、指の長さが、胸元のふくらみが、肌の白さが、異常な早さで変化していく。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:50:17]
◆だいだら > ( 暗闇に目を凝らすと、ぼんやりと人影が見えたような気がした。まがつひ様だろうか?…もっとも、奥に居るのがまがつひ様であろうが、そうでなかろうが、私は恐れることに変わりは無いのだが。 けれどどこか様子がおかしい。聞こえてくる獣の荒い呼吸は、そこにいるのがまがつひ様ではなく、何か別の獰猛な野獣のような錯覚を与える。この引っかくような音はなんだ。ばたばたと畳を叩く音は何だ。 ) ま、まがつ――…… ひッ!? ( まるで地の底から響くような恐ろしい、あまりにも恐ろしい声に私は竦みあがった。腕の中の子犬も同様で、尻尾を丸めて震えてしまう。今すぐにここから逃げ出したかったが、そんな無礼を働けば後でどんな祟りがあるかわからない。私は震えながら、その畳の間へと足を踏み入れた。 ) ま、まがつひ様…。 [Thu 3 Jun 2010 22:41:23]
◆マガツヒ > ( 闇の奥、雨風に薄汚れた畳の間に小さな人影が一つ。 それはゆらゆらと忙しなく上体を揺らし、時折獣の呼気のような音を立てて蠢いている。 来客の呼び掛けに応えを返す事は無く、かりかりと神経質に畳の目を掻き、ぎょろぎょろと眼孔を蠢かせ、癇癪を起したようにどたんばたんと音を立てて転げている。 ) イ゛アぁァァァァァァァァァァァァアゥェあ゛唖唖唖唖唖唖唖唖唖!!!!!!!! ( 叫び声というよりは声帯の振動。 甲高く長く長く響く、異音。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:35:46]
◆だいだら > ( 子犬は私に抱きかかえられてご機嫌そうだった。時折鼻を押し付けてくんくんと私の匂いを嗅いだり、頬をぺろぺろと舐めては尻尾を振ったり、愛らしい反応を見せる。その度に私は胸を痛めたが、もうどうすることも出来ない。これ以外にまがつひ様を止める手段は無いのだ。 ) ! ( と、その時だ。どこからか聞こえてくる何かの歪な音に私は立ち止まり、耳を済ませた。抱っこしている犬もその耳をぴんと立てて、音の方向を探ろうとしている。 …居る。 私は唾を飲み、恐れを感じながらもゆっくりを歩みを前へと進めていった。そうして社の中へと入っていくのだ。 ) まがつひ様…。 まがつひ様…。 ( 消え入りそうな声で私は神様のお名前を呼んだ。 ) まがつひ様…。だいだらでございます…。ど、どこでございますか…? ( 転ばぬよう注意しながら、少しずつ奥を目指す。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:26:33]
◆マガツヒ > ( 半ば傾きかけた真っ暗な社がかつて何を祀っていた所なのか誰も知らない。 地元イエロティア・アマウラ居住区の人々ですらこんな辺鄙な丘の上になど訪れる事は無く、まるで自ら遠ざけるようにして社は森の奥に廃れている。 其処は禍津卑が訪れる前から既にそういう場所だったのかもしれないし、そうならざるを得ない事があったのかもしれない。 既に去った主に聞いてみなければ、分からない。 ) ( 風の音と虫の声に雑ざって、何か異音がする。 雨戸も襖も無い廃墟の闇の奥、誰か、何かが居るのだろう。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:20:50]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 ぱき ぺき ぽきぽき 』 [Thu 3 Jun 2010 22:13:35]
◆だいだら > ( 暗闇に閉ざされた石段を足元に注意しながら上っていく。昨日捕まえた子犬は階段を恐がって上ろうとしなかったので、仕方なく前回と同じように抱きかかえて上ることになった。多分、足元が不安定になるからだろう。決してこれから自分の身に起こる出来事を察知しているわけではない―― と思う。 ) …… はぁ。 …… はぁ。 ( 左右を鬱蒼とした木々に囲まれたこの階段は本当に不気味だ。もう長いこと人の手入れが入っていないせいか、落ち葉が沢山落ちていて、注意しないと足を取られてしまいそうだ。そして私は、階段を上りきり、頂上にある見捨てられた社へとやってくる。遠くにヴェイトス市の灯を見ることが出来るが、それはここが外界から隔絶された場所だと言う認識を強めるだけだ。 ) ………。 ( まがつひ様は、いらっしゃるだろうか?ややっあってから、恐る恐る社へと近づいていく。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:09:05]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 犬を連れて。 』 [Thu 3 Jun 2010 22:03:38]
お知らせ > オルガ@自宅さんが帰りました。 『 思うに、私は最低の人間である。 』 [Fri 28 May 2010 00:53:19]
◆オルガ@自宅 > ( ああ、すっきりした。こういう悪戯って凄い好きだ。ああ、物凄く大好きだ。普通の女性にこんなことしたら変態呼ばわりされて嫌われる可能性があるけど、奴隷にたいしてはそんなこと気にする必要は無い。主人のすること、言う事に絶対服従だ。 ) …さて、すっきりしたところで寝よう。明日のあの子の反応が楽しみだ。 ( ふわ、と大きな欠伸をして立ち上がると、自室のベッドに戻っていった。 ) [Fri 28 May 2010 00:52:28]
◆オルガ@自宅 > …… ふ、 …っ ぁ。 で、出るよ、エスメラルダ…っ。お前の大好きな精液だ。たっぷり染み付かせてあげるからね…っ。 ( 動きが早くなっていく。やがて我慢できなくなって前に崩れ、身体を片腕で支え―― ) ん…っ♪ ( 精を下着にむかって吐き出した。その量の多いこと多いこと。渇いた下着はあっというまに精液を吸い取り、熱を孕み、重さを増す。 ) ――――……ッ♪ ( 私は声にならない快感に震え、汚れた下着を手にとってぶら下げてみた。 ) …ふふー♪ ( それを丁寧にたたんで、元の場所に戻しておく。 ) [Fri 28 May 2010 00:49:07]
◆オルガ@自宅 > ( あの娘の下着を汚してしまおうというのだ。勿論、他の下着は隠しておく。エスメラルダが仕方なく私の精で汚れた下着を身に着けるのを想うと物凄く興奮する。きっと顔を赤らめるに違いない。嗅ぎなれた精液の匂いに興奮してしまうかも。ああ、溜まらない。今頃あの子は何にも知らずに私のベッドで寝ているんだ。うふふ、うふふふふ。 ) ん …っ ぁ、出そう…。 ( 想像していたら余計に昂ぶってしまった。さあ、エスメラルダの下着を妊娠させてしまおう。そうさ、孕ませるんだ。あの子から私の精の匂いが消えることがないように、たっぷりと匂いをつけるんだ。 ) [Fri 28 May 2010 00:44:19]
◆オルガ@自宅 > ( オルガ・バイルシュタインは性欲の強い人間である。その上それを隠そうともしないので、ろくなことを考えない。家に置いている奴隷に対しては特にその傾向が強く、自分の性癖を隠す事無く押し付け、またそうすること自体にも性的な興奮を覚えている。いわば、どうしようもない人間である。 ) ………っ ……… ん、 ふ。 ふふっ。 ( 静まり返った自宅にて。部屋の隅で毀れる家の主の声。そそり立つ肉棒をエスメラルダの下着で包み、一人耽っていた。 ) [Fri 28 May 2010 00:39:51]
お知らせ > オルガ@自宅さんが入室されました。 『 悪戯。 』 [Fri 28 May 2010 00:35:37]
お知らせ > ロンガンさんが帰りました。 『( そして、ハラエへの報告と、新しい仕事の依頼を受けに行く )』 [Tue 25 May 2010 20:44:48]
◆ロンガン > ( ハラエの中では比較的新参であるし。 今は確実に仕事をこなしつつ信頼を得ていくのが良いだろう。 吸血鬼の血も現在はそれほど強く出てきては居ない ) 焦らず、確実に、ですね。 [Tue 25 May 2010 20:37:13]
◆ロンガン > ( 依頼人が見えなくあんたところで少し目頭を押さえる ) 少々張り切りすぎましたかね。 ( 「視る」のも集中力が必要である。 今回はわかりやすかったから良かったが、もっと流れが複雑だと追い切れないこともある。 そうなると時間をかけて少しずつ良くしていかないと行けないが、それで請求する額を増やすわけにも行かないのが現状で ) 楽な仕事だけなら良いのですけれどね。 [Tue 25 May 2010 20:26:39]
◆ロンガン > ( 今回はその対処をして、どうなったかの様子を見に来た。 場合によっては別な要因で気の流れがおかしくなり、状況が改善されない可能性もあるためだったが、今回はそんなことは無かった ) それでは。 また何かありましたら、私かハラエまで連絡を。 ( 頭を下げて帰路へ就く。 ハラエの評判があがることは良いことだろう。 最近は比較的目立っていないギルドの一つでは無かろうか ) [Tue 25 May 2010 20:17:34]
◆ロンガン > ( 居住区の中でもやや奥まった地域にある一軒家。 家から出るときに品の良いおばあさんが頭を下げてくれた ) いえ、大したことはしていませんよ。 それでは。 ( どうも良くないことが続くので盛り塩などしてみたが効果がなかったのでハラエに依頼が来たという。 やったことは大したことではない。 少々物の配置を換えて気を流れやすくして、盛り塩は止めてもらって悪い気もいい気も出入りできるようにしてもらっただけだ ) [Tue 25 May 2010 20:07:33]
お知らせ > ロンガンさんが入室されました。 『 「ありがとうございました」 』 [Tue 25 May 2010 20:04:07]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 [Fri 21 May 2010 04:11:55]
◆カルミラ > (雲も徐々に晴れ朝は近いが、世界が人の手に戻るまでもう少し時間がある。 場所は兎も角詳細未定故、ゆっくりと物件を定めることにしようか。 身の丈にあった、且つ貧相すぎない適切な選択にしなければ。) 招待の予定だってあるのだものね。(呟きながら、屋根から垂直の壁面に一歩を踏み出した。) [Fri 21 May 2010 04:11:47]
◆カルミラ > (アイレンベルクの吸血鬼は生み出すものではなく、本質的には奪い取るものだ。 力を得んと欲するならば、体を維持する分を上回る力を、他人から接収する以外に無い。) フランの御執心、か。 筋を違えるのはするべき事ではないけれど。(渇きの余りあの首筋の残影が脳裏にちらつくと、少々勿体無かったかな? なんて感情も浮かんでしまうのである。 そういえば暫く顔を見ていない。娘を経由して言伝頼んだが、今頃如何しているか。) 聞きたい事も多いのに。 必要なときに居ないのはずるいわ。(淫売窟関連の180度曲がった知識?で困惑させるのが関の山かもしれないが。) [Fri 21 May 2010 04:06:38]
◆カルミラ > (故郷の土と棺の保護下にあったとはいえ、やはり吸血鬼が流水を越えるのには相応の代償を伴った。 混じり気の多い雑種なら兎も角、力ある貴族の血にとっては其れ故に大きな試練。本体こそ維持されたが、その端末にして僕たる使い魔達は負荷に耐え切ることが出来ず消滅の憂き目を見ている。そして、再創造するだけの余力は、今の自分にはない。) 小間使いの一人も居ないのでは ね。(住居も領土も無くてはならぬが、隅々まで自分で管理するなど貴人にあるまじきこと。 新たにそれらを使役できるだけの力も、取り戻さなければならないだろう。) [Fri 21 May 2010 03:58:37]
◆カルミラ > (何ぞ天災にでもあったのか、道中に一部雑然とした場所こそあったが―― このあたりは区内でもどちらかというと富裕層の住処。概ね綺麗なものだ。)・・・建物が小さいのを除けば。 この街には窮屈に美徳でもあるのかしら?(それぞれのご家庭ご自慢のお屋敷群なのだろうが、元お城暮らしの視点からすれば少々頼りなく映ってしまうのは仕方のないことか。 まぁそれよりも先に―――) 広すぎても困ってしまうのだけど。(解決すべき問題が色々とある。 現状の、傘と荷物にふさがれた両手なんてまさにその象徴だ。) [Fri 21 May 2010 03:47:42]
◆カルミラ > (普段なら堂々と道を歩くのだが、本日屋根上よりお邪魔しているのは面倒だったこともあるが、ちょっと高い所に上りたい気分だったからだ。 闇を見通すその真紅の瞳には、夜の単色の先に、整然と、然しある種の気品を持って並ぶホワイティア居住区の俯瞰風景が映っている。 色々と街を長めて回ったが、雰囲気ではやはりこの近辺が一番。)(畜生の用に供するのは勿体無い所だ、などと考えつつ、そのまま踊るような仕草でくるりと半回転――無論屋根に沿って斜めになったままでだ。高度・重力・落下の恐怖、どれも人間の概念である。) [Fri 21 May 2010 03:34:51]
◆カルミラ > (月さえ見えない曇天なのだからお星様など絶望的で、街は街の灯りを持って自らを照らすしかない。 照らさなければ暗くなる。 夜になったら暗くなる。お天道様に追い払われた、彼らの時間がやってくる。) ――いい夜だわ。 霧が出ればもっといいのに。 (この夜更けに、不吉な曇り空を見上げるものが居るだろうか。 居たとして、家屋の屋根に斜めに起立した、赤いドレスを見つける者が居るだろうか。 相も変わらず大きなトランクを片手に提げて、カルミラ・アイレンベルクは本日も夜の散策を楽しんでいる。) [Fri 21 May 2010 03:13:16]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『月が隠れて、夜が暗い。』 [Fri 21 May 2010 02:53:12]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 …メアリアンに恩を売って飼い馴らすか、イザって時は切り捨てるか 』 [Wed 19 May 2010 03:02:55]
お知らせ > レイン・パレットさんが退室されました。 『( 見送られて本部への帰り道。やる事の多さに溜め息が零れてしまった。 )』 [Wed 19 May 2010 03:00:06]
◆レイン・パレット > ( 後は劇団『ツァラトゥストラ』へも赴きいくつか話を聞いておかねばならない事もあるし――いやその前に鉄仮面への自警団の方針を明確にする事か。それに関しての意見書の提出。メアリアン邸周辺の警護の人員に関しても決めなくてはいけないか。 ) [Wed 19 May 2010 02:59:32]
◆リーザ > ( さて、粗方の話しておきたい事は話したか。 装飾の細かい壁掛け時計を見れば、結構な時間だ。 すっかり酔いも覚めている。 ) 話はこんな所かしらね。 悪いわね、言いたい事言い散らしたら少し楽んなったわ。 要するにあたしは――――他に家族の無い者同士、義妹と上手い事幸せにやっていきたいって事よ。 ( 被害者側なんだ、っていう主張。 おかしな事は言わなかったと思うが―――これからは暫く自警団とも上手い事お付き合いしていかなきゃならなさそうだ。 言動と行動には注意しよう。 暗黒街の旧宅にも出来るだけ行かないようにして、エアリーを上手く使う事だ。 ) 此方こそわざわざご足労ありがとうね。 本当、お疲れ様。 ( 一緒に立ちあがって玄関まで見送ろうか。 その後は―――飲み直す気分じゃあ無いな。 寝てしまうか。 いや、その前にメアリアンとエアリーあてに今日の自警団とのやり取りを書き置きしておこうか。 話の辻褄が合わせられるように。 ) [Wed 19 May 2010 02:54:21]
◆レイン・パレット > ――――その件に関しての詳細がわかったら此方に連絡して頂けたりなどすれば非常に助かる。長々と時間を取らせて申し訳なかった。協力していただいた事を感謝する。 ( 静かに頭を下げてソファから立ち上がる。――――今日話すべき事に関してはこれぐらいだろう。遅くまで付き合ってもらった事に謝辞を述べよう。 ) [Wed 19 May 2010 02:45:24]
◆レイン・パレット > ( 苦虫を噛み潰したような難しい顔をして残ったお茶を全て飲み干した。 ) ―――――正論だよリーザ夫人。そしてこの場合、影響力のある機関というのは私達という事か。 ( 空になったティーカップが澄んだ音を立ててテーブルに置かれる。彼に救われている当事者はきっと正義の味方だと思っているだろう。だがしかし今回の一件も含めてだが、私刑というのは紛れもなく明確な犯罪行為だ。――――それも度が過ぎている程の現状。流石にここまでくれば自警団も看過する事が出来まい。 ) まあ感傷などといった類のものは時に損得といった領域以外で人を動かす……らしいな。他者の目から見れば間違いなく得体が知れず気味が悪い物だというのには同意だ。される側も受け入れがたいだろうよ。 ( そういう意味であればあの鉄仮面も同じ。あそこまでする方が異常なのだ。 ) 出来れば変わらず平穏でいてほしいのだがな。いい加減こうして仕事が際限なく増えてくると涙をこぼしたくなってくるよ。 ( 事実結構な負担だ。―――だが出来ればこの件に関してはもう少し深入りして調べなくてはいけない事もある。そうした意味では都合は悪くないのかな。最も苦労や負担を除けばの話だが。 ) [Wed 19 May 2010 02:42:18]
◆リーザ > あの事件の日、メアが言ったのよ。 あいつは妙な術を使うって。 ―――ちょっと詳しい話はわかんないけど、今度詳しく聞いておくわ。 あんだけ怯える理由ってその辺じゃないの? [Wed 19 May 2010 02:28:40]
◆リーザ > そ、分かると思うけど―――結局正義の味方なの?って迷ってる人間も少しは居ると思うのよ。 影響力のある機関がはっきり「あれは犯罪者だ」って言うべきだと思うわ。 ( あー、なんかあたし今日はすごい常識人っぽい。 利害を中心に物を言っている割に案外。 今回の件は―――自分の疚しい所とは一切関係の無い、純粋に迷惑なだけの話だからか。 今はスラムのリーザ・ベルでもなければ暗黒街のロッティ・アレンビーでもないのだ。 社会を味方につけるだけの社会的地位がある。 なんて素敵なんだろう。 ) 金銭報酬があるでもないのにあそこまでするのが異常なのよ。 看護師でしょう? 仕事あるんでしょう? ってさ。 赤の他人の善意にしちゃあ気持ちが悪過ぎるわ。 ( これは本っ気で。 最初から損得勘定でメアリアンに優しくしてきた自分とはまったく違う。 いや、違う筈が無いと感覚的に思えるのだ。 そこに何の損得勘定も存在せず、あそこまでするのは不自然なのだ。 イキモノとして。 何か見返りがあるんだろう? ) …そう。 自警団がうちの周りを警護してくれるのは断わる理由も無いわ。 不審なストーカーとか来たらとっ捕まえて頂戴。 ( 肩を竦めて冗談っぽく。 ) [Wed 19 May 2010 02:26:39]
◆レイン・パレット > 種族……だと?いや…此方側としてはそういった事に関して特別知り得ている事は無い。 ( ――――その魔法の件は初耳である。そして種族に関しても―――これは迂闊であった事だが―――人間であるとばかし思い込んでいた。 ) [Wed 19 May 2010 02:15:58]
◆レイン・パレット > ――――………さて、どうであろうか。 ( リーザ夫人に関してはわからぬが、鉄仮面の望みはメアリアンが目玉泥棒、自警団殺しの犯人として裁かれる事だろう。彼の行動の節々に、メアリアンを社会的に裁こうとしているという意図が見え隠れしている。 ) ――――……つまりアイゼンリッターを指名手配等といった手段を用いて公式に、そしてはっきりとした主張で彼を犯罪者として扱って欲しいという事だろうか。 ( 自警団も社会も彼の存在を許容せず、今回の件も含めてその罪を明記しハッキリと犯罪者として扱う。それで自警団のアイゼンリッターに対する姿勢はより明確なものになるだろう。……もっとも当然それは私の一存で決められる事ではないが。 ) ――――だが事実彼女はこうしてアイゼンリッターに襲われた。そういった事態があったという事はわかっていただけると思う。 ( ―――怯えている。確かにそれでも尚付き纏うというのは紛れもない迷惑行為だ。此方としても訴えが出た以上には何かしらの対処は講じなくてはいけない。 ) それではただ彼女の周りを付き纏うのを止めろと言っても当然の如くに納得はしないだろう。そこで一つ約束をした。彼女の代わりに私達自警団側が暫くの間はメアリアンの周囲を警戒する。そうしていればストーカーの汚名を被ってまで彼女がメアリアンの傍にいる事はないだろう。ディーフィールとはそういった形で話を進めたが……其方としてはどうだろうか? ( まあその意見を提案したのは自警団側ではなくディーフィールだが。その辺りはわざわざ言う事もないだろう。余計にややこしくしかねない。 ) [Wed 19 May 2010 02:14:24]
◆リーザ > ――――そう、そうだ。 これ言っとかなきゃ! あの女、ディーフィール。 メアが言ってたわ! あいつ、種族はなんなの? 妙な魔法だかまやかしだかを使うって! 使われたのよ! ( 本気で忘れていたが重要な情報じゃないか。 思わず声を大きくして、興奮気味な声でまくし立てた。 ) [Wed 19 May 2010 01:57:09]
◆リーザ > 結局あたし達にどうなって欲しいのよあいつは…念を押すわよ? 同客観的に見ても、例えメアに何かしらあいつに狙われる原因があったにしろ、あたしは被害者以外の何者でもないわ。 あの「自分のする事だけは犯罪じゃ無い」みたいな態度の仮面野郎を公式に犯罪者として世間に公言して欲しいわ。 自警団のスタンスをさ。 ( 社会的に許容してないぞ、と大っぴらに言って欲しいのだ。 あいつを世間の敵にすればするほど世論はメアリアンに同情する。 ) 怯えてるのよ、メアが。 あの女の事を聞いたらはっきりと「友達じゃ無い」って言い切ったし、あの子、滅多に他人を拒絶なんてしないのよ。 あっちこっちで友達作ってくるくらい。 ( 守られている(とかいう)当人が一番怖がっているっていうのだ。 明らかに迷惑行為だろう。 ) ―――その上で、メアが怯えてるって知っているうえで、あの女は何度も何度もニヤニヤ笑いながら近づいてくるのよ? 何考えてるか分からな過ぎて気持ち悪いわ。 お金とかさぁ、何をして欲しいとか、そういう事言う奴の方がまだどうしたいかわかるだけマシだわ。 [Wed 19 May 2010 01:55:21]
◆レイン・パレット > それは確かに事実だな。誰かが何を考えているなど、何も言わなければそれは所詮予測する事しか出来ない。 ( ――――そう。鉄仮面が、あのストーカーが、この女が、メアリアンが。一体腹の内では何を考えているかなどと私には分かる筈もない。真実とはどれか、何処にあるものなのか。それを見定めな裁かなくてはいけない。 ) 思い込みが激しい―――そう言ってよいのかわからないなアレは。彼の主義主張が通らない場合、また今回のような一件が起こらない可能性は無いだろう。 ( それとも自警団に見切りを付けてメアリアンを私刑に掛けるか。どの道まだまだ付け狙われるだろうと私は予測している。最もそれが当たるかどうかは定かでは無いが。 ) 彼女の言に寄ればメアリアンを守る為に傍に張り付いていたと言う。貴女と同じように出会ったのはやはり暗黒街の付近だったそうだ。………まあそれを心配に思ったのも、貴女の理由に近い物があるのかもしれないな。無論ストーカー行為は行き過ぎではあるが。その件に関しては厳重に注意はしておいた。 ( ――――どうだろうか。都合の良い様に事実を捻じ曲げているというが、ディーフィールの言葉に差しさわりある矛盾は無かった。事実メアリアンはアイゼンリッターに襲われているというのもまたある。 ) [Wed 19 May 2010 01:42:05]
◆リーザ > 言葉にしなくても気持ちは通じる、なんていうのはそう思いたい人間の妄想だわ。 思った事は口にしないと絶対伝わんないわ。 ( 分かったような気持ちになって、分かられたような気持ちになるだけだ。 上手く行くのはたまたまその勝手な思い込みが一致しているだけ。 だからこの手のストレートな物言いをする人間は一番分かり易くて良い。 ) あんまり唐突過ぎてあたしにもわけわかんないわ。 何処でどうあの子に目を着けたのか知らないけど、あいつが実際うちに現れるまで、あたしはアイゼンリッターなんて完全に他人事だと思ってたんだから。 ( これは嘘だ。 あんな無茶をするとか、あそこまでメアに固執してるとは思っていなかったが、メアリアンは初めて会った頃から既にアイゼンリッターに興味を持っていた。 あいつを殺せばトウィードルを悪魔に生き返らせてもらえるとか、あまりにも荒唐無稽な話すら日記にはあった。 ) そう、それよ。 あたしの関心はどっちかって言うと。 想像つくわよ? だいたいどんな話ししたか。 気をつけてよ? あいつの頭の中は自分の都合で事実がねじ曲がってるから。 正気じゃ無いってんならアイツの方が気持ちが悪いわ。 [Wed 19 May 2010 01:26:18]
◆レイン・パレット > ――――そうか?そういった評価をされる事があるのは珍しいな。言いたい事は割とつい口に出してしまう性格なだけだと思うがな。 ( まあ実際に美辞麗句で着飾った物言いは逆に他人への信用を無くす。私の場合はそういったのを計算ではなく素でやっているだけの事なのだが。楽しそうに笑うリーザ夫人にそんなに面白い事言っただろうか私……?と疑問に思いながらももう一口お茶を飲む。 ) 勘弁してくれ、あれと友人など………一度警邏中に出会っただけの事だ。その際に少し話をした時の印象だよ。まあもしまた出会うような事があれば伝言しておこう。それは正当な権利だ。がっぽりと払ってもらうといい。 ( 冗談か本気か。その言葉に含みあるような笑いを浮かべて頷きを返す。―――まあ無理だろうが。そんな言う事を素直に聞くタマでもない奴か。 ) ―――――心労を察するよ。 ………その時に会った『何か』でアイゼンリッターに付き纏われる事になった……のか……? ( 苦労しているのだと主張したがっているような彼女に形ばかりの労いの言葉を口にしつつ、やはりそういう事なのだろうかと小さく呟いた。………引っ掛かる所がある、ような気がする。それは気の回し過ぎか、それとも否か。 ) ――――ありがとう。参考にさせて頂く。それとリーザ夫人から訴えのあったストーカー被害に付いてだが、その本人と直に話を交えていくらか事情を窺わせてもらったよ。 ( それから訪れたもう一つの理由に付いて。此方の方も大事な要件だ。 ) [Wed 19 May 2010 01:14:49]
◆リーザ > ( あんな考え方を持った奴が何人も居るなどと考えるのは気持ち悪い。 ) ぶっ…ははッ…!! なんだ、あんた結構面白い人じゃない。 分かり易くて良いわ。 仏頂面で何考えてんのかわかんないと思ったらさぁ。 ( あまり良家のご婦人らしくない態度が目立つリーザ・ロッド夫人がかるくお茶を噴きだして口元を手で覆いながら笑った。 そうそう、こういう率直な物言いの方が人間信用し易いのだ。 現実味の無い綺麗事ばっかり言う奴より。 ) 知り合いみたいな言い方すんのね。 友達だったら今度窓代と屋根のリフォーム代と慰謝料払えって伝言よろしくお願い出来る? ( 幾らか上機嫌な声で冗談など。 そりゃ弁償して貰えりゃそれに越した事は無いが。 正当な要求だと思うし。 ) 何処まで調べてるか知らないけど、疑われるの嫌だから先に言っとくわ。 あの子とは暗黒街で初めて会ったのよ。 あんな物知らずな子が独りで暗黒街よ? 色々話したりして何度も会ってる内にわかったわ。 あの子、冗談抜きで世間知らずなのよ。 両親も居ないし、誰もちゃんと物を教えてあげてなかったんだわ。 ( で、自分がそれを今やっているのだと言いたいのだ。 ) [Wed 19 May 2010 00:55:00]
◆レイン・パレット > 彼の思考と行動は非常に端的であるからな。正義か悪かという世界を駄目にする二元論を元に突っ走っている。―――案外的を外れていないと思うな、その正義の味方の思考予想は。 ( 殺人鬼を自警団に突き出さず一緒にのうのうと暮らしているのならば、そんな連中の被害など知った事か。あれならばそれくらいは考えておかしくもあるまい。 ) その線はある。だがあれ程の装備であのような曲芸染みた動きが可能な人はそれ程多くはないのではないかという考えから、やはりアイゼンリッターは一人であるという考え方が今の主流だ。それになにより―――― ( 私としてはこっちの方がアイゼンリッターが一人であるという事を押す理由なのだが。 ) あんな考え方を持った奴が何人も居るなどと考えるのは気持ち悪い。 ( ティーカップに口を付けながら、表情はそのままに侮蔑の感情を込めてそう言った。 ) ――――これも一つの職務なのでな。不快に思ったのならば謝罪させていただこう。 ( 少しも悪びれているようには見えないが。だがしかし本当に謝罪する気はあるぞ。ただ他人からはあまりそう見えないだけだ。 ) なるほど。その時の印象として、彼女はこういった事件に巻き込まれるような性格には見えたのかな? ( ――――ディーフィールの話によれば彼女は暗黒街辺りをうろついていた事があったという。その事も彼女は知っているのだろうか。もしくはそこで出会った? ) [Wed 19 May 2010 00:43:12]
◆リーザ > あれかしらね? あたしの被った心的被害ってのはアイツにとって正義の味方の対象外なのかしらね? それとも「殺人鬼」の家族は同罪だから配慮は要らない? ( 笑える話だ。 誰がどう見ても、たとえメアリアンが犯罪者であっても、あたしが鉄仮面に笑えない迷惑かけられた被害者だって事実は揺るがない。 あんな事されて怒らない奴なんて居ないだろう。 ) ガワだけ同じで中身が何人も居るってのは? 気持ち悪いくらい不死身なんでしょ? ( 怪我しても交代できりゃあその辺のカラクリはクリアできんじゃないの? と。 直接遭遇があの一度きりの女は、自警団員ほどアイゼンリッターが特定の個人としてのクセがある事を知らない。 模倣して自分のやりたい犯罪をなすりつけるには丁度良さそうな奴、という認識。 ) ―――そういうの調べてんのね。 トウィードルと出会ったのが先よ。 最初は偶然あの子と知り合って、後から義妹だって知ったわ。 その後もしばらく、兄嫁だって名乗らないでどんな子なのか様子見ながら時々面倒見に行ったりしてね。 [Wed 19 May 2010 00:28:40]
◆レイン・パレット > それでは失礼。 ( ミルクを一挿しと砂糖を一匙使わせていただき。 )( まあ細かに何が書かれていたかはうろ覚えの記憶だったからニュアンスだが。そう、確か正確にはそう書かれてあったらしいか。 ) まったくだな…恐怖以外の何物でもない。これだから一途な馬鹿は始末に負えない。 ( 直接話した事もある印象が、そうしたクレイジーな手口を思わず納得させてしまう。 ) あれほどの精巧な舞台衣装もどきを用意するのは困難であるから、恐らくは同一人物である―――というのが自警団内の見解ではある。最もそれを初めて見る者であれば真贋の区別など出来ようはずもない。確かにアイゼンリッターが全て同一人物であるかの保証はどこにもないな。 ( 信憑性がない者の使命に共感する民衆は少ない。だからこそ彼はいつも常に一人。 ) そうか。狙う理由がはっきりとわかればあるいは彼に対する推測も立てられたかもしれないが。それなら致し方ない。 去年というと―――貴女が旦那様であるトゥーイドル・ロッド氏と出会ったのもその辺りという事だろうか? [Wed 19 May 2010 00:17:12]
◆リーザ > ミルクと砂糖は自由に使って頂戴。 ( 悠々とした態度でカップにお茶を注ぎ、ミルクピッチとシュガーポットをテーブルの上に並べて勧める。 ひと通り自警団の女の話を黙って聞きながらミルクを自分のカップに垂らし、さて、どう返そうかと顔を上げる。 ) 目玉泥棒がどうのこうのって言ってたかしらね。 他の二つはどうだったかしら。 落書きはあと「悪魔の下僕」「怪物の仲間」みたいな内容だったと思うけど。 まぁ、だいたいそんな感じよ。 そこの―――向こうの部屋の窓を割って入って来たのよ。 クレイジー以外の何者でもないわ。 ( と、今さっきお茶を淹れていたキッチンを指して、向こうの窓、と。 ) 先ずそれ以前に、あの仮面野郎は毎回毎回々ヤツなのかしらね? 顔隠して同じ名前名乗りゃあ、誰だってアイゼンリッターの仕業にできんじゃない。 ( だから信憑性が無いんだ、と。 ) そこんとこ分からないのよね―――あの子と知り合ったのは去年だけど、同居始めたのは最近だし。 あんまり古い話になるとちょっとわかんないわね。 [Wed 19 May 2010 00:00:11]
◆レイン・パレット > ( 出来れば当事者であるメアリアン・ロッド本人と話を直接したかったのだが致し方あるまい。案内されたリビングのソファに腰掛けさせてもらおう。 ) 事件の確認ではあるが、突如押し入られた鉄仮面の不審者にメアリアン・ロッドが暴行を受け、更には目玉泥棒、悪魔使い、殺人鬼などという謂れも無い誹謗中傷と被害を被った。本事件の大まかな概要としてはこういった理解で間違ってはいないだろうか? ( まずは改めての確認。事件の概要と被害状況、それらの理解にお互いの食い違いが無いかを確認させて頂く。 ) 件の暴行者は以前もビラを撒きメアリアン・ロッドに殺人者というレッテルを張るのに必死な様子であるが………彼女がそういったような目標にされる事について、リーザ夫人は何か思い当たるような事はないだろうか? ( ――――さて、いきなりの話題としては疑いに掛かる言葉で、今回の事件の被害者である相手にとっては甚だ不本意であるかもしれないが。口調も表情も淡々とした女は夫人へと遠慮なく質問をする。 ) [Tue 18 May 2010 23:47:56]
◆リーザ > はいはい、それじゃどぉぞ。 質問には答えられる範囲で答えるわ。 聞いてるからどんどん話して貰える? ( 特に気落ちした様子も無く、リーザ・ロッドは自警団員を招き入れ、一階のソファとテーブルのあるリビングに通す。 酒とグラスを片付け、すぐ隣のキッチンでお湯を沸かしながらカップを用意して、話を促した。 ) [Tue 18 May 2010 23:30:54]
◆レイン・パレット > ( 他人に媚を売るなどと想像するだに気持ちが悪い。愛想振り撒いて誰かを傍に寄せるよりも、自分の好きなような態度を取って嫌われた方が私にとっては遥かに気が楽だ。 ) それではお邪魔させていただく。まだ勤務中なのでな。私はお茶の方にしていただきたい。 ( 短い話ではないだろう。立ち話で済ませる話題ではないし、勧められたアルコールを固辞して家に上がらせていただく。 ) [Tue 18 May 2010 23:25:49]
◆リーザ > ん? あぁあ、御免なさい? そ、リーザ・ロッド夫人で宜しいわよ。 ( 薄ら笑いを浮かべながら一応謝り、茶化すような口調で本人確認。 自警団の女を値踏みするように観察して、こんな普段から愛想無かったら男にゃ縁ねぇわ、と内心小馬鹿にした。 ) あら、なんかあったの? 話長くなるなら上がってくれる? お茶くらい出すわよ。 ブランデーでも良いけど。 ( 今し方飲み始めた所だったし、と。 立ち話で済むなら此処でぱっと終わりでも構わないが、あれこれ聞かれるようなら自分に有利になるように邪魔が入らない室内で上手い事言い包めたい所だ。 ) [Tue 18 May 2010 23:16:58]
◆レイン・パレット > ( 扉を開けたのは金髪の少女ではなく二十代半ばの女性。――――ストーカーや鉄仮面の被害に付いて訴えに来た女性の方であろうと推測された。 ) 自警団のレイン・パレットという。それから訂正するなら、MrsではなくMsだと言わせていただこう。――――リーザ・ロッド夫人で宜しいだろうか? ( まあ一々訂正するのもあれであるが。私の外見からしてそう見られる方が自然ではあるしな。 ) 先日被害のあった仮面を被った不審者による暴行に付いていくつか訊ねたい事、それから先のストーカー被害に関しても進展があったので、その件に関して報告させていただきたいのだが。少し時間を取らせてもらってもよいだろうか? ( 平素通りの素っ気なさすら見える静かな口調と態度で挨拶の言葉と用件を伝えよう。 ) [Tue 18 May 2010 23:10:04]
◆リーザ > ( そんな事よりもそろそろフレッタ・ビーチェ辺りを呼び付けて、新しいビジネスの話でもしようかと、最早リーザの興味は別の方向に向き始めている。 暗黒街でしか手に入らないような代物をホワイティア居住区にも流すのだ。 先ずは合法ラインからじわじわと、ニーズがあればその他も。 ) ( リビングでそんな事を考えて居れば、ふとかかる声。 自警団? ああ、まぁそりゃあ来るだろうな、と億劫そうに腰を上げ、長い廊下を歩いて扉を薄く開ける。 ) はいはい、御苦労様ね―――今日は何の御用? Mrs。 ( と、戸口に立つのは幾らかアルコールの匂いのする二十代半ばの女。 自警団に被害届を出しに来た、リーザ・ロッドである。 ) [Tue 18 May 2010 22:59:44]
◆レイン・パレット > ――――失礼する。自警団の者だが、どなたかいらっしゃらないだろうか。 ( 玲瓏な声を響かせて扉を軽くノックさせて頂く。その声の調子からドアの前にいるのは女性だという事が分かるだろう。先日の折に向こうのリーザ夫人が文句を付けたストーカー女の件に付いても少々話す事がある。――――といっても誰もいなければ結局は出直すしか術がないのだが。 ) [Tue 18 May 2010 22:53:16]
◆リーザ > ( 此処暫く陰鬱な空気をメアリアンが醸し出しているが、リーザ・ロッドは他人が思う程苛ついても居なければ危機感を感じても居なかった。 暗黒街育ちのこの女は知っている。 証拠も無い、信憑性も無い、そしてなにより金の匂いのしない他人事というのは簡単に簡単に風化するのだ。 ただ無視して、当事者が普通に振舞って、そうだな、何事も起こらないまま半年もすればもう誰も関心を向けなくなる。 だからこんなのは取るに足らない事だ。 むしろ近隣住民に被害者の顔をして近付き同情を誘い、面識を持つのに丁度良い話題作りじゃないか。 ほら、あのロッド邸の、って。 メアリアンが長い事近隣との付き合いをほとんどしていなかったのもある意味幸いだ。 好意的な視線ばかりじゃあないだろうが、この家は常に被害者なのだ。 両親が強盗に殺され、兄が行方不明になり、一人残った娘は仮面の変質者に着け狙われているんだから。 ) [Tue 18 May 2010 22:41:55]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ロッド邸 』 [Tue 18 May 2010 22:36:47]
◆レイン・パレット > ( それとはまた別に苛立つのはやはり私に彼女達の聴取と警護の件が回ってきそうな事である。以前鉄仮面には同僚が病院送りにされた訳であるが、それと敵対している者の警護などと露骨に関わったりしたら私もそうなりかねない。――――鬱だ。まったく鬱だ。 ) ( そのように考えていると到着するメアリアン・ロッドの住居の前。その邸宅の前に立ち、呼び鈴を鳴らさせてもらおうか。留守なら出直さなければならないが唐突な訪問なのでその可能性があったとしても致し方あるまいか。 ) [Tue 18 May 2010 22:31:48]
◆レイン・パレット > ( だれかの掌の上で動かされているような気分の悪さ。それがあのストーカーの少女の物なのか、それとも鉄仮面による思惑通りなのか。どちらにせよ都合良く他人の歯車となって動かされている可能性は不快感が煽られる。 ) そのような事を愚痴った所でどうにもなりはしないが。すべき事はしなくてはならないのが束縛だ。 ( ――――先日の騒動の被害者であるメアリアン・ロッドの家へと赴く自警団員の女。それはいつもどおりに制服と腕章を一分の隙もなくきっちりと身に付けている。 ) [Tue 18 May 2010 22:24:25]
お知らせ > レイン・パレットさんが来ました。 『 不快ではある 』 [Tue 18 May 2010 22:20:47]
お知らせ > キュビエさんが帰りました。 『そんな事をレンが心に誓っているとは思わずに、今日はご主人様モードでご満悦とか♪』 [Sun 16 May 2010 02:11:58]
お知らせ > レンさんが退室されました。 『 でもいずれこの仕返しはしっかりしようと思うのだっ 』 [Sun 16 May 2010 02:10:11]
◆キュビエ > (レンがずーっとボクの奴隷になるってのなら付けっぱなしでもいいんだろうけど、とーぜんそうじゃないだろうし。でも今日はしばらくそのままでお願いしよう♪)からかったわけじゃないよん、演出演出♪ くやしい、でも感じちゃうってヤツ?(名前色がまんまクリムゾンなタコ娘は気楽にこー。だって、職場の仲間もセフレなレンに興味あるとか言ってたしーとか)ん・・・♪ ちゅ…ふ…(レンの本心まではわからずに、そのキスを素直に受けちゃって…再び抱き合っちゃって…おいてけぼりにされた同僚は呆れたりしてるだろーけどねっ) [Sun 16 May 2010 02:08:30]
◆レン > ううう…。 ( そんな風に言われてしまったら、この首輪外せないじゃないか。でもこれつけて淫魔会議に出て行ったら、名に言われるかわかったものじゃないし…。 ) 二人して私をからかっていたのね?ひ、酷いわっ ( きっとキュビエがこの娼婦の人に今回の話を持ちかけたに違いない。 ) ………っ ( そうやって拗ねている時に、後ろからそんな事を囁くものだから、私は真っ赤になってしまうのだ。…ああ、でも、駄目なんだ。私はサキュバスだから――。 少し身体を起こし、首だけでキュビエの方を向くと、その唇を重ねようとした。言葉では応えられないから、口付けで応えようとしたのだ。娼婦のお友達には見せ付ける形になっちゃうかな? ) [Sun 16 May 2010 02:02:41]
◆キュビエ > レンって、首輪つけられてるのも似合うよね♪(意地悪く笑いながら、所有物にしたって感じがして演出としても好き。だってレンの全部を支配しちゃったとかそんな気になるんだもん♪)だって、あれはレンがカクカク腰を振ってたからじゃないかぁ(ふふーんなんて好き勝手な事を言いながら)ぷっ、…あははっ♪ 本当にそんな事するわけないじゃんさぁ。レンにパプテスに目を付けられたら危ないとか文句言ったのボクだしさ(どっきり大成功?とかともあれ、確かに可愛いとか好き勝手感想言ったり…キュビエがつやつやで仕事場にくる理由がわかったとかなんだとか)ごめんごめん♪ でも最初に言ったよね? それに、ボクはレンの事愛してるからさ…(うつ伏せになったレンの耳元に背後から囁いて…いつも言われてる仕返し交じりに) [Sun 16 May 2010 01:56:27]
◆レン > く、 うぅ …そ、そんなことないわ…! ――あっ、こ、これ…!? ( 目隠ししていてもわかる。首輪をつけられたのだ。まるで本当に奴隷か犬みたいに。鎖を引っ張られるままキュビエの方に行ってしまって、身体の力が抜けているものだから抵抗もできず…。 ) だ、だって…キュビエがあんなに焦らすんだもの…っ。 ( 淫魔として今まで長いけれど、こんなにされたのは始めて。クセになったらどうしようなんて考えながら…。しゅるりと目隠しが取れれば、室内の明かりに目が慣れるのを待って―― キュビエの傍らの女性を見て目をぱちりとさせるのだった。 ) ……う? し、神官…? ( じゃ、ない。どう見てもキュビエの娼婦仲間って感じだ。騙されたということに今更気付いた私は顔を真っ赤にして怒るけれど、起き上がる力も残ってないのだ。 ) キュビエ、騙したわね!もう! ( 頬を膨れさせて、拗ねたようにうつぶせになってしまった。 ) [Sun 16 May 2010 01:48:57]
◆キュビエ > あははは♪ なぁに、レンってば腰が抜けてきてるんじゃないの? ほらぁ…(もう仕返しする余裕もないレンをわざとらしく馬鹿にしながら…)うふふ、このままじゃ、レンの負けだよねぇ…じゃ、先にその証をプレゼント♪(逆転できない事を悔しそうに認めたレンの首に、首輪をつけて…そこについている鎖を引っ張って自分の方へ引き寄せて…ペットにされちゃった事を無理やり認めさせるかのようにして)あふっ…すごい…まだ、こんなに…動けるなんてさぁ…っ、んん…最後までいっぱい…いっぱい出しちゃって♪(最後は前後を二人の身体できつく抱きしめたまま、自分も絶頂を迎えて…)あっ、んっ、ひうううっ…お腹、いっぱい…にぃっ、はっ、くうっ…んんんんっ!(そのまま自分も絶頂の震えをレンに伝えて…硬直した身体から力が抜ければ、はー…ひー、なんて大きく息をして…ようやく、レンをベッドに寝かせて…)んふふ、レンが奴隷になってくれるのはそれはそれで歓迎だけどね♪(しゅるんっとレンの目隠しを取って、にこにこと笑いながら、もう一人も息を弾ませながら上気した顔でにこにこと笑って…どっからどーみても神官とは思えない猫耳娼婦なのだけども) [Sun 16 May 2010 01:43:40]
◆レン > い、淫魔にとっては… 屈辱的―― んっ♪ あ、ああぁっ ( 絡み付く触腕が離れ、身体が自由になる。…でも、もう思うように動かせなかった。二人分の責めは身も心も蕩けさせ、足なんかもうがくがくで…。 ) う、うぅぅっ か、身体に力が入らない……。いつもなら、逆転できるのに…っ ( 悔しそうに声を漏らすのだった。 それでも腰が自由になれば、快楽を貪るように腰を揺らめかすのだ。 ) あ、ああぁっ さ、三回目なのに…沢山、出しちゃってる…♪ キュビエ… あっ ああっ♪ う、うんっ♪ わ、私も…もっともっとしたいよぉ…♪ ( 再びキュビエが動き出せば嬉しそうに笑って、女の部分も激しくなる責めに悦ぶのだった。 ) ああぁっ ッ ♪ あひぃぃっ♪ す、すごいぃい っ、 イ、イきっぱなひ、 にぃぃっ♪ ( 余韻の波が引かないうちに二回目を中に吐き出す。ぷしッ、と潮まで吹いちゃって。 ) ひああぁぁっ あ、 あぁ ひ っ♪ ( だらしなく舌を垂らし、笑いながら涙まで流しちゃうのだ。やがて四回目の射精が終われば、がくりと身体を横たわらせ洗い呼吸を繰り返しながら痙攣してしまって…。 ) あ、 あは…♪ も、もぉ…私… 二人の、セックス奴隷に…なっちゃう…♪ [Sun 16 May 2010 01:34:40]
◆キュビエ > ふふーん、これでも強姦にしては優しい方だと思うけどなぁ?(好き勝手に性処理に使われちゃうってところで十分にレイプに該当するとは思うけど、元よりそーいうつもりだから問題なし)ふぅん…じゃあ、試してあげてもいーよ?(ひょいっとレンに絡みつく触腕を離して、今度は望むように腰を前後に揺さぶったりして…レンの腰使いに合わせて後ろも突き上げを増すことになって本当好き勝手って感じにその体を使って…)レンのフェラ顔ー、いやらしい♪ 目隠ししてるからもっと卑猥だし♪ んふぅっ、ほら、びくびく震えてる…いーよ、ボクの奥にたっぷり出しちゃって…♪(足を絡めるようにしてより深く迎え入れて…仰け反ったレンの勢いに触手からも解放されて、三度目とは思えない我慢した分勢いのいい精液を浴びて)んはっ、あああっ! すご…熱っ…ぃっ、んはあ、…やっぱり、一回で、抜いちゃうのは、なし♪…レン、もっと…ちょうだい♪(そのまま、一度で解放というのをあっさり翻して、達したばかりの両方をさらに責めるように二人で腰使いも激しくなって…おなかの中が注ぎ込まれた精液と混じってぐちゃぐちゃのまま何度も肉棒に吸い付くようにして短時間にまた絶頂に押し上げるようにして) [Sun 16 May 2010 01:26:16]
◆レン > い、意地悪ぅ…っ♪ あああ…っ♪ ( 僅かに腰は動いてしまうけれど、それも押さえつけられている分本当に少しだけ。一方的に犯され、快楽を与えられる側というのが淫魔にとっては屈辱的で、それでも逆らい難い快楽の波に溺れてしまうのだ。 ) う ぅ、うごけるもん … じ、自由になったら、ふ、二人とも…倍にして、お返しして…やるんだからぁ…っ♪ ( 恐らく無理だろう。今だってもうこんなになってしまっているのに、これ以上犯されたら多分腰が立たない。そんな状態で襲い掛かっても、返り討ちにあうのが関の山だ。 ) はあぁぁっ♪ も、もう駄目ぇ…!お、おまんこイっちゃう…!お、おちんちんも…っ♪ も、もっとキュビエの中に、い、いたいのにぃっ♪ で、出ちゃううぅぅ…。 ( そんな声も触腕に塞がれ、くぐもった音になる。そして――。 ) んんんんんッ♪ んーっ! ん、んぁぁあッ♪ あああああっ! ( 腰を最大限に仰け反らせると、女の部分と男の部分の両方で達してしまい、キュビエの中に精液を注ぎ込もうと。 ) [Sun 16 May 2010 01:16:59]
◆キュビエ > (後ろからも突き上げてわざと入りにくくしたりとかもうよってたかってお預けした結果本当に童貞の子のようにおちんちんの快楽に震えるレンを可愛いなーなんて思ったりするけど、なんてーか当初の強姦の予定はすっかり狂ったよーな気もしなくもない。ま、いいか、なんて)だぁめ、レンはボク達に犯される側なんだからさぁ…動くのは、ボクの方♪(突き上げさせるような動きじゃなくて、搾り取るように腰をくねらせたりして犯しているというよりもおちんちんから搾り取られちゃう感覚をたっぷり味あわせて、もうそれを淫魔として屈辱と感じる余裕もないかも知れないけども)たっぷりレンを犯してから、自由にしてあげる♪ その時に動ければいいけどね、腰が抜けちゃってもボクたちは知らないけどさ♪(レンの胸の間にボクの触腕を潜り込ませ、後ろから回された手でパイズリさせるかのようにさせながら、口に押し込み舌を犯し、後ろから突き上げるディルドーは激しさを増して…体全部で何度もイかせてやろうと攻め立てて) [Sun 16 May 2010 01:09:43]
◆レン > そ、そんなぁ…。 ( 強がりなんて言うべきではなかったか。それでも内心のどこかでその激しいお仕置きに期待しちゃう部分もあるのだけれど。 ) あっ ああt!し、子宮の入り口を擦ってる…ッ! ああ、ああぁっ んっ んんっ は、入らない、 入らないよぉ… ( 中々入らない様子に段々と泣きそうな声をあげた。けれどもようやくキュビエの中に入れれば、恍惚とした表情を浮かべるのだ。まるでそう、キュビエが言うように童貞をたった今喪失したばかりのように。 ) あああああッ!中 ぬるぬる してぇっ す、凄い…… んんっ! ( 再び反動をつけて腰を突き上げようとした瞬間、触腕に絡め取られ動きを制御されてしまう。 ) い、意地悪…! う、動きたいのぉっ! ( まるで駄々をこねる子供のような声を出すけれど、二人に犯される快感に舌を突き出してあえぐのだった。 ) あぅぅっ そんな…す、すぐ出ちゃいそうなのに…っ。 ( でも出来るだけ長くキュビエの中にいたい。でも、出したい。そんな気持ちが混在していた。それでも何とか堪えようとするけれど――。 ) [Sun 16 May 2010 00:58:49]
◆キュビエ > まだそんな事言えるんだぁ…じゃあ、もうちょっと激しくお仕置きしないとだめかなぁ?(まだサキュバスのプライドを見せるレンに意地悪くいいながら、後ろからは奥に押し付けたまま腰を捻り子宮をこね回すように揺さぶりをかけて弄び…)ほーらぁ、そんな腰を震わせてたんじゃ、んあう、滑るだけで入らないよぉ? ほらほら、落ち着いてぇ、こっちこっち♪(手で導きながら、急くレンを焦らすようにわざとずらしたりして、見えてないからその意地悪も自分が焦ってるせいと思うかも知れない、でもゆっくり押し付けて受け入れるようにすれば…)んは、ああああっ!? レン…ってばっ、んくぅ…童貞の子じゃないんだからぁ…っ(一気に奥まで押し込んできたレンに思わずぎゅっと締め付けちゃって…腰同士を密着させればしゅるっとその太腿に触手を巻きつけ、お尻を抱きこむようにしてレンに自由に腰は使わせないよーにさせちゃって)お仕置きが先だよねぇ、出しちゃだめだよー、出しちゃったらもう抜いちゃうからね?(そんな事を言いながら背後から女がレンの胸をこね回すように押しつぶしながら、こちらは好き勝手に腰を使ってレンの中を犯していく…ディルドーだから萎える事もなく果てる事もなく好き勝手に犯し続ける事もできて、猫科のしなやかな肉体は思う様レンの体を楽しんで) [Sun 16 May 2010 00:51:58]
◆レン > そ、それは…っ う、 うぅ… 神官のペットだなんてぇ…。 ( キュビエのペット、ならばもう受け入れてしまっていたかもしれない。でも、そう。まだまだなんだ。すっかり気持ちよくなってしまったけれど、まだ挿れてもいなんだから。 ) ふあぁぁ んっ♪ お、奥まで入ってる… ♪ふ、太いよぉ…。 ( 奥まで押し込まれ、こつんと子宮の入り口をノックする感触にまた腰が跳ねた。キュビエが中にいれさせてくれるって囁けば、まるで盛りのついた犬のように吐息をはあはあと言わせて。 ) う、んっ あげる、あげるぅっ 中に、入れてあげる…っ♪ キュビエっ キュビエ、 キュビエのおまんこ、大好きぃ っ♪ ああぁっ はぁあっ ( 導かれる間、せわしなく腰を揺らしてしまう。見えていればこんなに慌てはしなかったのだろうけれど、見えないものだからどうにかして入れようと急いてしまうのだ。それでもやがてキュビエの助けを借りて導かれれば―― 先端を宛がって。 ) ――んっ ♪ んんんんん! ああッ! ああぁッ! ( 一気に貫こうと、腰を大きく突き上げた。 ) [Sun 16 May 2010 00:41:25]
◆キュビエ > あん…っ、もう…すっかりボク達のペットになっちゃった? 本番はこれからだよ(快楽に気持ちが蕩けているレンに囁きながら、吐息も舌も甘えるように絡みついてふるるっと体を震わせながら…)これくらい十分入るよねぇ? でも…ただ入れるんじゃないよ、わかってると思うけど…これからレンは犯されちゃうんだから♪(ボクの見てる前で、なんて…レンの体を抱きしめながら、その手でお尻を掴んで腰を上げさせて、入れやすいようにさせて…その秘所に太くもぐりこむ張り形は締め付けを無視してこりっと奥まで抉って、さらに揺さぶるような腰使いを見せて…)ボクの中にまだ入れてないのに、もう馬鹿になっちゃうの? ほうら…ね、レン…ボクにもちょうだい♪(レンの肉棒を自分の秘所に導いて…後ろからの突きこみもあってそのままレンの体をサンドイッチにするように犯して犯されるそんな格好で、レンに舐め取られてもまだどろどろの胸も体の前後に擦り付けて全身で感じさせていくように) [Sun 16 May 2010 00:34:01]
◆レン > う… う、 ぅ … うぅ…。 ( 最早反論することもできず、赤子のように胸にしゃぶりつく。恐ろしいことに、こうして二人に責められるのが段々と心地よくなってきた。 ) っ …ふ、 あ むっ んんっ! ん、 んーっ。 ( 唇に押し付けられる張り形。思わず咥え込んだけれど、とても大きなものだった。これで私を犯すつもりなんだ――。その行為を想像して、背筋をぞくりとさせる。 ) 手だけじゃやだぁ… い、挿れたい… お願い、挿れさせて…。 ( けれどそんな懇願はまだ聞き入れられないのだろう。手が自由になったかと思えば、ぐったりと力の入らなくなった身体の下にキュビエが来て、また大きく足を開かれてしまう。そして自分のどろどろに濡れた女の部分に―― ) ひああぁぁ…ッ! ( 大きな張り形が割って入ってくる。きゅん、とそれを締め付けるも、奥深くまで咥えこんでしまって。 ) ひゃあぁぁ い、いいよぉ も、何も か、考えられなくなって あ、頭がばかになっちゃうぅ…。 [Sun 16 May 2010 00:24:54]
◆キュビエ > レンの事なら大体わかっちゃうもんね。こんな状況でも発情しちゃってるんだもん…これはたっぷりお仕置きしてあげないとね♪(説得力なんて皆無な否定を笑いながら、射精ですっかりどろどろになった胸に奉仕するレンの頭を撫ぜて子ども扱いしながらも、すっかり快楽に従順になってきたレンに笑みを浮かべて)じゃ、レンのおちんちんはボクが犯しちゃうね…こっちは、ふふーん、これで犯してあげる(レンの唇に触れさせる張り形は結構な大きさがあって…見えないレンに大きさを理解させるようにフェラをさせるようにして…)本当は、レンのおちんちんが空っぽになるまで手と触手で扱いてあげようかと思ったけど、かわいそうだもんねぇ(そこまで非情にはしないよんと笑いながら、頭上に固定させた手枷を一旦外して、レンの体を抱きしめてころんと自分が下になって、触手で四肢を絡め取って大きく股を開かせて…レンの口からは神官がそのディルドーを引っ張り出して、まずは先にレンの秘所を犯させるようにして) [Sun 16 May 2010 00:17:10]
◆レン > ちがう、ちがうのぉ こ、これは… ああああ…っ♪ う、嘘よ…えっちな匂いなんて…いやぁ、嗅がないで…! ( 心ではまだ負けるもんかと屈しない気持ちはあったけど、言葉と与えられる快楽にそれがどろどろに崩れていく。 ) ふ、あぁあ き、気持ちよかった…♪も、もぉ 蕩けちゃいそうで…。 ( 開くのを拒んでいた両足も、射精の快楽と余韻でぐったりとだらしなく開いてしまって。どろどろになった旨が顔に押し付けられれば、唯一自由なままの舌で二人の胸をねっとりと絡め取る。まるで綺麗にしてあげるみたいに、自分の白濁を舐め捕って。 ) ん、 はぁっ んっ♪ ちゅ、 るるっ ふ …ぁ… ♪ ( こっちがキュビエの胸で、こっちは神官さんの胸。不公平にならないように、両方とも舐めて…。二度の射精で萎えてしまった肉棒が、再び硬くなっていく。 ) うあぁ…♪ ま、また硬くなっちゃった…♪ ( 恥ずかしさにだらしなく開いていた両足を僅かに閉じるけれど、そそり立つ肉棒を隠すことはできなくて。 ) [Sun 16 May 2010 00:07:49]
◆キュビエ > レンってば発情しっぱなしだよねぇ? ほら、えっちぃ匂いがしてるし♪(わざと辱めるよーに、腋を舌で擽った後に軽く鼻を鳴らしてフェチっぽい事囁いて羞恥を煽ちゃって)嘘吐きぃ…ボク達に好き勝手されてるのに、こーんなに興奮してさぁ…マゾサキュバス♪(大きく股を開かせて濡れ切った秘所も一度だしても萎える気配のない肉棒も晒させて…強がりを嘲笑うように耳元でレンを辱めて…ちょっとの間があったと思えばおちんちんが柔らかな胸の餌食になって)どーお? ボク達のおっぱいまんこ♪ レンのおちんちん絞りつくしちゃうよー(二人で抱き合う形でおっぱいを歪め身体を揺さぶり…レンのいやらしい腰使いも相まって本当に柔らかに絡みつき吸い付くような刺激を与えながら、浅ましいレンの腰振りダンスを楽しみながら…)んふふ♪ いーよ、一杯出しちゃって♪(ぎゅっとその先端を胸で押さえつけて吐き出される白濁をたっぷりと胸に受け止めて二人とも胸がぬるぬるのどろどろにされちゃって…)いっぱい出しちゃって…おっぱい気持ちよかった?(軽くレンの頭を上げさせればその顔を二人で胸に抱いて、どれだけたくさん出したのか理解させるようにレンの顔を胸で犯すように塗り付けてすっかりどろどろにさせちゃって) [Sun 16 May 2010 00:02:19]
◆レン > ひ、 ひぃ…っ♪ も、ぉ 恥ずかしくて、死んじゃうぅ… ( 腋や首筋を擽られる。これも目隠しのせいで肌の感覚が鋭敏になり、まるで舌の表面の感触まで感じ取ってしまうかのようだった。 ) だ、だから…ッ そんなこと、無い…ッ!わ、私はサキュバスよ。いつだって興奮するのは相手のほ―― や、あぁっ! ( どろどろになった部分を見せびらかすように両足を大きく開かれる。濡れた肉ひだがいやらしく開き、呼吸をするようにひくついて、そこを犯されるのを今か今かと待っているかのようで。 ) い、一体何を―― ぅ っ♪ ( これも目隠しをされていても感触でわかる。胸だ。二人の大きな胸が私を包んでいるんだ。 ) あ、ああぁっ パイズリ、だめぇ…!す、好きなのぉ それ、大好きなのぉ…っ♪ こ、こし、腰が、動いちゃう…! ( まるで自分で扱くみたいにして腰を上下させ、胸に肉棒をこすりつける。イったばかりなのにまたすぐにイきそうになって…。 ) あ、ああぁっ また、イく イっちゃう お、お願い… む、胸で ぇっ う、受け止めて…。 あああぁぁッ ( 一度目より勢いは無いけれど、また沢山の白濁を先端から吐き出し、二人の胸をどろどろにしてしまう。 ) [Sat 15 May 2010 23:50:38]
◆キュビエ > ほーら、これでより獲物って感じになっちゃったよねぇ♪(隠せなくさせたレンの体を弄ぶように、横抱きにした二人掛りで舌がレンの腋を擽ったり首筋や頬や耳を撫ぜて…キュビエの柔らかい舌と神官の少しざらついた舌が与える感触も違って…)レンってば、サキュバスのくせにボク達の身体におちんちん発情させちゃってるのぉ? 淫魔のくせにぃ♪(タコ触腕でぐいっとレンの足を広げさせて大股を開かせた状態でキュビエの手は秘所から肉棒まで撫ぜ上げて、興奮しているそれを弄び)仕返しよりも、もう無様にイかされちゃうのを心配した方がいいんじゃないかなぁ?(二人掛りでの肉棒責めは手加減抜きで弱いところだって知ってるのだし二人の手とタコ腕も混じるから一方的にレイプされ続けるだけで、達した後もさらに扱いて…)うわぁ、どろっどろ、こんなに吐き出してさぁ…これは綺麗にしてあげないとだめだよねぇ?(にやりんと笑いながら今度は二人の胸が肉棒を挟みこんでその大量の白濁をおちんちんに塗りこむようにしちゃって、四つの大きな乳房が容赦なくこね回して舌が先端を擽ったりして)ほーら、こーいうパイズリは始めてでしょ?(二人掛りの利点をたっぷり生かして一方的に多勢に無勢で快楽責めしちゃって) [Sat 15 May 2010 23:41:49]
◆レン > んぁっ ああっ ( 胸の前に自分の身を守るように持ってきていた腕もベッドに縛り付けられ、もう守る術は何一つ無い。身体を隠す事無くさらけ出してしまって。 ) ああぁあッ!だ、駄目っ!ふ、二人で弄らないでよぉっ! ああ、ああぁっ んっ♪ う、ぁ ひいぃ…っ♪ ( 二人は私を挟み込むように隣に横になる。目隠しをしていてもわかる二人の豊満な身体におちんちんの方が興奮してしまって。 ) お、覚えてなさいよあなたたち…っ!ぜ、ぜったい ぜったい仕返しして … や…… っ♪ ひあぁぁっ お、おちんちん がぁ っ♪き、きもち… いい…っ♪ で、出ちゃう もう、 イっちゃう …っ♪ ( 腰を揺らし、がくがくと震えさせ―― 次の瞬間弾けるように精液が噴出した。自分の身体も、二人の手も、どろどろに白で汚してしまって。 ) ああっ あぁっ あ、 と、とまらない…っ。 ( いつも結構な量を吐き出してしまうけれど、二人に責められちゃったらそれももっと沢山になる。 ) [Sat 15 May 2010 23:32:48]
◆キュビエ > ふふーん♪ 恥ずかしがるレンって可愛いっていつも言ってるじゃんさぁ♪(まったく悪びれる事もなくそんな事をいいながら、レンの革手錠を掴んでそれを頭上のベッドに括りつけて、両手をまとめられてバンザイと言う無防備な格好にさせちゃって…)嘘吐きぃ…じゃあボクも確かめていいよねぇ?(そうしてベッドに仰向けに括りつけられたレンを横抱きにして、その手がレンの秘所に触れてこね回して…そして神官もレンの身体をキュビエとは反対方向から横抱きにしてサンドイッチにするように挟み込んで、神官とは思えない豊かな肉体を感じさせながら…)こーんなにびくびくさせてるのに? 精液搾り取る淫魔のくせに、逆にボク達に搾り取られちゃうのかなー? いーよおちんちんレイプされてイっちゃえ♪(キュビエの触手と女の手で肉棒が激しく扱かれて…先走りもローションもタコ腕のにゅるにゅるもすべて混じって攻め立てて) [Sat 15 May 2010 23:25:56]
◆レン > ( そう、レイプというのは一方的。でも、こんなのって…! ) ばかっ ばか、ばか…!そんなこと言わないでよ!余計に恥ずかしく――…! ( こればかりは自分の感情をコントロールできない。余計に顔が真っ赤になってしまうんだ。 ) ち、違うわ!濡れてなんか…! ( でも目隠しをされているからわからない。ローションのせいだと思いたいけど、神官が言うように凄く濡れているのかも。ああ、こんなのを神官に見られるなんて…! 中まで塗りこむように責められれば、その指をきゅんと締め付けてしまう。 ) う、 うぅっ んッ♪こ、こんなのいやぁ…。 ( 嫌だと口では言っているのに、肉棒は見られているだけでがちがちになってしまって。触れて欲しいと強請るようにびくんと跳ねる。 ) ふあぁっ ああっ♪ キュ、キュビエ…! ( この冷たい感触はキュビエの触腕だ。それに多分、神官も私を攻め立てている。一方的なレイプに肉棒の先端から先走りを溢れさせ、身を捩りながら。 ) [Sat 15 May 2010 23:17:17]
◆キュビエ > レイプって一方的なモノだもんねー♪ だいじょーぶ、ボクも気持ちいいよ。レンのエッチな体を楽しんでるし…ほらぁ、恥ずかしがりながら気持ちいいのに必死に頑張ってるレンって可愛いよ?(ベッドの上からレンの顔を見下ろしているキュビエがその言葉を投げかけて…見上げればちょうどキュビエがいる位置で、逃げられないまま二人掛りで弄ばれるばかりで…)えー…レンってばボクにされてるわけでもないのにそんなに濡らしちゃってるのぉ?(ぶー、なんて不満そうな声を上げながら…エッチなのはわかりきった上でわざとがっかりしたみたいな態度で精神的にもいぢめるよーに。そして神官のくせにと言う言葉には無言で秘所にローションを追加して中までぬるぬるに塗りこみさらにレンを追い詰めるようにして)格好悪いの? ああ、そっかぁ、レンってばおちんちんもいぢめて欲しいですって言ってるようなものだもんねぇ?(わざと二人とも手を触れずに、その肉棒が勃起するまで何もせずに視線だけ向けてそれだけでも勃起が止められないレンの浅ましさを笑うかのようにして…)あれぇ? いつもボクを犯してるのよりも大きいんじゃないの? こんな状況なのにさぁ…(しゅるっと触腕をその肉棒に向けて…きゅうっと亀頭に絡みつけてさらに扱くようにしちゃって…神官も吐息をその肉棒の根元に吹きかけ舌を這わせて、今度は肉棒をいぢめて) [Sat 15 May 2010 23:10:57]
お知らせ > キュビエさんが来ました。 [Sat 15 May 2010 23:00:07]
◆レン > い、いやぁ…!こ、こんな一方的なのぉ…。 ( 淫魔は相手を快楽に陥れてこそだ。なのにこんな、自分ばっかり気持ちよくなって、格好悪いところをじっと見られちゃうんだ。そんな恥ずかしいの、堪えられない。 ) ふ、 あぁっ あ、 んっ んん…♪ だ、だめ ぇ。 ( 恐らくは手錠をされたあたりから少しずつ湿り気を帯びていた部分。神官とは思えないような慣れた手つきで責められて、身体を仰け反らせた。 ) ひゃあぁ っ あ、 ああっ う、嘘 …っ どぉ、して? 神官の、 くせに…! ( 淫魔と対峙する神官なら、上手くても当たり前なのか。などと一人で納得できる理由をつくってしまう。 視線が股間に集中するのを感じてしまい、逆に過敏に反応してしまう。 ) や、やぁっ!見ないで…!そんな格好悪いところみ、見られたら…! ( けれども一度そうして意識してしまうと、自分の意思ではどうにもならない。いつもはずるりと自分の力で引き出されるそれが、少しずつ硬さを増していく男の人みたいに、ゆっくりと淫核が硬直し、大きくなって――そそり立つ。 ) う、 うぅ っ うーっ ( 耳まで真っ赤にして恥ずかしがった。顔から火が出ちゃいそうだった。 ) [Sat 15 May 2010 22:59:38]
◆キュビエ > この状況なら理解してくれると思うんだけどねぇ…レンを思いっきりイかせまくってあげるんだよ♪ このおっぱいでも、女の子でも…とーぜん、おちんちんでも♪ ほうら、尖ってきた♪(ぐにゅっとレンの乳房を掴み揉んで、勃起した乳首が二人の視線に晒される事になって…その先端をくにくにと触手でこね回してより、その尖りを強調させながら…)こっちにもたーっぷり聖水が必要?(「必要ないわ、こんなに濡れているのだもの」冷たく言い放った女はレンの下着の中にもぐりこませた手で、神官にあるまじきなれた手付きによって秘所をこね回してわざとキュビエにも聞こえるように蜜の音を響かせて…見ず知らずの神官の手で弄ばれ恥ずかしい音をキュビエにまで聞かれる羞恥を煽り立てて…)あ、そー言えば、生えるところってまだ見てなかったかも…遠慮せずに見せてくれていーよ?(我慢しようとするレンを嘲笑うように下着が奪われて…二人の視線が股間に集中して…) [Sat 15 May 2010 22:52:30]
◆レン > う、うぅっ…。 ( 少しも反省したりだとか、そういう様子の無い相手の口調に唸って。 ) だ、だからっ!一体何をするつもりなのよぉ…!教えなさいよっ!い、言わないと… あ、 んッ ( 相手が身体の上から退く感覚。そしてすぐさま胸を鷲づかみにされ、再びベッドに押し付けられる。この触り方はキュビエだ。そんなことがわかってしまうぐらいには、彼女と沢山肌を重ねてきたから。目隠しされていて詳細はわからないけれど、自分のすぐ前に神官の女が立っているのが気配でわかる。見下ろしているのだろうか。 ) んぁっ つ、冷たい…!せ、聖水? …じゃない!ちょっ あっ、 ふぁっ ふ、 ぅっ♪ ( 目隠しをされているからだろうか。いつもより敏感に捏ね回される手の動きに反応してしまう。キュビエの手に胸はすぐに尖っちゃって。しかも、神官も一緒に触ってきた。慌てて両足を閉じようとするけれど、手はぬるりと下着の中まで入ってしまう。 ) い、いやぁ…!し、神官なんかに…っ!ひ、卑怯よっ 二人係でなんて! ( 抗議の声をあげるけれど、成すすべもなく。神官は天敵だ。そいつを堕落させるならまだしも、逆に責められちゃうなんて淫魔にとっては屈辱的で。 ) あ…あぁ…っ だ、駄目…っ は、生えちゃう…っ。 ( 敏感になった感覚のせいだ。普段制御できる術が制御できなくなってきている。まるでおしっこを我慢するみたいに腰を捩じらせて。 ) [Sat 15 May 2010 22:44:18]
◆キュビエ > へぇ〜♪ いい事聞いた、今度別のお客さんにも試してみようかな♪(淫魔のお墨付きだもの、まぁ自分もされたらそーなると思うけどねー)だいじょーぶ、滅ぼしたりなんかしないってば、そーいう約束で協力するんだもんね。悔い改めるように、たーっぷりと主の愛に満ちた快楽に溺れさせてあげるからね♪ 淫魔ってどこまで耐えられるのかなぁ?(ひょいっとレンの上から退いてしまって…逃げようとするよりも早く、上からレンの胸を鷲掴みにしてベッドに押し付けて…胸を掴む手の感覚からしてレンの頭上にキュビエがいるのが理解できるかもしれない。そして入ってきた神官?はそうしてベッドに押さえつけられたレンの姿を見下しているのが確認できて「さぁ、聖水を」の言葉と共にレンの身体にどろどろのローションが振り掛けられて…)ただでさえエッチな淫魔をさらにエッチにする聖水をたぁっぷり塗りこんであげるからね♪(キュビエの手が好き勝手にレンの乳房をこね回して、ぬるぬるのそれに滑る手はレンの乳房の弾力に弾かれながらも執拗に絡みついて、神官はレンのお腹からヘソを通って下腹部まで、キュビエより年上の文字通り女としての手の感触でレンの体を擽って…。快楽を簡単に受け入れちゃいけないシチュエーションにして、ノリノリで楽しむと言うより無理やりの強姦っぽさを出す為にこー、色々相談して準備したわけで) [Sat 15 May 2010 22:33:22]
◆レン > ( 訂正。声からして神官だとわかる → 声からして女の神官だとわかる ) [Sat 15 May 2010 22:25:08]
◆レン > ばっ、ばかぁっ こんな風にされたら誰だって変な反応しちゃうわよぉっ ( 可愛いって言われて顔を赤くして反論する。しかし、こうなってしまっては最早抵抗のしようがない。力だって、実はキュビエの方が強いのだ。 ) ――えッ!?神官!? ( キュビエの言葉に思わず愕然とする。パプテスの連中は自分のような悪魔にとっては敵だ。キュビエに痛いことはされないって信じているが、連中はどうだかわからない。そうしている間にも誰かが入ってくる気配がして――。 ) や、やぁっ 駄目、駄目よ。そんなの、酷い キュビエ…! た、助けて…! ( しかしそんな声は届かず、神官―― 声からして神官だとわかる―― が、私の罪状を読み上げる。ああ、バレてしまっている!ベッドの上で身動きが取れぬまま、動揺し許しを請う。今にも泣きそうだ。 ) [Sat 15 May 2010 22:21:41]
◆キュビエ > あはは、レンってば可愛い♪(自分の体の下で反応を見せるレンをケラケラ笑いながら、いぢめっ子は調子に乗って…こんな無茶苦茶な約束でもちゃーんと付き合ってくれるからレンってば律儀だなーとか、可愛いなーとか思っちゃうわけなんだけど)うん、これからたーっぷりいぢめてあげるからさ♪(素直に身を任せちゃうといーよとか。身を任せた方がはるかに危険だとわかっててそんな事を言って…)うん、わかってるよ。だから、ボクだけじゃなく、専門の神官さんも協力してくれるってさ♪(入ってきていいよーと声をかければ扉が開く気配がして…。レンは見えないだろうけど、入ってきたのはえっちぃ体を赤いなんちゃって神官着に包んだ猫耳なおねーさん娼婦なわけで…思いっきり職場の同僚なんだけどねっ。ともあれ彼女はわざとらしい演技でレンが鍛錬場などで姦淫を振りまき堕落させようとしたなど罪状を読み上げて…お互い必死に笑いを噛み殺しつつ) [Sat 15 May 2010 22:16:26]
