居住区 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ヴェルセリオス@邸宅さんが退室されました。 『「朝日を目覚ましとして使えること」だ。』 [Fri 3 Sep 2010 03:23:00]
◆ヴェルセリオス@邸宅 > ……できることであれば、あの方の人生が決まるまで側で見届けたくはありますが……ふむ(寿命的には十分可能であろう。とはいえ、自分があと何年この世にあり続けられるのかは自分でも解らない。それに、それは仕事の面で認められ続ければ、という前提も関ってくる。正直、自分はあまりよいメイドであるとは思っていない。個々のスキルは高いと思うが、その反面色々と難が在る…と。何にせよ居間はそれを考えるときではない。予備のクローゼットにきちんと整えたドレスを仕舞い込み、明日の朝の献立を予定していたものから変更することに決めた。あっさりとした味付けで、喉を通りやすいもの…お飲み物はワインより……と、明かりの一つもない厨房をすたすたと歩き回りながら考え、やがて自室へと戻る。そして自分のベッドの中で、ヴァンパイアとして強い力を帯びて一つだけ本当によかったと思う所があるとしみじみ思った。それはなにかと言えば…) [Fri 3 Sep 2010 03:22:40]
◆ヴェルセリオス@邸宅 > (見ればお顔には化粧を纏ったままだ。余程お疲れになったのだろう。何かを途中でやらかしたままにするなど、普段はまずありえぬ方なのだから。…とはいえ、流石にここでお顔を洗うわけには行かない。そんなことをしたらどこの誰でも目を覚ますだろうし、よしんば目を覚まさなかったとしても暗い中でどうやってやったのか、と怪しまれてしまう。うずうずと沸き起こる気持ちを抑え、そちらは諦めることにした。もう一度部屋を見渡し、念のため異常が無いかも確認しておく。最後に室内履きの靴をきちんと揃え、ゆっくりとドアを閉めアイリ様の部屋を後にする。ゆっくり、静かにはやるがこっそりにはならぬ程度に堂々とやるのがポイントである。ドアひとつ、ノブひとつとってもほんの少しだけクセがある。それを覚えるのもメイドの仕事であると自分は思うのだ。普段は何の役にも立たないが、こういうときには役に立つ) [Fri 3 Sep 2010 03:14:45]
◆ヴェルセリオス@邸宅 > ……(今日は休日であったが、結局のところ公務と呼んで差し支えないものに一日を費やしたようだ。そして、それがとても疲れたものであることを…事前に本日の夕食の準備が不要であることの伝達と、部屋に脱ぎ散らかされているドレスを目にしてそう思うのだった。大体どんな光景が繰り広げられていたかは…想像が付く。こと権力というものを身に着けたニンゲンの行動は半ば滑稽ですらあるし、何代も権力に身を阿ったニンゲンの言動はもはや喜劇か何かの脚本の様ですらある。今も続いている縁談という名の、デリカシーの無い収穫鎌はこの先も続くだろう。政略結婚に愛や想い入れ等望むべくも無いが、アイリ様がいつか下すことになるであろう決断がどうなるのかが気になる。ひたすらに、婚期と呼ばれるものが去るまでノーを突きつけ続けるか、はたまたいつまでも走り続けられるモノが誰もいないように、どこかの誰かの妻として娶られることになるか。……或いは、ある日突然素敵な出会いが訪れあれよあれよというまにゴールイン、というのも面白いかもしれない。それも全く問題ない家柄のお相手様と、だ。そんなお話としてはとてもつまらない、でも幸せな終わり方もあったとしていいではないか。ドレスをそっと懐に抱えながらそんな事をふと思った) [Fri 3 Sep 2010 03:08:02]
◆ヴェルセリオス@邸宅 > …失礼します(そうして辿り着いたドアの前で、いつもとは違って小さく呟く様に言葉を紡ぐ。既にお休みなのは解っているのだから、態々大きな声を出してその眠りを妨げる必要も無い。そしてかちゃり、とドアを開き室内へと足を踏み入れる。廊下の明かりもこのドアからは遠く、光が差して室内の暗さを妨げることの無い様尾配慮した。もちろん手に明かりなど持っていない。これはこれで見咎められたらどうやって回りを確認しているのか、と言われそうであるが…そこはそれ「アイリ様は、剣を握られる際に持つところを確認いたしますか?それと同じことで御座います」と返すつもりである。とまあ、そんな考えを頭の片隅にめぐらせながら部屋の中へと入る。当然だが部屋の中は暗い。が、どうという事は無い。部屋の中央あたりで足を止め、周りを静かに見渡す) [Fri 3 Sep 2010 02:54:47]
◆ヴェルセリオス@邸宅 > (深夜である。少々外せない用事で主の帰宅をお迎えできなかったのは残念というか、メイドとして至らぬ所であったと思うのだった。とはいえ、過ぎたことを案じたところで何にもならない。故に今いつもの靴を脱いで布の靴に履き替え、廊下をすたすたと歩いている。向かう先はアイリ様のお部屋。抜き足刺し足…という程ではないものの、多少足音を出さないように注意して歩く。元より火急の何かでもない限りどたばたと足を進める事など無いが、まあそれはそれ( [Fri 3 Sep 2010 02:48:30]
お知らせ > ヴェルセリオス@邸宅さんが来ました。 『E.ぬののくつ』 [Fri 3 Sep 2010 02:41:24]
お知らせ > アイリ@邸宅さんが退室されました。 『( 起きないと。そう思いながら暫し微睡む )』 [Fri 3 Sep 2010 01:22:29]
◆アイリ@邸宅 > ( 「可愛げがない」「可愛げを見せろ」「愛想が無い女だ」「もっと笑え」 一日で散々言われた。 行く先々で好き勝手に振舞っていた彼らにしてみれば、言うほどではなくどうでも良いのかも知れない。 ただどうしてもそれらしい振舞いが出来ない私をからかっていたのか、誰に対してもそうなのか、そういう事だろう。 あれだけ言った最後に伯爵は、今日はご苦労だったと言って笑って労いの言葉をかけてきたのだし。 ) ( 可愛げ、というのも私にはわからない。 言葉自体が抽象的過ぎるのだ。 それがどういう様を指しているのかをそれとなく観察してみると、彼らの言うような所謂「可愛げのある女」というのは、無能か、無知か、すぐに他人に依存するような女性を指しているようにしか見えない。 若しくは、何を言われても愚鈍に作り笑いが出来るような人格の持ち主か。 それが魅力的だと感じるのだとしたら、男というのは本当に理解し難い。 ) [Fri 3 Sep 2010 01:13:06]
◆アイリ@邸宅 > ( オークションに目ぼしい物は特になかった。 そも、自分の買い物をする気は無かったし、ゆっくりする余裕も無かった。 伯爵、御夫人、御子息が二人、各々がまくし立てる質問と要求に答える事に終始し、日頃の数倍喋った。 改めて思うのは、私は人付き合いと言うのが苦手だと言う事。 身にならない時間を浪費するのも嫌いだし、正常な思考能力を奪う上に身体に悪い酒など飲まない。 何が楽しいのかと問われるなら、それ以外の事は軒並み楽しめるという所だ。 正直それで困った事など無い。 ) [Fri 3 Sep 2010 01:02:32]
◆アイリ@邸宅 > ( 彼らは典型的なクリスティア貴族だ。 恐らくヴェイトス市の庶民の風習は肌に合わないだろうし、文化の違いから来る要らぬトラブルを招きかねない。 終始クリスティアと比較する言葉を並べる様など、とても理解を深めようという風には見えなかった。 ) ―――――疲れた。 ( ドレスを脱ぎ散らかして一旦ベッドに倒れ込む。 後でちゃんと片付けて、化粧を落としてから眠らないと。 所望するような武勇伝を語らされるのが一番疲れた。 そんな派手な話は無いし、面白おかしく語るような上手い言葉も持ち合わせていない。 ああいう声が大きくて意味も無くよく笑う方々は苦手だ。 ) [Fri 3 Sep 2010 00:54:09]
◆アイリ@邸宅 > ( たまの休暇だったが、クリスティアからヴェイトス市を訪れている祖父の御友人を案内する為に一日を費やした。 案内と言っても、騎士団領を歩いて案内して回り、大聖堂を訪れ、比較的安全で清潔なレストランを予約して食事をして、大ホールで最近催されているオークションの展示を見て回り、というあまり庶民の生活とは無縁の場所だけを回った感じだ。 求められていたのはそういう事だし、伯爵もその奥様も御子息も、護衛達も、それ以外を求めて居なかったし、滞在中に商業地区や芸能横町といった雑多な区画に入る気はないようだが。 ) [Fri 3 Sep 2010 00:48:13]
お知らせ > アイリ@邸宅さんが入室されました。 『 ベッドルーム 』 [Fri 3 Sep 2010 00:40:13]
お知らせ > リーザ@ロッド邸さんが退室されました。 『テーブルの上の金と酒を持って、ソファを立った』 [Thu 2 Sep 2010 21:31:30]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 此処暫く出稼いだ金を数え終わったら、8万程あった。 暗黒街の腐れバイトしてた頃じゃあんだけコキ使われて気に食わない客の相手をしてももっとショボかったってのに、いい商売だ。 まだ寝る時間でも無いし、これから何処か遊びに出かけようか? 小奇麗なバーで飲み明かしても良いし、最近噂のオークションとかを冷やかしに行っても良い。 暗黒街で流行ってるっていうカジノも覗いてみたいし、今のあたしならドレスコードに引っ掛かる事なんてまず無い。 身分証明もばっちりだ。 メアリアンは――――ほっといても死にゃしないだろう。 何か適当な土産でも買ってきて、機嫌とれば良い。 ) [Thu 2 Sep 2010 21:28:55]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 餓鬼共は大人しい。 メアリアンはずっと静かにしているし、夏バテだかネッチュー症だかで家の中でも殆ど出てこない。 暇な時気紛れに様子を見に行って、看病みたいな(どうすんのかわかんないけど)事もしている。 此処で熱中症で死んだとか言って縊り殺す事も考えたけど、今はロッド家に不穏な空気を漂わせない方が良い。 ただでさえ胡散臭い商売を始めたばっかりなんだから。 ) ( エアリーはもっと姿を見ない。 元々そんなに此処には寄り付かなかったし、暗黒街の部屋で寝起きしているんだろう。 まるっきり此方と切れたわけでもなく、偶に顔を出したり近況を話させたり、瑪瑙の鍵のフレッタ・ビーチェとの連絡をさせたりしている。 まぁ、あそこに住まわせて危険はそんなに無いか。 目が届かない所に居るのは少し落ち着かないが。 ) [Thu 2 Sep 2010 21:19:00]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 焦っちゃあいけない。 今はまだ珍しい煙草と大麻なんていう小銭稼ぎで、お客も数人のお喋り仲間の「お友達」しか居ないが、此処はホワイティア高級住宅街。 世間知らずで、馬鹿で、退屈で、刺激に飢えた金持ち揃いの区画だ。 じわじわと堕落する楽しさを沁み込ませ、罪悪感を薄め、共犯意識で誤魔化して、麻痺させていく。 その内もっと大きな仕事も持ちかけられるだろう。 偽装文書とか、人身売買とか、アリバイ作りとか、大掛かりな密輸とか。 そしてそれを頼んだ連中はあたしに頭が上がらなくなる。 積み重ねて行けばあたしはこの辺りを仕切る顔役くらいにはなれるだろうさ。 勿論もっと上を目指すつもりだが。 今までの負け分をきっちり取り返さなきゃ、あたしの人生納得出来たもんじゃない。 ) [Thu 2 Sep 2010 20:59:29]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 此処に転がり込んで来て暫く、無職無収入でただメアリアンに送られて来る仕送りをアテにして食い潰して暮らしていた。 最初の頃はこの家にある物を自由にできるだけでもいい気分だったし、働かないで美味しい物を食べて綺麗な所に住んでそりゃあハッピーだったが、流石に自由にできる金が無いと飽きてくる。 元々、こっちに来たら何かしらいい仕事を自分で始めてみようかって計画していたし、ただそれを最近実行に移しただけだ。 経過はゆっくりではあるけど順調。 今はまだ小遣い稼ぎ程度の額だけど、それでいい。 ) [Thu 2 Sep 2010 20:53:36]
◆リーザ@ロッド邸 > ( ロッド邸一階リビング。 テーブルの上にはアイリッシュウィスキーのボトルとグラスが一つ、数え終えた紙幣と貨幣が幾らか、無造作に纏められた煙草と大麻―――それから、あまり世間で馴染みの無い錠剤の入った小瓶が二つ。 ラベルは無い。 近所のお得意さん向けの「新商品」だ。 あたしが強く勧めたんじゃァない。 無いか、って聞かれたから、あるわよ、と答えただけ。 ) [Thu 2 Sep 2010 20:31:42]
お知らせ > リーザ@ロッド邸さんが来ました。 『 リビング 』 [Thu 2 Sep 2010 20:21:52]
お知らせ > エスメラルダさんが帰りました。 『( 硬くなるその感触に奴隷は笑み、再び淫らに髪を振り乱し始める――― )』 [Tue 31 Aug 2010 02:57:28]
◆エスメラルダ > ( 私は別に好色なのではない。ただオルガ様にそのように扱われるのが好きなだけなのだ―――― ) それは……―――その、 決して …… 悪く、なく ―――― ( 奴隷はそのように扱われる事も構わない。むしろそれで、手放されないような安心感すら心の片隅に感じてしまう始末であろうと。その提案を否定する事は無く――― ) ――――あ……んん……… ふ ぁ …… ぁぁ ―――― ( その息苦しさを感じさせる喘ぎ声に私はどうしようもなく興奮してしまい―――― ) [Tue 31 Aug 2010 02:56:01]
お知らせ > オルガ@自宅さんが帰りました。 『 …あ。 ( エスメラルダの中で、私の肉棒が再び硬さを増してしまった。 ) 』 [Tue 31 Aug 2010 02:42:48]
◆オルガ@自宅 > あはははっ お前がそうやって歓喜の声をあげているのを、誰かに聞かせてやりたいぐらいだ。きっと皆お前に欲情してくれるだろう。それぐらい魅力的なのさ。 ( でも誰にも触らせない。幾ら金を詰まれてもやらせてやるものか。 ) お前の太腿の傍に矢印をつけて刺青を入れてやろうか。「オルガ様専用の穴」ってね。ふふふっ、どうだい? ( それをすると奴隷としての価値は下がるだろうが、誰かに売る予定など無い。 ) ――なるほど、意気地が無かったのか…。可愛い奴だなあ、お前は。本当に仕方の無い娘だ…。 ( 絶頂と共にその胸の内を告白され、私はくすりと笑った。 ) ………ん。 ( エスメラルダは私の唇を求めてくる。私はそれを受け入れよう。でも、その貪欲さに私はまた受身に回ってしまうだろう。なされるがまま、唇を奪われる。 ) ん、 ふ ぁっ ……んんっ ( 私は舌を絡め、息苦しさに喘いだ。…偶には、こういう日もあっていいだろう。奴隷にいいようにされてしまうのも――。 ただ、そんなキスを受けたせいだろうか――… ) [Tue 31 Aug 2010 02:42:26]
◆エスメラルダ > ―――――………………ぅっ……… ( 主人に対して嘘は吐き辛い。断言するようなその指摘に声を詰まらした。どれも捨て難い。そしてどれにしてもどろどろに股を濡らすぐらいにこの奴隷も好色で淫乱だ。 ) もうしわけ…!ございませんっ♪ あぁっ ♪ エスメラルダはっ オルガ様の物を咥え込むのが 好きな 淫らな奴隷で―――― あ、あぁっ♪ ( 普段とは違い積極的にこちらから犯していくという状況。奴隷ならば普通は無いその状況が、余計に奴隷の興奮を強くさせる。 ) ああ…明かします…! 打ち明けてしまいます! 本当は…夜這おうとなんど思ってしまい…けれど、意気地のないエスメラルダは、結局踏み切れずに……あ、ああ♪ はい、だして♪ 全部、全部受け止めますぅ ♪♪ ( そうして奴隷はイキながら主人の精を胎内で受け止める。注がれるその熱い感触と恍惚感にえも云わぬ快感と脱力を感じた。 ) エスメラルダは……オルガ様の物でございますから……―――そうなっているのなら、ただただ…喜ばしく、あります。 ( にっこりと微笑んで―――抱き寄せられて――― ) オルガ …… 様 ………――― ( そうして私は、オルガ様を見上げた。吸い寄せられるようにその顔に近付き、貪るような勢いで唇を奪ってしまおうと―――― )( ――――何かを考えての事ではなかった。ただ、唐突にそうしたくなってしまった―――― ) [Tue 31 Aug 2010 02:32:30]
◆オルガ@自宅 > でも、その… んっ…!おかしな事を、考えているのがお前なんじゃあないか…?私にはお前のことが手に取るようにわかってしまうんだよ…ふふふ…。 ( 試しに今度やってみよう。裸で歩かせるか、公衆の面前で犯すか、それとも尻穴を犯すか。どれがいいだろう? ) おま、えは… いやらしい、奴隷だ…っ♪こんな風に、しゅ、主人を…犯して ぇ…っ♪ ああ、あああぁっ 、 す、凄い…ッ 私の方から犯すのとは、また違った――…っ♪ ( 犯しているのではなく、犯されているのだという感覚。普段ならば翻弄される前に起き上がって組み敷いて攻めに転じるのだけど、腰を動かせないからそれが出来ない。そういう状態だからだろうか。興奮してしまうのは。 ) こ、こんな風に… 襲ってくるのを期待して…長い間手を出さずにいたのに…っ♪我慢比べはお前の勝ちだよ、エスメラルダ! ――出す、よ…っ!お前の中に、たっぷりと…っ! ( 激しい腰使いだ。抵抗する術はない。私は搾り取られるように精液をエスメラルダの中に吐き出し、がくがくと足を震えさせた。 ) う、 あぁぁぁ…っ♪ す、凄い…っ♪お前の小さな孔が絡み付いて、きて…っ。ふ、ふふっ もう、お前の肉孔は私のペニスの形に歪んでしまっているようだね…っ♪ ( びゅく、びゅるる…っと精を注ぎ込む。最後の一滴まで。 ――それが終わると、私はエスメラルダの手を引いて、自分の身体の上に抱き寄せる。 ) [Tue 31 Aug 2010 02:16:57]
◆エスメラルダ > ―――――お仕置きを、懇願するなんて、お、おかしな…事で………ござい、ます。 ( ――――そう、おかしなこと。その筈であるのに、オルガ様の口にしたそれを、懇願するのであれば、させていただける―――― ) お褒め頂かれる事が……はむっ……ふっ……―――エスメラルダには、何よりも嬉しく……ございます―――― ( 他の女の誰よりも―――そう言われれば、微かな優越感と大きな喜びが奴隷の胸の内には生まれる。 ) ああ………!お許し…下さい……!……仰る通りなのです!全て……全てお察しされている通り……熱くて…止まらなくて……―――― ( その褒め言葉こそが奴隷には何よりも代え難いものである。目隠しの奥の金の魔眼は悦びと興奮に満ち満ちていた。 ) あぁっ♪ オルガ様、オルガ様、オルガさまぁっ!!♪ ( 主人の名を呼びながら奴隷は熱く火照る体を沈める如くに体を跳ねさせて動き続ける。 ) めっ、 止まらなっ、止められなくてっ ♪ あっ、 ダメっ、 いっちゃ、 もう、イッてしまいま、あっ、あっ、あぁーっ ♪♪ ( 主人の呼び掛けは聞こえていたけれど聞こえない。それを無視するように激しい勢いで奥まで突かれる勢いで腰を振り、直前の自慰で火照り昂ぶっていた体は絶頂へと導かれていく―――― ) [Tue 31 Aug 2010 02:06:17]
◆オルガ@自宅 > ふふふ、そうだろうそうだろう。だからそんなお仕置きを受けないように気をつけないとなあ。ああ、でも―― もしそんな風にお仕置きして欲しいってお前のほうから懇願するのなら―― 私も考えてやらないと。 ( あくまでもエスメラルダ本人の口から懇願させる。この部分は重要だ。 ) あ、は…っ♪ そうそう…お前の幼い手と口がねっとりと絡みついてきていい感じだぞ…。ふ、ふふ な、何人か愛人として手をつけた女が居るけれど、その中でもお前は上手だ。 ( やはり一番抱いた回数が多いからだろう。 ) 胸の先端をつんと立たせて、きっとクリトリスも真っ赤に充血してるんだろう?愛液を溢れだしながら、私のペニスが欲しいと懇願しているんだろう? ( は、と興奮に息を荒くする。 ) 私のエスメラルダ…。お前は、最高だ。 ( 蕩けた表情は、目隠しで目を覆っていてもわかる。まるでこれから襲われるかのような錯覚を受け、ぞくりと背筋を震えさせた。そして奴隷は私の上に跨り――腰を落とし――。 ) ―――ん ぁっ ( 私は口を大きく開き、思わず呼吸した。普段はあまりこういう事はしない。大抵は私の方が動いて犯す側だ。だが、こういうのも悪くないかもしれない。腰の痛みが無くなるまでは、毎日このやりかたでやらせよう。――と、思っていたのだが。 ) う、 あぁっ あ、 っ ……ちょ、ちょっと―― 待っ――。 ( 思った以上に、これは…。強い締め付けと激しい動きに翻弄され、声が出てしまう。 ) あ、ああっ♪ あぁっ♪こ、こらぁっ と、止まりなさ…止まって…♪ ああぁぁ んっ♪ [Tue 31 Aug 2010 01:50:04]
◆エスメラルダ > ――――……それは…また……つらい、お仕置き、です。エスメラルダはそれを想像しまうだけで……―――震えが、止まりません。 ( ――――ぞくぞくとどうしようもなく体が震える。震えが走る理由は、それは怖いからでは当然なくて―――――― ) んんっ………このあたり……で…ございましょうか………はぁっ…………ん…むぅ・………―――― ( そうして小さな口にいきり立つそれを一杯にくわえこむ――――体が熱い。そして―――もどかしい。指じゃ、足りなくて――― ) んんっ…………―――――!! んっ……! ( 口に出されれば、改めてどうしようもなく淫らな振る舞いに恥ずかしさを再認させられる。主人の命令に従っているから―――しかし興奮しているのは間違いなく自分自身。今だってそう、もどかしく小さな胸をいじくりながら、乱暴な手付きで膣を弄る指の動きは止めていない―――― ) ―――――……… ( はぁっ )( その言葉を聞き、唾の線を引きながら奴隷は主人の肉棒から口を離す。呼吸は荒く、色欲に蕩けた瞳を向けながら先程まで男の物を咥えていたその口を開いた。 ) ――――エスメラルダは……オルガ様の、物でイキたく――――……… ( 呟く間も手の動きは休まずに―――だめ、もう、我慢できない―――― ) ――――ふぁ、ぁぁぁっ!! ( 奴隷は主人の上に跨ると、その肉棒を体の中に感じながらキツク締め付けて、激しくそれを動かし始めて嬌声をあげる―――― ) [Tue 31 Aug 2010 01:38:34]
◆オルガ@自宅 > ふうん?そうなのか。それは立派な心がけだが――。 ちなみに、どんなお仕置きが待っているかというと―― お前に何も着せないまま街中を歩かせたり、公衆の面前で犯してやったり…あとはそうだな。まだお前のお尻の方を虐めてやったことが無いから、そちらを重点的に責めてやるというのも面白そうだ。 ( 言い訳をするエスメラルダに楽しい楽しいお仕置きの内容を語って見せる。想像するだけで私は股座をいきり立たせた。 ) ん、あぁっ♪す、すっかり…扱いに慣れたようだね。可愛いよ、エスメラルダ。 ……ふふ…。 ( 小さな手が上下する度にびくんと肉棒を跳ねさせ、先走りで濡れる。そしてエスメラルダの頭を優しく撫でて。 奴隷が自らを慰め、その激しい指の使い方と共に漏れる水音を聞く。 ) 激しいなあ、エスメラルダ。興奮してしまっているんだね…。”私のペニスが大好物のエスメラルダ嬢は、肉棒をしゃぶりながら興奮してしまい、くちゅくちゅといやらしい水音を響かせながら、オナニーをしてしまうのでした。” ( くすくすと笑いながら、その現状を語ってみせる。――ふる、と背筋が震える。早漏という訳ではないのだが、慣れた手つきと舌遣いは私を容易く導く。このまま口の中に出してやってもいいが――。 ) でもエスメラルダ。そのまま自分の指で達してしまってもいいのかい?…とはいっても私はこれこのとおり、動けない訳だけどね。 ( 意地の悪い笑みを浮かべながら、案に次にどうさせたいかを含ませた物言いをする。つまり、跨って自分で動け、というのだ。 ) [Tue 31 Aug 2010 01:19:52]
◆エスメラルダ > ( 奴隷――あくまでも私はその分を超えないように、と常々思っている。時にどれだけ優しくされる時があっても、それはただ一時の気紛れ。私はあくまでも物であり―――道具だ。それでいい。 ) ――――そのような事はございません! エスメラルダは…自分が失敗して、オルガ様の不利益になるような事は決してする事が無く………そもそも……お仕置きに、期待するなど、ただの本末転倒であり………―――― ( もごもごと、図星を突かれれば言い訳のようにそれを口にして。ある意味ではこの主人にしてこの奴隷ありといった所。 ) ……ん…はむ…………ぁ…… ( 小さな手を上下させてそれを擦り合わせる。そして硬くなる男根の先端をそっと舐め取るようにして口に咥えて―――― ) ――――……ん………! ( その指示にこくりと頷き、口での奉仕を続けながら奴隷は自らの衣服を肌蹴させた。そして既に濡れつつある秘所に手を伸ばし、やや激しめにその指を動かし始める。 )( そそり立つ男根。鼻につく性の臭い―――オルガ様の匂い。 ) [Tue 31 Aug 2010 01:04:15]
◆オルガ@自宅 > ( こういうだらしない一面を見せるのも、この奴隷を大事な身内だと認識しているからなのだろう。オルガ本人にそうなのかと問い質してみても否定するだろうけれど。 ) おやぁ?今の反応はどうしたんだろう、エスメラルダ。まさか、いやらしいお仕置きをされるんじゃないかと期待したのかい? ( にやにやと笑う。この娘のこういう反応がたまらない。 ) でも、期待されてしまったのではおしおきにはならないなあ。困った困った。 ( でもまあ、ぎっくり腰のことは喋らないだろう。そうしたらご褒美にまた可愛がってやろう。その可愛がりとおしおきの内容に大差が無いのが問題なのか。 ) ん…。 ( 奴隷の手によって服を肌蹴させ、露になる男根は既に硬くなりつつあった。そこにねっとりとした舌遣いが這っていき、私は息を殺すように。 ) …そう、上手だよエスメラルダ…。お… ぅ……。ふふ、ご覧。すぐに硬くなってしまった。 ――エスメラルダ。そのまま続けながら、自分を慰めてご覧なさい。私に自慰で耽っているとろこを見せるんだ。 [Tue 31 Aug 2010 00:50:55]
◆エスメラルダ > ( すぐに思い当たってしまう女性たちの名前。正直この御主人様は呪われても割と仕方が無いと考える。――――けれどそんな性欲にだらしなくて、時々へたれて、ちょくちょく酷い事をなさるような御主人様であろうと、エスメラルダは誠意と親愛と従属の感情を失わずに付き従わせていただきます。 ) それはようございました。 ―――― (酷い事) ――――は、はい……畏まりましたっ。決してエスメラルダは誰かにこの事をお話したりは致しませんっ。 ( 酷い事の内容が――……いわゆるその、辱めを与えるという類のだったのなら、それはどんな事をされてしまうのだろうかと、一瞬ドキッとしてしまうのだけれど。――――イケないイケない。そのような不真面目な事を考えるなんてあるまじき事。当然私は誰にも喋ったりなどしない。 )( ――――………失礼な事を考えてしまった訳ではあるが、それは御主人様にも原因があると思うし、それにあながち無関係ではなかったりするのではないのかという疑問はさておき。 ) ――――………はい。畏まりました。オルガ様。 ( 恥ずかしげに瞳を伏せながら、うっすらと頬を上気させて奴隷はその命令に頷く。仰向けになるオルガ様の下半身の寝間着と下着をゆっくりと脱がさせていただき、私は露わになったオルガ様の男根にゆっくりと舌を這わせる。 ) ん………はぁ……… ( その先端の部分に舌先を宛がったりして、敏感な部分を刺激しながら唾液で濡らしていくように舐めていき。 ) [Tue 31 Aug 2010 00:42:32]
◆オルガ@自宅 > 一体誰だ。キャサリンか。アンリエッタ…クレオニス…ライザ…セリカ…。 ( 思い当たる節が多すぎる。と、ぐぬぬぬと唸っている時にやってくるエスメラルダを見て。 ) うん、大分良くなったよ。お前が看病してくれたお陰さ。…でも、私がぎっくり腰だっていう事は内緒だからね。だ、誰かに喋ったら酷いことするぞ! ( 鍛錬所で私を介抱してくれた人達を除けば、ぎっくり腰になったことを知っているのはエスメラルダだけだ。 ) ( そしてそれは直接の原因では無いにせよ、腰を振りすぎたことによってダメージが蓄積していたのは否めない。そして…。 ) …ところで、エスメラルダ。私の性欲の方も看病してくれると嬉しいのだけど。 ( うつぶせからゆっくりと仰向けになりながら、痛みが残っているくせにそんなことを要求する。エスメラルダが考えているぎっくり腰の原因は、あながち間違いでは無いのではないかと思わせるような主人の態度だった。 ) [Tue 31 Aug 2010 00:27:44]
◆エスメラルダ > 失礼致します。お調子は良くなりましたでしょうかオルガ様? ( それがやっぱり、という言葉を使うあたりご主人様に対しての評価がアレであるという証明なのだが。それは置いとき、オルガ様がお休みである為に今日は私はお傍で一日つきっきりの看病中で―――そうして家事を済ませた奴隷は主人の部屋に入り、ベッドにうつぶせになる御主人様に傍に近付く。 )( しかしぎっくり腰とは――………誰か他の女の方でも抱いた際に腰を振り過ぎでもしたのであろうか――――――いや流石にそれはないだろう。いけないいけない。私は御主人様をなんだと考えているのかと。 ) [Tue 31 Aug 2010 00:22:56]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『( やっぱり心当たりがあるのだろうか )』 [Tue 31 Aug 2010 00:17:25]
◆オルガ@自宅 > ( 痛みが完全に引かないうちに仕事をしてしまうと慢性化するという話も聞いたことがあるが…。やはり部下達に事情を説明して腰に負担がかからないような仕事だけをやらせてもらうべきか…。でもそういう事を話すと、すぐに組織の中に話が行き渡るのだ。「オルガがぎっくり腰になったぞ」と。元々両性である私は、昔から組織の中でそういう奇異の目というか、おかしな観察対象を見るような目を向けられていた。幹部連中にとっては笑い話の種なのだ。そういう扱いには大分慣れてしまったが、それでもやはりぎっくり腰は恥ずかしい。 …それと、もう一つ。問題は今後もトレーニングを続けるか否かということだ。腰を痛めてしまう危険はあったが、やはり私は女性をお姫様抱っこできるようになりたい。腰に負荷をかけるようなトレーニングの仕方は避けるべきだろう。 ) ぎっくり腰は魔女の一撃と呼ばれているらしいが…。まさか、魔女に呪いをかけられたのでは!? ( 私が身体だけ弄んだ挙句に捨てた女性が私に恨みを持ち、魔女に復讐を依頼したのではなかろうか。その可能性は大きい。 ) [Tue 31 Aug 2010 00:15:04]
◆オルガ@自宅 > ( 今日は入室する部屋を間違えなかったぞ!とどうでも良いことをのたまいつつ。 ) ( 昨日の鍛錬所での無理が祟ってぎっくり腰になってしまった私であったが、一日休んでいると痛みがとれてきた。やはり若いせいもあるだろうが、そこまで酷くは痛めなかったのかもしれない。とはいえ、明日も痛みは残るだろう。カジノは何日も休むわけにはいかないので、明日はその痛みを堪えながら仕事をしなければならないが…。 ) ディーラーをしている最中にぎっくり腰が再発とかしないように注意しなければ…。 ( 凄い格好悪いし、そういうハプニングがあるとギャンブルの熱が醒めてしまうのだ。 ) [Tue 31 Aug 2010 00:07:27]
お知らせ > オルガ@自宅さんが入室されました。 『 ベッドの上でうつぶせに。 』 [Tue 31 Aug 2010 00:04:20]
お知らせ > フレッシェンカ@自宅(仮)さんが退室されました。 『コロセウムがエリゼを宛がったのは正解か失敗か微妙なライン』 [Sat 28 Aug 2010 22:40:40]
お知らせ > エリゼさんが退室されました。 『うん、「二人で!」が「アナタが!」に聞こえて仕方がないんですよね。虐げて良いですか?( ぐ』 [Sat 28 Aug 2010 22:39:02]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > いっせんにひゃくまんえん☆ ( ペコちゃんスマイルで。 自分でお金を使った事が無い人間にそれがどれくらいかって言ってもちょっとわからない。 安い紅茶12万杯ぶんくらいと言われてようやく幾らか焦った物の、ここまでどうしようもない額になると笑うしかないのかなっていう。 ) 農家のお手伝いとかもいっそいいですよね。 畑で紅茶の葉っぱ摘んだり。 ( 見た目が売りの2級奴隷を2体買って肉体労働。 どんな趣味道楽だっていう。 ) エリゼさんはちょっと最近ネガティブ過ぎますよ。 大丈夫、二人で頑張ればなんとかなります! ( 悪い方にポジティブに考えるようになった元ネガティブの塊、無駄に未来を夢見る。 果たして買い主は現れるのだろうか。 明日はどっちだ! ) [Sat 28 Aug 2010 22:32:27]
◆エリゼ > ・・・ 自分の値段、と借金の額、知ってます?( 開放資金、とか軽ーく言っちゃってくれてるが。この娘の場合、8桁の筈である。とかいう自分も7桁の借金を背負ってる訳だが。何でこの娘、実が伴わない癖にこんなに楽観的かつ前向きで居られるんだか―― その場にorzしたい気持ちを抑えつつ。 ) はー・・・ いっそバイクツあたりに買われた方が返せる気がするわ・・・。( なんだかんだでコロセウムでの興行中、ほとんど借金は返せていない。まあ、勝ってないし、その上装備の破損分で上乗せされてるような気もするし、いっそ体で稼いだ方が――。 ) つまり、どんどんランク落ちしてくって事ですねー・・・ ( げふん。 もっとアングラ方面のショーに移行したりするに違いない。売れたら売れたで娑婆に出られる可能性もなくもないのだから、チャンスと言えばチャンスなのだけど、経験上、不幸な予感が絶えない。ボスケテ! ) [Sat 28 Aug 2010 22:23:12]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > ( ですよねー。 とにっこり首を傾げる也。 モップと箒の差が分かるようになったし、自宅の入った事の無かった部屋も全部把握したし、イエロティアと一人で話せるようにもなったし、他人に失禁を見られても案外生きていけると言う事も知った。 これを成長と言わずに何と言うのか。 ※苦情は両親の御墓へ。 ) 優しくてお金沢山持ってて出来れば私達の解放資金とか用意してくれるような人がいいですね――――― う、売れますよ! ( 夢物語を語る。 性的な事はほら、出来ません御免なさいって言えばどうにか、ほら。 そんな鬼みたいな人ばっかりじゃない? と思う、し。 ) ( 職員は問いかけに、どうだか? みたいな感じで肩を竦めた後、出戻りでもっと売れるショーにシフトするか、セット売り継続でプロスパンダの檻にでも放り込まれるんじゃないか、と他人事っぽく返す。 ) [Sat 28 Aug 2010 22:13:22]
◆エリゼ > ( 奴隷になる前、それも10代前半からのメイド職であるからして、こういった振る舞いは苦にならないのだけど、辛そうに見えるのかよくフレッシェンカが気遣ってくる気がする。まあ、尻に視線を感じながら一人でフロアの拭き掃除とかするのは正直しんどいけども、役割が違うのでフレッシェンカは手伝ってはくれないし、こっそり手伝うとバケツをひっくり返したりするのでノーサンキューである。 ) ええ、昔に比べればですよねー。( にっこにこ。比較対照がそもそも低スペックすぎるんですよと笑顔で指摘してみるものの面の皮に阻まれて通じまい!お、おのれー! ) ええと、二人セットで競りにかけられる、と。 買われてみないとどうなるかは分からないって事ですよね。 つかぬ事をお聞きしますが―――― う、売れなかったら・・・ どうなるんでしょう。( ごくり。 いやほら、見た目の麗しい(麗しい)若い女の奴隷だし、買われてヤるこたぁ一つだと思うのだけど、思うのだけど、それはさておき、売れなかった場合。 聞いてはいけない事のような気もするけれど、あえて聞く。 肉便器になることを考えれば怖いものなどあるものかー! ) [Sat 28 Aug 2010 22:04:24]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > ( そういう風にしろと指示されて令嬢とメイドという役割を演じ続けているものの、正直エリゼは現状唯一の苦楽を共にする同士である。 昔ならメイドが立っているのなんてあたりまえ――以前に疑問に思った事も無かった。 目に入って無い事もしばしば。 今はどっちかって言うと、この、もっと楽にしても良いのになぁと思う。 自分と同じくらい(※数倍)辛い仕事をしているんだから。 ) 大丈夫ですよう…私だって昔に比べれば随分色々出来るようになったんですから。 エリゼさんが大変な時はちゃんと私がフォローしますし。 ( 真顔で言った。 頑張るとかじゃなくて出来るし的な顔で。 最近出来るようになった事といったら、自分で着替える事と叱られたらすぐ動く事くらいのものだが。 能力値がまるっきり増えて無い辺りがその辺を如術に物が経っている感。 ) [Sat 28 Aug 2010 21:48:42]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > ( そういう風にしろと指示されて令嬢とメイドという役割を演じ続けているものの、正直エリゼは現状唯一の苦楽を共にする同士である。 昔ならメイドが立っているのなんてあたりまえ [Sat 28 Aug 2010 21:43:06]
◆エリゼ > ( お茶も出し終わり、ワゴンの脇で下腹あたりに手を揃えて居住まいを正して。 メイドで奴隷とか、椅子に座るとか許されないわけで―― 没落令嬢という役を与えられてるフレッシェンカから非難がましい視線が来るが、そんなに甘かないわよ、とチラリと冷たい視線を送り、つーん。 公衆の面前で引ん剥かれたり尻叩かれたりすっ転ばされたり、精神的にキツいといえばキツいけど、奴隷の身でありながら衣食住に困らず、羞恥プレイ以上のことはそうそうない。ある意味恵まれてると言えるとおもうのだ。 続けたいとは思わないけれど、どんなヒドイ目が待ってるかと思うと背筋がぞわぞわするのである。 だのになのにこのアホは・・・ッ! お手手広げてゆるっゆるの顔して、そのうちよだれとか垂らすんじゃあるまいか。 ) それはありがたいような、ありがたくないような。っていうよりも確実に私の負担大? あ! いえ、申し訳ありません何でもありません差し出がましい事を申しました。( と、ギルド職員に一礼し。 だって、ホラ、この子炊事洗濯掃除とかまったくダメだし、その上処女だし、ね? ) [Sat 28 Aug 2010 21:39:00]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > 経営難はそうなんでしょうけど―――え、でも、ほら、いい人が買ってくれるかも、しれません、し。 ( 何でそんな水を差すような言い方をするのかな、的なやや自信なさげな反論。 あえて考えないようにしてた辺りをどんどん言うんだもの。 明るい未来を手繰り寄せる為にはポジティブシンキングが重要、だとおもう。 ) それにほら、また一緒ですよ。 全然知らない人しかいない中にいきなりぽーんじゃないんですよ? ( ほら! と子供のように歓迎の手を広げるアホの子元エリート大学生17歳の図。 何となく対象的に見栄えするから、みたいないい加減な理由でコンビ化されて久しく、すっかり懐いている。 ) [Sat 28 Aug 2010 21:24:58]
◆エリゼ > 経営難のコロセウムからの身売りされて、奴隷ギルドとコロセウムの保護がなくなる上に、この家ともオサラバって事ですか。( ひらっひらのフレンチメイドスタイルのメイドがワゴンの上、砂時計が落ちきったのを見計らってこぽぽ、と湯気あげる紅茶をカップに注ぐ。 きちんと揃えられたカップ&ソーサーはフレッシェンカの前を通り過ぎ、上座に位置するギルド職員の元へ。 )( 羞恥プレイかつフルボッコな剣闘士生活からオサラバできる!とお目目をキラキラさせてソファをぎっしぎっし揺らすアホの子元ご令嬢はスルーである。 だって、ホラ、ホントのところ、剣闘奴隷から一般奴隷に格下げな訳だし。 ) [Sat 28 Aug 2010 21:17:13]
お知らせ > エリゼさんが来ました。 『 つまり 』 [Sat 28 Aug 2010 21:15:13]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > ( だいたいこの家に継続して住まわされているのも、コロセウムの見世物的な要素の一つで、自宅とは名ばかり、コロセウム関係のあまりよく知らない人達が頻繁に出入りしたり、あれこれと生活に関して口出し―――というより、命令してくる。 家が破産して奴隷落ちした人間がこんな大きな家に住んで、恥ずかしい衣装を着せられたりコロセウムで痴態を晒しながらも近所の知り合い達と顔をあわせなくちゃいけないのも、そういう趣旨の辱めだ。 同情する人もいるし、嘲る人もいる。 あまり仲の良くなかった大学のクラスメイトがわざわざ哂いに来た事もある。 反抗できないのをいい事に、好き放題信じられないような言葉を泣くまで浴びせ掛けられたり。 ) ( それに比べれば、今回の話は一抹の希望が湧くくらいだ。 ) [Sat 28 Aug 2010 21:14:24]
◆フレッシェンカ@自宅(仮) > ( 登場です。 最後がいつだったか忘れる程度に久方ぶりの、フレッシェンカ・ハウザーストーンの近況は、というと――――。 ) 上手く売れたら剣闘士生活、終わるんですよね…! ( と、いう話が急遽持ち上がって、珍しく辛気臭くない顔をしてリビングのソファを揺らしている。 自宅(仮)とは元々奴隷落ち以前の家で、現在はコロセウムが買い取って所有権を持つホワイティア居住区の家。 此処をコロセウムが所有していると言う事は、別の誰かに買われたらこの家ともお別れって事になるんじゃないかっていう悲しさはあるが、あんな危なくて怖くて痛くて恥ずかしい、辱め以外の何物でもないコロセウムの仕事を続ける事に比べたら、仕方のない事だと割りきれた。 ) [Sat 28 Aug 2010 21:07:39]
お知らせ > フレッシェンカ@自宅(仮)さんが来ました。 『 久方ぶりの 』 [Sat 28 Aug 2010 21:00:44]
お知らせ > エスメラルダさんが帰りました。 『―――おやすみ…なさいませ…… (そっと、私からもその閉じた瞼に口付けをしてしまった。)』 [Thu 19 Aug 2010 03:02:15]
◆エスメラルダ > ( ―――その言葉を聞けばあまりの喜びに舞い上がってしまう。もう、ただただ嬉しい。例えどんなに歯の浮くような台詞であったとしても喜ぶばかりで。 ) はい…… ( うっとりと、また毎日―――と聞けば悦びに頬を染めて―――下腹部の熱さを感じて――― )( ――――だめ。後少しの我慢なんだから―――― ) [Thu 19 Aug 2010 03:01:33]
お知らせ > オルガ@自宅さんが退室されました。 『 …あの奴隷がこれからどうなるか、楽しみだ。 』 [Thu 19 Aug 2010 02:57:12]
◆オルガ@自宅 > おやすみ、エスメラルダ…。 ( 最後にそう言って口付けすると、私は瞳を閉じた。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:57:06]
◆オルガ@自宅 > ごめん、ごめんよ。気が付いたらお前を庇っていた。ほら、私はお前を愛しているから。きっとその愛が私をそうさせたのさ。 ( 浮付いた台詞が飛び出すのも、安堵して気が抜けたせいだ。でもそれは嘘じゃあないのだろう。悔しいが、ああして無意識の行動に出てしまったことは認めざるを得ない。 ) ああ、本当さ。お前を焦らして焦らして、一人で耽っていたりするのを見るのが楽しくてね。――でも、もう止めだ。前のようにまた毎日抱いてあげる。 ( 何だろう、命の危機を乗り越えた後だからだろうか。凄く燃える。 ) ( そうして立ち上がると、エスメラルダと手を繋いでベッドに向かおう。今度はしっかりと窓を閉めて――。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:55:07]
◆エスメラルダ > ( ふるふると首を振る。私だってそれは怪我をしたり撃たれたりする事は怖いけれども、それよりも御主人様の身に何かあったら―――なんて考える方が空恐ろしい。 ) オルガ様が…撃たれたりしなくて……本当に私…ホッとして……… もう…あのような真似はお止め下さい……気が気ではありません………! ( 暗に庇われた事を批難するような口調だ。奴隷が主人の盾になるのならまだしも、どうしてあのような真似をと―――突き付けられているのが私であれば、こんなに取り乱す事もなかったというのに。 )( 何度も何度も。オルガ様の唇の感触を感じれば少しずつ落ち着かせていき。そして続く言葉に花開くように表情を輝かせた。 ) ――――……本当でございますか! …………嬉しい………! ( 奴隷はその言葉をどれ程待ち侘びていたか、どれ程嬉しかったのかを少しでも伝えようと、ギュッと強く主人を抱きしめ返して―――― )( ――――ああ、ああ。本当に――うれしい。少し疲れたという主人の言葉に微笑みながら、勿論でございます、とハッキリ答えて主人の傍に寄り添い続けよう。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:50:29]
◆オルガ@自宅 > ( 私は出世し、アウトローとしてそれなりの地位にいる。そうなってしまえば、こういう命の危険に脅かされることはそうそう無いと思っていたのだが―― やはり何が起こるかわからないのが人生か。ともあれ、怪我人が出なかったのは救いだろう。…金銭的な損害はかなり大きいが…。ああ…私の銃…。 ) おお… よしよし。恐い思いをさせたね。ごめんよ、エスメラルダ。 だけど、もう大丈夫だ。お前に怪我が無くてよかった。 ( エスメラルダを優しく抱きしめ、頭を撫でる。それからおでこに、鼻に、目隠し越しの瞼に、頬に、そっとキスを何度も落として。 ) ――今日ね、お前を抱いてやるつもりだったんだ。そろそろ焦らすのは止めようと思ってね。 ( 気が抜けたせいで、そんな告白までしてしまう。 ) でも今日はちょっと疲れた。お風呂も部屋の掃除も明日にして、今日は私の傍で寝ておくれ。暫くはお前と離れたくない。 ( いいだろう?と問いかけて。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:37:12]
◆エスメラルダ > ( 個人的には逃げ延びて欲しいなとささやかに願ってはいる。結果的とはいえ、オルガ様に傷一つ負う事もなかった。しかしそれは単に奴隷という同じ境遇にある身からの同情でしかないのだが。 )( ―――金銭的な被害は割と多かった。高価なマスケット銃まで奪われてしまったわけである――――しかし失礼な話ではあるが―――私にはその辺りは関係が無い事であり―――― ) ―――……オルガ……様…! ( 腰の抜けたのか抱きつくように体を預けてくる主人。私はそれを抱きしめ返しながらわんわんと泣きじゃくった。怖かった。とても怖かったのだ―――― ) オルガ様、オルガさまぁ………! ( わぁん、わぁんっと。目隠しを濡らしながら震える声の主を抱きしめ返して子供のように泣きじゃくる。 )( オルガ様がいなくなってしまうんじゃないかと―――怖かった――― ) [Thu 19 Aug 2010 02:31:06]
◆オルガ@自宅 > ……ご忠告どうも。 ( 暑いとはいえ窓を開け放していたのはこの私だ。そりゃあ、忍び込まれても仕方が無い。今度からはきっちり窓を閉めよう。 そして彼女は、なんと私に小さくお辞儀までした。しかも、謝りながら。――多分、もとはこんなことをするような娘じゃあなかったのだろう。それがどうしてこうなってしまったのか。 ) ………。 ( 私はその背中を見送ると、ゆっくりとエスメラルダのほうを振り返った。そうして優しく笑いかけ…… 足ががくがくと震えたかと思うと、すとんと膝を落とし、エスメラルダに抱きついた。 ) ………… ごめ… ん、腰…抜けた…。 ( その声も僅かに震えている。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:19:20]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 被害/100万yenの長銃、衣類上下、20万yenの入った財布 』 [Thu 19 Aug 2010 02:15:06]
◆マガツヒ > ( 娘は生来こんな無茶をするような人間ではなかったし、今もこの凄い速さで転げ落ちて行くような無茶苦茶な現状に強いストレスを感じている。 こんな状況が続いて自分の心身がそう長く持たない事くらい頭の片隅で理解していたし、本当は十中八九自分は無惨な死に方をする物だと思っていた。 ただ、どこか芯の強さみたいなものがあって、ギリギリの所で希望を捨てていないだけで。 そのギャンブルの話にも、いつか乗る時が来るのかもしれないと内心何処かで考えている。 ) ―――本当に御免なさい。 一番狙い易そうな家だったんです。 これからはもう少し防犯とか気をつけたほうがいいと思います。 ( 娘はそんな今更、加害者の癖に偉そうな事を言って小さくお辞儀をして、室内を向いたまま窓から飛び降りた。 銃と服を抱え、そのまま闇に向かって駈け出して行く。 ) ( それを何処か、漂う禍ツ日が興味深げに観測していた。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:14:05]
◆エスメラルダ > で…でも………! ( びくりと跳ねあがる銃口。主人の命を握られている奴隷にとってはそんな相手の一挙一動が何せ気が気ではない。 )( 後ずさっていく彼女に奴隷は内心でほんの少しだけホッと一息を吐く。 )( エスメラルダはギャンブルについてはまだ殆ど何も知らない。だからその魅力も理解はしてないし、その提案がどのような結果を生むかもしれないという事も分からない。 )( 逆に私の服であれば今度は逆にキツかったか、もしかしたら其方の方が大きさは有っていたのかもしれない。しかしそれは言ってもどうしようもない事か。 ) [Thu 19 Aug 2010 02:05:50]
◆オルガ@自宅 > ( 何故こんな誘いをしたか?それは酔狂のせいだといわざるを得ない。昨日も同じ事を考えたが、私はそういうのが好きなのだ。大好きなのだ。人が己の未来をかけて、命を投げ出し、勝負する。そこに奴隷も何も関係ない。そのチャンスだけは誰にでも等しく与えられるものなのだ。 それにこういった「もう後の無い者たち」は、組織の小間使いとしてとても役に立つ。 ) ( この娘にとって、私とエスメラルダの関係はどう映るのだろう。何故主人を刺したのか、その理由だけは私にはわからない。 ) だ… 大丈夫だよ、エスメラルダ。何もしなければ、彼女は撃たない。 ( 悲痛な声をあげるエスメラルダにそっと言ってあげる。でもそれは、自分自身に言い聞かせる言葉でもあった。 ) 負けたら? 負けたら… 君は、死ぬ。 ( 腕や足をかけたギャンブルもあるにはあるが、彼女が手にしようとしている未来は、彼女の命以外ではつりあわない。ギャラリーも盛り上がらないだろう。だからそこは隠さずに言った。 ) …だから「いよいよ逃げ切れなくなったら」なのさ。捕まったら君は殺されてしまうわけだからね。でもそうなるよりは、一か八か生き残れる方に可能性を賭けてみたいとは思わないか? ( でもひょっとしたら、そんな危ない橋を渡らずとも逃げ切れるかもしれない。 ――彼女は後ずさる。私のブラウスとパンツは少々ぶかぶかだろうが…。 ) 君がここに来たことは、自警団の人には黙っていてあげる。私は君が再びここに来てくれるのを期待しているからね。 ああ、それから… その銃、弾も火薬も入っているから扱いに気をつけなさい。出来れば銃に傷をつけないで欲しい。 ( もっと言うならそれだけは取らずに置いていってほしかったが、そんなことを言っても聞き入れてはくれまい。ああ、私の宝物が――。願わくば彼女が後日私の提案を聞き入れて、その際銃を私に返してくれると良いのだが――。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:55:13]
◆マガツヒ > ( 目隠しの娘の声に銃口がびくんと跳ね上がる。 ああ、この娘と主人はいい関係なんだ。 私と彼女だって、全然悪くなんて無かった筈なのに。 何でこんな風になってしまったんだろう? ) ( もし生きているなら、彼女は私を憎んでいるだろう。 ) ( 背の高い女性の話は意外な内容だった。 こんな所に暗黒街の人が住んでいる事自体、知らなかったし――――全く知らない世界の話だった。 カジノなんて話で聞いた事くらいしかない。 ) …負けたら? 負けたらどうなるんですか? 今直ぐ乗れる話じゃあないです…! ( 呼吸が荒い。 それに今気付いて大きく息を吸い直す。 一歩二歩と後ずさり、彼女の示したソファの上の服を片手でひったくり、小脇に抱えて銃を両手で構え直す。 このまま窓から飛び出してしまえば、一先ずお金と服と銃、上等じゃないか。 ) ( ギャンブルなんて無理にしなくてもどうにかなるんじゃないのか。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:47:50]
◆エスメラルダ > や、止めて下さいッッ!! ( 怒鳴り付けて主人の胸に銃を押し当てる彼女の様子に奴隷は悲痛な声を挙げてしまった。――――奴隷は激しく後悔している。これでもしまかり間違って引き金を引かれてしまったら―――その光景を想像してしまい、足元の震えが止まらない。 )( お願いします、どうか撃つなら私を―――震える主人の体を感じながらそう叫びたかったけれども、余計な事はするなと怒鳴られた後だ。彼女を刺激するような事だけはしてはいけない。後はただ彼女が引き金を引かない事。主人の出したその提案にどのような反応を示すか、願わくばそれらが私の望まない展開にならない事を祈り続ける事しか出来ない――――! ) [Thu 19 Aug 2010 01:35:29]
◆オルガ@自宅 > ( 慌てていたせいもあるだろう、思ったより簡潔に纏められなかったが――。頼むから、撃たないでくれよ。後生だから。私はまだ死にたくない。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:31:07]
◆オルガ@自宅 > 私はね、カジノを運営しているんだ。暗黒街でね。そのカジノで毎月一度、秘密の集まりが開かれる。――そこで、命を賭けたギャンブルが行われるんだ。集められるのは、酷い借金を抱えた債務者や、組織に反抗した裏切り者、それに―― 逃亡奴隷。 ( 背中でエスメラルダの震えを感じる。私もまた震えていた。こう見えて私は小心者なのだ。 ) もしそこで君がギャンブルを勝ち抜いたら、私たちの組織は君を構成員として迎え入れよう。君はもう一度奴隷として売りに出され、それを組織が買い上げる。同時に、解放資金を支払う。つまり、代わりの戸籍が与えられるわけだ。 ( 暗黒街経由で流れる奴隷もいるのだ。そこにもぐりこませる。 ) 君を奴隷としてではなく一個人として扱おう。君は仕事を与えられ、給料を貰い、自立した生活を送ることができる。君のような娘はスラムや暗黒街に逃げ込んでもすぐに餌食になるといったが、アウトロー達のルールが君をそういった脅威から守るだろう。 ( たとえ下っ端でも、手を出せば報復の対象になる。無論、限度はあるだろうが…。 ) 勿論、すぐに決断するのは難しいだろう。だからこのまま逃げて、逃げて逃げて…いよいよ逃げ切れぬとなった時に、私のところにきたまえ。私の家か―― 或いは、カジノ「エスメラルダ」か。 …君のような者が生き延びるには、裏社会しかないと思うのだが、どうだろうか? ( 私は口中の渇きを潤すために、唾を飲み込んだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:29:34]
◆オルガ@自宅 > ( エスメラルダを背後に回した時、娘の怒鳴る声が部屋の中に響いた。敬語で、しかも年頃の娘らしく可愛らしい声で叫ばれるそれは迫力は無かったけれど、私はそれに震え上がった。私に向かって突きつけられている銃から、今にも炎と弾丸が放たれるのではないかと―― この距離だ、引き金を引けばどんなへたくそでも当てられる。 下品な話だが、エスメラルダを犯そうと思いそそり立たせていた男根はすっかり萎えてしまっている。こういう時まで勃起させていられるような度胸が欲しいとも思うが。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:29:27]
◆マガツヒ > ―――――ッ、余計な事しないでくださいっ!!! ( 躊躇している内に奴隷の娘を庇うように位置を入れ変えられ、私は敬語のまま怒鳴り付けた。 そういう事をする自由を与えていると、此方の主導権が揺らいでしまう。 自分達は言われた事以外やってはいけないのだ、という認識を持って貰わないと。 私は一歩踏み出して、背の高い女性の胸の真ん中に銃口を押し付ける。 絶対外れないぞ、という意思表示を込めて。 彼女は私に銃を撃たせたくなさそうだ。 弾、入ってるんじゃないのか。 引き金を引けば撃てるんじゃないのか。 ) … …… ……長い話で時間稼ぎしても撃ちますから簡潔にお願いします。 ( そう、私が逃げ切れる可能性は恐ろしく低い。 それが出来てしまうと、奴隷制度の根底から成り立たなくなってしまうから。 私は誰にとっても、見せしめにならなくちゃいけない存在だ。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:20:10]
◆エスメラルダ > ( 震える肩を掴まれてオルガ様の背中に回される。私は脅える幼子のように主人の腰を捕まえて震えてしまっているのだ――― )( ―――ああ、駄目ですオルガ様。そのような真似。主人あってこその奴隷なのです。盾としてお使いいただけないと――― )( ―――自分に何か出来る事は無いか。その時にようやく魔眼の事が頭に思い浮かぶのだけれど―――恐ろしかった。 )( 私の魔眼は即効性はある。しかし完全に行動を封じる事は出来ない。それこそ銃の引き金を引くだけならば容易く行える―――自らが無力な事実に私は唇を噛み締めて俯いた。 ) ( オルガ様の言う『助かる方法』―――そんなものがあるのだろうか?と私は二人の様子をただじっと窺う。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:12:55]
◆オルガ@自宅 > ( その時だ。私の中で、ある考えが浮かんだ。それは昨日もちらりと浮かんだ話だった。それを相手が受けるかどうかは、また別の話だけど。 ) …そうだね、君は逃げる以外の選択肢は無い。でも、君はきっと逃げ切れない。第一、どこにその逃げ場があるというんだ。自警団に奴隷ギルドの連中が君を探し回っている。しかも恐らく生死は問わず、だ。 ( 何せ奴隷だから。 ) 事件が長期化すれば、君の主人の家族が傭兵を雇うかもしれない。スラムや暗黒街に逃げても、君みたいなのは真っ先に餌食だ。…だが、唯一君が助かる方法がある。 ( 私は胃の痛みを堪え、唾液を飲み込みながら、落ち着いてそう語りかける。 ) …そのソファの上に私の服があるだろう。中に財布が入っている。 ( 20万エンほど。 ) 君は今、有利だ。私たちは銃を突きつけられて全く動けない。だから、その助かる方法を聞いてからでも、逃げるのは遅くは無いと思うのだけど―― どうだろう。 [Thu 19 Aug 2010 01:06:12]
◆オルガ@自宅 > ( 私は振り返るエスメラルダの肩を掴むと、彼女を自分の背後へとやった。なんという笑えるナイト気取りだろう。たかが奴隷の命を庇おうというのか。でも、その時の私は気が動転していて、とにかくそこまで頭が回っていなかった。魔眼のことはちらりと頭を過ぎったが…。 ) ………なんとも…。 ( 脅しではない、だろう。脅しではなくなる。実際彼女は一人刺して、私かエスメラルダのどちらかを撃てる状況にある。それに、銃というのはナイフとかに比べてほんのちょっと指の力を篭めれば撃ててしまうものなのだ。下手に刺激して、うっかり撃ってしまうということも考えられる。だから動けなかった。 ) [Thu 19 Aug 2010 01:05:55]
◆マガツヒ > ( 最悪だ。 最悪だ。 部屋の主まで戻ってきた。 ほんのちょっと、あと数分、様子を見て居ればこんな事にはならなかったのに。 急がなきゃ、と思ったのが全て裏目に出た。 誰もいない間に勝手に済ませられれば、誰も傷つけず、誰も怯えさせず、済んだのに。 幾らか盗んだって、こんなちゃんとした家に住んでいる人ならそんなに困らない筈だ。 運の無さが恨めしい。 誰にとっての悪運になるかは、わからないけれど。 ) あの、私もう一人やってしまいましたから、これ脅しとかじゃないです。 おかしなことしたら撃ちます。 お二人とも撃ってから逃げざるを得なくなります。 だから持てるだけのお金と、着替えと、あと、この銃、下さい。 ( とんでもない厚かましさだと思う。 彼女らには悪いとも思う。 でも私に与えられた選択肢はあまりにも少ないのだ。 ) 逃げ切れるか、じゃないんですもう。 逃げないっていう選択肢がもう無いんです。 ( 捕まったらまず十中八九、殺されるか、死ぬよりも辛い罰が待っているだろう。 私が刺した彼女が生きているか死んでしまったかもわからないけれど。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:59:44]
◆エスメラルダ > ( 当然のようにそちらの方を向いて話しかける奴隷。見た目はただの少女であり、そう振る舞う事が自然であっても、これは人よりもおぞましい何かである。その眼はただ他人の命を蹂躙する為に開かれる忌むべき物。 ) ――――えっ。 ( 彼女は淡々とそれを語った。その目的を話されて私は彼女が泥棒という存在だったのだとようやく理解する事が出来た。 ) い…いけませんっ。オルガ様の物を、そん…な―――― ( ――――向けられる銃口。その意図する所にサッと顔色が青くなり、私は視界が暗転していくような錯覚に襲われた。向けられているそれは容易く人の命を奪う事が出来る。そしてそれを向けられているのは私―――部屋に響く火薬の音。その想像の恐怖が心臓を鷲掴みにして抗議の声を挙げようとした奴隷の口を黙らせる。 ) ( 逃亡奴隷―――察してくれという彼女。もしこれが私の所有物をよこせというのであれば、私は同情と身の保身から唯々諾々と強盗の指示に従っていただろう。―――しかし彼女が持って行くといっているのは主人の物。私はどうすれば―――― ) ――――お…オルガ様……… ( 私は恐怖に怯えた声でその足音が聞こえてきた方を振り返り、そして助けに縋るように主人の名前を呼ぶ。 )( ―――自分の魔眼の能力など完全に失念している。基本的に事故や実験以外で発動した事の無い能力なのだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:51:26]
◆オルガ@自宅 > ( 掃除をしているエスメラルダを組み敷いて、犯す。わざと身体を穢すようなやりかたをしてやろう。どうせすぐに風呂に入るんだ。それから――…それから――…。 ) ( 興奮したような、どすどすという足音は二人にも聞こえるだろう。それが部屋の前で立ち止まる。 ) ――エスメラルダ。 ( 私は自室へと辿りつき、扉を開く。すると…そこには。 ) ………。 ( 思いも寄らぬ光景が待っていた。 年頃はエスメラルダと同じぐらいだろうか。ドレスを血らしきもので汚したホワイティアの娘が、私の部屋で私の銃をつきつけている。 ) …………。 ( 私は固まってしまった。これは―― きっとあれか?件の、あの、最近よく話題にあがる。 ) …………お、落ち着きなさい。君。危ないぞ。それに、そんなことをして何になる。逃げ切れると思っているのか? ( 滑稽だ。丁度昨日、カジノで同じ話をした。件の奴隷は逃げ切れると思いますか?と。そして私は逃げきれる方に10万賭けたんだった。 ) ( 銃は確か、火薬も弾も装填してある。普通は抜いておくものなんだろうが、強盗に押し入られた時に咄嗟に使おうと思っていたのだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:39:16]
◆外の気配 > ( びくん、と体中が痺れたみたいに怖気が走る。 気付かれている。 目隠しをしているのに、はっきりとこっちを向いて、こっちに声をかけてきた。 私は混乱しそうになる頭の中から余計な思考を捨てて、一番優先すべき事を考える。 逃げ出すべき? まだ逃げるのは早い? 銃が手にある。 でも殺すのは嫌だ。 嫌だし駄目だ。 結論は簡単だった。 ) ―――…あの、大きな声出したら撃ちますから。 余計な事しなければ殺しません。 お金が少し、この家にあるお金のほんの少しを分けて貰いたいだけなんです。 ( 努めて冷静そうな声で、ハッタリを言う。 撃つ気なんかまるでないし、撃ち方もはっきりいってわからない。 構えた銃をただ、目隠しの娘につきつけて、囁くような声で告げる。 ) 私、奴隷です。 逃げてきました。 助けてくれとまでは言いません。 察して下さい。 [Thu 19 Aug 2010 00:28:37]
◆エスメラルダ > ( 時と場合によっては非常に危険な事になる魔眼。それだけに目隠しを外す時は自然と限られてきて、出来る限りその目隠しは外す事が無いようにしている。 ) ( 散らかっている部屋なのは何時も通り―――しかしそこにいる誰かと、そしてその人物が手に掛けている物は―――あれはオルガ様の、銃? ) あ、あの。どなたさまでございましょうか? ( 誰―――なのだろうか?まさか、知らない間にオルガ様が客人を連れてきていた。所詮は私は奴隷だ。主人の全てを把握してはいない。私は奴隷という立場。万が一にでも失礼をする訳にはいけないという意識から、咄嗟に相手に一歩近づいて彼女に疑問の言葉を投げ掛ける。 )( 女性―――それは体温の差異でわかる。けれど――やはり、少しこの状況はおかしいとは思っているのだけれど。危機意識が欠落している事が仇となる。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:19:52]
◆オルガ@自宅 > ( 家主は自分の部屋で起きていることなど知りもしないまま、風呂の準備をしている。蒸し暑い夜だ、火は焚かなくとも良いか。そんな事よりも、抱くか抱かないかを決める方が大事だ。――駄目だ、考えれば考える程むらむらしてくる。やはり抱こう、もう我慢ならない。風呂まで待つか?いや、今だ!本人が思いもよらぬタイミングで抱いて、風呂に入りながらもう一度抱くんだ! ) ………。 ( 私は浴槽に水を溜め終えると、くるりと踵を返す。そして自室に向かうのだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:08:54]
◆外の気配 > ( 汚れた靴のまま窓枠から降り、室内を確める。 誰かの寝室のようだ。 一度離れたからと言って安全な場所とは言えないが、金目のものがありそうな部屋だという意味では当たり。 私は素早く室内を見渡して、先ずは引き出しとか、箪笥とか、クローゼットとかを探す。 すぐに目に着いたのは立派なマスケット銃だ。 ―――これはいいかもしれない。 撃つかどうかはともかく、威嚇には使えるし、お金にだって換えられる。 適当な衣類が脱ぎ捨てられているけれど、それもいい。 今着ている血糊のついた服より悪い筈が無い。 それから――――。 ) …!! ( 気付けなかった? 不意に扉が開いて、奴隷の方が入ってきた。 奇妙な目隠しをした娘だ。 外から見た時もそうだった。 私は銃に手をかけたまま固まって、息をのんだ。 ) [Thu 19 Aug 2010 00:06:34]
◆エスメラルダ > ( オルガ様が私に手を出さないのは悪戯心だからであろう。しかしやはり本当に自分に魅力が無いからではないかという不安はいつでも持っている。自分は不便な奴隷だ。従順なばかりが取り柄である。一風変わったこの魔眼は基本的にはただ不便なばかりであるし、それに冬場はまともに働けないし。 )( ―――抱いて下さらないだろうか。今夜こそ。そのような事ばかりを考えながら部屋に向かい、私はそのオルガ様の部屋の扉を開けて―――― ) ―――――………? ( 私は首を傾げた。目隠しを外していない今、私は『温度』で視ている。そして扉を開けた先の部屋の中―――何故かそこには人の姿形と体温をしたものがあった。 )( え?どうして?と。危険とは無縁に育った奴隷は、なぜオルガ様の部屋に誰か他人がいるのかと理由が分からずにただ茫然と戸惑っていて。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:57:12]
◆オルガ@自宅 > ( エスメラルダの声が上ずるのを聞いて、私は笑う。可愛い反応だ。多分、期待しているに違いない。…とはいえ、私の方も毎度毎度そそられてはいるのだ。今日は誰も抱いていないから、我慢できるだろうか?もはや私とエスメラルダの我慢比べになっている。 ) …いっそ、今日本当に襲ってしまおうか。ああ、やはり娼婦を買いに行くんだったな。我慢できるかどうか、自信が無いぞ。 ( 抱いてやったらあいつはどんなに嬉しそうな反応をするだろう?と、そんな不埒な想像に胸を躍らせながら――。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:46:33]
◆外の気配 > ( ―――窓が開いている部屋? なんて迂闊なんだろう。 灯りはついていないし、あそこなら飛びこめる。 急いで物色して、15分くらいがタイムリミットか―――20分粘って限界だろう。 音を立てないで金目の物を探して、運良く見つかったとして、なんていう限りなく都合のいい話。 それでも迷っている暇は無い。 時間が経てば経つほどチャンスを失う事になるし、まさかこのままずっと窓が開きっ放しにされているとは思えない。 割って入るくらいのつもりがあったけれど、音を立てないで済むならそれこそチャンスだ。 私は足音を殺して駈け出し、窓から部屋に飛び込んだ。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:42:30]
◆エスメラルダ > ―――は、はい。かしこまりましたオルガ様っ。 ( 返事をする声は上ずっていた。一緒にお風呂―――という言葉に今日こそは、なんていう淡い期待を抱く。前回既に失態を見せてしまった為に、自分からそれをおねだりする事は憚られた。許可が無ければ主人の魅力的な体に触る事はしない。中途半端に弄られて―――そんな生殺しの状態。 ) お手を煩わせ致します。それではお願いいたしたいと。 ( お風呂場へと向かう主人に奴隷は一礼。そうして手に付いた水気を取ると、奴隷は主人の部屋への通路を進んでいく。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:37:22]
◆オルガ@自宅 > ( 同じ階にて、台所の傍を通りかかった私はエスメラルダの姿を見て。 ) ――エスメラルダ、あとで一緒にお風呂に入ろう?今日は蒸し暑いからね。風呂の準備は私がしておくから、洗い物が終わったら私の部屋の掃除をしておきなさい。それが終わったら、入ろう。 ( 一緒に入るといっても、それは焦らすための意地悪に過ぎない。肌を触れ合わせたり、洗ってあげたり洗わせたりするけれど、肝心な部分には触れない。そんな意地悪。 ) ( 自分の家の傍に潜む気配のことなど知りもしないまま、家の主人はそう言って笑い、風呂場の方へと。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:26:48]
◆オルガ@自宅 > ( 尚、もし窓の方から侵入するのであれば―― 窓のほうから見たその部屋は、ゆったりと広めの間取りをとっている。まず手前に寝具の乱れたベッドがあり、左手にクローゼット。部屋のやや中央に机とソファがあり、ソファには衣類が脱ぎ捨てられていた。そして、テーブルの上に飲みかけの酒がグラスと共においてある。その机の脇に、縦に立てた木の板に何かの鱗が畳一枚分張り付けられている。右手には本棚があり、そのすぐ横の壁に大型のマスケット銃が飾られていた。家主が出ていったらしい扉は窓から見て正面にあり、きちんと閉まっていない。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:26:27]
◆外の気配 > ( 娘は14、5歳のホワイティア―濃い赤毛のガリシア人。 13歳で家族を無くして奴隷になり、容姿と躾の良さ、態度の従順さ、家柄、諸々含めて1級と査定された。 数ヶ月前にホワイティア居住区の資産家に買われ、歳の近い娘の世話係として仕事を与えられた。 娘は奴隷を非常に可愛がり、自分好みの可愛い服を着せて、美味しい料理を食べさせ、毎日の話相手にして、決して辛い仕事はさせなかった。 暴力も一度も振るわなかった。 ) ( それでも奴隷は娘を刺した。 上手くやっている心算だった。 悪くない待遇だった。 ラッキーだとすら思った。 ) ( それでも刺した。 びゅう、と血糊が飛び散って、顔と薄桃色のドレスにかかった。 ) ( 新しいドレスを着せて「可愛い〜」という無邪気な笑顔が、不意にとんでもなく不快なものに見えたから。 今それを許すと、終わりだと思ったから。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:22:07]
◆エスメラルダ > ( 体の火照りが悩ましい。ずっと焦らされ続けるというのはこんなにも辛い事か―――疼く体にそっと手を伸ばしたくなる衝動を抑えながら、奴隷は台所にて今日の食事の後片付けを済ませている。洗い物が終わればオルガ様の部屋の掃除。それから―――いや、それよりお風呂の準備が先であろうか?下準備は済ませているからすぐに済むものの、それだからこそむしろ洗い物よりも先にしておくべきだったろうかと反省して――― )( オルガ様がお話したのならば件の奴隷が起こした事件の事は聞いているだろう。しかし自分には然程関係の無い話題だとは思っている。私がそのような蛮行に出る訳もなく、そしてそのような事件を起こした人物と関わり合いを持つ理由も無く。 )( そんな事を考えながら洗い物を終えて。さて、次にする事は――― ) [Wed 18 Aug 2010 23:19:38]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『( ――――ほぅ )』 [Wed 18 Aug 2010 23:11:56]
◆オルガ@自宅 > ( 私はベッドから起き上がり、乱れた髪を掻き揚げると、部屋に置いてある灯りを持ってそのまま一度部屋を出る。風呂の準備をしなくてはならないから――。 ) そういえば、件の奴隷は今頃どこでどうしているのか。治安の悪い地域に身を潜めたか、それとも――まだこの辺りをうろついていたりして。 ( まさかね、と一人鼻で笑う。普通は自分が事件を起こした場所の近くには戻りたがらないものだ、と思うのだった。うまく逃げおおせてくれれば私は賭けに勝ち、10万を手にするのだが。 ) ( オルガの部屋は一階にあり、手狭な庭から見えるその部屋は、蒸し暑い夜のため、窓は開け放したままだ。そしてさっきまでずうっとその部屋にいたらしい家主は、その部屋から出て行ったようだ。カーテンにうっすらと映っていた人影が、灯りと共に消えたから。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:08:25]
◆外の気配 > ( リスクが大き過ぎる。 こっちに戻ってくるなんて絶対に不味い。 そう思う反面、まさかこんなにすぐホワイティア居住区に戻ってきているなんて思わないんじゃないかとか、逃げようと思えばどうにか逃げ切れるんじゃないかとか、都合のいいことばかりを考えて戻ってきた。 食べ物を買うのに、服を買うのに、逃げるのに、お金が要るんだ。 できるだけ一回の強盗で一遍に、たくさん、出来れば人を殺さないで。 それで思いつく場所はこの辺りしか無かった。 繁華街じゃあ財布を盗んで終わり。 暗黒街なんて怖すぎて駄目。 スラムの人間の家にあるお金なんて期待できない。 ) ( 狙うなら、ホワイティア居住区に家を建てられるようなお金持ちの家だ。 ―――――そう考えてここ数日で何件かを見張り、この家に男の人が居る気配が無い事に気付いた。 居るのはたったの二人で、女の人。 片方は奴隷。 奴隷なら私の気持ちくらい分かってくれるかもしれない。 ) ( 柵を超えて急いで庭を横切りる。 一階の、灯りが灯っている部屋から遠い所に身を潜める。 灯りが消えるか、家主がお風呂か何かに入ったタイミングを見計らおう。 ) [Wed 18 Aug 2010 23:01:59]
お知らせ > 外の気配さんが入室されました。 『ホワイティア居住区 PM23:00 8/18 曇天 』 [Wed 18 Aug 2010 22:53:55]
◆オルガ@自宅 > ( でも、絵心の無い私が見れる絵を描けるようになるにはどれぐらい練習したら良いのだろう?あまり面倒なのは御免だし…。乗馬とかも出来るようになると、女性を後ろに乗せて湖のほとりを馬で走るなんてこともできるようになるか。カジノの支配人としてお金持ちや貴族のご婦人と知り合う機会が多いから、馬の一つでも乗れるようにしておかないと恥ずかしいかもしれない。前後逆に跨ってしまうなんていう失態を犯したら目も当てられない。 ) ………。 ( ベッドの上でごろんと寝返りをうつ。寝汗を掻いた、後で風呂に入ろう。 ) [Wed 18 Aug 2010 22:52:52]
◆オルガ@自宅 > ( そもそも、私の趣味はあまりに偏っているのだ。酒とセックス、それだけだ。こういう日こそ奴隷遊びに興じるにはうってつけなのだろうが、今はエスメラルダをぎりぎりまで焦らしている最中だ。酒もあまり飲みすぎると胃に良くないし…。 ) ……はて、困ったものだ。もっと他に趣味でも探したほうが良いのだろうか。例えば―― 例えば?絵…とか…。 ( しかし私には絵心が無い。習いに行くか?エスメラルダの裸でも描いてやったら喜びそう――…… いや、結局そういう方向に行くのか。 ) だ、だが、絵を描いてもらったら女性というのは喜ぶのではないだろうかっ? [Wed 18 Aug 2010 22:41:44]
◆オルガ@自宅 > だったのだが…。 ( 午前中ベッドの上でごろごろしてしまい、これではイカンとお昼から外出しようとしたが、あまりの暑さに断念。結局午後もだらしない格好でごろごろしてしまった。折角の休日を何か物凄く無駄にしてしまったような気がして、夜になってから勿体無い気持ちで一杯になってしまった。 ) 何かこう…建設的なことをしようと思ったのだが、特に何も思いつかなかった。休日らしく娼婦でも買いに行こうかと思ったが、それではいつもと変わらないし…。 ( こんなことならば休日にも関わらずカジノに出勤すればよかった。そうすれば「あれ、オルガさん今日は休みだったんじゃあ…」「ふ、なあに。どうしてもカジノが気になってしまってな…」と、仕事に対する熱意をアピールすることが出来たのに。勿論、本来なら休みなんだという理由で仕事もせずにお酒でも飲むつもりで。 ) [Wed 18 Aug 2010 22:37:15]
お知らせ > オルガ@自宅さんが入室されました。 『 今日は支配人の仕事はお休み。 』 [Wed 18 Aug 2010 22:32:22]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 俯瞰風景 』 [Thu 12 Aug 2010 22:00:39]
◆マガツヒ > ( 医者はとっくに呼ばれただろうけれど、彼女が助かるかどうかはわからない。震えるナイフはずぶ、と柔らかくお腹に刺さって、私は返り血でべたべたで、彼女は意味が分からないという顔をして青褪めて、気絶した。 自警団は呼ばれただろうか? 奴隷ギルドに連絡が行っているかもしれない。 観賞用ホワイティア1級奴隷、なんていう触れ込みの高額商品が欠陥品だったのだ。 ギルドもただでは済まないだろうし。 ) ( 私は走った。 あらゆる状況が私にとって最悪で、希望も未来も見当たらないけれど。 それでも、私は、本当に本当の終わりが来ない限り足掻いてやるつもりだ。 ) …だって私は人間だっ!! [Thu 12 Aug 2010 21:56:58]
◆マガツヒ > ( 行く先もわからないまま闇雲に歩く。 奴隷ギルドから出て以来、殆ど邸から出た事が無かった私には今此処が何処なのかもまるでわからない。 私の故郷はヴェイトス市の片隅の田舎の方で、家族はもう無くて、勿論お金も頼る先もなくて、それじゃあこれからどうすればいいかって―――分かるわけもなくて。 ) [Thu 12 Aug 2010 21:39:46]
◆マガツヒ > ( それに気付いた瞬間、それまで彼女が私にかけた言葉の一つ一つが、向けられた笑顔の一つ一つが、与えられた物の全てが、たまらなく屈辱的で、彼女には私を侮辱する意図がまるでないのがおぞましくて、今の今まで呑気に笑っていた私があまりにも惨めで、それから、裏切られたような―――その実、最初から全部私の勘違いだったのだという事実で真っ暗になった。 ) [Thu 12 Aug 2010 21:28:17]
◆マガツヒ > ( 上手い事やっている筈だった。 いい人に買って貰ってラッキーだとすら思った。 でも、気付いてしまったらもう駄目だった。 ) ( 怖くなったのだ。 その、無自覚な、「いい主人」の笑顔が。 私に綺麗なドレスを着せて「可愛い〜」と笑う彼女の表情が。 ) ( なんて無自覚で、なんて残酷で、なんて醜い笑顔だろうと。 ) ( 私は彼女の友達でも家族でもなくって。 ) ( お金で買った動物だった。 ) [Thu 12 Aug 2010 21:22:15]
◆マガツヒ > ( 悪い主人じゃあなかった筈だった。 そう、悪い「主人」じゃあない筈だった。 彼女は16歳。 私より1つ上で、お金持ちの家の娘で、明るくて素直でいい子で。 私は彼女に大層気に入られて、いつも傍に置かれて、綺麗なドレスを買って貰って、特別いい食事を与えられて、あれこれと沢山話相手をして、決して厳しい仕事は与えられなかった。 罰を受けたり、性的な虐待をされたり、虐められたりも全く。 ) ( でも私は刺した。 先の鋭く尖った、突き刺しナイフで彼女のお腹を思い切り突き刺した。 ) [Thu 12 Aug 2010 21:08:19]
◆マガツヒ > ( やってしまった。 やらかした。 でももう遅い。 わたしは爆発しそうな心臓を抑えながら走っていた。 時刻はあれからどれくらい過ぎただろう? 周囲の建物はまだホワイティア区画らしい建築様式の家々に囲まれている。 綺麗な薄桃色のドレスにこびりついた大量の血が酷く強い臭いを発している気がして私は泣きそうになる。 捨てるべきか、持っているべきか、わからないままナイフは私の手の中にある。 ) ( 私は奴隷で、主人を刺した。 ホワイティア居住区 PM19:00 8/12 曇天。 今さっきの出来事。 ) [Thu 12 Aug 2010 20:57:24]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 ホワイティア居住区 PM19:00 8/12 曇天 』 [Thu 12 Aug 2010 20:32:43]
お知らせ > ディム@自宅さんが退室されました。 [Tue 10 Aug 2010 01:57:01]
お知らせ > 霧生黒子さんが帰りました。 『( 彼女の寝息に微笑んでしまい、見守るように傍らで眠り転げた。 )』 [Tue 10 Aug 2010 01:53:13]
◆霧生黒子 > 二人やったら、大丈夫や。 ( にっ、と微笑んだ。 ) あははっ、ディムちゃんだけやぁない。 ウチも仲間やで。 ( 肩を竦めれば、苦笑が微笑に移り変わった。 抱き上げた瞬間、小さな悲鳴が聞こえた。抱きつかれれば、落さないように、背中と膝裏に腕を回そう。 ) …やろ? もう近々に会えるんや。 ( こつんっと、自らの額を彼女の頭に軽く当てよう。 ) おっ、それや――…。 笑った顔がめっちゃ似合うで。 ( そうやって楽しみを膨らむんや。 ) そうやなぁ。 ほっ、ほなぁ…!? ちょっ、 ( 着替え…、ウチやろうな。 )( 眠った腕の中の彼女。 濡れた服をそのままにするよりも、寝間着に着換え直してしまおうか。風邪を引かれては、それはそれで困る。―――怒られるのを承知で、勝手に着替えさせてしまおう。 ) [Tue 10 Aug 2010 01:50:25]
◆ディム@自宅 > それなら……うん。(はにかんだように頷いて、)役立たず?キリュウが役立たずなら、私はもっと役に立たないわよ?(それは言った人が見る目がないのではないかと軽く息を吐いて、プラス思考と言う言葉を考えていれば不意に体が浮いて、)きゃっ!(そのまま抱き付いて、)私も、あってみたい……。(人魚が本当に居る。そのことが解っただけでどこか胸が高鳴って、)そうね……。海は……船の上から、見ただけだから……。(近付くのは初めてだと微笑みを浮かべて、)ええ。明日もあるし……。(早く着替えないと風邪を引くかもしれないなんて今更に考えて、大人しくこのまま部屋の前まで運ばれて行くうちに密着したいま微かに香るラベンダーに次第にそのまま眠りに落ちてしまい。) [Tue 10 Aug 2010 01:41:54]
◆霧生黒子 > ええねん。 二人で探すんも、楽しみの一つや。 ( にぱっと無邪気な笑顔で、照れたような彼女の顔を覗き込んだ。 ) ウチやで。 役立たずって言われたん時、ぶち切れてもうたもん。 だから、こうしてヴェイトス島に来たんし、ディムちゃんに逢えたし、――…結果的オーライやっ。 ( プラス思考や、と一言を付けたそう。 腕の中に収まってしまう、小柄で可愛らしい彼女。思わずにぎゅっと抱きしめてしまい、さり気無くに姫抱っこしてしまおう。 ) そや。 ええ子やから、紹介したくてなぁ。 ( 瞬いた彼女に気付けば、クスっと微笑んだ。 ヴァンパイアとの遭遇や面識の事を話そうと思わない。余計な不安や心配をさせるだけ。 ) 折角やし、思う存分――… 遊ばな、あかんやろ♪ ――っと、そろそろ寝るん? ( 抱き上げた彼女を、しっかりと抱えながら。 彼女の部屋の前まで、移動をし始めようと。 ) [Tue 10 Aug 2010 01:30:09]
◆ディム@自宅 > あ、案内って言うほど……私も詳しくないけど……。(楽しみだと言われてどこか照れたような様子でそう言って、蔵書が多すぎて自分が興味のあるところ以外は全く解らないのがオチだ。)……。そう、かしら……。(気にしても仕方がない。気にしなくてもいい?そんな思考が頭の中で巡る。そこに追い討ちを掛けるような相手の言葉に軽く息を吐き出して、)そうね……。気にしても、仕方がないわ……よね?(家を出た以上このまま家に戻る事はないのだろう。そう考えれば何故だか気が休まって、彼女の腕の中で身を任せて、)友達……(人魚と友達。意外と、凄い交友関係を持っている目の前の少女に瞬きを繰り返す。他にもヴァンパイアとも面識があることなどは、知らない。きっとこれからもそこは知らない方がいいのだろう。)いろいろと……準備がいいのね。さすが企画した本人なだけはあると思わず微笑んで、水着がどんなものかさえも知らない少女。コレを着ろと渡されたもの、きっとそういうものなのだろうと何の疑いも無く着る事だろう。) [Tue 10 Aug 2010 01:21:32]
