暗黒街 参加者 なし ROM 1人
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『当然のごとく、話のネタにして』 [Wed 1 Sep 2010 01:50:59]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 結局私がぎっくり腰になった事は、職場の皆に知られてしまうのでした。 』 [Wed 1 Sep 2010 01:50:28]
お知らせ > ジョゼさんが退室されました。 『 悲鳴を聞きながら今日は血を見そうだ、と漠然と思う。 』 [Wed 1 Sep 2010 01:49:53]
お知らせ > クリスティーナ@カジノさんが帰りました。 『そしてカジノ中の視線が当然の如く此処に集まるのだった。』 [Wed 1 Sep 2010 01:48:54]
ジャスティス > あー、なるほど。 (クリスティーナの言葉に、合点がいって掌の上で拳をポンとたたく。ヤンキー座りで目線を合わせて、オルガに向かって困ったような顔をして) だめですよ〜。本当に腰抜かした人なんて初めて見ましたよ。お若いんですし、お互い体は大事にしないと。 (おそらく、この光景は、かなり、人目を引く) [Wed 1 Sep 2010 01:45:42]
オルガ > だ、大丈夫――大丈夫ですよ、シスター…。ただほんのちょっと、当たり所が悪かっただけで…。 ( ぜえはあ、と息を荒げながら必死に表情をつくる。堪えろオルガ!ぎっくり腰なんて事がバレたら、凄い恥ずかしいぞ! ) い、いえ、これは別にエスメラルダを乱暴に扱った為に痛めたわけdひぎゃぁぁぁぁ……ッ! ( クリスティーナ様に、それはもう熱烈な手当てを受けてしまった。私は知らなかったのだ、クリスティーナ様にそういった趣向があることを…!私は激痛のあまり「止めてください」もいう事が出来ず、そのままなされるがままになってしまうのでありました。このクリスティーナ様を止められる可能性があるとしたら、ジョゼ様だ。きっと彼女の言葉なら聞いてくださる。…だが、救いの目をジョゼ様に向けるけれど、きっと助けてはくれないだろう! ) [Wed 1 Sep 2010 01:41:00]
ジョゼ > ( ぼんやりしている間に、支配人が悲鳴を上げ、慌てた様子でジャスティスが駆け寄る。 その間に、優雅に見えて有無を言わさない強引さも伴ってクリスティーナの手が腰に回され、それに従って体を委ね、少しだけ凭れ掛かるようにして蹲るオルガを見やる。 また、刺したりしたのだろうか。 クリスの愛情表現はわりと痛い。 刺したの?とばかりにクリスティーナの顔を見れば―― 瞳にきらりと宿る加虐の光 ) ぁ ( 一番痛い所を探すみたいにぐりぐりと撫でる様子を、ぽかんと口を開けて眺め。 ひぃひぃと情けない悲鳴を上げるオルガは可哀想だけど、止める気はさらさらない。 あんまり良い声で鳴くと、クリスの悪い虫が起きちゃうかもしれないのに、とか思いつつ。 ) [Wed 1 Sep 2010 01:37:31]
クリスティーナ@カジノ > ( こういうのを抑えられないのは私が餓鬼だからか、女だからか、血の気の多い血筋だからか――――そういう母親を見ているからか。 まぁ、ともあれ。 ) 立ち話が長くなってますね。 様子も見れたし、暫くの顔ぶれも確認できましたし、そろそろ――――あら? ( 帰ってこの収まらない感情をベッドの上で吐き出そうかっていう。 幾らか話の流れ的に、別にシスターに特別何かあるってわけじゃないのは分かったけれど。 ジョゼの腰に腕をまわしてそろそろ御いとまを、と思ったら、ちょっと呻く程度かなっと思っていた支配人が予想以上にオーバーリアクション。 腰を押さえて。 ) ――――あら、患部はお腰でした? 珍しい風邪もあるもんですね。 エスメラルダの方は大丈夫なんです? ( とても爽やかな笑顔で盛大に誤解して、患部を優しく強く執拗に撫でて差し上げる。 ぐりぐりと。 ) [Wed 1 Sep 2010 01:24:56]
ジャスティス > 三人死んでますので、そういうのしか周りに置きたくないのです。 (ため息一つついて肩をすくめて) ええ、ついでに懺悔も引き受けますよ? (懺悔したい人、やっぱり多いんですよね、と悪戯っぽく笑って) ん……私もジョゼが元気で嬉しいわ。あんまり適当なところで寝ちゃだめよ?体壊しちゃうから。 (妹分の友人が生きているのが嬉しい。彼女が覚えていてくれたのが嬉しい。何もかもがおしまいになったわけじゃないということだから。ウォッシュベアーの事件で命を落とした少女のことを思いながら、最後に抱きしめる両腕に力を込めて) へっ!? (オルガさんの悲鳴に思わず声をあげて) だ、大丈夫ですか? どうされました!? (思わず周囲に良く響く声をあげながら駆けより、クリスティーナさんが何かしたのかと武器を確認して)  [Wed 1 Sep 2010 01:19:28]
オルガ > ははは…。( シスターの言葉に渇いた笑いを出すも、実はそういう盛りのついた猫のようなのが好きなのだ。クリスティーナ様がそうだというのは、何と言うか、酷くそそるじゃないか。だから私は駄目人間なんだろうけど。 ) ――話には聞いていましたが、シスターの教会はなんと言うか、凄いですね。おや、それはおめでとうございますジャスティス様。出来ればあなたの教会とは上手な付き合い方をしたいものですな。 ( こちらこそ、と礼を返して。アウトローのルールというものがあるが、そんなルールはお構いなしなのが化け物という連中だ。そういう奴らを排除するのは、シスターのような人でなければ出来ない。 ) …あ、そ、そうだったのですか。なるほど、そういうお知り合いの仲だったのですね。 ( そういう意味での抱擁だったのか。…全く、私は少し頭を冷やしたほうがいいな。その事情を詳しく知りたかったが、立ち入るべきでは無いと思い様子を見守っていたら――。 ) はぐッ!! ( クリスティーナ様に脇腹を小突かれた。痛めに。 普段ならば「何をするんですかーもー」で済む話だが、その小突いた衝撃が腰の痛めた部分に存分に響き渡り、私は痛みの余り腰を抑えてよろめき、近くにあったテーブルに手をついてしまった。 ) こ…腰が…ッ!クリスティーナ様ぁ…な、何故…っ! ( まるで土壇場で切り捨てられた組織の下級構成員の断末魔のような反応。このリアクションさえ無ければ昨日休んだ理由を伏せられたかもしれないが、私は腰を抑えられずにはいられなかった…! ) [Wed 1 Sep 2010 01:08:18]
ジョゼ > ( ジャスティスの抱擁と、キスを受ければ唇が笑みを形作り、こくりと頷く。 逝ってしまった彼女が、寝物語に語ったこの強靭なシスターの事を慕う言葉や、その過保護に対するささやかな不平の言葉は、自分の口から言うまでもないし、二人の関係の中には立ち入るべきではないだろうと思うから口を慎む事にする。 ) あなたがいきていて―― げんきで、うれしい。 ( きっと、彼女も喜んでいる。 空気や話の流れを読まずにクリスティーナにキスしたりジャスティスに抱きついたり、フリーダムな振る舞いを気にした風もなく、にこにこと、上機嫌にジャスティスから身を離し、振り返ればなんだか不機嫌そうなクリスティーナにより、にへら笑いを浮かべた支配人のわき腹に肘がめり込む所で―― )・・・ ? ( どうしたの?と首をかしげ ) [Wed 1 Sep 2010 01:01:09]
クリスティーナ@カジノ > 若さとは傲慢な物なんですよ。 ( 教会の聖堂で淫行働いても別にいいじゃんとか思う程度に。 まぁ私は10年後でも同じような事をしていそうではあるが。 ) あの蜥蜴そんな事してたんですか…話した事とかありませんけど普通に馴染んでるのが不思議ですねぇ。 ( シスター絶対そのうち卵産むわな、とか勝手に失礼な事を想像しつつ。 まぁその辺暗黒街―――ひいてはヴェイトス市はフリーダム。 パプテス教会がそうかは知らないが。 ) エクソシストねぇ…まぁ、今までやってた事が大っぴらに教会に支持して貰えるって感じですかね。 あ、こら。 ( ひょいと離れたジョゼの向かう先に驚いて、此方もその事情を知らずに反射的に嫉妬心が燃え上がる。 ジョゼは私の飼い猫じゃない。 だから捕まえられない時は捕まえられないし、私の知らない所で自由にしているのだ。 だから偶にこうして私の知らない事情を目の前で見せられると、もどかしさに気持ちが乱れる。 執着し過ぎるのは良くないと今さっき言ったのは自分だ。 ) ―――――。 ( そしてヤツアタリ気味に、隣で羨ましそうな顔まるだしの支配人の脇腹の辺りを肘で突いた。 痛めに。 ) [Wed 1 Sep 2010 00:58:21]
ジャスティス > ははは、ほんともう盛りの付いた猫みたいにのべつくまなく場所を選ばず。 (少し声が怒っているようにも聞こえるかもしれない。その反応はオルガの想像を大体肯定するものだ) 後ドラゴンがいますねぇ、空とんで、火を吐きます。まぁボディーガードと言うよりは家事全般をやってもらってる感じですが。彼の作る焼き菓子、子供に好評なんですがね……っとぉ!!あ、アサシンは嫌だ!! えぇいっ!!負けるものですか、新米ども鍛えてドールチ派どもなんぞ!! っと、あぁ、今度名誉職について、一部のエクソシストの共感やることになりました。VHGをモデルにある程度の荒事に対応できるように、との話で。暗黒街にお邪魔することもあるかもしれませんが、またその時は改めてご挨拶に伺います。 (そう言って二人に頭を下げて。と、ジョゼの抱擁に少し驚いたようにして、やがて目が柔らかく細められる) お久しぶり、元気にしてた? (抱きしめ返し、少しだけ体を離すと、ジョゼの両頬にキスをして、もう一度ハグ。顔を上げれば、オルガに向かっていいわけでもするかのように苦笑して) この子、私の妹分の友達なんです。  [Wed 1 Sep 2010 00:45:29]
オルガ > あ。 あ。 あ。 ( その口付けの度にそんな反応を。駄目だ、立ち入る隙が無いぞ。妬ましい! ) ――妬けますね。 ( 回りの客達も少し驚いた風な反応を見せるが、見ない振りをして見ている。 ) …あの、シスター。 ( 私とキスしませんか。…いや違う、そういうんじゃない。いやしたいけど。何か違う。 ) ( 聖堂で遊んだって……どんな遊び方をしたのか、その空気を読み取れば何となくわかるか。 ) まあ、シスターにレイ・シェリダンが居る教会ならもう難攻不落みたいなものでは無いでしょうか?私の部下全員を引き連れても不可能な気がしますよ、はっはっは。 ( ジョークだが。 ――と、笑ったところで今度はジョゼ様はジャスティス様の方へ。彼女らの事情を知らぬ私には、それが一種のサービス的な行為という、俗なものに映り―― そして私自身も俗だからこそ、次は私の番ではないかと妙な期待を持つ。幾らなんでも自分が浅ましすぎると思うが、女性の抱擁を受ければやはり嬉しいものだ。でも、クリスティーナ様の前でそれは不味いかなあ。ジョゼ様からの抱擁なのだから、その辺りは言い訳出来そうだけど―― などという事を、この期に及んで考えている。 ) [Wed 1 Sep 2010 00:38:35]
ジョゼ > ( オルガが息を呑み見守る中、公衆の面前での口付けが一度や二度の事ではない風、慣れた様子で腰に手を回し、口付けを交わしてクリスティーナに軽く凭れ掛かって、クリスティーナの首元に香る香水の匂いを吸い込み、ほう、と息をつく。 元来周囲を把握する力が抑えられており、あまり正確に外界を認識していない都合上、視線は気にならない。 この娘からすれば、あらゆる出来事は刷りガラス越しに見ているようなものなのだ。 ) ( それ故に、変装という手段で身元を偽るシスター・ジャスティスを認識できずにいる。 視覚、聴覚はあまりアテにならない。 耳元で囁かれる「教会の〜」の言葉に擽ったそうに身をすくめながら、嗚呼、と了解し、クリスティーナから身を離して ジャスティスにそっと身を寄せ、抱擁する。 )――・・・    ( 抱擁したまま撫でる指先はエロティックさよりも、むしろよしよしと慰めるように働いて―― この人は、私のお友達のお姉さん。 彼女は逝ってしまったけれど、この人は未だ生きている。 一時は腐臭を貼り付け、今にも死んでしまいそうだったのに。 ジャスティスの匂いに、彼女の残り香を探すように、抱擁したまま すう、と息を吸い込み。 ) [Wed 1 Sep 2010 00:29:32]
クリスティーナ@カジノ > ( 「ねー?」が案外可愛くてそれはもう堂々と「お友達」と二回、三回ほど唇を交わす。 見ての通りですよっと―――あと半分は自慢である。 ) …ほら、教会の。 聖堂で遊んだ所の。 ( どうもシスターの事を思い出せないようなジョゼに軽く耳打ちする。 この距離だし、二人にも聞こえるだろうが、見ての通りこういう娘だという所は見せておいた方が良い。 約束とかそういうの、通じない子だし。 誤解があるといけない。 ) 筋肉で教会守ろうとし過ぎなんですよ先ず根本的に――――あ、酷いですね。 うち、聖教会派ですよ? アサシン送ります? ( ドルーチ派なんていう連中は聖教会―――というか、クリスティア人が殆どだ。 アレを聖教会と同一視されるのは少し面白くない。 それほど私個人が熱心ではないにしても。 ) [Wed 1 Sep 2010 00:12:28]
ジャスティス > NO!教会の治安保全のためです!! 筋肉好きみたいに言わないでください!! (必死に抗議をして)  ま、まー、来ちゃってる人でしたら、だいじょうぶでしょう。あっちも困るでしょうし、大聖堂はいきなりアサシンまがい送りつけてくる程過激じゃないですし。聖教会ならともかく。 (びくびくして周囲を眺めながらつぶやいて) あいかわらず中のよろしいことで。 (黒メガネをはずして、ちょっとジト目でジョゼとお嬢様を見つめて) [Wed 1 Sep 2010 00:04:09]
オルガ > はい、目隠しをしているのはその為です。でも温度を感じる事が出来るので、日常生活は何とか。 ( 細かい作業は無理だが。こういう情報を予め提供するのも、こちらの害意が無い事を照明するため。手札を見せすぎるのも良くないが。 ) ジョゼ様、ですね。はい、それはもう、仲良く―― ( と、そこでクリスティーナ様のオーラを感じとってしまった。流石パレンティ・ディ・ロゼ・サングェの次期頭首といわれる方だ、鋭い! ) あ……。 ( そのジョゼ様がクリスティーナ様の手に口付けをするものだから、羨ましいと思ってしまうのだ。どっちが?どっちもだ。私は失礼ながら、そのジョゼという女性から発せられるどこか退廃的で性的な雰囲気を嗅ぎ取る。下品な言い方をすれば、誘えばヤれるんじゃないかと――。 はっ、いかんいかん。冷静になれオルガ。それは不味いぞ!ひと時の快楽より未来を考えよう! ) ( そしてどうやらシスターとジョゼ様はお知り合いのようだが、ジョゼ様の仕草からはそうとは読み取れない。 ) [Wed 1 Sep 2010 00:00:55]
オルガ > ( 仮に大聖堂の人が来てなかったとしても、他の人から噂で伝わることも…いやまあ、気にしても仕方ないか。ジャスティス様なら許される気がする。多分。 ) …エスメラルダという名前は、お店の方が先です。 ( だが、その答えは正確ではない。過去、マフィアを裏切った組織の人間への制裁として、そいつの娘を私が無理矢理犯した。その娘の名前がエスメラルダなのだ。この辺のお話しは組織の古株なら大抵知っているので、ひょんな事から耳にすることもあるかもしれない。 ) 何と、レイ・シェリダンを。…えっ、筋肉が好きだから買ったんですかっ? ( クリスティーナ様の言葉に便乗。どうしよう、私ももっと鍛えたほうがいい? )  [Wed 1 Sep 2010 00:00:45]
ジョゼ > ジョゼ。 クリスのおともだち。( 向けられた自己紹介に対して、ざっくりとした返事をしながら、飼い主に同意を求めるように「ねー?」と首を傾げてみせる。 あまり喋るのは得意ではなく、お喋りよりも態度や、行動で示し、その場の空気感を味わう方が好きな性質だ。 クリスティーナに握られた手を握り返し口元に寄せて口付けを。 ) ・・・・・・? ( 対して、フォーウン風のドレスの女性の言葉には、誰?とばかりにクリスティーナとオルガに対して意見を求め。 修道服といえば、クリスのセーフハウスに置いてあり、設定付きのコスチュームプレイの時に使ってる奴が頭に浮かぶが――― いい加減痛んできてた気がする。 どこかの誰かが刺したり破ったりぐっしょり染みつけたりするものだから。 はて。 ) [Tue 31 Aug 2010 23:54:26]
クリスティーナ@カジノ > ああ、だから眼を? 気をつけておきましょ。 ( 石化だって。 ネタばらしを先に聞けたのは良かった。 そうそうある事とは思えないが、オルガが私にそれを差し向ける機会がまるでないわけでもない。 欲に目がくらむとか、脅されるとか、何かの拍子で険悪になるとか。 …まぁ、あの様子だとただそれだけであそこまで寵愛しているんじゃあないのはバレバレだが。 ) ジョゼっていいます。 ちょっと変わった子ですけど、私の大切な友人ですから仲良くしてやってください。 ( 絡めて来るジョゼの手を握り、友人というには少し近過ぎる距離で寄り添ってオルガに紹介する。 どう見ても「手を出すんじゃねぇですよ」というポーズで。 シスターとは既に面識がある。 何とも言い難い面識が。 ) シスター、お金持ってる人間は大抵来ますよここ。 顔隠して。 ( そこら辺に居るんじゃありません? などと半分脅かし、半分本気で。 金が余っている暇人はこういう所が好きなのだ。 仕事には関係なく。 ) あら、随分と高い買い物ですね。 というか、貴女本当に筋肉好きですね。 ( 蜥蜴男といいなんというか、あの教会は相変わらず自由すぎる。 そも、あの蜥蜴といい、ブラティリアの剣闘士といい、パプテス教徒なのかっていう。 ) [Tue 31 Aug 2010 23:42:14]
ジャスティス > っ……!? い、いやぁ、ほら、カジノ来ないでしょ、関係者はきっと。最近いい話もあったしきっと大丈夫、大丈夫!! ふふん、暗黒街にすんでるからって変な噂とか立たないように気をつけていますからね! (胸を張った) はぁ、エスメラルダ……あーあー、カジノの名前ですか。どちらが先なんですか? 奴隷の子が?それともお店が? いずれにせよ大事にしてらっしゃるんですね。(と目を細めて笑って) 先日私も奴隷を購入しまして。”トゥーハンド”のレイ・シェリダン。であっても奴隷だからっていじめないで上げてくださいね。 (なんだか怖そうですねぇ、と奴隷の能力を聞けば目を丸くして……)  あらあらジョゼさん、お元気そうでなにより。 あぁ、そういえばその、修道服、処分の際は刻んどいてください。 (かなり昔のことを思い出してふとつぶやいて)  [Tue 31 Aug 2010 23:37:08]
オルガ > むぐっ。 ( クリスティーナ様に強調されてしまった。きっと彼女は私の反応を見て楽しんでいるんだろう。 ) い、今は別室でカードゲームの練習をさせています。中々面白い娘でして、バジリスクという石化の力を持つ魔物との掛け合わせで生まれました。その力を是非裏のギャンブルで使わせたいと思いまして。 ( 慌てて話題を奴隷の能力の方に持って行き、ただの愛玩用ではないのですよアピールを。 ) め、面目ありません――。 ( 情けない。このお方の前では頼りがいのあるところを見せて起きたいのに。 …と、クリスティーナ様が先程のピンクの髪の女性を招いた。そうしたらなんとその女性、クリスティーナ様に腕を絡めたではないか! ) やや、これは――…。 ご友人の方で? ( もっと言えば恐らく友人以上の関係だろう。…危なかった。何も知らなければ声を掛けて口説いていたかもしれない。いや本当に危なかった。セーフ…! ) 私はオルガ・バイルシュタインと申します。以後、お見知りおきを――。 ( そうピンク色の女性に自己紹介しよう。 ) [Tue 31 Aug 2010 23:28:22]
オルガ > 私は女性の顔は一度見たら忘れないのです。 ( と、ジャスティス様へ言って。それが美しいお方なら尚更に、と続けたいところだが…それだとクリスティーナ様へのアタックが手薄になる。むむむ、参ったぞ!私はどちらの女性を攻めれば良いのか!願わくば両手に花と行きたいところだが、そうすると大抵はどちらにもそっぽを向かれてしまう…!などと、考えるのでありました。 ) …でも、あれだけ大きく飾っていたら既に大聖堂にも知れ渡ってしまっているのでは…。 ( やっぱりその辺はシスターとしては不味いんだろうか。 )  [Tue 31 Aug 2010 23:28:15]
ジョゼ > ( 歩み寄ったフォーウンドレスの女性を、飼い主の反応から友好的な相手と認識すると、視線を外す。 その程度には興味がなかったし、自分が天井ブチ抜いた教会のシスターが変装してるだなんて考えもしない。 ジョゼという女は概ね、愚鈍である。 着いている卓で行われているカードゲームのルールもいまいちよく分からないので見ているだけ。 ) ( 飼い主の手招きに、煙草を大振りなクリスタルの灰皿に押し付け、紙巻を外したホルダーの中の煙をふっ、と吹き飛ばしてバッグに仕舞って席を立ち、支配人らしき女とフォーウン人女性(?)と歓談するクリスティーナの傍らへ。 無論、自然と腕を絡めて。 投げかけられる二人の視線に、僅か首をかしげ ちょうど瞳が隠れるラインで切られた前髪で伺えぬ視線のまま、口元に曖昧で微妙な笑みを浮かべ。 ) [Tue 31 Aug 2010 23:20:34]
クリスティーナ@カジノ > そう、エスメラルダ。 良い名前だこと―――。 ( 別に良いけど。 からかい半分で弄ってるだけだ。 カジノの名前をそのまま奴隷につけるなんていうのは随分な御執心だが、奴隷は奴隷。 あまり入れ込み過ぎて踏み外さないと良いけれど。 まぁ、私もその辺は気を付けたい所―――いつも通りといえばいつも通り、ぼんやりと佇んでいるジョゼに手招きしてみる。 ) 身体は壊すわ銃は壊すわ―――あら、シスターお久しぶり? 今日は随分と珍しい格好ですね? 夏だから? ( あの恰好で仕事してたらそれはそれで面白いが。 髪を赤く染めたくらいで忘れる顔でもなし、変装だという発想すら浮かばなかった。 ) 弓より早い、くらいしか利点は無いですよ。 あとは素人でも覚えれば簡単って程度? ( 銃なんてそんなものだ。 鎧を貫通したければクロスボウでもよし、射程もそこまで長くはなし、雨に弱い、金がかかる、装弾の手間もかかる、整備も欠かせない。 ) [Tue 31 Aug 2010 23:09:53]
ジャスティス > …………オワカリデスカ。 (あっさりと見破られ、顔をそむけながら蚊の鳴くような声で呟く) まぁ、たまには着飾ってみたい、ということもございまして……ナニトゾ大聖堂ニハ。 (ボディーガードと、クリスティーナ、オルガと見渡しながら、眼鏡越しに弱気な視線を送って) へぇ、ハンティングですか……まだあいてにしたことはありませんが、かなり便利なものだそうですね、弓より断然早いとか。 (裾を煽るようにターンしながら、周囲のゲームを見渡して) [Tue 31 Aug 2010 23:00:13]
オルガ > お腹は、大丈夫です。――胃は少し弱いのですが、まあそっちは生まれつきですので…。 ――あっ、あ、ああ、あの娘ですか。は、はい、あの… エスメラルダといいまして…。 ( このカジノと同じ名前なのを突っ込まれるのを怖れる余りつい小声になってしまったが。クリスティーナ様にそういう話を振られると思っていなかった為に、挙動不審さが増す。 ) 私の喜びとすることは、あなたのようなお方のお手伝いが出来ることです。きっとあなたのご期待に添えられると思います。 ( こういう発言は自信たっぷりとまではいかないにしても、はっきりと言った方が好印象だ。 ) ――ああ!それは素敵ですね。是非ともお供させ……あ。 ( 銃。 ) …じ、実はその、銃は――故障しまして。でも、借りることも出来ますので、大丈夫です。 ( と言った。折角のお誘いだ、断るのは惜しい。惜しすぎる。 ) ………。 ( その話の中で、私は一瞬ちらりとピンク色の髪の女性を見遣る。目立つのもあるが、どこかで見たことのあるような。 そして視線は話しかけてきたフォーウンドレスの女性に向けられる。一瞬それが誰だかわからなかったが――。 ) ――もしや…ジャスティス様ですか?やあ、これはこれは、ようこそエスメラルダへ。 ( 変装をしているのだろうか?けれども確かにカジノに掛かっている大きな肖像画で毎日見ている顔だ。 ) [Tue 31 Aug 2010 22:55:04]
ジョゼ > ( カードゲームの卓に備えられたスツールに腰掛け、細長いシガレットホルダーに挿した煙草を燻らせながらそのやり取りを気だるげに眺めているのは、クリスティーナ・バルトロッツィの愛人としてあちこちで同伴が目撃されるショッキングピンクの髪の華奢な女。 社交場という場所柄、彼女の見立てで選ばれた光沢のある生地のパーティードレスを着せられており、クリスティーナ・バルトロッツィの同伴者としてこのカジノ「エスメラルダ」を訪れているが、手にしたハンドバッグの中には鉛玉が詰まっており、非公式のボディーガードでもある。 )――・・・  ( ぷかり、と煙を噴出しながら聞くでも無しに耳に入るやりとりの意味は、よく分からないし、あまり興味がない。 目の前で行われているゲームの内容もイマイチ理解が遠い。 このジョゼと名乗る身元不明の女にとって、世界は一枚の幕を隔てた向こう側のモノで、水の中から眺めているような感覚である。カジノの喧騒の中で厚いヴェールに覆われたような感覚の中、飼い主へ歩み寄ったエキゾチックなドレスの女性を視認し、目を向ける。 手元のコインを確認しながら。 ) ) [Tue 31 Aug 2010 22:40:07]
クリスティーナ@カジノ > お腹とかそっち系じゃないでしょうね。 薬飲みました? ( 風邪で顔色悪い=お腹痛いんじゃなかろうか という憶測。 まさかお姫様だっこの練習して腰痛めたなんていう曲芸的な発想は浮かぶわけも無し。 ちなみに私ゃ、ジョゼくらいなら抱えられる。 何をやらせても絵になるからお嬢様なのだ。 ) そういえばあの奴隷―――お気に入りの子が見当たりませんけど。 最近随分と可愛がっているとか。 ( す、と目を細めて勘繰るような顔で。 まぁ、年中無休で連れてるわけでもないだろうし、風邪が移ったかそもそも奴隷の風邪だったのかもしれないが。 ) 私、足を引っ張る人間には優しくないですよ? 愚鈍なのは論外です。 ( にっこり微笑んだ。 身の回りに居て一番煩わしいのは、進行を遅らせる身内だ。 頭が悪くて周囲に着いてこれないとなるといよいよ苛々する。 彼女がそういう人間でないと良いが。 ) …ま、息抜きも必要ですけどね。 今度どっか行きます? 貴女確か銃持ってましたよね。 フレッタ・ビーチェでも連れてハンティングとかどうです? [Tue 31 Aug 2010 22:39:12]
お知らせ > ジョゼさんが来ました。 『 控える護衛 』 [Tue 31 Aug 2010 22:37:07]
ジャスティス > (ゆっくりと歩いてくる人影が一つ。伸びた背筋に、太ももの付け根までスリットの入った赤いフォーウンドレスをまとう一人の女。ホワイティアらしく、短めの髪は赤く染め上げ、黒水晶のシャープな丸眼鏡をかけている) 今晩は。 (作った声で、二人に声をかけて。たまには……なんて精一杯の変装をしてきた一応の聖職者が一人) [Tue 31 Aug 2010 22:34:55]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『かつかつと響く足音』 [Tue 31 Aug 2010 22:27:59]
オルガ > そ、そうですか? ( 顔色が悪いといわれてまた少し焦る。多少の具合の悪さならともかく、やはり痛みというのはダイレクトに顔に出る。こればかりはどうしようも無いのだ…っ。 ) い、いえその…お恥ずかしい限りです。世間の空気が浮かれるとそれについつい釣られてしまうというか――。 ( でもよく考えてみたら夏もそれ以外の季節も浮かれる浮かれないは別にしても、遊ぶ時間は変わらないかもしれない。…もっと自重した方が良いということか。 ) …クリスティーナ様。 ( しかし、その言葉には私は不覚にも感動してしまった。それは、将来「薔薇の血族」のボスとなるクリスティーナ様から、目をかけて頂いているととっても間違いではない。無論、それは私が有能か無能かでわかれる厳しい視線ではあるが、少なくともクリスティーナ様はこちらの組織の中で嫉妬の入り混じった醜い権力闘争には関わりのない、言うなればフェアな視点で私を見てくれる方だ。このまま成功を収めれば、このお方は私の味方についてくださる。 ) …はい。決して気を緩めず、必ずこのカジノを大きな成功へと導きます。 ( そう言って、熱っぽい視線で彼女を見よう。 ) [Tue 31 Aug 2010 22:27:12]
クリスティーナ@カジノ > ( まぁ、ドレスコードを通過出来て身分証明も出来る程度の人間はある程度TPOってものを弁えてはいる。 今時のヤクザ者は顧客や同盟の心証を悪くする事がどれだけ損失を招くかって事を知らないとやってられないのだ。 暴力が物を言う時代でも無し。 ある種、ビジネス社会の一部みたいなもんで。 ) 顔色悪いですけどね。 夏だからってあんまり遊び過ぎちゃ駄目ですよ? ――――貴方、ここ数年が頑張りどころでしょうに。 ( これは将来の暗黒街の顔役としての忠告である。 彼女は今まさに将来の進退がかかった時期にある。 今評価されなければ限界は見えてくるし、今成功を収めれば次のステップが待っている。 ) [Tue 31 Aug 2010 22:17:28]
オルガ > ( オルガ・バイルシュタインとしては、暗黒街近辺のお客様にもそういった煩わしさを感じずに楽しく遊んで欲しいとも思ってはいるようだが、やはりそれは難しい話なのだろう。逆の立場であったら、自分も私兵を連れてくるだろうし。 支配人の生まれつきの小心と心配性のお陰で警備は厳重ではあるが、それも絶対ではない。 ) ――はい。そう何日も休んではいられませんから。でも、もうすっかり良くなりましたよ。きっと恐らくは、今日このカジノにあなた様がいらっしゃる事を私の勘が察知して、早く治さねばと気合をいれたからでしょう。 ( 事実、この方にお会いできたのはラッキーだと思ってる。今日休まないでよかった!…だが、クリスティーナ様に一礼しようとした時、腰にぴしりという小さな衝撃が走って。 ) ………っ ( オルガのポーカーフェイス(自称)が少し歪む。そして少々歪な動きでもとの姿勢に戻るのでした。 ) [Tue 31 Aug 2010 22:08:53]
クリスティーナ@カジノ > ( あんまり仲のよろしくない組織の人間と遭遇する事も多く、まぁ大抵―――私も含めて私兵を連れ歩いていたり、或いはあちこちに紛れさせていたりするのが何とも息苦しい感じ。 笑顔で皮肉の籠った挨拶なんてしながら同じテーブルについたりして。 中立地帯というルールが敷かれ、抑止されてはいるが―――そういうのを破る人間が必ず居るからこそ、こうも厳重なのだ。 中立だから油断しているだろう、中立だろうと今度ばかりは破らせて貰う、なんていう輩はいつかそのうち出てくる。 その場に関わらないで済みたい所だけど。 ) ――――あら、今日は来てたんですね。 風邪っぴきなら大事を取った方が良いんじゃないです? ( ソフトドリンクを片手にシスター・ジャスティスの肖像画を見上げて居れば、件の支配人が顔を出した。 顔色、よくない気もするけれど。 ) [Tue 31 Aug 2010 22:00:44]
オルガ > ( 表向きは安全かつ健全な賭場場を装っているこのカジノは、中流階級の客も多く、自分が支払える額を見誤らなければとても楽しい遊び場になることは間違いないだろう。勿論、暗黒街の客も多いが、ここでは組織同士の諍いはご法度という規則も設けられている。多数のファミリーが出資することで初めて成り立つ奇跡の均衡と言えるのかもしれない。――だが、その為各ファミリーの幹部やお偉方がよく顔を出す場所でもあり、支配人としてはやはり胃がきりきりと痛む思いをする事がある。ギャンブル場の収益というものは普通にしていても大きくなるものだ。だから致し方ないといえばそうなのだが。 ) ………おや、あれは――。 ( クリスティーナ様だ。このカジノにとっても大切なお客様の一人だが、やはり同じ幹部でもお相手をさせて頂くなら彼女のような人がよい。颯爽と彼女の元へ参上しようと足を進める私だが、腰が痛くてちょっとひょっこりひょっこりとしてしまうのが情けないところ。ばれなければいいが…! ) ――御機嫌よう、クリスティーナ様。…いえ、少し、夏風邪をひいてしまいまして…。 ( 早速病欠を疑われていることに内心焦りながら、精一杯表面上は平静を装う。 ) [Tue 31 Aug 2010 21:52:30]
クリスティーナ@カジノ > …で、支配人が病欠ってのは本当なんです? 遊び過ぎとかじゃあないんですか? ( 支配人、オルガ・バイルシュタインが昨日突然休みを取ったとスタッフに聞いて肩を竦め、場内を見て回る。 真面目何だか不真面目なんだかわからないあの支配人―――やる気はあるんだろうが、無理してるのが見えるっていうか。 どうも最近は気紛れに買った奴隷を溺愛して連れまわしてるようだし、案外そっちの関係で――――。 ) [Tue 31 Aug 2010 21:48:13]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 腰を庇いながら。 』 [Tue 31 Aug 2010 21:46:54]
クリスティーナ@カジノ > ( バルトロッツィファミリーが仕切る暗黒街東区、「薔薇の血族パレンティ・ロゼ・サングェ」も一部出資する、大型賭博場。 うらぶれた小屋でいかにもなヤクザが仕切る、一般人のとても近付けないようなソレとは違い、ドレスコードあり、黒服の厳重なガードあり、暗黒街の外からも足を運ぶ客も多い見栄えよく綺麗な店だ。 主に横丁や商業地区進出を図る外食産業、ファッション業界の仕事を親爺から任されている私だが、まぁアミューズメント方面も私向きだし、なんせちょっとぶらぶら遊び歩く範囲にあって丁度良い。 そんなわけで時々様子を見に来ている所だった。 ) [Tue 31 Aug 2010 21:39:32]
お知らせ > クリスティーナ@カジノさんが入室されました。 『 カジノ「エスメラルダ」 』 [Tue 31 Aug 2010 21:28:01]
お知らせ > ブロウン@暗黒街教会さんが退室されました。 『あとは魔法書でも読むかぁ(後片付けをして自室へと戻ろうか──)』 [Sun 29 Aug 2010 22:49:04]
ブロウン@暗黒街教会 > (ぐつぐつと煮える鍋。ゆっくりとかき回しはしでジャガイモなんかをつついて火のとおりを確認していて)そろそろいっか(味を見てみれば、甘さとしょっぱさがちょうどいい具合に交じり合うクリーミーな仕上がり。料理ができたら火からおろすとかそういうことはしない、鍋にふたをしてかまどの中に手を突っ込んでもみ消すという行動に出る。火竜人、火には強い。プスプスと消える火を確認すれば墨で汚れたて手を洗い、あとなんかすることあったかなぁ、と周りを見回して──) [Sun 29 Aug 2010 22:42:44]
ブロウン@暗黒街教会 > (最近やってきた小さい子にはたぶん、そこそこうけはいいだろうと思われるお菓子。というよりも、あの子がどういう経緯でうちにきたのか、よくわかっていない部分がある。今度聞こう、今度聞こう、とおもってもう1ヶ月くらいになるんじゃなかろうか?適当だけど)まぁ、別に害があるわけじゃねぇし、家の事やってくれるからなぁ(小さいながらに家事ができるというのはとてもすばらしいことだと思う。家主も見習うべきだと思う。下着は黒以外も着てほしいと思う。ともあれ、このクソ暑い夜にかまどに火を入れているわけで室内はサウナ状態になっているわけだ。体中の鱗の表面がカンテラの明かりを反射させて、時たまタオルでふき取りながらの調理なんていうのは人間には過酷なものだとおもう。窓は・・・虫が入ってくるのであけていない) [Sun 29 Aug 2010 22:33:11]
ブロウン@暗黒街教会 > (毎週のごとく今日もミサは行われた。最近趣味になりつつあるお菓子作りも、分量考えないで作っていたせいかいつも多めにあまっていた。それを考えていつもよりやや少なめに作ってみたところ、家で食べる分が残った。)あのくらいでいいか(あんましお金もかけられないということで、低コストで作れるクッキーや、タルト系なんかが主になっている。そんなわけで肉食のこの竜人は、味見はするが食べたりはしないのだ。今日はネタが思い浮かばなかったのでただのクッキーを出したとか。そして今、普通に料理を作っている最中。今日はシチューにしましょう、味見はするけどやっぱ食べない家事担当者) [Sun 29 Aug 2010 22:13:55]
お知らせ > ブロウン@暗黒街教会さんが来ました。 『ちょうどよかったなぁ・・・(食堂。かまどの前)』 [Sun 29 Aug 2010 22:01:42]
お知らせ > 教会さんが退室されました。 [Sun 29 Aug 2010 06:47:27]
お知らせ > 跡野末理@紋章さんが退室されました。 『( 興味本位で着替えを覗き。 やはり、踏ん切りはつかなかった。 )』 [Sun 29 Aug 2010 03:16:50]
跡野末理@紋章 > ―――。   ( お、と思う。 へー黒か。 レースか。 …いや別に良いんだけれど、尼さんと聞いて、白の、地味なのでないのが意外。 …服を脱いでいる隙に押し入ってしまえと、つい誘惑に駆られてしまいそうになるけれど、名無花はどんな状態にあるのか。 それに、押し入って剥いて叩いたとして、それを見てくれる第三者――― 教会内であれば、あとはトカゲと、もう一人女の子がいるくらいだろうか。 そのどちらかがすぐ近くに居るかどうか。 やはり屋内では、なかなか上手いようにいかない。 ) [Sun 29 Aug 2010 02:23:38]
教会 > (狭く急な階段を上っていく光景を忍びの少女は見ることができるだろう。オウの方の扉の前に立てば二度三度と名無花の名前を呼ぶ) もう、寝てるのかな? (声をかけるのをやめ、自室に戻る。四畳半ほどの室内には寝台と小さなサイドテーブルとクローゼットがあるきり。武器を体から離せば、帯を解き、修道服を脱いでいき下着姿になる。わずかに体を見下ろす視界には、黒いレースの下着と肌が映るだろう) あ、着替える前に体拭こうかな。 [Sun 29 Aug 2010 02:14:05]
跡野末理@紋章 > ( 屋根から屋根へ、滑るように。 久しぶりの本気で、それらしく動ける事にほっとする。 もちろん有事に備えて鍛えてはいるし、魔術を身体能力で偽装するような無茶もしているけれど、仕事のつもりで動くのは久しぶりだ。 …もっともこれだって、務めではなく私事なのだけど。 )   ―――。   ( 名無花というらしい少女の窓が見える位置に落ち着いて、視界を他人のものに切り替える。 マークしているのは、とりあえず教会の住人だけ。 シスター・ジャスティスが一階にいるうちに、押し入って剥いて叩いてずらかれないだろうかと遊び心を出しそうになるが、やはりリスクとリターンの間で揺れてしまう。 ) [Sun 29 Aug 2010 02:05:30]
教会 > ん〜。 (教会と、それに寄り添う居住区。居住区が輪の一回、食堂で修道女はお茶と夜食の準備をしていた。紙袋から取り出したのは、不揃いな茶葉。味が日によってまちまちだが、意外といける品により安い。塩味のビスケットを何枚か取り出し皿に起き、ふと手を止める) 名無花ちゃん、まだ起きてる? (とんとんと階段を上り、二階の個室の方に向かいながら名無花に呼び掛けて [Sun 29 Aug 2010 01:56:01]
跡野末理@紋章 > ( 物音一つ、自分の衣擦れにも気を遣うような状態で、まさかのシャウト。 肝を冷やすが、それより現実感のなさに呆然としてしまう。 …心を無にするとか、その辺の技能で防げるのかもしれないが、常にそんな状態を保つのも難しい。 …しばらく置物のように身を潜めて、またすぐに教会へ注意を向けた。 )   ( …今夜もシスター・ジャスティスは教会に居る。 夜警に出ることもあるようだし望みはあるが、彼女と鉢合わせるのは論外だ。 ―――止むに止まれぬ事情があったのだということで、ちょっとやり合ってみたい気持ちもあるけれど、それで全部台無しにしてしまうほど無謀にはなれない。 教会とは一軒挟んだ屋根の上、出窓の影に張り付いて闇と同化していた娘は、特に注意を引いていないことを確かめてから、とりあえず場所を変えようとそろりそろり移動し始めた。 ) [Sun 29 Aug 2010 01:52:53]
教会 > (教会は、入口のカンテラの明かりはまだ落ちておらず、屋内では人の動く気配も感じ取ることが出来るだろう) ん? (青い髪の修道女は、叫び声にふと紅茶の袋を破る手を止める) 酔っ払いかしらね。 [Sun 29 Aug 2010 01:37:52]
跡野末理@紋章 > ( 自分達以外の呪われた人が善戦して、ここにいる少女を残し紋章持ちがいなくなっていると期待したいところでもあるけれど、どうだか。 …望み薄でもやってみなければ分からない。 もしかしたらこれで解決するかもしれないと言い聞かせるものの、タイムリミットが迫っている今、シスター・ジャスティスを敵に回して一人消すことにどれほどの意味があるのか。 いっそ、また魔術科実技棟に篭もればこんな呪いくらい何とでもなるのではと投げやりにもなってくる。 ふとした拍子に内心を口に出してしまうなんて呪いは立場上どんな手を使ってでも解かなければならないものだけど、とにかく、相手が悪過ぎるという。 ) [Sun 29 Aug 2010 01:36:40]
お知らせ > 教会さんが来ました。 [Sun 29 Aug 2010 01:36:10]
跡野末理@紋章 > ( …なんて日頃のノリで叫ぶわけにもいかない。 …いかない、はずなのだけれど呪いのせいで思ったことを口に出してしまうことがある。 ここでもそう。 )   〜ッああもうどこよっ! もぉーっ!   ( シスター・ジャスティスの暗黒街教会を張り込んで、目元だけが露出した忍装束の娘は、夜空に吼えた自分の声に耳を疑い、口を押さえた。 狭い島のほんの一画でしかないヴェイトス市だけれど、それでも手掛かりもなく人一人探すのは難しい。 …いや、妖精に紋章を付けられた人間がどれだけいるのかは分からないけれど、一月探してみて結局、所在を知ることができたのはよりによってこの教会に転がり込んだらしい女の子だけ。 所在さえ分かればいつでもどうにかできるだろうと先送りにしていたのに、他にそれらしい人を見つけることはできなかった。 ) [Sun 29 Aug 2010 01:09:52]
お知らせ > 跡野末理@紋章さんが来ました。 『( どこよ! もー! )』 [Sun 29 Aug 2010 00:58:00]
お知らせ > テレサ@紋章さんが帰りました。 [Wed 25 Aug 2010 02:56:36]
テレサ@紋章 > (見つからなかったら―――アイツらみつけて脱がして引っぱたいてやる。 そんな誓いを胸に秘めつつ。 おっかなびっくりインアウトを繰り返してても埒が明かないと判断。 ここは高空偵察か。何処に何が集るのか、何処を見張れば効率いいのか。 ・・・そして、できるなら”対象はどこか”。)これじゃ悪戯されてる側が狩人みたいじゃんよ。(片手の箒をくるりと回し。 離陸位置を確保した。) [Wed 25 Aug 2010 02:56:32]
テレサ@紋章 > (ソレが証拠に ――視線慣れはしてるけど、ここら辺のはほら、ちょっと、ね?) ――露骨すぎンのよ。(内心嫌悪感かつ超こっぱずかしいのだが、そっぽ向くだけで許してやらー。  ビンゴって時に対応するため、今日は自衛(という名目の暴力)の用意すらないのだ。) 家に引き篭られてたらそれでアウトだけど・・・ま、できるだけ。(先輩と一緒なら心強いンだけどなー。 なんて呟きつつ。 ―――え、男のほう? 街の治安以前にもっての外だ。今の状態では。) [Wed 25 Aug 2010 02:52:05]
テレサ@紋章 > (街中で人の集いそうな所は虱潰し的に大抵回ってみたし、それでもなんかこおこれだーっていう運命の人はいなさげだった。 というのが今までの流れ。 だとすれば”普通の所”には居ないのだろうと此処にきたのだから――普通そうな場所ばかり回ってても意味はそりゃないよな。) できるだけ荒立てたくないし。 スマートの心得大事そうかなー?(魔術学科なんていう所属故に、奇行もちょっとは許されてたが――裏通りなんて散策中だと、きっと自警団に説教されてはいお終い、とは行かないのだろうと想像が付く。) [Wed 25 Aug 2010 02:46:03]
テレサ@紋章 > なんつって来てみたは良いけど―――どんな地上迷宮だという話よ。上からのほーがよかったかしらん?(大通りや店の並ぶ道はある程度の活気もあるし判り易いのだけど、ある意味人種が商店街と同じ感じ・・・此処では河岸を変えた意味に乏しいかもしれない。 でも逆にちょっと脇にそれると、途端に雰囲気が変わったりして焦る。帽子のつばくいと上げて空を確認。曇天故か少し蒸し暑く、高空の風が恋しい空気だ。) [Wed 25 Aug 2010 02:33:13]
テレサ@紋章 > (一口に暗黒街といっても色々な場所があって、ちょっとガラの悪いだけの商店街 みたいな場所なら、外の人間だって出入りすることはなんとかなる。 まあ、偏見通りの一見さんお断りな禿鷹の巣だって確かに有るし、色々と気をつけないといけない事は多いけど、ね。)――ってーわけでかさこそと蟲のように潜入する私なのでした まる。(大通り+何時もの格好+なめられないアクセがどの程度蟲の隠密なのかは兎も角、ある意味で夜の街の雰囲気には溶け込んでるかもしれない。) [Wed 25 Aug 2010 02:17:41]
お知らせ > テレサ@紋章さんが来ました。 『偵察中。』 [Wed 25 Aug 2010 02:04:17]
お知らせ > 名無花@紋章さんが帰りました。 [Wed 25 Aug 2010 00:04:08]
名無花@紋章 > (そんな事を考えながらの床の掃除。次第に夜も更けてきて、どんよりと曇った空では月の所在もわからずに大体の時間も解らない。けれど次第に眠気に襲われてそのまま掃除をしながら床に倒れこむように眠る。手には確りと布を握って) [Wed 25 Aug 2010 00:04:05]
名無花@紋章 > (パプテスの信者でも、ホワイティアでもない。そもそも人としても認められた存在じゃない。新たに植えつけられた「自分は奴隷でしかないのだ」という意識は簡単に消えずに、頭の奥底に根を生やしたような感覚。それを拭い去ろうとするかのように床の掃除をする。けれども、その意識はなかなか拭い去る事はできない。) [Tue 24 Aug 2010 23:45:29]
名無花@紋章 > (搾って、拭いて、濯いで、搾って、拭いて、濯いで、搾って、拭いて、濯いで、搾って……その繰り返しを幾度続けただろう?それでもまだ半分程度しか終わっておらず、)……。(礼拝堂の中を見渡してみる。コレが終われば、他の場所も拭いた方がいいだろうかと考えるものの祭壇などは自分が触れるのは罪なような気がして床に視線を落とす。) [Tue 24 Aug 2010 23:35:12]
名無花@紋章 > (床を拭いた布を桶の水につけてその中で漱ぎ、取り出しては出来るだけ固く絞って再び床を拭く。その繰り返し。礼拝堂の隅、床に蹲って蠢く白い塊はある意味不気味かもしれない。そこが暗ければ闇の中にボーッと白く見える様は……きっと何かに似ている。) [Tue 24 Aug 2010 23:21:17]
名無花@紋章 > (色々と、まだ居たのかなんて突っ込みうけそうですがそれはあえて受け付けない。相変らず暗黒街に在る教会でお手伝い。夜は出かけずに大人しく教会の中で、今は礼拝堂の掃除をしている。水の入った桶を傍に置いて床を水拭きしていく。) [Tue 24 Aug 2010 23:14:08]
お知らせ > 名無花@紋章さんが来ました。 『(教会にて)』 [Tue 24 Aug 2010 23:08:43]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『(雨が止むまでおとなしくしていた)』 [Sun 22 Aug 2010 02:38:10]
ブロウン > 朝までにゃ結果でるだろう・・・(朝方帰ったところでお菓子作ってる時間なんてないだろうけれど──) [Sun 22 Aug 2010 02:37:48]
ブロウン > (冷えたカラダに囲炉裏の炎が暖かい。酒でもあればのんびりゆっくりできただろうけれど、あいにくと薪以外の代物はこれといって見当たらないこの廃屋。ごろりとその場で横になれば降り続く雨をうっとおしくにらみつけるばかりで。)これだけ湿気もつよけりゃ大雨になるかぁ・・・それより明日の準備できてねぇな・・・(毎週日曜日はミサが開催される暗黒街教会。ミサが終わってから配布する菓子類なんぞを作っているこの竜人。一杯引っ掛けたあとでも大丈夫だろうなんてたかをくくってしまったのがあだになったか。このまま降り続くようなら明日はなしでいこう、なんても思うのだ。むしろこんなに雨が降り続けばわざわざ教会にくる人なんていないはずだし──) [Sun 22 Aug 2010 02:27:02]
ブロウン > (ともあれ。人が住んでたらすんでたで一言謝って雨宿りすればいいだろう。うん、そうしよう。びちゃびちゃにぬれた麻のズボン。水分を含み鱗にへばりつくもなんとか脱げば火の近くに横たえて。さすがにタオルなんてものはないため体中にまとわりつく雨水は囲炉裏の火で乾かすしかあるまい。ぱちぱちと燃える囲炉裏の炎に映し出される影は人間とはまったく異なる姿を壁や窓へと映していて)無理して酒場でてこなきゃよかったな・・・最悪朝まで待つか(せめて少しでも日の光があれば帰ろうという気分は出てくるものだ。こんな真夜中の大雨の中をえっちらおっちら帰るなんていうのは誰だってしたくないだろう。傘もないことだし) [Sun 22 Aug 2010 02:10:35]
ブロウン > (夕飯が終わって、ちょっと飲みに出かけたやさきに大雨が降ってきた。屋根の激しくたたきつけられる雨と雨音。地面にぶつかり流れるそれは、道を小さな川へとかえるほど。傘なんて必要のない天気ったのに、帰るころにはこんなにもひどく──)どうしたもんかなこれ・・・(我慢して歩けば20分もかからないだろう教会との距離も、さすがに億劫に感じさせる豪雨。平屋な廃屋の中央にはちょうど囲炉裏のような火をたくスペースが見受けられ、薪もあったためとりあえず火起こして様子を見ているところだ。すこしこぎれいにされているところを見ると、利用者がいた形跡がある。というか誰か住んでたらどうしよう、なんて内心ちょっと後ろめたい竜人。外を見ても何も見えるわけでもない──) [Sun 22 Aug 2010 02:01:37]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『全然やまねぇな・・・(廃屋の中に避難中)』 [Sun 22 Aug 2010 01:53:55]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――戦いだ。』 [Sun 22 Aug 2010 01:11:27]
アイゼンリッター > (――ほどなくして、お目当てのものが見つかった。 路地裏では男たちが家のドアをこじ開けようと工具を手にしている)……………。(情報収集のためにチンピラを締め上げることはあるが、アイゼンリッターが攻撃を仕掛けるのは、基本的に現行犯のみだ。相手は二人、此方は一人。しかし高位は取ってある。イニシアティブは此方にある。 問題は無い。 素早く装備を点検。 息を吸い込む。 着地点を決定。 初撃からの一連の流れを構築。 さあ――) [Sun 22 Aug 2010 01:11:22]
アイゼンリッター > (建物と建物の間、僅かな距離の時もあるし離れている時もあるが、それを一跳びで越えていく。 助走をつけて――まあ常時走っているわけだが――跳躍し、着地と同時の転がって衝撃を受け流し、即座に立ち上がってまた走り、飛ぶ。 これの繰り返しだ。 最初のころは難しかったが、今となってはそう難しいわけでもない。 困難なのは――)………………雨か。忌々しいな。(――それを繰り返しながら、眼下に流れる路地裏を監視する、という事だ。特にこの豪雨の中では、ちょっとしたことは見逃してしまいそうになる。 ならば地面を歩けば良いという声もあるだろうし、実際にそうする事もあるのだが、やはり高所からの奇襲という戦術メリットは捨てがたい。 正面から正々堂々と戦え、と以前にある人物から罵られた事もあったが、そうする事で犯罪者を確実に叩きのめして被害者を確実に救えるのであれば、喜んで真正面から突撃しようと思う。 そうでないなら、その戦術に価値はあるまい。 或いは自分が、無敵の肉体を持った鋼鉄の男であったなら、話は別かもしれないが……それだけの力があれば、きっともっと上手く立ち回っている事だろう) [Sun 22 Aug 2010 01:06:28]
アイゼンリッター > (だが考えるまでも無いことだ。 無言で立ち上がった鉄仮面は、再び暗黒街を警邏すべく、屋上を走り始めた。 アイゼンリッター/カイン・グレイホークは、自分たちの見ていないところで、何が起きているかを突きつけられた事がある。 邸一杯に詰め込まれた死者たち。 それはヴェイトス市に暮らす一般大衆が、自分たちには関係の無い、起こらないからと、見て見ぬ振りをしてきた結果だ。 である以上、自分だけでも戦う必要がある。 何一つとして戦果を上げないまま警邏を終えるなど、とうてい許されることではない)……………………。(ある種の使命感、義務感に突き動かされて、彼は行動を起こしている。 或いは自警団員や何かであれば職業理念と言い換えることもできるだろう。 もっとも、鉄仮面を被り、武装し、ブツブツと独り言を呟きながら徘徊している以上――強迫観念と言ってしまえば、それでしまいだが) [Sun 22 Aug 2010 00:56:09]
アイゼンリッター > (今夜は何も事件に遭遇しなかった。 豪雨の中、遮る物の無い屋根上で、鉄仮面の怪人が嘆息する。 「今日は何事も無い平和な一日だった」などというのは、単なる欺瞞だ。そんな日が、このヴェイトス市で起こりうるわけもない。 ということはつまり、自分が警邏の最中、何かを見落としていたという事になる。 陰鬱な気分になるのも当然といえた。 誰かを見殺しにしたのと同義だ、それは)………………もう一回りするか?(時間的には難しいかもしれない。 たった一人で街の全てを見通せるほどヴェイトスは狭くなく、一区画を見て回るだけでも時間が掛かる。 夜が明けては、自警活動は続けられない) [Sun 22 Aug 2010 00:48:32]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――ふぅ。』 [Sun 22 Aug 2010 00:46:34]
お知らせ > フレッタ@『瑪瑙の鍵』さんが退室されました。 『ガーッとあそんで、より気合入れて戻ってくるのも、ありだよねー』 [Mon 16 Aug 2010 02:58:31]
フレッタ@『瑪瑙の鍵』 > (今回取り決めた取引も小さなものながら、初めて使ってもらえたという既成事実と、此方に対する幾許かの安心を手に入れることが出来た。小さなものからゆっくりでいいのだ。本当に”此方”が必要になった時、躊躇わずに使用できるように。)積み木みたいなもんだ。 ・・・それにしても――(施行と成果が噛み合った時は少しテンションも高くなる。 気分的にあれだ。少し自分にご褒美をあげてもいいかな、感。) オルガの所、そういえば延び延びになってるなぁ・・・・ドレス、だっけか。(いつも通りの格好でも、性別が違うだけで礼服といえばそうなのだが。 友人兼あるいみライヴァルの敵情視察もかねて、近いうちに顔出してみることにしよう。) [Mon 16 Aug 2010 02:57:34]
フレッタ@『瑪瑙の鍵』 > (暗黒街の中だけの需要なんてたかが知れてるし、”此処”に来れないけれど"此処"の商品を求めるお客様だって、必ず存在するのだ。 たとえばギルド区。 例えば商店街、たとえば―――居住区。 そうした美しくも不便な世界達と、猥雑にして利便性溢れる此方の世界の架け橋に成ることが、現在のフレッタ・ビーチェの野望である。)(その方針的にリーザ・ロッドの申し出は渡りに船であったし、最初の足がかりとしての姿を教授いただいた感じでもある。 双務有償の間柄ながら、互いが互いを必要と出きるのは良い事だ。) [Mon 16 Aug 2010 02:51:32]
フレッタ@『瑪瑙の鍵』 > (オルガのようにぼーんと大権をまかされているわけでは無いし、クリスのようにセンスで勝負できるタイプでもない。 古臭くて融通の利かない自分は、だから姿はそのまま、手を広げる事にしたというわけ。 地味な営業で飛び回っていたのが功を奏し、何件かの商談を取り付けることが出来た。 まだまだこれからだが―――成功は成功の基だ。)ロッティ・・・いや、リーザか。 うまくやってくれてるみたいだし・・・・向こうは任せちゃいたいくらいだな。(向こう=上層住民居住区であり、今まではターゲットとしなかった場所だ。暗黒街のより多くの組織と、とかそういう拡大の仕方じゃない。 広げるのは、取引する階層。) [Mon 16 Aug 2010 02:45:59]
フレッタ@『瑪瑙の鍵』 > (深夜も酷い時間の事、お店の札は既に自作POPのくろ〜ずど 。夜メインの店なら明け方でも明けとくべきなんだけど、この雨であるし―――それに本当に緊急で必要としてる客は、閉ってようが唸ってようが燃えてようが扉をぶったたいてくれる店だ。基本的に上司も来ないし、ちょっと暗い油断してても平気なのである。) まぁ嬉しいんだけど。(モテ期みたいなものなんだろうか、なんて考えながら、視線を横に傾ける。 注文取り置き用の陳列棚だが、今日は何時もよりも僅かに窮屈な配置。 派手では無いが、これも労働の成果というヤツだ。) [Mon 16 Aug 2010 02:39:08]
フレッタ@『瑪瑙の鍵』 > (今後の事を考える、一日の業務の後に残された幸せな時間―――まぁ幸せなのは、上手く行ってる時だけなんだけれど、今のところは幸せにこの時間を享受している事が出来る。) ――あァ疲れた。ココも店番を任せられる人、増やさなくっちゃね。(ふやー、なんて息を吐きつつずるずる。 普段意図して作ってる爽やか青年イメージが残ってるのは口元の笑顔のみで、他は終電後に残業終わったサラリーマンの様相だ。) [Mon 16 Aug 2010 02:31:24]
お知らせ > フレッタ@『瑪瑙の鍵』さんが入室されました。 『椅子にくてーっと寄りかかって。』 [Mon 16 Aug 2010 02:26:26]
お知らせ > ルキアさんが帰りました。 『………泣く奴があるか、バカめが。』 [Mon 16 Aug 2010 01:30:01]
ルキア > ( 老人は笑った。構わないさと答えた。ならばオレがそれに答える言葉はもう無かった。彼は理解している。理解していて、なお覚えている事が辛くて、そしてだからこそそれを記憶の淵に沈めたいと願っている。残りの僅かな人生の中で、もう二度とうきあがって来ない程に深くの水底に―――― )( 知らず俯いていて―――泣くなよお嬢ちゃんと笑い声のままに言われて、オレはその時初めて自分が泣いていた事に気付いた。 ) ( 魔術の式は成功と成ったであろうか。そうして忘れ去ってしまうという事は幸せだと言えるのであろうか。オレには理解できない。その答えを知る事が出来るのは、きっと老人だけ。 ) ( 雨に打たれながら幼子は歩く。もう二度と顔を合わせる事も無いであろう旧き友に思いを馳せながら。 ) [Mon 16 Aug 2010 01:24:54]
ルキア > ―――――………雨か。 ( フードを被った少女が路地を歩きながら空を見上げる。出掛けの時には降っていなかった。この不安定な空模様で傘を持ってきていなかったのはは迂闊か未熟か考えなしか。いずれの答えであったにせよ、確信を持って言える事は俺がバカであったという事だ。 ) [Mon 16 Aug 2010 01:05:02]
ルキア > ―――――――― [Mon 16 Aug 2010 01:02:59]
ルキア > ――――………アランには可能だ。そしてルキアにも“不可能では無い” ( オレは質問を重ねずに返答だけをした。それを言い出す理由も、何故彼女の妻が姿を現さないかの理由も、察する事が出来ない程にオレは愚鈍な人間ではない。 ) ただしルキアは未熟だ。拙いオレがそれを為すには、心の底からの同意が必要となるだろう。 ( 言葉を続ける。アランならばある程度の条件が揃えば多少強引にでも、“記憶の改竄”という複雑な規模の魔術は可能だ。だがオレがそれを成功させるには、それらの条件に加えて、相手が心の底からそれを望むという条件が絶対的に不可欠になってくる。 ) ( オレはそっと一歩を踏み出し彼の頬に手を添えて、真っ直ぐにその瞳を見つめた。―――カサカサに乾いた肌。人が人である限り決して逃れられぬ物。それは老いと死。 ) 例え同意したとしても、オレではそれだけを忘れさせる事は出来ないかもしれぬ。中途半端に残った物に心を苛まれるかもしれない。他の記憶までも奪い過ぎて、抜け殻のようになってしまうかもしれない。それでも―――― ( 口早に語るオレの小さな手を、へし折れてしまいそうな程に細い腕を覗かせながら老人は握った。 )( 浮かべていたのは苦笑いだった。 ) [Mon 16 Aug 2010 01:02:34]
ルキア > ――――………それがおかしく思える事には否定出来ないな。実は若い頃にこっそりやんちゃでもしていたのだろう。 ( 仕方なしだと肩を竦めた。オレの年の娘が孫娘だということは、20代の時に作った子供の子供と考えるのが自然か。しかし事実そんな甲斐性はなく、50を近付いてもずっと独り身であったのだから――― ) ―――さて、何の用があったのだ?久方ぶりに顔を合わせたかった……というのならば申し訳ない。アレは今音信不通の状態であるからな。魔術の仕事の話しであるならば……アレと同じ性質のオレにも出来なくもないかもしれぬが。 ( 久闊を叙したい所ではあるが、それが出来るのはアランだ。オレではない。それに懐かしみを感じる為だけに呼び出すような性格の者ではない。精神を操る術を知るアランの力を借りたい理由でもあったのだろう。まあ今のオレでは何を手伝えるかが知れた物ではないが―――― ) ( ――――妻との記憶を一切合財忘れ去りたい。お嬢ちゃんにはそれは出来るか? ) …………………… ( そういえば、これの連れ合いの姿を見ていない。こいつには勿体ない人格者の良妻。細かい所に気が利く彼女がいたのなら、客人が訪れたのに茶の一杯も出さずに顔すら見せない筈もなかった―――― ) [Mon 16 Aug 2010 00:46:11]
ルキア > ―――いいや、オレは『ルキア』だ。ルキア・フィンケル。あれの孫娘だ。 ( とある家の一室にて。問うてきた老人にフードを取り外して少女の面相を露わにしながらオレはハッキリと答えた。―――アランの時代に使用していた連絡先に旧知の友から一つの知らせが届いた。オレ以上に偏屈な性格をしていて、こんな辺鄙な場所に連れ合いと一緒に引き籠っていた人物。こうして顔を合わせるのはもう大分懐かしい話しになるのか。 ) ――――………… ( 彼の腕も体も全てが枯れ木のように細く。その姿は年月を実感させてしまった。老いたな――――オレはその言葉を飲み込まなければいけなかった。彼を知っているのはオレでは無い。アランだ。ルキアと彼は初対面の人間である。 )( 老人はおかしげに笑った。あれに伴侶を見付ける甲斐性があったとはな、と面白おかしく彼は笑っている。 ) [Mon 16 Aug 2010 00:32:59]
お知らせ > ルキアさんが来ました。 『 ―――アランかと問われた 』 [Mon 16 Aug 2010 00:25:45]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『( 向かう先が郊外で、安心しつつ。)』 [Tue 10 Aug 2010 03:57:20]
お知らせ > カリンさんが帰りました。 『少女の要望通り、郊外の家まで雨の中を風のように駆け抜けていこう』 [Tue 10 Aug 2010 03:53:13]
ルァ > ――― 嘘じゃ…ない もん…… ( 苦しそうに息を吐きながら言うセリフでも無いが。 だが、一番痛いのは脚だから嘘は言って無い ということにする。) …病院、やだ……。ぜったいイヤ…。 ( 本当なら病院に行ったほうがいい怪我なのだろうが、 行きたくない。病院は嫌いだ。) ――――― ん…。( 確かに、いくら注意してくれても振動はどうにもならないだろう。 ぎゅっと目を瞑って、痛みに耐えるしかない。 これから暫くは痛いんだろうなぁ と思うと嫌な気分になる が。) [Tue 10 Aug 2010 03:52:13]
カリン > ( 元々甘えている性質だったのもあって、厳しく物を言うのは苦手だということもある。 それに、おそらく今回の事もこの子に非は無いだろうから。 ) ――嘘はダメ。 早く治療しなきゃ…病院に連れて行くよ? ( 抱き上げた少女が痛みに顔を歪めるのを見て、少女の頬を指で突きながら、メッとして。 行き先は病院のつもりだが、少女が嫌がるようなら、全力を出して郊外の家まで超特急で向かうとしよう。 ) ごめんなさいって…、迷惑なんかじゃないでしょ…このくらい。 それよりも、今から跳んだり走ったりするけど、少し頑張ってね ( あの時の事は少女の意思じゃなかったんだ。 彼に聞いても、起こるなんて事はないはずだ。 それよりも、今は急がなきゃならない。 早く到達しなければいけないけど、少女の身体に出来るだけ負担が掛からないように中止しながら行かなければならない。 ) [Tue 10 Aug 2010 03:45:38]
ルァ > ( カリンさんはいつも優しい。 優しいから、悲しい。 もっと責めてくれれば少しは楽になるかもしれないのに ―――て、前にも思ったことが…… ) ……ん… ( 痛むところあるの? と聞かれれば、反射的に首を横に振る。 抱き上げられれば動かされた時の痛みで苦しそうな表情を し、 ) ―――― うん… ( 気だけは? その言葉に若干の違和感を感じ、 思い出す。 たしか、【あの時も】 だ。) ………ぁ …… ( ヴァリスさんを刺した時にカリンさんもいた。 病院へと送っていったのは ) ………ごめんなさい…めいわく……… ( 迷惑ばっかり、かけてしまって。) [Tue 10 Aug 2010 03:37:53]
カリン > そんな顔しないの。 ( 男が逃げ出すのをその姿が見えなくなるまで睨みつけるような視線を送り続けて、姿が見えなくなれば振り向いて、複雑そうな表情をしているように見えた少女に笑みを浮かべながら、そっと柔らかく言おう。 ) ――駄目、動いちゃ…他にも痛むところあるの? ( 立ち上がろうとする少女をお姫様抱っこの要領で抱き上げてしまおうとしよう。 この雨だ、早く病院なり郊外にある家なりに連れて行って治療をしなければいけない。 ) ルァ、気だけはしっかりと持ってね…。 ( 彼の時、気を失うことがもっとも恐ろしいことの前兆だという事を知ったから。 ) [Tue 10 Aug 2010 03:30:48]
ルァ > ―――――― …う ん…。 ( 守ってもらえるほどのことを、できていないのに守ってくれる。 すごく幸せだけれど、自分の無力を痛感して悲しくなってしまう。) ――――――― ……。 ( 男が逃げるのは、見送る。 と言うか、この状態で追いかけられる筈も無く。 ―――あってはほしくないが、今度会ったら真っ先に逃げることを考えよう。そうしよう。) ………ん、…ッ……… ( 男が去れば、子どもは起き上がろうと腕に力を入れる。 太ももも勿論痛いが、蹴られた時の衝撃で身体全体も痛む。 最悪の気分だ。) [Tue 10 Aug 2010 03:22:56]
お知らせ > ツイストさんが帰りました。 『( ……勿体ない真似したもんだな、俺も。 )( 男は逃げ出した事を幾らか後悔して。 )』 [Tue 10 Aug 2010 03:11:49]
カリン > ああいうのから、ルァを守る為、なんてね。 だから、ルァ、もうちょっと待っててね ( 弓を引いて狙っている男を見て、歩み寄る足を止める。 その狙いがどこを狙っているものかは分からないが、万が一でも後ろの少女に当たってしまうわけにはいかない。 多分、こうして射線さえ遮っていれば、もしも放たれたとしても受け止めることが可能だろう。 でも、私はあの弓矢というのが放たれるのを実際に見たことが無い。 見たことが無いから、自信がなかった。 ) 逃げるなら、今のうちだよ…。 ただし、次にあったときはどんな理由があったとしても最低限半殺しだ。 ( チラリと後ろにいる少女に視線をやる。 雨も降っている中であの傷は良くない。 前の彼が怪我をしたときのことが脳裏に浮かんでくる。 大丈夫、あの時と違ってお腹に当たっているわけじゃない。まだ、あの時よりかは大丈夫なはずだ。 ) [Tue 10 Aug 2010 03:09:38]
ツイスト > ……………何だったかな? さて、思い出せないもんだ、これが。 ( 油断無く一歩近づいてくる相手に弓を構える。少しでも射線を遮る為に立つ場所を誤れば指を話すという脅しだ。実際の所は怪我はそれなりに軽くなく、寸分違わずにその隙を狙う事など、元々器用な質ではない俺には出来ようはずもない。―――今度はこっちが虚勢を張る番になるなんざ、全く情けないってもんだ。 )( 見た目通りの小娘なんかじゃない。半々殺しにすると嘯くその女の中身はもっとおぞましい別の何かだ。 )( そういうのと殺りあうのは絶頂し過ぎて楽しいに違いないのだが――――如何せん今日はそれをするには『引き』が悪い。もっと楽しい武器でやり合いたいものだし、それに怪我も看過できない程に重い。 )( 殺しているんだ。自分がその側に立った所で何の不思議もない。だが……ちと早い、か。 )( その場から退く意志をみせるように、弓の狙いを付けたままゆっくりと後退していく―――このまま見逃されるのならば、一先ずこの場は引く心積もりである。 ) [Tue 10 Aug 2010 02:54:18]
ルァ > ( は、と息を吐く。 心臓が動いて血が巡るたび、太ももが痛む。 雨で身体が濡れて、寒くて、指先が冷たいのに足だけは熱い。)( これ以上はもう動けない。地面に蹲ったまま、男が近づくのを見た が、 立ち止まった。 振り返った。 ―――― 吹き飛んでった。) ……。……………。……………………なん …で… ここ……… ( に、いるの? 聞こうとしたが声が出なかった。 先ほど聞こえた声は幻聴では無かったらしい。) ――― 危ないか ら…… ( 確かにカリンさんは強かった筈だけれど、かと言って大丈夫という保障は無い。 関わって怪我とかしたら、それこそ大変だ。 お母さんなのに。) [Tue 10 Aug 2010 02:49:04]
カリン > ( 男を突き飛ばしたのに成功すれば、両手をついて停止しよう。 ) ――ルァ、酷い怪我… ( 少女を庇う形で、男と少女の間に立ちながら、少女の方へと振り向きながら聞こう。 怪我が大丈夫ではないというのは一目瞭然。 太ももに刺さっている矢を見てギリリと歯をかみ締め。 ) ―――もう手を出した後だから、知る必要もない。 この子が何かしたの?答えによっては、半殺しを半々殺しよりもちょっとキツめのにしてあげる。 ( 男の持つ武器が視界に入れば、完全に少女への弓の斜線を遮るように立ちふさがりながら、睨みつけながら一歩前に出よう。 一瞬、殺してやりたい気持ちで頭の中が溢れかえりそうになったが、過去の記憶と新しい決意がギリギリ半殺しで留めている。 ) [Tue 10 Aug 2010 02:39:26]
ツイスト > こないでっ、って言われて、この状況で止まる奴ってのを俺はまた知らないもんだ。 ( クツクツと笑い、気にも止めることなく進んでいた歩みは―――唐突に止まった。 ) ――――また随分今日はこっちも賑やかなもんだ。 ( 返り血に塗れた男は少女へと近付く歩みを止めて、夜の雨の中であろうとハッキリと届く声の主へと振り返る。銀髪の女性。その紅い眼差しには敵意と憎悪が剥き出しにされている。――――いいね……この、感触。 ) ―――――――――ッッッ………!? ( 少女の時とは違う。今度は油断せずに警戒していた。しかし現れた女の跳躍は鋭く速く――――何よりもその単純な体当たりは尋常ではない程の重さを誇り、大柄な男を吹き飛ばして彼を地面に転がし、泥まみれにする。 )  ――――………さあねっ…… っ ……! 一体どこの誰なんだか ……… ( 少女の傍から無理矢理に剥がされた男。泥まみれの体を起そうとしながら、笑っている。 ) [Tue 10 Aug 2010 02:27:53]
ルァ > ( 本当、運が悪いと思う。 そもそも、この男とたまたま鉢合わせてしまった時点で運が悪かったんだ。 矢が刺さった太ももが熱い。痛い。 焼けるような痛み とはこういうことだろうか。 矢を抜いていいのかどうか? 出血をするから抜かないほうがいいとかそんなコトを聞いた様な記憶もあるが…。とか、ぼんやりとそんなことを頭の隅で考える。) ――――― こな…い で――― 。 ( 男が近づいてくるのに気が付けば、少しでも逃げようと、腕を動かそうとするだろう。 けれど、体中が震えて、うまくうごけない。) …こないで…ッ ( だから、口で言う他無かった。) ――――――― … ぇ ? ( と、声を出したのは聞き覚えのある声が、聞こえてきたからだ。 お家で子育てをしている筈の、お姉さんの声。) [Tue 10 Aug 2010 02:17:58]