◆レン > ひゃっ。 ( 冷たいキュビエの触腕が触れて、びくんと身体を跳ねさせる。これも見えないからだ。見えていればこんなに情けない声を出すこともなかった。やっぱり、見えないって言うのはとっても不利。 ) そ、そんなこと言ったって―― 恐いものは恐いのよぉ…。 ( もちろん、彼女の言葉通りだと内心では信じている。痛いことはしない。…でも、それでも恐怖はあった。恐怖というよりかは、不安と言った方が正しいのだろうけど。 ) ――え?そ、そんな…!だ、駄目よ。私以外のサキュバスには酷い奴もいるし、それに…っ! ( 私を退治しちゃうの?どこまで本気かわからずおろおろした様子を見せる。それとも、痛いことや裏切ったりはしないということは、このまま篭絡されて堕とされてしまうんだろうか。 ) [Sat 15 May 2010 22:08:36]
◆キュビエ > (最初から繰り返して強姦するからねーと宣言するくらい今回はいぢめるつもり満々で、それを証明するように手錠した上でしっかり目隠しさせて、抵抗は許さないと言わんばかりで、静かになった淫魔を見下すようにしながら…)なんで? 暴力とか振るわないのに怖がる事ないじゃんさぁ…(見えないのをいい事に、不意打ち気味にレンの頬や首筋をひんやりした触手で撫ぜたりして…)でさ、レンも知ってると思うけど、ちょっと前にさ淫夢騒ぎがあったでしょ? あの時のボクの活躍が結構評価されたみたいでさ…現実の世界でもナイトメアバスターやらないかって誘われてさ。協力することにしちゃったんだ♪ だから、レンはボクの獲物第一号ってわけ(と言うシチュエーションで今回は楽しんでみようと言うわけなんだけど、レンがどこまで信じちゃうかなぁ?とかちょっと不安。一応先に嫌いになったり裏切ったりとかしないよーとは言っておいたけど) [Sat 15 May 2010 22:01:01]
◆レン > そ、そりゃあそういう事になるかもしれないけど…! ( 今までは意地悪をされつつもやっぱりプレイの中にらぶらぶな感じもあって。けれどもこういう言い方をするってことは、単なるらぶらぶなエッチじゃ無いってことだ。 ) あっ ちょっ ( 触腕に絡め取られぐい、と手を前に出されて、抵抗もできないまま手錠で手を封じられてしまった。そしてお次は目隠しだ。これも手を封じられてしまった為に抗う術なんて無くて。 ) ………っ ( 目隠しをされると、淫魔は途端に静かになる。手錠で封じられた両手を胸の前に持ってきて、少し怯えた様子を見せていた。何にも見えない、抵抗もできないまま仰向けに押し倒されて。 ) キュ、キュビエ…! ( これからどうするのかだとか、或いはせめて目隠しが無かったら相手が何をしようとしているのかわかるから不安は幾分か軽減できたんだけど、こんな状態じゃ相手の動きがわからず… 怯えるしかなかった。 ) う、うぅ こ、恐いよぉキュビエ…。 [Sat 15 May 2010 21:53:32]
◆キュビエ > だって、愛のあるレイプで考えてたら、合意の上での強姦って事になったからさ(つまりそー言う結論で今回はいぢめるので覚悟するといいよ、とか)レンとらぶらぶエッチもいいんだけどねー。約束だから仕方ないよねー。はい、手を前に出して♪(などと言いつつ強制的にタコ腕で両手を前に出させて革手錠つけさせちゃって…)ふふーん、それはこれからのお楽しみ…もうやめてって言っても聞かないから覚悟してね?(何て囁きながら…今度は布を手にしてレンの目隠ししちゃう。ただでさえ不安が一杯の表情をしてるレンの不安をさらに煽るようにしちゃってそのままベッドに仰向けに押し倒してくれよう) [Sat 15 May 2010 21:47:07]
◆レン > SMじゃないの!?強姦なの!? ( SMの経験はあるし、強姦されたことだってある。でも、強姦っていうのはいつだって見知らぬ誰かが相手だった。こうして気心の知れた相手が、強姦しますと堂々と宣言してきたのは初めての経験で。逃げようとした先でキュビエの触腕に捕まり、身動きが取れなくなってしまう。これからの季節、彼女の触腕の冷たさが気持ちよくなるだろうなあなんて考えていたけれど、まさかこんなことになるとは…! ) そっ そりゃあ、そんなのわかってるわよ。キュビエはわたしのこと好きだし。で、でも…色々酷いことって…。 ( 思わずごくりと喉を鳴らす。不安?或いは期待?いや、やっぱり今は不安のほうが強い!すこぉしもじもじしながら、上目遣いでちらりと相手を見て。 ) い、一体どんなことをするつもりなのよ…。 ( いつもなら虚勢の一つでも見せるところだけど、不安からか声に怯えが交じる。 ) [Sat 15 May 2010 21:41:46]
◆キュビエ > 革手錠だけなら、SMっぽいでしょ? じゃなくて、強姦(ボクとしては殴る蹴るとか暴力はするのもされるのもノーサンキュー。だから、エッチの方で淫魔のレンを泣かせてやろーと思うわけで。大体喜んじゃうのは想定済みだから、さらにこーして色々考えたり頑張ったりしたわけで…っ。その労力を他に振り分けろとか聞かない)なにって…(きょとん、とした顔でレンを見つめて…)約束通り、レンを思いっきりいぢめてあげようって話なんだけどさ…えっと、先に言っておくけど、色々ひどい事するつもりだけど、レンの事は嫌いになったり裏切ったりするわけじゃないからね(好きだからこれだけ色々労力かけたんだしとか…。逃げようとするなら、タコ触腕で押さえつけてやる) [Sat 15 May 2010 21:35:36]
◆レン > え。あ。え。 え? ( そう、こんどはキュビエが私を虐める番。…なんだけど、その手に持っている怪しげな道具に思わずおめめをぱちくり。どうやらキュビエは私が口にした「愛のあるレイプ」について真面目に考えてくれていたみたいで―― 自分が被害者なら酷いレイプでも内心では悦んで受けてしまうレンにとって、身体も心も許したキュビエが相手ならどんなプレイでもされても良いって心のどこかで思っていた。――しかし、そのお言葉と革手錠に流石にたらりと汗を流すのだった。 ) ちょ、ちょっとキュビエさん!?。い、い、一体何を考えているの…!? ( 思わずずりずりとベッドの上で後ずさりしちゃうね! ) [Sat 15 May 2010 21:28:08]
◆キュビエ > んー…この前にレンにした約束の事で、色々考えてたんだけどさぁ…(今回はボクがレンをいぢめる番だよねー?とか言いながら、革手錠なんか持ってきて)愛のあるレイプってのは結局良くわかんなかったので、合意の上での強姦って事で手を打ってもらおうかなーってさぁ(いいよね?とか、真顔で言うわけで…。そもそもレイプ ダメ。ゼッタイ。な相手にそんな事求めるなとか聞こえない) [Sat 15 May 2010 21:23:39]
◆レン > ( 今日もキュビエの家に転がり込んで、勝手にベッドの上を占有している淫魔のお姿。街で開かれているっていうーV,G,Cの情報が載った雑誌を寝そべりながら読んでいて。 ) え? 何? 何がテーマだって? ( 頭の上に?マークを浮かべながら、これから自分の身に降りかかる出来事が何なのか知らぬまま尋ねるのでした。3日前にキュビエが準備完了させて含み笑いをしている時にはサキュバスの勘で何か嫌な予感みたいなものを察知して一人で警戒をしたりもしたが、何ごともなく過ぎれば思い過ごしだったのねとスルーしてしまう現実。サキュバスの勘なんてその程度である…! ) [Sat 15 May 2010 21:19:47]
お知らせ > レンさんが来ました。 『 相手がそんな準備をしていることなんて知らず 』 [Sat 15 May 2010 21:14:46]
◆キュビエ > (やー、本当…どうしてここまで真剣に準備しているのか不思議で仕方ないんだけど、正気に返ったら負けかなと思っている。と言うか、えっちぃ事するための準備じゃないよねとか、まさに犯罪者かってなものなんだけどさぁ)…意外と、難しいテーマだったなぁ(愛のあるレイプについて。あと、レイプと言うか強姦である以上ノリノリで喜ばせるよりも、息も絶え絶えになるくらいまでめちゃくちゃにしてあげるべきだと思うわけで…。でも、淫魔相手にそれをやろうってのは難しいとか…それでこんなに色々考えたり協力もとめたり用意したりと…) [Sat 15 May 2010 21:13:40]
お知らせ > キュビエさんが入室されました。 『細工も小道具も、色々何から何まで準備完了ってとこかなー?』 [Sat 15 May 2010 21:09:41]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( わたしは、「鉄仮面に汚名を着せられそうな被害者」の立場を、演じていこう。 )』 [Fri 14 May 2010 15:48:12]
◆メアリアン > … 今日は、何にしようかな。 ( 夕ご飯。―お姉ちゃンに迷惑を掛けたから、好きそうなものを作りたいけど 私は彼女の好みがあンまり解らない。今度、聞いてみようかな。 ) ( 考えながら、扉を閉める。 ) ( 鉄仮面が、前に落とした傘を自警団に持ッていッたなンて娘は知らないけれど、 アレは何処にでも有りそうな、何の柄も無い只の傘。しかも、購入したのは随分昔の話。 傘が置いてあッた店舗が例え見付かッたとしても、何の特徴も無いホワイティアの娘を 其の店員が覚えている可能性も低そうだ。 ) ( 自警団が如何動くかとも、周りが如何行動を取るかも解らないけど、 取り敢えずは、 ) [Fri 14 May 2010 15:46:49]
◆メアリアン > ―――… お兄ちゃン、助けて。 ( 私がこンな目に遭うのも、周りの人に迷惑を掛けちゃうのも きッと全部カミサマの意地悪なンだわ。 ――ぎゅ、と唇を固く結ンで、瞳を閉じる。 ) ( また誰か殺せば、元に戻る? ―― 思い付いた思考を、緩く首を振ッて掻き消した。 此の思考も、カミサマの差し向けた嫌な未来へ進む為のものなのかも知れない。 ) …強く、ならなきゃ。 何か、出来る様に ならなきゃ…。 ( もッと役に立つ何かを身に付けなきゃ。もッと「幸せになる為」の能力を身に付けなきゃ。 ) … もう、捨てられるのは 嫌だもの。 ( むく、ッと身体を起こして、 ) ( 扉へと歩む。 ) [Fri 14 May 2010 15:38:30]
◆メアリアン > ( お兄ちゃンのお部屋に被害が無くて好かッた。 扉を開けて、部屋に入れば ぼすッと布団に倒れ込ンで、 ) …大丈夫 かしら。 ( お姉ちゃンは自警団に行ッた様。――私は、取り敢えず向こうから呼ばれるまでは行くのは止めよう。変に行ッてボロが出たら拙いし、冷静に 頭を片付けてからじゃないと。 ) …お兄ちゃンなら、こンな時如何するのかな…。私に、お兄ちゃンの半分でも何か能力があッたら好かッたのに。 ( ぎゅ、とシーツを握り締めて。 ―兄は、実際はそンな羨望の眼差しで見られる程才能に富ンでいた訳じゃないが、娘にとッては世界で一番何でも出来る人 だ。 ) ――――――― 、 ( 私は反対に、何も出来ない。 出来ると言えば、簡単なお料理だとかそンな事位。 ) …、 ( 今の状況を改善出来る様な、頭も能力も無い。 ) [Fri 14 May 2010 15:31:46]
◆メアリアン > ( こンな感じで良いだろうか、窓の割れた部分の補修。 後は、きちンと業者の人に頼ンでやッて貰おう。一旦、破損を塞ぐ事が出来れば、其れで良い。 ) ―――― 。 ( 昨日の一件で鉄仮面によッて滅茶苦茶にされた部分は、屋根のペンキと割れてしまッた窓以外は何とか片付けた。―― 色々と疑問は湧く所だけれど、過ぎてしまッた事は考えない。これから如何行動しようか、ッて考えなきゃ。 ) …… 痛ッ 、 ( 擦れて傷になッた縛り痕は、昨日キヨちゃンが手当をしてくれたけど ―其れでも、まだ多少は痛む。 ハァ、と重い息を吐いて、向かうのは 二階 お兄ちゃンのお部屋。 ) [Fri 14 May 2010 15:24:52]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『 ( ―― 取り敢えずは、 ) 』 [Fri 14 May 2010 15:19:20]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『(怪我してるなら手当てもしないと。ひと段落ついたら、メアちゃんに紅茶を淹れてあげよう、)』 [Fri 14 May 2010 03:34:37]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 私が彼是考えて行動するより、ずッと良いと思うから ― )』 [Fri 14 May 2010 03:33:51]
◆メアリアン > ( 縄が解かれた後は、肌に付いた傷に苛立たしげに眉を潜めるも、 キヨちゃんンとお姉ちゃンの前では 普通の表情で居られる様に 頑張ろう。 ) … キヨちゃンも、ごめンね、 ( 此処まで来たのは何か用事があッたンじゃないか、と思うのに。こンな後処理を任せてしまッて、 ――申し訳無くて、へろり、と眉と肩が下がる。 ) … 、 ( 取り敢えずは、じくじく痛む傷痕は無視しながら、 ペンキの文字を何とかして 後は、――お姉ちゃンの指示に従おうかな。 ) [Fri 14 May 2010 03:32:16]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『黙々と事後処理をしながら、何をどう片付けて行くかを考えた』 [Fri 14 May 2010 03:28:02]
◆キヨ > メアちゃん…、 ( 名前を呼び合うばかり。 だけど、言葉にならないぶん、色々な想いが呼び声には含まれているはず ) ―――― そうですか、 ( ロッティさんのアンサーに応えるのは、やたらと静かな声だった。 ストーカーだろうと変質者だろうと、自称正義の味方だろうと、 メアちゃんにこんなことをした相手をわたしは 許さない―― ) ( 以前病院で、リコさんに思ったのと同じことを、 同じ相手に対して抱いているのだとは知らずに―― とりあえず一緒になってメアちゃんの拘束を解いていこう。 今からペンキを塗り直すにしろ、 上からぐちゃぐちゃと判別解読不能なくらい他の単語を書き綴って、もしくは文字が見えないよう上からペンキをぶちまけて、 悪戯されました、って近所に周知してから塗り直すにしろ、なんにしても協力は惜しまない。 ) 何かあれば、 手伝います。 ( ロッティさんの呟きに、彼女がメアちゃんに何をしたのか知らないままそう返し―― ナイフに疑問を抱く余裕も今はなく。意識したとしても、ストーカー対策の自衛かと思うくらいで、 ) …、 ( 事情をよく知らないわたしは、ストーカーさんの去っていく様子にもメアちゃんの謝罪にも口を挟まず黙って鎖を解いていよう。縄は、ナイフで切れるだろうし、 ) [Fri 14 May 2010 03:22:34]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『( そして淫魔は闇の中へと消えていく )』 [Fri 14 May 2010 03:15:49]
◆ディーフィール > ( ただのイカレた女がこうぴょんぴょんと屋根を飛び移っている光景、という時点ですでにそこら辺の女、とはちょっと違うであろう。 自分の能力がわかっていないようならばこちらも相手を脅威とは認識していない。 今日の行動そのものは鉄仮面からメアリアンを守っただけであるし、自警団が来てもうまく立ち回る自信はある。 メアリアンとしてはディーに自警団が近づいて調べられるほうが困るかもしれないが。 なにしろ目玉泥棒に襲われた当事者だ。 これで、メアリアンが捕まってもこれ以上の干渉は難しい。 後はリーザ次第。 最悪は彼女がメアリアンを切り捨てる事になるかもしれないが。 そのときはこの不気味なストーカーの存在をどうするか、ということだ ) [Fri 14 May 2010 03:15:03]
◆メアリアン > ( 飛ンで行ッた棒は淫魔に当たらず、何処かへ消えた。 其の様子を見遣りながら、やッぱりあの人は普通じゃないと確信を抱きつつ、 ) …、 ( 能力云々の事は、後で姉に伝えた方が良いのかも知れない なンて、彼女に向けた姉の言動を聞きながら思ッた。 ) キヨちゃン …− …、 ( キヨちゃンと触れられたなら、其の暖かさに くしゃりと表情が泣きそうに歪む。 ) 痛ッ、 …う、 リーザお姉ちゃン 、ナイフじゃ切れないかしら…? ( 鎖は無理だとしても、其の縄は。 ) ナイフなら、私の上着のポケットに …、 ( 手足縛られた状態じゃァ 自分でナイフを取り出す事も出来ない。そンな不甲斐無さとか、迷惑掛けた所とか、今後の事とか、 色々考えると、泣きたくなる。 ) ( ――全部全部、アイツの所為だわ。内心で悪態吐き。 ) …あの、 ―― ごめンなさい…。 ( へろ、と眉を下げて 僅か顔は俯かせながら、呟く。 ) ( 自警団に行くのは、 もう嫌とは言わない。 今回の事は何人も証人が居るのに対し、私の犯罪には 殆ど証拠は無いンだから。 ) [Fri 14 May 2010 03:12:41]
◆リーザ > そうね。 ストーカーも肉屋か奴隷屋か見世物小屋辺りに売ればお金になるわね。 ( 相手をただのイカレた女だとしか認識していないリーザの態度はあくまで強気。 刃物を持ってる様子も無いし、そこら辺の女相手に喧嘩で負ける事はそうそうない。 ディーフィールがそのまま去ろうとするなら、当然のことながら屋根からぴょんぴょん跳び移るなんていう荒技が自分に出来るわけが無し、ペッ、と行儀悪く唾を吐いて見送った。 ) もう一匹の方は家宅侵入と暴行が容疑の変質者よ。 なによこれキツい―――――。 ( キヨの問いに主観のみで答えながらメアリアンに近付き、鎖と紐をほどこうとするが、根気のいる作業になりそうだ。 …さて、流石に今回の事―――自警団にタレ込んだ方が良いかもしれない。 あたしはただの被害者だし、メアリアンが目玉泥棒だなんてのは顔隠した変質者の妄言。 証拠の一つも無いことだ。 ついでにストーカー女の名前と勤め先も連絡して、纏めて自警団に放り投げるのも良い。 まぁ、全部明日以降のこと。 ) …全く、厄介だわ。 [Fri 14 May 2010 03:02:27]
◆キヨ > ( メアちゃんに辿り着くため屋根を探り登りながら、ふと気付く。 屋根の上にべっとりとついたペンキに。 まだ乾いていないだろうそれは、靴や服の裾にくっついて、そしてそのまま屋根をのぼるものだから、擦れたり伸びたりしているかもしれない―― でも今は構ってられなくって、 ) …、 こんばんは、 ( こちらを向くロッティさんに、一瞬なんて言っていいのかわからなくなって場違いな挨拶。 おねぇさんみたいなものだって前に言っていたし、状況に混乱してることもあってメアちゃんの家にいること自体には疑問を抱かない。 逆に向こうからすればわたしがいるのは不思議だろうし、 ) え、 あ、 え? えーっと、 じゃぁ、 逃げてったもう一人もアレですか、 悪質なストーカー、 と、 かッ、 ( 不慣れな感じで屋根を登りながら、考えるより先に出る言葉 ) あ、ありがとうございます、 ( 手を貸して貰えればほっと息つき。 態度は、ストーカー相手だからかな、と思ったけれど。ドレス姿に気を配る余裕が出てくれば、内心首を捻るンだろう―― ロッティさんに手を貸してもらいながら、メアちゃんにへら、と笑いかけた。 ) … ( あ、ストーカー否定しないんだ、と去っていく女性を見送りつつ―― メアちゃんのトコに辿り着くなら、まずはぎゅッと抱きしめてあげたい、 ) [Fri 14 May 2010 02:53:18]
◆ディーフィール > ( 反射的に投げつけられた棒切れを避けるように後ろに飛べば、背後に目でも付いているかのように正確に隣の屋根へと着地する ) はさみとストーカーも使い様によっては役に立つんだよ? ( あくまでもからかうように。 そしてリーザには目的不明でメアリアンの周囲をうろつく目障りな人間、という認識のままで良い。 少なくてもそれでメアリアンが守られるのであれば ) それじゃ、これから夜のペンキ塗りがんばってね。 近所には引越しついでに屋根の塗り替えをした、とでも言えばいいんじゃないかな? ( 自警団の説明をどう行うか。 疑念はあれども決定的な証拠でも出てこなければ検挙は難しかろう。 それに此処しばらくは被害者は出ていない ) それじゃ、またね? ( ひらひらと手を振れば、淫魔はのんびりと歩き始める ) [Fri 14 May 2010 02:48:42]
◆メアリアン > ( 淫魔に向かい、怒声と共に投げ付けられた棒を吃驚した様な眼で 見遣り、 其の視線は其のまま棒が飛ンで行く方へと 移動する。 ) … ッ、 ( 取り敢えず何とか拘束から抜け出して、仲介(*出来るか解らないけど)に入りたいところだけど、キツく締められた縄は解ける気配が無い。 両腕を動かして身を捩るも、無駄な事か。 苛立ちが僅かに表情に浮ぶ。 ) … ( 物音、に反応して顔を上げれば、ぼンやり映ッた少女が今度は鮮明に伺える。 ) き、キヨちゃン ッ、 ――… あッ、 ( あぶなッかしく登る様子に、僅かに掠れた声を上げるも、 義姉が手を貸す様子が視界に映れば、ほうッと息を吐く。 娘自身は、落ちるのを恐れてか 其の場から中々動きだす事が出来ない。 ) [Fri 14 May 2010 02:46:08]
◆リーザ > ごちゃごちゃ五月蠅ェんだよッ!!! ( 苛ッ。 態度の変わらないストーカーの女の言動に一切耳を貸さず、反射的に棒を投げつけた。 先ずこの女が今起きた事の全てを全く理解していないということ、理解する頭も察する頭も無いということ、あんな理解を超えた超集団催眠能力が理解出来る一般人など居るわけが無いということ。 追っ払っただの多分覚えて無いだの言われても、わけがわからない、で思考停止だ。 ) ――――あんた。 ( ふと、背後で物音がした。 今度は誰だと振り向けば、以前一度だけ見た事のある、メアリアンの友達とかいうアルビノだ。 一瞬怪訝な顔をしたが、この手の輩のことだ。 ただ純粋にメアリアンを助けに来たってんだろう。 ) 手伝ってくれる? ああ、あの女おかしなこと云うけど耳貸しちゃ駄目よ? あれ、ストーカーなのよ。 メアの。 ( 説明しながらキヨに手を貸す。 今は手ごまが多い方が良い。 ) ( キヨから見れば、ロッティ・アレンビー―――現、リーザ・ロッドは以前とだいぶ違って見えるだろう。 まず着ているものが以前はいかにもギラギラとした暗黒街ブランドものだったが、今は別の意味で高そうなドレス。 そしてそれとは裏腹に、猫なで声で調子よく「仲良くしてやってね」なんて言っていたあの時に比べて、表情も、口調も、声も、チンピラみたいに険しい。 ) [Fri 14 May 2010 02:38:17]
◆キヨ > ( なんでこの人たちメアちゃんの家にいるンだろう、 ) … ( 帰ってく人たちと逆に向かいながら、 沸き上がる疑問は他にも幾つもあるけれど、それよりも屋根に、 メアちゃんのところに行かないと―――、邸に入る直前、微かに聞こえた彼女の声を思い出しながら体を動かし ) … ( ばッ、と窓から顔を覗かせれば、 )( ぐるン、 ) … ( 目にしたメアちゃんの姿に、 先日川辺で霧散させてもらったばかりの黒が、邸に辿り着くまでにじわじわと広がっていたそれが、胸の内で急速に存在感を主張する。 ) ―― … ( 蓋をするように覆い隠すように、瞬きを一度して、 ) … メアちゃん、 ( 泣きそうな顔で小さく微笑んだ。 喜ばしい状況ではないけれど、彼女の姿を認めたことに安堵して ) … ぇ、 ッと、 ( 先客の女性二人が何やら言い争っているらしいのを見比べながらも、 そしてその内の一人がロッティさんだということにようやく気付いたけれど ) …、 ( 危なっかしく手探りに、屋根へのぼっていこうか。 とりあえず早く、メアちゃんの拘束を解いて家の中にいれてあげないと、と思って ) [Fri 14 May 2010 02:29:35]
◆ディーフィール > 何よ〜。 あの鉄仮面追い払ったのは私なんだよ〜? 貴女が居るかもわからなかったからメアリアンちゃんを助けに来ただけだしね。 ( ぶーと膨れて見せるが頼まれたわけでもないし感謝される立場でもない ) 明日から? 今から大忙しでしょ? コレ、消さないと今日のところはほとんどの人は夢だと思ってるけど、明日から大騒ぎになるよ? ( 彼女にしてはわけのわからない話だろう。 へらりと笑みを浮かべたまま ) 明日、近所の人に聞いてみて。 多分覚えてないから。 ( それが自分の能力だ、と暗に告げよう。 不安定な足場で彼女が飛び掛れないぎりぎりの距離を保ちつつ ) 鉄仮面は私の敵。 だから邪魔しただけ。 仮面のお連れさんならコレを消さないと、なんて言わないよ。 ( 手伝おうか? なんて口調はあくまでのらりくらり。 相手の苛立ちを増幅させるだろうがこちらは気にしない。 そして、飛び移るべき屋根の位置を確認して ) [Fri 14 May 2010 02:23:01]
◆メアリアン > ( 同じ位に屋根へと着いた淫魔と義姉を交互に交互に見遣り、 ) ( 多分、今日は助けてくれたのよ、 ッて言葉は、 棒を叩く音に 喉の奥に飲み込まれ。 ) ( 訳が解らない、――のはある意味で私も一緒だ。何が理由だッたのか、如何部屋に入ッたのか、何時入ッたのか、 鉄仮面の行動に謎は湧くばかりだもの。 ) … あッ、 けほ、こほ ッ …、 ( 声を出そうとすると、叫び続けた喉が痛み 咳込む。 縛られたままの身体も、じくじくと痛む が、 ) ( 下から響いたのは 聞き覚えのある声と自身の名前。 視線を恐る恐る 下へ向ければ、見えるのは白い髪と、 ぼンやり映る見知ッた顔。 ) き、 キヨちゃン ッ … ( 泣き声交じりの震えた声が 彼女に届いたかは解らないけれど、少女が邸の中に入ッたンだろう 所は、確認できた。 ) [Fri 14 May 2010 02:20:07]
◆リーザ > ( よっこらせ、とようやく屋根の登れば、何でかどうやってか、先客の姿。 しかも、だ。 ) 今日は何なのかしらねェ――――どいつもこいッつもあたしの家にドカドカと勝手に上がり込みやがッて、苛つくわ。 ( さっき握った棒っきれはまだ持っている。 餓鬼の頃、街の喧嘩で使った時みたいにぶんっ、と大きく振って天井を叩き、威嚇する。 ああ、本当苛々するわ。 ) 1秒でも早く消えてくれる? わけわかんなくて苛々してんのよ。 明日から大忙しだわ。 テメェーもあのクソッ仮面の連れだったわけ? ストーカー女。 ( 今までもよく口調は乱れたが、特に今日は酷い。 こんなに腹が立つのは久しぶりだ。 仮面野郎の乱痴気騒ぎだけでも苛つくのに、イカレた女が我が物顔でひとんちの屋根の上、ひとの妹に近付いて、へらへらと余裕顔で。 ) [Fri 14 May 2010 02:10:20]
◆キヨ > ( 弱い視界では、夜闇の中に書かれた文字も読むのは難しいだろう。 明日――もう今日か――は新月だから尚更、灯りでもあててくれていないと。 ) …、 ( 辿り着いた邸の前、 見上げる屋根には人影が三つ。 ) ―― メア、ちゃんッ!? ( 顔は見えないけど、輪郭や体格、雰囲気でなんとなく、 そのうちの一人に呼びかける。 ) ( ドレスを纏う女性にも、覚えがあるような気がするンだけど―― もう一人は誰だろう、 ) … ( 少し躊躇ってから、邸から出てくるひとたちと入れ違いに中に入っていこうか、 ) [Fri 14 May 2010 02:01:06]
◆ディーフィール > ( 今回上手く行ったのは人の注目が一点…つまりアイゼンとメアリアンの行動に注がれていたこと。 意思がひとつになる用に暗示をかけるには同じ事をしているときが一番だ。 逆に普段の街中で特定の人物を襲うように暗示をかけたところで実行するのはほんの数人。 唐突な思考にどちらかといえば戸惑い、動かなくなることが多いだろう。 本来、アイゼンが狙っていたよりも効果は大分薄かっただろうがその要因となったのは彼の派手なパフォーマンスで人の注目を一点に集めたこと。 彼の言うとおり疑念などは植えつけられただろうが大半の人にはそれはまだまだ、浅い ) あ、ナイト役の人は先に着いちゃったかな? ( リーザが上がったと同じくらいに屋根伝いに上った淫魔は笑みを浮かべて立ち止まった。 リーザが近ければ距離を置き ) ひとまず、この落書きは消さないとね。 ( 彼女たちにとって敵でもあり、味方でもある淫魔はのんびりと告げた。 先ほどまでの喧騒を抑えられたのは「鉄仮面が去った」という共通認識があったから。 「追いかける」か「帰るか」という意識の選択を「帰る」という意識に統一させた、ということだ。 ついでにもうひとつ暗示も生めた。 リーザにとっては外に出たとたん、嘘みたいに帰っていく人々が見えるだろうか ) [Fri 14 May 2010 01:56:31]
◆メアリアン > ( 下の方で聞こえる女性の声に合わせて、徐々に騒ぎは収まり 人も退いていく。こンな不思議な現象、力を使う人は 知ッている。 今は、いつもみたいに逃げる事も 怯える事も しないけど、 ) ――――― ………、 ( 長く深い息。 鉄仮面が消えて、人の波が退いていッて、 縛られた痛みと、ぶつけた時の痛みが鮮明になッてくる。 ぐ、と唇を噛ンで 痛みを堪え、 ) … あ、え 、はい …。 ( 掛けられた淫魔の声に顔を上げ、控えめに頷いた。 声を出すのがきつい程、喉も身体も痛い。 けほッと、何度か咽て、 ) …、 ( 此処からはキヨちゃンの姿はまだ確認出来ないけれど、リーザさンが屋根の上に着いたのなら、 張り詰めてた精神の糸が ぷつんと切れそうだ。 ) [Fri 14 May 2010 01:50:33]
◆リーザ > ( 邸の中、せわしなく動き回るその他の人々の挙動とは無縁の如く、ゆっくりと階段を上がって2階に上った。 上等なドレスが汚れるし、今更人目の無い所でばたばたしてもしょうがないだろう。 件の1番表通り側の部屋の、開けっぱなしの窓から上を見上げれば、ああ、登れなくはないかと億劫そうにスカートの裾を絞る。 流石にそんなにぽんぽん簡単に登れるわけでも無し、ゆっくりと慎重に足場を選んで、屋根の上へ。 ) [Fri 14 May 2010 01:43:06]
◆キヨ > ( 去っていく影。 ) ( ほんと、なんだこれ。 鉄仮面? 目玉泥棒? ――― 叫び声がぐちゃぐちゃに混ざり合って、断片的な単語を聞き取るので精一杯。 それよりも、 ) ちょッ…、 と、 通し、 て… ! ( それよりも、メアちゃんのところにいかないと。 そう思って群集に割り込んで、 ) ( ―― それが、ひいていく? ) ? ( 訝しげに眉を寄せながら、それでも今はメアちゃんの家に辿り着く方が優先。 チラとみえた邸に戻るひとの姿は、弱い視力じゃまだ誰なのかまで判別できずに ) [Fri 14 May 2010 01:39:43]
◆ディーフィール > ( 能ある鷹は爪を隠す。 本当に危険な力の使い方はぎりぎりまで隠しておくべきだ。 ともあれ、リーザとメアリアンの目の前で披露してしまったわけだが。 逃げ足は鮮やか。 市民をけしかけて一晩中走り回らせるのも良かったが。 金色の瞳をした淫魔はさらに集中して ) 「変質者は去ったわ。 今日のことは忘れて、今日はゆっくり休んでね!」 ( さらに暗示をこめた声で周囲に呼びかける。 周囲の熱狂は少しずつ収まり、やがては普段と変わらぬ穏やかさを取り戻していくだろう。 今夜のことはぼんやりと夢のような出来事として覚えることになるだろうし、暗示の効かなかった人々も出てくるだろう。 大規模な暗示を駆使した影響からか疲労感があるが、そのまま、えいこらせ、とメアリアンのところへと急ごうとする。 何人か屋根に上がっていた男たちは情けなくもアイゼンに指一本触れられずすごすごと帰ることになったらしい ) ちょっと待っててね。 今降ろしてあげるから。 ( 能力の発動を止めた淫魔の瞳はいつもの赤に。 普段の淫魔と金の瞳の淫魔をすぐに結び付けられる人は限られている ) [Fri 14 May 2010 01:31:36]
◆メアリアン > ( 鉄仮面の吐いた自警団に対する悪態は、娘には聞こえなかッた ――騒がしい位の音、声、怒声罵声、色々な音が聞こえる。 ) … 、 ( けほ ッと一度咳を零して、走り出した鉄仮面を眼で追おう。 ――やッぱり逃げるンだ。いや、此れが目的だッたのかもしれないけど。 ) ( 暫く は、きッと疑惑の眼が付き纏うン だろうけど。 絶対に、ぼろを出したりしない。強くならなきゃ。幸せになる為に、 幸せを壊さない為に、 例え私が殺人鬼でも。 ) ――― … 、 ( ぐ、と縄に力を籠めてみるけれど、如何にも取る事が出来ず 。薄く長い息を吐いた。 如何しよう、取り敢えず此処から降りなきゃ ―― そう視界を地面へ向けて、漸く其の高さに 息を飲む。 ) [Fri 14 May 2010 01:29:26]
◆リーザ > ( なんだこれは。 なんてひどい有様だ。 あたしの家の周りでこんな事―――「目玉泥棒」って言葉があちこちから聞こえる。 何だか気持ちが悪いくらい皆興奮している。 ああ、そうか、アイツがアイゼンリッター? 始めて見たけど、ああ、そう、メアの抱えた爆弾が今日今此処で爆発したってわけ。 何だか少し覚めた気持ちにすらなって、呆然と群衆を見渡す。 こんな時間にまぁ、随分な数だこと。 しかも勝手にもみくちゃになって仮面だ目玉泥棒だって、馬鹿みたいに。 ) …目玉泥棒ってあたしが考えた言葉なのにね。 ( 誰にも聞こえないように小さな声で呟き、仮面野郎が悠々と逃げて行くのを見送った。 やりたい事はやったし、長居は無用ってとこ? 窓ガラス代弁償しろっての。 ) ―――忙しくなるわね。 ( くそ、とまた一つ悪態を吐き、邸に戻ろうと踵を返す。 先ずはメアリアンを降ろして適当に慰めて、明日は自警団に行って口から出まかせ並べて言い包めないと。 顔隠した仮面野郎がただ云いまわってるだけで何の証拠も無い中傷にしかならいと思うが、当分メアには疑惑の目が付き纏うだろう。 ――――いっそ死んでくれた方があたしにとっちゃあ楽だってのに。 ) まぁやりようはあるか。 [Fri 14 May 2010 01:22:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――誰かがやらなければならない事を、やったのだ。』 [Fri 14 May 2010 01:16:16]
◆アイゼンリッター > (殺人は悪だ。 殺された人々には家族がいて、友人がいて、恋人がいて、そして「幸せになりたかった」のだ。 であるならば、殺人鬼は裁かれる必要がある。 法律など関係ない。 鉄仮面の事を信じる者がいようと、いまいと、それさえも関係は無い。 ただ、一つだけ言えることがある。 今夜、彼は――……) [Fri 14 May 2010 01:16:04]
◆アイゼンリッター > ……何が化け物は全て暗黒街とスラムにいる、だ。 間抜けめ。(声一つで市民を操れるような化け物が、堂々と市街地を闊歩している事実に、小さく自警団への毒を吐いた)(「あの鉄仮面を引き摺り降ろせ!」「バカ野郎! 奴は殺人鬼を捕まえたんだぞ!」「自警団を呼べ!」「ヒーロー気取りの狂人が!」「化け物め!」「あの娘にゃ何人も殺されてるんだぞ! 黙ってみてられるか!」「武器を振り回すな、危ねぇだろうが!」)(――辺り一画を巻き込む大パニック。 そして誰もがメアリアンに張られた目玉泥棒のレッテルを記憶する。 それが真実であれ、偽りであれ、その認識は変わらないだろう。 その時点で、鉄仮面――アイゼンリッターの目的は、十二分に果たされたといえる。 長居する理由も無く、路面にいる人々は何ら移動の妨げにはならない)(市街地の混乱を見やりながら、走り出した鉄仮面は――跳躍。 屋根の上を、軽々と駆け抜けていく) [Fri 14 May 2010 01:13:01]
◆キヨ > ( 治りかけの風邪の気配が、 こほ、と小さく喉から漏れた ) … ( ここ数日体調を崩して伏せっていたのだけれど、今日は”彼女”を捜しにいけると、 ) …… ( この辺りを探索していれば、なんだろうこの騒がしさは。 そういえば、この辺りはメアちゃんの家が―――、 ) …あ? ( 叫ぶ女の人の声。 どこか聞き覚えのあるような――… ) …え? ( あれ? あの声、 メアちゃんの――? )( そして響き渡るのはまた別の、女性の声。魔力までわたしに届いたかは定かで無いけど ) ( 見上げれば目を細めた視界の中、 異形の影が、 一つ。 ) ( まだわたしはメアちゃんの家から遠く、辿り着くとしたら次のTでは無理。2T目。 ) [Fri 14 May 2010 01:12:02]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( …騒がしい、 )』 [Fri 14 May 2010 01:10:32]
◆ディーフィール > ( 少なくても、今後は彼女のことを何らかの疑念を持って接する人、自警団などの動きも出てくるだろう。 だが、少なくても今この場では彼女はただのヒロインとなりさがる ) [Fri 14 May 2010 01:07:46]
◆ディーフィール > ( 上へと上るルートを確認しただけでまだ地面にいる淫魔。 周囲がざわついている。 此処に集ったのは2,30人の一般人 何が始まるのかと野次馬は興奮している。 この状況は想定の範囲内。 そして、淫魔は野次馬の中の一人。 見下ろしたアイゼンからは目立つだろうが。集団の中ではそれほどは目立たない。 しかし、衆人環境の中で行われたペンキ。 周囲の集団はその真偽がわかりかねていることだろう。 だが、確実に縛り付けられた少女のことを疑うものは出てくる。 良い具合だ。 周囲がひとつの物事に収集して心に隙ができる。 淫魔の最大の力を発揮するのは個人相手ではない。 つまりは ) ( 「変質者よ!!」 その言葉は誰へと向けられたものか。 周囲の人の注意が向いた一瞬 ) 「あそこに居る鉄仮面が変質者よ!! 罪をでっち上げるヒーロー気取りが!!」 ( 響き渡るは、淫魔の声。 魔力を感知できる人が居ない一般人の群れの中。 淫魔の思考を誘導する魔力がこもった声が響く。 状況を把握しかね、隙ができていた周囲の人々すべての心を侵食する。 そう。 彼らは一般人。 特別な力も無く、魔力も無く。 だからこそ、淫魔にとっては都合が良い。 なにしろ。 暗示を防ごうという意思を持たないのだから。 正義の味方であるはずの彼をいっせいに糾弾をし始める。 曰く「そういえば、近所の息子があいつに散々やられたって聞いたぞ」「話なんて聞かずにとっちめるそうだ」etc 目玉泥棒を糾弾するはずのその場は、異常な熱気とともにアイゼンリッターを糾弾する場へと変貌する ) 「あの少女を犯人に仕立てて、英雄を気取りたいんだ!」 ( 淫魔の糾弾の声が響く。 それはひとつの意思となり、すべての声は「彼」への批難と変わる。 すべてが摩り替わった異常な光景。 ) ( それを作り出したのは一人の淫魔。 この場に居た彼の最大の誤算。 「捕まえろ! 周囲を囲め!」 腕に覚えのある男たちも動き出した ) [Fri 14 May 2010 01:01:49]
◆メアリアン > ( コンスタンツェさンの後から、少なくとも娘の目玉泥棒の事件を起こッてはいない。模倣をあッたとして、も。 ) ―――― ッ、 ( 縄を切ろうと暴れた訳じゃァ無い。其の手から逃れようと、あえて下に落ちようと暴れたンだ。 其れをもモノとしない位、… 何の苦労も無く封じ込める位、彼の力は無茶苦茶らしい。 ) …ッ、 ( 不意に耳に届くのは、何かが割れる音。周囲の雑音。声。 ) ( 此の状況は明らかに彼に不利だろうに。 ――娘は此処で生まれてからずッと此処で過ごしてきた。近所付き合いは少なかッたとしても、近隣は皆、顔見知りな位には馴染ンでいる。 ) 誰があなたを信じるッて云うの? ( 呟く声は、きッと彼にも届かない位の小さな音。 ) ( 縛られたまま、ぐッと身体に力を籠め、 ) ――― ッ 誰か 助けてぇえッ!! 怪物ッ …化物だわ ッ…!! ( 屋根の上ならば、周囲にも響き渡るだろう 少女の声。 ――金色の眼をした普通の人間に見える女性と、鉄仮面を武装した人物。 さァ、周囲が信じるのはどちらか。 ) [Fri 14 May 2010 01:01:39]
◆リーザ > ( 戻ってくる様子はない。 それどころかどうやら、屋根に登ろうとしているようだ。 メアリアンが声を上げなくなった。 鉄仮面との詳しい事情を知らないリーザ・ロッドはこの状況を殆ど正確に推測できず、メアリアンは殺されたか気絶させられたか、これから屋根の上で強姦でもされて晒されるのか、異常な変質者の仕業か、そんな風にぐるぐると考えている。 窓から外を見れば、なにやら想像以上に近所に騒ぎが広がっているようで、野次馬の姿が路地に幾つか見えている。 なんだこれは。 この状況、どうすればいい? メアリアンを見棄てるのがベターか、何かしらアクションを起こして自身の体裁を繕うべきか。 ) ―――くそがッ。 ( 口汚く罵り、決断する。 事態を最悪少しでもマシにする為に何かしなければ。 急いで階段を駆け下り、玄関に向かって走る。 あとは簡単だ。 大きな扉を開いて先ずは叫ぶんだ。 あたしは被害者ですよって。 ) 誰か助けて!!!! 変質者よッ!!!! [Fri 14 May 2010 00:49:51]
◆アイゼンリッター > Eye Ball Raider [Fri 14 May 2010 00:38:40]
◆アイゼンリッター > Monster's companion (けたたましい悲鳴、騒ぎの音。 周囲の家の窓が開けられ、何事かと人々が顔を覗かせていた) Demon's Servant (彼らが目にするのは鉄仮面の怪人と、鎖で拘束された娘。 そして屋根に踊る文字。 そして家に向かって歩いてくる金色の目をした――魔力をばら撒きながら迫り来る、異形の存在。 誰もが「ああ」と思うだろう。 あの娘を助けに怪物がきたのだと) Vigilante Killer (それこそが奥の手だ。 アイゼンリッター/カイン・グレイホークは、見た目の印象というものを理解している。 鉄仮面の怪人が娘を攫っているようにしか見えない光景でも、其処に「娘を助けに化け物が現れた」なら。 ぐるりと印象は反転する。 当初はアクセラレーターを対象とした策で、現れたのは別人だったが、今となっては同じ事。 つまり、これこそが切り札。 奴を助けに現れる怪物こそが、アイゼンリッターのエース・イン・ザ・ホールだった。 ……そして鉄仮面の男は、最後の文字を描きながら、酷く静かで、低い、常通りの――地の底を吹きぬける風のように、何処までも聞こえるような声で告げる)捕まえたぞ。 [Fri 14 May 2010 00:38:17]
◆アイゼンリッター > (別に、昨日今日、思いつきで実行したわけじゃあない。 ――時間をかけて、ここまで詰めてきたのだ。 この娘が誰かを殺して、その眼球を抉りながら、「幸せになりたい」と喋っている間、ずっと。 芸能横丁で顔見知りの踊り子が殺されて。 目の前でコンスタンツェが殺されて。 墓場で一度取り逃して。 ――もっと早く、ここまでたどり着いていれば、奴を叩きのめしていれば、阻止することができたなら、防げた被害だ。 殺された人の家族、恋人、友人たちの哀しみも早く終わらせることが出来たはずだ。 ――故に思考し、努力し、追跡し、此処まで辿り付いた。 ……いつもと同じだ。 やるべき事をやる。 それだけだ。 何の問題も無い)(この娘の手足は、縄と鎖とで何重にも縛り上げてある。拘束を解くのは容易いことではない。 ましてや屋根の上だ。 加えて鎖は銀製。効果があるかどうかは知らないが、奴の交流関係に吸血鬼だの怪物だのの類がいるのは確実で、連中は銀を嫌う。 幾ら力自慢でも千切るのは難しいはずだ。)(そして鉄仮面は、落ち着いていた。 連続殺人鬼を相手取るのだ。 この娘に其処までの胆力があるとは予想していなかったが、少なくとも手足を縛られた娘が暴れても、慌てずに拘束を終わらせられる程度には冷静でいられた。なにせ屋根の上は、これまで幾日も毎夜のように繰り返して走りぬいてきた、此方の領域なのだから)…………。(そして、腰に吊るしたペンキ缶に刷毛を浸し、振るった) [Fri 14 May 2010 00:37:09]
◆ディーフィール > ( 非常に近所迷惑ではあるが、さらに、移動を行いながら、近所の住居の手短な窓に石を投げつけて、何件かの窓ガラスをぶち破り、住民をたたき起こす。 野次馬は増えるが、相手の移動を阻害する要因になる。 そして、そんな状況でも自分が動くにはある程度問題は無いと踏んでいる。 ざわざわと周囲の住民が異常に気が付いたのを見越してからアイゼンの居るメアリアン邸の地面の元へ。 予想できる行動とすればこのまま私刑とするか、もしくはメアリアンの罪を暴いて此処に居ることができなくなるか。 周辺住民が集まってくるような状況で何を行うか。 淫魔は視線を彼らへと向けている。 魔力はさらに練り上げられて。 「金色の目をした人がいる」と周囲には映るだろう。 そして、きょろりと周囲を見わたし、上に上るための足場を確認する ) [Fri 14 May 2010 00:32:33]
◆メアリアン > ( 助けてくれるお兄ちゃンは居ない。守ッてくれるお父さンとお母さンは自分で殺したンだから、自分の身は自分でも守らなきゃいけない。 ――リーザを前回の件で信頼しきッた娘は、彼女がお兄ちゃンのお部屋に隠れているなンて解らないし、考えもしない。 ) … ッ、 ( 声の出し過ぎで咳込ンだ肺と喉が痛い。身体もギシギシと痛む けども カッと昂ぶッていた感情は冷静になりつつある。 それ位、お兄ちゃンが居なくなッて成長したンだ。 ) ( 鉄仮面に何を云ッてもきッと無駄、なら こッちだッて何も明かさないし、何も言わない様にする。 ) ( 臆病風に吹かれてなンていられない、から 鉄仮面が屋根の上に登る前、其の鎖を拘束する前に 窓から落ちる覚悟で暴れる様に身を捩る。 ――娘が出せる全開の力と勢いで。 ) [Fri 14 May 2010 00:30:12]
◆リーザ > ( 大男でも居るのかっていう重くて荒々しい足音がトゥィードルの部屋の前を通り過ぎて行く。 気味が悪いのは、メアリアンの悲鳴はこんなに響いてるのに、その何者かの言葉が一切聞こえてこない事だ。 なにかちゃりちゃりと小さな金属片がこすれ合うような音がする。 ああ、メアリアンが呼んでる。 お姉ちゃん、だってさ。 そりゃあね、近所の餓鬼とか弱そうなチンピラ相手だったらあたしだって格好つけて飛び出してやるさね。 でも今日のはヤバ過ぎるんじゃない? 悪いけどさ。 ) ( そんな事を考えながら音が遠退くのを待つ。 奥の部屋に向かってる? ちらっとでも姿を見れたら良いんだけど―――と、うっすら、扉を開けて覗き見れば、闇の向こうになにかごつごつした、騎士鎧みたいな奇妙な姿が一瞬見えて、部屋の中に消えた。 ) [Fri 14 May 2010 00:17:51]
◆アイゼンリッター > (重ねて言うが、悲鳴は許容範囲だ。 即ち、第三者の介入も想定しているという事になる。 目玉泥棒の住居に最近になって何者かが引っ越してきたことは調査済みだ。 加えて、あのアクセラレーターという怪物が護衛を気取っていることも把握しているのだから。 その上で、それらを問題ないと踏んでいる)…………。(蹴り破った窓から外――屋根の上へ。 目玉泥棒が暴れるだろうことは予想しているし、だからこそ――それだけが理由ではないが――縄と鎖とで拘束したのだ。 そして、「殺した人間にしか裁かれたくない」と言って悲劇のヒロインを気取り、のうのうと生き延びている臆病な殺人鬼が、建物の屋根から地面への落下を許容できるとは思えない)(夜空の下、肩口から彼女の手足を縛っている縄と鎖とを使って、その体を屋根に固定していく。 時間的余裕があるわけではないが、あと一息だ。 焦らず、落ち着いて、その上で急がなければ) [Fri 14 May 2010 00:10:16]
◆気配 > ( 普段からそれとなく近所を歩いてはメアリアンの自宅を観察している淫魔。 彼女たちにとっては姿が見えるだけで何も行動を起こしてこない不気味な存在。 として映るだろう。 しかし、今回の異変に関して居合わせた人物にとってはいかなる存在か。 人より優れた感覚を持ち、良く晴れている今日は状況を把握することは容易かった。 移動するのに必要な距離はまだ離れているが彼らの気配はしっかりと捉えていた。 普段は抑えている魔力を練り上げつつ、現場へは後1ターンほどは要する ) [Fri 14 May 2010 00:08:44]
◆メアリアン > ( 縛られた痛みと、ぶつけた時の痛み ――其れが気にならない訳では無いけれど、其の痛み以上に恐怖や焦りの方が大きい。 落ち着かなくちゃ、と思う程、落ち付けなくなッていく。 ) 離して!!離してッてばあ…!!! ( 二階に上る階段の上でも、身を捩り其の状態から抜け出そうとする。 最悪階段から落ちたッて構わない。コイツに捕まるのだけは、絶対に嫌。 ) 離して化物!! ッ、 助けてッ、お兄ちゃン!ブラッディさン!リーザお姉ちゃン…! ( 悲鳴にも似た声を何度も、何度も。 出し続ければ、最後の方の音は如何したッて枯れて来てしまう。 ケホケホッと何度か咳き込みながらも、声を発し。 窓へ寄る程其の声は近所までは届くだろう。 ) [Thu 13 May 2010 23:59:52]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『( そして、外 )』 [Thu 13 May 2010 23:58:22]
◆リーザ > ( 異音は耳に入っていた。 自室―――1番広くて1番奥、メアリアンの両親が使っていた寝室でしばらく静かにそれを聞いていて、メアリアンが帰ってきた直後に本格的な争いの音と声が響き始めた。 それでも直ぐに駆けつけたりはしないで、手近な棒きれを片手に2階の廊下から様子を窺っていた。 下手にいい格好しに降りてって異常者に刺されたりでもしてみろ。 冗談じゃない。 最悪メアリアンが死んだら死んだであたしにとっちゃあ好都合だし、ほら、いつもみたいに都合良く駆けつけりゃあ良いじゃないか、ナイト気どりの化物なり、ストーカー女なり。 エアリーはどうした? あいつがどう行動するかも気になるっちゃ気になる。 そんな事を考えている内に荒々しい脚音が2階に上がってくる音がして、慌てて手近な扉―――トゥィードル・ロッドの部屋に飛び込んだ。 ) [Thu 13 May 2010 23:50:59]
お知らせ > リーザさんが入室されました。 『 二階、廊下 』 [Thu 13 May 2010 23:45:00]
◆アイゼンリッター > (ロープはいつも使用している演劇用の丈夫なものを新たに購入した。鎖は銀製のものだ。 それら二つできつく縛れば手足に傷がつくかもしれないが、この男にとっては知ったことではない。 無表情な鉄仮面は貴女の顔を見やり、化け物と罵られても無言のままだった)………………………。(そうして縛り上げた彼女を担ぎ上げるようにして、無言のまま、階段を昇って二階へ向かう。 悲鳴は許容範囲だ。好きなだけ叫べば良い。 だが、必要以上に時間を与える気はないし、そんな余裕も無い。 急いで屋根へ出る必要がある。 室内の間取りはわからないが、事前に幾日か外から眺めていたから、だいたいの位置関係はわかる。 一番都合の良い窓――通りに面している――を、足で蹴り開けた) [Thu 13 May 2010 23:43:01]
◆メアリアン > ( ズキズキと肩から身体全体に響く痛みに、表情を顰めながら 何とか抜け出そうと身を捩るけれど ) 離してッ…!!何処から入ッたの化物!! ( 悲鳴にも近い甲高い音で、物云わぬ鉄仮面に捲し立てる。 上着のポケットに入れたナイフを取り出す行動の余裕は無い。 ) ( 緩まぬ彼の力では、抵抗する術も無く拘束は簡単だろうけど、 ) 助けてッ!!誰か来て…!!! ( 声は抑える事は無い。無駄だと解ッていても、誰かが気付いてくれないかと 声を上げ続ける。 ) [Thu 13 May 2010 23:38:36]
◆アイゼンリッター > (宜しい、ここまでは作戦通りだ。 昼夜問わずに考え続け、カイン・グレイホークとして振舞いながらも思考を続け、練り上げた作戦。 単純な身体能力では此方が上。 それを活かし、相手の優位性を奪え)……………………。(悲鳴は許容範囲。 であるからこそ急ぐ必要がある。 ベルトに吊るした幾つもの装備の中から縄と鎖を取り出し、目玉泥棒の手足を拘束しにかかる)……………。(見かけが少女だからといって力を緩めることはしない。 連続殺人鬼を相手取る――それも吸血鬼などという怪物を擁している――のだ。 戦略を立て、装備を整え、幾つも奥の手を揃えた上で、切り札は最後まで隠しておく。 外観で油断するつもりはないし、あえて言葉をかけるつもりも無い。 少なくとも、まだその段階ではない) [Thu 13 May 2010 23:28:05]
◆メアリアン > ( 居ない様なら帰ッて来たら、――なンて、考え乍 二階へ続く階段へと向かおうと した刹那、 ) … ッ、 ( 背後から響く大きな音に、勢い良く振り返れば、 ) ( 視界に映るのは、忘れる筈も無い 鉄の装束。 ) ッ … きゃああぁああああッ!!! ( 逃げる程の反射神経なンて持ち合わせていない。 悲鳴は 何処まで届くのかは解らないが、 ダン! と思いッきり肩から床に落ち、 ) ( 痛みに、表情を顰める。 ) [Thu 13 May 2010 23:23:26]
◆自宅 > (そして貴女がキッチンを出ようと背を向けた瞬間だった)(――――バンッ!!)(内側から蹴り開けられた貯蔵庫の扉。 中から飛び出してきた何者かは、貴女を床に組み伏せようと飛び掛った。 少女より勝る筋力と、装束を含めた自身の重量を武器にして)(密かに潜入ができないならば、潜入したとしても違和感の無い状況を作り出せば良い。 割れた窓ガラスとボール)(そして潜入して、不意をつく。 相手が暮らしているのはハッキリしているのだ。潜入するなら余計な痕跡は残さず、潜伏するのに最適な場所を選ぶ。 家の外や室内からも直ぐには気付かず、ある程度のスペースがあり、人が注意を払わない場所――貯蔵庫の中、だ) [Thu 13 May 2010 23:17:22]
◆メアリアン > ( ―― とン、と食料品と幾つかの食器の入ッた袋をキッチンの台に置く。 袋から先程拾ッたボールだけ取り出して、 其れは隅ッこへ。 ) … 窓、如何しようかしら。 ( あのままじゃァ、隙間風が入るし ――防犯的な部分で心配。すぐに直せると良いンだけど、ちょッと 相談してみようか。 ) ( こういう時に、家に誰かが居ると良いと 思う。 ) … あ、 ( ふと思い付いて、キッチンの戸棚の真ン中を開き、 ナイフを取り出す。 用心に用心を重ねる事は必要 ――お兄ちゃンも言ッてたもの。ナイフフォルダに入ッた其れは、上着のポケットに仕舞い込ンで、 ) ―― ( 二階へ上がろうか。 変化の無いキッチンには 何も意識を向ける事無く。 ) [Thu 13 May 2010 23:11:23]
◆自宅 > (そして、それ以外には取り立てて気になる点は無かった。 何一つとして。 物の位置が変わっているという事もなく、足跡があるという事も無く。 キッチンについても、変化は無い)(流し、かまど、包丁まな板、鍋類、フライパンの位置はそのまま。食糧貯蔵庫も外から見る限りは変化は無い) [Thu 13 May 2010 23:05:08]
◆メアリアン > ( 小さな靴音を立てて キッチンに向かう ――其の通路で、 ) ( こン、 と当たるボール。其れを拾い上げれば、何処にでも在る様ななンの変哲も無いボール。 ) …、 ( 窓の、割れた所を見遣る。 確かに、ボール位の 小さな破損。 ) … 怒りそう、 ( お姉ちゃン が。 ) ( へにょり、と眉を下げて ボールは購入品と同じ袋に入れて、 足は其のまま キッチンへ。 ) ( 其れでも、娘の胸中は 不安が残る。 子供の悪戯、ッて云うのも考えられるけれど、元々被害妄想は激しいンだ。 何か居たら如何しよう、 そンな悪い方向にばかり 思考が繋がる。 ) [Thu 13 May 2010 23:02:25]
◆自宅 > (ただ、室内に入れば――その異変の原因にはすぐ見当がつくだろう。 貴女の足元にそれが転がっているからだ)(――ボール)(ボールが、窓の鍵の横を突き抜けて部屋に入ったのか、床に転がっていた)(革製の、子供達が遊びに使う、何処にでもあるような品。 ここは居住区だ。 近所で子供達が遊ぶことも多い。 彼らが誤ってか、悪戯なのか、それは定かではないにしても……ボールを窓にぶつけてしまったという程度の事は、その状況を見れば容易に想像ができるだろう)((ただボールを手にとって良く検分すれば、妙に真新しいという事には気付けるかもしれないが。 状況を見る限りでは良くある事故。 それ以上でも以下でもないだろう) [Thu 13 May 2010 22:57:47]
◆メアリアン > ( いつも通り鍵を開けて、家の中に入り、 再び鍵を閉める。 片手に持ッていた荷物をリビングに置きに行こうと廊下を歩ンだところで、其の異変に漸く気が付いた。 ――通り側では無い方の窓が割れてる。 ) … ―― ? ( 訝しげに眉を潜め、首を傾げる。 こンな破損、無かッた筈だもの。 ) ( 心臓が一度嫌な音で鳴り、 一先ずは キッチンへと向かう。購入した荷物と、―― もし変な人が居た時の為の、武器が必要。 ) ( リーザお姉ちゃンと 同居人のあの子は出掛けているのかしら?一階には居ない様だけれど … ) [Thu 13 May 2010 22:54:08]
◆自宅 > (貴女がそれに気付くのが家に入る前か後か、或いは入った後も気付かないかはともかくとして、最近になって居住者の増えた以外は特に変わったことも無かっただろう貴女の家には、明確な異変が生じている。 ――具体的に言えば、窓だ。 一階の窓が一箇所だけ割れている。 外側から内側に向かって、だ。 ただし、それほど大きくではない。 なにか……そう、拳大の何かが外部から飛んで来てぶつかれば、調度こんなような割れ方をするだろうか?) [Thu 13 May 2010 22:48:38]
お知らせ > 自宅さんが入室されました。 『――異変。』 [Thu 13 May 2010 22:45:25]
◆メアリアン > ( 最近は淫売窟にある鶯さンのお店と、居住区に在る自分のお家の行ッたり来たりを繰り返している。 ――何だか、何も不安の無い、ぼンやりした日常が続いている 様。 ) ―――… お兄ちゃンが居た頃より、のンびりしてる気がするわ。 ( 綺麗に晴れた闇色の空を見上げて、ポツンと呟く。 ) ( お兄ちゃンが居た時は、尾行したり交際相手を脅したり 忙しかッた から。 ) …、 ( 其の過去を思い浮かべて、短く息を吐けば、 ) ( 何時の間にか 家の前。 鞄に仕舞い込ンだ鍵を取りだす。 ) [Thu 13 May 2010 22:43:16]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――帰り道、 )』 [Thu 13 May 2010 22:38:03]
お知らせ > ユーリさんが帰りました。 『…パスタパスター。 トマトトマトー。 (低い声で歌いながら帰宅。)』 [Fri 7 May 2010 04:57:13]
◆ユーリ > ええ、それでは――。(ゆるりと一礼して、彼女の背中が遠くなるのを認めると――) [Fri 7 May 2010 04:57:06]
お知らせ > ケミーさんが退室されました。 『( 警邏から戻る足が少し早足になった )』 [Fri 7 May 2010 04:55:14]
◆ケミー > ( 微笑みをユルく浮かべては、口元をぬぐう仕草を見届けた。 自分もぬぐいたい。 空腹的な意味で ) 良い夢と、良い朝を。 ( 合わせて返しては、辞宜を深く。 そして、順路に戻り歩き出す ) [Fri 7 May 2010 04:54:29]
◆ケミー > ぱすた……ああああ、カルボナーラみたいなこってりしたものにも合いそうですね。 ( さっぱりしてて、どのパスタと一緒でもおいしそう。 トマト系が真っ先に浮かぶけど ) それじゃあ、食べつくさぬように願っておりますね。 ( 微笑み ) [Fri 7 May 2010 04:53:25]
◆ユーリ > …なんとか家までは持たせたいところです。 自らを律せよと、教えにもありますし。 帰ればおいしいパスタと一緒に食べられますから、辛抱せねば。 (ピクルスに適用される戒律。 ガマンすればもっと美味しいと考えて、なんとか抑える。) ええ、そのときまでに食べつくしていなければ。(言って軽く笑い、口元を拭う。お行儀悪い。) ええ、それでは、…よい夜を。(宗教色のない挨拶を探し出すのに、やっぱり一瞬の間があったりした。) [Fri 7 May 2010 04:50:00]
◆ケミー > …今日が終わる頃にはなくなってしまいそうですね。 ( あんまりにもサクサク頂いていらっしゃるから。 そして腹が減る。 警邏始めて終わり近くなると、もう歩くだけで腹ペコだ。 そこにこの仕打ち(※相手無自覚)… 軽く辛い ) 恐れ入ります。 …それじゃあ、その、またお会いした折には、少しだけ。 ( お分けいただければ、と、ものすごく背中を丸めながら長躯を見上げて。 なんかギャップが可愛いと思ったのも秘密にしとく事に ) いえ、何事も無いようで安心しました、安全が一番です。 それでは、お気をつけて。 ( 緩やかな動作に、ああ優雅だなぁなんて思ったりしたのだ。 夜食のレシピなんて想像もつかないくらい。 胸元に手を宛てて、一礼した。 今度は、最初より少し丁寧に ) お疲れ様です。 [Fri 7 May 2010 04:42:38]
◆ユーリ > ――いけませんね、いくらでも食べてしまいそうで。 ……おしまい。 (自戒。 己を律せよと神も仰せだ。 信仰心をよりどころに、堅い意志でもって瓶の蓋を閉じる。 おなかがすいてきた。) ええ、酢漬け。 オリーブとディルが多めで、非常に私好みです。 (もむもむと嬉しそうに最後の一切れを頬張る。 悪意なき拷問。 ) ――いえ、ご立派です。 できるならお分けしたいくらいですが、瓶がこれしかないもので。(漏れないようにきゅっと蓋を閉じると、懐に仕舞いこむようにして――) …では、巡回のところお引止めしてしまいました。 そろそろ失礼するとします――。 (いかにも聖職者、という所作で、ただし今度はぎこちなく頭を下げて。 頭の中は夜食のレシピがぐるぐるしているが。) [Fri 7 May 2010 04:38:11]
◆ケミー > …はい。 ( 言動を修正する度に、目元が緩む。 宗教の違いは人種より難しいのだろうかとは、この場所でたびたび思う事だ ) ……酢漬け。 ( それはもう大好きだ、大好物だ。 種別は違うがすっぱいキャベツとか、ああいうのも何でも大体行ける。 食への探求と執着がハンパないトキノミヤコ人に、それは一種拷問だッ ) ……はい、えと、すみません。 仕事中でなかったら、喜んで頂いているんですけども。 ( 再度、へこりと頭を垂らす。 くぅっ、その酸味が夏場のバテを回避するのに一役買うのだ! ) ( これはもう帰ったらもうちょい寝かせる予定だった漬物と共に焼酎を一杯かっくらって明け休みを堪能する。 決定事項。 いいなぁ、ぽそりと漏れた ) [Fri 7 May 2010 04:28:43]
◆ユーリ > …良かった。 神の祝ふ――いえ、えーと、神に感謝します。 (不用意に他人を祝福するのは褒められたことではないと、この街に来てすぐ言われたのだった。) ええ、ピクルス。 赤ピーマンの酢漬けです。 (オリーブ・オイルのさっぱりした酸味が、空腹を後押しする。何か夜食が欲しくなる味だ。) ――そうですか? 残念です、美味しいのに。 (本当に残念そうに言いながら、もうひときれ。 酸っぱくて、言ってみればただ酸っぱいだけなのに、ついもうひとつ手が伸びてしまう。 これはもう帰ったら何か軽いものをつまむ、決定事項だ。 ) [Fri 7 May 2010 04:23:40]
◆ケミー > 自分は平気なので、あまりお気になさらず。 ( へら、と、少々ばかり緊張感に欠けた笑顔を向けて ) ぴくるす。 ( こっちの、お漬物のこと。 パプリカとは確か、色鮮やかなピーマンだったと思う。 だったっけ ) お優しい方なんですね、訪問された先の方は─── あ、え、う、その、仕事中なのでッ! ( 「一口ぐらいいいかも」的な逡巡が確かに存在していた。 かろうじて理性が勝った ) [Fri 7 May 2010 04:17:40]
◆ユーリ > ええ、気をつけるとします――職業病、ですかね。(目の前の女性が自然とお辞儀をしてしまうようなものだろうが、宗教的な含みというやつはそれより遥かに厄介だ。 ) 前に訪ねた折に美味しいと褒めたのを覚えていて下さったようで――パプリカのピクルスです。 (かぽん、と蓋を開くと、自分でもひとつ摘んでから、相手に差し出した) ――おひとつ、どうでしょう? (言いながら既に自分はもごもごやっている。 好物。 ) [Fri 7 May 2010 04:11:44]
◆ケミー > ( 凄く、おいしそうに見えた。 その仕草だけで ) ああ、いや。 他の方には気をつければ大丈夫かなと─── ( パプテスとは一種一線を隔てる八百万の神の地域の育ち。 他の神にも違和は無い。 あらと目を細めて開き ) そう言って頂けると、他の団員達も喜びます。 ( 仕草は咎めずして、でも留めるのは止めなかった。 クセになって他の気にする人の前でやったら、ものすごく落ち込みそうな気がしたので ) なるほど。 ……わ、赤い。 ( 何かどっかで見た記憶が無いでもない赤さだが、馴染みのなさに、すぐには思い浮かばず。 ただ何か漬け込んだものっぽいのは、それとなく知れた ) お土産、ですね。 おいしそう。 ( 良い品を頂いたよう、の意 ) [Fri 7 May 2010 04:05:24]
◆ユーリ > (無意識に瓶の蓋を優しく撫でながら。) …ああ、気になるようなら申し訳ないです。(癖で描いた十字、気にする人は気にする。 イエロティアには他宗の者も少なくない――。) ええ、お陰様で夜更けにもこうして歩いていられますし――感謝します。 (また思わず十字を切りそうになって、思い留まる。) …訪問先のご婦人に、是非にと渡されまして。 (ピクルスの瓶への視線に遅まきながら気づいたのか、真っ赤な瓶を掲げてみせた) [Fri 7 May 2010 03:57:19]
◆ケミー > ( ごくり、と喉が鳴ったが、今は仕事中だ。 ひたすらガマン。 帰宅後に漬物を掘り出す予定が生まれた ) はい、自警団です。 …嗚呼、いやいや。 ( こぽりと揺れる瓶の空気が、なかなかいい音だ。 ああ、パプテスかと胸元で描かれた十字に思う ) なるほど、言われてみれば…お疲れ様です。 いつも最近は物騒だ、と良く言いますから、自衛の程もお気をつけて。 ( あんまりすぐにはわからなかった、と言うのは秘密だ。 ともすれば一歩下がりかけていた足も、ようやく其の場に留まる ) [Fri 7 May 2010 03:50:44]
◆ユーリ > けいら……、ああ、自警団とかの人。(得心した様子で、ぽこんと小瓶を叩いて) ――これはご無礼を。 お疲れ様です。 (そう言って、小さく十字を切って) …ええ、お仕事というか、ちょっと話し込んでしまったので。 …あ、見ての通り、神父をさせていただいております。 (丁寧な口調で言うが、ロザリオも提げていないし、見ての通りというほど神父らしくもない。 ピクルスに向かう視線には気づいていない。) [Fri 7 May 2010 03:46:28]
◆ケミー > どうも。 んー…えと、自分は今、巡回警邏中です。 ( 上司の前でやったら怒られそうな、軽い敬礼の仕草を一度。 はたと腰を折る仕草に、そういえばコチラでは余りしない仕草だと思い至って、体を伸ばしつ ) 貴方は、大丈夫でしょうか? その、こんな遅くに、お仕事でも長引きました? ( 時間不問の仕事は有る程度はわかるものの。 相手の真っ黒さに、ちょっと別の想像が沸かないでもない ) ( 少し夜闇に見づらかったので目を細めたりしつつも、視線は時々ピクルスだ ) [Fri 7 May 2010 03:38:07]
◆ユーリ > ――どーも、こんばんは。 (微笑んで手を差し出そうとして、相手に合わせて小さく腰を折った。 イエロティアの挨拶だったと思う。) ………お仕事? (夜中に住宅街をうろつく仕事が思いつかず、訝しげに。 より怪しく見える自分のことは綺麗に棚上げした。 ) [Fri 7 May 2010 03:33:29]
◆ケミー > ( 好きなやつ、という辺りから聞こえる距離になって来た感じ。 ちなみに漬物は大好物なので、手の中の物が何かを理解できしだい凝視する ) ( というか、かざされてるので凝視した ) ……あぶな… ( 目 ) えーと、こんばんは。 ( ぺこ。 クソ暑い外套に身を包みつつ ) 大丈夫です、仕事中です。 ( 悩んだ挙句、営業スマイル的な表情に ) [Fri 7 May 2010 03:26:22]
◆ユーリ > (膝下までの着慣れた僧衣が、暑苦しく感じる時期でもある。) あァ――でもこれ、俺の好きなヤツだ。 覚えててくれたんだなー…。 (瓶の中にぎちっと詰められた、赤パプリカのピクルス。目の前にかざして、嬉しそうに。 ) …えーと、お嬢さん。 危ないぜ、こんな時間に――。 (こちらを心なしか見ている気のする女性に気がついて。 スラムやバイクツならともかく、比較的ガラの良い町並みなだけに、気になってしまう。) [Fri 7 May 2010 03:23:24]
◆ケミー > ( そういえば、そろそろ虫が発生する頃合。 気の早い羽虫がプィーンと耳元を過ぎる時期かと、そこだけは少し憂鬱な時期だ。 水浴びするのは気持ちよくなるけど ) ─── ( 道行く人を気にかけるのも、仕事のせいもあるけど保守的な警戒心も相まってのもの。 辻に差し掛かって、あまり見かけない人の姿には… まぁ、警戒を顔には出さないようには ) …。 ( そんなわけで、肌色の悪いを結構見てた。 おじーちゃんおばーちゃんは、穏やかなフリしてけっこう強引だとおもうの ) [Fri 7 May 2010 03:16:29]
◆ユーリ > (北国生まれには心なしか暑いくらいの春の夜。 それでも夜と同じ色をした黒い長衣を、まくったりすることはしない――暑さより、虫に刺される方が厭だ。) すーっかり遅くなってまあ…。 (野暮用のついでに独居老人の話し相手。 おじーちゃんおばーちゃんってなかなか帰らせてくれないよね、というお話。 帰り際に「持っておゆき」「いえいえ」の応酬の末、断りきれず戴いたピクルスの小瓶なんか抱えて、すっかり夜も更けた街を歩く。 ) [Fri 7 May 2010 03:10:30]
お知らせ > ユーリさんが入室されました。 『 (すっかり遅くなった夜道。) 』 [Fri 7 May 2010 03:04:56]
◆ケミー > ( 髪紐を巻きつけた手の中で鈴を鈍く鳴らし、ふき取れず少し硝子面が曇った眼鏡を押し上げる ) ( 曇り気温は下がっても、夜気も大分ぬるくなって来た頃合には、風さえあれば心地よい。 いささか湿っぽい気はするが、そこはもともと多湿の地域から来た民族だ、気にはならず ) ( 目を細めて、周囲に耳を澄ませ ) [Fri 7 May 2010 02:57:18]
◆ケミー > ( あんまりな事に固まっていたのは、少々思惑が途切れがちだったせいだと思う。 多分 ) ……姿勢だけなら自信はある! ( 何か小声で独白りつつ、前を向き直る ) とか言ってる場合じゃないね、仕事仕事。 ( 集中力がそれほど持たない分、普段からは気が抜ける瞬間があって我ながら困る ) …その一瞬が命取り。 ( はふ、溜息 ) [Fri 7 May 2010 02:46:37]
お知らせ > ケミーさんが来ました。 『( 警邏中 )』 [Fri 7 May 2010 02:31:11]
お知らせ > エスメラルダさんが帰りました。 『 ハイ、と奴隷は返事をした。いつでも、いつまでもお傍におります。 』 [Mon 3 May 2010 03:37:32]
◆エスメラルダ > かしこまりました。それではエスメラルダは決してオルガ様からお離れ致しません。 ( 劣情ではなく愛情から交わされた優しいキス。――――このようにして下さるだけでも奴隷の身の上には望外の幸福であるだろう。そう、言い切れる。 ) おやすみなさいませ。どうか―――よい夢を。 ( 安らかな寝息を立て始める主人をまるであやすかのようにその髪の毛をそっと撫でる。彼女は慰めてほしいといった。ならばこれは失礼といった事ではなく、それをする為に必要な行為。 ) [Mon 3 May 2010 03:37:07]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『そして微かにだが、眠りながら囁くのだ。 ――「エスメラルダ」の名前を。 』 [Mon 3 May 2010 03:27:21]