◆霧生黒子 > おおーっ! ディムちゃんの案内、楽しみやわなぁー♪ ( 良い返事を出した彼女を見遣れば、自然に口許が綻んでしまう。それだけ凄い場所なのだろうと想像してみたが、矢張り想像が出来なかったオチ。 ) 今居らんもんの言葉を気ぃ… したって、しゃーないやろ? ( 邪魔扱いしたお兄様はもういない。何時まで引き摺ってもしょうがないような気がした。けれど、それが彼女を傷付けているのだろうか。 ) 今、目の前におるウチが邪魔やないって言うてるんや。 ウソやったら、直ぐにでも出てもうたるわ。 本当やから、こうして傍におるんやで? ( 彼女を優しく抱擁する。 慰めるかのように、背中をぽんぽんと軽く叩きながら撫でよう。 ) あ… ダリアちゃんってゆう友達な。 ええねん。 ボードは手配済みやし、水着だって買うておるよ? ( ビキニ、ワンピース、スクール水着など色んなのを買い揃えた。後は彼女の好みに合うかが問題だった。泳げなくても、海の真ん中から色んな景色が楽しめるようなシチュエーションも考えていた。 ) [Tue 10 Aug 2010 01:09:13]
◆ディム@自宅 > (見える世界は華やかではあるものの女は外の事など殆ど知らない。政治も、家の権力闘争も、華やかな裏にあるものを何も見せられる事無く。ただ、家の権力を保つ為に、より強いものにするための道具として使われることが殆ど。それ故に、家計のやりくりも知らない。)うん!あそこは色々な本があるみたいだから。(この間初めて行った図書館はとても多くの蔵書があって、読みきるkとは出来るのだろうか?なんて思ってしまう程。)……え?(相手の言った言葉の言った意味が一瞬解らなかった。邪魔じゃない?)本当……に?(そう思わず聞き返す。そして、伸びて来た腕にはそのまま抵抗する事無く抱き締められて、)人魚が居るの?(相手の言葉に驚いたように言葉を返す。けれど、)……私、泳げないと思うけど……?(そもそも水にはいる為の服も持っていない。そこは、大人しく陸から見ていようか。それでもなんだか楽しそうだと微笑み向けて。) [Tue 10 Aug 2010 01:01:28]
◆霧生黒子 > ( 平民の出で立ちから見れば、男女平等に振る舞っているように見えている。 が、実際は権力が雲泥の差にも等しいという、厳しい現実があるという事を知らない。 ) おー、ノーマークやったわ。 行くっ、行くでっ! ( 今迄はヴェイトス大学の図書室で事が足りていたが、別の図書館があるとなればまた興味が湧いた。 ) ――… あかんわ。 ウチぃ… ディムちゃんが邪魔やないで。 ( 瞳を伏す彼女を責め立てず。そっと囁くように。 ) ディムちゃんがウチに言うてくれたように、ウチもディムちゃんが邪魔やないで。 ( そう告げれば、ゆっくりと彼女に指が伸びた。 軽くと抱き寄せてしまおうと。 ) そうやなぁ。 人魚さんとお話したり、軽く泳いでから――… 砂で遊んだり、食べ歩いたりするんかなぁ。 ( 気のままに散策しまくる訳で、考えなしに近かった。 ) [Tue 10 Aug 2010 00:44:28]
◆ディム@自宅 > (貴族と言えども女は弱い。せいぜい政略結婚のための道具として生かされている程度。よほどの事が無い限りは家の事情なんて教えて貰えないのが現実。コレとて、貴族の事なんて知らないに等しい。たまたま生まれた家が貴族だった。それだけの事しかしらないのだ。)じゃぁ、今度……行ってみる?図書館。(そう微笑みを向けるけれど。)ダメじゃないとは思うけど……解らないのよ。邪魔なのは、貴方じゃないわ。私が……邪魔なの。(苦笑交じりに目線を合わせてくれる少女に視線を向けて、その視線から逃げるように目を閉じる。)邪魔なのは……私よ。貴方は……邪魔じゃないわ。(そう言えば再び目を開いて、)でも、海って……あの大きな水溜りでしょ?何をしにいくの?(そう本気で首を傾げる。) [Tue 10 Aug 2010 00:31:08]
◆霧生黒子 > ( 貴族の風流やら、矜持、文化、規則なんて――…そこまで把握し切れる訳じゃなかった。給与を下さいと言えるほどの器量や技術が無いために、話を切り出す機会はない。まだ資格がないと自重しているし、こうして住処を提供してくれただけでも有り難過ぎた。 ) おう。 読んでみたいわぁ。 ( 気兼ねなく、本を借りてみよう。後で絶句するか、黙り込んでしまう事は目に見えているが――内緒のお話。 ) 一人だと寂しいやん。 二人なら寂しくない。 それじゃ、――…だめなん? ( 一人っ子である故に、憧れた霧生黒子。 ) ――…ははっ、ウチ 邪魔なんかなぁ…? ( 髪の毛の手入れを途中で止めた。苦笑を零せば、彼女の視線の高さに合わせて腰を折った。なかば苦笑交じりに。 ) ん―…、誰かと行くのは初めてやなぁ。 ( へらりっと軽く笑い掛けて。 ) [Tue 10 Aug 2010 00:21:33]
◆ディム@自宅 > (基本的に、外部の業者は入れる気がない。今まで、家で外の業者をいれたなどと言う話しは聞かないとなると、そこまで出来て初めて専門職として一人前との認識があるのだろう。その分、普通のメイドより少しは給与は高いはずだが……、)今度キリュウも読んでみる?(面白いわよ。と薦めながら実際この系統の童話はどれもどこか怖かったりする。白馬の大路様に関しては、その片鱗さえ傍に見えなければ次第にその存在をも忘れていくものだ。)妹?キリュウは妹が欲しいの?(相手の言葉にそう首をかしげて、)兄弟なんて……居たら居たら邪魔だってお兄様は言ってたけど……(そう目を伏せて、新しいタオルを被せられればゆっくりと目を開いて、)そうね……。じゃぁ、海って……キリュウは行ったことあるの? [Tue 10 Aug 2010 00:05:11]
◆霧生黒子 > ( 此ればかりは、自力で探し当てたり、勘で探ったりしなければいけないが――専門職に頼んだ方が良い気がする。が、費用の削減を考えれば、自分で学んでは作業をした方が楽な気がした。 そういう意味を含めて、彼女から信頼か何かで試されているのか知れない。なんて考えていた。 ) ほほぅ…。 ディムちゃんらしーわ。 ( 彼女の語る物語に、耳を傾けては頷いた。彼女らしいといえば、彼女らしい物語だった。白馬の王子様を待っているような印象ですらあったのは内緒。 ) そうやなぁー。 妹がおったら、こんな感じにしてやれんのも――… なんだかワクワクするで。 ( 毛の真っ先まで、撫でるようにタオルを動かした。まだ充分に拭き取れておらず、タオルの方がびしょびしょ。また別のタオルをディムの頭に被せよう。 ) 何でも言うて、ええんよ? ( 知りたいことや、やって欲しいことや、欲しい物とか。 ) [Mon 9 Aug 2010 23:51:04]
◆ディム@自宅 > (古い屋敷である為に湿気の多い場所だと、やはりいろいろとカビなども気をつけなければいけないわけだが……。棲んでいる本人は気付いていなかったりする。そして、自分の体調の事など、基本的に温室育ちだった少女は解らない。)色々よ?お姫様が悪い魔女に復讐する話しとか……。他にも、髪の長い女の人が塔の上に閉じ込められている話しとか……。(そう内容を話す表情はうっとりと微笑を浮かべており。足元に敷かれたタオルにまだ重い髪を撫で付けて、)楽しい……けど、キリュウはいつも以上にたのしそうだわ。(何かあったのだろうかと思いながらもそこは聞かない。彼女にもプライバシーはあるし、そこに踏み入るほど野暮でもない。頭にかぶされたタオルで髪の水分を拭われている間は大人しくしていて。) [Mon 9 Aug 2010 23:39:25]
◆霧生黒子 > ( 悪天候の所為で、湿気や水気やらで湧き上がる細菌や雑菌の処分をしなくちゃいけないが――。 今はディムの方が最優先であった。風邪やらで体調を崩すのは、何よりも辛いのを知っていたから、彼女に味わってほしくない気持ちが強かった。 ) ほな? 今回のはどんな本を読んだん――? ( わくわくっと楽しそうに問い掛けた。髪を絞る様子を止めた彼女を、見れば――。彼女の足元にタオルを敷こう。 ) 楽しいことだらけやもん。 ディムちゃんは楽しかない? ( 失礼さすわ、と一言断ってから。まだ持て余している、タオルを彼女の頭から被せよう。擦り合わせるのでなく、ぽんぽんと軽く叩くように髪の毛の水分を丁寧に拭おうと。 ) [Mon 9 Aug 2010 23:23:15]
◆ディム@自宅 > (思えば海は久し振りだ。久し振りと言うよりも実際は初めてかもしれない。故郷からヴェイトスに渡ってきた際に見たくらいで、それ以外では海に触れたことも無い。色々と考えながら外を見つめて水気の滴る髪を再び搾る。それも雑巾の如く。外に出たのは昨日の事で、結局止む事のなかったらしい雨に傘も無く外で過ごした。掛けられた声にそちらに視線を向けて、)ただいま……。でも、久し振りに……本が読めたから。(お疲れとの言葉にはそう返して、彼女の出現に髪を搾るのをやめようか。)なんだか……楽しそうね。(そういつも以上にテンション高く見える相手に問うた。) [Mon 9 Aug 2010 23:15:40]
◆霧生黒子 > ( 絶妙なタイミングで現れた。 天候が天候で、肝心の主は――外出していた。 傘なんて持ち歩いていたとしても、多少なりは濡れてしまうだろう。 ) ディムちゃん。 お疲れ様やっ! ( 悪天候の中でも、ハイテンションだった。前日の出来事で貰った、愛の薬を服用してないとはいえ、分かち合える知人が出会えただけで十分だった。さらに言えば、明日の事を考えれば楽しみで仕方が無い。 ) ―――さっさっ、タオル持って来たで。 ( 幾つかのタオルを抱えながら、使用人の部屋の通路から現れた――少女。黒服でも、メイド服でも、何でもないエプロン姿でだ。 ) [Mon 9 Aug 2010 23:09:19]
お知らせ > 霧生黒子さんが来ました。 『おっかえりなさいまっせぇー!!』 [Mon 9 Aug 2010 23:04:21]
◆ディム@自宅 > (結局やまなかった雨。濡れて帰ってきたのはついさっきで、黒い長袖のワンピースが体に纏わり付いて気持ちが悪い。)……。(エントランス。入ってすぐに長い髪に溜まった水気を搾る。散々な目に会った。そんな音を考えながらあけたままの扉の向うを見つめて、)明日までに止むかしら?(そう小さく声を洩らす。) [Mon 9 Aug 2010 22:59:14]
お知らせ > ディム@自宅さんが来ました。 [Mon 9 Aug 2010 22:52:59]
お知らせ > だいだらさんが帰りました。 『 ――とりあえずは、こんなものか。今日はこのぐらいにして引き上げよう。 』 [Sun 8 Aug 2010 23:21:09]
◆だいだら > ( 私は更に台車の底から、今度は布団を取り出した。とは言っても平たく潰れたボロの煎餅布団だが――幻想一座で使われずに余っていた布団を綺麗に洗って干して、可能な限り穴を補修した。それを持ってきたのだ。いつまでも畳の上で寝てもらうのはよくないことだと判断したから、こんな布団でもあれば少しは違うだろう。 ) よい…… しょっ。 …っと。 ( 掃除したばかりの畳の上にお布団を敷き、掛け布団と枕を用意する。こうしておけば、まがつひ様はここでお休みになられるだろう。少しはお怒りを静めて―― 私のことを認めてくださるかもしれない。 ) ……… くふっ。 ( 笑いと共に息が漏れる。神様に認めていただいたら、そしてそのお力をお借りできたら、私も神様になれる。正真正銘のだいだらぼっちだ。 ) [Sun 8 Aug 2010 23:19:35]
◆だいだら > ( 次は畳の間の掃除である。長らく雨風に晒されていた畳の上を箒で掃くが、凄い量の土ぼこりだ。おまけに畳が腐っていて、張り替える必要があるのではないか。…だが、とりあえずは仕方ない。次は雑巾がけだ。一度社の外に出て、雨水で雑巾を濡らせば畳の上を綺麗にしていく。だが、やはり限度がある。すぐに雑巾は真っ黒になり、再び外に出てそれを綺麗にする。それを何度か繰り返したが――やはり全ての汚れを取り除いたとは思えない。 ) …これでは、いずれまがつひ様はお怒りになる。 ( そしてその怒りは自分に向けられるのだ。怖ろしい。早くお金をつくり、神社を建て直さなくては。それが今は不可能なら、真心と誠意を見せなくては。 ) [Sun 8 Aug 2010 23:11:23]
◆だいだら > ( だいだらがあの禍々しい神―― マガツヒの為にこうまでする大きな理由には、やはり恐怖心があった。まがつひ様は自分の願いを聞き入れ、自分を虐げた漁村の村人達に呪いをかけた。その代償を求めているのだ――と考えている。その代償が足りなかったりした時は、次に呪われるのは自分なのだと考えている。実際には代償は既に足りているのだが、だいだらにはそれがわからない。 …だが、その反面で、あの怖ろしい神の力にあやかることが出来れば…という利己的な感情もあったのだ。一つ目は生まれた時から虐げられてきたが、そんな弱い自分でも神様の力を借りれば大きな事を出来る。誰からも虐げられなくなり、それどころか逆に相手を支配することも出来る。そんな黒い感情があったのだ。 ) ……こ、こんなものかな…? ( とりあえず、雨風が直接畳の間に入ってくることは無くなった。雨漏りや隙間風はあるが、それでも随分とましになったのではないだろうか。 ) [Sun 8 Aug 2010 22:56:48]
◆だいだら > ( 昨日は紅梅のお兄さんの家でもてなしを受けた。暖かい湯船に浸かり、帰るときにはお菓子も貰い、私は上機嫌だった。お兄さんの言葉を思い出せば顔がかっと熱くなって、頬もにやける。また機会があったら遊びに行きたいな、でも何度も尋ねると図々しいだろうか――なんていう。でも、それはこの社にくる前までのお話。 不吉な空気が漂う社の中では、私はにこりとも笑うことは無かった。ただその作業を黙々と続けるのみ。 ) ………。 ( 今日はまがつひ様はここには居ないようだ。どこかにお出かけになっているのだろうか? ) ―――あっ ………! い、痛い…… っ。 ( 蝋燭の炎はあるが、手元が薄暗くてよく見えないせいで指をとんかちで打ち付けてしまった。私はその指をちゅうと吸い、痛みが引くのを待つ。もともと器用な方ではないのだ。やはり、こういうのはちゃんとした職人さんにやってもらうのが一番だろう。――でも。職人さんを雇うお金はどうするのか?仮にお金があったとして、私のような一つ目の依頼を誰が請けてくれるのだろう。問題は山積みだ。 ) [Sun 8 Aug 2010 22:48:43]
◆だいだら > ( マガツヒ様の社はアマウラ人が住む居住区にある。けれどもその周りには民家は少なく、ここにこうして神社があることは誰も知らないのではないのだろうか。夏のこの季節は特に生い茂る木々に埋もれるような石段を、上ろうとする者はあまり居ないだろう。例え上ったとして、その先にはでこぼこに隆起した歩きにくい石畳が広がり、奥に朽ちかけた社が広がっているだけだ。そこに近づいてみようと思うものは少ないだろう。何故なら、何か説明できないような――心を不安にさせる暗さが漂っているから。 そんな場所に一匹の一つ目の妖怪がやってきて、社の中でとんてんかんと釘を打つ音を響かせている。集めた廃材で、社に空いた穴を塞いでいるのだ。けれども大工の心得があるわけでもない妖怪の手際は酷く悪く、雨漏りを凌げるようになれば上出来といった程度だ。直しているのは、前にまがつひ様がどたんばたんと身体を打ちつけ、歪な変貌を遂げていた畳の間だ。恐らくは、ここがまがつひ様の寝床なのだろうと思ったのだ。 ) [Sun 8 Aug 2010 22:42:22]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 朽ち果てた社にて。 』 [Sun 8 Aug 2010 22:31:03]
お知らせ > ルーシーさんが帰りました。 『後片付けを終えら、シーツに包まって休みながらその時を待つか。』 [Sun 8 Aug 2010 03:50:54]
◆ルーシー > (給弾帯の如く試験管を挿したベルトは野外活動の最終兵器。 そっと机の上に置いて、補充状況と色を確認しておく。装備を整えセキュリティを強化する=野外活動の可能性があるってことだ。 トレジャーハンターとしても駆け出しがいいところで、あまり大きな計画や何度の高い地形には挑戦できないけれど―――地味な採取とかも、立派に家計を支えている。)(外を見れば雨足も弱まったようで、窓を叩いていた音も少し和らいだ。 この調子なら、暫くすれば出発にいい日和も訪れるだろうか。) [Sun 8 Aug 2010 03:49:07]
◆ルーシー > (同時に冒険者――といえば都合が良いが盗掘屋の側面もある――を営むルーシーは、危機意識に多少敏感なのだ。そこで考えたのが家で下手を起こされたらこの煙が出るようにしておく仕掛け。 錬金術師の家で正体不明の煙に脅かされたやからは、余程の剛の者でない限りまず逃げ出すだろうから、だ。そして普通の神経なら、二度と来ないってわけ。)・・・これで、よし。(家にいるときはそこまで気をつけないが、一時的に留守にする場合とかはよくセキュリティを拵える。 たいてい自作のものだが、実地で味わって学んだモノもあるため出来はそれなりだ。) [Sun 8 Aug 2010 03:42:57]
◆ルーシー > (試験管のような細身の硝子筒に流し込み、栓をいれて密封する。 どんどん気化して煙と消えてしまうので、この作業は大忙しだ。誤って手に零す可能性をも考慮し、厚手袋着用の上で細い側は予め固定しておく徹底さ。 半人前で手順どおりのちょっとした品しか作れないが、仕事にかける注意力はそれなりにあるのだ。)・・・・・ん。 よし。(効果は煙幕というか発煙筒というか、今回作れたのは三本分。 2本は携帯用にと早速ベルトに差し込んでおき―――残りの一本は、家に仕掛けておく分になる。) [Sun 8 Aug 2010 03:37:48]
◆ルーシー > (丸型のガラス容器は賢者の卵などと呼ばれることもあるが、この卵から何かを孵すのは中々に難しい。)精子を入れれば子供も作れますけど。(それにしたって胎より高い温度で暖めねばならず、まともに育つ保証も実例も無いという気難しい品。 しかし使い方を弁えていれば、生物以外も色々と生んでくれる。 最近はそっちの目的で用いる者が大半だろうか。) ・・・♪(加熱された液体が湯気を起こし、そして通常の湯気以上の「煙」を発し始めたのを確認して、静かに喜びの表情を浮かべる。 火から一端退かせ、別の容器に移し替えるのだ。) [Sun 8 Aug 2010 03:29:27]
◆ルーシー > (無論、家の中に価値のあるモノなどないし、蔵書や使用した道具は倉庫代わりの地下送り。 多少治安が悪くとも、盗難の被害は大してない。 本人を盗まれるほどは怖いところでは無いし―― 地下のブツに手を出すこそ泥は少し後悔するコトになる仕掛けが出来ている。流派を問わず魔法使いの拠点ってのは大抵、近付いて楽しいものではないのだ。) ・・・・・・・。(最も主の注意は目の前の器具に注がれてるので、その猛威を確認する事は今はできそうにないか。 独特な硝子容器の中で混ぜられ、熱せられていく液体をじっと見守っている。) [Sun 8 Aug 2010 03:20:40]
◆ルーシー > (ダイニングキッチンと部屋一つ、地下室一つだけの狭い家。道具だって高価なモノは殆どなく、火を扱うための小さな設備と道具が少々そのていど。 この年齢で所持するのには親の財産分与を加味しても贅沢と言えるかもしれないが、立派な錬金術師として活動するなら決して満足のいくものではない。事実、大量生産や大掛かりな設備が必要な実験(めったにないけど!)はギルドの設備を借りる事が多い。)・・・・。(今日やってるみたいな少数で個人的な作成とか――あとは量を求めない類の実験が主だろう。) [Sun 8 Aug 2010 03:11:13]
◆ルーシー > (音や被害がもれる心配もなくてすむし、水は無限に降って来る。何よりも、他にできることが何もないのが素晴らしい。 家に篭って実験なり準備なり地味な作業を行う絶好のチャンスが、今日みたいな日だ。)(居住区も下層に近い通りの、小さな家の中に、錬金術師としてのルーシーの工房は存在する。 家の中にというより、ほぼ家そのものが、なのかもしれないが。) [Sun 8 Aug 2010 03:03:40]
お知らせ > ルーシーさんが来ました。 『雨の夜こそ相応しい。』 [Sun 8 Aug 2010 02:58:45]
お知らせ > マガツヒさんが帰りました。 『 それは須らく区別なく全ての人に齎される、禍そのものなのだから 』 [Sat 7 Aug 2010 23:57:50]
◆マガツヒ > ( 禍津卑に目的は無い。 ただ禍津卑であるから禍津卑として存在し、機能する。 禍津卑とは現象のようなものだ。 雨や風や海や森や万象に何か意図や欲求があるでないように、禍津卑も斯く在るべくして在る。 ヒトはただそれをそういう事象として畏れ、祀り、共に在る事しか許されない。 ) ( 此処に顕現してしまった邪其禍津卑の欠片を降ろしてしまった、とある愚かな人々のように、間違ってもそれを利用できるなどと考えてはいけない。 ) [Sat 7 Aug 2010 23:56:16]
◆マガツヒ > ( 依り代に選ばれるのは決まって十前後の娘で、アマウラ人が最もルーツとしての相性が良い。 禍津卑に選ばれた娘は意識を持ったまま禍津卑の浸蝕を受け、須らく皆、長い黒髪の似たような顔の娘に変わる。 文字通り物理的に顔面が変形し、髪が伸び、目鼻口の並びが皆、禍津卑の依り代の形に変わる。 容姿だけではなくその構造は全て、禍津卑が可能な限り理解し易く、扱い易く、動かし易いようにぐちゃぐちゃにミックスされ、バイパスされ、入れ替わり、代用され、本来の機能から変容し、内臓も、魂も、血も肉も、該当する言葉の存在しない機能の為に再構築されていく。 それはニンゲンの外見を持った何が別のもので、眼球に見えるものは眼球として機能していないかもしれない。 言語のように聞こえるものは言語ではないのかもしれない。 そして不幸にも禍津卑の依り代に選ばれた娘はその中で生きたまま細切れにされ、ミックスされ、繋ぎ合わせられ、まだ存在している。 ) [Sat 7 Aug 2010 23:41:46]
◆マガツヒ > ( 長い黒髪を雨が濡らし、ぽたぽたと頬を伝い落ちている。 薄手の黒いサマードレスもぐっしょりと濡れ、幼い身体に張り付いている。 稀人はそれをまるで気にする様子もなく、定まらない視線を揺らしながらずっとそうしている。 ――――稀人にとってその身はただの依り代でしかなく、それが濡れるとか寒いとか体調を崩すとかいうのは、文字通り他人事だった。 邪其禍津卑神という名の稀人はそも、依り代などあってもなくても存在しているもので、ただ、凡そ人間の知覚し理解し認識でき、言語で表現できる何かたりえない次元の存在である。 三次元世界に生息し、五感を以て認識する、という低い世界に都合を合わせるにはあまりにも規格が合わず、其処に出来る限り近いレベルに合わせた干渉を行う為にただ、依り代を使っていると言うだけの話で。 ) [Sat 7 Aug 2010 23:28:49]
◆マガツヒ > ( 小高い丘の上から遠くヴェイトス市の灯りを見下ろす社に嘗て何が祀られていたのか、今はもう知る由もない。 祀られる事無く静かにこの地を去ったのか、既に亡いものなのか。 石畳の庭は荒れ果て、社は半ば崩れ腐り、其処には今、稀人が棲み付いている。 丁度今は、崩れた社の縁側に独り座り、雨粒に頬を濡らしながらじぃっと闇を眺めている。 長い黒い髪を持ち、歳の頃十といった面持ちの娘の姿をした小さな姿で。 ) [Sat 7 Aug 2010 23:13:27]
◆マガツヒ > ( そんなヴェイトス市の何処か、忘れられた道の途中にふと、草と枝の絡まり小石が足裏を刺すような、一見して近付く理由の見当たらない廃れた石段がふと現れる。 鬱蒼と茂る木々に囲まれたその先は、松明で照らしても終わりの見えない闇がずっと上の方まで曲がりくねり続いている。 その先に何があるのかなど誰も覚えては居ないし、そも、何の理由もなくこんな所まで来る必要性が無かった。 ) ( 忘れられた社はそうして、訪れる者もなく今日も人知れず其処に佇んでいる。 ) [Sat 7 Aug 2010 23:02:07]
◆マガツヒ > ( アマウラ人居住区の端、民家が少しずつ疎らに途絶え始め、やがてただ延々となだらかに登る何も無い道が続く区画がある。 開発が進んでいないのか、誰かが意図的にそうしているのか、田畑が転々と続いた後に道はただ緩い勾配のある坂道になり、その先が何処に続いているのかはあまり知られていない。 どこか別の居住区に続いているのかもしれないし、何となくそのまま途切れてしまうのかもしれない。 案外あっけなく何処か、川辺とか公園とか、見知った所に繋がっているのかもしれない。 ただ、その暗く不便な道をわざわざ使う理由は無かった。 ) [Sat 7 Aug 2010 22:54:00]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『 アマウラ人居住区端/瞑い丘の上の社/豪雨 』 [Sat 7 Aug 2010 22:46:53]
お知らせ > カイン@自宅さんが退室されました。 『――彼の生き様だ。』 [Fri 6 Aug 2010 23:10:19]
◆カイン@自宅 > (いずれにしても、今のコスチュームは薄っぺらなものだ。 新型の鎧ともなれば、素材が何であれ、重量は増す。舞台衣装では練習にもならない。 金属鎧ならば、重いスーツの鍛錬にも適しているだろうが――ともあれ)(重要なのは、妥協しない事だ。 看過せず、殺さず、決して辞めない。 犯罪は裁かれるべきだ。 駆逐されるべきだ。 それが――) [Fri 6 Aug 2010 23:10:02]
◆カイン@自宅 > (屋根の上で蜻蛉を切る。 着地。 その体勢のまま下段後ろ回し蹴り=足払い。 追撃を仕掛ける。 顔面を掴んで引き摺り起こし、後頭を路面に叩き付けてフィニッシュ。 屋根の上に手をついて倒立。腕力だけで跳躍。バクテンを連続して行う。緊急回避。 着地した先に地面は無い。 屋根の縁を掴んでぶら下がる。 身体を大きく揺らしつつ手を伸ばし、縁を辿って移動。 また腕の力で屋根の上に這い登る。)……新しいコスチュームは重量が増す。気を配らなければ。(重石をつけてトレーニングを行うか? 金属鎧――何処かでレンタルでもできないものか。 どんな出来になるかはわからないが、一度は着ておくべきだろう)(肉体戦、社会戦、精神戦。 取りうるべき戦術は幾らでもある。 理性から行くか、感情を攻めるか、生命を脅かすのも手だし、外界から埋めていくことも可能だろう) [Fri 6 Aug 2010 23:03:50]
◆カイン@自宅 > (其処に話し合いの余地はない。 いくら悔い改めて反省したという事実があれど、奴が何人もの人間を殺した上で「裁かれる気はない」「幸せになる」と言い放った事は紛れもない真実だ。 事実は、真実の敵だ。 無論、奴が強姦行為を働いたのは事実だが、その被害者は目玉泥棒であり、今のところはそれ以上の犯行現場を目撃してはいない。 その後の戦闘行為は、目玉泥棒を守る為に行った、と見るべきだろう。 である以上――ディーフィールは感情に流されているだけに過ぎまい)……正面から戦って、勝てる気はしないがな。(犯罪者を庇う奴は同類だ。 その事を理解させれば良い。 目的は目玉泥棒の捕縛であり、奴はその障害だ。 最も効率の良い戦術を選択しろ。 優先順位を履き違えるな、だ) [Fri 6 Aug 2010 22:55:47]
◆カイン@自宅 > (ディーフィールは強い。 一瞬で屋根上まで移動できる身体能力、たった一言で近隣住民を洗脳できる能力、気を抜けば此方までやられる。その上で、たった一言「死ね」とでも告げられたら、全てが終わりだ。それだけの力を秘めている。そして目玉泥棒メアリアンに対して異常な執着を見せている奴には、その敵である此方を排除するのに躊躇する必要は無い。必ず言うだろう。 ――もっとも、相手からすれば此方も似たような風に見えていたのかもしれないが。 怪物にこそ恐れられんとしていたから致し方ない面もあるが――問題は、奴が果たして本当に怪物なのか、という事だ)………………………。(もっとも、奴が何を言おうが、目玉泥棒は裁かれなければならない。 そこで妥協する理由は、何一つとして存在しないが) [Fri 6 Aug 2010 22:47:23]
◆カイン@自宅 > (カイン・グレイホーク、あるいはアイゼンリッターと呼ばれる人物は、決して正規の格闘技を修めたわけじゃない。 勿論、見栄えの良い殺陣をする為に習いはしたが、あくまでも基礎。 他は全て、舞台と実戦で鍛え上げられた、我流のものだ。 徒手空拳と軽業を組み合わせて戦うなら、こういった場所の方が良い。 市街地。 屋根上。 路地。 こういう場所だ)(屋根の上で、身体を解した後、右の拳を繰り出し、次いで左からの下段蹴り。回転の勢いを利用して、右回し蹴り。 これはウォーミングアップ)(犯罪という敵は強大だ。 片端から叩き潰していくより他に無い。 百年かかろうが二百年かかろうが、絶対にやめてはいけない。 バンクルである自分には、それができるのだから) [Fri 6 Aug 2010 22:42:47]
◆カイン@自宅 > (窓を開ける。 外は豪雨。 降り注ぐ雨粒。 風。 滝のような、とはこういう事か。 部屋の中にまで雨が吹き込む。 凛は病人だ。あまり冷えない方が良い。 窓枠に手をかけ、脚を外に。振り子の要領で身体を振り、屋根上へと身体を上げた。 窓を閉じる。 ――これで良し)…………さて。(不安定な足場。 雨で視界は遮られ、脚は滑る。 だが問題は無い。むしろ、この状況こそを望む。 鍛錬だ。 ここしばらく、あまり長時間は自宅を離れることができない。 この状況で可能な、最も良いトレーニング。 豪雨はうってつけだった。 多少、やりづらくなった方が効果が出る。 それに考え事をするなら――身体を動かしながらの方が良い) [Fri 6 Aug 2010 22:10:13]
お知らせ > カイン@自宅さんが入室されました。 [Fri 6 Aug 2010 22:06:30]
お知らせ > シャジャール@マラッカさんが帰りました。 『とにかく一杯でも飲んでいって欲しいのだ』 [Thu 5 Aug 2010 23:01:17]
◆シャジャール@マラッカ > (願わくば、どうせたむろするなら、その都度いろんな客を引っ張ってきて欲しい。もし彼女が、この場でよからぬたくらみを奥様方に吹き込んでるのだとしたら…その面々は必ずここのリピーターになってくれるだろう。やましい話をする場所を毎回変えたりしようとする人間は少ないのだ。) [Thu 5 Aug 2010 23:00:56]
◆シャジャール@マラッカ > (内容がはっきり聞こえたわけではない。こちらも一体奴が何を話題にしてるのか、気になってわざと何回も水を替えたり、食器を下げたりして近づいてみたが……その辺はたいしたもので、大体こっちの聴覚のテリトリーあたりになると、ぱたっと話の核心をうまいことずらされ、結局なんの話かすら分からずじまいだった。)まぁ、その間コーヒー御替りしてくれれば、こっちは文句ないんだけどさ…(何か最近やたらこの辺も物騒な噂があるし…いや、自分らは十分に静かにしてるし。) [Thu 5 Aug 2010 22:57:24]
◆シャジャール@マラッカ > 一番考えられるのは…(あいつが実は娼婦かなんかで、この居住区のどっかの男をうまいことたらしこんで転がり込んだってトコだろう。まさか自分のように他人の戸籍をのっとった…なんて事ができるとも思えない。他には、実はそもそもこの区域の出身…という可能性もないではなかったが…、何かあんなマトモな教育受けてなさそうな女がこの周囲出身とも思えない。)ま…でも、ろくなことしなさそうだけどねぇ…(この辺は同属の勘…ってのもあったりするのだが、なにやら彼女らが話しこんでた内容が妙に胡散臭かった。) [Thu 5 Aug 2010 22:52:52]
◆シャジャール@マラッカ > (前に結構柄の悪い区画で出会った、負けずに柄の悪い女…何だかんだで名前も名乗られてない…がこの店に来た。店に直接顔を出したのは初めてではないのでそれ自体はまぁ、驚くことでもないのかもしれないが…そいつがなんだか、友人らしき女性数人を連れ添っていたのだ。しかも何か良い格好して…)………どういうこと……(眉をひそめながらいろいろと邪推する。前にあったときは何というか、身なりからしてあんまりこの区域にふさわしくなさそうな感じのものだった。ところが今回のはどうだ…、普通の良いとこの奥さんよろしく、小奇麗に仕立てられていたのだ。しかも連れはどうみても、あちらの世界とは縁のなさそうな面々) [Thu 5 Aug 2010 22:45:00]
◆シャジャール@マラッカ > (相も変わらず良い感じに閑古鳥が鳴いている店内。カウンターの奥で気だるそうに食器を拭きながら嘆息する。まぁ、客は少ないとはいえ、初期投資が殆ど0の店だから(実際は軍曹の資金だったが)収支0に持っていければ何とか生活はできる。暗黒街やスラムのように、窃盗や強盗の心配も少ない。…でも…)……暇…(最低限店内の清潔度だけは保とうと欠かさぬ掃除と食器拭きもルーチンワークと化し、やってる最中の記憶すら吹っ飛んでるレベルだ。)………それにしても…(実は先日ちょっとだけ変わったことがあった。) [Thu 5 Aug 2010 22:31:12]
お知らせ > シャジャール@マラッカさんが来ました。 『食器をふきふき…』 [Thu 5 Aug 2010 22:26:16]
お知らせ > 霧生黒子@ディム邸さんが帰りました。 『ほな、楽しみが増えるばかりや――。』 [Wed 4 Aug 2010 00:20:22]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 後は――…、ディムが帰宅しているのか確認をしよう。 していたらいていたで、そのままぞっとしよう。 夜遅く邪魔するのは悪いだろうし、寝不足は肌の敵とも言える。 ) ほなぁ――…、いなかったらいなかったで、探しに行かなあかんなぁ。 ( もしかしたら、助けを求めている状況に陥っているかもしれない、なんて余計な思考を浮かべた。 どの道、無事であることを祈りながら、――…黙々と自分の作業を片付けよう。 ) [Wed 4 Aug 2010 00:18:38]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( けど、…チビのウチが届くんかなぁー…。 ) ――――…。 ( ちらりっと突き抜けた天井に構えるシャンデリアを見上げた。 よし、見なかった事にしよう。 きっと何とかなるさ。 ) あー…、せんべぇ…とまんじゅう… 用意しとなあかんわぁー。 ( 両手を後ろの床に突いたまま、傾けた身体を支えよう。ふと思い出せば、ディムが気になっていた和菓子を買ってこないと。 前回の土産で、駄目な物は苦い物だと分かっただけでも十分だった。 ) [Wed 4 Aug 2010 00:10:46]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 正式に採用された訳でない、霧生黒子はメイド服でも燕尾服でも黒服でもなんでもない――… プライベートなものだった。 タンクトップにハーフパンツ。汚れ防止の為にエプロンまで着用していた。 ) んー…、今日はこんなもんかなぁ。 ( エントランスのど真ん中で、休憩を取るように座り込んでいた。 顔を見上げれば、手入れの息届いていない――シャンデリアが見えた。 手が届きそうで届かないもどかしさに苦しまされる。 ) やっぱ…、ハシゴ… それも三脚型のハシゴが必要やろ。 ( 後、シャンデリアに合わせた洗剤や掃除の道具を調べて置かないと。 ) [Tue 3 Aug 2010 23:59:30]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( エントランス。大理石で統一された真っ黒な――床。壁は大理石を煉瓦のように積み立てられ、其れがまた美しさを感じさせる。 ) ――はぁ、癒されるわぁ。 ( ほわわん )( 黒色が好きな霧生黒子にとっては、落ち付ける雰囲気であり場所であった。 エントランスから通じる廊下の掃除は順調に進んでいた。 上へ通じる湾曲的な階段は、エントランスの床や壁とは異なり、石で作られている為に、また別の道具を用意しなければならないが――。 ) [Tue 3 Aug 2010 23:54:46]
お知らせ > 霧生黒子@ディム邸さんが来ました。 『( 取り敢えずは、目に入る場所から――。 )』 [Tue 3 Aug 2010 23:49:16]
お知らせ > リーザ@マラッカさんが退室されました。 『 今は潜伏―――まぁ当面は小遣い稼ぎ程度でいい。 』 [Tue 3 Aug 2010 21:45:02]
◆リーザ@マラッカ > ( 大麻の話だ。 暗黒街からこっちに移る為にちょっとは世話になった「瑪瑙の鍵」のフレッタ・ビーチェとは縁を切らずコネクションを残している。 なんせただデカい家に移り住んで、他人の財産で上手い事暮らそうったって一生ってわけにはいかないんだから。 あたしがこっちで他人にコキ使われること無く新しく出来る事業があるとしたら、ロッティ・アレンビーとして暗黒街、スラム、淫売窟で作ったコネと経験と知識を売り込むくらいのもんだ。 こっちのキレイな居住区に向こうのイリーガルなものを持ちこんで仲介しようっていう。 瑪瑙の鍵の商品なんてまずはお手軽なモンだし、やろうと思えば荒事や密輸品、あたしがやって貰った様な偽装、偽造、非合法なものをどんどん仕入れられるだろう。 ) じゃ、1ケース3,000ね。 もっと面白いの欲しくなったら言いなさいよ。 旦那には内緒でね? ( まぁ、先ずはこんな程度だ。 最初っからデカい商売しようとすると目立ち過ぎる。 この女達もまだ馴れて無い。 もっと感覚がマヒして来るまでじわじわと染めて、もっと商売相手を増やして儲けを広げて、5年後、10年後にゃあこの辺りの裏を仕切るのはあたしってわけさ。 ) [Tue 3 Aug 2010 21:33:26]
◆リーザ@マラッカ > で、この間のどうだった? 全然軽い奴だけど。 ( そう言って煙草に火を点け、反応を待つ。 顔見りゃあ分かる。 案の定、二人とも遠慮がちにではあるが食い付いてきた。 具体的に「なにが」「どう」だったのかを上手く避けるような表現で、兎に角良い物だった、という事を恥ずかしげに、少し興奮気味に語る。 隠し暈し喋っているが、やった事のある人間になら一発で分かるような喋りだ。 あぶなっかしいこと。 ) 足りてる? いつでも取り寄せられるけど―――場所が場所だけにあんた達だけであんな危ない所、行けないでしょ? [Tue 3 Aug 2010 21:17:40]
◆リーザ@マラッカ > ( 連れの二人はこの辺りでようやく幾らか親しくなった歳の近い女。 二十代、既婚、いいとこ育ちで苦労知らず、世間知らず、だが不真面目で暇を持て余す頭の軽い連中。 馴れ馴れしく話しかけて、連中の知らないような世界の話を面白おかしくあれこれと話してやれば、直ぐに仲良くなった。 こうして偶に集まって時間を浪費する程度には。 ) ( 勿論、友達なんていうのは上っ面。 こんな簡単に捕まえられるような頭の軽い連中、仲間意識持ち始めたら何処でいつ足引っ張られるかわかったもんじゃあない。 そんなのはスラムでも暗黒街でも経験済みだ。 ) [Tue 3 Aug 2010 21:02:44]
◆リーザ@マラッカ > ( 居住区の一角、ありふれた民家をそのまま店舗にした様な目立たないカフェーがある。 こっちの居住区に越して来る以前からそこで働いているリャルオス系の女とは面識(って言うほどのもんじゃあないが)があり、偶然この店で再会した。 他の店員は見たことが無いし、そも、あの女の淹れる珈琲はいつも味がまちまちで、料理も大したレパートリもなくて、「Cafe & barre le nid de Lapin(カフェ&バー 兎の巣)」の元ウェイトレスとしちゃあ(こっちも暗黒街の隅っこにあるショボい店だ)あんまり酷いってんで、代わりに適当な料理を作った事があった。 まだあたしがロッティ・アレンビーと名乗っていた時の事。 ) ( 相変わらず流行っている様子も無い店の奥で、あたしを含む女ばっかり3人がテーブルを囲んでいる。 テーブルの上には件の珈琲が三つ。 ) [Tue 3 Aug 2010 20:53:50]
お知らせ > リーザ@マラッカさんが来ました。 『 Cafe' Melaka 』 [Tue 3 Aug 2010 20:46:58]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『――そして夢の中でさえ、彼女の姿を見せつけられるのだ。幾度と無く。繰り返し。』 [Mon 2 Aug 2010 07:01:30]
◆カイン > (だが、彼らもまた限界に達していた。 肉体的なものではない。 精神的なものだ。 毎夜、繰り返し繰り返し行われる警邏や犯罪との対決は、彼らの精神を磨り減らしている。 そこに――凛を襲った悲劇。そしてディーフィールとの対決。 重く伸し掛かった疲労感は、容易く彼らの精神を打ち砕く。 凛の看病をしている内、そのベッドの横の椅子に腰掛けたまま、彼らは眠りへと堕ちて行った) [Mon 2 Aug 2010 07:01:17]
◆カイン > (絶対に許してはいけない。 絶対に、絶対に、だ。 ディーフィールの「皆笑顔になったのだから殺人鬼を許しても良い」などという妄言を認めるわけにはいかない。 笑顔になった? 誰が? それなら法律は何の為にあるというのだ。 コンスタンツェは何故死んだというのか。 あの目玉泥棒を幸福にするため? では凛々が嬲り者にされたのは? スラムの屑どもを喜ばせるためか。 ――笑わせるな)……とにかく、報復は必要だ。 奴らには制裁が必要だ。(それで凛々が笑顔になるかといえば、それだけでは無理だ。 だが、奴らが好き勝手絶頂に暮らしていては、誰も納得なぞできないだろう) [Mon 2 Aug 2010 06:59:13]
◆カイン > (カイン・グレイホークは幾度となく、友人が犯罪被害にあっている。 アイゼンリッターは自分の腕の中で、理解者となってくれたかもしれない女性を亡くしている。 そして二人は死霊術師の舘で、自分の見ていない場所でどれだけの人生が踏み躙られているかを、突き付けられた。 ――それは、単にマガツヒという言葉で片付けてしまう事もできるかもしれないが、彼らの強迫観念の原因として……犯罪との戦いへ駆り立てている。)(そして、彼らは新たに脳裏に刻み付けた。 一糸纏わぬ姿で、身体中に汚物をこびり付かせ、雨の降る貧民窟に転がされていた、少女の姿を)(――目玉泥棒、ディーフィール、アクセラレーター、エトセトラ、エトセトラ。 奴らのような怪物がいるから、彼らは産まれた。 そして奴らは、彼らにこれ以外の道を選ばせない。 決して) [Mon 2 Aug 2010 06:52:59]
◆カイン > (悪くは無い。必要な事だ。 我々の優先順位は決まっているだろう、ミスタ・グレイホーク)(――ありがとう。 そうだ、俺たちは守りたいんだ)(奴らを一掃するのも、その為だ。 停滞するな。)(――行動しろ。 その通りだ。 お互いに出来る事をしよう)もっとも、今日は流石に仕事には行けないが……(ヘンドリックさんがいるとはいえ、彼女を置いて仕事に向かう気はなかった。 近所の子供に小銭を握らせて、劇団まで手紙を届けてもらってある。休ませてもらおう。 なに、台本を頭に叩き込むのであれば自宅でもできるし……何よりも、離れるのが不安だった。 彼女から。 凛々から。 少しでも離れると、彼女が死んでしまうような――そんな気がして) [Mon 2 Aug 2010 06:49:30]
◆カイン > ――コスチュームの新調を決断したのも、調度良かったな。(戦いはより苛烈になっていくのだ。手を緩める必要は無い。 それに給料が入ったばかりだったというのも助かった。 まだ支払ってはいないとはいえ、あのコスチュームには随分と金を費やしてしまっている。 凛の治療費やらなにやらも嵩むかもしれない。 ――わかりきった話だ。 スラムで転がされている女性に、何も残されていないだろうことは)(ベッドの上、眠っている凛々の寝顔を見やる。 彼女の全身の汚濁を清拭した後、女物の服なぞ置いていないし、仕方無いから新品のワイシャツを卸して、着せてある。 せめて夢の中でくらいは、穏やかでいて欲しいものだが)……やはり仕事を増やすべきだ。大ホールでの公演ともなれば、給金も多少は上がる。(――どう思う、ミスタ・アイゼンリッター) [Mon 2 Aug 2010 06:44:23]
◆カイン > (――落ち着け、ミスタ・アイゼンリッター)(落ち着け? ふざけるなよ、ミスタ・グレイホーク。 あの屑どもに制裁を加えるべきだ。 二度と女を犯したいと思わないように。 完膚なきまでに。 両腕両足だけではない。下の武器も潰してやる。確実に。徹底的に。 奴らがこの子に何をしたかわかっているだろう。 犯して、嬲り者にして、ゴミのように捨てたんだ。 彼女を。 凛を。 スラムに。 雨の中に)(――それについては同意する。連中に情けなぞ無用だ)(………)(――だが、忘れるな。俺たちは一人じゃない。 そして、俺たちは怪物じゃあない。 前に言ったことを繰り返そうか。)(我々は看過しない)(――俺たちは殺さない)(我々は妥協しない。 わかっているとも、ミスタ・グレイホーク。我々は怪物ではない。 感謝する)(――では黙ろう) [Mon 2 Aug 2010 06:38:41]
◆カイン > (そして、アイゼンリッター/カイン・グレイホークが様々なことを教えて貰っている人でもある。 あの怪物が何をどう勘違いしたかしらないが、間違ってもスラムのモグリ医者なぞではない。 とはいえ、そう誤解してくれたなら有難い話だった。そう簡単に正体を突き止められたのでは、溜まったものじゃないからだ)(しかし、まさかあの女が看護婦だったとはな)(――自警団は掴んでいるだろうけれど、これから先、中央病院へは人を運べない、か)(奴が何をやらかすか知れたものではない)(――他に良い医者を探さないと……彼女に相談してみようか)(――メルビル女史か。話だけでも、してみる価値はある)…………………………。(眼を閉じたまま昏昏と眠り続ける娘をベッドに寝かせ、その横の椅子に腰掛けたまま、まんじりとせずに夜を明かす)(屑どもめ。 生かしておく必要なぞない。 一匹残らず駆逐してやる。 アウトローなぞと気取っているが、他人の人生を踏み躙って平然としている屑だ。 叩きのめすべきだ。 処刑すべきだ。 弁護士も検事も裁判官も必要ない。全て私がやる。 執行人は私だ) [Mon 2 Aug 2010 06:35:36]
お知らせ > カインさんが来ました。 『――ヘンドリックとはグレイホーク家に仕えている執事である。』 [Mon 2 Aug 2010 06:33:50]
お知らせ > ジュネさんが退室されました。 『(やはり踊りが一番好きだ、とぼんやり考えながら――…。)』 [Sun 1 Aug 2010 17:22:37]
◆ジュネ > (すくっと、立ち上がれば自室の扉を開けて。そのまま、シャワー室へと向かおうか。) …。 (室内に入れば、ぱぱっと素早く衣類を脱いでしまおう。がちゃり、と浴室内に続くドアを開けては早速シャワーのレバーを上げた。)(さー… と己に温かい湯水が降り注ぐ。) 気持ちいい…。 (温かさに身を委ねて。先程のイメージトレーニングを再開しようか。) ――…。 (やっと、駆け出しとは言え念願の踊り子になれたのだ。何処に居ようが、踊りの事を考えてしまう。) [Sun 1 Aug 2010 17:17:20]
◆ジュネ > (休憩と言いつつも、頭の中ではしっかりとイメージトレーニングを思い浮かべていよう。)(ステップ、ステップ … ツーターン。)(青い瞳を閉じて、脳内にて思うが侭に踊る私。これが、自分の理想の踊りなのだが…。) ―― ああ! もう、やっぱり無理ーっ!! (突如、大きく声を上げ今までの思考を振り払った。後に、静かになった空間に呟きが響いた。) … シャワー、浴びよう。 [Sun 1 Aug 2010 17:12:42]
◆ジュネ > (窓の外を見つめれば、酷く雨が地面を叩き付ける音が聞こえてくる。 ふぅ、と溜息をつきながらも。) ――…。 ちょっと、休憩ー…。 (額から一筋垂れてきた汗をタオルで拭いつつ、勢い良く床に座り込んだ。) ―― もー、何でこんなに雨が酷いのよぉ。 (ちらり、と再び窓の外を見上げて ぽそり、呟いた。) [Sun 1 Aug 2010 17:05:55]
お知らせ > ジュネさんが来ました。 『(――…雨だ。)』 [Sun 1 Aug 2010 17:01:00]
お知らせ > 霧生黒子@ディム邸さんが帰りました。 『( 霧生黒子の新生活は始まったばかり――。 )』 [Tue 27 Jul 2010 00:12:39]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 霧生黒子は力が尽きた。 達成と共に、満足感を抱えながら、―――調理台に擦り寄るように眠り転げてしまった。 ) [Tue 27 Jul 2010 00:12:07]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 意地が意地で。 意地が意地を。 意地が意地に。 ―――エンドレス。 ) う、うううっ ( 汚れが落ちない。 半ば涙目になりつつ、勉強した程度では職人には及ばない。 ここはメイドの手を借りた方が良いのだろうか。 それだと、黒子が雇われる理由が無くなってしまう。 それだけは阻止したかった。 ) ぬう…っ! ぬおおおおお――〜…ッ!! ( 唸り声を上げた! )( ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ。 )( 時間を掛けに、掛けては――漸く取れた。 ) [Tue 27 Jul 2010 00:07:32]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 調理室の中央に鎮座する調理台まで、掛け寄れば手元の道具類を足元に置いた。 ) んぅー。 ( 水バケツから濡れた雑巾を取り出し、水がはねない様に気を付けながら力一杯に絞り出した。 そして調理台の汚れや染み、埃も見逃さないように拭き始めた。 一度で綺麗にならず、何度か同じ個所を擦り付けるように繰り返した。 手加減など考えず、力任せに繰り返せば繰り返す程、――体力を使い息を荒げた。 ) あっ、あかん…っ! 手強い…!! ( きーっ! とむきになった。 躍起になれば躍起になるほど、無駄に体力が擦り減るが意地が意地で引けなかった。 ) [Mon 26 Jul 2010 23:53:33]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 大理石で造り出されたエントランスや廊下とは異なり、立派な石で造り出された調理室は堅牢的な雰囲気ですら漂わせていた。 ) ――流石、職人の為にあるようなもんやなぁ。 ( 後頭部を掻いた少女。 タンクトップに、ハーフパンツ。 三角頭巾に、手袋や水バケツ、モップまで装備していた。 ) えっとなぁー…。 真ん中の調理台だけでも使えるようにせなあかんや。 ( 竈から掃除を始めても、調理台が整っていなければ話にならない。 ヴェイトス大学に通い詰め、請け負った警備活動もこなし、ディム邸での奉仕活動―――。 幾らアルバイトを減らしても負担は減らずへばるばかりだった。 ) [Mon 26 Jul 2010 23:38:24]
◆霧生黒子@ディム邸 > ( 只、エントランスや各部屋の手前の廊下は、洗剤を水で薄めてから、モップで汚れや染みを潰していった。 如何しても消えない汚れは、砥石で薄らと削り落とし、本来の輝きを取り戻す作業を繰り返した。 目立つような場所だけは対処したが、全部が終わった訳ではない。 必ずしも目が付く場所や廊下の手入れをした程度である。 ) なんなんやろうなぁ…。 ( 調理室へ踏み込むのは初めてだったが、唾を飲み込んでしまった。 ) [Mon 26 Jul 2010 23:28:07]
お知らせ > 霧生黒子@デイム邸さんが入室されました。 『( ――調理室。 )』 [Mon 26 Jul 2010 23:21:52]
お知らせ > 霧生黒子@さんが来ました。 [Mon 26 Jul 2010 23:21:18]
お知らせ > リオンさんが帰りました。 『(くったりと温かさを感じながら夢の中へと入ってしまった……。)』 [Mon 26 Jul 2010 02:01:06]
お知らせ > シェル@自宅さんが帰りました。 『そのまま抱き上げて寝室に運んでやったとかで…』 [Mon 26 Jul 2010 01:57:53]
◆シェル@自宅 > (後ろに入れた指が相手の体…性器が達するのと合わせて絞めつけてくるのを感じつつ、ゆっくり抜いてやって)本来なら…もっと色々するのだけど…(絶頂した相手のそれ…掌の中で震えているのを感じながら軽く虐めるように扱いてやりながら笑って)今日はこの位にしておこうか、ね?(敏感になっている奴隷に顔を近づけて軽く口付けしてから、ゆっくり身体を離して…) [Mon 26 Jul 2010 01:47:23]
◆リオン > (両方の手が下の敏感な部分達を触られればより一層反応してしまう。)…やぁ…んっ…。(楽しそうな貴方様がちらりと見えた。指を挿れられると先ほどまでとは少々違った感じもして。どんどんと快感に変わっていって。)…っあ…!(ギュッと強く手を握りしめて追い込まれるように奴隷はイってしまうだろう。) [Mon 26 Jul 2010 01:38:46]
◆シェル@自宅 > (もう随分と敏感になった様子の奴隷… 中々我慢している様子だけど身体が跳ねるように感じ始めたのを見てこちらも少し楽しそうな様子で 胸を触っていた手も性器の方…もう少し下…お尻の割れ目を軽く撫でて窄まりに指を当てて)ふふ……遠慮無く変に…なり…給えよ?(唾液がおしりの辺りまで垂れていたのを指に絡めて…窄まりに当てた指をヌルッと一気に根元まで挿れてやって…同時に先端の方を強めに握って扱いて追い込んでやって) [Mon 26 Jul 2010 01:21:40]
◆リオン > (笑顔で頬を撫でられれば、はい、と小さく答えるだろう。)…んっ…。(袋を弄られるとビクッと大きく体を揺らして唾液を垂らされる感覚にすら反応してしまい体がおかしくなりそうだった。)…恥ずかし……。(そう言いながらも必死に目を開けながら。) …ぁ…あぅ…へんになっちゃう…っ。(強い刺激を与えられればビクビクとイキそうになるだろう。) [Mon 26 Jul 2010 01:10:08]
◆シェル@自宅 > (萎縮して謙遜しているのかもしくは自信がないのか…首を振る相手に笑顔で頬を撫でてやって) まあ出来ることからやってくれれば良いよ。(まだ年も若く見える奴隷…色々教えていかねばかな?と考えつつ) 難しい…?(片方の手で胸を撫でて… 瞳を閉じて感じる様子の相手の顔を観察しながら、膝をソファに乗せて少し相手の股間…根元の袋を押し上げるように弄りながら、唾液を扱かれている竿の方へ垂らしてやって)駄目だよ、ほら目を開けて・・・触られている所をちゃんと見ないと?(クチュ、と唾液で滑りが良くなった股間を先端を中心に撫で回すように扱いてやって…頃合いを見て先端の皮を剥けるように引っ張って強い刺激を与えてやろうと) [Mon 26 Jul 2010 00:53:16]
◆リオン > (出来そうなことがあるかと聞かれればふるふると首を横に振るだろう。実際この奴隷にそれ以上のこと…料理などは少々難しいだろう。)……っ!(ソファに押し倒されれば少し驚きつつ。自分の今の格好に恥ずかしさなどを隠せない様子で。) …むずかしい……。(今の頭ではいっぱいいっぱいの返答だった。)(経験のない奴隷の体は扱かれればたまらず声を漏らすだろう。)…ぁ…なんか…へんっ…。(真っ赤な顔で瞳を閉じながら、経験したことのない感覚にとまどっている様子。) [Mon 26 Jul 2010 00:28:47]
◆シェル@自宅 > 酔うほどではないが少しお酒の味がまた良いのだよね…(若干大人の味といった感じらしく) 他に…できそうな事があるかね?(そっとリオンをソファに押し倒せば露出された下半身…よく見えるようにと足を広げさせて反応している性器を強調する格好とさせていき) うむ、此処を触って、気持ちよく、とか?(まだ経験もなさそうな相手の性器…少年っぽいそれの先端…皮を軽く指で引っ張りつつ扱いていって… 反応がよくなってくればその扱く動きを早くしていき) [Mon 26 Jul 2010 00:14:05]
◆リオン > (飲みやすいと言われればコクンと小さく頷いて。冷たく甘いそれはとても素晴らしく今まで飲んだことのないものだった。)お掃除……。(下を脱がされればどうすることも出来ずビクビクと反応を返し貴方様にされるがまま。)…ふにゅ…こういう事……?(すでにドキドキでいつもの倍頭が回らないらしくよく分かって無く貴方様に聞き返すだろう。)(敏感な部分を愛撫されれば一層敏感に反応を返すだろう。) [Sun 25 Jul 2010 23:57:50]
◆シェル@自宅 > 甘いので飲みやすいよね。(よく冷えている、というのは貴族である少年に取って当たり前のことなのだけど、夏場に此処まで冷えたものを出せるのは普通ではやはりないかもしれない) ま、食事等の技術がいることはディーバ君がやるので、リオン君は主に掃除が仕事だよ。(庭の神像も頼むとしようかな、と考えながら…酒を飲み干してグラス置き。身体を触れると敏感に反応する様子に笑顔のまま臀部を撫でる手で下を脱がせていって)…リオン君は…こういう事は?(下は脱がせても上は着せたまま…裾をめくって腹を出させて…胸や腹を撫でつつ、脱がせた下…性器を中心に指先で軽く触れる程度の愛撫をしながら尋ねてみて) [Sun 25 Jul 2010 23:48:44]
◆リオン > (促されれば少し戸惑いながらも一口飲もうとするだろう。)……おいしい…。(飲んだそれはとても美味しかったらしいようで。)全部……ひとりで…。。(奴隷は分かる範囲で考えてみるがとても大変そうと分かった様子で。)(撫でられればビクッと体を揺らして。笑顔でそう言う貴方様に嫌がりはしないが、一気に顔が赤くなった様子で。)……はぅ…。(昨日のこともあり少し…いやかなりビクッとした感じでいるだろう。) [Sun 25 Jul 2010 23:35:03]
◆シェル@自宅 > うむ、芸術的な物を見たりするのが好きなのかと思ってね。(良いことだよ。と言いながら自分のグラスにも果実酒を注いで…氷でよく冷やされたそれは喉越しも良く林檎の風味も広がり…奴隷にも飲むように促して) うむ、彼が現状全てやってくれているのだが…やはり一人ではね。(食事の用意、掃除、洗濯、と大雑把に上げるだけでも大変らしく。女性にしては背が若干高い気がしたかもしれない。静かな雰囲気のメイドの事を言っていて)後は…後、他の仕事といえば…。(さわっ、とリオンの背中に手を回して…そのまま臀部を撫で回して)こういう事も、だね…。(にーこり、いい笑顔で) [Sun 25 Jul 2010 23:21:28]
◆リオン > (あんなにたくさんの像を見るのは初めてだった。知らないモノを知ると言うことはとても嬉しいらしく。)(隣に座れと言われれば素直に隣に座るだろう。)きょうみ……?(少し考えてから、…ある…。と小さく答えるだろう。言葉を考えるのに少し時間が掛かるらしく。)(笑顔で頭を撫でられれば少し緊張が解けてきた様子で。つがれたグラスには なんだろう、と見つめてみて。)ディーバ…さん…お手伝い…。(先ほどのメイドさんを思い出しながら。実を言うとこの奴隷、女の方が少々苦手であったがなんとなく先ほどの方は大丈夫だったようで。)(メイドなのに彼というところは気にはせず。) [Sun 25 Jul 2010 23:11:44]
◆シェル@自宅 > (庭にある神像は見る人が見ればなんでこんなに色々な国の物があるのだ、と驚くかもしれない位の集め方で…無名とはいえ腕利きの職人が作ったそれは夜になれば瞳が赤く光ったり、位置が変わっていたりという噂もあり… 近くに立つ奴隷の頭に手を当てて髪の毛を軽く梳いてやりながら 大きなソファ、自分の座っている隣に座るように伝え) リオン君はあの像に興味があるのかね?(中々見所があるね、と笑顔で言いながら軽く頭を撫でて 少し緊張してるらしい相手に弱い林檎の果実酒をグラスについで与えてやり)まずは君の仕事だね…先程、君の世話をしていたメイド…ディーバ君というのだが(屋敷に来て実際の世話をしてくれたメイドの名を言いつつ)彼の手伝いをするのが当面の君の仕事になるのだよ。(メイドなのに彼、という当たりに何か秘密があるようで…) [Sun 25 Jul 2010 22:51:30]
◆リオン > (あわあわと考えていて、貴方様に手招きをされればそちらにテクテクと歩いていくだろう。)…ぁ…。(貴方様の言われた言葉を頭の中で必死に考えて、分かる言葉をつなげて何とか意味を理解する。庭に、と言われれば視線を向けて。)…大きいお家…庭…大きい像たくさんある…。(像には不気味などとは思わず少し興味をひかれた。少し見た後、すぐまた視線を貴方様に戻すだろう。) [Sun 25 Jul 2010 22:39:31]
◆シェル@自宅 > (さてお風呂上りの奴隷が居間にやってくると笑顔を向けてこちら来るように手招きして)ふむ…綺麗になったようだね……どうかね?手狭だが割と良い家だろう?(特に庭は自信があるのだよ、と…見たこともない異国の神(邪神?)の像がずらりと10体以上立ち並ぶ不気味な庭園を指さしながら笑っていて… 屋敷の広さは…標準的な平民の家など比べ物にならないのだが、貴族からするとかなり狭い分類に入るらしく) [Sun 25 Jul 2010 22:28:27]
◆リオン > (ギルドから出て翌日である今日この時。奴隷の少年は色々と驚きなどでぼーっとしていて。)……。(大きな家に驚き、お風呂に入れられと色々した後、呼ばれて今に至ると。。)(どこだろ…。分からないことだらけの様子で貴方様の話されることを待つだろう。) [Sun 25 Jul 2010 22:23:41]
お知らせ > リオンさんが入室されました。 『……。( はぅ…。。)』 [Sun 25 Jul 2010 22:11:10]
◆シェル@自宅 > (その辺りの住宅と比べれば庭も館も本当に慎ましい程度の大きさの白い豪邸の一室でこの屋敷の主である少年はどことなくご機嫌な様子で) ふふ……これで幾らか家事の負担が出来れば…(先日、購入した奴隷、とりあえず身体を洗わせたり身支度を整えさせたりしてようやくまともに仕事のことなどを話す状態になったようで… 庭が一望できる居間のソファに座って少しは落ち着こうと) [Sun 25 Jul 2010 22:07:17]
お知らせ > シェル@自宅さんが入室されました。 『高級な住宅が立ち並ぶ地区の』 [Sun 25 Jul 2010 22:03:26]
お知らせ > キヨ@自宅さんが帰りました。 『( … ふわり、 体を撫でた風は涼しく、やさしかった )』 [Sat 24 Jul 2010 13:44:07]
◆キヨ@自宅 > ( からり、からりと 障子を開け―――― ) …、 ( 雨戸から漏れる光に びく、と怯えるも ) … ( ぐっと唇を引き結んで、引っ込めかけた手を、伸ばす――― ) [Sat 24 Jul 2010 13:42:53]
◆キヨ@自宅 > ( きちんと防御すれば大丈夫だと理解はしているものの ) … ( やはりこわい ) ( わたしは、おひさまというものをみたことがない。 ) … ( 襟の合わせをしかりと直し )( 白い小袖に手を引っ込めて、指先まで覆い隠し ) … ( 帽子のかわり、白い布をそっと頭に被る様は角隠しのよう――― ) ( この有様では、鬼と呼ばれるも仕方が無いとほのかな自嘲。 けれど暗い家の中で今着替えるのも無意味だ。採光してから汗を拭いに風呂で水でも浴びて、着替えることにしよう――― ) [Sat 24 Jul 2010 13:38:59]
◆キヨ@自宅 > ( わたしはアルビノにしては目が良いほうだ ) ―――― ( それでもやはり光は苦手、いくら目が良いほうであっても眩しさは視界を妨げる――この透明な瞳は、兄者たちのような普通の人たちより眩しさを強く感じてしまうから、 ) … ( それに、 肌も ) ( 紫外線等という認識はまだこの世界にはない、 ――― だからおそれるべきは太陽そのもの。 ) [Sat 24 Jul 2010 13:27:31]
◆キヨ@自宅 > ( 戸を、開けなければならない―― ) … ( で、なくば ) ( また家族にいらぬ心配をかけるハメになる、 ) [Sat 24 Jul 2010 13:20:45]
◆キヨ@自宅 > ( 開けねば、目覚めた今が何刻かもわからない――― ) … ( わからないから、怖い )( 雨だったらいいのに、残念ながら雨音は耳に届かない ) … ( 曇天ならと願うけれど、晴天下それは叶わぬ想い ) ――――― … ( ゆらり、 ) ( 妖か何かかという緩慢さで、とりあえず立ち上がろうと ) [Sat 24 Jul 2010 13:19:46]
◆キヨ@自宅 > ( 父者はいない、 母者も兄者も、皆外に出ている――― 家の中にはわたしひとりきり、 ) … ( だから ) ( 開けようかどうか、悩む時間がやけに長い。 ) ―――― ( 悩むといっても、どうしようかと思うではなく ) ( ――― あけたくないな ぁ ) … ( そう、 思う所為。 ) [Sat 24 Jul 2010 13:14:43]
◆キヨ@自宅 > ( 夏に適した朱鷺ノ都の、家の造りは全てを開け放せば涼しい風通りを得ることができるのだろうけれど、 ) … ( 顔の輪郭をなぞるように、つぅっと汗が首を過ぎ胸元まで落ちゆく ) ―――― … ( あつい、と零す思考は朧 )( ―― 第三者が見れば、それは棚上にくったりと並べられたウサギのぬいぐるみと然程変わらぬ有様だろう ) [Sat 24 Jul 2010 13:10:42]
◆キヨ@自宅 > ( 炎天下―― 外の焼け付くような明るさと対照的に、その部屋の中はとても暗かった ) … ( 部屋だけではない、家の中全てが )( 雨戸を閉ざされ、障子戸を閉ざされ、襖を閉ざされ、或いは窓を閉ざされ、カーテンを閉ざされ――― ) ――――― ( 夏日の真昼に不似合いな、闇に満ちた其の中で ただ茫洋と座り込む ) [Sat 24 Jul 2010 13:02:38]
お知らせ > キヨ@自宅さんが来ました。 『 ――――― … 』 [Sat 24 Jul 2010 12:52:45]
お知らせ > 霧生黒子さんが帰りました。 [Thu 22 Jul 2010 00:57:37]
◆霧生黒子 > おお、よろしゅうな。 (片手で、ひらり、と軽く振ろう。微笑む彼女に対して、元気いっぱいな返事で買えそう。屋敷に必要な人数が足りていない事実を、今は知る由も無いが後に知るとなると悲鳴を上げるかも知れない。ヴェイトス大学で必要なものだけ、荷解きを済んでから、後は幾つかの似たような制服をハンガーに掛けよう。そして何から何まで揃えられた高級品に囲まれては、眠りに付こうともドキドキな夜を過ごす事になった。屋敷内での正装はもちろん、スーツの方を提供されるだろうと淡いな期待を抱えながら、眠りに付こう。) [Thu 22 Jul 2010 00:57:34]
お知らせ > ディム@自宅さんが退室されました。 [Thu 22 Jul 2010 00:53:07]
◆ディム@自宅 > うん。これから宜しくね。(微笑み。そう微笑んで貴方が部屋へと向かうならば自分も自室に戻ってゆっくりと眠りに付こうとするだろう。元々は部屋数どおり1人のシェフと2人のメイドと執事で成り立つこの屋敷それを1人でと言うのが先ず無理な話であるのだが、その事実も苦労や労力も少女は何一つ知らないのだ。だから、)おやすみなさい。(その言葉と笑顔を残して自室へと姿を消す。) [Thu 22 Jul 2010 00:53:03]
◆霧生黒子 > (彼女の視線に釣られ、蝋燭を見遣った。なるほど、これで時間の目安を覚えた方が後が便利そうだ。) ほな。 (頷けば、彼女の幸せな姿を堪能しよう。まさか自分より幼い女の子を仕える事になるとは、予想すらし得なかったが現状が現状で不満は何も無かった。) (次々と案内される部屋の位置を覚えて行けば、自分が暮らす場所になる使用人の部屋が見付かる。後に言い付けられる内容を聞き洩らさないように、頷いて行こう。)(……シャンデリアや料理場。)(一晩で終えるには骨が折れるが、一つずつ集中していくべきだろう。取り敢えず、寝てから計画と手順を考えよう。) …っと、了解や。 また質問があったら、宜しく頼むさかいな。 (にこっと軽く敬礼のポーズを取り、自分の荷物を部屋へと運んで行くだろう。) [Thu 22 Jul 2010 00:45:45]
◆ディム@自宅 > そうね。もうそろそろ寝るようにしないと……(幾分か短くなった蝋燭に視線を向けて)じゃぁ、コレ食べてから。(そう満足そうに手にした瓶を見つめる姿は本当に子供のようだろう。ゆっくりと味わいながらも瓶が空になれば2階の階段を上がって左の部屋が自分の部屋である事、部屋は、この部屋の向かいの扉の先が使用人の部屋になっている事、他の部屋の説明などを済ませてから。エントランスに在るシャンデリアや壊滅的とも言える調理場、その他にもいろいろな所の掃除をして欲しいという旨を伝えよう。勿論、この部屋にあるしかの頭部を含めたそれらもだ。) [Thu 22 Jul 2010 00:37:04]
◆霧生黒子 > (うんうん、と満面の笑顔で頷こう。幾つか会話を交える内に、どれほどの時間が経ったのか知る由もない。) そうやなぁー。 っと、明日が早いんやし、この辺でお開きしよっか? (最後に主の部屋の場所と、黒子の部屋は何処なのか、問おうとするだろう。荷解きしてから、幾つかやることがあるし、主からまだまだ積もる話もあるだろう。後は主の手が空いた時に、お願いすれば大丈夫だろうか。) 食べ終わってからでもええよ。 食べ終わるまで待っとるさかいな。 (と、ご機嫌のままディムの顔を凝視しよう。) [Thu 22 Jul 2010 00:26:32]
◆ディム@自宅 > そうするわ。(気が向いた時、とは言っても現時点で完全なる甘党である。気が向く時はあるのだろうか?なんていう疑問も浮くが、きっと摘み食いされてなくなった抹茶に「食べようとしたらなかった」なんて言いつつ内心はきっと安堵している事だろう。今現在はバニラに夢中になっている様子で、香るラベンダーには此処に見当たらない。この邸にもそれらしきものは無く貴方の香りだと気付くだろう。勿論、普通の人間だと思っている訳だから香水か何かだと思うわけだが、) [Thu 22 Jul 2010 00:19:57]
◆霧生黒子 > うーん、こればかりはなぁ…。 (言葉で説明するのは難しい。後頭部を掻けば、小さく唸り出したもの、下品だと気付けば直ぐに止めよう。未だに納得しない様子を、黒子は微笑ましくしながら見守っていた。) ええんよ。 無理に食うんやなくて、気分が向いた時でええから。 (勝手に食べ尽くしちゃったらごめんなぁー、なんて笑い声を飛ばした。抹茶愛好家は抹茶を盗み食いする癖がある。わざわざ自分の悪い面を曝そうとは思わなかった。) おっ (鼻を燻る香りに、益々ご機嫌になっていた。これ以上は食べようとせず、後は主を好きに食べさせようと。ほんの少しだけ意識すれば、9種類の中に見当たらないラベンダーの香りが微々たるものある。) [Thu 22 Jul 2010 00:11:39]
◆ディム@自宅 > 元気な時は苦い物……。(何故わざわざ苦い物を好んで口にするのか。それはコーヒーを飲む人にも聞きたいところだ。苦い物は身体が毒だと感じて居るからその警告とも聞いた事があるだけにやはり眉根が寄る。けれど、苦いものも口に出来なければいけないと聞けば納得していないような表情浮かべながらも、)努力はしてみるわ。(と答えて、それでも今は苦いのは避けたいという気持ちが働くのか自然とバニラへと手が伸びる。)頂きます……。(そうどこか緊張した様子で瓶を手にしてスプーンを刺して、掬えばどこかムースのような全く違う感触にまた驚かされる。驚きが収まらないうちに口に含めばいっぱいにバニラの甘い香りが広がる。) [Thu 22 Jul 2010 00:04:20]
◆霧生黒子 > そら、そうや。 けどな、疲れた時は甘いもん、元気な時は苦いもんって食べ分けるとええかもなぁ…。 (彼女へ指し出した抹茶アイスを平らげるのを、眺めていた。感想を聞けば、感心したように頷いて行った。そして自分も抹茶アイスをちょこと味わおう。) けどな、抹茶は甘いもんも苦いもんもある。 どちらも楽しめるって事は、色んな見方や受け止め方が出来るんやで。 そうやなぁー、苦いもんもイケる口やったら立派なレディーや! (びしッと人差し指を立てた。) 他のもんはあるんやけど、ウチの一押しはやっぱ抹茶やね♪ (無理せへんでええよ。と彼女の好きな物を差し出そう。色んな種類があり、一晩で平らげるのは骨が折れるかもしれないか。) [Wed 21 Jul 2010 23:50:40]
◆ディム@自宅 > うん……。(どこかワクワクとドキドキが織り交ぜられたような様子で頷き。間違った知識はきっと誰かが正すまでは間違えたままなのだろう。)じゃぁ、お互い様ね。(相手の笑みに釣られて笑って、)マッチャ?(苦くて甘いお茶との説明にこの緑色がお茶なのかと思わず凝視してしまい。)え?(「食べてみ?」その言葉と共に差し出された抹茶と言うものに戸惑うように視線さ迷わせながら恐る恐るといった様子で唇を開いて、抹茶アイスを口に含む。甘いような苦いような味が口の中に広がって、美味しいような何とも言えない様な不思議な味。)苦いのがずっと残るのね……。(そう口の中に残る苦味に僅かに眉が寄る。) [Wed 21 Jul 2010 23:41:37]
◆霧生黒子 > うん、ほな。 時間がある時に、一通り揃えとくわ。 (色んな種類を食べさせて、好き嫌いを覚えた方が良いだろう。主の言葉だけでは、すべてを把握する方が難しい。実際の様子から、探ったり考えたりする必要を考えた方が良いかもしれない。自分の知らないとこで、朱鷺之都に対する間違った知恵が、今、目の前の娘がそうだとは知る時がいつか来るだろうか。) ほな、言うの遅かったのはウチやん。 お互いさまや。 (人差し指で軽く振りまわしながらウィンクをしてみせた。にかっと笑顔を浮かべつつ。) あっ、抹茶な。 朱鷺之都の御茶の素材でな、素材の葉っぱから作ったもんや。 んーとな、甘いのと苦いのを混ぜた渋い味さかいな。 (ほな、食べてみ? と手元のスプーンで、抹茶アイスを削り取ろう。それをディムの口へ持って行き「あーん」と無駄に甲高い声で促そうと。) [Wed 21 Jul 2010 23:28:13]
◆ディム@自宅 > せんべい?まんじゅう?(東洋文化は知っていても食文化の細部までは知らなくて、聞きなれない言葉に首を傾げる。東洋の食文化は米と大豆が大好きで米や大豆を食べる為に色々なものに加工をするのだとは聞いた事がある。あとは甘い豆を潰したものが好きだとか、人の家に泊まると夜に半殺しにするか皆殺しにするかという物騒な相談をするのだとか、魚と野菜しか食べないだとか、色々と間違えた情報が多い。)ううん。始めから両方持ってきてたら良かったんだもん。(言いながら全ての準備を終えればソファに座って、瓶を眺める。)ねぇ、この緑のは何?(そう不思議そうになんともいえない緑色をした物を指差して、) [Wed 21 Jul 2010 23:19:36]
◆霧生黒子 > 最初は煎餅や饅頭を考えたんやけど…、東洋のものを舌に馴染んでからの方がええかな、ってなぁ。 (あくまでも個人の見解であって、後は彼女の舌に合うか様子見しかない。それ次第では合う和菓子が遠慮なく差し出せるのだから。硬いから柔らかいまで、色んな和菓子があるから気難しいともいえる。) あっ、前以て言うとくんやった! おおーっ、こういうとこで食べるのは風流があるもんやなぁ…♪ (色々と慣れない環境だけれど、新鮮が過ぎて神秘ですら感じた。益々と頬を緩んで、笑顔を浮かべてしまう。) [Wed 21 Jul 2010 23:04:59]
◆ディム@自宅 > (過程の違いといっても全ては親の物、そして行く末は兄の物になる物だ。今の暮らしはよくともこれから先がどうなるかは解らない。)ううん、大丈夫。(そう答えて、先ずは相手の了承を取ってから箱を開けようか。そこに並ぶ和と洋の融合したモダンと言って相違ないように見えるデザート。その形状を見やればフォークではなくスプーンの方がいいと判断して、調理場からスプーンを持ち出してくる。勿論これも新しく揃えたものだ。そして戻ってくれば二人分のグラスにレモネードを注いでいこう。) [Wed 21 Jul 2010 22:58:11]
◆霧生黒子 > (港町の午後、との商品名が記載されており、船の錨の模様が静かに印象を強くしていた。新たな挑戦、未知を探す旅へ、ありがまま受け入れる、などの想いを込められたものだと職人から聞いている。)(赤い箱の中身は、9種類の豪華なスイーツが綺麗に鎮座している。一級品のメロン、マンゴー、ラ・フランス、抹茶、キャラメル、フランポワーズ、プリン、バニラ、ショコラがモチーフにしたデザートである。キンキンと冷えた瓶に納められており、ふわふわッとしたジェラートタイプでアイスのようで、プリンのような味わいを楽しめるものであった。) [Wed 21 Jul 2010 22:46:33]
◆霧生黒子 > (周囲の装飾や家具を見れば見るほど、自分の家庭とは掛け離れ過ぎている実感が湧いた。人生の勝者はこんな感じなんだろうなぁ…、なんて内心で呟くばかり。) おっ、おおきにぃー! ほな、手伝いに行けなくてごめんなぁ…。 (両手で合掌するように、頭を軽く下げていた。そして上げれば、並べられる食器を見遣った。自分の荷物はソファの横に置きつつ、紙袋はテーブルの上に置こう。真っ赤な紙箱で、上質な素材であしらっている。) [Wed 21 Jul 2010 22:46:23]
◆ディム@自宅 > (一応は侯爵家に当たる家系だ。父のお陰でそれなりの財力も得たそんな家系。貴族の誇りと成金の我侭の詰まった家庭の育ち。扉を潜った先に在る調理場では食器棚に収まっている銀の食器やカトラリーとは別の白い食器と新たに買ったと思われる銀色のフォーク。そしてグラスと良く冷えたレモネードをのせたトレイを持って部屋に戻る。正直、今の調理場は使える状態ではない。かつては輝いていたはずの食器も、カトラリーも、今手にしているトレイも今となってはその輝きは失われて中には既に錆ている物もあったりする。)お待たせ(そうソファセットに向かえばテーブルに食器を並べて、)お父様の話では、家はまだまだなんだ。って……(さう、先程の相手の声に答える) [Wed 21 Jul 2010 22:38:01]
◆霧生黒子 > ちょっ… ( 本邸に比べたらまだ普通な方 )(瞬きした直後、絶句せざえるを得なかった。想像していたよりも、遥かに上回っていた事実に言葉を無くした。) ほ、ほな… (片言でしか喋れず、何時ものの調子で喋れるようになるまで時間が掛かった。暫く時間を置けば、話しかけようと思ったが、また別の扉へと姿を晦ましてしまった。) あ…っ 扉多過ぎや…! どんだけボンボンなんねん?! (周囲を見渡るもの、殆ど動けない状態にあった。手元の和菓子は朱鷺之都から来航した職人のお手製ものである。西洋国の文化を学び、東洋と西洋の長所を噛み合うように、試行錯誤して出来上がったのが手元にあるそれであった。) [Wed 21 Jul 2010 22:22:02]
◆ディム@自宅 > ふふ。(貴方の上機嫌な声に此方まで期限が上向いていて、驚きの声を上げる相手には首をかしげて)でも、本邸に比べたらまだ普通な方だと思うけど……(そう改めて部屋の中を見回す。触れてはいけないといっても、此処のメイドになるならば確実に触らなければならない事になるのだが。)和菓子?本当!ありがとう(そう貴方に満面とも言える笑みを向けて、)じゃぁ、お皿と何か飲み物持ってくるから待ってて(そう先程入ってきた方とは別の扉を潜って行き。) [Wed 21 Jul 2010 22:11:50]
◆霧生黒子 > 奇遇やなぁー♪ (彼女も好きな色だと告白を受ければ、ご機嫌が一杯になり高らかな声色になった。片手で荷物を背中に背負うように、もう片方はお土産の入った紙袋を握り締めていた。) 扉に入って、左側…っと。 (小言で呟き、確認をしつつ周囲を見遣った。吹き抜けた天井に、構えるシャンデリアに圧倒されそうになる。) 何やこれっ!? めっさ、高級品で品がありすぎる色やろ…!! (芸術や美学に疎い黒子でも、本能やら感覚やら触れてはいけないと察した。触れてはいけない=高そうなもの、的な式が出来あがっていた。) お、おおぅ…っ! って、和菓子あんねんけど、ディムちゃんに食べて欲しいわな。 (と。手元の紙袋を、彼女の視線の高さに合わせるように、持ち上げてみた。) [Wed 21 Jul 2010 22:01:35]
◆ディム@自宅 > (好みの色だという貴方の言葉に微笑み。)私も、黒は好き。(そう答えて、休憩の出来るような部屋……となると、)こっち。(そう左に進んでそこにある扉を開いて中に入っていく。月明かりだけが差し込む暗い室内に灯りを点せば部屋の中の様子が少しはわかり易くなるだろう。深紅と焦茶で構成された室内。それぞれが貴族の邸にあるに相応しい品質である事は触れてみれば解るだろうか?)ここが、談話室。 [Wed 21 Jul 2010 21:51:28]
◆霧生黒子 > (品のある娘やなぁ、なんて瞬きしながら関心をしていた。彼女に招かれるがまま、笑顔で頷けば敷地内へ踏み込もう。) ウチの好みな色やなぁ〜。 (何気なく、気分が高揚していた。黒子にとっては未知の世界であり、冒険者なら未開地に踏み込む感覚で興奮を抱いていた。) あっ、そうや〜… んと。 気ぃ抜いたりする、休憩みたいな部屋あるんかな? (笑顔で振り返るディムに対して、黒子は嬉々とした表情で肩を小さくした。) [Wed 21 Jul 2010 21:42:57]
◆ディム@自宅 > こんばんわ。(そう改めて挨拶と共に軽くスカートを持ち上げて見せる。門の錠を外して、)入って、(そう相手を敷地内に招き入れる。そのまま自分は開け放っていた玄関に向かって進み。黒い扉の向うに覗く黒い空間へと入っていく。先ず何処から案内するべきかと辺りを見回して、)キリュウは何処から見たい?(そう笑みを浮かべたまま振り返る。) [Wed 21 Jul 2010 21:35:25]
◆霧生黒子 > (正直に言えば、貴族や成金の人達と絡むのは初体験に近い。価値観や考え自体が異なるかも知れないが、雇われ身なら主に従えば問題は無いだろう、と密かに。) おっ! (遠い位置から足音が聞こえ、段々と近くなる足音に感づいた。そして扉が開けば、ディムの姿が見えた。) ほな。 こんばんや〜。 (にこっと無邪気な笑顔を浮かべつつ、片手で軽く振ろう。) [Wed 21 Jul 2010 21:26:48]
◆ディム@自宅 > (家の中にはコレといって明確な時計はない。その為時折窓から外の様子を覗いて、)あ。(暗い色の鉄柵の向うに先日見た姿を見つければ自室を出て急いで階段を駆け下りる。そして、玄関の少し重い扉を開いて、)いらっしゃい。(そう微笑んで見せようか。) [Wed 21 Jul 2010 21:21:38]
◆霧生黒子 > (前日はディムを自宅まで送る為に、共にしただけで内部まで踏み入れていない。今回ので二度目の訪問になり、感嘆の声を漏らす他に無かった。) 何度、見ても慣れるもんやないわぁ〜…。 (着替えを詰め込んだリュックサックやトランクケースを傍らに置いていた。和菓子の入った紙袋の取っ手を両手で握り締めつつ、何度も鉄柵や扉を凝視ばかりする不審者であった。白い制服にミニスカート姿の少女の姿が、門の手前にウロついていた。) [Wed 21 Jul 2010 21:16:12]
お知らせ > ディム@自宅さんが入室されました。 [Wed 21 Jul 2010 21:15:16]
お知らせ > ディム@自宅さんが入室されました。 [Wed 21 Jul 2010 21:15:16]
お知らせ > 霧生黒子さんが来ました。 『( ディム邸の門の前――。 )』 [Wed 21 Jul 2010 21:06:02]
お知らせ > オルガ@自宅さんが帰りました。 『ただし翌朝寝坊して、カジノで早くから開かれるマフィアの会合に遅刻することになるのだった。』 [Mon 19 Jul 2010 02:12:49]
◆オルガ@自宅 > ( ――全て吐き出し終えてから、暫しの余韻を経て漸く我に返る。ああ、やってしまったと私は自分の額に手を置いた。焦らそうと想ってからまだ一週間程度しか経っていないのに、我ながら堪え性が無い。自分の性欲の強さは自覚しているが…。 ――でも、嬉しそうにするエスメラルダを見ていると、まあ一度ぐらいは良いかと思ってしまうのだ。また次回我慢すればいいのだ。 ) ………。 ( ベッドに移動するのも面倒だ。床の上で寝るわけには行かないから起き上がって移動しなくちゃならないんだけど―― と、思っているうちに瞼が重くなってきた。少しだけ、少しだけ休んだら移動しよう。そう思っているうちに、オルガは眠りに落ちてしまうのであった。…まあ、暑い季節だしこうして抱き合っているのだから風邪を引くことはないだろう――。 ) [Mon 19 Jul 2010 02:12:40]
お知らせ > エスメラルダさんが帰りました。 『( また焦らし始めたのなら、三日後辺りからまた奴隷はそわそわし始めて。 )』 [Mon 19 Jul 2010 02:08:29]
◆エスメラルダ > ( だから―――次からはこのようなおねだりをしないようにしなくては。……自慰も出来る限り控えて……というか……見つからないようにしなければ………―――― ) [Mon 19 Jul 2010 02:07:44]
◆エスメラルダ > すごい、すごいぃ! ふぁ、 めの おくが、ちかちかして、 ―――― はい、します、しますからオルガ様のいっぱい中にくださいぃ♪ ( 普段はともあれ行為中は完全に乱れ切ってしまうようになってしまったのは、それだけ主人へのセックスに数を重ねてそれに体も心も溺れてきたという証である。――― 一週間ぶりに受けるオルガ様の激しい突き上げ。その激しさに目隠しの奥の視界が激しく明滅していくような錯覚を覚えた。無理矢理にこじ開けられるようなその扱いに私はより一層締め付けを強くしてそのピストン運動を激しくする。 ) はい、エスメラルダ、がんばります、だからだからぁ―――♪ ( 普段ならばその言葉尻に込められた意味を察せれるぐらいに聡明ではある。しかし行為に夢中になっている今はただただその肉棒の感触にばかり意識が言ってしまっている。大した乱れぶりである。 ) ああ、ああああ!イク!いっちゃう、オルガ様に出されて、エスメラルダイッちゃいますう♪♪♪ ( びゅるるる! ) ふぁ……あ……・…! ( 何度も何度も繰り返される射精される感触。それを少しも逃すまいと精液を絞り取るようにきゅうきゅうと締め付けていく。 ) ああ、イッチャウ、また……エスメラルダ……イクのぉ………♪ ( その御無沙汰であった感覚を繰り返されれば何度も何度も絶頂に達してしまう。それこそ蕩け切った顔で奴隷は主人の精液を自らの胎で余すことなく受け入れようとする。 ) ふぁぁぁ……あふれ…ちゃう…………オルガ様にいただいたせーえき……そとに…でちゃうの……… ( 小さな胎いっぱいに注がれた精液によってお腹がぽっこりと膨らんでいる。受け入れきれなかったその精を切なげに見つめながら、奴隷は快感の余韻で体を震えさせてまた一度イッた―――― ) ――――………ありがとうございます……オルガ様……… エスメラルダは …… エスメラルダは、 これからも、ずっとずっと、がんばりつづけます………… ( 予想外であったお褒めの言葉に天にも昇るような気持ちになる。――――またこれで暫く焦らしの日々が続くのだろうが、それでもエスメラルダは捨てられるのではと不安に思う事は少なくなるだろう。切なくなりもする。体が熱くなる事もある。けれど私の体は御主人様の自由になさるもの。このような慈悲を頂けただけでも、私は地に頭を擦り付けて感謝しなくてはいけない ) [Mon 19 Jul 2010 02:06:15]