カリン > ( 子供を見るのを彼とバトンタッチして、街に出てきてからスラムや暗黒街といった真っ当な人間じゃない人々がいる場所を見て回っていた最中、その現場よりも少し遠いところからそれが目に入った。そして、反射的に声が出た。少し離れたその男にも届くであろう声で。 ) お前は――― ( 背を曲げて、どんどん低姿勢になりながら、ゆっくりと男の方へと歩き、その男の顔を射抜くようなほどに強く睨みつけている。 正直な話、これが見知らぬ人間ならばここまで早く反応できなかったかもしれない。 しかし、今回は違う。今、男の目の前にいるのは、私の知っていて、子供に積み木を買ってあげて、仕事をしながらも家の手伝いもしてくれる。可愛い、可愛い自分の娘のような子だ。 ) ―――誰に手出してると思う ( 静かに言葉を吐きながら、男との距離が5メートルほどになるくらいに近づけたらば、そのまま身体をばねの様にした跳躍で少女に近づく男に体当たりをかまそうとしよう。 ) [Tue 10 Aug 2010 02:11:36]
ツイスト > ―――おやおや、運がないお嬢ちゃんだ。カハハハッッ。なあ、本当にツイテないよお前。 ( ―――おや当たった。これはラッキー。そして相手にとっちゃアンラッキー。 ) まあ今日がたまたま人生でも割と最悪の日だったってだけさ。―――そんな程度の話しなだけさ。 ( 地面に蹲り太股を抑える少女へと近付いていく男。―――そう、たまたま大凶を引いてしまったというだけだ。珍しい事もまたあるもんだよまったく。 ) [Tue 10 Aug 2010 02:09:30]
ルァ > ( 起き上がる。 立ち上がる。 経験がない子どもなので、勃ってるとか男の人のコトはサッパリ分からないし、そこまで見れる筈が無いので気付いていない。―――知らないほうがいいことってアルヨネ。) ひ、ぅ…ッ ( 男の言葉に、怯えきった子どもはビクリと身体を強張らせるが、 逃げようと走り出すだろう。 男から離れた矢は殆どが少女に当たることは無かったが、一本だけ、逃げ出そうとする子どもの太ももに刺さる。 ) ――― …ぁっ ( ガクッ と、力が抜けて転ぶ。矢が刺さって平気ではいられない。) っつ ぅ……… ( 太ももを押さえて地面でうずくまるだろう。) [Tue 10 Aug 2010 01:58:12]
お知らせ > カリンさんが入室されました。 『おい』 [Tue 10 Aug 2010 01:57:53]
ツイスト > ( 痛みがあるのが良い。脳天を貫くような刺激。頭の中が白く塗り潰されていくような快感。相手の怯えた顔を見れば、もうビンビンに勃ってしまっている。 )( 本人が痛みをどう認識しているのかとは別に、傷付けば威力も速度もそれは本調子の時よりは幾らか弱まる。その点に関しては人の構造をする身である以上、自分には全く持ってどうしようもない。 ) クッハハハハハッ、オラどうした?速く逃げねえと捕まえちまうぜえ?ほらっ、ボケッとしてんなよっ!?  ( 蹴り飛ばした足は狙いを逸らされて、少女は転ぶように横に逃げていく――――割と足が重い。それなりに深く刺さっていた上に更にまだ蹴り飛ばそうと動かしたのだからそれは仕方が無いか )( ―――代わりに持ってきた弓を構えると、それに矢を番えて彼女へと何本も文字通りの矢継ぎ早の勢いで射掛けようとせんとして――――― )( ――――じわじわと嬲る魂胆。男に少女を弓で止めを差そうという意識は無く、より必死さを助長させようかという目論見である。――――切り付けられた腕の分もあって、その狙いは不正確だ。最初から対して当てる気がないという事もあって、弓が刺さる側にいる方が余程運が悪いと断言出来るだろう。 )  [Tue 10 Aug 2010 01:47:07]
ルァ > ( ナイフは刺さった。 刺さったのに腕と同様、男はやはり気にした様子は見せない。 痛みを感じないのか? 何かの薬? 狂ってる? ワカラナイ。ワカラナイ。暗黒街だから、どれもありえなくも無い。) ――――…ひッ ( 更に、男の脚が向かってくる。 その角度はマズイ。 転ぶように横に逃れようとし、可能ならその勢いで起き上がろうとする が、うまくいくかどうか。) ―――― っつぅ…… ( 痛みを気にした様子もない男とは反対に、子どもは蹴られた痛みに、顔を歪ませる ) [Tue 10 Aug 2010 01:34:28]
ツイスト > ( 痛みを楽しんでいる。どうせ結果は変わらないのに抵抗する餓鬼が面白オカシイ。苦しんで、怯えている顔がたまんねぇっ。ほら、こんなにも笑う理由がある。 ) to to ―― to to to to ――――♪ ( 蹴り足に反撃するように刺さった為に今度の傷はそれなりに深い。しかしそれを意に介した様子もなく、そのままナイフが突き刺さった方の足で、壁にぶつかった相手の胸を抉るような角度で再び蹴り上げようとせんと――――― ) [Tue 10 Aug 2010 01:25:19]
ルァ > ( 何故笑うのか、子どもには理解が出来ない。 理解が出来ないから、分からないから、恐怖する。)( 男の蹴り。 避けるほどの時間の余裕はある筈が無い。 出来ることは、可能な限りダメージを少なくすること。 一応、ナイフの刃を向かっていた脚に向ける が、当たるかどうかは全く分からない。 ) ――ッ ぅ、 …ッ ( 男の横蹴りは、どちらかと言えば華奢な体躯の子どもを飛ばすには十分な力を持っていて。 蹴られた拍子に壁にもぶつかり、完全に倒れこみはしなかったもののなんとか上体を起こしている状態。) ( ナイフは、男の脚に刺さっていなければそこらへんに落ちただろう。) [Tue 10 Aug 2010 01:16:53]
ツイスト > ( 傷は深くはない―――が、ずっと無視していれば失血で拙い事になるぐらいに浅くもない。しかし男は笑い、明らかにこのような状況を楽しんでいる節があった。 ) ――――オラよッッ!! ( 動きの一瞬止まった少女へと、丸太のような足での横蹴りが襲おう。―――いや、これに関しては動きを止めた仕草は関係がなかった。少女の体躯に刃渡りの小さいナイフ。急所さえ避ければよい。喰らいながらぶっ飛ばす形になってしまっても上等だ。 ) [Tue 10 Aug 2010 01:01:03]
ルァ > ( はじまり はじまり。 鬼ごっこは始まった。 とは言え、逃げる前に鬼退治だ。 遠距離攻撃出来る鬼なんて聞いてないッ とばかりに。) ( 振ったナイフは男の左腕を切ったようだ。 肉を裂けただけでもラッキーだったと言うべきだろう。 けれどこれではまだ足りない。 弓を奪ってしまいたいが、力技でどうにかなるような体格差ではない。 殆ど見えない右目のせいで、右の視野が狭いのが辛い。) ( もう一度、男にナイフを振ろうと構え たところで、 見た。 怪我をしても尚、歪んだ笑みを浮かべているのを。)――― ッ ( 恐怖で だろう。ビクリ と、一瞬動きが止まる。) [Tue 10 Aug 2010 00:53:55]
ツイスト > ( 誤送信 ) はじまりはじまり――――― ( ―――半身の姿勢になり弓を構えて―――その時に此方へと突っ込みナイフを振るってくる少女。ただの子供だという油断があった為、その素早さには意表を突かれる。 )( 振るったナイフは男の左腕の肉を裂く―――しかし骨を断つまではいかず、またそれは致命傷にも至らない。焼け付く腕の熱さの感触に男は歪んだ笑みを浮かべた。 ) [Tue 10 Aug 2010 00:43:57]
ツイスト > ( からかっている、遊んでいる。鼠をいたぶるように、問題となってくるのは後はどうやって苛めてやろうかだ。 ) 追わない鬼なんて、面白くもなんともないだろうよ。―――絶対に捕まってはいけない鬼ごっこを、知ってるかい? ( ―――逃げ出すにしても、相対するにしても死に物狂いで来た方が良い。これは絶対に捕まえられてはいけない鬼に追われているのだから。 )( そう驚く事も無い。何せ元は名を馳せた騎士の出。基本的にはある程度の基礎はしっかりと記憶にある。―――もっとも、上手いという訳ではないが。 ) さて―――はじまりはじまり―――――  [Tue 10 Aug 2010 00:40:59]
ルァ > ――――……!! ( 繊細 なんて、どの口が言うか…! 笑ってるくせにッ   なんて言葉は、流石に出せなかった。) ――― ざ んねん…。 私は、鬼のほうがいいんだけど、な…。( 引き攣った笑みのまま、言う。 自分が鬼になったら? 勿論逃げます。鬼が不在の鬼ごっこをお楽しみ下さい。) ( ナイフを右手に握り、男の様子を伺う。 指先で円を描き、腕を突っ込み――― ) …って、 えぇぇぇ…?! ( 思わず声を出してしまう。 まさか弓が出てくるとは思わなかったのだ。 何となく、男のイメージが接近戦だったのが大きいだろう。 それにしても、此処にきて弓。 益々逃げづらい状況になってしまって苦い顔をする。 逃げるにしろ、ただ背を向けて逃げたのでは矢で射抜かれてそれで終了になってしまう。)( 兎にも角にも、どうするべきか? 男が弓を此方へ向けるなら、子どもは男に向かって走り、ナイフを振ろうとするだろう。 男が弓をただ持っているだけなら、子どももナイフを構えたまま動かないだろう。) [Tue 10 Aug 2010 00:29:41]
ツイスト > ( ――――虚空の空間から唐突に取り出してきた“それ”は弓であった。木製の弓。それからそれにを番える為の矢が入った矢筒もまた同時に現れ出る。 )( 外れでも無し。しかしまあ当たりでも無く、って所かね。 ) [Tue 10 Aug 2010 00:13:09]
ツイスト > ( ッッ、ハハハハハッ。 ) いやいや、これぐらいの年頃になってくると、案外繊細になっちまうものさ。 んふっ、くははははっ。 ( 怖れる者の機微には目聡い。それを痛めつけ、悲鳴を上げさせ、その虚勢の仮面を剥がす時のなんと楽しい事か。 ) 鬼ってのは言葉面が嫌いだから賛成してあげたいけれども………―――残念。追われるより追いたい気分なのさ。“今日は” ( 避けられる手。狂的な笑みを浮かべたままに、彼女を掴む動作を止めるとそっと虚空に血に濡れた指先で円を描き始める―――― ) ――――何が出るかな―――と。 ( そしてその虚空に描いた円の中に腕を突っ込み―――そこから男は“何か”を取り出した。【入室時9日の為、普通の武器判定】 ) [Tue 10 Aug 2010 00:11:09]
ルァ > ( どうする? どうしよう。 とっとと逃げればいいのかもしれないが足が動かない。 背を見せた瞬間、男から目を離した瞬間に自分も、そこの倒れている奴らと同じになりそうなきがする。 そう思うと、男から目を離すことが出来ない。 歪に笑う。 笑っている。ゾっとするほど、恐ろしい笑み。 ) ――――― ガキに怖がられると傷ついちゃうくらい、お兄さんのハートはモロイの? ( ぐっと顔を上げよう。 怖がっているのを悟られたくない。―――もう最初の時点で気付かれてそうだけど。) ……アハッ。 いいねェ鬼ごっこ。…私が鬼なら、するよ? ( 虚勢をはる。 笑う。 …引き攣っているだろうが。 男がまた1歩踏み出せば一歩後ろへを続けるだろう。 手を伸ばされれば、その手を避けようとするだろう。 子どもとて無防備ではないので、半分くらい存在を忘れかけていたナイフを、右手に取ろうとする。) [Mon 9 Aug 2010 23:54:49]
ツイスト > ( 歪に笑う。その精神構造は最初から根本的に凡人とは掛け離れた場所にある。そう――誰かを殺すのに、理由がいるのかい? ) イヤイヤ、そうビビんなって。お兄さん傷付いてしまうなあ。 ( 笑っている。さて――これをどうしようか? ) 何ならそうだ―――久々に糞餓鬼だった頃の気分に帰って、『鬼ごっこ』でもしてみるかい? ( 引き下がるのならばまた一歩踏み出す―――それを繰り返して、そしてそっとその少女へと血に塗れた手を伸ばそうとする。 ) [Mon 9 Aug 2010 23:43:16]
ルァ > ( スラムで生活して、暗黒街にも足を運んでいればこの場所がどのくらい危険かは理解はしているつもりだ。 けれど、暗黒街でも、ヤバイ人とそうでない人がいる。 そして、多分目の前の人物は――――ヤバイ人だ。 むしろ、明らかに今さっきこの人たち殺しましたな風貌な人が、優しい人のワケは無いだろうし。 ) ―――― ……い、今すぐ…か、帰るか ら…ッ ( 蒼と桃の色の眼の子どもは、男の言葉に掠れた小さな声で、そう返す。 一歩踏み出されれば、子どもは1歩後ろへと下がるだろう。) [Mon 9 Aug 2010 23:27:35]
ツイスト > あー……やっぱ爺だ、血が少ねえ。 ( 血飛沫上げた死体を横に蹴り飛ばして。あっさり死んじまったし。まあ意外とギリッギリの勝負だったから相当のスリルを堪能出来たってのは良い感じなんだが―――どうにも後少し物足りねえ。 ) ―――――あらら。 ( 血と雨に濡れた手で前髪を掻き上げる。薄汚れた雰囲気のある無精髭の男だ。着ている服はあまり手入れをしていないのかヨレヨレであり、格好にさほどの気を使っている様子は無い雰囲気。 ) 遅くまで起きててまあまあ……悪い子だこと。 ( ―――また別の玩具を見つけたとでも言いたげに、声も挙げる事が出来ない少女の方へと向き直り、男は其方へと足を一歩踏み出す。 ) [Mon 9 Aug 2010 23:19:34]
ルァ > ――― …シグリットさんとカリンさん、起きてるかなぁ…。( そういえば、家主も確か帰ってきている筈だった。 というか、赤ちゃんの生活リズムがイマイチつかめなかったり。 いっぱい遊びたいなとは思っているのだが。 何より、こう―――1つ間違えると壊れてしまいそうで怖い。赤ちゃんて何であんなに無防備と言うか弱々しいんだろう? ) ――― うぇー。ベチャベチャでキモチワルイ。 ( 早く帰って着替えてしまいたい。 パシャパシャと水を撥ねさせながら路地を進んで ―――― ) ――――…………ッ ( そしてやっと、惨劇を知った。 血まみれで倒れている複数名の死体と、同じく血まみれで経っている1人の男が 見えた。 悲鳴どころか声すら出来ず、子どもは、立っている男を見るだろう。) [Mon 9 Aug 2010 23:06:01]
ツイスト > ( to to――――♪ )( 偉丈夫も、そして目の前の老人にも。どちらの人間我が強く、そしてまた驕っている人種であった。自分がこんな相手に負ける訳が無い。死ぬのは相手、殺すのは自分―――どちらともがそう確信している。 )( 相手はフォーウン系の大老だったか―――齢70を数えていてもその実力、威圧感は衰えず、その筋では妖怪だとか言われている怪物。 )( けどそんなのはどうでもよかった。殺す理由なんてのはいつだって些細で、そしてそれは必ずどうでもいい事だ。 ) ( 口ずさみながらその丸太のように太い足での前蹴りは枯れ木のような相手を打ち抜く―――かと思いきや、それを体を滑らせるようにして威力を殺しつつ受け止めながら、老人は更に距離を近付けて―――― )  ―――― to to to to  ―――― ♪ ( しかしその老人の掌打が偉丈夫の胸を打つよりも、合わせるようにして振るわれた金槌が老人の脳天に突き刺さり命を奪う方が僅かに速かった。脳漿を撒き散らして絶命し、倒れ込む老人。 )  I'm thinker to to ――― I'm thinker to to to to ―――――― ( そしてその路地の先にて命があるのはただ男一人だけとなり、そこから聞こえてくるのは調子っぱずれに音のずれた歌を口ずさんでいる声だけである。何人もの死体が転がって、雨では決して拭い去れない程に血に汚れながらその男はただ普段通りに口ずさんでいた。 ) [Mon 9 Aug 2010 22:58:00]
足音 > ( 雨降りだって言うのにお仕事をさせられ、少々不機嫌な子ども。 傘は無いのでさしていない。 品物を持って行って渡して一安心。 とっとと帰ろうと早足で路地を歩く。) ( パシャリ、パシャリ ) ( 歩くごとに水がはねて音が出る。 血の匂いも、雨に消され―――自分が歩くこの路地の先でおこっている惨劇には気が付かない。) [Mon 9 Aug 2010 22:49:32]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『( 男達からはまだ少し離れた場所 )』 [Mon 9 Aug 2010 22:44:24]
ツイスト > あーあー……今日はどっちかっていうとじっくりと殺りたい気分だったってのに……湧いてくるわ……相手は爺だわ。ツイテねえもんだ。 ( 血塗れの路地の上に立っているのは二人。一人は禿頭の老人。しかしその眼光は鋭く、それが並の生き方をしている者ではないというのが容易に想像が付く。 )( 対するのは大柄な男。手にはただ一つ金槌だけを持ち、血に塗れた様子を微塵も気に留めている様子は無い。 )( I'm thinker to to to to――――♪ ) ( そしていつものように口ずさむ。 ) [Mon 9 Aug 2010 22:40:25]
ツイスト > お前らは別に今日死ぬ予定じゃあなかったんだ……… ( 返り血を浴びた男がいる。なに、今日のは虐殺じゃない。ただの仕事、塵が塵を掃除するってだけの良くある仕事だ。まあしかし連中群れてて一人じゃいやがらねえ。面倒なもんだから纏めてバラしたわけなんだが―――― ) だってのにまあ糞みてえな考え方で命張りやがって――――そういうバカは死ネッッ!! ( 手に持った金槌は血と肉の破片に塗れている。いくつもの死体が作られた路地にて偉丈夫の男は荒々しく吼えた。 ) [Mon 9 Aug 2010 22:23:42]
お知らせ > ツイストさんが来ました。 『to toto to♪』 [Mon 9 Aug 2010 22:17:13]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『結果肉と酒だけと言う、山賊の宴のような晩飯が用意される事になるだろう。苦情は後で聞くが』 [Mon 9 Aug 2010 00:29:23]
レイ・シェリダン > (煮上がったら、皿に盛って完成。骨を手でもってかじりついて食うと言うお世辞にも行儀のいい食い物ではないが、まぁジャスティスは気にするまいよ) [Mon 9 Aug 2010 00:27:22]
レイ・シェリダン > これでどーやったらまな板ぶち割るのか、焦がしちまうのか、毒物になるのか聞いてみたいもんだぁな…(味の濃さだけ確かめる程度に味見…ソース類があればそれを多少追加する程度。肉の味にタマネギソースが加わるだけのシンプルなもんだが) [Mon 9 Aug 2010 00:22:47]
レイ・シェリダン > (アバラの部分を食いやすいサイズに分断して、火が落ち着いたところで焼き始めて…熱気が篭るとか文句言われてもこればかりは仕方ない)…あと、ソースだったか(摩り下ろしたタマネギに酒と調味料をぶち込んで、粗方焼きあがった肉と一緒に鍋に入れて水分が飛ぶまで煮る。以上) [Mon 9 Aug 2010 00:20:25]
レイ・シェリダン > …そー言えば、今日戻ってくるのか聞き忘れたな(代わりに買ってきた牛のアバラ肉を焼こうかと思ったのだが、人一倍食うのがいないとなると焼いちまっても残るだけかなんて) [Mon 9 Aug 2010 00:10:17]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 [Mon 9 Aug 2010 00:06:47]
レイ・シェリダン > (雨が降っていてもまだ蒸し暑い夜の熱気を孕む空気でも、締め切りよりはマシと開けていたものの結局よどんだ空気のままの部屋…仕方ないと食堂の方へ足を伸ばすとするか)そー言えば、飯を作るとか約束したっけか(どこぞの冒険者がしとめた竜の肉とか売ってた気がしたが、それは嫌がらせどころか洒落にならないから見送った。自分だって何の肉か判らないシロモノは何度となく食わされたものだが…まぁ、あれはおそらくアレだったのだろうと思う) [Mon 9 Aug 2010 00:03:37]
レイ・シェリダン > (ここ二日ばかり豪雨に祟られて、鍛錬場に出向けていない。コロセウムに出向いたところで客が入るわけでもなく、鍛錬を指導するわけでもなく、早々に引き上げる事になるだろーが…)鈍っちまいそうだな…(せっかくの夏だと言うのに動けないのはどーにも、だ。洗濯物だって干せやしない。この教会で洗濯が滞るとシーツが足りなくなるんじゃないのかとかそんな酷い心配事。自分にしても、あれから二人でどんだけ出したんだって話…しかもシーツにこびりついてなかなか取れやしないなんて閑話休題) [Sun 8 Aug 2010 23:57:24]
レイ・シェリダン > …ずーっと、雨だぁな(借りている部屋の窓を開け、窓枠に腰を下ろしたまま雨音が続く外を見やって…それでも幾分雨足は弱まったか)てか、こんな雨の日に出かけるなんて酔狂だな(別に雨の日だから出かけたわけでもないだろうが…。ああ、ついでにあまった菓子類も持ってってくれれば助かるとか) [Sun 8 Aug 2010 23:53:18]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが入室されました。 『暗黒街の教会にて』 [Sun 8 Aug 2010 23:51:10]
お知らせ > 名無花@紋章さんが帰りました。 [Sat 7 Aug 2010 00:00:21]
名無花@紋章 > (色々と考え込んでみて、結局以前と同じように頭から羽織る事にする。少し裾をたくし上げて前を確りと押さえておけばたぶん大丈夫。少しの動き辛さはこの際仕方がないものとした。寝室を後にして食堂へと下りていき、お手伝いを再開する。) [Fri 6 Aug 2010 23:55:53]
名無花@紋章 > (暫く考えてからまたシーツを広げる。そして立ち上がれば頭から被って、前で重ねてから両端を後ろに回して……結んでみてもすぐにほどけてしまう。其れに、コレだと相変らず裾は引き摺ったままで、また暫く考え込む。) [Fri 6 Aug 2010 23:38:35]
名無花@紋章 > (寝室に上がって頭から被っていたシーツを脱ぐ。数日間、引き摺っていたシーツは裾の方がかなり汚れてしまっている。それよりもこの季節にシーツを被って行動するのはかなり暑い。)ふぅ……。(纏わり付いた熱を払うかのように頭を振れば髪が汗で肌に張り付く。今日も暑い、その上、今は雨で湿気もそれなりにあるから余計にだ。床に座り込んで、シーツを膝の上に乗せて、窓の外に視線を向ける。)……。(それにしても凄い雨だ。なんて思いながらただボーッとしていて、そんなボーッとした頭のまま膝の上に乗せたシーツを広げてみる。やはり身体に対してかなり大きく感じる。)……。(暫く眺めてみて、とりあえず二つに折ってみた。折ってから考える。コレをどうすればいいだろう?) [Fri 6 Aug 2010 23:30:58]
名無花@紋章 > (夜は外に出ない。その代わりに昼間は外で思いっきり活動する。そして日が沈んでからは教会の中でお手伝い。お皿を洗って仕舞う。高い所は椅子に乗ってしまうのだが、それでも届かないところは諦めるしか出来ない。こうして動いていると、どうしてもシーツは動きづらくてどうにか動きやすくならないものかと眺めてみる。きっと大きいのがいけないんだ。) [Fri 6 Aug 2010 23:16:07]
お知らせ > 名無花@紋章さんが入室されました。 『教会にて』 [Fri 6 Aug 2010 23:08:32]
お知らせ > 名無花@紋章さんが帰りました。 『うん!(そう返事をして、誰かと一緒に寝るのは何時振りだろう?勿論夢に見るのはドラゴンの姿)』 [Fri 6 Aug 2010 02:15:39]
お知らせ > 教会さんが帰りました。 『足s他の朝ご挨拶しましょうね。』 [Fri 6 Aug 2010 02:13:16]
名無花@紋章 > うん。でも、ドラゴンさん早く会ってみたい。(想像の中でガオーなんて火を噴くドラゴン。現実とのギャップを知るのは何時になるだろう?)うん!一緒に寝る。(そう抱っこして貰えばギュッと嬉しそうに抱きついて、) [Fri 6 Aug 2010 02:06:36]
教会 > うん、あんまりたくさんは期待しちゃだめよ?さて、と、あんまり夜更かしも行けないし、ねよっか? (と少女を抱き上げて) [Fri 6 Aug 2010 02:02:21]
名無花@紋章 > アップルパイ?(ドラゴンがアップルパイ……口から吐く火で大量のアップルパイを焼き上げるドラゴンの姿想像して混乱しながらも、)私も食べてみたい……(ドラゴンの作ったアップルパイはどんな味がするんだろうなんて興味の方が勝って更に期待に胸が膨らむ。撫でてもらえばご満悦と言った様子でジャスティスにぎゅっと抱きついて、)うん!する!いつもお家でお手伝いしてたからちゃんとできるよ。(そう嬉しそうに笑みを浮かべて、お小遣いとの言葉には目を瞬いて、)いいの?(そう驚いたような声を上げる。) [Fri 6 Aug 2010 01:58:49]
教会 > アップルパイにいまこってるのよ、そのドラゴン、いつも作りすぎてあまるのよね。 (少女が混乱するようなことを言いながら、撫でなでして) お手伝い?う〜ん、そうねぇ、お皿洗ったりとか、一緒に礼拝堂掃除し手とかならいいけど? (お小遣いをあげましょうと人差し指を立てて) [Fri 6 Aug 2010 01:50:48]
名無花@紋章 > ドラゴン?(何時か本で読んだ物語りに出てきたドラゴンの姿を思い浮かべて、口からゴオオオオと言う効果音と共に火を吹く姿をそうぞうして益々瞳を輝かせる。)凄い……!(そうす素直な感想が洩れる。擦り付けられる頬には擽ったそうに肩を竦めながらも、)でも、ちゃんとジャスティスに会えたからもう大丈夫でしょ?(そう嬉しそうに微笑んでみせる。)うん。でも……あのね。一緒に寝てもいい?お手伝いも……ダメ?(言われた事に笑顔で頷きながらも家では言えなかった我侭が此処では何故かすんなりと出てくる。)うん。凄く嬉しかったの。ずっとジャスティスにも会えてなかったから、ありがとうってちゃんと会っていいたかったから。 [Fri 6 Aug 2010 01:43:17]
教会 > ドラゴンが住んでます。 (すごいでしょ、火吹くわよ。とニコニコしながら告げて) あーもうあぶないあぶない。 (頬をすりつけながらんもー、なんて唇を尖らせて) ん〜、いいけど、夜は出歩いちゃだめだし、お昼はお庭で遊ぶのよ? (いい?と鼻先をつついて) あぁ、喜んでくれて何より。名無花ちゃんの笑顔を見れて私も嬉しいわ。 [Fri 6 Aug 2010 01:32:08]
名無花@紋章 > そうなの?(ここにジャスティスの他にも人が居ると聞けばどこかキラキラとした瞳を向けて、それでもやはりダメ!と言われればしゅんと萎れた様子で、)ごめんなさい……。(そう、頭をたれて謝罪の言葉を述べる。)うん……今日はなんともなかったよ。(そう微笑んで見せるけれど、次いで言われた言葉には小さく首を振って、)あのね。ちゃんとジャスティスのところに来るって言ってきたの。(伝わっているかは別だがちゃんと書置きは残してきてあるのは事実で、だから大丈夫だと自分にも言い聞かせるように言って、)だからね。ちょっとの間だけでも、いちゃダメ?(そう問い掛けて、御礼の内容について聞かれればテーブルの上に置いたガラス細工に視線を向けて、)アレ。ジャスティスが呉れたって……。だから、ありがとう。って言いにきたの。凄く嬉しかったから……ありがとう。(そうはにかみながら相手を見つめて、再度お礼の言葉を述べる。) [Fri 6 Aug 2010 01:21:17]
教会 > そっか、いえね、今ほかに二人住んでるのよ。 (膝の上に抱えて座り、少女を見下ろしながら首をかしげて) え? だ、ダメじゃない危ないんだからっ!! (オロオロとしながらも、まぁ今現在この手の中にいるわけでほっとした様子で) まぁいいわ、けががなくてよかった……ルードさん心配してるんじゃない?明日送ってあげるから、ね?……ん?ところで、お礼って? [Fri 6 Aug 2010 01:10:56]
名無花@紋章 > ほんと?良かった……。(開けておいたという言葉にホッとしたように微笑んで、二人と言うのが誰か解らずに首傾げながら)誰も居なかったよ?(そう返答をして、)あ、あのね。今日は一人出来たの。本当は……一人出来ちゃ駄目だったんだけど……どうしてもお礼言いたくて、だから……。(言いながら語尾はだんだん萎んでいってしまう。主人の言いつけを破って来てしまった事に自然と眉尻が下がって、)だから……ルード様は、今日は居ないの……。 [Fri 6 Aug 2010 00:58:14]
教会 > ううん、いいのよ〜、はいれるように開けといたんだから。ほら、遅くに礼拝に来る人もいるしね。誰かいるんだろうと思ったんだけど、二人ともいないのかしらね。 (頭を撫でながら、ルードさんは?と周囲を見渡して) ん?ルードさん帰っちゃったの? [Fri 6 Aug 2010 00:52:03]
名無花@紋章 > (じっと目の前のガラス細工を見つめて居れば呼ばれた名前に弾かれたようにそちらに顔を向けて、)ジャスティス!(満面の笑みでそちらに駆け出して、)こんばんわ。あのね。相手たから勝手に入っちゃったの……ごめんなさい。(そう相手の前まで行けばしゅんと相手を見上げて、) [Fri 6 Aug 2010 00:47:51]
教会 > ん? (何気なく気配を感じ、忍びが隠れているほうを振り返る。が、すぐに中に消えていって) ? (人の気配を感じ、慎重に食堂に向かいそっとドアを開ける) ? 名無花ちゃん!? (目を丸くして少女のなを読んで) [Fri 6 Aug 2010 00:43:30]
お知らせ > 跡野末理@紋章さんが帰りました。 『( …いずれにせよ、機を待って。 )』 [Fri 6 Aug 2010 00:41:26]
跡野末理@紋章 > ( …とはいえ、絶対に逃がさない。 次は必ず、剥いて叩く。 もしも所在を突き止められれば、テレサにも相談しよう。 しかし、うっかり見失ってしまわないとも限らない。 ) [Fri 6 Aug 2010 00:40:43]
跡野末理@紋章 > ( ―――青い髪。 …間違いないか、というところで、この段階での襲撃は諦めた。 少女の素性は知らないけれど、仮にどこぞの令嬢だったりしても、シスター・ジャスティスの前でその縁者に襲い掛かる以上のリスクもそうそうないだろう。 このまま身を潜めて… 可能ならば少女の所在を確認し、この日は終わる。 )   ( もっと無鉄砲になれれば楽しかろうに、そうは思っても実行できない。 …魔術科の学生としてはっちゃけてはいるけれど、跡野末理はアマウラの草なのだ。 …厳密には、飛燕の、という事になるが。 私事で犯罪を犯すのはもちろんダメ。 止むを得ず犯すなら極力発覚させないようにしなければならない。 ) [Fri 6 Aug 2010 00:38:45]
名無花@紋章 > (寝室にも人の姿は無くて、一度階段を降りて食堂へと向かう。そして、食堂のテーブルに硝子細工を置いて帰りを待ってみることにした。すぐに帰ってくるのなら、ここで待っていたら驚くだろうかとも考えながら、万が一の時もジャスティスのところに居ればいろいろと何かあっても大丈夫なんじゃないかと考えて、時折ちらちらと扉に視線向けながらガラス細工を見つめる。) [Fri 6 Aug 2010 00:28:48]
教会 > (買い物かごを抱えた女が一人、表通りを歩いて教会に向かってくる。まだ忍二気づく様子もなく、神を青く染めた、背筋の伸びた修道女姿は鼻歌を歌いながら、のんきに教会の正面玄関に向かい歩いて行く) 〜♪いやぁ、久しぶりに見つけたわこのお茶。安くてもつのよねぇ。 [Fri 6 Aug 2010 00:23:10]
跡野末理@紋章 > ( …留守? それは困る。 シスター・ジャスティスが居るのも困るが、紋章を叩くところを見る第三者がいなければ無効なのだから。 )   ( 建物の中には踏み込めない。 その気になれば姿 『だけ』 は消せるけれど、見えないというだけで百戦錬磨の戦士を欺けると考えるのも甘いだろうし。 教会入り口から少し離れて身を潜めたまま、成り行きを見守ろう。 焦ることはない。 獲物はこの中にいて、期限はまだ先だ。 面会が終わるのを待って、一人になってから帰りに襲っても良い。 )   ( しかし――― 少し、ほんの少しだけ、この止むを得ない状況を大義名分にして、噂のシスター・ジャスティスがどんなものか見てみたくもある。 まったくバカな話で、そんな欲求を殺せないほど自制心がないわけでもないけれど。 プライベートはともかく、仕事に関わる事については。 ) [Fri 6 Aug 2010 00:19:07]
名無花@紋章 > (礼拝堂、記憶を頼りに進んで扉を開けば食堂。と、上に続く階段に視線を向ける。人気のない食堂にやはり留守なのだろうかと、一度辺りを見回してみてから階段を上っていく事にする。ここから先、勝手に踏み入っていいのかと少し躊躇いながらシーツを被りなおして、胸に抱いたガラス細工も確りと抱き締めなおして、意を決した様子で一段一段確実に階段を上って寝室へと顔を覗かせて、)お、お邪魔しま……す?(そう小さな声で声を掛けてみる。) [Fri 6 Aug 2010 00:10:54]
教会 > 礼拝堂の脇には、粗末な扉があり、そこを開ければ曲がってすぐに食堂と寝室に向かう階段がある。食堂にも明かりがともっているが、人の気配は無い。鍵をかけていないあたり荘遠くに出ているわけではないのだろうが……。 [Fri 6 Aug 2010 00:04:26]
跡野末理@紋章 > …。   ( あの子を見ていると胸が高鳴る。 特に 『この私』 が、無闇にそんな変調をきたす事はありえないから、あれが紋章持ちと見て間違いないだろう。 移動中で、助かった。 女同士ということで、これがトラウマにならないよう祈るばかりだ。 )   ( 扉を叩く、ということは… 誰か出て来るのか。 紋章を叩くところを第三者に見られていなければならない、という条件を満たすのに好都合、もう行ってしまえと踏み出しかけるけれど――― その名に、待てよと思い止まる。 ジャスティス? 暗黒街教会の、シスター・ジャスティス? )   ( …おいおい嘘でしょうと、扉を開けて中に入る少女を見送った。 しくじるどころか、捕まってお縄なんて冗談じゃない。 ) [Thu 5 Aug 2010 23:58:52]
名無花@紋章 > ……(軽く押してみればやはり扉は、軋みを上げる。どうやら鍵の掛かっていないらしい扉、どうするべきかと悩みながら一度振り返れば恐る恐る扉に力を加えて教会の中に足を踏み入れる。中の様子はどこか懐かしいとも感じられて、人が居ないかと見回しながら中を進んで、)ジャスティス?(やはり呼ぶのはシスターの名前。未だに自分をつけてくる人物が居る事には気がついていない様子で、教会の中を進んでいく。) [Thu 5 Aug 2010 23:57:21]
教会 > (名無花が扉を叩けば、分厚い両開きの扉はわずかに揺れる。かぎは掛かっていない。もし扉をひらけば、中は数個のカンテラで照らされた、ほの暗い礼拝堂の内部をのぞくことが出来るだろう) [Thu 5 Aug 2010 23:48:59]
名無花@紋章 > (けれど返事は無くて、途方に暮れたように扉を見つめる。留守だろうかと首をかしげて再度扉を叩く。)ジャスティスー(今度は此処に居る筈である目的の人物の名前を呼んでみる。自分をつけている気配がある事はまだ気が付いていない。周りに気を配る余裕がないほど此処にくる事に真剣になりすぎた。自分の身に起こっていることはまだ気がついていないし自分の知らない所であった妖精の悪戯はもっと知る良しも無くて、まだ日常の中に居るのだ。)ジャースーティースー?(シスターの名を呼びながら何度目かのノックを。コレで出てこなければ諦めようかと思っていた所で音を立てる扉に少し離れて。) [Thu 5 Aug 2010 23:48:28]
お知らせ > 教会さんが来ました。 『門は小さく軋む』 [Thu 5 Aug 2010 23:47:24]
跡野末理@紋章 > ( ―――しかしまあ、よりによって教会とはね。 バチ当たらないかしら? )   …。   ( 目元がのぞいているだけの黒装束に身を包み、少女を尾行する影がある。 可能な限り存在を隠蔽して追跡するのはそれを生業とする者の技術だ。 覚束ない足取りでどこへ向かっているのか定かでなくても、相手の 『視野』 に何が映っているのかを知ることができれば、通り一本跨いで先回りすることさえ難しくはない。 闇の中に身を潜め、ここでケリを付けてしまおうか、それとも出てくるのを待つかと考える。 )   ( 街中歩き回って数日、こんな所にまで足を運んでようやく見つけた獲物だ。 一匹たりとも逃せない事情がある以上、所在を特定してテレサと協力するよりも、さくっと片をつけたいところ。 そういう意味では、暗黒街という立地はありがたい。 ) [Thu 5 Aug 2010 23:41:49]
お知らせ > 跡野末理@紋章さんが来ました。 『( ―――あれか。 )』 [Thu 5 Aug 2010 23:32:32]
名無花@紋章 > (前に来た時は迷って大変な事になった。あれ以来、此処への一人での立入りは禁止されている。けれど、今回はまだ何も起きていない。その事に安堵して気が緩んでしまう。)……(次第に近付いてくる大きな建物。その下にある教会が見えれば思わず駆け寄って、一応周りを確認してから扉を叩く。叩いてからなんと声を掛けるべきか迷って、無言まま再度扉を叩く事にした。) [Thu 5 Aug 2010 23:30:30]
名無花@紋章 > (書置きを残して主人の家を出てきて数日が経っている。また、心配を掛けていると思いながらも何故か此処に来たくて仕方がなかった。と言うよりもガラス細工を手にしてから、お礼も言いたくて会いたくて仕方がなかったのだけれど、それを言い出す事はなんだか気が引けて結局主人の言いつけを破る始末。此処まで来てから色々と迷ってしまうけれどもう遅い。今はただ前に進むしかなくて、頭からすっぽりとシーツに身を隠して教会のある方へと進んでいく。) [Thu 5 Aug 2010 23:24:00]
名無花@紋章 > (何度も道に迷いながらもたどり着いた暗黒街で一際大きな建物を目指して歩く。下よりも視線は常に上を向いていて、時折転がる色々なものに躓きながら確実に暗黒街の奥へと進んでいく。進むに連れて、土地勘のない場所で今現在何処に居るのかも解らなくなっていくけれど、とりあえず覚えている限りの事を思い出して教会を目指す。留守だったら、その時の事は今はまだ頭にない。) [Thu 5 Aug 2010 23:15:55]
お知らせ > 名無花@紋章さんが入室されました。 [Thu 5 Aug 2010 23:09:53]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『そして、思いついたのはどうしようもないことだった。次回へ続く』 [Wed 28 Jul 2010 00:06:55]
ジャスティス > (あまりの暑さに意識を失っていたらしい修道女。のそのそと起き上がり水を飲みに階下へと降りる) ……どうにか、方法を、生き抜く方法を……考えないと。  [Wed 28 Jul 2010 00:06:37]
ジャスティス > ああぁ……。 (いい加減胸を圧迫する姿勢に限界が来たのか転げ落ちるように上半身を室内に戻すと、寝台に立てかけてあったメイスを引きずり上げる。鋼から仕上げられた、フットマンメイス。自身の身長に近いそれを抱きしめながら、メイスの六枚刃のヘッドに頬を押し付ける) はぁ……ひんやり。 [Tue 27 Jul 2010 23:46:04]
ジャスティス > ……風、でろ。 (雨戸を押し上げ、ぐったりとみぞおち近くまで窓から突き出し、わずかな風を浴びる) はふぅ……いまヴァンパイアが出たら、戸締りして寝る自信があるわ。 (とても戦えない。ストレスもたまっている。ここ一週間で、煙草に火をつけようと火を吐いた同居人のドラゴンを3回ほど殴り飛ばしている) ……何か手を打たないと、八月が来たら誕生日迎える前に死ぬ……。 [Tue 27 Jul 2010 23:31:25]
ジャスティス > ……あ、つ……ぅ。 (居住区の二階、四畳半ほどの寝室から、ゴーストのようなか細い声が漏れだす。箱のような粗末な寝台の上で胡坐をかいているのは、この教会の主。真っ青に染め上げたショートヘア、引き締まった肢体を包むのは、黒いブラとショーツ、そしてガーターベルトとストッキング。露出した肌には汗が珠となり、シーツの上に垂れては染みを増やしている) 暑い……いや熱い。 (今年の夏は尋常ではない。修道女らしからぬ怠惰な恰好で、ジャスティス・ブラウニーは恨めしげに窓の外を見つめた) [Tue 27 Jul 2010 23:19:19]
ジャスティス > (小規模ながらも、頑健な礼拝堂、それに密着する形の居住区の棟。数年前までは廃教会だったそこには、今は一人の修道女と一匹の竜、そして一人の奴隷が住みついている) ……。 (分厚い正面扉も、礼拝堂の窓も、庭に面した居住区の裏口も、あらゆるすべての窓と扉が開け放たれている。立地を考えれば、危険極まりない) [Tue 27 Jul 2010 23:13:55]
ジャスティス > (暗黒街の中央に近い区域。堂々と闇夜にそびえ立つ時計塔。いわゆる暗黒街と呼ばれる街を見下ろす巨塔の傍に一軒の教会がある [Tue 27 Jul 2010 23:09:53]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『暗黒街教会』 [Tue 27 Jul 2010 23:04:17]
お知らせ > ルァさんが帰りました。 『・・・さいっあく。(考えて、泣きそうになった)』 [Tue 27 Jul 2010 02:00:15]
ルァ > …。……。………。( 取引の場所についた。 其処には誰もいなかった。 異臭は更に酷い。蒸し暑い夜だ。 風はなく空気が淀んでいる。 誰もいないの? そう、闇の中に問いかけようとした が ) ―――ッ…う ぇ…ッ ( 蒼色の眼と、ほとんど見えない桃色の眼に僅かに映ったのは既にゴミ同然となった元 人間だった。 吐きはしなかったものの、思わず口元を押さえた。) ( ――――死体の様子から見ると死後数時間程度ではない。 ということは、この紙袋を受け取る人間ではないというコトだ。 ) ………………。( この袋を渡すまでがお仕事。 と、いうことは―――― ) [Tue 27 Jul 2010 01:59:56]
ルァ > ――――― なんとかなる…よねェ? ( ずっとずっとそうしてきたんだから。 きっとこれからだって何とかなる。 何とかする。 そう思うしか、無いじゃないか。) …………とりあえず、早く コレ 渡して帰ろう。 ( 帰って、少し寝て、起きたらお家の掃除とか、お庭のこととかしなくちゃいけない。 ヴァリスさんはまだ戻らない。だから、自分がしっかりカリンさんのお手伝いをしなきゃいけない。) …… ヴァリスさんが戻ってきたら、どうしよう…かなぁ…… ( 未だに引きずっているのかとも思われてしまいそうだが、 顔を合わせられるかと言ったら、会わせられない だろう。) ………うゎぁ…臭い。 ( 紙袋を渡す予定の場所に近づくと、何やら異臭がした。 何だかとてもイヤなカンジだ。 暗いからよく見えないけれ ど。) [Tue 27 Jul 2010 01:38:23]
ルァ > ( 眠い。 眠い。 何て眠いんだろう。 昼間は雑貨屋のお仕事をして、夜も なんて、酷使しすぎじゃないかと思う。 ―――まぁ、あまりお客はこないのだけれど。)( ガサリ。 腕の中で紙袋が音とたてる。 異様に軽いこの袋。 さてさて中身は何なのやら。 ) ―――― 変に詮索しないから、雇ってもらえてるんだろうケド。)( 「 この中身は何?」 と、この質問を一度でもしたらきっと…よくて解雇。 悪ければ―――― ) ぅゎ、 ヤなコト考えるのはやめよう。ウン。 ( 背筋がゾクゾクした。 悪いことは考えないほうがいい。) [Tue 27 Jul 2010 01:28:43]
お知らせ > ルァさんが入室されました。 『ふ ぁ …( 大きな欠伸をして )』 [Tue 27 Jul 2010 01:21:21]
お知らせ > レイ・シェリダンさんが退室されました。 『とりあえず、考えても仕方ないから今度からもう少し少なく作ってくれと頼むしかないか』 [Sun 25 Jul 2010 23:47:29]
レイ・シェリダン > (そして今日の残ったこのマドレーヌはどうしたものかと言う現状に戻るわけだ。絶対茶が必要な菓子だから、今回も針のムシロにさらされるのは確定だろう。と言うか、これはあたしを追い詰める罠なのだろうかとか…そのうちしれっと買い置きされている可能性とか考えると、うっかりここの茶も飲めないとか)まぁ、下らない悩みだぁな…(生きるか死ぬかとかの悩みの世界からこんな平和な世界にきたもんだと。まぁ、別の意味では生きるか死ぬかだけど) [Sun 25 Jul 2010 23:29:51]
レイ・シェリダン > (で、困った問題と言えば…この手の菓子を食うと必ずこちらを恨みがましそうな目で、お茶が欲しいなーとかほざいてくるわけで…。お茶と言っても普通のお茶ではなく、通称暗黒茶とか呼ばれていたアレ。というか自分からすれば毒物以外の何物でもないのだが)…ジャスティス専用に買っても絶対飲ませてくるだろーしなぁ…(居心地悪いから見かけたら買ってもいいのだけども、それはそれで身の危険ってなもので) [Sun 25 Jul 2010 23:24:19]
レイ・シェリダン > (そもそも、この教会の立地からしてお菓子をもらって喜ぶような人間の方が少ない気がすると思うわけだが…)…で、今日はマドレーヌ、か?(一応それを慮ったのか、甘さを抑えたモノではあったが…そもそも、甘いものを食べる習慣がないから結局ジャスティスの方へとまわる事になるのだろーが) [Sun 25 Jul 2010 23:20:14]
レイ・シェリダン@暗黒街教会 > なーんで、食えねぇのに作るかな…(作ったのはこの教会の居候その1と言うか、オオトカゲもとい自称ドラゴン人)…味見とかしねぇでよく作れるもんだぁな…(曰く、菓子は分量通りやれば作れるとの事らしいが…そー言えば、ジャスティスもケーキくらいは作れるとかのたまっていたか) [Sun 25 Jul 2010 23:18:24]
お知らせ > レイ・シェリダン@暗黒街教会さんが来ました。 『(今日も残った菓子類を前にして…)』 [Sun 25 Jul 2010 23:16:15]
お知らせ > アウラ@カミさんが退室されました。 『(そうしてカミハンターは再び暗黒街を一回りするのだった)』 [Sun 25 Jul 2010 01:45:28]
アウラ@カミ > しかし、やはり鞄を持ってきたのは失敗だったかしら。 (鞄を持って来た事で一定以上の忠告を集めることはできたものの、如何せん目立ちすぎな感じは否めない。 道行く人の半数以上が私の手荷物に視線をやり、あさっての方角を向く。 そんな状態がずっと続いているのだ。) ――よくよく考えてみれば…人一人くらいなら入りそうな大きさですものね…。死体でも入っているのかと思われているのかしら? (ふと、自分の手荷物に視線を落としてみる。刀と鞄。酷くアンバランスな組み合わせだが、もし私が通り魔で殺した人をこの中に入れて隠すと言うのであれば…微妙な感じだが言われて納得するかもしれない。) ――誰もこんな物に死体なんていれませんよ、っと。 (一人天然とも思えるような考えを展開して勝手に自己完結させれば、口を尖らせ独り言を言う。) [Sun 25 Jul 2010 01:37:48]
アウラ@カミ > (髪の怪物。 先日、仕事斡旋所で偶然見つけた依頼。何でも人から髪の毛を根こそぎ奪って回る化け物がいるんだとか。 被害者は見るも無残な、見事なハゲが出来上がるらしい。) 何とも奇妙な事件ですね。――命をとられないだけましというか…しょうも無いというか…。おっと、こんな事を言っては被害者の方に申し訳がありませんね…。 (兎に角、今夜はその依頼に従い、比較的市内でも化け物が横行していると言われる暗黒街を見回ることにした。 既にああして賞金をかけられて追われている化け物だ。騎士団とか自警団の目が行き届いていないこの場に隠れているかもしれない、と言う魂胆。 まぁ、これも聞いた話だが。) [Sun 25 Jul 2010 01:24:44]
アウラ@カミ > (治安の悪いとされる暗黒街の狭い路地裏を歩く一人のホワイティア。 旅行客を思わせる大きな旅行鞄と刀を持ち、歩きなれていないのだろう。周りをキョロキョロと伺いながら歩いている。 窃盗などの犯罪が当たり前の様に横行する暗黒街に旅行鞄なんて物を持ち込む者などいる筈もなく、その姿はかなり目立っているはずだろう。) 比較的市内でいそうな場所を教えてもらったはいいけれど…何から始めればいいのでしょうね。 (わざわざこの暗黒街でそんな目立つことをしているのには理由があった。) 髪の毛の怪物…とはいったものの想像が出来ませんわね…。 [Sun 25 Jul 2010 01:10:55]
お知らせ > アウラ@カミさんが入室されました。 『(いつもの様に旅行鞄を引きながら――)』 [Sun 25 Jul 2010 01:03:03]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 家に帰るのはもう少しだけ遅くなりそうだ。 』 [Fri 16 Jul 2010 23:57:10]
オルガ > ( だが、そんな連中の嫌がらせなどに屈するものか。私は必ず組織のもっと上を目指すのだ。そうなったら、連中を顎で使ってやる。 ) ………。 ( 憮然とした表情のまま、私は一言も喋らず馬車を走らせた。馬車の窓の外の景色を眺める気にもならない。賑やかな地区ではあるが、こんな気分の時には特に周りがはしゃいでいる様子なんて見たくも無い。 ) ………今日は帰ったらすぐに寝よう。何だか疲れた。 ( ふぅ、と溜息を吐いて――何気なく、窓の外を見た時だ。景色を眺める気にはならなかったが、何となく窓の外を見たのだ。すると――。 カジノでイカサマをしたあの男が、人ごみの中に紛れているのを見てしまった。 ) ………!停めろー!!停めろ!おい、馬鹿ッ!停めろと言っているんだ! ( 御者にどなりつけ、馬車を停めさせる。慌てて馬車から降りると、私は歯をぎしりと軋ませた。 ) [Fri 16 Jul 2010 23:56:44]
オルガ > ( しかし、それはこの私が責任を取らされるという事になるのだ。大きなミスとは思われないだろうが、そういう事が重なると幹部の心証が悪くなる。 ) わかった、もういい。部下を引き上げさせろ。 ( 私は苛立たしげにそう命令すると、停めてあった馬車に乗り込んだ。そして、馬車を出すように御者に言う。……私は、組織の中では比較的若くして今の地位に上り詰めた。流れ者の両性女が幅を利かせていると快く思っていない者も多い。そういった連中によって、こういった些細なミスでもすぐに組織の中に話が行き渡るようになってしまっている。全く、腹立たしい。 ) [Fri 16 Jul 2010 23:46:11]
オルガ > ( もし男を取り押さえたら、もう指四本では済まさない。そうだ、逆の手の指も落としてしまおう。泣き喚いたって許してやるものか。逃げたり逆らったりすれば余慶に自分の首を絞めることになるのだという事を示してやらなければならない。そうだ、今後私のカジノで不正を働こうなどと馬鹿な考えを抱くものが現れないように。 ) ……見つかったか? ( 額に汗を滲ませながら戻ってきた部下に声を掛ける。だが、部下は首を横に振る。それもそうか。もし見つかったのなら、そのままここに引っ張り出してきている筈だろうから。 ) 貧民街か色街に逃げ込んだのかもしれないな。 ( あの辺りに逃げられると手持ちの人員だけでは探しようがない。諦めるしかないのか…。 ) [Fri 16 Jul 2010 23:40:15]
オルガ > ( 表向きはクリーンで安全なカジノを装っているエスメラルダではあるが、不正を働くものには容赦はしない。マフィアが運営しているのだ。無事で済むはずが無い。イカサマを働いた客は制裁としてその指を失うことになるだろう。私はその刑の執行が好きなのだ。手首を器具でがっちりと固定し、小型の裁断機のような装置で四本の指を切断する。四本同時に切断するのではなく、取り付けられた刃の構造上、小指から一本一本切断することになるのだ。最初から勢いをつけて刃を下ろせばほぼ同時に切断してやれるだろうが、そんな慈悲は見せる必要は無い。ぴたりと刃を押し当ててから、少しずつ力と体重を掛けていくだの。 …その時の相手の反応は様々だ。もう逃れられないのだと絶望し震えながら待つ者も居れば、往生際が悪く暴れ数人がかりで取り押さえなければならないものも居る。 ) ( ――昨日捕まえた男は、恐らく後者だろう。 ) 全く、手間をかけさせてくれる。これで取り逃がしたなんて事になったら、また私が責任を追及されるではないか。 ( ああ、胃が痛くなってきた。 ) [Fri 16 Jul 2010 23:27:34]
オルガ > ( 繁華街から一本それた道に、一台の馬車が停まっている。私はその馬車の前に立ち、ある男を部下達に探させていた。――今は、その部下が帰るのを待っているところである。 ) ああ、さっさと仕事を切り上げて家に帰りたいのに。 ( ふぅ、とブラウスの中にぱたぱたと手で風を送るが、こんなものではじっとりと湿った七月の夜の熱気からは逃れられそうにも無い。 …探させているある男とは、昨日カジノでイカサマを働いた客だ。その男を捕らえ、たっぷりと制裁を加えてやろうと馬車に乗せて移動中だったのだが―― 隙を衝かれて取り逃がしてしまった。 ) [Fri 16 Jul 2010 23:18:47]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 ついてない。 』 [Fri 16 Jul 2010 23:12:09]
お知らせ > ギミー@贈り物さんが退室されました。 『( …交渉が成立するのは、まだまだずっと先の話。 )』 [Tue 13 Jul 2010 22:48:27]
ギミー@贈り物 > ( 男は頷いて、あとは何も言わずにいつかのジュースを出してくれた。 たぶんアルコールは入っていないのだろう。 もっとも魔女に外見の年齢は意味を持たないし、それこそ酒気の有無など些細な事なのだけれど。 …女の方も何が気に入らないというわけではなく、からかい半分だったようで、黙り込んでいればそれ以上話しかけてくることもなく、カウンターの中の男と世間話をしている。 )   ( …お茶しに来たのではなく霊薬の素材が欲しいのだけれど、一度流されてしまった後で、どう切り出したものか。 というか、このジュースいくらなのだろう。 つい口をつけてしまったけれど、あんまり高いと困る。 …マンドラゴラの方も、とても買えないから物々交換してもらえないかとお願いするつもりなのだ。 ) [Tue 13 Jul 2010 22:47:38]
ギミー@贈り物 > ( 聞き取れなかったのか、男は無言でカラフルな液体を混ぜている。 …聞こえなかったのだろうか、それとも忙しいのだろうか、いやもしかしたら何か作法があるのかもしれない。 そういえば母と来た時には、なんとかいう知らないジュースを飲ませてくれたような気がする。 何か注文しないといけないのだろうか。 でも何があるのか知らないし、喫茶店のようなメニューも見当たらなかった。 )   …。   ( 困ってしまって黙り込んでいたら、作業が一段落したらしい男が顔を向け 『母親はどうした』 と聞いてくる。 …どういう意味だろう。 母と連れ立って来たことがあるのを覚えているのか、それとも単純に保護者はどこかと聞いているのか。 ―――悩んでいたら、新たに店へ入って来た女性が少し離れてカウンター席に腰掛けた。 常連らしく二言三言、カウンターの中の男と言葉を交わし、すっかり口を開きそびれていたこちらに観察するような目を向ける。 『新顔がカウンターで飲むなんて生意気よ』 と、突然言われても、飲むつもりがないのもあって咄嗟に何の事だか分からない。 やはり黙っていたら、男が 『一見じゃない』 と助けてくれた。 ―――どうやら覚えていてくれたらしいと、ようやく重たい口を開く。 )   …分からない、の。 魔界戦争で、出て行って、それっきり、よ… [Tue 13 Jul 2010 22:33:13]
ギミー@贈り物 > ( 母と一緒にお酒を飲んだり、ちょっと大人な話をするようなことは、これから先もないのだろうか。 ふと埒もないことを考えてしまって、しんみり。 )   ( 階段を降りきってもう一つ扉を開くと、吊るされたベルが小さく鳴った。 バーのような… むしろ酒場以外の何ものでもない店内から、ちらりと視線が投げられる。 …あの頃は気付かなかった、黒いローブに箒を抱いた自分の姿が、少し後ろめたい。 やっぱりあの頃は、そして今も、こういった店に来る資格はないのかもしれない。 ビアンキさんやフォーグラーさんなんか、似合いそうだ。 でも別に、社長とか、リンドさんだって居てもおかしくないし、自分だってあとちょっと大きければ大丈夫だと言い聞かせておく。 )   …こん、ばんは。   ( 控えめに弾かれるピアノの音や、疎らなお客の囁き声よりもなお小さく、消え入りそうな声を口の中で転がして。 おずおずとカウンター席に向かう。 背の高いスツールには、腰掛けるというより登るようになってしまった。 )   …こん、ばんは。 マンドラゴラ、が、欲しい、の…   ( カウンターの中にいる男には見覚えがあった。 とりあえず 『魔女』 ではないし、どう見ても客商売向きではない強面が印象的。 それでなくても話が苦手で、不慣れな空間に萎縮しているのと相俟って、言葉は切れ切れになる。 ) [Tue 13 Jul 2010 22:14:11]
ギミー@贈り物 > ( 他に店など見当たらない暗い路地。 何故か持って行かれることもなくかけられているランプが、ぽつんと小さな看板を照らしている。 周囲から浮き出るように、そこだけ妙に整然とした雰囲気のある扉の前。 本当にここだっただろうか、入っても大丈夫だろうかと不安そうに佇んでいた少女は、ようやく重たい扉に手をかけた。 …地下へ向かう階段は記憶にあるものと変わりなく。 微かに聞こえてくるピアノの音には懐かしさも感じる。 あの頃は… というか今もだけれど、雰囲気を楽しむような店に入ることがなく、お洒落な空間というのは特別な印象のある場所だった。 …でもそう感じるということは、来ても良いだけの感性はあったのかもしれない。 ) [Tue 13 Jul 2010 21:54:05]
ギミー@贈り物 > ( などと言うと暗黒街に失礼だろうか。 単純な貧困に喘ぐスラムとは異なり、この街には表通り以上の輝きもある。 ―――ギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳。 母に連れられて訪れたことがある店を探していた少女は、ようやくそれらしい場所に辿り着いていた。 そもそも数えるほどしか来たことがない店で、滅多に寄り付かない土地であれば見つけられなくてもおかしくなかったけれど、魔女傭兵団の同僚に聞いてみたら知っていたという話。 魔女業界ではそれなりに名の知れた店らしい。 表通りに看板をかけるのは無理がある、という類の。 とはいえ、それは 『魔女』 というカテゴリーに対する社会の目もあっての事。 母や自分や、この店を知っていた同僚が犯罪を犯していたり、悪事に加担しているとは思わない。 ) [Tue 13 Jul 2010 21:29:43]
お知らせ > ギミー@贈り物さんが入室されました。 『( 場違いに、洒落て、小奇麗な。 )』 [Tue 13 Jul 2010 21:15:10]
お知らせ > カルミラさんが帰りました。 『知り得た出来事の一端は、目標に障る新たな問題を齎す事になる。』 [Mon 12 Jul 2010 02:46:16]
カルミラ > (足取りは表通りから人間がよく暗いと表現する路地裏へ入り――廃屋や倉庫の並ぶ一角へと向かう。 敏感なその知覚能力は幽かな血臭を的確に捉えるが、乏しいその社会認識は其処が危険地帯であるということも、治安という概念すら一顧だにしない。) 随分とまぁ、混ざっているわ。 そういう調理の仕方があるのかしら。(他人の飲んだ者にはあまり魅かれない性分ではあるが、平時であれば嗅ぐ事の無い香りに興味を引かれたようだ。 この界隈では流血沙汰の喧嘩もたまには見るが、これはもっとこお種類が変。 ここらあたりの喧嘩って大抵が一方的で、血を流す方が決まってる者なんだが――) そういえば、人間には、好きな量をとって食べる形式があったような・・・(今度試してみようか、なんて思ってるうちに、目的の場所は近付いて――) [Mon 12 Jul 2010 02:41:03]
カルミラ > (その奥底、カルミラ・アイレンベルクの本質的な部分に措いて、誰かに祝福を分け与えられるほどの”猶予”がないのだろう。 海を越えるというのは、幾重の守りを通してもやはり難業だったのだ。) あなたが羨ましいわ、フラン。(血族を増やすこと叶わぬ今、業腹ながら何かを成し遂げるには、他人の手を借りる事も必要になるに違いない。 前途の言葉には二つの意味がある。 カルミラ・アイレンベルクは、箱入りで社交性に乏しいというか・・・・あれだ。 あんまりそーいう他者に諂ってお力拝借する真似が得意ではないのだ。 力を戻す、という選択肢もあるが、それには必要なものがある―――)――!!(悠長ともいえる歩調が、急停止という乱れを生じた。 原因は強引な上半身の方向転換。 感じ取ったからに他ならない。食指を刺激する匂いを。 必要なものの香りを。) [Mon 12 Jul 2010 02:28:09]
カルミラ > (街に城を から 街を城に にランクアップしたその不動産への飽くなき欲求心。 満たされた暁には、あのくらい高い所があって、かつ広い家に本拠を構えたいと思う。 馬鹿と煙は、ともいうが、動物は本質的に、高所より見下ろす世界が好きなようだ。 生命の有無に関わらず。) でもせめて篝火と教会の数は減らさせたいものだわ。(相変わらず程度には身勝手な夢を抱きつつ、久々の牢獄からの開放を満喫する。 日差しの中も雨の中も動けない自分たちは、昨今のような天気の元では自由時間が少ないのだ。力を付け備えを硬めいざや街を我が物にと考えても、天気が下り坂になるだけで頓挫しかねない。 だから――) 人手も要るわね。手早く力が戻ればいいのだけれど。( 口元に手を当てる。 小さな唇の奥、牙の感触は確かにあるが。) [Mon 12 Jul 2010 02:19:54]
カルミラ > (すぐさま光源を破壊しに向かわないあたり、身の程を弁えたと考えられなくも無い――事実最近は自身の小ささを自覚しているが、それは謙ったわけではなく、どっちかというと野望の総量が水増しされたから相対的に態度が小さくなったに過ぎない。 今は我慢の時、いずればーん!というわけである。)・・・・これが見えなくなるのなら、天井で覆ってしまうのも考え物 か。(しばし前に友と交わした会話を思い出しつつ。 歩きながら視線を少しおろせば、密集した建物の屋根が作る列と、遠くに聳える時計塔。いまだ決まった塒を定めぬ自分の、恐らくは今夜の寝床である。 中は生活には狭いがどうせ出歩いてるし―― それに屋根の高さが気に入っていた。) [Mon 12 Jul 2010 02:10:54]
カルミラ > (この界隈に不釣合いなその姿も、2度見た者なら慣れが来るだろうか。 嘗て己の居城を求めて歩んだ道だが、今宵はもっと気紛れな、散歩気分の外出だ。 食物連鎖の頂点に居座る自負故に、相変わらず道の真ん中を媚びず恐れず堂々と。 されど足取りは、良い所のお嬢さんが暇潰しに自分の庭を検分するようにゆったりと。) お月様にお星様。こう綺麗に夜空が輝くのも、久しぶりね。 (鬱陶しい街灯さえなければ、もっと綺麗に映るのだろうが―― 今はまだ、贅沢は言えない立場だ。) [Mon 12 Jul 2010 01:58:27]
お知らせ > カルミラさんが来ました。 『月夜の散歩。』 [Mon 12 Jul 2010 01:50:19]
お知らせ > グスタフさんが帰りました。 『ぽつりとつぶやいた』 [Sun 11 Jul 2010 23:49:07]
グスタフ > (なんとしても、女一人にやられた男の汚名を返上しなくては……とはいえ、数集めて倒したりしたとしても、また笑いのネタになるどころかさすがに雷電が動いたりするかもしれない。何とかうまいことやらないと……たるみだした腹を撫でながらつぶやく) 鍛錬場にでも、いくか。 [Sun 11 Jul 2010 23:49:01]
グスタフ > カウンターの止まり木に座り、背中を丸めるようにしながら考える (騙し討ち……不意打ち。この前やってだめだったパターンだ。数をそろえて罠でもしかけるか?だが、相手がどこにすんでるのかもわからない。出会うのを待ってうろついて手も、それじゃあ勝てるわけもない、第一手伝ってくれる奴がいない。) ……とりあえずは、あのくそガキの家突き止めるのが先か。 [Sun 11 Jul 2010 23:30:50]
グスタフ > はぁ……。 (ため息をついて肩から力を抜く。あの女をヤるにしても、問題が山積みだ。まず純粋に相手が強い。どうしようもない。こればっかりは明日から特訓したってどうしようもない。まぁ実際しかけるとすればこの鈍りきったからだからどうにかしないといけないのだろうが) んで二つ目。名前しかしらねぇ。ライデンにでも問い合わせりゃいいんだろうが、下手すりゃ俺がマークされちまう。 んで……三つ目。あいつにぶちのめされてたせいで、手伝ってくれる奴もいねぇ。 (周囲からは笑いものだ、チクショウ) [Sun 11 Jul 2010 23:14:31]
グスタフ > (ここは、どこにでもある酒場の一つ。中は狭く、四つほどのテーブルと、L字のカウンターがあるきりだ。質は悪いが酒は安い) ……にしても、よ。 (いまのところ荒れた男に声をかけるものもなく、男はオールバックを仕切りに書きあげながら意趣返しの方法を必死に考えている) 名の売れたライデンの傭兵、かよ、チクショウ。なんであんなところうろうろしてやがったんだ。 [Sun 11 Jul 2010 23:01:33]
グスタフ > チクショウあの野郎。 (女一人に返り討ちにされ、仲間まで殺された。そんなみっともない一人の男が安い酒場のカウンターで怒声を上げて強い何の酒高もよくわからない酒をあおっている) くぉ、そぉ、マスター、酒くれ。 艶子、とか言いやがったかあの餓鬼。 (どうやら、有名な傭兵らしい。全く運が悪いというあきらめの想いを感じつつも、恨みを晴らしてやりたいという怒りは日に日に膨らんでくる) [Sun 11 Jul 2010 22:54:02]
お知らせ > グスタフさんが入室されました。 『酒場に怒声が響く』 [Sun 11 Jul 2010 22:49:41]
お知らせ > ギミー@贈り物さんが帰りました。 『( 【あなたに、思いを:3】 )』 [Sun 11 Jul 2010 22:29:51]
ギミー@贈り物 > ( 表通りでは大量虐殺当たり前みたいな印象を持たれてしまうようだけど、仮にも人が生活している土地で、そんな事がそうそう起こるわけがない。 国全体がそんな有様だとしたら話は違ってきそうだけれど、特に境も無く、行こうと思えば高級住宅街まで市内の道が通じている場所だ。 ただそこに暮らしているというだけでそれ程リスキーなら、皆逃げ出しているだろう。 )   ( …それでもつい、都合よく生えていたりしないだろうかと目は地面を探してしまうけど。 それがお金になる物なら、やっぱりそう簡単に目に付くような所には残っていない。 ) [Sun 11 Jul 2010 22:25:54]
ギミー@贈り物 > ( マンドラゴラは、諸説あるけれど血を多く含んだ土壌で育まれるとされている。 そんなわけで隠し祭祀場辺りに自生しているのではないかと言われているものの、場所もここと特定されていないものを探して街道から外れるなんて冒険者みたいな真似はできない。 …傭兵が何を言うのかと笑われてしまいそうだけれど、単独での戦闘能力は皆無。 仕事でなら祭祀場を見つけるところまではやってみせるが、山菜採りに里山へ入るような感覚で出かけるわけにはいかなかった。 )   ( だから、暗黒街。 この街は、日夜さぞたくさんの人の血を吸っていることだろう。 ―――いや、そんなわけなくて、店を訪ねて来たのだけれど。 …母と何度か、数えるほどしか行ったことがない店だ。 最後に入ったのは何年も前。 その頃は、一人でこの街に来ることがあるなんて思ってもみなかった。 ) [Sun 11 Jul 2010 22:16:58]
ギミー@贈り物 > ( 一角獣の角とか無理である。 マンドラゴラなら微かに自力調達の希望もあるけれど、三種の材料を要求している物を作るのに、二種まで集められたとしても足りないことには変わりない。 そもそも霊薬作りについては素人で、せいぜい魔方陣を描くのに使う塗料を調合する程度だ。 さっさと考え直すべきところなのだけど、そこで安物の素材ばかり集めて間に合わせの霊薬を作っても 『贈り物』 にはならないのではないかと難しく考えてしまう。 …そこら辺に生えている花を引っこ抜いて 『はいよ』 と渡しても通用することがある、その感覚は知っているものの、もっと構えてしまう程度には、同僚達に対して慣れていなかった。 ―――もしかしたら、無理な状況にこだわってみせることで、逃げに入っていたのかもしれない。 しかし、けしかけてきた妖精が一角獣の角を譲ってくれると言い出して、追い詰められた。 …希望はあると見ていたあと一種で準備はできる。 仕方なく、心当たりを当たってみている。 民家の庭先を覗くよりは、もうちょっと積極的に。 ) [Sun 11 Jul 2010 21:55:55]
ギミー@贈り物 > ( ギミー・シェルターことグロース・クレードル12歳。 仮にも魔女限定の傭兵会社に所属する少女は、ひょっこり現れた妖精から 『贈り物をしなよ』 とけしかけられて、同僚達へのプレゼントを見繕っている。 …別に、彼女達をそんなに大切に思っているわけではないのだけれど、一応感謝の気持ちを伝えるというのなら、適当に安物を買って済ませるのでは意味がないと思う。 しかしお金はないというか貯金したいし、そうなると手作りになるのだけれど、新興の会社内では先輩に当たるという自負があると、お菓子を焼いたりするよりもうちょっと魔女らしい事がしたくなる。 特技としては魔女の箒を作るのが得意だが、形は残したくない。 …というわけで霊薬を作ろうと材料集めをしているのだけれど、手持ちの物に合わせようとすると、他は手に入り難い物ばかりだった。 ) [Sun 11 Jul 2010 21:41:53]
ギミー > ( 魔女の箒にぶらさがった… またがるのではなく、両手でぶら下がった少女は、緩やかに速度を落としてひと気のない通りに降り立った。 この辺りに来ることはあまりないけれど、元々スラムの出身。 危なそうな所とそうでない所はなんとなく分かるし、余所者だからという理由で排除されてしまうほど、おのぼりさん(?)な雰囲気でもないだろう。 …箒を抱き締めるようにして、痺れた手を握って開く。 ギミー・シェルターの飛行術は単純に箒を飛ばすだけでなく、箒に触れている術者にも作用する。 つまり純粋な体力勝負でしがみついて来たわけではないのだけれど、軽減されているとはいえ、じっと何かを握り締めているというのはけっこう辛い。 鉄棒にぶら下がっていろと言われたら、たぶんどんなに頑張っても三分もつか怪しいくらいだ。 ) [Sun 11 Jul 2010 21:31:41]
お知らせ > ギミーさんが入室されました。 『( 七色に輝く尾を引いて、箒が飛ぶ。 )』 [Sun 11 Jul 2010 21:22:28]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『そこにあるのは、吸血鬼の軍団だけ。』 [Sun 11 Jul 2010 02:09:30]
アクセラレーター > 今は暴れるな。 何時も通りの日常生活を送れ。 (人残らず、例外無く、吸血鬼として立ち上がった彼ら。 ある者は、掌から大剣を生み出した。 ある者は、身体を霧と化した。 ある者は、背から翼を広げた。 それぞれの能力は、紛れの無いアクセラレーターの持つ能力と同様だった。) ――― そりゃそうさ。 みんな大好きな戦争だ。 みんな普通じゃ、面白くないだろう。 (真っ黒な海は、再びと始祖の吸血鬼の掌の十字架の傷口へ収まった。) 機が熟したら―――、殺し合いだ。 (ピストルの形をした掌を、米神に当てよう。そして脅すように言葉を紡いだ。) 逆らえば、指を鳴らして、命を終わらせる。 (操り人形の印象が移り変わり、ケダモノのような笑みを浮かべよう。再びと、霧と化しては、何事も無かったように消え去った。) [Sun 11 Jul 2010 02:09:09]
アクセラレーター > (立ち上がる人達は、吸血鬼の手により殺された筈―――…。)  (だが、傷口が塞がっていた。生前より、逞しくなった肉体。瞳には深紅色の燐光を放っていた。アルビノイアの特徴であるそれ――…、同時に吸血鬼の特徴を色濃く表していた。) (殺された筈の彼らは、―――吸血鬼として蘇った。ただ、それだけだ。) (当たり前で、当たり前に、生き返った。) (それだけのことだ――。) ―――さあ! 私が力を与えてやる! (私は攻撃型でも何でもない。防御型といえば、そうでもない。―――特殊型だ。) (始祖の吸血鬼は、国を滅ぼす程の力を持つ。 常軌を逸脱した膂力。 永劫の命が生み出す無限の魔力。 恐るべき点はそれらではない、――血を吸い取り、血を与えた者を自らの支配下に置く能力だ。 ネズミの様に、増え続けるシステムは、自然に勢力が拡大するのだから。)  (御伽話に聞こえるが実話が、でなければ洗脳したり支配したりする話なんて広まらないのだから。) (始祖の吸血鬼、アクセラレーターは――… 自らの子を更なる高みへ押し上げる。即ち力を貸し与える事も可能だ。) [Sun 11 Jul 2010 01:56:12]
アクセラレーター > (倉庫内に満たされた真っ黒な海は、外へ漏れ出る事は無かった。海自体が意思を持つかのように、不自然に波紋が広がるように蠢いていた。) (そして、真っ黒な海から付き出した手。 次々と、突き出す手が増えだした。) (私は――…人類の敵だ。) (百年の時間軸しか生きられないなんて勿体無い!) (吸血鬼なら未来永劫生きられるのに!) (そしたら好きなことや遣りたいことが全部出来るのに!) (全部が出来るから、何も悩む必要が無いんだ!) (苦しむことも悲しむこともない!) (人間より、遥かに強くなれる!) (悪い事ばかりじゃない!) (真っ黒な海が鼓動する。無数に突き出された、手は――死んだ筈の人達の手だ。それが生き人のように動いては、真っ黒な海から立ち上がった。) [Sun 11 Jul 2010 01:43:27]