◆オルガ > ( 物のように扱う事に対して興奮していたのは確かだ。そしてそれはこれからも変わらないだろう。しかし奴隷を傷つけたり、失いかねないような扱いだけは、これからはもっとしなくなる。自分が弱った時に一度頼った相手に対しては、そうなってしまっても不思議ではない。 ) ――ああ。 ずっとそばに居ておくれ…。私から離れることは許さないからね?愛しいエスメラルダ…。 ( 私たちはベッドの上で抱き合い、私はその小さな身体の温もりを求めた。不思議と、心の痛みと傷が癒えていくような感覚があったのだ。もしこの娘が居なかったら、私はどうしたら良いのかわからず立ち直るのがずっとずっと遅くなったかもしれない。 エスメラルダは私を見上げる。目隠しはしていたが、私には見える。その下にある、私を慈しむ優しい金色の瞳が。 ) ―――。 ( その言葉にオルガは言葉こそ返さなかったが、同じように微笑を返し―― そっと口付けを交わそうとするのだった。劣情からではなく、愛情からのキスは、恋人同士がするかのように優しいものだったに違いない。 そうしてエスメラルダの温もりと匂いの中で、オルガは瞳を閉じた。泣きつかれていたのか、安らかな寝息を立て始めるだろう。 ) [Mon 3 May 2010 03:25:05]
◆エスメラルダ > ( 奴隷は見上げ、笑った。 ) オルガ様のお許しいただく限り、エスメラルダはずっと、ずっとお傍でお尽くしさせて頂きます。それで、僅かであろうともお役に立てるのならば―――― [Mon 3 May 2010 03:15:01]
◆エスメラルダ > ( オルガ様は私に遠慮はなさらない。物のように扱う事もしますし、私が忌避している事をするようにと命ずる事もある。―――けれどオルガ様は良いご主人様です。粗雑に扱う事をいたしません。エスメラルダの為に様々な事をして下さいました。だから私はより真摯にオルガ様の為にこの身を粉にして働きたくございます。 ) 力無く非才の身であり甚だ頼りないでございましょうが。それでもエスメラルダは、何が起こり得ようともオルガ様に尽くさせていただきます。 ( 味方だなんて、そんな大袈裟な物でも頼りになる物でもないけれど。それでも私は貴女の為に日々を過ごさせて頂きます。それは厳然たる事実です。 ) ――――……… ( 小さな胸に顔を埋めてご主人様は嗚咽を漏らし始める。私はその震える体をギュッと話さぬように抱きしめた。 ) お泣きくださいませ。きっと、きっとそれでほんの少しだけは気分が晴れて下さればと、そう願います。ほんの少しだけでも―――― ( 起きた結果は変わらない。失った処女も何も返ってこないし、組織の方々は痛切に笑い話として語ってしまわれる。ほんの些細な慰めなのかもしれないけれど、それでオルガ様の気が休まるのならそれは私には―――― ) はい―――了解いたしました。 ( 抱き合ったまま主人のベッドに横になり、抱きしめられた奴隷はぎゅーっとより一層その場にいる事を主張するように主人を強く抱きしめる。 ) オルガ様。 [Mon 3 May 2010 03:13:20]
◆オルガ > ………。 ( この娘は私を心配してくれている。感謝の気持ちを抱き、私の気持ちに応えようとしている。最初はただ従順なだけかとも考えたが、そうではない。彼女は従順で、なおかつその真心は奴隷とはいえ本物なのだ。――ああ、彼女だけだ。この私を案じてくれるのは。組織の連中は心配するどころか笑い話にしてしまう程だし。 ) …私の味方はお前だけだよ、エスメラルダ。 ( 心細さのあまり、そんな言葉まで零してしまって。 そして両手を包まれ、その小さな手で抱きしめられれば、私は彼女の胸に顔を埋め。 ) ―――…… う、 うぅ ひっ うぅ、 うぇ……っ ( 泣き始めた。金と権力に明かして傍若無人な振る舞いをしてきた人生の中で、本当の意味で心許しあえる相手は居なかったし、必要ないと思っていた。けれどここに来てその手痛いしっぺ返しを喰らった時、泣きつく相手がいないことに気付いて心細くなったのだ。でも――居たんだ。こんな私を優しく受け止めてくれる相手が。 ) エスメラルダぁ… もっとぎゅっとして… 今日は一晩中、ずっとこうしていて…。 ( 主としての威厳も無く、情けない声でそう言うのだった。誘うように抱き合ったままベッドに横になり、まるで抱き枕のようにエスメラルダを抱きしめて。 ) [Mon 3 May 2010 02:53:39]
◆エスメラルダ > ( 奴隷が知っているのは事の顛末と成り行きまで。それが彼女の女性としての初めてであった事などは夢にも想像していない。だって、オルガ様は基本的に毎夜私を求めるような非常に性欲の強いお方だから。 ) ……………御心配でございます。 ( オルガ様の声に力は無いし、今日初めての御食事も半分以上残してしまわれた。その様子から、やはりショックは大きかったのであろうと推測出来てしまう。 ) ―――オルガ様がお拾いして下さったのです。エスメラルダはその感謝の気持ちを一日たりとも欠かしたことはございません。 ( だから努力も惜しまないと。元から従順な奴隷ではあったが、今の主人であるオルガには良くして頂いているという事もあってその忠誠心はよりいっそう強固である。 ) はい、オルガ様。 ( その呟きもしっかりと耳に入れ、私ははっきりと返事をするだろう。 ) ――――……御僭越ながら。私には役者不足なお役目ですが、オルガ様がお望みになり、少しでもそれがお役に立ちますのなら―――― ( その伸ばした手を包み込むように両手で私は受け取った。そして懇願された事を奴隷が否定する筈もない。――――ベッドの上の主人に近付くと、その背中に手をまわしてギュッと優しく、しかし出来るだけ力強くもオルガ様を抱きしめようとする。 ) [Mon 3 May 2010 02:43:16]
◆オルガ > ( マフィアの幹部が命じたことでもあるし、あの事件はもう組織の中では面白おかしく話され知れ渡っている。そういう部分に容赦ない組織なのだ。だからこの奴隷が知っていても、おかしくはないだろうと――オルガは想っていた。 ) ……ふふ、そうだね。身体には気をつけなくっちゃあ…。 ( そう返事する声にはやはり力なく、ゆっくりと食べていたお粥も1/3ほど食べた所で手が止まってしまった。 ) …もうお腹一杯だ。 ( そう言って、盆を隣にあるテーブルに移して…。 ) ――そうか。お前は賢い子だね、エスメラルダ。私が見込んだ通りだ…。 ( その裏カジノの事もあるし、乱交パーティにエスメラルダを連れて行く話もある。こうして休んでいる暇は余りないのだ――。 ) ……エスメラルダ。 ( ぽつん、と呟くように。 ) 私を慰めてくれ。私を、抱きしめてくれ。 …お願いだよ。 ( エスメラルダの手を取ろうと腕を伸ばし、やはり力ない声で懇願するのだった。 ) [Mon 3 May 2010 02:25:22]
◆エスメラルダ > ( 一瞥もくれないオルガ様は相当に打ちひしがれている様子である。――――確かに聞いた事の顛末は不憫なものだ。博打で負けて相手の方が女性だと思ったら性転換薬で男性へとなり、そして別室で行為に及ぶという顛末になってしまったのだから。――――色々と自業自得である事には目を瞑らなくてはいけないだろう。奴隷はどこまでも主人には贔屓目である。 ) ………お体には気を付けて下さいませ。御食事をしっかり三食お取りになる事は大切な事でございます。 ( 彼女の体調を気遣う発言を口にして。 ) ――――――― ( 暫しの沈黙。どう言えばいいのか―――と、主人がお粥を食べているその空白の時間に気まずささえ奴隷は覚えてしまって。 ) ―――――はいオルガ様。基本的な骨子となるルールは理解致しました。動きは遅いですしまだぎこちない所は数多くあるとございますが、何とか形になる程度には。 ( 普段通りの日常的な会話―――それを尋ねられたら普段通りの事細かな返答をするだろう。実際に真剣に練習は始めている。ブラックジャックのルール自体はわかりやすくもあるため、後は慣れないカード捌きを数をこなして体になじませていけばと。 ) [Mon 3 May 2010 02:18:28]
◆オルガ > ( 部屋の中へと入ってくるエスメラルダ。けれどもそちらに視線を向けることはしなかった。というより――できなかった。それでも、今日一日は何も口にしていないせいか、差し出されるお粥に少しだけ食欲をそそられる。全く、こんな時でも食欲は沸くのだから、人間というのはたくましいものだ。でも折角作ってくれたのだから、食べるべきだろう。 ) …うん、ありがとう。 …美味しそうだ。朝から何も口にしていないから、お腹ぺこぺこだ。 ( 力ない声でそう言うと、お盆を受け取りお粥を口にする。 ) ………。 ( オルガは暫しの間、非常に遅いペースでお粥を食べ続けるだろう。 ) ――カードは、どうだい?ちゃんと練習してるかな…? ( と、エスメラルダに尋ねる。 ) [Mon 3 May 2010 02:06:58]
◆エスメラルダ > 失礼いたします。 ( 一声かけて許可を受けてから部屋の扉を開けて、常の通りに目隠しをした奴隷が湯気の立つ器を手に室内へと入ってくる。私もまさかご主人様が処女であり、それを昨夜博打などで失ってしまったのだとまでは悟れずに、しかし食欲がないであろう事は想像出来た為に今晩はお粥にはしておいた。私はあまり料理の腕前を誇れないような上手さだが、それでもお粥ぐらいならまともには作れる。 ) 取り敢えず食べやすいようにと卵を落としておきました。それから此方は白湯でございます。 ( それらが載せられたお盆を持って主人の傍へ寄りそれを差し出す。 )( ――――こう云う時、どんな言葉を口にすればよいのか奴隷にはわからなかった。同情も慰めの言葉も、それを上手く口にする事が出来る程に器用な人じゃない。 ) [Mon 3 May 2010 01:59:35]
◆オルガ > ああ……。 ( しかし、やはり、どう考えても私に非がある。昨日やられたことを、沢山の他の娘にやってきたのだから。 ――でも、だからといって、ギャンブルなんかで失うことになるなんて。 ) ( 公衆浴場で出会った女性に弄ばれた時に、自分の心の内に潜む女の部分についてよく認識しておくべきだった。そうすれば、今回のことは―― 防げたのだろうか? ) ( 昨日、行為の後。部屋の外で待っていたエスメラルダに泣きついた。誰かに泣きつくなんて本当に久しぶりで、沢山泣いた事ぐらいしかこちらも覚えていなかった。 ) ……うん。いいよ。 ( ノックと共に聞こえてきた声に、掠れそうな声でそう言った。私が休みの日は彼女の一緒に家にいることになる。こういう時、代わりに家事をしてくれる人がいるというのは助かる。 ) [Mon 3 May 2010 01:46:03]
◆エスメラルダ > ( オルガ様に泣きつかれたという事をされた時、私は激しく動揺していた。何故なら今までの人生でそのような事をされる側になったことがなく、こういう場合はいったいどのような反応をすればいいのかとまるでわからなかったからだ。だからそう―――頭が真っ白で、その時にどんな風に対応をしていたのかという記憶があやふやである。 ) オルガ様……?エスメラルダでございます。お粥をお持ちしましたが……入ってもよろしいでしょうか。 ( ご主人様は今日はカジノをお休みになられた。オルガ様に付く奴隷である私もまた必然的に休みになる。目隠しをした奴隷は湯気の立つ器を両手に持って扉の中にいる主人にたずねてみる。 ) [Mon 3 May 2010 01:41:31]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『コンコン』 [Mon 3 May 2010 01:34:08]
◆オルガ > ( そして全ての切っ掛けはあの事件だ。組織に反抗した構成員の一人娘を、制裁として暴行するように命令されたあの日。私はずっと、その娘に淡い恋心を抱いていた。けれどもこんな身体だから受け入れられないだろうと悩み、その娘を想って一人耽る日々を過ごしていたのだ。やがて妄想は積み重なり、それを現実にできるチャンスが訪れたとき、私は泣き叫ぶのを構わず彼女を嬲った。 ――それ以来、私の女の部分は死んだも同然だった――筈なのに。 ) ( こうしてショックを受けるところを見ると、まだ微かに生きていたらしい。 ) [Mon 3 May 2010 01:22:29]
◆オルガ > ( 少女だったころ、普通の娘とは違う身体にずっと悩んでいた。この街に来て組織に入ったばかりの時、私はスラムで酔漢に襲われ犯されそうになったことがあったが、私の身体を見るなり顔を顰めてから何も言わずに立ち去った。純潔は守られたが、もっと大事な何かが傷ついたのを覚えている。 ) ………。 ( 枕に顔を埋め、昨日の忌まわしい記憶を忘れようとする。忌まわしい?あんなに乱れたのに。――それに、あれは自業自得じゃないか。同じことを私は今まで他の娘にやってきたのだから。 ) [Mon 3 May 2010 01:19:42]
◆オルガ > ( ベッドの上。ブラウス一枚で枕を抱えてぼんやりとしていた。エスメラルダの働きで随分と片付けられた家の中、カジノで寝泊りすることが多かった女も、我が家が綺麗ならばと帰宅することが多くなった。しかし、一日中一歩も家の外には出ていないというのは珍しいことかもしれない。そう、今日はカジノを休んだのだ。昨日の破瓜のショックがあまりにも強すぎて、外に出る気力が無かったのだ。 ) [Mon 3 May 2010 01:14:38]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 …自宅にて。 』 [Mon 3 May 2010 01:11:49]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『( びくり、 と 肩を跳ねさせた。 )』 [Thu 29 Apr 2010 01:40:18]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 其之望 叶経賜 ( 闇の中、いやにその声が石段の闇に木霊した )』 [Thu 29 Apr 2010 01:38:23]
◆だいだら > ( 私は暫くその肉を貪る音を聞いていた。自身の暗い願いとやらが、本当に正しいかどうかを迷いながら。ついに私はぼろぼろと泣き出して、辛さのあまりそこから逃げ出したくなる。どういう経緯であれ、私は昨日まで一緒だった仲間を生贄として差し出したのだ。今まで「もしかしたら助かるかもしれない」といって、僻地に置き去りにしてきた仲間。その仲間の死を、私は初めて目の当たりにしたのだ。 ) ―――ッ ( その事実に気付いた時、私は胃のそこから熱いものがこみ上げてくるのを感じたが、両手を口で押さえ、暫くぶるぶると震えたあと、それを飲み下した。ここは神様の社。穢してはならない。…これ以上ここに居るのは耐えられない。耐えられないのだ。私の暗い願いを、そっと肯定してしまいそうで。 ) …それ、では …わ、わたし、は… これで… ( 立ち上がり、俯いたまま目を合わせぬようにしながら、私はゆっくりとその場を離れ始めた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:31:08]
◆マガツヒ > ( 神の知り合いが居るとか、そこらを神が歩いているとかそういう事がそうそう無いように、本来ヒトや地べたを歩くイキモノ達は神に触れてはならないものだ。 何処かこういう社の境内や、森の中などでその姿を見かけたとしても、遠くから拝む程度にしてすぐに立ち去らなければいけない。 それほど、神との接触というのは不自然なバランスの崩壊を生むもので、それが善神であったとしてもそう。 神に肩入れされ過ぎる人間など居るべきではないし、それは多くの人を巻き込んで結果、大き過ぎる力が働いてしまうものだ。 ) ( そんな中でも特に此処に居る、此処に居ること自体が既に大きな歪みであるそれ、ヤソマガツヒに触れると言う事は、ありとあらゆる禍の源に触れるようなもの。 本来一秒でも早く関わりを切るべく、立ち去るべきなのだ。 あまり直視して居ると、ただそれだけで心が病んでしまうかもしれない。 ) ( ふいに興味が無くなったのか、それっきりマガツヒは一つ目の方を見る事も語りかけることも無く、血肉のヒト欠片も残さないような勢いで屍肉を貪り喰い続けた。 血まみれでその場に膝をついて座り込み、獣のように。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:25:30]
◆だいだら > ( ああ、生きたまま喰われている。その音に、臭いに、気配に、私は心の底から震え上がった。――やがて悲鳴は止まり、ひゅうひゅうと穴から風が漏れるような呼吸音が暫くの間続き、それも無くなった。あの子は神様の一部になったのだ。私は恐れ、畏れ、怖れた。不用意に神と関わってしまったことに。そしてその反面で、こも神様が私の願いを聞き届けてくれるかもしれないことに――。 ) …… は、ぃ。 ( 密かに暗く、希望を託すのだった。力ない私の代わりに願いをかなえてくれるかもしれないのだ。しょっちゅうという訳には行かないが、私の一座ではよく芸人を捨てることになる。 ) ( …それでいいのか。仲間をそんな風にしていいのか。 ) ………。 ( 直後に後悔するあたり、私は本当に気の小さい奴だと思う。願いは取り下げた方がいいんじゃないか。怒りを買うかもしれないけれど、肉やお魚や果実の贄でその怒りを静めていただいた方がいいのではないか――。私は、酷く後悔していた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:13:39]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 震えながら。 』 [Thu 29 Apr 2010 01:07:30]
◆マガツヒ > ( みしみしみし、と皮が破け筋が千切れ肉が裂ける。 生きた人間を喰っているという事に対する躊躇が無い。 肉であり、魂であり、悲鳴を全て我が捧げ物として咀嚼するのだ。 余すところなく。 顎と頸の力でびちびちと肉を裂き血を迸らせ、折角の新しいドレスを汚しながら一つ目を見下ろす。 信仰というのは神々が存在し続ける為に必要不可欠な物だが、その点、禍津卑はあまり苦労をしていない。 今しがた目の前にある様なありとあらゆる恐怖とか、不安とか、怒りとか、不和を呼び過ちを犯す全ての物が禍津卑を禍津卑たらしめる糧になるのだから。 ) 望叶把迩 貢捧与 ( 望叶える事を望むなら、更に貢ぎ捧げよと。 贄ばかりではない。 此処は神哉其。 ) ( ぼた、ぼた、と何かが毀れ落ちた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:04:13]
◆だいだら > ( 私は畏れを抱き、震える両足をどうにかして折ると、その場に両手をついて額を石畳に擦り付けた。 ) たい、たい、たいへんな ごぶ、ご無礼をぉ。どうか…どうか、お許しください ませぇ ( 神様だ。神様だ。神様だ。このお方は神様なんだ。がちがちと歯を打ち鳴らし、恐怖に怯えながら。ああ、達磨太郎は供物として捧げられたのだ。 けれどもまて、このお方は今こうも言った。「何を望むのか」と。私の声に応えてくださるのかしら? ) ……っ。 ( ちら、と上目遣いで相手を見上げ。 ) わ、私……。私……。 ひ、人に…人間を、見返したい。私に酷いことをする人たちに、復讐したい…。 ( そうだ。私を嬲った漁村の奴らはまだ生きている。一人ばかし海に落としてやったけど、私の怒りはまだ収まっていない。 …こんな願いは届くのか?怒りを買ったりしないか?震えながら、私は答えを待った。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:45:07]
◆だいだら > ( …本当に、この娘は何なのだろう。宿無しで、ここに住んでいるのだろうか?おかしな格好もどこからくすねてきたとか。――でも、何かが違うような気がするんだ。 達磨坊主は掴みあげられる。そうしている間にも子供は泣き叫ぶ。何をそんなに泣いているのだろう?滅多に泣かない子なのに。 ) ――え? ( 相手のその言葉に私は一瞬首を傾げたが―― その答えを私が得る前に、娘は達磨坊主に歯を立てた。悲鳴にも近い苦痛交じりの声が雨音に混じり、歯を立てた箇所から鮮血が滲むだろう。私は目を大きく見開き、凍りついた。 ) ……………。 ( その瞬間、私は全てを理解したのだ。私の社に何の用だ。――そう言ったのだ、さっき、確かに。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:44:58]
◆マガツヒ > ( 随分な劣化をした個体のようだ。 元々格の低い地祇故に、こう劣化すると最早物の化の類と大差無いように見える。 ) ( 黒いドレスの娘は表情薄く、手足の無い子供の顔に水滴をおとしながら覗き込んでいる。 大太郎は之を贄と言っているようだ。 然様か、と無造作にそれを掴み上げ、無表情なままふと、一つ目に顔を向ける。 ) 何望也? 妾迩遭得弖。 ( マガツヒに何を望むのか。 贄を捧げて。 そういえばこの地に降ろされて以来、祀られるのは二度目になる。 本来信仰の対象とされないものだが、関わりを持とうと想うものが居るのなら無視はしない。 相応の対価を払っても良い。 ) 之 邪其禍津卑也其。 ( 掴みあげた小さな躰を包む薄布をみしりと開き、泣き喚く肉塊の胸元に歯を立てた。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:30:09]
◆だいだら > ( 私の社に何の用だ?と言ったのか。 相手は落ちた飴玉を広い、それを口に含んだ。本当は達磨小僧の飴玉だったんだけど、そうだと言って取り返す度胸もまた無かった。 ) ご、ごめんね。人が居るとは、思っていなくて。 あの、その―― その子供を、捨てに…ううん、あの、ええと。 ( ここに住んでいるんだとしたら、捨てていった何て言ったらきっと突き返される。そうなったら怒られるのは私なんだ。 ) そう、ここの神様へのお供え物だよ。神様に差し上げるんだ。ここの神社は崩れてしまってほったらかしにされてるから、きっと神様はお怒りだ。だからその怒りを静めるために、その子供を差し上げるの。 ( 口から出任せだったが、何とかしてこの子をここにおいていかねばならなかったのだ。 ) ( 手足の無い子供は何かを悟ったのか大きく目を見開き、顔をくしゃくしゃに歪ませると、声をあげて泣き始めた。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:12:18]
◆マガツヒ > 妾之弥代迩何用耶? ( 大きな瞳に触れると、古い一族は逃げるように身を引いた。 構わず少し押し退け床に落ちた飴玉を拾い、暫くしげしげと眺めてから匂いを嗅ぎ、おもむろに口に含む。 濡れた髪から落ちる水滴を鬱陶しそうに除けながら屋根の下の板の間に上がり、今度は其処に寝そべる手足の無いヒトガタを眺め下す。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:59:03]
◆だいだら > ( 私の大きな瞳には、相手の顔が大きく映っていることだろう。私たちは目と鼻の先――いや、私の方には鼻はないが、それぐらいの距離まで顔を近づけあう。暗がりではあったが、ここまで近づけば相手の姿は良く見える。アマウラ人らしい少女は、不釣合いな黒いドレスを纏っていた。 ) っ? え、 えっ? ( 娘は言った。確かに言った。だいだらぼっちかと。私は驚きと恐怖のあまり、何度も何度も頷いた。 何故私は恐怖を感じたか?こんな暗い境内に居ること。急に現れたこと。そこからこの娘が普通ではない、ということを感じたのだ。 ) ――ッ ( 瞳に向かって手が伸びる。私は反射で瞼を瞑るが、その動きが唐突だったために間に合わず―― 相手の指先に、ぬるんとした生暖かい感触を返すだろう。 ) い、痛い や、やめて…。 ( でも私にはそれを手で払う度胸もなく、ばちばちと瞼を瞬かせ、じわりと大粒の涙を滲ませた。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:49:44]
◆マガツヒ > ( 歩む速度は止まらず、文字通り目と鼻の先まで迫り、その大きな眼を覗き込むように顔を近づける。 社の中に何か小さなイキモノを置いたようだが、供物か。 ) 大太郎法師何也? ( 随分と力の無い個体だが、古い一族の末裔に見える。 珍しい客が珍しい種。 興味深い。 一つ目の問いに問いで返し、無造作に大きな眼に手を伸ばす。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:40:16]
◆だいだら > ( 崩れた社では寒さは凌ぎきることは出来ないだろうけれど、その残った屋根と壁で雨を防げる。もう少し奥に入り込めば寒さも凌げるかもしれないが、それだと万が一ここに誰かが来た時に発見してもらえなくなる。もっとも、火を起こせなければ寒さにそんなに変わりはないだろうけど。 ) ……ごめんね。 ( 私はもう一度そういうと、懐から紙包みを出した。中には飴玉が入っている。私はこうして捨てていく仲間達に、いつも飴玉をあげることにしているんだ。その一つを手に取り、童子の口に放り込もうとしたとき――…。 ) ………!? ( 急に背後から近づいてきた足音に、驚いて振り向いた。その足音に気付いたのは、すぐ後ろにまで迫ってからだった。 ) う あぁっ ( 振り向いた目の前にすぐ相手の顔があって、私はそのまま童子の上に倒れこみ、落とした包みから飴玉が散乱する。圧し掛かられた痛みに、童子はくぐもった声をあげた。 ) だ、誰 …っ!お前は、誰…っ!? [Wed 28 Apr 2010 23:24:39]
◆マガツヒ > ( 依り代の目と耳もごく平凡な代物で、闇の向こうに居るものの姿かたちをはっきりとは捉えて居ない。 最初は稀に見る小さな獣かなにかかと思ったが、それが何か小さく、ヒトの言葉らしいものを発したのが聞こえた。 二つの声が別々に重なっているが、足音は一つ。 社に向かっているのならそれは紛れも無く客だ。 その後をぺたぺたと歩み寄り、背後から覗きこむ。 ) ( 薄汚れた社は朽ち崩れ、半壊している。 大抵の人間にとってそては人が住むに足る有様ではないが、獣が雨宿りする程度の屋根と壁は残っている。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:17:49]
◆だいだら > ( 鳥居の下を潜り、私は空を見上げる。4月の天候は酷く不安定で、こうしていきなり雨に降られたりする。せめて――せめて、雨のあたらぬ場所がいいだろうと思い、境内にある社へと向かった。そこはもう殆ど崩れてしまっているのだろうか?それとも、辛うじて社の形を残しているのだろうか。どうにかして屋根の残ったところへやってくると、背負った子供を床に下ろすのだった。 ) ごめんね。 ( 一つ目娘は童子に言う。童子は物狂いで、こちらの言う事を理解しないし、こちらが理解できることを喋らない。ただ「あー」とか「うー」とか、言葉とはいえないような音を発するのみだった。 ) 座長がね。お前はもう要らないっていうんだ。だから、ここまでなんだ。 …ごめんね。 ( 来る途中に雨で濡れてしまった童子の髪を手で拭う。 ) ………。 ( その時、何かの気配を感じたような気がして――だいだらはゆっくりと境内を見渡してみるが、何の姿も見えない。視線を童子へと戻す。 ) ( 飢えで死ぬか、渇きで死ぬか。或いは暖かくなってきたとはいえ、この雨では凍えて死ぬかもしれない。仮に誰かここを訪れたとしても、手足の無いこの子供を拾っていく酔狂者は居ないだろう。 …でも、これは仕方の無いこと。しょうがないんだ、と自分に言い聞かせる。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:09:44]
◆マガツヒ > ( 闇の中で何かが微かに音を立てて蠢いていた。 街の灯りも遠く届かない、星灯りも無い宵闇の雨の中。 それは一つ目の娘が境内に登りきって直ぐに舞い踊るのをやめ、沈黙する。 それは境内の何処かから、珍しい客をじいっと観ていた。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:02:06]
◆だいだら > ( 出来損ないばかりが集められる幻想一座。そこでも出来損ないだと判断された者は、こうしてどこかに捨てられることになる。それは雪山の中だったり、野犬が根城にしている洞窟だったり、あるいは―― 打ち捨てられた境内だったり。直接殺すようなことはせず、こうしてどこかに捨てることで、私は罪悪感を紛らわせている。もしかしたら助かるかもしれない、なんて身勝手な思いを託して。 ) ( 達磨坊主の名前で売り出した時はそれなりに人気だったけれど、後から同じような「達磨女」が入ってきてからはそっちの方が座長のお気に入りになった。客の人気はそんなに変わらないけれど、単に座長のお気に入りというだけで、この子は捨てられることになった。 ) ――― は …っ はぁ…っ ( 私はどうにか階段を登りきると、暗い境内を見渡した。…不気味だ。それに、雨音に包まれているのにとても静かに感じる。早く済ませてしまおうと考え、私は足を前へと進めた。もともと視力がそんなによくないというのもあるが、黒いドレスに身を包んでいたからだろうか、その境内に居る誰かの姿にはまだ気付いていなかった。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:57:14]
◆マガツヒ > ( 主を失った社は静かで余分なノイズが混じらず、とても棲み好い。 依り代の足で降りるのに少し時間がかかるが、場所柄か、此処が一番依り代を操り易い場所でもある。 ) ( 繰り返し街へ降り、依り代を通してものを観る。 原始的な脳と感覚器から得られる情報は少なく、雑で、不正確なものばかりだが、この形状であって初めて認識できるものも多いようだ。 個体個体の差だとか、ヒトの動向の意味だとか、色形や匂いといった、本来マガツヒにとってどうでもいい情報だとか。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:52:55]
◆だいだら > ( ――同じような足音と共に、素足のまま雨に濡れた石段を登る姿があった。ただしその動きはとてもゆっくりで、やっとこさ登っているといった感じの。時折石段の途中で立ち止まり、しゃがみこみ、息を切らしては暗闇に包まれた先を見上げる。雨の雫が髪を伝って大きな目に入るけれど、それを退かすことは出来ない。何故なら、両手がふさがっているから。 ―― 一つ目娘は、両手両足が欠損した童子を背負っていた。石段の登り口付近には、その童子を乗せてきた台車が転がっている。 ) ( もうすぐ、天辺だ。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:42:46]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 ぺたん ぺたん ぺたん… 』 [Wed 28 Apr 2010 22:38:07]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( そんな真っ暗な境内まで登って来た童女―――マガツヒの依り代は細かい雨粒の降り注ぐ黒い空の下、くるくると舞い踊るようにして真新しい黒いドレスの袖をはためかせ、己の姿を確めている。 つい昨晩拾ってきた、依り代の新しい服。 アマウラ人の顔をした裸足の娘には少し不似合いな、そして丈の長い、然しそこそこ作りのしっかりしたドレス。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:34:27]
◆マガツヒ > ( そんな階段の闇を、髪の黒くて長い、小さな娘が一人ぺたんぺたんと跳ぶように登っていく。 長い黒髪を靡かせてぴょんぴょんと跳ぶ様は無邪気な童女のようだが、この雨の中この闇の中でなければの話。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:28:15]
◆マガツヒ > ( しとしとと雨は降り続き、裸足の爪先が濡れた石段にステップを落とす度に小さな飛沫を飛ばす。 左右を深い林に挟まれて何処までもうねり続く長い長い階段は真っ暗で、見上げてもほんの少し先の闇しか見る事が出来ない。 このまま登っていけば冥府に続いていると言われても、納得できてしまいそうな闇だ。 ) ( イエロティア居住区の片隅。 鬱蒼と木々の茂る丘山の上に、廃れ忘れ去られた社がある。 居住区と言ってもこっちの方まで来るともうこの先の道には何も無いし、街灯も無い外れの場所。 地元の人間すら近付く理由も無いような、音も無い灯りも無い、道の果ての。 誰が何を祀っていたのだろう? 今はもう、そんな疑問を持つ人間すらいない。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:17:41]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 ぺたん ぺたん ぺたん 』 [Wed 28 Apr 2010 22:06:09]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『 リーザ… お姉ちゃン、 ( まだ躊躇いはあるけれど、いずれ慣れると 良いな。 )』 [Tue 27 Apr 2010 01:42:29]
お知らせ > リーザ@自宅さんが帰りました。 『リーザよ、リーザお姉ちゃん(そう言って並ぶ様はそう悪くない幸せな光景だと、気付かない)』 [Tue 27 Apr 2010 01:40:40]
◆メアリアン > ( 閉じた扉はもう開く気配は無い。其れにどこかほうッとしてしまうのは、やはり過去の出来事から。 ) …ええ、一度―― 病院で逢ッた事もあるし、確実…だわ。 ( 変な力、には こくンと頷いて。 ) …身体が動かなくなッたりするの。 ( 詳しい事は解らないから、其れだけ告げ、 ) ―――…色々、あるから …其れに、自警団に言う程の事じゃないわ?あまり事を大きくするのも、如何かと 思うし、…。 ( なンて、しどろもどろに。 続く言葉に ほうッと安堵の息を一つ。 ) …うン。 ――私、ロッティさンの事、誤解してたわ。 やッぱり優しいのね。 ( リビングに戻る彼女に背に、へにゃりと気の緩い笑みを浮かべて そンな言葉を吐く。 ) ( 彼女の後に続き リビングに戻りながら ) ―――― ( きッと、カミサマの意地悪はあのお兄ちゃンとの嘘までで、今は普通に戻ッたンだ、 なンて。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:34:54]
◆リーザ@自宅 > ( あれだけ丁寧に丁寧に準備して来たんだ。 こんな所でこんな奴に邪魔されて台無しになんてされてたまるか。 癇癪を抑えながら舌打ちし、最後にもう一度だけ閉じた扉を睨みつけた。 ) 勤め先まではっきりしてるの? そりゃ良いわ。 変なちからァ…? ( 魔法使い? 人外のバケモノ? とんだ奴に目をつけられたもんだ。 目的がどうにも分かり難いのが余計に不気味な―――エアリーにも話を通しておかないと。 荒事にはあいつが使える。 ) 何の負い目があるっての? あれをのさばらせておくくらいなら――――まぁ、素性が割れてるなら自警団じゃなくても良いか。 ああ、珍客で疲れたわ。 もう今日は面倒な話はやめてお茶にしましょ。 怒鳴って悪かったわね。 ( 疲れた。 今から細かい話を聞くのも喋らせるのも負担だ。 ようやく肩の力を抜いて、なれなれしくメアリアンの肩をぽーんと叩き、リビングに戻ろうと。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:25:17]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( アップルパイは家で待つ人へのお土産となった )』 [Tue 27 Apr 2010 01:16:25]
◆ディーフィール > ( さて、これで必要なメッセージは伝えた。 明確な「敵」が現れたのだ。 本格的に排除するつもりであればその分本来メアリアン邸ののっとりに必要な能力をこちらに裂く必要がある。 そして、メアリアンを放りだすなら自分が狙ってくることは確実となる。 そんな少女を放り出せるほどに非道かどうか。 本当にメアリアンを心配して保護して、愛情を注いで。 そうすれば殺人症状は抑えられていくかもしれない。 そんなことを考えていなければ、わざわざメアリアン以外の気配があるのに押しかけたりはしない ) ふふ。 くれぐれもメアリアンちゃんをよろしくね。 ( そして淫魔は素直にその場を後にする ) ふふふ。 [Tue 27 Apr 2010 01:14:30]
◆メアリアン > ――― え、あ、はい…。 ( 何と無く逆らう言葉は出ずに、素直に小さく頷く。 ――けど、詳しい話なンて、出来る筈が無い。きッかけはディーフィールを殺そうとした所から始まッたの だし。 ) … …、 ( 悪い癖なンかじゃ無い とか、口には出せずに、唇を噛む。 「目玉」 ――其の言葉に、大きく身体を震わせるが、其れ以上にリーザの大声に驚いた様に眼を開く。 ) あ、あの あンまり大きな声は ―― ッ きゃ …!! ( 近所を気にして、忠告しようとするものの 掴まれた肩に 彼女を見上げ、眉尻を下げる。 ) …え、あ …あの人は、ヴェイトス中央病院の看護婦さン …で、…変な力を遣う 事以外はよく…解らなくて… 、 ( 途切れ途切れになりながらも、迫力に押され 言葉を紡ぐが、 ) ( 「自警団」 の言葉に首を大きく横に振る。 ) そッ、それは駄目…!!絶対に駄目…ッ、 ( 彼女に全て証言されたら、困る。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:10:39]
◆リーザ@自宅 > 何があったか後で詳しく聞くわ。 こういう話をさっき聞こうとしてたのよ。 あんた危なっかしいんだから。 ( 小さくメアリアンに向き直り、目の前にいる相手の話を堂々とする。 この女が無遠慮で堂々と喋るのは相手を傷つける言葉を吐くのに何の躊躇いも無いからだし、こう積極的にメアリアンを守ろうとするのは結果的に株を上げるのに役立つから。 ようするに自分の利益以外を全く尊重していないからこういう人間なのだ。 ) それがストーカーだッてんだよッ…この■■■■!!! ( 挑発的な態度と「目玉」の言葉にカッとなって反射的に文字にするのも憚られるような罵声を浴びせ、バタンと扉を閉めた。 あいつ、あの事知ってやがる? ああ、なんでこう面倒ばっかり―――荒々しく鍵を閉め、メアリアンの肩を掴まえる。 無自覚に表情は殺気立ち、苛立っている。 ) あいつの話詳しく教えなさい! ……名前名乗ったわね。 素性はわかる? 自警団に通報するってのも検討するわよ。 [Tue 27 Apr 2010 01:02:42]
◆ディーフィール > うん。 でも、ここに来ない事もメアリアンちゃんに近づかないことも無理な話だね。 ( この態度事態は元々の淫魔のもの。 少なくても今はちゃんとメアリアンを守ろうとしているように見える ) 私もメアリアンちゃんの悪い癖が出ないように見て居たいからね。 ( とりあえずこの女性の顔は覚えた。 悪者になるのは慣れている。 クスクスと楽しそうな様子を見せたまま ) 勿体無いの。 でも、もしもメアリアンちゃんが泣いている姿を見たら、私も怖いかもしれないよ? 誰かみたいに目玉をえぐられちゃうかもね? ( それは目の前の女性に向けた言葉。 にこにこと笑みをうかべたまま、おそらくは閉められるであろう扉の前で彼女たちの姿を見届ける。 少なくても、メアリアンを守る行動に彼女がでるのならこちらとしてはまだ手を出す理由は無い ) [Tue 27 Apr 2010 00:55:25]
◆メアリアン > ( ディーフィールが紡ぐ言葉に、時折びくン、と肩を震わす。 ) ( 彼女は確かに私の事を、知ッてる。 「今は」何もするつもりが無い、なンて そンな言葉も信用出来ない。リーザの後ろに立ち竦みながら、胸元で手を握り、 ) ……ちょッと叱る程度じゃないわ、あンなの。 ( 独り言のように言葉を吐くのは、癖の様なもの。 ) ………、 ( リーザがディーフィールに吐く言葉に、彼女の背中を見遣る。 やッぱりこの人は強い人なのかも知れない。此の女性は不思議な力を遣うと知らなくても、こンなにハッキリ言葉に出来るンだもの。 ) ( じい、と二人の行動を見ながら、 娘の中ではリーザに対する警戒は徐々に薄れゆく。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:46:52]
◆リーザ@自宅 > ( 敵の敵は味方、に見えるのだ。 こいつはあたしにとってそういう場面。 無害そうな口調と態度といかにもっていう手土産があたしから見りゃあお笑いだ。 天然でやってんなら普通に不気味だけど。 ) 身内が「信用出来ない」って言う人間の土産受け取る馬鹿が何処にいるっての。 2度と近付かないで。 この家にも、この娘にも。 ああ、一応あたしにもね。 ストーカーさん。 ( 胸の前で腕を組んで顎を上げて哂い、これでもかっていうくらい遠慮のない直球で答える。 今は何もするつもりない? それって今後なんかするって予告じゃない。 ) 雨の中御苦労さまね。 ( そういってノブに手をかける。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:39:49]
◆ディーフィール > うん。 初対面の人にごめんね。 私はディーフィール。 そうだね。 「メアリアンちゃんのことをよく知っている人」とでも名乗っておこうかな? あ、とりあえず毒は入れてないからコレは受け取ってくれるとうれしいかな。 ( 目の前に立つ女性に無防備に手を伸ばして手の籠を差し出す ) クスクス。 そんなに警戒しなくても良いよ。 「今は」何もするつもりはないんだからね。 ( 相手によってはメアリアンが何をしているかも知っていることを伝える言葉。 そして向ける行動はどこまでも一方通行で自己満足に満ちている ) ちょっと叱ってからすっかり嫌われちゃってね。 とはいえ、心配だからこうして時々様子を見に来てるんだよ。 ただのおせっかい焼き、かな? ( あはは〜。と 緊張している様子も意に介さずに笑う。 しかし、笑いつつ、観察する。 もう一人の女性を ) [Tue 27 Apr 2010 00:33:15]
◆メアリアン > ( お兄ちゃンと私の部屋にさえ入らなければ、今の所は良いンだ。殺さなくても別に良い。――誰かを傷付けちゃいけないッて約束は守れる。 ) ( 玄関の先に居た彼女には 咋な警戒と 拒絶。何度優しい言葉を掛けられても、己の嫌な部分に触れた 不可思議な力を遣う女性を、娘は信用する事なンて出来無くて、 ) 如何しても信用する事が出来ないン だもの。 ( ぽつン、と言葉にすれば、 ) … あ、 ( 肩を引かれるままに、リーザの後ろへと足を退く。 ) ( ぱちり、一つ瞬きをして、 リーザとディーフィールへと視線は向ける。 ) ( 人は違ッても、昨日の似た様な シチュエーション。 ぼンやり、思うはそンな 如何でも良い様な 事。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:25:45]
◆リーザ@自宅 > ( まったく、面倒臭い奴―――エアリーも面倒臭い性格だけど、こっちは病的だ。 当面、トウィードルの部屋にそんなに用事は無いし、必要が無ければ近付かないようにはしよう。 自分にとってどうでもいい部分で譲歩するんだから、別に痛くはない。 ) こんな時分に何方? この子、怯えてるわ。 ( 素性の全く分からない女。 メアリアンは友達じゃない、という。 が、その言い回しは「知って居る顔だが友達じゃあない」だ。 ケーキ土産に家に押しかけたあたしをあんなにあっさりと家に上げたメアリアンが。 背筋を伸ばしてはっきりと警戒の態度を見せ、メアリアンを後ろに下がらせようと肩を引く。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:19:37]
◆ディーフィール > ( 友達、では無いだろう。 どちらかといえば「監視者」という立場が適切か。 彼女のおびえる様子と、その隣に立つ女性。 この人が新しい住人らしい、と思えば、彼女へと意識を集中させる ) もう。 そんなに嫌わなくても良いじゃない。 クス。 こんばんは。 そっちの奥のお姉さんは始めまして、だよね。 ( 笑みを浮かべながら向けた視線は、彼女のすべてを探るかのようにまとわり付いていく ) せっかく団欒していたところ、お邪魔しちゃったかな? ( 玄関先から先には入ろうとはしていない。 雨の中では傘をさしている。 扉を開けてからの会話は聞き取っている ) [Tue 27 Apr 2010 00:12:35]
◆メアリアン > ( 手に持つナイフは、一旦戸棚の中に仕舞い、 ) ―――…良い、お姉さンみたいな人だと思ッたわ。… お友達は、裏切ッちゃいけないのよね? ( 問い掛けに似た言葉は玄関に向かい、歩きながらポツポツと呟く 独り言のように小さなもの。 ) …お兄ちゃンの部屋に入らないッて、約束ね? ( くるり、彼女を向き直り そう告げよう。 ) ( 此れからは日に3回、お兄ちゃンのお部屋に行かなきゃ。小さな事でもすぐ気付けるように。 ) ( 開いた玄関の先に居たのは、昨日も見た女性の顔。 ) … 、あ、い、今は… ――、 ( 駄目、と頭を振ろうとした時に 囁かれた言葉に、 ) お友達 ――では、無いわ…。 ( 小さな声で答える。 ) ( お友達では無い。恐怖の対象で、目玉泥棒の時の獲物で、不思議な力を使う変ッた人。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:04:56]
◆リーザ@自宅 > ( エアリーは異常に警戒しているが、この餓鬼にヒトゴロシなんか出来るとは思えない。 あんな日記と目玉まで見ておいてこの女はのど元過ぎればなんとやら。 そんな甘い事を考えている。 今までの接触やこの容姿から、メアリアン・ロッドと凶悪な殺人者をいまいち結び付けられないのだ。 ) だって上手くやれてたでしょ? あたし達。 しなくていい喧嘩をわざわざする必要はないのよ。 彼の部屋にもあんたの許可なくもう入らないわ。 ( ティーカップとミルクポットを楽しげに用意する笑顔は、御土産のケーキを持って様子を見に来たロッティ・アレンビーのような優しげなもの。 だがこの顔を信じてはいけない。 兄の部屋に入らないなんて嘘だし、さっきから繰り返している薄っぺらい言葉も全て、死んだはずの兄と結婚していたと言い張る女だという事実を薄める為の物だ。 ) ―――――友達? ( ティーポットの火を消して、少し遅れてメアリアンの後を追い、小さく耳元に囁く。 こんな雨の日の夜中に御土産持ってお客様? どっかで見たようなシチュじゃあないか。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:58:31]
◆ディーフィール > ( こちらとしては突然押しかけた身なので勝手に上がるとかずうずうしいことは行わない。 そのまま扉をメアリアンが開ければそこには籠を持ったディーフィールが立っている ) 夜遅くにごめんね。 お邪魔しても良いかな? ( メアリアンの反応を見つつも差し出すのは手に持った籠 ) お土産。 持って来たんだよ。 ( にこりと浮かべる笑み。 今日の所は招かれなければ中には入らないつもりで居る。 もしもほかにも一緒に来ているのなら淫魔の姿を捉えることはできるだろう ) [Mon 26 Apr 2010 23:51:09]
◆メアリアン > ( 取り出したナイフを握る手の力が強まる。――いッそ、此処で殺してしまおうか。今迄の女達みたいに。 ) ( そう巡らせた思考は、彼女の言葉に中断され、 ) ――― 今まで、通り?… ( 声に含まれる感情は僅かな期待。 ) けど、お兄ちゃンを使ッたのよね…。お兄ちゃンのお嫁さンを偽る事で如何してロッティさンが幸せになれるのかが解らないわ。 ( 此の家に住める事?そンなの、もッと良い家は沢山あるのに。 ) ―― …、 ( 響いたノックの音と、送られた視線に 僅かに言い淀む。 ) … えッと、見てきます。 ( 其れだけ告げれば、扉へと向かおう。 声から推測出来る程、あまり記憶力や感覚は宜しく無い。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:45:00]
◆リーザ@自宅 > ( なにせ何度も使ったティーセットとリビングだ。 最初はもっと慣れて居ない風を装うべきかと思ったが、弱者に対して自分を大きく見せたがる性格の悪さがこういう所に出ている。 ) 前にも言ったけど、勘違いしないで欲しいのは――――仲良くやっていきたいってのは本当よ? あんたが無闇にあたしを嫌ったりしなきゃ、今まで通り。 味方に付けるべき相手を選び間違えないでよね? ( ある意味本気であり、やや嘘だ。 自分の側についてくるの人間にはそりゃあ良い目を見せてやるさ。 あたしを裏切らないように。 だからあたしの邪魔をしないで、あたしの役に立てってこと。 2番目か3番目くらいにいい目は見せてやるから、って。 ) とくに重要なのだけは聞いとかないと。 あと、そう、お金―――――( 生活費どうしてんだ、って話を斬りだそうとしたタイミングで、誰かが門扉を叩いた。 ちら、とメアリアンに視線を送る。 誰? って具合に。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:38:42]
◆気配 > ( トントン、とメアリアン邸のドアがノックされる音がする。 先日も訪れた淫魔だが、新しい住人がどのような人物なのか気になり、再びこの場所へ訪れていた。 手にはべたべた製のアップルパイの入った籠がある ) こんばんは。 ( メアリアンの態度によっては門前払いも十分に考えられるのだけれど ) 誰か居ませんか? ( 先日のように金髪を一纏めにして、赤い瞳をまっすぐにドアの向こうへ向けている。 淫魔、ディーフィールの姿がそこにはあった ) [Mon 26 Apr 2010 23:33:03]
◆メアリアン > ( まるでずッと前から家に居た様な態度、此の家の主は今は私の筈なのに ――居心地は悪く、息苦しく、居場所が盗られた様な感覚。 歩く彼女の後ろ姿を見遣りながら、小さな息を零す。 ) ( きッと、今迄の優しいお姉さンみたいなロッティさンは演技だッたンだ。 いや、違う。もしかしたら、またカミサマが私の邪魔をしてるのかも知れない。 ――そンな思考が くるくる廻る。 ) ……そうね。今後何かあッたら、嫌だものね。 ( お茶を準備しようとした手は、彼女の行動に止まる、 ) ( まだ、数日しか経ッてない筈なのに、 何でこンなに慣れてるンだろう、この人は。 ) ( 湧くのは、そンな疑問。 ) …詳しくッて云われても ――容姿とか、位…?どンな子かも話した方が良いのかしら? ( 問い掛けに、僅か 小首傾げながら そう再度問うて、 ) ( 戸棚に閉まッた小さなケーキと、ナイフを取り出す。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:28:00]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『屋敷の外に訪れた者の気配』 [Mon 26 Apr 2010 23:24:07]
◆リーザ@自宅 > ( ロッティ・アレンビー―――リーザ・ベルという女は無学で無謀で強欲で短気で、本来ロクな物じゃあないただのスラム生まれの女だが、唯一 ――――他人から見て自分をどう演出し、どんな出任せを言えば良いかを考える能力だけは秀でている。 ほんの数日前まで暗黒街のしがないカフェのバイトだった女が、今はまるでこの邸の主であるかのように威風堂々と振舞える程度には。 この態度に何の根拠も無いのだから、ある意味天性の演者なのかもしれない。 性格が邪魔して職にはできそうもないが。 ) 今の内に何でも聞いておきなさいよ。 お互い、後々困るなんて面倒だもの。 ( 予想される質問への回答はある程度準備してある。 そんな余裕を態度に出しながら慣れた感じでキッチンのティーポットに火をかけ、一先ず振り返った。 ) 詳しく話すのよ。 覚えのない人間は追い返すしかないから。 [Mon 26 Apr 2010 23:19:01]
◆メアリアン > ―――――…。 ( 其の言葉と、薄明かりに映る表情に、口許を堅く結ぶ。 部屋から彼女が出れば、静かに其の部屋の扉を閉め、 後に続く様に歩き出す。 ) ( 威風堂々とした態度 ――に見える。其の態度に覚えるのは苛立ちと、自身の城を荒らされた様な空虚感。 ) ……わたしも、幾つか聞きたい事があるわ。 ―― 友達…? ( 思案する様な間の後、 ) …家を知ッてるのは、何人かの女の子のお友達と、後は、―― ( 男性ならネッビェさンと鶯さン位かしら、 歩きながら小さく零す。 ) ( 一階へ降りれば、己はキッチンへと歩み 御茶の準備をしようか。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:09:55]
◆リーザ@自宅 > ―――穏やかじゃないわね。 漁るなんて言い方やめなさい? ( 手元のカンテラだけの、幽霊でも出そうな薄暗い部屋。 呆れとおどけ半々の声に、斜め上から見下ろすような影のかかった表情の薄い顔。 以前の「赤の他人」だった頃のロッティ・アレンビーに比べれば矢張り幾らか柔らかさの抜けた態度。 意図的な沈黙の後、ゆっくりと部屋を出て先に廊下を歩きだす。 自分が家主であるかのように。 客として来た時は無かった、些細な変化だ。 ) そ、一緒に暮らすんだもの。 知らないと困る事が多いのよ。 例えば―――メアの友達とか。 困るでしょう? 自己申告であんたの友達だって言われたら家に上げて待たせちゃうってのも。 [Mon 26 Apr 2010 23:03:06]
◆メアリアン > ( 勢い良く部屋の中に入り、"侵入者"を見遣る。 掛けられた落ち着いた声音に、彼女の瞳を見据えながら、 ) 此の部屋には絶対に入らないで!お兄ちゃンのお部屋よ…、漁ッたりしたら許さないわ…ッ。 ( もう満足でしょ、と小さく言葉を吐けば、彼女を引いて部屋から追い出そうと、其の腕に手を伸ばして。 ) ……――― 話し…? ( 怪訝そうな顔をするも、 此れからの事だろうと推測を立てれば、 ) …分かッたから、 早くいきましょう。 [Mon 26 Apr 2010 22:54:52]
◆リーザ@自宅 > ( 部屋の外から聞こえた音には直ぐに気付いた。 どたどたとお金持ちの娘がみっともない、と大袈裟に方を竦めて息を吐き、声の主が現れるのを慌てるでもなく待ち構えた。 丁度机の引き出しを開けて下らない筆記具を眺めてたところ。 ) あら、居たのね。 姿が見えないから何処に居るのかと思ったら―――はいはい、ちょっと見てただけよ。 中を知らない部屋があるなんて気持ち悪いじゃない。 ( こいつ、やっぱり兄の事になると過剰反応する。 自分で殺っといてまぁ、図々しいこと――――。 ) 色々話したいわ。 下でお茶でもしましょ? [Mon 26 Apr 2010 22:47:32]
◆メアリアン > ( 昨日の一件から、殆ど部屋に閉じ篭ッていた娘は、自室の扉を開き、 其の先に在る、お兄ちゃンの部屋の扉が開いている事に気付く。 ) ( 慌てた様な足音を立てて、其処まで進めば、 ) ――…誰ッ…!?其の部屋には入らないで…! ( そンな声と共にお兄ちゃンの部屋に足を踏み入れようか。 ) ( 問わなくても、誰だかは何と無く解るけど。 ――ロッティさンか、其の連れの人。どちらかの 筈。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:41:47]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( 足音は、廊下の奥から )』 [Mon 26 Apr 2010 22:38:42]
◆リーザ@自宅 > ( フレッタ・ビーチェに調べさせたトウィードル・ロッドの人物像と、部屋の中、本棚の内容、机の中身、ベッドの下、照らし合わせてイメージする。 違和感はない。 表面上お行儀よく取り繕った感と、その裏でろくてもない友人をこの部屋に招いて妹を欺いていた姿、想像できそうなもんだ。 話に聞いて書類に纏められたその男の大学や暗黒街での逸話、結構何度も繰り返し読んで、まるで自分で見てきたみたいになるまで繰り返し頭の中で想像して、その輪の中に自分が居たみたいに当て嵌めて、他人に問い詰められても違和感無く話せるように、本当、生まれて初めてあんなにお勉強したかも。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:36:39]
◆リーザ@自宅 > ハァイ、お邪魔するわよダーリン。 ( こんこん、と扉をノックして、会った事も無い夫の部屋に立ち入る。 前に20万ものへそくりを見つけた部屋。 妹の前ではいい格好をしてみせてその実、とんでもない屑だったっていう男の部屋。 愛され過ぎて目玉抉られて死んじゃったって、お笑いだ。 ―――その目玉、若しくはそれらしき目玉の入った瓶とメアリアンの部屋で見つけた殺人記録の日記は暗黒街の根城に置いてきた。 下手にこっちに置くべきじゃないし、あの部屋に残してきたあたしの荷物の中に紛れ込ませてある。 いかにも興味をそそらないような荷物の中に。 エアリーすら知らない筈だ。 ) ―――臭うって本当かしらね。 全ッ然だけど。 ( エアリーはこの部屋の匂いが気持ち悪いと言った。 ここだけじゃない。 この家全体? 今あたしが使っている両親の寝室まで嫌なにおいがすると言っていた。 あいつは人間じゃないから何か分かるんだろうか。 だったら、似たような種族が来た時、何か言われるんじゃないか? …それも早いうちにどうにかしよう。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:19:43]
◆リーザ@自宅 > ( 皮肉な話、メアリアンを排除しないまま当面ここに住み着く事になったからには―――メアリアンを刺激し過ぎないようにそこそこの飴を与えつつ搾取していくというのが一番良い気がする。 それこそ、時にはお義姉さんらしく? いい目を見せてやったり、なに、今まで通り優しいお姉さんを演じてやるだけで良いのだ。 世間的、社会的にあたしには何も非は無いし、むしろ権利すらある。 ロッド夫人、としてこの家を仕切るという。 上手くやるんだ。 メアリアンをエアリーに続いて二人目の駒にするくらいの調子で。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:08:02]
◆リーザ@自宅 > ( 聞いておくべき事が幾らか見つかった。 まず収入は具体的にどうなっているのか、両親の仕事は何だったのか(場合によっては引き継ぐ事も出来るかもしれない)、それから案外重要なのが、メアリアン自身の交流だ。 あいつの身の回りに具体的にどんな人間が居て、どういう関係で、この邸にどれだけ出入りしているのか。 なんせ当面、誰が訪れてもあたしの知り合いである可能性は限りなく低く、ほぼ全部追い返さざるを得ないのだ。 妙な人間をあたしの家に上げるつもりはないし、だいたいあのメアだ。 あたし以外にどんな人間に目をつけられてるかわかったもんじゃない。 そういうのを一掃するのも一つ、仕事になる。 ) 可愛い妹だもの。 護ってあげなきゃねぇ。 ( あたし以外、からね。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:52:36]
◆リーザ@自宅 > ( もうこんな時期なのにまだこんな雨が降っている。 窓の外の寒々しい景色を眺めながら忌々しげに息を吐き、気を取り直して廊下を歩く。 なにせメアリアンの留守に1ヵ月以上も勝手に使っていた家だ。 何が何処にあるかなんてもうメアリアンの部屋からトゥィードルの部屋まで大体把握しているし、今更といえば今更なんだけど。 メアリアンの姿が見えない内にまた、細かい所まで見て回る。 前に使っていた時は不法侵入が近所にばれないように灯りを極力使わなかったし、あの時期から幾らか時間も経っている。 また違うものが見つかるかもしれないなんていう―――暇つぶしといえばそうだけど。 家捜しって楽しいじゃない。 スリルがあって。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:41:42]
お知らせ > リーザ@自宅さんが入室されました。 『 二階、廊下 』 [Mon 26 Apr 2010 21:35:05]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『──DAMN YOU』 [Mon 26 Apr 2010 20:49:52]
◆カイン > (呆れるほどに人が死んでいる。 誰も行動に移さない。 ならば自分がやる。 ――たとえ手遅れであったとしても。 犯罪者は裁かれなければならないのだから)(彼を突き動かしているのは、これだけの理由だ。 他人からは狂人でしかなく、だからこそ誰も手を貸す事はなく、誰も頼らず、それ故に強迫観念が加速し――あとは堂々巡りだ。 自我を鉄仮面に侵された青年にとっては、それでも構わないのだろうが。 問題は、何人も殺しておきながら、のうのうと「幸せ」になっている殺人鬼をどうするか、なのだから。 奴は「幸せになりたいから殺した」と言っていた。 ならば殺しの収まっている今は「幸せ」なのだろう)(最後に立ち去る間際、アイゼンリッターは屋敷を見上げて、吐き捨てるように呟いた) [Mon 26 Apr 2010 20:49:01]
◆カイン > (……やれるのか? 否、やるのだ。 躊躇せず、停滞せず、行動あるのみ。 思考は良いが、悩むのは無意味だ。 行動しろ。 ベストをつくせ。 それしかないのであれば、それを実行に移せ。 結果が出るか否かという時点で、行動しないことこそが認められない。 なればこそ深呼吸をして、冷静になれ)……………………よし。(どうやって侵入するか、だ。 ここは居住区だ。 ここでいきなり屋根の上に昇って移動するのは目に付く。 暗黒街かスラムから回ってくるのが吉だろう。 その後、どう入るか、だが……。 少なくとも目玉泥棒の家が、ただの民家であるらしい事がわかれば、それで十分だ)……………死霊術師の舘と、どちらが気楽かな。(皮肉げに口元を歪めて、呟いた。 あの死体と臓物と血で溢れかえった舘と、居住区で「幸せになりたいから殺したの、わたしは可哀そうな女の子」と言ってる殺人鬼の家と。 結局、どちらも手遅れなことには変わりないのだが。 ――本当に、忌々しいことだが) [Mon 26 Apr 2010 20:43:06]
◆カイン > (問題は、その家族――或いは関係者。恐らくはこの邸宅を維持するに足る収入を稼いでいる人物。両親か? 目玉泥棒の家族構成を調べる必要があるかもしれない――が、目玉泥棒の一味であるか否か、という点だ。 どちらにしても厄介な事になると、アイゼンリッターを名乗る人物は判断した。 忌々しい)(あの目玉泥棒のような娘を育てた人物、保護者ともなれば、その頭の中も現実離れしているに決まっている。 娘の犯行を聞いても信用しないか、あるいは「まあ幸せになりたいのなら殺しなさい、可哀そうなメアリアン!」とでも言いそうな気配だ。 いずれにしても障害にしかならない。 が、かといって排除するのは難しいだろう。 その保護者が犯罪者でなければ、だが)……忌々しい。(待て、憶測で判断するな。 確実なのは事実に基づいた情報だ。 今この家には、目玉泥棒、アクセラレーター、そして更に最低でも1人以上がいる、という事になる。 目玉泥棒自体の戦闘力は不明だが、アクセラレーターは――大事な目玉泥棒の家で暴れられるのかという疑問はさておき――脅威であるし、第三の人物に対しても油断はできない) [Mon 26 Apr 2010 20:35:57]
◆カイン > (メアリアン邸宅は、外観を見る限りにおいては、一般的な家にしか思えない。 まあ、上等な部類ではあるとしても、だが。 少なくともただ見ているだけでは、此処が殺人鬼――そして物狂いの吸血鬼――の住居だとは思えないが。 まったく、自警団の手抜かりも良いところだ)………………………。(しかし、ここ数日、あの家を出入りしている業者は何なのだろうか。 見たところでは引越し屋のように思えるが、メアリアンの――目玉泥棒の家に、誰が移り住むというのだ? このような家を維持しているという事は、相応の収入があるのは間違いない。 ただ……あの頭の中がお花畑の娘が、そんな大金を稼いでいるとは思えない。 アクセラレーターか? それも同様だ。 無関係の第三者が越してくるとは思えないから、アクセラレーターの関係者か、あるいは目玉泥棒の関係者か、というのが定番か。 そういえば、目玉泥棒は兄がいるとか何とか妄言を吐いていた。 ――つまり、奴には家族がいるのだ)……成程。 [Mon 26 Apr 2010 20:31:39]
◆カイン > (変装をした上で、朝と夕方に一度ずつ。 たびたび自宅を眺めている奴がいると感づかれては叶わない。 職場への行き帰りを装い、行き帰りの二回が限度だろうという判断によって、彼は行動を起こした。 今日の衣装は――というか、これからしばらく着るだろう衣装は――商業地区の勤め人が着るような、地味な灰色のものだ。伊達眼鏡をかけ、髪は香油で撫で付けてある)(劇団の仲間からは「付き合いが悪くなった」と言われており、また衣装が無くなったせいで困惑しているかもしれないが、彼にとってはどうでも良いことだ。 少なくとも現時点で、その思考は目玉泥棒の捕縛に向けて突き動かされている。 カイン・グレイホークとしては演劇を重要視したい面もあるが、今の優先順位としては低い。 それだけの話である) [Mon 26 Apr 2010 20:25:37]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――調査するのは一日に二度。』 [Mon 26 Apr 2010 20:17:47]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『( 謝罪の意味は汲み取れず、更に困惑する一方だった。 今宵も空と化する。 )』 [Mon 26 Apr 2010 01:43:33]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( もちろん、半分演技で半分本当、理解していて行動しているつもり、である )』 [Mon 26 Apr 2010 01:43:22]
◆アクセラレーター > ――… 普通じゃないなら、叩き潰すしかないな。 (生死を決めるのは気分次第であり、メアリアンの様子次第でもある。其れを判断するのは吸血鬼だ。) 自覚していたか…。 こちらこそ――… 決め付けたようで悪かったな。 (小さな溜め息を零せば、肩を竦めて見せる。そしてメアリアンに何かと言われる前に、逃げるかのように急激に身体が崩れ落ちた。) ―――。 (加速的に真っ白な霧となり、上下左右へと飛び散った。壁を通り抜けてまで分散化を繰り返し、濃度が薄まれば蜃気楼となり、何も無い空間だけとなる。まるでアクセラレーターが其処に居た事実ですら幻となった。) [Mon 26 Apr 2010 01:41:41]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 ごめンなさい、 (呟く様な声は、彼女達が居なくなるまで 続く。)』 [Mon 26 Apr 2010 01:36:24]
◆メアリアン > ―――― …あの人、達は、…、 ( 言おうとして、けれど、言葉は紡げなくて、 ) ( いつだッて肝心な所で立ち止まッてしまう、 ) …は、 いッ、 ( 呼ばれた名に、無意識に背筋が伸びるけど、 ) ( 続いたアクセラの言葉に 大きく眼を開いて、 ) ま、待ッて…!消えな …―― ( 消えないで、と云えるの?勝手に消えたのは、何も云わずに彼女を置き去りにしたのは、 私なのに、 ) ( 頭の中で巡ッた思考に、くしゃ、と顔を歪め、 ) ( 伸ばした手はアクセラには触れられぬまま、 ) ( 後は、子供が泣きじゃくるみたいな嗚咽を零して、両手で 眼を覆う。 ) [Mon 26 Apr 2010 01:35:24]
◆ディーフィール > (消え行くアクセラには軽く手を振って。 目の前のメアリアンにはハグのひとつもしたいところだけれど、また悲鳴を上げられてアクセラを呼びそうなのでやめておこう ) [Mon 26 Apr 2010 01:30:29]
◆ディーフィール > ( 本当に客ならば自分から言うことは何も無い。 だが… ) 普通のお客様ならいいんだけどね。 ( 問題はメアリアンと一緒に行動している姿を見ているという話より、客人たちだけで行動していることが多く見られている事。 信頼できる人ならばもっとメアリアンと一緒に行動していてもいいと思う ) ううん。 私の一方通行には違いないし、勘違いだったら悪かったと思うからね。 ( 実際、推測から彼女の不安を煽っただけ、というのが実情。 しかし、もっと頻繁にこの家を見に来る必要がありそうだ、とは思ったわけで ) [Mon 26 Apr 2010 01:29:35]
◆アクセラレーター > ―――…。 (ディーの言葉を無視した。反応も返事も示さず、悟られるのを拒んだ。) ――…? なんだ、客人だと思ったんだけれど。 (二人組の少女の姿は見え隠れはしたもの、流石に室内の声や様子までは探る事が出来なかった。) ――… 私より一歩先に進んでいる、か。 (想像以上に頭が回る人だと感嘆の声を漏らした。半ば後半の言葉は聞き流しつつ。敵じゃないと悟れば、牽制の言葉を吐きだそう。) 酷い目に合わせれば、お前の顔と姿かたちで暴れるから。 くれぐれにも、な。 (左の掌を閉じた。強大な力の塊が、瞬間的に消失した。直後に再びと姿を晦まそうと、身体の一部が擦れ始めた。) …メアリアン。 (伸ばそうとした腕。噛み合った視線。) 大丈夫。 消えるよ。 (また何かと言われるのが嫌だった。無理やりに作った笑顔をメアリアンに向ければ、存在そのものが薄れ始める。仮に触れても、触れているのに触れた感触がしないレベルまで達する。やがては触れる事が出来なくなるのは時間の問題だ。) [Mon 26 Apr 2010 01:21:38]
◆メアリアン > ( 交互に見遣ッていた二人の姿。戦われてしまうのは、正直 困るところがある、 ) ( 無意識に止めようとアクセラに伸ばした腕は、 ) ( 一瞬合ッただろう視線に、止まる。 ) …… ッ、 ( 鉄仮面の話には、安堵した様な 息を一つ零し、 ) …え ッと、 ( 漸く出せた声は、 ) …ごめン なさい …―― 。 ( そンな言葉。 ) ( アクセラに対してか、ディーフィールに対してかも定かでは無いまま。 ) [Mon 26 Apr 2010 01:14:25]
◆ディーフィール > メアリアンちゃんを守るんだものね。 ( そのままの姿のアクセラ。 静かに様子をながめつつ ) …違うよ。 多分、この家に入り込んでいる別の人。 メアリアンちゃんの意思とは別に動いている人が居るんじゃないかな? ( 多分、彼女の心の隙に付け込んで。 もっとも、状況からの推測だけで何一つ証拠となるものは無い。 実際メアリアンからも何も話は聞けていない。 ただ、最悪のケースを想定して動いているだけ ) クス、かわいかったものね。 アクセラちゃんも。 ( 正直戦うことになれば能力が通じるか通じないか、その一点。 それも相手よりも早く発動できることが条件、となる。 それでも軽口を忘れないのは淫魔らしさというやつで。 戦わない、といわれれば正直ほっとする ) …とりあえず今はメアリアンちゃんを苛めに来たわけじゃないのはわかってくれるかな…? [Mon 26 Apr 2010 01:06:58]
◆アクセラレーター > 不快だと思う行動すれば、―――…分かるだろう。 (壊れ掛けた精神を繋ぎ止めるのは、唯一に感じた温もりだけ。壊れ掛けているからこそ、行動に迷いが一つも存在しなかった。左の掌にある十字架の傷口。其処から武器を生み出す事も、無数の飛び道具を飛ばす事も、予測すらし得ない現象を引き起こす事も。―――時間の経過と共に、力が膨れ上がる。) 二人きりなら余興に楽しもう、と言いたけれど――…。 (再びとメアリアンの様子を、横目で確認しよう。) 状況が状況だ。 ああ――… そっちは構わない。 (アイゼンリッター…の事か?) 奴は証拠を掴んでいない。 自警団も別件で動き出し、騎士団もVHGも… すべての機能が働いていない。 私たちが犯さなければ、奴は―― … 独り芝居を続けるだけだ。 (白い亡霊になっても、視覚や聴覚が完全に死ぬ訳でない。情報を収集するのに大いに貢献できる能力。) ……止めて置こう。 (本気でやれば場所が吹き飛ばしかねない。其れではメアリアンが困るし、近所の人達に駆け付けられては、更に困らせる羽目になるか。) [Mon 26 Apr 2010 00:58:33]
◆メアリアン > …………。 ( 今はまだ、お兄ちゃンの部屋を荒らされては居ないから、通常で居られるンだ。 俯いたまま淫魔の言葉を聞き、胸元で手を強く包み合わせる。 ) …―――。 ( 何で、ブラッディさンが此処に居るンだろう。――彼女を見遣り、第一に頭に占める疑問。 ) ( 私はあの日彼女を置いて逃げた。嫌われても、文句は言えない事をしたのに。 ) … 、 ( ディーフィールとアクセラを視線だけで交互に見遣り、 ) …あ、 ( 言葉を紡がなきゃと思う程、声が出ない。 ) ( 淫魔の云う事は確かに事実で、 ) ( ブラッディさンの登場にも混乱して、 ) ( 視線をあげて、彼女達を見遣りながら 言葉を探す。 ) [Mon 26 Apr 2010 00:44:54]