◆オルガ@自宅 > ふ、ふふふっ 最初に来た時はもう少し恥じらいというものがあったのに――… すっかり私とのセックスに夢中になってしまったようだな。 い、いいよ…っお前の中に沢山注いであげる――だから、ほらぁっ もっと腰を振りなさいっ♪ ( このまま我慢していたのでは、良いようにされるだけだ。なら、私も枷を外してしまおう。両手でしっかりとエスメラルダの腰を掴むと、子宮の入り口をこじ開けるかのように激しく突き上げ始める。 ) それはお前次第だよ、エスメラルダ。私の傍に居たいのなら―― 私に捨てられたくないのなら――…っ もっともっと、私を夢中にさせてご覧なさい! ( セックスの快楽に溺れ、つい口にしてしまうのは本音だ。その体に飽きた訳ではない、というのを言葉尻に篭めてしまう。 …離すものか。大金を積まれたって離しはしない。お前は私の性奴隷なのだから。 ) あ、あぁぁっ ひ、ぃッ♪ ほぉら、いくよエスメラルダ…!一週間ぶりの、私の精液を…っ た、沢山お前の中に出しちゃうんだから! あ……あああああ……ッ!!! ( びゅるるるッ、と精を激しくはじけさせる。それも一度では終わらず、何度も子宮の口にぴたりとつけた肉棒の先端から子宮の中に直接注ぎ込む。 ) うああぁっ ああっ あ…… す、凄 …ぃ…… し、搾り取られる…みたい…。 ( やがて全てを吐き出し終えると、肉棒がずるりと抜け落ちる。私は余韻に表情を蕩けさせ、ゆっくりと両手を伸ばすとエスメラルダの細い身体を抱きしめようとする。 ) …すごく良かったよ…エスメラルダ…。 ( 焦らさなくてはという思いもどこぞに言ってしまい、素直な感想を口にしてしまうのであった。 ) [Mon 19 Jul 2010 01:44:19]
◆エスメラルダ > ( 蔑まされる事に興奮を覚え始めているなどという事実には目を背けるだろう。――――しかし言葉も視線も逸らせても、その体ばかりは嘘を吐く事は決して出来ない。 ) すごっ、ふかっ……あ、あぁぁぁ! はい! なかに…… エスメラルダの中に、 どうかオルガ様の精液びゅるびゅると注ぎ込んで欲しいのでございます! ♪ ( あぁぁ!と唇が離れてしまえば切なげな声をあげて。久方振りにこうして乱れて箍が外れてきているのか、普段ならば口にしないような卑猥な調子の台詞もつい滑らせてしまう。 ) はい、はい! ………ですが、ですが、オルガ様が…必要無ければ…もう、強請りません。ですがどうか、傍に居る事ばかりはお許しを……出なければ、エスメラルダは、不安に胸が押し潰されてしまいます……! ( 性奴として犯されている間は必要とされているという安心があるが、その役目が不要だと思われれば自分はいつか捨てられるのではないかと時に不安になる。――――抱かなくなったのが気紛れの戯れだとは知らなければ、今日のこれを慰めに日々を過ごすが、傍に置いて下さる事は約束して下さらないかと懇願する。――――不要になった物は処理するのが常識である。しかし、そこをどうにか―――― ) あと、どうか後少し…… ほんのすこしだけ、おつきあいください! オルガ様のおちんぽが奥までとどいちゃってぇ♪や、あ、もう、もうエスメラルダ止まれなくてぇ♪ ( 犬のように舌を出しながら再び限界が近付いてきている。貪るように主の肉棒を咥えた狭い膣は激しく動き、向こうからも突き上げられてしまえばエスメラルダの小さな体躯はそのまま絶頂へと導かれていく―――― ) はい、ください! なかに、なかにオルガ様の熱いのくださいぃぃぃ♪ [Mon 19 Jul 2010 01:24:35]
◆オルガ@自宅 > ( 今までにも叱られる、詰られることを怖れ怯えるような様子を見せることはあるが、その中でも彼女は時折こうして色を増し悦びを見せる。身体は余計にその傾向が強い。それはこの娘が、そういう嗜好が好みであるからに他ならない。 ) そう、だ。エスメラルダ… ぁぁっ 。い、一番奥まで届いてる、ぞっ。ずんっ、って突き上げて…♪私の子種が欲しいって、お前の中が強請っているよ…っ♪ 全く、仕方の無い娘だお前は…! ( キス、というには余りにいやらしい。嬲るようなキス。私の舌を絡め、音を立てて吸い付く。は、と口を離す時には銀糸が引いてしまって。 ) ふふふふっ、そうか… お前は、私に犯されていないと駄目か…っ。不安で仕方が無いのか! ( その言葉に思わず欲望の赴くまま犯したくなるが、駄目だ、まだ一週間だぞ。我慢しなくては、我慢を――…。 ) く、 うぅ…っ う、 んんっ あああ…ッ ( 私はその時、焦りを感じる。その時のエスメラルダは余りに淫らで、あまりに激しくて。私のほうが飲まれそうになっていたのだ。我慢しなくてはという姿勢のせいで、よけいにそうなってしまう。彼女の中は肉棒の括れの部分にまでぴたりと吸い付き離れない。そんな状態のまま激しく動かれては、射精感を堪えるのに必死になってしまい、余裕が無くなる。 ) あ……ッ ( 後ろ手に自分の体重を支えていた腕が崩れ、そのまま後ろに背中を倒してしまう。 ) や…っ♪ あ、 あぁっ ま、待って―― え、エスメラルダ…! ( びくん、とまた腰を強く突き上げてしまう。抱く気は無い、自慰をさせる、という積もりだったのに。これでは――まるで私の方が犯されているみたいだ。 ) …… あ、 ぁっ こ、腰が…勝手に、動――…っ ( がくん、がくんと、不規則にエスメラルダを突き上げ始める。それと共に射精感がこみ上げ――。 ) ……も、もぉ… で、出る…っ!エスメラルダぁっ、出る!出るよ…っ♪ [Mon 19 Jul 2010 01:04:33]
◆エスメラルダ > だめなのです ……… エスメラルダは … オルガ様の手の中になければ ………もう……………! ( 御主人様の期待の全てに答えたい。ただオルガ様が思うがままに動きたい。そして願わくば――――オルガ様とずっとこうしていつまでも体を重ね合いたい。それが奴隷のただ一つの望み。 ) [Mon 19 Jul 2010 00:53:27]
◆エスメラルダ > ( 傍から見れば滑稽な程に動揺してしまっている。本来ならばその眼を除き、奴隷としては品性、性格共に優秀な部類である。その能力も奴隷程度の物と考えれば決して悪いというものではない。――――しかし今のエスメラルダにそのような影は見えず、ただ初歩的な失敗に怒られる事を怯える新参の奴隷の姿のようだ。 ) ………その通りでございます。 すべては……エスメラルダが、至らなく、ただ淫らな奴隷であるせいで……ございます……… ( ――――そうして詰られる度に体は切ない程に疼いていく。………私は本当にただの変態であると自覚せざるを得ない。こうしてご主人様にお叱りを頂きながらも、その蔑むような言葉に体を興奮させてしまっているだなんて―――― ) ありがとうございます……ありがとうございます……… ( もう飽きたであろう抱く価値も無い私に与えて下さる慈悲にただただ感謝の言葉を口にせざるを得ない。――――そして私はオルガ様の上で激しく自ら腰を動かしていく。 ) おく、 おくまでとどいて ―――― ♪ やぁん 、 あ、すごっ、 うぁ、 ぁぁあ ♪ しきゅうまで、 とどいて、きてて ♪ あ、あぁぁぁああ♪♪ ( 待ち侘びていたその太さと長さにあられもない乱れっぷりをオルガの腰の上で見せ付ける。自分から激しく腰を浮かして沈めてを繰り返し、膣の中が擦れる感触と子宮の入り口を叩かれる感触に奴隷は感極まった快楽に満ちた声を挙げていく。 ) ………もうしわけ、ございません…! 寂しく…せつなく……、オルガ様にこのように手を煩わせてしまうなど………―――― ( そうして重ね合わされる唇。オルガ様の舌を差し込まれれば、私は久方ぶりのその感触に体をただ淫靡な悦びに染め上げていく。そうして捻じ込まれる舌をご主人様の唾液を吸い取るように絡め合わせて吸いつけていく。 ) ちゅぱ …… ふわぁ …… ちゅ ………… ん ……… ぁぁ ん ♪ [Mon 19 Jul 2010 00:51:16]
◆オルガ@自宅 > ( こういう言葉遣いのちょっとしたミスも、恐らくは本人が心を乱れさせてしまっているから起きているのだろう。私はといえば、必死に謝るその仕草を見てまた笑っているのだ。 ) そう、そうだろう。私には一切の責任はない。全ては単に、お前がどこまでもいやらしい奴隷だったから――だ。 ( エスメラルダの返答に満足げに頷く。そうして悪いのはエスメラルダだとすることで、この娘を犯してしまいそうな自分への言い訳としているのだ。悪いのは、いやらしいエスメラルダだと。 ) ( そしてそんな風に考えている主人だから、飼っている奴隷がどれだけ浅ましくなろうと気にも留めない。こうして詰っているのも、口だけだ。オルガ・バイルシュタインはそういうのが好きで好きで溜まらないのだ。だが、そうだと教えてしまうとエスメラルダの振舞い方に演技が交じる恐れがある。だから口にしないのだ。 ) ――全く、早く終わらせるんだぞ。 ( エスメラルダが私の身体を跨ぐとき、私もまた思わず喉を鳴らした。まるで今から襲われるかのようで。そうして肉孔が宛がわれ、ずぶずぶと飲み込まれていく際に走る痺れのような快感。思わず腰をぐぐ、と突き上げてしまう。動かすつもりは無かったのに。すぐに一番奥の子宮の入り口までたどり着き、こつんとそこを突き上げた。 ) く……ッ ん、 んん…っ♪ ( 彼女の中で張り詰め、私は思わず声を漏らす。しゅる、と胸のネクタイを外すと、ブラウスの前を肌蹴させ、胸を露にした。 ) は、はは…っ 凄い乱れようだな、エスメラルダ。そんなに寂しかったのか? ( エスメラルダの肌に唇を舌を這わせ、口の端から垂れる唾液を舐め取ると、舌先を口の中に捩じ込んだ。ああ、キスをするのも久しぶりだ。 ) [Mon 19 Jul 2010 00:31:31]
◆エスメラルダ > た、た、た、大変失礼いたしました!! ( 文字通りに蒼白になる。今日の私は本当にどうかしてしまっている。主人の部屋で、主人の持ち物で自慰に耽り始めただけでなくなんという自らの分もわきまえぬ言葉遣い。………人としてどころか、奴隷としてすらこのようなのは価値がない。 ) ――――――! い、いえ。決してそのような…そのような事はございません……!……た、ただ………―――― これは、 ただ……エスメラルダが ………… どうしようもなく ………… 恥……知らず…… で、あるという……だけでありますれば………… 全て、全てエスメラルダの責にございまする。 ( そのようなこと。主人の責であるはずがない。ただ私が淫らであるからなだけであり。………なんという事であろう。主人にこのような言葉を吐かせるとは。軽蔑、蔑まれているに違いない。 ) ………… 返す言葉も ……… 何一つ …… ありません次第で … ございます……… ( 奴隷らしい奴隷であるべき。日頃からそうするべきだと行動しているのに、それを自らで破ってしまうというのはなんたる恥か。オルガ様の仰る通り、このような奴隷を他人に見られては主であるオルガ様の器量さえ疑われかねない。 ) ……………ありがとう …… ございます。 その御慈悲……どうか、どうかどうか少しの間だけでも……お許しくださいオルガ様。 ( どくんとそそり立つ肉棒に私は唾を飲んでうっとりとしたように頬を染めながら、その主の慈悲にただただ感謝するばかりである。 )( オルガ様の体を使ってもよい――――その望外の言葉を言われてしまえば私はもう遠慮も自制も効かなくなってしまった。その肉棒に跨るようにして腰を落とし、深く深く咥え込んで体の中にそれを埋めていく。 ) ふわっ、あ、あ、あ、あ、ああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! ( 未成熟な少女の狭い膣には大きいその肉棒。しかしそれを咥え込んだ時の少女は恍惚とした表情で口の端から涎を垂らしながら肉の悦びに塗れた声を挙げている。 ) [Mon 19 Jul 2010 00:11:15]
◆オルガ@自宅 > ( そう、目隠しをしていてくれて良かった。何故なら、内から湧き上がる喜びを抑えるのは難しいから。 ) だって? ( まるで追い詰めるように相手の言葉遣い一つを突く。捩じ込んだ指の刺激にエスメラルダは容易く潮を吹いて、私の手を汚す。私はそれを見てぺろりと唇を舐めた。何てはしたない肉孔だろう。ここに肉棒を捩じ込んだら、さぞかし気持ちいいんだろう。 ) ……ほほう?それは何か、つまり…私がお前の相手をしなかったからだと。私のせいだというのだね、エスメラルダ。 ( 身体を震えさせながら謝罪する彼女に冷たくそう言い放つ。だが、私の内心ではもう熱い衝動がこみ上げてきていた。 ) ( ああ…!ああ、可愛いよ、可愛いよエスメラルダ。お前はどうしてそんなにいじらしいんだ!ただの売女ではこんな仕草を見せる者は居ない。 こうならないように淫売窟に通っているのに、もう我慢出来なくなりそうだった。だが、まだ一週間だぞ。本当はもっともっと焦らして、この娘がどんな反応をするのか楽しみたいのに。ここで滅茶苦茶に犯すか?我慢するのは身体に悪い。――考えてみれば、エスメラルダは一週間我慢したのだ。そのご褒美をあげても良いのではないか?そうだ、譲歩だ。譲歩という形を取ろう。私が犯すのではなく、あくまで自慰を行わせるのだ。 ) 全く、何て恥さらしなのだお前は。これから先、カジノにお前を連れて行くのが不安になるぞ。そんな粗相をされたのでは、私の面目が丸つぶれだ。 ( そう言って詰る声に、興奮が入り混じる。吐息も荒くなってしまう。自然と笑顔が毀れる。 ――私はベルトを外し、衣服を下ろすと、痛い程にそそり立つ肉棒を取り出した。そして床に腰を下ろす。 ) お前なんぞ、抱いてやる気も起きない。主人の身体を使い、浅ましく自分の欲求だけを満たすがいい。 ( さあおいで、エスメラルダ。久しぶりに愛でてあげる。 ) [Sun 18 Jul 2010 23:47:15]
◆エスメラルダ > ( オルガ様がどのように私を見ているかという視線が恐ろしい―――怒っていらっしゃるのだろうか。それとも呆れているのか。いずれにせよその表情を見る事が出来ないと言う事実に安堵し、そして何も分からない事がまた同時に怖かった。 ) ……だ、だって……―――― いえ、その。 …………………っ……… ( 奴隷らしからぬ言葉遣いで言い訳を口にしようとして、それを直に訂正しようとして――――けれどその理由を口にする事は恐ろしくて、あまりに不敬であって。言葉を詰まらせてしまう。 )( ―――鼻をくすぐるのはオルガ様の匂いでも私の匂いでもない。名も顔も知らぬ誰かの香水の香り。――――有り得ない。どれだけ欠陥商品なのだろうか。独占欲?嫉妬心?どれであろうとも、それは奴隷が持つには分不相応過ぎる感情である事は間違いない。 ) ひぅ!? あ、あああああああ!!! ( 恐ろしくて頭を垂れるしか出来ない所で、オルガ様は詰問しながら私の秘所の中で乱暴にその指を動かした。既に限界間近であった私はたったそれだけでいとも容易く潮を吹いてしまう。 ) ………夜伽の仕事を外されて……切なさの……あまりに……こらえ…堪え切れずに………このような、無礼な事をして……しまい……まし…………た………… ( もうしわけ、ございません。 )( どうかお許しをなどとは言えなかった。このような浅ましく恥ずかしい行いをして許しを乞うなどと。ただ申し訳御座いませんと体を震えさせながら頭を垂れるばかりしかできない。 ) [Sun 18 Jul 2010 23:36:38]
◆オルガ@自宅 > ( どうやら、片付けの途中だったようだ。私がだらしなく脱ぎ捨てた衣類がまだ残っている。その下着を片付けようとして、その匂いを嗅いで――してしまったというわけか。 ) ( 突然声を掛けられたエスメラルダは驚きに声をあげ、必死に謝りながら目隠しをつけようとしている。だが、余程慌ててしまっているのか中々上手く行かない。私は腕を組んだまま、にやにやと口元を歪ませて彼女が目隠しを終えるのを気長に待った。 ) 今までこんなことをするお前じゃあなかったのに。一体どうしたというんだ? どうしてこんなことをする? ( ああ、私はなんて意地悪なんだろう!解かりきったことを尋ねるのだから。だが、私は彼女の口からそれを言わせたかった。 ひれ伏し床に頭をつけて謝るエスメラルダに近づく。他の女の香水の匂いを振りまきながら。――多分、あと少しで達する直前で止めたのだろう。両の太腿を擦り合わせている。私は彼女の背後に腰を下ろし、どろどろに濡れた女の部分に後ろから乱暴に指を滑りこませると、肉孔の中で指を強く曲げた。 ) ここも、こんなにして。さあ、答えなさいエスメラルダ。 [Sun 18 Jul 2010 23:14:04]
◆エスメラルダ > ( 部屋の片づけは途中であり、欲情を鎮める為に握り締め使用している主の下着も含めて、部屋の中は主が外に出かけたままの時に、変わらずに少しばかしの散らかりを見せている。 ) うっ 、 あ、 あ、 ぁぁ ! だめ……なの……本当は…こんなの……―――― けど、 えす … めらるだは ……… ――――― ( ――――足りない。物足りない。小さな指で激しく秘所を弄るけれども、その物足りなさに体を震えさせる。こんな、ちいさくて、ほそいのじゃなく、もっと―――― ) ――――――ヒッ!!!? ( 股の間から愛液を溢れさせて絶頂が近付いてきた時、その背中から唐突に誰かの声が掛けられる。―――いや、誰かなんて―――。一人に決まってる。 ) あ、あ……あ………! も、も、申し訳御座いません!申し訳御座いませんオルガ様!! ( ―――目隠しを外してしまっている。慌てふためき自慰を止めると、震える手付きで懐から目隠しを取り出してそれで視界を覆い隠そうとして――――けれど上手くいかない。何千回とやり慣れた、ただ目の前に布を巻くと言う行為のだけの筈なのに、私は何度も何度も失敗を繰り返して時間を掛けてしまった。その度に繰り言のようにもうしわけございませんと口にする。 ) ……………たい……大変…な行いで…ござい…ます………… ――――……いい……え……… ( やっと目隠しを終えると、自慰の為にあちこちをはだけさせた服装のまま地面に擦り付けるように頭を下げた。――――心臓を鷲掴みにされているように凍えて震えている。 )( けれど ) ……………… ( けれどなんてあさましい。 )( 絶頂の直前で行為を止められてしまい、火照り疼き続ける体は土下座しながらも股の間を切なげに擦り合わせている。どれほど淫らなのであろう。……これから即座に打ち捨てられ放りだされてもおかしくないというのに、そんな些細な体の動き一つも止められない。 ) [Sun 18 Jul 2010 23:02:50]
◆オルガ@自宅 > ( 私の名前を呼ぶ声が聞こえる。それも、切なげで激しい声だ。私はそっと部屋の中を覗き込むのだ。するとそこには、私が期待した通りの光景が待っていた。私がこうして帰ってきていることには気付いても居ないのだろう。家中に響き渡るようなあられもない声で、エスメラルダは激しく乱れていた。――しかも、私の下着で、だ。すんと鼻を鳴らせば、彼女の淫らな匂いが鼻をつくかのようだった。 ) ( ――この私を想って耽る、という様子に出くわすのは、これが始めてかもしれない。しかもこんなに激しく。娼婦を抱く事で鎮めた筈の性欲が再び強くなり、私は自身がそそり立つのを感じていた。ああ、だが、どうしてくれようか。この淫乱な奴隷を。 ) ――お楽しみだね、エスメラルダ。 ( 壁に背を預け、両腕を組んで。私は笑いながらそう声を掛けた。 ) 私の下着で自慰に耽るなんて、お前はなんていやらしいんだ。そんなことが許されると思っているのかい? [Sun 18 Jul 2010 22:41:24]
◆エスメラルダ > ( ――――寂しかった。主に触れられる事のない体が、主の匂いを嗅ぎとれないこの鼻が。日を重ねるごとにその思いは強まり、もうその体の火照りを抑え込む事などこの奴隷には出来なかった。切なげに腕で胸を擦り合わせようとしながら、残された主の下着の汗の匂いに発情したように乱暴な手付きで己の秘所を深く抉るように動かしていく。 ) だ……め…!あぁ……ああオルガ様……けれど……エスメラルダは……… ( ――――何という蛮行なのだろうか。夜伽の仕事を任せられなくなったとはいえ、主の下着に手を付けてそしてその残り香で自慰に浸るだなんて。……どれほど気持ち悪い奴隷か。そんな激しい嫌悪の気持があるというのに、その指は止まらずによりその動きと部屋の中で挙げる声は大きくなっていく。 ) ああ、あああ! オルガ様、オルガさまぁぁ!! もうしわけありません! こんな、このような、あ、あぁぁ!! ( ―――外に馬車が止まり主が既に家の中に入ってきている事などまるで気付かない。それこそ家の中にまで響き渡る勢いの大きなあられもない声をあげて奴隷の自慰は続けられる。 ) [Sun 18 Jul 2010 22:32:38]
◆オルガ@自宅 > ( 馬の嘶き共に蹄の音が家の前で止まる。この家の主が帰ってきたのだ。そう、今日も淫売窟に通い、女を抱いて来た。そのまま宿に停まっても良かったのだが、明日早くからカジノで仕事があったので、家に帰ることにしたのだ。 ――最近はそうやって女を買い、一晩戻らないことが多い。帰ってきたかと思えば今日みたいに毎日違う香水の香りを振りまくのだ。 ) ………。 ( 私は玄関の前に立ち、扉に手を掛けようとして―― ふと思い立ち、そっと鍵を開けるとなるべく音を忍ばせながらドアを開いた。家の中に向かって声もかけず、静かに部屋の中へ。どうしてそんな事をするのか?私には一つの予感があったのだ。何故なら、あの娘を抱かなくなってから今日でもう一週間程になる。 ) [Sun 18 Jul 2010 22:24:31]
◆エスメラルダ > ( …………服を脱ぎ散らかされておられる。オルガ様はこういった所が大雑把なお方だ。だからそういった事に使わなくなったとしても、奴隷である私を無碍に扱わないのだろう。ただそれだけのことである。 ) ……………… ( そっとその乱雑に捨てられた下着を手に取った。この時期の暑さのせいか、それは持ち主の汗を吸い取り微かな湿り気を帯びていた。 ) ………オルガ…様…… ( すん ) ( ――――自らの顔をその下着で覆っていた。朝からその場に放置されていたそれは強い臭いを鼻孔に漂わせる。――――オルガ様の臭いである。強い性の香りのある、そして久しく感じとれなかったその臭い。 ) ………………オルガ様……オルガ様………! ( その匂いに興奮を抱いた。愛しい主の名前を呼び、私はそれに顔を埋めながら既に湿り気を帯びている秘所を自分の指で激しく弄り始める。 ) [Sun 18 Jul 2010 22:16:13]
お知らせ > オルガ@自宅さんが来ました。 『 家の外で停まる馬車の気配。 』 [Sun 18 Jul 2010 22:15:03]
◆エスメラルダ > ( 不満など無い。決して無い。ある筈が無い。有り得ない。 )( 毎夜毎夜続けられた夜伽を唐突に止められた理由は聞いていない。訊ねるのが怖かったと言い変えても問題はない。何処かで何か粗相をしてしまったのかとも思ったが、夜の相手をしなくなった以外は、それまでの生活とまるで代わりが無い。 )( ………飽きてしまわれたのだろう。やはり拙い私では物足りなくなってしまったのだ。仕方のない事。毎日毎日あれだけ肌を重ねれば、貧相な私の体を弄ぶよりもその道のプロに頼んだ方が遥かにより良い時間を過ごせるであろう。オルガ様は正しい。間違っておられない。 ) [Sun 18 Jul 2010 22:05:41]
◆エスメラルダ > ( 一週間―――いやそれともう少し程の時間が経っただろうか。今宵はオルガ様は先に私をお帰しになられて、本人はもう少しばかし外に用事が残っているようである。 )( ………今宵も淫売窟………に、通われているのだろうか。オルガ様は。 ) [Sun 18 Jul 2010 21:53:32]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『( 部屋の片づけをする )』 [Sun 18 Jul 2010 21:49:52]
お知らせ > メアリアン@自宅さんが帰りました。 『( ―― 後に残るは 静かな寝息。 )』 [Thu 15 Jul 2010 00:24:48]
◆メアリアン@自宅 > ( 部屋に戻る気も すッかり失せて、 ) ( 明かりが煌々と灯るリビングの ソファの上で、 ) ( ―― うつら、 うつら、 ) …… 、 ( ああ、今度 に逢いに行こう、 ) ( とも、一緒に遊びたいな、 ) ( そンな 普通の何処にでもいる 女の子の様な 思考で、 ) ( くるくると 気持ち悪く巡る思考は 徐々に、 落ちて、 ) [Thu 15 Jul 2010 00:24:07]
◆メアリアン@自宅 > ( 灯りの灯ッた筈のリビングが、 ) ( なんだか 暗く、冷たく 感じられて、 ) ―――――― 、 ( 逃避する様に、ソファに顔を埋める。 ) ( 今が シアワセな筈。シアワセで無いはずは無い。 シアワセになる為に 頑張ッたもの、 ) …、 ( あとは、 ) ( 私の邪魔をする奴等が みんな、みんな消えてくれれば良いのに、 ) ( なンて、 ) ( どこか、他人任せな思考で。 ) … きもち わるい、 ( 頭も、お腹の中も、視界も ぐるぐる 回る様 。 ) [Thu 15 Jul 2010 00:14:21]
◆メアリアン@自宅 > ――― 。 ( お兄ちゃンが 消えてから、もう1年。 ) ( 私の傍に居なくなッてから、もう ――― ) ……。 ( 時間が過ぎていくのは早い。 時の流れは残酷で、けれど優しくて、 ) …… ふ、 ふ 。 ( もう お兄ちゃンの顔も よく思い出せない程。 ) ( あンなに見てたのに。 もう 笑ッた顔が思い出せない。最後に笑ッてくれたのは 何年前?もう2年以上も 前? ) だい じょう ぶ、 ( 言い聞かせる様に、 ) わたしは シアワセに なるの、 ( 胸に両手を当てて 何度も、 ) シアワセに …、 ( 何度も、 ) だから、 邪魔をしないで。 ( 呟く 。 ) [Thu 15 Jul 2010 00:03:25]
◆メアリアン@自宅 > ( うつらうつらとしていた意識は、 ―― 身体が傾き、ソファに崩れ落ちたところで 覚醒した。 ) ――― あ …、 ( 暗いままの リビング。 ――昼間にお姉ちゃンのお部屋以外を全部掃除して、そのまま 眠ッてしまッていた様。 ) ( ぼンやりとした視界が 多少闇になれてくれば、 身を起こし リビングに灯りを燈しにゆく。 ) … 変な、 ゆ め 、 ( ひとつずつ灯りを燈し、全て 付け終われば 溜息交じりに音を零した。 ) [Wed 14 Jul 2010 23:51:25]
お知らせ > メアリアン@自宅さんが入室されました。 『( ―― こて ン、 )』 [Wed 14 Jul 2010 23:47:03]
お知らせ > キヨ@自宅さんが帰りました。 『( 何を作って持っていこうか。 … 思考を無理矢理楽しい方へ、追いやる )』 [Mon 12 Jul 2010 22:52:06]
◆キヨ@自宅 > ( ああ、でも、 ) …、 ( ――――い、なぁ、 ) ( 苛立ちに、手鏡の柄を無意味に指が這う――― ) ――――… ( とろり、心中で今宵の空と同じ色が鎌首を擡げた ) ( 自分が理不尽な目に合うことより、 大切な友人が、大切なひとたちが、傷つけられることの方が何倍もイヤだ。 ) ―――― ( わたしが伏せっていた間、何かあったらどうしよう? ) … ( 焦燥感。 兄者のお許しが出たら、手土産持って様子見に行こう、 ) [Mon 12 Jul 2010 22:50:36]
◆キヨ@自宅 > ( ―――あの雨の日のインバイクツでのことだって、彼女もわたしも 記憶の奥底に追いやってしまうくらい、ショックだったのに、 ) …、 ( 自分の家であんな騒ぎがあって、ますます家に閉じこもりがちになってしまった友人を、想う――― ) ( み、ちッ ) …あ、 ( 軋む音。 手鏡を強く握り締めすぎていたことに気がついて、はっとして力を緩める ) [Mon 12 Jul 2010 22:40:23]
◆キヨ@自宅 > ( これッくらいならお化粧して誤魔化せばなんとか――、 ) …肌弱いからキライなンだけどなー、 ( 化粧とか。 天花粉でもうッかり、荒れたりするし――、 ) … ( でも、心配されるのは ぜッてェやだ ね! ) ……… ( むむむむむ、と頭を悩ませつつ、 ) …とりあえず メアちゃん誘って、公演観に行きたい なー… ( 思考が脱線した、というよりは逃避した ) [Mon 12 Jul 2010 22:35:40]
◆キヨ@自宅 > ( 嗚呼、レェナさんの初日公演観に行きたかったのに―――、 ) 兄者の ばぁかー… ( 風邪が完全に治るまではしっかり休んでおけと厳命されてしまった。 まぁね、治りかけではしゃいでまた風邪ひいたら意味ないッてーのはわかりますよ。わかりますけれども! ) …。 ( 鏡の中にふくれッつら、まぁどーせ、こンな顔じゃぁ行けなかったでしょーけど、 ) [Mon 12 Jul 2010 22:26:36]
◆キヨ@自宅 > ( 月明かりの望めないかわり、灯りをつけて手鏡を覗く――― ) …、 ( 顔にふにっと指をくっつけて、右を向いたり左を向いたり。 ) ンー……、 ( もう包帯やガーゼは取れた。 まだうっすら、痕が残っているけれど―― ) …だいぶマシ かなー、 ( へっふり。 ) ( ふっとカレンダーを見れば、もう一週間以上経っている。 ) [Mon 12 Jul 2010 22:22:22]
◆キヨ@自宅 > ( 数日前に漬けた梅の香が、まだ残っているような気がして鼻を鳴らした ) ―――― ( 梅酒は結局、日本酒と焼酎でそれぞれ一本ずつつけることにした。 つけたその日は香りだけで酔いが回りそうだったけど、今夜となれば流石にもう酒気は薄い ) … むーん、 ( 見上げた晴天のまっくろくろすけ加減が、心地いいやら残念やら。 微妙なキモチ。 ) [Mon 12 Jul 2010 22:18:02]
お知らせ > キヨ@自宅さんが入室されました。 『( ―――すン、 )』 [Mon 12 Jul 2010 22:10:23]
お知らせ > フレッタさんが退室されました。 『残してくのは金のなる木か不和の種か――』 [Sun 11 Jul 2010 01:42:34]
お知らせ > リーザ@ロッド邸さんが帰りました。 『 出入りする不審な客と、空になる安くは無い酒瓶 』 [Sun 11 Jul 2010 01:40:17]
◆フレッタ > ――島の外まで出向いて”仕事”やってる って? なんだ、ぜんぜん働き者じゃないか、僕らより。(守備する場所=自警団の維持費を支払ってる場所、だとしたら、ちょっと強引な営業かけに行ってるのかもしれない。金の匂いはしなさそうな場所だけど、掻き集めりゃ少しは出るのか―― 思考の根本が金色に黒いからこういう発想しか出ない。) 居たら毎日ティー・パーティして暮らしてるよ僕も。 気楽なのは良いけどねー。(いざって時にツテに出来る長所と、自由の一部を手放す短所――とか。 そのイメージは大体正しいか。何かの間違いで良い親が居たとしても、今の素性を知ったら心筋梗塞か自殺だ。) 蓮通りの薬の売人て、案外上品だったんだね。 (ワイン片手に玩びつつ、くすくすと笑った。 確かに如何わしい小売屋そっくりだ。) ――おやおや。 こんな胡散臭い人をホイホイ泊まらせちゃうなんて、板についてきたんじゃない?(少々の酒が入って気分が良くなったのか、自虐気味ながらつっついてみたり。 店番はちょっと心許無いがこの天気では客足も遠退くだろうし、濡れ鼠はやっぱ辛い。 話して楽しい皮算用でもしながら、一息つくのも良いだろう。) [Sun 11 Jul 2010 01:35:19]
◆リーザ@ロッド邸 > たまにトチ狂ってスラム辺りまで入ってくる自警団って居るじゃない? ああいうの、ホントに仕事でやってんだかね。 ( 人目の少ない所でコソコソとなんかやってんじゃあないのかって。 だいたい連中にあんな所を守るメリットなんてあるのか? ) 一応、親戚付き合いなんて馴染みの無い事をきにしなきゃいけないわけよ、あたしは。 あんた家族とか居るの? いなさそうだけど。 ( いかにも身内がいなさそうな女、と勝手に失礼なイメージ。 グラスを傾けながら、そういやあコイツの素性も案外知れないもんだとふと思う。 ) そうね、そのつもりよ。 お茶の話題にね。 そういえば奥様ご存じ? なんて。 ( なんてェ胡散臭い切りだし文句だ。 暗黒街の人間だったら絶対に警戒する、が――――ここの連中は信じられないくらい無警戒だ。 あたしだったらこんな胡散臭い女が近所に越してきたら絶対に警戒する。 ) あんた今日もう泊ってきなさいよ。 雨酷いし、飲み明かすつもりでさァ。 いい羽毛使ってるわよ? うちのベッド。 [Sun 11 Jul 2010 01:18:55]
◆フレッタ > なるほど。 ――こんな街なら、余計いい匂いがするんじゃない?(そういうのばっかりいる場所 よりも、まぁまぁの組織の中で一点腐ってる方が見つけやすいのかな? とか。 腐りきった組織しか見た事無いから実際どうなのかは知らないけど。確かに味方に付けられたらこれ以上無い。) ・・・あれで結構ハードなオシゴトなんだ。体を悪くしてないといいね。(流石に現経営者となると手を出して云々もできないか。 ちょっと貪欲にも見えるリーザの物言いにぷち呆れつつ。) そうだね、騒がれない方がいい。 変なのが押しかける頻度が増えちゃったら困るし。(角を立てない、という面は一番気にするべき所だろう。 組み合わせのインパクトで忘れかけてたが、鉄仮面、で思い当たる悪い噂も、ある。 内容こそ小説じみて滑稽だが、あれでも血が流れた噂だ。) こんな風にさ、お茶会のついで 位が丁度いいんじゃないかな? 集る場所にも理由にも事欠かない。(振り返って窓から外を見渡せば、雨の向こうは垣根と大きな建物群。 密室塗れだ。 良い夢見ちゃった人が出ても、きっと安心。) [Sun 11 Jul 2010 01:08:04]
◆リーザ@ロッド邸 > 使えそうな自警団員を探しとくのもありかもしれないけどね? 腐ったのは居るもんよ。 何処にだって。 ( 金にだらしない奴、女にだらしない奴、権力側になりたかっただけの奴、後ろ暗い事がある奴、そういうヤツはちょっと喋ってみりゃあ臭うもんだ。 自警団が全員聖人君子だなんて絶対ないね。 ) お陰で気が楽になったわ。 今はメアリアンの叔母がそこを仕切ってるみたいだけど―――叔母様、御幾つかしらねぇ? ( 死んでくれないかしら。 顔も知らない遠方クリスティアの叔母の死を願う。 まぁ、今現在メアリアンに金を送ってる婆だ。 しばらく放っておいても良いか。 ) まずは2人、3人の上客を。 そのうち口コミでじわじわと、が角が立たないかしらね? 下手な喧伝するとかえって色んなところから眼を付けられそうだし。 ( 金持ちの権力者とか、自警団とか、マフィアとか。 とりあえずは小遣い稼ぎからじわじわ、だ。 ) [Sun 11 Jul 2010 00:50:24]
◆フレッタ > ご愁傷様――でも役立ち過ぎたら困るな僕も。 何枚握ったら目が悪くなるか判んないや。(暗黒街とかを仕切る連中にはルールというか暗黙の了解というかがあって、そういう意味じゃ加害者側も頼り易いんだが。 仕事中の飲酒になるけど気分もイイ。頂けるなら頂いちゃおうか。 ささくれもないテーブルを品定めするみたいにして―――) ううっそなにそれ。 意外と暗い所で財をなして、って多いのか―― なんだ、仲間いっぱいじゃない?(さり気無く近付いてその滑稽なお話を拝聴しよう。偶然が生んだ会話の流れにしては出来すぎだ。これ本人知ったら卒倒するんじゃなかろうか、なんて。) ・・・わお。 流石だね・・・! うちの営業に君みたいなのが欲しいくらいだ。(思わずオープンオファーだしちゃったよ。 目の付け所とそれを実現する行動力。それが彼女の仕事上の魅力と認識している。 金と時間は足りないくせに刺激に満ちた”あちら側”からなら、いくらでも人生のスパイスを持ち込んであげられるだろう。 最初は小さなことでいい。 少しずつ。 ちょっとだけ楽しんでもらって。) [Sun 11 Jul 2010 00:39:28]
◆リーザ@ロッド邸 > 行ったわよ。 被害届出しに。 顔見知りの自警団が居ないかひやひやしながらね。 あいつら本当ッに役立たないわ―――役に立ったら困るのか。 ( あたしもメアリアンも捕まっちまう。 こりゃあ傑作、と笑いながらキッチンから安酒――――1瓶5,000yen程度の安いワインとグラスを持ってくる。 カーペットも、テーブルも、ソファも、壁材もグラスもなにもかも自慢したいくらいだが、それやっちゃうとかえって安っぽく見えるから我慢我慢。 ) 案外そうかも? 調べてみたんだけど―――( 声をひそめる。部屋にいるかも、しれないし。 )―――メアリアンの父親…あたしの義父? は娼館のオーナー。 母親はそこの娼婦だったわ。 ( こんな所に居るもんだ、っていう。 兄がロクデナシで両親がそれで、娘だけは何も知らずにぬくぬく、と。 ) 幾つか顔つないでおいたわよ。 ただ暇を潰してたわけじゃなし――――金と自由は有り余ってるのに刺激が欲しい、退屈な若奥様達に。 ( 羽振りが良さそうで、世間知らずそうなのをとりあえず3、4人。 ) [Sun 11 Jul 2010 00:11:51]
◆フレッタ > このあたりじゃジケイダンって名前の病院が良い仕事してるって聞いたけどなぁ。 必要なら紹介状書くよ。(元はこっちの世界の女だし、贔屓にしてるのが居るかもだけれど――この生活になってからじゃ大っぴらには頼りつらいだろう。 細かい営業はかけとくものだ。) うへ、偏見ってのは信じて良いモノなんだね。 何時働いてるのかな。 夜のお仕事?(なんていう下品なジョークもこのあたりでは使い辛いに違いない。 頑張った作り笑いで相槌打ってる姿が目に浮かぶ。) うん、渡りに船かもしれない――”このあたり”には掛け辛かったんだよね、営業の類が。(店舗の事業拡大のために色々模索していたのだが――ホームの暗黒街はある程度開発が行き届いてるし、遊び場方面は新しいカジノとの調整で甘味が少ない。少しそれ系のモーションをみるとさっと食いつく手の速さは健在だ。 客間で軽く話すなら、持参したカステラの小箱を情報料の前払いにどうだろう。) [Sun 11 Jul 2010 00:01:50]
◆リーザ@ロッド邸 > 残念ながらそこまで親しい仲でもないのよね。 まぁ今度あの馬鹿どもが来たら今度こそ“腕のいい所”にお世話になるかも。 ( 仮面だか看護師だか肉塊だかわからなくしてくれるような。 オクスリに頼る事も無い程度には実は安定した暮らしをしている。 なにせ思った以上に「義妹」と上手い事やっているのだから。 首吊り邸で買ったドラッグはまだ部屋に置いてある、が。 ) 世間知らずのお嬢ちゃん達と御飯事みたいな毎日よ。 本当にここらの連中ときたら、昼間っから庭でテーブル囲んでお茶飲むのよ? スコーン焼いて。 ( その中に自分が混ざってる絵面がまた、違和感あり過ぎて鳥肌ものだ。 おやさしそうな胸毛の濃い旦那が出て来て妻ラブをアピールしてったり。 ) 訪問販売は――――あたしじゃなくて、ね。 その件で話がしたかったんだし。 ( と、胡散臭い女を当然の如く家に上げる。 なに、メアリアンだってバイクツの胡散臭い男を家に上げてるじゃあないか。 世間的に見ればまだあたしの方がマシだろうに。 ) [Sat 10 Jul 2010 23:47:26]
◆フレッタ > ・・・病院を紹介してみたらどうだろう。 幾つか知ってるよ?”腕のいい所”も。(扉が開くなり念のために顔色を伺ってみるが、ドラッグに手を出した気配はなさそうだ。一安心なのか、重篤な問題を気遣うべきなのか。 事後の経過確認も兼ねた訪問だったが、来て良かった/来るべきじゃなかった かもしれない。 どっちだ。わかんない。) こっちの遊びは早くも飽きた? 訪問販売屋でよければ、心のスキマをお埋めするけれど。(片手におみやげの袋揺らしつつ。 久々に出会ったその雰囲気も違ければ、玄関先から中身から下宿とは違う格調だ。 もう少し自然な柔らかさが身についたら、セレブっぽいと口に出したかもしれないね。) 嗚呼。 間違えないようにしないとね――お邪魔します。(半端に苗字と旧名が似てるもんだから。 改めてちょっと気を引き締めつつ、雨の脅威が無い邸内にお邪魔しようか。 聞き捨てならない話も聞いたし、経過とか知っとかなきゃだし。) [Sat 10 Jul 2010 23:35:04]
◆リーザ@ロッド邸 > 最近の仮面と看護師はひとんちの屋根に上って義理の妹を追い回してアジテーション合戦とかすんのよ。 ( なんだフレッタか、みたいな調子で扉を開けた。 エアリーにちょっと暗黒街に戻ったら声掛けておけって言っておいたんだ。 こっちで何か商売始めるのに一番手っ取り早く利害関係を作れそうな女。 あたしが此処に住み着く為の口実をでっち上げるのに片棒担いだ女だ。 どうせそういう裏を知っている人間なら、とことん旨い蜜を共有して、妙な裏切りを起こさせないようにしたほうがいい。 ) 丁度退屈過ぎてフテ寝しようかって思ってた所よ。 もう一日中こんなでうんざりだわ。 ( わざとらしく恭しい感じで肩を竦めてみせる。 着ているものからして暗黒街のロッティ・アレンビーと名乗って居た頃とは全く違う。 が、似合っているかどうかは別問題か。 ) ま、ようこそ、リーザ・ロッド邸へ? ( メアリアン・ロッド邸じゃあない。 ) [Sat 10 Jul 2010 23:22:12]
◆フレッタ > ・・・なにそれ。(鉄火面と看護婦お断り。 こういうブルジョワハウスには強盗や放浪看護婦が良く現れるのだろうか――放浪看護婦ってどんなだ。 あんまりな第一声に戸惑いながら口に出来た挨拶は、とりあえず正直な感想(なにそれ)だった。) 男子三日あわざれば、っていうけど・・・・随分奇抜な交友関係だね? 生憎どちらでもなくて、菓子折り持ったフレッタだよ。(お久しぶり? なんて扉越しの会話。正確なアポ入れとけば良かったね、とか考えつつ、内情をしらないフレッタの調子は軽薄そのものだ。) 唐突になっちゃったけど、今 大丈夫かな? [Sat 10 Jul 2010 23:11:02]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 酒でも飲んでさっさと寝てしまうか。 そんな事を考えてソファから立つ。 バイトもしてないし、こっちに来て暗黒街の交友関係をごっそりと切ったせいで、最近暇になるとごろごろしてしまって正直寝過ぎだ。 若い女がそんな、ババァみたいな生活してちゃいけないだろうって焦りも無いわけじゃあないのだが。 ) ―――――は? 誰? ( 誰かが扉をノックした気がする。 知り合った近所の誰か? それともキヨとか鶯とかディーフィールとか、はたまたアイゼンリッター? そりゃあお呼びでない客だ。 メアリアンかエアリーが鍵を無くしたとか―――エアリーなら裏口から平気な顔して入ってくるな。 あいつはあたしが仕込んだ裏口の細工を知っている。 ) 誰? 鉄仮面と看護師は間に合ってるわよ? [Sat 10 Jul 2010 23:01:02]
◆フレッタ > (下のほうのログにある「暗黒街なら兎も角」が示す通り、あの界隈に住んでる連中は瞳の中にエンが宿ってて、金になりそうなモノや他人が群がらない利益のためなら槍が降ってようが軒先で飛竜が火吹いてようが動くのだ。 この程度の天候なら、でかい傘のひとつで乗り切ってみせるだろう。流石に足元は少し濡れちゃうけど。) ・・・泣き虫が過ぎるね、今年の天使様は。(上品な街とは異端を許さぬ街。男モノのスーツを着慣れた感じで着こなしたフレッタ・ビーチェの格好は、見かけりゃ少々くらいは注意を引く代物かもしれない。 傘の逆手に小さな包み抱えてやってきた玄関先、小さくぼやきながらも、軽快にドアをノックする。) [Sat 10 Jul 2010 22:54:01]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『雨に負けないお客が一人。』 [Sat 10 Jul 2010 22:50:43]
◆リーザ@ロッド邸 > ( メアリアンはどうしてる? エアリーは? こんな時こそあの餓鬼どもでも居れば居ないよりはマシだろうに。 一家団欒ごっこでもする? 皆で料理作ってテーブル囲んでキャッキャウフフって。 ああ、無理。 あたしはそんな家族を知らないし、多分メアリアンも知らない。 エアリーなんてもっと知らなさそう。 だいたいあたしはあんなイカレた餓鬼どもを家族だなんてこれっぽっちも思って無いんだから。 どっちもいつ奇行に走って足を引っ張るか分からないような馬鹿な餓鬼どもだ。 いつでも切り捨てられるようにしておかないと。 ) [Sat 10 Jul 2010 22:48:57]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 昼間の内は家の中をうろうろして、仕方なく自炊して、あれこれと読まなきゃいけない本を読み進め―――ようとして、直ぐに飽きた。 気が乗らない時に読むもんじゃあない。 ただでさえこっちにすむまで本なんて殆ど読まなかったのに。 スラムと暗黒街の常識しか知らないあたしが今後こっちで成功するにはどうしてもあれこれと準備が必要なのだ。 金持ちの常識だとか、商売のノウハウだとか、居住区の都合だとか―――読むぞ、と思ってる時は案外すらすら読めるけど、「出かけたい」って思ってる時に開く本は絶望的につまらなくて苛々した。 ) [Sat 10 Jul 2010 22:41:52]
◆リーザ@ロッド邸 > ( 少しは雨音も静まった気はするが、相変わらず雨が降っている。 朝からずっとだ。 一日中家に閉じこもってるのは好きじゃあないし無理してでも何処かに出かけようかと思ったが、玄関を開けた瞬間あまりの轟音と司会の煙る豪雨に断念したのが数時間前―――こんな時間に少し小降りになったからって今更どうだっていうんだ。 暗黒街なら兎も角、ここら辺の連中は皆、お行儀よく閉じ籠って一家団欒でもしているだろうに。 ) ( 極数人だが、近所での顔繋ぎが出来た。 若くて、世間知らずで、退屈そうな、それでいてちょっと世間に理解のあるいい人みたいな顔してる連中に目を付けて。 余所から来た生まれの貧しい女を差別することなく受け入れるようなのはその辺くらいのものだ。 まずは、そこから。 とにかく今はこのホワイティア居住区に上手い事溶け込んで、当たり前の顔をして生活できるようになるのが目標。 しかものんびりだらだら先延ばししていい課題でもない。 早いうちに、定着する前に。 ) [Sat 10 Jul 2010 22:36:15]
お知らせ > リーザ@ロッド邸さんが来ました。 『 ホワイティア居住区、ロッド邸 』 [Sat 10 Jul 2010 22:28:32]
お知らせ > 妖精さんが退室されました。 『ぴぎゃー!!? ( 飲ませて貰った時の第一声。 )』 [Fri 9 Jul 2010 01:29:55]
お知らせ > ギミー@贈り物さんが帰りました。 『( オフィスに着くまで。 )』 [Fri 9 Jul 2010 01:25:45]
◆ギミー@贈り物 > じゃあ、ついて来て。 ( 先に立って歩き出す。 オフィスに帰ったら一番キツイのをご馳走してあげよう。 いや案外妖精の口には合ったりするのかもしれないし、善意善意。 お礼の気持ち。 ) …偉い人の、命令とかでも、ないのね。 ( 困った様子を横目に、不思議そうに頷いた。 お金の事も気になるけれど、それ以前にどうしてそんなお節介を焼くのか。 …いや、素敵な事だとは思うのだけど。 ) …私は、ちゃんと、言ってるわ。 ( 言いはするが 『一応言っておきますね』 という風にしか見えない言い方が多い。 …難しい子、という事で了解されていそうだけれど、同僚としてみると邪魔に思われてしまうこともあるかもしれない。 …これで改善されると良いのだが。 ) …ありがとう。 ( ふと、それじゃあ、お節介なあなたにも 『ありがとう』 と呟いて。 ―――後はしばらく、黙り込むことになる。 ) [Fri 9 Jul 2010 01:24:43]
◆妖精 > ( えー、だって私ってば可愛くない?とニコニコ笑顔で。天真爛漫さといい確かに愛嬌があったりする外見ではあるかもしれない。がんばるがんばらないとややこしー!とその心の内を聞けばボーンと頭が爆発するだろう。基本的に考え方が全部シンプルなのだ。難しい事なんて考えずにただ自分のしたいように生きている。今回の起こした騒ぎもただそれだけのこと。 ) う、うん。その、貰っておくね…… ( なんだろう。ものすごーく嫌な予感しかしないのだけれど。こう背筋がぞわぞわ!っとしてきたんだけれど、ま、まあくれるものなら飲んでみるわよ。だって栄養ドリンクでしょ!栄養ドリンクなんだよね!? ) あらら。まあ無理しない無理しない。 ( 無い袖はふれないという言葉に。からからと笑い声をあげる。まあ無理して渡すのも適度に頑張って渡すのもみーんなその人の勝手。私がするのはただちょこっとその背中を後押しするぐらいってだけのこと。 ) いや、見返りって言われてもなー。別に何かしてもらいたいから言ってるわけじゃなかったし。 ( ふーむ、とその言葉に少し困ったように。単純に手伝えるから手伝っているだけだ。それがたまたま高価なものであって、たまたま手に入り辛かったものだったというだけの話。――――もし一角獣の角が私にとって楽に手に入らないんなら、私だって無理して探して渡そうとは思いもしない。 ) いや。だってまどろっこしいじゃんみんなー。なんでありがとう、とかそういう嬉しい気持ちを言わない方が不思議じゃない?だからそれした方がいいよー、って教えて回ってるだけの事なんだけどなー。 ( そんでもって、教えて回ってやる気になったからにはどんな結果になったか気になるじゃない?と。 ) [Fri 9 Jul 2010 01:13:27]
◆ギミー@贈り物 > ( 気持ちのどこかでは、分かってる。 こういう話をするとき常識が足りないのは自分の方で、でもそう認めようとしてみても、上手く納得できないという。 とはいえ相手が妖精なら、ここにいるのは常識知らず2人かもしれない。 自分でラブリーとか、と微笑んでおこう。 …そう、がんばらない。 これは普通で、もっとがんばるのは無理だから、がんばれないと言う。 本人がそう判断するのだから間違いないけれど、でも何かに対して注ぐ力を数値化できるのならば、もうがんばっているのかもしれない。 …そうでなくても逃げ道要素は妖精の提案で潰れ、がんばるしかなくなった。 そのあと一押しがなければ、一念発起したのも無駄になってしまったかもしれない。 ) …ご馳走、してあげるわ。 ( ちょっと上等な栄養ドリンクだが、このお節介な妖精にもお礼しておこうか。 …ぶっちゃけ嫌がらせになりかねないが、信じられない様子の妖精にそれだけ言おう。 飲んでみて感じればいいわ。 ) …無い袖は、振れない、のよ。 ( ふんだくるも何もお金ない。 いやちょっとはあるけれど、それだって一角獣の角なんか買えないだろうし、将来1人でも子育てする覚悟でいると、貯金は大切だ。 ) …本当に、ただなの? 見返りは、いらない、の? ( 嬉しいけれど、ちょっと困る。 そんなお高い善意は受け取り難い。 生き死にかかって困っているわけでもないし、自分の霊薬作成技術を思えば、もっとリーズナブルな素材で練習を積み重ねるべきだ。 贅沢するために好意に甘えるというのはどうなのか。 そしてそもそも… ) …そういえば、あなた達に、何の、得があるの? ( お仕事なのだろうか、と首を傾げた。 妖精社会のことは分からない。 人間の尺度で測れるようなものではないと思っていても、不思議に思う。 ) [Fri 9 Jul 2010 00:48:12]
◆妖精 > 常識知らずのラブリー妖精ちゃんでごめんなさいなー。 ( あははー、と笑う。―――その気持ちを妖精はどこまで把握している事か。その心中を知っていて振る舞うか。それとも知らずに能天気を演じているか。 ) えー、がんばんないのー。 ( ぶーぶー、とその言葉にブーイングを浴びせる。―――素直になればいいのに。純粋であるからこそ妖精はそんな風に単純に物事を考える。 ) …………いや、意識保ってられない味って……まさか、そんなー冗談きっついなーもう! ……………冗談よね? ( なんか見つめてくる魔女っ子の目がマジなように思えて思わずオドオドと。 ) なーにー?ふんだくって欲しかった?ふふ。 ( ただかと言われれば茶化したかのようにそんな言葉を口にして。 ) お金なんて持っててもつかいどこないしー。都合良く手伝える事があるのならやってあげるわよ。ま、手を貸し過ぎるのはアレだから、その角をあげる事しか手伝ってあげないけどねー。 ( そんな相手の心の逡巡を気にも留めずに。妖精はサラッとあげると。まあ自分がやっちゃえとけしかけた事だ。かるーく手伝ってあげるぐらいの責任感程度は持っているようで。 ) [Fri 9 Jul 2010 00:31:34]
◆ギミー@贈り物 > …当たり前の、ことよ。 ( 理に叶っているから正しい。 了見の狭い子どもの意見。 …もしくは、大人になりきれないもう子どもではない者の意見か。 花を引っこ抜いてきて 「はいよ」 とプレゼント。 それで伝わる気持ちも、ちゃんと知っているはずなのに。 ―――起業三年になろうとしている傭兵団の中では先輩。 そんな意識も邪魔をしているのかもしれない。 子どもっぽい贈り物はしたくないと。 単純なようで、複雑か。 ) …が、がんばらないわ。 がんばらないわ。 そんなに、がんばるほど大切では、ないのよ。 ( 良くしてくれる気がする同僚という、それだけだ。 本当に大切だと言うのならもっともっと頑張らないといけない。 その匙加減が分からないから、大切とは言えない。 笑いかけられパタパタと首を振る。 空回り。 ) ―――味、よ。 効果は、あって、頭がすっきりするけど、意識を保っていられればの話。 …飲んでみたい? ( 泣くほどマズイ。 気を失うほどマズイ。 そういう美味しくないヤバさがある。 常習性なんかはないが。 百聞は一見にしかずと見つめた。 ) …ただなの? ( 喉から手が出るほど欲しがる人もいるんじゃないか。 それこそ単純にお金になるものだろうし… こんな話の流れで受け取るからには自分は換金できないけれど、ただで良いのかと首を傾げた。 …ちなみに材料が良くても、ただの栄養ドリンクになりかねない腕でもある。 ―――難しい条件を用意してハードルを上げたのは、がんばっているけど結局果たせない状況に落ち着いていようとしたのもあるのかもしれない。 …マンドラゴラだけならば、本当に自力調達も視野の中。 急に迫ってきた可能性に、やや動揺してしまう。 ) [Fri 9 Jul 2010 00:06:07]
◆妖精 > うーん?確かにまあね。だからやっぱり真剣に作るってのも大事なのかも。なんかやっぱ色々複雑なのねー人間。 ( 彼女の言葉にもまあ一理ある。けどそんなに肩肘張らない自由気ままに存在している妖精。気楽でさくっとでも、相手の気持ちが伝わっていればそれは嬉しくあるんじゃないかと考えてたりして。 ) ふふん。そんなこと言わずに頑張っちゃいなー!真面目ちびっ子。 ( 頑なな相手の様子に妖精はクスクスと笑いかけた。 ) ……?そっちのお薬はなんかヤバイ事でもあっちゃったりするの? ( ラティーシャXの作り方とか現物とかを見てないから聞ける事。それが何なのかを妖精が知れば、お気楽極楽な性格していようともうん、まずいわねと顔を青くして首を縦に振っていただろう。 ) まあタイミングの問題ね。わたしんちの所で、ちょうど最近シロさんがお亡くなりになったらしいから……―――この贈り物に使う、ってちゃんと約束してくれるのと、一本だけなら持ってきてあげれると思うわよ。 ( シロさん=老齢の一角獣。秘匿された場所に住む妖精であるだけに、そういった希少種との関わりを持っている事もある。――――けれどお高い物。欲に目が眩んで、それをプレゼントに使わずに売っぱらったりしたら怒っちゃうんだからね、と人差し指立ててその点はしっかりと注意しておく。 ) [Thu 8 Jul 2010 23:48:59]
◆ギミー@贈り物 > 気楽に、さくっとあげて、伝わる気持ちは… ( 気楽で、さくっとした気持ちだ。 それは感謝じゃないと首を振る。 …本当は、そうでもない、嬉しいものだと知っている節もあるのだけれど、贈り物初心者。 ―――しかし気張り過ぎと言われると、そうでもないと首を振る。 ) …そんなに、頑張って、ないわ。 でも… いい加減、なのでは、意味がないもの。 ( ぞんざいにして気持ちが伝わるものかと言う。 例によって幼い頑なさ。 ) …霊薬よ。 たぶん、魔力とか上がる。 ラティーシャX、は、不味いわ。 ( 『たぶん』 や 『とか』 がもう怪しいが。 ちなみに比べているのは、それだけってわけでもないけれど、ラングフォードP.W.M.Cで扱う霊薬の中で、ドーピング作用はトップクラスのおクスリ。 ) …一番、無理そう、なのよ? たぶん、とっても、高いわ。 ( 発見されることも稀な存在ではなかろうか。 と言っても、そんなものは人間感覚で妖精にとってどうなのかは分からない。 さらりと言われたことに、そんなに簡単で良いのかと目を白黒させる。 …でもお高いんでしょう? ) [Thu 8 Jul 2010 23:32:56]
◆妖精 > ふむ。まあ無理にすることはないさね。気張りすぎなのも相手に遠慮させちゃうのが贈り物の基本て感じらしいわよー? ( 非常識な存在の癖にして世間一般の常識を普通に語り始めた。まあやっぱそれはアウトでしょアウト。駄目。泥棒。絶対。 ) ふーん?なんか面白そうなの作ろうとしてる感じなのかな?……へえ、けど一角獣の角欲しいの?ひょっとしたら私の森にはあるかもしんないけど。探してきてあげよっか? ( イモリの黒焼きだのマンドラゴラだの一角獣の角だの怪しげな材料のフレーズを耳にして興味津津の様子。 ) [Thu 8 Jul 2010 23:16:14]
◆ギミー@贈り物 > …買うと、高いの、よ。 ( 月に一万やっと貯金するお給料では、たぶん苦しいのではないか。 畝やプランターの中にあれば考え直すけど、庭の隅に自生している風情なら持って行っても泥棒にはならないんじゃないかと言ってみる。 いやきっぱりと泥棒になるわけだけれど、言うだけなら自由。 ) そのまま、は、贈らないわ。 イモリの黒焼きは、良いのが、あるから… あとは、マンドラゴラと、一角獣の角があれば、良いお薬に、なるのよ。 ( どこのロリポップだとかはさておき。 ただお菓子を作るのでも芸がないし、ここは魔女らしく霊薬を作りたいと思っている。 …霊薬作成の技術はほとんどないのだけれど、それでもレシピ通りやれば一応形になるんじゃないかとか。 ) [Thu 8 Jul 2010 22:55:57]
◆妖精 > 何々、ひょっとして泥棒?それは良くないと思うんだー私。やっぱりそれなりに真心をこめてしっかり作ればみんなそこそこには喜んでくれてると思うのよね。そういう意味では盗んだ物で贈り物だなんて失礼になっちゃうからアウツよアウツ。 ( ぺらぺらぺら。 )( 立て板に水と勢いよく喋るちっちゃな妖精。その大きさは大体3、40cm程ぐらいしかないだろうか。けれどまあ振り返った魔女っ子が見せたのはくらーいうらめしやーな表情のように見えて結構ビビった。 ) だ、だいじょぶ?あんま上手くいってない感じ?いやーそんな思いつめないで気楽にサクッとあげちゃえばいいかなーとか私は思っちゃったりしなくもないんだけど…… ( なんだか気遣い始めた。 ) [Thu 8 Jul 2010 22:45:05]
◆ギミー@贈り物 > ( 特技を活かすと言うのなら話は簡単。 グロース・クレードルは魔女の箒を作ることができ、同僚達は皆魔女である。 匠というような技量はないし、並の素材を使って標準品質に仕上げられるだけ。 おまけに魔女達は新調せずとも、基本的にそれぞれが愛用の一本を持っているものだけれど、あって困るものでもないだろう。 神所であるトイレに奉納している物の中には、それなりに出来の良い物もある。 …しかし、つまりグロース・クレードルにとって箒とは、神所に奉納するような神聖な物。 頼まれればメンテナンスをするし、生業として作りもするけれど、跨ったり踏まれたりされると知っていてプレゼントする事はできない。 ―――というか、形の残るようなプレゼントはしたくない。 思いを伝える機会の助けになってくれたなら、後は消費されてなくなるべきだ。 …私が伝えようとするこの気持ちは、今後も変わらぬと宣言できるほど強いものではないのだから。 なんて、難しく考えてしまうから。 ) !? マンドラゴラ、とか、生えてないかしら… ( 生えていないだろうし、生えていたとしても持って行くのは畑泥棒ちっくな場所である。 ―――探しに来たわけではないのだけれど、グロース・クレードルは居住区で、人様の庭を覗き込んでいた。 仕事帰り、性趣向の不一致に悩むご夫婦に協力してきた帰りである。 突然声をかけられて、びくっと肩を跳ねさせてから、声のした方に顔を向けた。 …髪に隠れがちなどんよりした表情は、上手くいかないことに悩んでいるわけじゃない。 これが素である。 どよどよどよ。 ) [Thu 8 Jul 2010 22:39:23]
◆妖精 > 別にビビって逃げた訳じゃないのよ。えへ☆ ( ペコちゃんスマイルでさらっと逃げ出した事を誤魔化しつつ。まあけど焚き付けた立場な手前、どんな感じでプレゼントに関して進行しているのかっていうのは気になってきちゃうものなのよ。 )( 何作ってるのー?とちっちゃな妖精はパタパタと羽根で空を飛びながらちっこい魔女に近付いて訊ねてみようとする。 ) [Thu 8 Jul 2010 22:30:28]
お知らせ > 妖精さんが入室されました。 『調子はどうー?』 [Thu 8 Jul 2010 22:26:12]
◆ギミー@贈り物 > ( 妖精に勧められるという稀有な機会につい心動かされてしまったものの、何かの記念日というわけでもないし、期日が定められていないと苦手な事というのは遅々として進まなかった。 ギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳。 ラングフォード私設魔女傭兵団に籍を置く、小さくてもれっきとした魔女傭兵は、同僚に贈り物をしようとしている。 日頃の感謝の気持ちなんて大げさなものではなく、ただ一応、あなた達のこと嫌っているわけじゃないのよと表すために。 そんなものわざわざ確認するまでもないと思うのだけれど、そう思う反面改めて意識してみると、その程度のことも不安になってくるし。 そして少し前、仕事でミスをして猫に体を乗っ取られ、同僚達には少なからず迷惑をかけてしまったと思うから、単純にお詫びということでも良い。 ―――しかし、どうしたものか。 方向性は定めてあるのだけれど、望むようにはいかないものだ。 ) [Thu 8 Jul 2010 22:19:35]
お知らせ > ギミー@贈り物さんが来ました。 『( 【あなたに、思いを:2】 )』 [Thu 8 Jul 2010 22:10:15]
お知らせ > キヨ@自宅さんが帰りました。 『……服を着ろ露出狂』 ちょ、 まッ… 誤解 だ…!! ( 多大に! )』 [Wed 7 Jul 2010 20:22:42]
◆キヨ@自宅 > ( 部屋の扉が開いた ) ………… 。 ( 視線の先に兄者の姿 ) [Wed 7 Jul 2010 20:22:24]
◆キヨ@自宅 > ( ―― おふろにはいりたいな、 ) …、 ( もそ、 り ) ( 布団の上を白い手がゆるりと這い、緩慢な動作で体を起こす ) …、 ( 入れなくても体を拭くとか、とりあえず一度さっぱりしたい。 髪も洗いたいし、 ) …、 ( 寝汗にはりつく夜着が不快で、とりあえず今これだけでも着替えてしまおうかと、白い着物をしゅるりと紐解き――― ) [Wed 7 Jul 2010 20:19:08]
◆キヨ@自宅 > ( 兄者、氷砂糖とお酒、買ってきてくれたかなぁ? ) … ( お仕事の帰りにお願いします、ッて頼んだモノ。 それがないと梅酒が造れない、 ) ―――― … ( 不意にほのか、梅の香が漂った気がするけれど気のせいだろう。 おそらくそれは、わたしの呼び起こした記憶の欠片。 ) ( ―― すン、と鼻を鳴らして、息を吐いた。 七夕を楽しむどころか、今夜が七夕と気付く余裕さえ今のわたしにはない。 まだ下がりきらない熱のせいで、零す吐息たちはほンのり熱を内包す ) [Wed 7 Jul 2010 20:09:07]
◆キヨ@自宅 > ( 愛犬の鳴声と、ただいまと告げる父者(ててじゃ)の声が壁を何枚も隔てくぐもって届く―― …、 ) …、 ( あぁ、わたしのかわりにくまごろーのお散歩、行ってくれたのか。 ) … おかえり、 ( 届かぬ応じを布団の中でぽつり。 母者が廊下をぱたぱた早足に掛け寄って、父者を迎える声がする。 兄者はどうしてるンだろう、まだお仕事中かそれとも―――? ) …、 ( だいたい、今って何時ッくらいなんだろう。 額の布を手で掴めば、それはしっとりと体温に同化していた。 結構な時間が経っていそうだ、 ) [Wed 7 Jul 2010 20:01:24]
◆キヨ@自宅 > ( 思考は半ば夢に囚われたままで、現状把握に時間がかかる ) …、 ( ようやく理解すれば深く息をつき、体の力を抜いた。 ここは、大丈夫だ。 安心していてもへいきだ。 気を抜くのがゆるされるところだ――、 ) ( 体に纏わりつくような不快感を与えていた夜着が、不意に軽く感じられる。 それでも、汗でベタついたその感触は拭えないままだったけど、 ) … おふろはいりたいな、 ( ぽつり、 ) [Wed 7 Jul 2010 19:49:02]
◆キヨ@自宅 > ( ――― それは、思い出したくない記憶たちの再演。 ) ッ、 ( すこし考えればオカシイとわかることさえ、夢の中のわたしは気付かない。 ) ( 歪な夢は唐突に途切れて ) ――――― ッ、 ( 目に映る見慣れた室内に、違和感。 荒く息をついて、思わず周りを見回した ) [Wed 7 Jul 2010 19:40:04]
お知らせ > キヨ@自宅さんが入室されました。 『 ―――… ( 夢をみた、 )』 [Wed 7 Jul 2010 19:32:24]
お知らせ > キヨ@自宅さんが帰りました。 『( ぼンやり、 目を閉じていたら すぐに寝入ってしまった、 )』 [Mon 5 Jul 2010 23:55:07]
◆キヨ@自宅 > ( その青梅は、今はアク抜きに水にひたしてある。 ) …、 ( リコおねぇさまも自警団やめた後だったのは良かったのか悪かったのか、そーいや退院なさった後どうなったンだろう。お忙しそうで、お約束に誘うことができないままですけども。 おねぇさまの退院の日も、ちょうど―――、 …煌耀が帰ってこなくて、捜しに出ていたから退院祝いを看護士サンに預けて行くだけになってしまったし、 ) …… ( 庭から、控え目な愛犬の鳴声が聞こえる。 ) ( すぐ近くには、兄者がペェジを捲る静やかな音、 ) … ( それに、わたしはなんだか 妙に安心してしまって、 ) [Mon 5 Jul 2010 23:54:38]
◆キヨ@自宅 > ( あー…、 ) …。 ( サヤさんがヴェイトスにいないときでよかった。 とか、つい思ってしまう。 だってきっとバレたでしょうし、ごッついおこられたにちがいない。 ) ―――― 、 ( 戴いた梅の実は、結局漬けられそうな実は少なくなった。 ワリと繊細なので、雨の中路地に散らばった実は傷ついて傷んでしまって、残ったのは数えられるほど。 ) … ( あの数を梅干にするのはどうかと思うし、やっぱり作るなら梅酒だろうか。 細い瓶二本くらいにはなるかなぁ、とぼんやり考える。 ) [Mon 5 Jul 2010 23:46:11]
◆キヨ@自宅 > ( だいきらいなわたしの体は、雨に打たれたせいで案の定ご機嫌を損ね、風邪をひいた。 顔を覆う包帯やらガーゼやらで、しゃべりにくいッたらないし、咳のたびにアザになってるとこが痛むし、 ) … 煌耀には、風邪ひいたッていうだけでいいからね、 ( こンな間抜けなツラ、彼女にも誰にもみせられない。 幸いに、わたしの家を知っているヒトはそういないし――、最近顔を合わせた中で家を知ってるのは、メルティカくらいだろう。 後は雇用関係のある鶯サンや、くまごろー戴いた時に住所告げてある自警団関係者さんあたりは知っているかもですが。 訪ねてくることはないでしょうし。 わたしが風邪をひくのは、哀しいことに珍しいことじゃない。 ) [Mon 5 Jul 2010 23:23:10]
◆キヨ@自宅 > ( 先日のやりとりは、コドモのケンカとして恙無く処理されたよう。 ――― まぁ、相手の背中や様子の異様さは流石に周囲も見過ごせなかったでしょうから、自警団の知るところとなっているかもしれませんが。今後何か大きな事件に発展しても困るでしょうし、 ) … えー? ( お前はヤケに冷静だと、不機嫌そうに言われて わたしは困ったように苦笑する。 けほン、咳が漏れた ) ―― いやぁ、そりゃ兄者がそンなツラしてるものだから、 ( わたしも家に帰った頃はまだ色々引きずっていたけれど。逆になんだか落ち着いてしまった。 ヒト殺しそうなツラして家を飛び出そうとした兄者を、コドモのケンカに大人が口を出すものじゃないと止めるのは大変でしたけども。まだ納得のいかない顔で憮然としている様子に苦笑する。 本を片手に椅子に座って偉ッそーに足を組んでる兄者は、いちおーわたしの看病をしてくれている、ようだ。 ) [Mon 5 Jul 2010 23:11:40]
◆キヨ@自宅 > …いいかげん、 機嫌なおしてほしいんだけど、 …。 ( ぽつり。 漏らした言葉に、兄者は露骨に顔を顰めた。 ) … あは はー…… あー、 いや、その、 ( うろうろ。 視線を彷徨わせてみるも、じっと突き刺すように見られてしまっては逃げ場がない。 ) …マジごめんなさい…… ( わたしまけましたわ。 早々に謝罪を口にして敗北宣言、似たようなやりとりはこれで何回目か。 布団の中でわたしは、へっふり息をついた。ズレ落ちそうになった額の布をたどたどしい手つきで掴み、元に戻す ) [Mon 5 Jul 2010 22:54:53]
お知らせ > キヨ@自宅さんが来ました。 『 ……。 』 [Mon 5 Jul 2010 22:36:11]
お知らせ > オブリージェさんが退室されました。 『―――ごちソうサま。』 [Mon 5 Jul 2010 03:34:00]
◆オブリージェ > ―――。 (程無く、一人暮らしの女性宅から20代女性の遺体が見つかる。頸と頭が離れた遺体。 食べ残したのだろう。遺体は干からびてはおらず、流れ出た血が部屋の地面を真っ赤に染め上げていた――。) [Mon 5 Jul 2010 03:33:20]
◆オブリージェ > (反対側の建物までの距離は約7mッ 到底飛び越えられぬ距離。だが、それは人ならの話。 吸血鬼の少女には、そんな距離は造作も無かった。) 「ガッシャァァァァンッ―――!」 (けたたましい音をさせて硝子窓を突き破る吸血鬼、不運にも窓の傍に居た女性はその音に気付くのと同時に、頸を食い千切られた――。 きっと、最後に見たのは、吸血鬼の金色の双瞳だっただろう。) ――ん、フ…ん、く。 (ゴトリ、と女性の頭が地面に落ちる頃には吸血鬼は頸の断面から血を啜っていた―――。) [Mon 5 Jul 2010 03:26:25]
◆オブリージェ > (元々、スラムから結晶に導かれ…否、操られる様に歩き気付けば迷宮内を彷徨っていた。 そして、出る時も結晶に惑わされ出てきた。もう二度と、吸血鬼はあの迷宮に戻る事は無いだろう。 ――だが吸血鬼にはもうそれもどうでもよかった。 天井が無くなったのなら、壁を走り建物の天井に昇る。 その方が――。) 血…。血ガ、飲みタいノ。 飲みタいの!! (辺りを見渡せて、すぐに獲物を見つけられるから。 飢えた吸血鬼は、効率的な狩の仕方を知っている――。ぶつぶつと呟きながら建物の天井で獲物を探す…。 辺りはついさっき雨が止んだばかり。加えて夜という事もあってか人通りは少ない。だが――吸血鬼は見つける――。) 見つけタ、血。見ツけタ。これデ、お腹一杯ッ。 (視線のl先は、通路を挟んで反対側の建物の中。 透明な硝子窓から覗く一人の女の姿ッ) [Mon 5 Jul 2010 03:16:36]
◆オブリージェ > (大きな建物がある程度規則正しく並ぶ土地だった。 今まで見た貧民街や暗黒街等とは違う――そう、ジメシメしてない感じの場所。 迷宮から出た吸血鬼はそんなところに居た。) [Mon 5 Jul 2010 02:57:22]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『(其処は、今まで見た事も無いような――。)』 [Mon 5 Jul 2010 02:52:54]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『(』 [Mon 5 Jul 2010 02:52:07]
お知らせ > オブリージェさんが帰りました。 『(ミス…申し訳ないっ!)』 [Mon 5 Jul 2010 02:51:26]
お知らせ > オブリージェさんが来ました。 『(』 [Mon 5 Jul 2010 02:50:34]
お知らせ > エリーさんが帰りました。 『 今日はもう、疲れてしまった 』 [Sun 4 Jul 2010 02:29:34]
◆エリー > ( そんなに自宅まで遠くないし、もうこんなになってしまったら今更雨に幾ら濡れても同じだ。 このままとぼとぼと帰って、全部着替えて、眠ってしまおう。 今日の事は―――また明日にでもギルドに報告して、調査してみればいい。 少なくとも確実に、怪しい風貌に怪しい挙動の何者かがこの辺りに居たのだから。 管轄が自警団になるかもしれないし、向こうにも連絡した方が良いのか。 ) ( どっちにしても―――。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:29:26]
◆エリー > ( ―――仕事帰りの独りの時に何をやって居るんだろう、私は。 濡れた髪をかき上げて大きな溜息を吐き、冷静さに欠く自分の行動に少し落ち込んだ。 もしあれが吸血鬼だったとして、自分に何が出来た? ヴァンパイアハンターズギルド職員なんていう肩書きが通用するのは、社会に溶け込もうとしている吸血鬼相手か、擁護派の人間相手くらいのものだ。 直接的な暴力の前では、非戦闘員の私など無力だ。 それは過去数回―――直接遭遇した際にその都度痛感している筈。 アニー・ウィルクスの時も、ミザリーの時も、エニシの時もモビィディックの時も。 ―――自殺願望が強過ぎるのか。 コントロールしきれてない。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:23:35]
◆エリー > ( あれは吸血鬼だったのだろうか? こんな比較的治安の良い区画で不意に遭遇した不審な人影―――青ざめた顔をして、傘も差さず佇む姿。 声をかけて近付くと、なにか標準語ではない言葉で罵るような声を上げ、走りだした。 間近で見たその顔は、本当に青白く血の通わない色をしていた。 ) ( 吸血鬼の弱点セオリーでは、彼らは流水の上や雨の中を歩く事が出来ないというが、この手の話、事例ではあっても確実なセオリーではない。 アテにならないのだ。 太陽の下を平気で歩いて見せたり、鏡に映ったり、馬蹄を恐れなかったり。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:07:57]
◆エリー > ( 足元の泥水が跳ねる。 張り付いたスカートが余計に足を鈍らせ、完全に見失ってよろよろと足を止めた。 息が苦しい。 張り付いた前髪から滴る滴が目に入る。 灯りの落ちた居住区の闇の中、雨音と荒い呼吸音がいつまでも続いている。 ―――取り逃がした。 今からでは追いつけないし、私一人でどうにかなるとも思えなかった。 ) [Sun 4 Jul 2010 02:01:55]
お知らせ > エリーさんが来ました。 『Blind night』 [Sun 4 Jul 2010 01:56:11]
お知らせ > ヤルピコさんが帰りました。 『それが男女の差というものかもしれない、そうオモって僕は溜息を吐いた』 [Sat 3 Jul 2010 15:32:45]
◆ヤルピコ > ( 僕はロリコンではないが、生い茂った陰毛を許す事は出来ない。 なぜならば、それは怠慢であり、思いやりの欠如であるからだ。 その事を彼女に説明しても、恐らくは彼女は理解する事は出来ないだろう。 いや、それどころか僕が悪いかの如く罵ったり、変態扱いされる事さえ考えられる。 女にはおもてなしの心というものが理解できないのだろう、それはとても悲しい事ではあるが。 ) [Sat 3 Jul 2010 15:31:58]
◆ヤルピコ > ( なんというか、あのビラビラした部分。 あの周囲は強い毛が群生し、お豆さんはジャングルに没している。 未開だ、いや、秘境だ。 ) ( 一体彼女はどういう心算でこれを僕に見せたのだろうか? 人が口に入れるモノを手入れもせずに出すというのは人としてどうなのだろうか? 舐めたりしゃぶったりしやすいように、予め剃るなり抜くなりしておくのがマナーではないのだろうか? それがもてなしの心ではないだろうか? そういう人として大切な部分が疎かになっている女とは、ベッドを共にする事は出来ないではないか ) [Sat 3 Jul 2010 15:25:16]
◆ヤルピコ > 帰れ、帰ってくれ ( 男女が寝室を共にし、女がベッドで秘部を露出している。 誰が見てもこれからFuck始まるというこの状況で発せられた僕の言葉に、女は半ば呆然として、黙って僕の顔を見つめ返している。 何故このような事になったのか全く理解できないといった表情だ。 ) ( 原因は彼女に――――正確には彼女の秘部にあるのだ。 彼女の秘部は、毛がもっさりだったのだ。) [Sat 3 Jul 2010 15:09:08]
◆ヤルピコ > ( 茹だるような七月の昼下がり、カーテンを引かれた寝室のベッドの上で、一組の男女が身動ぎもせず佇んでいる。 女はベッドに横になって、スカートと下着を膝の位置まで下ろし、通常秘め隠すべき部分を露にしており、男は――――つまり僕は――――その部分を凝視したまま、顎に手を当てて考え込んでいる。 ) 帰れよ ( 僕は静かに、それでも反論を許さない強さで、女に命じた。 ) [Sat 3 Jul 2010 14:59:48]
お知らせ > ヤルピコさんが入室されました。 『もてなしの心』 [Sat 3 Jul 2010 14:48:00]
お知らせ > エアリー@ロッド邸さんが帰りました。 『( お付き合いで、ウィスキーに口をつけた。 ぐっと堪えて、控えめにせきこむ。 )』 [Tue 29 Jun 2010 01:34:44]
◆エアリー@ロッド邸 > …そういえばあれ、もうじきか。 ( またやるのかどうか分からないけれど、去年の夏頃だったと思う。 こっそりリベンジしに行って玉砕したのはナイショだ。 …殺人的な辛さを思い出して口への字に。 ぐりぐりされて反応に困る風に身をよじり… 注がれるウィスキーにも戸惑うが、ロッテのこういう所は嫌いじゃない。 機嫌よくしていればあしらい易いというのもあるけれど、肩組んだり蹴られたり、そういう人付き合いを知らなかった。 笑い合えなくても、できたら良いのかなとふと思う。 ) …ん。 もう少し様子見たら、こっちに戻る。 ( まだ様子見るのかというところだけれど、家の中にも入るようにして、日帰りで様子を見てみよう。 本当に自警団の目は引いているのか、引いていないまでも、来訪者に関心を示すことがないのかどうか。 ) …そう。 とりあえず、伝える。 ( で、どうするかはフレッタ任せ。 その返事を、またロッテに伝えよう。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:34:05]
お知らせ > リーザさんが帰りました。 『( 大丈夫、上手く行くわ )』 [Tue 29 Jun 2010 01:19:37]
◆リーザ > はァ? ッはははは! 此処まで付いてきてつれない事言うんじゃあ無いわよ。 「鉄鍋飯店」で飯食った仲じゃなーい? ( あたしは辛いの一切喰ってないが。 行儀悪く爪先でエアリーの腿の辺りをぐいぐい蹴りながら笑い、おもむろにエアリーのグラスにウィスキーを注いだ。 仲良しねぇ。 上っ面以上のものはよくわかんないけど、楽しく一緒に暮らせりゃあ良いんじゃないのか。 ) ま、今度サシで話してみなさいよ。 拍子抜けするくらい普通だわ。 …ただ、トウィードルの話題だけは避けるのよ。 ( 少し声のトーンが落ちた。 メアリアン・ロッドは世間知らずでどって事無い餓鬼だけど、相変わらず兄の話になると病的な反応をする事がある。 触れない事だ。 ) そろそろこっちでもまともにビジネスしないとただ喰い潰すばっかりだし。 早くて越した事はないわ。 ( 暗黒街の魅力的な商品をホワイティア居住区に流す。 最初は合法的な奴を。 そのうちもっと儲かる奴を。 上手く行けばいい具合にシェアを独占できるってもの。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:19:23]
◆エアリー@ロッド邸 > ( まさか、と言おうとして止めた。 ただ首を振る。 …一時的な病気でそこまでするだろうかと考えるものの、それについてもよく分からない。 そんな見方もできるのかと、頷いておいた。 日常抱く感覚のようなものは、ロッテの方がまだメアリアンに近いだろう。 ) 〜じゃあメアリアンの前では、リーザとも仲良くしないとだめだ。 ( 別に悪くはないけれど、笑い合うような仲でもない。 メアリアンを介してそんなお芝居することになるのが何だか可笑しくて、ふっと笑う。 笑う練習とかしているうちに、日常生活の表情もいくらか変わってきているかもしれない。 基本、つれないお澄まし顔だけど。 ) …メアリアンも、そういう、誰かが哀しむからこれはしない、みたいな感覚を持つのかな。 ( 共感できるものなのかと呟いて… しかしそういった不安は興味にも繋がり、友達ごっこすることに否はない。 付け焼刃だけれど、それなりに気をつけてもいる。 ) …分かった。 いつが良い? …もう、動いても大丈夫? ( フレッタ・ビーチェを呼ぶのは良いが、何をする積りか。 自警団の方は本当にもう大丈夫なのか。 写本の方はどちらにしても、名義変更しなければ自分にはどうしようもないしお任せで。 連絡つけることには了解。 それについての説明はあるだろうかと首を傾げる。 ) [Tue 29 Jun 2010 01:06:06]
◆リーザ > あんたが有名人になりたいとか貴族と結婚したいとか言い出さない限り? ( 普通にそこら辺に居る何処かの誰かになんて、誰も興味を抱かないのだ。 奇行を弁えれば多少素性の知れない奴だって、「なんかあるんだろう」程度で済む。 ま、恋愛なんて始めちゃったら少々面倒かもしれないけど。 こいつがそういうのに興味を持つ様がイマイチ想像できない。 ) あれくらいの歳頃の一時的な病気じゃない? 特別な事をしようとしたり、自分には何とか出来るとか思ったり、青臭い我儘を通そうとしたり。 ( で、とあるひその原因不明の情熱が冷めた時、驚くほどあっさりと奇行が止むのだ。 オトナになるってこと? どうだろ。 ) 其処も含めてあんたがアイツと仲良くなってくれると都合良いのよ。 お姉ちゃんを殺すとエアリーが悲しむ、なんてね。 ま、友達ごっこも勉強しとけっての。 ( 一番欠けてる部分なんだから。 ) ああ…暇だから持ってっても良いけど。 あんたのする事は「メアリアンと仲良くなること」と「暗黒街のお使い」かしらね。 別に居候っぽく掃除したり庭の手入れしたりしても一向に構わないし? ああ、そうそう。 今度フレッタ・ビーチェを呼びたいんだけど。 暇があったらあんた暗黒街行った時にでも連絡つけといてくれる? ( 自分はそうそう滅多に向こうに戻る気はない。 悪い噂の元になりかねないし、暗黒街の知り合いなんて下手に引っ張ってきたらこっちの生活が台無しにされそうだ。 お膳立てまで手伝わせたフレッタならいっそ今後も協力して上手い汁啜る方が良いだろうが。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:52:12]
◆エアリー@ロッド邸 > …そんなもの? ( これは肯定と取られるか。 そもそもあえて否定しないのだから、そう思われても文句は言えないが。 否定したところで可能性を考えるのは変わらないし、意味がないと思う。 逃亡奴隷に対する危機感はその程度なのだろうかと、世間話のようにしれっと返して、それでおしまい。 ) …そう。 トウィードルの事は諦めたのかな、生き返らせるの何のって。 ( 理解はできないけれど、その為に動いていたのだろうとは思っている。 少なくとも、本人はそのつもりで。 目的が果たされていないのに止めるというのはどういうことか。 ここは、ただでさえ小さい声をぐんと潜めて。 水のグラスを手に、ソファーセットの一人掛けに腰を下ろそう。 ) …でも、あまり甘く見ない方が良い。 あいつはリーザお姉ちゃんって呼びながら、リーザを殺せる。 たぶんだけど、正面きってやり合うタイプじゃないみたいだし。 ( アイゼンリッターには、それも計算のうちかもしれないが、一方的にやられる感じだったというし。 しかしそれで、何人も殺せるわけもない。 ) …写本の、溜まってるけどリーザが持って行く? あとこの家で、私がする事は? ( ちょっと話を変えよう。 ロッティ・アレンビー名義で受けてる写本の内職と、この家の家事について。 …思ったより片付いているという事は、メアリアンが頑張っているらしいが。 となると、こちらの存在価値はロッテにとってさらにマイナスか。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:37:10]
◆リーザ > ( 相変わらず何考えてるかわからない。 脛に傷持つ身の上なのは想像できるし、コイツは多分逃げた奴隷だ。 そう考えると辻褄の合いそうな行動言動も多い。 種族を隠したがったり、異常な警戒心を見せたり、自警団を避けたり。 ) 奴隷狩りなんて来ないわよ。 そんな、金にならない。 今までだって来なかったし、今更。 ( 二杯目のウィスキーを傾け、ソファにふんぞり返る。 唐突なフリ。 ) 最初はもっとヤバいかと思ってたけど、現状無害そのものだわ。 懲りたのかしらね、もう無茶はしないんじゃない? 最近はもう普通に「リーザお姉ちゃん」なんて呼ぶわよ? 「金持ちの友達」になっときなさい。 絶対役に立つから。 歳格好だって似たようなもんなんだからそのうち違和感なくなるわ。 ( 掃除はメアリアンがやっている。 ロクに何もできない餓鬼なのかと思えば、流石に一人で暮らしていた期間が長い所為か、最低限の家事は一人でもできるようだ。 ) ( 両親の―――いや、あたしの部屋の掃除だけは、しに来ないが。 それはそれで都合が良かった。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:21:39]
◆エアリー@ロッド邸 > …いつかね。 ( 人間社会に復讐し終えたと思えたら、森に行くこともあるかもしれない。 …とはいえ、そこでの生き方なんて知らないのだけれど。 ピントのずれた感じで頷いて、続く言葉にはどうだろう?とリーザを見つめる。 ここまで上手くいっているのは大したものだと思うし、どうも運が向いている節もあるけれど、綱渡りに思えてしょうがない。 …発覚したところで大した罪には問われないのかもしれないが。 ) …落ち着く前にアイゼンリッターが来たし。 それっきり。 …ごめん。 ( 同居しようと言うのだし、何事もなければもうちょっと話そうとしただろう。 けれど、状況が状況だ。 …と言って、リーザはそれほど一大事と捉えていないようだから、一応謝っておく。 ) …リーザとは変わらない? 上手くやってる? ( …水でももらおうかと、キッチンに向かいながら。 掃除は、メアリアンがしているのだろうか、やっぱり。 ) [Tue 29 Jun 2010 00:10:18]