アクセラレーター > (そうだ。殺せば、生きる意味が生まれる。だから殺そう。) (もっと、もっと、―――たくさん殺そう。) (吸血鬼が人間に戻れないなら、逆に辿れば良いだけだ。なんだ、簡単じゃないか。) (人類の全てを、――――吸血鬼にすればいいじゃないか。) (なんだ、簡単じゃないか。) (私の血は黒いんだ。) (血を浴びただけで、呪いが発動する。) (今の今まで、吸血鬼を増やさない様に、無傷で細心を払いながら、戦い続けた―――。) (止めた。もうみんな、吸血鬼にしてしまえばいい。) (人類の全員が、一度死んで、生きる意味が知れる。そして、吸血鬼に生まれ変われる。一石二鳥じゃないか。) (殺す事は、――――悪い事だ。) (けど、生まれ変わる。) (なんだ、簡単じゃないか。) [Sun 11 Jul 2010 01:32:53]
アクセラレーター > (始祖の吸血鬼は、指を鳴らした。無数に突き立てた大剣が、空中に浮かび上がった。) ――――。 (吸血鬼の掌の十字架の傷口に吸い込まれた。同時に新たな武器を生み出そうとした。表情に感情は無い、喚く訳でも、叫ぶ訳でも、浸る訳でも、何でもない――ただ当たり前に表情が無かった。) (一定時間が経過した後に、再びと十字架の傷跡から大量の漆黒色の血液が溢れ出す。人間の体に収まり切らないほどの、濃厚で、濃密で、蔓延する死の匂い――。)  ( そ こ に あ る の は 血 の 海 だ っ た ) (当たり前に、当たり前で、真っ黒な海が生まれた。) [Sun 11 Jul 2010 01:26:28]
アクセラレーター > (敵が生まれたから、殺す。) (刃を向けたから、殺す。) (足を向けたから、殺す。) (声を掛けたから、殺す。) (目が合ったから、殺す。) (―――同じ部屋に居たから、殺す。) (同じ地面に立っているから、殺す。) (良い天気だから、殺す。) (動いているから、殺す。) (理由は無いから、殺す。) (生への執着が芽生え、命の意味を探り続けた。) (だけれど、邪魔をしたから、殺す。) (殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す――、) (殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺―――。) (そこにあった。殺すから、生きている意味が生まれる。だから殺さなければいけない。殺さなければ――。) [Sun 11 Jul 2010 01:15:21]
アクセラレーター > (始祖の吸血鬼と刃を交えた者や拳を交わした者、或いは殺意や悪意を差し向けた者、興味を示した者は――存在しない。) ――…ああ。 (アクセラレーターと関わった者は、数多の傷を背負い、薄汚い地面に平伏せ、多くの命を鎖していった。小規模や中規模な組織を潰し回った反動か、残党が集まり出し、アクセラレーターの殺害を目論んだ。彼は成果を挙げる事なく、当り前に死んでいった。) …手加減覚えないと。 (倉庫の最奥部は二桁に及ぶ肢体が転がり、不思議な事に血が無かった。肢体に突き刺さる漆黒色の剣が啜っていたから。返り血すら浴びる事なく、傷を負う事なく、ただ当たり前に殺して、中央に立ち尽くしていた。) [Sun 11 Jul 2010 01:03:49]
アクセラレーター > (アクセラレーターは存在しなかった。) (アクセラレーターは亡霊だった。) (アクセラレーターは化け物だった――…。) [Sun 11 Jul 2010 01:02:44]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『崩れ掛けた倉庫の最奥部』 [Sun 11 Jul 2010 00:52:52]
お知らせ > ぺセルさんが退室されました。 [Sun 11 Jul 2010 00:04:37]
ぺセル > ( やや駆け足で暗黒街のとおりを駆け抜ける。 目的地に到着し、クライアントを先に建物の中に入れよう。 自分の番はここまで、礼金を受け取ってさっさと帰ることにしよう )  [Sun 11 Jul 2010 00:04:17]
お知らせ > ぺセルさんが入室されました。 [Sun 11 Jul 2010 00:02:06]
ぺセル > ( わざわざ雨の中で足を運ぶ、という面倒を起こしているのも気にはなる。 しかし、今は雇われ側。 クライアントの思考に合わせて動くべきだろう。 少なくてもある程度暴れてすっきりしているのだから満足しているのもある ) [Sat 10 Jul 2010 23:50:38]
ぺセル > ( ここまでやらなくても良いのでは、というクライアントの意見は無視する。 中途半端な対処をすれば次はこのくらいなら、と大勢になって襲ってくる可能性がある。 少なくてもこのくらいに暴れて見せればうかつに襲おうとは思うまい。 襲って奴隷にするなり身代金を要求するにしてもそのリスクにあった金額が手に入る事が前提。 明らかに損が大きいと見れば賢い連中なら手は出してこないだろう ) …馬鹿はどこにでも居るものですkれど ( 戸惑っているクライアントの手を引いてどんどんと先に進んでいく。 彼女の目的まで送り届ければまずは依頼達成だ ) [Sat 10 Jul 2010 23:29:55]
ぺセル > ( 今は雨も降っているので暴風雨と言うべきか。 どうしても暗黒街へ赴くために護衛を求める仕事。 のんきそうな少女二人、ということで当たり前のように襲われた。 そして追い払った後がそんな惨状。 ぶっとばした襲撃者の何人かは生きてはいるようだが動けないようであたりのものは壊れたり砕けたり ) ……こんなものですかね。 ( クライアントの少女はびく、と怯えた視線を向けてくる。 そのくらいは慣れたもの ) さて、急ぎますよ。 また襲われては嫌ですからね。 [Sat 10 Jul 2010 23:24:09]
お知らせ > ぺセルさんが来ました。 『「 暴風 」』 [Sat 10 Jul 2010 23:17:34]
お知らせ > キャラメルさんが帰りました。 『( Red cvet je zaklad ... )』 [Tue 6 Jul 2010 01:19:38]
キャラメル > ( 人の波を避ける様に細道へと入り込み、 )  ――――あら、そんな所でお昼寝ですか?そんな場所で寝ていたら大変ですよ。 ( 声を掛けるは、強姦されたンだろう女性へと。白濁の液に塗れ、焦点の合わぬ眼で女性は少女を見る )  …ああ、可哀想に。 ( 同情する様な声音と表情 ) ( 其の女性へと片方の手を差し出して、其の身を起してあげよう )  酷い事、する人も居るンですね。でも、大丈夫ですよ。ああ、そうだ―― 良いモノをあげます。 ( 片手に持った紅い布を、ひらりと外し、 ) ( 笑顔のまま、女性へと振り下ろそう ) [Tue 6 Jul 2010 01:12:08]
キャラメル > ( 重い錆びた扉を開けば、迎えてくれるのは夜の闇 ) ( 月が見えないのが残念だ、なンて )   ……まあ、良いけど。 ( 小さく息を吐いて、通りを歩き始める ) ( 片手に持つ斧には綺麗な紅い布を巻き付けたまま、 ) ( 周りを歩く人達よりも、頭一つ 二つ分も小さい少女は、何も気に留める事無く歩く。 )  ( 時折聞こえる悲鳴に近い音には、視線が向かうけど ) [Tue 6 Jul 2010 00:58:29]
キャラメル > ( 片手で握り締めた斧。其の先は男の血に塗れ、紅く染まる )  もっともっと、手っ取り早く集める方法は無いのかなあ……。  ( 一人一人殺していくのは楽しいけれど、其れじゃぁどンなに掛っても羽は全て集まらない )   ( 緩慢とした動作で、斧に布を巻き付ける )  ――― 今日は一人。 明日は… ううン、今日もう少しいけるかな…。 ( 呟く様な声が少女の口から洩れる。時間が惜しい―― 眠る時間も、遊ぶ時間も、食べる時間も 惜しい位。あァそう言えば、 )    お腹空いた。 ( 今日は仕事が終わってから、何も食べて無いや。 ) [Tue 6 Jul 2010 00:48:28]
キャラメル > ――人が誰かの為に行動する事なんて無いンだ。 (暗黒街に乱立する建物の中の一つ。廃墟とも取れる程、朽ち、汚れた其の建物の中で、少女は死体を見上げて呟く。) …例えば、そう―― 誰かの為の行為に見えたとしても、其れは自分の欲を満たす為でしか無い。 (天井から真っ直ぐに降りた縄、其の縄に首を括り 吊下がった男の死体。腸が飛び出て、身体中の穴から液体が零れ出す、あァなんて、)   ――醜い。 (嫌悪感を露わに、息を吐く。)  本当に、こんな物が僕達の羽になるの?  (問い掛ける声に、答える音は無い。ただ、己の声が反響するだけ。) [Tue 6 Jul 2010 00:40:43]
お知らせ > キャラメルさんが来ました。 『 ( ――Kjer je moj zaklad, da se? )』 [Tue 6 Jul 2010 00:33:26]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『鉄仮面が、走り出した。』 [Sun 4 Jul 2010 01:51:48]
アイゼンリッター > ……………。(だが、困難だから何だと言うのだ。 現実を見据えろ。 あそこには自分の知らぬ間に殺された人々がいる。 戦いをやめれば、それはもっともっともっと増えていく。 思い出せ。 忘れるな。 繰り返せ。)私は看過しない。 私は殺さない。 私は止まらない。(そう、その通りだ。 一人でもやる。 一人でも続ける。 それを躊躇する必要はない。 やるべき事をやれ。 為すべき事を為せ。 生涯の目標、使命は、啓示のように訪れる。 自分にとっては、屋敷を埋め尽くす屍の臭いと、路地に転がされたコンスタンツェの死体がそれを教えてくれた。 ――躊躇うな。 行動をおこせ) [Sun 4 Jul 2010 01:49:57]
アイゼンリッター > (靴裏に巻いた鎖、鉤縄、両方を駆使してようやっと、だ。 雨に打たれながら、夜闇に包み込まれたヴェイトス市を見回す。 ――やるべき事をやるだけだ。 肉体的な疲労に関しては問題ない。 だが……精神的な倦怠感が、常に付き纏う。 誰かと話すべきだという、占い師の助言が蘇った)……………1人じゃ、困難か。(無性に、聖女サンクトゥスに、テレサに、リコに……そしてコンスタンツェに逢いたかった。 自分が知る限り、唯一、目玉泥棒を追いかけていた女性。 自分の目の前で殺された自警団員。 彼女なら、話を聞いてくれたろうか。 自分に話をしてくれたろうか。 ……今となっては、わからないが) [Sun 4 Jul 2010 01:40:48]
アイゼンリッター > (彼――アイゼンリッターないしカイン・グレイホークを名乗る青年――は、まだ、数少ない知人の一人である少女が、迷宮事件によって陵辱され、敗北したことを知らない。 とはいえ……知ったとしても、知らなかったとしても、行動は変わらないのだが。 止められなかった。助けられなかった。 いつだってそうだ。 だからこそ、止めるわけにはいかないのだ)この雨じゃ、追跡は困難か。 ……ふむ。(医者でもない自分には、せいぜい何かで殴られたらしい、というくらいしか推測ができない。返り血を浴びているだろうが、流されてしまっているだろう。 それこそ、メルビル女史であれば別かもしれないが)……じきにアウトロー連中も調べに来るだろうな。 長居は無用か。(暗黒街には暗黒街のルールがある、とは連中の言葉だ。ここで克ち合ってあらぬ疑いをかけられても困る。 腰のベルトからロープを引き抜くと、屋根上目掛けて投じ、壁を登りだす) [Sun 4 Jul 2010 01:31:05]
アイゼンリッター > (暗黒街、スラムには脅威が多い。 件の目玉泥棒を始めとし、少女の姿をした殺人鬼がいるとの噂もあった。 アクセラレーターやらの吸血鬼、ディフィールのような化け物。 人形めいた容貌の怪物と遭遇したこともあったし、走る髑髏といった怪異もいる。 ――彼らが外にあふれ出さない保証なぞないし、いつだって被害にあうのは、こういった人々なのだ)…………………。(戸口から外にでて、雨粒の降り続ける空を見上げた。 反吐が出そうだ。 彼らを殺したのは犯人だろうが、同時に、こういった現状を見て見ぬ振りしている自分達でもある。 コンスタンツェと同じように。 誰かがやるべきだ。 誰かが。 犯人を、捕らえ、制裁を加える必要がある。 ――誰かが) [Sun 4 Jul 2010 01:21:58]
アイゼンリッター > (室内の惨状は、「殺人」ではなく「殺戮」と形容すべきではないか。 真紅にべったりと塗りたくられた室内に転がる、幾人かの死骸を前にして、そんな事を考える)………………新しい手口、だな。(コンゲームを一歩抜け出て、現実に目を向けてみれば、これだ。 殺人鬼。 正真正銘の。 ――単なる強盗の手口でないことくらい、一目で理解できる。 強盗にとって、目的は金品だ。 しかし、これは明らかに、殺すことを目的としている。 酷く吐き気がした。 ミートパイなぞ喰うべきではなかったかもしれない。 ここに満ち満ちているそれは、新鮮なものではあったが、紛れも無く、あの邸と同じ臭い。 理不尽に、何の意味もなく、殺されていった人間の死体の臭いだった) [Sun 4 Jul 2010 01:16:28]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――殺人事件と、果たして呼ぶべきか否か。』 [Sun 4 Jul 2010 01:12:15]
お知らせ > ツイストさんが帰りました。 『All is fantasy ――― ♪ ( 口ずさむ歌と最期の悲鳴が室内に満ちる。 )』 [Sat 3 Jul 2010 23:44:02]
ツイスト > ( どうしてだっつてもな。何でこういう時にこういう連中は毎回こんなおかしな事を聞くもんだか。 ) ( 理不尽に奪われるのが当然だってのに。どうして?理由なんてあろうがなかろうが、最初っからそんなのは命の重さぐらいにどうでもいい事。 ) Oh I'm scary♪ So I'm scary♪ Now I'm scary♪ ( 所詮ただの人殺しだ。もう少し刺激的にいきたかったんだが―――ま、面白くない時があっても仕方が無い。こんな日もあるってことさ。 )( 歌を口ずさみながら金槌が振り下ろされる。 ) [Sat 3 Jul 2010 23:41:03]
ツイスト > ( 転がってる死体の数は7、8人ぐらいか。なんか召喚しとく必要もない程に簡単な虐殺だった。殺し合いなんかじゃない。殺される可能性もなくただ殺しているだけ。 ) あら。まだ生きてたのお前。本当下手糞になったもんだなおい。 ( 苦しみに呻く微かな声が耳に届いて肩を竦めた。きっちり殺したと思ってたものだが、命には届いていなかったらしい。あーあ、何やってんだか俺。 ) ん? 今なんかどうしてとか言った? ( 悲痛な呪詛の言葉を耳が拾う。元はそれなりに悪くなかっただろう娘のお顔は色々とまあ酷いもんで台無しになってる。 ) [Sat 3 Jul 2010 23:25:41]
ツイスト > あーあ。これだけべっとりだと駄目になっちまったかね。 ( 買い替えるか後で。死屍累々の惨状を見せる室内で自分の服の襟をつまみながら呟いた。自分が徴収出来る財産は道具に限定される。服なんてのはやっぱり改めて買い変えなきゃいけない。実に手間が掛かる。 )( 窓枠を雨粒が叩いた。暑さと湿気で血と臓物の異臭が漂う中で肩をほぐすように伸びをして深呼吸をする。 ) ………年取ったか?最近やっぱし肩凝るわ。 ( 臓物の破片がこびりつく金槌を肩に当てて少しゴリゴリと―――う、うぉっ。ちょっと思ったより効くかもなこれ。 ) [Sat 3 Jul 2010 23:12:06]
ツイスト > ( それは口癖のように歌を口ずさんでいた。調子外れな音程と下手なリズムで同じフレーズを繰り返す。 ) I'm thinker to to to to♪ ( 大柄な男である。その年頃はもう中年を過ぎているであるだろうが、身に纏う雰囲気が彼をそう見させない。 )  to to to to to♪ ( その足取りはとても自然体なものだ。返り血をいくらか浴びていて、腰に吊るした金槌がべっとりと人の血に塗れているのもよくある事。 ) [Sat 3 Jul 2010 23:00:39]
お知らせ > ツイストさんが来ました。 『to to ♪』 [Sat 3 Jul 2010 22:51:18]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『後に霧のように姿を晦ました』 [Sat 3 Jul 2010 00:35:21]
アクセラレーター > (人間が吸血鬼より、強くなれば――… 吸血鬼は普通になれるだろうか。) ………。 (最初の目的は、多くの吸血鬼を人間に戻す事だった。だが、千の数を超える程の殺人を繰り返し、吸血鬼を越えた吸血鬼となった。始祖の吸血鬼として覚醒した瞬間に悟った。吸血鬼は人間に戻れない、という事を。一度死んだ身を、元に戻すのは神だけのものだが、神ですら成せる業がある。こんな世の中が、神の無力を証明してしまっている。或いは手を貸すとも、救いの手を差し伸べる積もりが無いだろう。) ああー…… (欠伸を漏らした。やりたい事やしたい事が思い浮かばない。楽しそうなイベントや苦々しい事件が起きている。本当に色んな人間がいる。) [Sat 3 Jul 2010 00:28:57]
アクセラレーター > (そういえば…) アイゼンリッターの奴も、有名人になっているな。 (表裏が関係無く、鉄仮面の名前が幅広く浸透している。先程までなら、激情に任せては憤怒を振り撒いただろう。なのに、そういう気でさえ起きなかった。関心を持てるのは、最強の枠から無敵の枠に、どうやったら入れるのか、だった。そして人間・艶子という人物に少なからず、興味を示しては関心を持つようになったのもまた事実だった。) 斬れる奴って、意外と少ないしなぁ…。 (皮膚は斬れても、毛細血管を切断するのは一般人の膂力では斬れない。鍛え抜かれ、極めた剣術で無い限り断つのは困難なのだから。裏返せば、艶子は膂力も技術も一般人の枠を、軽くと凌駕していた。普通でなく、特別でなく、異常の枠に入るだろう――。) [Sat 3 Jul 2010 00:15:59]
アクセラレーター > (残念ながら、アクセラレーターは艶子やジャスティス、レイ・シェリダンやアイリのような有名人ではない。裏と闇の世界でも、重要人物や危険人物の枠に当て嵌まるだけで、それ以上でもそれ以下でも何でもない。最近のアクセラレーターは不透明で幽霊のような印象が強いと噂立てている。) ―――。 (酒場で、アクセラレーターに関連する情報を求めたとしても、居所を掴む所が、行方ですら掴めない。本当に存在するのか、幽霊なんじゃないだろうか、そういう話でさえ存在した。余りにも生存者や目撃者が少なさ過ぎるからだ。そういう意味では、アクセラレーターは名を上げられたとしても、時間が過ぎれば、そういう人がいたな、って程度で終わる。) 余りも小っぽけなもんだなぁー…。 (肩を竦めれば、夜空へと射抜くように見つめ続けた。) [Sat 3 Jul 2010 00:05:01]
アクセラレーター > (アクセラレーターの名が意外と知らされないのは、遭遇した人達や標的となった人達は死んでいるのだから。仮に逃げ切ったとしても、堂々と情報を流せるのか、或いは迎え撃つ者もいる。けれど、無意味だ。何時だって、何処だって、事情にお構いなく現れるのがアクセラレーターなのだから。) なんかだるいな…。 (降り注ぐ雨が、何度も皮膚を撃ち続けた。悪人や犯罪者を探す気になれず、相手にする気ですら起きなかった。本当に殺して意味があるのだろうか。ある日の出来事で生かされた命、その命の意味を未だに考え続けた。何時まで経っても答えは見付けられず、途方に暮れていた。空き地の前の大通りに通る集団と視線を合わせれば、自然な形で無視をされた。少なからず噂は広まっているかもしれない、何から何まで白い女は危険人物、手を出してはならない化け物、ソイツはアクセラレーターだ、と。) [Fri 2 Jul 2010 23:55:57]
アクセラレーター > (悪天候の中、不良の溜まり場の賑わいも絶え、大通りでの雑踏も静けさが降りていた。)    (今日も殺人する訳でもなく、破壊する訳でもなく、ただ同じ場所に留まっていた。)   ――…。   (残骸の山で腰を降ろし、足を組み上げたまま顔を夜空へと仰いだ。スリット入りの露出度の高いフェザードレスも台無しだった。)(小規模から中規模に渡る組織や団体の壊滅をし、多大な損害を生み出したアクセラレーター。吸血鬼おろか始祖の吸血鬼だという正体は意外ながら知らされておらず、戦士の癖に魔法も使える、どんな種族なのか見当も付かない、時々だけど物理的なダメージが通じない、気付いたら仲間が死んでいた、――…正体不明にして神出鬼没を例えても不思議ではない存在。) [Fri 2 Jul 2010 23:48:27]
お知らせ > アクセラレーターさんが入室されました。 『空き地の残骸の山にて』 [Fri 2 Jul 2010 23:37:49]
お知らせ > メドゥーさんが帰りました。 『そしていつの間にか道化師の姿は消えている』 [Mon 28 Jun 2010 23:07:35]
メドゥー > 戻れないホド刺激的…ウンウン (これが良い。中身などあってないような物だ。口先で大きなことだけならばいくらでも言える) そうしようソウシヨウ キケケケ… ( 夜空に奇声は吸い込まれていく ) [Mon 28 Jun 2010 23:00:43]
メドゥー > (首を傾げたままそのままくるりと空中で回転する) アア… 刺激的、といえばイイカ… (退屈だと言うよりは刺激的だと告げた方が好奇心を刺激する。ニンゲンとはそういうものだったか、と思い出す) キケケケケケ (そのまま回転して元に戻る。そのまま大きな鎌がどこからとも無く現れる) 刺激的なショウを… カ…? (くるんくるいん。鎌が回る) [Mon 28 Jun 2010 22:47:56]
メドゥー > (しかし、周囲に人影は見えない。しかし周囲に集まってくるような様子はない) キケケケケ… マァ… ニンゲンには理解できないカ… ンン… どうするか… (言い方が悪かったのか?と漂ったまま考え込むしぐさを見せる) [Mon 28 Jun 2010 22:35:26]
メドゥー > (自由自在に屋根の上を飛び回る。音も無くくるりくるり) サアサア…寄ってらっしゃイ… 見てらっしゃイ・・・ 世にも退屈な道化の踊りだヨ… (呟くように声が漏れた。声そのものは少年のように幼げな少女のようにも聞こえる。長身の姿とはチグハグ) [Mon 28 Jun 2010 22:27:17]
メドゥー > (踊りながら、まだ道化師は奇声以外の言葉を発してはいなかった。この場はさまざまな負の感情に満ちている。食事を取るのには不自由はしないと判断し此処を拠点とするための下見だ。宙に浮き見ることができるとはいえ、死角も存在する。 どこからみればどう死角になるか。芸をしながら観察しているのだ) キケケケケケ!  [Mon 28 Jun 2010 22:20:54]
お知らせ > メドゥーさんが入室されました。 [Mon 28 Jun 2010 22:17:15]
メドゥー > (どこからとも無く現れ、無意味な芸をしては消えていく道化師がでる。 そんな噂が流れ始めたのはつい最近。 その道化師は実在する) …キケケケケケ… (周囲の注目を集めるため、奇声をあげひょいひょいとジャグリングをしてみせる) (しかし、へたくそなのか二個のジャグリングも上手くいかない。 姿ばかりが派手な道化師が似つかわしくも無い暗黒街で踊っている) [Mon 28 Jun 2010 22:01:13]
お知らせ > メドゥーさんが入室されました。 『影は空で踊る』 [Mon 28 Jun 2010 21:56:36]
お知らせ > メアリィさんが帰りました。 『(とりあえず目に付いたほうへと降りてゆく)』 [Sun 27 Jun 2010 01:45:13]
メアリィ > (玉は口の中で徐々に融けて。溶け出した薬は、溶けてゆく飴のように世界をも徐々に溶かしていく)(そんな効き目が出るのも、まだもう少し先。今はその先への期待を楽しむだけ) っと、それじゃ ね (下の上で転がして、ほおばるように頬膨らませて、そして間違えて飲み込みそうにもなって。ゆっくりと身体に沁みていく感覚を味わって) ああ、どっから降りるんだっけ かっ (後ろに駆ける音を聞きながら、歩き出した先の、記憶していない降下経路は行き当たりばったりの自由落下も含んで) [Sun 27 Jun 2010 01:44:52]
お知らせ > アルマさんが退室されました。 『うおとととととー!?(教訓。よいこは屋根の上を通路にしない)』 [Sun 27 Jun 2010 01:40:57]
アルマ > ……ふーむ。ふむふむー。ふむ?(瓶の中でからからと音を立てる飴玉の様なもの。溶ける薬。となればもうその正体はズバリ告げられたも同然。なるほどなるほど、と頷いて…さて)んー、お外で飲むのはちょっとー♪というわけで、今度はどこかのお部屋ででも頂きますわ♪(よいしょ、と立ち上がって背伸び一つ。そして外じゃなければ飲んだのはほんとのこと。体のいい遠慮ではないのでした)あら、それじゃ、私も帰るといたしますわー♪それじゃメアリィさん、帰り道お気をつけてー♪(んー♡と投げキッス一つ放ると、屋根の上をどたばた、と走って…やがて見えなくなるのでした) [Sun 27 Jun 2010 01:39:23]
メアリィ > (薬の効きが悪かったのか?時間だたちすぎたのか?量が少なかったのか。どれも有りそうだしまったく関係ないかもしれない) うん、溶ける位じゃないとつまらない ね (ポシェットからは、小粒の飴玉のようなもの詰まった小瓶取り出して。からからと、音を立てて中身を手にとって) あんたも、いる? 溶ける薬 (高さが逆転した相手に、ビンを振って見せて)(やたらと冷めた女の意識。でもそれは、今求めていたわけじゃない) 興醒めしたんで かえるよ っ (手に取ったドロップは口に放り込んで。さらに手についた粉までなめ取るように舌伸ばし。口の中でゆっくりと融ける薬玉を愉しみ始めた) [Sun 27 Jun 2010 01:29:56]
アルマ > ふむ?ふむふむ。……えーと、メアリィさん。首吊り亭…んー、なんだか聞いた事があるような無いような……さて、さてはて。(指し示された方向が両者どうにもずれているのを眺めるが、特に気にした様子なくこくりと頷いて…よいしょー、とその場に座り込んだ。そして今度はこちらがじー、と下から見上げる視線を向けて…)………(そしてポシェットに手が伸びる様子をじー、と見てる。何が出るかな何が出るかなー的な雰囲気ぶわー、と出しつつ。しかし無言。じー。ガン見) [Sun 27 Jun 2010 01:22:31]
メアリィ > (薬の効き目が切れてきたのか、それとも薬で見る夢が目の前と重なり合ったのか。傍目にはどうともわからない。女自身にもわからない。とりあえず、意識は飛ばなくなったし、空の星は普段どおりにゆっくり回る) あんたの名前や仕事を知るわけ無いでしょう (そらして空見上げていた身体を元の体勢に戻して。そのついでに投げかけられた質問に、答えず。頭の位置が体より少し前の猫背になって、ふらりとゆれる) あたしのことならばメアリィ も少し行ったところで薬売ってる 『首吊り亭』 (そうやって、あごで示すのと腕で示すがあってない姿勢で、ようやく相手の質問に回答。刺激の足りなくなった感覚に、重みのあるポシェットに手が伸びる) [Sun 27 Jun 2010 01:17:10]
アルマ > はっはっはー。いつもより多く廻ってませんよ?(ぽゆぽゆ、と自前の脂肪エアバッグ(こうかくと夢も希望もないね)を左右から自分の手で揺らしながら笑い返した。その振動がやんわりとメアリィの頭にも届くだろう。だから何かといわれても何も無いが)うふふふふ、溶けちゃうのは困るから、そういたしましょうか。…………えーと、お名前とお仕事は?(脈絡のない言葉を、脈絡の飛んだ問いが迎える。で、名前と仕事を聞いたのもなんとなくだ。何となく。或いは適当) [Sun 27 Jun 2010 01:05:05]
メアリィ > (回る女性。女の意識にはぐるぐる回って回り続けるようにも見えて。それにつられて世界もどんどん回りだし) よく回ってるねぇ…と (それに目を回しすぎたわけでもないが、崩れた平衡すぐには立て直せずに。ぼよん、と。背丈の足りない頭が天辺から胸へを突っ込み止る。質量の差からか、きっとそれは難なく受け止められるのだろう) あったかいわねぇ、暑いぐらい 溶けてしまわぬうちに離れましょう (身体を支えてもらった礼は忘れて。暑さも増してきた夜のぬくもりのふれあいは少しだけ他人の温かさを得てから、それを拒絶して。 後ろにぐいとのけぞりかえる。バク転でもなんでもなくて、身体をそらせて距離とって体勢直、さずに、体反らせたまま空を見た) なんだっけ? [Sun 27 Jun 2010 00:59:01]
アルマ > ほほー、ほうほうほう。なるほど。とりあえず、共通項として廻りすぎるとゲロっちゃいますわよねー……っと♪(あははははははー。とか笑っていたかと思うと、後ろにぐい…っと大きく仰け反った。正確にはバク転だ。とはいえ本職の軽業師のように綺麗且つスムーズではないが、とりあえず頭をぶつけたりすることなく無事着地する…が)(終わり際はパンツと腰の辺りが丸見えだ。仕方ないね。ヘンなスカートだし)…よいしょっと。というわけで縦に……あら?(ふー、と一仕事した感を漂わせていると、不意にぐらりと崩れる目の前の人。そのまま倒れるなら、多分お顔がばゆーん、と天然エアバッグにぶつかって止まることでしょう。乳ですが) [Sun 27 Jun 2010 00:49:16]
メアリィ > (ぱたぱたぱたぱた) はぁぁぁい (穏やかな表情にかえすのは、くぼんだ笑顔と、ゆがんだ唇からのぞく並びの悪い歯。動きをまねするように片手だけ持ち上げて左右に振るがリズムのそろわぬ乱れた動き) 回っていたのはさっきまで 今はまわりが回ってるだけ あなたも回ってみればそうなるよ (高い低い。ふくよか貧相。きれい小汚い)(それぞれが何の対比かは誰も知らない。 薄汚れた女は目の前の女性を見上げるようにし、同期の取れていない左右の目をまわす様にその姿を少々観察もして)(そんなことをしていたら前のめり、少しバランスを崩す) [Sun 27 Jun 2010 00:39:26]
アルマ > んー、お散歩とはちょっと違いますわねぇ♪何を隠そう只の通りすがりのアルマさんなのですわお嬢さん。かく言うあなたは回転中?(くすくす、くすくす。でかい乳に白い角、間抜けそうな印象はかなりライカニア、な女が相変わらず上から目線(物理的に仕方ない)のまま尋ねるのでした。名前とかを差し置いてどうでもいいポイントを真っ先に [Sun 27 Jun 2010 00:32:40]
アルマ > はぁーい♪(んぁ?という声にこたえたのは、うふふー、という何やら楽しげ且つ緊張感から程遠い声。そうしてメアリィと正面から向き合う形になれば、軽く上げた両手を左右に振るのであった。特に意味はないけど [Sun 27 Jun 2010 00:30:19]
メアリィ > (声が聞こえた。自分ではない何かの声) んぁ? (女の口からこぼれるのは、寝起きのような間抜けな音。声と、その後ろから続けて聞こえ連なる足音に。進む足をねじり、身体もねじり肩越しにその姿をさがし) あら、こんばんは あなたもお散歩? (その姿が見つかれば、ねじった身体を、ねじったゴムが元に戻るように逆回し。ついでに一周ぐらい余計に回転させて正面向けた。 背の高い相手には、下から覗き込むような姿勢にもなり) [Sun 27 Jun 2010 00:25:48]
アルマ > こんばんは。ヴェイドス直線距離の旅です♪(と、誰に言うわけでもなく一人楽しげに喋りながらてくてくと歩く。此処に用事があるわけではなく、此処を通ったほうが近いからと言う理由であり、つまり通りすがりである。丁度メアリィが意識をアイキャンフライしているところに、後ろから近づいて…)……だいじょーぶですかぁ?おねーさん?(足音を特に隠しては居ないので、事前に接近に気づく事は容易だろう。ともあれ、斜め後ろから声を掛けてみる次第。気づいて振り向くならば正面から。どちらにしても楽しげに目を細めた、背の高い女が目に入るだろう) [Sun 27 Jun 2010 00:15:17]
メアリィ > (そんな飛び出た意識は、塔よりもさらに高みまでも行きそうになって)(暗黒街にも風は吹く。少し強い風が、建物の隙間を駆け抜け、屋上を掃いて、屋根板を震わせて。 女の身体を傾げ。それにつられて意識が、動きが戻ってくる) あぁ とぉ (倒れそうになった身体を、よろめくように建て直し。そのよろめきをなくさぬままに、ふらりふらりと足をまた進ませて) [Sun 27 Jun 2010 00:12:59]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『てくてく』 [Sun 27 Jun 2010 00:11:13]
メアリィ > (ひょい、と屋上と屋根の間を飛び越えて、少しだけ地面に近づく視点。ぐるんと回る視線。遠くに、ぼんやりと塔のシルエットが見える) あそーこー までー つれって ってー (意識だけ、その場所へ飛んでいくような気がする。体がなくなって、空を漂うような)(そんな錯覚。異常視点。それらは全て、女の頭の中でおきている)(数秒か、それとも数分か。女はそこで立ち止まり、痙攣すら止めて、意識をどこかへと飛ばして夢を見る。空を飛び、あの塔からこの街を見下ろす、そんな夢) [Sun 27 Jun 2010 00:05:54]
メアリィ > (この薬はいいところ、気持ちを鼓舞させて勢いで物事を進めるとか、あるいは目下のものあいてに当り散らすとか、あるいはひっそ部屋にこもって一人悦に浸るぐらいしか使い道が無いような。 あとは、女のように薬効いている自分に酔うためだとか) あーい、きゃーん('t) ふらぁぁい (薄曇の下、足元を見失わないように気をつけながら。その足元に住まう誰かのことは気にせずに調子の外れた歌をつぶやき続ける) [Sat 26 Jun 2010 23:58:29]
メアリィ > (そんなものは無い。全知全能の神なんて信じても、探してもそんなものがどこにでもいないように。人間にできることなんてたかが知れている、薬を飲んだところで)(ただまあ、そうなったと錯覚させてくれるものはある) そらもー とヴェーるは ずー (暗黒街の屋根の上からそんな調子はずれの歌が、風に乗ってかすかに流れ。薄汚れた女が屋上の縁に立つ)(しかし、女は飛ぼうとはしない。飛べないことなんかすでにわかっている。何でもできる気になる気分を味わっているだけだ) [Sat 26 Jun 2010 23:51:21]
お知らせ > メアリィさんが入室されました。 『(全知全能の薬)』 [Sat 26 Jun 2010 23:46:18]
お知らせ > アクセラレーターさんが帰りました。 『 始祖の吸血鬼は神出鬼没。 』 [Sat 26 Jun 2010 02:08:05]
アクセラレーター > (生きる理由。存在の意義を見失いかけたが、一度死んだという事実により、生の実感を与えてくれた。)(でも生きていると分かった以上、何の為に生きれば良いのか分からない。死んでしまっても構わないし、これまでと変わらなく 埃を振り払うように悪人を淘汰し続けても良い。) (けれど、命の存在を証明したのは艶子自身だ。ならば艶子自身に命を預けても良いか、と思ったが――…怪物の中の怪物の自分自身が迷惑以外の何者でもない。) ―――…。 (何の為に殺すのか。何の為に生きるのか。)(答えが出ない始祖の吸血鬼は、怪訝な顔付きを浮かべた。後に、身体の端が霧のように擦れ出し、加速的に形状が崩れ落ち、真っ白な霧となり姿を晦ました。) [Sat 26 Jun 2010 02:07:41]
アクセラレーター > (無敵に等しい存在になったとしても、暗黒街の連中どもの反撃や襲撃が止む訳じゃない。いずれはVHGの連中も干渉して来るだろうが、それも時間の問題で自分に辿り着くのは容易ではない。――…神出鬼没の存在となった。行方を掴む事は容易でなく、最後まで追跡を行えた人物は存在しない。仮に捉えたとしても、始祖の吸血鬼を抑え切る程の力が無ければ、貴重な探知系の能力者は息絶えるのを目に見える。そういう意味では、アクセラレーターという存在を追い掛けようとする人物は居ないのかもしれない。) ――――…。 (何にも関われず、何にも触れられない、存在。命を持って生まれた吸血鬼は、自らの命に疑問を抱いた。吸血鬼は生ける屍と扱われ、命があるから生まれ落ちた。なのに生ける屍を扱われる事が疑問だった。それ故に、命の実感が持てなくなり、空気に溶け込むかのような存在になった。本当に死んでいる感覚が格段に増した中に、ひとつの戦いが生の実感を思い出し、生きている、という証明を成してくれた。――それが艶子だ。) [Sat 26 Jun 2010 01:42:59]
アクセラレーター > (暗黒街の人外や怪物の動向や騒動は見られず、殆どが迷宮の勢力へ流れ込んだのだろう。) (私は殺す力と壊す力がある。何よりも誰よりも、絶対的な自信がある。だから、殺すし、壊す。) (だから。私は救う力と治す力がない。何よりも誰よりも、絶対的な自信がある。だから、救わないし、治さない。見捨てる。) ――――…。 (一人の少女すら守れないと、知ってしまった始祖の吸血鬼は誰がために救いの手を差し伸べようと思わない。余りにも無駄で愚かな行為だと思い知らされた。残る道は最強を超えた無敵の存在になること。) (最強に挑もう。 最強に挑戦してみよう。 最強はどれくらい強いか試したい。) (温い。温過ぎる。挑む気も、挑戦する気も、試そうとする気ですら伏せる程の―――…相手するのを馬鹿馬鹿しいほどの、絶対的な存在。それは最強を越えた無敵のみだけ。) (その無敵の存在になれば、何かが変わるのかも知れない。そうと信じ続けたからこそ、進化をし、繰り返してきた。何度も何度も最強を倒し続けた。――だが、生れて初めての敗北を知った。) [Sat 26 Jun 2010 01:34:20]
アクセラレーター > (神出鬼没。それを主張するのに相応しい。自分自身を自負しており、誰にも捉える事の出来ない存在。) ―――…。 (前日まで、一人の少女に執着していた。が、執着の概念が損なわれると、さっと自分の場所を捨て去った。後は幽霊の様に彷徨うだけの存在になり、気に食わない者、気に入らない悪人、人外や怪物に類する種族のもの、それらに該当すれば首を跳ねる。本当にそれをするだけで、特別に何をする訳でもない。) ―――。 (人間の常識から逸脱した存在。ある日を境に僅かな変化が訪れていた。そして先程の艶子の後ろ姿が見えた。声を賭けようと思ったが、何やら体調が悪そうだった。同時に似たような気配が湧き上がったのが気掛かりだった。) [Sat 26 Jun 2010 01:22:21]
お知らせ > アクセラレーターさんが来ました。 『 時間の概念に捉われず、特定の場所に縛られない存在。 』 [Sat 26 Jun 2010 01:13:54]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 …今日は誰とも出会わなかった。もう少し見回ったら、家に帰ろう。 』 [Sat 26 Jun 2010 00:22:33]
艶子 > ( …そうして暫く夜の道を歩く。左右に聳え立つ家屋の黒い影はまるで化け物の影のようだ。そうして私を嘲笑っているのだろう。弱く、儚い人間が何を粋がっているのかと。 ――ふと、その左右に聳える影がぐるりと回り出す。天に向かって大きく伸びたかと思えば、波のように覆いかぶさってくるのだ。私は片方だけ残った瞳を大きく見開き、自分の身を庇うように手を掲げた。足に力が入らなくなり、がくりと膝を付く。どっと冷や汗が噴出し、右腕が強く引きつる。 ) ………! ( 眩暈だ。眩暈を起こしたのだ。だから世界が回ったように見えた。…どうしたというのだ、急に。吐き気がする。さっきまで蒸し暑いと感じていたはずなのに、急に寒気に襲われた。 ) か、風邪でも引いたのかな…。 ( 私は自分の身体を抱きしめるようにして、ゆっくりと立ち上がった。 ) [Sat 26 Jun 2010 00:21:43]
艶子 > ( 人外とは?ヴァンパイアや、鬼や、ゾンビとかいう連中のことだ。奴らは素早い、力強い。人間が太刀打ちするにはあまりに強大だ。奴らの爪や、牙に対しては、私の刀があまりに心もとない。――でも、だからいい。だからこそいい。そういった連中を、人間の力だけで叩きのめして初めて私達人間が勝利したといえるのだ!だから私はアイリ様や、ジャスティス様や、レイ・シェリダンやリコが好きなんだ。その人たちは紛れも無い人間で、人間としての力だけで戦っているから。私もそこに名前を並べたい。豪天寺艶子は、小細工なしの人間の力だけで戦って勝っているって――。 ) …!! ( からん、と背後で音がした。振り向くと、太った大きな鼠が二匹慌てて駆けて物陰に隠れていくのが見えた。 …脅かすない、畜生め。 ) [Sat 26 Jun 2010 00:07:15]
艶子 > ( ――静かだ。まるで誰も居ないかのようだ。だが、きっと何かが居る。こうして打ち捨てられた家屋が立ち並ぶ一角に何も居ないというのであれば、浮浪者やアウトローどもが根城にすることが多いからだ。そういった連中を見かけないのは、多分ここが危ない場所だからだ。人間があまり近寄りたがらない場所だからだ。 ランタンの頼りない灯りで辺りを照らしながら、いつでも抜刀できるよう気を張り詰め、私はゆっくりと道を歩く。じっとりと肌が汗ばむのは暑さのせいだけではない。緊張しているからだ。 …我ながら病気だと思う。街を守るために人外をヴェイトス市から追い出すことにこうして力を割いているが、本当のところはスリルが欲しくてやってる部分も大きい。大好きなのだ。このちりちりと神経が焼けるような感覚が。 ) [Fri 25 Jun 2010 23:52:46]
艶子 > ( 豪天寺艶子が警邏する場所は、人通りの少ない裏路地や滅多に人が近寄らない廃材置き場などが中心となる。今日やってきたのも打ち捨てられた家屋が立ち並ぶ一角で、どこからか饐えた臭いが漂ってくる。 ――暗黒街とは、基本的に人が住む地域である。その名前から過度に治安の悪いイメージを想像されがちだが、秩序だった営みが見られる地区も多い。人通りの多い場所では活気もあり、暗黒街を歩いたからといって都合良く犯罪にぶち当たるという訳でもない。 だが、治安の安定した場所があるというのなら、当然その逆もある。…いや、言い直そう。暗黒街には、人外が住んでいる。奴らが身を潜める場所に「治安」という言葉を使うのは滑稽だ。だってそうだろう?オークの住処に治安などという言葉は使わないのだから。 ) ………。 ( そしてそういった連中は、こういう場所に潜んでいることが多い。私は一匹でも多く奴らを私たちの街から追い出す為に、ここへとやってきた。 ) [Fri 25 Jun 2010 23:46:19]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 蒸し暑い夜だ。 』 [Fri 25 Jun 2010 23:36:39]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( ここも、本当なら引き払ったほうが良さそうだけれど。 今は――― )』 [Fri 18 Jun 2010 01:45:43]
エアリー > ( …ただ、妬み嫉みは厄介だ。 ここの住人は隣人が多少の悪事に手を出していると感じても受け流しそうだけれど、おそらく、この社会の底辺から脱出するような成功については、反感を買う。 もちろんどう思われたところで知った事ではないが、足を引っ張ってやるというような、積極的な行動に出られるのは厄介だ。 …ロッティ・アレンビー=リーザ・ロッドという繋がりは、断っておくに越した事はない。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:37:32]
エアリー > ( 豪雨の中、アパルトマンの一階部分に設けられた洗濯場で、年齢のバラバラな少年少女がランプを囲んでいる。 一応机らしい物が運び込まれて、教師役の娘と他一人は紙にインクとペンで書き物をしているけれど、あとは木の棒を湿った土に突き立てていた。 貧しい手習い。 …もう教えなくても自分達でなんとかするだろうと思っているけれど、教えられるなら教えられるで、やることはある。 )   …よく知らないって。 ロッテが引っ越すって言うからついて行っただけで、内職もそのまま、こっちはやってる事変わらないんだから。 〜教えなーい。 来ちゃだめだから教えてもしょうがないっしょ? 私は別に良いけど、ロッテ怒るよー?   ( てゆかどこに移ったんだと言う子どもらに、からから笑ってはぐらかす。 …笑顔も慣れて来た。 ぶっきらぼうに接していたことがある子どもらにとっては突然の変化で、最初はいぶかるのもいたけれど、好ましい変化なら受け入れられ易い。 ちょうど転居と重なったのもあって、良い暮らししているのではないだろうかと勘繰られてはいるようだけど。 それもこうして変わらず写本の内職していれば、まさかと打ち消されるだろう。 ) [Fri 18 Jun 2010 01:27:37]
エアリー > ( 他所に移るとだけ言って二年居候した家から家主と共に出て行った娘は、一人で住み慣れた暗黒街の安アパルトマンに戻っていた。 実は名義も何も変わっておらず、家具だってほとんどそのままなのだけど、家主と一緒ではないということで、喧嘩でもしたのではないかという見方をされているらしい。 まさか結婚詐欺を働いた先で別件の自警団沙汰になっていて、逃亡奴隷の身でそんな所には居られないなんていう状況を説明するわけにもいかず、嘘をついてまでロッテとの仲に問題がないと思わせる意味もないため放っておいたら、この間ロッテも戻って来ていたけれど大丈夫かと心配された。 )   ―――忘れ物でもあったんじゃない? それに私は会ってないし。 〜そもそも家賃無駄にしてる感が嫌なだけで喧嘩してない。 ああじゃあ次 『家賃』 書いてみ。 [Fri 18 Jun 2010 01:02:08]
エアリー > ( そんなわけないのだけれど、暗黒街の家に戻って写本の内職をし、そのついでに近所の子どもらに字を教えるのも再開したりしてしまうと、妙な気分だ。 出戻りというわけでもないけれど、これが我が家ということか。 そもそもこの家にいつまでも居続ける気なんか無いし、一時の腰かけという意識は今も変わらない。 それでも住めば都というか、勝手知ったる自分の空間というのは落ち着いた。 …同じようにロッド邸にも時間をかければ慣れるのだろうけど――― あの土地に対する拒否感を考えるとどうか。 あの家で憩うようなことは、ないような気がする。 もちろんこの家に来たばかりの頃も、今のように感じるなんて思ってもみなかったけれど、それでも土地に対するいくらかの安心感はあった。 こんなところに真っ当な市民はいないだろう、という。 ―――それもある程度勘違いで、納税とかその辺りの話はさておき、ここの住人だって波乱万丈な明日をも知れぬ日々を送りたいわけでないのなら、案外まともに暮らしているものだったけど。 ) [Fri 18 Jun 2010 00:34:27]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( ―――結局、元の鞘に納まった? )』 [Fri 18 Jun 2010 00:26:24]
お知らせ > ロッティさんが退室されました。 『 繰り返し読んだ日記から、ロッド家の情報を少しでも拾い上げる 』 [Wed 16 Jun 2010 22:54:27]
ロッティ > ( ―――若しも、の可能性として。 本当に、全くの、善意のみで、男がメアリアンを構っているのだとしたら。 ) ( 薄気味悪い。 ) ( あたしはそんな人間を絶対に信用しない。 金なり、身体なり、賛辞なり、ナルシシズムなり、何らかの行動原理がないのは薄気味悪いのだ。 それは人間としても、動物としても、不自然過ぎる。 利害関係の成立しない交渉なんて話にならないし、利害があるからこそ信用が成立するって話。 …異常なメアリアンに異常な男、で案外お似合い? 娶ってバイクツで一緒に暮らすってんならそれはそれで構いやしないけれど。 そしたらあの家、もう要らないでしょう? ) [Wed 16 Jun 2010 22:46:07]
ロッティ > ( それからあの、鶯という男。 未だ直接顔を合わす機会が無い。 以前男の勤める店を訪れて伝言も残しておいたのだが伝わらなかったか、無視されているのか。 ――――こいつも何を考えているのか分からない。 バイクツ勤めのカタギとは言い難い男だ。 店はその中じゃあ小奇麗で品のある所だったが、水商売は水商売だ。 ごく個人的な事だがイエロティアってのも気に入らない。 連中は何考えているのかわけがわからない。 ) ( ―――普通に考えたらメアリアンを誑かして商売させたいのか、自分のものにしたいのかだ。 あんな乳臭い餓鬼の何処が良いのか知らないが、単に金目当てかもしれない。 呼ばれて家にまで来るってんだから、あんまりのんびり様子を見ても居られないが―――呼ぶメアリアンもメアリアンだ。 何度も言っているのに。 ロクな男じゃあないだろうと。 ) [Wed 16 Jun 2010 22:41:40]
ロッティ > ( 暫く来客が多い。 あのキヨというメアリアンの友人―――あいつはどこまで知っているんだろう? それ次第で対応は変わるし、探りを入れておきたい。 メアリアン抜きで話してみる機会があっても良いし、まぁ、そう、害のありそうな風でも無いが。 メアリアンが完全に孤立無援じゃあないっていう事は覚えておこう。 ) ―――ザッハトルテだって。 ( チョコレートケーキ。 作って持ってきたっていう。 メアリアンといい、笑っちゃうくらいの乙女乙女した世界だ。 あたしがあれくらいの頃つるんでた連中なんて酒とドラッグが手土産だった。 もう誰一人繋がりは残って無いが。 ) ( あいつらの下品さと小汚さが嫌いだったから。 ) [Wed 16 Jun 2010 22:31:06]
ロッティ > ( テーブルの上には凡そこの部屋には似つかわしくない日記帳と、淀んだ液体の中に何かが沈んでいる小さな硝子の小瓶が一つ。 暫し思考停止して煙草の煙を大きく吸い込み吐き出し――――日記帳を手に取った。 薄気味悪い日記だ。 これさえ存在しなければあたしはあの家を乗っ取ろうなんて思わなかったかもしれないし、これさえ存在しなければ、メアリアン・ロッドをもっと単純に世間知らずの餓鬼として金蔓にでもしようとしたかもしれない。 ) ( 今は扱いを考えあぐねている。 まるで無害な子供みたいに大人しくなったメアリアンを良しとして、上手い事懐かせて駒にしてやるか―――それともやっぱりヤバい餓鬼だし邸から追い出して遠ざけてしまうか。 妙に穏やかな気分になって前者に傾きかけていた気持ちも、この日記帳を読み返す度に引き戻される。 メアリアン・ロッドの奇行は凡そ理解を示せるような、まともな行動原理じゃあなかった。 ) [Wed 16 Jun 2010 22:23:56]
ロッティ > ( 小さな蝋燭の灯りの中、随分と荷物の減った部屋の中に女が独り座っている。 高かったベロアのソファも今住んでいる家に持って行ったら大した事の無い見劣りする代物になるからここに置いてきた。 荷物は半分くらいに減ったが、もしもの時の為にこの部屋は残してあった。 家賃はエアリーのバイト代で払わせている。 あいつ邸の方にはあんまり寄りつかないで、こっちに寝泊まりする事も多いみたいだし丁度良いだろう。 ) ( 妙な気分だ。 向こう―――ホワイティア高級住宅街での暮らしは悪くない。 気を張るような危険も心配ごともそう無いし、衣食住は高水準。 世間の目だってもう少ししたらあたしがあそこにいるのが当然のように馴染んでいくだろう。 悪い事なんて全然無い。 ――――それが、こんな嫌な思い出ばかりの治安の悪い薄汚れた街に戻ってきてみると、それはそれで肩の力の抜けるような気楽さがあった。 ロッティ・アレンビーと名乗っていたつい数ヶ月前の感覚が途端に蘇ってくる。 テーブルの上にブーツを乗っけて煙草に火を点け、ソファの肘かけに肘を置いて天井を仰ぐと、まるで向こうの暮らしがまやかしみたいに思えた。 ) [Wed 16 Jun 2010 22:13:34]
お知らせ > ロッティさんが入室されました。 『 集合住宅ロッティ・アレンビー名義一室 』 [Wed 16 Jun 2010 21:58:34]
お知らせ > メアリィ@薬屋さんが退室されました。 『(彼らに護衛され、帰路へ)』 [Sun 13 Jun 2010 22:12:05]
メアリィ@薬屋 > (そうして、カウンターを離れる女の背中に、店主の呟きが聞こえる) なんか、いったぁ? (身体をねじるようにして振り向いた女は、濁り揺れる瞳で店主をにらみつけ、店主は「なんでもない」と顔をそらす) ま、いいけど。  帰るよ (体制戻して扉の前まで。そこでの女の言葉に、店内に最初からいた客が数人立ち上がり、女の前の扉を開けた) [Sun 13 Jun 2010 22:09:58]
メアリィ@薬屋 > (客は、納品される薬を横目にぷーかぷか。漂う煙を目で追うようにうつろにさまよわせる) それじゃこれで、 オーケィ?サインいただくよ (女は店主から代金交換に受領書のようなものを突きつけ、店主はそれにサイン入れ) それじゃ、何かあったらまた言伝よこしな、ね。 あたしが出向いてきてやるから (金を数え終われば、それは薬を持ってきたバッグへ入れて。そのついでに、いつものポシェットから布を数枚舌の上へ) [Sun 13 Jun 2010 22:02:20]
メアリィ@薬屋 > (「雨の日に傘差してきたことが無いからな」女の軽口に店主は少し顔をしかめて返した) 納期通りなんだからいいでしょう? 雨降ったら商品なくなるよりは (渡されたタオルで全身と、脇に提げたかばんを拭いて。女は改めてかばんの中身を、カウンターの濡れていない場所へと広げ始める) ほら、いつもの。 と、今回からのやつ (束になった薬がいくつも並んでゆくが、客はそれにたいした反応もしない。 そこにあるものは金を払って買うもので、まだ手元に、さっき買った分が残っているからだ) [Sun 13 Jun 2010 21:50:10]
メアリィ@薬屋 > (数人いた店の客は、そんな女に視線を一度向けて、元に戻した。ぷかり、ぷかり。客たちの吸う煙草の煙が店の中に漂う) ちょいと、拭くものくれる? そのままじゃ中身がだめになる (カウンターに雨水こぼしながら女は店主にタオルをねだり。店主はすぐに全身ふけるほどのタオルを置くから引っ張り出す) いつも準備がいいねぇ [Sun 13 Jun 2010 21:40:25]
メアリィ@薬屋 > (それは暗黒外のとある店。とある組織の傘下に入っている薬屋。 その扉をノックすることも無く、薬漬けの女が扉を開ける) 雨でいやになるねぇ、せっかくのもんがしけっちやう (蝋燭の明かりで薄く照らされた店の中、店主の座るカウンターまでの道を、女は雨粒を服の端からこぼしながら声を上げて歩いていゆく) [Sun 13 Jun 2010 21:32:46]
お知らせ > メアリィ@薬屋さんが来ました。 『はいちょっとおじゃまするよー』 [Sun 13 Jun 2010 21:28:04]
お知らせ > オブリージェさんが帰りました。 『(こうして吸血鬼は再び街をふらつき始めたのであった。)』 [Wed 9 Jun 2010 03:39:03]
オブリージェ > ――やっぱり、あんマり美味しクない…。 (呟いてからまた口をつけた。―――翌日、暗黒街の一角で血だまりの中に首が挫断された中年男性のホームレスの遺体が見つかる。遺体には吸血痕は存在せず、離れた頭と首に食い千切られた様な後が存在していた…。) [Wed 9 Jun 2010 03:38:22]
オブリージェ > ―――。 「ぶづ、ぶちっ べきんッ…ごろ、ごろごろ――」 (肉塊を投げつけた様な音と、石を砕いた様な音が辺りに響き渡りソレを追う様に何か重たいものが地面を転がる音する…。 吸血鬼の長く鋭い犬歯が「獲物」の首を捉え、表皮を破り肉を裂き神経を切断し骨をも砕いた。一瞬の事。 「獲物」が吸血鬼だと理解して悲鳴を上げようとする頃には、頭と身体が離れ離れになってしまっている事だろう。 後は溢れ出す赤い食料を、味わうだけ。長い舌を伸ばし、首の切断面に這わせ穿る様に動かせば一言。) [Wed 9 Jun 2010 03:30:26]
オブリージェ > ――――。 (壁に、跳び付けばなるべく目だたぬ様に、壁の凹凸を掴み、或いは指の先だけを少しだけめり込ませ四つん這いのようにして張り付いた。 其処から、音もなく、迅速に壁を這いずり回り獲物との距離を詰めていく吸血鬼。 オブリージェは、知っている。「獲物」に自分の存在を悟らせないことこそが狩を成功させるコツだと。出来る事なら、食事を始めるまで気付かれない事が良いことを。) ―――。 (まるで蟲か蛇とでも言うかのように、壁伝いに「獲物」の頭上に到達する吸血鬼。頭を地面に向けた刹那、「獲物」へ向かって文字通り落下した。) [Wed 9 Jun 2010 03:11:37]
オブリージェ >  ――…残念。あんまリ、美味シく無さそう…ホンと残、念。 (金色の瞳が捕らえた獲物。自分とよく似たぼろい布切れを被って、壁に背中を預け座り込んでいる。何かを大事そうに抱えてはいるけれどそんな事はどうでもよかった。オブリージェには関係の無いこと。むしろ、オブリージェにはそんな事よりもどうも「獲物」が自分の希望した食料とは少し違っていた事の方が重要らしく…。) ――なんダか、汚そウ…お腹ハ、一杯になりそうダけれド でも、好き嫌イはしないノ。…勿体ナいもの。 (「獲物」の目利きを終えたのか。その言葉を呟き終わる頃には吸血鬼の跳んでいた―――。) [Wed 9 Jun 2010 02:56:16]
オブリージェ > ( 吸血鬼としての、本能がそうさせるのか。数少ないオブリージェの持論。それは、狩りの仕方。) ―――見つ、けタ。 (唐突に、聖夜のサンタクロースにお願いをするかのような口振りで独り言を呟いていたオブリージェの口調が酷く短く淡白なものになり、目を見開いて闇に目を凝らす。常人には、闇に埋もれて見えないような距離。だが、オブリージュはその暗闇を凝視する。その先に、確かに「獲物」は存在していた――。) [Wed 9 Jun 2010 02:43:59]
オブリージェ > ――そうダなァ。出来レば、なるべく美味シイそうなのが良いナ。あんまりゴツゴツしテなくて、筋の少なソうなの。 (一人、暗黒街の路地を歩きながら、まだ見ぬ食料に対する希望を喋りだす。吸血鬼は次に目に留まった人物を、獲物とすることを既に決めているのか、周囲を注意深く確認しながら暗黒街を進む。) ――デ、加えるナらなるベく小さイの。デもお腹は一杯ガいい。 (小さいの、というのは子供の事だろう。生まれたばかりといえども既に幾度かの吸血を経験済みのオブリージェは理解していた。いつの時も、大きな人間よりも小さな…そう、自分と大差ないくらいの身長の子供の方が捕まえやすく、しかも美味しいと言うことを。) [Wed 9 Jun 2010 02:30:51]
オブリージェ > ( そしたら、このなんだか暗い感じの街にいた。それだけだ。 ) ――明るイ時ハ、人もそんなニ居ナいのにね。変ナの。 (傍目から見れば逃げ出した奴隷と勘違いされそうな格好で呟く吸血鬼。) ――でも、この方ガ今は良イかナ。お腹モ、空いてルし。 (暗黒街の一角にある路地、その路地を出鱈目に歩き回りながら呟く。そう、吸血鬼は今夜、この町で食事を行う心算でいる――。) [Wed 9 Jun 2010 02:21:22]
お知らせ > オブリージェさんが入室されました。 『( 特に理由は無い。ただ人の多い方へと歩いてきた。 )』 [Wed 9 Jun 2010 02:10:35]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 こんな酷い世の中では、酒とセックスに溺れる以外に何があるというのだろう。 』 [Mon 7 Jun 2010 00:22:22]
オルガ > ( もしそうだとしたら、私が今していることは無意味だ。必死に足掻いて他者を蹴落として頂きを目指す。しかしその頂の向こうにあるのが奈落へと続く下り坂なら、果たしてその頂きは目指すべき価値のあるものなのかどうか。それでも、私は止まることは出来ない。頂きの向こうにある下り坂は、同時に私がひた走って来た背後にも存在するのだ。立っている場所に留まることが出来ないのならば、私は上り続けるしかない。 ) …行こうか。 ( 部下にそう告げると、私は踵を返し停めてある馬車の方へと歩き出した。 ) [Mon 7 Jun 2010 00:21:26]
オルガ > 見つかったのか?この店の店主は。 ( 問いかけに対し、部下は首を横に振る。 ) …そうか。 ( 出来れば逃げおおせて欲しいと願うのは個人的な感情だが、それを口にするのは止しておいたほうがいい。私が居る世界は、そういう世界なのだ。 物悲しい話だ、勝負の結果がこれだ。私の目の前に広がる、この焼け跡。ああ、私の家もいつかこんな風に燃やされてしまうのだろうか?敗北すれば、それもありうるだろう。そしてお尋ね者になるのだ。弱者を甚振り暴利を貪る我等天下のアウトロー。しかしその実態は、負ければいつでも弱者の側に転がる程度の存在でしかない。いや…この世の中に強者なんてものは存在しないのかもしれない。ギャンブルにおいて運の浮き沈みがあるように、人もまた浮き沈みがあるのだ。いつか必ず沈むのだ。地の底へ、地の獄へ。 ) [Mon 7 Jun 2010 00:15:34]
オルガ > 果たして、連中と仲良くやっていけると思うかね?そりゃあ、このヴェイトス市はそういった人種の壁をある程度越えた交流というのが盛んだがね。私は近い将来、再び彼らが敵になると思っているんだ。 ( カジノの出資者の中にはフォーウン系のマフィアも勿論居て、彼らとは友好的な関係にあるが、いつそれが崩れるかどうか。今言ったとおり、フォーウン系は手が早い。我々は寝首を掻かれないように気をつけなくてはならない。 ) ――勿論、そういう関係はうんざりするし、胃を痛める原因になるが。 ( この店の店主とは互いに破滅を賭けたギャンブルで戦った。マフィアとの関係だとか落とし前云々だとか、そういう下らない事を抜きにした神聖な戦いだった。奇妙な話だが、ギャンブルという手段でお互いの人種の壁を越えて分かり合えた瞬間なのだ。 …少なくとも、私はそう思っている。 ) [Mon 7 Jun 2010 00:08:53]
オルガ > ( 既に火は消し止められていたが、すんと鼻を鳴らせばまだその焦げた臭いが漂う。燃え跡に残された廃材はまだ片付けられておらず、フォーウン系の街並みが並ぶその一角だけがぽっかりと黒ずんだ炭で塗りつぶされているかのようだった。 ) …フォーウン系のマフィアは手が早い。あれは誰だったか――確か麻薬ルートをフォーウン系にごっそり持っていかれたファミリーもいたな。50年ほど前に起きた西洋人街と東洋人街での戦争の時も、連中は真っ先に敵に先制攻撃を仕掛け、捉えた相手の生皮を剥いだそうだ。…私がここに来る前の話だがね。 ( それを残虐と思うことはない。どちらがえげつないことをしているかと言われれば、クリスティア系も負けてはいないだろう。 ) [Mon 7 Jun 2010 00:01:24]
オルガ > ( 暗黒街の裏社会に身を置いているのだ。直接的な関わりはなくとも、事件が起きれば自然とその話は耳に入ってくる。…聞くところによれば、薬の処方の量を誤ったためにとあるマフィアの幹部が重篤な状態に陥り、恐らくはその落とし前として燃えたのだとか。フォーウン系の――「三合公司」という店だ。 …直接的な関わりは無いし、これは私の推測ではあるが、時期的に見てあの男だろう。数日前、カジノで100万という大金を賭けてブラックジャックで勝負した、ウィリアム・ウォンという名の男。或いは、ビリーと言ったか。 ) ………。 ( 既に燃え跡となったその場所で、私は部下を連れてそこに佇んでいた。何か用事があったわけではない。ただ、近くを通りかかったから馬車を停めてみただけだ。 ) [Sun 6 Jun 2010 23:48:58]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 先日、暗黒街で一軒の家が燃えた。 』 [Sun 6 Jun 2010 23:38:40]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『羨ましげにしていたとか』 [Sat 5 Jun 2010 02:48:49]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『お肉ですよお肉、お肉を食べなきゃ。想話をしながら家まで送って』 [Sat 5 Jun 2010 02:28:28]
ジャスティス > () [Sat 5 Jun 2010 02:27:15]
ディーフィール > ( 精神への攻撃であれば寧ろ得意とするところ。 そういう化け物とかが近くに居れば気配を捉えることもできそうではある ) 噂の招待が化け物、かぁ。 ありがちだからこそ気をつけないとね? あ、そっち。 ( なんてちゃっかり送ってもらいつつ。 時々視線はおっきな胸に注がれていたり ) それにしても、シスター。 スタイル良いよね〜。 何を食べたらそんなになるんだか。 ( 淫魔としては控えめなスタイル。 あんまり自分よりスタイルがいい人間が多いのは困る気もする ) [Sat 5 Jun 2010 01:00:52]
ジャスティス > いえいえ、そいうう何げないうわさの正体がね、化物とかそういうものあったりするんですよ、本当にゴーストだったりもするんですけどね  ()両手をそろえて前に出してお化けの恰好をする 鉄仮面かあ、彼も早く保護してやりたいところなんですけどねぇ。 [Sat 5 Jun 2010 00:55:12]
ジャスティス > () [Sat 5 Jun 2010 00:53:46]
ディーフィール > クスクス、あら、振られちゃった。 ( そういいつつもあまり残念そうでもない ) 噂話? うーん。 何かあるの? ( 都市伝説とかはいっぱいあるがあんまり興味はない。 必要そうな情報なら集めるがそうでないなら、ちょっと耳に留めておく程度。 最近は鉄仮面の情報集めとかそっちを重視していたし ) 私としては、相変わらず鉄仮面ががんばってる、って言うことくらいかな? [Sat 5 Jun 2010 00:37:25]
ジャスティス > むぅ、そうですねぇ。 (首をひねりながらもとりあえずは彼女を家まで送る用にしよう。余談だが首をひねりすぎて痛くなってきた) まぁ、お茶はまた薔薇の映える昼間にでも、ということで。 (そう言って横を歩き始める) あぁ、そういえば。最近何かうわさ話とか与太話とか怪談とか聞きませんか? [Sat 5 Jun 2010 00:31:36]
ディーフィール > ( こちらから距離を詰めるようなことはせず、相手の様子を見て ) かわいい子なら自分から声をかけたいしね? ( こちらも笑み。 心底楽しんでいる様子も見られて ) ふふ。 送るついでにお茶でもご馳走するけどどうかな? ( なんて誘ってみよう。 もちろん警戒されるのは承知のうえ ) あー、いろいろあるよねぇ。 この辺りじゃ特に。 ( そうは言いつつもあんまり危機感を覚えていないような口調。 自分も分類としては化け物に属するから、というのもあるのだろう ) [Sat 5 Jun 2010 00:27:44]
ジャスティス > (ディーフィールが飛び降りてくれば少しばかり警戒して距離をとる。が、やはり愛想笑いは絶やさない) まぁ、家まで送るくらいなら、ね。 (なんて苦笑して) ほんと怖いのよ?場所を選ばないようなのが一番怖いんだから。出身規模つの化物って奴がね、最近は聞かないけどほら、色々いるじゃない、脳喰とか、目玉泥棒とか。 [Sat 5 Jun 2010 00:22:27]
ジャスティス > あら、ナンパされるのを待つんじゃなくて? (不思議そうに首をひねりながら、女の人だよねともう少しよく観察して) 。 (’) [Sat 5 Jun 2010 00:20:59]
ディーフィール > そうだよ。 一応この辺りの住人だし。 本当に危ないところは避けて歩いているから大丈夫だよ? ( シスターみたいな巡回者も居るしね? なんて笑み。 そういう厄介そうなところは避けているのは事実 ) 芸能横丁、ねぇ? ナンパすれば相手をしてくれるかな? ( 楽しげに笑みを浮かべつつ、ひょい、と屋根の上から飛び降りて地面に降り立った。 身軽さにはすこしだけ自信がある ) シスターはナンパしたら付き合ってくれる? ( なんて冗談っぽく告げようか ) [Sat 5 Jun 2010 00:18:07]
ジャスティス > ふむ……あなた、このあたりにすんでるんでしたっけ? (散歩と言われれば、ふとそんなことを考えて) 気をつけてくださいよ、なんだかんだで化物だっているんですし、ほら、マフィアだってトラブルになると非常にめんどくさいですよ? (怒るというわけでもなく両腕を組んだまま小首をかしげて) そういうのなら芸能横丁にでも行きなさいな、面白いですよ?大道芸とかもたくさんいるし。 [Sat 5 Jun 2010 00:08:44]
ディーフィール > ( 病院に勤めても居るし、この街でも会った事はあるだろう。 こうして直接話をしていることもあったはず ) クス。 そうだよ。 下に居るよりはこっちの方が安全だからね。 ( 楽しげに笑みを浮かべては、屋根の端へと腰掛けた ) 私の場合は、散歩と夜のダンスパーティーのお相手探しかな? シスターみたいな美人の子と会うことができればいいんだけどね? ( 足をぶらぶらとさせつつ、敵意も邪気もみせず。 ただ、視線はどこか艶かしさを帯びていた ) [Sat 5 Jun 2010 00:03:13]
ジャスティス > 今晩は……? (どこかで見たことのある顔だと思いながら、じっと見上げる) ええ、警邏です。あなたは、屋根の上をお散歩、ですか? (自分も屋根の上を歩くこともあるが、まぁ普通はしない。内心警戒しながらも、笑顔を浮かべて尋ね返して) [Fri 4 Jun 2010 23:56:14]
ディーフィール > ( こちらは姿を隠さずに高いところに居る、という状態。 見上げれば簡単に見つけられるだろう ) 見つかっちゃった。 こんばんは、シスター。 ( クス、と笑いながら挨拶。 そのまままっすぐに相手の瞳を見つめ返そう。 必要であればこちらから降りる気もある ) 気持ちのいい夜、とは言いづらいけれど、お散歩? [Fri 4 Jun 2010 23:53:15]
ジャスティス > …… (何事もなくすれ違押下というその瞬間、不意に修道女は足を止め、視線を屋根の上にあげる。もしも、此方から見つけられるような体制であれば、まっすぐにじっと見上げるだろう)  [Fri 4 Jun 2010 23:49:29]
ディーフィール > ( この辺りでは比較的有名な暗黒街の教会。 直接足を運ぶことは少ないものの、魔物などにもあまり積極的な敵意は見せない、と聞いている。 その分敵対するような相手には容赦がなさそうだけれど。 気になったのか、シスターの様子を屋根の上から観察する姿勢である ) [Fri 4 Jun 2010 23:45:40]
ジャスティス > (感覚の鋭いディーf−ルであればかなりの距離から気づくだろう、それなりに忍ばせた大股の足音、カチカチとなる、金属の音。やがて現れた人影は、ゆったりとした服装に身を包んだ女。もっといえばその黒い服は修道服であり、髪は青く染め抜かれていた) [Fri 4 Jun 2010 23:26:43]
お知らせ > ジャスティスさんが入室されました。 [Fri 4 Jun 2010 23:23:59]
ディーフィール > ( 目を閉じたまま、周囲の状況に意識を集中しつつ、ゆっくりと歩き始める。 晴れていれば月や星が見える場所なのだが、曇り空なのが残念。 ボーっとしている状態から散歩となる。 あまり騒がしくないほうに、ただし、まったく誰も居ない方角へは行かない。 そんな散歩。 あまり面倒なことには巻き込まれたくないが、小さなことには巻き込まれたい、 そんな相反する思考 ) [Fri 4 Jun 2010 23:01:37]
ディーフィール > ( 感覚の鋭さを十分に生かせばこういう高いところでぼんやりしているだけでもいろんな情報が入ってくる。 近くで女の子が強姦されていたり、少しはなれた場所で喧嘩が起こっていたり。 少しばかり耳を澄ませばにぎやかなものである。 普通の人には危険極まりないが ) [Fri 4 Jun 2010 22:40:49]
ディーフィール > ( 絵画に囚われていた人が何人か入院していたが、経過は大分よさそうである。 こうして平和な時間になるとどうしても高いところでぼんやりと地上を見下ろしたくなるものである。 支配欲で見下ろしているとかあるのかもしれないが ) 今はおなかも膨れてるし、ね。 ( 刺激を求めたくなるものだが喧嘩にむやみに首を突っ込んだりするのはよくないわけで ) [Fri 4 Jun 2010 22:30:51]
ディーフィール > ( 細かいトラブルだとかいざこざだとか。 そんな日常が繰り返されている、というのは平和であるということだ。 暗黒街の一角の屋根の上。 自宅とは少々離れた場所で曇り空のしたぼんやりしている ) 自警団も鉄仮面もいつもの通り。 メアリアンの動きもなさそうだしね〜。 ( 淫売窟で食事をこなしたりと生活ペースはすっかり戻っている。 一応、暗黒街ではあるので周囲の警戒はしている ) [Fri 4 Jun 2010 22:16:29]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『 平和だよね〜 』 [Fri 4 Jun 2010 22:12:54]