◆ディーフィール > …少なくても、そのお兄ちゃんの物を奪ってるんじゃないかって、思ったの。 その人たちがね。 ある意味、ここはメアリアンのお兄ちゃんの場所でしょ。 ほかの人に取られて良いのかな、って思って。 ( おそらくは彼女の中で燻っている疑念。 反応から誰か入り込んでいるのは間違いなさそうで。 あえてそこを刺激してみる言い方 ) 久しぶりだね。 アクセラちゃん。 私は嫌われ役だからね。 ナイトはできないよ。 ( 力では適わず、逃げるすばやさも追いつかず。 そんな相手。 しかし、目の前の相手に淫魔は笑みだけ浮かべた。 さらに集中をする ) 私以外にも一方通行している人が居そうなんだけど、そっちは別に良いのかな? ( こちらに向けられた掌の傷にもひるまず。 所々言葉がおかしく聞こえるのは彼女の精神がどこかずれてしまっているためか。 もしも敵対するなら付け入る隙はそこ ) …メアリアンが心地いい事が彼女にとっていいことならかまわないんだけどね。 不快にさせることが彼女にとっていい事につながることもあるなら、そういうのは私がやらないと、ね [Mon 26 Apr 2010 00:35:09]
◆アクセラレーター > (今にも壊れ掛けた彼女、メアリアン…。以前に好いた彼に似ても似つかない。) ―――…。 (メアリアンとディーフィールの間に割り込むように、実体化をしてゆく。朧だった輪郭は、時間の経過と共に鮮明になる。其れは余りにも急激だった。アクセラレーターは進化し続ける。加速し続け、止める手段は無い。) 其処までだ。 お前の一方通行は終わりだ。 (長身の女性。羽衣を包んで、スリット入れた大胆な格好。右手を水平に振り払う仕草をし、丁寧で丁寧な言葉を紡いだ。) これ以上、メアリアンが不快だと思う行動しろ。 (表情に張り付いたものは、満面に満ちた笑顔だけだった。そして空いた左の掌をディーフィールへ指し向けよう。ディーフィールには、左の掌に十字架の傷口が不自然に裂かれ、覗かせる傷口からドス黒い血液が蠢いている。) [Mon 26 Apr 2010 00:20:44]
◆メアリアン > ……――――― ( きゅぅ、と口を噤む。 ) け、ど …、 ( 蚊の鳴く様な小さな声で、 ) 間違いじゃ、ないもの…。 ( 好かれる行動では無いにしろ、間違いではないと、 ) ( そう信じなくては、壊れてしまう。 ) ( 一歩ずつ、室内へと退いていき、 ) ……お兄ちゃンを ? ……、 ( 自分の周りにいた人間で、一番優しかッた。 きッと好きになッたのはそンな些細なことから だけど、 ) ( 俯いたまま、其れを言葉にする事は無く。 ) … ( 扉を通り抜け 現れる霧には、流石に 眼を大きく開き、 ) … え、 ( 現れる姿に、中途半端に零れる声。 ) … え、 …あ、 ( どンな言葉を声にしたらいいのか解らぬまま、 ) ( 呆然と 白い彼女を見遣ろう。 ) [Mon 26 Apr 2010 00:10:45]
◆ディーフィール > メアリアンちゃんは自分がしたことが好かれる事じゃない、っておもったんだね。 ( ディーフィールは動かない。 そのつもりであれば距離を詰め、抱きしめる、ということもできる距離 ) 誰かを好きになる、って理屈じゃないとおもうんだけどね。 メアリアンちゃんがお兄さんを好きになったのは何か理由があった? ( 少しはぐらかすような言い方をした直後 ) メアリアンちゃんはまっすぐで一途だったからね。 そんな心のあり方は好きなんだよ。 ( その直後、にじみ出た霧。 )…ふふ。 貴女も来たんだね。 ( とはいえ、殺気満々な様子にこちらも警戒はしている。 扉に寄りかかった体勢のままなのでメアリアンとディーフィールの間に居ることになるだろうか。 一応の警戒に魔力を込めた ) [Mon 26 Apr 2010 00:03:36]
◆白い霧 > (傷付いた日に彼女に見捨てられたと受け止めた。墓場での遣り取りから、彼女を逃がす為に逃げ出した。) ――…。 (最強がすべき行為でなく、恥じるべき行為だ。最強で無いから、彼女は絶望したのだ。どんな敵でも一撃で葬り、堂々と正面で歩ける程の――最強。いいや、最強という言葉では生温い。其れ以上…。其れ以上の力が必要だ。) ―――…敵、か。 (故に怪物は完全に蚊帳の外だ。扉の向こう側に真っ白な霧が立ち往生しており、何かしら良からぬ予感に察した。人型を成した真っ白な霧は、堂々と正面から扉に歩き出した。扉に衝突する訳でもなく、本当に通り抜けたかのようだった。) ――…。 (扉の内側に現るのは紛れのない吸血鬼だ。その吸血鬼は直ぐ様に実体化を始め、眼前のディーフィールを捉えよう。チラッとメアリアンを盗み見すれば、直ぐに視線を逸らした。知り合いであるもの、メアリアンの嫌がる様子から、ディーイールに対する怒りが芽生えだした。) [Sun 25 Apr 2010 23:56:44]
◆メアリアン > ―――…それは、その … 、 ( やッぱり、ロッティさン達の事か。 ) ( 視線を彼女から外し、思案する様に視線が泳ぐ。 彼女に告げても良いもの?信頼出来るかと云えば、そンな事は 、 ) …えッ、 ( ぱちり、瞬きをして、 ) … 好きな人ッて …私は、そンな 、 …好きになッて貰う様な要素も ない わ、 ( 欲しい、と云われれば 再び一歩足を後方へ引く。 嫌な記憶が 蘇る から。 ) ( 感覚に大して長ける訳でも無い娘は、其の霧に大きな違和感を感じる事も 無く。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:47:17]
◆ディーフィール > うん。 ここ何日かで急に出入りが激しくなった、って事みたいだったからね。 ( 殺人鬼であることを除けば元々さびしさに飢えた少女に過ぎない、と淫魔は考えている。 そこを付け込まれれば彼女自身が危ないだろうとは考えている ) …ん? おかしい? 好きな人を心配するのは当然じゃない? ( いたずらっぽく笑みを浮かべる ) メアリアンちゃんが好きだから、欲しいんだしね。 ( そして周囲に発生した白い霧。 その力には覚えがあり、すぐに正体は察することができた。 淫魔の背後は現在扉。 そこから離れた場所、ということは外になるだろうか ) [Sun 25 Apr 2010 23:40:40]
◆白い霧 > (メアリアン宅を視点にした広範囲に及ぶ、微かな白い霧が突然に現れ始めた。無数の視線、無数の気配、さながら強大な力の塊。人間にしては規格外の生命力。入り混じった魔性。感覚に長けた者ならば察する事は容易だろう。) ――――…。 (最初は認識が出来ない程度の、蜃気楼であったが…。加速的に濃度が深まり、認識が出来るほどの白い霧が現れる。風は吹きだすもの、自然に逆らうかのように霧は乱れなかった。まるで人工的に作り出されたかのような、余りにも不自然が過ぎた真っ白な霧。) ―――。 (ディーフィールの死角とも呼べる、後方の離れた先に真っ白な霧が集まり出した。) [Sun 25 Apr 2010 23:38:35]
お知らせ > 白い霧さんが来ました。 『訪れるモノは、群れがる気配。』 [Sun 25 Apr 2010 23:31:42]
◆メアリアン > ……… ――― ( 問われた言葉に、彼女をジッと見遣りながら思案し、 ) ( なンだか苛められた記憶と襲おうとした記憶しか出て来ない。人の記憶なンて そンなモノ。 ) …変な人 ッて 、 ここ数日の間に、かしら ? ( だッたら確実に其れはロッティさン達だけど、違うなら、 ) ( 違うなら、私の家を荒らした誰か かもしれない し。 ) …… で、ディーフィールさンが …私の心配をする理由が、 わからない もの …。 ( 例えばブラッディさンだッたら、 まだ理解は出来るけど、 ) ( 言おうとして口を噤む。 彼女を置いていッたのは 私 だッた。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:29:29]
◆ディーフィール > 別に毎回メアリアンちゃんをいじめてるわけじゃないでしょ? ( 扉を閉めた後は扉によりかかり、一歩引く彼女の様子を眺める ) うん。 噂。 メアリアンちゃんの家に変な人が出入りしてるって、ね。 私気になっちゃって。 ( 彼女の知り合いで信用できるような人物であればかまわないのだが ) 私がメアリアンちゃんの心配をしちゃいけないかな? [Sun 25 Apr 2010 23:23:41]
◆メアリアン > きゃあッ…!! ( 閉めようとした扉は彼女の手にしッかりと止められ、半開きになッたまま、 ) … 本当に間に合ッてます大丈夫です何も問題は …――― 変な、噂? ( 早口でそンな言葉を喚いていたけれど、彼女の其の声に 不意に言葉と、閉めようと力を籠めていた手を緩める。 ) …… 変な噂ッて、 何かし ら 。 ( 彼女が室内に入ッた後 閉じた扉の音に びくりと身を震わし、 一歩足を退きながら、そンな問いを 。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:16:30]
◆ディーフィール > いやいやいやっ、意味がわからないからっ! (とっさに扉が閉まるのを手で受け止めて閉まらないように止めようとして ) ちょっと変なうわさを聞いたから様子を見に来ただけなんだけどっ。 ( そのまま家の中に入り込んでから扉を閉めようと試みるだろう ) [Sun 25 Apr 2010 23:11:35]
◆メアリアン > ( キッチンに向かう足が ぴたッと止まる。 ) ( ――ノック?此の時間に? ) …はい、 ( あまり近所付き合いなンてものは無い。軽く挨拶をしたりする程度。 だから尋ねて来るのは、お友達か、叔母様の使用人か、 今なら、ロッティさんの知り合い とか? ) ―――――― 。 ( ゆッくり扉を開いて、 眼の前に居る人物を見遣れば ぱちり、瞬きを一つ。 ) … ま、 ( きゅ、と口を噤み、 ) 間に合ッて ます …! ( 娘自身意味なンて考えぬまま、ただ口から言葉を零し 扉を閉めようとして 。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:08:05]
◆ディーフィール > ( ここ数日、メアリアンの屋敷に出入りしている人影があるようなので気になって訪れた淫魔。 後ろ髪を一纏めにしてプチ変装しているが知り合いに見られれば一発でわかるようなもの ) …こんばんは〜。 ( 相手にどうどうと自分の姿を見せる。 敵意などは見せないけれど ) [Sun 25 Apr 2010 22:56:08]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( ノックされる、ドア )』 [Sun 25 Apr 2010 22:52:26]
◆メアリアン > …あ、夕飯 …。 ( 作らなきゃ。そう云えばここ数日は料理なンてしてなかッた。 気分転換に、なれば良いのに。 ) ( ゆるゆると緩慢な動作でソファから立ち上がり、キッチンへと向かう。 ) ( 材料はまだ残ッてた? 何があッたッけ。ああ、あのケーキはもう捨てなきゃ。 ) ( くるくると如何でも良い様な思考が巡り、 ) ……あの人、いつ来るのかしら。 ( ぽつン、呟いた。 ) ( 毎月叔母の代わりの生活費を届けてくれる人。 此の状況を見たら、なンて云うだろう。叔母様は きッと 助けてくれないン だろうし。 ) [Sun 25 Apr 2010 22:48:03]
◆メアリアン > ( 一階に在るリビングのソファに座り込ンで、盛大に溜息を吐いた。 ) ―――――――…、 ( お父さンとお母さンの部屋が盗られちゃッた。 ) ( ずッと放置していた嫌な部屋だから、別に構わないけど、 ) ……わたしの、居場所が―― …、 ( 無くなッていく様な気がする。膝を抱えて、顔を伏せて、 何度目かの溜息。 ) …仲良くなンて出来るかしら。 ( 心を隠して演じなきゃいけない、のに。 ) ……。 ( 第一生活費とかは私が出さなきゃいけないの?――まだ、何も解らない。 ) [Sun 25 Apr 2010 22:35:21]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 居住区の一角に在る自宅で、 )』 [Sun 25 Apr 2010 22:31:54]
お知らせ > リーザ@自宅さんが帰りました。 『 ――そういやメアはお金、どうしてるのかしらね 』 [Sun 25 Apr 2010 01:08:33]
◆リーザ@自宅 > ( ここらの住人に存在を認知させるのも大事な事だ。 メアリアンの奴が引き籠ってて、トゥィードルが行方不明で、世間との関わり断絶している。 ) 行方の分からない夫の妹が一人で塞ぎ込んで暮らしている――――それを見かねて面倒を見に来た、本来関わる必要も無い義姉? 美談じゃない? ( その線でキャラ作ってこうか。 世間知らずな金持ちどもはそんな人情話でころっと信用しちまうだろうさね。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:46:31]
◆リーザ@自宅 > ( あのショボイ喫茶店のバイトもやめにゃならない。 ロッド家の奥方ともあろうものがあんな所で働いているなんて近所に知れたら格好がついたもんじゃないっていう。 ) …ってなると早めに新しい仕事始めなきゃ駄目か。 ( 高そうなブランデーをグラス片手に広い広い室内をうろうろと歩きまわり、少し酔った頭であれこれと今後の事を考える。 フレッタ・ビーチェと早めにコンタクトをとって何か商売になる話でもしようか。 他には誰か居ないか。 手っ取り早いビジネス相手―――首吊り亭の女は? あのイカレから薬なりなんなり流して貰ってこっちで流行らすとか。 そんなに面識って程の面識じゃないけど、これから上手い事やってきゃいいんだし。 ) ( 既にメアリアン・ロッドの危険の事など頭には無い。 あれは負けを認めて道を譲った無害な義妹にすぎない餓鬼だ。 適当に飴と鞭を使い分けて、此方に敵意を向けさせないように教育してやれば良い。 上手く行けばいい駒にすらなるかもしれない。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:39:22]
◆リーザ@自宅 > ( 暗黒街の雑居はまだ引き払って無い。 今後何をビジネスの足がかりにするかって、あたしにあるのは暗黒街の知識とか経験とか、スラム、バイクツまで広がる面識とか、そういう部分だ。 あっちに寝泊まりしたり物を置いたりする拠点があって損はない。 もっと上等な場所を借りても良いが、今はあれで十分だろう。 悪目立ちしたら意味が無い。 ) ( 日記と瓶詰め目玉も向こうに置いてきた。 エアリーにすらわからないように、厳重に箱に仕舞って荷物の中に紛れ込ませて。 下手に隠し場所を屋根裏とか床下とかにすると、何かの拍子にエアリーが見つけかねない。 あいつはあっちの襤褸部屋に愛着あるみたいだし、ちょくちょく戻りそうだし。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:29:33]
◆リーザ@自宅 > ( ロッド邸二階、メアリアンの両親の寝室。 もと、両親の寝室。 先程ようやく届いた家具の一部を業者が運び込み、室内の様子は様変わりした。 まぁ、元々上等な家具ばっかりだったし、余程気に入ってるものとか、足りないものだけを少し持ちこんだ程度だけど。 それでも自分の使い慣れたものが身の回りに並ぶと、ようやく他人の部屋で寝てる感じが薄まってきた。 あとは―――ちょっとババくさい趣味の物を追々弄っていけば良いか。 今日の所はこんなもんだ。 ) まぁ、これから少し忙しくなるけど。 ( 他人の家を乗っ取ってただ住み着いて終わりじゃ意味が無い。 ここでの暮らしと社会的な立場の変化を利用して、今まで出来なかったような事をするのだ。 金持ち相手のデカいビジネスを。 今後はその準備で忙しくなるだろう。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:22:09]
お知らせ > リーザ@自宅さんが入室されました。 『 引っ越し荷物 』 [Sun 25 Apr 2010 00:13:16]
お知らせ > リコ@自宅さんが帰りました。 [Thu 22 Apr 2010 23:32:07]
◆リコ@自宅 > ( じっとしていると声が聞こえる。 頑張って行動しても声が聞こえる。 最近では寝ているときにも。 あの悪魔の声がいう、血を吸っていいのは何リットルまで? あの怪人の声が叫ぶ、お前たちは怠慢だ! 古い古い英雄譚が胸の奥でずっしりとうずたかく積み上げられて、見下ろしている。 正義をなせと心臓を締め上げる。 ) ………………………さん…………。 ( ツヤコさんと言ったのか。 キヨさんと言ったのか。 或いはレインさんと言ったのか。 それともツカサさんと言ったのか。 もっとたくさんの誰かの名前を言ったのか。 それはリコにもわからない。 ただ、この場に捨てていくべき言葉だけを、頭の中から削り取って放り投げた。 その言葉は、たすけて ) [Thu 22 Apr 2010 23:32:04]
◆リコ@自宅 > ( これからやることは決まっていた。 じっくりと悩んで、考えて、そして決まっていた。 もはや根源など見失ってしまったが、それでもリカルド・アンブロッシオという生き物は、救われない生き物なのだ。 精々やってやろうと思う。 いままでとたいした違いなんてない。 ただ、いくらか立場が変わって、少しばかりできることとできないことが変わるだけだ。 ) ……………騎士団を出る時もそんなことを考えていたですけど………今度はどれだけもつですかねえ。 ( 騎士団には騎士団の正義とやり方があった。 自警団には自警団の正義とやり方が。 それらで補えない部分をあの怪人は救おうとしている。 そのやり方が間違っているとケチをつけるのならば、自分でそれをやって見せなければ意味はない。 まだどうしたらよいかはわからなかったが、やらなければいけないのは確かだった。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:22:07]
◆リコ@自宅 > ( しばらく帰っていなかったから埃が目立っていた。 最後に掃除でもしていこうと思ったが、掃除用具は以前とっくに売り飛ばしていた。 どうせ寝るときくらいしか帰ってこないので、必要性を感じなかった。 物を置くのは苦手だった。 ) あー…………………しかし、どうするですかね。 ( まだ新居は決まっていない。 だが腰を落ち着けている気にもならない。 ツカサさんに住所を教えておいたかどうかは忘れたが、多分自警団経由でわかるだろう。 家が見つかったらそのうち来てくれるだろう。 問題はそれまでをどう過ごすかだった。 せっかく来てもらっても留守でしたでは困るし、かといってじっと家に落ち着いていてはやっていられない。 しかたなしにぼろくてきしむ椅子に深く腰をおろして、溜息を一つついた。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:13:02]
◆リコ@自宅 > ( 小さめのティーカップとティーポット。 砂糖壷はないけれど、警邏中に店のおばさんに勧められて買ったかわいらしいデザインの。 以前一度だけツヤコさんに紅茶をごちそうしたそれも売り飛ばした。 数えるほどもない色気のない私服を無造作に背負い鞄に押し込んだ。キヨさんに頂いた服は、少し悩んだ。 ) まあ……………キヨさんとのデートの約束が済めば、もう着ることはないだろうですけど。 ( それでも貰い物は貰い物だ。 売るのは忍びない。 思い出を十分に頂いたら、お返ししようか。 いや、それも失礼か。 丁寧に畳んで鞄に詰めた。 後は精々食費にばかり消えていって対して貯まらなかった現金くらいのものだった。 それをつめてしまうともう、本当に何もなくなった。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:02:05]
◆リコ@自宅 > ( 久しぶりに帰って来た家。 自警団から正式な辞令が出た後、リコは部屋の片づけを開始した。 居住区集合住宅。 二階建てで部屋は各階ずつに四つ。 狭い土地に無理矢理押し込んだようなそれは、少々歪な形をしていた。 その二階の端に、リコの部屋はあった。 三畳一間、片隅に小さめのかまど。 ベッドはなく、布団らしきものがすみにたたんである。 あとは水の入ったかめと、小ぶりな洋箪笥、それに小さなテーブルと椅子。 私物は、他に一切なかった。 ) ………………………片づけって、言うんですかね。 ( 水がめと家具はもともと据え置いてあったもので、布団は安かったが売り飛ばした。 ) [Thu 22 Apr 2010 22:52:54]
お知らせ > リコ@自宅さんが来ました。 [Thu 22 Apr 2010 22:43:27]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『 …笑えって言ってたのに。 』 [Thu 22 Apr 2010 02:04:20]
◆エアリー > ( 家事は嫌いでないし、人間の社会に組み込まれるのは癪だけれど金を稼がないといけないのもしょうがない。 …リーザとの感覚の違いで、その価値は分からなかったが――― こう広い家だと、認識を改めるかもしれない。 …掃除どうするんだと見回しながら、とりあえず茶器を探した。 ) [Thu 22 Apr 2010 02:03:47]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 ああ、あたしにはあんまりやんなくて良いわよ、その顔。 』 [Thu 22 Apr 2010 02:00:19]
◆エアリー > …飲んだのかな。 ( それこそ飲んだ振りをして隙を窺うところだろう。 甘いのはリーザの方ではないかと思う。 しかしメアリアンが、偽装結婚を伝えられた瞬間自制できるというのは想定外で、本当のところ、今どうなっているのか良く分からない。 ) …そう。 リーザはそれでも、私が笑っている方が良い? ( 作り笑いとは、それで騙してやろうという害意のあるものではないのか。 …利害の一致以外の部分で上手くやっていくという発想がないと、潤滑油のような役割は意識し辛かった。 …とはいえ、リーザとフレッタ・ビーチェの話に同席してそれを実感しなければ、未だに試そうともしなかったかもしれないけれど。 …ここでも、リーザからはものを教わっていると思う。 それは利益で… 自分の返しているものが具体的に見えないと、複雑な気持ちになった。 …自分を奴隷と知っているリーザは、いずれ殺さなければ。 そんな根本的な意識さえ、今は遠く。 ) ―――…ん、どこも似たようなものだけど。 ( 相変わらず、この家には嫌な臭いがしている。 『お兄ちゃん』 の部屋は論外だし、いっそこの、居間のソファーでも良いのだけれど、とりあえず頷いておいた。 …ボディーガードとは、本当に切れているのだろうか? アイゼンリッターはあれをバケモノだと言っていたけれど… アイゼンリッターと接触したのはロッテに知られると面倒そうだし、伝える術が無い。 ) ―――…ああ。 ちょっと待って。 ( リーザのようにここで暮らしたことはない。 来たのも一度、勝手が分からず――― しかしリーザが分かるとも思わず、それらしい場所で何が用意できるか見繕おう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:53:20]
◆リーザ > あたしの友達だからよ。 こんな無茶を通しても「条件付きで仲良くやっていこう」って話を飲んじゃうのよ? それくらい甘っチョロいんだわ。 ( あたしが言われた側だったらとっくにブン殴ってるっての。 目玉抉るなんて気持ち悪いことしないけど。 ) 1年見てる仏頂面がいきなり変わりゃわかるっつの…大丈夫よ。 世の中の笑顔の半分以上は作り笑いよ? ( 誰でもやってるし、誰もそれでいちいち腹を立てたりしない。 何考えてるか分からない仏頂面よりは心地好いんだから損はなかろう。 ) ( リーザ・ロッドはあまりエアリーの事をどうこう思っているというのを深く考えない。 特別エアリーに限った事ではなく、基本的に自分以外を信用しないし、仲良しとか愛情とか友情とか、そういう言葉も信用しない。 それの実在すら信用しない。 警戒を解いた順によってたかって狙われて、馬鹿を見るのだ。 メアリアンみたいに。 ) じゃ、あんたの部屋とりあえずあの客室みたいな所にしなさいよ。 本当はあいつ追い出してアンタの部屋にしようかと思ってたけど、仲良くやってくんだったら流石にさ。 ああ、喉渇いたわ。 ちょっとなんか淹れなさいよ。 ( ソファにどっかりと腰を降ろして足を組み、一息。 件のボディーガードが居ないのなら、エアリーの部屋は其処で良かろう。 自室はもう帰ってこない両親の部屋と決めている。 前に忍び込んでた時使い慣れた部屋だし、家主の部屋に相応しいだろう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:35:53]
◆エアリー > …リーザの友達でも? ( お人好しでいられるものか? …会えば分かるし会わないと分からない。 一度だけ見たメアリアンの顔… ロッテの部屋で眠っていた横顔を思い出して、あんなところはもう見せないのだろうなと思う。 ) …リーザはこれが、心にもないことだって考える。 そういうのが分かると、かえって嫌な感じがしない? ( 素の淡々とした調子に戻して、分からなければ良いけれど分かったら逆効果。 …今、リーザは嫌ではなかっただろうかと、浅い溜息をもう一つ。 ) ―――でも… 中味は。 ( 小さく呟いて、それ以上は続けなかった。 …芝居の言葉ではあったけれど、中味にどこまで嘘があっただろう。 …利害の一致で成り立っている、お互いを利用する関係でも、先払いや想定外のメリットを恩と言い換えることもできるのだ。 暗黒街の常識を教えられたりとか、仲間という立ち位置が一貫していて、取り分が用意されていたりとか。 …相手も利益を見込まなければそれをしないと知っていても、感情はある。 ずれていても、論理だけで首尾一貫させることは時々難しく――― だからこんな所まで付いてきてしまう。 ) …ああ。 ( 『ボディーガード』 につれない返事を返しつつ、床にバッグを置いて灯りをつけるの手伝おう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:20:30]
◆リーザ > ( ふぅ、と一つ溜息。 こりゃあ定着するのに時間がかかりそうだ。 なにせ自分でも今更リーザなんて昔の名前、10代のガキに戻ったみたいで変な具合。 ) 話してみりゃわかるわよ。 あいつは底なしの世間知らずで底なしのお人好しで、ついでにヒトゴロシなんだから。 ( 何度も何度も面と向かって言ってやったのだ。 「素性の知れない優しい人間なんか信用するな」って。 それでもあんなにニコニコ信じ切っちゃって。 あたしだって初めてこの家を訪ねた時簡単に上がりこめた上にお泊まりOKなんて事が無かったらここまで無茶な計画を考えたりはしなかった。 ) 恩とか随分似合わないこと―――そう、それで良い。 心にもなくてもそれが言えるだけであんた今までの倍は人に優しくして貰えるわよ? ( キッチンを抜けて応接間へ。 重い荷物をソファに放り出し、慣れた感じで灯りを灯す。 結構長い事勝手に使っていた時期もあったし、何だか別荘に戻ったみたいな気分だ。 灯りを堂々と使えるのがなお好い。 ) …ボディーガードとやらはやっぱりもう居ないみたいね。 いつの頃からかその話しなくなったのよね、あいつ。 [Thu 22 Apr 2010 01:03:16]
◆エアリー > …? ああ… リーザ。 リーザ。 ( もごもごと反芻して… その感覚が分からないのだと首を振った。 ロッテ… もといリーザを支持すれば、メアリアンにとってそいつは敵になり、仲良くする余地などないのではないかと思う。 …逃亡奴隷になった今、何かを我慢して人間と付き合うようなことはない。 リーザといるのはメリット・デメリット秤にかけて、メリットがあるからだ。 ではメアリアンにとって、私達の存在は? ) …証書でキレなかったのが不思議。 まあやったのはロ… リーザだから、私はそうかもしれないけど――― でも目玉泥棒だ。 ( 仲良く? ないなと首を振る。 メアリアンも自分と同じく、我慢した付き合いなんてしないだろう。 いったい何人殺してきたのか、そんな人間の感覚が、一般人のようにいくわけもない。 ―――だから振り返る冷たい顔には… 可笑しそうな笑顔を返してみよう。 ) 〜そりゃあね? 目玉泥棒とは無理だって。 ああいう奴はほんとに分かんないから、無理。 ( ふと、レピュナート… 逃亡奴隷の知り合いに似ているのかもしれないと思う。 独特な価値観や判断で、自分とは一切相容れず、それどころか理解もできなかったけれど、それでも上手くやっていた。 同じ追われる身なら大したものだと思うけれど、互いの立場がどんな形であれ、手を組むには共感とまでいかずとも理解が必要だ。 …リーザの場合は、一応、どうしてそうなるのか分かる。 筋がある。 納得できなくても、理解はどうにか。 ) …心配? 大事にしてくれれば良いよ? 一応ちゃんと、恩は感じてるんだしさ。 ( 覗き込むような姿勢で、照れ隠しなのか冗談めかし、何マジになってるの?と。 ―――演技を得意とするリーザには、例えこれが初対面でも違和感を与えるかもしれないけれど… 高い感覚でフィードバックされている表情や仕草、抑揚は、一応形になっている。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:51:03]
◆リーザ > だから言えてないし。 いいんじゃない? そこら辺はあたしが連れてきたんだし、あたしの意見を支持しつつ、仲良くしてる間は仲良くでさぁ。 ( 何で二言目にロッテに戻ってるんだっつうの。 そうぼやきながら裏口の扉の、ちょっと弄れば開いてしまうように弄った鍵を簡単に開ける。 二階の窓から入ってた頃は面倒臭かったが、最近はずっとこっちだ。 ) 威圧し過ぎるとキレるでしょ? 仲良しやってりゃ案外向こうからあんたを襲うような事も無いわよ。 ―――あんたは演技で良いからね? ( 扉を開けて一歩邸の中に踏み込んだ時、ふと振り返ってそう釘を刺す。 まさか、ないとは思うが、エアリーがメアリアンと仲良くなり過ぎて手を組むなんていうのは。 知らず知らずのうちに笑みが消え、振り返る顔は冷たかった。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:32:17]
◆エアリー > …じゃあリーザ。 ( 多少違和感あるけれど、別に偽名に抵抗はない。 自分の呼び名にもとうに慣れたし、そもそも人間に付けられた名に意味などなかったし。 …奥様はない、と溜息混じりに頷いて、後について裏に回る。 ) …勝手したら怒るくせに。 良いならそうするけど――― 私はあからさまにロッテ側で良いのかな。 ( 『リーザ』 に味方するのがもう一人、正面きってメアリアンを牽制すれば、上手くすると居心地悪くてメアリアンがここから離れ、近寄らなくなるかもしれない。 …が、殺すなら――― ) …友達になれ、みたいなこと言ってたけど。 別に良いか。 知らないふりも面倒だし。 ( 何も知らないふりをして――― 友達の家の余っている部屋に住まわせてもらう第三者とするのもアリかもしれない。 …そんな器用な真似できないけれど、笑顔の練習なんかして、少し吹っ切れている。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:23:46]
◆リーザ > 「ロッテ」はやめなさいよ。 リーザ・ロッド夫人よ? 奥様? ( そんな風に本気で呼び出したら薄っ気味悪いが。 何度ノックしても家人の出てくる様子もなく、諦めて荷物を持ち上げ、さっさと庭から裏に周る。 台所口はいつでも開けられるように仕込んだままだ。 ) そんなに心配ならあんたがどうにかすれば良いじゃない。 あたしが決めなきゃあんた何にも出来ないの? エアリーちゃんはいつまでたっても甘えん坊でちゅねー? ( 隙あらば殺せ、をあんたもアピールすれば良い、と。 まぁ最悪私自身が手を出さなくちゃいけないような事になっても、こっちはいつでも正当防衛を主張できる。 メアリアン・ロッドが凶悪な殺人鬼だと実証できるんだから。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:14:14]
◆エアリー > ( ロッテの所に転がり込んだ当初は、鞄も必要ないような身一つだった。 それが今では、そう愛着のある物はないものの、鞄一つになっている。 大半がロッテのお下がりと考えるとあって無いようなものだけれど、なんとなく枷のように感じられてしまい、重かった。 …別に律儀に持ち上げている必要はないのだと思いなおして、ショルダーバッグを地面に下ろす。 …幸か不幸か出る幕のなかった今に至る状況が、余計に息苦しく感じるのかもしれない。 ―――また頭が上がらなくなる、という。 ) …あいつのメリットがない。 ロッテはもう、ただ邪魔なだけ。 …まさか良いお姉さんのまま話はつかなかったでしょ? 隙があれば殺される。 ( この家で酔っ払うのはもちろん、眠ることもはばかられる状況ではないのかと。 …聞かないのだろうなと思いながらも口にするのは、心配半分。 もしかしたら、もう半分は自分の価値のアピールかもしれない。 …いつの間にか一緒にいるのが安定している。 そう感じるようになっている。 …この家を手に入れようと画策する中で、もちろん利益になるからだけど、自分も住まわせようとする部分が揺るがなかったからか。 仮想敵としたり、見切りをつけるタイミングを計ったり、そういったことがやり難くなっていた。 ) …目玉泥棒の感覚が当てになるとは思えないな。 ( ―――でも、そうか。 街での暮らしを教えてくれたロッテも、ここでは勝手が違うのか。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:05:01]
◆リーザ > ( ロッティ・アレンビーとかつて名乗って居た女―――旧姓ベル、リーザ・ロッド夫人の帰還である。 夫の家に上がるのに何を憚る事がある。 この女はそういう風に考えるような人間だ。 エアリーが度々口にする危険も、メアリアン・ロッドが従わざるを得ない現状も、冷静に見れば誰だって分かるような爆弾だが、この女は豪邸と金が手に入るという良い部分ばかり見て問題点を小さく見積もる都合の良い頭をしていた。 今までもそうしてハイリスクハイリターンに手を出しては下らない人生を歩んできたというのに、まるで成長が無い。 損した分どこかで巻き返さないと帳尻が合わない、というのが恵まれない家に生まれたリーザ・ベルの盲執の根底にへばりついている。 ) もう怖くもなんともないわよあんな餓鬼。 今更自分がやってた事にビビっちゃってさ。 黙っててやれば害はないし―――暫くはガイドが居た方が良いでしょう? 居住区もそうだし、こっちの界隈じゃ常識だって向こうと違うわ。 ( どんどんともう一度扉をノックしながら少し振り向いた。 連れのハーフエルフを堂々と住まわせる気で居る。 こいつは使える手駒だ。 真面目に金も稼ぐし、家事もやるし、荒事だって利害が一致すればやってのけるだろう。 単身乗り込むよりこいつ一人居るだけでこっちのイニシアチブはより強くなる。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:48:19]
◆エアリー > ( 信じ難い気持ちで、変に堂々としている背中を追った。 ロッテが暗黒街のアパルトマンを引き払うというのなら、ついて来るしかない。 他に行き場はないし、仮にロッテから引き継いで部屋を借りようとしても、写本の内職では家賃と食費を一人で稼ぐのが難しく、そもそもその内職も、ロッテが引き受けたものを代筆しているだけだ。 業者との受け渡しはロッテに任せていて、ここに移り住んだ彼女がそれをしてくれるとも思えない。 ) ( 住んで都になりつつあった部屋を離れて、豪邸はともかく庭のある家に住めるのは自分にとってもありがたい。 が、そこに孕んでいる危険を思うとのん気に喜ぶこともできず、足取りもやや重い。 ) …本当に、同居する気? ( 一歩引いた位置で返事のないドアを見上げて、ぽつりと口を開く。 …長い耳は髪と一緒にニット帽に押し込んで、服装はロッテのお下がり。 派手さが今一つ似合わないハーフエルフの娘は、それで事足りたショルダーバッグを落ち着かなさげにかつぎ直した。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:36:47]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( どうなってるんだ。 本気なのか。 )』 [Wed 21 Apr 2010 23:24:02]
◆リーザ > ( 慣れた感じでその邸宅の門を女がくぐる。 確かに質の良い高価な服を着ているが、中流から上流階級層の邸宅が立ち並ぶこの辺りの人間にしては少し派手で露出が多く、言ってしまえば何処か暗黒街的な、品の無い派手さ。 ブランド物の鞄を手に、ぎらぎらとアクセサリを鏤めて、肩で風を斬るみたいにして。 気取った澄まし顔をしているが、良家の娘には全く見えないだろう。 なにせスラム生まれ暗黒街育ち淫売窟勤めと三拍子揃ったチンピラだ。 つい先日までは。 ) ―――さて、只今主人が帰ったわよ? 我が家。 ( 出迎えあるかしらん? などと鼻を鳴らして笑い、ドアノブを回してみる。 当然、鍵がかかっていた。 義妹に言ってスペアを作らせよう。 ) メア、居ないの? あたしよ。 ( ごんごん、と少し乱暴にノックをしてその「義妹」の名を呼ぶ。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:22:38]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ホワイティア居住区/ロッド邸前 』 [Wed 21 Apr 2010 23:11:41]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『(ぺたぺたと石段を下りながら、為しににやぁと口元を歪めてみた)』 [Wed 21 Apr 2010 22:51:45]
◆マガツヒ > ( ゆっくりと緩慢な動作で歩きだし、居住区へと続く長い長い石段を下る。 何か依り代に食事を与えよう。 またヒトを観察しに行っても良い。 こういう季節のこんな空気の温い夜に出歩く人間はよくマガツヒに遭遇するものだ。 浮ついた心や青過ぎる空やどろりと続く平穏もまた、マガツヒを呼ぶ。 それらを苦痛と感じるものが居るからだ。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:50:28]
◆マガツヒ > ( あれはなんというのだろう。 顔の主に頬の辺りが筋繊維にひきつるように引き上げられ、激しく高音で声帯を振るわせる個体を時折見かけた。 それは大抵の場合個ではなく、複数体で行動し、突発的に起こる。 口元を引き攣らせて肩を揺すり、甲高い声を上げる行為。 ) ( 暫くしゃがみ込んだまま両手で頬杖をついて街を眺め下していたが、ふす、と鼻から息をもらして立ち上がる。 今日も依り代の栄養価が足りて居ないようで、思考回路にノイズが混じって上手くいかない。 つまり、空腹という状態。 ヒトの中に自然に溶け込まない限り、この常に依り代に付きまとう面倒な現象は解消できそうになかった。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:34:47]
◆マガツヒ > ( マガツヒは考える。 依り代の小さな小さな脳の要領をフル回転させて、通常使われないような回路を覚醒させて、機能を変質させて、どうにか最低限の性能を維持しながら。 こうなるともはや依り代はマガツヒが離れたとしても正常に人間として機能しなくなるが、それはマガツヒの与り知らぬ些末な話。 ) ( 街に降りて何度かヒトを間近で観察してみた。 俯瞰で全貌を眺め下すのとはまた違う、細部のディティールや個体の色形、発する音、特定状況における行動確率、タイプによる個体行動の差、今までよりは幾らかそういった、個体個体のカテゴリ分けや経験則から得られる予測が出来るようになった。 だがまだ不足しているらしい。 客観視するに、依り代は周囲に溶け込む事無く、注目を浴び、距離を空けられていた。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:22:44]
◆マガツヒ > ( さぁぁ、と風が吹き抜ける。 ヴェイトス市の街明かりを見下ろす薄汚れた境内に小さな人影が一つしゃがみ込み、じいっとただ、街を見ていた。 長く黒い髪の10台前半くらいの娘で、それなりに整った顔立ちをしているが、裸足に薄汚れた服を乱雑に着こんでいる。 顔色もあまり良くないし、何よりこんな時間にこんなヒトも寄り付かないような場所でぽつんと、ただ座って居る。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:10:15]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( ただ空虚な静寂今も横たわり、蒸し暑かった日中の名残が温い風の匂いと共に吹き抜けた。 ) [Wed 21 Apr 2010 21:46:19]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『イエロティア居住区/丘の上の廃れた社』 [Wed 21 Apr 2010 21:43:16]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( そンな 幻想ばかり、いつも 思う。 )』 [Tue 20 Apr 2010 22:45:39]
◆メアリアン > ( 静かな廊下。寂しいお家。 誰の温度も気配も感じる事が出来ない ――そンな、冷たい家。 ) …、 ( 壊したのは 私? ) ( 違う、カミサマの所為よ。カミサマが意地悪だから、仕方無かッたの。 ) ――― 不安も 恐怖も 無い世界に行きたいわ…、 お兄ちゃン…。 ( とン、と扉に額を当てて、 ) … 、 ( ふと、思う。 ) ( 新しい家族を作れば良いンじゃないか。 ) ( そうすれば、また幸せになれるンじゃないか なンて、 ) [Tue 20 Apr 2010 22:44:17]
◆メアリアン > ( 鉄仮面に家の場所を知られたなンて、娘の知る由もない事で、 故に、頭の中はお兄ちゃンの女だと名乗るあの人の事ばかり。 ) ―――…、 ( うつ伏せだッた身体を仰向けに変え、天井を見上げる。 ) ( 今迄の人みたいに、また殺せるかしら? )( けど、もう人は傷付けないと約束したのに? ) …なァ ンにも 思い浮かばないン だもの、 ( 溜息を ひとつ、 ) ( ついた後に起き上がり、 部屋の扉を開ける。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:33:34]
◆メアリアン > … 無理だけど、 ( 枕に顔を埋めたまま、ぽつン、呟いて、 ) ( 今だッて得体の知れぬ不安と恐怖で押し潰されそうなのに、 ) ( あの人達が来たら如何なる? 知らない人間が、此処で暮らす様になッたら ―― ) ……そう よ、 ( 一人じゃ無くなるンだと思えば良い。 ) ( ゛お兄ちゃンの御嫁さン゛ッて考えると殺したくなるけれど、普通に お友達と一緒に住むンだと考えれば、 ) …… ――出来るかしら …。 ( きゅう、と眼を瞑り 再び洩れる声は溜息交じりに。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:23:28]
◆メアリアン > ( 居住区に在る自宅の、二階の自室。 ぼンやり、窓の外を見遣ッては 何度目かの溜息を吐いた。 ) …何で、こンな事に …、 ( なッちゃッたンだろう。 ) ( この家は私達家族だけのものだッたのに。 ) ( ――何で、あの人が、 ) …… ――― 、 ( ぐるぐる思考が巡り、不意に吐き気を催して ベッドに寝転ぶ。 ) ( 考えたッて変わらないなら、 何も考えない方が きッと楽。 ) ( あァ、眼が覚めたら 今迄の事が全て夢で、 お兄ちゃンが傍で笑ッていてくれればいいのに。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:11:08]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『 ( 憂鬱 ―――。 ) 』 [Tue 20 Apr 2010 22:07:18]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『目 玉 泥 棒 !』 [Mon 19 Apr 2010 23:31:45]
◆カイン > ――ついに見つけたぞ………。 [Mon 19 Apr 2010 23:31:09]
◆カイン > (程なくして、青年は一軒の家にたどり着く。 アクセラレーターという吸血鬼にはそぐわない、ごくごく平凡な民家。 庭付きの二階建て――なかなかに上等な建物だ。 あの吸血鬼がどうやって金を稼いでるのかはしらないが、殺した奴から金品を奪ったところで家が買えるとは思えない以上、家主を殺すかして乗っ取ったのだろうと検討をつける)……しかし、本当に此処であってるのか?(凛から聞いた住所が間違ってるとは思えない。現にアクセラレーターもいたのだから。 首を捻りながら、表札を覗き込み―――)(――其処に書かれた文字を見て、目を見開いた) [Mon 19 Apr 2010 23:30:39]
◆カイン > (理性的な判断――ではないだろう。気紛れだ。 あの怪物の思考を想像することは難しいが、予想はつく。 あいつは怪力にせよ魔術にせよ、ただぶっ放すしか能のない存在だ。初撃の回避は容易い。 ――挑発には乗ってこなかったが。 初撃を回避して悲鳴をあげ、周囲に警告。 相手をひきつけた上で、どうせぶっ放す魔術に紛れてコスチュームに着替え、屋根上に移動。 周囲を巻き込まずに戦闘を行う――或いは、相手が立ち去った後に尾行して、吸血の現場を抑え、叩きのめす。)………。(両方ともあてが外れた。 忌々しいことだ。 挑発には乗らず、追跡は困難。 忌々しいが……今夜、奴が人を襲っても防ぐことはできない。 それを「仕方ない」で済ませる気はない。 その分、百倍にして叩き返してやるつもりだ。 殺された人間には何の慰めにもならない事は理解しているが。 ――忌々しい。 いつだってそうだ。 力が不足している)…………。(煙草の吸殻を、道端の水溜りに投げ捨てた。 不味い代物だ。 演技として吸えるだけで、常飲したいとは思えない。 思考は鈍るし、肺が詰まる。 まったく) [Mon 19 Apr 2010 23:26:06]
◆カイン > (相変わらず、好き勝手絶頂らしい。 恐らく、捨て台詞を吐いて此方の前から逃げ出したことも忘れているんだろう。 なにが「お前は俺と決着をつけるのが怖いんだ」だ。 そう言ってる奴が真っ先に逃げてるんじゃ、どうしようもない)(……お山の大将ってのは、気分が良いんだろうな。そうやって路傍の石と軽んじているから、いつか躓いて泣きを見るのだ)(霧となって消えたのを見て、驚いたように目を見開き、男は大通りへと足早に歩き出した。 勿論、演技だ。 以前にも奴は霧のように現れた。となれば消えることくらい予測はできるし、である以上、まだ傍にいる可能性も捨て切れなかった。 警戒するに越したことはない。 人外の怪物を相手にする以上、あらゆる可能性を考慮すべきだからだ) [Mon 19 Apr 2010 23:20:21]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『 神 出 鬼 没 』 [Mon 19 Apr 2010 23:15:55]
◆足音 > (メアリアンという少女に貰った温もりを未だに思い続けている。) (メアリアンに置いて行かれた理由を、未だに問えずに迷い続けている。) (吸血鬼は答えを知るのを恐れ、陰ながら害するすべての敵を殺そうと誓っていた。) (感じた温もりはメアリアンだけ。そのメアリアンが居なくなったら、再びと温もりが消えてしまう。) (もっと、もっと、もっと、強くなる。) (強い奴を悪い奴を殺し尽くす。) (メアリアンを誰かの手に、□□□□□□、自分の□で□□□□□…。) [Mon 19 Apr 2010 23:15:05]
◆足音 > お前みたいな、小物に用事なんざ無いさ。 それこそ道端に転がっている小石の様にな。 ( 嘲 笑 う ) 偏見だな。 ハッキリと言い切れる証拠すらないし。 説得力すら感じない。 浅はかな言葉だ。 (クスクスっと肩を揺らした。眼前の人間は一撃で殺せる自信がある。だからこそ、相手にする気になれない。寧ろ興醒めですらあった。踵を返しては、彼に興味を示さない。) ――――。 (衣服と共に、身体の一部が擦れ始める。時間の経過と共に、加速的に霧と化した。辺り一帯に包む真っ白な霧に留まらず、更に広範囲に広げようとする。霧の濃度が薄れていき、認識ですら出来ないほど―――分散と化した真っ白な霧は、背景に溶け込むように消え去った。以前に増して、加速的に進化している。存在しない筈なのに、存在しているかのような気配が、静電気に似た現象を味わうかは彼次第。兎も角あれ、―――吸血鬼は見えないだけで、確かに居住区に存在していた。) [Mon 19 Apr 2010 23:14:55]
◆カイン > あァ? 居住区に強盗なんざいねぇし、物狂いの女にゃ用は無ェよ。 とっとと失せろ。(髭を生やし、ハンチングを被った男は、路地から女を見据えてはき捨てるように呟いた。 不機嫌な男。 そんな演技だ。 常識的な範囲で、いきなり妙な事を言い出した挙句「死ぬよ」などと言い出した女に取るには、相応の態度。 しっし、と追い払うように手を振って、煙草をくゆらせる。 何を言ってるんだこの馬鹿は、と。 自警団の連中が声高に唱えてるじゃあないか。 居住区に犯罪者はいない、と。 気配だの何だの曖昧模糊なもので犯罪者と決め付けられてはたまったものではない) [Mon 19 Apr 2010 22:43:41]
◆足音 > ――――――…。 (煙草の香り?マナーを守った上での喫煙か。)(先程の人間が入り込んだと見られる路地裏に、視線を注ぎ詰めては踏み込もうとした。その手前に煙草の香りが風と共に運ばれ、鼻を燻らせては微かな疑惑が晴れた。) ああ――…、其処のお兄さん。 (路地裏に踏み込む訳でもなく、其の場で踏み止まったまま。擦れたようなハスキーな声色で話し掛ける。) 何者か知らないけど、追い剥ぎとかなら――… 死ぬよ。 (口許を歪ませ、嬉しそうな笑顔を浮かべる。貴方の眼前にいる吸血鬼は、常識に当て嵌まらない。太陽をも克服した吸血鬼は、夜でしか活動できないという呪縛から解き放された存在。吸血鬼の行為ですら、怪我もしなければ、能力も使わなければ、半永久的に不必要とする。後は気分によって啜る程度のものだ。更なる進化を成し遂げた吸血鬼が少なさ過ぎて、そういった情報が流出していないだけだろう。VHGはその情報を知り得ているかはまた別のお話。) [Mon 19 Apr 2010 22:39:24]
◆カイン > (冷静に考えろ。 ここで奴に戦いを仕掛ければ、間違いなくあの吸血鬼は盛大に喚き散らし、墓地で見せたような魔術をぶっ放してくるだろう。 その派手な騒動は自警団や、VHGの耳に届く。 ――だが。)(……周囲の民家には間違いなく被害が及ぶ。 考えるまでもない。 自分がどうするか、結論は明白だ)…………。(奴が向こうから此方へ歩いてきたということは、寝床から這い出してきたという事だ。 なら、住居から出かけるという事で、しばらくは戻ってこない筈だ。 なにせ吸血鬼どもは夜行性なのだから。 しかし、となれば奴はまたぞろ調子に乗って吸血行為に走る。 そして人が死ぬ。 考えるまでもない。 自分がどうするか、結論は明白だ)(ジャケットのポケットから紙巻煙草を取り出し、オイルマッチを擦って着火。 口に咥えて、くゆらせる。 不意に煙草が吸いたくなったけど、大通りで歩き煙草をするのは憚られるから、此方に入った。 そんな風に) [Mon 19 Apr 2010 22:25:28]
◆足音 > (また吸血鬼も、仮面男としか対面していない。何処でも居るような人間に、視線を向ける一瞬すら存在しなかった。) ―――…? (吸血鬼は防衛本能に長け過ぎた故に、視線に秘められた感情にも敏感な類に入る。好奇心、興味津々、等といった感情には敏感に働かない。逆に言い換えれば、殺意や憎悪、怒りと憎しみ、アクセラレーター個人に対する感情が強ければ強いほど、自らの居場所を知らせるようなものだ。) …気のせい、じゃないよな (羽衣に手元を引っ込めたまま、踏み止まっては後方へと視線を見やった。先程に感じた気配が、自分と無関係であれば普通に離れるのが当たり前だ。だが、離れる所が姿を晦ました上に気配が動いていない気がする。) [Mon 19 Apr 2010 22:18:46]
◆カイン > (ハンチングの下で、目を細めた。 あの無駄に派手な衣装。 まったく、何が犯罪者は全て暗黒街とスラムにいる、だ。 本当に奴らはどうしようもない)…点店……。(正確な情報を与えてくれた凛に、心の中で感謝する。 さて、どうしたものか。 あの吸血鬼には鉄仮面を被ってしか対面していない。 である以上、素顔の上から変装を施した姿で気付かれるとは思えない。 シーバッグの中には装備一式を納めているとはいえ、奴が路上を徘徊しているという事は、この住居に奴はいないという事だ。 住居に忍び込むか?)(……周囲の人間を巻き込まないという条件を守れるのであれば、だが。 答えは決まっている。 青年は、素早く裏路地の奥へと走りこんだ)(――尚、彼は自分の掴んだ住所を「アクセラレーター」のものだと思っているが、実際は目玉泥棒「メアリアン」の住所である) [Mon 19 Apr 2010 22:09:14]
◆足音 > (貴方が大通りへ視線を向ければ、見覚えのある女性が歩き出していた。) ―――…。 (綺麗とは言えない、穢れきり、濁りきった純白の色。それらを強調するかのような容姿を持ち合わせた人物。色素を持つのは瞳に秘める、鮮血のような真っ赤な色だけだ。真っ黒なドレスを纏い、真っ白な羽衣を羽織っている。貴方の気配や視線に気づいた訳でもなく、少しずつ接近をしながら擦れ違おうとする素振りですらあった。) [Mon 19 Apr 2010 22:02:43]
◆カイン > (自分の中の正義感――それに反した存在に対する、異常なまでの敵愾心。 それは紛れも無くパラノイアの兆候であり、強迫観念に侵された彼は、狂人と診断されておかしくない精神状態にある。 鉄仮面を被って屋根上を走り回り、犯罪者とみるや殴り倒すような人物が、まともであるわけがない。 自警団が信用しないのも当然の話で、同時にVHGが動かないのも当たり前のことだろう。 彼の中での評価は、世間一般の人々から自警団員に向けた評価とは悉くかけ離れている。 多くの市民にとって、この現状は概ね好ましいものだろうから)(ウォッシュベアー村の惨劇からも日が経ち、街を覆っていた黒白蝶は消え、脳喰らいは倒された。 世は全て事もなし。 じきに五月の祭りが近づいていて、寒い日が続いてはいるものの暖かくなってきている。 ――――ヴェイトス市の治安は良好で、間違いなく平和だった) [Mon 19 Apr 2010 21:57:33]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『貴方の正面に構える大通りから、軽やかな足音が響いた。』 [Mon 19 Apr 2010 21:55:35]
◆カイン > (だが、問題は――奴を法律の下に引きずり出すためには『証拠』が必要だという点だ。 ただ目玉泥棒を捕らえただけでは、十中八九、連中は解放してしまう。 奴らのことだ、目玉泥棒の外観が儚げな少女だというだけで、無罪だと主張しかねない。 ――外見と中身の一致しない輩など、このヴェイトス市には五万といるだろうに)………つくづく、コンスタンツェが刺された時に捕らえられなかったのが、痛いな。(だが後悔はしていない。 あの時、刺された彼女を放置して目玉泥棒を捕らえるわけにはいかなかった。その決断に間違いは無かったと信じている。 だが、殺害直後の現場で捕らえたということは、何にも増して証拠として通用しただろうに)……いかんな。とにかく、今は前の事に集中しよう。(自警団への愚痴、目玉泥棒への思考は脇に退ける。 自分が向かっているのはアクセラレーターの寝床だ。 あの吸血鬼に対して、どう戦いを挑むか。 まずはそれを偵察しよう) [Mon 19 Apr 2010 21:52:36]
◆カイン > (自警団には目玉泥棒の名前、容貌、居住区に住んでいるということ、吸血鬼アクセラレーターと協力関係にあること……今までに手に入れた情報の全てを提供してきた。 それで彼らがまともに捜査をしていないという事は、つまり、そういう事なのだろう。 鉄仮面の怪人である自分が信用されていないという可能性を踏まえても――当てにはならない)……………。(VHGもVHGだ。 存在が不確かとはいえ、もっと積極的に動くべきではないのか? 自分の住んでいる街で、無差別に殺戮を繰り返している狂人がおり、そいつと吸血鬼が手を組んでいるというのに……。 どいつもこいつも見て見ぬ振りばかりしている屑どもばかりだ)…………。(黙々と足を進めている彼の胸中には、他者への敵意と憎悪が渦巻いている。 それが目玉泥棒を追及する原動力であり、彼を自警活動へと突き動かす理由だ。 マガツヒと呼ばれる怪異の影響もあるだろうが……小さな善意から鉄仮面を被って街に繰り出した彼が、幾度と無く直面した『現実』こそが、その狂気を生み出した元凶だ) [Mon 19 Apr 2010 21:42:37]
◆カイン > (この半年間、心血を注いで追いかけていた殺人鬼。 『幸せになりたいから』などというふざけた理由で、多くの人の命を奪った怪物。 自警団は「仕方なかった」「済んだ事件だ」ですませてしまったらしいが、そうは行かない。 お前は必ず法の裁きの下に引きずり出してやる。 でなければ、理由もわからず家族や恋人、友人を殺された人々は、一生涯その傷を背負ったまま生きていく事になる。 勿論、犯人を捕らえたからといって傷が消えるわけではないだろうが……)……それに、そんな理由で人を殺した屑が『幸せ』になど、なって良いわけがない。(はき捨てるように呟いた。 そうとも、そんな世の中は間違っている。 犯罪者がのうのうと日常を謳歌しているなど、許されることではない) [Mon 19 Apr 2010 21:35:05]
◆カイン > (演劇で使う付け髭を顔に貼り、ハンチング帽を被った姿で、青年は居住区を歩いている。 昨晩、遂に掴んだアクセラレーターの住居。 そして目玉泥棒へと続く、最大の手掛かりを目指して……)……それにしても、随分と上等な区画に腰を据えてるんだな、奴は(――アクセラレーターには素顔を晒していないとはいえ、目玉泥棒には一度素顔で対面している。 この先にあるのがアクセラレーターの寝床である以上、目玉泥棒と接触する可能性も存在する。 ならば念には念を、という事だ) [Mon 19 Apr 2010 21:26:57]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――メモを片手に。』 [Mon 19 Apr 2010 21:22:00]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが帰りました。 『楽しいプライベートな時間をお互い共有して…結局、朝起きれず寝坊しかけました』 [Mon 19 Apr 2010 00:28:06]
◆オリヴィア@自宅 > そ、そう言うのは本人の前で言うべきことでは…とか…(かと言って他で自慢されてももっと恥ずかしいから、これでいいの、のかな?わかりません。ともあれ、嬉しいし恥ずかしいとそんな気持ちのまま)うふふ、ロサさんを悔しがらせて見せますから(起きますからっ、先手を取って目を覚ましてまでベッドにしがみつこうとは思いませんからっ、落ち着いてーっ)はい、これからも、…、よろしくお願いします(できればずっと の言葉は飲み込んで。できればではなくずっとずっと続いて欲しいと思いますから)…ちょっと、お茶が熱かっただけです…。お代わりをお願いします(もう既にとっくに空っぽでしたけど、とりあえず、ずいっとティーカップを差し出そう) [Mon 19 Apr 2010 00:27:07]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが帰りました。 『 もう夜も遅いけれど、もう少しだけその楽しい時間を――。 』 [Mon 19 Apr 2010 00:22:38]
◆ロサ・ガリカ > でも、本当の事ですわ。 ( そして私は主のそんな所に惹かれているのだ。奥様のそういうところが、鉄面皮の元メイド長の表情を少しずつ柔らかくしていったのは間違いない。 ) ふふ、頑張ってくださいね。奥様。 ( もし先手を取られたら、なんと足の方から捲るという荒業を。こっちは抑えようがない! ) ………。 ( 旦那様を亡くされた後、お一人で凄く奥様を想い私は一人胸を痛めた。こんなメイドが助けになれるのなら、幾らでもそうしよう。 ) そう言って頂けて、私はとても光栄です。――これからも宜しくお願い致しますね。 ( 今になって改めてこう言うのもなんだか可笑しな話だけど。 ) ――奥様。顔が赤いですわ。 ( お可愛らしい、なんて想いつつ。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:19:18]
◆オリヴィア@自宅 > うふふ…なんだか、面映いですね…そんな事を言われると、くすぐったいと言いますか…(なんて、ちょっと頬を染めながら、ロサさんはお上手ですねなんて)…うー…、その前に、起きますから大丈夫ですっ(その先制攻撃に対してさらに先手を取ると宣言。どう考えても不可能です、本当に(ry すごく朝からぐったりしそうな予感が…っ)私も、ロサさんがきてくださって助かっています…それまでは、ここはただの寝床でしかなかったのですから…。 〜〜〜〜〜っ、あ、あっと…そ、その、質問は、ずるい…です…(続けられたロサさんの言葉を理解すれば、あるはずのない仮定の話なのに、まともに真っ赤になって、えっとその…とか手をわたわたさせながら、搾り出すような声でそう言うのがやっとで…恥ずかしげに、空になっているカップに口をつけたりして) [Mon 19 Apr 2010 00:10:16]
◆ロサ・ガリカ > ふふふ…。奥様は明るくて、向日葵のような方ですから。 ( だから外で過ごされていた方がそのイメージにあう。…気性が荒いというわけではなく、物凄い活発というわけでもなく。でも、やはり外が似合っている。 ) ふふ、お覚悟なさいませ?明日はいきなり毛布を捲ったりしますから。 ( 最初にいきなり捲ってしまえば、取り合いになることも無いという先制攻撃を予告。いきなりカーテンを開ける攻撃も。それでもおきないようならくすぐって…って、何かどんどんおかしな方向に。 ) ――はい、ありがとうございます。…でも、奥様。私は今とても幸せですわ。奥様にこのように良くして頂いて。 ――もし私が殿方だったら、真っ先に奥様にプロポーズいたしますのに。そうしたら奥様、受けて頂けますでしょうか? ( 相談に乗って下さるって仰いましたよねと、冗談めかして笑っていうのだ。前はこんな冗談を口にしたりはしなかったのに。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:59:06]
◆オリヴィア@自宅 > ええ、そう…ですか? おしとやかな子供だったと思われているかなと思っていましたのに(どこをどう見たらそう思われていたかとかは聞かない。もっとも深窓のお嬢様は騎士になんてなったりはしないのですけども。そんな話をしながら…)う…覚悟しておきます(よし、明日は頑張っておきようと思いました、安息日明けこそきちんとしていなければ…っと、寝る前の決意だけは立派です)そうですね…私も、ロサさんが結婚されて離れるとなってしまいますと、困ってしまいます…ああ、でも、その…ロサさんは、ロサさんの幸せを求めて構いませんから、もし、そのような事がありましたら、言ってください。いくらでも相談に乗りますから(遠慮せずに、どうぞと…縁談話についても、私のせいで諦めたりする事はないようにとお願いしながら…意気込んで対応する心持ちで。前の職場の事は聞いてあったはずなのに、何て失敗とか…ロサさんに触れたくない過去を触れさせた事を内心わびながらそこにはそれ以上触らずに) [Sun 18 Apr 2010 23:44:48]
◆オリヴィア@自宅 > ええ、そう…ですか・ [Sun 18 Apr 2010 23:37:37]
◆ロサ・ガリカ > その頃の奥様の様子が目に浮かぶようですわ。私も外で遊ぶのは好きな方だったのですが、一度蜂に刺されてしまったことがあって。痛くて痛くて大泣きしたのを覚えております。 ( ピクニックに行ったら、そんな昔話に花を咲かせるのも悪くは無い。 ) まあ。それでは早速、明日の朝は少しだけ厳しく? ( 何て笑いながら。たまには、何て所に奥様の愛らしさが見える。…でも本当のところを言うと、厳しく出来る自信が無いかも。 ) いえ、いいのです。どうか御気になさらないで下さい。 ――そうですね、前の職場の奥様は男女の交友を良しとしない厳しいお方でしたし、私もメイド長でしたので、そういったお話は――。 ( 鉄のメイド長、ロサ・ガリカと恐れられたのだ。近づく殿方は―― 旦那様だけだったか。 ) 旦那さま が …。 ( 不自然に言いかけて、止めた。 ) …もし縁談が来ても、今はそれをお受けするつもりはありません。今は奥様のお世話をさせて頂くのが楽しくてしかたありませんから。 ( 夫だの家庭だの持ち始めたら、メイドの仕事に割ける能力に限界が出来てしまう。旦那様との関係のせいで、そういった事に消極的になっているのもあるが。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:36:31]
◆オリヴィア@自宅 > (現状では言うことはないとは思います…そのうち、言える日もくるでしょうか?)懐かしいですね、子供の頃はそうして野原をかけまわっていたものです(野草や花で冠を作ったりとか、どちらかと言えば活発な方でしたし…懐かしい思い出とこれからの事に思いを馳せうれしそうに笑って…その時だけはお互い主人やメイドとか騎士とかの肩書きを置いて楽しめるでしょうし)たまには、厳しくてもいいですよ、ほんの、たまには(あまり甘やかされてもダメだと思いますので、たまにはガツンとやるのも大事だと。うん、ロサさんにならがつんとされてもいいです。と言うかもみくちゃになってまで寝てるのはさすがにないですから…っ)んー…ロサさんには、縁談とかはこないのですか? って…あ、ごめんなさい(伯母からの手紙は案の定縁談話…それを見ながらふとそんな事を口にして…口にしてから、あまりにも愚にもつかない発言だったのを理解して) [Sun 18 Apr 2010 23:24:42]
◆ロサ・ガリカ > ふふ、その時は精一杯腕を揮わせて頂きますね。 ( 子供を授からなかった、という点に対しては、メイドからは立ち入るべき部分ではない。だから不安や悩みを吐露されるまでは、メイドは知らぬままだろう。 ) ええ。焼きたてのパンに、紅茶に―― ああ、ケーキも良いかもしれません。二人で帽子を被ってでかけて、野原の上に腰を下ろして。 ( 暖かい陽気の中で他愛も無い話に花を咲かせて。ああ、なんて楽しそうだろう。 ) それは勿論。一日の始まりを良い気持ちで迎えられるよう、優しく起こしますから。 ( 優しく声をかけたり、優しくゆすって差し上げたり。…これが逆効果になっていそうな気もするけれど。そして奥様の寝顔をちょっと見つめてしまったりするのは内緒だ。 …もみくちゃになったら、流石の奥様もすぐにおきそうだけど。 ) 宜しいのですか? ――はい、それではお言葉に甘えて。 ( 後はもう片づけをして寝るだけだし。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:11:22]
◆オリヴィア@自宅 > 料理のし甲斐はあると思いますよ(あと、もう一つ大きな理由は…自分が子供を授からない身なのではないかと言う懸念。短い結婚生活でしたが、それなりには勤しんではいたんです。それでも結局授かる事はなく、それが夫に対して一番申し訳ないと思っている事ですが…。それを確認するのが怖いと言うのもあるのですが、これはまだ誰にも言ってないし言えるはずのない事なのですが、ともあれ)ええ、おかげで安心して外出もできると言うものです…お弁当、楽しみにしていますね?(こうして戻ってきた平和を喜びながら…自分も、我が家に伝わるオムレツを焼いていこうと思いますが、子供のように期待のまなざしを向けます)…優しく起こしてくださいね?(一応、そんなお願いを、ほら…そのうちベッドから蹴りだされても仕方ない態度なのは自覚しているわけです。引っ張られた勢いでお互いがぶつかって朝からもみくちゃになるとかそんな事もあるかも知れないとか、とか)ロサさんもいかがですか?(寝る前ですのでちょっとブランデーも用意しながら、一緒に飲みませんか?と) [Sun 18 Apr 2010 23:01:42]
◆ロサ・ガリカ > まあ、奥様ったら。 ( くすくすと笑う。奥様は亡くなられた旦那様の事を想っている。そうした思いも、縁談を渋る一つの要因になっているのだろう。あとは、やはり騎士としての職務を果たしたいと考えているか。…縁談を進めたほうが、奥様は危険の無い生活に戻れるのだろうけど――。 ) 全く恐ろしい事件でした。ですが解決して良かったですね。 ( いつものことだが、戸締りはしっかりした。メイドはメイドで主の身を案じていたのだが。 ) ふふ、畏まりました。 ( 毛布に包まったら頑張って毛布を引っ張る作業に入るのだろう。こう、思いっきり引っ張ったら転がってしまいそうなので力はこめないけど。油断ならない! ) ――ありがとうございます。 ( 奥様の為に想いを込めて紅茶を淹れる。日課であり、喜びでもあるのだ。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:49:35]
◆オリヴィア@自宅 > ええ。もっとも、たまには顔を見せろと言ったところでそれだけでは当然すまないのでしょうから…そうですね、今年も領地の実りを楽しみにしておりますとか返事に書いておきましょうか(帰ってきて欲しければ、貢物を寄越せとか親に対して酷い我が侭っぷりを見せるつもりで。問題は、伯母の方だけども…これはこれで勝手に話を進めている可能性があるので、お相手のプライドを傷つけないようにやんわりとお断りする必要もありますので考えておかねばなりません。まぁそれくらい縁談はお断りしますと言うスタンスは変わらず)そうですね、あの猟奇殺人事件も解決したとの事ですし、気兼ねなく外に出ることができますね(脳喰らいだったか、直接騎士団が関わる事ではなかったが、留守中のロサさんを心配したものです。でもシスター・ジャスティスらが解決したとの報は受けている)はい、なるべく熱めのモーニングティーもお願いします(ぼーっとしていればいいけど、油断するとくるんっと毛布をまとって横になるから気をつけるべし、悪気はまったくないのですけども、本能がこう…っ)ん…いい香りですね…(伯母からの手紙をペーパーナイフで開封しながら…紅茶から香る香気に淹れる人の腕前と言うか気持ちを感じながら、まず時を移さず一口。いつもながら安心して飲めるものです) [Sun 18 Apr 2010 22:40:00]
◆ロサ・ガリカ > まあ。奥様、クリスティアに一度お帰りになる時は私を忘れずに連れて行ってくださいませね? ( 戻るつもりは無いと思うが、たまに帰るぐらいならあるかもしれない。そのまま縁談なんて話になったら、メイドとしては目を光らせる必要がある。…いや、出すぎた真似だということは解かっているのだが、一種の独占欲のようなものだ。 ) はい。急に寒くなるのは困りますけれど ――そうそう、奥様。今度、お天気の良い日にピクニックに行きませんか? ( 以前お話したこともあったか、天気が良くなったら二人でピクニックに行こうなんて。 ) ご安心ください。このロサ・ガリカが責任を持って奥様を起こしに参ります。 ( 多分、起き上がってベッドの上で目を瞑ってぼーっとしているのをじぃ、と見つめたりするけれど。 ) ( 一階に降りれば、いつもの所でお茶の準備をしよう。ポットからカップに良い香りの紅茶を注いで、奥様の方へおだしして。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:27:56]
◆オリヴィア@自宅 > (その時にうっかり紹介状がないなどとなると、大変な苦労になるのだし…ロサさんは既にそれを身に染みてわかっているでしょうから、余計な苦労をかけないようにと)謝る事はありませんよ。たまには帰って来いとか、縁談の話とかでしょうから(くすくすと笑いながら、まだまだ戻る気はないと言うことをまた書き連ねて送り返す事になるのでしょうけども)急に寒くなったりする事もありますが、概ね気持ちのいい日々が続いておりますね(本当、本国じゃないのだから雪だらけと言うのは勘弁して欲しかったので、ようやく暖かくなってくれば嬉しそうにして)うふふ、それは楽しみですね…また、起きるのが辛くなってしまいそう(干したてのシーツに包まれながら横になれば、すぐ寝てしまうくらいに寝つきはよく…そして、起きるのは大変。春眠暁を覚えずとはよく言ったものですと万年ねぼすけさんはほざきます) [Sun 18 Apr 2010 22:18:04]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 一瞬階段から落ちそうになったが、セーフ。 』 [Sun 18 Apr 2010 22:16:09]