◆リーザ > 此処で不満なら何処ならまともに暮らせるってのよ? そんなにコソコソすんならもういっそ森にでも棲めば? ( それか、スラム辺りで残飯漁って窓も鍵も無い家に棲めば良い。 汚ッたない服着て他人に馬鹿にされて腹を空かして。 ある意味コイツの理想はあたし以上の贅沢で性質が悪い。 ) 自警団なんてそんな見ないわよ。 あんた自意識過剰過ぎ―――少なくとも「あたしは」何一つ連中に疑われる事なんて無いもの。 ( 目玉泥棒の件も、結婚の件も、エアリーの素性の件も、全て言い訳の立つ状況にある。 少なくとも、リーザ・ロッドはそう思っている。 破綻しないようにちゃんと準備してきたし、あたしが核心を持ってメアリアンやエアリーのような胡散臭い餓鬼どものと関わってる事だって、証拠の無い言いがかり以上にはならない。 「素性なんて知らなかった」で通る。 ) …あんた、メアリアンと全然顔合わせてないでしょ。 言ったわよね、あいつと仲良くしておいて損はないって。 [Mon 28 Jun 2010 23:58:47]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 顔を出して、まだあまり馴染めない家に立ち止まる。 とりあえず状態確認するようにロッテを見つめ、リビングを見渡して。 …突っ立ったまま。 ) うん。 ここはやっぱり―――… 大分マシになったけど。 ( つんと鼻を上に向けて、耳を澄ますのか、目を閉じる。 ロッテや、その他メアリアンの関係者が出入りするからか、この家に感じた良くない臭いのようなものは薄れているけれど、それでもまだ、何かが。 …これならあっちの家の方が良い部分もあると真面目に頷いて、でも、ここの方が良いのは分かる。 逃亡奴隷の自分には難しい話だけれど、ここの住人として認知されれば、さぞ生きやすくもなるのではないか。 …ただ、表通りの人間はどう転んだところで仮想敵、というだけで。 ) こっちは変わりない? 自警団とか、どうなったの。 私は用心してるだけ。 ロッテは、顔覚えられたりしてない? ( 自警団沙汰になったことがあるような話も聞いたような気がするけれど、リーザ・ロッド夫人としてはその辺どうなのか。 …自分が自警団を警戒しなければならない立場だとはっきり言うのも嫌だが、そこはしょうがないと仏頂面で。 ロッティ・アレンビーこそ警戒心が足りないのではないかと。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:47:04]
◆リーザ > ( 今さっき帰って来たばかりでまだ、メアリアンが居るのか居ないのかも確認していない。 二階の自室に籠っている事も多い。 最近は件のバイクツの男を呼び込んだとか、あの、キヨとかいう友達を呼んだりとか、外には出ないが幾らか人と接しているようだが。 それにしてもその鶯とかいう男―――バイクツでメアリアンが来るのを受け身で待つだけでなく、こっちまで顔出すとは。 あたしと面と向かって喋れる程度に疚しい所はないってぇアピールか? どんな奴か一度顔見てあれこれつついてやりたいとは思うけど。 ―――目的が見えない人間っていうのは気持ちが悪いもんだ。 ) ―――なに、あんたか。 随分お久しぶりじゃあない? あの薄汚い小屋の方がそんなにお気に入り? ( エアリーだ。 本当に久し振りに顔を合わせた気がする。 鉄仮面の事件に紛れて、ご丁寧に荷物までまとめて行方を晦まし、一応残してある暗黒街の襤褸アパートの方で暮らしているらしい。 よく、まぁ、あんなこ汚くて危ない所に好んで戻る。 折角こんな綺麗でデカい家に住ませてやるって言ってるのに。 ) 自警団が怖いとか、なにビビってんだか。 顔の割に臆病者だわね。 [Mon 28 Jun 2010 23:33:34]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 後ろ手にドアを開け、視線がないか確認しながら体を中に滑り込ませるというのはそれだけで相当怪しいが、さておき。 無事侵入を果たしたら、後は堂々と。 ―――かけられた声に、メアリアンはいないのかといくらか緊張を緩めて、明かりの灯るリビングに向かった。 耳と髪を押し込んでいたニット帽を脱いで、頭を振る。 服装はいつものごとくロッテのお古で、いささか派手目なのが今一つ似合っていない。 とはいえ、貧しく見えて表通りから浮いてしまうような事はないだろう。 ) リーザ、一人? ( メアリアンは部屋だろうか? 淫売窟に入り浸っているのかと思いきや、そうでもないらしいのだけれど。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:23:06]
◆リーザ > ( 物音が聞こえたような気がした。 まだそんなに深酒しているわけでもないし、意識はしっかりしている。 今日は日のある内から近所の若くて暇そうな女達―――金持ち過ぎず、中途半端にモラリスト気どりの危機感の無い連中に声をかけて、お茶を飲みながら世間話に興じた。 「わけありのロッド家」の話に連中は同情的で、興味深々で、貧しい出の女が相手でも嫌そうな顔一つ見せずおっとりと「分からない事があったら聞いてくださいね」なんて、扱い易いこと。 こうやって下地を固める地道な作業は覚えてくると案外楽しく、出資者ってのはこうやって世間を操って遊ぶもんなのかっていうのが見えてくる。 古くて頭の固い婆どもは駄目だ。 若くて柔軟で世間知らずな、人のいい連中をまず味方につける事だ。 いつか何かの時の為に、この地道な宣伝は必ず役に立つ。 ) ――――メア? 居るの? ( 先程の物音が気になって声をかける。 廊下や階段よりもっと遠い音だった気もするが。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:13:21]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 僅かに酒気漂うリビング 』 [Mon 28 Jun 2010 23:04:16]
◆エアリー@ロッド邸 > ( 居つく事もなく寄り付かなくなってしまったけれど、僅かに過ごしたこの家での時間は、やはり暗黒街の家での暮らしとそう変わるものではなかった。 単純に家の面積が広くなってしまったために掃除に費やす時間は増えたが、ロッテが暗黒街から遠ざかるのなら、写本の仕事をしても持って行ってもらえない。 暗黒街の家で過ごしている今でこそまた写本の仕事をしているけれど、ここの居続けることになれば、その仕事量は減るだろう。 …後は広々したキッチンで食事を作り、お茶を淹れ――― そう、この家に来て良かったと思える点は、薄い壁で隣家と接していたりしないので、ちょっとくらい暴れてもどこからも文句が出ないところだ。 自室として宛がわれている客室には、家庭菜園のプランターと一緒にサンドバッグも持ち込んでいた。 自警団沙汰になった後、それらも暗黒街に引き上げてしまったけれど。 ) ( …一応軽くノックして。 ロッテの手順で裏口を開けようとする。 カギを外すための仕掛けは、今もそのままになっているだろうか。 ) [Mon 28 Jun 2010 23:00:28]
◆エアリー@ロッド邸 > ( ホワイティア居住区の、比較的裕福な家がゆとりを持って並ぶ一画。 例によってランニングのペースで駆けて来た娘は、周囲に張り込んでいるような人影がないのを確認して、裏口からロッド邸の敷地に足を踏み入れた。 ) ( 自警団沙汰からこっち、この家の中に入るのはずいぶんと久し振りだ。 自警団がどの程度この件に力を入れられるのかは分からないけれど、少なくともこの辺りの警邏が強化され、ひょっとすると安全確認のため戸口に立つこともあるかもしれないという時に、逃亡奴隷の身でそこに居続けることはできない。 ―――とはいえそれから時間も経った。 …何ヶ月か待てばそれで警戒が解かれるのなら、自分が襲撃者なら待ってから 『やり直す』 が、もう自警団員が家に上がり込むとして家中を見て回る事もないのではないかと当たりをつけている。 …ロッテもといリーザと、メアリアンの暮らしぶりも気になるし。 リーザは自分で掃除などしないだろうから、メアリアンがするか使用人でも入れていなければ荒れてしまうだろう。 そして家の状態が悪くなると、手入れはお前の仕事だろうという文句がたぶんこっちに来る。 そんなわけで、たまには中を見てみようかという気になった。 ) [Mon 28 Jun 2010 22:50:08]
お知らせ > エアリー@ロッド邸さんが来ました。 『( こそこそと。 )』 [Mon 28 Jun 2010 22:36:48]
お知らせ > アイリ@自宅さんが退室されました。 『「もっと庶民の文化に触れた方が良い」のだろう?』 [Mon 21 Jun 2010 12:19:58]
◆アイリ@自宅 > ―――――…ふう。 ( 半ばルーチンワークのように何度も何度も書いた街道の件に関する報告書を書く手を止め、大きめの呼吸を一つ。 少し蒸し暑くなってきたと思ったら、長かった大雨がいつの間にか止んでいるようだ。 クリスティアのような雪深い国も面倒だが、ヴェイトス市の蒸し暑さも頂けないものだ。 ) ( 昼を周った頃か。 ヴェルセリオスは昼食の用意でもしているだろうか。 休憩を入れよう。 それからあとこの山まで書き終えて―――…いや、折角の晴れの休日だ。 少し手を休めて、たまにはあの瀟洒なメイドの話にでも耳を傾けながらのんびりと過ごそうか。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:19:17]
◆アイリ@自宅 > ( その扱い自体に今更異論を唱える気も無い。 政治的発言力を得る為に民衆の支持を期待するのは当然の事だ。 分かり易い偶像があるに越した事はないだろう。 それがたまたま巡り合わせで自分の所に周ってきただけの事。 代わりと言っては何だが―――歳不相応の役職に就き、それならば、と相応の発言力を行使させて貰っている。 一部に疎ましがられるのも承知で。 大きな組織というのはそういうものだ。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:12:49]
◆アイリ@自宅 > ( 街道での一件以来、提出しなければならない書類も増えたし、立たなければならない壇も増えた。 表向きは堅苦しくない席に呼ばれ、今まであまり縁の無かった要人と話すような機会も増えた。 此方があまり顔を知らない相手から声をかけられる機会も多いが、それはそんなに目新しい事でもない。 機会が増えただけだ。 アルベント家の名と、プロパガンダ的によく公の場に顔見せをさせられる都合、あちこちに顔が割れている。 今更ながら、紅龍の鱗をあしらった鎧はやり過ぎたかと思う。 最初の龍殺しの―――単独撃破ではないにしろ、初めての手柄らしい手柄に浮かれて随分な記念品をこしらえてしまったものだ。 ああも目立てば騎士団上層にとって格好の宣伝材料だろう。 赴任して一年の女騎士がドラゴンを退治した、と喧伝すれば。 ) [Mon 21 Jun 2010 12:08:31]
◆アイリ@自宅 > ( それらを苦に思った事も、他人を羨んだ事も無かった。 目指す目的と理想がある日々は常に充実しているし、それが胸を張って誇る事の出来るものなら尚更。 私は恵まれている。 生まれたその時から生まれた理由と存在する価値を持っていて、それに殉じる事ができるのだから。 それを自ら誇れるのなら尚更だ。 その為に得られないものがあるとしても、あれもこれもと強請るのは軸の覚束無い子供のする事だ。 ) [Mon 21 Jun 2010 11:51:12]
◆アイリ@自宅 > ( ホワイティア居住区上層、自宅二階書斎。 本の日焼けを避ける為に一番日当たりの悪い所に配置した一室。 薄暗く僅かに黴臭いこの部屋が案外居心地が良く、気に入っている。 オーク材の重厚なデスクは騎士団本部の執務室で宛がわれた物が使い心地良かったので、クリスティアの同じ工房にオーダーして取り寄せた。 書棚には歴史書や哲学書、図版入りの諸侯家紋、騎士団フラッグの解説書、諸国文化の紹介本、戦略理論、社交界マナー、悪魔、怪物の研究書、等、等、等…あまり娯楽的な本は置いていない。 時折、方々から「もっと庶民の文化に触れた方が良い」とか「娯楽を軽んじて庶民の価値観を理解する事は出来ない」とか諭されるのだが、なかなかその為の時間を作れないのが現状だ。 彼らの言い分は正論だと思うし、機会があればもっと触れるべきだとも思う。 ただ、そう言う事に疎い私はどこの、どの、なにから手を出して良いか見当もつかないし、生憎そういう友人も多くはなかった。 ) ( 友人、と呼べる人間自体がそもそも居るのかどうかも分からない。 多く騎士を排出する名家アルベントの家に生まれ育ち、騎士になる事を前提に育った私は同世代との共通の体験や思い出というものがまるで無かった。 幼少の思い出と言えば祖父の厳しい指導と、値踏みするような目をした社交界の大人達と、積み上げられた本とインクの匂い、それから、日々絶えぬ生傷の痛みだ。 ) [Mon 21 Jun 2010 11:46:23]
お知らせ > アイリ@自宅さんが来ました。 『 書斎にて 』 [Mon 21 Jun 2010 11:17:28]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 『おやすみなさいませオルガ様。 (笑って口にして目を瞑る。――眠りは早かった)』 [Sat 19 Jun 2010 03:49:05]
◆エスメラルダ > ( 奴隷もまた進んで口を開かない。恐らくは私はこれからも何度もオルガ様に傷付けられるだろう。――――けれどそれで構わない。主人の成すがままに、したいがままにされよう。その度に心が傷付く事もある。けれど、止めて下さった時のように喜びが胸を満たす時もまたあるのだから。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:48:22]
お知らせ > オルガ@自宅さんが退室されました。 『 それでもせめて、おやすみ位は口にして 』 [Sat 19 Jun 2010 03:44:33]
◆オルガ@自宅 > ( 自分の薄汚い部分を安心して見せられる相手は、恐らくこの娘一人だけだろう。だからこんな事をしたのだ。してしまったのだ。…多分、これからもしてしまうと思う。そこまで考えて、私は自分が思った以上にこの奴隷に依存してしまっている事に気付いてしまった。 ) ( 身体を密着させたまま精を吐き出し、その快感に震える。…今更、遅いとは思うのだ。乱暴にしてから優しくしたって。私は彼女を傷つけてしまっただろうか?そう思ってエスメラルダの顔を見れば―― 声にはならなかったが、確かに唇はその言葉を紡いだ。 …私はこの娘が愛おしくなり、指で髪を撫でると顔を近づけ、その唇に優しく口付けした。 ) ( 許しておくれ、エスメラルダ。お前の主人は出来た人間ではないんだ。 …そう心の中で呟いてから、私は暫し繋がったままでいよう。後で噛み付いてつけてしまった傷も手当してやらないと。ブラウスは、サイズは合わないだろうが私のを貸そう。あの仕立て屋に言って新しいのを作らせないと――。 …傷の手当が終わったら、今日も一緒に寝ることにする。口数は少ないだろうが、せめて優しくエスメラルダを抱きしめながら、眠りに就くことにしよう。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:39:34]
◆エスメラルダ > ――――――― ( 私はその感覚の鋭さにすぐには言葉を口に出来なくて。ただ静かに微笑みを浮かべようとしながら、言葉の出ない呟きを口にした。 )( だいじょうぶ、です。 )( 声には出せなかったけれど、唇の動きでなんとか相手にその一言をなんとか伝えようとした。 ) ( ――――私は奴隷。ただの物。物に謝る事なんて―――おかしなことですよ? ) [Sat 19 Jun 2010 03:28:35]
◆エスメラルダ > ( 先程までの乱暴さと打って変わった優しさに戸惑いは隠せなかった。強引に捩じるような動きとは違い、緩やかに快感を浮かび上がらせる愛撫に鳥肌を立たせた。 ) ふぁ、ぁ、ぁ …… ―――― ( ゆっくりと快感のツボの部分を動かされて、元々行為事態は好きである私の体は快楽の頂点に導かれていく。体の昂ぶりが高まっていく。そうしてあと一息という所でそっと耳元でオルガ様は私に囁いた。 ) ――――あ……… ( 私は答えようとした。その時に何と口にしようとしたのかは、今となってはそれは思い出せなかった。 ) ―――――っっっ………!!! ( 胎内にほとばしる精の感触。絞り取るようにそれを体の中で受け止めて、私もまたその感覚で絶頂に達せられてしまう。声にならない嬌声が部屋に響くような錯覚。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:25:57]
◆オルガ@自宅 > ……ごめん。 ( とだけ、呟いた。 ――そのあと、すぐだ。エスメラルダの中に精を吐き出したのは。謝罪に対する返事が恐くて、達してしまう事で有耶無耶にしようというなどという―― 私の卑怯さをよくあらわしているやり方だった。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:14:05]
◆オルガ@自宅 > ( …私は何をやっているんだ。起きても居ないことを不安がり、その鬱憤を理不尽にぶつけて。幾ら奴隷が相手とはいえ、自己嫌悪に陥る。やはり、酒が入っているからだろう。今も全て抜けきった訳ではないが、それでも幾分か冷静だった。 ――私は自分で噛み付いたエスメラルダの胸の傷を優しくなぞり、いつもしてあげているように、優しく掌で胸の先端を包んだ。ちらりとエスメラルダの顔を見れば、目隠しには涙の痕が。彼女が目隠しをしていてよかった。きっと今の私は、情けない顔をしているだろうから。 ) ……ん、 あ、 あぁ…。 ( ぬるりと滑る感触に、私は吐息を乱す。今まで乱暴に扱った侘びという訳ではないが、せめて優しくしてやろうと。ゆっくりと、時間を掛けてエスメラルダの中を解していくのだ。…ただ、私は掛けるべき言葉を見つけられずにいた。こういう時は何と言ったらいいのか解からぬまま、ただ昂ぶりに身を任せ、腰を密着させたまま前のめりになり、そっと彼女の耳元に唇を近づけると。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:13:59]
◆エスメラルダ > ――――……… ( 私はじっと震えて縮こまるように体を竦ませていた。次に布が破かれる瞬間の心の痛みに耐えるように。――――しかしその瞬間は訪れない。 ) ……………オルガ……様……? ( 目の見えぬ私にはオルガ様のその笑みが消えていく事がわからない。ただ痛みばかりを伝えた動きが止まり、それがまた動き始めた時は先程までとは違う緩やかで優しげな動きになる。 ) ――――あぁ……はぁ…ん、んんんっ……あっ、あぁぁぁ……!! ( そのゆったりとした腰の動きに、奴隷は先程までとは違う艶のある声を挙げて体を震わせる。徐々に愛液の零れ始める肉壺は、主人の肉棒の動きを潤滑にしていく事だろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 03:02:21]
◆オルガ@自宅 > ――――。 ( …私は、声を震えさせながら紡がれるその言葉に一瞬言葉を失った。サディスティックな笑みを浮かべていた表情も同様に、それが消える。頭と身体を良い具合に蕩けさせていた酔いも、まるで毒が抜けていくかのように醒めていくのを感じた。――そして、強引かつ乱暴な腰の動きが止まり、再び部屋の中を雨音だけが支配する。 ) ………。 ( そう、私は見ていた筈だった。服を買い与えられて喜ぶエスメラルダの様子を。そしてそれを見て、自分自身も嬉しさを感じた筈だった。…私は改めて自分のしたことを見下ろす。破かれ台無しになったブラウスと、噛み付かれ血を滲ませる肌と、乱暴に組み敷かれ強姦されるエスメラルダ。私は視線を彷徨わせた。私は罪悪感を感じていたのだ。…私は、何を言っていいのかわからなくなり―― 言葉の無いまま、ただゆっくりと腰を引き、そして遅く、相手を労わるペースで彼女を犯し始めた。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:46:33]
◆エスメラルダ > ――――それ……は……… ( 咄嗟に言葉を濁してしまった。私のこれはただの感傷である。主人の言うとおり、新しい物を買い与えられるのならば特に問題は無い筈。ただ―――私は……嫌だった。 ) はじ…めて……生まれて初めて……“私に”買い与えられたものだから………大切に……したいのです……… ( 答える声は震えていた。下らない、つまらないと吐き捨てられて破かれる光景が簡単に想像出来てしまったから。私如きの言葉で意見を翻すような主人ではないと考えているから。 ) いたっ……!あぐぅっ、 ん……… はっ、はぁん!? ( 叩き付けられるように奥の奥まで突き上げられる。子宮の入り口を突かれて、硬い背中の感触と背筋を昇る痛みに私は苦しそうに表情を歪めながらその小さな体を弄ばれる。 ) あ…… っぁ …… どうか … ゆっくり ………… ―――― ! ( 普段の物とはまた違い、痛みばかりが先立つ性交では少しずつしか濡れてきてくれない。その激しく強引なレイプに心身を凌辱されていく。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:35:05]
◆オルガ@自宅 > んん?新しく買ってやると言っているのに―― 何故だい?どうしてそこまで懇願する? ( この奴隷が抗議の声をあげたり、或いは懇願したりすることは珍しい。私はその理由を問いかけた。その理由がつまらないものであったら、このスカートも破いてしまおう。そして奴隷が泣く様子を見て、笑うのだ。…きっと頭のどこかでは、その答えを知っているのだろうが。 ) ( 準備の整っていない幼い孔は、その狭さも相俟ってこちらも痛みを感じる程であったが、それでも構わず奥深くまで押し入り、身体を前のめりにする。 ) ん …く、うぅ …ッ あ、は…痛―― っ♪ 擦り切れそうだよ、エスメラルダ…。 ( そしてそれから、腰を強引に叩きつけ始める。がたがたと机が揺れ、ブランデーがそれにあわせて水面を揺らす。 いつもは激しくとも相手も快楽を得られるように導いてやるのに、今日はそれも無く犯す。 ――レイプ。そう、レイプだ。だが、彼女は私に感謝の言葉を述べているのだから、強姦ではない。けれど同じ名前の初恋の人を無理矢理犯した時の記憶が蘇り、私は更に興奮した。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:18:31]
◆エスメラルダ > ………おやめ……ください…どうか……御慈悲を……――――お願い、致します…… ( 主人はすると言えばするだろう。どんなに雑に粗末に扱おうと、それは道具の持ち主の勝手なのである。それでも私は、これが身分を逸脱した懇願であると知りながら、そればかりは許して欲しいと悲痛な表情で主に頼み込むだろう。 )( 着飾りたい訳ではない。その気持ちが無いとは言わないが、それよりも思い出を、絆を大切にしたい――――そんなロマンチストな性格なのだ、この奴隷は。 ) ぅ……っぅ……! ( 滲んだように広がる痛み。戯れの言葉を口ずさみながら主は既に一杯に大きくなった肉棒を取り出した。毎夜咥え込み、それでもまだ小さな私の体はそれを受け入れるのに苦労せざるを得ない。 ) ぅぁ……! かっ……! あっ、あっ! ぅぅぅぅ…………!!! ( まだしっかりと濡れていないそこに強引に深く捻じ込まれた奴隷は辛そうに喘ぎながら、それでも痛みを耐えてその女壺で受け入れようとする。 ) [Sat 19 Jun 2010 02:08:06]
◆オルガ@自宅 > くくく…。お前のその泣きそうな顔が溜まらないなぁ。もっと悲しませてやりたくなる。――下のスカートも破いてしまおうか?お前の注文通りに作らせた、可愛らしく広がるスカートだ。びりびりに破いて、はしたなく足を露出させる長さになっても、お前はそれを着るのかな? ――でも大丈夫、スカートもまた買ってあげるよ。お前は新品の服が着たいんだろう? ( 金は幾らでもあるんだ。私たち金持ちが無駄遣いをすることで、経済は回り貧乏人どもも潤うことが出来る。だから貧乏人は少ない金をせせこましくぼろい財布に蓄えるより、私達金持ちにもっと回すべきなんだ。 ) ん、ふ。 …はっ、 ぁ… ――♪ 吸血鬼も、こんな風に血を吸ったりするのかな? ( そんな事を言いながら、捩じ込んだ指を引き抜く。濡れていなくても構わない。私は衣服を肌蹴させ、そそり立つ肉棒を取り出した。 ) 良く言えました――。ほぉーら、エスメラルダ。お前の大好きなペニスだ。ちゃんと言えたご褒美に、今捩じ込んであげるよ…ッ。 ( ぐい、と下着を引っ張ってずらすと、その先端を宛がう。そして強引に割って入っていくのだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:56:23]
◆エスメラルダ > ( 私は自分が物であるという事を充分に理解している。自分の意思を持つ事など許されはしない。玩具は誰かの望むままに動けば良い。 ) で…ですが、オルガ様、こ、これは―――― ( ――――奴隷は悲哀の表情を作った。生まれて初めて誰かに買い与えられた物だから、ずっと大切にしていたかったもの。けれどそれはその人自身の手で無残な姿に破かれる。―――ただ奴隷はそれが悲しかった。 ) ………っ……! あっ、ぐぅっ………!? あっ、ぁぅっ――――! ( 強引に乱暴に扱われる。下着の上から乱暴に捻じ込まれる指も、滲んだ血を舐め取られる胸も今はその激しさに快楽よりも痛みの方が先立って伝えられる。私は目隠しの奥の瞳を涙で滲ませながら、どうしようもなく漏れ出てしまう苦痛の悲鳴を挙げていた。 ) ( ――――あ、ああ。ダメだ私。ちゃんと、ちゃんと言わなければ――――― ) ――――あ、あり……… ( 奴隷は必死に苦痛を堪えて主人の命令に応えようとする。例えそれが意に反していようとも、主人が黒といえば白も黒になるのが私達の世界の絶対の理。 ) ありがとう、ございますっぅ……! おる、が様……… ( 痛みを懸命に堪えながら、いつもよりも乱暴な主の命令にただ忠実に応えよう。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:40:51]
◆オルガ@自宅 > ( その返事に私は愉悦の表情を浮かべる。勿論、そう答えることはわかっていたが、私は今後何度でもそれを確認させるだろう。 ) ふふ、ふふふッ 心配するなエスメラルダ。こんなもの、また買ってあげるよ。 ( 酒に酔った頭では、何故奴隷がその服を大切にしているのかわからない。だから「こんなもの」呼ばわりする――いや、本当はわかっているのだ。わかっていて、それを台無しにしてしまうことに暗い悦びを見出す。そうだ、私は相手が苦しむ様は嫌いじゃあない。胸を痛める時もあるが、心の底では相手の破滅を見て自分の立ち居地が磐石であることに安堵しているのだから。 ) 痛い?痛いかい、エスメラルダ?ははは…ッ それじゃあ、泣くことと、苦痛の声を漏らすことは許可しよう。私は優しいからねッ!ほら、「ありがとうございますオルガ様」と言いなさい! ( 滲んだ血を舐め取り、その鉄の味にぺろりと舌を舐める。乱暴な手つきでスカートを捲り上げると、下着の上から女の穴に指を捩じ込むように。十分な湿り気も与える気も無いようだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:26:57]
◆エスメラルダ > ――――……はい、存知得ております。 ( 窓枠を叩く雨のように冷たく痛々しい言葉をはっきりと口にされる。――――その通りである。私は永遠に誰かの奴隷であり、他人の所有物。ただの意思を持つ動く玩具。 ) ―――――あ……? や、やぁ!!? ( その破かれる服の感触に一瞬茫然とした。そして主人が何をしてきたかを理解すれば、奴隷は悲鳴を挙げて珍しく拒否の態度を取る。――――オルガ様御自身に初めて買って頂いた私の大切な服なのに。汚さないで欲しいと嘆願した事もあるそれだったのに、何故――――― ) ひぐっ……! うっ ……… ぃ……たぁ…… … ! ( じわりと血が滲み始めた小振りな胸。乱暴に摘み上げられた乳首と合わせて激しい痛みが脳裏を伝い、私は苦痛の呻きに喘いだ。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:16:14]
◆エスメラルダ > ――――……はい、存知得ております。 ( 窓枠を叩く雨のように冷たく痛々しい言葉をはっきりと口にされる。――――その通りである。私は永遠に誰かの奴隷であり、他人の所有物。ただの意思を持つ動く玩具。 ) ―――――あ……!? やぁ!!? ( その破かれる服の感触に ) [Sat 19 Jun 2010 01:11:53]
◆オルガ@自宅 > お前は私の性奴隷―― 玩具だよ、エスメラルダ。 ( 以前、泣きながらその胸に縋った時とは別人のような凶暴さを見せ、冷たい言葉を言い放つ。彼女が痛みに苦悶の声を僅かに漏らすのも気に留めなかった。 酒はその人間の本性を現す魔法の薬。泣き縋ったのが本性ならば、これもまた本性なのだろう。 ) ふふ…。 ( オルガはグラスに残っていた酒を一気に飲み干すと、それを床に放った。かしゃん、とグラスが割れる音が響く。――そう、酔っていなくても押し倒しただろう。けれど、もう少し優しかった筈だ。…無言のまま、エスメラルダのブラウスの前に手を掛けるとそれを乱暴に破るのだ。買ってあげた服を、汚さないで欲しいと彼女に言われた服を、強引に。露になる肌にむしゃぶりつき、幼いその胸に歯を立てて噛み付く。少しぐらい血が滲んでも構わない。もう片方の胸を、ぎりりと力を篭めて強く摘み上げた。 ) ( これは私のものだ、私がどうしようと私の勝手なのだから。 ) [Sat 19 Jun 2010 01:05:20]
◆エスメラルダ > あ――――― ( 傍に歩み寄った時、オルガ様は私の手を取り乱暴な所作で机の上に組み敷く。 ) ―――――っ……! ( 強引に引き倒された時の痛みと背中の硬い机の感触が痛みを呼んで小さく苦悶の悲鳴を漏らす。 )( ――――そう、いつもの事。好色なご主人様と淫乱な奴隷の毎夜の図。きっとオルガ様は酩酊されていなくとも私を押し倒していただろう。 ) ………どうぞ……オルガ様の、御随意に……―――― ( 目隠しの奥の瞳は主人の表情までは映さない。しかし鼻を突く酒の臭いを漂わせるご主人様はきっと――――笑っているに違われなかった。 )( 今の私と同じように。奴隷は組み敷かれた体勢のまま、当然の如くにそれを受け入れ何の抵抗の素振りも見せない。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:56:58]
◆オルガ@自宅 > ( 奴隷の返事。注がれるブランデーの音。奴隷が歩いてくる音。――どれも、雨にかき消されそうになっている。奴隷が私の傍まで歩み寄ってくれば、その手を強く掴み引き倒し、机の上に乱暴に組み敷こうとするだろう。その弾みで机の上に置いてあった本が落ち、ばさりと音を立てた。 ) ………っ。 ( 酷い酔い方はしていなかったが、それでもやはり酔っている。赤くなった顔、酒の臭いの篭る吐息、歪に歪んだ笑み――。 ) ( 私はいつしか、こうした己の鬱憤を晴らすために酒とセックスに溺れるようになった。その二つだけが私を慰めてくれる。この私を満たしてくれる。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:41:01]
◆エスメラルダ > ( ――――本日の物はお口に合わなかっただろうか。やはりオールワークをこなすには私にはとてもじゃないが能力が足りていない。そんな浅学な自分を恥ずかしく思っている折。 ) ――――………? かしこまりました。 ( 静かに消え入りそうなご主人様のお声。それは窓を叩き付けている雨音に掻き消されそうな程に。私は内心で疑問符を浮かべながら仰る通りにご主人様のすぐ傍まで近寄ろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:33:39]
◆オルガ@自宅 > ( 雨はざあざあと窓を叩く。せめて月でも見えればこの気持ちも幾らか晴れたのだろうか?わからない。晴れていれば、せめて雨でも降ってくれればこの気持ちを洗い流してくれたのにと思うかもしれない。 ――溜息と共にグラスを傾けた時、ノックの音が響いた。 ) ………。 ( オルガは部屋に入ってきた奴隷を見る。見つめる。奴隷の問いかけに対し、主は答えぬまま暫し沈黙する。部屋の中に雨の音だけが響く。 「ご苦労様」「美味しかったよ」 普段ならば掛けられる労いの声が今日は無く―― ややあってから。 ) …エスメラルダ。私の傍に来なさい。 ( 雨の音に消え入りそうな主人の声が届くだろう。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:26:13]
◆エスメラルダ > ( 主人の部屋をノックする音。ふんわりとしたスカートを穿いて目隠しをした奴隷は、部屋の扉を開けるとまずは主人へと一礼を。 ) お食事の片付けが終了致しました。本日はもうお休みになられますか? ( 基本的に家事全般をするようにと任されている奴隷。その腕は専門の訓練を受けた方々には遠く及ばないが、一般的な生真面目さのお陰で奴隷にしてはまあ悪くない程度の働きぶりではあろう。 )( 本音を言うならばもっとしっかりとした教育を受けて家の仕事をこなしていきたいのだが―――つくづく他人から物を教わる事が困難な自分の体質が恨めしい。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:20:49]
お知らせ > エスメラルダさんが入室されました。 『 ―――失礼致します。 』 [Sat 19 Jun 2010 00:12:19]
◆オルガ@自宅 > ( 私は知っているのだ。私がこの手で破滅へと追いやった連中とこの自分を隔てるその境が、酷く薄いことに。ただ運があっただけ―― ただ運が無かっただけ―― 教養や才覚や生まれてからの本人の努力など関係ない、ただ生まれ持った宿運の差で決まる。…私は今、数々の勝利を収めてここにいる。だが、この後の人生において運に恵まれなければ私は容赦なく地に堕ちるのだ。或いは、私より運の強いものが私の前に立ちふさがれば――。 ) …そんなことは無い。宿運あるものが勝利するというのなら、私は勝つ。 ( なぜなら、私には才覚があり、そして同時に幸運に恵まれているからだ。 …だが、そんな曖昧で不確かな勝利の要素は、この私を不安にさせる。 ) [Sat 19 Jun 2010 00:05:04]
◆オルガ@自宅 > ( 私は自分の部屋で、ざあざあと強く窓に打ち付けられる雨をぼんやりと眺めながら、机の上のブランデーを傾けグラスに注ぎ、それを口にしていた。ほんの少しずつ、その香りを楽しみながら。 ストレスが溜まれば酷い酔い方をするまで飲むことが多いが、今日は然程ではないし、実際何かがあったわけではない。だが時折形容しがたい虚無感に襲われる時がある。今の私は充実している筈なのに、これからもっと充実した人生を歩める可能性が秘められている筈なのに、時々それがなぜか儚く、脆いもののように見えてきてしまい―― 不安に駆られるのだ。 ) [Fri 18 Jun 2010 23:57:17]
お知らせ > オルガ@自宅さんが来ました。 『 外の豪雨の音を聞きながら。 』 [Fri 18 Jun 2010 23:50:18]
お知らせ > シャジャールさんが帰りました。 『ずぶ濡れの女はそのまま駆け出して』 [Fri 18 Jun 2010 23:08:42]
◆シャジャール > (前はいつか反旗を翻してやろうって、過激派の革命軍みたいな考えで潜んでるつもりだったんだけど、なんかすっかりそんなのがどうでもよくなった。元より居場所を求めて暗殺稼業に手を染めていた自分…こうして思わぬ方向からでも安息が手に入るとそれを手放したくなくなるものだ。今まで殺した相手のこととか、昔の仲間とかに引け目を感じないかと言われれば噓になるが、そんな幻影に自分を縛られない程度に悪人でいられた自分には感心する。)あ…行こうかな。(見れば少し雨脚が弱まってる。今のうちにゴールまで到達したい。深夜のお祈りには間に合うだろう。) [Fri 18 Jun 2010 23:08:23]
◆シャジャール > (そういえばここ最近、とは言っても数ヶ月って単位だが、この居住区でも色々と騒がしいみたいだ。何か夜中に強盗?強姦?騒ぎとかあって付近の家が理不尽に窓を割られたとかあったらしい。場所的にウチもちょっと危なかったかもしんない。でもそんなのを聞くとちょっと思う。)…意外と…紛れ込んでんのかもね。(…自分らみたいのが。自分の罪が時効になったかどうかは知らないが、まぁおいそれと騒ぎ立てなければ、改めて逮捕されることも無いだろう。こうやって大人しくしてれば、それこそずーっと以前からこの場所に住み着いていたかのように振舞えるし、自分もそう錯覚してしまう。) [Fri 18 Jun 2010 22:44:37]
◆シャジャール > (基本、自分には傘をさすって習慣はあまりない。アマウラとかあっちの方の人が結構好んでいたように思う。自分の生まれ故郷じゃ、雨って言ったらスコールだ。今日も強い雨だが、こんな比じゃない。傘とかはっきしいって意味がない。真横からばしゃって水流がたたきつけてくるイメージだ。)まぁ、おもいっきし北に住んでた人がちょっと南に来た方が寒さを実感するとも言うし…(防寒が甘くなるからだとか何だか。例えが微妙にずれている気もしたが所詮は独り言。ぶるっと体を震わせながらしばしぼーっと降り注ぐ雨を見つめる) [Fri 18 Jun 2010 22:32:36]
◆シャジャール > うわーうわーうわー!(何だかまた雨脚が強くなってきた。買い物袋片手に適当な家の軒先に緊急避難する。とはいえ、今さっき降り始めたような雨ではない。商業地区からここまで、こんな感じで雨脚が弱まった時を見計らって、飛び石のように移動しながらくれば、すでに衣服にぬれていない箇所は無く、上も下も下着の中までほぼぐしょぐしょだ。まぁだからといって、滝のような雨に打たれながら帰るってのもいただけない。買い物袋の中には、なんとか浸水から死守したい香辛料とかもある。)あぁぁー…傘って大事なんだねぇ… [Fri 18 Jun 2010 22:22:41]
お知らせ > シャジャールさんが来ました。 『適当な家の軒先に駆け込み…』 [Fri 18 Jun 2010 22:18:13]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが退室されました。 『寝癖もたっぷりのままぼーっとベッドで身体を起こしたままとか…とても他人には見せられません』 [Wed 16 Jun 2010 00:19:56]
◆オリヴィア@自宅 > そうですね…。あとは、彼女を「使い勝手のよい」英雄にしない事…それが、私の個人的な目標ですね。ちょっと矛盾しておりますけど(くすっと意地の悪い笑みを浮かべて…。英雄の存在は内外に大きな影響を与える。中でも死んだ英雄ほど使い勝手のいいものはない、亡き英雄の為にと言えばみんな大概同意してしまうでしょう。謀殺される事はないとしても、そんな事に利用されるのは彼女の本意ではあるまい)そうですね…ちょっと、ブランデーを入れすぎました(はふぅ…と小さいあくびを手で隠して…)ごちそうさまでした…それでは、先に寝ますのでロサさんもお休みください…(明日もまたよろしくお願いしますと続けながら…朝だけは、特にメイドと主人の立場が逆転するこの家。お酒もそれなりに入ったから寝起きはさらに良くないかも知れない) [Wed 16 Jun 2010 00:18:27]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが退室されました。 『 アマウラ旅行、楽しみだ。 』 [Wed 16 Jun 2010 00:11:32]
◆ロサ・ガリカ > なるほど、難しいところですわ。…ですが、ヴェイトス騎士団は大丈夫ですよ。アイリーン様という華がおられるではありませんか。 ( プロパガンダの役割があるのは理解しているが、そういう穿った見方を抜きにしても華のあるお方だと思うのだ。強いし、若いし、女性だし。 ) ――はい。私も、そう言って頂けることが何よりの幸せですわ、奥様。 ( 大丈夫、神様はお見捨てにはならない。…それがどんなに儚い想いだったとしても、私たちはそれに縋るしかない。 ) ふふふ…。 ――さて、奥様。明日にも障りますから、今日はそろそろお休みくださいませ。 ( 明日は晴れるといいなと、窓の外の雨を見ながら思う。 ) [Wed 16 Jun 2010 00:08:45]
◆オリヴィア@自宅 > ただし、上に英雄と言う華ががなければ、ただの雑草と同じですから、難しいところです。 帰れるところがあるのは、幸せですもの(だからきっと帰ってきますと。ロサさんに頂いた武運を願う水晶のネックレスの上に軽く拳を乗せて誓うようにして見せて…誓いを嘘にしないように、諦めずに努力すると言う約束。神の定めた運命も知らず、必ず帰ってくるなどと言うのはとてもおこがましい事だけど、今は不死身のジークフリードのように堂々と誓ってみせて)それはとても大事ですものね。ロサさんにも楽しんでもらいたいですから(ライスワインとかあるらしい。でも魚を半殺しのまま晒し者にして断末魔の瞬間を見ながら食べるイケヅクリは理解できませんが。ともあれ、実際に体験した情報は大事と気楽に聞いてまわってみましょう) [Wed 16 Jun 2010 00:00:58]
◆ロサ・ガリカ > その茎や根があるからこそ、英雄は咲くことが出来るのですね。素晴らしいことですわ。 ――いいえ。奥様がそのように約束してくださるだけで、私はいつまででもお待ちすることが出来ますから。ましてや騎士の誇りに掛けるというのであれば、何を心配することがありましょう? ( そう言って微笑んだ。…勿論心配はある。でも、奥様は今まで約束を反故にしたことなんて無い。だから私は待つことができる。だから私はこの家を守ることができる。 ) ( …このメイドは、仮に主が戦争などで行方不明になったとしても、きっと何年でも待つのだろう。 ) はい、畏まりました。調べておきますわ。 きっと素敵な温泉や美味しい料理のある宿をお探ししますとも。 ( 騎士団の方々でアマウラ旅行に行ったことがあるのは話しにも聞いていたが、まさかそこでアイリーン様が凄い目にあっているとは思いもせず。もし知っていたらその地雷を踏まぬように忠告できたものを、嗚呼! ) [Tue 15 Jun 2010 23:48:38]
◆オリヴィア@自宅 > 私の仕事は、その英雄と言う大輪の華を支える茎であり、根ですから(そうやって祭り上げられるのは私達ではありません。それでも、軽んじられないようには頑張る所存ですけども)その割には心配とか掛けさせて申し訳なく思いますけども…必ず帰ってくる事は、私の騎士の誇りに掛けて誓わせていただきますね(くすくすと笑って…ゆびきりとかそんな感じで約束を重ねて…少しでも不安が和らげばいいのですけども)そうですね…旅行プランもいくつか見繕っていただいて構いませんか? 私の方でも情報は集めますけども(家にいる時間が長いロサさんの方が色々適任かも知れないとか、ほら準備の都合とかあるでしょうし。こちらも…確か、トリスさんが遊歴の経験もあるでしょうからそう言うのに詳しいでしょうか? アイリーン様に今後の相談ついでに聞いてみるのもいいかもしれないとか…それが地雷とは思いもしないが) [Tue 15 Jun 2010 23:40:17]
◆ロサ・ガリカ > ふふふ。島の平和を守る奥様は、さしずめ英雄といったところでしょうか。 ( もちろん奥様はそんなものは望んでいないだろうし、私も色んな重圧に耐えることを求められるであろうそんな立場に奥様がなることは望んでいないが、けれどそうやって称えられるだけの仕事を奥様や騎士団の皆様はしていると思うのだ。…身内贔屓なのかもしれないが。 ) 毎日奥様のお帰りをお待ちするのが私の楽しみですわ。そしてこの家は、奥様と私の家でもあります。 ( 二人の家だ、なんてメイドにはあるまじき台詞だが――。私こそ、その生きがいを与えてくださった奥様に感謝するべきだろう。 ) 少し割高になるそうですが、貸切というのもあるそうですわ。 ――は、はい。 ( 奥様がきょとんとするのを見て、思わず視線を逸らしてしまう。本当に、なんでこんな事を言ったのか…緩みすぎだぞロサ・ガリカ。 ) はい。今から楽しみにしております。 ( 家を空けるとなると色々準備が必要だが、旅行ともなればその準備ですら楽しくなるものだ。 ) [Tue 15 Jun 2010 23:28:46]
◆オリヴィア@自宅 > この島の平和と安定の為と言ってもいいと思いますよ(なんてくすくすと笑って。まぁ、いざととなればヴェイトス市すら切り捨てる判断をするだろう自分と言うのがまた自己嫌悪を誘いますが、それは仕方のない事と割り切るしかないです、うん)大丈夫ですよ、闇雲に戦火を撒き散らすのは下策も下策ですから。ロサさんがこうして家を守ってくださるから安心して出れるのですから…感謝しております(同じようにロサさんの無事を願っているわけです。市内とはいえ、危険がないわけではないですので…)他人に肌を見せるのは抵抗がありますが…って、えっと…はい、お願い、しますね…?(あれ?なんで、もう温泉でそう言うことをする話になっているでしょう?とか、ちょっときょとんとした顔をしてみせて…)それでは…旅行にいけるように、手はずを整えて、おきましょうか?(うん、私だけでなく、ロサさんにも息抜きの機会が必要でしょうし…今は、暫く西側から離れて、のんびりするのもいいかも知れないとか) [Tue 15 Jun 2010 23:21:41]
◆ロサ・ガリカ > クリスティアの繁栄はヴェイトス市の平和の為、ですわね。 ( そういうメイドもクリスティア出身だ。ヴェイトス市暮らしで他の文化圏への理解は深まったにせよ、やはりクリスティアが率先すべきという考え方は変わらない。 ) アングリマーラ、ですか…。特に大きな国ですから、その影響力も強いでしょうしね…。――はい、出来れば戦争にはなって欲しくありません。私は奥様の身を一番に案じておりますから。 ( 戦争は自身の生活を脅かす非常事態だ。そして、奥様の身を案じるということは生活の一部として溶け込んでいる。 ) ここ最近は雨が多いですからね…。――まあ、それは素敵ですわ、奥様。アマウラの温泉はお肌にも良いと聞きますよ。そこに…… ( そこではっと気付く。アマウラでは、一緒にお風呂に入るのが文化らしいじゃないか。 ) ……あ、あの。お背中お流ししますわ。 ( 主従関係とはいえ女同士ではあるし、おかしなことは無い。だから緊張する必要は無い、という緊張をしてしまい、僅かにどもってしまった。更に、わざわざそんな事を言う必要も無かったんじゃないかと言ってから気付くのだ。 ) [Tue 15 Jun 2010 23:11:50]
◆オリヴィア@自宅 > (なるべく公私は分けておきたいのもあるわけですが、さすがに少々長い期間気を張り続けたせいか、まだそれが抜け切らない気がしてなんとも。ロサさんにも心配かける事になりそうですので、家の中では騎士としての勤めはなるべく見せないようにとはしてはいるのですけども)…んー、正しくは、クリスティアの繁栄の為に、なんです。特に、アングリマーラの方とは慎重に対応しないといけませんから…戦争なんてなったら、ロサさんも困ってしまいますでしょう?(そう、こうして夫の眠るヴェイトス市を守る為にここに赴任してきたわけなのですけども、根底はと言えばクリスティア第一主義。その矛盾もまた疲れになっているのかも知れませんが…ともあれ、最後は茶化すようにくすっと笑って)そうですね…今年は雨が降り続かない事を願いながら、ですね。いっその事…しばらく旅行に行くのもいいかも知れませんけども(今は動きはないでしょうから…アマウラにまで少し足を伸ばすのもありかも知れないとか…良く考えればそんなに遠い距離でもありませんし…温泉とお酒とかあるらしいですし?) [Tue 15 Jun 2010 23:01:12]
◆ロサ・ガリカ > ( そうやって笑顔の練習をしたり、そういう所がこのお方の愛らしい魅力だと思うのだ。こんなことを言ったら、もっと真っ赤になってしまうかもしれないけれど。 ) なるほど。――私も以前の職場では、仕様人同士のそういったやり取りを経験しておりますわ。けれど、奥様の場合はヴェイトス市の平和の為に…という部分が大きいのではないでしょうか。したたかでなければ勤まらないと思いますし。 ( けれど、そういった日々はどうしても疲れを生んでしまう。奥様のように他人を貶す事を好まない方は、特にだ。――こういう時は、私の方から楽しいお話しをしよう。 ) 奥様、去年の夏に海岸沿いで花火を見ましたね。ほら、あの…ぎょまも…じゃなくてうおかみ…というアマウラ系のお店の前で。――今年も、綺麗な花火を見ながら屋台のご飯を食べるというのが、とても楽しいとメイドは思うのです。 ( 一緒に行きませんかと直接的な表現でお誘いしないのは、メイドの方から主をお誘いするなんて…というのを回避する為の、まあ言葉遊びのようなものだ。今までにもこちらからお誘いしたことはあったし。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:52:20]
◆オリヴィア@自宅 > (こちらは帰ってきたばかりでもありますし、もっぱら騎士としてアングリマーラへの対応とか情勢ばかりでしたので、小耳に挟んだ程度の情報。むしろその点ではロサさんが詳しそうではありますし、心配を掛けないように私は行きませんよとだけ言っておこうかなとか)んー…ん? あ、あはは、ありがとうございます(何か笑顔がしっくりこなくて、しばしその事に熱中していたせいで、思いっきり見られてしまって…照れたような笑顔とともに振り返って、一人で練習するよりはこうして大事な人との語らいの中での方がよっぽどいい笑顔のリハビリになりそうですし)大丈夫です…。その…なんでしょうか、人を追い落とす事を考えてばかりいると、どうしても心がすさんでしまうものですね(暖かい紅茶をまず一口。きちんと暖かな紅茶入りブランデーの香りを感じながら…警備は大変と言うほどではないのですけども、その先にある問題に対しては気楽とはいかずに) [Tue 15 Jun 2010 22:39:50]
◆ロサ・ガリカ > ( 最近、またヴェイトス市が騒がしい。街道沿いの警備の件もそうだけど、聖職者が行方不明になっているという話も勿論耳に入ってきている。そういった情報は、奥様のメイドとしてお側に居るときは勿論のこと、買出しの時の店の店主との会話や、郵便物を届けに来る配達人との何気ない会話の中で仕入れることができる。家に居ることが多いメイドが割と事情通だったりするのだ。 ) ――はい。 ( カップの中に暖かい紅茶を注いで。ちらりと奥様の方を見遣れば、窓相手に笑顔の体操なんてしてた。窓の中で目があって、くすりと微笑んでしまうだろう。そういえば、アイリーン様も窓相手に笑顔の練習をしていたとかそういう噂が―― メイドは事情通なのである。 ) 奥様、お疲れではありませんか?お仕事が大変かと思いますが、どうかご無理はなさらないで下さいね。 ( 注いだポッドの口を拭い、テーブルの上に置いて。奥様の傍らに立ちつつ、そう言おう。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:31:07]
◆オリヴィア@自宅 > (そういえば、ヴェイトス市の方でも、なにやら聖職者の拉致(?)だか神隠しだかの事件があるとか聞いた気がしますが…騎士の装備で洞窟に乗り込むと言うのは現実的ではないのでちょっと力になれそうにはないと判断。ジャスティスさんは無事でしょうかとか、考え事の内容がそぞろになったところで声を掛けられて)あ、えっ…と…そう、ですね…いただけますか? この上に注いでいただいて構いませんので(寝てませんよ?とか答えそうになりましたけども、お茶のお代わりと言われれば、確かにブランデーと大差ないこのカップの中身は確かに問題がありそうですし、素直にいただくとしましょう。あと、紅茶をサーブしていただいている間に気分転換も兼ねて、ちょっと顔をマッサージしつつ…家の中でしかめっ面で固まってるなんて問題あると思いますし…ちょっと窓相手に笑顔の練習) [Tue 15 Jun 2010 22:21:35]
◆ロサ・ガリカ > お紅茶のお代わりは如何ですか? ( ――と、傍らに寄り添いながら申し出る。奥様の紅茶のカップの中を直に確認した訳ではないが、私にはお代わり時というのがわかるのだ。それがメイドという生き物である。 奥様が今、街道の警備の件に尽力しているのは知っている。今もその思考の妨げにならぬよう、紅茶とブランデーをお出ししてから暫しの間下がっていたのだけれど…険しい表情に、少し肩の力を抜かせてあげるべきだと思い、再びやってきて紅茶のお代わりの申し出を。或いは、そのままお休みになられているようならば暖かい毛布をお掛けしようと思った。 ) [Tue 15 Jun 2010 22:16:39]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 ――奥様。 』 [Tue 15 Jun 2010 22:11:32]
◆オリヴィア@自宅 > (自宅でお気に入りの場所で、ゆっくりくつろいでいるはずなのに、街道警備の時よりもきつい表情をしていると言うのはどうかと思いますが…とりあえず、残り少ない紅茶の入ったカップにブランデーを追加して一口…。もはや、紅茶入りブランデー状態ですけども) [Tue 15 Jun 2010 22:03:21]
◆オリヴィア@自宅 > (アングリマーラの対応を受けての街道警備以来、このヴェイトスにおいても黒いのを見かけるとちょっと目で追ってしまうとか、本当は良くない事なのですけども。こちらにきてそれなりになると言うのにいまだにアイリーンお嬢様のように清濁併せ呑むほどの器は持てていないようです。と言うより私の器の限界と言ったところでしょうか)………ふぅ(ちょっと自己嫌悪交じりのため息を一つ) [Tue 15 Jun 2010 21:49:05]
◆オリヴィア@自宅 > (こればかりは、アイリーン様が出会った、マドゥーなる人物と交渉する部分になるだろうか。もっとも、私単体で話を持っていくのも妙な話ではありますけども…それに、一対一で差し向かいで話し合いと言うのは果たしてできるでしょうか。この混沌とした人種どころか種族すら坩堝なヴェイトスの中で、行きずりだったり、世間話する程度なら気にはなりませんが、クリスティアとアングリマーラと言う国を背負った部分での話し合いと言うのを、穏便にできる自信は少しありません) [Tue 15 Jun 2010 21:45:53]
◆オリヴィア@自宅 > (アングリマーラは、ヴェイトス市から自国側の街道だけに止まっているようですし…)…交流があれば、もう少し話は変わってくるかも知れませんが…(どうせなら、クリスティアとの街道と合流した先のヴェイトス市までのところをお互いで警備に当たるのはどうだろうかとか…そのための詰め所もこちらで作らせてもらうつもりですし、ぅん) [Tue 15 Jun 2010 21:37:16]
◆オリヴィア@自宅 > (さて、困ったと言ったところ…。街道の警備を万全にする為に人員を出したと言えば通りはいいでしょうけども、ヴェイトスからアングリマーラにかけての街道への人員補強と言うのは、こちらとしては面白くはありません。まぁ、文句を言えた義理ではないのですから、歯噛みするしかないのですが)…それから先は目立った動きはなし…(アングリマーラとしても当座は自国の主張を通せたところで手を止めるのだろうかと) [Tue 15 Jun 2010 21:32:49]
◆オリヴィア@自宅 > (しばらく街道警備に出ていたので、自宅でのんびりできるのは久しぶりでもありますし、それでも考え事をすれば、すぐに浮かぶのはアングリマーラ側の対応の事…)…ん…(ちょっと目を開けて、きつく夜の闇を睨むような顔をしつつ。相手の行動と挑発に対して、こちらも少し毒を混ぜたつもりですが…帰ってきた対応は過剰に反応するでもなく、人員の追加と言う現実を見据えた対応で…。黒いのの癖に、中々迅速かつしたたかだと思う) [Tue 15 Jun 2010 21:29:39]
◆オリヴィア@自宅 > (椅子に深く腰をかけて、脇の小さなテーブルには紅茶とブランデーの小瓶。夜になって少し気温が下がってきたかなとか思いながら、屋根や庭の木々に雨が当たる音を目を瞑ったまましばし楽しんで……寝てはいませんよ?) [Tue 15 Jun 2010 21:23:10]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが来ました。 『テラスに面した窓を開けて、雨の音を聞きながら…』 [Tue 15 Jun 2010 21:20:39]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 心穏やかなティータイムに 感謝を 、 )』 [Mon 14 Jun 2010 00:28:02]
◆メアリアン > おッさんッて、其れは―― 、 ( ちょッと酷いと思うの、御兄さン。 たまに、ほンとーにたまに、思う時もあるけれどッ。 ) ふふッ、分かったわ。汚れても良いお洋服、ね。 ( あンまりはしゃいで遊ぶ事なンて、子供の時も無かッたから楽しみ。 前日はわくわくして、眠れ無くなりそうだ。 ) ――― 何が、好きなのかしら… あまり私もまだ知らなくて…。 ( 聞こう聞こうと思う間に時間だけが過ぎてしまッた感。 牛乳かン、楽しみにしてるわ、なンて 。 お礼に私も何か作ッておこう、ッて内心。 ) 楽器?わあッ、演奏出来るの?もしキヨちゃンさえ良ければ、今度 ――― ( 聞かせて欲しいな、なンて 小さな声で。 ) …お知り合いの方が団長さン…! 素敵ッ ―― 海賊のお話ッて見た事ないし、是非見に行きたいわ! ( 吸血鬼に狼少女、今回は海賊―― 何度か公演を行ッている劇団ならば、多少期待を膨らンでくる。 ) ( むく、ッと味わい 飲みこンで、 ) えッ、あ、ありがとう ―― でも、やッぱりキヨちゃンのお菓子の方が美味しいと思うわ!沢山レパートリーもあるし、 ( 何だか尊敬しちゃう位。 ッてへにゃりと笑みを浮かべ。 ) ( 少し冷めた紅茶を 啜り、 ) [Mon 14 Jun 2010 00:27:13]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『( 無論今日も、帰りはそのまま家に戻るではなく 花を手に病院に寄ってから帰宅した )』 [Mon 14 Jun 2010 00:19:29]
◆キヨ > ( 一緒に遊ぶ計画をいっぱいして、おしゃべりを楽しんで、湯気の少なくなった紅茶に口をつけて、美味しいです、とほっこり顔を緩ませて―― 、 ) ( しばらくは、そうして久方ぶりの和やかなティータイムを楽しもう。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:17:05]
◆キヨ > イヤイヤ、兄者にはこのおッさんめ、ってはたかれる毎日ですよ。 ( その評価はむしろ、そッくりメアちゃんにお返ししたいね! ) だいじょーぶだと思いますよー? むしろ、遊んであそんでーッて飛び掛ってくるかもしれませんから、散歩の時は汚れてもいい服できてくださいね。 ( 川辺の草原の上とか、寝転がったりしちゃいそう。そンな風に思いッきりはしゃぐのも、たまにはいーかもだけど。 ) 色々好きな果物入れたりして…、 ロッティさんッて何がお好きなんでしょーねー? ( ふと、首を傾げて思ったまま疑問を口にする。どうせなら好きなもの作りたいですし。 牛乳かんは、今度作ってきますね、と笑ってこたえよう ) いや、わたしが主に興味あるのは楽器なンで劇はあんまり…、まぁ楽器も好きなだけで詳しいわけじゃないンですが、 知人が団長さんしてらっしゃる歌劇団があってですね。 今度やるのは海賊のお話だそーです、 ( 以前は吸血鬼や、狼少女なンかを題材にしていたと告げようか。 もちろん、全部観に行っている。 ) ですねー。 ハイ、どうぞどうぞ。 ( 軽くカップを揺らせば、ほこりと湯気があがる。その立ち上る香を楽しみつつ、もう少し飲みやすい温度になるのを待とう――、 その間、メアちゃんの様子を眺めては微笑ましげに目を細めた ) ふふ、それは良かったです。まぁ、メアちゃんの作るお菓子には敵いませんけどね。 ( 腕はもちろん、かわいーコが作ってくれたお菓子ってのはすごくおいしく感じますから。 ) [Mon 14 Jun 2010 00:13:13]
◆メアリアン > えッ、 ( キヨちゃンの反応に ぱちくり眼を瞬かせ、 ) 可愛いわッ、 だッて普通にしてても可愛いものッ、 ( 無駄に力込めて云いつつ。 男の子が放ッておかないイメージ。女の子からも、人気がありそうな そンな可愛らしさ。 ) え、持ッても平気かしら?嫌がらない… かしら? ( 少し不安そうな表情浮かべ。 けど持ちたい。くまごろーちゃンが嫌がらないなら、なンて ぽそぽそ。 ) 良いわね、ゼリーとか… 美味しそうだわ。 ( 想像して、へな、と表情が緩む。 牛乳かン?なンて、尋ねたりしつつ、 ) ええッ、今度遊びに行きたいわ! ―― 好きな劇団?キヨちゃン、劇にも詳しいのねッ。 え、あ、ええッ。 キヨちゃンさえ良ければ、一緒に見に行きたいわ。 舞台なンて久し振りで、 ( 楽しそう、ッて笑い。 どンなお話? ッて軽く問い掛けようか。 ) そうよね…!甘い物は特に 、 ( 微苦笑浮かべ、 ) けど、我慢したら身体にも悪いものね。 ( ッて すぐに肩竦め 笑う。 ) ザッハトルテもすッごく美味しそうねッ。 いただきます。 ( ぱくン、と小さくまずは一口、 ) ( 口の中に広がる甘さに頬緩め、 ) 美味しいッ、 ( 自然と声が零れる。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:56:46]
◆キヨ > … 可愛いと いいンですけど…!! ( いいんですけどね…! ) ( 思わずこう、がっくしと肩を落としつつ。 ほら、メアちゃんの反応のが可愛い。比べるまでもなく。 ) メアちゃんがリィド持ったりします? こわくなければ、 ( 持ちたければ喜んで。でも無理強いはしません。 ) あぁ、いいですねお菓子。夏ならゼリーとか、さっぱりしたの作りたいです。 ( 牛乳かんとかも素朴だけれど美味しいンですよ、とアレコレ一緒に作りたいもの考えつつ、 ) はい、そのうちわたしの家にも遊びに来てください――、 あ、 そうなんですか! ( ぱッと顔を明るくし、 ) え? いやー、わたしなんて出れませんよ。好きな劇団が今公演準備中で…、そのうち公開されると思うンですけど。 ( その時は一緒にどうですか、と微笑んで告げよう。こないだチラシもらえなかったのは惜しかった。手元にあればメアちゃんにあげたのに、また今度レェナさんから貰うことにしよう。 ) ですねッ… でもついつい、食べちゃう…! ( 疲れてる時とかストレス溜まってる時はこう。 無意識に、無心に箸が進んでいたり。 それか逆に、食べられなくなるか、 ) ( 戻ってきたメアちゃんにありがとうございます、と小さく。 きっとザッハトルテも、切り分けて貰ってトレーのお皿の上に乗ってるンだろう ) へぇ、確かにいい香りですね…、 ( 戴きます、と応えてカップを手に ) [Sun 13 Jun 2010 23:42:46]
◆メアリアン > … キヨちゃンの照れた顔は 可愛いと思うわッ、 ( 私なンかよりずッと、 なンて、へらッと笑ッて云うけれど、 ) ( 云ッた言葉に自分が恥ずかしくなッた。頬赤くして、へによン 眉を下げる。 ) わあッ、嬉しい…!ええ、今度ぜひご一緒させてッ。 お買い物も行きたい し、また一緒にお菓子も作ッたりしたいわ。 ( そろそろ夏だものね、なンて 笑みで答え、 ) お庭 …、お庭で遊ぶの、素敵ね、 ( 心配そうな視線、 気付けば パッと表情を明るく変え、 ) え? ( 次ぐ質問に ぱちりと瞬きを一つ、 ) 前は見に行ッたりもしてたけど、最近は全然 ―― でも、好きよ。 キヨちゃン 出るの? ( 瞳輝かせて、そンな 言葉。 ) うふふ、全部食べたら太ッちゃうものね…ッ、 ( これから夏だし、気を付けなきゃね、 なンて冗談ッこく笑い。 ) ( 病院の彼女 の事は何も知らないから、 ) ( 何も言えず、何も気付かず、 ) 苦いわよね…、 ミルクとお砂糖いッぱい使ッちゃうもの。 ( そンな普通の会話を、普通に、楽しげに 。 ) ( 少しの後、キッチンから戻る娘の手には トレーとカップとその他諸々。 へにゃり、と笑い掛け、 ) おいしい紅茶をね、此の前貰ッたのよ。 ( どうぞ、 と紅茶を注いで カップを彼女の前へと。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:26:52]
◆キヨ > やだなぁ、メアちゃんみたいなかわいーコに言われたら照れちゃいます。 ( なンて、ぇへらと嬉しそうに。 ) あ、ホントですか! それはくまごろーも喜びますよ、今度ぜひッ。 メアちゃんと一緒に服見にいったりもしたいですしー…、 ( 夏服買いたいンですよね、と笑いかけ、 ) はい、庭があるのでそこで…、 ( 視線の落ちる理由を知らないわたしは、その表情に僅か瞳を揺らし、心配そうにメアちゃんを見 ) あ、メアちゃんは劇とかッて好きですか? ( ふと話題を変えるかのよう、そんな問いかけ。 ) いえいえ、いらっしゃったら一緒にと思ったンですが――、 二人で食べきっちゃうには少し大きいですしねッ。 ( かといって、病院の彼女はまだこういうものは食べられないだろうし―― いや、実際病室を訪ねて彼女の姿を見ていないからどうかはわからないけれど。 ) あぁ、それを聞いて安心しました―― 苦いですよね、 ( ミルクと砂糖ないとホント無理です、なんて笑って頷いた ) はい、おねがいしまーす。 ( と、キッチンへ向かうメアちゃんを見送ろう。 こうやってキッチンに立つ後姿を眺めるのは、 わりと好きだ。 おやじっていうな。…。 ) [Sun 13 Jun 2010 23:11:14]
◆メアリアン > ( 浮かべられた笑みに、自然つられた様に笑みを浮かべ、 ) ありがとう。――キヨちゃンは 優しいわ、 ( えへ、なンて 照れくさそうな笑い声と共に。 ― 視線を彼女へと戻した 一瞬、少しの違和感。 其れが、目に落ちた陰とは気付かぬまま、 ) 一緒にお散歩とかッて楽しそうね。 雨の日は無理でも、今度、いつか、 ( 一緒にお散歩とか行きたいな、 なンて、呟くよに。 ) お家の中でも一緒に遊ンだりするのかしら? ( うンと小さい頃、犬を飼ッた事は有るけれど。憎らしい以外の何も無くて、彼女が浮かべる様な微笑ましい感情が 理解出来ずに。 少しだけ、視線が落ちる。 ) あ、 ( すぐに、其れも戻るけれど。 ) ありがとうッ。 きッと喜ぶンじゃないかしら、 ( 今日はお姉ちゃンが 何処かに出掛けているのか、お部屋で何かしているのかは 解らない から、後でキヨちゃンからッて 渡してあげよう。 ) あら、一緒だわ。私も珈琲はあまり好きじゃないものッ。 ( 苦くて、なンて 肩すくめ。 ) 紅茶にするわね。 ――座ッてて?今用意するからッ 、 ( リビングのソファを指して、 己はキッチンへと向かおう。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:58:20]
◆キヨ > いーえッ。 メアちゃんが謝ることなンてないですよー。 ( にへら、と笑みを浮かべてみせ。 ほんと、メアちゃんもレェナさんも謝ることなんてなにもないのに。 謝るべきは、むしろ、 ) … ( 嫌いだという雨を見やるメアちゃんに、表情を無くしてふと目に陰が落ちる。 それは、メアちゃんの視線が戻る頃には消えてるンだろう が、 ) はい、雨だとくまごろーの散歩に行けないのが困りますけれど。 ( 笑みを浮かべるのが、一瞬遅れた。 ) 散歩いけない分、家で元気にしてますからねー、 ( 困る、と言って苦笑するけれど、そこにはどこか微笑ましげなものもある。飼い犬は、やっぱり可愛いものだから。 ) お邪魔します―― ふふふ、それは良かったです。 残りはまた、ロッティさんと一緒にどうぞー。 ( 今日はいないンでしょうか。家の中にお邪魔しながら、思わずその姿を捜すよう周囲を見回し ) 良ければ紅茶でお願いします。 珈琲はちょっと苦手でー… あ、でもメアちゃんが飲みたいものに合わせますから! [Sun 13 Jun 2010 22:45:37]
◆メアリアン > 心配掛けて、――ごめンなさい…、 ( へろり、眉が下がり。何だかキヨちゃンには沢山心配を掛けちゃッている気がする。 例えば、―不意に視線がまだ雨の止まぬ外へと動き、すぐに彼女へと戻そう。 ) … ? ( 決まり悪そうな少女の様子に、不思議そうに首を傾げ、 ) そう ? ( 続く言葉には、表情其のまま 不思議そうな声で、 ) …ああ、確かに―― 太陽は隠れちゃッてるものね。 … 、 ( ありがとう、 なンて言葉を小さく零して、 ) わッ、 ( 揚げられたバスケットと、言葉に こくこくッと何度も頷いて、 ) ええッ、大好きよッ。 キヨちゃンのお菓子なら何でも好きだけどッ、 ( 傘を受け取れば、玄関の隅に置かれた傘立てに入れて、 ) 紅茶が良い?其れとも珈琲が良いかしら? ( 問い掛けながら、リビングへと進もうか ) [Sun 13 Jun 2010 22:30:03]
◆キヨ > ―― 良かった、 ( 呟きは、安堵の色濃く。ほんの少し、眼差しがやわらかになる。 あの後体調を崩してしまったのは、きっと精神的なものが大きいだろうから―― …、 ) … ( 同じような雨の日、同じように貴女が体を崩したことをふっと思い起こしたけれど。 すぐに意識の底にぐぃと埋め直し ) …ン ン、 ( なんだかつい先日、似たような心配をされた気がして決まり悪げに言葉を濁す。その時は、お疲れかと訊かれたのだけれど―― メアちゃんの前では、ぼンやりしていることは少ないような気がする。今みたいに。 ) …わたし、雨の日はわりと嫌いじゃないんですよ。 だって太陽がいませんからね。 ( 狐の嫁入りだったら最悪ですけど、 なンておどけたように肩を竦めてみせた。 だから、申し訳なく思うことなんてない。 ) ありがとうございます、メアちゃんの淹れてくれたお茶だいすきなので嬉しいです――、 そうそう、今日はザッハトルテ作ってきたんですよー。 ( いかが? と、ひょぃとバスケットを顔の横まで上げて掲げ。 チョコケェキすきでしたよね、と笑った。 )( 傘は、すみませんと断ってからお願いしましょうか ) [Sun 13 Jun 2010 22:19:21]
◆メアリアン > ( ドアの先に居た少女を見遣れば、嬉しそうに更に表情を緩め、 ) 体調はもう十分良いの。―― ありがとう、 ( ドアを大きく開いて、キヨちゃンに 中へどうぞ、 と促そう。 ) キヨちゃンも… 具合とか、悪く無い? こンな夜… しかも今日は雨なのに、 その、 ( 来てくれて、 なンて ちょッと申し訳なさそうに ごにょごにょと。 ) お茶を用意するから、―― 上がッて? ね? ( 傘を預かろうと 手を伸ばし 首を傾げる。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:08:16]
◆キヨ > ( 小さく寄り来る足音が扉越しに聞こえれば、ふっと微笑ましげに口元を緩ませ ) こんばんは、 ( ドアが開いて、視界に映るメアちゃんの顔に わたしもつられたよう、ぇへら、と笑みを ) 体調はどうですか? ( 以前崩していたせいで、つい真っ先に気にしてしまう ) 雨のせいか、暑かったり寒かったりしますから――、風邪引かないように気をつけてくださいねー。 ( 特に夜は冷えますし、と、 出かける前に兄者に言われた言葉、そうとは気付かずわたしも同じように口にする。 ) [Sun 13 Jun 2010 22:01:01]
◆メアリアン > ( 階段を下りて、リビングへと向かう其の途で響く 音、 ) ( びく、と無意識に肩が揺れて ― 足先を玄関の方へと向けていけば、雨音に交ざり聞こえる 声。 ) あ、 ( 音を洩らし、 ) ( パタパタと小走りで玄関まで行けば、其の扉を開こうか。 ) 今晩和ッ ―― 、 ( へにゃり、と笑みを浮かべて。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:51:19]
◆キヨ > ( 来訪を告げる音が、貴女の元へと響くだろう ) こんばん はー。 ( 少し声を張り上げ、挨拶を述べた。訪れびとはわたしですよ、とその声でもって名乗るかのように。メアちゃんまで届くかどうかわからないけれど。 ) … ( そうすることに意味はないのに、無意識にドアを見上げて、畳んだ傘と一緒に一まとめに手にしてたバスケットを右手で持ち直す。 ドアの向こうからの反応を待つ間、傘をバサリとはためかせて水滴を落とそうか ) [Sun 13 Jun 2010 21:47:26]
お知らせ > キヨさんが来ました。 『( ノッカーが数度揺れて、 )』 [Sun 13 Jun 2010 21:43:03]
◆メアリアン > ――― …、 ( 何処かに出掛けよう、と思ッて思い付く場所なンて殆ど無い。 ) ( 暗黒街か、貧民窟か、――鶯さンの所か、お買い物か、其れか芸能横丁に在る喫茶店 ? ) … ( 目玉泥棒をする気は無いのだから、暗黒街に行く気は無いし、 ) ―― そういえば、最近ルァに会ッて無いわ…、 ( 最後に会ッたのは何時だッけ。―― 時間が経つのは、早過ぎる。だッて、お兄ちゃンが居なくなッて、そろそろ1年経つンじゃないかしら。 ) ( ゆらりゆらり、無意識に揺らしていた足を止め、 ベッドから降りる。 ) 雨が止ンだら、ちょッと出掛けてみようかしらー…。 ( あァでも変な事に巻き込まれたくは無い。 ― そンな事ぐるぐる考えながら、部屋の扉を開け、リビングへと向かおうか。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:41:59]
◆メアリアン > ( ホワイティア居住区に在る自宅の 二階自室にて、ぼンやりと窓を外を見遣る娘。 ) ( ――雨、早く止めば良いのに、 なンて、 ) ( 小さく溜息を吐けば、ベッドに腰を下ろす。 ) ( あの事件以来、あまり家から出る事も無く、淫売窟に行く事も無く、昔みたいに暮してる。 ――キヨちゃンが、偶に様子を見に来てくれる事と、家族である人が変わッた事くらいが、昔と違う所。 ) ――いい加減、外に出る様にしなきゃ 駄目かしら、 ( はあ、と何度目かの大きな溜息を吐いて、 部屋の隅ッこに置かれた鞄へと視線を遣る。 ) [Sun 13 Jun 2010 21:28:14]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ―― あめは、嫌い。 )』 [Sun 13 Jun 2010 21:24:00]
お知らせ > リーザさんが帰りました。 『 グラスを片手に黙り込む 』 [Sat 12 Jun 2010 22:00:14]
◆リーザ > ( ようするにメアリアンだけが何も知らずにぬくぬくと育っていたってわけだ。 そりゃあ、ああいう性格にも育つだろうさ―――…いや、そも、メアリアンが両親や兄や兄の恋人、関係ない人間まで巻き込みまくって殺人鬼になった最初の動機は何だったんだろう? 親が嫌いでも 兄の恋人が許せなくても そんな簡単にああいう人格になるだろうか。 ――――案外本人が記憶から抹消しているだけで、一度くらいはこの家族の―――両親の本性に触れた事があったんじゃあないだろうか。 ) [Sat 12 Jun 2010 21:59:15]
◆リーザ > ( メアリアン・ロッドを無理に刺激する必要も無い。 あれは今や無力な子供だ。 仮面の男や異常な看護師がまたメアリアンを脅かせば脅かす程、上手い事あたしの株が上がる。 それなりに真面目に仲良し家族ごっこをやってやっても良い。 付き合いきれなくならない限りは。 案外それがこの穏やかな生活を続けるのに重要なことかもしれないし――――あたしはあの屑みたいな母親とは違うという証明になるのかもしれない。 ) …母親だって。 嫌だわ。 ( は、と鼻で笑って行儀悪くソファに足を上げ、ブランデーを一口呷る。 親、といえば。 メアリアンの両親について調べる為に改めて机の中や寝室のあまり興味の無かった所を調べてみた。 ――――トウィードル・ロッドの裏の顔を知った時から何となく歪さを感じていたけど、ああ、そういうこと、と少し納得もした。 ) ( 父親は宝石商で母親は看護師―――というのは上っ面。 出てきた書類やメモに何度も躍る言葉は「娼館」「娼婦」。 ああ、と顔を顰めて吐き捨てる。 あたしがどんなに金が無くても避け続けた屑みたいな仕事だ。 ) [Sat 12 Jun 2010 21:20:02]
◆リーザ > ( 思いのほか穏やかな日々が続いている。 私を煩わせる人間は居ない。 私を憤らせる人間も居ない。 理不尽な暴力も、金に纏わる焦燥感も、希望を失う光景も無い。 ただ安穏とした空気と時間があって、声を荒げる理由も無くて、心穏やかに過ごしている。 妬み嫉み渇望した日々には戻りたくないという一抹の不安は残るが、それは過去を客観的に見れているという事じゃあないだろうか。 ) ( 結局の所、ただ環境一つでこれだけ心は安定するものなのかもしれない。 ) [Sat 12 Jun 2010 20:58:11]
◆リーザ > ( 何事も無く一日が終わろうとしている。 がらんとした広くて静かなリビングにはもう慣れた。 倉にあったブランデーを開けてグラスに注ぎ、カンテラの灯りで本を読む。 活字なんて真面目に読んだ事も無かったが、必要性に駆られれば、その上でそれが案外面白かったりもすれば、ゆっくり噛砕きながらでも読む事が出来た。 スラムや暗黒街の安雑居から越してきて暫し―――覚えなきゃならない世間の話題、知らなきゃ恥ずかしい金持ちの常識、事業を起こす為の知識、そんな本を暇を見つけては読んでいる。 バイトを辞めた都合、時間だけは沢山あった。 ) [Sat 12 Jun 2010 20:51:11]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ロッド邸、一階リビング 』 [Sat 12 Jun 2010 20:45:03]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 道行く人の中にそれとなく自警団員を探しながら、通り過ぎた。 )』 [Sat 12 Jun 2010 00:10:54]
◆エアリー > ( 共犯者が欲しい、という感覚には考えが及ばず、しっかりとズボンに入れたシャツの上、右脇腹に手を当てた。 …毎日のように焼き落とせないだろうかと考えるものの、その程度で消えるわけがないと思ってしまう。 実は単純なものかもしれないのに、奴隷の印を消すのに良い方法は?なんて誰に相談できるわけもなく、手をつけられない。 用心し過ぎなのか、それにしては今のこの状況は何なのか。 ) [Sat 12 Jun 2010 00:10:18]
◆エアリー > ( ―――もとい、いつまで関わっていられるか、になるのだろうかと肩をすくめた。 ) ( ロッテ改めリーザが自分を側に置くのは、殺人狂であるメアリアンに対しての備えだと思っている。 もしもメアリアンを首尾よく殺すことができたなら、あの家に部屋を与えられるのはその報酬のようなものだろう。 では、メアリアンとリーザが上手くやっている現状では? …結婚詐欺師と目玉泥棒にとっても、逃亡奴隷を身近に置いておくのはリスキーな事だ。 もちろん目玉泥棒はその事を知らないのだけれど、結婚詐欺師は知っている… というか、最低でも当たりはつけているはずで。 エリスという名前までは辿り着いていないとしても、奴隷の印は今も右の肋骨下縁にそのままだ。 ) [Sat 12 Jun 2010 00:00:21]
◆エアリー > ( 本当のところ、自警団が逃亡奴隷や指名手配犯についてどの程度把握しているのかは分からないが、何であれそれを生業にする者の能力を侮るのは危険だと知っている。 逃亡奴隷が生き長らえるケースは少ないようで、一定期間経過すれば死んだものとして扱われるのが一般的と聞いていても、逃亡してからもうじき二年は 『もう二年』 ではなく 『まだ二年』 だ。 ハーフエルフの血のためか、十代半ばでありながら見てくれの変化はほとんど止まってしまっているし、警戒しないわけにはいかなかった。 ロッテには臆病なやつだとまた侮られるかもしれないけれど、逃亡奴隷という身の上については、用心してし過ぎることはないと思う。 逃亡奴隷だと発覚して、生存を知られ、また名指しで追われるようになったら最後だ。 反社会的な者はいくらでもいて、神出鬼没のヒーローを気取った暴漢や、大勢の記憶を同時に操作してしまう催眠術師、殺人狂、吸血鬼なんかと比べれば無能な分かわいいものでも、それが見逃す理由にはならないし。 一緒にいるのが結婚詐欺師と目玉泥棒では危なくってしょうがない。 ) ―――…なんでまだ関わってるんだ? ( 通りの向こうに見えてきたロッド邸を眺めて、小さく一人ごちる。 メアリアンは今、あの家で暮らしているのだろうか。 それとも色街に引っ込んでいるのか… 特に意識したわけではないのだけれど、すれ違っているうちにこっちが寄り付かなくなってしまった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:47:29]
◆エアリー > ( 心配するほどのこともなく、ロッテ… もといリーザ・ロッド夫人は義妹と上手くやっているらしい。 アイゼンリッター他に襲われたというのもロッド姉妹は被害者ということで通っているようだし、とりあえず当面の問題にはならなかったようだ。 所在の知れている看護婦というのも余計な事は口にしていないようだし、真意は知れないものの敵でないのなら、後はアイゼンリッターが捕まったりして新展開にならないよう祈るばかり。 …幸運を当てにするしかないというのが気持ち悪いところだけれど、それこそなるようになると思っておくしかないだろう。 むしろ、もう一人のロッド邸の住人である逃亡奴隷にとっては――― 変質者からロッド姉妹を守ってくれるという、自警団の方が厄介だった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:18:10]
◆エアリー > ( たまにしか様子を見に来なくて、来てもすぐに帰ると言った方が正しくニュアンスが伝わるかもしれない。 ホワイティア居住区の中でも富裕層の邸宅が多い一角。 最近新しい住人を迎えたメアリアン・ロッドの屋敷に近付いて、ランニングのペースで駆けていた娘は足を緩めた。 クールダウンしてから一休みしようかといった調子で、ゆったり歩きながら首にひっかけたタオルで汗を拭う。 耳と髪を押し込んでいたニット帽を脱ぎ、すぐにかぶり直す。 身につけているものがほとんど全て派手目なブランド物というのが、運動するにはいささか不釣合いな感じだけれど、そんなスタイルに惹かれるお年頃ということで通じるか。 とりあえず一見した限りでは、普段あんまり運動しないのだけれど思いついてダイエットとか、そんな雰囲気に仕上がっている。 少なくとも、粗末な格好しているよりは街並みから浮いてしまうことはなかった。 ) [Fri 11 Jun 2010 23:09:19]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( たまには様子を見に来るが。 )』 [Fri 11 Jun 2010 22:49:37]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 帰ったら両親の持ち物をもっと調べよう 』 [Tue 8 Jun 2010 23:22:36]
◆リーザ > ( 当面は潜伏だ。 静かに暮らし、メアリアンやその友達―――こないだのは何と言ったか、キヨ、だっけか―――とも上手くやって、近所の人間に好印象を与えて居場所を作り、それから、メアの両親やトウィードルについてもっと家の中を調べよう。 外で調べる事が出てきたらまたフレッタやエアリーを使えば良い。 暗黒街にも一度戻って、あれこれ当たってみるべきか。 何だか充実してるじゃあないか。 しかも、真っ当に、クリーンに? ) [Tue 8 Jun 2010 23:12:22]
◆リーザ > ( メアリアンを此方からどうこうする心算も当面は無い。 しばらく様子を見て分かったが、以前は兎も角、アレは今現在目玉泥棒なんてやっていないし、やりたいとも思っていない。 兄を生き返らせるなんてのは無理だし、やらかした事は忘れたいとすら思っている感じだ。 そこを上手い事コントロールする限りアレはあたしにとって無害どころか、手綱を握ったようなもんだ。 トチ狂ってまたおかしな事を始めない限り、精々仲良くやっていこうじゃあないか。 ) ――――順風満帆だわ。 ( 一人夜道を自宅へと歩きながら、舞い上がりそうな気分になってステップを踏んだ。 ツテもある。 「瑪瑙の鍵」のフレッタ・ビーチェとまた近いうちに会おう。 暗黒街の外にシェアを広げられるかもって言ったら少しは興味ありげな顔してたし。 あたしの強みは暗黒街とスラムに詳しい事だ。 ああいうツテをもっと増やせば、将来的にはちょっとした事業主にでもなれそうじゃあないか。 ) [Tue 8 Jun 2010 23:06:04]
◆リーザ > ( 暫く大人しく過ごしている。 メアリアンとは少なくとも表面上安定した状況が続いているし、あの仮面とストーカーの馬鹿騒ぎのお陰ですっかり大人しくなって扱い易くなった。 家の家具や間取りにはもう慣れたし、近所の道と店の場所もだいたい把握した。 バイトをやめたお陰で時間があって、最近はあれこれと次の儲けを考える時間が増えた。 ただ家を乗っ取っただけじゃお金は増えないし、よりよくなった社会地位ってのを活用して良い生活をもっと良くしないと。 素敵な事に、暇と自由は腐るほどあった。 貧乏暇なしっていうのは本当に本当だ。 もう戻りたくない。 ) ( 相変わらずエアリーは自警団を警戒して暗黒街に残した部屋に籠っているようだが、あいつもそろそろメアリアンとまともに引き合わせたい。 どうなるかちょっと予測し辛いが、いざって時にあの二人がちぐはぐだと立てた予定をあっさり崩されかねないし。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:55:33]
◆リーザ > ( 自分が恵まれない貧しい家の出だという事も話の中に匂わせておく。 訊かれれば素直にそうだと肯定するつもりだ。 どうせそこを偽っても金持ちの常識なんて知らないんだから何れ必ずボロが出るし、それだったら最初から素直に言ってしまった方がまだ印象も良いだろう。 それから、そんな貧しい自分に目をかけてくれたトウィードル・ロッドがどれだけ素敵な男だったか、彼にどれだけ感謝をしているかの話。 いかにも世間に理解があり、差別や偏見はいけないなんて思ってそうな若くて素直で幸せそうな女からまず取り入るのだ。 孤立無援のホワイティア居住区に自分の居る正当なポジションを作らなければ、いつまで経っても異物でしかない。 幸か不幸かメアリアン・ロッドはまともな社交性を持ち合わせておらず、近隣住民との接触は最小限しかなかったようだ。 それすら近所の興味を引く好材料になるだろう。 不幸な妹と健気な姉のセット販売だ。 何だか耳触りの良い話になりそうじゃあないか。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:45:32]