お知らせ > スリンガーさんが帰りました。 『――知らず、老人は鮫のように嗤った。』 [Wed 2 Jun 2010 23:43:58]
スリンガー > (懐中から煙草入れを引っ張りだし、紙巻を抜き取る。燐寸を擦って、煙を思い切り肺に吸い込んだ。  大昔に流行していた三文小説じゃあ「のさばる悪を前にして、天の裁きを待ってはおれぬ。情け無用の闇裁き、仕掛けて仕損じ無し」だのと言った所だろうが、いやはや。 どうしようも無いわな、この様は。 だが、周囲に立ち込め始めた鉄錆の臭いは、紫煙と入り混じり、何とも言えず懐かしく――) [Wed 2 Jun 2010 23:43:39]
スリンガー > ……お互い、一撃必殺たぁ行かねェもんだな。(ぐらりともんどりうって仰向けに倒れた医者は、しかし意識を吹っ飛ばしただけで、つまる所はそれだけだった。 老人はよろよろと立ち上がり、そう呟く。 嫌になってくる。 埃を払いながら歩み寄り、呻き声をもらす医者を見下ろすと、溜息を一つ。 格好がつかないったらありゃしない。 皮肉げに口元を歪めながら、近くにあった汚物溜めの樽へと近づき、フンッと力をこめて体重をかける)…………ああ、糞。無駄にこんな量を、溜め込み……やがって……ッ!(昔なら難なくやれたってのに。 背中を樽に預けつつ、壁に足をつけて思い切り踏ん張って、ようやく樽が傾いた。 どぼん、と重い音を立てて倒れたそれを蹴っ飛ばし、医者の頭へと転がしてやる。 程なくして、西瓜が割れるような音が響き渡り、それで全てが終わった。 後の始末は“元締め”だか、依頼人の面々だかがつけてくれるらしい。 やれやれと言うように首を横に振った)危険な時ほどよく狙え――か、全く。 [Wed 2 Jun 2010 23:37:27]
スリンガー > (――爆発音と共に、ギュンッと頭の上を何かが通り過ぎるのを感じた。 そしてその瞬間、好機と思考するよりも早く左手が閃いた。 放たれた礫は低空を飛行して石畳の路面で弾ける。 一転して高く飛び上がった玉石が今度こそ狙い違わず、装填中だった藪医者の額へと叩き込まれた。 が――) [Wed 2 Jun 2010 23:31:05]
スリンガー > (びゅーん、という唸り声をあげて、玉石は夜闇の中を駆け抜け、医者の頭の横を通り過ぎて路地の彼方へと消えた)…………ッ!(舌打ちを一つ。 藪だって相応の修羅場は潜ってきているし、覚悟もあったろう。 危機を察知した医者は振り向き様、懐中から短筒を引き抜いていた。 このしょぼくれた眼では細部が判別できないが、灯りが見えない所からすると、火打ち石式らしい。 不味いと思った瞬間、転がるようにして路面へと転がった。 火薬の炸裂する派手な音が轟く) [Wed 2 Jun 2010 23:27:27]
スリンガー > (ま、“起こり”は間違いなく、その一家の子分衆だろうが……そんな事情はどうだって良い。 一家から出てきた医者は、戸口で女親分となにやら親しげに話した後、ぶらぶらと提灯片手に歩き出した。 問題は、何処で仕掛けるかってェ事だ。 この前の娘っ子みたいに往来のド真ん中ってェのもありだが、生憎と俺の趣味じゃあない。 襟巻きの中に口元をうずめ、コートの内側に入れた両手は、袖口に仕込んだ投石紐を弄び、そのままの状態で後をつける。 ――何処で仕掛けるか。 それが重要だ。 だが、糞。 道は暗く、灯りといえば医者が手にしてる提灯の、頼りないものが一つきり。 眼を凝らしても距離が開けば姿は霞み、どうにも距離感が掴めない。何処で仕掛けたって似たようなもんじゃァ無いか? ああ、もう、構うこたァ無い。 面倒臭ェ。 殺っちまえ)(右手を引き絞り、二十年振りに投石紐を振るった) [Wed 2 Jun 2010 23:18:21]
スリンガー > (ある医者を始末してくれ。 それが“元締め”から頼まれた“仕事”だった。 事の“起こり”について語る事は、そう滅多にあるわけじゃあないが……引退していた老い耄れを引っ張りだしたことに対する詫び、だったのだろう。 “元締め”は、ポツポツと酒を呑みつつ教えてくれた。 ――アマウラ系のアウトロー、つまり博徒一家を率いている女親分がいる。 旦那が死んで以来、一人で一家を纏めてきた女傑なのだが、それが妖しげな医者に惚の字になっちまったんだとか。 で、その医者は先代親分の掛かり付けでもあったんだが、どうも妙な薬を処方していたらしい。 黒も良い所だが、姐さんは聞く耳持たず。 困り果てた末に“元締め”に話が行き――俺が引き受けた、と。 話の流れはこうだ) [Wed 2 Jun 2010 23:16:06]
お知らせ > スリンガーさんが来ました。 『――“仕事”』 [Wed 2 Jun 2010 23:15:50]
お知らせ > 艶子@猫さんが退室されました。 『 老人に連れられる猫の鳴き声は、どこか悲痛だった。 』 [Wed 2 Jun 2010 00:26:40]
艶子@猫 > ( 私に対する死の捉え方とは何もかもが違っていた。剣を交えた先、戦いの果てに死がある以上、そこには程度の差はあれ、敬意が必要だ。自分が殺した相手の死を看取ってやらなくてはならないし、可能ならばそれを背負って生きなければならない。だが、その場に捨て置かれた遺体からはそんなものは感じられなかった。ただ殺しただけだったんだ。 蜷は言った、傭兵だの海人だのに哲学は要らんと。確かにそうかもしれない。でも、私は蜷が非情な暗殺者だったなんて信じたくなかったんだ。 ) [Wed 2 Jun 2010 00:26:08]
お知らせ > スリンガーさんが帰りました。 『ひらりと死者に手を振って、その場を後にした。』 [Wed 2 Jun 2010 00:20:20]
スリンガー > (――しかし、何だな。 何年経っても、この界隈の本質は変わっちゃいないようだ。 それが懐かしくもあり、同時に今のこの老い耄れの腕で通用するのかどうか不安にもなる。 暴れる猫を抱いたまま、溜息を一つ。 まあ、良いさ。 いずれは死ぬ。 どんな形であっても)おいおい、暴れんじゃねェよ。 落っこちるぞ。(こっちも“仕事”を今夜は続けられそうに無い。 さっさと帰るのが吉か。 この猫も洗ってやんなきゃならねェしな) [Wed 2 Jun 2010 00:19:50]
お知らせ > 蜷潜さんが帰りました。 『 誰一人死体を片付ける者は居ない 』 [Wed 2 Jun 2010 00:14:51]
艶子@猫 > ( 老人との僅かなやりとりからも、彼女の仕事が血と恨みと死体に塗れた暗殺業であることが想像できる。そうか、この爺もその手の連中なのか?どいつもこいつも、何食わぬ顔で人を殺しているのか? ) ( 畜生、何でだ!何でだ蜷潜!こんな事に手を染めるお前を私は見たくなかった。 ――だがしかし、彼女の本当の生業がこれだとするのなら、今までの言動にも納得がいく。やけに達観したような物の見方も、この仕事がそうさせていたのだ。お前のこと、かっこいいって思ってたのに…畜生! ) ( 駆け出す蜷潜を追いかけようとしたが、既に老人に抱き上げられたあとだ。もっとも、抱き上げられなかったとしても追いつけなかっただろうが。 ) にゃぁ!にゃあぁっ! ( ちくしょう!放せ、放せ――っ!ばっきゃろー! ――血を被った猫は老人の手の中で暴れ出す。血の臭いに興奮してしまったようにも見えるかもしれない。 ) [Wed 2 Jun 2010 00:11:58]
スリンガー > あー、あー、あー……ったく、足元うろちょろしてっからだぞ。(真っ赤な血を頭から被った猫を、老人は気にせず抱き上げようとする。 こんな雑踏で派手に殺すのだから、端ッから目撃者を消すなんて考えは無かろう。 左腕からの緊張は、程なくして解けていた)年をとると寒さが堪えるんでね。 もうちィとばかし、地味なやり方を覚えた方が良かないか?(女の呟きに、老人はそう応え、続けて告げる。これじゃあ悪目立ち過ぎじゃなかろうか。 だが、その一撃は素早く、鋭かった。 あの頃だって、素手での殺し屋はそう多くなかったもんだが……。 この娘は若い。どんな事でも経験さえ積めば上達するだろう。死にさえしない限りは。 好意を与えるのも投資のうちだ)ほれ、とっとと行きな。 官憲は来ねェだろうけどさ。(もっとも、言われなくたって、だろうけれど) [Wed 2 Jun 2010 00:05:26]
蜷潜 > ( 猫が鳴いている。 何かを主張するかのような奇妙な鳴き方だ。 この女の屍は此処に放り出していくが、あまり身体に良い肉とは思えないから喰わないと良いが。 ) ( ざわめき、人の波が割れる中、直ぐ近くから退くでもなく老人が何か言った。 多分「良い腕だ」と。 堅気には見えないし、暗黒街に住むこの手の老人が何者であってもおかしい事は無い。 言葉は返さずほんの少しだけ視線を返し、血にまみれた顔を無造作に袖で拭った。 よく見ると老人はアマウラものの着物を中に羽織っている。 ) 暑くないのか、それ。 ( そう呟いて返事を待たず視線を外し、ぽたぽたとぬるい血の滴る左手を払う。 さあ、長居は無用だ。 周囲が落ち着く前に駆けだそうか。 この近くの同胞の隠れ家は少し遠い。 ) [Tue 1 Jun 2010 23:54:21]
艶子@猫 > ( その時の私はただ気付いてもらおうとする事だけ考えていて、どうして蜷潜が突然走り出したのかなんて事は考えなかった。蜷潜は真っ直ぐ背の高い女へと駆けて行き、振り向いた女が逃げようとしたのを見る。明らかに蜷潜の姿を見て逃げようとしているのがわかった。どうして?何故?そんな疑問を挟む余地も無く、その答えを私は知る事になる。 ) にゃ…。 ( 髪を掴まれた女がまるで足を放り出すようにしながら宙を浮き、肉片が抉られ、女は死んだ。足元まで駆け寄っていた私はその血しぶきの雨を受ける。いつになっても嗅ぎなれぬ、鉄錆の臭いだ。そしてどさりと女は崩れ落ちた。 ) ( ――信じられない。だって、蜷潜は私の近所に住んでいる、ただの給仕の女だった筈だ。それがどうして人を殺す?今の女に恨みでもあったのか?しかも、今のはどう見たって殺しなれている者のやり方だ。獲物はどこだ?まさか、素手でやったのか? ――嘘だ! ) にゃー!にゃー! ( 私は蜷潜の足元で煩く喚くしかなかった。 ) [Tue 1 Jun 2010 23:46:38]
スリンガー > (昔は良かったもんだ。 ちょっとぶつかった程度でもお互いに詫びを入れ、あとくされなく別れたってのに。 喧嘩吹っ掛けるどころか、何も言わずに行っちまうとは。 ――だが『常に礼儀を心がけろ』だ。後ろから刺されたく無いのならば)(――ほら、こんな風に――)(嗅ぎ慣れた臭いが鼻に届いた瞬間、其処からの動きは殆ど反射的だった。 パッと腰を低く落とした姿勢で振り返り、左手の投石紐を握り締め、筋肉を引き絞る。 だが、其処までだ。 倒れる女と、その女を殺した女。 アマウラ系の人間かと見当はついたが、左手は動かなかった。 ――当たり前だ。 “目の前で殺人が起きた”程度のことで、殺しあう義理も理由も無い。 それに何より――)……良い腕だ。(そう言って、老人は口角を吊り上げた。 こういうスマートな殺しを見聞きするのも、随分と久しぶりだ) [Tue 1 Jun 2010 23:42:57]
蜷潜 > ( 大柄な老人が足を止め屈もうとして、その足元でなにか、猫が忙しなく鳴いた。 二つの要素がほんの一瞬人の視線を集め、例外無く件のターゲットも小さく振り返った。 だがもう止まる事は出来ない。 二度目は無いし、なんにせよ残りの時間は――――2秒と無いのだから。 ) ( 目を見開いた女の肩の筋肉に力が入ったのが見えた。 咄嗟に駆けだそうとする筋肉の初期反応だ。 だが遅い。 此方は既に加速している。 ) ( 伸ばした右腕が無造作に女のセミロングの髪の毛を鷲掴みにして、上腕筋の力で加減無しで後ろに引っ張る。 ) ( 駆けだそうとした女の下半身と、引っ張られる上半身が、びんと伸びて引き攣り、一瞬宙に浮く。 ) ( あ! と誰かが叫んだ。 ) ( 小さな肉片が少し飛んで地面に落ちた。 ッぱ と飛沫が散って、生臭い匂いが広がる。 首の肉が2、3cm抉れた女がだらりと脱力して崩れ落ち、左手と顔と胸元を真っ赤に染めたイエロティアの女が女の髪を掴んでいた手を離した。 ) [Tue 1 Jun 2010 23:34:21]
艶子@猫 > ( 私は背の高い女が通り過ぎるのを見送り、もっと他の場所を探すべきかと視線を別の方向にめぐらせた時だ。 ) に。 ( 老人がしゃがみこみ、私の頭を撫でた。くそう、この豪天寺艶子の頭を気安くさわりやがって…だが悪い気がしないのが情けない。――と、男が顔を上げるのにつられて、周りを見渡せば急に地面を蹴って加速した姿を捉えた。何ごとかと良く見れば―― ) にゃ…っ! ( 蜷潜!蜷潜だ!もしかしたら、気付いて貰えるかもしれない。 しかし、だからと言って蜷潜の前に出るのは自殺行為だろう、蹴り殺されかねない。老人の手元から離れ、覚束ない足取りで併走し、足元でにゃあにゃあと騒ぎ立てる。 ) ( その騒がしい様子は、周りの者にもよく聞こえるだろう。それが蜷潜の”仕事”にどんな影響を与えるかはわからない。 ) ( 蜷潜!蜷潜ー!頼む、気付いてくれ!私だ!艶子だー! ) [Tue 1 Jun 2010 23:20:26]
スリンガー > (――ああ、糞、見失っちまった。 いや、まだそう離されたわけじゃあないが、薄暗い夜の雑踏だ。 遠くを見ようとすると、視界が霞んでしまった。昔ならこんな距離、屁でも無かったってのに)……悪ィな。 急いでたもんでね(もう二言、詫びを述べる。女はさして気にしていない様子だった。 これで喚かれたら溜まったものじゃあない。 だが、急いで追いかけようとすれば、足元には猫がいた。 畜生。 ついてない夜だ)(溜息を吐いて女の脇へと足を進め、その猫の頭をなでようと右手を伸ばし――ふと何か、酷く懐かしいような空気を感じて、顔を上げる。 反射的に、左手が袖口の投石紐を握り締めた)(――もっとも、それで迫り来る“何か”を撃てる自信は、あまり無かったが) [Tue 1 Jun 2010 23:17:09]
蜷潜 > ( やるべき事はシンプルだ。 物事はごちゃごちゃと考えるよりも、単純明快な方がいい。 ストレスも無いし、不確定な要素も無い。 あとは丁度良いタイミングが訪れて、僅か5mを詰める為の隙間が開いたら飛び出すだけ。 相手は素人で、此方が一方的に背後から狙っている状態。 失敗のしようが無い。 人混みだからどう、というのも案外関係無い。 殺すという目的を果たす上で、むしろ接近し易くて楽なくらいだ。 ) ( 背の高い老人が女と軽くぶつかった。 女がよろけて老人の顔を見上げ、非難する程でもないという顔で無関心に前に向き直る。 ) ( とんっ、と前触れも無く蜷潜のブーツが一歩二歩、加速しながら地面を蹴った。 ) [Tue 1 Jun 2010 23:10:00]
艶子@猫 > ( それはどこにでも居るだろう、野良猫の姿。居たところで誰も気に留めないか、戯れに構ってみようとおもうか、そのどちらかだ。 ) …くそッ、だめだ。見つからない。 ( 君影の家をこっそり抜け出て、こうして暗黒街の人通りの多い場所にやってくるのは、勿論私の姿を探してだ。仮にこの辺りに来ていたとしてもそう簡単に見つかるわけでもないだろうが―― あまり人の多い場所には近づかない可能性もある。このヴェイトス市は広いんだ、私一人で探し回るのは難しいかもしれない。 猫のように身軽に高所に登ることは出来ず、仕方なく地面を覚束ない足取りで歩く。…これでは視界も悪いし、気をつけないと蹴り飛ばされてしまいそうだ。 ) む…。 ( 丁度目の前で爺さんと若い女がぶつかるのを見た。女の方がもしかしたら私の姿が変装しているんじゃないかと思ってよく顔を見たが、違う。私はこんなに下品じゃない。 ) [Tue 1 Jun 2010 23:01:52]
お知らせ > 艶子@猫さんが入室されました。 『 猫の姿。 』 [Tue 1 Jun 2010 22:55:37]
スリンガー > (雑踏の中を、その老人は歩いていた。 ヴィノティーク製のインバネスコートと革靴、その下にはアマウラ風の着物。 和洋折衷のいでたちはヴェイトス風と言っても問題無いだろうが、如何せん最近の流行とはかけ離れている辺りが古臭い。 着物の袖口に仕込んだ投石紐を掌中で弄びながら、足を進める。“仕事”を承諾する旨を“元締め”に伝えた帰り道だった。 他に頼める相手がいなかったと言っていたが、随分と喜ばれ、酒を勧められたが……一滴も口にはしなかった)………………。(視線で追うのは、白衣にジャラジャラとアクセサリーをつけた、これまたヴェイトス風――しかし最近の流行であり、派手で、それ故にかえって没個性な――のファッションをした医者風の男。 数人ほどを間に挟んでの尾行で、“仕事”の手順の一つだ。 さて、奴の行動を把握しなければ――)……おっと、すまねェな。(――畜生め。 これだから老い耄れは嫌いなんだ。 ドンッと、趣味の悪い服を着た若い女とぶつかってしまい、思わず内心で毒づいた) [Tue 1 Jun 2010 22:54:00]
お知らせ > スリンガーさんが入室されました。 『(ゆらゆらと雑踏の中)』 [Tue 1 Jun 2010 22:46:14]
蜷潜 > ( 目標の女はほんの5、6m先に見えている。 いかにもと言った中途半端に金のかかったブランドもので身を固め、それがかえって虚栄心とセンスの無さを際立たせる下品で安っぽい女。 人の多い表通りから暗い脇道に逸れる事無くのんびりと歩き、時折周囲を気にしているような素振りも見せる。 あまり長くこうしていると、直ぐに気付かれるだろう。 どの道今日、仕留めてしまう心算だった。 下調べはもう十分だ。 ) [Tue 1 Jun 2010 22:37:22]
蜷潜 > ( 暗黒街の中央を通る馬車道の大通り。 夜になると目を覚ますような連中の多いこの辺りではこの時間、人の通りはある種昼間より活気づいている。 露店、酒場、カジノ、怪しげな半地下の店、ヴィノティークにトッツィ、名物教会だって少し先に行けばある。 灯りはあちこちに灯され、声は飛び交い、一見してなんという種族なのかも分からないような人影が普通に混じる。 ) ( そんなヒトの流れの中を、アマウラ風の色無地を着て編み上げブーツを履く、ヴェイトス市的なファッションの女が独り歩いている。 ) [Tue 1 Jun 2010 22:30:11]
蜷潜 > ( 忍者団体「飛燕」所属、蜷潜。 その仕事ぶりは真面目で卒が無い。 が、器用ではないし、融通も利かない。 「殺す」という単一目的の為だけならこれ以上ないくらい完璧にこなして見せるが、それ以外は酷いものだ。 それは暗殺というより、破壊という言葉が適切だろう。 殺害現場や無惨な死体を見た人間は大抵こう思うのだ。 ) ( なんて汚い殺人現場だ。 ) ( ある意味今回の様な、見せしめの殺しには最適な人材では、あった。 ) [Tue 1 Jun 2010 22:25:14]
蜷潜 > ( 詳しい話はあまり聞いていない。 此方も興味が無いし、依頼する側も必要以上に喋りたくはないだろう。 若い女を一人、殺せという。 何と言う事の無い何処にでも居る商売女だ。 お悪戯・・・が過ぎるとある金持ちの息子への警告と、その女への制裁が目的だと言う。 息子の方にはまだ死んでもらっては困るが、女は生かしておく理由が無い、という。 ) ( そうか、としか思わなかった。 ルールを破ったのだろう。 わざわざ外から暗殺者を雇われるというのはそういう事だ。 暗黒街は無法地帯だと外では思われがちだが、それは少し違う。 外とルールが違うだけだ。 そのルールを破った時の制裁の厳しさと。 マフィアは大抵口を揃えて言う。 ) ( 唯一のルールは「裏切る事無かれ」だ。 ) [Tue 1 Jun 2010 22:20:11]
蜷潜 > ( 久し振りの仕事だ。 此処暫く物騒な話は耳に入る事も無く、静かな暮らしが続いていた。 あまり間が空いてしまうと感覚を忘れかねない。 個人的にはそういう意味で、丁度良いタイミングだと思った。 殺す側にしても、殺される側にしても、歓ぶべき事ではないのだろうが――――幸い、蜷潜という女にとってそういった他人の事情は興味の対象外だった。 揮うべき舞台が用意される事が重要なのだ。 過程はどうでもいい。 ) [Tue 1 Jun 2010 22:13:52]
お知らせ > 蜷潜さんが来ました。 『 仕事 』 [Tue 1 Jun 2010 22:09:30]
お知らせ > スリンガーさんが帰りました。 『(知らず、老人は鮫のように嗤った)』 [Mon 31 May 2010 22:15:09]
スリンガー > (いずれは死ぬ。 どんな形であっても。 布団の上か、或いは道端か。 ただ場所が変わるに過ぎない。 けれど、それならば)……構うこたぁ無ェか。 [Mon 31 May 2010 22:14:55]
スリンガー > (脳裏に過ぎるのは、“仕事”の話だった)(――昔馴染みの“元締め”から、どうしてもやって貰えないかと頼まれた。 半金を無理やり捻じ込まれ、とりあえず返事を待って欲しいと言ってその場を辞した。 “仕事”をするつもりなぞ無かった。 今の自分は堅気だ。 堅気の老人。 召喚の経営者 それだけの男。 だから飯でも食った後で“元締め”の所に向かい、断ろうと思っていたのだ。 飯を食うのに酒場なんぞを選んだのが失敗だった。 酒はもう一滴も呑んでいない。 この二十年ずっと。)…………………。(袖口から投石紐を取り出し、指に嵌めた。 久方ぶりだというのに、手に良く馴染んだ) [Mon 31 May 2010 22:14:42]
スリンガー > (これがジャック“スリンガー”ストレイトとは。 なんと無様な。 若い頃は頭の硬い屑みたいな爺になるまいと思っていたが、今では腑抜けた木瓜老人になりつつある。 ガキに喧嘩を売って、叩きのめされても言い訳を口にして引き下がるような。 ――何が悪かったというわけじゃない。 あの頃、投石紐を握って暴れまわっていたのは若さと、そして酒のせいだ。 辞めてからは娼舘の経営にも励んだし、鉄火場からも身を引いて、それなりに堅実に生きてきた。 そう、真面目に、堅気として生きてきたのだ。)……チッ。(舌打ち――生きてきただけだと、痛感する。 その結果が、ご覧の有様だ。 子供の自慢話さえも聞き流せない、どうしようもないロクデナシ。 どうせ後どれくらいか、せいぜい五、六年もしないうちに心臓発作で倒れ、或いは完全に脳みそが溶けて何もかもが垂れ流しになって布団の上だ。 お決まりの末路。 避けられない死に様。 水のみ場の縁も腰を下ろして、老人――まさにその通りだ――は微かに口角を吊り上げた) [Mon 31 May 2010 22:05:54]
スリンガー > (飽きもせずに投石紐は持ち歩いているし、馬鹿正直に突っ込んでくる若造の眉間に石を打ち込むくらい、造作も無い。 だが、しなかった。 自分は引退したのだ。 あれから何年になるんだっけか。召喚師ギルドができて、十年は経ってなかった頃の筈だ。 となると――……二十年になるか、もう。  “仕事”からは手を引いた。 二十年も前に)(……それに粋がってるガキ相手に得物ォ持ち出すんじゃ、それこそドス振り回して粋がってるガキそのもんじゃねぇか)(――殺そうと思えば殺せた。 だが、本当にそうか? 井戸から組み上げた水を柄杓に掬い、口の中を漱ぐ。 血を道端に吐き捨てた。 空を見上げる。 今日は曇天。 星は一つも見えない。 だが、昔は良く見えた筈の星が、今では霞んでしか見えない事には普段から気付いていた。 明らかに衰えている) [Mon 31 May 2010 21:49:21]
スリンガー > (罵声と共に、その男は酒場から蹴り出された。 爺――まさにそうだ。 年齢は六十を過ぎている。 ホワイティアの血が混じったイエロティア。 アマウラ系移民の末裔だろう。 上等そうなコートに着物といった和洋折衷の格好だが、今じゃ見る影も無く薄汚れていた。 血や反吐、それに酒。 酔っ払い相手の喧嘩。 原因はわかりきっている。 駆け出しの無法者が酒に任せてぶちあげた、法螺混じりの自慢話を鼻で笑ったのだ。駅馬車強盗を成功させたと言うには、随分とお粗末な計画だったから。 ――糞爺相手に殴りかかってくる若造も馬鹿だが、年甲斐も考えずに喧嘩を売った自分も馬鹿だ。 わかりきった話だが)……ったく。……なっちゃいねぇ、なぁ……。(よろよろと立ち上がってコートの襟を糺し、酒場近くの水飲み場へと歩き出す) [Mon 31 May 2010 21:34:03]
お知らせ > スリンガーさんが入室されました。 『とっととくたばれ、この糞爺!!』 [Mon 31 May 2010 21:33:41]
お知らせ > 園内一花さんが帰りました。 『( まずはこの場を 『鎮めて』 ハラエに上申しよう。 )』 [Wed 26 May 2010 17:25:27]
園内一花 > ( ―――そしておそらく、影響力を強めている。 対峙した時点で人一人に憑依し意のままにしていたが、山荘はもちろん、以前暗黒街の通りで起きた異常よりも広範囲だ。 …積極的に人類を死滅させるような存在ではないし、そもそもほとんど全ての人間が抱く負の感情の一画を担う神様。 触らぬ神に祟りなしとするべきなのかもしれないが、特異点には対処しなければならない。 放っておけば、ヴェイトス市どころか小さなこの島一つ、飲み込まれかねないのではないか。 ) [Wed 26 May 2010 17:21:55]
園内一花 > ( …この異常を引き起こした元凶は既にこの場を離れており、もはや残り香でしかないけれど、この空気は知っている。 過去に同様の… しかしもっと小規模な闘争が暗黒街で起きて、事後にその現場を見たことがあった。 次にそれを知覚したのは、店主と宿泊客の全員が殺し合い、居合わせた幼い同僚も命を落とした山荘で。 それからすぐ、その付近の村から消えた娘の家でもその気配を感じて、元凶とも対峙している。 ―――禍津日神。 …正確には、禍津日神を発生源とする特異点。 なぜそれが生じたのか定かではないけれど、世界に満ちる普遍的な概念の一つが現実世界の一点に凝集し、周囲に並みならぬ影響を及ぼすという状況が完成しているらしい。 ) [Wed 26 May 2010 17:04:14]
園内一花 > ( ここが他でもない暗黒街で、見た目の惨状の割に被害者の数が 『それほどでもなかった』 からか… 数については感覚の問題で、そのように考えることができてしまう自分にも嫌気が差すけれど、最低限の管理維持で精一杯なのではないかという、陰陽寮の人手不足も知っている。 …やりきれない気持ちで理解するしかないところだが、足を運んで、霊的な知覚でその異常を目の当たりにすると、これ以上無視を続けることはできなかった。 ―――何故誰も気付かなかったのかと思う。 確かに厄介な状況だけれど、それこそミコミコにしか対処できないものだろうに。 )   ( それとも、私たちにも無理なのだろうか。 ) [Wed 26 May 2010 16:49:09]
園内一花 > ( 一月ほど前、この一画で多くの人間が殺し合った。 周辺住民だけでなく、たまたま立ち寄った余所者まで例外なく徹底的に。 しかしこの土地に、その火種になるような問題は見当たらず、脈絡なく唐突に開始されたという闘争は、その事実について 『まともに』 証言できる者を一人も残さず、宙ぶらりんのまま消えようとしている。 少なくとも陰陽寮では、暗黒街で起きた事件を大事と捉えず、それでも担当者は宛がわれたのかもしれないけれど、偶然小さな小さな記録を目にするまではそんな事件が起きていた事すら知らなかった。 ) [Wed 26 May 2010 16:39:02]
園内一花 > ( まだ日の高いうちにその場所を訪れて、長雨にも流しきれなかった血の跡を眺める。 さすがに遺体は処理されているようだけれど、街並み一面を染め上げんとしたかのような赤黒い闘争の名残りは、探せば手足の一本も見つかるかもしれないという気にさせた。 )   ( 視覚的に、そして霊的な知覚でもその土地の異常を捉え、巫女装束に身を包んだポニーテールの女は溜息をつく。 深い、深い嘆息。 ) [Wed 26 May 2010 16:24:37]
お知らせ > 園内一花さんが入室されました。 『( 一月前、赤く染まった一画。 )』 [Wed 26 May 2010 16:14:35]
お知らせ > 艶子さんが帰りました。 『 そのまま朝まで飲み明かした。 』 [Tue 25 May 2010 23:57:41]
お知らせ > ジャスティスさんが退室されました。 『やっほー。』 [Tue 25 May 2010 23:57:12]
艶子 > あはは、わたしゃ殺しても死なないような奴ですよ。ババァになっても刀振るってますね! ( 長生きしますよと豪快に笑って。 ) ああ、やっぱりシスターもありますか。ええ、暑くて寝苦しいときはつい…ね! ( この熱っぽさもそれで風邪をひいてしまったのかもしれない。 ) おー!望むところですよ!おい親父!じゃんじゃん追加の酒をもってこーい! ( 酒場の親父にそう注文して。今日は久しぶりに大騒ぎの大はしゃぎだ。 ) [Tue 25 May 2010 23:54:40]
ジャスティス > 長生きしてよ? (横に座り直すと背中をポンとたたいて) あはは、うん、なるべく家ですましておく。 (ちょっと恥ずかしそうに顔を赤らめて。まぁそういう時、シスター服は非常に都合が良かったりするのだが) ヤッパリ出してるのね、ってまぁ私もお腹出しちゃって、なんてこともあるしね。暑い時なんて特に。よーし今日は我っつり飲むわよ、覚悟はいいわね艶子さん!! (なんてはしゃいでお代わりを注文して。当分離さないだろう……) [Tue 25 May 2010 23:51:13]
艶子 > えへへ、やっぱりシスターもそう思います?「豪天寺艶子らしさ」って大事だと思うんですよ。 ――でも、そのマフィアの連中が手助けしてくれたのもシスターの人望があってこそですよ。 ( マフィアなんぞの手は借りたくない。そう思うものも居るかもしれないが、現実問題として彼らの手を借りた方が問題は早く片付く時があるのだ。 ――と、追加でパンでも頼もうか。シスターのを見てたら私もおなか空いてきた。 ) ええ、是非是非。――あ、でもおトイレする時は船の陰に隠れるようにしてくださいね。その…周りから見えてしまうかもしれないので。 ( というか、見られる。今までシスターが豪天寺家の非常に原始的な方法の用足しをしていたら、蜷潜に見られていたかもしれない。 ) むぐぅ。こ、子供扱いしないでください!それに、大丈夫です。おなか出して寝ても風邪なんてひきませんから。 ( やっぱりお腹出して寝ていたらしい。 ) [Tue 25 May 2010 23:38:50]
ジャスティス > まぁ、艶子さんらしいっちゃ艶子さんらしいわねぇ。 (苦笑して) あはは、まさかぁ、いろんな人の活躍あってこそよ。後マフィアも結構協力的だしね。百害あって一利なしだしさ。 (何か追加で頼む?なんて首をかしげて) 船から飛び込みしてみたいな〜。いいよねぇ艶子さんち。あ、けど暑いからってお腹出してねちゃだめよ?思いっきり遊ぶためには体力無いと。夏にはその腕のけがも治ってるでしょう。 [Tue 25 May 2010 23:32:50]
艶子 > う、ううっ それはそうなんですが…!やはり挑まれた戦いには全力で応えたいっていうか…。 ( 逆の立場だったら、相手が勝負を受けてくれたらやっぱり嬉しいと思うし。 ) お見事ですよシスター。私、常々思うんですよ。今まで暗黒街に色んな化け物が出ましたけど、ジャスティス様が居る限り連中の思いどおりにはならないって! ( それぐらい頼れるシスターだ。勿論、私も負けてられないが。 ) あははっ、照れちゃいますよシスター!私もジャスティス様が好きだー! ( 釣られて妙なテンションに。もう酒が回ってるのかもしれない。 ) はい。うちは海が荒れてなければ好きなときに海水浴できますからね…!是非遊びにきてくださいな。 [Tue 25 May 2010 23:28:56]
ジャスティス > だからやめなさいって、戦うべき時にけがしてたらどうすんのよ。 (ぺちぺちとフォークの裏でテーブルを叩いて) あははは、文字通りぶっ飛ばしてやったわよ。 (艶子にはまだ見せたことはないだろう。文字通り零体を殴る能力。レイシェリ辺りには呆れられている) うん、突進してくるのよ、ほんと困ったわ。 (ありがとうねー、艶子さん好きっ!なんて大声で叫ぶ。久しぶりなだけあってハイテンションだ) けど、暑くなってきたわね……夏は艶子さん地に遊びに行くね〜。 [Tue 25 May 2010 23:22:40]
艶子 > フリーの傭兵?ああ、じゃあ私もその関係で名前を聞いたのかなあ。 いえ、喧嘩というか何というか―― 同じ強者同士、出会ってしまったら即決闘。その戦いに特に理由はありませんでした! ( 恨みがあったわけでもなんでもない。そういう戦いがあっても良いじゃないか…!――叱られそうだけど。 ) かんぱーい! ( グラスをぶつけ、私も酒を飲もう。この一杯が溜まらない。注文したチーズにもかじりついて。 ) なるほど。シスターに睨まれた幽霊なんて、ネズミ捕りに掛かったネズミみたいなものですね。 ――シスターより大きかったんですか…!それは大変な相手でしたね。私の刀なんかもきっと跳ね除けるんでしょうし…。 ( メイスでないと厳しい戦いになりそうだ。 ) お、いいですよ。私でよければいつでも! ( シスターとはこういう付き合いが出来るから好きだ。 ) [Tue 25 May 2010 23:19:46]
ジャスティス > あーあーあー、思い出した思い出した。フリーの傭兵よ!何度か話をしたことがあってさ。何?仕事でかちあったの?それとも喧嘩? (あんまり無駄に危ないことしちゃダメよ?と首をひねりながら心配そうに眉毛をへたれさせて) 乾杯!! (グラスを勝ち合わせて一口あおる) 私はほら、一応セイショクシャだから?そのあたりはバッチリでしたよ。え?う、うーん、私より大きかったしそれは試してないなぁ。甲羅の上からメイスで殴った。 (なんて言いながらマッシュポテトを口に運んで) で、まぁ最近怪我も治ったわけで、そろそろリハビリがてら鍛錬上にでも、とか考えてたのよね、今度付き合ってくれる? [Tue 25 May 2010 23:15:08]
艶子 > ええ、だと良いのですが――。平和が一番ですね。あんまり平和すぎると私達傭兵は食べるのに困っちゃうけど。 …あ、シスターも聞いたことがあるんですか?じゃあ有名な奴なのかなあ。私もどこかでその名前を聞いたことがあるんですよ。 ( 思い出せないけれど。記憶力はそんなに良いほうじゃないんだ。 ) うへえ。幽霊とか、そういうの苦手です。恐いっていうんじゃなくて…いや、恐いのもありますが…剣で斬れなさそうな相手は本当に苦手です。 ( そういう奴と戦う術も身に着けておいたほうが良いのだろうが。そこで運ばれてきた料理。まずは乾杯といこうか。 ) おや、そうでしたか。 …亀?早い亀か…。 あれですか、やっぱりひっくり返すと動けなくなったり? ( それも魔術師が召喚したんだろうか。絵的には中々面白いが。 ) [Tue 25 May 2010 23:10:47]
ジャスティス > ったく、まあ、ちょっかい程度以上のことはしてこないでしょう。大聖堂と全面対決なんて、なかなかできないだろうし……なんだかんだでバランスは今のところは保ってるわ……ん?アクセラレーター?聞いたことが…… (首をひねりながらもなかなか思い出せないようで) ふふふ、いいねぇ。 (また仲良くなった、と嬉しそうにする艶子を見て頷いて。アレックスも、艶子のことを気にかけていたし、まぁ当然の帰結なのだろう) そうそう、ゴースト系とかわらわら召喚したりしてたしね、艶子さんとは相性悪いかな? あー、まぁとどめ刺したのは別の人よ。なんか私は亀と戦ってた、ゲンブとかいう亀。亀のくせに早いの。尻尾で殴られたし。 (とほほを膨らませて) [Tue 25 May 2010 23:05:42]
艶子 > ( まああの戦いは運が良かったってのもあるが。連中が自分の命を投げ打ってでも私を殺す気だったら、結果がどうなっていたかはわからない。 ) 奴ら、多分またヴェイトス市にちょっかいだしてきますよ。そうなった時にシスターや私の気張りどころではありますが。 ――ああ、えっと。アクセラレーター…って名乗ってたかな?白い髪の背の高い女で――。 ( 私とシスターの仲だし、名前を教えても問題なかろう。…でも、どっかで耳にしたんだよな。アクセラレーターって名前。 ) シスターもお忙しそうですものね…。 ええ。えへへ、アレックスとは、うん。えへへへ。また仲良くなったんです。 ( 頭を掻いて照れたような仕草を。 ) ――ああ、私もこっちに戻ってからちらりと耳にしました。そういう魔術師の類は本当に厄介ですからね――。シスターがやっつけたんでしょう?流石です! [Tue 25 May 2010 23:01:51]
ジャスティス > そりゃすごい。まぁ、そんな腕の立つアサシン大量に抱えた教会とかいやだしね。 (どこの秘密結社だって―の、と豪快に笑って) こっちに帰ってから?誰と? (ごろつきか何かな?と首をかしげて) まぁね、最近いつも食事遅くなっちゃうのよね。あー、そっかそっか、アレックス様ともいい感じだったかぁ。 こっちは、脳味噌食べられちゃう事件があってさ、結構被害者出たのよ。なんだかアンデッドになっちゃった魔術師でさ、あっという間に強い化物ぽこぽこ召喚しちゃうの。 [Tue 25 May 2010 22:55:48]
艶子 > ええ。それよりも前に一度クリスティアを訪れたことはあるんですが、その時はずっと宿に引きこもってましたから…。 はい、怪我もなく連中を撃退しましたよ。素手でやっつけちゃいました!ふふふ。 ( そう言って右腕の力瘤をぱしんと叩いて。その腕には真新しい包帯があるわけだけど。 ) あ、これはその―― こっちに帰ってきてからの傷で。へへへ、たいしたことないんですけどね。 ( 我ながら、何かと無茶の多い人生である。 ) あら。駄目ですよシスター、ご飯はちゃんと食べないと。腹が減っては戦は出来ぬといいますし。 ――はい、聖教会の方々や同行したみんなはとても良くしてくれたんです。 ( ただ、セレニアがあれからどうなったのか気になるところではあるが――。 ) [Tue 25 May 2010 22:50:59]
ジャスティス > あーあーあー、クリスティアはきっついわよね。聖教会容赦ないから。まぁ、大聖堂が緩すぎるってのもあるのかもしれないけどね……大丈夫だった?怪我してない? (艶子の体をあちこち見まわし、ため息をついて) あ、私バーボンと何か軽食を……御飯まだなのよ。 けどそうなると色々剣の経験も積めたのかな?他の人たちとはうまくやれた? [Tue 25 May 2010 22:47:11]
艶子 > あはは、トカゲのあいつにはキツイお灸になりそうですね。そりゃあいいや! ( あいつのことだから、やっぱり寒さには弱いだろう。シスターならきっと叱ってくれるはずだ! 適当な酒場に入ればテーブル席に座って、取りあえずはお酒かな。お酒を注文しよう。それにチーズだ。酒に良くあう。 ) それが大変でしたよ。シスターはドルーチ派ってご存知ですか? …ほら、蔓の悪魔に関わっている――”げんりしゅぎしゃ”っていうんですか?イエロティアの私がクリスティアの聖教会に立ち入ったのが気に入らなかったらしくて、襲ってきたんですよ!馬に乗って、複数で! ( こういうことを大きな声で話すと妙な奴らに目をつけられそうだが。 ) [Tue 25 May 2010 22:38:55]
ジャスティス > ったくあの馬鹿は。うん、あれよ、雪山登山の刑よ。 (制止にかかわる罰をのたまいながら、それじゃあ度っか近場に寄りましょう、と表通りに出て、手近な明かりを探す) どんな旅だった?危ないことなかった? [Tue 25 May 2010 22:34:08]
艶子 > あっ!そうだ!聞いてくださいよシスター!ブロウンの奴、まーた私の船に落書きしてったんですよ!シスターの口からきつーく行ってやってくださいよ! ( 奴が寂しがっていたと聞けば悪い気はしないが、それでもやっぱり許せない!腕を組んでぷんすかと怒ってみせよう。 ) あ、いいですね。それじゃあ、適当なところに入りましょうか。 ( 今日も何も起きそうにないし、たまには早めに切り上げて一緒にご飯でも食べようか。こうしてシスターとご一緒するのも久しぶりだし。と、シスターを見上げて笑った。 そのままふらりと歩き出して、近場にあった酒場に入ろうか。 ) [Tue 25 May 2010 22:28:14]
ジャスティス > うんうん、聞いてたわよ。ブロウンさんもさびしがってた、酒でも飲みたいって言ってたわ。 (何度か家にも行ってたみたいよ、と足を止めて笑顔を見せる。二人にとって不幸なのは、この修道女が、吸血鬼や魔物に対する感知能力が一般人程度でしかないということだろう。) ふふふ、色々とお土産話でも聞かせてもらおうかな、どこか寄っちゃう? (腰に手を当てて艶子をわずかに見下ろして。本当に久しぶりだ。旧知の友人の元気そうな姿を再び見れたことが嬉しい) [Tue 25 May 2010 22:24:12]
艶子 > ――お? ( と、顔を上げれば誰かの姿。思わずランタンを高く掲げたが、そのシルエットでもうそれが誰だかわかった。掲げたランタンを落とし、笑顔を見せると。 ) シスター!お久しぶりです! ( 彼女の元に駆け寄って。 ) お元気でしたか?ずっと顔を見せられなくてすいません。クリスティアのほうに護衛の仕事をしに行っていて…。 ( 彼女と会うのは本当に久しぶりだ。何も変わりが無いようで、なによりだ。 ) [Tue 25 May 2010 22:20:36]
ジャスティス > (日課である警邏。ゆっくりと周囲を見回しながら、鉄の塊を背負った修道服姿は、路地を歩いている。やがて見知った顔が近づいてくる姿を認めれば、手を振って) 久しぶり! [Tue 25 May 2010 22:16:58]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 『近づいてくる姿』 [Tue 25 May 2010 22:15:24]
艶子 > ( こんな生活をしているのだ。いつか自分もそうなってしまうかも――などと思いながらも、やはり心のどこかで「ありえない」と思ってしまう。自分にそんな不運が訪れるわけがないと。何故なら、今までもそうだったのだから。過去に一度吸血鬼に感染してしまったかもしれないとVHGに赴いたこともあったが、そんなことは無かった。だからこれからも無い。 ) ………。 ( 今日は特に何かに出くわすようなことは無さそうだ。まあ、暗黒街は人間の街であって、少なくとも私達人間の目に見えるところには化け物や物の怪の類はそう多くは無い筈なのだ。だから出くわさない時の方が多い。つまりは―― ) 今日も平和だな。 ( 腕をさすりながら私はそう呟いた。 ) [Tue 25 May 2010 22:14:56]
艶子 > ( 豪天寺艶子にとっての吸血鬼とは、倒すべき敵である。これに揺るぎは無い。彼らの経緯を考えれば同情すべき部分があることも承知しているが、それでも尚、剣を振るい退治する。何故なら、自分の曖昧な判断や同情で吸血鬼への対応を決めれば、必ずその間隙を突いて逃れようとする吸血鬼が現れるからだ。そうやって逃がした吸血鬼が十、いや、百の犠牲者を生むかもしれない。 交友関係にヴァンパイアハンターやエクソシストが多いことも関連しているだろう。不運としかいえないような事件に巻き込まれ、吸血鬼になってしまった人々を狩らねばならない。そんな彼らを糾弾するよりは、せめて一緒にその手伝いをしようと思ったのだ。 ) ( だから、もし自分や友人が吸血鬼になった時には――。 ) [Tue 25 May 2010 22:04:30]
艶子 > ( ――豪天寺艶子は気付かない。その違和感を感じる腕からじわじわと吸血鬼化の呪いが広がっていることに。その熱っぽさも症状の一つなのだが、ただ単に風邪をちょっと引いているのかもという程度で片付けてしまう。アクセラレーターの黒い血は肌に染みこみ、血管へと染みこみ、組織の更に奥へと浸透していく。そうして白を黒に塗りつぶしていくように、豪天寺艶子の身体を少しずつ入れ替えていくのだ。本人が異変に気付く頃には、もう後戻りできないところまで行ってしまっているに違いない。 ) …… よし、今日も気合を入れていこう。 ( チンピラを殺してしまった負い目からはまだ立ち直れていなかったが、こうして暗黒街を警邏して回るからには、気をしっかりもたないと。ランタンの明かりを頼りに、人気の無い路地を歩きだす。 ) [Tue 25 May 2010 21:46:59]
艶子 > ( 何だろう、ちょっと熱っぽい?雨も降っていたし、風邪を引いたのかな―― でも、頭が痛いだとか鼻水が止まらないだとか、そういうのは無い。単に身体が熱っぽい。手をおでこに当てれば確かにちょっと熱があるみたいだ。それ以外に体調は別に悪いわけじゃないから、今日もこうして出てきたけれど、家に帰って寝てたほうが良かったかも。 ) 腕も何だか本調子じゃないし…。 ( アクセラレーターに殴られた箇所を押さえながら腕を回す。それほどのダメージではないと思ったけど、案外骨に響いていたのかも。あまり無茶はしないようにしよう。 ) [Tue 25 May 2010 21:42:33]
お知らせ > 艶子さんが来ました。 『 身体がおかしい。 』 [Tue 25 May 2010 21:40:02]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 『艶子?いたのか・・・そういわれればあいつも警邏してるんだったな(今更だ)』 [Mon 24 May 2010 01:04:21]
ブロウン > (そんなこんな考えているうちにも、雨の浸食はとどまることなく、竜人の体を蝕むようにぬらしていく。鱗についた雨水をてで払いながらどこか酒場にでも入って雨宿りをしようか。飛んで帰るのも寒いし──)この辺だとどこ近かったかな・・・(ついでに最近の暗黒街の事情なんてのも聞いてみよう。) [Mon 24 May 2010 01:02:21]
ブロウン > (ともあれ、「悪いことをして飯を食う」奴らと「悪い事したやつを捕まえて飯を食う」奴らがいる。そしてそれがこの町では行われている。今日会った知り合いたちも、いったい何時手が後ろに回ることか。)捕まえるだけならいいんだけどなぁ・・・ぶん殴って放っぽっとくってのはあんまいただけねぇけどなぁ・・・(まぁ、風のうわさでしか聞いたことのない話だ──) [Mon 24 May 2010 00:58:56]
お知らせ > ブロウンさんが入室されました。 [Mon 24 May 2010 00:49:01]
ブロウン > (結局会えたのは飲み仲間が数人と薬屋が二人だけ。雨ふってるわけだし、何人か会えただけでもよしとしよう。)気の良いやつらも多いんだけどなぁ…(暗黒街と呼ばれるこの場所でも、全員が全員“悪い奴“というわけではない。しかし、犯罪者が多いのもまた事実。この龍人の頭の中では「悪い事して自覚のない奴」が“悪い奴“と思っているふしがあり、そんなだからか近所付き合いは良い方だし、この近辺を見回る方々の気持ちがよく分からない。) [Mon 24 May 2010 00:44:12]
ブロウン > (大通りをそれて狭い路地を行くのは雨避けのため。しかしこの大きさの龍人が全て避けれるわけもなく、もういい感じでびしょ濡れだ。着衣は茶色い麻のズボンだけ履いてるわけだが、すっかり色が変色している。)家でじっとしてれば良かったぜ…(たまには当てもなくぶらぶらと近所の散歩もいいかな、なんて思ったのが間違いだったのだろう。最近家の事ばかりで飲み歩いていないから、暗黒街の住人に挨拶でもとか……雨の中やることじゃなかった。) [Mon 24 May 2010 00:29:20]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『やまねぇなぁ…(ぼんやり空を見上げる路地裏)』 [Mon 24 May 2010 00:15:10]
お知らせ > ディーフィールさんが帰りました。 『( そして、淫魔は屋根を伝い、移動を開始する )』 [Wed 19 May 2010 23:54:43]
ディーフィール > ( ぼんやりとした思考。 今のところ整理するべき情報は大体まとまったと思うのだけれど。 空を見上げれば曇り空。 闇がより世界を覆う ) …… 散歩に出かけようかな? ( すでに食事は済ませてある。 ふらりと散歩するのもいいだろう。 ヴェイトスの美人コンテストが行われているらしい話は聞いているが淫魔には今のところ興味は無かった ) [Wed 19 May 2010 23:53:15]
ディーフィール > ( 看護師の時は持ち歩けないし、最低限の自衛用、として持ち歩く程度。 あるいは対鉄仮面以外でも出番があるかもしれない。 あくまで対鉄仮面用の追跡はおまけ程度に考えていたほうがよさそうでもある ) …これをたくさん作って暗黒街のみなさんにお配りして… ( そんなことをすれば関係の無いところで使われまくって追跡ができなくなることなど目に見えている ) そういえば、アカガネちゃんも大変だねぇ ( 思考を切り替える。 家の中の奴隷の話では処女性を重視した術式に変わるものを探しているとか。 ちょっと考えてみれば… ) ん〜。 私としては「聖母」とかだよねぇ。 ( 子を何らかの形で作る。 神を産んだ母が信仰の対象となったようにともかく「母」になればいいわけだから ) …プライドが許さないかなぁ。  [Wed 19 May 2010 23:40:36]
ディーフィール > ( 構造としては卵の殻に粉末を詰め、糊をつけた和紙で固定したもの。 強度を高めれば粉末が飛びにくくなり、強度を下げれば持ち歩くだけで割れる可能性があるという代物だが、とりあえず物は試し、で持っておくことにしたわけだ ) 当てられないと意味無いけどね。 ( 一番の問題はこんなものに素直にあたる阿呆は居ないだろうということ ) 何とかするしかないよね〜。 ( 少し身体を動かして昔の踊りの感覚をもっと思い出しておいたほうがいいかな、と考える。 力では勝てそうにないし、暗示も効果が薄い。 魔力眼は試していないが、一回やったら次は通用しないだろうし、後は体術と感覚で何とかするしかない ) 鉄仮面対策はこんなところかな。 ( 後は自警団の動きhどうなったか。 メアリアンとどういう話が行われたかは気になる ) [Wed 19 May 2010 23:20:34]
ディーフィール > ( メアリアンたちにとっては自警団が張り付くことになり、殺人を行ったリスクが高まったことを考えると鉄仮面側の優勢、とはいえるだろう。 淫魔と自警団、鉄仮面とメアリアンそれぞれは別の勢力として考えられるものであり、それぞれの思惑で動いている ) …とはいえ、当てられるかな、これ。 ( できたものは目潰し券ペイントボール、と呼べるもの。 相手に着弾すれば粉末状の魔力石が付着し、軌跡を残す。 それを元に正体を探るというものだ。 魔力なら水に濡れた程度では消えない。 ただし、感知するのに集中するのが必要で多少魔力を感じ取れる、という程度では調べることは難しいだろう。 魔術師ならコレに魔法を組み合わせて探知するという方法もあるだろう。 淫魔があえてそのままで利用するのは放つ魔力が微細だが、自分ではわかるので追跡用にはちょうどいいだろうと考えたこと )  [Wed 19 May 2010 23:12:51]
ディーフィール > ( やはり暗黒街の自宅の屋根の上。 腰にベルトをつけて、そこにポーチが着く。 なんだかんだで5万ほどは出費がかさんでしまった ) …とはいえ、仕方がないよね。 ( 鉄仮面との邂逅は淫魔にとっては勝利できた部分が大きいと認識している。 あの場に居た人間のほとんどは自分が大規模な催眠を行ったことに気が付いていないし、自警団へ報告されている様子もない。 魔法じみた力があることは伝わるだろうが、病院などで詳しく調べればディーフィールが夢魔であり、淫魔であることはたどり着くことができるだろうし、不利益な情報は少ない。 寧ろ自警団に鉄仮面への警戒感を強めさせることができたのは良かったことだと言える ) 私ができることは、やっぱり正体を確かめること。 だしね。 ( ポーチの中には和紙で包まれた卵が数個。 中身は先日の砂となった魔力石のかけらと唐辛子とからしの粉末 ) [Wed 19 May 2010 23:05:47]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( 準備ができたもの )』 [Wed 19 May 2010 22:58:43]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『――さて、次はどう動くかな。』 [Wed 19 May 2010 00:39:54]
アイゼンリッター > (空を飛ぶ様を見て、カイン・グレイホークが「惜しいな」と呟き、アイゼンリッターが「問題は無い」と応じた。 今もって一番必要なのは、便利な道具ではないからだ。 ――これから先、彼女がどうなっていくかは決して予測不能だけれど、此方が彼女にとっての「娯楽」を提供し続ける限り、敵対する事は無いだろうと見て取る。 油断はできないにしても、だ。 その事実こそが重要であり、何よりも貴重だと判断する)……しかし、悪魔との契約か。(皮肉なものだ。 メアリアン――目玉泥棒への攻撃要素の一つとして用いていたものが、回りまわって此方に来るとは。 渡された羊皮紙を広げて、その事実に奇妙な諧謔を覚えた) [Wed 19 May 2010 00:38:38]
お知らせ > カルネさんが帰りました。 『――それでは、御機嫌よう。(夜闇に溶けるように、去った。)』 [Wed 19 May 2010 00:35:22]
カルネ > ……あは。(蕩けるような笑顔をそのままに、笑い声を一声発する。) (犯罪者か否かと問われれば、間違いなく犯罪者ではある。元々、目の前の彼を模倣して一犯罪起こせばもっと酷い事になるんじゃないか、とさえ考えていたような奴だ。)いや素晴らしい、全く素晴らしい。正に貴方の言うとおりなのですよ。あはは。 ……まあ、今回は初回と言うこともありますし……頭の片隅にでも置いておいて下されば、それで。気が変わったときはいつでも言って下さって結構ですよ。(無論、私が死んでなければの話ではあるが。そんな事を思いつつ笑いながら、巻かれた羊皮紙を投げ渡す。)……まあ、説明しきれなんだ部分もありますし……一応目を通していただけると幸いな所。(語りながら、女は鎖を中空へ伸ばす。そして――) [Wed 19 May 2010 00:34:26]
アイゼンリッター > (鉄仮面の下で、微かに笑みを浮かべた。 ――悪い気分はしない。 彼女の提案を断った事に対してではなく、こういった存在と関わりを持ったという事に対してだ)確かに、使える物は使う。 その通りだ。 別に神を信じているわけじゃあない。悪魔だからどうこうと言うつもりも無い――君が犯罪者でなければ、だが。(その上で、今までの彼女との会話を整理し、思考し、どう振舞うべきかを結論付ける。 全く。 悪漢を殴りつけるほうが余程楽だ)私は今後も自警活動を続ける。――そして、それが其方の望みだろう。(……恐らくは。 まあ、違ったとしても関係は無いか。 此方のスタンスは変わらない。 やるべき事をやる。 それだけだ。 それで充分だ)私は好きにやる。 なら、其方も好きにやれば良い。私に敵対しない限り、別に気にはしない。 それにセールスというのであれば、口説き落とすのも仕事のうちだろう。(そして、少しだけ思考する。 彼女風の言い回しを使うのであれば、こう告げるべきか)――その方が「面白い」んじゃあないか? [Wed 19 May 2010 00:26:04]
カルネ > (乗って来ない。それはそうだろう。元々信用に足る相手で無いと言うのもあるだろうし、他にも色々とある筈だ。)あら。それは残念。メフィストフェレスよりは実用的な品を用意したつもりではあるのですけれど。あは。(冷静に考えれば、まず以て確実に人間の手では手に入れることの叶わない品だろう。当たり前だ。これは元来『触手』であり、人工物ではないのだから。だからその分魅力的であろうと踏んだのだが…残念。)……てっきり使える物なら何でも使う性質だと踏んだのですがねえ……ヤマが外れちゃいましたか。(と語る女の表情に落胆の色はない。ある程度予想は付いていたのだろう。) [Wed 19 May 2010 00:12:05]
アイゼンリッター > だが、断る。 [Wed 19 May 2010 00:03:55]
アイゼンリッター > (死後の魂を代価とする契約――悪魔か。 そういった類がいる事は事実として認識している。 というより、天使、精霊、吸血鬼、死神、人形、殺人鬼、エトセトラ。 そんな連中が縦横無尽に闊歩しているのがヴェイトス市だ。 今更驚くほどの事でもない)…………………。(鉄仮面の男は、黙って貴女の説明を聞いていた。  伸縮自在かつ巻き取り可能な鎖というのは、いぜん工房に依頼して製作不可能と言われた事もある、高所からの攻撃を主に用いる自分にとっては欲しいものだ。 そもそもからして人間は死んだら終わりだという認識を持っている。 魂なぞ幾らくれてやったところで後悔はしない。)成程、良い取引だ。 私にとって、魂なぞ何の問題も無い。 [Wed 19 May 2010 00:03:46]
カルネ > いえいえ、契約書は売り物じゃあありませんよ。これは単に詳しい内容が記されているだけの物でして。(クスクスと、蕩けるような笑顔を浮かべながら、腕をゆったりと持ち上げる。袖の中から、蛇の顔が覗いた。)……では、僭越ながら。端的に申し上げますと、そうですねえ。便利なアイテムを差し上げる対価に、貴方が死んだ後の魂を戴こうかと、そんな話でございまして。(蛇がシルシルと手を伝い、鎌首をもたげる。その首から後ろは、漆黒の鎖が繋がるばかりだ。)さて、今回ご紹介するのは……この『惨劇の鎖』でございます―― (――要約すると、こうだ。体の一部から生えるこの鎖は、まるで体の一部であるかのように動かす事が可能である。そしてこの鎖の先端はあらゆる場所…例え空中であってもだ…に固定する事ができ、それを応用する事で飛行まがいの事さえやってのける事が可能である。ただし、精密に動かすには当然相応の集中を要求されるし、伸縮させながら操作を行うことは非常に難しく、伸ばしたり縮めたりする際は、必ず直線的に伸ばさなくてはならない。と、そのような内容をペラペラとよく回る口で並べ立てた。) [Tue 18 May 2010 23:57:20]
アイゼンリッター > (セールス、成程。 相手が如何なる種族ないし職業かは定かではないにしても、これで行動方針に合点が言った。 要求する物品――或いは行為か――はわからないし、相手が提供しようという品物もわからないが。 どうも、此方は彼女のお眼鏡にかなう「客」であるという事か。 鉄仮面の下、ふん、と小さく呟いた)本来ならば押し売りには帰って貰うべきだろうが、話くらいは聞こう。 商品と代価について。 セールスというなら、それは其方が果たすべき義務だ。(相手が鞄の類を持っているようには見えない。 魔術か奇術か。 魔力の流れなどわからないから判別しようが無いが、警戒すべきだ。 油断はするな。 深呼吸を一度。 問題は無い。 会話を続けよう)――その羊皮紙でも売りつけるつもりか? [Tue 18 May 2010 23:44:32]
カルネ > (何しろ、カネで手に入るものはせいぜい食料くらいだ。それだけじゃあ足りない。全然足りない。娯楽と混沌なくして何のための生か。)……ま、貴方に限らず誰でも持ってはいるんですけどねえ。敵も多くてタフな貴方みたいなのの方が……強いて言えば一粒で二度美味しい、的な? うんうん。(世界はもっと喧騒に満ちているべきだ。少なくとも悪魔カルネはそう信じて疑わない。多少のいざこざなんて世間の波は簡単に押し流すだろう……だから、世間の波に流されないタフな混乱の元が欲しい。) (それはいつか、本当の目的を達成する助けにもなるだろうから。)うーん、むしろ貴方が欲しがるような物を私が保有しているかも知れませんねえ。さてさて。ああ、アレですね、これ。セールスって奴ですね、きっと。(悪魔はそっと、薄ら笑いを浮かべ……一枚の羊皮紙を、まるで闇の中から抜き取るように取り出した。) [Tue 18 May 2010 23:39:27]
アイゼンリッター > (実際、暗黒街の時計塔には妙な人物が住んでいるという噂はあれど、それが鉄仮面と同一人物ではない――少なくともカイン・グレイホークではない――事は確かだ。 いずれにせよ、金に興味が無いこと自体は真実だろうか。 直接的に自分を捕らえてアウトローに売り払うなどでなければ、価値あるモノは情報程度しかあるまい)ふむ……。(思考を巡らせる――つまり、求めているのは一般的な娯楽ではない。 主人に対して重要なのは「強くて敵の多い」という事。 そして血液では無いにしろ、それに類する――そして入手困難な――ものを食料とする人外だ、という事だ。 勿論、吸血鬼だろうが人外だろうが、それだけで攻撃対象とはならない。 人間を襲っているのでなければ、という話だが)……つまり、それを私が保有している、と言いたいのか。 [Tue 18 May 2010 23:28:03]
カルネ > ……あは。そういうことにしておきましょう……でもやっぱり勿体無いなあ。うんうん。(真実か否かは今度検めてみるとしても、それが事実であれば意外なカネにはなりそうではある。が、やはり売るのは勿体無い。むしろ広まらないように尽力するべきだ。その方が盛り上がるし。)んー、歌や踊りなんか見ても全く完全にちーっとも面白くないですし、一山いくらな有象無象に仕えるのはちょっとねえ。私に食料を施せるような人はそうそう居ませんし。(アレかな、猫にでも仕えろってんだろうか。もしそうだとしたら大した洞察力だが。)うーん、似ていると言えば似ていますけどねえ。生憎もっと融通の利かない物ですから。(でもま、ちょっとした手順を踏めば上前はハネられるが。かと言ってそんな大安売りしてやるのは詰まらぬ。) [Tue 18 May 2010 23:21:44]
アイゼンリッター > 私は嘘を吐くのが苦手だ。真実だとも。 或いは狂った人間の妄想かもしれないが。(声は変わらず、低く鋭い、しかし良く通る淡々とした口調だ。 鉄仮面も――当たり前だが――無表情のまま。 ちなみに、模倣犯は一度遭遇している。 勿論、例によって例の如く、鉄拳を打ち込んだが)娯楽が欲しければ芸能横丁にでも行け。 主人が欲しければ斡旋所。 食料が必要ならば働くか、木賃宿で施しでも受ければ良い。(そして彼女の答えに対してはバッサリと切り伏せる。 ――否、より正確に言えば、そう答えることで、更に反応を伺う、といった向きが強い。 此方が相手の話に乗るのではなく、相手に乗らせる。 引き込まれないように、スタンスを保つべきだ。 意図が読めない。 発狂しているという様子ではない。麻薬中毒者特有の商店のぼけた口調でもない。 人外か? 知っている限りで危険度が高いのは――)……それとも、お前の求める食料というのは血液の類か? [Tue 18 May 2010 23:13:58]
カルネ > あははははは、面白い冗談だって一笑に附されるに1エン賭けても良いですよ。(ま、そういう連中を見てるのが一番面白いのだが…ここら辺の価値観はきっと、彼には言っても理解できないだろう。それよりも……模倣犯の一つも出ておかしくない頃合だと思うのだが、少なくとも悪魔カルネの知る限り、そういう例は聞いた覚えがない。)……んー。その一、面白いもの。その二、強くて敵の多いご主人様、その三、食料……とか?(パッと見て判る種族的特長は何もない。それは通常のそれに比べて、極めて隠しやすい物だからだ。吸血鬼が人間の群れに潜めるように、偶然とは言え彼女の外見は人間と何ら変わりない。) (カネも食料に換えられるが、些か効率が悪い。) [Tue 18 May 2010 23:05:04]
アイゼンリッター > 金が欲しければ私の拠点は暗黒街時計塔最上階にある、とでも言っておけ。(もっとも、その噂――によって付加されたイメージこそが、この鉄仮面男の武器の一つでもある。 最初こそ単なるコスプレ男扱いで軽んじていたチンピラも多く、今でもそういう向きはあるけれど、徐々にその印象は変化しつつある。 犯罪者を、怪物を、そういった存在を怯えさせるには、正体不明の「何か」になるのが最も良い)…………。(警戒を解いた様子は無いが、鉄仮面は壁に背を預けるようにして、物陰から出てきた貴女を見やる。 夜目がそう効くほうではないが、外見から判別できる種族的特長は無い――――だが、単純なアウトローとも思えない。 アウトローは利益、ハッキリと言ってしまえば金で動くのが常だ。 たまにリスクジャンキーな快楽主義者もいるとはいえ。 やはり理解不能な相手が一番厄介だ。 例えば、強い奴だけを襲って回る吸血鬼だとか)……ならば、何が欲しい。 [Tue 18 May 2010 22:55:44]
カルネ > (噂と言うものは何でも尾鰭がつくものだ。例えば悪いことをしたチンピラが殴られたとしよう。そいつが馬鹿正直に『悪いことしたから殴られた』なんて吹いて回るだろうか? 要はそういう事だ。彼に暴れられると迷惑な連中なら、まず悪い噂を積極的に流すだろう。)……うーん、ちょっとした小銭は稼げるかも知れませんけれど、そちらが自分の正体でも明かしてくれない限り子供のお小遣いレベルを超える額にはなりそうもないですよねーあはは。(個人的にはチョロチョロ引っ掻き回してくれるだけで得なのだが、多分それは言っても判らないだろう。)うーん、率直に申しますとですねー……私、マネーとか現ナマとかそういった物には興味がありませんで。(やおら物陰から姿を現したそいつは、やはり真っ黒な装束で全身を固めていた。) [Tue 18 May 2010 22:49:18]
アイゼンリッター > (いわゆる自警活動を行う犯罪者狩り、ヴィジランテとかクライムファイターと呼ばれるのが鉄仮面ではあるが、道行くゴロツキ・チンピラ全てに喧嘩を売って歩いているわけではない。 基本的に現行犯ないし、連続で犯行を行っているような犯罪者を標的としている。最も、先日はアングリマーラから火薬を密輸していた面々と騒動も起こしたが。 それに先ほど路面にぶちまけたワインの香りは、貴女の鼻にも届いているだろう。鼻が詰まっていたりするのでなければ、醗酵した葡萄の匂いのみが感じ取れる筈だ。 ストリート特有の悪臭は別として)……後をつけて、情報を何処かのアウトローにでも売るつもりか? チンピラを自称するような者が、望んで此方に関わるとも思えないが。(先ほど「覆面暴力モンスター」とまで言っていた。 リスクとリターン。 自分に襲われる危険を犯してまで、得することがあるというのか) [Tue 18 May 2010 22:41:35]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 [Tue 18 May 2010 22:35:31]
カルネ > (――そうだ。情報を売るなんてもったいない真似、出来るはずもない。こいつにはもっと引っ掻きまわしてもらわないといけないのだから。) [Tue 18 May 2010 22:34:03]
カルネ > ……んー、それじゃあ後で貰っちゃいましょう、うん。そうしましょう。(まあ、捨てた物を拾うくらいなら。それが爆弾だったりしたら流石に笑えないが、そこまで見ず知らずの此方にする道理もないだろう。)んー、用と言うか何と言うか……貴方見てくれからもうその、何と言いますか……自己主張が激しいと仰いますか、とにかくそこらのしがないチンピラな私としては、これはもう後を付ける他ないなと。(それはもう饒舌に、雄弁に語る。) (後者はしない。こいつは生き残っていた方が面白い…いや、もっと面白くなるからだ。あの淀みない流れに澱みを落とす、数少ないファクターだもの。) [Tue 18 May 2010 22:22:35]
アイゼンリッター > そうか。(そう呟いて頷くと、鉄仮面の男はゴトリと瓶を路面に置いた。 死んだ人間は死んだままだ。事実としてそれは揺らがない。故に、酒を呑めるわけもない。 ――単なる感傷、自慰行為に過ぎないと自覚はしていた)なら、此処に置く。 私が去った後にでも好きにすれば良い。(奇妙な名前で呼ばれはしたが、特に訂正はしない。 恐れられている事も気に留める事はない。 そういったイメージを抱かれているのならば、進んでそれを壊す必要も無いのだから。 ――しかし舌先の良く動く人物だ。 この界隈、黒装束といえばアウトローなのが常だが、同時に此処がヴェイトスであるという事を忘れてはいけない。 魔術を使う輩かもしれないし、或いは人外の可能性もある。 注意深く様子を伺いながら、それとも、と首を傾げた)……或いは、私に何か用件でもあるのか?  [Tue 18 May 2010 22:08:30]
カルネ > (……何か消し忘れた物が残っているが、気にしてはいけないのだ。) [Tue 18 May 2010 21:59:12]
カルネ > (あちゃー、口が軽いってのはいけないなあ。もうチョイ隠れとくつもりだったんだけど。)病気と借金と暴力以外なら喜んで貰っちゃいたいところなんですけどねえ。(うろ覚えで人の名前を唱えるもんじゃないと思う。)ほら、世の中言うじゃありませんか。タダより高いものはない……って。事に相手があの……えーっと、アイドルマスターだっけ? まあいいや。とにかくそんな巷で噂の覆面暴力モンスターとなりますとですね、当方としても慎重にならざるを得ないというか。(ペラペラと良く回る舌で語りつつも、やはり物陰からは出て来ない。何か名前を色々よくない方向に間違えた気がするが、まあいいや。) [Tue 18 May 2010 21:58:11]
アイゼンリッター > (半分ほど傾けた所で、背後からの呟き。 鉄仮面の下で視線を向ければ、其処には隠れるには調度良い様子で物が積まれていた。 聞き覚えの無い声だ。 犯罪者による奇襲か。それとも自警団か。 否、連中ならば声を漏らすようなミスはしない。 敵意は無いと――少なくとも今は――判断して良いだろう。 だが警戒は解くな。 油断は致命的なミスへと繋がるのだから)…………………。(ナイフに刺さっていた栓をグッと瓶に押し込む。 中身は半分ほど残っている。 別に自分で飲む気も無かった。 それを軽く掲げ、低い声で問うた。 潜んでいる何者かに)………なら、呑むか? [Tue 18 May 2010 21:51:17]
カルネ > (物陰から様子を伺っていたその真っ黒い装束の女は、惜しげもなく溢されたワインを見てポツリと呟いた。勿体無い。全く勿体無い。折角変な奴を見つけたからちょっと後を付けてみようなんて思ったら、これだ。全く無駄遣いってのは悪い事ですね、うんうん。いいぞもっとやれ。でもその酒は勿体無いぞ。ちっとは口を付けてやれ。そんな思いが、ついつい口からポロっと零れてしまった。)……(そいつは相変わらず、物陰からそっちを伺っている。) [Tue 18 May 2010 21:47:10]
お知らせ > カルネさんが来ました。 『あーあ、勿体無い。(呟く声。)』 [Tue 18 May 2010 21:40:42]
アイゼンリッター > (路面に降り立った鉄仮面の手には、一本のボトルが握られていた。 ラベルにはクリスティアの文字が躍り、それがワインである事を示している。 彼は肩パッドの下から折りたたみナイフを取り出すと、それでもって栓を開け、ストリートへと中身を傾けた)…………………。(完全勝利ではない。 そんな事はわかりきっている。まだまだ戦いは続く。スコアは1:0、逆転の可能性あり。 だが、ある意味では勝利だった。 間違いなく) [Tue 18 May 2010 21:39:32]
アイゼンリッター > (――自警団の目は目玉泥棒に向けられた。 それがたとえ「アイゼンリッターによる被害者メアリアン」への視線ではあっても。 近隣住民は彼女にかけられた嫌疑をそう簡単には忘れないだろうし、メアリアンの近辺に群集を一言で操れる怪物がいるという事実も周知される筈だ。 であるならば、概ねの目的は達成できたことになる。 完全勝利ではないにしても。)………………。(となれば、やるべき事はいつもと同じ。  だが、その前に行くべき場所がある。 一つだけ。 暗黒街の片隅、何の変哲も無い路地。 路面は薄汚れているが、それだけだ。 あの晩も雨だった。 全て洗い流されてしまった事は、前に訪れた時に知っている) [Tue 18 May 2010 21:14:09]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――いつもと同じだ。』 [Tue 18 May 2010 21:09:30]
お知らせ > カルネさんが帰りました。 『結局、さっさとどっか行ってしまった。』 [Mon 17 May 2010 21:20:54]
カルネ > ……ごめんごめん、恨まんといてねー。つってもスッカラカンなのは知ってるけどさー。(ケタケタと不快な笑顔を浮かべながら、死体を蹴っ飛ばす。)……あー、綺麗な空気ってのはどうも肌にあわねー。なんかこうまた『向こう側』との門とか開かないモンかね、本当。(自分じゃ開けない事はよーく知ってる。) [Mon 17 May 2010 21:20:42]
カルネ > (判りやすく言えば、肉の塊を踏んづけた。もっと判りやすく言えば、人間踏んづけた。更に言えばそいつは死んでいた。)……あーらら。なんまんだーなうまんだーぴーろりっぴっぴ、っと。(こんなところに転がされてる死体ってのは、大概碌なモンじゃない。例えば商談のもつれ……それも大体違法物品って奴のだ……だとか、刃物持ったキ○ガイにサクッとヤられたとか、そんなモンだ。) [Mon 17 May 2010 21:02:07]
カルネ > (とは言え降りたら降りたでする事がない。例のあいれんじったーだかあいぜんりったーだかだとか眼球泥棒だとかの仕業に見せかけてチンピラ狩りでもするか、この際……やっぱやめた。偽装とかめどい。)……ふぃ。(妙な声を一つ立て、女は立ち上がって少し歩き、通りの灯りも届かぬ真っ暗な路地裏へ飛び降りる。こういう場所には、様々な感情の澱みが溜まる物だ。翻せば、そういうモノを引き寄せやすい場所と言うことになる。ぐに。)……ぐに?(ほら、こんな風に。) [Mon 17 May 2010 20:53:29]