◆ロサ・ガリカ > ( そういう話を聞かなかった訳じゃない。一人の主人に仕えていたメイドが主人に先立たれ、これからどうするかと悩んだことがあると、前の屋敷で働いていたメイドが言っていたことがある。もしそれが自分の身に起こったら、まさしく最悪の事態という以外に無いのだろう。 ) ――そうでしたか。申し訳ありません。 ( お邪魔をすることになってしまったか、と。奥様のところに届く手紙の内容なんて勿論把握している筈も無いが、想像してしまえるものではある。 ) 畏まりました。それでは、一階へ――。 ( 微笑を返し、トレイを持ったまま一階に降りよう。 ) ――それにしても、ヴェイトスにもようやく春が来ましたね。空も晴れるし、お洗濯ものが良く渇きます。 ( 今は生憎曇っているが。 ) 今日のシーツも干したばかりですよ。 ( だから横になる時は気持ちいいだろうと。雨が多いときはやっぱり少し渇きが悪かったから。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:10:56]
◆オリヴィア@自宅 > (これもロサさんの事を思えばこそだと思っていただければいいのですけども、また放り出されるような最悪の事態だけは避けられるようにと。私は騎士ですから、その覚悟は出来ています。そんな事態は望んでませんけども)そうですね…あとは、プライベートな手紙ですので、一緒にお茶をしましょうか(返事を書くにしても、目を通してからですし…内容が予想できるものですから早急な返答は求められてはいないと思いますので、その手紙を手に一度書斎から出ましょう。サイドボードにしまう手紙はそのままおいときます)丁度いいタイミングでした(気分転換したいと思っていたところですし、嬉しそうに笑って) [Sun 18 Apr 2010 22:03:53]
◆ロサ・ガリカ > ( 主が自分へのそうした手紙を書いているなどとは知らず、騎士団のお仕事をしているのだろうと考えていた。ロサ・ガリカがこの家に仕えるようになってからの生活は充実そのもので、時に訪れるヴェイトスの事件に主が赴く度に落ち着きを無くす以外は、何の心配もなく過ごしていた。考えられる事態だったとしても、考えようとすら思わなかったのだ。敬愛する主が命を落とす可能性など。 ) ――失礼します。奥様、お茶が入りましたわ。 ( トレイにティーセットを乗せてメイドは扉を開く。ここでお注ぎしてもいいし、一度一階に下りてから休んでもいいだろうと思い。 ) [Sun 18 Apr 2010 21:57:38]
◆オリヴィア@自宅 > (この二つはまた一緒に寝室のサイドボードの引き出しに入れておこう。紹介状も今渡してしまうと、お暇を出されるのではないかと思われてしまうと良くないですし…)さて、と…(次の手紙は、クリスティアの両親やら、伯母さんからと…まぁ、見る間でもなく中身がわかりそうなシロモノですので開けるのを躊躇いつつ…)はぁい、どうぞ(普段はノックしなくてもいいと言ってありますけど、書斎だと仕事中の可能性もあって配慮してくれたのだと思います。中から返事を返しながら…一息つくにはいいタイミングかなと) [Sun 18 Apr 2010 21:53:57]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 ノック。 』 [Sun 18 Apr 2010 21:50:50]
◆オリヴィア@自宅 > (青いシーリングした封書はただ手にしてランプにかざすだけ。書いてある内容に変更はないのだし)…これが、必要にならなければいいのですけども(ロサさんには言ってある。私がクリスティアに帰る事になったら、何時もミサに行っている聖教会の司教様立会いの元で開封するようにと。中身は、この建物のすべてをロサさんに譲る旨と謝罪の文章が書き連ねてある遺言書。約束通り、彼女はこれには触れてはいないようですけども、もし本当に必要になる事になったら彼女はどう思うのかと考えると…)…死んだりなんてできませんね(クリスティアに帰る時はこの屋敷を引き払って、ロサさんと一緒に帰る時だ。領地の一部を分けてもらって、ワイナリーを開くのもいいと思っている) [Sun 18 Apr 2010 21:48:08]
◆オリヴィア@自宅 > (いくつか届いた手紙と共に、いつも寝室のサイドボードの引き出しにしまってあるロサさんへの紹介状と青いシーリングワックスで家紋を押した一通の封書も持ち出して…)ふふ…、よくやってくれた事を書いているとどんどん長くなってしまいますね(紹介状の中身を確認しながら、彼女がどれほど私に献身してくれたか、有能であるかある意味自慢の為の文章ができあがっているわけだけど、たまに改めて書き直したりしている)ん、これでよし、と(オールワークスとして、料理などもこなしてくれている彼女はどこに出しても満足のいく働きをしてくれると思う。出しませんけど) [Sun 18 Apr 2010 21:41:01]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが入室されました。 『自宅の書斎にて、ランプの明かりと共に…』 [Sun 18 Apr 2010 21:34:44]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 [Thu 8 Apr 2010 02:28:20]
◆エスメラルダ > ( だからこそ言われて奴隷は喜び。そして滅茶苦茶に犯され、常よりも激しく奴隷は淫乱に乱れた。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:28:07]
◆エスメラルダ > ( 私は奴隷として何て失格なのだろう。主人の艶姿に興奮し、あまつさえ堪えがたい性欲をその姿に感じてしまっている。 ) んくっ …… ハァッ ……… ( むせかえりそうな精の匂い。ご主人様の匂い。それを飲み下し、私の奉仕で乱れた表情を浮かべていたご主人を思い出し、私は知らず知らずの内にもどかしげに股の間を擦りあわせていた。 ) ( 優しく抱き締められる体。目隠しをするようにと命令するご主人様。 ) は…い……… ( 小さく頷き再び目隠しを――――その奴隷の胸の内は、このまま続きをしてくださらないだろうかという願望があり。しかしそれを口には出来ず。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:26:04]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 ベッドの上で続きをしてあげる。 ( 滅茶苦茶に犯すつもりだったから。 )』 [Thu 8 Apr 2010 02:16:58]
◆オルガ > ( 自覚の無い内に、オルガはあらゆる面で束縛されている。そしてそれに酔い、乱れ、溺れているのだ。 ) あ……っ あぁ……っ ( 全てを吐き出しながら、耳に聞こえてくるのは奴隷の艶やかな声。ああ、感じてしまっているの?私の精を飲み下しながら?何ていけない子なんだろう。 ――でも、私は知らない。お前がどんな瞳で感じてしまっているのか。お前も、私が感じている時の瞳の色までは知らないだろう?だから……。 ) ( ――見たい、視線を交わしたいという強い衝動を必死に抑えながら、荒い呼吸を何度も繰り返し――。その飲み下す際の苦しそうな声や吐息に僅かに震えるのだった。こうして目を瞑っていると、精を飲み下す音まで聞こえてきそうだ。 目を瞑ったまま両手を気配のほうに伸ばすと、エスメラルダの身体を抱きしめる。それは労わるように、優しく。しかし…これから労わる気は殆どと言って良い程無いのだ。何故なら――。 ) …目隠しをしなさい、エスメラルダ。 [Thu 8 Apr 2010 02:15:19]
◆エスメラルダ > ( その呪いをただ疎ましく思っていた。しかしその呪縛がこうしてオルガ様の心を引き留めているならばそれは――― )( ―――なんて、なんて不敬な考え方か。奴隷が主人の心を縛って良しとするなどとは。 ) ふぁい…… エスメラルダは、 変わらずご主人様にお尽くししたいとっ ……… んんっ ……… ( そう約束しながら、今も満足して頂けるように私は精一杯の技巧を尽くして奉仕を続ける――――それだというのに。 ) ―――はっ い。 あ、 あぁぁぁっ ………… ! ( そのご主人様の喘ぎ声に。その性の快感に溺れた表情に。私は私自身がそれらに興奮してしまっている。ご主人様ではなく、私が―――― )( 疼くような熱さを感じながら奉仕は続けられる。そして口内を白濁液が蹂躙する。精の匂い。頭の中の芯を焦がすような焼け突く感覚。 ) んくっ、ん…んっ………! ( 興奮に体を悶えさせながら、私は一滴も余さず溢さぬように口元を抑え、粘り気が強く喉に絡みついてくるそれを一生懸命に飲み下していった。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:04:38]
◆オルガ > う、ん。或いはその瞳が持つ魔力のせいなのかもしれないが――。 ん、ぁ…。 ( 私はその魔力に魅せられたのかもしれない。それこそ呪いだ。だが、仮にそれが呪いだとしても解こうとは思わない。 ) 従順だね、お前は。…っ 大丈夫さ、今のお前のままなら…… あ、 ぁぁ… っ。 私は、お前を処分しようなどとは思わないから…ね。 ( ああ、寂しそうな声。最高だ。でも駄目だよ、エスメラルダ。お前はそうやって私を虜にするのだ。瞳だけじゃなくて、声でも私を魅了するなんて、いけない子だ。 ) ん、あぁっ ♪ み、見て―― エスメラルダ。私の、 か、顔を…ッ ん、んんっ♪ いつもこんな顔でお前を抱いているんだよ?お前の中が、気持ちよくて―― っ お前の細い身体が、あまりに魅力的で…っ ( 暗闇の中、下腹部の熱を啜る音と奴隷の吐息の音が聞こえてくる。ああ、見られているのだという感覚が興奮を呼び、びくんと肉棒が反応する。 ) あ、あぁっ 出る 出るよ、エスメラルダ っ。服を汚さない、 ように―― 飲んで…っ♪ ―――んんっ! ( 深く、激しくなる奉仕に身体を仰け反らせ、彼女の口の中に精を吐き出した。粘り気のある、絡みつく濃い白濁でエスメラルダの口内を穢すのだ。 ) ――っ ふ、 ぁ っ ……! ( そして余韻に浸りながら、暫し息を乱して。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:44:34]
◆エスメラルダ > この魔眼が……でございますか? ( ただ忌み嫌う事しかしなかった瞳。それを美しいのだと主人は言う―――ならば私の瞳は美しかったのだろう。ご主人様の言葉こそが全てにおいて正しいのだから。 ) ………申し訳ございません。ただエスメラルダはこの眼に感謝することなど初めてでございましたから。 ( 奴隷に意見は許されない。主が黒だと言えばそれは黒なのだ。 ) …………エスメラルダのお命もまたオルガ様の物であれば。どうぞ、不要になれば……ご自由に処分してくださいまし。 ( ただ淡々と。しかし寂しそうに奴隷は言った。もし期待を裏切るような事があれば、それは万死に値するという事実。しかしそこに何も思わないわけではないから。 ) ――――――!? ( 順調に奉仕を続けている内に再び外される目隠し。咄嗟に見上げていたご主人様の眼は―――瞑られていた。 )( その顔に私は下腹部に熱を感じ初めていた。艶のある端正な顔。微かに朱色に染まる頬――――より一層奴隷の奉仕には身が入っていく。 ) んむぅっ… はっ、ん …… ( 大きなそれをいっぱいに頬張りながら、敏感な亀頭の先端を舌先で刺激するようにしていき。そしてそれを深く、浅くとピストン運動を模したように口を動かして奉仕を続ける。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:30:35]
◆オルガ > そうだよ、エスメラルダ。お前の瞳が私とお前を結びつけたのさ。お前の瞳は美しい、一度見ただけなのに私の心を捉えて離さない。 ( だから何度もこの目隠しを奪って、覗き込んでやりたくなる。 ) …ふふ、少し複雑そうな物言いだね。まあ無理も無いか―― だが、そういうお前自身も嫌いじゃないよ。そうやって私の言葉で心を乱すお前がね。 ( そうさ、お前が自分の瞳を恨もうが感謝しようが、私がお前を愛でるのには何の障害も無い。お前は私のものだから。 ) くすくす。裏切ったりしたら、私の手でお前を殺してあげるよ。愛されながら死ねるんだ、素敵だろう? ――ん、 ぅ っ ( 優しい、けれど私の敏感な部分を心得ているかのように責めてくる手つきに乱される。咥え込まれれば僅かに身を仰け反らせ、酒を零してしまわないようにグラスを机の上に置いた。 ) …ん、ふふ…そうだ、面白いことを思いついた。お前に、私が普段どういう顔をしてお前を犯しているか見せてあげる。 ( そして私は目を瞑ると、エスメラルダの目隠しを取ってしまおうと。自分が感じる様を、その表情を、相手に見せつける為に。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:05:56]
◆エスメラルダ > ( そう。好きに楽しむといい。裏切られたその時も、きっと奴隷は尽くそうとするだろう。例え所詮は代替物だったという事実を突き付けられても。そしてそれで心が裂かれようとも必死に。 ) ――――……… ! ( オルガ様の言葉に私は声を詰まらした。そう、確かに私はそれを除けば凡百の奴隷。従順だけしか取り柄のない存在。 ) エスメラルダは…この眼に感謝しなくてはいけないのですね。 ( 生まれて初めて――かな。なんだかそう、複雑な気持ちだ。 ) ――――……エスメラルダには本当に勿体ないお言葉でございます。その御期待を裏切らないよう全力を尽くしたくございます。 ( 掌にも伝わるその熱い感触。胸を高鳴らせながら私はそれを優しく手慣れた手つきでしごいて。 ) はむ っ… んぅ ……… ( そしてその小さな口いっぱいに頬張るように、立派にそそり立つ一物をくわえこもうとする。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:55:47]
◆オルガ > ( いつかは気まぐれに語ってみるのも良いかもしれない。もっともっとお互いを深め合って、奴隷がもっと私を信頼するようになってから、悪戯にそれを裏切るのだ。それでも彼女は離れられないのだから、とてもとても堪らないじゃないか。 ) そうだろうね。お前の瞳は呪われた瞳だ。他人を不幸にする。…でもね、エスメラルダ。お前のその瞳が無かったら、きっと私はお前を買わなかった。いや、目に留まらなかったかもしれないと言いなおそうか。 ( ただの何の変哲の無い奴隷というだけだったら、もしかしたら彼女の隣に居た誰かを選んでいたかもしれない。 ) 構わないさ。それだけプレゼントを喜んでくれているということだからね。私は嬉しいのさ、エスメラルダ。ちょっとぐらい我侭を言われたら、私はもしかしたらそれを聞いてしまうかもしれない。それぐらいお前を気に入っているのだから。 ( エスメラルダは私の足元に腰を下ろし、既に固くそそり立った欲望の塊を取り出す。両手で優しく包まれる感覚に、僅かに声を漏らした。 ) ん…っ あ …。 ――良い子だね。 ( ふ、と吐息を零しながら掌で奴隷の髪を撫でる。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:30:54]
◆エスメラルダ > ( 奴隷は主人の過去を訊ねない。だからこうして過去の人と重ね合わせられているのだと知る事を今はない。ただ知らずに幸福に笑う。 ) とんでもありません。エスメラルダはとても気に入りました! ( 私の素顔。―――そっと自分の目元に手を当てた。 ) ―――……エスメラルダは、この眼が好きになれません。ただ他の方々の迷惑にしかならないこの眼が……エスメラルダには恨めしく思います。 ( それは正直な告白。こんなに不便でなければ、私はもっとご主人様のお役に立てるのにと幾度考えた事か――― ) はい―――差し出がましい口をきいてしまい、申し訳ございませんでした。 ( 大切にしたいと思ったから。それでもご主人様に対して少し我が儘が過ぎたか。こうして買って頂いただけでも僥幸であるというのに。 ) ――――畏まり、ました。 ( その命令に、万が一がないようにと再び奴隷は目隠しを付けた。そして足元で膝をつくと、そっとご主人様の下をおろしてその男性の局部を露出させようとする。 )( そしてまずはそれを包み込むように、両の手で優しく握ろうとするだろう。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:20:07]
◆オルガ > ( その微笑み。ああ、私の脳裏に焼きついて離れない、あの娘の笑顔と重なる。本当に好きだったんだ。でも、片思いだった。だから彼女を犯しても良いって言われた時、夢中で――相手が泣き叫んでも、夢中で犯した。それが心に刺さる棘となり、それを癒すようにこの奴隷の笑顔を求めるのだ。 ) 良かった。気に入らなかったら、もう一度あの店主に作り直させようと思っていたんだよ。出来ればお前の素顔と共に見たいけれど、それは出来ないからね。残念だよ。 ( あの金色の瞳を向けられながら微笑まれたら、私はきっと落ちてしまうだろう。 ) ふふふ、ごめんごめん。大丈夫、気をつけるから。 ( おや、と思った。従順な彼女がこんな風に言ってくるのは珍しかったから。これも一つの色か。奴隷なんていう立場にいなければ、そして妖しげな実験動物として生み出さなければ、普通の娘として幸せに暮らしたんだろう。 ) …それじゃあ、エスメラルダ。その服を汚してしまわないように、私に奉仕なさい? ( グラスを傾けながら、組んでいた足を下ろし奴隷にそう命令した。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:49:08]
◆エスメラルダ > ………ありがとうございます。そう思っていただけるのが、エスメラルダにとっての喜びでございます。 ( 嬉しそうに、そして照れたようにはにかむ。 )( 生まれてすぐに実験動物とされ、そして奴隷として生きてきた私にこのように接して下さったのはオルガ様が初めてだ。―――それが独占欲であれ、所有物への感情であれ、自分が今胸の奥に覚えている暖かさは偽りではない。 ) ハイ!勿論でございます!……本当に…嬉しくて……… ( 露になる金の瞳に喜びの色が満ちる。―――精神的に奴隷として向いているが、その無差別な魔眼は意図せずして主に牙向く事すらある。それは努々気をつけるべしか。 ) ―――………ありがとう、ございます。 ( ―――綺麗だとご主人様が思って下さる。ご主人様がエスメラルダで満足して頂ける。それは何よりも替えがたい至上の喜び。 ) ―――オルガ様、もぅ……折角買って頂いたものでございます。汚れてしまうと、エスメラルダは少し悲しく思ってしまいます……… ( 着てみたかったそのスカートとブラウスを着ていきながら、奴隷は寂しそうな表情で珍しく己の意見を述べた。―――犯されるのは当然であるが、出来ればこの洋服は汚したくはない。 ) ( そして着替えを終えて。目隠しを外しこうして普通の格好をすれば、まるでどこにでもいる少女のようだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:41:01]
◆オルガ > ふふふ…。お前は可愛いね、エスメラルダ。 ( 私はこの恥らう様子が好きなのだ。こんな表情をされると、滅茶苦茶に犯したくなる。…だが、今はまだ我慢だ。 こうして後ろから髪を弄り、肌に触れ、その感触に奴隷は頬を緩める。恥らうのとはまた違った色を見せる。そういった色を一つ一つ探し当てていくのも、私の楽しみだ。 ) 気に入ったかい?まだ誰も袖を通していない、お前だけの服だ。 ( 目隠しを外すのを見て、無理矢理振り向かせて瞳を覗き込みたい衝動を抑えていた。見てはならないと言われると余計に見たくなる不思議な心理だ。 ) …綺麗だよ、エスメラルダ。 ( 露になる肌に、主はそう言葉を残す。 ) ああ、でも―― 一つ困ったことがあったな。新しい洋服を穢してしまわないようにお前を犯さないと。 ( グラスに入った酒に口をつけながら笑った。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:19:34]
◆エスメラルダ > ――――は、い……どうぞ、今夜もエスメラルダの体をお使い下さい。 ( 今夜はどんな風に――――従順に頷く奴隷だが、今日の床を想像すればその顔は赤みがかってしまう。 )( 優しく撫でられ気持ち良さそうに小さく頬を弛める。こうした扱われ方はオルガ様に買われてから初めてだ。 ) ………綺麗な手触り……――――わぁっ。 ( ご主人様に許可を貰えば、お下がりとも違うその新しい洋服の質感にまずは感激して。そして目隠しを外せば、そこにあるスカートと洋服を私が着てもいいのだと、改めて感動の声を漏らした。 )( この場で――― ) ――――ハイ。それでは……… ( 了解の声には今すぐに着れる喜びと、そして恥ずかしさが入り交じる。背後よりじっと見つめるオルガ様の視線は、より私の羞恥心を強くする。 )( そっと衣ずれの音。奴隷は主の目の前で静かに服を脱いでいこう。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:08:03]
◆オルガ > ふふ、ありがとう。でも今晩もお前を抱くけれどね。 ( 胃を痛めても酒を止めないように、どんなに疲れていても奴隷を抱くのを止めない。それだけ性欲が強いのだ。だから寒い肌を暖めるのは、恐らく後者か――。全く気遣っていないというわけでもないのだ。 ) ( 膝の上に乗る娘を後ろから軽く抱きしめるように腕を回し、その髪を優しく撫で、すんと香りを嗅ぐ。 ) ああ、良いよ。私はお前の後ろにいるから、目隠しを外して見てもいい。何なら、この場でそのスカートを着てみてもいいよ。私もそれを着たお前が見てみたいから。 ( それにこの奴隷が服を脱ぐところは見ていてとてもそそられるのだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:52:03]
◆エスメラルダ > 大事なお体です。どうかお労り下さい。 ( 過分な心配の言葉は相手に喧しく聞こえてしまうかもしれない。それでも主人の体を気遣う言葉はこうして言ってしまうか。毎夜肌を重ねあうのは寒さに弱い奴隷を気遣ってか、主人の欲求からか―――なんにせよそうしている間の奴隷の顔は微笑みんでいることだろう。 ) ――――ありがとうございます!こんなに良くしていただいて…エスメラルダは幸せの余りに胸が張り裂けそうでございます。 ( 目隠しをした奴隷は喜色満面だ。そして主人に促されるまま、恐れ多くもその膝の上に乗せて頂こう。 ) ………触っても、よろしいでございましょうか? ( 生まれて初めての自分の為にわざわざ仕立てて貰った服―――訊ねる声には興奮の色が隠せない。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:45:21]
◆オルガ > やあ、ただいま。――うん、何とか無事に終わったよ。これで暫くは胃の痛みに悩まなくてもすむってものさ。 ( 暖かくなって彼女も動き易くなったのだろう。それでも寝る時は肌を重ねるつもりだが。 ) おいで、エスメラルダ。お前にプレゼントだよ。この間注文した服が今日出来上がったのさ。 カジノで着るディーラー用の服と、お前の欲しがっていたスカートだ。 ( ディーラー用のブラウスと、そのスカートに合うブラウスも二枚。両方肩を露出させるデザインだ。 おいでおいでと自分の膝の上を叩いて。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:22:51]
◆エスメラルダ > ( 先程まで部屋の片付けに勤しんでいた奴隷が主人のいる部屋に顔を出す。近頃はようやく気候も暖かくなり始める気配があるお陰で、以前のようなぎこちない動きは解消されてきている。これでやっと本腰を入れて義務を果たせる事が出来そうだ。 ) お疲れ様でございます。大きな仕事も万事恙無く進みましたようで、エスメラルダもとても嬉しく思っております。 ( ビンゴ大会に心を砕いていた主人だが、それも好評のうちに終わったと聞く。主人の喜びは奴隷の喜びだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:14:32]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『お帰りなさいませご主人様。』 [Wed 7 Apr 2010 22:03:30]
◆オルガ > ( エスメラルダは先に寝てしまっただろうか。もしそうなら起こさないでおこう。家の片付けで疲れているだろうし――。 プレゼントもあったのだが、まあ書置きしておけばわかるか。 ) ( 包みを傍らに置くと、机の上に出しっぱなしだった酒瓶の栓を開け、同じように置きっぱなしだったグラスに注ぎ始めた。 ) いい加減胃を悪くしそうだが。 ( これだけは止められない。マフィアの世界に身を投じて11年になるが、最初に覚えたのが酒に強くなることだった。付き合いで飲まされる事も多々あったし、偶に死人が出るというふざけた新人歓迎の儀式――きつい酒を一気飲みさせるというものだ――をやらされた事もあった。お陰様で、酒に溺れるまでは行かないとしても随分と飲むようになってしまった。 ) …まあ、今度は私がその新人歓迎の儀式を行う側なんだがね。 ( 去年の坊やは死んでしまった。可哀想に。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:00:52]
◆オルガ > ( カジノは今日も特に何ごとも無く運営している。連戦連勝で沢山稼いだ男が、その稼ぎを全部つぎ込んだ大勝負で負けて「イカサマだ」と騒ぎ始めた以外は何も起きなかった。――彼は単に運が無かっただけなのだ。人の人生などそんなもの。私は知っているのだ、努力や才能とは全く関係無くその人のその時に定められた「運」というものが存在することを。ギャンブラーとは、その不確かで目には見えぬ運をどうにかして読み取ろうとする連中のことなのだ。そして多くはそれを見誤る。だから落ちていく。 ) ( コートを脱ぎ捨て、ブラウスの上のボタンを外し、ソファに腰を下ろす。ああ、疲れた。胃に優しくない仕事だが、身体そのものにも優しくない。何か大きな問題が起きれば、その問題が解決するまで私はカジノから出られないのだから。 ) [Wed 7 Apr 2010 21:47:45]
◆オルガ > ( 包みを持って馬車から降りた私は、御者に礼を言うと自宅の入り口に向かって歩き出した。奴隷を買ってからは家に帰る機会も多くなった。扉を開ければそこに誰かが待っているという環境は中々良いものだ。一日のリズムにめりはりがつく。それがかつて愛した娘を重ね合わせた相手なら尚更だろう。 ――私を古くから知る者は、カジノのその名前聞いて笑った。私が新しく買った奴隷の名前を聞いたらまた笑うだろう。その度に連中は話題に私の昔話を選ぶから、同じ組織の者でなくとも割りと知られているかもしれない。人の噂とは伝わり易いものだ。 ) ただいま。 ( 私はそう言って玄関を潜る。 ) [Wed 7 Apr 2010 21:40:21]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 馬車から降りて。 』 [Wed 7 Apr 2010 21:32:12]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅さんが退室されました。 『先ずは、台所へと。』 [Sat 3 Apr 2010 23:52:55]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > 空は ようように して ( 右手をそっと天に伸ばす。銀の眼は銀のまま。琥珀の色に染まりはしない。そしてその服の袖を、ひゅるりと夜風が強く揺らした。……それがふと何かを思い起こされたかのように、そっと掲げた右手を下げた。――そして) そろ そろ (次の彫る絵図の仕上げをしていた、旦那様にお茶を出すのに良い頃合。そうして、ぎっ、と廊下を軋ませ――――) [Sat 3 Apr 2010 23:52:43]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > (そんなこんなで、ぎぃ、と軋む音を気にせずに……庭に面した廊下から中庭へと足を進めた。今日は晴れ。空を見上げれば、やや寒さの残る空気が澄んでいて星が綺麗に見える。真冬には及ばないが、まだ綺麗だ。あと一月もすれば、すっかり暖くなってここまで綺麗には見えなくなるだろう。――――そんなことを、庭に立ちながら空を仰ぎ、思うのだった。特に用事があったわけではないが、何となく空が見たくなったのであった。以前はものめずらしげに見られる事もあったが、もう何ヶ月もたつので周りの人もなれたもの。今も表の道から見えるところに居るが、なんだろうあれ?と首を傾げられる事は無くなった) [Sat 3 Apr 2010 23:33:50]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > …… (だが、概ね歩けば軋むものだ、とある日気づいた。正確には旦那様…夜合さまが歩いてもきい、と鳴るところを見てからだ。あんなにすたすたと慣れた様子で歩くのに、ぎぃ、と鳴るのであれば誰が歩いても鳴るのだろう、と。それ以来は特に気にせず歩けるようになった。変に足の運び先を探したりするような真似も特にない) [Sat 3 Apr 2010 23:26:35]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > (それこそ猫のように目方が軽くなければ、大なり小なり歩いた床は軋むもの。と、納得できるようになるまで少々辛かった。何かといえば、床が軋むことである。――――自分の目方が重いのは承知しているが、しかし……それをはっきりと、眼前に常に突きつけられると流石に気が滅入るのである。肌はしろがね、目方は鎧った騎士の如く。されど乙女、しかし乙女。己が重いとぎいぎい軋む音を聞いて、平静であり続けるのは少々無理のある話であった。) [Sat 3 Apr 2010 23:14:33]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅さんが来ました。 『 きぃ 』 [Sat 3 Apr 2010 23:04:06]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( 夜が明ける前に、再び仮初の宿であるこの地へと、黒い獣は舞い戻るであろう。 )』 [Fri 2 Apr 2010 01:26:24]
◆ナイト > (――やがて、猫は立ち上がる。猫は月が見たい。理由もなく、月が見たい。月が見える場所を探そう、月が見える場所へ行こう。そう決めて、猫は駆け出す。まるで、大人に成りかけた青年が時折わざとらしく子供っぽい振る舞いを行うように、猫はこうして、実に猫らしい行動を定時的に自分に強いることにより、バランスを取ろうとしている。――ふと、湯冷めしたような虚しさを覚えた足が、速度を緩めた。しかして刹那の後、またそれは駆け出すだろう。月を――夜明けまで探したところで、見付かるはずも無い月を求めて、夜の街を駆け出した。) [Fri 2 Apr 2010 01:25:32]
◆ナイト > (野良かどうかは、もはや猫にとって取るに足らない些細なことだ。誰かに飼われているか、飼われていないか、そんな事柄は猫にとって意味をなさない。猫に芽生えて、根を生やし、枝を伸ばした自我は、そんな脆弱なものではない。これは思考というものが、猫に与えた呪縛と祝福。畏怖と共に、奇妙な満足感も覚えさせてくれた。猫は満ち足りた気分で、大きくあくびをした。昼間にたっぷり眠たのに、まだ眠いだなんて、嗚呼、夜行性はどこにいった、夜行性は。) (直に猫でいられなくなる、という事実を受け入れてしまえば、世界はかくも穏やかで優しい。まだ燻る迷いの正体を見極める為に、猫はまた、考える。仕事も義務も持たない猫にとって、時間を費やす為の最も有効的な方法が、目下それであった。) [Fri 2 Apr 2010 01:11:49]
◆ナイト > (猫はしばらく、この家の近辺を離れるつもりはない。ずこずこと上がりこんで世話になっていいのか、それに関しては未だに猫なりの葛藤があるものなのだが、少なくともねだれば餌にありつける場所を、捨て置く程愚かではない。この区域から一歩外に出れば、活きることは数え切れない苦悶に包まれている。猫はそれを四年間の生で確かに学び取っていた。) (ふさふさした胸前の毛に、前足を埋める。目蓋を薄くつむり、猫はいつもの取りとめもない沈思に没頭する。今宵は曇りにしては暖かい。月が見えないのは残念だが、少なくとも体が震えない。それはいいことだと、猫は思う。) (かつて、一度は得た安住の地を自ら捨てたのは、野良で要られなくなることが恐ろしかったからだ。ヒトに近づきすぎて、もはや猫でいられないことを、本能が恐れた。だが今は――、今は違う。猫は小さく、鼻を鳴らす。それはヒトで言えば、苦笑にさもよく似る仕草。) [Fri 2 Apr 2010 01:00:38]
◆ナイト > (猫にしてみれば生きる価値も死ぬ理由も無い。生まれたからには存在することになる、至極簡単な計算だ。それでも、人の声や思いを拾うのに適した感覚は、不意に誰かの淀に汚される。) (猫を拾い上げてくれた少女の、恐らくはその自宅の近く、住居区の静かな塀の上に、猫は寝そべっていた。体中から漂う清潔なせっけんの香りが、なんとも気持ち悪い。確かに、どんな言い訳をもってしても家の中に上がれないほどに、猫は汚れていた。野良でいるというのは、ヒトの庇護をうけないというのは、つまりそういうことである。) [Fri 2 Apr 2010 00:51:13]
お知らせ > ナイトさんが来ました。 『( 生きる価値も無い世の中と、誰かが嘆く。 )』 [Fri 2 Apr 2010 00:48:22]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 邯鄲の夢とはよく言ったものである。 』 [Thu 1 Apr 2010 00:50:16]
◆オルガ > ( ワインボトルを傾け、グラスに注ぐ。それを一口に飲み干す。そこそこ良いワインの筈だが、既に酔ってしまってそれを味わう様子は無い。やがて今日一日の仕事の疲れと酔いの心地よさが混ざり合って、私はうつらうつらとし始めた。空になったワインボトルを抱きながら、この世の王になった夢を見るのだ。今の数倍以上栄えるカジノ。ひれ伏す部下とこの街の権力者達。若い娘達を侍らせ、玉座のような豪華な椅子に座る私。何もかもを手にし、何もかもを叶えるのだ。 ) ………。 ( ――やがて、部屋の中には静かな寝息が響く。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:48:42]
◆オルガ > ( そうさ、今年はきっと何もかもが上手く行く年なんだ。そりゃあ、胃を痛ませるようなストレスには見舞われるだろうけど、きっと良いほうに転がっていくに違いない。一見して困難な問題にぶつかっても、後々になって良い結果に繋がる―― 私の人生、そういうのが結構多かったと思うし。 ) ふふふ くすくす。私はなんて幸せ者なんだろう。この調子で組織のトップになったら、もっと私の好き勝手してもいいんだ。 ( いずれはこのヴェイトス市を裏から支配する暗黒街のボスになってみせよう。その頃にはガンビエさんもご隠居願うのさ。そうしたら金も権力も女も全て私のものだ。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:38:04]
◆オルガ > ( 昨年の秋頃、私は道端の占い師に来年の運勢について占って貰ったのだ。そうしたら「悪くない」「でも、身体に気をつけなさい」って出た。なるほど、あたっている。カジノ色々と問題も起こるが、今のところどうにか運営できているし、ビンゴの滑り出しも良い。いい奴隷も買えた。今年が始まってまだ三ヶ月が経ったというところだが、酒のせいもあって私はもう世界の王にでもなったつもりでいた。 ) 良い気分で飲む酒は溜まらないね。こればかりはきっと、身体を壊しても止められないだろう。 ( 占い師は身体に気をつけろと言っていたが、なあに、私はまだ若いのだ。少しぐらい無茶をさせたところでびくともしないさ。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:31:16]
◆オルガ > ( 続く雨に客足が心配されたけれど、嬉しいことにビンゴの売れ行きは好調だ。本当に喜ばしい。ちょっとでも興味を持ってビンゴを買っていってくれたお客さんには感謝したい。ここ数日私を悩ましていた胃の痛みも幾分か和らいでいた。 ) ( 深酒といえば何か嫌なことがあって飲む事が多いけれど、私は嬉しいことがあっても飲む。順調に整理が進み少しずつ居心地が良くなっている我が家で、下着姿に肌蹴たブラウスというだらしの無い格好で、私はワインを飲みながらそれに酔っていた。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:25:41]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 深酒。 』 [Thu 1 Apr 2010 00:22:02]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『雨の街を、ただ独り往く。』 [Wed 31 Mar 2010 21:37:48]
◆カイン > ……コンスタンツェが生きていれば――……。(――カイン・グレイホーク、アイゼンリッターの主観において、ただ独りだけ積極的に目玉泥棒を追跡していた自警団員。 彼女を救うことができれば、生きていれば、この現状は変わっていたのかもしれない。 ――勿論、彼女の私生活など知る由もない。 だけれど、葬儀に参列した家族たちの涙を思えば……どんな人物であったかは、明白だ。 仇を討たねばならない。 目玉泥棒の被害者達、残された家族達の為にも)(――歪な思考である。 ただ数度だけ会話した相手を、こうも神格化してしまっているのだから。 その後に出会った自警団員二名との会話が、あまりにも悪印象であった為だが……今のところ、その印象を払拭するに足る自警団員には、遭遇していない) [Wed 31 Mar 2010 21:34:22]
◆カイン > (――重ねて言うが、彼は狂人に限りなく近い精神状態にあり、強迫観念に侵されている。 彼の考えはある意味では正しいが、間違ってもいるのだ)(当たり前の話だが、鳴りを潜めた殺人鬼を糾弾し続けるような一般市民は、存在しない。 直接的な被害者でもないかぎり、殺人鬼の存在は話の種以上のものではないからだ。 自警団にとっても同様だろう。 強力な装備・兵員を持たず、この巨大な都市全域をカバーしなければならない彼らに、延々と一人の殺人鬼を追跡しろ、というのは酷だ。 被害が収まっている以上、それで治安は保たれている。 ――はっきりと言うのであれば、このヴェイトス市の現状を良しとしないのは、カイン・グレイホーク/アイゼンリッターただ一人であろう。 大多数の中に、たった一人異端者がいれば、それは間違いなく狂人だ。 疑いの余地さえない)(そして、それが彼の精神状態を悪化させている一因でもある。 雨の中、傘も差さずに自主的な警邏を続ける彼は、脳喰らいを追う一方、目玉泥棒がいやしないかと周囲に目を光らせていた) [Wed 31 Mar 2010 21:24:27]
◆カイン > (そして彼が対話した自警団員は、これを『仕方なかった』の一言だけで済ませてしまった。 勿論、これは常識的な発言だろう。 日々多くの事件が起きているのが、このヴェイトス市だ。 人手は足りないし、危険も大きい。 過去の事件を追いかけるより、今の事件を何とかするべきだ。)(だが、糞喰らえだ、と青年は思う。 殺人者を捕らえ、裁かぬ自警団に何の価値がある。 被害者を踏み躙っていることにも気付かず「街の守護者でござい」などという顔をしている輩は、自警団なぞ辞めてしまえ。 だいたい、命を賭して街を守ろうと思ったからこそ、自警団に入ったのではないのか。 書類仕事だけしていたいからと保身に走るような輩は、屑の極みだ)……コンスタンツェが生きていれば……。(自分の目前で、目玉泥棒に刺し殺された自警団員。 彼女は――彼女だけは違った。 積極的に事件を解決しようと動いていた。 だが、他の団員はそれを無視した。 放置した。 その結果が、死。 ――――そして死んだ後でさえ、『仕方なかった』の一言で葬り去られ、そして忘れられてしまう。 騒々しい日常が続くこの街では、半年前の事件でさえ過去の事だ。 …………本当に、どうしようもない) [Wed 31 Mar 2010 21:19:12]
◆カイン > (弁明するわけではないが――彼が自警団に失望したのには、当然、理由がある。 俗に『目玉泥棒』と呼ばれる殺人鬼、そして『死霊術師』が引き起こした惨劇、この二つの事件が、直接的な原因だ。 メアリアンという少女が――犯人だと彼は確信しているが、物的証拠は無い――『幸せになりたいから』と十人以上もの市民を殺害し、その眼球を刳り貫いた。 その一方、死霊術師は実験の為と称して何十、何百もの市民を殺害し――これも物的証拠に欠ける為、未だに裁かれてはいない――その死骸を弄び、組織化して何らかの計画を企てていた。 …………そう、各々の犯人が「幸せになりたいから」「研究をしたいから」という理由で、平穏な人生を歩んでいた筈の彼らを殺して回っていた間、誰もが気付かず、彼らを助けようともせず、犯人を裁こうともせず、安寧を貪っていたのだ。)(ヴェイトス市は、屍の上にできている。 そんな風に青年は思うこともある。 吐き気を催すような考えだ。 だが、あの屍に満たされた家の記憶は、未だに青年を蝕んでいる) [Wed 31 Mar 2010 21:14:03]
◆カイン > (カイン・グレイホーク、あるいはアイゼンリッターを名乗るこの人物は、精神科医に診せれば十中八九、狂人として扱われるだろう精神状態にある。 彼は純粋な正義感から自主的に街の治安維持に乗り出し、さまざまな犯罪や事件、悲惨な現場を目撃し、最終的にもはや自警団なぞ何の役にも立たない、という結論に達している。 勿論、これは一般市民からすれば首を傾げざるをえない考えだ。 少なくとも居住区で慎ましやかに暮らす限りにおいて、彼らの要求する治安維持は達成されているのだから)……怪物がうろついているにも関わらず、だがな。(皮肉げに口元を歪めて、青年は呟いた。 そうとも。 誰も彼も、自分だけは被害にあわない、と高を括っているのだ。 それ故に、この自警団の醜態も看過されている。 そして、誰からも助けられる事がないまま、今日も無辜の市民が殺され、脳を喰われる。 どうしようもない)(重ねて言おう。カイン・グレイホーク/アイゼンリッターは狂人である。 強迫観念――パラノイアに駆られている者は、ただ真実を知っているというだけに過ぎない、などという言葉はあるにせよ……だが) [Wed 31 Mar 2010 21:08:02]
◆カイン > (雨の降る中、コートを着こんだ青年が、傘のかわりにカンテラを左手に提げて、居住区の通りを歩いている。――カイン・グレイホーク。 最近になって名の売れてきた、活劇専門の役者だ。 昨今、街を騒がせている『脳喰らい』に対抗するべく、芸人達による集団通勤で、最後の一人をちょうど家に送り届けた帰り道である、が)(内心でそう毒づくこの人物の中で、もはや自警団に対しての評価は地べたを這うほどに低い。 未だに殺人鬼を取り逃がしているだけでなく、ろくに捜査している形跡も無い。 勿論、彼らは『居住区の治安を守るので精一杯』『人手が足りないのだから仕方ない』のだと言うのだろうが、もはや治安は守られていないし、そんなのは言い訳にもならない) [Wed 31 Mar 2010 21:03:03]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――屑ばかりだ。』 [Wed 31 Mar 2010 20:58:47]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが退室されました。 『さて、洗濯物を干し終えたら肉の焼き加減をみにいこう。今日のお夕飯は赤鹿肉のステーキだ。』 [Wed 31 Mar 2010 18:35:00]
◆ロサ・ガリカ > ( 突然窓を割って進入してくる暴漢、悲鳴を上げる奥様、そこへ駆けつける私。げへげへといやらしい笑みを浮かべながら突進してくる暴漢を、東洋の神秘「アイキ」で軽く捻り上げるのだ。 ) ( ――などと考えるメイドの顔は無表情。一見するとただ真面目に仕事しているようにしか見えない。いや、本当に…こんなしょうもないこと考えてどうするの、という冷静な部分はあるのだが。 ) …まあ、どちらかといえば奥様に助けられる時の方が多いのでしょうけれど。 ( 私がどんなに武術に励んだところで、本職の騎士には敵うまい。 ) [Wed 31 Mar 2010 18:28:36]
◆ロサ・ガリカ > ( その他にも、メイドは色んなところで気を遣っていたりする。例えば奥様と一緒に買い物に出かける時、後ろから変な男が尾行していないか。家の周りを怪しい男がうろうろしていないか――。 ばさ、とシーツを干しながらもメイドは家に面した通りの方を見遣る。 考えすぎ?心配しすぎ?そうかもしれない。だが、以前の職場と違ってこの家は女性が二人だけで住んでいるのだ。警戒しすぎて損は無いだろう。この穿った見方というのも、表に出しすぎなければ問題は無いのだ。 ) …やはり、私も武術の一つぐらい嗜んでおくべきでしょうか。 ( 最近ちょっと頭の悪いことを考えるようになったけれど―― いいのだ、気にしない。これも表に出さなければいいのだ。 ) [Wed 31 Mar 2010 18:23:04]
◆ロサ・ガリカ > ( 奥様のお召し物は天候に関わらず、極力人目につかない場所に干しているけれど。下着類を堂々と干してしまっては奥様だって恥ずかしいだろうし、何より――その――… 奥様は未亡人でいらっしゃる。それも若くてお美しい。殿方という生き物は、時におぞましい劣情をむき出しにし、人としてのプライドすらかなぐり捨て、庭先に干してある衣類をくすねようと平気で敷地内に入ってくるのだ。今のところそういった被害を受けたことは無いが――。 ) 盗まれたのが下着だけでよかった、とはならない。どうしても奥様は不安に思うでしょう。私はそれを未然に防ぐ必要がある。 ( 肉も視界に入らなければ獣は襲ってはこないということだ。 ) [Wed 31 Mar 2010 18:13:09]
◆ロサ・ガリカ > 雪が暫く続いたと思ったらこの雨じゃ、お洗濯物が乾かない。 ( メイドはトレボーニウス邸の窓から一向に止む気配の無い雨と曇り空を見上げ、両手に抱えた籠を下ろし、ため息を吐いた。 ) 仕方ない、これも室内に干そう。でも、室内に干すと乾きがいまいちだし、臭いも気になるのよね。 ( それに、やはり奥様にはからっと晴れた空の下で干した、お日様の匂いのする心地よいシーツで眠ってほしいのだ。衣類にしても、それは同じこと。 ) [Wed 31 Mar 2010 18:05:22]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが来ました。 『 困ったわ…。 』 [Wed 31 Mar 2010 17:59:54]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 今度はもっとヒトの居る所に降りてみよう 』 [Sun 28 Mar 2010 00:13:14]
◆マガツヒ > ( 適合しているとはいえ、恐らくこの依り代もいずれ朽ちるだろう。 ヒトはマガツヒにとって器として小さ過ぎる。 このマガツヒが分離した欠片だとしても、全く足りていない。 必要になったらその都度依り代を選べば良いが、以前二度遭遇したような特殊例もまた有り得る。 消滅は回避し、且つ、マガツヒの禍津卑足らんよう須らく。 ) [Sat 27 Mar 2010 23:59:45]
◆マガツヒ > ( 思考回路はクリアー。 格段の適応状態。 最適化は尚も進行中。 ) ( 最初の頃はこんなにもヒトの形状に適合出来ず、構造を把握するのに長い時間をかけてしまった。 マガツヒにはない原始的な構造体であるヒトは、ピンホールから世界を観測するように制約が大きく、動かし方一つから全く未知の、駄弱な、無骨な、範囲の狭い代物だったが、大幅なデチューンを繰り返して擦り寄せ、なお扱い難い部分を再構築して、「ヒト」の形状を保ちつつマガツヒに最も適した姿に変える事にした。 ) [Sat 27 Mar 2010 23:35:37]
◆マガツヒ > ( ――――ほんの一日二日前から、其処に一つ、人影がある事をまだ誰も知らない。 長い黒髪のイエロティアの小さな娘で、だらしなく着崩した着物を羽織って足は裸足。 じっとりと闇の中に座り、時折奇妙な奇声を上げたり、目玉だけぎょろぎょろと動かしたり、鼻をひくつかせたり、汚れた畳の上に横たわったりしている。 今は縁側に座って、ぼんやりと雨の空を眺めているようだ。 ) [Sat 27 Mar 2010 23:17:39]
◆マガツヒ > ( 丘へ向かう長い長い階段沿いには梅や桜の木が並んでいるが、花はあまり咲いていない。 今年の3月は雪が酷かったからか、或いは、或いは。 ) ( 草木の散る境内、穴の開いた社、奥に入ればかつては誰かが其処で暮らしていた事を感じさせる黴腐った畳と卓袱台があり、穴の開いた襖があり、細々とした食器や原形をとどめない野菜、泥の積もった台所、何処も見る影も無く、死の匂いがした。 ) [Sat 27 Mar 2010 22:45:02]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( ただ空虚な静寂が今も横たわり、しとしとと雨が降っていた。 ) [Sat 27 Mar 2010 22:32:50]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 イエロティア居住区/丘の上の廃れた社 』 [Sat 27 Mar 2010 22:28:46]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 [Fri 26 Mar 2010 01:27:00]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 そして私は彼女の温もりを感じながら、眠りに落ちた。 』 [Fri 26 Mar 2010 01:24:20]
◆エスメラルダ > ――――嬉しい…… ( 持たせられたその洋服を手でなぞる。こうしたちゃんとした服を渡されるのは私の人生では初めての事。奴隷は大切そうにその感触を確かめるようにしながら己の気持ちを呟いた。 ) ありがとう御座います。―――はい。おやすみなさいませオルガ様。どうか――良い夢を。 ( 優しい口付けとこのまま一緒に寝て下さるという話に私は喜びの笑顔を浮かべた。主人へと眠りの挨拶を告げて、私もまた夢の世界へと羽ばたこう。 ) [Fri 26 Mar 2010 01:23:18]
◆オルガ > ( 余韻。溜まった性をこの小さな身体に全て吐き出した。奴隷とはいえこんな少女に自らの実らなかった初恋の劣情を吐き出すことへの背徳、自覚しない中での罪悪感。何もかもが混ぜ合わさり、今はただ身体を伝う快楽に震えるのみ。 ) ―――。 ( ふと、私を呼ぶ声に瞳を開く。するとエスメラルダは…笑っていた。何故だろう、何かが胸に突き刺さるような感じがしたのは。 ) …。 それなら――朝までこのままずっとこうしていてあげる。 ( そう言って、私も笑った。 ――ああ、そうだ。と、手をソファの向こう側に伸ばして、さっきの紺のワンピースを持ってきて。 ) この服を…といっても見えないだろうけれど、お前にあげる。私のお古だ。 ( それをエスメラルダに手に持たせると、今度は少し優しい口付けをしよう。それからもう一度抱きしめて――。 ) 今日はこのまま寝ることにするよ。今晩はとても良かったよ、エスメラルダ。 …おやすみ。 ( そして私は瞳を閉じた。 ) [Fri 26 Mar 2010 01:09:33]
◆エスメラルダ > どうぞ っ。遠慮なぞなさらず、エスメラルダの身体で良ければ、どのようにお使い頂いても――――― ( 痛みそれ事態は好きではない。だからこそ、遠慮のないその腰付きに、小さな身体は痛みと苦しみを訴えて涙を流させた。 ) ―――………オルガ…様…… ( 覆い隠した目隠しの上から、その濡れた所を主人の舌が這う。――――痛みなど些末だ。私にはそれよりもただただ主人の欲求に応えなければいけない。 ) ―――――――っ!! ( 中に白濁液が注がれていき、その時に声にならない叫び声をあげて私は身体は痙攣させて達してしまった。小さな身体に収まりきらない白濁液が僅かに零れてソファーを汚す。 ) ――――……ご主人様……。 ( 私を強く抱き締めるその姿にとくんと胸の奥に高鳴りを覚えた。今も私の中には主人の男の証が突き刺さったままで。 ) …………エスメラルダは、とても暖かいです。 ( そう口にする奴隷は幸福そうに表情に笑みを浮かべた。 ) [Fri 26 Mar 2010 00:59:30]
◆オルガ > ( その迫害の中で歪んでしまったことは確かだ。…だが、いいんだ。どうせ普通の恋愛なんてできっこないのだから。それなら今みたいになったほうがずっと楽だ。 ) ふ、ふふっ ふ、 お前がいけないんだよ、エスメラルダ。あんなに、可愛いことを言うから――っ 私も、我慢 できなく、 っ …! ( 目隠しが濡れている。泣いているの?私はぐ、と身体を前かがみにすると、目隠しの上から舌を這わせる。 小さくて軽い身体を壊してしまうかのような勢いで犯し、穢す。ああ、最高だ。 ) いく、よ…っ ん、 ああぁッ! う、 …っ! ( エスメラルダの中で精を弾けさせ、熱を注ぎ込む。脈打つようにどくん、どくんとそれは流れ込むだろう。 ) …ふ……っ は、 ぁ …っ ( 汗が玉となって滲み、髪が肌に張り付く。私はそのままエスメラルダの上に倒れこみ、その小さな身体を強く抱きしめた。彼女の耳元で荒い呼吸を繰り返しながら。 ) [Fri 26 Mar 2010 00:43:16]
◆エスメラルダ > ( 吸血鬼にも両性にも共通している事といえば、どちらともが異質な存在故に迫害を受けるという事か。前者はその存在の本質故に。後者はその異質さ故に。 ) おる っ が様っ…! はげしっ …!! あっ あっ アァァッッ!! ( その長いストロークと容赦ない動きに悦びの悲鳴をあげて、私は浮かび始めた涙で目隠しを微かに濡らす。小さく軽いその身体を好き放題に貪るように扱われて。 ) そん っ な………そこまでの御言葉 ……あまりに、 勿体無、ィィィッッ!!! ( より一層深く貫かれて、その衝撃に強く背を反らして感謝の言葉をなんとか伝えようと。 ) は い…。 存分に …どうか満足いくまでっ エスメラルダの、 中に ――――! ( どうぞ、ご主人様のお好きなように私をお使い下さい。激しく乱暴に犯されながらも、奴隷もまた絶頂に達しようとしている。 ) [Fri 26 Mar 2010 00:35:26]
◆オルガ > ( やっぱりクリスティーナ様は私にとって幸運の女神だったのかもしれない。エスメラルダという奴隷を買えたのは幸運じゃないか。そんな事をクリスティーナ様に言ったら、呆れられてしまうだろうけど。 ) 聞き分けの良い子は私は好きだよ、エスメラルダ。 ――そう、両性。吸血鬼よりは珍しい存在かもしれないね。 ( ソファを揺らしながら、私はその狭い肉穴を犯す。 ) あ、ああぁっ♪ いいよ、エスメラルダ…っ!なんて狭い穴なんだ。私のをそんなに締め付け、て… ん、 ふっ あぁっ、 あっ。 ( エスメラルダの身体をしっかりと押さえつけ、叩きつけるように腰を振る。ぐ、と腰を押し付け密着させたまま中を掻き混ぜ、ぎりぎりまで引き抜いてはまた一気に貫く。 ) ( 脳裏に過ぎるのは、私が最初に犯した娘だ。私はそれを再現し、興奮し、浸る。 ) エスメラルダ…っ♪ あ、エスメラルダぁ…っ!愛してる、愛しているよ… 私のエスメラルダ…っ! ( それは思い出の中の女に向けての言葉か、それとも奴隷に向けての言葉か。 ) ああ、 ぁ、ふ な、中に出すよ…っ。 ( 腰を震わせ、奴隷にそう告げる。 ) [Fri 26 Mar 2010 00:17:54]
◆エスメラルダ > そのような…エスメラルダにはあまりに勿体無い御言葉です。 ( 一期一会の出会いは偶然か、それとも必然であったのか。主人に気に入られる事は奴隷にとってはこの上ない名誉だ。 ) 畏まりました。エスメラルダはその事を決してオルガ様以外にはお話致しません。 ( 否応なしに看破してしまうその目を煩わしく思う者もいるだろう。自衛の力など無きに等しいこの奴隷には正しい判断であろう。 ) 両性…で、御座いますか? ( 目隠しの奥の瞳は驚きに瞬いている。それほど広い知識のない少女は、どちらともある存在がいた事を今この場で初めて知る事になる。 ) あっ!――――んっーッッ!! ( しかし驚いてばかりもいられない。使い込まれてはいるもののその小さな体躯に見あった狭い膣は、その容赦なく打ち付けられるその猛る肉棒をキツく締め付ける。奥まで貫かれるその衝撃に視界の裏が真っ白になるような感覚を覚えながら喘ぎ声をあげた。 ) [Fri 26 Mar 2010 00:07:13]
◆オルガ > ああ――… いい、お前はとてもいい子だ。そんな可愛いことを言われてしまったら、私は益々お前を気に入ってしまう。 ( あの時、この娘が檻の前に並ぶのが転んで遅くなったりしなければ、私はこの娘に見向きもしなかったかもしれない。あの目隠しを下げる前に職員の説明を受けていたら、気味悪がって素通りしていたかもしれない。良い買い物をした。 ) ――吸血鬼を一目で理解できる、か…。エスメラルダ、その事は他の人には言ってはいけないよ?誰が吸血鬼かも喋ってはならない、私以外には。いいね? ( お得意様の貴族にも、彼ら闇の眷属は混じっている。彼らは吸血鬼を見分けられるその目をよく思わないかもしれない。殺そうとしてくる恐れもある。だから秘密にさせよう。 ) ( そうして熱を宛がい、私はぺろりと唇を舐める。 ) ふふふっ、驚いた?そういえば説明していなかったね。 ( 説明しなかったのはわざと、だけど。 ) 私は両性なんだ。男でもあり、女でもある。女としての色の方が強いかな?だからこれでお前を犯してあげられるんだ。 …挿れるよぉ…♪ ( は、と吐息を零しながらゆっくりと味わうように進入していく。 ) ん、ぁ…っ♪ あはっ ふふ、ははは。気持ち良い…。 ( そうしてそのまま一番奥まで捩じ込むと、反動をつけて腰を揺らしだす。 ) [Thu 25 Mar 2010 23:49:32]
◆エスメラルダ > ありがとう御座います。それではエスメラルダはご主人様に可愛がられるよう精一杯お尽くしさせて頂きます。 ( 元より奉仕する事が私の生き甲斐。それをして可愛がって頂けるというのは、私にとってはこの上もない話だ。 )( 視覚の代わりにはなる温度を感知する器官は細かな動きまでは掴めない。だから自然とこうして翻弄される事に淫靡な悦びを覚えてしまった。 ) はっ、はい……お気に召して頂ければ……エスメラルダにはこの上もなく幸いです。………吸血鬼は知っております。かの方達は温度が常人とは違うため、一目で理解出来ます。 ( 遠慮のない指の動きに呼吸が乱れ初めている。そして主人の衣擦れの音を耳にしながら、その呼吸を少しずつ落ち着けていき――――― ) ――――えっ …… ? ( 疑問の声を挙げたのは、毎晩肌を重ね合わせるという話の内容ではない。―――そのご主人様の股ぐらにそそり立つ熱い体温の塊に私は困惑せざるを得なかった。 ) あっ えっ……? ( 主人の体温は女性のそれであり、また僅かに見たその顔も紛れもない女性のものだった。両足を開かされ押し倒されたた格好のまま、両性を知らなかった奴隷はただ混乱していて。 ) [Thu 25 Mar 2010 23:37:35]
◆オルガ > ( ああ、素敵だ。やはり奴隷は良い。そのシステムを作り上げた先人達に感謝したいところだ。 ) そうか。良い子だねエスメラルダ――。お前がそうやって私に奉仕し続ける限りは、私はお前のことをこうやって可愛がってあげるよ。 ( 目隠しをされた状態では、こちらの動きは細かくは追えないのだろう。次に何をされるかわからぬまま、翻弄され続けるこの娘が溜まらない。 ) ふ、ふふっ いいね、今の声――ぞくっときちゃった…。 この街にも吸血鬼が居るみたいだ。…勿論、私は違うけどね? ( 指先を穢すその感触にく、と笑う。もう十分かな?不十分でも良いよね、私の奴隷なんだから。もう我慢できそうにないし。 ) ( エスメラルダを責め立てていた指を離すと、自分の衣服を脱ぎ始めよう。上も、下も、下着も。暫し、エスメラルダの耳には衣擦れの音だけが聞こえるだろう。 ) ――そうだ。お前が寒さに弱いというなら、毎晩私の身体で暖めてあげるよ。良い考えだろう? ( そして素肌を触れ合わせるとソファに押し倒し、両足を開かせ、そそり立つ肉の塊を宛がおうと。 ) [Thu 25 Mar 2010 23:18:54]
◆エスメラルダ > ( 私が買われるに値する点は多くはない。家事が出来るか、性欲の対象にするか、もしくは物珍しさからか。私の価値はただその程度だという事を知っている。 ) ぁ はぁっ…… …ふぅっ…… ( ただされるがままに。乱暴に口内を犯されていく奴隷はくぐもった喘ぎ声をあげて。 ) いえ…そのような事は。貧しいエスメラルダの身体でよろしければどうぞお使い下さい。ご主人様の―――どうかお好きなように。 ( 恥ずかしさよりも興奮が勝るか。そういう風に私は仕込まれている。 ) ふっ ぁっ 、 ぁぁぁっ! ( その動きはおおよそこそわかるものの、次に何をしようとしているのかまでは、閉じた視覚ではわからない。その舌の動きに背筋を震わせ、執拗に乳首を苛めるその舌に少女は感じさせられてしまう。 ) なっ、名前…だけは、あっ、あぁっ、 ――――― ひぎぃっ ! ? ( その容赦のない責めに答える余裕がなくなってくる。肉豆を潰すようなその責めに痛み混じりの声を挙げる。そして湿り気はもう既にはっきりとした愛液へと変わり、その秘所を責める指先を汚していく。 ) [Thu 25 Mar 2010 23:08:53]
◆オルガ > それは構わないよ。私がお前を買ったのは、もっと他の目的もあるのだから。 ( それを彼女はこれから知ることになる。或いは、もう知っているのかもしれない。 ) は… むっ んん、 ちゅ …っ ( 乱暴に口付けし、彼女の口の中を舌で犯す。――反応は良いようだ。手に触れる小さな乳房の先端が早くも尖り、その頬は赤みを増す。は、と口を離し。 ) ――頬が赤いね。恥ずかしいか?私は今からお前を犯そうというのだよ、エスメラルダ。 ( 次は首筋にキスをして、そのまま舌が鎖骨をなぞり、もう片方の乳房にたどり着く。その先端を執拗に舐め、吐息を零す。 ) 私の出身はヴァーシャという国だ。吸血鬼の国とも言われている。知っているか?吸血鬼。人の生き血を啜る化け物さ。 ( 乳房を弄っていた手が下り、湿り気を帯び始めた秘所に指を埋めようとする。その手の動きは優しくは無く、肉芽を親指で潰しながら中を責め立てていこうとする。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:49:21]
◆エスメラルダ > はい。ですので雪が降る間はエスメラルダは充分にお役に立つ事が出来ません。どうかお許し下さい。――――オルガ様は何処のご出身でいらっしゃいますのでしょうか? ( あの時に見た金の髪とその碧眼。私の居た土地では見なかった色合いだ。 )( ご主人様からの視線を感じて、私は静かに胸を高鳴らせている。この方はどのように私をお使いするつもりなのだろうか? ) あっ――― ( それは目隠しを外された時と同じく唐突に。主人の唇はが私に重なり、そしてその手が小振りな私の胸を好きなように触り始める。 ) ――――っ ( 声こそあげないものの、既に調教済みのその身体の反応は早い。頬は赤くなり、乳首は尖りはじめ、そして膣は湿り気を帯び初めている。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:38:26]
◆オルガ > そういえば、寒いと動きが緩慢になるって言ってたね。 …この雪続きの天気は本当にうんざりだ。私も暖かい方が好きだよ。――まあ、私はもっと寒い地方の出身なんだけどね。 ( ぼろを脱ぎ捨てる様子を、私は黙って見守る。その一挙一動を嘗め回すように。露になった未発達な身体は私の劣情を酷く掻き立てる。これからこの先ずうっとこの身体は私のものだ。素晴らしいことじゃないか。 足元に注意しながらも、奴隷は私の傍へとやってきて。私はすぐさまエスメラルダの唇を奪いに行った。首に手を回し、強引に抱き寄せ、その唇を塞ぎに行った。前触れも説明も無い。ただ私がそうしたかったからという理由で、だ。 ) ――ん、ふ。 (そうして乱暴にその未発達な胸を捏ね回すのだ。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:25:50]
◆エスメラルダ > もう少し暖かくなりさえすれば、今よりも効率良く動けるのですが……申し訳ございません。 ( この雪が私には恨めしい。仕事ぶりが褒められた物ではない事を奴隷は謝罪しよう。 )( そしてご主人様は私に服を脱げと命令する。 ) はい。畏まりました。 ( それに何の疑問の余地も差し挟む事なく頷き、そのぼろ切れを脱ぎ捨てて一糸纏わぬ姿になる。少女の身体は細身で華奢であり、外見の年齢にしては少し発育不良であろう。そして―――これが実は視覚に頼れない私には一苦労なのだが―――床に放置されてる色々に足を取られないように注意しながら、命令通りにソファに腰掛けようとする。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:17:02]
◆オルガ > ( 若い頃は私も色々純粋だったなあ。好きな男の子とか居たっけ…。でも自分の身体がコンプレックスだったから、中々言い出せなくてそうしている間に別の女の子に取られちゃって。 ) …懐かしい。 ( ほろり、とそんなことを思っていたらノックの音と共にエスメラルダが戻ってきた。 ) ――ん、結構。急ぎではないから、お前のペースでやるといい。 ( すぐにこの家の片づけを全て終わらせろ、というのも酷な話だ。衣類の山から抜き取ったのは私が若い頃に着ていた紺色のワンピースだ。皺になってしまっているけれど、まあ取りあえずはこれでよかろう。洗濯して干しなおしてそのまま使っても良いし、肩が出ているのでこの季節には少し寒いかもしれないが。 ) ………。 ( と、この服を渡すのは後にしよう。 ) それじゃあ、エスメラルダ。服を脱いでこちらにきなさい。 ( ソファに腰掛け、そう命令する。 ) [Thu 25 Mar 2010 22:02:29]
◆エスメラルダ > ( コンコンとノックをしてから主人の部屋へと戻ってくる。 ) 取り敢えずの簡素ではありますが、ご指示通りに寝室の掃除は一段落付きました。まだ全て片付きますにはもう少々のお時間がいります事を、どうかお許し下さい。 ( 奴隷の格好は、何か用意されていなければ下着を身に付けていない簡素で奴隷らしい昨日と同じ格好のままだろう。それからその眼差しを隠す為の目隠しもいつも通りに。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:56:08]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『 お待たせ致しました 』 [Thu 25 Mar 2010 21:47:27]
◆オルガ > ( エスメラルダには今、寝室の掃除をさせている。そっちはそっちで酷い有様だが、ひと段落したらこっちにくるように伝えておいた。 ) …。 ( 私はふと思い立って、足元に気をつけながら衣類が詰まれた山に向かって歩き出す。まるでこれから前人未到の山を目指すかのような気分だった。そしてその上から一枚一枚ベッドの上に放ってはまた手にして、放ってはまた手にして―― あの娘の奴隷印は右肩にあるから、それがわかるようなデザインの服を着せなければならないが、まあとりあえずだ。 ) …確か私の若い頃の服がこの辺に無かっただろうか…。 ( 10年も前の服だ。物持ちが良いというよりは、突っ込んだまま存在を忘れてそのまんまにしてあったという方が正しいが。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:39:57]
◆オルガ > ( 昨日私が買った奴隷、エスメラルダには早速この部屋の片付けと掃除をしてもらおうと思う。要らないものはどんどん捨てて、人を呼んでも恥ずかしくないぐらいにはしたい。 ) …服も用意しなくちゃならないか。 ( この部屋同様、エスメラルダも誰に見せても恥ずかしくないような格好をさせなければ。仕事の都合上、表につれて歩くことが多くなるだろうし、奴隷だからと言ってみすぼらしい格好をさせていたら、貧乏なのに無理して買ったんじゃないかって噂が立ってしまうのだ。そういうのは我慢なら無い。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:26:08]
◆オルガ > ( まあ、酷い有様である。片付けはしない、洗濯はしない、物は捨てないでどんどんその生活のスペースを削られていき、滅多に帰らないものだからほったらかし。着なくなった洋服や下着なんかも脱ぎ散らかしたままで、当然のことながらこんな状態では誰かを家に招くことなんて出来ず――。もともと一人暮らしするには十分っていうぐらいでそこまで広い家という訳ではないから、狭いスペースを使い切ってしまっている感じだ。 ) ………久しぶりに見たけど、相変わらずだなあ。 ( なんて昨日はどこか人事みたいに思った。ベッドの上に寝酒を零した後、暫く寝床として役立てていたソファの上にどっかりと座り、私は吐息を一つ。 ) [Thu 25 Mar 2010 21:17:21]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 自宅にて。 』 [Thu 25 Mar 2010 21:10:28]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『(黙々と、身体を動かし続ける)』 [Tue 23 Mar 2010 22:24:05]
◆カイン > (――そう、『違いないのに』だ。 証拠は何一つとして存在しない。 全て、この青年の杞憂かもしれないのだ。 或いは真実だという可能性もあるにしても)(ただ、実際問題、ヴェイトス市に脅威が存在し続けているという点においては、彼の認識は何ら間違っていない。 殺人鬼、犯罪者、怪物、エトセトラ。 誰かがやらねばならない事だ。 それを一市民である彼自身の手でやらなければならないほど、事態が切迫しているのか否かは別問題にしても) [Tue 23 Mar 2010 22:23:46]
◆カイン > (怪異や怪物の類に、自警団が太刀打ちできるとは到底思えないのが、彼の認識である。 ――今回の件にしたところで、外部からの協力者を募っている。 ただ、先達ての会話を鑑みる限り、自警団はそういった存在を暗黒街やスラムに封じ込めている、それに成功している、と認識しているらしかった。 ――現実が見えていないと、彼は苛立ちを抱く)………ッ、く、ぅ! ………ッ! ――ッ!(左腕一本での腕立て伏せ。 汗が垂れる。 持久力はあるとはいえ、筋力は其処まで高くは無い。 鍛えなくては)(怪物や怪異にとって法や秩序など無意味だ。 殺人鬼・目玉泥棒はその証拠に、堂々と芸能横丁で殺人を犯し、未だに居住区で暮らしている。 アクセラレーターが居住区に出てこないのは、あの発狂した吸血鬼の「気まぐれ」に過ぎない。 脳喰らいに至っては、気にも留めずに学者やら何やらを襲って喰っているではないか。 ――アウトローも同様だ。自警団なぞ、既に舐められている。なにせ、まともにスラムや暗黒街にさえ出張らないのだから。 徐々に無法者の手は、ヴェイトス市の表層へと進出しつつあるに違いないのに) [Tue 23 Mar 2010 22:19:10]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『実際のところ。』 [Tue 23 Mar 2010 22:14:11]