◆リーザ > ええ、それじゃそろそろ…ええ、ありがと。 頑張るわ。 ( 和やかに笑ってみせ、そんな言葉と共に立ち去る。 相手は近所に住む比較的若い女。 子持ちの既婚者で中の上くらいの暮らしをする人の良さそうな女だった。 丁度それくらいのを探していたし、ただの世間話をするだけで、あまり深い話をせずに分かれた。 頭の固そうな婆では駄目だし、金持ち過ぎても駄目だ。 本当は男に取り入るのが一番楽しそうだが、それはまだ早い。 リーザ・ロッド夫人は 夫の行方が知れず、両親を早くに亡くして世間に馴染めない義妹の世話をしながら世間の冷たい目にも負けずにロッド家を切り盛りする健気な女、なのだ。 いきなり男に取り入ったりしたら味方に出来る人間も敵に回しかねない。 今は静かに、先ずは構築する時だ。 ) [Tue 8 Jun 2010 22:37:59]
お知らせ > リーザさんが入室されました。 『 ホワイティア居住区/立ち話 』 [Tue 8 Jun 2010 22:10:59]
お知らせ > オブリージェさんが帰りました。 『( しかしその夜はいよいよ人を見ることは無かった。 )』 [Sat 5 Jun 2010 02:32:20]
◆オブリージェ > ――明るイ時、だけナだったナぁ。 (暗くなったら人が居なくなるなんて聞いていない。だから吸血鬼は探す事にする。道也に歩いていれば、その内に何かを見つけるかもしれない。一休みをして、明るくなればソレこそまた沢山の人が見れるかもしれない。そんな考えからか、吸血鬼は街を出鱈目に歩き続ける。薄暗い路地を見かければ、其方へと。行き止まりにぶつかれば壁を登り、向こう側へ。そんな事を繰り返しながら街を吸血鬼は徘徊していく。) [Sat 5 Jun 2010 02:26:03]
◆オブリージェ > ――ヴぇいとスっていうんダっけ。 ( 昼間、この街に入ってから数人の人間に何か話しかけられたりもした。大半の人間は、話が通じにくい幼い吸血鬼に顔を顰め去ってゆく。 この吸血鬼のある者は迷子とでも思ったのか、何処から来たのか。と聞かれた事があった。「知らない。」と応えてたら、ここがなんて名前の場所で、どういった風の場所なのかを教えてくれた。最終的にはその人間も、他の者と同じ様にどこかにいってしまったけれど。吸血鬼は、その会話の内容の大半を理解する事はできなかったけれど、この街の名前は覚えたようだ。 ) ――こコには、人間ガ一杯居るッテ聞いてタけれド…。 [Sat 5 Jun 2010 02:16:17]
◆オブリージェ > ( だが、オブリージェはその事知る事は無く、また理解もできない。今時分の居るこの場所が、昨夜墓場から見えたところなのだと疑わない。辺りを見回しながら闇雲に歩き回る。) ――誰モ、居なイのかナ。明ルい時ハ、あんなに一杯居たノに。 ( 昼間と違って、あんなに沢山見かけた人間を見かけないことに少しの疑問を感じながら吸血鬼は歩く。 ) [Sat 5 Jun 2010 01:59:38]
◆オブリージェ > ( 最初の印象は、そんな感じだった。昨晩、十字架を模したモノが沢山あったつまらない場所から見えた灯りの固まっていた場所を目指してきた。ここが、その場所なのかは分からないけれど、最初の印象はそんなものだった。 ) ―――色んナ建物、一杯あるけド、狭そウ、かな? (身に纏ったぼろい布切れが緩やかに風に揺れる。生まれたばかりの吸血鬼は、墓場から見えた灯りを目指して街に来ていた。尤も、昼間は周り全てが明るかったから方向は出鱈目で当初目指していたところとはぜんぜん違うのだった。) [Sat 5 Jun 2010 01:49:41]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『少し、窮屈―――。』 [Sat 5 Jun 2010 01:42:26]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『( 邪其禍津卑はその存在定義に遵ってただ、街に拡がる )』 [Fri 4 Jun 2010 00:34:52]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『( そして私は暫し、その街の灯りを眺めていた。 )』 [Fri 4 Jun 2010 00:32:17]
◆だいだら > ( でも、じゃあどうしたら良いのだろう。このままでは漁村の連中は皆死んでしまうのではないか? …何を、お前が望んだことなんだぞ。だいだら。 でも、こんなことになるなんて思っていなかった。ヒトの生贄が手に入らなかったら、もう私はどうすることも出来ないに違いない。 ) ―――? ( まがつひ様の言葉と共に、指差す方向を見る。私はその先にあるヴェイトス市の明かりを見た。遠い遠い、別世界の明かりだ。…あの街に、まがつひ様は広がっていくのだろうか。そうして私はその力を借りて、やがて皆に恐れられる存在になる。 …私は力が抜けたような、絶望したような、不思議な感触に襲われ、にへらと笑ってまがつひ様を見た。 …もう、逃げられないのかもしれない。私は、どこにも。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:30:22]
◆マガツヒ > ( 狗の毛の感触。 袖を通した着物が身を包む感触。 時折触れる大太郎法師の指先。 寄り代はそれらを「好い」と感じるようだ。 俯瞰する他人ように「ふうん」とその反応を記憶し、禍津卑は黙って狗を撫でる。 大太郎が何か喚いているようだが、何の話をしているのかあまり意味が分からなかった。 ヒトを連れてくる、という事自体には何の問題も無いが。 ) 拡依、邪其禍津卑 徒歩口伝往様以為 地祇 大太郎法師 ( 珍しく長めの言葉を何か言って、禍津卑は爪の尖った人差指を虚空の向こう―――ヴェイトス市の街明かりの方向に向けた。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:22:35]
◆だいだら > ………! ( そうしてだいだらはまた勘違いをする。犬を食わぬのを見て、こんな生贄は喰うに値しないということなのだと捉えたのだ。 ) も、申し訳ございません!ひ、人は中々連れてくることが出来ず…! ( あたふたと慌てる。もし食べないのであれば、この犬は連れ帰るべきだろう。ずっとここに繋いでおいては糞もするし小便も引っ掛ける。崩れているとはいえ、この神の社でそれを許すべきではない。 ) ………。 ( 腕をばんざいして大人しく着替えさせてくれるのは、幻想一座の半端者の芸人を思い出す。だいだら自身は意思疎通が困難な相手の世話をするのは、自覚は無いがなれているのだ。…あの芸人と比べているのが知れたら、お怒りを買うかもしれないが。 袖を通し、着物の前を合わせ、紐でしっかりと結ぶ。私は裸になってしまったが、もう夜も遅いし人に見つからなければ大丈夫だろう。 ) 終わりました。 …今度来るときには、お布団をお持ちしますね…。 ( すっかり世話役のような真似をしているが、全て恐怖心からの行動である。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:10:04]
◆マガツヒ > ( この大太郎法師の末裔がどういう意図で何を欲しているのか知らない。 ヒトと同列の世界で細々と存えている末端であるし、そういう程度の原理で動いているのだろうが。 此が動く度に波風が立っているのだから、棄て置いて問題はなかろう。 此を殺したり苦しめたりしたとて、大した効果は得られない。 ) 妾憤非也? ( 感心なさげな顔で犬の頬をぺたぺたと触れる。 此処最近は件の漁村で十分な栄養価を寄り代に与える事が出来ていて、今直ぐこれを喰う理由が無い。 なにより、この狗を喰った所で矢張り、誰一人困りも悲しみも怒りもしない。 放っておく事にする。 大太郎法師は何か、着替えを提案しているようだが―――之も寄り代を維持するのに有用であると最近は理解している。 何処かでもっと着る物を拾ってくるべきかもしれない。 ) ( されるがままに腕を上げばんざいをして、着せられるままに袖を通し、犬の鼻先を弄る様は知恵の足らないただの娘の様に見えるかもしれない。 ) [Fri 4 Jun 2010 00:02:27]
◆だいだら > ………。 ( この間まで着ていた、不釣合いな黒いドレスはどうしたのだろう。汚れて捨ててしまったのだろうか?破れてしまった着物は最早衣類としては不十分だ。そうだと知っていれば、一座から一着ぐらいくすねてきたのに。…仕方が無い、とだいだらは着ていた和風の着物――大したものではない。継ぎはぎも多いし、何よりお線香の匂いが染み付いている――を脱ぎ始めた。 ) あっ、は、はい。あ、あの…。 まがつひ様のお怒りを、なにとぞ、お静め下さるよう…。 ( だいだらは恐れていた。それ故に、はっきりとは言わなかった。「この間の願いを無かったことにして欲しい」と――。神様がお怒りを感じているという勝手な思い込みで、だいだらは大きな過ちを犯しているのである。もっとも、仮にはっきりと伝えたところで既に聞き届けられた願いを無効に出来たかどうかはわからないが。そしてこうして生贄を捧げ続けるのは、あの漁村への復讐以外にも、神の祟りが自分に向かないようにというある意味利己的な考えもある。 ) ( 犬は相変わらず怯え、身を竦ませている。 ) あの、まがつひ様…宜しければ、お召し物を… お、お取替えしましょう? …し、失礼します…。 ( 怯えつつもまがつひ様に近づき、その破れた着物を脱がせようとする。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:48:23]
◆マガツヒ > ( 状態は並。 前の寄り代は非常に良い適合率を見せ、平凡な代物なら三日から半月も持てばマシな物だったのを、二ヶ月以上を維持し続けたのだが―――今回の寄り代はあまり期待できないかもしれない。 タスケテタスケテとまだ何処かで囁いている。 まぁ、その都度見繕えば良いのだが。 ) 大儀勿 何迩故贄遣妾 ? ( すく、と立ち上がる小柄な姿は破れ千切れた着物の肩口から屍のように白い肌を晒す。 相変わらず裸足だ。 見下ろすように顎を上げて首を傾げ、差し出される犬の額に不思議そうに触れる。 贄をまた差し出そうと言っているようだが、今度は何を願うのか。 ) ( 「次々と贄を差し出さなければならない」というのはだいだらの勝手な思い込みでしかない。 既に贄は十分に満たされ、願いは聞き届けられている。 いつまででもどこまででも怨敵を祟り、子子孫孫まで禍を齎すだろう。 縁者の誰一人残らなくなるまで。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:38:11]
◆だいだら > ( それにしても、これは何なのだろう?一体何が起きているのだろう。 ) ( だいだらは何もかもがわからぬまま、娘の背中を汗ばんだ手でさすり続けた。寄り代の娘というものが必要になるということを知らない為、助けを求めているのはまがつひ様であると思ってしまっているのだ。…もし寄り代のことを知ったならば、だいだらは心の底から震え上がっただろう。自分もそれに選ばれるのではないかと。…もっとも、零落した妖怪がそれに適するのかどうかはわからないが。 ) は、はい。だいだらです。あ、あの…大丈夫で御座いますか? ( その声、喋り方はまがつひ様のようで、奇妙にも安堵した。それ程までに直前に見せていた様子がおぞましかったのだ。 ) きょ、今日は…お供え物を、しにきました。あの、犬… ひ、人じゃなくて、申し訳ありません。 ( 生贄には獣より人のほうが適している。誰に聞いた訳でもないが、勝手にそう思い込んでいた。 その犬の方はすっかり怯えきってしまっているが。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:25:01]
◆マガツヒ > ( 禍津卑 は別段苦痛を感じているわけではない。 苦痛を感じ助けを求めているのはその、新しい寄り代の娘だ。 暫く利用していた寄り代が昨晩失われ、新しい物を見繕ってきた所―――出来るだけ相性の良い、出来るだけ本質の近い個体。 十前後の娘で、アマウラ人が好い。 巫女の資質があり、仄暗いものを腹に秘めていると尚好い。 そういった個体をようやく見繕って我物にしようと試みているが―――毎度ながら、ヒトとマガツヒは共通項を見つける方が難しいくらい全く異質の存在だ。 マガツヒの構造に適合するように可能な限り擬人化して、血や、筋や、骨や、脳や、魔術を通す回路を都合よくバイパスする。 マガツヒに必要な物を肉と骨と血から構成し、マガツヒに不要な物を排除し、ヒトの形を保ちながらなんとかそれらしい泥人形を構築するのだ。 精々マガツヒの1%も再現しえない泥だが、ただ地べたを歩き、観測する為の駒ならこんなものだろう。 ) ―――――…ぎ ィ 大 太郎 大太郎 妾訪耶? ( ゆらりと身体を起こした娘の髪が、ぶわ、と闇の様に長く伸び広がり、双目を隠した。 ぎざぎざの牙のような歯と長い舌が覗いている。 ) [Thu 3 Jun 2010 23:13:59]
◆だいだら > ( まがつひ様じゃない。最初に受けた印象はそうだった。以前お会いした時とは全然似ていない娘で、髪の色も目の色も顔かたちも違った。その娘が畳の上で悶え苦しんでいるのだ。思わず耳を塞ぎたくなるような声にがちがちを歯を鳴らす。獣染みた瞳と視線を合わせたとき、私はあんな目よりも一つ目の方が良いと思った。 ――まがつひ様でないのなら、私はすぐに逃げ出すべきだった。でも、そうしなかった。まがつひ様ではなかったけれど、まがつひ様であると思ったのだ。本当におかしな話だが、その時はそうだと思ったのだ。 ) ………。 ( そのまがつひ様が、私に助けを求めている。そう錯覚した一つ目の妖怪は、震える子犬の紐を適当な柱に結び付けると、すくんだ足を必死に動かして近づいていった。ここで助けを拒めば私は死ぬまで呪われるのだ。恐怖した私にそうする以外の選択肢は無かった。そうして畳の上にしゃがみ、その娘の背を撫でた。 ) う、 うぅ、 うう ま、まがつひ様…。 ( ここに来る前に厠に行っておいてよかった。そうでなかったら、私は粗相をしていたことだろう。そして―― その少女の身体に異変が起きる。まるで錯覚を見ているかのようだった。娘の身体が、蠢いて変化していくのだ。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:58:53]
◆マガツヒ > ( 其処に居るのは長い黒髪の、吊り上がった切れ長の睫毛の娘ではなく、茶色みがかった短髪の瞳の大きな娘だった。 娘は涎を垂らして眼を見開き悶え苦しみ、この世のものとは思えない甲高い奇声を上げて畳を掻き毟る。 ) イギッあぎぎゃぉああああああああああ唖gあヱううう゛うえ… ( ぐりんっ、と斜め下から首が45度回って、獣のような目が来客を真っ直ぐに視たのは偶然かも知れない。 ) あ゛アうェだ zげ t ( 直後娘は一瞬、助けを求めるような顔をしたかと思えば、ぐるんと瞳を回転させて舌を出し、鼻と眼から血を噴きながら先程のぱきぱきぽきぽきという音を立てて歪に蠢く。 血管がどくんどくんと異常な速度で蠢くのが浮かび上がり、目の大きさが、鼻の高さが、舌の長さが、額の広さが、指の長さが、胸元のふくらみが、肌の白さが、異常な早さで変化していく。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:50:17]
◆だいだら > ( 暗闇に目を凝らすと、ぼんやりと人影が見えたような気がした。まがつひ様だろうか?…もっとも、奥に居るのがまがつひ様であろうが、そうでなかろうが、私は恐れることに変わりは無いのだが。 けれどどこか様子がおかしい。聞こえてくる獣の荒い呼吸は、そこにいるのがまがつひ様ではなく、何か別の獰猛な野獣のような錯覚を与える。この引っかくような音はなんだ。ばたばたと畳を叩く音は何だ。 ) ま、まがつ――…… ひッ!? ( まるで地の底から響くような恐ろしい、あまりにも恐ろしい声に私は竦みあがった。腕の中の子犬も同様で、尻尾を丸めて震えてしまう。今すぐにここから逃げ出したかったが、そんな無礼を働けば後でどんな祟りがあるかわからない。私は震えながら、その畳の間へと足を踏み入れた。 ) ま、まがつひ様…。 [Thu 3 Jun 2010 22:41:23]
◆マガツヒ > ( 闇の奥、雨風に薄汚れた畳の間に小さな人影が一つ。 それはゆらゆらと忙しなく上体を揺らし、時折獣の呼気のような音を立てて蠢いている。 来客の呼び掛けに応えを返す事は無く、かりかりと神経質に畳の目を掻き、ぎょろぎょろと眼孔を蠢かせ、癇癪を起したようにどたんばたんと音を立てて転げている。 ) イ゛アぁァァァァァァァァァァァァアゥェあ゛唖唖唖唖唖唖唖唖唖!!!!!!!! ( 叫び声というよりは声帯の振動。 甲高く長く長く響く、異音。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:35:46]
◆だいだら > ( 子犬は私に抱きかかえられてご機嫌そうだった。時折鼻を押し付けてくんくんと私の匂いを嗅いだり、頬をぺろぺろと舐めては尻尾を振ったり、愛らしい反応を見せる。その度に私は胸を痛めたが、もうどうすることも出来ない。これ以外にまがつひ様を止める手段は無いのだ。 ) ! ( と、その時だ。どこからか聞こえてくる何かの歪な音に私は立ち止まり、耳を済ませた。抱っこしている犬もその耳をぴんと立てて、音の方向を探ろうとしている。 …居る。 私は唾を飲み、恐れを感じながらもゆっくりを歩みを前へと進めていった。そうして社の中へと入っていくのだ。 ) まがつひ様…。 まがつひ様…。 ( 消え入りそうな声で私は神様のお名前を呼んだ。 ) まがつひ様…。だいだらでございます…。ど、どこでございますか…? ( 転ばぬよう注意しながら、少しずつ奥を目指す。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:26:33]
◆マガツヒ > ( 半ば傾きかけた真っ暗な社がかつて何を祀っていた所なのか誰も知らない。 地元イエロティア・アマウラ居住区の人々ですらこんな辺鄙な丘の上になど訪れる事は無く、まるで自ら遠ざけるようにして社は森の奥に廃れている。 其処は禍津卑が訪れる前から既にそういう場所だったのかもしれないし、そうならざるを得ない事があったのかもしれない。 既に去った主に聞いてみなければ、分からない。 ) ( 風の音と虫の声に雑ざって、何か異音がする。 雨戸も襖も無い廃墟の闇の奥、誰か、何かが居るのだろう。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:20:50]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 ぱき ぺき ぽきぽき 』 [Thu 3 Jun 2010 22:13:35]
◆だいだら > ( 暗闇に閉ざされた石段を足元に注意しながら上っていく。昨日捕まえた子犬は階段を恐がって上ろうとしなかったので、仕方なく前回と同じように抱きかかえて上ることになった。多分、足元が不安定になるからだろう。決してこれから自分の身に起こる出来事を察知しているわけではない―― と思う。 ) …… はぁ。 …… はぁ。 ( 左右を鬱蒼とした木々に囲まれたこの階段は本当に不気味だ。もう長いこと人の手入れが入っていないせいか、落ち葉が沢山落ちていて、注意しないと足を取られてしまいそうだ。そして私は、階段を上りきり、頂上にある見捨てられた社へとやってくる。遠くにヴェイトス市の灯を見ることが出来るが、それはここが外界から隔絶された場所だと言う認識を強めるだけだ。 ) ………。 ( まがつひ様は、いらっしゃるだろうか?ややっあってから、恐る恐る社へと近づいていく。 ) [Thu 3 Jun 2010 22:09:05]
お知らせ > だいだらさんが来ました。 『 犬を連れて。 』 [Thu 3 Jun 2010 22:03:38]
お知らせ > オルガ@自宅さんが帰りました。 『 思うに、私は最低の人間である。 』 [Fri 28 May 2010 00:53:19]
◆オルガ@自宅 > ( ああ、すっきりした。こういう悪戯って凄い好きだ。ああ、物凄く大好きだ。普通の女性にこんなことしたら変態呼ばわりされて嫌われる可能性があるけど、奴隷にたいしてはそんなこと気にする必要は無い。主人のすること、言う事に絶対服従だ。 ) …さて、すっきりしたところで寝よう。明日のあの子の反応が楽しみだ。 ( ふわ、と大きな欠伸をして立ち上がると、自室のベッドに戻っていった。 ) [Fri 28 May 2010 00:52:28]
◆オルガ@自宅 > …… ふ、 …っ ぁ。 で、出るよ、エスメラルダ…っ。お前の大好きな精液だ。たっぷり染み付かせてあげるからね…っ。 ( 動きが早くなっていく。やがて我慢できなくなって前に崩れ、身体を片腕で支え―― ) ん…っ♪ ( 精を下着にむかって吐き出した。その量の多いこと多いこと。渇いた下着はあっというまに精液を吸い取り、熱を孕み、重さを増す。 ) ――――……ッ♪ ( 私は声にならない快感に震え、汚れた下着を手にとってぶら下げてみた。 ) …ふふー♪ ( それを丁寧にたたんで、元の場所に戻しておく。 ) [Fri 28 May 2010 00:49:07]
◆オルガ@自宅 > ( あの娘の下着を汚してしまおうというのだ。勿論、他の下着は隠しておく。エスメラルダが仕方なく私の精で汚れた下着を身に着けるのを想うと物凄く興奮する。きっと顔を赤らめるに違いない。嗅ぎなれた精液の匂いに興奮してしまうかも。ああ、溜まらない。今頃あの子は何にも知らずに私のベッドで寝ているんだ。うふふ、うふふふふ。 ) ん …っ ぁ、出そう…。 ( 想像していたら余計に昂ぶってしまった。さあ、エスメラルダの下着を妊娠させてしまおう。そうさ、孕ませるんだ。あの子から私の精の匂いが消えることがないように、たっぷりと匂いをつけるんだ。 ) [Fri 28 May 2010 00:44:19]
◆オルガ@自宅 > ( オルガ・バイルシュタインは性欲の強い人間である。その上それを隠そうともしないので、ろくなことを考えない。家に置いている奴隷に対しては特にその傾向が強く、自分の性癖を隠す事無く押し付け、またそうすること自体にも性的な興奮を覚えている。いわば、どうしようもない人間である。 ) ………っ ……… ん、 ふ。 ふふっ。 ( 静まり返った自宅にて。部屋の隅で毀れる家の主の声。そそり立つ肉棒をエスメラルダの下着で包み、一人耽っていた。 ) [Fri 28 May 2010 00:39:51]
お知らせ > オルガ@自宅さんが入室されました。 『 悪戯。 』 [Fri 28 May 2010 00:35:37]
お知らせ > ロンガンさんが帰りました。 『( そして、ハラエへの報告と、新しい仕事の依頼を受けに行く )』 [Tue 25 May 2010 20:44:48]
◆ロンガン > ( ハラエの中では比較的新参であるし。 今は確実に仕事をこなしつつ信頼を得ていくのが良いだろう。 吸血鬼の血も現在はそれほど強く出てきては居ない ) 焦らず、確実に、ですね。 [Tue 25 May 2010 20:37:13]
◆ロンガン > ( 依頼人が見えなくあんたところで少し目頭を押さえる ) 少々張り切りすぎましたかね。 ( 「視る」のも集中力が必要である。 今回はわかりやすかったから良かったが、もっと流れが複雑だと追い切れないこともある。 そうなると時間をかけて少しずつ良くしていかないと行けないが、それで請求する額を増やすわけにも行かないのが現状で ) 楽な仕事だけなら良いのですけれどね。 [Tue 25 May 2010 20:26:39]
◆ロンガン > ( 今回はその対処をして、どうなったかの様子を見に来た。 場合によっては別な要因で気の流れがおかしくなり、状況が改善されない可能性もあるためだったが、今回はそんなことは無かった ) それでは。 また何かありましたら、私かハラエまで連絡を。 ( 頭を下げて帰路へ就く。 ハラエの評判があがることは良いことだろう。 最近は比較的目立っていないギルドの一つでは無かろうか ) [Tue 25 May 2010 20:17:34]
◆ロンガン > ( 居住区の中でもやや奥まった地域にある一軒家。 家から出るときに品の良いおばあさんが頭を下げてくれた ) いえ、大したことはしていませんよ。 それでは。 ( どうも良くないことが続くので盛り塩などしてみたが効果がなかったのでハラエに依頼が来たという。 やったことは大したことではない。 少々物の配置を換えて気を流れやすくして、盛り塩は止めてもらって悪い気もいい気も出入りできるようにしてもらっただけだ ) [Tue 25 May 2010 20:07:33]
お知らせ > ロンガンさんが入室されました。 『 「ありがとうございました」 』 [Tue 25 May 2010 20:04:07]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 [Fri 21 May 2010 04:11:55]
◆カルミラ > (雲も徐々に晴れ朝は近いが、世界が人の手に戻るまでもう少し時間がある。 場所は兎も角詳細未定故、ゆっくりと物件を定めることにしようか。 身の丈にあった、且つ貧相すぎない適切な選択にしなければ。) 招待の予定だってあるのだものね。(呟きながら、屋根から垂直の壁面に一歩を踏み出した。) [Fri 21 May 2010 04:11:47]
◆カルミラ > (アイレンベルクの吸血鬼は生み出すものではなく、本質的には奪い取るものだ。 力を得んと欲するならば、体を維持する分を上回る力を、他人から接収する以外に無い。) フランの御執心、か。 筋を違えるのはするべき事ではないけれど。(渇きの余りあの首筋の残影が脳裏にちらつくと、少々勿体無かったかな? なんて感情も浮かんでしまうのである。 そういえば暫く顔を見ていない。娘を経由して言伝頼んだが、今頃如何しているか。) 聞きたい事も多いのに。 必要なときに居ないのはずるいわ。(淫売窟関連の180度曲がった知識?で困惑させるのが関の山かもしれないが。) [Fri 21 May 2010 04:06:38]
◆カルミラ > (故郷の土と棺の保護下にあったとはいえ、やはり吸血鬼が流水を越えるのには相応の代償を伴った。 混じり気の多い雑種なら兎も角、力ある貴族の血にとっては其れ故に大きな試練。本体こそ維持されたが、その端末にして僕たる使い魔達は負荷に耐え切ることが出来ず消滅の憂き目を見ている。そして、再創造するだけの余力は、今の自分にはない。) 小間使いの一人も居ないのでは ね。(住居も領土も無くてはならぬが、隅々まで自分で管理するなど貴人にあるまじきこと。 新たにそれらを使役できるだけの力も、取り戻さなければならないだろう。) [Fri 21 May 2010 03:58:37]
◆カルミラ > (何ぞ天災にでもあったのか、道中に一部雑然とした場所こそあったが―― このあたりは区内でもどちらかというと富裕層の住処。概ね綺麗なものだ。)・・・建物が小さいのを除けば。 この街には窮屈に美徳でもあるのかしら?(それぞれのご家庭ご自慢のお屋敷群なのだろうが、元お城暮らしの視点からすれば少々頼りなく映ってしまうのは仕方のないことか。 まぁそれよりも先に―――) 広すぎても困ってしまうのだけど。(解決すべき問題が色々とある。 現状の、傘と荷物にふさがれた両手なんてまさにその象徴だ。) [Fri 21 May 2010 03:47:42]
◆カルミラ > (普段なら堂々と道を歩くのだが、本日屋根上よりお邪魔しているのは面倒だったこともあるが、ちょっと高い所に上りたい気分だったからだ。 闇を見通すその真紅の瞳には、夜の単色の先に、整然と、然しある種の気品を持って並ぶホワイティア居住区の俯瞰風景が映っている。 色々と街を長めて回ったが、雰囲気ではやはりこの近辺が一番。)(畜生の用に供するのは勿体無い所だ、などと考えつつ、そのまま踊るような仕草でくるりと半回転――無論屋根に沿って斜めになったままでだ。高度・重力・落下の恐怖、どれも人間の概念である。) [Fri 21 May 2010 03:34:51]
◆カルミラ > (月さえ見えない曇天なのだからお星様など絶望的で、街は街の灯りを持って自らを照らすしかない。 照らさなければ暗くなる。 夜になったら暗くなる。お天道様に追い払われた、彼らの時間がやってくる。) ――いい夜だわ。 霧が出ればもっといいのに。 (この夜更けに、不吉な曇り空を見上げるものが居るだろうか。 居たとして、家屋の屋根に斜めに起立した、赤いドレスを見つける者が居るだろうか。 相も変わらず大きなトランクを片手に提げて、カルミラ・アイレンベルクは本日も夜の散策を楽しんでいる。) [Fri 21 May 2010 03:13:16]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『月が隠れて、夜が暗い。』 [Fri 21 May 2010 02:53:12]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 …メアリアンに恩を売って飼い馴らすか、イザって時は切り捨てるか 』 [Wed 19 May 2010 03:02:55]
お知らせ > レイン・パレットさんが退室されました。 『( 見送られて本部への帰り道。やる事の多さに溜め息が零れてしまった。 )』 [Wed 19 May 2010 03:00:06]
◆レイン・パレット > ( 後は劇団『ツァラトゥストラ』へも赴きいくつか話を聞いておかねばならない事もあるし――いやその前に鉄仮面への自警団の方針を明確にする事か。それに関しての意見書の提出。メアリアン邸周辺の警護の人員に関しても決めなくてはいけないか。 ) [Wed 19 May 2010 02:59:32]
◆リーザ > ( さて、粗方の話しておきたい事は話したか。 装飾の細かい壁掛け時計を見れば、結構な時間だ。 すっかり酔いも覚めている。 ) 話はこんな所かしらね。 悪いわね、言いたい事言い散らしたら少し楽んなったわ。 要するにあたしは――――他に家族の無い者同士、義妹と上手い事幸せにやっていきたいって事よ。 ( 被害者側なんだ、っていう主張。 おかしな事は言わなかったと思うが―――これからは暫く自警団とも上手い事お付き合いしていかなきゃならなさそうだ。 言動と行動には注意しよう。 暗黒街の旧宅にも出来るだけ行かないようにして、エアリーを上手く使う事だ。 ) 此方こそわざわざご足労ありがとうね。 本当、お疲れ様。 ( 一緒に立ちあがって玄関まで見送ろうか。 その後は―――飲み直す気分じゃあ無いな。 寝てしまうか。 いや、その前にメアリアンとエアリーあてに今日の自警団とのやり取りを書き置きしておこうか。 話の辻褄が合わせられるように。 ) [Wed 19 May 2010 02:54:21]
◆レイン・パレット > ――――その件に関しての詳細がわかったら此方に連絡して頂けたりなどすれば非常に助かる。長々と時間を取らせて申し訳なかった。協力していただいた事を感謝する。 ( 静かに頭を下げてソファから立ち上がる。――――今日話すべき事に関してはこれぐらいだろう。遅くまで付き合ってもらった事に謝辞を述べよう。 ) [Wed 19 May 2010 02:45:24]
◆レイン・パレット > ( 苦虫を噛み潰したような難しい顔をして残ったお茶を全て飲み干した。 ) ―――――正論だよリーザ夫人。そしてこの場合、影響力のある機関というのは私達という事か。 ( 空になったティーカップが澄んだ音を立ててテーブルに置かれる。彼に救われている当事者はきっと正義の味方だと思っているだろう。だがしかし今回の一件も含めてだが、私刑というのは紛れもなく明確な犯罪行為だ。――――それも度が過ぎている程の現状。流石にここまでくれば自警団も看過する事が出来まい。 ) まあ感傷などといった類のものは時に損得といった領域以外で人を動かす……らしいな。他者の目から見れば間違いなく得体が知れず気味が悪い物だというのには同意だ。される側も受け入れがたいだろうよ。 ( そういう意味であればあの鉄仮面も同じ。あそこまでする方が異常なのだ。 ) 出来れば変わらず平穏でいてほしいのだがな。いい加減こうして仕事が際限なく増えてくると涙をこぼしたくなってくるよ。 ( 事実結構な負担だ。―――だが出来ればこの件に関してはもう少し深入りして調べなくてはいけない事もある。そうした意味では都合は悪くないのかな。最も苦労や負担を除けばの話だが。 ) [Wed 19 May 2010 02:42:18]
◆リーザ > あの事件の日、メアが言ったのよ。 あいつは妙な術を使うって。 ―――ちょっと詳しい話はわかんないけど、今度詳しく聞いておくわ。 あんだけ怯える理由ってその辺じゃないの? [Wed 19 May 2010 02:28:40]
◆リーザ > そ、分かると思うけど―――結局正義の味方なの?って迷ってる人間も少しは居ると思うのよ。 影響力のある機関がはっきり「あれは犯罪者だ」って言うべきだと思うわ。 ( あー、なんかあたし今日はすごい常識人っぽい。 利害を中心に物を言っている割に案外。 今回の件は―――自分の疚しい所とは一切関係の無い、純粋に迷惑なだけの話だからか。 今はスラムのリーザ・ベルでもなければ暗黒街のロッティ・アレンビーでもないのだ。 社会を味方につけるだけの社会的地位がある。 なんて素敵なんだろう。 ) 金銭報酬があるでもないのにあそこまでするのが異常なのよ。 看護師でしょう? 仕事あるんでしょう? ってさ。 赤の他人の善意にしちゃあ気持ちが悪過ぎるわ。 ( これは本っ気で。 最初から損得勘定でメアリアンに優しくしてきた自分とはまったく違う。 いや、違う筈が無いと感覚的に思えるのだ。 そこに何の損得勘定も存在せず、あそこまでするのは不自然なのだ。 イキモノとして。 何か見返りがあるんだろう? ) …そう。 自警団がうちの周りを警護してくれるのは断わる理由も無いわ。 不審なストーカーとか来たらとっ捕まえて頂戴。 ( 肩を竦めて冗談っぽく。 ) [Wed 19 May 2010 02:26:39]
◆レイン・パレット > 種族……だと?いや…此方側としてはそういった事に関して特別知り得ている事は無い。 ( ――――その魔法の件は初耳である。そして種族に関しても―――これは迂闊であった事だが―――人間であるとばかし思い込んでいた。 ) [Wed 19 May 2010 02:15:58]
◆レイン・パレット > ――――………さて、どうであろうか。 ( リーザ夫人に関してはわからぬが、鉄仮面の望みはメアリアンが目玉泥棒、自警団殺しの犯人として裁かれる事だろう。彼の行動の節々に、メアリアンを社会的に裁こうとしているという意図が見え隠れしている。 ) ――――……つまりアイゼンリッターを指名手配等といった手段を用いて公式に、そしてはっきりとした主張で彼を犯罪者として扱って欲しいという事だろうか。 ( 自警団も社会も彼の存在を許容せず、今回の件も含めてその罪を明記しハッキリと犯罪者として扱う。それで自警団のアイゼンリッターに対する姿勢はより明確なものになるだろう。……もっとも当然それは私の一存で決められる事ではないが。 ) ――――だが事実彼女はこうしてアイゼンリッターに襲われた。そういった事態があったという事はわかっていただけると思う。 ( ―――怯えている。確かにそれでも尚付き纏うというのは紛れもない迷惑行為だ。此方としても訴えが出た以上には何かしらの対処は講じなくてはいけない。 ) それではただ彼女の周りを付き纏うのを止めろと言っても当然の如くに納得はしないだろう。そこで一つ約束をした。彼女の代わりに私達自警団側が暫くの間はメアリアンの周囲を警戒する。そうしていればストーカーの汚名を被ってまで彼女がメアリアンの傍にいる事はないだろう。ディーフィールとはそういった形で話を進めたが……其方としてはどうだろうか? ( まあその意見を提案したのは自警団側ではなくディーフィールだが。その辺りはわざわざ言う事もないだろう。余計にややこしくしかねない。 ) [Wed 19 May 2010 02:14:24]
◆リーザ > ――――そう、そうだ。 これ言っとかなきゃ! あの女、ディーフィール。 メアが言ってたわ! あいつ、種族はなんなの? 妙な魔法だかまやかしだかを使うって! 使われたのよ! ( 本気で忘れていたが重要な情報じゃないか。 思わず声を大きくして、興奮気味な声でまくし立てた。 ) [Wed 19 May 2010 01:57:09]
◆リーザ > 結局あたし達にどうなって欲しいのよあいつは…念を押すわよ? 同客観的に見ても、例えメアに何かしらあいつに狙われる原因があったにしろ、あたしは被害者以外の何者でもないわ。 あの「自分のする事だけは犯罪じゃ無い」みたいな態度の仮面野郎を公式に犯罪者として世間に公言して欲しいわ。 自警団のスタンスをさ。 ( 社会的に許容してないぞ、と大っぴらに言って欲しいのだ。 あいつを世間の敵にすればするほど世論はメアリアンに同情する。 ) 怯えてるのよ、メアが。 あの女の事を聞いたらはっきりと「友達じゃ無い」って言い切ったし、あの子、滅多に他人を拒絶なんてしないのよ。 あっちこっちで友達作ってくるくらい。 ( 守られている(とかいう)当人が一番怖がっているっていうのだ。 明らかに迷惑行為だろう。 ) ―――その上で、メアが怯えてるって知っているうえで、あの女は何度も何度もニヤニヤ笑いながら近づいてくるのよ? 何考えてるか分からな過ぎて気持ち悪いわ。 お金とかさぁ、何をして欲しいとか、そういう事言う奴の方がまだどうしたいかわかるだけマシだわ。 [Wed 19 May 2010 01:55:21]
◆レイン・パレット > それは確かに事実だな。誰かが何を考えているなど、何も言わなければそれは所詮予測する事しか出来ない。 ( ――――そう。鉄仮面が、あのストーカーが、この女が、メアリアンが。一体腹の内では何を考えているかなどと私には分かる筈もない。真実とはどれか、何処にあるものなのか。それを見定めな裁かなくてはいけない。 ) 思い込みが激しい―――そう言ってよいのかわからないなアレは。彼の主義主張が通らない場合、また今回のような一件が起こらない可能性は無いだろう。 ( それとも自警団に見切りを付けてメアリアンを私刑に掛けるか。どの道まだまだ付け狙われるだろうと私は予測している。最もそれが当たるかどうかは定かでは無いが。 ) 彼女の言に寄ればメアリアンを守る為に傍に張り付いていたと言う。貴女と同じように出会ったのはやはり暗黒街の付近だったそうだ。………まあそれを心配に思ったのも、貴女の理由に近い物があるのかもしれないな。無論ストーカー行為は行き過ぎではあるが。その件に関しては厳重に注意はしておいた。 ( ――――どうだろうか。都合の良い様に事実を捻じ曲げているというが、ディーフィールの言葉に差しさわりある矛盾は無かった。事実メアリアンはアイゼンリッターに襲われているというのもまたある。 ) [Wed 19 May 2010 01:42:05]
◆リーザ > 言葉にしなくても気持ちは通じる、なんていうのはそう思いたい人間の妄想だわ。 思った事は口にしないと絶対伝わんないわ。 ( 分かったような気持ちになって、分かられたような気持ちになるだけだ。 上手く行くのはたまたまその勝手な思い込みが一致しているだけ。 だからこの手のストレートな物言いをする人間は一番分かり易くて良い。 ) あんまり唐突過ぎてあたしにもわけわかんないわ。 何処でどうあの子に目を着けたのか知らないけど、あいつが実際うちに現れるまで、あたしはアイゼンリッターなんて完全に他人事だと思ってたんだから。 ( これは嘘だ。 あんな無茶をするとか、あそこまでメアに固執してるとは思っていなかったが、メアリアンは初めて会った頃から既にアイゼンリッターに興味を持っていた。 あいつを殺せばトウィードルを悪魔に生き返らせてもらえるとか、あまりにも荒唐無稽な話すら日記にはあった。 ) そう、それよ。 あたしの関心はどっちかって言うと。 想像つくわよ? だいたいどんな話ししたか。 気をつけてよ? あいつの頭の中は自分の都合で事実がねじ曲がってるから。 正気じゃ無いってんならアイツの方が気持ちが悪いわ。 [Wed 19 May 2010 01:26:18]
◆レイン・パレット > ――――そうか?そういった評価をされる事があるのは珍しいな。言いたい事は割とつい口に出してしまう性格なだけだと思うがな。 ( まあ実際に美辞麗句で着飾った物言いは逆に他人への信用を無くす。私の場合はそういったのを計算ではなく素でやっているだけの事なのだが。楽しそうに笑うリーザ夫人にそんなに面白い事言っただろうか私……?と疑問に思いながらももう一口お茶を飲む。 ) 勘弁してくれ、あれと友人など………一度警邏中に出会っただけの事だ。その際に少し話をした時の印象だよ。まあもしまた出会うような事があれば伝言しておこう。それは正当な権利だ。がっぽりと払ってもらうといい。 ( 冗談か本気か。その言葉に含みあるような笑いを浮かべて頷きを返す。―――まあ無理だろうが。そんな言う事を素直に聞くタマでもない奴か。 ) ―――――心労を察するよ。 ………その時に会った『何か』でアイゼンリッターに付き纏われる事になった……のか……? ( 苦労しているのだと主張したがっているような彼女に形ばかりの労いの言葉を口にしつつ、やはりそういう事なのだろうかと小さく呟いた。………引っ掛かる所がある、ような気がする。それは気の回し過ぎか、それとも否か。 ) ――――ありがとう。参考にさせて頂く。それとリーザ夫人から訴えのあったストーカー被害に付いてだが、その本人と直に話を交えていくらか事情を窺わせてもらったよ。 ( それから訪れたもう一つの理由に付いて。此方の方も大事な要件だ。 ) [Wed 19 May 2010 01:14:49]
◆リーザ > ( あんな考え方を持った奴が何人も居るなどと考えるのは気持ち悪い。 ) ぶっ…ははッ…!! なんだ、あんた結構面白い人じゃない。 分かり易くて良いわ。 仏頂面で何考えてんのかわかんないと思ったらさぁ。 ( あまり良家のご婦人らしくない態度が目立つリーザ・ロッド夫人がかるくお茶を噴きだして口元を手で覆いながら笑った。 そうそう、こういう率直な物言いの方が人間信用し易いのだ。 現実味の無い綺麗事ばっかり言う奴より。 ) 知り合いみたいな言い方すんのね。 友達だったら今度窓代と屋根のリフォーム代と慰謝料払えって伝言よろしくお願い出来る? ( 幾らか上機嫌な声で冗談など。 そりゃ弁償して貰えりゃそれに越した事は無いが。 正当な要求だと思うし。 ) 何処まで調べてるか知らないけど、疑われるの嫌だから先に言っとくわ。 あの子とは暗黒街で初めて会ったのよ。 あんな物知らずな子が独りで暗黒街よ? 色々話したりして何度も会ってる内にわかったわ。 あの子、冗談抜きで世間知らずなのよ。 両親も居ないし、誰もちゃんと物を教えてあげてなかったんだわ。 ( で、自分がそれを今やっているのだと言いたいのだ。 ) [Wed 19 May 2010 00:55:00]
◆レイン・パレット > 彼の思考と行動は非常に端的であるからな。正義か悪かという世界を駄目にする二元論を元に突っ走っている。―――案外的を外れていないと思うな、その正義の味方の思考予想は。 ( 殺人鬼を自警団に突き出さず一緒にのうのうと暮らしているのならば、そんな連中の被害など知った事か。あれならばそれくらいは考えておかしくもあるまい。 ) その線はある。だがあれ程の装備であのような曲芸染みた動きが可能な人はそれ程多くはないのではないかという考えから、やはりアイゼンリッターは一人であるという考え方が今の主流だ。それになにより―――― ( 私としてはこっちの方がアイゼンリッターが一人であるという事を押す理由なのだが。 ) あんな考え方を持った奴が何人も居るなどと考えるのは気持ち悪い。 ( ティーカップに口を付けながら、表情はそのままに侮蔑の感情を込めてそう言った。 ) ――――これも一つの職務なのでな。不快に思ったのならば謝罪させていただこう。 ( 少しも悪びれているようには見えないが。だがしかし本当に謝罪する気はあるぞ。ただ他人からはあまりそう見えないだけだ。 ) なるほど。その時の印象として、彼女はこういった事件に巻き込まれるような性格には見えたのかな? ( ――――ディーフィールの話によれば彼女は暗黒街辺りをうろついていた事があったという。その事も彼女は知っているのだろうか。もしくはそこで出会った? ) [Wed 19 May 2010 00:43:12]
◆リーザ > あれかしらね? あたしの被った心的被害ってのはアイツにとって正義の味方の対象外なのかしらね? それとも「殺人鬼」の家族は同罪だから配慮は要らない? ( 笑える話だ。 誰がどう見ても、たとえメアリアンが犯罪者であっても、あたしが鉄仮面に笑えない迷惑かけられた被害者だって事実は揺るがない。 あんな事されて怒らない奴なんて居ないだろう。 ) ガワだけ同じで中身が何人も居るってのは? 気持ち悪いくらい不死身なんでしょ? ( 怪我しても交代できりゃあその辺のカラクリはクリアできんじゃないの? と。 直接遭遇があの一度きりの女は、自警団員ほどアイゼンリッターが特定の個人としてのクセがある事を知らない。 模倣して自分のやりたい犯罪をなすりつけるには丁度良さそうな奴、という認識。 ) ―――そういうの調べてんのね。 トウィードルと出会ったのが先よ。 最初は偶然あの子と知り合って、後から義妹だって知ったわ。 その後もしばらく、兄嫁だって名乗らないでどんな子なのか様子見ながら時々面倒見に行ったりしてね。 [Wed 19 May 2010 00:28:40]
◆レイン・パレット > それでは失礼。 ( ミルクを一挿しと砂糖を一匙使わせていただき。 )( まあ細かに何が書かれていたかはうろ覚えの記憶だったからニュアンスだが。そう、確か正確にはそう書かれてあったらしいか。 ) まったくだな…恐怖以外の何物でもない。これだから一途な馬鹿は始末に負えない。 ( 直接話した事もある印象が、そうしたクレイジーな手口を思わず納得させてしまう。 ) あれほどの精巧な舞台衣装もどきを用意するのは困難であるから、恐らくは同一人物である―――というのが自警団内の見解ではある。最もそれを初めて見る者であれば真贋の区別など出来ようはずもない。確かにアイゼンリッターが全て同一人物であるかの保証はどこにもないな。 ( 信憑性がない者の使命に共感する民衆は少ない。だからこそ彼はいつも常に一人。 ) そうか。狙う理由がはっきりとわかればあるいは彼に対する推測も立てられたかもしれないが。それなら致し方ない。 去年というと―――貴女が旦那様であるトゥーイドル・ロッド氏と出会ったのもその辺りという事だろうか? [Wed 19 May 2010 00:17:12]
◆リーザ > ミルクと砂糖は自由に使って頂戴。 ( 悠々とした態度でカップにお茶を注ぎ、ミルクピッチとシュガーポットをテーブルの上に並べて勧める。 ひと通り自警団の女の話を黙って聞きながらミルクを自分のカップに垂らし、さて、どう返そうかと顔を上げる。 ) 目玉泥棒がどうのこうのって言ってたかしらね。 他の二つはどうだったかしら。 落書きはあと「悪魔の下僕」「怪物の仲間」みたいな内容だったと思うけど。 まぁ、だいたいそんな感じよ。 そこの―――向こうの部屋の窓を割って入って来たのよ。 クレイジー以外の何者でもないわ。 ( と、今さっきお茶を淹れていたキッチンを指して、向こうの窓、と。 ) 先ずそれ以前に、あの仮面野郎は毎回毎回々ヤツなのかしらね? 顔隠して同じ名前名乗りゃあ、誰だってアイゼンリッターの仕業にできんじゃない。 ( だから信憑性が無いんだ、と。 ) そこんとこ分からないのよね―――あの子と知り合ったのは去年だけど、同居始めたのは最近だし。 あんまり古い話になるとちょっとわかんないわね。 [Wed 19 May 2010 00:00:11]
◆レイン・パレット > ( 出来れば当事者であるメアリアン・ロッド本人と話を直接したかったのだが致し方あるまい。案内されたリビングのソファに腰掛けさせてもらおう。 ) 事件の確認ではあるが、突如押し入られた鉄仮面の不審者にメアリアン・ロッドが暴行を受け、更には目玉泥棒、悪魔使い、殺人鬼などという謂れも無い誹謗中傷と被害を被った。本事件の大まかな概要としてはこういった理解で間違ってはいないだろうか? ( まずは改めての確認。事件の概要と被害状況、それらの理解にお互いの食い違いが無いかを確認させて頂く。 ) 件の暴行者は以前もビラを撒きメアリアン・ロッドに殺人者というレッテルを張るのに必死な様子であるが………彼女がそういったような目標にされる事について、リーザ夫人は何か思い当たるような事はないだろうか? ( ――――さて、いきなりの話題としては疑いに掛かる言葉で、今回の事件の被害者である相手にとっては甚だ不本意であるかもしれないが。口調も表情も淡々とした女は夫人へと遠慮なく質問をする。 ) [Tue 18 May 2010 23:47:56]
◆リーザ > はいはい、それじゃどぉぞ。 質問には答えられる範囲で答えるわ。 聞いてるからどんどん話して貰える? ( 特に気落ちした様子も無く、リーザ・ロッドは自警団員を招き入れ、一階のソファとテーブルのあるリビングに通す。 酒とグラスを片付け、すぐ隣のキッチンでお湯を沸かしながらカップを用意して、話を促した。 ) [Tue 18 May 2010 23:30:54]
◆レイン・パレット > ( 他人に媚を売るなどと想像するだに気持ちが悪い。愛想振り撒いて誰かを傍に寄せるよりも、自分の好きなような態度を取って嫌われた方が私にとっては遥かに気が楽だ。 ) それではお邪魔させていただく。まだ勤務中なのでな。私はお茶の方にしていただきたい。 ( 短い話ではないだろう。立ち話で済ませる話題ではないし、勧められたアルコールを固辞して家に上がらせていただく。 ) [Tue 18 May 2010 23:25:49]
◆リーザ > ん? あぁあ、御免なさい? そ、リーザ・ロッド夫人で宜しいわよ。 ( 薄ら笑いを浮かべながら一応謝り、茶化すような口調で本人確認。 自警団の女を値踏みするように観察して、こんな普段から愛想無かったら男にゃ縁ねぇわ、と内心小馬鹿にした。 ) あら、なんかあったの? 話長くなるなら上がってくれる? お茶くらい出すわよ。 ブランデーでも良いけど。 ( 今し方飲み始めた所だったし、と。 立ち話で済むなら此処でぱっと終わりでも構わないが、あれこれ聞かれるようなら自分に有利になるように邪魔が入らない室内で上手い事言い包めたい所だ。 ) [Tue 18 May 2010 23:16:58]
◆レイン・パレット > ( 扉を開けたのは金髪の少女ではなく二十代半ばの女性。――――ストーカーや鉄仮面の被害に付いて訴えに来た女性の方であろうと推測された。 ) 自警団のレイン・パレットという。それから訂正するなら、MrsではなくMsだと言わせていただこう。――――リーザ・ロッド夫人で宜しいだろうか? ( まあ一々訂正するのもあれであるが。私の外見からしてそう見られる方が自然ではあるしな。 ) 先日被害のあった仮面を被った不審者による暴行に付いていくつか訊ねたい事、それから先のストーカー被害に関しても進展があったので、その件に関して報告させていただきたいのだが。少し時間を取らせてもらってもよいだろうか? ( 平素通りの素っ気なさすら見える静かな口調と態度で挨拶の言葉と用件を伝えよう。 ) [Tue 18 May 2010 23:10:04]
◆リーザ > ( そんな事よりもそろそろフレッタ・ビーチェ辺りを呼び付けて、新しいビジネスの話でもしようかと、最早リーザの興味は別の方向に向き始めている。 暗黒街でしか手に入らないような代物をホワイティア居住区にも流すのだ。 先ずは合法ラインからじわじわと、ニーズがあればその他も。 ) ( リビングでそんな事を考えて居れば、ふとかかる声。 自警団? ああ、まぁそりゃあ来るだろうな、と億劫そうに腰を上げ、長い廊下を歩いて扉を薄く開ける。 ) はいはい、御苦労様ね―――今日は何の御用? Mrs。 ( と、戸口に立つのは幾らかアルコールの匂いのする二十代半ばの女。 自警団に被害届を出しに来た、リーザ・ロッドである。 ) [Tue 18 May 2010 22:59:44]
◆レイン・パレット > ――――失礼する。自警団の者だが、どなたかいらっしゃらないだろうか。 ( 玲瓏な声を響かせて扉を軽くノックさせて頂く。その声の調子からドアの前にいるのは女性だという事が分かるだろう。先日の折に向こうのリーザ夫人が文句を付けたストーカー女の件に付いても少々話す事がある。――――といっても誰もいなければ結局は出直すしか術がないのだが。 ) [Tue 18 May 2010 22:53:16]
◆リーザ > ( 此処暫く陰鬱な空気をメアリアンが醸し出しているが、リーザ・ロッドは他人が思う程苛ついても居なければ危機感を感じても居なかった。 暗黒街育ちのこの女は知っている。 証拠も無い、信憑性も無い、そしてなにより金の匂いのしない他人事というのは簡単に簡単に風化するのだ。 ただ無視して、当事者が普通に振舞って、そうだな、何事も起こらないまま半年もすればもう誰も関心を向けなくなる。 だからこんなのは取るに足らない事だ。 むしろ近隣住民に被害者の顔をして近付き同情を誘い、面識を持つのに丁度良い話題作りじゃないか。 ほら、あのロッド邸の、って。 メアリアンが長い事近隣との付き合いをほとんどしていなかったのもある意味幸いだ。 好意的な視線ばかりじゃあないだろうが、この家は常に被害者なのだ。 両親が強盗に殺され、兄が行方不明になり、一人残った娘は仮面の変質者に着け狙われているんだから。 ) [Tue 18 May 2010 22:41:55]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ロッド邸 』 [Tue 18 May 2010 22:36:47]
◆レイン・パレット > ( それとはまた別に苛立つのはやはり私に彼女達の聴取と警護の件が回ってきそうな事である。以前鉄仮面には同僚が病院送りにされた訳であるが、それと敵対している者の警護などと露骨に関わったりしたら私もそうなりかねない。――――鬱だ。まったく鬱だ。 ) ( そのように考えていると到着するメアリアン・ロッドの住居の前。その邸宅の前に立ち、呼び鈴を鳴らさせてもらおうか。留守なら出直さなければならないが唐突な訪問なのでその可能性があったとしても致し方あるまいか。 ) [Tue 18 May 2010 22:31:48]
◆レイン・パレット > ( だれかの掌の上で動かされているような気分の悪さ。それがあのストーカーの少女の物なのか、それとも鉄仮面による思惑通りなのか。どちらにせよ都合良く他人の歯車となって動かされている可能性は不快感が煽られる。 ) そのような事を愚痴った所でどうにもなりはしないが。すべき事はしなくてはならないのが束縛だ。 ( ――――先日の騒動の被害者であるメアリアン・ロッドの家へと赴く自警団員の女。それはいつもどおりに制服と腕章を一分の隙もなくきっちりと身に付けている。 ) [Tue 18 May 2010 22:24:25]
お知らせ > レイン・パレットさんが来ました。 『 不快ではある 』 [Tue 18 May 2010 22:20:47]
お知らせ > キュビエさんが帰りました。 『そんな事をレンが心に誓っているとは思わずに、今日はご主人様モードでご満悦とか♪』 [Sun 16 May 2010 02:11:58]
お知らせ > レンさんが退室されました。 『 でもいずれこの仕返しはしっかりしようと思うのだっ 』 [Sun 16 May 2010 02:10:11]
◆キュビエ > (レンがずーっとボクの奴隷になるってのなら付けっぱなしでもいいんだろうけど、とーぜんそうじゃないだろうし。でも今日はしばらくそのままでお願いしよう♪)からかったわけじゃないよん、演出演出♪ くやしい、でも感じちゃうってヤツ?(名前色がまんまクリムゾンなタコ娘は気楽にこー。だって、職場の仲間もセフレなレンに興味あるとか言ってたしーとか)ん・・・♪ ちゅ…ふ…(レンの本心まではわからずに、そのキスを素直に受けちゃって…再び抱き合っちゃって…おいてけぼりにされた同僚は呆れたりしてるだろーけどねっ) [Sun 16 May 2010 02:08:30]
◆レン > ううう…。 ( そんな風に言われてしまったら、この首輪外せないじゃないか。でもこれつけて淫魔会議に出て行ったら、名に言われるかわかったものじゃないし…。 ) 二人して私をからかっていたのね?ひ、酷いわっ ( きっとキュビエがこの娼婦の人に今回の話を持ちかけたに違いない。 ) ………っ ( そうやって拗ねている時に、後ろからそんな事を囁くものだから、私は真っ赤になってしまうのだ。…ああ、でも、駄目なんだ。私はサキュバスだから――。 少し身体を起こし、首だけでキュビエの方を向くと、その唇を重ねようとした。言葉では応えられないから、口付けで応えようとしたのだ。娼婦のお友達には見せ付ける形になっちゃうかな? ) [Sun 16 May 2010 02:02:41]
◆キュビエ > レンって、首輪つけられてるのも似合うよね♪(意地悪く笑いながら、所有物にしたって感じがして演出としても好き。だってレンの全部を支配しちゃったとかそんな気になるんだもん♪)だって、あれはレンがカクカク腰を振ってたからじゃないかぁ(ふふーんなんて好き勝手な事を言いながら)ぷっ、…あははっ♪ 本当にそんな事するわけないじゃんさぁ。レンにパプテスに目を付けられたら危ないとか文句言ったのボクだしさ(どっきり大成功?とかともあれ、確かに可愛いとか好き勝手感想言ったり…キュビエがつやつやで仕事場にくる理由がわかったとかなんだとか)ごめんごめん♪ でも最初に言ったよね? それに、ボクはレンの事愛してるからさ…(うつ伏せになったレンの耳元に背後から囁いて…いつも言われてる仕返し交じりに) [Sun 16 May 2010 01:56:27]
◆レン > く、 うぅ …そ、そんなことないわ…! ――あっ、こ、これ…!? ( 目隠ししていてもわかる。首輪をつけられたのだ。まるで本当に奴隷か犬みたいに。鎖を引っ張られるままキュビエの方に行ってしまって、身体の力が抜けているものだから抵抗もできず…。 ) だ、だって…キュビエがあんなに焦らすんだもの…っ。 ( 淫魔として今まで長いけれど、こんなにされたのは始めて。クセになったらどうしようなんて考えながら…。しゅるりと目隠しが取れれば、室内の明かりに目が慣れるのを待って―― キュビエの傍らの女性を見て目をぱちりとさせるのだった。 ) ……う? し、神官…? ( じゃ、ない。どう見てもキュビエの娼婦仲間って感じだ。騙されたということに今更気付いた私は顔を真っ赤にして怒るけれど、起き上がる力も残ってないのだ。 ) キュビエ、騙したわね!もう! ( 頬を膨れさせて、拗ねたようにうつぶせになってしまった。 ) [Sun 16 May 2010 01:48:57]
◆キュビエ > あははは♪ なぁに、レンってば腰が抜けてきてるんじゃないの? ほらぁ…(もう仕返しする余裕もないレンをわざとらしく馬鹿にしながら…)うふふ、このままじゃ、レンの負けだよねぇ…じゃ、先にその証をプレゼント♪(逆転できない事を悔しそうに認めたレンの首に、首輪をつけて…そこについている鎖を引っ張って自分の方へ引き寄せて…ペットにされちゃった事を無理やり認めさせるかのようにして)あふっ…すごい…まだ、こんなに…動けるなんてさぁ…っ、んん…最後までいっぱい…いっぱい出しちゃって♪(最後は前後を二人の身体できつく抱きしめたまま、自分も絶頂を迎えて…)あっ、んっ、ひうううっ…お腹、いっぱい…にぃっ、はっ、くうっ…んんんんっ!(そのまま自分も絶頂の震えをレンに伝えて…硬直した身体から力が抜ければ、はー…ひー、なんて大きく息をして…ようやく、レンをベッドに寝かせて…)んふふ、レンが奴隷になってくれるのはそれはそれで歓迎だけどね♪(しゅるんっとレンの目隠しを取って、にこにこと笑いながら、もう一人も息を弾ませながら上気した顔でにこにこと笑って…どっからどーみても神官とは思えない猫耳娼婦なのだけども) [Sun 16 May 2010 01:43:40]
◆レン > い、淫魔にとっては… 屈辱的―― んっ♪ あ、ああぁっ ( 絡み付く触腕が離れ、身体が自由になる。…でも、もう思うように動かせなかった。二人分の責めは身も心も蕩けさせ、足なんかもうがくがくで…。 ) う、うぅぅっ か、身体に力が入らない……。いつもなら、逆転できるのに…っ ( 悔しそうに声を漏らすのだった。 それでも腰が自由になれば、快楽を貪るように腰を揺らめかすのだ。 ) あ、ああぁっ さ、三回目なのに…沢山、出しちゃってる…♪ キュビエ… あっ ああっ♪ う、うんっ♪ わ、私も…もっともっとしたいよぉ…♪ ( 再びキュビエが動き出せば嬉しそうに笑って、女の部分も激しくなる責めに悦ぶのだった。 ) ああぁっ ッ ♪ あひぃぃっ♪ す、すごいぃい っ、 イ、イきっぱなひ、 にぃぃっ♪ ( 余韻の波が引かないうちに二回目を中に吐き出す。ぷしッ、と潮まで吹いちゃって。 ) ひああぁぁっ あ、 あぁ ひ っ♪ ( だらしなく舌を垂らし、笑いながら涙まで流しちゃうのだ。やがて四回目の射精が終われば、がくりと身体を横たわらせ洗い呼吸を繰り返しながら痙攣してしまって…。 ) あ、 あは…♪ も、もぉ…私… 二人の、セックス奴隷に…なっちゃう…♪ [Sun 16 May 2010 01:34:40]
◆キュビエ > ふふーん、これでも強姦にしては優しい方だと思うけどなぁ?(好き勝手に性処理に使われちゃうってところで十分にレイプに該当するとは思うけど、元よりそーいうつもりだから問題なし)ふぅん…じゃあ、試してあげてもいーよ?(ひょいっとレンに絡みつく触腕を離して、今度は望むように腰を前後に揺さぶったりして…レンの腰使いに合わせて後ろも突き上げを増すことになって本当好き勝手って感じにその体を使って…)レンのフェラ顔ー、いやらしい♪ 目隠ししてるからもっと卑猥だし♪ んふぅっ、ほら、びくびく震えてる…いーよ、ボクの奥にたっぷり出しちゃって…♪(足を絡めるようにしてより深く迎え入れて…仰け反ったレンの勢いに触手からも解放されて、三度目とは思えない我慢した分勢いのいい精液を浴びて)んはっ、あああっ! すご…熱っ…ぃっ、んはあ、…やっぱり、一回で、抜いちゃうのは、なし♪…レン、もっと…ちょうだい♪(そのまま、一度で解放というのをあっさり翻して、達したばかりの両方をさらに責めるように二人で腰使いも激しくなって…おなかの中が注ぎ込まれた精液と混じってぐちゃぐちゃのまま何度も肉棒に吸い付くようにして短時間にまた絶頂に押し上げるようにして) [Sun 16 May 2010 01:26:16]
◆レン > い、意地悪ぅ…っ♪ あああ…っ♪ ( 僅かに腰は動いてしまうけれど、それも押さえつけられている分本当に少しだけ。一方的に犯され、快楽を与えられる側というのが淫魔にとっては屈辱的で、それでも逆らい難い快楽の波に溺れてしまうのだ。 ) う ぅ、うごけるもん … じ、自由になったら、ふ、二人とも…倍にして、お返しして…やるんだからぁ…っ♪ ( 恐らく無理だろう。今だってもうこんなになってしまっているのに、これ以上犯されたら多分腰が立たない。そんな状態で襲い掛かっても、返り討ちにあうのが関の山だ。 ) はあぁぁっ♪ も、もう駄目ぇ…!お、おまんこイっちゃう…!お、おちんちんも…っ♪ も、もっとキュビエの中に、い、いたいのにぃっ♪ で、出ちゃううぅぅ…。 ( そんな声も触腕に塞がれ、くぐもった音になる。そして――。 ) んんんんんッ♪ んーっ! ん、んぁぁあッ♪ あああああっ! ( 腰を最大限に仰け反らせると、女の部分と男の部分の両方で達してしまい、キュビエの中に精液を注ぎ込もうと。 ) [Sun 16 May 2010 01:16:59]
◆キュビエ > (後ろからも突き上げてわざと入りにくくしたりとかもうよってたかってお預けした結果本当に童貞の子のようにおちんちんの快楽に震えるレンを可愛いなーなんて思ったりするけど、なんてーか当初の強姦の予定はすっかり狂ったよーな気もしなくもない。ま、いいか、なんて)だぁめ、レンはボク達に犯される側なんだからさぁ…動くのは、ボクの方♪(突き上げさせるような動きじゃなくて、搾り取るように腰をくねらせたりして犯しているというよりもおちんちんから搾り取られちゃう感覚をたっぷり味あわせて、もうそれを淫魔として屈辱と感じる余裕もないかも知れないけども)たっぷりレンを犯してから、自由にしてあげる♪ その時に動ければいいけどね、腰が抜けちゃってもボクたちは知らないけどさ♪(レンの胸の間にボクの触腕を潜り込ませ、後ろから回された手でパイズリさせるかのようにさせながら、口に押し込み舌を犯し、後ろから突き上げるディルドーは激しさを増して…体全部で何度もイかせてやろうと攻め立てて) [Sun 16 May 2010 01:09:43]
◆レン > そ、そんなぁ…。 ( 強がりなんて言うべきではなかったか。それでも内心のどこかでその激しいお仕置きに期待しちゃう部分もあるのだけれど。 ) あっ ああt!し、子宮の入り口を擦ってる…ッ! ああ、ああぁっ んっ んんっ は、入らない、 入らないよぉ… ( 中々入らない様子に段々と泣きそうな声をあげた。けれどもようやくキュビエの中に入れれば、恍惚とした表情を浮かべるのだ。まるでそう、キュビエが言うように童貞をたった今喪失したばかりのように。 ) あああああッ!中 ぬるぬる してぇっ す、凄い…… んんっ! ( 再び反動をつけて腰を突き上げようとした瞬間、触腕に絡め取られ動きを制御されてしまう。 ) い、意地悪…! う、動きたいのぉっ! ( まるで駄々をこねる子供のような声を出すけれど、二人に犯される快感に舌を突き出してあえぐのだった。 ) あぅぅっ そんな…す、すぐ出ちゃいそうなのに…っ。 ( でも出来るだけ長くキュビエの中にいたい。でも、出したい。そんな気持ちが混在していた。それでも何とか堪えようとするけれど――。 ) [Sun 16 May 2010 00:58:49]
◆キュビエ > まだそんな事言えるんだぁ…じゃあ、もうちょっと激しくお仕置きしないとだめかなぁ?(まだサキュバスのプライドを見せるレンに意地悪くいいながら、後ろからは奥に押し付けたまま腰を捻り子宮をこね回すように揺さぶりをかけて弄び…)ほーらぁ、そんな腰を震わせてたんじゃ、んあう、滑るだけで入らないよぉ? ほらほら、落ち着いてぇ、こっちこっち♪(手で導きながら、急くレンを焦らすようにわざとずらしたりして、見えてないからその意地悪も自分が焦ってるせいと思うかも知れない、でもゆっくり押し付けて受け入れるようにすれば…)んは、ああああっ!? レン…ってばっ、んくぅ…童貞の子じゃないんだからぁ…っ(一気に奥まで押し込んできたレンに思わずぎゅっと締め付けちゃって…腰同士を密着させればしゅるっとその太腿に触手を巻きつけ、お尻を抱きこむようにしてレンに自由に腰は使わせないよーにさせちゃって)お仕置きが先だよねぇ、出しちゃだめだよー、出しちゃったらもう抜いちゃうからね?(そんな事を言いながら背後から女がレンの胸をこね回すように押しつぶしながら、こちらは好き勝手に腰を使ってレンの中を犯していく…ディルドーだから萎える事もなく果てる事もなく好き勝手に犯し続ける事もできて、猫科のしなやかな肉体は思う様レンの体を楽しんで) [Sun 16 May 2010 00:51:58]
◆レン > そ、それは…っ う、 うぅ… 神官のペットだなんてぇ…。 ( キュビエのペット、ならばもう受け入れてしまっていたかもしれない。でも、そう。まだまだなんだ。すっかり気持ちよくなってしまったけれど、まだ挿れてもいなんだから。 ) ふあぁぁ んっ♪ お、奥まで入ってる… ♪ふ、太いよぉ…。 ( 奥まで押し込まれ、こつんと子宮の入り口をノックする感触にまた腰が跳ねた。キュビエが中にいれさせてくれるって囁けば、まるで盛りのついた犬のように吐息をはあはあと言わせて。 ) う、んっ あげる、あげるぅっ 中に、入れてあげる…っ♪ キュビエっ キュビエ、 キュビエのおまんこ、大好きぃ っ♪ ああぁっ はぁあっ ( 導かれる間、せわしなく腰を揺らしてしまう。見えていればこんなに慌てはしなかったのだろうけれど、見えないものだからどうにかして入れようと急いてしまうのだ。それでもやがてキュビエの助けを借りて導かれれば―― 先端を宛がって。 ) ――んっ ♪ んんんんん! ああッ! ああぁッ! ( 一気に貫こうと、腰を大きく突き上げた。 ) [Sun 16 May 2010 00:41:25]
◆キュビエ > あん…っ、もう…すっかりボク達のペットになっちゃった? 本番はこれからだよ(快楽に気持ちが蕩けているレンに囁きながら、吐息も舌も甘えるように絡みついてふるるっと体を震わせながら…)これくらい十分入るよねぇ? でも…ただ入れるんじゃないよ、わかってると思うけど…これからレンは犯されちゃうんだから♪(ボクの見てる前で、なんて…レンの体を抱きしめながら、その手でお尻を掴んで腰を上げさせて、入れやすいようにさせて…その秘所に太くもぐりこむ張り形は締め付けを無視してこりっと奥まで抉って、さらに揺さぶるような腰使いを見せて…)ボクの中にまだ入れてないのに、もう馬鹿になっちゃうの? ほうら…ね、レン…ボクにもちょうだい♪(レンの肉棒を自分の秘所に導いて…後ろからの突きこみもあってそのままレンの体をサンドイッチにするように犯して犯されるそんな格好で、レンに舐め取られてもまだどろどろの胸も体の前後に擦り付けて全身で感じさせていくように) [Sun 16 May 2010 00:34:01]
◆レン > う… う、 ぅ … うぅ…。 ( 最早反論することもできず、赤子のように胸にしゃぶりつく。恐ろしいことに、こうして二人に責められるのが段々と心地よくなってきた。 ) っ …ふ、 あ むっ んんっ! ん、 んーっ。 ( 唇に押し付けられる張り形。思わず咥え込んだけれど、とても大きなものだった。これで私を犯すつもりなんだ――。その行為を想像して、背筋をぞくりとさせる。 ) 手だけじゃやだぁ… い、挿れたい… お願い、挿れさせて…。 ( けれどそんな懇願はまだ聞き入れられないのだろう。手が自由になったかと思えば、ぐったりと力の入らなくなった身体の下にキュビエが来て、また大きく足を開かれてしまう。そして自分のどろどろに濡れた女の部分に―― ) ひああぁぁ…ッ! ( 大きな張り形が割って入ってくる。きゅん、とそれを締め付けるも、奥深くまで咥えこんでしまって。 ) ひゃあぁぁ い、いいよぉ も、何も か、考えられなくなって あ、頭がばかになっちゃうぅ…。 [Sun 16 May 2010 00:24:54]
◆キュビエ > レンの事なら大体わかっちゃうもんね。こんな状況でも発情しちゃってるんだもん…これはたっぷりお仕置きしてあげないとね♪(説得力なんて皆無な否定を笑いながら、射精ですっかりどろどろになった胸に奉仕するレンの頭を撫ぜて子ども扱いしながらも、すっかり快楽に従順になってきたレンに笑みを浮かべて)じゃ、レンのおちんちんはボクが犯しちゃうね…こっちは、ふふーん、これで犯してあげる(レンの唇に触れさせる張り形は結構な大きさがあって…見えないレンに大きさを理解させるようにフェラをさせるようにして…)本当は、レンのおちんちんが空っぽになるまで手と触手で扱いてあげようかと思ったけど、かわいそうだもんねぇ(そこまで非情にはしないよんと笑いながら、頭上に固定させた手枷を一旦外して、レンの体を抱きしめてころんと自分が下になって、触手で四肢を絡め取って大きく股を開かせて…レンの口からは神官がそのディルドーを引っ張り出して、まずは先にレンの秘所を犯させるようにして) [Sun 16 May 2010 00:17:10]
◆レン > ちがう、ちがうのぉ こ、これは… ああああ…っ♪ う、嘘よ…えっちな匂いなんて…いやぁ、嗅がないで…! ( 心ではまだ負けるもんかと屈しない気持ちはあったけど、言葉と与えられる快楽にそれがどろどろに崩れていく。 ) ふ、あぁあ き、気持ちよかった…♪も、もぉ 蕩けちゃいそうで…。 ( 開くのを拒んでいた両足も、射精の快楽と余韻でぐったりとだらしなく開いてしまって。どろどろになった旨が顔に押し付けられれば、唯一自由なままの舌で二人の胸をねっとりと絡め取る。まるで綺麗にしてあげるみたいに、自分の白濁を舐め捕って。 ) ん、 はぁっ んっ♪ ちゅ、 るるっ ふ …ぁ… ♪ ( こっちがキュビエの胸で、こっちは神官さんの胸。不公平にならないように、両方とも舐めて…。二度の射精で萎えてしまった肉棒が、再び硬くなっていく。 ) うあぁ…♪ ま、また硬くなっちゃった…♪ ( 恥ずかしさにだらしなく開いていた両足を僅かに閉じるけれど、そそり立つ肉棒を隠すことはできなくて。 ) [Sun 16 May 2010 00:07:49]
◆キュビエ > レンってば発情しっぱなしだよねぇ? ほら、えっちぃ匂いがしてるし♪(わざと辱めるよーに、腋を舌で擽った後に軽く鼻を鳴らしてフェチっぽい事囁いて羞恥を煽ちゃって)嘘吐きぃ…ボク達に好き勝手されてるのに、こーんなに興奮してさぁ…マゾサキュバス♪(大きく股を開かせて濡れ切った秘所も一度だしても萎える気配のない肉棒も晒させて…強がりを嘲笑うように耳元でレンを辱めて…ちょっとの間があったと思えばおちんちんが柔らかな胸の餌食になって)どーお? ボク達のおっぱいまんこ♪ レンのおちんちん絞りつくしちゃうよー(二人で抱き合う形でおっぱいを歪め身体を揺さぶり…レンのいやらしい腰使いも相まって本当に柔らかに絡みつき吸い付くような刺激を与えながら、浅ましいレンの腰振りダンスを楽しみながら…)んふふ♪ いーよ、一杯出しちゃって♪(ぎゅっとその先端を胸で押さえつけて吐き出される白濁をたっぷりと胸に受け止めて二人とも胸がぬるぬるのどろどろにされちゃって…)いっぱい出しちゃって…おっぱい気持ちよかった?(軽くレンの頭を上げさせればその顔を二人で胸に抱いて、どれだけたくさん出したのか理解させるようにレンの顔を胸で犯すように塗り付けてすっかりどろどろにさせちゃって) [Sun 16 May 2010 00:02:19]
◆レン > ひ、 ひぃ…っ♪ も、ぉ 恥ずかしくて、死んじゃうぅ… ( 腋や首筋を擽られる。これも目隠しのせいで肌の感覚が鋭敏になり、まるで舌の表面の感触まで感じ取ってしまうかのようだった。 ) だ、だから…ッ そんなこと、無い…ッ!わ、私はサキュバスよ。いつだって興奮するのは相手のほ―― や、あぁっ! ( どろどろになった部分を見せびらかすように両足を大きく開かれる。濡れた肉ひだがいやらしく開き、呼吸をするようにひくついて、そこを犯されるのを今か今かと待っているかのようで。 ) い、一体何を―― ぅ っ♪ ( これも目隠しをされていても感触でわかる。胸だ。二人の大きな胸が私を包んでいるんだ。 ) あ、ああぁっ パイズリ、だめぇ…!す、好きなのぉ それ、大好きなのぉ…っ♪ こ、こし、腰が、動いちゃう…! ( まるで自分で扱くみたいにして腰を上下させ、胸に肉棒をこすりつける。イったばかりなのにまたすぐにイきそうになって…。 ) あ、ああぁっ また、イく イっちゃう お、お願い… む、胸で ぇっ う、受け止めて…。 あああぁぁッ ( 一度目より勢いは無いけれど、また沢山の白濁を先端から吐き出し、二人の胸をどろどろにしてしまう。 ) [Sat 15 May 2010 23:50:38]
◆キュビエ > ほーら、これでより獲物って感じになっちゃったよねぇ♪(隠せなくさせたレンの体を弄ぶように、横抱きにした二人掛りで舌がレンの腋を擽ったり首筋や頬や耳を撫ぜて…キュビエの柔らかい舌と神官の少しざらついた舌が与える感触も違って…)レンってば、サキュバスのくせにボク達の身体におちんちん発情させちゃってるのぉ? 淫魔のくせにぃ♪(タコ触腕でぐいっとレンの足を広げさせて大股を開かせた状態でキュビエの手は秘所から肉棒まで撫ぜ上げて、興奮しているそれを弄び)仕返しよりも、もう無様にイかされちゃうのを心配した方がいいんじゃないかなぁ?(二人掛りでの肉棒責めは手加減抜きで弱いところだって知ってるのだし二人の手とタコ腕も混じるから一方的にレイプされ続けるだけで、達した後もさらに扱いて…)うわぁ、どろっどろ、こんなに吐き出してさぁ…これは綺麗にしてあげないとだめだよねぇ?(にやりんと笑いながら今度は二人の胸が肉棒を挟みこんでその大量の白濁をおちんちんに塗りこむようにしちゃって、四つの大きな乳房が容赦なくこね回して舌が先端を擽ったりして)ほーら、こーいうパイズリは始めてでしょ?(二人掛りの利点をたっぷり生かして一方的に多勢に無勢で快楽責めしちゃって) [Sat 15 May 2010 23:41:49]
◆レン > んぁっ ああっ ( 胸の前に自分の身を守るように持ってきていた腕もベッドに縛り付けられ、もう守る術は何一つ無い。身体を隠す事無くさらけ出してしまって。 ) ああぁあッ!だ、駄目っ!ふ、二人で弄らないでよぉっ! ああ、ああぁっ んっ♪ う、ぁ ひいぃ…っ♪ ( 二人は私を挟み込むように隣に横になる。目隠しをしていてもわかる二人の豊満な身体におちんちんの方が興奮してしまって。 ) お、覚えてなさいよあなたたち…っ!ぜ、ぜったい ぜったい仕返しして … や…… っ♪ ひあぁぁっ お、おちんちん がぁ っ♪き、きもち… いい…っ♪ で、出ちゃう もう、 イっちゃう …っ♪ ( 腰を揺らし、がくがくと震えさせ―― 次の瞬間弾けるように精液が噴出した。自分の身体も、二人の手も、どろどろに白で汚してしまって。 ) ああっ あぁっ あ、 と、とまらない…っ。 ( いつも結構な量を吐き出してしまうけれど、二人に責められちゃったらそれももっと沢山になる。 ) [Sat 15 May 2010 23:32:48]
◆キュビエ > ふふーん♪ 恥ずかしがるレンって可愛いっていつも言ってるじゃんさぁ♪(まったく悪びれる事もなくそんな事をいいながら、レンの革手錠を掴んでそれを頭上のベッドに括りつけて、両手をまとめられてバンザイと言う無防備な格好にさせちゃって…)嘘吐きぃ…じゃあボクも確かめていいよねぇ?(そうしてベッドに仰向けに括りつけられたレンを横抱きにして、その手がレンの秘所に触れてこね回して…そして神官もレンの身体をキュビエとは反対方向から横抱きにしてサンドイッチにするように挟み込んで、神官とは思えない豊かな肉体を感じさせながら…)こーんなにびくびくさせてるのに? 精液搾り取る淫魔のくせに、逆にボク達に搾り取られちゃうのかなー? いーよおちんちんレイプされてイっちゃえ♪(キュビエの触手と女の手で肉棒が激しく扱かれて…先走りもローションもタコ腕のにゅるにゅるもすべて混じって攻め立てて) [Sat 15 May 2010 23:25:56]
◆レン > ( そう、レイプというのは一方的。でも、こんなのって…! ) ばかっ ばか、ばか…!そんなこと言わないでよ!余計に恥ずかしく――…! ( こればかりは自分の感情をコントロールできない。余計に顔が真っ赤になってしまうんだ。 ) ち、違うわ!濡れてなんか…! ( でも目隠しをされているからわからない。ローションのせいだと思いたいけど、神官が言うように凄く濡れているのかも。ああ、こんなのを神官に見られるなんて…! 中まで塗りこむように責められれば、その指をきゅんと締め付けてしまう。 ) う、 うぅっ んッ♪こ、こんなのいやぁ…。 ( 嫌だと口では言っているのに、肉棒は見られているだけでがちがちになってしまって。触れて欲しいと強請るようにびくんと跳ねる。 ) ふあぁっ ああっ♪ キュ、キュビエ…! ( この冷たい感触はキュビエの触腕だ。それに多分、神官も私を攻め立てている。一方的なレイプに肉棒の先端から先走りを溢れさせ、身を捩りながら。 ) [Sat 15 May 2010 23:17:17]
◆キュビエ > レイプって一方的なモノだもんねー♪ だいじょーぶ、ボクも気持ちいいよ。レンのエッチな体を楽しんでるし…ほらぁ、恥ずかしがりながら気持ちいいのに必死に頑張ってるレンって可愛いよ?(ベッドの上からレンの顔を見下ろしているキュビエがその言葉を投げかけて…見上げればちょうどキュビエがいる位置で、逃げられないまま二人掛りで弄ばれるばかりで…)えー…レンってばボクにされてるわけでもないのにそんなに濡らしちゃってるのぉ?(ぶー、なんて不満そうな声を上げながら…エッチなのはわかりきった上でわざとがっかりしたみたいな態度で精神的にもいぢめるよーに。そして神官のくせにと言う言葉には無言で秘所にローションを追加して中までぬるぬるに塗りこみさらにレンを追い詰めるようにして)格好悪いの? ああ、そっかぁ、レンってばおちんちんもいぢめて欲しいですって言ってるようなものだもんねぇ?(わざと二人とも手を触れずに、その肉棒が勃起するまで何もせずに視線だけ向けてそれだけでも勃起が止められないレンの浅ましさを笑うかのようにして…)あれぇ? いつもボクを犯してるのよりも大きいんじゃないの? こんな状況なのにさぁ…(しゅるっと触腕をその肉棒に向けて…きゅうっと亀頭に絡みつけてさらに扱くようにしちゃって…神官も吐息をその肉棒の根元に吹きかけ舌を這わせて、今度は肉棒をいぢめて) [Sat 15 May 2010 23:10:57]
お知らせ > キュビエさんが来ました。 [Sat 15 May 2010 23:00:07]
◆レン > い、いやぁ…!こ、こんな一方的なのぉ…。 ( 淫魔は相手を快楽に陥れてこそだ。なのにこんな、自分ばっかり気持ちよくなって、格好悪いところをじっと見られちゃうんだ。そんな恥ずかしいの、堪えられない。 ) ふ、 あぁっ あ、 んっ んん…♪ だ、だめ ぇ。 ( 恐らくは手錠をされたあたりから少しずつ湿り気を帯びていた部分。神官とは思えないような慣れた手つきで責められて、身体を仰け反らせた。 ) ひゃあぁ っ あ、 ああっ う、嘘 …っ どぉ、して? 神官の、 くせに…! ( 淫魔と対峙する神官なら、上手くても当たり前なのか。などと一人で納得できる理由をつくってしまう。 視線が股間に集中するのを感じてしまい、逆に過敏に反応してしまう。 ) や、やぁっ!見ないで…!そんな格好悪いところみ、見られたら…! ( けれども一度そうして意識してしまうと、自分の意思ではどうにもならない。いつもはずるりと自分の力で引き出されるそれが、少しずつ硬さを増していく男の人みたいに、ゆっくりと淫核が硬直し、大きくなって――そそり立つ。 ) う、 うぅ っ うーっ ( 耳まで真っ赤にして恥ずかしがった。顔から火が出ちゃいそうだった。 ) [Sat 15 May 2010 22:59:38]
◆キュビエ > この状況なら理解してくれると思うんだけどねぇ…レンを思いっきりイかせまくってあげるんだよ♪ このおっぱいでも、女の子でも…とーぜん、おちんちんでも♪ ほうら、尖ってきた♪(ぐにゅっとレンの乳房を掴み揉んで、勃起した乳首が二人の視線に晒される事になって…その先端をくにくにと触手でこね回してより、その尖りを強調させながら…)こっちにもたーっぷり聖水が必要?(「必要ないわ、こんなに濡れているのだもの」冷たく言い放った女はレンの下着の中にもぐりこませた手で、神官にあるまじきなれた手付きによって秘所をこね回してわざとキュビエにも聞こえるように蜜の音を響かせて…見ず知らずの神官の手で弄ばれ恥ずかしい音をキュビエにまで聞かれる羞恥を煽り立てて…)あ、そー言えば、生えるところってまだ見てなかったかも…遠慮せずに見せてくれていーよ?(我慢しようとするレンを嘲笑うように下着が奪われて…二人の視線が股間に集中して…) [Sat 15 May 2010 22:52:30]
◆レン > う、うぅっ…。 ( 少しも反省したりだとか、そういう様子の無い相手の口調に唸って。 ) だ、だからっ!一体何をするつもりなのよぉ…!教えなさいよっ!い、言わないと… あ、 んッ ( 相手が身体の上から退く感覚。そしてすぐさま胸を鷲づかみにされ、再びベッドに押し付けられる。この触り方はキュビエだ。そんなことがわかってしまうぐらいには、彼女と沢山肌を重ねてきたから。目隠しされていて詳細はわからないけれど、自分のすぐ前に神官の女が立っているのが気配でわかる。見下ろしているのだろうか。 ) んぁっ つ、冷たい…!せ、聖水? …じゃない!ちょっ あっ、 ふぁっ ふ、 ぅっ♪ ( 目隠しをされているからだろうか。いつもより敏感に捏ね回される手の動きに反応してしまう。キュビエの手に胸はすぐに尖っちゃって。しかも、神官も一緒に触ってきた。慌てて両足を閉じようとするけれど、手はぬるりと下着の中まで入ってしまう。 ) い、いやぁ…!し、神官なんかに…っ!ひ、卑怯よっ 二人係でなんて! ( 抗議の声をあげるけれど、成すすべもなく。神官は天敵だ。そいつを堕落させるならまだしも、逆に責められちゃうなんて淫魔にとっては屈辱的で。 ) あ…あぁ…っ だ、駄目…っ は、生えちゃう…っ。 ( 敏感になった感覚のせいだ。普段制御できる術が制御できなくなってきている。まるでおしっこを我慢するみたいに腰を捩じらせて。 ) [Sat 15 May 2010 22:44:18]
◆キュビエ > へぇ〜♪ いい事聞いた、今度別のお客さんにも試してみようかな♪(淫魔のお墨付きだもの、まぁ自分もされたらそーなると思うけどねー)だいじょーぶ、滅ぼしたりなんかしないってば、そーいう約束で協力するんだもんね。悔い改めるように、たーっぷりと主の愛に満ちた快楽に溺れさせてあげるからね♪ 淫魔ってどこまで耐えられるのかなぁ?(ひょいっとレンの上から退いてしまって…逃げようとするよりも早く、上からレンの胸を鷲掴みにしてベッドに押し付けて…胸を掴む手の感覚からしてレンの頭上にキュビエがいるのが理解できるかもしれない。そして入ってきた神官?はそうしてベッドに押さえつけられたレンの姿を見下しているのが確認できて「さぁ、聖水を」の言葉と共にレンの身体にどろどろのローションが振り掛けられて…)ただでさえエッチな淫魔をさらにエッチにする聖水をたぁっぷり塗りこんであげるからね♪(キュビエの手が好き勝手にレンの乳房をこね回して、ぬるぬるのそれに滑る手はレンの乳房の弾力に弾かれながらも執拗に絡みついて、神官はレンのお腹からヘソを通って下腹部まで、キュビエより年上の文字通り女としての手の感触でレンの体を擽って…。快楽を簡単に受け入れちゃいけないシチュエーションにして、ノリノリで楽しむと言うより無理やりの強姦っぽさを出す為にこー、色々相談して準備したわけで) [Sat 15 May 2010 22:33:22]
◆レン > ( 訂正。声からして神官だとわかる → 声からして女の神官だとわかる ) [Sat 15 May 2010 22:25:08]
◆レン > ばっ、ばかぁっ こんな風にされたら誰だって変な反応しちゃうわよぉっ ( 可愛いって言われて顔を赤くして反論する。しかし、こうなってしまっては最早抵抗のしようがない。力だって、実はキュビエの方が強いのだ。 ) ――えッ!?神官!? ( キュビエの言葉に思わず愕然とする。パプテスの連中は自分のような悪魔にとっては敵だ。キュビエに痛いことはされないって信じているが、連中はどうだかわからない。そうしている間にも誰かが入ってくる気配がして――。 ) や、やぁっ 駄目、駄目よ。そんなの、酷い キュビエ…! た、助けて…! ( しかしそんな声は届かず、神官―― 声からして神官だとわかる―― が、私の罪状を読み上げる。ああ、バレてしまっている!ベッドの上で身動きが取れぬまま、動揺し許しを請う。今にも泣きそうだ。 ) [Sat 15 May 2010 22:21:41]