カルネ > (立ちんぼの娼婦が通りすがった男にしつこく食い下がる姿があった。肩をぶつけた二人の男が睨み合う姿があった。そうかと思えば、自分のように屋根の上に登って何かやってる姿もあった。それでも、人は淀みなく流れていく)……ふう。(真っ黒な装いに身を包んだ女は、屋根の上でやおら溜息を吐いた。理由は簡単。)……つまんないの。(退屈だ。まるで植物の観察日記でも付けてる気分に駆られる。もう少し面白いことはないのだろうか。) [Mon 17 May 2010 20:46:03]
お知らせ > カルネさんが来ました。 『屋根の上から、通りを睥睨する。』 [Mon 17 May 2010 20:33:56]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( 今夜はこうしてのんびり過ごしたらしい )』 [Fri 14 May 2010 20:23:37]
ディーフィール > ( なにやら目の前を通り過ぎていった獣娘。 とりあえず自分に害はなさそうなので見送るだけ。 おなかが空いているのかな〜と。 声をかける暇もなかった ) …平和、ってことかな〜。 ( またぼんやりと呟いた ) [Fri 14 May 2010 20:20:30]
お知らせ > シズクさんが帰りました。 『(力強い声で叫んだ。 「ごはんッ!!」 と残して消えた。)』 [Fri 14 May 2010 20:17:43]
シズク > (静寂な空間を突き破った。足音の正体は、以前に奴隷ギルドで出会った獣っ娘だと分かるだろう。) ――、 …んッ!! (何やら喚いている様子。周辺には不審者らしい人影は無い。言ってしまえば、獣っ娘が一番の不審者といっても過言ではなかった。) ( バタバタバタッ! バタバタバタッ!! バタバタバタッ!!! ) (以上と言える膂力で駆け回り、ディーフィールの家の前を通り過ぎてしまった。ディーフィールの匂いに気付く筈なのに、何かに夢中なのか気付かずに通り過ぎた。) (更に急いでいるのか、家から大きく離れた場所から大きく跳躍し、壁に飛びつけば、また別の壁に飛びついての移動を行った。最後に叫んでから、闇の虚空へ消え去った。) [Fri 14 May 2010 20:17:13]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『バタバタっ!』 [Fri 14 May 2010 20:09:30]
ディーフィール > ( 今のところはすぐにどうこう、というわけでもないのか今のところは自警団の関係者が訪れる様子は今のところ無くて。 気を張っていたのがバカ見たいだなぁ、なんてあくびをひとつ。 少なくても自分以外にアイゼンの行動もあるわけだし、優先順位は下かも知れない。 後、多分女性の自警団員には期待しちゃいけないだろう。 もっともそれはそれでエッチは我慢しないといけない制約が付いて回るのだけれど ) [Fri 14 May 2010 20:05:21]
ディーフィール > ( 一応、自警団が来るか、知り合いが来るか、何か無いかな〜とぼんやりしつつ。 お茶でも持ってくればよかったかな〜と空を見上げた。 今夜は今は良く晴れている。 月も暗いため星が良く見える。 より闇が覆っていたほうが自分好みであるがそれは仕方が無い。 ともあれ、此処数年は病院でまじめに働いているし、大きな問題は起こさず事件解決に町へ力を貸している、というのが淫魔の現状。 時々セクハラ行動を起こすものの、本当に嫌がるようなことはしていない、というのが病院の関係者の大まかな感想か。 それをもって自宅へ訪れても問題はないとこうしているわけで ) [Fri 14 May 2010 19:37:26]
ディーフィール > ( それは淫売窟で食事をした時のこと。 疲れて眠った女の子に夢で「鉄仮面は自分の起こした騒ぎを他人が起こした事件として片付けようとしている」と噂を聞かせたのだ。 良く調べれば噂の出所は自分だとわかるだろうが、相手の女の子事態は彼女の知り合いから聞いた物だと思っているはず。 この噂がうまく広まれば何らかの追い詰める手段とはなりえるが… ) 噂の流れ方もあるからねぇ。 ( そのまま立ち消えする可能性もあるのだ ) [Fri 14 May 2010 19:26:15]
ディーフィール > ( …の、屋根の上。 自警団でも事情を聞きにくるかと思って自宅の屋根の上でぼんやり下界を眺めている。 雨が降ってきたときのために傘完備。 こうしていると人の流れがよくわかる。 何とかは高いところがすき。 そういう自覚もあるようで ) ……昨日は派手に暴れたからなぁ…。 ( 暴れたというか扇動したというか。 元々、アイゼンが心から信頼されるような人物であればあんなちゃちな暗示は効果は無い。 それだけ一般市民からも不満を抱かれている。 というわけで。 それは民衆の支持を集めようという努力を怠った結果だと勝手に推測 ) ……後は巻いた種がどうでるか、かな〜。 [Fri 14 May 2010 19:13:30]
お知らせ > ディーフィールさんが入室されました。 『( 暗黒街のはずれにある自宅 )』 [Fri 14 May 2010 19:08:35]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( 果実を一つ、もらって帰る。 )』 [Fri 14 May 2010 06:24:40]
エアリー > ―――…は?   ( 『事務の仕事、紹介するって言ってたよ』 …浮の空で聞いていて、青年の言葉に首を傾げた。 計算と読み書き出来るよね? と確認するまでもないという風に言う青年に、どういう事かと聞き返す。 …どうやら、一応顔見知りのここの常連が、写本の内職では薄給だろうと、そんな話を持って来てくれているらしい。 …この店主の友人でありながら、この店にたむろしているチンピラのリーダー格が。 )   …。   …いや、いい。   ( 思わずきょとんと目を瞬いて、つい素のままで、しれっと断ってしまった。 …なびいてしまいそうにならないと言えば嘘だけれど。 だから間を空けてしまったけれど。 …紹介者を信頼はできないし、それより何より、ロッテもといリーザがいる。 彼女とともにあることに、成功を確信しているわけもない。 むしろ不安の方が大きいくらいだけれど、それでも今は。 )   〜ううん、授業料ってことで。   ( 意外そうにしながらも、追求はせず、店番のアルバイト代を出さないとと言う店主に、料理を教えてもらったお礼がまだだったと、首を振った。 ) [Fri 14 May 2010 06:21:57]
エアリー > ( まったりとお茶を口につける空白のような時間。 …夜中に感じていた胸騒ぎは、もう消えていた。 それは自分がいたところで対処のしようもなかったからか、それともロッテ改めリーザの身には、直接の危険が及ぶ状況ではなかった(?)からか… それとも、それが少なくとも肉体的には 『事無きを得ること』 だったからか。 いずれにせよ店を離れられないという妙な義理もあって、ここを動けず、何が起きたか知るのはもう少し後で。 ) [Fri 14 May 2010 06:04:59]
エアリー > ( ―――居住区の一等地にあるロッド邸へ移り住むとか、そんな話はしなかった。 …しようと思って来たのだけれど、また近くまで来ることがあればこの店にも立ち寄るだろうし、朝のランニングでロッド邸まで往復していたのを考えれば、無理な話でもない。 )   ( 今の住まいから植木鉢を運び出しているところを近所の子どもらに見つかって、引っ越すからもう字を教えてやるのは難しいと話したら、ある程度の基礎はできているはずなのに、意外や別れを惜しまれてしまった。 それで何だか変な気分になっていたのだけれど、写本の内職ついでに読み書きを教えるのと、店で食事をするのは違う。 うっかり店番まで引き受けてしまって、何をしているんだと内心で首を振り。 …でも、それほど失敗したとか、嫌な気もしなかった。 ―――暗黒街の住人としては奇跡的なほど、金と暴力の方程式を知らなそうな店主。 本当に知らないわけはないのだけれど、その間抜けな雰囲気は嫌いじゃない。 美味しい野菜を作る、見知らぬ彼の叔父も軽く尊敬しているし、まあいいかというところ。 …敵である 『人間』 相手に何を考えているのだと思うけれど、最近はじめた作り笑いの影響が自分自身にも及んでしまっているのか、子どもらの事といい、最近どうも調子が狂う。 ) [Fri 14 May 2010 05:54:34]
エアリー > ( そろそろ朝の早い客… もしくは夜の遅かった客が来る時間。 最低限の仕込みは終わっている厨房を眺めて、青年は帰って来なくても大丈夫だったかなと笑う。 叔父は腰を痛めたけれど、開拓地の仲間が面倒を見てくれているから大丈夫と、やはりおっとり頷いた。 )   そ、良かった。 〜てゆか店閉めて、ゆっくりして来れば良いのに。 顔見て帰って来た感じ?   ( …夕ごろ舞い込んだ叔父が倒れたという報せに、気が気じゃない様子で 『でも店は閉められない』 と言っていた店主。 それを店番していてあげるからと送り出し、半日で帰って来るのだからよほど急いだのだろう。 ゆっくりされても困るけれど、適当に朝までやりくりしたら、店を閉めてしまうつもりでいた。 ―――まさか朝食に間に合わせるとは思わなかったと、笑って、肩をすくめる娘に、青年は不思議そうに首を傾げる。 )   …良い事? 別にないけど。 おかしくないかな? 私が笑ってるの。   ( 『おかしくはないけど』 大丈夫? と続けて問う青年に、おかしいんじゃないかと溜息をついた。 以前を知っていれば、いささか急な変化。 だいたいいつも仏頂面していた娘は、よく笑うようになって口数も増えている。 ) [Fri 14 May 2010 05:38:49]
エアリー > ( ありがとう、とおっとり微笑む青年に、ハーフエルフの娘は 『無用心だ』 と苦笑を返した。 住宅地の中にある小さな食堂。 これといって特色はないが、近所の独り者が朝夕の食事をとるそんな店。 まだ客はいない時間。 朝食用の仕込を終えているカウンターの中で、急いで戻って来たらしい店主の青年に、店番していた娘がお茶を出す。 )   …おつかれ。   ( 今夜、店主の青年は、病に倒れた親戚の面倒を見に行くことになった。 代わりに店番を任された娘は、この付近の住人ではないのだけれど。 偶然口にしたこの店の野菜が気に入って、サラダボウルだけ食べに来るという妙な常連になっていた。 人間には違いがよく分からないらしいが、暗黒街教会に紹介されて地方村で農業をしているという店主の叔父から送られてくる野菜は、見てくれはイマイチだけれど変に小奇麗な虫もつかない野菜より、綺麗な味がする。 )   けど早かったね。 叔父さん平気?   ( 娘自身はエルフの血のためか、極端なベジタリアン嗜好であるものの、同居人に作ってやらなければならないと言って、ここで料理を教わったこともある。 その都合、勘の良さも手伝って店のレパートリーとそれに必要な準備は、概ね把握していた。 ) [Fri 14 May 2010 05:19:06]
お知らせ > エアリーさんが来ました。 『( 『ごめんね、店番させちゃって』 )』 [Fri 14 May 2010 04:58:47]
ジャスティス@酒場 > アイゼンリッター、アイゼンリッターねぇ……まぁ人の話を聞かないやつってことだけはわかってるわ。 (暗黒街のどこにでもあるような酒場の一つ。いためたジャガイモとチキンの遅い夕食。ジャガイモの突き刺さってフォークを揺らしながら、不満げな表情の男たちにそう告げる) 最近いろいろと元気みたいね彼。 (シスターなんとかしてくれよ、という言葉に失笑して) ヴァンパイア化したらね! っていうか、立場的に麻薬の密売人応援するわけにもいかんでしょうあたしが。 (まぁ、彼は保護しときたいけどね、なんて笑って) [Tue 11 May 2010 01:00:17]
お知らせ > ジャスティス@酒場さんが入室されました。 [Tue 11 May 2010 00:55:49]
お知らせ > ビリー・ウォン@三合公司さんが退室されました。 『とりあえず、現状どれだけの薬のルートを確保できるかが重要な課題となるか…』 [Sun 9 May 2010 23:28:23]
ビリー・ウォン@三合公司 > ………(独り言を漏らせども、反応はまったくないわけで、そのうち無言になり、あまり多くない商品のラインナップを確認しながら、帳簿をつけ、在庫を確認し、入荷やこれからの商品について思案する。一国一城の主と言えば聞こえはいいが、店の売り上げよりマフィアから直接報酬を得て糊口をしのいでいる現状はどうしたものかと)……うまくいきませんね(最近これが口癖になってきた気がする。最初からボタンを掛け違ってはいたものの、直す事無く流れてきたらこの現状。ああ、ままならない) [Sun 9 May 2010 23:26:15]
ビリー・ウォン@三合公司 > (この店は一応個人の持ち物と言う事でマフィアの助力は借りれない。まぁ、流通関係のバックアップを十分に受けているからそれ以上を望むのはむしが良すぎると言うものだが…)せめて、まっとうな護衛の一人でも寄越してもらいたいものだが…(商品在庫を確認しながら…胃薬のコーナーから一つ失敬して、白湯と共に文字通り一服。センブリの苦さに顔をしかめつつ、現状はもっと眉間に皺が寄るような事ばかり…) [Sun 9 May 2010 23:18:55]
ビリー・ウォン@三合公司 > (元々の素質がその手の毒物寄りだったと言うのは否定しませんが…。だからこそ、中央病院を辞めこんな暗黒街でドラッグも売りさばいたりするわけなのですが…)…それでいて、最近流通が乱れているとはどう言うことなのでしょうね(商品がなければ商売にならないのは当たり前の話だが…お陰で、この店の在庫が狙われている気がしないでもない。きっちりバックヤードには錠前をかけてあるとはいえ、ジャンキーは何をしでかすかわかったものじゃない) [Sun 9 May 2010 23:16:17]
ビリー・ウォン@三合公司 > (久しぶりに店を開けた気がする。そもそも寝床にしかなっていないこの住居兼店舗はもったいないと言ったらありゃしない。無駄を省き、スマートに事をこなすのを最上とする身の上からすればこの店舗は無駄の最たるものの気がしてならない)…最近は、もっぱら薬を卸す側と言うのはどう言う事なのでしょうね(マフィアのお抱えの医者って話じゃなかったのかと、気がつけば小さいとはいえ阿片窟[ルビ:アナグラ]の管理に、薬の卸しと完全にマフィアの仕事じゃないかと) [Sun 9 May 2010 23:13:16]
お知らせ > ビリー・ウォン@三合公司さんが入室されました。 『(客が誰もいないのをいい事に盛大にため息をついた)』 [Sun 9 May 2010 23:10:17]
お知らせ > フレッタさんが帰りました。 『候補リストにまた一軒追加。いくつか見つけて、最終的には本人に選んでもらうか。』 [Fri 7 May 2010 15:36:03]
フレッタ > (下の方のログで土地転がしは苦労が多いと述べたが、転がされる側に付随する大家というのはもっと苦労が多い生き物だ。川底を転がる石の如く、家賃不払いや破壊、苦情、夜逃げなどによって砕かれ磨かれ研磨され、頑固になった古強者とか、逆に砕けちゃっていーかげんな輩とか――) 何時からって・・・・先月からかな。知り合いの紹介で探してるだけさ。 人柄は保障するけど、例の所は空いてる?(人柄は保障する の部分がなければ話も聞いてくれない頑固者とか、逆に何でも入れるけど法外な要求する奴とか―― 此処は頑固さんの部類である。 中に入れてもらう前に、暫く軒先での遣り取りがあった。 面倒なのは判るけど詰問口調はひどいよなぁ。) [Fri 7 May 2010 15:34:16]
フレッタ > (なるべく目立たぬように――なんて考えても確率判定だから仕方のない場所。早足に目的地を探すと―― 予め聞いていた通りの形の建物が視界に入る。 多分元からあった家の権利を持ったままこの店舗を買ったのだろう。看板のないその家は用途が事務所なんだそうだ。 何のお店か判らなくても客が入るってのはこーいう店の凄い所だと思う。) 昼も早くに失礼ー ・・・営業中?(アポなし故に躊躇いがちのノック二つ。だがこの時間の「帰りな」は想定内である。夜光虫どもめ。) ”虫を取るのは早起きの鳥”だよ。  つれないなー? お客さん紹介できるかもしれないのに。(客と聞いた途端に鍵が開くのも想定内である。) [Fri 7 May 2010 15:23:25]
フレッタ > (物件の場所は通り沿いで午後には西日の入るシングル部屋で治安も”普通くらい”だけど、今歩いてるあたりはそーもいかない。 下記6罪のうち後ろから1つめと3つめが横行してる活発な商店街といえる。 店番→外回りのついでに歩いてきたので疲れ気味、たまに立ち止まって休みたくもなるが、良い女が――男もだが、壁に背もたれて憂鬱な溜息とか吐いててはいけない場所だ。 事後にお汁をたらしながら民家にでも駆け込んでみろ。自業自得と言われたあとこくまろミルクを奢って貰える。) ヤクいのも多いしなぁ。 やだやだ。 (中毒患者による理不尽なカラミも多いので、目的を果たしたらさっさと立ち去るべき。 それが目的の場合以外は。) [Fri 7 May 2010 15:08:02]
フレッタ > (だが請け負ったからにはサービスのクオリティに責任を持つのが瑪瑙の鍵の裏家業。 今回の依頼は、暗黒街近辺に移り住む住人に対しての”比較的住み易い”住居の斡旋である。  正直土地屋の仕事だ。そう思ったこともあるが、この辺りに勘の聞かない人間がお任せすればボられる可能性もあるんだから、まぁ互いにとって悪いことじゃないか。)・・・さてこのあたりか。 随分離れるなぁ。(・・・休憩時間とかを利用して目当ての大家の元に顔出したりしてるのだから 「・・・でも少し位はぼったくっとくんだった。」なんて思う事もあるけどさ。今回みたいに物件と違う場所に居を構えてる事も多くて、めんどくさい。) [Fri 7 May 2010 14:50:00]
フレッタ > (名前の色を間違えてしまうくらいにだ。 なんせ取り扱う物品のサイズからして人が数人すっぽり入る代物なのだから、単純な比較計算でもその苦労が知れようというもの。くわえて今歩いてるこの辺りは暗黒街。無法地帯でアウトローが多い。人身売買や誘拐・監禁・強姦・殺人等も多い。 麻薬密売などを行う悪党も多い。危険が多い――) とされてるんだとか。 酷い誤情報だ。(内部に住み慣れている人間にとっては誤情報もいいところなんだが、”表”から人を迎えようとしてる場合はその辺りを考慮しなければいけない。) [Fri 7 May 2010 14:41:58]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『土地転がしは苦労が多い。』 [Fri 7 May 2010 14:41:05]
お知らせ > アルマさんが帰りました。 『ゆのかちゃんゆのかちゃん!つのー!(その後暫く角点検に付き合わされるのであった。まる)』 [Fri 7 May 2010 01:25:26]
お知らせ > キャラメルさんが帰りました。 『 あーあ、今日は失敗だ。 ( 楽しそうな溜息一つ ) 』 [Fri 7 May 2010 01:24:56]
キャラメル >  死ぬより怖い事、世界にはたくさんありますからね。――死んだ方が楽な事も、沢山。  ( 同意を示す様に、静かに頷き小さな声で語る。斧を握る手の力は、相変わらず弱める事無く強いまま、言葉を話す度に如何しても力が籠ってしまうから 指先が白色へと変わっていく )  ―― 置いて逝けない誰かが居る、とかそんな感じでしょうか?  ( 其れなら一緒に殺してあげる、とは口にはしないけど )  あまり早く寝てしまうのも、勿体無いでしょう? ――ふふ、有難う御座います 、「優しいお姉さん」 。また逢えたら、今度はオシマイまで遊びましょうね。 ( 彼女の背中を消えるまで見続けよう。 途中投げられたキスに、くすッと笑みを零して )  ―― Dober sanje 。  ( 見えなくなった女性へと、小さな手を一度振る )  ( 落ちた布を再び斧へと巻き付けて、大事な大事な包みの完成 ) [Fri 7 May 2010 01:23:43]
アルマ > うふふふふー、世の中、直ぐに殺すのよりもっと怖いこと、色々有るじゃないですか。ね、ねー?(ずきっ、と後ずさった直後に頭に響いた痛みをぐっ、と堪える。重い斧を、頭に直結した角で受けたダメージはやはり軽くなかった。蹴りは使わないほうがよさそうですねー、などと内心であれこれ思案するのであった)私はまだくたばりたくはないんですよ。ごめんさいですわー♪……あら、あらあら。寝る時間はもう少し早めじゃないですか?でも、お姉さんは優しいので同意しまーす♪また、逢いましょ?(撤退の意思と構えを見せたキャラメルに対して、静かにてく、てく、てくと後ろ向きに歩き出す。ゆっくりと、一歩ずつ。そして三歩目ぐらいで――――ちゅ、と投げキッスを放るのでした。特に追いかけたりしなければ、やがて高いその背も夜の闇に隠れ…見えなくなるでしょう) [Fri 7 May 2010 01:15:16]
キャラメル >  ああ、其の可能性は考えませんでした。 ――けど、お姉さんが怖い人だったら、きっと私はもう殺されちゃっていますし。  ( 笑い声混じりに喋りながら、女性の行動に僅かに眉が上がる。 少女は戦闘の基本体勢等殆ど教わっていない。隙を見せたら思いっきり攻撃して殺せ、育ててくれた家ではそう習ってきた )  まあ酷い。お姉さんは素敵だからちょうだいって、こんなにお願いしてるのに。  ( 振るった斧は空を切り、女性まで届かない。たン、と強く地を踏締めて体勢を保ちながらもう一度、攻撃しようとしたところで―― )  ( 足は数歩後ろへと下がり、彼女との距離を開けた )  お姉さん、残念ながらタイムオーバーです。 今日の御遊戯はここまでにしましょ?  ( 斧を身体の正面で構え、不意の攻撃に備える様にしてから 首を傾げ問い掛ける )  もうね、子供は寝る時間なんです。  ( お家に帰らなきゃ怒られちゃいます、なんて ) [Fri 7 May 2010 01:10:21]
アルマ > うふふふふふー♪どうやら、ご同意いただけたようで何よりですわー♪というわけなので、もしかしたら私も……こワーイ人かもしれませんよー?(頭の中にしこりのように残った、痛みが漸く立ち去り始めたのを確かめてから静かに構える。構えるといっても僅かに半身になっただけ。体重を静かにつま先に移し、素早く動けるように備えるだけである)あはははは♪そう言ってもらえるとちょっと嬉しいですけど、でもやーでーす♪(男性の100人中90人ぐらいが思わず足を止めてしまいそうな、甘い声で紡がれたお願いの声。しかしそれに眉一つ動かさず―――ざざっ、と後ろに後ずさって斧をかわそうとする。反撃しないのか?と問われれば――――やっぱり武器は怖いのである。プレッシャー強いのである。あとまだ頭痛い) [Fri 7 May 2010 00:59:06]
キャラメル > ( 身の心配じゃ無く角の心配。笑顔を貼り付けたまま、僅かに少女は眉を寄せる )  確かに物騒な場所―― 殺されても襲われてもだァれも助けに来てくれない場所。 …そうですね、外見で見ると酷い目に遭いますよね。  ( 僕も、きっと彼女も、外見通りで見ちゃいけないんだ。さあ、如何しようか? 初めて合った様に感じる視線を外す事無く、ただ斧を握る力が強まる )  ……あら、解りました?――そう、お姉さん「も」持ってるンです。…けど、さっきの人よりずっとイイモノだと思うンです。  …だから、ちょうだい?  ( 子供がおねだりする時の甘えた声を出して、悪態つくよな行動をする女性へと再び襲いかかる。 今度は、其の胸部へと斧を振り上げ ) [Fri 7 May 2010 00:51:45]
アルマ > もー、角が曲がってたら怒りますからねー?………ふぇ?あー、ああ。だってここ…物騒なところですよー?何かあって、お金取られるだけで済めば御の字、取られた挙句殺されたり、私やあなただったら…お金後に犯されてしかもその上殺されてもおかしくない所ですよー?あとですね、人は見かけによらないですから――――♪(あは、あはははははははははははははー♪と、にっ………こり口の端を吊り上げ、改めてキャラメルを見た。じーっと。先ほどまでの見ているのか見ていないのか解らぬような視線ではなく、細めた目蓋を少し開き、しっかりと紫の眼でキャラメルを見た。うふ、うふふふふふふふふ)ああ……なるほど。大体見当がつきました。いーやでーず♪だって、それって私「も」もっているんでしょう?なんだかわかりませんけど。さっきの逃げた人も持ってたんでしょう?そんな誰からも取れるようなものの採取相手なんて、やーですわーっ♪(べー、と唇から下を突き出して、まるで子供のように悪態をつくのでした。予想は当たっていてもいなくてもどうでもいいのでした) [Fri 7 May 2010 00:43:45]
キャラメル > ( 手に伝わる振動は確かに何か硬い物に攻撃が成功した感覚。歪められた口許に更に深い笑みが浮かぶ ――が )    … ッ、ああ、 ( そうか、 呟く様な声と僅かな舌打 ) ( 骨を薙いだ感触だと思っていた其れは、女性に生えた角。薄暗い此処では傷の深さまで少女に見える事は無い。 一歩、貴女と距離を取ろう )  あらお姉さん、随分と冷静なんですね。普通の人は怯えた眼で私を見るのに。  ( 不機嫌な様は伺えるが、怯えた様な感情は見えない。楽しそうに言葉を紡ぎながら、斧をもう一度構え直す )  私の探し物、お姉さんが持ってるんです。痛い事はしないんで、大人しくして頂けません? [Fri 7 May 2010 00:35:02]
アルマ > ――――――――っ、あぐ………!(がんっ!と横に薙いだ斧が、硬いものとぶつかる様な手ごたえがキャラメルの手に伝わるだろう。一方、布を被ったアルマは…ぐらっ、と揺れるもののどうにか体勢を立て直し、布を掴んでばっ、と頭から取って視界を確保した。―――一見アルマに外傷はないが、よく見ると斧が当たった側の角に、ちょっと深めの傷が付いているのが見えるだろうか。兜のような防護は期待できないが、たまに役に立ってくれる事はある。でも痛いらしく、むー、と眉間に皺が思いっきり寄っていた)んむー、なにするですか?路地裏子ちゃんやー(むー、と唇尖らせながら、かぶせられた布地を左手に握り、静かに向き直りながらそんな言葉を投げかけるのでした) [Fri 7 May 2010 00:29:24]
キャラメル >  ああ怖い。そんな事聞いたら、夜に此処を歩けなくなっちゃいます。  ( 作り話に怯えたフリをする子供みたいな、本気とも冗談ともとれる声音と、眉尻下げた苦笑。女性の笑顔は更に恐怖心を煽り立てる )  ――― まあ、…だと思います。特に胸が小さい人はコンプレックスだと思いますし。良いじゃないですか、妬みも評価です。  ( うんうん頷く様な動作をしながら言葉を紡ぐ。――胸の大きさとか、今の僕には如何でも良いけど大人は気になるんだろう )   ( 勢い良く広がった布はうまく貴女の視界は奪えたかな? にんまりと歪めた唇を僅かに舌先で舐め、 一気に距離を縮めンと駆けながら、握り締めた斧を貴女の頭部目掛けて横薙ぎに振るおう ―― 其れでも、後ろに下がれば簡単に避けれてしまう様な雑な攻撃 ) [Fri 7 May 2010 00:22:58]
アルマ > ですねぇ…あとは、ここかどうかも解りませんけど、目玉を抉られて殺されるとか、斧でざっくりとか……うふ、うふふふふ♪(不適と言うより、実に楽しげ。まるで、そのうちのいくつか――――或いは一つは自分がやったんです、と思われてもおかしくないほど、楽しげに言葉を紡ぐ。くすくす――くす)女の人の視線も奪えますよー?かなーり敵対レベル高めが殆どですけどね。………ふむふむ。そうですかー。でも何だか大事にしてるみたいですねぇ。どれど―――。(キャラメルが何を本当に見ているか、なんてことを知る筈もなく、んー?と覗き込んだところに…ぶわっ、と掛けられる布。昼間ならともかく、夜の、しかも商業地区のように明かりも多くない通路ゆえか。反応が遅れ、少しの間の後に後ろにばっ、と後ずさろうとする) [Fri 7 May 2010 00:14:47]
キャラメル >  例えば人の脳だけを喰らう怪物が出て来たりとか、かと思えば全裸で駆け去る男の人が出て来たりとか、不思議な事ッて多いですね。  ( 僕はティーを演じる時は終始笑顔を心掛けるけれど、 ――此の女性をずっと笑顔だ。変わらず、…何も変わらず。僅かな違和感を抱きながらも、其れを口にする事は無い )  ……男の人の視線を奪ったり、母性を表現するには最適ですね。  ( 冗談めかしく告げ、ころころと楽しそうに笑い声をあげる。持ち上げられる乳房に視線がゆくけれど、其れを通してみるのは懸命に動いているであろう心の臓 )  御仕事道具でも大したものじゃないんですよ。本当に恥ずかしいンですけど、 ( 緩慢とした動作で布に手を掛け )  ――――― ッ  ( 勢い良く外した布は、貴女の視界を奪おうと覆い被さる様に広がるだろう ) [Fri 7 May 2010 00:04:03]
アルマ > …全くですわ♪確かに、色々と不思議な事も起こりそうですわよねぇ…♪(くすくす。こちらも笑みを浮かべる。―――いや、最初から、何時だって笑顔だ。貼り付けたように、朝から晩まで、今日も明日も明後日もその次もその次も―――笑顔だ)ええ。そういうものですよ。んー、思わないですねぇ。やっぱりこう、大きいとそれはそれでいい事ありますから♪(うふー♪と能天気に、今度は軽く腕で下から乳房を持ち上げつつ言葉を返すのだった)……ほほう、仕事道具のようなもの、ですか。あら、いいんですかー?ではお言葉に甘えて見せていただきまーす♪(わー、と楽しそうに小さく手を打ち鳴らしながら、さて何が出てくるのやらー、とキャラメルとその抱えた包みに視線を向けるのでした) [Thu 6 May 2010 23:52:52]
キャラメル >  ――ふふ、そうかも知れませんね?此処って不思議な事が起こりそうな場所ですし。  ( にこにこと笑ったままで答え、―探し物、に静かに頷いた。唇を三日月の形に歪めながら )  ああ…、少しずつ重りを増やす様なものですしね。――けど、本当に重そう。削いでしまいたいとか思わないんですか?  ( 近くなっていく距離に少女は行動を起こさず、ただ貴女を見つめたまま笑みを浮かべて言葉を紡ぐ )  … これ?  ( 片手で大切に抱えた包みを、両手で持ち直し )  これはね、探し物を見付ける為に使う ――お仕事道具みたいなものですよ。 お姉さんには特別に見せてあげましょうか?  ( 可愛らしい素振りで首を傾げながら、浮かべる笑みは幼子の緊張感の無い笑顔 ) [Thu 6 May 2010 23:48:03]
アルマ > それじゃ、どこかから降って湧いてきたんでしょうねー♪あなたの探し物も、そんな風に降って来るといい……でしょうか、ね♪(ゆっさゆっさ。ゆっさゆっさ。と、乳を揺らしながらてくてくとキャラメルへと近づいてゆくのでした。なんとも間抜けな光景ではある。特に止めたり距離を離さない限り、互いの距離1.5mぐらいの所で足を止めるでしょう)んー、多少、ですねぇ。昨日今日でぶら下げたものではないですから、慣れですわ。慣れ♪所で、そのお荷物も……重そうですよねぇ?中身、なんですかー?(流石に乳を揺らすのはもう止めて、また首を軽く傾げながら…今度は逆に「重たそうなもの」への疑問を投げかけるのでした。お嬢さん、その包みはなんでっしゃろ、的な) [Thu 6 May 2010 23:38:00]
キャラメル >  さあ、どうでしょう? ( 意味深にクスリと笑んで、貴女を見上げる。片手で抱えた包みを抱き締め直してながら )  ―――ええ、私には何も見えませんでしたよ。  ( 首を傾げたまま、不思議そうな顔を作る。何処かおどけた貴女の口調、言葉、行動態度 全てをじいっと視界映す。獲物を吟味するかの様に )  …目立ちますね、そのツ―――  ( 角、と告げようとした言葉が止まる ) ( ゆさゆさと揺れる胸。別に悔しいだとか思わないけど、無意識に小さな息が洩れた )  重くないですか?普通の人より疲れますよね?  ( 息と共に問い掛けたのは、少しだけ気になった疑問 ) [Thu 6 May 2010 23:32:20]
アルマ > あらあら、それは大変ですわねー♪見つかりそうですか?(と、問いかけるものの、実際彼女が何を目的としてここに居るのかと言うことには、あまり興味がなかった。正確に言えば、本当に探し物……もしかしたら何かの運び屋をしているのかもしれない、という可能性も有るから。でも尋ねる)…んー、そうですかー?ふむ(かなりの勢いだったから、気づかないということはないんじゃないかなー、と思いつつも……まあいいか、と小さく頷いて終わらせちゃうのでした。つまり聞くだけ聞いてリアクションが薄いというオチ。オチというか反応)あらあらあらあら、私か弱いですから、そんなのに出会ったら泣いちゃいますわ………んぅ?(くすん、と泣きまねをするように右手を上げ、くしくしと目の辺りを擦りながらおどけた口調で紡いだ言葉を返すのでした。そしてその最中にライカニア?と尋ねられると――――)……やぁん、やっぱり目立ちますわねぇ………(今度は両手で自分の胸を掴み、ゆっさゆっさ大きさをアピールするかのように揺らすのでした。ゆさゆさ、ゆさゆさ。まさに牛)(――――そう、はいともいいえとも…言わずに) [Thu 6 May 2010 23:25:44]
キャラメル >  …ええ、そうなんです。此の時間帯に、此の近辺じゃなくては手に入らないものなんです。  ( 不自然な位穏やかに笑む少女は、女性の一つ一つの行動を確りと見る。ペースに飲まれそうな、のんびりとした口調や雰囲気に若干の居心地の悪さを感じながら )  ……此処を、ですか?――― さあ、私は存じませんけど…。もしかしたら、お化けでも見たのかも知れませんね。  (包みを持たない左手を口許に当て、僅か首を傾げながら静かな笑い声を零す )  お姉さんも、――こんな時間にこんな場所を歩いていたら、何か不気味なモノに遭っちゃうかも知れませんよ。  ( 冗談めいた声音で紡ぎながら、視線は貴女の角へと移動し )  …お姉さん、ライカニア?  ( 見た事は無いけど、以前暮らしてた場所では聞いた事がある。動物との、合いの子なんだっけ? ) [Thu 6 May 2010 23:16:44]
アルマ > …あらあら、そうなんですかー?探し物には向かない時間に…普通の探し物には向かない所だと思うんですけどー?(んぅー?と顎の辺りに右手の指を添えながら、アルマが右に首を傾げる。問い詰めるにしては口調もゆるく、話を聞いているのかどうかといえばとりあえず聞いてはいるようだが、しかしちゃんと聞いているのか妖しい。そんな印象を与えるだろうか)そういえば、さっきここをだーっ、と走っていった人が居たんですけど……ご存知ですか?(んー?と今度は左に首を傾げながら問いかけるのでした) [Thu 6 May 2010 23:10:28]
キャラメル >   ………。 ( バッチリと女性の姿を確認すれば、不意に足を止め数秒思案 ) ( この人は僕等の羽に成り得るか? 何だか角が生えているけど )  ( 考えている間に女性の姿は壁の向こう側へと姿を消え、小さな溜息を吐いて考えを取り消す。居なくなったんなら意味は無い )    ッ――!!? ( 二秒後再び現れた顔にびくうっと大きく身を震わせた )  …今晩和、お姉さん。夜遊びじゃないですよ、私は ――探し物をしてるんです。  ( 少し息を整えた後にそう答えよう。にっこりと幼い笑みを浮かべながら ) [Thu 6 May 2010 23:02:45]
アルマ > ………えー、美少女いちー、あとはむじーん。うむ(きょろきょろ、と左右見回しながら発見をカウントしていたかと思うと、二往復させたところですっ、と顔を引っ込める。特に隠蔽はしてないので、キャラメルにははっきりその場面が見えるでしょう。「近くの角からでかそうな髪の長い更に角の生えた女がきょろきょろしてなにか呟いたと思ったら顔を引っ込めた」という変な光景ですが)(そして引っ込んでから2秒後ぐらいに)はぁーい♪お嬢さん、いけない夜遊びの最中ですかー?(今度はぴょこん、とキャラメルの居るほうへと顔を向けながら、軽く跳ねつつ身を現すのでした) [Thu 6 May 2010 22:58:08]
キャラメル > ( 下手に逃げた獲物を追うよりも、新たな獲物を見付けるのが得策だと僕は思ってる。別に、アレじゃ無きゃいけないって訳じゃないんだから )  ( 無性に胸に燻ぶる感情は、逃がした事への苛立ちと自身への情けなさ )   ( 方向転換した足を矢張り何処か緩慢な動作で路地の角へと歩んでいけば 左右を確認見る貴方の姿が見えるでしょうか )  ( 貴女には、大きな包みを大事そうに抱えた子供を抜けぬ年齢の少女が見えるでしょう ) [Thu 6 May 2010 22:51:56]
アルマ > (たまに通るショートカットルートを歩いて居ると、向こうの角をなにやら凄い勢いで掛けてゆく人影が見えた。すわリンチか、はたまた捕り物か?と思いはするものの)………誰も続きませんわねぇ…(しかし、その後駆けて行った男を追うものも、続くものも現れなかった。この時点で自分の予想ははずれであった)……何あったんでしょうねー?(はて、と首傾げながら、その「向こうの角」にひょいと顔を出して左右を見ようとするだろう) [Thu 6 May 2010 22:48:10]
キャラメル >    ………、 ( 数秒、呆然と男が駆け去る音を背で聞いていたが、小さく息を吐くと緩慢な動作で立ち上る )  ……羽、逃げしちゃったな。  ( 面白い位最近は回収が出来ていたのに、良い事は長くは続かないものだと思う。落ちた布を拾い斧に丁寧に巻き付ければ、振り返る )  ( 駆け去った男の姿は見えない。恐らく路地を抜け、比較的人の多い地へと逃げたんだろうが ) [Thu 6 May 2010 22:43:56]
お知らせ > アルマさんが入室されました。 『んー?』 [Thu 6 May 2010 22:43:34]
キャラメル >  可哀想なオジサマ。けど、そんなに怖がらないで下さい。 ――痛いのは、ほんの一瞬ですから。  ( 男は何処にも属していない、ただの浮浪者。笑みを浮かべた少女は男を追い詰める様にどんどんと距離を縮めてゆき )  Adijo 。 Dober sanje ?  ( ひらりと布が地へと落ち、鈍く光る斧が現れる。 そのまま震える男に振り下ろさんとし―― )   ( 「 うわああああああッ!!」 )  ( 動物みたいな声をあげて、男は勢い良く少女を突き飛ばし駆け出した。 突き飛ばされた少女は其の場に尻餅をつき、 )  ………  。  ( 驚いた様に、眼を開いて 男の居なくなった壁と自身の隙間を見遣る ) [Thu 6 May 2010 22:30:00]
キャラメル >  怯える必要なんて無いじゃないですか。声を掛けてきたのは ――貴方の方なんですから。  ( 楽しげな微笑を浮かべた少女は、壁に寄り掛かり震える男へとそう言葉を告げる。暗黒街のとある裏通り ――の建物の隙間での御話 )  貴方の質問に答えてあげただけですよ?  ( 一歩、男へと近寄り )  一つ、此処で何をしているのか?――答えは、羽を探しに来たんです。 二つ目、オジサンと良い事をしないか でしたっけ? 羽を下さった後なら喜んで遊んであげますよ。  ( 月灯りさえ届かぬ此の場所で、語る少女の声と男の声は 遠くで響く喧騒に打ち消されてしまう )  ( 両腕で大事そうに大きな包みを抱えた少女は、其の唇を三日月の形に歪め ) [Thu 6 May 2010 22:14:25]
お知らせ > キャラメルさんが入室されました。 『 何を怯えているのです? 』 [Thu 6 May 2010 22:07:59]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(渇いた音が四度、響き渡った)』 [Mon 3 May 2010 23:30:54]
アイゼンリッター > (誓って言う!全てを話した! 男は叫び出す。 黙って聞いていた鉄仮面は、ややあって、小さく首を傾げて問うた)……ところで、港のどの区画だ? 船の名前は? 次にいつ来る?(売人が答えた。 鉄仮面は、そうか、と頷いた。 そして穏やかに、男の腕を握り締めた)―――――隠し事をしていたな? [Mon 3 May 2010 23:30:13]
アイゼンリッター > (港に手が回っている。 密輸ともなれば、賄賂を受け取っている役人だとているだろう。 事はただアウトローだけでは済まないに違いない。 どいつもこいつも……。 見て見ぬ振りして引き篭もっていれば、自分にだけは害が及ばないと考えているのだ。 糞喰らえだ。 構う物か。 片端から殴り倒してやる。 いつもと同じに)……………。(強迫観念によって齎された推理――或いは妄想――に鉄仮面が耽っている間、おどおどとしていた売人は、ややあって「もう離してくれないか」と声をかけた。 自分の知っている事は全て話したから、と。 次の瞬間、男の口から漏れるのは潰れたカエルのような悲鳴だ。)……私の許可無く喋るんじゃあない。お前が全てを話したかどうかは私が決める。(再び壁に叩きつけられ、肺の中の空気が搾り出されたのだろう。 口をぱくぱくと開閉させている様は、むしろ滑稽でもある。 それを鉄仮面は無表情に眺め、相変わらず感情の篭っていない、淡々とした抑揚の無い声で囁きかける)自警団の詰め所に放り出すのは変わらないが、手足を全てへし折った方が、運ぶのが楽だという事くらいはわかるだろう? にも関わらず、わざわざお前の為に、私は手間隙をかけてやってるんだ。 嘘を一つでも吐いたらどうなるか、わかっているな? [Mon 3 May 2010 23:25:08]
アイゼンリッター > (船にかかるコストは、そういった事情に詳しくない自分でも、極めて高価だという事くらいは理解している。 わざわざ子供の小遣いを送るためだけに船を出せるようなのは、よっぽどの親馬鹿な金持ちだけだろう。 そして、ちょっとしたドラッグを売り払う程度では、やはり金持ちの子供の小遣い程度の利益しか出ない筈だ)……………………。(男の襟元を掴んだまま、思案する。 そういった取引を潰すということは、即ちアウトロー組織を敵に回すということだ。 勿論、躊躇はしない。 するわけがない。 やるべき事はいつもと同じ。 犯罪者は許さない。 それだけだ。 何の問題もない。 どう攻めるべきかという、その一点を考える) [Mon 3 May 2010 23:17:43]
アイゼンリッター > (男は知らない、話すことはないと喚いていたが、脅せば一発で態度を翻す。 当たり前だが、鉄の塊で何発も殴られたいと思う奴はいない。 アイゼンリッターの両手には砂鉄が仕込んである。文字通りの鉄拳だ)ふん、気が変わったのか? 生憎と私もそうだ。 もう話なぞ聞きたくはない。 何処を殴られたいのか早く決めろ(殺人事件――暗黒街には暗黒街のルールがある。 それはアウトローどもが勝手に作り上げた規則であり、犯罪行為自体は日常茶飯事で、制裁としての殺人だって多々起こりうる。 が、それが通り魔ともなれば話は別だ。 斧で頭を叩き割るというのは尋常ではない。 だが、もう一度脅されたことでペラペラと話し出した売人は、その事を知らないらしい)………なるほどな。 仕入先は港か。 アングリマーラから運んできている、と。 ふん……。(この分だと他にも何やかややっていそうだ。 わざわざ船を使って薬だけを運ぶ馬鹿はいない) [Mon 3 May 2010 23:11:43]
アイゼンリッター > 三秒ほど猶予をやる。 知っている事を全て話して貰おうか。(先日、この暗黒街で遭遇した強盗連中は、ドラッグを買う金ほしさに犯行を繰り返していたことを白状した。 となれば次に標的となるのは、その売人である。 不幸にして鉄仮面に目をつけられた彼は、さんざんっぱら殴り飛ばされた挙句、こうして首根っこを掴まれて壁に叩きつけられた、という次第。 全くもってして運が無いと言わざるをえないが、そもそもからして違法行為に手を染めたのが悪いというのが、彼の認識だ)別に昨夜の殺人事件についてでも構わない。 或いはお前の商品の仕入先でもな。 これは違法薬物だ。それを売りさばくのは犯罪だ。 悪質な行為だ。 処罰が必要だ。(勿論、ドラッグにしたって軽い――お遊びみたいなものもあれば、合法のものもある。 元は大学生で、表向きの職場は芸能横丁だ。 インスピレーションを求めて、そういった品を常用している知り合いもいる。 だが、中毒性の高い違法品となれば話は別だ)――そうか、嫌か。なら、次は何処を殴られたいんだ? [Mon 3 May 2010 23:06:52]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『――さて。』 [Mon 3 May 2010 23:00:46]
お知らせ > ミルクさんが退室されました。 『( そして、何の動揺も見せずその場から去るのだ。)』 [Mon 3 May 2010 01:19:21]
ミルク > ( 狭い路地に響くのは、 肉を、骨を、裂く音。 生暖かい血飛沫が少女の頬に飛ぶ。 斧が折り下ろされる直前、男が何かを言ったが少女には届かなかった。 地に倒れ伏した男は、ビクビクと無意味な痙攣を繰り返すだけになった。) ―――― う ふふ…。 ( 斧を振り下ろすのを止めれば、少女は嬉しそうに...嗤う。) 羽根がひとつ、増えました ね。 …早く、 早く……… 飛びたい わ ぁ…。 ( 揃った翼で自由に空を飛ぶのはどんなに気持ちがいいだろうか。考えるだけで楽しい気分になる。) [Mon 3 May 2010 01:18:02]
ミルク > ( 何を言っているんだ? と、怪訝そうな顔をしている男に、 可憐 とも言えなくもない少女は嬉しそうに―――とても、嬉しそうに微笑んで ) こんばんは。 ご機嫌いかが? と、 訊いたんです。 ( もとより、言葉が分かるとは思っていなかったのだろう。 男の反応を予想していたように、落ち着いた様子で少女は応えて ) ――― そして、さようなら。 わたしの、 わたし たち の、 羽根になって下さい? ( ......ふふふ ) ( 笑いながら、 少女は片腕を動かした。 闇の中、重い斧が少女の手によって持ち上げられ、重力に任せて男に向かって振り下ろされた。) [Mon 3 May 2010 01:03:47]
ミルク > …嗚呼…何か、帽子かケープが欲しいですね。 ( ... ふふ。 ...今更かしら? ) ( なんて。 今更そんなことを提案したら【片翼】はどういう反応をするかしら? と。 でも、だって、そういうコスチュームも可愛いかもしれないし、 【らしい】 し。 ) ―――― ぁ ら…。 ( 小さく声をあげれば、 地面へと置いた斧を持ち直す。 まるで獲物を狙うかの如く注意深く歩みを進め―――けれど、堪えきれないといった様子で、笑みだけを こぼす。)( 少女の前にいるのは、1つの影。 よっぱらっているのか、その足取りはおぼつかない様子で。 ) Dober vecer. …… Kaj navijanja? ( 影へと、 そう 声をかけた。) [Mon 3 May 2010 00:41:22]
ミルク > ( ふわり ふわり プラチナブロンドのツインテールが柔らかく揺れる。) ( ...ゴトン。 ) ( 不意に少女が立ち止まると、 似合わないくらいに大きな音が響く。 何か、重いものを地面に置いたような、そんな ―――― 。 ) ―――早く羽根を集めなくてはいけないのに…効率よくいかないものです…。 ( 自分よりも、【片翼】のほうがずっとずっと動いているきがする。 ...まぁ、いずれは【ひとつ】になるのだから気にしないことにしよう。) [Mon 3 May 2010 00:32:43]
ミルク > ( コツン。 コツン ) ( 灯りの無い細い道に響く、足音。 足音の主はこの暗さでも見えるのだろうか? 否。 見えているから歩けるのだろう。どんなに暗くても、目が慣れれば歩くことくらいは できる。) ・・・・・・・・・。 ( ふ と、 息を吐いて辺りを見る。) ( 誰もいません ね。) ( それは呟きにすらならず。 小さく。 小さく。) [Mon 3 May 2010 00:21:48]
お知らせ > ミルクさんが来ました。 『( 闇色の路地 )』 [Mon 3 May 2010 00:14:34]
お知らせ > 足音さんが退室されました。 『そのまま一度分かれて』 [Sun 2 May 2010 06:03:06]
お知らせ > クゥリッヒさんが帰りました。 [Sun 2 May 2010 05:27:38]
クゥリッヒ > ( 結局あの存在の何者であるから不明故に、傷を癒すべく己も帰路につく。去っていくその姿を追う必要もなく、 ) ん?あァ、私はクゥリッヒ・エネミーってんだ。 詳しい事ぁまたいずれ話すぜ、ごちゃごちゃしてわけわからなくなっちまった。 ( そんな事を言いながら腕を引きずりつつ、その場から去って行く。 ) [Sun 2 May 2010 05:26:45]
お知らせ > ???さんが帰りました。 [Sun 2 May 2010 05:22:44]
??? > 都市伝説は都市伝説のまま去ってゆく [Sun 2 May 2010 05:22:26]
足音 > …………そんなこといわれても。普通は都市伝説、なんて都市伝説だとわかった上での話しだしそもそも、伝説じゃないじゃないのしっかり存在したら 【……宙を浮いて去っていくのなら、危害を加えられたわけでもないのでぽつんと一人取り残されて】 ……? 改めて、修道女のジャスティス・ブラウニーです。 (偉業の体を持つものに挨拶をした) [Sun 2 May 2010 05:22:03]
??? > ( 時間切れ、二人を回答の意思無しと見做した怪物は、くるりと踵を返すとまた、宙を歩いて去ってゆく。 妨害が無ければ、そのまま立ち去るだろう。 ) [Sun 2 May 2010 05:17:58]
クゥリッヒ > んだよ、判ってて言ってたんじゃないのか? ……まったく、都市伝説がそのまま存在してるってのかよ。 ( だとしたら死霊というよりは精霊か何かだろうか?見た目だけで言えばただの死霊だというのに。 ) 子供だァ?………都市伝説ねェ。 ( 聞いた事が無いな、というように肩を竦めながら再び見上げると、骸骨が何かをつぶやき始めた。――謎掛け、か? ) あ?なんだそりゃ…? ( 唐突な発言が、まるで謎掛けのような問いかけ。一体何のつもりなのか――謎掛けを仕掛けてくる死霊なんて聞いた事が無い。 ) 見ようとしても見えなくて見ないようにすると見えてくる…?人の思考でも語ってんのか? ( 首を傾げる。今一、何を言っているんだという程度の認識では答えが見出せない。 ) [Sun 2 May 2010 04:25:27]
??? > ( 対象を恐怖させる事のできない現状で『ホニニヤンペイとして』取り得る手段は少ない。 そのなかで最も実現が容易く、且つホイヤンペイに相応しい選択を検索し―――― ) 見ようと眼を凝らせば凝らすほど其れは見えない、見まいとすればするほど其れは見えてくる。 それは何? ( プログラム『ホニヤンペイは謎かけ遊びで勝負するのが好き』 [Sun 2 May 2010 04:14:19]
足音 > あー!!なるほどね……って、え? (変わった名前だ。どこの死霊?そう言えばこんなへんな名前、いわれて見れば不自然すぎる。そう考えて首をかしげて) いや、子供達の中で結構人気なのよ、都市伝説だと思っていたんだけど……。 (相手は特に何かをしてくるでもなく、じっとこちらを見下ろすだけで不思議そうにまた首を傾げる) [Sun 2 May 2010 04:04:53]
足音 > あああ [Sun 2 May 2010 04:02:05]
クゥリッヒ > 死霊じゃねェのか?まぁ、今の私じゃ対処する手段がねェし…アンタに任せるぜ。 ( 悪魔の爪で死霊は狩れない。精霊であっても同じ事だ。傷つける事さえ適わない、今の自分には対策が無いから仕方が無いのだが。 ) ………ホニャ、なんだって? ( 急に叫ぶ女性の声に唖然とした表情を浮かべながら骸骨と女性を見比べた。 …アレの名前ということか? ということは何か知っているという事だろうか。此方へ視線が向けられるのが判る、恐らく名はそれで正しいようだ。 ) どこぞの死霊だ?生きてた時は随分変わった名前だったんだなアイツ。 ( 恐怖を得ない理由はそれ以上に強い破壊衝動が渦巻いているからだ。内にある知識でただ、冷静に分析する。尤も死霊という時点で間違った解釈だと気付くには時間が掛かりそうだが。 ) [Sun 2 May 2010 03:30:39]
??? > リテイク ( 青髪の修道女の叫びに応じるように、ホニヤンペイが虚ろな闇を宿した眼下を向ける。 けれど、それだけだ。 その場に留まったまま、二人を見下ろすだけ。 ) ( ホニヤンペイの正体とは、いってしまえば其れは存在と言うより現象、或いは構成プログラムと言うべきものだ。 矮小な恐怖の精霊が、都市伝説という恐怖の対象を外装ハードに、ホニヤンペイというプログラムを実行しているに過ぎない。 恐怖の精霊である以上恐怖しない者を害する事はできないし、ホニヤンペイである以上はホニヤンペイのプログラムに無い行動をとる事ができない。 自由意志や自我などと言う高級な昨日とは無縁の欠陥品である。 ) ( 現状、この場に居るものがホニヤンペイを恐れている様子は見受けられない。 故に、『見』 [Sun 2 May 2010 03:23:39]
??? > ( 青髪の修道女の叫びに応じるように、ホニヤンペイが虚ろな闇を宿した眼下を向ける。 けれど、それだけだ。 その場に留まったまま、二人を見下ろすだけ。 ) ( ホニヤンペイの正体とは、いってしまえば其れは存在と言うより現象、或いは構成プログラムと言うべきものだ。 矮小な恐怖の精霊が、都市伝説という恐怖の対象を外装ハードに、ホニヤンペイという怪物プログラムを実行しているに過ぎない。 恐怖の精霊である以上恐怖しない者を害する事はできないし、ホニヤンペイである以上はホニヤンペイのプログラム似ない行動をとる事ができない。 自由意志や自我などと言う高級な昨日とは無縁の欠陥品である。 ) ( 現状、この場に居るものがホニヤンペイを恐れている様子は見受けられない。 故に、『見』 [Sun 2 May 2010 03:18:59]
足音 > とりあえず、あなたの事情を聞くのはあの、なに?まぁあれを片付けてからね。 (メイスを構えながら首をかしげて……不意に大声を上げる) ホニャンペー!! (そうだそうだ、子供達が良く面白がって話をしているアレだ、いたんだ!!ほとんど奇声を上げながら自分の中では納得して) [Sun 2 May 2010 02:58:16]
クゥリッヒ > ……なんだこりゃ。 ( 結局あのシスターらしい人物は何者なのか。此方の言葉に反応せずに上空を見たまま、深く姿勢を固めたまま硬直する姿にしばし思考して、上を見上げた。 ) ――あ? ( 右腕を押さえながら同じく上空を見上げた。その姿を暫く眺めて、一つの結論に至る。 ) 死霊……だァ? ( なんであんなモノがこんな所に。不思議そうな表情を浮かべてその骸骨を見据えた。噂は聞いたことが無い、何しろ情報にはやや疎い人物だ。 ) [Sun 2 May 2010 02:55:51]
??? > ( それは当たり前のように空を歩き、そして立ち止まる。 もちろん空中で。 ) ( 貴女方は知っているだろうか? このヴェイトスで囁かれ、人から人へ、口から口へと伝わって増え続ける都市伝説の一つ――――誘拐魔ホニヤンペイの噂を。 ) ( 噂を知る者はすぐにそれがホニヤンペイであることに気がつくだろう、何しろ骸骨でタキシード、おまけにシルクハットに黒マントだ。 空中で足を止めたそれは、二人の様子を覗うように上空より見下ろそう。 ) [Sun 2 May 2010 02:51:30]
足音 > あ!! こらまて人が仕立て二で照れば調子に乗ってからに!! (なにやら捨て台詞を吐きながらよじ登っていく仮面男に、多少頭に血が上り、跳躍して叩き落そうとするが……溜めた両足のばねをそのままに、不意に動きが止まる。なんだ?アレは? 上空に浮かぶ不思議な何かをにらみつける。ちなみにクゥリッヒの言葉も耳には届いていて) !!  [Sun 2 May 2010 02:39:36]
クゥリッヒ > てめェの街、ねぇ……なら当然、守るべき市民であるなら守ってくれるんだな? ( 浮かべる表情は願うようなもの、私では守れない、だったらこの男に――。 狂っているのは自分とて同じ、ただ理性と狂気の間を彷徨い続けている。それこそ鉄仮面と同じく「殺さない」という概念だが、同時に特定の人物に対して「傷つけたくない」という意思がある。しかしそれはいつ壊れてもおかしくない、だから、私の代わりが必要なのだ。だから、強くなくてはいけない、この男のように。 ) 保護ォ?本当にどういう状況なんだぜ、こりゃ。 ( 最初はいつものように犯罪者を叩き潰そうとしただけだったが、どうにも今日に限っては妙な出来事ばかりだ。 ) 「正義」ねぇ…確かに大層な名前を名乗ってやがるなアンタ。 ( 腰を落として構える姿に思わず後ずさる。破壊衝動が消えたわけではないが、破壊する為の手段を今失われた直後でさらに痛めつけられたのではたまったものではない。 ) あ、おい、待てよアイゼンリッター! ( 短く告げてロープを屋根へと投げ、颯爽と立ち去る鉄仮面を追う術はなさそうだ。体の状態があまり良いものとは言えないのだから。 ) ……あー、アレだ、敵意はねーから取り合えず構えを解いてほしいんだが。 ( もう鉄仮面と戦っただけで十分だ。今さらに武装した人間と戦うのはあまりに部が悪い。というか今犯罪者以外を殴るなと言われたばかりだ、どの道手など出せないわけで――あれ、何故そう思う? ) ん? ( さらに聞こえてくるのは何かを打ち鳴らすような音。 なんだ、まだ誰かいるのか? そう思考し、付近を見渡そう。 ) [Sun 2 May 2010 02:35:49]
??? > ( それの到着は、去り行く鉄仮面と行き違いにになろうか。 上り始める鉄仮面を視線で追えば、上空10メートル前後に視認できるやも知れない ) [Sun 2 May 2010 02:29:45]
??? > ( それは肉を失った顎を震わせ、歯を打ち鳴らし。 )  ( 漆黒のマントをはためかせ。)  ( 夜闇を踏みしめ、悠々と空を歩き、やって来る。 ) [Sun 2 May 2010 02:27:02]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 [Sun 2 May 2010 02:24:56]
アイゼンリッター > やるべき事をやっているだけだ。 ここは私の街だ。 犯罪者が好き勝手絶頂に暮らして良いわけがない。(カイン・グレイホークないしアイゼンリッターを名乗る人物の精神は、極めて危うい状態にある。 パラノイアという概念がこの時代に存在しているかは定かではないにしても、およそ十中八九、狂人と認定されてもおかしくないような有様だ。 辛うじてギリギリで踏み止まってはいるが、その為の枷こそが「殺さない」という制約だ。 自分は怪物にはならない。 その約束を守る為にも、いずれにせよ、この場で殺せといわれて従うことはできない。 ――それさえも「今夜のところは」だが)生憎と、私は保護など求めていない。 其方も下らないことに時間を使うくらいなら、もっとマシな事に使え。 「ジャスティス」などという大仰な名前を名乗るのであれば、尚の事だ。(犯罪者を、怪物を、狩りたて、倒すべきだ。 そう短く告げると、鉄仮面はベルトのロープを振り抜き、近くの屋根へと投擲。 素早くそれを昇り始める。 自分のやるべき事はやった。 後は警邏を続けるのみ――より正確には、先ほど逃した強盗どもを追って、捕らえるのだ) [Sun 2 May 2010 02:24:06]
お知らせ > ???さんが来ました。 『カチカチカチ』 [Sun 2 May 2010 02:15:33]
足音 > ……夜遊び娘を路上で襲うんじゃない……いやー、どっちかと言うと私がお世話をしたいのは君の方よ、君。 (びしっとアイゼンリッターめがけて指を突きつけて) 保護しようと結構探し回ったんだからね? (そこまで行ったところで、アイゼンリッターの手から逃れた女の腕の異様さに気付いて) ……ただの夜遊び娘には見えないけど、何者? (腰を落とし、右手がゆっくりと開いていく) [Sun 2 May 2010 02:14:16]
クゥリッヒ > 私にはてめェの動機がすっげェ重要なんだけどなァ…。 ( 犯罪者を本当の意味で成敗するような人物。噂だけの人物ではなかった事には安心した。後は、ただ頼みたい事があるに過ぎない。とはいえそれが通じる相手かどうか。 殺人までには至っていないがかなり重症を負わせた事もある。おそらくその一線を越えるような事は今後無いとも言い切れない事だが、そうなったら自分の力で制御するのはもう不可能だろう。そういう意味で殺されたほうが楽だったが――どうにも正義の味方は正義の味方らしい。 ) ……で、今度はなんだ? ( 前方に見えるのはシスターのような服装をした女性。誰だこいつ、と首を傾げるが、どうやらアイゼンリッターと知人、というわけでもないようだ。 ) いでででッ!! てめェ、調子に乗って何度も叩くなッ!! ( 犬が怒っているかのように、吠えるが威圧感も何もない、なんとも恥晒しだこれは。 ) ッ! ( アイゼンリッターが離れた途端、弾かれたように身を転がし、飛び跳ねるように立ち上がる。右手は少し回復したらしく、その動きは右手で身を持ち上げ、距離を取るもので。 ) ………で、どういう状況なんだよ? ( 激痛が右腕に走り、黒ずんだ右腕を左手で押さえて両者を怪訝に睨んだ。敵意は無い、破壊衝動も、その本体となる物が痛めつけられては形無しである。 ) [Sun 2 May 2010 02:08:33]
アイゼンリッター > 動機が何であろうと、私にとっては関係ない。(問題は犯罪者を狩るという一点だ。 そして、それを実際に行動に移したという時点で、彼女に対しての認識は変化する。 ――――その事情は知らないし、詮索もする気は無いにしても。 勿論、彼女が誰かを殺すようなことになれば、その時は躊躇せずに捕縛して自警団へと突き出すだろうが、今はその必要性を感じなかった。 ――辛うじてではあっても、その暴力が制御されているのであれば、それは自分と何ら変わらない。 ただ未熟なだけだ。 経験不足で……危ういというだけの)――噂は聞いている。同じくな。 …………調度良い。(そして、更に二発、三発と尻を叩いたところで、頷いた。 暗黒街でシスター服を着ているような酔狂な人物を、自分は一人しか知らない)夜遊びをしている娘を見つけたところだ。 尻でも引っ叩いた後で、家に送るなりしてくれ。(いきなり暴れ出すことは無いだろうが、仮にそうなっても二人ならば止められるか。 ゆっくりと身を起こして、娘から退いた) [Sun 2 May 2010 01:58:02]
足音 > あらあらあらあら。 (どこと鳴く軽い声が聞こえる。面白そうなところに出くわしたじゃない、とはさすがに言葉には出さなかったが。闇夜に揺れる髪はわかりづらいだろうが青く染め上げられている) もしかして、有名人に会っちゃったかしら?アイゼン、リッター? (大股で近づいていきながら、二人を交互に眺める。まだ腕の異様さには気付いていないかもしれないが二人のそばまで寄れば、さすがに気付くだろう) 探したわよアイゼンリッター。そのお嬢さんをとりあえず離しなさい [Sun 2 May 2010 01:51:41]
クゥリッヒ > ( 実際自分が破壊される事で一つ苦悩する事が無くなる。別に死にたいわけじゃない、けど私が近づけばいつか傷つける。そんなのは御免なのに、自害する事も出来ない。ならば。 ) ……あァ? ( 黙っていた男が口ろ開いた首を少し傾げる、今更なんだと。 何を、守れと言った――? ) ……お前な、私にあるのは正義感なんて綺麗な物じゃねェんだぜ?つゥか正義感があるならまずてめェを敵に回すような真似しねェだろうがよ。 まァだが今まで殺しはしてねェし、関係ねェ奴をぶちのめした事はねぇ、つまらねェからな。 ( 地面に伏せたまま狂気の笑い声をあげる。決して常人ではない、だが理性が無意識に破壊衝動を操作し犯罪者だけを狙うように動かしている、それだけだ。先程の発言も、それが原因か。 ) ………お前は何言ってんだ? ( 敵対していた人物からアドバイスされるなんてどういう風の吹き回しだと首を傾げる。と、同時に、 ) いでッ! お前何考えてんだ…ッ! ( 予想だにしない痛み、十分痛いが幾ら反省しても何か変わるわけでもないというのに。 ) つゥかよ…私は別にお前を「倒す」のが目的じゃなくてだな――……んァ? ( と、自然に口から漏れていた言葉が中断される。別の気配、足音が聞こえたからだ。顔を少しあげ、前方を見据えると――武装しているかのような姿の人物が見える。誰だ、ありゃ。 ) [Sun 2 May 2010 01:47:00]
アイゼンリッター > ………………………。(殴り殺せと、娘は告げる。 その様を見下ろしながら、鉄仮面はしばらく黙っていた。 考えるでもなく、悩むでもなく、ただ彼女の様子を観察し――)…………犯罪者を狩ると言っていたな。(ややあって、静かに口を開いた)なら、これだけは守れ。(淡々とした、感情の篭っていない、冷たいものだが――日頃、犯罪者や敵対者にかけるような、刺々しいものではなくなっている。 例えて言うのであれば、それは教師が生徒に対して指導するような、そんな声だ。 義務的で、無感情で――けれど、決して敵意があるわけではない。 諭し、教えるような声だ)絶対に殺すな。 そして、見境無く襲うな。 犯罪者を狩ると決めたなら、襲うのは犯罪者だけにしろ。そうでない者を標的にするな。 でなければ、お前は怪物になる。 怪物にはなるな。(――この娘は、場慣れしていない。筋力こそあるものの、戦闘の経験も少なく、従って殺しの経験は無いだろう。 勿論ただ暴れるだけの娘であれば、常通りに自警団へ突き出すところだが……彼女は『犯罪者を狩る』と言っていた。 ならばそれは、方向性こそ違えども、かつてのカイン・グレイホークと同様の未熟さだ。 鉄仮面の下でカインは微かに苦笑し、アイゼンリッターが溜息を吐いた)油断はするな。 常に思考を巡らせろ。 如何なる状況でも冷静に行動しろ。 焦って、慌てて、侮って、負ければ、殺された方がマシだと思う目にあう。殺してくれと言っても、殺されはしない。 ――次は「負けない」方法を考えろ。(そう言って、大きく平手を振りかぶり――)今回は、これで勘弁してやる。(パァンッ!と音が出るほど強く、娘の尻を思い切り引っ叩いた。 子供を叱るには、これが一番良い) [Sun 2 May 2010 01:34:42]
足音 > (規則正しく、やや歩幅広めの足音が暗黒街に響く。だんだん二人に近づいてくるシルエットは、ゆったりとした服装の人影。背丈は男女どちらとも取れるが体つきは女性のもので。背中からは棒状のものが飛び出ており、何がしか武装していることがわかるだろう) [Sun 2 May 2010 01:33:34]
クゥリッヒ > ( 嗚呼、強い。今までこんな強敵とやりあった事はなかった。完全に手も足も出ない相手とは、なんとも情けない話だ。この男なら、成る程犯罪者が警戒するはずだ。ナイフの結果は知らない、音だけではどこか別な物に刺さったのかもしれないし、そもそも地面に刺さったのかも。ただ左腕の腕力は然程のものではない。破壊衝動がなければ当たっても軽く刺さる程度だっただろうし。 ) 嗚呼ァ…強ェなてめぇ。 殴り飛ばしたいくらいに強ぇ。 ( 例えが意味深。背に体重が掛けられたのが判る。力が残っていれば振り払う事もできたが、 ) 痛ぇ……。 ( 右腕を動かそうとすると激痛を感じる。どうにも無理矢理動かし過ぎたらしい。 ) さてなァ、それを答える義理もねェよ、私としちゃこれで目的の半分が達せられたんだからよ。 ( 鉄仮面という男の実力を確かめる。追っていた理由のひとつだ、それが達成できたのだから別に悔いも無い。 ) 私から選択肢を出すぜ? 殴り殺して縛り上げるか縛り上げてから殴り殺すか。 どっちか選べよ。 ( 罪が償えさせられると考えているなら、それは大きな間違いだ。破壊衝動は決して自分の意思でねじ伏せる事は出来ない。 ならばいっそ――。 ) さァとっとと選べよ? [Sun 2 May 2010 01:26:48]
お知らせ > 足音さんが入室されました。 『かつかつと、音が響く』 [Sun 2 May 2010 01:24:45]
アイゼンリッター > (右肩に鈍い衝撃と、金属音。 投擲されたナイフが、肩のアーマーへと食い込み……その下に収納された此方のナイフで止まった音だ。 無理な体勢で投げたことを加味しても、やはり筋力は生半なものではない。 ――ただ、力押しだけの存在ならば楽だ。 これに知恵――或いは経験――が備わったらと思うと、正直に言って、油断はできない。 侮れるわけがないのだ。 どんなに相手が安っぽいチンピラのように見えても。 ヴェイトス市には、何がいてもおかしくないのだから)……修繕したばかりなんだがな。(溜息混じりにそのナイフを引き抜き、背後へと放り捨てながら、倒れこんだ娘の上に覆いかぶさるようにして体重をかける。 抵抗を封じる為だ)――――さて。 殴られてから縛られるのと、縛られてから殴られるのと。 どちらが良いか、まだ答えを聞いてなかったな。 どちらだ? [Sun 2 May 2010 01:16:24]
クゥリッヒ > ( 無理な体勢による攻撃、それはもはや戦いを知る者であれば無謀としか言えないようなばかり。力技が通じなければこうも弱いとは、自分ですら唖然とする。 閉ざされた視界の中で放たれた爪は空を切る。その時点で既にバランスは崩れ、腕に振り回されるような形で振り返る事となろう。外した、完全に相手のペースにはまっているのだと、確信する。 訂正するという言葉が耳へと届く、何を?そんな疑問が浮かぶのだ。 ) 畜生、どこに――!? ( いや、冷静になれっ、声はどこから聞こえている?今外した場所よりも――下方!? 読まれている、力任せの攻撃など通用しちゃ居ない。アンバランスに踏ん張る両足はもはや、隙だらけだった。 ) ――そォかぁああいッ!畜ッ生ッッッ!! ( 放たれた回し蹴りは直撃する。足の関節が嫌な音を立てた。体が吹き飛ぶかのように宙に浮く。振り向き様にナイフを我武者羅に背後へと投げつける。精度も狙いもあったものじゃない、当たれば奇跡、そんな最後の抗い。体は地面へと落ち、次の瞬間には冷たい地面へと全身が落とされ、派手に正面から倒れ込んだ。 ) [Sun 2 May 2010 01:09:35]
アイゼンリッター > いいや。……どうも誤解しているようだから、一つ訂正しておこう。(着地したまま――つまり相手に背を向けて、しゃがんだ状態で低く、鋭く呟いた。 貴女がそれを予測した上で腕を振るうのでもなければ、悪魔の右腕は鉄仮面の頭上を空振りする事になるだろう。)私は今まで、ただの一度も――(――人外の怪物とは幾度と無く対決しているが、連中に総じて共通する点がある。 つまり両手両足に頭があるという極当たり前の事実。 その攻撃・行動は基本的に、地面に足をつけ、四肢の末端を動かすことで実行される。 つまり――行動の起点は、足だ)……相手を雑魚だと思ったことは、無い。(そして背後に向けて下段の回し蹴りを放ち、足を払う。 娘のバランスを完全に崩す為に、だ) [Sun 2 May 2010 01:00:37]
クゥリッヒ > ただ犯罪者を狩るだけだってェなら目的は殆どてめェと一緒なんだがなァ…つまりやってる事自体は一緒だ、てめェの考えが違ェだけでな! ( 無論、それ以外を狩る事もある自分からすれば別物なんだろう。だがこの世の扱いからすればその白と黒の世界に存在するお前は灰色そのものなんだぜ ) らァ―――ッ! …あ? ( 振り下ろした短刀は空を斬る。 おいおい、これじゃあ本当のヒーローと戦ってる気分じゃァないか。 勢いよく振り下ろしたまま姿勢は前へと落ちる。当然だ、バランスを崩す前提の力技――外せば当然前倒れにバランスを崩す。転倒しないにしても同じ事、隙が出来る。 だが、それすらももはや必要ないかのように、視界が一瞬真っ赤に染まり、閉ざされる。聞こえるのは背後へと着地音だ――あの位置から飛び上がるなんて、どっちがバケモノだか判らないじゃないかよォ。 ) そこかァ――ッ! ( 見えぬ視界の中で右掌を開き後ろへとナイフのように鋭くなった爪を向け、放つ。その動作だけでも痛みが走るが構わない、どの程度の位置に着地したかは既に視界を閉ざされていて判らないが、せめてリーチの長い右腕が届くかどうか――! ) [Sun 2 May 2010 00:53:27]
アイゼンリッター > いいや。 奴らもお前も、等しく同じ犯罪者だ。 何一つとして違いは無い。(雑魚という言葉に、静かに首を横に振った。 故に叩きのめす。 物事は常にシンプルだ。 世界と言うのは白と黒の二色で良い。 灰色など存在しない)………………ッ!(成程。 脆弱な左側は刃物でカバーするか。 拳と共に繰り出されるナイフの煌き。 待ち構えてカウンターを狙うのであれば当然これを受けるのだが、今日は此方が攻勢に出ている。 間違えるな。 狩り立てるのは此方で、狩られるのが貴様だ)(地面スレスレに疾駆していた鉄仮面が、そのままの状態で両の掌を地面にたたきつけた。 速度を殺さぬまま勢い良く足が地面を蹴って浮かび上がり――と同時に両手で強く地面を押し上げる。 相手の頭上を飛び越えるような形でトンボを切って、その背後へと着地する。 ――勿論、狙いはただ「回避」することではない。 次の瞬間、貴女の視界は長く尾を引く真紅の襟巻きで、覆い隠されている筈だ) [Sun 2 May 2010 00:43:10]