◆カイン > (では、と翻って、カイン・グレイホークないしアイゼンリッターを名乗る人物が「ヒーロー気取り」かといえば、これは否だ。 そして確実に多くの人を救っているかという問いに関しても、否定せざるをえない。 この人物は、『救えなかった』事態に多く直面している。 ――いつだって自分の行動が後手に回っている事を理解している。 たった一人で都市全域をカバーすることなど不可能だし、それはスラムや暗黒街で発生する事件に関しても同じだ。 スラムで一晩に10の事件が起きたとして、彼が介入できるのは運が良くて1か2。 となれば残りの8は救えなかったことになる)………ッ! ――ッ! ――――ッ!(それを「仕方なかった」で済ませたくないという点にこそ、彼の狂気がある。 不可能であっても、「やる」事にこそ意味がある。 「やり続ける」事に。 ――やめれば、それで終わりだからだ)(目玉泥棒の被害者。 目の前で殺された自警団員コンスタンツェ。 自分たちが安寧を貪っている間に殺され、犯され、死体を弄ばれ、死霊術師の糧となった数百ものヴェイトス市民、アクセラレーターによって殺された人々、今も尚アウトローたちの被害にあっている人々。 ――自警団は、それを全て統括して『仕方ない』『過ぎた事件だ』と言った。 常識的に考えれば当然の発言かもしれないが、だからこそ、彼の狂気は加速していく) [Tue 23 Mar 2010 22:01:58]
◆カイン > (上空から奇襲を仕掛け、小手先の道具を使って、弱者を倒す卑怯者――という見方も、間違ってはいない。 が、真正面から挑んだけど相手が卑怯だったから負けた、というのでは言い訳にならない。 常に自分の傍には被害者がいて、目の前には犯罪者がいる。 その犯罪者とて尋常ならざる種族かもしれないのだ。 あらゆる手管を駆使するのは当然だろう――というのが、鉄仮面を被っている人物の持論だ。 勝てば正義という言葉に同意する気は毛頭無く、自分が正義だと思った事は皆無だ。 しかし、勝たなければ意味が無い)…………ッ! ――ふッ! …………くッ!(――無論、これは紛れもない危険思想だ。 自ら積極的に武力を行使する点において「護身用に」とナイフを持ち歩くような輩より、遥かに性質が悪い。 アイゼンリッターないしカイン・グレイホークは、その自我を半ば以上、強迫観念によって侵された――狂人に限りなく近い存在なのだから) [Tue 23 Mar 2010 21:49:43]
◆カイン > (全身の痣は消えかけてきた。右腕はまだ上がらないとはいえ、鍛錬をしなければ身体がなまってしまう。 無論、身体の痣を見られては困るので、今の段階では室内でできるものに限られるのだが……)…………ッ! ―――ッ! ―――ッ!(歯を食い縛って、黙々と腹筋、背筋、スクワットなどを繰り返す。 全てはそういった地道な基礎鍛錬があってこそ、というのは、常からの警邏で実感させられていることだ。 幾ら腕っ節に自慢があっても、スタミナが無ければすぐダウンするし、真っ当に武術を学んでいなければ、手を蹴っ飛ばすだけで武器は奪える。 ――――ようは体力比べだ。 其処に持ち込めれば勝てる。 そういう思いはあるのだが、問題は相手を此方の土俵にどう引きずりこむか、だ) [Tue 23 Mar 2010 21:45:11]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――鍛錬。』 [Tue 23 Mar 2010 21:39:32]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 好い依代が欲しい 』 [Wed 17 Mar 2010 01:47:13]
◆マガツヒ > ( 畏れ多くも邪其禍津卑神を地に降ろしたのだ。 既に召喚者達は皆死滅したにも関わらず還るでもなくこの地に留まるマガツヒは、このヴェイトス市全土を贄と認識している。 ちっぽけな島のちっぽけな街に過ぎないが、全て喰い尽くすとなると相応に時間がかかりそうだ。 かかった方が良い。 じわじわと死滅していく様を術無く見ている人間が居なければ、其処で禍は潰えてしまう。 人を媒介して感染して行くから禍津卑なのだ。 ) [Wed 17 Mar 2010 01:45:03]
◆マガツヒ > ( 子供のように無邪気とも取れる。 カラクリのように無機質で無感情とも取れる。 若しくはそのどちらの感覚とも全く異なる、人間には理解できない思考や概念で蠢いているのかもしれない。 マガツヒは貪欲に見て回り、嗅いで回り、聞いて回り、舐めて回る。 観察し、観測する為に薄く、広く、満遍なく、路地裏の片隅まで見落とさぬよう。 ) [Wed 17 Mar 2010 01:21:24]
◆マガツヒ > ( 目に見えない何か、何とも表現出来ないなにかが這い降りて来ていた。 それは形容詞ではなくて、不安とか、悪意とか、敵意とか、痛みとか、言い訳とか、逃避とか、優劣とか、なにか、そういう物で出来ていて、そういうものそのもの。 人の禍そのもの。 ミコミコ教の曰く、マガツヒとかそんな風に呼ばれる物が何でか、今こんなにも濃密に、本来ありえない形でありえない場所をゆっくりと這うように徘徊している。 家々の間を縫い、時折何かをじぃっと見つめるようにそこに佇み、音も無く夜を徘徊している。 ) [Wed 17 Mar 2010 00:55:46]
◆マガツヒ > ( 静まり返っている。 曇天。 午前零時。 場所はイエロティア居住区。 街を見下ろす丘の上に廃れた社があるが、もう誰もそんな所には足を運びはしない。 訪れる理由が無いし、用事が無いし、坂の上なんて疲れる。 それに長い長い石段からして目茶苦茶に雑草と枯れ木が絡まって塞ぎ気持ちが悪いし、普段はその坂道の階段の前を通っても誰も見向きもしなかった。 見向きもしない事にしていた。 視界の外に追い遣る事で、無関係を決め込む。 イエロティア―――特にアマウラ人が好きそうな遣り方。 ) [Wed 17 Mar 2010 00:46:13]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 下界浸食 』 [Wed 17 Mar 2010 00:28:50]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『あとでヘンドリックさんに相談してみるか。』 [Sun 14 Mar 2010 21:51:29]
◆カイン > (さて、と一つ息を吐いてから、窓を閉めてコスチュームを手繰り寄せる。 このまま何時ものように、鉄仮面を被って外に飛び出したい衝動に駆られるが――それをグッと堪えて、左手でマフラーを掴んだ。 結び方を幾ら工夫したとしても、首を通して結び目がある以上、絞められてしまう可能性は変わらない。 となれば――)いっそ結ぶんじゃなくて、ボタンで留めてみるか。 強く引っ張れば千切れるだろうし……うん、それなら何処かに引っ掛けても何とかなるか?(無論、目立たないようにカモフラージュとして結び目を作る心算ではあるが、ボタンで留めているのだから、いざという時にも着脱は容易だ。 ――よし) [Sun 14 Mar 2010 21:51:20]
◆カイン > (強迫観念――パラノイアというものが、既にこの時代、ヴェイトスで確認されているかは定かでは無いにせよ、彼の状態は限りなくそれに近い。 居住区で平凡に暮らしている人間にとって――そして極論、スラムや暗黒街に住まう者にとっても――自警団が居住区の治安維持に努めていることに対して、何ら不満を抱いてはいないだろう。 或いは犯罪被害者であり未だに犯人が捕まっていない、という者であれば別かもしれないが、カイン・グレイホークないしアイゼンリッターはそうではないのだから。 道行く人が犯罪者か否かを疑い、スラムや暗黒街を警邏しない自警団に怒りを抱き、殺人鬼や怪物を恐れるのではなく憎悪し、鉄仮面を被って屋根の上を走る――というのは、まあ、控えめに言っても正気ではあるまい)……あとは舞台か。 まあ、殺陣は無理だろうから、其処だけは代役を立ててもらえれば済むな。問題は無いか。(そして生活の基盤になるだろう本来の仕事に関しては、たったこれだけの思考で結論付けてしまう。 舞台で立ち回ることが困難になったことよりも、犯罪者を殴れなくなったことの方が重要なのだ)(ベッドの上に座ったまま、窓の外を見やる)……積もりそうだな。(雪――三月も半ばだというのに、今年はやけに多い。 積雪の上なら足跡を辿るのも楽そうだが、雪に覆い隠されては困る) [Sun 14 Mar 2010 21:35:18]
◆カイン > (2.今後の方針)(バンクルであった為、治療に其処までの時間は必要ない――と思いたいが、現実問題、こうして右腕が上がらないのでは警邏には出れない)だが、黙ってみているわけにもいかない、な。(バサリと左手で紙束をつかみとり、テーブルに放りながらベッドへと腰を下ろす。 俗悪なタブロイド誌。表紙には、街を騒がせる脳喰らいなる存在へ、自警団が賞金をかけたという文字が躍っていた)(そういったモノが徘徊し、目玉泥棒、アクセラレーター、少女を解体する輩、殺人鬼、その他の犯罪者が闊歩してる現状を黙ってみているわけにはいかない。鉄仮面を被っての戦闘こそ困難だが……とりあえず、可能なことは行おう。 芸能横丁にだとて知識層は多く集まるのだし、母校であるヴェイトス大学は言わずもがな。 相手が殺人鬼なのか怪物なのか異端宗教なのかは定かでは無いにせよ、一定以上の知能があるならば、人目につく場所での犯行はやらない筈だ。 それは即ち、多人数を一度に相手取らなければならないという事だからだ。 となれば、カインとして警邏することで被害を防げる可能性は高まる)……やらない理由は無いな。(――こうして、既に思考の中に自警団の存在が無い、という事がまた、彼が狂人紛いの存在である事の証左であろう。 無論、彼らが居住区の治安を維持しているという一点に関しては認めているが、今回の脳喰らいを始めとする一連の怪人なり殺人鬼なりに対しては、頼るに値しない――と、たった二人の団員と会話を重ねただけで判断したのだ。 『「アウトローを暗黒街やスラムに押し込める」という自警団の方針は既に破綻しており、怪物に対しては無意味である』という考えは彼自身の経験に基づくものだが、その極端な思考回路は、とうてい正常な人間の其れではないだろう) [Sun 14 Mar 2010 21:23:20]
◆カイン > (左腕だけで全身の痣に軟膏を塗り、右肩へと湿布を宛がい、包帯を 巻きながら、低い声で呟いた)……やるべき事は何か、だ。(――自 宅。 極普通のアパートの一室の窓を開け、夜のヴェイトス市を眺め ながら、現状を再確認する。)(1.戦術の見直し)(真正面から戦 いに乗ったのが敗因だ――結果的に彼女を病院送りにするだけの負傷 をおわせることはできたものの、戦闘全般を思い返せば、ハッキリと 言ってこちらの敗北である。 持久力と体力くらいしか取り得が無い 以上、此方のペースに引き込むべきだった。 そしてやはり、多少の 刀剣ないし打撃は防げても、鈍器による殴打は響く。かといってこれ 以上に分厚い鎧では動きが妨げられる。 しいて改善できる点があ るとすればマフラーか。 首を保護し、犯罪者を威圧するという目的 を鑑みると外すべきではないが、簡単に引き抜けるようにしておかな いと、今回のように締め上げられてしまう)(首筋に残る痕を左手で 撫で、ひとまずはワイシャツとネクタイとで隠せるだろうかと思案す る。 あとで洋服と鏡の組み合わせを見て判断しよう。 傷痕でカイ ンとアイゼンリッターの関連性を疑われては敵わない) [Sun 14 Mar 2010 21:11:11]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――やるべき事は何か。』 [Sun 14 Mar 2010 20:59:36]
お知らせ > 神さんが帰りました。 『何かわからぬが気をつけよ、とでも言うだろう』 [Sun 14 Mar 2010 20:56:14]
◆神 > ( 今出来得る事は……… ) ダィーバ、ディーバよ! ( ヒュルリ、風雪を散らして神は屋敷の方へと飛んでいく。 ) [Sun 14 Mar 2010 20:55:33]
◆神 > ( わからないという事は恐ろしい事だと、神は思う。 ) ( 蛇蝎の如く忌み嫌うという言葉がある。 人間は、蛇や蠍が毒をもつ事を知って居ればこそ恐れ、遠ざかろうとする。 しかし、もしも彼らが毒をもつ事を知らなければ、人間は彼らを軽んじ、結果として多くの者が命を落とすだろう。 つまりは、そういう事なのだ。) ( それがどういうもので、どういう目的があって、どういう事をするつもりなのか。 自分にとって有益なのか、有害なのか。 何が出来て、何が出来なくて、どれほどの力を持っているのか。 それを知ればこそ攻める事もできようし、守る事もできようし、どちらも叶わねば逃げる事も考えるのだ。 ) ( 力も、目的も、意図もわからない。 それ故に、恐ろしい。 ) わからん……… [Sun 14 Mar 2010 20:51:23]
◆神 > ( 何か不快な気配を感じるような………気がする。 悪意だとか、敵意だとか、そういう直接的なものではなく、もっと不確かで曖昧な。 夕闇迫る黄昏時、日の名残の赤が薄紫の宵に溶けて消えて行くのを見るような。 一人歩きの夜道、思わず後ろを振り返ってしまった時に感じるような――――不快感という言葉でしか表せない、おぞましさを。 ) わからん、わからん、わからん……… ( ゴロゴロゴロゴロ……… 寝そべったまま、地べたを左右に転がりながら、神は呟いた。 ) [Sun 14 Mar 2010 20:36:53]
◆神 > ( 豪奢な邸宅の立ち並ぶとある区画、周囲の景観に不似合いなトキノミヤコ風の――――正確に言えばミコミコ風の、となるが――――木造りの小さな神殿で、主である神は小さな呟きを漏らした。 高床式の床の下、舞い落ちる雪を睨むようにして神は呟きを重ねる。 ) わからぬ、わからぬ。 わからぬな。 [Sun 14 Mar 2010 20:24:10]
お知らせ > 神さんが入室されました。 『わからぬ』 [Sun 14 Mar 2010 20:18:28]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 ( 宵闇の向こうから、マガツヒがじっと街を視ている ) 』 [Thu 4 Mar 2010 22:09:28]
◆マガツヒ > ( 以上、今に至る回想を終える ) [Thu 4 Mar 2010 22:08:34]
◆マガツヒ > ( 雪の降り積もる社の縁側に佇み、マガツヒはまたそろそろ次の依り代を見繕う事を検討している。 由来所以か、矢張りイエロティア―――アマウラ人が一番馴染むようだ。 そういう意味でもこの付近は好い場所だ。 適当に好い娘を見繕って貰うのが良いだろう。 邪其禍津卑を地に降ろしたのだ。 この街全てが其の贄であると定義しても問題ないと結論。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:07:32]
◆マガツヒ > ( マガツヒとヒト。 その本質といい、規模といい、構造体といい、全くもって相容れない異物同士であり、依り代の娘は大抵そう長く保たずに死んだ。 大抵は容量が大き過ぎて脳や内臓や霊体が保たず、血肉ごと爆ぜる。 低次元過ぎるヒトの構造と同調する事に不慣れなマガツヒは一つ加減を間違える度に依り代を一つ壊し、また別の娘を見繕う。 たまに1カ月や2カ月、奇跡的に存えれば運が良いのか悪いのか、なんにせよ肉片になって飛び散らずに済んだ。 結局のところ最終的に無事に済んだ依り代は居ないが。 ) [Thu 4 Mar 2010 22:02:14]
◆マガツヒ > ( マガツヒは時に地べたを歩きあえて狭いヒトの器を内側から考察するに当たり、依り代を求めた。 最初に降ろされた先が幼いヒトの子だった所為か、そも、マガツヒというものの本質がヒトの器として適うのが正しくそうなのか、若い娘に好んで取り憑く。 幼すぎては足りず、老い過ぎても足りず、十から十四程度の娘が好いようだ。 ) [Thu 4 Mar 2010 21:55:42]
◆マガツヒ > ( 何を勘違いしたのかマガツヒから益を得ようと贄を捧げて神降ろしを行った人々は既にその皆が贄と見做されてマガツヒに喰われた。 御する者の無くなった神だけがその場に残り、そして今猶彷徨っている。 然し別に、還っても構わなかったのだ。 帰れなくなった訳でもなければ、何か残る理由があるでもなく、ただ、観測の延長線上としてこのマガツヒの欠片はこの平たい、低い次元の視点から暫し視て回る事にした。 膨大な時間の中のほんの些末な気紛れとして。 ) [Thu 4 Mar 2010 21:49:57]
◆マガツヒ > ( その影は宵の闇と同じような色形をしていて、恐らく大抵の人間はそれが間近から見ている事にすら気付けない。 いつまでも草叢の陰にじっと押し黙って佇んでいて、眼下に耀くヴェイトス市を眺め下している。 酷く居心地が悪そうなのは、本来「それ」はそういう形で其処に居るには構造的な無理を抱えているからだ。 ) ( マガツヒとはあまりこうして具体的に降りてくるようなものではなく、広く薄く空を覆うように、ヒトの理とはワンクッション置いた都合の世界からただ眺め下しているもの。 ) ( このマガツヒの欠片はふとした切欠からある日ふと降りて来て、否、降ろされて、それ以来こうして彷徨っていた。 ) [Thu 4 Mar 2010 21:19:12]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( ただ空虚な静寂今も横たわり、然し其処には一つだけ小さな影があった。 ) [Thu 4 Mar 2010 21:02:12]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 イエロティア居住区端、丘の上の廃祠 』 [Thu 4 Mar 2010 20:53:44]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが帰りました。 『その点、私の主の朝は非常にゆっくりであった――。』 [Thu 4 Mar 2010 05:22:43]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『…少し、急ぎませんと(主が起きるより早く帰らないと、と思うのであった。まる)』 [Thu 4 Mar 2010 05:22:13]
◆ヴェルセリオス > …お互い今日は、少し時間をやりくりして…身体を休める時間を捻出する必要があるかもしれませんね(お互い寝ずに次の日の仕事の始まりだ。勿論我が主アイリ様も規則正しい生活をしているから、ロサ同様帰ったら直ぐ仕事に取り掛かることになる。まあ、それぐらいでへこたれるほど軟弱ではないと自負しているので特に気にしない)それでは、また…御機嫌よう。ロサ・ガリガ(軽く右手を挙げ、静かに踵を返すのだった。先ほどまでのやり取りを、静かに思い起こしながら) [Thu 4 Mar 2010 05:21:43]
◆ロサ・ガリカ > ( そんな質問攻めにあっていたら、ますます泥沼化していただろう。それは良い意味でも、悪い意味でも。ともあれ今日はそういったことにはならなかったようである。ヴェルセリオスの返事に対し、一つだけ頷いて。 ) 学ぶべきことはまだまだあります。私も、あなたも。…お互いに学びましょう。 ( こうして同じ目線、同じ立場のメイドが居るだけでよい影響を与え合えるだろうと。 ――ああ、もうこんな時間か。少し休んだら朝食の用意をして、奥様を起こしにいかないと。 ) ええ。ありがとう、ヴェルセリオス。お話しできて楽しかったわ。 ( 「様」はもうつけないでおく。友人にはそういうのは不要だ。…もっとも、それ以上先には――いや、わからない。 カップを置いて立ち上がり、玄関まで彼女を送ろうか。今日も一日お互い頑張ろう。メイドは忙しい仕事だが、やり甲斐はある。 ) [Thu 4 Mar 2010 05:14:48]
◆ヴェルセリオス > ――――ありがとうございます(と、一方のヴェルセリオスの返事はこれだけだった。正直に言えば幾らでもつっこめる……例えば何がわかりましたですか?とか「お近づきの印に云々」等など。問いかけから直接行使まで色々と取り揃えている。のだが、とりあえず今日はなしだ。しかし、本当に真面目な人なんだなぁ、と最早感心を覚えるレベルであった。――――などというロクでもないことを考えているなど、おくびにも出さずに最後の一呷り。空になったカップをテーブルに戻して、ふー、と吐息を一つ零した)ご馳走様でした。…そうですね。そしてある意味、ここだけで色々な国の事も学べると見る事も出来るでしょう。私がトキノミヤコの色々な事を学べたのと同じように。………とと…(どこからか鶏の無く声が、とても小さくだが聞こえてきた。結構話し込んでいたのだな、と小さく頷いて)さて…お茶、有難う御座いました。時間も時間ですので、そろそろお暇させていただきますね。(そう告げた後にベッドから立ち上がり、んー、と背伸びを一つ。お互い明日…もう今日だけれど。も、仕事があるでしょうしね、と言うだろう) [Thu 4 Mar 2010 05:08:12]
◆ロサ・ガリカ > ( 14の頃にメイドになり、邸内での男女の不祥事を嫌う奥様の方針で、男性の使用人との接点は最小限。それでも奥様の目を盗んで交際する同僚も居たけれど、行くあてが無かったロサ・ガリカは徹底的にそういった要素を排除した。結果、最初にその手の経験をした相手が旦那様だったという皮肉だ。そして経験と言ってもそれは殆ど無しに等しく――。 ) そ、それ、は。な、何を―― ヴェルセリオス、貴女は――。 ( 冗談ではない、というのも冗談だろうということを期待したが、どうやらそうでは無いらしい。そんな事をまっすぐ見つめられて言われては、もう何も言い返すことが出来ない。空いてしまう間を埋めるようにカップに口をつけたが、とっくに中身は空だった。 ) ――わ、わかりました。 ( 挙句に返して言葉がわかりました、だ。明らかに私は混乱している。冗談ではないということを理解したという意味だが、せめて真摯な気持ちに対して誠意を示そうとしたのだろう。でも私には奥様が――いや、何だその「私には奥様が」って。別にそういう間柄では、ああ、もう、何がなんだか。 ) …人は新しい環境にも慣れるものです。慣れるのには時間が掛かりましたが、慣れてしまえば悪くは無い。 ( 無論、その耳の特徴には気付いている。しかし様々な種族が同じ町で暮らし、ヴェイティアンが騎士見習いとして団に所属しているのだ。大事なのはメイドとしての質であって、そういった細かい部分ではないと――これも一つの慣れである。クリスティアの職場でもブラティリアが居て皆が嫌がる仕事を押し付けられていたが、靴磨きが誰よりも上手かったので、その仕事を任せたぐらいだ。…流石に吸血鬼であるとまでは考えが及ばないが、ハーフエルフかその辺りの血を引いているのではと思っていた。 ) [Thu 4 Mar 2010 04:55:22]
◆ヴェルセリオス > (声色にはっきりと混ざる、明らかな狼狽の色が実に楽しい。どうやら色恋沙汰には疎いようだ。それとも以前あったであろう「何か」の影響で厭う様になったか。まあ、別段それはどうでもいい。しかし「こういった冗談は」という言葉を耳にすると、カタン、とカップを置いて…正面からじっ、とロサを眼を見つめた)……一つだけ。冗談ではありませんよ。ロサ・ガリガ。……まあ、さりとて恋人としてお付き合いしましょう、と言う訳でもないのが実に我ながら…困ったところですが、まあ、それはそれ。兎角、冗談では御座いませんので、その点だけはゆめゆめお忘れなく。”Sei in Ordnung――宜しくて――”?(ああ、楽しい。この真面目なメイドはどうにもまっすぐでその反応が実に楽しい。見た目からすればまさしくあちらがメイド長で、こちらが精精奉公二年目ぐらいに見えるだろう。だがそんな外見の違いも楽しい。個人的な好みとしては、淫売窟に立っている牛みたいな乳をぶら下げた半裸の女より、こういったタイプのほうがよっぽどそそられる。まあ、それもそれとして…じっ、とロサの眼を見つめたまま、冗談ではない、と主張するのであった。で、言い終えたらまた紅茶を何事も無かったかのように啜る。そろそろ飲み干す頃か)奇妙な空白、或いは混沌の街……他所から見れば、面白い街なのでしょうね。いろいろな意味で。――――貴方が今、最初驚いたという通りに(彼女よりハイペースで紅茶を呷りながら、熱さを堪える様子にまた目を細めた。そういえば相変わらず私の軽く尖った耳は髪から出ているのだが、彼女はそこを気にした事が無いのだろうかとふと思った) [Thu 4 Mar 2010 04:38:44]
◆ロサ・ガリカ > ( 間近で見るヴェルセリオスの瞳の蒼は印象的だった。美しい娘だが、特にその色に視線が行く。次に目が行くのはその唇だろうけれど。私は顔を背けることも押し返すことも出来ず、そのままの状態が少し続いて。 ) …… なっ、 っ。 ( 顔が離れた後言葉を失い、とたんに落ち着きの無い動作が増える。乱れてもいない髪をなおしたり、唇を少しだけ窄めたり。あのまま唇を奪われるかと思ったのだ。そんな目にあうのはこれで―― 二度目である。しかもヴェルセリオスときたら、悪びれる様子もなくやり返しても良いだなんて。 ) …こ、こ、こういった冗談は控えて頂けませんか。 ( 冷静さを取り戻せぬまま、そうやって言い返すのが精一杯だった。 ) …ぜ、前言撤回です。こんな悪戯をするような娘は―― ( しかも相手は同性だ。いや、異性ならいいということではないけれども。 ) …ええ。そういう意味では、ヴェイトス市はやりやすい環境なのかも…最初は色々と驚かされましたが。 ( 何ごとも無かったかのように続けられる会話に内心で唸りつつ。 渇いた喉を潤すように、紅茶を一口。慌てて飲んだらちょっと熱かった。 ) [Thu 4 Mar 2010 04:24:16]
◆ヴェルセリオス > ――――失礼。魅力的な女性を見るとつい……なんでしたら、お返しにやり返しても構いませんよ?(硬直したロサの顔をまじまじと――それこそ舐めるような距離で――見つめた後、すっ、と顔を引いた。そしてまた紅茶を啜り、特に何も無かったかのように笑みを浮かべながら言葉を紡ぐのだった。実に楽しそうに。…実際楽しいのだから仕方ない)ふふ、貴方にそう言って貰えると、急に自信が出てきました。説得力を感じます(自分と違って「まじめ」な彼女が言うなら、私も中々良い按配なのだろう、と思った。とはいえやはりヴェイトスを出るつもりも予定も今のところは無いが)それには、ヴェイトスの風潮も関係しているでしょうね。ここではクスティア程身分の壁が高くありませんし。あちらでは面接するとしても、それをするのはメイド頭でしょうしね。(――――と、ものすごく接近したことなどなかったかのように言葉を続けるのでした) [Thu 4 Mar 2010 04:12:58]
◆ロサ・ガリカ > ( そう、それぐらいで良いのだ。メイドが急くのは主のことだけでいい。年がら年中急いでいたら、寿命も短くなりそうだ。 ) 色々と面倒なことは多いですが――貴女ならクリスティアでも大丈夫ですよ。私が言うのですから間違いはありません。 ( 余計なしがらみは確かに多いが、最終的に求められるのはメイドとしての質だ。その点彼女は申し分ない。仮に私がメイド長で彼女が勤めにやってきたら採用しただろう。なんて少し偉そうなことを。 ) ええ。よい主人にめぐり合えるかどうか…こればかりは運もありますからね。 ( お互いに口やかましく言われないのは、裏を返せば言う必要が無いということでもある。私もヴェルセリオスも、仕事の面で信頼されているのだろう。これは傲慢ではなく、メイドとしてのプロ意識があるからこそそう思う。 ) ふふ。そういえば確かに、何をもって友人とするかは定義が難しいところです。手紙だけで成り立つ友人関係もあるといいますし。――それは光栄… ( その時だ、振り向いた先にヴェルセリオスの顔がすぐ近くにあった。思わず手に持っていたカップを零しそうになったが、すんでのところでそれを止めて。一歩間違えれば唇が触れてしまいそうな距離に目を見開いて、やや遅れて頬を赤め、吐息が彼女へと触れるだろう。 ) ――ヴェ ル ( 何を、とは言えなかった。どうしたらいいのか、私にはわからなかったからだ。 ) [Thu 4 Mar 2010 04:03:46]
◆ヴェルセリオス > 何時になるかはわかりませんが…ね(と、返しながら軽く肩を竦めた。一週間後かもしれないし、もしかしたら来年とかそんな先かもしれない。とはいえ、そんなに厳密に何時々、と目くじらを立てるような話題でも無いので、これでよいのである)なるほど。本場でお勤めだったわけですね。私は実のところヴェイトスから出た事が無いので、仮にクリスティアなどで仕事を始めたら…細かい違いを覚えるのが大変そうです(よくは解らないが、大方旦那様かそれとも貴族の男性となにやらあったのだろう、と思った。しかし興味が無いわけではないが、そこに突っ込むと本気で気に病みそうなタイプに見えるのでやめておいた。なので口にするのはあくまで仕事の話だ。――――まあ、正直良い女だと思う。特にお硬いところとかが特に。どうにも自分の内面と外見には乖離があるようだ。と思うが別段気にしない)……そうですね…あとはこう、どうにも若い女性には馴染みを覚えぬものでして…ね。何にせよ、お互いよい主にめぐり合えた様で何よりです(一人であれもこれもやるのだから、苦労は多いし疲れる。けれど、あれこれ口出しされずに自分のやりやすい方法でベストを目指せるのは、ある意味では楽なものであった。色々と口やかましく言われてなさそうなところを見ると、ロサもそうなのだろう、と思った。住食に事欠かない生活。素晴らしい)ええ。そうなります。友人…は、どうでしょう。あまり友人も居らぬもので、何を以って友人と言えばよいのかわかりかねますね。ですが―――貴方であれば、私のほうは厭いませんよ(と、答えながら…ずい、と顔を近づけた。カップは危ないので置いてから。近いと言っても…かなり。具体的にはキス寸前の距離。さてどう反応してくるやら、と内心笑みを浮かべつつであった) [Thu 4 Mar 2010 03:51:55]
◆ロサ・ガリカ > そうですか?はい、それでは暫くお待ちいたします。 ( こんな冗談を言うのも珍しいことだが、それも奥様と生活するようになったからであろう。でも、確かに仕える主人の国の様式によってはなかなか大変そうではある。特にトキノミヤコの方となると。 ) …ええ。以前はクリスティアで仕事をしていました。 ( そこはもう隠しようがないので、素直にそう頷いて。ヴェルセリオスのことだから、何となく気配を見てそれ以上は探ってはこないと思うし。 ) ( 個人的な意見を言えば、胸以上にもっと彼女の見るべき良い部分があるだろうと思うのだが――殿方というのは単純である。お触りバーで働いてたと知ったら、例によって表情を変えぬまま紅茶を噴出していたかもしれない。 ) なるほど。大勢の中で仕事をするのもやり甲斐はありますが、主への配慮という点ではやはり気が散ってしまう部分もあります。私は今の形の方が、色々と都合が良い。尊敬すべき主人なら、尚更ですね。 ( きっと彼女もそう思っているだろう、なんて思って。 ) それなら、私は貴女にとって初めてのメイドの同僚ということになるのですね。それとも、そろそろ友人と呼んでも良いのかしら。 ( こうして部屋に招き、お茶を一緒に飲んでいるのだから。 ) [Thu 4 Mar 2010 03:36:16]
◆ヴェルセリオス > 作り方は…うーん、人にお教えできる程の自信は無いですね…というわけで暫くお待ちください(実は細かい手順を覚えておらず、作るときには本を見ながら、というレベルであった。たまに手法にフェアリン様式が混ざったりと、バイリンガル食生活は記憶力に秀でてないと大変な様である)(と、このあたりからベッドに並んで腰掛、お茶を啜りながらになるだろう)………はるほど。クリスティアに以前お住まいだったのですね(言葉の途中、はっとして口をつぐむ姿を見てから、特にどうと言う事も無くクリスティアに住んでいた、ということだけ返した。なるほど以前そんなトラブルがあったのか、と内心で考えながら。実のところクリスティアには行った事が無いが、色々と面倒くさそうなところだなぁ…と思うのだった。勝手な想像であるが)(男はどうしてこう、大きな胸に兎角惹かれるのだろうと思うのだった。以前のさわり酒場で働いていたときも思った。とはいえ答えを真剣に探した事は無い。どうでもいいもの。或いは「パイズリができるからだろう」という実に酷い結論に収まるから)私は初めてといってもいいですね。と、言うことから察しがつくかもしれませんが…以前の主も、主一人住まいメイド一人付きの単独でした。あまり社交性が無いものですから、普通のメイドのように大勢の中でメイド長に従って…というのはどうにも(軽く頭を振りながら、そう答えた。メイドとしては中々おかしな意見ではあるが、本音なのだから仕方ない。主に恵まれているのは事実であった) [Thu 4 Mar 2010 03:24:02]
◆ロサ・ガリカ > ふふ。それではその時の楽しみに。宜しければ、作り方も教えてくださいな。 ( 緑茶や急須はなじみがなく、きっと凄く物珍しそうな顔をするだろう。表情はそのままに、目だけで。 ) ――ええ。クリスティアはヴェイトスよりそういった話題が多かったですね。市民に配られるゴシップ記事もその手の噂が一面を飾ることがありました。私も―― ( そこではっとして口を噤む。私も旦那様との恋仲を噂され、なんてことは口には出せない。 ) ( 胸が大きな美人のメイドが来た!と騎士団では持ちきりだった。騎士団長もあれぐらい女らしければなあという命知らずの呟きをしたものも多かっただろう。 ) ( もっと早く自分の服の惨状に気付いていれば…!ともあれ、準備が整ったら自室に案内しよう。どちらかといえばあまり生活観の無い、こざっぱりとした部屋である。椅子は一つしかない辺りがしまったというところだが、メイド仲間だ、ベッドに一緒に腰掛けても問題は無いだろう。 一度机にポットを置いて、お茶を淹れてカップを渡そう。 ) …こうしてメイドの同僚とお話するのも本当に久しぶり。ヴェルセリオス様は以前の職場ではメイドの同僚は居たのですか? [Thu 4 Mar 2010 03:13:37]
◆ヴェルセリオス > 解りました。では、今度調達しておきます。水気が無いので二、三日はゆうに持つのがありがたいですよ。お煎餅は(さて、となればお茶も紅茶ではなく緑茶の類を用意しなければ、と思うのだった。いかにお煎餅がお茶に合うとしても、流石に紅茶じゃ無理だ。いい機会だから急須も買おうか、と内心にて頷くのであった)……どうやら、その点ではロサ様は私より古参兵のようですね(過去は知らぬが、やんごとなき家柄に纏わり発生する諸々の愉快で無い事。それに驚くわけでもなく独特の諦念じみた表情浮かべるのを見て、そう取った。…以前はお屋敷で他のメイドと一緒に働いていたのだろうなぁ、と)(そして自分の胸の話がそこまで行ってるとはしらなんだ。さてどんな話やら、である)ええ。お願いいたします。 。(こくりと小さく頷いた後――――ち、と内心舌打ちした。どうやら身体のラインがばりばりに出ていることに気づいてしまったようだ。とはいえ今まで大分楽しませてもらったからまあいいか、と思うのだった。つまりご馳走様だ)……流石にこの時間は…ですね(お休みの日でもなければ、こんな時間でも無い限りメイドが外にふらりと出歩けないとも思う。そしてホールで待って居ると、程なくして現れたロサと共に…多分彼女の自室に行くだろう。ホールで茶を飲むのはアレだし、かといって客間を使う気にもなれないしだからといって廊下や外はイヤだもの) [Thu 4 Mar 2010 03:03:31]
◆ロサ・ガリカ > オセンベイ。聞いたことがありますが、見たことは無いですね。――本当ですか?では、楽しみにしていますね。 ( 微妙にオセンベイの発音が可笑しいのはご愛嬌。異国のお菓子というのは食べる機会が少ないので楽しみだ。作り方を教わるのもいいかもしれない ヴェルセリオスが人ではないと知ったら、その時はまた違った反応をするのだろう。けれども嫌悪や恐れの前に、きっと寂しさのようなものが先に来るはずだ。 ) そうですか。けれどもアイリーン様のことですから、そういうのを良しとはお考えにはならないのでしょうね。 ( 仮にその暗い思いが伝わったとしても、ロサ・ガリカは納得したことだろう。そういった貴族の汚い部分を観賞するには、以前の職場は特等席だったのだから。 ) ――なるほど。出来ればそういったしがらみとは無縁に過ごして頂きたいですが、そういう訳にもいかないのでしょうね。 ( それに負けぬ気概があるというのなら、そんな心配も無用か。お胸の発言はこのメイドも耳にしている。主にヴェルセリオスのお胸の話題だったが。 ) よかった。それでは、ご案内いたしますわ。 ( お茶をご馳走する前にこの濡れた服を何とかしよう―― と思ったところで、その惨状に気付いた。…少し慌てて背を向けて、以後着替えるまでは向き合って話す時間が極端に短くなることだろう。…後ろからみてもラインは結構見えちゃうのだが。 それからトレボーニウス邸に着くと邸内に案内した。奥様はきっともうお休みになられているか―― 玄関を通り、テラスから庭の見えるホールに彼女を通す。一度失礼しますとそそくさと奥に消えて、現れるころには着替えを済ませ暖かい紅茶をポットに入れて運んでくるか。 ) [Thu 4 Mar 2010 02:51:27]
◆ヴェルセリオス > 好き…ではありますが、他にも同じぐらい好きなものがあるので単独首位、というわけではございませんね。以前お仕えしていた主がトキノミヤコの方でしたので、その時に大分食生活に影響を受けました。『お煎餅』という平たいクッキーの親戚のようなお菓子がお茶に良く合うんです。スコーンは次に頂くとしまして…私が近々お持ちしますから、一度召し上がりになっては如何でしょう?(自分で言うのもなんだが、珍しいことをしているなぁ、と思うのだった。まさか自分がニンゲンの同僚のようなものとこんな風に会話を弾ませるとは、と。でも楽しいのでいいか、とあっさり納得するのだった。主とメイドが一緒に茶を飲む、など余程変わった主が望まない限りありえないのだから。メイド同士で飲む茶も楽しそうだ)花束もあれば…装飾品や小物…など、ですね。家柄も良く器量よし、とあればお家柄に自身のある方は映える華として摘んで飾りたがるようで御座いますよ。(そんな言葉を返しながら、くつ、と肩を小さく揺らした。ニンゲンは本当に下賎な生き物だ、などという思いがほんの少し表に出ただろうか。まあ夜だし暗いから大丈夫だろう、とあまり気にしなかった)何にせよ、アイリ様程のお家柄となると、色々としがらみが多いようです。ですがそれに負けぬお方ですね。以前新居が出来るまで、騎士団の宿舎に住まわせた頂きましたが…あの空気を見れば、慕われているのが嘘で無いとわかりました。(聊か胸の事では不敬な発言が合ったような気がしますが、という思い起こされたトピックは口に出さなかった。乳は戦うに当たって邪魔にしかならないのだから。―――まあ、でも…気持ちはわかる。どちらもだが。)……んー…そうですねぇ……(遠くに見えてきた邸宅…あれがトレボーニウス邸か、と認めれば首を捻った。直ぐ帰るつもりだったけれど、こうして誘われると首を縦にも振りたくなる。三度瞬きをする間考えて――――)わかりました。あまり長居は出来ませんが、お言葉に甘えると致しましょう(と、小さく頷くのだった) [Thu 4 Mar 2010 02:33:51]
◆ロサ・ガリカ > ( トレボーニウス邸は見えてはきたが、まだお互いに色々とお話しできる距離はある。 ) [Thu 4 Mar 2010 02:20:36]
◆ロサ・ガリカ > ( ヴェルセリオスのその言葉に、ロサ・ガリカはほんの少しであるがくすりと笑った。 ) お好きですか?スコーン。今度作っていって、騎士団での休憩時間にでも一緒に頂きましょうか。 ( こういう形で休憩時間を楽しむ相手というのも中々居なかった身としては、ヴェルセリオスのような仲間はありがたいのかもしれない。その点では、お互いに共通認識だ。まあ、ロサ・ガリカからはちょっとだけライバル意識みたいなものもあったが。 ) そうですか。贈り物…といいますと、やはり。花束なども? ( 口にしてから少ししまったと思った。立ち入ったお話しになるかもしれなかったし。まあこの程度ならメイド同士の会話では珍しくはないが。でもアイリ様だって結婚をお考えに――なられないのかな。 ) それは良かった。アイリ様は誠実な方とお聞きしていますし、私もそう思います。 ( 順風満帆と聞いてよかったと頷く。どんなに仕事が出来たとしても、相性というものもあるから。さて、そろそろトレボーニウス邸が見えてきて。 ) 宜しければ、ヴェルセリオス様。中で紅茶でも如何ですか? ( と、お誘いしよう。 ) [Thu 4 Mar 2010 02:19:05]
◆ヴェルセリオス > いえいえ、どういたしまして。なに、スコーン一つぐらいでどうにかなる程度の借りですよ(さて、一方ヴェルセリオスは送り届けたらそのまま帰るつもりだった。何分今日は砕けた格好だもの。確かに主の部下ではあるが、しかしそれを傘に着るなど考えも無い。さてその考えの違いはたどり着いたときにどんな話になるか、というものである)んー……なんとか、ですね。アイリ様に届けられる贈り物のより分けには大分眉をしかめさせられました。どこの何方からの頂き物か、ちゃんと把握しておかないといけないというのが結構きついです。まあ、それも少し前に慣れましたし…アイリ様もお仕えしてみると、話のわかる良い人でしたから。ですので…概ね順風満帆、と言ったところでしょうか(歩道をつかつか、と並んで歩きながら交わす言葉。…そういえばこんな風に、メイド仕事について同じメイドの人と話す事は無かったなぁ、とふと思った。直接同じところに勤めているわけではないが、いい同僚に出会えた、と思っている自分がいるのだった) [Thu 4 Mar 2010 02:10:19]
◆ロサ・ガリカ > ――そ、そうですね。 ( 時間帯的に人の姿は多くは無いが、それでもちらほらと一部始終を見ていた人も居るようだ。この場に留まるのは恥ずかしいし、彼女の言うとおりにしよう。そして自分の服の惨状に気付かないので、隠そうという仕草もまだ…であった。えふん。 ) …そう言って頂けると。あなたには一つ借りが出来てしまいましたね。とはいえ、同じ職場で働くメイド同士ですから、それも水くさいと言えますか。 ( そう言いながらヴェルセリオスと一緒に歩き出して。向かう先はトレボーニウス邸だ。タイミングを見計らってお礼にお茶をと邸内にお誘いするつもりである。奥様の上司であるアイリ様に仕えるメイドであるし、奥様は寛容な方なのでお許しは頂けるだろう。むしろここで何もせずに返してしまっては、それこそ失礼というものだ。奥様の立場にも関わる。もっとも、そういうのを抜きにしてもお礼はしたいのだけど。 ) ヴェルセリオス様の方は、如何ですか?お仕事には慣れましたか。貴女のことですから、きっと上手くやっているでしょうけれど。 ( こう見えてメイドを見る目には自信があるのだ。 ) [Thu 4 Mar 2010 02:00:05]
◆ヴェルセリオス > (そして水を吸って張り付いた衣服が醸し出す扇情的なラインを楽しむ事ももちろん忘れない。それはそれ、これはこれである) [Thu 4 Mar 2010 01:51:31]
◆ヴェルセリオス > (それはそれで悪くない。少なくともそれぐらいのことは言うのがヴェルセリオスであった。さておく)…先ずは、歩きながら話しましょうか。難にせよその状態では落ち着いてゆっくり、というわけにも参らぬでしょうし(ロサの内心の考えなどさて知る由も無く、先ずは移動しましょうと持ちかけるのだった。この季節服が濡れるのは洒落にならないもの)ああ…いえいえ。困ったときはお互い様ですよ。それに一歩間違えれば命を落としていたかもしれない状況だと思いますよ。私は。そのような窮地です。誰かの手を借りたところで何の恥がありましょう?(色々と気にしています、と顔にばっちり書いてあるような表情のロサに向け、気がとりあえず楽になるような言葉を紡いで投げかけた。リップサービスではなくまあ、事実と言うか本当にそうは思っている。雪に頭を打たれて気絶したら、多分本当に死んでいたと思うし。と言うようなやり取りを歩きながら続けるのでした。行く先は彼女の家…確か彼女も住み込みだったか。その家である。場所を知らないので彼女に先導してもらい付き添う形になると思うけど。) [Thu 4 Mar 2010 01:50:22]
◆ロサ・ガリカ > ( それは神のみぞ知る。お腹ではないとだけ名誉のために言っておこう。 ) え、ええ…奇遇、ですわ。 ( 雪を払われながら。屋根から落ちた雪なので土が混じらず服はそんなに汚れなかったのだが、水を吸って色々と酷いことになってしまった。 …昔、暇つぶしにぱらりと捲った子供向けのお話の中に、長い間主人公と対立してきたライバルがピンチに陥ったとき、主人公に助けられるというシーンがあった。その時主人公のライバルは「余計なことをしやがって、助けてくれといった覚えは無い」と主人公を突き放していたのだが―― その登場人物の気持ちが、何となくわかったような気がした。勿論、そんな子供じみたことはしないが。が。 ) ええ、まあ、その。いつもと変わりはありませんわ。ええ、本当に。 ( 恥ずかしい。ああ、恥ずかしい。以前ならば何があっても鉄面皮を通せたが、奥様と暮らす様になってからはガードが甘くなってしまった。表情こそ変化は無いが、頬を赤くしてしまって。 ) …その、助かりました。どうにも足が滑ってしまって、中々立ち上がることが出来ず。 [Thu 4 Mar 2010 01:42:28]
◆ヴェルセリオス > ………引きますよ(なにやら柔らかい感触が最初に伝わった。乳か尻か、はたまた腹か…とほんの少し考えるものの、それはそれとつながれた手をしっかり握って引っ張り出す。それはそれ、これはこれ。実に便利な言葉である)……実に災難で……あら、どなたかと思えば…なかなか奇遇でございますね(聞き覚えがあったのは間違いではなかったか、と目を細めた。雪の中から引っ張り出した相手は以前とほぼ同じ姿。対して自分は大分違う服装をしてるのだが…それでも瞬時に解る辺りすごいこと、と思うのであった。自分の場合解るかどうか怪しいから。まあ、そんな事を考えつつロサの体に付いている雪を払いでもしようか。頭とか背中とか)お久しぶりですね。お元気でしたか?ついさっきまでを除いて(硬直するロサとは対象に、特に気にした様子も無くマイペースであった。) [Thu 4 Mar 2010 01:36:51]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 。ュ。ュ。ュメ、ュ、゙、ケ、陬ィ、ハ、ヒ、荀鯤皃鬢ォ、、クミエ・、ャラウ、ヒ⊇、、テ、ソ。」ネ鬢ォ裲、ォ。「、マ、ソ、゙、ソクケ、ォ。ュ、ネ、ロ、、ホノル、キソシ、ィ、、筅ホ、ホ。「、ス、、マ、ス、、ネタM、ャ、、ソハヨ、、キ、テ、ォ、ホユ、テ、ニメ、テ処、ウ、ケ。」、ス、、マ、ス、。「、ウ、、マ、ウ、。」携、ヒア翅、ハムヤネ~、ヌ、「、」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:35:06]
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◆ロサ・ガリカ > ( 全く情けない。幾ら不運に見舞われたとはいえ、雪に埋まるなんてこと。でも、とりあえずは助けて貰えればこれ以上恥を晒す心配は無くなる。助けてくれた人には十分なお礼をしなくては。…どこかで聞いたことのあるような声だったけど。 と、そこで雪の中に手を突っ込んだらしく。 ) あ、ちょっ そこは、 …。 ( 妙に柔らかい気がしないでもない感触を返したかもしれないが、すぐさまその手を握って。それを支えにして何とか立ち上がり――。立ち上がる時の下からのアングルは少々危なそうではある。 ) …ありがとうございます。ご迷惑をおかけしま… ( …そこで私は固まってしまった。頭の上に雪を載せたまま。普段と違う格好をしているとはいえ、すぐに彼女だと気付いた。 ) …ヴェルセリオス様。 ( 物凄く、恥ずかしいところを、見られてしまった。 ) [Thu 4 Mar 2010 01:25:53]
◆ヴェルセリオス > (ずぼ、と雪に手を突っ込んでさぐりさぐり。何分ナカがどうなっているのか解らぬので、手がどこからロサに行き当たるかわからぬのであった。まる) [Thu 4 Mar 2010 01:21:34]
◆ヴェルセリオス > (よくよく見てみると、雪にはかき集めたような汚れが殆ど無い。と言う事は…と頭上を見上げれば、屋根の上に一部だけ切り取ったような空白と白い城壁が見えた。城壁と言うのは比喩だが。なるほどアレが落ちたのか、と一人納得してうむ、と頷いた。返事も忘れて)…おっと、失礼。ではとりあえず……と(なんだか聞いたことのあるような気がする。と思いつつもとりあえず行動開始。そこでさてどうしたものかとまた思案に更ける。上に載っている雪を取り除くのが一番確実だが、そんな道具も無いし手でのけるのはなんかイヤだ。面倒だし。なので手を掴んで引っ張り出す作戦をとりあえず採用することにした。) [Thu 4 Mar 2010 01:20:50]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが入室されました。 『――こほん。』 [Thu 4 Mar 2010 01:19:54]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『―――』 [Thu 4 Mar 2010 01:18:50]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 、ソ、タ、「、、゙、齒侃ッメ、テ処、鬢ハ、、、隍ヲ、ヒ壥、、ト、ア、ハ、、、ネ、ハ、。。「オネ、ネヒシ、、、ト、ト。」コホキヨチヲ、、、テ、ム、、メ、テ処、、ミ。「ヘムセハ、ノ、ウ、、ォマツハヨ、ケ、、ミヘ、ャシ遉ォ、髓フ、イ、、荀筅キ、、フ、ホ、タ、ォ、鬘」ヤ、キ、ソハツ、マ殪、、、ア、ノ」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:18:38]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 、ソ、タ、「、、゙、齒侃ッメ、テ処、鬢ハ、、、隍ヲ、ヒ壥、、ト、ア、ハ、、、ネ、ハ、。。「オネ、ネヒシ、、、ト、ト。」コホキヨチヲ、、、テ、ム、、メ、テ処、、ミ。「ヘムセハ、ノ、ウ、、ォマツハヨ、ケ、、ミヘ、ャシ遉ォ、髓フ、イ、、荀筅キ、、フ、ホ、タ、ォ、鬘」ヤ、キ、ソハツ、マ殪、、、ア、ノ」ゥ」ィオネ、ネヒシ、、、ト、ト。「、コ、ワ。「、ネムゥ、ホヨミ、ヒハヨ、ヘサ、デz、爨ホ、タ。」、ソ、タ・ハ・ォ、ヌ・・オ、ャ、ノ、ヲ、ハ、テ、ニ、、、、ホ、ォス筅鬢フ、ホ、ヌ。「、ス、ホハヨ、ャ、ノ、ウ、ォ、鬣・オ、ヒ・「・ラ・ゥ`・チ、ケ、、ホ、ォ、マカィ、ォ、ヌ、ハ、、。」」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:17:55]
◆ヴェルセリオス > )………おっと、失礼。ではとりあえず……と(なんだか聞いたことのあるような気がする。と思いつつもとりあえず行動開始。そこでさてどうしたものかとまた思案に更ける。上に載っている雪を取り除くのが一番確実だが、そんな道具も無いし手でのけるのはなんかイヤだ。面倒だし。なので手を掴んで引っ張り出す作戦をとりあえず採用することにした。) [Thu 4 Mar 2010 01:17:51]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 」ゥ。ュ。ュ。ュ、ェ、テ、ネ。「ハァタ。」、ヌ、マ、ネ、熙「、ィ、コ。ュ。ュ、ネ」ィ、ハ、、タ、ォツ└、、ソ、ウ、ネ、ホ、「、、隍ヲ、ハ壥、ャ、ケ、。」、ネヒシ、、、ト、ト、筅ネ、熙「、ィ、コミミモ饑ハシ。」、ス、ウ、ヌ、オ、ニ、ノ、ヲ、キ、ソ、筅ホ、ォ、ネ、゙、ソヒシーク、ヒク、ア、。」ノマ、ヒンd、テ、ニ、、、ムゥ、ネ。、ウ、ッ、ホ、ャメサキャエ_携、タ、ャ。「、ス、、ハオタセ゚、筺o、、、キハヨ、ヌ、ホ、ア、、ホ、マ、ハ、、ォ・、・荀タ。」テ豬ケ、タ、キ。」、ハ、ホ、ヌハヨ、゙筅、ヌメ、テ処、ウ、ケラ鷹、、ネ、熙「、ィ、コ提モテ、ケ、、ウ、ネ、ヒ、キ、ソ。」、ソ、タ、「、、゙、齒侃ッメ、テ処、鬢ハ、、、隍ヲ、ヒ壥、、ト、ア、ハ、、、ネ、ハ、。。「オネ、ネヒシ、、、ト、ト。」コホキヨチヲ、、、テ、ム、、メ、テ処、、ミ。「ヘムセハ、ノ、ウ、、ォマツハヨ、ケ、、ミヘ、ャシ遉ォ、髓フ、イ、、荀筅キ、、フ、ホ、タ、ォ、鬘」ヤ、キ、ソハツ、マ殪、、、ア、ノ」ゥ」ィオネ、ネヒシ、、、ト、ト。「、コ、ワ。「、ネムゥ、ホヨミ、ヒハヨ、ヘサ、デz、爨ホ、タ。」、ソ、タ・ハ・ォ、ヌ・・オ、ャ、ノ、ヲ、ハ、テ、ニ、、、、ホ、ォス筅鬢フ、ホ、ヌ。「、ス、ホハヨ、ャ、ノ、ウ、ォ、鬣・オ、ヒ・「・ラ・ゥ`・チ、ケ、、ホ、ォ、マカィ、ォ、ヌ、ハ、、。」」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:17:20]
◆ヴェルセリオス > (よくよく見てみると、雪にはかき集めたような汚れが殆ど無い。と言う事は…と頭上を見上げれば、屋根の上に一部だけ切り取ったような空白と白い城壁が見えた。城壁と言うのは比喩だが。なるほどアレが落ちたのか、と一人納得してうむ、と頷いた。返事も忘れて [Thu 4 Mar 2010 01:17:18]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 」ィ、隍ッ、隍ッメ侃ニ、゚、、ネ。「ムゥ、ヒ、マ、ォ、ュシッ、皃ソ、隍ヲ、ハ妁、、ャエ、ノ殪、、。」、ネムヤ、ヲハツ、マ。ュ、ネ^ノマ、メ緩マ、イ、、ミ。「ホンク、ホノマ、ヒメサイソ、タ、アヌミ、ネ。、テ、ソ、隍ヲ、ハソユーラ、ネーラ、、ウヌアレ、ャメ侃ィ、ソ。」ウヌアレ、ネムヤ、ヲ、ホ、マアネノ、タ、ャ。」、ハ、、ロ、ノ・「・、ャツ荀チ、ソ、ホ、ォ。「、ネメサネヒシ{オテ、キ、ニ、ヲ、爍「、ネh、、、ソ。」キオハツ、簣、、ニ」ゥ。ュ。ュ。ュ、ェ、テ、ネ。「ハァタ。」、ヌ、マ、ネ、熙「、ィ、コ。ュ。ュ、ネ」ィ、ハ、、タ、ォツ└、、ソ、ウ、ネ、ホ、「、、隍ヲ、ハ壥、ャ、ケ、。」、ネヒシ、、、ト、ト、筅ネ、熙「、ィ、コミミモ饑ハシ。」、ス、ウ、ヌ、オ、ニ、ノ、ヲ、キ、ソ、筅ホ、ォ、ネ、゙、ソヒシーク、ヒク、ア、。」ノマ、ヒンd、テ、ニ、、、ムゥ、ネ。、ウ、ッ、ホ、ャメサキャエ_携、タ、ャ。「、ス、、ハオタセ゚、筺o、、、キハヨ、ヌ、ホ、ア、、ホ、マ、ハ、、ォ・、・荀タ。」テ豬ケ、タ、キ。」、ハ、ホ、ヌハヨ、゙筅、ヌメ、テ処、ウ、ケラ鷹、、ネ、熙「、ィ、コ提モテ、ケ、、ウ、ネ、ヒ、キ、ソ。」、ソ、タ、「、、゙、齒侃ッメ、テ処、鬢ハ、、、隍ヲ、ヒ壥、、ト、ア、ハ、、、ネ、ハ、。。「オネ、ネヒシ、、、ト、ト。」コホキヨチヲ、、、テ、ム、、メ、テ処、、ミ。「ヘムセハ、ノ、ウ、、ォマツハヨ、ケ、、ミヘ、ャシ遉ォ、髓フ、イ、、荀筅キ、、フ、ホ、タ、ォ、鬘」ヤ、キ、ソハツ、マ殪、、、ア、ノ」ゥ」ィオネ、ネヒシ、、、ト、ト。「、コ、ワ。「、ネムゥ、ホヨミ、ヒハヨ、ヘサ、デz、爨ホ、タ。」、ソ、タ・ハ・ォ、ヌ・・オ、ャ、ノ、ヲ、ハ、テ、ニ、、、、ホ、ォス筅鬢フ、ホ、ヌ。「、ス、ホハヨ、ャ、ノ、ウ、ォ、鬣・オ、ヒ・「・ラ・ゥ`・チ、ケ、、ホ、ォ、マカィ、ォ、ヌ、ハ、、。」」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:16:27]
◆・・ァ・・サ・・ェ・ケ > 」ィ、隍ッ、隍ッメ侃ニ、゚、、ネ。「ムゥ、ヒ、マ、ォ、ュシッ、皃ソ、隍ヲ、ハ妁、、ャエ、ノ殪、、。」、ネムヤ、ヲハツ、マ。ュ、ネ^ノマ、メ緩マ、イ、、ミ。「ホンク、ホノマ、ヒメサイソ、タ、アヌミ、ネ。、テ、ソ、隍ヲ、ハソユーラ、ネーラ、、ウヌアレ、ャメ侃ィ、ソ。」ウヌアレ、ネムヤ、ヲ、ホ、マアネノ、タ、ャ。」、ハ、、ロ、ノ・「・、ャツ荀チ、ソ、ホ、ォ。「、ネメサネヒシ{オテ、キ、ニ、ヲ、爍「、ネh、、、ソ。」キオハツ、簣、、ニ」ゥ。ュ。ュ。ュ、ェ、テ、ネ。「ハァタ。」、ヌ、マ、ネ、熙「、ィ、コ。ュ。ュ、ネ」ィ、ハ、、タ、ォツ└、、ソ、ウ、ネ、ホ、「、、隍ヲ、ハ壥、ャ、ケ、。」、ネヒシ、、、ト、ト、筅ネ、熙「、ィ、コミミモ饑ハシ。」、ス、ウ、ヌ、オ、ニ、ノ、ヲ、キ、ソ、筅ホ、ォ、ネ、゙、ソヒシーク、ヒク、ア、。」ノマ、ヒンd、テ、ニ、、、ムゥ、ネ。、ウ、ッ、ホ、ャメサキャエ_携、タ、ャ。「、ス、、ハオタセ゚、筺o、、、キハヨ、ヌ、ホ、ア、、ホ、マ、ハ、、ォ・、・荀タ。」テ豬ケ、タ、キ。」、ハ、ホ、ヌハヨ、゙筅、ヌメ、テ処、ウ、ケラ鷹、、ネ、熙「、ィ、コ提モテ、ケ、、ウ、ネ、ヒ、キ、ソ。」、ソ、タ、「、、゙、齒侃ッメ、テ処、鬢ハ、、、隍ヲ、ヒ壥、、ト、ア、ハ、、、ネ、ハ、。。「オネ、ネヒシ、、、ト、ト。」コホキヨチヲ、、、テ、ム、、メ、テ処、、ミ。「ヘムセハ、ノ、ウ、、ォマツハヨ、ケ、、ミヘ、ャシ遉ォ、髓フ、イ、、荀筅キ、、フ、ホ、タ、ォ、鬘」ヤ、キ、ソハツ、マ殪、、、ア、ノ」ゥ」ィオネ、ネヒシ、、、ト、ト。「、コ、ワ。「、ネムゥ、ホヨミ、ヒハヨ、ヘサ、デz、爨ホ、タ。」、ソ、タ・ハ・ォ、ヌ・・オ、ャ、ノ、ヲ、ハ、テ、ニ、、、、ホ、ォス筅鬢フ、ホ、ヌ。「、ス、ホハヨ、ャ、ノ、ウ、ォ、鬣・オ、ヒ・「・ラ・ゥ`・チ、ケ、、ホ、ォ、マカィ、ォ、ヌ、ハ、、。」」ゥ [Thu 4 Mar 2010 01:15:59]
◆ロサ・ガリカ > ( 奥様と過ごした楽しいひと時が走馬灯のように駆け巡ったが、最期に奥様がご自身を慰めているところの部分を垣間見た時点で思考を中断させた。実際に見たわけではないので、今のは完全に私自身の想像ということになるが。 ) ( い、今一度―― アン・ドゥ・トロワでいこう。 アン・ドゥ・ずるー。駄目だ、ここは良く滑る。と、四苦八苦している時だ。誰かはまだわからなかったが、心配したのか声を掛けてきてくれた人が居た。こんな恥ずかしいところを見られているのだ、大丈夫ですお構いなくと言いたい所だったが、ここは助けを求めるべきだろう…。 ) …生きていますわ。申し訳ありませんが、少し手をお貸し頂けませんか? ( そしてこんな時でも表面上は冷静さを保ち礼儀は忘れない。もっとも、この状況では逆に滑稽に見えてしまうかもしれないが…。 ) [Thu 4 Mar 2010 01:06:22]
◆ヴェルセリオス > (春の陽気が顔を覗かせたかと思いきや、またもやさっさと引っ込んで冬の寒さが訪れる今日この頃。あるメイドが街中にもかかわらず雪災害に遭遇している街角に、白の長袖シャツにクロのタイトミニ、その上に雪色のショールを羽織った背の高い女が通りがかった。というより、最初は只の雪だまりと見て通り過ぎようとしたのだが)………人が…生えている?さて、はて(よく見ると雪のはしはしに衣服のようなものが見えた。ふむ?と首かしげながら暫し思案の後に)……生きてますか?(とりあえず尋ねた。死んでたら知らない。無視してさっさといこうと思いつつ) [Thu 4 Mar 2010 01:02:21]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『…………』 [Thu 4 Mar 2010 00:56:52]
◆ロサ・ガリカ > ( そうか、雪。これは雪なのね。この冷たさと色は雪なのね。大方屋根から落ちた雪が私の上に降り注いだということか。種がわかれば他愛も無い。ほら、もう一度足をしっかりと踏ん張って、立ち上がれば―― ) ( ずるっ ) ( あっ ) ( 踏ん張った足がずるっと滑って再びべちゃりと雪の中へ。どうやら石畳が凍結していたらしい。 大丈夫、落ち着いて。深呼吸してもう一度…あれ、そういえばさっきから何だか息苦しいわ。まさか、この雪のせいでさっきから呼吸が出来ていないのでは。その行き着く先に死を予感したが、私の冷静な部分がそれを否定する。いや、その程度で死を予感するあたりもう冷静な部分などないのかもしれないが。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:53:15]
◆ロサ・ガリカ > ( …落ち着くのよロサ・ガリカ。重要なのはまず落ち着くこと。物事を冷静に捉えられる者だけが、質の良い仕事をすることができる。それにお前はベテランのメイドなのよ、これしきのハプニングでうろたえてどうするの。 …一生懸命立ち上がろうとするのだけれど、わっさわっさと手を動かすだけで中々立ち上がらない。おお、神よ!一体何が起きたというのです。わかりました、正直に告白します。神よ、私は今とっても焦っています…。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:46:39]
◆ロサ・ガリカ > ( まず、私は最初に何が起きたのかを把握出来なかった。用事を済ませ、家に戻ろうとしていた時だ。突然当たりが真っ白な世界に覆われ、全てを埋め尽くしてしまった。一体何が起きたのか、世界の終わりが訪れたのか。私は今、どうなってしまっているのか――。 ) ( 居住区の道端で、屋根の上から落ちた雪に埋もれるメイドの姿がそこにあった。 ) [Thu 4 Mar 2010 00:43:39]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 メイドの不運。 』 [Thu 4 Mar 2010 00:41:02]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( わたしの敵は、誰。 ―― 調べなきゃ 。 )』 [Wed 3 Mar 2010 23:04:35]
◆メアリアン > ( 深く呼吸をし、鼓動を落ち着かせる。 扉の前に立ち尽くしたままだッた足を、室内へと踏み入れ、 ) ( 辺りを見渡した。 ) ……、 ( やッぱり変。掃除をずッとしてない筈なのに、そンなに埃ッぽくも、汚くも無い。 数か月前までは人がちゃンと此処に居た様な、そンな、 ) ……気付かない間に、掃除でもしたのかしら…?ブラッディさンとか、 ( そンな筈無いッて、頭では解るのに、 ) ( 息が苦しい。 眼の前が なンだか、不安定に揺らぐ。 ) ――――― ……、 ( 実はお兄ちゃンが帰ッて来てて、 ) ( 私の為に日記と眼球を隠してくれて、お掃除もしてくれて、 ) … ( だッたら良いのに、 ) …… ッ… ( でも、きッと、そンな事 ある筈無いンだわ。 ) ( ぎゅう、と胸元を片手で握り、 壁に寄り掛かる。 ) ( 如何しよう、如何しよう、何があッたの?如何すれば良いの? 誰?何のために? どうやッて? ) ( 疑問だけが、頭に流れる。 ) …… ――― … ( あァ もッと早く 調べなきゃいけなかッたンだ、 ) ( 日記が消えた時に、何で行動しなかッたンだろう。 ) [Wed 3 Mar 2010 22:51:41]
◆メアリアン > ――――― あ、ら ? ( 酷い埃ッぽさを覚悟していたのに、 ) ( 思ッた以上に綺麗なモノ。 きょとン、と拍子抜けといッた表情を浮かべ、室内へと入る。 ) ……、 ( 移動してもいないし、此の部屋は殆ど掃除だッてしてないから 前と変わらない筈、 ) ( 変わらない筈、 なのに 、 ) …… 気持ち悪い …、 ( 奇妙な違和感。 其処に知らぬ何かが居る様な。 ) ―――… 誰か、調べに来たのかしら?… 変、だもの。 ( 両親の部屋も だけど、 ) ( 何より、あの日記とお兄ちゃンの眼球が無い事が 変。 ) ( 知らぬ内に誰かが来ていて、調べてて、 そうしたら如何すれば良い? ) ( 鼓動が嫌な位早くなッて、 寒い筈なのに、額に汗が流れる。 ) [Wed 3 Mar 2010 22:37:14]
◆メアリアン > ( 足音を立てぬ様に歩くのは、癖みたいなもの。 誰かが居た時に、不意を取れる様にと、そンな 考え故。 もうそンな必要も、無いのに―― 。 ) ……私の部屋は無かッたし、…お兄ちゃンの部屋にも無かッた ――あと、探して無いのは、 ( 陰鬱な溜息をひとつ、吐いて。階段登ッて 奥の部屋。 小さい頃に゛不運な事件゛で亡くなッた両親の部屋。 ) ( ―― もう、随分入ッてない気がする。いや、入ッたのかもしれない。 最近の記憶は、いやに曖昧。 ) ――――― … ( 小さな深呼吸をして、 ) ( ノブに手を掛ける。 ) [Wed 3 Mar 2010 22:26:12]
◆メアリアン > ( 外に出たくないなァ、なンて 、 ) ( ホワイティア地区に在る自宅の窓から、外を見遣りながら思う。 ) ( 雪とか、雨は嫌い。特に夜なンかは、外に出たくなくなる位に。 ) ……今日は、此処に居よう かしら。 ( 自宅だもの。掃除をしに帰ッてきただけだッたけれど、別に一日位なら 一人で居たッて怖くは無い。 ) ――――― … ( ハ、短く息を吐く。 ) ( お兄ちゃンは 何処に行ッたンだろう、 ) ( お兄ちゃンの眼球と 私の日記は。 ) …掃除は終わッたし、 探してみよう、かな。 ( 窓に触れていた手を離し、二階に続く階段へと 歩む。 ) [Wed 3 Mar 2010 22:14:44]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( ――― 雪、 )』 [Wed 3 Mar 2010 22:10:17]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 イエロティア居住区の片隅、丘の上の朽ち果てた社 』 [Sat 27 Feb 2010 22:02:46]
◆マガツヒ > ( 特定の場所に居憑く事に意味は無いが、あえて暫く此処を社とすることを好しとした。 此処は街が一望できるし、なにより居心地が好い。 打ち捨てられた社といい、何かしらの曰のある場所なのだろう。 苦痛と、狂気と、恐怖の残照が発ち込めている。 ) [Sat 27 Feb 2010 22:01:21]
◆マガツヒ > ( マガツヒにはこれといった目的もない。 海や山や雨や太陽に目的意識など無いように、あるから ある のだ。 ただ存在して消滅するまでの間を定義通りの範疇で世界に在るというだけ。 ただ存在して、存在するが故にマガツヒは禍を世に齎す。 禍という概念を持つ生物が存在しない間はこの世にマガツヒも存在しないし、再びそういう生物が現れたのならマガツヒも再び現れる。 両者は陰陽のようにセットだ。 ) [Sat 27 Feb 2010 21:30:46]
◆マガツヒ > ( 暫し潜む。 マガツヒにとって時間や感情といったものに捕らわれて急ぐという概念そのものが無い。 先日の件に関しても勝敗だとか成否だとかそういう捉え方自体が無く、ただ、情報としての巫女の存在を確認しただけという認識。 あれとはあまり接触してはいけない。 存在の消滅だけは極力回避しなければ。 ) [Sat 27 Feb 2010 21:16:15]
◆マガツヒ > ( 深々と雪の降る街を遠く見下ろし、マガツヒはその静かな闇の中にじっと佇んでいる。 「個体」が傷んでいた。 山の奥の寒村で遭遇した巫女の仕業だ。 この「個体」はマガツヒと呼ばれる広大な、広大な、須らく全ての人に降りかかる現象を顕わす物のごくごく小さな欠片に過ぎないが、個体は個体なりの意志のようなもので拡大を続けている。 何億の個体が堆く積り空を覆い、それが一つのマガツヒという塊りであり、邪其禍津卑、若しくは八十禍津日と呼ばれるものである。 ) [Sat 27 Feb 2010 20:46:33]
◆マガツヒ > ( イエロティア居住区の片隅、既に朽ち忘れ却られ土埃積もる闇の中。 廃れた社に嘗て祀られていた主は既にこの地を去ったのか、最早何を祀っていた社なのかも分からない。 近隣―――と言っても、長い階段の続く坂道を登らなければ至る事のない丘の上だが、近隣の住人達が訪れる様子もなく、ただ、廃れた祠は静かに闇に包まれている。 ) ( 闇の中からヴェイトス市を一望できる、見晴らしの好い場所だった。 ) [Sat 27 Feb 2010 20:34:45]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 廃祠 』 [Sat 27 Feb 2010 20:27:21]
お知らせ > ヒルダさんが帰りました。 『 でも雪の日にやるのは寒くて嫌ね…。 』 [Fri 26 Feb 2010 22:15:19]
◆ヒルダ > ( ――さて、それじゃあ次の場所に移動しよう。まだまだこの苗木を植えなくちゃならないんだ。回るべき場所は沢山ある。 ) [Fri 26 Feb 2010 22:14:56]
◆ヒルダ > ( 勿論、空き地で勝手に植物を栽培することに対してはどうなんだというところもあるが、仕方が無い。他所の土では育たないのだから。見つかったらその時はごめんなさいしよう。 ) これでよし、と。春になれば雑草が生い茂って、この草も目立たなくなるでしょ。…それまでに誰か見つかって、珍しがられて引っこ抜かれたら悲しいけど…。 ( その時は、珍しいものを見つけたんだ買い取ってくれと魔女ギルドに持ち込んでくれることを期待しよう。 ) [Fri 26 Feb 2010 21:52:03]
◆ヒルダ > ( こんなところ、誰かに見られたら不審人物もいいところだ。なるべくなら誰にも見つからずに事を終わらせたいが、もし見つかったら自分がギルドの仕事できていることを説明しなくてはならない。でも、パワースポットだのなんだのって説明してわかるかなあ?変な人だと思われそう。 ) …よし、これぐらいでいいかな。 ( ふぅ、と一息。次に鞄から青い葉の苗木を取り出し、彫った穴に植えて土を固めた。これはパワースポットの力を吸収して育つ魔法の植物だ。主に薬の材料や儀式の道具として使われる。しかしパワースポットでなければ栽培が難しいのだ。 ) [Fri 26 Feb 2010 21:48:39]
◆ヒルダ > ( そのパワースポットは色んな効果がある。人を健康にしたり、或いは不健康にしたり。植物の育ちが良くなったりもするらしい。消耗したマジックユーザーはそこで瞑想を行い魔力を回復させるし、儀式や召喚を行うにも適している。 …私は空き地に踏み入ると、雪を踏みしめながらその空き地の中央へと向かう。肩掛け鞄から小さなシャベルを取り出し、雪を取り除き土を掘り返す。 ) [Fri 26 Feb 2010 21:43:04]
◆ヒルダ > ( この地上にはパワースポットと呼ばれる地点が幾つもある。フォーウンではそれを龍脈と呼び、トキノミヤコでもそのパワーが集まる場所に寺院などを建てるという。ヴェイトスの北に広がる砂漠地帯にそびえるピラミッドは、その力を集めるために設けられた人工的なパワースポットとも言われている。 ――さて、そのパワースポットだが。実は結構私たちの身の回りにも存在しているのだ。人が多く集まる商業地区や淫売窟にもそれは存在するし、沢山の人が祈りを捧げる大聖堂なんかにもあるかもね。 ) …ここね、報告にあったのは。 ( そう言って立ち止まったのは、立ち並ぶ居住区の中にぽつんとある空き地だ。 ) [Fri 26 Feb 2010 21:39:38]
◆ヒルダ > ( とはいっても別に悪さをしようというのではない。魔女と見れば何かよからぬことを企んでいるのではないかと見る人も多いから、少し注意しておこうと思っただけ。跨いでいた箒から降りると、鞄から白い布を取り出してそれで箒を包む。こうすれば魔女だとはわかりにくい。 ) ――さて。 ( 今日、ここに来たのは魔女ギルドのお仕事の為だ。 ) [Fri 26 Feb 2010 21:32:43]
お知らせ > ヒルダさんが入室されました。 『 目立たぬようにふわりと舞い降りる。 』 [Fri 26 Feb 2010 21:29:15]
お知らせ > 神さんが退室されました。 『神は考えるのを止めた』 [Wed 24 Feb 2010 22:03:13]
◆神 > ( まぁ、今ここであれやこれやと考えても、特にできる事はなさそうなので――― ) [Wed 24 Feb 2010 22:02:56]
◆神 > ( そう、考えているうちに、もう猫がいたっていいような気がしてきた。 そもそも、いくら信者の心尽くしとはいえ、肉の器を持たない余は食す事は出来ない。 であるならば、この飢えた獣どもを哀れんで恵んでやるのも慈悲深いというものではないだろうか? それに、年若い人の子はこのような獣を『カワイイ』と称して持て囃す習性があるようで、もしかしたら、この獣を愛でたついでに余に祈りを捧げていく事もあるのではないだろうか。 [Wed 24 Feb 2010 21:58:03]
◆神 > ( 必要なのは、なるべく穏便に、密かに、静かに、この二匹にお帰りいただく方法である。 間違っても(恐らく余の姿を見る事ができるものは居ないであろうが)彼らを追い散らしたりするところを見られるのは避けなければならない、その様な行為を見られれば、多くの人の子は余を狭量で無慈悲な神とみるだろう。 [Wed 24 Feb 2010 21:49:41]