◆キュビエ > あはは、レンってば可愛い♪(自分の体の下で反応を見せるレンをケラケラ笑いながら、いぢめっ子は調子に乗って…こんな無茶苦茶な約束でもちゃーんと付き合ってくれるからレンってば律儀だなーとか、可愛いなーとか思っちゃうわけなんだけど)うん、これからたーっぷりいぢめてあげるからさ♪(素直に身を任せちゃうといーよとか。身を任せた方がはるかに危険だとわかっててそんな事を言って…)うん、わかってるよ。だから、ボクだけじゃなく、専門の神官さんも協力してくれるってさ♪(入ってきていいよーと声をかければ扉が開く気配がして…。レンは見えないだろうけど、入ってきたのはえっちぃ体を赤いなんちゃって神官着に包んだ猫耳なおねーさん娼婦なわけで…思いっきり職場の同僚なんだけどねっ。ともあれ彼女はわざとらしい演技でレンが鍛錬場などで姦淫を振りまき堕落させようとしたなど罪状を読み上げて…お互い必死に笑いを噛み殺しつつ) [Sat 15 May 2010 22:16:26]
◆レン > ひゃっ。 ( 冷たいキュビエの触腕が触れて、びくんと身体を跳ねさせる。これも見えないからだ。見えていればこんなに情けない声を出すこともなかった。やっぱり、見えないって言うのはとっても不利。 ) そ、そんなこと言ったって―― 恐いものは恐いのよぉ…。 ( もちろん、彼女の言葉通りだと内心では信じている。痛いことはしない。…でも、それでも恐怖はあった。恐怖というよりかは、不安と言った方が正しいのだろうけど。 ) ――え?そ、そんな…!だ、駄目よ。私以外のサキュバスには酷い奴もいるし、それに…っ! ( 私を退治しちゃうの?どこまで本気かわからずおろおろした様子を見せる。それとも、痛いことや裏切ったりはしないということは、このまま篭絡されて堕とされてしまうんだろうか。 ) [Sat 15 May 2010 22:08:36]
◆キュビエ > (最初から繰り返して強姦するからねーと宣言するくらい今回はいぢめるつもり満々で、それを証明するように手錠した上でしっかり目隠しさせて、抵抗は許さないと言わんばかりで、静かになった淫魔を見下すようにしながら…)なんで? 暴力とか振るわないのに怖がる事ないじゃんさぁ…(見えないのをいい事に、不意打ち気味にレンの頬や首筋をひんやりした触手で撫ぜたりして…)でさ、レンも知ってると思うけど、ちょっと前にさ淫夢騒ぎがあったでしょ? あの時のボクの活躍が結構評価されたみたいでさ…現実の世界でもナイトメアバスターやらないかって誘われてさ。協力することにしちゃったんだ♪ だから、レンはボクの獲物第一号ってわけ(と言うシチュエーションで今回は楽しんでみようと言うわけなんだけど、レンがどこまで信じちゃうかなぁ?とかちょっと不安。一応先に嫌いになったり裏切ったりとかしないよーとは言っておいたけど) [Sat 15 May 2010 22:01:01]
◆レン > そ、そりゃあそういう事になるかもしれないけど…! ( 今までは意地悪をされつつもやっぱりプレイの中にらぶらぶな感じもあって。けれどもこういう言い方をするってことは、単なるらぶらぶなエッチじゃ無いってことだ。 ) あっ ちょっ ( 触腕に絡め取られぐい、と手を前に出されて、抵抗もできないまま手錠で手を封じられてしまった。そしてお次は目隠しだ。これも手を封じられてしまった為に抗う術なんて無くて。 ) ………っ ( 目隠しをされると、淫魔は途端に静かになる。手錠で封じられた両手を胸の前に持ってきて、少し怯えた様子を見せていた。何にも見えない、抵抗もできないまま仰向けに押し倒されて。 ) キュ、キュビエ…! ( これからどうするのかだとか、或いはせめて目隠しが無かったら相手が何をしようとしているのかわかるから不安は幾分か軽減できたんだけど、こんな状態じゃ相手の動きがわからず… 怯えるしかなかった。 ) う、うぅ こ、恐いよぉキュビエ…。 [Sat 15 May 2010 21:53:32]
◆キュビエ > だって、愛のあるレイプで考えてたら、合意の上での強姦って事になったからさ(つまりそー言う結論で今回はいぢめるので覚悟するといいよ、とか)レンとらぶらぶエッチもいいんだけどねー。約束だから仕方ないよねー。はい、手を前に出して♪(などと言いつつ強制的にタコ腕で両手を前に出させて革手錠つけさせちゃって…)ふふーん、それはこれからのお楽しみ…もうやめてって言っても聞かないから覚悟してね?(何て囁きながら…今度は布を手にしてレンの目隠ししちゃう。ただでさえ不安が一杯の表情をしてるレンの不安をさらに煽るようにしちゃってそのままベッドに仰向けに押し倒してくれよう) [Sat 15 May 2010 21:47:07]
◆レン > SMじゃないの!?強姦なの!? ( SMの経験はあるし、強姦されたことだってある。でも、強姦っていうのはいつだって見知らぬ誰かが相手だった。こうして気心の知れた相手が、強姦しますと堂々と宣言してきたのは初めての経験で。逃げようとした先でキュビエの触腕に捕まり、身動きが取れなくなってしまう。これからの季節、彼女の触腕の冷たさが気持ちよくなるだろうなあなんて考えていたけれど、まさかこんなことになるとは…! ) そっ そりゃあ、そんなのわかってるわよ。キュビエはわたしのこと好きだし。で、でも…色々酷いことって…。 ( 思わずごくりと喉を鳴らす。不安?或いは期待?いや、やっぱり今は不安のほうが強い!すこぉしもじもじしながら、上目遣いでちらりと相手を見て。 ) い、一体どんなことをするつもりなのよ…。 ( いつもなら虚勢の一つでも見せるところだけど、不安からか声に怯えが交じる。 ) [Sat 15 May 2010 21:41:46]
◆キュビエ > 革手錠だけなら、SMっぽいでしょ? じゃなくて、強姦(ボクとしては殴る蹴るとか暴力はするのもされるのもノーサンキュー。だから、エッチの方で淫魔のレンを泣かせてやろーと思うわけで。大体喜んじゃうのは想定済みだから、さらにこーして色々考えたり頑張ったりしたわけで…っ。その労力を他に振り分けろとか聞かない)なにって…(きょとん、とした顔でレンを見つめて…)約束通り、レンを思いっきりいぢめてあげようって話なんだけどさ…えっと、先に言っておくけど、色々ひどい事するつもりだけど、レンの事は嫌いになったり裏切ったりするわけじゃないからね(好きだからこれだけ色々労力かけたんだしとか…。逃げようとするなら、タコ触腕で押さえつけてやる) [Sat 15 May 2010 21:35:36]
◆レン > え。あ。え。 え? ( そう、こんどはキュビエが私を虐める番。…なんだけど、その手に持っている怪しげな道具に思わずおめめをぱちくり。どうやらキュビエは私が口にした「愛のあるレイプ」について真面目に考えてくれていたみたいで―― 自分が被害者なら酷いレイプでも内心では悦んで受けてしまうレンにとって、身体も心も許したキュビエが相手ならどんなプレイでもされても良いって心のどこかで思っていた。――しかし、そのお言葉と革手錠に流石にたらりと汗を流すのだった。 ) ちょ、ちょっとキュビエさん!?。い、い、一体何を考えているの…!? ( 思わずずりずりとベッドの上で後ずさりしちゃうね! ) [Sat 15 May 2010 21:28:08]
◆キュビエ > んー…この前にレンにした約束の事で、色々考えてたんだけどさぁ…(今回はボクがレンをいぢめる番だよねー?とか言いながら、革手錠なんか持ってきて)愛のあるレイプってのは結局良くわかんなかったので、合意の上での強姦って事で手を打ってもらおうかなーってさぁ(いいよね?とか、真顔で言うわけで…。そもそもレイプ ダメ。ゼッタイ。な相手にそんな事求めるなとか聞こえない) [Sat 15 May 2010 21:23:39]
◆レン > ( 今日もキュビエの家に転がり込んで、勝手にベッドの上を占有している淫魔のお姿。街で開かれているっていうーV,G,Cの情報が載った雑誌を寝そべりながら読んでいて。 ) え? 何? 何がテーマだって? ( 頭の上に?マークを浮かべながら、これから自分の身に降りかかる出来事が何なのか知らぬまま尋ねるのでした。3日前にキュビエが準備完了させて含み笑いをしている時にはサキュバスの勘で何か嫌な予感みたいなものを察知して一人で警戒をしたりもしたが、何ごともなく過ぎれば思い過ごしだったのねとスルーしてしまう現実。サキュバスの勘なんてその程度である…! ) [Sat 15 May 2010 21:19:47]
お知らせ > レンさんが来ました。 『 相手がそんな準備をしていることなんて知らず 』 [Sat 15 May 2010 21:14:46]
◆キュビエ > (やー、本当…どうしてここまで真剣に準備しているのか不思議で仕方ないんだけど、正気に返ったら負けかなと思っている。と言うか、えっちぃ事するための準備じゃないよねとか、まさに犯罪者かってなものなんだけどさぁ)…意外と、難しいテーマだったなぁ(愛のあるレイプについて。あと、レイプと言うか強姦である以上ノリノリで喜ばせるよりも、息も絶え絶えになるくらいまでめちゃくちゃにしてあげるべきだと思うわけで…。でも、淫魔相手にそれをやろうってのは難しいとか…それでこんなに色々考えたり協力もとめたり用意したりと…) [Sat 15 May 2010 21:13:40]
お知らせ > キュビエさんが入室されました。 『細工も小道具も、色々何から何まで準備完了ってとこかなー?』 [Sat 15 May 2010 21:09:41]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( わたしは、「鉄仮面に汚名を着せられそうな被害者」の立場を、演じていこう。 )』 [Fri 14 May 2010 15:48:12]
◆メアリアン > … 今日は、何にしようかな。 ( 夕ご飯。―お姉ちゃンに迷惑を掛けたから、好きそうなものを作りたいけど 私は彼女の好みがあンまり解らない。今度、聞いてみようかな。 ) ( 考えながら、扉を閉める。 ) ( 鉄仮面が、前に落とした傘を自警団に持ッていッたなンて娘は知らないけれど、 アレは何処にでも有りそうな、何の柄も無い只の傘。しかも、購入したのは随分昔の話。 傘が置いてあッた店舗が例え見付かッたとしても、何の特徴も無いホワイティアの娘を 其の店員が覚えている可能性も低そうだ。 ) ( 自警団が如何動くかとも、周りが如何行動を取るかも解らないけど、 取り敢えずは、 ) [Fri 14 May 2010 15:46:49]
◆メアリアン > ―――… お兄ちゃン、助けて。 ( 私がこンな目に遭うのも、周りの人に迷惑を掛けちゃうのも きッと全部カミサマの意地悪なンだわ。 ――ぎゅ、と唇を固く結ンで、瞳を閉じる。 ) ( また誰か殺せば、元に戻る? ―― 思い付いた思考を、緩く首を振ッて掻き消した。 此の思考も、カミサマの差し向けた嫌な未来へ進む為のものなのかも知れない。 ) …強く、ならなきゃ。 何か、出来る様に ならなきゃ…。 ( もッと役に立つ何かを身に付けなきゃ。もッと「幸せになる為」の能力を身に付けなきゃ。 ) … もう、捨てられるのは 嫌だもの。 ( むく、ッと身体を起こして、 ) ( 扉へと歩む。 ) [Fri 14 May 2010 15:38:30]
◆メアリアン > ( お兄ちゃンのお部屋に被害が無くて好かッた。 扉を開けて、部屋に入れば ぼすッと布団に倒れ込ンで、 ) …大丈夫 かしら。 ( お姉ちゃンは自警団に行ッた様。――私は、取り敢えず向こうから呼ばれるまでは行くのは止めよう。変に行ッてボロが出たら拙いし、冷静に 頭を片付けてからじゃないと。 ) …お兄ちゃンなら、こンな時如何するのかな…。私に、お兄ちゃンの半分でも何か能力があッたら好かッたのに。 ( ぎゅ、とシーツを握り締めて。 ―兄は、実際はそンな羨望の眼差しで見られる程才能に富ンでいた訳じゃないが、娘にとッては世界で一番何でも出来る人 だ。 ) ――――――― 、 ( 私は反対に、何も出来ない。 出来ると言えば、簡単なお料理だとかそンな事位。 ) …、 ( 今の状況を改善出来る様な、頭も能力も無い。 ) [Fri 14 May 2010 15:31:46]
◆メアリアン > ( こンな感じで良いだろうか、窓の割れた部分の補修。 後は、きちンと業者の人に頼ンでやッて貰おう。一旦、破損を塞ぐ事が出来れば、其れで良い。 ) ―――― 。 ( 昨日の一件で鉄仮面によッて滅茶苦茶にされた部分は、屋根のペンキと割れてしまッた窓以外は何とか片付けた。―― 色々と疑問は湧く所だけれど、過ぎてしまッた事は考えない。これから如何行動しようか、ッて考えなきゃ。 ) …… 痛ッ 、 ( 擦れて傷になッた縛り痕は、昨日キヨちゃンが手当をしてくれたけど ―其れでも、まだ多少は痛む。 ハァ、と重い息を吐いて、向かうのは 二階 お兄ちゃンのお部屋。 ) [Fri 14 May 2010 15:24:52]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『 ( ―― 取り敢えずは、 ) 』 [Fri 14 May 2010 15:19:20]
お知らせ > キヨさんが退室されました。 『(怪我してるなら手当てもしないと。ひと段落ついたら、メアちゃんに紅茶を淹れてあげよう、)』 [Fri 14 May 2010 03:34:37]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( 私が彼是考えて行動するより、ずッと良いと思うから ― )』 [Fri 14 May 2010 03:33:51]
◆メアリアン > ( 縄が解かれた後は、肌に付いた傷に苛立たしげに眉を潜めるも、 キヨちゃんンとお姉ちゃンの前では 普通の表情で居られる様に 頑張ろう。 ) … キヨちゃンも、ごめンね、 ( 此処まで来たのは何か用事があッたンじゃないか、と思うのに。こンな後処理を任せてしまッて、 ――申し訳無くて、へろり、と眉と肩が下がる。 ) … 、 ( 取り敢えずは、じくじく痛む傷痕は無視しながら、 ペンキの文字を何とかして 後は、――お姉ちゃンの指示に従おうかな。 ) [Fri 14 May 2010 03:32:16]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『黙々と事後処理をしながら、何をどう片付けて行くかを考えた』 [Fri 14 May 2010 03:28:02]
◆キヨ > メアちゃん…、 ( 名前を呼び合うばかり。 だけど、言葉にならないぶん、色々な想いが呼び声には含まれているはず ) ―――― そうですか、 ( ロッティさんのアンサーに応えるのは、やたらと静かな声だった。 ストーカーだろうと変質者だろうと、自称正義の味方だろうと、 メアちゃんにこんなことをした相手をわたしは 許さない―― ) ( 以前病院で、リコさんに思ったのと同じことを、 同じ相手に対して抱いているのだとは知らずに―― とりあえず一緒になってメアちゃんの拘束を解いていこう。 今からペンキを塗り直すにしろ、 上からぐちゃぐちゃと判別解読不能なくらい他の単語を書き綴って、もしくは文字が見えないよう上からペンキをぶちまけて、 悪戯されました、って近所に周知してから塗り直すにしろ、なんにしても協力は惜しまない。 ) 何かあれば、 手伝います。 ( ロッティさんの呟きに、彼女がメアちゃんに何をしたのか知らないままそう返し―― ナイフに疑問を抱く余裕も今はなく。意識したとしても、ストーカー対策の自衛かと思うくらいで、 ) …、 ( 事情をよく知らないわたしは、ストーカーさんの去っていく様子にもメアちゃんの謝罪にも口を挟まず黙って鎖を解いていよう。縄は、ナイフで切れるだろうし、 ) [Fri 14 May 2010 03:22:34]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『( そして淫魔は闇の中へと消えていく )』 [Fri 14 May 2010 03:15:49]
◆ディーフィール > ( ただのイカレた女がこうぴょんぴょんと屋根を飛び移っている光景、という時点ですでにそこら辺の女、とはちょっと違うであろう。 自分の能力がわかっていないようならばこちらも相手を脅威とは認識していない。 今日の行動そのものは鉄仮面からメアリアンを守っただけであるし、自警団が来てもうまく立ち回る自信はある。 メアリアンとしてはディーに自警団が近づいて調べられるほうが困るかもしれないが。 なにしろ目玉泥棒に襲われた当事者だ。 これで、メアリアンが捕まってもこれ以上の干渉は難しい。 後はリーザ次第。 最悪は彼女がメアリアンを切り捨てる事になるかもしれないが。 そのときはこの不気味なストーカーの存在をどうするか、ということだ ) [Fri 14 May 2010 03:15:03]
◆メアリアン > ( 飛ンで行ッた棒は淫魔に当たらず、何処かへ消えた。 其の様子を見遣りながら、やッぱりあの人は普通じゃないと確信を抱きつつ、 ) …、 ( 能力云々の事は、後で姉に伝えた方が良いのかも知れない なンて、彼女に向けた姉の言動を聞きながら思ッた。 ) キヨちゃン …− …、 ( キヨちゃンと触れられたなら、其の暖かさに くしゃりと表情が泣きそうに歪む。 ) 痛ッ、 …う、 リーザお姉ちゃン 、ナイフじゃ切れないかしら…? ( 鎖は無理だとしても、其の縄は。 ) ナイフなら、私の上着のポケットに …、 ( 手足縛られた状態じゃァ 自分でナイフを取り出す事も出来ない。そンな不甲斐無さとか、迷惑掛けた所とか、今後の事とか、 色々考えると、泣きたくなる。 ) ( ――全部全部、アイツの所為だわ。内心で悪態吐き。 ) …あの、 ―― ごめンなさい…。 ( へろ、と眉を下げて 僅か顔は俯かせながら、呟く。 ) ( 自警団に行くのは、 もう嫌とは言わない。 今回の事は何人も証人が居るのに対し、私の犯罪には 殆ど証拠は無いンだから。 ) [Fri 14 May 2010 03:12:41]
◆リーザ > そうね。 ストーカーも肉屋か奴隷屋か見世物小屋辺りに売ればお金になるわね。 ( 相手をただのイカレた女だとしか認識していないリーザの態度はあくまで強気。 刃物を持ってる様子も無いし、そこら辺の女相手に喧嘩で負ける事はそうそうない。 ディーフィールがそのまま去ろうとするなら、当然のことながら屋根からぴょんぴょん跳び移るなんていう荒技が自分に出来るわけが無し、ペッ、と行儀悪く唾を吐いて見送った。 ) もう一匹の方は家宅侵入と暴行が容疑の変質者よ。 なによこれキツい―――――。 ( キヨの問いに主観のみで答えながらメアリアンに近付き、鎖と紐をほどこうとするが、根気のいる作業になりそうだ。 …さて、流石に今回の事―――自警団にタレ込んだ方が良いかもしれない。 あたしはただの被害者だし、メアリアンが目玉泥棒だなんてのは顔隠した変質者の妄言。 証拠の一つも無いことだ。 ついでにストーカー女の名前と勤め先も連絡して、纏めて自警団に放り投げるのも良い。 まぁ、全部明日以降のこと。 ) …全く、厄介だわ。 [Fri 14 May 2010 03:02:27]
◆キヨ > ( メアちゃんに辿り着くため屋根を探り登りながら、ふと気付く。 屋根の上にべっとりとついたペンキに。 まだ乾いていないだろうそれは、靴や服の裾にくっついて、そしてそのまま屋根をのぼるものだから、擦れたり伸びたりしているかもしれない―― でも今は構ってられなくって、 ) …、 こんばんは、 ( こちらを向くロッティさんに、一瞬なんて言っていいのかわからなくなって場違いな挨拶。 おねぇさんみたいなものだって前に言っていたし、状況に混乱してることもあってメアちゃんの家にいること自体には疑問を抱かない。 逆に向こうからすればわたしがいるのは不思議だろうし、 ) え、 あ、 え? えーっと、 じゃぁ、 逃げてったもう一人もアレですか、 悪質なストーカー、 と、 かッ、 ( 不慣れな感じで屋根を登りながら、考えるより先に出る言葉 ) あ、ありがとうございます、 ( 手を貸して貰えればほっと息つき。 態度は、ストーカー相手だからかな、と思ったけれど。ドレス姿に気を配る余裕が出てくれば、内心首を捻るンだろう―― ロッティさんに手を貸してもらいながら、メアちゃんにへら、と笑いかけた。 ) … ( あ、ストーカー否定しないんだ、と去っていく女性を見送りつつ―― メアちゃんのトコに辿り着くなら、まずはぎゅッと抱きしめてあげたい、 ) [Fri 14 May 2010 02:53:18]
◆ディーフィール > ( 反射的に投げつけられた棒切れを避けるように後ろに飛べば、背後に目でも付いているかのように正確に隣の屋根へと着地する ) はさみとストーカーも使い様によっては役に立つんだよ? ( あくまでもからかうように。 そしてリーザには目的不明でメアリアンの周囲をうろつく目障りな人間、という認識のままで良い。 少なくてもそれでメアリアンが守られるのであれば ) それじゃ、これから夜のペンキ塗りがんばってね。 近所には引越しついでに屋根の塗り替えをした、とでも言えばいいんじゃないかな? ( 自警団の説明をどう行うか。 疑念はあれども決定的な証拠でも出てこなければ検挙は難しかろう。 それに此処しばらくは被害者は出ていない ) それじゃ、またね? ( ひらひらと手を振れば、淫魔はのんびりと歩き始める ) [Fri 14 May 2010 02:48:42]
◆メアリアン > ( 淫魔に向かい、怒声と共に投げ付けられた棒を吃驚した様な眼で 見遣り、 其の視線は其のまま棒が飛ンで行く方へと 移動する。 ) … ッ、 ( 取り敢えず何とか拘束から抜け出して、仲介(*出来るか解らないけど)に入りたいところだけど、キツく締められた縄は解ける気配が無い。 両腕を動かして身を捩るも、無駄な事か。 苛立ちが僅かに表情に浮ぶ。 ) … ( 物音、に反応して顔を上げれば、ぼンやり映ッた少女が今度は鮮明に伺える。 ) き、キヨちゃン ッ、 ――… あッ、 ( あぶなッかしく登る様子に、僅かに掠れた声を上げるも、 義姉が手を貸す様子が視界に映れば、ほうッと息を吐く。 娘自身は、落ちるのを恐れてか 其の場から中々動きだす事が出来ない。 ) [Fri 14 May 2010 02:46:08]
◆リーザ > ごちゃごちゃ五月蠅ェんだよッ!!! ( 苛ッ。 態度の変わらないストーカーの女の言動に一切耳を貸さず、反射的に棒を投げつけた。 先ずこの女が今起きた事の全てを全く理解していないということ、理解する頭も察する頭も無いということ、あんな理解を超えた超集団催眠能力が理解出来る一般人など居るわけが無いということ。 追っ払っただの多分覚えて無いだの言われても、わけがわからない、で思考停止だ。 ) ――――あんた。 ( ふと、背後で物音がした。 今度は誰だと振り向けば、以前一度だけ見た事のある、メアリアンの友達とかいうアルビノだ。 一瞬怪訝な顔をしたが、この手の輩のことだ。 ただ純粋にメアリアンを助けに来たってんだろう。 ) 手伝ってくれる? ああ、あの女おかしなこと云うけど耳貸しちゃ駄目よ? あれ、ストーカーなのよ。 メアの。 ( 説明しながらキヨに手を貸す。 今は手ごまが多い方が良い。 ) ( キヨから見れば、ロッティ・アレンビー―――現、リーザ・ロッドは以前とだいぶ違って見えるだろう。 まず着ているものが以前はいかにもギラギラとした暗黒街ブランドものだったが、今は別の意味で高そうなドレス。 そしてそれとは裏腹に、猫なで声で調子よく「仲良くしてやってね」なんて言っていたあの時に比べて、表情も、口調も、声も、チンピラみたいに険しい。 ) [Fri 14 May 2010 02:38:17]
◆キヨ > ( なんでこの人たちメアちゃんの家にいるンだろう、 ) … ( 帰ってく人たちと逆に向かいながら、 沸き上がる疑問は他にも幾つもあるけれど、それよりも屋根に、 メアちゃんのところに行かないと―――、邸に入る直前、微かに聞こえた彼女の声を思い出しながら体を動かし ) … ( ばッ、と窓から顔を覗かせれば、 )( ぐるン、 ) … ( 目にしたメアちゃんの姿に、 先日川辺で霧散させてもらったばかりの黒が、邸に辿り着くまでにじわじわと広がっていたそれが、胸の内で急速に存在感を主張する。 ) ―― … ( 蓋をするように覆い隠すように、瞬きを一度して、 ) … メアちゃん、 ( 泣きそうな顔で小さく微笑んだ。 喜ばしい状況ではないけれど、彼女の姿を認めたことに安堵して ) … ぇ、 ッと、 ( 先客の女性二人が何やら言い争っているらしいのを見比べながらも、 そしてその内の一人がロッティさんだということにようやく気付いたけれど ) …、 ( 危なっかしく手探りに、屋根へのぼっていこうか。 とりあえず早く、メアちゃんの拘束を解いて家の中にいれてあげないと、と思って ) [Fri 14 May 2010 02:29:35]
◆ディーフィール > 何よ〜。 あの鉄仮面追い払ったのは私なんだよ〜? 貴女が居るかもわからなかったからメアリアンちゃんを助けに来ただけだしね。 ( ぶーと膨れて見せるが頼まれたわけでもないし感謝される立場でもない ) 明日から? 今から大忙しでしょ? コレ、消さないと今日のところはほとんどの人は夢だと思ってるけど、明日から大騒ぎになるよ? ( 彼女にしてはわけのわからない話だろう。 へらりと笑みを浮かべたまま ) 明日、近所の人に聞いてみて。 多分覚えてないから。 ( それが自分の能力だ、と暗に告げよう。 不安定な足場で彼女が飛び掛れないぎりぎりの距離を保ちつつ ) 鉄仮面は私の敵。 だから邪魔しただけ。 仮面のお連れさんならコレを消さないと、なんて言わないよ。 ( 手伝おうか? なんて口調はあくまでのらりくらり。 相手の苛立ちを増幅させるだろうがこちらは気にしない。 そして、飛び移るべき屋根の位置を確認して ) [Fri 14 May 2010 02:23:01]
◆メアリアン > ( 同じ位に屋根へと着いた淫魔と義姉を交互に交互に見遣り、 ) ( 多分、今日は助けてくれたのよ、 ッて言葉は、 棒を叩く音に 喉の奥に飲み込まれ。 ) ( 訳が解らない、――のはある意味で私も一緒だ。何が理由だッたのか、如何部屋に入ッたのか、何時入ッたのか、 鉄仮面の行動に謎は湧くばかりだもの。 ) … あッ、 けほ、こほ ッ …、 ( 声を出そうとすると、叫び続けた喉が痛み 咳込む。 縛られたままの身体も、じくじくと痛む が、 ) ( 下から響いたのは 聞き覚えのある声と自身の名前。 視線を恐る恐る 下へ向ければ、見えるのは白い髪と、 ぼンやり映る見知ッた顔。 ) き、 キヨちゃン ッ … ( 泣き声交じりの震えた声が 彼女に届いたかは解らないけれど、少女が邸の中に入ッたンだろう 所は、確認できた。 ) [Fri 14 May 2010 02:20:07]
◆リーザ > ( よっこらせ、とようやく屋根の登れば、何でかどうやってか、先客の姿。 しかも、だ。 ) 今日は何なのかしらねェ――――どいつもこいッつもあたしの家にドカドカと勝手に上がり込みやがッて、苛つくわ。 ( さっき握った棒っきれはまだ持っている。 餓鬼の頃、街の喧嘩で使った時みたいにぶんっ、と大きく振って天井を叩き、威嚇する。 ああ、本当苛々するわ。 ) 1秒でも早く消えてくれる? わけわかんなくて苛々してんのよ。 明日から大忙しだわ。 テメェーもあのクソッ仮面の連れだったわけ? ストーカー女。 ( 今までもよく口調は乱れたが、特に今日は酷い。 こんなに腹が立つのは久しぶりだ。 仮面野郎の乱痴気騒ぎだけでも苛つくのに、イカレた女が我が物顔でひとんちの屋根の上、ひとの妹に近付いて、へらへらと余裕顔で。 ) [Fri 14 May 2010 02:10:20]
◆キヨ > ( 弱い視界では、夜闇の中に書かれた文字も読むのは難しいだろう。 明日――もう今日か――は新月だから尚更、灯りでもあててくれていないと。 ) …、 ( 辿り着いた邸の前、 見上げる屋根には人影が三つ。 ) ―― メア、ちゃんッ!? ( 顔は見えないけど、輪郭や体格、雰囲気でなんとなく、 そのうちの一人に呼びかける。 ) ( ドレスを纏う女性にも、覚えがあるような気がするンだけど―― もう一人は誰だろう、 ) … ( 少し躊躇ってから、邸から出てくるひとたちと入れ違いに中に入っていこうか、 ) [Fri 14 May 2010 02:01:06]
◆ディーフィール > ( 今回上手く行ったのは人の注目が一点…つまりアイゼンとメアリアンの行動に注がれていたこと。 意思がひとつになる用に暗示をかけるには同じ事をしているときが一番だ。 逆に普段の街中で特定の人物を襲うように暗示をかけたところで実行するのはほんの数人。 唐突な思考にどちらかといえば戸惑い、動かなくなることが多いだろう。 本来、アイゼンが狙っていたよりも効果は大分薄かっただろうがその要因となったのは彼の派手なパフォーマンスで人の注目を一点に集めたこと。 彼の言うとおり疑念などは植えつけられただろうが大半の人にはそれはまだまだ、浅い ) あ、ナイト役の人は先に着いちゃったかな? ( リーザが上がったと同じくらいに屋根伝いに上った淫魔は笑みを浮かべて立ち止まった。 リーザが近ければ距離を置き ) ひとまず、この落書きは消さないとね。 ( 彼女たちにとって敵でもあり、味方でもある淫魔はのんびりと告げた。 先ほどまでの喧騒を抑えられたのは「鉄仮面が去った」という共通認識があったから。 「追いかける」か「帰るか」という意識の選択を「帰る」という意識に統一させた、ということだ。 ついでにもうひとつ暗示も生めた。 リーザにとっては外に出たとたん、嘘みたいに帰っていく人々が見えるだろうか ) [Fri 14 May 2010 01:56:31]
◆メアリアン > ( 下の方で聞こえる女性の声に合わせて、徐々に騒ぎは収まり 人も退いていく。こンな不思議な現象、力を使う人は 知ッている。 今は、いつもみたいに逃げる事も 怯える事も しないけど、 ) ――――― ………、 ( 長く深い息。 鉄仮面が消えて、人の波が退いていッて、 縛られた痛みと、ぶつけた時の痛みが鮮明になッてくる。 ぐ、と唇を噛ンで 痛みを堪え、 ) … あ、え 、はい …。 ( 掛けられた淫魔の声に顔を上げ、控えめに頷いた。 声を出すのがきつい程、喉も身体も痛い。 けほッと、何度か咽て、 ) …、 ( 此処からはキヨちゃンの姿はまだ確認出来ないけれど、リーザさンが屋根の上に着いたのなら、 張り詰めてた精神の糸が ぷつんと切れそうだ。 ) [Fri 14 May 2010 01:50:33]
◆リーザ > ( 邸の中、せわしなく動き回るその他の人々の挙動とは無縁の如く、ゆっくりと階段を上がって2階に上った。 上等なドレスが汚れるし、今更人目の無い所でばたばたしてもしょうがないだろう。 件の1番表通り側の部屋の、開けっぱなしの窓から上を見上げれば、ああ、登れなくはないかと億劫そうにスカートの裾を絞る。 流石にそんなにぽんぽん簡単に登れるわけでも無し、ゆっくりと慎重に足場を選んで、屋根の上へ。 ) [Fri 14 May 2010 01:43:06]
◆キヨ > ( 去っていく影。 ) ( ほんと、なんだこれ。 鉄仮面? 目玉泥棒? ――― 叫び声がぐちゃぐちゃに混ざり合って、断片的な単語を聞き取るので精一杯。 それよりも、 ) ちょッ…、 と、 通し、 て… ! ( それよりも、メアちゃんのところにいかないと。 そう思って群集に割り込んで、 ) ( ―― それが、ひいていく? ) ? ( 訝しげに眉を寄せながら、それでも今はメアちゃんの家に辿り着く方が優先。 チラとみえた邸に戻るひとの姿は、弱い視力じゃまだ誰なのかまで判別できずに ) [Fri 14 May 2010 01:39:43]
◆ディーフィール > ( 能ある鷹は爪を隠す。 本当に危険な力の使い方はぎりぎりまで隠しておくべきだ。 ともあれ、リーザとメアリアンの目の前で披露してしまったわけだが。 逃げ足は鮮やか。 市民をけしかけて一晩中走り回らせるのも良かったが。 金色の瞳をした淫魔はさらに集中して ) 「変質者は去ったわ。 今日のことは忘れて、今日はゆっくり休んでね!」 ( さらに暗示をこめた声で周囲に呼びかける。 周囲の熱狂は少しずつ収まり、やがては普段と変わらぬ穏やかさを取り戻していくだろう。 今夜のことはぼんやりと夢のような出来事として覚えることになるだろうし、暗示の効かなかった人々も出てくるだろう。 大規模な暗示を駆使した影響からか疲労感があるが、そのまま、えいこらせ、とメアリアンのところへと急ごうとする。 何人か屋根に上がっていた男たちは情けなくもアイゼンに指一本触れられずすごすごと帰ることになったらしい ) ちょっと待っててね。 今降ろしてあげるから。 ( 能力の発動を止めた淫魔の瞳はいつもの赤に。 普段の淫魔と金の瞳の淫魔をすぐに結び付けられる人は限られている ) [Fri 14 May 2010 01:31:36]
◆メアリアン > ( 鉄仮面の吐いた自警団に対する悪態は、娘には聞こえなかッた ――騒がしい位の音、声、怒声罵声、色々な音が聞こえる。 ) … 、 ( けほ ッと一度咳を零して、走り出した鉄仮面を眼で追おう。 ――やッぱり逃げるンだ。いや、此れが目的だッたのかもしれないけど。 ) ( 暫く は、きッと疑惑の眼が付き纏うン だろうけど。 絶対に、ぼろを出したりしない。強くならなきゃ。幸せになる為に、 幸せを壊さない為に、 例え私が殺人鬼でも。 ) ――― … 、 ( ぐ、と縄に力を籠めてみるけれど、如何にも取る事が出来ず 。薄く長い息を吐いた。 如何しよう、取り敢えず此処から降りなきゃ ―― そう視界を地面へ向けて、漸く其の高さに 息を飲む。 ) [Fri 14 May 2010 01:29:26]
◆リーザ > ( なんだこれは。 なんてひどい有様だ。 あたしの家の周りでこんな事―――「目玉泥棒」って言葉があちこちから聞こえる。 何だか気持ちが悪いくらい皆興奮している。 ああ、そうか、アイツがアイゼンリッター? 始めて見たけど、ああ、そう、メアの抱えた爆弾が今日今此処で爆発したってわけ。 何だか少し覚めた気持ちにすらなって、呆然と群衆を見渡す。 こんな時間にまぁ、随分な数だこと。 しかも勝手にもみくちゃになって仮面だ目玉泥棒だって、馬鹿みたいに。 ) …目玉泥棒ってあたしが考えた言葉なのにね。 ( 誰にも聞こえないように小さな声で呟き、仮面野郎が悠々と逃げて行くのを見送った。 やりたい事はやったし、長居は無用ってとこ? 窓ガラス代弁償しろっての。 ) ―――忙しくなるわね。 ( くそ、とまた一つ悪態を吐き、邸に戻ろうと踵を返す。 先ずはメアリアンを降ろして適当に慰めて、明日は自警団に行って口から出まかせ並べて言い包めないと。 顔隠した仮面野郎がただ云いまわってるだけで何の証拠も無い中傷にしかならいと思うが、当分メアには疑惑の目が付き纏うだろう。 ――――いっそ死んでくれた方があたしにとっちゃあ楽だってのに。 ) まぁやりようはあるか。 [Fri 14 May 2010 01:22:30]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――誰かがやらなければならない事を、やったのだ。』 [Fri 14 May 2010 01:16:16]
◆アイゼンリッター > (殺人は悪だ。 殺された人々には家族がいて、友人がいて、恋人がいて、そして「幸せになりたかった」のだ。 であるならば、殺人鬼は裁かれる必要がある。 法律など関係ない。 鉄仮面の事を信じる者がいようと、いまいと、それさえも関係は無い。 ただ、一つだけ言えることがある。 今夜、彼は――……) [Fri 14 May 2010 01:16:04]
◆アイゼンリッター > ……何が化け物は全て暗黒街とスラムにいる、だ。 間抜けめ。(声一つで市民を操れるような化け物が、堂々と市街地を闊歩している事実に、小さく自警団への毒を吐いた)(「あの鉄仮面を引き摺り降ろせ!」「バカ野郎! 奴は殺人鬼を捕まえたんだぞ!」「自警団を呼べ!」「ヒーロー気取りの狂人が!」「化け物め!」「あの娘にゃ何人も殺されてるんだぞ! 黙ってみてられるか!」「武器を振り回すな、危ねぇだろうが!」)(――辺り一画を巻き込む大パニック。 そして誰もがメアリアンに張られた目玉泥棒のレッテルを記憶する。 それが真実であれ、偽りであれ、その認識は変わらないだろう。 その時点で、鉄仮面――アイゼンリッターの目的は、十二分に果たされたといえる。 長居する理由も無く、路面にいる人々は何ら移動の妨げにはならない)(市街地の混乱を見やりながら、走り出した鉄仮面は――跳躍。 屋根の上を、軽々と駆け抜けていく) [Fri 14 May 2010 01:13:01]
◆キヨ > ( 治りかけの風邪の気配が、 こほ、と小さく喉から漏れた ) … ( ここ数日体調を崩して伏せっていたのだけれど、今日は”彼女”を捜しにいけると、 ) …… ( この辺りを探索していれば、なんだろうこの騒がしさは。 そういえば、この辺りはメアちゃんの家が―――、 ) …あ? ( 叫ぶ女の人の声。 どこか聞き覚えのあるような――… ) …え? ( あれ? あの声、 メアちゃんの――? )( そして響き渡るのはまた別の、女性の声。魔力までわたしに届いたかは定かで無いけど ) ( 見上げれば目を細めた視界の中、 異形の影が、 一つ。 ) ( まだわたしはメアちゃんの家から遠く、辿り着くとしたら次のTでは無理。2T目。 ) [Fri 14 May 2010 01:12:02]
お知らせ > キヨさんが入室されました。 『( …騒がしい、 )』 [Fri 14 May 2010 01:10:32]
◆ディーフィール > ( 少なくても、今後は彼女のことを何らかの疑念を持って接する人、自警団などの動きも出てくるだろう。 だが、少なくても今この場では彼女はただのヒロインとなりさがる ) [Fri 14 May 2010 01:07:46]
◆ディーフィール > ( 上へと上るルートを確認しただけでまだ地面にいる淫魔。 周囲がざわついている。 此処に集ったのは2,30人の一般人 何が始まるのかと野次馬は興奮している。 この状況は想定の範囲内。 そして、淫魔は野次馬の中の一人。 見下ろしたアイゼンからは目立つだろうが。集団の中ではそれほどは目立たない。 しかし、衆人環境の中で行われたペンキ。 周囲の集団はその真偽がわかりかねていることだろう。 だが、確実に縛り付けられた少女のことを疑うものは出てくる。 良い具合だ。 周囲がひとつの物事に収集して心に隙ができる。 淫魔の最大の力を発揮するのは個人相手ではない。 つまりは ) ( 「変質者よ!!」 その言葉は誰へと向けられたものか。 周囲の人の注意が向いた一瞬 ) 「あそこに居る鉄仮面が変質者よ!! 罪をでっち上げるヒーロー気取りが!!」 ( 響き渡るは、淫魔の声。 魔力を感知できる人が居ない一般人の群れの中。 淫魔の思考を誘導する魔力がこもった声が響く。 状況を把握しかね、隙ができていた周囲の人々すべての心を侵食する。 そう。 彼らは一般人。 特別な力も無く、魔力も無く。 だからこそ、淫魔にとっては都合が良い。 なにしろ。 暗示を防ごうという意思を持たないのだから。 正義の味方であるはずの彼をいっせいに糾弾をし始める。 曰く「そういえば、近所の息子があいつに散々やられたって聞いたぞ」「話なんて聞かずにとっちめるそうだ」etc 目玉泥棒を糾弾するはずのその場は、異常な熱気とともにアイゼンリッターを糾弾する場へと変貌する ) 「あの少女を犯人に仕立てて、英雄を気取りたいんだ!」 ( 淫魔の糾弾の声が響く。 それはひとつの意思となり、すべての声は「彼」への批難と変わる。 すべてが摩り替わった異常な光景。 ) ( それを作り出したのは一人の淫魔。 この場に居た彼の最大の誤算。 「捕まえろ! 周囲を囲め!」 腕に覚えのある男たちも動き出した ) [Fri 14 May 2010 01:01:49]
◆メアリアン > ( コンスタンツェさンの後から、少なくとも娘の目玉泥棒の事件を起こッてはいない。模倣をあッたとして、も。 ) ―――― ッ、 ( 縄を切ろうと暴れた訳じゃァ無い。其の手から逃れようと、あえて下に落ちようと暴れたンだ。 其れをもモノとしない位、… 何の苦労も無く封じ込める位、彼の力は無茶苦茶らしい。 ) …ッ、 ( 不意に耳に届くのは、何かが割れる音。周囲の雑音。声。 ) ( 此の状況は明らかに彼に不利だろうに。 ――娘は此処で生まれてからずッと此処で過ごしてきた。近所付き合いは少なかッたとしても、近隣は皆、顔見知りな位には馴染ンでいる。 ) 誰があなたを信じるッて云うの? ( 呟く声は、きッと彼にも届かない位の小さな音。 ) ( 縛られたまま、ぐッと身体に力を籠め、 ) ――― ッ 誰か 助けてぇえッ!! 怪物ッ …化物だわ ッ…!! ( 屋根の上ならば、周囲にも響き渡るだろう 少女の声。 ――金色の眼をした普通の人間に見える女性と、鉄仮面を武装した人物。 さァ、周囲が信じるのはどちらか。 ) [Fri 14 May 2010 01:01:39]
◆リーザ > ( 戻ってくる様子はない。 それどころかどうやら、屋根に登ろうとしているようだ。 メアリアンが声を上げなくなった。 鉄仮面との詳しい事情を知らないリーザ・ロッドはこの状況を殆ど正確に推測できず、メアリアンは殺されたか気絶させられたか、これから屋根の上で強姦でもされて晒されるのか、異常な変質者の仕業か、そんな風にぐるぐると考えている。 窓から外を見れば、なにやら想像以上に近所に騒ぎが広がっているようで、野次馬の姿が路地に幾つか見えている。 なんだこれは。 この状況、どうすればいい? メアリアンを見棄てるのがベターか、何かしらアクションを起こして自身の体裁を繕うべきか。 ) ―――くそがッ。 ( 口汚く罵り、決断する。 事態を最悪少しでもマシにする為に何かしなければ。 急いで階段を駆け下り、玄関に向かって走る。 あとは簡単だ。 大きな扉を開いて先ずは叫ぶんだ。 あたしは被害者ですよって。 ) 誰か助けて!!!! 変質者よッ!!!! [Fri 14 May 2010 00:49:51]
◆アイゼンリッター > Eye Ball Raider [Fri 14 May 2010 00:38:40]
◆アイゼンリッター > Monster's companion (けたたましい悲鳴、騒ぎの音。 周囲の家の窓が開けられ、何事かと人々が顔を覗かせていた) Demon's Servant (彼らが目にするのは鉄仮面の怪人と、鎖で拘束された娘。 そして屋根に踊る文字。 そして家に向かって歩いてくる金色の目をした――魔力をばら撒きながら迫り来る、異形の存在。 誰もが「ああ」と思うだろう。 あの娘を助けに怪物がきたのだと) Vigilante Killer (それこそが奥の手だ。 アイゼンリッター/カイン・グレイホークは、見た目の印象というものを理解している。 鉄仮面の怪人が娘を攫っているようにしか見えない光景でも、其処に「娘を助けに化け物が現れた」なら。 ぐるりと印象は反転する。 当初はアクセラレーターを対象とした策で、現れたのは別人だったが、今となっては同じ事。 つまり、これこそが切り札。 奴を助けに現れる怪物こそが、アイゼンリッターのエース・イン・ザ・ホールだった。 ……そして鉄仮面の男は、最後の文字を描きながら、酷く静かで、低い、常通りの――地の底を吹きぬける風のように、何処までも聞こえるような声で告げる)捕まえたぞ。 [Fri 14 May 2010 00:38:17]
◆アイゼンリッター > (別に、昨日今日、思いつきで実行したわけじゃあない。 ――時間をかけて、ここまで詰めてきたのだ。 この娘が誰かを殺して、その眼球を抉りながら、「幸せになりたい」と喋っている間、ずっと。 芸能横丁で顔見知りの踊り子が殺されて。 目の前でコンスタンツェが殺されて。 墓場で一度取り逃して。 ――もっと早く、ここまでたどり着いていれば、奴を叩きのめしていれば、阻止することができたなら、防げた被害だ。 殺された人の家族、恋人、友人たちの哀しみも早く終わらせることが出来たはずだ。 ――故に思考し、努力し、追跡し、此処まで辿り付いた。 ……いつもと同じだ。 やるべき事をやる。 それだけだ。 何の問題も無い)(この娘の手足は、縄と鎖とで何重にも縛り上げてある。拘束を解くのは容易いことではない。 ましてや屋根の上だ。 加えて鎖は銀製。効果があるかどうかは知らないが、奴の交流関係に吸血鬼だの怪物だのの類がいるのは確実で、連中は銀を嫌う。 幾ら力自慢でも千切るのは難しいはずだ。)(そして鉄仮面は、落ち着いていた。 連続殺人鬼を相手取るのだ。 この娘に其処までの胆力があるとは予想していなかったが、少なくとも手足を縛られた娘が暴れても、慌てずに拘束を終わらせられる程度には冷静でいられた。なにせ屋根の上は、これまで幾日も毎夜のように繰り返して走りぬいてきた、此方の領域なのだから)…………。(そして、腰に吊るしたペンキ缶に刷毛を浸し、振るった) [Fri 14 May 2010 00:37:09]
◆ディーフィール > ( 非常に近所迷惑ではあるが、さらに、移動を行いながら、近所の住居の手短な窓に石を投げつけて、何件かの窓ガラスをぶち破り、住民をたたき起こす。 野次馬は増えるが、相手の移動を阻害する要因になる。 そして、そんな状況でも自分が動くにはある程度問題は無いと踏んでいる。 ざわざわと周囲の住民が異常に気が付いたのを見越してからアイゼンの居るメアリアン邸の地面の元へ。 予想できる行動とすればこのまま私刑とするか、もしくはメアリアンの罪を暴いて此処に居ることができなくなるか。 周辺住民が集まってくるような状況で何を行うか。 淫魔は視線を彼らへと向けている。 魔力はさらに練り上げられて。 「金色の目をした人がいる」と周囲には映るだろう。 そして、きょろりと周囲を見わたし、上に上るための足場を確認する ) [Fri 14 May 2010 00:32:33]
◆メアリアン > ( 助けてくれるお兄ちゃンは居ない。守ッてくれるお父さンとお母さンは自分で殺したンだから、自分の身は自分でも守らなきゃいけない。 ――リーザを前回の件で信頼しきッた娘は、彼女がお兄ちゃンのお部屋に隠れているなンて解らないし、考えもしない。 ) … ッ、 ( 声の出し過ぎで咳込ンだ肺と喉が痛い。身体もギシギシと痛む けども カッと昂ぶッていた感情は冷静になりつつある。 それ位、お兄ちゃンが居なくなッて成長したンだ。 ) ( 鉄仮面に何を云ッてもきッと無駄、なら こッちだッて何も明かさないし、何も言わない様にする。 ) ( 臆病風に吹かれてなンていられない、から 鉄仮面が屋根の上に登る前、其の鎖を拘束する前に 窓から落ちる覚悟で暴れる様に身を捩る。 ――娘が出せる全開の力と勢いで。 ) [Fri 14 May 2010 00:30:12]
◆リーザ > ( 大男でも居るのかっていう重くて荒々しい足音がトゥィードルの部屋の前を通り過ぎて行く。 気味が悪いのは、メアリアンの悲鳴はこんなに響いてるのに、その何者かの言葉が一切聞こえてこない事だ。 なにかちゃりちゃりと小さな金属片がこすれ合うような音がする。 ああ、メアリアンが呼んでる。 お姉ちゃん、だってさ。 そりゃあね、近所の餓鬼とか弱そうなチンピラ相手だったらあたしだって格好つけて飛び出してやるさね。 でも今日のはヤバ過ぎるんじゃない? 悪いけどさ。 ) ( そんな事を考えながら音が遠退くのを待つ。 奥の部屋に向かってる? ちらっとでも姿を見れたら良いんだけど―――と、うっすら、扉を開けて覗き見れば、闇の向こうになにかごつごつした、騎士鎧みたいな奇妙な姿が一瞬見えて、部屋の中に消えた。 ) [Fri 14 May 2010 00:17:51]
◆アイゼンリッター > (重ねて言うが、悲鳴は許容範囲だ。 即ち、第三者の介入も想定しているという事になる。 目玉泥棒の住居に最近になって何者かが引っ越してきたことは調査済みだ。 加えて、あのアクセラレーターという怪物が護衛を気取っていることも把握しているのだから。 その上で、それらを問題ないと踏んでいる)…………。(蹴り破った窓から外――屋根の上へ。 目玉泥棒が暴れるだろうことは予想しているし、だからこそ――それだけが理由ではないが――縄と鎖とで拘束したのだ。 そして、「殺した人間にしか裁かれたくない」と言って悲劇のヒロインを気取り、のうのうと生き延びている臆病な殺人鬼が、建物の屋根から地面への落下を許容できるとは思えない)(夜空の下、肩口から彼女の手足を縛っている縄と鎖とを使って、その体を屋根に固定していく。 時間的余裕があるわけではないが、あと一息だ。 焦らず、落ち着いて、その上で急がなければ) [Fri 14 May 2010 00:10:16]
◆気配 > ( 普段からそれとなく近所を歩いてはメアリアンの自宅を観察している淫魔。 彼女たちにとっては姿が見えるだけで何も行動を起こしてこない不気味な存在。 として映るだろう。 しかし、今回の異変に関して居合わせた人物にとってはいかなる存在か。 人より優れた感覚を持ち、良く晴れている今日は状況を把握することは容易かった。 移動するのに必要な距離はまだ離れているが彼らの気配はしっかりと捉えていた。 普段は抑えている魔力を練り上げつつ、現場へは後1ターンほどは要する ) [Fri 14 May 2010 00:08:44]
◆メアリアン > ( 縛られた痛みと、ぶつけた時の痛み ――其れが気にならない訳では無いけれど、其の痛み以上に恐怖や焦りの方が大きい。 落ち着かなくちゃ、と思う程、落ち付けなくなッていく。 ) 離して!!離してッてばあ…!!! ( 二階に上る階段の上でも、身を捩り其の状態から抜け出そうとする。 最悪階段から落ちたッて構わない。コイツに捕まるのだけは、絶対に嫌。 ) 離して化物!! ッ、 助けてッ、お兄ちゃン!ブラッディさン!リーザお姉ちゃン…! ( 悲鳴にも似た声を何度も、何度も。 出し続ければ、最後の方の音は如何したッて枯れて来てしまう。 ケホケホッと何度か咳き込みながらも、声を発し。 窓へ寄る程其の声は近所までは届くだろう。 ) [Thu 13 May 2010 23:59:52]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『( そして、外 )』 [Thu 13 May 2010 23:58:22]
◆リーザ > ( 異音は耳に入っていた。 自室―――1番広くて1番奥、メアリアンの両親が使っていた寝室でしばらく静かにそれを聞いていて、メアリアンが帰ってきた直後に本格的な争いの音と声が響き始めた。 それでも直ぐに駆けつけたりはしないで、手近な棒きれを片手に2階の廊下から様子を窺っていた。 下手にいい格好しに降りてって異常者に刺されたりでもしてみろ。 冗談じゃない。 最悪メアリアンが死んだら死んだであたしにとっちゃあ好都合だし、ほら、いつもみたいに都合良く駆けつけりゃあ良いじゃないか、ナイト気どりの化物なり、ストーカー女なり。 エアリーはどうした? あいつがどう行動するかも気になるっちゃ気になる。 そんな事を考えている内に荒々しい脚音が2階に上がってくる音がして、慌てて手近な扉―――トゥィードル・ロッドの部屋に飛び込んだ。 ) [Thu 13 May 2010 23:50:59]
お知らせ > リーザさんが入室されました。 『 二階、廊下 』 [Thu 13 May 2010 23:45:00]
◆アイゼンリッター > (ロープはいつも使用している演劇用の丈夫なものを新たに購入した。鎖は銀製のものだ。 それら二つできつく縛れば手足に傷がつくかもしれないが、この男にとっては知ったことではない。 無表情な鉄仮面は貴女の顔を見やり、化け物と罵られても無言のままだった)………………………。(そうして縛り上げた彼女を担ぎ上げるようにして、無言のまま、階段を昇って二階へ向かう。 悲鳴は許容範囲だ。好きなだけ叫べば良い。 だが、必要以上に時間を与える気はないし、そんな余裕も無い。 急いで屋根へ出る必要がある。 室内の間取りはわからないが、事前に幾日か外から眺めていたから、だいたいの位置関係はわかる。 一番都合の良い窓――通りに面している――を、足で蹴り開けた) [Thu 13 May 2010 23:43:01]
◆メアリアン > ( ズキズキと肩から身体全体に響く痛みに、表情を顰めながら 何とか抜け出そうと身を捩るけれど ) 離してッ…!!何処から入ッたの化物!! ( 悲鳴にも近い甲高い音で、物云わぬ鉄仮面に捲し立てる。 上着のポケットに入れたナイフを取り出す行動の余裕は無い。 ) ( 緩まぬ彼の力では、抵抗する術も無く拘束は簡単だろうけど、 ) 助けてッ!!誰か来て…!!! ( 声は抑える事は無い。無駄だと解ッていても、誰かが気付いてくれないかと 声を上げ続ける。 ) [Thu 13 May 2010 23:38:36]
◆アイゼンリッター > (宜しい、ここまでは作戦通りだ。 昼夜問わずに考え続け、カイン・グレイホークとして振舞いながらも思考を続け、練り上げた作戦。 単純な身体能力では此方が上。 それを活かし、相手の優位性を奪え)……………………。(悲鳴は許容範囲。 であるからこそ急ぐ必要がある。 ベルトに吊るした幾つもの装備の中から縄と鎖を取り出し、目玉泥棒の手足を拘束しにかかる)……………。(見かけが少女だからといって力を緩めることはしない。 連続殺人鬼を相手取る――それも吸血鬼などという怪物を擁している――のだ。 戦略を立て、装備を整え、幾つも奥の手を揃えた上で、切り札は最後まで隠しておく。 外観で油断するつもりはないし、あえて言葉をかけるつもりも無い。 少なくとも、まだその段階ではない) [Thu 13 May 2010 23:28:05]
◆メアリアン > ( 居ない様なら帰ッて来たら、――なンて、考え乍 二階へ続く階段へと向かおうと した刹那、 ) … ッ、 ( 背後から響く大きな音に、勢い良く振り返れば、 ) ( 視界に映るのは、忘れる筈も無い 鉄の装束。 ) ッ … きゃああぁああああッ!!! ( 逃げる程の反射神経なンて持ち合わせていない。 悲鳴は 何処まで届くのかは解らないが、 ダン! と思いッきり肩から床に落ち、 ) ( 痛みに、表情を顰める。 ) [Thu 13 May 2010 23:23:26]
◆自宅 > (そして貴女がキッチンを出ようと背を向けた瞬間だった)(――――バンッ!!)(内側から蹴り開けられた貯蔵庫の扉。 中から飛び出してきた何者かは、貴女を床に組み伏せようと飛び掛った。 少女より勝る筋力と、装束を含めた自身の重量を武器にして)(密かに潜入ができないならば、潜入したとしても違和感の無い状況を作り出せば良い。 割れた窓ガラスとボール)(そして潜入して、不意をつく。 相手が暮らしているのはハッキリしているのだ。潜入するなら余計な痕跡は残さず、潜伏するのに最適な場所を選ぶ。 家の外や室内からも直ぐには気付かず、ある程度のスペースがあり、人が注意を払わない場所――貯蔵庫の中、だ) [Thu 13 May 2010 23:17:22]
◆メアリアン > ( ―― とン、と食料品と幾つかの食器の入ッた袋をキッチンの台に置く。 袋から先程拾ッたボールだけ取り出して、 其れは隅ッこへ。 ) … 窓、如何しようかしら。 ( あのままじゃァ、隙間風が入るし ――防犯的な部分で心配。すぐに直せると良いンだけど、ちょッと 相談してみようか。 ) ( こういう時に、家に誰かが居ると良いと 思う。 ) … あ、 ( ふと思い付いて、キッチンの戸棚の真ン中を開き、 ナイフを取り出す。 用心に用心を重ねる事は必要 ――お兄ちゃンも言ッてたもの。ナイフフォルダに入ッた其れは、上着のポケットに仕舞い込ンで、 ) ―― ( 二階へ上がろうか。 変化の無いキッチンには 何も意識を向ける事無く。 ) [Thu 13 May 2010 23:11:23]
◆自宅 > (そして、それ以外には取り立てて気になる点は無かった。 何一つとして。 物の位置が変わっているという事もなく、足跡があるという事も無く。 キッチンについても、変化は無い)(流し、かまど、包丁まな板、鍋類、フライパンの位置はそのまま。食糧貯蔵庫も外から見る限りは変化は無い) [Thu 13 May 2010 23:05:08]
◆メアリアン > ( 小さな靴音を立てて キッチンに向かう ――其の通路で、 ) ( こン、 と当たるボール。其れを拾い上げれば、何処にでも在る様ななンの変哲も無いボール。 ) …、 ( 窓の、割れた所を見遣る。 確かに、ボール位の 小さな破損。 ) … 怒りそう、 ( お姉ちゃン が。 ) ( へにょり、と眉を下げて ボールは購入品と同じ袋に入れて、 足は其のまま キッチンへ。 ) ( 其れでも、娘の胸中は 不安が残る。 子供の悪戯、ッて云うのも考えられるけれど、元々被害妄想は激しいンだ。 何か居たら如何しよう、 そンな悪い方向にばかり 思考が繋がる。 ) [Thu 13 May 2010 23:02:25]
◆自宅 > (ただ、室内に入れば――その異変の原因にはすぐ見当がつくだろう。 貴女の足元にそれが転がっているからだ)(――ボール)(ボールが、窓の鍵の横を突き抜けて部屋に入ったのか、床に転がっていた)(革製の、子供達が遊びに使う、何処にでもあるような品。 ここは居住区だ。 近所で子供達が遊ぶことも多い。 彼らが誤ってか、悪戯なのか、それは定かではないにしても……ボールを窓にぶつけてしまったという程度の事は、その状況を見れば容易に想像ができるだろう)((ただボールを手にとって良く検分すれば、妙に真新しいという事には気付けるかもしれないが。 状況を見る限りでは良くある事故。 それ以上でも以下でもないだろう) [Thu 13 May 2010 22:57:47]
◆メアリアン > ( いつも通り鍵を開けて、家の中に入り、 再び鍵を閉める。 片手に持ッていた荷物をリビングに置きに行こうと廊下を歩ンだところで、其の異変に漸く気が付いた。 ――通り側では無い方の窓が割れてる。 ) … ―― ? ( 訝しげに眉を潜め、首を傾げる。 こンな破損、無かッた筈だもの。 ) ( 心臓が一度嫌な音で鳴り、 一先ずは キッチンへと向かう。購入した荷物と、―― もし変な人が居た時の為の、武器が必要。 ) ( リーザお姉ちゃンと 同居人のあの子は出掛けているのかしら?一階には居ない様だけれど … ) [Thu 13 May 2010 22:54:08]
◆自宅 > (貴女がそれに気付くのが家に入る前か後か、或いは入った後も気付かないかはともかくとして、最近になって居住者の増えた以外は特に変わったことも無かっただろう貴女の家には、明確な異変が生じている。 ――具体的に言えば、窓だ。 一階の窓が一箇所だけ割れている。 外側から内側に向かって、だ。 ただし、それほど大きくではない。 なにか……そう、拳大の何かが外部から飛んで来てぶつかれば、調度こんなような割れ方をするだろうか?) [Thu 13 May 2010 22:48:38]
お知らせ > 自宅さんが入室されました。 『――異変。』 [Thu 13 May 2010 22:45:25]
◆メアリアン > ( 最近は淫売窟にある鶯さンのお店と、居住区に在る自分のお家の行ッたり来たりを繰り返している。 ――何だか、何も不安の無い、ぼンやりした日常が続いている 様。 ) ―――… お兄ちゃンが居た頃より、のンびりしてる気がするわ。 ( 綺麗に晴れた闇色の空を見上げて、ポツンと呟く。 ) ( お兄ちゃンが居た時は、尾行したり交際相手を脅したり 忙しかッた から。 ) …、 ( 其の過去を思い浮かべて、短く息を吐けば、 ) ( 何時の間にか 家の前。 鞄に仕舞い込ンだ鍵を取りだす。 ) [Thu 13 May 2010 22:43:16]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( ――帰り道、 )』 [Thu 13 May 2010 22:38:03]
お知らせ > ユーリさんが帰りました。 『…パスタパスター。 トマトトマトー。 (低い声で歌いながら帰宅。)』 [Fri 7 May 2010 04:57:13]
◆ユーリ > ええ、それでは――。(ゆるりと一礼して、彼女の背中が遠くなるのを認めると――) [Fri 7 May 2010 04:57:06]
お知らせ > ケミーさんが退室されました。 『( 警邏から戻る足が少し早足になった )』 [Fri 7 May 2010 04:55:14]
◆ケミー > ( 微笑みをユルく浮かべては、口元をぬぐう仕草を見届けた。 自分もぬぐいたい。 空腹的な意味で ) 良い夢と、良い朝を。 ( 合わせて返しては、辞宜を深く。 そして、順路に戻り歩き出す ) [Fri 7 May 2010 04:54:29]
◆ケミー > ぱすた……ああああ、カルボナーラみたいなこってりしたものにも合いそうですね。 ( さっぱりしてて、どのパスタと一緒でもおいしそう。 トマト系が真っ先に浮かぶけど ) それじゃあ、食べつくさぬように願っておりますね。 ( 微笑み ) [Fri 7 May 2010 04:53:25]
◆ユーリ > …なんとか家までは持たせたいところです。 自らを律せよと、教えにもありますし。 帰ればおいしいパスタと一緒に食べられますから、辛抱せねば。 (ピクルスに適用される戒律。 ガマンすればもっと美味しいと考えて、なんとか抑える。) ええ、そのときまでに食べつくしていなければ。(言って軽く笑い、口元を拭う。お行儀悪い。) ええ、それでは、…よい夜を。(宗教色のない挨拶を探し出すのに、やっぱり一瞬の間があったりした。) [Fri 7 May 2010 04:50:00]
◆ケミー > …今日が終わる頃にはなくなってしまいそうですね。 ( あんまりにもサクサク頂いていらっしゃるから。 そして腹が減る。 警邏始めて終わり近くなると、もう歩くだけで腹ペコだ。 そこにこの仕打ち(※相手無自覚)… 軽く辛い ) 恐れ入ります。 …それじゃあ、その、またお会いした折には、少しだけ。 ( お分けいただければ、と、ものすごく背中を丸めながら長躯を見上げて。 なんかギャップが可愛いと思ったのも秘密にしとく事に ) いえ、何事も無いようで安心しました、安全が一番です。 それでは、お気をつけて。 ( 緩やかな動作に、ああ優雅だなぁなんて思ったりしたのだ。 夜食のレシピなんて想像もつかないくらい。 胸元に手を宛てて、一礼した。 今度は、最初より少し丁寧に ) お疲れ様です。 [Fri 7 May 2010 04:42:38]
◆ユーリ > ――いけませんね、いくらでも食べてしまいそうで。 ……おしまい。 (自戒。 己を律せよと神も仰せだ。 信仰心をよりどころに、堅い意志でもって瓶の蓋を閉じる。 おなかがすいてきた。) ええ、酢漬け。 オリーブとディルが多めで、非常に私好みです。 (もむもむと嬉しそうに最後の一切れを頬張る。 悪意なき拷問。 ) ――いえ、ご立派です。 できるならお分けしたいくらいですが、瓶がこれしかないもので。(漏れないようにきゅっと蓋を閉じると、懐に仕舞いこむようにして――) …では、巡回のところお引止めしてしまいました。 そろそろ失礼するとします――。 (いかにも聖職者、という所作で、ただし今度はぎこちなく頭を下げて。 頭の中は夜食のレシピがぐるぐるしているが。) [Fri 7 May 2010 04:38:11]
◆ケミー > …はい。 ( 言動を修正する度に、目元が緩む。 宗教の違いは人種より難しいのだろうかとは、この場所でたびたび思う事だ ) ……酢漬け。 ( それはもう大好きだ、大好物だ。 種別は違うがすっぱいキャベツとか、ああいうのも何でも大体行ける。 食への探求と執着がハンパないトキノミヤコ人に、それは一種拷問だッ ) ……はい、えと、すみません。 仕事中でなかったら、喜んで頂いているんですけども。 ( 再度、へこりと頭を垂らす。 くぅっ、その酸味が夏場のバテを回避するのに一役買うのだ! ) ( これはもう帰ったらもうちょい寝かせる予定だった漬物と共に焼酎を一杯かっくらって明け休みを堪能する。 決定事項。 いいなぁ、ぽそりと漏れた ) [Fri 7 May 2010 04:28:43]
◆ユーリ > …良かった。 神の祝ふ――いえ、えーと、神に感謝します。 (不用意に他人を祝福するのは褒められたことではないと、この街に来てすぐ言われたのだった。) ええ、ピクルス。 赤ピーマンの酢漬けです。 (オリーブ・オイルのさっぱりした酸味が、空腹を後押しする。何か夜食が欲しくなる味だ。) ――そうですか? 残念です、美味しいのに。 (本当に残念そうに言いながら、もうひときれ。 酸っぱくて、言ってみればただ酸っぱいだけなのに、ついもうひとつ手が伸びてしまう。 これはもう帰ったら何か軽いものをつまむ、決定事項だ。 ) [Fri 7 May 2010 04:23:40]
◆ケミー > 自分は平気なので、あまりお気になさらず。 ( へら、と、少々ばかり緊張感に欠けた笑顔を向けて ) ぴくるす。 ( こっちの、お漬物のこと。 パプリカとは確か、色鮮やかなピーマンだったと思う。 だったっけ ) お優しい方なんですね、訪問された先の方は─── あ、え、う、その、仕事中なのでッ! ( 「一口ぐらいいいかも」的な逡巡が確かに存在していた。 かろうじて理性が勝った ) [Fri 7 May 2010 04:17:40]
◆ユーリ > ええ、気をつけるとします――職業病、ですかね。(目の前の女性が自然とお辞儀をしてしまうようなものだろうが、宗教的な含みというやつはそれより遥かに厄介だ。 ) 前に訪ねた折に美味しいと褒めたのを覚えていて下さったようで――パプリカのピクルスです。 (かぽん、と蓋を開くと、自分でもひとつ摘んでから、相手に差し出した) ――おひとつ、どうでしょう? (言いながら既に自分はもごもごやっている。 好物。 ) [Fri 7 May 2010 04:11:44]
◆ケミー > ( 凄く、おいしそうに見えた。 その仕草だけで ) ああ、いや。 他の方には気をつければ大丈夫かなと─── ( パプテスとは一種一線を隔てる八百万の神の地域の育ち。 他の神にも違和は無い。 あらと目を細めて開き ) そう言って頂けると、他の団員達も喜びます。 ( 仕草は咎めずして、でも留めるのは止めなかった。 クセになって他の気にする人の前でやったら、ものすごく落ち込みそうな気がしたので ) なるほど。 ……わ、赤い。 ( 何かどっかで見た記憶が無いでもない赤さだが、馴染みのなさに、すぐには思い浮かばず。 ただ何か漬け込んだものっぽいのは、それとなく知れた ) お土産、ですね。 おいしそう。 ( 良い品を頂いたよう、の意 ) [Fri 7 May 2010 04:05:24]
◆ユーリ > (無意識に瓶の蓋を優しく撫でながら。) …ああ、気になるようなら申し訳ないです。(癖で描いた十字、気にする人は気にする。 イエロティアには他宗の者も少なくない――。) ええ、お陰様で夜更けにもこうして歩いていられますし――感謝します。 (また思わず十字を切りそうになって、思い留まる。) …訪問先のご婦人に、是非にと渡されまして。 (ピクルスの瓶への視線に遅まきながら気づいたのか、真っ赤な瓶を掲げてみせた) [Fri 7 May 2010 03:57:19]
◆ケミー > ( ごくり、と喉が鳴ったが、今は仕事中だ。 ひたすらガマン。 帰宅後に漬物を掘り出す予定が生まれた ) はい、自警団です。 …嗚呼、いやいや。 ( こぽりと揺れる瓶の空気が、なかなかいい音だ。 ああ、パプテスかと胸元で描かれた十字に思う ) なるほど、言われてみれば…お疲れ様です。 いつも最近は物騒だ、と良く言いますから、自衛の程もお気をつけて。 ( あんまりすぐにはわからなかった、と言うのは秘密だ。 ともすれば一歩下がりかけていた足も、ようやく其の場に留まる ) [Fri 7 May 2010 03:50:44]
◆ユーリ > けいら……、ああ、自警団とかの人。(得心した様子で、ぽこんと小瓶を叩いて) ――これはご無礼を。 お疲れ様です。 (そう言って、小さく十字を切って) …ええ、お仕事というか、ちょっと話し込んでしまったので。 …あ、見ての通り、神父をさせていただいております。 (丁寧な口調で言うが、ロザリオも提げていないし、見ての通りというほど神父らしくもない。 ピクルスに向かう視線には気づいていない。) [Fri 7 May 2010 03:46:28]
◆ケミー > どうも。 んー…えと、自分は今、巡回警邏中です。 ( 上司の前でやったら怒られそうな、軽い敬礼の仕草を一度。 はたと腰を折る仕草に、そういえばコチラでは余りしない仕草だと思い至って、体を伸ばしつ ) 貴方は、大丈夫でしょうか? その、こんな遅くに、お仕事でも長引きました? ( 時間不問の仕事は有る程度はわかるものの。 相手の真っ黒さに、ちょっと別の想像が沸かないでもない ) ( 少し夜闇に見づらかったので目を細めたりしつつも、視線は時々ピクルスだ ) [Fri 7 May 2010 03:38:07]
◆ユーリ > ――どーも、こんばんは。 (微笑んで手を差し出そうとして、相手に合わせて小さく腰を折った。 イエロティアの挨拶だったと思う。) ………お仕事? (夜中に住宅街をうろつく仕事が思いつかず、訝しげに。 より怪しく見える自分のことは綺麗に棚上げした。 ) [Fri 7 May 2010 03:33:29]
◆ケミー > ( 好きなやつ、という辺りから聞こえる距離になって来た感じ。 ちなみに漬物は大好物なので、手の中の物が何かを理解できしだい凝視する ) ( というか、かざされてるので凝視した ) ……あぶな… ( 目 ) えーと、こんばんは。 ( ぺこ。 クソ暑い外套に身を包みつつ ) 大丈夫です、仕事中です。 ( 悩んだ挙句、営業スマイル的な表情に ) [Fri 7 May 2010 03:26:22]
◆ユーリ > (膝下までの着慣れた僧衣が、暑苦しく感じる時期でもある。) あァ――でもこれ、俺の好きなヤツだ。 覚えててくれたんだなー…。 (瓶の中にぎちっと詰められた、赤パプリカのピクルス。目の前にかざして、嬉しそうに。 ) …えーと、お嬢さん。 危ないぜ、こんな時間に――。 (こちらを心なしか見ている気のする女性に気がついて。 スラムやバイクツならともかく、比較的ガラの良い町並みなだけに、気になってしまう。) [Fri 7 May 2010 03:23:24]
◆ケミー > ( そういえば、そろそろ虫が発生する頃合。 気の早い羽虫がプィーンと耳元を過ぎる時期かと、そこだけは少し憂鬱な時期だ。 水浴びするのは気持ちよくなるけど ) ─── ( 道行く人を気にかけるのも、仕事のせいもあるけど保守的な警戒心も相まってのもの。 辻に差し掛かって、あまり見かけない人の姿には… まぁ、警戒を顔には出さないようには ) …。 ( そんなわけで、肌色の悪いを結構見てた。 おじーちゃんおばーちゃんは、穏やかなフリしてけっこう強引だとおもうの ) [Fri 7 May 2010 03:16:29]
◆ユーリ > (北国生まれには心なしか暑いくらいの春の夜。 それでも夜と同じ色をした黒い長衣を、まくったりすることはしない――暑さより、虫に刺される方が厭だ。) すーっかり遅くなってまあ…。 (野暮用のついでに独居老人の話し相手。 おじーちゃんおばーちゃんってなかなか帰らせてくれないよね、というお話。 帰り際に「持っておゆき」「いえいえ」の応酬の末、断りきれず戴いたピクルスの小瓶なんか抱えて、すっかり夜も更けた街を歩く。 ) [Fri 7 May 2010 03:10:30]
お知らせ > ユーリさんが入室されました。 『 (すっかり遅くなった夜道。) 』 [Fri 7 May 2010 03:04:56]
◆ケミー > ( 髪紐を巻きつけた手の中で鈴を鈍く鳴らし、ふき取れず少し硝子面が曇った眼鏡を押し上げる ) ( 曇り気温は下がっても、夜気も大分ぬるくなって来た頃合には、風さえあれば心地よい。 いささか湿っぽい気はするが、そこはもともと多湿の地域から来た民族だ、気にはならず ) ( 目を細めて、周囲に耳を澄ませ ) [Fri 7 May 2010 02:57:18]
◆ケミー > ( あんまりな事に固まっていたのは、少々思惑が途切れがちだったせいだと思う。 多分 ) ……姿勢だけなら自信はある! ( 何か小声で独白りつつ、前を向き直る ) とか言ってる場合じゃないね、仕事仕事。 ( 集中力がそれほど持たない分、普段からは気が抜ける瞬間があって我ながら困る ) …その一瞬が命取り。 ( はふ、溜息 ) [Fri 7 May 2010 02:46:37]
お知らせ > ケミーさんが来ました。 『( 警邏中 )』 [Fri 7 May 2010 02:31:11]
お知らせ > エスメラルダさんが帰りました。 『 ハイ、と奴隷は返事をした。いつでも、いつまでもお傍におります。 』 [Mon 3 May 2010 03:37:32]
◆エスメラルダ > かしこまりました。それではエスメラルダは決してオルガ様からお離れ致しません。 ( 劣情ではなく愛情から交わされた優しいキス。――――このようにして下さるだけでも奴隷の身の上には望外の幸福であるだろう。そう、言い切れる。 ) おやすみなさいませ。どうか―――よい夢を。 ( 安らかな寝息を立て始める主人をまるであやすかのようにその髪の毛をそっと撫でる。彼女は慰めてほしいといった。ならばこれは失礼といった事ではなく、それをする為に必要な行為。 ) [Mon 3 May 2010 03:37:07]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『そして微かにだが、眠りながら囁くのだ。 ――「エスメラルダ」の名前を。 』 [Mon 3 May 2010 03:27:21]
◆オルガ > ( 物のように扱う事に対して興奮していたのは確かだ。そしてそれはこれからも変わらないだろう。しかし奴隷を傷つけたり、失いかねないような扱いだけは、これからはもっとしなくなる。自分が弱った時に一度頼った相手に対しては、そうなってしまっても不思議ではない。 ) ――ああ。 ずっとそばに居ておくれ…。私から離れることは許さないからね?愛しいエスメラルダ…。 ( 私たちはベッドの上で抱き合い、私はその小さな身体の温もりを求めた。不思議と、心の痛みと傷が癒えていくような感覚があったのだ。もしこの娘が居なかったら、私はどうしたら良いのかわからず立ち直るのがずっとずっと遅くなったかもしれない。 エスメラルダは私を見上げる。目隠しはしていたが、私には見える。その下にある、私を慈しむ優しい金色の瞳が。 ) ―――。 ( その言葉にオルガは言葉こそ返さなかったが、同じように微笑を返し―― そっと口付けを交わそうとするのだった。劣情からではなく、愛情からのキスは、恋人同士がするかのように優しいものだったに違いない。 そうしてエスメラルダの温もりと匂いの中で、オルガは瞳を閉じた。泣きつかれていたのか、安らかな寝息を立て始めるだろう。 ) [Mon 3 May 2010 03:25:05]
◆エスメラルダ > ( 奴隷は見上げ、笑った。 ) オルガ様のお許しいただく限り、エスメラルダはずっと、ずっとお傍でお尽くしさせて頂きます。それで、僅かであろうともお役に立てるのならば―――― [Mon 3 May 2010 03:15:01]
◆エスメラルダ > ( オルガ様は私に遠慮はなさらない。物のように扱う事もしますし、私が忌避している事をするようにと命ずる事もある。―――けれどオルガ様は良いご主人様です。粗雑に扱う事をいたしません。エスメラルダの為に様々な事をして下さいました。だから私はより真摯にオルガ様の為にこの身を粉にして働きたくございます。 ) 力無く非才の身であり甚だ頼りないでございましょうが。それでもエスメラルダは、何が起こり得ようともオルガ様に尽くさせていただきます。 ( 味方だなんて、そんな大袈裟な物でも頼りになる物でもないけれど。それでも私は貴女の為に日々を過ごさせて頂きます。それは厳然たる事実です。 ) ――――……… ( 小さな胸に顔を埋めてご主人様は嗚咽を漏らし始める。私はその震える体をギュッと話さぬように抱きしめた。 ) お泣きくださいませ。きっと、きっとそれでほんの少しだけは気分が晴れて下さればと、そう願います。ほんの少しだけでも―――― ( 起きた結果は変わらない。失った処女も何も返ってこないし、組織の方々は痛切に笑い話として語ってしまわれる。ほんの些細な慰めなのかもしれないけれど、それでオルガ様の気が休まるのならそれは私には―――― ) はい―――了解いたしました。 ( 抱き合ったまま主人のベッドに横になり、抱きしめられた奴隷はぎゅーっとより一層その場にいる事を主張するように主人を強く抱きしめる。 ) オルガ様。 [Mon 3 May 2010 03:13:20]
◆オルガ > ………。 ( この娘は私を心配してくれている。感謝の気持ちを抱き、私の気持ちに応えようとしている。最初はただ従順なだけかとも考えたが、そうではない。彼女は従順で、なおかつその真心は奴隷とはいえ本物なのだ。――ああ、彼女だけだ。この私を案じてくれるのは。組織の連中は心配するどころか笑い話にしてしまう程だし。 ) …私の味方はお前だけだよ、エスメラルダ。 ( 心細さのあまり、そんな言葉まで零してしまって。 そして両手を包まれ、その小さな手で抱きしめられれば、私は彼女の胸に顔を埋め。 ) ―――…… う、 うぅ ひっ うぅ、 うぇ……っ ( 泣き始めた。金と権力に明かして傍若無人な振る舞いをしてきた人生の中で、本当の意味で心許しあえる相手は居なかったし、必要ないと思っていた。けれどここに来てその手痛いしっぺ返しを喰らった時、泣きつく相手がいないことに気付いて心細くなったのだ。でも――居たんだ。こんな私を優しく受け止めてくれる相手が。 ) エスメラルダぁ… もっとぎゅっとして… 今日は一晩中、ずっとこうしていて…。 ( 主としての威厳も無く、情けない声でそう言うのだった。誘うように抱き合ったままベッドに横になり、まるで抱き枕のようにエスメラルダを抱きしめて。 ) [Mon 3 May 2010 02:53:39]
◆エスメラルダ > ( 奴隷が知っているのは事の顛末と成り行きまで。それが彼女の女性としての初めてであった事などは夢にも想像していない。だって、オルガ様は基本的に毎夜私を求めるような非常に性欲の強いお方だから。 ) ……………御心配でございます。 ( オルガ様の声に力は無いし、今日初めての御食事も半分以上残してしまわれた。その様子から、やはりショックは大きかったのであろうと推測出来てしまう。 ) ―――オルガ様がお拾いして下さったのです。エスメラルダはその感謝の気持ちを一日たりとも欠かしたことはございません。 ( だから努力も惜しまないと。元から従順な奴隷ではあったが、今の主人であるオルガには良くして頂いているという事もあってその忠誠心はよりいっそう強固である。 ) はい、オルガ様。 ( その呟きもしっかりと耳に入れ、私ははっきりと返事をするだろう。 ) ――――……御僭越ながら。私には役者不足なお役目ですが、オルガ様がお望みになり、少しでもそれがお役に立ちますのなら―――― ( その伸ばした手を包み込むように両手で私は受け取った。そして懇願された事を奴隷が否定する筈もない。――――ベッドの上の主人に近付くと、その背中に手をまわしてギュッと優しく、しかし出来るだけ力強くもオルガ様を抱きしめようとする。 ) [Mon 3 May 2010 02:43:16]
◆オルガ > ( マフィアの幹部が命じたことでもあるし、あの事件はもう組織の中では面白おかしく話され知れ渡っている。そういう部分に容赦ない組織なのだ。だからこの奴隷が知っていても、おかしくはないだろうと――オルガは想っていた。 ) ……ふふ、そうだね。身体には気をつけなくっちゃあ…。 ( そう返事する声にはやはり力なく、ゆっくりと食べていたお粥も1/3ほど食べた所で手が止まってしまった。 ) …もうお腹一杯だ。 ( そう言って、盆を隣にあるテーブルに移して…。 ) ――そうか。お前は賢い子だね、エスメラルダ。私が見込んだ通りだ…。 ( その裏カジノの事もあるし、乱交パーティにエスメラルダを連れて行く話もある。こうして休んでいる暇は余りないのだ――。 ) ……エスメラルダ。 ( ぽつん、と呟くように。 ) 私を慰めてくれ。私を、抱きしめてくれ。 …お願いだよ。 ( エスメラルダの手を取ろうと腕を伸ばし、やはり力ない声で懇願するのだった。 ) [Mon 3 May 2010 02:25:22]
◆エスメラルダ > ( 一瞥もくれないオルガ様は相当に打ちひしがれている様子である。――――確かに聞いた事の顛末は不憫なものだ。博打で負けて相手の方が女性だと思ったら性転換薬で男性へとなり、そして別室で行為に及ぶという顛末になってしまったのだから。――――色々と自業自得である事には目を瞑らなくてはいけないだろう。奴隷はどこまでも主人には贔屓目である。 ) ………お体には気を付けて下さいませ。御食事をしっかり三食お取りになる事は大切な事でございます。 ( 彼女の体調を気遣う発言を口にして。 ) ――――――― ( 暫しの沈黙。どう言えばいいのか―――と、主人がお粥を食べているその空白の時間に気まずささえ奴隷は覚えてしまって。 ) ―――――はいオルガ様。基本的な骨子となるルールは理解致しました。動きは遅いですしまだぎこちない所は数多くあるとございますが、何とか形になる程度には。 ( 普段通りの日常的な会話―――それを尋ねられたら普段通りの事細かな返答をするだろう。実際に真剣に練習は始めている。ブラックジャックのルール自体はわかりやすくもあるため、後は慣れないカード捌きを数をこなして体になじませていけばと。 ) [Mon 3 May 2010 02:18:28]
◆オルガ > ( 部屋の中へと入ってくるエスメラルダ。けれどもそちらに視線を向けることはしなかった。というより――できなかった。それでも、今日一日は何も口にしていないせいか、差し出されるお粥に少しだけ食欲をそそられる。全く、こんな時でも食欲は沸くのだから、人間というのはたくましいものだ。でも折角作ってくれたのだから、食べるべきだろう。 ) …うん、ありがとう。 …美味しそうだ。朝から何も口にしていないから、お腹ぺこぺこだ。 ( 力ない声でそう言うと、お盆を受け取りお粥を口にする。 ) ………。 ( オルガは暫しの間、非常に遅いペースでお粥を食べ続けるだろう。 ) ――カードは、どうだい?ちゃんと練習してるかな…? ( と、エスメラルダに尋ねる。 ) [Mon 3 May 2010 02:06:58]
◆エスメラルダ > 失礼いたします。 ( 一声かけて許可を受けてから部屋の扉を開けて、常の通りに目隠しをした奴隷が湯気の立つ器を手に室内へと入ってくる。私もまさかご主人様が処女であり、それを昨夜博打などで失ってしまったのだとまでは悟れずに、しかし食欲がないであろう事は想像出来た為に今晩はお粥にはしておいた。私はあまり料理の腕前を誇れないような上手さだが、それでもお粥ぐらいならまともには作れる。 ) 取り敢えず食べやすいようにと卵を落としておきました。それから此方は白湯でございます。 ( それらが載せられたお盆を持って主人の傍へ寄りそれを差し出す。 )( ――――こう云う時、どんな言葉を口にすればよいのか奴隷にはわからなかった。同情も慰めの言葉も、それを上手く口にする事が出来る程に器用な人じゃない。 ) [Mon 3 May 2010 01:59:35]
◆オルガ > ああ……。 ( しかし、やはり、どう考えても私に非がある。昨日やられたことを、沢山の他の娘にやってきたのだから。 ――でも、だからといって、ギャンブルなんかで失うことになるなんて。 ) ( 公衆浴場で出会った女性に弄ばれた時に、自分の心の内に潜む女の部分についてよく認識しておくべきだった。そうすれば、今回のことは―― 防げたのだろうか? ) ( 昨日、行為の後。部屋の外で待っていたエスメラルダに泣きついた。誰かに泣きつくなんて本当に久しぶりで、沢山泣いた事ぐらいしかこちらも覚えていなかった。 ) ……うん。いいよ。 ( ノックと共に聞こえてきた声に、掠れそうな声でそう言った。私が休みの日は彼女の一緒に家にいることになる。こういう時、代わりに家事をしてくれる人がいるというのは助かる。 ) [Mon 3 May 2010 01:46:03]
◆エスメラルダ > ( オルガ様に泣きつかれたという事をされた時、私は激しく動揺していた。何故なら今までの人生でそのような事をされる側になったことがなく、こういう場合はいったいどのような反応をすればいいのかとまるでわからなかったからだ。だからそう―――頭が真っ白で、その時にどんな風に対応をしていたのかという記憶があやふやである。 ) オルガ様……?エスメラルダでございます。お粥をお持ちしましたが……入ってもよろしいでしょうか。 ( ご主人様は今日はカジノをお休みになられた。オルガ様に付く奴隷である私もまた必然的に休みになる。目隠しをした奴隷は湯気の立つ器を両手に持って扉の中にいる主人にたずねてみる。 ) [Mon 3 May 2010 01:41:31]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『コンコン』 [Mon 3 May 2010 01:34:08]
◆オルガ > ( そして全ての切っ掛けはあの事件だ。組織に反抗した構成員の一人娘を、制裁として暴行するように命令されたあの日。私はずっと、その娘に淡い恋心を抱いていた。けれどもこんな身体だから受け入れられないだろうと悩み、その娘を想って一人耽る日々を過ごしていたのだ。やがて妄想は積み重なり、それを現実にできるチャンスが訪れたとき、私は泣き叫ぶのを構わず彼女を嬲った。 ――それ以来、私の女の部分は死んだも同然だった――筈なのに。 ) ( こうしてショックを受けるところを見ると、まだ微かに生きていたらしい。 ) [Mon 3 May 2010 01:22:29]
◆オルガ > ( 少女だったころ、普通の娘とは違う身体にずっと悩んでいた。この街に来て組織に入ったばかりの時、私はスラムで酔漢に襲われ犯されそうになったことがあったが、私の身体を見るなり顔を顰めてから何も言わずに立ち去った。純潔は守られたが、もっと大事な何かが傷ついたのを覚えている。 ) ………。 ( 枕に顔を埋め、昨日の忌まわしい記憶を忘れようとする。忌まわしい?あんなに乱れたのに。――それに、あれは自業自得じゃないか。同じことを私は今まで他の娘にやってきたのだから。 ) [Mon 3 May 2010 01:19:42]
◆オルガ > ( ベッドの上。ブラウス一枚で枕を抱えてぼんやりとしていた。エスメラルダの働きで随分と片付けられた家の中、カジノで寝泊りすることが多かった女も、我が家が綺麗ならばと帰宅することが多くなった。しかし、一日中一歩も家の外には出ていないというのは珍しいことかもしれない。そう、今日はカジノを休んだのだ。昨日の破瓜のショックがあまりにも強すぎて、外に出る気力が無かったのだ。 ) [Mon 3 May 2010 01:14:38]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 …自宅にて。 』 [Mon 3 May 2010 01:11:49]
お知らせ > だいだらさんが退室されました。 『( びくり、 と 肩を跳ねさせた。 )』 [Thu 29 Apr 2010 01:40:18]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『 其之望 叶経賜 ( 闇の中、いやにその声が石段の闇に木霊した )』 [Thu 29 Apr 2010 01:38:23]