悪魔の腕の少女 > ( 化け物の血を持っていた所で破壊衝動が無ければただの病弱な人間だ、物理的な攻撃が通用しない道理は無く、むしろ無理にでも受け流していなければ骨ごと粉々になってもいいレベルだった。ただ威力とリーチの長さだけが取り柄なんだから。 ) はッ、てめェにだけは言われたくねェな…お前だって何も進歩してねェじゃねぇか。今日も雑魚狩りかよ? ( この男の強さを改めて理解する。成る程見くびっていた、勝てる気がしないとはこの事か。痛みに顔を歪めながらも、また強がりに笑みを浮かべた。 ) 冗談じゃねェぜ、不死身なんてこの世に居てたまるかってんだよ。 あァ?てめェはそういうのが趣味なのかよ、とんだ変態だなァ。 ( 痛みを堪えて何とか身を立ち上げる。さて、ゴロツキ集団もどこかへ行ってしまったしかつて自分が望んだ通りになった。 ) てめェとは一度戦ってみたかったぜ、アイゼンリッター。 てめぇが弱くちゃ困るんだ…じっくり実力を見させてもらうとしようかァッ! ( 右手を握り、逸れは大きな悪魔の拳となる。左手はワンピースのスカートへと手を突っ込み、左太ももにベルトと鞘で固定した短刀を引き抜き、左手を後ろに、右手を前に突き出す形で構えた。 ) そうだ、てめェが弱くちゃ……意味がねェからな…! ( 私より強い奴が居なければ。あの子は自分ではどうやっても守る事が出来ないから、 ) とっとと魅せてみろッ! ( 短刀をいつでも動かせるようにやや左肩を落とす形で正面からアイゼンリッターへと突撃する。 距離が詰められたなら拳を突き出す動作をしながら短刀を振り上げその右肩めがけて振り下ろそう。 ) [Sun 2 May 2010 00:31:28]
アイゼンリッター > (よし、上出来だ。 相手の右腕に両手の拳が命中し、その感触を確かめて小さく頷いた。 路面や壁を砕いていたから気にはなっていたが、少なくとも此方の攻撃が通ることは判明した。 相手が人外である以上、警戒を緩めるつもりは毛頭無いが、真正面から戦えるという事実は大きい)しばらく見なかったが――進歩が無いな。 喚き散らして、暴れるだけか。(そう低い声で応じながら、地面に降り立った鉄仮面は、ゆっくりと身を起こした。 その姿を見て、ゴロツキたちは悲鳴を上げて逃げ出し、我に返った被害者も後に続く。 捕縛したいところだが……後回しだ。 あの手の連中とは、いずれまた遭遇する可能性が高い)さて……お前がそう思うなら、そうなんだろう。 私が言いたいのは、縛られてから殴られるか、殴られてから縛られるか、どちらが良いかという事だ(相手を観察する。 外観から解る異常は、やはり腕だけだ。 狂人めいた振る舞いから考えるに憑き物の類も考えられるが、いずれにしても魔力的資質に欠ける鉄仮面には判別がつかない。 結論として、注意するべきは、あの異形の腕だ。 あとは行動に移すのみ。 追撃を仕掛けるべく、地面に身を伏せるような低い体勢を取って駆け出した) [Sun 2 May 2010 00:15:45]
悪魔の腕の少女 > ( こんな奴らが居るからいつまでもこの街は安定しない。自警団の手から外れたスラムや此処は、完全な無法地帯。こんな奴らが居るから、あのコも――。 ) うぜェぜ……時間切れだ、とっとと壊れろ。 ( 唐突にすべての指を握り、走り出そうとする。面倒だ面倒だ面倒だッ、全部壊してしまえば済む事だ。ここに居るのは怯えたゴロツキだけなんだからさっさと――、 ) ――んだとァッ!? ( 完全に不意を突かれた。背後の上方、屋根の上。一瞬耳に聞こえた風を切るような音、上空。こいつらだけじゃなかったってのかッ!? ) 畜生ッ! ( 鉄拳はすぐ目の前だ、走り出そうとした体勢の状態では回避は出来ない、だがこれは受け止めたとしても――ッ 咄嗟に動かした右腕が身を守るように降下してくる存在の目の前へと現れる。鉄拳は腕へと直撃。マズイ、痛いどころの騒ぎじゃ―― ) ――ぐァあああっ! ( 耐え切れない。落下速度や体重からの一撃は腕の骨を軋ませる。無理な姿勢からそれを受け流そうとしたがそれが祟り、その身は後方――即ちゴロツキ達の方へと吹き飛び、二回、三回程度地面を転がり停止する。 ) ………てめ…ッ、…アイゼンッ! ( 軋む腕を左手で押さえながら上半身を起こす。笑みなど完全に崩れた、いきなり、危機となったのだから。 ) 最近姿現さねェと思ったら…いきなり復活かよ、ヒーローは不死身だとでも言いてェのか! ( 少女は苦痛に表情を歪ませながらも声を張り上げる。 ) [Sun 2 May 2010 00:06:39]
アイゼンリッター > (――宜しい、ならばお望み通りと行こうじゃないか)(ゴロツキは完全に怯えている。 ならばもはや脅威から除外して良い。 標的は、あの娘だ。 前回遭遇した際は、怪我人がいた為に真正面からはぶつからなかった。 が、火に対して慌てている声は聞こえていたし、である以上、耐久力はそう並外れてあるわけではない、と判断する。 驚異的なのは腕力だけだろう)……………………。(音を立てず、空中へと身を投じた。 落下地点は、まさに少女の上だ。 両手――砂鉄入りのグローブを硬く握り締め、鉄拳そのものとし、同時に叩きつけるようにする。 背後上方からの奇襲。 装甲と体重、落下速度、更に両手の鉄拳を組み合わせた……少なくとも、そこ等のゴロツキなら一撃で叩き伏せるだけの威力はあると、自負している。 でなければこんな戦略を立てたりはしない。 ――これが、第三段階だ。 あとは常通り、相手へと拳を見舞えば良い) [Sat 1 May 2010 23:53:48]
悪魔の腕の少女 > 弱ェ奴ばっか狩ってないで少しは強ェ奴を叩きのめすとかしたらどォだ? ――あァ、チキンにゃ無理か? ( 一歩ずつその集団へと近づいて行く。結局どいつもこいつもやってる事が一緒で戦ってみると弱いものだ、だから面白く無い。力の無い奴を壊しても達成感すらない。 ) 雑魚に用はねェから腕に自信がある奴から掛かって来いよ。 そうじゃねェ奴はとっとと失せろ。 ( 大きく後ろへと右腕を構えた。どうせ一人ずつなんて掛かってこないだろう、だったら一発で一気に潰せるこの型が良い。 それみろ、動き始めたぞ。 ) ――おいそこのてめェ、目の前に凶悪な悪魔さんが居るってのにいつまでそんな何の力も持ってねェ一般人の腕掴んでやがる? 力のねェ奴はとっとと失せろって言っただろォが、目障りだからとっとと離しやがれ。 ( 被害者らしき男の腕を掴んだままの若者一人を睨み付ける。善意ではない、ただ力が無い奴を壊しても満たされない、余計に疼くだけだ。 ) ……二度言わせンなよォ?五秒だけ待ってやるからさっさと離せ。 ( そう告げながら左手を広げて目の前へ。 ) いィち…にィ。 ( 最悪全部叩き潰せばいい、だが破壊衝動を悪化させる原因になる奴は目障りだ。言葉が通じるならさっさと離してもらいたいものだ。 秒数を数える度に親指から人差し指が握られる。 ) [Sat 1 May 2010 23:46:04]
アイゼンリッター > (深呼吸をもう一度。 冷静になれ、落ち着いて行動しろ。 躊躇せず、大胆に動け。 奴らは――そう、犯罪者にしろ怪物どもにしろ――「自分には誰も手が出せない」と思っている。 特に獲物をどう料理しようか算段している真っ最中は、特にだ。 幾度と無く、夜が来る度に繰り返してきた行為だ。 不安はないし、何の問題も無い)(――それ見ろ。 またぞろ調子に乗った怪物気取りのご登場だ。 聞き覚えのある声は、以前に遭遇した存在のものだとすぐに気付いた。 ……ヴェイトス市の怪物というのは、どうしてこういう手合いばかりなのやら。 まあ、知性ある陰謀家のような類より、こいつらの方が相手するのは楽なのだが)……………………。(だそうだとも。何も変わらない。 いつも通りにやれば良い。 状況は何一つとして変わっていないのだ。 眼下には犯罪者と怪物がいる。 だから叩きのめす。 それだけだ)(――息を殺し、タイミングを見計らう) [Sat 1 May 2010 23:35:22]
> ( 獲物を探し彷徨う者もまた、そんな騒ぎを聞きつけ向い行く。声は複数名、状況は判らないが破壊衝動は告げる、 「獲物である。」 ) ――いつまで立っても飽きねェ奴らよなァ。 ( くく、と肩を震わせ哂う。間も無く数人の強盗達の前へと姿を現す、肥大化した悪魔の腕を振り上げて。 ) よォ外道ども、今日もいつもの如く低脳な事してやがるじゃねェか? ( 挑発染みた言葉を集団へと投げかける。その他にいる一名の存在には気付いていないらしく、狂気染みた笑みを浮かべる少女は被害者とも思われる男ごと、殺意を向けた。 ) [Sat 1 May 2010 23:29:30]
お知らせ > さんが来ました。 『路地より来る者が一人。』 [Sat 1 May 2010 23:23:33]
アイゼンリッター > (犯罪は害悪だ。 吸血鬼や、その他の害悪と同等以上に。 ――考えても見て欲しい。 たかだが数千エン、数万エンの小金が欲しいからと言って、自分や友人、家族、恋人が殺される事を、果たして許容できるのか? 殺害されなくとも、殴られ、蹴られ、脅され、尊厳を踏み躙られ、犯され、奪われることを許容できるのか? そして、奪った連中たちが日々を面白おかしく過ごすことを認められるのか? 答えは否だ。 絶対に。 絶対に、許してはおけない)(後方上空を確保。 続いて、標的の選択。 相手は三人。 最初の一撃で奇襲し、一人を減らす。 問題はリーダー格を狙うか、手下を狙うか。正面から戦うのであれば、まずはザコから潰していくのが常套手段なのだが……。もっとも大切なのは、敵の頭数を減らすことだからだ。リーダー格は当然「強い」からリーダーなのであり、簡単に叩きのめせるわけではない。 だが、このような状況下なら後頭部を狙って気絶させる事ができる。なら、リーダーから潰そう。 残ったものが被害者に手を出すことも防がねばならない以上、敵を混乱させるのが大切だ。 そして間髪いれずに、次の標的に移れるようにしなければ)(第二段階、相手の優位を奪う) [Sat 1 May 2010 23:18:28]
アイゼンリッター > (犯罪は害悪だ。これは紛れもない事実である。故に狩りたてる。  吸血鬼ハンターが吸血鬼を狩るように、アイゼンリッターは犯罪者を狩る。 故に今夜も、彼は此処にいる)(――古びた建物の外壁に据え付けられたガーゴイル像に張り付くようにして路地を見下ろせば、其処には数人の若者によって取り囲まれた、壮年の男の姿があった。 恐らくは強盗だろうと見て取る。 ならばやるべき事は一つ。 此方に――そして被害者に――与えられた猶予は短いが、しかし充分に足りる。 如何なる時でも戦術と準備が大切だ。 深呼吸を一度し、そっと建物の縁にそって移動を始めた。 ――第一段階、相手の死角に回り込み、位置的優位を確立する) [Sat 1 May 2010 23:11:32]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『クライム・ハント』 [Sat 1 May 2010 23:07:14]
お知らせ > ディーフィールさんが退室されました。 『( そして闇に紛れ、家に帰っていく )』 [Sat 1 May 2010 00:49:33]
ディーフィール > ( 正体を知られることも少しは時間をかせいでおいたほうが調査にかかる手間も増える。 最終的にばれてもいい。 時間さえ相手にかけるようにしてしまえば良いわけで ) さて、そろそろ家に戻ろうかな? [Sat 1 May 2010 00:43:29]
ディーフィール > ( しばらくはこうしてのんびりしつつ、食事はできるだけ家か目立たないところで、となるだろう。 しばらく続ける分には特に問題は無かろう ) [Sat 1 May 2010 00:37:08]
ディーフィール > ( 私生活に影響が出るほどの事が無いうちは時々彼女の家の前を通り過ぎるだけにしておくことにしよう。 そうすることでメアリアンの危機感を煽るのとその分彼女に情を注ぎ、捨てるようなことはできないように、との意図 ) 私ってば悪役だねぇ。 ( 今までの行動を振り返れば自業自得といえるのだが気にしないように笑みを浮かべた ) [Sat 1 May 2010 00:00:18]
ディーフィール > ( 自分にとっては視界が問題ないが普通の人間にとっては明かりが無ければ周囲が見えづらいという自分にとっては有利な環境。 メアリアンの所に居ついた人間に姿を見せてから数日。 特に目立った動きは感じていない。 遠巻きに周辺調査をされているのかもしれないが、病院内ではおとなしくしている。 後は淫売窟へ通う頻度が多いという情報は出てくるだろう ) ふふっ。 ( 誰か刺客でもよこすのか。 それとも社会的抹殺を狙うのか。 どちらにしても相手の出方次第。 少しだけワクワクしてしまうのは「魔」としての本能か ) ( 暗黒街の一角の屋根の上。 物好きが上ってこなければ抗争に巻き込まれることが少ない場所である ) [Fri 30 Apr 2010 23:52:37]
お知らせ > ディーフィールさんが来ました。 『( 曇り空で世界が闇に覆われるこんな日は… )』 [Fri 30 Apr 2010 23:46:07]
お知らせ > アカガネさんが退室されました。 『( いざ、狩りの時間だ! ―――まだか? )』 [Thu 29 Apr 2010 02:58:57]
アカガネ > ( 季節が変わり、長い間お世話になった礼を返したいと思う。 その礼の品を捕りに我は一度留守にするが、一月とせずに戻ってくるつもりだ。 心配しないでほしい! 楽しみに待っていてくれ! きっと我は大物をとってくるぞ! )( そんな書置きをカキカキ残し、 ) うむ! そうと決まればすぐにでも出かけねば! 雨があがったら出発するぞ! ( いそいそと、少女は荷物をまとめ始める。 雨があがったら狩りの開始だ。 まずは街道に出て、手ごろな場所に荷物をまとめて、龍の姿に戻るのを待ち、そして行動だ! 一月も時間があればきっと大物がとれるはず! 先ほどまで、焦れたく憂鬱な気分にさせた雨も今ではスタートを告げる前の短い静けさに思えてドキドキとわくわくの混ざり合った楽しいものになっていた ) うむ。はやく晴れないか。 こういうときはテルテルボーズというのを作って飾っておくとよいという噂を聞いたことがある。えーと、作り方は確か―― ( 不器用ながらも、つくったテルテルさんは手紙の上へ。 テルテル瓢箪に見送られて、アカガネは飛び出すことだろう。 元気よく。 後先考えず。 蛇がのたうった跡のような手紙を解読してもらえるかどうかも考えもせずに。 ) [Thu 29 Apr 2010 02:58:05]
アカガネ > ( 結局のところ、子犬を捕まえたことを暗黒街の知らない人間に何度か怒られた事がある。「それは飼い犬よ!」と。 そう言われた時、アカガネはいつもこう応えていた。 「うむ。失礼した。 しかし我も食卓に肉を並べたいと思っておる。 そこでどうだろう、御主が食すことを大層楽しみにして育てているだろうこの子犬だが、我に譲ってはくれぬか? 礼ならばする。 犬を飼う値段にしては少々色もつけよう。 どうだ?」 結果。怒鳴り散らされた。「うちの子を食べるなんて!」と。 わからない。 ) なぜ、人間は食べるため意外に動物を飼うのだ・・・・。 愛玩という言葉は知っているが、それを理解するのは難しいな。 ふむ、なぜだ? ―――いや、今はそんな事を考えてる場合ではなかった。 まずは礼をする方法を考えねば ( むぅ、と難しい顔をしてアカガネは天井を見上げた。やはり、目立つのは食生活ではないだろうか。 以前、魚を釣ってきたことはあったが。 ) ――やはり、肉だな。 英雄豪傑というものは大きく笑い、多くを食べ、多くを笑い、多くを惹きつけるものだ。 あの者達にはやはりたくさん食べてもらいたい。 ( 椅子の上に座って足をぶらぶらさせながら、「うむ」とアカガネは小さく頷く ) 名づけて、「鶴の恩返し作戦」(Operation Grateful Crane ) だな。 そうと決まれば書置きを残し、外に狩りに行かねばなるまい。 イノシシか牛か。 大物を狙うぞ! ( うしっ! と気合をいれてみる ) [Thu 29 Apr 2010 02:48:43]
アカガネ > ――期待などせんさ。 悲しみも喜びも立ち止まりなどはしない。 我の瞬き一つ、欠伸一つしている間に人間の一生は終わる。 なにもかも土に還り宙に舞い、エーテル素子となるだけだ。 ( ともあれ、とアカガネは不器用ながらも部屋の掃除を欠かさないようにしていた。 いつ、街の外に出ようと思うかわからないからだ。 四角い部屋は丸く掃き、四角ではなく六角に毛布を畳み、そっと大切に仕舞う洋服はすでに腕の鱗でズタズタだ。 ) ―――人の仮姿など、とるからこうなる ( むぅ、と不満そうな顔で部屋の惨状をみやるが、詮無き事だ。 得手不得手というものがある。 アカガネはそれでも、と考えてどうにかこうにか部屋を少しでも綺麗にしようと努力はするが、それはただただ悪戯に惨状の度合いを大きくするだけだった。ため息 ) ――さて、我とて名のある者であるが故に。 やはり礼は欠きたくない。欠きたくないが―― ( なにが必要か? 以前、「食卓に肉が足りない!」と思い立ち、暗黒街を走り回って子犬を一匹確保したことがある。それを抱きかかえ、「暴れたら頭をその場で割るぞ」と子犬の頭を甘噛みしながら戻ってきたことを思う。 結果、怒られた。ような諭された、ような。 よくわからない。 未だによくわかってない。 思い出したら人間というのはなぜ動物を「飼う」のだろうか。 その疑問に答えは出ないまま、首を一捻り、二捻り。 ) [Thu 29 Apr 2010 02:36:40]
アカガネ > ( とても心地がいい場所だった。 ヴェイトス市。人間が住む町。 人間による人間のために建設された人間だらけの町。 その中のとある教会で世話になっている身としては、物見遊山のタネも尽きてきた頃合。 様々な出会いがあり、様々な別れがあった。 会わなくなった者、自然と見なくなった者、様々だ。 ) ふむ ( 暗黒街の教会。間借りしているある一室でアカガネは天井を見上げて思った。 様々な事があり、様々な感情が渦巻いた。 人と交われば人間らしくなるという。 よく言うところの、「飼い主に似る飼い犬」と言ったところか。 己は犬ではなく、人だと思い始める犬がいるのと同じように。もっとも、飼い犬などと呼ばれれば顔を真っ赤にして怒るだろうが。ともかく、 龍もそういったことがあってもおかしくは無いではないだろうか? 人と交わっていくうちに人になってしまう、なんてことだ ) ―――頃合、 というならば春先の今だが。 雨が続くとはの ( ぱたぱたと鳴る音は雨が天井を叩く音だろうか? それとも壁を叩く音だろうか? アカガネは一人、くふっと笑った ) 寒さに怯えて毛布に包まる幼子といったところか。 己で暖めた毛布を除けて外へと出るのが億劫か  [Thu 29 Apr 2010 02:28:04]
お知らせ > アカガネさんが入室されました。 『それはまるで冬場の布団の中のようで』 [Thu 29 Apr 2010 02:21:22]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが退室されました。 『そんなこんなで、治療のせいで悲鳴が上がる事が多いとかそんなヤブ治療を施した』 [Thu 29 Apr 2010 00:17:42]
ビリー・ウォン > とにかく、治療しますから黙っておいていただければ助かります。幸い痛み止めはたっぷりとは言えませんが、それなりに用意できますので…少々荒っぽい治療でも大丈夫でしょう(丁度いい骨接ぎの練習台がたっぷりあると言ったところか、いてぇだのなんだの五月蝿い連中には適当に薬を渡してしまおう、中毒になっても自業自得だ。私の予定を狂わせた分のペナルティだと思ってもらって結構とか) [Thu 29 Apr 2010 00:15:31]
ビリー・ウォン > (ところが、話を聞くとそうでもないと言うか…なんと言うか巻き込まれたと言うか、とにかく喧嘩になったとだけで、別にこちらのファミリーがどこぞに喧嘩売ったわけでもなく、喧騒に巻き込まれるように暴力が広がっていったとか…)…はぁ、まぁ、どうでも、いいですけども(殴られた言い訳か、ショックか、ともあれ…もう原因もわからずとにかく拳を振るった獲物を振るったとか理解しがたい。元々が荒事するようにできてないのだから) [Thu 29 Apr 2010 00:11:39]
ビリー・ウォン > (どこの抗争だ、カチコミだと思ったが…何て事はない、ただの喧嘩だと言う事らしい)…馬鹿ですか? 死ぬのですか?(ただでさえ本国と比べて勢力も弱く、武力だってたかが知れてるのだから、細々阿片だのさばいてどうにか糊口をしのいでいるような現状だと言うのに、どこのファミリーとも知らない者と喧嘩…何を考えているのだろうかとか、治療する必要があるのだろうかとか) [Thu 29 Apr 2010 00:08:41]
ビリー・ウォン > (ああ、それなのに…それなのに…)・・・・・・・どうしてこうなったんですか?(今日も今日とて自分が所属する事になったフォーフンマフィア『安青会』に呼ばれて出向いてみれば、事務所の一室は野戦病院もかくやの様相を見せて…盛大にため息だって漏らしたくなる) [Thu 29 Apr 2010 00:04:57]
ビリー・ウォン > (ここ数日降り続く雨のせいでしばらく表立った事はなかろうと、久しく開けていなかった自分の店の面倒を見ようかと思っていたのだが…。何せ店員が自分一人なのだから阿片窟に出向いたりマフィアの方の仕事に駆り出されてしまえば、本日都合により休業の札を掲げねばならない。開店日時が不確かな店ほど信用されないし利用されないのだからどうにかしたいとは常々思っているのだが) [Thu 29 Apr 2010 00:03:17]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『盛大にため息を漏らした』 [Wed 28 Apr 2010 23:59:37]
お知らせ > マガツヒさんが退室されました。 『そう謡って、作り物のように歪に笑った』 [Wed 28 Apr 2010 01:13:08]
マガツヒ > ( 道端に顔から倒れて水溜まりに顔を沈めるヒトを眺め下し、娘がおもむろにその襟首を引っ張って上着を引き剥がす。 着替え、というのはある程度定期的にしないと目立つものらしいと学んだから。 依り代の髪のように黒くて裾の長い、襟や袖に複雑な刺繍を持つ丈夫そうな服。 ヒトの頭に足をかけてぐいと引っ張り剥がしたそれは、依り代の身体に丁度良さそうだった。 ) 天(あ)鳴(め)也 天鳴也 天鳴之禍ツ日 祈霽遊ヒ奉ラヘ  [Wed 28 Apr 2010 01:12:04]
マガツヒ > ( 獣のように声を上げて動かなくなるまで殺し合う人々の合間を縫って、一人の小さな娘が裸足で歩いている。 行儀悪気く何か調理された肉のようなものを咥え、狂気の列をアーチのように通り抜け、雨降りの空を仰ぎ見る様は奉りごとの巫女のように見えなくもない。 踴狂う男達を手で退かしては悠々と歩み、主役の様に堂々と道の真ん中を歩いていた。 ) [Wed 28 Apr 2010 01:02:35]
マガツヒ > ( 暗黒街で人が死ぬなんてあたりまえ。 そんな事を本気で思っているのは暗黒街の外に住んでいる連中か、余程運の悪い環境に居る人間くらいのものだ。 いくら法の目を掻い潜ってアウトローが潜伏するような場所だからって、そんなわけが無いのはよくよく考えれば馬鹿だって分かる。 だいたいまずそんな、住んでいるだけで死ぬような所に人間が好んで住み着くわけが無いし、マフィアにだって家族や恋人くらい居る。 守るべき人が居る。 殺す殺されるが他人事じゃあないのなら、そんな人間が鼻歌を歌いながら大した理由も無く簡単に人を殺したりするわけがないし、自分が恨まれれば身内が殺されるかもしれないくらいの事は考えるだろう。 マフィアだってイカレた殺人鬼の集団じゃあない。 利益の為にルールを作り、身内の為にルールを作り、結果として市法とか別のまた、秩序を作っているのだ。 ) ( つまり、何が言いたいかっていうと。 ) ( こんなわけのわからない状態はおかしいってこと。 そのおかしさに誰一人気付かず、こんな雨降りの夜に大した理由も無い殺し合いをしているのに、何の理由も無いなんて事はありえないということ。 ) [Wed 28 Apr 2010 00:49:26]
マガツヒ > ( 最初、誰が何で始めたんだったか。 そんな事はもう誰も覚えて居なかった。 さぁさぁと雨が降る夜。 水溜りが荒々しくばしゃ、ばしゃ、と何度も跳ねて、誰かがあああと悲痛な悲鳴を上げ、誰かが甲高い雄たけびを上げ、誰かがそれを見て指を刺して嗤い、誰かがそいつの横顔を力いっぱい殴った。 全部で何人居るのか、どれが何処の誰で誰が敵で味方なのか、誰かちゃんと把握しているんだろうか? 水溜りに派真っ赤な物が混ざっていたが、誰一人言い出さなかった。 こんなになるまでの何かがあったっけか? 本当にあったっけ。 誰かがそう言っていたかもしれないが、全て雨の音にかき消された。 ) [Wed 28 Apr 2010 00:40:32]
お知らせ > マガツヒさんが来ました。 『天鳴之禍ツ日 祈霽遊ヒ奉ラヘ』 [Wed 28 Apr 2010 00:29:05]
お知らせ > ジャスティスさんが帰りました。 『私の安全と見た目どっちが大事なの!!』 [Mon 26 Apr 2010 02:58:09]
お知らせ > ブロウンさんが退室されました。 『おんぶ紐とかださいじゃん・・・(却下しました)』 [Mon 26 Apr 2010 02:56:26]
ブロウン > いいか、ジャスティス。寒いっていうから寒いんだよ・・・そういうときは暑いっていうのさ(一発であったかくなる魔法。それはKO☆TO☆BA。ともあれお姫様が寒がっているのでさっさと公園へと移動しようか──) [Mon 26 Apr 2010 02:55:27]
ジャスティス > 大丈夫じゃない、寒い。 (べそをかきながら、がくがくと震えて) これならお姫様だっこのほうがいいよ、っていうか、ブロウンさんの前とかにこうおんぶ紐とか、今度きちんと考えよう? (ふるふると震えながら、ただひたすら早く突いてくれることを願って) [Mon 26 Apr 2010 02:49:43]
ブロウン > (高度にしてみれば10mくらいの高さだろう。建物にすれば3〜4階建てのたてものくらい。暗黒街にはそんなに高い建物はすくなく、この月明かりの下ならば真正面を見れば商業地区や淫売窟などが見えるだろう。)大丈夫か?(首を曲げ背中を見れば、落ちていないことは確認できるし酒も肴も無事なようだ。)まぁ、こんくらいまでしか高くはあがれねぇけど、そこそこスピードは出せるんだぜ?馬車・・・よりはちっと遅いかな。(捕まってろ、と言い放ち、翼を大きくはためかせスピードを上げよう。月見酒がただの朝酒になってしまっては風情がない。)怖えぇか?大丈夫か? [Mon 26 Apr 2010 02:43:16]
ジャスティス > (風圧で一気に大きくのけぞる。エビ反りだ。悲鳴があまりの体勢のせいで出ない。何とか腹筋の力で必死に体勢を元に戻せば、ようやく息をついて) はぁ、ひぃ……ふぅ。 (ようやく落ち着けば舌をちらりと見やり、すぐに視線を上にあげた) [Mon 26 Apr 2010 02:27:35]
ブロウン > こう、斜めに飛ぶからな?斜め前、上方向に飛ぶからな?(大事なことなので2回いいました。本人も人と一緒に飛ぶのは初めてなのでおっかなびっくりなのだ。翼をゆっくりと広げ、ジャスティスにあたらないことを確認して、膝を曲げて飛び立つ準備をする。)いくぞ?(いいよ、と合図をもらえばこちらも合図を返して。足で地面を蹴り上げると同時に、広げた翼を羽ばたかせ、少しでも高い位置へとあがろうと。そして同時に魔力を発動させ一気に屋根の上くらいまで飛び上がろう。急激な加速にジャスティスの体がのけぞったりはしないだろうかと心配するが、そこは歴戦の勇士だ多分何とかしてくれるだろう!)(あぁ、でも思ったより軽い・・・)(ダイエットはしてくれたようだ) [Mon 26 Apr 2010 02:24:31]
ジャスティス > 怖い!!これ怖いよ!? (高い。まず高い。目線が3メーターぐらいになっちゃうかもしれないじゃないか。これが飛ぶんだから三メートルとかそもそもどうでもよくなっちゃうレベルなんだろうけれど。ちょっと首苦しいってくらいに太ももで締めつけて、おっかなびっくり懐のお弁当を抱きしめて、いいよ、とポツリつぶやく) [Mon 26 Apr 2010 02:16:17]
ブロウン > (※もう寒さもなくなったということで竜人はズボンしかはいていませんがお気になさらず※)ん〜・・・川辺に行くと釣りとかしたくなるから、公園にすんべ。(ほしいものあれこれ選別しているうちに時間がすぎるなんてもったいない。それ以前に飛んで以降と思うならやっぱり荷物は少ないほうがいいのだ)お前が俺の初飛行だからな、正直ちゃんと飛べるかはわかんねぇ。あ、これ。料理落とすなよ?(酒と肴を持たせれば掴むなんてできないだろうから、こっちがあれこれ考えて連れて行かなければならないわけだ。どうやって連れて行こうか。1、わきの下に腕を入れて宙ぶらりん。2、お姫様抱っこ。3、首にまたがらせて背中に据わらせる。3が一番安定しそうだが、飛び立つときのバランスが難しそうだ。2は安定した飛び上がりをできそうだが腕が疲れそうだ。1は、お互い無理そうだ。)肩車して背中に座るような感じでのってくれ。飛び立つときバランス崩すかも知れねぇからそこは持ち前の運動神経でカバーするように!(100%任せてもらうとこまること判明。まだまだだね。 そういって、方膝をついて状態を低くしようか) [Mon 26 Apr 2010 02:03:28]
ジャスティス > 急いだわよ十分。 (セーターとロングスカート姿。シルエットは普段とまったく変わらない) う〜ん、そうねぇ。せっかくだから、公園か、憩いの川辺なんてどうかな?え?え?嘘!?飛ぶの!? (散々のセロの背ろと元気な時は言っていたものの、いきなり言われればちょっと怖がってブロウンさんの腕を握りしめてひゃぁひゃぁと騒いで) [Mon 26 Apr 2010 01:53:40]
ブロウン > あぁ、分かった分かった。つれてきてやるよ・・・(寝そうなら寝たほうがいいんじゃないだろうか。そんなことをおもっても口には出さないのだ。ついでにもうちょっと酒と肴を持ち出そうなんて一緒に教会内へと入っていったが1分足らずで準備はできて──ジャスティスが着替えてくるころには腕組んで、尻尾と足が微妙なリズムを取りながら地面をたたいている姿が目に映るだろう)おせっ。そうだなぁ、近くの酒場で済まそうと思ってたけど。公園でもいいんじゃねぇか?むしろ、お前が決めろ(そういうと、荷物を持たせようとするだろう。そしてジャスティスの後ろへと回り込んで)連れてくから(飛んでいく気らしい) [Mon 26 Apr 2010 01:51:12]
ジャスティス > あ、そうだねー……うん、どうしようかなぁ。 眠ったらおぶって帰ってくれる? (そういえば、お花見なんて、今年は考えもしなかった。寒かったからということもあるんだろうけど。少し待ってね。そう言い残してたっぷりと待たせた後、私服姿で現れて) それじゃあ行こうか。どうする?公園?それとも、どこかいい場所あるのかな? (横に並びながら尋ねて) [Mon 26 Apr 2010 01:41:44]
ブロウン > おぉ?(ちょっと眺めてから行こうかなんておもっていたところ、不意に声をかけられれば首だけ振り返って)あぁ。今日の料理残ったからつまみにして酒でも飲もうかとおもってな。(と、手の風呂敷包みを少し高く上げてジャスティスに見せよう)近くの酒場で桜の木生えてるとこあるからさ、そこの庭借りようかと思ったんだわ(てっきり寝るものだと思った竜人。深夜の酒飲みは一人でやろうとおもっていたらしく声はかけなかった。酒場に行けば誰かしらのみ友達がいるだろうなんていう考えでもあって)一緒に行くか?今年、花見いってなかったろ。脳食いとかいろいろあってな [Mon 26 Apr 2010 01:35:21]
ジャスティス > あれ? (盥に張ったお湯で体を拭きあげ寝巻に着替えたところで、ドアが開く音が聞こえた。不思議そうに鎧戸を開き下を覗く。ブロウンさんだ。下に降りて行き、自分もドアを開けてみると、ブロウンさんが空を見上げていた) どこ行くの? [Mon 26 Apr 2010 01:20:28]
ブロウン > (ちょっとの酒とちょっとのつまみを持って、あとは酒場のマスターに話をつけて飲ませてもらおうという考え。)(ちっとはなんか頼んだほうがいいだろうなぁ・・・酒も瓶一本じゃたりねぇし)(手に持つ風呂敷には皿に盛られた「多分食べられるだろうと思われる」魚のタタキ。それとウィスキーが一本。誤解の内容にいっておくが、ミサのときに出したものは人間でも食べれる魚のマリネだ。種類は、まぁ、いろいろ)脳食い事件おわっていらいはいつもの暗黒街だな・・・(妙にピリピリとした雰囲気の空気が流れる。上空に向ける視線はここ暗黒街にはもったいないくらいきれいな月を見ていて) [Mon 26 Apr 2010 01:14:29]
お知らせ > ジャスティスさんが来ました。 [Mon 26 Apr 2010 01:14:17]
ブロウン > (よしよし、調子戻った・・・)今日も料理は間に合ったけど・・・礼拝客少なかったな(昨夜自分で釣ってきた魚介類を調理してミサへと訪れた客へと振舞うなんてことを一日中していた竜人。少しでも人が着てくれたほうがいいかなぁ、と本人なりに考えてる。でもこの巨躯はパプテス教徒ではない。家のことを終わらせて、残った料理を持って出てきたくらい。コレを肴にどこかで酒でも飲もうかと、春になって今年は花見というものをしていなかったことを思い出し──)ひとりでやんのもつまんねぇかな・・・(暗黒街にも桜の木が生えている場所が少しだけある。とはいえソレはとある酒場の庭。) [Mon 26 Apr 2010 01:04:32]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『ん?』 [Mon 26 Apr 2010 00:56:04]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『(月明かりの下。教会から出てきて)』 [Mon 26 Apr 2010 00:42:56]
お知らせ > フレッタさんが帰りました。 『個人的利益重視のお仕事も、たまには、ね?』 [Sun 25 Apr 2010 01:55:52]
お知らせ > ツカサさんが退室されました。 『肩の荷を半分降ろして、別の荷物を背負い込んだ気もするけど…退屈はしないかな』 [Sun 25 Apr 2010 01:54:40]
フレッタ > 仕返しは人間関係――じゃなくなるときもあるのか。   魔法使い・・・何とも怖いものだね。(金運ぐらいは依頼してみようかしら、なんて思うが、今の流れだと呪われかねない。別の機会にするか。) そんな子はこっちにこないって。 ・・・出来るだけ早く添い寝できるようにがんばるよ。(困ったもんだ、なんて肩竦めつつ――)お互いにね?(悪乗りして指切りに応じよう。 互いの属性がアレだけに似合わない、というレベルではない光景だが―― 握手の変わりってことで。)  [Sun 25 Apr 2010 01:52:36]
ツカサ > まぁ、結局はさっき言った4つ、金・恋愛・健康・仕返し・人間関係…5つか、大体それで収まるのには違いないけどね(ま、どうあれ生まれたからには祝福されたいものだねとか)その手の因果律をちょちょいと歪めるのも私の仕事なのだけどもね。 「か弱い女の子」に期待してたら大間違いかな?(何せ編み物の行き着く先が自作の鎖帷子の作成とか聞かされたのだから、うん。たいていどんな場に放り込んでも何とかなりそうな気もするが、紹介する手前比較的まともなところにしないと、うん)さーて、私が枕を高くして寝られるのはいつになるのやら(やれやれと肩を竦めつつ、まぁ突然来てこんな厄介な案件持ち込んでも受けてくれるのだから軽口は叩くが感謝はしている、凄く)友人を敵に回す事はしないさ、それに何をされるかわかったもんじゃないからね(約束するよ、なんだったら指きりしたっていいよとか、小指を差し出すくらいには) [Sun 25 Apr 2010 01:45:26]
フレッタ > 金銭かもしれない・・・大黒柱的な意味で。 (呪詛か祝詞か占いか、子宝は人によりけりといったところか。 ここらの人間からそんな孝行者が生まれる気はしないが。) 期待して待っててよ。 その手の期待はすればするほど遠のく物さ♪  ・・・スラム側は”マシ”な物件もあるけど、正直女の子には、ね。  そんなに変わった子だったら、いいのかもだけれど・・・(人物調査をお願いするかいっそあってみたくすらなった好奇心。どんなだ。 現在のイメージでは物凄い筋肉女なんだが。)半分くらいは見えてるけど・・・秘密にしとこう☆ そのほうが面白そうだ。(悪趣味という点ではこの界隈で最強である。 前払い分回収したり自分のカップかたしたり、細かい作業に楽しそうなうきうきが沸いている。)・・・一番楽そうだけど、僕のお客の顔を覚えようとしないでね?(でも釘は刺す暗黒商人根性。授かった仕事はそれなりの手間が要るものだ。 平常業務と並行して行うべき、当面の目標となるか。) [Sun 25 Apr 2010 01:32:51]
ツカサ > 健康の項目に入れといてもらって問題ないかな? 生まれれてくる子を男にするとか女にするとかそんな呪詛だってあるんだけどね(これは笑い事じゃなくて、世継ぎの問題と言う点でかなり重要な事で。お望みならとか悪乗りするよ)今度はキミからそんな罵倒が聞ければいいね(こちらも負け惜しみはいつでもウェルカムだ)こちらもスラムの方の候補はいくつか、それで希望を聞いたのだけど…無茶を言ったのもあるし、できる範囲であれば十分さ。彼女は特殊と言うか奇特と言うか、だから自警団を辞めたのかも知れないけどもね(それに踏み込む事は仕事でもないからしないけどもと)この手のちょっとした見世物は、そちらも嫌いじゃないと思ったからね。…運がいいかどうかは、まだ結果が出てないからなぁ(見ず知らずじゃなく、多少なりとも知ってる人間の人生のちょっとした部分を遊びに使うとか、趣味は良くないかも知れないが面白いショーである事は認める。だから言い出したのだけど)…早まったかな(ちょっと顔に縦線入ったのが幻視できるよ、多分)そうだね…雨の日じゃなければ烏を待たせておくからそれに括りつけてくれてもいいよ(伝書烏とか) [Sun 25 Apr 2010 01:21:58]
フレッタ > 安産祈願がどっかいっちゃった。 当分こーのとりの予定はないけどね――(必要なのは寧ろ避妊か性病避けだがそれはさておく。 魔術はダメでも、求められる品のジャンルには妙に詳しかったり。)わぁ。 なんて耳障りがいい罵倒なんだろう。(勝者は常に余裕だ。 まだ勝った訳じゃないけどね。) いくつか候補を出して、本人に絞ってもらう手もあるよ? 候補が出れば、だけどね―― 自警団の連中はあんまり関わらないからなぁ。(人物調査の類は相手の十八番か―― 治安団体とは意図してかかわりを避けてるところがあるのだろう。互いに。) このタイミングでその申し出、って言う時点で君は運がいいよ。 君はね?(経営関係者とは知り合いで、かつどれだけ履行されるかは知らないがある種の手心を〜なんて話をした仲。 他の輩に同じ事を言い出すよりは、かなり運がいいよ、という意味だが――念を押されても楽しそうな微笑のままだ。)さて僕はどうかなー? BINGO見事にやられちゃったなー♪ あ、そうそう見つかったら連絡は・・・そっちのお家宛てでOK?(強引な話題変更と未回答をもって、回答にかえさせていただきます。) [Sun 25 Apr 2010 01:11:08]
ツカサ > 魔法や占いに頼る子の望みは主に3つだよ。お金が欲しい、恋愛したい、健康でいたい、仕返ししたい…あ、4つか(でも、大体のものはその4つに大体集約される。その中に出世したいとかもてたいとか細分化されるけど。それくらい一般的に望まれているのはそういうものなんだと占い師側がほざきつつ)…ありがとう、こんちくしょう(本日二回目の感謝と恨み言のセットメニューを笑顔でお返しする方向で)そうそう、今の働きじゃペットの餌代もでないよ(肩を竦めつつ、基本的に人間嫌いなのに奴隷が身近にいるってのは落ち着かない)そうだね、だからセーフハウスレベルでいいのか、なんて(恩に着るよとか、本当自分は手品師レベルにもなってないなぁと色々申し訳ない気分だ。こりゃもう一度一から勉強しなおさないとダメかな?なんて)うん、リカルドさん。ある意味有名人かな?(自警団での反応を見ると、とか。名物職員とかそう言うの?とか良くは知らないけど)キミ[の運の良さ]を信じて、いいかな? さすがに、ちょっと分の悪い賭けがすぎた気もするけど(さすがに自分の寝床まで巻き上げられるほど負けないよねとか、それでも無一文で行ったらそれなりにペナルティはあるだろうけど、ま…それを含めてフレッタの暇つぶしと言うか喜んでもらえるならとか)…私がどんな目に遭うか楽しみにしてないかな?(フレッタだって勝っていいんだからね、とか) [Sun 25 Apr 2010 00:59:06]
フレッタ > だって恋の魔法と性転換ばっかりじゃないか。(一般に出回る魔法といえば錬金術をのぞいたらほらこんなもん。この街が異常性愛なのかもだが。)・・・一生退屈しなくてすみそうだね?(少し考えた後に出た言葉は励ましになってなかったが、本人に故意はあっても害意は無い。) ペットの面倒は見なきゃね。・・・物騒な話だなぁ。(最近は衛生の問題からか街中で虐待する輩も減ったけどどうなんだろ。) ・・・・解約もOKで探した方がよし と。(こういう言葉の端からも条件は滲み出るから要チェック。 真のプロではないけれど、斡旋屋の真似事くらいはするのだ。)連絡が届くなら身元って呼べるのさ。 リカルドさん ね。 (ひと段落したメモを置いてツカサの側に向き直るが――さっきとはまた違う視線は心配でも同情でも嗜虐でもなく・・・面白い何かを期待するような?)ああ、あそこかー・・・。 ・・・ふふ、なら気兼ねなく楽しめそうだね! 是非そうしよう!うん、それにしよう♪(払えなくて物理的に体で!っていう危険性も、あるいはオルガとかに事情を説明しておけば最小限に出来そうだ。 何より暇が出来れば乗り込もうと思っていた所。 保険兼同行者は心強い。) なら、そのためにも急がないとね!(カウンターの席から立ち上がってこお。 なんか急にやる気出してきた。) [Sun 25 Apr 2010 00:46:07]
ツカサ > エッチ…かなぁ? 確かにチラリズムは全開だけどね、全部見せちゃうとありがたみがなくなっちゃうからね(身も蓋もない事を言いながら…でも奇跡のような手品でもタネ自体は大した事がなかったりするわけで)駆けずり回れなくなった時には上の方にいるって事かも知れないけどね。私は上がるところもないのだけど(組織から背を向けて一人でいると気楽ではあるけど、そう言う達成感はなさそうだ)有能なら助手でもいいのだけど、放し飼いにしたら結局壊されちゃうから式と同じだね。 ま、また気が変われば別のところに住処を移すだろうし、とにかく約束した分はどうにかしないとね(約束しちゃったのなら果たさないといけない。もうだいぶ遅れてはいるけども)自分から辞める事にしたようだし、問題はないかな?(突っ込んだ事は聞かなかったけど、それほど深い仲でもないのだし)本当助かるよ、失せ物探しならともかく誰と交渉したらいいのかさっぱりでさ。うん、条件はさっき言った通りで…リカルドさんって、自警団で繋ぎはまだ取れるはず(じゃ、先渡しっと金貨を置きながら)ちょっと考えたのは…エスメラルダだっけ? ビンゴで派手にやってたところ。あそこの双六に無一文でこの身をかけるとかね。それくらいの無茶だって覚悟の上さ(どんとこい、と笑みで返して。それくらい無茶言った自覚もあるし、うん) [Sun 25 Apr 2010 00:33:16]
フレッタ > 魔法とか神秘ってなんだかエッチな響きがするのに。(聖職者の奇跡が近いのかしら。 なんてこお。) 上のほうは駆けずり回る年じゃなくなるってことか。 良く出来てるよね、人生。(そー考えるとある意味アンチエイジングも空しくなってくるようなそんな。 楽しいのは確かなんだけどね、ホントにね。) 奴隷の正しい使い方、って奴か。  この界隈に住んでる子は特にそうさ。その元自警団の子もタフだといいんだけど。(肉体的にじゃなくてこお精神的に強くないと特にスラムはやってけまいし。) 元、っていうのが問題なのさ。不祥事とかじゃなければマシなほうか。(身元=所属=働いてる場所、っていう意味合いもある――それこそスラムや暗黒街なら其処まで言及されないかな? 総合すると――) なら、いくらかマシな通りで探してみようか。 先払いになるだろうから一月分くらいは立て替えてお願いね?   で、仲介料が―― 後悔したばかりじゃなかったっけ?(当方を紳士と見込んで体で払うと泣いちゃうぜ? みたいな挑発的視線ちらり。 流石に商品試したりはしないけどね! 別種で等価の無理難題は覚悟すべきそうすべき。) [Sun 25 Apr 2010 00:15:48]
ツカサ > ところが、実際使ってみるとそうでもないんだ、これが。一から説明してもいいのだけど、色気のない会話にしかならないね(おっと、なんていいながら改めて音を立てずに茶をいただきつつ…一応紅茶の体を成しているのならそれに合わせるべきだとこー)まだまだそこまでの実力もないから、下っ端は駆けずり回るのが仕事だからね、もう暫くは苦労と友達だ(若いうちの苦労は…とか言うけども、身に付かない苦労ばかりしてる気もしなくもないとか、まぁヴェイトスにきてからは楽しさはあるけども)…奴隷を買うなりしとけば良かったとか思ったよ。そうすれば一石二鳥だったのに。…人間って強いんだね(なにが一石二鳥かはともかく、後半はしみじみ呟いた)変に凝り固まってるだけだよ、もう少し柔らかくなってもらいたいところ…でもあれだけ引き篭もりじゃ難しいかな(外に出て始めて判る事の方が多いとか、ともあれ仕事だ)組織の庇護を抜けるとなると、お金はいくらあっても足りないからね。どうして辞めるかまでは聞いてないし。ん、場所柄元自警団と言うのは不味いかな?(要はそれなりの建物で、安価である事ってところで…一応、女性が住む分は配慮してくれれば嬉しいかなとか)家賃に関しては大丈夫、なんなら一か月分はここで私が出してもいいのだし…。なるべく急いで欲しいかな…雨だのなんだので依頼受けてからだいぶ遅れてるんだ…この無茶を言ったお詫びと手数料は、私の身体で払うってのはどうかな?(にっと笑って…ちょっとしたお金で解決するよりも、喜んでもらえると思うとか) [Sat 24 Apr 2010 23:49:29]
フレッタ > ・・・べんりなもんだ。 魔法の類は判らないや。 原理が、どうも。(対照的に静かに紅茶をいただきつつ――国家間のマナー差にちょっと眉寄せる日もあるけど、ガンディア茶ではどーだか知らないからこわくてつっこめないよ!)でもそれはそれで大変なんじゃないかなぁ。 苦労がホントになくなると・・・(魔法は使えないし、真の意味で人を使えるほど金も力もないが――楽しい苦労もあるのよ。 みたいな。) ・・・大変な苦労もあるよね。  二倍と三倍は拷問用だなぁ。あるいはそういうプレイとか。意外と大丈夫なものさ。(見て来たようにモノを言う。) おおらか、とも取れるかな? この島だと――逆にびちッ としてるのが東の方だ。(お茶の薀蓄も講談師の受け売りみたいなノリかもしれない。 雑談しつつ、メモの準備は忘れずに――) 表通りじゃお金が足りなかったのか、仕事の信念が反対になったのか――なら治安よりも住み心地だね。 元・・・でもまぁ信用は されるかなぁ・・・・(そして条件を書き留めるのも忘れずに。物件ごと買う、じゃないなら大きな取引にはならないけど、おうちは繊細なものだ。) うん・・・あとは家賃が払えるなら交渉出来るよ。 ちょっと時間掛かっちゃうと思うけど――(急ぐべき?  大丈夫? とかこお。 頭かくり傾けつつ) [Sat 24 Apr 2010 23:37:17]
ツカサ > 本当は、式とかに全部やらせておしまいってできるのが理想なんだけどね、現実はそうもいかない。さすがに、手馴れてる…とは思わずに素直に気持ちを受け取っておくよ(梅干必須とか畳でないと寝れないとかは言わないけど、どんだけ嫌ってても生まれ育った故郷はなかった事にはできないわけで)…ありがと(力なく応えた)流石に2倍で飲む気はしないなぁ…帰ってこれない自信がある(大麻煙草とかでその手の薬には慣れてるはずなんだけどなぁとか…自分の痴態を思い出して遠い目をしたり)暑いから味付けも濃くなるとかね。往々にして大雑把なイメージしかないな(トキノミヤコはその対極と、味があるかないかの繊細さまで要求する事だってあるけど。私は好きだけどねとか)ああ、そうか…。えと、丸ごと買おうってのじゃなくて…その、えーと新しい生活をする人がいて、ちょっと暗黒街やスラムに拠点を持ちたいって話なんだけどさ。元・自警団員になるのかな、身元の保障はできてるかな。女性…だけど、武器片手に暗黒街を警邏する程度には女傑ってところかな(自分の悩みからくる欲求をまず先に提示してしまったのを反省しつつ…) [Sat 24 Apr 2010 23:20:40]
フレッタ > 運がよかった、とも取れるけど――そうしとこうかな。 そういうことに。僕の気持ちさ。(トキノミヤコ〜アマウラ方面はそういえばお風呂以外は詳しくないのだ。 相談可能な人間として記憶しとくべきか―― 飲めてるようならよかった、とかひと安心ポーズ。) ・・・・うん。がんばった。(どうアドバイスしていいのだろう。強く生きてほしい。) でもそんなに強かったっけ・・・ あ、二倍は凄いよ?(もっと酷い目にあった人も居るから。) 太陽が近いと味付けも元気なのかな。・・・万人の口にはあわなそう?(向こうは土器で出すらしく、これでも幾分ワイルド用度軽減されてるんだとか。) ・・・・お客さん用の・・・家 ってこと? ちょっとまった。 あるにはあるかもだけどちょっとまって――(売り買いとちがって賃貸は大家の所有物をー だし、戸建の値段は桁違い。 机にカップ置いて困り顔で目を閉じつつ―― ) ええと・・・専用の酷いのとかなら兎も角、大抵は入る人次第になっちゃうよ?(まず顧客の状態聞き出さないとね!) [Sat 24 Apr 2010 23:09:25]
ツカサ > 基本外回りのこちらとは大違いだ。せっかくだからお呼ばれされちゃおうかな、紅茶の味がわかる舌はしてないのだけど…甘いのは、気遣いかな?(緑茶なら違いが判るのだけどとか、こう見えてトキノミヤコの人間。でも甘味は疲れた体と脳にはほどよくて)…や、まだ使ってないのだけど、使ったと…言うのかな、1/3に薄めても十分な効果があるって事はわかったね(身をもって体験した貴重な経験からくるアドバイスと言うか感想を伝えつつ…自爆なんて恥ずかしい事は言えないから勘違いしてもらえるならそれでいいやとか)ふぅん…向こうはずいぶん濃厚なと言うか、荒っぽいと言うか…(思ったよりワイルドだった紅茶を口にしながら…)んー、ちょっと頼まれてしばらく住まう場所を探してるんだ…セーフハウスみたいなのって扱っているのかな? あれば一つちょっと融通してもらいたいなってさ。それか、こちらが調べた家の交渉をまとめてもらうとか…無茶を言ってるのはわかってるんだけどさ(ずずーっと紅茶を啜りつつ) [Sat 24 Apr 2010 22:57:36]
フレッタ > あくまで仕事の一貫だよ。  ・・・丁度いいし、一杯如何?(分類的にはミルクティーになるのだろうか。口をつければー・・あるいは近くに持ってけばかなり甘ったるい事に気がつく筈。) どうだったかなー調教師気分は? 何?嫌われた?(自爆など考慮に入れてるはずがない。 恨み節=裏目に出たと解釈するね!) 少し前に遠くに出た時に手に入れたんだけどね。 ガンディアの方のお茶なんだってさ。 飲んで落ち着いたら、何が情けないのか聞きたいかな?(自分でも先に口をつけるが、感想は少しびっくりした風の。 うわ、とかだ。 世界観ルールに記載されてる程度には甘いわけだが、素人のつくりで更に味がこぉ 極端な。) [Sat 24 Apr 2010 22:49:09]
ツカサ > (店が閉まってないのは確認済み。何時も通り胡散臭い品物とかが並ぶお店に入り…何か微妙にいつもと違う雰囲気を感じつつ)ずいぶん優雅な事してるじゃないか。…ああ、この前の品物はこちらの希望通りのものだったよ、ありがとうこんちくしょう(自分で飲んだとか語るのも情けないのだが、とりあえず感謝に含めて恨み言の一言くらい交えても良かろうとか)や、なんとも、情けない話なんだけどさ(お呼ばれしちゃおうとカウンター席へ歩を進めて…新製品?とかまずは雑談を交えつつ) [Sat 24 Apr 2010 22:38:59]
フレッタ > (曰く有りの盗品から刃物まで――普段はある種無骨な雰囲気さえ漂うことのある”瑪瑙の鍵”店内だが、本日ばかりはもう少しだけ、上質な、寛げる空気というかそういうものが漂っている。 空気の主な原因は紅茶の香りなので、ほんとに空気中に漂ってるんだけどね。) ・・・難しそうだね、何やら。(カウンターに置かれた飲み物を吟味しようとしていた店長代行は、お客様の顔をみるなりそんな言葉とともに、カップを一つ増やすことにしたようだ。うえるかむどーぞどーぞカウンター席へ。 笑顔がそういってる。) [Sat 24 Apr 2010 22:33:32]
お知らせ > フレッタさんが来ました。 『withお茶。』 [Sat 24 Apr 2010 22:26:53]
ツカサ > (本当に、埒が開かないとはまさにこの事かってくらいで…スラムの住居の所有者って元来いい加減だけど、最低限契約交わさない事にはどうにもならないし…暗黒街の方でもいいのだけど、外来の新参者じゃ詳しい事はわからないってきたもんだ)…スラムの方は目処はついてるのだけどなぁ(本当、どれだけ時間ばかり食ってるんだと言う話…信用問題に関わるのもそーだけど、世話になった女性からの頼み事なのだし何とかしないとなーってわけで) [Sat 24 Apr 2010 22:22:46]
お知らせ > ツカサ@瑪瑙の鍵さんが入室されました。 『相変わらず、無茶な注文ばかり持ってくる悪い客が半地下になっている店を訪ねて…』 [Sat 24 Apr 2010 22:18:41]
お知らせ > リコさんが帰りました。 『( 変わりがないようにふるまうのはそれほど難しいことではなかった。 )』 [Sat 24 Apr 2010 01:30:20]
リコ >  お説教気にするような自警団員は暗黒街になんか警邏には来なかったですねえ。 ( まあ説教が好きなわけではないけれど、それなりに意味のある説教であればちゃんと聞きはする。 意味のないものに関してはお察しの通りだが。 紹介状を書いて頂けるのならば、それはもちろん喜んでいただこう。 紹介状のために雷電に登録するという主従逆転が起きそうである。 ) そうですね、仮面なんかなくてもだいぶ恐れられている英雄と、その弟子なのですから。 ( 怪人は恐れられる。 だが怪人では信頼できない。 信頼できる恐れ。 畏怖。 ) 平和を守ってやりましょうです! 完膚なきまでに、です。 [Sat 24 Apr 2010 01:30:04]
お知らせ > 艶子さんが退室されました。 『 リコは自警団を辞めてしまったけれど、それ以外が何も変わりないのなら、安心だ。 』 [Sat 24 Apr 2010 01:25:18]
艶子 > そうかい?私はあの嫌味ったらしいお説教を聴かされると思うと気が滅入るよ。 ( まあ、本当に気にしているんならこんな警邏なんて真似はしないだろうけど。そして彼女が雷電に登録することになったら、迷惑でなければその時は紹介状を書こう。ちゃんとした文章を書けるようになった成果を見せ付けるのだ。 ) ――してるんじゃないかな。まあ、してないのかもしれない。でもやっぱり顔を隠すのは駄目だよ。 ――役者という意味では確かに凄いが。 ( ある種私も豪天寺艶子という役にはまっているとも言う。それ以外の何にはまるんだって感じだが。 ) うん。お前が居れば私も心強い。二人居れば、何が襲ってきてもまず負けないだろうからな。 ( 私たちに見つかってしまった犯罪者か化け物がいたら、そいつは不運だと哀れんでやれる程だ。 ) よっし、行くか! 今日も私たちが街の平和を護るんだ! [Sat 24 Apr 2010 01:23:52]
リコ >  まあそこら辺の「お付き合い」ってのは私は管轄外なので、気にしないですけど。 ( とりあえずは雷電に登録する形となるだろう。 実質やることは、自警団の手の回らない、あるいは手を出せない事件に介入する外部協力者という形になるかもしれないけれど。 ) まあ果たして彼が日常を謳歌しているかどうかは知らないですけれどね。 彼はどうやら根っからの役者さんのようですから。 ( アイゼンリッターという役は、彼にとってどうやらかなりのはまり役のようだから、恐らくここまで来ると舞台から降りるタイミングさえ、彼には分りはしないだろう。 例え仮面を脱いでも、あれは狂気を演じることをやめられないだろう。 むしろ日常を演じようとしている方がリコにはすごいと思う。 リコにはできないことだ。 ) それはちょうどよかったです! ちょうど光が欲しかったところですから……。 ( 道を照らす光が欲しい。 先が見えない暗闇は、あまりにも辛すぎる。 さあ、久しぶりに連れ立って行くのだ、足取りも心なしか軽やかだった。 ) [Sat 24 Apr 2010 01:17:28]
艶子 > 確かに、傭兵ギルドとはいえしがらみは色々あるだろうが…。 ( 警邏に関しても行き過ぎれば他の傭兵の仕事を奪うことになりかねない。もっとも、一人で警邏する際の影響力なんて無いも同然で、今まで文句を言われたことは―― 吸血鬼を退治してVHGの仕事を奪った時だけか。それもVHGからではなく、雷電から文句を言われたのだが。 ) あいつだって、仮面を脱いでる時は普通の日常を謳歌しているんだろうからな。ずるいよ、アイゼンリッターは。 ( 立ち去った方向を睨むと、吐き捨てるように言った。仮面を被るなんていうずるをしてるから出来るんだ。 ) …… リコ。警邏、続けるんだろう。付き合うよ。 ( そう言って、私も歩き出そう。 ) [Sat 24 Apr 2010 01:08:25]
リコ >  まあ傭兵ギルドに登録して、というのは私も考えたですけど。 基本的にはいままでどおり、いえいえ今まで以上に誠心誠意暗黒街の警邏する予定ですし。 ( いっそ暗黒街でなんでも屋でも始めようかと思ったが、犯罪者摘発が目的の人間のところにそれほど多くの依頼がはいるとも思えなかった。 ) アイゼンリッターみたいに本業とセイギノミカタが両立できるような仕事はなかなかないのですよねえ。 [Sat 24 Apr 2010 01:02:14]
艶子 > ( だからこそ、私たちは手を取り合い協力し合わなければならないと言うことが男に伝われば良いのだが。そんな単純で効果的な方法すら拒むというのなら、いつまで経っても無力のままだ。――もっとも、協力し合うのなら相応の代償が必要だが。それが嫌だというのならば、仕方が無い。 鉄仮面が去り際に残した怪人の話は記憶にとどめておくとしよう。 ) ……… それがわかっているのなら、私からは言うことは何もない。 ( 私に出来るのは、仲間の為に戦うということだけだ。だから私と同じようにフリーの存在になるというのなら、それの力になる為に命を懸けよう。 ) ………。 ( 散々騒いで当り散らしたせいか、笑顔を向けられればばつの悪そうな表情を向けた。 ) …でもお前、自警団を辞めたんならどうやって喰って行く気だ。当てはあるのか?霞を喰って生きてるわけじゃないんだぞ、私たちは。 …雷電の紹介状ぐらいなら、私でも書いてやれるけど…。 ( ふと、そんな現実問題を思い出したように。もう職は見つけたのだろうか。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:53:38]
リコ >  ええ、問題ありませんですよ、ツヤコさん。 私は、こう見えてもツヤコさんのお弟子さんなのですよ? ( ツヤコさんは正しい人だ。 正しいことは美しいことで、美しいことは正しいことだ。 美しいものを守るために、戦わねばならない。 強くならねばならない。 自警団という枠をなくしたいま、リコを止める枷はない。 或いは殺人と言う罪さえも枷足りえない。 あるのはただ正義だけだ。 正義を貫くことだけが、リコの存在する意味なのだ。 正義を貫けないのならば、リコに生きている意味はない。 怪物と戦うものは気をつけなければならない。 怪人と戦ったリコは、自分もまた狂気にむしばまれているのかもしれない。 去り行く怪人の背中を見送って、リコは改めてツヤコさんに向き直った。 そして、思い出したように笑顔を用意した。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:47:29]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『(それだけを言い捨て、夜闇の中へと走り去った)』 [Sat 24 Apr 2010 00:43:48]
アイゼンリッター > ――ああ、そうだ。(ふと思い出して、足を止めた。 彼女らはこの界隈に足を運ぶ事が多いはずだ。 伝えておいた方が良いかもしれない)――足の妙に速い骸骨が徘徊している。  槍も聖水も効かなかった。 遭遇したら、気をつけろ。 [Sat 24 Apr 2010 00:43:23]
アイゼンリッター > ……………。(感謝されるのには慣れない。誰が相手であろうと、どんな理由であっても……感謝されるのは、慣れないものだ。)…………。(力不足だろうと、無力だろうと、やるべき事は変わらない。 行動を続けるのみ。 どんなに矮小な存在であっても、行動する限りゼロではない。 それだけの話だ。 そしていずれにせよ、目玉泥棒は法の裁きを下さねばならない。 「幸せになりたいから人を殺した不幸な女の子」気取りの奴は、そうでもしない限り、罪を自覚しないだろうから。 それに『殺さない』と誓ったのだ。 鉄仮面を被った『何か』が、怪物にならないように)……………チッ(そして押し黙っていた鉄仮面だが、ややあって、舌打ちを一つ。 忌々しい。 目玉泥棒の事はボカしていたのに。 自警団に伝わると邪魔をされかねないが――いや、辞めたなら心配はないか?――いずれにせよ、喋りすぎた。 ゆっくりと踵を返して立ち去ろうとし――) [Sat 24 Apr 2010 00:43:08]
艶子 > 辞めてよかっただと、ふざけたことを…ッ! ( 自警団は無力でも無能でもない。ただ、どうしても力の及ばない部分はある。それを補うために、私のような存在が必要なのだといつも思っていた。そして私の足りぬ部分を自警団の人たちが補ってくれる。それなのに。 私の足りぬ部分を補ってくれるかもしれない人が、一人居なくなってしまったんだ。 ) ――私たちは一人では癇癪を起こして当り散らす子供のように無力だ。私も、お前も、リカルドも。そのことをよく覚えておくがいい。 ( 私はやはり許せなかった。アイゼンリッターが許せなかった。私とリコの間に割って入るのが許せなかった。この恨みはいつか必ず晴らす。絶対に。 ) ――リコ。自警団を辞めたのなら、ここから先は修羅の道だぞ。自警団に居たほうがずっと良かったっていう位のな。全て自分の裁量で事を成さなければならないというのがどれほど辛いか、お前にその覚悟はあるのか。 ( 代わりに裁いてくれる者は居ないのだ。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:36:16]
リコ > ( ツヤコさんの激昂は正しく義憤だろう。 その怒りは正当なもので、その憤りはそうあるべきものだ。 ただ惜しむらくはリコという存在がその義憤にふさわしいだけの仕事をしていないことだ、とリコは思った。 ) 勘違いしないでいただきたいですね、ミスタ・アイゼンリッター。 自警団はなにも間違ってはいないですよ。 間違っていたのはただ私だけ。 正してくれたあなたにはある種感謝しているですよ。 ( 自分のなすべきこともせずに、守ってもらうことを期待するのは罪だ。 評価されることを願うのは罪だ。 ベストを尽くしたところで結果が出なければ罪だ。 この世の全ての人間の前から一切合財の災厄が消え去るまで、終える日はない。 ありがとうアイゼンリッター。 遠くかそけき正義の光が、私の道の先に見えた。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:27:38]
アイゼンリッター > ( 彼女の言葉に、固まった)……………………………………………………。(聞き覚えのある言葉。 忘れた事は一度も無かった。 搾り出すように、声を出す。 鉄仮面の声に、初めて感情が入り混じった)…………だからこそ、やるしかない。 やるしかないんだ。 (何としてでも。 鉄仮面を被ってでも、だ。 ただの人間を化け物や犯罪者は恐れない。 ――なら、そうでない『何か』になる必要がある。 鉄仮面を被った、何かに。)……私は、目玉泥棒を、生かしたまま、法の裁きの下に引きずり出し、自分の罪を認めさせる。(――でなければ、被害者も、その遺族も、納得しようがない。 それに、コンスタンツェも同じ筈だ。 彼女は自警団員だったのだから)……それだけだ。 [Sat 24 Apr 2010 00:18:08]
アイゼンリッター > ( …アイゼンリッター。お前だって、ベストを尽くすしかないということがどれだけ無力かわかるだろうに…。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:16:33]
アイゼンリッター > …………。(おや、と再び首を傾げた。 前回、怒りを露にして此方の言葉に反論してきたリコが、逆にそれを認めている。 幾人か遭遇した他の自警団員は、同様の事を告げると激怒したにも関わらず、だ。)……随分と変わるものだ。 辞めて良かったのではないか?(――というのが、正直な感想だった。 傭兵……ツヤコはどうかわからないが、少なくとも鉄仮面の男にとっては、そう思えてならない)………ふむ。(微かに呟き、まずは深呼吸を一度。 先ほど述べた言葉を撤回するつもりはない。 鉄仮面の中で、それは純然たる事実だからだ。 彼の中で、自警団への評価は限りなく低い。 だが、決して相手を怒らせるつもりが無いのも、事実なのだ。 前回の邂逅の時も、今回の時も。 ――そういった意味で、非が此方にあることは認めるべきだろう。 そう思って「悪かった」と、口を開こうとし――) [Sat 24 Apr 2010 00:16:24]
艶子 > ( リカルドに宥められれば、どうにかして気持ちを落ち着かせようと呼吸を整え、それでも声を震わせていた。ゆらりと立ち上がり、相手を見上げ。 ) …アイゼンリッター。私にも質問していたな。お前の質問に、答えてやる…! ( ぎりぎりと歯を食いしばりながら、怒りに震える声と共に。 ) 殺しに行く。お前の言葉をそのまんまに受け取り、尚且つ間違いが無いとするのなら!それしかない。 ――ただし、仮面は外してな! ( そういう事に手を染めるということは、最終的な責任を自ら取らなければならないということだ。名も姿も隠さずに行わなければならない。暴力に頼って物事を解決する人間は、そうしなければならない義務がある。自警団がそうであり、リカルドもそうであり、この私もそうなのだ。だがこいつはそれを、最初っから怠っている!だから私は馬鹿にしていた!それなのに! ) [Sat 24 Apr 2010 00:03:33]
艶子 > ( 私は――… 私は、悔しかった。何故なら、心の底から心の天辺を突き抜け身体の外まで、アイゼンリッターを馬鹿にしていたからだ。馬鹿の私が馬鹿にできる希少な相手だと思っていたからだ。顔を隠し、名前も伏せ、ヒーローごっこに興じる酔狂者。歯牙にも掛けない相手だと思っていた。それでも一応の目的が一緒ならば、敵対することも無かろうと。だが、そいつにリカルドは負け、更にたった今侮辱された。許せなかった! ) 落ち着いていられるか…。これが落ち着いていられるか…っ。 ( 私にはわかる。その場に居なくても、仮にリカルドが本当にそう言ったのだとしたら。その無念が、その無力さが。蜷潜は私に言った。君影はただ運が無かったのだと。その言葉を前にした、己の無力さと重ね合わせたのだ。自分のすべき事を全うできなかったその悔しさと重ねあわせたのだ。 ) …アイゼンリッター。お前だって、ベストを尽くすしかないということがどれだけ無力かわかるだろうに…。 ( 口にするのは死んだ自警団員と同じ台詞だ。傭兵にとっては知らぬことだが。 ) [Sat 24 Apr 2010 00:02:25]
リコ > ( あ、なんか切れた。 ツヤコさんがぼそりと呟いた時、山火事を察知したネズミの如く敏感に、リコはそう感じた。 逃げ腰になる自分と止めようとする自分。 結局止めようとする方が勝ったが、遅かった。 ほんの少しとはいえ重力に対して著しく抵抗して見せた姿に思わず度肝を抜かれかけながらも、怒鳴り始めたツヤコさんに駆け寄って、なんとかなだめようと。 ) まあまあまあまあ、落ち着いてくださいですよツヤコさん。 別にあいつの言ってることが、ま、若干アレンジ入ってるですけどまるっきりウソってわけじゃないですし、悪いのは至らない私なんですから。 ( 怪人の発言には悪意があるが、しかしそもそもその悪意を招いているのは自分が自分のすべきことを全うしていないからだ、とリコは考えていた。 自分の職務を全うできていない人間が、自分に対する評価を求めるのは間違っているのだ、と。 ) まあ、他に目をやらずまっすぐ走るのはあなたの美徳だとは思うですけどね。 ( 自分を顧みることもしないほどだもの、という皮肉であった。 とはいえ相手を変える気もないし、自分に対する評価を変える気もない。 あれほど燃えていた執着はいざ会ってみると驚くほど冷めてしまっていた。 こちらに完全に関心がないのだと悟ったからだろうか。 或いはもっと優先すべきものを再確認したからか。 ) まあ、あなたが何をやろうと何を信じようとかまわないですがね。 こちら繊細なレディですから、恐縮ですがもう少し考えて発言していただけないですかね。 ( いらんことを言って煽るな、と。 自分が言われる分には構わないが。 怒れる人をさらに怒らせるのが仕事だというならばなにも言わないが。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:49:12]
アイゼンリッター > (――そして、傭兵が叫びながら壁に飛びつき、よじ登ろうとし、落下する。 その様を、鉄仮面は無表情のままで見下ろしていた。 そして、やはり感情の篭っていない淡々とした声で、応じた)――事実だ。 人が何人死のうがそれは「済んだこと」で、暗黒街やスラムで何人殺されようが「仕方無いこと」で、故に捜査はしないのだと、其処の自警団員は言った。 そして、それは事実だ。(――――自分が今まで遭遇した事件。そこにただの一度でも自警団が関与したことがあったか? 令嬢が誘拐された時も、市民が財産や尊厳を奪われ、踏み躙られ殺されそうになっていた時も、自警団はいなかった。 他の誰もその場にいなかった。 自分ひとりしかいなかったのだ。 ――目玉泥棒によって眼球を抉り出された人々を作り出したのは、死霊術師の舘に詰め込まれた何百という死者達を生み出したのは、その怠惰で無関心な連中だ。 反吐がでる。 まだしも一般市民ならば許そう。 彼らは災厄に立ち向かうことができないのだから。 だが彼女は――彼女達は自警団だ。 そう、自警団なのだ。 そういった連中が義務を放置し、犯罪行為を看過し、怪物はスラムと暗黒街に閉じ込めて蓋をしてあるから大丈夫と妄信した結果が――あの血と臓物で溢れかえった、廃屋だ。 それが「仕方無い」ことか?「済んだこと」か? 笑わせるな。 自警団がそのような妄言を吐いているから――)――故に私が行動する。 許すも許さないも無い。 行動する。 それだけの話だ。(――自警団員、コンスタンツェ・ヴィーゼンタールは死んだのだ。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:43:05]
アイゼンリッター > ふむ……。其方がそう思っているのなら、それで構わない。(そう言って、屋根上の怪人は小さく頷きをかえす。 実際、彼女の認識は的確だった。 今のところカイン・グレイホーク/アイゼンリッターは、彼女を一個人として認識していない。 それほどの交流が無いという事もあるが、浪人騒動の際にしろ、先日の対決の際にしろ、一自警団員としてしか対応していなかったという事もある。 彼女について――正確には彼女個人について――印象に残っている事があるとすれば、それこそ「自警団を辞めた」という点のみだ。 もし鉄仮面の認識を改める/改めさせるのであれば、今後の行動次第であろう)自分でも捜査に向いていない事は理解しているが、それができる連中が動かないからな、仕方無い。――これでも、相応の努力はしている。 (もっとも、自警団が此方を信用していないから動かない、という点も理解はしているが。 いずれにせよ、目玉泥棒を自分が捕らえるには、いつも通りの手で行くしかないという事か。 それがわかっただけでも十分だ) [Fri 23 Apr 2010 23:40:22]
艶子 > ………。 ( こちらで起きた事には介入せず、全て仕方なかったで済ませる。仕方なかったで済ませる? …仕方なかっただと?そう言ったのか?リコが?リカルド・アンブロッシオが? ) …そんなわけあるか。 ( 或いは本当にそう言ったのだとしても、それはもっと深い考えがあってのことだ。リコはこの無法地帯に挑む私の――そうだ、私の仲間なんだ。それを。こいつ。侮辱しやがった。 ) ( 突然、豪天寺艶子はアイゼンリッターが立つ建物に向かって走り出し、その壁に飛びつくと両手足をじたばたとさせてもがいた。驚くべき豪天寺艶子の身体能力は、1m程垂直の壁をよじ登ることに成功した。――が、やがて重力に引っ張られてどすんと尻から落ちる。先程、リカルドが「忍者のような真似」と表現したそれに真っ向から挑戦し、不可能を体現した。 ) てめ…っ てめえ!ふざけるな!取り消せ!今の取り消せッ!降りてあたしと勝負しろ!今の物言い、許さねえッ! ( いや、それだけじゃない。失敗、責任、鉄仮面との敗北。こいつのせいなんだ、そうに決まってる、そうと決め付けてやる!そうでなくったって私の妹分を怪我させたんだ! しかしいくら駆け上がってもそこまで上れないから、降りて来いとわめく。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:27:49]