◆神 > ( 選択肢U 乾きの風を吹きつけ、追い払う―――Tよりはましであるが、これもあまり気が進まない。 この社の前に神所にしていたとある公園のベンチ、そこでもやはり猫が多く出没した。 彼らは余の神所であるベンチの上を占領し、余をベンチの下に追いやった。 余は当然、敢然と彼らに立ち向かい、乾きの風を吹き付けて彼らを追い払ったのである。 しかし、後日、ベンチの周りがヤケに埃っぽいとか、軽く柔らかい猫の毛が風で舞っているとかで公園で子供が病気になったとか噂になり、あわやベンチが撤去される所であった。 折角信者が作ってくれた社が撤去されるのは、神としても心苦しい。 [Wed 24 Feb 2010 21:39:04]
◆神 > ( さて、今問題となっているのは、この二匹の簒奪者どもを如何にして撃退するかという事である。 ) ( 選択肢T 病魔を取り憑かせて病殺する―――これはあまり好ましくない。 神聖な社の前に屍を晒すのは不浄であるし、何より死体が転がっているような不吉な社に参るような人間は希少であろう。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:26:16]
◆神 > ( 猫という生物は、基本的にどこにでも居り、そして、庇のある建物を好む習性があるようだ。 今、二匹の猫が余の社の下で寝そべっている。 恐らくは狙っているのだろう、余の信者である乙女イドが持ってくる供物を。 ) ( つまり、彼奴らは余の敵であると言う訳だ。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:15:11]
◆神 > ( 我輩は神である、名前は――――今の所、無い。 最近は、もっぱら神様と呼ばれている。 幾千幾百の病魔を傅かせ、乾燥を思いのままにする、いと高き神格を持つ大神であった、いや、ある。 その昔は多くの信者を有し、戦神として崇められ、多くの名のある戦士達が余の加護を求めて神殿を訪れたものだった。 だが―――― ) ( 今、余の社を訪れるのは、主に猫である。 ) [Wed 24 Feb 2010 21:08:44]
お知らせ > 神さんが来ました。 [Wed 24 Feb 2010 20:55:13]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが帰りました。 『ハッピーバレンタイン!』 [Sun 14 Feb 2010 13:07:46]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( メイド風奴隷は、片手に乗るほどの大きさのチーズケーキタルトを屋敷の庭に立てられた小さな社の中に置いた。神様はきっと食べられないだろうから数日もしたら下げるつもりだが、こういうのは気持ちが大事なのだと思う。 ) そのうち信者の方が増えたら、お供えのプレゼントでいっぱいになるんだろう、なー…。 ( 楽観的にそんな想像。もしそうなったら、お供え物を置くための場所も作らないとね。 ) [Sun 14 Feb 2010 13:07:33]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが来ました。 『昨日のその後』 [Sun 14 Feb 2010 13:02:53]
お知らせ > シェルさんが帰りました。 『何時より優雅なティータイムを過ごせたとか……』 [Sun 14 Feb 2010 02:01:04]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが帰りました。 『それが不可能であることは、自分が一番良く解っていた』 [Sun 14 Feb 2010 01:59:50]
◆ディーバ@シェル様宅 > …………はい。 ( 本人の感覚と、周りの評価は得てしてズレるものである。そして、それはこの屋敷の主人だけでなく、この奴隷もそうであった。 )( 十分まだ可愛いと思うが ) ……ありがとうござい、ます…。 ( 「まだ」 やはり、可愛いのが好きなのだ。解っていた事だけれども。 ) はい……。 ( タルトと、それから紅茶を注ぎ足しながら微笑む。 )( このまま、何もかも変わらなければいいのに。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:59:33]
◆シェル > 君が来る前の我が家は……少々散らかっていたからね…(彫像の並び方がいまいちだった、と苦笑……取り合えずゴミ屋敷と噂されかけた意味を理解してないらしく) む?可愛い?(こく?と首を傾げる…そいえば以前、背を曲げていたりスカートの丈を気にしていたメイドのことを思い出し)ディーバ君は十分まだ可愛いと思うが……ふぅむ…?(まだこの主からすれば可愛いメイドらしく)それにこれだけ料理も出来て家事も出来るメイドさんは中々いないのだよ?(自信を持ち給え、と笑顔で言って…… もう一切れよろしく、とタルトの催促もした) [Sun 14 Feb 2010 01:52:46]
◆ディーバ@シェル様宅 > はい……。 ( 主人の言う事に、少し顔を伏せると。 ) さ…最初の頃、は、ちょっと…… 使用人も増えました、し…客間がホコリだらけ、なんて事はなくなって良かった、です……。 ( メイド業を始めたばかりの頃のことは、若干黒歴史らしい。だが。 ) でも……身体、は昔のままのほう、が良かった……です……。シェル様、も……可愛い方、がいいですよね…? ( とうとう、わずかにだが主人の背を越してしまった。女装メイドとして色々危機感を抱かずにはいられない。別に女性になりたいと思っている訳ではないが、成長しきってしまえば、男の奴隷に可愛い格好をさせても鑑賞には向かないだろう。要は、用済みになる事を恐れているのだ。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:43:59]
◆シェル > (紅茶を入れる仕草をのんびり眺めながら相槌を打って) ふふ、お菓子というのは奥が深いらしいからね……うむ、たのしみにしておこう。(こく、と頷きながら目の前に置かれたタルト…ざくっとした歯ごたえにチーズの味…良い出来に笑顔で)美味しい…チョコの味がまたいいアクセントになっていて…(二口目も食べ始めると…メイドが言うのを聞いて…紅茶で喉を潤し)うむ……ディーバ君も随分と…料理や家事の腕をあげたよね…(瞳を閉じて思い出すようにして) [Sun 14 Feb 2010 01:29:14]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( ふふ…と笑うと、タルトを切り分け、主人の前に置いた。紅茶も入れつつ。 ) 大成功、とまではいかないんです、けれども…なんとか焼け、て良かったです……。 ──来年、はもっといいのを作ります、ね…。 ( ふと、数えてみれば ) そういえば、もう、三回目です、ね。バレンタインデー…。 ( 時の過ぎる早さにも驚かされるが、奴隷である自分がこんな安定した穏やかな生活を三年も過ごしているのだと思うと、不思議な感じがする。奴隷ギルドにいた頃は、自分の命などほんの些細な事で消えるものだと思っていたし、そうなっても構わないと思っていたが……。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:18:21]
◆シェル > (足に毛布をかけて貰えば満足した様子でソファに座って待つ…もう邪魔と持ったのか仮面や頭につけた冠は外して普通の巫女(?)) ふむ…良い香りが……なるほど、チーズとチョコの……(漂ってくる香りを楽しみつつ…手元にあった本……今の流行…巫女服…と書かれた学術書をぴらっと開いて読んで暫く待っていると…どうやら完成したらしく…) おお、待っていたよ。…ふむ……模様をチョコで…なるほど、沢山のハートが木の葉のようでもあり中々風情があるのだねっ!(何か見た目からして気に入ったようで…褒めていた) [Sun 14 Feb 2010 01:10:01]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( ※チーズケーキにしては焦げ気味 ※ハートの形が微妙 )( だが一応、それらしきものは完成したようだ。 ) [Sun 14 Feb 2010 01:05:18]
◆ディーバ@シェル様宅 > …………………… た、垂れ、ない…! ( 予想では、とろ〜りとチョコレートが落ちるはずであった。しかし、チョコレートはスプーンにくっついたまま。何故だろうと考えている内に、ボトリとチョコが落ちた。 ) ヒッ……!! ( クリーム色の生地の中に、チョコ色の丸が一つ。 ) ……もう、ダメ……。 ( 既に失敗が確定して絶望する。 ) い、いえ…ま、まだです……!! ( 別の方法を思いつき、少し固いチョコをボトボトと落としていく。それをスプーンで少しいじってから、タルト型を再びオーブンに入れた。 ) ( ──そして── ) できあがったもの、が、こちらに!! ( どこぞの料理番組…ではなく、やがて焼き上がり、ようやく居間に奴隷が皿に乗せたタルトを持ってやってくる。 ) シェル様、お待たせ致しまし、た…。ハートのチョコ模様入りの、チーズケーキタルト、です…。 (http://file.chitose.blog.shinobi.jp/18ea8172.jpg) [Sun 14 Feb 2010 01:02:55]
◆ディーバ@シェル様宅 > そ、そうなのです、か……。 ( この奴隷は、理屈的なことはほとんど解っていない。今までの経験から、「これはしてはいけない」「こうしたらきっと美味しい」と考える事はできるが、一からレシピを考案できるほどの腕は無かった。まだ、人のレシピを再現する程度だ。 ) あ、かしこまりまし、た…。 ( 居間へと向かうシェル様を見送りつつ、やはり足が寒そうなので毛布だけお持ちしてから、厨房に戻る。 )( さて、タルトの生地が焼けるまでに残りの作業を終えてしまおう。ビターチョコレートの欠片を湯煎で溶かし、チーズケーキの生地を少しすくって混ぜる。固まらないよう湯煎の湯に浸けたままにし、砂時計を見るとそろそろ時間だ。 ) ちゃんと焼けてる、かな…? ( ミトンを付けてオーブンの扉を開け、タルト型を取り出す。なんだか、少し焼き縮んだ気がするが多分だいじょうぶ。 ) えーっと、チーズケーキの生地を流し込ん、で……。 ( 教えてもらった作業手順を思い出しながら生地を流し込み、湯煎したチョコレートを鍋からスプーンですくう。 ) ふふふ…。これこそ、がこのタルトの要、です…! ( ちなみにそれは、チーズケーキの生地に溶かしたチョコレートを渦を描くように垂らし、外側から中心に向かってスプーンを入れると花のような模様になる!というもの。一言で言えばマーブルだ。 ) 風、が砂に跡をつける、のと…少し似ています、よね。 ( 今回は神様にもバレンタインチョコを作るつもりだったので、そういうものになった。さて、チョコレートを上手く垂らせるだろうか。スプーンをタルトの上にかざす。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:57:13]
◆シェル > 料理は学問に近いものがあるからね〜…いや、ある程度できれば生活の糧になるというし十分凄いよ。(自信を持ち給え、と微笑んで…実際、幅広く料理を作っているので知識的な物はそれなりであろうか…タルト菓子の焼ける香りがしてくるのを嗅ぎ… 予想以上に足に力が入らないらしく…手助けされてゆったり立ち上がり)う、うむ、問題ない……。(立ち上がる事が出来れば歩ける事は歩けるらしく…オーブンを指差して、火の方を見て置くように、と指示すると自分で歩いて今のほうへ向かう) [Sun 14 Feb 2010 00:40:27]
◆ディーバ@シェル様宅 > そ、そんなことない、ですよ…。僕、も…人に教えて頂い、ただけです、し……。 ( タルト自体と、その中身。両方を焼く必要があるというだけだ。同時に焼いたらどうなるのか、試した事はないが…恐らく、タルト生地のサクサク感が弱くなるに違いない。 ) あっ、シェル様! 大丈夫です、か…? ( 尻餅をついたのに驚いて、呼び名を変える事を忘れている。下着は見ないように顔をそらしつつ、手を貸そうと両手を伸ばす。 ) で、では…焼き上がるまでもう少し、お待ちください、ね…? ( そのまま、居間のソファーにでもお連れしようか。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:32:52]
◆シェル > ならばよしっ。(びしっと指をひとつ立てた手を突き出しながら笑って満足げ) ふ、ふむ、ふむ……凄く手の込んだ…調理なのだね……(焼いて終わりではなく更に…と聞いて少し驚く。工程の複雑さよりもそれが出来るまでになったメイドに対してで)…あー…う、うむ、もう僕の手伝う部分はなさそうだし…(そう言いつつ立ち上がろうとして、痺れた足…未知の痛みによろけてから床に座るようにしりもちをついて…)い、た、たた……。(下着を全開にしている辺りは正統派ひろいんの素質があるのかもしれない…) [Sun 14 Feb 2010 00:25:32]
◆ディーバ@シェル様宅 > あ、じゃ、じゃあ本当は見えませんでし、た…。 ( 慌てて無かった事にした。 ) はい、あとはタルトの生地が焼けるのを待って…そこにコレを流し込ん、で。色々飾って…からもう一度、焼いたら完成、です。 ( チーズケーキになるはずの、どろりとしたクリーム状のものが入ったボウルを見せる。 ) 後、まだ少し作業があるのです、けれども… ( ふるふるしている足をチラチラ見ながら、「どうされますか?」と尋ねる。元々、サプライズなんてやれるほど手際は良くないので、作業工程を見られる事は特に気にしない。だがとりあえず、膝掛けと座布団を持ってこようと思う。 ) [Sun 14 Feb 2010 00:15:53]
◆シェル > (ある意味間違えてないとそこで褒めてしまおうとか何とかいい加減な主人だったり) む……ぅ、ヒロインの下着は不思議な力で見えない物なのだよ。(純白の下着だがレース模様とかついた高級品…下のあれの形がくっきり見えたり色々あれな下。少し赤くなりながらも魔法はちゃんとしていたらしくて)うむ、後は君の腕次第というわけだっ(頑張り給え!と口調が何時も通りの貴族調。新感覚魔女ッ子かもしれない。 メイドがさくさく、と作業をしているのを椅子の上に正座……恐らく巫女という姿からそうしていると予想される……をして待っていて)うむっ、後はオーブンで焼くのかな?(慣れない正座。ちょっと足が痺れてきたのか生太ももが剥き出しの足が少し震えてつつも口調は何時も通り) [Sun 14 Feb 2010 00:08:06]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( あいにく無学な奴隷は、もし説明を聞いても「ゾウの形の文字ですか?」くらいしか言えないに違いない。 ) えっと……ましゅまろん、さま…。 ( さっきは「しょこらてぃえ」だった気がするのだが、名前がいくつもあるのかもしれない。 ) …っ! しぇ。ま、ましゅまろん様……中が見えて、ます…! ( 頬を染めて目をそらしていると、持っていた麺棒が一瞬キラキラと光った。 ) え…!? ( なんだろう、と思った瞬間、麺棒の重みが突然増した。 ) こ、これは……。 ( どうやら、これで生地を伸ばしなさいという事らしい。早速試してみると、先ほどよりすんなり生地が伸びる。 ) す、すごいですシェ……ましゅまろん様! ( あっという間に生地を伸ばし終え、奴隷は二つのタルト型にそれぞれ生地を被せた。 ) す、少しお待ち下さい、ね…。 ( ましゅまろんにそう声をかけると、奴隷はタルト生地の形を整え、麺棒をタルト型の上で転がして余計な生地を落とし、フォークで空気穴を開けてからオーブンに入れた。 ) ふう…。まずは一段落、です…。 ( そう言ってシェ……ましゅまろんの方を振り向く。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:59:06]
お知らせ > シェルさんが来ました。 [Sat 13 Feb 2010 23:48:09]
◆シェル > ふふ、見ての通りだよ、迷えるメイド君っ!(くるりん☆と口で言いながらターン。因みに「☆」は古代ヴェイトス象形文字にて発音している辺りはインテリな部分の表れなのかもしれない。) 正義の味方は困った人を助けなければならない!というわけで…あ、僕はシェルではなく、愛の巫女闘士ましゅまろんだよ。(そう言いながら先ほどからくるくると何度かターンをしたり杖を回す…そのたびに丈の短い袴がふわり捲れて下着…小さ目のサイズの女性物が見えたりしつつ魔法を唱えていたようで)…万能なるマナよ…かの槌に猛々しき力を与えよ!(所謂攻撃力UP系の魔法もどき…をメイドの持つ麺棒へ…幾らか生地を延ばすのが楽になるかもしれない) [Sat 13 Feb 2010 23:47:27]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( 中々必要な面積まで伸びなくて苦戦していると、ババーンという描き文字と集中線効果と共に(違)扉が開いた。 ) ふえっ!!? ( 集中していた分、盛大に驚いて振り向く。そこには。 ) シェ、シェル様…………。 ( ここは、「あ、あなたは一体!?」とか言うべきだっただろうか…? それにしても、ご主人様自身が変わった格好をしているのは久しぶりに見た気がする。 ) あ、あの……ど、どうかなさったのです、か? ( 他の者なら、「どうかなさったのですか」の後に「頭が」と付けるかもしれないこの状況。それはともかく奴隷からしてみれば、困っているといえば困ってはいるが、バレンタインの菓子作りを主人──ましてやプレゼントする予定の方に助けてもらうなんて思いつきもしないので、なぜ愛の巫女戦士しょこらてぃえが出てきたのかよく分からないのだ。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:38:21]
◆シェル > お困りのようだね、ディーバ君!!!(ババーン!と言う具合に厨房の扉が開く。そこには和風の巫女姿…ただし袴の部分が腿の半分より上の位置という超ミニといっても良い位の短い物を履き、頭には金を糸のように細くした物を編んだ冠…更に目元を隠す舞踏会などで使われていそうな仮面をつけた主がいて) 困った美少女メイドを助ける愛の巫女戦士しょこらてぃえっ、推参っ!!!(最後に右手に持った兔のマジックステッキをくるりんと振ると先から淡い桃色をした光る兔形の魔法玉がふよふよと主の周りを飛び回った) [Sat 13 Feb 2010 23:27:46]
◆シェル > (素早く自室に戻った主は目的の物…先日、とある伝で手に入れた衣服を取り出して…)そう…困ったときに救うのは決まっているのは… む、若干長い、か……っ(どうやら自分用ではない服を着こんでから、再び厨房に戻り…準備は整った。 厨房の戸を大きく開いて声をかけよう!(続く)) [Sat 13 Feb 2010 23:22:37]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( チーズにしては柔らかいが、生クリームのような柔らかさではない。そんなクリームチーズ。根気よくクリームチーズを混ぜて、砂糖や卵も順に混ぜていく。 ) ふう…これでいい、かな…? ( クリームチーズの小さな欠片がいくつも残っているように見えるが、欠片とはいえ小さすぎてこれ以上すりつぶす事ができない。多分、焼く際に溶けるだろうと思い諦めた。 ) えっと、タルト型……型…。 ( 側面がウニウニと波打った形の、円形のタルト型を取り出す。両手に乗るくらいの大きさのものと、片手に乗るくらいの大きさのもの、二つだ。そして、冷やしていたタルト生地を取り出し、三分の一ほど取り分けてから生地を綿棒で丸く伸ばし始めた。 ) よいしょ、よいしょ。 ( 冷やされた生地は、また固くなっている。太い木の綿棒はそれなりの重さがあるが、それでもタルト型に合うくらいの面積まで伸ばすのは一苦労だ。 ) ふんっ!ふんぬ!ふん! ( このレシピを教えてくれた人が言うには、生地が暖まってしまうとよくないらしい。だから、素早く伸ばす必要があるのだとか。メイドもどきな奴隷は懸命に力をこめて、二つのタルト生地を伸ばした。 )( 必死すぎて、ご主人様が見に来た事も、なにかを思いついて離れた事にも気がついていない。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:13:51]
◆シェル > (金属が何かと打ち合って鳴る激しい音…荒い息と気合の声…厨房に近づくにつれて聞こえてくる音はそんな感じで)…いつから我が家は戦場に…?(はて?と首を傾げつつ そーっと覗くと…一心不乱…中々の集中力で料理を…それも材料を見た所、お菓子を作っているらしい様子。) ふ…む…(メイド少年の仕事である調理を自分が手伝うのは余り良いことではない、かといってあの様子では怪我でもしそうな感じもあり…理想は第3者の助っ人なのだが…と考えるも丁度良い人材は浮かばず…そう思いかけて ニヤッと鋭く笑う) あるではないか、うむ…。(先日取り寄せたアレが…とか呟きながら素早く静かにそれを取りに行って) [Sat 13 Feb 2010 23:08:30]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( 小麦粉も入れて、木べらを使い更に混ぜる。小麦粉を入れた事によって、少しは柔らかくなった気がした生地がまた固くなっていく。 ) ふう、はあ、ふう……。 えい、えい、えい! ( 金属製のボウルに、木べらが当たってガッシュガッシュ鳴っている。 ) はあ、はあ……。こ、このくらいでいい、でしょう、か……。 ( やっと生地らしくなったものを、丸めて少し平たくし、容器に入れて氷で挟みまくる。 ) つ、次はタルトの中身を作らないと…。 ( 先行き不安になりつつも、後でタルト生地を焼くためにオーブンに火を入れておく。 ) えっと、チーズチーズ…。 ( クリームチーズをボウルに入れた。さすがクリームチーズだけあって、柔らかい感じだ。そのままヨーグルトを加え、混ぜ始めたが。 ) ……………か、かたい。 (※再び) うっ、くっ……! えい!えい!えい!( 屋敷の主が厨房をのぞいてみるなら、「えぐるように打つべし!打つべし!打つべし!」そんな声が聞こえてきそうな勢いで、泡立て器でボウルの中のクリームチーズを突きまくるメイドがいるだろう。 ) [Sat 13 Feb 2010 23:00:21]
◆シェル > (休日は自宅で優雅に過ごす、活動的引篭もり型の主人である少年は、今日も庭の見える居間で読書でもしながら過ごそうとか思っていたのだけど、厨房の方から何やら…何時もと違った気配を感じる…)……ディーバ君の声なのだろうけど……何と…戦って…いるんだろう…?(力一杯に何かしている、そんな音とかも聞こえ始めて…若干不安になった主はそーっと厨房の方に近づいていこう) [Sat 13 Feb 2010 22:53:30]
お知らせ > シェルさんが来ました。 『何か何時もと違う音がする…』 [Sat 13 Feb 2010 22:50:58]
◆ディーバ@シェル様宅 > ば、バターと砂糖を混ぜてクリーム状、に……! ( 固い。泡立て器がバターの塊が刺さっている。 ) ふんぬ〜。 ( 力いっぱい混ぜて、なんとかクリーム状と言えなくもない感じになった。 ) つ、次は卵を…。 ( 卵を割り、卵白だけ捨てる。卵黄だけ残すのはそう難しくはないのだが。 ) ま、混ぜ……。 ( やはり生地が固い。混ぜるだけで一苦労だ。屋内とはいえ、やはり冬だからかもしれない。 ) ふんっ! ふんっ! ふんっ! ( 力いっぱい、混ぜる!混ぜる!混ぜる! ※お菓子作りです) [Sat 13 Feb 2010 22:47:20]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( 「今日は、チョコレート入りチーズケーキタルトを作ります!」 まず、室温に戻して柔らかくしたバターを用意し、粉砂糖と混ぜます。 ) よく混ぜて………… … ………かた、い。 ( 早速つまづきました。バターが固くて、中々砂糖と混ざらない。 ) [Sat 13 Feb 2010 22:42:11]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが入室されました。 『ディーバ=ショコラティエのお菓子教室★』 [Sat 13 Feb 2010 22:39:02]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( どうなることやら。 星が綺麗な冬の空を仰ぐ。 )』 [Thu 11 Feb 2010 00:23:53]
◆エアリー > ( ―――のんびり歩いて息を整えながら、知覚できる範囲でこれといった変化がないことを確認する。 もう全て片付いてしまっているというのも、あながち否定できないところだけれど。 ) ( 私は最悪でも、今の生活を維持できればそれで良い。 今のままで良いとは思わないが、とりあえず今回の件については、そうだ。 …用心するばかりでは先に進めないというロッテのいうことももっとも。 ただ、今回は相手や状況が悪い。 チャンスがあるのだからとしがみ付いて、引き際を見誤るのも早死にするだけだ。 ) ( …そういえば、死亡が発覚した後で偽造婚姻届を提出したりしたら、それはやはり罪に問われるのだろうか。 …いや、当然か。 ) [Thu 11 Feb 2010 00:23:09]
◆エアリー > ( …加えて、悪魔だの何だのという人外の存在だ。 類は友を呼ぶということか、メアリアンの周りには最低でも一体、バケモノがいるらしい。 アイゼンリッターは強気だったけれど、話を聞く限りその魔法?は、ゴーテンジやスズネのような超人よりも更に厄介というかどうしようもない印象を受ける。 …もちろんメアリアンを殺すのなら、それがただの人間であっても護衛のいない一人のときを狙うけれど。 事を構えるリスクが高いことに変わりはない。 ) [Thu 11 Feb 2010 00:06:54]
◆エアリー > ( ロッテには、アイゼンリッターの事は話していない。 私のせいで当事者なき結婚詐欺=土地屋敷乗っ取り計画が失敗したなんて知れたら面倒だし、それについて話す機会があれば、それとなく 『やるなら急いだ方が良いんじゃないか』 と言う程度。 …むしろ急かしたくもなるのだけれど――― そこは、このまま失敗するのもそう悪いことではないのかもしれないと、気持ちは揺れていた。 ) ( トウィードル・ロッドの名前は知らずとも、『目玉泥棒の兄』 が死んでいるのは、アイゼンリッターでさえ把握していたことだ。 例えばメアリアンの周りにいるという悪魔(?)のような怪しげなものがトウィードルの死を主張したところで、証拠が無ければ役所に書類を通している 『妻』 の方が強いだろうけれど、アイゼンリッターが自警団に通じていたとして、そちらから調べられるのはまずいと思う。 …怪人・アイゼンリッターの自警団での評価は、よく知らない。 暗黒街ではれっきとした通り魔だが、表通りではどうなのか。 もしかしたら、暗黒街で起きていることなど認知すらされていないのではないかとも思う。 ) [Wed 10 Feb 2010 23:51:57]
◆エアリー > ( PLのミスでしたごめんなさい…! なんていう世界の裏電波はさておき。 ―――暗黒街で偶然鉢合わせたアイゼンリッター・オリジン?らしき人物に目玉泥棒のビラを撒いたのはお前かと尋ね、話をする中で 『メアリアン』 の名前を出してしまっている。 家名もないファーストネームで何ができるものかと楽観的に見る部分もあるものの 『タイホ』 などと口にしていたアイゼンリッターには自警団と通じているようなものを感じて、そのまま流しておくには気懸かりだった。 ) ( アクセラレーターという護衛は、まだこの屋敷に居着いているのだろうか。 しばらく夜には明かりが灯ることが多かったようだけれど、今夜もその灯りはついているだろうか。 ―――とりあえず、事を構えたような、窓が割れているとかそういった異変は見られないけれど、もしかしたら周りには張り込みの自警団員などもいるかもしれない。 普段よりも様子をうかがう動作には注意しながら、やがて屋敷の正面に面した道の反対側で、休憩するように足を止めた。 ) [Wed 10 Feb 2010 23:34:57]
◆エアリー > ( 張り込むわけでもなし、ちょっと見に来るくらいでは意味がないと諦め最近ご無沙汰だったけれど、状況が変わった。 ―――いつものパーカーのフードを目深にかぶったランニングスタイルで閑静な住宅街を駆けて、ハーフエルフの娘はメアリアン・ロッドの家へやって来た。 といってもドアをノックしたり、窓に小石を投げて訪ねるようなことはない。 その敷地の外周をそれとなく回り、住人の有無や、家の様子やその周囲に変わったところがないかを探る。 ) [Wed 10 Feb 2010 23:24:04]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( ―――メアリアン・ロッド邸。 )』 [Wed 10 Feb 2010 23:18:50]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが退室されました。 『メイド服に続き、巫女服がコスチュームに加わった』 [Thu 28 Jan 2010 01:44:52]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( どんな方相手でも堂々としているシェル様って凄い……と、奴隷はこっそり感心している。 ) 「神だから当然わかっている」そうです。シェル様。 ( 雰囲気から、公園の方にお戻りになったのかな?と思った時、主人に腕を引かれ。 ) え、あ。はいっ、シェル様…。 ( 中身はいつも見てらっしゃるじゃないですか。などとツッコミつつ、主人に手を引かれるままついていった。 ) [Thu 28 Jan 2010 01:42:03]
お知らせ > 風さんが退室されました。 『油断してはいけない、神は何時でも貴方の傍らに』 [Thu 28 Jan 2010 01:37:49]
◆風 > ( 人のこの癖に! 口惜しい! ) と、当然である! 余は神なのだからな! ( 捨て台詞を残し、神は窓から夜の空へ! [Thu 28 Jan 2010 01:36:44]
お知らせ > シェル@自宅さんが帰りました。 『巫女服について詳しくなった。』 [Thu 28 Jan 2010 01:35:22]
◆シェル@自宅 > (どうも直感的に指差した方向に”神様”が居たらしいのだが、魔力とは違った力でしか見れない相手、声も全く聞こえないので、軽く巫女の手を引きながら神様(がいるらしい方向)に向かって笑いかけて)ふふ、神様ならば分かるだろう…見えているかどうか、ね?(仮に見えていても余り態度が変わらない気がする主人は天に向かってそう言った後、巫女姿の少年に笑顔を見せて)さて、ディーバ君…っ! 早速だが…もっとその服について知りたいので、来てくれ給えっ。(服とか中身とか色々、そんな感じのことを言いながら巫女を自分の部屋へと引っ張っていって) [Thu 28 Jan 2010 01:31:42]
◆ディーバ@シェル様宅 > は、はい。その通りでございま、す…。 ( 姿を消しているのだろうか?と思いつつも、気配が近くにない気がして不思議に思う。が、しかし。 ) えっ……そ、そうなのですか?シェル様。 う、上…? ( 天井……いや、屋外にいらっしゃるということか。 )( 『見えているのかと聞いているのだ!!』 ) あっ、違う。 ( 奴隷メイド改め奴隷巫女はハッとして。 ) シェ、シェル様。神様が、「私の姿が見えているのか」と仰ってます〜! ( 自分には聞こえているものだから、ついついシェル様には神様の声が聞こえていないと言う事を忘れてしまう。慌てて神様の言葉を伝えて。 ) [Thu 28 Jan 2010 01:23:51]
◆風 > ( 神の声に右往左往する人のこの姿。 これぞ正しいあり方である。 ) 何を驚いておる、ディーバよ。 余は神、神は何時如何なる時でも汝の傍らに折るのだ。 ( 天の高みから見下ろし、悦に浸る神。 しかし! ) っ!? ……………見えているのか? ( 唐突にこちらを向いた(様に見えた)ディーバの主人に、驚きを隠せず・・・・・・・・・) 見えているのかと聞いているのだ!! 主よッ!! ( 叫んだ。 ) [Thu 28 Jan 2010 01:16:40]
◆シェル@自宅 > ふむ……髪止めと…何か手に……(じーっと姿見に映る巫女姿を見ながら何か呟いていて… 気が引き締まる、という言葉に うむ、と頷く)確かに…何時もと違った雰囲気を感じる…。(今のディーバ君ならば神様も見えそうだ、とか言いかけて、早速見えているらしい相手…メイド姿の時は色々不安になったけど、巫女の姿でされればそれなりの信憑性を感じてしまう訳で…)…どうかな?社に相応しい巫女、と思わないかねっ!(ビシッと親指のみを立てた握りこぶしを適当に宙に向かって突き出して…偶然その先に神様がいても此方はさっぱり分かってないらしく) [Thu 28 Jan 2010 01:06:35]
◆ディーバ@シェル様宅 > あ、ありがとうございま、す……。 ( 姿見の前に立つと、白と赤の上下を着た自分の姿。着てみて初めて、「神社」という場所で見かけたことのある服装だと気づいた。それにしても… ) 気のせいでしょうか…なんだか、気が引き締まる感じ…です……。 ( 神に仕える者の服、と思って着たせいかもしれない。この服を着る時は髪型も少し違う方がいいかもしれないなどと考えていた時。 )( 『ディーバよ』 ) ぅえっ!!? ( 神様の声がして、キョロキョロと部屋の中を見回す。主人からすれば、突然奴隷が声を上げてキョロキョロしているので奇妙に違いない。 ) か、神様でいらっしゃいます…か……? ど、どちらに…。 ( なおも神の姿を探しつつ。 ) あ、あの…これはシェル様、がご用意してくださった服…です、が。僕もシェル様、も、ミコミコ教の信者ではありま、せん…。 ( どこにいるのか解らない神様に向かって喋る。どう見ても独り言です本当にありがt(以下略 ) [Thu 28 Jan 2010 00:59:36]
◆風 > ( 神的には、最近の女子は筋肉質になったものよ、くらいの認識で、また、神の目に映ったものもまたその程度である。 ) それは………ミコミコの神官が身にまとう装束か? ディーバよ、そのほうの主はミコミコ教の信仰者であったか? ( 出歯亀していたにも拘らず、神は天の高みより、至極上から目線で人の子二人を見下ろしつつ、威風堂々且つ唐突に尋ねられました。 ) [Thu 28 Jan 2010 00:52:52]
◆シェル@自宅 > む、そうだね…。(少しだけ残念そうな表情だが、それ以上に巫女姿というのが気になっているのか…仕立て屋の説明を思い出しながら何枚かの布を着せていくと…ちゃんとした服になっていって)お、おお……これは…素晴らしい……今の君は輝いているよ、ディーバ君っ。(赤い袴まで着せて姿見の前に立たせると何時ものメイド姿とまた違った魅力を放つ巫女さんがいるわけで、大変嬉しそうな主であった) [Thu 28 Jan 2010 00:46:21]
◆ディーバ@シェル様宅 > んっ…シェル様、あの…今、はあまり触らない、で欲しい、です……。はい、今すぐ着ます、ので…。 ( 普段ならお約束の行為だが、神聖なはずの巫女服の試着中は駄目だと思ったらしい奴隷。 ) こう…ですか? あ、なるほど……。ちゃんと服になりまし、た…。 ( 洋服とは違うので初めは戸惑ったが、着てみればちゃんと服である。面白い作りだなと思った。襦袢や白衣を着、赤い袴も身につけていく。 )( ──ところで、神の視覚はどこまで見えるものなのだろうか。なにしろ巫女服を試着する直前の奴隷は、すっぽんぽんであった全裸であった真っ裸であった。しかもよく訓練されたメイドなので隠したりなどしない。見る角度次第ではハッキリと解ったのではないだろうか。 ) [Thu 28 Jan 2010 00:41:58]
◆風 > ( 基本、神は人間の行為を邪魔したりする事は無い。 なぜならば、神はとても偉いからであって、神の不興をかわないように人間が神の価値観に合わせるべきなのである。 ) ( そういう訳で、神は彼らの行為を否定しない。 屋根の辺りまで浮上し、天から彼らの行いを見守るのである。 [Thu 28 Jan 2010 00:30:31]
◆シェル@自宅 > (こういうのは基本的に熱い思いが正義なのである。 笑顔のままて相手の身体を軽く撫でたりしつつ脱がして行くその手の動きは手馴れた物で)勿論、今すぐ着てくれ給え。(下着について言及されれば少しの間の後)うむ、基本は脱ぐらしい。何でも専用の下着なら許されるらしいが…その辺りはまた後日調べるとしよう。(とか言いながら下着の布が擦れるように脱がしていって… 全裸にすると流石に寒そうな様子にとりあえず巫女服の羽織らせて…)これを羽織ってから…下を履くらしいよ。(帯とか手伝いながら着せていき) [Thu 28 Jan 2010 00:24:58]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( 清楚…なるほど…。 ) そ、そういうものでしょう…か…? あっ、今? で、ですよね…。 ( あっという間にエプロンを脱がされた。今すぐ着る事は決定事項のようなので、自分からもワンピースの襟元のボタンを外していく。 ) は、はい…。 ( 世間の前に、神様が気に入って下さればよいのですが。はてさて。 ) えっ、下着なし、です、か? 神聖な服なら、はいた方、が…!? ( 時代とか流派などによって下着ありなしは違うようだが、なしと言われれば脱ぐしかない。ワンピース、ガーターや靴下も脱いで。本人が抵抗しないから、巫女服を着る準備はあっという間に整うだろう。 )( 邸内とはいえ服を脱いだからか、吹き込んできた風に少し震える。奴隷はまだ気づけないようで。 ) [Thu 28 Jan 2010 00:16:51]
◆風 > ( 窓がカタカタと小さく震え、妙に乾いた詰めたい風が音も無く室内に吹き込んだ。 ) ( そう、それは神。 神はいつもあなた方の傍に居る。 病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、なんか二人でいちゃついてる時も。 ) [Thu 28 Jan 2010 00:14:25]
お知らせ > 風さんが入室されました。 『一陣の風が、こっそりと吹き込んだ』 [Thu 28 Jan 2010 00:05:24]
◆シェル@自宅 > うむ、そんな具合だよっ!やはり神に仕える者としてはこういう清楚な感じが大事なのだよ。(うむ、とご機嫌な様子で頷いていて… 巫女の服を着る予定のメイドから礼を言われると笑顔で)ふふ、新しい社を作ったのだし、巫女の服も新しくしてしまえば良いのだよ。(宗教的な質問をしてくる辺り巫女としての勉強を最近してるのかな、と思いながらメイドのエプロンドレス、紐を外して脱がせていこうとしてきて) 何しろディーバ君があの神様の巫女1号なのだからねっ。(この巫女装束を公認の物として世間に広めなくてはならないのだよっ、とか凄く大げさに言いつつ。前回の対話(?)でも争ったようにまた火種になりそうな事をやっている主はメイドのスカートの中へいれた手で下着を脱がしにかかり…どうやら下着は脱いで着るらしいよ、とか言ってるのは適当なのだけど今回は正解だったとかで) [Wed 27 Jan 2010 23:54:18]
◆ディーバ@シェル様宅 > そうです…ね。清潔な白…と鮮やかな赤、のコントラスト…が、とても綺麗だ、と思います。 ( 着衣時の形状が想像できなかったので以前いらっしゃった客人と結びつかない。袴の色が違うせいもあるだろうが。 ) えっ…巫女の服…です、か? あ、ありがとうございま…す。 ( 自分のために、と言われるとやはり嬉しくて、頬を染める。この主人の場合、自分が見て楽しみたいのが一番だろうと解ってはいるのだが。それでも。 ) あ、でも…その巫女服…は、あの神様、の宗教と合っている…のでしょう、か? お話を伺っている、と…パプテスやミコミコなど、のよく名を聞くものではなさそう…で……。 ( 偶像禁止云々もそうだが、社建設のスポンサーである主人と神様のお考えは色々違う感じなので、これも争いの火種になりはしないかと奴隷は心配する。 ) [Wed 27 Jan 2010 23:44:53]
◆シェル@自宅 > うむ、驚きの赤さ、といっても見るのが辛い赤さというのとは違うかな。(白い上着が軽減させているのかな?と軽く首を傾げる。以前、川原で拾ってきた子供の着ていた服にも似ている感じで) うむっ!折角社を作ったのだし、巫女であるディーバ君の為に服を仕立ててみたのだよっ!(巫女服とでも名づけようか!と笑顔で言って…平面的で分かりにくいが丈などをしっかりあわせているらしい) [Wed 27 Jan 2010 23:32:06]
◆ディーバ@シェル様宅 > すごく…赤いです…。 ( 主人が見せている衣服はやけに平面的な作りで、どうやって着るのだろうという考えが一瞬頭をよぎる。どこかで見た事があるような気もするのだが、普段自分や主人が着ているような服とは大分違い、シンプルでありながらとても鮮やかな赤だ。 ) 異国のお洋服です、か? 不思議な造りですね…。 ( 近づいて、まじまじと眺める。 ) [Wed 27 Jan 2010 23:27:52]
◆シェル@自宅 > (外は雪がそろそろ積もりそうな勢いで降っているそんな冬のある日。若干、庭の外観が普通と違った趣を持つ屋敷にて、主人である少年が今日、届いた衣服…木組みに飾られたそれを ジーっと眺めて)ふむ……見事な出来…… うん?ああ、いや…(寒さは若干感じるも暖房がそれなりに整った屋敷…窓際ならともかく中の方はそうでもないし、今は此方の方が気になるわけで)それよりディーバ君、これをどう思うかねっ!(自分のメイドを呼び寄せて見せ付けたのは異国の服。白い上着と赤いズボン。どちらも裾が広く、細かな模様も見られる独特の服はとある地方の巫女が着る服と似ていて…この辺りでは中々見かけない風情があった) [Wed 27 Jan 2010 23:18:49]
◆ディーバ@シェル様宅 > ( ふと、窓の外を見ると雪が降っていた。どうりで、寒いはずだ。 ) ……。 ( 窓から屋敷の庭を見ると、通りに面した場所にほぼ完成した社が見えた。貴族の、それもフェアリン出身である主人の屋敷に社とはなんとも不思議な光景なのだが、これには色々事情があるのだ。そして後は、神様自身に社に来て頂ければ完成と言ってもいいのだが……これも、解決しないとならない問題が色々あったりする。 ) シェル様、雪が降ってます…よ。お気づきでした? 寒いですから、熱い紅茶でもお入れいたしましょう…か。 ( 近くにいる主人に声をかけよう。 ) [Wed 27 Jan 2010 23:07:16]
お知らせ > シェル@自宅さんが入室されました。 『外は雪。されど家の中は春。』 [Wed 27 Jan 2010 23:03:06]
お知らせ > ディーバ@シェル様宅さんが入室されました。 『あ…雪。』 [Wed 27 Jan 2010 22:59:54]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが退室されました。 『………(ねた』 [Thu 21 Jan 2010 03:33:18]
◆ヴェルセリオス > ふー………さて、あの飴が御口に合うとよいのですけれど……と(もそもそ、とワンピースを脱いで下着姿だけになると、さっさと布団にもぐりこんだ。ベッドではなく布団で、ここだけ畳を敷いて和室にしてある。靴は入って直ぐのスペースで脱ぐ。そして明日の献立を色々考えているうちに…) [Thu 21 Jan 2010 03:33:05]
◆ヴェルセリオス > ………全くです(小さく呟いたようなその言葉に、同じぐらい思い同意が込められていた。考えてみると自分も殆ど普通といえるような交友範囲が無い。まったく持って、普通のお嬢さんとは遠い世界の住人だった。仕方が無いといえば仕方ないが、種族を問わず生まれた環境やらなにやらによって道筋は決まるのだな、と思わざるを得なかった。そんな夜の一幕)はい…それでは、何かありましたらお呼びくださいませ(来た時と同じようにワゴンを押して、静かに一礼の後にドアを閉めてキッチンへと戻る。先ずは今使った分を洗って戻し、軽く明日の献立の準備と薪を釜戸の近くに置いておこう。最後に邸内の見回り…特に釜戸の火が完全に落ちているのを確認すれば、自室へと戻って…) [Thu 21 Jan 2010 03:30:26]
お知らせ > アイリさんが帰りました。 『( 勿論、その性別の件など全くの想定外である )』 [Thu 21 Jan 2010 03:27:41]
◆アイリ > ―――――――なにか彼女らが別の生き物のように思えてきました。 ( いつの間にか粉雪の止んだ遠い宵闇を眺めながら息を吐いた。 考えてみれば自分の身の回りの、比較的親しい部類の人間ときたら―――騎士団のトリスやオリヴィアやソレディーや、アレッサンドラ・クレメンテだとか豪天寺艶子だとか、凡そ普通の顔が思い当たらないと言う事に今更気付く。 「女傑」で括れそうな顔ぶれだ。 ) …少し遅い時間になってしまいましたね。 ある意味新鮮な話でした。 もう少し読み物を片付けたら休みます。 貴女も今日はお休みなさい。 ( お茶のお代わりを頂いて、折角用意してくれた飴を味わってから休む事にしよう。 多分それくらいで丁度瞼も重くなる頃。 ) ( 好いた殿方は居ない、か。 整った容姿と有能さを持つものの、何処か少し浮世離れした雰囲気のある彼女のこと、そう違和感もなかった。 彼女の横に立つ男というの、想像し辛い。 ) [Thu 21 Jan 2010 03:24:58]
◆ヴェルセリオス > …はい。その内容がそう深刻で無いものであることを願っております。(ましてや訃報など御免である。まだ日は浅いが、騎士にお仕えしている以上覚悟はしているが…そんな日は来ない方が良い、と思うのはおかしくないと思うのだった)…もう少し細かく言うと、今の騎士団長との掛け持ちでは無理ではないか…ということでございますね。今のアイリ様が長年続く鍛錬と座学によって培われたように、市勢の娘たちも小さい頃からの友達関係や家族といった社会に揉まれてあの社交性(と諸々)を身に付けるのです。…まあ、わたしくも正直それは得意といえませんが…(男性向けの技術なら大分上達した、とは思う。ともあれ「普通の女の子」というのになるのは実のところ大変、と思うのだった。それこそ普通に生まれ普通に育たないとなれないのだから。ただありふれているから気づかないだけで、このようになろうとするとその遠さに気づくものである。…多分)……ふふっ。それが難しいものですよ。人間、わかっていてもそう捨てられない。世は何事も表裏一体、不器用と清廉も直ぐ側にある。どちらに見えるかは見る人次第、で御座います(そんな言葉を返しながら、静かに藤の横長の小さな皿をテーブルに置いた。そしてその上にころり、と棒状の飴を転がした。正確に言うと転がった、であるが)砂糖を煮詰めて作った飴で御座います。ほんのりとした甘味が御座いますので、書類に眼を通す際にでも口にしてみては如何でしょうか。大きさは親指ほどで、琥珀に近い独特の飴色。お出しするならこういうシンプルなものが良いだろう、と思ったうえでのチョイスであった。無論、手作りだ)気が付けば祝っておりますね。トキノミヤコの人たちは。……あいにくと、私には好いた殿方は居りませんので……(立てた右の掌で口元軽く隠しつつ、ふー…と遠い眼。嘘は言って無い。嘘は。だがまあ、色々とストレートにいえない事情があるのだった。まず性別からしてもう。そんなお話) [Thu 21 Jan 2010 03:08:26]
◆アイリ > まあ、何か市内での頼み事があれば遠征先から逐一連絡を寄越します。 ( 遠征先からの報せなどあまり面白い内容にはならなさそうだが。 緊急の探し物だとか、秘密裏の調べ物だとか、不幸の報せだとか。 ) …ど、どうしようもない、ですか。 ( かなり結構それなりにショックだった。 幾らかでも改善しようとして鏡の前で笑顔の練習をした日々が手遅れだったという。 背はそれは、そうかもしれないが。 無い物ねだりはするなと言う事、か。 …ショックである。 ) 私は単に、単純な人間なのです。 あれこれと器用に立ちまわれないから取捨選択して、出来るだけ解答をシンプルに削ぎ落しているだけで。 最初に余分な選択肢を切り捨ててしまえば迷う事もブレる事も無いでしょう。 ( それが上手く言えば「芯が通った」風に見えるだけのこと。 嘘は吐かない、浮ついた話には興味を持たない、小細工はしない、やると言ったらやる。 まあ、言葉だけ並べれば耳触りが良いだろう。 頑固で、不器用なだけだ。 ) 生誕祭も祝うのでしたね、彼らは。 …貴女がその、トキノミヤコ式のバレンタインのやり方に倣うというのなら別段止めはしませんけれど。 ( そういう相手が居るのなら、という探りである。 ) [Thu 21 Jan 2010 02:48:20]
◆ヴェルセリオス > ……流石にそれはご遠慮したいところですね。とはいえ、身の回りのきめ細かな世話が必要とあればご一緒いたします。その際は是非一声お声をおかけくださいませ(始めにはやんわりと笑みを浮かべ、途中からはその笑みを消しての答え。実のところメイドにしてはありえないほどの戦闘能力を保持してはいるが…だからといって戦力に加えるわけには行かないし、何よりヴェル本人もそれを明らかに試用とはしないだろう。故にもしもの笑い話、の域を出ないのであった。そしてそのメイドが連れてゆくであろうお店は、どこもお値段がちゃんと書いてあるところばかりだ。居心地は違う意味で悪いかもしれないけれど)残念ながら、そのようになってしまったからには、その事実自体はどうしようも御座いません。私が明日から「年頃の娘らしい身長になります」というのあ無理なのと同じように、ですね。……強いて言うなれば、やや近寄りがたい雰囲気を漂わせるのも良いものですよ。どうでもいい人間は寄ってきませんから。(自分は都合の良い、ごまかしのようなことを述べるのが嫌いだった。だから「研究したり服装を変えてみれば何とかなりますよ」などとは言わない。寧ろ言葉の意味は「もう無理です」に近いことだった。もし今の性格を変えるならば、それこそ今の地位やら何やらを全部失うようなまねでもしない限り無理だ。それでも成功するとは限らない。人の心は炙って曲げる竹ひご程変わらないし、それだって簡単に思うがままに曲がるわけではないのだから。何より―――こんな性格のこの人だからこそお仕えしたというのもある。)…難にせよ、アイリ様の一番奥にはしっかりと芯が一本通っていらっしゃいます。真に人を見る眼がある人には十分通じます(と、纏めた。こう見えてもやっぱりそれなりに年頃の娘さんか、と胸中で静かに思うのだった)ええ。それで中々景気が良いようです。トキノミヤコの市勢の方は、お祭りを増やすのがお好きなようですので…解りました。本来の過ごし方と同じでございますね(親しい人にカードを送る。チョコが飛び交うのはトキノミヤコ文化圏のみである)そうそう。そういえばトキノミヤコでは女子から思いを伝えるのはよろしくない、とされているのですが…この日ばかりはチョコと共に大手を振って伝えることが許される、というしきたりなのだそうです。流行したのもそういう背景があるのでしょうね(文化色々、である) [Thu 21 Jan 2010 02:25:04]
◆アイリ > 正門から街道に出て野営地まで、という話です。 ( メイドを連れて戦場に出るなんて物笑いの種だし、いっそ鎧でも着せて。 勿論、冗談だ。 たまの休みに何処かに出かけるというのは悪くは無い話だが。 知っている美味しい店なんていうのは、偶に招かれる値段の書いていないような堅苦しい所ばかりだ。 味は兎も角居心地はそう良く無い類の。 ) …「近付き難い上に物申し難そうに見える」という事です。 そういうつもりは無いのですけれど―――――それこそどう、振舞ったら良いのか。 ( 見当もつかない。 自然に笑うタイミングというのはどの辺りなのか。 少女たちが盛り上がる様な話というのは、取っ付き易い人柄というのは? どうもそういうのは苦手だ。 ) …ああ。 なにかこの街ではアマウラ系の妙な文化が混ざっているとか。 私は特別なにも。 精々、実家やお世話になっている方にでもカードを贈るくらいでしょうか? ( それにしたって生誕祭の時も同じような事をしたし、二月のあれはちょっと、そう重要でもない、他人事のような感覚だ。 ) [Thu 21 Jan 2010 02:06:16]
◆ヴェルセリオス > (その点に付いては、面接のときに特に何も言われなかったので気にしては居ない。耳の尖った種族は結構居るものだから。特にエルフとか。…そう考えると、なかなか種族が特定しづらい身ではあるな、と思うのだった)…お望みと有れば、散策や遊興のお供にも参ります。美味しいお店もいくつか存じておりますので、ご希望と有ればご案内いたしますよ(「お代わりをお淹れしますか?」と空になったカップを手に取りながら尋ねた。そして連れ歩きには概ね応ずる旨の返答を一つ。その際にコーディネイトをあれこれ考えるのも楽しそうだ、などと思いつつの言葉だった。そして確かに、世の普通の女子という人種は普通軍事的な話題など好まないだろう。その点でも、なかなか面白いめぐり合わせであったと思う次第。件の太刀も秘匿していないので知っていてもおかしくない。というより、多分一緒に格納庫に保管してもらっているだろう。武具も位が上がれば立派な価値を持つものである。盗まれる可能性もあるのだから)……ええ。かしこまりました。何かありましたらその際は遠慮なく申し上げますね。…大丈夫です。アイリ様は近づいてみると、結構色々と言える方だと分かりましたので(ご安心を、と最後に小さく付け加えた。無論、この言葉は本心だ。でも難しい問題だ。色々と知っていたならば、こんな風にこの人は育てなかっただろう。その癖つい先週もまた見合いの話が来たのだからなんとも勝手なものだ。凛々しい騎士団長として熟れた彼女をホイホイと収穫しようとしているのだから)時にアイリ様、市勢ではもはや恒例の、二月のバレンタインデーとやらはどうお過ごしになりますか?(上げる相手が居る戸は思わないが、しかしこう――――騎士の付き合い的にございますか?との問いかけひとつ) [Thu 21 Jan 2010 01:51:56]
◆アイリ > ( 耳、か。 少し前から気づいてはいたが、生粋のホワイティアではないのだろう。 飲み干したティーカップを静かにソーサーに戻し席を立つ。 これでもこの数年でだいぶ背は伸びたとはいえ、彼女の背は女性にしてはかなり高いのだ。 座ったまま見上げるには少々角度的に無理があるくらいには。 ) …いっそ貴女は留守番をさせないで連れ歩いた方が良いのでしょうか? ( 本気とも冗談ともつかないいつも通りの真顔でそんな事を。 こんな無骨な話についてくるメイドというのも珍しい。 前の主人が確かアマウラ人の鍛冶屋だったか。 彼女のそう多くは無い荷物の中に、不似合いなソードがある事を私は知っている。 …ついついそんな話題ばかりになってしまう主人も主人だが。 それこそ彼女の想像するように、生まれて落ちた家が家だったというだけで当然の如く騎士になる事を期待され、疑問にも思わなかったような人間だからだ。 ) そう、それから、私に思う所がある時もあまり遠慮はしないで欲しい。 言ってもらった方が助かります。 私は若輩ですし、どうも時々物を知らないようですから。 ( それでよく団員にからかわれるのだ。子供だ、世間知らずだと。 ) 今の所二人で暮らすのですから、良好な関係の妨げになるような事があるなら一緒に解決した方が良い。 ( ようするに、問題があったら片端から片付ける方がかえって楽だと言う話。 ) [Thu 21 Jan 2010 01:29:30]
◆ヴェルセリオス > …はい、有難う御座います。では、いよいよ一人ではきついと判断いたしましたら、草案を練った上で提案いたします(こういうところに、人の上に立ち慣れているなぁ、としみじみ思うのだった。裁量の渡し方が上手いのだ。で、そんな風にきちんと任されて嬉しくならないものはそういないだろう。…自分もいつの間にかそうなっていたのにはちょっと驚いた、が) [Thu 21 Jan 2010 01:10:14]
◆ヴェルセリオス > ええ。それに、この耳を見るに普通の人間ではない親か先祖が居たようです。ですので、この街の坩堝ぶりはとてもありがたいものです。はっきりとした勤め人の家柄でもない私が、こんないいところに勤められるのはこの街ぐらいでしょう。(同じ状況でも、ホワイティアの真っ只中では周りの干渉が激しくてこうは行かなかったと思う。試したわけではないけど。そして嘘は本当のことをベースに膨らませていくのが乖離しないコツだ。主に真っ赤ではないが本当の事を言えないのは少々心苦しい。でもいえるわけが無いのだ。敬虔なパプテス信者の騎士、それも家柄ばっちりの人に「すみません実は私吸血鬼なんです。ある日目覚めたらこの町に居ました。それ以前の事は知りません」なんて言える訳が無いのだから)…そうですね。寧ろそんなときこそ攻め時でしょう。その障害をいかにして乗り越え打撃を与えるか。或いはその最中にいかに気づかれずに偵察するか…座学の宿題として出すのもよいかもしれませんね。雪の利用法で溶かして水にして保存する、というのがありましたら、B+ぐらいの加点はしてあげてくださいませ(そんな風にやれ教練だなんだ、と言ったトピックを口にする時、実に楽しそうな主の様子を見るのは楽しい。お仕えして先ず最初に身の回りのことを色々と覚えたが、まあなんと年頃の娘らしからぬこと、と二度は目を剥いた。とはいえ無理も無い、とも思った。今まで…いや、今もだが、周りという社会が彼女に期待しているのは若く美しき騎士団長だ。16歳の乙女ではない。想像するに、今まで物心付く前から有象無象の社会の圧力でこうならざるを得ないようにされてきたのだろう。本当にニンゲンというものは恐ろしい、とこういうとき心の底から思うのだ。――――という考えは考えとして、お仕えする分には中々楽しい。変化があるし、何より凛々しいこの人に直に仕えるのは悪い気はしない。しかし、やはり前の主に続けて自分はちょっと恵まれすぎだと思った。メイド的な意味で。仕事が楽、というわけではないが、こんな色々と陳情をすんなり通してくれる上に金払いも良い主など早々めぐり合えまい [Thu 21 Jan 2010 01:08:58]
◆アイリ > わからない? 言葉のアクセントや衣食の文化様式である程度は推測できるかもしれませんが―――この街で暮らすぶんに、拘りはしませんけれど。 ( 私はレイシストではない。 勿論、人生の半分以上をクリスティア王国で過ごしてきた都合、イエロティアやブラティリアの文化に違和感や拒絶感を感じる事はあるが、ヴェイトス市という街で暮らす上で生まれや種族に拘るようではとてもやっていけないだろう。 …彼女の素性について興味が無いといえば嘘になるが。 ) 「雪が積もっているから訓練は無い」などと考えている所に奇襲をかけてどういう反応が返ってくるかも見ものです。 戦略に於いて「今日は攻めてこないと思った」で通る戦場はありません。 ( 醜態を晒した隊は特別訓練つきだ。 件の「愉快な面々」がそうでない事を祈ろう。 こんな事を考えている時が一番饒舌な16歳女子も困ったものだが。 ) そうですね、後一人くらいは雇う余裕はありますし―――二人いれば若しもの時助かりますね。 貴女も良い人材を見つけたら連れて来てみてください。 ( 当然面どおしをしてから判断するが、余程おかしな人材を連れてくるような事は無いだろう。 まだ日は浅いが、それなりに彼女のセンスを信用している。 ) [Thu 21 Jan 2010 00:48:25]
◆ヴェルセリオス > …いえ。ここではありませんが、しかし…どこであるかは、よく解りません。孤児のようなものでしたので。自分がいる地方の名前すらもわかりませんでした。(先に暖める必要の無い砂糖壷をワゴンの上にことん、と置いて、次にお茶菓子を取り出した。とはいえ今日のものはお茶と一緒に食べるのではなく、後でちまりちまりと食べてもらうためのもの。そのため、ワゴンの上に配置したものの出撃はまだであった)…そうですね。雪があるからといって避けていたのでは話にならないと思いますので…ですが、足元が見えないのは武装した人間にとっては恐怖ですね。雪の量にも因りますが(孤児とごまかしはしたが、実際自分でも生まれとかがまるでわからないので嘘というわけでもなかった。そしてそれを気にした様子も無く、積雪時の訓練に付いて色々と自分の考えを述べるのだった。鎧は重く、馬は大きい。単純に移動しづらいのを除いても、雪は戦いものにとって厄介だと思うのであった。メイド仕事に於いてもだけど。……と、言うような話ができる教養を得られたのも前の主のおかげであった)…そうですね。騎士団の皆さんもなかなか愉快な方でした。それとこの新居に付いては、多少ヒトデが欲しくなる事はありますが…水は有っていると思います。貴族のお屋敷のように、他のメイド数十人と並んでメイド頭の下であれこれ、というようにはどうにも働けない不躾もので御座いますので…(ぽとん、と黄金の名で呼ばれる最後の一滴が落ちたカップ。そして入れ違いに下げられる砂糖壷。たまに入れることも有るので、常に用意だけはしてある。ともあれ、お湯の入ったポットをワゴンの中にしまい込んだ。そして立ち居地や角度は終始やや斜め。直視せず、直に正対せず。あくまで”傍ら”に位置するのであった) [Thu 21 Jan 2010 00:28:39]
◆アイリ > ( 一挙一動、卒が無い所為だ。 面白みよりも機能美を追求しがちな自分にしてみれば丁度良い人材を見つけられた。 ヴェイトス市にありがちな奇を衒った様なメイド(のようななにか)は要らない。 ) 貴女はこの街の出身だったでしょうか? こう雪深い冬は随分と久しいですね。 …絶好の戦闘訓練といえばそうですけれど。 ( 明日辺り抜き打ちで格団を集めて模擬戦闘訓練でもしてみようか、などとナチュラルにサディスティックな事を考えて大きな窓の外を眺める。 過酷な訓練でなければ実戦では役に立つまい。 実戦を「訓練より苦しい」と感じるようでは。 ) ―――少しは慣れましたか? この家なり、今の生活なり。 ( 他愛のない話を振りながらゴールデンドロップが落ちるまで待ち、音を立てずにそっとカップを手に取る。 砂糖は要らない。 ミルクは茶葉によってはあっても良いが、今日は無くて良いだろう。 ) [Thu 21 Jan 2010 00:10:31]
◆ヴェルセリオス > …失礼します(ドアの向こうから返ってきた言葉を耳にすれば、静かにドアを開けて一礼。次に一度部屋を出てワゴンと共に部屋の中へと足を踏み入れ、次に振り向いてドアを閉める。――――と、こんな風にすいすいとワゴンを転がせるつくりで本当に良かったと思う。というよりも、そうして頂いた…のだが。21世紀なら「バリアフリー」といえば通じるが「床を出来るだけ平らに。出来れば敷居的な所こそ段差無しに」と希望を出した甲斐があったというもの。それを本当に聞き届けてくれたのはちょっと驚いたけど。それはそれとして)今日も雪…冬の常ではありますが、何かしようとすると美しい雪景色も、途端に絡みつく不便さの化身となりますね(執務机から少しはなれたところにワゴンを止め、自分はワゴンと机の間に。主から見て斜め前方に位置どった上で静かにお茶の私宅を始めるのでした。手馴れた様子で茶葉を小さなポットに居れ、先ほどのお湯が入っていた大き目のポットからお湯を注ぐ。この季節はお湯ポッドと同じルームに色々と詰め込む時期だ。放っておくとカップも茶葉を入れるポッドも、直ぐに冷えてしまうから。…あとは、すこし時間を置いた上で注いでお出しするだけ。辺りに漂う紅茶の良い香りを楽しむ時間でもある) [Wed 20 Jan 2010 23:55:36]
◆アイリ > ( 自宅で過ごす時間はできるだけゆっくり、自分の時間を過ごしたいと思う。 ただでさえ働き過ぎだとか趣味が仕事だとか友達が居ないだとか散々な言われようだ。 軽いトレーニングと溜まっている蔵書の読破と、家族や少し離れた知り合いに手紙を書いたり、あとは――――― ) …ええ、どうぞ。 ( 丁度良いタイミングでお茶を持ってくる出来の良いメイドとあれこれ話しながら、その人となりを探ってみたり、だ。 ) [Wed 20 Jan 2010 23:44:45]
◆アイリ > ( 自宅で過ごす時間はできるだけゆっくり、自分の時間を過ごしたいと思う。 ただでさえ働き過ぎだとか趣味が仕事だとか友達が居ないだとか散々な言われようだ。 軽いトレーニングと溜まっている蔵書の読破と、家族や少し離れた知り合いに手紙を書いたり、あとは――――― [Wed 20 Jan 2010 23:42:48]
◆ヴェルセリオス > (小釜戸の火にかけた薬缶から立ち上る音を耳にして、もう少しと小さく頷く。茶道具や茶菓子の類を色々と乗せたワゴンに不足が無い事を確認し、釜戸の上方にぶら下げておいた白い陶器製のポットに手を伸ばした。これが和式のお屋敷なら、薬缶にお湯を入れて持っていっても良いのだろう…が、しかしここはバリバリ洋式なお屋敷である。メイドの好みで薬缶だの出刃包丁だのが大手を振って歩けるのは、キッチンの中だけであろう。さて、なぜポットが釣られて居るかといえば、理由は簡単。ポットを暖めるためである。温まってないポットにお湯を入れれば、当然それだけで温度が下がる。更に言えば季節は冬。冷えに冷えたポットであれば最悪割れる可能性もある。容易に壊れる安物ではないが、それはそれ、これはこれ。可能な限りリスクを軽減するのは誰にとっても必要なことだ。)………よし(釜戸から立ち上る熱や湯気で温まったポットを手に取り、周りの滴をきゅきゅっ、と手早く拭く。そして吹いた布巾をさっ、と折ってワゴンの上に敷いた上でそこにポットを置く。そうして湯気がもうもうと立ち上るお湯をポットに注ぎこんで………かたり、と蓋をしてワゴンの中へと格納。熱がなるべく逃げぬよう壁が厚めと鳴っている専用の空間だ。その扉をぱたり、と閉めたら準備完了。小さな足音を響かせ、車輪が微かに奏でる軋み音と共にアイリ様の部屋の前まで行こうか)(こん、こん)失礼します。アイリ様、お茶をお持ちいたしました。(ワゴンをドアの脇に止め、自分はノックの後に一歩下がって返答を待った。ちなみに今日は珍しく白いワンピース姿だった) [Wed 20 Jan 2010 23:37:45]
お知らせ > ヴェルセリオスさんが来ました。 『…ふつふつ』 [Wed 20 Jan 2010 23:23:24]
◆アイリ > ( 今年は珍しく雪続きの冬だ。 連日降り注ぐ雪は街を白く染め、祖国クリスティア王国を思わせる。 騎士の称号を得てヴェイトス市に赴任して以来、あまり帰っていないが―――なに、家の方は姉夫婦が問題無くやっているだろう。 たまには顔を出せと言われているが、此方でなまじ出世した所為かそう暇でもない。 その「暇でも無い」を口実に帰らないのも事実だが。 うんざりするような量の見合いの話など、こういう風に育てておいて今更興味の持ちようが無い話だ。 正直、生涯現役騎士でいるつもりすらあるし、当分のらりくらりと逃げさせて頂こう。 ) [Wed 20 Jan 2010 23:21:21]
◆アイリ > ( 交通の便も悪く無い。 クリスティア王国騎士団領に続く ホワイティア居住区⇔ギルド地区⇔商業地区通りは勿論のこと、日時計の公園を横切って大聖堂へも一直線。 そういう場所を選んだし、ここならメイドの買い物にも良いだろう。 ) ( 一頻り見て回って満足して書斎に戻り、燭台に灯りを燈してウォールナット材の重厚なデスクチェアーに腰掛ける。 寝室よりはここに居る時間の方が長くなりそうだ。 なんというか、落ちつく。 ついつい机仕事を持ち帰ってしまいそうではあるが。 ) [Wed 20 Jan 2010 23:07:43]
◆アイリ > ( 家自体もそう特別面白みのある造りではない。 居住区の中でも少し土地の高いこの辺りでは平均的な外装内装に建築様式、間取りと部屋数。 あまり興味の無い細かな家具や台所周りはメイドの使い易いようにと一任してあるお陰で未だに細かい部分は把握していないが、多分今後とも当分そうなるだろう。 彼女が何かの事情で辞めない限り、キッチンに立つ事はほぼ無かろう。 精々彼女の留守にお湯を沸かして勝手にお茶を淹れてみる程度だ。 ) ( 荷物を運びこんでまだそう日が経って居ない家の中を一人歩いてみる。 一階にリビング、キッチン、バス、ゲストルームが幾つかとメイドの部屋、物置。 二階は寝室と書斎、クローゼット、数人で景色を見ながら食事くらい出来る広さのバルコニー。 見下ろせば独りトレーニングくらいはできそうな広さの庭。 まぁ、メイドと二人暮らしならこの程度で十分だ。 ) [Wed 20 Jan 2010 22:56:42]
◆アイリ > ( 騎士団が出動するような大きな事件を跨ぐ事無く年が明けて一先ず、新居が完成した。 まあ、新居などと言っても特別浮ついた話しがあるわけでなし、ただ、単純に、相応の財産と地位のある人間がいつまでも寮に居ついているのを良しとしなかっただけのこと。 世間体というものもあるし、預かっているソレディー・カモシレーヌももう四六時中見ていなくても問題ない程度には馴染んだ。 丁度良く家の事を任せられそうな人材も確保できたし、そういうタイミングだったのだろう。 ) [Wed 20 Jan 2010 22:48:25]
お知らせ > アイリさんが来ました。 『 新居 』 [Wed 20 Jan 2010 22:43:25]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 どんどんどん いぎぎ あぎ 』 [Thu 14 Jan 2010 23:23:23]
◆マガツヒ > ( あとはもう加速度的に駄目になっていった。 何が起きているのか言葉で説明するのが難しい。 家族と言葉が通じなくなってきた。 私が何か言うと皆がヒステリックな声を上げたり、何処かに隠れてしまったり、声しか聞こえなくなってしまったり。 台所で野菜が腐っている。 誰も手を付けないから日に日に醜く茶色くなっていく。 嫌だなぁ。 あまりに五月蠅いから私は夜中に家の中を歩き回るようになった。 何処に居る? 居るって分かっていたら大して怖く無い。 分からないから怖いんだ。 私は探す。 真っ暗な中を両目をぎょろぎょろさせながら探す。 さぁでてこいころしてやる。 ) ( 家族は皆怯えたように部屋に鍵をかけて布団を被っている。 ドンドンドン。 何度ノックしても返事は無い。 居るのは分かっているのに。 ドンドンドン。 ) ( 返事は無い。 ) [Thu 14 Jan 2010 23:12:22]
◆マガツヒ > ( とにかく食べ物が駄目になる事が多かった。 水が濁っていたりもした。 異音は常々するようになった。 誰も居ない筈の廊下とか、深夜のリビングとか。 目の端になにか映った気がする事も多い。 最近は怖くて鏡が見られなくなった。 お母さんがなにか酷く塞ぎ込んでしまって、ご飯を作ってすらくれない日も増えた。 お父さんは遅くに帰ってくると口々におかしなことを言う私達に苛立ち、夕食が無い事を知ると黙りこむお母さんを心配するように声をかけたり少し責めるような口調になったりして、最後にはヒステリックに怒鳴りつけて、私達を置いて外食に出て行ってしまった。 妹は誰かと喋っている。 ) [Thu 14 Jan 2010 22:50:11]
◆マガツヒ > ( ささいなこと。 些細な違和感。 一つ一つ取ってみればそう。 そろそろ割って食べようかとお母さんが斬り分けようとした鏡餅が酷く早くカビていた。 屋根の上を歩くような物音を時々聞くようになった。 頭が痛い、肩が痛い、と御母さんが度々口にしていた気がする。 妹はあれ以来私ではなくて「誰か」と遊んでいる。 空想上の「誰か」だ。 女の子で、綺麗な金色の冠を被っていて、目がぎょろぎょろ。 ぎざぎざの歯が生えている。 そう言っていた。 よくよく考えればそんなの、小さな子供が遊び相手として空想するには薄気味悪すぎやしないか。 ) [Thu 14 Jan 2010 22:39:20]
◆マガツヒ > ( 最初に違和感を感じたのはいつだっただろう? クリスマスの頃は平和そのものだった。 割と最近だ。 ここしばらく、そろそろハッピーニューイヤーなんて気分も抜けて来て、嫌々ながら腰を上げる平日運行の日々。 お祭り騒ぎで暫し忘れていた冬の寒さを思い出し、憂鬱な学校も再開して、布団から強制的に引きずり出されるようになった頃。 最初はなんだろう? ああ、夜中に妹が真っ暗なリビングに座っていて、気味の悪い事を言っていたんだった。 「ここはいごこちがいいんだって。おそとにいるときもちがわるいからしばらくここにすむんだって」 ) ( 主語が欠落した要領を得ない言葉だった。 酷く遅い時間だったし、灯りも暖房も点けずにこんな所に居たら風邪をひいてしまう。 妹のいうような誰かは居なかったし、薄気味が悪かったけれど、寝ぼけているのか空想と区別していないのかと思って部屋に連れて帰って寝かせた。 ) ( 多分あれが最初で、多分見逃してはいけない違和感だったんだろう。 ) [Thu 14 Jan 2010 22:29:17]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 違和感 』 [Thu 14 Jan 2010 22:12:39]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 どうせなら逢ッていけば良いのに、 ( なンて、 )』 [Wed 13 Jan 2010 00:13:15]