◆だいだら > ( 私は暫くその肉を貪る音を聞いていた。自身の暗い願いとやらが、本当に正しいかどうかを迷いながら。ついに私はぼろぼろと泣き出して、辛さのあまりそこから逃げ出したくなる。どういう経緯であれ、私は昨日まで一緒だった仲間を生贄として差し出したのだ。今まで「もしかしたら助かるかもしれない」といって、僻地に置き去りにしてきた仲間。その仲間の死を、私は初めて目の当たりにしたのだ。 ) ―――ッ ( その事実に気付いた時、私は胃のそこから熱いものがこみ上げてくるのを感じたが、両手を口で押さえ、暫くぶるぶると震えたあと、それを飲み下した。ここは神様の社。穢してはならない。…これ以上ここに居るのは耐えられない。耐えられないのだ。私の暗い願いを、そっと肯定してしまいそうで。 ) …それ、では …わ、わたし、は… これで… ( 立ち上がり、俯いたまま目を合わせぬようにしながら、私はゆっくりとその場を離れ始めた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:31:08]
◆マガツヒ > ( 神の知り合いが居るとか、そこらを神が歩いているとかそういう事がそうそう無いように、本来ヒトや地べたを歩くイキモノ達は神に触れてはならないものだ。 何処かこういう社の境内や、森の中などでその姿を見かけたとしても、遠くから拝む程度にしてすぐに立ち去らなければいけない。 それほど、神との接触というのは不自然なバランスの崩壊を生むもので、それが善神であったとしてもそう。 神に肩入れされ過ぎる人間など居るべきではないし、それは多くの人を巻き込んで結果、大き過ぎる力が働いてしまうものだ。 ) ( そんな中でも特に此処に居る、此処に居ること自体が既に大きな歪みであるそれ、ヤソマガツヒに触れると言う事は、ありとあらゆる禍の源に触れるようなもの。 本来一秒でも早く関わりを切るべく、立ち去るべきなのだ。 あまり直視して居ると、ただそれだけで心が病んでしまうかもしれない。 ) ( ふいに興味が無くなったのか、それっきりマガツヒは一つ目の方を見る事も語りかけることも無く、血肉のヒト欠片も残さないような勢いで屍肉を貪り喰い続けた。 血まみれでその場に膝をついて座り込み、獣のように。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:25:30]
◆だいだら > ( ああ、生きたまま喰われている。その音に、臭いに、気配に、私は心の底から震え上がった。――やがて悲鳴は止まり、ひゅうひゅうと穴から風が漏れるような呼吸音が暫くの間続き、それも無くなった。あの子は神様の一部になったのだ。私は恐れ、畏れ、怖れた。不用意に神と関わってしまったことに。そしてその反面で、こも神様が私の願いを聞き届けてくれるかもしれないことに――。 ) …… は、ぃ。 ( 密かに暗く、希望を託すのだった。力ない私の代わりに願いをかなえてくれるかもしれないのだ。しょっちゅうという訳には行かないが、私の一座ではよく芸人を捨てることになる。 ) ( …それでいいのか。仲間をそんな風にしていいのか。 ) ………。 ( 直後に後悔するあたり、私は本当に気の小さい奴だと思う。願いは取り下げた方がいいんじゃないか。怒りを買うかもしれないけれど、肉やお魚や果実の贄でその怒りを静めていただいた方がいいのではないか――。私は、酷く後悔していた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:13:39]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 震えながら。 』 [Thu 29 Apr 2010 01:07:30]
◆マガツヒ > ( みしみしみし、と皮が破け筋が千切れ肉が裂ける。 生きた人間を喰っているという事に対する躊躇が無い。 肉であり、魂であり、悲鳴を全て我が捧げ物として咀嚼するのだ。 余すところなく。 顎と頸の力でびちびちと肉を裂き血を迸らせ、折角の新しいドレスを汚しながら一つ目を見下ろす。 信仰というのは神々が存在し続ける為に必要不可欠な物だが、その点、禍津卑はあまり苦労をしていない。 今しがた目の前にある様なありとあらゆる恐怖とか、不安とか、怒りとか、不和を呼び過ちを犯す全ての物が禍津卑を禍津卑たらしめる糧になるのだから。 ) 望叶把迩 貢捧与 ( 望叶える事を望むなら、更に貢ぎ捧げよと。 贄ばかりではない。 此処は神哉其。 ) ( ぼた、ぼた、と何かが毀れ落ちた。 ) [Thu 29 Apr 2010 01:04:13]
◆だいだら > ( 私は畏れを抱き、震える両足をどうにかして折ると、その場に両手をついて額を石畳に擦り付けた。 ) たい、たい、たいへんな ごぶ、ご無礼をぉ。どうか…どうか、お許しください ませぇ ( 神様だ。神様だ。神様だ。このお方は神様なんだ。がちがちと歯を打ち鳴らし、恐怖に怯えながら。ああ、達磨太郎は供物として捧げられたのだ。 けれどもまて、このお方は今こうも言った。「何を望むのか」と。私の声に応えてくださるのかしら? ) ……っ。 ( ちら、と上目遣いで相手を見上げ。 ) わ、私……。私……。 ひ、人に…人間を、見返したい。私に酷いことをする人たちに、復讐したい…。 ( そうだ。私を嬲った漁村の奴らはまだ生きている。一人ばかし海に落としてやったけど、私の怒りはまだ収まっていない。 …こんな願いは届くのか?怒りを買ったりしないか?震えながら、私は答えを待った。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:45:07]
◆だいだら > ( …本当に、この娘は何なのだろう。宿無しで、ここに住んでいるのだろうか?おかしな格好もどこからくすねてきたとか。――でも、何かが違うような気がするんだ。 達磨坊主は掴みあげられる。そうしている間にも子供は泣き叫ぶ。何をそんなに泣いているのだろう?滅多に泣かない子なのに。 ) ――え? ( 相手のその言葉に私は一瞬首を傾げたが―― その答えを私が得る前に、娘は達磨坊主に歯を立てた。悲鳴にも近い苦痛交じりの声が雨音に混じり、歯を立てた箇所から鮮血が滲むだろう。私は目を大きく見開き、凍りついた。 ) ……………。 ( その瞬間、私は全てを理解したのだ。私の社に何の用だ。――そう言ったのだ、さっき、確かに。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:44:58]
◆マガツヒ > ( 随分な劣化をした個体のようだ。 元々格の低い地祇故に、こう劣化すると最早物の化の類と大差無いように見える。 ) ( 黒いドレスの娘は表情薄く、手足の無い子供の顔に水滴をおとしながら覗き込んでいる。 大太郎は之を贄と言っているようだ。 然様か、と無造作にそれを掴み上げ、無表情なままふと、一つ目に顔を向ける。 ) 何望也? 妾迩遭得弖。 ( マガツヒに何を望むのか。 贄を捧げて。 そういえばこの地に降ろされて以来、祀られるのは二度目になる。 本来信仰の対象とされないものだが、関わりを持とうと想うものが居るのなら無視はしない。 相応の対価を払っても良い。 ) 之 邪其禍津卑也其。 ( 掴みあげた小さな躰を包む薄布をみしりと開き、泣き喚く肉塊の胸元に歯を立てた。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:30:09]
◆だいだら > ( 私の社に何の用だ?と言ったのか。 相手は落ちた飴玉を広い、それを口に含んだ。本当は達磨小僧の飴玉だったんだけど、そうだと言って取り返す度胸もまた無かった。 ) ご、ごめんね。人が居るとは、思っていなくて。 あの、その―― その子供を、捨てに…ううん、あの、ええと。 ( ここに住んでいるんだとしたら、捨てていった何て言ったらきっと突き返される。そうなったら怒られるのは私なんだ。 ) そう、ここの神様へのお供え物だよ。神様に差し上げるんだ。ここの神社は崩れてしまってほったらかしにされてるから、きっと神様はお怒りだ。だからその怒りを静めるために、その子供を差し上げるの。 ( 口から出任せだったが、何とかしてこの子をここにおいていかねばならなかったのだ。 ) ( 手足の無い子供は何かを悟ったのか大きく目を見開き、顔をくしゃくしゃに歪ませると、声をあげて泣き始めた。 ) [Thu 29 Apr 2010 00:12:18]
◆マガツヒ > 妾之弥代迩何用耶? ( 大きな瞳に触れると、古い一族は逃げるように身を引いた。 構わず少し押し退け床に落ちた飴玉を拾い、暫くしげしげと眺めてから匂いを嗅ぎ、おもむろに口に含む。 濡れた髪から落ちる水滴を鬱陶しそうに除けながら屋根の下の板の間に上がり、今度は其処に寝そべる手足の無いヒトガタを眺め下す。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:59:03]
◆だいだら > ( 私の大きな瞳には、相手の顔が大きく映っていることだろう。私たちは目と鼻の先――いや、私の方には鼻はないが、それぐらいの距離まで顔を近づけあう。暗がりではあったが、ここまで近づけば相手の姿は良く見える。アマウラ人らしい少女は、不釣合いな黒いドレスを纏っていた。 ) っ? え、 えっ? ( 娘は言った。確かに言った。だいだらぼっちかと。私は驚きと恐怖のあまり、何度も何度も頷いた。 何故私は恐怖を感じたか?こんな暗い境内に居ること。急に現れたこと。そこからこの娘が普通ではない、ということを感じたのだ。 ) ――ッ ( 瞳に向かって手が伸びる。私は反射で瞼を瞑るが、その動きが唐突だったために間に合わず―― 相手の指先に、ぬるんとした生暖かい感触を返すだろう。 ) い、痛い や、やめて…。 ( でも私にはそれを手で払う度胸もなく、ばちばちと瞼を瞬かせ、じわりと大粒の涙を滲ませた。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:49:44]
◆マガツヒ > ( 歩む速度は止まらず、文字通り目と鼻の先まで迫り、その大きな眼を覗き込むように顔を近づける。 社の中に何か小さなイキモノを置いたようだが、供物か。 ) 大太郎法師何也? ( 随分と力の無い個体だが、古い一族の末裔に見える。 珍しい客が珍しい種。 興味深い。 一つ目の問いに問いで返し、無造作に大きな眼に手を伸ばす。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:40:16]
◆だいだら > ( 崩れた社では寒さは凌ぎきることは出来ないだろうけれど、その残った屋根と壁で雨を防げる。もう少し奥に入り込めば寒さも凌げるかもしれないが、それだと万が一ここに誰かが来た時に発見してもらえなくなる。もっとも、火を起こせなければ寒さにそんなに変わりはないだろうけど。 ) ……ごめんね。 ( 私はもう一度そういうと、懐から紙包みを出した。中には飴玉が入っている。私はこうして捨てていく仲間達に、いつも飴玉をあげることにしているんだ。その一つを手に取り、童子の口に放り込もうとしたとき――…。 ) ………!? ( 急に背後から近づいてきた足音に、驚いて振り向いた。その足音に気付いたのは、すぐ後ろにまで迫ってからだった。 ) う あぁっ ( 振り向いた目の前にすぐ相手の顔があって、私はそのまま童子の上に倒れこみ、落とした包みから飴玉が散乱する。圧し掛かられた痛みに、童子はくぐもった声をあげた。 ) だ、誰 …っ!お前は、誰…っ!? [Wed 28 Apr 2010 23:24:39]
◆マガツヒ > ( 依り代の目と耳もごく平凡な代物で、闇の向こうに居るものの姿かたちをはっきりとは捉えて居ない。 最初は稀に見る小さな獣かなにかかと思ったが、それが何か小さく、ヒトの言葉らしいものを発したのが聞こえた。 二つの声が別々に重なっているが、足音は一つ。 社に向かっているのならそれは紛れも無く客だ。 その後をぺたぺたと歩み寄り、背後から覗きこむ。 ) ( 薄汚れた社は朽ち崩れ、半壊している。 大抵の人間にとってそては人が住むに足る有様ではないが、獣が雨宿りする程度の屋根と壁は残っている。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:17:49]
◆だいだら > ( 鳥居の下を潜り、私は空を見上げる。4月の天候は酷く不安定で、こうしていきなり雨に降られたりする。せめて――せめて、雨のあたらぬ場所がいいだろうと思い、境内にある社へと向かった。そこはもう殆ど崩れてしまっているのだろうか?それとも、辛うじて社の形を残しているのだろうか。どうにかして屋根の残ったところへやってくると、背負った子供を床に下ろすのだった。 ) ごめんね。 ( 一つ目娘は童子に言う。童子は物狂いで、こちらの言う事を理解しないし、こちらが理解できることを喋らない。ただ「あー」とか「うー」とか、言葉とはいえないような音を発するのみだった。 ) 座長がね。お前はもう要らないっていうんだ。だから、ここまでなんだ。 …ごめんね。 ( 来る途中に雨で濡れてしまった童子の髪を手で拭う。 ) ………。 ( その時、何かの気配を感じたような気がして――だいだらはゆっくりと境内を見渡してみるが、何の姿も見えない。視線を童子へと戻す。 ) ( 飢えで死ぬか、渇きで死ぬか。或いは暖かくなってきたとはいえ、この雨では凍えて死ぬかもしれない。仮に誰かここを訪れたとしても、手足の無いこの子供を拾っていく酔狂者は居ないだろう。 …でも、これは仕方の無いこと。しょうがないんだ、と自分に言い聞かせる。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:09:44]
◆マガツヒ > ( 闇の中で何かが微かに音を立てて蠢いていた。 街の灯りも遠く届かない、星灯りも無い宵闇の雨の中。 それは一つ目の娘が境内に登りきって直ぐに舞い踊るのをやめ、沈黙する。 それは境内の何処かから、珍しい客をじいっと観ていた。 ) [Wed 28 Apr 2010 23:02:06]
◆だいだら > ( 出来損ないばかりが集められる幻想一座。そこでも出来損ないだと判断された者は、こうしてどこかに捨てられることになる。それは雪山の中だったり、野犬が根城にしている洞窟だったり、あるいは―― 打ち捨てられた境内だったり。直接殺すようなことはせず、こうしてどこかに捨てることで、私は罪悪感を紛らわせている。もしかしたら助かるかもしれない、なんて身勝手な思いを託して。 ) ( 達磨坊主の名前で売り出した時はそれなりに人気だったけれど、後から同じような「達磨女」が入ってきてからはそっちの方が座長のお気に入りになった。客の人気はそんなに変わらないけれど、単に座長のお気に入りというだけで、この子は捨てられることになった。 ) ――― は …っ はぁ…っ ( 私はどうにか階段を登りきると、暗い境内を見渡した。…不気味だ。それに、雨音に包まれているのにとても静かに感じる。早く済ませてしまおうと考え、私は足を前へと進めた。もともと視力がそんなによくないというのもあるが、黒いドレスに身を包んでいたからだろうか、その境内に居る誰かの姿にはまだ気付いていなかった。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:57:14]
◆マガツヒ > ( 主を失った社は静かで余分なノイズが混じらず、とても棲み好い。 依り代の足で降りるのに少し時間がかかるが、場所柄か、此処が一番依り代を操り易い場所でもある。 ) ( 繰り返し街へ降り、依り代を通してものを観る。 原始的な脳と感覚器から得られる情報は少なく、雑で、不正確なものばかりだが、この形状であって初めて認識できるものも多いようだ。 個体個体の差だとか、ヒトの動向の意味だとか、色形や匂いといった、本来マガツヒにとってどうでもいい情報だとか。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:52:55]
◆だいだら > ( ――同じような足音と共に、素足のまま雨に濡れた石段を登る姿があった。ただしその動きはとてもゆっくりで、やっとこさ登っているといった感じの。時折石段の途中で立ち止まり、しゃがみこみ、息を切らしては暗闇に包まれた先を見上げる。雨の雫が髪を伝って大きな目に入るけれど、それを退かすことは出来ない。何故なら、両手がふさがっているから。 ―― 一つ目娘は、両手両足が欠損した童子を背負っていた。石段の登り口付近には、その童子を乗せてきた台車が転がっている。 ) ( もうすぐ、天辺だ。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:42:46]
お知らせ > だいだらさんが入室されました。 『 ぺたん ぺたん ぺたん… 』 [Wed 28 Apr 2010 22:38:07]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( そんな真っ暗な境内まで登って来た童女―――マガツヒの依り代は細かい雨粒の降り注ぐ黒い空の下、くるくると舞い踊るようにして真新しい黒いドレスの袖をはためかせ、己の姿を確めている。 つい昨晩拾ってきた、依り代の新しい服。 アマウラ人の顔をした裸足の娘には少し不似合いな、そして丈の長い、然しそこそこ作りのしっかりしたドレス。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:34:27]
◆マガツヒ > ( そんな階段の闇を、髪の黒くて長い、小さな娘が一人ぺたんぺたんと跳ぶように登っていく。 長い黒髪を靡かせてぴょんぴょんと跳ぶ様は無邪気な童女のようだが、この雨の中この闇の中でなければの話。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:28:15]
◆マガツヒ > ( しとしとと雨は降り続き、裸足の爪先が濡れた石段にステップを落とす度に小さな飛沫を飛ばす。 左右を深い林に挟まれて何処までもうねり続く長い長い階段は真っ暗で、見上げてもほんの少し先の闇しか見る事が出来ない。 このまま登っていけば冥府に続いていると言われても、納得できてしまいそうな闇だ。 ) ( イエロティア居住区の片隅。 鬱蒼と木々の茂る丘山の上に、廃れ忘れ去られた社がある。 居住区と言ってもこっちの方まで来るともうこの先の道には何も無いし、街灯も無い外れの場所。 地元の人間すら近付く理由も無いような、音も無い灯りも無い、道の果ての。 誰が何を祀っていたのだろう? 今はもう、そんな疑問を持つ人間すらいない。 ) [Wed 28 Apr 2010 22:17:41]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『 ぺたん ぺたん ぺたん 』 [Wed 28 Apr 2010 22:06:09]
お知らせ > メアリアンさんが退室されました。 『 リーザ… お姉ちゃン、 ( まだ躊躇いはあるけれど、いずれ慣れると 良いな。 )』 [Tue 27 Apr 2010 01:42:29]
お知らせ > リーザ@自宅さんが帰りました。 『リーザよ、リーザお姉ちゃん(そう言って並ぶ様はそう悪くない幸せな光景だと、気付かない)』 [Tue 27 Apr 2010 01:40:40]
◆メアリアン > ( 閉じた扉はもう開く気配は無い。其れにどこかほうッとしてしまうのは、やはり過去の出来事から。 ) …ええ、一度―― 病院で逢ッた事もあるし、確実…だわ。 ( 変な力、には こくンと頷いて。 ) …身体が動かなくなッたりするの。 ( 詳しい事は解らないから、其れだけ告げ、 ) ―――…色々、あるから …其れに、自警団に言う程の事じゃないわ?あまり事を大きくするのも、如何かと 思うし、…。 ( なンて、しどろもどろに。 続く言葉に ほうッと安堵の息を一つ。 ) …うン。 ――私、ロッティさンの事、誤解してたわ。 やッぱり優しいのね。 ( リビングに戻る彼女に背に、へにゃりと気の緩い笑みを浮かべて そンな言葉を吐く。 ) ( 彼女の後に続き リビングに戻りながら ) ―――― ( きッと、カミサマの意地悪はあのお兄ちゃンとの嘘までで、今は普通に戻ッたンだ、 なンて。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:34:54]
◆リーザ@自宅 > ( あれだけ丁寧に丁寧に準備して来たんだ。 こんな所でこんな奴に邪魔されて台無しになんてされてたまるか。 癇癪を抑えながら舌打ちし、最後にもう一度だけ閉じた扉を睨みつけた。 ) 勤め先まではっきりしてるの? そりゃ良いわ。 変なちからァ…? ( 魔法使い? 人外のバケモノ? とんだ奴に目をつけられたもんだ。 目的がどうにも分かり難いのが余計に不気味な―――エアリーにも話を通しておかないと。 荒事にはあいつが使える。 ) 何の負い目があるっての? あれをのさばらせておくくらいなら――――まぁ、素性が割れてるなら自警団じゃなくても良いか。 ああ、珍客で疲れたわ。 もう今日は面倒な話はやめてお茶にしましょ。 怒鳴って悪かったわね。 ( 疲れた。 今から細かい話を聞くのも喋らせるのも負担だ。 ようやく肩の力を抜いて、なれなれしくメアリアンの肩をぽーんと叩き、リビングに戻ろうと。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:25:17]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( アップルパイは家で待つ人へのお土産となった )』 [Tue 27 Apr 2010 01:16:25]
◆ディーフィール > ( さて、これで必要なメッセージは伝えた。 明確な「敵」が現れたのだ。 本格的に排除するつもりであればその分本来メアリアン邸ののっとりに必要な能力をこちらに裂く必要がある。 そして、メアリアンを放りだすなら自分が狙ってくることは確実となる。 そんな少女を放り出せるほどに非道かどうか。 本当にメアリアンを心配して保護して、愛情を注いで。 そうすれば殺人症状は抑えられていくかもしれない。 そんなことを考えていなければ、わざわざメアリアン以外の気配があるのに押しかけたりはしない ) ふふ。 くれぐれもメアリアンちゃんをよろしくね。 ( そして淫魔は素直にその場を後にする ) ふふふ。 [Tue 27 Apr 2010 01:14:30]
◆メアリアン > ――― え、あ、はい…。 ( 何と無く逆らう言葉は出ずに、素直に小さく頷く。 ――けど、詳しい話なンて、出来る筈が無い。きッかけはディーフィールを殺そうとした所から始まッたの だし。 ) … …、 ( 悪い癖なンかじゃ無い とか、口には出せずに、唇を噛む。 「目玉」 ――其の言葉に、大きく身体を震わせるが、其れ以上にリーザの大声に驚いた様に眼を開く。 ) あ、あの あンまり大きな声は ―― ッ きゃ …!! ( 近所を気にして、忠告しようとするものの 掴まれた肩に 彼女を見上げ、眉尻を下げる。 ) …え、あ …あの人は、ヴェイトス中央病院の看護婦さン …で、…変な力を遣う 事以外はよく…解らなくて… 、 ( 途切れ途切れになりながらも、迫力に押され 言葉を紡ぐが、 ) ( 「自警団」 の言葉に首を大きく横に振る。 ) そッ、それは駄目…!!絶対に駄目…ッ、 ( 彼女に全て証言されたら、困る。 ) [Tue 27 Apr 2010 01:10:39]
◆リーザ@自宅 > 何があったか後で詳しく聞くわ。 こういう話をさっき聞こうとしてたのよ。 あんた危なっかしいんだから。 ( 小さくメアリアンに向き直り、目の前にいる相手の話を堂々とする。 この女が無遠慮で堂々と喋るのは相手を傷つける言葉を吐くのに何の躊躇いも無いからだし、こう積極的にメアリアンを守ろうとするのは結果的に株を上げるのに役立つから。 ようするに自分の利益以外を全く尊重していないからこういう人間なのだ。 ) それがストーカーだッてんだよッ…この■■■■!!! ( 挑発的な態度と「目玉」の言葉にカッとなって反射的に文字にするのも憚られるような罵声を浴びせ、バタンと扉を閉めた。 あいつ、あの事知ってやがる? ああ、なんでこう面倒ばっかり―――荒々しく鍵を閉め、メアリアンの肩を掴まえる。 無自覚に表情は殺気立ち、苛立っている。 ) あいつの話詳しく教えなさい! ……名前名乗ったわね。 素性はわかる? 自警団に通報するってのも検討するわよ。 [Tue 27 Apr 2010 01:02:42]
◆ディーフィール > うん。 でも、ここに来ない事もメアリアンちゃんに近づかないことも無理な話だね。 ( この態度事態は元々の淫魔のもの。 少なくても今はちゃんとメアリアンを守ろうとしているように見える ) 私もメアリアンちゃんの悪い癖が出ないように見て居たいからね。 ( とりあえずこの女性の顔は覚えた。 悪者になるのは慣れている。 クスクスと楽しそうな様子を見せたまま ) 勿体無いの。 でも、もしもメアリアンちゃんが泣いている姿を見たら、私も怖いかもしれないよ? 誰かみたいに目玉をえぐられちゃうかもね? ( それは目の前の女性に向けた言葉。 にこにこと笑みをうかべたまま、おそらくは閉められるであろう扉の前で彼女たちの姿を見届ける。 少なくても、メアリアンを守る行動に彼女がでるのならこちらとしてはまだ手を出す理由は無い ) [Tue 27 Apr 2010 00:55:25]
◆メアリアン > ( ディーフィールが紡ぐ言葉に、時折びくン、と肩を震わす。 ) ( 彼女は確かに私の事を、知ッてる。 「今は」何もするつもりが無い、なンて そンな言葉も信用出来ない。リーザの後ろに立ち竦みながら、胸元で手を握り、 ) ……ちょッと叱る程度じゃないわ、あンなの。 ( 独り言のように言葉を吐くのは、癖の様なもの。 ) ………、 ( リーザがディーフィールに吐く言葉に、彼女の背中を見遣る。 やッぱりこの人は強い人なのかも知れない。此の女性は不思議な力を遣うと知らなくても、こンなにハッキリ言葉に出来るンだもの。 ) ( じい、と二人の行動を見ながら、 娘の中ではリーザに対する警戒は徐々に薄れゆく。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:46:52]
◆リーザ@自宅 > ( 敵の敵は味方、に見えるのだ。 こいつはあたしにとってそういう場面。 無害そうな口調と態度といかにもっていう手土産があたしから見りゃあお笑いだ。 天然でやってんなら普通に不気味だけど。 ) 身内が「信用出来ない」って言う人間の土産受け取る馬鹿が何処にいるっての。 2度と近付かないで。 この家にも、この娘にも。 ああ、一応あたしにもね。 ストーカーさん。 ( 胸の前で腕を組んで顎を上げて哂い、これでもかっていうくらい遠慮のない直球で答える。 今は何もするつもりない? それって今後なんかするって予告じゃない。 ) 雨の中御苦労さまね。 ( そういってノブに手をかける。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:39:49]
◆ディーフィール > うん。 初対面の人にごめんね。 私はディーフィール。 そうだね。 「メアリアンちゃんのことをよく知っている人」とでも名乗っておこうかな? あ、とりあえず毒は入れてないからコレは受け取ってくれるとうれしいかな。 ( 目の前に立つ女性に無防備に手を伸ばして手の籠を差し出す ) クスクス。 そんなに警戒しなくても良いよ。 「今は」何もするつもりはないんだからね。 ( 相手によってはメアリアンが何をしているかも知っていることを伝える言葉。 そして向ける行動はどこまでも一方通行で自己満足に満ちている ) ちょっと叱ってからすっかり嫌われちゃってね。 とはいえ、心配だからこうして時々様子を見に来てるんだよ。 ただのおせっかい焼き、かな? ( あはは〜。と 緊張している様子も意に介さずに笑う。 しかし、笑いつつ、観察する。 もう一人の女性を ) [Tue 27 Apr 2010 00:33:15]
◆メアリアン > ( お兄ちゃンと私の部屋にさえ入らなければ、今の所は良いンだ。殺さなくても別に良い。――誰かを傷付けちゃいけないッて約束は守れる。 ) ( 玄関の先に居た彼女には 咋な警戒と 拒絶。何度優しい言葉を掛けられても、己の嫌な部分に触れた 不可思議な力を遣う女性を、娘は信用する事なンて出来無くて、 ) 如何しても信用する事が出来ないン だもの。 ( ぽつン、と言葉にすれば、 ) … あ、 ( 肩を引かれるままに、リーザの後ろへと足を退く。 ) ( ぱちり、一つ瞬きをして、 リーザとディーフィールへと視線は向ける。 ) ( 人は違ッても、昨日の似た様な シチュエーション。 ぼンやり、思うはそンな 如何でも良い様な 事。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:25:45]
◆リーザ@自宅 > ( まったく、面倒臭い奴―――エアリーも面倒臭い性格だけど、こっちは病的だ。 当面、トウィードルの部屋にそんなに用事は無いし、必要が無ければ近付かないようにはしよう。 自分にとってどうでもいい部分で譲歩するんだから、別に痛くはない。 ) こんな時分に何方? この子、怯えてるわ。 ( 素性の全く分からない女。 メアリアンは友達じゃない、という。 が、その言い回しは「知って居る顔だが友達じゃあない」だ。 ケーキ土産に家に押しかけたあたしをあんなにあっさりと家に上げたメアリアンが。 背筋を伸ばしてはっきりと警戒の態度を見せ、メアリアンを後ろに下がらせようと肩を引く。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:19:37]
◆ディーフィール > ( 友達、では無いだろう。 どちらかといえば「監視者」という立場が適切か。 彼女のおびえる様子と、その隣に立つ女性。 この人が新しい住人らしい、と思えば、彼女へと意識を集中させる ) もう。 そんなに嫌わなくても良いじゃない。 クス。 こんばんは。 そっちの奥のお姉さんは始めまして、だよね。 ( 笑みを浮かべながら向けた視線は、彼女のすべてを探るかのようにまとわり付いていく ) せっかく団欒していたところ、お邪魔しちゃったかな? ( 玄関先から先には入ろうとはしていない。 雨の中では傘をさしている。 扉を開けてからの会話は聞き取っている ) [Tue 27 Apr 2010 00:12:35]
◆メアリアン > ( 手に持つナイフは、一旦戸棚の中に仕舞い、 ) ―――…良い、お姉さンみたいな人だと思ッたわ。… お友達は、裏切ッちゃいけないのよね? ( 問い掛けに似た言葉は玄関に向かい、歩きながらポツポツと呟く 独り言のように小さなもの。 ) …お兄ちゃンの部屋に入らないッて、約束ね? ( くるり、彼女を向き直り そう告げよう。 ) ( 此れからは日に3回、お兄ちゃンのお部屋に行かなきゃ。小さな事でもすぐ気付けるように。 ) ( 開いた玄関の先に居たのは、昨日も見た女性の顔。 ) … 、あ、い、今は… ――、 ( 駄目、と頭を振ろうとした時に 囁かれた言葉に、 ) お友達 ――では、無いわ…。 ( 小さな声で答える。 ) ( お友達では無い。恐怖の対象で、目玉泥棒の時の獲物で、不思議な力を使う変ッた人。 ) [Tue 27 Apr 2010 00:04:56]
◆リーザ@自宅 > ( エアリーは異常に警戒しているが、この餓鬼にヒトゴロシなんか出来るとは思えない。 あんな日記と目玉まで見ておいてこの女はのど元過ぎればなんとやら。 そんな甘い事を考えている。 今までの接触やこの容姿から、メアリアン・ロッドと凶悪な殺人者をいまいち結び付けられないのだ。 ) だって上手くやれてたでしょ? あたし達。 しなくていい喧嘩をわざわざする必要はないのよ。 彼の部屋にもあんたの許可なくもう入らないわ。 ( ティーカップとミルクポットを楽しげに用意する笑顔は、御土産のケーキを持って様子を見に来たロッティ・アレンビーのような優しげなもの。 だがこの顔を信じてはいけない。 兄の部屋に入らないなんて嘘だし、さっきから繰り返している薄っぺらい言葉も全て、死んだはずの兄と結婚していたと言い張る女だという事実を薄める為の物だ。 ) ―――――友達? ( ティーポットの火を消して、少し遅れてメアリアンの後を追い、小さく耳元に囁く。 こんな雨の日の夜中に御土産持ってお客様? どっかで見たようなシチュじゃあないか。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:58:31]
◆ディーフィール > ( こちらとしては突然押しかけた身なので勝手に上がるとかずうずうしいことは行わない。 そのまま扉をメアリアンが開ければそこには籠を持ったディーフィールが立っている ) 夜遅くにごめんね。 お邪魔しても良いかな? ( メアリアンの反応を見つつも差し出すのは手に持った籠 ) お土産。 持って来たんだよ。 ( にこりと浮かべる笑み。 今日の所は招かれなければ中には入らないつもりで居る。 もしもほかにも一緒に来ているのなら淫魔の姿を捉えることはできるだろう ) [Mon 26 Apr 2010 23:51:09]
◆メアリアン > ( 取り出したナイフを握る手の力が強まる。――いッそ、此処で殺してしまおうか。今迄の女達みたいに。 ) ( そう巡らせた思考は、彼女の言葉に中断され、 ) ――― 今まで、通り?… ( 声に含まれる感情は僅かな期待。 ) けど、お兄ちゃンを使ッたのよね…。お兄ちゃンのお嫁さンを偽る事で如何してロッティさンが幸せになれるのかが解らないわ。 ( 此の家に住める事?そンなの、もッと良い家は沢山あるのに。 ) ―― …、 ( 響いたノックの音と、送られた視線に 僅かに言い淀む。 ) … えッと、見てきます。 ( 其れだけ告げれば、扉へと向かおう。 声から推測出来る程、あまり記憶力や感覚は宜しく無い。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:45:00]
◆リーザ@自宅 > ( なにせ何度も使ったティーセットとリビングだ。 最初はもっと慣れて居ない風を装うべきかと思ったが、弱者に対して自分を大きく見せたがる性格の悪さがこういう所に出ている。 ) 前にも言ったけど、勘違いしないで欲しいのは――――仲良くやっていきたいってのは本当よ? あんたが無闇にあたしを嫌ったりしなきゃ、今まで通り。 味方に付けるべき相手を選び間違えないでよね? ( ある意味本気であり、やや嘘だ。 自分の側についてくるの人間にはそりゃあ良い目を見せてやるさ。 あたしを裏切らないように。 だからあたしの邪魔をしないで、あたしの役に立てってこと。 2番目か3番目くらいにいい目は見せてやるから、って。 ) とくに重要なのだけは聞いとかないと。 あと、そう、お金―――――( 生活費どうしてんだ、って話を斬りだそうとしたタイミングで、誰かが門扉を叩いた。 ちら、とメアリアンに視線を送る。 誰? って具合に。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:38:42]
◆気配 > ( トントン、とメアリアン邸のドアがノックされる音がする。 先日も訪れた淫魔だが、新しい住人がどのような人物なのか気になり、再びこの場所へ訪れていた。 手にはべたべた製のアップルパイの入った籠がある ) こんばんは。 ( メアリアンの態度によっては門前払いも十分に考えられるのだけれど ) 誰か居ませんか? ( 先日のように金髪を一纏めにして、赤い瞳をまっすぐにドアの向こうへ向けている。 淫魔、ディーフィールの姿がそこにはあった ) [Mon 26 Apr 2010 23:33:03]
◆メアリアン > ( まるでずッと前から家に居た様な態度、此の家の主は今は私の筈なのに ――居心地は悪く、息苦しく、居場所が盗られた様な感覚。 歩く彼女の後ろ姿を見遣りながら、小さな息を零す。 ) ( きッと、今迄の優しいお姉さンみたいなロッティさンは演技だッたンだ。 いや、違う。もしかしたら、またカミサマが私の邪魔をしてるのかも知れない。 ――そンな思考が くるくる廻る。 ) ……そうね。今後何かあッたら、嫌だものね。 ( お茶を準備しようとした手は、彼女の行動に止まる、 ) ( まだ、数日しか経ッてない筈なのに、 何でこンなに慣れてるンだろう、この人は。 ) ( 湧くのは、そンな疑問。 ) …詳しくッて云われても ――容姿とか、位…?どンな子かも話した方が良いのかしら? ( 問い掛けに、僅か 小首傾げながら そう再度問うて、 ) ( 戸棚に閉まッた小さなケーキと、ナイフを取り出す。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:28:00]
お知らせ > 気配さんが来ました。 『屋敷の外に訪れた者の気配』 [Mon 26 Apr 2010 23:24:07]
◆リーザ@自宅 > ( ロッティ・アレンビー―――リーザ・ベルという女は無学で無謀で強欲で短気で、本来ロクな物じゃあないただのスラム生まれの女だが、唯一 ――――他人から見て自分をどう演出し、どんな出任せを言えば良いかを考える能力だけは秀でている。 ほんの数日前まで暗黒街のしがないカフェのバイトだった女が、今はまるでこの邸の主であるかのように威風堂々と振舞える程度には。 この態度に何の根拠も無いのだから、ある意味天性の演者なのかもしれない。 性格が邪魔して職にはできそうもないが。 ) 今の内に何でも聞いておきなさいよ。 お互い、後々困るなんて面倒だもの。 ( 予想される質問への回答はある程度準備してある。 そんな余裕を態度に出しながら慣れた感じでキッチンのティーポットに火をかけ、一先ず振り返った。 ) 詳しく話すのよ。 覚えのない人間は追い返すしかないから。 [Mon 26 Apr 2010 23:19:01]
◆メアリアン > ―――――…。 ( 其の言葉と、薄明かりに映る表情に、口許を堅く結ぶ。 部屋から彼女が出れば、静かに其の部屋の扉を閉め、 後に続く様に歩き出す。 ) ( 威風堂々とした態度 ――に見える。其の態度に覚えるのは苛立ちと、自身の城を荒らされた様な空虚感。 ) ……わたしも、幾つか聞きたい事があるわ。 ―― 友達…? ( 思案する様な間の後、 ) …家を知ッてるのは、何人かの女の子のお友達と、後は、―― ( 男性ならネッビェさンと鶯さン位かしら、 歩きながら小さく零す。 ) ( 一階へ降りれば、己はキッチンへと歩み 御茶の準備をしようか。 ) [Mon 26 Apr 2010 23:09:55]
◆リーザ@自宅 > ―――穏やかじゃないわね。 漁るなんて言い方やめなさい? ( 手元のカンテラだけの、幽霊でも出そうな薄暗い部屋。 呆れとおどけ半々の声に、斜め上から見下ろすような影のかかった表情の薄い顔。 以前の「赤の他人」だった頃のロッティ・アレンビーに比べれば矢張り幾らか柔らかさの抜けた態度。 意図的な沈黙の後、ゆっくりと部屋を出て先に廊下を歩きだす。 自分が家主であるかのように。 客として来た時は無かった、些細な変化だ。 ) そ、一緒に暮らすんだもの。 知らないと困る事が多いのよ。 例えば―――メアの友達とか。 困るでしょう? 自己申告であんたの友達だって言われたら家に上げて待たせちゃうってのも。 [Mon 26 Apr 2010 23:03:06]
◆メアリアン > ( 勢い良く部屋の中に入り、"侵入者"を見遣る。 掛けられた落ち着いた声音に、彼女の瞳を見据えながら、 ) 此の部屋には絶対に入らないで!お兄ちゃンのお部屋よ…、漁ッたりしたら許さないわ…ッ。 ( もう満足でしょ、と小さく言葉を吐けば、彼女を引いて部屋から追い出そうと、其の腕に手を伸ばして。 ) ……――― 話し…? ( 怪訝そうな顔をするも、 此れからの事だろうと推測を立てれば、 ) …分かッたから、 早くいきましょう。 [Mon 26 Apr 2010 22:54:52]
◆リーザ@自宅 > ( 部屋の外から聞こえた音には直ぐに気付いた。 どたどたとお金持ちの娘がみっともない、と大袈裟に方を竦めて息を吐き、声の主が現れるのを慌てるでもなく待ち構えた。 丁度机の引き出しを開けて下らない筆記具を眺めてたところ。 ) あら、居たのね。 姿が見えないから何処に居るのかと思ったら―――はいはい、ちょっと見てただけよ。 中を知らない部屋があるなんて気持ち悪いじゃない。 ( こいつ、やっぱり兄の事になると過剰反応する。 自分で殺っといてまぁ、図々しいこと――――。 ) 色々話したいわ。 下でお茶でもしましょ? [Mon 26 Apr 2010 22:47:32]
◆メアリアン > ( 昨日の一件から、殆ど部屋に閉じ篭ッていた娘は、自室の扉を開き、 其の先に在る、お兄ちゃンの部屋の扉が開いている事に気付く。 ) ( 慌てた様な足音を立てて、其処まで進めば、 ) ――…誰ッ…!?其の部屋には入らないで…! ( そンな声と共にお兄ちゃンの部屋に足を踏み入れようか。 ) ( 問わなくても、誰だかは何と無く解るけど。 ――ロッティさンか、其の連れの人。どちらかの 筈。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:41:47]
お知らせ > メアリアンさんが来ました。 『( 足音は、廊下の奥から )』 [Mon 26 Apr 2010 22:38:42]
◆リーザ@自宅 > ( フレッタ・ビーチェに調べさせたトウィードル・ロッドの人物像と、部屋の中、本棚の内容、机の中身、ベッドの下、照らし合わせてイメージする。 違和感はない。 表面上お行儀よく取り繕った感と、その裏でろくてもない友人をこの部屋に招いて妹を欺いていた姿、想像できそうなもんだ。 話に聞いて書類に纏められたその男の大学や暗黒街での逸話、結構何度も繰り返し読んで、まるで自分で見てきたみたいになるまで繰り返し頭の中で想像して、その輪の中に自分が居たみたいに当て嵌めて、他人に問い詰められても違和感無く話せるように、本当、生まれて初めてあんなにお勉強したかも。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:36:39]
◆リーザ@自宅 > ハァイ、お邪魔するわよダーリン。 ( こんこん、と扉をノックして、会った事も無い夫の部屋に立ち入る。 前に20万ものへそくりを見つけた部屋。 妹の前ではいい格好をしてみせてその実、とんでもない屑だったっていう男の部屋。 愛され過ぎて目玉抉られて死んじゃったって、お笑いだ。 ―――その目玉、若しくはそれらしき目玉の入った瓶とメアリアンの部屋で見つけた殺人記録の日記は暗黒街の根城に置いてきた。 下手にこっちに置くべきじゃないし、あの部屋に残してきたあたしの荷物の中に紛れ込ませてある。 いかにも興味をそそらないような荷物の中に。 エアリーすら知らない筈だ。 ) ―――臭うって本当かしらね。 全ッ然だけど。 ( エアリーはこの部屋の匂いが気持ち悪いと言った。 ここだけじゃない。 この家全体? 今あたしが使っている両親の寝室まで嫌なにおいがすると言っていた。 あいつは人間じゃないから何か分かるんだろうか。 だったら、似たような種族が来た時、何か言われるんじゃないか? …それも早いうちにどうにかしよう。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:19:43]
◆リーザ@自宅 > ( 皮肉な話、メアリアンを排除しないまま当面ここに住み着く事になったからには―――メアリアンを刺激し過ぎないようにそこそこの飴を与えつつ搾取していくというのが一番良い気がする。 それこそ、時にはお義姉さんらしく? いい目を見せてやったり、なに、今まで通り優しいお姉さんを演じてやるだけで良いのだ。 世間的、社会的にあたしには何も非は無いし、むしろ権利すらある。 ロッド夫人、としてこの家を仕切るという。 上手くやるんだ。 メアリアンをエアリーに続いて二人目の駒にするくらいの調子で。 ) [Mon 26 Apr 2010 22:08:02]
◆リーザ@自宅 > ( 聞いておくべき事が幾らか見つかった。 まず収入は具体的にどうなっているのか、両親の仕事は何だったのか(場合によっては引き継ぐ事も出来るかもしれない)、それから案外重要なのが、メアリアン自身の交流だ。 あいつの身の回りに具体的にどんな人間が居て、どういう関係で、この邸にどれだけ出入りしているのか。 なんせ当面、誰が訪れてもあたしの知り合いである可能性は限りなく低く、ほぼ全部追い返さざるを得ないのだ。 妙な人間をあたしの家に上げるつもりはないし、だいたいあのメアだ。 あたし以外にどんな人間に目をつけられてるかわかったもんじゃない。 そういうのを一掃するのも一つ、仕事になる。 ) 可愛い妹だもの。 護ってあげなきゃねぇ。 ( あたし以外、からね。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:52:36]
◆リーザ@自宅 > ( もうこんな時期なのにまだこんな雨が降っている。 窓の外の寒々しい景色を眺めながら忌々しげに息を吐き、気を取り直して廊下を歩く。 なにせメアリアンの留守に1ヵ月以上も勝手に使っていた家だ。 何が何処にあるかなんてもうメアリアンの部屋からトゥィードルの部屋まで大体把握しているし、今更といえば今更なんだけど。 メアリアンの姿が見えない内にまた、細かい所まで見て回る。 前に使っていた時は不法侵入が近所にばれないように灯りを極力使わなかったし、あの時期から幾らか時間も経っている。 また違うものが見つかるかもしれないなんていう―――暇つぶしといえばそうだけど。 家捜しって楽しいじゃない。 スリルがあって。 ) [Mon 26 Apr 2010 21:41:42]
お知らせ > リーザ@自宅さんが入室されました。 『 二階、廊下 』 [Mon 26 Apr 2010 21:35:05]
お知らせ > カインさんが帰りました。 『──DAMN YOU』 [Mon 26 Apr 2010 20:49:52]
◆カイン > (呆れるほどに人が死んでいる。 誰も行動に移さない。 ならば自分がやる。 ――たとえ手遅れであったとしても。 犯罪者は裁かれなければならないのだから)(彼を突き動かしているのは、これだけの理由だ。 他人からは狂人でしかなく、だからこそ誰も手を貸す事はなく、誰も頼らず、それ故に強迫観念が加速し――あとは堂々巡りだ。 自我を鉄仮面に侵された青年にとっては、それでも構わないのだろうが。 問題は、何人も殺しておきながら、のうのうと「幸せ」になっている殺人鬼をどうするか、なのだから。 奴は「幸せになりたいから殺した」と言っていた。 ならば殺しの収まっている今は「幸せ」なのだろう)(最後に立ち去る間際、アイゼンリッターは屋敷を見上げて、吐き捨てるように呟いた) [Mon 26 Apr 2010 20:49:01]
◆カイン > (……やれるのか? 否、やるのだ。 躊躇せず、停滞せず、行動あるのみ。 思考は良いが、悩むのは無意味だ。 行動しろ。 ベストをつくせ。 それしかないのであれば、それを実行に移せ。 結果が出るか否かという時点で、行動しないことこそが認められない。 なればこそ深呼吸をして、冷静になれ)……………………よし。(どうやって侵入するか、だ。 ここは居住区だ。 ここでいきなり屋根の上に昇って移動するのは目に付く。 暗黒街かスラムから回ってくるのが吉だろう。 その後、どう入るか、だが……。 少なくとも目玉泥棒の家が、ただの民家であるらしい事がわかれば、それで十分だ)……………死霊術師の舘と、どちらが気楽かな。(皮肉げに口元を歪めて、呟いた。 あの死体と臓物と血で溢れかえった舘と、居住区で「幸せになりたいから殺したの、わたしは可哀そうな女の子」と言ってる殺人鬼の家と。 結局、どちらも手遅れなことには変わりないのだが。 ――本当に、忌々しいことだが) [Mon 26 Apr 2010 20:43:06]
◆カイン > (問題は、その家族――或いは関係者。恐らくはこの邸宅を維持するに足る収入を稼いでいる人物。両親か? 目玉泥棒の家族構成を調べる必要があるかもしれない――が、目玉泥棒の一味であるか否か、という点だ。 どちらにしても厄介な事になると、アイゼンリッターを名乗る人物は判断した。 忌々しい)(あの目玉泥棒のような娘を育てた人物、保護者ともなれば、その頭の中も現実離れしているに決まっている。 娘の犯行を聞いても信用しないか、あるいは「まあ幸せになりたいのなら殺しなさい、可哀そうなメアリアン!」とでも言いそうな気配だ。 いずれにしても障害にしかならない。 が、かといって排除するのは難しいだろう。 その保護者が犯罪者でなければ、だが)……忌々しい。(待て、憶測で判断するな。 確実なのは事実に基づいた情報だ。 今この家には、目玉泥棒、アクセラレーター、そして更に最低でも1人以上がいる、という事になる。 目玉泥棒自体の戦闘力は不明だが、アクセラレーターは――大事な目玉泥棒の家で暴れられるのかという疑問はさておき――脅威であるし、第三の人物に対しても油断はできない) [Mon 26 Apr 2010 20:35:57]
◆カイン > (メアリアン邸宅は、外観を見る限りにおいては、一般的な家にしか思えない。 まあ、上等な部類ではあるとしても、だが。 少なくともただ見ているだけでは、此処が殺人鬼――そして物狂いの吸血鬼――の住居だとは思えないが。 まったく、自警団の手抜かりも良いところだ)………………………。(しかし、ここ数日、あの家を出入りしている業者は何なのだろうか。 見たところでは引越し屋のように思えるが、メアリアンの――目玉泥棒の家に、誰が移り住むというのだ? このような家を維持しているという事は、相応の収入があるのは間違いない。 ただ……あの頭の中がお花畑の娘が、そんな大金を稼いでいるとは思えない。 アクセラレーターか? それも同様だ。 無関係の第三者が越してくるとは思えないから、アクセラレーターの関係者か、あるいは目玉泥棒の関係者か、というのが定番か。 そういえば、目玉泥棒は兄がいるとか何とか妄言を吐いていた。 ――つまり、奴には家族がいるのだ)……成程。 [Mon 26 Apr 2010 20:31:39]
◆カイン > (変装をした上で、朝と夕方に一度ずつ。 たびたび自宅を眺めている奴がいると感づかれては叶わない。 職場への行き帰りを装い、行き帰りの二回が限度だろうという判断によって、彼は行動を起こした。 今日の衣装は――というか、これからしばらく着るだろう衣装は――商業地区の勤め人が着るような、地味な灰色のものだ。伊達眼鏡をかけ、髪は香油で撫で付けてある)(劇団の仲間からは「付き合いが悪くなった」と言われており、また衣装が無くなったせいで困惑しているかもしれないが、彼にとってはどうでも良いことだ。 少なくとも現時点で、その思考は目玉泥棒の捕縛に向けて突き動かされている。 カイン・グレイホークとしては演劇を重要視したい面もあるが、今の優先順位としては低い。 それだけの話である) [Mon 26 Apr 2010 20:25:37]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――調査するのは一日に二度。』 [Mon 26 Apr 2010 20:17:47]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『( 謝罪の意味は汲み取れず、更に困惑する一方だった。 今宵も空と化する。 )』 [Mon 26 Apr 2010 01:43:33]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( もちろん、半分演技で半分本当、理解していて行動しているつもり、である )』 [Mon 26 Apr 2010 01:43:22]
◆アクセラレーター > ――… 普通じゃないなら、叩き潰すしかないな。 (生死を決めるのは気分次第であり、メアリアンの様子次第でもある。其れを判断するのは吸血鬼だ。) 自覚していたか…。 こちらこそ――… 決め付けたようで悪かったな。 (小さな溜め息を零せば、肩を竦めて見せる。そしてメアリアンに何かと言われる前に、逃げるかのように急激に身体が崩れ落ちた。) ―――。 (加速的に真っ白な霧となり、上下左右へと飛び散った。壁を通り抜けてまで分散化を繰り返し、濃度が薄まれば蜃気楼となり、何も無い空間だけとなる。まるでアクセラレーターが其処に居た事実ですら幻となった。) [Mon 26 Apr 2010 01:41:41]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『 ごめンなさい、 (呟く様な声は、彼女達が居なくなるまで 続く。)』 [Mon 26 Apr 2010 01:36:24]
◆メアリアン > ―――― …あの人、達は、…、 ( 言おうとして、けれど、言葉は紡げなくて、 ) ( いつだッて肝心な所で立ち止まッてしまう、 ) …は、 いッ、 ( 呼ばれた名に、無意識に背筋が伸びるけど、 ) ( 続いたアクセラの言葉に 大きく眼を開いて、 ) ま、待ッて…!消えな …―― ( 消えないで、と云えるの?勝手に消えたのは、何も云わずに彼女を置き去りにしたのは、 私なのに、 ) ( 頭の中で巡ッた思考に、くしゃ、と顔を歪め、 ) ( 伸ばした手はアクセラには触れられぬまま、 ) ( 後は、子供が泣きじゃくるみたいな嗚咽を零して、両手で 眼を覆う。 ) [Mon 26 Apr 2010 01:35:24]
◆ディーフィール > (消え行くアクセラには軽く手を振って。 目の前のメアリアンにはハグのひとつもしたいところだけれど、また悲鳴を上げられてアクセラを呼びそうなのでやめておこう ) [Mon 26 Apr 2010 01:30:29]
◆ディーフィール > ( 本当に客ならば自分から言うことは何も無い。 だが… ) 普通のお客様ならいいんだけどね。 ( 問題はメアリアンと一緒に行動している姿を見ているという話より、客人たちだけで行動していることが多く見られている事。 信頼できる人ならばもっとメアリアンと一緒に行動していてもいいと思う ) ううん。 私の一方通行には違いないし、勘違いだったら悪かったと思うからね。 ( 実際、推測から彼女の不安を煽っただけ、というのが実情。 しかし、もっと頻繁にこの家を見に来る必要がありそうだ、とは思ったわけで ) [Mon 26 Apr 2010 01:29:35]
◆アクセラレーター > ―――…。 (ディーの言葉を無視した。反応も返事も示さず、悟られるのを拒んだ。) ――…? なんだ、客人だと思ったんだけれど。 (二人組の少女の姿は見え隠れはしたもの、流石に室内の声や様子までは探る事が出来なかった。) ――… 私より一歩先に進んでいる、か。 (想像以上に頭が回る人だと感嘆の声を漏らした。半ば後半の言葉は聞き流しつつ。敵じゃないと悟れば、牽制の言葉を吐きだそう。) 酷い目に合わせれば、お前の顔と姿かたちで暴れるから。 くれぐれにも、な。 (左の掌を閉じた。強大な力の塊が、瞬間的に消失した。直後に再びと姿を晦まそうと、身体の一部が擦れ始めた。) …メアリアン。 (伸ばそうとした腕。噛み合った視線。) 大丈夫。 消えるよ。 (また何かと言われるのが嫌だった。無理やりに作った笑顔をメアリアンに向ければ、存在そのものが薄れ始める。仮に触れても、触れているのに触れた感触がしないレベルまで達する。やがては触れる事が出来なくなるのは時間の問題だ。) [Mon 26 Apr 2010 01:21:38]
◆メアリアン > ( 交互に見遣ッていた二人の姿。戦われてしまうのは、正直 困るところがある、 ) ( 無意識に止めようとアクセラに伸ばした腕は、 ) ( 一瞬合ッただろう視線に、止まる。 ) …… ッ、 ( 鉄仮面の話には、安堵した様な 息を一つ零し、 ) …え ッと、 ( 漸く出せた声は、 ) …ごめン なさい …―― 。 ( そンな言葉。 ) ( アクセラに対してか、ディーフィールに対してかも定かでは無いまま。 ) [Mon 26 Apr 2010 01:14:25]
◆ディーフィール > メアリアンちゃんを守るんだものね。 ( そのままの姿のアクセラ。 静かに様子をながめつつ ) …違うよ。 多分、この家に入り込んでいる別の人。 メアリアンちゃんの意思とは別に動いている人が居るんじゃないかな? ( 多分、彼女の心の隙に付け込んで。 もっとも、状況からの推測だけで何一つ証拠となるものは無い。 実際メアリアンからも何も話は聞けていない。 ただ、最悪のケースを想定して動いているだけ ) クス、かわいかったものね。 アクセラちゃんも。 ( 正直戦うことになれば能力が通じるか通じないか、その一点。 それも相手よりも早く発動できることが条件、となる。 それでも軽口を忘れないのは淫魔らしさというやつで。 戦わない、といわれれば正直ほっとする ) …とりあえず今はメアリアンちゃんを苛めに来たわけじゃないのはわかってくれるかな…? [Mon 26 Apr 2010 01:06:58]
◆アクセラレーター > 不快だと思う行動すれば、―――…分かるだろう。 (壊れ掛けた精神を繋ぎ止めるのは、唯一に感じた温もりだけ。壊れ掛けているからこそ、行動に迷いが一つも存在しなかった。左の掌にある十字架の傷口。其処から武器を生み出す事も、無数の飛び道具を飛ばす事も、予測すらし得ない現象を引き起こす事も。―――時間の経過と共に、力が膨れ上がる。) 二人きりなら余興に楽しもう、と言いたけれど――…。 (再びとメアリアンの様子を、横目で確認しよう。) 状況が状況だ。 ああ――… そっちは構わない。 (アイゼンリッター…の事か?) 奴は証拠を掴んでいない。 自警団も別件で動き出し、騎士団もVHGも… すべての機能が働いていない。 私たちが犯さなければ、奴は―― … 独り芝居を続けるだけだ。 (白い亡霊になっても、視覚や聴覚が完全に死ぬ訳でない。情報を収集するのに大いに貢献できる能力。) ……止めて置こう。 (本気でやれば場所が吹き飛ばしかねない。其れではメアリアンが困るし、近所の人達に駆け付けられては、更に困らせる羽目になるか。) [Mon 26 Apr 2010 00:58:33]
◆メアリアン > …………。 ( 今はまだ、お兄ちゃンの部屋を荒らされては居ないから、通常で居られるンだ。 俯いたまま淫魔の言葉を聞き、胸元で手を強く包み合わせる。 ) …―――。 ( 何で、ブラッディさンが此処に居るンだろう。――彼女を見遣り、第一に頭に占める疑問。 ) ( 私はあの日彼女を置いて逃げた。嫌われても、文句は言えない事をしたのに。 ) … 、 ( ディーフィールとアクセラを視線だけで交互に見遣り、 ) …あ、 ( 言葉を紡がなきゃと思う程、声が出ない。 ) ( 淫魔の云う事は確かに事実で、 ) ( ブラッディさンの登場にも混乱して、 ) ( 視線をあげて、彼女達を見遣りながら 言葉を探す。 ) [Mon 26 Apr 2010 00:44:54]
◆ディーフィール > …少なくても、そのお兄ちゃんの物を奪ってるんじゃないかって、思ったの。 その人たちがね。 ある意味、ここはメアリアンのお兄ちゃんの場所でしょ。 ほかの人に取られて良いのかな、って思って。 ( おそらくは彼女の中で燻っている疑念。 反応から誰か入り込んでいるのは間違いなさそうで。 あえてそこを刺激してみる言い方 ) 久しぶりだね。 アクセラちゃん。 私は嫌われ役だからね。 ナイトはできないよ。 ( 力では適わず、逃げるすばやさも追いつかず。 そんな相手。 しかし、目の前の相手に淫魔は笑みだけ浮かべた。 さらに集中をする ) 私以外にも一方通行している人が居そうなんだけど、そっちは別に良いのかな? ( こちらに向けられた掌の傷にもひるまず。 所々言葉がおかしく聞こえるのは彼女の精神がどこかずれてしまっているためか。 もしも敵対するなら付け入る隙はそこ ) …メアリアンが心地いい事が彼女にとっていいことならかまわないんだけどね。 不快にさせることが彼女にとっていい事につながることもあるなら、そういうのは私がやらないと、ね [Mon 26 Apr 2010 00:35:09]
◆アクセラレーター > (今にも壊れ掛けた彼女、メアリアン…。以前に好いた彼に似ても似つかない。) ―――…。 (メアリアンとディーフィールの間に割り込むように、実体化をしてゆく。朧だった輪郭は、時間の経過と共に鮮明になる。其れは余りにも急激だった。アクセラレーターは進化し続ける。加速し続け、止める手段は無い。) 其処までだ。 お前の一方通行は終わりだ。 (長身の女性。羽衣を包んで、スリット入れた大胆な格好。右手を水平に振り払う仕草をし、丁寧で丁寧な言葉を紡いだ。) これ以上、メアリアンが不快だと思う行動しろ。 (表情に張り付いたものは、満面に満ちた笑顔だけだった。そして空いた左の掌をディーフィールへ指し向けよう。ディーフィールには、左の掌に十字架の傷口が不自然に裂かれ、覗かせる傷口からドス黒い血液が蠢いている。) [Mon 26 Apr 2010 00:20:44]
◆メアリアン > ……――――― ( きゅぅ、と口を噤む。 ) け、ど …、 ( 蚊の鳴く様な小さな声で、 ) 間違いじゃ、ないもの…。 ( 好かれる行動では無いにしろ、間違いではないと、 ) ( そう信じなくては、壊れてしまう。 ) ( 一歩ずつ、室内へと退いていき、 ) ……お兄ちゃンを ? ……、 ( 自分の周りにいた人間で、一番優しかッた。 きッと好きになッたのはそンな些細なことから だけど、 ) ( 俯いたまま、其れを言葉にする事は無く。 ) … ( 扉を通り抜け 現れる霧には、流石に 眼を大きく開き、 ) … え、 ( 現れる姿に、中途半端に零れる声。 ) … え、 …あ、 ( どンな言葉を声にしたらいいのか解らぬまま、 ) ( 呆然と 白い彼女を見遣ろう。 ) [Mon 26 Apr 2010 00:10:45]
◆ディーフィール > メアリアンちゃんは自分がしたことが好かれる事じゃない、っておもったんだね。 ( ディーフィールは動かない。 そのつもりであれば距離を詰め、抱きしめる、ということもできる距離 ) 誰かを好きになる、って理屈じゃないとおもうんだけどね。 メアリアンちゃんがお兄さんを好きになったのは何か理由があった? ( 少しはぐらかすような言い方をした直後 ) メアリアンちゃんはまっすぐで一途だったからね。 そんな心のあり方は好きなんだよ。 ( その直後、にじみ出た霧。 )…ふふ。 貴女も来たんだね。 ( とはいえ、殺気満々な様子にこちらも警戒はしている。 扉に寄りかかった体勢のままなのでメアリアンとディーフィールの間に居ることになるだろうか。 一応の警戒に魔力を込めた ) [Mon 26 Apr 2010 00:03:36]
◆白い霧 > (傷付いた日に彼女に見捨てられたと受け止めた。墓場での遣り取りから、彼女を逃がす為に逃げ出した。) ――…。 (最強がすべき行為でなく、恥じるべき行為だ。最強で無いから、彼女は絶望したのだ。どんな敵でも一撃で葬り、堂々と正面で歩ける程の――最強。いいや、最強という言葉では生温い。其れ以上…。其れ以上の力が必要だ。) ―――…敵、か。 (故に怪物は完全に蚊帳の外だ。扉の向こう側に真っ白な霧が立ち往生しており、何かしら良からぬ予感に察した。人型を成した真っ白な霧は、堂々と正面から扉に歩き出した。扉に衝突する訳でもなく、本当に通り抜けたかのようだった。) ――…。 (扉の内側に現るのは紛れのない吸血鬼だ。その吸血鬼は直ぐ様に実体化を始め、眼前のディーフィールを捉えよう。チラッとメアリアンを盗み見すれば、直ぐに視線を逸らした。知り合いであるもの、メアリアンの嫌がる様子から、ディーイールに対する怒りが芽生えだした。) [Sun 25 Apr 2010 23:56:44]
◆メアリアン > ―――…それは、その … 、 ( やッぱり、ロッティさン達の事か。 ) ( 視線を彼女から外し、思案する様に視線が泳ぐ。 彼女に告げても良いもの?信頼出来るかと云えば、そンな事は 、 ) …えッ、 ( ぱちり、瞬きをして、 ) … 好きな人ッて …私は、そンな 、 …好きになッて貰う様な要素も ない わ、 ( 欲しい、と云われれば 再び一歩足を後方へ引く。 嫌な記憶が 蘇る から。 ) ( 感覚に大して長ける訳でも無い娘は、其の霧に大きな違和感を感じる事も 無く。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:47:17]
◆ディーフィール > うん。 ここ何日かで急に出入りが激しくなった、って事みたいだったからね。 ( 殺人鬼であることを除けば元々さびしさに飢えた少女に過ぎない、と淫魔は考えている。 そこを付け込まれれば彼女自身が危ないだろうとは考えている ) …ん? おかしい? 好きな人を心配するのは当然じゃない? ( いたずらっぽく笑みを浮かべる ) メアリアンちゃんが好きだから、欲しいんだしね。 ( そして周囲に発生した白い霧。 その力には覚えがあり、すぐに正体は察することができた。 淫魔の背後は現在扉。 そこから離れた場所、ということは外になるだろうか ) [Sun 25 Apr 2010 23:40:40]
◆白い霧 > (メアリアン宅を視点にした広範囲に及ぶ、微かな白い霧が突然に現れ始めた。無数の視線、無数の気配、さながら強大な力の塊。人間にしては規格外の生命力。入り混じった魔性。感覚に長けた者ならば察する事は容易だろう。) ――――…。 (最初は認識が出来ない程度の、蜃気楼であったが…。加速的に濃度が深まり、認識が出来るほどの白い霧が現れる。風は吹きだすもの、自然に逆らうかのように霧は乱れなかった。まるで人工的に作り出されたかのような、余りにも不自然が過ぎた真っ白な霧。) ―――。 (ディーフィールの死角とも呼べる、後方の離れた先に真っ白な霧が集まり出した。) [Sun 25 Apr 2010 23:38:35]
お知らせ > 白い霧さんが来ました。 『訪れるモノは、群れがる気配。』 [Sun 25 Apr 2010 23:31:42]
◆メアリアン > ……… ――― ( 問われた言葉に、彼女をジッと見遣りながら思案し、 ) ( なンだか苛められた記憶と襲おうとした記憶しか出て来ない。人の記憶なンて そンなモノ。 ) …変な人 ッて 、 ここ数日の間に、かしら ? ( だッたら確実に其れはロッティさン達だけど、違うなら、 ) ( 違うなら、私の家を荒らした誰か かもしれない し。 ) …… で、ディーフィールさンが …私の心配をする理由が、 わからない もの …。 ( 例えばブラッディさンだッたら、 まだ理解は出来るけど、 ) ( 言おうとして口を噤む。 彼女を置いていッたのは 私 だッた。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:29:29]
◆ディーフィール > 別に毎回メアリアンちゃんをいじめてるわけじゃないでしょ? ( 扉を閉めた後は扉によりかかり、一歩引く彼女の様子を眺める ) うん。 噂。 メアリアンちゃんの家に変な人が出入りしてるって、ね。 私気になっちゃって。 ( 彼女の知り合いで信用できるような人物であればかまわないのだが ) 私がメアリアンちゃんの心配をしちゃいけないかな? [Sun 25 Apr 2010 23:23:41]
◆メアリアン > きゃあッ…!! ( 閉めようとした扉は彼女の手にしッかりと止められ、半開きになッたまま、 ) … 本当に間に合ッてます大丈夫です何も問題は …――― 変な、噂? ( 早口でそンな言葉を喚いていたけれど、彼女の其の声に 不意に言葉と、閉めようと力を籠めていた手を緩める。 ) …… 変な噂ッて、 何かし ら 。 ( 彼女が室内に入ッた後 閉じた扉の音に びくりと身を震わし、 一歩足を退きながら、そンな問いを 。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:16:30]
◆ディーフィール > いやいやいやっ、意味がわからないからっ! (とっさに扉が閉まるのを手で受け止めて閉まらないように止めようとして ) ちょっと変なうわさを聞いたから様子を見に来ただけなんだけどっ。 ( そのまま家の中に入り込んでから扉を閉めようと試みるだろう ) [Sun 25 Apr 2010 23:11:35]
◆メアリアン > ( キッチンに向かう足が ぴたッと止まる。 ) ( ――ノック?此の時間に? ) …はい、 ( あまり近所付き合いなンてものは無い。軽く挨拶をしたりする程度。 だから尋ねて来るのは、お友達か、叔母様の使用人か、 今なら、ロッティさんの知り合い とか? ) ―――――― 。 ( ゆッくり扉を開いて、 眼の前に居る人物を見遣れば ぱちり、瞬きを一つ。 ) … ま、 ( きゅ、と口を噤み、 ) 間に合ッて ます …! ( 娘自身意味なンて考えぬまま、ただ口から言葉を零し 扉を閉めようとして 。 ) [Sun 25 Apr 2010 23:08:05]
◆ディーフィール > ( ここ数日、メアリアンの屋敷に出入りしている人影があるようなので気になって訪れた淫魔。 後ろ髪を一纏めにしてプチ変装しているが知り合いに見られれば一発でわかるようなもの ) …こんばんは〜。 ( 相手にどうどうと自分の姿を見せる。 敵意などは見せないけれど ) [Sun 25 Apr 2010 22:56:08]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( ノックされる、ドア )』 [Sun 25 Apr 2010 22:52:26]
◆メアリアン > …あ、夕飯 …。 ( 作らなきゃ。そう云えばここ数日は料理なンてしてなかッた。 気分転換に、なれば良いのに。 ) ( ゆるゆると緩慢な動作でソファから立ち上がり、キッチンへと向かう。 ) ( 材料はまだ残ッてた? 何があッたッけ。ああ、あのケーキはもう捨てなきゃ。 ) ( くるくると如何でも良い様な思考が巡り、 ) ……あの人、いつ来るのかしら。 ( ぽつン、呟いた。 ) ( 毎月叔母の代わりの生活費を届けてくれる人。 此の状況を見たら、なンて云うだろう。叔母様は きッと 助けてくれないン だろうし。 ) [Sun 25 Apr 2010 22:48:03]
◆メアリアン > ( 一階に在るリビングのソファに座り込ンで、盛大に溜息を吐いた。 ) ―――――――…、 ( お父さンとお母さンの部屋が盗られちゃッた。 ) ( ずッと放置していた嫌な部屋だから、別に構わないけど、 ) ……わたしの、居場所が―― …、 ( 無くなッていく様な気がする。膝を抱えて、顔を伏せて、 何度目かの溜息。 ) …仲良くなンて出来るかしら。 ( 心を隠して演じなきゃいけない、のに。 ) ……。 ( 第一生活費とかは私が出さなきゃいけないの?――まだ、何も解らない。 ) [Sun 25 Apr 2010 22:35:21]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『( 居住区の一角に在る自宅で、 )』 [Sun 25 Apr 2010 22:31:54]
お知らせ > リーザ@自宅さんが帰りました。 『 ――そういやメアはお金、どうしてるのかしらね 』 [Sun 25 Apr 2010 01:08:33]
◆リーザ@自宅 > ( ここらの住人に存在を認知させるのも大事な事だ。 メアリアンの奴が引き籠ってて、トゥィードルが行方不明で、世間との関わり断絶している。 ) 行方の分からない夫の妹が一人で塞ぎ込んで暮らしている――――それを見かねて面倒を見に来た、本来関わる必要も無い義姉? 美談じゃない? ( その線でキャラ作ってこうか。 世間知らずな金持ちどもはそんな人情話でころっと信用しちまうだろうさね。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:46:31]
◆リーザ@自宅 > ( あのショボイ喫茶店のバイトもやめにゃならない。 ロッド家の奥方ともあろうものがあんな所で働いているなんて近所に知れたら格好がついたもんじゃないっていう。 ) …ってなると早めに新しい仕事始めなきゃ駄目か。 ( 高そうなブランデーをグラス片手に広い広い室内をうろうろと歩きまわり、少し酔った頭であれこれと今後の事を考える。 フレッタ・ビーチェと早めにコンタクトをとって何か商売になる話でもしようか。 他には誰か居ないか。 手っ取り早いビジネス相手―――首吊り亭の女は? あのイカレから薬なりなんなり流して貰ってこっちで流行らすとか。 そんなに面識って程の面識じゃないけど、これから上手い事やってきゃいいんだし。 ) ( 既にメアリアン・ロッドの危険の事など頭には無い。 あれは負けを認めて道を譲った無害な義妹にすぎない餓鬼だ。 適当に飴と鞭を使い分けて、此方に敵意を向けさせないように教育してやれば良い。 上手く行けばいい駒にすらなるかもしれない。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:39:22]
◆リーザ@自宅 > ( 暗黒街の雑居はまだ引き払って無い。 今後何をビジネスの足がかりにするかって、あたしにあるのは暗黒街の知識とか経験とか、スラム、バイクツまで広がる面識とか、そういう部分だ。 あっちに寝泊まりしたり物を置いたりする拠点があって損はない。 もっと上等な場所を借りても良いが、今はあれで十分だろう。 悪目立ちしたら意味が無い。 ) ( 日記と瓶詰め目玉も向こうに置いてきた。 エアリーにすらわからないように、厳重に箱に仕舞って荷物の中に紛れ込ませて。 下手に隠し場所を屋根裏とか床下とかにすると、何かの拍子にエアリーが見つけかねない。 あいつはあっちの襤褸部屋に愛着あるみたいだし、ちょくちょく戻りそうだし。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:29:33]
◆リーザ@自宅 > ( ロッド邸二階、メアリアンの両親の寝室。 もと、両親の寝室。 先程ようやく届いた家具の一部を業者が運び込み、室内の様子は様変わりした。 まぁ、元々上等な家具ばっかりだったし、余程気に入ってるものとか、足りないものだけを少し持ちこんだ程度だけど。 それでも自分の使い慣れたものが身の回りに並ぶと、ようやく他人の部屋で寝てる感じが薄まってきた。 あとは―――ちょっとババくさい趣味の物を追々弄っていけば良いか。 今日の所はこんなもんだ。 ) まぁ、これから少し忙しくなるけど。 ( 他人の家を乗っ取ってただ住み着いて終わりじゃ意味が無い。 ここでの暮らしと社会的な立場の変化を利用して、今まで出来なかったような事をするのだ。 金持ち相手のデカいビジネスを。 今後はその準備で忙しくなるだろう。 ) [Sun 25 Apr 2010 00:22:09]
お知らせ > リーザ@自宅さんが入室されました。 『 引っ越し荷物 』 [Sun 25 Apr 2010 00:13:16]
お知らせ > リコ@自宅さんが帰りました。 [Thu 22 Apr 2010 23:32:07]
◆リコ@自宅 > ( じっとしていると声が聞こえる。 頑張って行動しても声が聞こえる。 最近では寝ているときにも。 あの悪魔の声がいう、血を吸っていいのは何リットルまで? あの怪人の声が叫ぶ、お前たちは怠慢だ! 古い古い英雄譚が胸の奥でずっしりとうずたかく積み上げられて、見下ろしている。 正義をなせと心臓を締め上げる。 ) ………………………さん…………。 ( ツヤコさんと言ったのか。 キヨさんと言ったのか。 或いはレインさんと言ったのか。 それともツカサさんと言ったのか。 もっとたくさんの誰かの名前を言ったのか。 それはリコにもわからない。 ただ、この場に捨てていくべき言葉だけを、頭の中から削り取って放り投げた。 その言葉は、たすけて ) [Thu 22 Apr 2010 23:32:04]
◆リコ@自宅 > ( これからやることは決まっていた。 じっくりと悩んで、考えて、そして決まっていた。 もはや根源など見失ってしまったが、それでもリカルド・アンブロッシオという生き物は、救われない生き物なのだ。 精々やってやろうと思う。 いままでとたいした違いなんてない。 ただ、いくらか立場が変わって、少しばかりできることとできないことが変わるだけだ。 ) ……………騎士団を出る時もそんなことを考えていたですけど………今度はどれだけもつですかねえ。 ( 騎士団には騎士団の正義とやり方があった。 自警団には自警団の正義とやり方が。 それらで補えない部分をあの怪人は救おうとしている。 そのやり方が間違っているとケチをつけるのならば、自分でそれをやって見せなければ意味はない。 まだどうしたらよいかはわからなかったが、やらなければいけないのは確かだった。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:22:07]
◆リコ@自宅 > ( しばらく帰っていなかったから埃が目立っていた。 最後に掃除でもしていこうと思ったが、掃除用具は以前とっくに売り飛ばしていた。 どうせ寝るときくらいしか帰ってこないので、必要性を感じなかった。 物を置くのは苦手だった。 ) あー…………………しかし、どうするですかね。 ( まだ新居は決まっていない。 だが腰を落ち着けている気にもならない。 ツカサさんに住所を教えておいたかどうかは忘れたが、多分自警団経由でわかるだろう。 家が見つかったらそのうち来てくれるだろう。 問題はそれまでをどう過ごすかだった。 せっかく来てもらっても留守でしたでは困るし、かといってじっと家に落ち着いていてはやっていられない。 しかたなしにぼろくてきしむ椅子に深く腰をおろして、溜息を一つついた。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:13:02]
◆リコ@自宅 > ( 小さめのティーカップとティーポット。 砂糖壷はないけれど、警邏中に店のおばさんに勧められて買ったかわいらしいデザインの。 以前一度だけツヤコさんに紅茶をごちそうしたそれも売り飛ばした。 数えるほどもない色気のない私服を無造作に背負い鞄に押し込んだ。キヨさんに頂いた服は、少し悩んだ。 ) まあ……………キヨさんとのデートの約束が済めば、もう着ることはないだろうですけど。 ( それでも貰い物は貰い物だ。 売るのは忍びない。 思い出を十分に頂いたら、お返ししようか。 いや、それも失礼か。 丁寧に畳んで鞄に詰めた。 後は精々食費にばかり消えていって対して貯まらなかった現金くらいのものだった。 それをつめてしまうともう、本当に何もなくなった。 ) [Thu 22 Apr 2010 23:02:05]
◆リコ@自宅 > ( 久しぶりに帰って来た家。 自警団から正式な辞令が出た後、リコは部屋の片づけを開始した。 居住区集合住宅。 二階建てで部屋は各階ずつに四つ。 狭い土地に無理矢理押し込んだようなそれは、少々歪な形をしていた。 その二階の端に、リコの部屋はあった。 三畳一間、片隅に小さめのかまど。 ベッドはなく、布団らしきものがすみにたたんである。 あとは水の入ったかめと、小ぶりな洋箪笥、それに小さなテーブルと椅子。 私物は、他に一切なかった。 ) ………………………片づけって、言うんですかね。 ( 水がめと家具はもともと据え置いてあったもので、布団は安かったが売り飛ばした。 ) [Thu 22 Apr 2010 22:52:54]
お知らせ > リコ@自宅さんが来ました。 [Thu 22 Apr 2010 22:43:27]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『 …笑えって言ってたのに。 』 [Thu 22 Apr 2010 02:04:20]
◆エアリー > ( 家事は嫌いでないし、人間の社会に組み込まれるのは癪だけれど金を稼がないといけないのもしょうがない。 …リーザとの感覚の違いで、その価値は分からなかったが――― こう広い家だと、認識を改めるかもしれない。 …掃除どうするんだと見回しながら、とりあえず茶器を探した。 ) [Thu 22 Apr 2010 02:03:47]
お知らせ > リーザさんが退室されました。 『 ああ、あたしにはあんまりやんなくて良いわよ、その顔。 』 [Thu 22 Apr 2010 02:00:19]
◆エアリー > …飲んだのかな。 ( それこそ飲んだ振りをして隙を窺うところだろう。 甘いのはリーザの方ではないかと思う。 しかしメアリアンが、偽装結婚を伝えられた瞬間自制できるというのは想定外で、本当のところ、今どうなっているのか良く分からない。 ) …そう。 リーザはそれでも、私が笑っている方が良い? ( 作り笑いとは、それで騙してやろうという害意のあるものではないのか。 …利害の一致以外の部分で上手くやっていくという発想がないと、潤滑油のような役割は意識し辛かった。 …とはいえ、リーザとフレッタ・ビーチェの話に同席してそれを実感しなければ、未だに試そうともしなかったかもしれないけれど。 …ここでも、リーザからはものを教わっていると思う。 それは利益で… 自分の返しているものが具体的に見えないと、複雑な気持ちになった。 …自分を奴隷と知っているリーザは、いずれ殺さなければ。 そんな根本的な意識さえ、今は遠く。 ) ―――…ん、どこも似たようなものだけど。 ( 相変わらず、この家には嫌な臭いがしている。 『お兄ちゃん』 の部屋は論外だし、いっそこの、居間のソファーでも良いのだけれど、とりあえず頷いておいた。 …ボディーガードとは、本当に切れているのだろうか? アイゼンリッターはあれをバケモノだと言っていたけれど… アイゼンリッターと接触したのはロッテに知られると面倒そうだし、伝える術が無い。 ) ―――…ああ。 ちょっと待って。 ( リーザのようにここで暮らしたことはない。 来たのも一度、勝手が分からず――― しかしリーザが分かるとも思わず、それらしい場所で何が用意できるか見繕おう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:53:20]
◆リーザ > あたしの友達だからよ。 こんな無茶を通しても「条件付きで仲良くやっていこう」って話を飲んじゃうのよ? それくらい甘っチョロいんだわ。 ( あたしが言われた側だったらとっくにブン殴ってるっての。 目玉抉るなんて気持ち悪いことしないけど。 ) 1年見てる仏頂面がいきなり変わりゃわかるっつの…大丈夫よ。 世の中の笑顔の半分以上は作り笑いよ? ( 誰でもやってるし、誰もそれでいちいち腹を立てたりしない。 何考えてるか分からない仏頂面よりは心地好いんだから損はなかろう。 ) ( リーザ・ロッドはあまりエアリーの事をどうこう思っているというのを深く考えない。 特別エアリーに限った事ではなく、基本的に自分以外を信用しないし、仲良しとか愛情とか友情とか、そういう言葉も信用しない。 それの実在すら信用しない。 警戒を解いた順によってたかって狙われて、馬鹿を見るのだ。 メアリアンみたいに。 ) じゃ、あんたの部屋とりあえずあの客室みたいな所にしなさいよ。 本当はあいつ追い出してアンタの部屋にしようかと思ってたけど、仲良くやってくんだったら流石にさ。 ああ、喉渇いたわ。 ちょっとなんか淹れなさいよ。 ( ソファにどっかりと腰を降ろして足を組み、一息。 件のボディーガードが居ないのなら、エアリーの部屋は其処で良かろう。 自室はもう帰ってこない両親の部屋と決めている。 前に忍び込んでた時使い慣れた部屋だし、家主の部屋に相応しいだろう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:35:53]
◆エアリー > …リーザの友達でも? ( お人好しでいられるものか? …会えば分かるし会わないと分からない。 一度だけ見たメアリアンの顔… ロッテの部屋で眠っていた横顔を思い出して、あんなところはもう見せないのだろうなと思う。 ) …リーザはこれが、心にもないことだって考える。 そういうのが分かると、かえって嫌な感じがしない? ( 素の淡々とした調子に戻して、分からなければ良いけれど分かったら逆効果。 …今、リーザは嫌ではなかっただろうかと、浅い溜息をもう一つ。 ) ―――でも… 中味は。 ( 小さく呟いて、それ以上は続けなかった。 …芝居の言葉ではあったけれど、中味にどこまで嘘があっただろう。 …利害の一致で成り立っている、お互いを利用する関係でも、先払いや想定外のメリットを恩と言い換えることもできるのだ。 暗黒街の常識を教えられたりとか、仲間という立ち位置が一貫していて、取り分が用意されていたりとか。 …相手も利益を見込まなければそれをしないと知っていても、感情はある。 ずれていても、論理だけで首尾一貫させることは時々難しく――― だからこんな所まで付いてきてしまう。 ) …ああ。 ( 『ボディーガード』 につれない返事を返しつつ、床にバッグを置いて灯りをつけるの手伝おう。 ) [Thu 22 Apr 2010 01:20:30]
◆リーザ > ( ふぅ、と一つ溜息。 こりゃあ定着するのに時間がかかりそうだ。 なにせ自分でも今更リーザなんて昔の名前、10代のガキに戻ったみたいで変な具合。 ) 話してみりゃわかるわよ。 あいつは底なしの世間知らずで底なしのお人好しで、ついでにヒトゴロシなんだから。 ( 何度も何度も面と向かって言ってやったのだ。 「素性の知れない優しい人間なんか信用するな」って。 それでもあんなにニコニコ信じ切っちゃって。 あたしだって初めてこの家を訪ねた時簡単に上がりこめた上にお泊まりOKなんて事が無かったらここまで無茶な計画を考えたりはしなかった。 ) 恩とか随分似合わないこと―――そう、それで良い。 心にもなくてもそれが言えるだけであんた今までの倍は人に優しくして貰えるわよ? ( キッチンを抜けて応接間へ。 重い荷物をソファに放り出し、慣れた感じで灯りを灯す。 結構長い事勝手に使っていた時期もあったし、何だか別荘に戻ったみたいな気分だ。 灯りを堂々と使えるのがなお好い。 ) …ボディーガードとやらはやっぱりもう居ないみたいね。 いつの頃からかその話しなくなったのよね、あいつ。 [Thu 22 Apr 2010 01:03:16]
◆エアリー > …? ああ… リーザ。 リーザ。 ( もごもごと反芻して… その感覚が分からないのだと首を振った。 ロッテ… もといリーザを支持すれば、メアリアンにとってそいつは敵になり、仲良くする余地などないのではないかと思う。 …逃亡奴隷になった今、何かを我慢して人間と付き合うようなことはない。 リーザといるのはメリット・デメリット秤にかけて、メリットがあるからだ。 ではメアリアンにとって、私達の存在は? ) …証書でキレなかったのが不思議。 まあやったのはロ… リーザだから、私はそうかもしれないけど――― でも目玉泥棒だ。 ( 仲良く? ないなと首を振る。 メアリアンも自分と同じく、我慢した付き合いなんてしないだろう。 いったい何人殺してきたのか、そんな人間の感覚が、一般人のようにいくわけもない。 ―――だから振り返る冷たい顔には… 可笑しそうな笑顔を返してみよう。 ) 〜そりゃあね? 目玉泥棒とは無理だって。 ああいう奴はほんとに分かんないから、無理。 ( ふと、レピュナート… 逃亡奴隷の知り合いに似ているのかもしれないと思う。 独特な価値観や判断で、自分とは一切相容れず、それどころか理解もできなかったけれど、それでも上手くやっていた。 同じ追われる身なら大したものだと思うけれど、互いの立場がどんな形であれ、手を組むには共感とまでいかずとも理解が必要だ。 …リーザの場合は、一応、どうしてそうなるのか分かる。 筋がある。 納得できなくても、理解はどうにか。 ) …心配? 大事にしてくれれば良いよ? 一応ちゃんと、恩は感じてるんだしさ。 ( 覗き込むような姿勢で、照れ隠しなのか冗談めかし、何マジになってるの?と。 ―――演技を得意とするリーザには、例えこれが初対面でも違和感を与えるかもしれないけれど… 高い感覚でフィードバックされている表情や仕草、抑揚は、一応形になっている。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:51:03]