リコ > ( 負けたのか。 なんだか苛立っているらしいツヤコさんの声が耳に痛かった。 それ以上に他人の言葉でその事実を繰り返されることが。 ) あー……っと………………………うん。 まあちょっと失敗が積み重なりましてですね。 その責任を取って辞職した、ということですよ。 ( 誤魔化されてくれればよかったのに、と思いながら、表向きの理由を話す。 より正確にはアイゼンリッターに返り討ちにあった挙句醜態をさらした責任を取って、という建前だ。 ) …………ミスタ・アイゼンリッター。 生憎とあなたの質問には答えかねるです。 なぜならどんな答えも貴方の色眼鏡を通せばあなたの望む答えにしかならないですから。 ( 質問は斬って捨てた。 少なくともいまの質問から、この男の眼中に、リカルド・アンブロッシオというひとりの人間が存在していなかったことを悟ったからだ。 さて、次の質問。 ) 証拠に欠けるならば証拠を―――いえ、あなたに言っても無駄ですね。 あなたはどうも捜査には向きませんですから。 ( 探偵の知り合いもいるし、いまはフリーだ。 疑いがあるなら張り込むことも可能だ。 だがそもそもの前提が怪しい。 疑うのは職業病だが、偏見を持ってかかるのは捜査ではない。 この鉄仮面に任せても現行犯以外では解決することはないだろうと判断した。 ) [Fri 23 Apr 2010 23:16:45]
アイゼンリッター > ――連続殺人鬼の居所を探り当てた。いつでも突入して逮捕できるとしよう。 が、物的証拠に欠ける――奴の拠点を捜索しても、発見できる保証は無い――以上、捕らえても無罪放免されてしまう。 そして殺人鬼は今は犯行を停止しているが、いずれ殺人を再開する。 この状況で、君らならどう動く?(特に具体的な返答を期待した節もない、一本調子の声だ。 だが、仮にも自警団員であった人物だし、暗黒街の警邏をしている傭兵の噂くらいは知っている。 彼らならどうするか。 純粋な好奇心から、聞いてみたくなったのだ)(そして、アイゼンリッターの強迫観念の一端が、この問いにも滲み出ている。 自警団が「無罪放免する」こと、そして殺人鬼が「再び殺人を始める」ことを前提とした質問なのだ。 先日も会話したリコならば、その強迫観念が加速度的に進行している事に気づけるかもしれない) [Fri 23 Apr 2010 23:07:25]
アイゼンリッター > 概ね、此方が知っている事情も今の通りだ。 致命的な事態は避けたかったが。(と団員――元団員の説明に対して頷き、傭兵への返答とする。 もっとも元気に飛び回っていた、の下りは事実に反しているのだが、特に訂正はしなかった。 実際は片腕がまともに動かなくなり、舞台の方も代役に殺陣を任せていたくらいなのだが、あえてそれを否定するのは無意味だろう。――そういう印象は活動を有利に運ぶし、そういった理由も含めて、この装束を選んだのだから。 自分からイメージを壊す必要は皆無だ)……第一、辞めたのであれば暗黒街に赴く理由が無い。 此方で起きた事には介入せず、すべて「仕方なかった」で済ませるのだと、自分で言った事だろう?(ますますもって理解ができない。 辞めた理由、そして此処にいる理由。 不可解なことだが、少なくとも犯罪がらみでは無いことさえわかれば、それ以上に詰問する必要はあるまい。 此方からの本題も切り出させてもらおう) [Fri 23 Apr 2010 23:06:45]
艶子 > ( やりあった?リコと仮面男が?そりゃあ、リコは自警団だ。捕まえようとして戦闘にでもなったのだろう。怪我の具合を聞けばふつふつと怒りが沸いてきたが、今はこれは抑えよう。……いや…だが……。 ) 負けたのか。 ( 無論、敗北することもあるだろう。しかしその実力を認めた戦士が負けるという話は、あまり気持ちの良い話ではなかった。 ) 不景気? クビ? …嘘をつくな。 第一、辞職って自分から辞めることだろ。それって、クビじゃないじゃないか。 ( 妙なところで頭が冴える。何だ、どうして私に嘘吐くんだ。言えないような理由なのか。苛立ちと焦燥が沸き起こって広がっていく。私が居ない間に、起きちゃならないことが起きたのだ。 ) ………。 ( 今のところ仮面男よりもリカルドが自警団を辞めたという理由の方に注視している為か、両者の会話が煩わしく感じる。 …いや、待てよ。仮面男に負けたっていうのは――。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:52:37]
リコ > ( なるほど。 道具を乱暴に扱うことに定評のあるリコだから、ランタンより松明の方がいいかもしれない。 とツヤコさんのアドバイスに乗るふりをして現実逃避しようと思ったが、そうもいかなかった。 目の前で消えていく笑顔に、どうしたものかと困る。 これが彼女だけならば適当に言いくるめる自信はなくもない。 嘘をついてだまくらかして、そのくらいのことはできるようになってしまっていた。 だがここにはもう一人、アイゼンリッターがいる。 ) ………まあ、そこの怪人殿が仰る通り、やりあったときに指とあばら持ってかれましてですね――いや、指の方は自分で折ったですね。 勝敗は私が先日まで入院していて、あちらが元気に飛び回っているあたりから察していただければ。 辞職の方はえーと………………………最近不景気なものでクビになったみたいな。 ( よりにも寄っての二人同時の遭遇に、口から飛び出た言い訳はお世辞にもいいものではなかった。 ) なんですか? 活動中の貴方と違って、私には大した情報はないんですけれど。 ( そもそも向こうから質問してくるということがまずなかったから、いくらか戸惑いに首をかしげながら。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:45:02]
アイゼンリッター > (自警団を辞めたという言葉に、僅かながら鉄仮面が首を傾げた。 自警団には失望して久しく、その切っ掛けとなったのが彼女との会話ではあったが、それと辞職するという事が繋がらない。  さして交流のあった人物ではないが、対面した際の印象とは矛盾しているような気がする)……此方は概ね順調だ。 問題が一つありはするが、別にどうとでもなる。  ――――ああ、彼女と一度やりあった時に、私が入院させた。(と、後半は傭兵に対してだ。 そういえば、二人の名前を聞いた記憶がない。聞いたとしても覚えてないのか。 いずれにせよ、それほど強く印象に残っている人物では無かったのだ。 活動当初のカイン・グレイブホークは、そういった事にさえ気を回す余裕がなかった。 アイゼンリッターは……別だとしても)……ところで、此方からも一つ聞きたいことがある。 [Fri 23 Apr 2010 22:39:00]
艶子 > ふぅん。まあ、投げつけたり落として割ったりと、何かと消耗品だからな。松明はその点便利だぞ、落としても大丈夫だし。 ( などと生活の知恵のようなアドバイスを。私用で来ているのなら、自警団から渡されるであろうランタンを持っていなくてもおかしくはないか、と思ったのだ。…次の台詞を聞くまでは。 ) ………え? ( 今、何て言った? ) ………。 ( 傭兵の笑顔がみるみる内に消えていく。怒っているわけではなく、悲しんでいるわけでもなく、どちらかと言えば動揺している類の。そして理解が追いつかないまま、頭上の声に私も視線を上へ。 ) 仮面男。 …退院した、って… お前、入院してたのか?いや、それよりも自警団を辞めたって、どういう…。 ( 事情を知らない私は、ただ混乱するだけだった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:31:02]
リコ > ( ようやく明かりに目が慣れて来る頃には、相手はすぐ近くまで来ていた。 そしてそれは身知った相手だった。 ) おや、ツヤコさんじゃあないですか。 お久しぶりです。 ( 随分長い間見ていない笑顔がそこにあった。 ) あははは、いまはちょっとランタンがなかったもので。 そのうち買いますですよ。 ( 以前は自警団のものを使っていたのだが、いまは使えないのでしばらくは明かりなしになりそうだ。 ) ええと…………自警団は、辞めちゃったですよ。 ( あまり深刻に言っても心配されるだろう。 そう考えて努めて軽薄にそう返した。 次に聞こえてきた声に、少し後悔したが。 ) ………………………………おや。 お勤めごくろうさまです。 ( 頭上から降ってきた声に対する驚きは一瞬だ。 鎌首をもたげる感情を抑えて、努めて冷静にそう返した。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:25:15]
アイゼンリッター > (ランタンの灯りに――聞き覚えのある声、か。自警団がこんな所にまで来るとは到底思えないのだが)……………ふむ。(屋根の縁に足をかけて、眼下を覗き込む。 そうして見てみれば、幾度か会話を交わしたことのある自警団員と、随分と前に一度遭遇した傭兵の姿があった。 自警団員が制服を着ていないことには気付いたけれど、特に其処を気にする理由は無い。 ああ、そういえば、やはり前にもこの二人を見た記憶があるが。 この二人が知り合いだという事を、まずは改めて覚えておく。情報はあって困ることはないからだ)…………どうやら、無事に退院したらしいな。 何よりだ。(と、真上から二人に声をかける。 彼女と争い、怪我をさせたのは此方なのだが、特に悪びれた風もない。 というより、声自体に感情が篭っておらず、淡々とした調子で)  [Fri 23 Apr 2010 22:22:44]
艶子 > ――――っ ( 鼻歌は突然途切れる。前方の気配を感じたからだ。しかもそいつは、明かりを持っていない。明かりを持っていればもっと以前に気付いた。――こんなところで明かりを持っていない奴っていうのは、何かよからぬことを考えているのでは無いかと思わせるに十分だった。だが、明かりを掲げて眼を凝らしてよく見てみれば。 ) おっす、リコ。久しぶりだな。元気だったか? ( ランタンを下ろした向こうにあるのは、豪天寺艶子の笑顔だった。 ) 危ないぞー、夜道を明かり無しで歩くのは。――今日は制服着てないんだな。別の用事で来たのか? ( 豪天寺艶子にとっては、何もかもいつもと変わらず動いている筈だったのだ。この暗黒街も、リカルドも。だから、制服を着ていない理由を傭兵は知らないのだ。そして同じく、頭上の気配にはまだ気付かない。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:17:16]
リコ > ( なんだか随分とのんきな鼻唄で、何処かいい加減な感じがあった。 聞こえてくる方を見やると、ランタンの明かりが揺れていた。 闇に慣れていた目にはそれは随分と眩しくて、リコは目を細めた。 どこか懐かしい声のする、それ。 ) おや……………もしかして。 ( そちらに気を取られていたためか、頭上の足音には気付いていなかった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:11:52]
アイゼンリッター > (いつもと変わらない――そう、ある意味ではその通りだ。 視線を上に向けているか、或いは耳を澄ませていれば、建物の屋根を走る人影と、その足音に気付くことができるかもしれない。 今夜も変わらず、ヴェイトス市の屋根上を走り回っている怪人のそれだ)……………。(今夜のところは異常なし。少なくとも自分の目が届く範囲では、だが。 街の何処かで必ず犯罪がおきているし、その被害にあう人もいる。 ただ、たった一人で街の全てをカバーする事は不可能だ。 忌々しいと内心で舌打ちを一つ)(さて――鉄仮面を被った怪人は徐々に二人の方向へと近づいてきており、このまま貴女たち二人がめぐり合うのであれば、その地点の屋根上で立ち止まる事になるだろう) [Fri 23 Apr 2010 22:10:28]
艶子 > ( 曲名は本人も知らない。いつだったか芸能横丁で耳にしたことのある、気に入ったフレーズを歌っているだけだ。案外、作曲者も曲名なんてものは決めていないのかもしれない。 ) ( リカルドの前方でランタンの明かりがゆらりと揺れ、そしてそれは近づいてくる。久しぶりに歩く暗黒街の夜はどこかおぞましい雰囲気を漂わせつつも、懐かしいような気がしていた。――今日ヴェイトスに着いたばかりの豪天寺艶子は、早速暗黒街に警邏に出た。それは使命感からというよりは、勘を取り戻そうとしているのかもしれない。 ) ――ん。いつもと変わりない暗黒街だな、安心した。 ( と、一人呟くのだった。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:01:59]
リコ > ( こういうとき、あの屋根の上をかける怪人はきっと迷いもせず、街を見下ろしながらどこにだって行けるのだろう。 それは便利そうに思えた。 あの怪人はロープを使っているようだったが、生憎とリコはそういうものは持ち合わせていない。 ) ……………………どれ。 ( 素手でどうにかいけないものかと思い立って、手近な壁をぺたりと触れて見た。 見上げて見れば、大したとっかかりもない壁がずっと上まで続いていて、夜空を切り取っていた。 一番低い窓でも、ジャンプした程度で届く高さにはなかった。 壁は当然のことながら垂直で、さすがにどれだけ助走をつけたところで駆け上がるのは無理そうだった。 さすがにそんなニンジャみたいなことはできない。 と、なにやら鼻歌が聞こえてきて。 ) [Fri 23 Apr 2010 22:00:31]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――さて。』 [Fri 23 Apr 2010 22:00:15]
お知らせ > 艶子さんが入室されました。 『 暢気な鼻歌が聞こえてくる。 』 [Fri 23 Apr 2010 21:57:07]
リコ > ( 夜の街を歩くのならば、やはり灯りくらいは必要だったか。 月明かりだけを頼りに歩きながらそう考えた。 暗いのは嫌いだ。 暗いと、道を見失う。 突き進んでいかなければならないのに、道が見えない。 もっと光が欲しかった。 ) さて……………どうするですかね。 ( やることもないのでツカサさんの探偵事務所を探そうと思ってでてきたものの、見つからないまま歩いているうちにすっかり迷ってしまったようだった。 警邏で随分歩いていたと思ったが、まだ知らない道も多いようだ。 大きな道に出ればだいたいはわかるだろうと、大して心配はしていなかったが、しかしやはり暗いのだけはいかんともしがたかった。 ) [Fri 23 Apr 2010 21:56:13]
リコ > ( 夜の暗黒街を歩く。 以前は自警団で借りていたランタンはない。 誇るように纏っていた制服もない。 黒い詰襟は夜闇の中に頼りなく、腰に帯びた二本の鉄の塊だけが、いまのリコを守る全てだった。 誰も守ってはくれない。 いや、守られてはいけないのだ。 そのことがわかっていなかったから、リコは苦しんでいたのだ。 何かを与えられるのは、それにふさわしい働きをしたものだけだ。 正義の一つも成し遂げていないリコに、与えられるべくもない。 ) …………今夜は冷える、んですかね。 ( よくわからなかった。 最近は、随分鍛えられた体のおかげか、感覚がやる気をなくしているのか、暑さ寒さをあまり感じない。 こうして見回りをするのに便利なので気にしてはいないが。 ) [Fri 23 Apr 2010 21:44:40]
お知らせ > リコさんが来ました。 [Fri 23 Apr 2010 21:35:30]
お知らせ > カルミラさんが退室されました。 『壊れた木箱の中に後始末を丸ごと投げ込んで、その場を後にする。』 [Thu 22 Apr 2010 02:57:01]
カルミラ > (その血液は今日の澄んだ空に似合わない―― ) ――しつこさが強すぎる味だったわ。(緊張の糸が切れて意識を失ったか、それとも事切れて終わったか。 木箱の上から降りる際に動かない体を踏み付けにしたが、最早一瞥もくれることは無かった。 汚物で無いと判っている石を踏んでも、人が視線を落とさぬように。) 所詮人だものね。 ・・・まったく、フランは何処に行っているのかしら。 こういうときこそ、力になって欲しいのに。(攫われて国外に居ただの既に返ってきてるだの、人社会を正常に把握できていれば掴めていたかもしれないが―― 世界と関わって数ヶ月の小娘には、そのあたりはまだ無理があるようだ。) [Thu 22 Apr 2010 02:53:09]
カルミラ > (とはいえ実際、その答えを真剣に女に求めているかというと其処までの物でもなく――― 杖を地面に立てて倒れた方に進むことにしようかー 的な、一種の占いみたいな効能だろう。 それは人間一人の命を懸けても成すべきことであり、逆に言うと人間一人の命などその程度という認識なのだ。) ゆっくり考えてもいいの。 でも、時には霊感に身を任せる事も大切よ?(それとなく催促も出したりしながら、たまにその唇を注視する。 何かの言葉を形作る動きから意味を取り出そうと――)た・・・た  ・・・? 大切なものを、ということかしら?(融通より矜持ということならば人には惜しいあっぱれな精神である。 事が成った際には、こういう者をこそ側に置きたいもの――) ・・・・。(――と思ったが、良く見ると「助けて」であった時点で一気に高揚が引いてしまった。 両手から解かれ地面に還った体はほぼ屍のそれ。 思い返してみれば――) [Thu 22 Apr 2010 02:45:16]
カルミラ > (求めるだけ際限なく与えられてきた箱入りの姫は、それ故に限度とか加減をしらない。犠牲者がその捕食行為を一度耐え抜いたとして、「無防備で無力な少女と軽視した結果が・・・」 ――なんて考える余裕も無いだろう。  加減は知らなくても経験でそれは理解している。恐れの糸で張り詰めているだけの消え去る寸前の体。 だからこそこの質問がある と考えている。) さぁ、貴女の偽りなき言葉で答えて?(極限の時において人はうそをつけないと見た本に書いてあったので。)矜持と理想、私はどちらを選ぶべきかしら。 (匙の上に残った極上のスープを味わうように、静かに傷跡に舌を這わせながら―― 喋る事も儘ならなそうな女への、一方的な質問は続く。 深慮の要る内容なので、直ぐに回答が無くても罰を与える事はないが、その分行為は長期に及ぶ事になる。) [Thu 22 Apr 2010 02:24:20]
カルミラ > (少なくとも後者のほうは、そうしなければならない理由があったからだろう。 少女の腕の中で、女は目を伏せて動かないが――それは情事の恍惚でも耽美の陶酔でもない。彼女を縛り付けているのは、失血と被虐の恐怖である。 青くなった唇は小さく痙攣し、無防備な首筋には二つの傷が、辛苦の痕をさらしていた。 少女の抱擁さえなければ、膝を折って地に倒れることができた筈なのだ。) 二者択一は苦手だし、嫌いだわ。  ――貴女はどう思うかしら?(少女――吸血鬼カルミラ・アイレンベルクは生来の略奪者であるが、気紛れに他者に与えることもある。 今にも意識を手放したい女は然し起立を余儀なくされ、生死の淵で今まさに、その唯一の提供物を味わっている所だ。) [Thu 22 Apr 2010 02:12:08]
カルミラ > (しかもそれが二人分ともなれば、某カジノのBINGO程度には確率が跳ね上がる。 座った少女に凭れるようにあと一人。ある方向性に特化した派手な衣装は近隣を住居にする女性のものだ。 立地的に淫売窟にも近いし、ともすれば無法の地と揶揄される暗黒街にも名士・資産家の類は居る。もちろん好色者は表街以上で、まぁつまりそういうのを相手に成り立つ商売女も居るには居るということであり。) 困ってしまったわ。 住みやすい所には良い家が無いし、良い家がある所は住み辛いの。(後ろから愛しげに手を回して、ドレスの少女はその女を抱き留めている。 肩に乗せた頬は薄い紅色を帯び、囁く声音は夢心地のそれだ。 緩んだ表情を安易に見せるのも他人に体重を預けられるのも、貴人を自称する少女の普段からは逸脱した光景ではあるが) [Thu 22 Apr 2010 01:55:23]
カルミラ > (路地裏といっても暗黒街には様々な風景があるけれど、この辺りは中でも酷い場所。 二階建ての家が月光をも遮る暗い暗い小道だ。 大凡貴族の腰掛ける場所として相応しくないのは言うまでもないが、お嬢様といえどピクニックぐらいは嗜むし、その際は芝生に敷物で食事をすることもある――つまり現状はそういうこと。)・・・この街は大体見て回ったのだけれど。 (勿論じべたりあんは貴にあらず、箱の上に鞄をのせて、その上に座る程度の工夫はしてたりする。 貴人はおろか通行人の気配も珍しいこの辺りで見られる光景としては、その赤のドレス姿は少々珍しいものだ。人通りが多ければかなり目を引いただろう。) [Thu 22 Apr 2010 01:42:30]
お知らせ > カルミラさんが入室されました。 『路地裏の木箱の上。』 [Thu 22 Apr 2010 01:33:39]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 『(なら、他の手を考えるまでだ)』 [Thu 22 Apr 2010 00:05:07]
アイゼンリッター > (勿論、自警団への怒りや憎悪を募らせ、責任転嫁したところで状況は変わらない。 第一、そうやって愚痴を言うばかりで行動しないのでは、連中と大差なくなってしまう。 ――決して停滞せず、行動し、実行に移せ。 悩むのではなく、思考する。 それこそが重要だ)……………。(一番確実なのは、犯行現場を押さえ、犯行を阻止し、被害者ともども自警団へ連れて行くことだ。 だが、奴が『幸せ』ならば眼球を奪うような真似はしまい。 それに恐ろしく都合の良い思考に吐き気を催したが、奴はどうやら後悔しているらしいことを墓地で仄めかしていた。 その癖「自分の殺した人間以外に裁かれる気はない」などと述べ、未だにのうのうと居住区で暮らしているのだが……。 だとすれば、現場を押さえるというのは難しくなってくる) [Wed 21 Apr 2010 23:54:11]
アイゼンリッター > (両手足を駆使して、家から家へ、建物から建物へと飛び移っていく。 この移動方法を始めてから随分になるが、もう慣れたものだ。 周囲を見回し、眼下の通りを眺める余裕さえ出てくる。 ――かえって上方へは注意を向けないものだ。 此処からの警邏、奇襲は、今のところ良策だといえた)………………。(証拠が必要だ。 奴が目玉泥棒だという証拠が。 だが、曲がりなりにも今まで尻尾をつかませなかった殺人鬼。 そんなものを手元に残しているような、迂闊な真似はしていないだろう。 ――忌々しい。 もっと早く、奴を抑えることができていたなら、こんなことにはならなかったというのに) [Wed 21 Apr 2010 23:41:46]
アイゼンリッター > (――目玉泥棒の一件をどう進めるか、が当面の課題だ。 奴の居場所は掴んだが、自警団に通報するべきか否か。 当てにならない組織だが、あの殺人鬼に法の裁きを下すには、悔しいかな連中の手を借りなければいけない。 が……)……奴らのことだ。 見た目に騙される可能性が大きい。(吐き捨てるように呟いた。 目玉泥棒は、少なくとも外見だけは儚げな少女だ。 誰もが油断し、それ故に殺される。 ――だが、自警団は外見でしか物事を判断しないだろう。 ぐちゃぐちゃと理由をつけ、面倒ごとは無かった事にしたがるに違いない。)…………。(どうするべきか。 そんな思考をめぐらせながら、警邏を続けていく。  今現在、目玉泥棒の犯行が収まっているということは、奴は『幸せ』なのだろう。 いつ爆発するかわからない以上、急がなければならない事は変わらないが、逆に冷静に考える程度の猶予はあるという事だ) [Wed 21 Apr 2010 23:17:51]
アイゼンリッター > (一つの事件が終わったと思えば、また一つの事件が起きる。 ヴェイトス市では、それが当たり前の日常だ。驚くようなことじゃあない。 ――それに、別に、そういった事件に限った話でもない。 ……たまたま展覧会の絵が呪いの絵で、たまたま見に行ったせいで絵の中に閉じ込められた。 たまたま裏路地を歩いていたら、たまたま犯罪の被害にあう。 ――同じようなことだ。 一方が衆人環視の中で発生したから目立つだけで、危険性は何ら変わらない。 誰もが盲目的に自分だけは被害にあわないと信じ込んでおり、見て見ぬ振りをしているだけの話だ)…………。(闇夜の中、屋根の上を疾駆する鉄仮面の男の胸中は、そんな想いで満ち満ちていた。 怒りと憎悪、苛立ち、義務感。 そういった感情の交じり合ったそれは、はっきりと言ってしまうならば狂気に近い。 警邏活動に身を投じている彼の精神は、極めて危うい状態にあるのだった) [Wed 21 Apr 2010 22:47:18]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――さて。』 [Wed 21 Apr 2010 22:42:54]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが帰りました。 『そして、ちょこちょこ話題にくちばしを突っ込む程度には会話に参加しよう』 [Mon 19 Apr 2010 22:56:17]
ビリー・ウォン > (魔女を巻き込むとか、他の薬に混ぜるとか色々アイディアが出ているようだが…メリットに比べてデメリットが大きすぎると思うのだが…。ずっと夢から醒めないでいられる程度なら他に代用も聞くだろうし…さて、どうしたものか…) [Mon 19 Apr 2010 22:55:42]
ビリー・ウォン > …現状の阿片については、阿片窟で運用する分には品質としてまったく問題はありません。ただ、このヴェイトス市で広めようとするには、他の薬の方が安く、付加価値が多いので阿片の品質だけを頼りにするのは難しいと思います(性転換薬とか平気で転がっているこの街に単なる麻薬ではインパクトも足りなかろう…いささか直言過ぎたが) [Mon 19 Apr 2010 22:54:06]
ビリー・ウォン > (待て待て、こういう場合は一から現状を確認してみる必要がある。一から原因がわかっていけば、全体像も大した事がないって事も良くある。落ち着け、ビリー)はい…?(と思っていたら、なんかいきなり話を振られた…内容は阿片の品質などについてらしい) [Mon 19 Apr 2010 22:49:55]
ビリー・ウォン > ……解せませんね(ぽそっと小さな声で呟いて…。上座に鎮座する高齢のボスがうっかり興奮しすぎて倒れないように、お幇間医者ことこの漢方医が控えていると言うのなら判る。が…)・・・・・・・・(なぜ、自分が末席とは言えこの幹部連中に加わっているのか問いたい、問い詰めたい、が…そんな命知らずな事などできない) [Mon 19 Apr 2010 22:46:39]
ビリー・ウォン > ………(本国と比べ、このヴェイトスにおいては中規模マフィアに手が届かない程度の安青会。メインは阿片の取引、阿片窟の運営。付随して娼館や賭博がついてくると言った程度なのだが…このままで終われない幹部連中はこれからどう勢力を拡大していくか額をつき合わせて真剣に言葉を交わしている) [Mon 19 Apr 2010 22:43:33]
お知らせ > ビリー・ウォンさんが入室されました。 『フォーウンマフィア「安青会」の幹部会』 [Mon 19 Apr 2010 22:40:25]
お知らせ > 凛々さんが退室されました。 [Mon 19 Apr 2010 03:21:17]
凛々 > ( 淫魔に良いようにされたり最近はなんか私散々だ。 ) 鍛練所はちょっとお前の格好目立ちすぎないか…………―――――いや、やっぱだからこそ鍛練所でやろうか! ( 鉄仮面を倒した女………何とも有名になりそうな響き! )( それはともかくとして―――私が知っている事は素直に教えるとしよう。以前アクセラに教えられた家―――――目玉泥棒メアリアン・ロッドの家の場所を。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:20:57]
お知らせ > ???さんが退室されました。 『怪物は闇に帰る』 [Mon 19 Apr 2010 03:16:15]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――それで、アクセラレーターの家は何処だ?』 [Mon 19 Apr 2010 03:14:06]
アイゼンリッター > (はぁ、と息を吐いた。 時間――いつも時間との勝負だった。 一分一秒でも早く現場に向かわなければ、犯罪者を倒さねば、目玉泥棒を追い詰めねば、怪我をした被害者を病院へ運ばねば。 そうでなければ、こうもアッサリと答えを導き出すことはできなかったろうが)……ヴェイトス市には、本当に怪物が多いな。(そう、はき捨てるように呟いた。 あれが一般市民を襲ったらどうなるのか、全くもってして想像がつかない。 恐ろしいというのならば、その点に関してだ。 今回は撃退するに留まったが、それにしたって太刀打ちはできなかったのだ。 ……さて、と凛々の方を向いた)……なら、今度鍛錬場で勝負しようか。 少しはウサ晴らしになるだろう?(なにやら他にも色々と鬱憤が溜まってそうだし、と壁をけりつける彼女に告げて。 ――さぁ、本題に入るとしようか) [Mon 19 Apr 2010 03:13:51]
凛々 > 戦いの後はいつも虚しい………。 ( 豪快に外した恥ずかしさを誤魔化すようにそんな事を言ってカッコつける娘であったが―――― ) ――――――ゥァァーッ、やっぱ何かムカつくぅー!!! ( ふわーふわーと飛んでいく骸骨を見送ったあと、溜まりに溜まったフラストレーションを発散させようと安普請の壁を全力で蹴りつけた。見事にお手本のような八つ当たりである。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:09:19]
??? > ( 問いに答えた二人の顔をそれぞれ眺め。 ) オマエの、勝ちだ ( 白く尖った骨の指を鉄仮面へと向け、ホニヤンペイはくるりと踵を返す。 そして、止められなければそのまま歩き出すだろう。 上へ、上へと。 ) ( 暗黒の空へと向かって。 ) [Mon 19 Apr 2010 03:02:55]
アイゼンリッター > (その言葉に妙な親近感を覚えて、鉄仮面の下で自然に口元が緩んだ。今までに無いことだ。  勿論、緊張感が欠けているというわけではない。戦闘の最中だからこそ、だ。 常日頃から神経を張り詰めているせいか、こうした誰かと共に軽口を叩きながら、というようなのは久々――或いは初めてかもしれない)…………………む。(そして投げかけられた問い。 些か奇妙にも思えるそれは、リドルの類か。 奇妙な存在だ、本当に。 しばし黙考した鉄仮面は、隣の娘が「虫」と口にするのに合わせて、自分なりの解答を述べた)時間、じゃあないのか? [Mon 19 Apr 2010 02:47:38]
凛々 > (※二重投稿失礼orz) [Mon 19 Apr 2010 02:45:38]
凛々 > 効くまでぶっ刺してみる。 ( 何か策は?と聞かれた娘は真剣な眼差しをキランと光らせて頭の悪過ぎる事を大真面目に口にした。 ) ―――――へ? ( その行為を早速実践しようと足に力を入れた時、その骸骨の謎かけで足は止まった。 ) え、えーとえーと…………動物とか鳥とかの名前だよな、大抵こういうの。―――――― ( ポクポクポク。超真面目に考え中。 ) そうだな――――――ズバリ虫(無視)だ!!! ( チーン。ファイナルアンサー!たっぷり悩んだ後にその謎かけにビシッ!とポーズ決めながら女なりの答えを出してみる。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:44:06]
凛々 > 効くまでぶっ刺してみる。 ( 何か策は?と聞かれた娘は真剣な眼差しをキランと光らせて頭の悪過ぎる事を大真面目に口にした。 ) ―――――へ? ( その行為を早速実践しようと足に力を入れた時、その骸骨の謎かけで足は止まった。 ) え、えーとえーと…………動物とか鳥とかの名前だよな、大抵こういうの。―――――― ( ポクポクポク。超真面目に考え中。 ) そうだな――――――ズバリ虫(無視)だ!!! ( チーン。ファイナルアンサー!たっぷり悩んだ後にその謎かけに女なりの答えを出してみる。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:43:36]
??? > ( 停止したまま、後退る二人を睨む怪物。 倒す術を持たない人間と、恐れられない怪物。 所謂、膠着状態。 ) ( ソレを打開する為に怪物が取った行動は――― ) いつもせかせか歩いている。 他人の都合はお構い無し。 来るなといっても遣ってきて、帰れといっても知らんふり、泊まれといっても去ってゆく。 呼び止めたって振り向きもしない。 これは誰? ( ホニヤンペイは、謎かけ遊びで勝負するのが好き。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:34:57]
アイゼンリッター > ……幽霊か、それとも何か違うものなのか……。 攻撃はしてこない、ようだが(ピタリと制止した髑髏。 距離を取る凛々にあわせて後退しながらも、警戒を解く様子は無い。 しかし、彼女の槍が通用しないとなると、此方の残る攻撃手段も無意味であろう。 聖水さえ効かないのであれば――……)……私の方は正直言って、手詰まりだ。 策はあるか?(ヴェイトス市には怪物が多い。 こういった事態も想定して然るべきだったが、いかんせん、現状では手に入る装備にも限りがある。 某か考えておかなければ) [Mon 19 Apr 2010 02:22:20]
凛々 > ―――――……なっ……!? ( 突如目の前でその急接近を止めた骸骨。娘の口からは驚きと困惑の言葉が漏れた。その感触は空を薙ぎ、何物も触れる事はなかった。――――面倒な奴が!と更に苛立ちを募らせながら後ろに一足飛びをし、まずはその骸骨から間合いを離そうと。 ) [Mon 19 Apr 2010 02:18:11]
??? > ( 互いを庇い合おうとする人間達の行動、迫る怪物は―――――二人の前方約3メーターの位置にて急停止する。 ) ( 一人は恐れを怒りで克服し、一人は相棒を失う事を恐れている。 この場の誰もが、怪物を恐れては居ない―――― ) ( この世には様々な都市伝説がある。 そして、その数と同じだけの様々な都市伝説の怪物が居る。 しかし、その中に『被害者に恐れられない恐ろしい怪物』というものは居るのだろうか? 『恐ろしい行為を行いながら恐れられずに人を襲う怪物』というものが存在するだろうか? ) ( そんな者は――― ) [Mon 19 Apr 2010 02:03:36]
アイゼンリッター > (舌打ちを一つ。 以前に対決したゾンビには聖水が効いた、というよりアンデッドやら悪魔やら吸血鬼やらの類には聖水が効くのが相場だ。 通用しないのなら――糞、ただ髑髏の顔をしただけの生き物だとでも? この街には訳のわからない怪物が多すぎる……!)――――凛ッ!(其処まで咄嗟に判断して動けたわけではない。 殆ど反射的な行動であったし、半ば本能めいたものだ。  自分の目の前で知り合いが殺されるのは御免だ。そして、情報を持っている彼女を死なせるわけにはいかない。 怪物が此方に向かってくるのであれば、尚のこと幸いだ。 槍を薙ぎ払った彼女の動きに合わせて、その前へと飛び出し――怪物から庇おうとする。 何にしても、彼が鉄仮面を被ったのは、犯罪者や怪物を駆逐し、同時に市民を守る為だったのだから) [Mon 19 Apr 2010 01:52:59]
凛々 > ( 怪物に対する恐怖心は、蛮勇にも近い敵対心で押し殺される。――――恐怖を打ち消す物はいつだって怒りだ。そして私は今、この怪物に意味もなく怯えている事にとても怒っている。 ) チッ――――!! ( 無視されて鉄仮面に行ったからちょっと私的にカチンとキタ。鉄仮面に迫る骸骨に合わせて槍を斜めに薙ぎそれを迎撃しようとするが――――予測よりも更に速い!?これではタイミングが合わないか! )( しかしパプテスにより祝福された聖なる水も効果がなく、そして物理的攻撃も意味をなさず、人間の限界を超えた速度を持ち、特定の術でなければ対抗出来ない相手とは何とも厄介極まりないものだ。それに何の容赦も会話もなく逃れえぬ速度で突進してくる。噂で生まれた故に噂されなければ弱点なりえない怪物とは随分強力なものである。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:47:16]
??? > ( 投げ上げられる聖水の瓶、流星の尾の様に聖性を帯びた液体を撒き散らして迫るソレに――――突き進む。 今の所、ホニヤンペイは聖水に弱いという噂は無い。 )  ( 降り注ぐ聖水の雫を引き連れ、ホニヤンペイが虚空を駆け出す。 文字通り、人を超えた速さで駆ける怪物。 目標は、鉄仮面の貴方だ。 ) ( 人間の速さの最高峰が自足40メーターチョイ、人を超えたホニヤンペイの速度が時速50メーターとすると、なんと一秒間に15メーターを走りきるという文字通りバケモノじみた動きだ。 ) ( 瞬きの間に、魔が迫る! ) [Mon 19 Apr 2010 01:36:47]
アイゼンリッター > 私も、凛が知り合いだった事に驚いている。――散々、街を走り回ってたのが馬鹿みたいだ。(だが、それでも一歩前進だ。過程に問題は無い。 思考するべきは今後の事であり、そして現在の状況に対して。 相手が羽も無いのに飛んでいるという事は、何らかの魔術的な能力を持っていると考えて差し支えないだろう。 つまり他の攻撃を仕掛けてくる可能性が高い。 火を吐いたり、槍のようなものを作り出して投じたり、周囲に霧を出したり、催眠状態にしようとしたり――まあ、自分の体感した魔術なんて、その程度のものだが)……となれば、と。(相手が高さの面で此方を上回っているという事も含め、時間を与えては拙いと判断する。 あの手の連中は詠唱なり何なりをした後に、行動に移す。 なら今が好機だ)―――ッ!!(聖水の瓶――蓋は外れている――を思い切り、上空の骸骨目掛けて投じる。 中に詰まった液体が空中にぶちまけられ、降り注ぐような形になるだろう。 10mもの上空にいる相手に、果たしてどれほど届くかはわからないけれど) [Mon 19 Apr 2010 01:16:41]
凛々 > ―――――……俄には信じられないもんだ。ちょい唐突。 ( 彼が告げた言葉には驚きがあった。目玉泥棒は知っていたけれども、アクセラがその仲間だった?………悪い奴には見えなかったんだけれどな。まあ私の人を見る目なんてその程度。 ) 見下ろすな死体。私が見下す側だ。 ( 意志の強さを伝えるその鋼の色の目は相手の一挙一動を見逃すまいと警戒の色をより一層強くしている。 )( 武器はただ鍛え上げた己の技のみである。それ以外は何一つこの娘にはない。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:06:20]
??? > ( 怪物は、あなた方の上空約10メーターの地点に立っている。 文字通り立っている、虚空にだ。 ) ( 歯を打ち鳴らす怪物は、虚空よりあなた方二人を見下ろしたまま、微動だにしない。  恐れを見せぬ獲物を前に、用心深く隙を覗っているかのように。 ) [Mon 19 Apr 2010 01:01:07]
アイゼンリッター > ……奴は、私が延々と追いかけてた連続殺人鬼の仲間なんだよ。 メアリアン――目玉泥棒の、な。(目玉泥棒の名前、容姿、居住区にいる事までは掴めたが……其処からが手詰まりだった。 だが、これで一歩進むことができる。 或いは目玉泥棒本人に辿りつく可能性が出てくる。 ――何としてでも、切り抜けなければなるまい)……ああ、そうしてくれると助かる、が――骸骨、か。(自分と凛々が揃っている場所に姿を現すとなると、例の死霊術師絡みが真っ先に思い浮かぶ。 あの老人は未だに自警団にいたと思ったが、或いは他にも存在したのか。 強迫観念に駆られている鉄仮面は、都市伝説の存在を知っている可能性はあるにしても、その結論には至らない)…………。(まあ、いずれにしても、だ。 相手が怪物の類なら、最善手は一つ。 ベルトのポーチから、聖水の瓶を引き抜く。 紐で結ばれているそれは、一挙動で栓が抜ける仕組みになっているのだ)(隣にいる女性の実力は、幾度か肩を並べて戦ったことで把握はしている。 あれからきっと鍛錬は積んでいるだろうから、成長している事も踏まえて――不安は感じなかった。恐怖もだ。 都市伝説の怪物の帯びた恐怖心を煽る力は、鉄仮面には届かない) [Mon 19 Apr 2010 00:53:58]
凛々 > いや金とかはいらないけど………ただ知り合いの場所教えるだけだし。 ( それに金貰ったら、なんかよくわからんけど売ったみたいで気分が悪い。 ) ――――………?スマン。理由が掴めない。吸血鬼だからってアクセラの奴を悪く言うのは私はちょいとどうかと思うが。 ( こっちとしては悪い印象は無い相手なだけに。更に目玉泥棒との関わりなども知る由がないから、彼がそこまで拘る理由が凛々にはわからなかった。 ) ま、取り込み中のこの件が終わればちゃんと教えるさ。 ( ―――骸骨男。うーん死霊術師を思い出す。まあ私がやったのは三下だが。そんな事を考えながら袋を剥ぎ取り槍を露にする。 )( ちなみに都市伝説の誘拐犯の噂とかなーんにも知らない。馬鹿だし無知だし。自分以外の噂には疎いぞ私は! ) [Mon 19 Apr 2010 00:46:02]
??? > (カタカタカタカタ………)    ( 天より響く音。 それは、歯を打ち鳴らす音。 ) ( あなた方は知っているだろうか? ヴェイトスに流れている奇妙な噂の一つ、タキシードを着た誘拐魔のお話を――――闇色のタキシードとシルクハット、そして同じ色のマントを身に着けた骸骨。 噂通りの様相で佇む誘拐魔が其処に居る。)  [Mon 19 Apr 2010 00:40:51]
アイゼンリッター > (此方も素早く、腰のポーチに手をかけながら、音源の方向へと身構える。 ――この街には何が現れてもおかしくはない。 身をもって体験し、挑み続けていることだ)もう一つ頼みがある。……もし此方の身に何かあったら、アクセラレーターの家の情報を自警団に通報してくれ。(それ故に、鋭い声で凛に告げた。 今この瞬間、彼女の体は最も重要な……守るべき存在となっている。 そして、彼女が握っている情報も、だ。 何としてでも誰かに伝えなければならない。 ここで、手掛かりを途絶えさせてはならないのだから) [Mon 19 Apr 2010 00:31:56]
アイゼンリッター > 成程。その上で、なお強い、か。――願ったり叶ったりだ。 此方も、槍を相手に一度は戦っておきたいと思っていた。(暗黒街やスラムで槍を武器にする輩がいるかどうかは定かでないにしろ、長柄武器使いとは今まで闘ったことがない。 相手とはまた違った理由ではあるが、対決しておかなければならない相手なのだ)……そういう意図は無いんだが――不快なら謝っておく。(どうにも女性相手の、こういった事に関する機微というのが自分には無いらしい。 微かに人間味の篭った溜息を一つ。 そして――)……………(アイツん家くらいだけど?)……十分だ。直ぐに教えてくれ。 それこそ、20万エン支払っても良いぐらい、大きな情報だ。(アクセラレーターがメアリアン、否、目玉泥棒と深い繋がりがあることは掴んでいる。 その寝床だと? この半年以上もの間、追い求めていた手掛かり、最高の手掛かりじゃないか!) [Mon 19 Apr 2010 00:31:47]
凛々 > ――――――!! ( 凛々はアイゼンリッターと対峙する事を止め、その異質な音が聞こえた方へと向き直り素早く袋に入れたままの槍を身構えた。街中ではまずない筈の異常な音。警戒しない理由がない。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:25:07]
凛々 > 室内だと確かに厳しいのは認める。あと携帯がめんどくさいのも認める。――――お前には一度しっかり私の強さを刻んでやらなきゃと思っていた所だ。 ( 本来は槍持ちとかいう立場の人間に持たせたりする事もあるし。―――私は私より強い奴を許さない。何故なら私が最強だからだ。そういう意味では、ここで彼と格付けをしっかり済ませて起きたいとも。 ) かか、スタイルとか関係ないだろうが!唐突にセクハラすんなバッキャローッ!! ( こないだあーんな事があったばかりだからかなり過敏に反応した。 ) ん?アクセラ?―――――あーあいつ吸血鬼だったのか……どうりで馬鹿強いわけだ。 ( 一人納得する。以前決闘して見事にボロ負けした相手。―――しかしまずいのは負けたら何でも相手の言う事を聞くって約束をすっかり忘れてた事だ。ヤバっ。 ) 私が知ってるって言ってもアイツん家ぐらいだけど? ( 正確にはメアリアンの家なのだが勘違いしている。本当は負けた罰ゲームとしてそこの家で堕天使なんちゃらルックでお手伝いしなきゃいけなかったんだけど、ちょうど百万の仕事と重なったからか盛大にすっぽかしてしまった。マジ悪いと思ってる。 ) [Mon 19 Apr 2010 00:22:13]
??? > ( カタカタカタ……… )        (カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・・・・・・・)      (音が、響く。 何か硬い物を打ち合わせるような、乾いた音が。)      (カタカタカタ方カタカタカタカタカタカタ…………) [Mon 19 Apr 2010 00:08:08]
アイゼンリッター > 返す言葉は無いな。――ただ、このままで済ませるつもりはない。(試行錯誤を繰り返し、前進を続ける。 その事に対して迷いは無く、現状を認め、素直に頷いた)ふむ……なるほど。 確かに単純に考えて射程が長いから、有利だろうとは思っていたんだが。 都市部では振り回すのも難しいだろうから、そこが気になっていた。 試して貰えるなら有難いが。(闘志というよりは、今後に備えて、といったところだ。 いつ槍を持った相手と戦うかもわからない。経験しておくに越したことは無く、試してみるかという問いに対しては、そちらが良ければ、と応じる構えを見せた)む……気に障ったならすまない、悪意は無い。 何事につけ長所と短所がある、か――だが、目立つのは確かに、良いところだ。 凛は声が良く通るから、それもあって誰だか簡単にわかる。 それにスタイルも悪くは無い……舞台栄えするから、良い女優になれると思うが。(鉄仮面で正体を隠しており、その自我はカインとアイゼンリッターが入り混じっているとはいえ、舞台に関しての熱意は矛盾せずに存在している。 そうした観点から見れば、彼女は申し分ない存在だ。 素直に賞賛の言葉を口にした。 誇って良いところだ、と)……まあ、これで延々と揉めるのも無意味なことだろうしな。(これで彼女の気が済むのであれば、構わないか。 金銭目当てで警邏をしているわけではないにしても、譲れないのは、もっと他の箇所だからだ。 ベルトのポーチに、袋を収めた)ああ、それなら一つ頼まれてくれないか? メアリアン……目玉泥棒とか呼ばれてる殺人鬼と、アクセラレーターという吸血鬼についてなんだが。 情報が欲しい。 もし何か聞いたら、教えてくれると助かる。(さて――まだ今のところは、第三者の存在に気付いてはいないが) [Mon 19 Apr 2010 00:05:55]
凛々 > ハッ、全く自分がよわっちだなんて認めて情けない奴だな。 ( ふんぞり返り偉そうに。――――けどまあ私もレイなんかのクラスとやると毎度フルボッコにされるし、そんなこと言える立場じゃないが。 ) 当然だな。戦場でも一番活躍する武器なんだぞ。そもそも間合いが違う。剣道三倍段とかいう通りだ。単純に振り回しても強いし剣術なら達人が可能だと言われる光速三段突きなんてのがあるだろ?しかし三段突きなんか槍の技法では初歩の技だとも。――――ま、実際にやりあってみればすぐに嫌でもわかるさ。なんだったら今やるか?ここでな。 ( 槍について語り始めると熱く長い。そして好戦的な眼差しを相手に向けるだろう。 ) 私個人はともかくとかちょっとはフォローしろよ!傷付くだろうが! ( 自虐ネタに納得するなとワガママをギャーギャー抜かす。 ) もう充分だっての…デカ過ぎるのも不便だぞ。頭ぶつけやすいし服は買いづらいし………まあ嫌でも目立ってくれたりとか良い所もわりとあるけれどな。 ( 自分よりデカイ女はないわーと子供の頃に好きな男の子に振られたのはちょびっとトラウマです。 ) 私のプライドの問題だから貰え!拒否は許さんからな。 ( ここで全額突き返さない辺りが庶民なんだが。 ) 家に帰れるぐらいには覚えた!! ( 迷子になんてもうならないさと自信満々。それで納得していいのか。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:50:02]
お知らせ > ???さんが来ました。 『カタカタカタ』 [Sun 18 Apr 2010 23:36:48]
アイゼンリッター > 私が正面から戦っても、勝てる相手ばかりではないからな、忌々しい事に。(吸血鬼だの悪魔だのが多すぎる。 そういった怪物相手に両手両足、小手先の装備で立ち向かわなければならない。 戦術を駆使しなければ、やってられないのが現状だ)――やはり槍だと、多人数を相手取るのは容易か? どうにも、その手の長柄武器は扱ったことが無いから、勝手がわからないんだが。(舞台の上でも基本は剣殺陣だ。 ふと気になっていたことを問うた)(もっともこの男にしたって、犯罪者への敵意、それを看過する者への憎悪に満ち、強迫観念に犯された――言ってしまえば、単なるパラノイアだ。 恐らく、世間から下された「狂人」「怪人」といった評価の方が適切だろう)君個人が標的とされなくとも、護衛の任務をやっていたなら似たようなものだ。 ――まあ、実際問題、無事だったならば良い。(もう一度呟いて、頷く。 二度も知人が殺人鬼の手にかかるなど、御免だ)背を伸ばす方法は色々あるが、止める方法はあまり聞かないからなぁ……。 正直、それだけ背丈があるのは羨ましいが。 しかし――……。(放られた袋を、パシリと受け取って、その重みを確かめる。) 何度か不要だとは言ったんだがな。 どうだ、暗黒街にも慣れたか?(本来はそういう意図で、彼女に情報屋を探すよう伝えたのだ。 ある程度、この界隈をうろついていたのであれば、その目的は達成されていることになる。 ……20万エンか。 確かに、これだけあれば色々と装備を整えたりする事はできるのだが。 どうにも、人助けで金を貰う、という事に抵抗を覚えてしまう) [Sun 18 Apr 2010 23:21:19]
凛々 > そうそう。そんでこないだの金な。お前の分の取り分。 ( 懐から取り出したずっしりとした革袋をぽいっとぞんざいに投げる。中身はしめて金貨が20枚程。まあ大金といっても差し支えはないか。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:07:46]
凛々 > ご苦労様だ。まっ、私なんか強いからそんなセコい手使わないでもよゆーだけどな。 ( 軽口を叩く女は変わらない。世の中を広さを知りはしたが、変わらず自信過剰で適当かつ大雑把で、そしてただただ名声を切に追い求めている。だから幻滅するとしたら、この女が彼の想像するような人間ではなかった。ただそれだけのこと。 ) なんか頭いい奴ばっか襲ってたんだろ?私は襲われる要素が微塵も無い自信があったぞ! ( 力強く言い切る。自慢じゃないが私はとっても頭が悪いからな! ) ゲ。マジでか。………これ以上いらないってーの。 ( 指摘されて知ったから嫌そうに顔をしかめた。そりゃ背が高いのは戦いにおいて有利にも働くが、私はちょっとでかすぎる。少しばかしコンプレックスな点だ。 ) [Sun 18 Apr 2010 23:05:42]
アイゼンリッター > いいや。 相手に上から一撃を与えられるという事を考えれば、多少の手間は問題外だ。 特に集団が相手ならど、奇襲で一人潰せるというのは大きい。(地面に降り立った鉄仮面は、小さく首を左右に振ってそう応じる。 その声音は、常通り低くて冷たくはあるけれど、自警団員や犯罪者を相手に発する鋭いものではない。何処か親しみさえ混じっているような声――彼は、目前の娘に対して幻滅してはいない――だ。 もっとも、今のところは、と注釈をつける必要があるが。 半ば以上、精神に異常をきたしている人物からの評価など確固たるものではない。 彼の基準に反すれば、その評価は簡単に変化するのだから)例の脳喰らいか。事態は収束したとはいえ、次に備えなければならないが……まあ、被害にあっていないようで何よりだ。 少し気にかかってはいた。(脳喰らいが標的をどういった基準で選んでいたかは定かではないにしろ、この街に暮らす存在、というのが大前提だ。 誰もが被害者になる可能性がある以上、彼女も例外ではないという話。 しかし――と自身より頭一つ分は背丈のある凛の姿を見やり、呟いた)……また伸びたか? 最初に会った頃はもう少し、背が低かったような気がしたが。 [Sun 18 Apr 2010 22:55:48]
凛々 > ん、おぉラッキー。手間が省けた。相変わらず高いとこ好きだな。めんどくないかそれ? ( 屋根の方から聞こえる声に振り返り。まあ色々と日常の方で大変な目にはあったりしたが、鈴宮凛という娘は全くいつも通りの歯に衣着せない調子である。 ) ぼちぼち。最近物騒なのあったから護衛の仕事とかあったしな。まあ結局例の怪物には出くわさなかったけれど。  [Sun 18 Apr 2010 22:44:22]
アイゼンリッター > (怪我が治り、復帰してから数日。 居住区の方の見回り――というより“目玉泥棒探し”――を終えた後に、スラムや暗黒街に繰り出すようにはなったが、行動自体に変化は無い。 いつものように屋根の上を走り回り、犯罪者を探し、発見すれば奇襲を仕掛ける。 しいていうなら、以前よりも徹底して、というところか。 妥協はしないと決めた)……聞き覚えがある声がしたと思ったら、やはり君だったか。 しばらく見かけなかったが、調子はどうだ?(と言うのも、当然やはり屋根の上から。 片手を縁にかけてぶら下がるようにし、それから手を離して路面へと降りる。 敵に不意打ちを仕掛けるのでなければ、特に飛び降りる必要もあるまい) [Sun 18 Apr 2010 22:35:24]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――私が……何だって?』 [Sun 18 Apr 2010 22:31:01]
凛々 > 取り敢えずまあアイゼンリッターの奴には20万ほど渡しとくか。それぐらいもあれば充分に義理は果たせるだろ。 ( 特に声量も抑えたりとかそういうのは気にせず独り言。元々私が全額貰うというのがおかしな話だっただけのこと。解決したのはあいつで私はちょっとうろちょろしてただけだしな。 )( それでも私の取り分八割なんだけどな!いいだろ別に!お金はあった方がいざという時にいいの。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:24:39]
凛々 > しかしまあ乙女とか似合わんな激しく……… ( そんなどっかの荒熊とかモノローグに対しての感想を思いながら、非常に長い袋を携行して道なりを歩いていく。目的地はだいぶ前に鉄仮面のヒーローに教えてもらった情報屋のいる場所。そいつ経由であの野郎にこないだの百万の分け前を渡して貰うのが今回の目的である。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:12:48]
凛々 > ( イライライラ。 )( 生まれて初めてオナニーとかしてみたけどスッキリしなかったー!理由は勝手がわからなくってちっともイケなかったからだー! ) うーっ……… ( かといってまあそんな事を叫ぶ訳もなく。苛立たしげに道をガツガツとした調子で歩く女の姓は鈴宮、名前は凛。最近淫魔と関わったせいで性のアレコレを悩み始めているうら若き乙女である。 ) [Sun 18 Apr 2010 22:04:39]
お知らせ > 凛々さんが入室されました。 『うーっ』 [Sun 18 Apr 2010 21:51:47]
お知らせ > エスメラルダさんが退室されました。 [Sun 18 Apr 2010 01:25:05]
エスメラルダ > ( 主人が褒めて下さったという事は、主人が喜んでいらっしゃるということ。ならそれでいいんだ。私の身も心もその全てが他者の為にあるべきなのだ。―――――何故ならエスメラルダは卑しい奴隷という身分なのだから。それだけにして絶対の理由。 ) オルガ様…エスメラルダは、これからもオルガ様がお喜びなさる事を致しますように…誠心誠意務めさせていただきます。 ( 優しく支えるのも人を殺せと命じたのも同じご主人。そして彼女の宣言通りに奴隷は優しく抱かれ、いつもと違うその閨の行為に少女は絶頂に幾度も達した。―――そうして殺人の罪の意識を抱えながら彼女の腕の中で眠りに落ちていく。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:24:41]
お知らせ > オルガさんが帰りました。 『 …そうして、停めてある馬車に歩き出すのだった。 』 [Sun 18 Apr 2010 01:14:16]
オルガ > ( 私はその身体を抱きしめる。人を殺せと命じた直後だというのに、とてもとても優しく抱きしめるのだ。そしてもう一度頬に口付けし、優しく言おう。 ) そう、お前はそれで良いんだよエスメラルダ。私の命令を忠実にこなした。なんて優秀な子だろう!私は益々お前が気に入った―― もう絶対に離さないよ。 ( それは少しだけ歪な笑い方。でも、それが私をそそるのだ。 …それからエスメラルダの肩越しに無様な敗者を見下ろした。私はこうはならない。もっともっと這い上がるのだ。 …それからエスメラルダを支えたまま立ち上がる。 ) …さあ、家に帰ろう。今日は優しく可愛がってあげる。 ( 気を失うまで犯すつもりだったけど、それは止めよう。今日は激しくはせず、労わるように優しく抱いてやるのだ。それが終わったら、いつものようにエスメラルダを抱きしめながら眠ろう。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:12:19]
エスメラルダ > ( 男は崩れ落ちる。先程まで命乞いをしていた口はもう動かない。彼は永久に何も成さなくなってしまった。そしてそれをしたのは私の指先。それがどうしようもなく逃れられない結末だったとしても、それをしたのは私であるのだ。 ) ―――――ぁ……… ( 他の人達の囃し立てる声も――――主人の熱を持った男性の部分も。なぜかそれが遠く聞こえる。私は意識が途切れないように努力しながらも、体の力は抜け落ちてしまい、抱き締める主人に小さな体を凭れかかるように預けてしまう。 ) オルガ 様。 ( 奴隷は主人を見上げて問うた。 ) ―――エスメラルダは、これでよろしかったですか? ( 目隠しの奥の眼は悲しみに満ちていたけれど、主人の前では笑うべきだと奴隷は考える。だから私は懸命に笑った。けど上手く笑えたかどうか。それは奴隷にはわからなかった。 ) [Sun 18 Apr 2010 01:03:14]
オルガ > ( 人を殺す。その行為自体は非情にシンプルだ。簡単なことで人は死ぬのだと今までに何度思ったことか。今だってそう、この奴隷がこの細く可愛らしい指に少し力を込めるだけで、火皿の黒色火薬に点火し、弾丸が射出される。たったそれだけで、人一人の人生が終わるのだ。今まで乗り越えてきた困難も、これから訪れるであろう幸福も、全て無に帰すことが出来るのだ。 ) ( ――そして、火薬が炸裂した。男は言葉もなく崩れ落ち、周りの男達は口笛を吹いて囃し立てる。辺りには、黒色火薬が燃焼する臭いが立ちこめていた。 …私は、私は――下腹部の熱をそそり立たせていた。それは身体を密着させるエスメラルダにもはっきりわかるだろう。 ) ――ああ、愛してるよエスメラルダ。 ( 私は堪らなく愛おしくなったその奴隷の身体を抱きしめた。これが私のもの、私の奴隷だ。なんて素敵なんだろう。 ) …さあ、お前達。後の処理は任せたよ。 ( 物言わぬ肉塊と化した男を顎で示すと、周りの者たちは死体を運び出し始めた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:36:28]
エスメラルダ > ( パァン )( 暗黒の街に一つ銃声が響く。その照準は主が定めた通りに狙い違わず引き絞られた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:26:36]
エスメラルダ > ( 奴隷が主に諫言するのを許される時は、それが本当に己の能力を超えてしまった命を受けた時だ。それは自分には出来ないと己の無力を謝罪しなくてはいけない。――――けどこれは違う。こんな事は出来ない人の方がおかしい。銃を用意したのも、弾を込めたのも、狙いを定めているのも全て主人がした。しかし引き金を引くのは私。 ) ―――――――ッ!! ( きっと私は歯の根も合わない程に情けなく震えていた。主の囁きが耳に入り、そして彼の懇願がどうしようもなく胸に突き刺さる。私は、私は、私は、奴隷でしかないエスメラルダは―――――― ) ―――――――!!! ( 目隠しの奥の金の眼をキツく閉じた。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:24:07]
オルガ > ( ああ、なんて可愛らしいんだろう。彼女の本心は、人を殺めることを躊躇っているのだ。けれどもそれでは私の命令に背き、私の信頼を失うことに繋がるから揺れ動いているのだ。無論、人が普通に持ち合わせている人を殺める事への罪悪感もあるのだろうが。 ) ――そう、いい子だね。ちゃあんと出来たら、私はまたうんとお前を可愛がってあげる。可愛いよ、エスメラルダ。 ( その震える身体を優しく抱きしめるように身体をぴたりとくっつける。銃の反動で彼女が転んでしまわないように、支えてあげるのだ。 ――男はエスメラルダに泣きながら懇願し始めた。やめて、助けて、許して、お願い、お願いします、どうか、って。 けれど私はその声がはっきりと届いているであろうエスメラルダの耳元に唇を近づけて。 ) 大丈夫。命令したのは私。お前はただその命令に従っただけ。だから、殺したのはお前じゃなくて、この私なんだから。 ――引き金を、引きなさい。 ( と、命令した。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:12:12]
エスメラルダ > ( 人の命を奪う事は初めてではない。その生まれは実験動物である。魔眼の能力のテストとして、他者を死に至らしめた経験がある。――――だからこそ今この場が怖い。 ) ありっ、ありが……… ( 似つかわしくない惚気の言葉、しかしこの状況が奴隷に感謝の言葉すら言えなくした。 ) ――――………もっ、申し訳ございませんでした………… ( その声はわかりやすい程に震えていて、その表情はわかりやすい程に怯えている。しかし主人がやれと命じた事をしないなどという事は奴隷には許されない。ただその引き金を引く――――そんな簡単で単純な行為だ。出来ない筈がない。 ) う…っ…… ( まるで自分にその銃口が向けられているかのように奴隷は怯えていた。しかしやらなければいけない。主人が優しく促すままに、震える手はマスケット銃を握りその銃口を罪人へと向けられるだろう。 ) [Sun 18 Apr 2010 00:00:54]
オルガ > ( こんな状況にいきなり連れてこられれば、硬くなってしまうのも仕方あるまい。私も初めてこういう場に立たされた時は、同じようになったものだ。 ) ふふふ、本当のことだからね。お前が家に居てくれるから、私は最近家に帰るのが楽しみなんだ。 ( そんな惚気たやり取りはこの場にはそぐわないかもしれないが、オルガは気に留めることなく奴隷に囁いた。 ) ――ん? どうしたんだい、エスメラルダ。さあ、この銃を持って、引き金に手をかけるんだよ。 ふふ…。 ( その表情、その反応。オルガはわかってやっているのだ。こういった類の命令を素直に受け取り実行する奴隷ではないと。 ) ほら、ここをこう持って――。 ( エスメラルダの手を優しくとると、マスケット銃を握らせようと持ち上げる。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:44:24]
エスメラルダ > ( 緊張か、怯えか、また別の感情の何かか。受け答えする奴隷の口調は普段よりも少し硬くなっている。 ) 嬉しきお言葉です。本当にオルガ様はエスメラルダが舞い上がってしまいそうな事を仰って下さいます。 ( 小さく口付けされながら、家に帰って行われる日常的な行為が頭を過り微かに頬を朱に染める。 ) ――――――え? ( そして変わらぬ口調で告げられたその言葉。恐怖に怯えた男の悲鳴。それが何を意味するのか、疑問符をあげた通りに瞬時には理解出来なかった。 ) ―――――………オルガ  様。 ………… エスメラルダは ……… ( 奴隷はその顔を蒼白に染めて言葉を詰まらす。従順な性質の奴隷には珍しく、命令通りにすぐにその主人が持つようにと言った銃を手にする事はしなかった。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:34:44]
オルガ > そんなに悲しいことをいわないでおくれ?私にとっては仕事もお前も大事なんだ。 ( くすくすと笑いながら。無論、仕事を優先せねばならないが――。 エスメラルダが傍に来れば抱き寄せるように手を伸ばす。そうして髪に、額に、頬に小さく口付けしていく。それからすんと匂いを嗅いで――ああ、帰ったら犯そう。気絶するまで犯そう。そんな事を考えながら。 ) ( 火縄式のマスケット銃は既に火薬も弾も装填されており、火縄には火が点けられ、後は引き金を引くだけで弾丸が発射される状態になっていた。その銃の先端をぴたりと男の額に向けた状態で構え――。 ) この銃を持ちなさい。 ( と、エスメラルダに告げる。跪いた男は「ひぃぃ」と情けない悲鳴を上げた。何をさせようとしているかは、その時点で伝わるだろうか。回りの男達はオルガの悪い趣味ににやにやと笑うだけで、その成り行きを見守るだけだった。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:19:08]
エスメラルダ > ―――――いえ、オルガ様は支配人という身分でございますから。私めよりもお仕事を優先なさるのは当然の事でございます。 ( ―――主人の表情は私には見えない。けれどオルガ様は私に笑いかけているのだろうと何故かわかった。わかってしまった。裏カジノの支配人であるのならばこのような事もあるのは想像出来た話――――けどやはりこうしてその場に立ち合う事になると、少し――――― ) 畏まりましたオルガ様。 ( 私は頷き、もっと傍にとは本当にすぐ傍の事なのだろうとご主人様の近くに寄る。 ) [Sat 17 Apr 2010 23:12:28]
オルガ > 一応聞くけど、逃げられると思っていたのかな。――まあ、思っていたんだろうね。だからこんな事を企てた。愚かしい、でも嫌いじゃないよ。私はギャンブラーは好きだ。…出来れば、私の胃を痛めないでほしかったが。 ( 言って見れば、人の金で勝手にギャンブルされた時のような気分なのだ。本当にばれなくて良かった。 ) ごめんよ、エスメラルダ。今日は早く一緒に家に帰ってお前を可愛がってやるつもりだったのに、下らない用事が出来てしまって。 ( そう言って笑いかける。彼女には私がカジノの支配人であることは告げてあったが、こういった側面をもつアウトローであることは特に話さなかった。だから彼女は驚いているかもしれないが――。 ) そうだ。こっちにおいで、エスメラルダ。もっと私の傍に…。 ( そんな彼女に追い討ちをかけるような酷い悪戯を思いついた。 )  [Sat 17 Apr 2010 23:02:06]
エスメラルダ > ( 露出した肩に印のある娘。目隠しをした少女。エスメラルダと名付けられた奴隷はこの状況に努めて表情を動かさないように努力していた。この奴隷は暴力といった行為に連なる物が苦手である。だが主がしている事ならばそれは白でも黒となろう。ましてや今回の件の非は紛れもなく相手にある。私などが口を挟む理由はこの場において存在する筈もなかった。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:58:46]
お知らせ > エスメラルダさんが入室されました。 『( 付き従う奴隷 )』 [Sat 17 Apr 2010 22:51:19]
オルガ > ( 今日はカジノの帰りだ。ディーラー姿の奴隷をつれて歩いて居てもおかしくは無い。或いは、家に置いてきているかもしれない。 ) 他の組織の連中だったら、事が明るみになって私の責任問題が追求されるところだった。身内だからこうして内密に処理できるんだ。 ( この男が月に一度行われる裏カジノの犠牲にならずに済んだのも、他の連中にうちの組織の人間だとばらすわけにはいかないからだ。もっとも、これが外にバレていれば私達の組織への追求はより大きなものになるのだろうが。だからこそ、この男は死刑が確定している。そう、死刑確定!確定!確定!この男はゲームオーバーだ。ギャンブルで言えば大負け、大負けだ。可哀想に。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:47:08]
オルガ > ( カジノでもなければ、「瑪瑙の鍵」店にフレッタを口説きに行っているわけでもなく、他の店に掘り出し物を探しに行っているわけでもなかった。暗黒街の隅の方。近くに停められた馬車と、数人の男達と、私と―― 濡れた石畳に跪く男の姿。その男は酷く痛めつけられており、顔は倍に晴れ上がっていた。ひいひいと情けない声を漏らしながら、男は必死に自分が助かる道を考えていた。 ) 全く、本当に。お前がうちの組織の人間で助かったよ。わかるかな?カジノは一つのファミリーだけで運営されているわけじゃないんだ。だからそのカジノの収益金に手をつけるということは、複数のファミリーを敵に回すことになるんだよ。 ( 私はマスケットを指でなぞりながら男にそう語りかける。 ) [Sat 17 Apr 2010 22:41:40]
お知らせ > オルガさんが入室されました。 『 今日はカジノではない。 』 [Sat 17 Apr 2010 22:34:18]
お知らせ > エアリーさんが退室されました。 『( …ロッテも笑顔で迎えてやろうか。 やれと言っといて気味悪がりそうだけど。 )』 [Fri 16 Apr 2010 23:35:43]
エアリー > ( ―――この瞬間、ロッテがメアリアンと対面し、その関係を新しいものにする一歩を踏み出しているとは、まだ知らない。 下準備を重ねてきた計画をいよいよ実行に移す時なのだとは認識しているけれど、メアリアン=目玉泥棒に敵対するのは危険な事と思い込んでいて、ロッテも一人で無茶をすることはないと思っていた。 …いずれにせよ無駄ではないけれど、一つの区切りとしてメアリアンと対面する時までに 『笑顔』 を完成させなければならない。 ―――おそらくその場で殺し合いになるから、そんなものに意味はないような気もするけれど。 もしも生き残ったら、その後にまた必要になる。 ―――可能性としてなくはないと認識しながら軽視している、メアリアンとの取り引きが成立するという事態に発展していることを知るのは、もう少し後で。 )   ( 『でもエアリー、私達を騙そうとしてないでしょ』 『じゃあなんで笑うの』 『楽しそうにしてると嬉しい』 『あんまり笑わないもんね』 ―――練習なんだ、とは言えず。 )   …ああ。   まあ。   ( 自然な苦笑を零しているのに、作り笑いに紛れてしまって自分では気付かない。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:32:37]
エアリー > ( やっぱりこれは好きじゃない。 騙すことは何とも思わないけれど、媚びるのは嫌いだし、笑顔というのは良い感情の表れだから、それを向けるのはここ一番という時にとっておきたかった。 …表情変化を要求されなかった鑑賞奴隷としての意識か。 そんなこと考えたこともなかったけれど、いつの間にか自分の中で、自分の笑顔が価値あるものになっている。 ―――そういった面でも、字を教えていた子どもは笑いかけ易い相手。 だから本番で必要な相手… つまり獲物として狙いを定めている相手に向けられるかどうかは分からないけれど、必要な事だとも、もう分かっている。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:12:36]
エアリー > ( 『でも優しい方が好き』 …分かっているのかいないのか、続く言葉に首を振る。 )   …良い事があったわけじゃない。 中味は同じだ。   ( そんな好意は錯覚で中味なんかない。 もっとも、そんな中味の無い感情を抱かせるのが目的の行為だから、引っかかるなと教えるのも矛盾するのだけれど。 …この子供達から何を得ようとも思っていない、笑顔の実験台だから。 …そんな事を言って、胸がむかむかするのを自覚した。 ) [Fri 16 Apr 2010 23:05:20]
エアリー > ―――そうか?   ( にっこり微笑んで――― そう見えるか、と頷く。 なら成功だ。 上手くいってる。 用心深い相手には通用しないかもしれないけれど、子どもはこの辺りの感覚けっこう鋭いし。 …作り笑い、できるようになってきた。 )   …顔なんかどうにでもなる。 信じるな。 嘘つきに見える詐欺師はいない。   …ああ、合ってる。   ( なりゆきで同じアパルトマンに住む子どもに字を教えるようになって、もうじき一年になる。 教えるといっても、安っぽいダイム誌の写本の内職ついでに、読み聞かせながら書くのを見せて、書かせて確認するだけだけど。 一年も続けていればほとんどの子どもは、最低限必要な事を書き残せる程度になっている。 綴りが所々おかしいのはご愛嬌。 あとは… 本がコンスタントに手に入るような環境でもないけれど、壁新聞やダイム誌をどこかからくすねても良い、文章を読むようにしていれば書けるようになるだろう。 ) [Fri 16 Apr 2010 22:56:48]