◆メアリアン > ( チーズケーキ口に運びながら、ぱちンと瞬きを何度か。 ) キヨちゃンは守りたい人とかが居るの? ( オトコマエになりたい理由なンてそれ位しか思い浮かばなくッて。 折角可愛いのに、なンて呟くよに洩らす。 ) ―― ひとりだとお料理する気もなくなッちゃうのよね、 ( 其れも魔法の所為だろうか。 ) … 、 ( 照れると良いッて言われると ついつい反抗したくなる。ぺし、と自分の頬を軽く数回叩いて、 ) ……ぅ、うー… キヨちゃンにはなンか、勝てないわ。 ( 視線合わせて、へらり、困ッた様に笑う。 ) ――――…あらッ、遠慮無く出して良いのに。 ( 男性の話題。 自分がされる分には恥ずかしいけれど、人の話しを聞くのは大好きだもの。 ) …ええ、 ( おうちデートは素敵。 こッくり頷いて、 ) ( 続いた言葉に、 けほッと少し咽た。 ) …あ、で、でもッ、も、うぅーッ… ( 顔赤いの誤魔化す様に 首を横に振るい、 ) えッ? ( 彼女が探ッた鞄から出てきたお泊まりセット 視界に移せば、 ) ええ、もちろんッ。 ( 嬉しそうに、頷いた。 ) [Wed 13 Jan 2010 00:12:53]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 大丈夫、鶯サンいらっしゃる前にはばっちり帰りますから。 ( なンて、笑う )』 [Wed 13 Jan 2010 00:02:52]
◆キヨ > はい、ぜひー。 ( 楽しみですね、ってメアちゃんの言葉に頷いた ) まぁ、もっとオトコマエにならないとー、とは思ってますけどねン。 ( カワイイは余計ですよ。余計。 照れてなんてないですったらいやほんと。…。 ) はい、ひとりだけだとかかりにくい魔法です。 ( こっくり ) 照れるといいですよ、可愛いから。 ( 頬杖つきつつ。そンなうろたえがちなメアちゃんの様子を眺めましょう。ぅっふふふー。 ) ハイ、お願いしまーす。 ( チーズケェキは家に持っていくとしても、 ) … ( 家に貰い物の林檎が余ってたハズだし、アップルパイでも焼こうかなぁ。 元旦に渡しに行った御節のお重、受け取りに行くついでに、 ) ―― メアちゃんの前でうッかり男性の話題は出せませんねー。 ( あはは。 男性の知り合い、他にもいますけども。 ) えぇ、おうちデェト。 アリでしょう? ( ふふ、なンて。 メアちゃんの言葉にちょっと照れ笑い。 ) ぅン、美味しく出来ました ねー。 これならもう、鶯サンもメアちゃんに惚れ直しちゃいますよ ( チーズケェキ。 ちょこちょこフォークで切り分けて口に運びながら )( メアちゃんがおうちに居る時はなるべく居てあげようって、思っているのも そのメアちゃんの言葉が理由。この家に余りいい印象がないのも ) ―――あッ、そうだ ( ケェキも半分過ぎたところではたっと ) ( ごそごそ、カバンを探って ) 今日は―― お泊りしてッてもイイですか? ( てへ。 ) ( ちゃッかりお泊りセットを両手で提示しつつ、だ ) [Wed 13 Jan 2010 00:00:46]
◆メアリアン > 本当ッ?じゃあ今度一緒にお買い物に行きましょうッ? ( 嬉しそうに表情輝かせて、 ぱむ、と手を叩き合わせる。 ) ……うふふ。うン、そうね。 ( 男らしくてかわいいわよね、なンて笑み崩さないままで。 ) ―― 食べてくれるひとが居るなら、自然にかかる魔法ね。 う、ぅー…でもなンか、こう、バシッと云われると恥ずかしいというか、…照れるわね。 ( 愛とか愛とか魔法とか。 紅茶を無意味にくるくるッと回しながら 視線が彷徨う。 ) ――――― ( 小さな声は 聞こえていた様。はッきりとした物言いに、へらり、と眉下げたまま笑ッた。 ) あ、うン。それじゃあ、半分に分けておくわね。 ( 後できちンと持ち帰れる様に包装もしておこう。 きッちり半分。彼の分も忘れない様 に。 ) ( キヨちゃンの方が一枚上手だッた様です。おせちの人はスルーされてしまいました、反撃失敗。 ) ――おうちデート…、うン そういう考え方もあるの、ねッ…。 キヨちゃンとなら、いつでも楽しいデートが出来そうね。 ( なンて、くすくす小さく笑い。 チーズケーキを一口。 ) あ、美味しいッ。 ( へにゃり、 表情が緩む。 ) ( 家に、今みたいに誰かが居てくれたら 此処も暖かい家になれるンだろうけど。 一人でずッと此処に留まる程 強くは なくて。 ) [Tue 12 Jan 2010 23:37:09]
◆キヨ > お買い物とかも、誘ってくださればホイホイついていきますよー ( ぇへら。 )( きっとわたしも、あの場所は 避けるように店へゆくのだろうけど、 ) えッ、なにいってるんですか わたしはいつでも男らしいですよ。 ( 笑うところですたぶん。 ) えぇ、愛です。 美味しく食べてほしいなー ってキモチいっぱいで作るンですよー。 このチィズケェキとか、もう魔法込められまくりですよねきっとー? ( ぅっふふふー。 フォークの先でケェキをつン、とつつきつつ。 小首を傾げて、真っ赤になったメアちゃんを眺める。ながめる。 ) ぜったいそうですよ。 ( 小さな声に はっきり言って、頷いた ) ン、そーですねー…、 ( 浮かぶのは煌耀と兄者の顔。 でも、食べれるかなぁ。 ) … じゃぁ、一応。 ( メアちゃんがいいなら持って帰ります、と頷きましょう。鶯サンの分はばっちり確保しといてあげてくださいね? ) デート? デェトならこのところ、メアちゃんとしまくってますけどー? ( 今日もおうちデートですよね、なンてきゃっきゃ。 ) ( こんなとこ一人でいるよりは、鶯サンと一緒にいてくれたら、と思う。 ここは確かにメアちゃんの家なのに、ここに一人で居るメアちゃんより鶯サンの隣に居るメアちゃんの方がしっくりくる―― それはきっと、以前メアちゃんが この家には居たくない。誰もいないから って、言った言葉が残ってるせい。 ) [Tue 12 Jan 2010 23:20:13]
◆メアリアン > キヨちゃンが来てくれるなら安心だわ。 ――うン、ありがとう。 ( 紡がれる言葉に、安心した様に息を吐く。 帰る、と決めても不安はなかなか拭えないもの。 ) キヨちゃンッて たまに男らしいわよね、 ( 呟く言葉は、小さな音で。 ) えッ、 ( そうですか、愛ですか。 ) 愛… 、 ( じいッと、見つめ返す様に彼女を見遣り、 ) う、ぁ、 うううー…ッ、 ( 恥ずかしくて照れくさくて。顔を真赤にしながら俯くけれど、 ) ( だッたら良いな、 なンて消え入る位の小さな声で。 ) ――――― ( 切り分けたチーズケーキ、もうひとつは自分の前に置いて、 ) キヨちゃンもご家族の方に半分持ッていく? ( 小さく首を傾げながら 問おう。 ) もうッ――… かッ からかわ ないでッ…! き、キヨちゃンこそッ …ぇと、誰かとデートとかしないのッ?ほら、おせちの人とかッ…! ( パン、と軽く己の頬を叩いて 反撃を試みるけれど、 ) ( この家は良くも悪くも思い出があッて。 如何したッて捨てる気にはなれなくて。 だから、彼の元に行ッても何度も帰ッてきてしまうンだ。 ) [Tue 12 Jan 2010 22:58:20]
◆キヨ > ( 両手広げて待ってます。 鶯サンにゃ妬かれそうだけどももも。 さておき。 ) ふふー。 まァ、わたしも遊びに行ったり仕事に行ったりしますよ。 何かあればまた手紙ください、ソレこそお迎えにあがりますから。 ( まだ、あの場所一人でうろつくのはコワイでしょうから、 ) ぇッ、 ( 真顔での問いにきょとん、 として ) …。 ( じッとメアちゃんを見つめ ) あいですよ、 愛。 ( 真顔で返しましたがなにか。 ) ぇー? わたしじゃダメですよ。 特に鶯サンには、メアちゃんでないとー? ( ふふふー。 ) はい、お願いします。 ( 小さく頷き返して、切り分けられるチィズケェキをぼんやり眺める。 ) … ( 明日、メアちゃんはこれを持って お迎えに来る鶯サンと一緒に、帰るのだという。 ようやく、と思えば ほっとするような、心配なような。 ) ありがとうございます。 ( 差し出されたお皿にへらっと笑み。 ) えー? あ、それともべつのとこに二人で? 愛の巣ー? ( なンて、にぁにぁしたまま。 赤い顔のメアちゃんを見る。 だって、ねぇ。こンなとこ一人でいるよりは ) [Tue 12 Jan 2010 22:46:26]
◆メアリアン > ( 怒ッたりはしない とも ッ。 ) ( 恐らく不信感は募るけども。 奪い返されるまでも無く自ら彼女の元に行きそうです 閑話休題。 ) うン、たぶン…。あッちに行ッたらまたしばらくは戻らないと思うわ。 ( なンだか楽しそうな彼女の笑みに、つられる様に表情が緩む。 ) おいしく……、 ( ぱちり、瞬き一つ して、 ) それッてどンな魔法なのかしら。 ( 真面目な顔して問うた。 そンな魔法があッたら良いな。なンでも美味しく変身する魔法。 ) えッ、…ぅ、と、それじゃあ キヨちゃンが淹れてくれたらもッと美味しくなるわね。 ( うふふ、なンて笑いながら。 カップにお砂糖を2個入れて、くるくるッと掻き混ぜる。 ) 同じ位 ね、分かッたわ。 ( こくり、頷いて。 一個まるまる普段なら食べちゃいそうな気もするけれど、今日は控えめに。普通に ワンカット。 切り分ければ ひとつは、彼女の前へ。 ) ( お腹が空いている時の味見はしちゃいけないと思うの。…。 ) ――― そッ、そそ そンなこと出来る筈無いわ…!?もうやだキヨちゃンッたら、 ( へンなり眉下げて なンだか、頬が熱い。 両手で頬抑えながら そンな言葉。 ) [Tue 12 Jan 2010 22:32:03]
◆キヨ > ( 怒らないっていったの に… !? )( あ、ちなみにわたしは怒りませんよ。むしろもっとやれと。 ただし、メアちゃんにヤな思いさせなければ の話ですがね。大前提。 不信感募らせてしまうようならダメです。奪い返します。…。 ) いいンじゃないですか、どうせしばらく戻ってこないでしょー? ( ふふふー。 なンて、いっそメアちゃんより嬉しそうに。浮かんだ笑みはなかなか消えない ) おいしくなーれ☆ の魔法でも使ってるのかと。 あ、でもカワイイコが淹れてくれた紅茶はやッぱ割増で美味しいですようん。 ( カップをソーサーに戻しながら、ひとり頷いて ) あ、ぅー ん、 メアちゃんと同じくらい でッ。 ( 少しでいいですよ。よよよ。 食べきっちゃったら それこそ怒られてしまいそうな。 でも味見って甘美な響きですよね…! ) いっそもう この家売り払って鶯サンとこに押しかけ女房しちゃえばいいのにー ( まぁそうもいかないンでしょうけど。 にあにあ、茶化す言葉 ) [Tue 12 Jan 2010 22:17:44]
◆メアリアン > ( 無理矢理 連れて帰られたら、淫売窟の件もあッて 彼への不信感が募りそうだと思うのは、さておき。 ) ( 色々キヨちゃンに迷惑掛けてしまッたことは申し訳無く思うけれど、 ) ( 反面、嬉しかッたりもするンだ。 ) ――― そう?なら良かッた。 買い足しておけば良かッたンだけど、 ( すッかり忘れてて、なンて 言いながら椅子に腰を下ろす。 ) ―― ふふ、ありがとう。 そンな特別な事は何もしてない けど…ッ、 ( なンだか照れくさくて 首を横に振るう。 ) あ、ケーキ 切らないと…。キヨちゃンはどれくらい食べる? ( 首を小さく傾げ。 ) ( 味見のつもり、だけれど。うッかり食べきッてしまいそうだ。 気を付けなくちゃ。 ) [Tue 12 Jan 2010 22:06:17]
◆キヨ > ( 連れて帰ってしまえば良かったのに。 ) … ( 公園のはなしを聞いて思ったのはそんなこと。 こんじょーなしめー、なンて 思ってませんよ。よ。 だって、メアちゃんが置手紙もなく 出かけたまま帰って来なかったら、わたしは心配であちこち捜しまわったンでしょうから。 ) ( だからメアちゃんを一度かえしてくれたのは、わたしに対する鶯サンとメアちゃんの心遣いかなって。 むしろお邪魔虫でごめんなさいな気持ちだ。だだだ ) ――― ( リビングには、紅茶とケェキのイイ香り。 紅茶を一口飲めば、ほっと息をつく ) ン、十分でしょう。 わたしいれなくてもイイですしー メアちゃんの淹れてくれた紅茶、美味しいですよ? ( 御教授いただきたいくらいです、とカップを手にへらっと笑う ) [Tue 12 Jan 2010 21:58:28]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( 無理矢理、 )』 [Tue 12 Jan 2010 21:47:36]
◆メアリアン > ( テーブルに紅茶と作り立てのチーズケーキを置いて、 ) ―――… 、 ( 小さく息を一つ吐く。 ) ( 公園で彼と逢ッてから早数日。準備がある、と云ッて迎えに来て貰う日にちを遅めて来たけれど、 ) ( 流石にそろそろ、あッちに戻ろうと思ッて。 ) ( キヨちゃンにも其れは話して、 彼と約束したチーズケーキも一緒に作ッて貰ッて、 ) ( こンなに、早く立ち直れたのも彼女のお陰かな、なンて思う。 ) お砂糖、足りるかしら。 ( ティーポットの傍に置かれた器にはお砂糖が数個。 こてン、小首傾げて。 ) [Tue 12 Jan 2010 21:44:01]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 自宅の リビング ―― )』 [Tue 12 Jan 2010 21:32:11]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …あの夜、殺しておけば。 タヌキ寝入りだったという可能性もあるけれど。 )』 [Sun 10 Jan 2010 00:12:40]
◆エアリー > ( ―――もう一度、ロッテと話してみようか。 …止めたって聞かないのは分かっているけど。 メアリアンと会うときに同席させてもらえれば、いくらかはマシかもしれない。 …正直、不意打ちでもなければメアリアンに勝てる気がしないものの、まずロッテが狙われるのなら二対一。 …ロッテが先に狙われないと、あいつは真っ先に逃げそうだけど。 二対一で状況を選べば、何とかなるかもしれない。 ―――そうだ。 ロッテの家までほいほいついて来たようなやつじゃないか。 ) [Sun 10 Jan 2010 00:10:54]
◆エアリー > ( ―――とはいえ、これではやはり、無計画過ぎる。 …ロッテに今後の予定を聞かされてから、いくらか時間が経ったためか。 自分まで浮き足立ってどうするという気持ちも、日増しに強くなっている。 ) ―――。 ( メアリアン邸に辿り着き、遠巻きに眺める位置で、一休みするように膝に手をついた。 ) [Sat 9 Jan 2010 23:49:59]
◆エアリー > ( …ロッテが殺される前に、殺さなければ。 気ばかり急いていも現実的には何もできず、せっかく慎重にやっていたのに痺れを切らしたのか、急に大胆な行動に出たロッテに対する苛立ちが募った。 …いっそ、どうなろうと知ったことか、ロッテに殺せと言われたわけでもなし、彼女が危険に晒されようと私には関係ないと、一歩引くべきかもしれないとも思う。 けれど、彼女の家に住み彼女から仕事をもらって生活しているというのは大きく、恩だとかいうよりも必要に迫られて、ロッテに死なれるのは困るのだ。 逃亡奴隷の身の上で市民証はなく、せめて住まいか仕事のどちらか片方がなければ、生活の基盤を得るのが難しいと思っている。 ―――実際には、暗黒街やスラムでなら生きていくことはできるかもしれない。 写本の片手間に文字を教えていて、一応の付き合いがある周辺住民を頼れば、どこかに就職の口を利いてもらえるかもしれない。 けれど付き合いの浅い他人を頼るという発想が乏しく、何よりもそれはリスクだと感じてしまうと、まだ人を殺してでもロッテの安全を確保する方が、堅実なように思ってしまう。 …何より、ロッテが偽装結婚を成功させれば、私にもいくらかの見返りは期待できるのだから。 それがお零れにあずかる程度のものだとしても、まとまった金が手に入れば、こっちはこっちでロッテに頼りきりという状況から脱せるかもしれない。 ) [Sat 9 Jan 2010 23:35:16]
◆エアリー > ( ―――今日も、そうなるのだろう。 閑静な住宅街の通りを、冬にしては薄着な娘がパーカーのフードをかぶって駆けていく。 何かから逃げたり追うようなペースとは違う、ランニングの規則的なテンポが乾いた空気にやけに響いた。 ) [Sat 9 Jan 2010 23:17:41]
◆エアリー > ( ―――あまり足を運んでも、具体的な目的がなければ意味がない。 行き当たりばったりに動いてメアリアンの所在を確認できたとして、それが殺せる状況であればやろうと決心しているものの、それが下手なやり方だとは分かっている。 …状況が相手次第というのは、不利だ。 どこで殺し、その後始末をどうするか。 決めるのは襲撃者でなければ、そんな犯行はおそらく容易に露見する。 やり方は分からないけれど、そうでなければこれほどの治安は保てまい。 ) ( だから、どうせ所在を確認しようとするのなら、徹底的に張り込んで行動パターンを知るべきだ。 それなのに、人目についたり目立つのは恐ろしく、屋敷の様子を見に来るのも一日一度がせいぜいで、あまり長くない時間見つめるだけで、すぐに立ち去ってしまっている。 ) [Sat 9 Jan 2010 23:13:30]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( メアリアン・ロッド邸、近辺。 )』 [Sat 9 Jan 2010 23:01:33]
お知らせ > ディオニュースさんが退室されました。 『(そんなことを考える散歩は明日の行事を思い浮かべて続き)』 [Wed 6 Jan 2010 00:09:33]
◆ディオニュース > (そんな挨拶をして、何か変わるわけでもない。そうは思えど、人通りの少ない道ですれ違うのならば、その程度交わしてもよいだろう、と)(商業地区や、芸能横丁でそうした挨拶をするのは骨である)(とはいえ、そんな挨拶に反応する都会人はそうそういないのか。すれ違う相手は何の言葉も漏らさない) やはり、田舎とは違うものだね (その人の足音が遠くになるのを待って、小さくこぼす)(それは、見知らぬものへ対する警戒だろうか。引きこもっていた領地では、皆が皆の顔を知っているのが当たり前であるが、この街ではそうはいかない)(見知らぬ相手への恐怖。そういったものが少なからずあるのだろう。 故に見知ったものになれれば、その緊張は和らぎ、少しばかりすみやすいものになるのではと思うが) さて、難しいものだね (小さな集落でなければ、顔見知りになるのも難しいわけで。そういう意味では月に何度もあるイベントは好都合か) [Tue 5 Jan 2010 23:53:01]
◆ディオニュース > (見上げても、そこは雲のかかった鈍色の空)(このズレが、人と己の違いであるとは、ずいぶんと前から承知していたはずではあるが。人に囲まれた街では、よりそれを意識させられて。 時たま、人付き合いが億劫にもなる。晩餐に招かれても、憂鬱になるときがある) 皆がそうなのか、それとも自分だからなのか (その疑問の答えはどこにもない。人の心が覗ければ、その答えは見つかるのかもしれないが)(結局貴族風貌は、わかるはずがない、という答えを受け入れる。数百年人の住む土地を治めていてもわからぬことなのだから、と) やぁ、今晩は (そうやって、抜ける場所の無い思考を途切れさせるのは、たまたま通りかかる人影。すれ違う前に一つ、帽子に手を掛けて簡単な挨拶を交わす。 正しくは、投げる、か。 相手の姿もろくに確かめず、単に形式がかったものでしかない) [Tue 5 Jan 2010 23:33:55]
◆ディオニュース > (気がつけば、新年の挨拶をしている。 それどころではない、気がつけば、何かしらの祭事に顔を出さねばならない。そして当然、それ以外の付き合いも存分に必要となる) 人の世とは忙しいのう。 なあ、そこの子犬よ (人通りが少ないことをよいことに、適当に目に付いた犬にまで声を掛ける始末。それが野良か飼い犬かは知らぬし、声を掛けてその後どうするわけでもない。 ただ単に、小さく気持ちを外に吐き出すだけのこと)(領地に引きこもっていたころとは打って変わった慌しき日々。それはいい刺激になっているが、価値観の相違も明らかとなる日々。改めて、長命な己の生き様を思い知らされる) 余裕を持つには、短き日々かな (足を止め、空に向けて、一つ呟きをこぼして。そうやって、日々の暮らしのズレを、どこかに吐き出して) [Tue 5 Jan 2010 23:19:21]
◆ディオニュース > (そんな言葉に関わる挨拶が続く日々。そんな瑣末なことに身を粉にするのも、少々飽きてきた今日。 挨拶に関して、必要分を昼間のうちに終わらせれば、夜中は一人散歩に興じる。 高級住宅街から少し外へ、所謂普通のホワイティアが住む区画へ足を伸ばした貴族風貌である) こうした賑わいが、生命を謳歌するすべなのかね? (丁度目の前を通り過ぎた黒猫に。もう路地へと隠れたその小さな姿へと呟き一つ投げかける。 一月に一度。およそそれほどの割合で訪れる何かしらのイベント。それは、少し外から見れば、燃えるのに急ぎすぎる命の炎。 時折、歩く通りに面した家より漏れ出る団欒に耳を傾けつつ、何を探すわけでもない、単なる散歩を続ける。 石畳を打つのは、革靴と該当より外に飛び出すステッキ。小さく夜に響いて) [Tue 5 Jan 2010 23:06:14]
お知らせ > ディオニュースさんが入室されました。 『(新年)』 [Tue 5 Jan 2010 22:56:55]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 時間がなさそうだけれど、まず、現状を確認しなければ。 )』 [Sat 2 Jan 2010 02:25:53]
◆エアリー > ( …ロッテがメアリアンと接触する前に、殺すしかない。 ロッテは言っても聞かないし、かと言って裏切るのは論外だ。 今の生活は、ロッテを基盤にしている。 計画が成功してもしなくても、ロッテと切れるなら最終的に行き着くところは変わらない。 逃亡奴隷なりたての頃とさして変わらない、身動き取れないどん底だ。 だからメアリアンの殺害については、状況が許せば自分がやろうと、その決心だけは済ませていた。 ) ( …しかし、できるのかどうか。 自分が殺されてしまっては、元も子もない。 必要なときに戦えなければ、生きている意味もなくなるとしても。 ) [Sat 2 Jan 2010 02:19:03]
◆エアリー > ( ―――だというのに。 ) …バカだ。 ( 苛立ちに、思わず気持ちが声に出た。 …ロッテは、メアリアンの兄殺しの証拠を手に入れて強気になり、それでメアリアンを無力化できると信じて、ロッド邸の乗っ取りを強行すると言い出した。 計画は、殺害が表沙汰になっていないメアリアンの兄と、ロッテが結婚するというもの。 シナリオそのものに大きな破綻はなかったような気がするが、メアリアンはどこまでもイレギュラーな存在だということを忘れている。 …というか、都合の良いように解釈している。 確かに、メアリアンも馬鹿だろう。 ロッテなんかに付け入られるのだから、それはもう。 …けれど無茶をするし、それで生き残ってきた。 殺害しておいて何だけれど兄を愛している? いた? ようだし、新しいのを見繕ったとはいえ、戸籍だけでも旧お兄ちゃんとロッテが結婚することを良くは思うまい。 ―――どんな形で脅したとしても、当然のように、とりあえず目の前にいるロッテを殺そうとするだろう。 ロッテが死ねば兄殺害の証拠が自警団に回るようになっているとか、そんな小細工はおそらく通用しない。 損得など考えず、欲求を満たす。 …そう思う。 ) [Sat 2 Jan 2010 02:09:19]
◆エアリー > ( …メアリアンは両親と兄、それに自警団員を殺している。 それどころか、連続殺人鬼・目玉泥棒の可能性すらある凄腕だ。 詳細は不明だけれど、両親と兄についてはほぼ確定。 自警団員殺しについても、関与しているのは間違いない。 悪魔と契約しているなどという話もあって、それはともかく、マフィアのボスの息子には伝手があるようだ。 ) ( 見た目に反してそれだけのことをやってのける能力は、天性のものか。 とりあえず、表通りの軟弱な娘と侮れば、殺そうとしたところで返り討ちだろう。 …ありえないと否定したいけれど、ゴーテンジやスズネのような化物に匹敵する力を持っていると考えるのが、いっそ自然なくらいなのだ。 ) ( 達人同士の戦いを目の当たりにして、戦闘技能保有者を過大評価してしまう傾向にあるけれど… 戦闘訓練を受けた自警団員を殺せるかと考えたら、不意打ちでもまず不可能と思ってしまう。 …ゴーテンジの肩を刺した確かな感触と、微動だにせず静かに振り向いた顔が忘れられない。 ―――実はあの後、当然のように散々痛がることになったようだけど、それは知らず。 圧倒的な実力差、適わないという恐怖が、心に根を張っていた。 ) [Sat 2 Jan 2010 01:48:26]
◆エアリー > ( いつも、それとなく見上げながら立ち止まりもせずに駆け抜けるのがほとんどだ。 ロッテのロッド邸乗っ取り計画を実行するに当たって、自分がどのような役割を負うことになるか分からなかったから、目立つのを恐れて、せっかく来ても明かりを確認する程度で帰ってしまっている。 …もう少ししっかりと確認しておくのだったと思うけれど、今更。 ロッテがメアリアンを連れ込んだ時に寝顔は見たものの、直接の面識はないのだし、声をかけるわけにもいかなかったのだからしょうがない。 ) ―――。 ( ―――辿り着いた立派な屋敷の明かりは、今夜もついている。 護衛だか居候がいるのだろうか。 やはり、メアリアンはいないのだろうか。 …居たとしてどうするか、決心はついていないのだけれど、休憩するような素振りで足を止めた。 ) [Sat 2 Jan 2010 01:34:53]
◆エアリー > ( …新年だ。 メアリアンは、自宅にはいないだろうと思う。 淫売窟の新・お兄ちゃんとの仲がどうなったのかは知らないが、ロッテが忠告した(?)後も家を空けることは多かったようだし、まだ続いているのではないかというのが漠然とした感触。 …ただ、このところ家に明かりが灯っていることが多くて、大方住み込みの護衛だか居候が生活しているのだろうと思うけれど、確証は無かった。 ) [Sat 2 Jan 2010 01:20:50]
◆エアリー > ( 冷え込めば雪も降ろうという夜気の中、それにしては薄着の女が通りを駆ける。 規則的な足取りは、何かから逃げていたり、何かを追っていたりするのとは違う、ジョギングのそれ。 革のパンツに、パーカーなどその他身につけている物のほとんどが派手目のブランド品というのが奇妙だけれど、体重など身体のことが気になりだした運動慣れしない人と思えば、こんなものかもしれない。 特に目立つほどの不自然さはなく、新年を迎えた静かな夜の、ひと気のない通りを進む。 ) [Sat 2 Jan 2010 01:15:17]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( メアリアン・ロッド邸、近辺。 )』 [Sat 2 Jan 2010 01:06:01]
お知らせ > オリヴィアさんが帰りました。 『こんな幸せが、ずっと続いてくれる事をそっと祈って…』 [Sat 26 Dec 2009 02:00:55]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが帰りました。 『 ――大切な人と、幸せな夜を過ごすことができた。 』 [Sat 26 Dec 2009 01:56:51]
◆ロサ・ガリカ > ( その言葉を聞いて私は安心する。必ず帰ってくると信じていても、やはり待つ側には不安が付きまとう。何度も確認することは相手にも負担になってしまうけれど、私の我侭だと思って我慢していただこう。 ) ――ん。そうですね。軽く片づけをしてから、今日は失礼させて頂こうと思います。 ( きっと、今日は奥様にショールをかけてもらう夢を見るだろう。…明日の朝はメイドの目覚めが悪いかもしれない。こお、悶える時間が長くて。 ) ( 来年もまたこんなクリスマスを送れる様に神様に祈りを捧げよう。 ) [Sat 26 Dec 2009 01:55:20]
◆オリヴィア > はい、それは…必ず、ロサさんの元へ帰ってきますから(指きりとかはしませんが、改めて言葉にして誓って…。一度誓った言葉を反故にしないように…騎士の名誉の為にも、ロサさんを哀しませるわけにはいきませんし)風邪を引かないようにと思いまして、それでも無理はなさらずに先にお休みしていただいても…え…(私より先にお休みになっても構わないと言う言葉を続けようとしたところで、ロサさんの言葉に思わず顔を赤くして…。ほら、肩に羽織るショールですから…私がロサさんの方に腕を回して…とか、そんな事を一瞬妄想?してしまって…ちょっとどきっとしたのは内緒です)(ともあれ、ささやかなれど幸せなクリスマスを過ごせた事をきちんと神様に感謝をして…) [Sat 26 Dec 2009 01:48:15]
◆ロサ・ガリカ > ――はい。私はいつでもここで奥様の帰りをお待ちしております。ですから、必ず帰ってきてくださいね。 ( これも主に向ける言葉としては少々行き過ぎているけれど、私たちの場合は問題ないのだ。 ) 本当に嬉しいです。今年の冬はもう寒さは怖くありませんね。 ( ショールの柔らかさと暖かさは、まるで奥様のようだ。…と、これを口に出してしまうと私はきっと恥ずかしさが臨界に達して気絶してしまうかもしれないから、気をつけないと。 ) このショールの柔らかさと暖かさは、まるで奥様のようです。 ( …どうやら私は少し酔っているらしい。或いは、とても浮かれているのかもしれない。なんにせよ恥ずかしい言葉を言ってしまって悶えるのは明日になりそうだ。 ) こちらこそ、よろしくお願いいたしますわ。奥様。 ( 大丈夫。きっと神様が見守って下さっているはずだから。 ) [Sat 26 Dec 2009 01:42:49]
◆オリヴィア > (ぼんやりとした夢現の中で、本当に子供以上にわがままに甘えてしまった事を思い出して…いきなり脱いだと言うのももう本当あの時の私はどうかしていたとか本当恥ずかしくて)いえ、きちんとロサさんの元へ帰ってくる為に十分なメッセージですから(そっと、ネックレスをつけて…無事に帰ってきて欲しいと言う気持ちは十分に伝わりましたし、私もこの気持ちに背かないように頑張る事を内心で誓って)…どう、でしょう?(本当はもっと色々プレゼントの候補はあったでしょうけども、自分が選んだものをロサさんは気に入っていただければと、言葉を待って…返って来た言葉に嬉しそうに笑って)はい。改めて…これからも、よろしくお願いいたします(できれば、ずっと…。そんな言葉を内心で続けながら…) [Sat 26 Dec 2009 01:34:48]
◆ロサ・ガリカ > ( …奥様も顔が赤くなっている。多分、ワインのせいだけではないだろう。やっぱりあの時の事を覚えているんだ――と思うと、余計に恥ずかしい。 ) ( 私が用意したプレゼントを開ける瞬間はどきどきする。喜んでくれるだろうかという気持ちが大きい。――結果的には、私の贈り物も大成功でほっと一安心だ。 ) もう少し女性らしい文字を彫って貰えば良かったかとも思ったのですが…。 ――ふふ、喜んでいただけて、よかった。 ( そして私へのプレゼントには、同じように感嘆の吐息を一つ。 ) ………。 ( 言葉には言い表せないけれど、自然と喜びから微笑が零れる。そのプレゼントには、奥様の私を労わってくれる暖かい気持ちが篭っている。それが何より嬉しかった。 ) ――有難うございます。大切に使わせていただきますね。 ( 暫し言葉を忘れていたのを思い出し、そう返した。 ) [Sat 26 Dec 2009 01:28:34]
◆オリヴィア > (病気の時が一番心細いですし、その時にこそ誰か支えて下されば安心する事もできますし。と、ふと本当に子供のように全部ロサさんに甘えてお任せてししまった事をちょっと思い出して、ワインのせいだけではなく顔を朱に染めて…)うふふ、ありがとうございます。開けてみてもいいですか?(嬉しいという気持ちをストレートに表現しきれないロサさんに微笑みながら、差し出された包みを開いて…わぁと小さな声を上げてその水晶細工のネックレスに感嘆の声を上げて…)ありがとうございます。私の方は…こんなに良いものではありませんが…(こちらは落ち着いた色合いのショールと、シルクで作られた手袋…。寒くなってくる時期ですし、私に付き合って起きている事も多いですので、身体を冷やさないようにと言う気持ちをこめてふんわりと暖かなショールと、水仕事で荒れがちな手をいたわる為の手袋…ロサさんからいただいたものと比べたら実用的すぎてちょっと恥ずかしいですが) [Sat 26 Dec 2009 01:21:26]
◆ロサ・ガリカ > ( 確かに病気で伏せるのは良くないけれど、やっぱり看病してもらいたいという思いは心のどこかにあって、中々複雑である…。 ) え、ええ。 ( 相手もそれに気付いたのか、はたまた気付かなかったのか。一瞬流れる微妙な空気を払拭するように、話しを終わらせる。ああ、何を考えているのロサ・ガリカ。しっかりしなさい。きっとこれはそう…ワインで少し酔っているんだ。 ) 頂けるとわかってから私はもうこんなに嬉しいと感じているのですから、気に入るに違いありませ…あ。いえ、その、勿論嬉しいのですが、それを迂闊に言葉にするつもりは。あれ、えっと。 ( ロサ・ガリカはどうようしている。こんなにストレートに「嬉しい」と表現するつもりはなかったのだ。或いは、プレゼントを頂いた後にするつもりだったのだ。少し口篭りつつ、用意した小さな包みをそっと両手で差し出そう。 ) ( 中には、数センチの小さな長方形の水晶細工をネックレスにしたものが入っている。水晶の中には「勇気と、勝利と、幸運を」というメッセージが刻まれている。女性に贈るようなものでは無いかもしれないが、危険な場所へ赴く事が多い自分の主の無事を願うメッセージだ。 ) [Sat 26 Dec 2009 01:08:32]
◆オリヴィア > (あの時の看病のお礼に、付きっ切りで看病さしあげるのもやぶさかではありませんが、ロサさんが病気で苦しむ姿はみたくはありませんし)はい、同じ失敗は繰り返さないように…? あ…えっと…気をつけますね(不自然に言葉が途切れて、ちょっと首をかしげて続きを促そうとしたけれど…そのロサさんの様子に何が言いたかったかとかちょっとわかって強引に話を終わらせる形にしてみせて…。お酒のせいだけでなく顔が赤くなって…)ええ、気に入っていただければいいのですけども…(ボーナスだと思っていただければとか…それにしては結構真剣に考えましたとか。まさかロサさんからもプレゼントがあるとは思ってもいなかったらしくてちょっと驚いた顔で)え、それは…ありがとうございます。プレゼント交換の形になりますね(ロサさんからのプレゼント…その気持ちだけでも十分に嬉しくて、子供のようにどのようなものか期待のまなざしを向けてしまって) [Sat 26 Dec 2009 00:55:12]
◆ロサ・ガリカ > はい。 ( 自分の体調を管理するのは、自分の為だけではない。私が倒れれば奥様も困る――というと自惚れに聞こえるかもしれないが。とにかくご迷惑をかけてしまうことだけは確かだ。 ) 奥様もどうかお体にお気をつけて。まだまだ寒い季節が続―― ( と、そこで以前奥様が風邪で寝込まれた時。お体を拭いたことを思い出して一瞬言葉が詰まる。ここで赤くなるなという命令を私の身体が聞いてくれたらありがたいのだが、そうもいかない。んん、と咳払いをして。 ) ――えっ。わ、私にですか? ( こちらもプレゼントを渡す機会を伺っていた。懐にある小さな包みを、どうやって取り出したら自然かと悩んで。――最終的には、奥様がお休みになられたところにそっと置こうか、何てことも考えていたのだ。 ) …実は、私からも、奥様に贈り物があるのです。 ( 話がプレゼントのことに移れば、こちらからも切り出しやすい。 ) [Sat 26 Dec 2009 00:46:52]
◆オリヴィア > (ロサさんにはかなり環境の変化を強いる形になってしまいましたが、色々と頑張って適応していただいていると思います。本当に我が侭な主人で申し訳なく思います)はい、でも、無理な事は無理ときちんと仰ってくださいね? ロサさんもお体に気をつけてくださいね(先に風邪を引いた人間の言葉ではないですけども、ロサさんまで倒れたらと思うとやっぱりそんな言葉が出てきてしまうわけです。最初にきた時よりも色々表情豊かになったロサさんに微笑みを返しながら、食事とワインを楽しみながら)そうそう…えっと、ささやかですけども、クリスマスプレゼントの方をご用意させていただきましたので、受け取ってくださいね(食事が終わってらでもいいのですけども、ロサさんが片付けに立つ前に受け取って欲しいですし、うん。さすがに眠った後に靴下に入れるのには向かないものではありますし) [Sat 26 Dec 2009 00:39:02]
◆ロサ・ガリカ > ( それに最初は戸惑うこともあったけれど、今ではこの環境に心地よさを覚えている。なんて、その度に「メイドとして失格だ」と思いなおしたりしているのだけれど。それは適度な緊張感を持っていた方が、敬愛する奥様の力になれると考えてのことだ。 ) お褒め頂き光栄です。 ――そんな、謝らないでくださいませ。奥様のお力になれることは私にとってとても喜ばしいことなのですから。 ( だからこそその言葉をとても嬉しく思う。謝られて一瞬驚いてしまうけれど、その後の言葉にはいつもの――とはいっても最近は崩れることが多くなってきたのだが、いつもの鉄面皮が照れくさそうに。勿論、これからも奥様の力になろう。 ) ( そして乾杯をして、私も料理に手をつけよう。――うん、我ながら、なかなか。 ) [Sat 26 Dec 2009 00:32:15]
◆オリヴィア > (他にメイドなどを雇うような広い屋敷でもなく、二人で共同生活とも言えそうな規模なのでどうしても仕事だけと割り切るには寂しいものがありますし、そう言う部分の壁はいきなり取っ払ってしまったわけです。この関係は一言では言い表せないデリケートな部分だとも思います、うん)ロサさんの料理は美味しいですものね。お任せして良かったと思います(忙しい中頑張ってくれましたし、本当これでもし完成品を買ってきていたらと思うとかわいそうな事になりますし、お願いしてよかったと)ええ、ロサさんには色々とご迷惑などおかけして申し訳ございません。これからも、また色々と支えていただければと思います。ロサさんがいるから安心して私も頑張れるのですから(色々と迷惑を掛けたり至らない部分もあったりで申し訳なく思ったりするわけですが、ロサさんの頑張りに支えられているのは本当で、ついつい甘えてしまいたくなるのを自重しないととか思わなくもないですが、ともあれ感謝の言葉と気持ちを込めてまずは乾杯をして…ロサさんの自信作の料理をいただこうと) [Sat 26 Dec 2009 00:24:04]
◆ロサ・ガリカ > ( 公私混同するというのは良くないことだけど、奥様と二人きりのパーティともなればそこにプライベートな部分も出てくる。思い返してみるに、こんな風に誰かと二人きりでクリスマスを過ごすのは初めてかもしれない。 ――そして、そういうプライベートな部分があるからこそ、クリスマスのプレゼントというものを用意した。前の職場ではメイドが主にそういったものを贈る場合は、使用人一同として贈るのがほとんどで、私的に用意することはどうなのだろうと迷ったりもしたのだが、感謝の気持ちを奥様に伝える為にもと思って。 …問題は、渡すタイミングだ。こういうのは本当に苦手なのだ。 ) とてもつくり甲斐のありましたわ。お口にあうと良いのですが―― ( などと謙遜を述べつつ、内心では結構自信たっぷりである。ありがとうございます、とワインを注いでもらおう。 ) 無事にクリスマスを迎える事が出来て、嬉しい限りですわ、奥様。この一年間、本当にお疲れ様でした。 ( 騎士としての仕事のなかで、辛く苦しい一面もあったけれど、無事にそれを乗り越えたことを労おう。 ) [Sat 26 Dec 2009 00:11:56]
◆オリヴィア > (あの人がなくなってから、当日のパーティの部分は省略されて、騎士団寮でのささやかなパーティに参加した程度でした。今年は、ハウスキーパーのロサさんを迎えて、久しぶりにパーティらしいパーティが出来る事ができるわけです。まぁ、規模はともかくも、クリスマスを祝う、楽しむと言う気になっているのですからとても前向きな事だと思います)(結局、鳥とか料理はロサさんに腕を揮ってもらいまして、私の方はシャンパンとワインとかお酒の準備に力を入れさせていただいて、あとロサさんへのささやかなプレゼントも用意しながらダイニングで待っているわけです)ありがとうございます。結局、料理はほとんどお任せしてしまいましたね(おいしそうに、良い加減で焼き色の付いたお肉に嬉しそうに笑顔を浮かべながら、労いの気持ちも込めて、ロサさんと自分の分にワインを注いで) [Fri 25 Dec 2009 23:59:02]
お知らせ > オリヴィアさんが入室されました。 『イブは教会で静かにミサに参加して、そして当日はこうしてパーティをするわけですが…』 [Fri 25 Dec 2009 23:52:44]
◆ロサ・ガリカ > ( 今年ももうすぐ終わろうとしている。私が奥様にお仕えするようになってから、あともう少しで一年というところか。その間にも色んなことがあって、騎士という責任ある立場にある奥様の身を案じたりもしたけれど、なんとか無事に一年を終わらせる事が出来そうだ。来年もこうして忙しく心配な思いをしながらも、何事も無く済む年であってほしいと願う。 ) ( ――さて、クリスマスといえば以前の職場でもメイドは忙しくなるもので、自分は調理場の担当ではなかったけれどメイド達をまとめあげるのに邸内を走り回るような勢いだったのを覚えている。この職場に移ってからの初めてのクリスマスということで、何だか久しぶりにその時の気持ちが蘇ったかのようだった。しかも今回はその力の入れる部分を、奥様一人に向けられるのだから、遣り甲斐も達成感もあるというものだ。 ) さあ、奥様。お待たせ致しました。 ( 出来上がったばかりの肉料理をテーブルに並べて。 ) [Fri 25 Dec 2009 23:51:07]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが来ました。 『オリヴィア=トレボーニウス邸にて。』 [Fri 25 Dec 2009 23:39:58]
お知らせ > ラティーシャ@クリスマスさんが帰りました。 『 メリー・クリスマス!(通りを行く人達にまた手を振った) 』 [Thu 24 Dec 2009 20:49:43]
◆ラティーシャ@クリスマス > ――――あとは、パレットさんがホワイティア居住区…イヴェスティさんが図書館方面、と―――。 ( 配達を終えた家のバルコニーを蹴って飛び発ち、一度だけ振りかえって手を振る。 方向的には別だが距離的にはどちら側から行っても良さそうだ。 残りのオーダー先をぐるっと回る感じで一周すれば良いか。 それで今日の仕事はだいたい終わる。 ) ああ、今日の、じゃなくて今回のが終わっちゃうんだ。 ( 悪く無い仕事だったと思う。 純粋に平和と幸せを祝う日のお手伝いだ。 傭兵業とは言い難いけれど、それこそ、私が望んだ仕事の一つかもしれない。 皆の平和の為に、幸せの為に、何処かの誰かの為に働きたいと思ったから田舎から飛び出して来たのだ。 些細なことでも何かあるだろうと。 ) ( この仕事は上々だ。 ) [Thu 24 Dec 2009 20:43:13]
◆ラティーシャ@クリスマス > ( 当日だけあって売れ方は昨日までとは比べ物にならない。 一区画デリバリーし終わった段階でいったんお店に戻って、調理し終わったばかりの物をまた持って飛んで、といった具合。 やりがいのある仕事といえばそうだ。 これは純粋に、幸せの為の仕事だと思う。 ) こんばんはー! メリークリスマース! 先日はどうもー、チキン配達に参りました――――えっ、犬? 犬は今回全然全く関係ありませんよね? 重要なのはトナカイですよね? トナカイ使ってませんけど。 …トナカイプレイもしません!! ( 悪い意味で一部に有名になっているのがやや悩みどころではある。 ) [Thu 24 Dec 2009 20:22:43]
◆ラティーシャ@クリスマス > ( クリスマス・イブ。 サンタクロースが子供達にプレゼントを届けるには少し早い時間だけど、チキンの配達はそうはいかない。 箒に跨った(巨乳)サンタガールは予約時のリクエストに応じて二階の窓をノックしたり、煙突から現れたり(煙突掃除の方、お願いしますとお断りしたうえで)、大はしゃぎの子供達を少しだけ箒に乗せてぐるっと一周飛んで見せたりしながら最後の仕事をこなしている。 勿論、折角のパフォーマンスなのだし、チキンの販売元である肉料理店の宣伝と自分の所属する魔女傭兵団の宣伝チラシなんかも織り込みつつ、飛び入り購入者の為に余分のチキンも持参しつつ。 ぬかり無し。 珍しく。 ) メリーメリークリスマース! 揚げたてフライドチキンはいかがですかー! 1ピース500yenでーす! [Thu 24 Dec 2009 20:18:25]
◆ラティーシャ@クリスマス > ( 居住区低空、箒に跨ったサンタガールに姿を道行く人達が見上げる中、手を振りながらゆっくりと通り過ぎる。 何軒目かの家にデリバリーチキンを届け、保温鞄の中身がだいぶ軽くなってきた頃にふと視界にちらつくものに気付いた。 示し合わせたみたいなタイミングだ。 みるみるうちに雪の結晶は数を増し、視界を白く染め始める。 このまま振り続けが明日にはホワイトクリスマスになるだろうか? 風邪を引く前に配達終わらせて、寮に戻らなきゃ。 ) [Thu 24 Dec 2009 20:11:10]
お知らせ > ラティーシャ@クリスマスさんが来ました。 『 わぁ、雪だ 』 [Thu 24 Dec 2009 20:05:49]
お知らせ > シェル@自宅さんが退室されました。 『そんな感じで気が付いたら寝ていたらしく…』 [Sun 20 Dec 2009 22:52:56]
◆シェル@自宅 > (やはり誰かの家をお借りするとしよう、と決めたらしく…) ふむ・・・そういえば・・・(別の本を取り出して開く。 乗っているのは色々なお店の広告……勿論こういう本なるお店というわけでかなり有名な店ばかりだが)…ま、飾りつけも大事だが……プレゼントが…ね。(確か 赤い服を着た老人 が やってくる 日 )( 聖人を凄く印象悪く思い浮かべつつも… プレゼントを贈る、という部分は気に入っているのか… 広告を見るのが楽しそうで) [Sun 20 Dec 2009 22:44:00]
◆シェル@自宅 > (ゆらゆら、と揺れる椅子のすわり心地はかなりのものらしく、船に揺られながら思索するには丁度良い具合で…) しかし…まあ、パーティをやるほどではないな…狭い訳だし。(趣味の仲間とその日は軽く騒ごうという話がある。しかし会場を何処にするかで…皆それなりの屋敷を持っている中でこの手狭な借家は気恥ずかしい、と若干苦笑しつつ 深い木で発酵させた酒の入った小さめの瓶をひとつ取りゆっくり飲んで…) [Sun 20 Dec 2009 22:31:59]
◆シェル@自宅 > ( 実家はとりあえず名門と呼んでよいのか分からないが所謂 ”地方のお殿様” といった家柄。この時期もそれなりにパーティなどはあったのだが…) そう、部屋の中を飾るというのは余りしなかった…公の事を行う場所でもあったからね。(少し懐かしい。 しかし世間で色々とやっているとなると此方もやりたくなる数奇の心もあるらしく)…外の木像を飾ったり…ああ、神様とやらの祠も飾るかな…?(喜ぶかもしれないね、とか…) [Sun 20 Dec 2009 22:22:54]
◆シェル@自宅 > ふーむ……やはり聖夜というのは何処も似たような感じのようだね……(各地の伝統的行事と、現在の様子という少し着眼点の珍しい(移動等の手間を考えるとかなり大変な内容)本を読みながら頷いていて… 視線を少し本から冬支度を整えた事意外、いつもと余り変わらない室内で)…やはり、飾り付けとか考えないとなのかな?(ツリーとか、と考えてみる。 実家に居た頃はどうしていたのか…というのを思い出そうともしているようで) [Sun 20 Dec 2009 22:14:20]
◆シェル@自宅 > ( 本格的な寒さが感じられる冬のとある夜。 暖かく火が燃える暖炉の近くに揺り篭のごとく揺れる椅子に座って、 屋敷の主である少年はなにやら本を読んでた) [Sun 20 Dec 2009 22:11:02]
お知らせ > シェル@自宅さんが入室されました。 『暖炉の前に置かれた椅子に座り』 [Sun 20 Dec 2009 22:09:17]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『( 扉を、閉じる。 )』 [Sat 19 Dec 2009 22:59:40]
◆メアリアン > ( 煩い程鳴ッてた心臓の音が、徐々に落ち着いて。息も、浅いものから深く長いものへと 変わり、 ) ………、 ( 漸く、伏せていた顔をあげた。 ) ( 外は、普通だ。いつもと同じ。何も変わらない。 誰が死ンでも、何が起きても、 何も変わらない。 ) ……… ―― 、 ( 蹲ッていた身を起して、コートに付いた汚れを軽く払う。 ) ……明日、お買い物に行こう かな、 ( いきなり、行動すると嫌な目に遭いそうだから、 ) ……。 ( ゆッくり、確実に。 ) ( 少しだけ よろける足で、再び開けッ放しの玄関に向かい、 ) [Sat 19 Dec 2009 22:56:07]
◆メアリアン > ………… 、 ( こつン、と一歩玄関から踏み出して、 ) ( 吹いた風に、少しだけ目を細める。 ) …寒……、 ( マフラーの隙間から洩れる息は真ッ白。 二歩、三歩、玄関から離れながら、 ) ―――――――…… ッ 、 ( 蹲る様にしゃがみこンで、息を浅く、何度も 何度も。 ) ( フラッシュバックみたいに脳内に走る記憶の断片を、 忘れる様に、耳を塞いで、 ) ……… だいじょうぶ、だいじょうぶ、だいじょうぶ。 ( 呪文みたいに、何度も何度も、 ) ( 目頭が熱くなッて、視界は歪むけど、 ) ( 一応は、外に出れた。 ハ、と 顔を伏せて 長く息を吐いた。 ) [Sat 19 Dec 2009 22:41:25]
◆メアリアン > ( 浅く息を吸い、浅く息を吐く。 此処は家が多い。人も多い。 だから、大丈夫だ。 コートのポケットには鋏がひとつ、入ッているし。 ) ……… 、 ( カミサマは意地悪だ。 殺さないッて、もう決めたのに。また殺したくなる様な事を起こすンだから。 ) …… 死ンじゃえばいいのに。 ( カミサマも、私に危害を加える人も、 ) ( みンな みンな 消えてくれれば ) ( 私は幸せになれるのに。 ) ( 玄関に立ち止まッたまま、 コートの袖を、握る。 ) [Sat 19 Dec 2009 22:28:23]
◆メアリアン > …、 ( その繰り返し。 ) ( ホワイティア地区にある家の扉を 開けては、閉じて。閉じては、開けて。 ) … 、 ( 息を吐く。 ) ( 後は一歩を踏み出すだけなのに、 ) きもちわるい…、 ( 白い息と共に言葉を吐いて。 扉の取ッ手に手を掛けたまま、玄関からは出ずに、外を 見遣る。 ) ( 曇りだけど、雨は降ッていない。 行ける筈、行かなきゃいけない。お料理の材料も切れてしまッた し。 ) [Sat 19 Dec 2009 22:16:19]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 開けて、 閉じて、 )』 [Sat 19 Dec 2009 22:12:46]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『( ツリーを飾りながら そンなお話は続く。 )』 [Thu 17 Dec 2009 00:28:29]
◆メアリアン > ―― そ、そンなもの、なのかしらッ…、う、うン。がんばッて、みる、 ( こくこくッと何度か頷き見せて。 ちょッとだけ頬が紅潮した。 ) ( おそろい、ッて 笑える様なキッカケじゃぁなかッたけれど。 わたしは、新鮮で、おそろいは、嬉しい。 ) ……… ふふ、だと、良いけど。 ( 喜ンでくれると良い。 ちゃンと、上手に作れる様に頑張らなきゃ。 ) ―― うン、でもあンまり思い付かなくて…、 ( 欲しい物、ッて 愛とか、免罪符とかお友達とか、そンな だから。 ) キヨちゃンが作ッてくれるなら、なンでも―― 嬉しい、な。 ( こてン、と少しだけ首を傾げ、 ) ケーキ? …えぇ、分かッたわ。 ( こッくりひとつ頷いて。 キヨちゃンと敬太郎さンのは別にしよう。 ) こういうのッてプレゼント交換ッていうのよね。ふふッ、なンだか、嬉しい。 ( いろいろと、沢山作ッちゃいそうなほど浮かれ気分。 ) 内緒、ね。―――じゃあ、大体はお家で作ッて、暖める時に水屋を借りて、 ( なンだか、楽しみになッて来て、作り笑顔じゃ無い笑みが浮かぶ。 ) そうね、食器とか、あ、あと飲み物とかも――― 、 [Thu 17 Dec 2009 00:27:42]
お知らせ > キヨさんが帰りました。 『 こういうの考えるのは ドキドキしません? ( ツリーを飾りながら。 ぇへら。 ) 』 [Thu 17 Dec 2009 00:17:58]
◆キヨ > いやぁ、上手ですし―― メアちゃんが鶯サンのために作った、ッてのが重要なンですよ。 ( ぴッ、 と人差し指を立てて。 )( メアちゃんの所作に、へな、とちょっと眉が下がりそうになる。 短くなってしまった金の色は、やっぱりなんだか複雑気分。 ) 喜んでくれますよ。 絶対。 ( へら、と笑って深く頷いた。 ) アレ、 それでいいんですか? えッと、他に何かあったら言ってくださっていいンですよー? ( ぱち、と瞬いて首を傾げ。 ) わたしですか? わたしは、うーン、 …、 ( 煌耀の体調が良くなったらなぁ とか、 メアちゃんが幸せになれたらなぁ とか、 願うのはそンなことばかりで、 ) ―― じゃぁ わたしにも作ってくださいませんか? ケェキ。 鶯サンのついでで構わないので、 ( いッつも作ってばかりですから。 たまには誰かに作ってもらうのも、バチはあたらないはず。 ) そう、 だから 内緒なンですよ、 ( なンて、 ) チーズケェキは冷えてていいでしょうし、シチュー温めるのだけ借りるとか―― でも うン、ソコなら夜でお店の忙しい時間なんかは逆に女中サンたちも借り出されてて使ってないでしょうし―― ( 大丈夫だと思いますよ、って 小さく微笑んで頷こう ) じゃぁ、食器とかも 選ばないとですねッ。 ( 少し、わくわくした声。 あっちは和食器が主でしょうし、もし忙しければ借りられないでしょうし。 ) [Thu 17 Dec 2009 00:15:17]
◆メアリアン > ――― そッ、…そンな事ないわ、きッと。わたし、そこまでお料理は上手じゃないし、お菓子もそンな、上手に作れないし、―――……、 ( 自分で言ッてて落ちこンだ。 髪を弄ッて気持ち誤魔化そうと、己の髪に伸び掛けた手が止まる。 まだ、短い髪には慣れない。 ) …喜ンで くれる、かなあ……、 ( なンて、ポツリ。あァでも、とか嫌な方向に考えが向くのは悪い癖。そのくせどッかで期待してるンだから。 ) …素敵ね、クリスマスにプレゼントとか渡したら、きッと家族の人は喜ぶわ。 ――わたし?欲しい物、…え、えッと、いいの?毛糸のショール…、素敵、だと思う けど ッ、 ( でも、色々お世話になッてる上にそンな、悪い気がして。 ) あッ、キヨちゃンはッ…?欲しい物とか、なにかッ――…、 ( ある? なンて、小首傾げて尋ねよう。 ) ………あはッ、…うン、内緒の準備期間ね。 ( なンだかバレンタインみたいな、 ) ( ツリーに付けた飾りを、ちょン、と直して。 ) ―――― 夕方前とかなら、そンなに忙しくないかしら。… うーン、此処から持ッていッたら冷めちゃう だろうし、 ( もう、敬太郎さンにこッちに来て貰ッた方が良いンだろうか、 ) ( でも、忙しい身だし、 ) ( 悩む様に、僅かに眉を顰め、 ) その、水屋借りられないかしら、ね。 ( 簡易であッても、作れる位 なら。 ) [Thu 17 Dec 2009 00:00:11]
◆キヨ > メアちゃん一人で作った方が――――、 …鶯サンは喜ぶ気がするンですが。 ( アレ? とか、ちょっときょとン小首傾げて。 小さな星が細い鎖に連なった飾り、ツリーにつけ )( そう思うのはわたしの勘違い? いや、以前会ったお店での様子を思い出すにそうじゃぁないと思うけども。ももも ) いやぁ、哀しいことにありませんけどねッ。 家族になんかしよーかなー、くらいですよ。 あ、メアちゃんは何かほしいものあります? プレゼント。 毛糸のショールっくらいなら、今からでも編める気がしますよよよ。 ( なンて。 ) ( いつもどおり、いつもどおり に、 ) あぁ、熊倉サンには しばらくメアちゃんと一緒にメアちゃんちにお泊りするって 鶯サンに伝えてもらえるよう、お願いしてきました しー… ( 一週間くらい前、にも同じようなこと言った気がするけど、 ) 内緒で クリスマスのお料理考えてたり、練習とか 準備してたンだ って、コトにでもー? ( しておきますか、と。 ツリーに視線を向けながら何気なく。さりげなく。 もちろん嘘をつきたくないと、貴女が思うなら別だけれど。 いまは、とりあえず ) 忙しくない時間に厨房お借りするとか…、簡易の水屋なら奥にもありましたけど、 ( こてン、首を傾げて。 うーむ ) 無理そうなら此処で作って運びます? 二人分ならなんとか…、わたしも持っていくの手伝いますし。 [Wed 16 Dec 2009 23:45:42]
◆メアリアン > ( 飾る場所は、一番映えて、一番目につくところが良い。 差し出されたツリーと飾り、 ありがとう、 と、赤くてまるい飾りを一つ、手に取ッて。 ) … めッ、…迷惑、だッたかしら…。 うン、だッて、ほら、えッと、キヨちゃンも一緒の方が―― 鶯さンは喜ぶンじゃないかな、ッて 、 ( 思ッて、 なンて段々小さくなる声。 ) でも、キヨちゃンにもクリスマスの予定はあるわよねッ…。 ( ごめンね、 ッて紡ぎ、 ) ( 沈黙の後は、何もなかッた様に、何も気にしない様に 振舞おう。 胸の下辺りがぐるぐる回ッて、少しだけ気持ち悪いけれど、 それも全部忘れてしまえ。 ) ( 彼女が いつもどおりに接してくれてるンだから、 ) ――― 食べたいもの…、 ( 記憶を探る様に、視線が彷徨い、 ) あ、ビーフシチューとチーズケーキッ。 …食べたいッて言ッてた気がするわ。 ( ぽむッと手を叩き合わせながら へにゃッと笑う。 ) お外に、出れる様にならなきゃいけないわね…―― ごめンなさい、キヨちゃン。 ( 小さな声で、僅かに顔伏せた後、 ) ( ゆるり、 と、 ツリーに赤い飾りを付け、 ) ……… 、 お店で、お料理作れるかしら。 ( 此処に彼を呼ぶのは、少しだけ ほンの少しだけ、抵抗があるから。 出来る事ならあッちで作りたいけれど ) [Wed 16 Dec 2009 23:29:09]
◆キヨ > ハイ。 メアちゃんの好きなトコロに、飾ってあげてください。 ( ありがとうございます、と受けながら。 かわりにわたしは、メアちゃんの前にツリーを一つ、差し出して。色々買ってきた小さな飾りも、手の届きやすいようテェブルの真ん中あたりに、ころころ。転がす。 お茶を飲んでおはなししながら、飾りつけしましょ。 小さな天使の飾りを手に取り、目の前のツリーへ ) … あれ、わたしも作っていいンですか? ( きょと、 ) ( お菓子を作って渡そうと思ッて、 ) あ、そうだったンですか。 ( メアちゃんの言葉に応えれば、 ) …? ( その後に続くのは不自然な沈黙。 ) ( そういえば、夜で、雨で、 あまりまわりをみたくなくて 気づかなかったけど、あのあたりに転がっていたのは――― ) …、 ( ぎこちなく、意味もなく。 紡がれる声に、意識をあの夜から今へ戻して ) あ、 ――― うーン、なんか食べたいものとか好きなものとか 仰ってましたー? ( ふつうに、いつもどおりに、と、 ) ( 思いながら、 ) ――― お料理は 鶯サンとこで? それとも、鶯サンをコチラに御呼びしま す? ( 前者なら、送っていってあげるし。 後者なら、鶯サンと一緒に熊倉へ戻れるだろうか、と ) [Wed 16 Dec 2009 23:14:44]
◆メアリアン > ――――… ぉ、お料理は 何が良いかしら ね、 ( 漸く紡いだ言葉は、 そンな、 ) [Wed 16 Dec 2009 23:02:17]
◆メアリアン > うー、ン、 と、 ( どッちにしよう、 本格的に悩み始めれば、 ) …、 ( 救いの声。 へなッて眉下げて、一つ頷く。 ) うン、それじゃあ―― 今日が終わるまでに考えるわ、 ( なンて。 ) ( カップは彼女の前にひとつ、自分の前にひとつ。 ) ( お砂糖とミルクもどうぞ、なンて 差しだしたりしながら。 ) ……うン、 ( 視線は カップの中に落としたまま、 砂糖だけを入れて、くるくると掻き混ぜて、 ) ―― …お料理…? ( 彼女へと 視線を戻して、鸚鵡返し。 ) …… うン、キヨちゃンも一緒に 作ッてくれる? 本当はね、クリスマスにお菓子を作ッて渡そうと思ッて、 ( 彼女の笑みに、同じ様に浮かべていた笑みが 徐々に消えて、 ) ( お菓子を作ろうと思ッて、材料を買いに行ッて、 其の帰りが、あの あの、悪夢だ。 きもちわるい。 ) … ぁ、 と、えッと、 うン、 ぁ、 ( うまく言葉が紡げなくなッて。 顔を伏せ、浅く息を吐く。 震えた指は、ティースプーンに力を籠めて、誤魔化そう。 ) [Wed 16 Dec 2009 22:59:21]
◆キヨ > ( メアちゃんの所作に、ほっと。 顔が緩む ) ふふー、どっちにしますー? ( そう、尋ねるけど、 ) ま、今決めなくっていいですから。 ゆっくり考えてくださいなー、 ( なンて。 悩むのは それだけ、気に入ってくれたからかな? と思うから。嬉しくて、 ) ――― ハイ。 ( 神妙に、 ) ( 頷いてきちン 座りなおしてから、そンな自分が可笑しくてくすくす、小さく笑う ) ――― … ( 落ちる沈黙。 どきどき、心臓の音ばかりがうるさくッて、 ) … ありがとうございます、 ( 差し出された紅茶に、礼を述べる ) … そうですか、 ( 口も唇もひどくかわいているような気がして、両手でカップを持ち ふぅと息を吹きかけ早速紅茶をひとくち、ほンの少しだけすすって ) ……… 鶯サンに、 ( その名前を口にするのは、勇気が要った ) 何か、お料理作ってあげたりとかしませんか? メアちゃんの手料理食べたことないから食べてみたい、って 言ってましたよ。 ( ぇへら。 上手く、笑えているといいのだけど ) [Wed 16 Dec 2009 22:47:29]
◆メアリアン > ―― ふふッ、可愛いもの、ね。…ツリーなンて久し振り。 ( つン、と少しだけ触れて 手を離す。 強く弾いて折角の飾りを壊してしまッたら、嫌だもの。 ) ( 無意識に、彼女が男性を避けているなンて 知る由も無くて。 けれど、知らないから、普通に笑える。申し訳無くて、悲しくて、謝るしかできなくなッてしまいそう だから。 ) お部屋… なら、いつでも見れるけど、リビングの方が映えそう だし、 ( 飾る場所、悩みそう。 ) ( 振り返り、掛けられた言葉に 首を横に振り、 ) ううン、そうじゃなくてッ …え、と。いつも任せてた、から―― 今日はわたしが、ね。 ちょッと待ッてて ね。 ( いつものお料理とかも、彼女に作ッてもらッてばかりで。 それが当然だと、考えてはいけない、から。 彼女はメイドじゃ無くて、お友達なンだもの。 ) ( キッチンの方へと 向かえば、いつもの場所に置いてあるカップと紅茶を 用意して、砂糖とミルクも。お茶菓子なにかあッただろうか。 辺りを見回すけれど、思い出せなくて、 結局紅茶だけ 盆に乗せ、 ) ―― なあに? ( 呼ばれた名に、振り返れば、 ) ………、 ( 問い掛けられた言葉には 暫しの、沈黙。 ) ………… うン、 ( 盆に乗せた紅茶を リビングまで運び、彼女の前にひとつ 置きながら、 ) ―――― なにも。 …なにも、かんがえてなかッた わ、 ( ふふ、と笑い声交じりに答えるけれど。 きッとうまくは笑えてない。 ) [Wed 16 Dec 2009 22:35:07]
◆キヨ > えぇ、お買い物の時に見かけて―― 思わず、 ( 可愛かったので買っちゃいました、なンて はにかんで。 …買い物の時はまだ、無意識に避けているのだけど。メアちゃんはそんなこと、知らなくていい ) いやー、わたしも適当ですしッ。 はい、メアちゃんに、ですよ。ここでもお部屋でも、好きなトコに置いてくださいな。 ( そう言いながらキッチンの方へ普通に行きかけて、 ) と、 ( 摘まれ、くンとほんの軽く引かれる服に思わず足を止めて。不思議そうな顔で振り返る ) えぁ。 … あ、スミマセン メアちゃんの家なのにー…、 ( 職業病か、してあげなきゃ、と思っているせいか。 勝手に動いてた体、申し訳なさそうに気恥ずかしそうに、少し毛先を指で摘んで、 ) ―― お願い、します。 ( することに慣れてるから してもらう、のはなんだかちょっと照れてしまう。 少しそわそわお落ち着きなく、たまにキッチンの方振り返って――でもちゃんと、座って待っていよう。 つン、とつついた金の丸い飾りが ころり。 テーブルの上を軽く転がる ) …。 メアちゃんは――、 … ( 訊こうか訊くまいか )( 開いていた口が閉じかけ、また開いて ) ―― クリスマスはどうするンです か? ( 何気なく を、装いきれてない、声 ) [Wed 16 Dec 2009 22:18:45]
◆メアリアン > ( 彼女の表情を見遣れば、緊張が解けた様な、そンな笑みを 浮かべて、 ) ( いつも、これ以上迷惑を掛けちゃダメだッて、思うのに。結局はいつも、彼女に甘えてしまッている様な 気がする。 姿を見掛けると、安心するンだもの。 ) ――…ツリー…、あ、もうクリスマスも近いものね。 ( 小さな銀色のツリー。 彼女の隣まで足を進めて、 それに、指先を伸ばして。 ) ――あ、えぇッ。飾りたい。あンまりセンスは無いンだけど…、 ( 続く言葉に、瞬きをひとつして 彼女を見、 ) わたしに? ――え、ッと、 ありがとう。 ( 嬉しそうに、照れくさそうに、へにゃりと笑い。 立ち上る彼女の服の裾、 ちょン、と小さく摘もうと。 ) わたしが入れる、から、 座ッてて? ( ツリーのお礼、と云うにはちッぽけなことだけど。 ) [Wed 16 Dec 2009 22:05:40]
◆キヨ > ( 物音。 メアちゃんだろう、と見当はついていても無意識にびくっと肩が跳ねる。 振り返って、こっちに来るメアちゃんの姿が見えたらほっとした顔をしただろう ) ( 外出のための防寒をして、彼女が玄関に立つ姿を幾度か見かけた。 きゅっと唇を引き結んで決心したような顔で、――けれど震えた小さな手はドアを開けることのないまま、 ) ――― ツリーを飾っていたんですよ。 小さいですけど、 ( ホラ、と。 貴女にテェブルの上が見えるよう少し体を横にずらし ) メアちゃんも、一緒に飾りませんか? 一つはうちのコ用ですけど、もう一つは メアちゃんに、って思って、 ( 買ってきたんですよ、とへらり、笑みを浮かべながら 無意識に立ち上がる。 ) 紅茶でいいですか? ( ごく自然に、お茶の用意をしようと ) [Wed 16 Dec 2009 21:55:47]
◆メアリアン > ( 物音は、二階へとあがる階段の方から。 ) ( 結局、昨日も今日も、どンなに挑戦しても玄関から出る事が出来なかッた。 晴れているのに、雨じゃ無いのに。人が多いところなら、きッと平気だと 思ッたのに。 ) ……… 、 ( 髪を短くしても、悪夢は変わらず繰り返されて。 あァ、もう何度見ただろう、 きもちわるい。 ) …… 、 ( ゆッくりと階段を降りて リビングへと足を進めれば、白い 短い髪が眼に入る。 ) ( きゅ、と 一度口を紡ぎ、 息を短く吸ッて、 ) キヨちゃン? なにを、してるの? ( 緩い、笑みを浮かべて 近寄ろう。 ) [Wed 16 Dec 2009 21:45:13]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――― かたン、 )』 [Wed 16 Dec 2009 21:39:59]
◆キヨ > ( 一つは、このままメアちゃんちに。 もう一つは、ウチの煌耀の部屋に。 クリスマスなんてきっと、初めてだろうから―― ) ―――― … ( はぁ、 ) ( 漏れ落ちるのは溜息。 蝶がいなくなって、もう大分経つのに。 治るだろうと思っていた煌耀の身体は まだ良くならないようで、 ) … ( それどころか、病で痩せた身体がなおさら痛々しく見える。 彼女の病が蝶のせいではなかったことを、喜んでいいのかどうか これではわからない。 ) … ( 治ったらメルティカちゃんを誘って三人でお出かけしようと思っていたのだけど、 ) …… ( 精神的なものもあるのかなぁ、と思う。 慣れない土地で一人、懸命に頑張っていた彼女――その疲労が、出てしまったのかと ) … ( リンゴをちょン、とツリーに引っ掛ける ) ( メアちゃんの方は、どうだろう。 短くなっていた彼女の髪。おそろいだと、喜べなかった。心中は複雑で、きっとわたしは泣きそうな笑みを浮かべてしまったと思う ) [Wed 16 Dec 2009 21:35:29]
◆キヨ > ( 針金で出来た、銀色のツリー ) ――― ( メアちゃんの家 リビングのテーブルの上に、二つ。 並べて、 ) ンー……、 ( 周りには林檎や星の、飾りが。テーブルの上に幾つも転がっている ) … ( おうちの中が あんまり寂しい気がした、から。 商業地区で見かけて思わず買ってしまった ) [Wed 16 Dec 2009 21:13:54]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( それは、小さな )』 [Wed 16 Dec 2009 21:06:17]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『大丈夫に決まっている。』 [Fri 11 Dec 2009 23:47:59]
◆アイゼンリッター > (さて、後の行動は前述の通りだ。 会社に戻り、報告し、スクレの望みをかなえる為に努力する。 ――アイゼンリッターでは、きっと彼にクリスマスプレゼントを与える事はできないだろうけれど。 それでも、此方にはサンタクロースがついているのだ。 だから――) [Fri 11 Dec 2009 23:47:52]
お知らせ > 子供さんが退室されました。 『 そしてスクレは、クリスマスの日を心から楽しみにするのだ。 』 [Fri 11 Dec 2009 23:46:31]
◆子供 > ( 子供は笑顔を浮かべ、大きく頷いた。 ) 凄いや。アイゼンリッターはサンタさんと知り合いなんだね。 ( それなら、このお話を信じていいかもしれない。ヒーローなら、そしてサンタさんなら、きっと自分の願いを叶えてくれる。 ――と、その時。家の中から子供の名前を呼ぶ声が聞こえてきた。 ) ぼく、もう戻るね。ありがとう、アイゼンリッター。 ( ポケットから片手を出すと、ばいばいとそれを振る。あとは抜け出た窓からもう一度自分の部屋に戻って、ずっとそこに居たように振舞うだけだ。そしてクリスマスの日まで待とう――。 ) [Fri 11 Dec 2009 23:45:23]
◆アイゼンリッター > もちろん、本当さ。 ――アイゼンリッターは嘘はつかない。(いつもなら、また無責任なことをと自己嫌悪に捕らわれていたかもしれないが。今回は――今回だけは違う。 サンタクロースが良い子の願いを叶えられないなんて事が、あるわけないのだから。 一度会社に戻って、スクレ少年の事情をきちんと説明しよう。その上で、あとはクリスティアまで文字通り一ッ飛びして、彼の父親が帰ってくるようにしようじゃあないか。 ――っと、そうだ。 なら、きちんと言っておかないと。)ああ、でも……お父さんが帰ってきたら、サンタさんにありがとうって言ってあげてくれ。 私一人の力じゃあないからさ。(そして立ち上がる。 ――後はこの信頼を裏切らないよう、誠心誠意努力するのみ、だ) [Fri 11 Dec 2009 23:39:34]
◆子供 > ………… 本当? ( スクレは顔を上げ、アイゼンリッターを見る。 ) 本当にパパは帰ってくる?クリスマスに一緒に過ごせる? ( パパとママと自分の三人で過ごすクリスマス。子供にとってはそれが何よりの願いだったのだ。だから帰ってこれないと知った時に大泣きしたし、今もこうして諦めきれず外で帰りを待っていたし、必ず帰ってくるという言葉に喜びと期待を隠せない。 ) …判った。もう外で待ったりするのはやめる。歯もちゃんと磨く。 ( スクレは頷いた。 ) [Fri 11 Dec 2009 23:33:40]
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