◆リーザ > だから言えてないし。 いいんじゃない? そこら辺はあたしが連れてきたんだし、あたしの意見を支持しつつ、仲良くしてる間は仲良くでさぁ。 ( 何で二言目にロッテに戻ってるんだっつうの。 そうぼやきながら裏口の扉の、ちょっと弄れば開いてしまうように弄った鍵を簡単に開ける。 二階の窓から入ってた頃は面倒臭かったが、最近はずっとこっちだ。 ) 威圧し過ぎるとキレるでしょ? 仲良しやってりゃ案外向こうからあんたを襲うような事も無いわよ。 ―――あんたは演技で良いからね? ( 扉を開けて一歩邸の中に踏み込んだ時、ふと振り返ってそう釘を刺す。 まさか、ないとは思うが、エアリーがメアリアンと仲良くなり過ぎて手を組むなんていうのは。 知らず知らずのうちに笑みが消え、振り返る顔は冷たかった。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:32:17]
◆エアリー > …じゃあリーザ。 ( 多少違和感あるけれど、別に偽名に抵抗はない。 自分の呼び名にもとうに慣れたし、そもそも人間に付けられた名に意味などなかったし。 …奥様はない、と溜息混じりに頷いて、後について裏に回る。 ) …勝手したら怒るくせに。 良いならそうするけど――― 私はあからさまにロッテ側で良いのかな。 ( 『リーザ』 に味方するのがもう一人、正面きってメアリアンを牽制すれば、上手くすると居心地悪くてメアリアンがここから離れ、近寄らなくなるかもしれない。 …が、殺すなら――― ) …友達になれ、みたいなこと言ってたけど。 別に良いか。 知らないふりも面倒だし。 ( 何も知らないふりをして――― 友達の家の余っている部屋に住まわせてもらう第三者とするのもアリかもしれない。 …そんな器用な真似できないけれど、笑顔の練習なんかして、少し吹っ切れている。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:23:46]
◆リーザ > 「ロッテ」はやめなさいよ。 リーザ・ロッド夫人よ? 奥様? ( そんな風に本気で呼び出したら薄っ気味悪いが。 何度ノックしても家人の出てくる様子もなく、諦めて荷物を持ち上げ、さっさと庭から裏に周る。 台所口はいつでも開けられるように仕込んだままだ。 ) そんなに心配ならあんたがどうにかすれば良いじゃない。 あたしが決めなきゃあんた何にも出来ないの? エアリーちゃんはいつまでたっても甘えん坊でちゅねー? ( 隙あらば殺せ、をあんたもアピールすれば良い、と。 まぁ最悪私自身が手を出さなくちゃいけないような事になっても、こっちはいつでも正当防衛を主張できる。 メアリアン・ロッドが凶悪な殺人鬼だと実証できるんだから。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:14:14]
◆エアリー > ( ロッテの所に転がり込んだ当初は、鞄も必要ないような身一つだった。 それが今では、そう愛着のある物はないものの、鞄一つになっている。 大半がロッテのお下がりと考えるとあって無いようなものだけれど、なんとなく枷のように感じられてしまい、重かった。 …別に律儀に持ち上げている必要はないのだと思いなおして、ショルダーバッグを地面に下ろす。 …幸か不幸か出る幕のなかった今に至る状況が、余計に息苦しく感じるのかもしれない。 ―――また頭が上がらなくなる、という。 ) …あいつのメリットがない。 ロッテはもう、ただ邪魔なだけ。 …まさか良いお姉さんのまま話はつかなかったでしょ? 隙があれば殺される。 ( この家で酔っ払うのはもちろん、眠ることもはばかられる状況ではないのかと。 …聞かないのだろうなと思いながらも口にするのは、心配半分。 もしかしたら、もう半分は自分の価値のアピールかもしれない。 …いつの間にか一緒にいるのが安定している。 そう感じるようになっている。 …この家を手に入れようと画策する中で、もちろん利益になるからだけど、自分も住まわせようとする部分が揺るがなかったからか。 仮想敵としたり、見切りをつけるタイミングを計ったり、そういったことがやり難くなっていた。 ) …目玉泥棒の感覚が当てになるとは思えないな。 ( ―――でも、そうか。 街での暮らしを教えてくれたロッテも、ここでは勝手が違うのか。 ) [Thu 22 Apr 2010 00:05:01]
◆リーザ > ( ロッティ・アレンビーとかつて名乗って居た女―――旧姓ベル、リーザ・ロッド夫人の帰還である。 夫の家に上がるのに何を憚る事がある。 この女はそういう風に考えるような人間だ。 エアリーが度々口にする危険も、メアリアン・ロッドが従わざるを得ない現状も、冷静に見れば誰だって分かるような爆弾だが、この女は豪邸と金が手に入るという良い部分ばかり見て問題点を小さく見積もる都合の良い頭をしていた。 今までもそうしてハイリスクハイリターンに手を出しては下らない人生を歩んできたというのに、まるで成長が無い。 損した分どこかで巻き返さないと帳尻が合わない、というのが恵まれない家に生まれたリーザ・ベルの盲執の根底にへばりついている。 ) もう怖くもなんともないわよあんな餓鬼。 今更自分がやってた事にビビっちゃってさ。 黙っててやれば害はないし―――暫くはガイドが居た方が良いでしょう? 居住区もそうだし、こっちの界隈じゃ常識だって向こうと違うわ。 ( どんどんともう一度扉をノックしながら少し振り向いた。 連れのハーフエルフを堂々と住まわせる気で居る。 こいつは使える手駒だ。 真面目に金も稼ぐし、家事もやるし、荒事だって利害が一致すればやってのけるだろう。 単身乗り込むよりこいつ一人居るだけでこっちのイニシアチブはより強くなる。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:48:19]
◆エアリー > ( 信じ難い気持ちで、変に堂々としている背中を追った。 ロッテが暗黒街のアパルトマンを引き払うというのなら、ついて来るしかない。 他に行き場はないし、仮にロッテから引き継いで部屋を借りようとしても、写本の内職では家賃と食費を一人で稼ぐのが難しく、そもそもその内職も、ロッテが引き受けたものを代筆しているだけだ。 業者との受け渡しはロッテに任せていて、ここに移り住んだ彼女がそれをしてくれるとも思えない。 ) ( 住んで都になりつつあった部屋を離れて、豪邸はともかく庭のある家に住めるのは自分にとってもありがたい。 が、そこに孕んでいる危険を思うとのん気に喜ぶこともできず、足取りもやや重い。 ) …本当に、同居する気? ( 一歩引いた位置で返事のないドアを見上げて、ぽつりと口を開く。 …長い耳は髪と一緒にニット帽に押し込んで、服装はロッテのお下がり。 派手さが今一つ似合わないハーフエルフの娘は、それで事足りたショルダーバッグを落ち着かなさげにかつぎ直した。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:36:47]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( どうなってるんだ。 本気なのか。 )』 [Wed 21 Apr 2010 23:24:02]
◆リーザ > ( 慣れた感じでその邸宅の門を女がくぐる。 確かに質の良い高価な服を着ているが、中流から上流階級層の邸宅が立ち並ぶこの辺りの人間にしては少し派手で露出が多く、言ってしまえば何処か暗黒街的な、品の無い派手さ。 ブランド物の鞄を手に、ぎらぎらとアクセサリを鏤めて、肩で風を斬るみたいにして。 気取った澄まし顔をしているが、良家の娘には全く見えないだろう。 なにせスラム生まれ暗黒街育ち淫売窟勤めと三拍子揃ったチンピラだ。 つい先日までは。 ) ―――さて、只今主人が帰ったわよ? 我が家。 ( 出迎えあるかしらん? などと鼻を鳴らして笑い、ドアノブを回してみる。 当然、鍵がかかっていた。 義妹に言ってスペアを作らせよう。 ) メア、居ないの? あたしよ。 ( ごんごん、と少し乱暴にノックをしてその「義妹」の名を呼ぶ。 ) [Wed 21 Apr 2010 23:22:38]
お知らせ > リーザさんが来ました。 『 ホワイティア居住区/ロッド邸前 』 [Wed 21 Apr 2010 23:11:41]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『(ぺたぺたと石段を下りながら、為しににやぁと口元を歪めてみた)』 [Wed 21 Apr 2010 22:51:45]
◆マガツヒ > ( ゆっくりと緩慢な動作で歩きだし、居住区へと続く長い長い石段を下る。 何か依り代に食事を与えよう。 またヒトを観察しに行っても良い。 こういう季節のこんな空気の温い夜に出歩く人間はよくマガツヒに遭遇するものだ。 浮ついた心や青過ぎる空やどろりと続く平穏もまた、マガツヒを呼ぶ。 それらを苦痛と感じるものが居るからだ。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:50:28]
◆マガツヒ > ( あれはなんというのだろう。 顔の主に頬の辺りが筋繊維にひきつるように引き上げられ、激しく高音で声帯を振るわせる個体を時折見かけた。 それは大抵の場合個ではなく、複数体で行動し、突発的に起こる。 口元を引き攣らせて肩を揺すり、甲高い声を上げる行為。 ) ( 暫くしゃがみ込んだまま両手で頬杖をついて街を眺め下していたが、ふす、と鼻から息をもらして立ち上がる。 今日も依り代の栄養価が足りて居ないようで、思考回路にノイズが混じって上手くいかない。 つまり、空腹という状態。 ヒトの中に自然に溶け込まない限り、この常に依り代に付きまとう面倒な現象は解消できそうになかった。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:34:47]
◆マガツヒ > ( マガツヒは考える。 依り代の小さな小さな脳の要領をフル回転させて、通常使われないような回路を覚醒させて、機能を変質させて、どうにか最低限の性能を維持しながら。 こうなるともはや依り代はマガツヒが離れたとしても正常に人間として機能しなくなるが、それはマガツヒの与り知らぬ些末な話。 ) ( 街に降りて何度かヒトを間近で観察してみた。 俯瞰で全貌を眺め下すのとはまた違う、細部のディティールや個体の色形、発する音、特定状況における行動確率、タイプによる個体行動の差、今までよりは幾らかそういった、個体個体のカテゴリ分けや経験則から得られる予測が出来るようになった。 だがまだ不足しているらしい。 客観視するに、依り代は周囲に溶け込む事無く、注目を浴び、距離を空けられていた。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:22:44]
◆マガツヒ > ( さぁぁ、と風が吹き抜ける。 ヴェイトス市の街明かりを見下ろす薄汚れた境内に小さな人影が一つしゃがみ込み、じいっとただ、街を見ていた。 長く黒い髪の10台前半くらいの娘で、それなりに整った顔立ちをしているが、裸足に薄汚れた服を乱雑に着こんでいる。 顔色もあまり良くないし、何よりこんな時間にこんなヒトも寄り付かないような場所でぽつんと、ただ座って居る。 ) [Wed 21 Apr 2010 22:10:15]
◆マガツヒ > ( 土埃被り見棄てられた社。 伸び放題の草とかたかたと風に揺れる廃墟。 誰一人訪れる理由のない忘れられた場所には街の灯りも届かず、かつて祀られていたものはもう此処には居ない。 延々と続く石段の眼下には遠くヴェイトス市の街明かりが一望でき、そう悪くは無い景観ではある。 ) ( 然し何故だか、そこは見棄てられていた。 ) ( かつて何かあったのかもしれない。 誰かが意図的に遊び隠してしまったのかもしれない。 理由は分からないが、二度と何人も立ち入ってはいけない場所なのかも知れない。 ) ( ただ空虚な静寂今も横たわり、蒸し暑かった日中の名残が温い風の匂いと共に吹き抜けた。 ) [Wed 21 Apr 2010 21:46:19]
お知らせ > マガツヒさんが入室されました。 『イエロティア居住区/丘の上の廃れた社』 [Wed 21 Apr 2010 21:43:16]
お知らせ > メアリアンさんが帰りました。 『( そンな 幻想ばかり、いつも 思う。 )』 [Tue 20 Apr 2010 22:45:39]
◆メアリアン > ( 静かな廊下。寂しいお家。 誰の温度も気配も感じる事が出来ない ――そンな、冷たい家。 ) …、 ( 壊したのは 私? ) ( 違う、カミサマの所為よ。カミサマが意地悪だから、仕方無かッたの。 ) ――― 不安も 恐怖も 無い世界に行きたいわ…、 お兄ちゃン…。 ( とン、と扉に額を当てて、 ) … 、 ( ふと、思う。 ) ( 新しい家族を作れば良いンじゃないか。 ) ( そうすれば、また幸せになれるンじゃないか なンて、 ) [Tue 20 Apr 2010 22:44:17]
◆メアリアン > ( 鉄仮面に家の場所を知られたなンて、娘の知る由もない事で、 故に、頭の中はお兄ちゃンの女だと名乗るあの人の事ばかり。 ) ―――…、 ( うつ伏せだッた身体を仰向けに変え、天井を見上げる。 ) ( 今迄の人みたいに、また殺せるかしら? )( けど、もう人は傷付けないと約束したのに? ) …なァ ンにも 思い浮かばないン だもの、 ( 溜息を ひとつ、 ) ( ついた後に起き上がり、 部屋の扉を開ける。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:33:34]
◆メアリアン > … 無理だけど、 ( 枕に顔を埋めたまま、ぽつン、呟いて、 ) ( 今だッて得体の知れぬ不安と恐怖で押し潰されそうなのに、 ) ( あの人達が来たら如何なる? 知らない人間が、此処で暮らす様になッたら ―― ) ……そう よ、 ( 一人じゃ無くなるンだと思えば良い。 ) ( ゛お兄ちゃンの御嫁さン゛ッて考えると殺したくなるけれど、普通に お友達と一緒に住むンだと考えれば、 ) …… ――出来るかしら …。 ( きゅう、と眼を瞑り 再び洩れる声は溜息交じりに。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:23:28]
◆メアリアン > ( 居住区に在る自宅の、二階の自室。 ぼンやり、窓の外を見遣ッては 何度目かの溜息を吐いた。 ) …何で、こンな事に …、 ( なッちゃッたンだろう。 ) ( この家は私達家族だけのものだッたのに。 ) ( ――何で、あの人が、 ) …… ――― 、 ( ぐるぐる思考が巡り、不意に吐き気を催して ベッドに寝転ぶ。 ) ( 考えたッて変わらないなら、 何も考えない方が きッと楽。 ) ( あァ、眼が覚めたら 今迄の事が全て夢で、 お兄ちゃンが傍で笑ッていてくれればいいのに。 ) [Tue 20 Apr 2010 22:11:08]
お知らせ > メアリアンさんが入室されました。 『 ( 憂鬱 ―――。 ) 』 [Tue 20 Apr 2010 22:07:18]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『目 玉 泥 棒 !』 [Mon 19 Apr 2010 23:31:45]
◆カイン > ――ついに見つけたぞ………。 [Mon 19 Apr 2010 23:31:09]
◆カイン > (程なくして、青年は一軒の家にたどり着く。 アクセラレーターという吸血鬼にはそぐわない、ごくごく平凡な民家。 庭付きの二階建て――なかなかに上等な建物だ。 あの吸血鬼がどうやって金を稼いでるのかはしらないが、殺した奴から金品を奪ったところで家が買えるとは思えない以上、家主を殺すかして乗っ取ったのだろうと検討をつける)……しかし、本当に此処であってるのか?(凛から聞いた住所が間違ってるとは思えない。現にアクセラレーターもいたのだから。 首を捻りながら、表札を覗き込み―――)(――其処に書かれた文字を見て、目を見開いた) [Mon 19 Apr 2010 23:30:39]
◆カイン > (理性的な判断――ではないだろう。気紛れだ。 あの怪物の思考を想像することは難しいが、予想はつく。 あいつは怪力にせよ魔術にせよ、ただぶっ放すしか能のない存在だ。初撃の回避は容易い。 ――挑発には乗ってこなかったが。 初撃を回避して悲鳴をあげ、周囲に警告。 相手をひきつけた上で、どうせぶっ放す魔術に紛れてコスチュームに着替え、屋根上に移動。 周囲を巻き込まずに戦闘を行う――或いは、相手が立ち去った後に尾行して、吸血の現場を抑え、叩きのめす。)………。(両方ともあてが外れた。 忌々しいことだ。 挑発には乗らず、追跡は困難。 忌々しいが……今夜、奴が人を襲っても防ぐことはできない。 それを「仕方ない」で済ませる気はない。 その分、百倍にして叩き返してやるつもりだ。 殺された人間には何の慰めにもならない事は理解しているが。 ――忌々しい。 いつだってそうだ。 力が不足している)…………。(煙草の吸殻を、道端の水溜りに投げ捨てた。 不味い代物だ。 演技として吸えるだけで、常飲したいとは思えない。 思考は鈍るし、肺が詰まる。 まったく) [Mon 19 Apr 2010 23:26:06]
◆カイン > (相変わらず、好き勝手絶頂らしい。 恐らく、捨て台詞を吐いて此方の前から逃げ出したことも忘れているんだろう。 なにが「お前は俺と決着をつけるのが怖いんだ」だ。 そう言ってる奴が真っ先に逃げてるんじゃ、どうしようもない)(……お山の大将ってのは、気分が良いんだろうな。そうやって路傍の石と軽んじているから、いつか躓いて泣きを見るのだ)(霧となって消えたのを見て、驚いたように目を見開き、男は大通りへと足早に歩き出した。 勿論、演技だ。 以前にも奴は霧のように現れた。となれば消えることくらい予測はできるし、である以上、まだ傍にいる可能性も捨て切れなかった。 警戒するに越したことはない。 人外の怪物を相手にする以上、あらゆる可能性を考慮すべきだからだ) [Mon 19 Apr 2010 23:20:21]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『 神 出 鬼 没 』 [Mon 19 Apr 2010 23:15:55]
◆足音 > (メアリアンという少女に貰った温もりを未だに思い続けている。) (メアリアンに置いて行かれた理由を、未だに問えずに迷い続けている。) (吸血鬼は答えを知るのを恐れ、陰ながら害するすべての敵を殺そうと誓っていた。) (感じた温もりはメアリアンだけ。そのメアリアンが居なくなったら、再びと温もりが消えてしまう。) (もっと、もっと、もっと、強くなる。) (強い奴を悪い奴を殺し尽くす。) (メアリアンを誰かの手に、□□□□□□、自分の□で□□□□□…。) [Mon 19 Apr 2010 23:15:05]
◆足音 > お前みたいな、小物に用事なんざ無いさ。 それこそ道端に転がっている小石の様にな。 ( 嘲 笑 う ) 偏見だな。 ハッキリと言い切れる証拠すらないし。 説得力すら感じない。 浅はかな言葉だ。 (クスクスっと肩を揺らした。眼前の人間は一撃で殺せる自信がある。だからこそ、相手にする気になれない。寧ろ興醒めですらあった。踵を返しては、彼に興味を示さない。) ――――。 (衣服と共に、身体の一部が擦れ始める。時間の経過と共に、加速的に霧と化した。辺り一帯に包む真っ白な霧に留まらず、更に広範囲に広げようとする。霧の濃度が薄れていき、認識ですら出来ないほど―――分散と化した真っ白な霧は、背景に溶け込むように消え去った。以前に増して、加速的に進化している。存在しない筈なのに、存在しているかのような気配が、静電気に似た現象を味わうかは彼次第。兎も角あれ、―――吸血鬼は見えないだけで、確かに居住区に存在していた。) [Mon 19 Apr 2010 23:14:55]
◆カイン > あァ? 居住区に強盗なんざいねぇし、物狂いの女にゃ用は無ェよ。 とっとと失せろ。(髭を生やし、ハンチングを被った男は、路地から女を見据えてはき捨てるように呟いた。 不機嫌な男。 そんな演技だ。 常識的な範囲で、いきなり妙な事を言い出した挙句「死ぬよ」などと言い出した女に取るには、相応の態度。 しっし、と追い払うように手を振って、煙草をくゆらせる。 何を言ってるんだこの馬鹿は、と。 自警団の連中が声高に唱えてるじゃあないか。 居住区に犯罪者はいない、と。 気配だの何だの曖昧模糊なもので犯罪者と決め付けられてはたまったものではない) [Mon 19 Apr 2010 22:43:41]
◆足音 > ――――――…。 (煙草の香り?マナーを守った上での喫煙か。)(先程の人間が入り込んだと見られる路地裏に、視線を注ぎ詰めては踏み込もうとした。その手前に煙草の香りが風と共に運ばれ、鼻を燻らせては微かな疑惑が晴れた。) ああ――…、其処のお兄さん。 (路地裏に踏み込む訳でもなく、其の場で踏み止まったまま。擦れたようなハスキーな声色で話し掛ける。) 何者か知らないけど、追い剥ぎとかなら――… 死ぬよ。 (口許を歪ませ、嬉しそうな笑顔を浮かべる。貴方の眼前にいる吸血鬼は、常識に当て嵌まらない。太陽をも克服した吸血鬼は、夜でしか活動できないという呪縛から解き放された存在。吸血鬼の行為ですら、怪我もしなければ、能力も使わなければ、半永久的に不必要とする。後は気分によって啜る程度のものだ。更なる進化を成し遂げた吸血鬼が少なさ過ぎて、そういった情報が流出していないだけだろう。VHGはその情報を知り得ているかはまた別のお話。) [Mon 19 Apr 2010 22:39:24]
◆カイン > (冷静に考えろ。 ここで奴に戦いを仕掛ければ、間違いなくあの吸血鬼は盛大に喚き散らし、墓地で見せたような魔術をぶっ放してくるだろう。 その派手な騒動は自警団や、VHGの耳に届く。 ――だが。)(……周囲の民家には間違いなく被害が及ぶ。 考えるまでもない。 自分がどうするか、結論は明白だ)…………。(奴が向こうから此方へ歩いてきたということは、寝床から這い出してきたという事だ。 なら、住居から出かけるという事で、しばらくは戻ってこない筈だ。 なにせ吸血鬼どもは夜行性なのだから。 しかし、となれば奴はまたぞろ調子に乗って吸血行為に走る。 そして人が死ぬ。 考えるまでもない。 自分がどうするか、結論は明白だ)(ジャケットのポケットから紙巻煙草を取り出し、オイルマッチを擦って着火。 口に咥えて、くゆらせる。 不意に煙草が吸いたくなったけど、大通りで歩き煙草をするのは憚られるから、此方に入った。 そんな風に) [Mon 19 Apr 2010 22:25:28]
◆足音 > (また吸血鬼も、仮面男としか対面していない。何処でも居るような人間に、視線を向ける一瞬すら存在しなかった。) ―――…? (吸血鬼は防衛本能に長け過ぎた故に、視線に秘められた感情にも敏感な類に入る。好奇心、興味津々、等といった感情には敏感に働かない。逆に言い換えれば、殺意や憎悪、怒りと憎しみ、アクセラレーター個人に対する感情が強ければ強いほど、自らの居場所を知らせるようなものだ。) …気のせい、じゃないよな (羽衣に手元を引っ込めたまま、踏み止まっては後方へと視線を見やった。先程に感じた気配が、自分と無関係であれば普通に離れるのが当たり前だ。だが、離れる所が姿を晦ました上に気配が動いていない気がする。) [Mon 19 Apr 2010 22:18:46]
◆カイン > (ハンチングの下で、目を細めた。 あの無駄に派手な衣装。 まったく、何が犯罪者は全て暗黒街とスラムにいる、だ。 本当に奴らはどうしようもない)…点店……。(正確な情報を与えてくれた凛に、心の中で感謝する。 さて、どうしたものか。 あの吸血鬼には鉄仮面を被ってしか対面していない。 である以上、素顔の上から変装を施した姿で気付かれるとは思えない。 シーバッグの中には装備一式を納めているとはいえ、奴が路上を徘徊しているという事は、この住居に奴はいないという事だ。 住居に忍び込むか?)(……周囲の人間を巻き込まないという条件を守れるのであれば、だが。 答えは決まっている。 青年は、素早く裏路地の奥へと走りこんだ)(――尚、彼は自分の掴んだ住所を「アクセラレーター」のものだと思っているが、実際は目玉泥棒「メアリアン」の住所である) [Mon 19 Apr 2010 22:09:14]
◆足音 > (貴方が大通りへ視線を向ければ、見覚えのある女性が歩き出していた。) ―――…。 (綺麗とは言えない、穢れきり、濁りきった純白の色。それらを強調するかのような容姿を持ち合わせた人物。色素を持つのは瞳に秘める、鮮血のような真っ赤な色だけだ。真っ黒なドレスを纏い、真っ白な羽衣を羽織っている。貴方の気配や視線に気づいた訳でもなく、少しずつ接近をしながら擦れ違おうとする素振りですらあった。) [Mon 19 Apr 2010 22:02:43]
◆カイン > (自分の中の正義感――それに反した存在に対する、異常なまでの敵愾心。 それは紛れも無くパラノイアの兆候であり、強迫観念に侵された彼は、狂人と診断されておかしくない精神状態にある。 鉄仮面を被って屋根上を走り回り、犯罪者とみるや殴り倒すような人物が、まともであるわけがない。 自警団が信用しないのも当然の話で、同時にVHGが動かないのも当たり前のことだろう。 彼の中での評価は、世間一般の人々から自警団員に向けた評価とは悉くかけ離れている。 多くの市民にとって、この現状は概ね好ましいものだろうから)(ウォッシュベアー村の惨劇からも日が経ち、街を覆っていた黒白蝶は消え、脳喰らいは倒された。 世は全て事もなし。 じきに五月の祭りが近づいていて、寒い日が続いてはいるものの暖かくなってきている。 ――――ヴェイトス市の治安は良好で、間違いなく平和だった) [Mon 19 Apr 2010 21:57:33]
お知らせ > 足音さんが来ました。 『貴方の正面に構える大通りから、軽やかな足音が響いた。』 [Mon 19 Apr 2010 21:55:35]
◆カイン > (だが、問題は――奴を法律の下に引きずり出すためには『証拠』が必要だという点だ。 ただ目玉泥棒を捕らえただけでは、十中八九、連中は解放してしまう。 奴らのことだ、目玉泥棒の外観が儚げな少女だというだけで、無罪だと主張しかねない。 ――外見と中身の一致しない輩など、このヴェイトス市には五万といるだろうに)………つくづく、コンスタンツェが刺された時に捕らえられなかったのが、痛いな。(だが後悔はしていない。 あの時、刺された彼女を放置して目玉泥棒を捕らえるわけにはいかなかった。その決断に間違いは無かったと信じている。 だが、殺害直後の現場で捕らえたということは、何にも増して証拠として通用しただろうに)……いかんな。とにかく、今は前の事に集中しよう。(自警団への愚痴、目玉泥棒への思考は脇に退ける。 自分が向かっているのはアクセラレーターの寝床だ。 あの吸血鬼に対して、どう戦いを挑むか。 まずはそれを偵察しよう) [Mon 19 Apr 2010 21:52:36]
◆カイン > (自警団には目玉泥棒の名前、容貌、居住区に住んでいるということ、吸血鬼アクセラレーターと協力関係にあること……今までに手に入れた情報の全てを提供してきた。 それで彼らがまともに捜査をしていないという事は、つまり、そういう事なのだろう。 鉄仮面の怪人である自分が信用されていないという可能性を踏まえても――当てにはならない)……………。(VHGもVHGだ。 存在が不確かとはいえ、もっと積極的に動くべきではないのか? 自分の住んでいる街で、無差別に殺戮を繰り返している狂人がおり、そいつと吸血鬼が手を組んでいるというのに……。 どいつもこいつも見て見ぬ振りばかりしている屑どもばかりだ)…………。(黙々と足を進めている彼の胸中には、他者への敵意と憎悪が渦巻いている。 それが目玉泥棒を追及する原動力であり、彼を自警活動へと突き動かす理由だ。 マガツヒと呼ばれる怪異の影響もあるだろうが……小さな善意から鉄仮面を被って街に繰り出した彼が、幾度と無く直面した『現実』こそが、その狂気を生み出した元凶だ) [Mon 19 Apr 2010 21:42:37]
◆カイン > (この半年間、心血を注いで追いかけていた殺人鬼。 『幸せになりたいから』などというふざけた理由で、多くの人の命を奪った怪物。 自警団は「仕方なかった」「済んだ事件だ」ですませてしまったらしいが、そうは行かない。 お前は必ず法の裁きの下に引きずり出してやる。 でなければ、理由もわからず家族や恋人、友人を殺された人々は、一生涯その傷を背負ったまま生きていく事になる。 勿論、犯人を捕らえたからといって傷が消えるわけではないだろうが……)……それに、そんな理由で人を殺した屑が『幸せ』になど、なって良いわけがない。(はき捨てるように呟いた。 そうとも、そんな世の中は間違っている。 犯罪者がのうのうと日常を謳歌しているなど、許されることではない) [Mon 19 Apr 2010 21:35:05]
◆カイン > (演劇で使う付け髭を顔に貼り、ハンチング帽を被った姿で、青年は居住区を歩いている。 昨晩、遂に掴んだアクセラレーターの住居。 そして目玉泥棒へと続く、最大の手掛かりを目指して……)……それにしても、随分と上等な区画に腰を据えてるんだな、奴は(――アクセラレーターには素顔を晒していないとはいえ、目玉泥棒には一度素顔で対面している。 この先にあるのがアクセラレーターの寝床である以上、目玉泥棒と接触する可能性も存在する。 ならば念には念を、という事だ) [Mon 19 Apr 2010 21:26:57]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――メモを片手に。』 [Mon 19 Apr 2010 21:22:00]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが帰りました。 『楽しいプライベートな時間をお互い共有して…結局、朝起きれず寝坊しかけました』 [Mon 19 Apr 2010 00:28:06]
◆オリヴィア@自宅 > そ、そう言うのは本人の前で言うべきことでは…とか…(かと言って他で自慢されてももっと恥ずかしいから、これでいいの、のかな?わかりません。ともあれ、嬉しいし恥ずかしいとそんな気持ちのまま)うふふ、ロサさんを悔しがらせて見せますから(起きますからっ、先手を取って目を覚ましてまでベッドにしがみつこうとは思いませんからっ、落ち着いてーっ)はい、これからも、…、よろしくお願いします(できればずっと の言葉は飲み込んで。できればではなくずっとずっと続いて欲しいと思いますから)…ちょっと、お茶が熱かっただけです…。お代わりをお願いします(もう既にとっくに空っぽでしたけど、とりあえず、ずいっとティーカップを差し出そう) [Mon 19 Apr 2010 00:27:07]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが帰りました。 『 もう夜も遅いけれど、もう少しだけその楽しい時間を――。 』 [Mon 19 Apr 2010 00:22:38]
◆ロサ・ガリカ > でも、本当の事ですわ。 ( そして私は主のそんな所に惹かれているのだ。奥様のそういうところが、鉄面皮の元メイド長の表情を少しずつ柔らかくしていったのは間違いない。 ) ふふ、頑張ってくださいね。奥様。 ( もし先手を取られたら、なんと足の方から捲るという荒業を。こっちは抑えようがない! ) ………。 ( 旦那様を亡くされた後、お一人で凄く奥様を想い私は一人胸を痛めた。こんなメイドが助けになれるのなら、幾らでもそうしよう。 ) そう言って頂けて、私はとても光栄です。――これからも宜しくお願い致しますね。 ( 今になって改めてこう言うのもなんだか可笑しな話だけど。 ) ――奥様。顔が赤いですわ。 ( お可愛らしい、なんて想いつつ。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:19:18]
◆オリヴィア@自宅 > うふふ…なんだか、面映いですね…そんな事を言われると、くすぐったいと言いますか…(なんて、ちょっと頬を染めながら、ロサさんはお上手ですねなんて)…うー…、その前に、起きますから大丈夫ですっ(その先制攻撃に対してさらに先手を取ると宣言。どう考えても不可能です、本当に(ry すごく朝からぐったりしそうな予感が…っ)私も、ロサさんがきてくださって助かっています…それまでは、ここはただの寝床でしかなかったのですから…。 〜〜〜〜〜っ、あ、あっと…そ、その、質問は、ずるい…です…(続けられたロサさんの言葉を理解すれば、あるはずのない仮定の話なのに、まともに真っ赤になって、えっとその…とか手をわたわたさせながら、搾り出すような声でそう言うのがやっとで…恥ずかしげに、空になっているカップに口をつけたりして) [Mon 19 Apr 2010 00:10:16]
◆ロサ・ガリカ > ふふふ…。奥様は明るくて、向日葵のような方ですから。 ( だから外で過ごされていた方がそのイメージにあう。…気性が荒いというわけではなく、物凄い活発というわけでもなく。でも、やはり外が似合っている。 ) ふふ、お覚悟なさいませ?明日はいきなり毛布を捲ったりしますから。 ( 最初にいきなり捲ってしまえば、取り合いになることも無いという先制攻撃を予告。いきなりカーテンを開ける攻撃も。それでもおきないようならくすぐって…って、何かどんどんおかしな方向に。 ) ――はい、ありがとうございます。…でも、奥様。私は今とても幸せですわ。奥様にこのように良くして頂いて。 ――もし私が殿方だったら、真っ先に奥様にプロポーズいたしますのに。そうしたら奥様、受けて頂けますでしょうか? ( 相談に乗って下さるって仰いましたよねと、冗談めかして笑っていうのだ。前はこんな冗談を口にしたりはしなかったのに。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:59:06]
◆オリヴィア@自宅 > ええ、そう…ですか? おしとやかな子供だったと思われているかなと思っていましたのに(どこをどう見たらそう思われていたかとかは聞かない。もっとも深窓のお嬢様は騎士になんてなったりはしないのですけども。そんな話をしながら…)う…覚悟しておきます(よし、明日は頑張っておきようと思いました、安息日明けこそきちんとしていなければ…っと、寝る前の決意だけは立派です)そうですね…私も、ロサさんが結婚されて離れるとなってしまいますと、困ってしまいます…ああ、でも、その…ロサさんは、ロサさんの幸せを求めて構いませんから、もし、そのような事がありましたら、言ってください。いくらでも相談に乗りますから(遠慮せずに、どうぞと…縁談話についても、私のせいで諦めたりする事はないようにとお願いしながら…意気込んで対応する心持ちで。前の職場の事は聞いてあったはずなのに、何て失敗とか…ロサさんに触れたくない過去を触れさせた事を内心わびながらそこにはそれ以上触らずに) [Sun 18 Apr 2010 23:44:48]
◆オリヴィア@自宅 > ええ、そう…ですか・ [Sun 18 Apr 2010 23:37:37]
◆ロサ・ガリカ > その頃の奥様の様子が目に浮かぶようですわ。私も外で遊ぶのは好きな方だったのですが、一度蜂に刺されてしまったことがあって。痛くて痛くて大泣きしたのを覚えております。 ( ピクニックに行ったら、そんな昔話に花を咲かせるのも悪くは無い。 ) まあ。それでは早速、明日の朝は少しだけ厳しく? ( 何て笑いながら。たまには、何て所に奥様の愛らしさが見える。…でも本当のところを言うと、厳しく出来る自信が無いかも。 ) いえ、いいのです。どうか御気になさらないで下さい。 ――そうですね、前の職場の奥様は男女の交友を良しとしない厳しいお方でしたし、私もメイド長でしたので、そういったお話は――。 ( 鉄のメイド長、ロサ・ガリカと恐れられたのだ。近づく殿方は―― 旦那様だけだったか。 ) 旦那さま が …。 ( 不自然に言いかけて、止めた。 ) …もし縁談が来ても、今はそれをお受けするつもりはありません。今は奥様のお世話をさせて頂くのが楽しくてしかたありませんから。 ( 夫だの家庭だの持ち始めたら、メイドの仕事に割ける能力に限界が出来てしまう。旦那様との関係のせいで、そういった事に消極的になっているのもあるが。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:36:31]
◆オリヴィア@自宅 > (現状では言うことはないとは思います…そのうち、言える日もくるでしょうか?)懐かしいですね、子供の頃はそうして野原をかけまわっていたものです(野草や花で冠を作ったりとか、どちらかと言えば活発な方でしたし…懐かしい思い出とこれからの事に思いを馳せうれしそうに笑って…その時だけはお互い主人やメイドとか騎士とかの肩書きを置いて楽しめるでしょうし)たまには、厳しくてもいいですよ、ほんの、たまには(あまり甘やかされてもダメだと思いますので、たまにはガツンとやるのも大事だと。うん、ロサさんにならがつんとされてもいいです。と言うかもみくちゃになってまで寝てるのはさすがにないですから…っ)んー…ロサさんには、縁談とかはこないのですか? って…あ、ごめんなさい(伯母からの手紙は案の定縁談話…それを見ながらふとそんな事を口にして…口にしてから、あまりにも愚にもつかない発言だったのを理解して) [Sun 18 Apr 2010 23:24:42]
◆ロサ・ガリカ > ふふ、その時は精一杯腕を揮わせて頂きますね。 ( 子供を授からなかった、という点に対しては、メイドからは立ち入るべき部分ではない。だから不安や悩みを吐露されるまでは、メイドは知らぬままだろう。 ) ええ。焼きたてのパンに、紅茶に―― ああ、ケーキも良いかもしれません。二人で帽子を被ってでかけて、野原の上に腰を下ろして。 ( 暖かい陽気の中で他愛も無い話に花を咲かせて。ああ、なんて楽しそうだろう。 ) それは勿論。一日の始まりを良い気持ちで迎えられるよう、優しく起こしますから。 ( 優しく声をかけたり、優しくゆすって差し上げたり。…これが逆効果になっていそうな気もするけれど。そして奥様の寝顔をちょっと見つめてしまったりするのは内緒だ。 …もみくちゃになったら、流石の奥様もすぐにおきそうだけど。 ) 宜しいのですか? ――はい、それではお言葉に甘えて。 ( 後はもう片づけをして寝るだけだし。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:11:22]
◆オリヴィア@自宅 > 料理のし甲斐はあると思いますよ(あと、もう一つ大きな理由は…自分が子供を授からない身なのではないかと言う懸念。短い結婚生活でしたが、それなりには勤しんではいたんです。それでも結局授かる事はなく、それが夫に対して一番申し訳ないと思っている事ですが…。それを確認するのが怖いと言うのもあるのですが、これはまだ誰にも言ってないし言えるはずのない事なのですが、ともあれ)ええ、おかげで安心して外出もできると言うものです…お弁当、楽しみにしていますね?(こうして戻ってきた平和を喜びながら…自分も、我が家に伝わるオムレツを焼いていこうと思いますが、子供のように期待のまなざしを向けます)…優しく起こしてくださいね?(一応、そんなお願いを、ほら…そのうちベッドから蹴りだされても仕方ない態度なのは自覚しているわけです。引っ張られた勢いでお互いがぶつかって朝からもみくちゃになるとかそんな事もあるかも知れないとか、とか)ロサさんもいかがですか?(寝る前ですのでちょっとブランデーも用意しながら、一緒に飲みませんか?と) [Sun 18 Apr 2010 23:01:42]
◆ロサ・ガリカ > まあ、奥様ったら。 ( くすくすと笑う。奥様は亡くなられた旦那様の事を想っている。そうした思いも、縁談を渋る一つの要因になっているのだろう。あとは、やはり騎士としての職務を果たしたいと考えているか。…縁談を進めたほうが、奥様は危険の無い生活に戻れるのだろうけど――。 ) 全く恐ろしい事件でした。ですが解決して良かったですね。 ( いつものことだが、戸締りはしっかりした。メイドはメイドで主の身を案じていたのだが。 ) ふふ、畏まりました。 ( 毛布に包まったら頑張って毛布を引っ張る作業に入るのだろう。こう、思いっきり引っ張ったら転がってしまいそうなので力はこめないけど。油断ならない! ) ――ありがとうございます。 ( 奥様の為に想いを込めて紅茶を淹れる。日課であり、喜びでもあるのだ。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:49:35]
◆オリヴィア@自宅 > ええ。もっとも、たまには顔を見せろと言ったところでそれだけでは当然すまないのでしょうから…そうですね、今年も領地の実りを楽しみにしておりますとか返事に書いておきましょうか(帰ってきて欲しければ、貢物を寄越せとか親に対して酷い我が侭っぷりを見せるつもりで。問題は、伯母の方だけども…これはこれで勝手に話を進めている可能性があるので、お相手のプライドを傷つけないようにやんわりとお断りする必要もありますので考えておかねばなりません。まぁそれくらい縁談はお断りしますと言うスタンスは変わらず)そうですね、あの猟奇殺人事件も解決したとの事ですし、気兼ねなく外に出ることができますね(脳喰らいだったか、直接騎士団が関わる事ではなかったが、留守中のロサさんを心配したものです。でもシスター・ジャスティスらが解決したとの報は受けている)はい、なるべく熱めのモーニングティーもお願いします(ぼーっとしていればいいけど、油断するとくるんっと毛布をまとって横になるから気をつけるべし、悪気はまったくないのですけども、本能がこう…っ)ん…いい香りですね…(伯母からの手紙をペーパーナイフで開封しながら…紅茶から香る香気に淹れる人の腕前と言うか気持ちを感じながら、まず時を移さず一口。いつもながら安心して飲めるものです) [Sun 18 Apr 2010 22:40:00]
◆ロサ・ガリカ > まあ。奥様、クリスティアに一度お帰りになる時は私を忘れずに連れて行ってくださいませね? ( 戻るつもりは無いと思うが、たまに帰るぐらいならあるかもしれない。そのまま縁談なんて話になったら、メイドとしては目を光らせる必要がある。…いや、出すぎた真似だということは解かっているのだが、一種の独占欲のようなものだ。 ) はい。急に寒くなるのは困りますけれど ――そうそう、奥様。今度、お天気の良い日にピクニックに行きませんか? ( 以前お話したこともあったか、天気が良くなったら二人でピクニックに行こうなんて。 ) ご安心ください。このロサ・ガリカが責任を持って奥様を起こしに参ります。 ( 多分、起き上がってベッドの上で目を瞑ってぼーっとしているのをじぃ、と見つめたりするけれど。 ) ( 一階に降りれば、いつもの所でお茶の準備をしよう。ポットからカップに良い香りの紅茶を注いで、奥様の方へおだしして。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:27:56]
◆オリヴィア@自宅 > (その時にうっかり紹介状がないなどとなると、大変な苦労になるのだし…ロサさんは既にそれを身に染みてわかっているでしょうから、余計な苦労をかけないようにと)謝る事はありませんよ。たまには帰って来いとか、縁談の話とかでしょうから(くすくすと笑いながら、まだまだ戻る気はないと言うことをまた書き連ねて送り返す事になるのでしょうけども)急に寒くなったりする事もありますが、概ね気持ちのいい日々が続いておりますね(本当、本国じゃないのだから雪だらけと言うのは勘弁して欲しかったので、ようやく暖かくなってくれば嬉しそうにして)うふふ、それは楽しみですね…また、起きるのが辛くなってしまいそう(干したてのシーツに包まれながら横になれば、すぐ寝てしまうくらいに寝つきはよく…そして、起きるのは大変。春眠暁を覚えずとはよく言ったものですと万年ねぼすけさんはほざきます) [Sun 18 Apr 2010 22:18:04]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 一瞬階段から落ちそうになったが、セーフ。 』 [Sun 18 Apr 2010 22:16:09]
◆ロサ・ガリカ > ( そういう話を聞かなかった訳じゃない。一人の主人に仕えていたメイドが主人に先立たれ、これからどうするかと悩んだことがあると、前の屋敷で働いていたメイドが言っていたことがある。もしそれが自分の身に起こったら、まさしく最悪の事態という以外に無いのだろう。 ) ――そうでしたか。申し訳ありません。 ( お邪魔をすることになってしまったか、と。奥様のところに届く手紙の内容なんて勿論把握している筈も無いが、想像してしまえるものではある。 ) 畏まりました。それでは、一階へ――。 ( 微笑を返し、トレイを持ったまま一階に降りよう。 ) ――それにしても、ヴェイトスにもようやく春が来ましたね。空も晴れるし、お洗濯ものが良く渇きます。 ( 今は生憎曇っているが。 ) 今日のシーツも干したばかりですよ。 ( だから横になる時は気持ちいいだろうと。雨が多いときはやっぱり少し渇きが悪かったから。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:10:56]
◆オリヴィア@自宅 > (これもロサさんの事を思えばこそだと思っていただければいいのですけども、また放り出されるような最悪の事態だけは避けられるようにと。私は騎士ですから、その覚悟は出来ています。そんな事態は望んでませんけども)そうですね…あとは、プライベートな手紙ですので、一緒にお茶をしましょうか(返事を書くにしても、目を通してからですし…内容が予想できるものですから早急な返答は求められてはいないと思いますので、その手紙を手に一度書斎から出ましょう。サイドボードにしまう手紙はそのままおいときます)丁度いいタイミングでした(気分転換したいと思っていたところですし、嬉しそうに笑って) [Sun 18 Apr 2010 22:03:53]
◆ロサ・ガリカ > ( 主が自分へのそうした手紙を書いているなどとは知らず、騎士団のお仕事をしているのだろうと考えていた。ロサ・ガリカがこの家に仕えるようになってからの生活は充実そのもので、時に訪れるヴェイトスの事件に主が赴く度に落ち着きを無くす以外は、何の心配もなく過ごしていた。考えられる事態だったとしても、考えようとすら思わなかったのだ。敬愛する主が命を落とす可能性など。 ) ――失礼します。奥様、お茶が入りましたわ。 ( トレイにティーセットを乗せてメイドは扉を開く。ここでお注ぎしてもいいし、一度一階に下りてから休んでもいいだろうと思い。 ) [Sun 18 Apr 2010 21:57:38]
◆オリヴィア@自宅 > (この二つはまた一緒に寝室のサイドボードの引き出しに入れておこう。紹介状も今渡してしまうと、お暇を出されるのではないかと思われてしまうと良くないですし…)さて、と…(次の手紙は、クリスティアの両親やら、伯母さんからと…まぁ、見る間でもなく中身がわかりそうなシロモノですので開けるのを躊躇いつつ…)はぁい、どうぞ(普段はノックしなくてもいいと言ってありますけど、書斎だと仕事中の可能性もあって配慮してくれたのだと思います。中から返事を返しながら…一息つくにはいいタイミングかなと) [Sun 18 Apr 2010 21:53:57]
お知らせ > ロサ・ガリカさんが入室されました。 『 ノック。 』 [Sun 18 Apr 2010 21:50:50]
◆オリヴィア@自宅 > (青いシーリングした封書はただ手にしてランプにかざすだけ。書いてある内容に変更はないのだし)…これが、必要にならなければいいのですけども(ロサさんには言ってある。私がクリスティアに帰る事になったら、何時もミサに行っている聖教会の司教様立会いの元で開封するようにと。中身は、この建物のすべてをロサさんに譲る旨と謝罪の文章が書き連ねてある遺言書。約束通り、彼女はこれには触れてはいないようですけども、もし本当に必要になる事になったら彼女はどう思うのかと考えると…)…死んだりなんてできませんね(クリスティアに帰る時はこの屋敷を引き払って、ロサさんと一緒に帰る時だ。領地の一部を分けてもらって、ワイナリーを開くのもいいと思っている) [Sun 18 Apr 2010 21:48:08]
◆オリヴィア@自宅 > (いくつか届いた手紙と共に、いつも寝室のサイドボードの引き出しにしまってあるロサさんへの紹介状と青いシーリングワックスで家紋を押した一通の封書も持ち出して…)ふふ…、よくやってくれた事を書いているとどんどん長くなってしまいますね(紹介状の中身を確認しながら、彼女がどれほど私に献身してくれたか、有能であるかある意味自慢の為の文章ができあがっているわけだけど、たまに改めて書き直したりしている)ん、これでよし、と(オールワークスとして、料理などもこなしてくれている彼女はどこに出しても満足のいく働きをしてくれると思う。出しませんけど) [Sun 18 Apr 2010 21:41:01]
お知らせ > オリヴィア@自宅さんが入室されました。 『自宅の書斎にて、ランプの明かりと共に…』 [Sun 18 Apr 2010 21:34:44]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 [Thu 8 Apr 2010 02:28:20]
◆エスメラルダ > ( だからこそ言われて奴隷は喜び。そして滅茶苦茶に犯され、常よりも激しく奴隷は淫乱に乱れた。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:28:07]
◆エスメラルダ > ( 私は奴隷として何て失格なのだろう。主人の艶姿に興奮し、あまつさえ堪えがたい性欲をその姿に感じてしまっている。 ) んくっ …… ハァッ ……… ( むせかえりそうな精の匂い。ご主人様の匂い。それを飲み下し、私の奉仕で乱れた表情を浮かべていたご主人を思い出し、私は知らず知らずの内にもどかしげに股の間を擦りあわせていた。 ) ( 優しく抱き締められる体。目隠しをするようにと命令するご主人様。 ) は…い……… ( 小さく頷き再び目隠しを――――その奴隷の胸の内は、このまま続きをしてくださらないだろうかという願望があり。しかしそれを口には出来ず。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:26:04]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 ベッドの上で続きをしてあげる。 ( 滅茶苦茶に犯すつもりだったから。 )』 [Thu 8 Apr 2010 02:16:58]
◆オルガ > ( 自覚の無い内に、オルガはあらゆる面で束縛されている。そしてそれに酔い、乱れ、溺れているのだ。 ) あ……っ あぁ……っ ( 全てを吐き出しながら、耳に聞こえてくるのは奴隷の艶やかな声。ああ、感じてしまっているの?私の精を飲み下しながら?何ていけない子なんだろう。 ――でも、私は知らない。お前がどんな瞳で感じてしまっているのか。お前も、私が感じている時の瞳の色までは知らないだろう?だから……。 ) ( ――見たい、視線を交わしたいという強い衝動を必死に抑えながら、荒い呼吸を何度も繰り返し――。その飲み下す際の苦しそうな声や吐息に僅かに震えるのだった。こうして目を瞑っていると、精を飲み下す音まで聞こえてきそうだ。 目を瞑ったまま両手を気配のほうに伸ばすと、エスメラルダの身体を抱きしめる。それは労わるように、優しく。しかし…これから労わる気は殆どと言って良い程無いのだ。何故なら――。 ) …目隠しをしなさい、エスメラルダ。 [Thu 8 Apr 2010 02:15:19]
◆エスメラルダ > ( その呪いをただ疎ましく思っていた。しかしその呪縛がこうしてオルガ様の心を引き留めているならばそれは――― )( ―――なんて、なんて不敬な考え方か。奴隷が主人の心を縛って良しとするなどとは。 ) ふぁい…… エスメラルダは、 変わらずご主人様にお尽くししたいとっ ……… んんっ ……… ( そう約束しながら、今も満足して頂けるように私は精一杯の技巧を尽くして奉仕を続ける――――それだというのに。 ) ―――はっ い。 あ、 あぁぁぁっ ………… ! ( そのご主人様の喘ぎ声に。その性の快感に溺れた表情に。私は私自身がそれらに興奮してしまっている。ご主人様ではなく、私が―――― )( 疼くような熱さを感じながら奉仕は続けられる。そして口内を白濁液が蹂躙する。精の匂い。頭の中の芯を焦がすような焼け突く感覚。 ) んくっ、ん…んっ………! ( 興奮に体を悶えさせながら、私は一滴も余さず溢さぬように口元を抑え、粘り気が強く喉に絡みついてくるそれを一生懸命に飲み下していった。 ) [Thu 8 Apr 2010 02:04:38]
◆オルガ > う、ん。或いはその瞳が持つ魔力のせいなのかもしれないが――。 ん、ぁ…。 ( 私はその魔力に魅せられたのかもしれない。それこそ呪いだ。だが、仮にそれが呪いだとしても解こうとは思わない。 ) 従順だね、お前は。…っ 大丈夫さ、今のお前のままなら…… あ、 ぁぁ… っ。 私は、お前を処分しようなどとは思わないから…ね。 ( ああ、寂しそうな声。最高だ。でも駄目だよ、エスメラルダ。お前はそうやって私を虜にするのだ。瞳だけじゃなくて、声でも私を魅了するなんて、いけない子だ。 ) ん、あぁっ ♪ み、見て―― エスメラルダ。私の、 か、顔を…ッ ん、んんっ♪ いつもこんな顔でお前を抱いているんだよ?お前の中が、気持ちよくて―― っ お前の細い身体が、あまりに魅力的で…っ ( 暗闇の中、下腹部の熱を啜る音と奴隷の吐息の音が聞こえてくる。ああ、見られているのだという感覚が興奮を呼び、びくんと肉棒が反応する。 ) あ、あぁっ 出る 出るよ、エスメラルダ っ。服を汚さない、 ように―― 飲んで…っ♪ ―――んんっ! ( 深く、激しくなる奉仕に身体を仰け反らせ、彼女の口の中に精を吐き出した。粘り気のある、絡みつく濃い白濁でエスメラルダの口内を穢すのだ。 ) ――っ ふ、 ぁ っ ……! ( そして余韻に浸りながら、暫し息を乱して。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:44:34]
◆エスメラルダ > この魔眼が……でございますか? ( ただ忌み嫌う事しかしなかった瞳。それを美しいのだと主人は言う―――ならば私の瞳は美しかったのだろう。ご主人様の言葉こそが全てにおいて正しいのだから。 ) ………申し訳ございません。ただエスメラルダはこの眼に感謝することなど初めてでございましたから。 ( 奴隷に意見は許されない。主が黒だと言えばそれは黒なのだ。 ) …………エスメラルダのお命もまたオルガ様の物であれば。どうぞ、不要になれば……ご自由に処分してくださいまし。 ( ただ淡々と。しかし寂しそうに奴隷は言った。もし期待を裏切るような事があれば、それは万死に値するという事実。しかしそこに何も思わないわけではないから。 ) ――――――!? ( 順調に奉仕を続けている内に再び外される目隠し。咄嗟に見上げていたご主人様の眼は―――瞑られていた。 )( その顔に私は下腹部に熱を感じ初めていた。艶のある端正な顔。微かに朱色に染まる頬――――より一層奴隷の奉仕には身が入っていく。 ) んむぅっ… はっ、ん …… ( 大きなそれをいっぱいに頬張りながら、敏感な亀頭の先端を舌先で刺激するようにしていき。そしてそれを深く、浅くとピストン運動を模したように口を動かして奉仕を続ける。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:30:35]
◆オルガ > そうだよ、エスメラルダ。お前の瞳が私とお前を結びつけたのさ。お前の瞳は美しい、一度見ただけなのに私の心を捉えて離さない。 ( だから何度もこの目隠しを奪って、覗き込んでやりたくなる。 ) …ふふ、少し複雑そうな物言いだね。まあ無理も無いか―― だが、そういうお前自身も嫌いじゃないよ。そうやって私の言葉で心を乱すお前がね。 ( そうさ、お前が自分の瞳を恨もうが感謝しようが、私がお前を愛でるのには何の障害も無い。お前は私のものだから。 ) くすくす。裏切ったりしたら、私の手でお前を殺してあげるよ。愛されながら死ねるんだ、素敵だろう? ――ん、 ぅ っ ( 優しい、けれど私の敏感な部分を心得ているかのように責めてくる手つきに乱される。咥え込まれれば僅かに身を仰け反らせ、酒を零してしまわないようにグラスを机の上に置いた。 ) …ん、ふふ…そうだ、面白いことを思いついた。お前に、私が普段どういう顔をしてお前を犯しているか見せてあげる。 ( そして私は目を瞑ると、エスメラルダの目隠しを取ってしまおうと。自分が感じる様を、その表情を、相手に見せつける為に。 ) [Thu 8 Apr 2010 01:05:56]
◆エスメラルダ > ( そう。好きに楽しむといい。裏切られたその時も、きっと奴隷は尽くそうとするだろう。例え所詮は代替物だったという事実を突き付けられても。そしてそれで心が裂かれようとも必死に。 ) ――――……… ! ( オルガ様の言葉に私は声を詰まらした。そう、確かに私はそれを除けば凡百の奴隷。従順だけしか取り柄のない存在。 ) エスメラルダは…この眼に感謝しなくてはいけないのですね。 ( 生まれて初めて――かな。なんだかそう、複雑な気持ちだ。 ) ――――……エスメラルダには本当に勿体ないお言葉でございます。その御期待を裏切らないよう全力を尽くしたくございます。 ( 掌にも伝わるその熱い感触。胸を高鳴らせながら私はそれを優しく手慣れた手つきでしごいて。 ) はむ っ… んぅ ……… ( そしてその小さな口いっぱいに頬張るように、立派にそそり立つ一物をくわえこもうとする。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:55:47]
◆オルガ > ( いつかは気まぐれに語ってみるのも良いかもしれない。もっともっとお互いを深め合って、奴隷がもっと私を信頼するようになってから、悪戯にそれを裏切るのだ。それでも彼女は離れられないのだから、とてもとても堪らないじゃないか。 ) そうだろうね。お前の瞳は呪われた瞳だ。他人を不幸にする。…でもね、エスメラルダ。お前のその瞳が無かったら、きっと私はお前を買わなかった。いや、目に留まらなかったかもしれないと言いなおそうか。 ( ただの何の変哲の無い奴隷というだけだったら、もしかしたら彼女の隣に居た誰かを選んでいたかもしれない。 ) 構わないさ。それだけプレゼントを喜んでくれているということだからね。私は嬉しいのさ、エスメラルダ。ちょっとぐらい我侭を言われたら、私はもしかしたらそれを聞いてしまうかもしれない。それぐらいお前を気に入っているのだから。 ( エスメラルダは私の足元に腰を下ろし、既に固くそそり立った欲望の塊を取り出す。両手で優しく包まれる感覚に、僅かに声を漏らした。 ) ん…っ あ …。 ――良い子だね。 ( ふ、と吐息を零しながら掌で奴隷の髪を撫でる。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:30:54]
◆エスメラルダ > ( 奴隷は主人の過去を訊ねない。だからこうして過去の人と重ね合わせられているのだと知る事を今はない。ただ知らずに幸福に笑う。 ) とんでもありません。エスメラルダはとても気に入りました! ( 私の素顔。―――そっと自分の目元に手を当てた。 ) ―――……エスメラルダは、この眼が好きになれません。ただ他の方々の迷惑にしかならないこの眼が……エスメラルダには恨めしく思います。 ( それは正直な告白。こんなに不便でなければ、私はもっとご主人様のお役に立てるのにと幾度考えた事か――― ) はい―――差し出がましい口をきいてしまい、申し訳ございませんでした。 ( 大切にしたいと思ったから。それでもご主人様に対して少し我が儘が過ぎたか。こうして買って頂いただけでも僥幸であるというのに。 ) ――――畏まり、ました。 ( その命令に、万が一がないようにと再び奴隷は目隠しを付けた。そして足元で膝をつくと、そっとご主人様の下をおろしてその男性の局部を露出させようとする。 )( そしてまずはそれを包み込むように、両の手で優しく握ろうとするだろう。 ) [Thu 8 Apr 2010 00:20:07]
◆オルガ > ( その微笑み。ああ、私の脳裏に焼きついて離れない、あの娘の笑顔と重なる。本当に好きだったんだ。でも、片思いだった。だから彼女を犯しても良いって言われた時、夢中で――相手が泣き叫んでも、夢中で犯した。それが心に刺さる棘となり、それを癒すようにこの奴隷の笑顔を求めるのだ。 ) 良かった。気に入らなかったら、もう一度あの店主に作り直させようと思っていたんだよ。出来ればお前の素顔と共に見たいけれど、それは出来ないからね。残念だよ。 ( あの金色の瞳を向けられながら微笑まれたら、私はきっと落ちてしまうだろう。 ) ふふふ、ごめんごめん。大丈夫、気をつけるから。 ( おや、と思った。従順な彼女がこんな風に言ってくるのは珍しかったから。これも一つの色か。奴隷なんていう立場にいなければ、そして妖しげな実験動物として生み出さなければ、普通の娘として幸せに暮らしたんだろう。 ) …それじゃあ、エスメラルダ。その服を汚してしまわないように、私に奉仕なさい? ( グラスを傾けながら、組んでいた足を下ろし奴隷にそう命令した。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:49:08]
◆エスメラルダ > ………ありがとうございます。そう思っていただけるのが、エスメラルダにとっての喜びでございます。 ( 嬉しそうに、そして照れたようにはにかむ。 )( 生まれてすぐに実験動物とされ、そして奴隷として生きてきた私にこのように接して下さったのはオルガ様が初めてだ。―――それが独占欲であれ、所有物への感情であれ、自分が今胸の奥に覚えている暖かさは偽りではない。 ) ハイ!勿論でございます!……本当に…嬉しくて……… ( 露になる金の瞳に喜びの色が満ちる。―――精神的に奴隷として向いているが、その無差別な魔眼は意図せずして主に牙向く事すらある。それは努々気をつけるべしか。 ) ―――………ありがとう、ございます。 ( ―――綺麗だとご主人様が思って下さる。ご主人様がエスメラルダで満足して頂ける。それは何よりも替えがたい至上の喜び。 ) ―――オルガ様、もぅ……折角買って頂いたものでございます。汚れてしまうと、エスメラルダは少し悲しく思ってしまいます……… ( 着てみたかったそのスカートとブラウスを着ていきながら、奴隷は寂しそうな表情で珍しく己の意見を述べた。―――犯されるのは当然であるが、出来ればこの洋服は汚したくはない。 ) ( そして着替えを終えて。目隠しを外しこうして普通の格好をすれば、まるでどこにでもいる少女のようだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:41:01]
◆オルガ > ふふふ…。お前は可愛いね、エスメラルダ。 ( 私はこの恥らう様子が好きなのだ。こんな表情をされると、滅茶苦茶に犯したくなる。…だが、今はまだ我慢だ。 こうして後ろから髪を弄り、肌に触れ、その感触に奴隷は頬を緩める。恥らうのとはまた違った色を見せる。そういった色を一つ一つ探し当てていくのも、私の楽しみだ。 ) 気に入ったかい?まだ誰も袖を通していない、お前だけの服だ。 ( 目隠しを外すのを見て、無理矢理振り向かせて瞳を覗き込みたい衝動を抑えていた。見てはならないと言われると余計に見たくなる不思議な心理だ。 ) …綺麗だよ、エスメラルダ。 ( 露になる肌に、主はそう言葉を残す。 ) ああ、でも―― 一つ困ったことがあったな。新しい洋服を穢してしまわないようにお前を犯さないと。 ( グラスに入った酒に口をつけながら笑った。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:19:34]
◆エスメラルダ > ――――は、い……どうぞ、今夜もエスメラルダの体をお使い下さい。 ( 今夜はどんな風に――――従順に頷く奴隷だが、今日の床を想像すればその顔は赤みがかってしまう。 )( 優しく撫でられ気持ち良さそうに小さく頬を弛める。こうした扱われ方はオルガ様に買われてから初めてだ。 ) ………綺麗な手触り……――――わぁっ。 ( ご主人様に許可を貰えば、お下がりとも違うその新しい洋服の質感にまずは感激して。そして目隠しを外せば、そこにあるスカートと洋服を私が着てもいいのだと、改めて感動の声を漏らした。 )( この場で――― ) ――――ハイ。それでは……… ( 了解の声には今すぐに着れる喜びと、そして恥ずかしさが入り交じる。背後よりじっと見つめるオルガ様の視線は、より私の羞恥心を強くする。 )( そっと衣ずれの音。奴隷は主の目の前で静かに服を脱いでいこう。 ) [Wed 7 Apr 2010 23:08:03]
◆オルガ > ふふ、ありがとう。でも今晩もお前を抱くけれどね。 ( 胃を痛めても酒を止めないように、どんなに疲れていても奴隷を抱くのを止めない。それだけ性欲が強いのだ。だから寒い肌を暖めるのは、恐らく後者か――。全く気遣っていないというわけでもないのだ。 ) ( 膝の上に乗る娘を後ろから軽く抱きしめるように腕を回し、その髪を優しく撫で、すんと香りを嗅ぐ。 ) ああ、良いよ。私はお前の後ろにいるから、目隠しを外して見てもいい。何なら、この場でそのスカートを着てみてもいいよ。私もそれを着たお前が見てみたいから。 ( それにこの奴隷が服を脱ぐところは見ていてとてもそそられるのだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:52:03]
◆エスメラルダ > 大事なお体です。どうかお労り下さい。 ( 過分な心配の言葉は相手に喧しく聞こえてしまうかもしれない。それでも主人の体を気遣う言葉はこうして言ってしまうか。毎夜肌を重ねあうのは寒さに弱い奴隷を気遣ってか、主人の欲求からか―――なんにせよそうしている間の奴隷の顔は微笑みんでいることだろう。 ) ――――ありがとうございます!こんなに良くしていただいて…エスメラルダは幸せの余りに胸が張り裂けそうでございます。 ( 目隠しをした奴隷は喜色満面だ。そして主人に促されるまま、恐れ多くもその膝の上に乗せて頂こう。 ) ………触っても、よろしいでございましょうか? ( 生まれて初めての自分の為にわざわざ仕立てて貰った服―――訊ねる声には興奮の色が隠せない。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:45:21]
◆オルガ > やあ、ただいま。――うん、何とか無事に終わったよ。これで暫くは胃の痛みに悩まなくてもすむってものさ。 ( 暖かくなって彼女も動き易くなったのだろう。それでも寝る時は肌を重ねるつもりだが。 ) おいで、エスメラルダ。お前にプレゼントだよ。この間注文した服が今日出来上がったのさ。 カジノで着るディーラー用の服と、お前の欲しがっていたスカートだ。 ( ディーラー用のブラウスと、そのスカートに合うブラウスも二枚。両方肩を露出させるデザインだ。 おいでおいでと自分の膝の上を叩いて。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:22:51]
◆エスメラルダ > ( 先程まで部屋の片付けに勤しんでいた奴隷が主人のいる部屋に顔を出す。近頃はようやく気候も暖かくなり始める気配があるお陰で、以前のようなぎこちない動きは解消されてきている。これでやっと本腰を入れて義務を果たせる事が出来そうだ。 ) お疲れ様でございます。大きな仕事も万事恙無く進みましたようで、エスメラルダもとても嬉しく思っております。 ( ビンゴ大会に心を砕いていた主人だが、それも好評のうちに終わったと聞く。主人の喜びは奴隷の喜びだ。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:14:32]
お知らせ > エスメラルダさんが来ました。 『お帰りなさいませご主人様。』 [Wed 7 Apr 2010 22:03:30]
◆オルガ > ( エスメラルダは先に寝てしまっただろうか。もしそうなら起こさないでおこう。家の片付けで疲れているだろうし――。 プレゼントもあったのだが、まあ書置きしておけばわかるか。 ) ( 包みを傍らに置くと、机の上に出しっぱなしだった酒瓶の栓を開け、同じように置きっぱなしだったグラスに注ぎ始めた。 ) いい加減胃を悪くしそうだが。 ( これだけは止められない。マフィアの世界に身を投じて11年になるが、最初に覚えたのが酒に強くなることだった。付き合いで飲まされる事も多々あったし、偶に死人が出るというふざけた新人歓迎の儀式――きつい酒を一気飲みさせるというものだ――をやらされた事もあった。お陰様で、酒に溺れるまでは行かないとしても随分と飲むようになってしまった。 ) …まあ、今度は私がその新人歓迎の儀式を行う側なんだがね。 ( 去年の坊やは死んでしまった。可哀想に。 ) [Wed 7 Apr 2010 22:00:52]
◆オルガ > ( カジノは今日も特に何ごとも無く運営している。連戦連勝で沢山稼いだ男が、その稼ぎを全部つぎ込んだ大勝負で負けて「イカサマだ」と騒ぎ始めた以外は何も起きなかった。――彼は単に運が無かっただけなのだ。人の人生などそんなもの。私は知っているのだ、努力や才能とは全く関係無くその人のその時に定められた「運」というものが存在することを。ギャンブラーとは、その不確かで目には見えぬ運をどうにかして読み取ろうとする連中のことなのだ。そして多くはそれを見誤る。だから落ちていく。 ) ( コートを脱ぎ捨て、ブラウスの上のボタンを外し、ソファに腰を下ろす。ああ、疲れた。胃に優しくない仕事だが、身体そのものにも優しくない。何か大きな問題が起きれば、その問題が解決するまで私はカジノから出られないのだから。 ) [Wed 7 Apr 2010 21:47:45]
◆オルガ > ( 包みを持って馬車から降りた私は、御者に礼を言うと自宅の入り口に向かって歩き出した。奴隷を買ってからは家に帰る機会も多くなった。扉を開ければそこに誰かが待っているという環境は中々良いものだ。一日のリズムにめりはりがつく。それがかつて愛した娘を重ね合わせた相手なら尚更だろう。 ――私を古くから知る者は、カジノのその名前聞いて笑った。私が新しく買った奴隷の名前を聞いたらまた笑うだろう。その度に連中は話題に私の昔話を選ぶから、同じ組織の者でなくとも割りと知られているかもしれない。人の噂とは伝わり易いものだ。 ) ただいま。 ( 私はそう言って玄関を潜る。 ) [Wed 7 Apr 2010 21:40:21]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 馬車から降りて。 』 [Wed 7 Apr 2010 21:32:12]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅さんが退室されました。 『先ずは、台所へと。』 [Sat 3 Apr 2010 23:52:55]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > 空は ようように して ( 右手をそっと天に伸ばす。銀の眼は銀のまま。琥珀の色に染まりはしない。そしてその服の袖を、ひゅるりと夜風が強く揺らした。……それがふと何かを思い起こされたかのように、そっと掲げた右手を下げた。――そして) そろ そろ (次の彫る絵図の仕上げをしていた、旦那様にお茶を出すのに良い頃合。そうして、ぎっ、と廊下を軋ませ――――) [Sat 3 Apr 2010 23:52:43]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > (そんなこんなで、ぎぃ、と軋む音を気にせずに……庭に面した廊下から中庭へと足を進めた。今日は晴れ。空を見上げれば、やや寒さの残る空気が澄んでいて星が綺麗に見える。真冬には及ばないが、まだ綺麗だ。あと一月もすれば、すっかり暖くなってここまで綺麗には見えなくなるだろう。――――そんなことを、庭に立ちながら空を仰ぎ、思うのだった。特に用事があったわけではないが、何となく空が見たくなったのであった。以前はものめずらしげに見られる事もあったが、もう何ヶ月もたつので周りの人もなれたもの。今も表の道から見えるところに居るが、なんだろうあれ?と首を傾げられる事は無くなった) [Sat 3 Apr 2010 23:33:50]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > …… (だが、概ね歩けば軋むものだ、とある日気づいた。正確には旦那様…夜合さまが歩いてもきい、と鳴るところを見てからだ。あんなにすたすたと慣れた様子で歩くのに、ぎぃ、と鳴るのであれば誰が歩いても鳴るのだろう、と。それ以来は特に気にせず歩けるようになった。変に足の運び先を探したりするような真似も特にない) [Sat 3 Apr 2010 23:26:35]
◆ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅 > (それこそ猫のように目方が軽くなければ、大なり小なり歩いた床は軋むもの。と、納得できるようになるまで少々辛かった。何かといえば、床が軋むことである。――――自分の目方が重いのは承知しているが、しかし……それをはっきりと、眼前に常に突きつけられると流石に気が滅入るのである。肌はしろがね、目方は鎧った騎士の如く。されど乙女、しかし乙女。己が重いとぎいぎい軋む音を聞いて、平静であり続けるのは少々無理のある話であった。) [Sat 3 Apr 2010 23:14:33]
お知らせ > ヘルン・ローレヌ”typeW”@夜合宅さんが来ました。 『 きぃ 』 [Sat 3 Apr 2010 23:04:06]
お知らせ > ナイトさんが退室されました。 『( 夜が明ける前に、再び仮初の宿であるこの地へと、黒い獣は舞い戻るであろう。 )』 [Fri 2 Apr 2010 01:26:24]
◆ナイト > (――やがて、猫は立ち上がる。猫は月が見たい。理由もなく、月が見たい。月が見える場所を探そう、月が見える場所へ行こう。そう決めて、猫は駆け出す。まるで、大人に成りかけた青年が時折わざとらしく子供っぽい振る舞いを行うように、猫はこうして、実に猫らしい行動を定時的に自分に強いることにより、バランスを取ろうとしている。――ふと、湯冷めしたような虚しさを覚えた足が、速度を緩めた。しかして刹那の後、またそれは駆け出すだろう。月を――夜明けまで探したところで、見付かるはずも無い月を求めて、夜の街を駆け出した。) [Fri 2 Apr 2010 01:25:32]
◆ナイト > (野良かどうかは、もはや猫にとって取るに足らない些細なことだ。誰かに飼われているか、飼われていないか、そんな事柄は猫にとって意味をなさない。猫に芽生えて、根を生やし、枝を伸ばした自我は、そんな脆弱なものではない。これは思考というものが、猫に与えた呪縛と祝福。畏怖と共に、奇妙な満足感も覚えさせてくれた。猫は満ち足りた気分で、大きくあくびをした。昼間にたっぷり眠たのに、まだ眠いだなんて、嗚呼、夜行性はどこにいった、夜行性は。) (直に猫でいられなくなる、という事実を受け入れてしまえば、世界はかくも穏やかで優しい。まだ燻る迷いの正体を見極める為に、猫はまた、考える。仕事も義務も持たない猫にとって、時間を費やす為の最も有効的な方法が、目下それであった。) [Fri 2 Apr 2010 01:11:49]
◆ナイト > (猫はしばらく、この家の近辺を離れるつもりはない。ずこずこと上がりこんで世話になっていいのか、それに関しては未だに猫なりの葛藤があるものなのだが、少なくともねだれば餌にありつける場所を、捨て置く程愚かではない。この区域から一歩外に出れば、活きることは数え切れない苦悶に包まれている。猫はそれを四年間の生で確かに学び取っていた。) (ふさふさした胸前の毛に、前足を埋める。目蓋を薄くつむり、猫はいつもの取りとめもない沈思に没頭する。今宵は曇りにしては暖かい。月が見えないのは残念だが、少なくとも体が震えない。それはいいことだと、猫は思う。) (かつて、一度は得た安住の地を自ら捨てたのは、野良で要られなくなることが恐ろしかったからだ。ヒトに近づきすぎて、もはや猫でいられないことを、本能が恐れた。だが今は――、今は違う。猫は小さく、鼻を鳴らす。それはヒトで言えば、苦笑にさもよく似る仕草。) [Fri 2 Apr 2010 01:00:38]
◆ナイト > (猫にしてみれば生きる価値も死ぬ理由も無い。生まれたからには存在することになる、至極簡単な計算だ。それでも、人の声や思いを拾うのに適した感覚は、不意に誰かの淀に汚される。) (猫を拾い上げてくれた少女の、恐らくはその自宅の近く、住居区の静かな塀の上に、猫は寝そべっていた。体中から漂う清潔なせっけんの香りが、なんとも気持ち悪い。確かに、どんな言い訳をもってしても家の中に上がれないほどに、猫は汚れていた。野良でいるというのは、ヒトの庇護をうけないというのは、つまりそういうことである。) [Fri 2 Apr 2010 00:51:13]
お知らせ > ナイトさんが来ました。 『( 生きる価値も無い世の中と、誰かが嘆く。 )』 [Fri 2 Apr 2010 00:48:22]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 邯鄲の夢とはよく言ったものである。 』 [Thu 1 Apr 2010 00:50:16]
◆オルガ > ( ワインボトルを傾け、グラスに注ぐ。それを一口に飲み干す。そこそこ良いワインの筈だが、既に酔ってしまってそれを味わう様子は無い。やがて今日一日の仕事の疲れと酔いの心地よさが混ざり合って、私はうつらうつらとし始めた。空になったワインボトルを抱きながら、この世の王になった夢を見るのだ。今の数倍以上栄えるカジノ。ひれ伏す部下とこの街の権力者達。若い娘達を侍らせ、玉座のような豪華な椅子に座る私。何もかもを手にし、何もかもを叶えるのだ。 ) ………。 ( ――やがて、部屋の中には静かな寝息が響く。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:48:42]
◆オルガ > ( そうさ、今年はきっと何もかもが上手く行く年なんだ。そりゃあ、胃を痛ませるようなストレスには見舞われるだろうけど、きっと良いほうに転がっていくに違いない。一見して困難な問題にぶつかっても、後々になって良い結果に繋がる―― 私の人生、そういうのが結構多かったと思うし。 ) ふふふ くすくす。私はなんて幸せ者なんだろう。この調子で組織のトップになったら、もっと私の好き勝手してもいいんだ。 ( いずれはこのヴェイトス市を裏から支配する暗黒街のボスになってみせよう。その頃にはガンビエさんもご隠居願うのさ。そうしたら金も権力も女も全て私のものだ。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:38:04]
◆オルガ > ( 昨年の秋頃、私は道端の占い師に来年の運勢について占って貰ったのだ。そうしたら「悪くない」「でも、身体に気をつけなさい」って出た。なるほど、あたっている。カジノ色々と問題も起こるが、今のところどうにか運営できているし、ビンゴの滑り出しも良い。いい奴隷も買えた。今年が始まってまだ三ヶ月が経ったというところだが、酒のせいもあって私はもう世界の王にでもなったつもりでいた。 ) 良い気分で飲む酒は溜まらないね。こればかりはきっと、身体を壊しても止められないだろう。 ( 占い師は身体に気をつけろと言っていたが、なあに、私はまだ若いのだ。少しぐらい無茶をさせたところでびくともしないさ。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:31:16]
◆オルガ > ( 続く雨に客足が心配されたけれど、嬉しいことにビンゴの売れ行きは好調だ。本当に喜ばしい。ちょっとでも興味を持ってビンゴを買っていってくれたお客さんには感謝したい。ここ数日私を悩ましていた胃の痛みも幾分か和らいでいた。 ) ( 深酒といえば何か嫌なことがあって飲む事が多いけれど、私は嬉しいことがあっても飲む。順調に整理が進み少しずつ居心地が良くなっている我が家で、下着姿に肌蹴たブラウスというだらしの無い格好で、私はワインを飲みながらそれに酔っていた。 ) [Thu 1 Apr 2010 00:25:41]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 深酒。 』 [Thu 1 Apr 2010 00:22:02]
お知らせ > カインさんが退室されました。 『雨の街を、ただ独り往く。』 [Wed 31 Mar 2010 21:37:48]
◆カイン > ……コンスタンツェが生きていれば――……。(――カイン・グレイホーク、アイゼンリッターの主観において、ただ独りだけ積極的に目玉泥棒を追跡していた自警団員。 彼女を救うことができれば、生きていれば、この現状は変わっていたのかもしれない。 ――勿論、彼女の私生活など知る由もない。 だけれど、葬儀に参列した家族たちの涙を思えば……どんな人物であったかは、明白だ。 仇を討たねばならない。 目玉泥棒の被害者達、残された家族達の為にも)(――歪な思考である。 ただ数度だけ会話した相手を、こうも神格化してしまっているのだから。 その後に出会った自警団員二名との会話が、あまりにも悪印象であった為だが……今のところ、その印象を払拭するに足る自警団員には、遭遇していない) [Wed 31 Mar 2010 21:34:22]
◆カイン > (――重ねて言うが、彼は狂人に限りなく近い精神状態にあり、強迫観念に侵されている。 彼の考えはある意味では正しいが、間違ってもいるのだ)(当たり前の話だが、鳴りを潜めた殺人鬼を糾弾し続けるような一般市民は、存在しない。 直接的な被害者でもないかぎり、殺人鬼の存在は話の種以上のものではないからだ。 自警団にとっても同様だろう。 強力な装備・兵員を持たず、この巨大な都市全域をカバーしなければならない彼らに、延々と一人の殺人鬼を追跡しろ、というのは酷だ。 被害が収まっている以上、それで治安は保たれている。 ――はっきりと言うのであれば、このヴェイトス市の現状を良しとしないのは、カイン・グレイホーク/アイゼンリッターただ一人であろう。 大多数の中に、たった一人異端者がいれば、それは間違いなく狂人だ。 疑いの余地さえない)(そして、それが彼の精神状態を悪化させている一因でもある。 雨の中、傘も差さずに自主的な警邏を続ける彼は、脳喰らいを追う一方、目玉泥棒がいやしないかと周囲に目を光らせていた) [Wed 31 Mar 2010 21:24:27]
◆カイン > (そして彼が対話した自警団員は、これを『仕方なかった』の一言だけで済ませてしまった。 勿論、これは常識的な発言だろう。 日々多くの事件が起きているのが、このヴェイトス市だ。 人手は足りないし、危険も大きい。 過去の事件を追いかけるより、今の事件を何とかするべきだ。)(だが、糞喰らえだ、と青年は思う。 殺人者を捕らえ、裁かぬ自警団に何の価値がある。 被害者を踏み躙っていることにも気付かず「街の守護者でござい」などという顔をしている輩は、自警団なぞ辞めてしまえ。 だいたい、命を賭して街を守ろうと思ったからこそ、自警団に入ったのではないのか。 書類仕事だけしていたいからと保身に走るような輩は、屑の極みだ)……コンスタンツェが生きていれば……。(自分の目前で、目玉泥棒に刺し殺された自警団員。 彼女は――彼女だけは違った。 積極的に事件を解決しようと動いていた。 だが、他の団員はそれを無視した。 放置した。 その結果が、死。 ――――そして死んだ後でさえ、『仕方なかった』の一言で葬り去られ、そして忘れられてしまう。 騒々しい日常が続くこの街では、半年前の事件でさえ過去の事だ。 …………本当に、どうしようもない) [Wed 31 Mar 2010 21:19:12]
◆カイン > (弁明するわけではないが――彼が自警団に失望したのには、当然、理由がある。 俗に『目玉泥棒』と呼ばれる殺人鬼、そして『死霊術師』が引き起こした惨劇、この二つの事件が、直接的な原因だ。 メアリアンという少女が――犯人だと彼は確信しているが、物的証拠は無い――『幸せになりたいから』と十人以上もの市民を殺害し、その眼球を刳り貫いた。 その一方、死霊術師は実験の為と称して何十、何百もの市民を殺害し――これも物的証拠に欠ける為、未だに裁かれてはいない――その死骸を弄び、組織化して何らかの計画を企てていた。 …………そう、各々の犯人が「幸せになりたいから」「研究をしたいから」という理由で、平穏な人生を歩んでいた筈の彼らを殺して回っていた間、誰もが気付かず、彼らを助けようともせず、犯人を裁こうともせず、安寧を貪っていたのだ。)(ヴェイトス市は、屍の上にできている。 そんな風に青年は思うこともある。 吐き気を催すような考えだ。 だが、あの屍に満たされた家の記憶は、未だに青年を蝕んでいる) [Wed 31 Mar 2010 21:14:03]
◆カイン > (カイン・グレイホーク、あるいはアイゼンリッターを名乗るこの人物は、精神科医に診せれば十中八九、狂人として扱われるだろう精神状態にある。 彼は純粋な正義感から自主的に街の治安維持に乗り出し、さまざまな犯罪や事件、悲惨な現場を目撃し、最終的にもはや自警団なぞ何の役にも立たない、という結論に達している。 勿論、これは一般市民からすれば首を傾げざるをえない考えだ。 少なくとも居住区で慎ましやかに暮らす限りにおいて、彼らの要求する治安維持は達成されているのだから)……怪物がうろついているにも関わらず、だがな。(皮肉げに口元を歪めて、青年は呟いた。 そうとも。 誰も彼も、自分だけは被害にあわない、と高を括っているのだ。 それ故に、この自警団の醜態も看過されている。 そして、誰からも助けられる事がないまま、今日も無辜の市民が殺され、脳を喰われる。 どうしようもない)(重ねて言おう。カイン・グレイホーク/アイゼンリッターは狂人である。 強迫観念――パラノイアに駆られている者は、ただ真実を知っているというだけに過ぎない、などという言葉はあるにせよ……だが) [Wed 31 Mar 2010 21:08:02]
◆カイン > (雨の降る中、コートを着こんだ青年が、傘のかわりにカンテラを左手に提げて、居住区の通りを歩いている。――カイン・グレイホーク。 最近になって名の売れてきた、活劇専門の役者だ。 昨今、街を騒がせている『脳喰らい』に対抗するべく、芸人達による集団通勤で、最後の一人をちょうど家に送り届けた帰り道である、が)(内心でそう毒づくこの人物の中で、もはや自警団に対しての評価は地べたを這うほどに低い。 未だに殺人鬼を取り逃がしているだけでなく、ろくに捜査している形跡も無い。 勿論、彼らは『居住区の治安を守るので精一杯』『人手が足りないのだから仕方ない』のだと言うのだろうが、もはや治安は守られていないし、そんなのは言い訳にもならない) [Wed 31 Mar 2010 21:03:03]
お知らせ > カインさんが入室されました。 『――屑ばかりだ。』 [Wed 31 Mar 2010 20:58:47]
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