エアリー > ( 淫売窟にほど近い、暗黒街の安アパルトマン。 洗濯場などが設けられている一階のスペースにテーブル代わりの箱などを持ち込んで、数人の少年少女がたむろしている。 どこにでもある集まりのようだけれど、木箱の上でランプに映し出されている紙束や、土がむき出しの地面に落書きされている文字はいくらか特徴的か。 集まっているのも大半が10代に満たない子どもばかりで、危険な雰囲気はない。 貧しい手習い。 ―――そんな中、教師役らしいハーフエルフの娘は、かけられた言葉に首を傾げた。 )   …いいや?   じゃあ今の、書いてみろ。   ( 『な、に、か、い、い、こ、と…』 一音ずつ口に出しながら地面を木の枝で削る少女の横で、別の少女が 『でもエアリー嬉しそう』 と続けた。 ) [Fri 16 Apr 2010 22:41:47]
お知らせ > エアリーさんが入室されました。 『( 『何か良い事あったの?』 )』 [Fri 16 Apr 2010 22:27:17]
お知らせ > アイゼンリッターさんが退室されました。 [Thu 15 Apr 2010 23:03:01]
アイゼンリッター > (メアリアン――恐らくは名前であって、苗字ではないだろうが。 片っ端から居住区の家の表札を見て回るというのも、手の一つではある。 気の遠くなるような作業だが、当たり前の話、何もしないよりは余程良い。 なにせ以前、アウトローの組織とやりあう羽目になった際「構成員を一人ずつ片っ端から殴り倒す」という形で蹴りをつけようとしたくらいだ。 それと大差は無い)…………よし。(方針は決まった。 スラムや暗黒街の警邏に向かう前か後かに、居住区の方も虱潰しに回るとしよう。 如何に小さい数字ではあっても、行動をおこしさえすれば、それはゼロではない) [Thu 15 Apr 2010 23:02:43]
アイゼンリッター > (名前、容貌、居住区に住んでいるという点、今までに手に入れた情報は全て自警団に提供した、が――それで動かないというのは、糞。さんざん居住区の治安は守れてるから十分だと吹聴して、この様だ。全く。 連中の怠慢である事は疑うべき余地もないが、そこで罵ってばかりで停滞しては意味が無い。 次の手を考えねば)……より情報を収集して自警団に提供するか、此方から乗り込むべきか。 あまり居住区で騒ぎを起こしたくは無いが、奴がいつまた『幸せになりたい』だのと言い出すかもわからないしな。(屋根の上を移動しながら、一人ごちる。 『幸せになりたいから殺した』という奴の動機から、今のところ犯行がおきていないのは『幸せだから』という事になる。 つまり『不幸になったらまた殺す』わけだ。 奴の不幸とはなんだ? 欲しかった服が買えなかった時? 学校の試験結果が悪かった時? それとも、体重が少し増えた時、か?  導火線に火がついてる爆弾のようなものだ、目玉泥棒は。 それが居住区に眠っている) [Thu 15 Apr 2010 22:56:27]
アイゼンリッター > (現状、目玉泥棒による犯行が停止しているということは、奴は『幸せ』なのだろう。 つまりアイゼンリッターの動向も、自警団の動向も気にしておらず、順風満帆に日常生活を謳歌している、という事になる。 忌々しいことだが、それは事実として認めなければ)…………被害者が減ったという点は、確かに受け入れて然るべきだが。(それで『終わった事件』とする気もなければ、過去の被害者を『仕方なかった』とする気もない。 あの殺人鬼が居住区に暮らしている事は確かなのだ。 其方にまで手を伸ばす必要がある。 ――以前に行ったビラ配りは効果的な手だったと思ってはいるけれど、それでは詰めが甘い。 どうするべきか) [Thu 15 Apr 2010 22:50:45]
アイゼンリッター > (アイゼンリッターは世間一般から狂人・危険人物としての扱いを受けており、だからこそ単独で行動している。 実際、共に戦おうなどと考える酔狂な人間はいまい。 殆どの市民にとって犯罪退治なんてのは妄想の中で済ませることだし、基本的には自警団の仕事であり、翻ってその仕事っぷりに満足しているのだから。 加えて、その自警団から見れば、鉄仮面の怪人は町を引っ掻き回す通り魔、というわけだ)………………。(ややあって、路上から視線を逸らせ、歩き始める。 腰のベルトからフック付ロープを引き抜き、屋根上目掛けて投擲。 ロープをよじ登っていく) [Thu 15 Apr 2010 22:48:12]
アイゼンリッター > (目玉泥棒――そう呼ばれる殺人鬼によって、一人の自警団員が殺された場所だ。 自分の目の前で。 あと少し早く行動していれば、助けられたかもしれない。 こうして自警活動に身を投じて以来、恐らく初めて、共に同じ事件を追う事になった団員だった)―――――……目玉泥棒は、メアリアンという名前だそうだ。(小さくそう呟いて、染みさえ残っていない路面に目をやった。 勿論、彼女とて時が過ぎれば自分に敵意を向けたかもしれないが……そういった可能性も含めて、あの殺人鬼は奪い去った。  人を殺すというのは、そういう事だ。 ゆえに看過する事はできない。  ――ましてや『幸せになりたいから』などというのは、馬鹿げた話だ) [Thu 15 Apr 2010 22:27:33]
アイゼンリッター > (事件の痕跡など、最早どこにも残っていない――その通りの端に、鉄仮面を被った青年が、花束を置いた。 半年ほど前に発生した、ある事件の現場だ。 彼自身の精神状態を大きく変えた、二つの事件の一つ。 それが、この暗黒街の片隅で起きたのだ)………………。(あれからずっと、その事件の犯人を追いかけ続けてはいるものの――ようやく、その人物の名前にたどり着いたところだ。 それ以上の進展は見られない。 だが、治療を終えて再び鉄仮面を被って活動をはじめ、あの死霊術師の舘に赴いたのだ。 この現場にも訪れるべきだと、そう思った) [Thu 15 Apr 2010 21:55:26]
お知らせ > アイゼンリッターさんが来ました。 『――花束。』 [Thu 15 Apr 2010 21:52:05]
お知らせ > アイゼンリッターさんが帰りました。 『――そこまでだ。』 [Tue 13 Apr 2010 21:51:49]
アイゼンリッター > (気になるといえば、そうだ。あの自警団員――彼女はどうしているだろうか。 病院送りにした事実に対して、特に悔悟の念や罪悪感はわかないが、少しばかり気にはなった。 別に再起不能にするつもりはない。無事に治っていれば問題は無いのだが)…………。(しばらくそうして空と時計台を見上げていたが、首を横に振って動き始めた。 こうやって無意味に思考をめぐらせている暇はないし、そうなりそうな時は行動を起こすに限る。 体を動かせば思考も明瞭になるものだ。 そう探し回らずとも、空き巣に入ろうとしている連中くらいは見つけられる。 さて――) [Tue 13 Apr 2010 21:51:35]
アイゼンリッター > (ダイムノベルの主役達は、ああいった場所に拠点を構えていたものだ。 その事を思い返し、微かに口元を歪める。  あれでは目立ちすぎるし、何より高層過ぎて移動には不便だ。  奇襲の為に屋根の上を、程度であるならば問題は無いにしても……)……さて、と。 …………今夜はどうかな。(そうして時計台を眺めながら、小さく一人ごちる。 目玉泥棒は鳴りを潜めて久しいが、あの吸血鬼は別だ。 自己顕示欲の強い奴のこと、空を飛び回っている可能性はあるし、此方の姿を見れば襲い掛かってくるだろうと推測している。 なにせ最後の対決では、奴は捨て台詞をはいて逃げ出したのだから)……………。(もっとも、奴にばかり構っていられるわけではない。 目玉泥棒に続く手掛かりの一つということを除けば、その重要度は他の犯罪者と大差ない。 とはいえこの男の場合、その「犯罪者」に対しての憎悪が並々ならぬものがある為、決して「重要ではない」という事にはならないのだが) [Tue 13 Apr 2010 21:38:10]
アイゼンリッター > (単なる人間の犯罪者、ならまだ良い。 魔術を駆使する輩、人外の種族、そして怪物ども。 それらにどうやって対処するか、が――常々、彼を悩ませている課題であった。 聖水をぶちまけるか? 十字でも切ってみるか? どれも無意味だ。 せめてあの時、死霊術師の舘に踏み込んだ際のように、両の拳に聖女の祝福でもあれば良いのだが)…………難しいな、それは。(彼は神を信じる人をこそ信じるものの、神それ自体を信じてはいない。 たんなる傍観者――否、力を持っていながら行使しない時点で、それは忌むべき存在だといえる。  力を持っているのであれば、それを用いる責任が伴うのだ。誰であっても)…………………。(ふと足を止め、暗黒街にそびえる時計塔を見上げる。 夜の中にあっても黒々としたシルエットが浮かび上がるそれは、この区画のシンボルのようなものだ。 あの中に人が住んでいるとか何とか、そんな話も聞いたことはあるが) [Tue 13 Apr 2010 21:16:55]
アイゼンリッター > (だのと言って、またぞろ自警団の連中は済ませてしまうに違いない。 そう内心で毒づきながら、鉄仮面の男が屋根上を駆けて移動していた。  ――――ヴェイトス市を一ヶ月も徘徊していた殺人鬼の顛末としては呆気無い幕切れだが……。脳喰らいの事件はこれで終わったとしても、『次』がある。 確実に)……………………。(問題はそれに対して、どうするか、だ。 済んだ事件だという点においては同意するが、決して『仕方が無い』では済まされない。 手をつくせば犠牲者はもっと減らせた筈だ。 もっと初期段階で犯人を捕縛ないし討伐する事はできたはずだ。 だが、できなかった。 それは何故か。 思考し、行動を続けなければならない。 ――そして今日も彼は、警邏活動に身を投じるのだ) [Tue 13 Apr 2010 21:06:27]
お知らせ > アイゼンリッターさんが入室されました。 『ああ、犯人は死んだ。良かった良かった!』 [Tue 13 Apr 2010 21:02:02]
お知らせ > フレッタ@瑪瑙の鍵さんが退室されました。 『逆にぴりっとしたスーツ姿かもしれないけど――其処は見てのお楽しみ。』 [Tue 13 Apr 2010 03:41:30]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > うん――(同じこと言われたの二度目だなぁ、なんて思いながら。 それこそ心機一転の良い機会かもしれない。) 全くだ。 今日の分の支払いも、いつかしたいしね?(退屈な筈が楽しい夜になった。 その出会いを感謝すると共に。) さて、僕が紳士だなんていったっけかなー? (この出会いの先にあるものに期待しよう。) [Tue 13 Apr 2010 03:40:37]
お知らせ > オルガさんが退室されました。 『 彼女がカジノに遊びに来た時は、フレッタのドレス姿が見れるんだ。 』 [Tue 13 Apr 2010 03:35:07]
オルガ > 時にはそれも必要だね。保守的なばかりじゃ、どうしてもつかめないものがあるから。 ( 賭け事に限らず、人生においてもだ。まあ、ギャンブラーすぎるのも危ないのだが。 ) これからも良いお付き合いをしたいね。個人的にも、カジノの支配人としても。 ( こういったコネクションは損にはならない。 ) いつも食べてばかりの私だけど、実は食べられるのは不慣れなのさ。優しく頼むよ? ( こう見えて処女である…。そんな形で、二人楽しげに話に花を咲かせよう。こういう時間も偶にはいいじゃないか。 ) [Tue 13 Apr 2010 03:33:31]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > 良くもう少し頑張れと言われるから―― 私もたまにはギャンブラーになってみようかな。 近いうちにきっと。(其れこそ次の休みにでもと思っていたところだ。 互いに知り合って損はないし、まめに会っておけば、思わぬ質流れ品とか入手できそうな気もする。)お店は大概の日はやってるから是非是非。 共に末永く幸せに、ってね。(そういう意味では色んな所で同じよーな苦労を背負ったりしてるのかもしれない。) ――仲良くなりたい私としては嬉しいなぁ。(誰にどういう使い方をするのかは想像の粋を出ないが――少々気障ったくこそあれ上手に使いこなすんじゃないかな、とか。) なら、それは見てのお楽しみ?   ――言った方としてはしまったかな? って思ったんだけど。 キャラじゃないなぁ。僕が食べる側だ。(見た目や色々が男っぽかったりするが、押しも押されぬ肉食系女子?二人である。額押さえつつ恥ずかしげに笑った。 朝までもう少し時間が有るが――互いのリミットが近付くまで、他愛のない世間話でも十分に楽しめそうだ。) [Tue 13 Apr 2010 03:26:09]
オルガ > カジノの支配人として沢山のギャンブラーを見てきている私からすると、ギャンブラーこそ程々にという言葉を護らない連中は居ないね。 ――ふふ、その意気さ。この界隈は一定の筋さえ通せば、何ごとも許される素敵な街だ。 ( まあその筋とやらが面倒だったりすることもあるのだが。 ) ありがとう。ここには豆に足を運ぶことにするよ。君とも仲良くなりたいし、ね。 ( カジノも多くの気付かないふりで回っている。どこかの有力者が「潰すべし」と槍玉にあげぬよう祈るばかりだ。 ) うん…。それは確かに…。 ( 景品として扱ってるカジノ自体がなくなっちゃったり、支配人が不慮の事故にあったりとか…。 ) 可愛げだね。そういうズルさ、私は好きだよ。 ( お金を支払い、その香水を手に取ろう。…でもふと思ったのだけど、エスメラルダに香水を付けさせるより、私の匂いをエスメラルダに付けたほうがそそる。だからこれは自分で使ってみようか。 ) どうかな。やっぱり紳士的になるかもしれない――口説く側としてはね? あと今のはちょっと可愛かった。 ( 本当に食べちゃうぞ?なんて言って笑った。 ) [Tue 13 Apr 2010 03:12:48]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > 程々が一番ってことだね何事も―― でもお仕事は自重しないぞ? そうだね、景品向きになりそうなのがあったら、流す前に一度取っといてみるよ。(ストックしても吐き出せない品物も多いし、そういうのは薄利か赤字で闇市送りだ。取引先が増えるのは特に歓迎すべき事。笑顔で承諾しよう。) 確かに――この界隈じゃ良く判るよ。(両手広げて肩竦めた。 瑪瑙の鍵はある意味御目溢しで回っている。)――それこそ、気付かなければ一応の景品としては回るけど、ね?もう来なくなっちゃうかもだけど――(そのあたり諸刃の剣ともいえるのか。 保管する、って時点で何かヤヴァイ目に逢いそうだが。) こういう仕事じゃ少しズルくないとね。・・・毎度ありがとう♪(鑑賞に堪える作りのケースはそのまま手渡すのにも十分か。 包みが必要ならサービスするが―― 小さめの瓶だが、少し薄利めに値付けして8000エンくらいにはなる。) 紳士って・・・あれでも女性だと淑女的?    わぁ。 油断させて近付くのかー?(食べられるー♪ なんてこお竦むポーズはちょっと似合わないかもしれない。) [Tue 13 Apr 2010 03:02:00]
オルガ > 大いに自慢しても構わないよ。ただ一つ問題があるとすれば、他の女性の嫉妬を買ってしまうかもしれない。 ( 女の子は幾つになっても女の子である。…生えてても女の子である。 ) それは頼もしい言葉だ。何かと色々入用になるかもしれないし―― もし何か珍しいものが入荷したら、私にも教えて欲しいな。 ( 結婚暦まで揃えたことがあると聞いたら驚いただろう。品物だけではなく、そういった経歴まで揃えられるのかと。 ) 大丈夫、周りにばれなければいいのさ。世の中は気付かないことと、気付かないふりをすることで回ってるんだ。 ( 一人や二人大目に見たってマフィアのボスの方々も怒りはしないだろう、多分。 ) 恐い呪いだ…。景品にどうかなと思ったけど、そういうのが好きっていう恐いもの知らずもお客の中には居るし。 ( でも、店側も客側も幸運を味方にしたいというのなら、やはり不吉なものは排除すべきか。 ) フレッタ・ビーチェ。悪い子だ、おまけに上手い。今の一言で私が逆に口説かれてしまったよ。それじゃあ、その珍しい香水をお一つもらおうかな? ( 緩い財布の紐を解き、お支払いといこう。 ) 大丈夫、私は最初は紳士的さ。ベッドの中ではそうじゃあないけど。 ( がおー、とかいっておどけてみよう。 ) [Tue 13 Apr 2010 02:43:17]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > こっちか。 ――ふふ、ありがとう。 ちょっと位は自慢しても大丈夫そう?(それなりに美容に気を使ってる手前、誉めてもらえれば其れは嬉しいか。 これでも女の子である。子、はそろそろ・・・かなり苦しい分だけ気を使うのさ。) 大入りになったら隠れられそうにないのが玉に瑕。 其れで失敗しちゃった店もあったっけ。   ・・・はったりかまして何でも揃えてみせるさ?(作品を知る者同士のネタ会話は他人に聞かれない範囲では一体感が有って良い物。・・・まあ事実だが。結婚暦まで揃えたことあるし、不可能じゃないぜ?) 前言翻すけど、それで支配人って大丈夫なの? (絞るのがお仕事だろうにお人好しもいたものだ。 個別の好意かもしれないけど。)嬉しいけど ・・・・アレの呪いは悉く不幸になる程度かな。 オッドアイの女性を魅了する鉱石がご所望なら――入ってるンじゃない? キミのポケットあたりに。(緩そうな心の財布を指さしてくるくる。 赤や青の輝きも好きだけど、金銀銅も大好きなんだ。) これがさっきの”珍しいもの”さ―――大好きな彼氏の前以外でつけるのはオススメしない香り、ってところかな?(どこかの国の古典に曰くH上手=話上手でベッドの雰囲気良くて香料を上手く使う輩なのだとか。 思い人を甘く誘うフルーティベリーと説明書き。魔法の品ではないけれど――) 今はつけてないよ。キミに襲われちゃうかもしれないし。(うまく使えば魔法的。 酷い冗談言いながらそんな。) [Tue 13 Apr 2010 02:24:37]
オルガ > ( 手を伸ばし、はねている部分をなおす。治ったあともすこおしだけさわさわと触れるんだけど。 ) 君の髪、綺麗だねえ。高くつくのも頷ける。 ( ふふふと笑う。自分の方はまあなんというか、朝寝坊しそうなときは天から授かった髪型で出勤することもしばしば。今はエスメラルダに朝と寝る前に櫛でとかさせているが、奴隷を買う前は手入れもせずにベッドにもぐりこんでいたりした。 ) ふふ、ごめんごめん。でもお客の立場から言うと、隠れ家的ってのは雰囲気があっていい場所なんだよ。 ――ブラジャーも揃えてくれるのかな? ( その演劇は見たことがあるのか、そう言ってのってきた。さり気にセクハラだが。 ) お任せを。君みたいな人が酷い目に遭うのは心が痛むからね。 ( まあ、所持金の範囲内でやれば借金しない以上酷いところに落ちるというのは無いが。 ) 呪いの宝石っていうのは興味があるなあ。どんな呪いなんだい?例えばオッドアイの女性を魅了できる呪いが掛けられているとしたら、私は全財産を投げうってでも買ってしまいそうだよ。 ( などと冗談を言う。あまり呪いっぽくないが。 ) ――おや、香水だね。君も同じものをつけていたりするのかな。 ( 今なら財布は緩い。彼女が手にした香水に興味を示した。…そういえば、エスメラルダに買っていってあげてもいいかな。いつの間にかカジノの景品としてだけじゃなくて、個人的な買い物になってるけど。 ) どんな香りなんだろう? [Tue 13 Apr 2010 02:04:47]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > 僕の髪は高―― ・・・うー。 ごめん寧ろお願い。(見つかりませんお願いします――其れを抜かしても割合簡単にスキンシップを取らせる人間でもあるが。)隠れ家・・・って誉め言葉なのかな? 利用しやすいって類の・・・『―――だが、いつまでも地下でくすぶってるような俺達じゃぁない。』 でしょ?(ちょっと有名な演劇の登場人物の真似っこをもって、野心くらいはあるのよ、と表明する。) ある意味VIP扱いだ。 ――悪いけど頼りにしちゃうよ? 熱中しちゃうタイプなんだ。(それ以前に小物過ぎて大金勝負に手を出さないわけではあるが――空気に呑まれる、ってこともある。) 変な音が出るだけの筒から、良く落ちる洗濯粉、呪いの宝石にアングリマーラ渡りの魔法使い用精神安定剤まで・・・ (どれも実用性は疑問符ではある。 まさに知る人ぞ知る、の面目躍如か。) ・・・こっちの商談は成立かな? 退屈って害悪だからね、是非盛り上げてくれると助かるよ。(それこそ品物の鑑賞会でもしようか、なんて暢気に話しながら――丁度カウンター脇の棚にあったピンクがかった香水瓶を指でくるくる。 流れで一品かそこら買ってもらえれば、店員としても御の字だし。) [Tue 13 Apr 2010 01:47:06]
オルガ > ( なお、触って良い?と尋ねたのはここがはねているよと教える為だ。建前では! ) [Tue 13 Apr 2010 01:30:19]
オルガ > あはは。えっとね、もうちょっと下―― 触っていい? ( 勿論髪の話だ。触りたいから尋ねる。私はいやらしい人間か?そうだろう、否定はしない。するものか。 ) 成功するかどうか不安だったけどね。失敗すると上が煩いんだ…。 そう言ってくれるのはありがたいねえ。でも、この店だって知る人ぞ知るっていう感じで良いと思うよ。隠れ家のようで。 ( 忙しい時間帯もあるようだから、その時はまた印象が違うんだろうけど。 ) 帰れ無さそうなぐらいに危なく見えたら、それとなく声を掛けてあげるよ。でも、他のお客さんには内緒だよ? ( 唇のところに人差し指をあてて笑った。…ちょっとお遊びが過ぎて、クリスティーナ様の強制労働コースに落ちなくても良いぐらいの額を面倒みる代わりに一晩相手を勤めさせる、なんていう公私混同も稀にしてしまうわけだけど。 ) ああ、いいねえ魔法グッズ。私はそういうのに興味があるんだ。今までにどんな魔法の品があったのかな? ( 魔法の品というと素敵な響きだ。こうして話を通しておけば、入荷したときに声を掛けてくれるかもしれないし。香水も悪くない。 そして顔を近づけあうの、私は好きだ。 ) これは魅力的な申し出。君さえよければ是非そうしたいね。そうしたら、私はあの手この手でお話しを盛り上げようとするだろう。 ( 相手が笑うとオルガは嬉しそうな表情をした。オルガにとっては好意的な反応なのである。 ) [Tue 13 Apr 2010 01:27:18]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > ううっそ。 ・・・最新モードなんだよ?(どのあたりさ。 なんて掌を頭の上滑らすように。) お疲れ様?――大反響みたいでいいなぁ。 ホントはああいう明るい店のほうが好きなんだ。(ちょっと上質な男装とかにも、そのあたりの願望が現れてるのかもしれない。 曖昧かつ範囲が広い注文分は、此方も並べて行く事でカバーするか―― )・・・ちゃんと帰れると良いけどね。(ハメをはずしやすい。)武器・・・はちょっと難しいかなぁ。 変ったのはあるけど、呼べちゃうのは好事家だ。 今はいいの無いけど変な魔法グッズなんか・・・ あとは香水? とか?(椅子の上に膝乗っけた姿勢のまま、オススメ品揃え指折り数えつつ。互いにカウンターによっかる姿勢だとちょっと距離近いね。) ・・・何なら朝まで語り明かしてみる? 階層別のオススメ商品とか。(まるで口説かれてるみたいだ、とかくすくす笑いながら。 無碍にはしないけど如何しようかな? 的な態度は、まだまだ本気にしてない風。 普段ならもっとこお色々弄りにいきそうなもんだが、初見の来店一番にーっていうのは想定の範囲外だったらしい。) [Tue 13 Apr 2010 01:11:53]
オルガ > 強いていえば、ちょこんとはねた君の髪ぐらいかな? ( そっちは本人も気付いてなさそうだ。それを指摘しないまま暫く眺めるのも悪くなさそうだけど。 ) 良かった、知っていてくれて。頑張ってビンゴを企画した甲斐があったってものさ。でも抽選会の翌日にビンゴの発表のせいで声が枯れちゃってさ――。 ( 何てどうでも良い話を。 ) それは嬉しいね。遊びに来てくれる人はみんな大歓迎さ。 ――んん、そうだな。綺麗なものもあると良いけど、色んな客層を招きたいんだ。例えばだけど珍しい武器なんかだったら傭兵の人なんか来てくれるんじゃないかなって。 ( あくまで例えだけど。 ) それに用意する景品は一つじゃなくて、冒険者向け、金持ち向け、一般市民向け――とかね。 ( 具体的に何がいいと示さず、こうして曖昧な言い方をすると相手も大変なのはわかっているけれど。 ) よろしくね、フレッタ・ビーチェ。 ――なるほど、それは本当に運が良い。君とのお喋りがちょっと長引いてしまっても、咎める人は誰もいないわけだ。 ( こういう語りかけをして見せる相手の反応はだいたい三通りだ。口説きたいというこちらの意図に気付いて乗ってくるか、或いは興味が無いとそっぽを向くか。又は、気付かれないかだ。そしてオルガは基本的に引かない。しつこいと頬を叩かれたことだってあるぐらいだ。そしてめげない。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:53:06]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > ――優しいなぁ。 何が見えたか判ってそうだけど。(ダラけた店員だと叱られるよりは断然嬉しいか。 長身に黒コートを羽織った女性の雰囲気は、自分や知り合いの探偵にも似たものがあるが―― こお幾分か洒落者のイメージが強い。) 様々だからね、この店に来る人の価値観は。 カジノの・・・エスメラルダ――  ああ、あそこの! ビンゴだ。(名前を聞いて何処かで聞いたと思ったら、みたいな、思い出した風の顔&手、ぽむ。 ビンゴ?参加したけどダメだったよ0点。) 丁度行きたいと思ってたんだ。 あそこの景品だとちょっと綺麗な部類からじゃないとダメかな?(店の配達バイトの巨大肖像画とかはまだ知らないが。 行儀の悪い客には慣れてるけれど、初対面に近付くのがちょっとだけ苦手。 顔は余裕でも、少しだけ身構えてしまうよ。根は小心者なんだ。)・・・おっと、礼儀を欠いちゃったね。僕はフレッタ・ビーチェ。  店長代行で普段は忙しいから―― 今日は運がいい、って所かな?(この店に着て名乗るお客さんも珍しいけど、いきなり名前を聞きに来るお客さんだって相当だ。 それ其れ聞いてどーするんだろう、なんてちょっと惑いもしたけどね。 ヤバイ人じゃなさげだし―― ちょっとだけ姿勢下げてお客さんと同一目線。ゆったり会話しながらでいこう。) [Tue 13 Apr 2010 00:38:12]
オルガ > ふふふ、大丈夫。私の視線は丁度他のところを見ていたから。だから何も見ていないよ。 ( そう言いながら笑いかけ――おや、と目を瞬かせる。その金髪のオッドアイの娘は、こうして近づいてみると中々。私の興味は自然とそちらに移る。 ) 人によってはその珍しいものが物凄く価値のあるものに感じたりするものさ。なるほど、分類が多いというのなら例えばどんなものが欲しいか、君に説明する必要が私にはあるわけだね。 ( わざわざ回りくどい言い方をするのは深い意味は無い。遊びみたいなものだ。 ) 実は私、エスメラルダというカジノの支配人をやっていてね。名前はオルガ・バイルシュタインという。そのカジノの景品になりそうなものを探しているんだ。 ( ちょっとお行儀悪くカウンターに肘をついて、少しだけ前のめりになって顔を近づける。 ) 君、名前は?いつもこの時間に店番をしているの? ( それはもう、わかりやすいぐらいに口説きに入った。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:17:58]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > (普通の店舗であればそろそろ諦めて店を閉め気分転換に酒場だ色街だと繰り出せるものだろうが、この店に限っては深夜0時を回ってからコソ泥が曰く付きの盗品を売りに着たり、緑の目をした鬼女が表の店が閉まってるからって五寸釘買いに着たりするから気は抜けても油断はできないのだ。) お風呂巡りも飽きたし・・・カジノあたりに行きたいなぁ。(バイトの子来るのいつだっけか。壁に掛けられた簡素な日付表は明日の朝と教えてくれた。暇潰しにさっき終わった在庫の整理でもしようか。そう思って席を立とうとした矢先のこと。)おっと!まずいトコみられちゃったかな? (だから油断するなという話、お客様ご来店である。 反射的に立ち上がって営業スマイル、つっぷしてたお陰で髪型が少しハネてるが気にするな。) いらっしゃい。価値が有るかは兎も角、珍しいものなら結構揃ってるよ?(カウンター越しに友人にするみたいな挨拶ひらり。同時に向き合った相手をそっと観察する。うちに来る客の中では結構上品なタイプだな、とか。) 問題は分類が多すぎて選び辛いことだけどね。 [Tue 13 Apr 2010 00:10:11]
オルガ > ( 入ってくるのは背の高い黒コートの姿。既に冬が終わり春を迎えている筈だったが、昨日降った雨のせいで外はまだ少しだけ肌寒い。一見すると紳士風のその姿が帽子を取ると、その下にあるのは金髪の女の顔だった。ちらりと店内を見渡して、売り子らしい女性の姿を見つけるとにこりと微笑を向ける。 ) ――やぁ。 ( と、その女はフレッタに声を掛けた。 オルガ・バイルシュタインのカジノの景品にできそうな品探しは続いている。そういったものはここ暗黒街にこそ手に入りやすいのではないかと思い、この店の扉を開いたのだ。ここを訪れるのは初めてだが、ここがどういうお店かは知っている。 ) ここで珍しいものを扱っているって耳に挟んでね、ちょっと寄らせて貰ったんだけど…。 ( そう言いながらオルガはカウンターに歩み寄った。 ) [Tue 13 Apr 2010 00:00:47]
お知らせ > オルガさんが来ました。 『 店の扉を開き。 』 [Mon 12 Apr 2010 23:53:29]
フレッタ@瑪瑙の鍵 > (地下0.5階にあって少しだけヤバイ品も取り扱う二つの意味で半分アンダーグラウンド商店”瑪瑙の鍵”。 ここには、特に決まった休日が無い。 店員が居る時は何時でも開いていて、シフトがどーしようも無くなったときだけクローズ板掲げるようなちょっとアドリブの聞いたお店だ。取り扱う品物の幅が広いため、売り上げが無いときでもあるときでも、何時も微妙に忙しいことに起因する。) ――――そのぶん利益があがればなぁ。(ただし、たまーには入店が無くて暇な時だってある。 特徴の無い平日の夜だから仕方ないっちゃ仕方ないが。カウンターに垂れた店長代行にして店番Aはさほど深刻でもなさそうに呻いた。) [Mon 12 Apr 2010 23:51:24]
お知らせ > フレッタ@瑪瑙の鍵さんが入室されました。 『フレッタ・ビーチェのたまに忙しなくない日々たち。』 [Mon 12 Apr 2010 23:44:23]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『一路スラムへ』 [Sun 11 Apr 2010 23:39:33]
ジャスティス@夜魔 > 「ゆっくりと移動していくうちに、スラムのほうへと近づいていく。そういえば、スラムのほうでVHGの犠牲者が出たのだったっけ。久しぶりにスラムのほうにも足を延ばしてみよう。そう考えて、やや足を速めて」 [Sun 11 Apr 2010 23:39:14]
ジャスティス@夜魔 > (相も変らぬ見慣れた路地。取られる心配のない道具やがらくた、ゴミ箱等が好き勝手に積まれ、元々細い路地を皿に細く狭くしている。昼間なら店員がのんびりとイスに座って煙草をふかしているのどかな場所も、店が閉まり人気がなくなれば、危険な場所となる。湿った空気の中、全身の感覚を尖らせ、周囲の気配を探りながらなるべく音を立てないように移動する) [Sun 11 Apr 2010 23:18:46]
ジャスティス@夜魔 > (空が映える。視界いっぱいに広がる青空も開放感があっていいけれども、壁と屋根に切り取られた四角い空も、空の澄んだ色と明るさがより鮮明に感じられた。もっとも今は夜。均一に黒く塗りつぶされ、壁も空も見悩みに溶け込んでしまっているが、空間の広さだけは感じられる) ふぅ。 (背中にかけていたメイスを抜きはらいながら、ため息をひとつ。そろそろ大通りからも離れた。気を引き締めよう) ばらまかれた悪魔の被害もいまのところ大したことはないようだし、それだけは僥倖ね。 [Sun 11 Apr 2010 22:48:12]
ジャスティス@夜魔 > (普段に比べ彼らの人数は多く、普段は持ち歩かないような槍まで準備している。聞けば槍と小剣の役割分担も前もって決めているらしい。まぁつまりは、脳喰を警戒してのことだろう。俺たちの脳味噌が狙われるわけがない、と苦笑するチンピラ達だが、襲われてる人を助けてあげるってことね、なんて軽口をたたくと少し照れていた。彼らの無事を祈ろう) それじゃあ、また。たまにはミサにも顔出してくださいね。主の加護があらんことを。 (十字を切り、彼らに背を向ける。段々と闇が濃くなり、腰から下げたランタンだけが周囲の世界を丸く映し出す。路地裏の空気は、長く振り続けた雪のせいか湿り気を帯び、重かった。少し息苦しさを感じ、視線を空へと向ける。見慣れた細長く切り取られた空。なぜか修道女は園風景が好きだった) [Sun 11 Apr 2010 22:31:40]
ジャスティス@夜魔 > (なめらかな石畳が続く、暗黒街でもハイソな一角。幾つもの松明とカンテラが揺れ、放射状の光が幾重にも重なり、周囲を昼間のように照らし出している。重く垂れこめる雲を突くように伸びた数条の槍が、人の声に相槌を打つようにゆらゆらと不規則に揺れていた) そうですか、こっちの通りは以上なし。じゃあ、私西のほうの路地回ってみますね。 (暗黒街にルールが多い。『ジャスティス』”法”と言ったほうがいいのかもしれない。ヴェイトス市の法から一部離れたこの地域は、それを補うだけの自治も十分に備えていた。テリトリーの夜警をするマフィアの若衆達。時折彼らと出会うと、こうやって情報交換を行う)  [Sun 11 Apr 2010 22:24:36]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが入室されました。 『夜警』 [Sun 11 Apr 2010 22:17:01]
お知らせ > ブロウンさんが帰りました。 [Sun 11 Apr 2010 00:57:34]
ブロウン > (今度変な声聞こえたら飛んでってみるか・・・)それにしてもさみぃ(やむ気配を見せない雨のなか、紙袋を大事に抱えて。雨のうっとおしさと家主の頭を抱える姿を想像して足取りはあまり軽くなかったとか) [Sun 11 Apr 2010 00:57:29]
ブロウン > (そういや、まだ脳食いつかまってねぇんだよな・・・アップルパイのほうが絶対うまいと思うんだけどな・・・?)(とは思うも、次の瞬間味覚は人それぞれと思い直して。結構な数が犠牲になったとは聞いているがまだまだ足取りはつかめていない様子の最近の珍事件。我が家主も頭を抱えて地図とにらめっこなんてしていた。隠れる場所ならことかかない暗黒街だ、ねぐらのようなものを構えていてもそうそう見つけることはできないだろう。実際に見つけて捕まえるしか手が無さそうなこの事件は非常に困難と思われる)ジャスティスが見つけても取り逃がしたってんだから面倒くせぇやつなんだろうなぁ・・・(聞けば雄たけびを上げる輩を召喚して非常にうるさいとかなんとか。近所迷惑もはなはだしい。)あ、でかい声出すなら逆に見つけやすそうだけどな・・・ [Sun 11 Apr 2010 00:50:41]
ブロウン > (明日のミサのためにまたアップルパイでも作ろうなんていう考えで買出しに出たはいいが、雨が上がることを期待して出て行ったため計画は台無し。リンゴはいいが小麦粉はまずいと顔をしかめながら暗い道を歩いて)飛べりゃいいんだが、雨だとコントロール難しいからなぁ・・・(恨めしそうに空を見上げる飛行初心者。空が飛びづらく、タバコもすえないときたものだ。おまけにさらされた体は体温も下がっていく。火竜の宝玉がなければ今頃はのんびり家で眠っていたかもしれない)(そうだ・・・雨上がるまで風呂いってりゃよかった・・・)(失敗した、と舌打ちをしながらトボトボ歩いて) [Sun 11 Apr 2010 00:39:58]
ブロウン > iiga, [Sun 11 Apr 2010 00:36:13]
ブロウン > (明日のミサのためにまたアップルパイでも作ろうなんていう考えで買出しに出たはいいが、雨が上がることを期待して出て行ったため計画は台無し。リンゴha) [Sun 11 Apr 2010 00:36:11]
ブロウン > (まだ寒さの残る4月。そんな時分に降る雨は雪よりもたちが悪い。街頭というものが存在しないこの付近は、飲み屋からもれる明かりくらいしか道を照らすものは無く。傘を差して歩くものもいればぬれたまま歩くもの。軒下にて雨宿りをするもの。そしてこの竜人はぬれながら歩く部類にはいっていた。腕の中に紙袋を抱えて教会を目指して歩いているのだ。)ぐしゃぐしゃだぜ・・・(できる限り紙袋がぬれないようにと前傾姿勢になってはいるものの、効果があるのは胸との間だけ。全体的にぬれて黒ずんで、その侵食は徐々に無事な部分も染め上げていく。)(あぁーーー、中の小麦粉無事かなぁ・・・) [Sun 11 Apr 2010 00:34:19]
お知らせ > ブロウンさんが来ました。 『やだねぇ・・・』 [Sun 11 Apr 2010 00:26:32]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが帰りました。 『………ただ、さッきの、黒い ヒト………、(泣いて 見えた、)(そう訴えた、)』 [Sat 10 Apr 2010 03:26:25]
ビャスリム@夜魔事件 > (パン、)(涼やかな破砕音。長身をピクリ、痙攣させて萎えかけた意識、取り戻さンか。ハッと顔を上げればもちろン、黒いヒトは。あンな泣いてた、悲しンでた黒いヒトは、とうにどこにも見えなくなッていて。ノロ と虚ろげな表情上げれば、さッきの戦いのときとは打ッて変わッて、優しい顔、見下ろしてるふう。)(鈍い仕草、コクンと頷く。差し伸べられた気遣い、無駄にしないよう。浅黒い右手の平、重ねンと。左手はとても出せたものじゃないけれど、) ………あの…、おぉ きに………、(ペコン、会釈みたいに小さなお辞儀。次いで顎、引いたまま、黒いヒト消えた闇へソッと視線、飛ばす。) ………アン、デット………、今の が………? ほン まの、ほンま に…、“脳喰らい”…、やッたン ですか………、………ほンま に………、(放心したような呟き、今さらのよう。地面から引き上げられてブるッと身震いする。このヒト、おらンかッたら、腰、抜けてたかも知れへン。ふと我に帰ればやや顔、赤らめて衣服の土と埃を払う。改めて、もう一度会釈めいたお辞儀。) ………や…、大丈夫…、です………、あの…、そない、あの…、気ぃ、使わン といて、下さい………、怪我、ない です………、ほンま、何も、あらしまへン でした、から………、(体格と反比例。おどおどした応対の言葉。ソレもやがて、少しでも打ち解けられるよう、自己紹介とかしたなら。詳しい話は後日談になるだろう。) [Sat 10 Apr 2010 03:25:06]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( 青年だけが気付いた「あれ」の苦しみを、聞き出す事は叶ったろうか )』 [Sat 10 Apr 2010 03:04:58]
ドライツェ@夜魔 > このッ―― ( 立ち去る影へと聖水の瓶を投じた。 ――が、勿論立ち去る影にそれが届くはずもなく、瓶は路地に当たって砕ける ) …………、( ぎり、と歯を噛み締めたのは一瞬の事。 今は青年の無事を喜ぶべきだろうと表情を和らげて振り向いた。 あくまでも見た限りだが、危害を加えられた様子はなさそうだ ) 怪我はありませんか。 あれは――あれこそが今噂になっている脳喰らいの化け物です。 あの通り内部思考は複雑なようですが何を考えているかはさっぱり分かりません。 ただ、アンデッドやそれに類する存在のようではありますが――。 ( そこまで言って、体躯は堂々たるものだが、青年が何かに怯え続けているようにも見えた。 冷たい地べたに膝を付いている青年を引き起こそうと手を差し伸べ ) すみません、焦る余りきつい言葉を投げてしまいました。 ――立てますか? ( それができたら、自分が知る脳喰らいの情報を話してみよう。 その際時、青年もまたあれを追う者だと知る事ができれば幸い ) …どうしました? [Sat 10 Apr 2010 03:04:47]
ビャスリム@夜魔事件 > (オレ、何でか、胸、痛い ねン な、) [Sat 10 Apr 2010 03:02:31]
ビャスリム@夜魔事件 > (背後から電光石火の勢いに近付く気配。苛立ッた叱咤、しかられる声に、ビク と背中、震えはするけど。鎖、ずッと構えたまンまで、ただ立ち尽くして。そのまま黒いヒト追走するなら、多分、青年風貌を追いぬいてしまうだろう。風変わりな異教の衣装の青年が、たとえ自分のかたわらを駆けたとしても。動けない。意志薄い木偶の坊だし、本能しかない野良犬だから。強大な恐怖感ならまだ、心にベッタリ根付いているけれど。でも、どぅしてさッきの。現実にあッたさッきの悲鳴。魂を引き裂く慟哭。散りばめられた哀しみの渦を、ぜンぶ忘れられるンだろう。泣いているのに。悲しンでいるのに。あンなにも、嘆いて いるのに、) ッ………、ま…、待ッ て………、待ッて、下さいッ………、(我に返ッた少年は今さら。カンテラを落とし、手を伸ばす。ガシャンと砕け散る灯りの音。もう届かなくなッてく、黒い――どこか哀愁で出来ているようにさえ見える、黒い背中へ、腕、述べたまま、動けない。) ……な ぁ、ほンま なン……!? ……ほンま、あンさン、ヒト、殺しとン……!? 嘘とか、そないな、絶望とか……、そないな、怖いモンの…、せい で……!?(そンな、そンな寂しいモノだけ抱いて? そンななンに、ヒト、殺さなあかンかッたン? あぁ“正義”すら、分からンのに。“悪い”“絶対的な悪”て――、何?)(泣いていたよ、きッと、あのヒトは、)(青年風貌になすすべはない。無為に見送り、判断を誤り、それでも心に新しく芽を吹いた疑問、拭えなくッて。ただ立ッてるだけで、)(ジャラララ―――、ガシャン、)(重厚な金属の落下音。青年風貌ことビャスリム=ビューローは地面に膝を着いていよう。放心した脳面顔で。)(自警団は“正しい”ンだ。街のヒトは“普通”なンだ。守る事、できたら、オレ、“正義”なれるンだ。)(でも、でもね。異教の服のお兄はン、オレ、) [Sat 10 Apr 2010 02:59:42]
お知らせ > 夜魔さんが帰りました。 [Sat 10 Apr 2010 02:50:22]
夜魔 > ( 殺す価値も理由もない。戦いは避けられるのならば避けてしまう。だから青年に視線すら振り返ることなく化け物はこの場を逃げ出そう。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:50:11]
夜魔 > ( 手段を間違えてしまったのだ。その人間は確かにかつて人間であった。ただ絶対に知らなければいい事を知ってしまい、そして狂気に呑み込まれてしまい、それは自らを外法に寄って他者の知識を取り込む性質を得る化け物へと変質させる事に成功する。―――そんな方法を望んでなどはいなかった。他者を犠牲にしてまで得るか細い希望の糸など―――いや最初から何も知らなければ良かった。そうすれば僕は―――― ) ( ぺたんぺたん。 )( 怪物の正気はただ嘆いていた。ただその正気を掻き消す絶望が怪物を狂気に染めている。 ) ――― …… ? ( 怪物は疑問に思った。僕はあの低脳と何か会話していたのか?そしてこのわだかまりは何だろうか。それに答える者はもう彼自身が喰らってしまった。 ) 全ては嘘だけでしかない。これが世界の絶望。 ( 青年へと理性のある返答が出来た事に化け物は気付かない。彼は餌の対象外で、それに僕が関わりを持つ理由は存在しないのであって。そうなのだから何かを言う筈がない。 )( その歩みを止められる事がなかった脳喰らいはそのまま暗黒街の路地の中に消えていくだろう。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:43:32]
ドライツェ@夜魔 > ( 以前はまるきり「意味のある喃語」のようにしか思えない黒尽くめの語調だったが、言語能力もしくは声帯が発達したのか、或いは失われた機能を回復しての事なのか前より随分聞き取り易くなっていた ) ――…自尊心の塊らしい、という事だけは分かりましたが。 なるほど、確かにこれは人間臭い――。 ( それもまた修道女から聞いた話。 ――走りながらカソックの帯に留めた聖水の小瓶を取り出すが、俊足でもなければ目を瞠るほどの遠投ができるわけでもない。 間に合うかと言われれば望みは薄いか―― ) ああもう、早く逃げて下さいッ!! ( 煩悶を繰り返す青年の呟きはここまでは届かず、恐るべき脳喰らいを前に硬直しているように見えてしまったものだから、走りながら急かすしかできなかった )【到着は次ターン】 [Sat 10 Apr 2010 02:26:56]
ビャスリム@夜魔事件 > (あぁ、コレ。コレだ。頭を、耳を、塞ぎたいほどの、強い強い何か感情。その言葉は、何て世界を揺るがす嘆きに見えるンだろう。号泣のような悲壮が含まれていると思うンだろう。立石に水に流れる単語の列は、どちらかと言うと無機質ですらあるのに。どこかで感じる、途方もない悲哀の波。ちょッとばかり鋭敏な青年風貌の、胡乱な感情の末端をつンざく。胸を、裂く。)(一歩、踏み込ンで。三度声、掛けようとしたところ、) ………え…ッ…!?…な ン………、………えぇ…ッ!?………、 (ひしめく路地に、もう一人の声はきッと良く通ろう。だから内容がスッと頭に入ッた。内容だけ入ッてきた。離れて、言うた? 危険て、言うた? 脳喰らいや、言うた? この黒いヒトのこと、脳喰らいやて、言う…た……?)(働き悪い頭が理解を生じた瞬間、たしかに野良犬と世界とに、震撼は走ッたろう。その瞬間、青年風貌が取ッた行動は、距離を取るでも異郷の服装をまとッた青年に応えるでも、いずれでもなかッたろう。一瞬、本当に一瞬だけ。酷く哀しげに眼差し、細めて。後から来た青年と、異形の影をジッ と見つめン。たとえその刹那の隙のせいで、目の前の黒いヒトに、手、下されたとしても。それが本当なら、会わなあかン、思ぅてた相手だけど。やッつけなあかンと心、決めてたヤツだけど。街のヒト殺す“悪い”怪物だけど。) ……何 で……?(だッて、こンなに苦しそうなンに。こンなにも哀しそうなンに。絶望して。望みを失ッて。ひょッとすると泣きそうな声、上げとンに。何で? どうして? ほンまなン? 何で、何で、こンな慟哭するヒトが、すごい“悪い”ヤツだッたりするンだろう。)(青年風貌は、黒い影を凝視したまま、呟こうか。) ………嘘、やろぅ………? こンな…、こンな、(ヒトらしい、悲しみに満ちているのに。) [Sat 10 Apr 2010 02:24:19]
夜魔 > ( それは怪物を知らぬから青年が人のように扱い、そして疲れ果てた怪物はただ一瞬だけ人だった頃の言葉で語った。 ) 悲 い。そ か。僕 悲し っ のか。絶望…絶望…信頼愛情敬意妬み嫉み全て嘘だらけが生んだこの世界はフィクション。感情すらも指先で支配された僕らはただ縛られた人形。そうこの世界の名は『※※※※』  ( それは触れてはならない領域。先程とは違いすらすらと語る声には悲痛な狂気が入り混じる。 )( ぐるり )( そして怪物は青年を振り返る。 ) ――――貴 誰 ???低 になど話す価 も無い。消え 失せ 。 ( 怪物は正気の内に会話した事を忘れてしまっていた。だから再び仮面が見つめる人物はただの知能の低い野良犬で、野良犬に構っている暇など怪物にはなくて。嘆きは忘れ去ってしまい、その声にはただ嘲りと侮蔑だけが占められている。 )( 駆けてくる足音にも怪物に興味はない。青年に背を向けて再び歩みを再開する怪物はすぐそこの路地を曲がり、邪魔されなければこのまま暗黒街の複雑な道の中に逃げ込もうとするだろう。追い掛けてきているらしいが、知識のない相手とは関わる理由など僕にはない。 ) [Sat 10 Apr 2010 02:11:53]
ドライツェ@夜魔 > ( 夜の路地によく響いた。 ――そして、修道女に改めて協力を請おうと教会へと向かう途中の自分の耳にもまた届く。 言葉の調子は自分が聞いたものより大分はっきりしていたが、声そのものに覚えがあればその主に思い当たる節も、また ) ――離れて下さいッ。その仮面は、危険です――「あの」( それで通じると思った。 世間を震撼させている脳味噌喰らいの噂くらいは長身の青年も知っているだろうと――同業だとはまだ知らないから ) 脳喰らいの化け物、ですッ。 離れて下さい! ( カソックの姿はまだ遠い。 両者の近場に辿り着くまで2ターンはかかってしまうだろう。 その間に双方が、もしくは片方が離れて行くなら間に合わない ) [Sat 10 Apr 2010 01:52:57]
ビャスリム@夜魔事件 > (判別できるのが、能足らずに、かろうじて情報として拾い上げることが、出来そうなのは。だから彼の――、そゥ“この人”の、どこか悲しさを帯びたような気がした、あの悲鳴。分かるのなンて、知れることなンて、本当にソレぐらい。青年風貌は黒幕の容姿も、服装も、癖も、行動パターンも、何も分かッちゃいないのだから、)(だから思い切ッて。“知らない、気味わるそうな、怖いヒト”に、こわごわ声、掛けてみた。本当にそれだけのこと。だッてどないな変なヒトでも、きッと“正義”の英雄なら、こンなとき情緒不安定そうな相手みたとき、労わるはず。こンな、えらい背筋凍る思い、逃げ出したいほど怖い思い、していても。ザンビアナ=シューマはそういう男だッた。憧れに近付きたいなら今だッて、少年は決意、間違えた。“正義”の器、滑り落ちた。)(だから、コレはきッと“暗黒街の手下”と“脳喰いの犯罪者”の会話じゃぁない。コレは多分、ただ“個体”と“個体”の交流なンだ。ソレが“正しい”か“悪いか”なンて、区別、付けてくれる人間、ココにはいない。) ………駄 目…?………、(あァ、流暢に話してくれた。話、してくれた。積もり積もッた不安の薄らぎ。唇、舌で示して、その野良犬はさらに声、掛けンとす。) ……ど…、どない したン……? そンな、投げやりな事、言ぅようなこと…あッたン…? オ…オレ…、あの…、良ぅ、事情、知らへンけど……、そないな…、何か、そない、絶望するみたいな、こと、あッたン……? (監視? 殺し? 繰り出される言葉は明瞭で理性的だ。まるで“普通”の青年のように。でも相変わらず内容が、この眼の前の人影と、何でだろぅ。何かしッくりこない。怖いのに。こンな、気味悪いのに。だッて、心から酷いこと、ヒトにするヒトが、あンな悲鳴、上げたりする?)(そぅ、こンな――、)ッッ………!!(ジャら。今度こそ、左手で耳ふさぐ。あぁ、やッぱりだ。何か、何て、何で、悲しそうな、悲痛な悲鳴なンだろう。涙さえ浮かびそうになるほどに、) ……あッ…、あン さン……、(痛ましい、痛ましい、心、何だか解らンけど、すごく痛い。) あンさン…、なに が、そンな……、哀しい ン……!? [Sat 10 Apr 2010 01:49:27]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが入室されました。 『( その、慟哭とも聞こえる声は )』 [Sat 10 Apr 2010 01:46:17]
夜魔 > ( 思えば狙った獲物を逃すことなく狩り取っていた事と、それによって目撃者の数が少なかった事がこの事件の解決の糸口を掴めなかった原因の一つか。やはり多少の危険を考えみてももっと誘き寄せるような策を考えるべきであったのだろう。 ) ( 漫然とした足取りでありながら焦燥を孕むという矛盾の歩み。しかしそれはその路傍の野良犬に話し掛けられてふと止まる。 )( ―――ただ無視をする事がなかったのは何故か。こんな低脳に話す事など果たして何があるというのだ? ) ―――いや恐らく僕はもう駄目なのだろう。そうか君もまた知らないのであろうな。しかしそれが良いのだろう。僕は何とかして監視の目から逃れようとした。誰かを殺してまでもだ。しかしそれすらも駄目だった。恐らくは何兆回と繰り返した所で結果は変わらない。それでも僕は信じていた。だがやはり駄目なのだろうなきっと。 ( それは明朗とした青年の声。その一瞬だけ怪物は澱みもつかえる事もなく、白仮面は狂気の消え失せた悲哀の呟きを漏らした。 ) ――――だけっっど、だけど僕はッ僕は!ボクはッ!ボクハァァァァッ!!! ( 狂気が消えたのはただ一瞬だけ。全身を痙攣させるように震えさせただ慟哭をこだまさせる。 ) [Sat 10 Apr 2010 01:33:06]
ビャスリム@夜魔事件 > (青年風貌は愚鈍だ。どちらか言うと、戦士にしてはウスノロだ。一般の人間よりは俊足だけど“俊”を掲げられるほどでもない。もちろン、眼前に現れた黒い人影が、一連の事件のモトだなンて分からない。たくさンの人に害、成した“悪い”ヤツだと判断付かない。当たり前、千里眼能力、あるはずない。ただ、変なヒト。気味悪い。“普通”じゃない。“正義”じゃない。どぅ対応すれば分からない出会いと、彼(彼女?)の風貌のみに、ひたすら怖さ感じてる。ソレはあたかも年端行かない子供が、自分の理解範疇外のモノと出会ッたときのような心持ち。生まれて初めてネコに出会えば、どンな犬でも一瞬、怯む。ココは暗黒街だ。ぜンぜン“普通”じゃない場所だ。だから、オレみたいな知恵不足、理解できないような、変なような、怖いヒト、いて、おかしゅぅないン かも知れへンけれど。)(そンなでも、犬は本能が発達している生き物だ。相手の鳴き声、吠え方から、ささやかな感情くらい汲み取れてもいい。……いい か な?)(道を譲りながら後退してく青年風貌は、一応、鎖、構え続けてはいるけれど。白仮面の影を注視する姿勢は保ッたまま。)(ただ、何か。青年風貌ごとき木偶の坊に、ゆいつ判別できそうな。その悲鳴、気になッて。)(だから、思わず、)(だから、本当に、思わずに、) ………あ の………、(声、) ………あン さン…、大丈夫…、なン………?(ペタリペタリ。自分の前、通り過ぎかけるそのとき、咄嗟に背中に声、掛けて、もぅ て、) [Sat 10 Apr 2010 01:12:59]
夜魔 > ( その怪物は悪だ。ただ己の目的に外法に手を染め数えきれぬ程の無辜の命を奪い去った。そこにどんな理由があろうとも、それにどんな感情を覚えていても、それは決して許されざる罪。 ) そ 。そ でも探す。 見 ける。絶 に 。 ( 化け物は青年に目もくれていない。ただ求めるのは知識だけ。この世界の絶対不可避の束縛から逃れる方法を探し求める。だから知識のない連中になんて構っている暇がある筈がない。 )( ただその怪物は構える青年の横を通り過ぎていってしまうとするだろうか。 ) [Sat 10 Apr 2010 01:05:58]
ビャスリム@夜魔事件 > (濃厚な闇の中に照らし出されるか、黒いモノ。いや、紅いモノ。うぅン、白いモノ? この世界に存在する色なら、どれも、明るくッて眩しいはずなのに。黒以外の色彩も判別できるようになッたら、どぅしてこンな、忌まわしいのか。) ……な…、ン……!?(何 や、アレ――。鬱金色の瞳、カッ と見開かン。茫然と滑り出た呟き、喉の奥、詰まる。ザワザワと身体を這い上がる、難しい理屈では説明つかない、もッと何か。理性ではどぅしようもないような、根源的な恐怖に背筋、冷たくなる。どの生き物でも原初の種別から変わることのない、本能的な危機感が、赤い信号、伝えて来る。訳の分からへン悲鳴、慟哭。とても“普通”の人とは思えへン。“正義”の人にも思えへン。)(でも、)(何だろぅ。どぅして、そない思うたか、自分でも良ぅ分からへン ねンけど。何だろぅ。単なる狂人、ちゃう? 突き上がッた叫びに、ビクッと耳、押さえかけるほど訴えかける感情は。世界に響く声は。何だろぅ。勝手な受け取り方やけど。悲し い ン――?)(青年風貌は、右手で真ッすぐカンテラかざし、鎖、握ッたままの左手、側頭部に当てがうような格好。近付く影のカタマリ凝視したまま、相手の歩調に合わせてジリジリ、後ずさりする姿勢。広い場所に出れば自然と道、開けるなりゆき、) [Sat 10 Apr 2010 00:40:11]
夜魔 > だか 僕 君ま も………  ( 狂的な響きから、その声には哀惜の込められた嘆きへと変わり――――もっともその違いをわざわざ指摘する者もいないか。 ) ああぁぁぁぁ ぁ …… ! ( 異形が漏らす苦悩の嘆きはただ不気味である。そして進路の先にいる誰かを気にする事はない。例えば道行く先に犬猫がいて、それに興味がなければわざわざどうして足を止めようか。 ) [Sat 10 Apr 2010 00:29:41]
ビャスリム@夜魔事件 > (彫刻じみた顔立ちはどこかしら心細げ。ジャラ――、重たい金属音。きつく鎖を握る。鉄球の繋ぎ目を持ち直さン。期日的、最後の仕事になりそうな今日も、何も分からず終わるンだろうか。何も出来ずに引き上げになるンだろうか。オレ、やッぱり“正義”の方、肩持とうすると、上手く行かンよぅなるンやろか。悪そうなこと乱暴なことだけ、得意なン“普通”じゃない。“正しく”もない。この依頼、終わッたら、またココの怖い人らに脅されるようになる。横丁に戻ッても、どこにいても逃げられない。また、)(誰か、殺せ、言われる、) ………“正義”………、(遠退く なぁ。はぁ と息、吐く。ジャらン、左手、身体の前に戻して、肘をから先を直角にして拳を曲げン。繋がッてくる鉄球に視線を落とす。オレの武器。たくさンの人ら屠ッた血、染み込ンだ鎖。仲間の血も浴びている。憧れた人の血も被ッてる。それは近くで一緒に闘ッてくれたからだ。あのとき仲間、いたからだ。)(額、上げれば、暗い道が一面に見える。どこの角を曲がッても闇は闇。薄くなッたり消失したりしない。糸のような瞳、スッと地面に視軸、落ちる。)(今は、オレ。こンな、広い世界に一人なンや。そぅ、無力の二文字が浮かンだとき。) ッ………!? (突如、夜を裂く味悪い響き。ギョッ と全身、強張らせン。青年風貌は思わず竦ンで立ち尽くすか。反射的な動き、壁を背中に、右手のカンテラを左右へ振りかざさンと――、) [Sat 10 Apr 2010 00:17:49]
夜魔 > ( それは焦燥の呟き。足りない。足りない。そしてこうして足掻いている事すら奴らの掌の中なのだろう!知ってしまった僕を、けれども奴らは削除することをしない。それは何も出来ない事を良く知っているからだ。だが僕は諦めきれなかった。 ) だからだからだからだからだから……… ( 項垂れたように力無い足取りで、その黒ずくめは路地の向こうから歩いてくる。真っ黒と白の仮面だが、その胸元だけが華が咲いたように真紅だ。それは怪物に目を付けられてしまった不憫な犠牲者の返り血。 )( その不審な影は進路の先にある人物を気にもとめることなく近付いていく。ぺたりぺたりとゆっくりな足取りで。 ) [Sat 10 Apr 2010 00:10:33]
お知らせ > 夜魔さんが来ました。 『ウァァァッアァァァ』 [Sat 10 Apr 2010 00:02:06]
ビャスリム@夜魔事件 > ……第七星に…“運命の輪”……、(細い眼、いッそう眇める。呟きがカンテラを揺らす。正位置に読ンでも逆位置に読ンでも、物語の結末を匂わせる啓示。さだめの終わり。取り決められた運命が終焉する時。間際まで迫ッた審判の日。それから始まり。どういう意味だろう。もしカードが示す通りなら、何かの形で、この事件、もぅすぐ終わり近付いているとでも言うンだろうか。オレ、いまだこンな、雲を掴むような調子なのに。ちッともヤク、立ッてないのに。いつもながらハッキリしない。ぼンやりした未来像。曖昧な象徴は不安が増長するばかりで、)(雑然とした路地。三叉路に出て適当に曲がる。気持ちを置き去りに身体だけ俊敏に動く。コレと方向性を決める判断力もない。調査を打ち切る決断力もない。しッかりした意志がない。「足手まとい」と言う単語が頭の中で回り始める。「ヤク立たず」と言う言葉が心に根を生やす。)(じわじわと内側を回る闇。黒い毒を吸い込ンで。来なけりゃ、良かッた。一時直立。前と後ろ、確認しながらそぅ思う。何でこないところ、来たンやろう。たいした収穫、そンな、あるとも思えへンのに。手がかりあれば、きッと、とッくに他の人、見つけとる はず、) [Sat 10 Apr 2010 00:00:07]
ビャスリム@夜魔事件 > ………あンま…、関係、ないン ちゃぅ………? (頭えぇ人の、頭、かじる とか、)(来てみてから、整合性のなさに自分で気付いた。本当、マヌケだ。知識人とか教養人とか、賢い人ら、そンな好ンでこンな危ないところ、歩かへン 思う。多分。ほンま頭えぇ人やッたら、物騒な噂、流れてる間は、人気少ない場所とか雰囲気悪い場所とか、避けて通ろうせぇへン? 実際にこの界隈で事件が起こッたとしても、無知な青年風貌にはありがちな推測しかできない。狭い見解は、必要以上に他人との会話を嫌がる人間の弊害だ。お蔭で必須情報を何も得ていない青年風貌は、こうしてノコノコ調査に出ている。ただ居心地、悪いな。思うばかり。いつも絡まれる“悪い”人ら、会わンとえぇな。祈るだけ。警戒度合いも通常通り。もッと怖い忌まわしいモノが、すぐ近く、やッて来るかもしれないのに、)(今日の夕方、念のためタロットには触れてきた。星占術もしてなかッたら霊力がなまるらしい。昔、占い教えてくれた、奴隷仲間が言ッていた。自分の血。受け継がれた力。疎かにしたらあかンて。ふだンは表の仕事もある。いつまでも修練、怠れない。ソレで未来の運命、覗き見てはきたけれど、) [Fri 9 Apr 2010 23:52:06]
ビャスリム@夜魔事件 > (暗黒街 だ、) ……原点…、回 帰……? (言うンやろぅか、こういうの。オレ、学ないから良ぅ知らンけど。巡り巡ッて最初のところ、自分の発端、戻るみたいの。もッとも今回の話を引き受けてからは、この辺、一度も足、運ンでないけど。)(顔見知りの怖い人ら、会いとぅないもン。特に今は、)(長身のブラティリア風貌は、髪の毛、軽く払う。直径30cm大の重りを抱えた左手は、捻ッて鎖、短く持ッて。得物を背中に隠すように構えて、カンテラで照らす路地裏、歩かン。無音で蹴捌くマント。ほどいて一体化したターバン。長い編み込みと一緒に、暗闇の中で浮かぶ黒い残像。短長のシルエット。揺れる。離れる。重なる。濃くなる。影同士は蠢きあッて青年風貌の歩調と連動する。歩くごとに変わるオレの形。オレの痕跡。もぅ太陽は沈ンだのに、わずかな何かを光源にして、周りに現れるオレの影。もッと明るいモノが見たいのに、)(ややなぁ。心内で漏れる弱音。知らず知らずに肩、落ちる。オレ、結局、ココに戻ッて来てまう。怖いけど、オレを受け入れてくれる、良くない場所に逃げてまう。捜査行き詰まッても、ココだけは来ぃへン、決めてたンに。第一、) [Fri 9 Apr 2010 23:42:25]
お知らせ > ビャスリム@夜魔事件さんが来ました。 『(とうとう、来てもぅた、)』 [Fri 9 Apr 2010 23:33:38]
お知らせ > ドライツェ@夜魔さんが帰りました。 『( そして男女の修道服は離れ行く )』 [Thu 8 Apr 2010 01:06:53]
ドライツェ@夜魔 > ( 本星の特定はできた。 そしてその本星が手に余る程の召喚術の使い手であるらしいことも、また首尾よく胴体に一撃を入れられたとしてもあまり効果がなさそうなことも ) 教義の敵として看過するわけにもいきませんが、敵もまた手強いこと。 ――…誰があれを狩るにしても共闘できればベター、でしょうか――。 [Thu 8 Apr 2010 01:05:53]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが退室されました。 『決意新たに。』 [Thu 8 Apr 2010 00:59:51]
ジャスティス@夜魔 > 全く……え? (意を決したようなドライツェの真剣なまなざしを見れば少し驚いたようにして声を上げ、そして頷く) ええ、愚痴を言い合っていても仕方がないですものね。わかりました、こちらはあなたにお任せします。紙の御加護のあらんことを。 (短い祈りをささげれば、T字路で彼と別れを告げよう [Thu 8 Apr 2010 00:59:40]
ドライツェ@夜魔 > 寡聞にして「そんな」例を聞いたことがありません。 ( 即答した。 ――が、すぐにへらりと眉知りを下げ ) …ですが、世の中には人の魂が持つ色が見える占い師なんかもいるそうですから、先入観だけで物を見ては足元を掬われるかもしれませんね。 全く、教会に篭もり経典を読むだけの暮らしはこれだからよくありません。 ( 申し訳なさそうにぺこりと頭を下げる。 踏んできた場数の多さを考えれば女性の言葉は実に重い ) 単独犯の犯行らしいことも想定外でした。 被害者の数を考える限り、てっきり複数犯の犯行だろうと、そして複数犯なら一人を捕まえられれば何らかの情報が得られるだろうと思っていたんです。 ( しかし、実際はこの通りだ ) ――思えば楽観的に過ぎました。 楽観的というと、あの黒尽くめは自分のタイムリミットを知っている節があります。 となると、期限が近づいたなら益々躍起になって犠牲者を求めるんじゃないでしょうか。 ( だから、その時を悠長に待ってはいられない。 そう考えると、今もこうして話し込むより手分けして歩く方がよかったのではなかろうか――――決心した面構えで修道女へと向き直り ) パプテスが誇るシスター・ジャスティスと面識ができて心強い限りです。 ですが、今宵はそれぞれで別の所を探しましょうか。 [Thu 8 Apr 2010 00:54:54]
ジャスティス@夜魔 > そうですねぇ……けど、脳味噌を食べて頭がよくなるような生き物なら……見えたりとか、知識というよくわからない何かそのものを感知できるのかもしれませんよ? 化物ですから、何でもありと思ったほうがいいでしょう。 (そうでないと此方が虚を突かれて死ぬ。気を引き締めながらそう言って) そこ、ですよね……相手の気持ちに立てないから追いかけようがない。とにかく足でこうやって探すしかない……となると、相手がタイムリミットのせいで負け、なんてこともあるんですかね。まぁ楽観論ですが [Thu 8 Apr 2010 00:41:07]
お知らせ > ジャスティス@夜魔さんが入室されました。 [Thu 8 Apr 2010 00:39:07]
ドライツェ@夜魔 > ( 路地に二人分の足音が響く。 こことは別のどこかの路地で女の嬌声のようなものが聞こえたが、やがてすぐに聞こえなくなった ) 何らかの目的がある、それは間違いないかと思います。 ( 自分の頭を指先で突付き ) 犠牲者は皆識見者と聞きます。 ここの中身が優秀かそうでないかなんて、話すなりしないと判断できない――そう思いませんか、シスター・ジャスティス。 そのリスクを犯してまで獲物の選定を行っているのですから、あれなりの目的は必ずあります。 それが我々に理解できるかは分かりませんけど。 ( 人間くさいやつだった。 そう聞いて、言われてみれば自分はどうやら「あれ」に罵倒されたらしいと思い至る ) 何だか切羽詰っていたようにも思いますね。 上手く言えませんが、例えばやつには時間がなくて、早くもっと優秀な脳を喰らわないという焦り。 ( とすると、生きながらアンデッド化した死霊術師がその代償に追われているとか。 その可能性はあるかもしれない ) [Thu 8 Apr 2010 00:24:48]
ジャスティス@夜魔 > というと?奴が脳味噌を食って知能を高めていると? (ちょっと驚いたようにしてドライツェに尋ねて) まぁ、そうですね。狩るにしても手掛かりがなく時間がかかりすぎてしまいました……ふむ、自分が人間だ、と言ってたんですね。奴は、そういえば何か目的があったような感じもしましたが……というか、驚いたり勝ち誇ったりとかなり人間くさかったのは確かですね。自分も変質させてしまったネクロマンサー、とかどうでしょう?犯人像として。 (相変わらず暗い路地を二人並んで歩いて) [Thu 8 Apr 2010 00:11:35]
ドライツェ@夜魔 > 問題の黒尽くめの知能は日を追うにつれて高まっている…? ( 自分が「それ」と出くわしたのは雪が続いていた頃で、大聖堂経由で聞いた修道女の報告はそれより後。 いかにも意思の強そうな視線を受け止めて見返し、返す言葉は考えながらのものとなる ) ――…思うに、今回の件が長引いているのは犯人像がまるで掴めなかったからじゃないかと思うんです。 目撃情報が極端に少なく、注意しろと言われても、犯人を見つけ出せといわれても何を見たらいいのかまるで見当がつきません。 いや、今となっては「つきませんでした」――と言うべきでしょうか。 少なくとも黒尽くめに仮面という外見の手がかりを得ました。 ただ、…申し上げました通り、言葉も不明瞭だったので聞き間違いかもしれませんが、私は――――「あれ」が自分は人間だと、そう言ったのを聞きました。 ( しかし、実際にその体に触れたという修道女の記憶が間違っているとも思えない。 どういうことだろうかと意見を求めて女性を見る ) [Wed 7 Apr 2010 23:59:38]
ジャスティス@夜魔 > ええ、そうですね、外見は私が見たものと一致します。 (顎に右手を当てながら相手の言葉に小さくうなづいて) そして…… そうですね、私は、少しばかり会話をしましたが、意味のとった内容で、普通の人間と話をしているような感触でしたが。 (と言えばじっと相手を見つめ反応を覗う) え?ああ、私達がみたものはまず間違いなく、不死者、もしくは悪魔、妖怪の類だと思います。 胴を首の付け根からバッサリ切りあげましたが、倒しきることはできませんでしたし、こう感触もネンシツな泥を切ったような……少なくとも肉の体ではないでしょう。 [Wed 7 Apr 2010 23:48:23]
ドライツェ@夜魔 > ? ( 慌てる様子に首を傾げる。 まさかカジノに足を運ぶ人だとは思っていなかった。 もしそれを知ったとしたら、脳味噌喰らいの情報収集にそこまでやっていたのかと勘違いを加速させていたところ ) 此方こそお目にかかれて嬉しく思います。 こんな事件でなければもっと嬉しかったのですが、――…その事なんですけどもね。 問題の異端者――この場合悪霊や死者の類や、異教徒等の我々の教義に反するモノ共のことですけれど、それは私も見たのです。  仮面を被った黒尽くめ――ですよね? ( 何しろ犯人の手がかりがなさすぎる。 まずはそこから確認を ) 私が見た時は言葉も不明瞭で意思疎通すら叶わなかったので、知能が足りない生き物がそれを補う為に人の脳を喰らっているのかと考えもしたんですが、貴方の報告通り高度な召喚術を使うモノだとするとそれもちょっと当て嵌まりませんね。 ( 言って口元に手を当てた。 暫く考えてから、 ) …不死者なのです? [Wed 7 Apr 2010 23:38:48]
ジャスティス@夜魔 > ああ、大聖堂の。よろしくお願いします。本職とご一緒できれば心強いです。こちらは知識などは素人に毛が生えた程度のもので。 (一礼して白い歯を見せて笑う) …………ビンゴ……もう、話が? (少しあわてながら、ゆっくりと並ぶように歩き始める。が、相手の神妙な顔つきに事件についてのことだと分かれば顔を引き締めて) ええ、一度。取り逃がしてしまいましたが……。強力なゴースト……いや、バンシー?を一気に三体も呼び出す強力な召喚師です。奴自身もアンデッドのようでしたね [Wed 7 Apr 2010 23:27:29]
ドライツェ@夜魔 > ( 身のこなしを見て目を丸くした ) 流石に隙がないんですね。 ――はい、大聖堂所属のドライツェと申します。 貴方と同じく、脳味噌喰らいの件で聖堂より指名を受けて参りました。 ( 深々と頭を下げる。 鈍く光る鈍器を見据え、あれだけのものを扱おうと思ったらいかほどの筋力を要するものか考えてから、やがてゆっくりを頭を上げた。 声を幾分小さくして ) その事なんですが、報告を聞きました。 何でもビンゴを引き当てた、とか――。 ( ビンゴとはカジノのあれのことでは、なく。 今回の本星らしきモノに遭遇したという話 ) [Wed 7 Apr 2010 23:18:17]
ジャスティス@夜魔 > (時折いかにもおかしそうに揺れる背中。その背中に声をかければ、次の瞬間ドライツェに相対しながら、バックステップで距離をとる。目を見開き、相手を確かめようと睨みつけて……そして一瞬の後、息を吐くようにして構えたメイスのヘッドを地面に下ろす) こんばんは、夜警ですか? (自分がジャスティス・ブラウニーであることを肯定するように小さくうなづいて。正直気が緩みすぎていたと内心自分を戒める) [Wed 7 Apr 2010 23:11:11]
ドライツェ@夜魔 > ( 路地を歩く修道女の姿はこの界隈では珍しくもあるだろう。 珍しくもあるが、同時に彼女に限って言えば珍しいものでもない。 ――暗黒街に教会を構え、勇猛をもって鳴る修道女の名を、おおまかな外見情報を知る者は少なくないだろう。 もっとも、自分の場合は職場経由の情報だったが――――いかつい得物を手に高揚しているとはまさか思わず、背後からそっと声をかける ) [Wed 7 Apr 2010 23:06:59]
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